阿久津幸彦

あくつゆきひこ

比例代表(東北)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

阿久津幸彦の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月16日第159回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○阿久津委員 民主党の阿久津幸彦でございます。  案件となっております二法案につきまして簡単に質問をさせていただき、そして、時間がもう少し余裕があるようでしたら、外交面一般について質問をさせていただきたいと思います。  それではまず、外務省の設置法の一部を改正する法律案につい...全文を見る
○阿久津委員 儀典長という役職が今度法律職から政令職になるということで、いわば格が下がるというふうに理解してもいいと思うんですけれども、官房内に置かれるということでありますから、バランスからいえば儀典長ではなくて儀典官とすべきという議論もあったんだと思うんですが、それについてお答...全文を見る
○阿久津委員 私は、結論から言えば、今のでよかったのかなと思うんです。儀典長という名前を維持してよかったのかと思います。それはやはり、名前で、肩書で相手を見てくださるわけですし、むしろ給料がふえないのであれば、そういった肩書を十分に生かしていただいて、今までと変わらぬ活動をしてい...全文を見る
○阿久津委員 組織体系の改編はよくわかったんですけれども、先ほども指摘がありましたけれども、私は、率直に言って、日本の外務省の情報収集、分析力というのはまだまだ弱いというふうに考えております。  特に、一番の問題点は、私は、米国の情報に負い過ぎているんではないか。米国の情報一極...全文を見る
○阿久津委員 別にそこをやめろと言うつもりはないんですけれども、私、個人的には、お隣の四川省の成都に、同じ新設するならそちらの方がいいんではないかというふうに思ったんです。といいますのは、四川省の成都の方が治安が少なくとも格段にいいんではないかというふうに思うんですが、こういった...全文を見る
○阿久津委員 結構でございます。  もう一つ、気になる点について伺いたいと思います。  在外公館に勤務する子女教育手当の加算限度額の改定について、その根拠は何か伺いたいと思うんです。これは、私は細かいことを余り言うつもりはないんですけれども、国民から見ると、今どきに引き上げる...全文を見る
○阿久津委員 引き上げられたとしても、全体で千六百五十万円ほどの負担だというふうに聞いております。ただ、平成四年度、前回の引き上げというのは、これは一九九二年ですか、バブル直後ですよね、もちろん日本を中心に考えた場合ですけれども。日本でいえば、バブルのころのものから引き上げられて...全文を見る
○阿久津委員 今大臣の答弁を聞いていて、客観的に、冷静な方なんだなというふうに私は思いました。  実は、私、JFK、ジョン・F・ケネディというのは、私にとりましても政治のある種の原点で、小学校四年生のときにケネディの伝記を読んで政治家になりたいと私も志したものでございます。私に...全文を見る
○阿久津委員 要するに、走行中というか並走中に襲撃された、それは恐らく車の左側に銃弾が集中していたということからおっしゃっているんだと思うんですけれども、また警察の方からも補足があれば、後で伺う時間があれば伺いたいと思うんですが、私なりに、時間経過に基づいて、少し自分で推測のノー...全文を見る
○阿久津委員 それでは、ちょっと細かい部分について確認をさせていただきたいと思うんですが、一つは、ランドクルーザーにナンバープレートがついていなかった、日の丸がついていなかったという部分なんですけれども、これは日本の常識でいえば非常に不思議で、いろいろな目的もあったと思うんですけ...全文を見る
○阿久津委員 私は、どこで発見されたというのは非常に重要なことだというふうに思っています。なぜそれが言えないのかというのが私には理解できないんですけれども。  今、外していた理由というのは治安上ということですけれども、私は、治安上であるならば、これは、実際殺害されてしまったわけ...全文を見る
○阿久津委員 続けて、ハッサン・フセインさん、第一発見者と言われる方について伺いたいんですけれども、私が事前に伺った外務省の方とのお話では、ハッサン・フセインさんの名前が確定されていない、そういう人物がいたのかどうかわからないということだったというふうに思うんですけれども、第一発...全文を見る
○阿久津委員 今の答弁でいえば、ハッサンさんに会っているのではないですか。つまり、ハッサンさんを含めて、ハッサンさんが第一発見者かどうかはわからないけれども、ハッサン・フセインさんを含めて何人かの人に一応は、川口大臣の命令で大使館を通じてイラク人の調査団が調査しているのではないん...全文を見る
○阿久津委員 どうもわからないですね。ハッサン・フセインさんを含めて事情聴取をしているはずですから、そこのところをもう少し明らかにしていただきたいんですけれども。  それでは、何か聞くところによれば、パスポートが後から出てきたというふうに聞いているんですけれども、まず、ティクリ...全文を見る
○阿久津委員 米軍が後で回収した、パスポートを持ってきたということだと思うんですけれども、であるならばその時刻、それから、入手した現地人がわかるはずですから、その氏名を資料要求したいと思うんですが、委員長、お願いいたします。
○阿久津委員 はい。  そうしたら、パスポートを回収した時刻、入手した人の名前、それから、今まで全貌がわかりませんので、それに加えてCPAから日本政府に送られた外交官殺害事件に関する報告書があると思うんですけれども、その報告書、さらに、これまでの議論の中で、今まで公開されていな...全文を見る
○阿久津委員 ありがとうございます。  もうそろそろ時間になってきたんですけれども、私は、たまたまテレビをひねりましたら、「戦火の勇気」という映画をやっていまして、これは一九九六年のアメリカ映画で、デンゼル・ワシントンとメグ・ライアンが主演の映画なんですけれども、この映画を見て...全文を見る
03月31日第159回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○阿久津委員 民主党の阿久津幸彦でございます。  質問に先立ちまして、先ほどの私どもの同僚議員でございます前原委員の質疑の中で、三月三十日、安保委員会で、我が国の領土保全に関する件ということで、我が国の領土保全上に大変遺憾な事件があった、万全の対策をとるべきであるという決議がさ...全文を見る
○阿久津委員 ぜひよろしくお願いいたします。  それでは、私の方からは、三月十六日の外務委員会での私の質疑に続いて、平成十五年十一月二十九日に起こりましたイラクでの日本人外交官の襲撃事件について伺いたいと思います。  この事件については、今なお米軍による誤射説が払拭されていな...全文を見る
○阿久津委員 いや、三枚は公開されましたね、八枚の未公開について、その決定の責任の所在はどこにあるのかということを聞いているんです。これは、今のお答えでは、外務大臣というふうにお伺いしていいんでしょうか。
○阿久津委員 当初、被害車両が戻ってこない心配があり、これらの写真が唯一の情況証拠となる可能性があるため、警察庁の方から外務省へ写真の公開を控えるよう要請したとの話も聞いているんですけれども、これは事実でございますか。警察庁の方から。
○阿久津委員 警察の方も、車両本体が戻っておりますので、間もなく、四月上旬くらいまでにその分析結果も出るというふうに聞いております。御遺体の司法解剖結果とも突き合わせて、そういう何らかの報告が出ると聞いておりますので、ぜひ、その後については、御遺族の心境にも十分に配慮した上で、す...全文を見る
○阿久津委員 御遺族の意向にも配慮した上で公開する方法が幾つでもあると思いますので、ぜひ公開の実行をお願いしたいというふうに思います。  続いて、私の資料請求の事項の二点目の、CPA報告書について伺いたいと思うんですが、これも、警察庁から車両の検査、分析結果が出る四月上旬なら出...全文を見る
○阿久津委員 ちょっとこの資料にこだわる理由の一つが、事件当日、在イラク日本大使館に事件の第一報が入ったと思うんですけれども、それがCPAからなのか米軍からなのか、ちょっと今までのいろいろな答弁とか資料を突き合わせてみたんですけれども、二説存在しているように思うんですけれども、こ...全文を見る
○阿久津委員 日本大使館が第一報を受けたのはあくまでCPAということだと思うんですけれども、だとすると、逢沢外務副大臣が、三月二十一日、テレビ朝日の「サンデープロジェクト」でおっしゃっているんですけれども、CPAから日本へとおっしゃいましたけれども、日本政府には米軍から、米軍から...全文を見る
○阿久津委員 これはテレビでの口頭でのやりとりなのでなかなか難しい部分があるんですが、私は、逢沢副大臣のおっしゃり方というのは、むしろ本当に近いのかなというふうに、正直なのかなというふうに印象を持っております。  これは、田原さんが、ただ、さっきの事件が起きてから例の空白の六時...全文を見る
○阿久津委員 この件については、国民の皆様に今の質疑の内容を御判断いただくしかないと思うんですが、ナンバープレートの問題についても伺いたいと思うんです。  ナンバープレートのいろいろな事情について、外されていた事情について、理事会に提出された三月二十六日付の外務省資料では、車両...全文を見る
○阿久津委員 これは、議事録を見ると、   このナンバープレートは発見されておりますが、どこで発見されたかということについては必ずしも今申し上げることができないと思いますが、この点は、遺留品と申しますか、車の中で私ども回収しておりますけれども、その回収場所について、当初その身元...全文を見る
○阿久津委員 私は、堂道局長が、突然の質問であったとはいえ、何かよくわからない、恐縮ですが、支離滅裂とも言える答弁をされたことを、あえてちょっと推察すれば、ナンバープレートは車両から外されて車内に保管されていたんだと思うんですね、確かに。それを米軍が現地でいち早く回収して、それで...全文を見る
○阿久津委員 納得はいかないんですね。納得がいかない同じ理由で、パスポートについても私は納得がいっていないんです。  米軍が部族長から回収したが、部族長の名前は安全上言えないということなんですけれども、部族長の名前が言えないのは、ここに偽りがあるからではないかというふうに考えて...全文を見る
○阿久津委員 この事件が仮に、万が一と言った方がいいんでしょうか、仮に米軍による誤射だとしても、米国にとってその事実を隠す国益上の理由というのはほとんどないというふうに私は思っているんです。もちろん、米軍の誤射説が現時点で正しいというふうに言えるわけではないんですけれども、むしろ...全文を見る
04月28日第159回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○阿久津委員 民主党・無所属クラブの阿久津幸彦でございます。  三十分という限られた時間でございますので、私の方からは、前半はパレスチナ問題についてお話をさせていただきたいと思うんです。  といいますのは、昨年六月、米国、イスラエル、パレスチナ三者首脳会談がございまして、イス...全文を見る
○阿久津委員 川口大臣、もう少し踏み込んで御発言いただければありがたいなというふうに思うんですが、今、大まかな趣旨で言えば、堂道中東アフリカ局長及び竹内外務事務次官の方から、政府としての立場については説明させていただいているという答弁だったと思うんですけれども、川口大臣として、ど...全文を見る
○阿久津委員 私は、この局面というのは日本外交の踏ん張りどころというか、世界に向けてしっかりとしたメッセージを送っていく上での大事な局面だというふうに思っております。  今、大臣の口からも厳しいお言葉をいただけたのは非常にありがたいと思っております。というのは、ランティシ氏の殺...全文を見る
○阿久津委員 私も、ロードマップのテーブルにぜひイスラエル、パレスチナ双方を再び戻して、日本も、欧米諸国やあるいはアジア諸国とも協力しながら、適切なメッセージを適切なタイミングで発していくことが極めて大事だというふうに思っております。  といいますのは、中東の紛争、中東問題の解...全文を見る
○阿久津委員 理事会でもその公電を明らかにするようにという要求がなされているようなんですが、この場でも再度要求いたしますので、ぜひこの公電を出していただきたいというふうに委員長にお願いいたします。
○阿久津委員 それから、イラク人専門家の現地調査報告書、上村イラク臨時代理大使の現地調査報告書、これを、結論から言えば出せないということなんですけれども、なぜ出せないのでしょうか。
○阿久津委員 ちょっと警察庁の方に伺いたいと思うんですけれども、この報告書、お受け取りいただいていると思うんですけれども、これはもちろん、捜査がある程度いった段階では外務省に戻るわけですね。ちょっと確認なんですが。
○阿久津委員 この両報告書は、国民の税金が使われてつくられた報告書でありまして、しかも、極めて公益性というのか公性が強い報告書だというふうに私は思っております。  それで、自民党を含む与野党の多くの議員が、衆参さまざまな委員会で繰り返し繰り返しこの問題について、外交官の殺害事件...全文を見る
○阿久津委員 大臣、今までに十分に説明した、できることについては説明したということなんですけれども、この前の今野委員の質疑においても、たかが、たかがと言ったらいけないかもしれないですけれども、無線機がついているかどうかさえ、今野委員がどなり声を上げて二度、三度聞き返さなかったら、...全文を見る
○阿久津委員 それから、今野委員の方から参考人招致要求も出されております。理事会の方ではその理由について説明があったということなんですが、上村イラク臨時代理大使及び岡本前首相補佐官の参考人招致要求、これは現時点ではできないということなんですけれども、それでは、上村イラク臨時代理大...全文を見る
○阿久津委員 上村イラク臨時代理大使は、奥大使や井ノ上書記官と最後に電話連絡をとった方だと思うんですね。現地にも一番近いところにいて、一番状況もある意味ではわかっていたし、悲しみも一番大きかった方の一人だというふうに思っているんです。  やはり、この上村イラク臨時代理大使から直...全文を見る
○阿久津委員 それから、続けまして、岡本前首相補佐官の参考人招致要求についても、できないということなんですが、これについてはちょっと理由を改めて聞かせていただきたいんですけれども。
○阿久津委員 理由を聞いているんです。もう一回お答えください。今のは理由になっていないです。
○阿久津委員 このほとんど何も書いていない外務省からの岡本行夫首相補佐官の訪問日程予定という配付資料、これだけ見ても、「岡本補佐官はシリアで奥大使と合流し、その後イラクには、奥大使と共に移動する予定であった。」というふうにつけ足しのように書いてあるんです。これだけ見ていても、要す...全文を見る
○阿久津委員 まだまだ残してしまった質問がたくさんあるんですが、もう時間がほとんどなくなってしまいましたので、最後に一点だけお伺いしたいと思うんです。  被害車両の確認を外務委員会で行うべきだというふうに私は思っているんです。これは、例えば御遺族の方々の御心情とかそういったもの...全文を見る
○阿久津委員 警察庁の方は、この捜査の方は大体、もうそろそろ見通しがついていいころだと思うんですけれども、この車に関して、いつぐらいであれば警察庁として捜査のある程度のめどをつけられるでしょうか。この前、中間報告が出たと思うんですけれども。
○阿久津委員 川口大臣、最後に一言だけで結構なんですけれども。やはり被害車両の確認がどうしても必要なんですよ。もう捜査もほとんど終わっていると私は思うんです。もうちょっとで踏み出しそうな御答弁だったんですけれども。  ぜひ、これは外務委員会として視察をさせていただきたい。そのこ...全文を見る
○阿久津委員 以上です。
06月09日第159回国会 衆議院 外務委員会 第21号
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○阿久津委員 民主党・無所属クラブの阿久津幸彦でございます。  本日は、三条約の承認案件についてまずお伺いをしたいと思います。  初めに、千九百九十二年の油による汚染損害の補償のための国際基金の設立に関する国際条約の二千三年の議定書について伺いたいと思います。  私の印象で...全文を見る
○阿久津委員 私も、プレステージ号事件以来、日本でいえば国土交通省を中心にさまざまな対策がとられているということを存じ上げております。先ほどの条約の説明であれば、事後的かつ実害に基づいてということでございましたので、安心いたしました。  続いて、米国は国際油濁補償基金条約には加...全文を見る
○阿久津委員 米国油濁法が一九九〇年にできたのも、被害総額千四百億円に上る一九八九年のアラスカ沖エクソン・バルディーズ号事故による広範囲の汚染がきっかけと聞いております。ほぼ同額を補償できる国際条約が整ったわけですから、先ほどそんなニュアンスのお答えも門司さんの方からいただいたん...全文を見る
○阿久津委員 海運はもともと、海は世界どこでも一つということで、十九世紀ぐらいから非常に国際性が富んでいる分野だと聞いております。ぜひ、より安定に向けて、一元化への努力を行っていただきたいということをお願いしたいと思います。  次の条約の方に移りたいと思います。  千九百七十...全文を見る
○阿久津委員 私の知るところでは、一九九二年に当時の環境庁が船舶排出大気汚染物質削減手法検討委員会を発足させ、国レベルでの検討を始めてから十年以上たっているわけですけれども、これまで我が国は船舶に対する一律の排出規制を行ってきませんでした。  一九九七年の国際海事機関、IMOで...全文を見る
○阿久津委員 ちょっと費用の点について伺いたいと思うんですけれども、本議定書に基づく規制の実施に伴う費用増はどのぐらいのもので、国内的にどのような影響が予想されるのか、伺いたいと思います。
○阿久津委員 海の国際的なおきては冷酷なまでの自己責任原則だそうなんですが、シーマンシップというのは、みずから進んでさまざまなことをやっていく上で、できるだけ外から規制されないでみんなの海を守ろうという意味も入っているというふうに聞いているんですけれども、もちろん、このような社会...全文を見る
○阿久津委員 先ほど七億六千万ドルと聞いて実はびっくりしまして、実は先ほど自席で一生懸命計算していたんですけれども、七万六千ドルが正しい数字と伺って安心しました。この程度の分担金であれば、おつき合いとしても許される範囲ではないかと考えております。  それでは、一通り条約の関連の...全文を見る
○阿久津委員 児童福祉法の改正の方がなかなか時間ぎりぎりなのかなというふうに思っているんですけれども、この問題については、与党も野党もないと私は考えております。こうしている今も、世界じゅうで一年間に人身売買される子供たちの数は百二十万人、また、戦争に駆り出される十八歳以下の子供た...全文を見る
○阿久津委員 欧米では、この不適切な養子縁組はかなり問題になっているというふうに聞いています。それで、ひどい例を挙げると、養子縁組の形をとりながら子供を買い上げて、朝から晩までずっと働きづめでその子供を扱って、女の子であれば少し年齢になると性的搾取に至るという、今の私たちの常識で...全文を見る
○阿久津委員 我が国の制度は、たしか家庭裁判所が責任を持つというか、家庭裁判所が判断をするということで、それ自体、悪い制度だというふうに私は思っていないんですけれども、このハーグ条約を結ぼうとすると、この養子を保証するみたいな、責任の所在を明確に受け合う機関が必要なので、日本の法...全文を見る
○阿久津委員 ユニセフも、子供に多い養子売買、家事労働者として搾取ということを指摘しておりまして、特に今ヨーロッパでこれが大きな問題になっているんですけれども、必ずアジアの方にも広がってくるということを私は懸念しております。まだまだ私も勉強不足なんですけれども、家庭裁判所での決定...全文を見る
○阿久津委員 イラクの問題ももちろん深刻なんですけれども、世界には本当に貧しい国がありまして、何をもって貧しいかというのはなかなか難しい部分が定義の上ではありますけれども、国際機関のレーティングで言うと、北朝鮮よりもアフガニスタンは貧しい国ということを聞いております。  特に、...全文を見る
○阿久津委員 戦争から平和に向けて復興させていくモデルケースにアフガニスタンをしたいという力強い表明をいただきまして、本当に感謝申し上げます。  日本円千円で、アフガニスタンの子供一人が小学校に復帰できるそうです。ただし、一年間だけ寄附していると、また学校に行けなくなってしまう...全文を見る
11月16日第161回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○阿久津委員 民主党の阿久津幸彦でございます。  まず冒頭、ちょっと委員長に一言お願いを申し上げたいと思います。  日歯連に絡む政治家と金の問題について、ぜひ事実関係を明らかにする十分な議論を本委員会で行っていただけるよう、冒頭におきまして委員長へ伏してお願い申し上げたいと思...全文を見る
○阿久津委員 今の言葉を私は信じているんですけれども、信じれば、逆に言うと、この趣旨説明を縦、横、斜めどう読んでも、突然にいわゆる北朝鮮の部分を除外にしている、これが、逆に言えば、冬柴先生の説明を聞けば聞くほど矛盾に満ちていて、理解できないんです。その上で幾つか質問をさせていただ...全文を見る
○阿久津委員 それでは、もう時間も限られておりますので、この法案の第一章第二条の二号及び附則第三条第一項の解釈、この部分に絞って質問をさせていただきたいと思います。  本法案第一章第二条、「永住外国人の定義」の第二号に特別永住者を含むことが明記されている一方、附則の第三条、「永...全文を見る
○阿久津委員 今の答弁であればもう冬柴先生はおわかりだと思うんですけれども、第一の矛盾点としては、そうしますと、特別永住者、これは、韓国籍、それから台湾、これはイコール中国ということですね。そうすると、無国籍も含まれてしまうということは当然わかっていますね。いかがでしょうか。
○阿久津委員 無国籍はこの対象にならないんですか、この法案の読み方は。特別永住者に無国籍は入るんではないですか。いかがですか。
○阿久津委員 法務省の入国管理局長がいらしていると思うんですけれども、いかがでしょうか。
○阿久津委員 つまり冬柴先生、今のところは矛盾点なんです。少人数であっても、逆に、もう冬柴先生はよくおわかりですから、そこのところにまずこの法案の矛盾点があるということをぜひ御理解いただきたいと思います。  続きます。  なぜ、それらの人々への選挙権付与を除外するのかというの...全文を見る
○阿久津委員 大韓民国の憲法第三条が規定している領土条項に基づいて、「北韓地域は大韓民国の主権が及ぶ領土の一部であり、したがって北韓地域に居住する住民または北韓の海外公民の実体法的地位は、大韓民国国民である」とされていることを御存じですか。
○阿久津委員 であれば、お言葉を返すようなんですけれども、この冬柴先生の趣旨説明、二ページ目の「第三点」のところで、「このような永住外国人が本法に基づき我が国の地方選挙権の付与を求めるとしても、その国交のない本国がその付与に強く反対している場合にあっては、我が国の地方選挙権を取得...全文を見る
○阿久津委員 例えばの後を聞きたかったんですが。今のお答えそのものが矛盾しているんです。  それでは、なぜ除外するんですか。なぜ除外するんですか。今のこの趣旨説明の書いてあることを冬柴先生は今否定されたんですよ。つまり、我が国のこの国の立法政策に従って我が国で決めればいいことで...全文を見る
○阿久津委員 聞けば聞くほど、冬柴先生のお話の中で矛盾点が露呈されてしまっていると私は思います。  今度は自民党に配慮されているんですか。自民党に配慮されて、これを入れれば自民党が納得するから、あるいは納得する可能性があるからという意味ですか。ちょっと失礼な質問ですが。
○阿久津委員 ちょっと法務省に確認したいと思います。  一九九一年四月、いわゆる入管特例法が制定され、朝鮮籍、韓国籍、台湾イコール中国籍及び無国籍の方々を統一して特別永住者として永住できることとした在留資格の一元化の趣旨に附則第三条第一項は反しないか、お答えできるでしょうか。
○阿久津委員 もう答弁されているんですよ。一九九一年四月十二日、入管局長の答弁で、さまざまな在留の資格をもって日本に居住しておられる方々につきまして、同じ歴史的な経緯があるということにかんがみまして、それらのさまざまな日本における在留の資格というものを新しい特別永住という形で一本...全文を見る
○阿久津委員 何を言っているか本当にわからないという声が出ています。  もう時間がほとんどなくなりましたので、最後に、冬柴先生の方に質問させていただきたいというふうに思います。  公明党は、特に冬柴先生を中心にこの問題を非常に熱心に研究されて、ある意味ではもう知り尽くされてい...全文を見る
○阿久津委員 お心をしっかり理解した上で、また今後ともよろしくお願いいたします。  どうもありがとうございました。