麻生太郎

あそうたろう

小選挙区(福岡県第八区)選出
自由民主党
当選回数14回

麻生太郎の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第164回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 第百六十四回国会の開会に際し、外交方針について所信を申し述べさせていただきます。  我が国外交を支える理念は、戦後日本の歩みを貫いてきた考え方に同じであります。自由と民主主義、基本的人権と市場経済を重んじる思想であり、我が国は今後とも、人類が歴史の中で...全文を見る
01月20日第164回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 第百六十四回国会の開会に際し、外交方針について所信を申し述べさせていただきます。  我が国外交を支える理念は、戦後日本の歩みを貫いてきた考え方に同じであります。自由と民主主義、基本的人権と市場経済を重んじる思想でありまして、我が国は今後とも、人類が歴史...全文を見る
01月24日第164回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 重野議員から三問ちょうだいをいたしております。  まず、中国、韓国との関係及びアジア外交につきましてのお尋ねがあっておりますが、豊かで安定したアジア地域の実現というのは、我が国の安全と繁栄という意味におきまして不可欠であります。特に、隣国であります中国...全文を見る
01月26日第164回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○麻生国務大臣 玉沢先生の御説を非常に慎重に拝聴させていただきました。  中国の話が出ておりましたけれども、中国が最近経済的に大いに発展し、かなりの、昔で言う万元戸、今で言いますいわゆる新興勢力の方々が、特に沿海州、いわゆる沿海部の方で経済的に繁栄をされておられる方々が多く出て...全文を見る
○麻生国務大臣 まことにごもっともな御説だと思いますが、これはちょっと、これから先は多分経済産業大臣やら防衛大臣の担当のところなのかもしれませんが、御存じのように、石油一リッター当たりの生産効率というものがどれくらい高いか低いかによってその国の経済力は非常に大きく違います。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年の十二月に第一回の東アジア共同体サミットというのが開かれました。これは、従来のASEANプラス3に加えまして、インド、オーストラリア、ニュージーランド、この三つが入ったところが非常に大きな意味があると思っております。この地域におきましては、ほかにもAPECとか...全文を見る
○麻生国務大臣 ごもっともな御質問だと思いますが、内容をちょっと読んでいただくと、これは十四件書いてあると存じますけれども、この中で、いわゆる原子炉についての事故というのではなくて、座礁したというのが書いてありますし、泥酔して何とかしたとか、大体、原子炉と全然関係ないところが約四...全文を見る
○麻生国務大臣 今、一昨年のBSEの協議の話が出されておりますけれども、松本先生は英語がおできになるという前提で、シェアド・ザ・ビューと書いてありますので、認識を共有したということを意味しておりますので、これは誤訳でもなければ何でもなく、合意したとは書いてなく、シェアド・ザ・ビュ...全文を見る
01月27日第164回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○麻生国務大臣 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、外務大臣として、平沢委員長初め委員の皆様方に一言ごあいさつを申し上げます。  北朝鮮をめぐっては、拉致問題を初め核、ミサイル問題等の諸懸案が存在し、その早期解決は日本外交の最優先課題の一つであります。...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、この日朝政府間協議というのは実に一年ぶりということになります。長い間の中断を経て、昨年の十二月に日朝政府間協議において立ち上げに合意し、第一回協議の開催というものにつきまして、二月の四日ということを本日発表することに至りました。  政府...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、私どもの考え方は対話と圧力でありまして、対話だけでは事が進まないということになった場合は、いろいろこれまでも圧力というものは、国連等々において私どもは、拉致、アブダクションという言葉が正式に国連の総会において取り上げるというところまで至った等々は明らか...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、北橋先生も御存じなんだと存じますけれども、今、この北朝鮮との間の貿易もしくは金の流れというのを、この数年間の流れを見てみますと、かつて輸出、四年前百六十六億、今六十二億、約百億以上もう既に減っております。同じく輸入も、二百八十七が百三十四、合計で四百五...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘にありましたように、昨年の十二月の六日、齋賀富美子という外交官を人権担当の大使に任命をしたところであります。  既に韓国に訪問したり、いろいろいたしておりますけれども、今言われましたように、レフコウィッツというアメリカの人権大使等々と、短時間ながらいろい...全文を見る
○麻生国務大臣 まだ二月の四日にスタートする前からほとんどできないかのごとき前提で話をする立場に我々ありませんので、できなかったらどうするという話でなかなかお答えはしにくいんです、正直なところ。何だ、おまえら、最初からやる気がないのかと向こうから変なことを言われてはかないませんの...全文を見る
○麻生国務大臣 引き継ぎの中にもありませんでしたし、初めて聞いた話だったので、ちょっと正直、面食らいました。
○麻生国務大臣 なかなか答弁がしにくいのは、相手が相手だからですよ。  私は、渡辺美智雄訪朝団というのに随行したことがあるんですが、日朝共同宣言というのを、共同声明を出すということになって、時間をかけて全部つくり上げて、発表三十分前に待ってくれ、そのまま翌日六時まで徹夜ですから...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもは、基本的に、まず全体会議で最初、お互いに顔を初めて見るところもありますので、向こうも代表が一応決まっております。私どもの方も、三つの協議にそれぞれ担当する責任大使というのを決めておりますので、それと全体との会議で、まずは全体会議。その後、個別に協議が始まり...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、六者協議と日朝協議、車の両輪みたいなものだということになろうと存じます。俗な例えを使わせていただければ、車の両輪ということになるんだと存じます。  ただ、問題なのは、核問題というものは、私どもにとりましては既に問題であります。少なくとも射程距離のところ...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的にはそういうことだと存じます。
○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、国連のいわゆる全体会議、総会において、八十八の国が賛意を表して、アブダクション、いわゆる拉致という言葉が正式にああいう場で使われたのは最初であります。そういう意味では、今回の採決というか、八十八カ国の賛成を得てあのようなことができたのは非...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、三つの委員会が立ちますので、その三つの委員会は担当の大使がそれぞれ違いますので、開かれる場所、時間等々に差が出るということはあり得ます、わかりますよね、三つ全然違いますので。したがいまして、その中で進行の速いところもありましょうし、遅いところも出てくる...全文を見る
○麻生国務大臣 我が方の成果は、これは拉致された方々の全面奪還、こちらに帰国、そして真相究明、そして、いわゆる拉致をしたと私どもが疑いを強く持っておりますそういった犯人たちの引き渡しができると、私どもとしては非常によかったということになるんだと存じます。  他方、向こう側にして...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、この話は、政府が一貫して申し上げておりますように、拉致されておると思われる人数、正確な数字ではありませんけれども、そういった方々が早期に帰国、そして真相が究明されなければいかぬ。  何となく話が、私どもとしては、どの話がどう本当なのかさっぱりわかりま...全文を見る
○麻生国務大臣 鍵田先生、やはり基本的には島国というので、余り外から、外敵からいわゆる襲撃を受けたことは元寇の役にさかのぼって、ないという国と、隣の国は全く道路を隔てたすぐ隣は外国人という国とでは、やはり基本的に物の考え方がまず違う、当然、何百年それをやってきておるんですから。そ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは主に法務省に聞いていただかぬと、そこのところは私どものあれではないので、入国管理は法務省の所管ということなんだと存じますが、少なくともその中で、まあ、パスポートというものを見て偽造パスポートということになったのであれば、それはそのまま強制退去ということになり...全文を見る
○麻生国務大臣 脱北者の話があっておりましたので。  脱北者の方々に関してきちんとすべきではないかという点は、まことに御説ごもっともなんですが、結構、脱北者というものが公になるのは果たしてその人たちにとって安全かという問題は十分に配慮しておかねばならぬ点だと思っておりますので、...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど松原議員の御質問にお答えしたところに一部関係しますけれども、経済の面でいきますと、日本との経済関係はざっと落ちているのに対して、それを中国の方がふえてきておりますから、それは基本的に、経済面、また、国境を隣接している、豆満江を初めみんなつながっております国境...全文を見る
○麻生国務大臣 中国との関係を大事にしておかねばならぬのではないか、まことにごもっともでありまして、私どもも、基本的には、中国との関係というのは大事な二国間関係の一つだと考えております。  今、政冷経熱というお話があっておりましたけれども、いわゆる統制経済をやっております国にお...全文を見る
○麻生国務大臣 中国は、六カ国の中で最も真剣なように、少なくともこの六者協議を見る限りに関しては最も真剣と思っております。この会議の開催を北京でやる、少なくともそれの議長を務める、そういったものに関して、少なくともアメリカに働きかけ、ロシアに働きかけ、最も積極的にやっておられる、...全文を見る
01月30日第164回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、中国を含みますアジアの地域で、いわゆる鳥インフルエンザの感染例というのは多く報告をされております。また、それが人から人へうつるという新型のインフルエンザにつきましては、まだ例が挙げられているわけではありませんけれども、先ほど言われましたよ...全文を見る
02月01日第164回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 義務教育のお話ですが、御存じのように、イギリスに先立つこと三年も早く義務教育制度を世界に普及させ、国費留学生という制度を世界で最初に考え出して、義務教育というものはいろんな形で、義務教育に限らず教育費に金を掛けてきたというのが日本の歴史。それは資源がない...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、この話はこの三人で、特に谷垣大臣と一緒に財政諮問会議等々でやってきましたんで、一番最後に言うと、また全然別のことを言うのもなかなか難しい、難しい立場にありまして、基本的には同じことを言ったって、さっき聞いたよって話になっちゃいますんで。  ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 比例区六十六、地方区六十六、合計百三十二議席、そのうち七十四議席が今度ハマスが取っております。したがいまして、連立内閣を組む必要のない第一党になっておりますんで、ハマスがこれは組閣をするというのは常識的にそういうことになります。  したがいまして、ハマ...全文を見る
02月02日第164回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 日米首脳におきまして、外交問題に関する想定答弁というのは当然作っておると存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) その中で例の朝日新聞の話につなげたいというお気持ちで最初に聞いていらっしゃるんでしたら、そうすると手間を省けると、そちらも時間もお使いでしょうから、そのことをお聞きになりたいための前提条件だというんですと、こちらも何回も立つのもあれですから、そちらも時間...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) その前に、コンドリーザ・ライスという長官と私との会談の間にも私の方から申し上げておりますが、科学と安全性の話を直接本人に申し上げておりますんで、それに沿ったいわゆる想定問答以外はありません。したがって、期日に関してはないということであります。
○国務大臣(麻生太郎君) なかったと記憶します。
○国務大臣(麻生太郎君) 私の場合は直接の担当ではありませんし、その首脳会談の現場に立ち会っていたわけではありませんので、今、中川大臣が言われた趣旨で答弁は作られたものだと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 家畜の輸入条件につきましては、外務省は関知をいたしておりませんので、分かりません。
○国務大臣(麻生太郎君) いろいろ話題になっておるのは知っていますけれども、基本的には、小川先生、私は靖国神社に祭られている方々の立場に立って考えてみると、今の時代と全然状況が違いますから、今から六十年前、それ以上の前の話ですから、あの時代、やっぱり国のため、家族のため、郷土のた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 小川先生、これは私人とか公人にこだわらなきゃいかぬところがそもそも問題なんだと思うんですね。状況を状況として、そういうのにこだわらずに行けるようにするというのが大事なのではないかというつもりで申し上げております。
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど、今おられませんか、小川先生の御質問、ああ失礼しました。髪の毛が白いんで、こっちに見えて、済みません、それじゃ。  小川先生、小川先生のあの答弁、御質問に対する答弁の中で、国のために、国のために、家族のために死んだ、家族、ああ、祖国のために死んで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 委員長の御指名ですので。  この資料を、私どもも知っておる、知らないわけではありませんし、ずっといろいろ事件があったということになっておりますが、私どもの、この中で、いわゆる原子力船におきます核の問題で、日本に約千二百回ぐらい来ておると思いますが、その...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) もう一回言ってください。
○国務大臣(麻生太郎君) 国外の事情まで詳しく知りませんが、アメリカ、この中で、アメリカの造船所の中のリペアリング、補修中に放射能漏れ等の事故があったというのはこの記録にあるとおりだと存じます。
02月06日第164回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○麻生国務大臣 輸入拡大イコール貿易量の増加ということになろうと存じますけれども、特定の国とだけということになりますと、同じ輸入拡大でも、石油の輸入拡大だけが続いて輸出がとか、前提条件がいろいろあると思いますけれども、基本的には、輸入が拡大され、輸出が拡大され、貿易の絶対量がふえ...全文を見る
○麻生国務大臣 これはなかなか、野党の質問だったらもうちょっと慎重にお答えしないと危ないところなんですが、十億円を出したところの会社の内容が、極めて法律論的に問題があるのではないかというような形での十億円の利益計上ということになりますと、組合の問題とか公害の問題とかいうのを全く無...全文を見る
○麻生国務大臣 FTA、EPAの話が今あっておりましたので、これは基本的には、農林の問題とか産業の問題でいくと、これは農水大臣もしくは経済産業大臣のところなんだと思いますが。  スピードアップの件が今挙がっておりましたけれども、これは、今、この二月の十何日からにも、日本とASE...全文を見る
○麻生国務大臣 全く御説のとおりだと存じます。  今、人材育成の話をされましたけれども、これは何も外務省の話だけじゃありませんで、今、例えば、総務省管轄下の自治大学校には毎年ベトナムから十数名官僚を送ってきて、官僚を育成しては戻す、育成しては戻すというのをずっとやっておりますし...全文を見る
02月07日第164回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○麻生国務大臣 疑惑を投げかけられている本人に説明責任がある、当然だと思います。  また、証人喚問等々のお話は、これはかかって院の話でありますので、外務大臣の私としてどうのこうのという立場にはございません。
○麻生国務大臣 ありがとうございました。真意を申し上げる機会がなくて一方的な話をやられると、こちらもたまりませんので。  まず、天皇陛下のお話につきまして御質問がありましたけれども、天皇陛下が参拝できる今状況にないというのは現状認識として皆さんお持ちだと思います。私としては、政...全文を見る
○麻生国務大臣 全くの所管外ですからと言ってとぼけちゃうのが一番いいのかもしれないと思わないでもないんですが、今御指名がありましたので。  消費税をいつどうするかという話が主眼なんでしょうけれども、三、四人にしゃべらせたら、閣内不一致と次に言いたいところなんだろうなと、気持ちは...全文を見る
02月08日第164回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○麻生国務大臣 基本的に、省内というか、いわゆる出先の大使館内のことに関する情報連絡を、暗号文等々いろいろな形をもちまして本省に連絡するをもって主たる業務といたしております。
○麻生国務大臣 今、まことにそういった可能性があるかという仮定を前提にちょっとお答えしにくいところですけれども、基本的に、電信官という立場にある者がいろいろな形で情報を漏らし得る立場にあることだけは確かです。したがいまして、それが、暗号、乱数表、乱数表の意味はおわかりと思いますが...全文を見る
○麻生国務大臣 本人の遺書というのは複数通ありました。その内容を開示するのは不適切だと存じますけれども、その内容を見ましても、国家を売るつもりはない等々の文章がございましたし、私どもも調べた上で、漏れている気配はありませんでしたし、また、本人が使っておりましたそれまでのシステムそ...全文を見る
○麻生国務大臣 お答えさせていただきます。  情報漏えいはありませんでした。
○麻生国務大臣 これは、かかって諜報、情報等々の話は、極めて、いわゆる安倍官房長官の言葉をかりればインテリジェンスということになろうと思いますけれども、総合的な意味でのインテリジェンスにかかわる話、公安とか諜報とかいう話でも部分でありますので、どのようなあれをもってやったかという...全文を見る
○麻生国務大臣 何となくいわゆる型どおりの、余りこの種のことに詳しくない人を送っていた、やらせたのではないかという御心配なんだと思いますが、きちんとしたプロを送って、その上で調べさせております。
○麻生国務大臣 査察報告は上がっております。
○麻生国務大臣 十六年五月と聞いております。
○麻生国務大臣 事件発生直後に外務省に直ちに内容が通告されたのも事実でありますし、今申し上げましたように、査察というか監察をさせて、五月に報告書が上がったのも事実でありますが、事件発生直後から昨年末まで、御指摘のとおり、外務省から官邸への報告は行っておりません。それで、本件が報道...全文を見る
○麻生国務大臣 私はその時点でこの問題に関しましては中国側への抗議等々も行っておりますし、当時の外務省としては、これは官邸に上げる必要はないというように判断した結果だと思っておりますので、それはその当時の判断として、見解の相違はいろいろあるんだとは思いますけれども、二年たった今の...全文を見る
○麻生国務大臣 この間、事件の発生直後から平成十六年の五月中旬以降、関係者に対してはそれぞれいろいろなレベルで申し述べております。回数も書いてありますけれども、そこらのところで私どもとしては、向こう側に申し入れたことに対して向こう側から、関係者の関与はしていないとする主張が向こう...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年の十二月の二十七日以降上げた報告書の一連の中で、いろいろなレベルでこれまでやってきたという報告は上がっておりますが、それに至るまでの間の御報告は、先ほど申し上げましたように、十二月二十七日前の段階では、今申し上げたような経過をずっと官邸に上げているということは...全文を見る
○麻生国務大臣 向こう側との交渉というかやりとりの内容でもありますし、我々としては、自殺に追い込まれたんじゃないかという私どもの言い分に対して、向こうは職務の重圧だという言い合いになった形になっておりますので、その段階で官邸に上げるべきかどうかというのは、判断のちょっと分かれると...全文を見る
○麻生国務大臣 当時の省内として、そういうことだったんだと理解をしております。
○麻生国務大臣 私どもとして甚だ遺憾だということは確かだと存じますけれども、やりとりをしている最中、まだ継続をしていることでもありますので、私どもの立場としては、私だったらどうとか、あの人だったらどうとかいう話をし始めると話が非常に混乱をいたしますので、私どもとしては、きちんとし...全文を見る
○麻生国務大臣 事件のまだ結果が出たわけでもありませんし、事件のまだ決着がついているわけでもありませんし、最初に報告すべきだったという点に関しましては、私もすべきだったと。今考えてみれば、その時点で言っておくべきではなかったかなという感じが、正直、私個人としてはいたしますけれども...全文を見る
○麻生国務大臣 前大臣からの引き継ぎというのがございますけれども、その引き継ぎのときに、引き継ぎというのは結構膨大にございますので、その引き継ぎの中にその話を直接伺うということはありませんでした。
○麻生国務大臣 その事件の当時の在職の大臣は御存じだったと存じますが、大臣に着任をいたしました十一月でしたか、それ以後、その種の問題に関して外務省から、この種の問題がという話を直接受けたことはありません。
○麻生国務大臣 当然のこととして、これが出た後、これはどういう話だということで、その問題に関して担当者を呼んで詰問をいたしたことは確かです。
○麻生国務大臣 懲戒等々の処分というのを申し渡したわけではありませんし、今この段階で申し渡すつもりも、今の段階ではありません。  ただ、私どもとしては、この種の問題については、少なくとも、仮にも館員が自殺に追い込まれるという事態は普通の事態ではない。そういう状況を考えて、直ちに...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも、その内容が直ちに本省にその日じゅうに伝達され、直ちに局長、官房長から上に上がっておるのは、翌日には既に上がっておりますので、その段階で隠ぺいしようといって、それだけ上がりますと、なかなか隠ぺいといったってそうはいかないということだろうと思いますので、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 だれでもおのれの失敗は隠したいものだとは思いますけれども、この種の話は国家の機密にかかわる重大事項だと思いますので、これは基本的に隠してどうのこうのという種類の話でもありませんし、確かにおっしゃるとおりに、インテリジェンスのいわゆる機密中の機密というよりは、このシ...全文を見る
○麻生国務大臣 この事件が週刊誌に出た後の話で私も知ったのは事実、その点について直ちに釈明等々のことがありましたけれども、これを隠ぺいして握りつぶしちゃおうということに関しましては、これはインテリジェンスの話ですので、中国の公安とやる話ですので、なかなか外に出にくいという種類の話...全文を見る
02月10日第164回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○麻生国務大臣 時間だと思いますが、質問をもう一回言ってください、安倍官房長官の質問をいきなり振られましたので。戦争責任を……。
○麻生国務大臣 にこにこするとにやけておると言われるし、なかなか難しいところですが。  戦争の責任ということに対しての主体がどうだったという御質問なんでしょうね、多分御質問になりたいのは。長々言っておられましたけれども、そういうことを聞いておられるんだと思うんですが、これは政府...全文を見る
○麻生国務大臣 戴秉国というこの方には、私は正直初めて会いました。ほかのもう一人が、あそこは武大偉という方がいらっしゃいますんですが、私はこの方と初めて会う機会をいただいたんですが、有意義だったと思っております。三十分の予定が一時間を超えたと思いますけれども、日中関係、国際情勢等...全文を見る
○麻生国務大臣 QDR、カドレニアル・ディフェンス・レビューということを知っておられるんだという前提で、正直言って物すごく膨大です。  実物を見て、最初から、もうページをあける気もなくなるぐらいたくさんありましたけれども、要約された文章がありましたので、その中について一応、四分...全文を見る
○麻生国務大臣 横須賀並びに神奈川県知事の方から、いろいろ御要請があっておったことはよく知っております。  ジョン・F・ケネディにつきましては、二〇〇八年だったと記憶しますけれども、これをもって廃艦、運航停止になるということをもって十二が十一というように理解をいたしております。
○麻生国務大臣 まず最初に、日米間では、二〇〇二年十二月の2プラス2以降、いわゆる現在におきます安全保障の環境におきます日米同盟のあり方を検討しようではないかということで協議を行って、昨年の二月に2プラス2におきまして日米間の共通戦略目標を確認ということになったと思っております。...全文を見る
○麻生国務大臣 原子力潜水艦のいわゆる事故等々を懸念されているというのは、機械であります以上、常に故障とか事故とかいうものは、いかなる機械であろうとも起こり得る。自動車でも軍艦でも皆機械というものは、そういったものはある程度危険は、ある程度負担を常に避けがたくあるものだと十分に御...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたエードメモワールにつきましては、そのほかにも政府声明等々、いろいろ安全性を保障してきておりますのは御存じのとおりですが、御存じのように、先ほど千二百回と申しましたけれども、一九六八年だったか以来のかなり長期間にわたる安全性とか安全運航の実績等々も...全文を見る
○麻生国務大臣 済みません、先ほどジョン・F・ケネディという空母の退役年数を二〇〇八年と申し上げましたけれども、二〇〇七年の間違いです。修正させていただきます。申しわけございません。
02月13日第164回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○麻生国務大臣 今御質問をいただきましたけれども、答弁に当たりましては、これは正確を期さねばならぬということですが、お尋ねの二月六日の委員会におきまして、今御指摘のありました委員の方から突然御指名をいただいて、たしか、十億円もうけたやつと十万円もうけたやつとどっちの方が偉いんだと...全文を見る
02月14日第164回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○麻生国務大臣 イラクの復興と民生の安定ということは、これはもう国際社会の平和と安定のみならず、日本の国益にも資するところというのは大前提だったと存じます。  御存じのように、イラクでは、フセイン崩壊後、いわゆるバース党という政権与党が雲散霧消したような形になりまして、イラク人...全文を見る
○麻生国務大臣 この種の話は、撤収、撤退時期が最も難しい、その手法も同様に難しいものだと思っております。  今、簡単に言って、十二月の十五日に選挙が終わって、まだ正式に政府がきちんとでき上がったわけでもありません。まだ協議が開始されているというような状況でもありますので、今のこ...全文を見る
○麻生国務大臣 女性の社会進出についての御質問があっておりましたけれども、調べてみますと、今国会、今の国会で二百七十五人中八十六人、三一%、世界十七位、中東では第一位ということになっておりますので、これは日本の国会よりはるかに女性の比率は高い。  新国民議会の方につきましても二...全文を見る
○麻生国務大臣 このイラン、イラクというのは、これは日本語では一字しか違いませんけれども、ペルシャ人とアラブ人で人種が全く違うのは御存じのとおりで、隣の国といったって、シャトルアラブという川、チグリス・ユーフラテスが一緒になってシャトルアラブという川になるんですが、この両岸では、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、外務大臣としてお招きをいただいてここに出ておりますので、そこのところだけあらかじめお断りをしておかぬと、話が混線しますといけませんので。  御存じのように、さきの大戦にかかわります政府の見解というものは、昨年の小泉総理談話というものに述べられておりますと...全文を見る
○麻生国務大臣 そういう御質問が出てくるだろうと思って、あらかじめお断りを申し上げたんですが、今私がここで呼ばれております感じとして、職務に忠実に答えておると思っております。
○麻生国務大臣 さきの大戦につきましては、これはいろいろな方々が諸説、いろいろ述べておられますのは御存じのとおりでありまして、アメリカに対して侵略戦争であったかとか、アジアに対してはそうであっても中国は違ったとか、いろいろな御説があるところだというのは、私も知らないわけではありま...全文を見る
○麻生国務大臣 さきの大戦に対する考えにつきましては、先ほど何回か申し上げておりますとおり、痛切な反省と心からおわびを申し上げておりますので、自衛の戦争だという点だけを強調すれば別に反省する必要もなかったではないかとか、またこれはいろいろ御説はいっぱい出てくるところなんでして、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 その当時の事情、ABCD包囲網、いろいろ表現はあろうかとは思いますけれども、戦争として結果として負けております。自衛の戦争のためであろうと何であろうと、負けた戦争でもありますし、果たしてそれが自衛のための戦争であったかということに関しましては、後からこの戦争は自衛...全文を見る
○麻生国務大臣 言葉をいろいろあげつらって言われるといろいろ話がまた込み入ってくるんですが、これは、この戦争に関しましては歴史の判断するところだとは基本的にそう思っております。ただ、私どもとして、先ほどから何回も申し上げておりますように、この戦争はやむを得ないための自衛の戦争だっ...全文を見る
○麻生国務大臣 そのことに関しては歴史が証明するところだと思ってはおりますけれども、少なくとも政府としては、あの戦争に関しては侵略戦争だった等々の話は、もう一連ずっとこれまでの政府見解で述べておりますとおりであると申し上げておりますので、やむを得ざる戦いだったというようなことをし...全文を見る
○麻生国務大臣 東京裁判に関してのいわゆる外相の見解やいかにということなんだと思いますが、少なくともこの極東軍事裁判というものなんだと思いますが、これにつきましてどういうような考えを持っておるかという御質問ですか。  どういう考えを持っているか。少なくともこの極東軍事裁判所にお...全文を見る
○麻生国務大臣 戦争犯罪人という定義は国際軍事法廷における見解でありまして、それが日本の裁判に基づいて犯罪人であるかということになりますと、明らかにそれは、重光葵A級戦犯は後に勲一等を賜っておられますので、少なくとも日本の国内法に基づいて犯罪人扱いの対象にはなっていないということ...全文を見る
○麻生国務大臣 極東軍事裁判所の裁判を受諾したということであります。  ジャッジメンツの話を言っておられる方もよくいらっしゃいますけれども、これは、ジャパン・アクセプツ・ザ・ジャッジメンツと書いてあって、その後、アウトサイド・アンド・インサイド何とかとずっと文が出ていますので、...全文を見る
○麻生国務大臣 考え方もいろいろあるんだと思いますが、当時、そんなまだ記憶のあるほど、私、正確に覚えているわけではありませんけれども、あの当時の時代において軍国主義者が悪かったという話に多分話としてはなったのがこの間の形なんだと思います。  少なくとも、日本の場合、何となく決め...全文を見る
○麻生国務大臣 見直すべきというのは、この戦争責任について日本政府としてもう一回自分で裁判を起こして、それでだれが悪かったかを政府が明確にしろという意味、行政に司法のかわりをやれというお話ですか。
○麻生国務大臣 今の御質問はちょっと先ほどとあれなんだとは思いますが、少なくとも、一番最初の質問に小泉総理の談話というもので、かつての植民地支配等々ずっと述べておられるので、これは一貫して表明をしてきておるところなんだというのがまず第一点なんだと思います。  そして、戦後も一貫...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほどから何遍も申し上げておりますように、この裁判のジュリスディクションに対して、正当性はあるのかという清瀬弁護人の冒頭質問が記述として残っていて、それに対してウェッブ裁判長の答弁がどんなものだったかはよく読まれていることだという前提でお話をさせていただきます。(...全文を見る
○麻生国務大臣 そういうことに関しましていろいろ御意見があるし、マッカーサーの話もいろいろ、一九五一年のマッカーサーの上院軍事委員会の答弁とかいろいろなものがありますが、しかし、日本としては基本的に、サンフランシスコ講和条約を受け入れる際に、その十一条の中でこの裁判を受け入れると...全文を見る
○麻生国務大臣 アジアというものを見た場合に、私どもとして、少なくとも、今アジアの中で首脳会談ができないというところは中国と韓国だけだと思いますけれども、あとの国で首脳会談ができないという国はないというように理解をいたしております。  また、その他のアジアを見た場合に、例えば、...全文を見る
○麻生国務大臣 影が薄いと言われると、そうかなという感じがいたしております。こういうものは、岡田先生、相対的な話ですから、中国の十三億の民が経済力をつけ、今日本の、こっちが約五兆ドル、向こうが一兆ドルぐらいになったんでしょうかね、ちょっと、よく伸びますので最近の細目、数字を知りま...全文を見る
○麻生国務大臣 靖国神社の問題についての最初の御見解は、少なくとも日本国内において、ここに行っていいけれどもこっちに行っちゃだめと言われるような話は、他国の人に言われてそれを唯々諾々とのむという立場にはいかないのは当然だというのは、もう見解は一致しておられると思いますので、その点...全文を見る
○麻生国務大臣 個人の信条と立場となれば、おのずとその行動に差が出る、外務大臣に就任した直後に記者会見で申し上げたせりふであります。  したがって、その立場になったときに適切に判断すると答えておりますので、ちょっとまだ、総理大臣になる前提かのごとく言われると、ちょっと危なっかし...全文を見る
○麻生国務大臣 一年七カ月何もしなかったというところが、長島先生、そのころ私はそこの現場にいたわけじゃありませんので、一年七カ月間何もしていなかったかどうかというのが、私は今正直なことを言って、それが本当かどうかというのは洗える立場にありませんので、何かしていなかったのかというこ...全文を見る
○麻生国務大臣 前任者の大臣の判断というのもありましたでしょうし、また、最初に事件が起きたときの大臣の判断もあったんだと思いますので、私の立場からすればなかなか判断がしにくいところではあるとは思いますが、今同じような事件が仮に起きたとした場合は、少なくとも官邸に報告するということ...全文を見る
○麻生国務大臣 友好のために国益を損なうのは愚かです。国益のために友好というのは成り立つんだと思っていますので、優先順位のつけ方が基本的な問題だと思っています。
○麻生国務大臣 どのような処分をするとかいうような話を急にここに御質問をいただきましたけれども、この点につきましては、今この場でこういたしますという即答をいたしかねますというのが正直なところです。
○麻生国務大臣 先ほど聞き漏らしましたけれども、週刊文春のインタビューを受けたということはこれまでもありません。ありません、それだけは確認をさせておいていただきます。週刊誌は読んだことが余りないのでよく知りませんけれども、今あったと言われましたので、もしインタビューをしたというの...全文を見る
○麻生国務大臣 抗議をする場合、だれが行くか、まただれを相手に指定するかというのは、確かに長島先生おっしゃるように、要素の一つとしては大きなものだと思います。  ただ、この場合に、三席だったから軽く問題を見ておるんじゃないか、次席だったら、大使だったらというような種類とは少し違...全文を見る
02月16日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○麻生国務大臣 衆議院安全保障委員会の開催に当たりまして、浜田委員長を初め本委員会の皆様方に謹んでごあいさつを申し上げると同時に、我が国の安全保障政策について所信の一端を申し述べさせていただきます。  日本が安全と繁栄を確保していく上で外交のかなめとなりますのは、日米安全保障体...全文を見る
02月16日第164回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○麻生国務大臣 お答えします。  日米の地位協定の改善という話というのは、これはもう御存じのように前々からあるところなんですが、アメリカは日本とだけしているわけではありませんで、世界じゅう、基地を置いてあるところ、それぞれその国との地位協定を結んでおられるという関連もありまして...全文を見る
○麻生国務大臣 今、官房長から申し上げましたとおり、その内容から見て極めて明確なところでもあろうと思いますので、御質問の趣旨を体しておると思っております。
○麻生国務大臣 侵略戦争か自衛のための戦争かということに関しては、これはマッカーサーの一九五一年の上院軍事外交合同委員会の記録を読まれていると思いますので、それでもラージリー・ディクテーテッド・バイ・セキュリティーという言葉が使ってあると思いますので、マッカーサーもあれは侵略戦争...全文を見る
○麻生国務大臣 失礼しました。英語はおわかりになると思いましたものですから。  今の、さきの大戦に関する反省の部分につきましては、これは、先ほど官房長官も引用されました村山談話、また、昨年の八月に行われました小泉談話の中に書かれているところで、「痛切な反省と心からのお詫びの気持...全文を見る
○麻生国務大臣 当時、私はその時代に生きておりますので、あなたと世代が違いますので、こういう古い世代は結構その時代の記憶が、こういうなんて済みませんね、玉沢先生の方を指さしただけで、ほかの方を指さしたわけではないんですが、その世代は結構その時代の感覚を知っていますから、私どもとし...全文を見る
○麻生国務大臣 それは、戦争を決断して敗戦をすれば、当然のこととして、その責任はそのときの決断をした人がとらねばならぬということになるんだと存じます。
○麻生国務大臣 外野がうるさくて済みません。  今、どのような国づくりを目指しているのかというこれからのお話を聞いておられるのだろうと思うんですが、敗戦をしました今から六十年前というものは、いわゆる冷戦という戦争が新たに始まる直前、昭和二十五年に朝鮮事変ですから、それから冷戦が...全文を見る
○麻生国務大臣 昭和天皇、時の今上陛下が何と言われたかについて、私、正直あなたほど詳しくありませんし直接伺ったこともありませんので、その点に関してのコメントは避けさせていただきます。  しかし、その他の部分で、戦略上も戦術上も大きな間違いがあったのではないかということなんだと思...全文を見る
○麻生国務大臣 今の答弁をお答えする前に、先ほどの、私は記憶でしゃべりましたけれども、昭和二十八年八月三日の衆議院決議、山下春江外二十四名で、戦争中の全面赦免促進を政府に求めたというのが正確なものだそうであります。そのときに、公務死扱い等々はその後の話なんですけれども、その当時さ...全文を見る
○麻生国務大臣 村山談話等々、そのほかにも何回か総理大臣としての発言はこれまでもあっておりますので、それを、もう一回同じものをまたやれという意味で言っておられるのでしょうか。私ども、ちょっと今、何のためにそれをするかというのが理解ができないんですが。  きちんと、これまでの談話...全文を見る
○麻生国務大臣 これは外務大臣の答弁としてはなかなか難しいと思いますが、外務大臣として聞かれているんですと、それは財務大臣に聞いてくださいとお答えするしかないので、ちょっとどういう立場で聞いていられるのかをあらかじめはっきりしておいていただかぬと、後でまた何か言われるとちょっとか...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、この国の場合は人口は今から減ってまいりますので、日本という国内のマーケットだけを相手にするということは、経済発展というものは望めない。少なくとも、GDP五兆ドルというものに関してはなかなか難しいというのが、もうこれは共通認識なんだと思います。したがって、...全文を見る
02月17日第164回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○麻生国務大臣 外務委員会の開催に当たり、原田委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつをさせていただきます。  我が国は、自由と民主主義、基本的人権と市場経済を重んじて戦後発展してまいりました。今後とも、人類がかち取ってきたこれらの普遍的価値にのっとり、国際社会の責任ある一員とし...全文を見る
02月20日第164回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○麻生国務大臣 私どものところでこの外務省の職員が自殺に追い込まれた原因ということに関しましては、前回も御答弁申し上げましたように、いわゆる公安関係の話だ、それによって極めてきつい立場に追い込まれたというのが自殺の原因だったと理解いたしております。
○麻生国務大臣 これもこの間のときに御答弁を申し上げましたように、いろいろな御家庭の事情もありましたし、インテリジェンス関係の話もありましたので、この点に関しては御答弁は差し控えさせていただきますと前回御答弁をさせていただいたと記憶します。
○麻生国務大臣 タウンミーティングのお話を今されましたけれども、タウンミーティングのときに関しましては、いろいろ御質問がありましたので私の方から答弁をさせていただいたのですけれども、少なくとも現地の中国公安当局者による恐喝、恫喝もしくはそれに類する行為があったと考えられますが、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 この種の話はよくある話ですから、外務省職員というものはこういったものは気をつけないかぬと。大体そういったおいしそうな話が来たら、まず鏡でも買えと。自分の顔をよく見て、おれはこんなにもてるだろうかと思ってまず反省からせいと。これは事実そう言いましたから、そういったよ...全文を見る
○麻生国務大臣 全般的な話として申し上げたのであって、情報がかなり限られておりますところとの接触をやりますときにはこの種のことは十分に注意をしておかなければいかぬところだと思いますので、全般的なこととして申し上げております。
○麻生国務大臣 細目につきましては官房長の方から答えさせますけれども、基本的に、強要された場合に、これはとても国益に反することだからできませんということで断って、実はこういうことをされておるという話を上司に届け出るというのは、これは当然の責任、義務の範疇だと思っておりますので。そ...全文を見る
○麻生国務大臣 幾つかの点で、この種の話は引き継ぎがなかった点、これもこの間申し上げましたけれども、この種の話がまだ継続中というのであれば、この種の話は大臣の引き継ぎの中で必ず、別に直接大臣から後任大臣に言ってもらう必要はないけれども、役所の方から後任大臣に対して、この種の問題が...全文を見る
○麻生国務大臣 私、就任して三カ月ぐらいたつと思いますけれども、その間、この話を伺ったのが十二月の末だと思いますけれども、一月、二月にわたりまして、いわゆる日中間でいろいろ交渉しております席にはこの話は頻繁に出てきておるところでもありますので、向こうにしてみれば、この一年半ぐらい...全文を見る
○麻生国務大臣 今この段階で直ちに大臣名という予定はありません。  ただ、向こうに対して、極めて反応というものが何も正確に出てきていないのを、今度はそちらが出す番ということを強く申し込んでいるという段階であります。
○麻生国務大臣 訓令を出しておりますので、それに基づいていろいろ今、佐々江の方から、細目申し上げるわけにいきませんけれども、きちんとした対応をするようにという訓令に基づいて行動されておると思っております。
○麻生国務大臣 数字はいろいろありますので、局長の方から言わせた方がよろしいと思います。
○麻生国務大臣 基本的に、沖縄から七千人の米国海兵隊員が撤収する。家族を含めますと一万数千人になろうと思いますが、そのことは沖縄県民にとって全然負担の軽減にならないとさっきから言われますけれども、私は、七千人減るというのは結構な負担軽減になると思いますけれどもね。ならないと言われ...全文を見る
○麻生国務大臣 全く見解が違うんだと思います。それしかお答えのしようがないんですが、基本的には……(笠井委員「委員長」と呼ぶ)まだ答弁の最中ですので。  基本的には、今言われましたように、私どもは、沖縄の人たちの負担は、少なくとも、基地の七五%が沖縄に集中している、偏っていると...全文を見る
02月23日第164回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 小野寺議員から六問ちょうだいをいたしております。  まず、アジア太平洋の地域情勢並びに在日米軍の抑止力についてのお尋ねがあっておりました。  アジア太平洋地域、御指摘のありましたように、冷戦終了後も、地域紛争、大量破壊兵器やミサイルの拡散等、依然とし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 山口議員から五問ちょうだいをいたしております。  まず、インド洋及びイラクへの自衛隊派遣と在日米軍駐留経費負担との関連についてのお尋ねがあっております。  我が国は、国際安全保障環境の改善のための国際社会の取り組みに積極的かつ主体的に取り組むために、...全文を見る
02月24日第164回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○麻生国務大臣 六十年の間、今渡辺先生おっしゃるように、紆余曲折があったことは確かです。社会主義をとるか自由主義をとるかでも、講和条約締結までの間は随分もめましたし、いろいろな意味で、この国の国家戦略の選択というのによって国論が二分するようなこともあったわけですけれども、基本的に...全文を見る
○麻生国務大臣 二十二日でしたか、私どもの在ロシア大使館の臨時代理大使が、先方のアレクセーエフ、ロシアの事務次官に言われて、今一連の話があっておった、私の発言に対していろいろ向こうがあっておりますけれども、いわゆる抗議を受けたというような話ではありません。よく新聞は抗議と書いてあ...全文を見る
○麻生国務大臣 中国とは尖閣列島の問題とか、韓国とは竹島の問題とか、ロシアとは北方四島の問題とか等々、領土問題というのがいずれもとげみたいに刺さっている部分である。そういった意味では、なかなか難しい問題がもともとあるというのは確かだと思います。  ただ、今、私ども、こうやって見...全文を見る
○麻生国務大臣 日本の場合は、御存じのように、大陸の中にある国と違って、いわゆる領土というものに関して、もうそこは島、それから先は海ということになっていますので、何となく意識としては、今おっしゃったように、同じ一坪でも、千葉県の土地の中だと隣が一坪でも文句を言うところなんですけれ...全文を見る
○麻生国務大臣 全くごもっともな御意見だと思いますが、谷本先生、例えばベルギー、上はオランダ、こっちはフランスに取り囲まれて、ここで戦闘機の訓練をしようと思えば、オランダに入るか、フランスに入るか、必ず入らなきゃ飛行機は飛べませんからということになると、領空はどこまで、防空識別圏...全文を見る
○麻生国務大臣 この種の話が国会で出てきて、防空識別圏、領土、領海等々の話がこういった形で出てくるというのはすごく大事なところだと思っております。  何となく、余り防空識別圏と領海の区別がついていない方の方が、世の中、圧倒的に多いと思いますので、そういった意味では、今申し上げた...全文を見る
○麻生国務大臣 日中関係に関しては今さまざまな論調が出ておりますけれども、簡単に言って、靖国問題が解決したら日中関係はすべて解決するかといえば、そんなことはないのではないか。私どもは、尖閣列島の話にしてもいろいろ抱えておりますので、そういった意味では、あれは象徴的に一つになってお...全文を見る
○麻生国務大臣 まことに御指摘のとおりだと思っております。  基本的には二つ問題がありまして、いわゆる抑止力の維持、少なくとも冷戦が終わったとはいえ、この地域においては、この地域というのは北東アジアの地域においては、朝鮮半島の問題とか台湾海峡の問題とかいろいろ問題を抱えておりま...全文を見る
○麻生国務大臣 これは外交方針でも申し上げましたし、それから記者との、あれは外国人記者クラブでしたか、何とか記者クラブでもやらせていただいた。しゃべっていることは、同じことしかしゃべっておりません。  今申し上げましたように、中国との関係、先ほどの答弁でも申し上げましたが、韓国...全文を見る
○麻生国務大臣 この間の予算委員会のときの質問の話を言っておられる、民主党の方だったかの御質問にお答えしたんだと思いますが、友好のために、何々友好、よく友好という言葉が出るんですが、友好という言葉のために国益を損なうというのは優先順位が違うのではないかということを申し上げたので、...全文を見る
○麻生国務大臣 個人の信条として、靖国の例を多分引いておられるんだと思いますけれども、基本的には、靖国神社に限りませんけれども、少なくとも、自国の総理が他国の総理もしくは代表から、おまえ、ここは行っていいけれども、こっちは行っちゃいかぬとかいうような話を他国から指示されて、さよう...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のように、過日、モッタキという人に電話をして、この人はもともと駐日大使を五年ぐらいやっていますので、おたくらに入っている今の国際情勢というのは、いわゆる公平なものが入っているか、そういう保証はないでしょうが、だから一回話を聞きに来たらどうと言ったら、即来るこ...全文を見る
○麻生国務大臣 全般にわたりますので、少々時間をいただくことになろうと思いますが、日本の国の外交目標というのは、先ほど申し上げましたように、経済的繁栄を通じて、経済的繁栄と民主主義を通じてが正確だと思いますが、いわゆる平和と幸せ、幸福をというのが国民のコンセンサスでこの六十年間や...全文を見る
○麻生国務大臣 最初に中連部の話をさせていただいて、今の年次改革要望書の方については塩崎副大臣の方から答弁させていただきます。  今、中連部の話が出ておりましたけれども、武正先生、単純計算して、日本の国防予算は四兆八千億。四兆八千億が、ダブルディジットというんだから、仮に一〇%...全文を見る
○麻生国務大臣 数字はいろいろ出ているのは、私ども知らないわけではありませんけれども、そこらのところは、移転するというところは、確かに私どもにとっては負担の軽減になりますので、これをどれくらい金がかかるかという話は、五十台、四十台、いろいろ話があったのはこれも新聞に出ていたところ...全文を見る
○麻生国務大臣 今他国に、きのう本会議の答弁で申し上げましたように、アメリカに対してやったことはないかと言われれば、私の知っている範疇ではございません。ただ、今ソ連の例を引きましたのは、東西ドイツ合併に伴って東ドイツ駐留のソ連軍が撤退するに当たっては、当時の統一ドイツ政府と記憶し...全文を見る
○麻生国務大臣 今SACO2の話が出たんですけれども、正しいと思います。あのSACO2のときにこの種の話が出た。もう間違いない、私の記憶でもそうであります。  今おっしゃったとおりなんですが、それが十年間全く動かなかったというところがこれまた非常に大きな問題でして、その間に普天...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、前に川口外務大臣の方から答弁があったんだと私どもは聞いておりますけれども、少なくとも、河野元外務大臣、当時の外務大臣が吉野局長の方に対して、密約は存在したかという話を確認したところ、御指摘のような、そういうような要請を行うなどということはあり得ないというよ...全文を見る
○麻生国務大臣 かつての文書を公開文書という意義は非常に大きいと。これはマッカーサーの一九五一年の上院外交委員会の証言というものが、少なくとも五十年たって、二〇〇一年のときに公開された、あれは非常に大きかったと思っております。  そういった意味で、こういった、十年一昔と言います...全文を見る
○麻生国務大臣 その毎日新聞でしたか、毎日だけが多分出ていたんだと思いますけれども、きのうの経済財政諮問会議において、私どもとしては今回のあれに関しておおむね、裏合意という話になっているといかにもいかがわしいようなイメージ、裏日本というイメージで、裏合意とか、裏とかというと何とな...全文を見る
○麻生国務大臣 この種の話は、外交の一元化の観点から考えても、今言われた点なんだと思っておりますけれども、物理的なところもちょっと考えておかないかぬところでもありますので、私どもは、そういった重複するとか無駄な、二元化するとか、そういったことになりますと、現場を預かっておりますJ...全文を見る
○麻生国務大臣 尖閣の話につきましては、これは一八二九年でしたか、あれ以来、これは清国の、当時は清ですから、清国のいわゆる影響は全く及んでいないという前提に立って、魚釣島に限らず、尖閣というものを所有するようになってから今日まで、かれこれ百数十年がたっておるんだと思います。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 当初から、今回の協議が一年数カ月ぶりで再開されるに当たって、これは楽観的な希望を持っていたわけではありません。それはもう最初からそう思っておりましたけれども、目に見える具体的な進展が見られぬのは甚だ残念という点に関しましては、私どもも全く同じようなところなんですが...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、従軍の話ですけれども、従軍看護婦、従軍画家、従軍医者等々、従軍と名がつきゃ軍属ということになるのが当時の常識だったと存じます。したがって、慰安婦が従軍、軍属であったかと言われれば、まさにその従軍という例はなかったのではないかというのは、これは当時いろいろなと...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、さきの大戦にかかわる政府の考え方というのは、昨年の小泉総理の談話で述べられておりましたり、また今、松原さんの御指摘にありました、平成七年でしたかの村山総理のときの談話等々、また、昨年の四月、ジャカルタで行われたアジア・アフリカ首脳会議、今言われたとおりなん...全文を見る
○麻生国務大臣 今答弁したとおりですが。
○麻生国務大臣 そちらは中国発の電報をそのまま日本文にされたものを読んでおられる。人民日報を読んでおられるのはよくわかりますが……(笠井委員「いや、違いますよ。そういうことじゃないですよ」と呼ぶ)これは共同通信が当時出した話でして、麻生の発言というのは、こういう発言を台湾の偉い人...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもは共産主義者と違いますので……(笠井委員「共産主義者とかそういう話じゃないですよ、今議論しているのは」と呼ぶ)いやいや、待って待って、聞いてくださいよ、共産主義者の国もあるわけだから。ちょっとよく落ちついて聞こうや、人が話をしているんだから。共産主義と違うの...全文を見る
○麻生国務大臣 いろいろ風聞やら何やらで入ってくることはありますけれども、直接外務大臣から私に対して言われたことはございません。
○麻生国務大臣 ゴー・チョクトンとはその前にも会っていますので、そのときもゴー・チョクトンから直接言われたことはございません。まずこれだけははっきりしておきます、一対一で言えないという話ですから。  まず、そういった大前提にした上で、ゴー・チョクトンが、日中関係の文脈の中で、靖...全文を見る
○麻生国務大臣 目をつり上げていればもう少しにこやかに笑ってくださいと、にこにこしたらまた言われて、なかなか答弁は大変ですなと今思いながら聞いていたんです。  共産党もアメリカにパイプがあるというのはすばらしいことだと思って、それも改めて感心しましたし、アメリカの許容量の深さも...全文を見る
○麻生国務大臣 あえて言わさせていただきたいと思いますが、私どもも基本的に、戦後の一連の話に関しましては、ずっと申し述べてきておりますとおりなので、それに対しては何ら、今申し上げてきたとおりなんですが、今、アメリカの中において一つだけぜひ、御存じのところだとは思いますが、一九五一...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の要請につきましては、これは照屋先生、一月の十七日だったと記憶をいたしますけれども、一月の十七日に、今言われましたように、嘉手納基地使用協定に関する町民会議並びに嘉手納飛行場に関する三市連絡協議会、通称三連協から、嘉手納基地使用協定の締結についてという要請書...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、私も伺ったことがありますし、いわゆる返還前にも伺ったことがありますし、返還後にも何回か伺ったことがあるんですが、今言われましたように、要請書の中に七項目挙げられておると思いますけれども、いわゆる騒音とか飛行ルートの話とか、また事件等々、七項目、これは地元等...全文を見る
○麻生国務大臣 三連協のお話に関しましては、御存じのように、日米の地位協定第二条でしたか、あそこに基づいていろいろなことをしておることになるんですが、これは日米両国政府が日米の合同委員会というものを通じまして個別にいろいろやっておられるというのは御存じのとおりで、その個別の内容に...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につ...全文を見る
02月27日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○麻生国務大臣 今、二点ほど御質問いただきましたけれども、基本的には、自衛隊によります人道復興支援並びにODA等々を使いましてのイラクへの支援というものは、国際社会並びに現地から高い評価を受けているというのは、我々としても大変誇りに思っておるところであります。また、今、PRT、言...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、今回の2プラス2に関しましては、これは、いわゆる在日米軍の抑止力を維持という片っ方の掲げなきゃならぬ題目と、地元負担の軽減という二つのものを同時に実行するためにどうすればいいかというのが多分一番大きな主眼だったと思います。  その中にあって、この...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のございました要請に関しましては、先月の一月十七日に、嘉手納基地使用協定に関する町民会議及び嘉手納飛行場に関する三市連絡協議会として、三連協という名前が使ってございますけれども、私あてに、嘉手納基地使用協定の締結についてという要請文書をいただいております。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 最初のところは多分、私が、アジアの戦略演説として、いわゆる外国人記者クラブでしたかどこかでした部分の抜粋の分を言われているんだと思いますけれども、重ねて御理解を得ておかなならぬのは、ナショナリズムが起きるというのは、若いナショナリズムというものは必ず経済発展に合わ...全文を見る
○麻生国務大臣 一月の十何日でしたか、このモッタキという人に電話をしております。この人は日本に五年ぐらい大使でいた経験もありますし英語もそこそこできますので、私どもとしては話をさせてもらって、少なくとも今置かれている状況というのは、国際的にどういう状況におたくらは置かれているのか...全文を見る
○麻生国務大臣 最初の方の御質問というか御意見ですけれども、イラン原子力庁関係者は、ウラン濃縮に関する研究開発活動は依然イラク国内で継続すると述べてもいるんですね。したがいまして、この合意の詳細については、その長官の発言とこっちの発言と全然違うものですから、そこでちょっと待ったと...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のように、日本とイランの場合は、他の先進国、アメリカなんかと違って、これまでも関係は良好といえば、他国に比べればはるかに良好だと存じます。したがいまして、これまでも、私の知っている限りで、この一年間だけで、外務大臣レベルの折衝が三回、それから次官は、この間金...全文を見る
○麻生国務大臣 いいことだと思っております。これは御存じかと思いますが、韓国は既にやっております。そこそこかなりいろいろやってきたんですが、日中の場合はなかなかそういかなかった。  この提案は結構、去年よりもっと前からいろいろあちこちで意見があっていたんだと思いますが、アメリカ...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、韓国の場合を例に引きますと、釜山から三十八度線以降にごそっと下げたのは米軍の意向、韓国は反対だったと記憶いたしますので、米軍の一方的な意向だったと存じます。それから、ドイツの場合は、先ほど塩崎副大臣の方からも申し上げたとおりです。  今回の場合は、日...全文を見る
○麻生国務大臣 長島先生、昔、今から二十数年前、日米同盟と言っただけで内閣が一個倒れたんですよ。そういう時代だったの。今は、世界の中の日米同盟と言っても、長島さんも当然じゃないかと。そういう意識を持っておられる方が民主党にもふえた。喜ばしいことですよ、僕に言わせたら。二十年前はそ...全文を見る
○麻生国務大臣 今内山先生からの御意見にありますように、この北朝鮮という国は、これまでの過去の交渉経過を見ると、対話だけで話が進む国ではない。はっきりしていると思いますね。対話だけじゃだめ、圧力が要ることははっきりしています。対話のための対話をしているわけじゃありませんから。そう...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるとおり、よく言うんですけれども、労働組合をやっていて、首切るぞといって首切る経営者というのは大体余り上等な経営者じゃありませんから、知らないうちに減っていたというのが組合にとっても正しいし会社側にとっても正しい、大体そういうものだと思いますので、私どもは...全文を見る
○麻生国務大臣 かれこれ一年何カ月か、いわゆる対話というか交渉がゼロという状況が続いておりました。何となく、熱しやすく冷めやすいこちらを見ていれば、そのうちに何か忘れてくれるんじゃないだろうかということはないのよと、うちは。少なくとも、もう全くこの話は、拉致が片づかない限りはほか...全文を見る
○麻生国務大臣 今おっしゃっておられました、まず拉致協議の方ですけれども、この協議の中でまず私どもの言っておりますのは、基本的に三つです。生存者の帰国、これは、向こうは生きておらぬと言っておるのですけれども、いや、そんなことはないでしょうと。生存者の帰国。それから、辛光洙の話とか...全文を見る
○麻生国務大臣 世界じゅう、一応小さな人口数十万の国を含めまして、今、国連登録、たしか百九十一カ国だと思いますが、その中で、正常化された国交が、正式な国交がないというのは隣の国だけなんです、日本にとりましては。  そういった意味では、やはりある程度、隣の国と全然話ができないとい...全文を見る
○麻生国務大臣 これは一般論として申し上げさせていただければ、アメリカというのは、日米安全保障条約のいわゆる契約上、我が国に対して武力攻撃というものが何らかの国から行われた場合は、日本という国を防衛する義務というのを負っております。したがいまして、日本として、アメリカがこの義務を...全文を見る
○麻生国務大臣 私の記憶では、北朝鮮、イラク、イラン、三カ国。イランだけではありませんでしたね、たしか、私の記憶ですけれども。  したがいまして、表現のあれはともかくとして、少なくとも、今は核不拡散という流れにある中にあって、唯一の被爆国ということをよく私どもは使わせてもらって...全文を見る
○麻生国務大臣 イスラエルが核を持っているかいないかということに関しては、これは御存じのように、イスラエル自身が核不拡散条約、通称NPTでしたかに加入しておりませんので、したがって、自国の核兵器保有の確認も否定もしていないという態度なんだと思うんですね、イスラエルに関して言わせて...全文を見る
○麻生国務大臣 辻元先生から国益という話を聞いて、ああと思って非常に感激していたところだったんですけれども、直ちに取り消しされるような話だったので少々残念でしたけれども。  いずれにいたしましても、今、私どもとしてはイスラエルに対しても、これまでもいろいろ、天野等々、天野という...全文を見る
○麻生国務大臣 この種の話を手短にやると、手短な部分だけとられてまた話が込み入りますので、ちょっと時間をいただくことになるかもしれませんけれども、御希望に沿うようにいたします。  今の話ですけれども、平和利用だったら何やってもいいのかと言われても、それは、法律に違反してなきゃ何...全文を見る
02月27日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○麻生国務大臣 今、西村先生御指摘のありましたとおり、日本にとりまして、イラン、アラブじゃなくてこれはペルシャですから、イランとイラクと、たった一字でも全然あれが違います。このイランという国というのは、人口も六千八百万ぐらいの人口がありますので、非常に大きな国、しかも石油の埋蔵量...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のとおりで、これらの国々とバイの関係ということで、EPAの御指摘がありました。御存じのように、農業関係の難しさがないところですから、その面はほかのアジアの国々等々とは少し違うんだと思いますが、今、これを進めるべく、過日も外務省の中の省議でその方向ということで...全文を見る
○麻生国務大臣 今、御存じのようにイラクでは、選挙が去る十二月の十五日に終わって、その選挙を、少なくとも、スンニ派も参加した上でのいわゆる選挙というのが既に実施をされております。それからかれこれ二カ月半ぐらいがたっておるんですけれども、政権は、いわゆるきちんとしたものが、政権のい...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のように、イラクにおけます撤収をいつするかということにつきましては、先ほど防衛庁長官からの御答弁にもありましたように、今の段階でどうするというのは、細目決まっているわけでも全くありません。  その上で主体的に復興計画をどうやってやっていくかという話だと思い...全文を見る
○麻生国務大臣 イラクに部隊を派遣させておりました国のうち、現時点で活動を終了させた国は十三カ国でございます。現在も引き続き二十八カ国がイラクに部隊を派遣して、治安活動等々復興支援に全力で取り組んでおります。  今御指摘のありましたイタリア、英国を含め、これらの国のうち、派遣部...全文を見る
○麻生国務大臣 四カ国での協議でありますので、その内容について各国がこういった内容でと漏らしていることはないと思いますので、日本だけが漏らすということもないんだと存じますが、いずれにいたしましても、政府としては、イラクにおけます自衛隊の今後の活動というものにつきましては、これはど...全文を見る
○麻生国務大臣 物すごく難しいところです。  私どもは、正直申し上げて、この政権が、選挙が終わって二月いっぱいぐらいには政権構想ができるんだと、電話をしながらそういった状況で思っておりましたけれども、この間の電話の状況ですと、三月と言っているけれどもどうかねというような感じがす...全文を見る
○麻生国務大臣 この本来の外務大臣会議は、去る一月に行われる予定だったものであります。それが、イスラエルの状況等々を考えて延期をさせていただいたという経緯でありまして、まだ三月に正式に決まったというわけではございませんので、ちょっと今の質問に対しましては、三月というのを前提とされ...全文を見る
○麻生国務大臣 影響という言葉がちょっとよく理解を、いろいろ言葉をとられるところだと思いますが、基本的な問題としては全く従来ずっと申し上げてきたとおりなので、この問題を、その情勢をどう判断するかという話の内容が行われるということだと思いますが、私ども、先ほど三点ほど申し上げました...全文を見る
○麻生国務大臣 達増議員の方は既に御存じだと思っておりますが、去る二月の七日、外務省として正式に談話を発表いたしております。  省略いたしますが、日本は、「本件似顔絵の掲載を巡りイスラム教徒の間に生じている強い反発を十分理解するものである。同時に、いかなる理由にせよ、暴力や破壊...全文を見る
○麻生国務大臣 外務省にいらっしゃったのでよくおわかりのところだと存じますけれども、セクレタリー・オブ・ステートというのが、アメリカの場合はミニスター・フォー・フォーリン・アフェアーズと同じことになっております。  今言われましたように、パーラメンタリー・セクレタリーという言葉...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○麻生国務大臣 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、川内博史委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつし、所信を申し述べさせていただきます。  まず、沖縄に関する事項について申し上げます。  アジア太平洋地域には依然として不安定性と不確実性が存在をいたしております。...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○麻生国務大臣 平成十八年度外務省所管予算案につきまして、概要を御説明させていただきます。  平成十八年度一般会計予算において、外務省は対前年度比二・二%減の六千九百十二億四千百万円を計上いたしております。また、我が国の極めて重要な外交手段であるODAの予算は、外務省所管分とし...全文を見る
○麻生国務大臣 日本も一九六〇年代、七〇年代、似たような経験はいたしておりますけれども、急速な開発とか経済成長というのをやりますと、いわゆる大量に化石燃料資源を投入するということになる。その結果として、いわゆる環境汚染というのが起きたのは、我々もついこの間やった経験であります。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 まことにごもっともな御指摘だと思っております。  世界は今、御存じのように百九十一カ国ございます。かなりの国が貧しい、発展途上、いろいろな表現がありますけれども、そういった国々なんだと思いますので、このお金をもらってもどう使っていいかわからぬとか、国によっては、...全文を見る
○麻生国務大臣 平岡先生御指摘のとおり、今回の再編の話、いわゆる2プラス2、いろいろ表現はありますけれども、兵力態勢の再編問題につきましては、御存じのように、基本的には在日米軍の抑止力の維持と地元負担の軽減という二つの問題で、その観点からいろいろ論議をされてこられたんだと思ってお...全文を見る
○麻生国務大臣 今おっしゃいましたように、私どもから見て、よく言われますように、今決められた、例えば普天間が辺野古の話にしても、この計画どおり、おまえ、一センチも動かさないぞ、そういうような話では、とても話はなかなかまとまらぬと思います。そういった意味では、どの程度の話でいろいろ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、こういった話になった背景は何かと言われれば、多分、説明が不足していたという感情的な問題というのも非常に大きかったんだと思いますし、また、何機どうなって、いつから何人とかいうような具体的な内容がまだきっちり示されていないというところも、何となく、本当にその数字か...全文を見る
○麻生国務大臣 今、岩国市民の方々、周辺住民、これは広島も一部かかってくるところでもありますので、騒音等々のことからそういったところも関係するところですから、今手分けしていろいろやっておられる。私自身も岩国にも参りましたし、広島にも伺ったと思いますけれども、そういった状況でやって...全文を見る
○麻生国務大臣 当然だと存じます。
○麻生国務大臣 御存じのように、アジア地域におきましては、きのう、おとといのような台湾海峡の両岸の問題に限らず、朝鮮半島等々、まだアジア太平洋地域におきましては、政情等々は決して安定したものとは言いがたいという意識は、我々皆一様に感じているところだと思いますので、そういった意味で...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたとおり、二月の十三日でしたか、よく出ますので、大体、無視されるよりはよっぽどいいんじゃないかと思ってはいるんですけれども。  こういったのが出てくるのはよろしいんですけれども、事実誤認の話がやたら多いのが少々いただけないなと思って。日本から送っ...全文を見る
○麻生国務大臣 これもまことに大事なところでして、何となく日本人の場合はこの種の、饒舌は銀、沈黙は金というぐらいですから、代議士なんか、べらべらしゃべるやつは大体信用しちゃいかぬとか、しゃべるやつは大体だめでしょう。我が国の風習として、べらべら弁が立つやつは大体、ガセか本当かは別...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、今塩崎副大臣の方から申し上げたとおりなので、七十名ぐらいの者は間違いなく毎年ということになっていますけれども、現実問題として、学生が三年計画とかそんなことは考えられませんから、大体、来週行こうかとか来月行こうかというところですから、それらに対して対応を...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、全く反論の余地がないぐらいはっきりしているんだと思いますが、外務省の予算自体が、やはりこの五年間はひどかったですな。前任者は皆苦労されたんだと思いますけれども、物すごい勢いでバッシングの対象になったものもいろいろありましたので、そのせいもあるんだとは思いま...全文を見る
○麻生国務大臣 日本人だと記憶します。
○麻生国務大臣 前後関係が、一方的な、原博文さんのお話だけをもとにしてしておられますから、したがって、私どもその裏の確証がとれているわけじゃありませんので、そんな一方的にお答えをすることはできないんですが、この方は、情報収集活動に関連して報酬は受け取っておられたんだと思うんですね...全文を見る
○麻生国務大臣 ここは、北橋先生御存じのように、私は外務大臣として呼ばれておりますので、一衆議院議員として呼ばれているわけではありませんので、ちょっと所掌の範囲外は、しかも国内の所掌の範囲外の話でもありますので、外務大臣の立場からとしては、ちょっと答弁は差し控えさせていただくべき...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、北橋先生、モッタキという外務大臣は、駐日イラン大使として約五年近くいた経験がありますので、ちょこちょこ日本語もというような感じの人ですから、テレビで見えるところでは昔の日本語を使って和やかな雰囲気でスタートしたことは確かです。しかし、現実問題として...全文を見る
○麻生国務大臣 今、アメリカという国はイランとの基本的な人脈、公式なパイプがほぼありません。  したがって、こことのパイプがありますのは日本、また、今濃縮の話についていろいろ技術やら何やらの話をしておりますのはロシアということになりますので、常任理事国の中でいくと多分ロシアが一...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の日朝協議においては、これは最初から、うまい話が来るとはなから期待していたわけじゃ正直ないんですが、今回、今御指摘のありましたように、DNA鑑定のために専門家会合を立ち上げという提案があっております。  私どもは、これに対しては、官房長官からのお話とも重複す...全文を見る
○麻生国務大臣 今北橋先生が御指摘なさっておりましたように、これは解釈の余地は全くありません。極めて明白でありまして、この点に関しては、いわゆる一九四五年八月十五日以前に生じたことに基づく日朝双方の相手に対する財産及び請求権は相互に放棄とされておりまして、これによりまして、植民地...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど申し上げましたように、一年三カ月ぶりとはいえ、最初から今回の会談でいい話が出てくると期待していたわけではありません。  しかし、私どもとしてこの会議を通じてよかったなと思っておりますことは、かなりの長い時間をかけて、先ほど梅田の方からも話をしておりますよう...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるとおり、日本だけではなかなかということだと思いますし、事実、ここの、ここというのは、北朝鮮の場合は一番恐れておりますのはやはりアメリカというのは、これははっきりしておりますので、そういった意味では、アメリカとの関係というものをきちんとした上で対応するとい...全文を見る
○麻生国務大臣 歴史をさかのぼって、聖徳太子、大化の改新にさかのぼって、日本と中国との関係というのは、属国にはならない、日出る国の天子として自主独立。また、鎌倉時代、元寇の役がありましたときも、日本は、自主独立というのを保つということに対しては最大の腐心を払ってきたところなんだと...全文を見る
○麻生国務大臣 おととい、これは事前に通告もありましたし、いろいろな形で私どもの話はありましたけれども、福島先生、運用終了じゃなくて運用停止。停止ですから、そこのところはちょっと、意味が大分違いますので、運用停止になっております。  日本としての立場は、日中共同声明の話以来、何...全文を見る
○麻生国務大臣 東シナ海における油田開発につきましては、もう御存じのように、ちょうど、間にいろいろ島がある話の一端なんですけれども、これまで三回、日中の間に会談を行っております。  それで、とにかく私どもが言ったのは、情報の提供、それと一方的な開発の中止というものを二つ申し込ん...全文を見る
○麻生国務大臣 今、アジアは世界の人口の約六割、しかも、経済的な面からいきますと一番急激に伸びている、中国、インド等々を含めまして、今非常に顕著なところだと思っております。そういった中にあって、今、経済が発展しているときは何となく物の話とかいう話にどうも話が偏りますけれども、しか...全文を見る
○麻生国務大臣 今おっしゃられましたように、六者会合というのは、基本的には、この北東アジアを考えた場合に、やはり一番現実的な枠組みはこの六者だと思います。したがいまして、今、一国だけのおかげで何となく話が進んでおりませんけれども、基本的にはこれを含めたところで六者の会合が再開され...全文を見る
○麻生国務大臣 鈴木先生おっしゃるとおり、外務省の職員になって海外に勤務をすれば、いろいろな形でのこの種の可能性というのは、高まりこそすれ減ることはありません。しかも、そういうのをもってなりわいとしている人たちも世の中にはいっぱいいるわけですから、そういった人たちが寄ってくるのは...全文を見る
○麻生国務大臣 いろいろな形で、鈴木先生、インドという国を例に引かせていただきますけれども、この一月インドに行って、インドで、日本のODAによって地下鉄がニューデリーの中にできております。それに乗ったんですが、入り口に麗々しく、本当にだれが見てもわかるように、日本のODAのおかげ...全文を見る
○麻生国務大臣 まことに御指摘は正しいと思います。  私どもも、今回、政府系金融機関の改編に当たりまして、いわゆるJBICを廃止して政府系金融機関を一本化する等々の中で、ODAというものは、これは外交の基本中の基本というか、物すごく大きな一本の柱なんだから、これについては、OD...全文を見る
○麻生国務大臣 鈴木先生、この種の話はそういったことも考えてやらないかぬことも確か。ただ、ビルマの、今のミャンマーのウ・タントという人だと思いましたけれども、この人が一九六〇年代に事務総長を二期十年、七一年までやって以来、かれこれ三十五、六年、アジアから事務総長というのが出たこと...全文を見る
○麻生国務大臣 イランとの関係は、アメリカの場合は関係がほぼ全くないことになっておりますので、アメリカ側から見たら、日本というのは、物すごくパイプを持っている数少ない先進国の一つと思います。  ただ、このイランの核の話につきましては、核を平和的に開発することに関しましては、これ...全文を見る
○麻生国務大臣 その共同の話が出たことは知っておりますけれども、私ども、原口に確認したところ、そのような事実はございません。物理的な対応をするというような話はございませんでした。
○麻生国務大臣 すべてかどうか、ちょっと言いようがありませんけれども、今のそのモラトリアムの話につきましては、御指摘のような事実はありません。  いずれにしても、二月七日に安全保障会議というのをやっているんですが、これは、日朝平壌宣言というものを全体に前に進めていかないかぬ、こ...全文を見る
○麻生国務大臣 今言ったようなふざけた話というのは、幾つかあったことは御想像にかたくないところなんだと思いますけれども、外交交渉というのは総じて、持ち上げたり、たたいたり、いろいろ忙しい世界ではあるんです。この国と話をしていくに当たって、対話と圧力というけれども、対話だけで話なん...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、渡辺先生、他省庁に関係するところでもありますので、なかなか、これはというのはちょっと今すぐには言えませんけれども、例えば、今総務省の話をされましたから総務省で言わせていただければ、静岡県はどうか知りませんけれども、固定資産税はきちんと取ってもらおうと。これ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、現地の中国側公安当局者によります、ウィーン条約接受国の義務に反する遺憾な行為が正確な法律用語だと思いますが、日本の外務省職員が自殺に追い込まれたというようなことは、これは、当然のこととして、話としては非常に深刻な話なんだと私どもは思っております。  発生...全文を見る
○麻生国務大臣 これがいわゆる機密保護法とかいろいろな法律と関係してくるところなんだとは思いますけれども、稲田先生、この種の話というのは、私は、今後さらに考えていかなければいかぬという雰囲気が少しずつおかげさまででき上がりつつあるんだと思うんですね。  私は、いいことだと正直思...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、糸川先生、このODAが始まる最初にさかのぼってこの話はずっとあり続けた、今後もあり続ける話なんだと存じます。  その上で、やはり一人だけいいというのでもだめだし、また、向こうに、例えばいろいろ技術支援をした、資金配分をいろいろ傾斜配分をやった、いろいろな...全文を見る
○麻生国務大臣 ODAというのは、日本の場合は、多分最も有効な外交手段なんだ、私はそう思っています。  このODAというのをいかにうまく使うかというところをもうちょっと、これまでも戦略的にある程度使ってきたんだと思いますけれども、今回、少なくとも、今、財政も厳しくなってきている...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、糸川先生、基本方針は簡単に三つぐらいに言えると思うんです。いわゆる生存者の帰国、生きているという条件、生きているという前提で我々は交渉していますから、向こう側のすべて亡くなっているという条件で交渉しているわけじゃありませんから、生存者が一つ。理由、いわゆる...全文を見る
○麻生国務大臣 粘り強い交渉は絶対です。とにかく、ありとあらゆる理屈というか何というか、いろいろな話をくっつけて話を引き延ばそうとしたりいろいろしますので、私どもとしては、粘り強い交渉は絶対。  それから、今回久しぶりに、一年三カ月ぶりで再開したこの日朝会議において、私どもは、...全文を見る
○麻生国務大臣 糸川先生、これは一番肝心なところで、日本から亡命して北朝鮮に行くという人はよほど変わった人、昔はいましたけれども、いないんですよ。向こうは、北の方を含めて、脱北者というのが多いわけです。こちらは、今豊かになって、昔は移民せざるを得なくなった人もいましたけれども、こ...全文を見る
○麻生国務大臣 日本というのは、何となく熱しやすく冷めやすいところがあるんだと思いますけれども、この話は、これは遺族の方の立場に立てば、ある日突然にそこそこ育った子供がとか夫がとかいうのがぽっといなくなっちゃうわけでしょう。何となく人さらいというような話で、しばらくしたら北朝鮮か...全文を見る
○麻生国務大臣 済みません、遺族と言った、親族ね。ごめんなさい。家族というのが正しいと思います。
○麻生国務大臣 いわゆる女子差別撤廃条約選択議定書の話ですか。済みません、個人通報制度のところね。  この個人通報制度というのは、条約の実施に効果的な担保を図るというところが一番の趣旨から、注目に値する一つの制度なんだ、私どももそう思っていますが、他方、司法権の話からいきますと...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、むしろ法務委員会で質問された方が正確な答えを得られるんだと思いますけれども、これは、個人の話でどうのこうのというのを、言われる側の立場とか、いわゆる丸々法律的な話で、多分、ちょっと待ってくださいと。これは、言える、通告する制度はいいけれども、通告される側の...全文を見る
○麻生国務大臣 下から芋づる式に上がったので全然記憶はありませんけれども、石井先生、これはみんな国立大学、人様の税金を使って学校に行った手合いですよね、この二人とも。国立大学に行って、人様の税金を使って学校に行ったんだから、それぐらいお国のために頑張れ、こっちはちゃんと金を払って...全文を見る
○麻生国務大臣 A規約、B規約のところと直接つながっているわけではないと思うんですが、石井先生、これは物すごく難しいところなんだと思うんですが、アメリカの場合、ステートユニバーシティー、州立大学というものがプライベートなユニバーシティーよりレベルは低いということになっておるわけで...全文を見る
○麻生国務大臣 ありますけれども、そういうことになっているものですから、みんなそちらを目指すわけですよ。例の国立一期校に行くわけです。そうすると、それは金持ちの子も、貧しかろうとも、みんなそっちに行くわけです。だって、できるから。学校の先生もそこに勧める。だっておまえ、何もそんな...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の点、わからぬわけではございませんけれども、財政事情等々もあったんだと思いますし、日本の場合は私学の比率が先進国の中で極めて高いという比率もあったんだと存じます。今言われたような形で、何となく、景気もよかったせいも多分あの時代はあったろうとは思いますけれども...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、北神先生、一言で言えば、もう間違いなく北朝鮮の対応の結果こうなっちゃったということなんだと思います。  一九九四年にたしか始まった、この種の話が始まって、合意された枠組みでしたか、何かそういう言葉だったと思いますけれども、あれで始まったんですけれども、当...全文を見る
○麻生国務大臣 北神先生、たんびたんびやはり心配するんですよ、役所は。あなたも役人の経験があるからおわかりなんだと思うんですよ。ただ、何となく、まあ、そこそこいっていればいいんじゃないかという気分もやはりあるんですよ。それが一つある。  この日本において、この種のことに関して世...全文を見る
03月02日第164回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○麻生国務大臣 所掌と全く違った話がいきなり振られましたので、頭の整理ができていませんが。  尾身先生、一億二千万人は絶対日本のためにいなきゃならぬ人口ですかと言われると、ついこの間までは多過ぎると言っていた話が、最近は減った途端に大変だと。少なかったときも大変、多かったときも...全文を見る
○麻生国務大臣 これはなかなか難しいところだと思いますので、いきなり振られましたので、ちょっとこの話を思いつきで答えるのはいかがなものかと思っております。
03月03日第164回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 似たようなことを言っても余り面白くないでしょうから。  今風で言ったら、これは悪名は無名に勝るというとこですかな。何もない、無名なよりは悪名でも名前があった方がまだええということにもなるのかもしれませんけれども。私、子供のときに、毎日うちに新聞記者が十...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 西銘先生、もうこれは経緯につきましては今、額賀長官の方からお話があったところです。  そこで、沖合というのに関しましては、これはコストの面、それから反対の面、環境の面等々、これまでのことがあって、新たにまたやろうとしても十年ということになりますと、抑止...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には北朝鮮という国と国交が正常化されているわけではございませんので、私どもとしては、国交正常化等々の問題が出て、お互いさまよく分かり合える仲であるかといえば、残念ながらさようなわけではありません。  御存じのように、一九九八年でしたか、八月三十一...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、改革される前の、今ありますODAの会議の話についての御質問があったと思いますが、私どもも、それから総務大臣としてそこに出席したことがありますけれども、まず人数が多過ぎると思いました、参加している人数が。あれでなかなか選択するのは難しいと、率直にそのと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最初の方の質問で、戦略の方から。  やっぱり高野先生御存じのように戦という言葉が使ってありまして、戦争を例に引けば、戦略、戦術、戦闘と。日本の一番強いのは戦闘ですよ、これもうはっきりしてますって。戦略は昔から下手。基本的にもう全然変わらないと思いますね...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本法というのは、基本的にODAに関してきちんとしたものを作った方がより効果が大きいと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 今のお話の中で、海外に向けて実はいろいろ、例えば「おしん」なんというNHKのテレビ番組の貸出しは、何十か国だかちょっと正確には覚えがない、九十何か国近く行っていると思いますが、これはもう繰り返し、日本というと「おしん」というイメージがダブルで重なるぐらい...全文を見る
03月06日第164回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 輿石先生言われましたように、これ小さきゃいいという話になるかと。極端な例を引けば、どんどんどんどん減らして、役人は一人でいいかと言われたら、それはそうはいかぬと思うんですね。  人口も今一億二千六百七十万人が、減って大変だと言うけど、じゃ、日本という国...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) お答え申し上げます。  今御指摘のありましたのは、一九九一年の四月の十八日、ゴルバチョフ大統領訪日時に、捕虜収容所に収容されていた者に関する日本政府とソビエト、当時はソビエトでございますんで、ソビエト社会主義共和国連邦政府との間の協定というお話、御指摘...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 竹中さんの席に座っていなくて良かったなと思いながら、いや、聞いていましたけれども。  平野先生、これはもう二年前、三年前ずっと論議をさせていただいたところではありますけれども、やっぱり国税を地方に三兆移すというのは、もうお認めいただきましたように、これ...全文を見る
03月07日第164回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 過日は二回にわたって参議院の方からODAの特別の海外の派遣等々が行われた折に報告書はちょうだいいたして、拝見、拝読をさせていただきました。
○国務大臣(麻生太郎君) 私ども、全部が全部、回り切れているところ、回り切れていないところ、査察官等々を使ってやらしていただいているとはいえ、別の視点からというのはすごく大事なことだと思いますんで、私どもとしては、いろいろな意味であっというところもございましたし、ほかに説明をせに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ODAというのは、もう片山先生御指摘のあるまでもなく、これは日本にとりまして日本の国益を実現していくための外交手段としての最も重要な手段の一つと心得ておりますんで、私どもとしては、このODAというものは戦略性を持たせてやるべきという御指摘は全くそうだと思...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アンタイド、タイドの話でございますが、少なくともこれ時代がいろいろ、長い間掛けて随分変遷をし、タイド、アンタイドは変遷してきているんですけれども、その長い歴史を見てみますと、昔はタイド、ゼロ%なんという時代も、九三年—九七年ぐらいまでずっと続いていたんで...全文を見る
03月08日第164回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○麻生国務大臣 今回の新たな特別協定とこれまでの現行協定とにどんな差があるのかというところを御指摘なんだと思いますけれども、いわゆる労務費とか、それからよく言われる光熱費とか、また訓練移転等々の関連の三種類の経費が主たるものでございますから、基本的に今までとは大きな違いはないんで...全文を見る
○麻生国務大臣 この光熱費等々の努力ということに関しましては、今おっしゃるとおりに、これは向こうは、御存じのように、財政は、日本もいいわけではありませんけれども、経常収支等々皆赤字という国でありますので、向こうも極めて財政事情はきつい。傍ら、こちらの方も財政事情はきつい。置かれて...全文を見る
○麻生国務大臣 時間をかけてこういったものはきちんとすべきだと思いますので、二年後と言わずに、きちんとそういったものはできるところからやっていくべきだ、私どももそう思います。
○麻生国務大臣 山口先生、これはちょっと私の正確な記憶じゃないのかもしれませんけれども、これはえらく日本の給与やら何やらがわっと上がっていったときに、大体、基地従業員の給料の方が米軍の陸軍中尉やら大尉さんより給料が高いという時期が一時期ありまして、中尉さんなんかと勤続二十年された...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、山口先生、六千人とか七千人とか八千人とかいろいろ言われていますけれども、そういった数の隊員、家族を含めてさらにあと一万人近く出るんでしょうか、そういった形の人たちに、我々の方とすれば、向こうが撤退していくに当たっては、それは何年かけて撤退するかというと、十...全文を見る
○麻生国務大臣 まことに山口先生ごもっともな御指摘なんだと思いますけれども、これはまだ今現在で具体的な措置が決定されているわけではありません。したがいまして、私どもの方としては、グアムへの移転を促進するということを検討していく中で、日本の国の措置とか国内法の関係については、これま...全文を見る
○麻生国務大臣 たびたび吉田茂が登場してあれですけれども、吉田と広田弘毅、同期の入省。広田が内閣総理大臣になったときに、外務大臣は吉田茂、陸軍は拒否、結果として吉田茂は戦犯を免れた。あのとき陸軍が認めていれば吉田茂も一緒にA級戦犯だったかもしれませんな。それが運命の分かれ道だった...全文を見る
○麻生国務大臣 誤解を与えたとすれば恐縮ですけれども、言われましたように、アメリカの場合も、国務長官が認めた国際連盟をアメリカ議会では否決しておりまして、したがって、国際連盟にはアメリカは入れなかった、歴史で学ばれたところだと思います。日本の場合もそれは同様でして、二人で、国会議...全文を見る
○麻生国務大臣 イランの核兵器と北朝鮮の話と違うのではないかというと、私、それほど保有状況について詳しいわけではありませんが、ロシアのラブロフと、おとといでしたか、電話をし、そしてその前、イランのモッタキとも話をし、モッタキは日本に呼びましたのでいろいろ話をしておりますけれども、...全文を見る
○麻生国務大臣 最終的にどういった形になるか、2プラス2等々、今からいろいろ詰めてまいろうとは思っておりますけれども、その段階で、どういう形に最終的になるかは、ちょっと今の段階で言えませんので……(山口(壯)委員「法的に」と呼ぶ)法的、これはちょっと詰めさせていただきます。どうい...全文を見る
○麻生国務大臣 担当しておりますアジア局長、まだ帰国をいたしておりませんので、私どもとしては、ニュアンス等々が正確ではないところなので、いいかげんなことは言えないところなんですが、中国側からいわゆる共同開発に対する新提案があり、日中双方、前回の協議で日本側が行った提案とともに、互...全文を見る
○麻生国務大臣 武正先生御存じのように、日本時間は八日ですけれども、現地時間は七日ですから、まだ始まってはおりません。そこのところはちょっと、時差がありますので、まだ全然始まっていない点を頭に入れておいて……(武正委員「ちょうど始まったぐらい」と呼ぶ)現地時間はそうですね、ちょう...全文を見る
○麻生国務大臣 交渉が難航しているからとしか言いようがないんですが。  基本的には、普天間移転というのは、武正先生、やはり一番の問題点なんだと思うんですね。この普天間の移転の話が片づかないと、ほかの南部の移転の話から、その他の移転の話から全然前に進まない可能性があるということで...全文を見る
○麻生国務大臣 その点は、武正先生、ちょっとそれは防衛庁の方が詳しいので、私どもの方としてそんなに詳しいわけではないんですけれども、第一軍団がそのまま全部移動してくるのではないというのはもうたびたび申し上げているとおりなので、いろいろな形で、座間のどの部分を返還して何とかというよ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のあっておりました元外務省アメリカ局長の発言の内容については、私どもとしては、新聞にいろいろ出ておりますけれども、承知をいたしておりません。  沖縄返還国会ですから、昭和四十六年ということになろうと存じますが、四十六年から四十七年、当時のいわゆる歴代の外務...全文を見る
○麻生国務大臣 官房長官の心理状態まで分析するほど才能はありませんので、その点はちょっと勘弁していただくとして、少なくとも今、地元の納得というのは、一〇〇%納得というのはそれはなかなかないんだ、基地がなくなれば一番いいという御趣旨のように思われますので、丸々なくなればいいというと...全文を見る
03月08日第164回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) 何をもって心境の変化と言われるかは別にして、あの高倉健というのは私の選挙区の人で、東筑高校ということもありますんで、かなり、何十年、かれこれ五十年ぐらい知っているんでしょうか、それぐらい長い知り合いでもありますのと、もう一つ、伺うと、高倉健が中国語ができ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる国会議員とか、また何でしょう、役職として政務官、副大臣、大臣、いろいろございますけれども、そういった立場にある話と、いわゆる国会議員として、これは自分でずっと選挙活動等々含めて、かなり公になる前の部分というのがあるわけで、国会議員になってからとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ODAにつきましてはいろいろ御意見の昔からあるところなんですが、今回、いわゆる政府系金融機関、農林何ですか、中小企業金融公庫、国民金融公庫等々、農林中金含めましていろいろ、政府系金融機関は七つあったと思います、農林中金、別か、その他、昔の輸銀、国際協力銀...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 特にこの国防等々に関しまして、私どもの場合はかなり他の国と違う状況にもあることもこれありで、ウサギとしての耳の部分は絶対大事なところだと思っております。生きていくためにはこの耳が一番肝心なところだと思う割には、日本の場合はどうも何か諜報とかまた情報とかい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 誠にごもっともな御指摘だと存じます。  ただ、浅野先生、これは我々は今どういうような言い方をしているかといいますと、国連は更に今いろんなところの難民の話やら人道の問題やら、更に今国連の金が掛かることになっておるんですが、その辺が掛かるときに、まあ百億な...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) よう質問の意味が取れていないと思いますので、私の方から。  昭和三十四年から開始されております帰還事業のことだと存じますけれども、今役人の方から答弁いたしましたとおりに九万三千三百四十人とされておりますけれども、その中で朝鮮半島出身者である夫や父などに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 誠にごもっともな御指摘なんだと存じます。  政府としては、この日本人妻の安否の確認につきましては、これはいわゆる人道的観点から取り組むべきことということに思っておりまして、残念なことに北朝鮮との間に正式な国交というものがございませんので、いわゆる取り得...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、あの当時、我々の年齢だと、あの当時どれくらい喧伝されたかという記憶のある世代なんですけれども、何となくえらく地上の楽園かのごとき話で、何となくそういうものだと思って行かれたまんま、非常に今言われた差別の問題を含めて飢餓状態とか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる特定失踪者、通称千番台とかいろんな表現がございますけれども、この特定失踪者、今いろいろ、人数はちょっといろいろ言い方があるんですけれども、一応確率が高いと思われる方が、今、山根先生御指摘になったとおり三十四名ということになっております。  これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはなかなか仮定の問題としてお答えをしにくいところですが、大量のボートピープルが日本海それから海流に乗っていきますと、そのままエンジンがないと日本海のかなり沿岸側の北の方に漂着する、潮流の流れからいくとそういうことになろうと存じますけれども、そういった...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、黒岩先生、日本の国内と全然違いましてね、作業現場で対人地雷が埋めてあるかもしれないとか、疫病が多いとか、そういったことも含めて、これは入札、応札される方の数は、何十社が応札するということは余りないんです、正直なところ言って。で、これ、私ども頼...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) イラクに関しましては、少なくとも今派遣されている場所、例えば南の方ですと、少なくともいわゆる爆弾等々のテロ事件というのは南部若しくはクルド地区等々においてはこの一年ほど全くそういったことは起きていないと記憶いたしますんで、バグダッド周辺若しくは西部という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、スリランカと言われましたけれども、スリランカは、タミル・タイガー始め、いろいろここはしんどいところだと存じますけれども。いろんなところで地域によって違いますんで、国の名前だけ言われて安全かと言われたら、ちょっとなかなか、岩手県と筑豊じゃ大分差があるの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 後ほど担当者からの方がよろしいと思いますが、基本的には応札する人の数が少ないと競争が少なくなるということは、大体みんな見積りは、お互い皆、それぞれ皆見積りをやりますんで、その見積りする業者が二人しかいないということになりますと、二社しかいないということに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 同じ百万円を使っても、効率よく使う、効率悪く使うによりましては、これは全く波及効果、費用対効果の面において大分違うと思うのはもう全くおっしゃるとおりだと思っていますんで、今、私どもとして終わった、終わった後の事後調査というものに関していろいろ今やらせてい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、丁寧に答弁をした方がよろしいのか、短く答弁をした方がよろしいのかによって大分説明の仕方が……(発言する者あり)長く、あっ、そう。長くということでございますんで、それでは。  今四つほど伺いましたんで、まず中国の話だと思いますが、あの中国の経済発...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 同様の御質問は、去る十月の三十一日でしたか、外務大臣に就任をいたしましたときの記者会見で同様の質問をいただきました。そのときには、個人の信条と立場がいろいろあるんで、そのときになったら適切に判断をするとお答えをしておりまして、今も適切に判断しておると思っ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっとテレビで何言ったか、よく出さされますんで、どのテレビだかちょっとよく、二月の十九日というとNHKかな。
○国務大臣(麻生太郎君) NHKですかね、あれは。あの出たときの、靖国神社に関して、国益を、それは当然のことであって、個人の立場と国家の立場といろいろありますんで、個の利益か国益かを考えたら、それは公の、公人の立場にありました場合は公の利益を優先する、当然のことを答弁したと記憶し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この四か月間の対応を見ていただけると御理解いただけると存じますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 余り記憶力がないんで、記憶力が良けりゃ東大ぐらい行けていたんでしょうけれども、記憶力が余り良くないものですから、ちょっと今、谷垣さんに伺ったら、委員会の答弁だったそうですけれども。どなたか沖縄の方の、沖縄の方の、沖縄の方……
○国務大臣(麻生太郎君) 三月三日、つい先月、いよいよアルツハイマーですな、三月三日に、悪名は無名より、ああ、あの例の沖縄の話。  ああ、沖縄の方が何か分からぬ言葉でいろいろ言われましたんで、これ何を言っておられるのかなと思ったら紙に書いてありましたんで、あれ見て、見てやっと分...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本の外務大臣がだれであるか全然分からないよりは、一応、ああと言って、どういう評判かはともかく、全然記憶になくて、それこそパッシングよりは、一応名前がどこかにリメイン、とどまっている、記憶にとどまっている方がええかなとは思いますけれども、それは悪名よりは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、昨日もアフリカの大使、今、御存じのようにアフリカ五十四か国、三か国かあるんだと思いますが、昨日、アフリカの各在京大使と一緒に個別に、北アフリカ、南アフリカ、こう分けて、昨日、夕食会というのをやらせていただきましたけれども、少なくとも、あの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) こっちでも受けをねらってやっているわけじゃありませんので。言った発言がたまたまえらく反応を生むところなんで、なかなかこれは先生、私どももこう言えばこういう反応が出ると分かっていれば別に、もう少し別な言い方もするんだと思いますので。分かりやすい言葉でやろう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のあったアメリカ局長の発言の内容につきましては、私ども承知はいたしておりません。  いずれにいたしましても、沖縄返還国会というのは、昭和四十六年、四十七年ぐらいだったと存じますけれども、そのときの外務大臣はどなただか、ちょっと正確な記憶はありま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) たしか河野外務大臣のときにも似たような話があって、一回本人に聞いたと思うんですね。そのときの答えは、なしと、そういうものはないと当時お答えになった。  それから何年たったか忘れましたけれども、今に至って今度はあると、自分が署名したと。河野外務大臣のとき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私の伺ったところでは、本人に直接電話をされて確認をされたら、ないということだったそうであります。
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもはないからであります。
○国務大臣(麻生太郎君) 繰り返しの答弁で恐縮ですが、今申し上げましたとおり、昭和四十六年、四十七年のことに関しまして、以来、一貫して答弁を申し上げておりますし、同様の問題は河野外務大臣のときに一回既に似たような話がありましたときにも外務省として調査をした上での答弁。今回は事情が...全文を見る
03月09日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 外交防衛委員会の開催に当たり、舛添委員長を始め委員各位に謹んでごあいさつをさせていただきます。  外交の基本方針に関する所信につきましては後ほど申し述べさせていただきますが、私自身、外務大臣就任以来、外交の目的は国益の確保、すなわち我が国国民が世界にお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 外交防衛委員会の開催に当たり、舛添委員長を始め委員各位に謹んで所信を申し述べさせていただきます。  我が国外交が直面する課題は山積をいたしておりますが、我が国及び国民の平和と安全を確保し、幸福な世界を目指すべく、日米同盟と国際協調の基本に立ち、外務大臣...全文を見る
03月09日第164回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) ドイツでしたかね、たしか岡田先生、たしかドイツの方の話を例に引いてという前提が付いていたと思っておりますけれども。大体、こういうどこかの人の前例を引くと、私もしょっちゅう言われますが、人の言った話をやられると、これはおれが言ったことにざっと話が作り変えら...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 岡田先生御存じのように、日台関係におきましては、昨年の貿易は多分六百億ドルを超えておると思いますんで、中国、アメリカ、韓国に次いで四番目に多分取引はでかいという記憶がございますんで、極めて経済的な関係は大きい。また、人的交流も、多分日本から台湾に訪台をし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、私どもODAに関する関係から、外務省の中の局を、従来の経済協力局を解体しようと思っております。今、ODAは一元化ということで、今新しいJICAの下に円借、無償、技術的なところでJICAというものを一つにしてODAを一元化して日本の外交に、いろんなとこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 石川県でおられるから特に御理解いただいているとは思うんですが、今、一旅館と言いましたが、あそこの旅館へ行ったら、みんな福建語できますもんね。英語もできる、そして北京語が半分、福建語が半分ぐらいかな、あの旅館。大したもんですよ。それが、客席満席率今日本一を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、この何とかインフルエンザ、鳥インフルエンザ、鳥インフルエンザ等々いろいろ、何というか、もう渡り鳥は飛んできますんで、まあ国境は完全に越えちゃっている話なんで、シベリアから渡ってきたり、どこから渡ってくるのかよく知りませんけれども、渡...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御質問のありました中国国内で生じたデモに、言わせていただくと、公館に対する暴力行為というのに当たりましては、累次にわたって損害というものが、賠償金を含めて中国側に責任のある対応をせいということで求めております。中国側は、中国側が責任を負うという態度を取...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 極めて憂慮するべき事態になっておると思っております、イランの現状につきましては。  で、浅尾先生御存じのとおりに、六日夜に、今日が九日ですか、六日夜にラブロフ、ラブロフというのはロシアの外務大臣ですけれども、モッタキという人と会っております。私が会った...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは浅尾先生、ゼロか一かみたいな話でなかなか難しいところだと思いますが、仮に国連安保理事会で全会一致で決められたときには、日本もそれに従わざるを得ません。
○国務大臣(麻生太郎君) ゼロ分を切ってこれだけ全部答えるのはかなり、手慣れた方としてはなかなかと思って、いかがなものかと思いましたけれども。  まず最初の話から、2プラス2の話からXバンドの話につながるんですが、まず先生御存じのとおり、このXバンド・レーダーというのは、昔でい...全文を見る
03月10日第164回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○麻生国務大臣 御指摘の点につきましては、特に空域調整の方が先に片づけねばならぬ大事な問題だと思っております。  これは、管制官の配置というより併置の話が出てきますので、そこらの点からいきますと、羽田の第四滑走路に合わせまして空域調整というのは先を急がないかぬということで、これ...全文を見る
○麻生国務大臣 日本の防衛庁もしくは制服との関係がシビリアンコントロールになっていないと山口先生は思っておられるという前提でお答えするんでしょうか。
○麻生国務大臣 国会が、いわゆる良識の府として、市民の代表として選挙で選ばれた国会が、選挙で選ばれていない国会もいっぱいありますので、いっぱいとは言わぬけれども、選挙で選ばれていない国会も国会というけれども、そうじゃない国もありますので、市民に選挙によって選ばれた国会がというのが...全文を見る
○麻生国務大臣 役人というのは基本的に、こういうところでいろいろ言われたら、それに対する答弁に手足を縛られたくないというのが最大の関心事ですよ。当たり前だと思いますけれどもね。いわゆる、縛られたくない、したがって、フリーハンドは持ちたいと考えているんだと思うんですね。  そうす...全文を見る
○麻生国務大臣 今のお話につきましては、基本的には、正確に言うと、まだ具体的なあれができていないから正式に答弁のしようがないというのが多分正確な答えなんだと思うんですけれども、今言われましたように、仮にやるとしたらということになった場合、よく出てくるように、半分やるとか何とかやる...全文を見る
○麻生国務大臣 御記憶というか、言わせていただきますと、いわゆるミレニアム開発目標というのがあったんだと思いますが、あのとき、ODAの対GNI比率が〇・七%という目標に向け引き続き努力するということで、日本としてもその旨を表明した、声明したんだと思っております。  それにあわせ...全文を見る
○麻生国務大臣 今説明のあれだったので恐縮ですけれども、平成十七年度は実はマイナスの一〇%だったんです。正確にはマイナスの一五%、済みません、十七年度、マイナス一五%になりました。  御存じのように、ここのところをずっと見ますと、十四年度で一〇%、十五年度で六%、十六年度で一〇...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、ミレニアム開発計画に寄与するために、ODAというもののGNI比〇・七%の目標に達するために、ぜひ日本としては十分なODAの水準を確保しますという方向で、私どもとしてはその方向で事を進めております。これは、外務省に限らず、総理のところも同じお答えだと思い...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、津村先生、全くごもっともな御指摘なんで、私どもは国連の運営分担金のほぼ二割弱を払っている国でもありますし、日本としては、ここにおいて、今言われたような条件というものは基本として満たせるような方を候補者としてぜひというのは当然のことだと思っております。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 国連改革というのは、これは、この常任理事国に限らず、その他効率性から考えても、津村先生、国連改革は物すごく大きなところ。特に、日本のようにこの種のことに関してえらく効率とか生産性とかいうことにこだわる国民から見ますと、どう考えてもアンフェアじゃないかとか、公平じゃ...全文を見る
○麻生国務大臣 国連憲章のいわゆる九十七条でしたかによって、任期は会計年度は十二月三十一日になろうと思いますので、それまでまだ時間がありますので、いつごろからというのは、ちょっと今のこの段階で何月とかいうような言葉を持っているわけではありません。  ありませんけれども、安保理に...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われましたように、昨年の六月、日韓首脳会談というのが行われた以後、両国関係がぎくしゃくしておるというお話はもう全くおっしゃるとおりで、盧武鉉大統領の訪日というのは実現をいたしておりません。おっしゃるとおりでありまして、次にいつやるのかということに関しましても、...全文を見る
○麻生国務大臣 常識的に言って、次回は先方側が訪日をされる順番というのが常識だと思っておりますので、その線でやるわけですけれども、今言われましたように、年二回はともかくとして、少なくとも今回はおたくの方がという順番なんじゃないんですかというのはもう事実だと思います。  今、潘基...全文を見る
○麻生国務大臣 本来は、基本的には、日本人学校及び補習授業というのは、現地にあります日本人のいわゆる学校運営委員会みたいなものができていて、それで運営されているというのが通常です。  現実問題として、学校数は、平成十七年度で見ますと、全日制の教育施設約八十五校、世界じゅうにあり...全文を見る
○麻生国務大臣 校舎やら何やらに補助をしておりますので、その校舎なんかの補助をしているという面からいきますと、それはそういうことになります。ただ、授業料はちょうだいしますので、ただでしているわけではございませんので、その点は、校舎なんかとか施設等々をという意味であれば、それは補助...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、ほとんどの場合、任意団体です。特定な法的資格を持っているということはないと存じます。
○麻生国務大臣 おっしゃるとおり、設立要件及び援助を受けるというために当たっての要件は、法律上は定められておりません。  それで、その上に立ちまして、援助を受ける要件に関してどういうのをやっておるかというのでありますと、大体四つぐらい言えると思うんです。  学校の安定的運営と...全文を見る
○麻生国務大臣 先生今おっしゃったように、私もそういうところにいましたので、住んでいましたので、よくわかるんです。  今言われましたように、ちょっと整理をしてみなきゃいかぬところなんですが、先生はもうJBICになってからでしょう、今の話は大体。JBICになる前の、輸銀、海外経済...全文を見る
○麻生国務大臣 国会議員になって、答弁するような立場になって七、八年たつと思いますけれども、最もまともな御質問だったと思って、敬意を払います。  いや、まじめな話、すごく大事なところですよ。思っていても、結構思っている人はいるんですけれども、なかなかこういうところで堂々とそうい...全文を見る
○麻生国務大臣 今、常任理事国に関して、米国の言いなりというのに関して、これは我々もそういうような感じを日本側から見ますけれども、アメリカから見て、日本はアメリカの言いなりになってくれる友好国かと聞いたら、冗談言うなと多分向こうは言うと思うんですね。いろいろこれまで表に出てくると...全文を見る
○麻生国務大臣 まことに傾聴に値する御意見なんだと思いますが、だから、やはり日米というのはきちんとしておかないかぬという話なんだと思うんですね。  やはり基本的には、世界の中で、今一九四九年の例を引かれましたけれども、日本にとっては一九五一年の朝鮮事変なんだと思うんですね。これ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、六日及び七日に北京で行われました東シナ海等に関する日中協議におきまして、中国側から、東シナ海の北及び南の二地点に関して共同開発の提案というものが行われております。  中国側との申し合わせもありまして、交渉中のことでもありますから、中身を...全文を見る
○麻生国務大臣 中国側の提案の詳細についてはお答えできないと先ほど申し上げたんですが、尖閣諸島が日本の固有の領土であるなんということは、これはもう歴史的にも国際法上的にも全く疑いの入れないところでありますので、日本もこれを有効に支配しておると思っております。したがって、中国との問...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと長くなりますけれども、日米間におきまして、いわゆる日本時間の八日から外務、防衛当局の協議が行われております。  協議の具体的な詳細につきましては、ちょっと米軍の関係もありまして、お答えは控えさせていただきますが、五点。  まず、沖縄につきましては、普天...全文を見る
○麻生国務大臣 今御質問のありました中で、海兵隊のグアム移転に関し、資金的な措置を含めて検討はされております。これは、正直言って、ほかのものが最初に出ましたものですから、そんな最初からやったわけではありません。協議はいまだ継続中ということでもありますので、ちょっとこれに対して詳細...全文を見る
○麻生国務大臣 かなり厳しいことになっているのは事実です。  まず、払う払わないの話に始まり、真水でやるかローンでやるか等々を含めて、正直申し上げて、ゼロか一〇〇か五〇にするか、もうとにかくごちゃごちゃいろいろ、かなり激しい応酬が続いているということが事実として申し上げられると...全文を見る
○麻生国務大臣 間に合わせたいと思っております。この三月の十八日に、私、シドニーで、ライスそれからオーストラリアのダウナー等々と日米豪の会議をすることにいたしておりますけれども、その席で、アメリカの方から、日米バイの会談を申し込まれてきておりますので多分この件にも、避けて通れない...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、まとめる、誠心誠意努力をして、基本的にはなるべく地元負担も軽減することなんですからということで、私どもとしては、ぜひ地元の了解を得るべく、今いろいろな形でお願いをさせていただいたり話し合いをさせていただいたりしておりますので、ぜひ三月いっぱいまでにまとめた...全文を見る
○麻生国務大臣 以前にも行ったことありますし、外務大臣に就任してからも行ったことありますし、稲嶺知事、こっちに上がってきたり、市長さん上がってこられたり、いろいろしておられますので、合意を何らかの形で得たいと思っておりますけれども、私ども、行く必要があるというように判断すれば、行...全文を見る
○麻生国務大臣 今、副大臣の方からも答弁をしましたが、基本的には、これまで運用の改定ということでやってきて、事実、刑事訴訟やら何やら、日本がとにかく犯人の起訴前の身柄引き渡し等々、この間起きた事件もそうでしたけれども、世界じゅうで、起訴前の身柄引き渡しができているのはたしか日本だ...全文を見る
○麻生国務大臣 この種のものにうかつに乗ると話が込み入りますので。  さきの大戦に関する日本政府というか国家の認識というのは、昨年八月十五日の小泉総理の談話のとおりなんですが、今回の発言というのは、これは外交儀礼上、甚だ不適切、はっきりしていると思っております。  したがいま...全文を見る
○麻生国務大臣 この方は、教育を日本で受けられたりいろいろしておられますのでお詳しい方なんですが、チベットに関する経緯についていろいろ議論があることは承知をいたしております。  いわゆる一九四九年、中華人民共和国成立直後、たしか中国政府は、帝国主義勢力からチベットを解放すると宣...全文を見る
○麻生国務大臣 アンケート調査をするかどうかは別にして、少なくとも歴史認識の話等々は、今、アメリカも一緒にやろうという話になったりして、いろいろ、おかげさまで日韓は始まりました、日中の方はまだなかなか緒についていないところですが。  今言われたように、ヒトラーのときのゲッペルス...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的にはした方がいいと思っております。日米豪の三外相会議というのをこの十八日か十九日の土曜日にかけて向こうの大臣とやることにしていますけれども、そのときにバイの、二人だけの会談を向こうから要求してきておりますので、ということは、私どもとして2プラス2の話等々打ち...全文を見る
○麻生国務大臣 十八日、これは国会の了承も要るんですけれども、国会の了承を得れば十八日に行きたいと思っておりますけれども、その場で私どもとしては、基本的には、笠井先生、いわゆる地元負担の軽減と抑止力の維持という二つの問題を解決した上で、この普天間の移転というのが、今、案は辺野古に...全文を見る
○麻生国務大臣 笠井先生御存じのように、我々は引き算が好きでして、台風が来るからそれまでに刈り入れて、その前に田植えと、大体昔からずっと引き算で来た国なものですから、何となく期日を切ってやらぬといかぬことになっている。試験が来ないと勉強しないみたいな話ですけれども、何となく、期日...全文を見る
○麻生国務大臣 笠井先生、これは両方重要なんであって、最初から抑止力の維持と地元負担の軽減というこの二つの部分を納得させるところでいろいろスタートいたしております。したがいまして、今おっしゃるように、地元が丸々だめな状況で話は前に進みませんし、米軍の言うとおり全部やるというのでは...全文を見る
○麻生国務大臣 笠井先生、沖縄で今、いろいろな意味で、海兵隊約七千人、八千人と、数字は確定したわけじゃありませんけれども、そういう話がありまして、この問題で、沖縄の地元でいろいろなトラブルがあるのは御存じのとおりでありますので、そのトラブルの部分が、少なくとも、家族含めて約二万弱...全文を見る
○麻生国務大臣 額については承知をしておりませんので、何ともお答えのしようがありませんけれども、今の段階で、基地の負担の軽減ということを考えていった場合に、仮にグアムに撤退するのを二十年かかるんですか、十五年かかるんですかという話をされた場合に、私どもとしては、できるだけ早くとい...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほどから申し上げておりますけれども、在沖縄海兵隊のいわゆる要員及びその家族がグアムへ移転ということによって沖縄の軽減は全然ないかのごときお話ですけれども、私はあると思っております。少なくとも一万数千人、約二万人弱の方が沖縄から移転をするということは、私は負担が軽...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、三月五日、沖縄で開かれた決起集会というのを知っております。主催者発表三万五千人、県警発表六千人、かなり差があるとは思いましたけれども、お気持ちとしてはよくわかるところだと思っております。  普天間飛行場の代替施設に関しまして、建設地の問...全文を見る
○麻生国務大臣 安倍官房長官の記者会見を直接聞いておりませんし、新聞報道というのは適当なところだけつまみますので余り信用できないものだと思って読みますので、その内容を明確に把握しているわけではありません。  ただ、基本的に、官房長官の立場として、この種の案をまとめねばいかぬとい...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほどの勝訴した、敗訴したという話の内容を、私、全然知りませんので、ちょっとその点に関しては所管外でもありますので、答弁のしようがないので、その点についての答弁は差し控えさせていただきたいと存じます。  いわゆる駐留経費の負担の話というのは、これは、照屋先生、始...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、一九九九年か二〇〇〇年に、いわゆる冷戦というものの構造が崩壊して、ソ連が十五の国に分裂等々、いろいろな形で東西対立というものが終わった、いわゆる冷戦構造の崩壊ということになったんだと思いますが、確かに、大きなユーラシア大陸の西半分ではそういった形に...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと正確な数字じゃありませんけれども、五千二百何十人だったと記憶しますけれども、海外やら何やら、ちょっとなかなか正確につかめていないところだと思いますが、五千二百数十名だったと記憶します。
○麻生国務大臣 今の御指摘に限らず、他党の方からもいろいろ御指摘いただいた点というのは、検討を十分にして臨まねばならぬ大事なところです。少なくとも、何となくなあなあになるという話はよくある話なんで、私どもとしては、きちんとしてやらねばならぬところだと思っております。  ただ、軍...全文を見る
03月10日第164回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、高橋千秋委員長を始め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げ、所信を申し述べさせていただきます。  まず、沖縄に関する事項について申し述べさせていただきます。  アジア太平洋地域には依然として不安定性と不...全文を見る
03月10日第164回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御指名をいただきましたので……
○国務大臣(麻生太郎君) 過日も、過日も御答弁を申し上げたそのとおりなんで……
○国務大臣(麻生太郎君) 聞いたと言われましたんで、いや、時間がもったいないって、これ片道、両道。
○国務大臣(麻生太郎君) ああ、両道ですか。ああ、それは気持ちは分かりますね。ただ、御指名でございますので、きちんと申し上げていただければ。  このような話は私どもの話で、向こうが出たからといって私どもの方にはその種の資料はございませんということを申し上げたんだと記憶しておりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 吉野文六という元外務官僚の人も役人なら、今現職におります役人も役人。だから、どちらを信用するかと言われれば、私どもは今おります現職の人間の話をきちんと信用するのは当然だというのは当たり前じゃないでしょうか。
03月13日第164回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) いろいろ御論議がなされたところでありますけれども、政府系金融機関の中にあっていわゆるJBICと言われるものを、少なくともその内容につきましては、ODAに深くかかわります円借の部分と無償等々いろいろ輸銀でやっている部分と、昔でいうOECFと輸銀でやっていた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず最初に、援助ツールを一本化してというのは、現場で上がってきた話が外務省まで上がってくるのが、あっち行ったりこっち行ったりこうしないですうっと上がれるようになったところが一番、時間が物すごく短縮になりますんで、それから説明する側も手間が掛からなくなるの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このODAに関係して言わしていただければ、ODAというのは日本の外交のツール、道具としては非常に大きな要素を占めているものだと思っております。したがって、このODAというものをいかに有効に使うかというのを、外交をつかさどります外務省としては、これがきちん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 報償費の話にさかのぼって以後、極めて多々問題がこの役所に提起されてきたことは確かだと思いますね。その後、田中眞紀子先生のときもいろいろありましたし、その後、鈴木宗男議員の話も出ましたし、これまで約七年間、六年間ぐらいにわたっていろいろな問題が外務省に起き...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私ども、長いこと自民党の場合はハンナラ党との付き合いの方がかなり長かったんだと思いますし、私の存じ上げている韓国の議員の方も総じてハンナラ党の方、まあウリ党、当時余り数がありませんでしたんで、ハンナラ党の方の方が多かったんで、付き合いもそっちの方が必然的...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっとそのニューリアリスト、ちょっと全然、全然見てないんで、ちょっともう一回。  現実的、戦略的、対話と圧力、脱外務省の発想、多様な情報量。別に、外務省の役人以外の方、いろんな方々で外務省の発想以外の型を持っておられる方が一杯いらっしゃいますし、多様...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、何でしたっけ、政冷経熱でしたっけ、政冷経熱とか政冷経涼、涼しいとか、いろいろ表現があっておるとは思いますけれども、私どもは基本的には日中関係というのは、これはもう隣の国でもありますし、今までと違って、アジアの中で日本だけ経済力が群を抜いていたという感...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっともう一回質問の意味を言っていただけませんか、質問の趣旨がちょっとよく理解できないんですけれども。
○国務大臣(麻生太郎君) 日本の場合は、先生よく御存じのように、日本にというよりこの極東の中におきましては、韓半島の問題、台湾海峡の問題等々、まだ不確実、不安定なものがあるというのは、これはどなたも認めていただけるところだと存じます。そこの中にあって、日本に対して、やれミサイルを...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 別の道という定義は何でしょうか。
○国務大臣(麻生太郎君) 国防だけに限らないじゃないかという御意見でございますか。
○国務大臣(麻生太郎君) 外交を優先にしろと。外交を優先に一生懸命やっておるんで、やっておるつもりなんですけれども、今いろんな形で日本の場合は外交をやっておる結果、日本といたしましては、過日のBBCというイギリスの国営放送の、世界に対して世論調査をもちましても、日本という国は世界...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 十月の2プラス2が中間報告ではなくて最終合意で、例えばいろんな意味で、あれ以後、決定であるがゆえに、もう全く変わることはないというようなつもりで言っておられるのかと存じますけれども、少なくとも私どもとしては、地元住民との話やら何やらいろいろ今後させていた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) えらい話が飛躍していますんで、ソフトパワーと密約との関係を聞いておられるんですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 私ども昨日の答弁でも申し上げましたとおりでございまして、私どもにはそのような密約等々の書類、一切ございません。
○国務大臣(麻生太郎君) それも昨日御答弁申し上げましたが、ございません。
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて申し上げますが、ございません。
○国務大臣(麻生太郎君) 西山太吉氏に済まないという気持ちがあるかとお聞きになったんですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 特にございません。
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のとおり、今、日本では感染症対策というものに関しましては、これODAの重要な課題の一つだと考えてやらしていただいておりまして、沖縄でしたから二〇〇〇年だと思いますが、沖縄のサミットのときに、沖縄感染症対策イニシアチブを出させていただき、二〇〇五年に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そのように理解しております。
○国務大臣(麻生太郎君) 三億二千万ドルの話と四百万ドルの話と一緒になるようですけれども、四百万ドルに関しては密約というような話がありますけど、そのようなことはございません。
○国務大臣(麻生太郎君) 会計上、勘定区分がそのように分かれているというふうには理解しておりません。
○国務大臣(麻生太郎君) アメリカ側の文書のことですので、私どものかかわり合うところではございませんし、その内容についてしかと知る立場にございません。
○国務大臣(麻生太郎君) 度々お答え申し上げておりますように、そのような文書は私どもの方にはございませんので、向こう側に出され、向こう側にあってもこちら側には全くありませんので、お答えのしようがないと。したがって、向こう側に出された文書に私どものかかわり合うところではないと申し上...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それも度々お答えいたしておりますように、私どもは向こう側にそのような文書があると言われて、出されたという話は聞いておりますけれども、私どもにはそれを裏付けるような文書を私どもの方にはございませんと申し上げております。
○国務大臣(麻生太郎君) これ、御存じな方に説明するのもなんですけれども、こういったものが基本的なもので、御存じない方も多いと思いますんで。これが日本が開発した地雷除去機ということになっているんですけれども、どれくらい手作業に比べて効率がいいかというところがほとんど素人には分から...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ODAに関しまして今いろいろ御意見をいただきましたけれども、私どももこれ効率的にやる必要があるというのは全くおっしゃるとおりだと思いますので、私どもも地雷除去プラスJICAのいわゆる技協、技術協力等々とを一緒にして、今おっしゃられましたように効率の面につ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、防衛庁長官からお話がありましたように、二月の二十二日の爆破事件以後は内乱寸前のところまで行ったと思っておりますけれども、今はかなり、それ以後三週間たちまして、状況はそのときの一触即発みたいな状況ではなくなった。やっぱり内乱を好まないというところに関し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 三月一日にこの問題に答えているね、ですか。
○国務大臣(麻生太郎君) この問題って、どの問題ですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、地元の事情等々につきましては、ラムズフェルドに限らず、アメリカに対してこのような結果が出たということは伝えることになります。
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど御答弁申し上げたとおりです。
03月14日第164回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) 佐藤先生御指摘のとおりなんだと思いますが、やっぱり戦後、このGATT、いわゆるゼネラル・アグリーメント・オブ・トレードという、この例のGATTと、それとこのWTOという自由貿易のおかげで少なくとも日本はいい思いをした方です、これがなかったらこんなに発展し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いろんな形で、今、国連の場の中におきましても新しくそういったような、ドーハ・ラウンドの中で、これは多分中川大臣の方がお詳しいんだと思いますが、貿易と環境委員会というのがドーハ・ラウンドの中にもでき上がったりしてきておりますので、私どもは、こういったところ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昨年、御存じのように、ドイツ、ブラジル、インド等々と日本はG4という形で四か国組ましていただいて、いわゆる国連改革の中で安保理理事国の常任理事国、非常任理事国含めましての人数の改正等々をやらせていただこうと思いました。国連ができまして、実に六十年ぶりの改...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) なかなか私どもとして難しいなと思いましたのは、最初の中に名前を載せるのは勘弁してくれと、その代わり投票になったら必ず入れますとか、どっかの選挙と似たような話はこういうのに付いて回る話なのかもしれませんけれども、そこらのところは思わぬ国がそういったところを...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 事実、共同提案国の中に名前を載せられなかったということに関しましてはおっしゃるとおりでありまして、私どもとしては、先ほど申し上げましたように、共同提案国には名前は載せないけど賛成のときには入れますという票が一番多かったのが多分アジアからだったかなと思って...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは相手様の話ですんで、こちらから想像の域を超えないんで恐縮ですけれども、私どもとしては、個々の分野で多くの国々が全く全部が全部意見が一致するなどということはあり得ないんだと、私は基本的にまずそう思っております。  その上で、国連安保理改革とか世界の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 副大臣の意見を大臣が補足するというのもいかがなものかと思わないわけではございませんが、あえて大臣という御指名でしたので言わしていただければ、アメリカは常任理事国が大きく拡大するということには反対です。基本的に全然今の五か国でそこそこいっておりますんで、日...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) G4の提案を回避できなかったかという意味ですか。
○国務大臣(麻生太郎君) どうぞ座ったままで結構です、座ったままで結構ですよ、時間がもったいないでしょうから、いろいろ御計算がおありでしょうから、どうぞ。
○国務大臣(麻生太郎君) ああ、その点に関しましては、最初からアメリカは賛成していたわけじゃないんです。  ただ、日本としてこのG4の案、G4と一緒にやっていくという案に関しましては、かなり向こう側としては二十六という数字にも問題でしたし、いろんな意味でアメリカは最後の最後まで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、若林先生お話ありましたように、私どもその反省に立って、今回、G4がもう一回案を再提出する提案にはうちは乗らないと、またつぶされるだけじゃないかと。そんな同じ案には乗れないということで今アメリカと一生懸命いろいろ交渉をいたしておりますけれども、これ逆に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、ODAというのは確かに途上国に対して非常に大きな貢献をしたということは、これはアジアに限らず皆一様に認めていただいているところであります。事実、日本の外交手段としては、ODAというのは最も大きな外交手段の一つとして私どもとして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ODAで援助やるから一票ちょうだいって、ちょっと買収っぽくて何となく品が良くないと思うんですね。日本の外交のセンスとしては余り品が良くないし、私も若林先生と同じで、その種のやり方はやめた方がええと、私は基本的にそう思います。  基本的に、今言われました...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたとおり、平成十八年度、平成十八会計年度の予算案におきましては、おっしゃるとおりに、ODAのいわゆる予算においてはマイナス三・四%というのは事実であります。その上で、私どもとしては、今言われますように、国連でGNP比〇・七%という数字の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、このたび、このいわゆるODAをもっと戦略的に日本として使うためには一元化してしかるべきではないかという、これは前々から御党からもお話があっておりましたし、自民党の中からもいろいろこの中には意見が分かれておりました。  そこで、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大変お待たせいたしました。  今御質問のあったところですけれども、これは基本的には一九七二年にさかのぼるんだと思いますけれども、そのときの日中共同声明というものに従って、台湾との関係に対する日本の基本的立場というのは、もういわゆる大使館がない、だからパ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 世界最大の葬式だったんですよね。はっきり言って世界最大の葬式ですよ、あれは。で、何となく目立ちたがり屋の方も、これは断固行きたいという方もこれは世界じゅういた。もうこれは物すごかったと思いますが、日本の場合は国会開会中もあって内閣総理大臣が行くというわけ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 前回、大江先生御存じのように、G4というののグループでやらしていただいたんですが、なかなかうまいこといかなかったのは御存じのとおりです。  ただ、結果として、少なくとも百九十一か国になんなんとする国になってしまいました。昔は、できました一九四五年は五十...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のように、一九・四六八%、四六七だったかな、%なんだと記憶しますけれども、そのパーセントを日本としては払っております。それに対して中国、ロシアは、いずれも一%と二%だったかな、何かそういう形になっております。そういうのを見ますと、少なくとも今経済...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは二つ分けて考えぬと、大江先生、いかぬのだと思いますけれども。  経済力としては、少なくとも、中国という国は今GDPで約一兆ドルちょっとぐらいになり始めましたんで、日本との比率は一対四ぐらいのところまで来ていると思いますんで、そういった意味では、中...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 過日、陳水扁代表の方からいわゆる両岸関係の委員会を停止するでしたっけね、停止だったというのが正式な表現だったと思いますけど、表現した。その前に、国家分離法、いや、何だ、分離は反対の方が中国側の方から出た。まあ向こうが言ったからこっちも言ったという話にしか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 武力というものとか軍事力というものは二つの要素で成り立っております。一つは能力、一つは意志です。  したがって、能力があっても意志がないとか、意志があっても能力がないとか、これは両方ないとできないんでして、その意味では、少なくともその能力は、台湾に対し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いろいろな言い方はあるんだと思いますけれども、少なくとも実務者レベルにおいての付き合いというのはそれなりにありますんで、それに対して、今現状で向こうがわあっとなってきたときに、こっちもそれに呼応していって、不必要なナショナリズムがわあっとあおられて変なこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今幾らになりましたかね。中国と日本との関係というのは、多分大江さんの方がお詳しいのかもしれませんが、今、日本と台湾との関係は、多分貿易からいったら中国、アメリカ、韓国、それと台湾ぐらい、多分六百億ドルぐらい行っていると思いますんで、そういった意味では大き...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもとして、いろんな形で中国、台湾、双方いろいろお互いさま、言い分がおありになりますんで、もう少しちゃんとすりゃいいじゃないかと、大江委員はそう言われるけど、ちょっとでも言うと、いろいろ私のところにはあらぬもない話もくっ付けて、尾ひれ背ひれ付いて一杯飛...全文を見る
03月15日第164回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○麻生国務大臣 今白樺の話が出ていましたけれども、この問題に関しましては、従来から、向こう側の一方的な開発とか、また情報につきましては、申し込んでいるというのは御存じのとおりです。  現在、主として経産省等々と一緒にやらせていただいていますけれども、これは基本的には、これまでの...全文を見る
○麻生国務大臣 今、梅田参事官の方から答弁を申し上げましたように、これまで、もう既に、武大偉外交副部長に対して佐々江局長の方から前回も申し入れをいたしております。  今、御存じのように、日朝間の貿易はこのところ、約四年間で半分ぐらいになっていると思うんですね。それで、中国からの...全文を見る
○麻生国務大臣 これは水野先生よく御存じのところなんで、台湾と日本とのいわゆる基本的立場というのは非政府関係に基づく実務関係ということになっていますので、これはアメリカも似たようなことになっていますが、いわゆる総統と大統領とか、総理大臣と大統領とかその他閣僚級の形ではなくて、課長...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、御存じのようにいわゆる内規みたいなものがありまして、例えばWTOとかAPECとか、そういった日台双方のメンバーが正式メンバーとしている国際的な枠組みの中での会議等々でやる場合はこうだとかそうじゃないとか、いろいろな内規がきちんと、アメリカも日本も似たような...全文を見る
○麻生国務大臣 確かに、おっしゃるとおり、日本と台湾の間を見ますと、どうでしょう、貿易総額で、中国が今一番ですから、中国、アメリカ、韓国それから多分台湾ぐらいだと思います。貿易量も日本の対外貿易の第四位でありますし、ビザ等々、いろいろお働きかけもあって、ビザも査証免除ということに...全文を見る
○麻生国務大臣 これは谷口先生御存じのとおりに、去る三月二日のいわゆるバーンズ米国務次官のプレスリリースを読みますと、インドを核兵器国として公式に認めることはしなかったとこのバーンズ国務次官の発言に出ております。  その後、ホワイトハウスで出ましたプレスリリースの中には、核爆発...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、米国は、今回の米・インドの合意にかかわらず、NPT自体の改正を求める考えはないということを明らかにしておりますので、今後インドがNPT上のいわゆる核兵器国として認められるとは考えておりません。  ただ、日本としては、このNPT体制というのをもとにして...全文を見る
○麻生国務大臣 エルバラダイの話というのは、御存じのように、エネルギーの不足等々、爆発する人口に対応して、化石燃料等々に対応して、エネルギー資源確保のためからこういうのはいいことではないかというのが、一面これは否定しがたい事実としてあるんだと思っておりますし、そういった意味では、...全文を見る
○麻生国務大臣 インドとイラン、北朝鮮というのは前提条件がかなり異なっているとは思うんですが、大量破壊兵器と言われるものの不拡散というものに関しましては、これはインドはきちんとコミットしております。また、今回の米印の合意の中におきましても、いわゆる国際的な核不拡散体制に関しまして...全文を見る
○麻生国務大臣 インドとの関係におきましては、少なくとも世界最大の民主主義国家、もちろんアジアの中において、十億の民を持ち、選挙というルールによって国が運営されている多分最大の民主主義国家であること、また、人口が間違いなく急激にふえてきていること、英語は通じる。かなり難しい英語で...全文を見る
○麻生国務大臣 日本のインドに対しますODAに関しましては、今おっしゃいましたように、インフラ整備というのは非常に大事だというのは間違いないと思っております。すなわち、インフラ整備することによって経済成長を促進させるというのが、まず第一の観点なんだと思います。  もう一個は、や...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、篠原先生、基本的には予算と人数の関係なんですよ。予算がない、人数が足りないから、その一年間、研修に出すというと穴があいちゃうわけで、それを何とか埋めなければいかぬからというので、それでそのままということになっておるのが一つの理由、もちろん予算の関係、二つあ...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう篠原先生、全く正しい指摘だと思っております。  例えば、いわゆる安全保障とか軍備管理、軍縮等々、ほかにも経済問題やら、いろいろ私どもとして育成をしていかないかぬところなんだと思いますが、特に外務省の場合、条約というのをたくさん結びますので、この条約とい...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、篠原先生、私ども外務省に来てかれこれ四カ月なんですけれども、やはり国内で押しの強い大蔵省と交渉するのに向いた役人とか、わかりますか、言っている意味。やられたからおわかりだと思います、この辺にも元経験者がいますけれども。それとか、海外の大使館で映える者とか、...全文を見る
○麻生国務大臣 今お話がありましたように、去る三月の七日から十一日まで、ホノルルにおいて、兵力再編につきまして最終的な合意を三月までに行いたいということで、いろいろ当局の間で、審議官クラスということになりましょうか、そこで協議をさせていただきました。  お話しになりましたように...全文を見る
○麻生国務大臣 しております。
○麻生国務大臣 これは、融資を行うとか貸し付けをするとか、向こう側に対していわゆる真水でいくとか、いろいろな話がよく出ていますけれども、御存じのように具体的な決定がまだされていない以上、今申し上げることはないんですが、少なくとも国内法上どういうことになるか等々は、これは関係省庁、...全文を見る
○麻生国務大臣 あの話は、こっちが困ったときは助けてくれ、そっちが困ったときには助けてやらないというのがもともとの基本でしょう、日米安全保障条約をよくかみ砕いて言うと。片務条約と言われていたわけですから。そういった意味では、我々としては、向こうが何かに巻き込まれているときは見て見...全文を見る
○麻生国務大臣 関東軍がお好きなようで、よく名前が出ますけれども、関東軍の時代と今とは全然違いますよ。あの時代は、少なくとも機密費の話がかんでおりまして、当時の政友会の幹事長は多分森恪という人だったと記憶しますけれども、そういった人との関係から何から、ずっとの流れがありますので、...全文を見る
○麻生国務大臣 大統領制度と議院内閣制と全然違うと思いますけれども、議院内閣制の方がよほど議会のコントロールはきいているように、私自身はそう思っております。
○麻生国務大臣 二月の二十二日に行われたんだと記憶しますけれども、島根県竹島の日が地方自治体の権限において条例で定められてあるということは確かだと思います。国会会期中でもありましたので、私どもとしては、検討した結果、欠席をさせていただくということになったと記憶します。  竹島の...全文を見る
○麻生国務大臣 正確な記憶じゃありませんけれども、二月の二十二日はたしか予算委員会の最中だったと記憶しますので、代理出席を含めて、ほかの議員もとられておったんだと記憶しますけれども、検討させていただいた記憶があります。私どもとしては、それはしようがないねという話をした記憶がありま...全文を見る
○麻生国務大臣 この種の話は、最初に申し上げましたように、双方で、双方でというのは韓国と日本との間で、妙に話が感情的にならないように努めるというのはすごく大事なところなんだと思っております。  基本的に、私どもとしては、ここはいわゆる諸般の事情を考えてというのが一番正しいんだと...全文を見る
○麻生国務大臣 これは私の主観ですから、あらかじめお断りしておきますけれども、主観として申し上げさせていただければ、やはりインターネット、携帯電話、モバイルホン、そういったようなものというのは、基本的には情報統制をするのに最も扱いにくいツールとして、道具として、三億四千万台、今中...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、歴史的な事実についてはいろいろな意見がある。南京虐殺三十万とか、やれ、死んだ現場をあなた見たことが何人ぐらいありますかと言うと、二人ですとか一人ですと。どうして三十万と言うんですかと言うと、答えがなかった。これはいろいろ記録がいっぱい残っています。写真...全文を見る
○麻生国務大臣 今、岡田の方からも答弁をいたしましたけれども、基本的にこの種の話は、意図的にやられるという部分もありましょうし、また、深く信じてやっておられる方もいらっしゃるでしょうし、その背景はいろいろなんだと思いますけれども、私どもとしては、こういったものは基本的、歴史的事実...全文を見る
○麻生国務大臣 一点目、あしたの国会の日程がわかりませんので、何ともお答えのしようがありません。  二つ目の点につきましては、住民投票が行われて、今言われたような数字で、投票率五八%で行われたという結果、反対多数の結果になったということも承知をいたしております。取り扱いにつきま...全文を見る
○麻生国務大臣 厚木の負担が軽減されるというのは事実だと存じます。  その分だけ岩国にふえる分につきましては、岩国に関しましては、沖合移転という部分が厚木とは全く違いますし、従来の岩国とは全く違うというところで、沖合へ移転されることの分につきまして、第二の厚木が岩国にそのまま移...全文を見る
○麻生国務大臣 わかっている範囲で誠心誠意答えている、米軍との間の交渉もありますけれども、交渉を目下継続中のところでもありますので、全部が全部答えられるわけではないと思いますが、答えられる範囲で誠心誠意答えている、私どもはそのように理解しております。
○麻生国務大臣 日本の場合は、報道管制がしかれているわけでもございませんので、ここのところはきちんと向こう側も十分御存じで、どこかの国とうちは全く違いますので、丸々出ておりますので、向こうも知っている上で改めてこちらの方からこういう事実があるということを伝える、そういう理解でよろ...全文を見る
○麻生国務大臣 去る十二日に行われております岩国市におきますいわゆる空母艦載機、岩国飛行場受け入れに関しましての是非について住民投票が行われ、投票率五八・六八%、賛成、反対、それぞれ八九対一一という数字になっておる、反対多数の結果になったということは承知をいたしております。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年十月の2プラス2の共同文書で示された在日米軍の兵力再編という問題に関する案というものは、それまでに日米間で実施されてまいりました協議、日米間の協議の成果を取りまとめたというものであります。したがいまして、この案は、日本国内及び二国間の調整の過程ということになろ...全文を見る
○麻生国務大臣 照屋先生、基本的には、私どもの知っている範囲で、米軍による撤退が行われた、例えば韓国で三十八度線から以南の方にずっと下がった等々、いろいろな例はございます。そういった例は、米軍の都合で移動した例。それから、東ドイツからソ連が撤退をした、一九九〇年の話ですけれども、...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました経済上の連携に関する日本国政府とマレーシア政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  平成十六年一月以来、両国間で協定の締結交渉を行ってきた結果、平成十七年十二月十三日にクアラルンプールに...全文を見る
03月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(麻生太郎君) 先月の二月の二十三日、地村夫妻拉致事案に関しまして辛光洙の逮捕状、蓮池夫妻の拉致事案に関しましてチェ・スンチョルに逮捕状、それぞれ発付されております。  これを受けまして、二十四日、翌日ですが、外務省では捜査当局と協議の上、北京の大使館ルートを通じて北...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この種の話というのは、今回の交渉に関しまして、少なくとも拉致被害者五名がこちらに帰ってから以降の話というのは、まあ言い方としては、通常の外交交渉でいろいろな話というのはありますけれども、この種のいわゆる科学的な裏付けのない話とか、一方的な情報を管理した上...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは度々御答弁をさせていただいておりますとおりなんですが、基本的には問題点は三つなのであって、いわゆる生存者の引渡し、真相の究明、そして犯人の引渡しと。私どもに、これらを含めて今余りにも不明朗な点が多過ぎますので、この点がきちんとしてもらわぬとなかなか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 女子差別撤廃委員会より、同条約、いわゆる選択議定書の批准の検討を継続することを奨励するとのコメントが提出されているということは承知をいたしております。  この制度の、いわゆる議定書の中に定める個人通報制度というところが一番問題なんだと思うんですが、条約...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 司法権の独立がなぜ問題になるのか。司法権の独立というのは大事なことじゃないですかね。司法にいらっしゃいましたんでよくお分かりと思いますけれども。  これは、個別の事案について、いわゆる、何というんですか、条約に基づいて設置された委員会等々、まあ審議会等...全文を見る
03月16日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○麻生国務大臣 今、円グラフをもってお示しをされましたけれども、地理的条件も、そういう地政学的な見地等々いろいろなこともあったとはいえ、沖縄に非常に基地が集中しておるという事実は私どもも強く認識をしているところでありまして、そういった意味で、基地の軽減の負担ということに関しまして...全文を見る
○麻生国務大臣 田端先生、二つだと思いますけれども、一つは、いわゆる南部の方から北部の方に移転をするという話がまずは決まらないとどうにもならぬというのは、まず確かです。そこは、もともとは人口密集地のところから、少なくとも人口がそんなに過密なところではないところに移転をする。危険は...全文を見る
○麻生国務大臣 表現が、立ち退き料が品がなかったかもしれませんけれども、基本的には、今沖縄にあります在沖縄米軍の移転の件を促進するということは沖縄の負担の軽減につながる、これが第一であります。  その軽減を負担させるに当たって、兵隊、家族含めて約一万七千、八千ぐらいの人が在沖縄...全文を見る
○麻生国務大臣 見解が違うと思いますが、基本的には、米軍の沖縄からの撤退は、沖縄の基地の負担の軽減を願っておる私どもとしては、当然のこととして、七千人が千人ふえて八千人であろうとも、そういった形で米軍の抑止力を維持しつつ撤退をしてもらうというのは沖縄県民の希望でもあろうと存じます...全文を見る
○麻生国務大臣 今の言い方をちょっと伺いますが、戦闘部隊員だけが問題を起こしておるから、その戦闘部隊が残るのは全然基地の軽減にならないというように考えておられるということでしょうか。
○麻生国務大臣 戦闘部隊員だけが問題を起こして、ほかの人は全然問題を起こしていないような感じは私は全然いたしておりませんから、そこは見解が全く違います。  それから、少なくとも、問題が起きるというのは、兵隊の絶対量が減るというのは大きなことだと思っておりますので、私どもは、一万...全文を見る
○麻生国務大臣 抑止力の維持が私どものもう一点の条件でありますから。
○麻生国務大臣 基本的にはなるべく早くということしか言いようがありませんので、一万七千人からの部隊の移動ということを考えました場合に、グアムの基地に移動する、その家族を含めて一万七千ということになりますと相当な数だと思いますので、私どもとしては、その経費につきまして、どのような形...全文を見る
○麻生国務大臣 報道でそのようなことが流れておるのは存じておりますけれども、まだ交渉中の段階でありますので、その内容をここで申し上げるわけにはまいらぬということです。
○麻生国務大臣 交渉の内容でございますので、今まだ交渉の経過をなかなか御報告できないということでありまして、最終的には、私どもが政府として決めさせていただいた後、その後、そのことにつきましては、いろいろな形で国会に御報告するのは当然だと存じます。
○麻生国務大臣 それは細目にわたっていろいろ詰めますので、これだけ大きな形ですから、細目二十五円違っていますよと言われても、それは役所的には二十五円でも違いは違いですから、二十五ドルでも。そういった意味では、細目の定義がちょっと不明確ですから正確にはお答えできませんが、きちんとし...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもとしては、まず、二十五億じゃなくて二十五円と申し上げましたので、勘違いしないでくださいね。二十五円の違いでも……(保坂(展)委員「そんなこと聞いていないですよ」と呼ぶ)いや、こだわりますよ、細目と言われたから。細目ですから。予算ですから、細目。  そういっ...全文を見る
○麻生国務大臣 努力をいたしますと申し上げました。
○麻生国務大臣 努力をすると申し上げた以上のことはございません。
○麻生国務大臣 私の立場からすると、別にどこでもいいですよ。中国に行くのもいい、日本に来るのもいい、沖縄に行くのもいい。私どもとしては、会うということになりますれば、これは双方で話をするのであって、私が、長島さんのところに行くから葉山の、逗子のマリーナで会おうというわけに、行ける...全文を見る
○麻生国務大臣 地位協定の方につきましては、これはたびたびこれまでも答弁をしていますので、これまで運用改善ということでやってきて、ここをさわりますと、世界じゅうやらないかぬとかいろいろな難しい問題を抱えていますので、ちょっと今、これに人を割いてこの問題だけまた全然別にやるというの...全文を見る
03月16日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、岡田先生御指摘のありましたように、岩国市の住民投票につきましては、これは岩国市というより岩国市長の御判断というところでありまして、これは政府として特段のコメントは差し控えさせていただきたいと存じます。  いずれにいたしましても、今御指摘がありました...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、岡田先生御指摘がありましたように、いわゆる投票率は五八・六八%ということになっておりますので、これはいわゆる住民投票という形をクリアしたということになろうと存じます。そのうち反対票が、今言われたように四万三千四百ということで、約九割近い反対があったと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先般の全人代におきます財政報告を見ますと、中国のいわゆる国防費、一四・七%増の、いわゆる邦貨換算四兆六百五十億ということになっております。連続十八年の二けたの伸びということになります。四兆を平均一〇%でやりますと、十八年たちますと二十兆円ということに、単...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ウィニーというソフトに関する基礎知識の問題だと思っております。  ウィニーといういわゆるあのソフトに関しては前々から問題がある、これはソフト扱ったことのある人ならだれでも知っていると思いますよ。自分で調べられるぐらいの技術がおありになったら、このウィニ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一月にオーストラリアの訪問を予定しておりましたのが駄目になりましたのは、日米豪の閣僚級戦略対話というのが決まっておりますので、それに出席する予定だったんですが、アメリカの国務長官の方から訪豪を延期せざるを得ないというのに合わせまして、私どもはこの参加をす...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 柳田先生、二十世紀が日本に教えた最大の教訓の一つは、十年、二十年先のことは何びとも予測できないというのが二十世紀が我々に教えてくれた教訓の一つだったと思っております。  一九七九年、アフガニスタンへのソ連の侵攻があったときに、一九八九年、ソ連はなくなる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、今泉先生から御指摘のありましたように、去る二月から、三日から七日にかけまして日朝包括並行協議というのをさせていただき、拉致問題、それから安全保障の問題、そして国交正常化と、主に三つに分けて話をさせていただきました。具体的進展は得られませんでした。甚だ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今後とも、この対話と圧力というのは、これは基本だと思っております。先ほど申し上げましたように、対話をするための対話では何の意味もありませんので、少なくともしかるべき成果を得るためには対話プラス圧力というものがないと駄目なんだということで、これまでも数次に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃいました点に関して言わしていただければ、日本からの貿易取引総量は約二分の一に減っています。韓国は一・五倍ぐらいになっていると存じます。中国は二・四倍、五倍ぐらいになっていると、ちょっと、あそこは数字が余り正確じゃありませんのでちょっとよく分から...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 李肇星外交部長の発言については品格に欠けると。まあ、私が品の話するのもいかがなものかと思いますが、品格に欠けるというようなことに関しましては、外交上甚だ不適切ということははっきりしておると存じます。  したがいまして、あれ、たしか八日の日に、谷内事務次...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の御意見ではありますけれども、私どもの話、何、呼出しに関して拒否をしたというような話が伝えられておりますけれども、拒否ではありません。その日は、ちょっと前々から主宰している会があるのでどうしても駄目なんで、翌日なら行くということだったんで、翌日待つより...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本という国に関しまして言わせていただければ、私は、少なくとも自由主義経済とか、またいわゆる民主主義とか、それから法によって法治主義とか、そういったきちんとした共通の価値観というものを持っている国というものは、日本が組むべき相手のまず一番の根幹だと、私は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御意見の分かれるところだと、私ども、衆議院の方でもそう思っておりましたから。今泉先生、ちょっとお待ちください、平成十二年だったと思いますが、当時、森喜朗内閣のころだったと思いますが、インドに訪問されて、ジャパン・インディア・ストラテジックパートナーシップ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) あの「ワイルド・スワン」書いた人のあの本かしら。
○国務大臣(麻生太郎君) あのやたら厚いやつ。
○国務大臣(麻生太郎君) やたら厚いの。著者から送っていただきましたので、ぺらぺらとめくった程度で、中を読んだわけではありません。毛沢東のことがかなりすぱっと書いてあったところだったんで、是非ここだけはという、折ったところだけ一か所ちょいと読んだぐらいで、いろいろその内容について...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、遠交近攻、先ほど使われた中国の十八史略の春秋、戦国策でいえば遠交近攻等々いろんな表現があるんだと思いますけれども、大きな国の隣にある国というのは常に外交で難しい目に遭う、これはもういつの時代でも同じだと思います。大化の改新の昔にさかのぼって一...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) はい。インド、インドでございます、今のは。済みません、今の主語はインドでございます。  そういった意味では、いろんな観点で今、日本とインドというのは、この一年ぐらい、先鞭は森総理のときだったと思いますが、この一年間ぐらい特に関係が深まってきておりますん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一連、全般にわたって高野先生いろいろおっしゃられた話と私の考えていることと、そんなにそごを来しているわけではありません。基本的に私も同じような考え方、見方、そういったものを共有する部分が多いと存じます。  その上で、やっぱり今まで、戦略、戦術、戦闘とい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど民主党の方の御質問に御答弁も申し上げたところなんですが、岩国市におきましていわゆる住民投票が行われ反対多数の結果を生んだ、が出たということはよく承知をいたしておるところであります。投票率も五八%を超えておりますんで、これ住民投票として成り立ったとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはむしろ私より防衛庁長官の方の方が答弁に適しておられると思いますけれども……
○国務大臣(麻生太郎君) 私の理解で、いや、ちょっと指名いただきましたんで私の方だけ先に言わせていただければ、基本的には、今言われましたように、普天間という極めて人口が密集してくることになってしまった、その後の情勢変化ですから、できたときはそうでもなかったんだと存じますけれども、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 生命の軽重、重さ、軽さというものに関しましては、北部であろうと南部であろうと密集地であろうと、それは基本的には同じというように理解をされて当然なんだと思いますけれども、少なくとも私どもとしては、今一連の移転をしていく中にあって、例えば今回の移転で米軍軍属...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、私どもとしては、周辺住民の方、関係住民の方々と今後とも話を進めていかねばならぬと思っておりますけれども、私どもは、少なくとも全く話が付かないまま、普天間というままに、そのままずるずるずうっとこのままいられるというのは私どもとしては最悪の結果な...全文を見る
03月17日第164回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 西銘議員より六問ちょうだいをいたしました。  まず、安全保障環境と日米安保体制についてのお尋ねがあっております。  アジア太平洋地域におきましては、冷戦終了後も地域紛争や大量破壊兵器、ミサイルの拡散など、依然として不安定で不確実な状況が存在をいたして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 犬塚議員から十問いただいております。  まず、在日米軍駐留経費の負担割合についてのお尋ねがありました。  日米の負担割合は、米軍の駐留に伴い必要となる経費の範囲のとらえ方や為替レート等々の変動により、一概に算定、比較し得るものではありません。また、御...全文を見る
03月17日第164回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありました点、確かに来る三月末までに残り二週間というところで、私どももう限られた時間しか残っておりません。今、御存じのように、細目、詰めがいろいろな形で行われておりますし、私どももいろいろな話で電話をしたり、いろいろなことでやっておるのは事実で...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、アジアとの経済連携をどうしていくのかというお話で、EPAをやめてFTAにするのかというような御疑問があっておりましたけれども、EPAを積極的に推進してまいります。  基本的には、FTAは二十世紀型、物の話で、主に境界線がある...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この話は、森元先生御存じのように、これは戦勝国で作ったルールのものをいわゆる話合いで変えよう、五十一か国でスタートしたものが今は百九十一か国になっておりますので、ここで変えようという、この二つの点をまず頭に入れておかないと、なかなかそんな簡単にできるもの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のとおりに、これは経済の、経済力に応じてという、比率に割って、当時は、アメリカは世界のGNPの四九%、いや、五〇%近く持っておりましたので、それは幾ら何でもというので、まあ上限、キャップを決めた、あとのところは、残りは全部参加国で割ったという形にな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、今国連の事務総長、任期満了に伴いまして今年末で切替えということになると思っております。そのときに当たって、アジアからということを、私どももそのように思っていろいろ案を考えております。  日本人という前に、まずアジアから出ましたのは、一九...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中国と韓国の話で、今靖国の話が出ておりましたけれども、基本的に両国というのは、歴史的に見ても、また今経済的に見ましても、貿易関係で、一に中国、二にアメリカ、三位韓国かな、そんなもんだと思いますんで、そういった意味では、経済関係におきましても極めて深いかつ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昔、マレーシアのマハティールという人がこれと似たような構想を打ち上げてつぶされたことがありました。それから約十年たったことになりますけれども、昨年の十二月の十七日、この東アジア共同体という新しい枠組みでスタートをさせていただきました。  従来と違います...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、今の段階で、スタートしてまだ半年もたっておりませんし、いろんな意味でこれからどういうものをというのをやっていくことになろうと存じますが、少なくとも共通の問題としてテロの問題とか海賊の問題とか鳥インフルエンザの問題とか感染症の問題とか麻薬...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昨年十一月に日ロ首脳会談というのを東京において行われておりますけれども、この件に、このときもそれは溝がありますことはもう間違いございません。その上で、これまでいろいろ合意をいたしております昔の、昔のというか、ソ連の時代にさかのぼっての昔からいろいろ諸文書...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは卵が先か鶏が先かということにもなろうと存じますけれども、少なくともこの平和条約とか国境線の画定とかいう問題は、これは二国間においては極めて重要な問題だと、私もそう思いますんで、条約の締結というのは非常に重要な優先順位だと思いますが、同時に、それがな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 把握していないというのはビザがありませんから。ビザが(発言する者あり)いや、ビザが申告されていないから普通は分からないんですよ。ところが、特定人物は来るぞ来るぞとみんな騒ぐから、おお、来るのかということになるだけであって、一々全部が全部把握しているという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもは、今ノービザでもありますし、いわゆる第一線で活躍しておられる政治家でもありませんし、単なる年老いた老人が一人来るたんびにわあわあ言うのはいかがなものかというような、(発言する者あり)いや、そういうことを言っている人がいるという話してるんですよ。ま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国内で持っております、鉱区権を持っているところから開発の申請があったか、それとも向こう側からあったか。
○国務大臣(麻生太郎君) 向こう、共同開発の話というのは、過日の話、過日、尖閣に関しまして、地図が極めて不明確なものだったものですから、正直、出されたのは、何です、これというようなものだったぐらい分からないものが出たことは確かです。  それに対して、後で調べてみて、これは尖閣も...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 六日、七日に北京で行われました東シナ海に関する日中協議というのにおきまして、中国側から、東シナ海の北及び南というこの二地点、ここが非常に分かりにくいところなんですが、についての共同開発の提案がありましたというのは事実です。ただ、中国側との申合せによりまし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) フラッシュメモリーとかいわゆるマルチチップというものに関しましては、これは本当に何製か分からなくなりましたよね、本当に。プレートは、プレートは日本製で、なかなか分からぬものですから。そういった意味では、私どもとしては、こういったようなものは現実論としては...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 考え方はいろいろあるんだと思いますが、たまたま今、二十五億というのは結構大きな金だと私自身はそう思っております。しかし、今この段階においてこの沖縄の海兵隊の移転の問題というのは、これは長きにわたって日本の国土の限られた原野に、分野に日本の全基地の七五%が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昨年九月に町村外務大臣に提出された対外情報機能強化に関する懇談会の報告書の件でございましょうか。失礼しました。  国際情勢が御存じのように変化する中にあって、この機能の強化というのは喫緊の課題ということで、外務省情報機能強化について提言をいただいており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) お詳しいんだと思いますんで、IAEAが三月八日に終了し、理事会のあれを受けまして国連安保理事会というのに付託ということになって、非公式の会合が開催されているのはもう御存じのとおりですので、ちょっと採択された文書の性格っていうのがありますんで、ちょっと非公...全文を見る
03月22日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成十八年度外務省所管予算案について概要を御説明をさせていただきます。  平成十八年度一般会計におきまして、外務省は対前年比二・二%減の六千九百十二億四千百万円を計上いたしております。また、我が国の極めて重要な外交手段でありますODAの予算は、外務省所...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本の場合は、エネルギーのいわゆる資源というもののほとんど一〇〇%を海外に依存というのが日本の条件になっております。したがいまして、このエネルギーというものを安全に確保し続けるというのは日本の国益上最も肝心な話だろうと存じております。したがって、これが海...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、榛葉議員から御指摘のありましたように、三月二日にこの米印協定というのが、まあアナウンスというか、正式に発表されております。詳細がまだちょっと正直分かっておりませんので、わあっとアジテーションっぽく先に出たものがありますんで、内容をよく読ませていただか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のおっしゃられた点に関しましては、私どももその懸念を共有しております。少なくとも米、ロ、英、仏、中というのは、一九六四年にこれができました段階で既に核実験若しくは核爆発を経験をした国のみで五か国でありますから、それ以後持ったであろうと言われております国...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のダブルスタンダードという話を多分されたい、されたいというか、その懸念はないかということなんだと思っておりまして、これは正直申し上げて、これはアメリカが今から議会の中におきましても、アメリカ議会の中におきましても、また国際世論に対しても、一番この点は現...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘の懸念というのは、多分皆外交当局は、それぞれの国においていろいろな自国の国益を考える立場からいって、当然今のような懸念を持っているというのは、もう私どもも同じように思っております。  今、インド、パキスタン若しくはイランの話が出ておりましたが、イ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日米豪閣僚級の戦略対話というのは、これは初めての、日米豪三極の間で行われた最初の閣僚級会議なんですが、少なくとも、基本的価値観は一致しておるという榛葉先生の御指摘、いわゆる民主主義とか自由主義とかいろいろなことあろうと思いますが、そういった日米豪という太...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今直ちに、オーストラリアに対していろんな言い方をしようといって、今回の会議の中で、特にオーストラリアに北朝鮮六者協議に合意促進に要求を直接したという事実はありません。  ただ、私どもは、アメリカとの間において、三者のときにこの六者会談の話をしております...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 自衛隊の撤退につきましては、今御存じのように、昨年の選挙をした、しかし国会は開かれない、やっと三月の十六日の日に開催をしましたが、三十分で閉会をしております。そして、その後、組閣等々の話が行われているんだかいないんだか、行われていると、私とジバリという、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、榛葉先生おっしゃいましたように、これは経済関係の方がどうしても目が行く大きな理由は、それは石炭の五三%ぐらい、これはコークス含め鉄鋼炉の鉱石、コークスを含めてですよ、いわゆる強粘結炭五三%を含めて。それから、鉄鉱石も五六%ぐらいここから輸入しています...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはちょっと一様にみんなぐっと来るものがあったんじゃないでしょうか、見られてた方どれぐらいいらっしゃるか知りませんけど。  私、昨日、アメリカのシーファーという大使と一緒にこれ見てたんですけれども、最初のところは四対一だったかな、それから次に見たのは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 川口先生、今ちょうど森喜朗政調会長のころに、私、そこで外国人問題特別委員会というのの事務局長を一年やらされました。当時は良くない話ばかりが主に巷間うわさされる時代でしたので、新宿歌舞伎町に、時の警察から来ていた、後の警視総監になった人と一緒にごそっと見学...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 済みません。
○国務大臣(麻生太郎君) 川口先生御指摘のことに関しましては、これは海外交流審議会からも御指摘の受けているところでもありました。今、内閣官房に外国人の在留管理に関するワーキングチームというのが設置をされておりまして、今、外国人にとって日本に居住することの利便性の向上ということを考...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の日米豪三閣僚級会議体というものは、基本的価値観というものを、それと基本的価値観と戦略的な関心を共有する日米豪という国が、いわゆる共通の関心を有しておりますグローバルな課題であります例えばアジア太平洋地域の安全保障の問題等々につき意見を交換しようとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、アメリカと豪州も米豪同盟というか条約を持っておりますんで、そういった意味では日本とアメリカ、アメリカと豪州というような感じで、私どもは、まあ大きな民主主義国家でもありますし、また御存じのように資源という面からもいきますと、私どもとの関係は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、日米豪プラス印という話だと思いますけれども、今回、まずこの日米豪でそれやっと今スタートしたばっかりでございますんで、ちょっとここのところをきちんとした上でということになろうかと存じますけれども、今言われた点は考慮に値する考え方だと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に日本の、この国益という言葉も、これは高野先生、本当最近ですよね、こういう言葉を国会で使うようになったのは。昔は国益と言っただけで右翼みたいなこと言われたりしたこともありましたんで、随分時代が変わったのかなと思っていないわけじゃありませんけれども。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のように、十から十三億人と言われておりますんですが、今まで我々の間に余り縁がなかった、事実だと存じます。  二〇〇二年のときに、たしかイスラム世界との文明対話セミナーというのを開始をされて、今年一月、チュニスで第四回目の会合を開いております。ま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求め...全文を見る
03月23日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 冒頭に、去る三月の八日の日に開かれました当委員会において、予算委員会と重なっておりましたので出席をいたしかねましたけれども、今回、このような形でODAに関します、政府開発援助に関します特別委員会を参議院でつくっていただきまして、誠にありがとうございました...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 田村先生御存じのように、海外経済協力に関する検討会というのがつくられておりましたけれども、そこにおける報告書において書かれておりますのは、総理主導の下、内閣としての司令塔的な機能を強化し、海外経済協力をより戦略的、効果的に実施するため、総理、官房長官、外...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたのは、まあ簡単には企画立案本部は何をするのかということになるんでしょうか。  先ほど申し上げましたように、ここは、例えば今アジアに対してはどうとか、日本におけるODAの対外比率というのはいろいろありますけれども、アジアというのにかなり偏っ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 会社で適当なところからいくと、少なくとも代表取締役会議とか重役会議とか、そして多分担当の部署の会議、そしてJICAというようなところが実施いたします営業とか、そういった形になっていくんだと思いますけれども、一番上のところは多分代表取締役会議で、総理のとこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今まず、技術協力に関して言わせていただくと、十二省庁にまたがるんだと思っておりますが、その規模を見ますと、これは留学生の交流を一番の基盤としております文部科学省の予算が三百八十三億円程度ございますので、日本のODA一般会計に占める比率からいきますと約五%...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、田村先生御指摘のありましたように、日本では平成十三年十月、対中国経済協力計画というのを策定をいたしております。この計画において政府は、それまでの沿海、いわゆる海岸部中心のいわゆるインフラ整備は行わず、新たに中国ODAの重点分野を環境保全、また地球的規...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 何となくこの委員会に来るとぼろかすに言われるもんだと思って来てますんで、今のように田村委員のように言われると、ちょっと正直、今言葉がないんですが、デリーメトロを見られたという話だったんで、私もこの一月の三日の日にこのデリーメトロに乗りました。  公団総...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) なかなか立場立場が違いますので言いにくいところでしょうけれども、タイミングとしては余り適切なタイミング、どうせ上げるにしても適切なタイミングじゃないんじゃないかなという感じはしますけど。
○国務大臣(麻生太郎君) 話が込み入ってくるとこっちに振られるんであれですけれども、基本的に、意見のそごがある、ましてや相手が閣僚となれば、しかるべき報告がきちんとすり合わせが行われていないというと、なかなかその後の話に影響してくると思いますので、そういったきちんとそごがない、間...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほどの話と基本的には同じなんだと思いますけど。  白先生、まあ現地にいて長くいると、向こうの担当者は同一人物、こちらの方は三年に一遍ぐらい担当者が、まあ役所の場合替わります。そこに行くと、かなりそこにずっといると、何となく波長が合ったり気心が知れたり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 極めて明確です。必要です。
○国務大臣(麻生太郎君) この件につきましては、無償資金協力については実施機関ができるものは実施機関に任せるというこの間の答申、答申というか諮問に対するお答えとしてというのをいただいておりますんで、その考え方に基づきまして、いわゆるJICA、国際協力機構を実施主体として位置付けて...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは谷合先生、これはもう、この海外青年協力隊を最初に、これは当時の自由民主党竹下登青年局長のときにスタートしたプログラムなんですけれども、そのときに最初に問題になったのはこれだそうです。当時は終身雇用ですから、途中で会社二年抜けて帰ってきたら、おまえど...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、衆議院で、分かりやすいかと思いますけれども、予算は興味あるけれども決算は余り興味がない。会社へ行ったら逆ですよ。会社は予算より決算ですよと、私はそう思いますね。決算が勝負でしょうがと私は思うんですけれども、やっと参議院では決算重視という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、大門先生全くおっしゃるとおりで、日本人の豊かになったせいもあるんだと思いますけれども、NGOといったようなものに参加している方というのは、何となくほかに就職するところがないからとか、何かそういうイメージの、二十五年前はそんなイメージですよ。ところ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大門先生と、共産党と初めて自民党が意見がびったし合ったなという感じが今したんですけれども、正直申し上げて、急激に経済を成長させたら必ず貧富とか地域間格差というのが起きるのは、日本で昭和三十年代、四十年代、みんな経験しましたので、それを救うために累進課税で...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、昨年の四月のアジア・アフリカのいわゆる首脳会議において、小泉総理の方からミレニアムサミット、ミレニアム開発目標というのを、出てきて、それに対してODAの対GNI比〇・七%ということになったんで、これに頑張るということになってお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 亀井先生御指摘のとおり、平成十八年度、今御審議をいただいております予算の中のODAの予算は、一般会計でいきますと七千五百九十七億円ということになっておりまして、今御指摘のありましたように、対前年度比マイナス三・四%ということになっております。  これは...全文を見る
03月23日第164回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、小林先生御指摘のありましたように、いわゆる既存の化学物質、今あります、新しく出てくるんじゃなくて既存の化学物質の安全性評価というのを行うために、通称REACHと言われております、レジストレーション・エバリュエーション・アンド・オーソライゼーション・オ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のその何、いろんなところに対する働き掛けの問題、これは今アメリカとかカナダというのはこのEUとはまた違う立場にいますものですから、私どもはこのアメリカとかカナダを含めて今いろいろやらしていただいているんですが、正直申し上げて、物すごく技術、技術というか...全文を見る
03月24日第164回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○麻生国務大臣 すごくいい指摘だと思いますが、まず数字から申し上げて、中国、韓国という二つの国を例に引きますと、締結したFTA、EPAじゃなくてFTAの数に関しましては、日本とほとんど大差はございません。韓国の場合がチリ、シンガポール、それから中国は香港、マカオ、チリ、ASEAN...全文を見る
○麻生国務大臣 今、吉良先生御指摘のように、外務省の場合は、特定の業界、産業、例えば、農水産、林業等々でいくと農林省ということになるでしょうし、その他の機械とかなんとかいうことになると経産省ということになるんだと思いますが、少なくとも外務省の場合はオール・ジャパンみたいなものでや...全文を見る
○麻生国務大臣 参考人から細目は答弁させていただきますけれども、吉良先生が一番最初に言われたその前のところの、外務省としては、国益に資する場合、いろいろな意味での外交交渉というのを、EPAに限らず、FTA、いろいろやっておりますところに関しましては、外務省は、現地進出企業がパーテ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、吉良先生、そもそも、もともとのOECFと輸銀とを合併してJBICにするときに話がさかのぼって、ちょっと思い出していただきたいところなんですが、私どもから見て、そこそこ商売をした方からいくと、十年据え置き、二十五年の返済、それは金融か。普通、おまえ、大体金返...全文を見る
○麻生国務大臣 通告がないのであれで、理事はもう時間が過ぎとると言って今こちらの方からあれですけれども、昨日、二十三、二十四日、東京でさせていただきました。結論が出たわけではございません。  細目、今詰めを積み上げつつあるところで、月末までにもう一回再度、かわりばんこになってお...全文を見る
03月24日第164回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) そのころは別の仕事しておりましたんで、正直そんなに、山本先生、詳しいわけではありません。  ただ、この種の地元の交渉事っていうのは、いつの時代、何もこの沖縄に限らず防衛の仕事一般になかなか難しい問題があろうと存じます。しかも、自分で決める話じゃなくて相...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、山本先生、基本的には、場所をいわゆる普天間から移すというのがまず基本中の基本なんだと思うんですね。この普天間で長いこと問題だったわけですから、しかも、行かれたと思いますが、かなり人口は増えておりますので、ここからどこからの形に移すというのが一つ。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは額賀長官のところの話だと主としてなるんだと思いますけれども、これは小泉総理のリーダーシップの下、これ米軍との話合いということになるんだと思いますけれども、少なくとも沖縄との話を付けて、かつ米軍との話も付かにゃいかぬというところもありますんで、米軍と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 山本先生御指摘のとおり、一九九〇年、冷戦構造が一応崩壊したと言われた以降、確かにユーラシア大陸の西半分では御存じのようにNATOが拡大し、いろんな形で大きく冷戦構造の崩壊というのは顕著に見えるところでありますけれども、反対側は、北東アジアの方におきまして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、小林先生御指摘のあっておりましたとおりに、この種の領土問題というものを考えるときに、世論の盛り上がりは絶対です。これがなくして交渉ごとだけで事が解決するなんていうことはあり得ないと思っておりますんで、そういった意味では、これは北海道の一部の方だけの話...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二つちょうだいをいたしておりますが、最初のプーチン大統領の話は、昨年の十一月訪日をされる前の九月の日に、北方四島がロシアの主権下にあるという話は国際法によって確立されておって、第二次大戦の結果であると発言をされたということになっておるお話だと思いますが、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、小林先生御指摘になりましたように、いわゆる昔でいう政経不可分みたいな形で、政治が動かなければ経済も動かさないというような態度で今交渉しているかといえば、そういうことではございません。  今、基本的に日ロ関係を幅広い分野、全体で発展させるということを...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、小林先生御指摘のありましたように、いろいろ、選挙も地元にございまして、新たに島袋市長が選ばれておられます。で、こちらと防衛庁なり施設庁なりでいろいろ協議が今進められつつあるというんで、その内容、細目につきましては額賀長官の方がお詳しいんだと存じますけ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは小林先生、正直なところ最も答えが出しにくいところですけれども、基本としては三月末までにということでスタートいたしておりますので、私どもとしては三月末までに御納得をいただければと思っておりますが、それもさっきと同じで、じゃ四月の一日になったら違反じゃ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 在日米軍のいわゆる兵力の再編というものにつきましては、これはもう地元住民を含めまして国民の理解なくして実行することは困難と。これは皆さん、どなたも皆思っておられて、特に外務大臣が思っているわけではないんだと存じます。  現在、日米間で具体的な最終案とい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 答弁を繰り返すようで恐縮ですけれども、政府としては地元の方々の理解と協力が得られるよう説明に努めるということが重要と考えております。再三申し上げておりますとおりで、現在これに向かって誠心誠意取り組んでいる最中でございますので、結論が出ておりませんので、何...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて申し上げるようで恐縮ですけれども、現在、日米間で具体的な最終案の取りまとめに向けて今協議が進められておりまして、今日も二十三、二十四、審議官クラスの話が今実施されております最中であると思っておりますので、私どもとしては基本的に三者の合意ということに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の御質問で五点ほどございましたけれども、アジア太平洋地域におきましては、もう御存じのように、冷戦が終わりました後も、いわゆる韓半島の問題、朝鮮半島の問題、また台湾海峡の問題等々含めて、不安定な要素がその後継続しておることはもう御存じのとおりでございます...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃられました点は、沖縄に恒久的な基地が造られることによって、沖縄県民、今後とも六十年が更にまた六十年というような話は耐えられぬというお話なんだと思いますが、誠にごもっともな話だと思っております。  この種のことに関しましては、今、大田知事の、あ...全文を見る
03月24日第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(麻生太郎君) これ、西山フトキチと言うんじゃないんですか。ちょっと名前、ダイキチというように読むのが正しいと言われたいのでしょうか。フトキチと読む以外の読み方がある、その名前が表現されてないと言われたいんですか。意味がよく分からぬのですけれども。
○国務大臣(麻生太郎君) 記憶に全くないと思いますが、西山さんの話というのは、たしかこれは外務省の職員とどうのこうのという話だったと記憶しますけれども、今のような話に関しての記憶はありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘の話があったんだとは思いますけれども、西山フトキチという名前で私は記憶いたしたと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) この方の名前はタキチだというのが正解なんですか。
○国務大臣(麻生太郎君) タキチと言うんでしたら、今後記憶をいたします。
○国務大臣(麻生太郎君) 特にそれほどの、それほど、是非謝れということでございましたら謝らさせていただきますけれども、その種の話を、太郎が別の名前で言われても余り私自身もそんなに、まあ私の場合は余りほかに呼ばれたことがありませんので、名字は間違えられたことはありますけれども名前は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 敵国条項につきましては、一九九五年の国連の総会で既に死文化しているとの認識を示す決議が圧倒的多数の賛成で採決をされております。  昨年の九月、国連首脳会議で採択された成果文書におきましても、同条項に関しましては敵国への言及を削除するとの決意が示されてお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) イスラエルというのは核保有国になっていないと思いますが。核保有国としてNPTの中に加盟しているという事実はないと記憶いたしますので、今の御質問は、イスラエルは核保有国であるという前提でというお話ですと、それは核保有国か核保有国でないというのは極めて不明確...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) イスラエルが核を持っているかいないかにつきましては、北朝鮮は持っているかいないかが私ども確認はできておりませんけれども、御本人は持っていると言っておられるわけで、イスラエルの場合は、御本人は持っているかいないかということを正確に表明しないのがイスラエルの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) イランに関しましては、IAEAによりまして、少なくとも、核は全くない、そういったこともやっていないという話を十八年間イランの場合は言い続けてこられましたけれども、イランとしては、御存じのように、IAEAから見て持っていないということを確認できる状況にはな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) イラクの話だと思いますけれども、イラクの話につきましては、これは基本的にはイラクに大量破壊兵器があるか否かということにつきましての見解だと思いますが、この件につきましては、イラクはかつてクルド地域に対して大量破壊兵器を使ったという事実がありますから、その...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 内戦の定義について聞いておられるんでしょうか。
○国務大臣(麻生太郎君) 今の状況が。
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも、今、イラクは新たに選挙をやり、憲法を新たに作り、その憲法に基づいて新たに選挙をやって、選ばれた人たちによって少なくとも議会を去る三月十六日に開催しという状況に来ております。したがって、今新しい憲法の下に選ばれた国会議員による政府が樹立されつつ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、今防衛庁長官と同じところになろうと存じますが、少なくとも、日本の場合は他国に脅威を与えるような軍事大国にはならないというのを大前提にして、基本的にはアメリカとの安保体制、安全保障体制を堅持という形で、日本の国を取り巻いておりますいわゆる国際環...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アメリカの言いなりとか、何でしたっけ、ラグビーボール、サッカーボールでしたっけ、ちょっとその何のボールだか忘れましたけれども、(発言する者あり)サッカーボール。サッカーボールの話が出てましたけれども、そういったような感じを持っているかと言われれば、持って...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私はWBCにそんな詳しいわけじゃありませんのであれですが、野球の話と外交が一緒になるほど単純とも思ったこともありません。また、WBCのことに関して、多分審判の話なんだと思いますが、ストライキの真っ最中でA級審判は、あの審判のところが審判協会は、たしかあれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日米地位協定のお話と日米安全保障条約の話なんだと思いますが、日米地位協定につきましてはこれまでもいろいろ答弁をさせていただいたとおりです。今までの改善ということで、これまでもいろいろ改善をさせてきていただいておりますので、そういった方向でやらせていただき...全文を見る
03月27日第164回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(麻生太郎君) 米国産牛肉の輸入再開という問題に関しましては、これは国民の食の安全とか安心とかいう、いわゆる確保というものを大前提ということだったと思いますけれども、食品安全委員会で科学的な議論を尽くして、国民の意見もいろいろ聴取をした上で取りまとめられた答申というのが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 理解をし合えていたかというと、これは、なかなかこれは小川先生、難しいんで、向こうは、こっちは理解しているつもりでも向こうは理解していないかもしれませんし、これはなかなか、定性的に、定量的に言えることがなかなか難しいんで、なかなか、していましたとも言えぬし...全文を見る
03月28日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) まず最初に、来年度分はどうするかにつきましては、昨日、予算が通ったばかりですんで、これ今から細目を分けますんで、きちんと決まり次第御連絡を申し上げさせていただきます。  また、ODA総額につきましてはマイナスではないかという御指摘がございました。誠に御...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昨年の十二月に発生をしたスマトラ沖大地震関係、スマトラ沖というか、インド洋津波被害の関係なんですけれども、五億ドル相当、総額になっております。そのうち、無償支援を実施しておりますが、そのうち約半分の二・五億ドルがバイ、バイって、二国間で支援をさせていただ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 答弁、答弁しましょうか。
○国務大臣(麻生太郎君) 三つ御指摘がありましたけれども、最初の、津波が、こんなものはなかったというモルディブの件ですけれども、御存じのようにここはかつて津波が一回ありましたんで、そのために日本がいわゆる防波堤を造った。これは三メートルの津波用に防波堤を造ったんですが、そこだけ今...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) はい、済みません。そのメトロ、メトロというんですけど、それによって日本から教えてもらったのは、とにかく働くという意欲なんだと。労働という美学が、この金の後ろ側に労働という美学が付いているんだということを教えてもらって、我々は、これをデリー・メトロと言わず...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これが簡潔で最もお答えしにくい質問なんだと存じますが。  いずれにいたしましても、長い歴史のある話でもありますし、戦後、李承晩ラインにさかのぼって、話が長い時間が掛かっておる問題だと思いますんで、これを基本的に平和的に解決するというところを私どもとして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本の場合は、御存じのように、敗戦直後から今日に至るまで約六十年間、冷戦構造という構造の中にあって、朝鮮事変勃発以来、冷戦構造が明確になります。この冷戦構造が始まってからというものは、少なくとも国際連盟に、いわゆる敵国であって、御存じのように、国際連盟が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、浅尾さんから御指名を受けたわけではありませんけれども、在日米軍駐留経費関連のそれぞれの負担の話なんだと思いますが、米軍の駐留に伴って必要となりますいわゆる経費の範囲のとらえ方の話なんだと思いますが、一概に比較し得ない、判定とか比較し得ないところだとは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 短い方がよろしいと思いますので、特に変える必要はないと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、この沖縄の海兵隊司令部の要員、要員というもののグアムに移転するということになっておる話ばかり行きますが、元々は兵力、抑止力の維持と地元の負担軽減、これが、少々二律背反するところをいかに納得させるかというのが優先順位の一番に考えねばいかぬところ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) どちらが負担するべきか。
○国務大臣(麻生太郎君) どちらが負担するべきか、ちょっとまだとてもそこまで至っておらぬので、まずとにかく移る先がまだ決まってない段階ですんで、しかもそれ、今から順調にいっても数年掛かる話なものですから、終わった後、どういう状態になるかもちょっとよく分かっておりませんので、その負...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に私どもの日本政府として考えておりますのは、沖縄からグアムに移転をいたします兵若しくは家族、そこの関する部分の負担というものを基本的に考えておりまして、先方様がそこで何を、アメリカがそこで何をどうされるかということに関しては私どものかかわり合うとこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) グアムに日本から撤退をいたしますんで、撤退をしていく先にできます、こちらから移ります八千人プラス家族等々の住居というようなものが常識的には考えられるところではないかというところであって、いわゆる、何というんでしょうね、その他例えば滑走路とか何とかかんとか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今はまだ、どこをどうするとか、最終的な詰めができているわけではありません。これは度々防衛庁長官も、先ほど梅本審議官の方からも話がありましたとおりです。したがって、どこをどう詰めるかっていうところまで至っておりませんので、したがって今この段階で実はこういう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 相手様のあることでもありますんで、私どもとしては、できれば是非三月末までにと。十月の2プラス2のときにそれでスタートしておりますんで、私どもとしてはこの三月末までに是非と思って精力的に、今週末はたしかアメリカだと、の予定ですけれども、そういった形でできる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 仮定の問題でこうなったらこうなるとか、ああなったらと言われると、ちょっと仮定の問題に関して全部お答えができるわけではございません。  ただ、私どもとしては、今申し上げたように、三月三十一日というのを一応のめどとしてスタートさせたのが去年の十月の2プラス...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたところで、まず今の資料の話ですけれども、それは私どもの理解では、米連邦議会の委託に基づいていわゆる何、作成しているものでしょう、それ、たしか。
○国務大臣(麻生太郎君) 米政府の方針とかまた現在の検討状況を必ずしも反映したものではないという大前提になって話をしていただかないとちょっと誤解を招くと思いますので、それ、米連邦議会の依頼に基づいて作られたものだというように理解しているんですが、その書類と全然別の書類をお持ちなん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもがアメリカからもらっているものによると、米政府の話だと、米海外基地見直し委員会が米連邦議会の委託に基づいて作成しているものという前提になっているというように理解をしております、まず最初に。  これがあれなんで、ちょっとその内容について私どもが一つ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、私どもの方は、コミッショナル・リザーブ──以下委員会というで、大統領及び議会に対し、在外米軍施設に関する報告書として二〇〇五年五月に出されておりまして、米政府見解を表明するものではないが、委員会は、米国の戦略に関する分析のほか等々いろいろいろいろ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 五月の九日になっているか。ああ、五月九日になっております。
○国務大臣(麻生太郎君) なっております。大統領及び議会、大統領及び議会に対して、さようになっております。
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて申し上げるようですけれども、確認を申し上げておきますけれども、五月の九日のこの資料を拝見をさせていただきますと、これは報告した相手は米大統領と米議会ということになっておりますが、諮問をいたしたのは米大統領府ではなくて、米国議会がこの諮問委員会に諮問...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、犬塚先生、何となく日本の場合は情報とか諜報とかいうものは元々昔から余り地位が高くない職業なんだと思いますね。織田信長の時代はもっと、ああいったものを使い始めたあの時代にさかのぼって常に地位は高くない。最前線にいる派手な、いわゆるよろい武者着けた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 技術的に外務省としてという話になりますとこれはちょっと管轄外なんですけれども、コンピューターというものの発達というものからいきますと、長いこと総務省のこの種の話ばっかりやらされましたんで、そこそこの知識があるという前提で言わせていただければ、可能です。こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) しかし、現実問題として、それが現実だと存じますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 両面あろうと存じます。  基本的には私どもは対話と圧力ということでやってきました。対話だけでは事が進まないのはこれまでの経緯から明らかだと思っています。したがって、圧力が要ると申し上げて、いろいろな形でこれまでやらしてきていただいたのがこれまでの経緯。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国連事務総長の任期がこの十二月に来るというのはもう御存じのとおりでして、今私どもの知り得ている範囲で三人の候補者が出ております。言われましたとおり、タイ、スリランカ、韓国と、三か国から出ております。  御存じのように、一九六一年から七一年まで国連の事務...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ほかの候補者がどこから出てくるか、ちょっとまだよく見えないところもありますもんですから、今この段階で五月とか六月とか七月とか、ちょっと今の段階で言える段階にはございません。
○国務大臣(麻生太郎君) 最も向いてない職業だと思いますんで、御遠慮申し上げます。
○国務大臣(麻生太郎君) やっぱり国連の中にあって日本の持っております役割若しくは能力というのは、我々が思っている以上に高いと改めて感じておりますんで、国連の常任理事国入りというのは私どもとしては今後とも目指していくべき課題だと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘があっておりましたけど、これは本来は駐日アメリカ大使と署名を行う予定だったんです、これそもそもは。大体、駐日何々大使、昨日ASEANともやりましたけれども、ASEANの大使とこちらが大臣ということでサインをすることになっておりますんで、このときは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ありません。
○国務大臣(麻生太郎君) なるべく手短に答弁ということだったんで手短に答弁を申し上げたんですが、外務大臣が他国の副大臣との間で署名を行われた例はないんですが、ただ、我が方の外務大臣と他国の臨時代理大使との間で署名が行われた例も過去に何回かございます。したがいまして、この種の国際約...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ゼーリックからやったからいかぬ、仮にほかの、今、白眞さんのお言葉をかりれば、どこか格下の、白眞勲さんか、込み入りまして済みません、白先生のお話でしたけれども、私どもとしては、ゼーリックだからどうたらという話にえらくこだわられるみたいですけれども、私の立場...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 余り希望される方もいらっしゃらぬと思いますが、どうしてもサインをしたいという金田さんから御希望でもあれば、それはそのとき考えます。
○国務大臣(麻生太郎君) いろいろ工場でも経費節減のときに、電気小まめに消す等々いろいろ節約をするコスト意識の話というのはいろいろな方面でやっておられるんだと思いますけれども、これはなかなか本人の意識というものがコスト削減という方に意識が向かない限り、工場長が幾ら言ってもなかなか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 名前は使わさせていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、一九九〇年、冷戦構造崩壊をもってユーラシア大陸西半分の冷戦構造は終わったということが大前提だと思いますが、傍ら、その反対側にあります地域、いわゆるアジア太平洋地域におきましては、冷戦終了後も、地域紛争とかまた大量破壊兵器やミサイルの拡散などな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) イランの核問題というのに関しましては、これは国連の安保理において累次議論が積み重ねられているところはもう御存じのとおりで、私どもとしてはこの対応が問題解決に向けた努力の一環であるという意味で共通の認識をしておりますけれども、今回、中ロでプーチン大統領と話...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アザデガンの話を私どものところに、いろいろ新聞なんかに書いてある話は知らないわけではありませんけれども、少なくともアザデガンの話等々の中止要求等々をアメリカからされた記憶はございません。ことはございません。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、まだちょっとその状態になって何とも言えるわけではございませんけれども、私どもは安保理決議が正式に採択されたときにおきましては、私どもはその国連の安保理の決定に従うというのが基本です。私どもは、それによって石油の輸入等々に影響が出る分は、そのた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 石油ショックと言われた一九七〇年代の初頭、七〇%台だった中東への石油依存率が今日九〇%に達しているというのは、メキシコ等々いろいろな事情が変化したために日本においても変化が起きざるを得なかった点はあろうと存じますけれども、私どもといたしましては、基本的に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二〇〇五年の対中円借款につきましては、二〇〇五年につきましては、政府部内でいろいろ検討をしてきたところでありますが、現下の日中関係を取り巻いております諸情勢というものを受けまして、政府部内でいろいろ調整をさせていただき、しばらく時間を掛ける必要があるとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、中国国民に対していわゆる対中国ODAというもののPR、広報というものが、これは私は中国国民の理解を得る上でも非常に重要だと、私も全く同じように考えます。  この広報については、いわゆる中国語のホームページ等々で情報発信をするとか、現地メディアを...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、緒方先生から御質問のあっておりましたこの提供施設整備費、通称FIPと称している分につきましては、これは御存じのように、日米安全保障体制の円滑な運営と、効果的な運用というものを確保するという観点から、従来より基本的には地位協定の範囲内で米側の意見等々を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 兵隊の場合はどこまでがスポーツでどこまでが訓練かというのはなかなか難しいところにあるんです、正直なところ申し上げて。筋力トレーニング設備は、これは兵員のためかそれとも個人のためかと言われるとなかなか難しいところだと思いますけれども、いずれにしても、私ども...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 意味がよく分からないんだけど。ちょっと、もう一回言ってくれません、言っている意味がよく……
○国務大臣(麻生太郎君) SACOと同じようにやるのかとか、そういう意味。
○国務大臣(麻生太郎君) SACOは一つの、ちょっと正直申し上げて、決定したわけではありませんから何とも申し上げられませんけれども、SACOというのは一つの考え方だと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 今、これが一番、ちょっともっといい案があるのかもしれませんし、全然別の案が出てくるのかも、ちょっと正直、これは緒方先生、今この段階で確たる案が私自身にあるわけではございませんので、ちょっといい加減な話は申し上げられません。  ただ、SACOというのは一...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、私どもとしては内容を細目全部知っているわけではありません。まだいろいろ、まだざっと出てきている段階ですので何とも申し上げられませんけれども、私どもは基本的に、何度と申し上げて恐縮ですけれども、抑止力の維持と沖縄の負担軽減という二律背反しかねな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まだ基本的によく、ローンにするんだ真水にするんだ、いろいろ御意見はあるのはよく知っておるところですけれども、基本的にこの方式で、この額で、こういうやり方でというのが、まだ確としたものができ上がってない今の段階でこういうような法律をお願いというような、基本...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっとその額まで正確に記憶をしておりませんのであれですけれども、私どもとしては、真水ではなくて融資というのも一つの方法だろうというように考えておりますんで、その回収方法等々、これはいろいろまた別に考えないかぬところなのかもしれませんけれども、直接今現金...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっとその内容を、百億ドルも、そのまた内容も詳しいわけではありませんので、私どもが住宅と申し上げましたのは、少なくとも沖縄から移転する主たる部分は、いわゆる兵員の宿舎また家族の住居ということになろうと思いますんで、私どもとしては、そこが一番分かりやすい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはこちらに聞かれた方がよろしいんだと。こちらというのは額賀大臣に聞いていただかぬと、私どもの方でちょっと直接これは担当しているわけではございませんので、大田先生、この点に関してはちょっと答弁いたしかねます。
○国務大臣(麻生太郎君) 存じません。
○国務大臣(麻生太郎君) ホスト・ネーション・サポーツという言葉がありますけども、そもそも、大田先生御存じのように、思いやり予算という言葉は、これは政府の言葉ではございません。これはもう在日米軍駐留経費負担というのが多分正式な行政用語というか政治用語、在日米軍駐留経費負担というん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いきなりあれだったんで、僕は外務省じゃなくて財務省の間違いかと思って伺っていましたんで、ちょっと恐縮ですけれども。  今のお話伺っていると、多分思いやり予算の額と今回の介護保険の分との額がほぼ同じだから、思いやり予算よりはそちらの方にやったらどうかとい...全文を見る
03月29日第164回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○麻生国務大臣 基本的には、今回の米軍の再編の一部にもなりますが、このグアムの移転の件に関しまして言わせていただければ、抑止力の維持と沖縄の負担の軽減、これはある面、二律背反するところもないわけではないんですが、それをいかにうまくやるかというのが非常に大事なポイントだと存じます。...全文を見る
○麻生国務大臣 兵力体制の再編に関する協議の話の中で今詰めなければいかぬところなんですけれども、今言われましたように、移転費用に関する負担の問題ですけれども、基本的には私どもは、グアムに移転する沖縄の海兵隊隊員の宿舎とか隊舎とか、そういった移転するのに直接必要な部分、とにかくグア...全文を見る
○麻生国務大臣 日本がグアム島で、自衛隊で使う、自衛隊の隊員が行ったときに泊まれる宿舎とか、そういう意味でしょうか。(西銘委員「いや、訓練を共同でやる施設」と呼ぶ)  所有権は向こうだと思いますけれども、例えば飛行場であれば、あそこはたしかアンダーセンという基地があるんだと思い...全文を見る
○麻生国務大臣 これは西銘先生、早い話が、交渉ですから、言い値と落とすところはなかなか、国家間とはいえ、お申し出のとおりということもありませんし、ある程度多目に言って、こっちも少な目に言って、何となく折り合うところという話は、談合じゃありませんけれども、大体お話し合いということに...全文を見る
○麻生国務大臣 私は、基本的には、今回のこれは軍事技術の変化というものも確かに言われたとおりある、私どもの方の希望もある、向こう側の再編成もと、いろいろなものが重なったんだとは思いますけれども、私は、いい機会だと思いますので、この際積極的に進めるべきだと思っております。
○麻生国務大臣 この稼業に入るまで、ブラジルに永住権を持って一年少々住んだことがあります。当時に比べれば随分と力もついてきた国ですし、日本の在留邦人の一番多い国でもありますので、大いに伸びていく可能性の多いところだと思いますので、私どもも行かせていただく機会を、もう二十何年行った...全文を見る
○麻生国務大臣 在日米軍の再編の内容につきましては、これはまだ協議中のところもありますので、全部が全部申し上げられるわけではありませんけれども、せめて項目だけでもと存じ上げますので、項目ということになろうかと思います、細目というのはちょっとなかなかいきませんので。  防衛当局と...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、昨年の2プラス2の段階で三月末という、約半年後ということで目標を立ててここまで進んできたと思っております。本来ですと、三十、三十一で審議官クラスの会合を開催する予定だったんですが、担当官のローレスという人がアメリカの議会に呼ばれた関係で向こうから延期を申...全文を見る
○麻生国務大臣 そこに基地があるかないかによって、これは、高木先生、大分違うと思うんですね。先生の長崎も佐世保がありますね。私らのところにも築城やら、また私の選挙区の中にも芦屋なんていう基地がありますので、陸、空、全部それぞれありますので、意外と意識のまだある方だと思いますけれど...全文を見る
○麻生国務大臣 この移転の話につきましては、私どもは、アメリカの立場にしてみれば、少なくとも、何もグアムに移転しなければならぬという緊急な情勢は、彼らは立場上全くないと思います。別に、沖縄の方がよっぽど快適ですから、そう思っている人もかなりいらっしゃると私は思います。しかし、今、...全文を見る
○麻生国務大臣 これはむしろ防衛施設庁、防衛庁の方が詳しいんだと存じますけれども、基本的には、今言われましたように、これは沖縄の辺野古というのが一番大きな問題にはなっておりますけれども、その他今言われました百里の話にしても、また鹿屋の話にしても、また岩国の話にしても、これはみんな...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年の2プラス2で始まった経緯もこれあり、最終的に、最後も2プラス2の方がよろしいのではないかという話は額賀長官と二人でしてはおりますけれども、これが、今申し上げましたように、四月四、五、六で行けるところまで行けると私どもは思っておりますけれども、私どもは、その段...全文を見る
○麻生国務大臣 六十年もたちますと何となく昔のことが忘れられていくというのはよくある話ですから、そういった意味では、こういった話は風化させないためには啓発的な事業を継続するというのが大事なので、そういった意味では毎年の大会ほかいろいろやらせていただいております。  青年会議所の...全文を見る
○麻生国務大臣 日ロ双方の意見が平行線をたどったままずっといるというのは、両方にとって不幸です。両方にとっての国益にも沿わない、それははっきりしておると思っております。  したがって、こういう状況をずっと今後も続けていくということは双方の国益に沿わないということになろうと思って...全文を見る
○麻生国務大臣 あそこ、奥尻島の先で、奥尻島まで津波が来て丸々なくなったことがありますので、アチェの話やら何やらで、おたく、津波が来たらどうするんですと言うと、何も答えが来ませんから、何もしておらぬと。津波という単語はわかったはずだと思います、津波はアチェのおかげで有名になりまし...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、ことしの二月に公表されております米国の国防戦略、安全保障戦略のいわゆるQDRと言われるあの資料と、それと本年三月公表になりました国家安全保障戦略に記されております例の書類、二つが基本だと思いますが、九・一一以降の、約五年少々前になりますが、二〇〇一...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年の2プラス2、十月の二十九日でしたか、二十九日の2プラス2のときの話にも関係してくるのかもしれませんが、その前に中期防というのを出したのを御記憶かと思います。あの中期防が日本としての考え方をかなりきちんとして、対応して出したものだと思いますので、ぜひこの中期防...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われましたように、これは長い長い話がございまして、SACOからかれこれ十年ですから、十年やって何も動いていないではないかというのは、双方、双方というのはアメリカ側も日本側も、この問題を、別に今のところでもいいなといって、何となく問題が起きない間ずっと余りさわら...全文を見る
○麻生国務大臣 今の問題と移った先の問題と一緒にはなかなか、同じレベルで考えるのはいかがなものかと。私ども、その問題のプロじゃありませんから、空軍に関しての知識があるわけでもありませんので、その問題に関して私に場周経路、進入経路、何とかの経路と言われても、それほど私も詳しいわけで...全文を見る
○麻生国務大臣 危険というものに関しましては皆同じような思いをされておられるんだと存じます。今の点に関しましては、それは、下におられる住民の方々も、運転する方の側にとりましても、危険は断固避けて通らねばならぬと思っておる。能動的か受動的かは別にいたしまして、双方でその危険は最大限...全文を見る
03月29日第164回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○麻生国務大臣 江戸、二百七十年間続きました幕藩体制を壊すのに、西郷隆盛は極めて貢献があったというところだと思いますが、それこそ今お話しした渡部先生の側の方は、会津としてはとてもじゃないけれども認めがたいところだとは存じますけれども、長州閥、薩長閥というのが貢献をしたことは確かで...全文を見る
○麻生国務大臣 軍事的ではなくて工業的大国、確かにおっしゃるとおり、篠原先生、どうですかね、一九八〇年代前半で、多分、日本の明治以来この方目指した近代工業化社会というのは、ほぼピークに達するところまで行ったと思いますね、近代工業化社会という名前を目指したという点においては。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 石橋湛山先生、吉田茂ともに、当時の軍閥にかなりやられていますし、吉田茂は、たしか陸軍の刑務所にかなり入っていて、陸軍の刑務所が焼けなければあそこで死んでいるはずだったんでしょうけれども、なかなか人間の運命というのは難しいものだなと思います。  今のお話の中で、ど...全文を見る
○麻生国務大臣 今のEPA、FTAに関して、これはおっしゃるとおり、他国がやっているからうちもやらないかぬという話は、ちょっとそれは見識としてはいかがなものかというのであって、これは回り回って日本の国益ですから、しかも相手の国益にもならなきゃ、だから、ともに、共益でないと、この種...全文を見る
○麻生国務大臣 三十、三十一日に予定をされておりました分に関しましては、先方、ローレスという次官がアメリカの議会に呼び出されているというために、これの延期を向こうから申し込んできたという背景がございますので、明けて四月の四、五、六でたしか予定をさせていただいておりますので、大幅に...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、照屋先生、直接は防衛施設庁ということになりますので、私どものところにこの原案をそのままいただいて、こういう案だというように名護市から直接私に提示があったわけではございません。ただ、今、その種の案が提示されたということは情報として知っております。  その内...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、このマレーシアという国は、多分東南アジアの中で政治的には最も安定した国ということで、たしか、ナショナル・パナソニックが初めて海外拠点をつくって海外に進出するときには、クアラルンプールをいわゆるヘッドクオーターに置いた。その経緯は、政治的に最も安定してい...全文を見る
○麻生国務大臣 これは鈴木先生、基本的には、中国の場合はFTAなんです。日本の場合は基本的にはEPA、ここが一番大きな違いで、多分時間がかかる。いわゆる人の話とか、物に限らず、人とかサービスとか金融とか、全部くっついてきますので、私どもとしては、EPAでいこうと思いますので、そこ...全文を見る
○麻生国務大臣 アジア情勢が急激に変化していっているんだと思っております。その中の一つに、やはりインド、中国という二つの国というのは無視できないところだと思います。片方が十三億、片方が十一億という人口ですから、簡単に一、二割が中産階級化したとか言われたって、あなた、二億ですからね...全文を見る
○麻生国務大臣 幾つか質問されましたので、まず最初に、ASEANとの会議に関しましては、二〇〇五年四月にいわゆるASEANとの間の交渉を開始して、二年以内にまとめるということを昨年末の日本・ASEAN会議で決めておりますので、スピード感を持って取り組んでまいりたいと思っております...全文を見る
○麻生国務大臣 今、丸谷先生御指摘のありましたとおり、三十、三十一に予定しておりました分は、ローレス担当官の方がアメリカ議会に呼び出されるということになりましたものですから、向こうの方から時期を翌週にという話がありましたので、四、五、六で今予定をいたしております。三十、三十一で議...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘がありましたように、去る三月の十五日の日に、アメリカの下院の国際関係委員会においてイラン自由支援法の法案を可決したと承知をいたしております。  御存じのように、この法案は、今までありましたイラン・リビア制裁法というものを改正して制裁の適用対象を拡大してい...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、丸谷先生御存じのように、日本の場合は、イランとの関係は、アメリカ・イランというような関係と違って、アメリカ・イランはほとんど今接点がゼロになっていると思いますが、日本の場合は幸いにして接点を維持し続けた。  町村外務大臣のときにもそうでしたけれども、私に...全文を見る
○麻生国務大臣 三月の六日、七日にいわゆる北京で行われた東シナ海に関する日中協議におきまして、内容についていろいろ取りざたされておりますけれども、共同開発の提案がなされております。交渉中のことでもありますので、内容が言えるところではないんですが、簡単に言って、我が国の立場とは相入...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっとその場におりませんし、この種の話を伺った範囲というのは、新聞等々の報道によっているところが多いので、この発言自体についてのコメントは差し控えさせていただきますけれども、少なくとも、二階産業大臣としては、日中協議再開のために払われた努力というものに関しては敬...全文を見る
○麻生国務大臣 お答えするたびに問題を提起していますので、なかなか難しいところなんだと思いますけれども、ちょっと他の閣僚のコメントに対して、私どもとして今、どうのこうの、それはというようなことを申し上げる立場にないし、控えさせていただきたいと思います。  少なくとも、六日と七日...全文を見る
○麻生国務大臣 今この話についていろいろ議論をやっている真っ最中でありますから、なかなか、まだ六日、七日終わった段階ですので、少なくとも基本的には双方持ち帰って協議をしようということでありますので、私どもとしては今の段階で何とも申し上げませんが、今言われているように、生産活動を開...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども何回も申し上げておりますように、二階経済産業大臣の発言された内容、その真意を直接伺ったこともありませんので、ちょっと二階経済産業大臣の発言に関してのコメントはこの場では差し控えさせていただきたいと存じます。
○麻生国務大臣 たびたび繰り返しになりますけれども、二階経済産業大臣の発言の内容についてのコメントというのは差し控えさせていただきますが、少なくとも日本政府として、いわゆる基本方針というものは、こういったものを協力の海としてやっていくというのは、これは政府部内で共有されております...全文を見る
○麻生国務大臣 いずれにしても、閣内不一致と思われるような答弁というものは、それこそ交渉事ですから、交渉している相手側に有利、こちら側には不利になるということは確かだと存じます。
○麻生国務大臣 これは、日本としては日本の国益を考えて外交をやっていくのは当然ということだと存じます。  試掘権につきましては、これは帝国石油が試掘権を持っておるということだと思いますので、この試掘をするしないにつきましては、これは帝国石油の採算とかいろいろなことを考えて持つの...全文を見る
○麻生国務大臣 今、エール大学の方は、私もちょっと正直申し上げてそれは見たことがありませんので参考にさせていただければなと、今、エール大学の話でしたので、それはそう思いました。  御指摘の、井出という公使の方の書籍の内容というものは、中国の雑誌に掲載された井出公使に対するインタ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、武正先生御指摘のありました中で、目下協議をさせていただいておるところなんですが、日本として、今言われました内容につきまして、細目、ちょっとまだ詰めてお答えできる段階には至っていないんです。  いずれにいたしましても、七十五億ドルの根拠といっても、それは向こう...全文を見る
○麻生国務大臣 武正先生、訓練施設というものは、私どもは基本的には、今、沖縄の負担軽減を促進するためにというのが主たる理由ですから、少なくとも、おたくの軍事施設のためにというのではなくて、うちは負担の軽減が一番、そして抑止力の維持というのと、基本的に同じことをやっていただきたいん...全文を見る
○麻生国務大臣 今の段階で、向こうの言い値等々は、いきなり百と言ってきたというわけはないだろう、まことにごもっともでございます。向こうもこれという理屈はいろいろくっつけて出してきていると思いますけれども、私どもとしては、これはだめ、これは認められないと、目下交渉の真っ最中でありま...全文を見る
○麻生国務大臣 向こうから、例えば住宅建設の内容につきましては、少なくとも、これは高いんじゃないか、一戸当たりがというと、あそこは御存じのようにすべて輸入して持ってこないと建たないところなものですから、あそこにセメント工場があるわけでもありませんし、生コンの工場があるわけでもない...全文を見る
○麻生国務大臣 今まだ大枠の段階でやっておりますので、一戸につき幾ら、平均で何とか、平米当たりが幾らというようなところの精査ができているわけではございません。
○麻生国務大臣 基本的にはあり得ないと思いますので、ないと思います。
○麻生国務大臣 説明責任は当然のことだと存じますけれども、今言われました法律の話につきましては、これは他の省庁の関係もありますので、よく関係省庁と相談しつつ、整理した上で御報告申し上げます。
03月30日第164回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○麻生国務大臣 先般、北京において行われた第一回日朝包括並行協議について御報告をいたします。  二月の四日から八日にかけて行われた日朝包括並行協議では、拉致問題等の懸案事項に関する協議、核問題、ミサイル問題等の安全保障に関する協議、国交正常化交渉の三つの協議を行いました。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 吉田先生、拉致問題の解決のためには、これはアメリカに限らず国際社会からの協力というのは是が非でも得たい、いわゆる協力は不可欠と考えております。  おかげさまで、国連の総会で初めてアブダクション、いわゆる拉致という言葉が正式に採用といって、過日の総会でこの言葉が正...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年の九月の十五日のBDA、バンコ・デルタ・アジアの件で御質問があっておりましたけれども、これはかなり影響があったことははっきりしていると思います。定量的にちょっと証明することは難しいのは御了解いただけると存じます。  これが大きかったと私ども思っておりますのは...全文を見る
○麻生国務大臣 先生、これは基本的には対話するのが目的じゃありませんから。基本的には対話は一手段であって、目的は三つ、真相の究明、生存していると思われる拉致被害者の奪還、とにかく日本に対して取り戻す、そしていわゆる容疑者の引き渡し、この三つが目的。そのための手段として対話であり、...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど御報告を申し上げましたとおりに、日朝包括並行協議におきましては、三つに分けまして、拉致の問題と、いわゆる核、ミサイルを含みます安保、安全保障の問題と、国交正常化の問題、三つ同時にやるということで向こうはテーブルに着いたという背景だと存じます。  その間、約...全文を見る
○麻生国務大臣 今申し上げましたように、具体的進展が得られなかったということに関しましては、おっしゃるとおり、甚だ我々も残念であったし、遺憾だったと思っておりますが、次回の協議について見通しが立っているわけではありません。ただ、私どもとしては、対話というものを継続していかない限り...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど松木先生の、今おられませんか。今数字を確認しますけれども、半減と申し上げましたけれども、五年前、二〇〇〇年、四億六千四百万ドルが、今、一億九千五百万ドル。ですから約二分の一、もうちょっと減っておりますね、半減以上しております。中国、四億八千八百万ドルが十五億...全文を見る
○麻生国務大臣 四月下旬に、北朝鮮自由化週間に合わせて訪米をするということになっておりまして、二十七日に米議会の下院の公聴会に出席されるほか、米国政府及び議会の要人との会談、NGOの集会等への参加が予定されるという、今言われた一連の中に、その予定になっております。  外務省、政...全文を見る
○麻生国務大臣 決意はともかく、これは、自由民主党は結構前から機密保護法またスパイ防止法等々、いろいろな名前は変えて法案提出を試みたという過去の経緯があります。  昔と違って理解が随分ふえてきたような感じはいたしますけれども、いろいろな意味で、私どもは、少なくとも情報公開と同時...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、開かれた民主主義国家とそうでない国との交渉というのは、いつの状況でも難しいものだと存じます。共産主義国家と民主主義国家の交渉というのは、かなり情報がコントロールできるところと開かれた情報を持っておるところとの差というのは、なかなか難しいものを要求されるの...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年でしたか、先生からの御質問のあっておったところだと思いますけれども、今のお話の中でありましたように、三つ同時に交渉するという話を提示したがゆえに、一応対話が始まるというためには、私どもはこの方法は必要であったと思っております。  また、その中にあって、少なく...全文を見る
○麻生国務大臣 渡部先生御指摘のように、むやみに成果を求めるのは愚かです。私もその点に関しましては基本的にそう思っておりまして、相手をじらせるとか何も説明しないとか、ふだんの生活の中でもよくある話ですけれども、外交交渉というのは国と国がやるだけであって、どのみち人と人がやるわけで...全文を見る
○麻生国務大臣 米国と北朝鮮、米国の関心は、基本的に、拉致というような状況が彼らにあるわけではありません。米国の関心は、ミサイルの飛行距離の話とかプルトニウムの埋蔵量とかいうものの方にむしろ関心があるとは思っておりますけれども、少なくともブッシュ政権になってから、拉致に関しまして...全文を見る
○麻生国務大臣 これはむしろ官房長官からの方がよろしいとは思いますけれども、私どもとしては、先ほど申し上げましたように、対話のために対話しているわけじゃありませんので、少なくとも、答えを出すために対話、それで答えがなければ圧力ということになると思っております。  そういった意味...全文を見る
○麻生国務大臣 経済制裁につきましては、先ほど申し上げましたように、この五年間で経済関係は約半分になっておりますので、その効果も約半分と思っていただかねばならぬところだとも思っておりますが、経済制裁を発動する前に、いろいろな形での話があろうと存じます。法執行を正確にやるという話も...全文を見る
○麻生国務大臣 これは渡部先生、全体主義ですから、最終的な決断は金正日以外ない、これははっきりしていると思います。しかし、その本人が交渉に出てくるというのであればともかく、その本人は出てこぬわけですから、その本人に最も信頼が厚いのはこれ、名前は明かさぬ、これと交渉してくれと言われ...全文を見る
○麻生国務大臣 今の御質問の前に、先般、向こうから四人の要求があったというお話があっておりましたけれども、根本的に、自由を求めて、いわゆる人道的な観点からという支援をする人と拉致実行犯を同列のレベルで考えるなんというところからふざけておるんですよ、この話は、私らに言わせれば。だか...全文を見る
○麻生国務大臣 お気持ちもよくわかりますし、おっしゃっている意味もよくわかりますけれども、これは、相手側の交渉者を選ぶ権利が我々にあるわけではありませんので、向こう側が、この人だと言われればその人が代表にならざるを得ないという、これはルールとしてそういうことになりますので、私ども...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほどお話があっておりましたように、例えばキッシンジャーが周恩来と交渉をした米中国交交渉のときに間に入った人がいるんですけれども、名前も通らず、それこそXという人なんですけれども、その間に入って、やはり権限を一〇〇%委任された者同士の話でないと、なかなか全体主義国...全文を見る
○麻生国務大臣 北朝鮮との交渉に六者協議と日朝交渉とどっちが優先順位が高いかという御質問でしょうか。
○麻生国務大臣 私どもにとりましては、これは優先順位としては、日朝包括並行協議によって、拉致問題という問題が非常に大きな要素でありますので、日朝包括並行協議というのに関して最大の関心事があることは確かです。  しかし、六者協議という他の国際機関というか、他の国家との連携というの...全文を見る
○麻生国務大臣 この文書の中、もう御存じのとおりなんだと思いますけれども、これは極めて重要な政治文書だと思っております。  平壌宣言に関しましては、これは日本のメッセージが明確に伝えられておりますし、向こうは解釈としていろいろ言っていますけれども、だれが読んでもわかりやすく書い...全文を見る
○麻生国務大臣 日朝平壌宣言というのは、先ほど御質問があっておりましたが、少なくとも、日本と北朝鮮との間に交わされた文書としては、最も重要な政治的な文書であることは、今も変わらずそのとおりだと思っております。  したがいまして、この宣言の重要性というのは極めて変わりがありません...全文を見る
○麻生国務大臣 重野先生、これは相手のある話でありますので、この平壌宣言を確実に履行せしめるように私どもも努力をしておりますが、なかなか誠意ある対応が得られないという状況で、いわゆる対話と圧力という言葉につながってまいるんだと存じますが、いずれにしましても、先ほども申し上げました...全文を見る
03月30日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) まず最初に、福島委員におかれましては、外務大臣政務官としてこの国連安保理改革等々、大変御尽力をいただき、かつまたいただき続けておりますことに関して、この場をかりまして感謝を申し上げます。  その上で、今御指摘のありましたように、この国連の安保理常任理事...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、この国際文化交流というものは、これはもう外交政策上極めて大きな要素を持っておると、私自身もそう思っておりまして、これは不可欠な要素の一つだと思っております。  文化交流というのは外交政策の一つの柱として位置付けられておると思...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 極めて簡潔にお答えしにくい問題がざあっと言われておりますんで、はしょるようで恐縮ですけれども。  日中間、今、年間四百十七万人行き来しております。雇用しております、日本の企業が雇用しております中国人九百二十万人、そして納めております納税約六十億等々を見...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 精査の定義が難しいところだと思いますが、平米当たり幾らまでを精査と言われるのというように聞いておられるわけではないと思いますんで、全体的なところでいきますと、今、額賀長官からお答えされたのが答弁だと存じますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 今、後半のところですけれども、まず二〇〇四年の十二月の防衛大綱というのできちんとした大綱が示されておるというのはもう御存じのとおりです。その中で日本としては、少なくとも日本に対して、直接的な脅威というものに対して、それを防止すること、排除すること、これが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この国際刑事裁判所の設立というのは、これはローマの議会以来、一九九八年以来からだと思いますが、日本政府は一貫して支持していることは間違いございません。  そうして、これが関係省庁で今ずっと作業をさせてきていただいているんだと思いますが、私どもとしては、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財務省に提出する前に関係省庁との話が付かない限りは予算の計上のしようがありませんので、二点と申し上げましたけれども、その第一点の方の、いわゆる法務省等々いろいろ関係省庁のところがなかなか、国内法の話となかなか一致しないところ。向こう、指揮権がどっちにある...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 結構厚いので、英文と日本文と両方出ていましたけれども、英文の方が何かえらい長いような気がしましたけれども、日本文の方を含めて、全部が全部読んだわけではありませんけれども、かなり主要点にマーカーが付けてありましたんで、参考にさせていただきました。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に二回だったかな。一回でしたかね。
○国務大臣(麻生太郎君) 自国で今自主防衛ということだけを考えたときに、費用対効果というのはやっぱり考えにゃいかぬところだと思いますけれどもね。どれぐらい掛かるでしょうか、自分だけでやると。今の抑止力を日本一国で持とうといって、他国にして、日本の抑止というものの力をアメリカなしで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国連のPKO、最初が多分カンボジアだったかがスタートだったと思いますけれども、モザンビーク等々幾つかやらせてきていただいたんだと。どれがPKOで、ちょっと正確な記憶がないんですけれども。  私どもとしては、これ今後、随分あのころに比べれば世論も変わった...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の基準というのは、御存じのようにPKOいわゆる五原則というのが一番の問題でして、その中でいわゆる停戦の合意とか、それから受入れの同意とか中立的立場の遵守といったものの三つの条件の一つでも満たされなかった場合はいわゆる業務の中断及び派遣の終了というような...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 犬塚先生、この同意原則というのはこれはもう最も大事です、これは。私どもとして、一番大事なのはこれだと申し上げてもいいぐらい、これは最初から同意もないのに行っちゃったら侵入若しくは侵略ということになりかねませんから、同意原則は最も大事だと私どもも基本的に、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、平和構築委員会の中にも関係するところでもありますし、これは人権の問題のところにも関係してくるところなんだと思いますので、これ非常に幅広い定義だとは思いますけれども。  今、具体的な例だけ一つ申し上げさせていただければ、何となく私どもとしてはPKOと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました所得及び譲渡収益に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明させていただきます。  政府は、昭...全文を見る
03月31日第164回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、昨年、特に後半からだったと記憶しますが、財政諮問会議等々を含めまして、ODAというものについていろいろ御意見がありました。それに加えて、政府系金融機関の改編とも一緒になって、この話はいろいろ議論がなされたと思います。その中で、いかに効率的...全文を見る
○麻生国務大臣 今おっしゃいましたように、従来ありました、かつての輸銀とOECFというものを当時合併をさせまして、JBICというものをつくったんですが、片っ方は円借、片っ方はいわゆる輸出入銀行ということですけれども、もう土屋先生御存じのように、OECFの方というのは、円借の話とい...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありました平成十五年にできております対外経済協力関係閣僚会議というのは、各省庁の連携というものをきちんと協議をしようという、御存じのように労働省等々いろいろ皆やっておられます。額からいきますと多分、経産省、外務省、それから大きなところで文部科学省が大きい...全文を見る
○麻生国務大臣 お尋ねのありました平成十八年度につきましても、今佐藤局長の方から説明申し上げましたように、アジアを重点対象としていることは間違いございませんが、昨年四月のバンドン会議、それから八月でしたか七月でしたか、グレンイーグルズのG8サミット等々において国際公約を総理として...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど申し上げました海外経済協力に関する検討会、諮問会議のもとにつくられたこの検討会の中におきまして、少なくとも総理のもとに海外経済協力会議というものをつくって、ここがとにかく大司令塔というもので、少数の閣僚で大局的な面に立ってきちんと考えろ、大戦略を考えろという...全文を見る
○麻生国務大臣 平成十八年度の無償資金協力予算というものだけをこうやって見ますと、財政状況の中で、一千六百八十二億二千五百万ということになっておりまして、前年度比で約四・七%減っております。  草の根・人間の安全保障の無償につきましても、こういった中で、今の一千六百八十二のうち...全文を見る
○麻生国務大臣 五年前でしたか、四年前でしたか、武部当時農林大臣だったと記憶しますけれども、そのとき私は自民党の政調会長をして、いきなり政調会長室に飛び込んでこられて、食育、食育と言うから、初めて聞いた単語だったものだから、何だ、それと言ったら、何かとうとうと語っておられましたの...全文を見る
○麻生国務大臣 全くごもっともな御指摘だと思っております。少なくとも日本国民の理解というものは、これは不可欠と存じます。  平成十七年度に内閣府が実施しております外交に関する世論調査を見ますと、このODAに関して、積極的にしろ、現在程度でよいというのは約六〇%ぐらいになっており...全文を見る
○麻生国務大臣 イランと北朝鮮、両方のお話でしたけれども、北朝鮮とイランというのを言えば、北朝鮮の方は少なくとも去年の二月に持っておると自分で言っていますので、その意味では、北朝鮮の核開発というものに関しましては、こちらの方はかなり持っている確率が高い、そのように考えております。...全文を見る
○麻生国務大臣 今、山口先生おっしゃるように、この点に関しては、五月の九日に二十九億ドルという話が出ていることは確かですが、これはぜひちょっと御理解をいただきたいところなんです。  これは昨年五月に公表した米軍の海外施設の一端の中でグアム費用と書いてあるんですが、この報告書は五...全文を見る
○麻生国務大臣 よく言われるように、百億ドルという話はよく出ますけれども、その中にはきっといろいろな基地があるんだと思いますが、私は、山口さん、こう思っているんですね。  基本的に、理解が得られるところというのは、日本の立場からすると、沖縄にいる在沖米海兵隊が移転するんだから、...全文を見る
○麻生国務大臣 今、答えられないというのは、多分一番のところは、移転する辺野古の場所が、海か陸か中間かどうなのかもわからぬとなると、まず積算がもとからできませんので、そこが問題だと思います。  それから、今言われましたように、その他普天間があいた後、何するんですと言われて、みん...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう、笠井先生、この種の話は、でき上がった後のオペレーション、後の運用がきちんとされていくためには地元の合意というのは非常に大きなものだ、これは最初から申し上げているとおりなので、私どもとしては合意を得るというのは非常に大事なところだと思っております。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと箇条書き的に申し上げますけれども、嘉手納以南の土地の返還に関する計画の具体化。  それから、在日米陸軍司令部の改編。これは、例のキャンプ座間の話と相模工廠の話と両方ありますので、交渉を、土地が西側の下半分のところ、約十五ヘクタールというところに関しまして...全文を見る
○麻生国務大臣 私の理解でいきますと、これは航空自衛隊航空総隊司令部及び関連事業部が横田へ移動するということになるんですが、これはいわゆる移動用の連絡機の往来がほとんどであります。航空部隊がここに常駐するということは全く考えられておりませんので、連絡用の飛行機がおりる分ぐらいであ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは前々から申し上げておりますように、基本的には、米軍の抑止力の維持と、そして沖縄の県民の負担の軽減という二つの少々二律背反するところの部分を含めて、これはどうしてもやらないかぬところでありますので、私どもとしては、これはこの際きちんとまとめておくべき必要性があ...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました国際民間航空条約第五十六条の改正に関する千九百八十九年十月六日にモントリオールで署名された議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明させていただきます。  この議定書は、平成元年十月にモントリオールで開催された国際...全文を見る
04月03日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○麻生国務大臣 今プールの話が出ましたが、委員御記憶かと思いますが、一九九〇年、クウェートで、大量の在留邦人というものがクウェート大使館に逃げ込んだ、逃げ込まざるを得なかったというあの事件を御記憶だと思います。イラクの侵攻であります。そのときに、その多くの在留邦人は、あの地域、水...全文を見る
○麻生国務大臣 今のお話は、十一月の三十日から十二月一日まで、決算行政監視実情調査団のマレーシア訪問の話ですね。  今のお話は、先ほどの、その後のクアラルンプールまでの間のパハン・セランゴールとの関連でお話をされておられますけれども、この住民の同意書の話を求めたが提出されなかっ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、混線されると困りますので、JBICは外務省ではございませんからね。何か分かれたOECFが、ちょっと混線されると……
○麻生国務大臣 お褒めをいただいて恐縮ですけれども、冷静に見て、大した差はありませんね、私らから見て。JBICの方がいいと言っていただくといいところもあるんだと思いますけれども、どうかねこれはというところは私も比較してみました。  歴史も大分、JBICの方はもう八九年からやって...全文を見る
04月04日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) 胡錦濤さんが、少なくとも訪中をされた日中友好七団体のときに関して、まあその点がやたら、今また山本先生が言われた部分が多くメディアを飾りました。それは事実です。しかし、同時に日中友好の重要性というものについても語っておられるというのも事実でして、日中関係の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日中友好というのは、やっぱり日本にとりまして最も重要な二国間関係の一つである、はっきりしていると思います。したがって、いろんなレベルの方々がいろいろ努力をしていただくというのは誠に喜ばしいことなんであって、上が避けているからみんな下も避けようとか、上が会...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そうですね、日本と中国の場合、今、日本のGDPが約四兆数千億ドル、中国は約二兆ドルちょっとかな、そんなものだと思いますが。基本的に、八〇年代と違って急激に経済というものが大きくなった中国、今までもうずっとこのところ悪い悪いと言いながら約四兆ドルを維持して...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 榛葉先生、今言われた話は誠にごもっともな話なんで、私どもとして一番この種のことでお役に立つというところは、多分徴税官、税金を徴収する税務署の職員というものの訓練、そういったようなものが、国によっちゃ税のなかった国があるわけで、ちょっと名前を挙げると具合悪...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一月の二十五日でしたか、いわゆるパレスチナの選挙というのが立法評議会選挙で、今言われておりますハマスが第一党と、予想していた方は余りおられなかったと思うんですね、世界じゅう。しかし、少なくとも開かれた選挙というのできちんとして選挙をやられておった上での話...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ロードマップそのものと言われますと、今言われましたように、まあ相手がごろっと変わっておりますし、こちら側の方も、こちら側とは、イスラエル側の方も向こう側も、両方ともかなり主役というか担当者が変わっております。  したがいまして、日本として、今ロードマッ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、これまた適切な表現かどうか知りませんけれども、余り黄色い東洋人の顔って見たことない人たちですもんね、はっきり言って。青い目と金髪と白いというのにいじめられた記憶がやたら強いから、我々に対する寄ってき方はすごいですよ。それはもうはっきりし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、榛葉先生がおっしゃいましたように、アメリカもちょっと手一杯のところはもう確かだと思いますし、今までとは少し状況が、両方ともいよいよ追い込まれて、これはもう話し合わなきゃしようがないというところまで来たかなという感じも、私どもも率直にそう思います。どう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一番の、日本で見ていて分からないのは、あそこはやっぱり連合王国というのが正式の国名であって、イギリスというのは国名ではありません。イングランド、スコットランド、ウェールズ、それと北アイルランドというような国から構成をされております連合王国ということになり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本も、高野先生御存じのように、少なくとも京城大学は名古屋大学より、大阪大学より先につくられた。台北大学も同じく大阪大学、名古屋大学より先につくられております。そういった意味では、当時の方々はそれなりの努力はしておられたんだと存じます。  二つ目。イギ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日英関係をきちんと再構築すべきという御意見に関しましては、私も全く異論はありません。少なくとも、ともに皇室を掲げておりますし、大きな大陸の隣にある島国、このユーラシア大陸の東の端と西の端にある等々いろいろな地理的条件というのも似ておりますし、私どもとして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、多神教の国で大きな国というものは、日本以外ですと多神教の国はインドぐらいかなという感じがいたしますんで、ヒンドゥーを例に引かれましたんで、その意味ではなるほどなという感じが正直いたします。  世界最大の民主主義国家でもありますし、また最近、いわゆる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アジアという地域は歴史的な大変化を遂げつつあるというのが今、現状だと思います。その中にあって、先ほど申し上げましたように価値観を共通しております国でありますが、日本はこの地域に出るのが遅れた、私もそう思います。  昨年でしたか、インドに八月、選挙真っ最...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) インドの戦略的重要性、また急激に今インドは経済成長をし始めておりますので、エネルギー需要というものが急激に増大をしていくために、手当てをしておいてもらわぬと石油の強烈な争奪戦になり得るという点等々を考えて、インドの戦略的重要性とか需要の増大に関しては理解...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○麻生国務大臣 これまでの具体的な申し入れということに関しましては、平成十六年の五月が最初なんですが、平成十七年、昨年十二月後半に計三回、外務省、在中国大使館から、中国外交部、在京中国大使館に対して申し入れを行っております。  同じく、本年一月、日中非公式協議においても、アジア...全文を見る
○麻生国務大臣 向こう側の、先方というか中国外交部の言い分というものに関しましては、この問題に関しましていろいろ言っておりますけれども、早い話が、この種の話には、既に決着のついた話だというような言い方をしてきているのが一つ。  正確に申し上げた方がよろしいと思いますので。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 今の話の関連に関しましては、同三月三十一日に、こちら側も報道官を使いまして、在上海総領事館の館員の死亡の背景には、現地の中国側公安当局関係者による、領事関係に関するウィーン条約の接受国の義務に反する遺憾な行為があったと考えており、中国外交部報道官談話において表明さ...全文を見る
○麻生国務大臣 報道官談話の発表ととっていただいて結構だと存じます。
○麻生国務大臣 中国側の正式な談話というのは報道官談話、双方、報道官談話というように御理解いただいて結構だと存じます。
○麻生国務大臣 我々が、報道されておりますように、ウィーン条約接受国の違反だと思っておる内容につきましては、いわゆる現地の中国側公安当局関係者による恫喝、脅迫等々、そういうたぐいの行為があったと判断をしております。  その内容につきましては、館員の遺書等、いろいろ記されていると...全文を見る
○麻生国務大臣 遺書以外の根拠といって、証拠に残っておる書類みたいなものがあるわけではございませんけれども、一番の大きな理由は、自殺をいたしました館員の遺書というのが最も大きな、文書として残っておるというものでは、その遺書の内容というように私どもは理解をしております。
○麻生国務大臣 いろいろ調査をさせていただいたのは、本人が死亡しておられるという状態にありますので、直接向こう側と御本人との間の関係というのがそのほとんどでありますから、基本的には、調べても、それ以外の話で、遺書以外のものはきれいに整理をされておりますし、私どもとして、それ以上の...全文を見る
○麻生国務大臣 調査はかなり綿密にされました。しかし、上司、同僚に全く相談をしていないで、本人ずっと思っておりますので、全然外に出てこなくて、何となく最近落ち込んでいたかと言われると、みんな、そうだったかなという感じであったというように報告を受けておりますので、その他の情報といえ...全文を見る
○麻生国務大臣 読ませていただきました。やはり死ぬ覚悟というのはなかなかそんな簡単な話じゃありませんから、その上で書いている幾つかの遺書がありますけれども、読ませていただきましたけれども、そういったものを見て、私の方も少し情感が入っているのかもしれませんけれども、その遺書を読ませ...全文を見る
○麻生国務大臣 オリジナルなものではございません。コピーというように御理解いただいてよろしいと思います。
○麻生国務大臣 これを全部精査して、合わせて読んだわけではありません、正直申し上げて。合わせたわけではありませんけれども、私どもから見て、限りなく本物に近いなという感じは私ども思いましたから、同日付で調査委員会を立ち上げろという話を厳命したのが背景です。すなわち、漏えいしているん...全文を見る
○麻生国務大臣 読ませていただいて、精査して、重ねて申し上げます、精査して、前の読んだものとこうやって全部合わせて読んだわけではありませんけれども、何となくという感じが、こんなものだったかなという感じがしましたので、これは、もし事実とすれば事は大変なことになるので、だれかが漏えい...全文を見る
○麻生国務大臣 先生、そこのところは今一番難しいところで、内部だったら大変なことになるから調べろと言うておるのであって、これはほかから漏れる可能性は幾つかあり得ると思いますので、私ども、その点が一番気になるところなものですから、高山先生御心配のように、私どもとしては、この点に関し...全文を見る
○麻生国務大臣 管理しているかというのは、その遺書の原文がどこで管理されているか、そういう意味ですか。大臣官房です。
04月05日第164回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にはこの種の話っていうのは常に付いて回る話で、世界じゅう皆同じような問題に悩んでおられるんだと存じます。  日本としても、そういった状況を踏まえてホームページに過去の事例を挙げておるんでありまして、私どもとしてそれに対して真摯に取り組むという責任...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 貴重な御意見と考えますけど、ただいま統合を検討しているかといえば、今直ちに統合を研究しているということはございません。EPAやら経済連携協定やら何やらいろいろ、今JICA含めましていろいろと進めておりますけれども、ジェトロって元々貿易を主としてやっている...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 非常に時間のたっている話ではあろうとは存じますけれども、少なくとも、今関係者の方々も高齢化されておられるという実態も踏まえまして、御希望等々が強いというのはよくよく承知しているところでもありますので、今後ともロシア政府に対して交渉を、交渉というか要求をし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先月の十六日の日に盧武鉉大統領が、今、谷先生御指摘のような発言をされたという報道は承知をいたしております。  御存じかとは思いますが、昨年の六月の日韓首脳会談におきまして、次回の首脳会談を昨年中に我が国で行うということに合意をしておるんですが、その後、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 幾つか関連する質問があったと思いますけれども、まず、今の藤末先生、これは二国間で結んだ話ですから、相手国の了承なしに一方的に出すということはできません。これがまず第一条件です。
○国務大臣(麻生太郎君) はい、できません。これが第一条件。  二つ目。今、九九%の話をされて、ナイジェリアの話されましたね。私、あなたのように訪問したんじゃなくて、西アフリカ、シエラレオネという国に二年住んでいました。持っていった機材、翌日、半分なかったです。それが当たり前な...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御質問の点ですけれども、これは西銘先生、まだ最終的な案が分かっていませんから、その答えが決まったところで、そこの段階で、第一がいいのか第二までにするのかということは、最終案が決定する前に、ちょっと今の段階で確たることを申し上げる段階にはございません。
○国務大臣(麻生太郎君) 情報収集衛星につきましてはいろいろ御議論のあるところではありますけれども、私どもは基本的に最も重要な、外交の面におきましても、国防上に限らず外交の面におきましても、また災害の面におきましても、多方面にわたってこの情報収集衛星というのは国家として大事に育成...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 西銘先生の御見解はよく、初めて伺いましたので、私より右かなと思いながら聞いていましたけれども。  見解と言われましたので、御存じのように、二〇〇八年をもちまして、円借款というものは北京オリンピックをもって終了ということは、これは両国間で合意をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国連の分担金につきましては、基本的には一国のGDPに比例してということになりますので、日本として今大体一九・五%、もうちょっと下がるかと思いますけれども、その年々によって少しずれがありますけれども、基本的にはそれくらいのものになります。  今言われまし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最も格調高い質問だったので、今。ロシアの本質、ウラル山脈をまたいで、太平洋、大西洋、両岸にまたがる大国という、領土的な面積は最大と思っております。  また、できましたときが西暦九世紀ぐらいだと思いますから、それ以後、十三世紀にはダッタン、いわゆるジンギ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ロシアにとりまして、中国というのは隣国で最も国境線を長く接しておる国であります。加えて、その中国の足りないものが主に石油、天然ガスを含むエネルギー、ロシアにありますのがエネルギー、中国に逆にあるのが人口、ロシアのウラル山脈東側の方にないのが人口ということ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、一九九七年七月の橋本・エリツィンだったかな、会議のときにこれ決まったというように、プーチン、九七年にとにかく決まったんだと記憶いたしますけれども、信頼、それから長期的な視野というものと相互利益というのを三つを三原則にして、いわゆる通...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、これまで我が国がどのような主張を行ってきているかということで、今固有の領土ということを申し上げましたけれども、国際法上も明らかに固有の領土であるということは、もう国際法上は間違いないと存じます。  少なくとも私どもとしては、少なくともこれは不法占拠...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも、日本にとりましてもロシアにとりましても、今の状況を永遠に続けるというのは双方の国益には沿わない、これだけははっきりしていると思います。先方もその点に関しては十分に認識をしていると思っております。  その上で、今ウイン・ウインの話でどうするか...全文を見る
04月06日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) この昨年のインド、ドイツ、ブラジル、日本、通称G4と言われる四か国提案によります案は御存じのように採決に至らず、まあできませんでした。そこで、この第六十回国連総会の間にこの問題を解決すべき、なぜなら昨年の総会において、国連の改革、安保理改革というものは必...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 確かに今泉先生おっしゃるように、百九十一か国ございます。スタートいたしました当時はたしか五十一か国ですから、かれこれ四倍近くに増えました。したがって、なかなか意見は合わない。かつてソ連は一国でしたけれども今は十六みたいな形になっておりますんで、その話全部...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アメリカの最大の関心は国連の事務局の合理化です。これは私どもも見ましても、これは国連事務局というのには不必要な人員があるのではないかと。今私どもがやっております行革と似たような話で、あれだけ大きな組織ですから、当然洗っていくといろいろ出てくるところだろう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国連というものに関しまして、私は過度の期待をしているわけではありません。数があれだけ増えましたら、なかなか全部が全部コンセンサスなどということはとても難しい話だと思っております。  ただ、同時に、アフリカのスーダンの話を見るまでもなく、あちらこちらで、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 敵国条項につきましては、一九九五年、今から約十一年前になりますけれども、そのときのいわゆる国連の総会で死文化、死んだ文章、既に死文化しているとの認識を示す決議案というものが圧倒的多数の賛成で既に可決をされておりますんで、死文化したというのはもう現実であり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは解釈上の話になろうと思いますが、日本、ドイツ、イタリア、ルーマニア、ハンガリー、ブルガリア、もう一個あったかな、フィンランドの以上がいわゆる旧敵国に当たると考えられております。文章上、そういうことになります。
○国務大臣(麻生太郎君) 紛争で要は加えられて、例えば東ティモールというところもインドネシアとの間で紛争の起きた国の一つではございますけれども、紛争解決後は東ティモールは国連に加盟ということにはなっております。ただ、今言われましたような、このような国々の中からということはございま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、ビルマ、今のミャンマーのウ・タントという人が一九六一年から七一年まででしたかね、十年間事務総長をされた、それ以後、エジプトのブトロス・ガリ等々いろいろ出ましたけれども、アジアと言われる地域から事務総長が出たことはございません。  したがって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 全部が全部それが適しているとも正直思いません。そのときにその国から出てくる候補者の質にもよりましょうし、またその地域が今どういう状況かということをも併せて考えねばならぬと存じます。  アジアの場合は、今は間違いなくこの十年間最も急激に伸びてきている国で...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、事務総長ということに関してしかるべき人物ということになりましょうか、ほかの国は大臣であってみたり、いわゆる言葉が三つも四つもできたり、また政治家であってみたり、そういった方々がこの事務総長というところに出てきておられます、その他国の立候補者を見ると。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にはこれは、御存じのように、平成十六年の五月、私どもの館員というものが自殺に追い込まれたという経緯の話であります。調べてみる、まあ現地の協力ないまま私どもだけで調べるわけですけれども、できた中で、少なくとも自殺の直接の原因となったものは、これは現地...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、今泉先生から御指摘のあった中で、謝ることがないという話が出ましたけれども、御記憶かと思いますけれども、原子力潜水艦の領海侵犯事件というのがありました。  日本海に原子力潜水艦が入ったというときなんですが、これは厳重な抗議はこれまた当然のことを言った...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 情報というものは、確かに今泉先生おっしゃるように、日本では、情報、スパイ、そうですね、まあ諜報を含めまして、余り評価の高くない職業です、かなり昔から。そう思います。  ただ、日露戦争を見ましても、明石元二郎、後の中将になられましたけれども、この方の情報...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 全くいい御指摘だと思います。  アジアの中における日本の地位というのは、基本的にはこの地域の中での実践的な先駆者というのが一番の旗頭なんだと思います。今、中国で例えば公害の問題、例えばいわゆる都市間、都市と田舎との格差の問題、また貧富の差の問題等々、い...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の地震波の科学的データの解析等々は委嘱しておりますけれども、これちょっと外に出したら全く交渉のネタになりませんので、これが私どもの非常に重要な情報になりますので、こういったものをというものはとてもおこたえすることはできませんけれども、基本的には、私ども...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました社会保障に関する日本国とカナダとの間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を説明させていただきます。  政府は、従来からカナダとの間で人的交流に伴って生ずる年金制度への二重加入等の問題に関する協議を行ってきま...全文を見る
04月07日第164回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○麻生国務大臣 こういうのはあらかじめ言っておいていただいた方がよろしいと思いますし、条約審議ですから、これは。  今のお話ですが、朝鮮情勢をめぐる動きにつきましては、これはいろいろ分析調査を行うのは当然のことなんですが、この内容について、ちょっと今、私どもとして個々の資料とい...全文を見る
○麻生国務大臣 驚いた顔から御想像いただけますように、今聞きました。
○麻生国務大臣 基本的に、流出したと向こうが言っているのであって、こちら側は流出したと思っていないからじゃないでしょうか。
○麻生国務大臣 見解の相違だと思いますけれども、韓国に限らず、すべての新聞の記事に対して、情報漏えいがあったとか、それに対してどうしたとかこうしたとかいう話は、全部外務大臣に上がってくるというのをやっておりますと、とても私のほかの仕事ができなくなりますので、正直申し上げて、この話...全文を見る
○麻生国務大臣 この資料によりますと、盧武鉉大統領何とかかんとか、ずっと細かいのが書いてあります。これは韓国語と両方書いてあるようですけれども、これは日本側として、この種の分析をしたという話も私どもとしては確認ができておりませんし、向こうの記事が書かれたといって、それがすべて大重...全文を見る
○麻生国務大臣 潘基文に呼ばれたというのは事実だそうです。
○麻生国務大臣 先方からの申し入れに対しましては、我々の方は、この種のことに関しては一々コメントすることはしないというふうに答えております。
○麻生国務大臣 おととい、広報官より申し上げましたとおり、一々コメントをしない。新聞記事というのはいっぱいございますから、それを全部取り上げて全部反論をしていくというようなことは通常は余りやらぬということにしておりますので、外務大臣から呼ばれた我々の方もそう答弁をしておりますので...全文を見る
○麻生国務大臣 向こうの外務大臣から当方の公使に対して話があったというのを聞きましたのはきょうです。
○麻生国務大臣 御指摘のとおり四、五、六の三日間でやる予定になっておりましたものが、五日の段階で、審議官クラスのレベルでは、一致をする段階また一致をできない段階等々が一通り議論を終了したという背景に基づいておりますので、これ以上は持ち帰って上級レベルに上げない限りは先に進まないと...全文を見る
○麻生国務大臣 次回会合、十三、十四日、東京でということは報道されておりますとおりで、今御指摘のありましたとおりでありまして、この点につきましては日米間の認識も十三、十四、東京で行うということに関しましては一致をいたしております。  また、それに関していつごろまでに決着ができる...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、今の根拠につきましては、私どもは、在沖縄海兵隊に限りませんけれども、沖縄の基地の存在というものが沖縄県民にとって大きな負担であるというのは戦後約六十年間変わらないところだと存じます。  この際、その隊員の絶対量が約八千人、家族含めて約一万七千人という数が減...全文を見る
○麻生国務大臣 国内のホスト・ネーション・サポートというものにつきましては、どのようなあれになるか、現時点について確固として、これだけの数が減ってこれだけ減りますといってきちんと計算ができているわけではありません。  ただし、御指摘のように、在日米軍の再編に伴いまして人が減って...全文を見る
○麻生国務大臣 今の積算方法は、確かに、日本銀行もそういった感じで市中銀行と同じように計算しておられるんだなと思って私どもも安心して聞いていたんですが、おっしゃるとおりなんですよ、当たり前の話なんで。ただ、そこのところが、兵力再編の影響がどれほどになるかというのはちょっと正直今の...全文を見る
○麻生国務大臣 四人です。
○麻生国務大臣 私どもとしては、この部分に関しましては、航空の部門が、いろいろな意味で、ICAO、いろいろほかにございますけれども、この種の話は、だんだん広がっていく範囲でもありますので、日本の職員なり、この地域のことがわかっている人の、職員の数はふやしたい、基本的にはそう思って...全文を見る
○麻生国務大臣 津村さん、ちょっと正確に、さっきのあれを、やりとりについて今確認をしましたので。  韓国政府のやりとりについて、五日午前、これは潘基文に呼ばれたことはありません、アジア太平洋局長から在韓国日本大使館公使に対して話があったのであって、潘基文外交部長の記者会見で、本...全文を見る
○麻生国務大臣 三月の三十日の日にベルリンで今の会議が行われたのは事実でありますし、私どももそれを承知いたしております。  今、丸谷先生御指摘ありましたように、二月にモッタキ外務大臣を日本に呼び、その後電話をし、その前にもし、いろいろ私どもとしてやらせていただいております。そう...全文を見る
○麻生国務大臣 ここは、先生、最貧国じゃございませんからね。別に、今すぐというほど金に困っている国ではない、まず石油というものがございますので。  それが一つあろうとは存じますが、いずれにしても、三日の日に、イランの中西部になりますところで今言われたような地震が起きておりまして...全文を見る
○麻生国務大臣 今、松原先生御指摘のありましたように、通商によってこの国は多くの経済力というものを得ておりますのは御存じのとおりでありますので、マラッカ海峡を初め、東南アジアその他の海上交通路というものの重要性は言をまたないところだと思っております。  したがって、電子海図の作...全文を見る
○麻生国務大臣 報道がなされたということは間違いなく私どもとして知っておりますけれども、これは松原先生、もう少し時間がかかります。したがって、今の段階で横田めぐみの夫とされる人物は特定できておりません。したがいまして、今回の記事というのは憶測にすぎないと言うしか、今の段階では申し...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるとおりだと存じますので、私ども、この種の技術に関しましては一歩先んじているほど、日本のその種の技術はすごいそうですので、私どもが先にその結果を得た場合は確実に相手側に知らせる、相手側というのは、韓国側に知らせるということはきちんと対応しておかないと、こっ...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる白樺というところで中国海洋石油総公司が生産を開始したという話が、四日付のダウ・ジョーンズに記事がなされておるということは承知をいたしておりますが、私どもとしては、この種の報道が事実であるとするなら、これは主権的な権利に重大な影響を与えるということになるのは...全文を見る
○麻生国務大臣 松原先生、情報の絶対量の不足、インテリジェンス等々に関しましては、これは種々御意見のあるところであって、これは中国に限らず、いろいろなところで情報が不足しておるという点は私どもも常々思っておるところであります。  人間も足りない、経費も足りない、それに対する感覚...全文を見る
○麻生国務大臣 あおるつもりはありませんから、私の方には。だから、五割は認めたというように考えるか、おまえの責任も半分あるじゃないかと向こうは開き直っている、とりようだと思いますよ。ただ、あのビデオが極めて効果があったことだけは確かです。
○麻生国務大臣 これまでの経緯は御存じのとおりなので、本件につきましては、現地の中国側公安当局者による領事関係に関するウィーン条約上のいわゆる接受国の義務違反ということであったというのは、これは私どもから見て明らかだと思っております。  したがって、日本としては、中国政府に厳重...全文を見る
○麻生国務大臣 今、生かされていないという点のお話がありましたので、いずれも関連している公安部の話という点に関しては、多分共通点があるんだろうと推察いたします。  ただ、この種のものに対して、いろいろ状況に応じて考えられることは、それぞれの事件は内容は違っておりますので、瀋陽の...全文を見る
○麻生国務大臣 局長の言ったのを大臣が補足するのはいかがなものかと思いますが、基本的には、今度のODAの戦略会議というのをきちんとさせていただくことに、いろいろございましたけれども、形としては、一元化しやすいような形になったと思っております。  したがって、外務大臣のもとにでき...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも、日本の外交官の数などというものはたかが五千人しかおりませんので、少なくとも、イギリス、フランスが、国民でいきますと五千万から、フランスも同じようなものだと思いますので、我が方一億二千万いて五千、向こうは五千万人で七千人から八千人の間ぐらいというのを見て...全文を見る
○麻生国務大臣 二点あったと思いますが、まず最初の方の、これは目下協議を行っている最中ということになるんですが、2プラス2の共同文書におきまして、御指摘のとおり「二〇〇九年に予定されている羽田空港拡張を念頭に置きつつ、横田空域における民間航空機の航行を円滑化するための措置が探求さ...全文を見る
○麻生国務大臣 この横田空域の返還につきましては、今言われましたとおり、米軍の運用上の理由から返還は困難との回答は確かに来ております。  しかし、御存じのように、今回の兵力再編協議において、二〇〇九年に予定されております羽田空港の拡張、第四滑走路を念頭に置いて、とにかく、アメリ...全文を見る
04月11日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃられたとおりなんですが、このカナダの保険の場合はいわゆる二重制度になっていまして、一つの点は、いわゆる最低加入制限のないいわゆる年金という部分と、もう一つは、十年の居住期間を必要としております老齢保障制度というものの二重制度というか、二階建てに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは全くおっしゃるとおりなんですが、これはもう基本的にはこの種の人的交流が増えました昭和四十年代ぐらいからずっと、二重加入の話というのはずっとあっていたそうです。  ただ、これが動き始めましたのが、平成十一年にドイツと締結した協定がこの種の協定の初め...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、ルクセンブルクの在留邦人、三百七十七人、傍らアメリカ三十五万一千人、今話題になりましたカナダが四万五千人等々、そこらのところの数が多いものですから、どうしてもそちらの方に先に行っているというのが実情だと存じます。  ただ、今...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のとおりだと存じますんで、この種の制度が進んでおりますヨーロッパ関係の方が整備はかなり進んでいるという感じもいたしますけれども、いずれにいたしましても二国間関係の強化に資するところだと思いますので、この締結、この種の協定締結については今後ともイニ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 厚生省も、去年の八月できたばっかりですから、なかなかまだ一年たってないぐらいのところですので、両方ともかなり素人だとは思いますけれども、余りこの種のことにそれほどの需要もなかったものですからというのが大きな理由だとは思いますけれども、だんだんだんだんこれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この話は、もうむちゃくちゃ話が長い歴史と込み入った話がありますので、一元化の推進ということにつきましては、公的年金制度の一元化推進というのは、平成、五年前ですから十三年の三月に閣議決定をされた経緯がずっとありますので、被用者年金の一元化というのをずっと検...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 浅尾先生、この話はもうお詳しいんであれですけれども、退職金にするか年金にするかというので昭和二十何年にもめたあの時期にさかのぼっての話ですから、これずっと長い歴史がありますんで一概には言えないところだと存じます。  ただ、言われましたように、何となく追...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありました米陸軍の公表資料というのによりますと、アメリカ陸軍は現役、現役というのは兵隊のことですが、現役、州兵合わせて二十一個の司令部を作戦・戦術レベルの司令部、UEXと仮に名前を付けておりますが、に改編する計画を持っております。  このうち...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、済みません。緒方先生、その前に、四個師団、四個じゃなく五個になっております。済みません。
○国務大臣(麻生太郎君) 次のキャンプ座間における米軍のUEXの話ですけれども、これは在日米軍の兵力の態勢の再編につきまして、今最終的な取りまとめを行っているところなんですが、米国との協議を引き続き今やっている最中とまず御理解ください。  その上で、キャンプ座間に置かれておりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、本年一月の総選挙、下院の総選挙におきまして、約十二年ぶりですか、に保守党政権が発足したということを承知いたしております。ちょっと新政府の外交方針は、外務大臣とは電話で話はしましたけれども、まだ向こうは私よりもっとなりたてほやほ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました分布範囲が排他的経済水域の内外に存在する魚類資源(ストラドリング魚類資源)及び高度回遊性魚類資源の保存及び管理に関する千九百八十二年十二月十日の海洋法に関する国際連合条約の規定の実施のための協定の締結について承認を求めるの件につき...全文を見る
04月12日第164回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○麻生国務大臣 今、官房副長官から答弁もあっておりましたけれども、少なくとも、この個別の事案の調査には、内調、内閣情報調査室によります調査事実の有無、個別の話の有無については、その内容のいかんにかかわらずお答えすることは差し控えさせていただくということになろうと思います。  今...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、昨年の十月に行われました2プラス2以降、協議が断続的に行われております。その一環として、三月の四日、五日、日米外務、防衛担当者の間において審議官レベルの協議が行われておりますが、引き続き、十三、十四、今度は東京で行う予定にされております。したがいま...全文を見る
○麻生国務大臣 よく言われておりますように、いわゆるグアムに移転するに当たりましての資金的な話等々、いずれもまだ協議中であって、その問題の中で、普天間の移転というものが、一応辺野古、いわゆるキャンプ・シュワブというところが合意をされましたので、これで大きく前に進む可能性が出てまい...全文を見る
○麻生国務大臣 何合目かと言われると、なかなかちょっと難しい。武正先生、なかなか答弁の仕方が難しいんですけれども、横田の空域の話が一番頂上に近いかなと思わないでもありません。  その他のことに関しましては、今おっしゃいましたように、確かに、これ、十三、十四のときになりますと、い...全文を見る
○麻生国務大臣 これは武正さん、たびたび答弁を申し上げているとおり、相手のある話なので何とも言えないんですが、多額の税金を使う話でもありますので、これで決まりました、はい、お願いしますという種類のものではなくて、もう少しきちんと説明をすべきではないかという御意見というのは、私ども...全文を見る
○麻生国務大臣 この話がここまで漏れなかったのはほかに人がいなかったからだというぐあいに御理解いただけるのは、そこの推測までは合っていると思います、全然、最後の島袋さんの交渉まで一切出ませんでしたから。  だから、話し合われた人数は極めて限られていたというように御理解をいただか...全文を見る
○麻生国務大臣 武正先生御存じのように、選挙が終わりましたのは昨年十二月。普通、日本ですと大体ひとつきぐらいで組閣ということになるんですが、一月もない、二月もない、三月もない。  もういいかげんにしてもらいたいと思って、二度ほど、イラクの外務大臣に日本に来てもらい、電話を三度ぐ...全文を見る
○麻生国務大臣 これはいろいろな連係プレーでここまで来ておりますので、日本が、はい抜けたというわけにはなかなか、今度はディフェンスの話も考えなければいけませんので、そういった意味では、日本は、ほかの国とよく詰めた上で、最終的に日本が主体的に決めます。主体的に決めますが、自分たちの...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、篠田先生おっしゃいますように、昔マスキー法という法律が出まして、車の排気ガスの規制の法律ができたときに、ほとんどの国は皆あきらめたんですが、日本だけはこれを断固やるということで押し切って、一時期随分出力も落ちたりスピードも落ちた車で、ぶつぶつ不満もあったん...全文を見る
○麻生国務大臣 これは松原先生、これまで現地に調査団を派遣して、専門家による砲弾の鑑定、いわゆる旧日本軍がつくった砲弾の形態とその他の形態は違っておりますので、砲弾の形態等々、実施しておりますが、その際に、サンプル調査を行った砲弾、いっぱいありますね。そのサンプル調査を行った砲弾...全文を見る
○麻生国務大臣 松原さん、私どもとかここにいる伊藤公介先生は、この世代、生きていますので。生きていたんですよ。その時代のことを、引き揚げてきた人たちから実際体験としてみんな聞かされた世代なんですよ、我々は。だから、後の歴史の本だけを読んでいるわけじゃなくて、当時の現場は混乱の極に...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる旧安保条約、一九五一年に調印された旧安保条約におきまして、米国の日本防衛義務が文言上明確に規定されていなかったという話は事実です。
○麻生国務大臣 正直、あのころを思い出しましたね。こっちはそのころまさにそこの中にいましたので、今、そのころの当時の雰囲気というのを、もう何年になるんですか、がきのころでしたから、あのころ十一歳か十二歳ぐらいでしたので、少々昔の話を思い出しながら聞いていたんです。  当時、一九...全文を見る
○麻生国務大臣 今のお話を聞いていると、えらい一方的な話ですが、一万七千人も減っていけば大変なものじゃない……(赤嶺委員「いやいや、それは後でやりましょう」と呼ぶ)ああそう。いや、後でもう時間がないんだから、あきらめてください、その点は。一万七千人減るということの評価は全然ない。...全文を見る
○麻生国務大臣 基地の機能の強化と言われる点につきましては、抑止力の維持というのが今回のもう一つの目的でありますから、抑止力は維持されるという意味においては極めて結構なことだと思っております、抑止力が維持されるわけですから。  もう一点、普天間の住民の上を飛ばないようにするため...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました刑事に関する共助に関する日本国と大韓民国との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明させていただきます。  政府は、平成十六年十一月以来、大韓民国との間でこの条約の交渉を行いました。その結果、本年一月二十日に東...全文を見る
04月12日第164回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(麻生太郎君) 神本先生から二問ちょうだいをしております。  まず、障害者権利条約議長案に関するお尋ねですが、政府としては、障害のあります児童全員に対して義務教育の機会を保障することが重要であるとの考え方に立って交渉に臨んでおります。なお、すべての児童に対して義務教育...全文を見る
04月13日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今御質問のありましたように、これは漁業資源というものを持続可能なものにしておかなければならないという大前提なんだと存じます。  そこで、これまで二国間の協定の枠組みにおいて資源管理を確実に進めてきた結果、そこそこは今行っておるというのは、今水産庁からの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、G8及び中国、韓国、ロシア、北朝鮮、この議定書を締結しておりません。そこで、これは各国ごとに具体的な理由はいろいろあるんだと思いますけれども、それを個別に全部承知しているわけではありません。  ただ、一般的に言えば、この議定...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先週の日曜日、土曜日でしたか、名古屋に行ったら全然前が見えないんで、何だこれは、名古屋はひでえなと言っていたら、全員、とんでもありません、隣でおれのところじゃないって言って、県会議員やら知事やら市長やらみんな一斉にぶつぶつおれに、おれに文句言ったってしよ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず最初に、今、梅田参事官の方から申し上げましたように、これは二つの大学に聞いております。神奈川歯科大学並びに大阪医科大学と二つに調査を依頼して、ほぼ同じ時期に答えが出てきたということになっております。  したがいまして、私どもとしては、単に一つの大学...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そこまで正確に詰めたわけではまだございません。今、まだ向こうの結果が、向こうの国でやっておられる結果は正式にまだ向こうで出ていないと承知しておりますんで、向こうが出た上での話だと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 十一日の午後の日朝協議の際におきましては、少なくとも佐々江局長の方から向こうに申し込んだことに対しましては、前回とは違って、えらく丁寧にメモを取り、少なくとも本国へ報告しますという反応を示しておりますのは、前回のときみたいにもうはなから受け付けないみたい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 北朝鮮側の反応、対応の仕方にもよると思いますけれども。
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました原子力の平和的利用に関する協力のための日本国政府と欧州原子力共同体との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  政府は、平成十一年四月以来、欧州原子力共同体との間でこの協定の交渉を行っ...全文を見る
04月17日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○麻生国務大臣 アフガニスタンに対する御指摘をいただきましたのは、大変見識のある御質問だと思って、心から感謝を申し上げたいと存じます。  まず最初に、いつ引き上げるかというお話に関しましては、これは松浪先生、一概に、こうなればというようなことを申し上げるような状況にはありません...全文を見る
○麻生国務大臣 オサマ・ビンラディンのその後の捜索内容ということが主たる御質問ですか。(松浪(健四郎)委員「そうです」と呼ぶ)  御存じのように、このオサマ・ビンラディンの件に関しましては、これは、御存じのオマール師を含めて、両方とも依然として生死のほどは確認されておりません。...全文を見る
○麻生国務大臣 まず麻薬の方でありますけれども、UNODC、国連薬物犯罪事務所の二〇〇五年の統計によりますと、アフガニスタン中央政府並びに地方政府によって行われましたいわゆる麻薬の撲滅運動によって、ケシ畑約五千百ヘクタールが減少ということになっております。アヘンの生産はそのおかげ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、その新聞、両方とも余り読んでおりませんので。この種の話は、余り読むと妙な話が先についていることが多いので、私どもは努めて新聞は読まないように心がけております。正直申し上げて、今の新聞を読んだわけではありません。  ただ、今お話のあっているところでいきますと、...全文を見る
○麻生国務大臣 このメソポタミアの大湿原の復興の件につきましては、御指摘のありましたとおりに、国連イラク復興信託基金というのを通じまして一千百万ドルという金額を国連環境計画というものに拠出いたしまして、平成十六年から昨年末までにいわゆるメソポタミア湿原環境保全事業というのを実施し...全文を見る
○麻生国務大臣 今、国連のPKOの参加につきましては、たしか二〇〇四年の六月まで東ティモールに行っておりましたし、また、一九九六年以降、ゴラン高原というところで自衛隊の輸送部隊等々が派遣をされておりまして、いわゆる日本の国連のPKOへの参加、派遣というものにつきましては、高い評価...全文を見る
○麻生国務大臣 この四月の十日に、日米英豪において実務レベルの一般的意見交換というのをやらせていただいております。イラクにおいて活動しております各部隊のあれで、いろいろお互いさま、情勢分析等々の意見交換をさせてもらったというので、内容をちょっと申し上げるわけにいかないところもあろ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、田島先生言われましたように、日本と中東との関係を利害だけで見た場合におきましては、やはり、今日日本に輸入されております石油というものは、実に九〇%を中近東に依存しておるという状況にあります。したがって、この中近東という地域が、秩序安定、そういったものが確保され...全文を見る
○麻生国務大臣 今いろいろな国がありますので、ちょっとアフガニスタンを中近東に入れるかどうかは別にして、外して、イラン以西ということで話を限定させていただくことになろうかと存じますけれども、いろいろな、あの地域にあります国々だけで今特に目立ったものは、やはりイラクとイラン。これは...全文を見る
○麻生国務大臣 あの当時と一番違ったのは、イギリスの力が落ちて、アメリカというのに力でいきますと置きかわったことと存じます。そこがあの当時と今と大きく違った、いわゆる勢力図が大きく入れかわっておるのが第一点。  二つ目は、やはりイギリス、フランス等々、これは石油というものに目が...全文を見る
○麻生国務大臣 今、御指摘のありましたように、昨年からイラクにおいては、イラク国民自身の手で三回いわゆる大きな選挙が行われております。もう御存じのとおりで、そして各会派が選ばれて、今は新政府発足に向けていろいろ努力がされておる最中であります。  また、御指摘のありましたように、...全文を見る
○麻生国務大臣 日本の場合は、中近東から何となく遠いものですから、テロというと何となく中近東の話ばかりになりますけれども、我々はオウム真理教という巨大なテロを霞が関で浴びたことをつい忘れておられる方も多いように思いますけれども、あの大量殺人と言ってしかるべき話にまさるほどのテロと...全文を見る
○麻生国務大臣 どの内閣の中で決定がされるというようなことを言ったつもりはありません。
○麻生国務大臣 これまでもたびたび答弁をしたと思いますが、政府としては、基本的には四つの条件というのを申し上げてきたと思っております。  政治プロセスの進展の状況、すなわち、政権のできる、できないの話が一点。また、現地の治安にかかわる状況で、十三万人から二十五万にふえたとはいえ...全文を見る
○麻生国務大臣 阿部先生御存じのように、イラクという国は、十二年間にわたりまして国連のいわゆる安保理事会の決議に違反し続けた国であります。国際社会が与えました平和的解決の機会はすべて生かそうとはしませんでした。そして、最後まで、国際社会の真摯な協力、努力に対しては協力、対応はしよ...全文を見る
04月18日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○麻生国務大臣 今、カドレニアル・ディフェンス・レビューと称する、通称QDRについての評価の御質問があっておりましたけれども、これは、四年ごとですから二〇〇一年にしたんだと思いますが、九・一一の後を受けまして、いわゆるアメリカの安全保障環境というものを再チェックするということを反...全文を見る
○麻生国務大臣 全文九十二ページあったと思いますが、その九十二ページの分を、私どもの役所で全文を訳したことはありません。全文を訳したのは、多分これは防衛庁が訳したと思いますので、防衛庁の分はそちらに手渡しはしてあると思いますが、私のところに来たのは英文で来ました。英文で来て、今言...全文を見る
○麻生国務大臣 私も同じく、七千人のところからスタートしたところから外務大臣を拝命したんだと記憶します。  その上で、今言われましたように、七千が八千人にふえて、いろいろ移転ということが進むことになりました。まことに喜ばしいことだと思っていますが、今言われたように、先ほどの川内...全文を見る
○麻生国務大臣 平岡先生御指摘のありましたとおりに、岩国市におきます住民投票の結果につきましては、これはもう報道等によりアメリカ側も十分に認識しているところではありますけれども、在日米軍の兵力再編のあり方について地元に厳しい意見があるということにつきましては、日米間の協議、あれ以...全文を見る
○麻生国務大臣 これは三月十六日の話ですか。(平岡委員「だったと思うんですけれども」と呼ぶ)  三月十六日に、井原さんと言われたと思いますが、今、前市長か現市長かちょっと、この間選挙になっていますので。前市長が本省にお見えになるという日は、日程表を見ていただいたらわかると思いま...全文を見る
○麻生国務大臣 四月の十三、十四日に行われました在日米軍兵力態勢の再編に関する日米の審議官クラスというのにおきまして、岩国飛行場に関して、今御指摘のありました点で、一、普天間飛行場に所在する空中給油機KC130十二機を岩国飛行場に移転すること、ただし、KC130はローテーションで...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年の十月二十八日、アメリカ政府はキティーホークをニミッツ級の原子力空母と交代させることを決定した旨の発表を行っております。これでよろしいでしょうか、今の二十八日ということは。
○麻生国務大臣 今、他の事態についての御質問だったというように思いますが、この改編後の司令部のいわゆる中核的任務というものは、あくまでも日本国の防衛及び極東の平和と安全の維持ということになりますが、このような中核的な任務に加えて、いわゆるこの司令部は、日本防衛以外の緊急事態に対応...全文を見る
04月18日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) 日本としては、核不拡散体制のいわゆる維持強化というのは、これはもう当然喫緊の課題であるのは当たり前の話なんで、そう思っておりますが、こうした議論に向けてこれ積極的に参加をしてきたことも事実ですし、いろんな意味で国際協調も進めております。  エルバラダイ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、後半の部分ですが、昨日深夜、中国の外交部の方から我が方の中国大使館に対して、中国交通部海事局が発出いたしました航行通告については、作業範囲に関して技術的な誤りがあったという旨の説明があっております。説明に基づく修正後の、修正された後の作業範囲は中間...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この中に関しまして、中間線というのがもめているところでありますけれども、この境界画定というものにつきましては、中間線により画定をすべきだという日本の立場と、いわゆる修正後の中国の、いわゆる航行通告の作業範囲は中間線の中国側に位置することになります。したが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、国連海洋法条約第五十六条の二項というのには、沿岸国は、排他的経済水域においてこの条約に基づいて自国の権利を行使し及び自国の義務を履行するに当たっては他の国、この場合我々になりますが、日本の権利及び義務に妥当な配慮を払うものとし、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今お話のあっておりました対中無償ということに関しましては、これまで日本の国益に合致するよう総合的に判断するということで、現時点におきましては環境、いわゆる日本に影響いたします環境と感染症等々、日本と中国の両国国民にとりまして直面する共通の課題を解決に資す...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 米国の真意というものを、今、高野先生御指摘がありましたように、つまびらかに私の方でこうであろうということを断言することはできません。  ただ、例の三月末でしたか、に出しました国家安全保障戦略というのを発表しておりますが、これが一番だと思いますんで、少な...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、日本という国は現に平和目的に限ってプルトニウムを利用していることにつきましては、国内外の理解というものと信頼の向上を図るということは、これは極めて重要だと思っております。このために、原子力政策大綱に示しておりますとおり、利用目...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本がいわゆる非核三原則というものを維持して原子力というものの利用に関しては平和目的に限るということを基本としておりますのは、これは累次のIAEA総会でもこれはきちんと明示をいたしております。  日本の平和利用、原子力の平和利用というものはこれは一貫し...全文を見る
04月20日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○国務大臣(麻生太郎君) 岡田委員の御質問で、現時点におきましては、今般の海上保安庁の調査につきましては、いわゆる国際法にのっとりまして冷静に粛々と進めていきたいと考えております。  この調査の背景というのは、何でこの時期にやるのかという御意見等々はよくマスコミで書いてあるとこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは基本的には、先ほど申し上げましたように、国際法上何ら我々に瑕疵があるわけではございません。重複しておるいわゆるEEZの部分というのは、これは日韓以外にもいろいろございますんで、そういったところにおきましても、韓国側はこれまで三回か四回、この地域の海...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いかなる理由があるにしろ、少なくとも、他国の外交特権を与えられておりますいわゆる公館というものを襲撃する、またそれを保護すべき当該国のいわゆる警察官等々がそれを見過ごす等々というのは、これは常識的なことを言って、あってはならぬことだと思っております。それ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、榛葉先生御指摘のありましたとおりにほとんどの、かなりな数の人が入ってきているとはいえ、ほとんどのブラジル人が真っ当に働いて、真っ当な利益を得て、真っ当に帰っていっているんだと思っております。その中にあって、一部いなくなってみたり犯罪を起こしてみたりと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日米同盟がしっかりして日米関係がしっかりしていればということだと思いますが、これは基本的には日米同盟というのは、もう高野先生御存じのように、必要条件じゃありますけど、十分条件であるかどうかは別問題です。ですから、同盟というものは生きておりますんで、その同...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日米同盟というのは、一般的に言わせれば、いわゆる安保、安全保障条約体制というものを基盤にして日本とアメリカの間で、基本的な価値、利益等々をともにする国として、安全保障面等々、政治及び経済、各分野、ほかにもあるでしょうけど、各分野で緊密に協調していくという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日英同盟が何で崩れたかというのは、日英同盟が組まれているということが自国にとって不利益と考えた国が多かったからだと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 日米同盟の基盤を成しております日米安全保障条約、安保体制というものは、日本の平和と安全及び太平洋地域におけるいわゆる安定と発展のために基本的な枠組みとして有効に機能しておりまして、これは、日本にとりましてこの日米同盟というものを死活的に重要に考えている大...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 高野先生の第一問のところにもあったと、重複するかと思いますが、基本的に日米同盟というのは必要条件であって、十分条件というのは別問題だと思っております。  したがって、これを十分条件にするためには、やっぱりこの種の同盟というのは基本的に生き物です。したが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、ファクトシートというものをお渡ししたのが四月の十七日だと存じますけれども、日本として、これまで原子力艦船の入港というのは一千二百回だか三百回だか日本に入ってきているというこれまでの実績もありますので、そういったような資料を含めまして、私どもと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ファクトシートにつきましては、先週来関係省庁で協議をして検討を行ってきております、受け取って以来。その上で、既に申し上げましたように、従来の、いわゆる政府としては一貫して申し上げておりましたように判断を裏付けるものであったと、千二百回の過去の経緯を見ても...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今もらったものに関して更に、更にという、今のあれでいきますと、もらったものに関して全然別に調査をしろということを言っておられるんですか。ファクトシートは信用するなということが言われたいんですか。
○国務大臣(麻生太郎君) それは引き続き今までもやっておりましたんで、それは今までもやってきて、ほかの原子力艦船に関してやってきているのと同じようなことをさせていただくことになります。
○国務大臣(麻生太郎君) これは基本的には、離陸用、発着用と二本滑走路が、見て分かるように、上から見たら分かるようにできておりますんで、離陸用に関しましては当然のことながらライトが付きますんで、そっちの方から付いてくることになるでしょうし、着陸につきましては角度を変えてこないと、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました経済上の連携に関する日本国政府とマレーシア政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  平成十六年一月以来、両国間で協定の締結交渉を行ってきた結果、平成十七年十二月十三日にクアラルン...全文を見る
04月21日第164回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○麻生国務大臣 御存じのように、海洋調査船の話で今韓国側と、領海の話、いわゆるEEZという排他的経済水域の線引き、境界線の話がもめておりますのは御存じのとおりであります。  そこで、海洋調査船を派遣いたしますいわゆる国土交通省の保安庁といたしましては、この問題をなぜこの時期にや...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の日本側のDNA鑑定の発表を受けまして、韓国政府としても自主的に、こっちの話をそのままうのみにするんじゃなくて、自分たちは自分たちで自主的に事実関係を確認する予定だということで、国家の基本責務と被害者家族たちの意思等を考慮し関連対策を講じていくということを韓国...全文を見る
○麻生国務大臣 今のお尋ねの、他の国、韓国、アメリカ以外の国との締結を働きかけていかないのかという御指摘なんですが、これは篠原さん御存じのように、こっちが向こうに要請する権利があれば、向こうもこっちに要請する権利を持ちますので、こちらはだれも向こうで犯罪を犯さないなんという、そん...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、このところグローバル化もありました。こっちの円の価格がいきなり二百四十円から百二十円に、一年ぐらいで倍になりましたので、そういった意味では、国際的に見れば日本は倍の金持ちになったということになるんですが、そういったこともあって、猛烈な勢いで外国人の...全文を見る
○麻生国務大臣 これは重野先生、従来三カ月かかったところが三日になったとか、具体的な、定量的なところを申し上げられるわけではありません。  ただ、外交当局を通していわゆる共助というのを向こうに対して依頼しておりました部分が、これから後は、いわゆる警察庁なら警察庁と向こうとの中央...全文を見る
○麻生国務大臣 今、保安庁の方から説明があっておりましたとおりに、今回の調査に関しましては、これは、国際法上にのっとって、日本としては冷静に粛々と事を進めていきたいと思っております。  一方、御存じのように、立場の違いがありますので、日韓の友好関係等々を不必要に損なわないように...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、十三、十四の方のいわゆる審議官協議の方から説明をさせていただきたいと存じますが、いわゆる最終取りまとめに向けての協議というのをさせていただいておるんですが、結論が出ませんでしたので、二十四日からということで、ワシントンで次回行う予定になって、引き続き具体的な...全文を見る
○麻生国務大臣 兵力再編の話がそんなしょっちゅうある話ではありませんけれども、いずれにいたしましても、私どもとしては、いわゆる抑止力というものを維持しつつ、地元の負担の軽減というもの、この二つを主たる目的として、このとおりいろいろさせていただいているんですけれども、御指摘のありま...全文を見る
○麻生国務大臣 今外務省の方から申し上げましたように、私自身が報告を受けましたのは四月の十五日ということになろうと存じます。  これを受けまして、私どもとしてどのように対応したかということですけれども、その前に、大使館より中国外交部に対して申し入れを行って情報提供を求める訓令を...全文を見る
○麻生国務大臣 通常、この種の話をするときには、これは関係諸国に対しましては事前通告等々をする、明示的なことをやるというのが、これはルールではありませんけれども、マナーとしては通常そういうことになっておりますけれども、全然その種の明示的な話は関係諸国には全くなされなかったものです...全文を見る
○麻生国務大臣 それでは、正確に申し上げますと、一日から二十八日までの間、二十七日間のずれがあった点は事実でありますが、それ以後、いわゆる海事当局の間では双方でいろいろ作業というのを開始しております、日本側としておかしいじゃないかという話で。  それで、一たんは、作業は行わない...全文を見る
○麻生国務大臣 いや、この種の話というものは、こちらが何となくすきを見せればまた出てくるような話というように理解して、こちらも常に緊張感を持って対応していかねばならぬ問題だと思っております。
○麻生国務大臣 御存じのように、平成十八年度の外交青書で、中国は、二〇〇六年度の国防費は二千八百七億元、約四兆円強ということになります。これを前年度比で比べますと一四・七%。これは、松原先生、向こうの言った話をそのまま書いておりますので、この国の統計学がそれほどきっちり合っている...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆるこういった脅威論というものは、基本的には能力と意図です。その二つがあって初めて成り立ちますので、意図に関しては、ないと言われたら、あるというのを証明するのはなかなか難しいので、どうしても能力という目に見える物理的なものの方から話が行くということになります。...全文を見る
○麻生国務大臣 十八史略というのはよく読まされた本でもありますので、確かにおっしゃるように、韓非子含め、今言われました荀子、孟子、いずれも性悪説に立っていることはもう間違いない事実だと思っております。傍ら、孔子というのも出てきますけれども、いずれにしても、中国の長い歴史の中を見ま...全文を見る
○麻生国務大臣 六月の会議に合わせてこのタイミングでやらざるを得ぬという事実を知ったのは後でありまして、先に、船を出す前に知っていたかといえば、この時期にやらねばならぬという話は私どもは知っていました。ただ、準備するのは当然何カ月も前から準備したはずですから、その段階で知っておっ...全文を見る
○麻生国務大臣 落としどころの手のうちは今の段階で言えるわけではないんですが、少なくとも、大事なところは、双方で交渉をしているということは、EZ、EEZと言われるその地域において、排他的水域において両国で合意がなされていないということがはっきりいたしますので、そうはっきりいたしま...全文を見る
○麻生国務大臣 今回、交渉をいたしますけれども、私どもとしては、少なくとも、海洋調査船というものが中に入らせてもらえないという事実は明らかに公平性を欠いておりますので、その意味では、そちらがそういった武力行使に訴えられた以上ということになりますと、こちらの方としても六月の段階にお...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的にはそういうことになろうと存じます。  お断りしておきますけれども、次官との交渉の結果を見ない前に何とも言えませんから、そういって全く話にならなかったという前提に立ったということを、ある程度前提をつけておかぬと、松原さんと話をするとだんだん、おまえの言葉だ...全文を見る
○麻生国務大臣 お立場上、いろいろ皆言われますので、実力行使という話はいつの時代でもある話だろうとは思いますけれども、いろいろな方がいろいろなところでコメントされますので、それを全部私どもの方で一々取り上げるつもりはありませんけれども、少なくとも、日本の漁船と違って、測量船という...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、この竹島問題というのは歴史問題ではなくて領有権の問題だと思っています。一番肝心のところだと思っておりますので、これは領有権問題なんであって、歴史問題ではないという点がまず第一点だろうと存じます。  その上で、他国の大統領の歴史認識の是非についてとやか...全文を見る
○麻生国務大臣 全然見解が違うんだと思いますけれども、少なくとも、沖縄という基地から、米軍の沖縄基地の中から、軍属含めて、一万八千だか一万七千だかの軍属、隊員が減るのは明らかに基地の負担の軽減と思わない沖縄県民はいないと思います。  また、そこが、軍人が、現役が残るという点はあ...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました腐敗の防止に関する国際連合条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明させていただきます。  この条約は、平成十五年十月にニューヨークで開催された国際連合総会において採択されたものであります。  この条約は、腐敗行為を...全文を見る
04月25日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのような状態を背景にして、四月の二十一日から二十二日にかけて、いわゆる両省の次官レベルで交渉をいたしました。断続的に約十二時間以上にわたり協議を行っております。それぞれ政治的な立場、背景もありますけれども、とにかく問題の外交的解決を図るという観点か...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 浅尾先生、ちょっと急な御質問だったんできちんと詰めているわけではありませんけれども、今言われたように、防衛庁長官の方から言われたように、スキームがまだはっきりしていないという段階ですので、ちょっと詳細な事務的な検討が要るということになるんだとは思いますけ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) もう浅尾先生御指摘のとおり、今回の解決というものは、今回のこの一連の騒ぎの解決というものは、両国間で御存じのようにえらい緊張感が高まっていましたので、不測の事態が起こり得る可能性もあるということを前提にしてそれをいかに回避するかというのが主眼の、最大の目...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 韓国側で今回の調査を竹島問題と結び付けて、いわゆる竹島問題を歴史問題とあるかのごとき話があるのは知っておりますが、日本としては、竹島問題はこれは歴史問題というような話ではないと、これは基本的に領有権の話ですから。したがって、今回の調査も、これはあくまで六...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 当然だと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) WTOの交渉につきましては、極めて難しい状況になってきておりますのはもう御存じのとおりです。したがいまして、今月末までに農業品と非農業産品との間の例のモダリティーというんですか、関税削減方式によりますルールという、例のモダリティーというのを確立しようとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 台湾の場合は基本的には、セパレート・カスタム・テリトリーと呼んでおりますけれども、独立した関税地域という特殊な用語で、SCTということで、世界貿易機構、いわゆるWTOのメンバーに加入をしております、まず台湾というのが独立した地域として。その上で、この協定...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にEPA、FTAいろいろございます。こういうのを結んだ結果、そこの国にいる国民に何らかの形で寄与する、若しくは企業が利益を得てその利益が還元される、方法はいろいろあろうと存じますけれども、目に見える形でこういう結果が出せるものにつなげていきたい、御...全文を見る
04月26日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 円借款の証券金融化、興味深い御提案をいただいたと存じますけれども、これ円借款というのはODAの一環として行われている部分もありますんで、いわゆる先ほどの輸銀の分の通常のいわゆる金融資産とは背景、甚だしく異なっておるというのは、まず御存じのとおりだと存じま...全文を見る
04月27日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○国務大臣(麻生太郎君) 国境を越えたいわゆる世界的、全世界的に活動しておりますテロというものに対しましては、基本的に三つ重要であります。第一番目がテロリストには安住の地を与えない。二番目は、テロ組織に対してテロを行うための手段、すなわち武器とか等々の手段を与えない。その中には連...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本としてこれはアメリカの自衛について申し上げる立場にはありません。まず最初にお断りをしておきます。  その上であえて申し上げさせていただければ、私どもの知っている範囲で、米国が他の同盟国との間で今犬塚先生が御指摘されたような例があったという事例を私ど...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にはそのときにおきます状況にもよろうと存じます。  今の状況で、アフガニスタン関係におきますいわゆるインド洋における支援というものは各国から極めて感謝の高いところではありますけれども、今から六か月後にこのインド洋において年間何百隻といろいろ検査を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このプロビンシャル・リコンストラクション・チームというものに関して、これはいろいろイラクに関しても言われたと記憶をいたしますけれども、イラクのところの方が大きかったと記憶をいたしますが、これはいわゆる軍事的なプレゼンスというものを確保するということによっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ見てPRTとの関係を直接感じることはありませんでした。ただ、今おっしゃいますように、このアフガニスタンというところにおいて、今、日本のいろんな形で、いわゆるNGO等々のあれもありますけれども、少なくともこのアフガニスタンというところの資料を見てみると...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このPRTの点につきましては、今、犬塚先生おっしゃるとおりなんで、そもそも治安という話は軍隊とは違うんです。治安は警察の話であって軍の話じゃありませんから、少なくとも、お巡りの経験をある程度訓練を受けてアフガニスタンに行ったイギリス兵と、そうじゃないのと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、アフガニスタンでこれまでに、一昨年の二〇〇四年に新憲法が制定、大統領の選挙が行われて、そして昨年に国会と県議会というのが行われて、そして、先ほど犬塚先生の方に申し上げましたように、十二月に国会の開会ということをもって統治機能の整備のプロセ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 安住の地の定義だと思いますけれども、何も、安住の地というのはかくまってくれれば安住の地だと思います、彼らにとっては。自分たちがテロリストだということを隣にいて知らないはずはありませんからというんであれば、基本的にはそれに場所を提供してくれればそれは安住の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の言われたところの治安がほぼというところは首都カブール、その他は軍閥。その軍閥という定義は、大田先生、これ我々の知っている軍閥の定義とほかの若い人の定義と意味が違いますので、ちょっとこれなかなか、議事録に残ると、軍閥という話になりますので、いわゆるお互...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました国際民間航空条約第五十六条の改正に関する千九百八十九年十月六日にモントリオールで署名された議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明させていただきます。  この議定書は、平成元年十月にモントリオールで開催...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○麻生国務大臣 丸谷先生御指摘のとおり、昨年の、御意見、御質問のありましたときに答える形になっておりますけれども、この腐敗防止条約というものは、国際協力について定めたたった一つの条約ということになろうと存じます。そういった意味で、こういう条約というのは、日本という国家の意思をきち...全文を見る
○麻生国務大臣 報道によったらガイドラインを見直すという話があるから、その事実は確かかというお話だというように思いますが、ガイドラインというものを今直ちに見直すというようなことを考えているわけではございません。
○麻生国務大臣 もともと山口先生御存じのように、とても腐敗の話を一国の中だけでやるような時代じゃなくなって、グローバルな、悪い方の面からいきますと、この種の腐敗の話もインターナショナルになってきたというのが多分背景なんだと思っております。  したがって、アジアというところにおい...全文を見る
○麻生国務大臣 済みません。中国はサインをした上に締結もしております。
○麻生国務大臣 御指摘のように、やはりある程度監視機能体制みたいなものはこの点にあった方がいいんじゃないのかなとは私どもも思います。国際的な監視機能、だって、数カ国だけやって、あとは全然やっていないというんじゃ甚だ公平性を欠きますので、そういう感じがいたします。  ことしの十二...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、今、山口先生の御指摘にもありましたとおり、目下、兵力態勢の再編の問題について、日米間で今、審議官というか課長クラスで細目について最終的に、具体的な詰めを引き続ききょうもやっているんだと思います。  いずれにいたしましても、最終的な取りまとめができるという...全文を見る
○麻生国務大臣 二点御指摘をいただいたんだと思います。  まず、この背景というところですけれども、背景は、先ほどの丸谷先生の御質問にも一部関連しますけれども、グローバライゼーションという言葉に代表されますように、国内だけできちんと幾らしていても、非常に経済が、すべてがインターナ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のとおり、今、米国と韓国とのみ刑事共助条約というのを結んでおりますが、今、御存じのように、国際的な犯罪というのが増加をいたしております。したがいまして、捜査とか訴追とかいうことにつきましても、いわゆる国際的な協力の重要性というのは、間違いなく高まっているとい...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありました無償資金協力につきましては、プロジェクトレベルの事後評価というものを平成十七年度から実施いたしております。御指摘のとおりです。  具体的には、完了したプロジェクトの三年から五年を経過したものであって、十億円以上のものを対象に、国際的な評価基準...全文を見る
○麻生国務大臣 これまでの分は、件数につきましては局長の方から説明をさせます。  今御指摘のありました意義というのは、これはもう明らかに、先ほども申し上げましたように、これは国内できちんとしておれば犯罪、腐敗等々はないということではなくて、経済が、社会が非常にグローバル、インタ...全文を見る
○麻生国務大臣 一九五二年四月の二十八日、小学校五年生だったかなと記憶しますけれども、正確に記憶をいたしております。  このときに、御存じのように、サンフランシスコ平和条約第十一条というのによって極東国際軍事裁判所の裁判を受諾したということも含めまして、これはいろいろな思い出が...全文を見る
○麻生国務大臣 一番の話は、やはり沖縄にとっての負担の軽減というところが最も大きい要素として考えておりました。したがって、この話というのは、今、細目まだ詰めている段階ではありますけれども、少なくとも、今回日本側が負担をすることによって沖縄からの撤退の時期が早くなるというのが非常に...全文を見る
○麻生国務大臣 一九八九年に、いわゆるベルリンの壁の崩壊に伴って冷戦構造は終わったと言われております。それは、ユーラシア大陸の西半分ではたしかそのような傾向は顕著だと思いますが、東半分では変わったかといえば、一党独裁の国がそこにあるという状況におきましては、冷戦構造は基本的には変...全文を見る
○麻生国務大臣 たまたま齋木がアメリカに転勤をいたしておりましたので、非常に事情もよくわかっておったし、今回はそのような形でブッシュまで行き、かつ、あわせて、北の人で韓国に逃げた脱北者も一緒にということになる予定だと聞いております。
○麻生国務大臣 ブッシュとの面会というのと議会というのは、両方、松原先生、これがやはり非常に大きな意義があるというのは、画像にまともにこれが出て世界じゅうに放映されるというのは、何で彼らに会うのかという背景は、アブダクション、拉致だという話が出るというのは、この拉致の話を知ってい...全文を見る
○麻生国務大臣 いろいろ知恵を出したところまでは確かです。
○麻生国務大臣 これは松原先生、確たる証拠はゼロですから、やはり仮定の問題には答弁できないとしか言いようがないんですが、ブッシュが何と言うかもわからない、ブッシュが言って、その裏は何ですかと言って、その裏があるわけではないということになりますので、二国間の外交の話で、おまえはこう...全文を見る
○麻生国務大臣 最初に冷たいか冷たくないかという話から入られましたので、この拉致問題の家族の件に関しては、今松原さんが言われた話が、現象面としてはそういうように思われるというのはわかりました。ただ、ハンセン氏病というのが五年前に取り上げられたときに、政府は控訴というのを一方的に取...全文を見る
○麻生国務大臣 ブッシュ大統領の場合は、たしか現地時間の二十八日午前に家族と会われる方向でということになっているんだと思いますが、その中で、ブッシュ大統領がどう発言し、そしてどういうぐあいに実際にやっていくかというのを予想するのは、結構難しいと思っております。  いずれにしても...全文を見る
○麻生国務大臣 これまた直接所管するところじゃありませんけれども、基本的には、アメリカがその種のことをやる場合に、一方的にということではなくて、世界じゅうある程度きちんと、こういったことをやろうじゃないかというあらかじめの連絡もあろうと存じます。そういった意味では、この種の話はみ...全文を見る
○麻生国務大臣 盧武鉉大統領の今読まれたとおりの話ですけれども、改めて持論を述べたんだなという感じでありますし、いろいろな話で今これをこれ以上あおるつもりもありませんけれども、政府の立場というのは、たしかあの同じ日だったと思いますが、安倍官房長官の方から談話が発表されていると思っ...全文を見る
○麻生国務大臣 まあ、外交部と青瓦台との意思がなかなかうまく疎通していないというように理解しなきゃしようがないでしょうね。そういうように、日本でも決して、その種の役所同士間の意思疎通ができていないという場合も、往々にしてないわけではありません。しかし、今言われたように、これだけな...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の例の六月の海底の調査の話ですけれども、海洋の科学的調査の話で六月に、我々はもう三十年前に海底地質調査というのはほぼ終わっていますから、一回は。さらにまた最近のをというと、それはいろいろな形で、何十年かたちますと海底の状況も地震等々で変わっている可能性というの...全文を見る
○麻生国務大臣 この点につきましては、尖閣四島、四つ島がありますので尖閣四島というんですが、御存じのように、これはもともと私有地であります。平成九年に、四島の所有者から、たしか、国の機関を除き上陸等を認めない、また、第三者による権利侵害行為に対して厳重な対処を求める旨の要請という...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、どういう所見を持っておられるかと言われれば、基本的には、沖縄の負担の軽減というのがやはり非常に大きな要素を持っておりますので、私どもとしては、政府としては、なるべく早く、沖縄に在住の米軍並びに軍属というものが沖縄の地から移転するというのが最も望ましい。そのた...全文を見る
○麻生国務大臣 はい。基本的には、負担の軽減と抑止力の維持という少々二律背反する部分を維持するという本来の目的は、これで、基本的なところでは達している、目的に向かって、その方向で走っておると思っております。
○麻生国務大臣 では、まず一点目の方。  保安庁とこの話をするときに、緊急ではありましたけれども、いろいろ話をしたんです。確かに太平洋側の方は進んでいるんですが、日本海側の方は、簡単なことを言えば、こっち側の方が大事だったものだから、どうしたってこっちに行った。向こうの方は海が...全文を見る
○麻生国務大臣 試算案……(笠井委員「試算で結構です、案を取ってください。試算、在日米軍の再編に伴う経費の総額がどれぐらいになるか」と呼ぶ)ありません。総額でしょう、ありません。
○麻生国務大臣 これは笠井先生、岩国の沖合移転の経費も含んでいるということになるんだと思うんです。僕は今二百と聞いたから、そういう話を、あれも全部入れるんだろうなと私は思って、どうしたら二百になるのかなと思って、正直、一方的に英語の電報が入ってきましたもので、トゥエンティーシック...全文を見る
○麻生国務大臣 これは多分額賀さんの担当なんで、人様の役所のところに口を差し挟むという話になると話がもめますので、やめておきます。
○麻生国務大臣 今、課長クラスの最後の詰めをやっているところだと聞いていますので、その詰めを聞いた上での話でないと何とも申し上げられませんけれども、少なくとも、額賀長官との話を見て、私はグアムのことに関していろいろな話は知っておりますが、ほかの例えば岩国の沖合移転の埋め立ての経費...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました所得及び譲渡収益に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明させていただきます。  政府は、昭和四十五年...全文を見る
05月08日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 在韓米軍の再配置の件に御質問がありましたけれども、これは韓国政府側の竜山という、竜の山と書く、竜山という基地の話だろうと存じますけれども、この費用は負担すると承知をいたしております。  ただ、そのいわゆる再配置をする具体的な内容がまだ詰まっていないと聞...全文を見る
05月09日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(麻生太郎君) 過日のいわゆる経済協力に関する第一回の会合においては、これは初めての会合でもありますんで、大枠の枠組みの話であって、主に内容に触れたわけではありません。  ただし、今言われましたように、環境等々の問題に関しては、これはいわゆる、隣国からのいわゆる黄砂な...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、これは、日本のODAの場合は基本的に施しをするという発想ではなくて、自主、自立、そういったようなことを基本にしております。  特に今、植林の話が出ておりましたけれども、日本の場合は、考えてみれば、明治神宮でもあれは全部人工林...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御質問のところですけれども、議定書の発効のためには、いわゆるこの水路機関条約というのの締約国数の三分の二の締結が必要ということになっておりまして、委員の御指摘のとおりに五か国が締結をしておりますが、今からこれは早期に締結に向けて準備を行っていると承知を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 驚くより根拠が分かりませんでした。
○国務大臣(麻生太郎君) まあ基本的にはいろいろ、今になってみれば、ああすればよかった、こうすればよかったという話はよくある話だとは思います。しかし、現実問題として、今そのような状況で遠隔地において物を調達するときに当たって、アチェの地域は被害に遭って、ほとんど物は流されていると...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回、御指摘のありました同盟関係における協力というものが新たな段階に入るというのは、今、在日米軍の兵力態勢の再編の具体的施策を実施するための計画というものを閣僚レベルで承認をしておりますが、これらの取組を通じまして、日米の安全保障体制が一層確固たるものに...全文を見る
05月10日第164回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○麻生国務大臣 今、松原先生御指摘のありましたように、昨年、ドイツ、ブラジル、インドと日本、四つのG4というのを結成して、国連安全保障理事会、常任理事国等々いろいろ改革論議を引き起こして、これまで、でき上がってからかれこれ六十年の間でこれほど改革の論議が盛り上がったことはないとい...全文を見る
○麻生国務大臣 内容を全部つまびらかにするわけにはいかないところもありますが、基本的には、いわゆる常任理事国、非常任理事国が急激に拡大するのは好まないというのが、現常任理事国の意見というように御理解いただければと存じます。  したがいまして、今のP5のところをいきなり十にすると...全文を見る
○麻生国務大臣 大臣に就任してからかれこれ六カ月の間に、ドイツの外務大臣を呼び、ブラジルも同じく、それからインドは、御存じのように、これは今外務大臣、現職がおりませんので、マンモハン・シンという総理大臣が兼務。実質、同じ系列の人が次官でおられる。この方とも何回会いましたか、来ても...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、地域が極端に南米、ヨーロッパ、アジア、南西アジアと分かれておりますので、なかなか適当な場所がないんです。結果的には国連ということになるんですが、国連の場におきましては、大使級はもちろんのこと、いろいろな会議はかなり継続してやっております。それで、結構ほかに...全文を見る
○麻生国務大臣 松原先生の御主張というのは大体わからぬわけじゃありませんけれども、向こうが四十ならこっちは四十一、向こうが四十二になったらこっちは四十三というような感じになっていっても余り解決の方向ではないので、余りあおってもいかがなものかと思いますので、私どもとしては、国際法に...全文を見る
○麻生国務大臣 竹島の領有権につきましては、日本の立場というのはこれまで全く一貫していると思うんですね、歴史問題でもない、これは領有権の話ですから。ということで、こういった立場に立ってこれまでもずっと主張し続けてきましたし、引き続きこれは努力をしていきたいと思っております。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど、竹島の日の話が出ていましたけれども、これは御存じのように国会開会中だったと記憶いたします。それで、大臣としては欠席するという旨を申し上げたんだと記憶をいたします。  今言われましたように、韓国政府に対して、私どもの主張というのは、これは李承晩ラインにさか...全文を見る
○麻生国務大臣 今、仮定の問題にはなかなかお答えしにくいところでありますけれども、日本の、例えば今東京のどこでしたか、領土を中国軍が占拠という前提というのはなかなかおもしろい設定だと思いましたけれども、そういう状況になった場合は、それは極めて厳しい状況になりまして、戦闘状況になり...全文を見る
○麻生国務大臣 日本の領土という意味に関しましては、これは日本が領有権を主張しております領土という点につきましては、北方四島、尖閣列島、いずれも皆同じであります。
○麻生国務大臣 国連憲章第二条第三項という、例のせりふが出てくるところの部分なんですけれども、「すべての加盟国は、その国際紛争を平和的手段によつて国際の平和及び安全並びに正義を危くしないように解決しなければならない。」という規定が国連憲章第二条第三項にあります。よく使われるせりふ...全文を見る
○麻生国務大臣 通常、国を守るという話になった場合、三つのことを前提にしておかなければならぬと思います。一つ、守れるだけの実力、能力。二つ、その持っている実力を使うという意思。そして、その意思を相手に伝えている。この三つです。これが国というものを守るときの基本の三点だと思っていま...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、多分、一九八五年の十一月の例のプラザ合意以降、一ドル百二十円に暴騰しましたので、日本の経済は輸出に頼っていると思い込んでいる企業というのは多いわけですから、そういった人たちが海外に出ていったのに伴って、この二十年間、空洞化というのがやたら言われた話の続きの...全文を見る
○麻生国務大臣 もう大分前になりますけれども、たしかピーター・ドラッカーという人が最初に言ったんだと。昔の資本主義では、資本と土地と労働力、この三つがないところには資本主義は発展しないということを言ったんですが、最近、これだけグローバル化してくると、要は組織をつくる人がすべてだと...全文を見る
○麻生国務大臣 今、御質問が谷口先生からあっておりましたように、テロとか大量破壊兵器とか、そういったような新たな脅威に対しましてどうやって対応していくかというのは、世界的な大きな課題だと思っております。  中でも、その中にあって、話の内容が複雑な民族間の対応だとか、いろいろした...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、米軍の今回の再編というものが実現すれば、全体としては、地元の負担はトータルとして軽減される、はっきりしていると思います。少なくとも沖縄県に日本の基地の七五%が集中しているのが大問題、これはどなたも認識しておられることだと存じますが、その沖縄から、軍属含...全文を見る
○麻生国務大臣 国全体の話をしておりますので、厚木の基地の部分が移る先、また、沖縄の部分が移る先におきましては、今までないものがふえますから、その部分に関しては、その面だけ見れば負担の増になるのははっきりしているじゃありませんか、そういうものは。今までないものが来るのですから。で...全文を見る
○麻生国務大臣 政府としては、これは長年の懸案でありまして、普天間の話を一日も早く移設、返還というのに向けてこれはもう一貫してやってまいりましたので、十年前にやって、結果的には十年間何もできなかったというのが事実でありますから、実行可能性というのは非常に大きいと思っております。 ...全文を見る
05月10日第164回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○麻生国務大臣 北朝鮮をめぐる最近の状況について御説明をさせていただきます。  まずは、先月東京で行われた六者会合関係国による非公式接触について御報告いたします。  四月九日から十三日までの日程で、東京にて開催された民間主催の会合である北東アジア協力対話及びその関連会合の機会...全文を見る
○麻生国務大臣 御家族からの話を含めまして、駐日米国大使、シーファー大使等々からこの話についての直接の助言というものが、ブッシュ大統領に会った一番大きな理由の一つだろうと存じます。日本に来られた後、新潟に御案内する等々、段取りに至るまではいろいろさせていただきましたけれども、直接...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われましたように、四月の三十日、チェイニー副大統領、その翌日にライス国務長官等々その他米政府関係者、並びに議会の上院委員長等々との意見の交換やらやっておりますが、そのときに私の方から、米政府並びに議会関係者に対して、今回の公聴会のセット並びに大統領への面会等々...全文を見る
○麻生国務大臣 今月の一日に訪中をされた武部幹事長、トウカセン国務委員と会談をしておられた内容につきまして、私ども外務省としても承知をいたしております。  会談の中で、幹事長の方から、拉致問題というのは日本にとっては極めて重要ということで、中国の一層の努力を求めるということを言...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる第五回の六者会談という会合の次の会合、次のセッションにつきましては、北朝鮮の方からは、例のマネーロンダリングの話、資金洗浄の話という、直接この六者会合とは関係のない話を出してきて、いわゆる金融制裁の解除というのを前提条件で話をしようということから、早い話、...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、さきの日朝包括並行協議において、拉致協議、安全保障協議、国交正常化の交渉を三つやっておりますけれども、いずれも目に見える具体的な進展は得られておりません。甚だ遺憾だったと思っております。  現在のところ、誠意ある対応等々、北朝鮮側に対応...全文を見る
○麻生国務大臣 現時点において、総理、閣僚の訪朝予定はありません。
○麻生国務大臣 日中の外務次官におきます日中総合政策対話、第五回というのが、去る七日から九日にかけて、戴秉国外交部次長の生まれ故郷である貴州省で開催をされております。  そのときの中の会話の一端として、日中双方で外相会談というものの可能性を探求しようじゃないかという話になったと...全文を見る
○麻生国務大臣 関係が良好であった方がやりやすいのではないかと言われたいんですか。ちょっとおっしゃりたい意味の要点がよくわからなかったんですが、関係が良好な方が話がしやすい、それはそうですよ。良好な方が話がしやすいのは、それは普通の話なんであって、ただ、良好じゃない場合でもやって...全文を見る
○麻生国務大臣 相手のある話ですから、どれが最も効果的かというのは、なかなかこちら側からではわからないところだと思います。  拉致という単語が、アブダクションというんですけれども、これが国連で正式に採択された例は過去一回もありません。これは日本の物すごい外交努力の成果です。ほと...全文を見る
○麻生国務大臣 今、小野寺先生、この十五年間ぐらい、一九九一年のあの際ぐらいですか、一番直接のあれになりましたのは。あの家族会というのは確かに大きな事件だったと思いますし、また、小泉訪朝のときに、やはり国家元首が国家犯罪を認めるというのもこれまで例が一つもありませんでしたから、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 今後、日米連帯をどうやっていくか。  基本的には、私ども今回の中で、やはり自国の民が拉致されているという状況ではありませんので、そんなに自分のものとして感じている人はなかなかいない、それが普通だと思いますが、今回、アメリカ大統領のああいった対応、また政府、議会関...全文を見る
○麻生国務大臣 九月の十五日に、マカオにありますバンコ・デルタ・アジア、通称BDAというところで、いわゆる資金洗浄の懸念がある金融機関ということをアメリカは認定をしております。これは結構大変なことでして、これを認定されますと、他のアメリカの銀行とは取引が不可能になりますので、資金...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、北朝鮮に限らず、マネーロンダリングというのは明らかに不法でありますから、これは警察もしくは金融庁の対象事件ということになります。  いわゆる無記名初め、今は麻薬の話から何からいっぱい、ごろごろ週刊誌やらに載っている話等々を含めまして、いろいろな問題が...全文を見る
○麻生国務大臣 二度にわたる訪朝の結果、間違いなく、日本人拉致を認めて謝罪させ、加えて八名のいわゆる拉致被害者の帰国の実現等々、これは小野寺先生が言われるように大きな成果だった、少なくとも、これまで何かうやむやになっていた部分が物すごくはっきりしております。しかしながら、わかって...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど小野寺委員からの御質問に答弁を申し上げましたように、これは日本、韓国以外にも、全部で十二カ国の国々の人々が拉致をされておるということになっております。したがいまして、私どもの知っているタイとかルーマニアとか、お目にかかったこともありますけれども、そういった方...全文を見る
○麻生国務大臣 今、官房長官言われましたように、この種の問題を解決する、拉致問題というようなかなり、十二カ国に広まっている話ですから、そういった意味では、国際社会との連携とか協力というのは、これは絶対不可欠と思っております。したがいまして、なるべく多くの国々に同じような痛みをとい...全文を見る
05月11日第164回国会 衆議院 本会議 第29号
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○国務大臣(麻生太郎君) 去る五月一日に米国ワシントンDCにて開催された日米安全保障協議委員会、いわゆる2プラス2について御報告をさせていただきます。  今般の2プラス2には、日本側より私と額賀防衛庁長官が、米側よりライス国務長官とラムズフェルド国防長官が出席をしております。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 寺田先生から二問ちょうだいをしております。  まず、朝鮮半島及び中国における安全保障情勢の認識に関するお尋ねがあっております。  今月一日の日米安全保障協議会、通称2プラス2の共同発表にもありますとおり、アジア太平洋地域も、不透明性や不確実性を生み出...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 武正先生から二問ちょうだいをいたしております。  まず、グアム移転経費の日本側負担に係る枠組みについてのお尋ねがありました。  この問題は、今後、我が国の支援に係る具体的なスキーム、枠組みなどについて、さらに詳細な検討をしていく必要があります。関係省...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 佐藤先生から三問ちょうだいをいたしております。  まず、日米同盟の新たな段階の意味についてのお尋ねがありました。  今回、日米外務・防衛担当閣僚会合、いわゆる2プラス2の共同発表におきまして、同盟関係における協力が新たな段階に入るとされているのは、今...全文を見る
05月11日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました刑事に関する共助に関する日本国と大韓民国との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明させていただきます。  政府は、平成十六年十一月以来、大韓民国との間でこの条約の交渉を行ってまいりました。その結果、...全文を見る
05月12日第164回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○麻生国務大臣 事実と違うと思います。  今御指摘のありましたドイツ、インド、それからブラジルと、昨年、いわゆるG4というのを結成させていただいて、それで、全加盟国を巻き込んで、安保理改革というのをこれだけ大きな話に盛り上げたところまでは評価としてできるところだと思いますが、残...全文を見る
○麻生国務大臣 今、ドイツ、インド、ブラジルが総会に正式に提出しております案文というものは、昨年のものと全く同じもの。昨年拒否されたものとまた同じ案を出すというので、今回は拒否されないという理由が全然私どもには理解ができませんので、そういった意味では、今出されておりますものは全く...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、日本として、日本が入るのがベストです。ただ、日本だけが入ってほかが全部落ちるというわけにもいきませんでしょうし、ほかの案を入れると、これはまたそれぞれの国で皆反対があったりしますので、そうすると、どの案がベストかと言われれば、日本が入るのがベストという以外...全文を見る
○麻生国務大臣 これこそ協議中の最中でありますので、まだ外務大臣レベルでしか話をしていないというところでございますので、内容を申し上げられる状況にはございません。
○麻生国務大臣 御存じのように、国連の分担金比率というのは、各国のいわゆるGNI、国民総所得のデータというものに基づいて、その交渉する年の六月までに集計したものに基づく必要があります。日本がまず独自に収集したデータという前提になりますので、これは世界じゅうが認めたデータではありま...全文を見る
○麻生国務大臣 分担率の算定方式見直しに当たって、正式に政府としては、国連分担率がいわゆる加盟国の経済実勢に即して衡平公正なものになるべきなんだと考えているので、三月の十日に日本の案を、国連総会第五委員会、いわゆる行財政担当にもう既に提出をいたしております。  本年末までの交渉...全文を見る
○麻生国務大臣 三%と五%につきましては、既に例示として提出をしております。三%と五%の案を二つ例示として提出しております。
○麻生国務大臣 今、津村先生御指摘がありましたように、ブラジルというところは、中南米において最大の人口、そして天然資源は、物にもよりますけれども、極めて豊富な大国なんだと思っておりますし、BRICsとかいろいろな表現がありますけれども、今、国連などの国際社会においても、間違いなく...全文を見る
○麻生国務大臣 では、私の方から先にお答えをさせていただきますが、日本・中南米ニューパートナーシップ構想というのは、協力と交流というのを二つの柱にして、中南米との経済関係の再活性化、国際社会の諸課題への共同対処、相互理解と人物交流の促進を目指すということをうたってスタートしており...全文を見る
○麻生国務大臣 今、日本に大体在日ブラジル人が二十八万人ぐらい、正式に届け出が出ている、もしくは政府が捕捉している、わかっているだけで二十八万人ぐらいということになろうと思っておりますが、日系三世、四世という方のいわゆる滞在の長期化ということに伴って、いろいろな意味で、日本の文化...全文を見る
○麻生国務大臣 今の話は、外交に当てはめてそれを考えるというと、なかなかこれは、今の時代と、戦国時代という例を引かれましたけれども、一般的に見て、警察という第三者機関があるという前提のところと全然前提がないのと、話が全く違うと思うんですね。したがいまして、今の国際社会の中において...全文を見る
○麻生国務大臣 日本とアメリカの間に、一九五一年以来、日米安全保障条約というのが締結されてこの方、五十数年がたつんですけれども、少なくとも、この同盟のあったおかげで、日本という国は安定して経済というものを発展し得たことは、もう疑いのない事実だと思っております。  防衛にかかるで...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、五月の初旬にNATOの本部を訪問して、いわゆるNACと言われるNATOの理事会で、日本の外務大臣としては初めてここで演説をさせていただいております。  NATOと日本との関係については、これまで余り縁のないところでもありましたし、またN...全文を見る
○麻生国務大臣 リトアニアという国は、バルト三国にある国で、エストニア、ラトビア、リトアニアとつながっているあそこで、いわゆるバルト海に面しております国なんです。  私は、前に、ソ連のときを含めてこの地域には行ったことがありませんでしたので、そういった意味では、どんな国かは全く...全文を見る
○麻生国務大臣 当然だと存じます。
○麻生国務大臣 五月の十日に経済同友会が発表されました「今後の日中関係への提言」の中で、小泉総理の靖国神社参拝に関し、不戦の誓いをする場として靖国神社が適切か否か、日本の国民の間においてコンセンサスが得られておらず、再考を促す旨述べられているということなんだそうです。ちょっと、私...全文を見る
○麻生国務大臣 しゃべられたチェイニーさんとその発言をされる三日前に会っていますし、チェイニーさんの泊まっていたホテル、同じ部屋、同じベッドで次の日は寝ましたので、ベッドのばねが別に飛んでいたわけじゃありませんけれども、それこそリトアニアというところのホテルでたまたま部屋も一緒に...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど申し上げましたように、自由とか民主主義とか法の支配とか人権とか、そういった点に関しましては、これは、多分残りの、アメリカ以外の他の国もとっている立場は基本的には同じだと存じますし、日本としては、その点は基本的な観念として譲ることのできない大事なところだと思っ...全文を見る
○麻生国務大臣 こちらに都合よく考えればいろいろ考えられるんでしょうけれども。  今、まず訪米については、国会の日程もきちんとした上でないと決定というようなわけにはなかなかいかないんですけれども、米国がいわゆる外国の訪問者に対してどのような形で対応するかということについて、第三...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、今言われたところに関して言わせていただければ、日本としては、人権等々権利の問題につきましては、やはりこの六十年間の日本の民主主義というものがかなり成熟した結果、人権というものに関しては昔に比べてかなり意識が高くなってきていると思っております。  したが...全文を見る
○麻生国務大臣 英語でしかわかりませんから、お断りしておきます。  ゼア・パーパス・ゼアフォー・イン・ゴーイング・ツー・ウオー・イズ・ラージリー・ディクテーテッド・バイ・セキュリティー、それがマッカーサーが上院外交軍事小委員会で証言した話でありまして、基本的には、要約すれば、彼...全文を見る
○麻生国務大臣 五十年たって、いわゆる秘密文書が公にされるアメリカのルールの一つですけれども、それによってマッカーサーの証言というのが二〇〇一年にされたんだと記憶します。  そういう状況の中にあって、やはり証言を大事にして、事実をきちんと歴史として掘り起こして説明する、きちんと...全文を見る
○麻生国務大臣 日米同盟の能力向上という点についての御質問なんだと思いますが、五月一日の2プラス2で共同発表というのがなされて文書に示されていると思います。時代というか、社会の変化、世界の変化というようなものが各地で起きておりますが、世界の安全保障というものの環境におきまして、日...全文を見る
○麻生国務大臣 どれくらい回数を参加したかの記憶も余り正確じゃありませんし、朝もありましたし、夜もありましたし、いろいろありましたが、総額の話が出たという記憶はないと思います。
○麻生国務大臣 沖縄に駐留しておる海兵隊員の人数につきましては、今回の協議の過程の中におきまして、アメリカ側から約一万八千人と聞いております。
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました社会保障に関する日本国とカナダとの間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、従来からカナダとの間で、人的交流に伴って生ずる年金制度への二重加入などの問題に関する協議を行ってまいりました。こ...全文を見る
05月12日第164回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(麻生太郎君) 去る五月一日に米国ワシントンDCにて開催された日米安全保障協議委員会、いわゆる2プラス2につきまして御報告をさせていただきます。  今般の2プラス2には、日本側より私と額賀防衛庁長官が、アメリカ側よりライス国務長官とラムズフェルド国防長官が出席をされま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 2プラス2最終報告の実施に係る条約等の締結の要否についてのお尋ねがあっております。  在日米軍の今回の兵力態勢の見直しにつきましては、今般の最終取りまとめの実施に当たりましては、国際約束の締結を要するか否かを含めまして、今後、必要な整理を関係省庁と詰め...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 高野議員から、我が国の安保政策が無原則に拡大するとの懸念を払拭すべきとのお尋ねがあっております。  日米安全保障体制は、日本及びアジア太平洋地域の平和と安定に重要な役割を果たしてまいりました。在日米軍の兵力態勢の再編というものは、このような日米安全保障...全文を見る
05月16日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、福島先生から御指摘がありましたように、イスラエルとこのパレスチナというもののいわゆる平和共存ですかね、そういったものを実現していくということは、これは中東地域におきます和平とか安定というものを達成するためには、まず優先順位からいったら一番ぐらい高い話...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありました話は、これは推進をしていくのはこれは大変重要なところだと思っておりまして、これは外務省に限らず、農林省、経産省、いろいろございますので、一体となって積極的に取り組んでいかなきゃいかぬと、まずそう思っております。  具体的には、昨年の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日中関係において、靖国神社だけが問題なのではないという御指摘は全くそのとおりだと思っております。少なくとも、年間約四百万人が行き来するほどの人的交流というものは、二十年前は一万人ぐらい、年間で、それが一日一万人を超えるほどの量になってきておるという事実を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、金田副大臣からの御答弁にもありましたように今日からということになっておりますけれども、総じて日本に来た経験のある中国人、若い人というものの帰国後のいわゆる感想等々を見てみますと極めて評価が高くなっておるという事実がありますので、そういったことを考えま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、自衛隊は日本の平和と独立を守り国の安全というものを保つために直接侵略並びに間接侵略に対して日本を防衛することが主たる任務ということだというように、基本的な認識としてはそういうものだと思っております。    〔委員長退席、理事浅野勝人君着席〕 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本の場合は、やっぱり旧憲法から新憲法に変わった段階で軍というものに対する考え方は大幅に変わったんだと思っております。少なくとも戦前の場合は、統帥権の問題、御存じかと思いますんで、統帥権の問題からいって、いわゆる国会はこの統帥権に干渉することはできないと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) シビリアンコントロールについてのお尋ねでしたけれども、基本的には軍事に対する政治が優先する、これがシビリアンコントロールの基本ということだと存じます。  そして、今防衛庁長官の方からお話がありましたように、これは内閣総理大臣というものがいわゆる内閣を代...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる冷戦構造が崩壊をいたしました一九九〇年以降今日まで、かれこれ十六年たったことになろうかとは存じます。その中にあって、確かに西半分、いわゆるユーラシア大陸の西半分におきましては、いわゆる鉄のカーテン等々の冷戦構造がなくなって、ソ連邦が十五の国に解体...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 初めていわゆる日米安全保障条約というものができました昭和五十一年以降、少なくとも日本の中におきまして、済みません、五一年ですね、五一年以降、少なくとも当時、防衛力というものは日本にはやってられないと、経済復興を優先すると。軽武装、経済重視というのが少なく...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に全く正しいと思います。  ただ、日本の場合は、難しいのは、敗戦国ですから。この国の場合は、自国で、じゃ自分でやるということを始めて、これだけの経済力を持って防衛力の整備を自前で一方的に進めていった場合、掛かる経費と、また、隣国から持たれるいろい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 韓国の場合は、これ歴史的に見ても地理的に見ても極めて近い隣国ということになろうと存じます。加えて、少なくとも朝鮮事変以降というべきか、韓国というのになって、いわゆる民主主義、自由主義経済、市場経済等々、基本的な価値観ということに関しましても、法の支配とい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、韓国とのこのEEZの交渉というのは、平成の十二年六月以来行われておりませんので約六年ぶりということになろうと存じます。  過日の谷内次官の訪韓のときの話になっておりますので、私どもとしてはやるということで双方で合意をしており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、この国連の事務総長をアジア出身の人がやったという歴史は一九六一年から七一年までの十年間、ビルマの、今のミャンマーのウ・タントという人がなさった以来ありませんので、かれこれ三十数年間、三十五年間ぐらい空いていることになろうと思います。  した...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最初に、さっき今月中と言うところを今週中と言ったんだと思いますけど、あのEEZの話、あれは今月中の間違い、済みません、あれは今月中の間違いです。  今、六者会議の話含めていろいろあったんですけれども、高野先生、これは千々に乱れているというか、物すごい感...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは大田先生、英文の方で、タイムリー・アンド・ソロー・インプリメンテーションという言葉の訳がこの言葉になったというところがまずちょっと御理解いただかないかぬところ、ほかの、まあこの訳が間違っているわけじゃありません、これも一つの訳の方法だと思いますが、...全文を見る
05月17日第164回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○麻生国務大臣 社会保障協定というのは、これは二国間関係というのを強化する上で非常に大きな道具になるんだ、私どももそう理解をしております。日本としては、いわゆる人的交流の幅とか、また社会保障制度のあるなし、ない国もありますし、整備がきちんとしていないところもありますので、そういっ...全文を見る
○麻生国務大臣 外国人労働者受け入れの話というのは、津村先生、この話は、特に今回の二重払いの話と直接関係があるから多いとか少ないとかいう話ではないのではないか。もっとこの話は、今の少子高齢化の話から始まって、どうでしょう、貧しい国から豊かな国に人が流れ込んでくるというのは、ローマ...全文を見る
○麻生国務大臣 全く反対じゃありません。したがって、ここを見ていただいたらわかりますように、イギリスとかアメリカとかいう国とはきちんとしておるので、そういったところから入ってこられる方は、基本的にはアングロサクソンが大体多いんですけれども、そういったアメリカとかイギリスとか、金融...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘がありましたように、バレル六十八ドル、きょうは六十九ドルでしたか、上がってきていますので、化石燃料、石油、約九〇%前後を中近東から輸入しております日本にとりましては、これが今後とも今の高値でとまるという、この世界は余り当てにならぬ世界ですけれども、なるとい...全文を見る
○麻生国務大臣 武正先生、組合の話を含めて、これはもう長い長い昔からの話で、官公労の話やら何やら含めまして、たしかいっぱい複雑な話が絡み合った話なんであって、日本が非常に人権無視なような雰囲気というものでやれていないというような感じを私自身も思っておりませんし、世界からもそういう...全文を見る
○麻生国務大臣 今の大平外務大臣、町村外務大臣等々のお話、これは私どもと同じ立場なんですが、今お話のありました百七十件の行政取り決めのうち、七件を除きますとすべて経済協力に関するものでありまして、これらはそもそも国会承認条約の実施に関するいわゆる行政取り決めではありませんので、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 対人地雷全面禁止というのを推進しておりますが、中国、ロシア、インド、韓国、これはいずれもアメリカと同様に批准をしていないというのは御存じのとおり。ほかの国の名前は言われませんでしたけれども、それらの国も批准をしておりませんので、米国に限らずというところが、このオタ...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたように、先ほど言ったいわゆる対人地雷禁止条約、これを通称オタワ条約と言っておりますけれども、これは先ほど、小渕総理のときに申し上げたとおり、我が国は、在日米軍による対人地雷に係る活動を防止及び抑止する条約上の義務は負っていないということになろう...全文を見る
05月18日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(麻生太郎君) 去る五月一日に米国ワシントンDCにて開催された日米安全保障協議委員会、いわゆる2プラス2について、御報告をさせていただきます。  今般の2プラス2には、日本側より私と額賀防衛庁長官が、米側よりライス国務長官とラムズフェルド国防長官が出席をしております。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今般の2プラス2の最終取りまとめにおきましては、御存じのように、在日米軍の抑止力の維持と沖縄の地元の軽減の負担というものを両方実現する具体的な道筋を描くとして私どもは大きな意義があったと思っております。この実施を通じまして、日米安全保障体制というものをよ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先般の2プラス2で承認されました兵力態勢再編の実施計画というものには、今言われましたように、在日米軍の抑止力を維持しつつ地元の負担の軽減というものを実現するものとして大きな意義を有しておりますが、この計画を着実に実施することが最も重要。計画だけ作って実施...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 当然だと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) このセネガル出身の方なんですが、ほかの方も、御存じない方も多かろうと思いますんで、書いてある内容の沖縄のところでいえば、沖縄の人々は一八七九年の併合以来、差別的な政策を受け、その最たるものは米軍基地の集中的な設置など。日本政府は、米軍基地の存在などが沖縄...全文を見る
05月19日第164回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○麻生国務大臣 この北朝鮮のミサイルのことに関しましては、あれは一九九八年でしたか、八月の三十日のテポドンの話というのが、日本の頭を越えて太平洋上に撃ち込んだという話があった以来、その関心というものを最大に持ち続けてきておりました。  今回も、このテポドンの一連の動きというのを...全文を見る
○麻生国務大臣 使われている燃料が固形じゃなくて液体燃料ということになりますと、注入開始が直ちに発射ということを意味しますので、液体であれば、それは注入が開始されていない段階で何とも申し上げられぬということになろうかと存じます。
○麻生国務大臣 日朝平壌宣言で二カ所、双方は、互いに安全を脅かす行動をとらないことを確認した、二つ、朝鮮民主主義共和国側は、この宣言の精神に従い、ミサイル発射モラトリアムを二〇〇三年以降もさらに延長していく意向を表明したという表現が使われております。いわゆるこの発射モラトリアムと...全文を見る
○麻生国務大臣 これは日本の場合も、丸谷先生、明治政府が当時、教育勅語をつくり、イギリスに先立つこと三年早く義務教育を確立し、国費による海外留学生を世界で最初につくり等々、日本の場合は非常に、国家予算の約三割ぐらいを教育費に突っ込んでいたというのが明治前半のころの日本の歴史でもあ...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘がありましたように、拉致被害者家族の訪米のときに、アメリカ下院における公聴会で、横田早紀江証言というか、人権小委員会でそういった証言の機会を得、それにこたえて、スミスという下院の小委員長が、今一連の話を取り上げるべきだと発言をしたということは承知をいたして...全文を見る
○麻生国務大臣 ロシアのシュワロフ大統領補佐官の発言の内容というのは承知をしておりますが、その真意についてはちょっと不明で、何とも答えようがないんです。  適した問題ではないと言われるけれども、グレンイーグルズではもうこれは事実取り上げられた話でもありますので、議長総括でもこれ...全文を見る
○麻生国務大臣 中国に関しましても同様で、何となくこの人権の話等々は余り好む話題ではないというのはよくわかっておりますけれども、好き嫌いの話ではやっておられませんので。
○麻生国務大臣 今、これは、タクシンというタイの人が言い始めてでき上がったアジア・コオペレーション・ダイアログ、通称ACDと称する、とにかくアジアの定義が物すごく広くなっておる会議に参加して、これで自由な問題を討議するという場を提供して、今何回か行われておるんですけれども、月曜日...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう御存じのように、赴任いたします任地において駐箚を命じられた場合、少なくとも日本の政府を代表して、そして、日本の国益の増進、もちろんのことですけれども、そこにおります在留邦人を含めまして、日本国国民の財産、生命等々いろいろ保護に努める役割を基本的には担って...全文を見る
○麻生国務大臣 今、アメリカの場合は総じて、日本の大使の例を引きましても、今のシーファーは全くビジネスマンから来ていますし、その前のハワード・ベーカーは、あれは議員でしたかね。マクダネル・ダグラス社でしたか、ロッキードでしたかダグラス社か忘れましたけれども、あそこの社長経験者とか...全文を見る
○麻生国務大臣 これはたしか昭和三十五年のときだったと思いますが、岸内閣のときにもう今のような案は出ております。政治家をして駐米大使に充てるべきではないかというのは、たしか岸内閣の答弁だったか、岸内閣のどこかの講演だったかで出ております。  私は、宮澤内閣が終わって小選挙区にな...全文を見る
○麻生国務大臣 幾つかあろうと思いますが、一人一票。
○麻生国務大臣 今、随分いろいろソフトパワーというものは出てきたと思っております。  その中の一つに、今まで、三年前の五月でしたか、タイムマガジンの表紙に椎名林檎という人が載りました。椎名林檎と言われてわかっている国会議員は、その当時ゼロでした。国会議員に聞いて、あ、椎名林檎だ...全文を見る
○麻生国務大臣 外務委員会でお尋ねいただくのに、外務大臣として答弁するという立場にあるということをまずお忘れないようにしていていただかないかぬところだと思いますが、今の御質問というのは、これは外務大臣に対する質問ではなくて、麻生太郎に対する御質問というように考えた上でお答えをさせ...全文を見る
○麻生国務大臣 伊藤先生、同業者として、当選九回、年も同じ、まあ似たようなところを我々は歩いてきた、似たような時代を我々はともに歩いてきたんだと思います。  今その中にあって、私ども、同じ衆議院議員とか代議士とか閣僚とかいうのをやりますと、これは閣僚になると宮仕えみたいなもので...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、伊藤先生、日本の場合は、重商主義の時代を経ないでいきなり資本主義に突入していますので、資本の蓄積が足りない、加えて戦争にも負けた等々いろいろな例もあって、日本人がたくさん行ってから、じゃ学校をつくってやろうか、大体、金がないから、そういう発想なんだと存...全文を見る
○麻生国務大臣 靖国神社にお祭りしてあるA級戦犯、B級戦犯含めまして分祀の話をよく政治家の方がされますけれども、一宗教法人に対して政治が介入するということはできません。したがって、靖国神社が言わない限り、こちらから介入して言うということは憲法違反になろうと存じます。古賀誠先生のお...全文を見る
○麻生国務大臣 今の百二十一条の件につきましては、今答えがあっておりますとおりなんで、篠原先生よく御存じのように、こういうのは妥協の産物でつくり上げていく、国際法は皆何らかの形でそれぞれの利害がぶつかりますので、そういうことになっていくんだと存じます。  今、中山間地を例に引か...全文を見る
○麻生国務大臣 今、篠原先生御指摘の、日本が抱えております領土問題は二つです。竹島、北方四島、この二つがいわゆる領土問題ということになろうと存じます。  いわゆる国際司法裁判所と言われるところがあります。紛争を起こしておりますのは大体両国ということになろうと思いますので、このと...全文を見る
○麻生国務大臣 二〇〇一年に、この京都議定書というのは日本のリーダーシップでスタートしておりますけれども、今御指摘のように、問題物質を一番排出していると言われるインド、中国、アメリカ、ロシア、この四つの国が当時入るのを拒否ということで、発効しない。事実、締結はされても発効しないと...全文を見る
○麻生国務大臣 私の場合、先ほどテポドンの開発の状況等々含めて、これまでも情報の収集というのを鋭意行ってきたというのは事実だと思いますけれども、それを一般的な意味で述べたんだというぐあいに御理解いただいた上で、今、実際発射されたらどうなるかという話を聞いておられる……(松原委員「...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われましたように、明らかな平壌宣言に関する違反ということになりますと、これは明らかに違反ですから、ちょっと待てということになるんだとは思いますが、今の持っております情報というのは、確かにそこに持ち込まれたまではわかっておるんですけれども、それ以後のところは、実...全文を見る
○麻生国務大臣 今の段階で、いや、これはおれたちは訓練のつもりで一応と言って、別におまえ、まだ液体燃料まで入れていないじゃないかとか、いろいろ言われるとは思いますけれども、確かに、おっしゃるように、そういうような報道があるけれども、まさか平壌宣言に違反することをしようとしているわ...全文を見る
○麻生国務大臣 日朝平壌宣言に違反するというような行動に見られるということを問題視しているんじゃない。見られることまで言えませんから。もし平壌宣言に違反するようなことがあれば、明らかに日本との約束上の違反というのが明確になるのであれば、これはちょっと平壌宣言そのものの不履行になる...全文を見る
○麻生国務大臣 黒と判断が出たら、今申し上げたような対応になろうと存じます。
○麻生国務大臣 これは情報収集にある程度の限度はあろうと思いますけれども、白か黒かはかなり明確にわかり得るものではないのか。いわゆる諜報のプロではありませんので何とも申し上げられませんけれども、かなりわかるのではないかという感じがいたしますので、黒という判断をする情報が確実になっ...全文を見る
○麻生国務大臣 長い話になりますので、全部はしょってすんなりとれば、よかったな。本当か、何か裏がありはせぬか。両方有しているのが率直なところです。  その経緯を説明するとすごく長くなりますので、もうちょっと別に時間をいただかぬといかぬということになろうと思いますが、素直に見ると...全文を見る
○麻生国務大臣 例えば参政権の問題。総連は反対、民団賛成ということになっていると記憶するんですけれども、どうやって話がついたのかな、どうしたかなと正直思います。
○麻生国務大臣 正確に承知しているわけではありません。ただ、日本の大使館やら何人かがついていったのに比べて、ハンミちゃんに同行した韓国側はたしかいなかったと記憶します。
○麻生国務大臣 私は、自民党で北朝鮮というのに渡辺ミッチー訪問団のときに随行員として行かされた数少ない、まだ生きている国会議員の一人なんです、もうかなりな方はいろいろ御年配になられたり引退されたりしていますので。当然、総連の方とも民団の方ともその当時いろいろ接触をする立場にありま...全文を見る
○麻生国務大臣 いろいろな前提条件を置いて物事の分析、解析をするというのはとても大事なところですし、松原先生の出しておられるいろいろな前提条件をもとにして今の現状だけを見るということになりますと、今言われた可能性を秘めている、もしくは可能性を全く否定し得るものではないということは...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもとして、政府としてやれることに関しては、これは日本の名誉にかかわる話だと存じます。したがいまして、今御指摘の点に沿って調査させます。
○麻生国務大臣 少なくとも、このハスタート下院議長あての、下院の国際関係委員長ハイドという人のこと、これはちょっと正直言って政府としてコメントする立場にはないんですが、今言われた点について、日本として、別にこちらから演説をしたいと申し出たこともないし、演説する気ありませんかと聞か...全文を見る
○麻生国務大臣 さきの大戦につきましては、これはそれぞれの国、それぞれの立場によっていろいろ意見がある。これはどの戦争においても、一方的に片っ方が一〇〇で片っ方がゼロなんということはないんであって、そういったものは常に双方に言い分があるというのは、これは当然のことなんだと存じます...全文を見る
○麻生国務大臣 シビリアンコントロールというのをどういう意味で使っておられるんだか知りませんけれども、この種の交渉をしておりますのは、政治家が基本的に最終的な決断をするということになっておりまして、その政治家は国民によって選ばれているということなんだと思います。したがって、軍人が...全文を見る
○麻生国務大臣 全然見解を異にすると思っておりますが、やはり軍事に対して政治が優先するというのがシビリアンコントロールの基本なんじゃないんですか、私はそう理解しているんですけれども。これが一番の基本。そういった意味で、日本というのはその点はきちんと作動していると思っております。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、額賀さんとの話ですけれども、これは2プラス2の枠組みの中でやってきたと思いますので、額賀さんと結構話はできていたと思いますので、フライングで一方的にという話は全く見解が違います。それがまず第一点です。  それから、ゼロであるべきというのであるならば、ゼロに...全文を見る
○麻生国務大臣 自主独立の話に関しては、山口さん、当たり前の話ですよ、そんなのは。それは、日本の場合、日米安全保障条約を最初に結ぶ一九五一年のときですら、この間亡くなられた松野頼三は断固反対していますから。こんな話おかしいじゃないかと言って、時の内閣総理大臣に、時の自由党、まだ自...全文を見る
○麻生国務大臣 総じて役所は、一回決まったら、決めるまでは大変ですけれども、決まったらやり続けないかぬというルールになっていますから、そういった指摘があったのを受けまして、状況が変わっておりますので、それに合わせて直ちに順応してやるというようなのにはなかなか不向きな組織ですから、...全文を見る
○麻生国務大臣 確認させていただきます。今言われておりますのは、ロードマップにおいて「普天間飛行場代替施設をキャンプ・シュワブ区域に設置するため、」「隣接する水域の再編成などの必要な調整が行われる。」と記述されている、それの話でございますね。  この記述を行いましたのは、いわゆ...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました分布範囲が排他的経済水域の内外に存在する魚類資源(ストラドリング魚類資源)及び高度回遊性魚類資源の保存及び管理に関する千九百八十二年十二月十日の海洋法に関する国際連合条約の規定の実施のための協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提...全文を見る
05月26日第164回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○麻生国務大臣 条約をつくったときの状況がいつの間にか別のものに変わっていくという話は、これは小野寺先生、何もこの漁業協定に限らずいろいろあるんだと思っております。したがいまして、本来の趣旨、目的というものから逸脱しないようにするという心構え、また気遣い、また予測等々は常に気にし...全文を見る
○麻生国務大臣 ドーハの悲劇じゃありませんが、二十三日にカタールのドーハにおいて、ACD、エーシアン・コオペレーション・ダイアログという会議で、李肇星外交部長との間で、かなり率直な意見交換であったし、とげとげしさはなかったと思っておりますが、会談をやった結果、少なくとも日中関係改...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたとおり、この議定書を締結するためには、いわゆる油による汚染事故に対する準備、対応に関する協定、いわゆるオイル・ポリューション・プリペアドネス・レスポンス・アンド・コオペレーションの一九九〇年という、OPRC条約を締結することが必要ということになり...全文を見る
○麻生国務大臣 五年前に始まったこのACD、アジア・コオペレーション・ダイアログでしたか、東は日本、一番西はサウジアラビア、北が中央アジア、南はスリランカやインドといった、えらく幅広い、アジアと言っておる全域から出てくる会議なんですけれども、その中で、御指摘のありました日韓、日中...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも、全く没交渉みたいな形で、日中間の外務大臣会合というのは、バイの会談というのは、APECとかいろいろございますよ、左が韓国、右が中国、大体どの席でもそうなっていますので、そういうときはよくあるんですけれども、少なくとも一対一の会談ができるようになったとい...全文を見る
○麻生国務大臣 今、全部が全部調べたわけじゃありませんけれども、先生、昔、考えてみれば、テレホンというのを電話なんというのに直したやつらはやっぱり天才ですよね。これは大したものだと思う。かわら版を、新しく聞く、新聞なんというものをつくったのも、今は新しく聞かないような話もいっぱい...全文を見る
○麻生国務大臣 一九五一年にいわゆる講和条約が結ばれ日米安全保障条約が結ばれた当時は、朝鮮事変の勃発というのが一番大きな条件、もう先生が生まれる前の話ですけれども、朝鮮事変の勃発というのと同時に、いわゆる冷戦という名の戦争が明らかになった、二極構造も明らかになったというのがあの時...全文を見る
○麻生国務大臣 「文明の生態史観」は、大学を出てすぐぐらいでしたかね、一九七〇年ちょっと前ぐらいに出た本だと思いますが、生態史観という本の中にまた別の論文もいろいろあったので、読んでおります。二つに分けるところにむちゃがあるなと思ったのが一つと、何となくこの人は余り外国を知らない...全文を見る
○麻生国務大臣 最初に、梅棹先生の話が出ていましたので。  第一地域、第二地域の中で、簡単に言えば、ヨーロッパと日本が第一地域で、真ん中が第二地域で、その他地域は無視というのが、ちょっとむちゃだなという本ではありましたけれども。ただ、あの中で、今言われましたように、第二地域の中...全文を見る
○麻生国務大臣 アジアの枠組みが、先生、これはすごく幅の広いのがACDなんだと思います。東は日本、それから西の一番端が中近東ということになろうと思いますが、南がスリランカ、インド、そして北がロシア、これを全部含めていわゆるアジアというところでダイアログ、対話をやろうじゃないかとい...全文を見る
○麻生国務大臣 日本とアメリカとの場合の日米関係というのは、先ほども民主党の方の御質問にお答えをしたと存じますが、日本という国の今置かれている地理的な条件は北東アジア、その北東アジアにおきましては、御存じのように、朝鮮半島の問題とか台湾海峡の問題とか極めて見通しがよく見えない、不...全文を見る
○麻生国務大臣 土地面積だけでいえばそういうことになろうと思いますけれども、しかし、一番問題だった密集地域の、普天間から北に移るというのは大きな負担軽減じゃないでしょうか。僕は大きいと思いますけれどもね。また、兵隊の数も減る、これも大きいと思いますが。
05月26日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
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○麻生国務大臣 子どもの権利条約と今回の教育基本法との関連を聞いておられるんですか。  今回の中に基本とか子供の権利が入っていないというのをどうかと言われても、それはちょっと、提出された文部大臣に聞いていただくしかないと思いますので、私が直接担当ではありませんので、その点は質問...全文を見る
○麻生国務大臣 条約に定められております権利義務というのは、国内でその実施をいかに確保するかという話なんだと思いますけれども、これは、基本的には各締約国に判断はゆだねられているということだと思っております。  日本の場合、この権利条約を締結した当時を思い返してみますと、主要先進...全文を見る
○麻生国務大臣 学校のときは国語は余り成績がよくなかったので正確な記憶はありませんけれども、「われら」と「我々日本国民」はどっちが幅広い定義かという御質問ですか。  ウイとウイ・ジャパニーズだったらウイの方が広いと思いますが。
○麻生国務大臣 通常、エイズ患者の話だかHIVの患者が突如出てきましたけれども、そういうものに関して差別なくやってきているというのは昔も今も変わらないところだと思いますので、今回この教育基本法が新たに出たからといって、それらに関する定義等々が変わるとはとても考えられぬと思っており...全文を見る
○麻生国務大臣 この教育基本法との関連で聞いておられるんですか。(保坂(展)委員「はい」と呼ぶ)どこが関連するんだか、ちょっともう一回教えてください。
○麻生国務大臣 御質問が、何をお聞きになりたいかよくわからぬのですが、一国家、一文明、一言語等々は当然でしょうね、確かですから。今、そこまでは間違いないでしょう。  そうすると、今、一民族のところにひっかかっておられるということですか。(保坂(展)委員「アイヌ語はどうですか」と...全文を見る
○麻生国務大臣 よろしいんじゃないでしょうか。
○麻生国務大臣 教育勅語を御存じないという前提でしゃべらせていただきますが、「爾臣民父母ニ」……(保坂(展)委員「世代が違いますから」と呼ぶ)いや、私の世代も教育勅語は受けた世代じゃないんですよ、お断りしておきますけれども。もう私の世代からないんだから。私の一世代前まで受けたはず...全文を見る
○麻生国務大臣 全然御存じないという前提で話をしろということだったので。  基本的に、今申し上げましたように、少なくとも書いてあるところは、お父さんに孝行しなさい、兄弟は仲よくしなさい、夫婦は仲よくしなさいと、これはみんなまともなことが書いてあるんです、ずっと。だから、全然おか...全文を見る
05月29日第164回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) 冒頭言われましたように、このところ地震が発生して、昨日も新たにジャワ島で、主にジャワ島で四千四百とか五百とか、まだ数が伸びると思う、死傷者が出ておりますが、このほかにも日本じゃ余りニュースになっておりませんけれども、トンガでマグニチュード六・七、パプアニ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、山本先生御指摘がありましたように、骨太方針二〇〇五につきまして、いわゆるミレニアム開発目標としてGNI比〇・七、日本の場合はちょっとGNIが四兆六千億ドルぐらい、ドルが下がってますからもっとあるかな、四兆七千億ドルぐらいあろうかと思いますが、これ、引...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、借金棒引きにしてもらったらサンキュー・ベリー・マッチと言うけれども、現実問題として目先の運転資金がない、もう会社でもよくある話です。そういう意味では、今御指摘の点、確かにおっしゃるとおりなんで、債務放棄をしてやりさえすればそれでいいじゃ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、昨年から続いておりますように、G4と言われますドイツ、ブラジル、インド、そして日本と、この四か国の国連常任理事国入り案というのを昨年提起をさせていただいて、ずっと今日まで。おかげさまで、国連の改革に合わせてこの安保理の改革というのが必要だという気分の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この資源外交、ODA、これ、いろいろな形で間接直接に結び付いていると存じます。  今、中国の話があっておりましたけれども、何となく債務国の借金を棒引きにしてやったらばっと入ってくるというんじゃ、ちょっとそれは話が違うんじゃないかなと思われる、これは世界...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二〇〇六年末、度じゃなくて二〇〇六年末までに分担率の算定方式の見直しというのを行うことになっておりまして、今政府としては、国連分担金の分担率が加盟国のいわゆる経済実勢に合わせてやってもらわないと、少なくとも公平さを欠いておるのではないか、加えて加盟国の地...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のとおり、五月の二十三、二十四と、韓国、中国等々含みまして、カタールにおきましてACD、エイシアン・コミュニティー・ダイアログという、ACD外相会議というのに出席をするときに、日韓、日中、それぞれ個別に会談を開かさせていただきました。  何となく...全文を見る
05月29日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたACD、アジア・コオペレーション・ダイアログにおきましての会議におきましては、コオペレーション・ダイアログという会議におきまして、日中、日韓、日ロ関係、との外務大臣はバイでそれぞれ行っておりますけれども、この本件、この油の流出の件が取り...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 本件につきましてこれが直ちに、いわゆる日本の国土の安全とか防衛に直ちに直結する問題と考えているわけではありません。  ただ、今回の件につきましては、国民の健康とかその他日本のいわゆる、何というか、日本の環境の保全というような観点から大変重要なものである...全文を見る
05月30日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、二十七日の未明に発生いたしましたインドネシア・ジャワ島中部での地震におきましては、インドネシア社会省、いわゆる厚生省みたいなところ、社会省の発表によりますと、本日午前までに五千四百二十七名死亡と出されております。多くの負傷者、避難民が発生...全文を見る
○麻生国務大臣 田端先生、随分時代も変わったんだと思いますね。  昔、日米安全保障条約が同盟条約だと言っただけで外務大臣やめたんですよ。御記憶があるかと思いますが、伊東正義外務大臣、鈴木内閣総理大臣、宮沢喜一官房長官。アライという言葉は、allyですけれども、同盟である。隣の方...全文を見る
○麻生国務大臣 長島先生御存じのように、十年間かかって沖縄は何もできなかったというのが現実ですから、もう一回繰り返してやったらとてもじゃないけれどもというような感じは、これは沖縄の方もお持ちでしょうし、またもちろん政府としても持っておるでしょうし、もちろんアメリカ軍も同様な意識が...全文を見る
○麻生国務大臣 ランド研究所ですか。(神風委員「はい」と呼ぶ)一民間の研究機関が何言っても、それは言論の自由ですから、余計なお世話かなと思って聞いていましたけれども、その文章を読んでいませんので、何ともコメントのしようがありません。  日本の憲法をどうするかということについては...全文を見る
○麻生国務大臣 この話はよく出る話ですけれども、中国それ自体の経済力は、この十年間でGDPでいくと約四倍になっております。あそこは統計が余り正確じゃないような感じがしますけれども、約二兆一千何百億ドルぐらいだと存じます。それを仮に正確だとするならば、この十年間で約四倍ぐらいになっ...全文を見る
○麻生国務大臣 北朝鮮の場合は、二〇〇三年でしたか、我々は核を持っていると宣言をしておられます。事実、その核を搬送するためのミサイルの打ち上げを、一九九八年の八月三十日でしたか、少なくともテポドンという名前の、こっちがつけた名前ですけれども、名前で飛ばしておられるわけです。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありました2プラス2の共同発表の中の部分に関しましては、協力を拡大していく意図というのを明確にしたところなんだと思いますが、では、何を具体的にやるのかという点につきましては、今額賀長官からの御答弁にもありましたように、少なくとも、日本の場合は、仮に朝鮮半島...全文を見る
○麻生国務大臣 五月一日の日米安全保障協議委員会の中の文章を今引用されておられましたけれども、核拡散に関しましては断固たる処置で臨みます。  イランと日本の場合は、友好関係というのは、特にアメリカは完全に関係が断ち切れておりますので、その中にあって、日本というのは、今の外務大臣...全文を見る
05月30日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○国務大臣(麻生太郎君) 私は、五月二十三日から二十四日までの間、アジア協力対話、アジア・コーポレーション・ダイアログ、通称ACD第五回外相会議出席等のため、カタールのドーハを訪問し、二十五日に帰国をいたしました。  ACD第五回外相会議では、今後のACDでの地域協力の推進の在...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、日中間におきまして外相会合というのは、これはAPECとかASEANプラス3等々で中国、日本、韓国と席が並んでおりますんで、話を全然していないというわけじゃないんであって、隣にいてちょこちょこ英語もできますんでそこそこ会談ができていることは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 両首脳間の会合をこちらから申し込んだわけではありませんので、この問題についていつごろどうのという答えを今ここに申し上げられる資料を持っておりません。少なくともその前にもう一回どこか近くで日中外相会談はやっておいた方がいいんじゃないのかなと思って、投げ掛け...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この話はこっちはいつでもオープンということをずっと申し上げておりますので、それ以上でもありませんし、それ以下でもない。結果として、是非会ってくださいというような種類の話ではないと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の会談で、過日のあの暴動に関する賠償等々の話を直接してはおりません。
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと、その人が何と言われたかという、そのテレビを見ておりませんので何とも答えようがありませんけど、同僚と言われて、ちょっと何となく、言葉というのはなかなか危ないんで、何をもって同僚としているのか、よう分かりかねますけれども。  いずれにしても、胡錦...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 重要な同僚、重要な同僚と言った背景、背景かなと思いますけど。  ああ、これですか。ちょっと今初めて読みました。多分そんなところ、そんなところだと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には日本と中国というのは、大化の改新にさかのぼって一千五百年以上の長きにわたって国として成立しておりますんで、ヨーロッパの数百年の歴史とはまた大分違うものがあろうと存じます。しかし、その長きの間にわたって、十三世紀の侵略にも耐えて、日本という国は自...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この支援は四つの重点項目を中心に実施させていただきたいと思っております。  まず、経済成長。これは主に情報通信インフラ、それから水産基盤の整備などがその主たるものだと思っております。  二番目は、持続可能な開発ということに眼目を置いております。内容は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました腐敗の防止に関する国際連合条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成十五年十月にニューヨークで開催された国際連合総会において採択されたものであります。  この条約は、腐敗行...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○麻生国務大臣 北朝鮮の人権問題の悲惨さにつきましては、これはさまざまなことが言われております。  昨年の十二月の国連総会でアブダクションという言葉が正式に使われた経緯も御存じのとおりですが、この北朝鮮の人権状況の決議というものは、拷問とかその他の残虐な刑罰、また、適正手続と法...全文を見る
○麻生国務大臣 与党から提出をされました北朝鮮人権法案につきましては、いわゆる対話と圧力というものの考え方に立って、北朝鮮側の誠意ある対応を引き出すというのを目的としたものと理解をいたしております。  この法案が成立しますと、政府にとってはさらなる外交カードの一助になると考えて...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の件につきましては、去る二十三日でしたか、カタールにおいて行われました日中外相会談で特にこの問題について取り上げたわけではありません。ただ、会談において、北朝鮮の状況につきましては、六者協議がまずスタートせぬとどうにも対話が成り立ちませんので、このまず早期解...全文を見る
○麻生国務大臣 この二十七日に発生いたしましたいわゆるジャワ島中部の地震を受けて、これは幾つかのことをしておるんですが、同日中に医療関係者を含みます緊急援助チームの派遣を決定いたしております。翌二十八日に、さらに、医者、看護師、薬剤師等々の人たちから構成されます緊急援助隊医療チー...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、今二つ御質問があったと思いますが、四月二十五日の盧武鉉大統領の特別談話の趣旨というのがあるんだと思いますが、それを受けとめられることを希望するという発言があったのは事実です、向こう側から。これに対して、私どもの方から、従来どおり、これは領土問題であって歴史問...全文を見る
○麻生国務大臣 回答はありませんで、次の別の話題に移っております。
○麻生国務大臣 今の報道については承知をしておりますが、これは支持率の推移だけ、数字だけはここにありますので申し上げられると思いますが、いわゆるこの談話を発表したことによって同大統領の支持率が上がったかと言われると、私は余りそうでもないんじゃないかと。実は前から上がっておるという...全文を見る
○麻生国務大臣 二十五日の日でしたか、きょうですかね、三十一日の統一地方選挙のための投票所を竹島に開設、韓国の警備隊員等が投票を行ったと承知をいたしております。  この話は、御存じのように、これは領有権にかかわる日本のこれまでの一貫した立場からは到底容認できるものではありません...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもとしては、当然のこととして、今、韓国の中の状況を考えますと、例のDNAの話も、今まではそういうものは韓国にはないという話をしておりました韓国側にとりましては、今回DNAの鑑定がきちんとした形で出るということになりますと、この問題は韓国の国内問題ということにも...全文を見る
○麻生国務大臣 今、国際法局長の方から話を申し上げましたが、もうルールは御存じのとおりなので、この間のカタールの会議で、このEEZについての会談をするという日にちをいろいろしていまして、六月十二、十三、こういった日程を決めております。この交渉を再開することは決定されましたので、ま...全文を見る
○麻生国務大臣 今、ニューヨーク・タイムズの例を引かれましたけれども、いわゆる日本という国の持っておりますイメージというのがいろいろな形でねじ曲げられようとしているというのは、これは戦前も行われましたし、いつの時代でも世論操作等々は、国が国のために、自分の国をしょって相手国をやる...全文を見る
○麻生国務大臣 先般の委員会で、先生より米側の文書について御質問がありました。私の方から調査をさせると答弁をいたしたところだと思いますが、具体的には、これまでの御指摘を受けた文書、エールの神学部図書館に保存されている文書、東京裁判に関する米弁護団発マッカーサーあて書簡、戦後の米議...全文を見る
○麻生国務大臣 元ペルー大統領、昨年十一月七日以来チリにおいて拘束をされておりますが、まず場所の件ですが、一般拘置所ではなくて、当初は刑事警察、後に検察学校に収容されるなどして、その待遇には一定の配慮がなされております。他方、面会時間、通信に関しては一定の制限が課されていたと承知...全文を見る
○麻生国務大臣 五月の十八日、今言われましたように、出国禁止の条件のもとで保釈をされておりますが、弁護士の保釈請求に対してチリの最高裁の決定したものでして、外務省が直接に関与というわけではありません。  日本政府としては、フジモリという人が公正な待遇を受けて、適正な手続を得て司...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、昨年の十一月でしたか、APECの首脳会議の際に、小泉総理とトレド・ペルー大統領との間で、フジモリ問題にかかわらず、今後とも日本・ペルー関係を発展させていくとの意思というものを確認されておるところです。  したがって、日本政府として、ODAとか経済とか...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、この間、政府として機構改革をしております。また、それに合わせて外務省の方も内部の機構改革をしておりまして、経済協力会議というものを新しくスタートさせて、そこで戦略的な部分として、このODAの部分を戦略的に立てていこうといたしております。  ただ、...全文を見る
○麻生国務大臣 日本としては、これは日本を含みます東アジアのいわゆる安全保障環境に与える影響が極めて大きいということで、かなり早い段階から懸念を表明してきております。また、こういった懸念というものはきちんと払拭されねばならぬということから、対中武器禁輸措置の解除には反対ということ...全文を見る
○麻生国務大臣 確かに、ソラナ上級代表が四月の十九日の記者会見で、EUと中国との関係を正常化すべきとして、禁輸措置解除の理由につき述べられたというのは事実であろうと思って、この件に関しては承知をいたしております。  これまでもEUは、禁輸措置を解除しても輸出状況には何ら変化はな...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、軍事力というのは、持っております能力、いわゆる武器というものの能力、それを使う意思、この二つではかられるべきものであって、意思の方はよく見えませんので、要は、持っております軍事力というものがどれだけかというのが一番対象になろうと存じます。定量的にはこうい...全文を見る
○麻生国務大臣 去る四月の二十四日の定期首脳会議のときの話だと思いますが、日本・EU間の人的交流と対話を促進するための枠組みというのを発表しております。これで、昨年、御存じのように、二〇〇五年、日本・EU年というのを市民交流年としてやらせていただいたんですが、そのフォローアップと...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、多分、笠井先生と根本的に違うのは、私どもは、日米安全保障条約というものは、日本の防衛力というものの不足の部分をアメリカとの同盟関係によって補っているという同盟関係がある、有事のときにはアメリカ、平時は日本とか、いろいろな言い方があるんだと思いますけれども...全文を見る
○麻生国務大臣 言い方が、いかにもあおるような言い方をされたら、それはなかなか、聞いている方も何だということになりますので、言い方の問題もちょっと、そういう言い方をするかどうかの別問題なのであって、笠井先生と私とは表現の仕方に違いがあるんだ、まず基本的にそう思っていますが。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の在日米軍の兵力態勢の見直しという件につきまして、沖縄の海兵隊のグアム移転の経費というものにとりましては、これは、基本的には沖縄住民の負担の軽減というもので、海兵隊をなるべく早く移転させるということを実現するために行うものでして、このことにつきましては関係閣僚...全文を見る
○麻生国務大臣 照屋先生の御質問は、平成十一年の閣議決定の話で、普天間飛行場の移設に係る政府方針の中で、普天間飛行場代替施設に関する使用期限問題にかかわる部分を言われたんだというように承知しておりますが、御指摘のように、今般の閣議決定によってこの政府方針は廃止することといたしてお...全文を見る
○麻生国務大臣 そのように御理解していただければ幸いです。
○麻生国務大臣 照屋先生、沖縄県とか地元の名護市がどのように考えておるか、また、その立場について私どもとして申し上げる立場にありませんので、控えさせていただきますが、今回の閣議決定を受けまして、普天間の代替施設初め、先般、五月一日の2プラス2において承認された案につきまして、これ...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました原子力の平和的利用に関する協力のための日本国政府と欧州原子力共同体との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十一年四月以来、欧州原子力共同体との間でこの協定の交渉を行ってきました。...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○麻生国務大臣 このイラクの治安情勢というものにつきましては、新政権が、選挙が終わって内閣ができるまでに何カ月かかりましたか、丸々五カ月ぐらいかかってやっと内閣ができて、できたはいいけれども、肝心の治安を担当する内務大臣が決まっていないとか、いろいろあった状態が続いておりますので...全文を見る
○麻生国務大臣 このジバリという人は、前政権からこの政権に引き続いて残った三十七閣僚のうちの四人のうちの一人でありますので、クルド人なんですけれども、それなりの力を持っているから残ったんだろうと思っております。最初のころ、日本に来た六カ月前、五カ月前、電話した何回かのところ、だん...全文を見る
○麻生国務大臣 これは田端先生、六月二十九日という日にちを言われましたけれども、この段階までにどのような形でイラクの治安部隊がきちんと作動して、いわゆる外国軍の駐留は必要ないという判断を向こうがおろすかどうかが一番肝心なところであります。そういった意味で、イラク新政府のもとに正式...全文を見る
○麻生国務大臣 同じようなことになるんだと思いますけれども、基本的には、九〇%の日本の石油の輸入はあの地域から輸入しておりますので、あの地域の安定というのは日本の国益に資する。二つ目は、イラク人の行政機構というものが、政権の崩壊後、行政機構が存在をしなくなった状態になっておりまし...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど御指摘のありましたように、自衛隊の撤収の点について現時点で何ら決まっているわけではありませんから、そこのところはあすにも……(末松委員「そういう判断をしたら」と呼ぶ)したらという点でないと、そこのところをちょっと混線されるといけませんので、お願いをしておきま...全文を見る
○麻生国務大臣 これは後藤先生、今、数字と言われましたけれども、私どもの持っている数字で、三十日の十八時四十分現在、五千六百九十八名の死者ということになっているんですが、ここにおりました九十一名の在留邦人、いずれも身元の確認が終わっておりますし、旅行者が十九名行っておりましたけれ...全文を見る
○麻生国務大臣 ここは四月の末ぐらいから、首都ディリというんですけれども、このディリ周辺で、国軍に属していた元兵士、退官した、退役したじゃなくて、離脱したという方が正しいと思いますが、離脱した元国軍の兵士を中心に、警察とか国軍との間に銃撃戦等々が散発しておったというのが状況で、今...全文を見る
○麻生国務大臣 ニューヨーク・タイムズ、昨年の十一月に、イラクの中部のハディサで米海兵隊員が無抵抗のイラク人を殺害した疑いが浮上している旨報じたことは承知をいたしております。  この件に関しましては、アメリカの統合参謀本部長のペース大将のあれが出ていましたけれども、四つ出ていた...全文を見る
○麻生国務大臣 今の件ですけれども、米側が事実関係を調査中で、人道に対する罪との関係を含めて、正確ではありませんので、ちょっと正直言って評価をできる立場にはないのが正直なところなんですが、少なくとも、昔のソンミ村事件やら何やら幾つか思い返せば、こういった戦争という極限状況において...全文を見る
○麻生国務大臣 そういったようないわゆる人道復興支援に直接供与するような話を、少なくとも、いわゆる軍隊の防御、護衛なくしてできるような治安状況というものがちょっと生まれないと、糸川先生、そういうことをやりたいというボランティアの人がNGO含めていろいろおありになるんでしょうけれど...全文を見る
05月31日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、昨年四月、小泉総理の方からミレニアム開発目標に寄与するためということで、御存じのように今ODAの対GNI比率は〇・七%を目標ということになっておりますが、日本の場合はGDP自体が圧倒的に大きいということもありまして、この数字からいうと非常...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、今言われましたように、一般財源を伸ばしていくと。民主党の意見としては、どんどんODAを伸ばすための予算を増やせという御意見なんだという具合に理解をするべきなんですか。
○国務大臣(麻生太郎君) あなたの個人的御意見。ああそうですか。  みんなそういう御意見ばかりだったら、また世論もまた違ったものになってくるんだと思いますけれども、なかなか黒岩先生のような方も余り大勢いらっしゃるわけではありません。
○国務大臣(麻生太郎君) それで、基本的に個人的な御意見として参考にさせていただいて、応援者がいられることは大変有り難く存じますが、ODA自身としては、これは基本的には、日本の場合のやり方として、ほかの国みたいに施しとはちょっと全然違う感じで日本の場合はこれまでやってきたというの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アフリカのODAに関しましては、アフリカ開発会議、通称TICADと言うんですけれども、これを中心にしてアフリカの支援を行ってこれまできたというのが実績なんですが、いわゆる国際社会の中における対アフリカ支援強化という動きが今黒岩先生御指摘のとおり顕著になっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 風呂おけが壊れたら最初に何をするか。まず水を抜く。まず水を抜かないとどうにも直しようがないから、まず水抜くんじゃないでしょうか。
○国務大臣(麻生太郎君) 金利がたくさん付いた方がいいに決まっていますけれども、それはなかなかそうだけとは言い難いんで、当座預金、日本でも付きませんし、百四十六億定期で預けているわけではありませんから、それはなかなかちょっと、六万円がけしからぬという話を言われたいのかもしれません...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、白先生、資産運用で金をもうけようという発想が基本的には役人にはないんだと思いますけどね。僕は、元々そういう人たちなんだと思うんですね。ですから、今こうすればいいんじゃないかという知恵があれば、そういった知恵を教えておあげになると、それを運用し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、佐藤に御同情の言葉をいただきましてありがとうございました。立場がたがうとなかなか、そこの現場にいなかった人間としてはなかなか答弁のしづらいところはよくある話なんだと思いますけれども、きちんと調べて対応させていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) これは、対中国の円借款につきましては、日中関係取り巻きますいろいろな事情がありまして、これを受けて政府内部の調整にいろいろ御意見を拝聴させていただいて、その結果として年度内の供与の決定というのを見送ったというのが背景です。諸般の事情をいろいろ勘案したとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 遠く十一時間半掛けて会ったことになるんですけれども、その会議の結果がまあ従来の感じとは少し変わってきたものになりつつある、流れができつつあるなというのは、正直な実感ではあります。  これまでありました日中外相会談という、かなりとげとげしかったりぎすぎす...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 対応のまずさがあったような感じでございますけれども、気を付けさせます。
○国務大臣(麻生太郎君) 大門先生、昨年の十二月の十七日にこの東アジア共同体というのを最初にやらせていただきました。  この背景は、基本的には、今アジアは約三十七億人、アジアの定義もいろいろございますけれども、通常、全人口の約六割、しかもこの地域は今非常にもう飛躍的に伸びてきて...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ODAに関しましては、今ODAからどんどん卒業していっている国がアジアに出てきておりますのは大変喜ばしいことだと思っております。  それで、日本の場合は、今中国を例に引かれましたし、この間の中国との会談のときにも、またいろいろ演説のときにも言いますけれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このODAの中期目標を三年間で百億ドル、グレンイーグルズ・サミットで小泉総理の方から国際公約みたいな形で言われた部分のお話だと存じます。  今御指摘のように、一般会計だけで百億、真水で約一兆という話ですから、なかなかそんな簡単な額ではありませんので、今...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) みんな、先ほどからインドネシアの地震の話題ばっかり出ていますけれども、あれ、ほぼ同じ時期にマグニチュード六・二、六・七がそれぞれトンガとそれからパプアニューギニアでしたか、どこかで起きていると思っております。何せ、海抜一メーターとかいうことになりますので...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど官房長官の方から、海外経済協力に関する検討会報告書の中におきましても、事務の現状、外交政策との関係を考慮し、外務省が関係省庁との連携を深めつつ、海外経済協力会議の審議する基本戦略の、役所が書くのは大体こういう文章になるんですが、うまくやれということ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ODAの場合、先生、これいろいろ言い方があるんだと思うんですけれども、みんな、ヨーロッパはアフリカに、日本の場合は主にアジアに、アメリカの場合は主に中南米に金と技術と人等々をみんな送って同じようなことをやったんだと思うんですね、時期こそ違え。しかし、アジ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 多分、勤勉だと我々はみんなそう信じているんですけれども、今自分の子供に毎朝二キロ歩いて水くんで持ってこいって言って、まずうちの息子やりません。娘も絶対やらぬと思いますね。そんなことは、まず今の子供にそういう勤労を要求しても、まずする子供は今日本にはおらぬ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 全く御指摘のとおりだと思います。いわゆる大砲をバックにした外交をやっているわけではありませんので、日本としてはこういったODAというのはすごく大きな外交手段だと思いますが、それを使うに当たってはきちんと緊張感を持ってやるべき、当然だと思いますが、御指摘は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、経済協力開発機構ですかね、あれやら何やらの統計をちょっとかりるんですけれども、NGOの支援額に占める自己資金の比率というのは六三%ということになっておりまして、これは、ほかの国と比較してみてもこれは全然低いものではないというこ...全文を見る
06月01日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○国務大臣(麻生太郎君) この腐敗に関します問題は、交通手段の発達ということもあるんだと思いますけれども、国際商取引とか、いわゆる国際的な犯罪というものに結び付くなどなど、国内とか一地域的な話ではなくて、物すごく大きな幅でもう瞬時にしてというような国際的な問題になったという一番大...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、いわゆる国際刑事裁判所の設立というものには、日本の場合、一貫して支持をしてきたと思っております。いわゆる国際社会において最も深刻な犯罪というものの発生を防止して、国際社会というものの中の平和と安全を維持するという観点から当然の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたとおりに、ここ数年で見ますと、平成十五年が十八隻、十六年が十八隻、十七年が十七隻、十八年が五月三十一日現在で御指摘のありましたように十六隻という数字になっております。  御存じのように、アメリカの艦船のいわゆる出入港に関しましては、こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、担当者が外に出て、おりませんので、私が代わりに答弁させていただきます。  この条約には、御存じのように、締約国によります条約の履行状況を確認するための仕組みの設立に関する規定は存在をしておりません。もう御存じのとおりです。しかし、大田先生おっしゃる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘の報道というものは、普天間飛行場の代替施設の話につきまして、ウエーバー四軍調整官のお話として、いかなる発言をしたということについては詳しく承知をしているわけではありません。新聞報道のみであります。  オスプレー、例の垂直の離着陸可能なヘリ輸送機の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 第六条の趣旨に関しましては、腐敗行為を防止する機関を設けることを規定しております。これは、各国において自国の法制の基本原則の範囲内で行えばよいとされており、必ずしも新しい組織を設けることを求めてはおりません。この趣旨に沿って、日本では腐敗行為を防止する機...全文を見る
06月02日第164回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○麻生国務大臣 中山先生、イランのいわゆる核問題というものの話というのは、国際的な核不拡散体制というものの維持とか、北朝鮮への核問題の影響とか、中東の不安定化といったものに対して、これは不安定化を防止するというような意味で、いわゆる先進主要国、きちっとした対応で臨まねばならぬとい...全文を見る
○麻生国務大臣 最初に国連分担金の話がございましたけれども、確かに、おっしゃるとおり、日本のGDPが約一二%弱に対して国連分担金は一九・五というような形で、かなり分担金としては偏ってはいませんか、事実だと存じます。  ただ、言われましたように、それを下げろというよりは、私どもと...全文を見る
○麻生国務大臣 今テロの方の質問が趣旨、最初の質問の方なんでしょうか、ちょっと両方でしたか……(武正委員「いえいえ、船のことです」と呼ぶ)船の話、いわゆる海保の船の話ですね。  ODAによるテロの海賊行為の取り締まりとか防止のためにこれまでも支援を行ってきております。御存じのよ...全文を見る
○麻生国務大臣 インドネシア政府から巡視艇の供与を求められたことは事実です。しかし、現時点においてまだ何らかも決定をいたしておりませんので、インドネシア政府との間に合意ができたかと言われると、要請は受けたことは確かですけれども、合意に至ったということにはなっていないというのが現段...全文を見る
○麻生国務大臣 日米の原子力協定におきましては、御存じのように、米国より供給を受けたいわゆる核物質等を再処理するに当たっては、米国の事前同意を得る必要があるということになっております。  したがいまして、今、東海とか青森県六ケ所とか、ああいった再処理施設で核物質の再処理を行うと...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、民主党案に乗るという話でしたよね。(武正委員「いや、それは仮定の話ですから。これは報道ですから」と呼ぶ)直接これを担当していないのであれですけれども、報道をすべて前提にして答弁することはとてもじゃないけれども危なっかしくてやれませんので、今お答えのしようが...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも、条約は既に承認をしておりますので、それに従って国内法をきちんと対応するというのが国としては当然の義務なんだと存じます。  それで、六百とか三百とか、今いろいろな話が出ていますが、少なくとも国内法としては一応そういった形でスタートをする。しかし、六百で...全文を見る
○麻生国務大臣 この話の経緯が詳しくわかりませんので、通常ですと外務省の仕事というのは、国内法の話は担当の役所がやることになりますので、担当の役所で主にやる。こちらの部分は国際、先ほど縦割りの話になっておる、弊害があると言われたのは事実なんだと思いますが、今回の場合、そこの間の横...全文を見る
○麻生国務大臣 時間が押しておりますので、手短に、早口で申し上げるのをあらかじめお断りしておきます。  グアムの話が出ておりましたけれども、これはグアムに限らず、横田の基地の空域の話とか厚木の話とか、いずれもこれは日本にとりましては負担の軽減になるということははっきりしておると...全文を見る
○麻生国務大臣 前半の点につきましては、申し上げましたとおり、在日米軍の抑止力は、いわゆる地域の安全保障環境を前提としたものであって、特定の国とか地域というものを対象とするものではないということを申し上げたつもりだったんですけれども、基本的には、日本にとりましては、この国は通商国...全文を見る
○麻生国務大臣 京大の技術屋に学習院の政治学部が答えるのにそもそも無理があるなと今の話を聞きながら思って聞いていたんですが、少なくとも、このMOXの話やら何やら、プルトニウムとウランとまぜてMOXというものにして、プルトニウムだけ抽出されて盗まれるようなことができないようにするた...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の報道があったということは承知をいたしております。しかし、本件につきまして、改めて外交ルートを通じまして米側に照会をしたところ、MV22の沖縄への配備につきましては、現時点におきましては何ら具体的に決まっていないとの回答を得ているのが外務省側のいわゆる認識で...全文を見る
06月02日第164回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 北朝鮮をめぐります最近の状況について御報告をさせていただきます。  まず、四月に東京で行われた六者会合関係国による非公式接触について御報告をいたします。  四月九日から十三日までの日程で、東京にて開催された民間主催の会合である北東アジア協力対話及びそ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、去る五月の二十三日、カタールのドーハで行われましたアジア何とかフォーラム、ダイアローグ、アジア対話、ACD、アジア・コーポレーション・ダイアローグ、ACDと言われるものの会合で、参加をさせていただいたときに、ラブロフ外務大臣とバイの、直接...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この拉致問題というものを解決していく上で、これは、韓国との連携はこれはもう絶対必要と存じます。先般のDNAのあの鑑定ができましたのも、これは韓国側の協力がなければあれはできなかったわけですから、その意味でも、私どもはこの韓国側の協力は極めて重要だと思って...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、これは景山先生、あれは二月でしたかね、包括協議において、いわゆる、何ですか、いろいろな協議ございますけれども、拉致協議にしても安全保障会議にしても国交の正常化の話、三つの話題に分けてやっておりますけれども、いずれも進展がなかったというのがはっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国家が国家として国家社会の中、国際社会の中において様々な活動をやっていくに当たりましては、これは今御指摘のありましたとおりに、いわゆる戦略を持って、国益に沿って戦略を立てる。そのためには、情報収集は必要。加えて、それを分析する能力も必要。その上に立って初...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 体制っていいますと、これは一番最初に情報を収集するというのに当たりまして、一番の問題としては、これ何といっても人の人脈ということになります。この人脈というものがきちんとできておりませんと、すぐすぐローテーションがころころ変わっていくようなところでは人間関...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本としては、いわゆる諸懸案というものの解決に向けてよく言われております対話と圧力というのをずっと継続しておって、粘り強く対応していく以外に方法がないわけだと存じます。  最終的な圧力というものが経済制裁の発動だとは考えておりますが、それに至るまでの間...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金正日という人は、少なくとも今、国家主権の最高機関と北朝鮮ではされております国防委員会の委員長、そして朝鮮労働党と、唯一の政党だと思われますが、最高位であります総書記を兼務していると理解をしております。金正日の場合は、これは先軍政治といって軍最優先の政策...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) その事故を正確に、どれだけ、その事故の裏付けが正確でありませんから何ともお答えようのしようがありませんが、仮に事故が起きて千人亡くなったとか、炭鉱の落盤事件で千何百人死んだとかよく聞く話でありますけれども、過去にもいろいろ多くの人が死んだ事件はありました...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて申し上げますが、体制の崩壊を非常に期待しておられるお気持ちは分かりますけれども、兆候は見られないということは重ねて申し上げておかねばならぬと思っております。  この、対する政策というものは、これは日朝平壌宣言に宣言をいたしました、現政権下との間で...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この拉致問題を解決するためには、これはもう木庭先生、国際協力またいわゆる連携、これは不可欠です。もうこれははっきりしております。したがって、政府としてはこれまでもいろんな機会をとらえて、国際社会の場でこの拉致問題という話は正式に取り上げられたことはありま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本と韓国双方間で拉致問題に関するアプローチの仕方に差があるというのは、私も同じように感じます。  ただ、両方とも、拉致問題解決しないと、何となく朝鮮事変以来の話としてわだかまっている部分も含めまして、いろいろ韓国の御年配の方々含めてお話を直接伺うと、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、去る五月の二十三日、カタールのドーハで開かれましたACDの会議におきまして、潘基文韓国の外務大臣と個別の会談をさせていただく機会がありました。  この話は、拉致問題というのは、あの当時御記憶かと思いますが、まだこの時点ではD...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 久しぶりに緒方先生と意見が合ったなと思って聞いていましたけれども、なかなかの外交力です。大したものだ、大したものだと。少なくとも、二十五年前でしたかね、あのイランのアメリカ大使館人質事件というのはたしか私、国会議員になっていたぐらいだと思いますので、あの...全文を見る
06月06日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○麻生国務大臣 平成十六年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  歳出予算現額は九千九百八十億一千八百九十五万円余でありまして、支出済み歳出額は九千四十億二千六百八十二万円余、翌年度繰越額は八百一億三千六百八十三万円余、不用額は百三十八億五千...全文を見る
○麻生国務大臣 会計検査院の検査の結果、在外公館の会計経理について指摘を受けたことはまことに遺憾であります。  外務省といたしましては、関係職員の厳重訓戒処分の措置を既にとっております。また、在外公館に対して改めて会計手続の厳守及び館内におけるチェックを徹底するよう指導するとと...全文を見る
○麻生国務大臣 鈴木先生、これは犯罪者の意味にもよるんだと思いますけれども、今言われたように、その職員が任国の法令に反する行為を行ったことは事実であります。  したがいまして、これらの行為に関しましては既に懲戒処分が行われているところでありまして、現在、これらの大使は、その後職...全文を見る
○麻生国務大臣 外務省の職員が御指摘のあったような行為を行ったことに関しては、まことに遺憾のきわみ、それははっきりしていると思いますが、それらの職員に対してしかるべき処分はとったということなんだと存じます。  その上で、外務省に在職をしております者もおれば、退職した者もおります...全文を見る
○麻生国務大臣 特権意識というような感じを持っているというのは今は余りいないんだと思いますけれども、処分というものは、これは多分人事院も関係しているんだと思いますが、そういったところと関係をきちんと詰めた上で処分をいたしておると思うので、したがって、妥当ということを言わざるを得な...全文を見る
○麻生国務大臣 国内だからどうの、国外だからどうのという話ではなくて、少なくともそれを決定しておりますので、しかも、それをきちんと人事院の対応も得た上での話だと存じますので、それ以上のお答えのしようがないと存じますが。
○麻生国務大臣 まず、在勤手当につきましては、少なくとも過去五年間ぐらいの間、在勤手当は約四割減っておりまして、それは御存じですね。一般の、いわゆる一等書記官クラスで約三割減っております。五年間で、第二の給料と言われましたけれども、第二の給料と言われるようなものが四割減っている、...全文を見る
○麻生国務大臣 指名してから答弁されるようにしてください。(鈴木(宗)分科員「いやいや、時間がないものですからね」と呼ぶ)時間がないのは、それはあなたの都合であって、私の都合ではありませんから。私は、答弁を頼まれたものだから答弁しているわけで……(鈴木(宗)分科員「いや、だから、...全文を見る
○麻生国務大臣 だから、在勤手当と最初に言われたから在勤手当の話をしている。在勤手当の中に住宅手当も入っております……(鈴木(宗)分科員「ちょっと委員長、これは時間もないですからね。在勤手当には住宅手当も全部入っているんですよ。私はまとめて言っていますからね」と呼ぶ)
○麻生国務大臣 住宅手当が在勤手当の中に入っているぐらい知っていますよ。だから、在勤手当と最初に言われたから在勤手当とお答えしているのでありまして、住宅手当は在勤手当の中に入っております。それはもう私もよくわかっておりますから。  したがって、今私どもも、この五年間の間、約四割...全文を見る
○麻生国務大臣 二〇〇四年、平成十六年の五月六日に発生した話の点で、いろいろ調査を行った結果、自殺の直接の原因となったものは、現地の中国側公安当局者による恫喝もしくは脅迫ないしそれに類する行為であったと判断、これはもうたびたび答弁をいたしているとおりです。  これらの行為という...全文を見る
06月07日第164回国会 衆議院 外務委員会 第20号
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○麻生国務大臣 ちょっと担当の役所と違いますので、他省庁のあれなんで何とも言えませんけれども、今松原先生から御指摘を受けるような内容を、向こうに何となく保有も禁止されていたかのごとき感じを与える可能性がある発言だなとは思いました。
○麻生国務大臣 御存じのように、二〇〇五年度の対中国円借につきましては、政府としては、二〇〇六年に入りましてから、日中関係その他の状況を踏まえて、北京オリンピックですから二〇〇八年前までに円借款の新規供与というものを円満終了とのことに関しましては、日中間で共通の認識なりというもの...全文を見る
○麻生国務大臣 二〇〇二年の五月の例の在瀋陽総領事館の事件につきましては、御存じのように、事件後、一連の日中外相会談というものを受けまして、領事協力の枠組みに関する協議というのを実施して、いわゆる日中領事協定の交渉を進めているというのが実態です。  中国国内におきますデモ、我が...全文を見る
○麻生国務大臣 松原先生御指摘のように、十分注意せないかぬところです。  ただ、基本的には、今回の対応というものを変えていった、先ほど諸般の事情によってということで、昨年度末、本年三月三十一日までのあれを、今まで年度内に対応しなかったことは一回もないんですが、今度だけは三月三十...全文を見る
○麻生国務大臣 これはミズノの件だと思いますが、ミズノ瀋陽店なんだと思いますが、六月一日に閉鎖をしたとの事実は承知しております。  現時点において、ミズノの方から日本大使館あるいは現地の総領事館に対してこのトラブルについての相談がなされたという事実はございませんが、日本の在瀋陽...全文を見る
○麻生国務大臣 これは下院の方ですが、昨年の七月、太平洋戦争終結の六十周年を記念し、第二次世界大戦の太平洋及び大西洋の戦場における従軍兵士に敬意を表する決議案を全会一致で可決したというように承知をいたしております。  この決議案は、第二次世界大戦に従軍した、これはこの委員長自身...全文を見る
○麻生国務大臣 事実と違うことは違うということをきっちり言っておくということは、すごく大事なことであろうと思いますね。今塩崎副大臣から言われましたとおりに、きちんとした事実を事実として、このエバンスに限らず、この種の意見というものが一回出たら一種の固定概念みたいなものができ上がり...全文を見る
○麻生国務大臣 アメリカに限らず、表現の自由というものが保障されている国々において、特定の国が特定の国に対するいわゆるプロパガンダと言われるようなものは、これは今の時代に限らず、よくこれまでも意図的に行われてきましたし、また、自国の宣伝のためのプロパガンダ、他国を陥れるためのプロ...全文を見る
○麻生国務大臣 来週から予定をしております交渉に対して韓国がいろいろ言っているという報道がなされているということは承知をしておりますが、具体的な交渉の内容についてまだ交渉の前から明らかにするはずもありませんし、そういった意味では、きちんと明らかにされているわけではありません。した...全文を見る
○麻生国務大臣 国内で自民党が民主党に圧勝したという話なら感想を述べられますけれども、他国の選挙の結果の感想を外務大臣の立場として悪かったともよかったともなかなか言えぬところで、その種のコメントは差し控えさせていただきます。
○麻生国務大臣 正確には、これは元法務委員長、法務の筆頭をやっておられた塩崎副大臣が答えるのが一番、経緯等々、答弁も含めてやっておられましたので、こちらの方がお詳しいと思います。そちらの方が適切と思いますが、私の所管しております外務省の立場からいえば、あれはたしか六百幾つの項目か...全文を見る
○麻生国務大臣 二〇〇二年の十二月の2プラス2以降に関して、日米の同盟のあり方についていろいろ協議を行ってきて、その中で任務、役割、また能力等々、兵力態勢の再編に関する検討の成果というものを取りまとめられてきたんだと思います。  これは、防衛庁の方が詳しいところだと思いますが、...全文を見る
○麻生国務大臣 日米協力がより緊密化したことが、直ちに日本の自衛隊の在日米軍への従属化を意味していることではないことははっきりしております。  言われましたように、独立自尊、自立等々の基本的な概念、哲学というのはきちんと押さえた上でやらないと、従属化するということは断固避けねば...全文を見る
○麻生国務大臣 外交の基本中の基本の一つでもありますので、当然のことだと存じます。
○麻生国務大臣 これは、自分の国は自分で、自分のことは自分でが基本ですから、少なくとも、平時においては日本の自衛隊、また、いかなる有事、有事の設定の仕方によっても違いますけれども、有事においては日米安全保障条約ということになろうというのは、これは基本中の基本で、今さら申し上げるこ...全文を見る
○麻生国務大臣 そのように考えております。
○麻生国務大臣 朝日新聞の一面トップに掲げるニュースかねと思いながら、いつものようにそう思ってちょっとだけ見ましたけれども、この小泉総理の参拝問題に関しましては、これはもうこの前、累次説明をしておられるもので、改めて説明することは省かせていただきますが、アメリカの国内にも、これは...全文を見る
○麻生国務大臣 アナン事務総長の話も今引用されましたけれども、少なくとも日本の場合は、国民感情に照らして、いわゆる被爆国としての国民感情と言った方が正確かもしれませんが、国民感情に照らしてみても、この核兵器の廃絶というのは極めて重要な課題であろうと存じております。  核兵器がな...全文を見る
○麻生国務大臣 核兵器の廃絶を願っておるのは、これは多分、皆同じなんだと存じます。  ただ、今、我々は政治というものを預かっている以上、現実問題というものに対処しないとやっていけませんので、政治というのは、理念、理想だけではなくて、現実にも対応しなければならぬという仕事でもあり...全文を見る
○麻生国務大臣 照屋先生よく御存じのとおり、これは防衛という国の専権事項、専管事項にかかわる話という大前提があろうと存じます。これはもう申し上げるまでもないところだと存じます。  したがって、日本とアメリカ、両国政府の間で基本的な合意というのがある程度できていないと、どこから何...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありました、先般の日韓の外相会議において、私より、EEZの境界の画定交渉をやるに当たっては、懸案になっている海洋の科学的調査にかかわる協力についてもその場で取り上げようじゃないかという話を私どもの方から発言をいたしております。  この海洋の科学的調査に当...全文を見る
06月07日第164回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議決されましたODA案件の調査についての審査措置要求決議につきましては、適切に対処いたします。
06月09日第164回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○麻生国務大臣 今の御指摘の、六月二日のプーチンの、共同通信社の石川さんとの対話を言及されたところの後段の部分のところを言われているんだと思いますが、一九五六年の日ソ共同宣言に関して、「一方的に、事実上この宣言を履行することを拒否した。」これが向こう側の言い分だと思いますけれども...全文を見る
○麻生国務大臣 今、これは相手のある話ですから、なかなかこっちの都合だけでいく話じゃないことだけは、もうこれは土肥先生よくおわかりのとおりなので、四島のいわゆる帰属の問題というものを解決していわゆる平和条約を締結するというのは我が方の基本的方針でありまして、帰属の問題というものを...全文を見る
○麻生国務大臣 最初にお断りしておきますが、今言われた、ワシントン・ステートにあります第一軍団というものが座間に移転するというわけではありません。今の言葉を聞いていると、座間に移転してくるのが第一軍団かのごときお話ですけれども、それは違います。第一軍団というのは基本的にはなくなる...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありました、これは今、アメリカとしては、世界の情勢というのは、やはり軍事技術の進歩もありましたし、冷戦構造も終わったし、いろいろな意味で世界的な情勢というものが大きく変わりつつある、この十五年間特に、ということを前提にして、少なくとも、機動性の高い体制に...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたところに関して、いろいろ御懸念がおありなんだと思っておりますが、世界の中の日米同盟という言葉が使われて久しくなりますけれども、こういった日米安保条約といういわゆる狭義の意味での協力に限らず、今、テロとかいわゆる大量破壊兵器とか、いろいろ言われて...全文を見る
○麻生国務大臣 長々と説明しましたけれども、2プラス2で確認したものを両首脳で改めて再確認する、一言で言えばそういうことになります。
○麻生国務大臣 幾つか質問がありましたので、サンクトペテルブルクのサミットの件につきまして私の方から、残余の分につきましては塩崎副大臣の方から答弁をさせます。  G8のサミットで日ロ会談を行うことについては、既に日ロ会談で合意が終わっております。したがって、今その調整をいたして...全文を見る
○麻生国務大臣 極めてという言葉を言ったというのは余り正確に記憶しておりませんけれども、極めてと言ったんだったら、取り消しておいた方がよろしいと存じます。
○麻生国務大臣 御指摘の報道に関しては承知をいたしておりますけれども、この内容につきましては、外交ルートを通じまして米側にも照会は既にいたしております。オスプレーの配備については何ら現時点においては具体的には決まっていないとの回答を受けておりますので、答弁につきましても今までと同...全文を見る
○麻生国務大臣 お答えを申し上げられるというよりは、これは基本的には、具体的な施設の話ということになりますと防衛施設庁等々ということになるのだと存じます。米軍等の間に関しまして、いわゆるグアムへの移転等々いろいろございますけれども、そういったものに関しまして、照屋先生、直接という...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の沖縄の中におきます話に限らず、その他、神奈川県にもまた山口県にもいろいろございますが、そういったものを含めまして、少なくともこのアジア地域におきます不確実性、不透明性というものを抱えている現状の中において、米軍の抑止力というものを維持しつつ、かつ沖縄におきま...全文を見る
○麻生国務大臣 見解が違うと存じます、基本的には。  少なくとも、沖縄の負担を軽減させるというのは、私どもが長年考えていた問題であります。米軍の再編というものを利用して、私どもとしては沖縄の海兵隊八千人の移転等々ができるようになったということでありまして、トランスフォーメーショ...全文を見る
06月12日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○麻生国務大臣 この問題というのは、宗教法人に関する問題ですか。今、この問題という定義が極めてあいまいだったので、お答えのしようがないんですが。
○麻生国務大臣 これは、今総理また官房長官が言われた脈絡とほぼ同じなんだと存じますが、少なくとも、国のために自分の命を投げ出してくれた人たちに対して、国家が最高の栄誉をもって祭るということを禁じている国などというのはないと思います。  したがって、そういったものを、戦後、いろい...全文を見る
○麻生国務大臣 宗教法人にされた経緯を詳しく知っているわけではありません。かつて国でやっていたものが宗教法人に戦後なった経緯というのは、その裏にどういうあれがあったかをつまびらかにしているわけではありません。  ただ、基本的に、今の宮司になっておられる南部さんのこの間の発言を見...全文を見る
06月13日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第22号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたとおりに、国側の勝訴という形にはなりました。しかし、これは小泉先生御存じのように、この勝訴になりました背景として、法律用語で言えば、除斥期間の経過により原告側の、請求している側の、原告側の請求権が消滅しておる、普通の言葉で言えば時効に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、今、小泉先生おっしゃられたように、私もブラジルに一年ぐらい住んでいましたんで、マナウスやら何やら随分、かなりサンパウロとかリオデジャネイロというような大都市部じゃないところ、いろいろ行ったことがあります。そこで成功している人、成功していない人...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、横須賀市に今、原子力空母の寄港の件で前々から話がされております。したがいまして、蒲谷市長に対していろいろこれまでも何回か会合、蒲谷市長と何回かお目に掛かったことがあります。そのときに、米原子力艦というものの安全性というものと、それから、も...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 円借款のまず前半の部分につきましては、二〇〇五年度の対中円借款というものにつきましては、私どもいろいろ御意見を党内でもございました。そういうのを受けまして、日中間の関係等々を総合的に勘案をして経済協力会議におきまして凍結されておりました、経済協力会議じゃ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先月訪日したクントロ、クントロというのはアチェの復興庁長官、御存じの人です。この復興庁長官に対して質問をしたところ、道路復旧事業、これは私が質問したんですけど、道路復旧事業を含めて日本の支援は貴重であり、透明性を持って適切に実施されていると、少なくともそ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今ありました中間報告ですかな、それ。その文につきましては第三者による客観的な評価として謙虚に受け止める必要があろうと存じます。  ただ、事業完了後には各事業に関しましては、これは最終的ないわゆるモニタリングというものやら、いわゆる評価などを行っておりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今朝の閣議において、インドネシアに対する巡視艇三隻の供与に係る無償資金協力に関する交換文書というものを締結することを決定しております。  現在、御存じのように各地においていわゆるテロとか海賊行為が多発しております。日本でも若松の「韋駄天」という世界一の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 知りません。
○国務大臣(麻生太郎君) 今、高野先生の言われたドミニカの移住問題というものにつきましては、先ほど小泉委員の方から御質問もあっておりました。七日の判決内容というのを極めて重く受け止めております。  今御指摘のように、これは同じドミニカに移民した人でも、そこにいる人、いない人、帰...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 海外における日系社会、これは中南米に限らず、例えばハワイでも、またカリフォルニアでもオレゴンでもいろいろ日系社会はあります。  日本と移住先の国との間の相互関係の懸け橋みたいなものとして、少なくとも友好親善、二国間の友好親善というものに関しましては重要...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中国における日本との歴史に関する教育に関して言わせていただければ、いわゆる若い世代の対日観というものを形成するに当たっては、いろんな意味で直接、間接に影響を与えていることは確かだと思います。  これはどこの国でもある話ですから、一概にその国の教育につい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 多分これは、調査は終わっておるけれどもその後の行動ができておらぬということを言っておられるんだと思いますんで、ちょっと私も細目承知しておりませんので、調べた上でやらせていただきます。
06月14日第164回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) いろいろ御意見はあろうと存じますけれども、少なくとも今度この法律に基づいて運用をしていくわけですが、あの拉致問題の解決を始めといたします北朝鮮のこのいわゆる人権問題、人権侵害問題への対処ということにつきましては、これまでも政府としては真剣に取り組んできた...全文を見る
06月15日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○麻生国務大臣 寺田先生もう御存じのように、軍事力と言う場合は基本的には三つ、まず能力、規模という定量的な話と、それを使ってどうするという意思、そしてそれを使うという意思を相手に知らしめておる、多分この三つをもってはからねばいかぬところだと思います。残り二つはなかなか見えにくいと...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘ありましたように、協定、一種の契約みたいなものですから、この契約はいざというときに、実質的に、合理的、極めて有効に稼働をさせ得るように、不断の努力なり、ふだんからの机上以外の訓練等々を、実際に即した面を、我々として、まだ整備不十分なところも幾つかあろうと思...全文を見る
○麻生国務大臣 ODAの二大供与国であります日本とアメリカという国が、少なくともこの種の復興とか復旧とかいうようなものに対して、効率的に、効果的な援助をやるというのは、非常に実質に資するのではないかという御趣旨なんだと存じます。  いわゆるツナミというのは、おかげさまで日本語に...全文を見る
○麻生国務大臣 今二つ言われたんだと思いますが、今、イランの核開発の問題につきまして、ロシア、中国を含めて、EU3とかいろいろありますが、関係国が議論をして、少なくとも一致をして、右代表としてソラナEUの上級代表が向こうへ交渉に行ったというのは御存じのとおりであります。  内容...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありました情報の収集に関しましては防衛庁長官からのお答えのあったところなんですが、それによって、この話をいつの時点でどうして知ったかというのは、こちらの情報の向こう側に対する漏えいになりますので、そこのところの発言は、お答えすることはちょっとできないんで...全文を見る
○麻生国務大臣 極めて危険な状況にあるわけではないと申し上げておきます。
○麻生国務大臣 昨日答弁を申し上げたところでもありますけれども、渡辺先生御存じのように、日本国籍を有する人の脱北者というものに対しては、これは邦人保護の見地からということになっております。また、元在日朝鮮人というような形で、過去に日本に在住した経験のある人を含めまして、日本の在外...全文を見る
○麻生国務大臣 これは渡辺先生もう既によく御存じのとおりに、一般国際法上、通常、駐留を認められております外国の軍隊には、特別の取り決めがない限りは接受国の法令は適用されないということになっておるのが大前提。  他方、外国の軍隊は接受国の法令を尊重せないかぬということにもなってお...全文を見る
06月22日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○麻生国務大臣 二人いらっしゃるというお話だったのでどちらかが言うお話ですけれども、ほかにも大勢いらっしゃるということをまず大前提にしておいていただかぬと失礼に当たりますので、お断りしておきます。  今、自衛隊を派遣するという話から、いろいろこれからに返ってみますと約二年有余に...全文を見る
○麻生国務大臣 安易な予測みたいな話は余り意味がないことだと思っていますので何ともお答えのしようがありませんが、少なくとも、選挙をやって、新しい憲法を制定して、それに基づいて新政権をつくって、組閣が終わったマリキという今の内閣のもとで防衛大臣、治安大臣、石油大臣等々を決めて、今ス...全文を見る
○麻生国務大臣 今官房長官からお話がありましたように、朝鮮の弾道ミサイルの発射に関しまして、準備が進められているであろうと思われます。どの程度のところまで進んでいるかは、今官房長官の言われたとおりであります。  今どのような情報を交換しているかといえば、十七日に、あの騒ぎのあり...全文を見る
○麻生国務大臣 アナン事務総長と会談をした際、アナン事務総長の方から外務大臣に対して、今安倍長官にありましたのとほぼ同様の内容の要請があっております。
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたとおりに、陸上自衛隊が撤収をいたしました後も、少なくともこのイラクの人道復興支援というものは、ODAを初めとして、日本としてふさわしい方法で引き続き積極的に支援する方向で考えております。  今御指摘のありましたとおりに、当面、あの十五億ドル、...全文を見る
○麻生国務大臣 イラクの治安状況というのが一部回復しつつあるとはいえ、全体的に見れば極めて不安定な状況にある、予断を許さないということにあるという認識は共有をいたしておると存じます。  そういった中で、いわゆるこのODA関係を含めまして、援助関係者の安全というものを前提としてこ...全文を見る
07月06日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○麻生国務大臣 今回の北朝鮮によりますテポドンを含む弾道ミサイルの発射に関し、これまでの経緯及び現状を説明させていただきます。  今、防衛庁長官の話がありましたように、七回にわたり、北朝鮮からテポドンを含む弾道ミサイルが発射をされております。今回のミサイル発射は、我が国の安全保...全文を見る
○麻生国務大臣 今、岩屋先生からお話がありましたように、まさか示し合わせたことはあるまいという御意見がありましたけれども、一連のミサイルの騒ぎでこちらの話の方がかすんでおりますけれども、大きな問題であります。  昨日、私の方から、潘基文韓国外交通商部長と電話で会談をして、今のミ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のように、各国、既に、イギリス、フランス、アメリカ等々、外務大臣の声明を発表いたしておられます。その中にあって、今、一応の反応は、皆、各国同じかといえば、かなり温度に差があります。それは事実だと存じますが、少なくとも、今回、このような緊急の安保理を即日開ける...全文を見る
○麻生国務大臣 今お話のありました研究員の発言、プラス、公式なものとしては、本日十三時、北朝鮮外務省スポークスマンから、記者からの質問に答え、ミサイル発射は自衛的国防力強化のための軍事訓練の一環と述べております。  弾道ミサイルの発射自体は、御存じのように、これは禁止する法律や...全文を見る
○麻生国務大臣 一週間ほど前に行われましたモスクワにおけますG8外相会合の際にも、あの当時、G8の主要国のほとんどはヨーロッパの国でありますので、核といえばイランの核の話が主たる議題でありました。その中にあって、日本としては、地理的なことからいえば理解できないことはないが、日本と...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど一部申し上げましたけれども、本日の北朝鮮の外務省スポークスマンの話として、自衛的国防力強化のために我が軍隊が正常的に行った軍事教練の一環であると主張した上、今後も自衛的抑止力の強化の一環としてミサイル発射訓練を継続するであろう、その上で、だれそれがこれに言い...全文を見る
○麻生国務大臣 いろいろ御意見の分かれたところではありますけれども、一番の問題は、まず何といっても国連のいわゆる安保理の決議の内容、これがあの九八年のときは、九八年の八月三十一日に御存じのようにテポドン1が飛びましたときには、あれはプレスステートメントという、記者発表、プレスリリ...全文を見る
○麻生国務大臣 六カ国協議に出てこいということに関しましては中国も韓国も同じでありまして、これは北朝鮮の方が一方的に出てこなくなったという話でありますので、前提条件は、保坂先生、これは五カ国はそろっておるわけです、足並みが。一カ国だけそろっていないというのがまず大前提であります。...全文を見る
08月02日第164回国会 衆議院 外務委員会 第22号
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○麻生国務大臣 私は、七月二十二日から二十八日まで、フィリピン及びバングラデシュを訪問し、またマレーシアでASEAN関連会議に出席し、二十九日に帰国をしました。  フィリピンでは、日比国交正常化五十周年記念式典に出席したほか、アロヨ大統領表敬及びロムロ外務長官との会談を行い、種...全文を見る
○麻生国務大臣 自民党の外交部会に呼び出されたのかと思って、顔ぶれを見たら、ちょっと違う顔だなと今見ながら思っていましたけれども、外務大臣に就任をいたしました昨年の十月の三十一日でしたか、そのときの記者会見から、多分ずっと同じことしか申し上げていないと存じます。  五年前も出ま...全文を見る
○麻生国務大臣 ロシアの外務大臣との会合というのをバイでやらせていただいております。四、五十分あったと存じます。  我々として申し上げてきていることは、ロシアとの会談は、私がなりまして、この九カ月間、ほとんど基本的には出足の文句は全く同じ話をずっと繰り返し言い続けているところな...全文を見る
○麻生国務大臣 今おっしゃられた部分というのは、あの当時、単独講和か多数講和かで国論が二分されている時代でした。したがって、サンフランシスコ講和条約にたしかソ連も中国もサインしなかったと記憶しますが、ちょっと小学校六年ぐらいの記憶なので余り正確な記憶じゃありませんが、とにかく国論...全文を見る
○麻生国務大臣 渡辺先生のつくられたこの資料、わかりやすくつくってあって、大変、いろいろな意味で資料で使えるものだと存じますが、基本的に、北方四島を含めましてこれは皆日本の領土です。例えば尖閣を含め、皆これは日本の領土でありますので、この領土というものの保全、領域の保全、いろいろ...全文を見る
○麻生国務大臣 この種の話は両方の話を聞かぬといかぬところであることはもう間違いありません。したがいまして、イスラエルの話、レバノンの話、パレスチナの話、それぞれ皆言い分があるところなので、今おっしゃるように、もとのもとは二名の兵士の拉致から始まった話だとは思いますが、攻撃をした...全文を見る
○麻生国務大臣 日本という国は、先進国の中でこの地域に関して歴史上余り侵略とか搾取とか、また領土等々に関係をしたことのない数少ない先進国ということになろうと存じます。  したがって、私どもの外務政務官をイスラエルとパレスチナの選挙監視団に出しましたが、そのときも、伊藤信太郎とい...全文を見る
○麻生国務大臣 たまたま七月十二日に行かれているときから事がスタートして話がややこしくなったんだと存じますが、あれ以後、外務報道官談話というのを三回外務省としては出しておりますのはもう御存じのとおりで、政府の立場をそのままそのとおり述べております。  そこで、今どんなことをやっ...全文を見る
○麻生国務大臣 国連において松本先生御存じのように全会一致で通っておりますので、少なくとも参加加盟国というものに関しましてはこの決議案を遵守してもらう、これは百九十二カ国か、それは遵守していただくというのが大前提になろうと存じます。  御存じのように、国連安全保障理事会で決議が...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、PAC3の話につきましては、嘉手納に配備されることになりましたのは、これはたしか、ことしの五月の2プラス2のときのロードマップで決められていると記憶をいたします。したがいまして、日本における既存の、既にあります米軍の施設とかまた区域に展開されて、可...全文を見る
○麻生国務大臣 十五日に行われましたサンクトペテルブルクにおきます日ロ首脳会談におきまして、今御指摘のありましたような、交渉を活性化させるよう指示を出すということで両者が一致をしておられます。その内容は、これまでの諸文書、今言われました文書を含めて、諸文書及び諸合意に基づいて、四...全文を見る
○麻生国務大臣 食の安全を含めまして、この安全の概念というのは、いわゆる輸入される食料品に限らず、その他の物品でも、これが安全に動くか、安全に食べられるか、安全に飲めるかというのは、安全保障上これはみんな密接な関係があっておりますので、当然のこととして日本としてはこういったものに...全文を見る
○麻生国務大臣 笠井先生御記憶と思いますが、一九九三年にノドン、九八年にテポドン1、そして二〇〇六年の七月にテポドン2としましょう、というのが発射されております。  国連の対応はどうだったかということを思い出してみると、九三年のときは議長声明どころかプレスリリースもありません。...全文を見る
○麻生国務大臣 白南淳という方が外務大臣なんですが、ほとんど、何でしょうね、二十何カ国からみんなで糾弾されているというときは、笠井さんでもちょっと何となく下を向いちゃうような雰囲気だと思うんですね。ばんばんやられるわけですから。全く表情なく、英語がだめそうなので、ここ、ずっとつけ...全文を見る
○麻生国務大臣 笠井先生よく御存じのように、外交というものは、交渉によって国家の危機というものを最小化するもしくは極小化するのをもって職業としております。したがって、まずは先制攻撃みたいな話にとられているようなお話ですけれども、基本的には外交というものは話し合いによって危機を最小...全文を見る
08月11日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○麻生国務大臣 今のウエブサイトの話なんだと存じますが、御指摘のとおりに、一九五四年の創設以来、これは日本のことだと思いますが、日本の航空自衛隊の隊員が初めてコンバットゾーンに積極的に展開されています、彼らはイラクにおいて人道復興支援の活動を助けているという記述に基づいてのお話な...全文を見る
○麻生国務大臣 非戦闘地域の要件というものにつきましては、御指摘のウエブサイトのことにつきましては、記述というものに関して米側に対しては再度説明をして、コンバットゾーンという単語の使用についてはちょっと意を用いるようにしてもらいたいということを申し入れてはおります。ただ、今のとこ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、ABC、アメリカン・ブロードキャスティングのニュースで、英国のBBCの方は聞かれているんだと思いますので、BBCではなくてABCの方で、英国のテロ未遂事件を計画したグループのリーダーを含む容疑者五人を米国内で逮捕、イギリスで逮捕されたのは二十一人、米国内で逮捕...全文を見る
○麻生国務大臣 今、谷口先生御指摘のありましたように、過日、陸上自衛隊の部分というのは無事撤収をいたしております。  石破先生の表現をかりれば、百点満点で百二十点と。私に言わせると、百二十はともかくとして、少なくとも、野球でいえばノーヒット・ノーランぐらいのすごかったことだった...全文を見る
○麻生国務大臣 予断を許さない状態が継続しておると理解はいたしております。  今お話がありました、イギリスの外交官の話やら、またペース参謀本部議長に関して、内戦に発展する可能性があると、たしか表明をしておられると思っております。  私どもとしてもそういう認識はしておりますけれ...全文を見る
○麻生国務大臣 お尋ねの政府見解は、当時中山外務大臣だったということですが、少々長くなりますが、何点かございます。  一点、いわゆる「国連軍」に対する関与のあり方というものは、「参加」と「協力」が考えられる。  昭和五十五年十月二十八日付政府答弁書にいう「参加」とは、当該「国...全文を見る
○麻生国務大臣 今御答弁申し上げたように、今申し述べた見解に変更はございません。
○麻生国務大臣 現在、イラクにおきます自衛隊というものに関して、多国籍軍の指揮下に、司令部の指揮下に入っているかという御質問ですか。  日本の場合は、日本の指揮に従っておりますので、イラク特措法に基づいて行っておりますので、指揮下に入っているわけではございません。
○麻生国務大臣 指揮命令系統が今申し上げましたようにイラク特措法に基づいている。先ほどの石破先生の御質問、答弁と少し重なるかと思いますけれども、基本的には多国籍軍の一員であることは間違いございませんけれども、指揮命令系統に関しては、事情が違う。先ほどそこを御指摘になったんだと思い...全文を見る
○麻生国務大臣 言い方が、最近、行くか行かないかとか、ゼロかバツかという話の質問が多いんですが、基本的には、イラクで活動する自衛隊というものは、多国籍軍の中で、統合された司令部のもとにあって、同司令部との間で連絡調整は行うが、同司令部の指揮下に入るわけではないことということになっ...全文を見る
○麻生国務大臣 閣議の了解において、安保理決議において、それまで日本の自衛隊が行ってきたような人道復興支援活動が多国籍軍の任務に含まれているということが明らかになっていることなどを踏まえて、自衛隊というものは、イラクの主権回復後は多国籍軍の中で活動を継続することとすること。そして...全文を見る
○麻生国務大臣 今報道ではいろいろ、まあ、国によっても報道の仕方が、イギリスの報道とアメリカの報道も大分またいろいろ違ったりしておりますけれども。見解が大分国によっても違うし、同じ国でも放送局によって、CNNとABCと少し違ったり、大分していますのでなかなか難しいところだとは思っ...全文を見る
○麻生国務大臣 それは全然違うのでして、基本的には、あの七章というのを入れますと、今書いてあります後段の部分で武力のところが出てくるんですが、これが、結論、北朝鮮に対する武力攻撃を与える根拠になり得るということは事実だと思うんですね。したがって、それがあるから、中国は拒否権、ロシ...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど、官房長官のあのお話にもありましたように、私は、総理大臣にアナン事務総長が要請をされた官邸に同席したわけではありません。私は、御本人からの要請を受けましたのは、外務省の飯倉公館にてアナン事務総長とのバイの会談をしたときに正式に向こうから、ぜひエルビルへ送って...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、けんかをしているときには片っ方だけとめてもとまりませんで、あのヒズボラというのも大量のロケット弾を撃っておりますので、ヒズボラにも行かにゃいかぬということにならないと公平を欠くということになるんだと思います。これは、けんかは大体両成敗というのが常識ですけれ...全文を見る
08月11日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、内乱に発展し得る可能性がなしとはしない。まあ予断は許さないということだと存じます。  ただ、バグダッド訪問期間中、外務大臣ほか内務大臣等々、いろいろ治安預かる方、閣僚、一緒におられましたけれども、今、事態の改善に向けて目下懸...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ここに対象者が、問題の対象者が二人並んでいますけれども、基本的には思いはほとんど同じでありまして、まずはこれ整理をしていただかないといかぬと思っておりますが、行くとか行かないとか八月十五日がどうしたとかいうのは大体マスコミの話に乗っただけの話だと思ってお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国家護持法の場合は、あれは神社のまま護持されたと思っていますが、私は、これは神社である以上、例の憲法二十条だ、八十九条だ、いろんな引っ掛かってくると思いますので、私の今回の案は、少なくとも政府が、いわゆる立法府が一宗教法人に介入するというのは不可能ですし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 靖国神社は、御存じのように神社本庁に属していない数少ない神社の一つです。神社本庁に属しておりませんから。したがって、あそこはいわゆる総代もなければという形になっておりますんで、いわゆる形がほかの神社と、氏子がいるわけでもなし、形が随分違っておると思ってお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 外交に関しては、民主党から共和党に替わろうとも外交に関してはその基本は一貫していないと国の国益を損ねるというのが多分、まあ成熟した民主主義国家においては共通点、アメリカ、イギリス、例外ないと存じます。ましてや同じ閣内にいて、こと外に向けて当たるときに当た...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) イラクのバグダッド、エルビルに飛行機を是非飛ばしてもらいたいという話はアナン事務総長から最初に小泉総理にあって、その日の夕方、事務総長と外務大臣会合をやったときに事務総長の方から正式な要請があった、私の記憶ではそうです。
○国務大臣(麻生太郎君) 正式に国連のいる場所というのはエルビルのことですから、私もすぐエルビルだと分かりました。
○国務大臣(麻生太郎君) 先生よく御存じなんだと思いますが、いわゆる条約というもので、中で見られるいわゆる内乱とか内戦に関する規定というのはジュネーブの諸条約規定の第三条というのがありますが、締約国の一つの領域内に生ずる国際的性質を有しない武力闘争、もう一回申し上げます。締約国の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今申し上げましたように、重ねて申し上げるようで恐縮ですが、正確な概念があるわけではないというのが法律上そう書いてあります。  で、私どもは内戦という判断を、今私どもは少なくとも、バグダッドに私が行った範囲で、少なくともバグダッド周辺地域において主に出て...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも冷戦が終わったから盗聴とか防諜がなくならないなんということはないと思っております、基本的には。産業スパイを含めて、いろんなところでそういったことは常識的にあるという前提で考えておくべきだと思います。  また、外交官として海外に勤務したときにあ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 外務省がやれというのは、ちょっと他省庁に対してなかなか難しいと思いますんで、外務省のその公館に防衛庁から出向している、どこどこから出向してきている人たちに向かって、国内にいるのと違うのよと、ここは特にそういった意味でいろいろ近づいてくる人たちに対しては、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この種の文章を作る人たちは条約局というプロです。私みたいな適当なレベルの英語の人ではないんです。まともにきっちり英語ができる人が条約局にいて、その人たちが作る文章になります。  したがって、これまでこの種の決議案というものはほとんど第七章を前提にして作...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 済みません。七章に関するということに関しましては、私どもとしては七章の中を全文英語できっちり読んだわけではありませんが、国連でこの種の決議文が出るときは大体七章が大前提で皆スタートいたしますんでそう思っておりましたけれども、七章に対して軍事、武力行為に関...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 聞けばって、ちょっと書いた……
○国務大臣(麻生太郎君) 書いた本人、書いた本人が、書いた本人が余り大した、ああ、済みません。
○国務大臣(麻生太郎君) 書いた本人、本人が、それを頼まれてわあっとしゃべった聞き書きになっていますんで、全部自分が書いたわけじゃありませんので、聞けばという意味がどうだか知りませんが、七章というものの中に武力行為、攻撃というものが最終的に入ってくるという可能性は最初から聞かされ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私がその種の一連の話をずっとしゃべったのを聞き書きした、聞き書きしたのが実態です。自分が全部その文章を全部作るほど、私それほど、新聞記者上がりではありませんので、全部文章を書くわけではありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 仮訳は載っているものだと思っていましたけど、載っていなかったら載せるようにいたします。載っているか載っていないか、今確認させます。
○国務大臣(麻生太郎君) お断りしておきます。  靖国に関しましては、外務大臣という肩書を付けずに麻生太郎として書いてあると記憶、私としては、私見として発表されたと、文章の中にもたしかそういう具合に使ったと記憶しますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 一緒に付けました文章というのがあるんですが、そのことに関しましては、「靖国に弥栄あれ」という文章で補足文章を出したやつは、こういうのをそのとき記者会見用に全部配ったと思いますが、その記者会見用のやつには何も肩書なしで配ってあるというように存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 理屈の付け方としては正しいと思いますが、私の方としては、これ、だれかがこの話をしない限りは、いつまでたっても行くとか行かないとかいう話にしかずっと終始しないと。私どもは、少なくともこういった英霊というものは静かな場所で鎮魂の場としてあるべき、英霊というも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 新聞の話ですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 新聞の話は、それはまず最初に、まず八月の十五日がいつも騒ぎになりますので、八月の十五日までにきちんとやっておく必要があるだろうなと思っておりました。それが一つです。  朝日に載ったのは、朝日しか我々投稿を載せてくれないからです。欄を持っておりますのは朝...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これまでも、七月の十二日の小泉総理のいわゆるイスラエル側へ働き掛けたのを始めいろいろ、外務政務官を現地に送る等いろいろイスラエル側にもさせていただいているのは事実であります。また、この地域全体の複雑な歴史また宗教関係、またこれまでの長い間の歴史の中から出...全文を見る
08月29日第164回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○麻生国務大臣 御存じのように、八月一日、日本の領土、領海を含みます、いわゆる軍事演習区域ということを設定した旨、御存じのように台湾は国境がありませんので大使館ではなくて交流協会というものを使っておりますが、交流協会を通じて、これに対して、これは認めることはできないというものを言...全文を見る
○麻生国務大臣 趣旨はほとんど小池大臣と同じですが、御存じのように、この普天間の移設に係る協議会というのは、ことしの五月の閣議決定におきまして、普天間飛行場代替施設の具体的な建設計画、安全・環境対策及び地域振興について、政府、沖縄県並びに関係省庁間で協議をするため設置されるという...全文を見る
○麻生国務大臣 今般のロシアの警備艇によります日本漁船に対する拿捕、銃撃等々の事件というのは、日本の固有の領土であります北方四島十二海里内の中で起こったものでありまして、これは日本の領土問題に関する立場、我々の立場からして到底容認できる事件ではありません。それだけははっきり申し上...全文を見る
○麻生国務大臣 拘束されております乗組員三名、船長以下二名の即時解放並びに船体の返還等々につきましては、先ほど塩崎副大臣の方から話があっておりましたように、東京、ユジノサハリンスク並びにモスコーにおいて、累次にわたって外交経路で私どもの方からロシア関係者に申し入れをいたしておりま...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のあったように、四島交流及び四島住民支援については、地元の一部に中止を求める声があるということは承知をいたしております。それに伴います心理的な背景、心情等々についても理解をしているつもりです。  ただ、これは北方領土問題というものを解決するのが目的ですか...全文を見る
○麻生国務大臣 二十三日になりましてから、民主党鳩山幹事長、今お話のありました仲野先生初め民主党の方から、合計四名の方々が代表されて、要請を受けております。  政府といたしましては、そのときも申し上げましたが、重ねて申し上げるようで恐縮ですが、十六日の事件の発生直後から、ロシア...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありました話につきましては、今二つの書簡の話が出ておりましたけれども、一九五六年九月二十九日に、日本政府は、領土問題を含む平和条約締結に関する交渉は両国間の正常な外交関係の再開後に継続されるものと了解するものでありますとして、日本政府全権委員として、松本...全文を見る
○麻生国務大臣 小泉・プーチン会談が何回行われたか御存じでしょうか、十二回です。今までの総理大臣の中で、これだけソ連の、総理というか、プーチンという首相と直接交渉した日本の総理大臣はいません。そのときの議事録もきちんと読まれた上での御質問だと思いますが、そこのところの、私が立ち会...全文を見る
○麻生国務大臣 どういう話でそういうような形になって、思い込んでおられるのか存じませんが、少なくとも、ロシアの国境警備局と海上保安庁の間で、小泉内閣ができました二〇〇〇年以来、覚書に基づいて双方の間で合同テロ訓練等々が行われておりますということは御存じのことだと存じます。  し...全文を見る
○麻生国務大臣 六十一年間にわたってこの領土問題、国境問題というものが解決していないから、日本とソ連、日本とロシアの間に平和友好条約等々の条約が成立していないというのが現実であろうと存じます。  したがって、これは、十二回会ったからその結論が出るか、一回も会わなくても結論が出る...全文を見る
○麻生国務大臣 この種の話は、交渉は、電話でやり、手紙でやり、何をやり、かにをやり、また次官を送り、副大臣を送り、政務官を送り、いろいろなことをやらせてきていただいているのは事実であろうと存じます。向こうの方も、その問題に関しては自分たちの方としても極めて痛ましいものだと思ってい...全文を見る
○麻生国務大臣 仮に信頼関係が醸成をされていたとしても、荒れた北方四島の海の中においてゴムボートと接触するような状況になった場合に、あの船に向かって、昭和三十一年から今日まで約五十年の間に、いわゆる人が死んだということは今回が初めてですけれども、その間、銃撃事件というものは三十回...全文を見る
○麻生国務大臣 山中政務官が向こうに行かれて、少なくとも遺体の引き取りというものが即刻行われておるということは、今までのことからいきますと、なかなか過去にそんな簡単にいった例はなかったかな、私の記憶ですけれども、そのように思っておりますのが一点。  それから、向こう側が三名を既...全文を見る
○麻生国務大臣 急な質問なのであれですが、何ですか、北部振興と……(市村委員「いわゆる普天間の移転の話とこれは関係、リンクするのかどうか」と呼ぶ)普天間の施設の話と関係があるかないか。それは、北部に辺野古というのがありますので、普天間の移転が辺野古に行われることによって、その周辺...全文を見る
○麻生国務大臣 二十一時五十分ぐらいです。それが向こうが連絡をとれ合う時間でしたから。これは、ずっと休みでしたので、だからとれなかったというのが実態です。これまでおりませんから、塩崎外務副大臣がモスコーに行ったときにもラブロフはモスコーにいませんでしたのでというのが、先ほど塩崎さ...全文を見る
○麻生国務大臣 少々長くなりますけれども、日本としては、今の置かれている状態についてよく在日ロシア大使館から情報を得ていると思うが、今回の日ロの関係全般のために大きく影響が出る可能性がある、したがって、一刻も早く乗組員三名と船体の解放の実現というのがこの日ロ関係を悪化させるのをと...全文を見る
○麻生国務大臣 いずれも、死亡者が出たということに関して哀悼の意が表されたというのが正確な表現だと思います。
○麻生国務大臣 私どもとしては、そのために大使がいるんだと思っております、基本的に。その大使がいなかったんですから。したがって、普通、この種の話は次官をもって大使を呼ぶというのが通常です、この種の話の場合。次官を呼んで、大使がいない、したがって大使の代理が来た、臨時代理が来たとい...全文を見る
○麻生国務大臣 今お話がありましたように、これは一種の裁判ですから、向こう側の話を一方だけ聞いても、これは早い話が全然公平を欠きます。したがって、当たり前の話ですけれども、向こうの話については、それは、そっちが返還してもらった結果、我々がその三人の者に尋問した上で話を聞くのであっ...全文を見る
○麻生国務大臣 今の点に関しましては、言い落としましたけれども、御指摘のとおり、申し込んでおります。
○麻生国務大臣 昭和三十一年ですから、五十年ぶりのいわゆる事件として、いわゆる銃撃事件はこの間に三十回前後あったと思いますけれども、少なくとも死者が出たというのは、保坂先生御指摘のとおり五十年ぶりのことであります。そういったことから考えますと、今回このような話というのは、ショック...全文を見る
○麻生国務大臣 詳しくは海保やらの方が詳しいんだろうと存じますが、私らの立場から申し上げれば、今言われたように、拿捕はあったけれども威嚇銃撃等々はなかったというのが、どれぐらい確かなのかという、正確な情報を私は知りませんので答えようがありませんが、このところ、この一、二年、かなり...全文を見る
○麻生国務大臣 これまでのずうっとなかった経緯等々は海保の方やら何やらが詳しいんだと思いますけれども、今回、今までなかったのがこうなった背景については、私どもの方として、外務省のレベルで話を聞ける範囲というのは、これは警察とちょっと話が違いますので、外務省のレベルで向こうに対して...全文を見る
10月05日第165回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○麻生国務大臣 船長と船員を別々にということで、まずは船員を先に帰してもらうのを、これまでの慣例から見ればかなり早い時期に船長以外の船員二名を帰してもらうということになりました。  坂下船長が一昨日帰ってきておりますが、船体については我々としては船長と一緒に返してもらうようにと...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われるまでもなく、これは長い経緯があります。北方四島に、日本が終戦後、侵略が開始されたという経緯、侵攻が開始されたという経緯がいろいろありまして、今の四一年の協定はもとよりのこと、これは日本の八月十五日以降の話でもありますので、そういった意味でこれらが経緯があ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは石原先生、基本的には、被害を最大にこうむる確率が一番高いのは日本、したがってその日本が主張する以外に、ほかの国は地理的にはかなり遠いところにありますので、ヨーロッパの国々はむしろイランの核の方に興味がある。しかし、この北朝鮮の核、ミサイル等々の話につきまして...全文を見る
10月10日第165回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○麻生国務大臣 今、委員御指摘のありましたように、基本的には、国連加盟国百九十二カ国の中で、北朝鮮をいわゆる全面的に支援しているという国の数の絶対量は間違いなく減っております。したがいまして、今回のような形になりますと、さらにその数が減るという状況になっていくと、経済的には今でも...全文を見る
○麻生国務大臣 中国、韓国両方ですか。(杉浦委員「両方です」と呼ぶ)  御記憶かと思いますけれども、五年前の十月八日が、私の記憶では小泉・胡錦濤会談の最後だったと記憶します。ちょうど丸五年の日にちに結果として会ったことになったんだと思いますが、先ほど総理からの答弁にもありました...全文を見る
○麻生国務大臣 ほかの外務大臣だったらあり得たかと思いますが、私の場合は、その種の心配の全くないということで多分外務大臣に御指名をいただいたんだと思っておりまして、そのようなことで向こうと妥協を図ったというようなことは全くありません。
○麻生国務大臣 北朝鮮の地下核実験が本当かどうかは、まだ確認されておりません。その点は混同されると話が込み入りますので、それは、弾頭に載っけるほどの、その前の段階の話で、まだ不明なところがありますということを全部わかった上で話をさせていただきます。  基本的には、今言われました...全文を見る
10月11日第165回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今日中に第二回目の核実験を行うであろうという情報に接してはおりますけれども、それを確認できたかといえば、確たる裏が取れているわけではありませんし、その証拠になるような地震波が特に出たというような情報も持っておりません。
○国務大臣(麻生太郎君) 同じように、地理的に昔朝鮮半島から下ってきて、何でしたっけ、久間先生のところの方も対馬渡って長崎の方を、佐賀の肥前の街道を抜けて下関に渡っていくときに私らのところは長崎街道で通りますんで、いろんな意味で、通信使含め、いろいろな長い歴史があります。  し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 北朝鮮の核実験が起こり得るという話は、いろいろうわさはかなり前からあっておりました。したがいまして、これが実際に行われたときにおいては内閣としてどのような態度を取るかという一応のシミュレーションが一つ。それから、前回、ミサイルのときに一応の訓練かな、が一...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、イランの方には石油という地下資源がある、北朝鮮にはない。日本にとって片っ方は近い、片っ方は遠い。いろいろ地理的条件、資源の分布状況、差がある、それに伴っていろいろ対応も違ってくるという御指摘は正しいと思っております。  イラン...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今総理から御答弁がありましたように、七章の四十一条、御存じの条文ですけれども、あの七章の四十一条というのを我々若しくはアメリカも希望いたしております。イギリスもほぼ同じ線だと思いますが、前回のミサイルのときも、中ロに関しましてはこの七章が非常に問題になっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私の感じでは、埋没しているというより充実してきていると思っております。  基本的には、(発言する者あり)具体的に、あなたに対する答弁じゃありませんので、こちらに対する答弁なんで、場外発言は控えていただきます。  基本的には、例えば、G8の外相サミット...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今からどういう手口をやるかという手のうちを先にしゃべることはありません。それが通常だと思われませんか。しかも、今国連は決議のやっている最中ですから、まだ決まっていないときに、決まってもいないものが、これやりますということもありませんから、だからみんなで決...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本語としてはきちんと通じていると思いますが、私の方としてはお答えができる範疇とできない範疇があるというお話をしております。
○国務大臣(麻生太郎君) 一九九〇年にいわゆる冷戦構造が終わってソ連という国が分裂して十五の国になっております。また、例えばユーゴスラビアも分かれて六つぐらいになりましたし、今御指摘のありましたように、アフリカも急激に増えてというような状況の中にありまして、今増えましたソ連十四の...全文を見る
10月12日第165回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 昨日も申し上げましたけれども、確認はされていない。今も同じであります。
○国務大臣(麻生太郎君) 本日、現地時間今午前一時ぐらいですけれども、安保理の公式会議が今日スタートすると思いますので、その公式会議でアメリカは修正文を多分提出をすることになります。その内容が、ロシア、中国側といろいろ交渉を表でする結果がどう出てくるかは、多分現地時間の今日ではな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それはもうはっきりしております。非常任理事国、常任理事国じゃなかったら蚊帳の外です。それだけです。はっきりしております。
○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃるように、日本の外交にとってこのODAというのは最も大きな力だと、私もそう思います。  そのほかにも、日本という国民が持っております日本人のいわゆるブランド、日本人の持っておりますイメージというものは物すごく大きな力であることははっきりしてい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の御質問、御意見に加えて申し上げるようですが、今幾つかそれ以外の例でかなり悲劇的なことになっていると思いますが、今、日本という国は多分中国の支店になっておると思います。すなわち、アフリカのそれらの国々は、大使館は自分たちの国に中国大使館があるから、自分...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおりだと思っております。大体、日本人は余りうまくないですもんね、外務省に限らず。大体、自分のことを宣伝しては余りいかぬことになっていますから、沈黙は銀、饒舌は銀ですから。そういった意味では、やっぱり余り語らない方がいいことになっているという、...全文を見る
10月13日第165回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) 山口議員より二問ちょうだいをしております。  まず、米国との間合いのとり方についてお尋ねがありました。  御存じのように、日米同盟は、我が国の外交、安全保障の基盤であります。私も、世界とアジアのための日米同盟の考え方のもと、米国と緊密に連携をしてまい...全文を見る
10月13日第165回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、この種の分担金は国連の分担金の比率と同じ比率で各国が割り振るという形に通常はなっておりますので、分担金は約十九億八千万になると思われます。一応、外務省というか政府といたしましては、平成十九年度の概算要求にこの金を計上いたしておる。概算要求...全文を見る
10月16日第165回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○麻生国務大臣 今防衛庁の方から、資料を持っておられるという話だったので、多分麻薬の挙げられたトン数、二〇〇五年何トンという、トンですよ、あれはキロじゃありませんから。かなりな数でありますから、あれだけの麻薬が外にばらまかれたらということになると恐ろしいんですが、これが資金源にな...全文を見る
○麻生国務大臣 今、アフガニスタンの状況につきまして、いろいろ、マスコミに限らず、行かれた方、話が錯綜をしておりますけれども、基本的には依然として不安定であるということははっきりしていると思っております。  問題は、北部と南部、南東部と言った方がいいのかもしれませんが、パキスタ...全文を見る
○麻生国務大臣 これはまだいろいろなことが考えられなくてはいけませんので、何となく、国連決議が決まったら、はい、すぐスタートというわけでもありませんし、現実問題として、オペレーションをするにしても、作戦計画を立てて行動に移すまでに最低半月や二週間かかるのは当然ですので、私どもとし...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう松浪先生、自爆テロであろうと何であろうと、基本的にはテロというものは容認できるような範疇の話では全くありませんから、どんな手口であれ、テロはだめです。これは基本だと思っております。  また、テロが起きる温床として、人種間闘争とか地域間闘争とか宗教間闘争...全文を見る
○麻生国務大臣 今お話がありました中で、正確には二千九百七十三の数字になっていると思っております、二千七百四十三名という九・一一の話は。あの二千九百七十三人、これは米の委員会の報告書で、これは最終的な報告が多分これになったと思っていますので、またさらにふえてきておりますということ...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、全く今言われたように、何となくちょこちょこちょこちょこという感じのイメージにならないように気をつけなならぬという御指摘は、まことに正しいと思っております。  基本的に、現状として、昨年十二月に仮にも議会というものが開会をしておりますので、政治のプロセス...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたように、この北朝鮮による核実験というものは、これは、従来のいわゆる北の脅威とかいうのとはちょっとレベルが全然違った意味での現実論となったということだと思います。核実験をやり、それを搬送するミサイルというものを持っているという国が、すぐ近く、この...全文を見る
○麻生国務大臣 今、久間防衛庁長官のお答えがありましたように、流れとしてはああいう流れなんだと思いますが、御存じのように北朝鮮は、国連の決議、今回の一七一八のいわゆる決議案を拒否いたしております。ここが一番肝心なところで、言われた国はその場で拒否ということをしておりますので、これ...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほどどなたでしたっけ、伴野先生に御答弁を申し上げたと思いますが、今後いかなる措置が必要になるかという具体的な対応についてはあらゆる角度から検討してまいりたい、そう御答弁申し上げたと思っておりますので、今防衛庁長官からもお話がありましたように、北朝鮮がどういう対応...全文を見る
○麻生国務大臣 仮定の質問なものですからなかなかお答えしにくいんだと思いますが、いろいろなことが考えられますので、妙なことを申し上げて不安をあおるのもいかがなものかと思いますし、全く何も起きませんよと言ってのんびり構えるわけにもいきませんし、なかなかお答えのしにくいところでありま...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的にはテロとの闘いに関してどう考えているかという話なんだと思うんですけれども、質問が長かったのでどこが質問をされたいポイントかよくわからなかったんですが、少なくとも自衛隊が協力をしている海上阻止活動とか、いわゆるアフガニスタンの掃討作戦等々いろいろありますけれ...全文を見る
○麻生国務大臣 いろいろなお話がありましたけれども、これは何か外国のあれを使っておられましたので、私もアフガニスタンのアウトルックという、社説を使わせていただければと思います、読まれていると思いますが。  原理主義反政府分子との闘いにおいて、アフガニスタンを支援するためにISA...全文を見る
○麻生国務大臣 これは三日でしたか、解放された坂下という吉進丸の船長が書かれた話というものについては、外務省の職員も話を聞いております。  この事実関係の詳細については、これは権限のある関係当局者が船長を含む乗組員と直接話をするということになるんですね、基本的には。そういうこと...全文を見る
○麻生国務大臣 今のところ、返ってくる見込みは立っておりません。
○麻生国務大臣 これは長妻先生御存じのように、日本は、国連の安保理決議ができ上がります前に、これは先立って日本としての措置を決定いたしております。それは、もう日本という国が最も影響力を受ける確率が高いという地理的条件にもありますし、そういったことを考えてこの決定をさせていただいた...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもも正確な数字を持っているわけではありません。しかし、過去の経緯からいきましたら、その比率としては、中国、ロシア、中でも中国の比率は極めて高いと思っております。
○麻生国務大臣 今回のあの決議文の内容に、石油は、生活物資、いわゆる生活必需品の中に入れるか、もしくは戦闘機を飛ばすための軍需品の一部として計算するかによって、制裁決議文の内容の対象になるかならないかというところが分かれるところだとは存じます。しかし、パイプラインで中国から入って...全文を見る
○麻生国務大臣 なかなか解釈の分かれるところだと思いますが、今から冬に向かってまいりますので、石油の消費量は夏に比べればかなり上がるのが北朝鮮のこれまでの例、寒い国は皆同じです。  したがって、その点からいきますと、これは生活品の中で、種類も軽油かC重油かA重油か、これは物によ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、九十日後は日本は安保理の議長ではありませんけれども、安保理のメンバーとしておりますので、そういうメンバーでもありますので、現実問題として、この種の問題を提起して、日本としてはきちんとこれだけやっていますということで、ほかの国に対してはどうですということで、...全文を見る
○麻生国務大臣 外為法なんかが一つなんだと存じますけれども、少なくとも、長妻先生、船の寄港禁止を決定した十一日以後、今国内に北朝鮮籍の船はゼロです。それで輸入関係は完全に、万景峰号に限らずその他すべて、年間約七百七、八十隻来ていたと思いますが、今は、国内に泊まっている北朝鮮船籍の...全文を見る
○麻生国務大臣 この中で、一項目からいきますと、軍関連の核ミサイル、WMDというのは、これはもともと日本は輸出していませんから、これは全く一〇〇%前から実施していたということになろうと思います。それからその次が、弾道ミサイル及び何とかというので、これも同じようにしておりますので、...全文を見る
○麻生国務大臣 本来のその種の決議案ができた目的は、ノンプロリファレーションと称する例の核不拡散というのが目的ですから、その目的を達成するための手段としての一七一八ということになったという背景だと思いますので、核の不拡散、核がそこにある、かつ、それの不拡散が本来の目的でありますか...全文を見る
○麻生国務大臣 赤嶺先生、臨検というのは我々の世代だと何となく通じる言葉かもしれませんけれども、一般的に臨検なんてなかなか通じる言葉ではないんだと存じます。  事実、この書いてあるのも、インスペクション・オブ・カーゴと書いてあるのであって、いわゆる臨検とは書いていないわけです。...全文を見る
○麻生国務大臣 本当はプロの方がよろしいんだと思います、これはもう本当の法律の難しいところで、書いてあるのも細かいことが書いてありますので。自国の国内法上の権限及び国内法令に従い、かつ国際法に適合する範囲内で貨物検査を含む協力行動をとることを要請する、これしか書いていない。したが...全文を見る
○麻生国務大臣 陸上は貨物検査と普通に入ってくると思いますが、船舶検査は船だけということになろうと思います。  きのうのテレビは、あれはほとんど船舶検査と書いてありましたので、これは大体、臨検なんて書いてあるから、臨検という言葉は今の若い人に通じませんよという話から、貨物検査、...全文を見る
○麻生国務大臣 わかりやすくいいますと、そういうことになります。
○麻生国務大臣 細目は政府参考人から補足の説明をしてもらった方が赤嶺先生に正しく理解されると思いますが、陸上は当然のこととして、私は、陸上の場合は軍ではなくてむしろ警察の確率の方が高いのではないか。もしくは、いわゆるカスタム、税関が主にやるとか、そういった確率も十分に考えておかね...全文を見る
○麻生国務大臣 四十二条と四十一条は、たしかあれは経済制裁と武力制裁の違いだ、ちょっと正確じゃありませんけれども、武力制裁だったと思うんですが、今のは経済制裁を行うに当たって軍を使うということなんであって、軍によって敵の正規軍を攻撃するとか敵の軍艦を攻撃するとか、または武力行使に...全文を見る
○麻生国務大臣 臨んでいたという過去形……(赤嶺委員「どういうスタンスであったか」と呼ぶ)他国が、この十五カ国、国連安全保障理事国のうちの他の十四カ国がどのようにしてこれに対応したか。基本的には、そういうような、軍を使うとか海軍を使うとかいうような細かい話までとても至っておりませ...全文を見る
○麻生国務大臣 そこにお持ちなんだと思いますが、以下の事項を決定というところで、ミサイル等々の分については供給等を防止とか、それから北朝鮮の核等々、団体の資産を凍結とか、それから家族何とか通過を禁止とかいって、そういった言葉になっておりますが、最後に出てまいりますこの貨物検査の協...全文を見る
○麻生国務大臣 そういう危険性があるからこれは大いにもめているところなんだと存じます。  ただ、我々政府として、生命を預かる立場の政府としては、少なくとも現場に出される海上保安庁、自衛官、税関、いろいろな立場の人がおられると思いますが、法律が不備であるがゆえに傷を負う、殺される...全文を見る
○麻生国務大臣 先生、一つだけ。  核を持ったというのが前提とすると、その核の製造技術、搬送技術、またはいわゆるプルトニウムの製造技術等々が今問題になっている他国に輸出される可能性は、不拡散という立場からいくと最も恐れるところです。したがって、ここが一番各国が気にしているという...全文を見る
○麻生国務大臣 アフガニスタン全体の治安状況は不安定と認識をいたしております。特に、パキスタンと国境を接しております部分、南部、いわゆるカンダハルとかああいったところ、それから南東部、東部あたりのいわゆるパシュトゥン族、パキスタンのパシュトゥン族と部族が一致する部分等々、これはな...全文を見る
○麻生国務大臣 長々と言われた最後の、中国と今後どうしていくかというのが一番質問のポイントですね。(阿部(知)委員「短期的で結構です」と呼ぶ)  中国とは、基本的には、もうこのところ何回か電話会談して、現実のものにしていくためには、全会一致の案に乗るか乗らないかというところ、い...全文を見る
10月17日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○麻生国務大臣 衆議院安全保障委員会の開催に当たり、木村太郎委員長を初め委員各位にごあいさつをさせていただきます。  北朝鮮は、我が国を含む国際社会の再三の警告にもかかわらず、核実験を実施したと発表いたしております。詳細につきましては後ほど改めて御報告をいたします。  これま...全文を見る
○麻生国務大臣 今般の北朝鮮による核実験実施の発表について御報告をいたします。  十月九日、北朝鮮は、核実験を実施した旨の発表を行いました。これに関連して、米国政府は、現地ニューヨーク時間の十六日、大気サンプルの分析により、北朝鮮が十月九日に地下核爆発を実施したことを確認する放...全文を見る
○麻生国務大臣 今、今津先生からお話がありましたように、日本時間の本日早朝、未明に、ネグロポンテ、国家情報長官の声明として、アメリカ政府として公表しております。豊渓里の近くで地下核爆発を実施したことを確認する放射性物質が検出された旨発表いたしております。  この核実験につきまし...全文を見る
○麻生国務大臣 今からどのような対応をするかにつきましては、今津先生、米軍も、少なくとも、この国連決議を受けまして作戦行動を企画立案して実行に移すためには、最低十日や二週間は絶対かかるところだろうと存じます。日本側としても、どのような行動をするかというのは、あすライス国務長官が来...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、抑止力の基本は三つです。  一つ、抑止力という力が要ります。これは力がなければ話になりません。次に、その抑止力があっても、それを使うという国民的合意が要ります。合意がないと、持っていても使わなかった例はハンガリー等々幾つもの例があります。三つ目は、それ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、遠藤先生おっしゃったように、少なくとも一九九三年、ノドンが出ましたときには安保理の反応はゼロ、九八年のテポドン1のときには二週間、十五日ぐらいかかって、たしかプレスステートメントだったか議長声明だったかだと思います。  二〇〇六年の、テポドン2というか今回の...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、今回の安保理の発動にしても六者協議の話にしても、すべてこれは手段であって、目的は、核並びに核製造技術等々の放棄が本来の目的であります。あとはそれをさせるための手段ですから。  したがって、六者協議に復帰したから、はい、それでもう解除なんというわけには...全文を見る
○麻生国務大臣 笹木先生、これは基本的には、安保理が通ったときからいろいろアメリカも考えているところを開始するところだと思いますので、それから大統領まで上がって、大統領から起きて検討せいと言ったときから最低でも二週間ぐらい。これは企画立案のところですよ。それから、それを実施に移す...全文を見る
○麻生国務大臣 今、基本的には長官の言われたとおりなんだと思いますが、今回のこの決議文に対して、北朝鮮の報道官がきょう十七日にしゃべった話を見てみますと、安保理制裁決議について、決議は宣戦布告としか考えられない、我が方は、今後、米国の動向を注視するであろうし、それに応じて云々と書...全文を見る
○麻生国務大臣 笹木さん、これは、昔から広島型とか長崎型というのは圧縮爆弾と分裂型といろいろあるんですが、今回の場合は多分圧縮型だと思われますが、これを核弾頭の上に積んで、ノドンレベルのものですと最低一・五トンとか、そんなものまでというのはかなりな技術だと思いますので、その意味で...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆるCTBT、コンプリヘンシブ・テスト・バン・トリーティーという例のCTBTの機構が出しましたものというのがあるんですが、これによって今まで得ている情報は、もう先生御存じのように、いわゆる放射性のものは検出されていないというのがCTBTからの答えです。  そ...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと正直、今の段階で、これ以上確たるものが韓国側でとれるとかなんとかいうことになりますと、少し我々も一歩確実に踏み出せていけるとは思いますけれども、どなたも、一番近くのところがとれていないということになりますと、なかなかちょっといつまでというのは、今の段階で申...全文を見る
○麻生国務大臣 谷内の話ですけれども、次官の話ですが、これは断定して申し上げているわけじゃなくて、失敗した可能性が高いのではないかということを言っておる背景というのは、これは基本的には、先ほどちょっと申し上げましたけれども、余りにも地震波が小さいから、よほど小さな、極小化すること...全文を見る
○麻生国務大臣 決して閣内不一致をつこうとしておられる気持ちでないことだけはわかった上で話をさせていただければと思っておりますが。  基本的にどういった状態が当たるのかというのは、これは、最後に今、「等」という一言のおかげで非常に話は幅広く理解できるようになる。これは、役所とつ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、基本的には、久間長官の言われたことでかなりの実効性を上げることは、前田先生、間違いないと思いますね。  ただ、不審船の例もありますように、少なくとも、上に青いビニールシートがかぶさっているから、これはまた何か普通の貨物かと思っていたら、全部兵隊がそこにずっと...全文を見る
○麻生国務大臣 トウカセン中国特使が、みんながニューヨークに注目しているときに一人だけワシントンに行ったというのは、いろいろ中国として、この北朝鮮の核実験を受けてどう対応していくかということについてアメリカ政府当局者と話し、かつ、その後ロシアに飛んでいますから、そこのところでラブ...全文を見る
○麻生国務大臣 キロトンで申し上げた方がいいんだと思いますが、正確な数字は必ずしも明らかではありませんが、一九九八年、インドの核実験の規模につきましては、政府発表ですけれども、合計五回の爆発が行われておりまして、それぞれ、一回に十二から十五キロトン、それから四十三から四十五キロト...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、ダブルスタンダードの話は前からある話ですけれども、民生用の原子力協定に関する米印合意、意味わかりますね、物すごく大事なところですよ。インドの戦略的重要性、エネルギー需要の増大の手当ての必要性については、これは日本としても理解をしております、この点に関しては...全文を見る
○麻生国務大臣 そもそも、日本において核兵器保有の選択肢というのは考えられないという政治の立場については、もう従来から累次にわたって説明してきたと思っております。  ただ、日本の核政策の変更の議論というのは全くされておりませんが、その当時、核兵器というものの保有について検討すべ...全文を見る
10月17日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 外交防衛委員会の開催に当たり、柏村武昭委員長を始め委員各位にごあいさつをさせていただきます。  北朝鮮による弾道ミサイル発射と核実験実施発表は、我が国及び国際社会の平和と安全に対する重大な脅威であります。十五日に採択されました国連安保理決議第一千七百十...全文を見る
10月18日第165回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○麻生国務大臣 外務委員会の開催に当たり、山口泰明委員長初め委員各位に謹んでごあいさつをさせていただきます。  北朝鮮の弾道ミサイル発射と核実験実施発表は、我が国及び国際社会の平和と安全に対する重大な脅威です。十五日に採択された安保理決議第千七百十八号が確実に履行されるよう、国...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるように、国と国同士のつき合い、その基本となりますのは、人と人とのつき合い、その総合体の結果みたいなものですから、そういった意味で外務大臣というのは、同じ人がフィリピンのようにやめてはまた出てくる、イタリアのようにやめてまた同じのが出てくるというふうに、い...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるとおり、あのとき、米朝直接交渉をやって、マドリン・オルブライトという国務長官を北朝鮮に送り、数々の約束をして、それに基づいて、少なくとも核に関するいわゆる実験、研究等々はしないという約束は、間違いなくその裏ではずっと研究をし続けていた、簡単に言えばアメリ...全文を見る
○麻生国務大臣 今おっしゃるように、今回の決議文を受けて、北朝鮮の国連代表は直ちにこの案文を拒否いたしております。朴吉淵が直ちにこの問題については拒否をしております。しかし、同時に、対話と対決、いずれの道も選ぶ用意があるという話をこの国連大使がしておるというのも事実です。  ま...全文を見る
○麻生国務大臣 北朝鮮のこの種の話は、ばんという部分とぱらっというのと大体二つ、両方を意味する言葉が多い国だと思っておりますが、今回の場合も、安保理制裁決議について、決議は宣戦布告としか考えられない、おっしゃるとおりのことを言っておりますが、しかし、後で、我が方は今後米国の動向を...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、もう愛知先生御存じのように、日米安全保障条約上、核兵器が持ち込まれる場合においてはすべて事前通告ということになって、事前通告の対象としてきたというのがこれまでの経緯であります。したがって、政府としては、これはもう一貫してこれでずっとこれまでやってきたという...全文を見る
○麻生国務大臣 ロシアの件に関しましては、これは今、中国、韓国等々が先行しておりますので、優先順位からいきますと、今回の一連の流れとしてはよかったんだと思っております。  ただ、ロシアというのは、北方四島を含めていろいろ、のどにひっかかったとげみたいなものがありますので、そうい...全文を見る
○麻生国務大臣 幾つか御質問いただきましたが、安保理メンバーに関しましてはもうおっしゃるとおり、前回のテポドンの騒ぎの七月のときにも、これは安保理のメンバーであったから、少なくともあれを決議文にしようと思った国は十五カ国中、日本以外はゼロです。それが結果的には決議文を全会一致で採...全文を見る
○麻生国務大臣 丸谷先生最初におっしゃいましたように、この問題は初めてのケースでもありますし、アメリカもかなり慎重な態度であることもはっきりいたしておると思います。  今、特に日本にあります在日米軍もしくは在日米海軍に動きが極めて慌ただしいという風景もありませんし、そういった意...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、丸谷先生、基本的には、核実験もしくは核の拡散というものは、日本に限らず東アジア、しかも搬送技術はかなりのものを持ったと思われますので、東アジアに限らず世界に対してこの搬送技術が輸出されていく場合のことを考えますと、世界にとって最大の脅威になります。それをい...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、例えば、九八年でしたか、インドで核実験を行いました、あのときには、同日で核実験を五回、二日後に三回。それから、パキスタンの場合も、同日に三、四回、二日あけまして三回だったかな、ちょっと正確じゃありませんけれども、大体そんなものだったと思います。通常...全文を見る
○麻生国務大臣 一七一八を受けて、なおかつ再実験ということになったら、それは直ちに安保理は再招集ということになろうと予想されます。
○麻生国務大臣 この一七一八が出ましたときにも、一番最後のところの条文を読みますと、北朝鮮の活動を絶えず検討し、必要とされる場合はというのは、多分第二回の実験を行う等々の状況になった場合はというように読んでいただければいいと思いますが、制裁措置の強化、修正、停止または解除を含む当...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、丸谷先生、今回は前回のテポドンのときと状況が全然違っております。  テポドンのときは、日本以外、決議文を出そうと言った国はゼロです。思い返せば、九三年、ノドンのときは安保理は何もしておりません。九八年のテポドン1のときには、1とか2とか、あのときのテ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、丸谷先生、ちょっと技術的な話にもなりますので、これは決意とかいう話ではなくて、いわゆる技術的な話がかなり出てくるんだと思います。一番肝心のところは、昨年の五月のNPT、ノンプロリファレーション・トリーティーというものですけれども、これの運用検討協議会という...全文を見る
○麻生国務大臣 最初に、さっき一五〇四と申し上げましたが、一五四〇、ちょっと間違えました。済みません。  今の韓国の話ですけれども、これは、日本の場合は、このPSIがスタートしました、発足しました最初から日本というのはかなり積極的に参加をしてきて、アジアの安全保障の向上のために...全文を見る
○麻生国務大臣 エネルギーの後段の部分を政務官の方から答弁させますが、最初の部分に関しては、これは、丸谷先生、一番肝心なものは、エネルギーの話と核の話と二つがあります場合、日本は、核を認めてエネルギーをとるなどということはできません。基本的には、優先順位は核不拡散、これが優先順位...全文を見る
○麻生国務大臣 今、周辺事態法の話で、あの当時、きのうの防衛庁長官の答弁がすべてだと思いますが、防衛庁長官があの文案を作成するときの当事者でもあったということもあって、一番詳しいというのはそういう意味ですが、今回、この周辺事態法が、地下核実験が直ちに周辺事態法の適用に値するか値し...全文を見る
○麻生国務大臣 今この段階で決定していることはありません。
○麻生国務大臣 どちらの方が望ましいかというのはそれこそ今から検討する話ですから、したがって、先ほどの佐々江の話からも出ておりましたように、アメリカとしてこれを今後どう対応していくかについては今検討中ということになっております。  少なくとも私どもが見た範囲で、特に第七艦隊が急...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもは、一番の目的は、先ほども申し上げましたように、この周辺事態法というのが適用されるという前提に立って考えた場合において、実施をいたします、いわゆる最前線に行く自衛隊員にしても、海上自衛隊員にしても、その人たちに実効あらしめる、一つ。  二つ目、その人たちが...全文を見る
○麻生国務大臣 その点に関しましては、昨日からずっと答弁申し上げておりますように、これはあらゆることを検討すると申し上げておるので、周辺事態法というのは、有事か有事じゃないかというのは、これから先、さらに二回目の核実験、それを弾頭に載せ得るほどの小さなものになっている等々、いろい...全文を見る
○麻生国務大臣 山口先生、イラクのときと一番違うのは、イラクのときはやっていないと言うておるわけです、向こうは。今回の場合はやっておると自分らで言っておるわけですから、これはもう全く前提条件が百八十度違います。  だから、簡単に言えば、おれは殺したというんだけれども、どこに殺さ...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう最初に申し上げたとおりだと思いますが、この場合には、三つ。実際にやった……(山口(壯)委員「と言っているだけです」と呼ぶ)まだ、よく聞いてくださいって、座っているんだから。実際にやった。二つ目、TNTで模擬偽装した。三つ目、ミスファイアした。この三つが最...全文を見る
○麻生国務大臣 正確な記憶はありませんけれども、たしか経済制裁等々いろいろなことをしたという記憶はありますが、ちょっとあらかじめ想定問答に入っておりませんでしたので、正確にそのときにどのようなことをやったか、明快に申し上げられませんが、基本的には、九八年に対しましては、国連安保理...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の一七一八と一一七二を比して、厳し過ぎるというようにおっしゃりたいわけですか。(山口(壯)委員「いえいえ、一緒かどうかは御自身の判断で」と呼ぶ)ああ、そういう意味ですか。  これは、国際状況がかなり異なっておると思いますので、一律に比較するのはいかがかな、私...全文を見る
○麻生国務大臣 パキスタンが盟友であったかどうかはよく知りませんけれども……(山口(壯)委員「その認識は間違っていますよ」と呼ぶ)私どもとしては、少なくとも今、北朝鮮の核問題というものについて、またその他の核の話について、日本はNPTに最初から一貫して参加し、多くの国々をNPTに...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、NPTに関しての話は最初から日本というのはずっとやってきたんであって、日本は核不拡散に関しては終始一貫やってきたということに関しましては、他国の中で一番はっきりしてきている国の一つじゃないかな、私自身はそう思っております。  ダブルスタンダードと言わ...全文を見る
○麻生国務大臣 外交というのは、基本的には国家の危機を極小化する、最小化するのをもっていわゆる本来の目的としておりますので、他の国のメンツのためにやっているわけではありません。日本の国の国益のためにやっております。
○麻生国務大臣 ライスがどのような話をしてくるかという話に関して、私たちがやるから持たないでという話をするかどうかについては、私は、全く推測の域を超えませんので、その話にはちょっとどうかなと思うところがあります。  ただ、私どもとして一番肝心なところは、いざというときには日米安...全文を見る
○麻生国務大臣 ミサイルの場合は、これは長島先生御記憶のように、一九九三年、初めてノドンの発射というのがありました。そのとき、結構騒ぎだと私は思ったんですけれども、余り騒ぐ人もなく、九三年のときは国連でも何のステートメントもなく終わりました。九八年の八月の三十一日でしたか、このと...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、長島先生、六カ国協議をつくった本来の目的は北朝鮮に核を持たせないというためにつくったんですから、今回の北朝鮮の核実験というものが実際に核実験であったということを前提にするならば、この六カ国協議の本来の目的は失敗であった、そう考えないといかぬと思います。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 長島先生、そのもう一つ前に、一つだけ確認をしておかないかぬと思いますが、先ほど、六カ国協議に戻るという話のところで、戻ってくればいいというわけじゃないだろうというお話だったんですが、これはもう一個大前提があると思うんですね。それは、だれも言っていないけれども、やは...全文を見る
○麻生国務大臣 何を要求するためのかというまず目的というのがないと何となく、日本のあれを見ていますと、国連決議を通すのが目的みたいな話になりますので。あれは単なる手段ですから。  目的は北朝鮮の核の廃棄です。これが本来の目的。それをさせるための手段として、いわゆる対話と圧力とい...全文を見る
○麻生国務大臣 これは笠井先生御存じのように、一からずっと書いてありますけれども、その中でいわゆる軍事関連とかミサイル関連とか核関連というのは、もともとここは武器輸出の対象の品物ですから日本としては全然関係ない、新しく言われなくてももともとやっていないから、新たにどうのこうのとい...全文を見る
○麻生国務大臣 この中で、十三項、検証可能な朝鮮半島の非核化の達成というので、ざっと今笠井先生が言われたとおりなんですが、すべての関係国が外交努力を強めること、緊張を高める行動を控えること、結果として六者協議の早期再開を促進することになるということを慫慂すると書いてあるところだと...全文を見る
○麻生国務大臣 インスペクション・オブ・カーゴという貨物検査というものの中には、これは軍事とは限らず、例えば中国、北朝鮮、ロシアの立場から見れば、陸上でつながっている国につきましては税関の話です。もしくは警察の話、もしくは麻薬検査官の話なのであって、直ちに軍事行動というわけではな...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、照屋先生、北東アジアにおけますいわゆる弾道ミサイルの開発とか配備とかいう話につきましては、五月でしたか、2プラス2の合意文書というのはお手持ちだと思いますが、あの文書におきまして、「米軍のパトリオットPAC3能力が、日本における既存の米軍施設・区域に展開さ...全文を見る
○麻生国務大臣 詳細は防衛庁に聞いていただいた方がいいと思いますが、この種の射程距離というのは軍事機密ですから、これしか届きませんよなんてあらかじめ言う人はいますかね。ちょっと私はにわかに信じがたいんですが、細目は聞いてください。
10月19日第165回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○麻生国務大臣 今、久間長官の方から組織の話があったと思いますが、危機管理の話は内閣官房だと存じますから、外務省から内閣官房に上がるということになっております。
○麻生国務大臣 危機管理というものは一本化されておきませんと情報が錯綜しますから、基本的には、危機管理室というのが内閣官房にありますので、そこに情報は集中させてやるというのが組織というものであります。
○麻生国務大臣 中川政調会長の発言は、これは国の安全保障のあり方について、それぞれの時代状況、国際情勢などを踏まえたさまざまな国民的議論があり得るということを述べたものである、私自身はそう承知しております。その点に関してはいろいろな議論がある。  ただ、日本の政府としては、今ほ...全文を見る
○麻生国務大臣 この国は言論統制をされている国ではありません。この国は自由主義国家でありまして、共産主義国家とか社会主義国家とわけが違いますし、我々としては、言論はかなり自由に行われるのがこの国のいいところだと思いますので、言論を封殺するというような考え方にはくみしません。
○麻生国務大臣 言論の自由を封殺するということにくみしませんという以上に明確な答えはないと思いますが。
○麻生国務大臣 今御指摘のあったとおり、ブッシュ大統領が誤りを認めたというのは、イラク攻撃は誤っていたということを認めているわけではありません、御存じのとおりです。イラクの武力行使の決定自体ではなくて、いわゆる大量破壊兵器を持っていたという、米政府が収集した情報が結果として誤って...全文を見る
○麻生国務大臣 幾つか御質問がありましたけれども、まず最初の方から言わせていただければ、政府としてという話はずっともう何回となく申し上げておりますので重ねて言う必要はないと思いますが、先ほども申し上げましたように、議論を政府の中でというような前提で申し上げてはおりませんので、自由...全文を見る
10月23日第165回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) 犬塚先生より五問ちょうだいをしております。  まず、保護する責任についてお尋ねがあっておりました。  総理がお答えされましたとおり、保護する責任を果たすことが求められる場合には、我が国といたしましても、国連におきます議論が今行われておりますんで、国連...全文を見る
10月24日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 日本が核兵器をいわゆる、作らず、持たず、持ち込ませずといういわゆる非核三原則と言われるものにつきましては、これまで歴代の内閣は累次にわたって、表明をしておられるというところでありまして、今後とも、これを今変えるというような話が政府部内にあるわけではありま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 核武装の話をすると、大体持つ前提の話を皆されたがる人が多いと思っております。大体どういった方がされるかもよく傾向値で分かりますけれども。  基本的に言って、なぜ核を持たないかという話をもう一回きちんと頭の整理された国会議員って何人ぐらいいらっしゃいます...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の実験が起きたときに私が最初にやったのは、多分ライスという国務長官に電話したことだと思っております。私の方は、この実験が現実かどうかというのは当時も今も正確なところではありませんので、仮にこれが事実ということになれば、少なくとも日本の国内に与える影響...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のを補足するようで恐縮ですが、これまで米中朝の三者会議等々の次官レベルなんというのは北京なんかで開かれたことはあります。そのときに、アメリカは時間どおりに席に着く、相手国は出てこない、ずっと待っておる、十五分たっても出てこないと。電話する、相手の国はい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、予測の範疇を超えませんのであらかじめお断りをしておきます、予測の範疇。  今、世界じゅうで北朝鮮は孤立しているから大変だろうとよく書いてありますけれども、果たしてそうだろうかと。御本人は初めて世界じゅうに注目されて物すごく高揚しておられるんじゃな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは抑止力としてどのようなものがあるかというのは、もう犬塚先生、これは絶対殴り返してこないやつが一番殴られるというのは学校におけるいじめの大前提であります。したがって、何もしなければ一方的にやられるというのは、これは何も日本のいじめの話じゃなくて、世界...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、犬塚先生、相手がどう考えるかであります。  したがって、日本が核というものを仮に装備したという前提に立った場合には、日本人の性格からいったって、どう考えたって北朝鮮よりより正確により速くより何とかというものができ上がる確率は極めて高いと思われます...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 細目、役所の方に聞いていただくとして、今御指摘の点は、九月の十日、アフガニスタンのパクティアという県において起きた事件であります。したがいまして、これは依然として治安情勢が不安定だということははっきりしておるということだと思っております。場所によって大分...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の話だけで、これは六月の二十二日のセダーイェ・バームダードというアフガニスタンの雑誌に、記者会見におけるカルザイ大統領の発言の要旨なんだと思いますが、これは正確には、国際社会はアフガニスタンにおけるテロリズムの撲滅に真剣に協力していない、テロとの戦いは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 細目外務省の方から職員から答弁させますけれども、基本的にはこれをやっていかなきゃいかぬと思っております。元々はこれは日本が考えて、これは太閤秀吉の刀狩りから思い付いた発想ですから、それを、ほかの国はこういう発想ありませんから、全然。ほかの国にはないんです...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) はい、済みません。
○国務大臣(麻生太郎君) これはゆゆしき問題になってきていると、私もそう思っております。  基本的には、今言われたアフリカに置いてある四十五の中国大使館、日本は二十四、その差は二十一なんですが、その中で中国に大使館を置いているけど日本には置いていないという国が十一あります。結果...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたようなローカルスタッフに関しては、私どもも、これは専門調査員といった形の人材が必要であるというのは犬塚先生おっしゃるとおりです。これはもう私どももそう思っております。  個別には幾つかあります。スワヒリ語がえらくうまかった青年海外協力隊の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、今御指摘のありましたところは、今予算案の関係で一律減らされている中にあって、これだけ例外にするという努力を私どもは、かなり骨太方針やら何やらいろいろ出されている中にあって、この点だけは別に書き出すようにさせるなどいろいろ努力をしてきたところでは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 核実験が本当に正確に成功したのか、核実験をやったのかどうかということに関してはいまだ確証を得ていないというのは、白先生御存じのとおりです。したがいまして、本来は核を持たせないというのを目的にして六者協議をスタートさせておりますので、仮に持ったというのが事...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) したがいまして、何回も申し上げますように、この問題については今の段階で、核を持ったか持たないかはいまだ分かっていないわけですから、今の段階でどうとも申し上げられるわけにはまいらないということになろうと思います。実際持っていたというのか、まだ持っていないの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にはそうだと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 船舶検査を実施するという話ではありません。貨物検査を実施するという話です。これはインスペクション・オブ・カーゴとは意味が違いますので。  貨物検査を実施するという話でありましたけれども、この実施の要項についてはまだ具体的なところはアメリカも詰められてい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私は、唐家センという人が李肇星を連れ、戴秉国を連れ、また武大偉も行ったそうですけれども、そういった人たちを連れて北朝鮮に訪問をしたという事実というのは極めて大きくて、いまだかつてそういったことはありませんから、そして、金正日に直接会って口頭で胡錦濤国家主...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私の記憶している範囲で、核実験を一回でやめた国はありません。インドで核実験を一回やって、同日中に四、五回かな、二日置いて二回か三回か、パキスタンも同じように、同日中に四回、二日置いて三回だか二回だか。いずれも核実験を一回でやめたという国はほかに私、例を知...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 可能性は十分にあると思っておいた方がいいと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) これは先ほども御答弁を申し上げたと思いますが、日本の政府としては、核兵器を作らず、持たず、持ち込ませずといういわゆる通称非核三原則というものを堅持するということに関しては、これは歴代の内閣が累次にわたって表明をしておりますとおりであって、今、政府としてこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 外務大臣としての立場に関しましてはもう累次にわたって申し上げたので、改めてまた申し上げる必要もありません。最初に申し上げたとおりですから。  しかし、問題としては、今新たに北朝鮮が核を保有したということ、自分たちがそう言うておるわけですから、しかもそれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、諸般の事情なんでしょうけれども、僕はちょっと、直接この輸出をなぜ止めなかったのかという経緯をちょっとよく知りませんのでつまびらかには全くできませんが、三国間貿易というのはありますから、先ほどのトラックの話じゃ、トレーラーの話じゃありませんけれども、韓...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは主に内閣府というか、今度、官房長官じゃない、内閣官房でこれを各省のを集めてやっておられますんで私が直接担当しているわけじゃありませんが、二回目の核実験が行われたときに制裁をエスカレートさせる、上げていくというときの一つの手段として輸出も入ってくると...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、奢侈品、奢侈品ってそのぜいたく品の品目の範囲というのは、これは基本的に各国連加盟国の自主的な判断に任せられているというように理解をしておりますんで、日本じゃちっともぜいたく品じゃなくても、おっしゃったように消しゴムなんというのは我々子供のときには...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私も白先生と同じ意見で、これはかなり確かに私らの基準からいったら使っている人は一人しかいないじゃないかと申し上げましたけれども、これは百九十二か国のスタンダード、特に最貧国から見た、スタンダードから見れば大分いろいろありますんで、そこが中国がこの一七一八...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) こっちは守っておるけど向こうは守っておらぬと、簡単に言えばそういうことが言わせたいわけでしょう。そういうことを言わせたいというあなたの気持ちを代わりに代弁して言っているだけですけれども。  そういうところは多々見られるような感じはしますけれども、だから...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一概に失敗であったと言うわけにもいかないんだと思うんですね。少なくとも今言われたところに言わしては、例えば拉致を認めた。少なくとも一国の国家元首が、自国の犯罪を国家元首が認めた例は過去に一回もありませんから。  そういった意味では、この拉致の問題につい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも日本の場合は、この拉致されたという事実を向こうが認めて、かつ我々が考えているのは、これほぼ拉致されたということになるんであれば、その拉致されている人、簡単に言えば人質ですから、人質が生きているという前提で交渉せねばならぬというのが我々の立場です...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、やっぱり現実問題として、絶対量が不足している、傍ら赴任をしなければならぬ国数は増えた、もちろん人口も世界的に増えておりますし。そういう中にあって、やっぱり外務省というところは、見ますと、やっぱり、来て一年ぐらいになりますか、一...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはテレビ朝日の話なんだと思いますが、今日そこにいるのかどうか知りませんけれども、テレビ朝日の番組の中でこの話が作られておると思いますが、これは基本的には著しい事実誤認に基づいておるということで、私どもとしては、テレビ朝日に対して事実照会をして、私ども...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 細目は官房長の方から答弁させますけれども、全くそれはおっしゃるとおりなんであって、私どもとしては、かつて、だれでしたっけね、ニューヨークの三菱商事か何かの支店長だか何かしていた方を外務省の総領事についこの間引き抜いたことがあります、いわゆる民間人の登用で...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 誠におっしゃるとおりだと思っておりますんで、ただ、これは外務省としても、これはいわゆる財政審始めそういった国内に対する、まあこれは主として財務省ということになろうと思いますが、そういったところに対する説明等々の話が我々のところも努力が不足しているというと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、緒方先生の方から、これは安保理の話というのが出ましたけれども、これは一番のところは、何といってもこういったような制裁を含む決議案というものが六日間で出たという例は、多分過去に例がないと思っております。この前のミサイルのときには十一日間掛かったと記憶を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最初に、私どもは、十八日でしたか、ライス国務長官と飯倉の公館で会ったのが最初だったと思いますが、我々が求めたのは、先ほどの白先生か犬塚先生の御質問に答えたんだと記憶しますが、一番肝心なことは、日米安全保障条約というものに書かれておる内容については確実にこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 緒方先生、いろんな考え方、取られ方があるんだと思っております。ただ、少なくとも北朝鮮が核を持つなどという前提で非核三原則などというものは作られたわけではない、当時は佐藤内閣のときですから、そういった時代でしたから。今の北朝鮮が核を持つ、それを搬送するミサ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そういう緒方先生の御意見があるというのを封殺するつもりはありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 大田先生、所信という限られた中であれも言ってない、これも言ってないという話はもういつも出てきますんで、これ全部言ったとすると総花的だと言われるし、なかなかこれは言い方は、いちゃもんの付け方はいろいろありますんで、いつでもそういうもんだと思って、これは自分...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 人間の安全保障というところは、これは国連の中で人権委員会というのができたのは御存じのとおりで、日本もこれの理事になっております、会員、メンバーになっておりますが、今、日本としていろいろなところで、例えばイラクで、例えば東ティモールで、例えば、元々はカンボ...全文を見る
10月25日第165回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○麻生国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人国際協力機構法の一部を改正する法律案について御説明をさせていただきます。  昨年来実施されてまいりましたODA改革につきましては、官邸に海外経済協力会議が、外務省に国際協力企画立案本部及び国際協力局が設置される等、ODAの企画...全文を見る
○麻生国務大臣 山内先生御指摘のありましたとおりに、基本的には今言われたとおりに、実施業務につきましてはJICAに任せていく、なるべくそういう方向で、政府全体としても、中央の権限を地方にとか、民間でできるものは民間にという流れに乗っておりますので、JICAでできることはJICAに...全文を見る
○麻生国務大臣 今の点はすごく大事なところで、何となく前回の合併したときも、大蔵省だから一緒にしたからといったっていいことなんかないと言って当時私も反対した記憶がありますので、すごく印象があります。  今回のこの話については、これはことしの初めから、外務省とJICAとJBICに...全文を見る
○麻生国務大臣 今、山内先生から御指摘のありましたように、JBICとJICAの援助手法に関しましては、環境のガイドラインに限らず、調達に対するガイドラインをいろいろ定めておりますけれども、これはいろいろ違っております。  JICAに関しまして言わせていただければ環境社会的側面か...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、山内先生おっしゃるとおりに、大きな組織になりますので、組織というものをただただ二つ合併いたしますと、いわゆるシナジー効果どころか、逆に同じようなものばかり、名前だけ変えて同じようなことをやる、よくあるケースだと思います。今申し上げましたように、パブリックコ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、山内先生、今からです、正直なところを申し上げて。これは、新たに調査研究をすることを明示規定にして規定をしておりますので、新たにこの規定を設けたということですけれども、目下検討中というのが正しいんだと思いますが、研究部門の統合というのを今進めておりまして、い...全文を見る
○麻生国務大臣 今おっしゃられたように、JICAの出張所や何やらはあるけれども大使館等々がないというのは、世界じゅうに十五カ国あります。正確には、アジア大洋州で五、アフリカで八、中南米で四ということになっております。  おっしゃるとおり、現地にいて、大使館のないようなところにい...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に日本として何を考えているかといえば、今、最近ではよくテロが例に引かれますけれども、テロリズムの起きる背景を、単純に宗教とか人種とか地域とかいろいろな理由になっていますが、テロリズムの発生する大きな原因の一つに、貧困というのは忘れられていると思います。特に中...全文を見る
○麻生国務大臣 これは今おっしゃいましたように白か黒かという話じゃないと思いますけれども、国益の追求というものは忘れられちゃいかぬ重要なところだと私自身はそう思っております。  こういうのは回り回って国益追求ということに、どんな形でならせるかというのは、私は、よくこの例を引くと...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的にはこれまで、吉良先生、アフリカはヨーロッパ、アジアは日本、中南米はアメリカ、そういった感じで何となく皆さん責任を持たないかぬというようなところは意識としてはあったと存じます。  おかげさまで、日本が担当したアジアだけは、他の国と比べてアジアだけは発展して...全文を見る
○麻生国務大臣 これは言われるまでもなく、日本の場合は無資源国家ですから、いわゆる天然資源に恵まれておりませんので、そういった意味では、資源とかエネルギーの確保というものは日本の国策上最も重要なものの一つだということはもうはっきりしております。  したがって、私どもとして非常に...全文を見る
○麻生国務大臣 吉良さん、これは一つの考え方です。間違いありません。  加えて、円が今の状態で百十八円。御記憶かと思いますが、一九九四年四月の二十八日は一ドル七十九円九十八銭ですから、だからそういった意味では、いわゆる円が今安くなって一ドル百十八円、九円というようなときになって...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、タイド、アンタイドの話は、あのころは新聞にやたら書かれたんですよ。大体、新聞に言われたとおりやって当たったことは余りないんですよね、長期的に見ると。あのときは、間違いなくタイドイコール癒着というイメージをやたらあおられまして、たしか円が二百四十円から百二十...全文を見る
○麻生国務大臣 今、武正先生の御指摘の点、二点ありましたけれども、まず、この行革という視点はこの法案の目的にあるのかと。あります。  このJICA法改正は、行政改革の視点というものを踏まえて、私どもなりに考えたものであります。この法案が施行されると、少なくとも、新JICAにおき...全文を見る
○麻生国務大臣 今いただいた資料の中で、九番目に書いてある監事の庵原という人は、これはたしか外務省の役人じゃないでしょう。これはJICAの職員じゃなかったですかね。(武正委員「そうです。訂正します」と呼ぶ)したがって、これは六人が正確だと思いますので、これは議事録に残りますので、...全文を見る
○麻生国務大臣 感想ということですので感想を申し上げさせていただければ、武正さん、給与がどれくらい下がるか御存じなんだと思いますが、この間、三菱商事だかどこかから外務省のニューヨークの総領事だったかに来てもらうように頼んだ人がいました。民間人です、間違いなく、三菱商事。所得が二分...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたとおりに、過去六回にわたってこの局長級の会議を行って、さまざまな議論を行っておりますが、今御指摘のありましたように、総理の十月の訪中のときには、この東シナ海の海は平和と協力、友好の海にするという認識を改めて再確認をしておりますが、この「協議のプロ...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありました点については、三回目の交渉のときに、いわゆる春暁が白樺、樫が天外天でしたか、何かこの二つの点についての提案というものが、ガス田の開発作業中止等々、いろいろ三回目のときに行っておりますが、今、今後加速するということに関しては、この点の東側のこちら...全文を見る
○麻生国務大臣 失礼しました。  三回目じゃなくて、今の四回目、東シナ海の北及び南の二地点について共同開発というのを中国側が提案というのに対しましては、こちら側から何ら今返事をいたしておりませんので、これを加速するという話を、この内容を含めて加速するかどうかはこれからの話です。
○麻生国務大臣 今言われた対外経済協力の基本方針というのは、新しくできました海外経済協力会議において審議されることになります。これが今度のルールになっております。外務省はその中にあって、いわゆるODAの政策の企画立案というのが、私どもがその中核を担うということで、関係省庁、経産省...全文を見る
○麻生国務大臣 よく聞かれる話なんで、外務省として、もしくは政府として、非核三原則というものを保持するということに関してはいささかの変わりもない、これはずっと申し上げております。  ただ、今回の北朝鮮の核の保有ということが、仮に彼らが言うとおり本当であったという前提で申し上げま...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありました点に関して、そこに書いてある、同じものをお持ちなんだと思いますが、書いてありますのに、ODAの一元的実施の機関ということの観点からということを申し上げておりますが、引き続き外務省が実施するもの、具体的なイメージとしてどんなものがあるかというので...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、ことしの初め以来、外務省、JICA、それから分かれましたJBIC等々との間で、新しいJICAの設計につきましていろいろ論議を重ねてきたところです。  いわゆる、今言われました、異なる援助方法、無償とか有償とかいろいろございますので、アンタイド、タイドロー...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、おっしゃるとおりに、少なくとも税金を預かって使うことになりますので、細心の上にも細心の注意を払って執行されるべきというのは当然のところであります。  今、新しいJICAでは、監事が二名から三名ということで増員をするほか、円借款を行うに当たって現行のいわゆ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたとおりに、この〇・七というのは、日本の場合はGDPが物すごく大きいということであります。先ほどもちょっと申し上げましたが、アフリカは五十三カ国ありますが、全部足して五千五百億ドル。ということは、日本の八分の一、九分の一、アフリカ五十三カ国全部足し...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、JICAにおいてODAを一元化して運用するということが過日決まっておりまして、それに基づいて法改正をお願いしているというのが今の現状であります。  その中で、外務省が引き続き実施をするというものの中身の中で、いわゆるイメージがわかないと...全文を見る
10月26日第165回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) 経済上の連携に関する日本国とフィリピン共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨の御説明を申し上げさせていただきます。  この協定は、日本とフィリピンとの間において、物品及びサービスの貿易の自由化及び円滑化を進め、投資の機会...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 三ッ矢議員から三問ちょうだいをしております。  まず、本協定の意義でありますが、本協定は、物品やサービスの貿易自由化のみならず、投資、知的財産、ビジネス環境、人の移動等、幅広い分野を対象とする包括的なものとなっております。これらの分野での法的基盤を強化...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 笠議員より七問ちょうだいをいたしております。  まず、日本・フィリピンEPAと東アジア共同体構想の関係についてのお尋ねがあっております。  EPAと東アジア共同体との関係につきましては、平成十六年十二月に経済連携促進関係閣僚会議で決定をされました基本...全文を見る
10月26日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今の現実の段階で知っておる者はおりません。
○国務大臣(麻生太郎君) サンていう新聞はどこの新聞ですかと言われるようなのが普通の日本人の感覚だと思いますね、私イギリスに住んでいましたからサンがどの程度の新聞かというのを知らないわけじゃありませんけれども。それがタイムに出てたといったら、それはちょっと考えにゃいかぬかもしらぬ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それはもう前からの話でして、最初からその配置のときから既に問題が出てましたでしょうが、BBCもやってましたしCNNもやっておりましたし、当然ブリーフィングは受けておりました。
○国務大臣(麻生太郎君) それもう前から、前からというか、今年に入ってからぐらいじゃないでしょうか、そういう記事が出始めるようになり始めたのは。知っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に申し上げて直接直結しているわけではありません。しかし、国連の決めた一連の行動に日本としてこういった活動をする等々は、信頼関係の醸成には極めて大きな役に立っておるというのは当然のことです。  したがって、ふだんの人間関係というのと同じようなものな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国家の安全保障の在り方というものにつきましては、これはもう岡田先生おっしゃるように、それぞれ時代の状況も変わります。したがって、明らかに今こういった議論が出てきた背景というものは、北朝鮮という隣国、日本にとっての隣国が核を保有する、しかもそれを搬送するミ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 各国の評価ということに関して言わせていただければ、日本の取組ということについては、アフガニスタンのカルザイという大統領がこの間来たときも直接私また総理に対しても言っておりましたように、NATOの加盟国の理事会というのに初めて日本の閣僚として出席をさせてい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ガソリンスタンドの話も、先ほどの私の核の話と同じで、言論封殺をするつもりはありません。言う人はその程度の認識の人もいますから、それは、それによって隊員の士気が落ちるというようなことに配慮がないという方もいらっしゃいますから、それは、それに対して、まあそう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、戦争が終わった後のいわゆる統治、治安というのが大きな課題になったんだと思っております。少なくとも今、イラク、アフガニスタンで実行をもうちょっと早くからスタートさせれば良かったと思いますが、いわゆる現地人に、いわゆる治安、いわゆる軍ではなくて警察、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは御存じのように、日本の場合は平和ということによって恩恵を被っているという点に関しましては、これは、ほとんど自然資源に恵まれていない、それから加工貿易によって成り立っている国ですから、そういった意味では通商が、通行が自由に行われるか否かというのは、こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 拉致問題に関しましては、その後、誠意ある対応が見られないというのが率直なところで、新たに拉致が発生しているという認定をしているわけではありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 誠意のない対応が続いていると理解しております。
○国務大臣(麻生太郎君) 政治的にこれは極めて意味のある文書ではありますけれども、したがいまして、この文書に関して誠意ある対応を行っていないのが直ちに違反かと言われると難しい、意見の分かれるところだと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもは、平壌宣言を遵守していない部分が極めて、核の話を含めていわゆる、その紙をお持ちなんだと思いますけれども、二番のところ以外、一、三、四のところは極めて遵守しているとは思われない部分が多いというように理解しておりますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 議長国でありますから、前回のいわゆるミサイルのときは、あれはいわゆる議長国ではありませんでした。したがって、立場は違うとは思います。  しかし、勘違いをされておられる方が多いんですが、あのときは日本が最初に安保理において制裁決議案をリードしたのは一理事...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じかと思いますが、国連ができてから四十二条を適用してまとめた例は過去に一回もないと思います。したがって、今回は最初から四十一条でスタートしております。
○国務大臣(麻生太郎君) 武力……
○国務大臣(麻生太郎君) 七章というのは拘束力を持つというのが一義的なものでありまして、四十二条に武力、四十一条は経済制裁というように御理解いただいていると思いますんで、武力行使が最初から入っていたというわけでは全くありません。
○国務大臣(麻生太郎君) アフガニスタンの治安状況というのは、基本的には浅尾先生、依然不安定だと思っております。特にパキスタンとの国境を接しておりますいわゆる東部、南東部、南部と言われるところは、タリバン、今御指摘にありましたタリバンの状況の活発化など、やっぱりいわゆる懸念すべき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、これはいろいろ、国連が出しております資料とかいろいろあるんですが、これは確かにGDPの半分ぐらいが麻薬の売上げというような計算になりますんで、その数字が本当かどうか確証があるわけではありませんけど、通常そう言われております。  そ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはいわゆるアメリカとかアフガン、アメリカ軍とかアフガン軍とかパキスタン軍といろいろ連携を、アメリカ軍は連携をしつつ、いわゆる大規模な掃討作戦というのを確かにやっております、もうよくテレビなんかに出てくるあれですけれども。そういったように努めておるんで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは度々御答弁を申し上げていると存じますが、一般論として、国の安全保障の在り方というものは、それぞれの時代状況、いろいろ時代が変わってまいりますんで、そういった国際情勢を踏まえた上でいろいろ国民的議論があり得る、当然なことだと存じます。  少なくとも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 内閣としてというのは申し上げておりますので、外務省というのはその内閣の中の一部でありますので、私は外務省の中というようなことで取られるといかがなものかと存じます。  また、国民的議論というのは、国会議員であれば、これは国民の代表として、選良として選ばれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 何となく話を聞いて、これは民主党の中でも自由なんだと思っていますんで、私どもは何も自民党に限った話をしているわけではございませんので、どこのどの場においても、そこらのいろんな方々が会社の中でいろいろな話をしているときにこの種の話がされて、私ども特に九州な...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 三回ほどあります。
○国務大臣(麻生太郎君) 唯一の被爆国家として、久間先生、長崎ですし、唯一の被爆国家としていろいろな観点から私どもとして核のないという世界というのを希求しているというのは、これはもうずっと変わらないところだと思いますし、積極的な努力をしておるところです。また、広島やら長崎に御存じ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二〇〇四年四月一日から二〇〇五年二月二十八日の合計で、無線照会四万一千回、乗船検査九百五十回です。同じく、それが二〇〇五年の二月一日から二〇〇六年一月三十一日の合計では、無線照会一万四千回、乗船検査千回。  したがいまして、最近の一年間でこうやって見ま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 度々お答え申し上げておりますんで、柳田先生にお答えしたのと同じことをもう一回言いますんで、よく聞いていてください。  この間の話を申し上げましたが、一般論として国の安全保障の在り方というものにつきましては、それぞれの時代状況というものがあります。持たず...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この種の新しいのができると、大体遠山先生、皆何となく二元外交にしたいものですから何となくこの種の話がよく出てくるのはもう先生御存じのとおりだと思いますが、今少なくとも約一月弱たっておりますけれども、これまでの間に二元外交っぽくなったことはただの一度もあり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたUNMITという、UNMITのいわゆる人的貢献につきましては、東ティモール政府から正式に期待が表明されております。これはもう正式にそう言っておりますが、今言われました治安等々関連情報というものの収集を今やっているところなんですが、今後...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず基本的には、二〇〇一年の九月の十一日の日にいわゆる九・一一という事件が起きておりますが、このときにアメリカでは二千九百七十三人、通称三千人という話ばっかりが外に出ていますが、この中に日本人が二十四名一緒に巻き込まれて死んでおります、亡くなっております...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 確かに、今おっしゃるところは私は正しいと思っております。  現実問題として、今ここのアフガニスタンにおいて、いわゆる緒方貞子を取って緒方イニシアティブと言うんですが、これによって少なくとも、マザリシャリフとかカンダハルとかそれからジャララバードとか、あ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、パキスタンの外務大臣はスパンタというんですけれども、この間、日本、中央アジアとの外務大臣会合というのをやりました。そのとき、アフガニスタンの外務大臣から今遠山大臣と言われたと同じような要望が上がっておって、北のところはほぼ、いわゆる学校行ったりなんか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 急な御質問ですが、これはアメリカ国務省、余り信用されてないでしょうけど、アメリカ国務省のテロの年次報告で、そこの出た死者数を読み上げます。二〇〇〇年、テロの事件数で四百二十六、死者四百五が、二〇〇五年では一万一千百十一、そして死者数は一万四千六百二という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、一連の大田先生の話は、これこそこの国の実に言論が封殺されていないいいところで、議会の中においても堂々といろいろな政府の批判が言えるというところがアメリカのすごいところだと、私は正直そう思います。  その上で、アメリカとしては、今そういったような状況...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法律の解釈につきましては、今、官房長官じゃなかった、防衛庁長官が言われたとおりです。  いかなる事態かは別にして、ある事態がいわゆる周辺事態に適用、該当するかしないかという点につきましては、これは日本にとりましての周辺事態安全確保法でしたかね、安全確保...全文を見る
10月27日第165回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○麻生国務大臣 独立行政法人国際協力機構法の一部を改正する法案を可決いただきまして、まことにありがとうございました。  政府としては、ただいまの附帯決議の趣旨を踏まえつつ、新JICAの発足が政府開発援助の戦略性及び効率性の一層の向上につながるよう、円滑な組織改編などに十分配慮し...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたように、いろいろ懸念があっておりますことは事実です。  ただ、韓国としては、九日の北朝鮮の核実験実施を北朝鮮側が発表した直後、盧武鉉大統領が記者会見において北朝鮮を激しく非難、また、十四日の国連安保理決議の一七一八号につきましても、共同提案国...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる北朝鮮にいる日本人妻及びその子供の保護に関し、政府としては、これまでも日本の国籍を有している人の脱北者につきましては邦人保護の見地からしかるべき安全を図ってきているんですが、いずれにせよ、これがどれくらいのオーダー、数で出てくるのかというのは、ちょっと正直...全文を見る
○麻生国務大臣 今、小野寺先生と佐々江局長との間の答弁の差の内容というのは、昭和三十四年にスタートした帰還事業によりまして北朝鮮に帰還をいたしました在日朝鮮人、御存じかと思いますが、戦争が終わるまでは全部日本のパスポートを皆持っていたわけですから、その中で、向こうに戻りたい人、こ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは全くおっしゃるとおりで、平時と有事というか、非常時との差を考えないかぬのは当然のことであって、この真ん中の簡易スクリーニングのところが今一番難しいところになります。しかも、この中に武器を持っていないという保証がありませんから、そういった意味では、いろいろなこ...全文を見る
○麻生国務大臣 ことしフランスがサッカーのワールドカップで、チャンピオンになりましたが、キャプテンがジダンという、御記憶かと思います。相手方のイタリアがトッティという男がなったんですが、勝った後のインタビューで、ミスター・ジダン、あなたは何でサッカーをする気になったんですかと。同...全文を見る
○麻生国務大臣 これはミナミマグロ、キハダマグロ、いろいろ、御存じのようにマグロというのは、おたく……(小野寺委員「気仙沼です」と呼ぶ)済みません、気仙沼の沖だけ以外にもいろいろとれるんですが、ホンマグロ以外にもキハダマグロ、いろいろなものがあります。おまけに、このところ日本食と...全文を見る
○麻生国務大臣 必ずしも知日派が親日派とは限りませんけれども、今言われましたように、日本語の点で言わせていただくと、一つだけ、これは私も知らなかったんですが、過去十年間ぐらいの間に、日本の経済力が落ちたと言われた時期に、日本語の学習者は、統計の資料によれば約倍ふえております。経済...全文を見る
○麻生国務大臣 これは日本もそうなんですが、明治のときの国家予算の配分というのをどこか資料を見られるとわかると思いますが、国家予算の三割を国防費、国家予算の三割を教育費、文部省といわゆる陸海軍省に、それで六割です。残り四割でその他の省庁を全部賄ったという、かなり傾斜配分をした予算...全文を見る
○麻生国務大臣 多分、御質問は、アンナ・ポリトコフスカヤという女性記者が殺害をされたという話だと思います。昨今のロシアの中において、自由とか言論とかいうものに関して最も熱心な記者で、いろいろ記事を書いていたりしたことでもありますので、これが殺害されたというのは、日本では余りニュー...全文を見る
○麻生国務大臣 貿易量に関して言わせていただければ、この五年間で、約五千億円ぐらいから昨年が一兆一千億ぐらいまで確実にふえてきております。日本の輸出また輸入ともに順調にふえてきておるというのが実態だと思っております。  今の中でガスの話がありましたけれども、これは、商売をまだ覚...全文を見る
○麻生国務大臣 今回のライス国務長官の訪日の主たる目的というのは、北朝鮮の核に隣国であります韓国、中国、ロシア、日本がどのような対応をするかということの調査の最初として日本を選んだというのがそもそもの背景。  それに対しまして、私どもの方は、この種の話というのは今までの状況とは...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、前原先生御指摘のあるとおりに、それこそが一番の日米安全保障条約におけるコア、一番の核だと思って、核というのは一番の肝心なところだと思っております。それが信頼性を、きちんとアメリカは日本というものを守った方がいい、それに対するある程度自国民の犠牲を覚悟してで...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、その国が崩壊したときにどういうことになるかという一つの例として、ソ連邦崩壊の後に、かなりの部分の核の弾頭、もしくは核技術者、もしくは核技術が四散した。そのものの中がウクライナに行ったりグルジアに行ったり、いろいろうわさの出ているところではあります。  し...全文を見る
○麻生国務大臣 核の話は抑止より拡散の方に非常に問題点があるのではないか、これはアメリカも同じ意識だと思います。拡散体制になり得る、いわゆる核が無秩序に、テロリストが一番いい例だと思いますが、そういったものに散らばるというのは断固避けたい。特に、北朝鮮の核がイエメンに流れようとし...全文を見る
○麻生国務大臣 NPTというか、核をつくれるという部分が、今、つくれるけれどもやらないという話をさっき申し上げましたけれども、こういうのがテレビに出ると、つくれるという話だけで切られてばあんと表に出るのが大体マスコミという人たちの手口ですから。ですから、私どもとしては、そこらのと...全文を見る
○麻生国務大臣 一部、まだ時間が少しずれておりますのですが、日本時間の本日未明ということになりましょうけれども、これは日本が国連総会に提出をいたした核軍縮決議案というのがあります。「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」、これは日本が出しているんですからね。それに対して、国連総会...全文を見る
○麻生国務大臣 今アメリカがそれを、日本が核を持つことを期待していない国の一つが、アメリカ、中国、ロシア。日本近隣にあります核保有国はいずれも期待をしていないと思います。それは、北朝鮮に核保有を期待していないのと同じだと思います。  したがって、北朝鮮に核を保有されるとという話...全文を見る
○麻生国務大臣 最初から申し上げてきましたし、政府としての立場も申し上げましたし、言論弾圧の話も全部御存じの上で話をされておられますので、これまでいろいろな方に質問されましたけれども、さすが党首経験者は違うものだと思って、改めて敬意を払います。きちんと整理はしてあると思いました。...全文を見る
○麻生国務大臣 今、具体的な例をした方がわかりやすいという御意見は私も賛成です。  今の例をさらに具体的にすると、例えば、朝鮮半島で仮にアメリカ艦船の給油をしておった。御存じのように、給油というのは並行して走りますので、いわゆるディフェンスの上からいきますと、最も弱い状況になり...全文を見る
○麻生国務大臣 これは今のままですと、あくまでも現行憲法の枠内で考えていかなきゃしようがないという答えにしかならないんですが、これは常識的に言って、隣にいた部隊がいきなりぼんとランチャー、ランチャーというのはロケット弾を食らって、いきなりこちらも撃たれるかもしれないという状況のと...全文を見る
○麻生国務大臣 可能性は極めて高いと思っております。
○麻生国務大臣 アメリカは、自分によります核いわゆる放射能の収集をやって、核実験が行われたとアメリカは言っております。少なくとも日本側はまだ分析中としか申し上げようがありませんので、近々出せると思っておりますけれども、ただいまこの段階で核実験が行われたと確定しているわけではありま...全文を見る
○麻生国務大臣 閣僚というのは守秘義務を負っておるというように理解しておりますので、新任の閣僚になられた方々はそのブリーフを受けておられると存じます。何回もなりますと、その点が私の場合はもうわかった前提で次の話にいきますけれども、基本的には守秘義務を負っておるというように理解して...全文を見る
○麻生国務大臣 ここは長妻先生、基本的には、今おっしゃったように、今、インターネットで、オンラインでほとんどオンタイムで出ていくような時代ですから、そういった意味で、行政府の活動というものを立法府がどのようにチェックするかという話なんだと思いますが、そのために、立法府がいかなる、...全文を見る
○麻生国務大臣 一概に、長妻先生、国策を誤り、どの部分がと言われても、これはさまざまな議論があるので、具体的な、この部分が間違いだったというようなことが断定的に一つの部分が言えるということはなかなか難しいのではないかと思っています。あの発言とか、あの日あのときあの場面であの人の発...全文を見る
○麻生国務大臣 たびたびお答えをいたしておると思いますが、一般論として、国の安全保障のあり方というものは、昭和四十三年、当時のいわゆる佐藤内閣のときとは大幅に変わりました。二極体制が一極体制に変わり、隣に核保有国と自称する国が出てきておるわけですから。したがいまして、それぞれの時...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど御答弁を申し上げましたように、百六十九対三という圧倒的多数で、全面的廃絶に向けた法案が、法案というか提案が、これは新たな決意として日本が国連総会に提案をした、提出をした決議であります。  したがって、特に、今言われましたように、一七一八が出ましたように、十...全文を見る
○麻生国務大臣 笠井先生、これもたびたび申し上げてきたと存じますけれども、佐藤内閣のときの、非核三原則が決まったときの経緯を知っておられる方というのは、今国会議員にほとんどいらっしゃいませんよ、ほとんどおられぬ。だって、その当時その現場におられた方はほとんど今、年齢からいってもそ...全文を見る
○麻生国務大臣 笠井先生、私は自分で、二十世紀が教えてくれた最大の教訓の一つは、二十年後のことはだれも予想できないということだと思います。一九七九年にアフガニスタンにソ連が侵攻したときに、十年後、ソ連邦がなくなるなんということを予想した人は一人もいません。したがって、私どもは、余...全文を見る
○麻生国務大臣 これもたびたび御答弁申し上げていると思いますが、言論というものに関しまして、少なくとも、政府の中で議論をするわけではありませんが、広くこの種の問題に関して多くの議論というものがなされてもおかしくないのではないか、基本的にそう思っております。
○麻生国務大臣 余り大きな声を出されなくても聞こえますから、大丈夫ですから、余り興奮せぬで。大きな声を出されると、こっちも耳がいい方なものですから、済みません。  今のことに関しましても、たびたび申し上げるように、日本政府としては圧倒的多数の決を得て、百六十九カ国から、アメリカ...全文を見る
○麻生国務大臣 これも、きょう初めてということなので、改めて全部申し上げさせていただきます。  この非核、持たず、つくらず、持ち込ませず、持ち込ませずも含めて非核三原則ですから、それをつくられた昭和四十年代、まだいわゆる冷戦構造がはっきりしていた時代でありました。その当時、北朝...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも、今の論理が矛盾しているなんか全然思いません。今の状況は、あの当時とは状況は全く違っておるんですから、その上で、改めて再確認されるんですか、それとも全然別の議論が出てくるのか。こっちは言論封殺なんかしているわけじゃありませんから、いろいろな意味で広く議論...全文を見る
○麻生国務大臣 この点に関しましても、今までの議論を聞いていないと言われましたので、改めて申し上げさせていただきますが、この内閣としてはと言って、内閣の一員としてはということはずっと申し上げてきました。歴代の内閣が累次にわたってこの問題を表明してきており、この内閣でも、その種のこ...全文を見る
○麻生国務大臣 日本が核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませずといういわゆる非核三原則というものについては、これまでも、先ほど申し上げましたように、歴代の内閣が累次にわたって明確に表明をされてきております。したがって、世界じゅうで、日本というのはそういうことになっておるということに...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました経済上の連携の強化に関する日本国とメキシコ合衆国との間の協定第五条3及び5の規定に基づく市場アクセスの条件の改善に関する日本国とメキシコ合衆国との間の議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明申し上げさせていただきま...全文を見る
10月27日第165回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) 防衛庁が省に昇格することにつきましてのお尋ねがあっております。  日本は、防衛力の整備に努め、日米安保体制を堅持し、アジアを含む国際環境の安定を確保するための外交努力を行うことをもって安全保障政策の基本としております。  その遂行に当たって、外交当局...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 非核三原則についてのお尋ねがあっております。  一般論として、たびたび委員会で申し上げましたが、国の安全保障のあり方につきましては、それぞれの時代状況、また国際情勢を踏まえ、さまざまな国民的議論があり得るものと考えております。  ただ、日本が、核兵器...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 防衛庁の省移行についての他国の受けとめ方に関するお尋ねがあっておりました。  今回の法案は、御存じのように、基本的には、防衛庁の所掌事務、組織等の変更や、また、我が国の防衛力の量や質の増大、専守防衛、防衛の基本政策の基本の変更というものを伴うものではな...全文を見る
10月30日第165回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今御質問のありました旧日本軍が持ち込んでおりました化学兵器の推定ということに関しましては、これは断片的な資料しか存在をしておりませんので、全体像がどれぐらいのものかというのは正確なものはございません。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、持ち込んだ量が分かっておりませんので、使用した量につきましても極めて断片的な数字しかないということになろうと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 政府といたしましては、遺棄化学兵器によってどれだけの被害者が出ているのか、これまた全体を把握するのは極めて困難であろうと思います。  最近の資料ですけれども、二〇〇三年八月黒竜江省チチハル市で四十四名、二〇〇四年七月吉林省敦化市で二名、また二〇〇五年六...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、今後可能性があるかといえば、これは否定できないと存じます。  どこに埋められておるか、埋設されているかは、正確なところは不明ですから。まあ、新たに何か建築物を建てるために掘ったところに当たったということは十分にあり得るから、それが無毒化されている、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう吉川先生御存じと思いますが、既にそういったいわゆる記憶がまだしっかりしておられる方々等々含めて多くの方々の中から約百五十名ぐらいの方、これはしっかりしている方というのを調査したというもう資料は御存じですね。その資料がある上で聞いておられるわけで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これまでも、引き続き今やっておることも御存じのとおりだと思いますので、鋭意この調査に関しましては我々も協力を惜しまないということだと存じます。
10月31日第165回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○麻生国務大臣 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、安住委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げさせていただきます。  まず、沖縄に関する事項について申し述べます。  昨今の北朝鮮の行動に見られますとおり、アジア太平洋地域には依然として不安定性と不確実性...全文を見る
10月31日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
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○麻生国務大臣 今、これは前から松本先生御関心の強かったA規約の話を聞いておられるんだと思いますが、御指摘の報告は、二〇〇六年六月三十日までに出すことになっておるということは承知をいたしておりますが、今まだ作成は終わっておりません。  この理由につきましていろいろお尋ねがあって...全文を見る
○麻生国務大臣 この件に関しましては、六つあります。  いわゆるB規約につきましては、これは今、ほとんど最終の作業中になっておると思います。(松本(大)委員「消化状況について」と呼ぶ)だから今消化状況を、五つ申し上げないと消化状況わかりませんでしょうが。だから、五つを申し上げる...全文を見る
11月01日第165回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○麻生国務大臣 昨日八時に中国外交部の方から正式に発表があっておりますのはもう御存じのとおりであります。  日本としては、従来より六者会合に北朝鮮が復帰をするということは求めてきていたところでもありましたので、六者協議というのはこの問題を解決するに当たっては最適な協議の場所だと...全文を見る
○麻生国務大臣 日本の独自案をこのまま継続するのかという意味でございますか。基本的に継続いたします。
○麻生国務大臣 今、丸谷先生御指摘のありましたとおり、日本とフィリピンの間で物品の関税削減、撤廃、いろいろございますけれども、サービス貿易のいわゆる自由化というのに加えまして、投資とか知的財産とか反競争的行為の規制とか税関手続その他、ビジネス環境の整備、人の移動、協力、いろいろご...全文を見る
○麻生国務大臣 シンガポール、メキシコ、マレーシアと三つ例を言われましたけれども、マレーシアの場合はちょっと協定を結んで余り日がないものですから、少なくともシンガポール、メキシコについては、これまでの数字を申し上げさせていただくと、発効いたしましたのが二〇〇五年の四月がメキシコと...全文を見る
○麻生国務大臣 きのう、外務省の方にも大勢来ておりました。フィンランドの議長は前に総理大臣もしていましたし、来ておりましたので、私どもの方にその質問があるのかと思って待ち構えていたんですけれども、私の方には直接なかったんで、普通、ああいう話は直接ないとおかしいなと思うんですけれど...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、昭和四十年当時、山井先生がどれくらい成長しておられたか、御年齢であったか存じませんけれども、三歳ぐらい、じゃ、そのころの記憶はほとんどない、全く、天才でも三歳ぐらいのときは余りないと思いますので、ないんだと思いますが、私は当時もう既に大分年を食っていました...全文を見る
○麻生国務大臣 重ねて申し上げますが、政府としてはというのであって、私は政府の一閣僚でありますから、私は議論を私がすると言ったようなことは一回もないのであって、議論をするのは大いにされてよろしいのではないか。国民の言論を封殺するつもりは私ども自由民主党にはないと申し上げております...全文を見る
○麻生国務大臣 議論があってもいいとずっと申し上げてきておりますし、私どもは議論があってもいい、政府としてはこれは堅持します。  しかし、国民の中で、政府としてはこう思って、憲法九条はとかいろいろ意見がありますじゃないですか。そういった中にあっても、国民の中で議論があってもちっ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは山井先生御存じのように、一番の問題は労働力がないことですよ。介護士という労働力がないの、それに対して需要が多いの。需要がすごくふえているんですよ。しかし、ないのは、万といたり、毎年ふえていますよね、ギャップが。すごくふえているんですよ。その介護士という労働力...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、グローバライゼーションの中で人のグローバライゼーションというのが大前提になっているというのは、EPAに関して言わせていただければ、いわゆる世界じゅう同じようなグローバライズされているというのが大前提、それはもう当然御存じのことだと思いますので、その点は触れ...全文を見る
○麻生国務大臣 他国のことまでよく知りませんけれども、たしか看護大学、四年じゃなかったですかね。
○麻生国務大臣 今、四百人プラス六百人、合計千人ということで、とりあえず今回の場合千人、二年間ということでスタートをするということであって、まずは円滑なスタートをさせるということが大問題だと。最初のとき、とにかく、山井先生、これまでずっとこれは議論してきたところで、この話はもう長...全文を見る
○麻生国務大臣 今の段階でその件について特に詰めたわけではありませんけれども、まずはスタートしてみた結果どうなるかというところを見ているだけであって、次の場合のときに、千人を二千人にふやすときに、法律にするのかとか、法案にしてまた出すのかとか、国会審議をするのかを含めて、今の段階...全文を見る
○麻生国務大臣 転ばぬ先のつえという話はよくあるので、多分そのおつもりなんだろうとは解釈しておりますけれども。受け入れの人数の枠について等々は、これは今まさに始まるばっかりですから、今の段階から、二年後の先はどうなるということを今は申し上げられるわけではありません。  ただ、基...全文を見る
○麻生国務大臣 全然矛盾していないと思うんですね。矛盾させたい気持ちはわからぬでもありませんけれども。  私どもは、政府としてはと一貫して申し上げてきておりますので、甘利さんもまたほかの方々も同様の発言をしておられると存じます。  もとのもとになりました中川昭一政調会長の発言...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初にお断りしておきますが、撤回するつもりは全くありません。  それから、何回も繰り返してという話をされますが、繰り返して質問をされておられるのは民主党のあなたたちであって、私の方から積極的に発言を求めて言っているということはございませんので、その点だけはよ...全文を見る
○麻生国務大臣 プルサーマルもとまるとも思えませんけれども。  まず、原子力エネルギー、私はちょっとそれの専門家ではありませんけれども、原子力というもののエネルギーにつきましては、エネルギーの需要の増加、また地球温暖化の対策に対する観点から見てこの有用性というのが見直されつつあ...全文を見る
○麻生国務大臣 このエコノミック・パートナーシップ・アグリーメント、いわゆる通称EPAと称するものに関しましては、これはもう御存じのように、経済のグローバル化というものが好むと好まざるとにかかわらず潮流として進んでおります。その中心になっておりますのはWTO、ワールド・トレード・...全文を見る
○麻生国務大臣 質問はちょうだいしていませんでしたけれども、今、御存じのように、昨年の十二月、ASEANプラス3プラス3、足すということで、豪州、ニュージーランドとインドというものを構成員とする、いわゆるASEANプラス6ということを称して、いわゆる東アジアというような形になって...全文を見る
○麻生国務大臣 近藤先生、これは物すごく長い話でして、森喜朗政務調査会長のときに自由民主党はこの問題を特別の委員会を立ち上げてスタートさせております、もう十年ぐらいになろうと思いますが。そのとき、たまたまそこの事務局長をずっと約一年間しておりましたので、その当時からの話題ですから...全文を見る
○麻生国務大臣 深夜の定義を知りませんけれども、十一時以降ということでしたら、しょっちゅうあります。
○麻生国務大臣 核保有の議論よりもっと大事かどうかという判断をあなたに聞くつもりはありませんけれども。  基本的には、今申し上げたように、移民を受け入れるか受け入れないかというような単純な話とも思わぬのですね。移民を受け入れるということで、一挙にウン百万単位で入ってくるというこ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、笠井先生言われましたけれども、この東アジア共同体というのは、余り中国は賛成ではなかったんです。昨年の十二月まではそんなに賛成ではありませんでしたし、現場に行ってから話を私どもとさせていただいたという経緯もあって、そして今ASEANプラス3プラス豪州、ニュージー...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には同じルールでやらぬと、少なくともこっちはこのルール、こっちはこのルールでは意味がありませんので、それは国によっていろいろ、ここだけはちょっと勘弁しろとか、うちはこれだけはだめだとかいうのは、それはいろいろ事情があるだろうとは思いますけれども、互恵と言われ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは御存じの上で聞いておられるんだと思いますが、これは、フィリピン残留日系人というもののまず定義からスタートしなきゃいかぬところなんですが、今、いわゆる日系人というものに関しての大規模な調査を一九九五年から、過去四回、外務省は実施をいたしております。  そのう...全文を見る
11月01日第165回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○麻生国務大臣 外務大臣を拝命いたしました麻生太郎です。  衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、小島委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつをさせていただきます。  拉致問題は、我が国国民の生命と安全にかかわる重大な問題であり、我が国の外交上、最重要課...全文を見る
11月01日第165回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、黒岩委員長を始め委員各位に謹んでごあいさつをさせていただきます。  まず、沖縄に関する事項について申し述べさせていただきます。  昨今の北朝鮮の行動に見られますとおり、アジア太平洋地域には依然として不...全文を見る
11月02日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました独立行政法人国際協力機構法の一部を改正する法律案について御説明をさせていただきます。  昨年来実施されてまいりましたODA改革につきましては、官邸に海外経済協力会議が、外務省に国際協力企画立案本部及び国際協力局が設置される等、O...全文を見る
11月07日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) これはOECFとJBIC、合併するそもそもの話にさかのぼって、あの時代からこの話は長く協議をされてきました。そのときにあって、御記憶かと思いますが、片っ方は十年据置き、二十五年の返済なんというのはそれは銀行業務と言えるかと。そんな三十五年先の話だと。傍ら...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは山本先生御指摘のありましたように、これはまず有償の方の規模がでかいんですよね。こちらの方の規模とこんなに違いますんで、大企業や零細企業とは言いませんけど、こんな感じのものになっております。  例えば、片っ方は資本金八百八十億、片っ方は七兆円とか、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、今言われた懸念というのは、これはもうずっと言われているところで、何も核実験をやったから急に出てきた話でも何でもない、昔からよく言われ続けてきた一つの懸念だと思っています。  したがいまして、こういったことの起きないように、今言われたような状...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 五者協議を急ぐ余り五者協議の結束を乱すということはしないと申し上げているのであって、今からいろいろ出します話に当たって五者の結束が乱れてまで急ぐことはないという意味であって、五者が今の条件、北朝鮮が今我々出している条件をすぐのむというのであれば今でも開け...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもとしては、年内、今二〇〇六年、平成十八年内に開催される可能性はあると思っております。APECの前とかよく言われてまして、私、そんな早く話はすんなりいくはずはないと思っていますので、年内にある可能性は十分にあると思っております。  また、具体的な条...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもとしては、今、日朝間の直接交渉を直ちに開けるような状況では全くないと思っております。  少なくとも今、日本は一七一八とは別に、日本の別のいわゆるサンクション、制裁というのをやっているのは御存じのとおりなので、これを緩めて日朝交渉を個別にやるという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この件につきましては、拉致という問題は我々日本にとっては極めて大きいんであって、拉致、核、ミサイルは三点セット、一緒なんだと、そういった点は前から言ってありますし、この点につきましてはバーンズという人と主にしましたが、これは向こうの方から、拉致の問題につ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そうです。
○国務大臣(麻生太郎君) 取り急ぎはこれは、白先生、まずは核ですよ。どう考えても最初は核の話ですよ。この核の話で皆集まっておるわけですから核の話なんであって、まず人権問題というのが当然そこに次に出てくる話なんであって、その中、ちょっと個別に名前がざっと出ていきますんで、例の千番台...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) その場の状況にもよろうと思いますけれども、日本としてこのアブダクションの話が出た場合、新たにこういった問題もあると、新たにこの種の話が出てきている、日本では逮捕状を新たに請求してきたというような話がその場で出てくるという状況になり得ればいいなと、私どもそ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 具体的な名前を挙げるかどうかというのはいろいろまた分かれるところではあろうと思いますけれども、六か国協議の中においてこの問題が取り上げられるということに関しては、そういうものは取り上げられることになるというように考えております。
○国務大臣(麻生太郎君) アブダクションの、拉致の話です。
○国務大臣(麻生太郎君) 拉致のことについては先方から言うほどこの問題については、我々の最大の関心事を向こうが言うくらいですから、当然日本の方から言うのは当然です。
○国務大臣(麻生太郎君) 今現在ロシア当局において、いわゆる、今拿捕というのは正確ではなくて、これはいわゆる向こうに行っていて、いわゆるあらし、海上の状況が極めて悪かったので、ちょっと船の状況が具合が悪かったのでカムチャツキー港に、いわゆる連行とか拿捕ではなくて、同行を要請された...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私もこの種の検査のことにそんな詳しいわけじゃありませんので、取っていい魚と取って悪い魚というのの区別というのはどういう具合にやっているのか、多分きちんと見てやるんでしょうけれども。その魚の区別というのが、いつもスケトウダラのはずのものが別のものを持ってい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう何遍となくその他の民主党の議員の方々にもお答えをいたしましたんで、同じ話で大変恐縮ですけれども、日本が核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずといういわゆる通称非核三原則というものを堅持することにつきましては、これまで歴代内閣が累次にわたって明確に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今までというのの条件は、どういうデフェニション、定義はどういう意味ですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 今まで申し上げたとおりのことであって、議論を封殺するということを私ども、私どもは政府としてはきちんと今までどおりやります。それはもう全くそのとおり申し上げている、閣内の一員としてもそうですと、これも申し上げております。  ただ、いろいろな意味で議論をし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと済みません。ちょっとお待ちください。──ちょっとお待ちください。
○国務大臣(麻生太郎君) 済みません。今御指摘のありましたものの中で、現JICAで五十六在外事務所、現JBICは二十七駐在事務所に拠点がありますので、今のJICAと今のJBICの事務所の統合が予定される国は十九か国になろうと存じます。名前を申し上げますか。
○国務大臣(麻生太郎君) これはたしか最初に中国の円借の再開の話が多分第一回目だったと記憶するんですが、それ以後、今は海外経済協力会議って、当時は安倍まだ官房長官のときだったと記憶しますが、そのときにスタートをさせて、一応月ごとにやっていこうじゃないかというような話をいろいろした...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 全くごもっともな御指摘なんだと思いますが、少なくともこのJICAというものはいわゆるODAの三つ、有償、無償、技協と、いわゆる三つのいわゆる協力、いわゆる通称何々協力というものを一元的に実施する機関というのをやりたいということなんですが、これ援助の手法と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、片っ方は金扱うところ、片っ方は技術扱うところですから、かなり育てる人の種類は違ってくるんだとは思いますけれども、いずれにしても、こういったようなものは効率よくやるときには、一つの研修所の中に二つの部門を置くとか、やり方はいろいろあろうと思いま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 役人じゃ答えにくいところでしょうから、私の方から。  これは民間の会社の合併も同じなんですよ。どこの会社でも皆そんな、みんな給料が横並びで全部一緒なんてことは、製鉄会社でも違いますしね。その間、合併して、当面はその差のままいくわけです。そして、次第に時...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) やっぱり海外におけます効率性というものを考えた場合に、今、我々としてはいろいろなところから日本のODAに関して、これはアフリカに限らずいろんなところからの要請は多い。それに対応していくために、実施機関について、やっぱりそれを効率的に整えていかにゃいかぬと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくともJICAがこれまでやってきた事業の中で技術協力事業というものが余りよく言われないところで、スポット当たらないところではあるんですが、私は、これ開発途上国の人材育成ということに関しましては、私は途上国にとにかく自助努力なんですよという話をやり、あ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 全く御指摘のとおりだと思いますが、基本的には、日本というのは少なくとも経済的繁栄を通じて平和と幸せをというのは、多分戦後六十年間一貫した日本の中におけるコンセンサスだったと思います。経済的繁栄というものが大事。したがって、経済的繁栄ないという、いわゆる貧...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 高野先生、これは全くおっしゃるとおりでしてね。逆に一時期は名前が売れ過ぎて控え目にしろと、アンタイドローンで全部やれなんというのが国会でじゃんじゃん言われたんですよ、当時の野党側の方から、ひも付きはけしからぬと。しかし、今ほかの国はほとんどひも付きで、日...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる核査察機構、いわゆるIAEAの査察を受け入れる。例えば、日本の場合はプルトニウム含めて持っておりますが、少なくともこれについて世界から疑われていることは全くない。なぜなら、日本はIAEAに全くオープンで見せておりますから。そういったようなことをや...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国連事務総長、まだ十二月の三十一日まで外務大臣、まあ来週辞めるのかな、正式には。外務大臣辞めて一月一日から就任することになりますんで、今、現職はまだ外務大臣ということになろうと存じます。  したがって、その意味で、二国間のいわゆる歴史問題、日本と韓国の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも、イラクにおいては選挙を行い、そして憲法を制定し、それによって正式に内閣をスタートさせ、その下でいわゆる司法というものを、いわゆる行政、立法、いろいろのものをきちんとしておりますので、少なくとも、イラク人による法の支配の下で今回の判決がなされた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 横須賀においてコバルトの検出ということに関しましては、このことが判明した後、直ちにアメリカ側に調査を依頼をいたしております。  アメリカは、日本政府からの調査の依頼に応じて翌日、十月五日、調査結果を、事実関係を調査した上で、九月の四日ですから一か月後の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本側の専門家会合というのは、多分これ文部科学省でなさったんだと思いますが、この会合の評価、分析というのはもう既に発表をされております。それによれば、今回のコバルトの検出というものは、原子炉事故、冷却系の事故などに起因するものとは考えられず、同潜水艦に由...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アメリカ側の調査によれば、原子力潜水艦ホノルルが横須賀寄港中に、いわゆるその潜水艦の放射性、いわゆる液体、物質が意図的又は不慮、いずれの場合でも排出は一切生じなかったとの事実が確認をされているのが一点、また、日本側の専門家会合も、今文科省の方からお話があ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、フィリピンにおけるいわゆるいろいろな意味での政治的な殺害ということについてはもう実に様々な報道がありますのは、もう福島先生御存じのとおりです。これは今に始まったことじゃなくて、昔から結構いろいろあるところでもあります。大統領候補が撃たれたりするよ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私、私ですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 私はちょっと、正直申し上げて、防衛担当大臣ではありませんので、聞かれるべきはこちらの副大臣だと存じますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど、白先生でしたっけね、同じことをまた答弁をさせていただきますので、重ねて恐縮ですけれども、日本という国が核兵器を作らず、持たず、持ち込ませずという三原則、通称いわゆる非核三原則というものにつきましては、これを堅持することにつきましては、歴代内閣は累...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 外務省の努力を初めて褒めていただきまして誠にありがとうございました。努力していると思いますね、あの百六十九か国につきましては、正直なところ。外務省で最近よくやっているのは、この北朝鮮の問題に関してのいわゆる安全保障理事会でのいわゆる制裁決議案の取付けとこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まだ発言中ですから。  基本的には、私どもとしては歴代内閣は累次にわたって言ってきた非核三原則は堅持するということをずっと申し上げてきております。
○国務大臣(麻生太郎君) ドミニカ移住者に対する特別一時金の支給等に関する法律案の御提案に当たり、柏村委員長及び関係各位による御努力に深く敬意を表する次第です。  政府として、本法律案につきましては異存はございません。
11月08日第165回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○麻生国務大臣 今いろいろ、核論議の話というのがこの間の話からずっと出ていますが、おたくの党の中ではきっと縦割りになっていてなかなか横の話ができないから、これまで歴代答弁をした隣にいる人の話なんかはきっと聞かせていただいていないからまた同じ話をするようになるので、山口さんあたりか...全文を見る
○麻生国務大臣 柚木先生、重ねて言いますが、私の方からこの議論をしたことなどないのです。ないのです。その話を否定しても、山口さん、また連絡が悪いから、また別の方、そしてきょうは柚木さん、参議院に行ったら参議院に行ったでまた別の方が延々と、理事の方が仕事をしていないのかなとか、いろ...全文を見る
○麻生国務大臣 今岩屋副大臣の方から数字の上での説明がありましたけれども、FTA、いろいろ今自由貿易というのをやってきておりますけれども、御存じのように、いろいろな国と、これまでFTAを結んだ国との貿易の結果を見ましても、間違いなく日本の場合は、前年度比で二割三割伸びているところ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは随分長い間の協議が行われたんですが、少なくともこの交渉に当たって、フィリピン側からの要望として関税の撤廃、引き下げというのがありましたし、看護師、介護福祉士の受け入れ等々に関する要望が出されてきております。  これを受けた日本側におきましては、いわゆる国内...全文を見る
○麻生国務大臣 日森先生御存じのように、これは、ガット・ウルグアイ・ラウンドというのができて、その後、いわゆるカタールのドーハ・ラウンドで始まって、このドーハのところで途中で、内容は説明すると物すごく複雑なので、とにかく、簡単に言えば、とまったという形になって、今中断をしておると...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、日森先生、見通しと言われると、今年度中にドーハ・ラウンドが再開できますとか締結できますと言うほど、アメリカ対EUとか、オーストラリア等々、BRICs対何とかとか、いろいろ入り乱れておりますので、ちょっと何とも申し上げられません。  ただ、EPAやら何やら...全文を見る
○麻生国務大臣 重ねて申し上げますが、私から議論をしているわけではない。そちら様の議論の答弁にお答えしているという立場だけは重ねて申し上げておきますので、理事の方、よくそこのところだけはお踏まえください。  何回も申し上げておりますが、日本の……(山井委員「賛成か反対かを聞いて...全文を見る
○麻生国務大臣 内閣の一員をしておりますので、今申し上げたとおりでありますので、この内閣ではこれまでの堅持していく立場には変わりはないということは、反対ということになろうかと存じます。大体、そう書いてありますから。これまでも言ってきましたから。
○麻生国務大臣 日本の立場といたしましては、核不拡散条約体制、通称NPTのメンバーの一人でもありまして、今回も国連におきまして百六十何カ国という話をきちんとやっておりますので……(発言する者あり)毎年。でも、毎年ふえておりますから。ことしもふえております。前よりふえたということを...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、よく議論をされる前に、私の言った発言の中で、核武装をすると言ったことは一回もありませんから。そこのところは、するかのような話とおっしゃいますけれども、私はすると言ったことは一回もありません。持たない、つくらない、持ち込まないという非核三原則というものに...全文を見る
○麻生国務大臣 今、我々として、とりあえず二年間のスタートということを申し上げて、千人の枠を四百、六百で割った、その背景というのは理解しておられるんでしょうね。その前提で話をさせていただかぬと話がちょっと込み入りますので。そういった意味では、まずは円滑なスタートを切るというのが我...全文を見る
11月10日第165回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○麻生国務大臣 他国の選挙結果についていろいろコメントをするというのはいかがなものかと思いますので、その点はちょっと差し控えさせていただきますが、上院でほぼ均衡、下院では共和党が負けるというのは、かなり前から出ていた予想ではありましたので、その予想の結果に大きな違いはなかったと思...全文を見る
○麻生国務大臣 どれがと、一番、これだという決め手が一つあったというわけではないと思うんですが、少なくとも、いろいろあったとは思いますが、中国側からアメリカに対して、六者協議を再開するというのを目的に米中朝のいわゆる六者会合首席による協議打診というのがあって、米国も、六者協議再開...全文を見る
○麻生国務大臣 今御質問のありました点のところでいきますと、中国が北朝鮮に対してどのようなことを言ったかということに関しては、私たちの立場から、よく、はっきりわかっているわけではありません。  アメリカとしては、この六者協議復帰に当たって北朝鮮の核保有を認めないということに関し...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、それこそ諸説分かれております。  過日、ソウルにおいて、潘基文、ライス、日本と三者会談を先月行わさせていただきましたときも、何となく、中国、北朝鮮は孤立化しておるという話が日本の新聞には多いけれども、金正日という人の性格というのは我々とは大分違う性格であ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは長島先生、ミサイルのときに比べたら、今回の核の後の中国の電話会談の向こうの反応の素早さ、また明確さを考えましたり、また、一連の決議案に対する賛成に対して、前回は十一日間、うだらうだらいろいろ言っていましたのが、今回は極めて早く六日間でばっと乗ってきましたから...全文を見る
○麻生国務大臣 これは長島先生、日本一国だけでとても対応できる話ではありません。したがって、日本としては、諸外国もしくは国連等々の機関を使って圧力をかけているということだと存じます。  北朝鮮の望んでいるものは何か、その目的は、今の体制の維持なのか、今のレジームの維持、もしくは...全文を見る
○麻生国務大臣 アメリカは、六者協議の中で米朝間で直接対話をするということには全くやぶさかでない。ただし、コンドリーサ・ライスが平壌へ行って北朝鮮と二国間で直接交渉することはしない。なぜなら、前に、マドリン・オルブライトのときにそれをやってきれいにだまされたわけですから、それを指...全文を見る
○麻生国務大臣 核不拡散が危機的状況という定義がよくわからないんですが、少なくとも、インド、パキスタン以後、北朝鮮が核実験をやったということをもって、つまり、イランも今つくろうとしているとかいうのをもって危機的状況というような定義、ちょっと定義の前提がよくわからぬので答えようがな...全文を見る
○麻生国務大臣 核不拡散の話につきましては、これはニューヨーク時間で二十六日、日本時間二十七日未明ですけれども、いわゆる国連の第一委員会というところにおいて、日本が主導して、いわゆる圧倒的多数で……(山口(壯)委員「毎年の恒例です」と呼ぶ)毎年、毎年ふえているんですよ、数は間違い...全文を見る
○麻生国務大臣 日本はよく、我々の置かれている立場は、周りは、ソ連、中国、アメリカ、北朝鮮も含めて、核保有国と接しております。日本はその中にある国です。そういう状況の中にあって、日本は、アメリカの核の傘によって日本の防衛というものはかなり守られている。アメリカの核の抑止力の中にお...全文を見る
○麻生国務大臣 ロシアについてはよく存じません。
○麻生国務大臣 重ねて申し上げておきますけれども、まず最初に、もうこれは今回も言われましたので、これは山口さんの御指導によっていろいろ質問が出てくるんじゃないかと思っていますが、私は、過去何回か開かれましたこの外務委員会、もしくはその他のこの種の質問に関しても、同じことしか言って...全文を見る
○麻生国務大臣 米国の中間選挙につきましては、先ほど最終的な、インディアナも決まったと思いますので、四十九対五十一だと思います。これで上院におきましても民主党が勝利ということになった。それから、下院の方は、まだ最終的に決まっていないところが、御存じのように、パーセントの差によって...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、照屋先生、これは何回となくお答えをしておりますので、また重ねて申し上げるようで恐縮ですけれども、核保有という話を私の方からしたことはありませんので、そこのところだけ何回もお断りをしておきます。非核三原則についての議論の話を申し上げておるのであって、今お...全文を見る
11月24日第165回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(麻生太郎君) PCI社の不正経理処理についてのお尋ねがあっております。  本件につきましては、JICAの措置規定上、同種の事案に対するものとしては上限の措置であります合計十八か月間にわたり指名停止、新規ODA事業から排除する措置を講じたところであります。  関係者...全文を見る
11月27日第165回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 政府開発援助等に関する特別委員会の開催に当たり、山崎正昭委員長を始め委員各位の方にごあいさつをさせていただきます。  日本の政府開発援助は、五十年にわたり途上国の発展に大きく貢献してまいりました。そのかぎは経済成長を通じた貧困削減でありました。今日では...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど所信の中で申し述べましたように、世界六十億、まあ正確なところは分かりませんが、人口約六十億と言われております中で、そのうちの六人に一人、十一億人はいまだ一日一ドル以下の貧困にあえいでいるという状況にあります。  私どもは貧困というものを、少なくと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、ミレニアム開発目標は、ちょうど西暦二〇〇〇年の年に国際ミレニアム宣言というのがつくられたのを契機に取りまとめられた、何というか、世界、国際社会共通の課題というように御理解いただければと存じます。  その達成に向けて、いろいろ国連始めWH...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、今言われました質問は、これは具体的に個別の案件によって、これ全部国々によって違いますので、ちょっと山下先生、なかなか一概にこれが答えというのがあるわけではございません。  今その中で、政権が絶えず選挙のたびに入れ替わっているところというのは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) あのデリーメトロというのの効果というのは、あの一番の効果は多分あそこに、作業に従事したインドの従業員の労働に対する価値観が変わったのがあのプロジェクトの最大の効果だったと、私はそう思っております。今インド国内で時間どおりに動いている公共の乗り物は多分デリ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありました草の根・人間の安全保障無償資金協力、長い名前が付いておりますが、これが今草の根の無償資金協力のプロジェクトのもとでありますけれども、いわゆる草の根レベルの方々が、最下層と言ってもいいかな、草の根レベルの方々の開発援助を目的としたプロジ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、中国の第三国援助とよく言われる部分なんですが、これは小川先生、正直、数字がよう分からぬのです。この国は何せ数字が全く外に出ていませんので、よう分からぬ国の話をよう分からぬ立場から説明しますんで、話が多分物すごく漠然としたものになるのをちょっとあらかじ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは小川先生、やっぱり日本で持っております力のものとして、力が持っているものの一つとして、技術援助を含めまして今いろんな意味でこのODAというものは積極的に利用してしかるべきものだと、基本的に私自身としても、また外務省としてもそのように考えております。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは小川先生、これまた国によってなかなか皆状況が違っております。民主化しているがために選挙ということになるんですが、それが部族ごとに分かれてみたり、地域ごとに分かれてみたり、宗教で分かれてみたりいたしますんで、なかなか民主主義も成熟しているところとまだ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 小川先生御指摘の、これはいわゆるアフターケアというか、そういった評価というのは大事なところだと存じます。  私どもとしては、JICAとかJBICとか、ああいう連携しております機関と一緒になってこの実施改善を図るということも大事なんですが、この説明責任と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 誠にごもっともな御指摘だと思いますが、客観性とか公平性とかいうものをきちんと確保する必要があるという御意見だと存じますが。  今、現実問題、現実にどうなっておるかというと、この政策レベル、プログラム、ちょっと、プロジェクトレベルはちょっと私どもじゃあり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、小川先生御存じのように、円借というのは、仮にも金を貸して金利をちょうだいすることになるんですが、少なくとも十年据置き二十五年返済なんというのは、これ金融と言えるかと言ったら、三十五年先の話なんてとてもじゃないよというのが普通だと思っておりますので...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それはちょっと、それはちょっと局長クラスじゃなかなか答弁のしにくいところだと思いますんで。  谷合先生、これは確かにおっしゃるとおりに、最近では石油の値段が急激に、二十USドルから六十ドル、七十ドルに上がったこともこれあり、いろんな意味で急激に、一人頭...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、中央アジアのところまで説明を終わった。この上のところにいわゆるGUAMと言われるグルジア、ウクライナ、アゼルバイジャンというあれがあるんですが、これらを含めまして自由と繁栄の弧、いやいや、ずっとこっちまで、インドからこっちへ抜けまして、こういったもの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のとおり、海外経済協力会議でこれは議論になっているところであります。  この点につきましては、二〇〇八年オリンピック前までに新規円借款については円満に終了ということで日中間で共通の認識が既にでき上がっております。したがいまして、中国も御存じのよう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の話ですか。済みません。  コタパンジャンの話は度々伺っておりますけれども、現地の対応についてまずさがあったというのは今副大臣から御答弁を申し上げたとおりです。  それから、千百円だったかな、千百円相当の金品ということになろうと存じますが、それがO...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、大門先生から御指摘のありましたように、基本的には、大きなプロジェクトをやりますと、その地域において移動させられる、転居させられる方々に不満が出る、これは何もインドネシアに限らずどこでもあり得る話で、今中国であっちこっちに起きておりますのは御存じのとお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう長い長い話の間で、首脳レベル、外相レベルでは度々申入れをしておるのがこれまでの経緯です。  それから、ASEAN等々に外務大臣、出てきますので、この人にも申し入れておるのも事実でありますけれども、対応、反応につきましては今御存じのとおりという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど浅野副大臣の方から御答弁を申し上げたとおりだと存じますけれども、少なくとも、これ何も日本のODAに絡んでいるところだけではないんで、あの一円に治安が不安定と言えるか、元々大統領候補が射殺されてみたり、そういったところは結構激しい国の歴史がこの国にあ...全文を見る
11月29日第165回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(麻生太郎君) 経済上の連携に関する日本国とフィリピン共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨の御説明をさせていただきます。  この協定は、我が国とフィリピンとの間において、物品及びサービスの貿易の自由化及び円滑化を進め、投資の機会を増大...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 白先生から七問いただいております。  最初に、非核三原則についてのお尋ねがあっております。  一般論として、国の安全保障の在り方につきましては、それぞれの時代状況、国際情勢などを踏まえた様々な議論があり得、それは外国においても皆同様であろうと存じます...全文を見る
11月30日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第11号
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○麻生国務大臣 事前協議のいわゆる対象となる核の持ち込みの話だと存じますので。  日本の立場というのは、もうこれは、過去四十六年になりましょうか、米国に対してたびたびもうずっと言い続けてきたところでもありますので、米側も十分に理解をしておる、私どもはそう思っております。  今...全文を見る
○麻生国務大臣 沖縄返還まではたしか二原則だったと記憶をいたしますが、昭和四十三年に多分三原則という形になっていった、正確な年数はちょっとずれているかもしれませんけれども、それが基本だったと思っております。それが最終的には、あれは佐藤内閣から、三木内閣に変わったか、三木外務大臣だ...全文を見る
○麻生国務大臣 私は、この非核三原則の議論をもう一回やられた結果、やはり日本はつくらない方がいいという結論になり得る確率が一番高いと思っております。
○麻生国務大臣 昔から言われているから何となくオウム返しにそのままというのは、時代に合っているか合っていないかというのを考えねばならぬ立場におりますので、そういったものの議論を全く封殺して、全く外界を見ないようにして、とにかくうちはこれですからと言うだけで通用するであろうかという...全文を見る
○麻生国務大臣 けさ、金桂冠が帰国をしておりますし、ヒル国務次官補も、それぞれ本国に帰国をいたしております。  今現状として、具体的に六者会合の日程がいついつまでにという話が決まったわけではありません。ただ、長島先生もう御存じのように、私どもは、この六者協議がいつ開かれるより、...全文を見る
○麻生国務大臣 そもそも北朝鮮の場合は、アメリカと直接交渉をしたいというのが本来の希望であります。それに対してアメリカは、過去、直接交渉したことがありますが、その結果、簡単に言えばアメリカはだまされたという意識だと存じます。これは、マデレーン・オルブライトの時代、カーターの時代、...全文を見る
○麻生国務大臣 シビリアンコントロールの定義についての御質問なんだと思いますが、いわゆる軍に対して政治の優先と言われましたけれども、軍に対する民主主義的な政治統制というのが多分正確な答えかなとは思います。  ただ、今防衛庁長官が言われましたように、これは事を急ぐ場合もありましょ...全文を見る
○麻生国務大臣 もう山口先生御存じのとおりに、アメリカの合衆国憲法上は、議会が軍に対する予算権限というものを有していることとか、大統領制であってちょっと議院内閣制と違いますので、大統領が、合衆国軍隊三軍、正確には四軍ですけれども、合衆国軍隊の最高司令官を兼ねるということを規定して...全文を見る
○麻生国務大臣 イラクの場合は、約十二年間でしたかにわたりまして、累次の国連の安全保障理事会の勧告というか決議というものを無視し続けて、また、国際社会としては、たびたび与えた平和への機会、チャンスというものは同じくこれを無視し続けて、そういった国際社会のいろいろな提案に対して最後...全文を見る
○麻生国務大臣 大量破壊兵器をつくって、北方のクルド民族の大量殺人が行われたというのは事実です。
○麻生国務大臣 化学兵器を使って、マスタードだったか種類は忘れましたけれども、少なくとも、クルドと言われる北方の、いわゆる種族が違う、一つのイラク人ではありますけれども、北方におりますクルド民族のところに対して、いわゆる大量化学兵器を使って大量の殺人が行われたというのは間違いない...全文を見る
○麻生国務大臣 私はその内容を寡聞にして存じませんけれども、使ったのは事実であります。(山口(壯)委員「今回何発見つかったか」と呼ぶ)  今回何発見つかったかということを、私はその数字を知っているわけではありませんと答えております。
○麻生国務大臣 そんな年はとっておりませんので、大きな声を出さなくても聞こえますので。  一九九九年、一連の国連大量破壊兵器特別委員会、UNSCOMより報告というのが上がっております。それによって数字が出ておりますが、二〇〇三年三月六日、国連査察団の報告により記述された疑惑の主...全文を見る
○麻生国務大臣 戦争で破壊されているかもしれませんし、現実問題として、今現状、見つかっていないというのは事実であろうと思いますが、これを使ったという事実の方がよほど問題だと思っております。
○麻生国務大臣 アメリカとこのイラクの出口作戦について話をいろいろしておる内容について、今の段階でしゃべる段階にはありません。
○麻生国務大臣 しゃべっていないということを認めるということも認めないということも、両方ありません。
○麻生国務大臣 たびたび御答弁申し上げましたので、繰り返しで恐縮ですが、私の答弁をよく読んでいただいたことと存じますけれども、今、国際情勢というものを考えたときに、昭和四十三年と今とでは、約四十年弱たっておりますので、その間の国際情勢は大きく変わっております。あの当時、隣国が核を...全文を見る
○麻生国務大臣 どういう状況がどうとかいうんじゃなくて、これは技術的な話であって、技術的には、核をつくる能力、またはロケットを、少なくとも移動衛星、静止衛星、偵察衛星等々を飛ばす、搬送する技術も日本はありますので、またプルトニウム等々も、私どもとしては、IAEAの管轄下においてそ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、日本に、非核三原則の中で、これは昔からよく言われているところでもありますが、これは純法理的な問題としてということでよく言われるところですが、自衛のため必要最小限の実力を保持することは憲法第九条によっても禁止されていない、たとえ核兵器であっても、仮にそのような限...全文を見る
○麻生国務大臣 理屈として勝手に話を結びつけないでいただきたいんですが、政策としては非核三原則だというのはたびたび申し上げておりますし、歴代内閣の累次の発言でもはっきりしておりますでしょう、ここのところは政策的には。これはだからはっきりしております。  また、法理論の話と技術の...全文を見る
11月30日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました経済上の連携の強化に関する日本国とメキシコ合衆国との間の協定第五条3及び5の規定に基づく市場アクセスの条件の改善に関する日本国とメキシコ合衆国との間の議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明させていただき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 残念ながら、今、岡田委員の分析があっておりましたけれども、事中国に関しましては、私どももおおむねそのように分析をいたしております。
○国務大臣(麻生太郎君) これは岡田先生御存じのように、尾身という候補者は、いわゆる国際機関で働く日本人というのは、これはなかなか、ただ外務省の職員としてとかどこどこ省の職員として、外国でそこそこ横文字ができて通用するというのとは全然別の能力を要求される職種だと思っております。い...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ありがとうございます。  外交体制の強化というのは、これは前の小泉内閣の時代からも言われていたことではありますけれども、基礎的な体力と言われるものはかなり重要であろうと思っております。  国連も加盟国百九十二か国になっておりますが、今、私どもとしては...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御質問のありましたアフリカのマリに、今在留邦人確認されているところ十七人であります。それからタジキスタン、これは中央アジアにあるところでありますが、ここに七人ということが現状になっております。  今御質問の数字だけ申し上げれば、その二点になります。
○国務大臣(麻生太郎君) 誠におっしゃるところごもっともだと思っております。  ただ、今実際に全大使館の、日本のあります約百十四でしたか、大使館ありますうちの六〇%が、約七十弱のところがいずれも十五人以下の大使館というのが現状でありまして、ここが一番問題なところでして、交代要員...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この五十四歳は小菅だと思いますが、これは今、アフガニスタンの今大使をしていると記憶をいたします。多分、今の大使館の中で最も厳しい条件のところの一つだと存じます。  今おっしゃいましたように、私も若いときに在外公館でいわゆる大使という、いわゆる長というも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一つは、岡田先生、これは給与というのも結構大きい要素だと存じます。過日、我が外務省の方で、三菱商事の元現地の支店長をやられた、経験された方を外務省のいわゆる領事として、公使として採用しておりますが、大体給与は約半分以下になっておりますが、これが現実であり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 情報収集、解析、分析というのは、これは私どもの日本のような国にとりましては最も重要なツールというか道具の一つだと存じます。  何となくこの国は情報というのは余り上品な仕事じゃなくて、大体忍者とか乱波とか草とか余り昔から、情報というのは余り地位が高く与え...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、ソロー・インプリメンテーション・オブ・ザ・プランという表現の意味について前回御質問があって、五月の一日でございましたですかね、あれは、たしか2プラス2の共同発表においての話の御質問があったときに御答弁申し上げたと存じます。  これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、仮の御質問ですが、仮定の質問に対してはなかなかお答えしにくいところであろうとは思いますけれども、そこに地元の方以外の方々、別の方が入ってみられたり、いろいろなところにおいていろいろなことが起きるのはもう御存じのとおりでもございますんで、こういったもの...全文を見る
11月30日第165回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 外務大臣を拝命いたしました麻生太郎であります。  参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、まず、森ゆうこ委員長を始め、委員各位にごあいさつをさせていただきます。  拉致問題は、我が国国民の生命と安全にかかわる重大な問題であり、我...全文を見る
12月04日第165回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘を受けるまでもなく、これは領土問題というものは、これは我が国にとりましては極めて大きな、重要なというか、外交問題であろうと思っております。当然のこと、そういったような認識の下に、政府といたしましては、今後とも引き続きこの領土問題というものには、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、資源というか自然資源の乏しい日本にとりましては、いわゆるエネルギー確保、いわゆる天然資源エネルギーの確保、化石燃料の確保等々、これはもう重要な外交課題の一つだと思っております。  八月に開かれました海外経済閣僚会議におきまして...全文を見る
12月05日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) ガッチャマン、ガッチャマンというのは、GATT、ジェネラル・アグリーメント・オン・トレード・アンド・トリーティーという、このGATT、略してガット、この専門交渉屋というのが数十人おりましてね。この人たちは、今おっしゃるように、誠に、協定のサインが出てくる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 何となく国境線があった上で話をしているのがFTA、国境線を取っ払うと言うとちょっと語弊がありますけれども、国境線を見えなくして実際両方でほぼ一体化させていくのがEPA、観念的に言ったらそんな感じだと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、アメリカとのEPAというのは中長期的には、榛葉先生、これは考えるべきです。ただ、今、農業問題、特に牛肉に限りませんけれども、小麦だ、大豆だ、トウモロコシだというようなものに関しては、これは今のEPAを丸々一〇%条項ゼロでいきなり平場でやりますと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、これ、このガットというか、このFTA等々の考え方の基本として、とにかく範囲はまず全体とした上で、その中でこれは除外しますとかこれは例外としますといって外していくというやり方です、基本的には。積み上げではなくて、まずばくっと決めて、外してい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、榛葉先生、このところ少し減りぎみにはなっているんですが、外国人の犯罪比率というのは激増したんですよ、一時期。早い話が、新宿歌舞伎町のお巡りは二十一か国語をしゃべれないと交番のお巡りは務まらないという、一回新聞に出たことがたしかありました。  現...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本がこれまで締結をしてまいりましたEPA、いわゆる経済連携協定では、主に短期の訪問者、いわゆるビジネスマンとか企業内転勤者というようなところの移動が円滑化に行われ、円滑にするための約束が盛り込まれてきております。  この日本とフィリピンのEPAにおき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成十一年の第九次でしたか、雇用対策基本計画というのを策定しておりますけれども、いわゆる専門的な話とか技術的なとかというのに優れた外国人は受け入れると、積極的に推進しますということを言っておりました。他方、いわゆる単純労働と言われるものにつきましては、十...全文を見る
12月06日第165回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○麻生国務大臣 今委員のお尋ねのように、国連の日本の分担金、よく言われますように通常一九%、正確には一九・四六八%が日本の分担金の比率ですが、これが、日本の経済実態とか、また常任理事国の分担金、例えば中国、ロシア等々の分担金に比べて過大ではないかということに関しましては、私も同じ...全文を見る
○麻生国務大臣 過日ハノイで行われましたAPECで、安倍総理と胡錦濤国家主席、また李肇星外務大臣と私との間で、この地域のものについては共同開発という方向で早期解決を目指すことで一致いたしております、この点につきましては。  それで、これはもめているところでもありますので、双方で...全文を見る
○麻生国務大臣 リストがありますので、鈴木先生、これは調べようと思ったら調べられないわけじゃありません。それは膨大な、八千本というのは、酒屋をやっているわけじゃありませんから、そんな簡単に、オンラインで全部出てくるわけでもありませんし、受け払いもありますので、八千本を調べるといっ...全文を見る
12月12日第165回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○麻生国務大臣 今御指摘のありましたとおり、日ロ行動計画というのを今、日ロ間におけるいろいろな交渉の基盤にしております。  今御指摘のありましたように、APECにおきましても、安倍総理とプーチン大統領との初めての会談がハノイで行われておりますけれども、このときにも、これを基本と...全文を見る
○麻生国務大臣 持ち込ませずというものの根本的なところは、これは御存じかと思いますが、そもそもは、岸内閣のときは二原則だった、もう川内先生御存じのとおりです。これがたしか佐藤内閣のときに三原則というのになった、私の記憶ではそうなっております。ちょっとずれても、大体それぐらいの時期...全文を見る
○麻生国務大臣 では、岩屋さんの代理で恐縮ですけれども。  これは、核の持ち込みの中に領海通過が含まれているということにつきましては、合衆国軍隊の装備における重要な変更を事前協議の対象にすると言われる、いわゆる岸・ハーター交換公文というのだと思いますが、いわゆるそれを口頭了解し...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘がありましたけれども、これまでのところ、政府として、我々として、日米間で見解の相違があると考えたことはありません。したがって、今の御質問に、重ねてアメリカ側に対してもう一回さらに申し込む必要を全然感じておりませんので、私どもとしては、今の御意見は御意見とし...全文を見る
○麻生国務大臣 今、大平さんの話やいろいろ出ていますけれども、今一連に言われております、いわゆるライシャワー発言というものが契機となって、一九八一年、核搭載艦の寄港とか通過とか、いわゆる持ち込みの話について、日本の国内で結構大きな話題になった時代がありました。  そのような背景...全文を見る
○麻生国務大臣 今重ねてのお尋ねでしたけれども、その当時、国会の議事録によりますと、一九八一年、国会において鈴木内閣総理大臣は、大平さんはそういうことを言っておられない、後任の外務大臣にも引き継いでいない、外務当局も一切承知していない、記録もないと答弁しておられる。もう御存じのと...全文を見る
○麻生国務大臣 その席に同席しておりましたから、間違いなく、安倍総理の方からプーチン大統領に対して、北方四島の問題はかなりの時間を割かれて質問、対話、会話が行われておりますということだけは事実として申し上げておかねばならぬと思います。  まず最初に、ロシアは大事な隣国です、当た...全文を見る
○麻生国務大臣 胸のうちを話すと話がまとまらなくなるのは、相手側がありますので、胸のうちに仮にあったとしてもしゃべらないというのが大前提で、本当に解決してほしければしゃべらないようにするというのが大事なところだというのも、これは物事の交渉だと存じます。  ロシア側としても、今景...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、この事件が起きました後、外務省の事務レベルで当然のこと、そしてその後、ラブロフに電話で一回、その後は、ラブロフ外務大臣と会いましたのが、APECか、そのときに、いろいろな機会でこれに申し込んでおりまして、本人の釈放という感じでの、船長を含めて日本への帰国と...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、現在捜査が行われておりますので、今内容がどういうことになっているかというのはちょっと申し上げるわけにはいかないんですが、今、直ちに補償しろというような関係で検討が行われているわけではありません。
○麻生国務大臣 冒頭申し上げましたように、第三十一吉進丸の、向こう側に言わせれば領海侵犯、こちら側には銃殺事件ということになるんですが、このことに関しては、これはまだ捜査中のところでもありますので、これは何とも今の段階で、今何が行われているか知らないわけじゃありませんけれども、申...全文を見る
12月12日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) 私がいわゆるNACにおける演説の中で述べましたいわゆる実務的関係の構築と言ったと思うんですが、実務的関係の構築というものの定義ということになるんだと思いますが、これまでいわゆる、アドホック、一時的で実施してきた高級事務レベル協議というようなものを一時的な...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の地理的な話は、たまたまその地域においてソ連崩壊後若しくは冷戦構造崩壊後、それらの地域においていわゆる新しい形でいろいろな自由主義諸国の新興国家が今正に生まれつつあるということだと思います。少なくともソ連邦が十五の国に分裂して、私どもはその中で二つしか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 自由と繁栄という意味において、この地域においては少なくとも日本は中央アジアの国々として我々は深い関係があるところでもありますし、もちろんアジアの中における、まだ同じASEANの中でもまだまだCLMVというところは、ラオス、カンボジア、ミャンマー、ベトナム...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 北朝鮮のいわゆる人権問題に対して日本が最大の関心を持っておりますのはもう当然のことであって、我々の北朝鮮問題に関しては拉致、核、ミサイルと、拉致が一番最初に来ているところからも明らかです、ほかの国で拉致なんて言っている国はありませんから。日本が拉致という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 同じときに、その特措法をやりますときに政調会長、政調会長代理ですから、もろ話は重なっておりますんで、考え方にそんなにずれはないんだと思いますが。  何となく、こういったものができると、やみくもに地球の裏側でもどこでも全部、アメリカに頼まれたら皆行くんじ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと少々長くなろうかと思いますが、自由とやっぱり民主主義とか人権とか法の支配とか市場経済とか、これはいずれも戦後六十年かかって日本がきちんと達成して、このルールに基づいて日本は繁栄をし、結果として、少なくともこの日本の中において、いわゆる貧困とかそう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 確かに、アメリカが中南米のいわゆる経済発展、若しくはその他いろいろなことをこれまで深くかかわってきたというこれまでの歴史的背景があります。その結果、アメリカの大体裏庭とか言われたのが一番最初にひっくり返ったのがキューバだと存じます。以来、長いことキューバ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今度のいわゆる中国残留邦人のいわゆる訴訟というのは、神戸の地裁の判決というのは、いわゆる関係省庁は法務省、厚労省、外務省、三省庁ということになります。  それで、御存じのように、昨年ですね、平成十七年の夏、七月のいわゆる大阪地裁の判決、それから今年二月...全文を見る
12月13日第165回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○麻生国務大臣 私は、去る十一月十四日から十九日まで、ベトナムのハノイを訪問し、第十八回アジア太平洋経済協力閣僚会議、通称APECに出席をいたしております。また、十二月七日から九日まで、シンガポール及びフィリピンのセブを訪問いたしました。  APEC閣僚会議では、次の成果を得て...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、九日に日中外相会談を行っております。この日が台風の限度ということで、この日まで現地におりましたので。  北朝鮮問題を取り上げておりますが、再開後の六者会合、その当時、六者会合をする予定にしておりましたので、再開後の六者会合で、北朝鮮によ...全文を見る
○麻生国務大臣 三ッ矢先生、これは十月末から十一月下旬にかけまして、中国の働きかけによって、いわゆる六者会合というものの首席代表レベルでの会合がスタートしたことになるんですが、日本としては、少なくとも、この六者会合が再開されるに当たっては、議長国の中国の努力並びにアメリカの粘り強...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のとおりに、この再開後の六者会合において、核の問題が優先順位の一番になることは間違いありません。これは、五カ国皆その点に関しては一致をしております。これが最大の問題。  ただ、日本の場合は特殊な事情がある、拉致です。そのことに関して、この問題が解決しない限...全文を見る
○麻生国務大臣 先般、三ッ矢先生御指摘のありましたとおり、自由民主党から、外交力強化に関する特命委員会からいわゆる中間報告というのを私どもちょうだいいたしております。  外務省としては、この報告に書いてあります内容、今言われた内容のことが書いてあるんですが、現在、来年度の機構・...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、日米安全保障条約によりまして、日本に対する武力攻撃があった場合には日本を防衛する義務をアメリカが負うということになっております。  また、日本としても、アメリカがこの義務を履行するということに関して疑問を持っているかといったら、持っておりません。...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、日米、日中含めまして、いろいろ、二国間はもちろんのことですけれども、国際情勢の変化というのはなかなか予想しがたい。少なくとも、二十年先のことはほとんどだれも予想できない。二十世紀が人類に教えた最大の教訓の一つだと思いますが、ちなみに、一九...全文を見る
○麻生国務大臣 アメリカと中国の利害の一致するところ、しないところ、いろいろあろうと存じます。  少なくとも、今、核を保有している北朝鮮を認めない。また、核というものを持っている、いわゆる実験場等々を含めまして、いろいろな核施設、また核の実験をするための施設、いわば核保有国とし...全文を見る
○麻生国務大臣 お褒めを賜りまして恐縮です、こういうところで評価をされると、ちょっと正直、へっと思うんですけれども。  確かに去年の十二月に、当時、EAS、東アジア共同体というものを日本が提案したときには、これは中国を初め反対をする国も多かったのが当時の状況でありました。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 これをやります場合に、日本と中央アジア、いわゆるカザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタン等々、アフガニスタンを含めましたけれども、そういった国々と日本・中央アジア外相会議というものを開かせていただきました。このときも、何で日本が中...全文を見る
○麻生国務大臣 この台湾という問題に関しましては、これは長く日本でも、一九七二年の日中国交以来、いろいろ多く話題になっているところだと思いますけれども、日本の立場というのは極めてはっきりしておりまして、台湾また台湾当局というのをいわゆる国とか政府として扱っているわけではありません...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、戦闘状況とかいわゆる内乱が極めて激しい状況にあるところというものに関しては、日本としては、現実問題として、なかなかそういったところには手を出してこなかったというのがこれまでの歴史だと存じます。  今、御存じのように、アフガニスタンも、北部の方はともか...全文を見る
○麻生国務大臣 イランとミャンマーという二つの国の名が出ましたので、ちょっと分けてお答えをしなくちゃいかぬところだと存じますが、イランというのは、これは今、モッタキという外務大臣と私は三回ぐらい会いましたか、電話で何回かというような関係は、アメリカとイランの間にはありません。そう...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘は正しいと思いますが、半分にしようじゃないかといいますと、択捉島の二五%を残り三島にくっつけますと、ちょうど五〇、五〇ぐらいの比率になります。大体、アバウトそれぐらいの比率だと存じます。
○麻生国務大臣 御指摘のありましたとおりだと存じますが、基本的には、いわゆるこの話をこのままずっと二島だ、四島だ、ゼロだ、一だというので引っ張ったまま、かれこれ六十年来たわけですが、こういった状況をこのまま放置していくというのが双方にとっていいかといえば、これは何らかの形で解決す...全文を見る
○麻生国務大臣 前原先生言われるように、いい時期に来ているというのは、私もそう思います。少なくとも、これはいわゆる事務レベルで話がつく話とは思いません。これは政治決着以外に方法はないと思っております。  ロシア側のプーチンという人は、これはどう考えても、かなりの力、圧倒的な力と...全文を見る
○麻生国務大臣 自分の国の選挙を、勝った負けたときの分析もなかなか難しいのに、人様の国の選挙の分析まで、なかなか一言で言うのは、ちょっと前原先生、かなり難しいとは思いますけれども、そうですね、厭戦気分かなという感じがしないでもありません。重ねてお断りしておきますが、これは私の個人...全文を見る
○麻生国務大臣 今の御質問で難しいのは、内乱と内戦の定義というのはなかなか難しいところだと思いますので、シビルウオーになっているのかどうかというのは、単なるターモイルなのかといえば、激しさからいったらシビルウオーに近くなりつつあるから多分そういった言葉になっているんだと思いますが...全文を見る
○麻生国務大臣 今、イラク戦争のことに関していろいろ御意見があっておりましたけれども、誤りがあったというのに関して、戦争を始めたことについて誤りがあったのか、オペレーションに誤りがあったのか、その後、戦争が終わった後の治安に誤りがあったのか、いろいろな考え方があろうと存じます。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも、今ライス国務長官が、イラク戦争について誤りがあったというのがどういうコンテクスト、内容で言われたかということについては、私どもも承知しているところではありません。それが……(発言する者あり)
○麻生国務大臣 いろいろ、場外質問に対して無視してよろしいんだと思いますので。そこで、きちんと答弁をさせていただきますので……(発言する者あり)やかましいなとこういうところで言うとまた問題になるので、正直申し上げて、ライス国務長官のコンテクストの内容がわからないので何とも言えない...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほどのあれですけれども、基本的にはアメリカ政府もこれは問題として思っているから、いわゆる見直しが必要なのではないかと思っているからイラク・スタディー・グループの話になった、まずこの背景はそれが基本だと思っております。  したがって、この内容について、内容という...全文を見る
○麻生国務大臣 今、日中歴史共同研究というのが過日のセブ島の日中外務大臣会合で、この二十六、二十七、正式に双方でスタートすることになったということであります。  少なくとも、戦後六十年はもちろんのことですけれども、その前の古代史にわたって約二千年ぐらいにわたる話をずっとやってい...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、客観的な史実、事実に基づいて、双方の持っている資料というのにも差はありましょうし、いろいろな意味で、そういった持っております認識、事実認識というものを相互にきちんと披瀝し合う、これがステップの第一段階としては、今おっしゃるとおり、そこがまず第一段階だと...全文を見る
○麻生国務大臣 私も、ちょっと最後の詰めまでどうなる予定なのか、その先生方、たしか北岡伸一先生だったと思いますが、最後のどこまで行けるのかという段階、その経過を見ないと、ちょっと今のこの段階で申し上げられる段階にはございません。  ただ、二〇〇八年度中だか二〇〇八年中だかに何ら...全文を見る
○麻生国務大臣 いろいろ分析はできると思うんですが、少なくとも今回これが再開されるに至った背景というのを直接的に言えば、やはり一七一八全会一致というのは、笠井先生、これは大きかったと思います。これによって中国も、この六者会合のいわゆる議長国でもありますので、六者会合を再開させる責...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、五者の中で、議長国の中国との連携を密にしなければならないということは確かだと存じます。なぜなら、中国が、パイプライン、また食料、エネルギー、いろいろな関係で最も影響力がある国と思われるからでもあります。また、ある意味では隣国でもありますので、中国にとり...全文を見る
○麻生国務大臣 日本の被爆国としての立場というのは、これは会合のたびに言うところの一つのワードでもあるんですが、基本的にはほかの国に語れない。被爆国というのは、もう一つ言えばチェルノブイリのあったウクライナという国が多分被曝国。おれたちは被曝国なんだと今言うようになりましたので、...全文を見る
○麻生国務大臣 普天間飛行場の危険性の除去ということにつきまして、新知事というか仲井真知事の方から今照屋先生言われたような発言があったということは承知をいたしております。  ただ、私が申し上げたいのは、直接御本人とお目にかかって御本人から伺ったわけではありませんので、私は新聞に...全文を見る
12月14日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) 日程だけに関してでございますか。日程がどれぐらいあるかという日程だけに関して。
○国務大臣(麻生太郎君) 正式にはクリスマスの二十五日よりは前のイブの方が、これは若い人に限らず家庭でもクリスマスイブの方が大事。したがって、二十四日までには現地着、現地着というのは帰宅していないと、まあなかなか、副作用というのはどういう副作用かなかなか定義は難しいんですが、家庭...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 五者の間で話がこのところどんどん煮詰まってきておりますので、五者の間の意思の疎通に関して、前に比べて、以前に比べて、例えば日中間とか米中間の間の意思の疎通、若しくは意思がほとんど合ってきております。というのは、北朝鮮側に立てば努めてこれを離反させるように...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には牽制若しくは、まあ牽制ですね、そう思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 五つのものを提案したと。向こう側に提案したかどうかについてはちょっと私どもも定かではありません、正直なところ。なぜなら、この案は、前回日本が三つの部会を提案をしてやったのをそのまま模倣して五つに増えているということだと存じます。  しかし、前回三つをや...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) どういう形でこの六者協議をやるかということに関しましては、これは今、宋旻淳、宋旻淳というのは韓国の外務大臣予定者ですけれども、言っているのは、そういったアイデアを韓国が持っているということは知っております。ただ、実際にどうやるかというのは今後六者協議の上...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日朝間で我々としては、この六者協議と、ほか米朝間とか日朝間でもういろいろ、六者協議とは別に米朝間、もしくは日朝間でいろいろな話をやっていこうということには、向こうも米朝間を是非やりたいと思うでしょうし、我々は日朝間をやりたいという、なかなか意見が合うとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 前半のところの六者協議の中で、六者会合の中で、いわゆる拉致問題がなおざりにされる、置き去りにされるというのは避けるように配慮すべきという白眞勲先生の御指摘は全くそのとおりだと存じます。  したがって、過日の日ロ首脳会談、日米首脳会談、日中首脳会談、それ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) バンコ・デルタ・アジアというところに端を発しまして、これはいろんな意味で北朝鮮との取引のある銀行に、いわゆる金融、アメリカはこの六者協議とか核の話とは全然別個に、アメリカの国内法、いわゆる金融関係の国内法に基づいて明らかにこのバンコ・デルタ・アジアという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それは御指摘のとおりで、度々同じことを言っておりますんで、話が付いたから金はそっちで出せなんと言われたって、うちはないよという話だけはもう端的にそう言っております。  この拉致の問題に関しては、あの横田さんの大統領との面会以来というのがビジュアル、ビジ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にそのように考えております。
12月20日第165回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○麻生国務大臣 今御指摘がありましたように、イラク、特にバグダッドにおきましてはいわゆる宗派間の対立等々が激しさを増しているということに関しましては、私も同様な認識をいたしております。  その一方で、イラクの政府では、バグダッドにおける集中的な治安対策ということで、この十二月の...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、持つ、持たない、持ち込ませないという話は、昭和四十何年から、沖縄返還、どこかその辺ぐらいから、非常にこの論議が国是みたいな形で話になっていったと記憶をします。  その当時と今と状況が違ったのでと言った途端に、議論するのはけしからぬと民主党に言われました...全文を見る
○麻生国務大臣 イラク・スタディーグループの話ですが、このISGの話につきましては、先ほどいろいろな御議論が官房長官との間にもあっておりましたように、これは結構部数があるので、日本の名前もその中に入ってくるぐらいですから、いろいろこの中で提言がなされているのは一読に値するものだと...全文を見る
○麻生国務大臣 派遣されます自衛隊員が誇りを持って活動できるか否かは、物すごく大きなポイントだと思っております。何となく夜逃げみたいにしてこそこそ行かされるのでは話にならぬ、私は基本的にそう思っておりますので、きちんとした形で送り出されるべき。少なくとも国連の要請を受けて行ったり...全文を見る
○麻生国務大臣 昔から、あるけれども使えない、だれが決めた、法制局長官の見解ですと言われると、何となく私としては、子供を納得させられるかなと。私は、こういう話は子供が納得するかしないかとよく考えるんですけれども、大人は理屈で言っても、子供は何となくぴんとこないんじゃないかな、その...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のように、この六者会談の初日は、デジャビュという話をされましたけれども、まさに双方言い値を言い合ったというのが初日だったと思いますが、二日目になりまして、きょうになりましてからはかなり様相が変わっております。内容まで申し上げるわけにいきませんが、様相はかなり...全文を見る
○麻生国務大臣 一つだけ。今、妥結する可能性があると言われましたけれども……(長島(昭)委員「妥協です」と呼ぶ)妥協。隔たりはかなりあるということだけはまずしておかないと、いかにもあすは妥結するみたいな話では違いますから。