秋葉賢也

あきばけんや

比例代表(東北)選出
自由民主党
当選回数7回

秋葉賢也の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第174回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○秋葉委員 自由民主党の秋葉賢也です。  三十分の時間の中で質問させていただきたいと思うわけでございますが、まず、地方税法の質問に入る前に、先般の予算委員会で、民主党政権が掲げております人件費の二割カットの実施について、これを本当に四年間でやるということの中で、定数の削減はもち...全文を見る
○秋葉委員 端的に伺います。結論として、国の出先機関を統廃合して見直す際に、その人件費を地方側に押しつけるということはないんですね。そこは確認しておきたい。
○秋葉委員 明言をいただきましたので、この四年間の成果を楽しみにしたいと思いますし、我々もいろいろなプラン、アイデアがありますので、具体に提言をさせていただく中で改革できればいいと思っております。  さて、これは民主党政権になっても、やはり地方への財源の手当ては本当に厳しい状況...全文を見る
○秋葉委員 とにかく大事なのは、何とか地財計画にこたえて、対応して、交付税もふやしたといって胸を張ってみても、現状の本質は、いわば借金の先食いをしてやりくりをしているということがあるわけです。このことが一般の方には見えにくくなっているわけですから、そうした借金の体制というものを常...全文を見る
○秋葉委員 残念ながら、その大臣の説明ではやはりすとんと腑に落ちないわけですね。よほど税財源を確保するのが難しかったんだろうと言わざるを得ない。  大臣も御存じのとおり、平成十九年の税制改革で、所得税から個人住民税への税源移譲、三兆円やっているわけですよね。あのときに、地方税財...全文を見る
○秋葉委員 いずれにいたしましても、平成十九年の税源移譲の改革というのは非常に重いわけで、この部分に関しては、相当自主財源として措置しているということはやはり銘記していただいて、そして、より所得の弱い人たちには配慮するようなことが大事だと思うんですね。  民主党政権になって、い...全文を見る
○秋葉委員 結論からいうと、それは国にとっても地方にとってもやはり切れない税財源だった、こういうことじゃないかと私は思うんですよ、実質的には。  私はこれは党内でずっと、大体三年から五年ぐらいで延長を繰り返してきたのは事実ですけれども、今回十年にした理由というのはいろいろあって...全文を見る
○秋葉委員 もちろん、松下幸之助さんは、国民から税金を取るのが当たり前だと思っている政治家は失格だと、厳しいことを我々御指導いただいたわけでございますから、そういう意識を持つのはもちろん大事なんですが、ただ、現実に困るのは地方であり、財源なければ政策なしという現状があるわけですか...全文を見る
○秋葉委員 今御答弁いただいたように、OECDの諸国で見ても、例えばガソリン税で見ても、一リットル当たりの税負担割合が大体半分で、OECDの二十九カ国中二十三位なんですね、税負担率は。非常に低いということなんです。軽油税で見ても、日本はリッター当たり三十二・一円なんですね。一番高...全文を見る
○秋葉委員 これは、本当にいろいろな影響をトータルに換算すれば、さっきの議論でも消費税を上げれば景気は必ず落ち込むというのと同じで、いろいろな、農家に与える影響とか、そして意外とたばこの問題で皆さんに知られていないのは、既に、日本のたばこの税負担分の割合というのは今回の改正で恐ら...全文を見る
○秋葉委員 ありがとうございました。
03月11日第174回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○秋葉委員 おはようございます。自由民主党の秋葉賢也です。  きょうは、原口大臣に、道州制を見据えた地方分権改革について、三十分という短い時間でございますけれども、御認識を伺っておきたいと存じます。  まず、民主党政権が一丁目一番地だといつも強調されております地域主権改革でご...全文を見る
○秋葉委員 道州制を否定しているわけじゃなくて、見据えているという明言がございましたので、安心はいたしました。  これは見据えるだけじゃなくて、大臣、私はなぜ工程表に落としてほしいかといいますと、国、地方協議の場で地方の意見を聞いて進めていくというのは当然のことですけれども、今...全文を見る
○秋葉委員 よく大臣のお考えもわかったんですが、ただ、今私がお伺いしたのは、出先機関の見直しといっても、まだ今の時点でははっきりしない部分があるから、今みたいな答弁にならざるを得ない部分もあると思いますけれども、都道府県の枠の見直しと国の出先機関というのはやはりセットで議論してほ...全文を見る
○秋葉委員 非常に前向きな御答弁だったと思います。  では、この夏の、工程表でいくところの地域主権戦略大綱の中に、道州制という言葉も出てくるということでいいですね。
○秋葉委員 その際に、具体的な目標年次みたいなものも明記するんですか。
○秋葉委員 少なくとも夏の大綱には示されるということでしたので、期待をしたいと思っております。  結局、補完性の原理の最大の担い手というのはやはり基礎自治体なんですよね。そして、都道府県というのはある意味での国の出先ですから、その意味で、道州制とセットで議論していった方が改革は...全文を見る
○秋葉委員 大臣に検討してもらえると答弁をいただきましたので、ぜひ、あれは本当に、戦後の分権改革の中でも一つの大きな、これまでの中では最大の改革だったと思います。税財源が伴わないことがかなり問題にはなりましたけれども、しかし、地方自治体がやる気さえあれば、かなりの自己決定ができる...全文を見る
○秋葉委員 確かに、私も政務官のときにそれの担当でしたので、いわゆるルーチンだけでいっぱいで、任意のものがなかなか手が回らなかった。やはり年金問題があることは事実ですけれども、しかし、これは非常に大事なテーマだと思うし、今後の分権改革を進める上で非常に大事なことだと思うんですね。...全文を見る
○秋葉委員 ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思うんですけれども、一方で、大臣が掲げている一括交付金化の問題についてもいろいろ議論したかったんですが、きょうはちょっと十分な時間がなくなってしまいました。  補助金は、もちろんひもつきは見直していかなきゃいけないんだけれども、補...全文を見る
○秋葉委員 時間が来ましたので、また議論しましょう。ありがとうございました。
03月17日第174回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○秋葉委員 皆さん、おはようございます。自由民主党の秋葉賢也です。  きょうは大臣の所信に対する質疑ということでございますけれども、先般発生をいたしましたチリの地震による我が国の津波被害について、お伺いをさせていただきたいと思っております。  御案内のとおり、残念ながら我が国...全文を見る
○秋葉委員 前向きな御答弁、ありがとうございます。  この間、平成二十年になりますけれども、二〇〇八年に、岩手、宮城県の大きな地震がございました。あのときは局激の指定をいただいたのでございますけれども、地震発生から二週間というスピードでの御決断をいただき、地元に対するきめ細かな...全文を見る
○秋葉委員 本当につかさつかさで御努力はいただいていると思いますけれども、今回は海外が震源地でございましたから、非常に避難あるいは対策に講じる十分な、ある意味での時間がございましたので、被害がこの程度で済んだんだというふうに思います。  これがもし海外が震源地じゃなくて、我が県...全文を見る
○秋葉委員 結局、十三時三十分に到達だという予想が出たのが、まず第一報が九時三十七分で、その後、一時間おくれることになったからという言いわけだと思いますけれども、いずれにしても、やはり現場は一番忙しい時期なんですね。  ですから、このテレビ会議の時間も、たった十分間ではあったけ...全文を見る
○秋葉委員 特に、加入率が低い中でも加入している実態のほとんどはいわゆる義務加入なんですね、これが九割。連合加入や任意加入というのはほとんどないわけです。特に、一番利用しやすいのは、小規模事業者でも一人でもやれるような任意加入なんかはもっともっと入りやすく、国の支援分も今後見てい...全文を見る
○秋葉委員 ぜひ加入率の向上に向けて、特に、やはり昨年十月の制度改正というのが非常に大きな契機になるんじゃないかなと。掛金も大分安く抑えていただきました。こういったものをさらに普及させて、こういった状況に備えていただきたいなというふうに思います。  また、冒頭で申し上げましたよ...全文を見る
○秋葉委員 もう時間も参りましたので。  本当に、民主党政権、コンクリートから人へということでございますが、コンクリートも人も大事なんです。特に、こうした生命にかかわる問題点については、しっかりと現場の対応をしていただくことを申し上げまして、きょうの質問を終わりにさせていただき...全文を見る
03月25日第174回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○秋葉委員 自由民主党の秋葉賢也です。  ちょうど四時間の審議も折り返しになって、皆さんもお疲れかもしれませんけれども、答弁の方をよろしくお願いしたいと存じます。  先ほど我が党の石田議員からも、福地会長の辞任報道についての質疑がございましたけれども、十九年ぶりに民間からNH...全文を見る
○秋葉委員 今の会長の御答弁のように、やはりこれまでのように現場への訪問を大切にしていただきながら、現場主義の上で、さらにコンプライアンスの徹底に努めていただきたい。私は、NHKの会長を外部から登用して、そして民間の発想で指導していただいているから、むしろこういった状態におさまっ...全文を見る
○秋葉委員 本当に、福地会長の御努力には敬意を表したいと思っております。  次に、小丸委員長も、二〇〇八年十二月の御就任から、もう早いもので二年目に入られていらっしゃるわけでありますけれども、経営委員会が導入された当初は月一回の会合だったと伺っておりますが、今は二回が定例であり...全文を見る
○秋葉委員 小丸委員長から大変力強いコメントをいただいたと思います。  やはり内部改革では限界があるというふうに私は思っています。会長にしろ委員長の人事にしろ、外部の発想、外部の力というものを最大限に導入して組織を活性化していく、そこがNHK改革の本丸でなければならない、私はこ...全文を見る
○秋葉委員 この秋までに、アナログに引けをとらないリアルタイムでの報道が実現できるということですので、ぜひその方向で頑張っていただきたいと思うわけでございます。地デジへの移行まで五百日を切っているような状態でございますので、適宜、計画的に着実に進展をさせていっていただきたいと思う...全文を見る
○秋葉委員 そうすると、デジタル化への完全移行とともに完全実施になるということで理解していいですか。ちょっと確認します。
○秋葉委員 わかりました。前倒しでもできるようになればなおいいわけですので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  NHKでは、平成二十一年度からの例の経営計画におきまして、「いつでも、どこでも、もっと身近に」というキャッチコピーの中で、さまざまな多メディアの展開をしていくとい...全文を見る
○秋葉委員 今、実際、災害情報については有料のサイトでリアルタイムで提供するというのは結構あるんですけれども、私は、本来的には、気象庁あるいはNHK自身も、無償化をしてもっと供給を充実させていくということが必要だと思っております。ぜひ、そういった点も御検討していただければありがた...全文を見る
○秋葉委員 これは大臣、総務省で指針を出してもっと充実しなさいと言っている割には、この字幕化への取り組みの予算は平成十六年度をピークに年々減少してきているんですね。ですから、予算面でのバックアップということも、やはりプライオリティーの問題ですね、総額がそんなにふやせない、受信料収...全文を見る
○秋葉委員 やはり、二〇一一年に私たちがデジタル化を図るという意味はそこにあるんだと思うんですね。こういった分野での充足を図るということがデジタル化の最大のメリットなわけでありますから、私は、こういったものに、もっと優先順位が高いレベルで事業が進んでいかなきゃいけない。そして、民...全文を見る
○秋葉委員 時間もございませんけれども、改めてNHKワールドの認知度について、数字をここで示しておきたいと思うんですね。  ワシントンDCにおける百九十万世帯においてNHKワールドの認知度を調査したところ、認知度はわずか一五・九%ですよ。これでは、この番組を受信しよう、選択しよ...全文を見る
04月08日第174回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○秋葉議員 自由民主党の秋葉賢也です。  ただいま議題となりました、自由民主党・改革クラブ、公明党及びみんなの党共同提出の独立行政法人通則法の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び内容の概要について御説明を申し上げます。  私どもは、独立行政法人...全文を見る
04月08日第174回国会 衆議院 本会議 第20号
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○秋葉賢也君 自由民主党の秋葉賢也です。  ただいま議題となりました自由民主党・改革クラブ、公明党及びみんなの党共同提出の独立行政法人通則法の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び内容の概要について御説明申し上げます。  独立行政法人は、事業を効...全文を見る
04月13日第174回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○秋葉議員 中後委員も地方議員の御出身ということで、地方行政を見ていますと、まだまだ国の方が改革が進んでいないなというのを私も地方議員の出身として実感しておりまして、そういう意味では、本当に問題意識を共有させていただいているのかなと思います。  私どもも、本当は、それぞれの団体...全文を見る
○秋葉議員 ただいま赤澤委員には衆法提出のポイントを力説いただき、何もしないよりは改革を先に進めることにつながる、まさにそんな問題意識で提案をさせていただいたところでございます。  御案内のとおり、従来は、各独立行政法人の評価に関しましてはそれぞれ主務大臣のもとで行ってきたわけ...全文を見る
○秋葉議員 まさに御指摘のとおりでございます。  現法制下の中では、独立行政法人の業務の実績に対する評価については、各府省の評価委員会が実施をした後に総務省の政策評価委員会がさらに実施をするということで、二元的な評価となっているわけでございますけれども、今回提案させていただきま...全文を見る
○秋葉議員 法律の公布後二年以内というふうに法律に定めてはいるんですけれども、これは総務省内に組織体制が設置されれば、原口大臣の一言で、公布前で実施も可能だと思っておりますので、できることからぜひ速やかに実施をしていただいて、各事業あるいは独法の評価というものをより客観的に、そし...全文を見る
04月15日第174回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○秋葉議員 稲津先生からは、一元化の方が客観的な行政評価ができるんじゃないかという問題意識に基づいて貴重な御質問をいただいております。  本当に、原口大臣が、現行の中でやっていることであって、屋上屋を重ねるようなやり方はおかしいというような御答弁もあったわけでございますけれども...全文を見る
○秋葉議員 結論から先に申し上げますと、もちろん、これは不要財産と認める財産であっても、評価委員会による評価の対象となるものでございます。  政府案は、この評価の対象ということでいえば業務実績ということの中でくくられているわけでありますけれども、野党三党提案は、業務実績について...全文を見る
04月21日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○秋葉委員 自由民主党の秋葉賢也です。  きょうはたった二十五分間の審議でございますから、時間も限られております。簡潔な御答弁でお答えをいただければと存じます。  先ほど木村筆頭理事と菅大臣との議論を伺っておりまして、何年前になるのかよく詳細は存じ上げませんが、GAOの設置法...全文を見る
○秋葉委員 これは、国会の自律的な権限の中での話ですから、政府が出すというのも筋違いの面は確かにございますけれども、例えば地方議会なんかも、あれだけ肥大な行政府に対して附属機関の設置もできないんですね。そして、議員の定数よりも事務局員の数が多いのは、唯一東京都議会しかないわけです...全文を見る
○秋葉委員 我々も、本当にリーマンがなければ二〇一一年にはプライマリーバランスは何とか達成できたんじゃないかなと、歴史にイフはタブーかもしれませんが、思っているぐらい詰めてきたところは詰めてきた。我々の政権の中でも、公共事業なんかもピーク時の二分の一まで減らしてきて、毎年三%以上...全文を見る
○秋葉委員 やはり予断を持たずに、結果としてそういうふうになることはあるかもしれないけれども、この法律が平成十一年につくられたときは、当時民主党はもちろん反対されたわけですけれども、いわゆる特別会計ができたときにもある程度似ているのかもしれませんが、国の中で十把一からげにするより...全文を見る
○秋葉委員 巷間懸念されているように、安易に、見直しの結果、国が直営の方が効率的だなんという議論にならないように注意していただきたい。  私自身の問題意識でいえば、よく対象になる造幣局、印刷局、これは本当にもっと、むしろ自前でやらないで民間委託を進めるべきだと思うんですよ。安全...全文を見る
○秋葉委員 本当に時間がなくて、十分な議論が深まらなくて残念に思うんですけれども、今の百四独法の事業の本質の部分をゼロベースで本当に見直していくということが実は一番大事で、あとは、そういった関連だとか癒着だとかというのはすぐわかることだし、それはもうすっぱりやめさせていけばいい話...全文を見る
○秋葉委員 五月はそれが対象でメーンになると伺っていますので、しっかり取り組んでいただきたいと思います。  ありがとうございました。
05月17日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○秋葉分科員 おはようございます。自由民主党の秋葉賢也です。  きょうは、独法のあり方を中心に、行革を一層推進していかなければならないという観点からお伺いをさせていただきたいと存じます。  まず最初にお伺いをしたいのは、昨年に続いて、この間も事業仕分けが行われたわけでございま...全文を見る
○秋葉分科員 きょうはいろいろなことを伺いたいと思っていますので、今度ぜひまた大臣に伺う機会をつくりたいと思っています。  やはり、事業仕分けの精度を上げていくということはもとよりですけれども、結果としての査定との因果関係、ここに一つの仕組みを工夫していかないと実効性のあるもの...全文を見る
○秋葉分科員 何か、とにかく、お二人から歯切れの悪い答弁で、民間の履歴もあるからそんなの把握していないなんという、そういう逃げの答弁をすること自体、大変情けない話だと思うんですね。  では、役所にいたときは幾らもらっていたんですか。その分だけでも答えてください。
○秋葉分科員 誤解のないように申し上げておきますけれども、私は別に、この人たちの能力がないだとか、個人攻撃をしているわけじゃないんですね。恐らく三人とも立派な方だと思います。  ただ、国民から見れば、結局、国家公務員に奉職をして、定年までいられない仕組みを根本的には変えていかな...全文を見る
○秋葉分科員 大臣からも前向きな見解をいただいたんですけれども、これは別に事業仕分けと関係のない話で、所管は、独法、公益法人、何か内閣府で今やっているわけだから、大臣のリーダーシップで見直しを指示して、早急にでも取り組める問題じゃないかなと私は思うんですね。  私、県議会議員の...全文を見る
○秋葉分科員 独法が始まったのが、実質上、平成十二年からだから、まだ十年ぐらいの中で、長い人でも七年、八年ぐらいなわけですよね。大体これを平均で見てみると一千七百万とか、もちろん任期によっても違いますよ。二十年度だと一千七百七十万ぐらい出ているし、十九年度で見ても一千二百万ぐらい...全文を見る
○秋葉分科員 今答弁があったように、退職金自体もここがまだまだ高どまりしているので、これはだからぜひ変えていってほしいなと思うんですけれども、職員の給与も、とにかくやはりラス平均あるいはラス以下にすべての団体がなるように、これは指導していかなきゃいけないんだと思うんですね。  ...全文を見る
○秋葉分科員 大臣おっしゃるように、そういう整理が必要だとはいっても、とりあえず、現在、今定めている七類型でいっても、これはもう建前で民間だからという話じゃ済まないだろう、事実上、国がやっているのと同じだろうというところもあるわけで、そういう各法人からデータが出ているんだけれども...全文を見る
○秋葉分科員 だから、その際、まだできていない、できていないと言うけれども、私はやはり、この七類型のうち、例えば三番目の、国の支出が五割を超えているところとか、国の公務員が常勤で行っているところ、これはもう事実上の純粋民間なんということは言えないわけだから、こういったところの、例...全文を見る
○秋葉分科員 やはり国民世論からすれば、かなり恵まれ過ぎているんじゃないか。先ほど私申し上げましたように、ただでさえ、もうラスパイレス指数が一〇五なんですよ。国家公務員よりも高い給料をただでさえももらっているのに、保険料においてもおおむね一五%、二〇%近く減免されているようなもの...全文を見る
○秋葉分科員 ありがとうございました。
○秋葉分科員 自由民主党の秋葉賢也です。  きょうは、治安の問題について委員長にお伺いをさせていただきたいと思います。  私は、去年の分科会でも取り上げたんですけれども、総人件費改革の中で、結局、治安部門や外交部門はまだまだ日本は充実させていかなきゃいけないということで、警察...全文を見る
○秋葉分科員 今、大臣に詳しい御答弁をちょうだいしたわけでございます。私は、もちろん宮城県だけふやせという議論をしているんじゃないんですね。これは当然、公正な、適材適所でもって、やはりバランスのよい配置というのを考えていかなきゃいけない。  その中で、私が一番問題にしたいのは、...全文を見る
○秋葉分科員 今大臣がおっしゃったように、警視庁を基準にするという考え方は、私も同じ認識です。これはやはり別枠で考えるべきだと思うんですね。それは私も異論はないんですが、ただ、警視庁を別枠で考えても、大阪とか兵庫とかと比較しても何百人単位で違っているわけですから、これはやはりさら...全文を見る
○秋葉分科員 今委員長から伺って、問題意識は同じだなということで安心はしたんですが、具体的に、費用の問題、確かにこれはありなんですが、NHKはどうですか。NHKに、大臣、交渉してみたらどうですか、やってくれと。
○秋葉分科員 しつこいようですけれども、大臣に判断してもらうのはありがたいんだけれども、やはり、確かにお金もないし、どの事件を対象にするかというのも一定のルールをつくってやっていかないと、無責任なことになります。しかし、先ほど大臣からもお話があったように、重要指名手配しているのが...全文を見る
○秋葉分科員 期待をしておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  次に、そういった難事件を解決するため、そしてまた第一にはやはり世論喚起という意味合いが強いわけですけれども、警察庁でも平成十九年から公費でもっての懸賞金制度を導入いただいておりますが、これもやはり導入...全文を見る
○秋葉分科員 先ほど大臣からお話しになりましたように、市橋容疑者の場合も、一千万円の懸賞金をかけて、このことに対する情報提供ということが一つの逮捕に至るきっかけだったことを考えると、やはりこの懸賞金制度の有用性というのが立証されたわけでありまして、運用は慎重にしていかなければいけ...全文を見る
○秋葉分科員 どうも御丁寧な答弁ありがとうございました。しっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。  きょうは内閣府副大臣にもおいでいただいておりまして、もう時間ではあるんですけれども、最後に、簡単に、きょうは本当は、犯罪被害者基本法を我々がつくってもう五年以上がたつん...全文を見る
○秋葉分科員 期待をしておりますので、よろしくお願いします。  ありがとうございました。
05月17日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○秋葉主査代理 次に、阿知波吉信君。
○秋葉主査代理 これにて阿知波吉信君の質疑は終了いたしました。  次に、赤澤亮正君。
○秋葉主査代理 これにて赤澤亮正君の質疑は終了いたしました。     〔秋葉主査代理退席、主査着席〕     —————————————
05月20日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第3号
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○秋葉主査代理 これより決算行政監視委員会第四分科会を開会いたします。  主査が所用のため、その指名により、私が主査の職務を行います。  平成二十年度決算外二件中、本日は、国土交通省所管及び法務省所管について審査を行います。  引き続き国土交通省所管について審査を行います。...全文を見る
05月21日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○秋葉委員 自由民主党の秋葉賢也です。  きょうは、三十分という大変限られた時間でございますけれども、今回の法案について何点か質問させていただきたいと存じます。  午前中は総務委員会に出ておりましたので、厚労委員会の議論の流れを十分伺えなかったものですから、質問が重複すること...全文を見る
○秋葉委員 確かに、大臣の御答弁にあるように、一方で、地域医療の新法人を立ち上げるんだということはマニフェストに書いてあります。しかし、どこにも独立行政法人の形でやるんだとは書いてないわけですね。しかも、私が先ほど申し上げたのは、枝野さんが大臣になられてからは、通則法の廃案そのも...全文を見る
○秋葉委員 明らかな閣内不一致だということを指摘しておきたいと思います。  例えば、結局、いろいろな、全社連なんかからの出資も含めて、まだ一年ちょっとしか実質的な審議をRFOでやっていないのが実情だと思うんですね。そして、ことしの秋に消えるからといって、にわかに独法に組織がえす...全文を見る
○秋葉委員 今、大臣から、地域医療を確保するというお言葉がございました。我々もそれは大事だと思っておりまして、何よりも、病院の廃止を目指しているわけでもないんですね。病院自体はこれからもしっかり機能させていかなきゃいけない、しかし、その効率化を図っていこうということがあくまで趣旨...全文を見る
○秋葉委員 もちろん、地域医療を担うことは間違いないんですけれども、しかし、この新法人はあくまでも業務を運営するだけであって、必ずしも地域医療の充実につながるというような規定の担保はないわけですから、ある意味で国民に誤解を与えるような名称だということを指摘しておきたいと思うわけで...全文を見る
○秋葉委員 今御答弁がありましたとおり、必ずしも十分な検討をしたとは言いがたいような気がするんですね。  特に、四月の末に行われた事業仕分けがございました。あの中で国立病院機構が取り上げられたわけでありますけれども、我々が与党時代に随分と一生懸命この病院機構の非公務員化を図ろう...全文を見る
○秋葉委員 まず、今大臣が確定したということでございますから、今回、独法側から出されたように、いわゆる来年度、法案を出して非公務員化を図るんだ、そのための法案を来年出すということなのか、この秋に行われるかどうかわかりませんが、臨時国会に出すのか、いずれにしても二十三年度から非公務...全文を見る
○秋葉委員 いやいや、検討していますと言うけれども、独立行政法人国立病院機構では、二十三年度からやるんだと言ってきているんですよ。大臣がわかりましたと言えば二十三年度から実現できることじゃないんですか、なぜそれがわからないんですか。
○秋葉委員 だから、確定していないといっても、独法側は二十三年度から実現するんだと言っているわけですから、この秋の臨時国会に法案が出てこなきゃ間に合わないじゃないですか。
○秋葉委員 そうすると、二十年度中に結論を得るんだと言ってきた病院機構側が、ようやく事業仕分けの段階になって、しようがないからという言葉がいいかどうかわからないけれども、二十三年度からやりますと言ってきているのに、肝心かなめの厚労省側は、それが担保できるかどうかわからないというこ...全文を見る
○秋葉委員 今の大臣の答弁も、ある意味ではこれまた閣内不統一の第二弾と言ってもいいんじゃないでしょうか。  枝野大臣は、事業仕分けの議事録を見てみますと、もう明言していますよね。いわゆる非公務員化を決めていいですねという確認をとっていますよ、独法の理事長に。本省採用で機構に残る...全文を見る
○秋葉委員 本当は質問に立ちたくないところですけれども、私は大臣の改革志向には期待していますから、そういう歯切れの悪い答弁じゃなくて、やはり一体として改革を進めていただくということを要望してとどめておきたいと思います。  最後にこれの関連で、今回唐突とも言えるように四月の中旬に...全文を見る
○秋葉委員 今の大臣の御答弁を額面どおりに受けとめたいと思いますので、さらに改革のアクセルを踏み込んでいっていただきたいな、こう思います。  先ほど独法の答弁をいただきましたときに、ことし、半年間延長になるんだから、その中でさらに売却も検討するんだという御答弁がありましたけれど...全文を見る
○秋葉委員 だから、我々が約二年間一生懸命やっても議論がこの程度なわけですよ。ですから、それがあと半年の中でできる見通しがあるんですかということを聞いているんですよ。何か今の大臣の答弁ですと、できるのかできないのか、全く予測も立たないような答弁でございます。  ですから、私は、...全文を見る
○秋葉委員 誤解がないように申し上げておきますけれども、我々も与党時代に、こうした社会保険病院とか厚生年金病院、なくすなんという議論はただの一度もやっていませんよ。これは、存続を前提としながらも、より効率的な経営を目指そうという建前、前提でやってきているわけですから。そこは誤解の...全文を見る
○秋葉委員 例えば、もしこの法案が成立して来年四月から運用が始まりますと、結局これも、今の法体系の中では、新たに厚労省として評価委員会を厚労省主導の中でつくっていくということになるんですね。そうすると、その評価委員会のメンバーは極力第三者を任用して、当該の業務運営が当初の目的どお...全文を見る
○秋葉委員 初めて前向きな答弁をいただいたような気がします。RFOの場合には、どうしても機構本体の評価だけが対象なんですね。それは機構の目的からいえばやむを得ないところはあるんだけれども、私が申し上げたいのは個別に見ていくということなんですね。ですから、私たちはこの法案はいい法案...全文を見る
○秋葉委員 時間となりましたけれども、厚労省所管の独法の中には、事業主負担がマックスで一九%も高い団体がございます。この辺はやはりフィフティー・フィフティーにしていっていただきたいということを申し上げ、また、今回のこの法案がいずれにしても国民の安全、安心な地域医療の担保につながっ...全文を見る
05月21日第174回国会 衆議院 総務委員会 第19号
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○秋葉委員 自由民主党の秋葉賢也です。  きょうは、五人の参考人の皆さん、大変御多用の中お出ましをいただきまして、心より御礼と感謝を申し上げたいと存じます。  御案内のように、我々も、二〇〇六年以降、通信・放送分野の関連法を体系的に見直して一体化しようという議論を進めてまいり...全文を見る
○秋葉委員 本当に、福地会長のような方が経営委員に入るということを前提に考えれば、よりコミュニケーションも密になっていいのかなという感じはしますけれども、これまでの歴史を振り返れば、会長が強大な権限を持って独走してきたということで、その見直しを図ろうという観点で分離してきたことを...全文を見る
○秋葉委員 会長の議決権は、会長の任命、選出を初め、幾つか制約がされておりますけれども、そういった問題点を指摘しておきたいと存じます。  また、広瀬会長は、基本的にはウエルカムだというような御認識の御開示がありましたが、しかし、二元的なチェック機関としての分離ということのいい面...全文を見る
○秋葉委員 二十分と時間が限られておりますので、まことに恐縮ですが、参考人の皆さんには簡潔に御答弁をいただきますようよろしくお願い申し上げます。  きょうは、日隅参考人、山本参考人からは、会長が経営委員に加わることについての言及がございませんでした。どう認識されているか、簡単に...全文を見る
○秋葉委員 今、お二人から明快な反対の意見、そしてその根拠のお披瀝がありました。  やはり、一定の議論を経てこうした一つの結論が出たということであれば、我々もそのメリット、デメリットということになるわけでございますけれども、オープンな場で全く議論が行われないままに結論だけが示さ...全文を見る
○秋葉委員 山本参考人にも、同じ質問で、電監審の権限強化の問題点について改めて御認識をお披瀝いただきたいと思います。
○秋葉委員 あっという間に二十分がたちまして、まだまだ参考人の皆様にはお伺いしたいことがたくさんあったんですけれども、やはり後段の問題につきましては、運用者がだれになるのか、具体的に言えば、総務大臣はだれが任命されて務めるのか、あるいは時の政権がどうなのかというような御指摘があり...全文を見る
05月27日第174回国会 衆議院 本会議 第32号
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○秋葉賢也君 自由民主党の秋葉賢也です。  私は、自由民主党・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました総務委員長近藤昭一君解任決議案について、提案の理由を御説明いたします。(拍手)  まず、案文を朗読いたします。   本院は、総務委員長近藤昭一君を解任する。    ...全文を見る
10月27日第176回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○秋葉委員 自由民主党の秋葉賢也です。  まずは、前原大臣に、本当に重要閣僚としての御就任を心からお喜び申し上げたいと思いますし、本当に若きしころから大変外交問題には熱心に勉強もされておりましたし、大臣の個人的な人柄についても私は大変な魅力を感じておりますし、その持ち前の正義感...全文を見る
○秋葉委員 今度、新しい委員長にもなりまして、適宜、やはり必要に応じてしっかりと議論をさせていただきたいと思いますし、大変重要な人事だと思っておりますので、私は、やはりこの委員会というものが深く国益にもちろん直結しているわけでございますので、精力的に議論をしていければいいなという...全文を見る
○秋葉委員 この時系列を見ますと、九月七日に事案が発生をいたしまして、この日の夕刻に官邸において関係省庁から連絡があって、もちろん海保も出席をして、海保を統括する責任者は国交大臣でございますから、ここで公務執行妨害ということになったんだと思うんですけれども、その際、例えば漁業法違...全文を見る
○秋葉委員 きょうは鈴木長官にもおいでをいただいていると思います。この九月七日の夕刻の席で、そうした水産庁との協議もあったのか、少しお披瀝をいただきたいと思いますが。
○秋葉委員 ですから、公務執行妨害の逮捕自体は妥当な判断であったろうと私も評価しているわけですけれども、やはり日本の固有の領土であるということをしっかり担保して、それを強烈に主張するという観点から、これは明らかに外国人漁業法に対する第三条違反の容疑があることは明白でございますので...全文を見る
○秋葉委員 今回の事例ほど、まさにこの四十七条のただし書きを適用して公に公開する利益にかなう事案はないと私は思っておりますので、これからの、今週に控えているハノイでの会談、あるいは十一月のAPEC等の影響との兼ね合いも考えていかなければいけないと思いますけれども、やはり時期を見て...全文を見る
○秋葉委員 相手がある話でもありますし、ある意味でのセンシティブな問題もあろうかと思いますけれども、検察が最終的には決めるとはいいましても、証拠物の第一義的な保管者は海上保安庁、いわば国交省、その大臣の立場にいられたわけでありますので、いろいろな意味での影響力もあるわけでございま...全文を見る
○秋葉委員 逆のお立場だというお話がありましたけれども、私は、やはり今回の検察庁の判断というものが明らかに刑訴法の二百四十八条のいわゆる起訴便宜主義の解釈を拡大しているんじゃないかと思わざるを得ないんですね。  私も改めて何十年かぶりでコンメンタールなんかをひもといてみたんです...全文を見る
○秋葉委員 では、これ以上申し上げても同じ考えがあれだと思いますけれども、政治主導とは何かというのを考えたときに、やはりそれは責任をとる、そして官僚に丸投げせずに進んでやっていくということが大事だと私は思います。  そういう文脈で、やはり今回のようなケースでの指揮権発動というの...全文を見る
○秋葉委員 仙谷官房長官が、この指揮権発動のあり方についても、やはりいろいろなケースの適用も含めて研究していかなきゃいけないというようなコメントを発表していますけれども、それは、例えば法務省とかどこかの中でそういう検討委員会を立ち上げて、何かいろいろ事例研究していくというような段...全文を見る
○秋葉委員 これは運用の中での話ですから、当然、そういう蓄積をしたからといっても、当事者がどう判断するかということになるわけですけれども、いろいろな研究を積み重ねていくことは非常に大事だと思っておりますので、やはりこれからの日本のこうした検察庁のあり方ということを考えたときにも、...全文を見る
○秋葉委員 まさに民間の漁船だったわけでございますから、政府に対してということではありませんけれども、現状でどれぐらいの損害額になると想定しているのか、そして、そうした具体的な要求をしていく日程、時期というものも視野に入っているのかどうか、確認しておきたいと存じます。
○秋葉委員 被害額はこれから精査してというお話でございましたが、どれぐらいの期間を見通しているんでしょうか。
○秋葉委員 そうしますと、その修理のおよその所要額が査定され次第というか、その後、速やかに関係機関と協議をした上で請求に入るという理解でよろしいんですか。
○秋葉委員 これは本当にうやむやで終わることなく、しっかりと対応していただきたいと、ここで改めて要望しておきたいと思います。  さて、本当に、今回のこの東シナ海や尖閣諸島沖合でのつばぜり合いというのは、今後さらに激化してくることが予想されるんじゃないかなと思います。尖閣諸島領域...全文を見る
○秋葉委員 やはり自衛隊が一番機動力があるわけでございますから、海上警備行動の発令も含めて、本当に機動力があり、柔軟に対応、即応できるように、万全の対策をとっていただきたいと思うんです。  私が先般出した質問主意書の回答によれば、近年、どれぐらい海上保安庁による立入調査が行われ...全文を見る
○秋葉委員 今長官からお話があったように、退去警告の件数自体もふえているわけです。それで結局、それにも従わないで居座る船が多くなったものですから、立入検査が結果として五倍、六倍の数字になっているという実情がございます。  ですから、本当に、現場の海上保安庁の皆さんは実態上丸腰で...全文を見る
○秋葉委員 大事なことは、海上保安庁の巡視船あるいは水産庁の漁業取り締まり船、これは一隻しか出ていないわけで、あの広い海域を三隻でもって警戒しパトロールするとなると、おのずと限界がありますし、このエリアの実効支配を確実にしていくためにも、やはり護衛艦がいつでも出動できるんだという...全文を見る
○秋葉委員 この久場島については、防衛省は年間幾ら払っているんですか。
○秋葉委員 この賃借料もずっと長年払い続けてきたわけでございますけれども、民間人が所有しているわけでございますので、相手のある話ではございますけれども、基本的に、今この五島の中で国有地は大正島だけだというのが現状でございます。いずれ、この民有地四島につきましては国有化していくとい...全文を見る
○秋葉委員 先ほど、松本政務官から、何かお答えを差し控えたいと言うんですけれども、総務省では久場島よりもさらに一番大きな魚釣島も含めて賃借料を明らかにしているわけですけれども、なぜ防衛省の予算の中で借り上げている久場島については公開できないんですか。
○秋葉委員 これは、同じ尖閣諸島五島の島で、民有地で大きいところが四つあって、総務省所管のところはそれぞれ公開をしていて、そして防衛省の予算で賃借料を払っている久場島だけ公開できないなんというのは、これは全く理屈にならないし、今後これを公開する考えはないんですか。
○秋葉委員 いずれ、相手方の人にもよく相談をして、公開できるように環境を整えていただきたいということを、要望にとどめておきたいと思います。  さて、尖閣諸島の立ち入りも今認めていないということが我々の政権時代から続いているわけですけれども、実効支配というものを強化する観点から、...全文を見る
○秋葉委員 私の質問主意書にも、事細かに事例を挙げながら問うたんですが、全く検討する考えがない、こういうことなんですけれども、今後の日中間のこの問題をめぐる推移というのを想定したときに、日中間に領土問題はないんだという一辺倒で波静かという状況では決してないわけでございます。  ...全文を見る
○秋葉委員 これもいろいろな立場立場によって、あるいはテーマによって、所管の省庁がまたがるのは確かでございますので、だれが答えるのかということで不明な点があったことはおわびしたいと思いますが、それぞれつかさつかさごとに、本当に実効支配を強化していくという観点から、やはりいろいろな...全文を見る
○秋葉委員 経済産業省の話は、かなり疑いが濃厚だというようなことで、非常に踏み込んだ認識があるんですけれども、前原大臣の答弁を伺っていますと、もちろん、そういう事実が確認されたらしかるべき措置をとるということでの答弁で、今後のこともあるので内容までは言えないというようなお話が繰り...全文を見る
○秋葉委員 事実として、かなりの可能性で物事が進行しているだろうと思われますので、注視しながら機敏な対応をとっていただきたい、こう思うわけです。  きょうの新聞の報道によりますと、政府は、まさに日本近海の排他的経済水域において、外国の資源探査を規制する立法措置を講じることを検討...全文を見る
○秋葉委員 私は非常に時宜を得た取り組みだと基本的に思っているんですが、その方向で検討して、実際、来年の通常国会あたりを視野に入れて法案を提出する予定で進めようとしているんですか。その時期だけ最後に確認しておきたいと思います。
○秋葉委員 私どもも、こうした取り組みは非常に有効ではないかと思っておりますので、速やかにこうした点についても前向きに検討していただきたいなというふうに思います。  きょうは、本当はあとTICAD4のフォローアップの問題や、ほかにもいろいろ取り上げたかったことがございますけれど...全文を見る
11月05日第176回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○秋葉委員 自由民主党の秋葉賢也です。  きょうは、前原大臣に、小野寺委員の質問を受けて、北方問題を少し取り上げさせていただきたいと思うわけでございますが、その前に、ビデオ問題、先ほど鈴木海上保安庁長官から、我々が撮影したものだという御発言がございました。これから徹底的に究明を...全文を見る
○秋葉委員 今、前原大臣からも、これまでのロシアの国内事情ということ、そして、そうした国内の圧力というようなお披瀝がありましたけれども、いずれそういう可能性はあるということでの認識はそのとおりだと思いますが、この時期でということについてはいかがですか。
○秋葉委員 私、今回、この時期の視察で非常に悔しいなと思いますのは、ハノイでいわば同じテーブルで会議をしていて、すれ違いで会談はなかったとはいっても、ロシアの関係者とは会えなかったとはいっても、メドベージェフ大統領はその足で視察をして帰ったということ、そして、来週日本に来ることに...全文を見る
○秋葉委員 ただいま大臣から、基本的な戦略は不変だ、いわばそういう認識のお披瀝があったわけでございますが、ただ、多くの国民は、そういった認識での日本外交の交渉事というものに対して非常にもどかしさを感じているんじゃないかなと思うんですね。  私たちは、当然北方四島は固有の領土です...全文を見る
○秋葉委員 本当にバックグラウンドが大きく変化する中で、かつてのようないわゆる一つのカードみたいなものの制約がある中で、具体的にどうしていくのか。今大臣からも、やはりなかなかこうだというような具体的なカードとしての対応というのは難しい面があるんだなというふうに思いますけれども、ラ...全文を見る
11月12日第176回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○秋葉委員 きょうは条約の審議でございますけれども、その前に、今やはり多くの国民が関心を持っているのはビデオの流出問題でございます。  同僚議員からも種々の質問がございましたけれども、私からも改めて、この状況に至る問題点、お伺いをさせていただきたいと思うわけでございます。  ...全文を見る
○秋葉委員 予算委員会やほかの委員会でも、肝心の場面になると捜査中という答弁が出てくるわけでございますけれども、私がここでやはり確認したいのは、海上保安庁は、現場でのビデオ映像を公開することによって国民の信頼をかち得てきたというすばらしい伝統があるんだと思うんですね。今回も、先例...全文を見る
○秋葉委員 今、長官から想定はしていなかったという御答弁でございますけれども、また、前原外務大臣も、国交大臣のときには厳格な対応を求めるような指示をされていた旨の御答弁が先ほどございました。私が本当に懸念いたしておりますのは、まさに政府の危機管理能力といいますか情報管理のずさんさ...全文を見る
○秋葉委員 長官は別の委員会があるようでございますので、退席していただいて結構でございます。  想定していましたと答えるわけにもいかない面はあるかもしれませんけれども、甚だ無責任であり、ずさんな情報管理の体制がとられてきたというふうに断じざるを得ない問題だと私は思っております。...全文を見る
○秋葉委員 鈴木長官もほかの委員会での答弁で退席をされて、城野次長に引き続きおいでをいただいておるわけでございますが、ここで一つ確認をしておきたいのは、結局、予算委員会に公開されたビデオもそうだと思うんですが、今の前原大臣の御答弁のように、まさにぶつかったところ中心の映像なんです...全文を見る
○秋葉委員 それは一切なかったということでよろしいんですね。すり傷、かすり傷も含めて、なかったという理解ですね。
○秋葉委員 もしそれが事実だとすれば、本当に不幸中の幸いだったと思います。大きな人的な被害は少なくともなかった、このことは安堵をするわけでございますけれども、やはり今回、いわば被疑者として参考人聴取を受けている保安官の言によれば、この問題がやみに葬られることへの危機感だったという...全文を見る
○秋葉委員 大臣の今の答弁というのは、一つの建前だと思うんですよ。事実として今、処分保留で釈放はしたけれどもまだ継続しているという認識に前提として立たれているわけですが、私の認識は、過去の類似の事件に照らし合わせて考えたときに、もうこの問題が裁判に持ち込まれるということは事実上な...全文を見る
○秋葉委員 いずれにしても、あしき慣例をつくることのないように、今後の再発防止、これは捜査中だからということではなくて、並行していろいろな手だてをやはり指示していくべき問題だと思いますので、しっかりとした対応をしていかなければならないと思います。  ですから、私は、今回の処分保...全文を見る
○秋葉委員 だから、関係省庁と協議して対応するのはいいことだと思いますけれども、海上保安庁としてはどう考えているんですか。賠償請求を前提として関係省庁と協議するということで理解していいんですか。
○秋葉委員 いや、何か海上保安庁として他の関係省庁の意向を踏まえてという型どおりの答弁では、本当に現場の士気が下がると言わざるを得ませんよ。みんな命がけで、我が国の主権を守るために体を張って頑張っているときに、海上保安庁として、あくまで関係省庁との協議を待つんだなんという姿勢は、...全文を見る
○秋葉委員 もうこの答弁自体、非常に矛盾があるのは、賠償請求しない可能性もあるということではないでしょうか。だとすれば、何のために被害額の鑑定を行うんですか。  改めて伺います。  では、第三者機関による被害額の確定をいつまでに行う方針なんですか。そして、その額の定めが終了し...全文を見る
○秋葉委員 数週間というのは、中旬に修理が終わるわけですから、年内という理解でいいんですね。
○秋葉委員 そうすると、「みずき」の修理はもう十月二十一日に終わっているわけですから、先行して年内には「みずき」の公表は、第三者機関による査定を終えて、公表するかどうかはこれからの検討という答弁でしたけれども、少なくとも金額自体は「みずき」については年内に確定するんですね。
○秋葉委員 日程的に、数週間ということは二、三週間を超えないという意味で理解するのが通念だと思いますので、年内に、できるだけ急いでこの両方の巡視船の被害額の確定をし、改めて国民に公表をし、そして結果として中国の漁船会社に対しても賠償請求をするように、強く申し入れをしておきたいと思...全文を見る
○秋葉委員 大臣、これはヨルダン、カザフスタン、今回ヨルダンが通れば、ベトナムはもう通常国会で早く上げなきゃいけないと思いますし、マレーシアを初めほかの国についての協定の批准状況について、今、外務省ではどういう段取りになっているんでしょうか。
○秋葉委員 ベトナムは受注の方が早くなったわけでございますから、こうした協定も追い風にしながら、戦略的にやっていくことが大事だと思います。国会も、今国会ももとよりでございますが、いろいろ日程の問題でもタイトになってくる面もございますから、早目早目にやはり準備をしていただきたいなと...全文を見る
11月16日第176回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○秋葉委員 自由民主党の秋葉賢也です。きょうはお時間をいただきまして、ありがとうございます。  決算委員会ということでございますけれども、土日とAPECの会議等も行われ、国民が今最大の関心を示している日中関係あるいは日ロ関係について、さきの首脳会談等の成果を、冒頭、伺っておきた...全文を見る
○秋葉委員 言えないこともあるかとは思いますけれども、きのう外務省にさんざんいろいろな内容について伺ったんですけれども、何一つ回答が示されていないような現状でございます。  お互いにそういう約束があったというような報道もございますけれども、少なくともここで確認したいのは、この尖...全文を見る
○秋葉委員 では、領土問題は存在しないということは言及したんでしょうけれども、確固たることを述べたということで非常にあいまいなわけでございまして、端的にお答えいただきたいんです。  この尖閣の問題について、領土問題がないんだということを前提にしながらも、中国側に、首脳に抗議した...全文を見る
○秋葉委員 これ以上は平行線になると思いますけれども、やはり日本側の立場というものをなめられないように、私は堂々と主張していくべきだと思うんです。  今回、報道では二十二分、外務省の発表では二十三分ということの会談時間でございましたが、実質は十分少々でございました。立ち話の好き...全文を見る
○秋葉委員 外相会談は三分の二が領土問題であったということも伺っておりますから、恐らく外務大臣からはかなり細かい話もされたんじゃないかなということが推察できるんですが、どうも首脳会談については余り、遺憾の意が表明されて抗議したということ以上のものが公表されておりませんので、やはり...全文を見る
○秋葉委員 いずれにしても概要しか、私どもにはペーパー二枚紙しか外務省からいただいておりませんので、細かい詳細についてはこうして伺うしかないわけでございますけれども、大事なことは、よく外交というのは武器を用いない戦争だとも言われております。やはり交渉事でございますから、戦略的互恵...全文を見る
○秋葉委員 今回の一連の、この大きな、まさに国家の屋台骨を揺るがすような機密情報が、あらゆるところでと言っては大げさかもしれませんけれども、第十一管区以外にもいろいろな場所で見られる、そういった実態にあったわけでございますけれども、ここに来て、なぜいまだにこのビデオを公開しようと...全文を見る
○秋葉委員 今の長官のお答えというのは、従来お答えになっていたことと何一つ変わっていないと私は思うんですね。今は、逮捕が見送りになって、さっき外野からも発言があったように、公判に持ち込まれることはあり得ないでしょう。  では、逆に聞きますけれども、今までこういったケースで、処分...全文を見る
○秋葉委員 長官はちょっと勘違いされている。私が今申し上げたのは、中国の船長の問題ですね。船長の問題を、処分保留で釈放したのに起訴に持ち込まれていない、そういうことを申し上げたのであって、今回の保安官の件ではありません。もう一度お答えください。
○秋葉委員 ちょっと短くお答えください、あと五分しかありませんので。  私が今問うたのは、中国の船長の釈放問題のように、処分保留で釈放した後に、起訴された例があるんですかという質問をしたんです。端的にお答えください。
○秋葉委員 それは犯罪性が希薄であったり、証拠が不十分であったりした場合にはあり得るけれども、今回のように、明らかな証拠がある、映像として動かぬ証拠がある場合には、あり得ない話なんですよ。そして、保安官の問題についても逮捕が見送られたわけですから、大きな状況の変化があったわけです...全文を見る
○秋葉委員 答弁は簡潔にお願いいたします。  今、長官からそういうお話がありましたけれども、いずれにしても、海上保安庁の直接の上司は国交大臣であり、やはり内閣の頂点に立っているのは政治家たる国会議員なわけですから、最終的な責任は国会議員がとるんだ、こういう思いで職責を全うしてい...全文を見る
○秋葉委員 海上保安庁長官は関係機関と協議をして結論を出したいということでございます。その関係機関のかなめになっているのが長官のお立場だ、現状ではそう言わざるを得ませんので、ぜひ相談があったら直ちにこの被害額を公表していただくように、私から強く要望しておきたいと存じます。  そ...全文を見る
○秋葉委員 海保の鈴木長官の話を伺っておりますと、どうもやはり関係省庁の中でも仙谷大臣なんかに気兼ねして、なぜか請求するのかどうかためらっているような、大変後ろ向きの姿勢なわけでございますけれども、やはり内閣としてどう判断するのかということをここで伺っておきたいと思います。  ...全文を見る
○秋葉委員 では、今の答弁は、請求をする方向で対応するということで理解してよろしいですか。
○秋葉委員 期待をしておりますので、ぜひ、そういう行動の積み重ねの中で日本の立場というものを主張していく、それが外交上非常に大事なことだと思っておりますので、今の答弁をよしとさせていただきたいと存じます。  次に、この尖閣諸島が、残念ながら、もともと国有地だったわけでございます...全文を見る
○秋葉委員 これは本当に人をばかにした答弁ですよ、内閣で閣議決定して出しているわけですからね。これらの魚釣島、北小島、南小島及び久場島については、昭和七年に私有地となったと承知しているが、そのいきさつについては承知していない。こんな人をばかにしたような答弁をしておいて、これはイン...全文を見る
○秋葉委員 ぜひそうした事実関係を確認して誠実に対応していただきたいと思います。  この尖閣の問題は、日中間に領有問題がないということを前提にしながらも、今極めて大事な問題なわけでございまして、日本側の立場というものをしっかりとアピールするプロセスの中でこういった事実関係をない...全文を見る
○秋葉委員 また、もう一つお尋ねをしたいのは、総務省が所管をしている三つの島については賃貸料が公表されているところでございますが、防衛省が管理している久場島については賃貸料の公表を差し控えたいということですが、全く整合性がとれていないし、これを非公開にする理由は全く私は見当たらな...全文を見る
○秋葉委員 ぜひ問い合わせをして、内閣としてもしっかり検討していただいて、やはり、尖閣諸島は我が国固有の領土であるという実効性を担保していく、そういう取り組みが大事だと思っております。そのほかにも、現地のさまざまな自然調査、地籍調査、そうしたこともゼロベースで今後取り組んでいって...全文を見る