麻生太郎

あそうたろう

小選挙区(福岡県第八区)選出
自由民主党
当選回数14回

麻生太郎の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第151回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 経済財政政策担当大臣として、我が国経済の課題と政策運営の基本的考え方について、その所信を申し述べます。  まず初めに、去る一月六日、今回の中央省庁再編の眼目の一つである経済財政諮問会議が発足したことを御報告申し上げます。この諮問会議は、経済財政政策にか...全文を見る
01月31日第151回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 経済財政政策担当大臣として、我が国経済の課題と政策運営の基本的考え方について所信を申し述べさせていただきます。  まず初めに、去る一月六日、今回の中央省庁再編の眼目の一つである経済財政諮問会議が発足したことを御報告申し上げます。この諮問会議は、経済財政...全文を見る
02月09日第151回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○麻生国務大臣 後で総理からも同じようなお話をいただけると思いますが、担当をいたしておりますので、横光先生の御質問に答えさせていただきたいと存じます。  その資料の中で、対GDP比の債務残高をしておられますが、それは総債務の話ですね。(横光委員「国、地方を合わせて」と呼ぶ)総債...全文を見る
02月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○麻生国務大臣 御存じのように、公共事業を削減するというのは、当然のこととして公共の需要が減少しますし、それに伴いまして雇用も減りますし、いろいろな意味で民間設備投資、民間消費等々について多大な影響が出ることはもうはっきりいたしております。  また、公共事業は雇用の面においても...全文を見る
○麻生国務大臣 今、確かに御指摘のとおり、平成十二年度の実績見込みが約一・二%、その前の十一年度は一・四%だったので、この数字は、年初に一・四%と申し上げて、ほぼ一・四%の数字が出て、そして平成十二年度の予算も、ほぼ一・二の数字が三月末には達成できると読んでおります。  少なく...全文を見る
02月19日第151回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○麻生国務大臣 六百六十六兆円のいわゆる総債務という話がよく出ておりますけれども、国家というものを一つの会社の経営に例えれば、どれくらいの借金を持っているかというのは、その企業なり国家というものを考えるときに非常に大事な視点の一つだとは思いますけれども、同時に、借金がある分に関し...全文を見る
○麻生国務大臣 今の点につきましては、これはいろいろ経済、財政に与える影響が多いと思いますので、私の方からも一言だけつけ加えさせていただきたいと存じます。  三十年前に、一九七〇年に百万円のお金を銀行預金でマル優を使って預けたという前提に立ちますと、今日までの間に、金利平均は五...全文を見る
○麻生国務大臣 今御質問があっておりましたところですけれども、借金が多いから子供が生まれないという、その相関関係がどれぐらいあるかという証明は、ちょっと正直私どもの方も持ち合わせてはおりません。正直なところです。  しかし、今申し上げておりますように、多分、岩國先生の方は商売を...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○麻生国務大臣 日本経済の直面する課題と経済運営の基本的考えにつきましては、本会議における経済演説において明らかにしたところであります。本日、内閣委員会が開催されるに当たり、経済財政政策担当大臣及びIT、情報技術担当大臣として、重ねて所信の一端を申し述べさせていただきます。  ...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○麻生国務大臣 幅広い質問なので、なかなか短時間に全部言うのは恐ろしく話をはしょるようなことになって恐縮ですが、やはり何だかんだ言いながら、確かに、実質ではなくて名目で言った方がというのは、なだらかなインフレーションぎみの方が、何となく気分的には、同じでも、前の年より売上高だけ見...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の省庁再編の中で、この経済財政諮問会議というのは非常に大きな変更の一つだったと思います。  その中にあって、中長期の財政の展望というのを見ました場合に、いわゆる破局的にぶわっと公債がふえていくというところが問題であります。私自身は、借金というのは決して悪いこ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のように、今アメリカの経済が明らかに陰りが見えてきておりますのは、世上言われているとおりなんだと思います。  基本的には、五%ぐらいの成長率が二%ぐらい落ちるだろうとか、いろいろな表現をいろいろなところでしておられますけれども、正直申し上げて、グリーンスパ...全文を見る
02月26日第151回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○麻生国務大臣 今、デフレにつきましての見識、見解が分かれるところなんで、不景気になれば皆デフレと言ってみたり、いろいろな方がいろいろおっしゃいますので、なかなかこれは学術的に論争していくと非常に難しいところなんですが、御指摘のように、先進国の中で少なくとも消費者物価が前年度比で...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○麻生国務大臣 御指摘のとおり、内閣府設置法の十二条と、もう一つ、二十四条というのがありますので、その二十四条の方もあわせて参考にしていただくといいんだと思います。諮問会議自体において、その掌握する事務を遂行するために必要があるときは、関係する審議会その他の関係行政機関の長に対し...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほどの議事録の件ですが、まず牛尾議員からの御質問の点につきましては、昨日、第四回目の財政諮問会議を開催させていただいておりますが、民間委員の四人の方々につきましては、社会資本整備、社会保障、国と地方の役割の分担などなどいろいろ、経済の活性化を含めて分担をしていた...全文を見る
○麻生国務大臣 二度あることは三度ないようにいたしたいと思っております。  最初に、去年、「おっはー」は御存じだと思いますが、「おっはー」とITが二つ、流行語大賞をとるほどまでに、情報技術という言葉、インフォメーションテクノロジーなりITという言葉がこれだけ普及したんだと思いま...全文を見る
○麻生国務大臣 最初に、ワンストップサービスの点につきましては、これはもうシンガポールに行っていただいたら確かに御指摘のとおりのところがいっぱい起きております。  具体的に、日本で今いろいろなことをやっておりますけれども、西新橋にあります日立のサービス、例のその種のショールーム...全文を見る
○麻生国務大臣 九兆円の負担増というのは、大体七兆円ぐらいと思われておりましたものが九兆円ということで、約二兆違ったというのも大きかったとは思います。が、基本的には、今言われましたように、大丈夫と言われておった既存の権威とか、何となく政治家は信用できない、財界も何だか危なくなって...全文を見る
○麻生国務大臣 今そこにお示しになりました数字は、このとおりの形になっていると思いますが、基本的には、その後ずっと続くのですが、九九年の八月には全国銀行ベース、マイナス六・五%まで低下するので、銀行貸し出しというのは九六年以降間違いなく減少いたしております。これはもうおっしゃると...全文を見る
○麻生国務大臣 確かに御指摘のとおりに、先進諸国の中で、消費者物価、卸売物価が前年度比マイナスになっている国は、日本以外ありません。その意味ではこれは大きな問題だと思っております。加えて、戦後五十年間で、物価が下がった中での不況対策というのをやった経験は我々にはありません。戦後は...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われておりますのは非常に幅広い問題なんで、端的に短くしゃべると何となく危なっかしい話になるのかもしれませんので、言葉を選ばないかぬところだとは思いますが、基本的に、例えばデパートの売り上げなんかを見ましても、物の数からいきましたら、ほぼかつてのところまで行って...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のとおり、景気を減速させないということと財政構造改革をきちんと立て直していくということは、これは二律背反するものでも二者択一のものでもないと思っております。  アメリカの例を引かれましたけれども、レーガノミックスと言われて当時は評判が悪かったのです。双子の...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○麻生国務大臣 ただいま御質問のありました、平成十三年度失業率の見通しを四・五%に見込んだ理由ということでありますけれども、平成十二年十月、とうとう四・七、四・八ということになっておりますのはもう御存じのとおりですが、傍ら、有効求人倍率というのが確実にこのところ伸びてきておりまし...全文を見る
○麻生国務大臣 今、いわゆる経済構造が大きく変わってきておりますのは城島議員御存じのとおりでして、いろいろな意味で従来の二次産業から三次産業へのシフトが起こるはずと思っております。少なくとも、先進諸国の中で、アメリカ、フランス等々が三次産業、サービス産業の労働人口比が約七〇%を超...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○麻生国務大臣 中長期的な経済成長ビジョンにつきましては、平成十一年に「経済社会のあるべき姿と経済新生の政策方針」の閣議決定がなされております。  二十一世紀初頭に築くべき経済社会というもののいろいろなものがその中に入れてあるところですけれども、先ほど、人が恣意的にとか、政策を...全文を見る
○麻生国務大臣 一・二%の件につきましては、今御指摘のありましたように、〇・四、〇・四というので、単純計算するとそういうことになるんだと思いますが、その数字どおりいくかどうかは別にして、十—十二の方の〇・四の方がきつい。残りの一—三の方が高いと思ってはおりますけれども、結論として...全文を見る
○麻生国務大臣 予想よりアメリカの経済の下落が大きかったという点は、当初の予想とは非常に大きく違ってきておる要素だとは、私ども率直にそう思っております。  ただ、先ほど名前が出ておりますグリーンスパンという人の話を見ましても、この人の対応というのを見ても、これはどう考えても、バ...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○麻生国務大臣 長妻先生のその前の御質問のところからお答えをした方がいいと思いますが、基本的には、今日本という国の中で、これまで長い間、投資主導型の経済社会をやってきたんだと思いますが、一渡りして世の中が大体豊かになりまして、余り貧しい人がいない。本当に景気が悪いんだったら、昔み...全文を見る
○麻生国務大臣 理解ある発言と言われると非常に答弁に困るのですが、基本的には、四百十二のあれに全部、端末がつながるということになっておりますので、いろいろな意味で今までよりは情報の入手が格段にふえるであろうということは、想像にかたくないところであります。  苦情が多ければ多いほ...全文を見る
○麻生国務大臣 政府が知る苦情は全苦情の三%という、ちょっとその数字を私は知らないんですが、私は正直言って、企業に九七%も行っているのかと思って、正直そっちの方がびっくりしたんですが。  よく言われるのは、例えば、ミドリ十字なんというのが騒ぎになったのは御記憶あろうかと思います...全文を見る
○麻生国務大臣 これはなかなか難しいところですね。これは、弁護士の腕というのが非常に問われることになります。  御存じかと思いますが、昨年の初めだったか、おととしの暮れだったか忘れましたけれども、泥棒に入ったら、天井が抜けて、床に落ちてけがをして、建てた家の製造が悪いといって、...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○麻生国務大臣 私どもの方でもそのような事実を把握いたしておりません。
○麻生国務大臣 景気というものが、インフレがいいかデフレがいいかと。安定しているのが一番よろしいんで、なかなかそれはインフレターゲットを目指しているわけではないんであって、景気回復というものをまずなさなければ財政改革にはつながっていかないというのが優先順位だと思っております。
03月06日第151回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 九八年七月三十日、小渕政権発足をいたしておりますけれども、一万六千二百一円であります。最高をつけましたのは四月の十二日の二万八十三円でありますが、北澤先生御存じだと思いますが、四月の二十四日に銘柄の入れかえをやっていますので、これでもう全く継続性という意...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二月の十六日に出しました月例経済報告というのにおいて、その前の一月のに比べましてそのテンポがより緩やかになっておると表現をいたしております。その後、御存じのように公表されました、一月は輸出が前月比マイナス五・九%の減、それから生産、生産というのは鉱工業生...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど言われました二万円との比較の点につきましては、先ほど北澤先生の御質問にもお答えしましたように、昨年の四月二十四日で対象銘柄の組みかえをいたしておりますので、その対象銘柄の組みかえが前のとおりであれば、今の株価の状況であると一万六千三百三十三円という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、株式の価格の低落によってというお話がいろいろあっておりましたけれども、これはやっぱり、銀行が持っております株というものは、その株式の評価が下がることによって自己資本というものに影響いたしますので、そういった意味では株というものの評価が下がる上がるとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この平成十三年度の予算案が日本の経済にどのような影響を与えるかということを定量的に数字で示すというのはちょっとなかなか難しいところだと思っておりますが、いずれにいたしましても、今回の予算案というものの流れというのは、今、総理の方からも御説明があっておりま...全文を見る
03月07日第151回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) デフレ、デフレーションという言葉の定義というのは、これは学者でもいろいろ意見の分かれるところでありまして、単に物価が値上がりをすればインフレというのであれば物価が値下がったんだからデフレだということも言えるんでして、言葉の言い方にはいろいろ諸説ありますの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘の点、もっともだと思っております。  月例経済報告というのは、御存じかと思いますが、これは一九五四年、吉田内閣、第五次吉田内閣のときにこの月例経済報告というのは始めたんだそうですが、これ今度新しくなった、今月からこのような形に変わって、役所にして...全文を見る
03月08日第151回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) NPOという団体の活動を積極的に評価するようになったというのが、端的に申し上げたらそういうことになります。  直接的には、多分阪神・淡路大震災、その後に続きました福井のナホトカ号の油の流出事件に伴う福井ボランティアセンター、この二つの事件というか、この...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にはおっしゃるとおりです。
○国務大臣(麻生太郎君) 今日、日本で申請されたものが四千二百十七、認証されておりますのは、三千二百二というのは今現状のいわゆる非営利法人として認められていると思います。済みません、三千四百九十八。内閣府で認めましたものが二百九十六ありますので、それを足しますと三千四百九十八、約...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもとしては、基本的に認可をした以上、その認可された団体が積極的に活動していただいているというのが望ましいんであって、よほどNPOに隠れて何かしているとかいうことでもない限りは、私どもとしてはできるだけ多くの法人が積極的にこの制度を活用していただくとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私の記憶ではありませんけれども、ただいま役所に聞いたところでも、衆議院でその数字をお答えしたことはないと言っております。ちょっと確認をしてもよろしゅうございますけれども。
○国務大臣(麻生太郎君) 約半分ぐらいというような、申請いただいたものの約半分ぐらいかなと今言われております、まだ最終的な審査は終わっておりませんので。
○国務大臣(麻生太郎君) 一%ということはちょっとないんじゃないかと思いますが、大体今半分で約五〇%とお答えしましたけれども、これは本当にやってみなきゃわからないところは一部ありますけれども、一%というほどひどくもないんじゃないかと思いますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 何度もお答えするようですけれども、やってみないと本当にこれは、何せこれはちょっと本当に内容をよく洗ってみないとわかりませんので、どの程度が、私幾つか知っているものがないわけじゃありませんけれども、一つは間違いなくというのがありますけれども、もう一つのはど...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 人によって違うんだと思いますが、率直に申し上げれば。  年金生活者にとりまして、入ってくるものは同じとすれば出ていくものが減るというのは、それは正直申し上げていい物価下落ということに多分なるんだと思います。傍ら、商売をしておられる方にとりましては、やっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財政の問題等々考えたときには、当然のこととして借りた金は返すということになりますので、その意味では価格が下がっていくということは、いわゆる返す額がその分だけ負担が多くなるということになりますので、その意味から考えましても、今の状況が、このままずっと下がっ...全文を見る
03月09日第151回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成十一年七月に、小渕内閣のときに、「経済社会のあるべき姿と経済新生の政策方針」というものが発表をされております。数値につきましては、二〇一〇年ごろまでの経済の姿をわかりやすく示すために参考として作成されたものがあります。  私の知っているのはそこまで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 経済成長率につきましては年二%程度の成長、平均です。名目成長率につきましては年三%台半ばと見込まれております。  開業率ですか、もう一個。開業率につきましては、今御存じのように日本では開業率というのが極めて低い数字になっておりますので、創業、起業という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 達成をしたいと思ってつくられたと理解をしております、その点に関しましては。  では、達成できるのかというところだと思いますが、この中で、既に御存じかと思いますが、現在では、昔は実質成長率と名目成長率は名目成長率が高く数字が出るのはもう経団連にいらっしゃ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それは一つの発想ですか、あなたの、同じ意見、聞いておかないと危なくてしようがないからね。  木俣議員の御質問ですけれども、基本的には今まで、御存じのように、戦後やってきたある程度の物価成長率が何%かあるという前提でシステムというのはすべてでき上がってき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いや、それはひっくり返っていて、二年間続いて上がったなんてことはないですから、これで三年目になろうとしているんですから、それはなかなかそんなことはないんです、今まで。少なくとも今まで過去、経済成長率というものがある程度読めたものがなかなか読みにくくなって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私の記憶ではありません。
○国務大臣(麻生太郎君) この「あるべき姿」の中では数値は決定をされていないと理解しております。
○国務大臣(麻生太郎君) 長いこと経済成長率何%というのを日本はずっと戦後、計画経済のごとくやってきておりますが、御存じかと思いますが、イギリスにもアメリカにも、ついにフランスにもそのような経済成長率を示しているものはございませんので。御参考までによろしくお願い申し上げます。
○国務大臣(麻生太郎君) 日本で計画経済と今申し上げましたけれども、これほど精緻をきわめてやってきたという例は他国にはなかったという点は重ねて御答弁を申し上げます。  また、今のオイルの値段につきまして、今、日本でオイルの価格を調整するほどの力はありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 目標を掲げるのは極めて大事だと思います、私どもも。人が働く意味で、ことしは売上高をどれくらいにしたいとか、その目標を掲げるのは極めて大事だということに関しては全く異議はありません。ただし、今の状態は極めて、戦後初めてのような状態が、価格の話が一番わかりや...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 数値目標が立てられるというところはそれなりに結構なことだと思います。私どもとしては結構なことだと正直なところ思います。  私どもは、経済成長率は一・二%と申し上げております。経済成長率一・二%、今年度。来年度につきましては一・七%という経済成長率を立て...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、個別の分野を担当されるところと全体を担当するところとはおのずと少し違ってくるのは御理解いただけるところだと思いますが、基本的には私どもの経済成長率は今年度一・二%、ほぼそれは達成できるものと思っておりますけれども、事実、株式会社というか、いわ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 知っております。これと同じものだと思いますが、そちらの方がよく読んでおられて大分手あかがついているような感じですけれども、私の方はまだ一回しか目を通したぐらいのものなので大変恐縮ですけれども、週刊現代が出ます前には、サンデー毎日だったかな、何とかに一回こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私ども、そのとき今の役職におりませんので、おまえそのころいなかったじゃないかと言われるとちょっと私も立場がないんですが、基本的には、これは私どもの理解では中間報告、最終報告じゃありませんので、中間報告という形をとっておられますので、この種の話は、中間報告...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ここに出されております数字というのは、国会が始まります前に、財務省というか、昔から大蔵省が中期展望を出すのと基本的に同じコンセプトでして、勉強せずにこのまま行けば落第するよとか、そういうあれで、体が悪いのにこのまま何もしないでほうっておけば糖尿病で死ぬよ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 宮澤財務大臣のお答えの中にもありましたように、グリーンスパンの話だったと記憶しますけれども、アメリカの場合はITというものを、情報技術の進歩によって中間管理職を飛ばしていきなり末端と社長が直接つながってみたり、企業が卸売、卸通さぬでいきなりつながってみた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、御指摘ありましたように、機械受注という面でいきますと、これがマイナスに出ると約六カ月おくれで設備投資もマイナスになるというのが、過去はそういう数字が出ておりますので、その意味では将来につきまして厳しいものがある。設備投資というのはずっと引っ張ってきた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 前経済企画庁でやってみましたところで、なかなか景気と実態と当たらぬじゃないかといつも言われて、別に予想をやっているわけじゃないので、いろいろあるべき姿を言わないかぬ立場にある役所ではありますけれども、少なくとも93SNA、システム・オブ・ナショナル・アカ...全文を見る
03月12日第151回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) 景気ウオッチャー、御存じのように街角景気と言われる、お役所の調べるものとまた違って、タクシーの運転手さんとか床屋さんとかいろいろ商売をしておられる方々にお願いをして、景気についての御意見を拝聴させていただくのを景気ウオッチャー調査と私ども呼んでおるんです...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今この指標をいただいておりますけれども、この指標自体が間違っているというわけではありませんが、物価も下がっております点もある程度御勘案いただけないと、なかなか実体経済とは名目経済は違いますからね。そこのところは入れていただかないと一方的な話になりますので...全文を見る
03月15日第151回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考えにつきましては、本会議における経済演説において既に明らかにしたところであります。本日、内閣委員会が開催されるに当たり、経済財政政策担当大臣及びIT担当大臣として、重ねて所信の一端を申し述べさせていただきます。...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 昼のワーキングランチ、その前の首脳会談、いずれも同席をしておりましたけれども、通訳官は有馬という極めて有能な者がしておりましたので、今、私の聞いていた範囲でイン・シックスマンスなんという言葉はただ一回もなかったと記憶をしておりますので、少なくとも今の先生...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最近の資料じゃなくて恐縮ですが、一九九八年の資料で、アメリカの世界に抱えます経済、GDPでよく表現されるものを使わせていただければ、生産力は二九・二%、日本が円安やら何やらで少し数字が違っているかもしれませんが一三・四%ぐらい、足して四二・六ぐらいの、世...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど簗瀬先生、森田議員の御質問を聞いておられましたのであれですけれども、私の記憶ですけれども、ウイズイン・シックスマンスという言葉を使って約束をされたものはないと思います。いずれも、それが間違うとするような話を、僕ちょっとよく新聞あれなんですけれども、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 文章になると多分そういう表現になるので、字数を限られておられますからそういう表現になるんだと思いますが、少なくとも日本側としては不良債権とか、財政再建より不良債権の話が出たのは最初のうちに出ましたので、不良債権処理についてはかくかくしかじかで、今の日本の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも六カ月でやるなどという話はなかったと思います。しかし、不良債権問題については非常に重要だという指摘は向こうから前からあったとおりなので、不良債権の問題につきましては日本としてはこの問題については積極的に取り組むのは当然のことなんであって、それは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと速記録がいるわけじゃないので、私どもの方も正確に全部覚えているわけではありませんが、ウイズイン・シックスマンスというような言葉があそこであったかなということに関しては、私の記憶ではありません。  それから、六月までに骨太のという話が財政諮問会議...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ジューンというのは、間違いなく経済財政諮問会議の結論を六月までに得てというお話の中でジューンという言葉が出たというのは私の記憶にありますけれども、イン・シックスマンスとかウイズイン・シックスマンスというような表現は日米首脳会談、ワーキングランチともに、そ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 不良債権という言葉が出てくるのは、「企業債務及び不良債権の問題に効果的に対処することを含め、日本経済の再生及び金融システムの強化のための構造改革及び規制改革を精力的に促進する決意を改めて述べた。」という一節だと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 私もこの共同声明にまでちょっと立ち会ったわけではありませんので、こちらの方の、今ちょうだいした資料を読む中に関しては六カ月という言葉はこの共同声明の中には使われておりません。
○国務大臣(麻生太郎君) 経済のところの問題は私の方でほとんどしゃべりましたので、六カ月という言葉は使った記憶はありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 財政諮問会議の中で六百六十六兆円の問題について、いわゆる財政の問題につきまして、いわゆるマクロモデルをつくってその問題に関して検討する、これは六カ月以内というのは、たしかこれも六月と言ったか、いや、これは六カ月と言ったような気がしますが、あのときに始まり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 不良債権の処理の話と、先ほども何回も申し上げているマクロモデルの処理とは、それはつながっているからどうのこうのというようなお話ですけれども、向こうは勝手に勘違いするのはそれは向こうの勝手の都合なんであって、後その種の話はもう一回詰めて、あれはどうだったこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 何回も申し上げますけれども、ワーキングランチで経済問題は私の方でほとんど話をしましたので、少なくとも六百六十六兆の話とかその種の話はワーキングランチで出た記憶はありません。私がほとんどしゃべりましたので、その種の記憶はありません。森総理の方から出たという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 何回も言うように、経済問題はほとんど私の方に振られましたので、私の方でしゃべったと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) ワーキングランチの経済問題のところではほとんど私の方でしゃべったと記憶しますんですが、お断りしておきますけれども、私がその今六カ月以内と言ったということも違いますよ。そこは一緒になさらぬでくださいよ。私が言ったから総理が言ったからという話じゃなくて、六カ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 委員長。
○国務大臣(麻生太郎君) 一月十六日閣議決定に伴った話で今いろいろ御指摘がありましたけれども、法人に対する公益法人並みの措置という、いわゆる法人税の軽減の話が一点ですね。もう一点は、法人寄附、いわゆる法人に寄附した個人並びに法人に対する所得控除、それから損金の算入というような、二...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、平均実績から申し上げると、一世帯当たりの寄附金というのの平均は三千百七十二円です。これが現実問題。したがいまして、ほとんどのところがカバーされているというところが一つです。それから、個人に関しまして言わせていただければ、三千円以上というのが約七〇%...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国税庁やら税務署に対して偏見があるのはいろいろ、おたくに限らず、いろいろ言いたいことはいっぱいあるんだと思いますけれども、どこかで線を引かなくちゃいけないところだと思いますので。  今回は、今申し上げたような、御存じのような経緯になっておるので、行政の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、大沢先生、いろんなNPOを御存じだと思うので、いろいろあるんですよ、内容は。いいのもあればいいかげんなのもありまして、私ども調べてみたら、もう幾つも問題なところもあると。だから、はねられたのもあるわけですから。そういった意味では、NPOと名をかた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) みなし寄附金というのは、御存じのように、法人の中の一収益事業部門の中から非収益事業部門に支出をいたしました金額を差し引くという損金勘定で、寄附金として損金勘定に算入しろというお話なんですが、今そのようなことで、一番最初の質問にも申し上げましたように、税制...全文を見る
03月23日第151回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今の御質問は、総理から、総理に対しての質問に対して、どれくらいと言われたので、当時、マクロ経済バランスモデルをつくります等々の話の最中でもありましたので、大体六カ月ぐらいは、マクロ経済モデルをつくるのに六カ月と申し上げております。
○国務大臣(麻生太郎君) リンゼー補佐官とは食事が終わりました後、個別に会談を持って、向こうからの質問に関しましては、日銀の政策が十九日に発表になっておりますので、その説明をさせていただいて、意味がよくわかられませんから、説明をされて、スプレンディッドという答えで、何と訳すんです...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 癒着という英語を知らないので記憶がありませんけれども、癒着という話はなかったと思いますね。
○国務大臣(麻生太郎君) 六百六十六兆円というものの話をするに当たっては、ぜひ私どもの方としては、国債というものの量の話ばかりをするけれども、質の話もしてもらいたい。おたくの金利は何%ですか、後ろを振り向いて四・何%、うちは一・〇五です。イタリアが比較をされましたから、イタリアは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一万三千円になって、きょうたしか終わり値がまた三百六十一円上がっていると思いますので一万三千二百十四円になっていると思いますが、これはこの種の話はしちゃいかぬことになっているんだと、大臣になったときに株の話とこの話だけはせぬようにしてくださいと言われてい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それがわかれば私も株をやったら随分もうかるだろうなと思うんですが、正直なことを申し上げて、それだけで株が単純に上がるほどのものではないんだと、私どもはそう思って、いろんなことが複合的に生み出されておりますが、日米首脳会談のいわゆるいろんな両国で一緒にやっ...全文を見る
03月26日第151回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(麻生太郎君) ゆうべのことだから質問通告がないんだと思いますが、そうらしいですね。朝にでも言っていただければ助かったんですけれども。  基本的には、不良債権がすべて解決したら景気はよくなるというほど景気というものは単純なものだとは思っておりません、皆さん方もそう思っ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昔は名目の方が高かったんですけれども、最近は実質の方が高くなって名目の方が低くなっておるというので、基本的には名目で行きたいところですけれども、今、実質でマイナスにはしたくないと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 今の段階で私どもとしては、この平成十三年度の予算をもちまして今申し上げているような維持できるレベルまで行きたいと思っておりますので、今の段階で補正を考えているわけでは全くありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 一番よかったのは、ブッシュというアメリカのトップと、森喜朗という日本のトップの波長が最初からえらく合ったことだと思ったのが一番でした。  ウマが合う合わないというのは、顔を見て第一印象でばっと大体合わないなというのはあるんですが、それがもうぴったし合っ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 直接償却に限らずこの種の経済を立て直すときにおいては、いわゆる企業が競争をやっておりますので、その中で淘汰されていく企業が出てくるのは当然でありまして、そこの中においては必然的に非自発的失業者がふえてくるということはある程度覚悟せねばいかぬ。そのためには...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもは、中央集権的共産主義による、何というんですか、いわゆる共産主義に基づく中央統制経済をやっているわけではありませんので、自由主義経済をやっておりますので、その経済の中においては企業間において競争が起きるのは当然であります。日本経済を立て直していくた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そのとおり答えているんだと思いますが。
03月27日第151回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、簗瀬議員の方から御疑問がありましたように、前の会議といろいろ重なったりしてなかなかと言われた。何となくスタートのところは、初めてのことをやりますのでいろいろなことがあったと思いますが、私はこの一月の二十何日かに急遽この担当になったときも、同じように、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど言われましたように、この国に、何も戦後に限らず昔から、軍隊用語で言えば兵力の逐次戦闘加入というのは最も避けねばならぬ戦術なんですけれども、そういったようなのがずっと今でも残っておることも事実ですし、それから戦略がないというお話につきましても、この国...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) バイ・ドール。何とかドールでしたね。バーチ・バイという人と何とかドールという人、バイ・ドール法という法律をつくりましたのが一九七〇年代だったと思いますけれども……
○国務大臣(麻生太郎君) 八〇年か、このときにつくり上げて今日まで来たんだと思っておりますので、そういった意味では随分いろいろ向こうもやってきておるので、こちら側としては多分、法律でいきますと産業活力再生特別措置法というのを日本としてもつくって、この第三十条の中で、例えば今までで...全文を見る
03月28日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○麻生国務大臣 今御指摘がありましたように、中沢先生、お互いさま、石炭で随分似たようなことをやりました。日本経済がばんばん調子のいいころでも、縮小均衡生産を余儀なくされたのは多分米と石炭だと思いますけれども、そういった中にあってやはりこの雇用問題、黒手帳という言葉はもう若い人には...全文を見る
○麻生国務大臣 私ども基本的に今島先生が言われたような感じじゃないんですけれども、基本的なことを言うと。  まず最初に、今言われたように、昭和六十三年に行政機関の保有する電子計算機処理に係る個人情報の保護に関する法律というのがもう既にあるというのは御存じのとおりです。これがある...全文を見る
○麻生国務大臣 漫画にお詳しいようなので、同じように、「美味しんぼ」の中に昔グリーンピースの話がありましたでしょう。あれは第八巻だったか、そこまでおれも正確に覚えてないが、グリーンピースの話が出て、あれ以後グリーンピースのあれが随分落ちついたと思いますけれども、ほかに政治の漫画で...全文を見る
○麻生国務大臣 これは基本的に今言われたように、ジョン・スチュアート・ミルという人の書いた話というのは、政治学、皆習われる本の一つなんだと思いますけれども、そういう意味で、出版というのは極めて大事なものであります。  また、旧ソビエト連邦時代にでも、アネクドートという風刺漫画と...全文を見る
○麻生国務大臣 出版のとらえ方が、正直言って、昔みたいに、この種のきちんとした本が出てくるだけの時代の出版だと、今の御意見に私もかなり近いのだと思うのですけれども、出版というのは、今、インターネットでばっと送り届けてくるのを含めまして、いろいろいっぱい出てきちゃっているものですか...全文を見る
○麻生国務大臣 僕は余り新聞というのは、読むと間違いますので努めて読まないようにしているので、その新聞というのは朝日新聞、これは特に読まない新聞なのであれなんですが、ちょっとよく読ませてください。済みません。  不良債権処理を含む構造改革など、米国からかなり厳しい注文がついたと...全文を見る
○麻生国務大臣 えらく不良債権にこだわりますけれども、これは、共同声明の中に書いてあるこの言葉が多分一番正しいんだと思っております。
○麻生国務大臣 今御指摘の点は、間違いなく私どもとしてこれは担当しなくちゃいけないところなので、いろいろシミュレーションなんというのが出されておるのですが、正直なところを申し上げて、GDPが一%、仮に五兆円ぐらいのものが持続的にずっといきますと、失業率というものは基本的には〇・〇...全文を見る
○麻生国務大臣 多分、普通だったらそっちの方もバッドデットで終わっちゃうのだと思うのですが、ノンパフォーマンスローンズという言葉が使われていたのは、多分、その前にコーポレートデットという言葉が使われたので、デットが二つつくのがちょっと何となくと思って、ノンパフォーマンスローンズと...全文を見る
○麻生国務大臣 確認をとられると困るので、ノンパフォーマンスじゃなくて、ノンパフォーミングデットです。どうも失礼しました。
○麻生国務大臣 これは、世界銀行にもOECDにも皆同じ数字で、円で渡しておりますので、世界銀行とOECDとの間の数字に少々の誤差が出るのは、それに掛けますところのドルの交換レートに違いが出てくるためだ、私どもはさように理解をいたしております。
○麻生国務大臣 先ほど言われましたワールド・ディベロプメント・インディケーターズというものの計算で、九八年、日本のシェアは一三・四、アメリカのシェアは二九・二、合わせて四二・六。世銀のものです。
○麻生国務大臣 円でしかありませんので、ちょっと済みません。五百十五兆八千三百四十八億、九八年です。それで九九年、五百……(佐藤(剛)委員「いや、ドルですよ」と呼ぶ)ちょっとそれがないのです。私ども、円で出したものしかありません。済みません。これは円でしか持っておりませんので、円...全文を見る
○麻生国務大臣 私らも、閣僚やら代議士は株をやっちゃいかぬと言いながら、質問は全部株をどうかしろと言うのですから、これぐらい矛盾した話は、いつも何を言っとるんだろうかなと思いながら、いつも質問に答えながらそう思うときがよくあるのですが、正直なところです。  今いろいろ御指摘があ...全文を見る
○麻生国務大臣 私の場合は石毛先生ほどこの問題にそんなに詳しいわけではありませんので、それはあらかじめ最初にお断りしておきます。  経済財政諮問会議が考えましたときに、一つの与えられております問題は、いわゆる予算編成のあり方を従来みたいな積み上げ方式から変える。これは何としても...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘ごもっともだと思っております。  今おっしゃいましたように、公衆電話でいえば、年金を入れまして年になったらちゃんとそれを受け取れるというと、その機械が確実に作動していたということを意味するのだと思いますが、とまると、中はわかりませんものですから、何となくだ...全文を見る
○麻生国務大臣 ブッシュ政権というのは、前の民主党の政権とは抱えているスタッフの内容も随分変わっております。財界関係、オニール初めいろいろおりましたし、リンゼーという経済担当補佐官、クライアントに日本の企業なんかを持っている弁護士がおりましたので、前、民主党のクリントン政権の前半...全文を見る
○麻生国務大臣 共和党の方が、経済というか経営者をやった人が多いせいもあるんだと思いますけれども、言い方は何となく、柄が悪くないという言い方はちょっと言い過ぎかもしれませんけれども、民主党のときみたいにぎりぎり言ってくるような感じは全くありませんでしたのが、正直、随分違うなという...全文を見る
○麻生国務大臣 今のを全部短時間でしゃべるのは物すごくあれなんですが、一九八五年のプラザ合意以後、円が一挙に二百四十円から百二十円にはね上がりまして、ほとんどの企業は海外に対しての輸出が倍かかることになりますので、御自分で国内生産を出して海外に輸出することはほぼ不可能ということに...全文を見る
○麻生国務大臣 これも、就任直後のオニール財務大臣の発言は円安ということを言っていたのですが、今回の日米首脳会談の中には、共同宣言の中で円安という言葉が削除されておりますのは、円安になったらえらいことになるなという実態があちらもやっとわかったのだと思っておりますので、あれは急遽削...全文を見る
○麻生国務大臣 河合先生、土地の問題というのは非常に根が深い問題だと思いまして、今直接償却という言葉を使われたのですが、これは日本の経済用語というか法律用語では、直接償却というのは、早い話が倒産せぬと直接償却できないのでは、というので、最近オフバランス化という、日本語だか英語だか...全文を見る
○麻生国務大臣 この土地の中にここだけ中沢先生の土地があるとかここに河合さんの土地があるから、これ全体としては開発できないから不良資産、これがなければ、きれいな土地なら一挙に土地の値段は上がるわけです。そういった意味では、そこらのところが公共施設に、例えば道路に全部使えるとか、都...全文を見る
○麻生国務大臣 バブルという言葉が経済で最初にできましたのが十七世紀のオランダのチューリップ事件、その次は十八世紀のイギリスの南海泡沫事件というのが大体ヨーロッパでは一番有名なバブルだと思います。  それに学んだというわけでもないのかもしれませんが、少なくともオランダは、あのと...全文を見る
○麻生国務大臣 今、基本的に、先ほども、ずっと聞いておられたかどうか存じませんけれども、個人も企業もバランスシートが崩れている間は、減税した分は多分借金の返済に回ります。直接的に消費につながるという感じではありません。百五円が百三円になったから即買おうという感じになるだろうかとい...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、長い間、具体的なことを言った方がおわかりいただけると思いますので、家を仮に二千万なら二千万で買った。キャッシュは五百万、残り千五百万はローンで買った。よくあるケースだと思います。ところが、バブルがはじけた途端に、その二千万の家の値段が一挙に三百万に下が...全文を見る
○麻生国務大臣 見解の相違だと思います、はっきり申し上げて。その種のことを考えるから先ほどのような答弁なので、それを感じるか感じないかは個人の見解の相違だと思います。     —————————————
03月29日第151回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 財政問題というのは、これは今、仲道議員御指摘になったとおりのところだと思っておりますけれども、極めて厳しい状況にあるというのはもう間違いないところだと思っております。  それに対してどのような処方せんかというところなんですけれども、これは、御存じのよう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 自分の会社を判断するときに、うちは借金幾らというのだけで話をするのはおかしいとやっぱり思っておりますので、多分それと同じような基本的なお考え方なんだと思いますが、やっぱり借金ができるには、そのためにそれに見合う担保というのがあって借金ができるということだ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、二カ月連続、二月の月例報告、三月の月例報告と、いずれも前月を下回る下方修正というのをしたのは事実であります。特にデフレ論議というのが随分ありましたので、私どもとしては、これはデフレということを明言いたしております。  理由は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) こういう速記の残るところですからよくよく注意しておかにゃいかぬところで、大臣というのは株をやってはいかぬということになっているんですからね、国会議員もみんなそうですよ。そのやってはいかぬ人に株の話を聞いて、株に答えるというのはなかなか、かなり話としては矛...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、日本で自分でお金を預けておられる方、よく言われる一千三百九十兆円のうち、現預金というものの比率はほぼ五〇%を超えております、日本の場合は。株式、いわゆる投信を含めまして、投資信託を含めまして約一一%であります。  これはちなみに、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 発表されたタイミングが三月十九日、アメリカ時間で現地時間が午前四時三十分ぐらいだったものですから、その後の会議をやるに当たっては極めてこの決断のタイミングは私どもにとっては助かったというのが正直な実感です。  何が助かったかといえば、金利は少々下がった...全文を見る
04月04日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○麻生国務大臣 八十一兆で、出ているとおりだと思いますが。
○麻生国務大臣 一般的な話で、今使われた数字が私どもの持っている数字とかなり違いますので、それが違うともこっちが正しいとも言えるような話ではないと思いますが、基本的に、まず、ドイツと比較されましたが、ドイツとかアメリカとかいう国は連邦制でございまして、基本的には金の、計算の立て方...全文を見る
04月06日第151回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(麻生太郎君) 最近の経済状況の基本的認識についてのお話をいただきました。  私ども内閣府としては、去る三月の月例経済報告におきましても、これは日本では戦後初めてのことだとは思いますが、二年連続、消費者物価が前年度比を下回るということは極めて異例なことでもあり、私ども...全文を見る
05月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○麻生委員 総裁選直後のことでもありましたので、テレビの前で、与党質問とはいえ、また小泉総理とやり合うのはいかがなものかと思って、差し控えさせていただきたいと思っておりましたけれども、政調会長としての義務だと筆頭に言われまして、それならばといってお引き受けをして、感じていること、...全文を見る
○麻生委員 自由民主党に対する支持率が減ったら、通常は他党の支持率が上がるはずなんですが、他党の支持率も上がらぬ。ただただどこも支持しないという比率はどんどんふえていく。無党派というのは巨大なものになってきたという、その巨大なものに目を向けていないという点につきましては私も同じよ...全文を見る
○麻生委員 総理は、自民党が変われば政治は変わる、政治が変われば日本が変わると言われ、総裁選挙の期間中そう言われ、党員、これは多くの国民の意見も代表していると思いますが、小泉候補に圧倒的支持を与えております。また、内閣の組閣が終わった後の昨今の世論調査でも八〇%を超す高い支持率を...全文を見る
○麻生委員 今日、国民の最大関心事は経済になっておるというのは世論調査を見ても明らかであります。そこで、経済問題に論点を移させていただきたいと思います。  昨今よくマスコミで取り上げられております、景気優先派、これも定義がかなりアバウトでいいかげんなんですが、構造改革派と二つに...全文を見る
○麻生委員 今の話のように説明できる人は、やはりなかなか代議士の頭の中にはおりませんので、やはり雑駁な頭じゃないところがいいところだなと思って、よく聞いていただいた方も多いと思いますので、大変感謝を申し上げます。  私は、なぜこのミクロ経済とマクロ経済の話をするかというと、皆さ...全文を見る
○麻生委員 同じような考え方を持っている人に質問をするというのは非常にばかばかしく聞こえるので、聞かれている方もあんたはわかっとるやろうがと言われたいところなんでしょうけれども、聞いておられる方は、ここだけの方が、全部わかっているという顔の方ばかりでもありません、そうじゃない方も...全文を見る
○麻生委員 今の御指摘は正しいと、これも同じような話でちょっとあれなんですけれども……。同じ人に質問するというのは本当に難しい。  今の御意見の中で、例を引いた方がわかりやすいと思うのですが、基本的には、今日本で規制というものが非常に強い、法律がある、保護している、例えば、具体...全文を見る
○麻生委員 立派な答弁でありがとうございました。  そこで、この今回の予算委員会に当たって、経済のところに関してぜひもう一つ確認をしておきたいことが一個あります。教科書問題です。  これは、去る四月、平成十四年度から使用されますいわゆる小中学校の教科書の検定結果というのが発表...全文を見る
○麻生委員 基本的には、誤りがなければ、歴史的認識は当然従来と変わりないものと考えているんですが、少なくとも、政府のこれまでの歴史観とか歴史認識に相反するものだという認識がよく言われているんですが、今回の検定について、特定の歴史観、歴史認識を持つ教科書が合格したということが政府の...全文を見る
○麻生委員 次に、外務大臣に伺います。  就任時の記者会見のインタビューで、新しい教科書をつくる会について触れられた中で、まだああいう教科書をつくって事実をねじ曲げようとする人がいるとして、問題があるという趣旨の発言をされたと報じられております。また、先日の報道によれば、閣僚懇...全文を見る
○麻生委員 ありがとうございました。  ここのところで、非常に大事なところでして、これは閣内不一致になりかねない騒ぎなんで、外務大臣、一言だけ御忠告を申し上げておきますが、就任直後のインタビューでの発言につきましては、先日の衆議院本会議の答弁だったと思いますけれども、まだその教...全文を見る
05月25日第151回国会 衆議院 本会議 第32号
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○麻生太郎君 私は、自由民主党、公明党並びに保守党を代表し、ただいま議題となりました緊急経済対策関連法案に対し、総理大臣並びに関係大臣の御見解を伺いたいと存じます。(拍手)  日本経済の再生を図る上で、不良債権問題の最終処理、証券市場の構造改革など、各般にわたる我が国経済の高コ...全文を見る
10月01日第153回国会 衆議院 本会議 第2号
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○麻生太郎君 私は、自由民主党を代表し、小泉内閣総理大臣の所信表明演説に対し、質問をいたします。(拍手)  西暦二〇〇一年九月十一日をもって世界の安全保障に対する枠組みは根本的に変わったと、後世の歴史家はそのように表現すると思います。従来の、国家、民族、宗教、地域といった次元と...全文を見る