安住淳

あずみじゅん

小選挙区(宮城県第五区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

安住淳の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月02日第154回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○安住委員 おはようございます。  私は、総務委員会できょうは初めて質問をさせていただきますが、大臣、総務委員会では初めてです。三十分しかないので、郵政事業の改革の問題と、きょうは中島人事院総裁においでをいただきましたが、天下りの問題について、時間がありましたら質問をさせていた...全文を見る
○安住委員 今の話を聞いて、それが事実であれば、私は、総理というのはわからない人だなと思いますね。政治主導といって、自民党からは批判もあるようですけれども、改革案を出されたんでしょう、総理は。今の話を聞いたら、重要な点は事務方にまず説明して、それから万般にわたって大臣という話で、...全文を見る
○安住委員 聞くところによりますと、片山総務大臣は、昨年の十二月以降、自民党の総務部会には出入り禁止になっているというんですけれども、事実でしょうか。
○安住委員 そこで、そうは片山大臣おっしゃっても、明らかにこれは、仲よくやっているというよりは、意見の対立があるなということはだれの目から見てもわかるわけです。  そこで、十二月の十四日、総理と片山大臣の会談で、今ちょっとお述べになりました合意点について、これは自民党の中では寝...全文を見る
○安住委員 その中で、片山総務大臣御自身の意見はどちらですか。
○安住委員 つまり、総理は全面参入、片山総務大臣は、漸進的というか、EU的に段階的な自由化ということですね。自民党の総務部会の大半は、民間参入も基本的にはだめ、部分参入なんかとんでもない。三つの意見ですね。  さてそこで、私は総務委員会の筆頭理事をやっていて、これはまた不思議な...全文を見る
○安住委員 今のは実は核心に触れた答弁ではございません。つまり、信書便法をまとめるのに手間がかかっているのであって、二百も三百もある法案の精査なんというのは、それは事務的な話。ですから、信書便をしっかり出してもらいたいということです。  大臣、これは我が党の考え方をちょっと明確...全文を見る
○安住委員 いやいや、もうこれは日にちのないことですから、同時に出すということを約束してください。それは約束していただかないとだめですよ。どうぞ。
○安住委員 与党の筆頭理事を含めて、理事の方々はぜひ、これは出すというふうに約束していただいたというふうに我々はとりますから。つまり、これは重要法案だから私は言っているのです。先行逃げ切りというのは競馬にはあるかもしれませんけれども、そういうことはだめです。信書便法こそがまさに今...全文を見る
○安住委員 全くないといいながら、本当は全く思っているわけですね。  これは与党サイドが、議院内閣制度ですから、しっかりまとめて出してきてくださいよ。つまり、部会の手続がどうのこうのなんということは、それは与党側の問題であって我々には何の関係もないですから。我々としては、問題点...全文を見る
○安住委員 これは、とにかく総理に最後は政治責任があるわけですから、これは内閣の責任でぜひ一日も早く法案提出をされるよう、我々としては強く要望いたします。  ところで、この郵政事業にかかわる、昨年十一月から特定郵便局長の調査をしましたね。いろいろ出てまいりました、三月二十九日付...全文を見る
○安住委員 そもそも、これからは郵政公社の議論をしていかないといけません。私自身は、郵政公社の設立については前向きです。しかし国民の皆さんに、特定局のあり方というのは、戦前から歴史があるわけですよ、その中でいろいろな不明朗なものがあった。その象徴的なことが多分、渡し切り費という問...全文を見る
○安住委員 ぜひ、やはり目線は、視点は国民の皆さんの視点。私は、特定局長さん初め郵便局員、たくさんまじめな、友人もいます、一生懸命やっている方をよく知っています。だからこそ、渡し切り費等々の不明朗な問題については、やはりしっかりと、やめるからいいじゃないかではないのです。そうじゃ...全文を見る
○安住委員 総裁、ちょっと大きい問題なので、私は二点について申し上げます。  一つは、人事院の存在が問われるような話ですよ。つまり、通達を出して、一時期、一年だけちょっと減ったと。そうしたら大きな省庁になって、いわば在庫一掃なんと言ったらちょっと語弊がありますが、しかし通達がな...全文を見る
○安住委員 そこでもう一つの問題が、まさにそこからの議論ということになるわけです。これは、公務員改革です。これは私は大議論になると思いますが、この年初めに出た内閣府がやっているんだか総理が直属でやっているんだかわかりませんけれども、公務員制度改革で、どうですか、今度は人事院の手を...全文を見る
○安住委員 大臣、今聞いていただいたとおりなんですよ。これは多分、深い問題がもう一つありますよ。確かに、五十六歳で今退職するというのは、そのまま世間にほうり出されたら、私だって再就職先を必死に探しますよ。しかし、知らないところに行ったって相手にされないんだから、自分が行政官庁にい...全文を見る
○安住委員 私は、その行政改革担当大臣が頼りにならないからこうやって片山大臣と議論しているんですよ。さっぱり言ってもだめだから。格好いいことはテレビで言うけれども。  つまり、大臣、これはもう議論の余地のない話。私も、渡り鳥なんというので三年も四年も前からずっとやっているんです...全文を見る
04月18日第154回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○安住委員 ちょっと開会がおくれましたけれども、これから始めさせていただきたいと思います。  きょうは、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律案の質疑ということでございますが、理事会でも申し上げましたとおり、一般質疑がなかなかできないということで、一般質疑的な質疑も...全文を見る
○安住委員 これは非常に難しい話であります。なぜかというと、私は、そもそも我が国の高級官僚といいますか、霞が関の役人の皆さんに何を求めるのかということがやはりまずなきゃいかぬと思うのです。これは、モチベーションといいますか、高い志で仕事をしてもらわないといけませんし、そういう観点...全文を見る
○安住委員 いいですか、これは、安倍副長官は有事法制で忙しくてこういうことは余りやっていないかもしれませんから問題意識がないかもしれませんけれども、私は非常に問題意識があります。  私は、やはり今の世の中は負の連鎖というか、負の循環だと思っているのですよ、負の循環、この官僚を取...全文を見る
○安住委員 実は、この大綱をやるということは、基本的に私は人事院は今の仕事のかなりの部分をもうやらぬでいいと。つまり、これからは、ある意味では賞罰や人事管理の面だけやっていただいて、入り口のところは、今の事前の入省のときの承認制も、それから出口のところもまさに大臣決裁ですから、各...全文を見る
○安住委員 だから、今までの人事院の役目はもう要らないということですね。私はそう思いますよ。つまり、かなり制限する。それはそれで政府の考え方として、いいでしょう。しかし一方で、これは公平性と情報公開をどう担保していくかということはあるんですよ。  私は、後からまた申し上げますけ...全文を見る
○安住委員 人事院の総裁、今からはそういう人事院でよろしいですか、いかがですか。これは反論があるのだったら、ちゃんと言ってください。  なぜかというと、どっちがいいとか悪いじゃないんですよ。ただ、新しい制度に変える以上は、役所はそれぞれ採用する人間に対する責任を持ってもらうのは...全文を見る
○安住委員 これは、政府部内で意見が合わないということのまさに証明ですね。これは結論のある話ではないですから、どっちがいいかという議論はわかりませんけれども、安倍副長官、これからどうなさいますか。
○安住委員 大変つまらない答弁だったので、がっかりしますけれども、やはり一番考えないといけないのは、私は、長く公務員をやってもらうのが本当にいいのかというと、必ずしもそうでないのかなとも実は思っているんです。霞が関が市役所みたいになったら、本当にいい仕事ができるのかいなとも思うん...全文を見る
○安住委員 私は一つ提案したいんですけれども、外国の例を今出しましたけれども、例えば出口の問題ですね。  例えばフランスを見ますと、フランスは、退職した公務員はほとんどの皆さんは年金で食っていけるんですね。なぜかというと、ベースは、ちょっと僕は今資料を持っていないんだけれども、...全文を見る
○安住委員 中村議員が次の質問ですけれども、民主党としてトータルで一時間やらせていただきますので、ちょっと食うかもしれませんが、その分は本人に了解を得ていますので、引き続きちょっとやらせていただきます。  私は、やはりもっとクリエーティブな仕事をしてもらいたいと思っています。自...全文を見る
○安住委員 どうぞひとつ、国家公務員の採用形態等が変われば当然地方にもいい影響を与えますので。  やはり前例主義、それからなかなか思い切ったことをやらない。変わらないところが役所のいいところだといえばいいところだと言う人もいますが、しかし、今の時代にとても適合しないんじゃないか...全文を見る
○安住委員 私は御指導はしませんけれども、政治的にはこの委員会だって大変ですよ、郵政事業法案を抱えていまして。有事法制の方が政府が大事だと言っているんですから、総務大臣、どんどんあっちへ出ていただきまして、我々の方よりもあっちの方が大事でしょうから、どうぞ、それだったらそれでやっ...全文を見る
○安住委員 何の根拠もないということはよくわかりましたが、まあ、それはいいでしょう。だから問題は、一回入ったらもう安心だという、安心に構えられるのがだめなんですよ、やはり。信賞必罰、そういうことをちゃんとやってもらわないと、この制度は逆にいったら生きないんですよ。私はそう思います...全文を見る
○安住委員 出さなかったら政治的責任はありますからね。それは政治的に責任とっていただきますよ。いかがですか。
○安住委員 法制局が手間取っているんじゃなくて自民党が手間取っているんだと私は思っているんだけれども、まあいいでしょう。もし出なければ、我々としても言うべきことは言わせていただきます。  それでは、同僚議員にかわります。どうもありがとうございました。
05月17日第154回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○安住委員 ということですから、法制局長官、私は通告していませんけれども、ちょっと残ってください、引き継ぎますから。  さて、私は、きょう朝、CNNのニュースを見ていましたら、官房長官、ニューヨークのグラウンド・ゼロ地点の行方不明者の捜索についてニューヨーク市長が会見をなさって...全文を見る
○安住委員 私はそこまで実は聞いていなかったんですが、長官、そこまでおっしゃるのであれば、結局、脅威の除去をどう考えるかという伊藤委員の質問はありましたけれども、では、そこからさらに踏み込んだ話をしないといけないと思うんです。  なぜかというと、あの戦争が、戦争といいますか、始...全文を見る
○安住委員 いやいや、そんなことを私は聞いているんじゃないんですよ。防衛庁長官、ちょっと丁寧な議論をしましょう。だから必要なんだという結論にまで導かないでほしいんですよ、私はそんなこと聞いてないですから。  つまり、あの時点と比べて、この七カ月の、今の、つまりアイ・エヌ・ジーの...全文を見る
○安住委員 いや、余りそういう話をしていくと、本当に反論したくなるんですよ。  では、今言った、意思や能力が残されているというのは、どういう情報で判断しているんですか。防衛庁は、そういう判断をなされるぐらい立派に情報を持っていて、みずからアフガニスタンの奥地まで行ってそういう情...全文を見る
○安住委員 それじゃ、米軍に教えてもらってそういうふうに言っているだけで、断定的な言い方はできないじゃないですか。ちゃんとクレジットをつけなきゃだめですよ、米軍の情報ではこうだと。  つまり、私が申し上げているのは、延長をするに当たってのきちっとした国民に対する説明義務ですよ、...全文を見る
○安住委員 この法律はもともと、九月十一日に起きたテロに対する国際社会の取り組みに対する支援であります。そういうことですね。だからこそそれは、我々の国では現行憲法上においてのさまざまな制約があるので、あのときの話は私はもうぶり返しません、私もいろいろな苦い思い出もありますから。し...全文を見る
○安住委員 私は、そうだとは思いません。  なぜかというと、この七カ月間におけるオペレーションによって、結果としてどういうふうな成果が得られて、そして我が国としての貢献がどういうふうになったのかということを、そうであればきちっと国民の前に、紙でも何でもきちっと明らかにすべきじゃ...全文を見る
○安住委員 いや、これは長官、失言になるかもしれないですよ。それはおかしいですよ。だから私は言ったじゃないですか。議論の前に、我が国は我が国の独自の判断でこの法律をつくりましたねと。制約された法律の中で決めたんですから、そうですよね。  それは、軍事オペレーションの中で減らした...全文を見る
○安住委員 まあ、このことで押し問答しても仕方がない。何でかというと、考え方がどうも違うんじゃないかなと。  長官、やはりあのときのことをもう一回考えますと、戦時下の海外に、少なくともその戦闘の行われている周辺地域やそれに参加をしている海外の外国の部隊に対して、結果的に協力とい...全文を見る
○安住委員 長官、まだちょっといてください、すぐ答弁してもらいますから。  実施の可否のことだけれども、期限の変更というのは、同一性の保持という点からいうと、期限の変更は同一性から外れますよね、今回。それはいかがですか。
○安住委員 長官、そういう判断で内閣としては、今回は報告で済ませるということですか。
○安住委員 いや、そんなのはわかっていますよ。だけれども、二年間はずぶずぶと、同一性があれば計画だけで、つまり、国会の承認を得ないままこれをずっと報告で延々とやっていくという話になったら、これはおかしいんじゃないですか。  私は、法律の趣旨からいうと、ちょっとえらい拡大解釈して...全文を見る
○安住委員 いや、だけれども、やっぱり、期間を延長してやるということは、実は、今私が申し上げたように、例えばアフガニスタンでの状況をどう判断するかに非常に起因するわけですよ。そのときに期間をどれだけ延長していくかという問題は、実は極めて政治的に重要な話であって、それが結局自衛隊の...全文を見る
○安住委員 次の質問がありますけれども、同一性を維持するということで、期間を半年とか一年というものを延長するのに、同一性があるから報告でいいという考え方は、民主党は反対です。  これはちゃんと国会承認をきちっとやる。でないと、また行く自衛官の皆さんに、私は、逆に、正当性をちゃん...全文を見る
○安住委員 いや、だから、そういう横並びの議論をしているんじゃなくて、もうちょっと細かい議論でやっていきましょうと言っているんじゃないですか。だめですよ、そんな木で鼻をくくったような答弁をして。私は、そんなことは聞いてないですから。出すことに対してきちっと国会承認を求めるかどうか...全文を見る
○安住委員 しかし、新政府ができまして、やはり復興を中心としてやっていくというふうな局面に移ったと私は思うんです。全土が戦闘状態に入っているわけでもないし。  そういう中で、私は、日本の外交が本当にこのアフガンの復興に対してどれほどサポートできるか。テロの除去も大事ですけれども...全文を見る
○安住委員 ぜひこのアフガンの復興についてのイニシアチブをとってください。強く要請をしておきます。  ところで、アメリカに目を転じますと、この連休中のアメリカのニュースを見ても、どうしても各社の世論調査がだあっと出ているんですね、中間選挙も控えて。しかし同時に、アメリカでは各社...全文を見る
○安住委員 あなたも否定はしていませんね。
○安住委員 極めて難しい話だと思いますけれども。まあ、無理だと言っても私は差し支えないと思います。  私が心配しているのは、もしアメリカが何かを言ったときに、ノーと言えない今のこの体制、体質というのを私はやはりひどく感じちゃうんですよ。ですから、いろいろなことを理由をつけて、ぎ...全文を見る
○安住委員 長官、失礼ですけれども、あなた、この法律のことわかっているんですか。ちゃんと読みたくなる。九月十一日に起きたテロに対する支援なんですよ、これは。国際情勢を考えながらイラクの空爆なんて、そんなばかなことを言ったら大変な話になりますよ。違うでしょう、今の。訂正してください...全文を見る
○安住委員 それならそれでちゃんと答えないとだめです。今の答弁は、私は認めません。  イラクでの空爆等々の事態が起きたときは、この法律での対処というのは難しいということは、法制局長官、答弁できますか、これは一言で。できないと答弁できますか。
○安住委員 やはりそれはそうなんですよ。全くそうで、つまり、イラクは国連のあれじゃないんですよ。いいですか、イラクはまだ査察なんですからね。査察ということは、まだ国連の決議も何も決まってないんですからね。大体、要件を満たしていないんですよ。まして九月十一日の関係にはないんだから。...全文を見る
○安住委員 終わりますが、最後は本当は政治的な決断であって、技術的な決断でないことはわかっているんですから、国家としてちゃんとこの引き揚げをするよう強く求めて、私の質問を終わります。ありがとうございました。
05月29日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○安住委員 私は、三十分時間をいただきまして、一年半ぶりに農林水産委員会で質問をさせていただきますが、私が質問をするのは、もっとより具体的な、一つの海産物を例にとって、今現実にこのJAS法の改正ということになりますが、大きな枠組みの話よりも、より現実論に即した話をしたいと思ってお...全文を見る
○安住委員 いや、私は、大臣、役所や皆さんが口で言っていることだけじゃ、もう信用しないんですよ。いや、行動してもらわないとだめなんだって、現実に起きているんだから。いいですか。  私はこういうことを質問しているんですよ。これは九九年に、私は四月にもこの問題を取り上げているんです...全文を見る
○安住委員 とにかく、木下長官もかわいそうですよ、確かに、なったばかりですからね。大臣もまだ一年。しかし、私は、少なくともこの問題四年もやっているから、歴代四人の大臣に聞いているんですが、さっぱりだめ。今回内閣改造あるかどうかわかりませんけれども、責任とってもらわないとだめですよ...全文を見る
○安住委員 これは、実は本当のことを言うと、どれだけ入っているかもわからないんですよ。貿易統計でちゃんと税関の手続をした量だけなので、これは。水商売ですから本当のところがわからないというのがあって。  多分こういう推測は成り立つんですよ。生食用のカキでいうと、年間大体三万から四...全文を見る
○安住委員 これは、やはり本当に流通の背景をわかっていないと実は議論できないんですよ。悪いけれども、私は何回もこのことで役所の皆さんと話をしたけれども、流通の実態を本当にわかっている人はいなかった。つまり、私は何を疑問に思っているかというと、そんな役所が新しい役所をつくって取り調...全文を見る
○安住委員 大臣、ここでぜひ要請というか、私は、これは単県に頼んだってだめですよ。だって宮城県のカキを、仲買の宮城県の皆さんだけ調べたって、そこから今度は全国の業者が買うんだから、宮城県が宮城県の業者さんだけ調べたって、カキ流通全体の実態調査になんかならないですよ。そうでしょう。...全文を見る
○安住委員 大臣、これは提案ですけれども、どんなことを体制整備するよりも、こういう一つの品種といいますか、カキ問題ならカキ問題をしっかり解決することの方がより信頼を高めると思いますよ。枠組みを、スキームをつくってこうするんじゃなくて、現実に、この問題で、漁期が始まる来年の九月から...全文を見る
○安住委員 では、ぜひ今度委員会に立つときには結果を出していただくよう強く要請しまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
06月11日第154回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○安住委員 民主党の安住でございます。  きょうは、前半で荒井議員と松沢議員がそれぞれの立場から議論をしているのを私、伺っておりまして、やはり総理、率直に申し上げまして、質疑も始まって二十時間近くたつんですけれども、同じところを行ったり来たりするんです、質疑が。  これはなぜ...全文を見る
○安住委員 総理、今から、午前中に有冨ヤマト運輸社長がここでお話ししたことを私は丁寧にちょっと説明しますから、何をおっしゃっているか、それをよく聞いていただきたいんです。  つまり、総理、確かに民間参入をすることによるメリット、つまりパブリックなところに競争原理を入れたいという...全文を見る
○安住委員 つまり、特定の信書便に、例えばバイク便とかそういうので首都圏というふうな参入のことは僕はあると思うんですよ。そういうことから徐々にやっていって、何年か先には、公社も例えば一本立ちができるようになって、ある程度民間にいっても大丈夫だというときになって全面参入しようという...全文を見る
○安住委員 ですから、去年十二月に片山総務大臣をお呼びになったときに、総理はその時点で全面参入の法案を出してくれというふうに指示なさったんじゃないですかということです。
○安住委員 やはり全面参入というものをまず前提に法案づくりに入ったと判断せざるを得ないんですね。それはいいんですが、そのときに、総理がおっしゃっているように、全面参入できるような法案だったらいいんですよ。ところが、けさも聞きましたし、ここには非常にこの問題に詳しい方がいらっしゃる...全文を見る
○安住委員 総理、すると、あれですか、民間参入を求める信書便法案は、ガイドラインの作成時点で、民間がより入りやすい方向に総務大臣を指導してガイドラインをまずつくっていくということですか。ちょっと一点だけ確認をさせてください。
○安住委員 実は、今の質問をなぜしたかというと、この部分については、有冨社長が参考人でいらっしゃって、おもしろいことを言っているんですね。その部分のことで言うと、答えています。玄関、今、門戸と言いましたね、門戸開放した、玄関だけはあけたと。これに対して有冨さんは何と言っているかと...全文を見る
○安住委員 そんなことは私は百も承知です、今有冨さんの話を、大臣、紹介してあげているんですから。だけれども、入るであろうと予想されている会社の社長は、参考人質疑できょう午前中、そういう話だったんですよ。  ただ、総理、お言葉を返すようですけれども、必ずそういうふうに、参入できる...全文を見る
○安住委員 総理、笑っていらっしゃったけれども、だけれども、三時間と五時間なんて、私から言わせてもらえば、部分参入は私はいいと思っていますから。それで、ちょっとお話を聞くと、なかなか東京都内で、郵便局の皆さんも、配達するのに大変なことがある、だから少々入ってもらう分にはいいと思っ...全文を見る
○安住委員 ぜひ検討してください。  ただ、総理、大方針を出せば、確かに総理もお忙しいですからいろいろなことあります、自分のところの閣僚があんな、非核三原則を踏みにじるような発言までして、委員会にまで出されて、いろいろなことがあるから、この問題だけとは思いません。しかし、総理は...全文を見る
○安住委員 いやいや、違うんですよ。それは全然違うんですよ。多分国庫納付金のことと間違って答弁なさっていると思うんですけれども。総理、これは子会社をつくるという、天下りの先をつくって、それでファミリー企業をつくって、いろいろな意味でのあしき弊害をまたつくるんじゃないかという危惧が...全文を見る
○安住委員 総理、この話は政治が決めなくてどうするんですか。あなた、いつも言っているじゃないですか、政治主導でやるって。何でそんなことを、大蔵省との調整をしているからって、あなた、そんなこと言っちゃだめですよ。一番重要な話ですから、これは。公社に勤める側から見たって、これを認めて...全文を見る
○安住委員 総理、私が言っている話はわかっていただいているという前提で私は話をしているんですよ。  だから、この先は大変な話なんです。この先がわからずして、ただ、結局は、行き方の方向が見えないから宙ぶらりんにしているという話じゃないですか。それで賛成も反対もしようがないというの...全文を見る
○安住委員 重要ですよね、総理。それは重要だと思うんですよ、私も。  片山大臣、認めてくれるんですか、これは。
○安住委員 これは、総理、実は冒頭我が党が質問に立ったときに、玄葉委員がこの話もやったんです。  私は思うんですけれども、これを、例えば責任の所在とかといいますけれども、例えば民間の一部上場企業の何社かがそうやってネットワークの構成をするということで、例えば全面参入という場合に...全文を見る
○安住委員 来年からはできないということですか。いつの時点から。
○安住委員 これは、総務大臣、責任の所在が問題ですか、それとも、つまりここに営利主義とユニバーサルサービスの接点という問題があるわけですよね。まさにそのユニバーサルサービスを貫徹します、それで利益も上げます、しかしこれは、反面、公共性を大事にする方から見ると、ここの堰を切られたら...全文を見る
○安住委員 公社化法案の中で一番問題になるのは、総理、私は、これは民営化をする側からの論理を言っているんですから、ずっと。  最後に聞きますけれども、民営化をしたい側というか、するべきだという側から、これはやはり行司と相撲取りが同じ人間というのは、総務省とそれから郵政公社という...全文を見る
○安住委員 よくわかりませんでしたから、また細かい議論はやります。  さて、それでは、公益性、パブリックな面を重視する側からの考えに基づいて何点か、時間がないので、私は疑問を呈します。それに総理、ぜひ答えてください。  まず、総理、郵便局はどうあるべきでしょうか。つまり、例え...全文を見る
○安住委員 何といいますか、郵便局に何をしてもらいたいのか。そういうところで私はこの法案の行方というのはわかると思うんです、実は。つまり、合理的でないもの、非合理なものもある程度やってもらわないといけない、そういうふうに思っていらっしゃるのか、いやいや、これはもう採算ベースでいく...全文を見る
○安住委員 いやいや、ですから、それで国家公務員という身分で縛りつけるのはどうなんですかと言っているんですよ。逆に、国家公務員であれば、ちゃんと公務員として利益目的の商売をやらないでということになってしまうんじゃないですか。そこがやはり中途半端なんですよ。
○安住委員 いやいや、私の質問をよく聞いてください。  公務員という身分を与えて実績主義だ、成績主義だとやったって限度があるんですよ、総理、だって何号給と決まっているんですから。民間会社の実績主義というのは違いますからね。三十歳で社長になることもあるし、一千万もらう人もいれば、...全文を見る
○安住委員 それは自民党の総裁としてそういうことをおっしゃっていらっしゃるんですか。
○安住委員 それでは、要するに、この法案は、修正を仮にやったときに、総理自身というか、世間から見ても後ろ向きと思われるような修正を与党の側からするということはあり得ないということですか。いかがですか。
○安住委員 八代先生は、総理はよく総裁と相談しろと言っていますけれども、同一人物ですから、それは同じ人間の答弁と私は考えます。  それで、総理、いよいよ来週で国会も終わります。どうしますか、この法案。私どもとして見れば、まだ十三時間や四時間しか審議していないから、総理も呼んだし...全文を見る
○安住委員 私は重要法案だと思っているんです。重要法案は、総理も自民党の国対副委員長が長かったから、平均四十時間でしょう、これは四つあるから百六十時間なんですよ、衆議院。  毎日来てくださいよ。総理がいてもかみ合わないんだから、総理がいないともっとかみ合わないんですよ。総理、何...全文を見る
07月04日第154回国会 衆議院 総務委員会 第26号
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○安住委員 民主党の安住です。  きょうは、三参考人、大変御苦労さまでございます。私も時間がありませんので、疑問といいますか、ちょっと形を変えた質問をさせていただきたいと思います。  今川参考人にまずお伺いをいたしますけれども、宅急便はよくお使いになっていらっしゃると思います...全文を見る
○安住委員 今川参考人に伺いますけれども、宅急便の中に、例えば、たまに家族なんかに添え状を添えて送られることもあると思うんですね。私なんかも、例えば田舎の母から来たときなんか。  信書の信頼性は国でないとできないという意見もあるんですが、本当だろうかと。もし民間会社がその信頼を...全文を見る
○安住委員 山本参考人に伺いますが、衆議院にヤマト運輸の有冨社長がいらっしゃいまして、そこで意見陳述をした意見を私がこれから申し述べますから、それに対する感想を聞かせていただきたいと思うんです。  先ほどユニバーサルサービスの件でJRの例をお使いになりました。それでお話をなさい...全文を見る
○安住委員 大きな話をさせていただくと、やはり山本参考人がおっしゃるように、今我が国で最も問題なのは、戦後、国土の均衡ある発展という政策の大きな共通の認識があって、地方と都市の、都市部というか、格差を縮めていこうということでやってきたわけですね。その政策が、道路にしてもこの郵便局...全文を見る
○安住委員 すると、郵便事業に競争原理をもっと入れてもいいというお考えですね。
○安住委員 それでは、ちょっと今川参考人にもう一度、もう一点だけお伺いさせていただきます。  ゴルフバッグの往復便とか、先ほどおっしゃいましたクール宅急便、それから深夜の集配、こういう国営で今まで郵便局がもう及びもつかなかったことを宅急便会社はできるようになった、そういうことで...全文を見る
○安住委員 最後に、西田参考人にお伺いをさせていただきます。  我が党にも、また私のところにも随分要請をいただきまして、本当にありがとうございました。  今回、点字郵便一部録音物の無料扱いというところは、確かに政府は削除したわけですね。皆様方に対して法案の説明等々あったと思う...全文を見る
○安住委員 このことについては、法案の修正で盛り込むべきだという意見も非常に強くて、我々も何とかそうしたいとは思っているんですね。ですから、きょうのお話を聞いて、東京に戻りまして、皆様方の御要望をぜひかなえられるよう最大限頑張っていきたいなと思いますので、また何かありましたら御要...全文を見る
07月05日第154回国会 衆議院 総務委員会 第27号
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○安住委員 総理、御苦労さまでございます。  本当に長い質疑が行われまして、いよいよきょうは、採決という日を多分迎えるであろうということになりました。  国会を、通常会を延長までして、改革の本丸というふうに総理はおっしゃって、この法案を出してきたということをずっと総理は主張な...全文を見る
○安住委員 総理、返す刀というのは嫌ですけれども、きょうは私は、恐縮ですが、ほとんど通告していないのは、政治的な議論、細かいところに入らないでと総理はいつもおっしゃいますから、私もほとんど何も見ないで質問しています。  総理、やはり郵政公社法案というのは、そうは言っても、橋本元...全文を見る
○安住委員 すばらしい意見を聞かせていただきましたが、しかし、私は違うと思いますね。総理、それはやはり、まず橋本行革の流れで、そのときは公社にしようというのは与野党ともにある程度のコンセンサスを得て、だから今日あるんだと思うんですよ。それは、私も確かに一歩前進だと思うんです。 ...全文を見る
○安住委員 総理、やはり私は個人的には、今回、いろいろこの法案の質疑をさせていただいて、郵便事業は公共性の非常に高いものだと、後で郵貯と簡保の話は聞きますけれども。  総理の考え方もそれはあると私は思うんですね。しかし、総理、現実には業者の皆さんにもおいでをいただいてお話を聞い...全文を見る
○安住委員 それは、もう総理が総理である限り、総理の傘下にある総務大臣にその意向を伝えて、それが反映するようにやっていくということですね。そういうことでいいですね、総理。  そういうことになると、総理は、極端なことを言うと、何か内閣改造で総務大臣を兼務なさった方がいいんじゃない...全文を見る
○安住委員 きのう私は新聞を見まして、おもしろいあれがあったんですよ、風刺画というのか。総理、ごらんになりましたか。これは産経新聞だったかな。はがきの表紙に総理の切手が張ってあるんですが、住所が泥沼県修正郡手打ち村九三一、臭いというらしいんですよ。小泉純一郎様と書いてあるんですよ...全文を見る
○安住委員 このはがきでは受け取りがないので戻ってくるということになるかもしれませんが、私は届くんじゃないかなと思うんですね。正しい住所のような気がしてなりません。  そこで、総理、私どもは原案は賛成なんです。だけれども、修正の部分はやはりちょっと反対と。信書便は反対です。(発...全文を見る
○安住委員 わかりました。総理、私は、きょうは自分の自説じゃなくて、総理の高い志を、ぜひその先も聞かせていただきたいと思いますから、お伺いします。ということは、やはりここで改革は足どめではないということですね。つまり、一里塚の次は二里塚、三里塚とあるんだということですね。よろしい...全文を見る
○安住委員 総理の私的懇談会、田中直毅さんが座長をやっていらっしゃいますね。これは、秋口にはそういう議論をしていくということなんです。  総理、総理ははっきり物を言われるから人気があるんですから、今はちょっと人気ありませんけれども、やはりはっきり言った方がいいですよ。(発言する...全文を見る
○安住委員 それで、時間がありませんから無視しますけれども、総理、やはり改革の本丸というのは、おっしゃるとおり簡保と郵貯ですよ。三百五十兆円、公的な金融がそれぐらいあるというのは社会主義国家みたいだと言う人もいますよね。いや、私が持論を展開してそのとおりだと言われてもおもしろくな...全文を見る
○安住委員 ちょっとやじがうるさいんで、無視します。  総理、政治家的な言葉を使わない方がいいですよ。それと、例えば、いいですよ、郵貯のことなんか私はこう思っているんですよ。では、本当にその三百三十兆、五十兆をどうやって市中にもう少しシフトして、公的機関として持ってる額はどれぐ...全文を見る
○安住委員 わかっているということと支持をするということは多分別の話だろうと思うんですね。ですから、なかなか話も進まないと思うんです。  一応私の時間が間もなく終わりますが、総理、秋に多分臨時国会をやるんでしょう、だって、デフレ対策とか景気対策をやらないといけないですから。そう...全文を見る
○安住委員 私は、最後にこの国会について、国会で総理と議論するのは、この通常会ではもう最後でしょうから申し上げますが、やはり、鈴木宗男議員の逮捕を初め、本当に政治とお金に関する問題というのは、国民は非常に思っているんですよ。総理は、公共事業を受けた、もらっている会社というか、受注...全文を見る
○安住委員 終わります。
11月07日第155回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○安住委員 おはようございます。  きょうのこの法案の審議は、一言で言えば、公務員の皆さんの給料を、こういう大変厳しい御時世なので、減らさないといけないという、特別職と一般職、二つの法案に分けておりますが、これに関連する質疑を私と桑原委員でやらせていただきます。  デフレが続...全文を見る
○安住委員 減額調整措置は、公務員給与の民間との乖離で調整していくと。それはそうでしょう。しかし、だからこそ、逆に言うと、これは一言総裁に申し上げますけれども、人事院勧告というものを労使がきちっと遵守していくだけの信頼関係がなければ今の制度というのは成り立たない、特異な制度だと私...全文を見る
○安住委員 平たく言いますと、私はきのう、荒井理事長さんのところの方々と話をした。一言で言うと、人勧に従っていないんです。去年も据え置き、ことしも実は据え置く方針なんです。いいですか。公務員の給与は下がるわけでしょう。それで、役員報酬もそれに倣って、理事長がおっしゃるように下がっ...全文を見る
○安住委員 これは、私は思いますけれども、見ようによってはというよりも、世間がどう見るかというのが大事なんですよ。世間から見たら抜け道だと思ってもしようがないですよ、これは。下手したら、住宅ローンや何かで苦しんでいる経済産業省の職員を、じゃ、そっち側にとりあえず三年間は出してやろ...全文を見る
○安住委員 百八十億ももうけるんだったら、民間がやればいいんですよ。そんなことまで後生大事に国が持って、それで独法にして、職員をこうやって移して天下り先を確保するようなやり方はよくないの、やはり。  大臣、あなたは小泉内閣の有力なメンバーだと私は聞いているんですけれども、こうい...全文を見る
○安住委員 私は総務大臣を信頼していますから、必ずやってください。総理は多分全く関心がないわけですね、こんな小さなことはいいじゃないかと。小さいことからやらなかったら改革はできないの。あの人によく言っておいてください。今国会はなかなか直接話す機会はありませんから、ぜひお伝えを願い...全文を見る
○安住委員 委員長、ちょっと私は桑原委員の時間を食いますけれども、一時間で党としてやります。  大臣、私もそこでやめようと思ったんですけれども、今の話を聞いてちょっとやめられなくなったので一言だけ言うと、では総務省は、大臣、地方大学の学生をいっぱい採ったかというと、採っていない...全文を見る
○安住委員 来年の採用まで大臣をやっていればそういう話にもなるかもしれませんが、ぜひそういう話にしてください。  ところで、地方分権の問題で、大臣、随分財務省と激しくやり合ったと聞きますが、しかし、結果を見ると、大変失礼な言い方だけれども、今や総務省というのは地方自治体を守るん...全文を見る
○安住委員 それは、総務大臣の言うことはもっともなんだけれども、小泉内閣ではあなたの意見は反映されていないような気がするんですよ。だからこうなるんでしょう。だって、それは総務大臣、十一人中五人の委員が抗議をするといいますか、多分、事実上この答申は受け入れられないということで反対し...全文を見る
○安住委員 私も、中央集権を終わらせるといいますか、まず最終的な終着駅はどこかということをちゃんとターゲットを示してこういう話はやってもらいたいんですよ。そうでないと、やはり金の話は、そうでなくたってもう赤字団体に転落するかどうかぎりぎりのところでそれぞれの県は生きているんですか...全文を見る