麻生太郎

あそうたろう

小選挙区(福岡県第八区)選出
自由民主党
当選回数14回

麻生太郎の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月06日第150回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○麻生議員 少年法等の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明いたします。  近時、社会を震撼させる少年による凶悪重大犯罪が相次いで発生をいたしておりますのは、御存じのとおりです。昨今の少年犯罪の動向は極めて憂慮すべき状況にあることは、多くの方々の共...全文を見る
10月24日第150回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○麻生議員 なぜ少年法の改正を急ぐかという点につきましては、さきの国会で、五月、当委員会、当時は武部委員長だったと思いますが、武部委員長を通じて、時の法務大臣、臼井日出男大臣に対して提案がなされておりますのは御存じのとおりであります。その中において、「その健全育成を図る見地から、...全文を見る
○麻生議員 ふだんの生活態度を改めたら直ちに成績が上がるかといえば、なかなか子供の勉強もさようなわけにいかないのと同じで、直ちにあれが出るとは思いませんけれども、少なくとも、こういった規範を大事にするという意識というものは、子供にとってはきちんとした、おっという感じは出るだろうと...全文を見る
○麻生議員 基本的に、背景につきまして等々、平岡委員の方から今御発言がありました点に関しましては、これはほとんどの、大勢の方々の一致しておられるところだと思うんですね。  問題は、今年齢のところですけれども、基本的には世界じゅうで十六歳以上というのはないんですね。大体ほとんど十...全文を見る
○麻生議員 これはちょっと見解の違うところだと思います。基本的には、先ほども申し上げましたように、きちんと余りにも細かく規定し過ぎるところの方がむしろ問題が起きやしませんかという我々の見解と、そういったものをあらかじめ決めておいた方がいいという御意見との違いなので、これは見解の相...全文を見る
○麻生議員 当然考えねばならぬところであって、これは第一条に書いてありますように、いわゆる反省を求める、もしくは罰によって本人がさらに更生することを期待して、少年法というものの基本はそれで成り立っておりますし、今度の改正案につきましてもその趣旨は全く現行法と変わっておりませんので...全文を見る
○麻生議員 基本的に、少し私どもと意見が違っているのは多分そこかなと思いながら今御意見を拝聴していたのですが、少なくとも、私どもは、十六歳から十四歳に引き下げるというようになってきた背景というのは、十四歳という子供に対する考え方の違いも随分あるのだと思います。  十四歳になりま...全文を見る
○麻生議員 義務教育を受けたらきちんと矯正されたような少年ができるなら話は早いのですけれども、そういった義務教育だけもしくは家庭環境等々、周りの友人等々のしつけによってきちっと社会的規範が守れるお子さんはこの種の対象にはなっていないのであって、いわゆる鑑別所等々いろいろなところに...全文を見る
○麻生議員 従来どおり行われます。
○麻生議員 自分の子供と人の子供はなかなか難しいんだと思うんですね。みんな同じように見るということができるかといえば、建前上見なくちゃいけないんだとは思うんですが、一般的に言うと、やはり自分の子供はかわいい、自分の子供は正しいと思いたがる立場に立つのは、これは人間としてある程度避...全文を見る
○麻生議員 先ほどの民主党の委員の方の御質問にも類似の質問があったように記憶しますが、基本的には、この法案が通ったからといって直ちに少年犯罪が減りますというようなことを申し上げることはないと思っております。  少年を取り巻く環境というものは法律が一つできたから直ちに変わるという...全文を見る
○麻生議員 自由民主党の中におきまして、平成九年の秋以降、少年法に関する小委員会というのを設置しておりますが、この中においていろいろな方々の御意見を聴取させていただく機会を数多くいただいたと思っております。その中にあって、被害者の御家族の方々はもちろんのことですが、そういった話を...全文を見る
○麻生議員 これは一概に、A少年の場合とB少年、C少年の場合といずれの場合とも状況によって大分違うと思っております。A少年にとりましてはB裁判官との関係がうまくいった、C少年の場合はF調査官との人間関係がうまくいった等々、事例によって全部異なるとは思いますが、基本的には、少年法の...全文を見る
○麻生議員 入社試験を受けるときに、ごそっと人事部長やら重役やらに取り囲まれて、君、出身校、なんて言われるとあれはなかなか威圧を感じるものであります。選挙のときにも、大勢の人の前で立ち会い演説をやるには、あれはかなり威圧を感じる、それは人によって皆いろいろな形があって当然なのです...全文を見る
○麻生議員 今言われた点も、それも全部が間違っているとも合っているとも申し上げられませんが、基本的には、弁護人というものは少なくともいろいろ知恵がついているのであって、皆さんのところにも弁護士資格をお持ちの国会議員の方がお見えですし、我が方にもお見えですが、こういった方々がつきま...全文を見る
○麻生議員 今回の少年法の改正に当たりまして、基本的に三点ございまして、少年及びその保護者に対して、その罪の責任について一層の自覚を促して、少年の成長を図るというのが第一点。二つ目は、少年審判における事実認定手続、よく問題になるところですが、事実認定手続の一層の適正化を図る、これ...全文を見る
○麻生議員 基本的には危惧で終わるべきものだと思っております。したがって、そんなことはないという立場に立って答弁申し上げるのですけれども、調査官の役割がかなり増すということになるのだと思います。三人で聞きますので、調査官の意見陳述というのは極めて大きな重さを持ちます。裁判官はその...全文を見る
○麻生議員 私よりもこちらの方にと思わないでもありませんけれども、これはいわゆる公務員の数は規定されております関係がありまして、なかなか難しいところだとは思います。むしろ、調査官が減るぐらいの方が、少年犯罪が減ったために調査官の必要がなくなれば一番いいのであって、そういった意味で...全文を見る
○麻生議員 これはなかなか難しい問題だと思うんですが、被害者に対する情報の開示ということに関しましては、少なくとも、今回の法改正によって、少年及びその法定代理人の氏名及び住居は公開されることになります。決定の年月日並びに主文及び理由の内容につきましては開示できるということにいたし...全文を見る
○麻生議員 これは非常に意見の分かれるところでありました。御存じのように、一連の捜査に関しまして四週間という拘束というものが現状なんですが、これは十二週間というのが私どもの最初考えた案でありました。十二週間というのは少年だと一学期丸々なくなるとか、いきなり三倍はとかいう御意見もい...全文を見る
○麻生議員 これは冒頭の佐々木先生の御質問のときにも一部お答えをさせていただきましたが、確かに、おっしゃるように、少年法さえ改正すればいわゆる少年犯罪が減るかと言われれば、私どもは、世の中はそんな単純な話ではない、基本的にそう思っておりまして、今肥田先生がおっしゃられたような、い...全文を見る
○麻生議員 基本的に、子供なり婦人なりというものは、今まで高度経済成長のときと比べて、改めて数が減ったもしくはその地位が上がったという点に関しては、私どもとしては、子供、児童というものに関しての考え方いうのは、産めよふやせよの子供のたくさん多かった時代と比べて、その比率は高まって...全文を見る
10月25日第150回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○麻生議員 少年院というものの現場に、入られたかどうかは別にして、現場に行かれた方はおわかりになることだと思うのですが、基本的には今も十四歳、十五歳で少年院にいる人はいるわけですから、そういった意味では、これまで処遇してきた実績というのは、預かっている側の少年院なり鑑別所なり、そ...全文を見る
○麻生議員 今の少年法によって行われております家裁の逆送等々に関していろいろどうだという御意見なのだと思いますが、そういった意味で、基本的には、今の法の建前に立てば、別に運用がおかしかったというわけではないと思っております。  ただ、逆送率が低いという点に関しましては、平成六年...全文を見る
○麻生議員 たしか、昨日肥田先生の御質問のときにお答えしたような記憶がありますが、三人の裁判官というのは、一人と違って三人になると、ポテンヒットになっちゃうんじゃないかとか、いろいろ責任が分散するんではないかという御懸念だと思います。  私は、それなりに御意見としてはわからない...全文を見る
○麻生議員 抗告受理制度というのは、これは抗告権を認めているというわけではないのです、基本的には。高等裁判所において抗告を受理するかしないかというのは裁判所の側が判断をすることになっておりますので、検察官の方も、一審というか家庭裁判所で出た判断に対して、これはいわゆる罪が重いとか...全文を見る
○麻生議員 この点が足りぬのではないかという御意見があろうかとは思いますけれども、自由民主党なり与党三党といたしましては、かなりの時間、内容をいろいろ勉強させていただいた上でこういった形にさせていただいておりますので、拙速というような感じではない。  私も、先ほど野田先生から御...全文を見る
○麻生議員 先ほど最高裁から御答弁申し上げましたように、十二週間という政府原案というのがあったのですが、これは与党の中でもいろいろ意見の分かれたところでした。  先ほどの山形のマット死事件の話ですけれども、少年の供述が後からどんどん変わったりいろいろして、話が随分込み入って、単...全文を見る
○麻生議員 決してそういったケースがないわけではないと思います。
○麻生議員 御指摘の点、もっともだと思います。事実、あの部屋は極めて狭いということで、また審理が行われる場所に仮に傍聴人が入ろうといったって、そこは壁しかないようなところなので、弁護士をしておられるのでよく御存じのとおりなんです。そういった意味では、場所のスペースに関しては多々問...全文を見る
○麻生議員 基本的には、少年法の第一条というところを正しく理解されている人がその席に入ってこられるはずであります。これがまず第一点。  二つ目、今言われましたような点、検察官と弁護人がわんわん法律用語を闘わせるというような状況になったときに、少年法二十二条の三項というところで、...全文を見る
○麻生議員 基本的な御理解はそれでよろしいんだと思います。私どもそういった理解をいたしております。
○麻生議員 これは、山内先生、見解の相違なんだと思うのです。酷か酷じゃないかというところは見解の分かれるところだと思いますが、少なくとも事実誤認に基づいて抗告ということで、罪の重さ軽さで抗告できるわけではありませんので、事実誤認ということになって、検察官によってもう一回裁判という...全文を見る
○麻生議員 そういうお気持ちではないと思いますけれども、議員立法は大した法律じゃなくて、閣法の方が立派な法律ととられるような言い方をされるように聞こえないでもありませんので、今年の五月の法務委員会で、「少年に関する処遇の在り方等を含め幅広く早急に検討すること。」というのを受けまし...全文を見る
○麻生議員 殺人という内容がなかなか一概に、人を殺したという結果だけの話をよくされますけれども、いわゆるいじめられていた子供が切れて、殴り返して相手を殺した、死に至らしめたという殺人の内容と、隣の住人から疑われたということをもって、長いつき合いの隣人を、仕返ししてやると明らかな殺...全文を見る
10月31日第150回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○麻生議員 片っ方は殺人事件、凶悪事件を取り上げている話なんであって、今の話と中川官房長官の辞任の話とが直接どこでどう結びつくのだか、ちょっと私の想像力を超えているところがあるのですが、すべて少年犯罪というのは、あれも決していい影響を与えたとは思いませんが、いろいろな少年犯罪を構...全文を見る
○麻生議員 数字のとり方、検挙方針の仕方でいろいろ数値が変わるという山花委員の御指摘は確かだと思います。  人数だけ言いますと、先ほど御指摘にありました、昭和二十六年、三十九年、五十八年、昭和でいきますとそういう時期にいわゆるピークを迎えたというお話がありましたけれども、今の場...全文を見る
○麻生議員 与党案と民主党案との差は、人の命をどの程度大切に考えるかという違いによるものかなと民主党の修正案を読みながら感じたところなんですけれども、明らかに殺してやろうという目的で、故意の犯罪によって人を死亡させるという行為は、これは何といったって、自己の犯罪目的を達成するため...全文を見る
11月08日第150回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○衆議院議員(麻生太郎君) 少年法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明させていただきます。  近時、社会を震撼させております少年による凶悪かつ重大犯罪が相次いで発生しておりますなど、少年犯罪の動向はまことに憂慮すべき状況にあることは皆様方御存じのとおりでありま...全文を見る
11月08日第150回国会 参議院 本会議 第7号
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○衆議院議員(麻生太郎君) 少年法等の一部を改正する法律案につき、その趣旨を御説明申し上げます。  近時、社会を震撼させる少年による凶悪重大犯罪が相次いで発生するなど、少年犯罪の動向につきましては、まことに憂慮すべき状況にあることは御存じのとおりであります。加えて、少年審判にお...全文を見る
11月09日第150回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○衆議院議員(麻生太郎君) 少年法が最初にできました昭和二十年代、終戦直後のことでもありましたので、その当時はやっぱり戦災孤児を初め、極めて日本の経済状況が貧しい時期でもありましたので、少年の犯す犯罪の内容も、生きるために食料品の盗み、かっぱらい等々が極めて大きな比率を占めておっ...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) できましたその当時の学校というのを見ますと、やっぱり学校の状況というものも随分違ったと思っております。終戦直後は、有名校、早稲田だ、慶応だ、学習院だというようなところですら制服を着ていなかった子供が三割以上、革のランドセルをしょっている子は全校で一人な...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 昨日、当委員会で、また参議院の本会議でも趣旨の説明を申し上げた際にその背景等々は申し上げましたが、昨今の少年犯罪の動向、傾向というものはまことに憂慮すべき状況にあるということは、これは多くの方々の御理解を得ているところだと思っております。また、その中に...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 何というのかしら、刑事責任を問われる刑事責任年齢と刑事処分可能年齢というものにある程度差があるというのが日本の場合ですけれども、そういった中にあって、少なくとも各国、犯罪が低年齢化しているという傾向に合わせていろいろ国によって法律を変えておられると思い...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 今、役所の方からの話にも出ておりましたが、何で十四歳なのかというのは、与党三党にこれを提案いたしました私どものプロジェクトチームでも結構な話題になったところであります。数えだったからじゃないかとか、満と数えと大分違うんじゃないかという当時のあれもありま...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) ダブルスタンダードと言われると、当時のいろいろ考え方があったと思いますが、ダブルスタンダードというのであれば今回そのダブルスタンダードは解消される法案になっておりますというように御理解いただければよろしいのではないかと存じます。
○衆議院議員(麻生太郎君) 見解の相違なんだと思いますが、いろいろ御説はございまして、少年犯罪は戦後一貫して伸びておると、これは今年十月に発売になった本にもありますけれども、一貫して伸びておると。最近伸びていない理由は検挙率が六〇%から四〇%へ下がっておるからなんであって、現実問...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 流れをずっと御説明いただきましたけれども、基本的にそれだけ多くの議論がなされたということであります。
○衆議院議員(麻生太郎君) 厳罰化されていなければもっと犯罪がふえていたかもしれぬという観点も同時に考えられねばならぬところだと思うんです。厳罰化されても犯罪はふえたということが事実と仮にいたしましても、私、ちょっとアメリカの例と韓国の例を引かれましたのを昨日拝聴させていただきま...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) そういうことも、それも想像だと思います。御意見も想像だと思います。  アメリカの人が、おまえよく言ったと、そう言ってくれる人もいらっしゃるのではないかという点もあるんじゃないでしょうか。それはだからお互いさまですから、これはなかなか想像が難しいので、...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 社会生活を営む上でそのルールを守ろうとする意識、基本的にはこれが規範意識と呼ばれるものだと理解をしております。
○衆議院議員(麻生太郎君) 青少年と名のつく課なり担当の室を持っておられる役所の数は実に十八省庁だか十三省庁だか、ちょっと正確には覚えていませんけれども、むちゃくちゃにこれは多いので、文部省とか法務省ぐらいで対応できる騒ぎではとてもありません。  これを全部やるというのは、今抱...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) いわゆるリストラティブジャスティスという話ですね、この話は、それを御質問だと思いますが。  日本の場合、これは感情論の話でして、加害者の少年と被害者の遺族が面会、ほとんど頼みに行っても拒否です。少年を見たらいきなり、この間たしか西ドイツだと思いますが...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 矛盾しているというところがよく理解できないんですが、私どものところに来ますと、今の福島瑞穂先生のお話をそのまま受け取ると、刑事罰を与えるのだったら十四歳でも最初から真っすぐ刑務所に送ってしまえと。そうすると、義務教育の方はどうなるかという問題が出てくる...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) プログラムの方は担当者の方から説明させるとして、それだけ犯した罪は重たいんです、人を殺しているんですからという点はぜひ御理解いただかないと。かわいそう、かわいそうだけで済ませる話ではありません。少年院を出た段階で少年刑務所に移送される、それはそれだけ犯...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 私どもの場合、これはなかなか、身近な情報を周りの話から分析するというのも一つの方法ですし、選挙区の中でいろいろな人から話を聞かせていただくのも一つの方法だとは思いますが、十三歳の少年の話がやたら出始めましたのが約四年前なんです。それが今ちょうど約四年た...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 先ほどどなたかの御質問に答えたところでも申し上げたんですが、この修復的司法かな、リストラティブジャスティス、適当な日本語がないので多分横文字、片仮名を使っておられるんだと思いますが、修復的司法という方法は、先ほど御答弁申し上げましたように、ケースによっ...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) お答えになるかどうかわかりませんけれども、過日、日本の小児学会で発表された詩があります。宮沢賢治の「雨ニモマケズ」というのに当てた本の話なんですが、一つの社会現象を小児学会でこういう意識を持っているということの一つの参考になられると思います、作者は不詳...全文を見る
11月14日第150回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○衆議院議員(麻生太郎君) この少年犯罪というものが、これは小川先生があれでしょうけれども、実にさまざまな要件からこの種のことがありますので、一定の施策、政策をとったことによって突如がたっと下がったとか上がったとかということはなかなか言えぬのではないかと、基本的にはそう思います。...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 基本的に同じ考えであります。
11月16日第150回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○衆議院議員(麻生太郎君) 少年法が改正されたことによって久野先生御指摘の数々の社会的情勢の変化が起きて、それによって今起きております少年犯罪が激減するというほど甘く簡単なものではない、私どももさように理解をいたしております。  したがいまして、これは厳罰化と言われておりますけ...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) それを判断されるのが裁判所だと思っていますので。同じ殺人の条件の中においても、故意の場合も未必の故意の場合も、いろいろな場合があるとは思いますけれども、それを判断するのは裁判所なのであって、この裁量の中に幅広く認められているのであって、明らかに故意に殺...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 結構です。
○衆議院議員(麻生太郎君) 結構だと思います。
11月24日第150回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○衆議院議員(麻生太郎君) 基本的にはそのとおりだと思っております。事実認定をきっちりやるということは、これは何も被害者のためだけではないのであって、事実認定を主犯というか加害者の方にしっかり認めてもらうというところは、今、佐々木先生御指摘のとおり、少年が今後更生していくためにも...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 今読まれましたとおり、今回の改正法の第二十二条の二というところが一番のポイントになっていると思いますが、主宰をいたしますのはあくまでも家庭裁判所、いわゆる裁判官側でありまして、検察官側は自分で選択権があるわけではなく、裁判所側にあるというように御理解い...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) これは何と比較するかが一番難しいところだとは思います、再犯率を基準にされてみたり、いろいろな基準のとり方があるのだとは思いますけれども。  私どもも、総じて少年院等々そこらの保護観察施設における少年への矯正の方法、またその他の社会の規範との関係の教育...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 同じ環境に育って、両親の離婚もなく家庭も裕福、そういった状況において少年犯罪を犯す人もいれば、今離婚を例にとられましたけれども、そういった愛情深く育ててもらえない家庭環境に育ったにもかかわらず立派にやっている少年もいる。これは実は種々さまざまなんだと思...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 調べた検察官が裁判所でもということですね。可能です。
○衆議院議員(麻生太郎君) あり得るとは思いますけれども、基本的には一人だと思っております。
○衆議院議員(麻生太郎君) あり得ます。あります。
○衆議院議員(麻生太郎君) 先生は裁判官も検事も弁護士もみんなやっておられる数少ない先生の一人だと思うんですが、御存じのように小さな部屋でありますので、今御心配の点も理解できないわけではありませんけれども、検察官と同時に、少年というか被疑者の方に対しては弁護士も付添人としてついて...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) どの社の社説かは存じませんけれども、不勉強のきわみだと思います。  私どもは、この問題は平成九年十月二十一日から、当時のこのプロジェクトを主宰しました河村建夫委員長のもとに、少なくともこれまで、平成十年十二月二十一日までだけでも二十一回。各大学の先生...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) たびたび申し上げておると思いますが、少年犯罪等々につきましては、少なくとも極めていろんな問題が複雑に絡み合っておりますので、この法案が通っただけですぐできるとはだれも思っておられないと思っておりますので、さようにお答えいたしております。基本的にはそうで...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 両方見なくちゃいかぬと思っております、基本的には。  しかし、長期的に見た場合、例えば昭和三十年、もはや戦後ではないという言葉が使われたのが昭和三十年だと記憶しますが、このころには成人と少年との間においていわゆる刑法による犯罪の検挙というのはほとんど...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) どうも意見をわざとずらしておられるのか、我々の理解が足らぬのか、そこはよくわからないんですけれども、少なくとも私どもはこの法律ですべて解決するというつもりはない。少年法というのはそんな簡単なものじゃありません、犯罪を起こす背景はそんな簡単なものじゃあり...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 少年法ができました当時は、日本というのは敗戦直後であって、極めて貧しい時代でしたから、少年犯罪の内容は、盗み、かっぱらいの対象物はほとんど食料品であります。今、食料品をかっぱらう子はいません。豊かになったからです。明らかに社会の変化によってその種の少年...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) これは物すごく答弁をする中で、最も格調高い質問なのでこれは真剣に答えなきゃいかぬと思って今、何も今まではいいかげんに答えたわけじゃありませんが、これは真剣に、ちょっとうかつに答弁できないところだと思いますので、これは今までの話と全然違うレベルのお話なの...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) だから、そういった意味では、この少年法の話の中でいろいろな問題を言わなきゃいかぬところなんですが、今、内申書というものに問題があるというのは確かです。内申する人の側に問題があったりするというのは、もう皆さん御指摘のあるとおりですから、そこは確かなんです...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) おっしゃっている意味はよくわかります。文部政務次官はもうちょっと御退席になっておられますけれども、社会の時間に憲法だけじゃなくて少年法もというようなところも一つ必要になることなのかもしれません。また、マスコミ等々でこれだけ取り上げられた少年法というもの...全文を見る
○衆議院議員(麻生太郎君) 昭和三十何年でしたか、池田内閣が所得倍増ということを言われたときに、時の医師会会長は武見太郎だったと記憶しますが、所得倍増は何年間でと言って、五年間と言われたら、精神病棟は三倍にしてくれと当時言われたんです。急激に社会が変化するとか世の中がよくなればす...全文を見る