阿久津幸彦

あくつゆきひこ

比例代表(東北)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

阿久津幸彦の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○阿久津委員 民主党・無所属クラブの阿久津幸彦でございます。  森田先生の先ほどの質問とは方向性がある意味では逆のところから大臣にお聞きすることになると思うんですが、大臣所信ということに対する質疑ですので、まず初めに少々大きなテーマから質問をさせていただきたいと考えております。...全文を見る
○阿久津委員 人口減少社会を展望し、見据えていく中で、限られた予算の有効活用ということ、それから、いかに経済を発展させていくかということ、私も今の大臣のお話よくわかるんですけれども、私は、その処方せんの一番は地方分権、真の地方分権にあるというふうに考えているんです。  といいま...全文を見る
○阿久津委員 まず、大臣の言葉で語っていただけたことには感謝したいと思います。  ただ、今の中でちょっと気になるところを一点まず申し上げると、市町村合併なんですけれども、もちろん大臣はそういう意味でおっしゃったんじゃないと思うんですが、市町村合併が中央からの押しつけで行われると...全文を見る
○阿久津委員 続いて、国土計画について伺いたいと思うんですが、国土計画については、大臣所信の中で「開発を基調としたこれまでの計画から利用と保全を重視したものに転換を図る」とさらっと述べられているわけなんですけれども、この転換を説明するには、社会経済状況の変化だけでは私は不十分だと...全文を見る
○阿久津委員 私も、第一義的に欠けていたのは地方分権という発想だというふうに考えているんですね。  大臣所信でも「国と地方の意見調整の仕組みを構築するため、国土総合開発法を見直します。」というふうにあるんですけれども、これほど大きな方向転換をするのであれば、地方の意見を聞く仕組...全文を見る
○阿久津委員 国土交通省の方でつくられた説明書を拝見しても、全国総合開発計画のところで、下に注がついておりまして、地方の意見を聞く仕組みはなしと書いてあるんですよ。これは国土交通省の資料ですよ。  この発想の大転換をやるのであれば、やはり私は、全総の廃止をしっかりやってけじめを...全文を見る
○阿久津委員 次に、地域再生、都市再生の方に話を移したいと思うんですけれども、先ほども大臣、まちづくり交付金の増額という話をされておりました。いろいろあるんですけれども、私も歓迎をしております。  地域再生、都市再生への取り組みについて、省庁再編による旧建設省と旧運輸省の垣根が...全文を見る
○阿久津委員 内閣府のマイナス要因とは言わないですけれども、その問題点というものも、私はそのとおりだと思います。それを超えていくためにも、やはり省庁の壁を超えて、きっちりとテーマごとにもっともっと努力をしていくということが大切だと私は思いますので、そこのところをぜひよろしくお願い...全文を見る
○阿久津委員 今まさに、この公共工事の品確法の議員立法をめぐり、与党の方でも野党の方でも猛勉強をしながら対応しようとしております。  ただ、大臣の今の答弁を伺っていると、ちょっとこれは質問通告していないんですけれども、だったら、なぜ内閣提出法案としてこの公共工事の品質確保をする...全文を見る
○阿久津委員 それでは、ちょっと先を急いで、次の質問に移らせていただきたいと思います。  道路関係四公団の民営化が行われるわけなんですけれども、民主党は、もちろん、高速道路は無料化して社会資本を最大限有効に活用すべきという考えに立っておりますし、今もこの考えは変わっておりません...全文を見る
○阿久津委員 ETC活用によるETC割引の増額を含めて、いろいろな可能性があると私は思いますので、ぜひともそこを柔軟に考えていただいて、三多摩格差の解消に向けても御努力をいただきたいというふうに考えております。  それから、ETCの話が出ましたので、ちょっともう一つETC関連な...全文を見る
○阿久津委員 この問題、ぜひ万全を期してもらいたいんですよ。というのは、ETCレーンを渡った職員の方が悪いじゃないかともとれる最初の説明だったんですけれども、そうじゃなくて、それこそ猛スピードでETCレーンへ向けて突っ込んでくる車もあるわけですね。そのような中で、トイレ休憩を含め...全文を見る
○阿久津委員 これは首都高の方とも話したことがあるんですけれども、結局、ばら銭で払った方がもちろん早いし、千円でおつりを取るにしても、あらかじめ三百円のおつりを用意しているから早いと言うんです。それがないと渋滞しちゃうと言うんですよ。それが理由にされているんです。  でも、私、...全文を見る
○阿久津委員 実は、この住宅金融公庫の独立行政法人化については、一方で、本当に状況が苦しくなったとき、例えばインフレが本当に進んでしまったときにも、引き続き市民、国民に対してきちんとお金が貸してもらえるのかというような不安ももちろんあるんですね。もちろん証券化等で民間にお金を入れ...全文を見る
○阿久津委員 九州南西海域の工作船事件を経て、不審船ももっともっと重装備になっているという話も聞いております。  もう時間がなくなりましたのでお願いだけにかえさせていただきますけれども、緊張の可能性が以前よりは高まっているし、海保の重要性も上がっているわけですから、装備の部分で...全文を見る
03月18日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○阿久津委員 民主党の阿久津幸彦でございます。  公共工事のあり方全般について質問をさせていただきたいと思います。  さて、昨年末、臨時国会の終了間際、与党から議員立法という形で、公共工事の品質確保の促進に関する法律案の提案を受けました。政府が課徴金引き上げを柱とする独占禁止...全文を見る
○阿久津委員 私も、第一義的には、納税者である国民のために、公共の財産を築くために公共工事はあるんだというふうに考えております。  しかし一方で、公共工事にはそのほかにも多様な側面があると言われております。例えば、郷土愛から、できるだけ多くの高額な公共工事を地元に持ってきたい、...全文を見る
○阿久津委員 私も、情報公開の徹底が、談合、特に官製談合の防止に向けて一番大切な事項だというふうに考えております。  また、入契法では、情報公開のほかにも、第三者機関の有効活用とか、入札における苦情処理についても言及されておりまして、それらをきっちりと実務的にも守っていかなくて...全文を見る
○阿久津委員 一方、先ほど私指摘もしたんですけれども、発注者、特に市町村の技術力向上をしっかりとやっておかないと、結局、市町村が技術力を自分で評価できないために、結果的に官製談合を誘発してしまうということにもつながると思うんですが、国土交通省として、発注者、特に市町村の技術力向上...全文を見る
○阿久津委員 データベース化ももちろん大事なんですけれども、会計法でも指摘されている検査監督が、私は現状として市町村は不十分なんではないかというふうに思っているんですね。特に中間検査をもっともっと確実に行えば、いわゆる手抜き工事みたいなものは事前に防げるというふうに思うんですが、...全文を見る
○阿久津委員 市町村自身の技術力向上についても、引き続きぜひ御指導をよろしくお願いしたいというふうに思います。  それから、先ほど玉置委員の方から下請業者についての話がございましたが、ちょっと大臣の方にも改めてそこのところを確認したいと思います。  公共工事の下請、孫請に対す...全文を見る
○阿久津委員 大臣、この問題は、国土交通省が把握している以上に、実態面はもっともっと深刻だと思うんです。ぜひ、そこのところをよく御理解いただきまして、しっかりとした御指導をお願いしたいというふうに改めてお願いしておきます。  最後に一点だけ、どうしても気になっている問題について...全文を見る
○阿久津委員 おっしゃることはわかるんですけれども、私は、本当にフェアな技術的な競争をしていけば、その結果として価格もついてくるのかなと。それによって入札価格が安くなることもあるし、高くなることもあるし。ぜひ、これは今結論を出すという問題ではございませんけれども、この予定価格の問...全文を見る
03月29日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○衆議院議員(阿久津幸彦君) 現在、多くの発注者において、経営力等に着目して企業をランク分けし、そのランクに応じて入札に参加できる工事規模が決められております。技術力の重視は、それぞれのランクごとに不良不適格業者を排除し、適切な施工能力を持つ企業による競争が行われることを目的とす...全文を見る
○衆議院議員(阿久津幸彦君) 民間部門における賃金等の労働条件については、公共工事に係るものであるか否かにかかわらず、基本的に個々の労使当事者が取り決めるものであり、その際の適正な労働条件については労働基準法を始めとする労働関係諸法によって規定されております。  このため、公共...全文を見る
04月22日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○阿久津委員 民主党の阿久津幸彦でございます。  傍聴人の大勢の方々に比べまして、ちょっと委員の先生方の出足が悪いようでございますが、一生懸命頑張ってやらせていただければと思います。  住宅二法について、国と地方の……(発言する者あり)はい、御静粛に。住宅二法について、国と地...全文を見る
○阿久津委員 大臣のこの答弁の仕方を通じて大臣の胸の内が何となくわかったような気がいたしますので、もうこれ以上は申し上げないんですけれども、この法律は、公営住宅法の一部改正は管理主体拡大の話、住宅金融公庫法の一部改正と都市再生機構法の一部改正は政府貸付金の繰り上げ償還の話で、特別...全文を見る
○阿久津委員 ありがとうございます。  質問の方を次に移らせていただきたいと思います。  公営住宅法の一部を改正する法律の一部改正において、家賃収入補助を平成十七年度までとするとありますが、家賃収入補助の廃止は公営住宅の果たしている住宅セーフティーネットとしての役割の低下につ...全文を見る
○阿久津委員 今回の措置で住宅セーフティーネットとしての役割の低下につながらないように、ぜひ大臣の方も御指導のほどをよろしくお願いいたします。  続きまして、公的賃貸住宅のうち、公営住宅の管理戸数が約二百十九万戸ありますが、それに次いで管理戸数が多いのは、都市再生機構の賃貸住宅...全文を見る
○阿久津委員 情報交換を含め相互協力はあり得るけれども、地方公共団体または地方住宅供給公社が、都市再生機構の賃貸住宅を管理主体となって一括管理するようなことはないということを確認させていただきました。  続いて、ちょっとややこしい質問に入らせていただきたいと思うんです。  独...全文を見る
○阿久津委員 大臣、その意味は十分にわかっているんですけれども、そもそも、先ほどの同僚議員の質問の中でも確認していただいたところなんですけれども、今回の補償金の支払いを前提としない繰り上げ償還が極めて例外的な措置であることは十分御理解いただいていると思うんです。これは、国民負担を...全文を見る
○阿久津委員 私は、むしろそこが危ないと言っているんです。先ほど伴理事長が最大限の努力を約束したわけなんですけれども、ここのところは、大臣、やたらに賃貸住宅の収益に手をつけないようにしっかりとチェックしてほしい。最終的には、大臣の承認がなければできないんですから。  それから、...全文を見る
○阿久津委員 ありがとうございます。はっきりと確認させていただきました。  続いて、もう一つの法律の方に入らせていただきたいと思うんですが、地域における多様な需要に応じた公的賃貸住宅等の整備等に関する特別措置法案について伺いたいと思います。  この法案の中で地域住宅協議会とい...全文を見る
○阿久津委員 今の御趣旨からすると、この法律では地域住宅協議会の設置をできる規定にしてあるわけなんですけれども、本当にうまく運用させることを考えるんだったら、義務規定にするという議論はなかったんでしょうか。
○阿久津委員 私は、だからだめだと言っているんではないんですけれども、今お話にありましたように、協議会の決定事項が尊重義務というふうになっているんですね。私は、ここのところに実はちょっと、アンバランスというか、違和感を感じるのは感じるんですね。  あと、市レベルにどのように周知...全文を見る
○阿久津委員 まだまだ事前の段階なので、いたし方ないところもあると思うんですけれども、現時点の事前説明だと、まだ市町村で、先ほどの九つの中で三つは、何か聞いていないんじゃないかと言っているんです。ですから、それを徹底していただくこと。  それから、これから、特に基礎自治体の力量...全文を見る
○阿久津委員 地方分権をしっかりやることはもちろん大切なことだし、地方に任せられることは地方に任せるということも本当の意味では大事だと思うんですけれども、だからといって、国の責任が軽くなるわけではないし、なくなるわけではないというふうに思っております。  特に、住宅セーフティー...全文を見る
04月27日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○阿久津委員 民主党の阿久津幸彦でございます。  事故の関係で、北側大臣、大変お疲れだと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。  四月の二十二日に行いました質疑に続きまして、住宅二法について質問をさせていただきたいと思います。  地域における多様な需要に応じた公的賃貸...全文を見る
○阿久津委員 大臣から住宅セーフティーネットというキーワードがなかなか出ないので心配していたんですが、市場重視一辺倒でいってしまってはいけない、市場重視は図りつつ、一方で、その対立として、住宅のセーフティーネットが非常に大切だということだと思うんですが、今の御答弁を私なりに解釈い...全文を見る
○阿久津委員 そうしますと、私の質問の後段の部分なんですけれども、族議員の口ききや役人による恣意的な裁量等を排除する仕組みというのは、事後評価とその公表ということで、特に排除される仕組み、排除する仕組みというのはないということですか。
○阿久津委員 私はそれでは、不正というか、そこの部分は排除されるのかなという不安があるんですね。  というのは、これは初年度で五百八十億円予算をつけるわけですよね。ちょっと、私、地方分権という部分で、何か地方に任せる以上は地方に余り口出ししちゃいけないんだみたいに考えていらっし...全文を見る
○阿久津委員 私が言っているのは、今のは、何でもかんでも渡すんではなくて、ちゃんと金額も含めて、その地方の計画に基づいて、それが基本方針にかなっているかどうかということで見るから大丈夫なんだということだと思うのですけれども、そうじゃなくて、全部終わって、終わった後に、その使われ方...全文を見る
○阿久津委員 私もちょっと後で失敗したなと思ったのは、修正なりして附則で五年後の見直し規定を入れておけばよかったなとちょっと思ったのですけれども、今、でも局長が前向きの答弁をいただいたので、ぜひ五年後のチェックというか、五年じゃなくてもいいのですけれども、後である年月を置いて、地...全文を見る
○阿久津委員 私も、最終的には責任は公団にもちろんあるというふうに当然考えています。  ちょっと、国民の皆さんにもわかるように、簡単にどのような状況だったかお話しすると、最初そこに住んだ方々は、雨漏りがするということで、おかしいな、おかしいなといって何度直しても雨漏りが直らない...全文を見る
○阿久津委員 私は、やはりその姿勢に一番問題があったのかなというふうに思っているんです。  せっかく理事長に来ていただいたので、今回の瑕疵問題を早期に解決するために都市再生機構としてどのように対応していくのか、また、今後の都市再生機構の信頼回復に向けての決意をいただければと思う...全文を見る
○阿久津委員 理事長、しっかり頼みますね。  最後にちょっと大臣に見解だけ伺いたいと思うんですが、大臣にどうしても聞いてもらいたい文章というか、私、この問題で地元からたくさん御意見をいただいたんです。  一人の方は、小学校、中学校の子供三人と奥様、妻の五人家族だったんですけれ...全文を見る
○阿久津委員 大臣の力強い言葉に感謝申し上げ、終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
06月10日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○阿久津委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案に対して、反対の立場から討論を行います。  以下、反対の理由を述べます。  民主党は、国土計画とは、当面の経済状況等に左右されるべきものではない、国家百...全文を見る