安住淳

あずみじゅん

小選挙区(宮城県第五区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

安住淳の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○安住委員 お昼どきに一時間ほど時間をいただきまして、ありがとうございました。私も、鉢呂議員の質問に続いて、関税化の受け入れ、農業基本法の問題、それから行政改革に絡んで農林省が今後どうあるべきかということについて、一時間にわたって質問をさせていただきたいと思います。  まず、米...全文を見る
○安住委員 私は、関税化を受け入れるというのは大変なことだと思っております。なぜかといえば、納税者の側から見れば、大臣、あの六兆百億円というのは一体何だったのかという話になるわけですよ。それは、特例措置として盛り込んだために、農業基盤の整備をするためにつくった予算であったわけです...全文を見る
○安住委員 ちょっとウルグアイ・ラウンドの件については、今までの、十年までの措置額でいえば、私は公共、非公共に分けて、数字の話をする考えというか詳しい数字は要りません。  しかし、私の印象でいうと、構造改善というか、どこに行っても、私の選挙区もそうですが、土地改良、圃場整備とい...全文を見る
○安住委員 私は、きのうちょっとお願いしたのですけれども、農業農村整備事業の公共の部分のもうちょっと詳しいことを教えてもらえますか。非公共のことはいただいたのですけれども。つまり、どれぐらいの割合で予算をどこに使っているのかという話を、ちょっとわかる範囲でいいですから教えていただ...全文を見る
○安住委員 果たしてそれで、それだけのお金をつぎ込んで、それで非公共を含めると二兆円を超すという予算規模である。確かに基盤整備は、数字でいえばできたと思います。私の地元の宮城県でも、遅まきながら圃場整備の比率は上がってきた。しかし現実には、圃場整備をやったことが目的なんですか。圃...全文を見る
○安住委員 このことは後でまた農林水産委員会の方でずっと私もやらせていただきますけれども、それはちょっと考え方が甘いというか、ちょっと違うと思います。それはそういうところもあるでしょう。しかし、全体としてどうかといえば、決してそんなことになっていないと私は思う。  ところで、大...全文を見る
○安住委員 私は、中央省庁再編に絡んで、これは後で農業基本法の中でお話をしようと思っておりますが、今大臣は、もちろん行政改革は必要だという御認識でございますよね。仕事をスリムにするわけでしょう。中央省庁再編があるわけですね。それは、大臣、農林水産省全体としてどこかと合併したりなん...全文を見る
○安住委員 私が申し上げているのは、それは当然の話であって、実際にそれが、考えていることがちゃんと実行できるかどうかが、結果からいうと私は問われているのだと思うのです。それからいうと、例えば具体的な仕事の中身をどう削っていくのかということが私は重要だと思うのですよ。  それで、...全文を見る
○安住委員 農林省の皆さん、今ので本当にいいですか。今から私は、農村のことでえらい細かい話をさせてもらいますよ。本当に農村というのは、今の大臣の農村という定義でもしやっていったら、それは本当は都道府県の所管にならないといけないような話になるのじゃないですか。それは大臣、農村という...全文を見る
○安住委員 それでは伺いますけれども、例えば大臣、大都市近郊の農家があって、そこにはベッドタウンがあるとしますね。それで非常に田んぼも一面広がるというのは日本じゅう至るところにあると思うのですよ。例えば私の地元でいえば、仙台市の隣の町のそこは農村というのですか、農村といわないので...全文を見る
○安住委員 この話をなぜこうしつこくやっているかというと、これは法案になったらもっとしつこくやります。実は、私は調べるだけ調べましたけれども、農村という言葉が書いてある一般法令は我が国には十八あるのです。だあっと言うと、国土庁の組織令にもあります。それから総理府の組織令にもあるし...全文を見る
○安住委員 言われるとそうかなとも思いますが、実は私はそうでないのかなと思っているのです。  それは、大臣、言葉でそう言うのは簡単ですよ。しかし、実際それぞれの仕事をして、それは私が言うよりも皆さん百も承知だと思いますが、例えば農道の問題一つとっても、中央省庁がいろいろなことを...全文を見る
○安住委員 それでは、次の委員会までに、今大臣が言った最後の言葉の、農林省は地方分権を進めていると言っておりますから、大臣、過去五年間の地方分権をどういうふうに進めたのか、具体的な資料を出していただきたいと思いますけれども、よろしゅうございますか。具体的に出していただけますか。
○安住委員 それでは、この話の続きはまた法案の審議の中でさせていただきますが、もう一つの問題として、私は、土地の問題について少し大臣と意見を交換させていただければと思っております。  大臣、基本的なことをまた伺って恐縮ですけれども、農地というのはだれのためにあるものだとお考えで...全文を見る
○安住委員 私が伺っているのは、土地はだれのものであるのかということでありまして、大臣がおっしゃっている土地がそういうものであるというのはわかります。その土地というのはだれのものでありますかと聞いているのです。
○安住委員 私がこの話をしているのは、戦後の農政の中で、今度の農業基本法の中でも一つの焦点になると思いますけれども、大臣、少し私と考えが違うのです。私は、土地というのは多分耕す者のためにあるんだろうと思うのです。大臣の今のお話は、所有している者のためにある。私は、そこに戦後農政の...全文を見る
○安住委員 きょうは本当に入り口ですから、このことについては、あと一問やって、また後でやりますけれども。  大臣、これは私、もしかしたら自分の党内でもまた意見が全然違うかもしれません。しかし、もう大規模化は避けて通れない、そして土地の流動化を進めざるを得ない。私は、この認識は、...全文を見る
○安住委員 時間がなくなりましたので、この基本法についてはもう一点だけ、自給率の問題ですね。  簡単に私の考えを申し上げますと、自給率を上げるということは、やはり食生活に挑戦していかざるを得ないのだろうと思うのです、今のままでいけば。しかし、それはなかなか大変なことだと思うし、...全文を見る
○安住委員 四百九十一万ヘクタールで一千七百万ヘクタール分食べている人間を、その自給率を五〇%にするというのはこれは大変なことだということは、まあ五〇というのがひとり歩きしているのかもしれませんけれども、もう重々わかりますから、逆に言うと、大臣、私が聞いているのは、そうではなくて...全文を見る
○安住委員 そうじゃないんですよ。貸出金に占める不良債権比率じゃなかったら何の意味もないじゃないですか。金融の話をここで詳しくする時間もないからあれだけれども。大臣、要するに、特に私のところの宮城もそうなんですが、一〇%を超えているようなところがあるわけです。これがもうまず間違い...全文を見る
○安住委員 それは大臣、私の認識とちょっと違いますけれども、信連に関していえば、農水組合の預金保険や信用事業相互援助制度というのは当てはまらないのではないですか。つまり、それはセーフティーネットがないのではないですか。その認識、ちょっと違うと思いますよ。いかがですか。
○安住委員 だから、私申し上げているんじゃないですか。公的資金を活用して銀行並みの厳しい査定をやって、こういう言い方はあれですけれども、それはもう所管を大蔵省なり金融監督庁なりにちゃんと移して普通の金融機関並みにやるか、公的資金を投入するというのはそういうことですよね。そうでなけ...全文を見る
○安住委員 これで終わりますが、ちょっと今の話は、私は全然納得しておりません。不良債権の額が確実に解消されていることが経営の健全化が図られているという話であって、全く解決していないのにそんなことを言うということは、私はちょっと感覚を疑います。  しかし、この話はこれで、時間が終...全文を見る
03月09日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○安住委員 きょうは、二時間二十分にわたって私におつき合いをいただいて、中川大臣初め農水省の皆さん、本当にどうぞよろしくお願いします。  まず、法律の問題の前に、大変ビビッドな話題でありますから、大臣、日韓漁業協定の非公式会合がきのうから始まったということでございますが、こちら...全文を見る
○安住委員 どうも、あちらの水産庁長官というのですか、みずから辞任も示唆しているということでありますが、私は、一たん合意したことをもう一度見直すというのは、これは逆に言うと国内的にも大変難しい問題があるだろうと思うのです。  さはさりながら、大臣が今、日韓友好云々という話をしま...全文を見る
○安住委員 この話は長くやるつもりはございませんが、大臣、これは事務レベルで話をしてもなかなか難しい話だと私は思います。むしろ、先のことを言えば、やはり政治的な配慮を含めたある種の決断が必要なのかなという気がいたしておりますが、どのような方向で決着をなさる腹づもりでいらっしゃるの...全文を見る
○安住委員 長官、最後に、国内的なことを言わせていただくと、特に関係する地域の漁協を初め、我が国の排他的経済水域へ一部の韓国船が入ってくるということに対しての反発は非常に強かったわけでありますから、これを政治的に、いろいろな配慮の中で、どういう決着になるかわかりませんけれども、国...全文を見る
○安住委員 それでは、この問題はこれで結構でございますから、どうぞ長官、交渉があるようでございますから、退席なさっていただいて結構でございます。  それでは本題に入らせていただきます。最初にちょっと確認をさせていただきますが、新農業基本法、大臣、きょう閣議決定をなさったというこ...全文を見る
○安住委員 昭和三十六年というのは私が生まれる前の年でございまして、ちょうど三十八年ぶりというか、前の農業基本法も無事育っていれば私ぐらいにはなっていたんだろうと思いますが、なかなかそう思うようにはいかなかったということも、後でいろいろな数字を示しながらきょうは農林省の皆さんと少...全文を見る
○安住委員 私も、その当時ミニマムアクセスを選択したことに対して、今から冷静に考えれば、損得からいえば多分関税化を受け入れた方が高関税率でスタートできたのかもしれないが、しかし当時の論調からいってもそれはやむを得なかったということに対しては一定の理解を示すわけであります。  し...全文を見る
○安住委員 それでは、夏からなぜ国民的な議論をしなかったのか。違うんじゃないですか。本当は、きょう閣議に提出した農業基本法の問題が一方にあって、一方にこの問題を抱えて、いわばここのリンクというか、この問題が非常に基本法に大きな影響を与えるから、逆に言うと、WTOの問題に関しては、...全文を見る
○安住委員 それは、JAとそちら側で議論するのは当たり前ですよ。それは国民議論では全くないじゃないですか。一般の農家の人だって、JAの幹部の皆さんはどうか知らないですけれども、私は非常に唐突感を否めないから言っているのであって、これはむしろ堤長官に伺いますけれども、なぜ夏前までの...全文を見る
○安住委員 この問題だけやっているとあれですけれども、もう少し聞かせてもらいます。  大臣、今の話で、行政側から見たら流れはそうかもしれない。しかし、そこに消費者とか、つまり国民世論形成の努力というのがないということを認めているような話ですよ、今の話でいうと。これは全くないとは...全文を見る
○安住委員 この受け入れた、関税措置に切りかえたことに対する責任は、すべてこれは負っていただかないと困りますよと言っているのです。
○安住委員 それでは、具体的な内容を少し聞かせてもらいます。  今回、従量税を適用したわけでありますが、それに基づいていうと、二〇〇〇年でキロ当たり三百四十一円ですね。大臣、率直に伺いますが、これは、これであれば外国産米が市場の中に、ミニマムアクセス分とは違って、これによって入...全文を見る
○安住委員 やはり農家の皆さんから見ても我々から見ても、これは非常に単純な話、これだけの高関税率、これが今後とも維持できるのか、それとも階段が下がっていくように下がっていくのか。利益、不利益からいえば、このことにやはり非常に関心が今移っていると私は思うのです。  それに対しては...全文を見る
○安住委員 そこで、米の国際貿易の中に占める割合というのは、ほかの農産物から見れば決して多いわけではありません。しかし、我が国にとっては大変な影響があるわけでありますから、ある意味で米という商品の国際的な位置づけの中に占める我が国の米の中長期的展望、これに立った上でそういう政策決...全文を見る
○安住委員 米の問題はちょっと別の項目でもう少しやらせていただきます。  そこで、もう一つの問題として、今回もミニマムアクセス米の取り扱い等について国家貿易でやるということを政府は選択したというか継続をする。確かに外米の市場流入を防ぐためには、こうした貿易が、手段というか、必要...全文を見る
○安住委員 そして、もう一点、SSGの問題ですね。  これは、大臣、何かフィッシャーさんが、去年ですけれども私もアメリカで、ワシントンで彼と話をしたことがあります。こういう措置に対しては、アメリカは非常に難色を示しているやにとれるようなニュアンスの話をしておりましたが、この制度...全文を見る
○安住委員 ということは、SSGについては、これはここに書いてあるとおり正常に作動するというか、そういうふうに考えておいてよろしいですね。
○安住委員 総括的な話を申し上げれば、きょう閣議決定をした新農業基本法を支障なくというか、これから国内的には、自給率の問題を含めて言うと、各品目別に相当な手当てをしないといけない。その国内措置が、私はこのWTOの問題は本当に厄介だなと思うのは、これに対する障害にもなるというか、そ...全文を見る
○安住委員 いやいや、反論します。  大臣、私が言っているのは、基本法だからこそ、あえて国際的な貿易ルールの中でこの我が国農業をちゃんと位置づけないといけないんじゃないかと言っているのですよ。そうでしょう。だって、今から財政出動をしないといけないですよ、農業基本法を具体的に計画...全文を見る
○安住委員 ということは、こういうふうな理解でいいですか。農業基本法の流れ、それを次期交渉の我が国の基本的な考え方にしていくのだということでいいですか。簡単に答えてください。
○安住委員 では、この問題について具体的に最後の質問をしますが、二〇〇〇年の三百四十一円については、二〇〇一年以降もこの高い関税率を維持していく方針というか、そういう姿勢を次期交渉でも各国に対してお伝えになるわけですね。
○安住委員 何となく弱腰に聞こえますね。もうちょっとやはり強気に、大臣、自給率のことなんか言ったら、それを守らなかったら、今から莫大なお金をかけて農業基本法をやるのでしょう、実際に実現していくためには私はかかると思うのですよ。砂上の楼閣になりかねないと私は思うのですけれども、いか...全文を見る
○安住委員 我々も一般の農家の皆さんも次期交渉には参加できないわけであります。我々は、国民合意とさっき大臣はちゃんと言いましたから、今回やったように、JAと農林省と与党だけでちまちまやるなんというのじゃなくて、ちゃんと国民合意のもとに大事なプロセスを踏んで、その上でその総意を次期...全文を見る
○安住委員 言っていることは何となくわかるのですが、私は今非常に残念な思いを持って聞いておりました。大臣、少なくとも減反をどう思うかと聞かれて役所の用意した紙を読んではだめですよ。私は御自身の考えを聞いているのです、気持ちはわかりますけれども。  つまり、私が一番言いたいのは、...全文を見る
○安住委員 きょうは後で流通の問題でそのことは話をしますから、大臣、ここでは一つだけ確認をさせてもらいますが、国内対策という点でいうとWTOにも関連するわけであります。  それからいうと、私は歩いていて、もうこれ以上の減反をやれば、耕作放棄というよりも農業放棄の時代がもしかした...全文を見る
○安住委員 明確なお話はありませんでしたが、ニュアンスは伝わりました。  ぜひ、私は、どちらかというと、もう減反という形での生産調整の時代はそろそろ終わりにして、ある種、やはり市場の中で競っていただくというか、そういう時代が来ないと、またこれは農業基本法、読みようによってはそう...全文を見る
○安住委員 稲作経営安定対策、長官、これは農家の皆さんから、減反をきちっとやっている方はお支払いいただいて、六月でしたか、国から出る。この制度そのものは、財政上からいっても、今までみたいに何兆円もかけて、米の需給というのはなかなかもう理解の得られない時代の中で、一つ政策的には大き...全文を見る
○安住委員 仮に、積み増し金が使えないぐらいうまくいっている場合は、この積み増し金はどうしていくのですか。
○安住委員 この制度、ぜひよりよい方向に、見直しを含めて、これもきちっと現場の農家の皆さんがわかるような形で運用をしていただきたいと思います。  さて、先ほどから、このミニマムアクセスを受け入れた、平成五年。その翌年の平成六年にウルグアイ・ラウンド農業合意に関連する対策大綱とい...全文を見る
○安住委員 まだ全部その時点が完了しているわけじゃないけれども、大臣、今の段階のこの予算の措置、それで日本の農業がどのように変わっているかということに関しては御感想を持っていらっしゃいますか、うまくこのお金は使っていると思っていますか。
○安住委員 それでは、公共、それから非公共に分けて御質問を何点かさせていただきたいと思います。  公共について、特に土地改良の問題ではございますが、このことについて少しお話をお聞かせ願いたいと思います。そもそもなぜ土地改良をするのか、なぜ圃場整備をやらにゃならぬのか、そのことに...全文を見る
○安住委員 多分そういうふうにお答えになるだろうなと思っておりました。そうだと思います。  それでは、このウルグアイ・ラウンド対策関連の大綱を読みますと、第四次土地改良計画というのがあって、それの進捗を早めるというようなことが大綱の中で、これは自民党といいますか、あの当時の緊急...全文を見る
○安住委員 そうですね。三ポイント上がりました。大変な数字だといえば大変な数字だし、こんなものかいと思うかもしれない。今から言うことは、これは圃場整備がいいとか悪いとかという議論はいろいろあるかもしれない、しかし、私は、ある程度肯定をしています。我が国の――大臣、資料じゃなくて私...全文を見る
○安住委員 私もその数字、知っています。しかし、我が国農業が結果としてなかなか集約化が図られていないというのは、局長、そうじゃないですか。  私が今から言いたいのはそんなことじゃなくて、そのことよりも、大臣、この第四次計画は平成十八年までやるのでしょう。それで、四十一兆円かけて...全文を見る
○安住委員 大臣、そこで、私が言いたいのは、実は私、事前に農水省と話をしていて、ここが意見の分かれるところなんで、考え方が違うと言われればそれまでなんだが、圃場整備の今の仕組みの問題に少し言及したいと思うのです。  つまり、今は御存じのとおり、私なりの言い方をすれば立候補採択制...全文を見る
○安住委員 大臣、それはいいんですが、お金が今からなくなってきて、この長期計画そのものの実行が難しくなったときには、私はこの採択のありようというのは考える余地があるし、また大規模化を、集約化を図っていかないと、せっかく圃場整備をやった土地が、減反もあるからかもしれないけれども、最...全文を見る
○安住委員 次に、非公共の部分でいうと、余りこれは愉快な話ではありませんけれども、前の大綱にも農村と都市の交流等々があって、そういうことに予算を使うべきだということを根拠にいろいろな施設を建てました。ところが、行政監察等でいろいろな指摘をいただいております。特に農林漁業体験実習館...全文を見る
○安住委員 この行政監察で指摘されるようなことは本来あってはならないわけでありますから、利用率の問題、果たしてそういうことに予算をつけたのが適切だったかどうか。これは国民の皆さんの大事な税金を使っているという観点に立てば、どんどんとこれに対する厳しい監視をむしろ皆さんは持つべきで...全文を見る
○安住委員 私は、まず土地の問題から自分の認識を言うと、我が国の一億二千万人に対して、今五百万ない、四百九十二万ヘクタールでしょう。これはフランスなんか、FAOの資料ですけれども、五千七百万人の人口に対して三千万ヘクタールあるというわけですよ。イギリスなんか五千八百万人で一千七百...全文を見る
○安住委員 生産の側からアプローチして、消費の側からアプローチする、自給率の問題を考えるときはこの二つが大事だと思います。  生産の面からいうと、今官房長がおっしゃった話と一緒で、ある種市場経済の中でやるということは非常に難しい問題があるなと私思っています。特に、麦とか大豆の生...全文を見る
○安住委員 基本計画が出てきたら、もっと具体的な議論をしたいと思いますが、私もいろいろ計算をしたんだけれども、これは質問じゃなくて私なりの考えです。  小麦を七十万トンにすると大体それで上がるのが〇・五%、大豆を二十万トンにすると、大臣、私の計算だとそれでも〇・二%ぐらいしか上...全文を見る
○安住委員 ふだん歯切れのいい農林大臣も、この問題に関していうと余り歯切れがよくないなというのが私の感想なんです。しかし、正直言って、この問題は大変な話なんです、私にとっても。しかし触れなければなりません、建前も本音もなく。つまり、なぜかというと、私は、農地というもののある意味で...全文を見る
○安住委員 大臣、これは一つ提案です。耕作放棄をしたりしている農地に対しては、思い切った、例えば宅地並み課税をかけるとか、耕作者に対して税を優遇すべきであって、農地に対して税を優遇するというあり方でなくて、私は、むしろその既得権に踏み込んでいかないといけないというか、そうすべきだ...全文を見る
○安住委員 今の話は既得権の非常に象徴的な話のような気がしたものですから私は言っているので、どうやったら規模拡大が進むかというその一点で、私は実はこの問題に関心を持っているのです。ですから、偽装農家とは言わないけれども、まじめに働いている農家の皆さんから見たら、田んぼがいずれ住宅...全文を見る
○安住委員 つまり、大臣、私の言っていることは極めて政治的な話ですよ。政策的な話。だって、民間参入をある種認めるわけですから。これは難しいと思いますよ、現実に。私も、今局長がおっしゃったことは百も承知で聞いているんですよ。  そうじゃなくて、私が聞いている切り口は、今後民間参入...全文を見る
○安住委員 私はここでこれ以上議論はしません。しかし、いろいろなことを考えないといけないというのは、大臣、まず我が国農業の課題、コストを下げること、経営規模を拡大して体質を強くすること、あると思いますよね。それから、一定の収入を与えることによって農業で飯を食っていくような人たちを...全文を見る
○安住委員 私は、川下産業に非常に重要だと思うのは、そのルールづくりなんですよ。さっき言ったように、農地法改正を今回するわけですよね。大規模改正になると思います。その中で、川下産業とちゃんとアクセスできる、そういう土壌をちゃんとつくっておかないと私はだめだと思うからこの話をしてい...全文を見る
○安住委員 素直に今のお話を聞けば、私が言ったとおり、この制度をこのまま運用するのは大変なので、そろそろ今後のことも考えて検討するということで、そういう認識でよろしいですね。はいかいいえかだけで答えてください。
○安住委員 実態に合った形にぜひしてください。  しかし、社会主義国でないんだから、ある意味で、やはり市場の中でもまれて強くなっていく人を育てるという勇気を我が国農業は持たないからこういう結果になっているんじゃないかと私は思うのです。大臣、そのことをやはりベースに置く、これが三...全文を見る
○安住委員 どうも長時間にわたって、大臣ありがとうございました。農水省の皆さん、ありがとうございました。  では、終わります。
03月16日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○安住委員 私は、民主党を代表して、主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  反対の第一の理由は、今回の関税化移行に至るまでの政府・与党の姿勢であります。  ガット・ウルグアイ・ラウンド農業交渉の際、米の関税化を受け入...全文を見る
04月14日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○安住委員 大臣、長官、おはようございます。私も実はきのうの夕方に、一時間二十分ということで、急遽トップバッターをさせていただきますので、質問が散漫になるかもしれませんが、そこは少々御勘弁をいただいて、前回は二時間二十分でしたが、きょうは一時間二十分という比較的短い時間の質問をさ...全文を見る
○安住委員 私が思うには、これは我が国の排他的経済水域であっても暫定水域であっても、不審船であればこれはもう取り締まらないといけないと思うんです。そうですね。ということは、特にあの水域は韓国や中国の船が非常に入り乱れてといいますか、ある種水域内での操業に関しては緊張関係のあるとこ...全文を見る
○安住委員 日本の国籍を名乗って、最初は不審船ということで見つかったということからすると、やはりこれは本来であれば私は取り締まり船が取り締まるべきものなのかというふうに思いますが、それはもう広い海での話でありますから了解をいたします。  私が問題にしているのは、大臣、それでは、...全文を見る
○安住委員 それはそうだと思いますが、私が質問をしておりますのは、大臣、最初から武装して日本領域内に入ってくるなんということは考えられないので、むしろ今回のケースのように、北朝鮮の船というのは多分偽装して入ってくるんだろうと私は思うんです、何かの目的で入ってくるとすれば。漁船に偽...全文を見る
○安住委員 想定外のことが起きるから、そこで法律の不備というか、また自分たちの取り締まり船がそういうところに遭遇した場合どうなるのかということをぜひもう一度考えていただいて、やはりこれは私は、海上保安庁や自衛隊との連携のあり方も少し問題があったような気がしますが、そこはこの委員会...全文を見る
○安住委員 今おっしゃられたいわゆるSRSVの問題、これは確かにおっしゃるとおりで、食品衛生法の今回の一部改正で食用生ガキの表示を追加していただいたことに関しては、私は一定の評価をさせていただきます。  しかし、問題は、実は生産者の側から見ると、採取海域にさかのぼってそこを調べ...全文を見る
○安住委員 そこで、食品衛生法の中では確かにそういうことで、そういう表示を今回明確にするということでいいんです。  問題は、これは長官にも大臣にも聞いていただきますけれども、例えばカキでいいますと、広島産と宮城産のカキというのが、二大勢力といいますか、ある。しかし、これは、流通...全文を見る
○安住委員 厚生省に伺いますが、例えばSRSVが出たときの感染経路の特定とか、それから表示違反を厳格に運用するためには、やはりある意味では監視体制の強化といいますか、そういうことが必要だと思うのですよ。これについての取り組みを教えていただけますか。私は、今のままというより、もっと...全文を見る
○安住委員 とにかく感染経路をより詳しく調べていくということがやはり生産者を納得させることですから、ぜひそのことについては、かなり生産者の側が納得するような形でやっていただきたいということを御要望申し上げます。  ところで、それに関連してHACCPのことを少し伺いますが、きのう...全文を見る
○安住委員 この不景気の世の中で、今度はこれは水産庁の話になりますが、長官、例えば、今水産業界は、特に加工業は、私は景気のいいところを探すのが難しいような時代だと思うのです。ですから、設備投資もなかなかままならない時代の中で、私自身が、例えば自分の知り合いの水産業界の皆さんを歩き...全文を見る
○安住委員 厚生省、もう結構でございます。ありがとうございました。  水産業界もそれから魚をとる現場も、袋小路の中に入って、なかなか将来展望というのが見えないような時代だと私は思います。ですから、今のHACCPの問題も取り上げました。人によっては、今でも我が国はしっかりとした安...全文を見る
○安住委員 そこで今度、水産基本法というのですか、策定をするということで、私も非常に関心を持っているのです。農業基本法と同時にこの水産基本法をやるということになれば、一次産業のいわゆる憲法的な基本法というのができるわけですからそれはいいのですが、そこで、水産庁内部でどういう議論に...全文を見る
○安住委員 大臣、私もこう思うのですよ。多分十年後は、もしかしたら二十四万が十万人ぐらい減って、十四万ぐらいになる可能性はあると私は思いますよ。これはいろいろな人から私は聞いて推理をしたら、何か近々いろいろなことを水産庁はもう始めるという話だけれども、もしかして十年後、十万人ぐら...全文を見る
○安住委員 そうです。五百八十一人が正解なんですよ。なおかつ、水産関係学科、つまり水産高校というのがあるでしょう、ああいうところで何人いるかというと二百六人ですよ。防衛大学校なんて比じゃないですよ。二千八百人ぐらい卒業して、一割も漁業に行っていないのですから。これは私は、文部省に...全文を見る
○安住委員 この話はまた出てきた段階でかなり詳しく私も議論をしたいと思いますので、そのときにまた大臣の考えをただしたいと思います。  ところで、もう時間がなくなってきましたから、ちょっと法律に関係することを何点か伺います。今度のこの法案の中で、大臣が基本方針の策定をすると書いて...全文を見る
○安住委員 私は、法案の趣旨そのものは大変結構だと思いますが、ちょっと気になるのは、漁協の話は後でやろうと思いましたが、ここで言います。  漁協等が改善計画を策定すると書いてあるのですが、これは大臣、長官でもいいですが、漁協が策定するときに科学的根拠等々をどういう形で示すのです...全文を見る
○安住委員 それともう一つは、勧告、公表の件ですよね。勧告、公表、悪いところは。これはもちろんそうだと思いますが、これも、県単位で判断基準をつくると、北海道では同じ基準でもよくて、青森では悪いというような話になるかもしれない。私も、やはりこれは、ある一定の基準というものを設けても...全文を見る
○安住委員 それと長官、悪化をした漁場、この話は、誤解を恐れず言えば、すべて人災ですから。人災、そうでしょう。海がもともと汚かったわけじゃなくて、そこで養殖をして、いわば自分たちのエゴもつくって、海底を汚してしまった。そういうことがあって、つまり、生産者にはその責任ももちろん感じ...全文を見る
○安住委員 私は趣旨には賛成ですが、もう少しこの法案について言うと、罰則を相当厳しくして、過密養殖なんかをやってかなり海を汚した生産者に対しては、漁業ができなくなるぐらいの厳しい措置をとるのと同時に、汚してしまったものをどうクリーニングするかということに対して、国はもっと本格的に...全文を見る
○安住委員 時間がなくなってきたので、プレジャーボートの件を何点かちょっと聞きます。  これは、ちょっとうがった見方をしますと、漁船数が少なくなってきたので、その分プレジャーボートで今度任意保険事業をやれば収支の点でいいのではないか、新規開拓の分野としてはかなりこれは有望だとい...全文を見る
○安住委員 最後に二問だけ聞きますけれども、この法律の目的というのは、不慮の事故による損害の復旧及び更新なんかを容易にするものとする、漁船の運航に伴う不慮の費用負担、責任の発生、つまり、漁業経営が困難になることを防止し云々、もって漁業経営の安定に資するためにと書いてあるんだけれど...全文を見る
○安住委員 ところで大臣、この中央会の会長は現職の国会議員でございます。私は、これは別に法律に違反しているわけじゃないから構わないじゃないかと言われればそうかもしれないが、国の認可法人のこういう中央会のようなところに現職の国会議員の方が会長をお務めになっていらっしゃる。  今ま...全文を見る
○安住委員 その個人が適切か適切じゃないかと言っているんじゃないんですよ。  いや、私もその業界、専務理事か何かを呼んでお話を聞きました。今までの流れからいったらば、国からの補助金の問題等々があって、つまりそこには水産庁の次長も天下りをしている。構造の問題として、大臣、大臣もお...全文を見る
○安住委員 質問の趣旨を理解していただけなかったことを大変残念に思って、最後、終わります。
05月20日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○安住委員 おはようございます。  きょうで四日目に入りました農業基本法、しかし実際はかなりもう質疑をしていまして、私もきょうで四回目ぐらいの質問でございますが、短い一時間の時間でございますけれども、きょうはちょっと別の観点といいますか、法案の中身というよりも、我が国農業が今後...全文を見る
○安住委員 質問をしないところまで丁寧に答えていただきまして、ありがとうございました。それはいいんですが、私もその数字は全部知っております。  しかし大臣、私が聞きたいのは、それでは個別に伺いますが、ここはもうなぜということに対してちゃんと答えてもらいたいんですが、例えば経営規...全文を見る
○安住委員 大臣、昭和三十五年に一千百七十五万人がいて、〇・七七ですよ。今二百四十一万人でしょう、農業就業者人口というのは。それでいて、大臣の北海道は別にして、一ヘクタールもないんですよ。これは失政と認めても私はいいと思いますよ、農林省。  後で土地の問題をまた詳しく前回に引き...全文を見る
○安住委員 いや、大臣、農水省は、結果的に土地の集約化を目指したんじゃないですかと聞いているんですよ。だけれども、今の厳然たるこの数字を見ると、それはそうなっていないですねということだけまず最初に答えていただけますか、そういう現状認識。
○安住委員 後からやるつもりだったのですが、これを前倒ししてちょっとやります。話がちょうどそういう話に、続きの方が皆さんわかりやすいと思いますから。  それでは、構造改善局長がいらっしゃいますから具体的にちょっと詳しい話をしますけれども、昭和三十七年に農地法が改正されました。こ...全文を見る
○安住委員 一理あると思いますよ。しかし、これは農業法人の問題まで進んでいきますから、その話で言うと。  それは、今局長さんがおっしゃった話で言うと、それだったら、昭和四十五年にたしか農地法をまた改正してあるはずですよね。その改正をしたときの審議の中身というのを私読んだことがあ...全文を見る
○安住委員 大臣、昭和四十六年当時の我が国の耕地面積は幾らだったか御存じですか、たしか五百八十万だった。いや、急に、通告も何もない話ですから別に正確な……。そんなものじゃないですか。
○安住委員 現在に話を戻してくると、今四百九十万でしょう。やはり私はこう思うのです。これは別に農水省を責めているわけでもなくて、世の中の社会情勢の中で農業をどう考えるか。やはり百万ヘクタールが農地でなくなっているわけですよ。そうでしょう。それは多分、都市開発やなんかが進んで、相当...全文を見る
○安住委員 そこで、今度は昭和四十七、八年ごろに米価はどうだったかというと、私の記憶では、毎年のように大変な上がり方をする。官房長、そうですね、四十七、八年というのは大変なんです。つまり、農家から見ると、いろいろな矛盾と、やはり基本が見えなくなってきている時代だったと思うのですね...全文を見る
○安住委員 いや、私は米の話をしているんじゃなくて、農地の流動化を妨げてきて規模の拡大ということができなかった、それが結果的には、きのうもどなたかの質問のときにありましたけれども、内外価格差をやはり生んだ原因ではなかったかな、私はそういうふうに思っているんです。  しかし、全く...全文を見る
○安住委員 それは前提としてわかりますが、しかし、私は何らかの歯どめと何らかの規制をかけないと、四百九十一万ヘクタールが十年後にそのまま維持できているとは、今までの社会の流れからいって考えられないんですよ。  つまり、私自身も、土地を固定化するということに関して言えば、憲法上も...全文を見る
○安住委員 我が党は、きょうの新聞にも出ておりましたが、修正案を出しました。修正案といいますか、我々の党としては、食料の自給率の向上というものを明記すべきだと。  私は個人的には、大臣、農地の耕作面積を維持するということも、かなり大きな柱として、法案の中に書くのは難しいかもしれ...全文を見る
○安住委員 これは通告していないですから多分数字はわからないと思いますけれども、渡辺さん、四百九十一万ヘクタールあるでしょう。そのうち休耕田とか耕作放棄地ですね、休耕田といっても、減反に伴って何も、例えば転作をしないとかじゃなくて、全く田んぼをつくっていなかったり、また耕作放棄し...全文を見る
○安住委員 今の制度でいうと、例えばそれに対する課税制度なんかについては、普通の農地と変わりませんか。
○安住委員 大臣、ここからはちょっと政治的な話ですから大臣に答弁してもらいますが、私は、本気で、まじめにやっている人と、そうでない農家というものを選別しないといけない時代だと思いますよ。  その中で、三十二万ヘクタールもある使っていない農地、または耕作放棄をしている田んぼ。四百...全文を見る
○安住委員 いや、大臣、これは非常に重要な話ですから。  私は、生産法人の話を今からしますけれども、つまり、ルールとして、転用をある程度厳しく規制して、なおかつ耕作者にそれを集約するとなれば、税制上の問題でいうと、休耕田といいますか、全くそういうふうに田んぼとして扱っていない土...全文を見る
○安住委員 それは、今度のこの基本法に基づく農地法の改正で、そういうことは検討なさって出すおつもりですか。
○安住委員 それは前向きな話として私は評価をします。  ところで大臣、ちょっと私はどう質問していいかわからないんですが、田んぼがあってそれを耕す、それは人間なわけですよ。しかし、その主たるものは農家でないとならないんですか。それとも、田んぼをやれば、それは例えば、極端なことを言...全文を見る
○安住委員 つまり、耕作者はだれであってもいいんでしょう。  私が言いたいのは、この問題は、例えば将来的に、農業生産法人の話に踏み込んでいくと、今回は大きな風穴をあけましたね、株式の取得ということでいえば。私は、今までの農政の難しさというか厄介なところというのは、農業者という非...全文を見る
○安住委員 そうであれば、ざっくばらんに聞くと、これから農業を耕作するということについては、民間企業の参入に対しては、大臣は、今後、例えば五年、十年という長いタームで見たときに、どういうふうに感じていらっしゃるんですか。民間企業の参入というのは賛成ですか、反対ですか。
○安住委員 それは今後も永遠にそうだということですか。
○安住委員 大臣、私がさっきから土地の問題にこだわっているのはまさにこの一点で、今、安易な流れといいますか議論があって、農家以外の、例えばある法人が土地をとったらば、それは転用される、農地以外のものに利用されるおそれが極めて高いからそういうのはだめだという話でしょう。私もそれは何...全文を見る
○安住委員 私は、時間がないので、きょうは米の問題を何問かしたかったのですけれども、それは後で一、二問します。  大臣、つまりこういうことじゃないですか。それでは、十年後に望ましい耕作規模というのは一農家当たり何ヘクタールですか、簡単に答えてください。
○安住委員 僕もそうだと思いました。だけれども、そこまで行くには、今のような土地制度のあり方や農地法のあり方では私は進まないような気がしているんですよ。だからこそ、では、十ヘクタールや二十ヘクタールにするにはどうしたらいいかという話から見たときに、激変を緩和しないといけないという...全文を見る
○安住委員 いやいや、そんな紋切り型の話じゃだめなんですよ。  ということは、今の割合を続けるわけですか。北海道四七・二、青森三六・二、宮城でいえば二七・七、つまり七%近く宮城でいうとジャンプしているんですね。大臣、地域特性を生かした適地適産という話を農林省はさんざん言っている...全文を見る
○安住委員 いやいや、僕が言っているのは、何というか、もう少し基本理念を聞いているのですよ。地域特性というのを認めた形での議論に入っていくのか、今まで積み上げてきた減反面積の流れでそのまままた、それに少しのり代をつけてやるのか、全然違うじゃないですか。そのことを私は言っているので...全文を見る
○安住委員 今度の秋の、来年度以降の対策というのは抜本改革ですか、それとも、今までの流れに応じた減反の対策なんですか。
○安住委員 いやいや、私はもっと全然違う話をしているのですよ。  いいですか、例えばの話、大臣、十年間かけて例えば減反を緩和していく、十年後は、最後は自由競争になりますと、そういう抜本的な見直しをするのか、また緊急で、年度を二年だけに区切って、またこの減反率に同じような形でやら...全文を見る
○安住委員 時間が来ましたから、この話は続けて後日やりますけれども、これは私は全然違うと思っているのですからね。いいですか。  この緊急対策の減反を今までどおりやるのと、生産調整を含めて、助成金も含めて過去の資料は調べさせてもらいました。いろいろ意見を聞きました。私は、この十年...全文を見る
05月25日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○安住委員 安住でございます。  時間がありませんので、端的に、私の方も一問一答でお願いします。  平塚さんにまずお伺いをいたしますが、今のこの中山間対策に関連して、具体的に、どんなところでだれを対象にするかという、いわゆるガイドラインを設けなければなりません。このことについ...全文を見る
○安住委員 そこで、佐々木さんにお伺いします。私も東北の出身ですが、現実にそれぞれの町でデカップリングの指定をするというのは、確かに地方でやることはいいのかもしれませんが、むしろ大変さが伴うと私は思うんですけれども、いかがでございますか。
○安住委員 本田さんに二点ほど伺います。  第一点は、品質表示制度であります。現状の品質表示制度に大変不満を持っていらっしゃる消費者の方がもしかすると多いのではないかと思いますが、どこをどう具体的に改善して、何をもう少し表示すべきなのかという点と、自給率の問題で必ず出てくる問題...全文を見る
○安住委員 山崎さんにお伺いいたします。  現状の減反政策についてどのように思っていらっしゃるのか、御感想を聞かせていただきたいというのと、今認定農家の方の率直なお悩みを聞きましたが、やはりほかの地域でも減反農地への対応というのが非常に難しいという意見が随分聞かれます。その点も...全文を見る
○安住委員 一律減反ではなくて、例えば認定農家の方にだけは減反の傾斜配分を少し緩めていくとか、そういうことについてはいかがですか。
○安住委員 最後に、佐々木さんにお伺いします。  今度の法案の一つの柱として農村という言葉が入っております。基本的には、私は、先ほどの意見でいえば、農村というのは多種多様にあるので、国がやるべきことでなくて、地方自治体が中心となってやるべきことで、国が農村というものを一面的に定...全文を見る
○安住委員 ありがとうございました。
05月26日第145回国会 衆議院 農林水産委員会公聴会 第1号
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○安住委員 民主党の安住でございます。  きょうは、公述人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。貴重な御意見をありがとうございました。時間がございませんので、早速質問をさせていただきます。一問一答で、どうぞよろしくお願いします。  佐伯公述人にまず伺いますが、先ほどのお話で...全文を見る
○安住委員 大変貴重な意見をありがとうございました。私もかなり似たところがあります。  続いて、久保公述人にお伺いをいたします。現場の声を聞かせていただいて、私も大変参考になりました。実は、二点ほど伺いたいことがございます。  デカップリングというのが行われるとすれば、確かに...全文を見る
○安住委員 ありがとうございました。  それから、関連しますが、これは桧垣公述人にもお伺いをいたしますが、私も、四百九十一万ヘクタールという耕作面積がこれ以上減るのを何かの形で防がなければならないと思います。  しかし実際に、確かな数字はありませんが、全国には大体三十万ヘクタ...全文を見る
○安住委員 次に、辻井公述人にお伺いしますが、米の生産調整のあり方というのは、先ほどの公述人のお話の延長線でいくと、どのようなお考えを持っていらっしゃいますか。今のような生産調整をずっと続けるべきだと思っていらっしゃるのか、それとも国内の競争というものをもう少し新食糧法の理念に従...全文を見る
○安住委員 最後に、佐伯公述人に似た問題を違う角度からお伺いしますが、認定農家制度を含めて、農林省の政策というのは、できるだけ規模を拡大して、いわば強い農家を何とかつくっていこう。つまり、私は、平等主義からの脱却というのはやはりもう避けて通れないんだと思います。それからいったら、...全文を見る
○安住委員 どうもありがとうございました。終わります。
05月27日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○安住委員 私も、これは委員長に対しても申し上げますが、私も含めて、委員会幾つも入っていまして大変忙しいと思いますが、きょう十二時現在で、私の質疑であるなしにかかわらず、始まる時点で四、五人しかいないというのは、この農業基本法という本当に重要な問題を今やっているときに、果たしてこ...全文を見る
○安住委員 それでは、質問に入らせていただきます。  この基本法の中には大きな柱が三つありますが、これまで、食料それから農業のことに関しては、それぞれ各委員の方からも質問がかなりありましたので、私は、きょうは、約一時間をかけまして、もう一つの柱である農村という定義について何点か...全文を見る
○安住委員 それでは、これは自治省に伺いますが、今の定義で言うと、地方自治体のエリアといいますか、所管といいますか、私は、そもそもこの質問をするのはなぜかというと、農村というものを本当に考えたときに、確かに今までは、いろいろな法律で、農業にかかわるから何となく農村と言っていますが...全文を見る
○安住委員 そこで伺いますが、法案の第五条の解釈の前に、国土庁の方、きょういらっしゃっていますね。  実は、農水省の試算などでDID、非DIDというのがありますね。つまり、非DIDというのはどういうことかというと、人口集中地区以外の地区。これは一般的な指標として、実は行政機関が...全文を見る
○安住委員 それでは、農水省に伺います。  私の持っている数字と今のは全く一緒でございますが、今度の食料・農業・農村基本法の第五条、読みませんが、一番最後の二行のところに、「農業の生産条件の整備及び生活環境の整備その他の福祉の向上により、その振興」、「その」というのは農村ですけ...全文を見る
○安住委員 そうじゃなくて、私の質問は簡単なんですよ。官房長がさっきおっしゃった話はそうだろうと思いますよ。しかし、私が言っているのは、非DID地域、いいですか、国土の九七%、四千万人強が住んでいるその地域は、この定義からいうと入るんですか、これは全部をひっくるめて言っているんで...全文を見る
○安住委員 それでは、この法案で言う農村というのは何を指しているのですか。このことは大事なんですよ。基本計画でも、農村地域を決めて、そしてなおかつ具体的な施策をやると言っているんだから。  では、この法案で想定している農村のエリア、またその対象とする人というのはどういう人なのか...全文を見る
○安住委員 施策を講ずるために農村というのを書いているわけだから、その農村というのは、具体的にどういう地域を想定していらっしゃるのかということを僕は聞いているんですよ。資料を見るとないわけですよ。  過去の事例を調べると、いいですか大臣、前も私言ったのですけれども、農業の法律だ...全文を見る
○安住委員 いやいや、そういうことを聞いているのじゃないですよ、大臣。わかっていて外しているのかもしれないですけれども。  いいですか、では、違う観点から聞きますよ。これは自治省も答えてください。  この法律で言う例えば農村というものがあったとすれば、仮に、では農村地帯に住ん...全文を見る
○安住委員 それだったら伺いますが、法案のどこに相協力してと書いてありますか。
○安住委員 では、例えば八条を聞きましょう。八条は、地方自治体はというふうに主語が地方自治体になっています。そして、国との適切な役割分担を踏まえて、地方自治体の区域の自然的経済的社会的諸条件に応じた云々、責務を有すると。  よくわからないのですけれども、五条と八条というのは、つ...全文を見る
○安住委員 先ほどからこの話、本当は余り進みたくなかったのは、農村という定義がさほどないにもかかわらず、この基本法の大きな柱に据えた。だから、実は僕は、内容を余り本当はやりたくないのですよ。  いいですか、大臣。だって、十五条の二項の四では、基本計画で食料、農業及び農村に関する...全文を見る
○安住委員 わかりました。  それでは、もう一回自治省と国土庁に聞きますけれども、簡単に答えてください。  農村に関する国の施策の中心は、この基本法に基づいて今から農林省がやらせていただくということでいいんですね。自治省、それから国土庁。総合計画も全部、今のお話のベースでいっ...全文を見る
○安住委員 それでは、ちょっとこだわるようで申しわけないんだけれども、局長さん、生活環境の整備その他の福祉の向上を図る施策、これは、農村に関しては地方自治体じゃなくて農林省がやるということでいいんですね。
○安住委員 大臣に先ほどの答弁の関係で伺いますけれども、それでは、ここで言う農村における環境整備、インフラ整備というのは、具体的に例として空港整備計画、土地改良計画等々、さっき答弁で挙げられたですよね。つまり、それではこういうふうに解釈するんですか。農業者に対して生活環境の保全の...全文を見る
○安住委員 私は、結論は後でずっと言いますけれども、この問題は実は行政改革や地方分権に非常にリンクをする話ですから細かく聞いているのであって、受益者である住民から見たら、どこでもいいから速やかにやってもらいたいと思っていると思いますよ。  そういう中で、私が少なくとも自治省や国...全文を見る
○安住委員 都市ということは、官房長、例えば、都市近郊の農家の多い地域はどうですか。
○安住委員 そこで、それではこの都市という立場からまたこの問題を少しやらせていただきますが、三十六条の都市と農村の交流という定義があります。  私なりにまず解釈をしますから、意見を言っていただきたいんですが、この法案の条文では、都市と農村の交流というものをうたっているわけですが...全文を見る
○安住委員 それはわかっているんです。  では、逆に聞きますけれども、都市ないし都市近郊に住んでいる農業者の生活の向上や生活基盤の整備や環境の保全はだれがやるんですか。
○安住委員 自治省にお伺いしますけれども、やはり今のこの日本社会の中で、確かにこれは中央集権だと私は思いますし、それぞれの省庁が所管を持っているのはそれはしようがない、今の世の中ではしようがない。しかしこれは、地方分権をどんどん進めていこうといったときに、もしかすると、都市と農村...全文を見る
○安住委員 平たく言うと、ちょっとわかりやすく、私は余り回転がよくないかもしれないのでよくわからないのだけれども、では、こういうことですか。  集落排水事業をやる、そのときに、例えば、地方自治体がどこの集落排水事業をやるかということを決めるというときに、主体は地方自治体ですか、...全文を見る
○安住委員 これは構造改善局長にも伺いますけれども、私も実は、それは多分自治体がそれぞれの計画に基づいてやる話だと思うのですね。この基本法で言う整備というのは、つまりメニューを用意しますよということですか。私は、もっと踏み込んでいるような気がしてしようがないんですよ。
○安住委員 私は、農村と都市という定義ではまっていくと、とてもこの法案がわかりにくくなるのではないかなと思うのです。逆に言うと、都市の、先ほど三十六条の第二項を自分なりに申し上げましたが、極めてすっきりしているのです。なぜかというと、農業をなりわいにした、その業に対してサポートを...全文を見る
○安住委員 だからこそ、農業という業をなりわいとしたり、その人が住んでいる地域ということでやっているのでしょうけれども、それを広げていったら大臣、非DIDのことでさしたる根拠はないとおっしゃっているけれども、実際、本当に農村を地域で分けたらそういうふうにしかとれないのじゃないです...全文を見る
○安住委員 ですから、そういう答弁になるとまたひっかかってくるわけですよ。だって、今、道路などのインフラ整備と言ったでしょう、都市部に比べてこうだって。さっきそれは自治省の局長さんもおっしゃったけれども、それは地方自治体がやる話でしょう、大臣。この法が全部やるんですか。
○安住委員 荒廃をしている農村地域といいますか、やはりおくれている。私もそういうところに住んでいる人間としては、都市住民に比べれば相当下水処理施設もおくれているわけで、整備はしないといけない、それはわかります。  しかし、地方の時代なんて言われて久しくて、これから地方分権をやる...全文を見る
○安住委員 私は個人的には、食料、農業と農村という三つをくくったということに関しては、農村に関してはちょっと異質な感じがしているわけであり、また、多面的に、地方自治体や農村社会というふうなものはまさに国土開発であり、地方の主権にかかわる問題であるので、きょうはそういう質問を時間を...全文を見る
○安住委員 もう時間でございますから、最後に、では大臣の方からお話をいただきます。  団体の効率的な再編整備というのを基本法で書くこと自体、本当はどうかなと私は思っているのですよ。しかし、もうそれくらい追い詰められていると思うのですね。今の話を聞いていると、では、順調にいってい...全文を見る
○安住委員 終わります。
06月09日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○安住議員 岩永先生の御質問は、合議制の機関が我が方の案にはないじゃないかと。  政府案では、内閣府に対して、経済、科学技術、男女共同参画と、それから中央防災だったですね、確かにそれは重要であるかないかと言われれば、それは非常に重要な問題であることはわかりますが、それぞれの問題...全文を見る
○安住議員 すばらしい先生のお考えを聞かせていただきまして、ありがとうございました。  こういう言い方をすると適切でないかもしれませんが、日本の今の現行制度において、今の官僚制度や今の法体系の中で政治的リーダーシップを発揮するといっても、なかなか難しい問題が多分あるだろうと私は...全文を見る
○安住議員 この法案を提出する前に、二週間にわたって党で国会議員団を派遣しまして、去年の十一月から十二月にかけて、イギリス、ドイツと行ってまいりました。首相府等々にも行ってきました。  私ども大変印象的でございましたことを簡単に申し上げますと、イギリスの内閣府の官房長という方は...全文を見る
○安住議員 この間もイギリスに行きましたときに、予算編成の中でブレア首相の特別枠というのは幾らぐらいあるんだと言ったら、全部だと言われまして恥をかいてきたことがあるのですが、つまり、我々の党としては、首相府の、つまり総理がすべての予算を配分する権限を持つというふうに思っております...全文を見る
○安住議員 先ほど我が方の田中理事からもお話をしましたが、現行制度でも確かにそれは内閣総理大臣が予算の提出権を持ってやっているわけですが、実態としては、先生御存じのとおり、それぞれの役所の、それぞれの局の予算を削ることすら現実には大変難しい。つまり、積み上げ方式で今はやっておりま...全文を見る
○安住議員 確かに先生おっしゃる、公開をしながらオープンな形で予算編成をすればいいと思いますが、予算編成権は内閣にあるわけであって、議会政治からいえば、やはりある意味では与党が自由に予算編成をする権限を持つべきだと私は思っています。  ですから、今であれば自由民主党または自由党...全文を見る
07月07日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
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○安住委員 民主党の安住でございます。  きょうは、各参考人、御苦労さまでございます。私の方からもそれぞれ御質問をさせていただきます。時間がないので早速質問させていただきますが、まず清水参考人に伺います。  私のふるさとも宮城の石巻でございまして、水産市場がございます。今、そ...全文を見る
○安住委員 そこで、市場がそれだけの設備投資をするだけの、言ってみれば余裕がないというのがもしかしたら現状じゃないかと思うのです。これは後で杉谷参考人にもお伺いしますが、ある意味では、各港に市場があって、流通が非常に複雑化して、なおかつそこに漁港整備が整ってきたものだから、例えば...全文を見る
○安住委員 ありがとうございました。  次に、杉谷参考人にお伺いをします。  特に花卉市場の問題ですが、私の近隣といいますか宮城県でも、見ていますと、どうしてもこの市場の整備がおくれているんですね。ですから、これに対する対応というのは急がないといけないと思います。特に、豊かに...全文を見る
○安住委員 それと、相対取引が大変ふえてきましたね。ですから、競りと、今やっていらっしゃるわけですけれども、やはり同等の扱いといいますか、そういうことをやっていかざるを得ないと思いますが、この取引の実態について少し教えていただけますか。
○安住委員 では、杉谷参考人、最後にもう一問だけお伺いしますが、取引先の債務不履行の問題があるということですが、確かに、経済状態が悪ければなおさらそういう問題が起きてくるかもしれませんが、そこで要望として、信用補償制度ですか、機構の創設を訴えていらっしゃいますが、これは具体的には...全文を見る
○安住委員 どうもありがとうございました。  それでは次に、JAS法の関係について両参考人にお話を伺いますが、まず、日和佐参考人にお話を伺いたいと思います。  私も今までお話を聞いていて、多分、日本の場合は、消費者というよりも生産者の側から流通を見てきた、そういう長い歴史があ...全文を見る
○安住委員 引き続き質問させていただきます。例えば五年ごとに見直しをする、つまり、偽りの表示をしたり、消費者から見たときに、いわばそういう虚偽のことをした場合のペナルティーというのが私は当然あってしかるべきだと思いますが、それからいうと、今回の法律については不十分ではないかという...全文を見る
○安住委員 ありがとうございました。  それでは、最後に鶴田参考人にお話をお伺いしたいと思います。  一つ、今度の大きな改正の柱として、認定制度があるわけですね。それからいいますと、一つの問題として、小さい農家といいますかの方々が認定を受けるということになると、非常に煩雑で、...全文を見る
○安住委員 最後に、鶴田参考人にもう一問だけ聞きます。  先ほどのお話にもありましたけれども、いざ認定を受けてから、本当に正しい有機農法をきちっとやった上での商品を出しているのかどうかということをチェックするということが、ひいては有機農業をやっている方と消費者を守るということに...全文を見る
○安住委員 ありがとうございました。終わります。
07月21日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第24号
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○安住委員 おはようございます。  きょうは休み明けでございますので、通告の質問が、先週の木曜日だったので少しずれるかもしれませんが、御容赦をいただきたいと思います。  環境三法ということで、遅きに失した感はありますが、出してきたこと自体は率直に評価をいたします。しかし、歴史...全文を見る
○安住委員 そこで、これは樋口局長の担当になるんですか。今回出された環境三法ですが、特にヨーロッパなんかを中心に、時流というのは一体どういうふうになっているのか、わかれば少し御説明をいただきたいのと、それから、この法案で言う持続性の高い農業生産方式というのは具体的に一体どういうこ...全文を見る
○安住委員 私は、それは多分総論でいうとそうだと思うのですが、例えば、いただいた資料の中に「水稲作におけるたい肥の施用量の推移」というのがあるわけですよ。それで、十アール当たりでいうと、昭和四十二年で五百七キロですか、それが平成九年で百二十五キロまで減ってきたということですよね。...全文を見る
○安住委員 はっきりは言いませんけれども、重要視した視点でやっていきますということでしょう。  しかし、これは後で肥料取締法なんかでやりますが、やはりリサイクル型を考えたときに、どうしたって堆肥に使うもとが、汚泥がまた汚染をされているおそれもあるという非常に難しい問題があります...全文を見る
○安住委員 そこで、余り認識が一緒過ぎると委員会になりませんので、少し違う観点から私はお話ししたいと思います。  認定農業者というのは、今度のこの法案でいうと、導入の計画をして、いわば受け皿になるわけですね。そうすると、認定農業者というのは、今後どういう形で数値目標をつくって何...全文を見る
○安住委員 十五万弱ということは全体の五%でいいですか、局長。日本の農業者の大体五%ぐらいでしょう。  つまり、この法案を読むと、これは新たに導入計画を都道府県知事に提出をして、それで認定を受けるということですよね。一戸一戸の農家は相当まだまだ認識が不足をしていて、私は五%とい...全文を見る
○安住委員 と同時に、認定農業者をどういうふうにふやすかというのは大変な話だと思うのですね。多分目標数値をつくっても、全然そこまでいかないという繰り返しですからね、何をやっても。  そこで、例えば農協等々に対して、どういう指導助言をしてこの考え方というものを広く普及してもらうの...全文を見る
○安住委員 そこで、例えばこの認定農業者が決まったときに、今度は、持続性の高い生産方式を導入するのにいろいろな施設を使いましょうというときに出てくるのが農業改良資金助成法に基づく支援措置なわけですね。  そこで、私は資料を見せてもらいました。私は大変問題があると思います。例えば...全文を見る
○安住委員 いや、それがそうなっていないから私は言っているのですよ。今蚕の話をしましたけれども、私が指摘したのはそうではないのですよ。大臣、蚕なんか、それでもまだ六億の枠で平成八年度に二件の貸し付けがあるのですよ。いいですか。  特定地域生活改善資金なんというのは、平成六年に創...全文を見る
○安住委員 まあいいでしょう。これは、抜本的に見直すということでいいのですか。では、そういうメニューをいつまでに出してもらえるのですか。本当にこれはいろいろな種類があるけれども、ことしじゅうにはちゃんとこれを直して、来年には売れるような商品をちゃんとつくるということですか。ニーズ...全文を見る
○安住委員 大臣、私は農林省の中でも少しいろいろやらないといけないと思うのですよ。なぜかといいますと、例えばこれは農産園芸局が持っているいわば資金融資枠なのでしょう。しかし、農家から週末に私は話を聞いたのだけれども、例えば農業経営強化促進法があって、構造改善局の持っている融資枠も...全文を見る
○安住委員 というふうに考えておりますではだめだと思うのですよ。やはり、やりますと言ってもらわないとだめ。  それで大臣、私はこう思うのですよ。これは提案だけれども、細か過ぎるのですよ、多分。ある意味で、大臣の地元も私の地元もそうだと思いますけれども、農業をやっている農業者から...全文を見る
○安住委員 では、ぜひそういう見直しをやっていただいて、二〇〇一年まで中川大臣が大臣としてやっていらっしゃるかどうかわかりませんけれども、そういうことをぜひ引き継いで、省庁再編に合わせてこれをやっていただきたいと思います。  それでは、時間もなくなりましたし、実はこの環境三法と...全文を見る
○安住委員 私は、この法案には、私なりの考えでは二つ重要な点があると思います。  一つは、やはり言ってみれば取り締まりをどう強化していくかという問題ですね。そこで、例えば、この法案に書いてある普通肥料の範囲というのを拡大して、今の区別を少しシフトしたということですね。  もう...全文を見る
○安住委員 それと、品質表示の問題について言うと、私は、今の検査体制はどうなっているのかなと思うのですよ。品質表示を義務化するのはいい。しかし、本当にこれを徹底して調べるといっても、現在そんな体制が全国のどこにあるのか、だれがそういうことをやるのかということが、私は大変不安になる...全文を見る
○安住委員 私がもらった資料の中に、平成十年現在で、検査所の数が全国六カ所で百四十二人の検査業務なんでしょう。現実的にこれから、品質表示の問題にしても、悪質な業者を取り締まるといっても無理じゃないですか、こんな体制では。大臣、これは組織の人員配置等々やるのでしょう。やはり私は、あ...全文を見る
○安住委員 私は前から実は持論でございますが、やはり行政はこれからは、野球でいうと、監督やコーチをやるのではなくて、食品流通、特に農産物はそうだと思っておりますが、徹底的にアンパイアに徹して、フェアでない人には退場を命じる。フェアに流通をしてもらうことが、結果的には生産者と消費者...全文を見る
○安住委員 ぜひやっていただきたいと思います。関連は、後で鉢呂先生の方から質問します。  さて、水産庁長官、お待たせをいたしました。十分ほどありますので、お話をさせていただきたいと思います。  水産の現状についてでございますが、漁獲高の速報値というのが出たと思いますが、どうも...全文を見る
○安住委員 「資源の現状維持等のために必要な漁獲量の推定削減率算出根拠」というのをいただきました。これはどうなのでしょうか。私、もうびっくりしましたが、例えば、スケトウダラというのは大臣の地元の方でございますか。これは、これからの漁獲水準、平成八年から七年ぐらいでとっていた量をこ...全文を見る
○安住委員 率直にお話をいただいて、ありがとうございます。  そこで、そうはいっても長官、多分これはやはり基本法をやるときに非常に重要な根拠になると私は思うのですよ。そうなってくると、魚をとる側のこちら側がどういう体制でこれからいくかということが、大臣、大事ですよね。そうなって...全文を見る
○安住委員 いや、大臣、結果はかなり厳しい選択だと私は思いますよ。沖合、底びきに対して何らかの、言ってみれば業界再編どころか撤退をしてもらわないといけないようなことが出てくると思うのですよ。だって、これはどう考えたって、とる側を規制しなければ多分守れない話になってきますから。 ...全文を見る
○安住委員 地域経済にも大変大きな影響を与えますので、ぜひ、すべての人に対して非常に、手厚いといいますか、配慮を持った対策というものを、特に業界に対してはしていかないといけないと思いますので、ひとつ情報を隠さず、我々にも基本法制定の過程というものをいろいろお示しいただければありが...全文を見る
11月17日第146回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○安住委員 おはようございます。民主党の安住でございます。  きょうは、大臣が御就任なさって、私、初めて質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。大学のクラブの大先輩でもございますし、余談ですけれども、私の祖母が大臣の選挙区に住んでいまして、遺族会で一生懸命大臣を...全文を見る
○安住委員 農業分野の交渉が、シアトル・ラウンドも本格的に始まる時期を迎えている。私は、今後のWTOの農業分野のあり方を考えたときに、二十条の問題は次に聞きますけれども、農業の多面的機能という主張ですね、非貿易的関心事項への考慮、この主張をしている我が国にとって、中国の加盟という...全文を見る
○安住委員 中国が入るということを、我が国の農業の多面的機能、それから、言ってみれば、農業というのは特別な世界で、違う価値観を持っているのだという主張に同調してもらうような努力を私はやはりしていかないといけないと思うんですよ。  公式の場でこういう言い方をするのはちょっとあれで...全文を見る
○安住委員 私もそう思っていますけれども、日本の農家の皆さん、みんなそう思っていると思うんですよ。やはりこれはシアトルで、大臣、代表して行かれるわけだから、堂々とそのことについては主張していただく、主張が通らないときは職を賭してもやる、そういう気持ちでぜひ頑張っていただきたいと思...全文を見る
○安住委員 もともとこのお金、何が根拠で、例えば公共部門三兆一千億、非公共二兆八千億、どういうお金で、これぐらいの金がついたのかというのは、私はわかりません。当時の大蔵省の主計当局に聞いても、まあ腰だめというか政治の中で決まったことでございますからということでした。  私は、こ...全文を見る
○安住委員 いやいや、数字を見ればそうかもしれないけれども、実態はどうかということです。大臣の地元の盛岡の郊外で、このお金を使っていろいろな事業をやって、ウルグアイ・ラウンド以後、シアトルの次期交渉になって、残念ながらこれは関税化を受け入れたわけですから、関税化を受け入れてこれか...全文を見る
○安住委員 いや、もう転作、三割減反というのは、要するに、我々の地域なんかでも、一時的な問題なのかなと思っておったら、どうもこれは転作じゃなくて本作だ、そういう話になってくるわけですよ。  しかし、私が言っているのは、本当に農家の皆さんが納得するような解決の仕方というのはあると...全文を見る
○安住委員 特に、東北の御出身で、非常にはっきり物を言う大臣でいらっしゃいますから、今の言葉を私も信じて、これから質問をさせていただきます。  それでは、具体的に入ります。  新聞等々の話も、直接構造改善局、また農林省の中でこの調査委員会をやっている方々から、私も事情を聴取い...全文を見る
○安住委員 私、その調査委員会の、中川大臣が出された訓令を持っております。もっと平たく言いますと、週刊誌等々に載っていますから、大臣、当然ごらんになっているんでしょう。写真まで撮られていますね。  つまり、公共、非公共、中でも今回の不祥事というのは、非公共部門の予算執行にかかわ...全文を見る
○安住委員 その続きがあるわけですね。  実は、構造改善局の中には二つの勢力があって、政治的に言うと派閥とでも言うのでしょうか、それが激しい争いをしている。これは多分、予算の獲得等をめぐって激しい争いをしたのでしょう。お互いがお互いの不祥事を告発し合うという事態にまでなっている...全文を見る
○安住委員 そのときに農林水産省は、この中間報告を、故意とは私は言わないけれども、しかし、発表しなかったということは故意だというふうに言わざるを得ない。一月に訓令が出て、それでこの不祥事について関係者から事情を聞いた。事情を聞いたけれども、事情を聞いて出した中間報告については、実...全文を見る
○安住委員 こういう話は私も、嫌になるというか、がっかりしますよ。これからウルグアイ・ラウンドの次期交渉で、シアトルでの交渉が始まるというときに、六兆百億円を使って農業基盤を整備しようという話で、一生懸命期待を持って農家の皆さんも見ていた。実際、足元で予算執行をしている構造改善局...全文を見る
○安住委員 ちょっとそもそもの話からさせていただきます、事実関係を詰める上でも。  大臣、この問題は、実は、先ほど大臣御自身も認めたように、各報道機関やそれぞれの関係者に対していろいろな情報のリークがありました。つまり、構造改善局の中で何がしかの争いがあって、それが言ってみれば...全文を見る
○安住委員 最初の調査項目に当たっている担当者の職員は、新聞の取材に対して、みずから、九七年、九八年、二年間だけでも、少なくとも五十回ぐらい接待を受けた、この会社は一年当たりこの接待費に使った金は百五十万を超えていると書いてあるんですね。  大臣、聞いていらっしゃいますね、もち...全文を見る
○安住委員 そうじゃなくて、大臣、私は、ここで別に全部名前を出してもいいんですよ。なぜかというと、全部私のところに来ているんだから、いろいろな報告書が。両方のグループ、何か知らないけれども、垂れ込みでいろいろ来る。わかっているから。  だけれども、私が言っているのは、事実認識を...全文を見る
○安住委員 受けているのであれば、なおさら聞きやすいんです。  十月の終わりごろ、新聞にこの問題が再度また出てきました。つまり、その職員の何人かは韓国旅行に業者に連れていってもらったという話がある。そうですね、大臣。それで、さらにもう一方のグループの人間が、今度はほかの業者に中...全文を見る
○安住委員 今のお話は、要するに調査委員会の調査対象になっているというふうに認識していいですね。
○安住委員 この新たな事実が出てきた、そして調査委員会がまた調査をしていると。  大臣、先ほど私、ちょっと気になったので聞きますが、調査委員会は中間報告を出した。その後も調査を継続していたのですか、それとも今回新たに出たから再調査を大臣が命じたのですか。どちらですか。
○安住委員 それだったら随分ずさんじゃないですか。大臣、二月に中間報告をやってから、十月までの間に本当に調査委員会をやっていたのだったならば、新聞紙上や報道機関にこんなことを書かれる前に、調査委員会で、この話は事情聴取の中でちゃんと受けてなきゃいけないのじゃないですか。今言ったこ...全文を見る
○安住委員 問題となっている職員の何人かが、その後新たな疑惑が十月二十一日に発覚したわけですよ。はっきり言えば、我々がわかったのも、新聞や報道機関のおかげですよ。調査委員会として、つまり大臣、私がなぜこだわっているかというと、大臣は、二十一日に、これはちゃんと新聞にも載っているん...全文を見る
○安住委員 私が言いたいことはこういうことなんですよ、大臣。最近の神奈川県警、見てください。次から次へと、もう終わりですと言いながら毎日のように不祥事が出ているのですよ。つまり、役所がそういうことをやると、多分神奈川県警で現場でまじめに働いている警察官は非常に嫌な思いをしていると...全文を見る
○安住委員 お言葉はそれでいいですよ、実際、本当に事実解明をしてやっているのかどうかということを我々は疑問に思うのですよ、今までの対応を見て。そうでしょう。だって、農林省からこういうことがあったという調査報告なんか一つもないのですから。マスコミがそういうことを書いて、こういう不祥...全文を見る
○安住委員 システムの問題でもあるということは認識なさっていますね。もう一回。
○安住委員 私は、これからそのシステムの問題についてお話をしたいと思います。  大臣、非公共部門の仕事をしている、特にコンサルタント等の仕事をしている公益法人、今から挙げる五つの法人について、知っているか知らないか、まず伺いますから、お答えをいただきたいと思います。農林漁業体験...全文を見る
○安住委員 つまり、ここには農林省の職員の方が天下りをしておられる、そして、補助金をもらっている公益法人ということは事実ですか。
○安住委員 補助金も事実ですね。補助金を受け取っているのも事実ですね。
○安住委員 非公共部門の事業発注について、この公益法人がどういう役目を果たしていたか、その中から多分今回の問題というのは起因していると私も認識をしておりますので、少し詳しくこの問題について質問をさせていただきたいと思います。  つまり、構造的にいうと、農水省が事業の認定をして、...全文を見る
○安住委員 いやいや、大臣、それは私もわかるんです。そういうことを聞いているんじゃない。いいですか、農林漁業体験協会というのは、一応これは補助金をもらっている団体ですよ。なぜこの団体ができたかという話をしているのではない。体験協会、どういう資格で、何をもってこの会社で構成している...全文を見る
○安住委員 就任なさって、それも外国からゆうべ帰ってきたばかりで、私がこういう質問をするので、なかなかレクも満足に聞けるような時間的余裕がなかったんで申しわけないと思いながらも、大臣、でも過去のことに責任をとると言うんだから、私、ちゃんとやっているんですよ。これは勉強して答えても...全文を見る
○安住委員 今回は五つのコンサルタント業務の公益法人の問題、大臣、これは非公共の部分でこうですよ、今回、僕は公共はやらないけれども。つまり、農林予算に巣を食うというか、特定の構造改善局で長く仕事にあった人間がこういう業界をいわばコントロールをして、自分たちの予算を発注したところに...全文を見る
○安住委員 つまり、大臣、私が言いたいのはこういうことですよ。個人の不祥事を調べるのは当然ですね、新たなことがいっぱい出てきているのですから。ある職員に対してゴルフバッグを贈りましたなんということを、領収書と買った店のいろいろなものをつけて申告している人さえいるのですよ、調査委員...全文を見る
○安住委員 まかり間違っても、中間報告のように、そちらからは公表を一切しないなんということはないでしょうね。最終報告はちゃんと出すのですね、大臣。国民の前にちゃんと出さないとだめですよ。システムの変革というか、さっきの話をそのまま信じれば、この公益法人のあり方も、廃止を含めて抜本...全文を見る
○安住委員 大臣、もう非常に寂しいですよ、堂々たる大臣が下を向きながら文書を二回も読むなんというのは。大臣、私の今までの話、よくわかっていただけたと思いますけれども、これは大臣としての責任で、こういうやり方がもし正しいと思っていないのであれば、やはりこの法人のあり方を抜本的に変え...全文を見る
○安住委員 納得できるような措置を信じておりますから、予算を含めて、また組織のあり方を含めてということで、納得できるようなやり方で、我々がそういう書き方をきちっとするというふうに認識していてよろしゅうございますね。
○安住委員 構造改善局長の通達の中に、たしか九一年だったと思いますが、ウルグアイ・ラウンド予算が始まる前から、こういう協会を公益法人としてつくったから、こういうのをどんどん利用して、今後の市町村の事業採択をしなさいという歴史がありました。そうですね、大臣。そういう中で、いわば特定...全文を見る
○安住委員 いや、これは私が掌握しているからいいのです。こんなことはわかっているのですよ。いや、聞いているのはそういうことではないのですよ、大臣。こういうシステムがいいのですか、悪いのですかという話ですよ。やはり謙虚に、こういうあり方を反省しないとだめです。  今までの農政なん...全文を見る
○安住委員 大臣は、自自公連立はもう未来永劫ないと言いました、自自公連立は。それも正しいですね。これは組織委員長として言ったのか、個人としてもそう思っていらっしゃったのですか。
○安住委員 やはり、玉沢徳一郎たる大政治家が、自分の信念をそれぞれの場所で使い分けるなんということは、私はないと思うのですよ。四月会で言ったことは、四月会の皆さんもこれはテレビでこれを見ているかもしれないですから、あそこで言ったことはまさに政治家玉沢徳一郎の発言なわけですよ。私は...全文を見る
○安住委員 つまり大臣、自公連立に反対をして四月会で大演説をぶった方ですよ、大臣は。自公連立はないと。そしたら大臣、私は、政党として自民党が公明党と連立を組むことに何も問題なんかないと言われれば、そうだと思いますよ、政党同士ですから。しかし、あなたは、小渕内閣が自自公をやったとき...全文を見る
○安住委員 この話の続きは次の委員会でまたさせていただきますが、長い間本当に御協力いただいてありがとうございました。私の質問を終わります。