安住淳

あずみじゅん

小選挙区(宮城県第五区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

安住淳の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第180回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(安住淳君) 平成二十四年度予算及び平成二十三年度第四次補正予算の御審議に当たり、財政政策等の基本的な考えについて所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明申し上げます。  未曽有の被害をもたらした東日本大震災から約十カ月がたちました。この間、政府としては、震災か...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 失礼しました。  私、二〇一四年四月に八%のところを、二〇一四年八月に八%と読み間違えました。おわびをして、訂正いたします。     —————————————
01月24日第180回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(安住淳君) 平成二十四年度予算及び平成二十三年度第四次補正予算の御審議に当たり、財政政策等の基本的な考えについて所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明申し上げます。  未曽有の被害をもたらした東日本大震災から約十か月がたちました。この間、政府としては、震災か...全文を見る
01月30日第180回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○安住国務大臣 平成二十四年度予算及び平成二十三年度第四次補正予算の大要につきまして、既に本会議において申し述べたところでございますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。  最初に、平成二十四年度予算について申し上げます。  平成二十四年度予...全文を見る
01月30日第180回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(安住淳君) 先ほど総理からもお答えありましたように、特別会計改革については、先週閣議決定をいたしました特別会計改革の基本方針に沿って、国全体の財政状況の総覧性を向上させるとの基本的な考えの下、改革を進めていきたいと思っております。  また、目的税や特定財源については...全文を見る
01月30日第180回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(安住淳君) 平成二十四年度予算及び平成二十三年度第四次補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。  最初に、平成二十四年度予算について申し上げます。  平成二十...全文を見る
01月31日第180回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○安住国務大臣 国防授権法が昨年成立して、やはり日本への影響というのが非常に大きい中で、ガイトナー長官の来日でございました。その後、実務者協議に入っておりますので、政府としての方向性は何ら変わらないので、私の方から、五年間で四割、イランからの原油の輸入については削減をした、今後も...全文を見る
01月31日第180回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(安住淳君) ガイトナー長官が一月に訪日なさったときの時点でいえば、既に欧州諸国もこの核開発について激しい、厳しい批判をして、また制裁措置に対して共同行動を取るというふうな状況でガイトナー長官も訪日をなさって私と会談なさいました。    〔委員長退席、理事川上義博君着...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 購入額はまだ公表をする段階ではございませんけれども、やはり中国側も日本国債を保有しておりますし、我々としても中国の言わば人民元の国際化というのはやっぱり是非やっていただきたいと思っておりますし、今後我が国の進出企業がやはり中国に進出する中で人民元の国債保有...全文を見る
02月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○安住国務大臣 臨時国会で野党の皆さんからの御提案を受けて成立した機構に対する政府の枠として、五千億円を追加いたしました。  この機構は、その前にも政府がつくったものもありますけれども、農林水産業や個別の個人事業者に対する、再生を図るためにこの資金も使っていただくということで新...全文を見る
○安住国務大臣 そのとおりでございます。
○安住国務大臣 インドネシアとかベトナム、タイを含めて、やはりヨーロッパの銀行がいわば貸し付けをしているケースというのが非常に多いわけでございますが、昨年から、今、仙谷先生から御指摘があったように、いわば資金を引き揚げるという傾向が少し見られておりますので、そうしたことにつきまし...全文を見る
○安住国務大臣 総額は百七十四兆を、市中消化を基本にやらせていただきます。特に借換債が百十二兆、これは過去に発行した国債の借りかえということになりますが、新規国債が四十四・二、復興債が新たに加わりましたので、これが二・七、財投債が十五・〇兆円ということになります。
○安住国務大臣 その年の利払いが仮に一%上がった場合は、その後年度から支払いがふえるということになりますので、今の、先ほどの例で言えば、二十五年度にもし一%であれば一兆ですが、その次の年に二・四兆、そのまた翌年に四・一兆増加を一%上がればしてしまうというふうな計算になります。
○安住国務大臣 例えば、二十五年で後年度一兆と申し上げましたけれども、予算規模でいうと、例えば二十七年度の四兆ちょっとという額は、公共事業費や防衛費も四兆円台ですから、その分が本当に飛ぶぐらいの大きな金でありまして、これを今、仙谷先生がおっしゃったように、一般歳出経費を削ってやる...全文を見る
○安住国務大臣 一方で、社会保障費がもう非常に逼迫をしているという状況があるので、片方の局面だけを捉えてだめだという御意見もありますけれども、そうでない人もたくさんいます。私も沿岸部ですけれども、私は消費増税は必要だと思っていますから。だから、それは、全てあなたの言う立場の人ばか...全文を見る
○安住国務大臣 逆進性の対策は必要だと思いますけれども、今考えております。(発言する者あり)
○安住国務大臣 給付つき税額控除というのは、所得税の控除に、給付、つまり現金給付をどういうふうにしていくかという制度設計が必要なんですね。それに対しては、やはり番号制度とかを導入して、本当に低所得者や、ある意味で給付をどういうふうな方々にするかという設計をしないといけないので、検...全文を見る
○安住国務大臣 先生、誤解のないように私申し上げますけれども、生活保護費とかそういうものの負担経費が一千三百億円とか、やはりいろいろ出てくるわけです、生活保護全体を含めてとかそれから地方交付税の足りない部分をやったり。トータルでいえば、今総理がおっしゃったように、震災復興関係の予...全文を見る
○安住国務大臣 今の経産大臣のお話は、ですから、私が申し上げた、ほかのその他の経費にもそういうものが盛り込まれているということでございます。  ですから、二兆五千億円の内訳の中には、今経産大臣がおっしゃったようなお話もありますし、一方で、高齢者医療や子育て、福祉等の関係経費も含...全文を見る
○安住国務大臣 もともと予算を組むときに、これは自民党政権下でもずっと同じことをやってこられたと言ったら、国債の不用経費等、算出されるのは十二月でございますので、そうした中で年度内で捻出をして、赤字国債等を出さない範囲の中でこの予算は組むということになっておりますので、そういう中...全文を見る
○安住国務大臣 そういう認識を持ってこの予算、第四次補正を編成した覚えはございません。
○安住国務大臣 二分の一分をやるには、御指摘のように二・六兆足りません。そこで、その財源を、これまで三年間にわたりましていろいろ、いわゆる埋蔵金というか、さまざま工夫をしながら自民党政権下でもやってきましたけれども、今回、なかなか厳しい状況になりまして、今回は、そういう点では交付...全文を見る
○安住国務大臣 あらかじめ償還するお金を、財源というものを決めて、それから交付を最終的にはしていく。ですから、今回も、そういう点では、これは消費税というものを念頭にこの交付国債の発行をするということになります。
○安住国務大臣 また御批判があるかもしれませんけれども、恒久財源を確保して、そしてこれに償還をしていくというのは、前の政権下からずっと引き継いできたことでございます。  三年間これをやりくりしながら、恒久財源がなかなか決まらないということでしたけれども、これは、例えば坂口厚労大...全文を見る
○安住国務大臣 古くは戦争の遺族関係の年金等の交付国債等がありました。それがたしか昭和二十年代に、一般会計かどうか、ちょっとそこは私わかりませんが、このところで言えば、昨年の東電のお金でこれを使わせていただいたり、過去そんなに多くありませんので、ほとんどないと思います。
○安住国務大臣 先ほどの追加答弁でございますが、一般会計の例はございます。戦没者等の遺族に対しての、これは昭和二十七年でございます。それから、IMF、世銀の国際機関に対する出資についても昭和二十七年。ですから、例はほとんどございませんが、この二点だけあるということです。(小池委員...全文を見る
○安住国務大臣 ちょっと、委員、オリンパスと交付国債は、少し比較としてはどうかと思います。  一般会計の中で財源化をして何とかやれという御指摘も当然あったと思います。この何年間かは、ですから埋蔵金等を充ててやりくりをしてきたんです。しかし、恒久化ということが念頭にあって、二分の...全文を見る
○安住国務大臣 お言葉でございますけれども、震災復興の三兆八千億を特別会計にせよというのは、これは自民党の御指摘をいただいてやった話でございます。特別会計に置けば、当然、これは直入を含めて横に置くわけですから、そして、そこは皆さんも合意をいただいて、税外収入や所得税、法人税の付加...全文を見る
02月02日第180回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○安住国務大臣 ことしの雪は、過去の三八豪雪と言われた昭和三十八年の豪雪、さらに一八豪雪と言われた平成十八年の豪雪に匹敵するような、現在進行形で雪が降っております。特に、豪雪地域は過疎地でございますので、本当に御自宅に積もった雪の雪かきをなさっているような映像を毎日のように私も拝...全文を見る
○安住国務大臣 御存じのように、法人について、法人税関係について、それぞれの事情に応じて、戦後長く、それぞれ租税特別措置ということで減免措置等を行ってきたわけでございますが、それが具体的にどの業界に対してどういうふうに行われているのかというのが見えにくいということで、二十二年にこ...全文を見る
○安住国務大臣 先生からも私、何度か御指導いただいていますけれども、短期、中期、長期、為替の変動についてはそういう見通しがある。その中で短期的な見通しだけ申し上げれば、やはり、FOMCがこの間二十五日に行った結果を受けて、米国金利が当面、一四年まで低下をする、そういうことが背景に...全文を見る
○安住国務大臣 先生からいただいた資料で、マネタリーベースの残高というのがあります。  一つだけ私の方から申し上げたいのは、これは先生、中国のような経済規模が大きくて成長が一〇%前後のときには、やはり供給量というのは物すごくふえていくのであろうと思います。ですから、総体の量とし...全文を見る
○安住国務大臣 五百兆円弱でございますから、大体十五年ほど前だというふうに認識しています。
○安住国務大臣 この二十年でということであれば、正確な数字はわかりません。大体で三十倍ぐらいだと思います。
○安住国務大臣 十分やっていますということではなくて、日銀の総裁がよくお使いになる数字を私は申し上げたので。  日銀に対しては、適時果断な対応をぜひお願いしたいということは申し上げております。
○安住国務大臣 インフレーションゴールということでターゲットではないということは、バーナンキ議長も会見ではおっしゃっていると聞いております。  しかし、そうはいっても、やはりこの金利水準を一四年度まで続けていくという持続的緩和政策を続けるということは明確に打ち出しておりますので...全文を見る
○安住国務大臣 「メーンテーン ア ハイリー アコモデーティブ スタンス フォー マネタリー ポリシー」と書いてありますよね。  つまり、これはゴールであってターゲットではないというふうなことを、そしてさらに記者会見で申し上げているというふうに思っております。(山本(幸)委員「...全文を見る
○安住国務大臣 山本先生から御質問をいただくたびに、日銀法を改正せよという御意見もありますが、現時点では、私どもとしては、日銀に対しては、適時適切な金融政策をぜひやっていただきたいというふうなことで、緊密な連絡をとりながら対応していきたいと思っております。
○安住国務大臣 各国それぞれの制度に応じて、金融政策はやはり中央銀行の政策として独立性を持ってやっている国が非常に多うございます。これを政府が主導的にやるというふうな立場に立ってやっている国はむしろ少ないというふうに思っておりますので、ここは日銀に、経済状況やいろいろなことを勘案...全文を見る
○安住国務大臣 知っております。政府が方向を決めて、その方法論について中央銀行というものがその権限を与えられているということを先生は以前から御主張なさっておられます。  だから、私どもとしても、総括的に、この国の財政政策やデフレ脱却に向けて、先ほど古川大臣からも説明したような財...全文を見る
○安住国務大臣 先生からもいろいろ御指導いただいて、叱咤激励もいただいておりますけれども、現時点では、やはり、日銀法を改正して、政府がある意味では日銀の選択的政策についてまでいろいろなことを指図するということではなくて、日銀の独立性というものを尊重しながら、デフレ脱却に向けて総合...全文を見る
○安住国務大臣 全く私は先生と同じ認識を持っておりまして、昨年、防衛大綱をつくったときの副大臣の責任者でございました。  つまり、精強性とは何かといったときに、世界の軍を見ますと、典型的なのはアメリカ軍でございますが、やはり将を中心とした、いわばいい意味でのピラミッド体制になっ...全文を見る
○安住国務大臣 国際比較で用いられております我が国の一般政府のいわゆる総債務残高、これは平成二十二年度末で一千三十六兆円となっております。また、将来の国民負担となる長期債務を集計した国及び地方の長期債務残高については、平成二十四年度の見込みで九百四十兆円ということになると思います...全文を見る
○安住国務大臣 平成二十二年末における本邦対外資産債務残高ということで計算しますと、日本国全体で対外資産額及び対外負債額というのは、対外資産額が約五百六十三兆、それに対して負債額は三百十二兆ですから、いわゆる対外純資産、計算上でいえば二百五十一兆ということになると思います。  ...全文を見る
02月06日第180回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(安住淳君) 今の税調は、二十一年の九月二十九日の閣議決定において決定をしております。
○国務大臣(安住淳君) 閣議決定における内容については、まず、総理大臣の諮問に応じ、租税に関する制度について調査審議をするために内閣府に税制調査会を設置する旨書かれております。そのほかは、構成要員それから運営方法等について規定を設けております。
○国務大臣(安住淳君) 含まれないという認識でございます。
○国務大臣(安住淳君) 交付国債の発行は、国の将来の支払を約束するというあらかじめ定めた財源を元に債務を負担する行為でございます。いわゆる財政法の四条また四条における特例措置である特例公債とは違うというふうに私どもとしては認識しております。
○国務大臣(安住淳君) どこが違うのかと。これは、国債という名前が付いているので何か市中に発行する国債のように思われますが、言わば国が保証をしてお金を交付するということですから、我々としては国債だというふうな認識はないということです。
○国務大臣(安住淳君) 復興債は、委員御存じのように、財源調達のために言わば発行すると。そういう点では、交付国債は財源を調達するために発行するものではないので、そこは明確に判断ができるというふうに思っております。
○国務大臣(安住淳君) 一般会計で繰り入れてこの交付国債をやっているということもありますから、一般会計法に基づくものだけではないということです。
○国務大臣(安住淳君) 一般会計の中でこれを、交付国債を……(発言する者あり)まあ財政法ですね、行うということでございます。
○国務大臣(安住淳君) それは事実でございます。協議はしていましたけれども、明確にそこで方針を出したわけでもないし、実は臨時国会において、たしか宮沢先生からここで御質問をいただいたときもまだ決定はしていなかったんで、ここはかなり厳しく追及はされましたけれども、四十四兆円の枠の中で...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今年度の国庫負担、来年度予算のですね、だけで交付国債の部分を、つまり年金の二分の一を除いても二十六兆強でございますから、その中で計算をすれば、この税収が入ったからといって全てを賄えるということではないと思います、地方分も含めてですが。
○国務大臣(安住淳君) 国債の発行額は減るのかということになるんですけれども、経済成長もいろんな前提として考えた場合、国債の発行額というのは、そういう点からいえば急激にその分減るというわけではないと思います。
○国務大臣(安住淳君) いや、ですから、将来へのツケというか、言わば国債でということになると思います。
○国務大臣(安住淳君) 例えば、どういうふうに説明していいかちょっと分かりませんが……(発言する者あり)いやいや礒崎先生、ただプライマリーバランスでお話をするのか、それとも借入金も含めて、国債の償還財源も含めて全部を賄うのにどうするかという御質問なのかがちょっと分からないので、私...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、この先様々な与野党で議論をさせていただければと思いますけれども、現時点では、やはり税収を上げていくために様々な努力をやっぱりして、基幹税である所得税や法人税、そうしたものも上げながらこのギャップを言わば改善をしていくということになると思います。
○国務大臣(安住淳君) 後のことはそのときになってしっかり考えたいと思います。
○国務大臣(安住淳君) プライマリーバランスを二〇二〇年という意味で御指摘であれば、五%の消費税をもってプライマリーバランスが黒字化するというのは厳しいというふうなことは事実でございます。
○国務大臣(安住淳君) 減ることはございません。
○国務大臣(安住淳君) つまり、プライマリーバランスがプラマイ仮にゼロになっても、これまで昭和五十年から積み上げてきた公債発行残高がだんだん減っていくわけではないと。つまり、借金はそのまま残って残念ながらしまうと。ただ、プライマリーバランスがプラマイゼロになれば、これは小泉政権下...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今、四次の審議をしていただいておりますので、まずこれをしっかり上げて、先生、本予算をまずしっかり執行するということはやっぱり非常に重要なことだと思います。お給料のことも、それからそれぞれの地域経済のことも、昨年は、例えば公共事業の執行も、大震災のこともあり...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 秋田のことですから、よく勉強させていただきます。
02月07日第180回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(安住淳君) 小野先生、小泉内閣で……(発言する者あり)いやいや、塩川大臣が名言をお話しなさって、名言を吐かれましたけれども、やっぱり離れですき焼きを食っているその離れをなくすという話なわけですから、これを母屋に入れるわけです。ですから、そういう点では、今副総理がお話し...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 特別会計は十七を十一にします。ですから、これはもう約半減近くなります。それで、言われているそのことでいうと、例えば勘定の問題がありますね。特別会計を廃止しても勘定を統合しないと事実上その隠れみのになると言ってはちょっと言い過ぎかもしれませんが、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 素案の中で書かれていることは、著しい経済の変動、例えばリーマン・ショックや大震災等があった場合には、法律が成立をしていても時の政府の判断によって言わば増税のところを留保するというのが基本的な考えでございます。
○国務大臣(安住淳君) 具体的な数値を盛り込んだ条件ということではございません。
○国務大臣(安住淳君) 今私が申し上げたように、著しい経済変動や、それから政治状況、社会状況ですね、大震災のような大災害とかですね、こういうときにはやはり執行というものを留保するということになると思います。経済的に、経済の好転又は景気、不景気等々様々な議論というのはあるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これこそまさにその時の政権の高度な、最高レベルの政治判断ということになると思います。
○国務大臣(安住淳君) 何かの数字的な指標をもって、むしろその法案にそれをやっていいとか悪いと書くことの方が法体系としてあり得ないと思っております。
○国務大臣(安住淳君) 例えば、だって、大震災はまさにそれを法案で書き込むことは無理だと思うんですね。それから、リーマン・ショック等についてもこれを何か法律で書き込むということは、私以上に小野先生一番御存じですから、無理だと思います。  ですから、私は申し上げているのは、やはり...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 前の国会でもそういう質問をいただきましたけれども、検討させていただきます。
○国務大臣(安住淳君) お答え申し上げます。  それぞれありますが、具体的には、例えば一般会計でやったものということでは、昭和二十七年に戦没者の御遺族に対する弔慰金、さらには同じく昭和二十七年にIMF、世銀に対する出資、拠出等がございます。  なお、政策投資銀行に対しても一般...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 初めてのケースでございます。
○国務大臣(安住淳君) 消費税の増税が実現しなかった場合の財源については想定しておりません。  これは長い経緯が、先生一番御存じでございますが、やはり自公政権下からもこの二分の一の足りない部分については消費税一%相当を充てるということで言ってこられた経緯があって、私どももそれは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 間違いございません。
○国務大臣(安住淳君) そうでございます。
○国務大臣(安住淳君) 今、素案で決定しておりますのは、平成二十六年四月より八%、平成二十七年十月より一〇%へ段階的に引き上げることにしております。  地方の配分等については、消費税の──申し上げた方がよろしゅうございますか。(発言する者あり)いいですか。
○国務大臣(安住淳君) 二十四年度は二・六兆円、今先生御指摘がございましたように、この交付国債でということでございます。  消費税の引上げは二十六年の四月でございますので、二十五年度についてもこれは財源の確保というのが求められておるわけでございます。大体想定するには同額ないしは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 消費税が成立をした段階から毎年これをお払いをしていくと。今私どもで想定しておりますのは、大体二十年で毎年三千億円ずつお支払いをすることになるのではないかと想定しております。これは、二十四年、二十五年、もう仮にそういうことになった場合に、五兆円強の財源という...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、今申し上げたとおりでございまして、後でお話あるかもしれませんが、実際にこの交付をし、そしてまた運用収入相当額、これは利子ではございませんが、運用収入相当額等を勘案をした場合、おおむね六兆円ぐらいになるのではないかと。ですから、それを二十年掛けてい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 運用収入相当額については、私の方としては、大体国債の、今のお金というものの大体運用についての計算で出すということにしております。  実際に幾らになるかということは現時点ではまだ分かっておりませんが、例えば二年物国債、三年物国債等を大体見ながら、そこでの運...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 二・六兆円前後の二分の一分のお金プラス三千億円ですから〇・三、つまり年金相当分で二・九兆円、毎年この消費税から充当をさせていただくということになると思います。  なお、私どもの方の案としては、段階的に八%、一〇%となりますけれども、八%の段階からこのお金...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) GPIFの基本ポートフォリオでは国内債券等で大体、中期計画記載というのがございまして、その中でお支払いをする。例えばこの利子等についても議論をし、決めていくわけです。私どもとしては、その中で国債運用を利回りとしてした場合、この分の相当額について、先ほど私が...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 国民年金と厚生年金のところで、言わば繰延べを過去にしております。この部分が今先生御指摘のように三兆円、それに言わば利息分を含めるともっと大きい数字になりますから、これの繰延べがありますので、いずれこれについての返済については厚労省と話合いをしていかなければ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 平成のこの六、七年のころからずっと、そういう点では繰延べ繰延べでまいりました。いろんな意味でこれは御指摘をいただいているところもあるし、私どもというか、歴代政権の中でもこの穴をどうするかということで反省もありますが、いつも、後日、予算の定めるところで返済す...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 政府としては、危機対応業務における損害担保取引に関する制度を主務大臣告示等に定めるとともに、制度の細目に関する事項について規定をした危機対応業務に係る協定等の認可を行っておりまして、適切性というものは担保されているというふうには思っております。ですから、日...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 四百六十六億円が、今御指摘の額はそのとおりでございます。  これについては少しちょっと私も財務省に確認をいたしましたが、事実関係を少し申し上げますと、会計検査院のその送付ですね、内閣へのその事実関係の送付というのは、十一月の七日に内閣に送付をした二十二年...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、だけど……(発言する者あり)いや、済みません、さっき四百六十六億と言いましたが、これは正確には四百七十億でございます。
○国務大臣(安住淳君) 済みません、それでは事実です。  それで、二十三年度の中間期の決算発表で、十一月二十五日にはこの数字は要するに決算発表に盛り込まれる予定でございました。ですから、十一月の七日の時点での発表ではなかったと。つまり、まだそこまでの時点では、四月に確定はしまし...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、原則不開示の原則でやっているそうなんです。しかし、会計検査院においてこれは指摘を受けて、それで開示をしたというのが事実です。
○国務大臣(安住淳君) 個別の企業名を開示すべきだという御主張は私も理解ができるものであります。ただ、その個別企業の開示については、現時点では守秘義務があって、銀行側からすれば開示をしていないというのが原則でございます。
○国務大臣(安住淳君) これは、私が思うには、やっぱり会計検査院で、それは委員が御指摘のように、四百七十億の国民負担だということで会計検査院の中で指摘があったということは否めない事実であるというふうに思います。
○国務大臣(安住淳君) これ、専門的な何かをもらっているわけではなくて、確認で私聞いているんですが。  政投銀の経営判断というのはまず一つあるんですね。だから、私は主務大臣ではありますけれども、政投銀として経営側に対して透明性を図るようにという、適切な開示をしていくことに努めて...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 所管ではございませんけれども、地元のことなので、後でちょっと教えていただければ、私、市役所と直接話してみます。
○国務大臣(安住淳君) ちょっと一言だけ、一言。(発言する者あり)今、防衛大臣が御指摘のとおりなんです。というのは、私はグアムに直接行きまして交渉した人間なものですから、防衛副大臣のときに。  実際は、グアム協定が有効であるので、二年連続、これはお金を送金したんです。これはJB...全文を見る
02月08日第180回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(安住淳君) 昨日、この場で竹谷先生から支払金の支払方法について、七十五万円を一旦返還をして、それで更に百万円を改めて振り込むと。つまり、最初に七十五万円を受け取ったらば、それに二十五万足せばいいのに、一旦払ったお金を被災者に返せというのは大変けしからぬじゃないかという...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これ、やっぱり会計法に基づく多分会計規則で、先生おっしゃるように、古い話でございますけれども、大正会計規則から物件という話でずっと来て、それで昭和二十二年の予決でまたそうなっていると。  しかし、時代に応じてというお話なんですが、その頭の冠にある、今総理...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今回の四次補正では、歳入面では、国債費の不用が一兆二千九百二十三億円、それから税収増が一兆一千三十億円ということでございますが、実はこの財源の確定がどうしても、三次補正は十一月でございましたけれども、確定は十二月にずれ込んでしまいましたので、そうした点では...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) もちろん不用が出ることについては認識をしておりました。私が言っているのは、確定額が出るのがやっぱりどうしてもずれ込んだということでございます。  これをそういうふうな財政再建の方に充てるべきだという意見もありますが、一方で、やはりこういう時代でございます...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 確かに、二十四年度概算要求に盛り込まれた施策と類似、似ているものの施策が存在することは事実でございますが、明確に切り落としてこっちに付けたというものはありません。
○国務大臣(安住淳君) 類似の、似たようなものはあるかもしれませんが、全くそれを切ってこっちに付け替えたということではございません。
○国務大臣(安住淳君) 補正予算というのはやっぱりそのときの世の中のニーズに応じて出すものでございますので、そういう御批判もあるかもしれませんが、是非御理解いただきたいと思っております。
○国務大臣(安住淳君) 補正予算は、まず基本的なコンセプトはやっぱり緊急性だと思います。ですから、例えば様々な基金を積んだわけですけれども、これも、前の政権からやってきて、必要なものについてやはり我々も認めてこれを積んだということで、また地方自治体の予算が今からできるわけですね。...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) やっぱり、恒久財源をこれに充てるということは大体議会の中でのコンセンサスをずっと得られてきた話なんですね。ですけれども、三年間は、言わば埋蔵金というか、人によってはへそくりといいますか、そういうことでやりくりをしてやってきたと。しかし、今回は東日本大震災の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 結局、赤字国債でこれを賄うとなれば、言わば将来に対してツケ回しをして年金を回していくということになるわけですね。  それでいえば、消費税は、みんなの党の皆さんはこれから賛成していただく方向になるかどうか分かりませんけれども、やっぱり一%ぐらいをこれに充当...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 法律にそれを、どういう書きぶりになるか分からないにしても書くわけですから、毛ほども軽いとは思っておりません。
○国務大臣(安住淳君) 私が申し上げているのは、消費税を導入をする法案の成立については、議員の皆さんの御賛同をいただいて、この必要性というものは認めていただけるということで申し上げたわけであります。
○国務大臣(安住淳君) はい、片山先生には本当にいつもお世話になりまして。(発言する者あり)  私どもが想定しております例えば留保をするための条項というのは、昨日も小野先生に申し上げましたけれども、これは、リーマン・ショックやまた予期せざる例えば今回のような大地震、そうしたもの...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先ほどから御指摘はありますけども、片方で、先生もお認めになっていただいているように、やっぱり災害、それから生活保護、これらの予算等については、当然補正でこれは処理をしないといけない義務的経費が出てきました。  さらに、今基金の話もあると思いますが、子宮頸...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 非常に円高で、タイの洪水等でのやっぱり打撃も大きかったと。これに対する緊急対策も必要でありますし、他方で、賛否はあると思いますけれども、PKOについても、これは政府としてはやっぱり必要であるということで、そうした予算も計上をいたしました。  全て積算をし...全文を見る
02月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○安住国務大臣 いわゆるJBICのファシリティーでございますけれども、残念ながら、今現在で三件の契約で、日本円でいえば六百八十億円程度という額になっております。  さらに、銀行に対して、邦銀との間でMアンドAのクレジットラインを設定しまして、これは日本円で約三兆二千億円ほど用意...全文を見る
○安住国務大臣 素案の段階で、詳細な設計をしているわけではございません。  ただ、検討事項の中で、取得税それから重量税にかかわる国税、地方税分については、これは過去から、私どもの党の中でも、消費税とのいわば二重課税ではないかという指摘があるので、今回出す素案では一五年に一〇%と...全文を見る
○安住国務大臣 マイナンバー制度は古川大臣が担当でございますからお話しさせていただければと思いますけれども、ことしのこの国会に法案を提出して、早い段階で導入をして、これは幹事長が一番御存じのように、逆進性対策に最も有効ないわば資料、情報ということになるわけです。これが導入されない...全文を見る
○安住国務大臣 それは財務大臣の仕事でないので、これは政党間協議なので、石原幹事長にひたすらお願いさせていただきたいと思います。
○安住国務大臣 国債の金利の安定をもし指すのであれば、やはりそれは国内保有や、もっと言えば財政再建の余地、可能性というものはまだ日本にはあるんであろうというふうに思っておられる方は多いと思いますが、今、そこの漫画というかで見てのとおり、やはり貿易収支の三十一年ぶりの赤字というのは...全文を見る
○安住国務大臣 これは、選挙は関係ございません。経済の状況についての停止をするときの留保する条件を書いたものであるというふうに思っていただければと思います。
○安住国務大臣 それは、法律が成立をして、その結果、法律どおりにいけば一四年の四月ですから、これは今の任期が切れるその後ですから、いずれの時期かにその成立をした法律をもって選挙に臨むというふうなお考えだと思います、総理は。
○安住国務大臣 加藤さん、そうではございません。  これは、施行日をきちっと決めて、しかし、この法律をいわば予定どおり施行するか、そうでない条件があるということを、例えば経済のことについて激変にも柔軟に対応というふうに書くということは、例えばリーマン・ショックや大震災のような、...全文を見る
○安住国務大臣 これは、法案が成立をして、多分、施行する何カ月か前に正式に閣議決定をし、その時点で総理は、例えば法案は、最初、一四年の四月ですか、これの何カ月か前に閣議決定をする、その時点でこの条件をクリアしておればそのままスタートをするということになると思います。
○安住国務大臣 これは、およそ半年ないし三カ月ぐらいを目途にその法律を予定どおり執行する、そのスタートをする時点を確定するというふうな意味合いだと私は捉えています。
○安住国務大臣 私の認識は、経済の条件、これで、いわば延長をするかしないかということを含めてその場で閣議決定で決めればいいというふうに思っております。
○安住国務大臣 私の間違いかどうかわかりませんが、橋本内閣のときは、たしか三カ月前に正式に閣議決定で五%にするのを決めた、その同じ手順を踏むというふうに思っております。
○安住国務大臣 そうでございますが、経済状況を総合的に勘案した上で、そこの部分の御質問だったものですから、引き上げの停止を含め所要の措置を講ずるものという旨の設定を設けているので、そこを要するに考慮するというふうなことを私は申し上げたわけで、法手続上は、それは先生のおっしゃるとお...全文を見る
○安住国務大臣 私も、できればこれは恒久的な財源を出して、その中で、今、加藤先生からも御指摘ありましたけれども、それは一般会計の中でやれれば一番よかったわけでございますが、これはもう本当に率直に申し上げて、なかなか、これだけ大きなお金を捻出するというのはやはり本当に厳しいことでご...全文を見る
○安住国務大臣 実は、このときは本当に私も宮沢先生にぎりぎり怒られまして、これは実は一時間ほど質疑をいたしました。その最後のところで、私、こういう話をしたんです。  実は、八月の閣議決定におけるフレームを決めた後、私は九月に就任をしまして、それからずっとこの大きな財源をどう確保...全文を見る
○安住国務大臣 反省もございます。  ただ一方で、私も、実は十二月の予算編成の段階で、税と社会保障の一体改革の議論が同時並行でありました。その中で五%の話があって、それと並行して考えると、以前からやはり消費税でということはお互いの認識としてはあったと思うんですね。  ですから...全文を見る
○安住国務大臣 これは年金法の改正になりますので、その法律に基づいて発行することになりますので、厚労大臣から御説明を申し上げさせていただきます。(加藤(勝)委員「別に財務大臣に聞いていないから。私は厚労大臣に聞いた」と呼ぶ)済みません、委員長の御指名でもありましたので出てまいりま...全文を見る
○安住国務大臣 それは加藤先生、中身はもう既に発表しておって、ただ、法案が出ないと審議ができないといっても、消費税の法案と一緒にしかこれは出せないと厚労大臣はおっしゃっているわけですから、だからそれは、議論に資する資料は十分出しますので、ぜひ議論をしていただきたいと思います。
○安住国務大臣 これは、だけれども、先生、例えば、私の国会対策委員長としての経験でいえば、何か重要法案を出せば、その委員会ではその委員会の議論をしていただければいいのであって、それを出さないと予算委員会が開けないというふうな論理はないと思うんですが、いかがでしょうか。それはそれで...全文を見る
○安住国務大臣 野党から予算関連法案を早く出せという御主張というのは珍しいわけですけれども、しかし、消費税に関連する法案なんです。ですから、消費税関連の法案と一緒に出すということで手続を今からやるということですから、その法案がなくても、決定は私と小宮山大臣できちっとサインをして予...全文を見る
○安住国務大臣 本当に、それはずっと長期にわたってではなくて、一時的な取り崩し分というのは一千八百五十億円だったと私は思いますけれども、そういうことで地財で賄うという話になっております。
○安住国務大臣 年金のそういう不安を解消するためにも、ぜひ御協力いただいて消費税を引き上げさせていただいて、やはりこれをしっかり返済していく、こういうことをやりたいと思いますし、地方のことについては、これは法律のたてつけ上も地方は地方で負担をするというふうになっておりますので、そ...全文を見る
○安住国務大臣 額は、二十三年の三次と二十四年度本予算で一兆五百七十九億円ではございますけれども、最初に一兆ありきではございません。  この予算については、例えばこの委員会でも、自民党や公明党の皆さんからも、例えば学校の施設の耐震化等は急いでやるようにという御指示もありましたし...全文を見る
02月10日第180回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○安住国務大臣 おはようございます。  半額支給で二・七、もしマニフェストどおりだとすれば五・五兆の歳出が予定されておりましたので、四十四兆の枠でおさまるかと言われると、非常に厳しいということは事実でございます。
○安住国務大臣 維持されたと思っております。
○安住国務大臣 御指摘のとおり、交付国債はこれまで、戦後の歴史から見ても、今先生が御指摘のような経緯をたどってまいりました。最近では東電に対して、昨年、法律を認めていただいて交付国債を発行しましたが、今回は、率直に申し上げて、今まで三年間、二分の一の二・六兆について何とか麻生政権...全文を見る
○安住国務大臣 もともとの三六・五ですか。(茂木委員「三分の一の部分」と呼ぶ)それは以前から、交付国債を充当してやっているのではなくて、きちっと賄っていたからであります。
○安住国務大臣 交付国債を発行しなくてもやってこられたからであるということでございます。
○安住国務大臣 交付国債を発行するというのは、あらかじめ財源を確定して、それをベースに一時的に資金を都合して、それを返していくという制度であります。率直に申し上げて、それが恒常化をした場合は、やはりそれは、いわば財政上、健全性を疑われるという御主張だと思いますので、それについて大...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のような見方もあるかもわかりませんが、予算総額の九十六・七兆円は、政調会長からも御指摘をいただいた特別会計で復興に充てるお金をまず引く、それから、今また御批判もありましたけれども交付国債分、これを除けば九十・三兆であるということなんですね。  これを財政支...全文を見る
○安住国務大臣 日本は、この十年間、ずっと物価上昇率は基本的にはマイナスで推移をしております。ですから、日本の為替は、ほかの国に対して相対的に、ここに書いてあるような、対ドル九・一、対ユーロ一五・七、そういう傾向を示していることは事実でございます。
○安住国務大臣 日銀は量的緩和を含めて、この十年間でかなり資金供給をしてきた、きょうは白川総裁はお見えになっていないかもしれませんけれども、ということは数字的には出ておると思います。  ただ、もう一方の統計として、例えば市中の銀行の貸し付け量、それからマネタリーベースで見ると、...全文を見る
○安住国務大臣 アコードについては、この委員会が始まってから再三御指摘いただいています。これも与党、野党問わず、やはり金融緩和をもう少し日銀にやってもらう、しかし、日銀がそういうことができないときに政府が主導でやる。  ただ、今、少なくとも事実でいえば、世界の中で、例えばインフ...全文を見る
○安住国務大臣 お答えします。  為替介入する時点というのは、西村先生の表で一番上、七十五・六三円の時点で、私としては、これは介入をしないと日本経済にとって大きな危機的な状況が及ぶということで介入を指示いたしました。  七十八円二十銭のところでやめたので、そこの時点で納得をし...全文を見る
○安住国務大臣 財務金融委員会でも西村先生には、積極介入をとにかく日本の経済のためにやるようにという御指示はいただいておりますので、私も、協調してできれば、世界経済の中で、今のこの円高、為替への日本の立場というものをしっかり説明して、やはり協調して介入してもらうような努力というの...全文を見る
○安住国務大臣 ですから、日本も単独でやっております。一日で八兆円も使っているのは戦後最高額ですから。  それは私も西村先生と危機感は同じでございます。というのは、尻拭いという言葉が適切かどうかわかりませんが、今の為替レートは我が国の経済の実態を反映していないということを私ども...全文を見る
○安住国務大臣 四次補正までの時点で百九十五兆円にふやしております。  お尋ねをちょっと私なりに解釈して申し上げると、FBの発行残高等は先月の末時点で百二十六兆でございます。ですから、引きますと、発行枠の最大の額は六十九兆ということになると思います。
○安住国務大臣 二%近傍を目指すという成長については、決してそごはないと思います。(西村(康)委員「物価上昇」と呼ぶ)  CPIを長く統計的に見ますと、九五年からもうマイナスに転じて、一時的に、小泉構造改革の後の上昇で一%ちょっとに振れたときはありますけれども。  ということ...全文を見る
○安住国務大臣 そういう御指摘もあるということで、小宮山厚労大臣とは一週間にわたって激しい激論を予算編成時に交わしました。  しかし、これは単年度、二十四年ということでやりまして、その先どうなるんだという御質問でございますが、やはりそこでまた改めてお話し合いをさせていただきます...全文を見る
○安住国務大臣 メリット、デメリットがあると思いますので、いろいろなものをテーブルにのせて議論をしていただきたいと思っております。
○安住国務大臣 先ほど、茂木政調会長との議論の中で、マネーサプライと述べるべきところをマネタリーベースと言ってしまいましたので、おわびして訂正をさせていただきます。申しわけございませんでした。
○安住国務大臣 これは平成十三年度から二十年度になりますね、先生。自公政権下では、決算ベースでは、我が方ので言いますと八十三・七兆円、そして、民主党政権になってからは、平成二十二年度から二十四年度、一般会計歳出で、ただし二十三年度は第四次補正も含むと、九十二・一兆。ですから、差は...全文を見る
○安住国務大臣 国債発行を除いた部分で、今先生、八兆水膨れという御指摘ですけれども、水膨れというふうには私ども思っておりませんが、いわゆる社会保障関係経費がほぼこれに見合う分だけ、自動的にこれは毎年一兆ずつふえておりまして、これは自公政権下から自然増でふえてきた額でございます。で...全文を見る
○安住国務大臣 それこそ、今問題になっている、交付国債の御批判がありましたけれども、この二分の一分の充当分等を含めて、これはふえております。ですから、トータルで社会保障費はやはりふえていて、ベースで、先生、つまり、十三年から二十年までのアベレージと民主党が政権をとってからのアベレ...全文を見る
○安住国務大臣 最初にぼんとはね上がっているところは、麻生政権下でリーマン・ショックが起きたときではないでしょうか。やはり、そういう中で極端に税収が落ちて、それを支えるための大規模な公共事業等を前政権下でもおやりになって、その後の経済が沈んだ中で税収がどうしても伸び悩んでしまった...全文を見る
○安住国務大臣 まず、委員長、所得税と住民税については、これはフラット化を進めて減税をしていることは事実でありますから、それは何か、税収が減ったことは余り怒られることではなくて、むしろ中間層に対する配慮というのはしっかりやってきたと思います。  法人税も、時代の中でやはり国際競...全文を見る
○安住国務大臣 はい。ただ、一言多いと怒られるかもしれませんけれども、一〇%を五%に税率を下げていますから、いわゆる所得の低い方に対しても配慮しているということはぜひわかっていただきたいと思います。
○安住国務大臣 地方への税源移譲もありますし、それから、確かに、景気の低迷というのはバブル崩壊後あったことは事実でございます。
○安住国務大臣 このアンケート調査については、後で経産大臣の方からもし必要であれば御説明いただければと思います。  転嫁については、結局、いわゆる弱い立場の事業者が不利益をこうむるということをおっしゃっているんだと思いますが、そういうことがないようにやはりしっかりやっていく。怒...全文を見る
○安住国務大臣 いやいや、答えられないというか、やはり税の適正な執行ですから、独禁法等を利用して、しっかりとそれは安心して転嫁をしていただくように我々としては努めたいと思います。
○安住国務大臣 まず、今六段階である所得税につきましては、委員長からも御指摘がありましたけれども、これは五%、最高税率を四〇から四五に引き上げるということで、やはり少し累進性をもう一回考えようということで今やっております。  それから、証券優遇税制については、総理も明確にお話が...全文を見る
○安住国務大臣 浅尾さんは昭和三十九年の生まれですよね。私は昭和三十七年で、私どもが生まれるはるか以前の、日本の戦後からの、歴史でいえば恩給制度があった。  浅尾さん御指摘のとおり、私も実は指摘を受けて初めてわかったんですが、実は、官吏と雇傭人という職種が分かれていた。この職種...全文を見る
○安住国務大臣 被用者年金一元化法の影響でございます。
○安住国務大臣 追加費用者の数については、私の方で、調べるようにということで言いました。  基本的には、まず数を申し上げますと、今の共済年金受給者百十四万人のうち、追加費用対象者はまだ五十七万人おられます。国の官吏が三十八万、雇傭者が約四万から五万、それから郵便局の官吏が九万、...全文を見る
○安住国務大臣 まず、この追加費用の推移の中で、この図の、AプラスBの、割るAと書いてありますね。そこは、浅尾さん、このBというのは保険料収入だけということに限っているんでしょう。でも、本当はこれは運用の積立金とか運用収入とかを入れると二九%じゃないんじゃないですか。だからそれを...全文を見る
○安住国務大臣 やはり恩給制度そのものに対する考え方の違いかもしれません。ですから、昭和三十四年前の人たちに、そんなこと、もう払う必要ないんだという意見であれば、追加費用は要らないと思いますけれども、世の中そうはなかなかいかないんじゃないかと私は思います。ですから、なだらかに山が...全文を見る
○安住国務大臣 内山さん、私も、やはり使えなくなった土地をどういうふうに使うかということでいうと、御指摘のようなお話があったり、例えば水力を利用したり、いろいろなことを今地元でも考えております。  ですから、そういう点でいえば、今、枝野大臣がおっしゃったように、いろいろな可能性...全文を見る
02月13日第180回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○安住国務大臣 おはようございます。  今御指摘のあった国民負担率ということですけれども、財政負担を含めて考える、いわゆる潜在的国民負担率で申し上げると、五一・二なんですね、我が国は。内容としては、租税負担率が二二・七、それから社会保障負担率が一七・一、財政赤字が一一・四、トー...全文を見る
○安住国務大臣 我が国の財政は、平成二十四年度末で、国、地方の長期債務残高対GDP比は一九六%でございます。ですから、非常に厳しい状況ですね。毎年、ことしも百七十五兆円ほどの、借換債を含む国債発行をして、主に市中に消化をさせていただく。つまり、今御指摘があったように、金利が上昇す...全文を見る
○安住国務大臣 吉野先生、その当時ここにおられたかどうかわかりませんけれども、あのときは、為替の話は質問の中で、介入直前のレート、それから為替介入の終了時点のレートを西村議員みずからお示しになりまして、私にその資料をお示しになりました。それで、その数字を紹介したので、私はオウム返...全文を見る
02月15日第180回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○安住国務大臣 必要に応じて、この文書に従って対応したいと思います。
○安住国務大臣 委員、この三に書いてありますように、「必要に応じ予算に反映させることも含め、誠実に対処する。」と書いてありますので……(下村委員「そんな答弁はだめだ」と呼ぶ)いや、それで、この言葉どおりにということであります。
○安住国務大臣 個々の職員を特定した上で、その職員に関し個別具体的にお答えすることは、個人に関する情報となるため、従前より答弁を差し控えているということは、主意書等でも明らかにしておりますので、御理解いただきたいと思います。
○安住国務大臣 委員の質問は個人を特定して質問をしているので、私どもとしては、それは難しいですと申し上げたんです。  一般論としては答えております。事務次官等の幹部職員に貸与される宿舎、通常、八十平米以上のe規格の宿舎となっており、その使用料は、二十三区内の平均で六万九千五百二...全文を見る
○安住国務大臣 今、前田大臣からお話がありましたように、私も、堤防そのものをつくることを目的にしてはならないと思っております。  私自身も、私のところを個人的に言うのもちょっと恐縮ですけれども、私の集落も、チリ津波というのが昭和三十年代にありまして、それに対応する堤防ということ...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のとおり、昭和五十五年一月五日の閣議におきまして、大平内閣総理大臣から、今委員が言ったような発言があり、それ以来、国酒という揮毫を行っているということは知りました。  それで、いわゆる国税庁ということで、財務省ということで私に質問だと思いますけれども、さま...全文を見る
02月16日第180回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○安住国務大臣 おはようございます。  食と農林漁業の再生というのは、与野党とも、これは緊急に必要であるということは認識をいただいていると思います。  我が党としても、昨年の十月に基本方針・行動計画というのが策定されまして、総理を本部長とする食と農林漁業の再生推進本部、そうい...全文を見る
○安住国務大臣 持っていましたけれども、被災をして自宅がだめになったものですから、再発行をたしかお願いしたと思っておりまして、家内に預けているので、確認できなくて申しわけございません。
○安住国務大臣 国家公務員の人件費は、公務員の給与費、そのほかに、退職手当、国家公務員共済組合負担金等を加えた額で計上しておりますので、その点でいえば、人件費の一・三ということになるわけです。  国家公務員の人件費の増減要因というのはさまざまありますけれども、言うと時間を食って...全文を見る
○安住国務大臣 二十四年度予算における国家公務員の人件費の総額は五兆九百四十四億円でありますから、二十一年度に比べるとマイナス二千二百五十一億円となりますが、今御指摘のように、日本年金機構への移行による減少分というのは、マイナス七百五十億円を除いた減少額を仮に試算するとマイナス一...全文を見る
○安住国務大臣 事業を本当に再生するための新しいお金をどういうふうに融通するかということですけれども、大前提としては、やはり民間の金融機関が提供して、それを公的な機関が補完するということが前提だというふうに踏まえてはおります。ですから、支援機構が支援対象をそうした考えに基づいて判...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘の、法人事業者と個人事業者の双方についてあると思いますので、それぞれについてちょっとお話を……(大口委員「簡潔に」と呼ぶ)簡潔に。  一般論で申し上げますと、法人事業者については、法人税法上、法人が債務免除を受けた場合の債務免除益は益金と算入されるわけであ...全文を見る
02月17日第180回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○安住国務大臣 額賀先生が御自身でおやりになったこの2プラス2での合意をもう一度おさらいさせていただきますと、百二・七億ドルを合意して、今御指摘のとおり、日本側が六十・九億ドルで、米国側が四十一・八億ドル。しかし、真水といういわゆる財政支出については、日本側が二十八億ドルで、アメ...全文を見る
○安住国務大臣 財務大臣の大先輩であります額賀先生の御指摘のとおりなので、納税者の皆さんに納得のいくような予算の使い方にやはり心がけながら、私としても、言うべきところはしっかり言わせていただきながら、外務、防衛両省に財政的な問題については指摘をさせていただきたいというふうに思って...全文を見る
○安住国務大臣 このいわゆるかまぼこ形の人事体系については、一六大綱を作成した自民党政権下でも問題になっておりました。やはり人件費の問題だし、身分の話でもありますので、そのかまぼこにさらに人を追加していこうというふうな考えもあったかもしれませんが、全体の財政状況の中ではそれはなか...全文を見る
○安住国務大臣 その問題意識は私も共有しております。  ですから、地連をうまく利用して再就職ということで、例えば、徐々にでございますけれども、それぞれの自治体に対しての再就職等のあっせんはしておりますけれども、残念ながら、こうした財政状況の中で、その部分の予算を膨らませて、そし...全文を見る
○安住国務大臣 今外務大臣からお話しいただいたとおりで、始まったばかりでございますから、今後の話し合いの推移を見守りたいと思います。  ただ、先生、インフラの整備とかそういうことに関しては、仮にその人数が正確にそうなったとしても、例えば下水や上水などの処理場の施設の経費というの...全文を見る
○安住国務大臣 七億円は事実でございます。  未執行については、アメリカ国内でのいろいろな問題を抱えておりますけれども、私も実は一年半前ですか、直接訪問したときに、やはりグアム政府と連邦政府の間でもさまざまな問題等があって、執行できない部分があるということは事実でございます。
02月20日第180回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○安住国務大臣 私も鹿野大臣と全く同じでございます。  一つ、私も農村集落の出身で、地域がそうでございますので思いますけれども、やはり農村の人口減少、集落維持が本当に難しくて、北海道もそうだと思いますけれども、例えば消防団に入る方なんかもうんと減っていると思うんですね。ですから...全文を見る
○安住国務大臣 国民の皆さんに消費税という大変大きな御負担をお願いする以上は、できるだけ納得いただくような身を切る努力というものはしていきたいと思います。  ただ、やはり持っていなければならないものもあるでしょうから、よく精査をして、できるだけ出せるものは出したいというふうに思...全文を見る
○安住国務大臣 経緯を申し上げますと、私が国会対策委員長当時、会期末を控えて、二重ローンの救済法案と今御指摘の私学復旧助成法案、さらに原子力調査委員会設置法案、この三つが暗礁に乗り上げておりました。  そこで、当時の自民党の逢沢国会対策委員長と私の間で、これを今後どういうふうな...全文を見る
○安住国務大臣 それは、財務大臣として答弁するのは非常に難しいことでございまして、合意に至らなかったということだと思います。  ただ、私は、その二十六日から、八月いっぱいは国会対策委員長でございましたので、その間の経緯だけ、覚えておる範囲で申し上げます。  私としても、合意を...全文を見る
○安住国務大臣 国会対策委員長として党の中でどういうさばき方をするかは他党の側から指摘されるものではないし、当時のことを細かくは申し上げませんが、私の判断として……(下村委員「いや、事実です、事実を言えばいい」と呼ぶ)いやいや、松宮理事がやめる、やめないというのは、正規の手続の中...全文を見る
○安住国務大臣 私は当時、逢沢委員長にも、このことについてはほかの原子力や二重ローンの問題と比べて意見の相違はありますということをはっきり申し上げたので、三項目の中でこのことだけは努力目標だということで申し上げているんです。ですから、合意をしなかったのはけしからぬとお叱りがあるか...全文を見る
○安住国務大臣 こういう委員会の中で、私が党でどういう引き継ぎをしたか、細かく党間の話をするというのは私は不適切だと自分では思っております。  ただし、その後、私の後を引き継いだ国会対策委員長は当時のそちらの国会対策委員長とお話をして、それで会議も設けたということを聞いておりま...全文を見る
○安住国務大臣 経緯と、この紙があるということをそのまま引き継ぎました。
○安住国務大臣 継続案件になっている法案は、議員立法で自民党が中心にお出しになっている法案で、これが通らないからけしからぬと言われても、それは与党との相違点はあると思います。  今、衆議院で継続案件ですから、先生、予算案が終了後、この法案の取り扱いをめぐっては、これは普通のルー...全文を見る
○安住国務大臣 いやいや、それは失礼なやじでね、ちゃんと、原子力やローンについては、合意をして、やったんです。そういう文科に専門的な議員だからといって、それだけでやじるのはちょっとだめだと思いますよ。  私は、下村先生、この問題は非常に相違点があるということはもう何度も申し上げ...全文を見る
○安住国務大臣 これは全く、財務大臣として私はこのことについて答弁する立場にはございませんが、先生からの御指摘もあります、この文書が、こういう存在があるということを城島国対委員長にお伝えいたします。
○安住国務大臣 三次補正の対応について、さまざまやっていると思います。(下村委員「いや、さまざまじゃない、このことについて」と呼ぶ)いやいや、昨年、三次補正では、私立学校の教育環境整備に向けた取り組みを支援する措置として八十三億円、これは二十四年度も十五億円を継続していますよ。 ...全文を見る
○安住国務大臣 文書があることはお伝えします。
○安住国務大臣 やはり私どもが、菅原さんも私も大学生活を送っていた昭和五十年代は、まだまだ日本には余力もありましたし、財政的な、そういう点での、特例公債の発行はあったとしても、堅調な、安定した経済状況にあったと思いますが、やはり一九九〇年以降、バブル崩壊後、低迷を続けている中で、...全文を見る
○安住国務大臣 ここでも何度か財政支出がふえたという御指摘、批判がありまして、その都度御説明はしていますけれども、やはりリーマン・ショックの後の経済の落ち込みで税収が極端に減ってしまった。これは麻生政権でも十四兆円近い公共事業をやりまして、そこでかなり、ある意味で税収の落ち込みを...全文を見る
○安住国務大臣 びっくりするような数字とおっしゃいましたけれども、あのときは、西村さんがボードを示したので、そのボードで読んだだけで、私は違う数字を読んだわけではないんです。それだけはぜひわかっていただきたいと思います。  今、為替が大きく変動をしていることについて、いろいろ御...全文を見る
○安住国務大臣 為替介入の意味はあります。
○安住国務大臣 このインフレターゲットという言葉そのものが人によって使い方が異なるということは承知をしております。  日銀は、金融政策運営において、目指す物価上昇率と位置づけ、それが見通せるようになるまで強力に金融緩和を推進していくとしているところでありますから、このように目指...全文を見る
○安住国務大臣 追悼式の件でございますか。(小林(正)委員「はい」と呼ぶ)  私の地元でも、私のふるさとの石巻市や女川町、東松島、ほぼ同じ時刻に大体数千人の方々が集まってやりますけれども、やはりまだ外は寒いものですから、そういう点では、例えば石巻市であれば、町村合併をした旧町の...全文を見る
02月21日第180回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(安住淳君) ただいま議題となりました平成二十四年度における公債の発行の特例に関する法律案、特別会計に関する法律の一部を改正する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、平成二十四年度における公債の発行の特例に関する法律案に...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 野木議員にお答え申し上げます。  特別会計の設置、それに、税制改正の意図と効果についてでございました。  まず、特別会計につきましては、近年、特別会計改革においては、行革推進法等に基づき、特別会計の整理統合等が進められてきたところであり、先般閣議決定し...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 佐々木先生にお答えいたします。  私への質問は、研究開発税制と海外投資等損失準備金の延長についてでございました。  研究開発税制における増加型及び高水準型に係る措置については、技術革新の促進を通じて成長力の強化を図る観点から、その適用期限を二年間延長す...全文を見る
02月21日第180回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○安住国務大臣 今、小宮山大臣からもありましたけれども、保育士への研修については、従来から、安心こども基金を活用して財政支援ができるようにということで、基金のメニューに盛り込んでおります。二十三年度の第四次補正においては一千二百七十億円積んでおりますので、二十四年度末までの予算措...全文を見る
○安住国務大臣 今、小宮山大臣からもお話ありましたけれども、予防接種制度の見直しについて厚労省の審議会で議論が行われていると聞いております。新たなワクチンの予防接種法の位置づけや財源の問題を含めて精力的に議論を進められておりますので、その間の経過措置として、御指摘がありましたよう...全文を見る
○安住国務大臣 確かに、大臣折衝を行いました。だけれども、結果としては、これは、独法の日本学生支援機構の奨学金について、低所得世帯の学生等を対象に、所得連動返済型の無利子奨学金制度を導入することにした、それは二・五万人ふやして三十八・三万人となっております。  それで、先生の言...全文を見る
02月22日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○安住国務大臣 今後の財政政策等については、先般の財政演説において所信を申し述べたところでございますが、本委員会において重ねて、所信の一端として、財政政策等の基本的な考え方等について申し述べます。  未曽有の被害をもたらした東日本大震災の発生以降、政府としては、震災からの復旧復...全文を見る
02月22日第180回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○安住国務大臣 おはようございます。  ちょっと今の総理の発言に私の方から加えさせていただきますと、総理は、全収入の三〇%の削減をみずからもう実行しておられます。私ども閣僚も全収入の二〇%の削減をしておりますから、ことしは議会において一五%やっていただきましたけれども、引き続き...全文を見る
○安住国務大臣 大綱に盛り込まれております状況については、経済状況の好転ということを書いておりますけれども、具体的な数字等を決めたわけではございません。ですから、さまざまな指標を勘案して、そして引き上げを留保するかどうかを決めるということになっておりますけれども、一定の指標を持っ...全文を見る
○安住国務大臣 仮定の話でございますけれども、今の経済状況であれば、極端に、例えばリーマン・ショックがありました直後とか東日本大震災の後とか、そうした著しい落ち込みでない状態の今の時点ということであれば、私は引き上げは可能であると思います。
○安住国務大臣 デフレ、イコール不景気というふうな認識で、だからだめだということでは私はないと思います。  九〇年代以降の、長々話すつもりはございませんけれども、二〇〇〇年に入ってからもデフレ傾向というのは続いておりますけれども、その間でも、例えば小泉構造改革の中で、不良債権の...全文を見る
○安住国務大臣 それは意味がないのではなくて、そういうふうな状況が望ましいし、そのために財政出動や金融政策等も打っていき、そして、できるだけこの予定をしている一四年、一五年については経済状況を好転させる、そういう姿勢を示しており、その目標に向かってやっているということでございます...全文を見る
○安住国務大臣 簡単に言うと、答えはイエスでございますが、ちょっと統計だけで申し上げますと、例えば平成十三年がマイナス一・八、平成十四年はマイナス〇・七、その後、平成十五年が〇・八プラス、それから十六年が〇・二。  つまり、一%というのは、我が国の今の経済状況の中にあっては、自...全文を見る
○安住国務大臣 私が今、何年度、何年度と申し上げましたのは、これは自民党政権下における名目成長率を申し上げているんです。
○安住国務大臣 CPIについては十分私たちも測定をしておりますけれども、上方バイアスについては詳しくはわかりません。
○安住国務大臣 石井政調会長がおっしゃるところも、私、共鳴するところもございます。  つまり、消費税の必要性というのはもう既にお訴えをさせていただいておりますけれども、そのほかにも所得税のいわば累進性を、今のような状況でいいのか、再配分機能というものをもうちょっと高めるべきでは...全文を見る
○安住国務大臣 今回、率直に申し上げて、五%を上げても、税収そのものは四百億円程度の税収を見込むということで……(石井(啓)委員「最高税率ね」と呼ぶ)はい、最高税率を上げてですね。  ですから、そういう点では、非常に額的には、これは再分配という意味では社会保障全体に一般財源の中...全文を見る
○安住国務大臣 やはりこういう、言ってみれば非常に厳しい財政状況の中なので、いわゆる所得税や法人税の税収については、率直に、消費税とは異なって、特定の財源、使途を念頭に置いたものではございません。ですから、そういう点では、御主張はわかるんですけれども、全体の税収の厳しい状況という...全文を見る
○安住国務大臣 確かに、私、税調会長をやっておりまして、政調会長御指摘のように、いろいろなパターンを検討したことは事実でございます。  ただ、やはり二重に御負担をお願いするというふうな状況になるわけでありますから、そういう意味では、消費税をお願いした分、あわせて、所得税の累進税...全文を見る
○安住国務大臣 一言だけ。  前もこの御指摘をいただいております。ですから、適正な転嫁をどういうふうに図っていくかというのは課題だということは十分認識しております。特に、優越的地位の濫用に当たるケースとかそういうことに関しては、今回しっかりガイドラインをつくって、不公正な取引の...全文を見る
○安住国務大臣 類推するしかありませんけれども、先ほど私が申し上げましたように、上というか、取引先の強い側が、そういう点では、濫用ということを厳格に言うわけではありませんけれども、やはりそういう点でのプレッシャーというのがあって、それを転嫁するとなかなか営業に差し支えるというよう...全文を見る
○安住国務大臣 ちょっと、私どもの計算では、先生、一〇%に仮に上がったとして、国税収入分でいうと三七%ぐらいになるので、四〇とか五〇ほどには上がらないというふうに思っております。  法人税は、国際競争の中では、我が方はそれでもかなり、地方の分も含めると、やはり企業側からは高いと...全文を見る
○安住国務大臣 先般、川端大臣が、調べてわかり次第お伝えすると言っていますので、調べて結果が出次第、政府としてお伝えをさせていただきます。
02月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○安住国務大臣 常にさまざまなレベルで連絡をとりながらやっております。
○安住国務大臣 まず……(菅原委員「いやいや、それをしたか、しないかだけ。三十分しかないんですから」と呼ぶ)それは、介入について私が申し上げるものは何物もありません。申し上げることは何もありません。  それから、数字は、菅原さん、しかし、円高で原材料は非常に安く入ってきていると...全文を見る
○安住国務大臣 財務省ですから、私の責任で提案をさせていただいて、厚労省、政府全体として協議をして、決定いたしました。
○安住国務大臣 財務省の責任でやりましたから、私が考えたのとイコールでございます。
○安住国務大臣 いろいろなとるべき選択肢はあったと思います。できれば恒久財源をやはり確保してということは、今、金子先生おっしゃったように、これは二分の一に充てるという方針をお決めになって以来、自公政権下でもずっと、方針としては消費税の一%を念頭にというのは、時の厚労大臣は全てそう...全文を見る
○安住国務大臣 あのときの議論は、さまざまな選択肢を宮沢先生からぎりぎり攻められまして、私は、別に言質を、何かこれで財政再建でということじゃなくて、基本的には、やはり捻出ができればそれはいいし、違う考え方もありますということは申し上げました。  それで、先生、細かくなりますけれ...全文を見る
○安住国務大臣 今提出している、厚生年金法で、それが一回目が通ればそれは認められて、それで、二回目といいますか、消費税でその財源の要するに確保ができるというふうな二段構えでございます。
○安住国務大臣 つまり、財源の確定ができてから、その返済を含めた法律で提起したものが動き出しますから、だから、先生、消費税を成立させていただいて、同時にこれは、成立すれば、制度としてきちっと成り立つということでございます。
○安住国務大臣 そういうことではございません。
○安住国務大臣 そうではありません。消費税法案は多分御協力をいただいて成立すると思っておりますけれども、万一それが本当に成立をしないときはどうするのかということでございますが、これは、国庫負担の二分の一の恒久化はできないことになりますので、国庫負担三六・五にまた戻るということにな...全文を見る
○安住国務大臣 はい、正常だと思います。  六月二十二日の財政運営戦略、今、先生がボードに書いておられることはそのとおりでございます。「財政健全化への取組は正直であることを第一とし、国の会計間の資金移転、赤字の付け替え等に安易に依存した財政運営は厳に慎む。」ということになってお...全文を見る
○安住国務大臣 先生、一寸先は闇に国民をというのは、ちょっと私はそうではないと思っております。  というのは、これは、二分の一を確保してやっていく、しかし恒久財源を充てようということで、私が野党時代も、自民党の先生方も、ここは勇気を持って選挙でもお訴えになられて、具体的にこれは...全文を見る
○安住国務大臣 金子先生の御尊父は大蔵大臣の大先輩で、本当にこの制度のことはもう百も承知だと思いますけれども、しかし、戦後、先般もここで小池先生からも御指摘がありましたように、昭和二十年代から交付国債制度はずっと続いております。  そして、時々の政策の重要な課題の中でこれを制度...全文を見る
○安住国務大臣 交付国債は、一般会計でやることもありますが、個別立法措置によってやることもあります。ですから、今回は根拠法で発行しておりますので、いまだかつて例がないわけではないと思いますが、確かに、先生のような御批判をこの国会ではずっと、私は一カ月ほどいただいております。  ...全文を見る
○安住国務大臣 竹本先生のおっしゃっている外国子会社配当益金不算入制度というのは、これは麻生内閣だったと思いますが、できました。概要を説明すると、外国に子会社があるところは現地で法人税を納めていて、この制度というのは、言ってみれば、既に課税済みの配当について日本の国内では課税しな...全文を見る
○安住国務大臣 多岐にわたる御提言を二月三日にいただきました。今、竹内先生からも御紹介がありましたような、社会資本のきちっとした整備をせよという御提言もいただきましたし、実はこれは日銀でやっていただきましたけれども、この買い入れ枠の拡充というのも、八十五兆円に大幅に拡充せよと、日...全文を見る
○安住国務大臣 財金の委員会で何度か御指摘をいただきまして、私ども財務省でも理財局を中心に勉強させていただいております。  それで、今先生から御説明があったとおりでございますが、メリット、デメリットは確かにあると思います。というのは、パブリックなものですから、デフォルトしたとき...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のとおりだと思います。やはり構造的なところに切り込まないと、これは言いわけになるかもしれませんけれども、社会保障、それから地方自治体へのいわゆる仕送り、それから公務員全体の、公的セクターの人件費等も含めて、非常に財政が硬直化していることはもう先生御存じのとお...全文を見る
○安住国務大臣 つい最近まで、そういう意味では大きな赤字ではありませんでした。
○安住国務大臣 多分、七・八プラスどこまで二割を目指していくかということで、全体の、私は岡田副総理の通訳ではありませんけれども、できるだけ人的なことを含めて削減に向かって努力をしていくということを表明したのではないかなと思うんですね。
○安住国務大臣 今の法律は二年であるということを総理はおっしゃっているわけです。ただ、これをこの先どういうふうにするかということについて、今後、それは党の中でも、また与野党の中でも協議になるということになると思いますし、前原政調会長のお話というのは、その見通しを述べたものではない...全文を見る
○安住国務大臣 今三党で合意をして、江田さんにもきょう賛成していただいた法律は二年であるということを私は申し上げているだけで、それが終わったらばその先をどうするかというのがまだ決まっているわけでは正確にはないということです。
○安住国務大臣 三党合意では、時限を区切って二年ということになって、今、震災に充てるという話でなっているということです、二年と。  その先のことについては、では、全く戻してその先は給料をふやしていくとか、そういう印象で持っておられるかもしれませんが、それは、その先のことは、また...全文を見る
○安住国務大臣 いや、生まれてくる赤ん坊は現金を持って生まれてくることはないと思います。
○安住国務大臣 江田さん、でも、世界のOECDなんかでは、やはりそういうことで議論しているのではないでしょうか、統一した基準で、対GDP比で。日本だけがもしフローとストックを比較しているからおかしいというんだったらそれはあるんですが、例えばG20へ行ってもG7へ行っても、御存じの...全文を見る
○安住国務大臣 最近の例では、やはりギリシャの例がそのとおりでございますが、ギリシャの例をよく例えで出させていただきますけれども、それはやはり累積債務が大きいということは、国債の償還を含めて、そういう意味では、今、金利は一%程度ではありますけれども、ある日突然それは発散をしたり、...全文を見る
○安住国務大臣 江田さん、でもこれは、例えば七百七十八兆は道路とか土地、財産、そういうことも含めてだし、五千六百十九兆円といったって、これは例えば銀行や会社や国というよりは、全部の日本の企業や何かが持っているものを足してこれだけあるから大丈夫だという論理は、果たして世界に通用する...全文を見る
○安住国務大臣 十年前ですね、それは。これは江田さんとはこの間もここで議論をしましたけれども、そのときに比べて我が国の財政状況は極めて悪化をしております。ですから、そういう点では、世界的にもソブリン危機等があって、やはり財政状況というものに対する見方というのは大変厳しくなっており...全文を見る
○安住国務大臣 失礼しました。そこは訂正します。  国、地方を含めて、社会保障等を含めた借金でございます。
○安住国務大臣 わかりやすく言えば、海外旅行なんかは、やはり円が安くなれば、ドルの価値が上がれば、それは自動的に海外で物を買ったりするのは大変になります。
○安住国務大臣 原料とかそういうのは高くなるということです。
02月24日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○安住国務大臣 確かに、きのうも朝日新聞に載りまして、私も地元でございますので、見ておりますと、震災からおよそ一年ですが、かなり瓦れきは片づいてきました。復興に向かって、これからいよいよ本番というところなんです。  だけれども、今委員からも御指摘があったように、一次、二次補正で...全文を見る
○安住国務大臣 問題は、仮設にお入りになってとりあえず今生活をなさっている方に、もう一回地域に戻ってもらって、御自身のお住まいにちゃんと入れるように、いかにスピードアップしてやるかということではないでしょうか。それから、例えばだめになった鉄道、道路を復旧させて、町をやはり、輸送ル...全文を見る
○安住国務大臣 我々にそこまでの権限はないわけですけれども、実は、私が大臣になりましてから、各被災地に主計局の若手を派遣しまして、予算の執行の仕方それから状況についてつぶさに、御助言できるところはやらせていただく。今も、例えば気仙沼市なんかには若手の職員に行っていただいております...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のとおりでございます。  私どもとしても、これは多分、想像するに、さらに受益の、若い世代と年配者の差が広がっている可能性があると思うんですね。ですから、最新の資料というのは内閣府に求めておりますので、内閣府来ておりますので、答弁をさせます。
○安住国務大臣 私は、仙台、福岡、滋賀と伺いまして、少人数の会合から百人を超すような方々との対話もしました。さまざまな意見がありますけれども、私の感じで申し上げさせていただくと、社会保障がこのままでもつわけがないから、何らかの負担は必要だという方は多うございます。しかし一方で、や...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のとおりでございまして、今一つ言うのを私忘れましたが、地方の公聴会や話す会をして一番驚かれるのは、消費税は、五%の一・五四%分、これは皆さんの地方自治体でお使いになる分として行きます、ですから、額でいえば、今のアベレージの一%で計算すると大体四兆円近くは実は...全文を見る
○安住国務大臣 ありがとうございます。(発言する者あり)はい、力強くいきたいんですけれども、なかなか政府内で大変でございまして。  税務行政を取り巻く環境というのは、今緒方さんがおっしゃるとおりで、申告件数とかは非常にふえています。これは、社会状況もあって、滞納残高も非常に高い...全文を見る
○安住国務大臣 ありがとうございました。  四次までの補正というのは昭和二十年代以来でございまして、ほぼ、もう半世紀以上例のないことですから、竹本先生が役人時代もなかったと思います。  執行については、人、物、金、さまざまな課題がありますけれども、せっかく皆様からお認めいただ...全文を見る
○安住国務大臣 ちょっと長い答弁になるかもしれませんけれども。  一次、二次で、現時点では大体執行率は七六%で、三次補正は御存じのとおり、十二月の終わりにできましたので、それをトータルすると五〇%台半ばなんです。  私は地元なので、きちっとお話をさせていただくと、言いわけにす...全文を見る
○安住国務大臣 東京でそうやって私のことを批判するのは簡単ですけれども、これは地元の事実なんです。それで、朝、仙台の宿から二時間も三時間もかけて、建設業者の皆さんがトラックで渋滞で列をなして沿岸部に来ているんです。  だから、私は一つ、こういう提案もしているんです。被災に遭わな...全文を見る
○安住国務大臣 反論するわけじゃないけれども、多分、私の方が徳田さんよりも説得力のある話をしていると私は思いますよ。だから、私の方に、おまえら、ちゃんとやっていないのかと言うのは、私は当たらないと思うんです。ただ、結果として、もっと進む方法はないのかということについて前向きにいろ...全文を見る
○安住国務大臣 まず申し上げておきますが、この四次までの補正は、自民党にも賛成をいただきまして成立をしたことは感謝をさせていただきたいと思いますし、同時に、政調会長レベルでも、この支出については熱心な御議論をいただきながら決めていったものであるということは申し添えておきます。 ...全文を見る
○安住国務大臣 主な国際的な貢献として、国連分担金六百八十四億円、それからアフガニスタンへの支援拠出金ですか、これは細目になっております。これをこれまでどういうふうな形で処理してきたかというのは、ちょっと今調べさせていただきたいと思います。
○安住国務大臣 外務省からの要求があって、必要に応じて措置をいたしました。
○安住国務大臣 このことも賛成をしていただいて、必要だという審議があって成立したことをまず前提に申し上げておきます。  今御指摘のあった基金等については、年度末のぎりぎりのところで資金が切れかかっているものもあります。そうしたことを勘案し、また地方自治体からのニーズがありまして...全文を見る
○安住国務大臣 額で申しますと、ワクチン接種が百九億、それから妊婦健診の支援基金が百五十八億、安心こども基金は四百三十億、障害者自立支援臨時特例基金が百四十四億という状況でございました。
○安住国務大臣 第四次補正予算では、農業体質強化基盤整備促進事業として八百一億円を計上しております。ただ、これは、先生、大規模圃場事業などの公共部分ではございません。いわゆる非公共事業の部分で、具体的に言うと、畦畔等のところにある簡易な設備整備なんですね。  それで、実は、聞き...全文を見る
○安住国務大臣 まず、四次補正は、赤字国債を発行して出している予算ではございません。ですから、そういう点では、この四次補正というのは、国債の不用額等が出てきたものに対して対応しているわけですね。  これを予算のつけかえではないかということですが、私どもとしては、緊急性があって、...全文を見る
○安住国務大臣 はい。そう考えております。
○安住国務大臣 リーマン・ショック以降、二〇〇九年、本当に税収が落ち込んで、その後、大量の国債の発行をせざるを得なかった、こういう状況の中で、しかし、それで二〇一〇年、一一年、そこから国債の発行を、それを上限として、それ以上は発行しないで何とかやっていこうということでこの四十四兆...全文を見る
○安住国務大臣 いや、根拠がわからないんじゃなくて、ですから、二〇一〇……(徳田委員「それはわかっています」と呼ぶ)いや、ですから、それが一つの基準です。それを上回らないということです。
○安住国務大臣 二〇〇九年というのは、結果的には、決算ベースで予算全体は百一兆いっています。これは本当に、麻生政権下で、その後、鳩山内閣になって、双方、大変御苦労なさったと思うんです、経済の異常な落ち込みがありましたので。  そういう中で、例えば、解散の直前でございました、私は...全文を見る
○安住国務大臣 社会保障の毎年の一兆円ずつの増というのをどう考えるかということはあると思います。そういうことに対して切り込み不足だという御指摘があるかもしれませんが、構造的にこれはふえざるを得ないわけですね。  それから、先生、やはり地方自治体、これも税収不足で、しかし、実は地...全文を見る
○安住国務大臣 それは、先生、国債はできるだけふやさないでやればベストだと思います。  ただ、構造的に、日本の財政状況は、もう説明はいたしませんけれども、一言で言うと、やはりナローパスだと思うんですね。かなり狭い道で、選択肢がそんなに多くないというか。だから、そういう点では、や...全文を見る
○安住国務大臣 年金交付国債に絞った御主張でございますか。それとも、全体の財政規律……(徳田委員「全体でお答えください」と呼ぶ)  やはり、先ほどから申し上げていますけれども、仮に自民党政権であっても、我々の政権であっても、今の租税体系の中で、恒常的に構造が改善するほど税収がふ...全文を見る
○安住国務大臣 どうも御苦労さまです。  斉藤さん、これは、私も公明党の皆さんの御提案をいただきまして、例えば、今回、二・七兆、私どもでその社会保障を、もし消費税を上げさせていただいたときの充実分をどうするかということについては、今御指摘いただいたように、非常に共鳴する部分がか...全文を見る
○安住国務大臣 それは先生、協議の仕方だと思います。  ですから、例えば社会保障の充実の部分からまずやらせていただくとか、いろいろあっていいと思いますので、いずれにしても協議をしていただいて、私はやはりその根底にあるのは、少子高齢化の中で子供を産み育てやすい環境、そしてまた、女...全文を見る
○安住国務大臣 今副大臣からもお話がありましたけれども、まず、とにかく社会保障費が全体の、先生の言う八兆の中で半分ぐらい社会保障がふえたということでございます。子ども手当も含めてといえばもう少しかもしれません。さらに、地方自治体に約一兆円近いお金を仕送りという形で送っております。...全文を見る
○安住国務大臣 ですから、例えば診療報酬の問題にしても、そこは賛否あるところだと思います。歳出の削減をして、しかし、地方の病院や、例えば産科とか小児科が非常に痛んだということも事実であります。政権交代してから、我々としては、そこはやはり充実をした方がよかろうということで、診療報酬...全文を見る
○安住国務大臣 やはり縦割りの行政の中で、環境大臣もおやりになって、本当に政府に長くおられておりますから、一律抑制、よく日本で今まで予算編成のときにやってきたやり方というのは、それぞれの役所で知恵と工夫でやってくるという意味では、キャップを設けてやるというやり方も一つだと思うんで...全文を見る
○安住国務大臣 この問題は本当に連日取り上げていただいておりますけれども、斉藤先生、この三年間、特に与党時代、御苦労なさって、私は野党でありましたけれども、恒久財源を二分の一にする場合の財源として、やはり消費税ということを最初に坂口厚労大臣なんかも御指摘をなさっていて、それでずっ...全文を見る
○安住国務大臣 日銀の金融緩和等が、そういう点では効果的な部分が今出ているのではないかと思います。  きのうですか、竹本先生が予算委員会で、実は自民党で責任者でやっておられたときに、やはり円高のときと円安のときと、いろいろなことをやったと。そのときに、竹本先生がきのうおっしゃっ...全文を見る
○安住国務大臣 全く御指摘のとおりですので、ぜひ再挑戦をして、環境の問題に対しては財源をしっかり担保して、その財源をもって地球環境のさまざまな問題に対してやはり積極的に攻めの政策を打てるようにする。その基本となるこの税制ですので、ぜひ成立を図りたいと思いますので、よろしく御指導を...全文を見る
○安住国務大臣 この間も佐々木先生に質問をいただいたので、もう少し具体的に説明せよということなので、ちょっとお話しします。  独禁法や下請法では、取引上優越的な地位にある業者による不当な行為を禁止しているわけですけれども、それ自身は、多分、それだけでいえば抽象的なことですから、...全文を見る
○安住国務大臣 今のような事例を証明するのは大変なことだぞという御指摘だと思うんです。確かに、下請の企業の皆さんがそういうことを我々のようなところに、例えば相談窓口に来てやったらば、取引がまたできなくなるのではないのか、だから、いわば、先生は泣き寝入りをするような事態が多いんだよ...全文を見る
○安住国務大臣 先生、それは、例えば税務署の職員だって、五万六千人で今日本国内の徴税をやっていますから、全部チェックをするということもあるし、一罰百戒のやり方もあるし、さまざまだと思います。  できるだけ、政府を挙げて、地方自治体の協力も得ながら、そうしたいわば泣かされる人のな...全文を見る
○安住国務大臣 質問が多岐にわたりましたので、少し私の方からもお話しさせていただきたいと思います。  豊田先生は大蔵省御出身ですから、財政のことは大変精通しておられるわけですけれども、社会保障と税の一体改革という名前でいうと、何か、社会保障が要らない人は消費税が安くて、社会保障...全文を見る
○安住国務大臣 例えば、この間、一括交付金のお話もありましたね、そういうことをやったらどうだと。私も全くそうだと思います。  現にやっておりまして、ただ、全体で二十一兆ある中では、そのうちの十八・二兆というのは社会保障と文教・科学振興のお金で、これは、地方も含めて、国で今やるべ...全文を見る
02月24日第180回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(安住淳君) 委員長のお許しをいただいて、発言をさせていただきます。少々数字が多くて長くなりますが、御容赦いただきたいと思います。  平成二十二年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告と...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 平成二十年度決算に関する参議院の議決について講じた措置につきまして御説明申し上げます。  不適正な公費支出の再発防止につきましては、平成二十年度の決算検査報告を受けまして、直ちに内閣総理大臣及び財務大臣から各大臣に対して適正な会計処理の徹底などについて要...全文を見る
02月24日第180回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(安住淳君) おはようございます。よろしくお願いします。  平成二十二年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書、政府関係機関決算書、国の債権の現在額総報告並びに物品増減及び現在額総報告につきまして、その概要を御説明申し上げます。 ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 伊達先生から不当事項の是正と休眠口座の問題について御指摘をいただきました。  会計検査院からの御指摘のあった不当事項の是正については、まず、会計検査院の決算検査報告におきまして、昭和二十一年度から平成二十一年度の過去の不当事項について指摘された事案のうち...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 柴田先生にお答え申し上げます。  少額随意契約の取引実態を明らかにして、そしてシステム構築をするようにと、これは以前、決算委員会でも御指摘をいただいておりました。  少額随意契約の取引実態を明らかにするための取組は、政府全体の取り組むべき課題であるとい...全文を見る
02月28日第180回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○安住国務大臣 中井委員長を初め、各党の理事の先生方また委員の先生方の御理解をいただきまして、メキシコで開かれましたG20の全体会合に出席することができました。改めて感謝を申し上げます。  私は、この全体会合を初め、ガイトナー米国財務長官との会談を皮切りに、IMF、韓国、それぞ...全文を見る
○安住国務大臣 いや、全然知りません。
○安住国務大臣 私はずっとこの予算委員会に入っているから知る由もないわけで、確認というか問い合わせもありませんのでわかりませんけれども、それは中川さんは所管大臣ではありませんので、所管大臣でない中川さんがこの発言について責任を持ってという話じゃないので、責任のある発言は私や小宮山...全文を見る
○安住国務大臣 今ちょっと見せてもらったものをただ読むと、いろいろな選択肢があると言っているだけで、交付国債の取り下げがあり得るのかという記者の質問に対して、いろいろな選択肢があるというふうに中川大臣は言っているだけで……(発言する者あり)いや、いえいえと言ったって事実そうなんだ...全文を見る
○安住国務大臣 いや、いろいろな選択肢があって、予算の中身を野党と話し合いの中で変えていくようなこともあり得るだろうと。交付国債を取り下げるだけでなく、トータルで話し合うというようなことも場合によってはあり得る。つまり、これは可能性や何か聞かれたことに対して話をしただけで、それで...全文を見る
○安住国務大臣 統一見解というのは、何かで大臣同士の話が混乱をしたり、その解釈をめぐってということです。これは、予算をどう通すかというのを聞かれて、変更もあり得るのかということに関して中川さんはいろいろな選択肢があると言っただけで、それで統一見解なんというのはあるわけないんです。...全文を見る
○安住国務大臣 予算委員会で中川少子化担当大臣が何かこういうことを正式に、例えば我々の前で話をしたということではないんです。  私が申し上げているのは、記者会見で、交付国債の取り下げということもあり得るのかという質問に対して、あらゆる選択肢があるとお述べになっただけで、それをも...全文を見る
○安住国務大臣 閣僚の統一見解は私がこれから申し上げます。  内閣としては、交付国債について、これを法案として出させていただきますので、これによって国庫負担二分の一分を補うというのが正式な私どもの統一見解です。
○安住国務大臣 では、せっかくでございますから、中川大臣にどういう発言をしたのか確認をさせますので……(発言する者あり)いやいや、それで引き続きぜひ質疑をいただきたいと思います。
○安住国務大臣 閣議後の記者会見において、まずクエスチョンがありまして、基礎年金の国庫負担を将来の消費増税で償還する年金交付国債で賄うことに関して、大臣はどう思うかという質問を受けたそうです。  これに対する御本人の答弁は、予算はトータルで出しているから、最終的に国民の理解を得...全文を見る
○安住国務大臣 中川大臣は、これがこういうことになって報道されたので、これに対しての会見を、午後から釈明の会見を開くということでございます。
○安住国務大臣 所管でないことを聞かれて話してしまったということで、官房長官と相談して、お話をさせていただくということでございます。(発言する者あり)
○安住国務大臣 内閣としては、交付国債の関連法案を出しておりますから、それが統一見解です。これをぜひ成立させていただくということでございます。  中川大臣は、このことに関しては、つまり、質問に対して、消費税が、お願いをしているけれども、もしそれが通らない場合はいろいろ考えなきゃ...全文を見る
○安住国務大臣 中川さんも、去年、予算委員会の筆頭理事もやっておられましたから、与野党の交渉をもっていろいろなというふうにおっしゃったんじゃないかなと思いますが、政府としては、交付国債はベストの選択肢であると思っておりますので、ぜひ御協力をいただきたいと思いますので、よろしくお願...全文を見る
○安住国務大臣 現時点で私どもの考え得るベストの選択でございます。
○安住国務大臣 戦後から、交付国債制度は、国の政策としてとり得る選択肢の一つとして認められておりますから、それをもって粉飾という言葉は、長期政権を維持しておられた自民党の先生方であれば、そういう言葉は当たらないことはもう御存じだと思います。
○安住国務大臣 二月の十七日に閣議決定をいたしまして、今、先生、法案の作成作業をしております。作成作業は、政府として、御存じのとおり、大綱を閣議決定いたしましたけれども、これで今、法制局等を含めて法案作成作業をしておりますので、法案ができ次第、出せる準備は整いますので、その時点で...全文を見る
○安住国務大臣 それは、あえて申し上げますと、与党内の問題ですから、その問題について今明確に答えることはできませんけれども、附則百四条に基づいて法案作成作業を続けてきたということでございますので、これは、私は来月中にはそういう準備は整うというふうに確信しております。
○安住国務大臣 そんなことはございません。  あべさん、私、例えば石原幹事長と直接お話ししたわけではございませんけれども、報道等で聞いていると、素案をまとめたので話をさせていただきたいというふうに言ったらば、大綱を閣議決定せよということでした。それで、大綱を閣議決定してもう一回...全文を見る
○安住国務大臣 全く検討に入っておりません。  ぜひ、高木先生の御協力も得て年度内の成立を図りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○安住国務大臣 輿石幹事長の発言は、私も直接は聞いておりませんが、これはとりあえず法律的には、やはり年度内の成立が図られない場合は一日といえどもあり得るということは今申し上げておきますが、あくまでもこれは、何か決まった話というよりは一般論でございます。
○安住国務大臣 はい。先ほどもあべ先生に御説明いたしましたけれども、今、法案の作成作業を政府部内でやっております。ですから、これができ次第、法案の提出の事務的な準備は完了いたしますので、その後、党やまた内閣で総合的に勘案をして提出するという運びになる、こういう段取りになっておりま...全文を見る
○安住国務大臣 新しい公共というのは物すごく普及をしてきました。私どもの東日本大震災のときも多くのNPO法人の皆さんが活躍していただいて、本当にそういう面では、税制面や政策面ではいろいろな工夫というものが超党派で行われておりますので、今後とも、いろいろな面で、支え合いの社会をつく...全文を見る
02月29日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○安住国務大臣 先ほどは予算委員会でありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。  インフレターゲットという言葉にはさまざまな考え方があって、何か一定の決まった定義があるというふうになっているとは思っておりませんが、私なりに判断するところでは、先ほども申し上げましたが...全文を見る
○安住国務大臣 先生のおつくりになった資料を今かみしめながら読んでおりますけれども、目標ではなくめど、広辞苑まで紹介をいただきました。  ただ、私が日銀から聞いているのは、これを英訳すればゴール、オブジェクティブ、ゴール、バーナンキの使っているゴールと一緒であるというお話、説明...全文を見る
○安住国務大臣 フィリップス曲線、この先生から示していただいた資料は、一九五八年にフィリップス教授が示したものを参考に、日本の例を当てはめていただいたものだと思います。  確かに、この統計から見ると、インフレ率と失業率には何らかの関係があるというふうにデータ上の統計は読めると思...全文を見る
○安住国務大臣 この連動債は、今、先生、大体四兆弱ぐらいだと思います。それで、市場での取引が本当に収縮をしているというのはデフレがあるからだという御指摘、一つ有力かもしれません。ただ、結果的には、リーマン・ショック以降、これが統計として、先生も書いてありますけれども、ブレーク・イ...全文を見る
○安住国務大臣 ただいま議題となりました平成二十四年度における公債の発行の特例に関する法律案、特別会計に関する法律の一部を改正する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、平成二十四年度における公債の発行...全文を見る
02月29日第180回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○安住国務大臣 御存じのように、所得税はフラット化をずっとやってきました。ですから、七〇%を超えるような累進税率の高さだったわけですけれども、これを四〇%台までならしてきて緩和してきたわけでありますけれども、そうしたことが、今委員御指摘のようなこのグラフにもあらわれていると思いま...全文を見る
○安住国務大臣 おはようございます。よろしくお願いします。  先生の御指摘のように、インフレターゲットに対し、私は、実質的なインフレターゲットというふうに申し上げました。  そもそもインフレターゲットをどう定義するか、それぞれ意見の分かれるところだとは思いますが、私なりに申し...全文を見る
○安住国務大臣 先生、今回の日銀の政策決定会合、二月十四日では、中長期的な物価安定のめどを日銀としては機関決定したわけであります。  ですから、当面、物価上昇率は、消費者物価上昇率一%を目指して、強力に金融緩和を推進していくということを示しておりますので、目指す物価上昇率と時間...全文を見る
○安住国務大臣 今年度は、三党合意によって、復興国債、復興財源で賄ったということでございます。
○安住国務大臣 御指摘のとおりでございます。
○安住国務大臣 私の考えるところは、復興に関する国債の発行は、先生、三党で合意をして、あらかじめ所得税、法人税等で償還の財源を決めて合意を得ました。  ですから、そういう点では、先生御指摘のように、特例公債で発行したということは事実でございますけれども、償還の財源をしっかり決め...全文を見る
○安住国務大臣 済みません、復興国債は赤字国債ではないので、それは訂正いたします。(発言する者あり)復興債です。済みません。(山本(幸)委員「いや、赤字国債でしょう」と呼ぶ)市中に発行する国債でございます。
○安住国務大臣 復興債は復興債でございます。
○安住国務大臣 いやいや、建設国債を四条でたしか言っているわけでありますから、あらかじめ償還を決めて復興債というものを発行しているという意味で、特例公債とは区別をして私は申し上げたということでございます。
○安住国務大臣 先生の御指摘はそうでございますけれども、復興債に関しては、あらかじめ償還財源を決めておりますので、復興債という定義でございます。
○安住国務大臣 ですから、復興債は、あらかじめ償還財源を決めて、しかし、市中に出すときには、それは建設国債も特例公債もこの復興債も同じ国債としての、いわば市中に発行するということは同じでございますけれども、明確な定義として言えば、特例公債とは分けて考えております。
○安住国務大臣 いや、ですから、財政法上の厳格な位置づけはおっしゃるとおり建設国債の発行で、年度によって、その年の予算に必要な国債を発行するのは特例公債という位置づけでございます。
○安住国務大臣 金子先生にも同じような視点から御指導いただきましたけれども、先生、長年の、平成の十六年、十七年からこの議論は始まっておりますが、やはりこの二分の一というのは消費税の一%分に相当する、これは自公政権下でもそれぞれ歴代の総理も厚労大臣も御指摘があって、この法案が通る段...全文を見る
○安住国務大臣 今回は、あらかじめ償還の財源を明確にしております。これは消費税というものが成立をするということが前提でございますけれども、そこはやはり違うと思います。それから、市中にこれを出すわけではございませんので、そういう意味での公債発行とは違うと思います。
○安住国務大臣 偶発的な支出、つまり、保証枠みたいなものであればそういうこともあり得ると先生御指摘だと思います。ただ、これまでの、昭和二十七年の、例えば戦没者の遺族に対する弔慰金等、これは毎年十年ずつ延長して交付国債の発行をしておりますけれども、これは、そういう点では、こうした偶...全文を見る
○安住国務大臣 私、最初に先生に申し上げましたように、茂木政調会長にも言いましたが、それは、できれば、この法律ができたとき、二分の一の財源の確保というのも体系としては担保しておかなければならなかったという点では、お互いやはり反省をしないといけないと思うんです。  恒久的にこれは...全文を見る
○安住国務大臣 これは、年金交付による、特別会計法ではそういうふうになっておりますので、私がこの間も申し上げたとおりでございます。
○安住国務大臣 三六・五%相当額は一般会計から受入金で計上します。二分の一との差額分につきましては、これは国民年金、厚生年金積立金からの受入金を計上することになるということでございます。
○安住国務大臣 結局、先生、特別会計法における今の私どもの考え方、法律に基づいた執行ということになれば、積立金を取り崩すということは特段不自然なことではないと思います。  ただし、いろいろな意味で穴があくという御指摘があるとすれば、だからこそ、やはり消費税でこうしたことについて...全文を見る
○安住国務大臣 いや、顔はポーカーフェースですけれども、気持ちの中はなかなか複雑な気持ちはありますけれども、何とか消費税を上げさせていただきたいと思っております。
○安住国務大臣 午前中からお話を聞かせていただきまして、浄化槽のメリットというのを十分御指摘いただいたと思います。  今、前田大臣、鹿野大臣、それから細野大臣と三者三様のお話をいただきましたけれども、私はやはり、前田大臣、特にお話ありましたけれども、五年ではなくて、かなり長い期...全文を見る
○安住国務大臣 残念ながら昨年の国会においてはこれは成立をしませんでしたが、再び出させていただくということになりました。  地球温暖化対策のための税でございますので、税制による地球温暖化対策を強化するとともに、エネルギー起源CO2排出抑制のための諸施策を実施していくために必要な...全文を見る
03月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○安住国務大臣 大蔵省の主計局でずっとやってこられた玉木さんですから一番御存じのとおりで、やはりOECDの統計を見ましても、社会保障以外のお金が、本当に今我々の国では予算づけは難しくなっています。ですから、そういう点では、今御指摘のように、政策をクリエーティブにやっていくためには...全文を見る
○安住国務大臣 十六歳から十八歳までの上乗せ部分の廃止でございますけれども、所得税で九百五十七億、個人住民税で三百九十二億ですから、計一千三百四十九億円でございます。
○安住国務大臣 特定扶養控除の見直し等の財源を直入しているという目的税ではありません。ですから、そういう点では、マニフェスト主要政策の中の財源については、さまざまな歳出の削減とか税制改正によって、その中には御指摘のようなことも含まれますけれども、そうしたことで恒久的な財源を確保し...全文を見る
○安住国務大臣 私が言ったのは、全体の話の中で申し上げました。  ですから、そういう点では、先生から再三ここで教えていただいて、その結果として、今文科大臣からもお話がありましたように、所得連動で、いわゆる三百万円までは免除ですけれども、その収入が出てきたらお返しくださいよという...全文を見る
○安住国務大臣 それで、二十二年の二月に、実は関係省庁間の政務官を中心に、今先生の御指摘のあったような問題もあるものですから、これをどうしていくかということで、PTを立ち上げました。立ち上げたPTの中での検討をしているんですが、その中で、この特定扶養控除の見直しによって負担増とな...全文を見る
○安住国務大臣 全体の中ではかなり前進しているんです。ですから、私が申し上げているのは、所得連動型のこの貸与制度については、新しくこれで、富田委員の御指摘の部分については、かなり私どもは公明党の意見も受け入れて、そうだなということでやって、後で出てくるかもしれませんが、都道府県の...全文を見る
○安住国務大臣 これはやはり都道府県事業ということで、これは三位一体改革の中で財源も含めて都道府県にお渡しをしたという経緯があります。ですから、富田先生から再三指摘をされて、私も昨年九月、ここでなるほどと思ったんですが、都道府県がやっていないじゃないかと。だから、これについても、...全文を見る
○安住国務大臣 このときは大平主計官は確かにそういう主張をしておられます。しかし、当時の植木主計局長は、これは議論がありまして、それで、理は理としても、できるだけ多くの青年に奨学金というものを浸透させるためには、範囲の狭いところでの給付でなくて、広くやはり貸与をしながらそのお金を...全文を見る
○安住国務大臣 今総理の御指摘のありましたところが私の言いたいところでございますが、まず、その前提としては、先生、やはりこれは都道府県事業であって、その財源等も、三位一体の改革の中で地方自治体に渡しております。  そういうこともありますから、やはり都道府県でやっていただくことを...全文を見る
○安住国務大臣 それは、お金がたくさんあればそういうこともあると思いますけれども、やはり限られた財源の中で有効にやっていく。今、一部の都道府県は確かにそういうことはあります。しかし、その都道府県は、別のことでは多分負担増を強いている部分もあると思います。それは政策の選択ですけれど...全文を見る
03月02日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○安住国務大臣 私は、あしたも秋田の方にお邪魔をしまして、財務省が一月から主催しているのを含めると四カ所伺うということになります。閣僚、政務官、総出で対話集会をしております。  報道の中には、例えばこの間私は滋賀に行きましたときに十五人でやったんですね、十五人程度でそんなのはわ...全文を見る
○安住国務大臣 震災から一年がたちます。私と小野寺さんは最も被害の大きかったところの選挙区で、お互い自宅もひどい目に遭いましたので、誤解を恐れず言えば、ほかの議員にはわからないこの一年の葛藤や苦しみがありまして、その中で、前向きないろいろな提案をお互いして、私は財務大臣になる前は...全文を見る
○安住国務大臣 一次、二次の予算執行については、総額でいうと、川内さんがたしか調べたのは昨年の統計なんですが、ことしに入っての統計だと、私が今報告を受けている範囲では七〇%近い執行率なんですが、三次を入れると五〇%台だったと思います。  小野寺さんの地元もそうですけれども、私の...全文を見る
○安住国務大臣 お預かりした税金を後から考えて無駄遣いしなかったということも、やはり予算執行上は、小野寺さんも与党が長いわけですから、非常にあるということは事実ですけれども、しかし一方で、小野寺さんが言うように、スピードを考えた場合、そうしたことを本当に細かく細かくやっていたら時...全文を見る
○安住国務大臣 くしくも、きょう、一回目の復興交付金の交付額が通知をされます。  宮城県には事業費ベースで一千四百三十六億、国費ベースで一千百六十一億、岩手で七百九十七億、これは国費ベースでございますが、福島が五百五億。それぞれの自治体に対してもきょう内示をいたすのでありますけ...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のとおり、かなり前倒しをして、これは与野党の合意のもとで予算を計上しました。一次、二次、三次、そして今回の本予算ですね。地方の全国防災の分を除いてもかなり積んでいますので、まずこれの予算の消化をしっかりやってもらうということと、単年度でできない場合は繰越明許...全文を見る
○安住国務大臣 率直に言って、経済活動が本当に前に戻って、以前のような税収が見込まれるまでは、まだ相当期間かかると思うんですね。それぞれの自治体、そして、くくって言えば宮城県や岩手県もそうですね。しかし、これはいつまでもというわけにはいきませんが、そうした自立が図れるまでの間は、...全文を見る
○安住国務大臣 もし関連があれば、また副大臣から御答弁しますけれども。  一年たちまして、弁済再開が近づいておりますけれども、被災事業者等に過度に利息等の返済負担が集中しないように、実情に応じて対応させるようにいたします。
○安住国務大臣 まず五百億円ありきでやったのではありません。それぞれから積算して積み上げてきたら、結果的には、今度の本年度の予算では大体五百億円で、会社数でいえば千社ぐらいはまた追加できますから、そういう点では、潤沢とは言いませんが、かなりの要望を聞いて、一次、二次で落ちたところ...全文を見る
○安住国務大臣 私は、二月十八日から十九日に、中国、北京を訪問いたしまして、王岐山副総理、謝財政部長と世界経済や日中金融協力などについて意見交換を行ったことは事実でございます。バイの会談でございますから、通産省御出身なので、中身については私の方から詳細なことは申し上げることはでき...全文を見る
○安住国務大臣 もちろん、ですから私はその前にガイトナー長官とも会談をしているわけで、アメリカの対応、そして、しかし、そうはいっても、日本と中国のIMFに対する出資割合の高さは先生御存じのとおりでございますので、そこらのところは十分勘案をしながら対応していきたいと思っております。
○安住国務大臣 御存じのように、これまでも継続的にEFSF債の購入をやってまいりました。約三十八億ユーロ、発行額の一五%でございますから、我が国としての貢献は十分していると思っております。今後とも、欧州自身の取り組みを見きわめながら、外為特会の保有するユーロの流動性や発行条件等を...全文を見る
○安住国務大臣 IMFにどういう貢献をするかということについて、まだ枠を決めているわけでも対応を決めているわけでもございませんので、今後どういうやり方があるのか検討していきますけれども、今のお話の後段の部分、しかし、為替の問題とIMFの話というのを、やはり私としては、現時点では切...全文を見る
○安住国務大臣 IMFに対するどういう貢献があるかということは考えなければなりませんが、従前の私の基本的なスタンスというものは、やはり今の段階では変わっておりません。
○安住国務大臣 詳細は、また必要であれば副大臣からも答弁いたしますけれども、確かに、復興特別法人税が課される三年間だけを見ると、先生が今おっしゃったように、三〇から二〇に引き下げたことによって、実質的に現行よりも税負担の増加する企業があるということは事実だと思います。そこには名立...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘はごもっともでございますので、我々としては、ですから、いわゆる二十三年度末で期限切れを迎える増加型、高水準型の措置の適用期限の延長というのもやっております。  それで、先生から御指摘あったように、特に研究をしっかりやっていて、日本の企業の中でもかなり世界的...全文を見る
○安住国務大臣 IMFの資金基盤強化につきましては、先日のメキシコシティーで行われましたG20においても、ユーロ圏諸国によるユーロ圏の支援能力の再評価を重要な判断材料として検討することとされております。  今後、IMFの資金基盤強化は、ユーロ圏の支援能力の強化に向けた一層の努力...全文を見る
○安住国務大臣 IMFの資金基盤強化については、IMFが十分な資金基盤を持ち続けることを確保するということは合意をされたんです。しかし、今委員がおっしゃるように、では、具体的にどういうふうにするのかということについては決まってはおりません。  先日のG20では、ユーロ圏諸国によ...全文を見る
○安住国務大臣 いわゆる新興国は、やはり人口も増加していますし、成長に対する、いわゆるインフレ率が高くなる要素というのを持っている国々だと思うんですね。そういうところで、今、金融緩和のお話ありましたけれども、そうしたこともあって、新興国においてインフレ圧力が高い理由というのが出て...全文を見る
○安住国務大臣 金融緩和をすることでデフレから何とか脱却をという声は、先生のお隣におられる山本先生からも何度も御示唆をいただいておりますけれども、これは、そういう点では、今回の特段の日銀の緩和というのがかなり反映された株価や為替になっているのかなとは思いますけれども。  先生の...全文を見る
○安住国務大臣 この特会は、丹羽先生御存じのように、自民党と公明党と我が党で合意をして決まりました。  大事なことは執行なんですね。今回は、ほかの特会と違いまして、これを執行する役所も復興庁ができたということですから、私は、ここに復興特別法人税、所得税が入ります、それから税外収...全文を見る
○安住国務大臣 今、予算委員会の中で御提起のあった、これは下村先生から御提起があったわけですけれども、高校の無償化に関しては、政党間協議をやっていただいていると聞いております。  ですから、その協議をぜひ合意をしていただくということは僕は大事なことだと思いますが、それに応じて予...全文を見る
○安住国務大臣 内閣府から公表された経済財政の中長期試算においては、二〇一五年の基礎的財政収支赤字について、慎重な経済前提のもとでございますけれども、対GDP比半減目標の達成というのは、率直に申し上げて、現時点で厳しいものになっているということは言えますけれども、しかし、仮に、二...全文を見る
○安住国務大臣 地球温暖化対策のための税は、税制による地球温暖化対策を強化するとともに、エネルギー起源CO2排出抑制のための諸施策を実施していくためのものであります。諸外国でも、九〇年代以降、こうしたCO2排出源に対する課税の強化というのは進められておりますし、そういう点からいえ...全文を見る
○安住国務大臣 やはり国の発行する債券の信用性ですから、根本的には財政の問題、政治の問題、そうしたところに行き着くのではないかなというふうに思っております。  ですから、そういう点では、我が国とて決して例外ではなく、健全な財政というものをしっかりやっていかなければ、これまでのよ...全文を見る
○安住国務大臣 二百六十一万七千六十四社、平成二十一年度分。会社標本調査によると、そうなっております。
○安住国務大臣 御指摘のとおり、税額控除の制度があることから、法人税額の発生する黒字法人が適用を受けるということです。
○安住国務大臣 平成二十一年度分の統計調査によりますと、研究開発税制における増加型等に係る措置については、まず、中小法人は千十九件で五億六千万、大法人は五百十二件で百十七億六千四百万の適用があったというところでございます。
○安住国務大臣 増加型、高水準型の研究開発税制は、研究開発投資の増加等を目的とするものであることから、現に研究開発を行っている法人が対象であり、また、黒字法人のみが適用されている。大体それは想定されているところです。  そうした政策税制措置には合理性が求められますが、厳しい事業...全文を見る
○安住国務大臣 先月の十七日に閣議決定した大綱の法案化ということですよね。今月中に、今、私どもで法制局等との調整をして、政府として法案の作成準備をしておりまして、三月中に法案を提出できるよう準備をしております。それが整った段階で、法案の提出に関し、総理や党の御判断をいただくことに...全文を見る
○安住国務大臣 つまり、同じ日にそれらの関連法案を全部出さなければ一体改革ではないというふうな御主張に対して、総理からは、順次出していくので、これは問題がない、たしかそういうQTだったと思うんです。  事実、例えば、先生のところはなかなか賛成していただけないんですけれども、交付...全文を見る
○安住国務大臣 大綱で決定したとおりで、そこの数字の部分は、段階的引き上げについては、そのまま法案に書き込みます。
○安住国務大臣 まず一問目は、国交省に確認していただかないと正確なところはわかりませんが、私が聞き及んでいる範囲で申し上げますと、さかのぼれば、これは前原大臣のときに一旦とめて、その後、馬淵大臣だったと思いますけれども、これは検証していくということで、検証のチームをつくってやって...全文を見る
○安住国務大臣 問題は、なぜそれでは予断を持たないで検証チームをつくったかということにさかのぼっていくんだと思うんですよ。やめたら、そこの場でやめればよかったわけですから。  しかし、さまざま、東京都知事を含めて会って、そういうことを検証しながら決断をしたということですが、もち...全文を見る
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○安住国務大臣 平成二十四年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は、九十兆三千三百三十九億円余となっております。  この内訳について申し上げますと、租...全文を見る
○安住国務大臣 今、重野先生からお話がありましたように、今回は、昨年なかなか法案が通りませんでしたけれども、その中で同じ一千五百万の上限を設けて、もう一回、再度法案を提出させていただきました。  今御指摘がありました点につきましては、要するに、これをもうちょっと下げるべきである...全文を見る
○安住国務大臣 所得の累進性を、例えば所得課税の累進性を強めていくべきだというのは、私は一つの考えだと思っております。  企業の内部留保は、これは企業によっては、将来の投資や、今は海外展開等やっていますから、いろいろなものに使ったりしている可能性はありますが、もっと、ある意味で...全文を見る
○安住国務大臣 これは、基礎控除を生活保護の基準額並みに引き上げるべきではないかということも含めての御質問だと思いますが、税負担が生じる水準を考える上で、基礎控除の水準だけでなくて、いわゆる配偶者控除とか給与所得控除、その他の控除も含めた、ある意味で水準を比べる必要があるのかなと...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のように、これは歴史的に見ると、昭和六十一年で最高税率は七〇%、刻みが十五もあったんですね。私が本当に月給取りになったころはこんな感じでございましたが、今は刻みが六つで、五%から四〇%のところにあります。それで、なおかつ、実は一〇%台までの人が大体八割近いん...全文を見る
○安住国務大臣 橋本さん御指摘のように、時宜にかなったタイミングでの金融緩和策だったと思っております。  二月の十四日に、日銀は、中長期的な物価安定のめどを導入した上で、当面、消費者物価上昇率一%を目指して強力な金融緩和を推進するとともに、資産買い入れ等の基金をこれまでの五十五...全文を見る
○安住国務大臣 日銀と政府がデフレ脱却に向けて連携をしていくのが重要ではないかという御指摘だと思いますが、私も、それはもう大変同感をいたします。  実は、去年からことしにかけて、私も一月十七日には同席をいたしましたが、私と日銀の総裁であれば、さまざまな会合で一緒になりますので、...全文を見る
03月06日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○安住国務大臣 今、議論を聞いていまして、万般にわたり、党の中で税調の事務局長として御尽力いただいていることに感謝を申し上げます。  やはり消費税の問題だけピックアップして議論になりますけれども、今御指摘のあったような、高齢化社会の中で、さまざまな給付のあり方、控除制度の見直し...全文を見る
○安住国務大臣 税務職員の充実については、私が言うのも変ですけれども、自衛隊の皆さんと同様に国民の皆さんから高い信頼を得ていると思いますので、そういう意味では、ぜひ大事に守っていきたい組織ではないかと国民の皆さんは思っていらっしゃるのではないかと思っています。
○安住国務大臣 法律上のたてつけと、その実際の、齋藤さんよく御存じのように、それに基づいた、基準に基づいた運用をすれば、多分、環境省の審議官や高山政務官の言うとおりかもしれません。ただ、実際の中で、そういう個々の矛盾が出てきたときにどうするかという話は、なかなか説得力のある話だと...全文を見る
○安住国務大臣 ぜひ議論していただくためにも、大事な情報については議会に必ず提出するように私の方からも督促いたします。
○安住国務大臣 日本経済の現状は、先生が懸念しているとおりだと思います。私も、特に需給のギャップがなかなか埋まらない、そういう点では、一つは、成長を促していくこと、それから、企業が新しい研究開発等をやっていくこと、そしてまた、日本を支える中小企業をどういうふうに税制面でサポートす...全文を見る
○安住国務大臣 私も、斉藤先生と全く同じでございます。  大学入試に例えれば、一浪して二度目のチャレンジとなりますけれども、やはり経済の再生を図って新しい産業を起こしていくという観点からも、環境関係の財源の確保というのは私は必要なことだと思います。  今だけを見れば、負担増に...全文を見る
○安住国務大臣 最初は税収もそんなに多くありませんけれども、ふえてきた場合、十分検討に値する御提案だと思っております。
○安住国務大臣 私どもが最初に考えたのは、やはり、特会の整理をしていこうという流れが先生御存じのようにあります。今回も特会改革で大幅に特会を減らすわけですね。  特会にはさまざまなメリット、デメリットがあるわけですけれども、そういう点では、一般会計であれば、こうした透明性を確保...全文を見る
○安住国務大臣 やはり自民党の御主張も公明党の御主張も、私どもから見れば、一つの考え方であるということだと思うんです。  だから、先ほど私が申し上げましたように、基本的に、冒頭の私の考え方というのは、特会というものを整理していく中で、一つこれをふやすというときは、やはり議会の多...全文を見る
○安住国務大臣 いつも先生にはお叱りを受けるわけですけれども、ただ、法人税も、悩ましいのは、世界の中で競争をしている、それで勝ち抜いた企業がやはり裾野の広い雇用をしているということは事実だと思うんですよ。そういう中にあって、地方分も含めると日本の法人税の四〇%というのは非常に高い...全文を見る
○安住国務大臣 いろいろな意味で被災地のニーズに応えていかなければならない。それから、全国防災等を含めて、こうした同様の大災害が起こり得る可能性の高い地域においての公共事業、特に防波堤等、充実しないといけない部分について充当していくということになると思います。
○安住国務大臣 防衛省としては、やはり老朽化をしてかなり消耗したということで予算要求をしてきたということでございますが、先生の側から見れば、そうしたお金があるんだったら風呂の方に回すべきだということでしょう。(佐々木(憲)委員「そういうことです」と呼ぶ)そういう御意見もありますけ...全文を見る
○安住国務大臣 一新聞社の社説を委員会でお読みになったのを、私も十六年国会議員をやっていますけれども、初めて聞きました。まあ、いかにも朝日的な論調ではあるなと。それは、一つの意見としては私もうなずけるものもありますし、ただ一方で、俯瞰して見る目はちょっと欠けているんじゃないかと思...全文を見る
○安住国務大臣 ある意味で、政治論と手法、それからタイミングということで言えば、この事業を認めておられることを前提に、例えばタイミングが悪いから延ばすべきだという意見は、政治論としてはあると私も思います。ただ、問題は、それは誠実なのか。  それから、国土交通省の予算を使って何を...全文を見る
○安住国務大臣 先生、ですから、私は、この間、八ツ場のことは申し上げました。主計にもおられたから。債務負担行為はしていないんです。私は、官房長官が出した考え方に沿って河川計画をちゃんとつくるということと、生活関連法案をしっかり通していただく、この二つをちゃんとやった上ででなければ...全文を見る
03月06日第180回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○安住国務大臣 おはようございます。  被用者年金の一元化は非常に重要な課題だというふうに思っております。今、私どもとしては国家公務員共済制度を所管しておりますけれども、厚労省ともよく相談しながら、法案の提出等に向けて関係の調整というものをこれから鋭意行っていきたいと思っており...全文を見る
○安住国務大臣 今、江端さんから御紹介のあったその表を見てもわかるとおり、例えばフランスのチョコレートは、普通のチョコレートだと約二〇%、板チョコだと五・五。やはりこれは、商品によってこういう分け方をしていくというのは、導入から長い経過、経緯を踏まえて、丁寧にやっていって初めてで...全文を見る
○安住国務大臣 おはようございます。  さまざまな御議論がこの予算委員会でもありました。確かに、ほかの方法はないのかという御提案も随分いただきましたが、二分の一にするこれまでの経緯、経過等を考えますと、やはり恒久的な財源をこれに充てていくということは、自公政権下でもこれは御主張...全文を見る
○安住国務大臣 質問の趣旨が、私なりに、ちょっと核心をついているかどうかわかりませんが、もし、消費税とデフレ、インフレをリンクした御質問だとすれば、デフレだからといって実体経済が成長していないとは言えないと思うんです。  例えば、二〇〇三年から二〇〇六年の、これは小泉総理の構造...全文を見る
○安住国務大臣 内需を底がたく起こしていくことはあると思います。ただ、それが長期的に持続するかどうかというのはまた別の話でありますけれども、与野党でお決めいただいた予算をちゃんと執行していけば、当然、何かしらかの成長というものは、日本経済に寄与するというふうに思っております。
○安住国務大臣 先生、十六・八兆は、率直に言えば出ませんでした。  ただ、恒久財源としては三兆円程度は捻出をしましたし、しかし、これは単年度のワンショットでございますけれども、これについては、特定の財源の捻出ということでは、出せたときには、二十二年度にはたしか平均で七、八兆円出...全文を見る
○安住国務大臣 私は、二十四年度の予算の組み替えのところだけは、数字は読ませていただきました。それから交付国債のところも読ませていただきましたが、全体としては読んでおりません。申しわけございません。  先生のおっしゃっている、自助自立の基本的な社会保障の確立というパーツであれば...全文を見る
○安住国務大臣 坂口先生にお示しいただいたとおりで、我が国の消費税は五%でございます。では、今後どれだけ消費税を上げられるのかということに関しては、率直に言うとわかりません。  社会保障だけで見ますと、この社会保障は、先生一番御存じのように、保険料を含めた全体のバランスで考えな...全文を見る
○安住国務大臣 申告所得階級別のその表は私どもの方で出したものでございまして、笠井先生言うように、これは、いわゆる証券優遇税制と言われているようなものなんかがこうしたことに影響していると思います。  そういう点から、総理からも御指示がありまして、二十三年の税制改正において、これ...全文を見る
○安住国務大臣 ちょっと今、人数はわかりませんが、税収そのものは四百億程度でございます。
○安住国務大臣 ちょっと資料はないんですが、最高税率はアッパーで七〇%だったんですね、昭和六十一年ですか。これのときの所得課税はたしか八千万超だったので、これは五〇%に下げて二千万になっていますよね。  ですから、その間の所得の人たちはこの中に入るということになりますが、申しわ...全文を見る
○安住国務大臣 ちょっと今、私の資料、手元で持っているもので恐縮でございますが、答えになるかどうかわかりませんが、二十一年度で、一千五百万円以上の所得を持っている方は四十五万人、四十五・一万人でございます。内訳はもう時間がないので申し上げませんが、そのうち五千万以上となると二・七...全文を見る
○安住国務大臣 十年前でございますので、当時、ソブリンリスクという言葉もなかったわけであります。そうしたことからいえば、十年前には、私は、江田先生、与野党であっても、そういう意味では、国家の財政が市場から厳しい指摘を受ける、こういう状況というのはやはり十年の中で大きく変わってきた...全文を見る
○安住国務大臣 はい、いいです。  というのは、つまり、国家の債券というものに対して、当時は、特別な金融機関やさまざまな業種で危機というものがあったり、デフォルトが、その債券がいわば紙くずになったりというのはあったと思います。  しかし、多分、ソブリンリスクというのは、そうい...全文を見る
○安住国務大臣 当時も、対GDPにおいて決して楽な状況ではなかったと思います。しかし、債務が累積をしてきたことは事実でありまして、そういう意味では、十年前に比べて格段に我が国の財務内容はよくない。  多分、江田先生の御指摘は、財務諸表というか、日本の財産というのは、さまざまな分...全文を見る
○安住国務大臣 私は、ギリシャを初めとした財政危機はという話をずっと言っています。  それで、一つずつお話をさせてください。  自国通貨建ての話は、それができるから幾らお札を刷ってもいいんだというのは、私はちょっと御乱暴なんじゃないかなと思っています。  それから、CDSの...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○安住国務大臣 最初に私の方から、今、三村さんの話は、大変私どもにとっても勉強になりますので、これから法案を出して、具体的にどれぐらいの経費をかけて、どうアクセスするか、効率的に、納税者の納得のいくような仕組みづくりをやはり安いお金できちっとやっていきたいと思っております。  ...全文を見る
○安住国務大臣 お話を聞いて、ごもっともだと思いますから、私の方から関係省庁にも働きかけをして、やはり今の技術レベルの高さがそのまま落札に、今の一対一以上に反映できるような仕組みがいいのではないかなというふうな感想を持ちましたので、働きかけをさせていただきたいと思います。
○安住国務大臣 本当にしばらくぶりでした。きょうはよろしくお願いします。  運輸省におられて、そういう意味では大変港湾政策にも精通しておられますので、今の考え方というのは非常に有力な考え方だと思うんです。  ただ、私も、財務大臣というよりも被災地の議員として少しお願いをさせて...全文を見る
○安住国務大臣 きのう、我が党の、政府・民主の三役会議で先送りさせていただくと決めたということでございます。御存じだと思いますけれども、私は、去年これで、国対委員長をやりまして、本当に大変でございましたが、最後は自民党も公明党にも賛成をいただきまして、しかし、成立をさせていただい...全文を見る
○安住国務大臣 いろいろ、この一カ月間、衆参、特に衆議院の委員会でさんざん御批判をいただいたんですけれども、こちら側のまず説明をさせていただくと、やはり二分の一に法律を決めてやるときに、本来であれば財源の確保もすべきだったと思うんですね、恒久化について。しかし、なかなか、当時消費...全文を見る
○安住国務大臣 まず、デフォルトの話はちょっと今初めて聞いて驚きましたけれども……(三ッ矢委員「後で記事差し上げます」と呼ぶ)これは、やはり若い人は本当に認識を改めていただかないと、デフォルトするということは、資産の毀損を招くわけですね。特に、日本のように国債を国内消化しているよ...全文を見る
○安住国務大臣 先ほどの先生の話はそのとおりで、二〇一一年当時で大体一六二%であります。  私も問題だなと思うのは、二〇〇九年の財政収支赤字の見込みが、対GDP比で、これは実は発覚前はマイナス三・七と言っていたんですね。あけてみたら実績で一五・八。これは今の時代にはちょっと考え...全文を見る
○安住国務大臣 まず、基本的な認識で一致しているところはあるんです。私は、実は、メキシコでガイトナー長官とも会談をしましたけれども、その前、一月にも、ガイトナー長官が来日なさったので会談しました。それから、メキシコに行く直前に、中国を訪問して王岐山副首相とも会談をさせていただきま...全文を見る
○安住国務大臣 私もショイブレ・ドイツ蔵相とはメキシコで少しお話はさせていただきました。  こんなことは評論家的な話になりますけれども、少し感想を申し上げれば、やはり第一次世界大戦から第二次世界大戦におけるあのハイパーインフレを含めて、多分ドイツには大変重い教訓があるんだと思う...全文を見る
○安住国務大臣 私どもも、正式にギリシャ政府から何か報告を聞いたとかというわけではなくて、先生と同じ情報しか持ち合わせておりません。  ですから、債権放棄五三・五ですけれども、実際には利子と満期を長くとっていますから、七〇%台で合意ができるかどうかということだと思うんですね。 ...全文を見る
○安住国務大臣 そうならないように、私が前に答弁したことで必死にやっておられると思いますので、ぎりぎりの段階まで来ておりますので、何とか合意をしてもらうよう期待をしております。  大変申しわけありませんけれども、他国のデフォルト等に対して私がコメントする立場にはございません。
○安住国務大臣 確かに、世界でこの百年ぐらいを見ても、多数の国がデフォルトというのは起こしているわけです。そうしたことからいえば、自国通貨安になって貿易収支を大幅に改善して再建をしていくという例も多々見られます。しかし、ギリシャがどうかということについてはあえてコメントは避けます...全文を見る
○安住国務大臣 利払い費は、初年度は急激に上がるわけではないので、二年、三年とたってから、じわりじわりと響いてまいります。それで、もし一%上がった場合ということの試算、これは平成二十四年度予算の後年度歳出・歳入の影響試算において出している数字でいうと、二十五年度で一兆、二十六年度...全文を見る
○安住国務大臣 私は極めて温厚な人間なので、おどすなんてことは生涯一度もありません。国対で対決したことはあります、国会上の問題はいろいろありましたけれども。  それで、国、地方合わせて対GDP比で一九六%の長期債務残高というのは、やはり非常に厳しい状況であることは事実だと思いま...全文を見る
○安住国務大臣 多岐にわたる提案をいただきまして、ありがとうございました。  私は、最初の二つは、例えば生活保護の見直しとか、行き過ぎた福祉政策の是正ですよね。やはりこれは与野党で、本当に政治の力が必要だと思います。これを例えば一方の党がやって、一方が反対に回れば、これが政治運...全文を見る
○安住国務大臣 いろいろな条件はあると思いますが、まず、国民の合意、それから与野党のコンセンサス、採決時の賛成、多分経済の話かと思いますけれども、経済状況も好転するということかと思います。
○安住国務大臣 金融、財政両方の車輪を回して、日本の経済をやはり好転させるように努力していきたいと思います。ありがとうございました。
○安住国務大臣 よろしくお願いします。総務委員会で長く、郵政含めて御一緒させていただきましたけれども、財金でお話をするのは初めてなので、お世話になります。  三役会議のメンバーは、総理、官房長官、副総理、それに国対委員長、政調会長、そして幹事長、幹事長代行、こういうメンバーで構...全文を見る
○安住国務大臣 今回、私はその会議にはきのうは参加はしておりませんでしたが、できれば一体で歳出歳入を送らせていただくというのが、御審議をいただいている意味では一番いいとは思いますが、しかし、先ほども実は三ッ矢先生にはお答えをいたしましたけれども、成立のめど等が立たないというふうな...全文を見る
○安住国務大臣 それは全くありません。  私どもとしては、やはり本来であれば、予算と一緒に賛成をしていただいて、衆議院での会派の議決がそのまま参議院にイコールになりますので、そうした意味では、逆に言えば、しかし、今、この予算とそれに基づく特例公債ですから、なかなか、自民党含めて...全文を見る
○安住国務大臣 何月何日というふうなことはないと思います。ただ、やはり国民生活を安定、安心させるためには、各般にわたって、担保といいますか、歳入の確保というものがあるんだということは非常に重要なことだと思いますので、そういう点では、ぜひ、私の気持ちとしては、一日も早く賛成をいただ...全文を見る
○安住国務大臣 今先生御指摘のように、参議院は良識の府でありますし、審議をしっかりやっていこうというよき伝統がありますから、私は、参議院に送っていただければ、参議院でしっかりとした、充実した審議はしていただけるものだと思っております。  物理的な日程はあるかもしれませんが、ぜひ...全文を見る
○安住国務大臣 実は私も気になっておりまして、国対委員長でしたから、合意文書の作成にもかかわりましたので。  党の側には、子ども手当それから戸別所得補償等どうなっているのかという話を私の方から電話で確認をしたりはしておりました。やはりなかなか協議が進まないという報告も受けていま...全文を見る
○安住国務大臣 これは先生、ちょっと私の立場でなかなか言いにくいのは、政党間協議をやっていて、私のような立場から何か意見を言うと、また御指導をいただきますので。本当なんですよ。私も実は指導した側にいましたから、去年は、政府は何も言うな、これは党間協議でやっているからということなん...全文を見る
○安住国務大臣 この特会法は、昨年の十一月に三党合意に基づいて設置を決めていただきまして、復興に関する二十四年度の予算、今回御提案させていただいているものについては、この復興特会に計上されているところでございます。ですから、二十四年度予算が成立をしたとしても、本法案が成立をしなけ...全文を見る
○安住国務大臣 これは、率直に言って、これをつくる過程の中で、やはり石石税の上乗せですから、経産省と環境省の中でいろいろな話があって決まってきた。しかし、確かに、先生おっしゃるように、森林吸収源対策をどうするんだということは、今さまざまなところから御提起はいただいております。 ...全文を見る
○安住国務大臣 つまり、消費税は償還財源ですから、そういう点では、ことしは積立金の一部資産を現金化するということになります。来年以降のことはまた来年議論ということに法律のたてつけ上はなっています。  しかし、これは、先生から御指摘のような批判も随分今回受けました。ただ、先ほど申...全文を見る
○安住国務大臣 尊敬する竹下先輩とこうしてまたお話しさせていただくのを光栄に思っておりますので、御指導よろしくお願いします。  本当に、そういう点では私の責任もあると思います。ただ、昨日まで我が党、政府・与党としても、随分といろいろ悩みに悩んだことの結果、そうなったというふうに...全文を見る
○安住国務大臣 ドイツの件は私も知りませんでした。ありがとうございました。目的税かなと思ったら、一般歳出に使っていて、では税をもらうときだけそういう名前にしたんだなというのが初めてわかりました。  今回私どもが提案している、先生から見ると名前が気に食わないということですが、地球...全文を見る
○安住国務大臣 私どもの二十四年度の税制改正大綱において、ここの部分については、「温室効果ガスの削減に係る国際約束の達成等を図る観点から、」次からのところをちょっと聞いていただければと思いますが、「二十五年以降の地球温暖化対策の国内対策の策定に向けて検討する中で、国全体としての財...全文を見る
○安住国務大臣 私も、徳田さんに、少し言い過ぎてごめんなさいねと申し上げまして、徳田さんからも、いえ、こちらこそという話で、おわびはしましたけれども。  反省することも確かに多いんです。執行そのものは現実に、三次補正までで六割行っていませんので、その理由は何ぞやということで私も...全文を見る
○安住国務大臣 今年度の予算は九十兆でございます。それに、交付国債部分、二・六兆ですか、さらに復興が三・八兆乗りますので、トータルでいえば九十六兆円近い歳出を予定しております。これは、一般会計としては九十兆でございますけれども、特別会計等の予算は資料を確認してから御答弁させていた...全文を見る
○安住国務大臣 失礼しました。特別会計の歳出総額は三百九十四兆でございます。ですから、一般会計と総額でいうと四百八十四・四兆であります。
○安住国務大臣 ダブりを全部抜かすと、時間がないので純計でいいますと、二百二十八・八兆、これが純計でございます。
○安住国務大臣 もちろん、十六・八兆を出さなかったということで、そのことについては、野田先生にも予算委員会で、私の方は、それは事実でございますので、おわびが足りないと思われるかもしれませんが、それはそれで事実でございます、努力はしましたが。  私、財務大臣をさせていただいて半年...全文を見る
○安住国務大臣 今の名古屋市長の河村さんがその部会長か何かをやっていまして強く反対しまして、私は必要性を前から個人的には唱えておりましたけれども、やはり個人情報がどう管理されるのかということに対する懸念もあったことは事実でありまして、それで反対をしたというふうに記憶しております。
○安住国務大臣 必要だと思ったからです。
○安住国務大臣 先ほど先生の話を聞いていて、不正使用というのは、以前、河村さんが言っていたことと、結構そういうこともあるのかなと。そういう点では、やはり、運用等について、しっかり国民の皆さんから不安を持たれないようなやり方をしていかなければならないと思いますのと同時に、先生がおっ...全文を見る
○安住国務大臣 全国歩いておりますけれども、やはり食料品とかについての軽減税率をお述べになる方もおられますし、あとは、やはり所得の低い方々とか年金で暮らしている、そういう方々に対しての配慮等でそういうことをお訴えになる方も結構おいでになられました。  ですから、そういう点では、...全文を見る
○安住国務大臣 今、大串政務官からお話ありましたとおりなんですが、やはり、例えば、一部新聞報道なんかで、戦車を買うのにも使うのかとかいろいろな批判がありましたから、そういう意味では、今政務官が言うように、社会保障にしっかり使っていく、そのことを具体的に、わかりやすく説明した方がい...全文を見る
○安住国務大臣 二〇一五年度で多分二・九ぐらいなんです。  それで、先生が言っているのは七兆の内訳の話なんでしょう。だから、高齢化のそういう公費負担というのは大体それぐらいかなと思っています、今のベースでいえば。  ということは、残り大体四兆円ぐらいですよね。これは何になるの...全文を見る
○安住国務大臣 やはり社会保障の充実、それから、それに伴う財源の確保というのは喫緊の課題であります。ですから、そういう点では、さまざまな、我が国の深刻な財政状況を考えれば、私は、一年でも早く消費税というものを国民の皆さんの合意を得て引き上げさせていただいて、そうした財源に充ててい...全文を見る
○安住国務大臣 非常に民主党に関心を持っておられるようですから……(豊田委員「関心というか、もといたところですからね」と呼ぶ)そんなに関心があるのなら、やはり頑張っていて、自分の目標を少しでも、もし党の方に反映するんだったら、豊田さんのような方であれば党で頑張ってもらいたかったな...全文を見る
○安住国務大臣 まず、家をなくすわけだから。塩川大臣が以前言っていたように、母屋ですき焼きを食べている、そのすき焼きの値段は幾らだというお話かもしれない……(発言する者あり)離れだ。母屋でおかゆをすすって、離れでね。その離れを壊すわけだから、離れを壊すんですから、それが価値がない...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○安住国務大臣 国会の質疑と協議は違います。
○安住国務大臣 私も、この研究員の鈴木先生とはテレビで何度か話をしたりしております。全部読んだわけではありませんが、新聞の記事等を含めてガイダンスはやりました。
○安住国務大臣 昭和三十七年の一月十七日です。
○安住国務大臣 所得の低い人だと思います。
○安住国務大臣 それは資産がある人というのをストックで見た場合とフローで見た場合があるという御指摘かもしれませんが、資産を全部把握するのは難しいんですね。私どもが今まで使っていたものでいえば、いわゆるフローでいう所得の多寡を私は申し上げたわけです。
○安住国務大臣 その真ん中ぐらいであります。  いろいろな深みにはまる議論をしないといけないんですよ。この金融資産の、では七十代の人が多く持っていることをいいとするか悪いとするかという議論もあるかもしれませんが、基本的に考えると、多分相当な努力を積んで、納税をした上で貯蓄をして...全文を見る
○安住国務大臣 これは、やはりまだまだそういう点では議論をしていかないといけないと思います。  例えば、相続についても、今回、二四改正の中でも改正はしているんです。五千万で法定相続一千万だったのを、三千万で、さらに法定相続人に対する贈与を下げております。そういう点では、いろいろ...全文を見る
○安住国務大臣 ですから、お孫さんに対する生前贈与を今回少し工夫をしたりしておるんですが、私もそういう点では、あべさん、問題意識は珍しく一緒じゃないかなと思っているんです。  やはり、ある意味で日本の経済を活性化させるためにも、高齢者の皆さんが、戦後から大変苦労をして営々と蓄積...全文を見る
○安住国務大臣 ありません。  酒類総研は、明治三十七年に大蔵省に醸造試験所として設置されたものが、今御指摘のあるように、東広島市に平成七年に移転をしたということでございますが、私自身はまだ行ったことはございません。
○安住国務大臣 そういう疑問はごもっともだと思います。  それで、酒類総研については、書類送検じゃないですよ、酒類総研ですけれども、これは確かに平成二十一年の事業仕分けで、今、山内さんがおっしゃるようなことなんですが、ただ、必要性は認める、役割をもうちょっと大幅に見直して、改め...全文を見る
○安住国務大臣 いわゆる移管をしますので、品質評価とか分析・鑑定との関連性の低い研究という分は、運営の金でいえば四千万ぐらいはとりあえず、ここでは運営のことに関して言えば削れるのかなとは思いますが、さらに、業務の必要性については私も少し精査をさせていただきたいと思っております。 ...全文を見る
03月08日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○安住国務大臣 先般に続き、引き続きよろしくお願いします。  今ありました問い合わせに対しては、いわゆる総額型の研究開発税制について、統計、これは国税庁統計で平成二十一年度ベースでございますが、五千六百二十八件の適用があって、うち、大企業が一千七百六十九件、中小企業が三千八百七...全文を見る
○安住国務大臣 確かに、そういう御指摘もあると思います。私が許容範囲と言うのは、この増税期間、三年間だけは、むしろ企業側にぜひ復興の貢献をしていただくために法人税を上げさせていただきましたので、そのことを申し上げたわけであります。  それで、研究開発そのものの重要性というのは、...全文を見る
○安住国務大臣 急な御提案でございますが、私どもとしては、何とか今の御提案で西村さんにも賛成していただけるんじゃないかなと思っております。
○安住国務大臣 先般もお答えしたように、実際の影響というのは、我々で今把握しているわけではないわけですね。ですから、委員御指摘のように、今後、これがどういうふうに中小企業に本当に重荷になっていくのかどうかということはしっかりと把握をして、その上で、それで将来性のある企業が倒れたの...全文を見る
○安住国務大臣 今御指摘の件は、上がったときの税収じゃなくて、今の差額の話でしょうか。(西村(康)委員「そうです」と呼ぶ)二十四年度で一般会計の留保額は七百四億円だと思います。
○安住国務大臣 つまり、石石税収入が二十四年度で五千四百六十億円で、そのうち、エネ特繰り入れが四千七百五十六億円なので、差し引き七百四億円が留保額だと。つまり、留保ということは差額ですから、その額を多分委員は御指摘だったと私は思います。
○安住国務大臣 御指摘のように、これまでの累計でも八千億近くに及んでおります。ですから、そういうものを十分有効にエネルギー対策に使う。今回お認めをいただいて成立をすれば、これは、CO2の問題に対して国家的な対策が必要だということの財源に使わせていただきますので、これまでのそうした...全文を見る
○安住国務大臣 そのとおりでございます。
○安住国務大臣 先生はサムライ債の提案とかいろいろしていただいておりますけれども、ちょっとIMFのことだけ申し上げます。  法律上のことだけちょっと申し上げますと、これは貸し付けは円で行います。ただし、IMF協定で貸付国は、自国通貨と自由利用可能通貨の、つまりドルとかユーロとか...全文を見る
○安住国務大臣 言わんとする趣旨は十分わかっておりますけれども、我々が行っていることをしっかりとヨーロッパの国々に感謝されるようなやり方でやっていきたいと思っております。
○安住国務大臣 山本幸三先生からも、先般、ブレーク・イーブン・インフレ率の問題でこの話を取り上げられましたので、ここで正式に申し上げますと、環境が整えば物価連動債の発行を再開するという基本的な姿勢で今おります。  市場関係者を交えて、この連動債の発行再開に向けて実務的な検討を現...全文を見る
○安住国務大臣 直接的に我が国としてやるべきことは何かということになりますと、今も御指摘ありましたけれども、継続的にEFSF債を購入することを通じて欧州の金融安定化に貢献を、これまでもしてきましたが、これからもそうした貢献をしていきたいというふうに思っております。  なお、世界...全文を見る
○安住国務大臣 先ほどの、最適通貨圏の条件を本当にユーロが満たしているのかどうかというのは、極めて本質的な投げかけだと思います。  ただ、日本の財務大臣として、このことについて私自身がコメントすることはちょっと差し控えたいと思いますが、ドイツやフランスに対するさらなるファイアウ...全文を見る
○安住国務大臣 今の御指摘は、ペイ・アズ・ユー・ゴーの原則からいったらどうなんだということなんですが、今回のこのことに関して言えば、必ずしも十分な財源を確保してやったということではありません。新成長戦略の一環、それから我が国の企業の世界的競争の中での優位性の確保とかが私どもとして...全文を見る
○安住国務大臣 そうリンクはしていないと思います。
○安住国務大臣 五%は社会保障の財源になるわけですね。ですから、そういう点では、企業に回るということではないと思います。
○安住国務大臣 一般会計の中で押し出されてそうなるのではないかという御指摘ですけれども、そうとも限らないと思います。  つまり、それは先生の、総枠の中で予算を、そこがへこめばそこにしわ寄せが行くじゃないかということですが、これから歳出削減をやったり、さまざまな税収を上げる、いわ...全文を見る
○安住国務大臣 特にありません。
○安住国務大臣 一次、二次で六兆、そして今回の、昨年の秋で十二兆でございましたが、この中で、被災地に対する額は、四兆、二兆、そして九兆ということになると思います。
○安住国務大臣 西村先生、最初は私に答えさせていただきたいと思います。  特例公債法案については、きのうも竹下先生を初め多くの皆様から私の方にお叱りもいただきました。野党の幹部の皆様、また財金の皆様の御理解を何とか得て、本来であれば一緒にというふうなことは、私も財務大臣として思...全文を見る
○安住国務大臣 自民党の提案については、私も、先ほども予算委員会でお答えをしましたが、全て読ませていただいております。私は、かなりの部分、オーバーラップするところはあると思います、今度の予算でも。ただ、交付国債のところとか、それから、国土強靱化を新たに打ち出して、公共事業の強化充...全文を見る
○安住国務大臣 正式に、二月二十四日に、自民党が、わが党の政策ビジョンを発表され、平成二十四年度の予算の概要について発表して、私もそれは手元に持っております。  先ほど申し上げましたように、かなり類似の政策があります。ただ、トータルでは、予算総額で一兆円強の差がありますが、私は...全文を見る
○安住国務大臣 私どもとしては、現時点では、この予算は最善の予算であると思っております。  今後、施策にどういうふうに反映させるかというのはさまざまな方法がございますが、まず合意を得て、一致点を得て、それに伴う財源等がしっかりと確保されるのであれば、その方法についてはいろいろま...全文を見る
○安住国務大臣 私としては、政府の出したものは最善であると思います。  ただ、政党間でしっかりと議論をしていただいて、立法府の結論が何らかの形で出れば、当然、それをいろいろな意味で予算に反映をさせていかなければならないと思っております。
○安住国務大臣 党のことは党での話ですから、私がというのも変でございますが、ただ、同じ党なので。  政調会での話し合いを経て閣議で決定をする段取りになると思いますが、今月中には、先ほど総理が申し上げましたとおり、提出をさせていただくことになると思います。
○安住国務大臣 特例公債は、来年度予算の中で非常に重要な歳入部分を占めております。これも重要ですし、消費税は、将来に向けて本当に社会保障を充実させるためにさらに重要である。優先順位ではなくて、やはり、そういう意味では、二つとも、竹内先生を初め公明党の皆さんからの御協力も得てぜひ成...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘は御指摘でございますが、交付国債をするときに、私どもも、大きいお金でございますので、これをやるとなると、やはり歳出の削減にもなかなか、二兆円を超える歳出削減をどうやってやるのかということについては議論をしましたが、やはりそれはなかなか厳しいということで、交付...全文を見る
○安住国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配慮してまいりたいと存じます。     —————————————
03月08日第180回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○安住国務大臣 本当に長時間の御審議を中井委員長初め与野党の皆さんにいただきまして、本当にありがとうございました。  今御指摘がありましたように、何とか中期財政フレームで定めた財政規律を守り、同時に、歳出の削減によって捻出をいたしました一兆円規模で、日本再生重点化措置というもの...全文を見る
○安住国務大臣 準備はしておりません。ぜひ年度内に成立をするよう、私の方からも、参議院にまたこれは舞台を移しますけれども、誠心誠意、与野党の皆さんに働きかけてお願いをしていきたいと思っております。
○安住国務大臣 そのとおりでございます。
○安住国務大臣 どこから話していいか、随分この議論は先生とも、またこの国会で一つの大きな論点になりました。  十六年の改正で二分の一に上げるということは賢明な考え方だったし、ただ、願わくば、そのときに財源の確保をどうするかということも議会の中で決めていればよかったわけですけれど...全文を見る
○安住国務大臣 二回熟読いたしました。
○安住国務大臣 AIJの問題は、ゆゆしき問題だとは思います。  ただ、厚生年金基金の、一般論ですけれども、御主張の点というのは、まず、企業側にメリットがあることと、解散する場合に、必要があれば企業側に負担を求めることを前提に、これは企業側が設立をした仕組みでありますよね。ですか...全文を見る
○安住国務大臣 予算を新年度から円滑に執行すべきだということは、おっしゃるとおりだと思いますね。  地方も、三月で県議会等々が行われて、今、中後さんお話しのように、確定をしない場合は、これは見込みとしてやるわけですね。ですから、我々としても、これは戦後の長い歴史もあるんですけれ...全文を見る
○安住国務大臣 与野党で、これからまたそういうルールについても十分議論していただければと思います。
03月09日第180回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(安住淳君) おはようございます。  なぜ直入でなくて一般会計なのかということでございますが、電源開発促進税は特定の経費に充てる目的で賦課されていますから、いわゆる目的税ですね。平成十八年まで御指摘のようにこれは、電源開発促進税は、エネルギー対策特別会計電源開発促進勘...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘は、石石税を経産省と環境省以外の役所でも使えるようにしたらどうかということなんですね。  二十五年度の予算の概算要求前に、再生可能エネルギーの促進普及のための新規事業などの事業選定を検討する関係省庁の会議を政務レベルで開催することを、経産、枝野大臣...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 確かに国税庁は、私の感想を申し上げますと、非協力的な相手先にまでどんどん乗り込んでいって、調査をして査察を行って税金を徴収するという、ある意味で専門家集団を育ててまいり、私は、長年にわたって高いその専門性を蓄積したことは国家の言わば組織としてのかなりのレベ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 八十一兆から九十五兆になったのではないかと。その中に、まあ二十年度は八十四兆ですから、先生御指摘のように、二十一年度というのはリーマン・ショックがありまして、本当にそういう意味じゃ麻生政権も苦労なさって、これは赤字国債もかなり増えて、また公共事業等を中心と...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 交付国債にしたからであります。
○国務大臣(安住淳君) 法律上は二分の一ということに平成十六年からなっておりますけれども、現在は三六・五%のお支払をすると。ですから、二分の一分の差は二・六兆あるわけです。これについては長い経過は申しませんが、この三年間については税外収入等で何とかやりくりをしてきました。  し...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 払うことになります。
○国務大臣(安住淳君) はい。
○国務大臣(安住淳君) 財政法十二条は、各会計年度における経費は、その年度の歳入をもってこれを支弁しなければならないというふうな記載をしております。  それで、今、若林先生御自身もお話ししておられますので、これは今回の法律の趣旨に照らし合わせれば決して違反をしているとは思いませ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私、厚労大臣ではないんですが、お願いした方なので少しお話ししますと、確かに、運用収入相当額の御指摘ですよね、運用収入相当額。  いや、つまり二十六年度の、つまり国債に、全部の国債を運用した利回りは先生言うとおりなんです。ところが、私どもが今回やったのは、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおりでございます。  会計検査院からは、二十一年度の剰余金約二十六・五兆円のうち、二十二年度に二十四・六兆しか生かされていないじゃないかと。つまり、差引き一・八兆、二十三年度以降に指摘があって、これは活用しなさいと。  それで、中身は、それは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) それじゃ、先生御指摘のように、可能な限り効率的な活用を是非していきたいと私どもも思っております。  いろいろ重く受け止めなければならない点もあると思いますので、これは御指摘のようにさせていただきます。  また、埋蔵金については、積立金がそれぞれ定義付け...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今回のやつは十七を十一にするという法律ですよね。  それで、結局、簡単に申し上げれば、厚生年金と共済年金への配分のルールを明確に決め切れずにいたので、ずうっと昭和六十一年から言わば積み増し、これが剰余金といいますか、七千億になっていますよと。今、厚労大臣...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) で、それを今国会中に一元化をして、ルールとして出しますと言っているんだと思います。
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のように、一・八兆の剰余金の指摘はそのとおりでございます。ですから、できるだけそういう意味では基本方針に沿って一般会計への繰入れをしていくと。  これは、柴田さん、富山で、地方で議会にずっとおられたりして非常に政治に精通しておられますけれども、今、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) その下段の部分ですけれども、これ、それぞれ個別特会によって事情は違います。例えば、地震保険や外為、財投、エネ特、労働保険、食料安定なんかは積立水準、上限の開示というのはあるわけですね。  ところが、問題なのは、例えば国債整理基金とか労働特会なんかは、分か...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先生御指摘のように、まず、先ほどもお答えをしましたけれども、積立水準や上限をちゃんと設けなさいという指摘がありました。それで、地震保険、外為、財投、エネ特、労働保険、食料安定供給等についてはこれはありますので、これらはやっていくと。問題は、その開示が不十分...全文を見る
03月12日第180回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(安住淳君) 今現在、現在進行形ではありませんが、一番近いところで一ユーロ百七円八十八銭でございます。  ウォンにつきましては一円十三・六二ウォンでございます。
○国務大臣(安住淳君) 私としては、前から申し上げているとおり、過度な変動等に対して、また行き過ぎた投機的な動きに対しては断固たる措置をとるということは言い続けておりますので、これまでの財務省の中で行ってきた政策を適時適切に行っていきたいと思っております。  なお、為替のことに...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 大変申し訳ありませんけれども、どこが正しい水準かということは私の立場でコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(安住淳君) 自動車産業を中心に、先生の御地元のエルピーダ等は、本当に韓国や他国の競争の中でやはり為替の水準によっては大きな赤字を出したりしていることは事実でございます。ですから、そういうことは十分認識はしておりますけれども、現在の水準が、一方で輸入をしている燃料等のこ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 昨年の今ごろというのは、例えばユーロは百二十五円ぐらいでした。だから、そういう点ではヨーロッパ危機がそのままやっぱり為替にはこれは反映をしていると思います。単に投機的な動きではなくて、やっぱりそういうことはあったと思います。  ウォンについても、ウォン安...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 韓国は、自国の法制度上は自由変動為替相場というふうに分類を御自身ではなさっておられるようですけれども、介入をしているという報道はよく聞かせていただきますし、外貨準備高の傾向を見ても、やはりそうしたことはしている可能性は高いというふうに思います。
○国務大臣(安住淳君) そういうこともありまして、私としては、これはG20等でも、いわゆるIMFリポートで言う自由変動相場制度を導入しているような国と同じように、柔軟性を持った対応というものを求めているわけでございます。
○国務大臣(安住淳君) 先生御指摘のIMFリポートによれば、自由変動相場制、いわゆる自由フロートは、日本、アメリカ、ユーロ、カナダ、英国等でございます。ですから、そういう点ではいわゆるBRICSはこれには入らないと、フロート制だということになります。そういう国は、報道を見れば、よ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) はい。ですから、自由フロート制においては、我が国は、時期はずれますが、しっかりと介入額等については公表はしておりますけれども、介入公表を言わばフロート制の国というのはしていないわけですね。だから、そういう点では実態はよく分かりません。
○国務大臣(安住淳君) アメリカは戦後ずっとそれを目指してきましたし、そういう点では……(発言する者あり)はい。そうですね、スミソニアン体制からですね。  しかし、私が思いますに、やっぱりそれは為替の自由度をアメリカが求めているということは事実だと思います。
○国務大臣(安住淳君) はい。この話をすると最適通貨圏の議論になって非常に、私が日本の財務大臣としてコメントをするのがふさわしいかどうかというのは分かりませんが、もしマルクのままであれば相当堅調なドイツ経済に、やはりいろんな諸説を考えれば今ごろマルク高になったのではないかというふ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 宮沢先生の御指摘は、世界の中で出始めたと言ったら失礼ですけれども、やっぱりIMFの中で例えばチェンマイ・イニシアチブを考え出したのも、過度の変動等が世界経済に与える実態は非常に大きいので、あらかじめお互いに通貨スワップ等をやりながらやはり適正な為替の推移を...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 常に介入について何か制約があるとは認識しておりません。ただ、私どもとしては、しっかりと事後公表をやっていくということで、言わばフロート制の国とは明らかに違うというふうに思っております。
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおりでございます。そして、それが国境を越えてどんどんと言わば動きますので、そうした中で日本の経済が、企業が本当に生き残っていくということは大変なことだというふうな認識は十分持っておりますので、御指摘を十分承って対応していきたいと思います。
○国務大臣(安住淳君) 私、いわゆる欧米という意味ですね、先生。欧米に関して……(発言する者あり)会議以外ではございません、残念ながら。
○国務大臣(安住淳君) 御指摘は真摯に受け止めますが、国会の御都合等もあり、なかなか難しいところがありましたけれども、私は、例えばガイトナー長官とも会議を含めるともう既に六回会談をし、今年に入ってからも二度バイの会談はさせていただきました。以前に比べれば相当、何といいますか、ヨー...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ここで十一月の十五日に宮沢先生の方から御質問があったときに、私もまずは歳出の削減による対応というのも考えられるということで頑張ってみたいということは申し上げました。  ただ、残念ながら、やはり二・六兆は大きかったものですから、そのことについては歳出の削減...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これ、法律改正が伴うような生活保護の例えば削減となりますと、やはりそれは通常国会で、私は十一月の時点でいえば、それは現実的にはちょっと難しいと思うんですね、先生。ですから、そういう点では、法律に基づいた予算措置をやっていくということでいえば、それは残念なが...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これ……(発言する者あり)いやいや、そんなことはないんですが、ただ、これは厚生労働省からの要求を受けてやったわけですけれども、これはもしあれだったら厚労大臣に聞いていただければいいですが、パイが増えているというか受給者が増えているということは事実でございま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私ですか。
○国務大臣(安住淳君) 財政法にはございません。
○国務大臣(安住淳君) 本質的な違い。つまり、私どもも自民党も消費税をあらかじめということを前提にして、私は交付国債と。しかし、自民党の場合は、これはつなぎ国債という意味合いでお出しになっているということであれば新規国債発行に入ると、市中消化ということになると思います。私どもはそ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) よく衆議院でも粉飾粉飾って怒られておりますけれども、ただ、交付国債もあらかじめ償還財源を決めて、そして発行も決めて、透明性は私はあると思うんです。ですから、そういう点では、消費税、成立をしていない消費税を当て込んでという批判はあるかもしれませんが、それはし...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 流用ではなくて、そこに当たるということだと思います。  それは、先生、しかし一方で、国債を発行するということは、償還をあらかじめ確保するとはいえ市中消化で、やっぱり国債なので、それはそれで、何といいますか、財政上、財政規律の問題を含めれば、それはそれで選...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、だけど、やっぱり年金のお金を、例えば仮に積立金を使わせていただくとしても、これは会計法上そうなるわけですね、歳出は、今であっても。(発言する者あり)いやいや、だから、積立金を使わせていただいて、それに対するお支払を消費税でさせていただくということで...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 年金予算について特会にどう書いてあるか。ちょっと済みません、個別のその法律の文言はちょっと今分かりませんが……(発言する者あり)いや、ちょっともう一回質問していただいていいですか。
○国務大臣(安住淳君) つまり、国債として書いてあるということですか。
○国務大臣(安住淳君) 交付国債をですか。
○国務大臣(安住淳君) いや、法律上ですね……
○国務大臣(安住淳君) 予算書には載っていないんです。
○国務大臣(安住淳君) 済みません。国庫負担差額相当額の積立金より受入れということですね。はい、分かりました。(発言する者あり)いやいや、特別会計上は、もし二分の一が賄わなければ三六・五に戻りますから……
○国務大臣(安住淳君) いや、流用じゃなくて、これを、積立てを取り崩させていただくということです。
○国務大臣(安住淳君) いや、つまり、年金積立金の一部を現金化しますけれども、確かに、しかし代わりに、ですから、年金交付国債を積立金に組み入れることで年金積立金は目減りをいたしませんので、流用ではないと思っているんです。  もう一回言いますよ。年金積立金は目減りはしないんですよ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、ですから、年金積立金の一部資産を現金化するわけですよね。代わりに年金交付国債を積立金に組み入れますから年金積立金は目減りしないんです。
○国務大臣(安住淳君) 日本政府が出しておりますから、これは信用のあるものでございます。
○国務大臣(安住淳君) もう一回言いますけど、年金積立金は……(発言する者あり)いえ、していませんけど。  やっぱりこの交付国債を、まあそういうことで御批判があることはもう重々分かりますけれども、私どもとしては、あらかじめやっぱり消費税で償還財源を確保するということをしておりま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 守られたと思っております。
○国務大臣(安住淳君) 大変レベルの高い質問でございまして、実は、国債と公債の用語の違いは何ぞやということなんですね。  それで、私どもの今の認識を申し上げますと、財政法上の用語として使われている公債というのは、これは証券発行を伴う金銭債務であって、国の歳出の財源を調達する目的...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、私なりに解釈すると、国債というのがあるんです、国債という定義が。この国債の定義には様々な債券があるんです。その中の公債というのは、一つの広義の意味での国債の中の公債という位置付けなんですね。  私どもが、いや、多分そうじゃないですか。(発言する...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、実は公債という方が広い定義のように思いますけれども、私も財政法を勉強させていただいて、国債の方が広い定義なんです。その中で、私は、ですから、言った公債というのは、宮沢委員おっしゃるように狭い範囲のことを意味しますが、財政法上の公債ではありません。
○国務大臣(安住淳君) これはなかなか議論の分かれる……(発言する者あり)いや、そうじゃないんですよ。  これは、非常に宮沢先生は財政学の極め付きの質問をなさっておられて、私どもも相当財務省の中でこのことは議論をしたんですが、ちょっと公式見解を申し上げますと、中期財政フレームの...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、財政については国民の皆さんに広く御理解をいただくことも重要であり、こうした観点から、私どもとしては、確かに、私、宮沢委員の言うことには説得力もあると思います。ただ、公債の用語が、先ほど皆さんもしかしたら誤解されておられたんじゃないかと思うんです。...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 宮沢先生、今の副総理の話を私なりに解説しますと……(発言する者あり)えっ、いやいや、今後五年間の今後のスタートの起源を宮沢先生は今年だろうとおっしゃっているわけですね。ナウ、ナウですね。ところが、そのスタートの起源を私どもは正確に何月何日をスタートと決めて...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) それが著しく年が離れて、十年後か何かという話にはならないんですよ。なりませんが、私どもとしては、一五年に一〇%にさせていただくという提案を今回させていただきます。その後どういうふうにしていくのかということについてはある一定期間やはり議論をした上で、そこでや...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、この今後をどういうふうにするかということについては、著しく離れたときではありませんが、これを何年から開始をして五年というふうにするのが、宮沢先生のもし主張であればそうだと思うんです。だから、今後五年ということでございますから、今後でございます。(発言...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は、岡田副総理が代表時代から消費税三%上げるということに対してずっと賛成しておりました。ただ、この任期の間に上げるのは、私はちょっとそれ確認していませんけれども、反対というふうにしたと思いますが、消費税の必要性については十分認識しておりました。
○国務大臣(安住淳君) いや、当時、選挙のことでいえば、もう二十社ぐらいからわっと来ますから、一つずつもしかしたらフォローできなかったかもしれません。しかし、書いた、出したことに対しての責任は十分ありますが、この任期中に消費税を上げないで、ですから一三年の九月までは上げないという...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まずそういうことを一生懸命やってみようということだったと思います。
○国務大臣(安住淳君) いやいや、私はそんなことをしなくても、ちゃんと選挙でずっと戦っていますから。  ただ、申し訳ありませんけれども、それは、全議員の、候補者の対象が自民党含めてどうだったのか、私や小宮山さんだけお聞きですけれども、そこ是非教えていただいて、自民党も含めて、そ...全文を見る
03月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(安住淳君) 日本の財政も非常に厳しいものですから、国立競技場はとてもきれいな競技場ですから、今のものを本当に有効に活用していただきたいとは思いますけれども、将来のオリンピックに目指してのそういう調査費を付けられたということですから、そうした推移を見守りたいと思います。
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおり、七兆だったものを今四兆五千億にしております。公共事業一本ずつをやはり精査をして、必要なものについては、今委員御指摘のようにこれからも予算措置はしていきたいと思っております。  それで、東日本大震災ありまして、今御指摘ありました緊急を要する...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のように、二月十四日に日銀の行ったいわゆる措置は、市場の結果を踏まえれば非常に時宜を得たものであったというふうに私も思っております。  六十五兆へ十兆円買入れを増やしたということが、やはり同時にいわゆる目標を、めどを一%に置いたということでいえば、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先生の方からも富田さんからも給付と貸与の問題で、この問題は公明党の皆さんからも再三取り上げていただきました。年末の予算編成のときに、中川当時の文科大臣から御提案をいただいて、給付はなかなか制度上、今先生お話しのように、都道府県の事業なものですから難しいと。...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 公明党の県議会の先生方からそれぞれ御指摘をやっていただいたことは、厚く御礼を申し上げます。  ちゃんとマル付いていますので、どの県がどうかというのは。これを進捗を文科省と一緒になりましてやって、やはり苦しい環境の中で進学しようと思っている子供たちに対して...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) それで、いや、実は一万三千人ほど、一万三千人問題といったら、まあ先生は分かっていますけど、テレビの皆さんはちょっと分からないかもしれないので、つまり中学校で、その後進学もしなかったり、いわゆる就職もなさらなかった方々に対する手当ての問題を公明党の皆さんから...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 税制の問題に限らず、総合的にどうするかというのは何らかの対応をさせていただきたいなと私も思っておりますので、どういう形があるかは是非私の方で預からせていただきたいと思います。
○国務大臣(安住淳君) ちょっと急な質問でして、基本的にはないと私は思っております。ないと思っています。
○国務大臣(安住淳君) 源泉徴収制度は昭和十五年に月給取りの人から取り始めたことは事実ですけれども、ナチスの例を例えたのかどうかはちょっと分かりませんけれども……(発言する者あり)ナチスですか。ところが、もうちょっとひもとくと、日清戦争が終わった直後に国債の利子から徴収している事...全文を見る
03月14日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○安住国務大臣 ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、最近における内外の経済情勢等に対応するため、関税率等について所要の措置を講ずるほか、貿易円滑化のための税関手続の改善、税関における水際...全文を見る
03月14日第180回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(安住淳君) 私の記憶によると、石巻市の場合はやっぱり、あのとき私も毎週帰ってましたけど、兵庫県から応援に来ていただいた職員の方々に瓦れきの当初積算をお願いしたんですね、やはり積算の仕方が分からなかったものですから。国での予算は、いろいろな画像等を見ながら、全壊部分や何...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、二枚目の手元余裕資金一兆円を保有するための年間コストについてでございますけれども、これは調達が下ですよね、公債一兆円を調達するときに一・二九掛かりますよと。これを運用をするときに、今〇・一一幾らということですから、その差額が百二十億ですよと。だから、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) オペレーショナルリスクですね、それに備えているということでございます。
○国務大臣(安住淳君) これは、言わば国債の利払いに対して急にお金が必要になったとき等に対応するためのお金でございます。ですから、元々、これは過去の例を見ても、定率繰入れのお金として、また償還との一時的なずれがあるので制度的にずっと積み上げてきているわけですね。過去に九兆円近いお...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは意見のあるところだと思います、様々な。ただ、自公政権下でもこうした運用でやってまいりました。公明党の副大臣がずっとおられたときもこうやってやってきて、ただ、これから私も、そこは竹谷さんからも御指摘いただいて、財金の中でもほかの委員からも御指摘をいただ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 保証金ですけど、今回は一千四十九億円いただいております。それで、一応、一兆一千二百三十一億円は申請により償還をいただいております。  委員の御指摘は、このいわゆる保証金を少し考慮してあげたらどうだということですが、現時点では、やはり私どもとしては、この償...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、しかし、貸したものに利ざや取らないで収支が相償うように運営している特別会計なので、やっぱりそれは、確かに厳しいかもしれません、言わば利息下さいよと言っているわけですから。しかし、これは国民が元々やっぱり貸しているわけだから、だから、ある程度やっぱり返...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 財務省だからこそ、しっかりそういうことをやるべきだという御指摘でございます。私どもとしては、今年の二月下旬にも廃止宿舎の跡地等の売却代金として十億円について不要財産として本年四月を目途に国庫納付すべく、今手続は行っております。  何といいますか、ほかにも...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) そうした企業を助ける制度ではございません。一応要件を設けておりますので、そうした点ではきちっと再生エネルギーの電気の発電が可能な設備をちゃんとつくってくださいよと、さらに一定規模以上の総出力を出してくださいよとやっておりますので、そうした点では再生エネルギ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 本当に、先生、要するに収入の中で相当部分はもうほとんど非課税にさせていただいておりますけれども、本当にごく僅かな部分だけ今所得課税をしているということに対してクレームが付いているということなんですが、法体系上は今私どもからるる説明させていただいたような体系...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今るるお話ありまして、やはり立法府の方でそうした意思を持っていただいて、そこでかぶせたんですね。それで、政府としては最大限非課税措置や控除措置はやってきたつもりでございます。  ただ、私も議員として考えれば、そうしたことに対する要望があるということは十分...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) お気持ちは十分分かるんで、それでは、私の方で少しどういうことができるのか考えてはみます。その上で、なかなか難しいとなれば、また相談させてもらいます。(発言する者あり)
03月15日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○国務大臣(安住淳君) 参議院の財政金融委員会に今国会初めて伺わせていただきました。どうぞ、いろいろ御審議を賜りますよう、御指導をよろしくお願い申し上げます。  それでは、私の方からまず所信を申し述べます。  今後の財政政策等については、先般の財政演説において所信を申し述べた...全文を見る
03月15日第180回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(安住淳君) 先生、私のそこに今言っていただいた本意は、やはり昨年も自民党、公明党の皆様の御賛同を得て、ようやく八月にこの法案は通りました。    〔委員長退席、理事武内則男君着席〕  当時、私、国対委員長でございましたけれども、この賛成をしていただく環境づくりを、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 昨年は、八月までこの法案の成立に時間を要してしまいました。本当に残念なことだったと思います。  私としては、先生、その質問は衆議院で私に行われましたけれども、財務大臣としてどう考えるのかという、政府・与党の対応としてどうなのかという問合せがあったものです...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) はい。今先生御指摘のことは事実でございます。  今現在のこの一千万という水準は維持をしていこうということになっております。
○国務大臣(安住淳君) 先生、平成二十二年度のこの免税業者は、推計でやはり五百二十万社ほどになります。この制度は、やはり、しかし付加価値を導入をしている欧州諸国でもおおむね一千万前後といいますか、ぐらいで免税制度というのは設けてありますから、制度そのものは私は、中小企業者、事業者...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これから番号制度等を導入して、更に総合合算制度等を含めて検討することになりますが、所得の把握をちゃんとした上でこれは給付付き税額控除制度というのはできていくとは思いますが、今先生の御懸念のようなことは想定し得ると、あり得る可能性はあると思っております。
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおりでございます。  政策の目的、それからどういう仕組みでやるか、時期、対象範囲、こうした面についてしっかりと制度設計をした上で給付付き税額控除制度というものを導入しなければなりません。その前提となりますのは、やはりまずは番号制度の導入だと思い...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今現在、先生、消費税は五%で実行されております。そういう中で出てきた問題点があります。これを仮に一〇%に上げた場合、やはり同じような言わば益税問題が発生すると、二倍の得をする人も出るんではないかということも分かりやすく御紹介をいただきました。  ですから...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、先般も先生から御指摘ありました、平成の初めのころの厚生年金と国民年金でトータル三兆でございます。これに対して、言わば運用収入相当額を積むのかということですが、額の多寡についてはまだ正式な話はしておりませんが、元本プラス何らかの運用収入相当額というも...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 交付国債はいろいろ御批判があって、本当に、ここでも何か粉飾ではないかと随分お叱りを受けましたが、逆に先生からは、今回、この交付国債を利用して今繰延べの問題等に充てるという一つの考え方、御提案もいただいたと思います。  ただ、私が今回ここで申し上げたいのは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今回、交付国債は、御存じのとおり、今の年金の二分の一に対する充当分として私どもは提案をさせていただきました。一方、今先生の方からも、過去の繰延べ措置分も、これは運用収入相当額については、二・七兆というのはちょっと厚労省の方の言い値でございまして、まだ私ども...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 本当にいつまでもこの問題を長年、先生御指摘のように放置をしているわけにはいかないと思います。しかし、巨額に上りますので、やはりちゃんとしたスキームをつくって厚労省との話合いというものを是非していきたいと思っておりますので、ちょっと今月今夜というわけにもなか...全文を見る
03月16日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○安住国務大臣 おはようございます。  まず、御礼から申し上げます。私も十六年国会議員をやっていますが、朝の八時から御審議をいただくということは本当に異例なことでございますが、こうしたことに対応していただいたことに、本当に、野党の先生方も与党の先生方も、厚く御礼を申し上げます。...全文を見る
○安住国務大臣 おはようございます。本当に、朝からの御審議に改めて感謝を申し上げます。  今御質問のあった件でございますけれども、お預かりをしている年金がどれだけそれぞれの人々にとって重要なものであるのかということに対して思いをいたさないで、報道を今見ていますと、いわば粉飾的手...全文を見る
○安住国務大臣 今御指摘のことは私もニュースで、タクシー会社だったですか、見ました。  ですから、やはり安定運用を国民は求めているんだと思います。それと同時に、透明性の確保をしっかりやってもらわないと、預けたお金に対する責任というのは出てきますので、そうしたことを含めて、今、金...全文を見る
○安住国務大臣 まず、夜なべをしていただいて本当にありがとうございます。心から感謝を申し上げます。(発言する者あり)まだ夜なべじゃないといっても、本当に、この時間に審議をしていただいたことを改めて感謝申し上げます。  今、税関職員のことにつきまして御指摘をいただきました。国民の...全文を見る
○安住国務大臣 済みません。では、夕なべ、本当にありがとうございます。  ミニマムアクセス米は、当時の政権を思い出しますと、本当に大変な議論が国内でありまして、しかし、とにかく、あの時点では私はやむを得ない措置であったと。今現在、玄米換算で大体年間七十七万トンですか。ただ、これ...全文を見る
○安住国務大臣 とりあえず、SBSを使った方法で、ミニマムアクセスの中で、範囲でということですから、それについては、これがどんどん広がっていくということではないのではないかなとは思います。  やはり環境の問題とか安全性とか、本当にさまざまな問題があるので、私は、日本の消費者の皆...全文を見る
○安住国務大臣 総理は、当時、特別に何か特定の品目を挙げてお話しになっておられるわけではなかったと思います。守るべきものは守り抜き、かち取るものはかち取るべくという発言をいたしましたが、守るべきものは守り抜くということだと思います。
○安住国務大臣 想定することはあり得ますけれども、正式にまだ、どの品目をというところまでは言える段階ではないという認識でございます。
○安住国務大臣 現時点では、私が先ほど申し上げたとおりでございまして、特定の品目についてこれだというところまで、まだ関係国との協議をしている最中でございますので、委員の御指摘のことは十分わかりますが、日本における米の重要性というものも私もわかっているつもりでございますけれども、現...全文を見る
○安住国務大臣 先ほどの外務省の公表した文書というのは、つまり、アメリカ政府が業界団体からヒアリングをして、こうしてほしいという業界のニーズですよね。ということは、要するに、一方的に自分たちにとって利のあることを政府に陳情しましたと。先生、日本だって逆に、多分、業界団体が陳情すれ...全文を見る
○安住国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。     —————————————
03月16日第180回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(安住淳君) おはようございます。  デフレの傾向下で慎重に対応すべきでないかということでございますので、経済の好転ということを素案にも書かせていただきました。  しかし、このデフレ、インフレ議論と成長をしているかしていないかというのは、ちょっと話をすると、やはり少...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 非市場性国債、運用どうだということですが、私どもから見ればそうだなという考え方もあると思います。もちろん、今までの我が国の歴史でいえば、財投改革を進めてきてそうした流れになってきたわけでございますが、今委員が御指摘のように、損失を三兆円計上していると。国民...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) やっぱりこの時点ではまだ交付国債を具体的にスキームをつくっていなかったということは事実でございます。
○国務大臣(安住淳君) 宮沢先生にも、後で質問があるかもしれませんが、ここで言う、フレームで言う国債、新規国債発行の国債と、私の認識としては交付国債というものは別のものであると。同時に、正直にということですが、私は、交付国債のスキームも国民の皆さんに決して隠しているわけではなくて...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 林先生なんかが中心になってまとめられた御党のビジョンにおいては、あらかじめやはり先の財源をしっかり決めた上で正直にこれは国債を積んで、そして国民の皆さんにお示しをすると。この話に連なるお話だったと思いますが、谷垣総裁も、その将来の償還財源については消費税と...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今総理からも御説明ありましたように、交付国債のスキームは、消費税をお認めをいただいてそれを償還をしていきますから、積立金にいわゆる穴が空くわけではないわけです。ただ、委員が御指摘の話は、消費税がもし通らない場合の懸念としては、私はそういうこともあるのではな...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(安住淳君) 結論から申し上げますと、私はこうした発言はしておりません。していないんです。  私が、多分、これ申し上げたときに誤解なさったんだと思うんですが、私のかぎ括弧付きの発言はどこにもないんですね。私が申し上げたのは、元年と九年のときの福祉給付金ですね。臨時福祉...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今の出す法案には、このことについてはまだ書いておりません。それで、八%になる段階からは私はやらなければならないと思っておりますが、本格的には、先ほど申し上げましたように、このマイナンバー制度ができて、ある程度環境が整った段階で給付付き税額控除制度というもの...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は、やはり消費税のいわゆる逆進性対策としては、八%、一〇%、何らかのやはり、まあ低所得者という定義はいろいろあると思いますが、やはり生活の苦しい方々に対し何らかの措置というものは私は必要だというふうに思っておりますので、そうしたことを念頭に対応したいと思...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 大概の国民の皆さんにとりまして、住宅の取得は生涯で最も大きなお買物である可能性が高いと思います。それは多分数千万、場合によっては億にまで行く高額なものであります。  ですから、そういう点では、いずれ、そのまま何といいますか軽減をしないと、やはりそれは様々...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今度の法案には少なくともないんですが、私としては八%になる時点から考慮しなければならないというふうに思っております。
○国務大臣(安住淳君) まず、セパレートをして申し上げますと……(発言する者あり)いやいや、そうじゃなくて、給付付きの何らかの逆進性の対応については私は八%の段階から検討をするというふうに思います。  それから、住宅につきましても、この素案を読むと、やはりこれは需給のギャップが...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 一四年の四月からの法律を止める法律にはならないと思います。ただ、一四年の法律で対応をしなければならない言わば逆進性対応について、法律上はこれに言わば補充をするというか、これに対して対応をするというのを載せるという形になるんではないかと思います。
○国務大臣(安住淳君) つまり、総理のおっしゃっていることは、お金を給付をするような逆進性対策については法律の必要でない事項もあるわけです。ですから、それは総理の今御指摘のとおりでございます。  なお、例えば税額控除の在り方を、何か具体的に出てきたときは、それは法律的な措置も必...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) もちろん、私どもとしても法律事項については早めにこれは制度設計をしてお出ししたいと思います。例えば住宅ローン減税ですね。このときは所得税、住民税の改正等を伴いますので、そうした設計というものはやりますが、一四年のやっぱりスタートの時点で何らかの措置が必要な...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いやいや、要するに……(発言する者あり)いや、考えているんです。  それで、関係省庁等含めていろんなシミュレーションを行いながら、どういうふうな対応がいいのか、そこは特に国交省になりますけれども、と私どもの方で早い段階で制度設計しっかり行いたいと思ってお...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、住宅の購入に関する控除制度というのは、今あるものもあるわけですね。所得税、住民税のローン控除とか、軽減措置もありますね。だから、そういうものとの整合性の中で、例えば、じゃ、賃貸をした場合はどうするのかと。今現在は例えば消費税は非課税だったり、結構...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今、閣議決定の文章で残して、審議を党内でお願いをしております。論点になっているということは承っておりますけれども、私どもとしては、やはり経済の好転ということは明記しておりますが、具体的に数値でこれを表すのは非常に難しいと思っておりますので、そこの部分につい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ここで言うその経済状況の好転とは、経済が悪化している状況から持ち直して改善していく過程にある状況のことを言うものであると考えており、名目・実質成長率、物価動向など種々の経済指標を確認するとともに、経済指標に表れないものも含め諸要素を総合的に勘案し判断するこ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、つまりデフレの状況の中で成長というものがなかなか、止まって、上に上がってGDPが来ないんだという御説明のためにグラフを使っていて、そして青いグラフは、私はちょっと白黒なものですから、青いグラフは、先生これ、税収の落ち込みはそれにリンクしているのでは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 交代交代で申し訳ありませんけれども、例えば先生、これを見て、二〇〇二年から七年は、これは回復傾向にありましたよね、名目GDP。これは小野さんなんかも秘書官でおられましたけれども、やっぱり、いや、不良債権の処理等をやって、やはりデフレのトレンドはあるにしても...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは成長が回復傾向にあったことを逆に示しているんだと思うんですよ。  それで、リーマン・ショックを、急激にこれ下がっているわけですから、これからの回復というものは今上に向きつつありますから、一概にデフレ下で、例えばそのプライオリティーが、これ消費税をと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先ほど林さんにもお答えをしましたけれども、市中に発行をするいわゆる公債とは分類を分けていますということなんですよ。  特会法上の国債という定義にこれははまるでしょうということでいえば、それはその定義なんですが、国債というのは、前からずっと説明していますが...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) その実質ということでいえば、特例公債法を今回出させていただきましたけれども、そうしたことや建設公債含めて四十四兆という枠をお願いをしているわけであります。
○国務大臣(安住淳君) 中西先生、質問をもう少し詳しくしていただければ有り難いと思います。
○国務大臣(安住淳君) まあそうですけど、そうだというふうに言えということですが、ただ、その交付国債に絡めておっしゃっているのかどうかがよく分からなかったものですから、今曖昧な話になるかもしれませんけれども、(発言する者あり)じゃ、はい、そうです。
○国務大臣(安住淳君) 私どもとしては、ですから交付国債を出して消費税を成立をさせてもらえば、それで後で、時差が出ますけれども、きちっと支払をしていくということになりますので、市中調達ではないというふうに思います。
○国務大臣(安住淳君) ですから、公債ではないということです。
○国務大臣(安住淳君) 交付国債は市中発行しないということです。
○国務大臣(安住淳君) そのとおりなんです。ですから、自民党の皆さんの御提案も、単に国債を発行ではなくて、あらかじめ償還財源をしっかり決めた上で国債をというふうなことを御提案なさっていると思いますが、午前中の質疑の中でも私と林さんで、そこは一致はするんですけれども、方法論としては...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 中西さんのワールドだと思います。やっぱりそれはちょっと無理があるんでないかと私は思いますよ。  交付国債は、国家が消費税という恒久財源を担保をして、そしてこれを二分の一をやっていこうということで、あらかたの与野党のコンセンサスを得ている話ですよ。そのこと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いやいや、消費税を引き上げるときに、例えばこれは一%を全部丸々それにとにかくやりますという提案だったらば、ぎりぎり劣後するというふうな認識はあるかもしれませんが、今回は、中西先生、五%なんですよ。五%上げさせてもらううちの恒久財源としてこれは一%をここに充...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いやいや、自民党からも賛同いただいて復興債はそういうスキームでやったんです。だから、それは……(発言する者あり)いやいや、みんなの党じゃなくて、自民党でやじっている方がいらっしゃるから今言っているんであって、いや、それは中西さん、国家の経営の中でどの債券を...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いやいや、御主張は分かりますけれども、国家を運営していって利払いもしっかりやっていますから、そういう点では、何かこれをつくったことによって国債の信認が著しく例えば欠落するとは思いません。  いずれにしたって、この二兆六千億は、二分の一の国庫負担分を守って...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 法人が上げた所得、利益に関して課税でございますから、赤字法人は課税されないわけですね。ですから、景気の変動があるということは総理御説明あったとおりなんですが、法人税を下げるということに対して……(発言する者あり)まず、法人税のことの質問だったものですから。...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、租特の透明化法は御一緒に、たしか社民党も賛成していただいたと思うんですけど、調査をしているわけです。間もなくこの結果が出てくるので、それに基づいてまた与党としては租特の廃止等について更に議論を深めたいと思います。  しかし、これ、二十九しか廃止し...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、その資料は政府の出しているものではないですね。それで、ちょっと、額を国民の皆さんにお見せしているので、それで、それは正確かどうかというのはちょっと議論をしないといけないと思っておりました。  この二百五十万から一千万までで、影響が八パー、一〇パーで...全文を見る
03月19日第180回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(安住淳君) 御指摘のところは多分たくさんあると思います。特別会計等を使ってそれぞれの役所が総合的な施策の中で選択をしたというよりは、やはり縦割り行政の中で、自分たちの世界の中でそういう予算が、結果的には今、大塚委員のような、トータルでいうとバランスが悪いということでし...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 高階さんの問題意識は、今、日本の社会の抱えている問題だと思います。待機児童は二万五、六千人で横ばいで推移をしておりますし、そうしたことからいうと、今度の社会保障・税一体改革の中で、消費税の使い道の中でも特に七千億円程度を毎年充当し、待機児童対策にはたしか四...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今、鋭意党内で議論していただいておりますけれども、今月中に法案を出させていただくというふうな方針には変わりは全くございません。
○国務大臣(安住淳君) 今、与党の中での議論の中の最大の焦点の一つにその部分がなっているということは、私は出席はしておりませんけれども報告を受けておりますので、私があの記者会見で述べたのは、与党としての総意で、こうあるべしという結論でもし党の中での結論が出て、政府の方にそうした意...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この大綱を法律にするための今党内手続でございますので、それぞれの党では、例えば自民党の場合でいえば、政調から総務会へという今までの、その中で例えば与党の結論が政府の案を例えば修正して了解ということもあったと思います、それぞれ。そういう点では、党の結論を今待...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今、御提案をさせていただくことになるこの新しい消費増税部分については、新しい年金制度等を含んだものでは全くございません。
○国務大臣(安住淳君) 若林先生御指摘のように、消費税はある意味で平等な税でございますから、お子さんが何かコンビニで買っても、消費税はチョコレート買ってもガム買っても掛かるし、また同じ税率が同じ品目で掛かっていきますので、やはり所得を把握しますと、所得の低い方ほどどうしても消費税...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これをきちっと制度設計をして導入をするには、まず国民の皆様方のいわゆるフローの所得を正確に把握をさせていただくことが肝要だと思います。そうした点では、いわゆるマイナンバー制度を今回盛り込んだ法律ができて、その制度設計がしっかりできて運用が開始してから本格的...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) そうでございます。
○国務大臣(安住淳君) 全く御指摘のところはあると思います、そういう懸念は。  ですから、フローと先ほど私申し上げましたけど、若林先生も公認会計士でもいらっしゃって一番この分野の専門家ですから、つまり、ストックの部分をどういうふうにじゃ考えるのかと。これを全部把握するということ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 消費税の逆進性対策について、額が全体でどれぐらいになるかというのはまだ決まっておりません。簡易に例えば、仮に若林さんおっしゃるような給付付き税額控除制度が完成したところで幾らになるかということもありますけれども、その前の段階でいかほど例えばやるのかというこ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私どもの資料は先生御指摘のとおりでございまして、消費税を五%相当分で負担額で今計算をすると、単純計算ですが、飲食料品で一兆、それから光熱費や被服代で一・五兆、単純計算ではそれぐらいになることは事実でございますから、これが単純にそのまま当てはまるわけではあり...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 全く正確な御指摘なんです。  給付付き税額控除制度は、例えば子ども・子育て支援とか就労支援で導入している国が、今先生御指摘のようなことがあります。それから、ごく限られた国では、消費税の逆進性対策で一部使うと。つまり、これはなぜかというと、組合せだからだと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、まだ時期、幅、どれぐらいの方々からやるかというのは正確には決まっておりません。  実は、消費税を二回、導入したときと上がったときと、これは若林先生にはもう釈迦に説法ですけれども、臨時給付金を一万円ずつお分けした例がございます、一年に限り、福祉臨時...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 実は、御指摘のとおりでございますので、中間報告、中間納付を行えるような制度設計を考えさせていただきます。
03月21日第180回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(安住淳君) おはようございます。よろしくお願いします。  ただいま議題となりました特別会計に関する法律の一部を改正する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、特別会計に関する法律の一部を改正する法律案について御説明申し...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私には、車体課税の見直しとその地方への配慮という御質問でございました。  車体課税につきましては、平成二十四年度税制改正において、これまでの税制改正大綱等や与党の重点要望、さらには自動車産業をめぐる状況、地球温暖化対策や国及び地方の財政状況などを踏まえて...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 金子先生からは、地方公務員の人件費への波及の問題について、私にも同様の趣旨の御質問がありました。  今総理からのお話がありましたとおり、地方公務員、地方公共団体においてこの公務員の給与については条例で定められているものであり、その水準に係る要請や強制に関...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 四点質問をいただきました。  まず、人的控除の考え方についての質問でございますが、現行の所得控除制度は結果として高所得者に有利な制度となっていることを踏まえ、これまで控除から手当への取組を進めてきており、その結果、中低所得の子育て世帯については負担の軽減...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 鉄鋼業界が使う石炭に係る石石税の免税額は幾らかということでございますが、地球温暖化対策のための税の引上げを前提として試算をすると、平年度で七百十億円程度と見込まれております。  以上でございます。(拍手)    〔国務大臣枝野幸男君登壇、拍手〕
03月21日第180回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(安住淳君) 結論からいうと、修正の必要は現時点ではないと考えております。  規制庁の関係の予算は、原子力規制庁関係で、一般会計、それからエネルギー特会、それから復興特会と、三つの中から出される予定でありますけれども、エネルギー特会については、これは所管大臣が法令に定...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) メキシコでもやはりこの話題が出まして、サウジアラビアの代表の方からも需給のバランスについては決して崩れているわけではないという説明がありましたが、世界経済のやはり今後の発展の中で大きな阻害要因になる可能性はあると。  これは、原油は、全く浜田先生おっしゃ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) あくまで歳入予算というのは、一言で言うと歳入見積りで計算をしておりますから、私どもとしては、税法の一部が修正されたとしても、直ちにそれをもって予算修正を行わなければならないというものではないというふうに考えております。  つまり、法律改正によって、税法が...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 秋田県出身の家内です。
○国務大臣(安住淳君) いや、一緒に生活して、お願いするところはお願いしないと、私がとても管理能力ないものですから、そういうことでお願いしております。
○国務大臣(安住淳君) いわゆる法律で定められた税収の歳入については管理はさせていただいております。  もしかしたら、寺田先生の御指摘というのは、いわゆる陳情政治というふうな状況に、主計局に予算編成時にはいっぱい来て、査定みたいなことをやっているんではないかという御指摘だとすれ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 寺田先生、知事時代に平成十六年から枠組み予算制度というのをやられたということで随分当時話題になりましたんで、私ども、今朝、そういう質問があるというんで、一度先生に是非、どういうやり方でやったのか、お話聞かせてもらおうかなと思っておりました。  というのは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 又市先生の御指摘は、私も同じような認識は持っております。税収が上がればいい社会かというと、それはなかなか意見の分かれるところであるにしても、多少景気の変動があっても、やっぱり安定した税収を確保したり、また累進性をしっかり確保して一定のやっぱり税収を上げてき...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 又市先生御指摘のように、昭和例えば六十一年の所得税の最高税率七〇パーで、これがだんだん下がっていきまして今現在四〇であると。いわゆるフラット化を進めたわけですね。そういうことからいえば、所得税の税率は確かに落ちてきました。ただ一方で、これは消費税導入に伴う...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は、先生、一つだけ、ちょっと私自身の考えを申し上げますと、やっぱり少子高齢化というのは一つあると思うんです。  シャウプ勧告以来、やっぱり直間比率がなぜある意味で機能したかといえば、やはりもう高度成長でサラリーマンになる方、月給取りの方が増えてきて、こ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) それで、私も一つ思うのは、もう一つやっぱりやらないといけないのは、例えば証券優遇税制の問題が先生あって、これも、共産党の先生方からも、また又市先生始め社民党の皆さんからもあって、これをやっぱり二年間延長をしました。一〇%に据え置いているわけですけれども、こ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この二百六十六兆については、内部留保あるじゃないかとよく御指摘を受けます。ですから、資本剰余金や利益剰余金、引当金等を全部合算するとそれぐらいあるだろうと、(発言する者あり)そうですね。  ただ、問題は、やっぱり私、日本の企業は不良債権問題が非常に重くの...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 会議の中身のことは申し上げませんけれども、私はカンヌにおいて、実は先生と今同じようなことを提起をしております。法人税のディスカウント競争が非常に行き過ぎて、これがそれぞれの国の財政悪化にも直結をしていると。だからやっぱりある種のルール化、規律を持ってこうい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のことはもう重々承知をしております。ですから、特会については、とにかくまず大きな枠で十七を十一にすることで、この間も話しましたけれども、いわゆる離れをなくしていくと、このことは結果的に私は大きな支出の無駄と言われているものに対してメスを入れることがで...全文を見る
03月22日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○国務大臣(安住淳君) おはようございます。よろしくお願いします。  今、塚田先生からお話しのように、我が国は長期間にわたって今までの世界の経済史にはないようなトレンド、いわゆるデフレが長期化しているということは事実でございます。  自民党政権下でも様々な財政出動等をやって大...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) なぜ今かということになると、附則百四条に戻っていくわけでございます。これをお決めになったときは自民党政権下でありましたが、私は、しかしこれは、これをお作りになったときの問題意識というのは、今の民主党の持っている問題意識と同じではないかなと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 附則百四条に従って月内に法案を出させていただくことが、やはり我々の責務ではないかと思っております。
○国務大臣(安住淳君) 大変熱心な議論をしていただいておりますし、元々、年末にも二十八日まで夜を徹して議論をいただきました。そういう中で素案を取りまとめて、年明けに大綱として決めております。内容が著しく変更しているわけではありませんので、この法案提出に関しては必ず了承を得られるも...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 素直に読めば二十二年まで、二十年、二十一年、二十二年ということだと思いますが、ここでやっぱり考えなきゃいけないのは、自民党も大変御苦労をして本当にここまで、ある意味勇気のある踏み込んだ提案をしておられるということは、やはり長年の政権政党としての私は矜持では...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この部分については、確かにそういう御指摘はあるかもしれません。ただ、附則の部分の百四条をやはり見ると、その前にやっぱり二分の一への引上げの安定財源化というものをまずうたっているわけですね。それに対して、やはり一%相当の消費税、これは税制の抜本改革ということ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、例えば先ほどの議論で申し上げますと、二十年、二十一年、二十二年のことだけですね。つまり、昨年度は除くとなると、リーマン・ショック等があったとしても、名目でいうと、二十年がマイナス四・六、二十一年が三・二マイナス、ところが二十二年はプラス一・一になって...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 基本的にはそうでございます。そのために素案を昨年まとめ、大綱を一月にまとめました。法案の作成準備も続けてまいりましたので、今最終的な手続をしておりますので、今年度内に是非提出させていただきたいと思っております。
○国務大臣(安住淳君) 政治日程を考えながらずっと続けてまいりました。もう四日間にわたって深夜に及ぶ議論をやっているのは、やはり月内の、与党としての意思をまとめて国会に出させていただいて、与野党での議論に付したいという気持ちでございます。ですから、そういうスケジュールは今の段階で...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いずれ増税をするという話は、どの党にとってもその立ち位置、スタンスをしっかりと審判を受けるということは早晩やらなければならないことだということは十分分かります。愛知さんも消費税の引上げについての認識というのは多分私とほとんど一緒だろうと思います。どういうプ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私の今の歴史的な認識というか、世界の中での日本の認識というのを少し申し上げますと、トロントですか、カナダで行われたサミットありましたね。一昨年にもうなりますか。その時点で、実は欧州の債務問題が顕在化をして、サミットの共同宣言では実は財政再建に対する数値目標...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 例えば、私こう思います、だからこそ議会の中でまた与野党協議の中でコンセンサスを得るふうな努力というものを我々もしないといけないと。例えば、子ども手当も児童手当に戻させていただいて、しかし中身はお互い合意をしました。こういうことを積み重ねていって困難な問題を...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 具体的に何の指標をもって経済の好転というかというのは非常に難しい問題であるし、私は総合的に勘案することこそ時の政権の判断だと思うんです。  ただ、この条項を入れるとはどういうことかというと、そうした判断の余地を政府、行政側はしっかり持っているんだと。つま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 急激な激変に対して柔軟に対応する、つまり引上げを留保をもしするとなれば、それを例えば別途法律で改めたり、そういう手続はしないといけないと思いますけれども、法律上例えばこのことが、消費税をそれだけをもって止めるということにはならないというふうな立て付けになる...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この法案に限らず、お認めをいただいて施行までの間に具体的に何か政府がもう一段段階を踏んで行う法律の立て付けというのは余りないと思います。
○国務大臣(安住淳君) 理論的にはそうですが、政治的にはそうはいかないということが実は景気弾力条項だと思います。ですから、そういうことをもし強行なんかしたら、それは時の政権はなかなか立ち行かなくなると。言わば、そういう点では、法律上は確かにそれを止めるということはできませんけれど...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 平成十一年から高齢者三経費に、これは予算の総則ということで書いていただいて、この高齢者三経費に使っていただいております。
○国務大臣(安住淳君) 今お話をしましたように、毎年度の一般会計予算総則において、平成十一年度から高齢者三経費、基礎年金、老人医療そして介護に今までは充てるとしていました。予算総則に書くということは、毎年、一年ずつこれをこういうふうに使うということを決めることですね。  今回、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今、地方消費税を除くというふうな認識でございます。
○国務大臣(安住淳君) 地方消費税を除く地方分の消費税収については社会保障財源化するということになります。
○国務大臣(安住淳君) 本当にこの二か月間、毎日、交付国債の議論をしていただいております。  元々、その交付国債まで行った経緯というのは、少し話をしますと、平成十六年の改正で、少なくともこの安定財源の確保と二分の一の恒久化というのはしましょうと、私はこれは本当に自公政権下での賢...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 消費税法という意味ですか。
○国務大臣(安住淳君) これは、支払う根拠がなくなりますので、交付国債の発行は難しくなります。その場合は二分の一の財源をどういうふうに賄うかですが、これは積立金の方から二分の一分の充当ということになると思います。
○国務大臣(安住淳君) いや、結局、二分の一足りない部分を、交付国債の制度が、法案が仮に通らない場合という前提ですから、これは交付国債の発行そのものは難しくなりますので、じゃ何で充当するかというと、現時点ではやっぱり年金の積立金をここから崩させていただくということになると思います...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 与野党の合意で七・八%、二十三年度まで遡って合意を得ました。公務員の皆さんには大変申し訳なく思っておりますけれども、目下のこういう状況でございます。約二千七百億円ほど、これを二年間ということで、これは復興に充てさせていただきます。
○国務大臣(安住淳君) 基本的には入ると思います。
○国務大臣(安住淳君) 私も、それは見方によっては全くそうだと思います。ですから、誠に本当に申し訳ないと。だからこそ逆に、議員も身を切る覚悟でいろんな改革に当たらなければならない。  他方、愛知先生、やっぱり国民の皆さんの目というものもやっぱり我々は考えないといけないと。今、や...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私も三か月ぶりに地元に帰って随分言われましたので、愛知さんもずっと仙台で怒られっぱなしかもしれません。  少し申し訳なかったところもあるので、私も復興大臣と、それから今日は宮城県の村井知事にも直接会って申し上げましたが、やっぱりよくコミュニケーションを取...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 藤井先生御指摘のように、この国会でもやっぱり補正の御審議、本予算の衆議院、今参議院で御審議いただいておりますけれども、六十八・四兆を私としては守りましたと。しかし、これに対して、いわゆる足し算をすると、復興会計の三・八兆、それから補正予算の中にも一部本予算...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 宮沢先生にはこの問題をもういち早くぎりぎりいつもやられておりまして、私も相当丁寧に説明したつもりでございましたが、私が、藤井先生、思っている流用というのは、積立金資産を他の目的に流用すると、つまり年金以外のものにやっぱり使うというのはそういう意味での流用で...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) はい。何とか今議論をさせていただいて、我が党は本当にいろいろ困難な今まで課題がありまして、しかし、それは一つずつ丁寧に議論をして乗り越えてきた経緯もありますので、私は必ず取りまとめはしていただけるものだと思っておりますので、是非、年度内の法案提出をさせてい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 二分の一の恒久化は決まっているわけですから、三六・五%は今までどおりということになりますが、言わば、ここの欠落の部分については、やはり積立金をそれぞれから取り崩すということになりますので、それは交付国債等何らかの財源をちゃんと担保しないと国民の皆さんにやは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 情熱にほだされて。厚労省の再三、本当にこの一か月間は厚労省との攻防でございました。  しかし、そういう中で、私どもは、先生、薬価が御存じのとおりのような形で下がるので、その分どうするのかというのが一つの論点でした。もう一つは、診療報酬本体をどこまで、診療...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いわゆるジェネリックの使用促進に関連して医療費が減少する額をもちろん計上しているということを御指摘でございますけれども、これは、診療報酬の改定に合わせて、医療機関の診療のコストに支払われる診療報酬改定とは直接関係がないというふうに判断をしておりますので、改...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、もうとにかくぎりぎりの交渉をさせていただいて合意を得ましたが、先生、ここの考え方は様々あると思います。  ジェネリックは、今、日本では、厚労省に聞いていただければと思うんですが、先生一番御存じですね、二〇%台と。これはやはり新薬志向というのは非常に...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、政党間によってそれぞれ与野党での考え方の違いもあると思います。私どもの認識としては、子ども手当は児童手当という名前に戻りましたけれども、しかしやっぱり我々が提案して中学生も対象にして、私はより良い案にまた変わっていったと思います。所得制限等も御提案...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) やっぱり、リーマン・ショック以降の日本の財政構造というのは大きく変わったと思います。税収の落ち込みもありましたし、また国債の発行をやはりそういう点ではせざるを得なかったと。税収が上がらないということは、やはりリーマン・ショックの影響というのは二十二年以降受...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 石井政調会長からも具体的に提案をいただいております五つの改革ですね、社会保障全体像をまず提示しなさいと、それから景気の回復を図りなさい、それから行財政改革を徹底をして、その先に使い道というものを社会保障に限定をすると、消費税に限らず所得税とか様々な、資産税...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ある意味で、先生、行革は、私はもう、与謝野前大臣はこれはローマ帝国以来、永遠の課題だと。私は、終わることのない闘いだと思うんです。これは立法府にとっても、やっぱり行政府の改革というのは常に求めていかなければならない。そういう中であると、ここまでやれば税金を...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、土光臨調以来、これはもう徹底的にやっぱり恒常的にやっていくしかないと思うんです。ですから、歩みを止めたら必ず国民から厳しい指弾を受けるということだと思います。地方自治体も、三千三百あった地方自治体を千八百にしました。それは、行政サービスの面でそれがい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 二月三日に公明党の皆さんから、総合経済対策に関する緊急提言をいただきました。特に、防災・減災対策と、それから金融政策についての御提案を柱にしたものでした。あの十ページから成る文書を私も細かに読ませていただきました。  一つずつ御報告すると時間が掛かります...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 被害を受けた方から見ますと、産業復興機構であっても再生支援機構であっても入口は一緒でございまして、私も、しばらくぶりにこの土日戻ってやっぱりお話を聞くと、やはりローン問題をどうかしてくれという声が非常に多うございます。これを、通常の銀行とその債権者の価値判...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は岡田代表のときにたしか副幹事長や役員をやっていましたので、あのときの、消費税三%引上げで参議院選挙の選挙公約をやりましたので、そういう意味じゃ、消費税の必要性というのは前から訴えておりました。
○国務大臣(安住淳君) やっぱり身の丈に合った、やっぱり歳入と歳出のバランスを昭和五十年以降崩したかなと、それをやっぱりなかなか補え切れないで来たのかなと思います。ですから、そういう点では、社会の様々なニーズに対する財政支出というものはやってきたかもしれませんが、それに伴う財源の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ちょっと私の拙い政治経験でいうと、私は宮城県で、前の知事さんがいらっしゃったころよく議論したことがあるんですけど、宮城県の場合だと、例えば公共事業でいうと、戦後アスファルトが敷かれていたのは二本だけだったんです。昭和二十年代の舗装率は一〇%にまで満たないん...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この八ツ場の話は私も個人的にはいろんな思いはありますけれども、政府としては、官房長官裁定を出して、それは正確に水利計画をしっかり立てて、それと生活者保護の関連法案を通した上で、本体工事の着工額というのは七億なんですけど、それについての予算措置をすると。ただ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) その前に、八ツ場の話は共有する考え方はあります。私なりには、とにかく債務負担行為はしないと、内閣の一員としては、そういうことでこの問題というものに対しては何でも自動的に何か財務省としても認めていくということでは全くありません。公共事業全体も七兆から四兆六千...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私の方からは、年が明けてからガイトナー長官に対して二度、この問題について会談をした際に直接懸念を伝えました。そのほかに、実は一月の十七日に英国のオズボーン蔵相が来日をした折にも、このボルカー・ルールに対して両国間で言わば懸念を共有したものですから、フィナン...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) シェアそのものは米系の金融機関で三一%になっております。ですから、そういう点ではやはり決して小さくないシェアであるというふうに思います。
○国務大臣(安住淳君) ただいま議題となりました特別会計に関する法律の一部を改正する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、特別会計に関する法律の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  本...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) さきのメキシコで開催されましたG20においても、各国における金融緩和策とともに、この原油高が世界経済回復基調に乗っている中、やっぱり大きなリスクになるのではないかということを問題意識として各国は共有をしております。  現時点でも大変高騰をしておりますので...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 昨年の事故以来、やはり国民の皆さんの中には徹底した安全対策を求めている声ということは強いと思います。  今後新たにどうしていくかということは政府の中でこれから決定をしていくことだと思いますが、他方、考えなければならないのは、やはり日本経済の中でこうしたエ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 暫定税率が存在するということを含めて、国民の皆さんがガソリンに対して、ガソリン価格の価格構成について大変高い関心を持ったという点では私は一定の効果はあったと思います。現実にはあれは、二か月弱ぐらいですか、下がったんですね。  私は当時、国会対策委員会の委...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、具体的に影響を試算をすると、仮に発動をするような仕組みであった場合は、これは約三か月で〇・五兆、一年やると一・八兆円の影響が出ます。そうした点では、地方、国とも大変な財政的に穴が空くということになると思います。  そこで、先般のこの税制大綱を決める...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) もちろん総論としてはそうだと思います。  それで、個々の税金をどういうふうに上げさせていただくかというのは、ひとえにこれはやっぱり立法行為ですね。ですから、法律としてやはりこれを恒久化して、財源として確保していくと。最終的には二千六百億円のお金でやはりこ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) やっぱり、今まで国税庁、そして各地方の税務署がやってきた人的パワーをフルに生かしてやはり対応していくしかないと思いますが、今現在、定員が大体五万六千人で対応しております。事務作業が増えてきますので非常にきついところではあるんですが、そういう点では、効率化を...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 予算の執行について、これは三党で合意をして、今特別会計で提案をしておりますので、これからはかなり特別会計の中で入りと出の透明性というのは図れると思います。それで、私が、一次、二次、三次で復旧復興予算の執行状況についてはやはり透明性が必要だということは今も変...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 財務省は当然責任もあります。ですから、財務省としてもやりますが、復興に関係する予算の執行についてはしっかりと復興庁で、それぞれ都道府県を含めて、やはりこれはワンストップサービスと言っていますから、まずそこでもやっていただいて、我々としては、国の予算の使われ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 丸投げという言葉は正しくないと思います。三党で合意をして、特別会計の主管として復興庁をつくったんです。ですから、それは復興庁がやらなかったら二重行政になるわけですから、復興庁がしっかり管理をすることが、むしろ地方自治体等の要望としても強いですから、私はそう...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 全てフルオープンに、予算のどこに箇所付けをしてということはもう公表をしております。それで今、それぞれの県や自治体でもそれに基づいて執行状況というものをオープンにはしているんです。  ところが、一つ私が例えば地元に帰ってやっぱり感じるのは、それは古川先生も...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 全くその通りだと思います。これは多分、私は事実関係分かりませんが、全く使い勝手の悪い制度で、補助金だったと。ただしかし、それは全く浪費しているんじゃなくて、もしかしたら、残ったままであるとすれば、有効に使われなかったということです。  ですから、そういう...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 五%を引き下げましたが、この三年間にわたって特別法人税を課税をさせていただきますので、企業によっては多少負担増になるところがやっぱりあることは事実認めております。ここは大変申し訳ないと思っております。都合のいい言い方かもしれませんが、許容範囲の中で何とかこ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 経済に及ぼす影響。
○国務大臣(安住淳君) 消費をする人すべからくに税金が引き上げられるわけですから、非常にそういう点では消費行動全体に影響は私はあるとは思います。  ただ、一方で、社会保障財源の安定確保というのも喫緊の課題でありますので、そこのバランスをどう考えるかということだと思っております。
○国務大臣(安住淳君) もちろん、平年化すれば、そして三年ぐらいでならしていけばそうだと思いますが、多分、古川さんの御趣旨はよく分かりませんけれども、上げた段階での消費マインド等を含めたら数字に表れない部分でのやはり負担感というのはありますので、私はそのことはやっぱり、数字には出...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は経済学者でもなければ官僚でもありません。やはり政治というのは国民の息遣いの中で政策判断しないといけませんから、そういう点では答えになっているかどうか分かりませんけれども、消費者の、国民のやっぱり購買意欲を、いきなり五%上げたときのインパクトの大きさとい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 二、二、一というのは、政府として正式に決めたものでもなくて、仮の試算としてそういうパターンもあるということだったと思います。  どういうふうに段階を踏んでいくかとか、いきなりやるかというのは、まさに政治の判断、やっぱりいわゆる為政者としてどういうふうに国...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず注意しないといけないのは、プライマリーバランスをゼロにする、しないということも国民の皆さんから見たら、これは真面目に自分たちは生活していて、マネジメントをちゃんとやってこなかった政治や行政の責任じゃないかと言われると思うんですよ。  だから、そのこと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 単純に消費税を上げると。
○国務大臣(安住淳君) 今、深夜にも及ぶ議論をずっとやっております。私はやっぱり、みんなそれぞれ参加をして意見を言って、またこの議論に参加している人はみんな苦しい思いしていると思いますけれども、やはり昨年の素案、そしてまた今年明けてからの大綱決定、それぞれステップを踏んでやってま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 貴重な御提言ありがとうございました。  財務省にそこまで知識のある者はいないかもしれませんので、また是非教えていただいて、しかし、一方で、生活保護を含めていろいろな意味で見直さないといけないところもあるので、是非いろんなお話合いをさせていただければと思っ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ありがとうございます。御指摘をいただきましたけれども。  社会資本整備をどういうふうに図っていくかということで、今御指摘をいただきました。これがひいてはGDPを上げる、要するに内需拡大の有効な手だてにもなるのではないかということだと思います。  これは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いろいろ御指摘をいただきました。復興が遅いというお叱りでございます。それはそれで謙虚に受け止めなければなりません。  ただ、例えば宮城県の村井知事なんかも記者会見やインタビューでおっしゃっているんですけれども、これ世界から見たときどうかというと、非常に早...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 国交大臣ではありませんけれども、主計局を通して、先生の御意見、大変参考になりますので、働きかけをしていきたいと思っております。  現在も事業費ベースで二百億円ほど共同溝事業ということでやっておるんです。確かにこれ災害に非常に強くて、ある意味で合理化できま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 耐震建物の建築というのは近年は非常に出てきましたが、しかし都内を見ても、例えば昭和五十年代の前半以前の建物というのはやっぱり耐震化が遅れていると。財務省もそのとおりでございますが、やっぱりそういう点では耐震強度を強めて震災に強い町づくりというものをやっぱり...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今、正式な文言はちょっと持ち合わせておりませんけれども、今問題となっておりますのは附則の部分でございます。  そこで、なぜそういうことを素案の中で盛り込んだのかということでございますが、やはり先生、プライマリーバランスを二〇二〇年に黒字化を目指すというこ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今問題になっているのはまさにそこでございまして、ただこれは申し上げておきますが、消費税をターゲットに五年後をめどにと書いているわけではないんです。全体の中で、所得税、法人税、資産課税、そうしたことを全体としてバランスとして考えて、更に歳出の削減、成長戦略に...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 結論から申し上げて、特例公債法を、本来であれば一緒に送らなければならないという点では私も大変遺憾に思っております。  ただし、現時点で衆議院の段階で野党の皆様方に御賛同いただける状況ではないというふうに政府・与党として判断をさせていただいて、今後賛成をい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これ、エコカー減税等々積極的に対応したのは、やはり我が国の基幹産業は自動車であると、これに元気になっていただかないと。さらに、やっぱりタイの洪水で非常にダメージを受けていたということが私どもも感じておりましたので、四次補正においてもこうした対応は、自動車産...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、これはもう本当に率直に言ってやっぱり財源の穴が大きいと思います。ですから、そういう点では地方も取得税については、六団体も維持をすべきということで強い要請も受けました。そういう中で、しかし、自動車産業の国内でのやはり活性化、需要を伸ばすためにいろいろ考...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) それで結構です。
○国務大臣(安住淳君) これは、今、環境省を中心に使い方というのは決まるわけですけれども、実は森林吸収のことは現時点では含まれていないわけです。  そこで、衆議院の段階からもその要望というものは随分と、特に農林水産関係で使うというのがいいのではないかという提案を受けておりますが...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 本当に申し訳なく思っております。率直に言うと、関係者に対して私の方からもいろいろ申し上げました、内容は申し上げませんけれども。  実は、宮城県は、先ほど愛知さんからもお話ありましたけれども、五四%なんですね、採択交付額が、申請額に対する。これは、しかし、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、財務大臣がこういうことを言うと、何か財務省支配だって怒られるので、私がどうこう言える立場じゃありませんけれども、私や先生の言っていることは十分復興庁も関係都道府県の皆さんも今回は分かっていただいているんだと思います。  今月末で第二次を締め切りま...全文を見る
03月23日第180回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(安住淳君) 私は、やっぱり今までの理解とめどは違うと思っております。  確かに総裁御指摘のとおりなんですね。インフレターゲットというのは、それぞれの国によって、また人によって使う言葉は違いますが、今回、日本銀行は、消費者物価の前年比一%を目指して、それが見通せるよう...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) しなければならないと、ものとするというのはどう違うのかということでございますけれども、しなければならないというのは、一定の行為をやっぱり義務付ける場合を申し上げておりまして、ものとするは、若干弱いニュアンスを表し、一般的な原則あるいは方針を示す規定の術語と...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 違うことではございません。行政機関に対して一定の拘束を与えるということに関しては同じでございます。
○国務大臣(安住淳君) 経済状況に係る弾力条項については、法律成立後、消費税率引上げに当たっての経済状況の判断を行うとともに、経済財政状況の激変にも柔軟に対応できるよう、経済状況等を総合的に勘案した上で、引上げの停止を含め、所要の措置を講ずるとする旨の規定を設けることは今検討はし...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この二か月間、この交付国債は国会の一つの論点になっておりますけれども、私どもとしては、これは自公政権時代から引き継いだ年金法の趣旨を踏まえて、消費税引上げにより財源を確保した上で、将来の歳出を約束していかなければならないと。同時に、赤字公債のように二十四年...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 再来年度のことについてはまだ正式に決まったわけではございません。今年度、交付国債でやる、そういうことで、運用収入相当金も含め約三兆円ということで、それの言わば支払についても明示をする法案を出させていただきます。  その次の年はどうなるんだということでござ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは何を言っても批判になりますので、そういう貴重な御提言があるということは承っておきます。
○国務大臣(安住淳君) まず、今の原油価格について様々な要因はあると思います。G20でも議題にもなりました。地政学的な今のリスクもありますし、それからやはり金融緩和における資金が様々な投機に走っているというような指摘もあります。現実にガソリンの価格、製品が上がっているということも...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 長期に例えばもう予想を超えるような価格で需給のバランスが大幅に崩れたり、そういうことがあれば十分注意をしないといけないし、何らかの措置というのは政府もまた議会でも検討しないといけないということだと思いますが、例えばG20でも産油国の代表からは、需給のバラン...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今、礒崎先生から御指摘あったところが最大の論点の一つになっておりまして、昨日も十一時過ぎまでそれぞれ熱心な議論をいただいております。それで……(発言する者あり)あっ、十二時過ぎですか。  礒崎先生が御指摘のように、並行してずっと掛かっていきますが、トータ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 番号制度が、正式に成立をして、制度設計できた段階からやるということになると思います。(発言する者あり)簡易な方でなくて……
○国務大臣(安住淳君) 要するに、マイナンバー制度が成立をして、そして二〇一五年に消費税が引き上がるという話とほぼ同時期にできれば、制度設計をできればその段階からやれるのがベストだと思います。
○国務大臣(安住淳君) これから自治体とも話合いをさせていただきますが、法定資料制度に基づいてフローの所得について、できるだけこれで把握をさせていただいて……(発言する者あり)ですから、自治体とよくお話、話をさせていただいて、できるだけこれをやっぱりフォローしていくということに尽...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) それは、古川大臣から付け加えさせていただきますけれども、任意交付のカードと、所得全体を把握する、要するにそういうカード、カードでなくて制度、番号制度というのは、これは、番号制度は今私が申し上げたようにフローの部分は把握をさせていただくと、しかし、交付をする...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、ですから、カードを持つことは任意ですよね。だから……(発言する者あり)いやいや、ですから、フローの、カードを、把握するために新たに個人個人の番号というものを一つにしまして、そこで把握をするということになります。(発言する者あり)
○国務大臣(安住淳君) いわゆる源泉分離課税を対象にした法定制度に基づくものだというふうに思います。ですから、給与所得、それから不動産譲渡、例えば海外送金、株式譲渡、配当、それらのものがあると。  確かに、その御指摘は、ストックの部分について把握ができない、今度の制度ではできな...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、そのアルバイトの方が仮に学生さんで、ふるさとが例えば大分県大分市だとしましょう。そのときに、所得として申告をしてもらって、多分その住民票なり、まだ、制度設計のことは私の所管じゃありませんけど、そこでナンバーを手続をしてもらえば、カードはないけれど...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) じゃ、ちょっと私の方から丁寧に。  市町村長は、法定受託事務として、住民コードを変換して得られるマイナンバーを定め、書面により本人にまず通知をするということです。それで、任意によりそのカードを取得する方もおられますけれども、そうでないような方々については...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 一・一でございます。
○国務大臣(安住淳君) 成長して、経済成長すればそれだけ税収が上がっていく割合を示していますから、それは税収が大幅に増えるということになると思います。
○国務大臣(安住淳君) 自民党からは、国土強靱化政策として八兆円強の予算措置をということで御提案をいただきました。これは復興も含めてということでございます。  今、我が方が提案しているのは、大体四兆六千億前後のこの公共予算と、さらにこれ、震災復興で全国防災を含めると三・八兆足し...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 利払い費は増え続けるというふうに予想されます。
○国務大臣(安住淳君) このお示しの資料は、平成二十一年度国の財務書類についてということで、聞くところによりますと、森内閣のときに、より分かりやすく財政を透明化をしようということでこの財務諸表を作ったと。あっ、この書類のことね、はい、分かりました。  それで、その中の資料の二の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これはOECDの加盟国でやっぱり比べる以外の指標というのはないわけですけれども、今、日本でいいますと、大体今委員の御指摘のような数字になりますが、これが極端に高いとなると、やっぱりルクセンブルクなんかは租税負担率で五四、それから社会保障負担率で二五、スウェ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 昨日も財務金融委員会でいろいろ御提言をいただきまして、ありがとうございました。  私どももこの復興に関しては、自民党、公明党、我々と、復興予算、これは特別会計において予算を措置いたしました。それで、なおかつ、ここには全国防災ということで、防災に強いやはり...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 大蔵省御出身の先生には私の知識は比べ物にもなりませんけれども、分かる範囲で申し上げますと、明治四年の新貨条例というのがあります。このときは、政府紙幣、国立銀行券等を大量に発行いたしました。ただ、そのときは藩札や旧貨幣、私札がありまして、大変なインフレが起き...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 昨日、たしか財務金融委員会で中西さんかな、答弁をしたんですけれども、私も、消費税の影響は消費マインドからいうと決して小さいとは全く思っておりません。小さなお子さんからお年寄りまで、松田さんのお店へ行っても、コンビニエンスストアへ行っても、それは五%から一〇...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 税収というのは、消費税収を中心にほかのものを動かさないということを前提に考えれば、消費税は一%当たりの税収の年間のアベレージは、余り景気の変動にかかわらず一定収入がありまして、二兆大体五千億前後でございますから、それを経年で掛けていけば税収の見積りというの...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 昭和六十年から平成二十二年までの例えば給与収入の統計を見ても、私もちょっと気になっているのは、よく総理は分厚い中間層の復活ということをおっしゃっているんですが、こういう総理の御主張の背景には、今、大門先生が言うように、所得が高くなっている人の比率が高くなる...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ペーパーカンパニーという言葉は国としては使ってはいませんけれども、今、先生の御指摘のその表でいうと、外国の子会社の合算税制というのはあるわけです。つまり、我が国の税負担に対して、言わば税負担の低い水準にある子会社を親会社である内国法人の所得に合算をするとい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 大門先生の御指摘の話というのは、二十二年改正だと思います。  このときの事情というのは、やはり日本企業の海外進出に対して、日本の場合はやはり企業形態が子会社等を設立をしていくということから、やっぱりそういう意味での法人税の負担水準というものを少し緩和をさ...全文を見る
03月27日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○国務大臣(安住淳君) おはようございます。今日もよろしくお願いいたします。連日、本当にありがとうございます。  広野先生には、本当に震災直後からいろいろお見舞い、また被災地のことを御配慮いただきましてありがとうございます。  今、皆さん仮設でお暮らしの方々も大変苦労しており...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のように、復興庁の設置と併せてで平成三十二年で区切りを付けるという特会でございます。  その後、先生も長く通産省におられたから御存じのとおり、承継をどういうふうにするかと、つまり今までのお金とそれから出した分と、それからその借金返しですね、こういう...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 気持ちはやまやまでございますが、やはり三党の協議の中で、復興に関係するものはすべからくこの復興特会で全て賄って、言わば事実上財務省の方からも切り離しなさいという、こういう合意でございました。  ですから、我々としては、今先生からお話あったように、衆参にか...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のように、今現在で特別会計の歳出総額が三百九十四・一兆円でございます。会計間のやり取りを除くと百九十兆と。このうち、今先生からも御指摘ありましたけれども、国債の償還費が八十五兆、それから社会保障の給付費が五十八・三兆、地方交付税交付金が二十兆、それか...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおりだと思います。特にやっぱり一般会計の繰入れというのは近年非常に注目をされておりますので、例えば、民主党政権になってからですけれども、七・八兆円を二十二年度は繰り入れましたし、二十三年度で四・二兆と、二十四年度で二・一兆、これらを繰り入れており...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 独法の数は今百二でございます。今回の改革でこれを六十五にしていくということで、独法改革もかなりそういう点では、数の面では絞り込みができてくるんじゃないかなと思います。今後、そしてその政府系の金融機関の株の持ち合いをどうしていくかというのは十分議論をすべきで...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおり、過去ずっと、戦後、様々な介入等をしてまいりまして、結果として外貨資産の保有額は、例えば八十円台前半、一円とかで計算をしますと約九十兆円ですから、大体三十七兆円の今現在では為替評価損が出ております。  ただ一方で、先生御指摘のように変動が大...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおりです。  私も、昨年の秋以降、人民元の取扱いをどうするかということで、財務省内でも随分議論をいたしました。ある意味では、円の国際化と同時に人民元の言わば流動性というものを少しやっぱりそういう意味ではやっていただくためにも、また日中間の先生御...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) フジテレビ、産経ですね、の世論調査で内閣の支持率も意外と上がっていたこともあったなとたしか記憶しておりまして、それと、塚田先生、消費税の将来的導入については、時期は別にしても、たしか七割近い方はこれは必要であるというふうな調査結果もありました。ただ、先生御...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) あくまで党の話でございますので、財務大臣としてコメントすることは避けますが、この間、先週から本当に徹夜をするような状況でずっとやってまいりまして、本当に熱心に一項目ずつやっていただいております。もう限られた、論点というのは大体もう二つぐらいに絞られてきたと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私も同じ気持ちです。
○国務大臣(安住淳君) それは財務大臣の権限ではないので私の答える立場ではありませんけれども、私はやっぱりこの国民の皆さんにとって大変重い税金をお願いする法案が、過去の、私は消費税を最初に導入したころはまだ取材をしていた立場でありますけれども、大変なやっぱり政治的なエネルギーを費...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、塚田先生、復興のことは確かに最重要です。ですから、一次、二次、三次と、これは先生方にも大変御理解をいただき、またいろんな提案いただいてスキームも作りました。財源もつくって、今その執行段階ですね。今また予算を作らなければならないとなれば、私はもうこれは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 政権担当期間は任期満了で行っても二〇一三年の八月ですから、それ以降であればそれは全く問題ないと思います。  それで、法律で言うと、先生、そのタイムラグがありますよね。決まってすぐ施行するわけではありませんので。やはり、法律で消費税を上げて、そしてその時点...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今党内で議論しておりますが、少なくとも大綱決定時には二〇一四年の四月がスタートということですから、その前というのは現時点ではございません。今後、法案が出て、与野党協議の中で前倒しをしてそれを行えというふうなコンセンサスがもし得られれば別でございますが、現時...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、九七年のときというのは、これはやっぱり消費税を上げて景気が後退をしたというふうな議論もあるかもしれません。ただ、私は、橋本内閣でそのときの経緯を見ますと、その年の七月がアジア通貨危機なんですね。十一月が金融システム不安、つまり三洋、拓銀、山一の経営破...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 単純に答えれば、そういうことだと思います。上げることになると思います。
○国務大臣(安住淳君) デフレ脱却は、まさに私は、小泉内閣以来、我が国のやっぱり最大の経済的な克服すべき課題だと思います。  ただ、私どもが申し上げているのは、デフレを脱却しないといけないと同時に、二〇〇六年、七年なんかもそうですが、デフレ下にあっても経済は好調であったし、成長...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 例えば、CPIが極端に落ち込んで、これが例えばリーマン・ショックと同じようなことであれば、景気条項というのはやっぱり留保しないといけなくなるということはあると思います。ただ、単に一つの指標をもっていいとか悪いということを法律上作るというのはなかなか難しいと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、経済状況の好転ということに尽きるんですけれども、じゃそれを何で見るのかと。それはもちろん、名目、実質、それからCPI等々、経済指標様々なものを勘案をして、もしかしたら失業率等もあると思いますけれども、そういう中で総合判断をするしかないと思うんです...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) それは、二十四年、二十五年ですか、もちろん、それは名目、実質ともプラスに向くという意味でおっしゃっているんであれば、それは経済の好転ということは言えると思います。
○国務大臣(安住淳君) 今、党内で様々議論している段階でございますので、私がこうだと言う立場にはありません。法律を出した中で御審議いただく中で我々としての考え方というものはお示ししたいと思います。  問題は、やはり非常に難しいんですね、やっぱりとても難しいことだと思います。むし...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、法律がどういう形で出てくるかにもよりますけれども、多分、そのときは別途法律で定めなければならないことになりますから、そこで国会で御議論をいただくということになるんじゃないでしょうか。ですから、そういう点では、景気条項を入れたということは、そうした法...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、先ほどの話ですけれども、もう一回言いますが、法律を止めるという法律をやっぱり出さないといけないということでございますから、それは、先ほど私が申し上げたことはそういうふうに御理解いただければと思います。  今の質問は、附則……
○国務大臣(安住淳君) これも今党内で議論しております。最終的には取りまとめの段階で御判断をいただくということになりますので、私の立場で今の段階で発言はちょっと控えさせていただきたいと思っております。  趣旨は、また再増税をそこでやるということに直接的にイメージをされているとす...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 中山先生にもお話ししたんですけれども、私はそのことの御指摘については謙虚に受け止めます。  ただ、若林さん、昨年出した我々の考え方というのは成立させてもらえなかったんですね。やっぱり、そういう意味では議会でコンセンサスを得ないと税制改正ができないという現...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 特会のそれぞれの問題というのは、実は先ほど広野先生にも私申し上げておりましたけれども、これは党によってそれぞれ違うかもしれませんけれども、例えば道路特会は、典型的に私挙げているのは、できたのは昭和三十三年なんです。ということは、もう約五十五年間続いてきたん...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 最初に、じゃ私が。  ちょっと正確に申し上げますと、一般会計から復興特会に以下の権利義務を承継することとしていると。二十三年度補正に基づき、復興債の償還債務等、それから特別財政援助法に基づく原子力事業者が賠償責任を負う損害について国が補助金の交付その他財...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 歳出歳入ではなくて、私は承継する今条項を申し上げましたので、そういう点では一般歳入歳出は含まれません。
○国務大臣(安住淳君) 若林さんの言うとおりなので、そういう点も踏まえて具体的にどうしたらいいか、実は検討したいと思っておりました。
○国務大臣(安住淳君) 私も全く同じ考えです。  つまり、どういうふうにこれを承継していくかは十年をたった時点で別途法律で定めるということなので、若林さんの御指摘はもっともなんですね。もし、二十五年間これをやらせていただくと、言わば所得税の増税等をやって。そこで、全く十年で清算...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 実は多少誤解がありまして、あの四千億は、低所得者層対策として社会保障の充実の中に出てきた〇・四兆円を多分指して報道なさっているんではないかと思います。  私どもがこの給付措置で、例えば先生のたしか計算は、五百五十万円をたしか一つにすれば、めどにすれば約一...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 給付をすると、つまり簡素な給付措置は行うということは決まっております。  私が今申し上げているのは、その中で具体的に、例えばどういう方々を対象にそうした措置をするかということがまだ決まっていませんということなんです。ですから、〇・四兆というのも、先ほど申...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今、目下、党の中でこの部分が一番議論になっている一つでございます。  それで、具体的に額を今私の立場で申し上げることもできないし、実際決まっているわけではないんですが、〇・四兆というのは、先ほどから申し上げているとおり、総合合算制度で、先生が御指摘のよう...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 大綱に合わせて社会保障の充実の中で総合合算制度がもしできた段階で、これを社会保障の充実で低所得者層対策に充てるのは約四千億ですというふうにうたっているわけですね。だから、そこは一つターゲットとしてあるのかなと。  先生もなかなかいい線だなとおっしゃいまし...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘は、諸外国の例を見れば、当然どこかの時点ではそういう段階にやっぱり入っていかなければならないんだと思います。諸外国に比べて余り歴史のない我が国においては、直接税中心で来ましたので、間接税に対するやっぱり様々な抵抗もありましたし、基幹税というのはあくま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 幾らなのかというのは民間の試算は確かにあるんです。ただ、悪質なといいますか、この免税点制度を利用して、言わば分社化をして、それで数年間にわたって一千万円以下にして子会社をたくさんつくって、こういうのはもう五億円以上の人は駄目ですよと、これはやめてくださいと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この仕入れ率の問題というのは、やっぱりどうしたって時差ができるので、仕入れ率をあらかじめ定めて、それでやってきた経緯があるわけですね。卸売業で例えば九〇でしたか、小売で八〇、製造業で七〇、サービス業等で五〇、その他が六〇ですよと。  しかし、このやっぱり...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 感想だけ申し上げれば、御指摘のとおりだと思います。  例えば、免税等については、意外と一千万前後でユーロ換算してもフランスとか日本というのは同じなんですね、一千万ということに関しては。でも、このことだけについては、現時点では私どもとしてはやはり五千万を維...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) やっぱりこれ、経緯があって、中小企業事業者からやっぱり取りあえず五千万でやってきたということもあるので維持をということでした。  私は、だけど、若林さんの御指摘というのは、グローバルに考えたときにどうなんだということだと思うんです。ですから、私は免税のそ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) インボイス制度を導入をすべきだという意見が結構あることはもう十分私どもも分かっておりますし、政府税調の中でも随分議論もありました。ただ、日本の場合は、やっぱり免税事業者がインボイスを発行できない等々あって、やはり中間段階からの排除の懸念というのが随分寄せら...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先生御存じのように、この二十年を見ますと、この二十年の中の予算で我が国の財政状況等を勘案すると、やはり社会保障が十一兆から二十六兆まで増えて、その代わり公共投資ややっぱり防衛費、そうしたものに対して見ると、予算全体では減額若しくは横ばいと。言わば、なかなか...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおりでございます。特に、これは二〇〇〇年に入りましてから毎年一兆円ずつの経費の増大と、保険料で賄っても、税金負担分というのは毎年増え続けておりますので、そこの部分をやはり一般財源や公債で埋めていますと、ほかの予算全体にやっぱり硬直化をしているとい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私どもも、二〇〇四年の参議院選挙のときに岡田代表で、実は消費税三%増税で、今私が言ったようなことで提案をして参議院選挙を戦いました。  その後、新体制、執行部が替わってから、やはり政権を取ってからの最初の三年、四年はしっかりと、言わば自分たち自身が政権に...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、児童手当の財源にプラスをさせていただいて、その分増えたことは事実でございます。そうしたことを財源に子ども手当はやりました。そういう点での移転ということであれば、もちろんその財政支出は増えております。
○国務大臣(安住淳君) 十六・八兆を出してそこで財源を賄っていくということでいえば、それはそういうふうにはならなかったので、そのことは今の総理も私どももおわびを申し上げております。ただ、先生、恒久財源として三兆円近くを捻出したり、それはそれで、あの自民党政権の中でも必要だと思って...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 財源の十六・八兆の見通しが甘かったと、それが全然実現できなかったということに関しては私もおわびを申し上げます。  ただ、先生、これは賛否あると思うんですけど、例えば農業の圃場整備の予算を削りましたですね、その分で例えば戸別所得補償の財源に二千億ちょっと充...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ええ、消費税と社会保障でいえば、社会保障の増え続ける分についての賄う財源をきちっと担保したかということであれば、それはできませんでした。
○国務大臣(安住淳君) 社会保障の増え続ける歳出増をどうやって賄っていくのかということについては、確かに我々としては野党でマニフェストを作った段階で政府部内にいたわけではなかったので、そういう意味では政権を取ってから分かったり自覚したことも多々あります。そういう点では見通しが甘か...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私が言っているのは、財源の捻出を十六・八兆やりますと、財源の捻出に関しては野党であってトライをしたんだけれども、三兆円近くは恒久財源をやりましたけれども、そこまでは行かなかったので、そこは私も率直に国民の皆さんにも申し訳なかったと言っているわけであります。
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のように、いわゆるワンショットで財源の捻出ということは、例えば最初の年度で十兆、それから次の年で七・二兆と税外収入はやりました。しかし、先生御指摘のように、十六・八兆を恒久財源でやったかといえば、残念ながらそのことで言えば三割にも満たなかったというこ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 恒久財源を十六・八兆というのは無理だったわけですから、そういう点では見通しの甘さ、あったと思います。
○国務大臣(安住淳君) 特別会計も何も全部ひっくり返して十六・八兆、特別会計も含めて……
○国務大臣(安住淳君) いや、ですから、そういうことで十六・八兆出すと言っていたけれども、先生の御主張というのは一般財源で恒久的なものとして出せたのかということですから、その点で言えば出し切れなかったと私は申し上げているんです。
○国務大臣(安住淳君) このマニフェストは、二〇〇九年のときは、そういうことの視点でいえば、特別会計も何もひっくるめて十六・八兆ということでやったのは、それはだから、私はそういう点では先生御指摘のように、十六・八兆の恒久財源を出せなかったということは事実でありますから、それは出し...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 要するに、特別会計の改革等をやって十六・八兆をひねり出しますと。しかし、それはつまり、だから先生がおっしゃっているように、最初から十六・八兆は恒久財源をちゃんと捻出してやりますと言うべきだったじゃないかということだと思うんです。ところが、私どもはそこは野党...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この十六・八兆については、一般会計だけでなくてほかも含めてということで言ったということでいえば、結果的にワンショットも含めて十六・八兆という認識でこのマニフェストを書いたということだと思います。
○国務大臣(安住淳君) 確かに、予算の付け移し、例えば付け替え、そういうことで捻出を十六・八兆、じゃできたかというと、それもなかなかできなかったんです。(発言する者あり)ええ、申し訳ありませんでしたと私は今言っているわけです。
○国務大臣(安住淳君) 違うと思います。
○国務大臣(安住淳君) やっぱり浅川さんの場合は、意図的にと、事件のことはまだ私がコメントする立場じゃありませんけれども、我々のマニフェストというのは、今ある国の予算の財源を何とかひねり出す、またその財源を動かしたりして捻出をするために我々は政権を取らせてほしいと、それでこれをや...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 例えば過大な被害を出したとかそういう個々の事案と、国民に対して選挙で訴えてその公約を達成されなかったことで政策が未達成だったということは、少しやっぱり例えは違うと思うんです。  ですから、私は、公約違反していいなんて全く思っていないんです。そういう点では...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 国債を増発してしまったということは良くないということであれば、それは、先生、麻生政権末期からリーマン・ショックを含めてやっぱり経済の落ち込みが非常に大きかったですから、そういう点ではやっぱり国債の発行額が増えたということについては、税収も減ったので本当に申...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 一般歳出に占める社会保障の割合は、今非常に大きくなっております。だから、そういう点ではそこを赤字国債で賄っていた部分というのは否定できないので、それをこの消費税五%分で補っていくという点では同じ考え方でございます。
○国務大臣(安住淳君) 国債の発行残高について、この増税でこれを返していくということは、残念ながら、私としてはそういう考えではございません。むしろ、プライマリーバランスを均衡させるということが私どもの今の使命だと思っております。
○国務大臣(安住淳君) 私は三つだと思うんです。それ、今先生言った二つと、それに更に税収を上げるやっぱり成長の道ですね。この三つを三位一体といいますかね、そこでやっていってやっぱり税収を上げないと、単に消費税だけ上げて帳じりを合わせようということでは私は全くございません。
○国務大臣(安住淳君) はい。公務員の人件費の削減については、もう先生のお考えというのは私なりには分かっているつもりです。ただ、これが歳出削減とやっぱり表裏にあるというところに難しさがあると思っております。  ですから、そういう点では、公務員の皆さんの所得を減らすということが、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) それだけではなくて、なくした住宅の建設、それから工場の建設、道路、橋、それらの公共事業はこれから私どもの地元の方では起きてきますので、そういうものがもう東日本全体にいい波及効果を及ぼしてくれればと思います。
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおりだと思います。  現に、地元に限らず、私、東北地方も歩いておりますけれども、例えば雇用の状況等も、非常にある意味で供給サイドが困っているぐらい人的な不足が見られたり、そういう点では、この十八兆円というのは、全国防災含めてですけれども、先生御...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私の考え方と多少先生の考え方にもし違いがあるとすれば、例えば、自民党というよりも公共事業のピーク時の予算を見ると、平成十年に十三兆円ほど公共投資を行っております。しかし、その間、自民党政権下でも最後は七兆までこれを落としてまいりました。その中で、私も当時国...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、是正すべきところはだから是正をしようということで、例えば郵政の……
○国務大臣(安住淳君) いやいや、郵政事業も、先生、規制緩和と自由化の象徴のような話でしたけれども、これはやっぱり私は地域の中での郵便局の疲弊につながったと思います。
○国務大臣(安住淳君) 政策的な話で。  公共事業については、御指摘のような地域経済の中に占める公共事業の割合の高さからいうと、これがなくなったことで大変な構造不況が起きているという説もあります。私もある意味ではそれは事実だと思います。ただし、都道府県自体も、それから国もでござ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) それは、企業が積極的に投資をしてもらって、雇用を増やしてもらって、そういうことの呼び水になればと思ってやっております。  先生御指摘のように、これは大門先生なんかからもよく内部留保の問題を、指摘を受けるんですね。これは日銀の総裁に聞いていただければと思い...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 時の経済状況によると思います。  確かに、プラスでないときはもちろん内部留保に回るわけですよ。しかし、もし物が売れ出したりすれば、当然設備投資に回っていきますので、そのお金そのものは、私はいずれやっぱり投資に回ってもらうように、我々自身が誘導していかなき...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ちょっと、私もそれは、そこまではなるほどと思いますけれども、そこの根本的な問題もやっぱりちょっと考えないといけないと思うんです。  例えば、私どもの地域だって、先生のところもそうですけど、やっぱり少子高齢化の波というのは非常に大きくて、物を売る、買うとい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この間の続きの話を是非と思っておりました、私も。  私は、中西さんの経歴が大変、経歴ですから、そういう意味でのプロの中西さんの世界ということを申し上げました。私としては、もうネガティブ・プレッジという認識は分かりませんでしたので、その場で教えていただいて...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) それはもう御指摘のとおりなんです。  そこで、今回、先生、例えば復興債については、我々としては税外収入と、それから復興債を充てることに対しては償還財源を決めてやりました。これはやっぱりある意味で、これを例えば仮に一般財源で一般歳出の中でやるとしても、やっ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先ほどもちょっと塚田先生にも申し上げたんですけれども、この法律の立て付けでいうと二十年、二十一年、二十二年ですから、これでいうと最後のところはちょっと上がり基調のところだったんですかね。だから、それだと多分、私が言ったのは、リーマン・ショックの後、なければ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 四百八十一から四百六十八に落ちていると、ここは落ちているとは思います。しかし、この先がどうかというところに関しては、これはあながちそのまま落ち続けるということではないというふうに思っております。
○国務大臣(安住淳君) アメリカは確かに累次の経済対策等々、これはFEDもいろいろなことをやりました。ですから、そういう点では回復基調にあることはこの傾向も示しているんだとは思います。  日本の場合は、やっぱりここに東日本大震災もあって、やっぱり二〇一一年という年は特殊な年だっ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 平年で見れば、ああした大震災等もありましたし、その後のタイの洪水等もありましたから、そういう点では大幅に上昇しているというふうに見るのは難しいと思います。
○国務大臣(安住淳君) 統計が出てみないと分かりませんが、傾向としてはそれは先生の言うお話も説得力はあるかもしれませんが、出てくれば分かりますので、決して、ですから私は、二〇一一年がトータルとしてかなり経済が良くなったとは、二〇一〇年に比べてですよ、そうは思っておりません。
○国務大臣(安住淳君) デフレからの脱却をして、経済の状況を好転させたいということであらゆる政策を発動して、好転状況をやはりつくり上げて、そして消費税の引上げというものを実現したいと。私どもも、先生、別に消費税を上げて経済が悪くなることを望んでそんなことをやっているわけではござい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) GDPは一つの経済指標であると思います。ですから、もちろん名目、実質とも重要な数値となります。CPIもそうだと思います。しかし、だからといって個々個別の指標を、何といいますか、前提とするのではなくて、それらの経済指標に表れないものであっても諸要素を総合的に...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 特別会計には様々あります。午前中の質疑の中で私申し上げたように、一番ピーク時で四十五本ぐらいあったということですが、これが今はだんだん減って、今度は十七を十一にいたします。ですから、委員御指摘のように、特に私は社会資本整備計画について申し上げましたけど、あ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この問題は先般も先生から予算委員会で御指摘を受けておりました。私は、やる気のある会社、それから本気で事業規模の要件等を設けないとこれは駄目ですよと申し上げたわけでございますけれども、まずこれ、経済産業省の大臣がこれはちゃんと認定をいたしますので、そういう意...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先般も先生から、そういうことで、言ってみれば相矛盾していることがあるのではないかと、ですから、実際一年ぐらい運用してみてからよく考えなさいと。私どもも、そういう点では、このことで、むしろこの税制を使って、まあ課税逃れとは言いませんが、別の目的で使われるのは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、そういう御指摘は十分あります。ですから、いわゆる二重課税問題をどうするのか。今副大臣からもお話あったんですが、実は取得税なんかはやっぱり地方にとっては非常に貴重な財源であるということで、税制改正の私、会長だったんですが、地方自治体はかなりこれに対し...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) やっぱり為替で、先生、七十円台とかになったときのメリットとは何ぞやといえば、やっぱり海外での様々なものが安く入るということは言えると思うんです、相対的に。そういうときに、これを呼び水なり誘発という言葉を局長が使わせていただいたのは、やはり企業の買収、つまり...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これ、しかし、国策としてこのJBICは新生JBICに四月になるわけです。昨年、法律改正をしていただきました。JBICそのものは輸出入銀行に派生をして、そうした言わば案件に対して日本の企業が進出をするときの資金供給というものを比較的やってきた伝統があります。...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) だけど、これ、あれですよね、産業競争力と、やっぱり日本の企業の海外進出、もっと言えばやっぱり為替が非常に円高な状況の中でこうしたスキームをつくって、海外進出をしやすいために資金供給をしましょうと、これはこれで政策選択としてはあるとは思うんです。ただ、大門先...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先生のような御指摘の視点での見方もあるかもしれませんが、私としては、できるだけやっぱり円高対策の中で企業のMアンドA等をやっぱり促進をして、日本企業が海外で強みを発揮してもらうための一助になればということでつくったスキームだと思います。  いずれ、先生、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) もちろん、公的支援を受けないで市中の中で頑張っている銀行等もあります。ですから、ある意味で、やっぱりJBICがやるべきこと、JBICに課せられた責務、そういうものをしっかりとこなしていってもらうと。決して何か民業圧迫とかそういうことにならないように、十分言...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、最近における内外の経済情勢等に対応するため、関税率等について所要の措置を講ずるほか、貿易円滑化のための税関手続の改善、税関にお...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○国務大臣(安住淳君) おはようございます。よろしくお願いします。  平成二十四年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は九十兆三千三百三十九億円余とな...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 昨日、西田先生と牛馬論争をやらせていただきましたけれども、その例えでいえば、しかし財政政策も重要ですので、復興の予算の話をしましたが、全国防災等の事業についても適時やはり必要なものについてはやることで結果として国内需要を刺激をしていったり、それから金融緩和...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 民主党においては、三月十四日以降、連日にわたりまして精力的な議論を重ねられてまいりました。昨日未明、一体改革関連法案の事前審査が終わったと承知をしております。  本当に消費税を上げるというのは大変なことですから、それぞれの立場から大変熱心な議論をいただき...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 震災復興が何といっても大事でありますから第三次補正を編成をしたということでございます。そして、景気をやはり底上げをしなければならない。これは日銀と一体となって株価を含めてやはり上昇傾向に乗せないといけないと。そういう中で財政再建も含めて社会保障の充実をやっ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 三次補正は必要な予算ではありますけど、それで十分だという認識を持っている国民はいないと思います。
○国務大臣(安住淳君) 分かりません。任命権者に聞いてください。
○国務大臣(安住淳君) 五六%、石巻。
○国務大臣(安住淳君) 石巻の要請したものについてはほとんど、必要なものについては認められております。道路関係とか、まだ整備も場所も道路の予定も決まっていないところの申請を出したものは却下したということですから、この間も申し上げましたけれども、それで政府が駄目だというのも当たらな...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先般お答えしたとおりです。これは私の所管でございませんから、復興庁で是非そういうことをちゃんと地元の自治体と調整をして、三か月、一年、それから一年後、ちゃんとできること、それから積み上げてやらなきゃいけないことをやっていけば、岩手県のようにそこは打合せをや...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、宮城県もさることながら、小さな田舎町ほど大変なんですね。宮城県でいうと、私が見ている限りではやっぱり南三陸、女川、特にこれ職員亡くなった方々の多い地域では今応援体制を最初築いたんですね。ところが、このローテーションでいうと年が明けてから地元に帰って...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 国家公務員の多くは深夜まで本当によく働いてくれていまして、本当にある意味で一番苦労している職場だと思います。  ただ、目下の国民の側から見たときに、やはりこれは御党もそうだし私どもの党もみんなの党さんもそうですけど、やはり公的セクター全体をいろんな意味で...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 人件費の国家公務員の総額というのは五兆円強なんですね。これは、日本国民全体の中の公的セクターを国として担う人的資源としてこれが適正かどうかというのは十分議論もあるところだと思います、それは。  しかし、その中で現在、目下、やはりよくここでも世論調査の結果...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今回、与野党の協力を得まして成立した給与改定臨時特例法は、昨年の人事院勧告に鑑み給与の改定について定めるとともに、我が国の厳しい財政状況と東日本大震災という未曽有の国難に対処するため、臨時異例の給与減額支給措置を平成二十四年四月から二十六年三月までの二年間...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、法律は二年間でございます。
○国務大臣(安住淳君) 法律は二年間の措置であります。  しかし、その法律をその先どうするかは政治の問題ですから、法律的に言えば二年間で元に戻るということになりますが、与野党での議論がそうなるかといえば、多少長く政治の世界にいますと、そうはなかなかならない可能性の方があるんでは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 人件費だけでなくてですか。全体にですか。
○国務大臣(安住淳君) 復興財源に一般会計から繰り入れるというか、要するに、歳入の部分に関しては税外収入と、そしてこの財源もあります。それから、子ども手当の減額分、それからもちろん復興特別所得税、それから法人税等々で賄うということですから、それは三党で合意したことに基づいてという...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いやいや、ですから、昨年の三党合意に基づいてこれを実施するとなっているわけです。例えば、高速道路の無料化につきましては、昨年の八月九日の三党合意において平成二十四年の概算要求に計上しないこととされました。これを受けて、復興特別会計の歳入として一千二百億円を...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) マニフェストは二万六千円ですけれども、昨年の予算においては二兆七千億円分で、満額支給をするという案ではございません。  その中で、昨年四月に三党合意、私は国対委員長でしたけれども、子ども手当の見直し等について、当時の玄葉政調会長、石破政調会長、石井政調会...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、私の説明をもう一回丁寧に言いますと、昨年四月の三党合意において子ども手当等の見直しを進めるという合意をしたんです。復興財源については既存の歳出の削減をできるだけやりましょうということを合意したんです。その中で、子ども手当については、我が党が提案をして...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 高速の無料化も同じでございまして、あれは八月の九日、昨年の、これも三党で署名をしております。平成二十四年予算の概算要求に計上しないことを合意をいたしました。これを受けて、平成二十四年度においては高速道路無料化の社会実験経費を計上しない一方で、一般会計からの...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 租特の、特別措置の総数は、二十二年度税制改正前においては三百十項目、このうち、産業政策等のために特定のものの税負担の軽減等を行う政策税制措置は二百四十一項目でありました。この二百四十一項目の政策税制措置のうち、所得税関係は七十三項目、法人税関係が七十八項目...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 二十二年度から二十四年度の税制改正ですね、政権取ってからの。税制措置二百四十一項目のうち百七十項目の見直しを行いました。その結果、廃止は二十九項目、縮減が六十七項目、本則化したのが一項目ということでございます。  それと、租特の、二十二年度に制定をしまし...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 租特によって生み出された財源を各年で申し上げますと、今のような改革を行ったことで、税収の見込額ベースで計算をしますと、二十二年度九百九十六億円、二十三年度が一千九百十六億円、二十四年度が二百九億円で、トータルでは三千百二十一億円となっております。
○国務大臣(安住淳君) マニフェストでは、租税特別措置などの見直しによって二・七兆の財源を確保するというふうにされておりました。  ただ、これは控除から手当などへの考え方に立って、所得税等の控除の見直しも二十二年で一・一兆やっておりますので、そうしたものも含めても、まあしかし残...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは本当に、何とかこの二分の一の財源をやっぱり賄うことは、私は国民にとっても大変重要なことでございますので、是非御理解を得たいと思って提案をしたのが交付国債でございます。  ちょっと経緯も含めて改めて申し上げますと、平成十六年の改正で、自公政権下でござ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 基本的には、やはりこの財源を確保しないと御指摘のようなことでございますので、何とか二分の一の財源を恒久化をする財源と言っているから私はゴールは一緒だと申し上げているんです。そこでは消費税とおっしゃっているわけですからそこは同じだという認識ですけれども、アプ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは附則百四条に基づいて提出をするということですが、我が党のことでございますから、ただあえて申し上げると、私は取材記者をやっていましたけれども、最初に消費税を上げるときの自民党も大変でした。賛否すさまじかったです。山中先生は税調会長で、我々記者や官僚を締...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 現時点でということですが、昨年の我が国の経済というのは、東日本大震災の影響、それからタイの洪水等サプライチェーンの大変な分断等がありまして大変厳しい状況ではありました。しかし、今年に入ってからも欧州の債務危機問題や様々な外的要因はありましたけれども、株価の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、以前、塚田さんの質問にもありましたけれども、あの当時でいえば二十年、二十一年、二十二年なんです。二十年、二十一年はマイナスでしたが、二十二年の麻生さんのときはこれはプラスに転じているんです。ですから、あの状況からあの法律であの附則を読めば、あれは今...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 報道は聞いておりますけれども、昨日、政調会長が取りまとめられたことについて、まだ、政調役員会は正式に今日だと聞いておりますので、それを受けて政府側に説明があると思います。
○国務大臣(安住淳君) 政府・与党一体ですから、当然です。
○国務大臣(安住淳君) これはできれば、事務方からも言いましたけれども、厚労省なりの関係者、所管大臣を是非、所管省庁を呼んで質疑をしていただいた方が私は内容は充実すると思います。  あえて私に答弁するようにという御指示でございますから、ちょっと長くなりますが答弁しますと、今回の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ちょっと質問の意味が、申し訳ないんですけれども、よく分からなかったので。AIJと年金の安定は別じゃないでしょうか。それを一緒にされることの方が、ちょっと私は少しどうかなと思います。
○国務大臣(安住淳君) その点だけそういう視点で見れば確かにあると思います。  ただ、私はまだ十七年目ですけれども、こういう解散に伴う、例えば急遽の、法案が成立をしなかったり、また今選挙のお話ありましたけれども、やはりその直前になって法案が流れるということは結構あるんですね。で...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私個人の意見は別として、財務大臣でございますので、このことについては、私が、五大臣会合のメンバーの一人でございますが、申し上げておりますのは、作業チームでこれからメリット、デメリットを十分検討してもらうと。そのための材料は十分私どもも出させてもらって、以前...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) メリット、デメリットがよく分からないということなんです、率直に言って。ですから、みんなの党の質問に対して岡田副総理も、例えば二十四年二月十日の浅尾議員との答弁の中でこういうふうにおっしゃっているんですね。十二兆円の厚生年金保険料と健康保険料、これが合わせて...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 問題意識を我々も持っているということであります。  ただ、反論するわけじゃありませんが、七百人いる国会議員のうちの百人ですから、それを多いと見るか少ないと見るかというのは意見分かれるところではあるんですが、私どもとしても決して後ろ向きでもなければ、事実関...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 行革の一つの方法としてこれが有力であると思っている方々が与野党にはいらっしゃるということだと思いますから、それは十分やっていただいていいんです。だから、私は別にそのことが駄目だとは全く思っていませんから、ワーキングチームを財務省としても立ち上げて参加を、そ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) それは、国税庁の人間は今とても大変な業務量ですよ。それに職員をそのままにして徴収をするというのは、私は物理的に無理だと思いますよ、それは。それからいうと、じゃ年金機構の職員はみんな解雇をするということになるんじゃないですか。そういうことは世の中にとって本当...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは二〇〇七年に出した法案ですが、今は政権与党として、これをどうするかを作業チームで今から法案を含めてやるかどうかをやるということです。  ですから、それは野党のときと与党のときと違うのかというと、そうではございません。我々は現実にこれから、言わば与党...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) あらゆる予断を持たずに、これから制度設計を含めて、また必要性も含めて考えるということですから、何か議論を聞いていると、我々も野党のときそうだったかもしれませんが、何か財務省からそれ引き離せば行革になるんだみたいな感覚を持っているとすれば、それは私の感覚とは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先ほどから申し上げましたように、国税庁の業務というのは、企画立案をする言わば大蔵省の主税局とはまたこれは全然業務内容は違うんです。そこで企画立案したものを執行していったりしているわけで、私も財務大臣であるなしにかかわらず、税務署、国税庁のある意味で役割とい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、それは全然否定しないんです。ただし、悪貨は良貨を駆逐するという言葉もありますね。いや、ですから、別に私はまたそれを否定しているんじゃないんですよ。年金機構が今生まれ変わって頑張ってやろうという話になってスタートしてまだ三年にもたっていない中で、そ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 作業チームを立ち上げましたから、これからある一定の期間議論をさせていただいて、統合した方がいいのか、例えば国税庁という組織をそのまま置いて、それを軸にやるのがいいのか。年金機構を全部例えば首にして、国税庁がこの業務をやれというのもちょっと乱暴なような気が私...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、今年から、二〇一四年に八%、一五年に一〇%と申し上げているんですから、それまでの間に方向性はしっかり出していくということです。
○国務大臣(安住淳君) これは実は、私も感謝をしないといけないのは、先生から御指摘をいただきまして、六十五万円の控除ですね、これは租特の二十七条の適用ということでやりました。ですから、仮に百万円もらえば、六十五万円を更に控除して、それでお金を、残ったお金、これ十五万も引いて、そこ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先般、御質問いただいて、私としてはかなり控除額をいろんな意味で積んで、かなり残った部分への課税だということを申し上げましたけれども、先生からは、いや、その残った部分の所得割合が意外と高いのでよく勉強しなさいという御指摘でした。  今いろんな御提案いただき...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) はい。実は、大体中身はほとんどそれで事実だと思いますが、実は党の正式な手続がこれから午後にかけて行われまして、それを受けて正式に内閣の方に来ますので、正式にはそこの場で受け取るということになりますが。  今、塚田先生の御質問に関しては、昨日の未明までに行...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 米についてのTPPの自由化の例外品目とするかどうかということでございますが……
○国務大臣(安住淳君) ああ、ちょっとごめんなさい、済みません。暫定税率の方か。
○国務大臣(安住淳君) 御主張は十分説得力のあるものであると私も思います。日本にとって米というものが日本の農村集落の中に占める位置と重要性というものは、今、塚田先生から言われたとおりであります。私の方の郷里の方でも、やはり米を生産をして農業を営んでいる方たくさんおられます。  ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 古川さんの最初のことに言えば、混乱というか、それはかなり党内でも活発な議論の中には、本当に賛否真剣に話をすれば、消費税の話ですから、当然それぞれの立場で意見が分かれているのは、私はむしろ自然なことだと思っております。ただ、それが一本になってよかったじゃなく...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) つまり、日本再生の基本戦略の中で、三%の名目とそれから実質二%の成長を目指すと、そのために様々な施策を講じていくということが書いてあるわけです。そこの部分を明記をすることで、こうした言わば政府の取組の努力を、措置を講じていることを踏まえながら、様々な経済指...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 変な激励をいただきまして、本当にありがとうございます。  ただ、私も、古川さん、誤解しないで聞いていただきたいんですが、やっぱり政治というのは妥協の産物でもあるということはあるんです。ですから、例えば、何回も御党の例を出すと、私は取材は随分させてもらった...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 医療機関の損税が生じているんじゃないかというふうな御指摘だと思いますけれども、私たちとしては、もう時間ですので、診療報酬など医療保険制度の中で何とか手当てをしていきたいと思っております。
○国務大臣(安住淳君) まず、先ほどの税関の話は大変勉強になりました。ありがとうございました。  我々としても、例えば宿舎問題等、かなり厳しく指摘がされていますけど、二十四時間勤務をする税関職員のことについては、この宿舎の確保等を責任を持って図ってまいりたいと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 大変、二十一人減は事実でございまして、今まで九十人、九十三、八十一、五とプラスになってきたんですが、実は大変、ここは、増員は百五十八したんですが、削減幅が大きかったものですから、百七十九マイナスでトータルでマイナス二十一となってしまいまして、現在の定数は末...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) るる御指摘をいただきまして、ありがとうございました。  さきの、去年の大震災で、最初の質問にありましたように、一兆二千億円支払が行われました。やはり民間の準備金だけで今後の三連動を含む震災に対応できるのかというのが論点になりまして、私の方から行政刷新会議...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 個別事案に答えられないということはあるとは思いますが、ただ先生の御指摘が事実であれば、聴取書をかなり強権的にやって、それで後になってそれを調べたらそうではない事実が判明して、結果的にはその税金を戻したか何かをしたという御指摘ですね。  私としては、今聞い...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) やっぱり、納税者の皆さんから納得をして納税をしていただくというのが基本だと思います。ですから、そうした原点を忘れないでやります。やってもらうように私の方からも申し上げたいと思いますし、事実を立証して、それを、十分な証拠を持って対応しなさいということだと思う...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 本当にしばらくぶりに御尊顔を拝しまして、長いお付き合いでございますけれども、とにかく、玉置先生は昭和五十四年に初当選以来、衆議院の方に籍を置きまして、長年大蔵委員会等を含めて、また現場で日産の課長さんもやっておられましたから、自動車の輸出に関しても大変な専...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、玉置先生は、あれですよね、複数税率の話ですよね。
○国務大臣(安住淳君) 今回は、複数税率は、一〇%なので、これは単一税率で行かせていただくという方向なんです。  それで、医療ですよね。さっきの話ですよね。これ、今ちょっとお話はしましたけれども、医療機器を仕入れたときの仕入れ税額控除とかをどうするかなんですね。これはちょっとい...全文を見る
03月29日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○国務大臣(安住淳君) 現金主義ですね。現金主義です。
○国務大臣(安住淳君) 申し訳ございません、ちょっと質問の理解がよくできませんので、もうちょっと御説明いただければと思うんですけれども。
○国務大臣(安住淳君) いや、現金で会計をしていることもありますけれども、そういう明確な定義でどちらかということはちょっと言えないと思うんですけれども。両方あるんじゃないでしょうか。
○国務大臣(安住淳君) ルールや仕組みについてはもう十分説明したと思います。御専門のそのことで、公会計上どうなんだというと、国の予算で説明をすれば、これは、あらかじめ支払を明確に決めて、そしてそこに繰り入れていくわけです。そして、それは、そちらからの御批判でいえば、まだ成立もして...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) そんなことはありません。法律上も全く認められているし、交付国債は新たにつくったものではなくて、戦後も使っております。自民党政権下でもこういうことはやっております。ですから、それを飛ばしと言うのは当たりません。
○国務大臣(安住淳君) 戦後直後だけでないんですね、交付国債というのは。そういう点では、戦後のどさくさに紛れてこういうことをやったんじゃないかという御指摘は当たりません。去年御賛同いただいた東電のスキームでも交付国債は使っておりますから、そういう意味では政府が認められている方法の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) やっぱり、ちょっと佐藤さんに御説明しますけど、さっきのお話で、年金特会は現金主義です。将来積立てして、私の言ったことの方が、率直に言うと、現金主義と違うとおっしゃったので申し上げていますけれども、一般会計と同様の扱いです。特に特会についても、会計上としては...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これから何分間かまた牛馬論争で御指導いただきますけど、私もあの後ずっといろいろ考えまして、役所ともいろいろ作戦会議はしてきましたけれども。  問題は、まずここから入りたいと思うんですけど、統計上から見れば、馬というのは、民間内需は、先ほどのたしか佐藤委員...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) そうすると、例えば、しかし牛が、まあ牛の例えが財金で本当にふさわしいかどうかは後で議事録を私も検証しないといけないと思いますけれども、ただ、先般からの話題になっている議論なので、あえて牛と馬に例えますけれども。  しかし、これは、先生、牛が飲む水というも...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 飲まないわけですから、水はたまりにたまってということを言いたいんだと思いますけれども。  いいですか、ちょっと。じゃ、西田さんに質問をします。  つまり、水を減らさないために日銀からの緩和とかそういうこともあって、どんどんあるんだから飲みなさいと、牛が...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 何点か私の方からも少しお話ししたいと思うんですが、藤井先生の私もペーパー読ませていただきまして、メモ、何点かの公述人としての出した資料は見させていただきました。  先生が今お挙げになったこのデータでいえば、二〇〇三年から七年ぐらいまで名目が非常に、五百十...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 大変話が本質的で、私にとっても勉強になる話でございますので、是非第三ラウンドもやりたいと思いますので、今度また。  というのは、可処分所得が減っていて、しかし、実は私も気になっているのは、貯蓄率は減っているどころか少し増えている傾向であると。ということは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は、メリットがあればやればいいと思うし、本当に日本の産業構造や経済構造や農村地域も含めてですけれども、全体を長い目で見てマイナスであればやめればいいと思っていますから、別にどちらにということではありません。ただ、国を開くチャンスとしてそういう可能性がある...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ちょっと時間いただいて。私も、当選してから五、六年はずっと農林水産委員会におりまして、理事等もやりまして、農業基本法にも携わりました。私は地元が米作地帯でありますけれども、仕事で最初に伺ったのも秋田県で、大潟村というところの取材も長くやりました。戦前、小作...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) つまり、私が申し上げたいのは、若林さんの考え方は一つの考え方として十分理解できるということなんです。つまり、入りと出をもっと分かりやすくしなさいと。  ただ、私どもが今、多分事務方含めて説明に行ったのは、現時点ではやっぱり国債の整理基金特会の中でこれは全...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、若林先生、ごまかすようなことはないです。日本政府としてそういうことは一切ありませんし、自民党政権期からも。この国債整理基金特会に言わばそうした国家の関係する債券や持っている株の保有について一元的管理という原則でやってきたので、そういう中で管理をい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まだ具体的にそうした手順、段取りまで合意を至っているわけではございませんので、今、基本的な法案の修正等について合意をしたという旨の話は聞いておりますけれども、今先生から御指摘のあったように、では、どういう売却の仕方を、どれくらいの規模でやるのかということに...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 結論から言うと、給付付き税額控除の前に行う簡素な給付措置は実施をいたします。ですから、削るということはございません。要するに、四千億というのは、ここでも説明しましたけれども、低所得者への配慮という形で、消費税の中でのメニューということになっていたんですね。...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この条項は、もう委員御存じのように、東日本大震災の発生後、様々な議論がありましたが、やはり被災地の混乱の回避や財源の確保という点で、これは御党からも御提案をいただきまして、事実上三党で協議をして、この条項は廃止の御提案をせよということもありましたものですか...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、これが本当にトレンドとしてそうした傾向が続くのか。もう御存じのように、この何年間か見ていると、一気に下がったり、それは、原油価格というものはG20でも大きな議題になっております。ですから、現時点での言わば状況というものは、私どもも大変懸念をしてお...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 民主党内はもとより、与野党の協議を経て今トリガー条項の扱いというのは一時凍結になっているんですね。  ですから、これは立法府としてのまた意見も是非聞かせていただきながら、コンセンサスも得られるようにしていきたいと思いますが、私が今、塚田先生に申し上げてい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 厚労省なりの、通告で呼んでいただければと思いますが、私もそもそも所管大臣でないので、いきなり質問されてもなかなかちょっと、厚労大臣がどういう答弁をしたかも私ども確認はしておりません。  ただ、私が申し上げたいのは、私の立場で申し上げますと、この今御指摘の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 恒久財源として三兆円の捻出をいたしました。三兆円の恒久財源を捻出したその額は、先般からの質疑がありましたように、マニフェストに書いた額よりは少ないと思います。ただ、こういう見方も私、しています。竹谷先生、農林水産省の一年間分の予算が二兆ちょっとで、経済産業...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この間、予算委員会で竹谷さんに言われてから、私は事務方を呼びまして、これ、実は前にこの委員会でも佐藤ゆかり委員からも御指摘を受けた問題で、確かに短期運用せざるを得ない部分というのはあるんです。しかし、それを丸々それでオペレーショナルリスクに備えてやるという...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今すぐにその計算、ちょっと今はいいとして、本質的な質問は分かるんですが、先ほどの厚労省の話も繰越欠損金の確定等をやっぱりやらないといけないと。委員は、それとこのお金は別の部分があるので、その部分はできるだけ早く返して、それで積立金の中の運用でやれば利益は上...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 中西さん、ですから、そちらに向かって経済がもう今から走り頑張って出しますから、そういう中の道筋の過程を取り上げて好転というふうな判断をすると。  中西さんがおっしゃるように、私も申し上げたのはファクトです。二十年間で三%行っていないんです。ということは、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
○国務大臣(安住淳君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
03月30日第180回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○安住国務大臣 おはようございます。  このたび、平成二十四年四月一日から四月六日までの期間につきまして暫定予算を編成することといたしましたが、その概要について御説明申し上げます。  まず、一般会計について申し上げます。  暫定予算が本予算成立までの応急的な措置であることに...全文を見る
○安住国務大臣 今、いろいろ検討させております。  それで、やはりこの場でも何度か質疑がありましたけれども、例えば価格転嫁ができない、その中に、いわゆる泣き寝入りといいますか、優越的地位を濫用してそうしたことがあると。  ですから、今回は、前回よりもかなり取り組みを強化いたし...全文を見る
○安住国務大臣 本日決定をいたしました、いわゆる消費税にかかわる部分の消費税法等の改正案については、本日国会に提出をいたしますので、速やかな御審議をお願いしたいと同時に、どういう委員会でどういうふうにするのかは国会の方にお預けをいたしますので、ぜひ御審議を賜ればと思っております。
03月30日第180回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(安住淳君) この度、平成二十四年四月一日から四月六日までの期間につきまして暫定予算を編成することといたしましたが、その概要について御説明申し上げます。  まず、一般会計について申し上げます。  暫定予算が本予算成立までの応急的な措置であることに鑑み、今回の暫定予算...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 大変、そういう点では、私は財務大臣としてはこの本予算を年度内の成立を是非ということに思っておりましたけれども、そうした点では誠心誠意お願いはしてまいりましたけれども、残念ながら暫定を組まざるを得なかったということについては大変遺憾に思っております。私として...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 過去は大体四千五百万ぐらい印刷代を中心に掛かっております。それは最短のたしか予算編成時でございまして、今はまだ、そういう意味では印刷代を含めて積算は正確にはできておりませんが、そういう統計をベースに推定することはできるかもしれませんが、現時点で正確には把握...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先ほども申し上げましたが、予算を預かる者としては大変暫定予算の編成というのは遺憾に思います。  事実関係だけ少し申し上げますと、平成十四年や十九年にも一月の補正予算を提出をした同じパターンがありました。そのときは二月の十二日また二月の九日、今回二月の九日...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) どうしても還付金の比率が大企業に多いんではないかという、そういう御指摘だと思いますが、やはり貿易をしていて外に品物を出す産業というのは、どうしても企業規模としては大きくなりますので、そういうことからこの数字が出てきているものというふうに推測します。
04月02日第180回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(安住淳君) 平成二十三年度の補正予算の財政需要を単純に合計いたしますと、一次が約四兆、二次が約一兆九千、三次が十二兆一千、第四次は先般上げていただきましたけれども二兆五千ですから、トータルで二十・七兆でございます。  それから、復興債については第三次補正において十一...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は、インフレターゲットそのものは様々解釈があるのはもう金子さん一番御存じなわけですけれども、私は、消費者物価の対前年度比上昇率一%を目指して、それが見通せるようになるまで強力に金融緩和を推進していくとしているわけですね。そういう意味では、この目指す物価上...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 桜内さんの同期の人の書いた部分も少し読ませていただきたいと思います。主計官でずっとみんな大体同じぐらいの年で活躍していますけれども。  復興に関しては、みんなの党はたしか反対でしたけれども、我々、自民党、公明党、私どもで、全国防災、今、桜内さん御指摘した...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 残念ながら、みんなの党の賛成はなかなかできませんでしたけれども、桜内さんは新潟大学におられたときから我々も大変、我が党としても公会計の在り方、提言をいただいておりました。私は一つの、やっぱり予算審議を充実させるための一つの考え方であるというふうに思いますの...全文を見る
04月03日第180回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(安住淳君) おはようございます。  私は昭和三十七年ですから先生と一回り違いますが、先生の世代は本当に学生時代から大変お元気で、大学に私が入ったころはもうなくなっていましたけれども、大変、ヘルメット等をかぶって元気にやって、日本の高度成長期を支えてこられた先輩方でご...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 三十兆七千五百九十七億ですから、前年比一〇四%でございます。
○国務大臣(安住淳君) 本当にそうなってほしいんですけど、ちょっとまだ、統計的にちょっと、決してそう順風なだけではないようなので、最終的な取りまとめを今から行いますが、まだ確定した数字ではございません。
○国務大臣(安住淳君) さっきの話は、普通にいってほしいんですけど、私も、ただ、やっぱりタイの洪水等の影響や円高の影響がどう反射してくるか分からないので、ちょっと慎重な構えをしているということです。  それから、お尋ねの件については、四十二・三兆を見込んでおります。
○国務大臣(安住淳君) そんなことではありません。五千億程度法人税のへこみを考えなければなりませんので、そうした点では慎重に対応しておるつもりでございます。
○国務大臣(安住淳君) 二月までのですか。さっきの答弁でなくて。(発言する者あり)  済みません。申し訳ございません。  法人税は、ちょっと待ってくださいね。済みません。ちょっと、聞いていませんでした。申し訳ありません。法人税は二十二年度決算現在で四十一・五兆でございます。済...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 済みません。  三十兆七千でございます。
○国務大臣(安住淳君) これは全体の税収ですね。ちょっと待ってください。  法人税収の二月まででしたでしょうか。  いや、実は数字書いてないんです。それで、一〇六%で、四兆、約四兆ちょっとだと思います。
○国務大臣(安住淳君) 二月末累計はやっぱり四兆五千ですね。補正修正後の先生は数字、八兆八千とおっしゃっているんじゃないですか。一〇六で四兆、私の今手元に来ました、四兆五千になっています。
○国務大臣(安住淳君) ええ。念のため、もう一回言いますけれども、二月末現在で四兆八千億でございます。それで、一〇六パーでございます。  それで、先生、今お話は、経済成長率が、名目を含めて民間も、大体公的な部分でいっても二%ぐらいの成長が見込めるんではないかと。ですから、税収が...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) G20の主要なテーマになると思いますので、特にアメリカの場合は消費の割合が非常に高うございますから、GDPに対するですね、アメリカの方が多分危機感をかなり持っていらっしゃると思いますので、先生御指摘のようなことで、私どもとしても問題提起をさせていただきたい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 柴田先生から言われると何となく弱いんですけれども。  ただ、ちゃんと研究して立派に成果を出していればいいんですけれども、そうでない者もおると聞いておりますので、そういうものは文部科学省の中でしっかり精査してもらって、必要なものについてはしっかりやっていき...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) さっきの前段の話ですけれども、やはり下請法とか中小企業関連法とか、公取の取締りを強化して、やっぱり中間で優越的地位から泣くような人がないようにしようということについては、かなり強い、言わば政府としての働きかけは強めていこうということを私ども思っておりますの...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) やっぱりこれまでも消費税を上げた段階で、給付金制度でこれは単発でやっているんですね。今回は、まず番号制度を設けたら、それをベースに給付付き税額控除をやります。ただ、それまでに時間が掛かりますので、その間は簡素な要するに給付制度を考えておるということでござい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、負担がそれだけ所得の低い方には高くなるということで先生は逆進性のことをおっしゃっているんであれば、その負担分について何らかの現金給付によって補うというのは、十分私はそれは取り得る政策だと思います。
04月04日第180回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(安住淳君) 櫻井さんの示している数字はそのとおりでございまして、ただ、この平成十年は十八・四兆も国債を発行して、実は補正予算の編成をしているんですね。そういう点じゃ、ジャンプの仕方が大きいんですね。やっぱりそれぐらい、やはりアジア通貨危機もそうですけれども、金融システ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 消費税上げの前提条件としての数値目標を規定しているものではございません。
○国務大臣(安住淳君) そのとおりでございます。
○国務大臣(安住淳君) はい、そう答弁いたしました。
○国務大臣(安住淳君) 経済情勢については、弾力条項につきましては十八条第二項で明記はしております。ただ、これについては、経済財政状況の激変に柔軟に対応するという観点から、必要とされるような場合には措置を講ずると。つまり、先生、これはやっぱり、所要の措置を講ずるということは、あら...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 法律の立て付けでは、先生、法律を新たに設けて、停止の法律を作らなければなりません。そういう点では、時の政権が議会にそれを提案をして、そして成立をさせるという手続を踏みますので、そういう点では、時期を設けるというよりは政治判断をしっかりやって、そして議会のコ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のように、一四年の、予定でいけばスタートですから、この任期には、我々衆議院とそれから参議院の半分は任期を超えるということになります。ということは、逆に言えば、国民の審判を受ける、施行前に、そういうことは来ます。  今回の提案は、制度設計の具体的な提...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 二〇一四年の四月、そしてまた続いて一五年に消費税を引き上げると、この法案を出しているわけですね。それは、言ってみれば、今、法律が成立をして、先生御指摘のように、任期が切れた後のつまり施行になるんじゃないかということですから、現時点で申し上げれば、その制度設...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 法案がいずれにしても成立をすれば、それで法案は固まりますから、一四年の四月からの消費税の八%の施行ということに入ります。で、準備に入っていくわけです。その中で修正というのはないわけですけれども、政治的な意味で申し上げれば、その間に任期が来て選挙で国民の審判...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) このグループ補助金は、スタートして最初のころはよく分からない制度だったんですね。規模も小さくて、まあ経産省も慎み深くやっていたと思うんですけど、案外とこれ、ちゃんとやったらいい制度だというのが分かって、大門先生始め皆さん御宣伝もいただいたし、そういう意味で...全文を見る
04月05日第180回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(安住淳君) 自公政権下では、平成十三年から二十年までの間の平均一般会計歳出八十三・七兆でございました。それに比較しますと、我が党が政権を取ってからの平均というのは、交付国債分を除けば九・八兆円程度増加はしております。  しかし、この増加分というのは、国債の発行残高に...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 地方への仕送りという言葉は不適切でした。地方への地方交付税の交付でございます。
○国務大臣(安住淳君) そういうふうな経済にしていくということをここでは掲げておりまして、前提条件としての数値目標を規定しているものではございません。
○国務大臣(安住淳君) 間違いありません。その仮定の話ということを前提にした、間違いありませんということでございます。
○国務大臣(安住淳君) 仮定のお話の仮定の中のときは、大綱を決定したときでございます。大綱を決定したときはどう書いてあるかというと、経済状況の判断を行うとともに、経済財政状況の激変にも柔軟に対応できるようということを書いてあるんです。それで、消費税率引上げ前に経済状況の好転につい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私が二月の時点で田村さんに答弁をした話を言ったんです。  それで、今提出をした時点では、この目標として、名目それから実質の三%、二%に向けて政府は頑張ろうということを目標として掲げているわけです、あの第一項で。そういうものを頑張った上で、総合的に勘案して...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 名目で二〇〇三年〇・八プラス、名目で二〇〇四年〇・二、二〇〇五年〇・五、二〇〇六年〇・七、二〇〇七年〇・八ですから、小泉構造改革で不良債権処理を始めてから、そういう点では名目ではプラスになっているということは事実でございます。しかし、この間、経済のトレンド...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この法律読んでもらうと分かるんですけれども、どういう条件であれば停止するかということなんですよ、法律上は。そこで、私は、著しい経済の変動というのは大きな要因で、それはリーマン・ショックや東日本大震災だというふうに言っています。  それで、今回の一項に書い...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) なかなか現時点では、相対的にそれを減らしていくということは政策としては取っておりません。積み重なっております。ただ、為替の変動、この十年間で見ますと変動が大きいものですから、そういう点では慎重な対応が必要だというふうには思っております。
○国務大臣(安住淳君) 外貨準備高の変動はほとんど、為替介入以来のことでいえば、この近傍でいえばありません。
○国務大臣(安住淳君) いや、ですから、外貨準備の中から一般会計に戦後もずっと、いわゆる余剰金等は繰り入れてきましたから、そういう意味では、国内への一般会計での役割というのは一定の部分は果たしていると思います。
○国務大臣(安住淳君) 様々あると思いますけれども、やっぱりヨーロッパで金融危機が大変深刻でございましたけれども、年末からECB等、様々なファイアウオールを設けて、多少そういう点での安定感は出てきたのと、アメリカにおけるやっぱり経済指標が非常に上向きであったということも大きな要因...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 一月に三十一年ぶりですか、これは赤字になったと、様々な昨年は要因があったとしても、それを分析の中の一つに挙げる人は多いと思います。
○国務大臣(安住淳君) 様々なレベルで相当頻度高くアメリカとはやっておりますので、それはアメリカの考えでございますが、私たちの政策に何ら影響を与えるものではありません。
○国務大臣(安住淳君) 詳細は申し上げられませんが、中西先生が想像する以上に多分コンタクトは取っておりますし、いろんな場で私もガイトナー長官を含めて話はしております。  ただ、歴史的には、やっぱりアメリカは現在そういう点では厳しい雇用情勢等もあり、輸出に頼らないといけない部分が...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 十六・八兆円は、財源を確保することには至りませんでした。二十二年で三・一兆、それから二十三年で三・六兆でございます。  あらゆることを聖域化せずに見直しは行ったつもりでございますが、そういう意味では、野党時代に作ったマニフェストでありますが、あの十六・八...全文を見る
04月12日第180回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○安住国務大臣 今お話を聞いていて、いわゆる金利政策の中で社会問題が当時起きて、これを、いわば平さんの御指摘だとモラルの問題で二〇%にしたけれども、それは本当に正しかったのか、もう少し検証が必要なんじゃないかという御指摘だと思うんですね。  ただ、私も、あの当時のことを考えると...全文を見る
04月13日第180回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(安住淳君) 今日は、今、若林委員からありましたように、安全保障会議等がありまして、委員会の運営上、御配慮いただきましたことを心から感謝をまず申し上げます。  十一時から始まりました安全保障会議においては、北朝鮮からのいわゆる飛翔体が、事実関係として打ち上げがあって、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この会計検査院の報告書でも、国債整理基金特会や労働保険特会、雇用勘定などの積立金の必要な規模、水準を示されないものがあるので、こうしたことについてよく検討しなさいという御指摘をいただきました。  御存じのように、財金でもお話をしましたけれども、会計全体に...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先週まで大変熱心に参議院の予算委員会をやっていただきまして、最大の争点の一つでございました。これは財金委員会で先生からも質問いただきまして、私は、現時点でも交付国債はベストであると自分では思っておりますけれども、しかし、現実には自民党の皆さんの方からつなぎ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 逆でございまして、なかなかこれは認めていただく環境づくりをするのは難しいのではないかということも前提に新聞社の皆さんも私のところに質問をしてきて、また与党幹部にもですね。やっぱりこれ、率直に申し上げて、法案として成立をしなければ私どもの提案は成り立ちません...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、この場でそれを前提にして答弁すると誤解を受けることもありますので、一般論として申し上げますと、二兆、まあ三兆円近いお金ですね、これを何らかの措置をするということは、当然その全体の枠組みにかかわってくることは十分想定し得ると思います。
○国務大臣(安住淳君) 私は若林先生に、若林先生の考え方は一つの考え方だと思うと申し上げました。というのは、いわゆる復興という視点から見れば、出と入りをきちっと管理をすると、その中にJT株、メトロ株の売却益を入れたら分かりやすいんではないかということですね。  一方、今私どもが...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) それで、その後私も、じゃ、よく検討を取りあえずせよということで今も検討しているんですけれども、上がってきたそのメリット、デメリットあるんですね、やっぱり。  それで、先生の御指摘といいますか提案を受けると、メリットとしては総覧性の向上にはいいということな...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 一般論でいえば、所得税はやっぱりその時々に所得から利益を得た者に対して課税をさせていただいて、そのことで社会貢献をしていただくと。相続税というのは一定の制限を加えて、しかし相続の中で大きな部分を相続なさった方に対しては、やはりこれは課税をしていただくと。そ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 石元会長の発言は、五公五民の話ですけれども、これは平成十七年の五月十三日、これは調査会の総会の後の記者会見で石先生がお話しなさっているんですね。ちょっと読みますと、今日、五公五民なんていう話が出ましたけども、五〇%が一つ限界的な、所得に対する半分は出しても...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 一言で言うと、目標であって、前提とするものではございません。
○国務大臣(安住淳君) この附則十八条第一項は、今先生から御紹介をいただいたように、十年間の平均において、二十三年度から三十二年度ですね、名目成長率三%程度、実質成長率二%程度の経済成長を目指すという政策努力の目標を示して、望ましい経済成長の在り方に早期に近づけるために、言わば新...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 実は当時は、大綱を決定をして、その大綱の文言に従って、仮定の話であるけれどもということを私申しながら、あるいは予算委員会でも山本一太先生に質問をいただいて、その前提として私はそういう答弁をいたしましたというふうに答えております。  ですから、その大綱の決...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) デフレということは、この傾向というのは二〇〇〇年に入ってからずっと続いていると。デフレーターを見ても、御指摘のようにギャップがあると。しかし、じゃ、デフレだったらば消費税を上げられなくて、ちょっと逆説的に言いますと、インフレならいいのかと。私はそうじゃない...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、確かに与党の中の議論の中で、まずとにかく優先すべきは提出する法案の中での五%の引上げというものを最優先すべきだということで、今後の五年間の見通しについては削除をいたしたことは事実でございます。  ただ、過去の例を全部ひもといているわけではございま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今提案させていただいているのは、御存じのとおり、現行制度を前提にして二分の一の国庫負担等をやっていくということですから、新しい年金制度に見合った消費税の引上げを想定しているわけではないわけです。それは事実です。
○国務大臣(安住淳君) いずれ、これも委員会の中で大変な御議論になると思います。  ただ、問題は、今の制度であっても、これが四十年後、五十年後までシミュレートしていくと、今の消費税率では全然もう賄えないということは事実ですよね。ですから、我が党の掲げた言わば年金の一元化だけが消...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、メリット、デメリットそれぞれあると思うんです。御批判もいただきました。しかし一方で、今の年金制度を本当に維持していくためのコスト、また若い人の未加入問題等を考えたときに、私は、いずれにしても、政党間というか議会の本当にコンセンサスで安心感をやっぱ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今日も一部新聞等で出ていますけれども、具体的に検討に、何か具体の話が入っているわけでは全くございません。というのは、一部新聞で何か三千万人対象にお金を給付するみたいな話があったけど、そういうことは、政府としてはまだ決めているわけでも全くありませんし、検討の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 基本的には、委員の問題意識を私も共有はしております。  それで、会計検査院の報告書について申し上げますと、二十二年度の歳入に繰り入れられた二十一年度の剰余金のうち一・八兆が二十三年度以降に活用されているということなんですね。繰入額全体は二十六・五であると...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先生始め参議院の皆さんからも御指摘をいただき、また会計検査院からもそうしたことがあって、今報告がありましたように八千三百六十一億円のこれは一般会計からの繰入れが抑制されたと。短期的な措置でないかという御指摘でもありますが、この額は非常にやっぱり大きくて、御...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) エネルギー特会は、やっぱり率直に言って、原子力政策と、またその立地に対する様々な施策のためにこれまでずっとこの特会というものを使ってきたり、また旧石油特会、それから電源特会というのがありました。  もしかすると、これは私の推測ですが、やはりこの原子力の事...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 財務大臣としては、今ある特会の適正な運用に是非努めていただきたいということに尽きるんだと思うんですね。  ただ、実は剰余金についての御指摘もいつもいただいております。そして、会計の仕方が、一旦一般会計に留保して、また再びこの勘定に入れていくという、こうい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 所管官庁がありますので、所管官庁の意見を無視して財務省が何らかのことを申し上げるというわけにはいきません。  ただ、十七を十一に思い切ってこれは今回改革をいたします。その先、更にこの十一の特別会計の在り方については十分議論が必要であると思いますので、そこ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) やはり、自らそういう改革の流れに沿って自主的に思い切った改革等を進めていけば私はよろしかったんだろうとは思いますけれども、今先生から御指摘のように、会計検査院や立法府の方から御指摘を受けて改善をするところが出てきたということは、私としてはやっぱり残念なこと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、もう基本的にはそういう方向でいきたいと思っております。  ただ、この四十一・九兆の実はその大宗が、国債整理基金特会の前倒し債の発行額の十六・九と基金残高の十三・七だから、これでもう三十・七いっちゃうんですね。そのほかにも、これ社会資本整備特会の剰余...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今のお話は全体としてはそうなんです。ただ、ちょっと言い訳に聞こえるかもしれませんが、それぞれやっぱり理由はあるんですね。それぞれの理由の中で正当性が例えばあるかどうか、そういうことを私どもとしてはやはりチェックをさせていただいて、その上で、今言ったように、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 一言で言うと、各省に対してしっかりと要請をして積極的な働きかけをしていきたいと思っております。  それで、必要な水準を上回る積立金などが生じた場合には、それぞれの財源の性格をよく踏まえた上で適切な対応を図るなど速やかに対応してほしいということを申し上げて...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今御指摘のとおりで、私の立場で申し上げると為替介入についてのいろんな賛否あると思いますけれども、私はやっぱり必要なことだと思っています。  ですから、そういう点での手段として今までやってきた中で、為替の状態によってはそういうふうに一応赤字になることもある...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 歴史を少しやっぱり考えないといけないと思うのは、談合の問題等が物すごく取り上げられまして、やっぱりそうした構造問題にメスを入れるべきだという流れが非常に強い中で、政府も、随契の、例えば防衛関係の関係なんかでどうしてもこれはもう一者しかできないとかというもの...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いろいろるる副社長からもお話ありましたけれども、公共インフラの整備というのは事業内容の大きな柱の一つだとは思います。収益性のところがやはりそういう意味では税金の投入が多いわけですから、それは国民全体に対しての収益性の確保は必要だと思います。  ただ一方で...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 何回か御指摘いただきまして、御評価もいただいて、感謝いたします。    〔委員長退席、理事中川雅治君着席〕  中国国債への投資というのは、やはり経済関係が非常に強まってきた、そしてまた情報交換等の促進も進んでまいりまして、私も二月に王岐山副総理との会談...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 現時点で何か具体的な検討をしているわけではないんです。安定性、運用の中でやっぱり一定の収益をきちっと確保して、国民の皆さんから見てもなるほどと思われるような運用対象にやはり投資をするということだと思うんですね。  流動性のことなんですけど、促していく効果...全文を見る
04月18日第180回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○安住国務大臣 ただいま議題となりました平成二十二年度一般会計経済危機対応・地域活性化予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書外二件及び平成二十二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外二件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。 ...全文を見る
05月11日第180回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(安住淳君) よろしくお願いいたします。  ただいま議題となりました社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案の趣旨を御説明申し上げます。  本法律案は、世代間及び世代内の公平性が確保された社会保障制度を構築す...全文を見る
05月16日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第2号
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○安住国務大臣 ただいま議題となりました社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、世代間及び世代内の公平性が確保された社会保障制度を構築することにより支...全文を見る
05月17日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第3号
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○安住国務大臣 今、政調会長からそのボードで示していただきましたけれども、もう少し私の方から申し上げますと、歳出の面における社会保障費は毎年伸びております。この二十年間で、十一兆だったものが二十六兆に、その最新の資料の下の方ではなっていますね。つまり、この二十年間、前原政調会長も...全文を見る
○安住国務大臣 直間比率の問題を少しお話ししたいと思いますが、やはり国民の皆さんに私の方から御説明させていただきたいのは、日本は戦後、所得税そして法人税、法人税ももともとは所得税から派生をしておりますけれども、シャウプ勧告以来、いわば戦後復興の中で、月給取りの人がどんどんふえてく...全文を見る
○安住国務大臣 日本の国内の人口減少は深刻でございます。  例えば、大学の入学生、適齢期というのは十八歳前後だと思いますが、そこを見ても、二十年前、たしか二百万人と聞いておりましたが、現在百六十万、これが二、三十年すると六十万にもなっていくと。急激に下がっていく可能性があるので...全文を見る
○安住国務大臣 政調会長から御質問をいただいたのは、ことしの二月の九日でございました。その時点で、円高の、JBICを使ったファシリティーはどれぐらいだったかというと、契約件数三件で、六百八十億程度であるということでございました。もっとやらなきゃだめではないかという御指摘をいただい...全文を見る
○安住国務大臣 区分管理はしっかりやってまいります。  ただ、例えば法律で提起している特会のような運用をするというところまでは今回はしておりませんが、予算上は区分管理をして国民の皆さんには透明性を図っていくということにいたしますので、例えば震災復興もそうした議論の中から与野党で...全文を見る
○安住国務大臣 もらっている方は、多分ないと思います。ですから、厚生年金や共済年金や国民年金のほかに基礎年金というのがあるのかということを聞かれることはあるわけです。ですから、今のような御質問だと思いますが。  基礎年金というのは、七千万近い方々がお入りになる、いわば共済年金、...全文を見る
○安住国務大臣 この消費税という名前は、多分、支払っていただく側が消費をしていただく側という意味で消費税でございます。  樽床代行の御主張は、これをどういうふうな財源に使うかという、使う側の目的に沿った名前にした方が払いがいのある税になるのではないか、浸透するのではないかという...全文を見る
○安住国務大臣 樽床代行のお話を少し私なりに解釈させていただきますと、例えば、昨年、自公民の御協力で、復興特別所得税、復興特別法人税という形で、二十五年間、所得税については一定の割合を目的税として復興に充てるということで賛同いただきました。  今、国民の皆さんは、所得税をお支払...全文を見る
05月21日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○安住国務大臣 まず最初の、二十八項目の検討事項でございますけれども、確かにそうでございます。  ただ、少しだけ反論させていただきますと、六年にお決めになって、九年に消費税を上げる段階においても、実は法案策定時から施行までの間に決めた項目というのがあります。ですから、そういう点...全文を見る
○安住国務大臣 与党での協議の中で、最初はおっしゃるとおりでございました。しかし、それを七条の中で入れよという御指摘がございまして、入れるということについては法制局でも検討いたしましたが、今後の検討事項等、税法で片づけていかなければならない問題をこうして列挙させていただいたわけで...全文を見る
○安住国務大臣 相続税については御議論のあるところだと思います。つまり、控除額を五千万から三千万に下げた。それで、相続人、子供も含めて一千万を六百万に下げた。  ただ、幹事長、現在相続税を納めておられるのは、百人亡くなったとすれば四人なんですね。(石原(伸)委員「地域差がある、...全文を見る
○安住国務大臣 所得税は先生おっしゃるように累進税率でございますから、今はフラット化をしておりますけれども、所得の高い人は比較的高い税金を納めていただく。それについて言えば、保険料の国民年金の部分というのは、そういう点では水平的な徴収ということになっているわけですね、一律ですから...全文を見る
○安住国務大臣 国税庁が問題があるわけではないわけでございまして、社会保険庁の中で過去指摘されていた問題が、組織統合をすればよくなるということを前提にすればそれはいいと思いますが、ですから、三類型の中には、今、例示として、連携をした方が国税庁自身が本来持ち得ている徴税機能を維持で...全文を見る
05月22日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
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○安住国務大臣 町村先生は、竹下元総理の、消費税を上げたときに実務的な税調の事務方をなさっておられて大変取材でお世話になりましたけれども、実は、あのときから、五%を上げるというのは、大変な、経済に対する、やはり一回で上げることに対しては懸念というのがあったと私は思います。ですから...全文を見る
○安住国務大臣 階段方式を一%ずつ毎年という意見は、税の論議の中にはあるかもしれません。やり方として私はそれもあると思いますが、ただ、来年の四月は、先生、マニフェストでいえば、やはり任期中には上げないということですから、来年の四月は任期にかかわるということになりますので、引き上げ...全文を見る
○安住国務大臣 累積している債務の大きさと、それから毎年の国債の発行額、今は残念ながら、予算の中に占める税収と国債の比率を考えれば、経済成長を仮に何%かずつやっていったとしても、私は、それでは到底、日本の財政構造を抜本的に改革するには全く至らないというふうな考えでございます。
○安住国務大臣 この数字は、基本的にはそのとおりでございます。二〇一五年時点で、いわゆる足らず前は、社会保障の中で十七兆ほどまだあります。ですから、いわば社会保障の歳出の部分の見直し、さらに、税収全体の中に占めるバランスを考えながらさらなる歳入をどういうふうに確保していくか等々、...全文を見る
○安住国務大臣 これは、野田毅先生おられますけれども、十一年に予算総則に盛り込んで、事実上高齢者三経費に充てるということで、これは毎年の、単年度予算ですから、予算書に上げてきました。  やはり、ここは意見の分かれるところだと思います。最も一般経費の中にかかる社会保障の主な部分を...全文を見る
○安住国務大臣 簡素な給付つき税額控除と、それから、それまでの間の簡素な措置、この基本的な考え方は、やはり所得の低い方をターゲットにして、それでこういう方々にできるだけ消費税での、いわば逆進性という言葉はと言いましたが、所得の低い人ほど消費税の影響は大きいということに配慮してとい...全文を見る
○安住国務大臣 竹下登総理のときの御指摘でございますけれども、私は当時まだ政治家でございませんでしたので、記者として見ておりましたけれども、やはりあの当時は、財政再建と同時に直間比率を正していこうというのが竹下総理の先見の明だったと私は思います。  直間比率を直すということは、...全文を見る
○安住国務大臣 昭和六十年のときは、直接税で五・八兆円、既存の間接税の廃止等で三・四兆円の減収でございます。それに対して、消費税の創設で五・四兆、それから課税の適正化等で一・二兆で、差し引き二・六兆ということでございます。
○安住国務大臣 一%の推計を正確にはじき出してはおりませんが、大体二・五兆、一%でそれぐらいの税収ではないかなということでございますので、そこからはじき出すと十三・五兆ぐらいではないかなと。ただ、これはあくまで正式な推計ではございません。
○安住国務大臣 先ほども私や総理からお答えをさせていただきましたが、私は、やはり経済への影響というものを少しでも緩和をしながら段階的に上げていった方がいいのではないかと思っておりました。  例えば、先生、一千万円のものを何か購入したとした場合、いきなり五十万の消費税が百万になる...全文を見る
○安住国務大臣 先ほど先生は山中先生の例をお出しになられましたけれども、私も、価格の転嫁をきちっとするためにカルテルを結んで、そして中小企業者の皆さんに対していわばそれが守りになるといいますか、今先生から御指摘の話というのは、何か特権的な地位にある、いわば上にいる企業が中間業者に...全文を見る
○安住国務大臣 税収が国債発行額よりも少ない状況というものがいかに異常であるかということは、私、十分認識しております。ですから、何とか、来年度予算の編成においてはこれをひっくり返さないといけない。  ただ、一方で、竹下先生おっしゃるように、では、そもそも四十四兆、多分、交付国債...全文を見る
○安住国務大臣 岡田副総理からお答えさせていただく前に私から事実関係を申し上げますと、国債の部分は除いたとして、では、残りは何なのかということですが、社会保障の自然増を含めて四・一兆、それから、児童手当になりましたが、子ども手当の分を含めますと大体五・九兆でございます。  それ...全文を見る
○安住国務大臣 一つだけ反論させていただきますと、先生の御指摘は、確かにこれは、もしかしたら、生活をしている方々から見て、一定の基準だとこうなる可能性がある、だから、大負担になるからけしからぬという御指摘ですが、一方で、マクロで見ますと、我が国の国民負担率はどうなのかということを...全文を見る
○安住国務大臣 国際的にどう考えるかというのは、先生、やはりもう一つの視点としてないと。経済主体の中の企業というのは、やはり非常に大きなウエートを占めております。  何となく、先生のお話をいつも聞かせていただくと、何か大資本はけしからぬみたいなお話ですけれども、日本の株式会社は...全文を見る
○安住国務大臣 まず最初の点ですけれども、やはり先生、今、日本の生産拠点は、企業から見ると、残念ながら人件費なんかは世界の生産拠点よりも高いんですよね。ですから、それは税金が直接的な原因ではないかもしれませんが、人件費等を含めて大変なコスト高になるので、その点を法人税等でディスカ...全文を見る
○安住国務大臣 ですから、お金を持っている人から多く取って、お金のない方からは取らないようにするというのは、累進性があるということからいえば、日本の所得税はそうなっています。  ですから、それは垂直的な税で、今はちょっとフラット化していますから……(発言する者あり)ちょっと、外...全文を見る
○安住国務大臣 だから、私が申し上げたいのは、消費税は、先生が御指摘のようなことはあるんです。なぜかというと、水平的税だからです。ある意味で、広く薄く全世代から同じ率で、消費をした分について負担をお願いするというのが消費税です。つまり、全世代型にこれをお願いして、税のバランスを、...全文を見る
○安住国務大臣 所得税額控除は、利子等に課された源泉所得税を法人税額から控除するもの、それから、外国税額控除も今先生おっしゃっているようなことでございますが、これは二重課税対策で、そういう意味での調整措置でございますから、ある意味で大企業優遇ではないと私は思いますし、研究開発とい...全文を見る
○安住国務大臣 いずれも、税負担を軽くするためにやっているのではございません……(佐々木(憲)委員「軽くなっている」と呼ぶ)結果的には軽くなるかもしれませんが、実は、二重課税を防ぐという点から今まで損金の不算入制度も行っているし、それから、特別償却の方なんかもそうなんですね。それ...全文を見る
○安住国務大臣 これは、比率は低くなっているかもしれませんけれども、納税の額が違いますから、そこだけはちょっとぜひ付言しておきますから。
○安住国務大臣 いや、ですから、この数字自体はそうですが、ただ、利益を生んでいる企業の課税であるということと……(佐々木(憲)委員「みんなそうだよ」と呼ぶ)ええ。ですから、そういう点では、さまざまなインセンティブをつけているのは、世界的にやはり同じような傾向を示しているんですよ。...全文を見る
○安住国務大臣 内部留保は、御指摘のとおり、増加傾向にあるんです。ただ、これは不良債権の処理をした後、日本の企業というのは、そういう意味では、バランスシートの調整に大変努めてきた結果だというふうに私は思っています。  ただ、私、先生に賛同できるのは、やはり、さらに雇用を拡大した...全文を見る
○安住国務大臣 私が以前この場で田村委員の質問に答える形で答弁をしたときに、私、そういう話をいたしました。その後、党の中での議論で、新しく引き上げに当たっての条件がついたわけであります。名目三%、そして実質二%の経済成長を目指していくんだという目標の中で、そういうことを努力しなが...全文を見る
○安住国務大臣 附則の十八条の第一項においては、二十三年度から三十二年度までの十年間の平均において、名目成長率三%程度、実質成長率二%程度の経済成長を目指すという政策努力の目標を示しております。ですから、政府としては、デフレ脱却や経済活性化に向けて、こうした望ましい経済成長のあり...全文を見る
○安住国務大臣 人件費の見直しにつきましては、国家公務員はさきに七・八%引き下げをさせていただきました。大変厳しい環境の中で、そうした御理解をいただきまして今行っておりますが、やはり公的部門全体で人件費の問題というのは取り組まないといけない部分はあると思います。ですから、独立行政...全文を見る
○安住国務大臣 一%大体二・七前後だというふうに推計しております。
○安住国務大臣 確定値ではございませんけれども、成長等を見込んでおります。経済成長等を見込んでおりますので、そういうふうな計算をしております。
○安住国務大臣 慎重シナリオで一でございます。
○安住国務大臣 これは国家戦略大臣が担当でございますが、失礼しました。  二〇一二年が名目で二、二〇一三年が一・七、その次が二・六、一・八、こうした名目成長率をもとに推計をしますと約二・七兆になるということでございます。
○安住国務大臣 消費税は、今から経済の議論になるんでしょうけれども、比較的、平均的な税収のアベレージは景気のよしあしに大きく影響されるわけではなくて、そういう点では水平的な税でございますので、ある一定の、現実に可能な経済推計に基づいてそうした試算をしているということです。
○安住国務大臣 きょう資料要求があったということで財務省からそちらにお渡しをしましたけれども、三位一体による所得税の税源移譲、これは十六年で〇・四、十七年度で〇・七、十八年度で一・九兆円の税源移譲をいたしました。これは減額だと思います。  それから、法人税率の引き下げにつきまし...全文を見る
○安住国務大臣 ちょっと正確にはわかりません。
05月23日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第6号
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○安住国務大臣 二つのことをちょっと簡単に申し上げたいと思います。  日本の社会保障制度というのは、保険料と税負担で賄われているわけですよね。ですから、そのトータルでいうと、高齢化社会の中で百兆円を超えるやりくりをしないといけない。そういう中で、税負担がなかなかやはり大変になっ...全文を見る
○安住国務大臣 半年後ろにずれたことで、二〇一五年の基礎的財政収支の赤字、対GDP半減目標の達成は、現時点では厳しいものになっていることは現実でございます。  そうした中でありますが、さまざまな努力を我々としてはいたしまして、何とかこの数値にやはり近づけていかなければならないと...全文を見る
○安住国務大臣 まず、附則十八条の第一項では、二十三年度から三十二年度までの十年で……(茂木委員「わかっている、それは。わかっています」と呼ぶ)はい。名目成長率三パーで実質二ということで、これは、政府全体として、こうしたさまざまな施策を講じてこういう方向に向けて軌道に乗せていって...全文を見る
○安住国務大臣 数字的に申し上げますと、名目で、ことしが二、それから二〇一三年が、先ほど御指摘があったように一・七、二・六、これが実質でいうと、もうちょっと下がってきます。  この中にどれぐらい非ケインズ効果、将来への不安を経済的に計算をしながらそこに入れ込んで置いているのかと...全文を見る
○安住国務大臣 はい。実質的な設定をちゃんとしていただいて、というのは、一%という数字を挙げて、そこに近づくまでの金融緩和をやっていくというふうに捉えておりますので、その後の株式市況等の傾向を見ても、私と認識は同じだと私は思いますし、日銀も、そうした点では、それに向かって果断な対...全文を見る
○安住国務大臣 私としても、この一%の目標達成に向けて金融緩和はしっかりやっていただかないといけないと思っています。  二%というもう少し高い目標を持てという御指摘でございます。そうした意見も強いことは承知しておりますが、政調会長御存じのように、この十数年間、日本の実質的な、名...全文を見る
○安住国務大臣 日銀の問題もありますけれども、逢沢先生御存じのとおり、やはり欧州での、特にギリシャの問題等々、それからアメリカの指標が思いのほか、期待に反してといいますか少しよくなかったという点もありまして、やはり日本の株式市場は、外資の話がありましたが、非常にそうしたものに、ア...全文を見る
○安住国務大臣 納めていただくのは事業者で、消費をしていただく方が、いわば税を負担していただく方であるということでございます。
○安住国務大臣 これは、どういう資料かよくわかりませんが、アンケート調査ですよね。どこがやられたかはちょっとわかりませんが。ただ、懸念が……(塩川委員「中小企業庁も関与しているよ」と呼ぶ)ああ、中小企業庁ですか。要するに、実態としてというよりは、そうした懸念があるということを塩川...全文を見る
○安住国務大臣 はい。課徴金制度を導入したり、つまり、弱い者が、またいわゆる小規模な皆さんが、こうした転嫁ができないで、いわば泣き寝入りをしないような仕組みというものをいろいろ考えながら対応していきたいというふうに思っております。
○安住国務大臣 価格競争やコストダウンによるいわばそれぞれの業界の熾烈な競争の中で、例えば、それは証明をしているわけじゃありませんけれども、優越的な地位を利用した立場の人が、その下に対して、今御指摘のようなことで、消費税の上乗せ分は、例えば、あなたのところで何とかなりませんかとか...全文を見る
○安住国務大臣 それは、しかし、例えばヒット品目なんかは別に消費税がかかっていても売れるようになったりしたり、売れている本だってあるわけです。  ですから、全体に、そこだけを見て消費税が悪いという話にはならないのは、もう一方で、では社会保障の財源等はどうするのかということもある...全文を見る
○安住国務大臣 最初のその資料では、四九・七%、全体の滞納額の中で消費税がということですが、消費税収に占める割合でいうと、これは三・四%でございます。逆を言えば、九六・六%は滞納することなくきちんと納めていただいております。  ですから、そういう点では、また、この中からもうちょ...全文を見る
○安住国務大臣 ですから、滞納なさっている方に納めていただくということは、事業者に納めていただくということに理論上はなるんです。つまり、消費者からお預かりをしている、それで最終的に事業者がこれを納めるわけですから、そういう原理でやらせていただいています。
○安住国務大臣 ですから、私どもとしては、消費税というものをよく理解いただいて、そして、その上で、いわば親事業者が、今塩川さん御指摘のようなことで、下請事業者に不当にしわ寄せをしないかどうかというような監視等はしっかりやっていかなければならないと思っています。与党の中でも、転嫁G...全文を見る
○安住国務大臣 法人税につきましては、やはり、日本の経済の中に占める企業の立場というものは、先生、国際的な競争にさらされていることは事実だと思います。ですから、そういう点では、人件費が高くなったり、日本の企業全体の競争力を考えますと、法人税というのは、これまでずっと国際競争の中で...全文を見る
○安住国務大臣 はい。  本社機能の移転までを含めてじゃなくて、企業の立地とか、例えば中国に対して工場を建てていきますよというそのインセンティブのアンケートだと思いますけれども、しかし、先生、国際競争力をつけるためには、法人税というものがほかよりも高ければ、やはり本拠地を移され...全文を見る
○安住国務大臣 浅尾さんとはいつもそういう不動産の資産等について、資産デフレというものの解消が必要だという議論は先般もさせていただきましたので。  今まで統計は、やはり過去の歴史から見れば、同一なものを同一に測定するからこそ統計でございますので、そうしたものが入ったときにどうい...全文を見る
05月24日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○安住国務大臣 財務金融委員会で丹羽先生からもこの話もお話しいただきましたけれども、今、質疑時間でいうと、十時間ちょっと超えたぐらいでとまっております。  これは、山口筆頭、竹下亘理事にも、私はおわびも申し上げましたけれども、衆議院の段階で、昨年は、自民党、公明党の皆さんに御賛...全文を見る
○安住国務大臣 私の方からは、与党の側にも、野党の政策実務者との協議というものを急いでいただいて、そして採決に至るような、賛成をしていただく状況というものをつくっていただきたいとお願いをしております。  正式に幹事長の方から昨日提案をさせていただきましたので、持ち帰っていただい...全文を見る
○安住国務大臣 特別会計の剰余金、積立金につきましては、今委員からも御指摘がありましたように、三年間で十五兆円、一般会計の財源、及び、昨年は復興財源に充てさせていただきまして、活用はしてまいりました。  ただ、御指摘のとおり、率直に申し上げまして、一般会計の財源としてこれを活用...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のとおり、二十二年度決算において除したお金は三・九兆でございます。  御存じのとおり、国債整理基金や労働特会、年金、それから積立金等を除けば、外為特会を除けば、もう本当にそういう点ではかなりの財源は一般会計等に入れてまいりましたので、そうした点からいえば、...全文を見る
○安住国務大臣 おはようございます。  総理の御発言は、マニフェストとの関係で主としてお答えをさせていただいたものだと思います。そして、経済成長による税収の増というものを否定しているとかそういうことでは私はないと思っております。  復興需要等で、先生、今回、一—三月期だけを見...全文を見る
○安住国務大臣 住宅は、お買い物をなさる方にとって、生涯一番大きな買い物の一つだと言っても過言ではないと思います。  それで先生、実は、意外と国民の皆さんの中では、消費税が全部にかかる、つまり、土地を買ったり建設をしたら全部かかるんじゃないかというふうに誤解なさっておられる方も...全文を見る
○安住国務大臣 今回は五千万以上の方のところを五%上げさせていただきましたが、今先生から御指摘の御質問は、格差社会の、ある意味で典型的な例として、高額所得層の部分が、約一万人ちょっとだったのが二・七万人というふうにふえているじゃないかと。そういう点では、一千五百万以上の所得全体の...全文を見る
○安住国務大臣 では、まず最初、私の方から。  昨年、復興に関して、所得税に増税をさせていただきました。二十五年間かかります。それから、さらに言えば消費税の引き上げもさせていただくという、そうした全体のバランスの中で、やはり、急激に所得税の累進率を今上げるということは、そうはい...全文を見る
○安住国務大臣 私どもの基本的な考え方は、引き上げに当たって、今先生から御指摘のような低所得者の皆さんに対しては、給付つき税額控除の制度設計をしっかりやって、番号制度の本格的な稼働というものがこれは前提になりますが、やっていく。しかし、それまでの間、暫定的、臨時的措置として、簡素...全文を見る
○安住国務大臣 私どもから先生に提供した資料に基づいて少し申し上げさせていただきますと、収入階級別の実収入に対する税負担ということで、五%、八%、一〇%にさせていただいたときの、今先生御指摘の第一分位でいえば、大体、消費税が九万円ですね。これが八%になったところでは五万円ほどアッ...全文を見る
○安住国務大臣 まず、その宮本先生の話でいうと、先生、これは服部さんから示していただいた資料を見ても、社会の持続可能性を高めるために、分母、すなわち生産人口を支える、これを強めていかないといけないと書いてありますよね。  それから、雇用の創出や成長のてこ、これからいうと、ちょっ...全文を見る
○安住国務大臣 私、先ほど申し上げましたのは現状の分析でございまして、今の服部先生の御提案には私は大変共鳴することが多うございます。  それで、先般、国際会議の中で、私もそうでございます、昨年でしたが、実はこれは、G7等の加盟国の中からも、法人税率をどんどん下げていって企業を誘...全文を見る
○安住国務大臣 それはもう、私どもも内部留保の使い方についてはそうあるべきだと思っておりますし、働きかけをしております。  それで、先生、あのとき実は共産党の佐々木先生との議論の中でありましたけれども、内部留保といっても、実際に現金として使えるものもあれば、すぐには現金化をでき...全文を見る
○安住国務大臣 不十分だという御指摘もあります。ただ、私どもとしては、現時点では、百七十項目の政策税制措置の見直しを行いまして、二十九項目を廃止、六十七項目を縮減して、税収見込み額は三千百億円ほど出しております。山内さんに言わせれば、二・七兆出すと言っていたじゃないか、これからい...全文を見る
○安住国務大臣 新たにできたものは、サンセットになっているものが多いわけではございません。  今申し上げましたように、ふえているものの主要な部分というのは、雇用促進、総合特区制度、それから沖縄の振興特別措置法ですね。期限がついているものもあれば、ついていないものもあるということ...全文を見る
○安住国務大臣 租特の透明化法をせっかく通していただきましたので、これでしっかり見える化をして、その中で、国民の皆さんの前で、やはり戦後の、いわばさまざまな税制措置も業界団体に付与されているものがあります。山内さんがおっしゃっているように、それが今、時代の中でどうなのかというのも...全文を見る
○安住国務大臣 まず基本的なことから言うと、土地の取引にはもともと消費税はかかっていないので、用地を探してそれを買うのもひっくるめて二千万だとすれば、それは誤解です。  建物の中でも、今、住宅ローン減税というのをやっているんですね。最高で三百万ほどの控除もありますから、例えばそ...全文を見る
○安住国務大臣 共済年金の職域加算、三階部分ですね。民間においても種々の企業年金が相当程度普及していることも考慮するとともに、公務員の身分上の制約等が課せられている等を踏まえ、昭和六十一年に設けられました。  また、被用者年金制度全体の公平性、安定性の確保の観点から、被用者年金...全文を見る
○安住国務大臣 私の方から国分だけ申し上げますと、まず、二十四年度予算では、国家公務員共済組合の追加費用は三千三百六十ですね。このうち、日本郵政等の負担分を除いて二千三百億円が国の負担ですが、長尾さんの今の質問でいうと、制度発足から平成二十四年の累計でいうと、国共済の追加費用とい...全文を見る
○安住国務大臣 昭和三十四年まで恩給制度でしたから、長尾さんの問題意識は私も共有しておるところがあるんです。  それで、年々、年齢が過ぎれば徐々に減ってはきているものの、先ほど申し上げましたように、まだまだ二千億近い金をここに投入している。国民世論から見たときに、この改革がスタ...全文を見る
○安住国務大臣 恩給期間の本人負担は二%なんですね。共済制度発足当初の本人負担は実は四・四なので、そういう点では、事業主負担を合わせた負担に見合って二七%減額ということなんです。
○安住国務大臣 一言で言えば、支給されることになるということです。  そこは違いがあるんですね。それで、年の件数でいいますと、大体これが二十件程度あるということでございます。
○安住国務大臣 低所得者の対策を社会保障全体の中でやっていくということを、今、いろいろな意味でお話を厚労大臣からもしました。  ただ一方で、消費税というのは、三村さんも御存じのとおり水平的な税ですね。ですから、一定の割合で全ての人に、物を買ったときにはやはり御負担が要る。そうい...全文を見る
○安住国務大臣 私には荷が重うございます。
○安住国務大臣 まず、統計的なことから申し上げますと、今一—三期のお話をいただきましたけれども、年率換算で四・一。今、菅原さんの方から、これは復興の一時的なものでないかという御指摘も受けました。  中身を少し見ますと、確かに公共投資が非常に高い傾向を示していますが、意外に思われ...全文を見る
○安住国務大臣 社会保険料と法人税を合わせた企業負担が高くないのか高いのかということについて、午前中から議論をさせていただいております。  この方がどういう方だか、私自身は認識はございませんけれども、私どもの持っている資料でいうと、社会保険料と法人税の国際比較、足したものの比率...全文を見る
○安住国務大臣 受取配当等の損金不算入制度というのは、やはり二重課税の回避のための調整措置だという位置づけでずっと来たんですね。ですから、企業間のそうした配当に対する二重課税回避でやってきました。  それから、例えば外国税額控除も所得税額控除もそうですが、同一の所得に対する二重...全文を見る
○安住国務大臣 ちょっと訂正がございます。大変おわび申し上げますけれども、益金というところをさっき損金と言ったようでございまして、不算入のところですね、それはおわび申し上げます。  基本的には、社会的な責任を企業にも応分に負担していただいてやっていくというふうな考え方を私どもも...全文を見る
○安住国務大臣 午前中もどなたかの御質問に私は答弁させていただきましたけれども、五千万のところで四五%にした根拠は何ぞやということに関して言えば、実は、所得分布を見ますと、やはり一千五百万以上の方々というのがふえているんですね。その分、一方で低所得者の方もふえていて、いわゆる中間...全文を見る
○安住国務大臣 これは、二十六年の一月から本則税率二〇%の措置を実施するということは決めております。ですから、一〇%を二〇%にもう一回戻す。  ただ、それをまたさらに三〇という話には現時点ではなっておりませんが、いわゆる高額者の皆さんに対してどういうふうな税の負担をお願いするの...全文を見る
05月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第8号
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○安住国務大臣 国民が、社会保障、それを税負担と給付で賄っている比率でございます。  日本の場合は約四〇%弱でございます、三九%をちょっと下回るぐらいでございますが、これが、諸外国に行きますと、高いところでは、北欧地域なんかはやはり六〇%近くいきますし、ヨーロッパの先進諸国でも...全文を見る
○安住国務大臣 まず、現状について御説明申し上げます。  先生は薬剤師会の会長でもございますから、そういう意味では、内税によって、大変、薬剤の、実は川端総務大臣も実家の方はそういうことで、私も今教えていただきました。  現状では、保険医療サービスや介護サービスにつきましては、...全文を見る
○安住国務大臣 まず、消費税における非課税、これは、事業者のいわゆる付加価値部分に係る消費者の税負担をなくすというものであって、これは、仕入れに係る消費税は売り値に転嫁することが予定されます。他方、今先生から御主張があったゼロ税率というのは、事業者に仕入れ税額控除を認めることによ...全文を見る
○安住国務大臣 今お答えをさせていただいたような問題点が率直にございます。  しかし、大きな病院それから薬局等々、現行の診療報酬の中では十分これは賄い切れない、とても経営が大変だという声が一方で寄せられておりますので、先ほど先生に申し上げましたけれども、中医協の中に検討部会を設...全文を見る
○安住国務大臣 こんにちは。  二月の二十二日に田村さんと質疑をやらせていただきました。多少激しい議論になったわけですけれども、私の方からも少しお話しさせていただいていいですか。  あのとき、実は田村さんから、経済状況、今のような状況でも可能なのかということに対して、私は、正...全文を見る
○安住国務大臣 ある時点から経済状況というものを見て、そしてよくなっていくということではなくて、先ほども申し上げましたけれども、悪化をしている景気の状況から持ち直しして、改善に明らかに向かいつつあると。例えばことしの一—三は、御存じのように、年率換算すれば四・一ぐらいになる。これ...全文を見る
05月28日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第9号
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○安住国務大臣 OECDの統計を見ますと、確かに、先生御指摘のように、保育サービスや幼稚園への公費支出の対GDP比等については、日本は加盟国中低位にあります。家族関係社会支出も低位にあります。  日本の場合、ちょっと子供の数全体が比率としては少ないということもあるので一概には言...全文を見る
○安住国務大臣 今厚労大臣から経緯はお話ありましたが、先生一番御存じのことだと思います。  これから、今まで補正予算で対処してきたものを、恒久化をして、十四回確実に安心してできるようにしたらどうだという御指摘かと思いますけれども、地方自治に関係する部分で今まで予算措置を講じてき...全文を見る
○安住国務大臣 総務省ともよく協議をしながら、自治体の皆さんにとって、補正でずっとやってきたんだから恒久化しろという先生の御意見もよくわかりますので、総務省や厚労省、関係省庁とよく協議をさせていただきたいと思います。
○安住国務大臣 ここでも再三議論がありますけれども、親の中には大金持ちもいらっしゃるでしょうから、直ちに無償化ということに対しては、ばらまきだという御批判もあるのではないかと逆に思います。  それで、低所得者の方々に対する補助はどうするか。少ないと言われますけれども、ことしも三...全文を見る
05月29日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号
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○安住国務大臣 本来であれば、後世の世代に借金を残さないで、きちっと現役世代で賄うべきところを、大変な、そういう意味では、税の負担が賄い切れない分、公債依存が高いわけでございますから、その部分をできるだけやはり少なくしていくということが、社会保障・税一体改革にとって私は必要だと思...全文を見る
○安住国務大臣 所得は、課税の対象としての所得でございます。
○安住国務大臣 急なことでございますが、今想定をしているのか、していないのかということでいえば、今の制度の中でそうしたことが起こり得る可能性というのは、計算上はあり得るかもしれませんけれども、現時点で確たることを私のもとで言うことはできません。
○安住国務大臣 年金は収入で……(小宮山国務大臣「今、逆、済みません」と呼ぶ)
○安住国務大臣 年金は収入でございます。それで、控除等については所得で対応するということです。
○安住国務大臣 法案が成立し、法案の整備要件が整ったとき、つまり、法定調書等を含めてそうしたものが接続をされ、個人個人について情報が一元化をされるときだと思いますが、実は、何度もこの委員会でも御指摘がありましたように、これを導入したとしても、いわゆる源泉徴収分等について、個人が受...全文を見る
○安住国務大臣 現実的に、完全な所得を把握するということは、率直に言うと非常に難しいと思います。また、国民がそれを望んでいるのかということもありますから。  ですから、我々が必要な情報というのは、いわゆるサポート、手当ての必要な方はどういう方なのかというターゲットをいわば決める...全文を見る
○安住国務大臣 ストックを何十億円ももらっている人に対していわば現金を渡すということが、現実的には低所得者対策にならないということは理解をしております。  法定調書の把握というのは、しかし、現実にはなかなか、それだけをもっては難しいんです。ですから、例えば、今ある法定調書だけで...全文を見る
○安住国務大臣 ですから、それをこれから検討していかないといけないということです。
○安住国務大臣 それは番号制度の法案の中で質疑をしていただくことになりますけれども、公平な仕組みとして、法定調書、今は五十七種類でございますが、これに、例えば、仮に源泉分離課税分をどうするか等については、これは現実的な議論の中で、本当にできるかどうかはやはりやっていかないといけな...全文を見る
○安住国務大臣 制度上の限界もあるんです。  ですから、法定調書を、これまで五十七種類ありますけれども、それに新たにどういうふうなものをつけ加えることによって推知することが可能かどうかということは、今検討中でございます。  ただ、完璧に国民一人一人の所得を把握しなければできな...全文を見る
○安住国務大臣 基本的にはございません。
○安住国務大臣 失礼しました。先ほど申し上げましたが、税法上の問題だと思いました。  地方交付税も地方税法も、そういう点では、国税との構成要件が違うということがまずあると思います。  そういう中で、四経費を、先ほど申し上げましたが、私どもとしては、これはもうはっきりそこに書い...全文を見る
○安住国務大臣 事実関係として、十七兆円程度の、不足分が出て差し引きすれば、十七兆出てくることは事実でございます。
○安住国務大臣 昭和三十六年でございます。一人目の扶養親族として扶養控除が適用されておりましたけれども、一方的に扶養している親族とは異なる事情に鑑みて、配偶者の所得の稼得に対する貢献等を考慮してということで、この制度が創設をされております。
○安住国務大臣 お金の話でいうと大体六千億ぐらいでございますが、この話はお金というよりは価値観の問題だと思っております。  そういう意味では、財務省としてはこれは中立的な政策でやっていくということですが、家族や、専業主婦の方という言い方が今どうなのかわかりませんけれども、そうい...全文を見る
○安住国務大臣 今、厚労大臣からもお話がありましたが、私の方からちょっとお金のことを少し申し上げますと、先生、先ほどお金のことをおっしゃっていただきましたけれども、二〇一〇年で三十七・五兆、国民医療費ですね。一五年で四十二・三兆、それで二五年に五十二・三兆。特に、この中でも公費負...全文を見る
○安住国務大臣 先生御指摘のとおり、この改革案の中では、医療、介護の充実分については一・六兆円でございます。それから、七兆円の、後代への負担のツケ回しの軽減の中で幾らになるかということは、率直に言うと、申しわけございませんが、積算しているわけではないので、その医療分が幾らというの...全文を見る
○安住国務大臣 直接お伺いしたことはございませんが、地方の負担分がこの先ふえていき続ける可能性があると思っていらっしゃるんではないかなと思っております。
○安住国務大臣 給付の平等性とか国の責任ということは十分我々としても、やはり憲法上保障されているところから発生する法的義務はあると思います。この健保制度の市町村での今までの経緯、経過と先ほど総務大臣はおっしゃいましたけれども、やはりそれを都道府県が担うというのは相当重荷に感じてお...全文を見る
○安住国務大臣 坂口先生の御指摘は、ありていに言えば、三段階をもう少し刻みをしっかりつくって、約二百十から大体七百九十万ぐらいのところにもう一段例えばつくれないか、その場合、三百ぐらいとか四百だと八万円は重いよという御指摘だと思います。低所得者の方については、三万五千四百円ですか...全文を見る
○安住国務大臣 先生、それは給付つき税額控除などをやらないで、概念としてですか……(阿部委員「今、概念じゃない」と呼ぶ)いや、つまり、ストックじゃなくてフローの部分だけで、先生の御指摘であって、例えば金融資産が幾らあるかということも加味するのかということに関して言えば、手続上はそ...全文を見る
05月30日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号
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○安住国務大臣 お気持ちは十分わかります。人生にとって、普通のサラリーマンの方にとっては、住宅を買うというのは本当に一生一代の大きな買い物でありますから。  私どもとしても、そういう意味では、今石井さんおっしゃるように、土地にはかからないけれども箱物にはかかります、その箱に関し...全文を見る
○安住国務大臣 被災地の、今の点でも、今現時点でも特例措置というのは随分やっています。細かいことは言いませんけれども。  例えば、家が全壊をした方々が新しく建てるときも、これは支給金として四百万近く出ますよね。ですから、そういう点からいうと、税制上の優遇措置もさることながら、例...全文を見る
○安住国務大臣 以前、町村先生の方からも御質問いただいたんですが、いわゆる上げ潮派的論理で税収が、二%、三%という、だけれども、これは十年平均で、アベレージでということですから、急にそういうふうなことで仮に税収が上がったとしても、同時に、先生御存じのように、多分金利も上がりますの...全文を見る
○安住国務大臣 住宅は本当に人生の中で最も大きな買い物の一つでもあるし、九七年のときも、需給の、消費税を上げた後でたしか三十万戸前後の落ち込みがあったような、数字はちょっと今手元に持っていませんが、百六十が百三十万だったですかね。  そういう意味では、一つの例でございますけれど...全文を見る
○安住国務大臣 確かに、額が大きくなって、所得の低い方々が、そういう、言ってみれば二千万を超えるような屋家を建てないで、もうちょっと安い値段で建てたときにローン減税の対象にならない部分というのは出てきますので、十分そこのところは勘案しながら、率直に言って、まだ具体的な制度設計をし...全文を見る
○安住国務大臣 これは、取引だからだと思います。つまり、消費税のように付加価値を生む取引ではなくて、土地というものに対するもともとの考え方からいえば、そういう意味では取引という扱いですから。外国の例では、どこでしたか、ドイツかな、諸外国では課税をしているところもあると思いますが、...全文を見る
○安住国務大臣 私の手元の資料でも、今先生の御指摘のとおり、中古に関して言えば、EC、フランス、ドイツ、イギリスは非課税でございます。御指摘のとおりでございます。  ただ、日本の場合、どうかということなんですけれども、私もきょう、けさ、実は役所で、先生の質問があるというので、い...全文を見る
○安住国務大臣 一つの御提案だと思いますけれども、ただ、先生、住宅の場合、資材の調達とか、それこそ、アルミサッシをどこから持ってきてこれを調達するとか、中間でどんどん、言ってみれば消費税の付加価値税をかけていく仕組みというのはやはり非常にきれいに成り立つんだと思うんですね。最終的...全文を見る
○安住国務大臣 中古の住宅は、これまでは個人間で行われることがほとんどだったものですから、そういう意味では、個人間の取引については課税対象外となってきました。  今先生から、いわゆる土地イコール、もう建物がそこにある以上、その取引は土地と同じような扱いにしたらどうだという御提案...全文を見る
○安住国務大臣 私も、公共については、やはり大震災以降かなり国民の価値観も変わってきましたので、防災関係の必要な予算については、これはやっていくということは十分あっていいし、それがまたそれぞれの地方でいわゆる需要を起こしていくのであれば、これは一つの政府の政策の判断としてプライオ...全文を見る
○安住国務大臣 消費税の使い方についてはほとんど私の考えと同じだと思います。ですから、そんな、公約違反なんて狭いことを私は言うつもりは全くございません。
○安住国務大臣 私が最初に出ると、何か税と社会保障と言われそうでございますが。  私どもの側の考え方というのは、一言で言えば、足らず前の、また後世に対するツケ回しをしている部分について、やはり財政の改善と社会保障の充実をぜひしていただきたい、それと同時に、スリム化といいますか効...全文を見る
○安住国務大臣 私としては、提案をさせていただいている以上、予算委員会では本当に毎日のようにこの問題、質疑いただきましたけれども、やはり、私どもとしては、交付国債のこの法案を何とか成立させていただければと今も思っております。  ただし、過日、予算が成立をする最終段階において、参...全文を見る
○安住国務大臣 この七兆円につきましては、一言で言えば、足らず前のお金でございますということは申し上げております。つまり、社会保障の安定財源不足に対応するものであります。  そこで、具体的に、では年金、医療、介護、少子化にこれを当てはめたときに、例えば額が出せるのかという御指摘...全文を見る
○安住国務大臣 ことしの予算で御紹介させていただきますと、社会保障で大体二十六兆、これに交付国債等を入れますと約三十兆弱ぐらいの予算でございますから、先生御存じのように、今、我が国の一般歳出に占める社会保障の比率というのは断トツに大きくて、そのほかの政策的経費や役所のお金というの...全文を見る
○安住国務大臣 私は、地元に戻ったら、高橋さん、先生と同じことを実は言っているんです。  復興のお金は十九兆近くかかるけれども、主な財源は、二十五年にわたって所得税を納めてくれる国民の皆さんからお預かりして皆さんのところに届いていると。だから私は、被災地の自分の地元に帰っても、...全文を見る
○安住国務大臣 高橋さんも大館の御出身だし、私も、家内も秋田でございますから。  復興の需要は、雇用を今大変創出していると思います。秋田でも大工さんがとても足りなくて、そういう意味では困ったことも起きていまして、人件費が高騰したり、そういう意味でのハレーションといいますか、大き...全文を見る
○安住国務大臣 佐々木先生には、もう財金でも毎日この問題をやられていまして……(発言する者あり)ああ、そうですね。会うたびに言われていますけれども、つまり、何度も申し上げますが、十三・五兆ですね。そのうち二・七兆は充実でございますが、残りの十・八のうち二・九が、今御指摘あったいわ...全文を見る
○安住国務大臣 副総理と厚労大臣と同じでございまして、機械的にこれを当てはめて何%という議論ではなくて、社会保障の足らない財源確保のために、いろいろな、成長をして税収をふやしたり、また効率化も図っていく、さまざまな努力をしていきたいというふうに思っております。
○安住国務大臣 ふやすとも減らすとも申し上げておりません。さまざまな努力をするということでございます。
○安住国務大臣 今、岡田副総理がおっしゃったことと基本的に同じでございます。  最初の竹下総理のときは、ここでも竹下亘先生から御指摘いただきましたが、減税額の方が大きくて、先行してやったと。当時は、財政再建も重要でしたが、もう一方で直間比率の見直しをやることが高齢化社会に向けて...全文を見る
○安住国務大臣 確かに、六十二年、六十三年次で特定扶養控除の創設をいたしております。人的控除の引き上げもやりました。今先生御指摘のように、平成六年のときは、地方消費税分、要するに一%分は地方に回します、それから、給与所得控除とやはり人的控除の引き上げを行っているということは事実で...全文を見る
○安住国務大臣 わかりませんけれども、あれだけの被害ですから、統計上はそうなるんではないかと思います。  私の母校も閉校しまして、三つの学校を小学校一つにしたり、今さまざまやっていますので、それはやむを得ない部分はあると思います。
○安住国務大臣 所管の大臣じゃないですけれども、大変失礼ですけれども、私は、修学旅行に来た地元の中学校なんかは、ことしも二十数校会っていますけれども、全部、校長先生なんかにも話を聞いて、帰るたびに学校に寄ったりもしていますけれども、あなたがおっしゃっている話は公的なお金だけなんで...全文を見る
○安住国務大臣 低所得高齢者に対する最低保障機能を強化していくことは、年金制度上の重要な課題の一つと思っております。しかし、財源の裏づけもなくこうした課題に対応することは、単に後の世代に負担をツケ回すことにほかならないので、問題が大きいと思っております。  このため、今回の一体...全文を見る
○安住国務大臣 受給資格期間の短縮により、保険料納付期間が短いため無年金となっている方も年金を受け取れるようになるわけですけれども、先ほど述べましたように、今回の一体改革では、このような社会保障の充実策は消費税引き上げによる安定財源確保を前提に実施することとしております。  そ...全文を見る
○安住国務大臣 低い額の年金を受け取りながら生活保護を受給している方については、新たに低所得者への年金加算を受けても生活保護から脱却できず、生活扶助費の支給額が変わるだけとなるケースがあり得るものと考えられます。  一方、低所得者への年金加算により、生活保護対象ではなくても低所...全文を見る
○安住国務大臣 党からいただいた結論は私も読みましたし、それを受けて、今度は、今、三類型について政府でやっておりますので、そうした岡田副総理のもとでやっている議論を私としては見守りたいと思いますが、ただ、言うべきことは言わせていただきます。  そもそも、国税庁自身に大きな問題が...全文を見る
05月31日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○安住国務大臣 おはようございます。  やはり税の問題を考えるとき、政権交代して、納税者の側という視点を我々は大事にしようということで、公平という点では、前政権と、これまでの立場と変わりません。  しかし、透明と納得という言葉をきちっと入れました。それはやはり、これまでは徴収...全文を見る
○安住国務大臣 本当に高齢化は、福岡でもそうだと思います、私の宮城もそうでございますし、大都会でも実は高齢化が進んでいるんですね。学校のクラスの子供たちの数も減っている。  やはり、そういう点では、戦後、シャウプ勧告以来、所得税を中心にやってきた基幹税が、累進税率を高めている、...全文を見る
○安住国務大臣 五十嵐さんからもまた補足をしていただきますけれども、旧物品税では、例えばコーヒー、ココア、ウーロン茶などの嗜好品は課税をされ、紅茶やお茶は不課税、やはりそういうところが出てくるんですね。例えば軽減税率の場合は、そういう意味では、適用の範囲や幅をどうするかというのは...全文を見る
○安住国務大臣 究極は、この法律で停止をもし何らかの形で経済の変動があってやったとなったときに、これは法律を出しますから、最終的にはやはり議会ということになると思います。ですから、しかし、その判断はそのときの内閣、またその首班である内閣総理大臣ということになります。
○安住国務大臣 この法律がそのまま通れば、次に総選挙で選ばれた方々の議会の中で、その議員が最終的に判断を下すということになります。
○安住国務大臣 御指摘の問題点は、私も全くそうだと思っております。  民主党の中の小委員会での議論というものを踏まえて、財務省としては対応してまいります。ふだん財務省は余り民主党の言うことを聞かないじゃないかと言う人もいますけれども、この問題に関しては、小委員会の意向をちゃんと...全文を見る
○安住国務大臣 おはようございます。  九〇年度で六十・一が、二〇一〇年で四十一・五ですから、先生御指摘のとおりでございます。  私も、中身を見て思うのは、分離課税の部分でいうと、利子それから土地、これらがやはり相当落ち込んでいまして、実は中身だけで八兆円近いんですね。ですか...全文を見る
○安住国務大臣 日米議員会議でも、先生に会長をしていただいて、私も副会長をやらせていただいたり、大変長く御指導いただいております。  もちろん、そうだと思います。ただ、例えば、平成十九年は、先生、五十一兆まで税収がはね返って戻ってきているんですね。ですから、やはり景気を好転させ...全文を見る
○安住国務大臣 失礼します。最初に私の方から言って、その後、副総理に答弁していただきます。  リーマン・ショックの次の年の税収が三十七兆まで落ち込んだということは、麻生内閣でも大変経済対策等をやられましたけれども、その土台がそこまで落ちていて、一般会計上はどうしても九十兆円近い...全文を見る
○安住国務大臣 先生御指摘のように、条件というふうにしたということは、経済状況を好転させることが必要ということをより明確にあらわしてはおります。  そこで、先生から今、特に、消費税を上げた後の景気が例えば急に下がったり、そういう場合どうするのかということですけれども、私は、それ...全文を見る
○安住国務大臣 先生御存じのように、一千万をそれでも一千五百万にはさせていただきました。これは、エコ、耐震に備えてということですから。まだまだこれが足りないということでございますけれども、私どもとしては、やはり、随時こうしたことをやりながら、いわば贈与のしやすい環境づくりというも...全文を見る
○安住国務大臣 先生、四五%に五%今回上げさせていただくということでございますが、これをさらに上げよということでありますけれども、これはいろいろな議論があると思いますから、今後十分議論をさせていただきたいと思います。  それから、一つだけちょっと、反論というわけじゃございません...全文を見る
○安住国務大臣 今現在でも高齢者三経費に予算総則上は明記をするということですが、一言で言えば、国民の皆さんに御理解いただけるように透明性を確保すると。それから……(発言する者あり)今、伊吹先生から、説明しやすいというだけの話じゃないかと。しかし、それは事実、真理でございまして、お...全文を見る
○安住国務大臣 個別税については、やはり毎年の年度改正の中でしっかりとそれぞれ解決をしていかなきゃいけないと思います。過去の例を見ても、全てフルセットで法律を出した中で解決しているのではなくて、それから施行までの間にやはり年度改正でやっているものも多うございますので、私どももそう...全文を見る
○安住国務大臣 とても大変な問題でございまして、シャウプ勧告以来の税制を抜本的に変えよというふうにも聞こえます。  世帯合算制度は、昭和二十五年から、これはもう先生も大蔵省の大先輩であられますから、これを個人単位課税に変えろということで、今まで六十数年間やってまいりました。これ...全文を見る
○安住国務大臣 個人年金の保険料の控除は、そういうことだけではないんだというお話ですが、一応、政策的には設けておりますし、確定拠出年金につきましても、自助努力を促そうということで、これは控除対象等になっております。  ただ、先生が御指摘のように、つまり、どこまで国としてそうした...全文を見る
○安住国務大臣 まず、本当に谷先生には、復興に関しては大変御配慮も御指導もいただきまして、心から感謝を申し上げます。  御地元の方からの石巻への支援物資や、本当に、小中学校の皆さんの激励文とかいただきまして、心から改めて感謝を申し上げますとともに、実は、皆さん意外と知られていな...全文を見る
○安住国務大臣 私も地元の選出議員としてはそう願いたいなと思っておるんですけれども、一方で財務大臣として考えたときには、ちょっと、なかなかはいわかりましたとは言えませんが、十分配慮をしないといけない重要事項だというふうなことは認識しておりますので、税の部分では単一税率を維持します...全文を見る
○安住国務大臣 何点かの問題があると思います。  まず、中小零細業者がいろいろな意味で転嫁ができないのではないかと。それに対しては、我々としては、これまで二回の引き上げ以上に厳しい取り組みをして、そういう方々が、例えば優越的地位にある方々から言われていわば課税ができないような、...全文を見る
○安住国務大臣 突然の御指名ですけれども、実は、各府省に対して要望書はしっかり来ております。ですから、川端大臣から答弁はいたしましたけれども、政府としては、こうした実情があることは十分認識しておりますので。  ただ、四分野の上の事業、書いてあるものと、それにのっとったという、そ...全文を見る
○安住国務大臣 九月のたしか一日の就任ですから、丸九カ月でございます。あしたで十カ月目に入るということでございますが、なかなか難しい質問で、五十時間審議いただきましたけれども、最も難しい質問でございます。  どこの、それこそ齋藤さんの御出身の役所でもそうでございますけれども、目...全文を見る
○安住国務大臣 懸念はごもっともだと思っております。  党としての方針も十分私はわかっておりますけれども、昨日もここで答弁させていただきましたけれども、やはり、税を徴収するのと保険料を納めてもらうのでは全く似て非なる業務なんですね。  私の印象では、大変恐縮ですが、社会保険料...全文を見る
○安住国務大臣 一〇%の段階で、政府案としては、軽減税率はとらないという方針は示しております。ですから、給付つき税額控除にすると。  ただ、この委員会でも、五十時間の審議の中で、主な論点の中に、この給付つき税額控除をした場合に、絶対の条件として番号制度の導入、この番号制度の中で...全文を見る
○安住国務大臣 私もベターだと思います。  ただ、やはり番号制度を、ある意味で制度設計をきちっとしないと、これは、ある意味でその制度設計をちゃんとすれば、あとは、どの段階からやるかというのは自動的に決まってきます。それから額も決まってくると思うんですね。ですから、そういう点では...全文を見る
○安住国務大臣 逆の見方をすると、やはり、では軽減税率でいくとなった場合も、これは諸外国の例を見ても大変に奥の深い議論に入っていかないといけないと思うんですね。  例えば、では、日本の場合、品目を何にするかという話になっていったときに、主食はパンの人も多ければ米の人も多い、また...全文を見る
○安住国務大臣 やはり、番号制度をきちっと法案化して、その中で、例えばストックの問題なんかをどういうふうに把握するのか。例えば、これは固定資産税なんかをどう扱うかにもよるんですけれども、ここでもやはり利子は、つまり、源泉徴収、源泉課税はほとんど対象になっていないので、そういう意味...全文を見る
○安住国務大臣 さまざまな論点を二十八項目にわたって列挙させていただきました。これは理事会の方に昨日資料は出させていただきましたが、現時点では、例えばみなし仕入れ率の問題もそうでございますが、率直に言って、今内部調査はしております。それで、その中で実態調査をしながら、これもやはり...全文を見る
○安住国務大臣 見直しを行うということは、例えば簡易課税のみなし仕入れ率については、御存じのように、卸から始まって九〇、八〇、七〇、六〇といきますね。しかし、実態として、これがいわば実質の仕入れと設定をしたパーセンテージの間にどうも開きがあるという意見があるわけです。  そこで...全文を見る
○安住国務大臣 原則はしっかりしているんです。タックス・オン・タックスです。ですから、二重課税という御指摘もありますけれども、欧州諸国においても、そうした個別税については、その上にある意味で消費税をかけさせていただくことは、世界の中では普通のことであります。  ただ、個別に、酒...全文を見る
○安住国務大臣 方向は示してはおりますけれども。検討する方向ですね。  それはなぜかというと、先生、税法の骨格は、一〇%に上げさせていただいて、単一税率でやらせてくださいということなんですよ。今齋藤先生がおっしゃっている話というのは、その中で、いわば特別措置をどういうふうにして...全文を見る
○安住国務大臣 齋藤さん、それは、だからこそ、例えば自民党時代も大変、電話帳と言われて、業界、団体との話し合いというのを丹念に、丁寧に重ねられて、特別措置も含めてやってこられたわけで、むしろ骨格の、本体の法律の中でそれを全部書いているということではないわけですね。  そういう意...全文を見る
○安住国務大臣 全国防災は、御指摘もいただきまして、補正予算、本予算でも対応しています。復興に関係することということで、額は全然、多分、御想定のものよりは少ないと思います。  先ほど副総理からもお話ありましたけれども、いわゆる防災に関係する必要な事業というのは、プライオリティー...全文を見る
○安住国務大臣 どうも御苦労さまです。  やはり、国民負担率はそんなに高いわけではございませんから、それに比べれば、これまで長年、戦後、特に昭和の終わりから平成にかけて介護なんかもきちっとやってきましたから、今、小宮山大臣がおっしゃるように、低負担であることは間違いないと思いま...全文を見る
○安住国務大臣 AかBかと言われれば、間違いなくBでございます。  目的税の定義のことは、午前中、大野先生との議論にもありましたけれども、やはり一番大事なことは、国民の皆さんにいかに透明性を確保していくかということだと思うんですね。お支払いになったものがどう使われるかということ...全文を見る
○安住国務大臣 先生の御主張も一つの考え方だと思います。ただし、問題は、最大の歳出項目をそのまま、言ってみれば特別会計にして本当にいいのかという議論はあると私は思います。  それからもう一方で、四経費以外も、言葉は悪いですけれども、全部入れ込んで、ぶち込みますね。逆に、四経費が...全文を見る
○安住国務大臣 私も、一つ言えることは、国民の皆さんは意外と、窓口で御負担はいただいているにもかかわらず、公費負担や税の投入が幾らかということに対して、逆に言えば、社会保障全体の国の予算を俯瞰して見るということを理解するのがなかなか難しかったと思うんですね。  だから、そういう...全文を見る
○安住国務大臣 公明党の先生方から何度か、私も、遠藤先生の上司の先生からもいろいろ御指導いただいて、軽減税率もいいんじゃないかという御指摘をいただいております。国対委員長からもですね。  ただ、問題は、今先生からもお話があって、それぞれ一長一短あります。軽減税率も、標準税率とか...全文を見る
○安住国務大臣 今でも、御存じのとおり、例えば土地、不動産、医療とか、それから今言った教育ですね、例えば火葬とか埋葬料もそうですけれども、さまざま、診療報酬等についても非課税の部分はございます。そういう意味での政策的配慮というのは今後も同等に継続はしていきたいと思っておりますが、...全文を見る
○安住国務大臣 連用性はわかりませんけれども、統計だけ見ると、分離課税分だけ見ても、土地譲渡だけでも三・七兆だったのが〇・四ですから、それだけ見れば約十分の一ぐらいになっていますし、利子も調べると五・三兆から〇・五になっている。  ですから、そういう点では、浅尾さんおっしゃるよ...全文を見る
○安住国務大臣 先般、ここで、そういう統計も政府で調べたらどうだということでございました。  私がここで申し上げたのは、過去のデータは全く、そういう統計をとっていないので、比較対照するものがないので、統計で大事なのは、そういう意味では、同じデータでとり続けるからこそ統計でありま...全文を見る
○安住国務大臣 ちょっと丁寧にお話ししますか。それだけでいいですか、まず。(浅尾委員「とりあえず」と呼ぶ)では、それで。
○安住国務大臣 いや、私が申し上げたのは、政府資産全体ということだったのでという話なんです。(浅尾委員「はい」と呼ぶ)では、それはそれでいいです。
○安住国務大臣 ですから、短期証券は、貸している方で百二十兆で、積み立てが二十・五ですから、大体そういうところでございます。
○安住国務大臣 その分岐点を、何円なのかということは、私の方から今申し上げることはできませんけれども、一定の水準になれば、計算上は、今浅尾さんが言うようにプラスになっていくことは事実です。
○安住国務大臣 適正な保有額がどれぐらいかということは議論のあるところです、率直に申し上げて。  ただ、現時点での為替の水準を考えれば、やはり大きな赤字になることは事実でございますから、保有をし続けるということになると思いますが、浅尾さんの提案というのは、もう少し規模というもの...全文を見る
○安住国務大臣 意見の分かれるところだと思います。  地方自治体の現実を考えますと、そういうやり方をすれば、それは国としては少し楽になることはあるかもしれませんが、現実にマーケットが、それぞれの自治体が発行する債券、地方がどういう形で債券を発行するか、そういう御提案はいろいろあ...全文を見る
○安住国務大臣 ですから、結論で言うと、浅尾さん、やはり現実的対応をしないと。  べき論はもちろんあると思います。ただ、私どもとしては、今やはり、そういう意味では、マーケットできちっとそうした債券を消化して、そして地方にお金をきちっと届ける責任というのはやはりあるわけです。 ...全文を見る
○安住国務大臣 なかなか難しいリクエストだと思います。  逆に言えば、台帳で出しているんですけれども、バランスシートの話でおっしゃっているのかもしれませんが、それが仮にあったとしても、例えば国の借金が減るわけでもありませんし、国有財産全体が、極端なことを言えば、売却可能な資産か...全文を見る
○安住国務大臣 つまり、国会に報告するときは、台帳の国有資産現在額で出していますということなんです、答えで言うと。
○安住国務大臣 今、基礎控除、配偶者控除、それから扶養控除、そういう控除があります。それから、特別な、例えば障害者の方に対する控除とか、さまざまあります。歴史的経緯の中で、所得からそうした控除をすることによって暮らし向きを少しでも楽にすればということでこの控除制度はできてきました...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘は十分私もわかります。  それで、やはり、給料明細書なんかを余り確認しない若い人は本当にそうなんですね。お給料の明細書をちゃんと見てもらえば、年末調整のお金とか、しっかり書いてありますが。  逆進性の問題、そういうことがありますから、類似の控除の問題につ...全文を見る
06月01日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第13号
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○安住国務大臣 三十分間聞かせていただきましたけれども、軽減税率のいわゆるデメリットというものがやはり諸外国であるということを丁寧に説明をいただいたと思います。  現に、イギリスの首脳ともいろいろな意見交換をしておりますと、ゼロを上げていくということについては非常に難しいんだけ...全文を見る
○安住国務大臣 宮島さんおっしゃるとおりで、特に、一千五百万以上の高額所得者といいますか、その中でも五千万円以上の所得者がふえております。これをさらに億円以上で見てみますと、実は、株式等の金融資産、そうした保有率が高い方々が多いんですね。  そんなこともありますから、証券優遇税...全文を見る
○安住国務大臣 マイナンバーはとても重要な法案でございますので。  また、国会対策のことは私もよく存じ上げませんので、ぜひ聞いていただきたいと思います。
○安住国務大臣 私の場合は、あいうえお順の「あ」なものですから、必ず賛成者のところに名前は入れられてしまうという運命にありました。ただ、住基台帳法の廃止については、党内に当時、大変熱心に、今の名古屋の河村という人たちとかがいまして、本当にそういう点では、私自身は、プライバシーの問...全文を見る
○安住国務大臣 私も賛成でございます。
○安住国務大臣 結論からいえば、前提条件としての数値目標を規定しているものではないのであります。  ただ、この十八条第一項は、今先生に読んでいただきましたように、十年間の平均において、目下の緩やかなデフレ状態にある我が国の経済状況を何とかプラスにしていく、政府としては、名目成長...全文を見る
○安住国務大臣 十八条の一項は、やはり政府の目指すべき道しるべをしっかり描いていると思います。ですから、政府は十年のアベレージで三%、二%という目標に向かっていきますよという意味では、目指すべき道を示してその軌道に乗っていく、そういうことは、イコール経済の回復過程、好転ということ...全文を見る
○安住国務大臣 八千億円です。
○安住国務大臣 これは、そういうふうな見方をする方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではございません。やはり特異な要因がありまして、先生、復興のための財源を確保するためにどうするかということで、まず八千億円ありきではありません。これは、一旦下げたものに対してもう一回、一〇%、三...全文を見る
○安住国務大臣 世界の中で競争している日本企業の法人減税ですから、時限を決めてやっているわけではございません。
○安住国務大臣 先生、反論をちょっとだけ、もうささやかな反論ですけれども。  先生、三百万とか五百万とか八百万というのは、これは、大企業であっても中小零細企業であっても、多分お月給をいただいて子供さんをお育てになっている方のことですよね。その会社に対して我々としては倒産されたり...全文を見る
○安住国務大臣 夫婦と小学生一人の世帯の場合は、給与収入三百万で年間千九百円、国税は九百円です。給与収入五百万で年間三千五百円で、国税分で二千五百円。給与収入八百万の方では国税九千六百円となります。  しかしながら、いいですか、もう少しつけ加えさせていただきますと、もし夫婦と高...全文を見る
○安住国務大臣 消費税を一〇%に引き上げた場合の一年当たりの消費税負担の増加額、これは総務省の家計調査をもとに機械的な推計でよろしゅうございますか。(佐々木(憲)委員「はい」と呼ぶ)  収入の階級の第一分位の世帯では約八万六千円、収入の第四分位の世帯では約十二万。それから、これ...全文を見る
○安住国務大臣 ちょっとこれは少し長くしゃべらせていただきたいんですけれども、復興のための税制措置、それから消費税率五%上げ、負担増ですね。それから、児童手当への移行による手取り額の変化。これを、要するに一定の仮定を置いて算出して、合計合算、単純に合算すると、負担増は幾らになるの...全文を見る
○安住国務大臣 まず最初に、私の方から二十兆のことについてちょっと反論させていただいて、後で副総理の方からお話しさせていただきたいと思います。  例えば、先生、十三・五兆は全部負担だと言いますけれども、そのうち、例えば二・七兆、これは保育の充実等、子育て世代等を含めて充実に回り...全文を見る
○安住国務大臣 これは本当に国民の皆さんに誤解を与えるといけませんので、先生、戦車なんか、これで買いません。お金に色がついていないといっても、私が言っているんですから、間違いありませんから。(佐々木(憲)委員「だって、一般会計に入るじゃないか」と呼ぶ)使いません、これは目的税です...全文を見る
○安住国務大臣 ですから、駆け込みがあった後にがくんと落ちるじゃないかという話なんでしょう、先生。(佐々木(憲)委員「もちろんですよ。もとに戻らない」と呼ぶ)しかし、実はそれは、一定期間をならしてみればお互いの効果が相殺されるという意見もあるんです。だから、その経済学者の方がおっ...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のとおりでございまして、推計を見ますと、現時点で、これは、百九兆五千が先生御指摘の二五年には百四十八・九兆と、約一・五倍ほどになります。これはもう言うまでもなく、高齢化の進展が急速にこれから加速をしていきますので、やはりその点からいえば、保険料の御負担も上が...全文を見る
○安住国務大臣 国民負担率のお話は先生御指摘のとおりでございまして、我が国の社会保障制度の特徴というのは、やはり平成の六、七年までの間は保険料収入を中心にずっと来ましたから、そこで、そういう点では、公費ベースで負担をしていたのが、大体平成の五、六年あたりからワニの口のように公費負...全文を見る
○安住国務大臣 まず、給付つき税額控除を否定するものではないと言っていただきました。ただ、課題が多いことは私も十分認識をしておりますので、本当に国民の皆さんから見て公平感を持っていただけるような給付をするために、やはりこの制度の導入というのはいいのではないかと私は提案をさせていた...全文を見る
○安住国務大臣 まだ、どの範囲でどういうふうにさせていただくのかということは、率直に言って、固まっておりません。  どういうふうに考えているのかという御指摘でございますけれども、やはり、消費税の引き上げによる影響をできるだけ、逆進性があるということは、水平的税としては当然そうい...全文を見る
○安住国務大臣 まず、カナダのGSTクレジットについては、カナダ・ドルを日本円に換算しますと、夫婦、お子様お二人の場合で、世帯所得で約三百七十万以下が給付対象となっております。我が国の共働きをしている住民税非課税世帯とほぼ同水準にあるということは事実でございます。  ただ、基本...全文を見る
○安住国務大臣 これは先生も御存じのとおりですが、土地は取引で、課税にはなじまないということでずっとやってまいりました。これからもそれは維持をする方針でございます。それから、家賃等についても、同じように非課税にする。それから、教育、医療の関係についても、政策的配慮ということでそう...全文を見る
○安住国務大臣 今御指摘ありましたように、本則に二十六年から戻しますので、その点では一〇%の解消をやらせていただきたいと思っております。  金融所得については、世界的にも分離課税を採用している国が多いわけでございまして、そうした点では、いわゆる一般の投資家も簡単でわかりやすい税...全文を見る
06月05日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○安住国務大臣 おはようございます。  菅総理が代表のとき、私も党の役員をやっていましたけれども、おっしゃるとおりで、後に名誉回復したといいますか、役所の方からきちっと謝罪をして、菅総理のその期間の問題については実務的なミスであったと。しかし、当時の政治的な、いわば、いっときの...全文を見る
○安住国務大臣 国会議員の身分でない人が、民間人が閣僚になった場合は、もしお務めになっていた場合、兼職禁止なので、厚生年金から外れてしまうというようなことがあるので、その代替措置としてということですけれども。  まあ、国会議員については、小泉総理のときに議員年金互助会制度をやめ...全文を見る
○安住国務大臣 いいですか、ちょっと話をして。  ただ、私は実はそのとき、九年八カ月だったんですよ、今の私の当選五回は。それで、自民党も公明党も私も、これはけしからぬと。やはり、その期待権みたいなものもあるんじゃないかという議論もあったんです。しかし、それは、時の政権が、そんな...全文を見る
○安住国務大臣 相続税は、実は思い切った改革をやっておりまして、今その緒についたばかりであります。いろいろな御指摘があって、ですから、最近、贈与に振り向けた方がいいんじゃないかというふうな家族もふえ出したと聞いておりますけれども。  そもそも論からいえば、百人のうち四人しか、お...全文を見る
○安住国務大臣 所得税については、世界的な潮流を考えても、今後、最高税率をどうするか、私は篠原さんと同じように、これは真剣に検討しないといけませんので、政府税調の中でも議論の主議題にこれからしていきたいと思います。  ただ、今回のことでいえば、消費税のお願いをして、それから、こ...全文を見る
○安住国務大臣 今言った自動車関係税について関心を持っているようだということは報告は受けておりますけれども、外務省の方で情報収集しながら、今、篠原さん言うように、国益に反するようなことや自動車業界にとって逆に言えば不公平な話になるようなことについて、また、税の体系をゆがめたり、そ...全文を見る
○安住国務大臣 そういう御主張があることは十分承知しております。  長い日本の財政の歴史の中で、しかし、戦前にはさまざまなことがあって、ハイパーインフレを起こし、その後、敗戦に至っては国民生活を破壊してしまったり、金融当局と時の政権との距離というものをどういうふうにはかるかとい...全文を見る
○安住国務大臣 私は思うんですけれども、二つあるかなと。防衛省は日本最大の国家組織でございます。ですから、今ちょっと正式な数は忘れましたが、二十五万人弱ぐらいの人間が勤めておりますので、例えば、選挙区が先生のお隣の石破先生、長く防衛大臣、一番おやりになったんですかね、政策的に明る...全文を見る
○安住国務大臣 はい。二十五年近く政治を見ていますと、防衛庁長官時代から見ていただければ、防衛の専門家だけがなったんじゃないんですよ。やはり、統率がうまくて、人の上に立って組織をうまく動かせるような方々で初入閣なさった人は自民党時代もたくさんおられますので、さまざまなタイプがある...全文を見る
○安住国務大臣 ここは率直に、社会保障の自然増への対応とか財政再建について記述をしていなかったということは事実でございます。
○安住国務大臣 総理は、野田毅先生の本会議の中でも、そういう点では、十六・八兆について自分なりの反省をしっかり述べておりますし、ここでの委員会での冒頭の質疑においても、伊吹先生初め御指摘ありましたけれども、総理としては真摯に反省するところはしっかり反省しておりますので、そのことだ...全文を見る
○安住国務大臣 国会の同意人事で任命をしていただいて、梶山先生にも賛成していただいて數土さんは経営委員になられたと思いますから、そういう意味では、人物的には立派な方だし、経歴もあると思います。御本人の判断での今回の辞職ということですから、その立場を尊重したいと思います。  なお...全文を見る
○安住国務大臣 先ほどは失礼しました。熊日出身の坂本さんを梶山さんと間違えてしまいまして、大変申しわけなく思っております。顔が似ているものですから。済みませんでした。  ところで、地方税のことについて、まず、地方税そのものというのは、財務大臣が発言する話かどうかちょっと私も戸惑...全文を見る
○安住国務大臣 地方によっては、例えば整備局なんかを、これはいいけれどもこれは残してくれとか、そういう意味では、地方にとっても余り御都合のいい話ばかりでない改革なんだということを私はわかっていただきたいと思います。そういう厳しさも踏まえて、今の国の形を変えるということで我々提案し...全文を見る
○安住国務大臣 消費税の持っている特性の中で、もう先生御存じのように、やはり所得が低い方に関しては、高い人よりはどうしても税負担が重くなる、そういうことはこの税のいわば弱点だと思います。そういう中にあって、一〇%に引き上げた場合に、いわゆる所得の低い方に対して、いわば逆進性に対し...全文を見る
○安住国務大臣 対象者の範囲については、実務上の対応可能性に配慮をしないといけないと思います。  そこで、ほかの社会保障制度における低所得者対策の範囲との整合性にやはり留意して決定をしようと思っております。ですから、今、例えば御指摘のありましたことも考慮事項にはなりますが、まだ...全文を見る
○安住国務大臣 まず、例えば、前回、前々回は、これは単年度措置でございましたけれども、臨時福祉給付金ということで、約六百億、それから前回が九百億円台半ばぐらいのお金を、それぞれ一万円ずつお配りをしているというケースがございますが、これらも参考にはさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○安住国務大臣 制度設計までの間の暫定的な措置とはいえ、そこで例えば全く対象が断絶するというか、本格的な稼働に入って、そこで余りに対象が違うとなるとやはり混乱は起きるわけですから、ある程度そのことは想定をした上で慎重に制度設計をしたいというふうに思っているわけです。  確かに、...全文を見る
○安住国務大臣 実は、控除のありようもさまざまなことが想定されると思います。例えば、税から控除をそのままやるという制度もあれば、あらかじめ控除対象者も含めて現金をお配りするというふうなやり方とか、さまざまなやり方がありますから、どういう方々をまずその対象にして簡素なものをやるかと...全文を見る
○安住国務大臣 それは、なぜ今は答えられないかというと、簡素な給付措置も、ターゲットのとりようによっては、それは数千万人単位になる可能性だってあるわけです。  ですから、先ほど岡田副総理もおっしゃったように、では、そういうふうな広い範囲で、先ほど住民税の非課税世帯と言いましたけ...全文を見る
○安住国務大臣 これは公式には、関係五大臣の会議等で検討していく中で、生活保護など関連する社会保障制度等との関係の整理や、給付つき税額控除自体の制度のあり方とあわせて検討していくということになります。  ですから、財源について、今、消費税の税収の中ではなくて外にありますというこ...全文を見る
○安住国務大臣 確かに、似たような制度を導入しているカナダのGSTクレジットの場合は、カナダの国自体の全住民に占める税務申告率が七二・七%なんですね。それに対して、今先生御指摘のように、我が国はどうかというと、全人口に占める申告者数というのは一八・五%でありますから、そういう意味...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のとおりでございまして、考え方としては、今大きな流れとしては、先生御指摘のように、ヨーロッパのように課税を行うという流れが一つにあります。  それで、問題は世界的な規模で起きていまして、結論からいうと、やはり日本としては、OECD等の国際機関における議論に...全文を見る
○安住国務大臣 二組合がカード化しましたけれども、現時点では、十八共済組合については順次これからカード化を図るということになっております。  これは昨年来、先生から御指導いただいておりますので、後でお許しいただければ、少しこの先のことはお話ししたいと思います。
○安住国務大臣 きょうも、実は朝、私、自分の、大臣の共済の保険証を持ってきまして、若い職員の皆さんと、考えてみれば大変不便だ、みんなはどうしているのと聞いたら、やはりコピーを持ってお子さんが例えば病院に行かれたり、自分がぐあいが悪いときはこれを持ってきて、ですから家には保険証がな...全文を見る
○安住国務大臣 さまざまな措置を行っております。ございます。
○安住国務大臣 これは、例えば所得税でいうと、雑損控除や災害減免法に基づく所得税の減免措置の前年分適用特例とか、それから、被災事業用資産の損失の特例、住宅ローン減税の適用の特例等々、やはり急の災害で、本来所得としてカウントされるべき、こういう災害がなければ入ってくるであろうことを...全文を見る
○安住国務大臣 一時的にはそういうことなんですね。ですから、そのダメージが例えば一日も早く復旧していただければ、また仕事をしていただいて、普通に所得が戻ってくるまでの間、やはりそうした措置というのが必要になるということだと思います。
○安住国務大臣 現時点で、消費課税じゃなくて消費税ですよね。(塩川委員「消費税です」と呼ぶ)  今提案させていただいている消費税については、ございません。
○安住国務大臣 大震災による、消費税の課税事業者選択届出等の書類がおくれた場合に、例えば、それに対していいですよというような消費税の課税事業者選択届出書等の届け出に係る特例、特例措置は何点かございます。
○安住国務大臣 消費税の税の性質上、何度も申し上げていますけれども、やはり水平的課税でありますから、そういう意味では、所得税のようないわば累進率がある垂直型の税であればさまざまな控除や減免措置はありますけれども、制度設計上、大震災や大災害に遭われて、例えば、物を消費する、買ってい...全文を見る
○安住国務大臣 消費税の影響、建物を建てるときにやはり御負担になるということは困るじゃないかということなんですけれども、私も、消費税として単一税率を維持しておりますから、そのことで何か変更ということにはできませんけれども、率直に申し上げて、被災地の皆さんのそういう住宅建設について...全文を見る
○安住国務大臣 だけれども、多分、塩川さんは、仮にそれをやったとしても消費税反対なんですよね。  私どもは、消費税は入れさせていただきたいんです。そのかわり、被災者の方に対しては、私どもの責任で何らかの対応はやはりとらないかぬかなと今思っているということです。
○安住国務大臣 ですから、塩川さんは、これがあってもなくても反対だとおっしゃっているわけで、私どもは、消費税を入れさせていただいた上で、今も、この被災地の住宅建設のことは私もよく存じ上げています、我が身のことでもありますから。  だから、そういう意味では、どうするかということと...全文を見る
○安住国務大臣 消費税の引き上げの議論をさせていただいたときに、当然、所得税の扱いを今のままでいいのかという議論というのは出てきております。  その中で、実は、注意しないといけないのは二つあると思うんです。  それは、今先生おっしゃったように、最高税率が、四〇を四五に上げた、...全文を見る
○安住国務大臣 この消費税の問題が成立しましたら、次に、所得税の問題を本格的に議論したい、資産課税についても十分議論したいと私は思います。  というのは、昭和六十年を例にとると、最高税率七〇なんですね、所得税は。ただ、そのときに、私はこれは省内で話しているわけではないんですが、...全文を見る
○安住国務大臣 まず、議論の前に、ぜひ賛成して、もし政治生命をかけたときはぜひ私のところに来ていただければ、我々としても非常に歓迎いたしますので、よろしくお願いします。  そこで、滞納の話は、山内さん、少し誤解もあると思います。  二十一年度の統計から二十二年末における整理状...全文を見る
○安住国務大臣 ですから、大事なことは、今ある公取や中小企業庁の組織をきちっと活用してやっていくということだと思います。  そのために、新たに例えば国家公務員法で言う総定数をふやすとか、そういうことにできるだけしないような形でこの制度の充実を図っていきたいと思いますが、具体的に...全文を見る
○安住国務大臣 今は請求書等の保存方式ですね。では、これをインボイスにしたらどうだという意見もありますが、今回は現行の制度でいきます。もちろん、御存じのように、単一税率でいきますし、今の請求書等の保存方式というのはインボイス制度とほぼ同じ効果があるというふうに思っております。 ...全文を見る
○安住国務大臣 課税事業者が発行するインボイスに記載された税額のみを控除するというのが、イギリスなんかでよく言われているインボイス制度ですね。ですから、イギリスでの書類を見ておりますと、ちゃんと適用税率、額の記載を義務づけておりますから、そうした点ではわかりやすい制度ではあります...全文を見る
○安住国務大臣 やはり国民負担率を考えますと、先生、社会保障の今の年金、医療、介護の日本のサービスというのは非常に質は高いと私は思います。ですから、介護保険がスタートしてから、やはりひとり暮らしのお年寄りの方なんかに対するケアというのはもう格段に向上しました。そういう意味では、暮...全文を見る
○安住国務大臣 今、所得税のフラット化や法人税率の引き下げをやりました。ですから、そういう点では、税収機能は、全体には税収が上がっていくというよりはかなりの減税をやっているわけです。所得税だって、全体の所得税納税者の八五%は五%ないし一〇%の低い課税率なんです。そこはアメリカや欧...全文を見る
06月06日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第15号
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○安住国務大臣 おはようございます。御激励をいただきまして、伊吹筆頭からも、ありがとうございます。  平均で大体二・六兆円の試算を今まで、過去の統計がそうなものですから。ですから、ある意味では、消費税は景気の影響を余り受けないで安定した税収を見込める。先般も議論がありましたけれ...全文を見る
○安住国務大臣 私は、率直に申し上げて、やはり構造問題があると思いますね。昭和五十年以降、特例公債を発行して、いわば足らず前を特例公債で乗り切ってきた。当初は、その額は一定規模であったわけですが、ある時点を超えてから、日本の予算編成の中では、相当な割合を特例公債で賄う。これは、賄...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のとおりでして、例えば、経済成長をしていくことで増収ができれば消費増税要らないんじゃないかという意見を言う方もおられます。ただ、増税をそれで避けられればそんないいことはないんですが、やはり、これまでの歴史からいっても、それで好景気になってどんどん税収が上がっ...全文を見る
○安住国務大臣 まず、復興債を買っていただいてありがとうございました。  今、一兆四千億円ほど購入をいただいておりますので、国民の皆さんの善意には本当に感謝を申し上げたいと思います。  こういうお金を、私は地元が被災地なものですから、戻ったときには、復興のお金というのは、こう...全文を見る
○安住国務大臣 いわゆる目的税について明確な定義があるわけではございませんが、従来から、特定の経費に充てることを目的として課される税であって、税法上、その使い道、使途が特定されているものを目的税と整理しております。
○安住国務大臣 今御指摘のように、平成十一年だったと思いますが、そこからは予算総則で記載をされておりますけれども、予算総則記載は毎年の予算書に記載をするということであって、目的税ではございません。
○安住国務大臣 現在、国で行っています税の中で、いわゆる目的税に該当するというものは、発電施設の設置、利用の促進や電力供給の円滑化等のために課される電源開発促進税がそれに当てはまります。  なお、地方税では、いろいろ、都道府県、市町村で目的税というものがあります。
○安住国務大臣 いやいや、先生、総則上の今の消費税はそうではなくて、今回五%提案するものに関しては社会目的税化しますということを申し上げたので、そのことでもし誤解があれば、それは。  今、現時点では、総則と私ははっきり申し上げていると思っておりました。
○安住国務大臣 目的税化いたします。  ですから、今私が定義を申し上げたのは、いわゆる目的税とは何ぞやということを先生にお話をしましたが、これに当てはめれば、消費税というものは四経費に充たるということになりますので、税法上この使い道を特定しておりますから、これは目的税ということ...全文を見る
○安住国務大臣 急なことでございますが、現時点で、たしか、ちょっと後で間違っていたら訂正いたしますが、三十四兆円ほどですね、四・八かな。これを消費税で充当するといっても、これは全部を全部消費税で充当するということではございません。
○安住国務大臣 ですから、目的税については明確な定義があるわけではないんです。今、先生が言った話は……(佐々木(憲)委員「最初に定義を言ったじゃないですか」と呼ぶ)だから、私が申し上げているのは、再三繰り返しますけれども、特定の経費に充てることを目的として課される税であって、税法...全文を見る
○安住国務大臣 いわゆる非課税分野がほとんどでございます。
○安住国務大臣 過去の例からいうと、政策的配慮でございます。
○安住国務大臣 私も、こういう指摘を受けてから、例えば国立病院なんかでのMRIとかCT、こういうのは大体どれぐらいで購入しているのかということをちょっと調べてもらっております。  MRIだと、大体四千万から、いいもので一億数千万、CTだと、三千万から大体六千万ぐらいかかりますと...全文を見る
○安住国務大臣 そうですね。  それで、要するに、厚労省が申し上げているのは、この二回の引き上げの中で、診療報酬でやりますと言ったけれども、今そういう御指摘もあるわけですよ、団体も含めて。大変厳しくて、今の体系の中ではなかなかカバーし切れない部分があると。そういうことだから、厚...全文を見る
○安住国務大臣 ですから、区分をきちっとして手当てを行うことを検討すると先ほどおっしゃったので……(佐々木(憲)委員「検討だけじゃないか」と呼ぶ)でも、検討するために資料が必要ですから。  ただ、もっと言えば、先生、例えば個人病院なんかもそうですけれども、全体の、もちろん、五%...全文を見る
○安住国務大臣 導入は考えておりません。
○安住国務大臣 現実の数字を出していただきまして、感謝を申し上げます。まさにファクトとしてはそのとおりでございます。  そして、その原因は何かということでございますが、税率が下がっているということについては、これは税制改正等がありました。所得税減税が平成元年にもありましたし、七...全文を見る
○安住国務大臣 二〇〇〇年以降、不良債権を処理した後に、やはり賃金コストの削減がそのまま競争力を強化するというふうな風潮があって、私は企業の経営をしたことがありませんからわかりませんが、企業収益の改善は見られましたが、それに伴って規制緩和をしたことによって非正規労働者等の割合がふ...全文を見る
○安住国務大臣 経済状況について、いろいろな考え方があると思います。大変な経済状況の悪化で税を上げたときにどうなるかは、政治が一番わかっているわけですから、そこに細心の注意を払うためにある意味で附則をきちっと設けて、一の条項ではデフレ脱却を訴えて、そこには数字ですね、三%、二%を...全文を見る
○安住国務大臣 消費税の問題をちょっと除いて、デフレ状態が長期間にわたって続いているというのは、今までの日本だけではなく世界の経済の状況から見ても、これは極めて深刻である。ですから、これを解消しなければならないということは論をまたないと思います。  ですから、この法律の十八条の...全文を見る
○安住国務大臣 仮に法案が成立しまして、二〇一五年の十月に一〇%になって、その半年後ぐらいに国民の暮らしはどうなっているかということでございますが、物を買うときに多分一〇%の税金を払っていただくことになると思います。(発言する者あり)はい。  これは、もちろん、可処分所得の分で...全文を見る
○安住国務大臣 いや、もちろん、先生、社会全体にとってプラスのこともたくさんあると私は思います。  社会保障の財源を確保すると同時に、このことが世界に対して、日本が結果的には、社会保障の充実のための財源、またこれまでの足らず前を将来のツケ回しで使っていた分を、これに充てるだけの...全文を見る
06月07日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第16号
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○安住国務大臣 おはようございます。  とにかく、借金の多さというのは今、世界の中でも飛び抜けております。GDP比でも二〇〇%を超えるような勢いでございますから、そういう点では、今、田嶋さんがお示しになったグラフのとおりでございます。  なぜこういうことになっているのかという...全文を見る
○安住国務大臣 総額表示の仕方の中には、もちろん総額しか表示をしない、それに比べて、田嶋さんの主張というのは、本体プラス税まで、五段階ありますけれども、できるだけやはり透明性を確保すると同時に、外に見える化をちゃんとやらないと、この税の意味合いや、いろいろな意味で困る人も出てくる...全文を見る
○安住国務大臣 今御指摘のように、昭和三十四年までは恩給制度がありましたので、その前からお勤めになっている方々は今でもこの恩給の支給が対象になっているわけですね。  そういう点からいうと、追加費用、今回、二七%削減の考え方を示しましたけれども、これは、本人の保険料負担は四・四%...全文を見る
○安住国務大臣 平成二十五年度平年度ベースで試算をしますと、国共済の追加費用につきましては、国の負担が約二百億円減少するものと見込まれております。  地方については、総務省の方からお答えいたします。
○安住国務大臣 今回の削減額は二七%、私は比較的大きな削減になったと思います。そういう点では、国民の皆さんも、この恩給期間に対してどういうふうに考えるのか、それぞれ意見の分かれるところではあるとは思います。しかし一方で、今生活をしておられる高齢者の皆さんが多数なわけですね。昭和三...全文を見る
○安住国務大臣 もう既成事実は申し上げませんが、この一〇%をなぜにしたのかということについては、前例を参考にしたと、一言で言えば申し上げられると思います。農業者年金の場合は九・八でしたし、国会議員の年金の場合は、あれは一〇%でございましたし、地方議員もそうでございます。ですから、...全文を見る
○安住国務大臣 期間はどうなっているか、ちょっとそれはわかりませんけれども、もし今のような二七%の削減で、国分だけで削減額をそのまま当てはめると、一年大体二百億ですから、掛ける年数ということになると思います。
○安住国務大臣 なかなか大変なお金でございまして、しかし、今の下村先生と小宮山大臣の話を聞いていまして思うんですけれども、これから修正協議に入らせていただくと、これはもう政府の手を離れて議会の中でのコンセンサスづくりをしていただくわけですから、そういう中でいい案を出していただけれ...全文を見る
○安住国務大臣 定義はございません。  しかし、例えば、住民税の非課税世帯を持ってきたり、生活保護の皆さんのそれぞれのレベルを言ったり、公式な定義はございませんけれども、今主税局長が申し上げたように、課税の面で考えれば、大体二百から千五百ぐらいの間ということが課税の面での一つの...全文を見る
○安住国務大臣 先生御存じのように、所得税、それから資産、そして消費、さらにはその他揮発油税等、今の日本の税収構造というものは、やはり高度成長期にある程度骨格ができ上がっております。ですから、そういう点では、こうした構造改革をすることはいわば抜本的な改革につながる、私もそういう認...全文を見る
○安住国務大臣 もう言うまでもなく、所得税は、基幹税の中のこれまで日本の柱だった税でございます。先生からは、累進性をもう少し抜本的に改めて、今の刻み数を少し考えたらどうか、あわせて所得税の最高税率等についての検討もあってしかるべきではないのかという御指摘だと思います。  確かに...全文を見る
○安住国務大臣 先ほどちょっと触れさせていただきましたけれども、相続税については、バブル期の地価高騰による相続財産の価格上昇に対応した負担調整を行うために、実は累次にわたって基礎控除の引き上げ及び税率構造の緩和というものを進めてまいりました。御指摘のとおりでございます。  ただ...全文を見る
○安住国務大臣 一言で言うと、私も先生の方向性に大賛成であります。  ただ、これまで、そこにはやはり、例えば住宅を東京等で持っておられる方々とか、さまざま資産形成をしてきた中で急激な変化があれば、土地やお住まいになっている住居等の父親からの贈与について、急激に今まで想定していな...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のとおりでございます。  ですから、資産課税の中で贈与税の位置づけというのは、今先生がおっしゃったように、やはり相続税を補完するものであるという認識を私も持っております。  金融資産の多くを高齢者の方が保有している現実の中では、被相続人のみならず、相続人...全文を見る
○安住国務大臣 今お話がありましたけれども、要するに、源泉分離課税はその時点で課税終了ですよということで法定調書には載らないということだと、ストックの部分で大きな穴がどうしたってあくんじゃないかということは私ども懸念を持っております。  資産を把握するときというのは、先生御存じ...全文を見る
○安住国務大臣 いわゆる七条のところで、こうした問題点について列記をさせていただきました。  御指摘のとおり、車体課税については、方向性としては今後検討するということですが、もちろん、タックス・オン・タックスについては、世界の流れでいえばあるにしても、認めていただいているとして...全文を見る
○安住国務大臣 ちょっと誤解もあるのではないかと思いますけれども、昭和三十五年からの例をちょっと申し上げますと、昭和三十五年のときを例にしますと、社会保障関係費は、一般会計に占める比率は一一・一なんですね。ところが、今、これは二九・二になっています、二十四年度で。公共事業というの...全文を見る
○安住国務大臣 問題は、やはりふえ続けた国債の元利払い費はずっとつきまといますから、現実に、現時点でも約二十二兆ありますね。この比率が二四%もあるわけですから、普通の家で計算すれば、例えば百万円あったとして、二十四万円は自然と、黙っていても借金払いに消えていくという構造ですよね。...全文を見る
○安住国務大臣 軽減税率のことだけ申し上げますと、先生は弱者のことをおっしゃっているとは思います。しかし、物を、食料品を買うのは、大金持ちも買うんですね。そういう点では、軽減税率をもってして弱者対策とか低所得者対策になるというのは、一方では、高額者の方が高い食材を買ったりしたとき...全文を見る
○安住国務大臣 所管でないので、御勘弁いただきたいと思います。
○安住国務大臣 この間も御質問ありましたけれども、アベレージをとると、ばらつきは多少あるにしても、大体平均二・五兆ぐらいかなと思います。この間、質問もありましたのでお答えしましたけれども、一・六%ぐらいの成長を見込めば、さらに毎年増収分は期待をされるということで、二・七という数字...全文を見る
○安住国務大臣 これは税収見込みですからね。さっき正確性に欠けると言いましたけれども、今副大臣からも答弁ありました。これは同じものを持っているとは思いますけれども、平成に入ってからの数字を少し言いますと、十二年ぐらいから二・五、二・四、二・四、二・四、二・五、二・六が続いておりま...全文を見る
○安住国務大臣 ですから、実は、この近年は二・六兆いっているんですね。私は、やはりそういう点では、二・七に根拠がないというのはちょっと当たらないと思うんです。  例えば、積算の根拠というのは、消費税率分を除いた、一応、政府試算で言う名目GDP成長率の二〇一三年度が一・七、一四年...全文を見る
○安住国務大臣 ストレートに六十年の根拠について説明したいと思います。  これは、公共事業費のうちの用地費とか出資金について、永久に効用を発揮すると考えられるのは約百年と有限に抑えて計算をしている。これに対して、公共事業のうち施設関係費については、できる限り資産の実態に即して、...全文を見る
○安住国務大臣 建設国債分を除けば三十九兆円ぐらいですかね。特例公債の話ですね。(江田(憲)委員「そうです」と呼ぶ)  いろいろな意見はあると思いますよ。あると思いますけれども、このルールでやってきたというのが答えになるんですが、ちょっと言わせていただきたい。  六十年償還ル...全文を見る
○安住国務大臣 私、何度もこの話を聞かせていただいて、財金の場では、要するに、わかりやすい例を、六百億を例にして、これを十年ずつやって一・六を掛けていくということで説明したことはあるんです。  ですから、減債基金は、例えば六百億の返済が五百億になったときのその一・六を掛けたとき...全文を見る
○安住国務大臣 これは、過去に国債を発行した額なんかが多かった時期もありましたから、それに基づいて、償還費それから利払い費等を積み上げております。  それから、基金の残高も、平均すると大体十一兆から、ことしで九兆円になっておりますので、そうした額になっているということです。
○安住国務大臣 私は、もう一つだけ、ちょっと視点を変えて一言だけ言うと、過去の財政審の議事録を、このことに関しては意外と私は見ました。一つだけ、先生、財政出動に歯どめをどうやってかけるのかという議論をかなりやっているんですよ、昭和四十年前後。こういうことがあるから放漫財政にならな...全文を見る
06月11日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第18号
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○安住国務大臣 この修正協議は、藤井先生と町村先生でやっていただいておりますが、もうこのお二方にお任せをしておりますので、そういう点では、そこで話し合われることを私どもとしては最大限尊重させていただくということです。
○安住国務大臣 最初政府でまとめたときには、御存じのとおり、この附則十八条の一項、二項の書き方は違っていたわけですが、これは、与党の中で御審議をいただいている中では、名目三、実質二というものを目指す政策目標をやはり法律の附則のところで掲げるべきであるということでございましたので、...全文を見る
○安住国務大臣 入ります。
○安住国務大臣 これまでは、平成十一年から総則に書いているということは、毎年の予算総則でこれを書きますということで、単年度予算ごとにこれは高齢者三経費ということになっておりました。  しかし、今回は、税法においてそれを位置づけておりますから、私どもとしては、よりはっきりと、少子...全文を見る
○安住国務大臣 いえ、そうではありません。私が申し上げたのは二つありまして、被災地に向けた住宅の問題と、それから、先生御存じのように、新しく五%上がったときの住宅に対する手当てをどういうふうにしていくか。  私の問題意識は、住宅については、やはり人生にとって一番大きなお買い物で...全文を見る
○安住国務大臣 前回のときの統計を見ますと、たしか百六十万ちょっとあった建設戸数が、消費税が二%上がったところで百三十万戸台にまで落ちている。ですから、それはやはりふだんの落ち込みとは違って、非常にその変動が大きい。  上がって下がってという急激な変動が経済に及ぼす影響は大きい...全文を見る
○安住国務大臣 中間層についてということで、この間御質問いただいたときに、私も主税局長もはっきりと、所得税の課税最低限である所得二百万程度以下の層については、これは中間層とは考えられませんねと。また、平成二十四年度改正で給与所得控除の見直しを行った際に規定した一千五百万円以上の層...全文を見る
○安住国務大臣 多分、新聞に載って、また書けるんじゃないかと思っている人もいるかもしれないんですけれども……(発言する者あり)いや、アバウトじゃないんです。  かつて、我が国は、一億総中流の国と呼ばれて、この分厚い中間層が存在したことは事実だと思います。それが経済発展や社会の安...全文を見る
○安住国務大臣 交付国債につきましては、さきの予算委員会から、与党側としての提案に対して、自民党を含め野党の先生方からは大変御批判もいただいております。真摯に受けとめさせていただきますが、私も、何とか、二分の一の恒久化と安定財源の確保、これがやはり一番大事だと思っておりますし、そ...全文を見る
○安住国務大臣 先生からの御指摘で、医療分野にどれぐらいかということでございましたので、急性期医療への医療資源の集中投入とか市町村国保の低所得者に対する保険料軽減等によって、二〇一五年度に最大一・六兆円程度を充てるということにしております。  さらに、先生、七兆円の後代へのツケ...全文を見る
○安住国務大臣 これは、ちょっと先生、申しわけございません、機械的に計算をしているだけなので、そこまではじき出しておりません。
○安住国務大臣 それぞれの組合との話し合い等を含めて、それから、長期持続性がどうなのかということは、総合的に厚労省として考えられて出された案だとは思っております。
○安住国務大臣 これまでに、政府の広報活動の一環といたしまして、何らかの講義や説明会などを実施した大学というのは五月末現在で四十三ほどございます。  これらにつきましては、財務省が各大学当局に、学生への説明と対話の機会の提供をお願いして、大学側とのやりとりの中で、御協力をいただ...全文を見る
○安住国務大臣 若い学生の皆さんにこの消費税のことを理解してもらって、日本の財政の状況をわかっていただこうということでやらせていただきまして、何ら不思議なことではないと思います。
○安住国務大臣 いや、もともとフェースブックに掲載されているものもありますし、それ以外の大学は、未公表にしているものもございますけれども、四十三でございます。
○安住国務大臣 お茶の水には二回、先生が行かれていた和歌山大学にも二回ほど行っていますけれども、もともと何がそんなに悪いのかというのがちょっと不思議なんですね。  というのは、学生の皆さんにとりまして、財務省の現職の職員が行って、現実に財政運営や税の問題について説明をして、それ...全文を見る
○安住国務大臣 ですから、先ほどお話しさせていただきましたけれども、私の方からかねがね、いろいろな場で話を持てればいいのでということを言って、事務方も、そうしましょうということで、これはやりとりをさせていただいて、何か無理やり授業時間をよこせとかそんなことではなくて、財政や税の話...全文を見る
○安住国務大臣 いや、今先生は多分赤旗をお読みになったと思うので、私も手元にあるんですけれども。それはそのとおりかもしれませんけれども、「本学全体で受け入れることにした」と、これは、赤旗が正しければ島田先生ですらそうおっしゃっているんですから、両者合意の上で、では伺いますという話...全文を見る
○安住国務大臣 説明者という意味でいえば、政府として、職員派遣については職員旅費の支出はしております。  なお、大学に関しては、場所や機材の提供などをお願いしておりますけれども、特段の追加費用が生じているところはございません。
○安住国務大臣 申し上げているように、出張旅費というか大学に行った旅費は払っておるだけでございます。
○安住国務大臣 主にはこれを使って説明をしていると思います。それから、それぞれの所管課長の得意な分野について、質問を受けたらそれについてお答えをさせていただく。  なお、先生、日本にはたしか大学というのは七百八十ぐらいあるんじゃないですか。そのうちの四十三の学校で、そういうこと...全文を見る
○安住国務大臣 いや、そこに書いてあることの大半のものはファクトですよ、ファクト。現実を説明しているわけです。  また、それをもとに現実の政策についていろいろ説明することは何ら問題ないと思いますし、大学の学生諸君にはそれぞれの自立した考え方があるわけですから、それに対してどうい...全文を見る
○安住国務大臣 これは、保険料や税負担をわかりやすくグラフで描いてあるわけです。それで、要するに、大学を卒業してから、就職なさってスタートしたことを起点として書いてあると思います。
○安住国務大臣 いや、だから、何が問題なのか、ちょっと私よくわからない。質問がよくわからないので。
○安住国務大臣 大学に対してお渡しするお金というのは年金、医療、介護、子育ての中にはありませんが、これは、例えば今回、給付型の、出世型、所得連動型の奨学金とか、そうしたことも全部含めて絵でわかりやすく描いているからであって、それをもって、何か事実と違うというのは当たらないと思いま...全文を見る
○安住国務大臣 年金、医療、介護、少子化対策と言っています、私は。
○安住国務大臣 そのグラフは足をもっと長くちゃんとやってもらわないと、そんな極端な大きな差の部分だけ見せるのは、ちょっと何か誤解を受けるんじゃないかと思うんです。最初のグラフも、九百五十があって八百があるんだったら、差のところだけこんなに見せるのは、ちょっと私、どうかなと思います...全文を見る
○安住国務大臣 これは機械的に計算するしかありませんが、五十七万円程度ともしされているのであれば、五%ですから、機械的に計算すれば約二・七になりますね。ですから……(宮本委員「二・八五」と呼ぶ)それが倍ですから、五・四ぐらいかもしれませんが。  ただ、先生、ここにおられる先生方...全文を見る
○安住国務大臣 ちょっといろいろ話をさせてもらっていいですか。(宮本委員「いや、いいですよ。端的に答えてください」と呼ぶ)  いや、要するに、そういう考え方も一方であると思いますが、今までの日本の奨学金制度というのは、返してもらったお金でまた貸し付けをするという仕組みでやってき...全文を見る
○安住国務大臣 私はこの場でも先生に答弁したかもしれませんけれども、五千万で四五%ということについて、もう少し累進性を含めて考えたらどうだということについては、今後の検討課題だということは申し上げたと思います。  なぜかというと、やはり、復興の所得税等御負担をお願いしております...全文を見る
○安住国務大臣 これは、ですから、残念ながら、やはり見解の相違なんですね。  法人税は、昨年、民自公で引き下げを行いました。これは、韓国や、我が国が競争をしているそれぞれの国の税負担から見れば、日本の国、地方分の法人税の割合というのはやはり比較的高いということは、我々判断してい...全文を見る
○安住国務大臣 逆の見方をすると、こうした番号制度をちゃんと整備して機能強化していかなかったら、むしろ不公平な問題というのが出てくる可能性というのはあると思うんですよ。  ですから、行政サイドにそこまで情報を持たれるのは嫌だという国民も現実にはいると思います。しかし、資産も含め...全文を見る
○安住国務大臣 まず、先生もお認めいただいているように、発散がいつなるかわからないというのは、確かにわからないわけですよ。ですから、対GDPのこれだけの累積赤字があるということは、やはりそれは決して楽観できる状況ではないと思います。  ですから、そういう点でいえば、冷静な議論が...全文を見る
○安住国務大臣 私どもは、やはり消費税は御存じのとおり水平的税でございますので、所得が比較的低い方々がその比率が高くなるという逆進性がある。ですから、そういう点からいえば、やはりそれの軽減対策をするということで、できるだけ生活の中で影響が出ないような工夫はしたいと思っております。...全文を見る
○安住国務大臣 マイナンバー制度、番号制度がしっかりと動き出さないと現実には制度を稼働させるのはやはり難しいと思いますので、現時点で申し上げれば、八%の段階というのは簡素な給付措置が適当であろうというふうに思っております。
06月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○安住国務大臣 おはようございます。  年度全体の税収実績については、実は、毎年七月に五月分税収とあわせて公表をしております。  現時点で判明している四月までの収納実績が順調だったことを踏まえますと、二十三年度全体の税収は補正後予算を、これは四十二兆になりますが、上回る可能性...全文を見る
○安住国務大臣 一千ちょっとなんですよ。ちょっと待ってくださいね。一千三百ですね。いいですか。(笠井委員「それでいいです」と呼ぶ)消費税の話はいいですか。(笠井委員「その数字を聞いたんです」と呼ぶ)そうですか。
○安住国務大臣 いろいろ御指摘いただきましたけれども、まず、消費税と所得税や資産課税を先生は同列にお話ししましたが、私の認識は、消費税というのはやはり水平的な税なんですね。ですから、先生御指摘のように、これは一〇%なら同率でずっと皆さんにかかっていくわけですね。  ですけれども...全文を見る
06月13日第180回国会 衆議院 決算行政監視委員会行政監視に関する小委員会 第1号
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○安住国務大臣 決議のうち、公務員宿舎建設・維持管理に必要な経費に関して、政府において講じた措置について御報告いたします。  公務員宿舎建設・維持管理に必要な経費に関しては、平成二十四年度予算において、決議を踏まえ厳しい精査を実施しました。具体的には、公務員宿舎の建設に必要な経...全文を見る
06月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(安住淳君) 法定調書の五十七については資料は出てくるとは思うんですけれども、林さんも御指摘なのは、多分、利子課税を含めてどうするのかということについては、率直に申し上げて、源泉分離ですからその後の言わば追いかけはしていないんですね。だから、ここをどうするかという問題は...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 検討はしておりますけれども、源泉分離課税そのものの在り方というか、そこにまでいきますので、私は、そういう点からいうと、今の法案では、マイナンバー制度における中ではこれは入っていないということを申し上げているんです。ですから、これをやはり国会の御議論の中でも...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 現時点では、そこについて、その方がお持ちになっておるトータルな資産についてを把握するのは難しいと思います。
○国務大臣(安住淳君) マイナンバーでどこまでそれを把握するかということは、それぞれの国でこの制度を導入している中でもやっぱり課題として残っております。そこで、ただ、金融課税をしっかりやっていれば推知ができるんですね。  ところが、日本の場合は、やっぱり利子所得等は、これは株の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これはできるだけ推知をして、やはりその精度を上げないといけないということは私申し上げております。  これは、今まで様々な、例えば子ども手当も何も含めていろいろな手当をやってきましたけれども、この給付付き税額控除の場合は、一言で言えば低所得者の方でターゲッ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 修正協議のメンバーではありませんけれども、七条というのはタックス・オン・タックスの問題でいろいろな問題を提起しています。例えば車体課税をどうするかとかそれから酒税等をどうしていくか。我々としては、党の意向を踏まえてその方向性を打ち出しています。その方向性に...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この七条というのは、コンクリートされたものを書いているんじゃないんです。例えば、車体課税については消費税が施行されるときに考えますとか、そういう方向性を書いているんですね。ですから、そういう点では、これを七条に盛り込んだということは党として改善をする言わば...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いやいや、ですから、私どももその考え方を放棄することは考えていないんですよ。川上さん、でも、例えば具体の話をすると、仮に合意をしたとしても年度改正でこれをやらないといけなくなってくるんですよ。年度改正の中で、例えば来年度の税制改正の中で、じゃ、車体課税どう...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 消費税は言うまでもなく水平的税ですから、一律に一〇%ということになれば、まあ分かりやすい話が、コンビニでお買物をする小学生の方からそれからお年寄りの方まで、消費をする人は原則として掛かるわけですね。すると、所得の高い方と低い方を比べますと、低い方の方が負担...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) そこに書いてある数字は、ドイツでは消費税が九%ですけど、食料品については七にしていますよという意味での数字でございますね。(発言する者あり)ああ、ドイツは、失礼、一九%で、食料品が七、書籍等も七%という数字だと思います。これがいわゆる軽減税率だと思います。...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) このときは、私は国会議員ではございませんで取材する側だったんですけれども、実は自民党政権下で非常に参議院の選挙で惨敗をしまして、当時、社会党はその後消費税廃止法案を出したんですね。これが非常に時の勢いを得ていまして、それで、当時の政権与党は、非常にこれに対...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおりだと思います。最近の為替市場では、欧州債務危機への懸念の高まりもありますから、日本経済の実態を反映しない、一方的に偏った円高の動きが見られたと私も認識しておりますので、G7でもそのことは電話会談でしたけれども申し上げました。こうした為替相場の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 提案をさせていただいているということでございます。
○国務大臣(安住淳君) 同時に、三党で協議をさせていただいております。
○国務大臣(安住淳君) いや、も眼中にございます。
○国務大臣(安住淳君) 社会保障の方の法律の方が多いし、中身も充実しております。ですから、それを取ったら何が残るんだといったら、それは税が残りますが、そうはしないように今やっているということです。
○国務大臣(安住淳君) そう宣伝しているのは小野さんの方だと思います。私どもはそうではございません。
06月14日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第19号
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○安住国務大臣 二〇一二年度におきましては、社会保障四経費は、国、地方合わせて、まず年金が九・一兆、それから医療が十四・三兆円、介護が四・九兆円、少子化が三・二兆円となっておりまして、合計で三十一・五兆かかっております。これで、現時点での地方消費税を除く消費税収四%分の金額が十・...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のとおりだと思います。  我が国財政というのは、ストックで見ますと、平成二十四年度末に国、地方の長期債務残高対GDP比が一九六%に達する、これはもう世界の中でも極めて高いわけでありまして、そういう点では、一たび金利がもし上昇すれば、利払い費の増加等が国民生...全文を見る
○安住国務大臣 基本的には総務大臣と認識は一緒でございますが、今回は、今総務大臣から御説明ありましたように、社会保障の財源化ということが主でございます。そうした中から配分割合を決めさせていただいて、今総務大臣からの御説明にもありましたような数字になりましたが、地方消費税全体につい...全文を見る
○安住国務大臣 ありがとうございます。  総合合算制度も、私もやはりそういう点では考えなければいけないときに来たと思いますし、御指摘のように、軽減税率の問題というのは、一方で、低所得者だけでなくて、高額な、お金持ちの方も例えば食料品を買ったら税率が安くなるわけですから、先生がお...全文を見る
○安住国務大臣 簡素な給付措置の対象となるいわゆる低所得者の方の範囲については、実務上の対応可能性に配慮するとともに、社会保障各制度における低所得者の範囲との整合性を留意して決定するという基本的な考え方を示しておりますが、社会保障政策における低所得者向けの施策においては、保険料の...全文を見る
○安住国務大臣 いろいろな角度からの見方はあると思いますけれども、一方で、冷静に考えれば、今の行政サービスの大半の部分というのは赤字国債で賄っている。社会保障も、実は、充実強化ということもありますけれども、私ども財政当局から見れば、簡単に言えば、孫子に借金をして今の世代のサービス...全文を見る
06月22日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第20号
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○安住国務大臣 所得税と資産課税の見直しの方向性については三党とも合意に至っていた。しかし、具体的な案についてはさらに議論を尽くす必要があることも踏まえて、原案からは削除するものの、今提案者からありましたように、年度改正でしっかりやっていきましょうということになっていますから、旗...全文を見る
○安住国務大臣 国それぞれ、どなたにどういう御負担をお願いするかは、やはりその国の文化とかさまざまなライフスタイルとかがあるので一概には言えないと思いますけれども、先生の御指摘のことは、基本として、やはり累進税率があって所得課税というのが成り立ってきたということは事実でございます...全文を見る
○安住国務大臣 今回は、二・七兆円ぐらいを一%で見積もっております。  ただ、先生、過去の例を見ますと、この十年間も我が国はデフレ状態だったですね。そういう中でも大体二・五兆円前後で非常に安定した税収が入ってきておりますので、そういう意味では、税収が上がるのかという問いに対して...全文を見る
○安住国務大臣 付加価値税の特徴というのは、余り、むしろ、法人税や所得税の方が好不況の影響を受けやすいんですよ。それから比べれば、例えば二〇〇〇年代を見ましても、あのデフレ下の中でも好不況の波は非常にあったわけですね、二〇〇〇年代の半ばから七年ぐらいまでは非常に好況でしたから。し...全文を見る
○安住国務大臣 消費税全体のパイが大きいものですから、滞納額だと三千億という数字は大きいように見えますが、実は、全体でいうと九六%ちょっとであります。それを二、三年フォローしますと、九九%台まで上がってきていますから、そういう点では、私は滞納リスクという言葉は当たらないと思ってお...全文を見る
○安住国務大臣 先ほど野田毅先生からお話がありましたけれども、保険料を中心にやってきても、社会保障の賄い切れない分は公費負担をしてきた。その公費負担の部分が非常にふえ始めているわけですね。そこを賄うのには、国民の皆さんで御負担をいただくという点からいえば、私はやはり、この消費税と...全文を見る
○安住国務大臣 社会保障の関係の法律も出しておりますから、それも修正合意をして、こうして三党で御提案させていただいていますから、消費税だけが先に行っているという批判は私は当たらないと思います。
06月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第21号
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○安住国務大臣 修正案が出てきましても、今提出者からお話がありましたとおりでございまして、私どもとしては、七千億円分については子ども・子育てに使わせていただくという方針には何ら変わりはございません。
○安住国務大臣 町村先生、以前も御指摘をいただきましたけれども、今回、社会保障の目的税化をしてこれに充当しても、現実に、二〇二〇年の段階で、社会保障費が、これで公的な部分が、賄われる部分が完結をするわけでは全くございませんが、その中で、これから具体的に、二〇一五年に一〇%になった...全文を見る
○安住国務大臣 石井先生初め公明党の皆様から、特に東京オリンピック前後に社会資本が整備されて、大体半世紀を過ぎて老朽化している、そうしたもののメンテナンスをしっかりするということが防災ニューディールにつながっていくという御指摘をいただいております。  私どもも、そういう点では、...全文を見る
○安住国務大臣 先ほどからいろいろ御指摘がありますように、交付国債については、三党の合意で取り下げる。ならば、逆に言えば、これを二分の一にするには必要な財源をどういうふうに賄うのかということをぜひ三党間で話をしていただいて、それに基づいて何らかの措置を講ずるということであれば、石...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のとおりでございます。  経済状況の好転について、今政調会長からも御指摘ありましたように、名目及び実質の経済成長率、物価動向等、種々の経済指標を確認し、第一項に規定されている経済活性化等に向けた各般の措置を踏まえると同時に、第二項に新たに規定される資金の重...全文を見る
○安住国務大臣 今御指摘いただきましたけれども、「しっかりとした措置が行われるよう、」ということで合意を得ました。ですから、私どもとしては、簡素な給付措置の実施が消費税率の八%への引き上げの条件であるということでございますので、八%の消費税の引き上げ時にはしっかりとした給付という...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のとおりだと思っております。  三党協議においては、所得税、資産課税の見直しの方向性については合意に至ったものの、具体案についてはさらに議論を尽くす必要があるという認識であったと承知をしております。  その結果、所得税、資産課税の改正規定は原案から削除さ...全文を見る
○安住国務大臣 阿部さん、少しちょっと事実と違うんじゃないでしょうか。  この折れ線グラフの一番上の一般会計税収をごらんになっていただくと、平成の十五、十六、十七、十八、十九と税収は上がっております。ずっと下がり続けているというのは明らかに違います。このときも五十兆円台を超えま...全文を見る
○安住国務大臣 複数税率にもそうしたメリット、デメリットがございますので、十分そうしたものを勘案しながら、確かに課税の哲学が必要でございますので、そういう点も含めて考慮していきたいと思います。
06月26日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第22号
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○安住国務大臣 第一項に規定されているのは、経済活性化等に向けた各般の措置をしっかりやっていって、目標を掲げましたと。第二項については、いろいろ御批判はあるかもしれませんが、我々は、資金の重点配分等の措置で、消費税引き上げ後に実施される可能性があることも踏まえて、経済状況等を総合...全文を見る
○安住国務大臣 こういう条項を設けたこと自体が歯どめなんですよ、法律上は。(発言する者あり)いやいや、そうなんですよ。そうでなければ自動的に上がるわけですけれども、こうした目標、三%、二%の目標を掲げて、そしてそのために各般の努力をして、さまざまな経済的な数値を確認する。さらに、...全文を見る
○安住国務大臣 推測することは難しいわけでありますけれども、例えば政府の推計では、消費税を引き上げた場合、八%、一〇%にしたときに、多少のGDPの押し下げ効果はあるということはあります。  しかし一方で、今総理がお話をさせていただきましたけれども、社会保障の安定、充実ということ...全文を見る
○安住国務大臣 年金、医療、介護の方にこの消費税は回っていきます、少子化も含めて。そういう点では、財源の確保によって充実する施策はいわゆる簡素な給付措置だけではないわけでございますから、総合的に見なければならないと思います。  ただ、内山先生御指摘のように、これは消費意欲を減退...全文を見る
○安住国務大臣 この修正案につきましては、政府といたしましては特に異議はございません。     —————————————
07月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○安住国務大臣 今、事実関係は稲富さん御指摘のとおりでございまして、私なりに申し上げたいのは、私もこの中のほとんどのときを国会議員で過ごしておりましたが、与野党とも、やはり税の負担を国民の皆さんにお願いするのはまことにつらい話でありますから、そういう意味では、均衡した歳入歳出をき...全文を見る
○安住国務大臣 事前防災の考えとか、それから老朽化した公共施設等についての更新のプライオリティーの高さというのは認識はしております。ですから、附則のところに新たにつけ加えをさせていただいて、それを明記したということも事実でございますので、今後そうしたものに沿って、しかし、財政再建...全文を見る
○安住国務大臣 四条の公債残高は、いわゆる建設国債については御指摘のとおりでございます。ですから、膨大にふえているというよりも、一定のアベレージで公共事業にこれは使わせていただいているということでございますけれども、今先生から御指摘のように、では、そのお金を惜しんで、後で大きな被...全文を見る
○安住国務大臣 昨年は三十一年ぶりに、そういう意味では貿易赤字がありました。これは、大震災に伴って、これが要因だと思います。そういう中で、原子力が稼働できない状況の中で原油高が影響をしたということは、もう先生御指摘のとおりでございます。  今後、こうした円高やさまざまなエネルギ...全文を見る
○安住国務大臣 これは、残念ながら、利払い費とかがふえてまいります、今よりも。それと、成長に伴って、どういうふうな予算をつくるか等にもよりますけれども、残念ながら、劇的に公債発行額が減るわけではないんです。ただ、ふえはしない。そして、基本的には現在の発行額よりもやや下がるぐらいの...全文を見る
○安住国務大臣 牧さんのごらんになっているのは多分中期試算のフレームの予測だったと思います。急な御質問だったものですから手元に私も今数字は持ち合わせておりませんけれども。  つまり、利払い費はふえていくわけですね。今大体二十二兆ですけれども、仮にこれが五年、十年となっていけば、...全文を見る
○安住国務大臣 もう既に国会に出ておりまして、議運でどういう取り扱いをするかは議論すると思います。  先ほど私は申し上げましたけれども、やはり、私も被災地の議員として思うのは、やみくもに堤防をどんどんつくればいいとかそういうことではなくて、それぞれの地域に応じた必要性のあるもの...全文を見る
○安住国務大臣 私どもも前向きにやろうと思っております。  今先生からも御指摘いただきましたように、ちょうど引き上げの時期が住宅再建の時期とぶつかる可能性が高い地域が多うございます。ですから、そういう点からいえば、私どもも実は、閣議決定を三月三十日にしたときに、「検討課題に対す...全文を見る
○安住国務大臣 特別委員会では斉藤先生からも御指摘を随分いただきまして、私も、方向性としては政府と公明党の考え方は同じだと思います。  所得税につきましては、今の税率をやはり収入の高い方に少し御負担をお願いする方向で、また、相続税や贈与税についても、今、お亡くなりになった方百人...全文を見る
07月10日第180回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(安住淳君) 先生御指摘のように、ちょうど被災地では消費税の引上げ時期が住宅再建に重なるというふうな可能性が高うございますので、今御指摘ございましたが、特段の配慮というものは私どももこれから検討していかなければならないと思っております。  三月三十日の閣議決定でも、こ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 五百億円ほど本年度予算で付けさせていただきまして、今、枝野大臣からお話のありましたように、これについての七月の内示があると。その後のことでございますので、財源の伴う話ですからよくよく検討しなければいけませんが、私も先生と同じように、これが企業再生の切り札に...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) IMFについては、融資枠でございますので……(発言する者あり)あっ、指名受けました、融資枠でございますので、これは拠出という言い方もありますけれども、あくまで出資のできる枠というふうな位置付けでございます。
○国務大臣(安住淳君) 過疎地を中心に、やはり基礎自治体の中にも財政力の弱い地域がありまして、都会にはない、例えば森林の問題にしても野生の様々な動物の被害等も、これは余り東京の人ややっぱり大都会に住んでおられる方の中にはない問題点だと思いますから、そういうことに困っている方に対し...全文を見る
07月11日第180回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(安住淳君) 木庭先生から、子育て支援のための財源の確保について御質問いただきました。  今回の三党合意は、法案のまず附則に、幼児教育・保育、子育て支援の質、量の充実を図るため、安定財源確保に努めるものとする旨が追加されました。  また、三党合意文書に、この部分に関...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 消費税率の引上げと経済の関係についての御質問をいただきました。  この点については、実は三党の実務者の皆様の話合いの中でも最も重視をした点でございますので、これを軽んじているわけでは全くございません。  税制抜本改革法案の附則十八条に関しては、このため...全文を見る
07月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○安住国務大臣 取得をするときの税金は、実は地方税でございます。山形県もそうでございますし、二千億円ぐらいの税収なんですね。  御指摘のように、我が党での税制大綱をまとめていただくときのプロセス、それから三党の中でも、消費税を引き上げさせていただくときに、二重課税の問題として、...全文を見る
○安住国務大臣 ごもっともでございまして、今、私どもも問題意識として持っておりますのは、高齢化社会の中で、資産の保有だけを見ますと、やはり先輩方の方が資産を持っておられる、そこをどういうふうに現役世代にバトンタッチしていくかというのは、一つ、税制上の課題ではございます。ですから、...全文を見る
○安住国務大臣 まず、四月に成立をさせていただいた今年度の予算なんですが、これが本格執行が始まったのが大体六月からなんですね。ですから、各財務局から刻々と、この執行の状況とかそれぞれの全国の中でどういうふうな推移をしているのかというのを、今我々としてはよく見ております。  それ...全文を見る
○安住国務大臣 二月に、日銀としては、中長期的な物価安定のめどを一%を目指してということで、それで、今、CPIの話も出ました。今、直近で下がっているのは、多分、原油価格が下落をしておりますから、そのことが反射しているのではないかと私は思いますので、そういう点では、全体には政策的な...全文を見る
○安住国務大臣 総理も、総裁とのそういう意味ではコミュニケーションというのは、これまでの内閣以上にやらせていただいております。  やはり、今御指摘ありましたように、経済を本当にデフレから脱却させるには、車の両輪だと思いますね、財政当局、政府とそれから日銀というのは。  そうい...全文を見る
○安住国務大臣 八ツ場については、債務負担行為を今かけているわけではないんですが、七億円程度だったと思いますが、本体工事分として計上はしております。これは、しかし、官房長官が出した裁定案というのがございまして、生活支援に関連する関係法案をきちっと成立させて、なおかつ、水利計画全体...全文を見る
○安住国務大臣 ワンショットのお金と恒久財源とを混同しているんではないかという御指摘のことについては、私どもとしても、恒久財源については、三兆円台の確保はしたけれども、ここまで至らなかったということは、総理も率直にここでお認めをさせていただいております。  これについては、税外...全文を見る
○安住国務大臣 これは、六・九兆を、十二・六兆を丈にしたときには先生御指摘のように五五%でございます。  ただ、私、これは政調の方でおつくりになったんですが、この七割と申しますのは、多分、暫定税率の廃止分のところを十二・六からそいで、削って、そこで六・九ということで約七割という...全文を見る
○安住国務大臣 この財源は毎年捻出されるものではないので、そういう点では、いわゆるワンショットの財源でございます。
○安住国務大臣 予算が余ったのはけしからぬというお話ですけれども、自治体からの要望に応じて、ある意味では、ああいう災害でしたから、一次の段階で、斎藤さんも与党にいらっしゃったころなんですけれども、これは多目につけたことは事実です。しかし、結果的に、それが浮いたからけしからぬのでは...全文を見る
○安住国務大臣 まず、消費税の特性からいえば、それは確かに、広く薄く国民に御負担を願うと私も再三述べてきましたけれども、水平的な税でございますから、そういう意味では先生の御指摘はそうかもしれません。この試算は民間のものでございまして、政府のものではございません。それで、だからこそ...全文を見る
○安住国務大臣 国民負担率は、我が国はやはり低いんです。ですから、その分、サービスをすれば、どうしたって孫子に借金をしてしまうという構図を変えないといけないということです。(阿部委員「ちょっと待ってください。こんなことで、おかしいですよ。聞いていないことですよ。質問時間に食い込み...全文を見る
○安住国務大臣 いや、ですから、私は今から政府としてお答えします。  分厚い中間層については、金額の多寡によって一律に定義できるものではないということは、私は申し上げておきます。  そういうことからいうと、先生、額で幅を持って考えるということではなくて、私どもとしては、それぞ...全文を見る
○安住国務大臣 全く事実とは違います。  それで、二項は、きょうは午前中からもいろいろな議論がありましたけれども、これは御党の江田幹事長も御指摘があるんですけれども、やはり景気が心配で、消費税を上げさせていただいたときに急激に落ち込むということを何とか防がなければならないのでは...全文を見る
○安住国務大臣 復興をしないといけないからですよ。復興に充てさせていただくということで、私はそれは、コンクリート、無駄な公共事業なんて、全くそんなことは考えていません。  まず申し上げますと、例えば、防災が、来るときには避難道をつくったり、何も三十メーターの津波が来るときに三十...全文を見る
07月13日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(安住淳君) ただいま議題となりました社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、世代間及び世代内の公平性が確保された社会保障制度を構築すること...全文を見る
07月13日第180回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(安住淳君) ただいま議題となりました社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案の趣旨を御説明申し上げます。  本法律案は、世代間及び世代内の公平性が確保された社会保障制度を構築することにより支え合う社会を回復す...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 消費税の価格転嫁対策と事務負担の軽減策についての御質問をいただきました。  御指摘のように、基準期間制度を廃止し、現年度の課税売上高で判断することにつきましては、課税事業者であるか否かが消費税相当分の価格への転嫁の有無に影響を及ぼすことや、簡易課税制度を...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、複数税率についての御質問でございました。  複数税率については、先般の三党合意に基づく修正案で、所得の低い方々に配慮する観点から、財源の問題、対象範囲の限定、中小事業者の事務負担等を含め様々な角度から総合的に検討するとの規定が盛り込まれたところでご...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、簡素な給付措置の財源についての御質問をいただきました。  この簡素な給付措置については、三党合意文書において、真に配慮が必要な低所得者を対象にしっかりとした措置が行われるよう、今後、予算編成過程において立法措置を含めた具体化を検討するとされておりま...全文を見る
07月18日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(安住淳君) デフレから脱却しないといけないと、そのためには、これまでの経済対策の枠を超えてもっと思い切った規制緩和を含めてやったらどうだと、そのための財政的な、まあ言わばファイナンスをしっかり、いろんな知恵と工夫を出すべきでないかというのが櫻井さんの御主張だと思います...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 一言で答えるのはなかなか難しいわけですけれども、結論的に言えば、消費税が上がったことが全く影響がなかったかといえば、私はそうではないと思います。おっしゃるとおりです。ただ、消費税の税収だけを見ますと安定的に、櫻井さん御存じのように入ってきているわけで、むし...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、最初に御指摘のあった国民負担率、櫻井さんが言うように、今約四〇%ですね。ですから、これ財政負担分が一一%ほどこれに上乗せされると大体五〇%ぐらいになって、欧米諸国と同じになると。しかし、その分は結局孫子に借金をしてやっていますので、そこの部分を今の現...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 年度別にお話をさせていただきたいと思います。  まず、政権交代の最初の二十二年度においては、歳出削減で少なくとも二・三兆円、それから税制改正で一・一兆円、税外収入で十・六兆円程度の財源の確保をいたしました。  二十三年度における財源確保の状況というのは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) やはり、民間金融機関の持っている国債の年限によって影響は随分違ってきますから、大久保先生のやり方というのも一つの私は試算だと思います。  いずれにしても、国債管理政策で細心の注意を払っていかなければならないのは、今、鈴木さん御指摘のように、やはり金利をど...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、一千五百兆というのは、先ほども言いましたけれども、借金も含めてなんですね。純資産だと大体一千百兆円と言われています。  それから、もう一つちょっと申し上げたいのは、これは日本の金融機関が、いわゆる生命保険会社とかこういうところの持っている国債が、結...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 十年前に、今、大久保さんの説明をしたようなことを、格付の理由について最近は一つ一つに対して反論はしないようにしておりますけれども、当時は事実関係と違いますよというようなことでこうした書面で出していることは事実でございます。  一つずつちょっと私の方から少...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 午前中、櫻井さんのところでも再三総理と私もお答えをさせていただきましたけれども、九七年は、消費税が上がると同時にアジア通貨危機や、それからその年の十一月に金融システムの不安定化、いわゆる拓銀、山一、三洋といった経営破綻がありました。消費税率だけを取ってその...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 残念ながら、仮に今十兆というお話がありましたけど、十兆円減ったからといって、公債発行残高が十兆円そのまますとんと落ちるわけではございません。今の社会保障の費用というものは毎年毎年かさんでまいりますね。それから、借金が多いですから、この言わば償還分のお金も毎...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いわゆる公共事業の中でそうしたものの優先度が高くなっていますということについて共有したと思います。そういう中で、この強靱化なり防災・減災ニューディールというそれぞれの党の御主張がございますので、そうしたことを具体的にどう肉付けしていくかについては毎年度の予...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは三党協議の中でも、このことについては、簡素な給付措置を行うということは盛り込まれておりますが、具体的な制度設計については、まず真に配慮が必要な低所得者を、まずターゲットをしっかり絞ろうということですね。それから、そうした範囲の中でどれぐらいの額をどう...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この資金を重点的に配分するというところは、実務者の宮沢先生に大変お世話になりまして、三党でまとめていただきました。この趣旨を十分体して、日本経済のかじ取りをしっかりやっていきたいと思っております。
○国務大臣(安住淳君) 交付国債は私の責任で提案をいたしました。先生、これは、私は、二分の一の国庫負担分を決めたことは大変自公政権の成果だと思います。ただ、惜しむらくは、今先生も御指摘あったように、確定した財源を担保できなかったわけですね。そのためにそれぞれ毎年、麻生総理も大変御...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、先生、それ、私ども、交付国債の仕組みは今更もう、もう取り下げるわけですから詳しくは言いませんが、しかし、これは年金基金を一旦借りて、これに対して消費税を充てて返済をしていくというスキームをちゃんとつくっておりますので、そういう意味では私は粉飾ではない...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今先生の方からるる御指摘をいただきましたが、私どもとしては、歳出の削減や税制改正、税外収入、いわゆるワンショットを含めてであれば、二十二年度、例えば政権交代をしたときであれば、税外収入だけで、ワンショットでございますが十・六兆円、二十三年度で七・二兆円、今...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今先生から御指摘ありましたが、この六百二十五兆円は、グラフの黄色の部分にお示しをいただいておりますが、特に大きいところを申し上げますと、運用寄託金は、これは年金積立金でございます。それから、有形固定資産の部分というのは、これは道路とか橋とか、いわゆる公有財...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは、中川先生は大蔵省の理財局長でいらっしゃいまして、売却をするのは多分理財局では土地それから保有株で、本当に今行っている政府の行政の中で可能な限りということに絞られてくるのではないかと思っております。  ですから、そういう点からいうと、売却対象資産と...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおりでございます。  九七年以降の景気後退につきましては、七月以降のアジア通貨危機、十一月の金融システム不安定化、今先生御指摘のように、消費税率の引上げのみを取り上げて評価することは決して適当ではないと考えております。  このことについては内...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 消費税のこの一五年の一〇%が半年後ろにずれたものですから、一五年きっちりにはマイナス、プライマリーバランスで、三%ちょっと、目標をここまでは行きません。しかし、平年化をすればそこまで行くということでございますが、今先生から御指摘のお話は、では二〇年にこの残...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私どもが、これは慎重シナリオでいいますと、一五年の時点で、消費税が一〇%に上がった時点で計算をすれば、慎重シナリオで、まだそれでも十六兆円台の半ば、十六・六兆円程度お金がまだ足らない、プライマリーバランスをゼロにするにはそこの均衡が必要だということでござい...全文を見る
07月19日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(安住淳君) 文言からは落ちましたけれども、先生御指摘の話は、二〇年に向かってプライマリーバランスゼロにしていくということの目標は全く下ろしていませんので、今後、足らず前のところをどうするかということに関しては、総理も再三答弁しておりますが、税でやる部分、それから歳出の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、社会保障の全体の予算に占める割合がやはり非常に大きいので、そこの穴をどういうふうに埋めていくかという議論が当然やっぱり次の段階でも入ってくると思います。  そのときの、前の質疑者の方の答弁の中にもありましたが、大体十六兆円台半ばぐらいのお金がまだ足...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、本当に国民の皆さんのコンセンサスの問題だと思いますが、ただ先生、やっぱり毎年の増え続けるお金というのは、社会保障はもう飛び抜けておりまして、そういう点の手当てをしっかりまずやることがほかの分野への、やはり言わば財政的な今まで以上の例えばサポートをする...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 反対です。  先生、やっぱり社会保障も地方が全部見ますということであればそれはそれで考えるのも一つでありますけれども、何かそれをやった場合に、人口が多くてお金を持っている人がたくさんいるところはいいですけれども、本当に日本海側の、例えば本当に小さな県なん...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今、松先生からお話がありました複数税率の導入、いわゆる例えば食料品など、そういうものに対して配慮をするような政策ということは、給付付き税額控除と言わば同じ、同列のテーブルにのせて検討をするということになりました。そして、簡素な給付措置と併せて、八%の段階か...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) もちろん、複数税率にもし移行をしていくということであれば、いろんな意味でやっぱりインボイスの導入というものを視野に入れていかなければならないと思います。  今の請求書保存方式で十分私どもとしては業者間のやり取りについて業界団体の意向も踏まえて発足時からや...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 例えば、初めて導入をするときは、消費税分の税込みをちゃんと書いた、何といいますか、打ち込み器を新しく作ったり、大変な作業が要ったわけです。ところが、今回はそういう点では、例えばお店のスーパーなんかに表示をされる、また領収書なんかに出てくるお金の部分でいうと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 七千億については、御存じのとおり、財源はあるわけでございますが、ただ、先生、これ政府がというんじゃなくて、三党で合意をしていただいて、こういうふうにやるべしということで三千億円来ました。確かに、私もまだ、こうしますと本当は言える財源があればいいんですが、ま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 三%時点での基本的な考え方は、法案の規定に従えば、年金国庫負担二分の一への引上げ分に相当する一・一%程度を、これを充てることは考えられます。その上で、残余について、おおむね一・九%ですから大体五・一兆円分でございますが、これについては、現在必要な社会保障の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、おおむね残余の一・九%については、今私が申し上げたような、国庫負担二分の一、それから社会保障の充実ですね、それ以外のものの安定化に向けるということになるということでございます。
○国務大臣(安住淳君) 正式には決まっておりませんが、基本的な考え方としては、ですから私が申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(安住淳君) いや、ですから、地方消費税分についてはおっしゃるとおりでございますが、使い道のことについて私の方から決まっているわけではないと申し上げているわけでございます。
○国務大臣(安住淳君) 地方に渡す分に関して、使い道が決まっていると私の立場では申し上げられないということでございます。お渡しすることは、ですから、私が申し上げているとおり、決まってはいますけれども、そのことは法律で明記しているわけではないということを申し上げているんです。
○国務大臣(安住淳君) 仕組みがそうであって、中村さん、中身は財務大臣の私がそうだというふうには申し上げられない仕組みになっているということなんです。ですから、おっしゃっていることは私も大体同じ考えを持っています。
○国務大臣(安住淳君) 地方の分も含めて、ですから安定化に使わせていただくと。ただ、中身について詳細なところまで決まってはおりません。
○国務大臣(安住淳君) 昨日もお答えをしましたけれども、今現在でも我が国の個人金融資産でいえば、借金を含めてですけれども、一千四百兆円強、純資産で一千百億円ということでございますが、一千兆ですね、失礼しました。これは、いわゆる国債の販売をして、これを買っていただいているのは国内の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ここで言っていることは、ちょっと私、その実際の書面は持っておりませんけれども、多分、債務よりも貯蓄の方が大きいことをベースに定義しているんじゃないかと思います。
○国務大臣(安住淳君) 今、循環統計自身の数字は持っておりませんけれども、国民資産がそれだけ多いということだと思います。
○国務大臣(安住淳君) 個人資産でございます。
○国務大臣(安住淳君) そうでございます。
○国務大臣(安住淳君) 日銀循環で見れば企業資産も含まれるという意味でございます。
○国務大臣(安住淳君) 金融資産計では入ります。
○国務大臣(安住淳君) 財務省から大久保さんの議論の前にそうしたレクを受けているわけではありません。
○国務大臣(安住淳君) 金融資産計とか金融負債計については基礎的な資料というのがありますから、質疑の答弁の応答については私は自分の言葉でできるだけ答弁しておりますので、そういう意味で、このことで個別にレクを受けているわけではないということです。
○国務大臣(安住淳君) 基本的な考え方はそうです。  問題なのは、言わば、企業に金融緩和をしてもその企業がまた投資先がなくて、また大変皮肉ですけれども日銀の方に預け入れをして金利を稼ぐという、こういう循環になっておりますので、この循環を何とか断ち切りたいというふうに私は考えてお...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず第一点のところの問題は、内部留保のある企業が設備投資をしているというのはちょっと違うと思います。内部留保の金はどうも、いろんな経済統計ありますけれども、内部留保として置いておいて、そしてもし投資をするんだったらほかから借りてという、そういうことで、しか...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 国債の発行の基準というのが何か法律で決まっているかというとそれはそうではないわけだから、我が国であっても、借換債を含めれば御存じのとおり百八十兆円になんなんとする今年も国債の言わば市中消化をやっているわけですね。ですから、発行すればどんどん買ってくれるから...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 国債にお金が回るということは、金融機関にとって私はやっぱり多分投資先がなくて、言わば薄い利幅でもとにかくこれに投資しておけばいいという皮肉な結果であって、逆にしかし経済が良くなってお金の、設備投資や何かを含めて企業がどんどんもしそちらの方が良くなれば、今の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 過去の公共事業について、どれぐらい例えば乗数効果があったとか消費性向が上がったとか……(発言する者あり)ああ、そうですか。そういう話を基にした場合と、今、中村さんが言っている話と、じゃ分けて言うと、中村さんのおっしゃっている話は、公共事業をやることによって...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) そのときの主体が民間企業であれば、金融機関であれば、私はそれは金融緩和にとっていいと思います。  ただ、問題は、その主体が国が管理をするような形で、言わば国債を使って何らかの事業をやることで本当にそういう良き循環が起きるかどうかというのがなかなか難しいん...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 世界には例えば対GDPで一〇〇%を超えたりしてデフォルトをした国があるかとか、そういう質問を何度か受けました。  確かに、我が国のように今現在、今こういう金額で、これだけの額を持っていて、発散をした例があるかと言われれば、それはないかもしれません、自国の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 現在の対外純資産は二百五十二兆円、経常収支は十七兆円、外貨準備は約百兆円ということでございますので、基本的にはこの額やこの数字については今現在とその時点でとはさほど変わっておりません。
○国務大臣(安住淳君) 基本的なところでもしかしたらちょっと私と認識違うかもしれないんですけど、急にそうなるまでまだ余裕があるから増税はしなくていいんではないかというもし御主張であれば、私は逆です。  今本当に、七百兆円を超えるほどの国債を持っていて、年度の予算の半分を国債で賄...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 経常収支については変動は出てくると思います。ただ、日本の企業もしっかり海外に対して資産を持ち出していますから、そういう意味では、その資産の中から例えば何らかの不動産所得等は受けますから、貿易収支の変動は今しかし決して楽観できる状況ではないわけですよね。 ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) こういう話を財務大臣として具体的な話をするつもりは全くありませんけれども、それが外国人とは限らないというところに今は非常に怖いものがあるんだと思いますよ。
○国務大臣(安住淳君) 何度かそういうことがあったということは、市場関係者から話は聞きます。だからといって、このまま大丈夫だというふうに中村さんも実は思っていらっしゃらないんだと私は思うんですよ。  これやっぱり、例えば金利の上がり方というのは、先ほど私申し上げたように、やはり...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 選挙のことと消費税のことを絡ませて財務大臣として考えておりません。選挙がいついかなるときにあってもやらなきゃいけないことはやらなきゃいけないし、なぜやるかということについては、再三、総理も御説明させていただいてきたとおりであります。  ですから、そういう...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 全く軽んじておりません。  政治の世界で与野党間で協議をして、子ども手当も児童手当に戻ったという批判もあるかもしれません。しかし、中学校の子供さんにまでこれをエリアを広げることができたことは、国民の皆さんにとっては、私は大きな政治的成果だと言えると思うん...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は交付国債を提案したんですけど、取り下げられました。ですから、これから三党で議論をさせていただくことになります。それは、中村さんのおっしゃっていることは、消費税を上げることを前提にという話ですよね。この二年ということですね。それは、もしかしたらつなぎ国債...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) デフレの状態になって十年近く、バブル崩壊から二十年、なかなかその低迷の状況を脱却できないわけです。だから、それぞれの政権で公共事業等やってきましたけれども、結果的には、国債発行額が急激に増えて、しかし経済的には、失業者は出ていませんから、失業率そのものは四...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) マニフェストの中で実現したことも結構ありますよね、それはいいですよね。  ただ、中村さん、為替ディーラーの今言った方々はそういう御主張をしていると思います。じゃ、逆に日本の主要新聞社の社説を含めた論評はなぜ今消費税を上げろとみんな言うのでしょうか。やっぱ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は、名立たる新聞社や何かが答えていないとは思っておりません。全てのことを包含した上で会社としての社説を書いておられて、それは思想的なことで例えば、具体名を出すとあれですけれども、朝日さんだって読売さんだって考え方は違うにしたって、このことに関しては一致を...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 企業がそうしたクリエーティブなものを作っていくのに対して、国として、規制緩和を含めて、資金的なものも含めてサポートすることとか、私は全然それはいいと思うし、これからやっていこうという気持ちもあるんです。  ブレーキとアクセルという話でいうと、やっぱりこれ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、三千億につきましては三党合意によって新たに増えた部分でございまして、政府としてはこれの調達について今後いろんな意味で検討して捻出をしなければならないと思いますし、簡素な給付措置については、逆進性対策ではございますけれども、この財源と規模については...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先ほど古川さんから少しお話ありましたが、最初の年を含めて、速報値等その時点で分かり得る限りの範囲でやっぱり経済指標そのものが万般にわたって上向きになりつつあれば、私は消費税を上げる環境というのは整うんではないか。  そのために、附則の十八条の三項のところ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 国債を使ってどういうふうなところに、仮に政府の資金といいますか、様々なものを使って投資をしながら底上げをしていくかということについては、先ほどの議論でも私ここでさせていただきましたが、やみくもに国債の発行をして、例えば旧来型の公共事業とか、そういうことを想...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 決算剰余金は先月ですか、出ました。しかし、それに基づいて補正を今ということはまだ検討には入っておりません。この社会保障・税一体改革をしっかりと仕上げた上で、どういう形になるのかというのは来年度の予算編成も含めてですけれども、総合的に勘案をして判断をしたいと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 財政法に基づいて、半分のお金はそこに、借金の返済に充てるということは基本でございます。それからもう一つは、やはり昨年度は、中西さんにも御理解いただきましたが、やっぱり震災復興のお金というのは、やはり昨年の今年でございますので、今率直に申し上げて、各被災があ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この部分は、まず、追加のところは、もう時間がないので申し上げますけれども、財政規律は堅持をした上で弾力的な財政上の対応も可能にすると、そして、そこには財投資金や民間資金の活用なんかを念頭に入れた私は資金というものを使って、事前防災等、減災等の事業というもの...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先週末から二泊ほど三陸地域に戻りまして、やっぱり私も率直に思っていますのは、これ大門先生からも随分御指摘いただきましたけれども、グループ補助金の補助を得た企業は大変元気になっていまして、復活をし、また従業員を雇いたいという声は多数聞きました。一方で、今回ま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) フランス人権宣言では、確かに税は全ての市民の間で能力に応じて平等に分担されなければならないと。先生がおっしゃっている応能負担というのはここから導き出されているものではないかと思います。フランス人権宣言の十三条です。  しかし一方で、怒られるかもしれません...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私としては矛盾したことを言っているとは思っていないんですね。  佐々木先生からは、戦車を買うんじゃないかと言われたから、そんなことは絶対しませんと。そういう質問だったんで、私、そういうふうにさせませんと申し上げました。  七兆円については、安定財源が不...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ちょっと本当に申し訳ありませんが、これ、何というんですか、ベースの資料がどうであるかということがちょっと分かりませんので、これについてのコメントはちょっと難しいんですが、一つだけもし申し上げるとすれば、もちろんその付加価値税は低いかもしれませんが、しかし全...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 大門先生、そうはいっても、所得税の話をちょっと触れさせていただきますと、所得税率の低さ、税率課税の低さからいうと、実は高いところから取れというのはそういう説得力が一つある意見ですが、我が国の所得税の問題は、率直に申し上げまして、五%、一〇%という課税率の低...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私も、その点に関しては、許す範囲でやっぱり税をお願いしたいということはいいんです。  ただ、例えば、大門先生、それはやっぱり、今、そこにある企業、お名前出して恐縮ですけれども、世界的な企業ですね。ということは、要するに日本の国内のスタンダードだけではなく...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 消費税が何%これからも必要なのかという視点ではなくて、仮に一五年に一〇%だとしたときに、先生、例えば二〇年の段階でプライマリーバランスをゼロにしたいと、私どもそう思っておるわけです。そのときに社会保障として、もし財源が今のまま行ったときの試算として考えたと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先生、G7やG20でそういう話が、私も出ておりますと。オランド政権ができて、フランスでは少しそういう傾向は出てきたんですね。  ただ、じゃ、日本はそういうふうにしたらどうだというお話なんですが、先ほど実は大門先生にちょっと言いそびれた話で、これはちょっと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) G7では先生と私と同じような考え方、G7は持っているんです。問題は、先生、20から更にもっと、多分今から発展していこうという国々にとっては、G7が仮に同じレベルにしたとしても彼らにしてみれば何らそれに付き合うメリットがないということになるので、そこが難しい...全文を見る
07月20日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(安住淳君) 立法府の御意思として一兆というお金を出すようにという御指示でございますから、私としては、残りの三千億、大変三千億というのは大きい金でございますが、何としても努力をして捻出をしたいと思います。
○国務大臣(安住淳君) おはようございます。  消費税収は、お預かりしたものは、今委員御指摘のように、年金、医療、介護そして少子化・子育て対策に回りますので、お預かりしたものはそのままそちらに充てさせていただきますので、これは目的税化をしております。  それで、十八条の問題は...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) おはようございます。兄弟だけでなくて、おじにもおばにも歯医者がおりまして。  大都市からへき地に至るまで、広く広域医療を担当しているお医者様や歯医者さんに対してこうした今御指摘がありましたような措置をしているということは、概算経費率については私は必要なこ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私としては、竹下先生からお話のあった考え方に対して異論があるわけではございません。  ただ、具体的にやるとなったときに、じゃ、どうするかということですけれども、事前防災や全国防災に関しては、今そういう意味では第三次補正や本予算の中でも一兆円近い予算付けて...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今度の改革で、一五年でプライマリーバランスでいえば、国分でいうと、慎重シナリオですけど、三角三・四と。先生の御指摘は、二〇年までにまだ相当な足らず前出てくるのをどうするかということであります。そこは、まずこれは第一歩であるということを私は申し上げております...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 本当に難しい質問だと思います。なかなか大変なことだろうなと思っております。
○国務大臣(安住淳君) 財政の側からのお話は実は先生も分かっていただけると思いますけれども、国を治めていて、やっぱり本当に、言わば今失業率が四%台でありますけれども、賃金ができれば上がって経済的にもっと消費がどんどん活発化をして明るい気持ちになっていただいて、その中でやっぱり社会...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 様々なアプローチが必要だと思います。財政的な面で、言わば内需を起こしていく。今、復興需要を見てみましても、必要なことをやればこれは非常に大きな跳ね返り、跳ね返りというのはいい意味での跳ね返りがあって、堅調に、やっぱりこの円高の中で欧州不安等があっても内需が...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 所管は岡田副総理なんで、私の方から最初に少し申し上げますと、私どもにとりましては、やっぱりこのマイナンバー法は是非成立をして、言わばこの法案というのは、ある種この税制改正をやって消費税をお願いをして、仮にこの給付付き税額控除をやるときには不可欠なものだと思...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今、竹下先生からもお話ありましたけれども、年度改正でこれ二五、二六となりますが、この中で、より具体的なことをお互い合意をして、次の通常会でそれを、法案をしっかり処理をして、今課題となっているような自動車を含めて、問題について一つずつ三党で合意をしながら着実...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 附則の十八条の三項のところは経済の好転ということを明確に書いておりますので、私どもとしても、様々な手段を駆使して、財政、金融、それから民間の投資促進、やはり経済の様々なデータを上向きにしていくということをやっていかなければ、今委員御指摘のような懸念を国民の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 本当に日ごろ財金で大変お世話になりましてありがとうございます。  こういうねじれ国会の中で、三党合意を得て、こうして今、答弁席に閣僚以外で三党の政策責任者の皆さんが答弁に立っていただいているということは、私は野党経験が長いですから、増税法案に野党の皆さん...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 平成二十四年度予算において、国の消費税収を十・四兆円、約ですね、地方税収を二・六兆円とそれぞれ見込んでおり、国、地方合わせて現行の消費税収は十三・一兆円と見込んでおります。  新たに二〇一五年時点で五%引き上げた場合の消費税収は、やや増収を見込んでおりま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私どもとしては、名目、実質の成長率というものは、今の内閣府の中長期試算での慎重シナリオでも、二〇一三年度で名目一・七、一四年度で二・六、二〇一五年で一・八、これは実質ですと一・五、〇・七、〇・九となります。こうした成長分を税収に当てはめると、計算上は一%当...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 名目でならすと、一・七、二・六、一・八と、二〇一三、一四、一五と行きます。これを、先ほど私申し上げたように、名目GDPを押し上げるこの効果を排除して計算をすると、二〇一三年度で一・七、そして二〇一四年度で一・〇、そして二〇一五年で一・三ということでございま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) はい。この資料は先生おっしゃるとおりでございます。  ただ、この資料のモデルのシミュレーションは、消費税を引き上げた場合の負担増を基に計算をして負担増効果のみでやっている数字でございますので、そういう点では、還元される社会保障給付等を織り込むと、これが国...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 慎重シナリオ、それからもう一つは成長シナリオでこういうふうな道筋を逆に言えばたどっていかなければならないというふうなことを私どもは思っております。  需給ギャップの話でいうと、国内の今の需要というのは、一—三だけを見ますれば比較的堅調でありました。今、そ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) もう一つ付け加えれば、不安定な要因といいますか、我が国にとっては、やっぱり中国の経済や政治体制というのが今後どういうふうな推移をしていくかというのは、これは多分経済界も注意をしていると思います。  確かに、そういう意味では外的な要因が不安定要因でございま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私個人の問題ではなくて、附則の十八条の一項、二項、三項に照らし合わせて、時の財務大臣なり時の内閣が判断をすることになると思います。  しかし一方で、議会において、それはもし停止をするとすれば法律事項になりますので、やはりそこは国民的な議論をしっかりしてい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私が申し上げておりますのは、この法律を三党合意でまとめていただきました。その中にある、いわゆる委員の御指摘というのは、停止を含めた所要の措置を講ずるときの環境がどうなっているのかということに対する質問だと思います。  ですから、私は、無責任なことではなく...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、名目、実質の経済成長率に、速報値等で出てくるわけですね、塚田さん。それから、日銀のそれは短観もありますし、様々な経済指標をここでは、物価動向もそうだし、私はあえて言えば、多分失業率、それから求人倍率なんかも、いろんなことが出てきますから、これはお...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 消費税の税収の安定性というのは、余り景気に影響されないで入ってきますので、これは社会保障にふさわしいだろうということで、これは御党も含めて同じ認識だと思います。  つまり、委員の御懸念というのは、所得税や法人税などが景気の影響によってこれは下がっていく可...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) お示しいただいている資料に基づいて今日は議論をさせていただきたいと思いますが、四の資料で見ますと、多分法人税の累次の税率の引下げという要因はあると思うんです。経済が落ち込んで下がったんではなくて、法人税を累次下げていますから、九八、九九とかでは大体マイナス...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 逆進性対策として給付付き税額控除というのは、ある意味ではターゲットを絞ってそこに手当てをさせていただくことによってできるだけ和らげたいと。しかし、今、三党での合意では、全くこれは同等に、複数税率、そして簡素な給付措置、どの時点からどういうふうにするかは、こ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私、先ほど塚田先生にちょっとお話ししましたけど、やっぱり本当に、成立を仮にしたとしても、実施までの間に本当に丁寧に皆さんにお話ししないといけないのは、これ目的税化をして払っていただく税金はやっぱり年金、医療、介護や子育て、実際そういうふうに回っていくんです...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 竹谷委員からは、かねがねこの予算の透明化について予算委員会や財金で御質問いただいておりますし、提案をいただいております。  今回のこの消費税分というのは、社会保障四経費に拡大させていただきますが、社会保障目的税化をしております。会計上も予算等において使途...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今御指摘ありましたけれども、私も、高度成長期の集中的にできた、特に東京なんかの高速道路なんかを御指摘だと思いますけれども、老朽化をしているものを維持更新していくのにはどういうふうにしていくかということで、その中の一つの考え方として、この社会資本のライフサイ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) やっぱりどうしても単価が高くなりまして、被災地に限らず、例えば私が最近、最近といっても三月に秋田にお邪魔したときに、やっぱり秋田では被災地に大工さんや何かが取られて、秋田でもし仕事をしてもらうんだったら、昨年の震災前の倍近い日当が掛かってしまうと。そういう...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私が申し上げたかったのは、お医者さんに例えたのは、全てのデータ、いろんなものをやっぱり総合的に勘案をしてそのときの健康状態というのをお医者さんだったら測ると、これを例えばの話として持ち出しました。  ですから、私はできるだけ、まあ何キロ走れるかというのは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今、奥田副大臣からもありましたように、やっぱり大事なことはプライオリティーをちゃんと付けていくということと、公共事業の中でも優先度の高いものについて、やはり財政再建によくよくそれは注意をしながらやっていくというお話だったと思います。  新幹線につきまして...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 旧三階部分の処理費用の見込額は利回り四・一、これはいろいろ御議論あると思いますが、四・一で計算した場合で、現在の価値でいえば、私どもの計算では十八から十九兆円程度であるというふうに見込まれます。ただ、この利回りが低下した場合はこれが必ずしもこの額にとどまり...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 一元化をしましてどういうふうな推移をたどるかということについての推計を正式にしたわけではありませんけれども、公務員の側の方の負担が増えて、それが結果的に民間会社の加入者に対してしわ寄せが行くんじゃないかということを御質問だと思いますけれども、我々としては、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 役員として理事長外理事十名、常勤六人、監事三名、そのうち常勤二名です。職員は三百二十七人で、年金の支給事務、年金運用、年金資金の運用、そして病院の運営といった、これは虎の門病院でございますが、ほか、病院が全国にあります。それから、年金受給者向けの福祉事業等...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 共済組合事業の一環として福利厚生をどういうふうにしていくかというのは、過去の様々な経緯、経過があったと思います。代表例が本当に虎の門病院等なわけです。ホテルについて、本当に適正かどうかということはあると思いますから、それは、今後この運用の中で、公務員共済に...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 復旧復興の事業規模については、二十三年の補正時点で十四兆円台半ばで、二十四年度予算で三兆円台半ばで、これまで十八兆円程度、御指摘のとおりでございます。  そこで、これまだ繰越しがあって予算が執行できていない部分があるじゃないかという御指摘でございまして、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 使い残しの、一次補正なんかでこれ四兆円、ぼんと付けました、昨年。これはああいう状況での積算だったので、私はやむを得ない部分もやっぱりあると思うんです。地元でも言っているんですけれども、足らなくて大変だったらもっと大変なことになりますから。ただ、極論すれば、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) もちろん、私が申し上げているのは復興を基本にしております。ですから、何か一般財源としてほかに使うということは、現時点で私考えておりません。
○国務大臣(安住淳君) 捕らぬタヌキの皮算用になってはいけませんが、過日成立をしました例えば郵政の法案によりますと、今、政府保有株の三分の二は一応売却が可能になります。しかし、そうしたものがどれぐらいの額で本当に市場の中で売却できるか等は本当にまだ推計できませんから、まだまだそう...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ですから、それは、いつの時点でそれを決めてどういうふうに実行するかによってファイナンスをどうするかというのが出てくるとは思います。それについては、今年の秋から冬にかけましていずれ具体的な計画を立てようというふうに思っています。ただし、まず額ありきじゃござい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まあ現時点で、ですから、私としては破らないでここまで来れたと思います。  これからどういうふうにファイナンスするかについては、様々な状況を勘案しながら対応しなければならないと思っていますが、先ほど申し上げましたように、丸々国債でこれをファイナンスするんじ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 「樅ノ木は残った」は私の地元なものでございますから例えてお話しになられたかもしれませんけれども、目的税化をさせていただいているので私そういう例を出しました。法人税とか所得税は目的税化しているわけではございません。ですから、そういう点では、きちっと払ったもの...全文を見る
07月23日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(安住淳君) 大島先生の御指摘のこのグラフは、基本的には大きな方向としては多分そうであろうと思います。  そこで、社会保障を本当に賄っていくためには、いわゆる直接払ってもらう、又は保険料でやる、そしてこの税負担とあるわけですね。このバランス全体の中で、皆さんに例えば窓...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御質問が多岐にわたりますので漏れていたらまた再答弁させていただきますが、自動車、住宅、それから取りあえずガソリン、それぞれ御指摘がありました。  平たく言うと山と谷ができてしまうと。住宅は特にそうですね。これをやっぱり平準化していくための政策的な配慮、そ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 基本的に公共事業のばらまきをするつもりは全くございません。社会保障にこの金を充当していくということでございます。  二項のとらえ方について、るる批判も含めて懸念もあると思います。私どもの考え方は、財政再建をしっかり堅持をするということです。  一方で、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) はい。
○国務大臣(安住淳君) 二人、おかげさまでいます。
○国務大臣(安住淳君) いや、子供いるのかと聞かれたかと思って。失礼しました。  今、お話伺っていて、昔と違って、アレルギーのあるお子さんとか、私の子供が小さいころも確かにそういうお子さんがおられて、行っていた保育園の方々が大変苦労していたのを今思い出しました。  財源の話は...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) やはり、私も人生の大半地方で送っておりますけれども、人口が減って、本当に県庁所在地以下の地域においては、小中学校が統合したり、やはり拡大していくのではなくて縮小していく経済の状況というのが、人口の減少とともに相まって、やっぱり経済の勢いをそいでいるのではな...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 誠に残念なことだと思っております。もう随分党内では活発な議論をこの一年近くやってまいりまして、そういう点では、肝心の採決のところで、そして今、若林さんのおっしゃるような結果になってしまったと。  これは、やっぱり三党で衆議院の段階で七五%もの議員が賛成を...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 十八条第一項は、平成二十三年度から約十年間の平均において名目成長率三%程度、実質成長率二%程度の経済成長を目指すという政策努力の目標を示したものでございまして、望ましい経済成長の在り方に早期に近づけるために、デフレ脱却や経済活性化に向けて必要な施策を講じて...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 我々が当初考えていたこの給付付き税額控除は、やっぱり、単一税率の下で逆進性対策をどうしていくかということをベースに考えたときに、こうした給付付き税額控除というやり方がターゲットを絞ってしっかりやれるんであればいいと。ただし、これには、若林さんと何度も議論し...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この五公五民のことも財務金融委員会では委員と随分議論をさせていただきました。  私も、石先生の考え方というのは、やはり我々のような資本主義の社会の中で負担していただける限界といいますか、そこのところは大体どういうところなのかというふうなことで、五公五民と...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) やはりこれは、御指摘のように、相続人が生活をしていくときに一定の安定した生活を担保するということは我々も責任を持ってやらないといけませんから、いわゆるその非課税限度額の五百万は変えたわけではないわけです。  ただ、今御指摘のように、対象とする方については...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この死亡保険金の非課税措置というのは、実は昭和二十六年から累次、今、昭和四十年代の改正もありました、行われております。相続税には相応の基礎控除が措置されている中で、貯蓄の増進や相続人の生活の安定という、言わばそういう本制度の今日的妥当性が低下しているのでは...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先生の御指摘のように、これはOECDのデータでございますが、税の再配分効果の大きさだけ見ますと、我が国はOECDの中で最も小さくなっております。  大体どこの国でも、この公的移転の再配分というのは、これは要するに社会保障の現金給付の部分ですが、比率からい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 延長いたしません。今の段階で全くそのことを変えるつもりはございません。
○国務大臣(安住淳君) 二年間ということで、株式市場の低迷等、そういったこともありましたので、そういう議論がありました。  ただ、野田総理は、とにかく二十六年の一月にはもうやめると、二〇%に、本則に戻すということでございますので、今度は必ずやろうと思っております。
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおり、様々なヨーロッパやアメリカではこの所得税と似たような課税対応をしております。今、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガルのを見ておりますけれども、やはり富裕税の復活というようなこと、つまりもう一回お金持ちから取らせていただくと。その中で、こ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 四百億程度でございますので、この五%自体で税収が大幅に上がるわけではございません。これは、ちょっと経緯を言いますと、やはり東日本大震災で、これは復興特別所得税をお願いすることになります。そうしたこともありまして、バランスからいうと、最高税率のところを上げさ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 五千万以上の例えば所得者は、この十五年ぐらいを見ますと、やっぱり一・一万人が二・七万人になっております。それから、例えば三千万超だと、これもやっぱり全体には、デフレ下でありますが、実は増えております。ですから、そういう意味では、高所得階層が増えていて、同時...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この度の九州北部豪雨により亡くなられた方々、御冥福をお祈り申し上げたいと思います。財務省としても、改めて被災をされた方々にお見舞いを申し上げます。  今先生が御指摘のお話は、地方の自治体の財政力が乏しいところに対してやはり国としてしっかりサポートすべきで...全文を見る
07月24日第180回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○国務大臣(安住淳君) おはようございます。  この合意では二十五年度改正において必要な法制上の措置を講ずる旨の規定が新たに設けられておりますから、そうした点からいえば、所得税、資産課税について我々としての考え方をここは削除をしましたけれども、累進税率を高めていく等の考え方につ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) それは、相手のあることですからこちらがどうこう言う立場ではありませんが、川上さん、やっぱりこれ予算は、今御指摘のようにもし一緒に組むような話になれば、それは全く今とは形態違ってくると思います。  ただ、法律事項ですね。例えば、去年も税制改正については、三...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 経済を落ち込ませてはならないということに関しては、私も全く同じです。やっぱり循環するものであり、またもう一つは、社会保障や税財源をどう確保するかという面も一面でやっぱり考えておかないといけないと思うんです。経済のことのみ考えていくんであれば川上さんの考え方...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 川上さん、欧州の状況は、まず彼らはかなり厳しい緊縮財政と増税策をリーマン・ショック前後にやったんです。その結果、余りに景気が落ち込んでいるところもあるので、雇用ですね、特にヨーロッパの場合は失業率が高かったものですから、それでこれを、スピードを緩めましょう...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 二項の解釈の問題は一体特で整理してお話はさせていただいておりますけれども、決して公共事業をばらまいたり、そういうことでは全くありませんので、そのことはまず前提として申し上げます。  そして、やはり弾力的、機動的な財政運営ができるような成長や税収を上げた上...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 解散の話は私のような者が言う話じゃございませんけれども……(発言する者あり)はい。学校の例えば耐震化とかやっぱり急がないといけないものはこの夏休み中にもやりたいということで予算を措置しております。これは、特に公明党の皆さんなんか、事前にこういうふうな提案を...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まだちょっとそのことについては私の方からまたコメントすると怒られますので、御意向は十分伺っておきます。
○国務大臣(安住淳君) 本年度の一般会計予算総額の約四割に相当する三十八・三兆円の歳入部分が特例公債法で発行する特例公債ということになっております。  それで、ちょっと数字を申し上げます。九月の末の歳出の累積支出見込額が三十九・三兆円でございます。税収は四十六・一兆円でございま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 一体改革の中で、例えば給付付き税額控除をするといったときに番号制は重要でございます。この先、日本でやはり国民の皆様に対して行政サービスを公平にやっていくための材料としても不可欠です。ですから、あの法案の成立を私たちも期したいと思っております。  しかし、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は、経済状況の好転とは何ぞやということについてもしお答えするとすれば、経済が悪化している状況から持ち直し、改善していく過程にある状況のことを私はいうと思っています。そのことを、名目、実質それぞれの成長率、物価動向、種々の経済指標の中で確認をするとともに、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 昭和六十年時点では、今、川崎さんから御指摘があったように、実は税率の刻みは十五段階で、最高税率は課税所得で八千万で七〇%でございました。今はフラット化をしましたので、六段階で最高税率は四〇ということなんです。  ただ、一つ申し上げさせていただくと、税率が...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 僕は、片山先生、やっぱり基幹税の中で一番大きなシェアを占めるものを目的税に使うのは国家の運営上どうかというと、私も先生と同じような気持ちはあるんです。  ただ一方で、先生の言うことも真実で、何にこれを使うか分からないということを国民の皆さんは不信感を持っ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 全国津々浦々、今の都道府県制度を前提に考えたときのこの状況の中で、先生御指摘のとおりでございまして、それは物理的にも無理だし、調整機能が全くない中で消費税をそのまま地方に渡すなんていうことは、やはり社会保障を含めて、将来、道州制や何かという全く違うことだっ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 法人課税の偏在性のことは随分指摘をされて、私も六団体からも直接御指摘いただいたこともあります。ただ、これについては、この制度そのものの在り方を見直すということは、偏在性ですね、必要だとは思いますが、消費税と地方法人二税の税源の交換の議論というのは、今の段階...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ちょっと付け加えますが、要するに古川大臣が言うことは、八八年から九七年までの間はそうだったけれども、その先は、先生言うとおり、なかなかそこまでの成長ないんですね。だから、これを何とか成長するために規制緩和やいろんなことをやりますということです。  二項に...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先生、ですから、それは、あの法律では八%に上がる時点での様々な措置ということは考えているわけです。その前の、今年の秋から来年にかけてがいかに経済的に重要な時期かということは我々十分認識しておりますから、本年度予算も含めて、財政的なことを含めて様々なことをや...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) やっぱり、ターゲットをどういうふうに絞っていくかということは、それぞれの国の歴史的な背景とかあると思います。ですから、我が国でもし軽減税率を導入する場合、どういう時点、つまり八%なのか一〇%なのか、また、その品目対象は食料品なのか、そのほかもあるのか、食料...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指名ですから。
○国務大臣(安住淳君) 各種の……(発言する者あり)私、予算委員会ですから、所管大臣として申し上げます。  独立行政法人改革等については、二兆円の不要資産が国庫納付されるようになったほか、私どもとしても随時の行政改革を徹底的にやっております。  私が一つ申し上げたいのは、プラ...全文を見る
07月25日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(安住淳君) おはようございます。  タテホショックの事例を出していただきましたが、国債発行残高をめぐる現在と当時の状況について御説明を申し上げます。  現在の普通国債発行残高は約六百七十兆円でございます。タテホショックのあったころというのは一九八七年でございますが...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この点については、私、何度も申し上げておりますが、改めて申し上げます。  消費税の引上げ分は全額社会保障財源化をいたしまして、社会保障の充実、安定化を図るものでありまして、消費税による税収をばらまきに充てることは一切いたしません。本年一月の内閣府の中長期...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 意外と国民の皆さんには知られておりませんが、教育的配慮等で授業料等はこれは非課税というふうにされております。これは、欧米諸国でも同じでございますが、日本も同じでございます。  ただ、そうした例えば学校等でも、仕入れに係る部分についてはどうしても消費税の部...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、この世論調査を見て、やっぱり給付付き税額控除が比較的支持が低いのは少し残念だと思います。ただ、やっぱり、給付付き税額控除といっても、国民の皆さんから見ると何のことだかもしかしたらよく分からないというお考えだと思うんですね。ですから、逆進性という言葉も...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 衆議院で今この審議がうまく進んでいないのではないかという御指摘をいただいて、私ども、政府でございますが、何とか今国会中に番号制度の成立をさせていただいて、政府として実務的な作業に入らせていただければ有り難いというふうにまず思っております。  この番号制度...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 元年と九年には診療報酬改定をしまして、〇・八四、〇・七七と。ただ、委員の御指摘は、そうしたことは上げたとしても、ここに書いてあるような算定方式の変更以下、六番からですか、下のこの包括化や項目廃止、実質的にこの診療報酬改定によって消費税分はフォローし切れてい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 諸外国においても非課税措置なんですね。元年で導入したときに、だからこそ、当時、自民党政権ですけど、診療報酬で特別報酬を上乗せして調整してくださいってやったわけですね。ところが……(発言する者あり)いやいや、しかし、そうはいっても、今非常に多額の投資等が掛か...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) そのユニットの問題は厚労省の所管でございますが、先生の御質問がもし私であるとすれば、こんな効率的でないものを続けていって二〇二五年までに財源がどうなるかと。  それは、今の状態を続けていっても十七兆ですから、私どもとしては、是非効率化をしていただきながら...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今回は、まず消費税の引上げにより子育て支援の充実には七千億円の財源を確保しており、待機児童の解消など保育等の量の拡大に四千億円、それから保育等の質の改善に三千億円ということになっておりますが、今委員御指摘の話は、この三千億円の中でも、保育士の処遇の改善等に...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 具体の話は、もし必要であれば厚労大臣からお話をいただきますが、今お話しのように、例えば開所時間を長くした場合のマンパワーの確保というものについても財源的措置もしていきたいというふうに思っております。それから、研修等の機会もやっぱり増えてくるだろうということ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘でいうと、まず二十二年度の決算でございますが、ここで出た剰余金というのは、実は、財政法の六条においては、剰余金の二分の一を下回らない金額については、公債又は借入金の償還財源に充てなければならないという規定になっております、姫井さん御存じのとおり。ただ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 済みません、消費税の質問だったですね。  納付額が多いんではないかという御指摘なんですが、あの、滞納額ですね、これは大体、発生割合でいうと滞納額は大体三・四%でございます。ですから、九六・六%は収納されています。それで、一年たって、この一年のうちに国税庁...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず簡易課税制度ですけれども、御存じのとおり、みなし仕入れ率は、例えば卸は九〇、小売が八〇、製造業等が七〇、サービス等が五〇等々となっています。つまり、これはみなし仕入れ率を当てはめて今御指摘のようにやると、実はこの仕入れ率よりも低い場合ですね、仕入れ額が...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 益税を正せとおっしゃっていること、私、正しいと思いますよ。それは中小企業いじめじゃなくて、税の公平性をいかに国家としてひとしくやるかということに、観点に立ってやっていますので、是非そこは誤解のないようにしていただきたいのと、消費税は中小企業、零細をいじめて...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先生、個別にはやっぱりそれはそういうふうに例えば共産党の皆さんに御相談に行く方もいらっしゃるというのは当然だと思います。個別にはあると思います。  ただ、私どもの方から見ますと、やっぱり広く薄くどこかで負担をしないと今の制度のシステムの維持と改善というの...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は復興増税の話を例にいつも出しているんです。就任してから、これ非常に大変な法案で、これも賛成、残念ながらもしかしたら福島さんのところには賛成いただけなかったかもしれませんが、昨年ですね、復興特別法人税、それから所得税上げました。あのときの世論調査を見ます...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 全体をパッケージにして、福島さんのおっしゃることは、家計別に例えばパターン化をして調べているかといえば、そうではございません。  ただ、例えば消費税が上がったときのことは今おっしゃっていただきましたけれども、復興増税の場合は長期にわたって御負担をお願いを...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) はい。じゃ、済みません。
○国務大臣(安住淳君) まず、後段のお答えについて言えばおっしゃるとおりでございますから、おっしゃるとおりというのは、金融課税については本則に二十六年から戻します。一億円から上の方々というのは株式とかそういう金融資産を持っておられるので、そこのところでいうと、やはり負担率が下がっ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、ですから、金融課税等の今の一〇%は本則に戻して二〇にしますと申し上げているんです。  それから、認識としては、三党での合意も比較的そういう意味では福島さんと同じです。所得の再配分機能については、所得税を含めて資産課税についても累進性について協議をし...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御質問の内容を私なりに考えると、多分それから更に国民年金の二分の一の国庫負担分を除きますから、トータルでいうと、私どもの試算で、ネットで多分八兆円程度の財政収支の改善にはつながると思います。
○国務大臣(安住淳君) 国民年金の国庫負担の二分の一分は除くわけですから、それと地方に行く分を除けばおおむね八兆円規模だと申し上げているんです。
○国務大臣(安住淳君) 国債の発行額そのものは、残念ながら、これは話すと長いんですけれども……    〔福島みずほ君「いえいえ、赤字」と述ぶ〕
○国務大臣(安住淳君) 赤字国債を抑制……
○国務大臣(安住淳君) 赤字国債の額は、我々の試算でも、残念ながら国債の償還費や毎年の社会保障費は増えていきますから、そういうことを換算すると、国債額が、そのまま発行額でいえば減るんではないんです。残念ながら、これは伸びるのを抑えると言った方が正しいかもしれません。
○国務大臣(安住淳君) 特例公債を減らして建設国債を増やすというふうな考えは今ありません。
○国務大臣(安住淳君) いやいや、何度も申し上げているように、ばらまきをやるなんということは全くありません。また、そういうことを三党で合意したわけではないんです。ですから、そういう点では御懸念には及ばないと私何度も言っているんですが、一部の報道機関や何かもそうですけど、公共事業と...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ちょっと事実関係だけを申し上げますと、例えば公共事業費については七・一兆を四・六兆に減らしました。今御指摘の「もんじゅ」につきましても、これは私が査定しましたけれども、実は百七十五億円で、四十一億円減らしております。これは、核燃料サイクルに関係する、まあ「...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 何とかしたいと思います。  本当、大変なお金でございます、おっしゃるとおり。ですけれども、これは立法府として、特に三党でお決めになられましたから、財務省としては何とかこの財源を捻出するために大変な努力をしたいというふうに思っています。
○国務大臣(安住淳君) いやいや、そうじゃないでしょう、福島さん。環状道路のことも、いろいろ賛否もあるし、ニーズや必要性についていろいろな意見があることは十分分かりますから、先生のような意見もあれば、やはり東京では、あれは日本全体の道路交通網の整備の中では必要だという意見もありま...全文を見る
07月26日第180回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○安住国務大臣 特例公債法は、本年度の一般会計予算総額の約四割に相当する三十八・三兆円の歳入である特例公債の発行根拠を規定するものであり、現下の厳しい財政状況では重要だと思っております。  そこで、お尋ねの件でございますけれども、現在、歳出許容額というのは、税収、税外収入込みで...全文を見る
○安住国務大臣 そうした事態はできるだけ想定しないようにしておりますが、実は参考でございますが九月末までのことをちょっと言いますと、確定値でいうと、四月現在、四月に八・一兆使って、五月が二・九兆なんです。六月は速報値で出ていまして、これは八・八兆です。七月の予定は四・五、八月が三...全文を見る
○安住国務大臣 農林水産物、食品の輸出促進という事業そのものは重要だと思っております。こうした観点から、農水省は、我が国の農林水産物等の品質の高さ等を海外に周知することを内容とするこの輸出拡大サポート事業、これは二十四年度の予算額で九億円でございますが、これを実施しております。そ...全文を見る
07月26日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(安住淳君) おはようございます。  私どもとしては、この消費税の引上げ分の全額社会保障財源化につきましては、消費税の税収をこれをやらせていただきますので、今いろいろ批判がありますが、これを例えば公共事業をばらまくために使うなんということは一切ありませんし、これは御党...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この二十条、二十一条に係る法制上の措置を講ずる主語は、私は政府だと思います。それで、もしかすると中村さんは、政府税調とほかの政党間の協議の進み具合がどうなっているのか、曖昧ではないかということなんですかね。私が申し上げたいのは、政府・与党はまず一体でありま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 基本的にはそういう役割であって、我々はそれに入らない。ですけれども、与党の側が政府を全く無視して何らかの話をするということはないということです。それから、その三党の話合いの場というのは、税調会長のレベル、政調会長のレベル、また実務者、様々じゃないでしょうか...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ちょっと整理してお話ししますと、まず何をやるかということを政党間で協議をして決めないといけないということだと思うんですね。八%のところから複数税率なのか、簡素な給付措置を、例えば、やっぱり政策的にちょっとなかなか準備が大変だということもありますので、まず取...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 主要国では、フランス、ドイツにおいて消費税の一部社会保障財源化をしているということは承知をしております。ですから、全額充てている国があるのかということでいいますと、全部精緻に調べたわけではないですが、多分ないと思います。
○国務大臣(安住淳君) なかなか難しいところだと思います。というのは、安定財源であるからこそ必ず歳出が迫られる社会保障に充てた方がいいというのが私どもの考えです。他方、委員は、所得再配分機能がない消費税はむしろ一般財源として国のいろんな経済危機や何かに充てた方がいいのではないかと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ええ、そうした考えもあると思うんです。そのときに、しかし大事なことは、前提として申し上げれば、社会保障制度が保険料収入等である一定規模で安定してこれからの負担にも耐えられるだけの収入を見込める、その中で足りない分について、足らず前について税で調整をしていき...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 社会保障の一般会計歳出総額に占める割合は、これは国債費も何も含めて、九十兆の中では二九・二%でございます。ですから二十六・三兆でございますね。これに交付国債が入れば更にこれに二・六兆上積みされると。このパイの大きさは、率直に申し上げまして、基幹税の中の消費...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、それ中西さんはそう解釈なさっているのかもしれませんが、私は、社会保障に税を投入して、保険制度だけでなくて、また負担制度だけでなくて、これ、社会保障は税でみんなで持ちましょうという社会に転換していくので、そのときのありようとして見れば、やっぱり世代間の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず最初の質疑については、予算委員会か財金で何度か議論させていただきました。つまり、国債を買う側から見たときに、プライオリティーを付けられたら劣後をする国債の消化というものに支障を来すおそれがあると、ですから、国家としてはむしろ、つなぎ国債等じゃなくて、き...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 税収の侵食がどこまでかということは、まさに掛ける範囲、規模によると思います。そういうことを、これからもしやるとすれば、本格的な議論をしたいと思います。  もし複数税率の話が、まあ仮にですよ、本格化したときには、やはり欧米での失敗を参考にしないといけないと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今現在、この長い議論がありましたから、もう過去のことは終わったことでございますので、残念だとは思っておりますけれども。  どういうふうに財源をするかは、具体的に固めているわけでもございません。ただ、御推察のとおり、これは大きいお金ですので、どこからかひね...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 基本的には、財源が確定をしていると、例えば消費税なら消費税と確定をして、それをしっかりと充てることを前提に発行する国債ということをつなぎ国債というふうな認識でもしあるとすれば、今度は中期フレームにどういうふうに書くのかという話になってくるんだと思います。復...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まだ、ですから具体的な提案はしていません。ですから仮定の話をしているわけですけれども、復興国債というのはたしかつなぎ国債という位置付けで、そしてフレームのところに括弧書きで、今ちょっと見ているわけじゃありませんが、それは除くとたしか書いてあったと思いますが...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 平成二十四年度国債発行予定額は、総額百七十四・二兆円であります。  新規財源債は四十四・二兆円でございまして、そのうち、建設国債五・九兆、特例公債三十八・三兆であります。そのほか、復興債が二・七兆円で、財投債が十五兆、借換債が百十二・三兆円でございます。...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これは実は、申し訳ございません、資料今手元に持っておりませんが、年物、それから季節物によって、例えば五年債以上は十二か月のうち例えば四回とか、そういうふうに分けていますから、むしろ国債の品物と言ったら恐縮ですけど、その長さによってばらばらですので、年を十二...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) お金に色がないとか国債に色がないということになればそういうことにもなりますが、財政法上からいうとそれはそう話は簡単ではないと思います。ですから、借換債は過去の国債を借り換えていくわけですから、これを歳入としてその年の歳出に充てるというのは、これは財政法上い...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 確かに、日本でも昭和二十五年から二十七年にかけて富裕税を課したという記録があります。税収は、昭和二十五年が五・二億円、二十六年が九・六億円、二十七年が二十二・三億円と。ただ、三年でやめてしまいました。なぜやめたかというと、やはり土地家屋は把握しやすいんだけ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 応能負担でいうと、納税額は、やっぱり税率、課税所得に応じましてやっていますから、この数字で見たときに、それが多いか少ないかという問題意識に端的に答えるとすれば、多い少ないという答えではなくて、今のこの刻み方とか税率については、民主党も私も問題意識を持ってお...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 何点かありました。  源泉分離の在り方がいいのかどうかという議論だと思います。総合課税というやり方は、税負担は増えますから国民的議論は必要だとは思いますが、やはりこれは常に議論としてあるものですから、我々としても十分検討はしていきたいと思っております。 ...全文を見る
07月27日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおりだと思います。  所得課税、法人課税、消費課税などいろんな意味でかかわっていますけれども、その中で、今御指摘があった若い方の非正規雇用者の増加が税収にどう影響するかということですが、実は政府の中で、労働力調査や賃金構造基本統計調査等を用いて...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) なかなか難しい質問だと思います。  実は、年度改正で例えば少し税率を、例えば租特なんかもそうですけれども、根本の原理原則は動かさないで、そのときの状況に応じて年度改正ってやるんですけれども、そういうのはやっぱり改正であって、抜本改正というのは、例えば水平...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) おっしゃるとおりだと思います。  そこで、もう一つの視点として考えないといけないのは、やはりなぜ目的税化をするかと。  これは、一般税収で基幹税でやれば、国家はそのお金を、時の政権や政府というものは国民からお預かりしたその税金について、防衛に使います、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今日はちょっと総務大臣がいませんので私の方から答弁させていただきますけれども、今回の社会保障・税一体改革では、この引上げ分の地方消費税収、これ一・二%分ですね、これについては、消費税法第一条二項に規定する経費その他社会保障施策に要する経費に充てるものとする...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この昭和六十一年、テレビを御覧になっている方から見ると右側になるんでしょうか、十五段階で、最高税率というのは、下で見ますと所得税の税率で七〇%。これはもう物すごく累進率が高かったわけであります。これはやっぱり、所得税は基幹税の中心であったと。これは、御存じ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私どもも、所得再配分機能が低下しているような状況であるなと。そこで、政府としては、累進率を少し高めさせていただいて、お金持ちの方からもう少し税をいただきたいというふうに思っております。そして、そのためには所得税を上げさせていただくということで提案をさせてい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) おっしゃるとおりです。  なぜ半年前かということは、例えば経済的に長期の請負契約に係る経過措置の期限が税率引上げの大体半年前ぐらいに商取引上行われること等を勘案すれば、大体実施のおおむね半年前辺りが一つの判断の、時の内閣のですね、節目になると。  ただ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) このお示しになった図を見ても、昭和、大体三十九年辺りから急激に伸びて、それらの更新の時期が来ているのではないかという御指摘でございます。これに限らず、お話を聞いておりますと、首都圏でも五十年前後の高速道路のどうも耐震性がやはり大変問題になってくるんではない...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 結局、建設国債でインフラ整備というのは、論理的には私もそれは一つあっていいと思っております。ただ、発行額全体は、国債発行、市中消化ということでいうと、特例公債と建設国債に色が付いているわけではございませんから、総額の中でどういうふうな対応をしていくかという...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 中期財政フレームがございます。その中で、二〇二〇年に向かって我々は財政再建をやっていきます。税と社会保障の一体改革も、結果的にはやはりこの道をそらすわけにはいかないと思っています。そういう中でどうやって、まあ言わばかなりの投資をしないといけないインフラ整備...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 十八条の附則一項では、デフレからの脱却を目指すために数値目標を入れているわけですね。それで、それは名目三で実質二ですから、間の一がデフレ脱却ということに論理的にはなります。定義があるかどうかは分かりませんけれども、物価が持続的に下落している状況を脱して、再...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は、持続的な物価下落が続いている状況から脱して、再びそうした状況にならないような状況になってくれば、これは今政府内で統一した意見ではないけれども、私は引上げは可能だと思います、消費税のですね。それは一%にならなきゃ駄目だということを書いてあるわけじゃなく...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) デフレを脱却したという宣言をどの時点でするかということは、大変難しいことです。私が今申し上げているのは、再びそうした状況に戻らないということをどれぐらいの幅を持って判断するかということは、多分こういう世界にかかわっている方々それぞれ一長一短だと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今、ちょっと三項のところを私見ないでここに来ましたけれども、それは三項のことですか。  具体的に言えば、例えばリーマン・ショックや東日本大震災のような急激な著しい経済の変動というものを文章にそれは私は書いているというふうに思っております。ですから、半年ほ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 昨年の国会で宮沢先生の方から国債と公債の使い方が間違っているんではないかと。というよりも、もう少し正式に定義をして、その上で、あのときは交付国債の問題について御提起をいただきました。  おっしゃるとおり、国債と公債は同じではございません。ですから、そうい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今後、三党合意で交付国債そのもののスキームは、私としてはよかったんではないかと思いましたけれども、三党の中で駄目ということになりました。しかし、これはいずれにしても年金国庫負担分の二分の一分は手当てをしていかなければなりません。そうなると、今、宮沢先生から...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ローリング方式で、大きなところは基本的には私は変えない方向でと思っておりますが、御存じのとおり、これは非常に大きなお金でございますので、ここの収まり具合を決めていただくということが大変重要だと思っております。
○国務大臣(安住淳君) 中期財政フレーム上、新規国債発行額の四十四兆円枠や歳出の大枠等のことについては、先ほど申し上げましたけれども、大きなところでは変わらない部分があると思います。ただ、税制抜本改革で財源を確保することとしている現行の中期フレームを前提として今後は改訂をされるも...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いろんな資金を活用しながら、知恵を出しながら、財政再建を前提にしっかりやっていきたいと思います。
○国務大臣(安住淳君) まず今のお話の前段を申し上げますと、やはり私どもの調査でもおおむね、もし食料品に対して軽減税率を導入した場合、範囲にもよりますけど、やっぱり二兆円台半ばから三兆円ぐらいまでもしかしたら行くのかもしれないなと。  というのは、食料品がおおむね、先生御指摘の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 仮に複数税率になった場合は、やはり、今のようなやり方でできるかというのはやっぱりなかなか難しい可能性があります。その場合は、例えば諸外国においてはインボイス方式を取っているわけですね。そうした制度設計をやはり考えなければならないときが来るんではないかなと思...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のように、中小事業者の皆さんの中間申告の回数なんですが、私どもとしましても、八%に上がるときの状況、そこまでの間にいろいろ調べさせていただいて、お話も聞かせていただいて、中間申告が義務付けられている事業者の皆さんの申告納税の、今先生御指摘がありました...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおり、一四・六%とされる一方で、納期限から二か月以内、また納税猶予等緩和措置が適用された場合には四・三%の軽減された利率が適用されており、また、災害、病気等については延滞税は免除をされているということもあります。  しかし、今先生御指摘のような...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) アメリカは、私も直接、財政の壁の問題については、ガイトナー長官からロスカボスでもお話をお聞きしました。実質的に、そのまま法改正等が、議会がねじれで改正ができなければ、例えば減税措置等が終わってしまうと。それから、予算管理法に基づく自動的な歳出削減措置の開始...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 事実関係だけ。  ベルギーは、一九八五年以降二〇一〇年まで、二〇〇八年、二〇〇九年を除き経常収支は黒字となっております。その後についてのIMFの見通しでは、二〇一三年度以降再び黒字が続くものと見込まれておりますので、経常収支が黒字基調ということは言えると...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私どもとしては、ベルギーというのは、ですからそういう点では、統計を見ましても──ちょっと待ってください。(発言する者あり)
○国務大臣(安住淳君) この統計はベルギー国の国立銀行の統計で、GDPと貿易収支と対外資産を統計を調べているものであります。それからIMFの資料でございますけれども。  そこで、ベルギー国の金利が乱高下をしたり、総理が御主張なさったことというのは、黒字基調な国ということと同時に...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ベルギー国債の金利が今上がったということは、中村さんから一時的に上がったという説明がありましたが、当時の政治状況を、ベルギーの、連立政権が組めないで有効な財政健全策が決定できない、そうした政治状況が大変なリスクと見られており、それが結局金利の急上昇を招いた...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) それは市場の中で、ヨーロッパの中で相対的にベルギーの国債に対しての評価があったということだと思いますが、ただ、私どもが聞いているのは、財政再建に対する姿勢というものがベルギーは評価されたということでございますから、それからいうと、やはり日本も財政再建に対す...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この間もお話ししましたけれども、選挙の民意というものを私どもも大変重視しております。ですから、この法案が仮に通っても、実施される前までに衆議院も参議院も選挙で審判を受けるわけです。ですから、そういう意味で、我々もそんなことは軽んじておりません。  一方で...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 総理は一例として申し上げたわけですね。  ですから、それは、ベルギーは事実、金利は一時的に上がって、財政再建の努力というものをして、ほかのヨーロッパ諸国に比べてやはり努力をした結果として金利も下がっているということも一因にあるということですから、私は別に...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 経常収支黒字国であるオーストリアにおいても金利の上昇というものが見られました。具体的には、これは十年物でございますが、オーストリアの国債の金利は、例えば十一月一日から二十五日の間に一%、急激な上昇を示したというふうな資料がございます。  いいですか。
○国務大臣(安住淳君) 一ポイント、失礼しました、二・八一三から三・八五三というふうになっております。
○国務大臣(安住淳君) 言葉の中で等々と総理がおっしゃったというのは、オーストリアの例も存じ上げて、金利が急激に上昇した例としてありますよということを申し上げたんであって、言葉じりと言ったら恐縮ですけれども、そうじゃないと思うんです。  だから、ベルギーやオーストリアではそうし...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先般言いましたから余り多くは申し上げませんが、我が国の持っている国債費の額は大幅に増えたことは事実ですね。その代わり、私この間答えたけれども、海外に持っている資産等についての大きな変動はありませんということは答えました。その中で、世界の中で欧州での起きてい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ちょっと長く答弁させてもらいます。  御指摘の外国格付会社あての財務省の意見書については、平成十四年、日本国債の格付が行われたことに対して財務省より格付会社に送付されたものでありますが、これは格付の理由についてより客観的な説明を求めたものであり、我が国の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今般、九百四十兆円に達する見込みとなっております。(発言する者あり)いや、つまり、事実が変わっているところを私、説明しているんですよ、あなたは全くそのトレンドは変わっていないとおっしゃるから。  また、我が国の国債の国内消化を支えてきた国内貯蓄は高齢化等...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 対外純資産、経常黒字、外貨準備等は、我が国の信認に対して一定のプラスの役目を果たし得るものと認識をしておりますけれども、経常収支については様々な要因について大きく変動し得るものであるほか、経常収支が黒字基調の国であっても、国債市場で金利が急激に上昇するよう...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は十分説明しているつもりなんですけれども。  ただ、我が国を取り巻く財政の状況は、十年前に比べれば、国及び地方の長期債務残高は増加をしているわけです。これは言いましたよね。高齢化によって国内の貯蓄も伸び悩んでいることも事実ですね。欧州諸国の深刻な財政危...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、ですから、ファンダメンタルズについては私は答えているつもりですよ。  それで、あなたのロジックにはまって私は答弁するつもりはないけれども、ただ、今の話の延長でいえば、一つ私は欠けているとすれば、国内でそういうことが起きたとしても、国内の国債を保有し...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) その方々に聞いてください。(発言する者あり)
○国務大臣(安住淳君) あなたと私の考え方のまず違いは、それは、円に対する信頼とか国に対する信頼が前提が崩れたらばそういう循環の論理が成り立たなくなることもあるんですよということなんです。だから我々は楽観できないと言っているんですよ。しかし、それのところで多分中村さんと私では考え...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先般はちょっと厚労大臣に質問でしたけど、私、割り込んで入って答弁したものですから、続きでさせていただきますが。  各共済年金の積立金は、これまで三階部分を含めた保険料が積み立てられてきたわけでありますから、一階、二階部分と三階部分の実は区別はないんです。...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 厚生年金と共済年金の現行制度でのこの運用の中で受給者と被保険者の割合が違うと。これは年金の数理部会でもいろいろ審議されているようでございます。  そこで、先生がおっしゃっているのは、厚生年金は二・三九、この数字ですね、それで公務員共済が一・五三と。だから...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私の申し上げているのは、消費税による税収があったと、しかし、これはばらまきには一切使いません。公共事業をやるために何か消費税を集めているんでないかということに対しては全く否定をいたします。  その上で、委員の御指摘は、財政による機動的対応が可能となるとき...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今消費税を上げさせていただいても、社会保障全体をこの税収だけで賄えるのではなくて、まだ足りない部分もございます。  ただ、そこに充てることによって、これまでと違ってプライマリーバランスの半減という目標が見えてくることは事実だと思います。そういう中にあって...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は、三党での合意を踏まえた様々党の答弁者の皆様の意見を聞いていて、そんなに違いはないというふうに私は思っております。  というのは、これまではやはり社会保障に毎年係る税金を充てていくわけですから、まあはっきり言えば、ほかのことに対して、例えば教育やそれ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私どもは、成長があってどんどん税収が入ってくれば機動的対応はますます可能にはなりますと。ただ、野田先生のおっしゃっている話で私もそれは納得するのは、いろんな分野に投資をしないといけませんよねと。そのことに関して言えば、我々としても、もしかしたら中西先生はそ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 基本的にはこの目標を私は堅持をしたいと思っております。  なお、建設国債のことでいえば、今年、二十四年度も約六兆弱ですから、そういう意味では、野田先生のおっしゃっている数字が飛び抜けて大きいということではないことだけは付言しておきます。
○国務大臣(安住淳君) もちろん社会保障の自然増とかプラスアルファのことはあるにしても、中期フレームで、今から予算の概算等始まりますけれども、私どもとしては、国債費を除く額については七十一兆の枠というものは守っていくつもりでございます。
○国務大臣(安住淳君) 基本的にはそうです。ただし、ですから、国債費や社会保障の分が増えていくと、基本的には七兆円ぐんとへこむんではなくて、現状と大体発行額というものはほぼ同じぐらいの額になるというふうな試算でございます。
○国務大臣(安住淳君) ちょっとまどろっこしいのは、つなぎ国債含めて、これから、まあ実はいろんな御議論していただかないといけませんが、年金の部分等をどういうふうに扱うかによっても変わってきます。ただ、基本的には、私としては、四十四兆円というものはフレームの中でも守っていかなければ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) もちろん、ですから、現時点と二〇一五年を比較をしますと、国債費や社会保障費が増えていくので、どうしてもそういう点では丸々七兆円分が減るわけではないんです、残念ながら。ただ、私どもとしては、この構図といいますか、構造を維持して、つまり、新たに例えば借金を上乗...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ただ、ちょっと今数字持っていませんが、国債費だけで二十七兆円近くまで上がる可能性がありますから、そう簡単にそういうふうに減るとは思えないんですが、ただそこで、中西さん、成長や税収がどれぐらいあるかによっても違ってくるので、基本のラインとしては、今言っている...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) もし今回消費税を上げさせていただけない場合は、更に国債費は上に向いていくんですよ。だから、そのことを抜きにしてそういう議論は、ちょっと私は国民の皆さんが聞いていて少し誤解なさるんじゃないかと思います。
○国務大臣(安住淳君) 先生、最初の、例えばこの新幹線の話は、昨年の暮れにたしか方向性が決まったので、無理にこの七月の二項とくっつけるのはやっぱりちょっとこれは論理的におかしいんです。公共事業をやるために消費税ということはちょっと乱暴じゃないかなと私思っていました。  それで、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今回、実は私も財務大臣になって、政府の税調会長をやりまして、実は最初にこの五千万で四五に提案をさせていただきましたが、これはもう少しやった方がいいのではないかというふうなことは私も気持ちの中にはありました。ただ、復興所得税等、やっぱり御負担をそうはいっても...全文を見る
07月30日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(安住淳君) おはようございます。  私もできるだけ被災地にお邪魔しようということで、先週の末も宮城、岩手とお邪魔をしてまいりまして、何か所か仮設住宅を歩いてまいりました。  岡崎先生にも随分いろんなところを歩いていただいて、生の声を聞かせていただきまして、ありがと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) グループ化補助金については、それぞれの地域で再生の切り札になっているということで評価をされていることは大変有り難く思っております。これまで第五次まで募集を掛けまして、本予算で五百億で一旦区切ると。  ただし、私も今回伺って、岩手県でも強い要望を受けました...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のように、国分の消費税収の充当対象に貧困・格差対策、それから今先生御指摘にあった、特に地方ですね、この雇用対策、こういうものは含まれていないわけであります。しかし、これらの政策というのは、言わば社会保障政策の中で非常に重要な柱の一つでありますので、も...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) おはようございます。  古川さんからこの問題については、財務金融委員会でいち早く今年から取り上げてずっといただいてきた問題でありまして、私よりもずっと専門家でございますから、私として財務省の考えはお伝えしてまいりましたけれども、消費税が導入されたときに遡...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私の立場で申し上げますと、この消費税だけを取り上げてやるということについての疑問というのは私も持っております。  というのは、今、高額医療ってどこの線で引いているんだという御議論ありました、厚労大臣と先生で。例えば二十四年度に、医療提供体制推進事業費補助...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先般ここで梅村議員と議論をしたんですが、最終的には、私は今政府税調の会長でございますけれども、厚労省の中で行われている今の審議を、一〇〇%そうなるかどうかは別にして、引き取らせていただいて、どういうやり方があるか、政府税調で引き取るということもあり得るかも...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 全く可能性を、何をということをあらかじめターゲットを絞って話しているわけじゃございませんから、これから八%と一〇%で何を具体的にターゲットにするかということは決まっておりませんから、その点からいえば論理的には排除しているものではないということです。
○国務大臣(安住淳君) ですから、元年からこうした制度でやってきていまして、政策的配慮としかもう答えようがないんですが、その時々に応じて、今の分娩も含めてですけれども、非課税のものを決めたりしてまいりました。  私も、率直に申し上げて、古川委員の財金から今日までの御主張には大変...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 一つの考え方だとは思いますが、その場合、患者負担がやはり増えるのではないかという御指摘等もございます。  それから、その場合は、今、減免の事業者がお医者さんの場合、大体七割だと聞いておりますけれども……(発言する者あり)そんなにないですか。しかし、個人開...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先生御指摘のように、社会保障関係費と社会保障四経費の中には開きがあります。例えば、年金ですと、今先生御指摘のように、社会保障関係費の年金は八・一兆で社会保障四経費の年金は八・四兆ですから、差があります。この中身の主たるものとしては、国家公務員共済や私学共済...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私からまず金銭的なことを申し上げまして、理念的なことは厚労大臣からお答えさせていただきます。  この少子化の一・八の内訳は何かと、どこから来ているのかということでございますが、先生が御指摘ありましたように、社会保障四経費の中には児童手当の一・二兆や保育所...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 余り正直に言うと大ごとになりますので。  ただ、やっぱり地方も頑張って自分たちで税金をしっかり、アメリカとは言いませんけれども、それぞれの地域に応じていただくような努力も必要だと思うんです。今は、率直に言って、これは自民党政権でも本当に苦労なさっておられ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 率直な感想を申し上げますと、多分、三%や五%であれば、特にスタートの時点の三%であれば、特別、診療報酬に上乗せした方がある意味でお互い面倒もなかったし、いいでしょうというようなこともあったと思いますが、長年こうして御指摘をいただくと、確かに消費税がこれから...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これから石川先生のところへ伺うときはちゃんとメリットも話すように指導してまいりたいと思います。  一番のメリットは分かりやすさでございます。お買物に行かれた国民の皆さんが、ああこれは税率が安いなと、標準税率よりも低いんだなということが分かるということが一...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘は、一〇%に上がってしまうと基準税率が一〇パーのところから下げることの方が大変であろうと。むしろ八でスタートして八のまま据え置くとか五のまま据え置いた方が分かりやすいしということだと思います。  ただ問題は、やっぱり石川さんおっしゃるように時間との...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 政権交代以降、累次の税制改正大綱においては、納税者の立場に立ったとき、好ましい税制の在り方は、制度が公平で、かつ、制度の内容が透明で分かりやすく、その制度に基づいて納税することについて納得できるものである必要という観点から、これは、鳩山内閣のスタートのとき...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ちょっと直接的な御質問でなかったんで、私なりにお答えさせていただきますと、私は、この間お話ししたように、九六%強の支払で、督促をして大体一年で九九%台までいきますということで、一年で大体そういう点では収納していただいて、納税していただいていますという事実を...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) もう御存じだと思いますが、輸出取引の関係については、輸入国側が輸入の際に課税する仕組みとなっておりますから、そういう意味ではこの制度というのは世界的に水際課税になっております。  先生の御指摘は、輸出企業と下請企業の間の関係を含めてこの転嫁というものがう...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、うちも賛成だし、秋田の実家のおじいちゃんも賛成だと言っています。
○国務大臣(安住淳君) 秋田での知事時代のるるの改革、私もよく存じ上げておりますので、本当に、ないお金を本当に絞るだけ絞って改革なさって財政を好転させたことは、本当に私も知事さん時代の寺田先生のことは高く評価しております。  私は、一つだけちょっと申し上げたいのは、実は交付税の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 全くありません。今回も、来年の予算、そろそろ概算が始まるわけですけれども、七十一のキャップはそのままにして、防災、減災の必要性は、大震災以降、それは私も重要だと思いますが、優先度は高いとは思いますが、消費税をばらまきに使うようなことは一切ございません。 ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ちょっとお話しさせていただきたいんですが、大学の改革等については、昨年来、私は文部科学省の平野大臣にもお願いしておるんですが、一つ、先生、考えないといけないのは、人口が減少しているのにもかかわらず、五百校が七百七、八十まで増えているんですか。すると、じゃ、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 平成十七年度、十八年度税制改正による定率減税の縮減、廃止に伴う所得税の増収分約二・六兆のうち、地方交付税分を除いた約一・八兆については、使途が法定されていない一般財源であるため厳密に特定することは困難でございますが、当時の与党の議論等を踏まえ、定率減税の縮...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 政権を交代してから、実はそうはいっても、恒久財源としても三兆円近く毎年絞り出してきました。  これは平山さん、一緒に国交省とか私よく行きましたけれども、私どものその額は、もちろんマニフェストに書いてあるものから見れば少ないんですけれども、実はこの三兆円近...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(安住淳君) そのグラフをちょっとそのまま見せてもらうと、急に上に竜のように上がっていくのが不健全だということだと思うんですね。それは、サービスはレベルは非常に上がってきているけれども、横軸のように、負担がやはり二十年来、本来負担していただくものを税で賄っていた部分があ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) じゃ、ついでにお答えさせていただきます。  私の方からちょっと三点申し上げさせていただきたいと思います。  住宅の取得に係る必要な措置ということで総理から御指示いただいておりますので、まず第一点、住宅ローン減税の在り方、第二点、予算上の支援措置の在り方...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 本当に元気で頑張って働いていただいている方々のおかげで税収も入っておりますし、保険料の納入もあって、そういう方々のおかげでまた病気になられたときの今の制度は維持できております。  先生の御主張もなるほどなと思って、今、岡田副総理と二人で聞いていまして、八...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 三原さんの感情的な気持ちは私もよく、国民の……(発言する者あり)
○国務大臣(安住淳君) 国民の皆さんの意識もそうだと思います。  ただ、この欠損金の繰越控除制度はやはり以前からずっとありまして、例えば大手行とか金融業界も大変な危機に陥って、やはり公的資金を注入し、実はそうしたことのフォローアップが終わってようやく納税が始まるのは今年でござい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先生から復興のことでいろいろ御提言をいただいて、本当に感謝を申し上げます。  復興につきましては、復興庁を中心に、できるだけ地方の、それぞれの地域で今再生計画等を立てておりますが、国としてリーダーシップを取るところはしっかり取りまして、私は一言で言うと、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 河川、それから道路なんかがいい例でございますが、そうしたものについては、やはり宮城県、岩手県だけではできませんので、国交省の整備局等も中心になって、復興庁という今一つのチームで国として責任を持ってやっていきたいというふうに思っております。  港湾等の整備...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 大変、できる範囲のことで資金等の捻出はしますが、先生、やっぱりできれば財政再建の道をそれない中で、いろんな知恵と工夫を出して資金等の捻出をして、民間資金等も使って私どもとしてはやりたいと思います。  できるだけ、私の気持ちを言えば、整備もしたいんですが、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先生御指摘のように、前回三%から五%に上げたときも、急激な住宅発注とそれから減少と、約三十万戸ぐらいの差が出ました。それが大変に景気の波をつくってしまったというふうな指摘がございますので、人生にとって、国民の皆様方お一人お一人から見れば一番高い買物の一つが...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ちょっとだけ。
○国務大臣(安住淳君) 小泉政権下で税収がデフレ下でも上がっております。二〇〇三年度から六年度において、これは、GDPデフレーターはマイナスで先生御存じのようにあったわけでございますが、その間、税収は好景気ということで上がっておりますので、デフレだからといって税収が下がるというわ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 森先生、文部副大臣をおやりになっていましたから御存じだと思いますが、税制改正は何もやっていないんじゃなくて、年度改正はこの年末にやるわけですから、先送りをしているわけではございません。その中で、先生言うように、少しお金持ちの方の方に税金を多く納めてもらうよ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) その図で見る子ども手当の減額と所得制限、それから住民税の年少扶養控除の廃止は三党で合意をして新たな児童手当になったところでございますから、減ったことだけを言うのではなくて、ちゃんと充実をしているということを認めていただかないといけません。  それから、所...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) だって、私が借りている方だから。
○国務大臣(安住淳君) 未返済の繰延べの措置で今御指摘のあったお話というのは、これは昭和五十八年当時や平成六、七年当時のお話で、私どもが申し上げているのは約、元本では三兆です。このお金というのは、厚労省には大変申し訳ありませんけれども、厳しい財政状況の下で……
○国務大臣(安住淳君) ですから、返すように頑張ります、努力していきますということです。
08月01日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○安住国務大臣 おはようございます。  懸念については、私も直接ロスカボスでガイトナー長官からもお話を伺いました。それから、バーナンキ議長も、最近も七月の十七日に、このことについて取り上げて発言をしております。  言ってみれば、議会のねじれの中で、昨年も同様の債務の上限問題と...全文を見る
○安住国務大臣 先生、選挙のことについて、私がアメリカ合衆国の選挙について申し上げることは差し控えさせていただきます。  ただ、私どもが注目しているのは、大統領選挙の勝敗もさることながら、同時に行われる上院そして下院の選挙でございます。上院が三分の一、下院は全部の選挙があわせて...全文を見る
○安住国務大臣 金融緩和がもたらす影響というのは、統計から見ても、例えば原油価格の高騰等は、単なる需給のバランスではおさまり切れない高騰を見ていると、やはり、今委員御指摘のように、スタグフレーションになる可能性はある。行き場のないお金が、いわば投機的な材料として使われるということ...全文を見る
○安住国務大臣 契約実績等については、後で副大臣から、もし必要であればと思いますが、私も委員と同じ考えでございます。  それで、人事については、私の方から、やはり世界的に名の通った方で、このJBICを引っ張ってもらえればということで、新生JBICについては奥田トヨタ自動車相談役...全文を見る
○安住国務大臣 全世代型で負担していこうということは、言ってみれば先生の言っている話と同じ内容なんですけれども、国民の皆さんから見ると、全世代型で対応するというのはどういうことかというふうになるのかなと思います。  私たちとしては、御指摘のように、直間比率をバランスのいいものに...全文を見る
○安住国務大臣 厚労省の話ではありますけれども、税と社会保障の委員会の中で、生活保護者の受給の問題は一つの大きな争点というよりも柱になっております。  そこで、今先生からお話しのような話は、私も、個人的なことを申し上げれば、逆転するということは、やはり国民感情から見てもいかがな...全文を見る
○安住国務大臣 見方を変えれば、本当に日本という国は豊かな国だというふうに思いますので、そうしたものを維持しながら、国が発展するように頑張っていきたいと思っております。
○安住国務大臣 まず、菅川さんから、このままこの構造的な問題を放置するわけにはいかないという認識が示されたことは、私と同じです。ですから、日本というのは、時期の問題についての意見の違いはあるにしても、いずれ財政の構造的改革というものが必要だということは、多分御認識は御一緒じゃない...全文を見る
○安住国務大臣 ちょっとアベレージで申し上げられないので、年度で、シナリオでいきます。一二年度が一・三、一三年度が一・六、一四年度が一・九、一五年度が二・一、一六年度が二・四というふうな名目長期金利を予想しております。
○安住国務大臣 そういう可能性はあります。ただ、我々としては、成長を見込んでおりますので、その成長に応じて金利はやはり高くなっていくだろうということを想定してこのシナリオをつくっているわけです。  ですから、仮にこういうふうな金利にならなければ、今私が申し上げた二十一・九から二...全文を見る
○安住国務大臣 まず、先ほどのお話を中村さんと参議院でやったときに私が説明をしたのは、五十嵐副大臣もお話がありましたけれども、十年前に比べるとやはり国内の長期債務の額が大幅にふえたねということは申し上げました。さらに、国内消化を支えてきた貯蓄が伸び悩んでおって、それで政府の債務残...全文を見る
○安住国務大臣 生活に気配りをしながらしっかりやれということは、私もそうだと思います。  ただ、逆の見方をすると、それでは社会保障の今のレベルや水準をどうやって維持するんでしょうかということにも、逆に提案していただければありがたいと思うんです。赤字国債をこのままどんどんどんどん...全文を見る
○安住国務大臣 週刊誌の話とか、そういう個人の問題については、現職の人間ではない、やめた人間ですか。(菅川委員「はい、やめた方です」と呼ぶ)プライバシーに関することもありますけれども、それは個人に聞いてください。組織立って何かをやったという話では多分ないし、私はその週刊誌を知りま...全文を見る
○安住国務大臣 逆に、そういう話を公の場でする以上、週刊誌から離れて、独自でしっかり調べた上で質問なさるべきじゃないでしょうか。私は、そういうことは自分が在職中ずっと心がけてきましたよ。  週刊誌に書いてあるからこれどうだと言われて、財務大臣として答える立場にありません。(発言...全文を見る
○安住国務大臣 参議院では一緒にずっと答弁に立っていただいて、本当に御苦労さまです。大変な議論の中で公明党として御決断をいただいて三党合意ができ上がったことは事実でございますので、そうした対応については私も本当に心から敬意を表します。  そこで、複数税率でございますけれども、こ...全文を見る
○安住国務大臣 そこで、政府の中に会議を設けて、具体的な防災・減災の工程表的なものもしっかりつくるというのも必要ではないかということだと思います。  中央防災会議がございますが、これは、今現在、防災対策推進検討会議というのを二十三年の十月に設置をして、民間の有識者の方の参画もい...全文を見る
○安住国務大臣 税と社会保障というのは、我が国の中長期財政と社会保障の改革にとっては避けて通れない最重要な課題であります。三党合意もなしておりまして、今、公聴会等の日程が淡々と進んでおりますので、そうした環境が整った段階での早期採決をぜひしていただきたいと思っております。  一...全文を見る
○安住国務大臣 税と社会保障が水泡に帰するようなことは絶対あってはならないと思います。  これだけの大変な重い法案を与野党の主要政党で賛成をして上げるということは、いろいろ批判はありますが、世界的に大変評価を受けております。世界も大変注目をしておりますから、この厳しい御負担を国...全文を見る
○安住国務大臣 今、日銀からも御説明させていただきましたけれども、外債購入については、円高是正を狙った政策措置という文脈で語られると理解すべき政策であると考えられますが、為替介入というのはやはり、実はこれは、一方的に私どもとしてやるというよりは、各国とのいろいろな話し合い、通貨当...全文を見る
○安住国務大臣 あれだけの大きな事故がありまして、やはり国民の皆さんの意識は変わったと思います。ですから、これまでのような原発に対する依存のあり方はやはり見直さざるを得ないであろう。  そういう中にあって、しかし、世界の経済を見れば、委員御指摘のように、むしろ、CO2の問題等も...全文を見る
○安住国務大臣 二回ぐらいこの質問を受けまして、平成二十四年の六月一日の佐々木先生と私のやりとりの中で、先生はこうおっしゃったんですね。ちょっと中ははしょりますが、「お金に色がついていないから、例えば軍事予算にも使われる、大型公共事業にも使われる、そういう形でこういうもの」、こう...全文を見る
○安住国務大臣 今ちょっと事務方や副大臣から指摘を受けて、先生、やはり戦車という言葉を使っていると。今ちょっと老眼鏡で見ると、ああ、そうだ、使っていると。そういう細かな議論の後で、「それが赤字の穴埋めだとか戦車だとか、そういうものにみんな使われるんですよ。一般会計に入る」と。これ...全文を見る
○安住国務大臣 デフレから脱却したということではないということは、GDPデフレーター等を確認すれば、今の現時点でもそうだと思います。
○安住国務大臣 基本的には、附則十八条の一項、二項、三項に書いてあるとおりでございます。  なお、このところで申し上げている経済状況の好転とは、経済が改善していく過程にある状況のことをいうということだと私は思っておりますので、特定の時点とか数値とかをいっているものではなくて、過...全文を見る
○安住国務大臣 一項の、先生御指摘の、三十二年度までの十年間の平均において名目三、実質二程度の経済成長率を目指すということでございますから、そういう意味では、この十年の間の平均というふうに私どもは考えております。
○安住国務大臣 確定はそうでございます。
○安住国務大臣 一項は前提条件ではございません。そうした数値目標を設定して、そこに向かって政府として、デフレ脱却、経済活性化をやっていこうということでありまして、これはあくまでも目標であって、前提条件ではないわけであります。そこをぜひわかっていただければと思います。
○安住国務大臣 政策努力の目標として書きました。つまり、こういう成長が望ましいという政府の考えであって、それに基づいて、あるべき成長として数字を掲げて、これに基づいて、政府としては、デフレ脱却や経済活性化に向けたさまざまな施策を講じていくという意思もあわせて示しているということで...全文を見る
○安住国務大臣 ありません。
○安住国務大臣 平成二十四年度における公債の発行の特例に関する法律案中修正点の趣旨を御説明申し上げます。  平成二十四年度における国の財政収支の状況に鑑み、平成二十四年度における公債の発行の特例に関する法律案を既に今国会に提出し、二月二十九日の当委員会におきまして提案理由を御説...全文を見る
○安住国務大臣 結果的に特例公債法が成立しない状態が続いているということは、私としても、財政運営上、不安な要素がまだ解消できないということでございますので、そういう点では、内外の市場の信認を損なうことにもなりかねないことから、何とぞ本法案の成立をお願いしたいところであります。 ...全文を見る
○安住国務大臣 予算と違って法律ですから、今、緒方さんの言うようなことになるわけでありますけれども、昭和五十年以降、こうした特例公債、赤字国債を発行した、考えようによれば、そのときからこういうリスクというのは常々あったのかもしれないなと思います。  そういう点では、とにかく財政...全文を見る
○安住国務大臣 特例公債法のことに関して私が今国会で申し上げてきたことは、特に今ねじれでございますから、やはり野党の皆様に賛同していただける状況をつくらないと、単に衆議院で成立させても成立の見通しは立たないということを前提にして、この法案が否決されたときの影響の大きさというのはお...全文を見る
○安住国務大臣 その前に、努力が足りないというお話もありますが、私、今回、政府の修正を決断しました。決断して、交付国債を取り下げてつなぎ国債にしたこのスキームは、御党の提案をそのまま受け入れたつもりでございます。そういう意味での環境づくりは自分なりにはしておりますけれども、個別政...全文を見る
○安住国務大臣 本当に、そこだけ取り上げられて報道されていることはまことに残念でございますので、正式に申し上げます。  特例公債法案は、本年度の一般会計歳入予算九十・三兆円の四割に相当する三十八・三兆円もの特例公債の発行根拠を規定するものであり、現下の厳しい状況では極めて重要な...全文を見る
○安住国務大臣 政府・与党一体とはいえ、財務大臣が国会運営についてそんなに知識を今持ち合わせておりませんし、きのうそういう話をしたということは今初めて聞きましたが、与野党で合意をしないと成立をしない国会状況ということを十分理解をしながら、言葉は悪いですが、十分そこは踏まえて我が党...全文を見る
○安住国務大臣 昨年も、やはり連日のように交渉をいたしました。大震災の後ということもあったかもしれませんが、それにしても、子ども手当の見直し、それから税制改正、復興財源、これらのことについても基本的なレールを三党で引きまして、そして、第三次補正予算や復興特別法人税、所得税という引...全文を見る
○安住国務大臣 児童手当等については十分査定をしましたし、本当に一番大きなところでいうと、つなぎ国債については、私どもの考えは取り下げました。昨年来、自民党の御主張である、やはりつなぎ国債でやるべしということについてはしっかりやりましたので、本当にあと残る二つだと思います。  ...全文を見る
○安住国務大臣 それは先生、あれですか、財政的に私が減額なりを含んだものをすれば、賛成するということでございますか。(発言する者あり)いやいや、それは結構大変なことなんですが、高校の無償化については三千九百億円強で、アベレージで大体やっているんですよね。ですから、それに制限を入れ...全文を見る
○安住国務大臣 はい。  山口先生、やはりぜひコンセンサスを得られる努力をして、我々も政調会長を通してやらせていただきますので、そういう中で、もし予算の削減が必要であれば、喜んでやらせていただきたいと思います。
○安住国務大臣 なかなか答えるのが難しい質問でございまして、確かに、理論的には、一体改革法の中の消費税法が成立をしたところで財源確定はいたします。この国債も、そういう意味では、その中からの二年分の五兆円ということになるわけでございますが、筋論からいえば、確かに先生おっしゃるような...全文を見る
○安住国務大臣 事の重要性からいえば、どちらも大事なんですが、種類が違いまして、税と社会保障は、やはり我が国にとって、中長期的に見ても、またこれまでの消費税の議論を見ても、私は非常に歴史的な法案だと思います。特例公債については、先ほど山口委員からもありましたが、目下の今年度予算の...全文を見る
○安住国務大臣 私が与党側からお話を聞いている範囲では、高校の無償化については、これまで十一回の協議をやって論点整理がとられた、しかし、所得制限については三党間で意見が一致していない状況だ、そこからは膠着状態であるということでした。戸別所得補償制度につきましても、四回の実務者協議...全文を見る
○安住国務大臣 我が党もさすがにそこまでは考えていないと思います。  私も、在職して半分ぐらい、国会運営に携わってまいりました。本当に野党時代は随分自民党に対峙もしましたし、また与党に至っても、国会運営の責任者もやりました。  私が思うには、率直に言わせていただくと、法案を成...全文を見る
○安住国務大臣 私が熟しているかどうかを今判断する立場にもないので、真面目な話、税と社会保障をずっとやっていまして、この法案の取り扱いに対して我が党が、非公式か公式かはわかりませんが……(発言する者あり)公式な発言ではなく理事懇等での発言だということでございますが、きょう私がここ...全文を見る
○安住国務大臣 いずれ補正予算は必要になると思います。今すぐとかそういうことであるかどうかというのは極めて政治的な問題でございますが、丹羽委員御指摘のとおり、いずれ補正等を組むことによって直さなければならないところが出てくることは事実でございます。
○安住国務大臣 今はとにかく、社会保障と税一体改革の関連法案は、もう公聴会まで来て、参議院でたしか五十時間を超える審議、来週になればこれが、公聴会分も入れますとかなりの、予定していた審議日程になるということでございますから、国対間で、また現場での話し合いの中で機が熟せば私は採決に...全文を見る
○安住国務大臣 いついかなるときにそういうことを私話したのかちょっとわかりませんけれども、政治家としては勘は悪い方ではないので、交付国債がなかなか通らない状況というのはわかっておりましたから、いろいろな可能性は率直に探っておりました。また、自民党や公明党の皆さんが、このことについ...全文を見る
○安住国務大臣 交付国債は、予算委員会で一月から四月までさんざん議論をしました。むしろ予算案より交付国債の質疑の方が多かったぐらいであります。ですから、そういう中で、私としては、この法案が御理解をいただいて賛成多数で成立かどうかは、予算委員会の質疑を見れば大体わかってきましたので...全文を見る
○安住国務大臣 これは大谷さん、基礎的財政収支対象経費七十一という数字は中期財政フレームで決めていて、いわゆる差額分を含むと七十一、含まないと、ここにミシン目を入れて六十八・四ですよというふうな書き方をしておりました。  なお、私どもは、この差額分をどういうふうな財源で捻出する...全文を見る
○安住国務大臣 私どもが最初に考えたのは、できるだけ年金財政に現金を繰り入れないといけないと。ここは考え方が違うかもしれませんが、二分の一にしたときの安定財源としてはやはり消費税を充てていくしかない、これはずっと続きますので。それからいうと、ちょうど財源的にも一%相当になるので、...全文を見る
○安住国務大臣 ありがとうございます。  一つ考えないといけないのは、確かに、大谷さんが言うように、市中に国債を発行するというのはやはりリスクの伴うものなんですね。そこで、私どもとしては、これは賛否が分かれるかもしれませんが、償還財源をあらかじめ決めて、市中発行ではあるけれども...全文を見る
○安住国務大臣 総理、また副総理も先生と質疑しておりますけれども、ちょっと私の方で、きょう三回目なので、項目を挙げて、ふえた部分を少し申し上げたいと思います。  まず、国債のことも何も含めてちょっと計算をすると、私どもの考えを申し上げますと、国債費で、十三年から二十年と、二十二...全文を見る
○安住国務大臣 これは平均の、アベレージで言うのはちょっと難しいんですが、二十四年度の当初で申し上げます。かなり著しく増減をしているわけではないので、これで大体合うのではないかと思います。  子どものための手当は一・三兆。これは一・七、二・二、一・三となっています。それから、戸...全文を見る
○安住国務大臣 税制改正でどれだけ捻出したかということに含まれております。それでいうと、二十二年度が一・一兆、二十三年度も一・一兆、二十四年度も含めて全て一・一兆でございます。  なお、歳出削減で捻出したのは幾らかということに関して言うと、二十二年度が二・三兆、二十三年度が二・...全文を見る
○安住国務大臣 私は数字の事実を申し上げているだけです。ただ、確かに自然増だけではありません。診療報酬等の引き上げをやったことも事実でございますから、そうしたことが積み重なっている。  ただし、ここは意見の分かれるところかもしれませんが、やはり地域医療や小児科、外科等の医師不足...全文を見る
○安住国務大臣 引き上げをするかどうかは、そのときの政権が命運をかけて引き上げをするということですけれども、七兆円の後代への負担のツケ回しの軽減については、これは社会保障のお金ということで回りますので、そのほかのお金に使うということはございません。
○安住国務大臣 四十一・三兆は、そのとおりでございます。  私がちょっと今気になったのは、この七兆円分で、浮くから、それをほかのものに使うんじゃないかということに関しては、違いますと申し上げております。
○安住国務大臣 浮いていない。ですから、二十四兆円の部分の中で、七兆円がとりあえずここで穴埋めといいますか、できますから、それでも十七兆円前後の足らず前になっているということです。
○安住国務大臣 今の先生のお話の続きで申し上げれば、附則十八条二項の中で、今おっしゃっているように、「財政による機動的対応が可能となる中で、」とされているわけです。私が申し上げているのは、財政規律を堅持しつつ、その中で財政の機動性を可能にする必要がありますねということなんです。こ...全文を見る
○安住国務大臣 懸念としてはわかります、御主張は。  しかし、一方で、消費税収は、全てお預かりしたものは、おばあちゃんの年金に行ったり、お父さんの薬代に行ったり、保育所建設に行きますから、そういう点では、特別にこちらが消費を一方的に冷え込ませるんじゃなくて、このお金というのはそ...全文を見る
08月02日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(安住淳君) 今お話ありましたように、消費税収でそのうちもし機械的に計算を食料品でやったら幾らぐらいになるかということでございますけれども、その場合は、八%に上げた場合は、おおむね大体一兆円台半ばから二兆円程度になるのではないかと。それから、一〇%にもし上げた場合に、食...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は、今のフラット化をした所得税をやはりもう少しそういう意味では富裕層の皆さんに御負担をいただくということはあってもいいと思います。そのことと、この軽減税率におけるへこんだ分を穴埋めするというふうな考えでこの水平的税と垂直的税を考えない方がいいと思っており...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、一〇%は第一歩でありますから、これによってプライマリーバランスの半減ですね、これは成し遂げますと。しかし、その後、御質問は、じゃ、この先はどうなるのかということなんですけれども、様々なことを取り組まなければならないと思います。それこそ、税でいえば、消...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) フランスにもおいでになられてヨーロッパの税制のことは専門家でいらっしゃいますから、これからまたいろいろ教えていただかないといけませんが、今の御質問でいう、体制大丈夫かということでございますが、今、税務署の署数が五百二十四署数、国税庁の定員が五万六千百九十四...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先ほどのまずシステムをどうするかということですが、率直に申し上げて、やはり国税当局だけでやるというのは非常に難しいので、地方自治体とよく協力をさせていただいて、しっかり協力体制を組んで対応をしていきたいと思います。  まずそれは一点としてあって、中小企業...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 六月に提出をされて、先生も大変熱心にやっておられる二法案だということは大変承知しております。防災、減災を含めて、首都直下型地震それから南海トラフ、大変地震の危機というものに対してプライオリティーが高くなってきたことは事実でございますので、十分今後の予算編成...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) その前に、児童手当になりましたけれども、これは私はばらまきではないと思うんです。やはり、少子高齢化の中で必要な、子供を産み育てていく中で必要性はあったと思いますから、必ずしも一概にそうしたものがばらまきだとは言えないと思いますし、公共事業についても、先生、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 現時点でも被災地に対して様々な特例措置は講じておりますが、委員御指摘のお話は、消費税が上がる前からどんどん家が建ち出したときにもそういう配慮が必要じゃないかと。我々としても、そういう点につきましても、様々な工夫はこれからしていきます。  ただ、私、先週末...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 複数税率の最大のメリットは、委員御指摘のように、お買物に行った八百屋さんとか、例えば肉屋さんとかスーパーマーケットでも、地域の商店街でも、見た目で軽減されていることが分かるということだということだと思います。  ですから、そういう点でそれを全く否定してい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 農業だけに限って検討をすべきでないかという御議論だと思いますけれども、現時点で特定の産業に絞って何らかの対策というのはちょっと難しいような気がします。  ただし、川上から川下に流れる農業の流通形態の特性を考えると、先生が御指摘のように、川上にいる、つまり...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 三%に入ってからちょっと税収が上がって、下がったのは消費税のせいでは明らかにございません。そのことは付言しておきます。公債残高も増えてきましたが、やはり構造的な問題が我が国の予算の中にはあるんではないでしょうか。特に近年だけで申し上げますれば、やはりリーマ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今私がお話しさせていただいたことを理解はしていただけなかったのかもしれませんが、例えば不景気になりまして税収は減りますですよね。すると、次のときには経済対策を打たざるを得なくなると。そうなると、税収がない中で経済対策を打てば公債発行が増えていくと。やはり、...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) それは、直間比率の見直しで所得税の減税等をやりましたから、そういう意味では、最初の導入のときというのは、むしろ減税分の方が多いんですよ。それで、九七年のときは、これは大体プラマイゼロでやったわけです。ですから、その話をすれば、やっぱり直間比率の問題なんです...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) グラフを見てもらってお話をしましょう。  九年は五十三・九兆で、そこからずっとその水準に行っていないんじゃないかという質問ですね。そういうことですね。ただ、十九年は五十一兆まで上がっていますね。そうですね。そのときは、実は九年のときと比べて地方に税源移譲...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 必要であれば説明に行きますけど、この図を見ないと全部分からないじゃないかとお叱りを受けても、多分ホームページで開いていただいたと思いますけれども、それぞれの年の税収の細かなものも全てオープンにしているので、是非それは御参考にしていただきたいと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いや、ですから、税収を上げるための景気対策は十分やらないといけないと思います。  しかし、例えば過去十年を見ても、そのための財政支出をして、公共事業とかもいろいろ自民党もおやりになりました。しかし、結果的になかなかデフレを解消するのは難しかったということ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ちょっと質問の意味がよく分かりませんけれども、我が国の税制は戦後、例えば物品税とかで不公平感があると随分言われましたけれども、所得税にしても法人税にしても消費税にしても、非常に公平性というものを私はバランスを考えながらやってきたと思います。  しかし、こ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) インボイスを、賛否分かれているかもしれませんね、これは。  それで、私たちとしては、当面、やはり現状のやり方でやらせてもらって、この複数税率がもし現実味を帯びてくるような段階になれば、当然インボイスの導入というのは検討しないといけないとは思いますけれども...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この間、言いましたものね。
○国務大臣(安住淳君) 基本的に、土地の取引は元々消費税は掛かっておりません、消費じゃありませんので。建物を建てるときにはやはり課税が掛かるわけですけれども。  そこで、その過去の統計を見て牧山さんも質問なさっていたとおりで、やはりそれは、実質的に消費税を上げる前の年は消費税が...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 確かに、我が国では消費税というのは財・サービスの消費が行われることに着目される要するに多段階課税なので、今、桜内さんがおっしゃったように、例えば、原料を業者さんが持ってきました、完成製造業者がそれを作って卸に、小売に、消費にといったところで、だんだんだんだ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 導入に当たって一番重要なことは、業界というと何となく何か利益誘導みたいに思うかもしれませんが、やっぱり中間業者ですね、中小零細企業の皆様方が、やはりこの制度の方が良くて、これだとやっぱり分かりやすくて簡単でいいと思ってもらうことが一番大事なんですね。  ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ありがとうございました。  ただ、今のお話を聞いていると、財務省なり総務省という役目は必要なのかなと思うんですね、調整機能を持っていると。  それから、私どもがやっぱり懸念しているのは、じゃ、具体的な名前を言ったらあれですけど、じゃ東京は、税率が今スタ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いやいや、私、答弁ですね。  州ごとに税率が違うことを容認するということは、つまり私どもと少し考え違うわけです。それは、例えば宮城県に住んでいる方が隣の岩手県の一関に行くと税率が三%安いからそちらのスーパーで買いに行くということが起きるわけですね。そうい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) その点については、私も桜内さんと同じような認識を持っています。  制度の充実と、制度じゃなくて精度を上げないといけない。そのためには、やっぱり納税者番号制度、それとこのマイナンバー制度、今は法定調書五十七ですよね、これだけではフォローはできないんで、問題...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 何点か問題があると思います。おっしゃるとおりでございます。  実は、金融所得のことに関して言うと、源泉分離課税そのものの在り方が問われると思うんですね。これまでの在り方でやれば、やはり五十七の調書からこれは外れてしまいますので、利子分の課税の在り方という...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この制度を日本国中の行政機関が適正に使えば、かなり社会保障制度の効率化に役立つと思います。  問題は、率直に申し上げて、そうした理念や考え方は私も全く共有しておりますから、その目的に向かって財務省も大きな仕事をさせていただきたいと思いますが、実は、御存じ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ゼロ税率を見ますと、諸外国では、今、輸出入のことでお話ありましたけれども、それ以外でやっているとなると、イギリスが食料品等でゼロ税率で、大概の国はやはりゼロ税率、免税はやっていないんですね。それからいうと、基本はやはり今のラインでいかなければならないかなと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 今日は大変、制度のインフラ整備といいますか、制度を充実するということでお話をいただいて、大変私ども参考になりました。  私も、今後、複数税率等を導入する等の時期がもし来るとすれば、今、桜内さん御指摘のようなインボイス制度も含めてやはり改革をしていかなきゃ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 被災地に私も住んでいますけれども、今のようなある意味でステレオタイプで、何でもかんでも遅れていてけしからぬというお答えには多少抵抗がございます。  私は帰るたびに委員よりははるかに仮設を回ったり隣近所の方々とも話していますが、去年よりははるかに皆さん前向...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 消費税収をそうした公共事業等にばらまくことは全くございません。
○国務大臣(安住淳君) 事実と違います。そういうことは全くありません。
○国務大臣(安住淳君) 地方自治体のことは先生、一番よく御存じだと思います。
○国務大臣(安住淳君) 地方公務員の皆さんのこともよく御存じだと思います。このお金の四兆円近くは地方財源として地方にも行くということですから、そうした地方の方々が社会保障以外のものに、こうしたものをばんばん公共事業に充てるなんていうことは全く考えていないと思いますよ。
08月03日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(安住淳君) おはようございます。  このクルーグマンの話について、まずここの部分を御質問いただきましたが、これについては、我が国の……(発言する者あり)ちょっと静かにさせてもらえませんか。
○国務大臣(安住淳君) 我が国の財政は確かに先進主要国の中で最悪の水準にありますが、そのような中、豊富な国内貯蓄の存在等を背景に、御指摘のように、低い金利水準で安定的に国債の消化をすることができてきたということは事実だと思います。  確かにクルーグマンさんが言うように、一%台で...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 自国通貨でデフォルトする可能性は少ない、またないのではないかということだと思います。それをもって、この間、中村さんの最後の質問で私とは擦れ違ったんですけれども、確かに答えにくい話なんですよ、財務大臣としては。それは分かっていただけますよね。  それで、し...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) クルーグマンさんの意見に対して意見を申し上げるよりも、中村さんの今の話に関して申し上げると、賛成です。だから日本再生戦略も作りまして、やっぱり、つまりデフレを脱却するために規制緩和とか新しい仕事をつくらないといけないということですよね。  だって、この十...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 例えば、完全雇用の話に戻すと、じゃ本当にそのケインズ的政策でどんどんやったらうまくいくのかといえば、決してそうじゃないですよね。だって、そのお金が、資金が切れた途端にまた巡航速度から失速をするということがたくさん顕著に見られますよ、公共事業の場合は。ですか...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ただ、ですから、私たちは財政規律は守りながらやらないといけないから、もしかしたらここで言ったのかもしれませんけれども、なかなかナローパスだなと思っているわけですよ。  そこで、中村さん、建設国債という議論もありますけれども、私どもとしては、やっぱり様々な...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず第一点は、クルーグマンさんのおっしゃっていることで、増税するのは賛成だということは、やっぱり我が国の財政状況の今の在り方は健全でないというふうにこの学者も考えているということは事実だと思うんですよね。それはそうですよね。
○国務大臣(安住淳君) それで、そのためにまず経済を良くすることだということだから、三党では十八条の附則の一項、二項、三項を定めているんです。  それ、あしたから増税するわけじゃないですね、中村さん。これは一四年と一五年というふうに分けて、そして、その後で議論になるかもしれませ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) デフレは脱却しなければなりません。しかし、デフレ下においても税収が上がり、好景気だったことはありますと何度も答えています。  ですから、その好景気の速度が速くて全ての指標が上向きになった場合は、私は可能性としては、別に、デフレは脱却しますから、脱却しなけ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いやいや、それ答えようと思っていたらば、中村さんが手挙げて今質問なさったんで……    〔中村哲治君「だから、聞かれたことにだけ答えてくれればいいんですよ」と述ぶ〕
○国務大臣(安住淳君) いやいや、それ、前段で聞かれたわけです。
○国務大臣(安住淳君) それで、中村さん、その解は、解はありません。何%がいい金利で何%が悪い金利かということはありません。  ただ、私どもが、あえて言えば、それは経済成長に伴う、良識的に成長とともに上がってくる金利というものもありますねと。しかし、そうでなくて、言わば悪循環の...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 少しお時間いただいて補足させていただきたいと思います。  国債の発行が減らないというのはおかしいのではないかということで、そこで最後途切れてしまいました。  私が申し上げたのは、やはり、今回の増税はしましても、歳出面で社会保障の充実の経費が増える、それ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) これも、弾性値が四にも上がるんだと言う人もいますが、私はそれはちょっとやっぱり余りにもレベルの高い話だと思うんです。  我々の出しているのは、一・一というのは、やっぱり今の税収の構造がフラット化をしたり、法人税の引下げをしたり、そういうことをしております...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 先般の続きの話ですから、前の段階の話はもうはしょります。  結論からいうと、五年検証ですから、そういう意味では、二十六年の財政検証に向けまして、今委員会を設置をして、物価上昇率、賃金上昇率、運用利回り等の見通しに立った財政検証を実施するための前提となる経...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) よろしくお願いします。  経済状況を見ていますと、景気が復興需要等を背景として回復はしつつあるかなと、昨年に比べればですね、テンポはそれぞれでございますが。平成二十五年度以降において、政府としては、復興需要等が一段落するものの、民需主導の経済への移行とい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 全ての指標が上向きになることが必要だと思います。もちろん、デフレからの脱却を目指しておりますから、そういう意味ではデフレーター等も改善しなければなりませんが、私は、例えば経済指標に出てくる統計もありますが、それに併せて、例えば私どもが気に掛けなきゃいけない...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 第一党、第二党、第三党、当時のですね、御判断で入れさせていただいたということでございますが、私は、財政再建を放棄をしてどんどんとばらまきをやろうというふうな喧伝をする方がいますが、そうだとは思っておりません。また、そうしてはならないとも思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 機動的な対応が増税をすればすぐできるとは思いません。増税をさせていただいて、社会保障の足らず前のところを今回補いますが、それでもまだ十分でないことは小野さん御存じのとおりでございます。  私どもが申し上げているのは、二〇一五年の段階でプライマリーバランス...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 中期フレームの七十一兆円の枠組みをしっかり守ってやっていきたいと思っております。
○国務大臣(安住淳君) 御質問は、来年の予算の中で、ありていに言えば、もっと公共事業をぼんと増やすのかということかもしれませんが、そうした方針ではございません。ただし、必要なものに関しては、特に緊急性を要するもの等については、これは全国防災事業等でプライオリティーを高めていかなけ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 本当に、これも予算委員会から再三御答弁させていただいていますが、整理して申し上げます。  今回の一元化法案では、共済年金の三階部分を廃止し、公務員も民間サラリーマンと同様に厚生年金に加入することとなり、一、二階部分は一元化されます。これは小野さんが自民党...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) いわゆる財政再建余力が日本はあるということですよね。それは、煎じ詰めると、やっぱり国際会議に行きますと、消費税が諸外国では二〇%近いのにもかかわらず日本は五%であると、そういう意味ではまだまだ、そういう意味じゃ国民負担率を、国民の皆さんにお願いをすれば、財...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 右に同じです。決意は一緒です。
○国務大臣(安住淳君) ちょっと失礼な言い方ですけれども、つじつまは合うのかもしれませんが、論理的ではないと思います。
○国務大臣(安住淳君) 先ほどの話は、貿易のお金で医療のお金を面倒見たらどうかというのは論理的でないですよと私申し上げたんです。それは、三%や五%という高で非課税と社会政策として決めたわけだけれども、じゃ、今後、もっと税率高くなったときどうするんだという話は確かに課題としてありま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、附則百四条においては、平成二十年度を含む三年以内の景気回復に向けた集中的な取組により経済状況を好転させることを前提として、遅滞なく、消費税を含む税制抜本改革を実施することというふうな文言があります。このため、必要な法制上の措置について平成二十三年度ま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず第一問の、日本は財政危機かどうかということに関しては、明らかに見解の相違でございますので、これ以上申し上げません。  第二点については、為替介入のための資金というのは、御指摘のように、平成十一年の四月より、国庫に予期せざる資金需要が生じた場合等の例外...全文を見る
08月10日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○国務大臣(安住淳君) おはようございます。  私の方から少し丁寧にお話をさせていただきます。  結論を申し上げさせていただければ、国債の発行額は抑制をされていくということにはなります。ただし、若干の減少をするということを私はここで申し上げたのは、次の点からでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおりでございまして、我々としては過去のデータを見て、高めという御指摘がございましたが、上回らない程度に設定をしておりますから、これは櫻井さん、副大臣もやられて御存じのとおりでございますので、もし我々が予想するよりも低い国債の金利の状況が続けば、今...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) この件については何回か御指摘をいただきました。  今現在が約三九・九%でございまして、最近は四〇%前後で推移をしております。三%引き上がった場合の国民負担率は二・二%増、五%の引上げのときは国民負担率は三・七%増ということになります。  ですから、今現...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) まず、やっぱり社会保障目的税化をちゃんとして、先ほどのお話の続きでございますが、総理の、お預かりした消費税をやっぱり年金、医療、介護、さらに少子化対策にちゃんと使っているという透明化を責任を持ってこれからやっていって、国民の皆さんに私は消費税を浸透していき...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 日本の貯蓄を世代別に見ても、実はやはり高齢者の方の持っている貯蓄の方が現役世代よりも多いという傾向もあります。  そうした点からいうと、先生御指摘のように、やはりこれからの高齢者社会の中で若い人たちに不公平感を持ってもらわないようにするにはどうしたらいい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 七月の二十五日に、内閣府、厚労省、文科省の連名の形で本委員会の理事会に資料を提出させていただきました。  六月十五日に、幼児教育、保育、子育て支援の質、量の充実を図るため、今回の消費税率の引上げによる財源を含め一兆円超程度の財源が必要であり、政府はその確...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私どもも確認しております。
○国務大臣(安住淳君) 今具体的に本当に申し上げる段階にはありませんが、先生、ここは予算編成全体の中でやっぱりやりくりしていくしかないと思っております。  ですから、そういう点からいえば、予算編成の中で何とか三千億をやっぱり捻出をしなきゃいけないと思っておりますので、御趣旨は十...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 子育て関連法案に関する衆議院での附帯決議では、「制度施行までの間、安心こども基金の継続・充実を含め、子ども・子育て支援の充実のために必要な予算の確保に特段の配慮を行うものとすること。」とされておりますので、この決議も踏まえ、安心こども基金の今後の取扱いにつ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 十分検討させていただきたいと思います。ヨーロッパでどういうふうなことになっているのか、率直に言うと、もうちょっと私どもも調べさせていただいて、その中で、給付付き税額控除とどちらがいいのか、またどういう段階からこの複数税率をもし仮にやるとした場合やるのかとい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 住宅の取得に係る必要な措置につきましては、三党合意を踏まえまして、八%への引上げ時、一〇%への引上げ時にそれぞれ十分な対策を実施すべく、平成二十五年度以降の税制改正及び予算編成の過程で総合的に検討してまいります。  今先生から御指摘がありましたことについ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 具体的に私の方から今まだ申し上げる段階ではございませんけれども、住宅の市況を見ますと、やはり前の三%から五%では着工件数自体で三十万戸ぐらいの変動がありまして、それが大きな景気に影響を与えているということは事実でございます。ですから、そういう点では、消費税...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私は答弁を補充したわけではございません。今年の建設国債の額を申し上げただけで、野田先生の答弁に関連して私が答弁したわけではないわけでございます。  野田先生は、たしかその答弁の中で、二十兆のうち、いわゆる国の出す分という財政出動のところに関しては、たしか...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 予期せぬ経済変動とか様々ありましたから、この十年間の国債の発行や建設国債の発行を見ていただければ分かるように、できるだけ国債の発行を抑えて税収を上げながらやっていくというのが基本でありますから、その基本を守りながらやりますけれども、絶対という言葉を使うのが...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
08月20日第180回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(安住淳君) ただいま議題となりました平成二十二年度一般会計経済危機対応・地域活性化予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書外二件及び平成二十二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外二件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 経済予備費の考え方については、私も一議員としては若林先生の御指摘について同じような考えを持っております。ただ、考えなければならないのは、リーマン・ショック以降のやっぱり経済危機がそれだけ深刻だったということは言えると思います。  ですから、麻生政権下で二...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 円高・デフレ対策の緊急総合経済対策を策定したのが実はこの月の十月の八日でございます。それに基づいて、実は五兆円規模の補正予算を編成をしまして、国会に提出したのが十月の二十九日でございまして、成立が十一月の二十六日の成立ということになっておりますから、そうい...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 私も何度も申し上げておりますが、内閣として使える額が無尽蔵にあるということはあってはならないことだし、予備費というのはあくまでもやっぱり予備費であるということは、もう私も委員と全く同じでございます。この議会において国民の代表たる衆参の先生方に対してきちっと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 憲法に定められた予備費については、八十七条において、予見し難い予算の不足に充てるため、議会の議決に基づいて予備費を設け、内閣の責任でこれを支出することができるとなっております。事後の国会の承諾を得なければならないことも規定しています。  私は、若林さんと...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 景気対策をやる中で、景気が落ち込んでいく中で、各役所としては、例えば今、ダブっているんじゃないかというような御指摘もありましたけれども、雇用対策等ですね、本当にそういう意味では即効性のあるものとして考えて予算要求をしてきたんだとは思います。しかし、結果的に...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) その前にちょっと、先ほどの話だけ付け足しを一分だけいいですか。九千億が全部間違いだというような、私ちょっと印象を持ったので。  確かにダブっている部分はあります。しかし、九千億の全体を見ますと、当時、実はゲリラ豪雨で、そうした災害対策で一千六百億で、その...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 財政法の三十六条の三項で、次の常会において国会に提出しなければならないという旨が定められていると。その一として、四月から一月ですね。その二として、二月、三月分を今出しているような状況であります。  昨年から、若林委員のお話は、四半期ごとにしっかり出してや...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) おっしゃるとおりのところがあって、私はやっぱり事前承認主義こそ民主主義国家における財政の基本だと思います。ですから、そういう点から考えますと、今、柴田さんからお話がありましたように、補正を組んで対応する、若しくはそれに全く間に合わない緊急事態において支出で...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 経済危機対応、それからポツで地域活性化予備費ということで予算を置いております。そういう中で、予算総則においては、使用できる項目については、今委員御指摘のような批判もありますから限定列挙をして、それ以外はある意味では使っては駄目だというふうなことはしているわ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 減災それから防災の話が社会保障と税の一体改革の委員会でも随分出ました。この中で、今御指摘のように、学校の耐震化は、これは私は急いでやろうということでコンセンサスは得ていると思います。ただし、これを予備費でやるのが適正かどうかという御指摘でございます。  ...全文を見る
08月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○安住国務大臣 先生から今、通貨スワップの取り決めのことがありました。  昨年、欧州における経済状況等を踏まえ、韓国の為替市場に大変変動があって、私どもは、韓国側の要請もあって、このスワップについて七百億ドルの拡充ということをしたわけであります。それがことしの十月末で、時限措置...全文を見る
08月24日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○安住国務大臣 おはようございます。  昨年に引き続きまして、歳入歳出一体で御審議をいただき採決をするという状況、環境が整わなかったということに関しては、昨年は国会対策委員長でございましたし、ことしは財務大臣ということで、そういう点からいうと、私の責任も大きいと思っております。...全文を見る
○安住国務大臣 御指摘のとおり、予算編成のあり方に関する検討会で四つ示したというふうに岸本さんから今御紹介がありました。  複数年を視野に入れたトップダウン型の予算編成というのは、使い切りということに代表されるように、各年度で使い切ってしまうような予算ではなくて、やはり政策的に...全文を見る
○安住国務大臣 やはり二分の一の財源の確保をしなければ年金制度が維持できないわけですから、そういう点では、消費税の一%相当分は早い段階からこれに充てさせていただくことで国民の皆さんにむしろ安心を提供できるのではないかと私は思いますから、そうしたことを基本に据えて、これからの政策を...全文を見る
○安住国務大臣 基本的にはそうです。  ですから、二分の一の年金の部分をやはり恒久的に安定化させるためには安定財源が必要ですから、そういう意味では、自民党、公明党の皆さんと私どもの考えは一致しておりますので、引き上げ分の一%分については消費税を充てさせていただく。ただし、引き上...全文を見る
○安住国務大臣 この法律の公布後一年以内でございますので、公布は今月の二十二日でございますから、そこから一年というふうに、その間に結論を得るということになると思います。
○安住国務大臣 これは、方向性は合意をしております。  ですから、所得税と資産課税については年度改正によって対応いたしますので、私どもとしては、それぞれの党で考えをおまとめいただければ、秋の政府税調を含めて、具体案というものを出していきたいと思っております。
08月24日第180回国会 参議院 予算委員会 第24号
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○国務大臣(安住淳君) 一年前に韓国側からの要請を受けて、私どもとしては、韓国の経済の、また金融状況を安定させるために配慮をしたつもりでございます。しかし、残念ながら、韓国側からの報道を見ると、日本から何かお願いしてやったような話しぶりが出てきたものですから、皆さんから問われるま...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 我が国はそれをやって何か、大変あれですけれども、何か困ることはないわけですから、これは当たり前のことで。ですから、そういう点では私は、日本の国民の理解があってこそそういう、これは五兆円近いお金で安定化を私どもはやったつもりなんです、それは世界経済にとっても...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) そういう報道があったものですから、かなり高いレベルで直接こちらから問合せをいたしました。韓国の関係省は、その中では、そういうことは一切申し上げておりませんと、大変そういうことであれば、そういう報道があったことは残念ですとは言っているものの、我が国の国民や私...全文を見る
08月27日第180回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(安住淳君) ただいまの特別会計における剰余金の縮減と効率的活用に向けた取組について、特別会計の積立金等の適正規模等に関する情報開示の改善について及び国庫補助金等により都道府県等に造成された基金の有効活用等についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に...全文を見る
09月03日第180回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(安住淳君) 急な質問でございましたので、ちょっと何点かにわたっていますけれども、一つ問題なのは、やっぱりグローバル経済ですから、日本の中で勝っても世界の中で勝てるかといえば、そう甘くない中でやはり経営をしていかなければならないと。すると、やっぱりコスト削減で短期間で結...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 様々な問題があって一〇%ということになっておりますけれども、この九〇%を損金算入できる特例が設けられていますが、先生はなお改善が必要だという話でございます。  確かに、企業にとってこれが潤滑油になったり様々な経済的な効果もあったという意見もありますが、し...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) はい。  アプローチを外に出して、それで滑走路を造ると。直接私も多少かかわりましたから、沖縄の基地全体が戦闘機の離発着も含めて民間航空のすき間すき間でやっているという状況は十分認識しておりますので、関係機関とよく検討しながら、できるだけニーズにこたえられ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 問責が出て政局が流動化をして、一部メディアの中には本当に心ない批判を国会に浴びせるところもありますけれども、そうした中にあって、今、加藤先生から御指摘がありまして、こうして決算重視で参議院として政府を招いていただきましてこの決算審議を行わせていただくという...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御党及び自民党から提出されております不正経理防止法案の趣旨のとおり、公務員等の不正経理の防止の徹底を図ることは私も大変重要だと思っております。前国会からの継続審査となっていて今も引き継がれているということでございますが、これは総理も、今般、公明党の荒木先生...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) そうした権限は財務省にはございませんから、事実ではございません。
○国務大臣(安住淳君) 基本的には同じでございます。私ども財務省には地方公務員の給与水準等について助言を行う権限はないわけです。  ただし、国家公務員人件費については、御存じのとおり、七・八%の削減をする内容の法律が議員立法によって成立をしておりまして、公的部門全体でいろんな意...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘のとおり、これは先生と何度もここでやらせていただきましたけれども、一・八に対して約三十弱ですか、これを、予備費の使用を平成十年度からずっと見てみますと、大体平均でパーセンテージでいうと〇・二ぐらいの使用割合であることは事実であります。  ただ、これ...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘、傾聴に値する部分、実はあるなと思ってずっと聞いておりました。  ただ、それぞれの特会における今までの額を非常にそのまま踏襲してきているということもあったものですから、ちょっと奥歯に物の挟まったような言い方をしましたが、適切な予算の計上になるように...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 御指摘の話は、赤字会社でも利子所得や預貯金の利子に対して源泉税が掛かると、それが戻っていくわけですね。その額が例えば何十円単位であっても還付をすると。これが国で一五で地方が五。これを委員は、大変行政経費からいって無駄じゃないかというたしか御提案だったと思い...全文を見る
○国務大臣(安住淳君) 平成二十一年度決算に関する参議院の議決について講じた措置につきまして御説明申し上げます。  不適正な公費支出の防止及び是正につきましては、平成二十一年度の決算検査報告を受けまして、直ちに内閣総理大臣及び財務大臣から各大臣に対して適正な会計処理の徹底などに...全文を見る