赤嶺政賢

あかみねせいけん

小選挙区(沖縄県第一区)選出
日本共産党
当選回数8回

赤嶺政賢の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月07日第207回国会 衆議院 議院運営委員会 第6号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  今回の事態を招いた大きな原因は、在日米軍基地での感染の急拡大です。沖縄でも、山口、広島でも、基地のクラスターが発生し、それが市中に広がったと見られています。  昨年九月以降、米軍は、出国前のPCR検査を取りやめ、入国後も基地内を自由に...全文を見る
○赤嶺委員 極めて残念な答弁です。  岸田内閣の水際対策は、まさに米軍基地の自由な出入りから大穴が空いていたわけですよね。日本政府は米国からの入国を停止しているわけです。米軍関係者はそんなことはお構いなしに自由に入国をし続けております。全く整合性がありません。  日本政府の権...全文を見る
○赤嶺委員 大変情けない態度である、今、感染拡大は米軍基地から始まっている、その対策を取れない政府の責任は重大だということを申し上げて、質問を終わります。
01月17日第208回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○赤嶺委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○赤嶺委員 ただいまの鈴木隼人君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○赤嶺委員 御異議なしと認めます。よって、阿部知子さんが委員長に御当選になりました。  委員長阿部知子さんに本席を譲ります。     〔阿部委員長、委員長席に着く〕
02月07日第208回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私は、今日は、在日米軍の新型コロナ対策について質問をいたします。  昨年末以降、感染が急拡大していますが、そのきっかけは米軍基地と見られています。沖縄でも、山口、広島でも、基地でクラスターが発生し、それが市中に広がったと指摘をされてお...全文を見る
○赤嶺委員 先ほどの大串先生の質問に繰り返し答えた、同じ答弁。しかし、努力はしてきました、今でも努力しています、二〇二〇年のクラスターのときも同じことを言っていたんですよ。そして今回ですよ。  責任あるんじゃないですか、総理大臣。
○赤嶺委員 全く、繰り返されている責任について触れるどころか、今は減ってきているじゃないか、こういう御答弁でした。  玉城デニー知事は、基地の中での感染はまだ終わっていない、引き続き厳しい対策を取るべきだと言ってまいりました。  そこで、私、今日伺いたいのは、昨年九月から米軍...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、米側からは、いつ、どこで説明したという通知はなかったと。日本側は今でも、通知はなかった、知ったのは十二月だ、そういう認識ということですね。何で日本側にも落ち度があったみたいな記者会見になっていたんですか。
○赤嶺委員 非常に曖昧なんですよね。聞いていて、事実は何なのかがさっぱり分からないということですよ。  しかし、これは、クラスターが、去年の十二月といえば、沖縄で感染も収まって、今年はお正月ができるね、家族、親族集まってという期待を抱いていたときに、米軍基地からどんどんどんどん...全文を見る
○赤嶺委員 去年の八月から十二月までの間に、日米合同委員会は五回開かれていたと。その日付についても、きちんと報告してほしいと思います。  そして、その五回の合同委員会の中で、日本側の立場の説明、整合的な措置を取る意味での日本側の立場の説明を、あったということですが、私が聞いてい...全文を見る
○赤嶺委員 アメリカ側が九月にPCR検査を免除した措置について、その頃、合同委員会も開かれているわけですね。九月以前にも開かれている。  私が中身を明らかにしてほしいと言うのは、総理、何も軍事機密を明らかにしろと言っているんじゃないですよ。コロナ対策について、アメリカ側は、措置...全文を見る
○赤嶺委員 コロナ対策の水際対策をきちんと取るとおっしゃったのは総理じゃないですか。そして、アメリカの国民も入国禁止措置を取っているじゃないですか。だけれども、米軍は、日米地位協定でそういう禁止措置の対象から特例扱いされて、自由に出入りをしている。出入りをしている、そのことを今聞...全文を見る
○赤嶺委員 結果としてと言いますけれども、あの十二月に米軍基地からクラスターが発生して、それが沖縄県民の中に市中感染で広がっていった、あの恐怖心、理解できないんですか。今はちょっと収まっているからいいんじゃないかという答弁でいいんですか、総理。責任の一端も感じられないじゃないです...全文を見る
○赤嶺委員 是非、委員長、去年の八月から十二月までの合同委員会の議事録、本委員会に提出を求めたいと思います。取り計らい、よろしくお願いします。
○赤嶺委員 総理に更に伺いますが、政府はこれまで、米軍のコロナ対策は日本側と整合的な措置を取ってきている、だから大丈夫だ、このように言ってまいりました。米側は、独自の判断で出国前検査を免除し、入国直後の検査についてはそもそも実施していませんでした。今は三回と言っておりますが、当時...全文を見る
○赤嶺委員 資料をゆがんで説明されましたが、横田から岩国、嘉手納への移動はもちろんですが、韓国に行くときは検査やれ、ディエゴガルシアに行くときは検査やれということも書かれております。  私は、米軍にも日本の検疫法を適用すべきである、そして合同委員会の議事録を全部本委員会に提出す...全文を見る
02月10日第208回国会 衆議院 憲法審査会 第1号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私たちは、憲法審査会は動かすべきではないという立場です。自民党の改憲四項目などの九条を中心とする改憲草案作りを進める議論は、断じて許されません。今必要なのは、憲法に反する現実を正す議論です。コロナ禍で生存権が脅かされている現実こそ議論す...全文を見る
02月16日第208回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○赤嶺分科員 日本共産党の赤嶺政賢です。  米軍が那覇軍港で行った軍事訓練について質問をいたします。  米海兵隊は、二月八日から十三日まで、市街地に所在し、那覇空港に近接する那覇軍港で、MV22オスプレイやCH53Eヘリなどの軍用機を投入し、兵員約二百五十人が参加する軍事訓練...全文を見る
○赤嶺分科員 質問に答えてください。  私が聞いたのは、那覇軍港が市街地にあるという基本的な認識を、防衛大臣、持っているのかどうかであります。様々な施設が密集している地域であり、自明のことだと思いますが、改めてこの点、大臣の認識を聞いているのであります。
○赤嶺分科員 市街地だという認識を持っておられるということでしたけれども、こういう市街地で軍用機を使用した訓練を行い、何らかのトラブルが起これば、直ちに重大な事故に直結いたします。この点は普天間基地と同じなんですね。  政府は、これまで、住宅や学校で囲まれ、市街地の真ん中にある...全文を見る
○赤嶺分科員 公共の安全に配慮していない市街地の訓練だからみんな怒っていらっしゃるんですよ、知事も、那覇市長も、市民も。  政府は、今回の訓練が、米軍基地の使用条件を取り決めた五・一五メモに反しない、このように強調しています。那覇軍港の使用主目的は港湾施設及び貯油所とされており...全文を見る
○赤嶺分科員 外務省に伺いますけれども、日米合同委員会の議事録などで、那覇軍港の使用目的に航空機の運用が含まれることを明示した文書を示すことはできますか。
○赤嶺分科員 外務省、私が聞いたのは、那覇軍港の使用目的に航空機の運用が含まれることを明示した文書、あなた方の解釈ではなくて、そういう文書を示すことができますか。
○赤嶺分科員 今まで一度も航空機を使った訓練はしたことない、そして、航空機を使った訓練が認められる文書はあるかといえば、それは答えない、秘密だと。しかし、実際には航空機を使った訓練が行われている。  那覇軍港の使用条件は、先ほど説明がありましたように、沖縄が本土に復帰する際、日...全文を見る
○赤嶺分科員 五・一五メモというのは、七二年に作られ、秘密でした。なぜ沖縄の基地の使用目的が秘密にされているのかと、一九九五年の少女暴行事件の直後に県民の怒りが爆発して、一九九七年に五・一五メモは公開をされました。こういう歴史を持つものであります。一度も改正をされず、半世紀前のま...全文を見る
○赤嶺分科員 外務省、今私が質問したのを聞いていなかったんですか。  その主目的、あなた方が強弁するものであったにしても、我々はそれを認めないんですけれども、しかし、その後五十年の間に、航空機の運用については、市街地上空は飛ばない、こういうことを、一九九九年やその後、オスプレイ...全文を見る
○赤嶺分科員 合同委員会合意に基づけばその訓練は中止すべきであるということを日本政府は申し入れるべきですよ。配慮してくれなんて、米軍は配慮なんかしないですよ。はっきり物を言わないと駄目ですよ。那覇軍港では、合意に基づけば中止すべきものであると。  この那覇軍港は、沖縄戦のいわゆ...全文を見る
○赤嶺分科員 つまり、入国直後の検査は、これまでずっと米軍では行われていなかったという理解でよろしいですか。
○赤嶺分科員 前はやっていなかったわけですよね。出国時の検査は九月に緩和されたけれども、入国直後の検査というのはそれ以前からずっとやっていなかったわけですよ。  出国前だけでなく入国直後の検査が義務づけられております。そもそも日本側の措置と整合していなかった、そういうことではあ...全文を見る
○赤嶺分科員 今日はちょっと時間がなくなってしまっているんですけれども、米軍の検疫体制が一層拡大悪化したのが、一九九六年のSACO合意のときに結ばれた日米合同委員会合意であります。ここでも、極めて屈辱的で、主権のない状態があります。  それで、最後に一問、ちょっと聞きますけれど...全文を見る
○赤嶺分科員 終わります。
02月17日第208回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  日本国憲法第四章は、国会の本会議について、全国民を代表する国会議員が、目に見える形で議場に参集し、会議公開の原則の下、何物にも干渉されず、自由に発言し、議論を尽くして表決することを要請しています。これは、近代議会制の根本原則であり、国民...全文を見る
02月24日第208回国会 衆議院 憲法審査会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  先ほど新藤先生からの幹事会での御意見の披瀝がありましたが、私はその反対の立場もまた明確にしておりますので、筆頭間協議でも是非尊重していただきたいと思います。  この間の審査会の議論の中で、この憲法審査会において、憲法五十六条の解釈をあ...全文を見る
○赤嶺委員 只野参考人にお伺いいたします。  今の五十六条の「出席」について、必ずしも物理的な議場への現存のみに限られないとして、物理的出席とほぼ同等の条件が確保されれば例外が許容される余地があるという御意見でありました。  ほぼ同等の条件の確保という場合に、いわば国会は最高...全文を見る
○赤嶺委員 これはお二人の先生に聞く時間をいただきたいんですが、昨年の、衆議院の国交委員会で、地方視察に代えて、オンラインを活用して、災害自治体から実情を聞いた事例があります。そういうオンラインの活用を大いに推進することに、これは異論はないと思います。  一方、本会議へのオンラ...全文を見る
03月03日第208回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  今日は、西銘大臣を中心に、そして外務大臣にも一問用意しておりますが、どうぞよろしくお願いをいたします。  今年は、沖縄が本土に復帰してから五十年になります。半世紀がたとうとする今なお広大な米軍基地が存在し、沖縄の政治、経済、社会に大き...全文を見る
○赤嶺委員 私は、沖縄県民の所得の低さや母子世帯が多いことなどの、その歴史的な背景の認識を聞いたんですが、そこは西銘大臣触れられずに、様々あるというおっしゃり方をしておりました。  やはり、そういう今の、今日の沖縄が置かれている歴史的背景というものをきちんと認識しないで、様々な...全文を見る
○赤嶺委員 あくまでも、何か、様々な要因という言葉にとらわれていますけれども、西銘大臣が体験してきたその歴史的体験が、沖縄の貧困の大本の要因であります。様々な要因の一つではありません。  復帰に当たって、当時の琉球政府が県民の要求をまとめた、復帰措置に関する建議書、屋良建議書に...全文を見る
○赤嶺委員 同じ地域社会を背景に歩んできた者同士であります。私の意見は決して西銘大臣の認識と大きく違うことを言っているんじゃない、そういうことを申し上げておきたいと思います。  今も出ておりましたが、沖縄県の若年妊娠率は全国平均の二倍であり、また、母子世帯なども、子供がいる大人...全文を見る
○赤嶺委員 二年後というのは、今支援している企業の支援があと二年間という意味でしょうけれども。  このシェルターの問題というのは、沖縄の子供の貧困問題の本当に中核的な、核心的な課題であります。もっと本腰を入れて、西銘大臣の時代にやはりシェルターも充実をしていったということが言わ...全文を見る
○赤嶺委員 現場を見にいらっしゃるときは、政府から来たぞという雰囲気を出さないで、山内さんや上間教授の御苦労に敬意を表して、そして見ていただきたいと思いますよね。  著書もたくさんあります。この著書は、本当に、涙ながらに、沖縄の少女たちが置かれている現状について、県民の心を揺さ...全文を見る
○赤嶺委員 私が申し上げたいのは、政務でなくても公務でなくても、難しいことは言いませんよ、ちゃんとシェルターに対する政府の姿勢が伝わるように、そういう立場で臨んでいただきたいと思います。  子供の貧困対策事業というのにもう一つ大事なのが、私は、放課後児童クラブだと、沖縄では思っ...全文を見る
○赤嶺委員 沖縄県もいろいろ苦労しながら保育料の低減に取り組んでいるわけです。だから、協力しながらというのは非常に大きなポイントになると思います。  厚労省が新しい事業を始めているわけですが、二〇一五年度以降に新設された放課後児童クラブについては賃借料の補助を行っています。これ...全文を見る
○赤嶺委員 時間ですという注意を受けました。  外務大臣、大変申し訳ありません。また来週も、何か外務大臣が要求ベースで出席なさるという具合に伺っていますので、そのときのお楽しみに取っておきたいと思います。  ありがとうございました。
03月03日第208回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私たちは、現下のコロナ対策と絡めて国会の本会議へのオンライン出席について議論することは憲法審査会の問題ではないと指摘をしてきました。ましてや、憲法審査会で憲法五十六条一項の解釈を多数で確定させるなどということは断じてやるべきではなく、反...全文を見る
○赤嶺委員 報告案について反対の討論を行います。  憲法審査会において、憲法の個々の条文の解釈を多数で確定させるなどという極めて乱暴なやり方は、断じて認められません。しかも、多数により結論づけた報告を衆院議長に提出し、憲法審査会があたかも憲法条文の解釈権を持つかのように振る舞う...全文を見る
03月07日第208回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  外務大臣は参議院にも呼ばれているということでありますので、外務大臣に最初に伺います。  米軍が、二月に那覇軍港で、オスプレイなどの軍用機も投入した軍事訓練を行いました。先週三日の質疑で、浦添への移設後に航空機の運用が行われるかどうかに...全文を見る
○赤嶺委員 五・一五メモが移設先で適用されるかどうかもまだ分からないということですか。  現在の機能というのは、五・一五メモで、港湾施設と貯油所ということになっておりますよね。この現在の機能の維持を前提としているというのであれば、移設後も航空機の運用など、可能にならざるを得ない...全文を見る
○赤嶺委員 現有の機能維持というのは、ですから、外務大臣、今度、航空機の運用もされているわけですよね。それを外務大臣として今後も認めるということなのか、反対ということなのか、どちらですか。
○赤嶺委員 基地の運用の問題は、技術的な検討にとどまらないんですね。那覇軍港の航空機の運用についても、米軍の司令官は、いやいや、五・一五メモに禁止規定がないじゃないか、航空機を使っていけないというもの、ないでしょうという具合に居直っているんですね。何のための基地の運用目的か。 ...全文を見る
○赤嶺委員 次に、法案について伺います。  今回の改正の中心は、依然として全国最低水準にある県民所得をいかにして引き上げるのかという点にあると思います。これまでの制度で県民所得の向上につながったのかどうかの検証も必要だと思います。  特区・地域制度について伺いますが、この制度...全文を見る
○赤嶺委員 いやいや、これからの制度のことを説明していただく前に、特区・地域制度というのは長いこと続いたわけですよね。その長いこと続いた特区制度において、県民の所得は向上したんですか、どういう成果があったんですかということをまず最初に聞いているんです。
○赤嶺委員 何か含んだ答弁の仕方ですが、データ以外の実感ではどうですか。
○赤嶺委員 これまでの特区というのは、余り活用されていないけれども成果は出てきているという、ちょっと理解しにくい答弁であるんですが、やはり、そういう特区・地域制度によっても全国最下位の所得水準の向上というのは達成できなかったわけですね。  そういうことを踏まえてか、今度の特区の...全文を見る
○赤嶺委員 私のさっきの質問は、岸田政権の賃上げ税制と比較しても、これは、そういう制度が入っていない。一見所得向上につながるように見えるわけですけれども、給与増に見合う控除がなければ、要件のみが厳しくなったということになりかねないわけです。適用件数が低い水準にとどまっている特区、...全文を見る
○赤嶺委員 そもそも特区に参加する事業者が少ないわけですよ。特に観光特区なんか見たら非常に低いわけですよ。だから、それが何か、とても効果があるように言うのは、ちょっと違うんじゃないかと思いますよ。  やはりこの制度設計について、本当に効果があるように、例えば、もう一点あるんです...全文を見る
○赤嶺委員 常識で考えて、減りますよ。だって、優遇税制の方は、これまでも特区に進出したら税制の控除があったわけですよね。その税制の控除は何の変化もないまま、今度はこれに賃金増という要件が加わるわけですから、これまでも少なかったのに、より要件が厳しくなっている。  それで、所得の...全文を見る
○赤嶺委員 西銘大臣、御承知のとおり、沖縄には二次、三次の下請の中小零細業者が非常に多いわけですね。現場で働く労働者の隅々にまで適正な賃金が支払われていない現状があるわけです。今、局長は、設計労務単価どおりの事業発注ということがありましたが、それが現場の働く労働者にまで行き渡って...全文を見る
○赤嶺委員 今ある制度の枠組みで、きちんと守れば、そういう労務単価が下の労働者にまで行き渡れば、賃上げ、所得向上につながるわけですよ。行き渡っていないわけですよ。いやいやいや、制度どおり設計していますよと言っても行き渡っていない。ここを、これは内閣府の所管ではありませんということ...全文を見る
○赤嶺委員 まあ、私と気持ちは共有しているという。私は、更にその上に、調査、調査、BバイC、BバイCと言わずに、次の段階に進むべきだ。国土交通省の事業採択にだって、BバイCは条件にしていない。何よりも、気候変動の問題、二酸化炭素の削減といった場合に、今の沖縄で一番効果が上がるのは...全文を見る
03月09日第208回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  一括交付金について質問をいたします。  大臣は、昨年十二月の記者会見で、来年度の一括交付金について、県と市町村の配分割合をそれぞれ三百八十一億円の一対一と想定した上で財務大臣との折衝に臨み、予算を計上したと述べられました。大臣は、玉城...全文を見る
○赤嶺委員 大臣の発言が大きな騒ぎになったんですね。配分額まで決めるような、そしてその後、市長会長や町村会長と一緒に、一対一になったぞと。じゃ、今度は配分額も一対一になるんだな、そういう騒ぎにまでなっていったわけです。やはり、一つ一つの問題についての発言の慎重さ、思慮深さ、こうい...全文を見る
○赤嶺委員 世間に、踏み込んでいると思われて、報道もそのような報道が広がっていって、その上で更に、市長会長や町村会長と一緒に、一対一になったぞと言って。現に市長会長なんか、一対一になったじゃないかといって配分を決めるところでの発言もありますからね。  これは、政治家として何が大...全文を見る
○赤嶺委員 一括交付金を半分近く削っておいて、優先順位は県で決めろとか、できっこないじゃないですか。  八重瀬町の報得川なんて、大臣の選挙区じゃないですか。そこで子供が溺れて亡くなったところの整備事業が途中で予算が削られて止まってしまう、こんなことが起きているんですよ。県道の整...全文を見る
○赤嶺委員 三十代にウートートゥ、拝んだなら、その保存、公開についても、しっかり国の責任も自覚して前に進めていただきたいということを申し上げまして、質問を終わります。
03月10日第208回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  先ほどもありましたが、初めに、ウクライナへの装備品等の提供について質問をいたします。  政府は、八日の国家安全保障会議で、自衛隊の防弾チョッキなどをウクライナに譲与することを決めました。まず、防衛大臣に、提供に至る経緯やあるいは事実関...全文を見る
○赤嶺委員 今の説明ですと、防衛装備移転三原則の運用指針を改定し、そして、国際法違反の侵略を受けているウクライナに対して、自衛隊法第百十六条の三の規定に基づいて防衛装備を供与できるようにやっているわけですね。  従前の武器輸出三原則は、一九八一年の国会決議で日本国憲法の理念であ...全文を見る
○赤嶺委員 例外化は認めないという当時の説明とは全く違うわけですね。これでは指針を改定しさえすればどこまでも広げることが可能ということになると思いますが、大臣、いかがですか。
○赤嶺委員 政府は、提供の根拠として自衛隊法百十六条三の規定をさっき挙げておられました。しかし、この規定も、あくまでも災害対応や情報収集、教育訓練などの活動のために、開発途上地域の政府に対し不用になった自衛隊の装備品を譲渡できるようにするものです。財政法の特例として、あくまで、不...全文を見る
○赤嶺委員 直ちに使用するかどうかは別にして、不用なものではないわけですね。自衛隊法の規定からも外れております。  自衛隊法の中にあります対象は、開発途上地域ということになっています。これはどんな基準で決めているのか。ウクライナはその開発途上地域に該当するんですか。
○赤嶺委員 二〇一七年の自衛隊法改正で、この規定を盛り込むときに、紛争当事国に提供できるというような説明は一切行っていませんでした。なぜ、この規定で交戦中のウクライナへの譲渡ができるんですか。
○赤嶺委員 今回のものは、自衛隊法にある災害対応や教育訓練、交戦中の国への譲渡ということでは全く質が異なっております。無理に、強引に、従来の武器輸出三原則ではあり得なかったやり方で、憲法にも関わる行為を今の自衛隊法の規定で読み込めるというのはちょっと乱暴じゃないか、脱法的な解釈で...全文を見る
○赤嶺委員 外務大臣の前段の答弁はそれでいいんですけれども、最後のところは、紛争の当事者になるのではないかという私の質問には答えておりません。  ウクライナへの旧ソ連製の戦闘機の提供をめぐって、アメリカとポーランドの間で駆け引きが続いています。  当初、アメリカは、ポーランド...全文を見る
03月15日第208回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  法案について質問をいたします。  先週八日の本会議で、在外邦人等の輸送に関して、自衛隊は国際法上軍隊として取り扱われることから、その航空機や船舶、車両に搭乗する民間人は国際人道法による保護を受けられないのではないかという質問がありまし...全文を見る
○赤嶺委員 文民は保護の対象である。  私がお聞きしましたのは、武力行使の正当性についてではありません。武力行使の性格のいかんにかかわらず、全ての紛争の当事者が最低限守らなければならない基準を定めた国際人道法との関係についてであります。  ジュネーブ条約の第一追加議定書は、民...全文を見る
○赤嶺委員 まあ、お答えにならないわけですが。  九九年のガイドラインのときの外務省条約局長の答弁では、当然、国際法上民用物とは考えられない、むしろそういう意味では軍事目標の方に該当すると答えているわけですね。検討を待たずして武力紛争の当事国の場合に軍用機を使ったら、それが攻撃...全文を見る
○赤嶺委員 どのようなやり方にするかということを聞いているわけではありません。そのときに今のような自衛隊機を使うようなことになれば、国際人道法に基づく保護の対象にはならないのではないかということを聞いておりますが、ちょっと具体的に伺います。  今年一月の日米の2プラス2の共同発...全文を見る
○赤嶺委員 私が聞いているのは、そんな場合にどうやって安全に退避することが可能かということを伺っているわけですが、答えておられません。  台湾に在留する邦人だけではありません。日本が台湾問題に軍事介入すれば、中国政府は、当然、内政問題への不当介入とみなして自衛権を行使することに...全文を見る
○赤嶺委員 今の答弁を聞いていて、いかなる場合でも県民の命と安全を守っていくと言いますが、到底不可能だ、そんなことはできっこないということを改めて感じました。  なぜなら、今防衛大臣もお答えしたように、国民保護法では避難住民の誘導はあくまで市町村の役割とされています。自衛隊は、...全文を見る
○赤嶺委員 南西諸島に強大な軍事拠点を設けて、沖縄本島の米軍基地も対中国を念頭に強化されている中で、幾ら平和解決を望んでいると言われても、そこには、偶発的な軍事衝突への危機感、これをずっと抱いているわけです。政府の答弁が絵空事に聞こえてなりません。  安保法制に基づく存立危機事...全文を見る
○赤嶺委員 自衛隊と米軍の協力関係が発展している中で、今回の医薬品の提供、このことが法案になったということですが、具体的には、どんな場面でどのような医薬品を提供することを想定しているんですか。
○赤嶺委員 日米の共同の軍事活動の中で、こういう必要性まで出てきたという説明であります。  去年の十二月に、共同通信が、米軍と自衛隊が台湾有事を想定した新たな共同作戦計画の原案を策定したことを報じました。台湾有事を安保法制に基づく重要影響事態と認定し、南西諸島の約四十か所の離島...全文を見る
○赤嶺委員 答弁を差し控えるということでありますが、実態としては、例えば今年一月の2プラス2の共同発表、これは、緊急事態に関する共同計画作業についての確固とした進展を歓迎した、こう2プラス2で明記されているわけですね。県民の命が懸かった重大な問題であります。しかし、それを問い詰め...全文を見る
○赤嶺委員 紙が来ましたので、質問を終わります。
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表し、防衛省設置法等一部改正案に反対の討論を行います。  在外邦人等の輸送に係る規定の改定は、一定の危険が存在する下でも、自己防護装置を備えた自衛隊の輸送機により輸送を行えることを法文上明確化し、さらに、輸送対象者を外国人協力者らに拡大するもので...全文を見る
03月17日第208回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私たちは、憲法審査会は、憲法改正原案の発議と審査を任務としており、動かすべきではないという立場であります。  前回の審査会で、憲法五十六条一項の「出席」について、例外的にオンラインでの出席も含まれると解釈することができるというのが意見...全文を見る
03月24日第208回国会 衆議院 憲法審査会 第6号
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○赤嶺委員 コロナ禍の下で、営業補償や事業者の逼迫、そういうことについて、私たちは、例えば経済産業委員会で、当面、足下の被害をどうするかということで、早急に政府の政策を転換するよう強く求めてまいりました。経済産業委員会にとどまらず、各委員会でも求めております。  何よりも、昨年...全文を見る
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  この間の審査会の議論で、コロナ禍や災害対応を理由に緊急事態条項を議論すべきだという発言が多くありました。そこでは、コロナに便乗し、あたかも緊急の事態に対応するために、憲法を変えることを最優先の課題にしなければならないという前提で議論が進...全文を見る
03月25日第208回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  冒頭、北朝鮮による新型弾道ミサイルの発射について、これは国連安保理決議に違反するものであり、厳しく非難し、抗議をしたいと思います。  法案については、後の討論でも明らかにしたいと思います。  それで、今日は、米軍のコロナ対策について...全文を見る
○赤嶺委員 日本人従業員と接触の際にはマスク着用を推奨する方針を出したということですが、これはあくまで推奨にすぎないわけですね。着用するかどうかは本人次第ということになるのではありませんか。
○赤嶺委員 今の答弁だと、日本側から一生懸命米側に、日本側の取っている措置と整合が取れるような措置を取ってくれと言っているけれども、向こうは推奨と言っている、これからも一層整合が取れるようにという、そういう答弁ですが、整合が取れていないということをお認めになったような答弁だと思い...全文を見る
○赤嶺委員 米軍が解除方針を公表したのも三月十四日です。ということは、解除した日に説明を受けたということになりますけれども、事前に分科委員会でこのことは話し合われていなかったということですか。
○赤嶺委員 いや、私はそこを聞いているんですよ。  二月の予算委員会でも、結局、日本側と米側でそごがあり、今後はそごがないように分科委員会でしっかり議論していくというのが外務大臣の答弁ですからね。  ですから、このマスク着用義務を外したことについても、これまでの分科委員会でそ...全文を見る
○赤嶺委員 二月の予算委員会では合同委員会の開催状況は明らかにしておりました、日付と場所ですね。今回、それは明らかにできるわけですね。いかがですか。
○赤嶺委員 分科委員会がありながらマスク着用義務を解除したことについては、その分科委員会で議論をされたのかどうかも分からない、日付も分からない。しかし、国民はそういう日米間のやり取りにやはり不安を持っている。ここは、今までの経過もありますから、きちんと明らかにしていただきたいと思...全文を見る
○赤嶺委員 この合意に相当大きな問題があるわけですが、米軍基地から入国する米国の船舶、航空機は、米軍の実施する検疫手続の適用を受けるということになっています。しかし、そこには、日本政府の水際対策と同等の措置を取るべきことは、この合意の中には明記されておりません。米軍が実施する措置...全文を見る
○赤嶺委員 いや、ですから、九六年の合意が基本ですよ。そこには、米側が一方的な措置を取って、そして日本側には何の通報もしなくていいことになっているわけですよ。  この間、共同プレスリリースを発表して、整合的な措置を取ることをアメリカは約束したと言うけれども、そのときだって、米軍...全文を見る
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表し、防衛省職員給与法一部改正案に反対の討論を行います。  本法案は、一般職の例に準じて、裁判所職員や国会職員などと同様に、特別職国家公務員である防衛省職員の給与を改定するものです。  政府は、昨年十一月、人事院勧告に沿った期末手当の引下げを行...全文を見る
03月31日第208回国会 衆議院 憲法審査会 第7号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  緊急事態条項について、幾つか意見を述べます。  今、大規模災害や感染症の大規模な蔓延を理由に緊急事態条項が必要だという議論がされていますが、東日本大震災でもコロナ禍でも、憲法に緊急事態条項がなかったから対応できなかったという事態は起き...全文を見る
04月07日第208回国会 衆議院 憲法審査会 第8号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  この間の緊急事態条項に関する議論ではっきりしたことは、その目的が、国会の権能を奪い、国民の基本的人権を制限することにあるということです。この間の審査会では、いついかなるときも国会の機能を維持することが重要だとの理由で、緊急事態条項が必要...全文を見る
04月14日第208回国会 衆議院 憲法審査会 第9号
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○赤嶺委員 維新らしく、かなり日本共産党の路線をゆがめて、歪曲した発言、これは、まず抗議したいと思います。  それから、私たちは、憲法九条は、戦争を放棄し、戦力を保持しない、陸海空軍、これは持たないということを決めておりますが、憲法の制定時から、軍隊を持たないからといって、個別...全文を見る
○赤嶺委員 先ほどの質問で意を尽くしていない面がありましたので、若干時間をおかりしまして。  私たちは、綱領で、憲法九条の完全実施に向けて、国民の多数の合意で自衛隊問題を段階的に解決していく方針を明確にしております。今改めるべきは、安保法制に基づく自衛隊の海外派兵体制を早急に直...全文を見る
○赤嶺委員 デマを言うにもほどがあるという感じの質問でありますが、私たちを破防法の対象にして何十年も調査をして、その証拠の一つさえ見当たらない、今の政府のやり方そのものを自由と民主主義の立場から批判していくべきだと思います。  それから、申し上げましたように、私たちは九条に基づ...全文を見る
○赤嶺委員 今日は発言が多くなっておりますけれども、やむを得ず数多く発言する機会になりました。  私たちは、今の、現下のウクライナ情勢の下で、例えば、核共有論とか、敵基地攻撃能力論とか、非核三原則の見直しとか、そういう議論こそが日本を戦火に巻き込む危険な道だと思っています。 ...全文を見る
04月21日第208回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○赤嶺委員 おはようございます。  今日は、この委員会が憲法審査会とも重なっておりまして、理事の皆様の御理解を得て、トップバッターということになりました。ありがとうございました。  それで、外務大臣に質問をしたいんですが、米軍による施設・区域外での軍事訓練が相次いでいます。 ...全文を見る
○赤嶺委員 物といっても、いろいろな場合がありました。  その城原区では、二〇一七年に、米軍ヘリからつり下げていた複数のタイヤを落下させる事故を引き起こしています。読谷村や渡名喜村の沖合でも、輸送中の車両やコンテナを落下させる事故も度々引き起こしています。米軍占領下での一九六五...全文を見る
○赤嶺委員 公共の安全に妥当な配慮を払うというのが政府の決まり文句であるわけですが、また、その立場を米軍に申し入れてきたということですが、どれだけ再発防止を求めても、落下事故は繰り返されております。  現に事故が繰り返されている以上、実弾射撃と同様に、施設・区域外での訓練をやめ...全文を見る
○赤嶺委員 大変白々しい答弁ですよ。これだけ危険な訓練区域外での訓練が繰り返されておりながら、軍の目的によってはできるんだということで、安全には妥当な配慮をしている、こういうのを本当の意味で白々しい答弁というと思うんですよね。  日本政府は、初めから施設・区域外の訓練を容認して...全文を見る
○赤嶺委員 当時の政府の答弁は、施設・区域以外のものを米軍が使用することはできない、安保条約の規定に反する、このようにはっきりと答弁しているわけです。そういう答弁がありながら、どうやったら見解を変えていないということになるんですか。いつ見解を変えたのか、日米間でどういうやり取りが...全文を見る
○赤嶺委員 安保条約に違反するという答弁までしておきながら、今は立場は一貫しているという、そういう態度は許されないと思いますよ。  私は、これは住民の命と安全に関わる問題であります。米軍による日米地位協定さえ無視した横暴な訓練が繰り返される根本に何があるのか、これを政府は明らか...全文を見る
○赤嶺委員 私は、こんな危険な訓練が繰り返されて事故が繰り返されているにもかかわらず、安全に配慮されているという上っ面の言葉だけで、結局そこには、アメリカの訓練に追随する日本政府の姿勢が怒りを買っているんだということを強く申し上げたいと思います。  関連して、米軍のコロナ感染を...全文を見る
○赤嶺委員 米側は、元に戻した、こういうことでありますが、今日、米軍司令部のホームページを見ましたら、閉じられていて、元に戻したというものもなくて、そのまま見えなくなっているんですが、本当に変えたんですか。
○赤嶺委員 日本政府は、感染者数の公表を取りやめることはしていないわけです。しかも、今、沖縄県は、蔓延防止等重点措置などに移行せずに連休を迎えられるかどうかの大事なときであります。なぜ日本政府の了解もなしに勝手な判断で公表方法を変えるのか、全く理解できません。  先日も、米軍が...全文を見る
○赤嶺委員 訓練にしてもコロナにしてもアメリカのやりたい放題、日本政府が申し入れても事態が変わらない、そういうことが続いている。それを改めるべきだ、日米地位協定の抜本改正が本当に必要だということを申し上げて、質問を終わります。
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表し、沖縄の本土復帰五十年及び沖縄問題の解決促進に関する件に反対の討論を行います。  復帰五十年の国会決議で重要なことは、沖縄がたどってきた歴史と現状、県民の願いを踏まえたものにすることです。  その立場から、我が党としては、米軍基地の整理縮小...全文を見る
04月21日第208回国会 衆議院 憲法審査会 第10号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  参考人の皆様、今日は大変ありがとうございます。  私たちは、国民が改憲を求めていない中、国民投票法を整備する必要はないという立場であります。  その上で、幾つか御意見をお伺いいたしますが、まず、大前提の問題として伺いたいのは、国民投...全文を見る
○赤嶺委員 お示しいただいたガイドラインでは、報道、広告を含めた放送全ての側面で、正確かつ多角的な情報を積極的に提供することは、放送事業者の当然の責務だとも述べておられます。特に、報道は、放送事業者が主体的に多様な意見や論点を集め、深く掘り下げ、国民に提供することができるもので、...全文を見る
○赤嶺委員 ありがとうございます。  法制定時の特別委員会での議論の中で、民放連の渡辺参考人は、放送事業者の役割は、正確な報道をすること、そしてもう一つは、国民の間で議論を触発するための場を提供することだということで、その方法として、積極的に討論番組などを企画していくと述べてお...全文を見る
○赤嶺委員 ありがとうございました。  今日の参考人の意見では、インターネットの広告のことを強調されておりました。  重要なのは、放送事業者がその責任と役割を果たすことだと思います。そのことを何よりも重く受け止めてもらいたいと申し上げまして、私からの質問を終わります。
04月26日第208回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  米軍の有機フッ素化合物、PFASによる環境汚染の問題について質問をいたします。  沖縄県国頭郡金武町の水道水から、国の暫定目標値を上回る有機フッ素化合物が検出され、住民の間で不安が広がっております。  二〇二〇年六月の調査で、有機フ...全文を見る
○赤嶺委員 答弁を差し控えるという常套句はできるだけ使わないでほしいと先ほどもありましたけれども、早速の答弁がこれであります。  米軍は、それでも、昨年十月にプレスリリースを出しているんですよ。予備調査の結果、数値上昇につながるいかなる原因も基地内で特定できなかった、このように...全文を見る
○赤嶺委員 原因は特定できなかったということを一方的に言われて、被害を受けている側は、はい、そうですかといって引き下がるわけにはいかないんですよね。具体的に、彼らが言っている調査というのはどういう調査だったのか、これを示さないで結論だけを押しつけるなどということは許されるはずがあ...全文を見る
○赤嶺委員 いや、納得できないですよね。予備調査を行った結果、原因は特定できなかったと。その予備調査の内容を日本側に提出すべきですよね。米軍との関係を特定できなかったと一方的に言われて、はい、そうですかと言うわけにはいかないわけですよ。  しかも、キャンプ・ハンセンは、ベトナム...全文を見る
○赤嶺委員 踏み込むと、一体何を調べたのか、中身も分からないような調査であります。自分の都合のいいところだけ、結論だけを主張している。自治体の立入調査を拒否するようなことは許されないと思います。米軍に資料を提出させ、きちんと報告をいただくとともに、自治体の立入調査を実現させるべき...全文を見る
○赤嶺委員 二〇一六年以降、嘉手納基地で発生した燃料や泡消火剤などの有害物質の漏出事故について、日本政府に通報があったのは何件で、どういう内容でしたか。これについても改めて説明をいただきたいと思います。通告をしておりますから、きちんと答弁できるはずです。
○赤嶺委員 私は、二〇一六年に質問主意書を提出をいたしましてこの問題をただしました。ジャーナリストのジョン・ミッチェルさんが情報公開請求で入手した米軍資料では、二〇一〇年から一四年の間に嘉手納基地で二百六件の漏出事故が起きていたのに対して、日本政府に通報があったのは僅か十三件でし...全文を見る
○赤嶺委員 外務大臣、2プラス2で大臣が発言しても、実態は、通報が行われていないというようなことが繰り返されているんですよ。事は非常に深刻だと思いますよ。  別の角度からちょっと質問したいんですが、沖縄県企業局が嘉手納基地由来のPFAS汚染を明らかにし、基地内への立入調査を求め...全文を見る
○赤嶺委員 米国内の米軍基地七百か所では、PFASの処理状況が分かるような形で公開をされているわけです。  国防総省は、さらに、地域社会との情報共有や意見交換の取組も進めております。昨年七月以降、四半期に一回、PFASの存在によって影響を受けた関係者との意見交換の場を持ち、取組...全文を見る
○赤嶺委員 国防総省は、PFASの問題について答弁を差し控えてなんかいないんですよ。ホームページで公開して、進捗状況が全部分かるようになっている。地域住民にも説明しているということでした。  防衛大臣、米軍は、PFAS汚染に関する調査の必要性を認め、アメリカの国内では調査を行っ...全文を見る
○赤嶺委員 最後に外務大臣に伺いますけれども、これまで日本政府は、日米地位協定の改定には踏み込まず、運用改善の範囲内の対応に終始してきました。七三年の日米合同委員会合意に基づく立入調査は過去一件も行われておりません。そうした事態を改めるためとして環境補足協定が締結されましたが、立...全文を見る
○赤嶺委員 終わります。
04月28日第208回国会 衆議院 憲法審査会 第11号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私たちは、二〇〇七年の国民投票法制定の国会審議のときから、国民が憲法改正を望んでいない下で、改憲のための手続法を作る必要はないと主張してきました。にもかかわらず、当時の安倍首相が、九条改憲を明言し、国民投票法の成立を強く期待すると述べる...全文を見る
05月12日第208回国会 衆議院 憲法審査会 第12号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私たちは、憲法の原則に反する現実を正す議論こそ必要だと指摘してまいりました。この点でいえば、現政権の運営に責任を持っている新藤筆頭を始め与党の皆さんから、憲法の原則に反する現実があたかもないかのように、私たちの問題提起に応えていないのは...全文を見る
06月01日第208回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  今日は、沖縄の米軍基地問題について、総理に質問をします。  五月十五日、沖縄が本土に復帰して五十年が経過しました。県民が望んだのは、平和憲法の下、基地のない平和な島としての復帰でした。ところが、占領下で構築された広大な基地が残され、五...全文を見る
○赤嶺委員 結局、県民の、五十年たって、玉城デニー知事が県民とともにまとめた建議書の要求については一切聞く耳を持たないという態度しか、この間、繰り返されておりません。  しかも、受け取った直後にバイデン大統領との間で、首脳会談で確認したのは、辺野古移設の推進、防衛費の増額であり...全文を見る
○赤嶺委員 四月二十八日が県民にとって屈辱の日だと知りながら、更に強権的に辺野古新基地を押しつける是正の指示をあえてその日に出した、この姿勢は絶対に納得がいきません。  安倍元総理は、二〇一三年の四月二十八日に主権回復を祝う式典を行い、県民の怒りの声が上がりました。菅前総理は、...全文を見る