安住淳

あずみじゅん

小選挙区(宮城県第五区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

安住淳の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月18日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○安住委員 きょうは三十分ほどいただきましたので、最初は、残念ですけれども福田次官や森友の問題をやらせていただきます。  後にちょっと、地銀の再編問題について、公正取引委員会もきょうは来てもらっていますね。ちょっと金融庁も含めて議論をさせていただきたいと思いますので、よろしくお...全文を見る
○安住委員 ということは、麻生大臣から、このような報道が出ること自体問題であり、財務省が現在置かれている状況を踏まえて緊張感を持って行動するようにというのは、大臣は、要するに、ゲラ刷りに、こういうのが出ますということに対して、世間を騒がせたのはけしからぬというふうに注意をしただけ...全文を見る
○安住委員 その後、十三日に週刊誌側が音声データを公開した。確かに、私も福田さんとはきのうきょうのつき合いではないから、類推するに、そうだろうなという感じはしましたよ。  ただ、私はそこでちょっと気になるのは、私はいつも、自分がそういう立場だったので、自分ならどうしたかなと思い...全文を見る
○安住委員 大臣の御性格からいえば、細かな指示というよりは、きちっと調べろとおっしゃったんだと思うんですね。  さてそこで、官房長、ちょっと伺いたいんですけれども、大臣にもいろいろなタイプがあるので、麻生大臣のような指示もあれば、私は多分、相当細かく言った方なんですよ、多分。こ...全文を見る
○安住委員 私が心配しているのは、そういうことを言いながら、新しい何かがまた週刊誌で出されて、それで対応に追われたら、もう組織がもたなくなるんじゃないかと。大臣、私、そう思っているんですよ。だから、調べるとか指示というのは、より細かく、より何かの法的な根拠に基づいて、官房長の権限...全文を見る
○安住委員 私は、官房の対応は少し甘いと思いますよ。調べるということは、大臣の指示があったら、やはり、この日以外にも、この前後も含めて、日程はかなり把握しているはずなんだから、特定はもっとできるはずなんですよ。福田次官のためにもそういうことは必要なんですよ。それがちょっと欠けてい...全文を見る
○安住委員 そんなことを言っていて、また何か出てきたら、私は大変だと思いますよ。だから、調べるところはちゃんと調べておかないと、また同じ過ちを繰り返す。  大臣御存じのように、私も一年一カ月やらせてもらいましたけれども、財務大臣を。七万一千人近くの職員の方が外局を含めて勤めてい...全文を見る
○安住委員 大臣、ということは、国税庁長官の任命は大臣がやられて、会見をするしないについては佐川氏個人に任せたということですか。
○安住委員 僕は、そこはちょっと認識が違うんです。というのは、毎年やっていたものをやらないから問題にしているんです、私。いつも長官の判断でやるやらないを決めているんだったら、私のときの長官もそうですけれども、私は言いますよ、何でやらないんだと。  つまり、国税庁長官として毎年や...全文を見る
○安住委員 深追いはしませんけれども、だったら、そういう人間を国税庁長官にしちゃだめなんですよ。私はそう思うんですよ、人事権者だったから。  やはり、あのポストは、大臣も言うように、私も実は、記録を調べていないからはっきりしたことは言えないけれども、よほどのことがない限り国税庁...全文を見る
○安住委員 そうです。つまり、これはストップがかかったということなんですよ、大臣御存じのように。  それでは、金融庁に伺いますけれども、金融庁は近ごろ、「地域金融の課題と競争のあり方」という検討会議の答申を受けていますね。この答申の中身を見ると、地銀に対する危機感を相当持ってい...全文を見る
○安住委員 大臣、真っ向から対立しているんです。だけれども、これは私も地方に住んでいて思うんですけれども、経済のパイが小さくなって、地域銀行が本業で赤字なのが過半数。このままでは、単独で一行だけいったとしても、日本海側の主要な過疎県では銀行が潰れますとこの答申に書いてあるんですよ...全文を見る
○安住委員 時間が来ましたけれども、金融は本当に経済の血液です。それで、やはり時代の映し鏡だと思うので。私は、本業で赤字が非常に出始めたのは、やはりアベノミクスでマイナス金利をやったのも大きな原因があると思いますよ。そういうことの反省を含めて、もう少し謙虚な姿勢でやった方がいいと...全文を見る
○安住委員 終わります。
05月17日第196回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○安住委員 きょうは、二十分ほどありますので、麻生財務大臣と、財政再建の問題について少しお話をしたいと思います。  連休中に、日本経済新聞は五月二日、それから東京新聞が同三日、さらに朝日は五月八日と、基礎的財政収支の目標を、一九年以降の財政健全化計画を、二五年度に先送りする方針...全文を見る
○安住委員 政府は、既に昨年の十二月の時点で、十二月八日の閣議決定で新しい経済政策パッケージについて決定をしておりますが、その七の項目の「財政健全化との関連」というところで、もう既に二〇年度のプライマリーバランスの黒字化目標の達成は困難であると。今、その理由として、麻生大臣は、つ...全文を見る
○安住委員 話が景気の話にそれていくとちょっと困るので、ターゲットを絞って、プライマリーバランスのことにしたいと思います。  つまり、一七年の推計では、仮に、変な話、この消費税の問題で、使い道を少し変えただけでもこれは遠のくんだけれども、しかし、実際は、推計によると基礎的収支は...全文を見る
○安住委員 私もそう思っているんですよ、私自身も国際公約をやってきたわけですから。半減する目標の発射台は私が財務大臣のときにつくったものです、消費税も上げさせてもらって。その後が、大臣、問題なんだと思うんですよ。  今、健全化に向けた取組は、るるお話がありましたけれども、ひもと...全文を見る
○安住委員 麻生大臣、私が申し上げたいのは、旗は簡単に立つんですよ。行動できるかどうかなんですね、もう。  つまり、平成に入って財政再建の失敗の歴史と言うのは大変つらいんですが、結局一千兆円を超えたわけですね。これは七年後に先送りするというのはお認めになったわけですね。  じ...全文を見る
○安住委員 できるだけプライマリーバランスをゼロにしていかないと、膨らんだ借金のままでも大変なんだから、これ以上はふやしたくないというのは与野党のコンセンサスだと思うんですよ。  ただ、この穴を埋めるには、財政的な、税収の問題もそうだし、また、逆に言えば歳出の削減も、じゃ、七年...全文を見る
○安住委員 やはり、私の危機感は、大臣、また後ろに七年とか延ばすと、また来年、再来年と、何もしないんですよ。七年というのはずっと先だと思い込むんですよ。これが日本政府の非常に悪いところで。やはりきちっと、階段を上るようにそれぞれふえ続ける社会保障をどうするかと同時に健全な財政を持...全文を見る