麻生太郎

あそうたろう

小選挙区(福岡県第八区)選出
自由民主党
当選回数14回

麻生太郎の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第156回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○麻生委員 自由民主党の麻生太郎です。(発言する者あり)ありがとうございました。  質問の予定していた外で甚だ恐縮ですけれども、けさ未明、午前二時半近くまでかかっていたと記憶をいたしますけれども、一時十五分ぐらいから約七十五分にわたって、アメリカ国務長官コーリン・パウエルの国連...全文を見る
○麻生委員 二時過ぎだったと思いますが、ほぼ最後の段階でパウエル長官が、一四四一は戦争に突入するための決議ではない、平和を守るための決議であると述べておられた認識は、私も正しいと思いますし、みだりに戦をけしかけるような言動は厳に慎むべきというのは当然だと思っております。  しか...全文を見る
○麻生委員 ありがとうございました。  それでは、今回提出されております政府の平成十五年度予算原案につきまして、主に経済不況問題並びに教育問題等々について質問をさせていただきたいと存じます。  まず最初に、これは担当の塩川大臣もしくは竹中大臣にお答えいただきたいと思いますが、...全文を見る
○麻生委員 基本的には、いわゆる実需不足、名目成長、実質成長率、デフレということだということを言われたいんだと存じますが、私は、基本的には、デフレも結果であって不況の原因とは言いがたい。  不況というものは、少なくとも我々は過去七十年間デフレをやったことがありませんので、デフレ...全文を見る
○麻生委員 土地税制というものにつきましては、これは、基本的にバブル以前の土地税制と今とは全く違っておりますので、その意味で、かなり国税の部分では大幅に修正がされたところもあります、事実、あれ以後。だから、すべて全く動いていないというほど無知なことを申し上げるつもりはありません。...全文を見る
○麻生委員 今の話で、ちょっと重ねて、そういうことになっているんだとは思いますけれども、新しく借りたものの保証のほかにも、いろいろ過去、例えば売り掛け債権に関する融資とかセーフティーネット保証、特別保証、いろいろなものがあるんですが、それは全部、今度の十兆円の中では、その他の分も...全文を見る
○麻生委員 先ほど、最初、土地の話もしましたが、日本の場合は、基本的に、土地という担保に金を貸す、少なくとも、何か仕事をするからという、その事業に金を貸す、いわゆるプロジェクトにファイナンスするんじゃなくて、土地にファイナンスするという歴史が長いこと続いております。  プロジェ...全文を見る
○麻生委員 ありがとうございました。  次に、遠山文部科学大臣に話を聞かせていただきたいと思うのですが、教育基本法。  これは、総理大臣の過日の衆議院における所信表明演説にも触れられておられたと思いますが、まず、教育基本法の考え方について、基本的なところを拝聴させていただきた...全文を見る
○麻生委員 この教育基本法というものは、御存じのように、これは戦後、教育勅語にかわるものとして、昭和二十二年、憲法に先立つこと数カ月早く成立させた経緯というのがあるんですが、時代背景は、もう御存じのとおりで占領中という状況。また、それ以後の国際情勢はもうえらく変わっておるのは御存...全文を見る
○麻生委員 今の大学法人関連で、特区に関係をするところだと思いますので、鴻池大臣に次に伺ってみたいと思います。  日本の場合、大体カリフォルニア州一州ぐらいの国土面積ということもこれあり、大体、全国何でも一律にやることになっております。時差でも結構、正確には二時間少々時差がある...全文を見る
○麻生委員 基本的には、これはいろいろ成功例もあれば、多分失敗例も出ると思います。それは構わぬのであって、少なくとも、カリフォルニア州で電力の自由化もしくは通信の自由化をやって失敗しました。あのカリフォルニア州の例は州でやって失敗だったと思いますが、それを反省材料にして、テキサス...全文を見る
○麻生委員 それでは、最後になりましたけれども、やはり今いろいろな意味で、敗戦後五十七年もたちましたし、冷戦も終わったし、世紀も変わったし、いろいろな意味で世の中が変わって、アメリカも一九三〇年代以降初めてのデフレ傾向を示すところまでになるほどの騒ぎというので、いろいろな意味で情...全文を見る
09月29日第157回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 郵政事業の民営化の件につきましては、当然のこととして、小泉内閣の基本方針に沿って取り組んでまいります。  郵政事業の民営化という問題は、国民生活に大変深いかかわりのある問題でありまして、さきに行われました総理の郵政事業の民営化にかかわる懇談会において案...全文を見る
10月01日第157回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○麻生国務大臣 郵政の民営化というのは、基本的には、民間でできるものは民間にというところが本来の目的と思っております。
○麻生国務大臣 民間の銀行にするという話を聞いたわけではありませんので、民間の銀行にするという前提で話をされるとちょっと話は込み入るんだと思いますが、基本的には、総理のいわゆる郵政民営化に関する例の懇談会の中に出された案というのがいろいろ出ておりましたが、ああいったものを踏まえて...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる、御存じのように、今から郵便貯金というものの話は、二百五十兆、二百二十兆か、簡易保険が百三十兆、合計約三百五十兆だと思いますね。そういったものにつきまして、今後それを民営化して運営していくに当たっては、考えておかねばならぬ点は三つだと思っております。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 今の御意見につきましては、繰り返しになるようで恐縮ですが、過日行われました郵政民営化に関する懇談会、総理の諮問機関で出された案でも、三案出されてきておりますのは御存じのとおりです。三つ、案がもう既に出されております。その案がそれで正しいのかどうか、最終案にそれを絞...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には民営化するという前提で事が進んでおるわけですから、その方向につきましては、別に法律違反でも特にないようだと存じますので、基本的には、総務大臣の立場といたしましては、金融担当大臣等々とも十分話をさせていただいた上でやる。別にやらせていただいて法律違反ではな...全文を見る
○麻生国務大臣 今、バランスがとれていないというお話だと思いますが、どの点でメリットがあり、どの点でバランスしているかどうかというのは、別の問題として、トータルで考えてみないといかぬところだと思っておるんですね。  公社が行っておりますいわゆる簡保というのは小口対象でありますの...全文を見る
○麻生国務大臣 今二万四千カ所の中で、少なくともメリットがないところはさっさと閉めるというようなことが、民営化された場合にそれが当然のごとく行われると、結果として国民にデメリットが出てくることになる。そういうことが起きないようにした上で、どうやって民営化するかということを考えるべ...全文を見る
○麻生国務大臣 商売をなさったことがおありになる上で、ちょっと返答させていただきますので。  商売をいろいろ私の場合もしてきましたのでわかりますが、不採算だから即切るなんというほど単純な話ではありません。不採算なところでもやらねばならぬというところもありますし、将来そこが開発さ...全文を見る
○麻生国務大臣 預金保険を取らないというお話は民主党案ですか。(枝野委員「我々は取るべきだと言っているんです」と呼ぶ)私どもも、取らないという話が答申に出たことはまだありませんので、今それを検討すると言っている話ですから、先ほど申し上げたように、預金保険料等々につきましても今から...全文を見る
○麻生国務大臣 民間参入をしたい、全国的なサービスをできるという前提でやろうとしている業者というのがいろいろおありになったんだと思いますが、やってみた結果、採算が合わないと思われたからだと思います。
○麻生国務大臣 ユニバーサルサービスで、全国一律というサービスというのをずっとやってこられた。これは、郵便制度ができましてこの方ずっとほぼ同じ制度が続いてきたということだと思いますが、極めてその内容はいろいろありますけれども、はがきの値段も諸外国に比べてそうむちゃくちゃ高いわけで...全文を見る
○麻生国務大臣 今、内閣の一員としては当然だと思います。
○麻生国務大臣 内容をよく、私はそのテレビを見たこともありませんし、本人の意向を聞いたこともありませんので、今のこの段階で罷免をするなどという言葉を使うほど、私もそれほどのぼせておりませんので。
○麻生国務大臣 私もその話は初めて伺いましたが、多分、局単位ぐらいのところでは間違いなく出せます。ただ、二万四千全部に出せと言われるとなかなか難しいかなと思いますけれども、局単位では出せると思います。
○麻生国務大臣 民営化に積極的な賛成論者であるがゆえに指名されたと思ったことは一回もありません。
○麻生国務大臣 これは、ちょっと原文をよく読んでいただかぬとならぬので、えらく時間がかかることになると困るでしょう、あなた。だから、はしょった方がいいでしょう。そうすると、はしょるということは、また誤解を生むから、だから、この種の話は、後で書類か何か差し上げて読んでいただいた方が...全文を見る
10月02日第157回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 事務引継をいただいたことは確かですけれども、それを十分に消化するほど頭脳の方がいまいち、片山大臣ほどあるかどうかはちょっと保証の限りではありませんので、あらかじめお断りを申し上げておきますが。  今、三大臣の合意の事項の内容というのは、もう今、河村大臣...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 岩城先生、市会議員、県会議員、市長、もうやっておらぬのは知事ぐらい、あとは皆やられたので、地方自治のことにはえらくお詳しい方なので、お詳しい方から私の方がテストされているみたいな立場なんだと思っているんですが。  基本的には、今言われたように、三千百の...全文を見る
10月03日第157回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○麻生国務大臣 総務委員会の審議に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げさせていただきたいと存じます。  総務大臣を拝命いたしました麻生太郎です。  総務省は、御存じのように、国民生活に密着した、極めて幅の広い行政分野というものを所管しておる役所でもありますし、日本の行政の基...全文を見る
○麻生国務大臣 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律及び二千五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、一般職の職員の給与に関...全文を見る
○麻生国務大臣 直接要請を受けたわけではありません。まだ着任をして四日か五日ですから、とてもさようなわけには、そこまでいっておらぬのですけれども。  この考え方につきましては、地方分権改革推進会議が示しております十一項目に含まれております国庫補助金等について、あちらの方では、簡...全文を見る
○麻生国務大臣 所変われば品変わるという話があるところかもしれませんけれども、今言われたお話ですけれども、その十八兆の数字の中を全部洗ったわけではありませんので、玄葉先生の言われるように、それがちょっと、今すぐこの場でいいとか悪いとか申し上げるわけにいかないんですが、今、知事会の...全文を見る
○麻生国務大臣 三位一体と書いてありますとおり、これは三つ一緒にやらぬとどうにもならぬので、一部だけというような話ではない、そのように思っております。
○麻生国務大臣 基幹税というものの定義、基幹税という言葉はつくられた言葉であって、基本としたものがあるわけではないんですが、景気変動に余り影響を受けない税ということになりますので、消費税、住民税等々の景気変動を余り受けないという論をもって基幹税というように理解をしております。
○麻生国務大臣 法律で決められておるという前提に立っておりますので、義務的経費につきましては、決められた額を決められたように渡すことになります。
○麻生国務大臣 今、いわゆる三千百と言われる資料があるんですが、今そこに紙をお渡ししたと思うんですが、これでいきますと、簡単に言えば、人口五千人未満のところですと、その一番左側になるんですが、一人当たりの財政支出が約百万円を超えるということになります。それがずっと下がって、一万人...全文を見る
○麻生国務大臣 強制的にするつもりもありませんし、これはやはり基本的にはみずからやっていただくので、三千人のまま名前にこだわったり、いろいろな理由で、その地域の歴史的な理由もあったりして、こだわったところでどうしてもなるところは出てくることもこれは十分考えられると思っています。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 イエスかノーかであれば、スケジュールに沿ってやりたいと思います。
○麻生国務大臣 これは、ついこの間まで政務調査会長をしておりましたので、それを、公約をつくる方の立場にいたときの習慣がまだ抜けていない点も多々、なきにしもあらずですが、私としては、これは大変やろなという感じは正直いたしますので、よくよくこれは国民的論議を踏まえにゃいかぬと、総理も...全文を見る
○麻生国務大臣 これから先は、実際、もう公約を書く立場に私なくなりましたので、これはちょっと、総務大臣としての発言、いや、それは個人としてと言われても、やはりここは総務委員会で聞かれておりますので、総務大臣として、党としての公約にどうのこうのと言える立場にはもうなくなりましたので...全文を見る
○麻生国務大臣 一面当たっていると思いますけれども、同時に、逆に言わせていただくと、これを担当いたします委員会との詰め等々はきちんとしたわけではまだありませんので、今の段階で答えられるという段階にはありません。
○麻生国務大臣 結構歯切れよく答えているつもりなんですが、なかなかそういうぐあいに御理解いただけないところは残念ですけれども、立場として言わせていただければ、今申し上げた以上のことにはならないと思います。
○麻生国務大臣 ごもっともな点もあろうかと思いますので、努力はもちろんいたします。  国民的論議を踏まえてというところが一番肝心なところで、国民的論議を踏まえるという点につきましては総理の所信表明でも何度か言っておられますので、そういったところも踏まえて公約を実現するということ...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、国民的論議を踏まえというところでやっていかないかぬと思っておりますが、期限を切るというのはマニフェストとしては正しいということを民社党が言っておられますので……(発言する者あり)民主党、済みません。十九年までと言って年次を切ってというのは、一つのやはり...全文を見る
○麻生国務大臣 政党の方から聞かれたらと。聞かれたら、小泉総裁の線に沿ってぜひということを言われる立場です。
○麻生国務大臣 「今」について今お答えを申し上げますが、「今」という言葉を言ったのがそんな、ちょっと余りそんな意識なく今と言ったんだと思いますが、内閣の一員としてという意味だと、文脈からいったらそういう理解が正しいと思っております。  内閣がかわったらということは、全然私は期待...全文を見る
○麻生国務大臣 武正先生、常識的にはやはり法律がその段階では通っていると思われますので、法律が基本的には成立している、その法律の前にという話になるとまた別の話かもしれませんけれども、常識的には法律が通っておりますので、法律が通っておった場合は、仮に政権がAからBさんに同じ党内で移...全文を見る
○麻生国務大臣 昔、共和党でしたか、ニュート・ギングリッチというアメリカの人がいたんですが、今どうしたか、やめたかな、これが、国民との契約というのを、コントラクト・ウイズ・ザ・ネーション何とかいう、ちょっと正確な訳は忘れましたけれども、そういったのをやって、今言われたような話をさ...全文を見る
○麻生国務大臣 三月と比べて、この半年の間にある程度変わったものは株価だと思っております。また、資産価格の下げ幅が大分おさまってきたというところも二つであります。機械受注が大幅にふえて、結果として設備投資もふえてきたというようなのは、この半年間の中における景気状況の一番の違いだと...全文を見る
○麻生国務大臣 国債発行額いわゆる五百四兆円というもののうちで郵貯、簡保は約百十四兆円ぐらいだと思いますが、これは、基本的な考え方は、政府に言われて強制的に買わされているわけではないので、自主運用の中から郵政公社が決めてやっておられるという形になっておりますので、預かっている金の...全文を見る
○麻生国務大臣 今、こういったものが仮に民営化をされるということになりますと、基本的にはBIS規定の対象になり得るということになる。そうすると、それの場合の自己資本比率は、国内だけでも四%。四%という基準がいいか悪いかはまた別の話ですよ。これは単なるBISの規定に金融庁が乗ってそ...全文を見る
○麻生国務大臣 幾つか御質問があったと思いますが、八割というところの話で、事実、数字からいきますとそういうことになって、いろいろ、緒方貞子さん初め幾つかの方々は民間、あの方も公務員かと言われると、国連の職員だったとかいろいろな言い方はあるのかもしれませんが。  基本的には、適正...全文を見る
○麻生国務大臣 大企業と地方、中小企業、いろいろこの三月の決算を見ておりますと、かなり同じ大企業の中でも勝ち組、負け組の差がついた。それから、地域におきましても、東京にかなり勝ち組が寄ってきて地方に負け組という形は、数字の上ではそのようになっているということでもありますし、また、...全文を見る
○麻生国務大臣 民間給与が下がったのが景気が悪いからというのは確かにあろうかと思いますが、同時にデフレーションというのが、やはり中国等々が、冷戦構造崩壊後、安くて若くて優秀な人材を大量に出せるようになったというのが、非常に賃金を引き下げるのに大きな影響を与えたということは、ドイツ...全文を見る
○麻生国務大臣 一案、二案、三案というのはごらんになっていますね。知っておられるんですね、あれは。  基本的には、私は、あの一案というのは、問題の先送り、もしくはほぼ現状維持という非難は免れないと思っております。  それから、第三案につきましては、いわゆる座長が出されたという...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、二万四千という支店網というのは物すごく大きいですよ。かつ、地方の行政が、町村合併等々で、三千百ありますものが、半分としても千五百ぐらいに減る。過疎地におきましては、いろいろな意味で行政サービスを受ける最低限の役場がなくなるかもしれぬという話ですから、そう...全文を見る
○麻生国務大臣 御心配の点はもっともだと思うんですが、ちなみに、東京都二十三区を見ますと、銀行の支店は、約六八%が銀行で、残り三〇%、三一%ぐらいが郵便局ということになるのとちょうど反対側で、過疎地域におきましては、郵便局が約七五%、銀行等々が二五%という比率になっておりますので...全文を見る
○麻生国務大臣 公務員の給与の引き下げというのは、基本的には人事院勧告に基づいてやられる部分だと思っておりますので、その意味では、公務員の給与が高過ぎるのではないかと言われた時期もありましたけれども、今回、そういった意味では、公務員の給与というものは民間の所得、給与に合わせていく...全文を見る
○麻生国務大臣 かつて人事院が出した七百五十万という資料があるのは知っていますが、今、たしか公務員は四百三十万ですかね、たしか国、地方合わせまして公務員の方は四百三十万、就業者人口五千三百万かな。だから、それのうち四百三十万の人の給与が約二%下がったら影響が全然ないなどと言うつも...全文を見る
○麻生国務大臣 人事院総裁に聞いていただいた方がいいと思いますけれども、ゼロとは言いませんけれども、それが丸々、公務員にすべて合わせているという感じはありません。民間のに合わせるというのが人事院の通常の立場だと思っております。
○麻生国務大臣 企業としては、国際競争力の足を引っ張っておる最大のものは人件費という認識だというのはよくわかるところでもありますので、公務員の給与を利用しているという御意見なんだと思いますが、それはゼロとは言いませんけれども、かといって、では公務員の給料を上げろという話が今の時代...全文を見る
○麻生国務大臣 後で答えてもらいますが、不利益遡及という点を、昨年、去年のいわゆるこの法案審議の過程においていろいろ議論がなされたのを背景にして、たしか附帯決議がつけられたと記憶します。その附帯決議は、「年間における官民給与を均衡させる方法等を決定するに当たっては、職員団体等の意...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、今御指摘のところの若者自立・挑戦プランだったかな、挑戦プランと言ったと思いますが、あのプランの話とこの採用者数の問題は直接結びつくという話ではありません。  ただ、基本的には、今、各社リストラをして、中高年やら何やらリストラしている最中に、新しい方をな...全文を見る
○麻生国務大臣 早稲田だったか東京大学だか、東大だったと思いますが、東大の五月祭でしたかね、そのときだったと記憶をいたしますけれども、そのときの発言だと思いますが、これにつきましては、その後いろいろ話題を供しましたので、基本的にはかつての村山内閣総理大臣談話並びに橋本総理大臣の訪...全文を見る
○麻生国務大臣 御質問の趣旨がよくわからないので、ちょっと、もう一回言っていただけますか。
○麻生国務大臣 これは、先ほど村山談話を例に引いたと思いますが、我が国が行った植民地支配により、その地域の人々に対し多大な損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受けとめ、反省と心からのおわびの気持ちを表明するという言葉が多分村山談話だと思いますので、先ほど村山談話を踏まえと答...全文を見る
○麻生国務大臣 住宅というものは、最も消費を喚起し得る、幅の広い問題だと思っております。したがって、住宅投資が幅広く喚起されるためには、少なくとも税制改正をするとか、いろいろな意味で、昨年末、住宅関連、相続税等々の税制も改正をさせていただいたところです。  土地も少し下げどまっ...全文を見る
○麻生国務大臣 例えば、住宅金融公庫が使える金というものの使用を狭めれば住宅着工件数が減るということになります。それは、すべてが住宅金融公庫じゃなくて他の銀行から借りた分もありますけれども、住宅金融公庫でないと離島にはなかなか金は貸してくれないとか、いろいろな条件が、固定金利で長...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのことかと思いますが、構造改革をするということに反対しているわけではありません。これが一番の問題点だと思いますので。だから、根本的なところは、構造改革はせねばならぬ。  構造改革をするに当たって手法にいろいろ問題があるという意見の違いがいろいろ出てくるのま...全文を見る
○麻生国務大臣 二点のお話があったと思いますが、最初の点につきましては、何度も申し上げましたように、小泉内閣の方針に従って取り組んでいくことにいたしております。  私どもの考えで、一案、二案、三案、先ほど春名議員にもお答え申し上げたと思うんですが、あの三案だけという話ではないの...全文を見る
○麻生国務大臣 三位一体の評価ですか。(重野委員「はい」と呼ぶ)画期的なことだと思います。税制、財政等々、これだけ大きな改革をやったのは、多分、過去、少なくとも敗戦後初めて、これだけ大きいのはないと思いますね。  そういった意味では、今から物すごく頭の痛い話ではありますけれども...全文を見る
○麻生国務大臣 三位一体、これは大体キリスト教の用語で、父と子と聖霊の御名によって、三位一体という言葉が突如として役所用語になったのは驚きましたけれども、この三位一体という言葉はまさにそのとおりでありまして、これは地方交付税だけ先にやるとか、一つだけやるというようなことはいたしま...全文を見る
10月07日第157回国会 参議院 総務委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) このたび、総務大臣を拝命させていただきました麻生太郎です。  総務委員会の御審議に先立ち、一言ごあいさつをさせていただきます。  御存じのように、総務省は国民生活に密着した極めて広い行政分野を所管し、我が国の行政の基本的構造に大きな責任を有する役所で...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律及び二千五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明させていただきます。  まず、一般職...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、これまでもいろいろ委員会で慣行がおありなんだと思いますので、ちょっと私の方でこれを出せということが理事会等で決定されれば、それはそれなりに対応させていただきますけれども、今ちょっと、今までの慣行に従っているんだと存じますので、ちょっとこの場でノー...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 打たれ強いというお話は総理御自身の口から、電話をいただいたとき、何回か電話をいただきましたので、そのたびに言われましたので、その定義につきましては、体つきからいって片山大臣に比べたら打たれ弱いんじゃないかと、体型からしてそう思うんですけれども、ただ、その...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず最初に、陣内先生がたしか委員長だと思いますし、幹事長は吉村剛太郎先生だったと思うんですが、一応の知識はないわけではありません。  今お話があっておりましたように、国対的に言えばと申し上げたと記憶しますが、この種の法律を大幅に変えるとなると、多分膨大...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはそれこそ三位一体でやらぬといかぬところで、三位一体というのは、元々これはキリスト教の用語で、父と子と聖霊との御名によってというのから始まったんだと記憶しますけれども、いつの間にかこれが法律用語に変わったのは初めて、つい最近知ったんですけれども、やっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の人事院の勧告につきましては、今、委員御指摘のとおり、このところ民間給与というものは極めて厳しいことになっておりますので、そういったものを反映したものだと思っておりますので、完全実施ということに、を実施せざるを得ない状況だと私自身はそう思っております...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 答弁の内容を、この間、今、この御質問が来ておりましたので、答弁の、当時、松沢成文、民主党の委員の会社に対する答弁が当時なされておりますが、一里塚の発言についてということで、小泉大臣の方から、今出している法案は郵政公社化のための法案なんであって、信書便も含...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 田中座長の、田中直毅という座長が総理の郵政何とかに関する委員会という委員会の座長をしておられるので、御存じのように、諮問された問いに対する答申が三つ、案が出されております。その第一案はほぼ現状どおりで、国が親会社みたいな話、それから二つ目がその中間案で、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 郵政公社化の問題につきましては総務大臣が担当ということに相なります。
○国務大臣(麻生太郎君) 総理の所信の中にもありましたように、国民的論議を踏まえてこの問題を担当するということになっておりまして、経済財政諮問会議においていろいろ検討するに当たっては総務大臣とよく協議の上ということになっておりますので、その意味からいくとやっぱり総務大臣も、その意...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地方で、いわゆる特定郵便局等々で集めたお金がいわゆるその地域で使われることなくすべて一括して国に入り、国から財投みたいな形で全体として配られる等々な金の流れというものが、民営化されることによって、そういった財投とか国債というものに配慮しつつもその金を地方...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 郵政公社が民営化されることによって、今、日本にあります都市銀行を含めまして金融機関等々においては、そこに民営化された一つの大きな金融機関ができるということは、いろんな形で銀行側にとりまして、金融機関側にとりましても刺激を受け、競争が促進される等々のメリッ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 控え目に物を言っている麻生太郎だと思っていたんですが、そういう評価があることに関しましては、改めてちょっと考え直さないかぬなと自分ながら思っておりますけれども。  今言われましたように、議員御指摘のように、やっぱり政府の責任がゼロと言うつもりはありませ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 経済成長並びに景気の回復というのは大きな問題だと思っておりますので、基本的に給与の話だけに絞られると今のような話になりますけれども、これは経済全体の話だと存じますので、経済全体がやっぱり縮小均衡に向かうということは、これは避けねばならぬというところだと思...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、やっぱり三位一体という、三つ一緒にというように理解しなくちゃいかぬのだと思いますが、税源移譲という点は確かなんですが、これも大事なところですが、税源移譲されても過疎地とか大都市とでは、もう税源移譲されても、税金を取る相手の人口...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、地方の時代というのは、多分地方自治体間でこれは競争するということを意味するんだと思っております。したがって、地方自治を経営する能力の悪いところ、あるところにはこれは差が付いてくるということになりますので、そこのところは選んだ住民が、そんな経営能...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる天下りにつきましては、先ほど中島総裁の御認識のように、やっぱり国民の間に厳しい批判があるということは確かなんだと思っております。今まではなかった、ところが急になったという部分と、今までもあったけれどもなかなかそれが表に出てこなかったというところと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 物すごく大きな問題なんだと存じますが、今、約三千二百あります市町村を三分の一として仮に千、半分にして千五百ということになろうかと存じますが、まず小さな話から言わせていただければ、五千人以下の町村におきます一人頭の歳出というのは約百万円を超えております。そ...全文を見る
10月08日第157回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) このたび総務大臣を拝命いたしました麻生太郎です。  当委員会には、かねてより御高配をあずかっておりまして、心から厚く御礼を申し上げます。  選挙、御存じのように民主政治の基盤を成すものであります。したがいまして、選挙制度並びに選挙資金制度を所管する総...全文を見る
11月26日第158回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に民営化という問題は手段でありまして、目的は民営化が目的ではないというのはもう林委員よく御存じのとおりです。  これまで地方で特定郵便局等々において郵貯として集められたお金が、その資金を運用するに当たっては、いわゆる中央においてそれを配る、財投に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 敬けんなカトリックとしては、三位一体という言葉を聞いたときには正直驚きました。(「カトリックか」と呼ぶ者あり)洗礼、聖体……。  委員外発言を止めるように言ってください。
○国務大臣(麻生太郎君) 法律用語になっておりますので、それこそ父と子と聖霊一体ということを言っておるわけですから、これもいわゆる税源移譲、また補助金、交付税の三位が一体ということでこの表現になったんだと思っております。本当に申し上げて、これは三位は一体でないとなかなかいかぬとこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そちらもお出しいただきましたので、皆さんよりはもうちょっと金の掛かったやつで、基本的には同じことを書いているんですが、分かりやすいようにと思って、こういう形になります。(資料を示す)  基本的には書いてあることは同じなんですが、初年度に一番掛かりますと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の第四十三回衆議院の選挙において、福岡市、野田市等々、あの千葉県の野田市ですけれども、ここにおいて不在者投票の投票した箱、いわゆる票が開票所に送致、送る漏れがあったという事件でありまして、これは新聞に幾つかもう既に報道がされておりまして、これは誠にあ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃりたいことはよう分かるんですが、基本的にはこれは、下水道はいわゆる石原大臣のところ、そして農業の集落排水は農林省、そして今の合併浄化槽は環境省ということで、三省分かれて、これそれぞれ監督官庁が違うというところがなかなか話が難しいというのがそもそも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 済みません。  平成十三年度決算の汚水処理費の、処理費は総額で二兆三百四十九億円のうち、三百四十九億円ということになっております。汚水処理総経費です。