安住淳
あずみじゅん
小選挙区(宮城県第五区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月03日 | 第156回国会 衆議院 総務委員会 第4号 議事録を見る | ○安住委員 予算が衆議院の委員会を通過して、恒例のこの地方交付税の質疑ということになりますが、ちょっと国会の中で、大変不正常な状態で本会議の開催等の話があるようでございます。 私ども野党としましては、かねて皆さんと、与党の皆さんと合意をしておりますように、これはよき慣例として...全文を見る |
○安住委員 それでは、我が党の持ち時間は四十分でございますが、大出議員から了解を得ていますので、私がもしかしたら少し長目にやらせていただくことになるかもしれませんが、御了解をいただきたいと思います。 さて、片山大臣、ことしに入って初めて質疑をさせてもらいますが、これからお話し...全文を見る | ||
○安住委員 いや、片山大臣、お言葉でございますが、やはりそれは、外的要因はあるにしても、歳出構造の抜本的な見直し等々をやってこなかったツケじゃないですか。 では、あなたがおっしゃっているように、税収がもしふえ続けたとして、安定したとして、結局、逆に言ったら、公共事業等々の構造...全文を見る | ||
○安住委員 地財の財源不足について総務省から数字をいただきましたが、大臣、右肩上がりというのは、経済だといいんですが、公債依存度はすさまじい右肩上がりですよ。そうですよね。私が持っている資料でも、昭和五十八年で六・三でしょう。これがもうどんどん上がって、十三年で一六・一、十五年で...全文を見る | ||
○安住委員 さっき大阪の例を出しましたが、つまり、大臣、これは経常収支比率ですよね。経常収支比率というのは、一言で言えば人件費や公債費だ。言ってみれば、がちがちの、なかなか手をつけられない、黙ってお金が飛んでいくという世界ですね。 しかし、今こうして見ますと、これも総務省から...全文を見る | ||
○安住委員 そこで、今出た話の延長で言うと、今回、文部科学委員会の方に出ているんですか、義務教育費の国庫負担の問題が出てきたわけですよ。大臣、これは来年以降どうなさいますか。地方交付税は、要するに、今のような枠組みでただ単に義務教育費を地方に振ればいいという話じゃないですよね。こ...全文を見る | ||
○安住委員 片山さん、三位一体、三位一体と言いますけれども、御自身はどうしたいんですか。どうしたらいいと思っているんですか。政府の中で、片山さんの意見は通るんだから、それは自分で言ったらいいですよ。そうじゃないと議論できないですよ。 | ||
○安住委員 ああ、委員長、お戻りになってよかったです。もうそのままいなくなるんじゃないかと思っていましたけれども。 大臣、シャウプ勧告以来、平衡交付金という制度があって、こんなことは、私が大臣に歴史を言うのも変な話ですけれども、それで一律に赤字のところにお金を配っていた。とこ...全文を見る | ||
○安住委員 長野県の田中知事が脱ダム宣言、それから石原都知事が銀行税の話を出して、これは非常に話題になりました。しかし、逆に言うと、この程度のことが話題になるぐらい、地方は自分から何かをしようというふうに今までしてこなかったということじゃないですか。 そして、旧自治省、あえて...全文を見る | ||
○安住委員 全く大臣は、ああ言えばこう言うで、大変な人ですけれども、私もこの何年間か随分片山さんと質疑をしてきましたが、しかし結果としては、大変残念ですが、言っていることに私は共鳴するところもあるんです、しかし、現実にそれは進んでいないんですよ。 進んでいない証拠に、三千三百...全文を見る | ||
○安住委員 片山さん、これは夏に方向が出るようでございますけれども、しかし、では、都道府県のありよう、これはどうなさるんですか。今の都道府県を残して町村合併しろというのは、私はやはり理屈に合わないと思うんですよ。我が党は道州制等の主張をしているわけです。野党の中では、いろいろな意...全文を見る | ||
○安住委員 私は、町村合併の方向や、それはそれでいいんです。 だけれども、大臣、問題は、大臣は評論家じゃないし、我々のような野党の議員じゃないんですよ。あなたは小泉内閣の重要な閣僚の一人ですよ。なぜそれを小泉内閣はやらないんですか。もう三年もたっているんですからね、大臣。ゴー...全文を見る | ||
○安住委員 その姿勢は非常にすばらしいと思うんですよ。 そこで、全く通告にないんですが、それじゃ、今の話の続きで言うと、大臣、道路公団はやはりそういうふうになるんですか。どうですか。道路公団も、やはりそうでしょう。最後は役所が決めて、国が決めるということですよね。猪瀬さんたち...全文を見る | ||
○安住委員 そういうのは使い分けと言うんですよね。これがやはり小泉内閣をわかりにくくしているんですよ。 私も、西尾さんの考え方には疑問が非常にあるんですよ。むしろ、道州制なら道州制、きちっと出して、総務省が総務省の案を出した方が多分わかりやすいんですよ。変にそういうふうな話を...全文を見る | ||
○安住委員 それは、大臣、役所に言うんじゃないですよ。小泉さんに言わないとだめですよ、丸投げばかりして。総理にそういうふうにちゃんと言ってください。約束してくださいよ。 | ||
○安住委員 私は、必要だからこうやってこの夜遅くやっているのですよ、質問を。 さて、きょうは、私どもの党の質問は四十分ですから大体終わるのですが、実は、野党の各党の皆さんの御好意で、あと一時間、ぜひ安住議員、質問してくれということでございまして、了解を得ましたので、引き続き、...全文を見る | ||
○安住委員 今、何か変化がありまして、もう一時間やろうと思ったのですけれども、やらなくてよくなったので、片山さん、この続きはまた後日やらせていただきます。 委員長、時間ですから我が党の質問時間は終わって、引き続き、予定どおり黄川田委員の質問に移りたいと思います。ありがとうござ...全文を見る | ||
03月06日 | 第156回国会 衆議院 総務委員会 第6号 議事録を見る | ○安住委員 大臣、答弁したいんじゃないですか。(片山国務大臣「いやいや、今委員長が言われましたから」と呼ぶ) では、今のことを答弁してください、大臣。 |
○安住委員 この間は本当に、雑踏の中で、何か自分でも何を質問したかよくわからなかったんですが、きょうは、冷静に、三十分ほどやらせていただきます。 私は、地方税法のことで何点か大臣に伺います。 まず、やはり配偶者特別控除のことでちょっと話をしないといけないと思いますが、今我...全文を見る | ||
○安住委員 これは総務省からもらった資料ですけれども、世帯別の税負担額の変化を見ますと、夫婦子供二人で、やはりこれだと、年収が、給与収入が一千万円以下から五百万ぐらいまでの方は、事実上税負担はふえますね。九万円から五万円ぐらいふえるんです。ということは、やはり、増税ということには...全文を見る | ||
○安住委員 先般滝委員が言った話の続きというか、続きを私が質問するわけじゃありませんけれども、そこで、これ、どうするんだと。やはり時代に合った形にしないといけないということになるんですよ、多分。 その中で、税調なんかの議論の中では、二分二乗制度については、むしろ高額所得者に対...全文を見る | ||
○安住委員 私は、ちょっとまた考え方が違うんですが。 そこで、ちょっと視点を変えますが、大臣、私もこれは驚いたんですけれども、地方税の法律では、何か昭和二十五年か六年につくったのがそのまま残っていて、配偶者じゃなくて妻となっているものがあるんですね、妻。ちょっと詳しい通告をし...全文を見る | ||
○安住委員 これは来年度の中で、解散がなければ今ごろ我々もまだ国会議員をやっていますけれども、税法の改正が出てくれば賛成しますから、この部分だけは。私に言われたことで、変えてください。 というのは、昭和五十五年でもう既に逆転が発生しているんですよね。そうでしょう。それ以降は、...全文を見る | ||
○安住委員 大変発想の古い人もいまだにいるかもしれませんけれども、しかし、やはり時代の流れからいうと、ここはもう直すべきときだというふうに私は思いますので、どうぞ省内で十分検討していただいて、変えていただければありがたいと思います。 さて、固定資産税の上がりがもう本当に少ない...全文を見る | ||
○安住委員 だけれども、結局、これはどうしたって補てんというか補充しないといけませんね。私は、きょうは、この不動産の課税のあり方について、ちょっと前向きな提言をしたいと思うんですよ、大臣。 大変失礼ですけれども、今の我が国というのは、土地を中心とした課税がずっと行われてきまし...全文を見る | ||
○安住委員 多分よくないんですよ。それは全く、若松さん、多分役所に頭をなでられていると言ったら大変失礼ですけれども、そうではないんですよ。 なぜかというと、いいですか、大臣、本当に役所の言っているようなままでやったら、なぜ今、中古の使い勝手の悪いビルからメンテナンスのいいビル...全文を見る | ||
○安住委員 ちゃんと勉強してくださいよ。そうすれば、多分、都市部の税収はもっとふえるし、競売価格にも非常に大きな影響を与えてきます。そういうことを丁寧にやることなんですね。ですから、それは、ぜひやっていただきたいと思います。 さて、証券税制について少しお話をさせてください。 ...全文を見る | ||
○安住委員 本当に役所のやることはおもしろいですよね。平成十三年の六月の改正のときは百万円の控除の特例、その次で株価、つまり、株価が上がる上がらないが問題でないんですよ。一般の住民の人たちが、全く普通の人が、銀行にお金を預けるのと同じように株式投資をできる環境にあるかどうかが問題...全文を見る | ||
○安住委員 それは、やはり我が国の国民性というか風土もあると思うんです。なぜかといいますと、証券だけでないですね。四〇一kだって全然広がりに欠けるわけですよ。つまり、ギャンブル性を好まないで、安定運用を望む。 しかし、私はこの間テレビを見ていて驚きましたが、最近の銀行もおもし...全文を見る | ||
○安住委員 実は私は、ここは委員会が違いますから金融の話は余りしたくないんですが、本当にもうそのうちイタリアみたいに、五十万や十万しか預けない人からは手数料取ります、五千万預けている人は金利も高いし、ソファーでお休みくださいという話になるんですよ。つまり、銀行が弱肉強食の時代に入...全文を見る | ||
○安住委員 こういう税金を払っていないところからも多額の政治献金をもらっているのがあなたの党ですよ、実は。これも問題なんですよ、だから。ここは政治改革しないといけないと思う。 私は、今のところは全く同調しますよ、途中の話までは。だからこれは、外形はいい。だけれども、なぜ一億な...全文を見る | ||
○安住委員 終わりますけれども、本当に、公平で簡素で中立性の保持という点からいうと、今度の外形は政治的にちょっとうさん臭いところも私はあるんではないかなと実は非常に思っているので反対をしているということを申し上げまして、質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
03月13日 | 第156回国会 衆議院 総務委員会 第7号 議事録を見る | ○安住委員 きょうは恩給法でございますが、恩給も大事ですけれども景気も大事なので、少し経済の話をします。 私は、きょう日経新聞を読んで、朝起きてびっくりしたんですが、「補正論議が本格化」と書いてあったんですね。つまり、来年度予算はまだ参議院の段階でございますが、これは個々個別...全文を見る |
○安住委員 私は、あえて申しますと、古い体質と、やはり、現実経済の反省というのがこの十年全くない人たちが多分自民党の幹部におられて、相も変わらず同じ、補正、補正とやっているんだろうなと。それを今から証明しますので、そういう議論をさせていただきたいと思います。 マスコミも少し責...全文を見る | ||
○安住委員 実は、これは総務委員会ですからこれ以上突っ込んだ経済の話は趣旨に反しますが、一言だけ申し上げると、やはり空売りの問題というのは、いろいろな専門家の話を聞いても確かにあるんですね。 それはどういうことかというと、やはり大手の銀行が増資に走った。一兆円を超す増資を集め...全文を見る | ||
○安住委員 国債発行額の推移と経済成長率の推移については、総務大臣に資料をお渡ししております。これは、国民経済計算年報等から取り出したものであると同時に、閣議決定資料でございますから、この数字に基づいて質問をさせていただきます。 この平成六年から平成十五年までの間、村山内閣か...全文を見る | ||
○安住委員 笑って答弁できているのはまだ与党にいるからだと私は思うんですけれども、これは普通は、大変な国家的犯罪にも近い話でして、つまり、どういうことかというと、景気を底上げするために、いわば戦後五十年続いてきたやり方の集大成を小渕さんという人は多分やったんですよ。公共関連何でも...全文を見る | ||
○安住委員 私は、やはり歴史的必然というのがあって小泉内閣が生まれたんだなということを、過去のこういう資料を見ると非常に感じるんですね。ですから、結局、ある点で限界点に達して、改革をしないといけないとさすがの自民党も思ったんでしょう。しかし、この二年間で何が変わったかというと、大...全文を見る | ||
○安住委員 これだけ国民の財産である大事なお金を百兆以上むだ遣いしている人たちがあなた方の政府でございますから、私は、特区で、規制緩和のことで少々失敗するぐらいだったらとても安くつくと思いますから、ほとんど認めてあげて実験的にやればいいんだと思うんですよ、これは特区ですから。私は...全文を見る | ||
○安住委員 私が今質問をしている趣旨の底流には、やはり価値観を変えようということがあるんですよ、大臣。 ちょっと話が変わりますけれども、実は私、きょう、朝ちょっと時間があったものですからテレビでワイドショーを見ていたんですね。驚きましたね。普通、ラーメンというのは、大臣、幾ら...全文を見る | ||
○安住委員 やはり、さすがにいいラーメンを食べていらっしゃるんだと思いますけれども。 実は私、見ていて、おっと思ったんですけれども、皆さん、百八十円のラーメンチェーンが出て、今東京へ展開しているらしいんですよ。別にその会社を褒めているわけじゃなくて、つまり、私は、ああ、これが...全文を見る | ||
○安住委員 ですから、ここに佐藤理事のように建設関係のプロもいますけれども、もっとダンピングしてどんどんやったって、実はそんなつぶれないんですよ。利益が高く取れるような、多分そういう構図になっているんじゃないの、佐藤委員。私はそう思いますよ。つまり、八百万人か六百万人か知らないで...全文を見る | ||
○安住委員 我が党は、今回のこの恩給に関しては賛成をします。しかし、やはり厳しい時代ですから、理解をいただいて、その部分だけでも引き下げるということはやむを得ないかなと。 しかし、先ほども国家補償ということが出まして、去年もそういう議論になったんです、ここでは。おととしもそう...全文を見る | ||
○安住委員 アメリカのホワイトハウスに行きますと、デスクがこう三つあって、大体、長官クラスは決裁をするときに三種類用意するんですよ。今やらないといけない決裁、きょうじゅうの決裁、それだけでもこんなに積んであるんですね、私、見たことあるんですけれども。あした以降、どうでもいいものは...全文を見る | ||
○安住委員 私も玄葉委員も外務委員会の筆頭理事が長かったんですけれども、大臣は国務大臣としてアメリカの単独攻撃に賛成ですか。特に、安保理決議がないままに単独の攻撃をするということに関しては賛成ですか。いかがですか。 | ||
○安住委員 まあ、総務大臣ですから許してあげます。終わります。 | ||
03月19日 | 第156回国会 衆議院 総務委員会 第8号 議事録を見る | ○安住委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対する附帯決議(案) 政府及び日本放送協...全文を見る |
03月25日 | 第156回国会 衆議院 総務委員会 第9号 議事録を見る | ○安住委員 きょうは、ありがとうございます。民主党の安住です。 田原参考人に伺いますけれども、私も報道する方に十年いまして、こっちの世界に来て十年といいますか、非常に思うのは、実は田原参考人の番組を見ていて、それを超える現場の記者がいないというか、乱暴さとか、たけだけしさがな...全文を見る |
○安住委員 記者クラブ制度について、どうですか。 | ||
○安住委員 政権をとったら、もう記者クラブ制度は廃止しますよ。 | ||
04月03日 | 第156回国会 衆議院 総務委員会 第10号 議事録を見る | ○安住委員 民主党の安住でございます。 きょうは、ようこそ総裁、国会においでいただきまして、これから折々おいでいただくことになると思いますので、どうぞよろしく。 それはなぜかといいますと、総裁、確かに民間的な手法でスタートしたわけですね。しかし、見方によっては、非常に都合...全文を見る |
○安住委員 生田総裁におかれましては、商船三井の会長として、長い間大変な実績をお占めになって、また、私もいただきましたけれども、日経新聞の「あすへの話題」を読むと、とにかく世界のいろいろなところに行かれて、人生経験も豊富でございますし、新しい公社としてその手腕の発揮されることを私...全文を見る | ||
○安住委員 これはもう、ここにいる与野党の委員というのは郵政問題については本当に専門的な方が多くて、去年も嫌というほどこの委員会ではやりました。そこにいらっしゃる方では、團さんはそれはよく知っているわけでありますけれども。 つまり、この公社の問題というのは非常に厄介なんです。...全文を見る | ||
○安住委員 公社の総裁としての立場からいうとそうだと思いますが、一つ、では視点を変えて、我が国の金融市場の中に占めるいわゆる郵貯というのは二百三十五兆ですね。東京三菱、みずほ、UFJ、三井住友、全部足しても二百十七兆ですよ、総裁。見ようによっては、これは社会主義国家と思う人だって...全文を見る | ||
○安住委員 我が党ではずっとこの問題については実は提案をしておりまして、やはり預金限度額を引き下げたらどうだろうか、一千万をどこまで下げるかはわかりませんけれども、やはりある程度市中にお金を回す。郵便貯金の必要性というのは、おっしゃるとおりなんです。大手の企業や何かに預けてもらい...全文を見る | ||
○安住委員 いわゆる法人税に当たる国庫納付金は当面免除ということでスタートするわけです。しかし、見方によっては、公平とフェアということからすると、こういう措置が逸脱するんじゃないかという議論もこれまでこの国会の中ではありました。しかし、公社というのは、完全な民営をしたわけではなく...全文を見る | ||
05月27日 | 第156回国会 衆議院 総務委員会 第15号 議事録を見る | ○安住委員 おはようございます。 地方自治法の質疑に入る前に、きのう私の地元で大きな地震がありまして、震度六弱ですか、私は東京におりましたから、全然わからないというか、それほど大きかったとは、もう驚いたんですが、なかなか電話が通じなかったんですが、三、四十分後ぐらいに、何とか...全文を見る |
○安住委員 きょうは三位一体の話をしますが、災害も、自治体と消防と自衛隊の三位一体でしっかりやっていかないといけない。国の方はだらしないんですけれども、そちらの方は、ぜひ頑張っていただきたいと思います。それでは、長官、結構でございます。ありがとうございました。 さて、話を地方...全文を見る | ||
○安住委員 私は、これこそ上意下達でやらないと絶対だめだと思うんですね。それは、いろいろな人の意見を、それぞれの立場のことは紹介しますけれども、この話は、地方自治体というか行政のシステムをどう変えるかということですから、結局、政治の話なんですよ。そんな財界の人間が一言口を挟むよう...全文を見る | ||
○安住委員 私は、個人的には片山さんのことは大変信頼していますから、片山さんはいいんですけれども、最大の問題は、総理大臣が多分腹話術の人形になっているんじゃないかと思うんですね。どうしたいか、よくわからないわけですよ。 今からいろいろな話をしていきますが、まず事実関係から検証...全文を見る | ||
○安住委員 その次の日に財務大臣がわざわざ官邸まで行って発言の修正を求めている。一言で言うと、みっともない話ですね。本当にみっともない話です。 大体、小泉さんはこのことに対して関心がないんじゃないですか。どうでもいいと思っているんじゃないかと私は本当に思うんですよ。何か指示を...全文を見る | ||
○安住委員 そうとは思えないんですね、私は。 やはり、私思うんですけれども、なかなかこれは大変なことは大変なんですよ、多分。日本の行政のすべてにかかわりますものね。三位一体ではなくて、今は三すくみ態勢だと逆に私は思うんです。やはり財務省から見れば、個々にはやりますけれども、税...全文を見る | ||
○安住委員 私どもも、そういうのをやるために政党というのはあるわけで、ただ利益配分するのを、徒党を組んで分け前をもらうために政党というのはあるわけじゃないんですよ。しかし、今どうでしょうか。 私、片山大臣は大変すばらしい政治家だと思うんですね。四月の二十五日に御自身が所属の橋...全文を見る | ||
○安住委員 私は、今補助金の問題から入ったので、後で税源の移譲と交付税のこともやりますが、この問題は、実は政治の体質の問題ということでは、私も片山さんと同じなんです。ただ、違うのは、それを否定しているから私は民主党にいるんです。あなたは、批判していながら、業界の団体ばかり、役所の...全文を見る | ||
○安住委員 いやいや、私が言っているのは、この補助金改革ですよ、大臣。 では、補助金、自分の出身の役所を削ってくれと言う政治家がいますか、いないんじゃないですか。補助金守れ守れでしょう。その体質を抑え切れなければ、総理もリーダーシップがなければあなたもリーダーシップがないとい...全文を見る | ||
○安住委員 いいですか。こんなことは片山大臣には本当に釈迦に説法です。岡山初め地方へ行って、もうよく知っている方だ。見てください。地方は何を要求しているんですか。自由にお金を使わせてくれと言っているんじゃないですか。ひもつきの補助金は要らないと言っているんですよ。そうでしょう。 ...全文を見る | ||
○安住委員 国民は、やはり本能的に感じているんですよ。既得権を守る役人とその政治家を本能的に感じているんですよ。だから、知事選挙だって何だって、無党派だ何だって出てくるんですよね、多分。私はそうだと思うんですよ。やはりフェアでないと思われたら、それは政治家はなかなか大変なんですよ...全文を見る | ||
○安住委員 そこが多分、民主党なんかと皆さんの違いなんですね。 私は、そんな部局の数どころか、もっと思い切ったことをやらないといけない時代だと思いますよ。地方自治法の改正をもしやるんだったらと、大臣、鳥取の片山知事が、この間みずからのホームページか何かで、私は見ておもしろいな...全文を見る | ||
○安住委員 しかし、もう既に、地方では現実にはいろいろなことがありますよ。石原都知事は銀行をつくると言っているんですよ、総務大臣。これは、現行法の中ではいいんですか。認められますか。いかがですか。 | ||
○安住委員 それは、まさか、片山大臣たる者が支持率が高くて人気のある石原都知事にこびているわけじゃないでしょうね、今の発言は。東京だけが別だ、皆さんの田舎ではさせない、そう聞こえますよ。 これは本当にいいんでしょうか。つまり、行政はどこまでやるのかという議論をしたときに、そう...全文を見る | ||
○安住委員 まさに今大きなたがを外せば、多分、地方はそれぞれに、私が今言ったのは、東京だってそういう考えを持っていると。本当のプロの銀行屋が二十兆円も不良債権を今抱えているんですよね、全部の大手銀行が。そんなときに役人が出てきて銀行をやって利益が上がるとは、とても私は思えません、...全文を見る | ||
○安住委員 六月三日までに提出だった修正案、何か、きのうの結論は、ちょっと私は正確には聞いていませんけれども、文言が決まらずに、また先送りされているようですね。 つまり、これは水口さんが言っている話の方向で行くんでしょうかね。それとも、神野教授なんかが言っているように、税源の...全文を見る | ||
○安住委員 委員のやっていることは徒労に終わるということになるんだと思います。しかし私は、それは委嘱している人にも失礼な話であると思うんですよ。私的諮問機関を設けた総理の責任というのは、政治責任があるんじゃないですか。いかがですか。 | ||
○安住委員 口幅ったく率直に言っていただきまして本当に大した大臣だと思いますが、私が言いたいのは、大体、私的諮問機関なんてやめればいいと思っているんですよ。与党の責任で、自民党の部会でかんかんがくがくやるんだったら我々大賛成ですね。大歓迎ですよ。ところが、自民党は、もうずっとおと...全文を見る | ||
○安住委員 地方共同税という話も頻繁に出てきていますけれども、これについてはいかがですか。 | ||
○安住委員 さて、そこで、もう一方、今度は、これは総務省に非常に関係がありますけれども、地方財政の体質の改善というのは、やらないとやはりまずいんだと思うんですよ、そうは言ったって。それこそ、そこをやらなければ、地方は本当に金くれ金くればかりですからね。 そこで、財務体質を見ま...全文を見る | ||
○安住委員 私は、こうなってくると、人件費ですらもう聖域ではないんだと思いますね。それに、本当に地域の特性に応じた、例えば給与とかという話になってきますと、それは、沖縄と東京は同じである必要はないと思いますよ。それは、納税者がちゃんと地方の政治に関与して決めればいいことであって、...全文を見る | ||
○安住委員 残念ながらもう時間ですが、私は全く当てにしておりません。やはり自民党の政治体質の問題にどうしたって行き着くんですね。それは自民党があしたからやろうと言えば、すぐできるんですよ。しかし、霞が関と一緒になって、なかなかできない。 ですから、政治に携わっている政治家個々...全文を見る | ||
○安住委員 地方自治法の改正案については、不満ですけれども、とりあえず賛成をすることだけ表明しまして、私の質問を終わります。 | ||
06月26日 | 第156回国会 衆議院 総務委員会 第21号 議事録を見る | ○安住委員長代理 次に、黄川田徹君。 |