阿久津幸彦

あくつゆきひこ

比例代表(東北)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

阿久津幸彦の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第204回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○阿久津委員 立憲民主党・無所属の阿久津幸彦でございます。  総理、早いもので、本日で菅政権発足百五十五日目ということでございます。おめでとうございます。  米国のマスコミは、最初の百日間はハネムーン期間といって、余り批判もせずに大切にしてくれるそうなんですけれども、それ以降...全文を見る
○阿久津委員 それでは、念のための確認になるんですけれども、今やるべき、総理として立ち向かうべき最優先する課題は何でしょうか。念のため伺わせてください。一言で。
○阿久津委員 コロナの収束ですということでございます。  それで、総理も御記憶にあると思うんですけれども、二月二日の総理記者会見のときに、イギリスの軍事専門誌のジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー東京特派員の高橋浩祐さんが最後に総理に質問されたと思うんです。簡単に言うと、三つ...全文を見る
○阿久津委員 立憲民主党が批判だけではなくて提案もしているということを、ちょっとこちらの表を見ていただいて、説明はしません、見ていただければというふうに思っております。  それで、今のところをちょっと触れれば、ワクチン接種が遅れた理由は、新薬審査体制ができていないからだと思いま...全文を見る
○阿久津委員 まるで守護神のように、私が質問すると、ぺらぺらぺらっと詳細に、お詳しいですからね、田村大臣、お答えになる。これは私は、国民から見ると、易しい言葉で、アバウトでいいんですよ、アバウトで、国民に向かって菅総理が直接答えてほしいんです。  どうですか、見通し、今後のコロ...全文を見る
○阿久津委員 総理、朴訥に話されるのは決して悪いことではないと思うんです。ただし、何度も何度も、そういう方の場合は国民に話された方がいいと思うんですよ、私。国民は総理の言葉を待っているんですよ。総理に直接、コロナの見通しがどうなっているのか、どうやれば収束するのか、ワクチンは大丈...全文を見る
○阿久津委員 ジョーとヨシというんですか。それも結構だと思うんですけれども、やはり、直接本当は会って、しっかりときずなを深めたいですよね。今、コロナ禍ですから、いろいろ難しい部分はあると思うんですけれども。  総理、それでは、バイデン大統領とは二度の電話会談をしていると思うんで...全文を見る
○阿久津委員 総理、私の手元に外務省の電話会談の概要があるんですけれども、それを見ると、総理とバイデン大統領との電話会談、これを見る限りは、コロナに関しては総理はほとんど何もおっしゃっていないんです。正確に言います、正確に言うと、日米でコロナに関して緊密に連絡は取りましょうという...全文を見る
○阿久津委員 総理、それでは答えになっていないんです。  例えば、イギリス、ボリス・ジョンソン首相とは、アストラゼネカ社のワクチン調達の件で、アフリカ等で変異株への有効性はどうなっているんだ、そのぐらい聞いてくださいよ。聞いていないですか。     〔山際委員長代理退席、委員...全文を見る
○阿久津委員 この外務省からの概要を見ると、意外に詳しいことが書いてあるんですよ。例えば、中国の海警法を含め、東シナ海、南シナ海における一方的な現状変更の試み及び香港、ウイグル自治区の状況についての懸念を共有し云々かんぬんと書いてあるんですよ。結構オリンピックについても詳しく書い...全文を見る
○阿久津委員 私が今やり取りをさせていただく限りは、大変失礼ですけれども、コロナ外交ができていない、そう言わざるを得ない、そういうふうに私は思います。  関連しますので、もうちょっと具体的な話をしたいと思います。  経済と暮らしの部分で、今国民はかなり窮乏している、かなり厳し...全文を見る
○阿久津委員 ありがとうございます。総理、是非もう一工夫していただいて、使いやすいようにすることをお願いいたしまして、質問とさせていただきます。  ありがとうございます。
03月10日第204回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○阿久津委員 立憲民主党・無所属の阿久津幸彦でございます。  米国では、共和党のトランプ大統領から民主党のバイデン大統領への政権交代が行われました。そして、三月三日、バイデン政権は、米国の国家安全保障及び外交政策に関する国家安全保障戦略暫定指針を発表しました。  日本でも、私...全文を見る
○阿久津委員 私も、ワクチン接種環境の整備というのをワクチンそのものと同じぐらい大事だというふうに思うんです。特に日本の場合は、自慢の、NGOと外務省との連携もありますし、NGOもうまく連携して、駆使して、これを是非広げていっていただきたいと思います。  一点だけ。これは質問で...全文を見る
○阿久津委員 国ごとで地域状況はいろいろ違うというふうに思います。是非、きめ細かな配慮、御支援をお願いしたいというふうに思います。  続けて、今度は日米関係について御質問させていただきたいと思うんですが、HNS、ホスト・ネーション・サポートの在日米軍駐留経費負担に係る特別協定の...全文を見る
○阿久津委員 これは、たしか韓国との協定は切れたままになっているんですよね。その一方で、日本がきちっとした、議会でも真摯な議論が展開されて、それを経て、きちっと予定どおりというか、理想的な時間軸の中で承認されるということを内外に示すことは私も大事だというふうに考えております。 ...全文を見る
○阿久津委員 大臣、その最後のお言葉のまとめで、私も賛成なんですけれども、より踏み込めれば、アメリカも全部ができるわけではないというふうに思っています。ですから、日本なりに補完できる部分、本当にアメリカも喜んでもらえる、世界の安定にもつながるという貢献ができればなおすばらしいなと...全文を見る
○阿久津委員 私は、ちょっとどうしても中国の存在が余りに大きいので、このRCEPの中で中国を無視して考えられないんですけれども、ちょっと違う角度からお話をします。  米国バイデン大統領は、二月二十四日、半導体など重要部材のサプライチェーンを見直す大統領令に署名しました。アジアな...全文を見る
○阿久津委員 最後の御指摘のルールの部分は、私もまさにそうだと思うんですが、そのRCEPのルールをきちんと中国に本当に守らせることができるのかどうかを、是非、RCEPの質疑も今後ございますので、その中でしっかりと確認していきたいと思います。  一点だけちょっと。済みません、私の...全文を見る
○阿久津委員 これは十分御存じのことだと思うんですけれども、誤訳、欠落等があると、全てこういう条約、協定は原文で判断される。中国は特にその辺、神経質ですから、中国も加入するRCEPには特に注意をいただかないとつけ込まれますから、是非その辺、重々お願いをしたいし、また、党としてのい...全文を見る
○阿久津委員 グレン・フクシマさんによれば、アメリカ側から見るとアジア最大の同盟国は断トツ日本なわけですから、日本から言われれば必ずそれなりの時間を割いて様々な交渉に臨むはずだ、話に臨むはずだ、だから、そこのところは是非遠慮なくやってほしいと。  それから、懸念だけ一つ、ちょっ...全文を見る
○阿久津委員 次に、ちょっと中国の問題に、時間がなくなっているんですが、移らせていただきたいと思います。日中、日台関係まで行ければいいと思うんですが、日中関係の現状認識を伺いたいと思います。  政府は、日中関係において戦略的互恵関係という表現を使わなくなったと思うんですが、その...全文を見る
○阿久津委員 よく分かりました。  戦略的互恵関係という言葉は生きている、だけれども、今までほどしっくりときていない、私の解釈ですよ。なぜなら、やはり中国が経済的に大きくなり過ぎているからなのかなと思うんですけれども、ちょっと茂木大臣に伺いたいんですが、自由と民主主義、法の支配...全文を見る
○阿久津委員 ありがとうございます。  続けて、中国による尖閣諸島周辺海域等における一方的な現状変更の試み及び領海侵入の目的は何と考えるか、我が国の領土、領海、領空を守るための方策は何かという重要な問題についてお伺いしたいと思います。
○阿久津委員 今後、中国側が海警船に積んだ小型ボートで日本漁船を追い回すようなことも想定されると思うんですね。中国海警船が尖閣諸島周辺を中国の領海だと主張して我が国の漁船などに武器を使う事態には、どのように対処されますか。
○阿久津委員 茂木大臣、このやり取りをお聞きになっていていかがでしょうか。今できる、警察官職務執行法第七条で、危害射撃を行えるケースということが議論されたりもしていましたけれども、全体として一言いただけますか。
○阿久津委員 私もそこのところは同感で、中国を感情的に敵視したり、ただ単に脅威に感じ過ぎてしまうというのはやはり我が国にとっては適切ではなくて、日本もいろいろな中国にないいいものを持っている、そのことも中国にちゃんと伝えながら、中国とよい関係を結ぶ方向性を、ありとあらゆる手だてを...全文を見る
03月19日第204回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○阿久津委員 立憲民主党・無所属の阿久津幸彦でございます。  在日米軍駐留経費負担に係る特別協定について、賛成討論を行います。  HNS特別協定は、歴史的経緯もあり、在日米軍の安定的な駐留、円滑かつ効果的な運用を支えるものであり、また、米国の政権交代などの影響で、今回は暫定的...全文を見る
04月02日第204回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○阿久津委員 立憲民主党の阿久津幸彦でございます。  私からは、本日、ミャンマー問題を中心に質問させていただきたいと思っております。  一昨日、超党派の我が国のミャンマーの民主化を支援する議員連盟と、ミャンマー国民民主連盟、NLDの国会議員で構成される連邦議会代表者委員会、C...全文を見る
○阿久津委員 ありがとうございます。  大臣の言葉尻を捉えるつもりはないんですが、市民のデモに向かって国軍が攻撃をしたという認識があると思うんですけれども、どうも現状は更にエスカレートしている。つまり、デモ隊に向けて、それを排除するという行為を超えて、ピンで市民、国民に銃口を向...全文を見る
○阿久津委員 ミャンマー国軍との太いパイプというのは、言ってみれば人脈を中心とした複合的なパイプなのかなというふうにお答えいただいたんだと思うんですけれども、一方で、私は、経済的なパイプも存在しているのではないか。これを深く追及するつもりはないんですよ。  例えば、ミャンマーで...全文を見る
○阿久津委員 ちょっと細かいところなんですが、先ほどラカイン情勢というふうにおっしゃったんですけれども、確かにラカイン情勢といえばラカイン情勢なんですけれども、できればロヒンギャ問題という言葉を使っていただきたい。ロヒンギャはもう正式な民族ですから。そのことを一つお願いしておきた...全文を見る
○阿久津委員 念を押して、茂木大臣、これは、普通にちゃんと評価できる選挙であったと認識していいですか。お答えいただけませんか、茂木大臣。
○阿久津委員 ありがとうございます。  それでは、本年二月一日、ミャンマー国軍によるクーデターの認識を問いたいと思うんですけれども、日本政府は、このミャンマー国軍による政権を認めるのでしょうか。それから、昨年の選挙で当選した国会議員がミャンマー国民の代表であるとの認識はあります...全文を見る
○阿久津委員 曖昧な点を確認したいと思うんですけれども、ミャンマー国軍による政権を認めるのかどうか。これは、茂木大臣、お答えいただけないでしょうか。
○阿久津委員 私は、ミャンマー国軍による政権を認めるのかというその一点をまず確認したいんです。それ、確認していただけないですか。
○阿久津委員 その民主的な回復を担う担い手は、そうすると、ミャンマー国軍に期待しているということですか。
○阿久津委員 それでは、先ほど、おおむねという言葉がついたんですが、おおむね民主的な選挙、少なくとも民主的な選挙で選ばれた、昨年の選挙で当選した国会議員がミャンマー国民の代表であるということは認識していただけるんですか。私は、そっちとだけ話をしろ、そういうことを言っているんじゃな...全文を見る
○阿久津委員 ここの部分で一つだけお願いしておこうと思います。それは、ミャンマー国軍とパイプがあるわけですから、国軍のパイプを使って鎮静化を図るのは当然のことです。一方で、もう片方の側の思いというのも、今、CRPHという形で一つのまとまりになって、あるいはなりつつありますので、正...全文を見る
○阿久津委員 ODAはどうですか。是非茂木大臣の方からお答えいただければと思います。
○阿久津委員 私は、パフォーマンスをしろというふうに言っているのではないんです。ただ、国軍に言うことを聞かせるために、やはり国軍に関わるようなお金の部分は止めていくぞという気構えを見せないと、向こうも動かないですよ、これ。  それで、裏返しの話をすると、日本はやはり、先人が頑張...全文を見る
04月09日第204回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○阿久津委員 立憲民主党の阿久津幸彦でございます。  本日は、大変短い時間ではありますけれども、RCEP協定の重要性については十分に理解した上で、一、米国の政権移行期になぜ締結を急ぐのか、二、人権外交という視点で考えた場合、中国やミャンマーという参加国に問題はないのか、三、中国...全文を見る
○阿久津委員 アメリカがどんなふうに日本のRCEP参加を理解しているのかなというところが非常に心配だったものなんですけれども、今のお話を伺う限りは、大体、おおむねオーケーなのではないかなということと理解させていただきました。  ただ、大臣、日本がRCEPから受ける恩恵も大きいと...全文を見る
○阿久津委員 次にお尋ねしたいのが、時間軸の問題なんですけれども、バイデン政権の誕生、政権移行期ですね、それから、インドの参加見送り、さらに、最近の中国の大国らしからぬ振る舞い等を考慮すると、RCEP協定の国内承認手続や発効を、あるいは先ほどの各党の議論から見ても、急ぐ必要はない...全文を見る
○阿久津委員 次に、人権外交視点でちょっと伺います。  我が国は、自由、民主主義、法の支配、基本的人権の尊重を前提に、国際秩序や国際法の諸原則に基づいた外交を展開しているはずです。  そんな中で、ミャンマーの参加容認についてはいかがなんでしょうか。御存じのとおり、今も自国民へ...全文を見る
○阿久津委員 中国は、ミャンマーの参加、別に反対しないと思うんですよ。  それで、最後に、もう私だけ一方的に言って終わりにしたいと思うんですが、今回、参考人としてお声かけはできなかったんですけれども、同志社大学法学部の寺田貴教授は、本年二月一日付の提言、API地経学ブリーフィン...全文を見る