麻生太郎

あそうたろう

小選挙区(福岡県第八区)選出
自由民主党
当選回数14回

麻生太郎の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第166回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 第百六十六回国会の開会に際し、所信を申し述べさせていただきます。(拍手)  日本外交は、今、新しい柱を立てつつあります。敗戦後の我が国は、日米同盟、国際協調、そして近隣アジア諸国の重視という三本の柱でありました。今、これに四本目を加え、我が国の進路は一...全文を見る
01月26日第166回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 第百六十六回の国会の開会に際し、所信を申し述べさせていただきます。  日本外交は今、新しい柱を立てつつあります。敗戦後、我が国は外交の基盤を三本の柱で支えてきました。日米同盟、国際協調、近隣アジア諸国の重視という三本柱であります。今これに四本目を加え、...全文を見る
02月02日第166回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○麻生国務大臣 御質問をいただきましたASEANの包括的連携、いわゆるEPAをASEAN全体でやるというのは、これはもう前から進んでいるようですが、なかなか進んでいないのは、同じASEANのグループの中でもいろいろ格差が、経済力の規模の格差、質の格差がありますので、ぜひその点はあ...全文を見る
02月08日第166回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○麻生国務大臣 先ほど安倍総理からも既に答弁があっておりましたとおり、私も、その内容につきまして、不適切、適切さを欠いていたということははっきりしていると思っております。したがって、両院において柳澤大臣からそれに伴っての陳謝があったというふうに理解をいたしております。
02月09日第166回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○麻生国務大臣 何と言うでしょうね。オフィシャルスピーキングというんでしょう、何と言うんだか、エンプロイーと言うので、普通はエンプロイーになっているはずですけれども、それがオフィシャルエンプロイーかアンオフィシャルなのかという、そういうふうに分けているでしょうかね。ちょっとわかり...全文を見る
02月13日第166回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○麻生国務大臣 最初に、自由と繁栄の弧の中に、オーストラリアとかニュージーランドとかいうような名前よりは、むしろカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムというところからスタートしたと思いますので、オーストラリアとかニュージーランドとかいう名前をあのときあえて挙げておりませんし、韓...全文を見る
02月14日第166回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○麻生国務大臣 原口先生の御疑問はもっともなんだと思うんですが、基本的には、我々の方はまだ疑っていまして、五部会立てるって、本当に立てるかというところですよ。だから、本当に、立てる立てると言って立てないかもしれませんから、立っても動かさないとかいうことになったら、まずは、本当に立...全文を見る
○麻生国務大臣 一応紙に書いて約束をしておりますので、立てるというところまでは、一応立ち上がった形になると思いますけれども、実際、何の反応も出ない、動かない、立てっ放しで格好だけつけて何も動かさないという可能性というのを私どもは最も恐れるところでもありますので、具体的に動いていく...全文を見る
○麻生国務大臣 これは原口先生もう御存じのように、最初のころの、ことしの一月の初めぐらいのところまでは、正直言って、この三番目の計画まで向こうがおりてくると思っていませんでした。これはかなり我々の交渉が成果が上がったんだと思いますが、そういう意味では、今向こうが出してくるというこ...全文を見る
○麻生国務大臣 原口先生もうよく御存じのとおり、基本的に、今回の六者協議の優先順位の断然高いところは、六カ国全員で北朝鮮を核保有国として認めない、これが優先順位の断トツ一番だと思います。これが何といっても、今回はそこのところが一番の到達せねばならぬ最大のターゲットだと思っておりま...全文を見る
○麻生国務大臣 今の御質問は、五万トンプラス九十五万トンのエネルギー支援というか石油の支援については、日本は関係なく、残り四カ国でしか対応しないというのは確かかという御質問……(原口委員「そうです」と呼ぶ)そのとおりです。
○麻生国務大臣 いわゆる日朝問題というのは、人質というか拉致の話を含めて、御存じのようにこれまでの経緯いろいろありますけれども、とにかく日朝関係が進展をしない限りというのが正確だと思いますが、これからその内容によっては、いろいろバリエーションというか、いろいろな変化があるんだとは...全文を見る
○麻生国務大臣 アメリカがバンコ・デルタ・アジアについてどのような対応をしようとしているのか、これはいろいろ説がございます。白、グレー、黒の部分を分断して別々にするとか、一括するとかしないとか、いろいろ話が出ております。この内容について、我々は知っているわけではございません。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われたのは私どもの発表した文だと思いますので、そのとおりです。
○麻生国務大臣 私のイラクに関する発言の話ですか。ちょっと済みません、今、久間先生への質問だと思い込んでいたものですから。  これは、私の話と久間先生の話とよく一緒になるんですが、イラクに関するいわゆる武力行使が誤りであったと言ったようなことは私の方はありません。そこのところは...全文を見る
○麻生国務大臣 国連加盟国百九十二カ国、そのうちアフリカが五十三カ国、約三割ということになろうと存じます。その中で、日本の大使館がそこにある国が半分以下の二十四。このたび、いろいろ御努力をいただきまして、それが三つふえることになりますので、やっと半分ということになったと存じます。...全文を見る
○麻生国務大臣 中国のアフリカに対するいわゆる支援、それ自体は決して悪いことではありません。問題は、その内容等々が甚だ透明性に欠けるところが問題なんだと、私なりにはそう思っております。  例えば援助額、幾らと言われてだれも答えない、その内容も言わないというのが例えば一つです。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、両国とも長い歴史のある国であり、我々と隣国でもありますので、そういった意味では、基本的には大変大事な関係を有しているところだと思っております。  幸い、昨年十月の安倍総理の訪中、訪韓によって、関係改善というのがかなり進んだと思ってはおります。ただ...全文を見る
02月15日第166回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○麻生国務大臣 今おっしゃりますように、このところ、雪が一回も降らない間に春一番、季節外れの台風並みに巨大な寒冷前線が東北地方を襲って、突風で軒並みいろいろなハウスがいかれたりしておるというのは、何となく、地球の反抗とか地球の反逆とか、よくそういったタイトルで言われるように、明ら...全文を見る
02月16日第166回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○麻生国務大臣 前提条件を幾つかきちんとしておかないと、また誤解を生みますので。私の方は、小川先生、国会での発言ではありません。それはよく御理解いただきたい点だと思います。  日本防衛協会だったかな、どこかの地方での講演のときに申し上げたんだと思う。京都だったっけな、このところ...全文を見る
02月19日第166回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○麻生国務大臣 今言われました点につきましては、この問題については、例の騒ぎになりましたその直後に、日本政府としては、李肇星というか外交部に対して正式に抗議を行っております。  この問題については、私がお目にかかる前に、総理大臣、官房長官だとか、いろいろ会っておられて同様の質問...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、全くそのような事実を認めておる立場にはありません。  今御指摘の点は、一月の三十一日、マイク・ホンダというアメリカ・カリフォルニア州選出の下院議員の話のことを言っておられるんだと思いますが、そのことが出されたことは承知をいたしております。今月、現地時間...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、稲田先生、時間の経過は確かにある程度たっておりますので、大分薄れてきているというのは否めない事実だとは存じます。  ただ、現実問題として、よく言われましたように、従軍という言葉を使われておりましたけれども、従軍というのは、医者とか僧侶とか記者とかいう言葉...全文を見る
○麻生国務大臣 今対象になっております沖縄等々、今回の米軍再編の基本ということに関しましては、基地の負担の軽減と抑止力の維持という二つを名目にいたしております。
○麻生国務大臣 今のお話ですけれども、基本的には、アメリカの世界戦略の一環として、日本も少なくとも世界の平和と安定というものに何らかの形で、これはみんな関係が極めて深いというのはもう御存じのとおりなんで、日本としてなるべく出し分が少ない方がいいという気持ちも私どももないわけではあ...全文を見る
02月20日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○麻生国務大臣 衆議院安全保障委員会の開催に当たり、木村太郎委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。我が国の安全保障政策について、所信を申し述べたいと存じます。  大量破壊兵器やミサイルの拡散、テロとの闘いを初め、今日の安全保障環境は大きく変化をいたしております。...全文を見る
02月20日第166回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○麻生国務大臣 全部を読まれたんだという前提でしゃべらせていただきますけれども、基本的には、作業部会を五つ立てるということになっております。日朝問題がその作業部会に入っております。その作業部会の答えというものが、日本の場合は、日朝問題で進展がない限りは、うちは少なくともエネルギー...全文を見る
○麻生国務大臣 五万トンの話というのは、いわゆる核にその主役を置いておりますので、まずは最初の段階として、核の話を、IAEAの話、寧辺の話、その他の話、全部含めてパッケージになっておりますけれども、まずは、このスタートをさせるに当たって、五万トンは緊急として出します。  ただし...全文を見る
○麻生国務大臣 五者の連絡協定、連絡というのは今回極めて密だったように思いますが、その中において日本としては、九十五万トンに関しては、少なくとも拉致の関連が進展しない限りうちは出すつもりはないということに関しては、他の四カ国は理解をしたというところまでは御存じのところだと存じます...全文を見る
○麻生国務大臣 中川先生、これは交渉している真っ最中ですから、手のうちを全部見せるわけはないでしょうが。そんなことはなかなか申し上げられるような状況にはありません。それはもう御存じだと思いますが。
○麻生国務大臣 先ほども申し上げましたように、ここに書いてあるメカニズムのあれでいきますれば、これは、「原則として、ある作業部会における作業の進捗は、他の作業部会における作業の進捗に影響を及ぼしてはならない。五つの作業部会で策定された諸計画は、全体として、かつ、調整された方法で実...全文を見る
○麻生国務大臣 日本としては、拉致問題を含む日朝関係に進展が見られれば、エネルギー分野、経済分野についての積極的な措置をとる用意がありますということを申し上げております。  具体的に何をもって拉致問題が進展したんだということについては、これは北朝鮮側が実際にどういう対応をしてく...全文を見る
02月21日第166回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○麻生国務大臣 外務委員会の開催に当たり、山口委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げますとともに、現在の主な国際情勢について御報告をさせていただきます。  我が国をめぐる国際情勢は、大量破壊兵器やミサイルの拡散、テロとの闘い、地域紛争の多発など、大きく変化をいたしてお...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありました問題は、これはかなり以前から伊藤先生の方から御指摘になっておったところでもありますし、外務大臣になります前から話を伺ったところでもあります。  この話は、横田関連に付随するいわゆる福祉施設の一環だと存じます。その中で、ゴルフ場と、いわゆるキャ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘がありましたように、今回の六者協議で五者側が一致しておりますことは、いろいろそれぞれ思惑はあろうとは存じますが、五者で共通していることは、北朝鮮を核保有国としないというのが最大の目的であって、そのことに関しましては、今回はその第一歩としては一応の成果を得たと...全文を見る
○麻生国務大臣 アメリカは、従来より核の不拡散ということに関しましては強い関心を有しておりましたし、これに関しては非常に精力的に最初からずっと一貫して取り組んできておると思っております。  一方、いわゆる核兵器に関しましては、これを既存の核計画の放棄と一緒にあわせて、いわゆる核...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の中で、日本が孤立しているという話はよう出ておったですな、本当、不思議に。自虐的な話がえらいお好きな方が多いなと改めて思いましたけれども。孤立したのは北朝鮮であって、日本ではありません。これは非常にはっきりしていたと思います。  日米、日中、日韓、いずれも、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは三十日以内に日朝交渉が開始されて、六十日以内にという一応の目安は協定の中になっておりますので、日朝交渉を三十日以内に交渉するときの相手の対応次第というところだろうと存じますので、さらなる制裁、もしくは、向こうが誠意を示しておりてきてこちらが緩める、いろいろな...全文を見る
○麻生国務大臣 行ったことがないので、知りません。
○麻生国務大臣 伊藤先生、これは昔というとそんな昔でもなくて、十年ぐらい前に比べまして、これは北朝鮮の核ミサイル、ノドン、その前のノドン、テポドンの話以来、日本における防衛関係の国民の理解、意識というのはかなり高まったというのは事実だと存じます。したがって、このバリスティックミサ...全文を見る
○麻生国務大臣 質疑時間が過ぎているので、これを丁寧に説明するとかなり時間を食いますので、以後、別の時間にでもこの点に関してお話しさせていただかないとちょっとできませんので、済みません。  いわゆる時代に合った、今の時代に合ったと言うべきなんだと思いますが、安全保障のための法的...全文を見る
○麻生国務大臣 丸谷先生御指摘のありましたとおり、この百億ドルという話に関しましては、基本的には、事業量の中にはいわゆる円借款とか債務救済というのも含まれておりますので、今まで既に貸してあるお金を、返ってこないという前提に立ってあきらめて、その分は求めません、債権回収をしませんと...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じかと思いますが、一九〇五年、今から約百年以上も前の話ですが、日露戦争のときに、日本は、千万ポンドの軍事国債というものを発行して、イギリスから一千万ポンドのうちの約半分の五百万ポンドを借りたという経緯がありますが、その後、ポーツマスで平和条約が締結されました後...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘がありましたように、ODAをやったから入れろとか入れないとかいうような品のない話というのは、する人が多いですけれども、私の主義に合わぬです。私は、そういった感じでやるような話ではないのであって、私どもとしては、基本的には、日本としては、常任理事国となってし...全文を見る
○麻生国務大臣 かなりの長い時間、一時間半ぐらいだったと記憶しますけれども、会談をいたしておりますが、その中で、国連改革につきましては、李肇星外交部長より、日本が国際社会の中において、より大きな役割を果たすということを我々も望んでいる、中国側も望んでいる旨の発言はあっております。...全文を見る
○麻生国務大臣 人の往来が多くなってきたというのは、昨年の十月、安倍訪中以来、その傾向は確かに、要人往来というのは多くなってきたことは確かであろうとは思いますが、会えば話が済むというのとは全然違いますので、会っても成果が出なければ話になりませんので、そういった意味では、会った上で...全文を見る
○麻生国務大臣 準構成員じゃなくて準常任理事国、済みません、準常任理事国や暫定措置の導入という話があっておりますというのは、これは、一部の国連加盟国から提起されているということに関しては我々も承知をいたしておりますが、これがすぐ、早期に達成されるかなと言われると、ちょっと、一つの...全文を見る
○麻生国務大臣 こういうのは交渉ですから、山口先生、ベター・ザン・ナッシングという表現だそうですけれども、交渉というものに関して、合意をされた後、それは検証が必要であるということに関しましては、これは私どもも全く同じ見解であります。  今回の六者会合におきまして、合意文書の中に...全文を見る
○麻生国務大臣 核兵器というものに関しては、少なくとも今回の最大の目的は北朝鮮を核保有国として認知することはしないというのが五カ国の一致した意見、おなかの中だと存じます。  したがって、核兵器を持っているという前提で核兵器国として相手をしておるわけではありませんというのは、もう...全文を見る
○麻生国務大臣 核兵器国として認めていませんので、核兵器に関する記述はないと記憶します。
○麻生国務大臣 我々としては、核兵器を持っているという前提で核兵器保有国として相手をしているわけではございません。
○麻生国務大臣 何回も申し上げておりますように、断定的なことを申し上げることはできません。しかし、それを持っている可能性を否定することもできないということだと存じます。
○麻生国務大臣 断定的なことは申し上げられないというのは、そういう意味です。
○麻生国務大臣 相手は極めて閉ざされた北朝鮮でありますから、中に立ち入って検証ができなかったというのが事実だろうと存じます、これまでも。今回初めてできることになるんだと思いますが、共同声明の中に核計画という言葉を使っているというのは御存じのとおりですので、核計画といえば、普通、核...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、IAEAの査察というのが、これ以上査察に関するプロの集団を国際的に我々は持っておりませんから、そのIAEAが査察をする。そして、どういうぐあいにやるか、いつまでにやるかというのが、今立ち上がります作業部会の中で決められるということになるんだと存じます。...全文を見る
○麻生国務大臣 金融制裁がどれくらいきいていたかと言われると、ちょっとこれはわかりませんけれども、ああいう閉鎖的な国ですから何ともちょっとよくわかりませんけれども、少なくとも一七一八に基づく措置やら、また、日本からでいきますと万景峰の話とか、いわゆる一連の圧力というものの大きなも...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、なぜ急ぐのかと言われても、アメリカの話を聞かれても、ちょっと私の方では何とも答えようがないんですが、少なくとも、この北に対する核というものをきちんとしておかないと、北の核の技術が他国に拡散する、イランを含めて、いろいろなところに拡散していくというのは断固避け...全文を見る
○麻生国務大臣 大体、日本では外務大臣を二期連続やると亡くなられるか、大病をされるか、大体みんなそうなられる最大の理由は、海外と日本との間、特に国会との間の関係がなかなか難しいからほとんど体力がということなんだというのは現実なんだと思いますね。そういった意味では、コンディ・ライス...全文を見る
○麻生国務大臣 米印の話については、昨年のシドニーの日米豪の外相会議のときにも、米印の原子力協定についての懸念の表明は、終わってすぐでしたので、即、その話はもう既にしておると記憶をいたします。  この点に関しましては、日本としては、インドに関して、好意的に見れば、少なくとも、あ...全文を見る
○麻生国務大臣 これまでの間、何回となくその話はあっておりますけれども、今の段階ではサインはできませんと申し上げております。
○麻生国務大臣 今の段階ではと申し上げたとおりです。今、まだ私ども、その内容まではわかりませんから。今の段階でぜひこれは認めてもらいたいという話でしたので、そんな簡単な話ではありませんと申し上げております。
○麻生国務大臣 テロ支援国家の、外すという話に関しましては、その点に関して合意をしたということはございません。
○麻生国務大臣 これは山口先生、物すごく意見の分かれるところですね、正直申し上げて。  一体何人拉致されたかという正確な数字は我々も知らぬのですから。日本の警察は、十三件十七人ということに一応なっておりますけれども、本当にそれだけかと。それだけですねと念を押されたら、我々もちょ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、日朝の作業部会でこの問題を討議していくことになるんですけれども、今我々は、日朝の問題が解決をしない限り、では何が日朝問題だと言われると、いろいろありますので、では拉致問題、今言われたとおりですから、どの程度までいけばどの程度なんだということは、今我々は持っ...全文を見る
○麻生国務大臣 山口先生は外務省におられたので言葉をよく御存じだと存じますけれども、少なくとも、日朝問題に関しては、拉致に関しての進展がなければということがあって、向こうが誠意ある回答とか誠意ある対応等々の進展がなければと書いてあると存じます。  私どもは、この話をずっとしてお...全文を見る
○麻生国務大臣 拉致問題の進展がどの程度であったとするかという点については、これはもう間違いなく、今言われたとおり結構難しいところなんだと思いますが、我々としては、北朝鮮の実際の対応、まだ対応が全く成り立っていませんから、少なくとも三十日以内に一応スタートすることになっております...全文を見る
○麻生国務大臣 チェイニーという人は、学者と違って、国会議員から上がってきた人ですので、少なくとも、私らと話をしていて、今晩会いますけれども、話をして、いろいろなことに関しましては、安保理の決議というのはきっちりしてあるので、安保理決議に基づいてやってもらわなきゃだめよというのは...全文を見る
○麻生国務大臣 すごく手間がかかると思いますね、一万円ということになると。これは膨大な資料を、手間暇がかかる作業になろうと思いますので、それは秘書さんをふやしていただけるということじゃないんでしょう。今のままの現状でやれという話だと、それは物すごい労力のアップにつながるなというの...全文を見る
○麻生国務大臣 決まったらやりますよ、決まったら。しかし、それまでやって透明性がどれだけ確保できるかの方が、私には、費用対効果の話だと存じますが。
○麻生国務大臣 政調会長ならともかく、大臣をやっていますと、所管外の話というのはなかなか言いにくい話でして、したがって、これが財務大臣をやっているとか、しかるべき担当の大臣をやっているといいんですが、外務大臣をやっていますと、なかなか発言はしにくいというのが率直なところです。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、長島先生、なかなか難しいところだと思いますが、少なくとも国連制裁決議の全会一致はきいた、これはもう間違いないと思っております。  それから、日本がそれにあわせて万景峰等々の入港を停止等々は、これは日本側の決断としてやっておりますけれども、これもきいた。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 これはなかなか難しいところだと思いますが、私、中国の代表なのか、アメリカの代表なのかで違うと思うんですね、両方とも主導権を持っていましたけれども。  仮に議長国の中国の代表という立場に立ってというような、もちろん仮定の話とか質問になかなか答えにくいところなんです...全文を見る
○麻生国務大臣 おります。
○麻生国務大臣 今の、年数の違う話とか、この「リメインド コンテンシャス アット イヤーズ エンド」という言葉になっておるところをきちんと、にせ遺骨であったということをきちんとというお話に関しましては、御趣旨はよくわかりましたので、僕はちょっとこの文章を初めて見ましたので、年数が...全文を見る
○麻生国務大臣 それに出るのは総理大臣と外務大臣だけと聞いております。
○麻生国務大臣 正直、私どもから会わないという理由は、基本的には、ホワイトハウスの相手というのは官邸であって、外務省は関係ありませんし、防衛省も余り、正直なところを言って、関係ありません。したがって、大統領府としては官邸というのが基本なんだと思っておりますので、あとは外相しか会わ...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと正直、法学部でもありませんし、文学部でもありませんので、今の言葉で言えば、今の世界とアジアのための日米同盟という言葉の方が、何となく、日米両国の連携というものが世界とアジアの平和と安定に貢献するというような側面により重点が置かれている。世界の中の日米同盟よ...全文を見る
○麻生国務大臣 日本とアメリカというのは、経済力でいきますと一番と二番というのが、少なくとも軍事的にも同盟関係を結んで力強いものがあるというのは、日本のプレゼンス、存在というものを非常に大きなものに見せているんだと思います。  事実、日本がいろいろな形で、最初はカンボジアからス...全文を見る
○麻生国務大臣 はい、含まれております。  いろいろ、この種の話だとすぐお金の話になるんですけれども、今、例えばアフガニスタンの武装解除の話とか、それからカンボジアというところで今クメールルージュの裁判をしておりますけれども、このクメールルージュの裁判も、これは裁判官は日本人の...全文を見る
02月21日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○麻生国務大臣 中川幹事長の発言については、ちょっと私、正直それを実際聞いていませんし、私、御存じのように新聞は見ますけれども読まないように努めてきていますので、その内容について詳細知っているわけではありませんので、その意図されるところは、正直なところ全然わかりません。  求心...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、特に今、きのうきょう始まった話ではございませんで、ずっと前から、事国の防衛に関する件の話ですから、いろいろ双方で情報を交換することについては、漏えいをしますと、両国にとりまして甚だ不利益になって、こっちはちょっとしたことで向こうが不利益になったりすることも...全文を見る
○麻生国務大臣 イラクというところが内戦であるかどうかという御質問だと思いますが、御存じのように、内戦の国際法上の定義というのはございません。したがって、内戦といえば内戦になってしまうし、内戦でないといえば内戦にならない、簡単に言えばそういうことになるのだと思いますけれども。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 私は、ちょっと正確な記憶ではありませんけれども、ブッシュ大統領が自分に責任があるというところを言ったのは、戦争開始に対することではなくて、大量破壊兵器、いわゆる核兵器がそこにあるという前提の情報に対する判断が誤っていたというように言った、私の記憶ではそうなっており...全文を見る
○麻生国務大臣 核弾頭がある、核の施設があるという前提に立っての突入の部分に関しましては、私は、御自身が誤っておったと認めておられるとおりなんだと思います。  ただ、この戦争を開始したということ自体について誤っていたというような発言があったと記憶をしておりませんし、私自身も、こ...全文を見る
○麻生国務大臣 アメリカに対しては、これまで、私の前の外務大臣が何を言われたかはつまびらかにしておりませんけれども、少なくとも、私になりまして一年ぐらいの間に、しかるべき人に一回ずつは間違いなく、副大統領等々、一回ずつは、そもそもの判断、判断というのは少し違っていたのかもしらぬ、...全文を見る
○麻生国務大臣 見解もいろいろあろうかと思いますけれども、前面に、アメリカの、もしくは米軍の兵士にかわってイラク人の警察、イラク人の治安組織というものが、少なくとも大幅に増員をされつつあるというところで、昔はバグダッド以外の地域でも極めていろいろなテロが行われておりましたけれども...全文を見る
○麻生国務大臣 内戦については、先ほど申し上げましたとおりで、先ほどどなたかの御質問に対してお答え申し上げたとおりなんですが、これは国際法上決められておりませんし、少なくとも、内戦といえば全土にわたってというような感じがございますけれども、今はその分はかなりバグダッドに収れんされ...全文を見る
○麻生国務大臣 最近の言い方というのは、昔、十年ぐらい前とは随分変わったような感じはいたします。  少なくとも、スンニ、シーア派という感じで、御存じのようにチグリス、ユーフラテスが一緒になってシャトルアラブという川になった。東岸がいわゆるイラン、こっちが部族的にはペルシャ人とい...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども御説明を申し上げましたけれども、私は、この問題に、この問題というのはイラクの話につきまして、少なくとも、イラクへの武力行使が誤りであったと言ったことは一回もありません。少なくとも、このサダム・フセインという人の政権下で行われなかった民主的な選挙というものが...全文を見る
○麻生国務大臣 ヨーロッパのように、長い歴史の間に戦争の歴史が長かったところにおいて、統治されたりしたり、いろいろ長い歴史のあるところ、ちょっとそれ全部は詳しいわけではございませんけれども、今日本における統治というのは、かなり我々身近に見て、ほかの国に比べて、少なくともイラクなん...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと正確ではありません、イラクの方も大統領はいることはいるんだと存じます。首相の権限が非常に強い形になっていると記憶します。  これは基本的に植民地とは全然違いますので、植民地と委任統治とか、植民地と今回のイラクとは全然違っております。前提が違います。多分、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは今、内閣というかあちらでいろいろ検討をされておられる、いわゆる内閣官房を中心にして、今一般法の検討をしておられる最中だと思いますので、私の方から、今これがとかいうような確たるものを持っているわけではありませんけれども。  一般法の整備につきましては、私は、...全文を見る
02月21日第166回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○麻生国務大臣 先般、北京において行われた第五回六者会合第三次会合について御報告をさせていただきます。  第五回六者会合は、一昨年の十一月に行われた後、約一年の休会期間を経て昨年十二月に開催し、さらなる休会の後、今月八日から十三日まで行われております。  今次会合におきまして...全文を見る
○麻生国務大臣 同様であります。
○麻生国務大臣 今般の六者会合の成果の中で、日朝国交正常化の作業部会と並んで米朝国交正常化のための作業部会が設置されることはもう御存じのとおりで、五つのうちの二つがそれになります。  日本といたしましては、いわゆる北東アジアの平和と安定のバランスというものを考えた上では、非核化...全文を見る
○麻生国務大臣 どこまでが進展でどれが解決かというのはなかなか難しいところでありまして、今、十三件十七人だけ、それは全部解決か、また、その他、疑惑含めていろいろありますので、その問題はどうしたとか、ほかにいろいろありますので、これは正直申し上げて、どれをもって解決とするかという点...全文を見る
○麻生国務大臣 三十日以内、六十日以内、加えてその後には六者の閣僚会議等々いろいろ予定をしておりますので、その前の段階でいろいろ交渉を個別にやっていく、事務レベルでやっていく、段階によっていろいろある、常識的にそういうことになろうとは思いますけれども、まだその段階を、どの問題を、...全文を見る
○麻生国務大臣 交渉が始まる前に手のうちを向こうに出す者はおりませんので、ちょっと、正直、今この段階で申し上げられることはございませんけれども、拉致の問題として日本が、向こうは解決済みという態度ですから、少なくともこの問題について解決済みではないというところからまずスタートしなき...全文を見る
○麻生国務大臣 成果文書の中で、一昨年九月の六者会合共同声明の実施のための初期段階として、日本及び北朝鮮が平壌宣言に従って、不幸な過去を清算し懸案事項を解決することを基礎として、国交を正常化するための協議を開始するというふうに明記をされております。  したがいまして、この一昨年...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の成果文書に明記をされております「朝鮮民主主義人民共和国と日本国は、平壌宣言に従って、不幸な過去を清算し懸案事項を解決することを基礎として、国交を正常化するための措置をとるため、二者間の協議を開始する。」という文言でありますけれども、これは、一昨年九月のいわゆ...全文を見る
02月22日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○麻生国務大臣 二十六カ国中二十三カ国がたしか北朝鮮との国交があって、三つが、今、エストニア、フランス、アメリカ、その三つだというような御指摘も正しいと思っております。  北朝鮮の一連の六カ国協議をするに当たりましても、国交とか大使館とか、そういったものが相互にある国というもの...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたテロの、いわゆる支援国家指定の解除という話が今話題になっているところですけれども、これは、何回もいろいろなところで申し上げましたけれども、指定の解除ということに関して、その作業を開始すると言っている、作業を開始するという話と指定を解除するとは、か...全文を見る
○麻生国務大臣 昨日のブレア総理大臣の発言の内容を読んでいただくと、我々がかつておりましたサマワの地域からの撤退ということでありまして、いわゆる権限の移譲ができるところから撤退していくという話を宣言しているのであって、従来の方針と特にそんなに大きく変わったというような意識を我々は...全文を見る
○麻生国務大臣 私、きのうチェイニー副大統領と、委員会を途中で退席させていただいて、どれくらいでしたか、かなり、六時まで話をさせていただいたんですが、少なくとも、今回のチェイニー副大統領という人の立場からいきますと、副大統領というのはアメリカの上院議長を兼務しておりますので、議会...全文を見る
○麻生国務大臣 日米豪の三カ国というのは、いわゆる基本的価値観とか多くの戦略的関心とかいろいろなものを共有しておりますので、そういった意味では、アジア太平洋地域の安全保障というものを考えたときには、やはり日米豪の戦略対話というのは非常に重要。  事実、昨年、日米豪の外務大臣会議...全文を見る
○麻生国務大臣 日韓の場合も、もう御存じのように、価値観というものをかなり共有している部分が多々あろうと思っておりますので、戦略的なパートナーとかいろいろな表現がありますけれども、二国間関係というのは、いろいろな関係を築いてきたんだと思っております。  最近では、北朝鮮の話にい...全文を見る
○麻生国務大臣 日韓関係につきましては、いろいろあえて申すまでもないと思いますので、今言われた事実に基づいて、昨年の十月、安倍総理による訪韓、御記憶かと思いますが、北朝鮮による核実験というのがその日に合わせて、合わせて向こうはやったとしか思えませんけれども、その日に、着陸とほとん...全文を見る
○麻生国務大臣 開催地というのは、今G8サミットの開催地の話ばかりが新聞に出ていますけれども、現実問題として、シャトル会談の場所として過去に日韓の首脳会談というのが、日本で東京以外で行われたのは、鹿児島の指宿だったかな、それから熱海だかどこかでもありましたね、何かちょっと忘れまし...全文を見る
○麻生国務大臣 ハイリゲンダム・サミットの後、二〇〇八年、日本。二〇〇八年のサミットに合わせて、開催地に関しまして、今まずどれが出ているかと言われますと、横浜、新潟、京都、大阪、兵庫、岡山、香川というのが挙がっております県名です、また地名は別にいたしまして。そして、北海道の洞爺湖...全文を見る
○麻生国務大臣 二〇〇五年の六者共同声明に従って、いわゆる北朝鮮がすべての核兵器及び既存の核計画を放棄するということが、いわゆる北東アジアの安全を確保する上で最も重要。今回の六者会合の最大の目的は、北朝鮮を核保有国にはしない、これが一番の大きな目的だったと存じます。  今回の会...全文を見る
○麻生国務大臣 この点は、各国皆共通だと存じます。特に、アメリカの場合は、この前、クリントン政権のときに、マドリン・オルブライトという人が当時国務長官だったんですが、この人も平壌まで行って、結果的に、合意をして、十年間やってみたら、全くやっていなかった、履行していなかったという話...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の日朝作業部会その他、五つの部会を立てるに当たりましては、これだけ別出しになった一番大きな理由がそれでありますから、これは向こうは十分に認識をいたしております。  これはもう、出た交渉、きのうのアメリカも、全員、この点に関しましては、日本がこれを交渉してもら...全文を見る
○麻生国務大臣 戦術的にはこの問題は既に解決済みという対応で出てくるであろうことは私ども予想をしておりますけれども、それじゃもう全然話になりませんから、そこが今からの、最も激しいことになる。第一段階はそれからスタートすると思います。
○麻生国務大臣 御存じのように、三十日以内でまずは部会を立ち上げることになっております。それで、六十日以内にそれなりのものをということで、そこでそこそこの成果が上がったという前提に立って六カ国の閣僚会議というものを開催する予定にしておりますが、少なくとも、日朝の話で、いわゆるもう...全文を見る
○麻生国務大臣 情報部員というと、よく最近では、「カジノ・ロワイヤル」なんというのは多分一般的には受ける、非合法な情報調査員というのを持っている国もあるわけですが、日本がこの非合法の情報調査員をやるというようなつもりはございません。それを大前提にしておかないと、何となくこういう話...全文を見る
○麻生国務大臣 新たに箱物を建ててどうのこうのということを今の段階で考えているわけではありません。  ただ、基本的には、まずはこういったような意識を持ってもらわないとどうにもなりませんので。外交官という職業というのは、かなりお国をしょって、向こうから、早い話が情報を、よく言えば...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたように、ブッシュ大統領がイラクの新政策というのを発表されるに当たっては、イランとシリアがテロリストなどへのイラクの出入りを許し、両国からの支援を阻止するという旨を述べております。  これはISG、イラク・スタディー・グループの提案とはかなり切...全文を見る
○麻生国務大臣 これは他国の軍のオペレーションの話ですので、ちょっと私の方からそれをもってどうのこうのということは言えませんけれども、二個旅団といえば、一個旅団四千人ですから、八千人ぐらいでできるというのは、それはそれなりに正しいのかもしれませんけれども、考えてみれば、最初イラク...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、やはりこれは、外国だからとかいうんじゃなくて、人間ですから、長島昭久が言うんだったらまあしゃあないのかなと思うけれども、あいつにだけは、言われたら冗談じゃないぞという、同じ話をしても言う人によってこっちのリアクションが違うというのは、これは何も外国人に...全文を見る
○麻生国務大臣 一つは、やはり、冷戦構造崩壊とともに、約十六年、十七年たつことになりますが、その間の国際社会の中における脅威が、例えばテロというようなものは、今から十六、七年前、そういう話がこれだけ公にわんわん言われることはなかった。そういった意味では、脅威の対象がかなり変わって...全文を見る
○麻生国務大臣 二月の十三日でしたか、これは。宜野座村のところの話だというように聞いておりますが、移動中の、故障した際に、救援を待っている米兵が、水陸両用車の外に出て、民間地に向けて銃を構えている事態が発生したというように私どもの方としては伺っております。  米軍側によりますと...全文を見る
○麻生国務大臣 アフガニスタンに関しましての治安状況というのは、場所によってかなり違うと私どもは認識をいたしております。  少なくとも、カンダハル等々の南、またパキスタンとの国境沿い、パシュトゥンの多いところ、このような地域においては、いわゆる治安状況というのは極めて不安定なも...全文を見る
○麻生国務大臣 今久間大臣の方からもお話があっておりましたけれども、このPRT、プロビンシャル・リコンストラクション・チーム、略してPRTと呼んでいますけれども、このPRTのことに関しましては、これは地方に軍事的プレゼンスを確保というところが一番難しいところなんだと思うんですね。...全文を見る
○麻生国務大臣 PRTの場合に、NGOとかNPOとかいろいろなものがありますけれども、少なくとも軍民共同みたいな形で治安を維持する、または秩序を、地位を持続させる、そういったようなものを前提にしてやるという地域に出すということになりますと、それは今のルールでは難しいのではないか、...全文を見る
○麻生国務大臣 賢明に判断します。
02月22日第166回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○麻生国務大臣 いわゆる超党派というか、共和党、民主党込みという意味だと思いますが、通称ISG、イラク・スタディーグループのことだと思います。  本年一月に発表されたイラクに対するブッシュの新しい政策とISGのグループという点に関しましては、基本的には、大きな点は二つ違っている...全文を見る
02月23日第166回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○麻生国務大臣 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、安住委員長を初め、委員各位に謹んでごあいさつを申し上げ、所信を申し述べさせていただきます。  まず、沖縄に関する事項について申し述べさせていただきます。  昨今の北朝鮮の行動に見られるとおり、アジア太平洋地域に...全文を見る
02月27日第166回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○麻生国務大臣 総理大臣が北朝鮮の拉致の問題を一人で抱え込んでおられるかのごとき印象を受ける御質問でしたけれども、私の知っている範囲で言わせていただくと、少なくとも、この種の拉致とか人質とかいう話は、これは何も日本だけの話ではなくて、あちこちで、人質問題、いわゆる英語で言うキッド...全文を見る
○麻生国務大臣 二つというのは、歴史認識の歴史の話でしょうか。(小川(淳)委員「政経分離」と呼ぶ)ああ、政経分離。  歴史の話につきましては、これは基本的に、安倍総理が語っておられるように、政治家が語るのは極めて謙虚でなければならぬという話を言っておられるんだと存じます。  ...全文を見る
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○麻生国務大臣 平成十九年度外務省所管予算案について、概要を説明させていただきます。  平成十九年度一般会計予算において、外務省は六千七百九億二千七百万円を計上いたしております。これを前年度と比較いたしますと、マイナス二・九%となっております。また、このうち、ODA関連予算は、...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、御指摘のありました試算につきましては、今述べておられたとおり、すべての農産物の関税を全面的に撤廃した場合の数値というように承知をいたしております。全面的に撤廃したなんという例はありませんから、そういった話で、やはりこの種の話はある程度悲観的に立てないか...全文を見る
○麻生国務大臣 全面撤廃を仮にいたしました場合、これは世界じゅう皆するということになろうと思いますが、アメリカは、農業輸出補助金等々、膨大な金を投入しておりますので、そういったものも全部なくなるという前提になりますと、これはアメリカの農業も極めて難しいことになるというのははっきり...全文を見る
○麻生国務大臣 外務省としてどういう態度でこの日豪EPAに臨むかという御質問だと存じますけれども、基本的には、豪州というのは、日本と基本的な価値観、いわゆる法の支配とか人権とか、よく私どもが申し上げる共通の価値観を持っております国として戦略的な関係は強化をしていかねばならぬところ...全文を見る
○麻生国務大臣 高橋先生は青森県なので、そういったことにお詳しいのだと存じますけれども、基本的には私はこんなぐあいに、農業にそんなに詳しいわけじゃないんですが、かたい岩盤というのは別に農業だけじゃないんですよ、はっきり言って。医療関係とか、いろいろやっていましたからわかりますけれ...全文を見る
○麻生国務大臣 小泉内閣五年半の間に、日中関係というのは、少なくとも政治レベルではかなり冷えたものがあった、これはよく言われるところでありますけれども、事情は中国側にとりましても結構深刻だったと存じます。  結果として、昨年三月の第六回の全人代、全国人民代表者大会での温家宝総理...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の点はすごく大事なところだと存じますが、これは、直ちに私どもの方から向こうに対して、安全保障上の懸念というのを申し上げております。  自分たちの実験で何でおまえらに関係あるのかという態度なんだと思いますけれども、あれは破壊しますとデブリといって破片がいっぱ...全文を見る
○麻生国務大臣 先生御存じのように、ジュネーブの軍縮会議、CD、コンファレンス・オン・ディスアーマメントという会議において、二月十三日に、例の、長い名前でしたが、宇宙空間における軍備競争の防止、通称PAROS、プリベンション・オブ・アン・アームズ・レース・イン・アウター・スペース...全文を見る
○麻生国務大臣 今のはいい御指摘だと存じます。  基本的には、日本というのは、つくれるけれどもつくらない、持てるけれども持たないということなのであって、今一生懸命持とうというのとレベルが全然違います。宇宙衛星をちゃんと四つ上げられるレベルがありますので、そういった技術的な、搬送...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○麻生国務大臣 御存じのように、これは先生お詳しいところなので、日本の場合は、食料の輸入を約四兆円かな、今していると思いますので、世界最大の食料の純輸入国というのが日本の置かれている現実だと思います。  そういった意味では、これは食べるものの内容が、お米を皆食べる量が、昔は大体...全文を見る
03月02日第166回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○麻生国務大臣 二点いただいているんだと存じますが、第一の点につきましては、これはもう政府としては何回となく申し上げてきているとおりであって、この内閣に限らず、歴代内閣、同じような内容の答弁をさせていただいていると思いますが、非核三原則の件につきましては、内閣として今後とも堅持を...全文を見る
03月06日第166回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、今日から予備交渉、予備折衝、あした、あさって、七日、八日でハノイで久しぶりに日朝によります作業部会が開始されることが決まりました。過日の六者会談での、我々日本にとりましては大きな成果の一つだったと存じます。  この拉致の問題というのは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御記憶のように、一九八九年にノドン、最初の一発目が飛んだときには国連の反応はほぼゼロ、何もありませんでした。騒いだのは我々だけ。次に、一九九四年にいわゆるテポドンというのが飛んだ、太平洋まで飛んだ。あのときにも、国連では議長声明、議長ステートメントまでし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少々古い資料で正確な数字じゃないかもしれませんが、松村先生奉職しておられましたそのタイの大使館に、バンコックだと思いますが、そこにチュラロンコン大学というアジアで一番古い大学がございます。大分前でしたんで。その女子大生百人に聞きました。あなたはもし生まれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ODAに対してのいわゆるいろいろな御意見、批評等々は我々もよく熟知しているところだと存じますが、基本的にODAは単なる施しというのとは全然違う種類のものだと、基本的にはそう思っております。  何となくこういったものを使って日本にとって好ましいいわゆる国...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ODAは、外務省といたしまして、若しくは日本といたしまして、外交上の極めて重要なツールであることは、道具であることははっきりしておると思っております。  今、例を挙げられましたんで、ケニアのソンドゥ・ミリウの水力発電と、水力発電ってえらく大きなものに聞...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘をいただきまして、誠に私どももそう思って、これは外務省に入って一番最初に立て直すのはまずホームページから直せということで、紙なんか幾ら配ったって見るやつはほとんど決められておるんだから、ホームページでインターネットを使えという話をして、今、お札、コ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中国のODA、一九七〇年代ぐらいから、そうですね、ちょうど文革の終わったぐらいからですか、ちょうど胡啓立辺りはみんな下放から帰ってきたところぐらいだったと思いますが、始まっておりますが、少なくともこの対中ODAをうまく活用して、少なくとも中国の沿海部のイ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたとおりに、今日の予備会談は終わっております。明日午前中、明日午後とそれぞれの大使館でやることにいたしておりますけれども、その内容は、少なくとも三浦先生、六者協議の中で日朝がやるというところが大事なところです。日朝だけで、米朝だけで個別に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本で何となくPKOといいますと、やはりドンパチやる話の方が皆さん語られるんですけれども、ドンパチが終わった後、その国をどうやって復興させていくか、再興させていくかというのは、これはかなり全然別の種類の能力、技術、なかんずく行政能力が問われるんだと思って...全文を見る
03月07日第166回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 加納先生、やっぱりエネルギーとか食料とかいうものは、確かにコモディティーであることも間違いありません。石油の一滴は血の一滴、第一次世界大戦から言われた言葉ですから、たしかこれはクレマンソーが言った言葉だと思いますが、その当時から言われておりますんで、時代...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本として今、石油に限りませんけれども、エネルギーの輸入元が中東に約九割と極端に偏っております。昔はインドネシアやメキシコ辺りからも随分輸入がありましたけれども、絶対量が下がってきておりますんで、そこらのところの国々の国内消費だけで、輸出に回るだけの力が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、今フェーズが3になっておりますんで、このフェーズは1から6まで御存じのようにあります。これが、フェーズが4に上がるというところになりますと、これは私どもとしては、いわゆる在留邦人に対してということをいたさねばならぬ時期になるだろ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の段階はフェーズ3と思っておりますんで、今の段階で何を、これを特にしているというわけじゃない。フェーズ4に上がることが確実となったときにすべきことを言っております。  どういうことをするかというと、例えば渡航者に、今からインドネシアに行く人に対しまし...全文を見る
03月08日第166回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 昨日スタートしておりますが、日本側の日朝関係に関する拉致の問題を含める問題は未解決という問題に対して、向こうが解決済みということで、その段階で、午前中の段階で協議継続というのをなしという形になっております。  それ以後、夕方等々いろいろ断続的にいろいろ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本でも審議拒否とかいろいろありますけれども、(発言する者あり)ありますけれども、基本的にはやっぱり話し合うというのはすごく大事なところだと思いますんで、こういったときに、とにかくこっちの言い分は聞きたくないみたいな話は、ちょっとそれは大人の交渉としては...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 拉致の問題の解決が国交正常化の大前提という話はもう事あるごとに言っておりますんで、今回の問題、六者会議の中で少なくとも日朝協議というのが五つの部会の中に一つ立ち上げた、しかもこれは六者協議の中の一つとして立ち上げておるというのがみそだと思っておりますんで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 米朝の話は、これはバンコ・デルタ・アジアという金融機関の話が主たる話になっていると予想をされますけれども、ちょっと内容を全部詳しく知っているわけではありません。しかし、アメリカの北朝鮮敵視政策等々の話がいろんな別の話、というのは、政権の保護とか政権に関与...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、日本の場合は、御存じのように資源のある国ではありませんので、日本という国が貿易立国としてやっていくためには、FTAやらEPAやらいろいろございますけれども、基本的にはWTOという、多角的貿易交渉の中核にありますこのWTOというものといかに健全...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御質問のありましたF22戦闘機の嘉手納配置につきましては、一時的、暫定的に展開というように私どもも承知をいたしております。  なお、その期間につきましてはおおよそ三か月ないし五か月ぐらいということになっておりますんで、約、今、日数でいきましたら九十日...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大体そんなもんだと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 今、嘉手納基地に展開をしております米軍のF22は、基本的には極東におけるアメリカの、米軍の抑止力というものを維持するためというんで、特定の地域というようなものの脅威の増大に対処するものではないというように承知しております。
○国務大臣(麻生太郎君) 特定の地域ではないというのは、イラクと特定しているわけではないというように御理解いただいて結構だと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) チェイニー副大統領との個別の会談のときに、先方から、イラク、アフガニスタン等々、広くテロとの戦いに対して日本の貢献に感謝をしているという話はありました。また、北朝鮮についても、六者会合を含めて日本と協調をしていけることを極めて我々としても誇りに思っている...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 話の内容を詳細に申し述べるというのはいかがなものかと思いますが、特定の後方支援等々の話ではなく、イラク、アフガニスタン等々の日本の貢献に感謝をしているという話があった以上の話はなかったと記憶しています。
○国務大臣(麻生太郎君) イラク、イラン。(発言する者あり)
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと済みません、もう一回ちょっと、イラクとイランとちょっと全然意味が違いますので、もう一回お願いします。
○国務大臣(麻生太郎君) イランですね、重ねて伺いますが、ちょっと似ている名前ですけれども、全く状況が違いますんで。そのような話はありません。  それから、先ほど、三か月で九十日か、申し上げましたが、三か月、五か月じゃない、五月までです。済みません。五月までです。済みません。
○国務大臣(麻生太郎君) なかったと記憶しますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 話自体は密談ですけれども、密談はなかったかと言われると、密談はありました。しかし、今の話はなかったというように、正式な日本語だとそういうことになろうと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 戦争に伴います悲劇というのは、常に戦争が開始されれば、多くの無辜の人たちが巻き込まれる可能性は極めて高いものだというのが戦争の持っております大きな問題のところだということは、私も十分に理解をいたしております。
○国務大臣(麻生太郎君) イラクに限った話で聞いておられるのか、戦争について全般的なのか、ちょっとよく分かりませんけれども、少なくともイラクに関して言わせていただければ、少なくともこれまでの間、国連において累次にわたるいわゆる決議がなされておって、それに対する対応はなされてこずに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 主語がよく分からないです。私が怒ったことがあるかという意味ですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 人間というのは、戦わねばならぬことがあるというのは必ずあるものだと思っております。  したがって、戦わないでずっとその事態を避け続けていることによって更なる大きな悲劇が起こり得るということも長い経験で分からぬわけではありませんので、人間は戦うことによっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) イラクじゃなくてイランですね。
○国務大臣(麻生太郎君) イラン。ちょっとよく語尾がよう聞き取れませんので、済みません。  イランに対する攻撃を日本に依頼された場合は、日本はそれに対して……
○国務大臣(麻生太郎君) 断ることができるか。  それはそのときの状況によると思います、国連とかいろんなものが出てくると思いますんで。アメリカ一国で、おれ攻撃するから、ちょっとおまえ一緒にやらないという話に乗ることはないと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 前回のイラクのときの話ですね。  イラクのときの話は御記憶かと思いますが、国連の制裁決議文というのが決まっておりますので、それに基づいて日本はそれに参加をしたというように御理解された方がいいと思いますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘がありましたように、二〇〇八年の北京オリンピックをもって、円借というものは双方納得の上でこれをもって円満終了とすることにいたしております。これは双方で納得をいたしておるというのはもう御存じのとおりだと思います。  そこで、ただ一方、今言われました...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アームス・トレード・トリーティー、通称ATTというんですが、この武器貿易条約、協定というものの構想というのは、これは二〇〇四年に、いわゆる何というんですか、NGOが条約も作り上げてスタートさせたのが最初なんですが、二〇〇五年にイギリスで開かれました、グレ...全文を見る
03月09日第166回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) 大塚議員より一問ちょうだいをいたしております。  旅券電子システム停止についてのお尋ねですが、このシステムは、平成十三年に策定されましたe—Japan重点計画におきます行政の情報化及び公共分野における情報通信技術の活用の推進の一環として申請・届出手続の...全文を見る
03月09日第166回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、佐々江局長の方から説明がありましたとおり、具体的な成果が得られなかった、進展が得られなかったということに関しては遺憾ということに関しては基本的な態度であります。  ただ、今回は、一年一か月ぶりぐらいの再開をしておりますので、最低限お互いの立場という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) みんなそれぞれ得意不得意がありますから、百点満点は余り期待せぬ方がいいですよ。ですから、日本は物づくりは得意、しかし商売は余りうまくないと、向こうは物づくりは大したことないけれども商売はうまいとか、よく昔から長い間の言われていたことですから。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国連に勤めておられたということなんで、国連で大体決議案、国連じゃない、アメリカにいらしたということなんで、アメリカのこの種の決議案というのは年間一万本ぐらい出ますかね。一万分の一というぐらいのことですよね、大体。私、大体そこのところは、日本の国会で決議案...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) どういうことをしているのかというのを目に見える形で余りしないようにしております。
○国務大臣(麻生太郎君) アメリカの場合は極めて開かれた民主主義の国であって、いわゆる選挙がない国と全然状況が違います。同じ議員でも大分、選挙のある国、ない国によって意味が違うと思います。このアメリカの場合は明らかにいわゆる選挙というのは広く行われている国でもありますので、その国...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 特殊の例かもしれませんけれども、今の駐米大使、加藤良三、二十一年ぐらいいませんかね。二十一年ぐらいいると思いますよ。長過ぎると思います。まだそれでも足らぬと思われますか。どちらに考えられるかというところによってちょっと答弁の仕方が変わりますのでね。難しい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いろいろそういった案がこの間出されているのは知らないわけではありませんけれども、準構成員とか準常任理事国とか、余りちょっと、いま一つ、何となく響きがどうかなという感じは率直なところですね。  ただ、私どもとしては、この話はいろいろこの間のG4とは違って...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 浅野副大臣、日印シンポジウムのため八日より公務で出張中でありますんで、御指摘がありましたので、出張先の浅野副大臣に電話して確認したところ、以下のとおりであります。  御指摘の点につきましては、総務省に提出させている政治資金収支報告書のとおり、光熱費は計...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御質問のありました中で、世界の国の中で日本が承認しております国は百九十一か国でございまして、そのうち日本の大使館がある国の数は百十七か国、また中国の大使館がある国は百六十か国と承知をしています。
○国務大臣(麻生太郎君) これは銀行の支店長も似たようなもんなんだと思いますが、銀行の支店長が急にぱっぱぱっぱ替わっていく、なかなか替わらない、ずっといる、いろいろ各銀行によってやり方も違うと思いますが、日本の場合、おっしゃるように、例えばスワヒリ語ができるなんていうのはそうざら...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 自民党の法務部会の中で条約刑法検討に関する小委員会というのがありますけれども、この中において、この法律というか条約を早く通すということが必要なので、この条約刑法を速やかに成立させるためには国内法の整備と、これはもう前国会からずっともう御案内のとおりなんで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは私どもの修正案を検討してきたということなんでして、私どもは、私どもとしては、この案をやらせていただくに当たりましては、政府原案というのはこれは、条約を実施する上ではこれは当然適切な内容だと考えております。それ自体は間違っていたということではございま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは相手のある話でございますから、私どもとして、これで、この内容を見た上で、これでできるかできないか、あらかじめ交渉はいたしますけれども、まだちょっと成案を得ておりませんので、今の段階で、するともしないとも申し上げる段階にはございません。
○国務大臣(麻生太郎君) これは当然理論上はあり得る話だということになろうと存じますけれども、いわゆる未遂行為みたいな形になるというお話なんだと思いますが、基本的には、これの中に出てくる可能性のありますもの、私どもほとんどのものは、殺人とか傷害とかいうことで、逮捕監禁とか、ほとん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ICCのローマ規程上の一部の、いわゆる先ほど申し上げた未遂行為のところですけれども、日本で処罰できない可能性というのは理論上これは確かにあろうと存じますので、そういった場合には、このICCが実際にその管轄権というものを行使するのは十分な重大性があるという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 幾つかは例によって誤解の多い話ですんで。  先月の三日の京都での講演で申し上げた話の内容からスタートして類推しておられるんだと存じます。イラクへの武力行使が誤りであったというようなことを申し上げたわけではないのはよく御存じのとおりだと存じます。武力行使...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも、我々が最初にやりました例でいけば、多分カンボジアが一番いい例だと存じます、カンボジアは最初に出したPKOですから。負傷者も出しましたし死傷者も出しましたけれども……
○国務大臣(麻生太郎君) いや、だから同じことでしょうが。  だから、経験、経験というものを語るのであれば、これまでちゃんとした経験を語らぬと説得力がないと思いますけれども。あなたにだけしゃべっているわけではない。テレビに向かってしゃべらないかぬということだと野党の方から教えて...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 人様のところの欠点を挙げて、おまえここが悪かった、あそこが悪かったと、自分がその現場にもいないのになかなか言うのはいかがなものかと思います。  結果論として、結果論として、米軍約三千人の死傷者を出しておると存じますので、そういったことに比べますと、日本...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、国連というか、現在二十六か国が部隊を派遣をしております。治安維持活動やら人道復興支援やらやっておりますけれども、このグラフで見ますと、大体二〇〇五年、六年と、ちょっと減ったのが増えてみたりして、大体二〇〇五年の三月ぐらいから変わらずずっと派遣国数、人...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先生、これはやっぱり日本の今この地雷除去とか武器の回収とか、いろいろ日本の評価がこの種のことに高い理由の一つは、そのブルというか、その地雷除去機を実際運転して全部やるの日本人なんですよね、あれ。そこがちょっとおまえやっておけというのと違って、自らがそこに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘がありましたとおりに、これは人道上の側面と安全保障というか、その効果の面と両方の必要性のバランスというのがよく言われるところで、これだけ面の確保ができる爆弾はそうざらにありませんので、そういった意味では、いわゆるこの問題というのはいろいろやっており...全文を見る
03月12日第166回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平和的に外交というものを実施していく、国益を実現していく、平和的な手段で実現していくという今お話にあった点からいきますと、このODAというものは最も大きなツール、道具だということになろうと、私どももそう思っておりますし、事実そのような形になっておると思っ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘がありましたように、新しく被援助国から援助国に変わっていく、経済が発展してドナー国になるのはいいことです、私どもとしては歓迎すべきことなんだと思いますが。  ただ、そのやる手口、やり方に関して、やったその内容は何ですという、いわゆる透明性がないと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、分担金、今年で一六・六%ぐらいになると思いますが、その中に占める邦人職員数が百十人ですから四%前後だと存じます。したがって、これはちょっと少な過ぎるというのがもう御指摘のとおりだと存じますし、国連関係機関を見ましても、平成十八年の一月で六...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 新たに海外経済協力会議というのを内閣の中に立ち上げていただき、外務省の中にもそれの企画立案という本部を立ち上げさせていただきました。ここによって、各地区というのは、これまで日本というのを見ますと、日本の戦後の外交は三つが基本でして、日米基軸、国連外交、そ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) EPAにつきましては、これはWTOを補完するという意味におきまして、積極的に推進をしていくべきものだと思っております。  これの経済的な利益といたしましては、少なくとも相手国の市場アクセスを改善する、相手国の、日本が輸出なりあれする付き合う相手の。それ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおりに、昨年、香港WTOの騒ぎは随分もめた騒ぎでしたけれども、こういうものがあるというのでも、商売というのは物が作れても駄目と、売れなきゃ駄目と。売っただけでも駄目なんで、金が回収できて初めて売れたというのであって、商売というのは売れたら終わ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このクラスター爆弾についてはよく御存じなんだと思いますんで説明を、前提を省かさせていただきますが、発出された宣言の内容をよく御存じ、読まれたと思っておりますが、この議論の取り進め方や方向性というものに関しましては、アメリカも中国もロシアも全然入っていない...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 他国の失望を買ったと言われますけれども、日本には日本の都合がありますんで、他国の都合だけ合わせてやるわけにはまいりません。
○国務大臣(麻生太郎君) 冒頭御説明申し上げたとおり、そのオスロ宣言の、仮にそれに我々がサインしたとしても、それによる効果というものがどれだけ得られるかというのを考えたら。
○国務大臣(麻生太郎君) 既にお手元に資料をお渡ししてあると思いますんで省かせていただきますが、平成十年度が十一億、平成十七年度まで三十九億の間、いろいろな伸びがあったということだと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) この軍縮の理念の先頭に立つということも、私どもとしては、これまで小型武器の取引等々、いずれの場合も先頭に立ってきたのはもう御存じのとおりなんであって、このクラスター爆弾を、先ほど申し上げた事情で私どもとしてはオスロ宣言に対するものを留保したからといって、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) オスロ宣言等々、CCWの一連の経過を見ながら対応させていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) 今からよく検討させていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) 御希望として伺っておきます。
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて御答弁申し上げますが、御希望としてはよく預からせていただきます。
03月13日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 外交防衛委員会の開催に当たり、田浦直委員長を始め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げますとともに、所信を申し述べさせていただきます。  我が国をめぐる国際情勢は、大量破壊兵器やミサイルの拡散、テロとの闘い、地域紛争の多発等、大きく変化をいたしております...全文を見る
03月13日第166回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) 相互主義の観点から一つ前に進んだことは確かだと存じますけれども、在日韓国人・朝鮮人の数と在韓の日本人の、邦人の数というのはもう決定的に違うんですよね、数の絶対量が。それがやっぱり非常に大きな問題だろうとは存じます。  それから一つは、やっぱりこれは先ほ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のアジア・ゲートウエー構想に限らず、今のような形で日本という国をセンターにしていろんな形で広まっていくというのは、これは物すごく大事なことだと思います。異論はありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 所管外の話に口出すとろくな話になりませんのでね、いつも。  白先生、基本的には、今言われた、埼玉、東京、千葉、神奈川等々でヒンターランドとして三千三百万人ぐらいですかね、人口でいえば、三千五百万ぐらいかな、それでインターナショナル空港が一つしかないとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 食文化というのは、もうこれは山東先生おっしゃるように、影響はすごく大きいと思います。やっぱり、すしというものが健康食品だという、本当かどうか知りませんけど、いうことになって、これがえらくはやった。我々学生のときは、おまえ、魚生で食うのかなんて言われたもん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、豪州、オーストラリアとの間では基本的な価値観というものを共有している国でもありますし、日本にとりましては、エネルギー換算でいきましたら、多分サウジアラビアの石油依存率は日本一五%ぐらいだと思いますが、どうでしょう、オーストラリ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 食料が間違いなくマーケットプライスで動いている間は、間違いなく一商品ですよ、基本的には。ただ、そういう状態が常に、平時がそういう状態が常にあるという保障はありません。有事になりました場合は食料というものが輸出止められるということは十分にあり得るんであって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) お話がありましたように、昨日午後三時三十分から約三十四、五分だったと記憶しますけれども、ハワード首相と会談をさせていただいております。  安全保障協力、経済関係、いろいろございましたけれども、今御指摘のありましたEPAの交渉につきましては、ハワード首相...全文を見る
03月14日第166回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○麻生国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御説明をさせていただきます。  改正の第一は、新たに外交関係を開設したモナコに兼館としての在モナコ日本国大使館の新設を行うことでありま...全文を見る
03月14日第166回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、黒岩宇洋委員長を始め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げ、所信を申し述べさせていただきます。  まず、沖縄に関する事項について申し述べます。  昨今の北朝鮮の行動に見られますとおり、アジア太平洋地域に...全文を見る
03月15日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) この大気汚染に関係いたします中国の環境問題というのは、これは北部九州に限らず日本海沿岸は総じて被害が大きい。これはもう太平洋とは全然違う感じで、日本というのは広いなと思うぐらい、もう全く、朝起きたら一面真っ黄色なんというのはなかなか東京じゃ見られないと思...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、中国の自覚があるのかないのかというところが非常に大事なところだと、私どもはそう考えます。  したがって、昨年の十月、安倍総理が訪中されたときに、中国との間で戦略的互恵関係という話が出たときに、エネルギープラス環境保護の分野を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 環境分野におきます協力の実施というものは、これは、政府間レベルというのはもうこれはかなり限られたものにしかなりませんので、先方も、かなり民営化というか、いろいろな形で国営化から手が離れているという企業も多いように思っております。これまでいろいろやってきま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のとおりで、今、対中ODAというものに関しましては、環境分野にかなり的を絞ってやらせていただいておりますのが実態であります。御指摘のとおり、二〇〇八年をもってこのODAは打切りということで、両方円満に終結するということで合意ができております。  ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたとおり、年間約二百五十万人、これビザなしで渡航できる関係もございまして、かなりな頻度、頻度というか、頻繁に両国間、両国というか両地域、国、そういったところとの往来があることは事実でございます。したがいまして、今言われましたように、この...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) WHOへの技術的活動、この種の用語では技術的活動と言うんですが、技術的活動の参加拡大というものは極めて直接的な影響があるということははっきりしていると思います。  したがいまして、米国、欧州の主要国、また中国、WHO事務局、いろいろあろうと思いますが、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 正確には米国時間で十四日、財務省、これは国務省じゃありません、財務省のマターですんで、すべての米国金融機関がバンコ・デルタ・アジアのための、あのコルレス口座、為替の、コルレス口座を維持することを禁止、バンコ・デルタ・アジアが米国金融システムに直接又は間接...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 我々といたしましては、BDAに関する処置というものはこれは米朝協議において取り上げられてきたんであって、これは六者協議とは直接関係しているわけではないというのが、まず立場上そういうことになっておりますが、これは米国の金融当局による法執行の一環というのが向...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 米朝協議含めまして、六者協議を進め、もって北朝鮮の非核化を目指す。元々この六者協議というのは北朝鮮の非核化のためにスタートしたものですから、そういう意味では、今回の財務省の話によって六者協議が少なくとも動いたという点に関しましては我々としては評価すべきも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、これを動かすことによって少なくとも、IAEAのエルバラダイが昨日、おとといと北朝鮮、寧辺に入り、寧辺というか平壌に入り、そして少なくとも寧辺の核施設の停止等々の話が進み始めるということになるんであれば、これは一つの取引の話、交渉の話の一環とし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 拉致問題は、この六者協議の中で、日朝の間で過日、交渉を七日、八日行われておりますが、残念ながら双方間の意見の相違はいまだ著しいということははっきりしたと思っております。  しかし、六者協議の中でこの日朝の話というものは、主に拉致の話と日本の北朝鮮に対す...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融は、白眞勲先生、基本的には、金融はこれは御存じのようにこの六者とは関係ない、まず基本的にはこれは法的処置の話だろうと思いますので。これが、私ども申し上げておりますのは、拉致の話が仮に進展すれば、約百万トンというと今バレルで計算して、だから三百四、五十...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもは、多分この問題は一番最後になり得るというのは、最初からそのような感じは分析、予想、感じはしております。
○国務大臣(麻生太郎君) あっておりました。
○国務大臣(麻生太郎君) 参考になりました、正直なところ。ふだん余り使わぬ言葉ですもんね、これは。いかぬ方は使いますけれども、遺憾という言葉は余り使いませんから。不満とか、面白くねえとかいう話分からない、簡単にはそういうことなんでしょうけれども、今の言葉、どういう言葉が適切か、特...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 例の成果文書というのがございますけれども、このテロ支援国家に関しましては、支援国家指定を解除する作業を開始することだけ書いてありまして、指定の解除につき合意されたことではないということだけは承知をいたしております。  いずれにいたしましても、今御指摘に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の段階でちょっと基本的には考えにくいと思っています。今すぐ、六十日は四月の十九日、四月の十九日までその種のことが起きるとはちょっと考えにくいというのが今の率直なところです。
○国務大臣(麻生太郎君) 今すぐチェイニー等と、また国務長官と今日明日電話するという予定があっているわけではございませんけれども、私どもとしては、これは今から残りの作業部会、三つの作業部会、今スタートをさせておりますんで、今日から行っておりますんで、その中で機会もあろうとは思いま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 七日及び八日、ベトナムで行われました第一回日朝国交正常化のための作業部会というのが開催されておりますが、今御指摘のありましたように、日本側からは日朝平壌宣言にのっとり、拉致、核、ミサイルという懸案事項を包括的に解決し、不幸な過去を清算することを基盤として...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは白眞勲先生、基本的な考え方もこれいろいろあろうと思いますが、私どもは二者だけで事が前に進むということはまずないと思っておりましたので、したがってこの六者協議の中に拉致問題を入れるというのが我々の戦術としては最も譲れないところだと思っておりました。し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 米朝協議の中でこの金融制裁に関連したところは確かに大きかったと、私どももそこのところは、動かすきっかけになった点においては、この金融制裁、財務省の部分は大きかったと存じます。  ただ、これが動くことによって、あのエネルギー部会とかそういった部会のところ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 残念ながら、日本が取りましたように、国連の制裁決議のほかにも我々は万景峰始めいろいろしておりますし、人の往来の禁止含めまして、そういったようなところをやっているというぐらいのところまでみんなが全員でやっているかといえば、なかなかさようなところまではいって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いろいろな、いろいろな機会で我々はこれだけやっていますと、おたくらは少なくともそれほど、我々ほどじゃないにしても、少なくとも一七一八、一六九五、ここらのところはきっちり守っていただいて当然なんじゃないんですかという話はいろいろな機会、いわゆる閣僚レベルの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 食料の話とか人道上の支援とかいろいろな話が出てきて、そこのところがいろいろ、まあ抜け穴と言っちゃ恐縮ですが、少なくとも人道支援の話とか食料の話というところが今言ったところにつながっている部分ではあろうと存じます。  ただ、少なくともどんどんどんどん伸び...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大きく言えば、このユーラシア大陸の東半分におきましては、西半分では冷戦構造が崩壊した、東半分ではまだそのような段階ではなくて、いわゆる昔の言葉を使わせていただければデタントの状態にはあっても、いわゆる崩壊したという状況にはないという前提に立って、朝鮮半島...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 犬塚先生、これは特に意図的なものがあるわけではなくて、あれはもうとにかく短く短くということにどうしてもなりますので、今特に重点的にというところにどうしても絞らざるを得ませんので、今度いろいろしゃべりますと総花的じゃないかと言われて、どっちにしてもいいこと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、冷戦終結後いろんな形で紛争の形が変わって、ダルフールなんかよく例に引かれますけれども、あちらこちらで今でも紛争が続いているというならともかく、紛争は終わったけれども、紛争の結果、いわゆる内部のインフラが完全に破壊、若しくはもう行政システム...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成十九年度の予算で調査費というところで上がっておりますので、今、国際協力局やらいろんなところで人をこれ組織して訓練する、ちょっとシステムの基事を考えないかぬというところが今の状況でして、予算がまだスタートしておりませんので、ちょっと今これに幾らというよ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) キャリアのシステムにつきましては、昔とは随分変わったような感じがいたします。中級職から上級職に上がった方も随分いらっしゃいますし、いろんな意味で少しずつではありますけど変わりつつある。  また、あれはケニアのスワヒリ語のうまいのを、現地に長いのをケニア...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このたび予算が通りますと、外務省としては枠をいただくことになろうと、新たな枠をいただける、百五十人ぐらいの枠をいただけることになろうと思っております。そうなりますと、百五十の新規採用なんかとてもできるわけありませんので、具体的にいけば中途採用ということに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一昨日でしたか、安倍総理との間に安全保障協力に関する日豪共同宣言というのに署名をしておりますが、包括的な枠組みをやられているんだと思いますが、オーストラリアとの間は、これまで北朝鮮の問題、それからイラクの復興支援、テロ対策等々、いろいろ安全保障上の課題に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 犬塚先生御指摘のあったように、これは合同演習というと何だか軍事面ばかりが妙に突出するようなイメージになるというのは私どもとしては意図しているところではありませんので、検討させていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のあったのは、これは冷戦崩壊した後から少しずつではありますけれども、この十五年間の間に、ユーロピアン、いわゆる欧州人という言葉がかなりヨーロッパの中で広がりつつある。加えて、中欧、東欧の地域に至るまでかなりその広がりを見せてきて、ウイーユーロピア...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) NGOにつきましては、これは最初のときから私の方からNGOでしかるべきところと。これは、御存じのようにNGOというのは、言葉は適切じゃありませんけど、ピンからキリまでいろいろなNGOがいらっしゃいますんで、しかるべきちゃんとしたNGOというので、経験のあ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、日本の場合は、このWTOというワールド・トレード・オーガナイゼーション、世界貿易機構というものを中心とする、いわゆる多角的自由貿易体制というものを補完するという意味においてこのフリー・トレード・アグリーメントとかエコノミック・パートナーシップ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 伝統的にEUの場合は、いわゆる中東などの周辺諸国というのを主に重視してこれまでやってきたというのがEUの歴史だと存じます。近年は中南米とかアジアにも随分成長が見られますものですから、これらの諸国とFTAを積極的に結びたいということでいろいろ進めております...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、高野先生言われましたように、これはかなり難しい連立方程式であることは確かだと存じます。日本の場合、今国際競争力のないところというのが幾つも指摘されているものの中の一つに農業もあると存じます。  私は、これまでの歴史を見た場合、農業に関しましては、こ...全文を見る
03月16日第166回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○麻生国務大臣 御存じのように、今、国連加盟国百九十二カ国、そのうちアフリカにあります国は五十三カ国であります。したがって、国際連合におきます約三分の一強がアフリカということになろうと存じます。その中におきまして、日本の大使館というのは二十四カ国だと存じますが、今話題になっており...全文を見る
○麻生国務大臣 人材育成というところに関しまして、よく語学の話が出ますけれども、それは、フランス語圏、英語圏、スペイン語圏、いろいろありますので、それなりに語学も確かだと存じます。  しかし、今アフリカの話が出ましたけれども、現場である程度歩いて状況を見るというのは、これは丸谷...全文を見る
○麻生国務大臣 これは新聞にも出ておりましたけれども、まず、丸谷先生、人脈構築関連経費という勘定科目は役所の中に存在しておりません。これは、新聞には書いてありますが、こういうものは、勘定科目という、名目は立っているわけではありません。  その上で、外務省で情報収集やら何やらする...全文を見る
○麻生国務大臣 公式に食事なんかする場合のところにつきましては、これは在外公館に対しましての交流費というのがありますので、基本的にはそこで出します。それから、個人的なつき合いやら何やらする分に関しては、これはいろいろありますので、小さなふろしきを上げたり、いろいろ上げたり、いっぱ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは丸谷先生、少々長くなりますけれども、十四日に、国務省じゃありません、財務省が、米国傘下の金融機関すべてですけれども、バンコ・デルタ・アジアのためのいわゆるコルレス口座、為替等々であります、口座を維持することは禁止。これはすべての銀行がバンコ・デルタ・アジアと...全文を見る
○麻生国務大臣 これは最初の段階から、アメリカ等々は、六者の外相会議というものの開催にかなり積極的でありました。  二月の六者会合のときにおきましては、成果文書に書いてありますとおりに、安全保障面での協力を促進するための方法及び手段を探求することを目的とした速やかな閣僚会議を開...全文を見る
○麻生国務大臣 日本の場合は、もう御存じのように、日朝平壌宣言というものにのっとって、拉致、核、ミサイルというものに関しまして、これをきちんと処理してもらった上で国交正常化というのは、これはもうきちんと、終始一貫変わっておりませんので、こういったものを実現するというもので、七日、...全文を見る
○麻生国務大臣 出張駐在官事務所というのは、既設の在外公館の館員が、大使館もしくは領事館ということになろうと思いますが、その管轄区域内の一つの都市に出張もしくは常駐する形をとるということで、所要の事務処理を行うために設けられる事務所というのが定義になっております。
○麻生国務大臣 何で出張駐在官事務所になったかという理由ですね。(前原委員「それも含めて」と呼ぶ)  御存じのように、バンガロールに今日本企業がとにかくわあっとふえてきておりまして、在留邦人でも約三百十人ということになっておりますので、在留邦人数が過去五年間で四割以上ふえておる...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、今、日本の大使館は百十何公館だと存じますけれども、これをせめてフランス、中国並みに百五十ぐらいのものにはしたい。また、人員も、フランスが約七千五百人ぐらいだと存じますので、そういう意味では、中国、フランスはほぼ同じだと思いますが、七千五百人ぐらいのもの...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、今ちょっと言われましてもすぐ出せるわけではありませんので、検討した上で出させていただきます。
○麻生国務大臣 これは、前原先生、物すごくおもしろい指摘だと思うんですが、日本で、あなた、英語、フランス語、何やるんですとどうやって決めているか。希望を聞くんですよ、二十人なら二十人入ったら。その希望で大体そこそこみんなはめていくという形になっているんだと思います。  では、ほ...全文を見る
○麻生国務大臣 語学能力につきましては、今、基本的には外務省は、たしか四十一カ国語、いわゆるウルドゥー語とかタガログとか、いろいろみんなあわせてやっていくんですが、研修期間が終わったときにいわゆる試験があるのと、在外にいる場合は年に一遍試験があるというのは、たしか今でもそうなって...全文を見る
○麻生国務大臣 前原先生、この話は、こういうところでやりますと、また往復になってきて、何となく話をさらに広げるのは、我々としては余り望むところではありません。  したがって、問題点を一つ一つ言っていくというのは、これはちょっと正直申し上げて私どもとしては避けたいと思っております...全文を見る
○麻生国務大臣 慰安婦問題で女性の尊厳を傷つけたというところは、これはもう間違いない事実なんだと思います。したがって、それに伴って河野談話であり総理の書簡というのがこれまでの経緯だったと存じます。  それから、今言われましたように、河野談話に関して、事実誤認のところ等々、お話し...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、私どもの立場としては、これはアメリカとマカオ特別区というか政府との関係であって、我々が直接関与する話でもないし、コメントも差し控えたいと思いますが、この話が出たときから、外務省アジア局というか我々としては、大体必ずこうなるであろうと予想した想定内の範疇で...全文を見る
○麻生国務大臣 全くごもっともな御指摘だと思います。  前原先生、ここのところはぜひ、日朝平壌宣言によって、あれは基本的には、我々の言っているのは、拉致問題の解決なくして正常化はありませんよと言っておるのと、こちらは拉致問題の進展なくしてと言って、解決と進展と言葉を二つ使い分け...全文を見る
○麻生国務大臣 今、六者で協議をしております段階ですから、今の段階ではまだ圧力を上げていく段階だと思っております。  ただ、最終的に、四月の十九日になりますかそれ以後になりますか、ちょっと今の段階ではわかりませんけれども、どこかの段階で、これはおっしゃるように核の問題がもともと...全文を見る
○麻生国務大臣 確かに、国連安保理のためだけなんというのは、ちょっと見え見えでさもしいというのはごもっとも、その種のことを言ったことは私ども役所としてはないんですけれども、その種のものが見え見えに見られてはとてもじゃないけれどもこれはだめだと思います。ただ、資源だけに見え見えにな...全文を見る
○麻生国務大臣 これは非常に大きな話だと存じますけれども、細野先生、基本的には日本というところは多分昭和十六年から変わっていないんだと思いますが、昭和十六年、国民学校令というのができた。あれ以来、いわゆるフォルクスシューレをそのまま直訳して国民学校という名前に変えて、尋常小学校を...全文を見る
○麻生国務大臣 この日米地位協定につきましては、細野先生、これはいろいろかなり前から御意見のあるところというのは、私どもも十分に承知をしておるんですが、基本的には、これまで、運用の改善ということでいろいろ問題点を解決してきた。ほかのドイツやら韓国やらに比べても、我々の地位協定の中...全文を見る
○麻生国務大臣 これはいろいろ前例が幾つも幾つもあるんですが、刑事裁判手続というのが一番よく出てくるところですが、これは、一九九五年の刑事裁判手続に関する日米合同委員会というのが必ず出てくるんだと思いますので、よく御存じのところだと思います。それで、起訴前の拘禁移転というのが一番...全文を見る
○麻生国務大臣 細目、小松局長の方から、これは経緯等々ありますので答弁をさせますけれども、この話は、この三海里になった経緯やら何やら、なかなか難しいです。そういった意味で、これを今すぐこの段階で取り組む意欲があるかといえば、今この段階で直ちに取り組むという考えを持っているわけでは...全文を見る
○麻生国務大臣 今のは、御意見としては、これまでの経緯やら何やらありますし、今、時代が変わってきたので、少しは考え方も変えないかぬところもあるのかもしれませんけれども、ちょっとこれは、細野さん、今までの長い経緯があるから、拍手ぐらいに乗せられてすぐ変えるなんというものでないので、...全文を見る
○麻生国務大臣 すぐ結論が出せるわけではないと思いますけれども、この経緯を知らないわけではありませんので、検討させていただきます。
○麻生国務大臣 この東シナ海の資源の開発については、たしか過去六回、協議を中国との間にしてきたというのがこれまでの経緯だと思っております。中川大臣、二階大臣、甘利大臣、それをずっとやってきているんだと思いますが、昨年の安倍訪中までの間は、これはもう極めて険悪な雰囲気でずっと終始を...全文を見る
○麻生国務大臣 この東海はちょっと知らなかったので、ちょっと調べます。  それから……(細野委員「これは有名な話です」と呼ぶ)いや、あなたには有名なんでしょうけれども、私には余り有名じゃなかったので、正直、この話は今初めて見ましたので、調べます。  それから、今のこの話の口上...全文を見る
○麻生国務大臣 細野先生、日本海を東海と言う韓国に対して、とんでもないということを言っていることは間違いありませんが、東シナ海を東海と言う例はこれまでもあった、これは私の記憶ですけれども、そうなっておると思います。調べますけれども。
○麻生国務大臣 これはいろいろあろうと思います。情報収集、邦人保護、それから関係促進、いろいろあろうと思いますけれども、最近では企業の支援というのも結構ふえてきておる。  例えば、先ほど民主党の方から御質問のあっておりました、いわゆるエネルギーのことに関して言わせていただければ...全文を見る
○麻生国務大臣 笠井議員の御指摘のあったとおり、何となく、この種の事故があるがために、抑止力に頼っている日本として、そちらの方に対する不満が起き上がるというのは、結果として抑止力を下げることにもなりかねませんので、私どもとしては、この種の事故が起きないようにということに関しまして...全文を見る
○麻生国務大臣 そのように御理解いただいて結構です。
○麻生国務大臣 未納大国、昔、未納三兄弟と言われたことがありましたので、その言葉を久しぶりに思い出しましたけれども、これは明らかに公平さを欠いておると思いますので、私どもも、今御指摘にありましたけれども、十何年分に関しましてたまっておるというこの経緯がどういう経緯なのかもちょっと...全文を見る
○麻生国務大臣 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を可決いただきまして、まことにありがとうございました。  外務省といたしましては、ただいまの附帯決議の御趣旨を踏まえつつ、今後とも外交実施体制の強化を図り、種々の外交...全文を見る
03月16日第166回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、この旅券電子申請システムというのはe―Japan計画に基づいてつくられたもので、平成十三年に作成されて電子化が行われた。もう藤末先生御存じのとおりです。そして、翌年の十四年にe―Japanの重点計画において、旅券を、これは当時、地方分権化...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今百四十四市町村であります。
○国務大臣(麻生太郎君) 都道府県。一都一道九県です。
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほどのe―Japanの話で高市大臣の方から話があっておりましたけれども、昔は一%、それが今一〇%になって、十倍とお褒めいただいていましたけど、僕はこれ当時担当していましたけど、僕は、全然一割なんかとんでもない数字だと私自身は思っていますよ。その当時はe...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 更にこの再使用、もう一回つくるという、四十億、何十億掛けたものをもう一回起こすという話ですか。  ありません。
○国務大臣(麻生太郎君) このシステムの再開につきましては、これは金が、機器やら何やらの話、普及状況、今御存じのように十五県ですから、そういった市町村の再開のいろいろ話やら何やら聞いた上で、更に必要だということがいろいろどんどんどんどん出てくるというんなら、それは考えてもいいです...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のお話ですけれども、私どもとしては、これはまあ重ねて置いておいて、市町村でできるということをもう一回県に戻せというわけにはいかぬと思うんですね。やっぱり市町村でできるようになった方が便利ですから市町村にできるようになった。その状況は、さきに作られたころ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 市町村に委託すればこういうことになっていくであろうという段階で、いや市町村に行かないんじゃないかという説も当時はあったと思いますね、私の記憶ですけれども。
○国務大臣(麻生太郎君) あの、私答弁やめてよろしいですか。
○国務大臣(麻生太郎君) ここの話に関しては、多分あの当時、少なくともコンピューターに関して、MIT出ているのがITやっているのという人はほとんどいませんから、あの時代。今の状況から考えないでください。全然訳が分かんない人たち相手に我々やらされたんですよ。本当にあの時代はそういう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御質問のあった話は、この旅券電子申請システムの調達に当たっての話だと思いますんで、これは、一般競争入札を行って、その結果落札したNTTコミュニケーションズと契約、その入札は適切であったと考えております、この点に関しましては。
○国務大臣(麻生太郎君) 資料提出というものを要求のいただきましたものに関しては、今言われておりますが、できるものに関しましては基本的には提出をいたしております。  提出を行わなかった資料につきまして、契約価格の積算の詳細という話もこれはいただいておったと思いますが、これは御存...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この旅券電子申請のリーフレットというのをまず作成をさせていただいております。電子申請導入県への配布、それから総務省主催の電子政府・電子自治体キャンペーンに外務省として参加等々の広報活動を行っております。また、利用促進に向けての専用のホームページとして、パ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このパスポートの電子化に関しては、これは結構楽するんじゃないかという話もありましたので、こっちも、だから結構これに関しては熱心だったと。これは外務省は、当時の役所の中では、事これに関しては結構、こっちは手間が省けるからいいじゃねえかという話で、結構当時積...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今リーフレットの話が出ましたけれども、これは当時、導入した県に関してリーフレットを送って、県から各その県の旅行代理店等々によってやっていくというのが当時は基本だったんだと思います、当時まだホームページなんてほとんどない時代ですから。  そういったときに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今日答弁をさせていただくに当たりましてそれなりの調査をした上で申し上げているんですが、重ねてお断りしておきますが、今申し上げましたように、情勢が著しく変わった。当時もうコンピューターがどんどん発達していった時代でもありましたし、すごい勢いで変わっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の話を、ちょっと小林先生、一つだけちょっと理解をしていていただければと思うんですが、私、西アフリカ・シエラレオネという、今でも大使館はありませんし、やっとこの間平和ができたというようなところで約二年間住んでいたんですが、こういうところで仕事をするとどう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、御質問がありましたので一応調べた上での答弁をさせていただいているんですが、これはちょっと正直申し上げて、その現場にいたわけでもありませんので、何ともこの記事を読んだ、新聞記者を相手にこれどうだったかと聞いても余り意味のないということは、ほかの記事...全文を見る
03月19日第166回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘になりましたのは、今月の十三日の日に、確かに仲井眞知事が尖閣諸島上空をヘリを使うだか飛行機だかで視察される予定だったものが天候不順のために中止されたと、言われた事実はそのとおりであります。  この件に関しては、西銘先生御指摘のとおり、外務省とい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本の領土というものは、西銘先生、それが人の住んでいる有人島であろうと無人島であろうと、これはそもそも日本という国の固有の領土ということであることには全く変わりはありません。  したがって、この領土の範囲というのは非常に大きく、特に今、経済水域いろいろ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、北方四島を支援する団体の中に青年会議所というのが、全国組織あると思いますけれども、この北方四島の委員会を、当時青年会議所の会頭をしていましたか副会頭をしていましたかちょっと忘れましたけれども、そのころにこれを視察したときに一回、それ以後も二、三回はあ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ビザなし渡航というのが今ありますので、その中で出ていかれる、不可能なわけではないと思いますけれども。  たしか、外務大臣政務官をしておりました山中あき子先生が、たしかあれは漁船の拿捕と射殺の事件があったあのときに外務大臣政務官として上陸する、しないで結...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) だれも答えるやつがいそうもないんで、私の方で。  今の御指摘は、すごくいい指摘なんだと思っておりますけれども、そこに今住民がおりますんで、ロシア国籍の人、その人たちをどうするのか等々、これは問題は山積しております。  問題は、港の整備やら何やらは国土...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 藤本先生、これは仮にどこかで話がまとまったとしましょうか。まとまって、交渉がまとまりましたといって、はい、あしたなんということはないわけです、絶対に。したがって、返ってくるまでの間というのはかなりの時間が掛かると思います。  その時間が掛かるという前提...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは遠山先生、昨年の五月のあの例の再編実施のための日米のロードマップでしたっけ、あのときの中に、この再編の話については、これはもう間違いなく全体的なパッケージの中で相互に大変深く結び付いております。沖縄からグアムへの海兵隊の移転というものは普天間飛行場...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 閣内不一致と言われないように努力します。
○国務大臣(麻生太郎君) これまでもいたしておりますし、今後とも当然だと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、先生、沖縄の県民のこの負担の軽減と抑止力の維持という難しい連立方程式というのがそもそもの課題で、この問題は、米軍再編というのはスタートしたのはもう御存じのとおりであります。  したがって、その中で、F15の訓練等々の一部を本土で実施するとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) F22のお話につきましては、これは御存じかと思いますけれども、あくまでも一時的、暫定的なものでありまして、二月から約三か月ということになっておりますんで五月までというもので、極めて暫定的なものだと思っております。  いずれにいたしましても、訓練移転とい...全文を見る
03月19日第166回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(麻生太郎君) ケニー司令部ジャパンと呼ばれる第一三軍第一分遣隊ということを承知しております。
○国務大臣(麻生太郎君) 本年の一月五日から横田飛行場に第一三空軍第一分遣隊が設置をされております。
○国務大臣(麻生太郎君) この部隊の任務につきましては、米側より、米空軍の航空運用の指揮統制の強化、日米両国の相互運用性の向上を目的として、日本及び周辺における航空運用の計画や調整などを任務とするというように説明を受けております。
○国務大臣(麻生太郎君) 要員約五十名でありますけれども、新たに増員を派遣するわけでもなし、現在いる要員を充てるということだと聞いておりますので、今の通常の、今おります現状の中の人員の配置換えというように理解をしておりますので、一年も前にとかいうようなことを期待しておりません。
○国務大臣(麻生太郎君) 米軍が再編されるという目的は、度々御説明申し上げているように、抑止力の維持強化ということだろうというように申し上げておりますんで、これもその一環だと理解しております。
○国務大臣(麻生太郎君) 米軍が再編されますと新しい配置になりますので、その意味で連携は極めて重要だと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 日本の航空自衛隊がケニー司令部の指揮下に置かれるかというと、ありません。
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと手元に資料がありませんので、ちょっとそのことについて承知しておりません。
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもといたしまして、今問題ではないかというお話なんだと思いますが、少なくとも在日米軍を構成しております部隊、飛行機に限りませんけど、艦船含めまして、これ日米安保条約の目的を達成するための役割というものを遂行しているという前提に立ちますと、それ以外の任務...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日米安保条約というものはそもそも日米同盟の基本を成している一つの条約だと存じますんで、その言葉が特に入るというようになったということを御指摘なんだと思いますが、日米安保条約というのは日米同盟の基本を成している条約なんだと私どもは理解しております。
○国務大臣(麻生太郎君) 政府部内で特にそのようなのを前提として協議が行われていることはありません。
○国務大臣(麻生太郎君) F16の行動を細目承知しているわけではありません。しかし、イラクに派遣されているという事実に関しましては、いつからか、何機をというほど正確に知っているわけではありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 特に機数をどのように何機移動させたというところまで外務大臣として把握しておくという必要を感じているわけではありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 承知しております。
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども御答弁申し上げましたとおり、少なくとも日米安全保障条約に基づいて日本という国の安全を保障、日米安保に基づいて防衛をしているという前提に立ちました場合に、その条約どおり履行してもらえているその分がどこへ移動する等々のことに関しましては、条約を逸脱し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 度々お答えを、同じことになろうかと思いますが、施設・区域を使用する在日米軍が、抑止力を持っております米軍が日本の極東の平和と安全というものを維持するのに寄与しているという役割を果たしているその実態がそこにありますので、その実態が一番大事ですから、我々にと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法律の枠組みを超えているとは思っておりません。
○国務大臣(麻生太郎君) F22が二月より十二機嘉手納に一時的に、暫定的に展開をしておりますのは知っております。一時的に航空機を補う必要があるためでありまして、米軍の適切な、日本に対する若しくは極東に対する抑止力の維持するためであって、特定の地域のための脅威の増大に対応するという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 仮定の問題に対してはちょっとお答えしにくいところですが、先ほどの答弁と同じことだと存じます。少なくとも日本の地域の抑止力というものをきちんと維持しているという前提に立った場合は、その航空機がどのような形で移動するということに関しては我々の承知しているとこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘の文書に関しては承知しておりませんけれども、いずれにいたしましても、沖縄返還国会というのは昭和四十六年か、四十六年から四十七年にかけてあの歴代の外務大臣が一貫して答弁をしておると存じますけれども、この種の関しまして密約は一切存在していないというのが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 累次の歴代外務大臣が御答弁を申し上げてきたとおりだということです。
○国務大臣(麻生太郎君) 私もその歴代の一番最後におります。
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど高市大臣の答弁と同じだと存じますが、この立場において、この場においてお答えできる答弁の範疇というのはおのずと限られておると存じております。
○国務大臣(麻生太郎君) お尋ねの文書につきましては、その性格というものにつきましては政府としては全く承知しておりませんから、その内容につきコメントする立場にはないということだと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) これは、基本的にはアメリカの規則なりルールなりに決められたとおりに履行しておるというように理解をしておりますので、そのことに関して抗議する立場にはないと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 外交は本来、危険を自国のためにとって極小化する、最小化するのをもって外交の本来の目的としておると存じますので、その努力は常に大事だと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 仕方がないという表現がちょっとよく分からないんですけれども。仕方がないというのは、戦争に巻き込まれて仕方がないという意味ですか。ちょっとよく、仕方がないという意味がちょっとよく理解できないんですが。
○国務大臣(麻生太郎君) 広島、長崎に原子爆弾というものが落とされたというのは、事実としては我々落とされた側にとりましては極めて悲惨なことになったと理解をしております。  それに対して仕方がないというような表現というのがちょっとよく分からないんですけれども。
○国務大臣(麻生太郎君) 私は、基本的にはシモン・ペレス、イスラエルの代表ですけれども、シモン・ペレスにも同様のことを言っております。基本的には、貧困と絶望がテロを大きく育てるという背景なのではないかと。したがって、パレスチナは今、たしか失業率四三%だと思いますんで、日本の約十倍...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 思想、信念を異にするというのはなかなか難しい、そういう人たちとの交渉というのは極めて難しいのははっきりしております。  しかし、パレスチナというのを国家として承認するという方向で世論は動いておりますけれども、仮にそれができて、そういう中において繁栄し、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) イスラエルが成功したというのは、建国した最初のときにあのところにおいて農業で成功したというのが、イスラエルが自信を持てた大きなものの一番はこの農業の成功だったというのは、これは歴史文書にも皆書いてあるところでもありますので、その点は我々は忘れてはならぬと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、歴史をさかのぼって二〇〇〇年の昔にわたって、いわゆるジェルサレムに対しての旧約聖書の昔にさかのぼって、これはなかなか歴史問題を語り始めてそれを解決できるというのは数十年でできるとはとても思っておりません。
○国務大臣(麻生太郎君) 旧約聖書を基にして、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教、いずれもその宗教の教典は旧約聖書、しかも聖地はジェルサレムということになっておりますので、話は難しいのは当然だと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 我々がお手伝いできるのは、旧約聖書の問題を解決するほどうぬぼれてはおりません。我々のお手伝いしておりますのは、経済的なものを我々ができる範囲で、日本の得意な分野でやるべきなんであって、宗教、ほとんどの人はイスラム教、ユダヤ教、何とかの教典が旧約聖書だった...全文を見る
03月20日第166回国会 衆議院 本会議 第15号
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○麻生太郎君 ただいま、院議をもちまして在職二十五周年の表彰をかたじけなくちょうだいいたしました。議会人として大変光栄、心より厚く感謝、御礼を申し上げる次第です。  過ぐる四半世紀の長きにわたり、変わらず麻生太郎を支援していただきました地元支援者の皆様、また何かと御教示をいただ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました国際刑事裁判所に関するローマ規程の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明させていただきます。  この規程は、平成十年七月にローマにおいて作成されたものであります。  この規程は、国際社会全体の関心事である最...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 笠議員からの御質問、大まかに分けて六つに分けられると存じますが、最初に、我が国によるICCローマ規程の締約というのは少し遅かったのではないかということだと存じます。  この規程の対象犯罪というのは、御存じのように、国内法との関係につき検討するという必要...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 丸谷議員より五問いただいております。  まず、国際刑事裁判所、インターナショナル・クリミナル・コート、通称、略してICCと呼ぶようになりましたけれども、この意義についてのお尋ねがありました。  丸谷先生御指摘のとおり、ICCは、国際社会にとりまして最...全文を見る
03月20日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成十九年度外務省所管予算案について、概要を御説明させていただきます。  平成十九年度一般会計予算におきましては、外務省は、六千七百九億二千七百万円を計上いたしております。これを前年度比と比較いたしますと、マイナス二・九%となっております。また、このう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、六者協議は十九日から北京にて開催をされておりまして、本日も引き続き行われております。  初日でありました昨日は、全体会合及び首席代表者会合というのが行われました。各国の基調発言の後、これまで開催されました五つの作業部会についての結果報告...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 浅尾先生御指摘のありましたとおり、このBDA、バンコ・デルタ・アジアに関しましては、これは基本的にはアメリカの国内法、財務省の所管の話でもありますので、六者協議と直接関係しているわけではありませんけれども、これは、間接的には非常に大きな深いつながりを持っ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 拉致問題の解決なくして国交正常化という話と、今、核の問題を含みますこの六者協議の話とは直接、間接的に関係、直接しているかというと、直接していない。したがって、この核の問題を解決していくに当たって、日本以外の四者はこの問題がプライオリティー、優先順位の一番...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 言い方というものは、何をもって進展かというところはこれまたいろいろ意見の分かれるところだと思いますが、少なくとも北朝鮮側の実際の対応というのがもう全く今は取り付く島もないようなことになっておりますので、そういった意味では、具体的に、個別的に見た上でないと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この問題は既に解決済み、既にこの問題は全くないと、いわゆる拉致なんてもう既に存在しないんだというのが今の態度ですから、いや、そんなことはないと。これだけ、十三件十七人等といろいろありますので、ほかにもいろいろ、定義はまたこれ難しいんですけれども、一応十三...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そのように御理解いただいて結構だと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと正直、ドイツに絞っておられますけれども、ドイツの米軍の軍事体制の見直しの結果、あの駐留米軍、在ドイツ駐留米軍の一部が移転したケースがあるということは私ども承知をいたしております。  ただ、そのドイツと米国との間の交渉の経緯等々を、その元々のオリ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、浅尾先生もよく御存じのところですが、あのドイツのありますいわゆる西ドイツ、東ドイツの国境以東の東ヨーロッパ、通称鉄のカーテンと言われたところが一九八九年、まあ九〇年に、ベルリンの壁崩壊と同時にここが、いわゆる冷戦構造というものが完全に崩壊...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には日米安全保障条約によって日本の安全が、米軍の抑止力によって安全保障が保たれているというために我々はそれなりの応分の負担をしております。したがって、それが行われている以上、その他のことに関して米軍がどのような形で運用をするか等々、移転をするか等々...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 米軍の日本の抑止力等々をきちんと対応している以上、その他のことに関して我々がその運用に介入するということはないということを申し上げております。
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも日米安全保障条約が締結されて、今日まで米軍の日本に対する防衛というものに関しては果たされているからこそ、日本の場合は今日まで少なくとも北東アジア等々の中において戦争に巻き込まれる、若しくは直接攻撃を受けたことはないというように理解をいたしており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと御質問の趣旨がよう分からぬのですけれども、特別協定によるものに関しましては、今、久間大臣と言われたとおりなんであって、少なくともその特別協定によって国内におります米軍のことに関していろんな形で施設整備費等々をやっておるということで、それが仮に、今...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先般、ハワード首相の訪日の際のときに、日豪首脳によって署名をされました。安全保障協力に関する日豪共同宣言というものであって、これは軍事同盟を意味するものではないということであります。  これまで、日本と豪州というのは、北朝鮮問題、それからイラクにおきま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 見解は全く異にします。見解は全く異にします。
○国務大臣(麻生太郎君) 今いろいろ御指摘がありましたけれども、将来に対しての不安ということをいろいろ言われたようにも存じましたけれども、私どもとしてはそのような考え方は持っていないということであります。
○国務大臣(麻生太郎君) 今月末に訪韓をする方向で日韓両国間で調整中であります。まだこれ日程が、ちょっと国会のあれやら何やらありまして調整ができておりません。したがって、まだ設置もされてない段階で議題について今述べる段階にはないということに御理解いただければと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 慰安婦問題についての政府の基本的立場というものは、いわゆる、平成五年でしたっけね、あれは、あの河野官房長官談話というものを継承するというように理解をしております。安倍総理自身も、元慰安婦の方々が極めて苦しい状況に置かれ辛酸をなめてきたことに対し、心から同...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一つだけ、これいろいろ言っていくととても十分で終わる話じゃないとは思いますけれども、一つだけ、従軍慰安婦の前にいわゆるが付いていることだけは先生忘れないようにしておいていただかないと、これは従軍ということになりますと、これは軍属ということになります。した...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 河野談話に書かれているとおりですと先ほどから申し上げております。
03月22日第166回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成十九年度政府開発援助に係る予算案について、概要を御説明させていただきます。  平成十九年度一般会計予算政府案において、政府開発援助に係る予算として、対前年度比四・〇%減の七千二百九十三億三千九百万円を計上いたしております。  ODAは、我が国外交...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、インドの場合は長く外務大臣を置いておりませんでした。内閣総理大臣マンモハン・シンの兼務という形になっておりましたので、私としてはカウンターパートがないという状況がかなり続いておりましたが、今回インドのムカジーという、これは長く国防大臣をや...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありました百億ドルの事業量の積み増し、これはグレンイーグルズ・サミットにおいての公約になっておりますが、いわゆるこの事業量の積み増しの内容というのは、いわゆる一般会計予算の中の財源なんですが、無償資金協力とか、それから技協、技術協力だけではありま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これまで援助を受けていた国が経済が発展して援助をする側に回れるというようになったこと自体は、これは評価すべきものだと思っております。日本も南南協力というのはいいことだと思いますので推進をしておりますが、その一方で中国に関する援助につきましては、今、岡田先...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 在外公館の数の御指摘があっておりましたけれども、これは過去、日本の場合は予算案の削減等々もありまして、十年間で七つの大使館がつくられております。今、外交実施体制の強化ということがいろいろ御討議をいただきました結果、来年六つの大使館というのを新設させていた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、今、世界各地でいわゆる紛争が起きておりますが、問題は、その紛争が終わった後、その国の治安を取り戻した後、その国がどうやって復興していくかというところに人材が不足をいたしております。  例えば、役人がいない、また司法が全然作動し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) その事実は極めて悪意に満ちた一部のところだけ注釈してつなぎ合わせた話だと、基本的にはそう思っております。こういう人たちが最も国益を損なう人たちであると、改めてそう思っておりますけれども。  平和と繁栄の回廊というのを申し上げて、先週でしたか、イスラエル...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そのときの会話で、ほかに二人でやっておりました、パレスチナの人と私、それからイスラエルの人と私。そういったところで普通に話しておった話で、少なくともいわゆる公衆の面前でやったわけではありませんで、そこの話の内容を紹介したというところが適切を欠いたというこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本にとりまして、これは若林先生、ODAというのは最も重要な外交手段の一つであることははっきりしておると思っております。経済力に裏付けられておりますんで、そういった意味では国際社会においていわゆる日本の発言力の維持する大きなものだと思っております。十年間...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 三兆五千億円という、いわゆるODA含めますこの種の話が三兆五千億というのは、ちょっと額としてはいかがなものですかなと、これは常識的にはそう考えられると思っております。  この種の話は、GDP比、国防費が一%という話も随分長く続いて、最近は聞かれなくなり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十年の十月には発足をする予定になっております新JICAというものに関しましては、いわゆるODAの三つの手法、無償資金、技術協力、有償資金協力を一元的に実施する機関となるんですが、いわゆる無償資金協力の実施業務については原則としてJICAということが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先生の話ですか、基本的に、教官の話を……
○国務大臣(麻生太郎君) 寺子屋をやっていくに当たりまして、昨年の国連大学でやらせていただいた講演を聞いていただいたということを前提にちょっとしゃべらせていただきますけれども、ああいうことをやりますときに、いわゆる現場を知らない人の話というのは駄目なんですよね。  私はよく申し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) キャリアパスになるようなものにしろということですね、簡単に言えば。
○国務大臣(麻生太郎君) 簡単に言えば、そういうことになるのか分からないから、とにかくちゃんとキャリアパスになるようなものにしろと。分かりました。  これは国際協力平和懇談会の報告書の中にもあっておりましたので検討させます。これはもう間違いなく大事なところだと思いますので。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ああそうですか。形成についてちょっと適当な、どうもなるべく、片仮名がやたら多過ぎる役所なんで、こういったのは努めて漢字に変えたいと思って言うんですけれども。ちょっと適当な言葉がありませんので、キャリアパスの形成について、今言われました点を踏まえて対応して...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) PKFという話とこれは結構かむ話になりますから、これはなかなかうかつには、大丈夫ですよなんてちょっと言うと、また話は込み入らせる方々もおたくの党の中にもいらっしゃったり、いろいろいらっしゃいますんで、これは難しいところですよ。なかなか答弁の仕方としては考...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われた一般市民の参加が大きいというのは確かです。  ピナツボ火山の爆発でしたから何年前ですか、十何年前でしたか、あのときたしか急に出ましたんで、国境なき奉仕団というのを青年会議所で組織しておりますんで、船で二千人だったかな、乗っけて、植林業をやって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一回はやらなきゃ、いつまでたっても覚えねえんだからしようがない、しようがないというところで、どこから始めるかですよね。だから、そこのところは、最初にやって失敗するとまた予算委員会や何かに呼ばれて、呼び出しを民主党の方から言われたりなんかするとちょっとまた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 高野先生、これは、これが理念といって決められたというようなことは、政治的な指導で決まったとは思っておりません。ただ、結果としてこの六十年間を見れば、少なくとも経済的繁栄と民主主義を通じて現地に、現場に、世界に平和と幸せを、多分ピース・アンド・ハピネス・ス...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私は、価値の外交というものを声を大にしてこれだと言っているというのは、多分、アメリカが民主主義とかいうことを多分言っているのがそうかもしれませんけれども、じゃ、これが価値の外交だと正式に言っているかどうかというところまで定かではございません。
○国務大臣(麻生太郎君) この際、日本とアメリカと一緒というのは、それは一緒の部分も、確かに自由とか一致しているところはあろうと存じますけれども、何となく我々の言っているのの価値という点においてはほぼ似たような価値を共有しているとは思いますが、少なくともアメリカと日本の場合は、そ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この自由と繁栄の弧というのは、たまたまユーラシア大陸の周辺地域ということで、強調する意味で使わせていただいておりますけれども、例えば、今TICADを例に引けば、TICADで今いろいろなことをやらせていただきつつありますけれども、こういうのを含めまして、我...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおりで、中央アジアといいながら役所の中は欧亜局にある、おかしいじゃないかと、何でアジアなのにアジア局じゃないんだというと、元々あれ、ロシアの中にいましたものですから、何となく欧亜局の配分になっておりますし、ウズベキスタンに限りません、カザフス...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アフリカに対する歴史的認識、これはアフリカ大陸発見、喜望峰のいわゆるあそこらの発見から長い長い、これはいわゆる大航海時代にさかのぼっての話、しかも、そのころのヨーロッパの諸勢力の勢力争いによってイギリス、フランス、南アフリカ、オランダ、またそのほかベルギ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中南米は、いわゆる社会主義圏とかそういうのと全然違ったものですから、それなりの付き合いの仕方というのは、民主主義とか自由主義経済とかいろいろあったんで、その点は結構付き合いやすかったところもあろうと思いますし、加えて今、日伯百周年のお話されましたけれども...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 前回に続いて今回もこのようなことが起きた。これは間違いなく不適切、もうこれははっきりしておりますんで、先ほど総裁のお話があっておりましたんで、これは更に指導を徹底させるということが当然のことだと存じます。  この種の会議って、これはJBICが記者会見の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 公約にありました二〇〇七年の実績でまいりますと約十七億ドル、一千八百億円を目指すものということになろうと存じますが、公約の中にあります贈与の中には、御存じのように、いわゆる技術協力、それから無償協力、それからいわゆる、何というの、国際機関へのいわゆる出資...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) なかなか近藤先生、これ言わないのは、おまえ、こう言ったじゃないかと年末になるとやられるとかないませんから、だから我々は言わぬ。いや、近藤さんにこう答えたじゃないかとまたあの辺の方が言われる可能性もありますので、みんなこの種の方は言いにくいわけですよ。だか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の件については、一九九六年、橋本総理のブラジル訪問のときに出た話だそうであります。御要望の内容というのはいろいろあったんですけれども、向こうからの要望内容というのは最終的にまとまらなかったというのが、亀井先生、その背景なんです。  他方、昨年の八月、...全文を見る
03月23日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○麻生国務大臣 基本的には、アフガニスタンの治安の回復、カルザイ政権の統治がきちんとした形でのオーダーというか秩序の回復というのが基本的な目的というように御理解いただいてよろしいと存じます。
○麻生国務大臣 今、南部のカンダハルの話をされておられましたが、この地域は、基本的には、パキスタンとの国境沿いの東部それから南東部、南部、ここらのところは、今に至るもパシュトゥン族等々、お詳しいんだと思いますが、パシュトゥンの地域というのは、今言われましたような感じで、もともとタ...全文を見る
○麻生国務大臣 余りついていけない発想ですけれども、お土産という感覚はありません。
○麻生国務大臣 軍事的には、確かに治安とか秩序からいいますと、不安定の弧という表現は決して間違っていないと思います。ただ、考えようなのであって、それらの地域は、今、間違いなく、この十年、十五年ぐらいの間に、歴史の古い国もいっぱいあるんですが、明らかにこれまでのくさびから離れて、独...全文を見る
03月23日第166回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○麻生国務大臣 インド、中国を足しますと、地球の人口のほぼ三十何%になると存じますが、そのインドの中で、今御指摘がありましたように、ちょっと正確な人口統計があるわけじゃないので、十億とか十一億とか言われていますが、そこで識字率が高くない、いろいろ問題が多いことは確かだと存じますが...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、ことし中国の国防費の支出の伸びは一七%を超えております。総額約四兆を超えておりますので、日本の防衛費を超えているのはもう確かな数字だと存じます。これは表向きに出ている数字だけです。それが年率二けたで、過去十九年間ずっと連続二けた以上、年によって二け...全文を見る
○麻生国務大臣 一九九八年にインドは核実験をしたんだと思いますが、したがって核の製造能力を有しているという認識は私どももいたしております。ただ、日本としては一貫して、インドという国はいわゆるノンプロリファレーション・トリーティーと称する通称NPTの核兵器不拡散条約というものに非核...全文を見る
○麻生国務大臣 国によって、人によって、交渉の仕方はいろいろあるのは確かですが、この種の手口は余り建設的じゃないし、得るものが少ないんじゃないのかなというのが、このところずっとこれをやっていながら、昨年の七月のテポドンの実験以来、この種のあれでは多くなりましたけれども、何となくそ...全文を見る
○麻生国務大臣 おれおれ詐欺じゃありませんけれども、振り込んだか振り込まないかという話ですから、これは日本側じゃない向こう側の話で、中国と北朝鮮の話にこれから先はなっておりますので、その段階がどういう手続を踏んでいくのかというのは、ちょっと正直、中国財務当局、これもまた中国国務省...全文を見る
○麻生国務大臣 なるべく早い時期に再開できる方が望ましい、私どももそれは基本的にはそう思っております。  これは、みんなそのつもりで行って、今回そのつもりで行ったらだめだったという話ですから、中国側の技術的な話が一番の問題なんだと思いますけれども、なるべく早くというのを望んでい...全文を見る
○麻生国務大臣 ロシュコフ外務次官の話ですけれども、今私どもの得ている感じで、五者の関係が壊れているような感じはありません。五者は極めて、そこのところは連立も密ですし、中国やらアメリカとの電話やら何やら結構頻繁ですし、内容もかなり詳しく知っていますし、そういった意味では、その体制...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたように、基本的には厳しい治安情勢が継続しているということに関しましては、全く私どももそのように思っております。  御存じのように、米軍の増派を決めましたのが一月十日だと記憶しますが、マリキ・イラク首相が、二月の十四日からバグダッドで新たな治安...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のように、去る三月の二十一日から二十四日まで、日本政府の招待で副首相が来日をしております。今夕、私もハシミという副大統領と会い、安倍総理が今晩たしか会われるんだと存じますが、話をさせていただこうと思っております。  今いろいろ日程を精力的にこなされていると...全文を見る
○麻生国務大臣 これはちょっと、今の質問の内容は警察庁に対する質問で、通告を私は受けておりませんので、その点に関しましてどのような対応をしたかを今の段階でつまびらかにいたしておりません。
○麻生国務大臣 ロシア課がおりませんし、ちょっと今の段階ではわからないと存じます。時間をいただければ、調べさせて御返事申し上げます。
○麻生国務大臣 経緯をよく存じませんけれども、明らかに日本の国益を害するようなことを向こうの外務省がやったというのがつまびらか、明らかになるのであれば、抗議するということになると存じます。
○麻生国務大臣 これは高輪にあるあれですか。(長妻委員「そうです」と呼ぶ)ここにあることなのであれば、今申し上げましたように、同じ答えになりますが、組織ぐるみということが明らかになったという前提に立てば、そういうことになります。
○麻生国務大臣 これとパラレルというわけではありませんけれども、ナショナル・セキュリティー・カウンシル、通称NSCという話が、今いろいろ、官房長官、外務大臣、総理大臣そして防衛大臣、この四者でという話が、今別の、いわゆる安全保障に関する話で進んでおります。  ここに出てきますの...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど御質問のありました中で、ニコンの件だけ判明しております。  平成十八年八月に発覚、外交経路を通じてロシア通商代表部が任意の事情聴取に応じないのはということで、応じるように申し入れ。既に出国済みとの回答がありましたので、協力を得られないことは遺憾と。その後、...全文を見る
○麻生国務大臣 イランの状態というものに関しましては、ブッシュ大統領のウォールストリート・ジャーナルの話とかいろいろもう御存じのとおりだと思っております。  そういうことを御存じという前提に立って、今すぐというような話になっていないのはもう確かなんだと思いますが、状況としては、...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど申し上げましたウォールストリート・ジャーナルの話を例に引きますと、一月のインタビューですけれども、アメリカは外交によって解決するために懸命な努力をしているというのがブッシュ大統領……(発言する者あり)その後ろのうるさいの、じゃかじゃかしゃべらぬと、私はこの人...全文を見る
○麻生国務大臣 これは基本的には、個別具体的な話は、この種の話は答えないことになっているんですが、一般的な話を申し上げるというので、またそれが仮にとかなんとかという話になりますと、これはとめどもなく広がっていくんですが、少なくとも、アメリカとは言わず一国が、どの国でもいいですが、...全文を見る
○麻生国務大臣 済みません、北朝鮮とイランとの連動をいかに阻止するかという御質問ですか。  少なくとも、北朝鮮からの技術がどれくらいのものかというのはいろいろ意見が分かれるところなんですが、北朝鮮からの核の技術というものが、他国に限らず、テロリストを含めて、そういったものに拡散...全文を見る
○麻生国務大臣 どんな話をしたかというと、ちょっとなかなか言い方が難しいんです。  基本的には、日本があります北東アジア地域においては、冷戦崩壊後もこの地域においてはユーラシア大陸の西半分とは違う情勢にあって、朝鮮半島または台湾海峡等々を含めて、我々としてはまだ不安定、不確実性...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと今即答はあれですけれども、私は、アメリカ軍に関しては知りませんけれども、たしか東西ドイツが合併したときに、東ドイツから撤退するロシア軍に対してドイツ政府は一兆円だか何か払ったという、何かそんな記憶があります。アメリカについてはちょっと存じません。多分、私が...全文を見る
○麻生国務大臣 今御質問のありましたのが多分答えなんだと思いますけれども、新たな交付金の交付とか、また国際協力銀行、JBICにいわゆるグアム移転関連業務に伴う権限を付与するというようなことが今回の法律で上がることになりますので、その裏づけは今提出している法律ということになるんだと...全文を見る
○麻生国務大臣 今我々の周りを取り巻いております国際情勢は、先ほど申し上げたとおり、西ヨーロッパというか、ユーラシア大陸の西半分とは大分違っているのが一点。したがって、米軍の抑止力の維持というものは極めて重要であろうというのが一点。  二つ目は、沖縄にやはり基地というか日本の在...全文を見る
○麻生国務大臣 立ち退いて移転するうちを建てる点につきましては、どういうぐあいに計算されるかはちょっと考え方は別ですけれども、立ち退く先の宿泊という点に関しましては、先ほどの負担する費用の中に入っておりますので、その点は御理解いただいていると存じます。
○麻生国務大臣 これは笹木先生、私ら外務省は、他国の話でもありますし、他国の領土の中での話でもありまして、最終的にどのようなものをアメリカの国防省で考えているか、ちょっと私のところでわかってはおりません。
○麻生国務大臣 百二億ドルのうち二十八億ドルがこちら側の出資というか、払うことになろうと思いますが、今その他の分について、六十何億ドルとの差はローン、いわゆる融資ということになっていると思いますので、金利は幾らかとかなんとか、いろいろな計算をしますと、最近ちょっとその種のことから...全文を見る
○麻生国務大臣 二十八億ドルを上限ということで、財政支出、いわゆる通称真水と言われる部分でやります。そのほかに、出資十五億ドル、それから融資として出します部分が残り約四億二千万ドル、六億三千万ドル、七億四千万ドルということになりますので、約十九億ドルぐらいのものがいわゆる融資とい...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、今から普天間から辺野古に移る、それで、移りませんと出ていきようがないという部分も、いろいろ重なっておりますね、あそこの部分は。そういった部分がありますので、少なくとも、時系列的にいきますと、かなりそこに時間差が出てくるということだと存じます。そこのとこ...全文を見る
○麻生国務大臣 できることならやりたいと思いますが、あくまでも概算ということで出しておりますので、基本的には後で積算をすることになりますので、その段階で精査をするということになるというのは当然のことだと存じますが、今のこの段階で概算しか出せないというのが現状だと存じております。
○麻生国務大臣 平和と繁栄の回廊というのは御存じかと思いますが、今度日本が、イスラエルとパレスチナというものの長い間の紛争解決のためには、我々としては、パレスチナが経済的に独立をしていかない限り、仮に独立をしたとしても、少なくともパレスチナが国家として成り立っていかないというので...全文を見る
○麻生国務大臣 先輩方の心理状態までは、ちょっと今になりますとなかなかわかりませんけれども、基本的には安保条約によって、少なくとも日本にいる、例えばアメリカ空軍にしても何にしても、日本の安全保障をきちんとやってくれているという大前提に立ちますと、やってくれているというのでありさえ...全文を見る
○麻生国務大臣 向こうからはずるいと言われたことがありませんので、先生は言われたかどうか知りませんが、少なくとも私自身は言われたことはありませんので、少なくとも今そのような感情を持たれてはいないということは確かだと存じます。それが一つです。  二つ目の、今の事前協議の話は、これ...全文を見る
○麻生国務大臣 やはり地下鉄サリン事件ですよね、これにまさる、化学兵器を使った、兵器というべきか、これがやはり一番、日本においては最大のテロなんじゃないでしょうか。しかも、霞が関ですよ、外務省のトイメン。ここで約五千人からの人が影響を受けたという痛ましい事件、もうすっかり忘れてい...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、唯一の被爆国と、今この種の話は、唯一被爆国と言うと、いや麻生さん、ウクライナも忘れるなよと必ず言われますので、爆弾という形で被爆したという意味においては日本が唯一ということになります。最近のものはすぐ、外国語に通訳されていくと、いきなりチェルノブイ...全文を見る
○麻生国務大臣 正月でしたね、一月四、五日だったかな。日本で四日ですかね。はい、知っております。
○麻生国務大臣 ワールド・フリー・オブ・ニュークリア・ウエポンというのがたしか表題だったと思いますけれども、正直言って、笠井先生、あのときは、ちょっと正確な記憶じゃないんですけれども、二つ思ったことだけ記憶があるんです。一つは、君子は豹変するなと思いました。この人の最初に書いた論...全文を見る
○麻生国務大臣 笠井先生御存じのように、やはり日本の場合、隣国に核を持っている国が、太平洋を隔てたアメリカを含めまして四カ国、ロシア、中国、北朝鮮、まあ北朝鮮が核保有国かどうかというのは意見の分かれるところでちょっと一概には言えませんけれども、一応、持っていると自称している国を含...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました国際刑事裁判所に関するローマ規程の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この規程は、平成十年七月にローマにおいて作成されたものであります。  この規程は、国際社会全体の関心事である最も重大な犯罪につい...全文を見る
03月23日第166回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(麻生太郎君) 長島先生より四問いただいております。  まず、在日米軍駐留経費負担を含め、戦後六十年以上を経てもなお在日米軍が駐留している現状について政治家としてどう考えるか、また平時の負担についてどう考えるかという二つのお尋ねに最初にお答えさせていただきます。  ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 遠藤先生より三問ちょうだいしております。  まず、在沖海兵隊のグアム移転についてのお尋ねがあっております。  在日米軍再編の協議におきましては、グアム移転により、抑止力を維持しつつ、沖縄の地元負担の軽減を図ることができるとの認識を日米間で共有するに至...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 赤嶺先生より六問いただいております。  まず、米軍移転経費を負担した前例に関するお尋ねがあっております。  駐留米軍の国外への移転に関し、日本以外の米国の同盟国がいかなる財政支援を行ったかにつき、確定的に知り得る立場にはありませんが、これまで承知して...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 照屋議員より三問いただいております。  まず、米国の世界規模での軍事態勢の見直しについてのお尋ねがありました。  米国は、軍事技術の進歩を背景に、より機動性の高い態勢を実現することを目標として、世界規模での軍事態勢の見直しを行ってきていると承知いたし...全文を見る
03月26日第166回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(麻生太郎君) 一言で言えば、大変残念な結果だったと思っております。これだけで終わるのは幾ら何でもとお思いだと思いますが、基本的には技術的なところが残って、バンコ・デルタ・アジアの話につきましてはそこそこの結論が出たと思いますが、その送金する手続等々の技術的な問題が残っ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、職業安定組織の維持というもので、求人と求職というものが効果的に行われる、また募集とかあっせんとかいうものも確保できるようにするというのが本来の趣旨と理解しております。
○国務大臣(麻生太郎君) この条約の法的義務を一言で言えば、国の監督の下で全国ネットワークでの公共職業安定組織というような形で維持するということが、大まかに申し上げればそういうことだと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) これは単語の極めて技術的な質問で、これはフランス語ではパーソナルと書いてあると思いますが、いかがと思い、私、これは昭和二十年代に採択された古い条約なんだそうですけれども、ILOの百八十一条条約というのも同時にありまして、民間の職業仲介業の可というものをそ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 第九条の職業安定組織の職員は公務員でなければならないとされておりますけれども、なお、今申し上げましたように、九条の一の職員の、英文ではスタッフ、フランスではパーソナルと訳されておりますので、公務員かと言われるとなかなか難しいところかと思いますけれども、今...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 美しく譲り合っておりますけれども、条約の解釈は外務省の所管という総理の御下命でしたので答弁をさせていただきますけれども、今、先ほどちょっと申し上げましたように、この話は九条の一項の話と、その後ILOの百八十一条というのとの関連もありますんで、他の条約との...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 済みません。他の大臣の指摘によって条約の解釈を変えたことがあるか。他の大臣が公式の場で、これこれ指摘に基づいてこの条約は解釈を変えろというのが正当な理由が我々としても納得できるというものであれば、それは条約の解釈改正というのはあり得ないことはないでしょう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども御答弁申し上げましたように、そういった当然立法府のお話ですからいろいろ御意見が出てくる、当然のことだと存じます。  それを受けまして、私どもがその問題を受けてどのようにそれを我々主体的に最終的に判断するか、条約解釈の話だろうと思いますんで、そこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 特にこれまでの答弁と変わっているところはないと存じております。  共謀罪につきましても、いろいろな御意見がある。我々としては、その問題が条約で通るか通らないかというのは、我々としても各国等々と話を聞いてみないとどうにもなりませんから、それを我々は、国内...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 手続と言われるとあれですけれども、浅尾先生、こういった条約と新しく国内法で通った条約とかなりここに違いがあるんだけれども、これは国際的な国際司法裁判所なり国連なりどこなり、そういったところできちんと、のめる範疇なのか否かというのは聞いてみないと何とも申し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 時間が終わりそうなんで、割り込んだような形で恐縮ですが、先ほど理事会預かりになっておりました分がありました。条約の解釈は他の省庁からの指摘で変えたことがあるかというんで、今、理事会で御説明と申し上げましたが。  先ほど申し上げましたように、解釈を決めて...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 経過ですか。
○国務大臣(麻生太郎君) インドネシアはオランダ領だったんだと思いますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 今の御質問の内容は、その経過はと言われたんで、インドネシアはオランダ領だったから起きたと申し上げたところまでは御理解いただけているという前提でよろしゅうございますね。
○国務大臣(麻生太郎君) その後、先ほど河野官房長官談話の話というのを安倍総理からずらっと言われた一連の関係の中にすべて物語っていると私もそう思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 私は、その方の証言はそうなっておるというように理解しております。
○国務大臣(麻生太郎君) オランダのところ、オランダ人のところの細目はよく存じませんけれども、そのようになっておるかどうか、ちょっと今のこの段階で存じているわけではございません。
○国務大臣(麻生太郎君) 事務局から何か言われておりませんので、私が代わりに読ませていただきます。  平成五年八月、河野官房長官談話の際に発表された調査結果でも明らかにされているとおり、現在、インドネシアに慰安所が存在したこと及び慰安婦の出身地としてオランダが含まれていることは...全文を見る
03月27日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○麻生国務大臣 今防衛大臣の話と重なるところもあろうと思いますが、今回、この法案の審議をいただいているのは、JBICという今あります国際協力銀行の権限の話が基本なんだと存じます。できるようにする権限をつくるという話を今回させていただいておるということだと思います。  日本の分担...全文を見る
○麻生国務大臣 この法案につきましては、基本的には、JBICに新しい業務をという権限の話をしておるというのが基本です。その際に当たって、チェックの話等々は、ほかのものに使われた場合は、基本的に詳細に、予算をやっていくときの、何かこれは予算が違うじゃないかということになっていくんだ...全文を見る
○麻生国務大臣 かかって情報収集能力プラス分析能力、両方ないとインテリジェンスとはなかなか言いがたいので、集めればいいというものだけではないのでして、それをきちんと系統立てて分析し、かつその上に、それに基づいてどうするというのにつなげていかぬと意味がないと思っております。その意味...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたとおり、電信官というのは直接話を聞く立場になりますので、そこの与えられている任務の重要性については単なる技術屋という以上のものが要求されているというところを、外務省、ずっとプロパーで上がってきたならともかくも、そうじゃない人はそういうことに関する...全文を見る
03月27日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御説明をさせていただきます。  改正の第一は、新たに外交関係を開設したモナコに兼館として在モナコ日本国大使館の新設を行うこと...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○麻生国務大臣 これは、もう西銘先生もよく御存じのとおりで、少なくとも、いわゆる抑止力というものを維持しつつ沖縄の地元負担の軽減を図るという、連立方程式みたいな形になろうと存じますけれども、それを解かねばならぬというところが一番の問題点だと存じます。  したがって、今、日本の周...全文を見る
○麻生国務大臣 2プラス2の協議につきましては、まだ時間がこの日というふうに設定されたわけではありません。先方も新任の国防長官ですし、こちら側も昨年の九月以来半年ということになっておりますので、従来のラムズフェルドと少し大分状況が違います。双方でいろいろ、向こうの言ってきた日にち...全文を見る
○麻生国務大臣 久間防衛大臣との間に、意見のそごがあるとか意思の疎通ができていないということはないと思っております。島袋市長と仲井眞知事との間にもそんなにないんじゃないかなという感じが、この間のお話やら何やらを伺った感じではそういう感じがしております。四者の間でどのような形でとい...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘ありましたように、一月に起きました国後島におけますロシア警備艇によります日本漁船の拿捕というのは、その後のロシア側の手続は日本の領土問題に対するところからとても受け入れられないということで、先方に対しては、従来同様、この点に関しましては申しております。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、福岡先生、その国に駐在していた軍隊を他国もしくは自国へ戻すというのに対して金を払ったというのは、東ドイツ駐留のソ連軍が撤退していくに当たって、そのときの金を一兆何千億払ったというのが私の知っているところで、その他はちょっと余り事例を知りませんので、...全文を見る
○麻生国務大臣 やはり、今までと同じ手口じゃだめだと思いますね。大体、新しい発想が出てこなくなっちゃいますよね、難しいもんね、やはり。だから、もう本当に、皆そうですよ。九州の場合、今の夕張炭鉱なんていうのは、かつて筑豊はあれでしたから、夕張の人たちの話を聞いていて、昔を思い出しま...全文を見る
○麻生国務大臣 サトウキビにそんなに詳しくありませんので、お断りしておきますが、最初の分の補助金の話等々は、これは多分世界貿易機構との関係ですよ。この点で、これはアメリカも輸出補助金等々を大幅に、百何億ドル減らさなくちゃいけないと大騒ぎして今WTOでやっていますけれども、この関係...全文を見る
○麻生国務大臣 二月のフラトコフ首相の訪日の際というので、これは、安倍総理との一連の会談で主にこの話が出ております。プロジェクトの円滑な実施ということで、これは民間の話ですので言い方も難しいところなんですが、少なくともここのサハリンプロジェクト2というものがきちんと円滑に実施され...全文を見る
○麻生国務大臣 ロシア側から船体についての応答はあっておりません。  それから、その前の、フラトコフとの話に関しては、甘利経産大臣と尾身財務大臣との合同の席がありましたけれども、その席においてその話を申し込んでおります。
○麻生国務大臣 この船体の返還の申し込みを最初にしたのは、多分、ラブロフのときにしたという記憶であります。
○麻生国務大臣 正確な記憶がありません。読み上げます。  漁業分野の既存の枠組みを堅持、日ロ両国の漁船が安全かつ適時に操業できることを確保すべきことで一致し、このため、両国関係当局間の連携及び協力を一層強化していくことを確認。日本側より、カムチャツカにおいて長期拘束されておりま...全文を見る
○麻生国務大臣 船体の話ですから、瑞祥丸のことです。
○麻生国務大臣 船一般について、漁船すべてです。
○麻生国務大臣 カウンターパートは同業者の方がいい。はっきりしております。海軍と海上保安庁でもぐあいが悪いし、やはり海上保安庁と向こうの国境警備隊の方が話のルートとしては非常に今後ともしやすいものだ、これは何もロシアに限らず、大体基本的にそうだと思っております。  それから、先...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年の十一月の十六日の件で、いわゆるラブロフとの話の件を言っておられるのかなと思いますが、前にも申し上げたと思いますが、北方四島及び周辺地域のいわゆる共同経済活動というものに関して提案や打診を行ったという事実は、少なくとも十一月十六日のときはありません。今年二月の...全文を見る
○麻生国務大臣 最初に、フラトコフの話が出ましたけれども、この人は、武正先生御存じのように、今、多分ロシアのいわゆる役人の中じゃこれが断然力を持ったことはもうはっきりしていると思っております。その他いろいろ大統領候補という人は何人かいらっしゃいますけれども、それはもう、役人の世界...全文を見る
○麻生国務大臣 今申し上げたように、諸合意、これまでの諸文書等々の合意に基づいてというプーチン大統領、安倍総理との線以上に、いわゆる一歩踏み出したような案が向こうから提案されたこともありませんし、こちら側から提案したこともないということに御理解いただければと存じます。
○麻生国務大臣 いろいろ文書が交わされておりますのは御存じのとおりで、九三年のもそのうちの一つですけれども、いわゆる諸合意というのは、いろいろなこれまでにされた合意文書というように御理解いただければと存じますので、それに基づいて、やはり平和条約がないために、少なくとも日ロ間におい...全文を見る
○麻生国務大臣 九三年の東京宣言というのを言っておられますが、残念ながらエリツィンは退陣をして、今、エリツィンを倒したプーチンを相手にしなくちゃなりませんので、これは基本的にはプーチンと、御破算に願いましてとは言いませんけれども、これまでの諸合意の文書というのはそれが大事なんだよ...全文を見る
○麻生国務大臣 全然感覚が私と違うんだと思いますが、基本的にはこの種の関係で経済関係ができることによって向こうも経済的に豊かになる、そしてこちらもそれによってメリットで、双方まずメリットがある。ここのところはすごく大事なところであって、片っ方だけメリットのある話なんというのは全然...全文を見る
○麻生国務大臣 あしたからいわゆる日中の会議を開始するんですけれども、第七回目になりますが、会議をすることになっておりますが、それによって温家宝総理の訪日前までにしかるべき答えが見えてくるかということに関して、希望的観測を持っていることはありません。  したがって、これは、日本...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○麻生国務大臣 御指摘のように、今アジアでいきますと、大洋州を入れまして約六十カ国、そのうち締約国は約十二だと思います。それから、アフリカ五十三カ国で二十九カ国。おっしゃるように、全体で見ますと、ヨーロッパ等々、ヨーロッパへいきますと今度は、チェコ以外は皆締約国になっておりますの...全文を見る
○麻生国務大臣 ODAといいますと、何となくインフラの話ばかりがよく出ますけれども、現実問題としてそれ以外にもいろいろしておりますのはもう御存じのとおりなので、そういった意味では、この部分というものは必要なことだと私どもは思います。  ただ、難しいのは、そういったのは向こうから...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘にありましたように、今議長団というのが、議長がたしかコスタリカ、そして副議長が二人、南アとオーストリアだったかな、から出ていて、三名で構成をされていると存じます。任期は三年ということで運営をされていっていると存じます。  基本的に今、確かに拠出国としては...全文を見る
○麻生国務大臣 児童の権利条約との関係で今御質問があっておりましたけれども、児童の権利に関する条約を踏まえ、十五歳未満の児童につき軍隊への強制的徴集を禁じるというのは、これは戦争犯罪と規定をいたしておりますのはもう御存じのとおりであります。一方、武力紛争における児童の関与に関する...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、丸谷先生御指摘なさるまでもなく、テロというのはいかなる理由をもってしても正当化することはできない、これだけははっきりいたしておると思っております。  日本も、テロ防止関連条約のもとで、テロ行為を国内法上犯罪ということにしておりますし、自国で訴追するか、も...全文を見る
○麻生国務大臣 これは平岡先生、やはり初めて常設の国際法の法廷というところが従来にないところなんじゃないんでしょうかね。私どもにとりましては、国際社会にとって重大な犯罪を犯したという人を国際法に基づいて訴追、そしてそこが常設の裁判所ができたというところでありまして、これは、国際社...全文を見る
○麻生国務大臣 このICCの規程の締約に当たりまして、幾つかのことが必要だったんだと存じます。  一つは、この規程の対象犯罪、いわゆる集団殺害等々の犯罪、人道に対する犯罪、それから戦争犯罪等々に関して、国内法等についての整合性やらいろいろな関係についての検討が必要、これが一点目...全文を見る
○麻生国務大臣 見解を異にします。(平岡委員「ちょっと今、隣がうるさかったので」と呼ぶ)やじというのはやはりうるさいと思いますよ、私もいつもそう思っておりますが。  見解を異にします。
○麻生国務大臣 役人の一方的な話だけを聞いて、これまで七年もかかったという見解には、異にすると申し上げております。
○麻生国務大臣 これは、私どもの知っている範囲では、アメリカ、ロシア、中国、それぞれ入らない背景というのは少々異にしていると存じます。  アメリカに関して言わせていただくと、海外で活動しておりますアメリカの軍人等々がICCで訴追されることを危惧というのが大きな理由だと理解をいた...全文を見る
○麻生国務大臣 今、それぞれ国によって違うということを申し上げましたので、これはやはり、ICCが普遍的なものだというような意義というものを、普遍的な組織とするということが一番期待されているところなんだと思っております。日本としても、加盟した後は、こういったものがきちんとした普遍的...全文を見る
○麻生国務大臣 平岡さん、いつだったか、あれは「モロッコ」だったっけね、あの外人部隊の、イラクの部分で随分テレビのニュースになって、そしてそのまま行方不明になったケースがあったのは。(平岡委員「前にフランスの傭兵だった日本人というのがありましたね」と呼ぶ)結構ほかにもおられるとい...全文を見る
○麻生国務大臣 お答えします。  初年度は約三カ月弱になろうと思いますので、入りました平成十九年度は、後半の部分の約七億二千万ぐらいになると存じます。それから、通年でいきますと約三十億ぐらいになるであろうと思っております。これは国連の分担金の比率やら何やらで割り振ってこられます...全文を見る
○麻生国務大臣 鷲尾先生御存じのように、今言われたように、北朝鮮の辛光洙の場合は人の強制失踪というところに当たるんだと存じます。したがいまして、私どもとしては、人の拉致事件というものの解決には資するものだと思っております。  ただし、ICCの管轄権というものを行使するに当たりま...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、ジョージ・ブッシュでしたか、あのならず者国家ということを最初に使ったんだと思いますが、このならず者国家がアメリカの中においてどのような意味で定義がされているかというのは定かではございません。また、官房長官というのは塩崎官房長官だと思いますが、使われたという...全文を見る
○麻生国務大臣 今、上がらないという言葉を言われましたけれども、これまでの六者会合においてこの拉致問題というものはほとんど全会議で取り上げられてきております。  そして、これは日本の努力ということもあったんだと思いますが、本年の二月に六者協議の共同声明によりますいわゆる成果文書...全文を見る
○麻生国務大臣 鷲尾先生、今までの経緯を見てもおわかりのとおりに、これは対話だけではらちが明かぬということになろうと思います。これはどう考えても圧力なしで対話だけで話が進まないというのは、これまでの交渉の過程を見ても明らかだと思っております。  それから、一九九三年のノドン、九...全文を見る
○麻生国務大臣 鷲尾先生、国連の制裁が決まりましたその後、日本だけ独自の制裁として、新潟に関係するところでいえば万景峰初め、その他のこれまで日本の港に寄港しておりました北朝鮮籍の船の寄港というのは現実的にとまっておりますし、人の往来もとまる等々、いろいろな形での圧力というものはそ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のあります、隣に、東太平洋隔ててアメリカ、日本海隔てて中国そしてロシア、今幾つかのそういった御指摘のありましたところなんですけれども、基本的には、これは北朝鮮とちょっと同列には扱えないところは、いわゆる核兵器不拡散条約、通称NPT条約締結国の核兵器保有国。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは日米安全保障条約上のやはり約束ということになろうと思いますが、核兵器が持ち込まれる、いわゆる持たず、つくらず、持ち込ませずのところの持ち込まれる場合においてはすべて事前協議の対象になるということになっておりますのはもう御存じのとおりで、これまでアメリカ側の方...全文を見る
○麻生国務大臣 両国の信頼関係に基づいてやっておりますので、向こうがその種の事前協議がない以上、少なくとも持ち込まれていることはないという立場であります。
○麻生国務大臣 これはずっと申し上げ続けているとおりなんだと思いますけれども、少なくとも核というものが国内に持ち込まれていなければ核の抑止力は作動しないのか、核の抑止力は効果がないのかといえば、そんなことはないのであって、今は技術も進歩しておりますし、そういった確率は昔に比べてさ...全文を見る
○麻生国務大臣 鷲尾先生、同盟関係というのは信頼がなかったら成り立ちません。それは基本です。したがって、その信頼をしない上で同盟をしようなんて、最初から同盟なんかしない方がいいです、私は基本的にそう思いますので。同盟というのは物すごく大事だ、信頼関係というのは。  だから、その...全文を見る
○麻生国務大臣 同盟関係があっても、きちんとして、常にいろいろ意見を交換し、率直な意見を言い合うということは、同盟関係というものをより確固たるものにする上でも極めて重要な要素、私も全く鷲尾先生と同じ意見であります。  その点に関しては、まず信頼と申し上げているのであって、はなか...全文を見る
○麻生国務大臣 これはこれまでもいろいろな機会に、遠くは岸会談でしたか、あの辺からスタートしたんだと思いますけれども、これまでもそういった話が行われてきたというのが経緯でありまして、それ以後もいろいろな形で、向こうがないと言ってもあるかもしれぬということで、例えば原子力空母が来た...全文を見る
○麻生国務大臣 NPTに入っておりますのは、これはもう御存じのように、ノンプロリファレーション・トリーティー、通称NPT、核不拡散条約というものに入って、いわゆる核をつくるというその技術が拡散するほどの場合、これは国じゃなくていわゆるテロリストに拡散する等々が最も恐れるところでも...全文を見る
○麻生国務大臣 一九九八年にインドの核実験というのが行われて、続いてパキスタン、あのときの国際情勢は今言っても始まりませんけれども、あれ以来、日本としては、インドはNPTに加盟すべきだという点は、ずっと一貫してこれまでも言い続けてきました。過日マンモハン・シンというインドの首相、...全文を見る
○麻生国務大臣 確かに、山口先生がおっしゃるように、我々が習った国際法やら何やらの範疇を超えていますものね、この話は。そういった意味では、新たな事態になりつつあるということは、私もそのように理解しております。  したがって、これは、施行されて実際に動き始めますと、それがどのよう...全文を見る
○麻生国務大臣 山口先生、僕は、山口先生ほど、それほどアメリカという国がすべて性善説に基づいた人たちばかりだと思ったこともありませんので、僕は、アメリカはそんなことはないよなんということを言う自信はないんです。あの人たち、だって、我々の人口の三倍ぐらいいるわけですから、確率として...全文を見る
○麻生国務大臣 山口先生、昔と違いまして、今、これをやると大体一時間後にはもう通訳、訳文されたものをみんな読むという時代になりまして、ここで、この二週間ぐらいの間、麻生太郎と塩崎官房長官、安倍総理との間でどのような形でその対応をしてきたかというのをちょっと言いますと、途端にまた話...全文を見る
○麻生国務大臣 新しいページをめくっていく、この間の日中、日韓の首脳会議においても同様な意識を持たれておるようだと思いますけれども、私も全く、これからの時代、建設的な話に切りかえていこうという山口先生の御趣旨に賛成であります。
○麻生国務大臣 御存じのように、これは補欠選挙というのが……(山口(壯)委員「十月に」と呼ぶ)ええ、行われますので、今、補欠選挙というのを今後考えていかなければいかぬところなんだと思っておりますが、入っていきなりというのもどうかと思いますけれども、いろいろな意味で、人選を含めまし...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に変わっておりません。
○麻生国務大臣 これは、先ほど平岡先生だかの御質問にも一部答弁をさせていただきましたので、重複しているところもあろうかと思いますが、ローマ規程の締結に当たりましては、御存じのように、対象の犯罪になります対象犯罪というものの内容が、いろいろ国内法との関係で未整理ということになるとい...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、我々としては、このICCという新たなものがきちんと施行というか作動するように、入った以上はやらなければいかぬというのは当然のことであります。  また、その他の中において、それぞれの国によっていろいろな動きがあるというのはある程度やむを得ないところだと...全文を見る
○麻生国務大臣 今アジア大洋州入れて六十カ国ぐらいだと思いますが、ちょっと大洋州の方は正確にあれがないんですけれども、アジア大洋州で六十カ国中十二カ国が加盟しておると思っております。ほかの地域に比べて、ヨーロッパなんかに比べて圧倒的にそこらのところは少ないというのは、現状確かだと...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど類似の御質問がありましたので、ちょっと重複するかもしれませんけれども、基本的には、アメリカの場合は、海外で活動しております米国軍人が今回のICCで訴追されることを懸念ということが未締結の一番大きな理由だと承知をいたしております。  他方、アメリカとしては、...全文を見る
○麻生国務大臣 国際刑事裁判所に対する協力等に関する法律案を可決いただきまして、まことにありがとうございました。  政府といたしましては、ただいまの附帯決議の御趣旨を踏まえつつ、国際刑事裁判所に対する協力を通じ、国際社会における重大な犯罪行為の撲滅及び予防並びに法の支配の徹底に...全文を見る
03月29日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、小泉先生の方から御指摘がありましたように、昨年、ワールドヘルスオーガナイゼーション、世界保健機構の選挙で中国に敗れております。今言われましたように、アフリカの票が大きかったことは、もうあとの票を割りますとそのようなことになりますので、私どもとしては、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 小泉先生御指摘のとおりであって、今、在外公館数、人数、よく中国とかイギリスとかフランスとよく比較されますけれども、日本が今百十七の在外公館がございます。ちなみに、中国は百六十、ドイツ、イギリス、百四十六、百四十二が英国、大体そんなもんだと存じます。人数で...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には幾つかに分けられると思いますが、安全保障等々に関します問題からいけば、これは当然、二国間関係ということになりますんで、アメリカとか豪州とかいろいろなこととの関係、政治的な意味になろうと思います。資源確保というものがありますので、これは経済上の利...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一九九〇年に、基本的にはいわゆる冷戦構造の崩壊に伴ってCIS等々ソビエト連邦が十五の国に分かれ、また東ヨーロッパの多くの国々はEUに加盟しNATOに入り等々、いろんな形で中欧、東欧の情勢が大きく変わりました。また、中央アジアにおいても、御存じのように、ウ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この御指摘はもう誠に正しいんであって、少なくとも、ソ連の場合でいいますと、これは一挙に十四増えた形になっておりますけれども、この十四増えた中で日本の持っておりますのは二、中国が多分十四全部つくったと思っておりますので、そういった意味では、こういったソ連、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは榛葉先生よう御存じのとおりに、これはアメリカの場合はポリティカルアポインティーですから、各役所の局長は、大統領が替わりますと、大体四千人ぐらいじゃないかな、今四千人超えていませんかね、大体ごそっと、この辺みんないなくなるわけだ、ごそっと。これ全部首...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 済みません、後で確認してお知らせします。  それに対して、フランスなんかを見ますと、これは百七十四人のうち民間採用は二人、イギリスの場合は百五十九人で一人が民間ということになっておりまして、ドイツも百六十五人のうち二人となっております。女性の数までちょ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最初のNATOの話は、昨年五月にNATOの理事会で話をさせていただいたときに、やはりアフガニスタンに関係して、やっぱりインド洋におけるNATOの艦隊に対する給油活動等々を含めまして、日本のいわゆるこういった支援、バックアップに関しては極めて評価が高いとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このところに書いてありますように、少なくともまず役所の公文書としてはこれは直ちに直さぬといかぬのは、防衛庁出身という言葉が使ってありますので、こういったところは文章だけでもまず直さないかぬところだと思いますので、この機会に併せて、その他足さなければならぬ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 榛葉先生御存じのように、このブラジルの場合は憲法で、ブラジル国籍を有している人は海外でいわゆる罪を犯してもブラジルに帰ってきた以上は海外に引き渡すことはできないという憲法になっているんですね。これはアモリンという外務大臣とこれ長いこと交渉した結果、今回の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、今おっしゃるように、定員を増強するだけでは意味がない。集まった人間、集められた人材を更に育成しなければ、少なくとも外交官として多種多様な人たちを相手に交渉するというようなことはなかなか難しいということだというのは基本的なところであろうと存じま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大いにあります。私はそう思っていますけれども、正直申し上げて。これだけ語学の機械、機械ってマシンですよ、リンガホンとか、ああいったマシンやら何やらが発達していた中にあって、僕は、もっと他省庁でも、昔は外務省がいわゆる一手に握っていたところですけれども、他...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 高野先生御指摘のとおり、この分に関しましては、平成十二、三年ぐらいでしたでしょうか、もうちょっと前ぐらいからか、いわゆる例の報償費の一連の騒ぎのときに比べて、今多分半分ぐらいになっていると思います。あの当時の約半額になっているんだと思いますが、それは、当...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) やっぱり、大使館というのはその任国における一つの顔ということになろうと思いますので、今言われましたように威容とか品格とかいろんな表現あろうとは存じますが、物すごく大事だと思います。  建物プラス備品というのは、むしろ備品の方が大事かなと思うぐらい、置い...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、日本に外国の外務大臣、賓客というのは年間どれぐらい来ますでしょう、まあ七、八十人来ているような気がしますけれども。それと、昨日スウェーデンの外務大臣、おとといチリの外務大臣等と飯倉公館で御飯を食べることになるんですが、何を食べられたいですと希望を聞い...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を可決いただきまして、誠にありがとうございました。  外務省といたしましては、ただいまの附帯決議の御趣旨を踏まえつつ、今後とも外交実施体制の強化を図り、種々...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とフランス共和国政府との間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明させていただきます。  政府は、平成八年に締結され...全文を見る
04月10日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、岡田先生御指摘のありましたとおりに、租税条約というこの種のいわゆる条約の締結に当たりましては、その相手国との経済関係が基本になろうとは存じますけれども、そのほかにも、相手の国の社会体制が違ったりすると税制が違いますんで、相手国の税制とか、またいわゆる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、自由と繁栄の弧をやろうとしている国々というのは、歴史のある国もございますけれども、基本的には、この十五年ぐらいの間に新たにソ連邦から独立してみたり、また新たに自由とか民主主義とかいうのを手に入れたりした国でありまして、そういった国々においては、今正に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、岡田先生御指摘のとおり、日本とオーストラリアの間というのはいわゆる基本的価値というものを共有をいたしております。また、包括的な戦略的パートナーとかいろいろ今表現をいたしておりますが、いずれにいたしましても、日本は豪州にとりまして最大の輸出相手国でもあ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、我々としては、ドイツとやった結果、それでまた後にもいろいろ、ディテールという、細目にわたっては、これはもっとこうすればとかいろいろ例がありましたんで、その経験則がありましたので、今回の場合、サインするまでに当たってはこの日独との関係を基にして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、今言ったようなのはお互いにある程度細目までは、それは、白眞勲先生、なかなか難しいですよ。ルイ・ヴィトンの売上げ幾らになってこれ全部調べ上げて向こうへ持って帰ってどうと言われても、これはこっちは向こうで買ったりしているものもありますし、こっちは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今までと少しこの十年間ぐらいの間随分状況が違ってきておりますので、今までとは違った面も考えておかにゃいかぬという白眞勲先生の御意見というのは私もそれなりに正しいと思っています。  ただ、それに当たって、時代時代によって好不況がありますので、そういったと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 決して希望を捨てたわけではありませんけれども、極めて状況としては厳しくなりつつあるだろうなという感じはしております。
○国務大臣(麻生太郎君) これが四月の十何日かの期限までに間に合うかどうかという、例の二か月、六十日以内というところでできるかどうかということに関しては、極めて難しい状況になりつつあるだろうなと思っている。極めてというのはそこの部分に係るところであって、この寧辺の核施設自体のいわ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは基本的には、白眞勲先生、早期に実施するということは、これは他の五か国にとって全部共通の利益ですから、この早期に実施するということに関してこれをギブアップした、あきらめたということではありません。一日も早くできた方がいいに決まっておりますので、そこの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そう御理解いただいて結構です。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には今六者協議というものは、本来はもう、先生御存じのとおりで、今ごろは、ウオッチドッグというのはIAEAの監視員の話とか、それから寧辺の核施設の話等々に入っているのが六者協議の実務者レベルの話だったんですけれども、御存じのようなバンコ・デルタ・アジ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には今、このバンコ・デルタ・アジアとアメリカの話というのは、これは直接我々と関係する話でもありませんので、これは我々がこれにコメントする立場にはありません。  ただ、核の話若しくは寧辺の核施設の話等々につきましては、これは一日も早く入るようにして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、白先生、いろいろな話をしております、このことに関しましてもその他のことに関しても。ちょっとこの段階、今の段階でちょっと申し上げられないというのが現状です。
○国務大臣(麻生太郎君) これは直接申し上げて、これは当事者ではありませんので、日本としてはしたがって本件そのものについてのコメントというのはちょっとすべき立場にもありませんし、すべきとも思いません、できもしませんと思っております。  ただ、いずれにしても、このBDAの資金の送...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) テロ支援国家解除についての話がスタートしたことはもういろいろ前から申し上げているところであって、テロ支援国家の指定というものを、テロ支援国家としての指定を解除するという前提での話をしているということはありません。これはもう何回も確認をしておりますので、是...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、拉致の進展は何をもって進展とするかと言われると、これまたいろいろ御意見の分かれるところなんだと存じます。  しかし、少なくとも、今拉致の問題はもう既に存在しないという態度一点、一本やりの間、この問題が指定は解除されることはあり得ないと思って...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、昨年の十月の十四日の日に、いわゆる万景峰を始めいわゆる北朝鮮船舶の入港禁止措置というのと、それから北朝鮮からのすべての品目の輸入禁止というのをやらせていただいておりますが、それが今月の十三日で切れることになりますので、これに合わせて、本日...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、この温家宝の来日というのは、御存じのように、江沢民、一九九九、七年ぶりか、七年ぶりぐらいの中国の主席というか、首相の来日ということになりますので、これは北朝鮮問題以外に、今いろいろよく言われておりますエネルギーの話とか環境の話とか、いわゆる東アジア協...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) オーストラリア、今御指摘のありましたように、ブリティッシュ・コモンウェルスの大会を主催をする国というところから見ても、少なくともかつてのいわゆる大英帝国の一端を担うという意識、いわゆる伝統とかそういったものというものはきちんと大切にしつつ、しかしその将来...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも日豪関係というのを地理的な面でいくと、アジア太平洋のいわゆる西の半分と南の半分で時差がほとんどないというような感じの近い関係に、地理的にそうなっております。また、政治的には、ともに自由主義経済、民主主義国家、また少なくとも市場経済等々においてつ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日米豪の三大臣会合というのは、スタートさせたのは去年の初めから、シドニーでやりましたのが一月でしたか、その辺ぐらいから正式にスタートをさせて、三月か、スタートしたのが、ぐらいですから、まだちょうど一年ぐらいになろうと存じます。その間、いろいろその他の会議...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました適合性評価手続の結果の相互承認に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明させていただきます。  アメリカ合衆国との間の通信端末機器及び無線機器に関する相互承認につきまし...全文を見る
04月11日第166回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○麻生国務大臣 御指摘のありましたとおり、去る三月の三十日、障害者権利条約が署名開放されておりますので、ニューヨークの国連本部で八十三カ国と欧州共同体が本条約に署名ということになっております。  この条約につきましては、これは国内の関係省庁間で検討を行ってきておりますけれども、...全文を見る
○麻生国務大臣 報道にもございますとおり、昨日、十日になりますか、これは国務省じゃなくて財務省です、財務省は、マカオ当局が現在バンコ・デルタ・アジアで凍結されております北朝鮮関連のすべての口座を解除する用意があると理解をしていると言い、アメリカとしては、問題となっている口座を解除...全文を見る
○麻生国務大臣 これはちょっとなかなか、アメリカの判断ですので、こちらから見た場合、予測の範囲、もしくは外から見ている範囲の域を超えませんということをまずあらかじめお断りした上、少なくともこの話は、財務省と国務省との立場はかなり違っておって、財務省は、基本的には国内金融秩序、最初...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に閣議決定の方からですが、御存じのように、北朝鮮籍船舶の入港禁止措置が一つ、もう一点は、北朝鮮からのすべての品目の輸入禁止措置につきましては、昨日の閣議におきまして、二つの措置、両方とも六カ月間継続するという手続をとっております。  これは、過日の核実験...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、六十日以内の話がございましたけれども、これは二月十三日ですから、二カ月、六十日というと四月十四日ということになろうと存じますが、いわゆる寧辺の核施設のディスエイブルメント、停止、そしてIAEAの監察する人の視察を入れる等々の話に関しまして、いわゆる初期段階の...全文を見る
○麻生国務大臣 やはり信頼というのは物すごく大事で、長い歴史の間に積み重ねられてきたものであろうと存じます。個人的な信頼関係はもちろん大事なところだと思いますし、常に、その当事者は、当該問題について信頼関係というものを築いていくという努力は各担当者はしていかねばならぬところだと存...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたとおりに、七年ですか、七年ぶりの中国のいわゆる首相の、首相というかトップの訪日ということに合わせて、昨年の十月の安倍訪中以降、いろいろ日中間の状況打開というのを前内閣から引き続いてやってきた課題ではありましたけれども、昨年の十月に、この問題に関し...全文を見る
○麻生国務大臣 参議院の本会議に呼ばれておりますのでこれで途中退席させていただきますが、今言われましたようなことは、少なくとも、トルコに限らず、例えば日本と韓国で一緒にやるとか、いろいろなことは十分に考えられると存じます。
○麻生国務大臣 小野先生なんかはパリなんていいところに行っちゃっている方ですから、その先生から言われると、ちょっと待ってください、パリはいつから瘴癘地になったんですかと言いたくなるんですが。警察関係は、その前がベルギー大使、その前がスイスの大使、その前もいいところに行っておられま...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、人材バンクというか、いろいろな表現が使われていますけれども、この問題については、今いろいろなところで議論がなされておりますので、私どもとして、いわゆる外務大臣として、所管としてはちょっと違いますので、なかなか発言としては難しいところだと思います。  小野...全文を見る
○麻生国務大臣 中国側の感覚とこちら側の感覚と、必ずしも一致しているとは限りませんので、その点は長島先生もよくおわかりのところだと思います。  少なくとも、この四月四日の温家宝のいわゆる邦人記者とのインタビューというのが出ておりますが、それを見ますと、氷を解かす旅という表現を使...全文を見る
○麻生国務大臣 冷戦構造が崩壊した一九九〇年以降、かれこれ十七年がたちますけれども、この間において、この北東アジアの中において朝鮮半島並びに台湾海峡というこの二つはやはり大きな問題点であるという認識は、防衛関係をやっておられる方、外交関係に従事しておられる方はひとしく持っておられ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは物すごく大事な単語です。  日本は、御存じのように、サンフランシスコの平和条約に基づいて、台湾に対するすべての権利等々を放棄いたしております。したがって、台湾の法的地位に関して、日本として独自の認定を行う立場にはないというのが、いわゆるサンフランシスコ講和...全文を見る
○麻生国務大臣 今急な御提案ですので、今お話を伺っただけでちょっと全体像がつかめているわけではありませんけれども、少なくともこの種の話というのは、他国の中同士の話が自国の中で行われているということにもなりますので、アメリカもいろいろそういったものを苦労したんだと思いますので、参考...全文を見る
○麻生国務大臣 今のはSACOの最終報告を協議する過程の話なんだと存じますが、御指摘の米国側の文書とされるものについては、政府として全然、米側の文書ですので、これは日本としてコメントする立場にはないのは御存じのとおりです。  オスプレーの沖縄への配備につきましては、これは米側か...全文を見る
○麻生国務大臣 赤嶺先生がどのような形でその文書を入手されたか、その文書の内容が正しいかどうか、我々としては判断のしようもございませんし、また、その文書につきまして私どもは公表しないというルールに基づいてやっておりますので、私どもはこの内容について申し上げることはございません。
○麻生国務大臣 報道に関して、我々そんなに、自分のことが報道されて正しかったことは余り記憶にありませんので、報道を一々信用して対応するようなことをしておってはとてもできる話ではないのは、もう御存じのとおりでございます。
○麻生国務大臣 開発が開始されてからかれこれ二十年ぐらいになろうかと、千九百八十何年からスタートしているんだと思いますが、その間、先ほど副大臣の方から御説明いたしましたように事故等々があって、二〇〇〇年代に入ってから事故を聞いておりませんが、少なくとも、技術をいろいろ進歩させる、...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと私、この種の軍事技術にそんな詳しいわけではございませんので、石破先生あたりに聞いていただいた方がいいのかと思いますけれども、私ちょっと詳しくありませんので、防衛省の方が詳しいと存じます。
○麻生国務大臣 先ほどからお答えをいたしておりますとおりに、今、SACO等々の状況の中において正式に向こうから通告を受けたことがないと申し上げているのであって、今後永久にないかなどということは私どもにはちょっとわかるところではございません。  ただ、今防衛省の方からお話がありま...全文を見る
○麻生国務大臣 私ども、この種の外国と交渉するときにはやはり公文書もしくは正式な文書提案に基づいて交渉いたしますので、伝聞とか口頭等々ではなかなか確たることが申し上げられないんだというのが基本的な立場です。もうよく御存じのとおりであります。そういったのが今の状況でございますので、...全文を見る
○麻生国務大臣 照屋先生、これは人様のところで人様の会社の人がつくっている話で、こちら側からその製品をどうのこうのと言っても、これは余り私どもとして客観的な答えが出せるものではないと思います。  ただ、基本的に、事故が起きた場合は、その乗り物に乗って運転をする方が死ぬ確率は極め...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほどから御答弁を申し上げておりますとおりに、少なくとも、私どもの知っている範囲、米国側から正式にオスプレーの配備についての打診があったということを私どもの方としては承知いたしておりません。
○麻生国務大臣 昨年の六月、ウェーバーという米軍の在沖縄第四軍調整官の発言に関する報道のことを言っておられるんだと存じますが、その報道については承知をいたしております。  かかる報道を昨年受けましたものですから、改めて米側に照会をいたしております。その結果、オスプレーの沖縄配備...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりましたイーター事業の共同による実施のためのイーター国際核融合エネルギー機構の設立に関する協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明させていただきます。  この協定は、平成十八年十一月二十一日にパリにおいて、我が国政府、欧州...全文を見る
04月12日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○麻生国務大臣 近年の在グアムの米軍の規模、人員の推移につきまして日本政府としてつまびらかに全部知っているということでは承知しておりませんが、第一お答えする立場にもありませんけれども、グアムに配備されております航空部隊、潜水部隊の増強等々を近年進めておるということぐらいしかわかっ...全文を見る
○麻生国務大臣 当然あり得ると存じます。
○麻生国務大臣 軍事技術というのは進歩いたしますので、それは、欠陥品であれば、乗る人の方が、だって危なくてしようがないから乗らないんじゃないんですか。したがって、それが今実用試験段階ぐらいのところなんだと思いますけれども、知りませんが、技術のことを全部詳しいわけではありません。し...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の米側の文書とされるものといたしましては、政府としては全くコメントする立場にはないんですが、オスプレーの沖縄への配備につきましては、従来のように、米側の方から一貫して、現時点で具体的なものは決まっていないと説明を受けておりますので、SACOの最終報告も、オス...全文を見る
○麻生国務大臣 今ほど御答弁申し上げましたとおり、御指摘の米側の文書の内容についてちょっとこちら側としてコメントする立場にはございませんので、先ほど答弁を申し上げたとおりの答えであります。
○麻生国務大臣 先ほど久間大臣の方から答弁があっておりましたけれども、少なくともSACOの最終報告に関しましてはオスプレーの沖縄への配備を前提としたものではない、交渉された当時の防衛庁長官がそう言っておられますので、私どもとしてはそのように理解をしておりますし、過去十年間にわたっ...全文を見る
○麻生国務大臣 赤城先生御存じのように、このアジア太平洋地域におきましては、これは朝鮮半島の情勢等々を申すまでもなく、いわゆる国際テロとか大量破壊兵器とか、昨今の安全保障を取り巻く状況、弾道ミサイルを含めまして、いろいろな新たな脅威というか不確実性が増しているということはもう否め...全文を見る
04月13日第166回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○麻生国務大臣 国名の話でしょうか、機関の話でしょうか。(山口(壯)委員「国の名前です」と呼ぶ)国の名前。今ただいまですと、日米安全保障条約という、日本にとりましては、少なくとも安全保障とか防衛とかいうものを同盟を結んでおります国はアメリカということになろうと存じますので、ただい...全文を見る
○麻生国務大臣 正確な記憶ではありませんので、調べればわかると思いますが、二、三回だと記憶します。
○麻生国務大臣 基本的には副大臣対応だったと記憶いたします。ちょっと正確ではありませんけれども、副大臣対応だったと記憶します。
○麻生国務大臣 そうだそうです。
○麻生国務大臣 出ました会議に民主党の方が欠席された方が私にとってはかなりショックだったのも事実ですよ、正直言いますけれども。正直言って、そっちはショックではありましたけれども、しかし、今言われましたように、日米安全保障条約、これは条約でもあります。少なくとも外務省が主管をしたよ...全文を見る
○麻生国務大臣 この移転の話につきましては、負担の軽減にほとんどならないというのは認識というか感触の違いなんだと思いますが、私は、少なくとも、隊員というかアメリカの軍人が九千人だか八千だかがいなくなるというのは、やはり負担の軽減としては大きいし、嘉手納以南の土地が返還されるという...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも二点考えないかぬのだと思いますが、一点は、私のところに、一部沖縄から福岡県の築城に、飛行隊というか飛行機が移ってくるところになりますが、沖縄の人たちは築城の人たちに、自分たちの負担になった分が築城にふえているというのを余りよしとしないという形の話は何回と...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも、この種の話を考えるときに、最低十年、十五年の先を計算して、軍事技術の向上を含めて、いろいろなその他の諸案件を考えて再編とか構築とかいうのはするのが常識だと存じます。  したがいまして、北朝鮮、朝鮮半島の話はもちろん入っていると思いますが、中国の海軍の...全文を見る
○麻生国務大臣 審議の場において野党が出てきておられなかった、野党というか民主党が出てこられなかったというのが正確でしょうけれども、そこのところの採決のときだけ出られて、質問のときには出てきておられなかったという実態……(山口(壯)委員「最後のときですね。採決のときにいたんですか...全文を見る
○麻生国務大臣 お金の額については、真水で最大二十八億ドルでしたっけ、ちょっと正確には数字を忘れましたけれども。その種の話の、上限は決めてあるというところからまずスタートさせていただいて、あとは融資の部分ということになろうと思います。六十何億でしたので、二十八億を引きました残り三...全文を見る
○麻生国務大臣 在日米軍再編案のいわゆる詳細設計、計画につきましては目下検討中だと聞いておりますので、具体的な経費につきまして申し上げられる段階ではない、何回もこれは申し上げているところだと思います。  いずれにいたしましても、在日米軍の再編の話ですから、在日米軍の再編の話を聞...全文を見る
○麻生国務大臣 全体の枠が幾らかというのがまだ説明がないというお話ですか。全体の枠につきましては、先ほども御説明申し上げましたように、今から詳細設計をやっていくという段階でありますので、うわさで三兆だ、いろいろお話はありますけれども、少なくとも、そういったものに一体幾らかかるかと...全文を見る
○麻生国務大臣 答弁の仕方に御指導いただきまして、ありがとうございました。  山口先生の言われるところはお気持ちとしてわからぬではありませんけれども、少なくとも今言われたように、CH46だ、それから53、この後の新しいヘリコプターというのは当然開発されている。軍事技術はどんどん...全文を見る
○麻生国務大臣 日本のような、いわゆるエネルギーというか化石燃料等々が石炭というものぐらいしかなかった国にとって、やはり核融合という、四海、海に取り囲まれておりますので、そういった意味では、こういう科学技術の進歩によって少なくとも新しいエネルギーというものが確保される可能性が出て...全文を見る
○麻生国務大臣 一極、二極、いろいろ御説がありますが、少なくとも、山口先生、やはり基本的には、軍事においてはまだ一極なんだと思うんですね、今現在の状況を見ましたときに。その軍事面というのは非常に大きいので、これはまず日本としては、日米安全保障条約でもってきちんと確保した上でどうす...全文を見る
○麻生国務大臣 競争入札をする場合には競争する相手が必要であり、競争をするためには、少なくとも十社ぐらいの応札をしてくる人たちがいないと競争はなかなか成り立たないというのが現状だと思います。  私はアフリカに住んでいたから言うわけじゃありませんけれども、まず応札してくる人はいま...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、川内先生以外これまでもたびたびあちこちで答弁をしてきていると思いますが、九九・九%はこちらが仕切っているわけでも何でもないのであって、結果としてそうなっておるという状態になるという背景を先ほどから御説明申し上げておるんであって、これが、応札してくれる企業が...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも、京大の原子物理学部の方と学習院大学政治学部が、ちょっとこの原子力の話で話をされると困るなと思って、きょうは朝えらく時間をかけて勉強したんですけれども、幸いにして今のお話をいただきましたので、安心して答弁をさせていただければと思います。  今おっしゃる...全文を見る
○麻生国務大臣 今、照屋先生御指摘のありましたとおりに、多額の金がかかるということは、時間と同時に金もかかるということは御指摘のとおりであります。したがって、締約をいたしております国から脱退が出るとかいうことになりますと、これは事業全体に多大な影響を及ぼすということはもうはっきり...全文を見る
04月13日第166回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました国際刑事裁判所に関するローマ規程の締結について承認を求めるの件につきまして、趣旨を御説明させていただきます。  この規程は、平成十年七月にローマにおいて作成されたものであります。  この規程は、国際社会全体の関心事である最も重...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それでは、犬塚議員から十一問いただいております。  まず、スーダン・ダルフールの事態についてICCへ付託する旨の安保理決議についてのお尋ねがありました。  同決議の採択におきましては、我が国を含めてイギリス、フランス、ロシアなど十一か国が賛成票を投じ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 遠山議員より四問いただいております。  まず、米国との二国間合意に関する我が国の対応についてのお尋ねがあっておりました。  米国は、米国の同意なく米国民がICCに引き渡され得ることを懸念し、すべての米国民について米国の同意なくICCに引き渡さない旨の...全文を見る
04月16日第166回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、去る十一日から二泊三日ということになりましょうか、温家宝中国首相の来日ということになりました。昨年の十月、安倍総理が訪中をしておられますので、日中関係の首脳往来ということは長く言われて、江沢民が最後ですね、七年ぐらい止まってい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたとおり、対中というものの円借につきましては、円満に双方理解、納得の上で二〇〇八年をもって終了させていただく、ODAというものをそういうふうにさせていただこうということで双方で合意をいたしております。  今御指摘のありましたように、そ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、途上国の支援、特にアフリカ等々でよく言われているところでございますが、これを支援している国々ではそれなりにDACと称するルールがあり、DACというルールがあるんですが、そのルールに基づいて、むちゃくちゃな状況のところにはもう一...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 政府としては、この二十一世紀の国連、かつてできましたときには五十数か国、今加盟国だけで百九十二か国というものになりました。時代も大きく当時の冷戦構造と変わって、一九九〇年以降世の中随分変わってきておるという状況の中にあって、日本としてやっぱり二十一世紀に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、いわゆる平和的な手段によって少なくとも日本という地位の国なりとしての国益を考えていくに当たって、このODAというのは最も重要な外交手段の一つというように、私どももそのように考えております。  日本としては、このODAを通じまして、いわゆ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず最初の、前半の部分の、二〇〇五年の四月にたしか、五月でしたか、小泉総理がミレニアム開発目標というのの合意の場において、たしか七月のグレンイーグルズのサミットだったと記憶しますけれども、そこの場において小泉総理より、今後五年間のODA事業量については百...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、先ほどの岸委員からの御質問にもお答えいたしましたが、五年間で百億ドルの積み増しというところは国際公約というものになっております。したがいまして、これをきちっと達成していくことになるんですが、無償資金協力とか技術協力以外にもいわ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありました職員の話の前に、まず、国連機関への任意の拠出金の話だと存じますが、いわゆる財政状況が厳しい等々で分担金の増加等というのが影響を与えております。国連の機関、その他国際機関の分担金の額が増えてきておるんですが、それに対応するに、我が方とし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありました点ですけれども、これは柳澤先生、基本的には国際ルールがそういう具合になったからこちらもそれに合わせたというのであって、これはこっちの都合で勝手にやれるような話ではないということだけは御理解いただいて、何となく麻生のときになってからあの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 通告がありませんでしたので、いつものとおり私の方の勘で申し上げるしか申し訳ありませんけれども、入れるのにやぶさかではないと存じますが、ただ、犬塚先生、給料は大幅に減ることを覚悟した上で来ていただけるという方が、是非探していただかぬとなかなかおりませんと、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 犬塚先生よくもう御存じのように、これは日本でこの種の話をするとすぐ言葉の話になるんですけど、言葉なんかできたって大したことありませんですからね。言葉なんというのは別にその国行きゃだれでもできるんですから、そんなものは別に能力とは言い難いものだと思いますん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 犬塚先生、これは、基本的にはこれ官僚の組織であった場合は、今言われましたようにある程度のことは私どもの方でできるんだと存じますけれども、これは、民間の組織から出てきていただいている方、大体、青年協力隊見ても、かなりな数って、もう何割というのが、役人の数の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 犬塚先生の御指摘は、これは物すごく大事なところなんだと思いますが、外務省の職員だから外交に向いているかというと、やっぱり海外向きもいれば国際機関向きもいましてね。これは、現地にはまってきっちりやれるのと、国際機関でマルチの場で向いているのと、日本に帰って...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 弘友先生御指摘のありましたとおり、この原資は税金であります。したがいまして、これが公平、公正に使われるのは当然だと存じますし、その努力をせねばならぬと思います。また、先ほど犬塚先生御指摘のありましたように、これは、かつ効率的にも使わないかぬところなんであ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもの立場としては、これは基本的には国際公約、しかも内閣総理大臣がグレンイーグルズ・サミットという仮にも世界の首脳が集まる場において公約しておりますんで、これはきちんとして履行しないと信用にかかわる話だと思いますんで、私どもとしては、これ断固やり遂げな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、いわゆるエネルギー資源というもののもうほぼ一〇〇%を海外に依存しておりますのが日本という国でありますので、少なくともこの資源というものの確保、なかんずくエネルギー資源の確保というのに関しましては、これは最も気を遣っておかねばならないことな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今お話がありましたけれども、基本的にまず一千万円以下の、これは昔は五百万円以下だったんですけれども、一千万以下ということになって久しくたっておりますけれども、基本的には草の根無償という形は、今、又市先生御指摘のとおり、小さなもの、いわゆる一千万円以下のも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 又市先生、これは一般論として申し上げないとちょっと具体的なことにならぬと思いますが、一般論として申し上げれば、これはもう米軍の駐留経費というものの範囲というのをどういう具合に考えるかによって、これは国によってもかなり違いますので、かつての西ドイツにおきま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、又市先生、安保条約の片務性という話がなけりゃ、また話は違ったものになっていたかもしれませんね。それは私もそう思いますよ。ただ、今の取り巻かれている状況を考えますと、そう一概には言えぬのじゃないかなというのが私の認識です。
○国務大臣(麻生太郎君) 今、西宮局長の方から説明をいたしましたとおりに、これは元々自分の土地だったところから始まりまして、何を言っているんだという話になって、ごちゃごちゃになって、結果的には自分の土地じゃないということを認めた上で今交渉を継続中というように御理解いただければと存...全文を見る
04月18日第166回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(麻生太郎君) 下田議員より一問いただいております。今回の法改正と日本・フィリピン経済連携協定との関係についてのお尋ねであります。  御指摘のありましたとおり、日本・フィリピン経済連携協定は、現行の介護福祉士制度を前提として介護福祉士を目指すフィリピン人の方々を受け入...全文を見る
04月23日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○麻生国務大臣 平成十七年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明させていただきます。  歳出予算現額は九千百八億六千百十二万円余でありまして、支出済み歳出額は八千四百一億二千六百七十四万円余、翌年度繰越額は五百八十七億一千六百三十三万円余、不用額は百二十億一...全文を見る
○麻生国務大臣 猪口委員は、前にジュネーブで政府の軍縮代表部に大使として活躍をしておられました。政府としても大変感謝をいたしているところであります。  今、御指摘ありましたように、日本の場合は唯一の被爆国、被爆国といいますとチェルノブイリの事件がありますので、爆撃を受けたという...全文を見る
○麻生国務大臣 今、御指摘がありました、いわゆるカットオフ条約と称する、フィシル・マテリアル・カットオフ・トリーティー、FMCT、核分裂性物質の協定の話ですが、これは御存じのように、兵器用の核分裂を起こす物質の生産を禁止する、ちょっとほかの原子力と少し意味が違いますので、そういっ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘をいただきましたように、これはすごく大事なところで、これは八年に一遍回ってくるんですが、この八年に一遍回ってくるG8の主催国、すなわち議長として日本が何を発信するかというのは、日本が今置かれている立場、もしくは世界の環境の中における日本の地位等々を勘案して今...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、猪口先生、外務省職員の絶対量が不足していると思いますね。やはり、今、国連加盟国百九十二カ国になっております。ドイツとかフランスとか、その辺で大体七千五百人ぐらいだと存じますが、アメリカの二万一千人はけた違いにしても、大体それぐらい。大使館の数やら何やら...全文を見る
○麻生国務大臣 これはすごく大事なところなんですが、猪口先生、外務省に入ってもしくは国際機関等々において、言葉が二つ三つできるというのは別にそんなに難しい能力とは思いませんけれども、問題は、その二つ三つの言語を使ってどうやって国際機関において仕事をするかということなんだと思ってお...全文を見る
○麻生国務大臣 めったにないケースだとは思いますが、あり得ないケースではないということなんだと思いますので、同情は申し上げます、確かにそういうケースもあり得るだろうと同情は申し上げるんですが、これは基本的には旅券をもらうときには旅券発給何とかかんとかというのであって、あれは戸籍と...全文を見る
○麻生国務大臣 御記憶かと思いますけれども、今から四年、五年ぐらい前に、いわゆるe—Japan計画を重点的に小泉内閣のときにさせていただいて、最終的には、いわゆる書類を提出しなければならないと書いてあります法律が五万二千百本あったんですが、それをたった一本の通則法で全部オンライン...全文を見る
○麻生国務大臣 ペルーの大統領が御存じのようにかわりましたものですから、あの形で。お礼するのに、今の人にお礼するのかとか、感情的には、先生、これはなかなか、正直検討しないわけではなかったんですが、ちょっと正直そこのところで、今本人が日本にいるとか、当時検討したときはそういう時代で...全文を見る
○麻生国務大臣 検討させていただきます。
○麻生国務大臣 両方の大使館というか、前の大使館はよく知っておりますし、新しい大使館というのは、まだでき上がってから新しい大使館に行ったことがありませんので、新しい大使館に対してどうのこうの言うことはありませんが、旧大使館は何回も行ったことがあります。鈴木宗男先生ほど行ったことが...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、御存じのように、鈴木先生、大使って、鈴木先生が考えておられるほど偉くはありませんで、そんなに決断が自分一人でやれるようなことはありませんから、これは間違いなく省がかんでやっております。したがって、齋藤一人でやれるなんということはあり得ない、これはまず一つ...全文を見る
○麻生国務大臣 今の御指摘の話ですけれども、基本的には、政府として、北方四島の帰属の問題を解決して早期に平和条約を締結するという話はずっと一貫して変わっていないんだと私の方としては思っておりますし、二島先行返還論とかいろいろありましたよ、二島返還論とかいろいろ話はこれまでもありま...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○麻生国務大臣 岡本先生、これはもう私が当選した三十年ぐらい前からずっとこの種の話というのがありますので、私どもとしては、これはどの意見が正しいのかと。改正すればまた何か出ますので、一種のイタチごっこというか、モグラたたきとかいろいろな表現がありますけれども、そういった形でなかな...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、岡本先生おっしゃるように、拉致問題、きのうもルーマニアの人が外務省にお見えになりましたのでお目にかからせていただきましたけれども、この北朝鮮の拉致という話を、岡本先生、世界じゅうで正面から取り上げている政府というのは日本だけなんですよ。韓国だって六百人とか...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、千番台とか、十二件十七人とか、いろいろの枠がありますので、正直なところを言って、この間、新たに二名の子供の話が出ていましたので、そういった意味では、特定するというのは極めて難しいと思いますが、今、少なくとも、警察で特定をした範疇というところまでが我々として...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、今岡本先生が言われた中で、新たに出た子供二人、あれは国籍は確かに日本ではありませんけれども、日本という国にいたのがいきなり不法に連れ去られておりまして、主権の侵害であることははっきりしておりますので、この点に関しては当然あの二人の者も求めることまでは間...全文を見る
○麻生国務大臣 済みません。  実行犯につきましては、もし引き渡しが行われた場合は、当然のこととしてこちらの法律で裁くということに……(岡本(充)分科員「向こうで既に裁かれていてもですか」と呼ぶ)はい。確たるものが私どもにはありませんので、それが本当かというのが私どもとしてはき...全文を見る
○麻生国務大臣 それは全くおっしゃるとおりなんですが、ただ、これは日本の管轄権下で起きた拉致ということになりますので、法律的に、第一義的には日本で裁くということになろうと存じます。  それからもう一つは、我々から見たらいわゆる人質、人さらいの対象になりますけれども、向こうから見...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、拉致被害者の会が出しておられるのか向こうが出しておられるのか知りませんが、少なくとも政府が出しているということはございません。
○麻生国務大臣 BDAの話に関しましては、これは、主たる国が、マカオのあれであります中国、北朝鮮、アメリカの三者でありますので、日本とかロシアとか韓国はこの問題について主に詳しく知っているわけではありません。  ただ、今我々がアメリカから得ている情報等々を総合してみますと、少な...全文を見る
○麻生国務大臣 IAEAの査察の話にはこのBDAの話というのが、私らの立場から言わせれば、六者協議と何ら関係ない話でしょうがと。これは、アメリカの金融とかいう法律、国内法の話で、いわゆるアメリカの財務省所管であって国務省所管ではないBDAの話を、国務省所管の六カ国協議に持ち込んで...全文を見る
○麻生国務大臣 効果については副大臣の方から答弁をさせていただきます。  最初のところで、今から四日前の話ですから二十日の日にエルバラダイ事務局長あてに北朝鮮が書簡を送付しております。書簡の内容は、マカオのバンコ・デルタ・アジア銀行に凍結された資金が実際に解除されたことを確認次...全文を見る
○麻生国務大臣 細目、役所の方から説明はさせますけれども、これは岡本先生御存じのように、核軍縮、核不拡散体制というのは、日本の場合は、唯一の被爆と言うと、今はウクライナがありますので唯一とはちょっと言いにくいんですが、被爆国としては、日本としては、この問題に関して極めて真剣に取り...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 本会議 第25号
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○国務大臣(麻生太郎君) 吉川先生より、対イラク経済協力活動について、一問質問をいただいております。  日本は、二〇〇三年十月のマドリッドの会合におきまして、最大五十億ドルのイラク復興支援を表明いたしております。このうちの十五億ドルの無償資金協力は、既に使途をすべて決定し、現地...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 神風先生より、四問ちょうだいをいたしております。  まず、対イラク武力行使への支持についてのお尋ねがあっております。  御記憶と存じますが、十二年間にわたりまして国連の安保理決議に累次にわたって違反し続けておりますイラクに対して、国際社会が与えました...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 阿部知子議員から三問ちょうだいをしております。  まず、イラクの状況に関するお尋ねがあっておりました。  紛争後の平和の構築に関しましては、現地の状況、現状等々により、必ずしも緊急人道支援から復興支援の段階に円滑に移行するとは限らないということだろう...全文を見る
04月24日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、犬塚先生御指摘のありましたとおりに、違法伐採というものについての国際的な定義というのは存在いたしておりません。したがって、これは一般的には各国の国内法によって違反が行われていないと、いたかということにおいては、その伐採をやらせていただいております。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このTRIPSというか、この感染症というのは、もう御存じのように、これは見えません。見えませんって、物が見えないというか、病原菌の話でもありますんで。これ、援助専門家というか、いろいろこういった専門家を国内で育成するのも大変な上に持ってきて、国際的に通用...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) お話がというか御指摘のありましたように、これは、犬塚先生、この種の話を前向きにやるというのは、トータルとしては大きなものになっていく、非常にいいことになるんだと私どももそう思いますが、個別に小さなものはもうこれは必ず出ますから、逆にスペック、スペックって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 政府といたしましては、クラスター弾、中でもその中の不発弾というものに関しまして人道上の懸念が存在しているということにつきましては、十分に認識をいたしております。日本といたしましても、例えばレバノンとかアフガニスタン等々において、クラスター弾を含みます不発...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これまでの経緯、討論の内容をよく読まれた上での御質問だという前提で答弁しますんで……
○国務大臣(麻生太郎君) いや、簡潔にはなかなかいきませんよ、この話は。  クラスター弾の問題というのは、これは人道上の側面と久間大臣の言われた安全保障上の問題とのバランスを取らなくてはならぬというのは当然のことだと思っております。したがって、これを実効的にうまくやっていくため...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、先ほど答弁を申し上げたことの繰り返しにしかならないと思いますので、時間がないようですので、先ほど答弁申し上げたとおりです。
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども、これ三回目、同じ御質問の内容を別のいろんな言い方をされておられるだけだと存じますが、日本としては、様々な議論を踏まえて私どもとしては検討してまいる、先ほど御答弁申し上げたとおりです。
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました国際刑事裁判所に関するローマ規程の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明させていただきます。  この規程は、平成十年七月にローマにおいて作成されたものであります。  この規程は、国際社会全体の関心事である最...全文を見る
04月25日第166回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○麻生国務大臣 今、渡辺先生御指摘のありましたように、関西サミットとして関西の大阪、京都等の一グループ、それから瀬戸内海として岡山等々、その向かい側のところ、それからもう一グループが横浜、新潟の港等々のグループがあったと記憶しますが、最終的に洞爺湖に落ちついた背景というのは、多分...全文を見る
○麻生国務大臣 渡辺先生おっしゃるように、最初のランブイエと聞いて、どこかいなと思いましたし、ことしのハイリゲンダムにしても、その前のグレンイーグルズにしても、今でもどこかよくわかっていませんけれども、少なくとも名前が売れたことはもう間違いないと思いますので、地方の活性化等々で、...全文を見る
○麻生国務大臣 今渡辺先生御指摘がありましたように、この東シナ海のいわゆる資源開発問題というのは両国間にとりまして極めて大きな問題だ、私もそう理解をしておりますし、昨年の五月、カタールのドーハで李肇星外交部長と初めて交渉を持って以来、この問題はずっと引き続き懸案事項になっておりま...全文を見る
○麻生国務大臣 この秋を目指して、中国側の首脳、こっち側の首脳、両首脳に対して、こういうことになったという結論を報告できるまでにしたい。少なくとも、工事が着工するというのはこの九月からというのまで、そこまで考えているわけではありません。それが一点目です。  二つ目の境界線の問題...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありました四月の十二日のいわゆる外交部報道官の話で、これは記者会見になっておりますが、日本側と争いのない海域で行っている、それから、中国の主権的権利を行使する正常な活動である旨述べておりますというのが、御指摘のとおりなんですが、私どもとしては中国側の立場...全文を見る
○麻生国務大臣 この試掘権の話は、もうこの三年ぐらいかな、かかわって、中川昭一、政調会長になられる前ですから経産大臣のときになるんだと思いますが、あの試掘につきましては、これがきちんとできるという法的なものをきちんと整えておくというのはすごく大事なところだと思いますので、不備の点...全文を見る
○麻生国務大臣 南京事件、いわゆる南京事件というのが正確だと存じますが、このいわゆる南京事件というものにつきましては、今例に出されました、アイリス・チャンの書きました「レイプ・オブ・南京」という話につきましては、いわゆる歴史家の間でも、不正確な記述が多数存在し、歴史書としての信憑...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の記念館というのは、これは二つ例のある話で、両方の話だと存じますけれども、少なくとも、これを世界遺産というものにしようという話があるという報道は確かに承知をいたしておりますが、世界遺産をやるためには、各国別、希望の一覧表を出さないかぬ。その中には、今現在です...全文を見る
○麻生国務大臣 ユネスコの世界遺産登録につきましては、先ほど役所の方から答えたとおりなので、ちょっと常識的には考えられぬと思っております。少なくとも真実という話になりますので、そういった意味では、片っ方で一方的に言われたPRを世界遺産に登録するというのは常識的には考えられぬと思っ...全文を見る
○麻生国務大臣 渡辺先生、政府の基本的立場というものは、繰り返し申し上げておるとおり、平成五年の河野官房長官談話を継承するというものに関しましては、今の政府の立場としては変わりありませんし、辛酸をなめられた方々に対して同情し、おわびを申し上げるというものであります。  したがっ...全文を見る
○麻生国務大臣 ジェネラル・リッジウェーの昭和二十七年のころの状況というのは、御存じのように朝鮮事変等々の時代でもあります。それからかれこれ五十何年間がたったことになるんです。  先生、今何となく、一九九〇年をもって、当時のいわゆる朝鮮事変勃発のときは米ソ対立が非常に顕著になっ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、笠井先生が言われましたように、現実問題として、内外合わせまして約三百九十万、状況は極めて深刻ということで、この懸念を参加国皆共有するということになりました。  日本としては、このような深刻な状況を踏まえて、去る二月の二十三日になりますけれども、イラク及び周辺...全文を見る
○麻生国務大臣 笠井先生、昨日の本会議でしたかで答弁を一部申し上げたとおりでございまして、状況というものは極めて流動的、これで落ちつくかもしれませんし、さらにふえるかもしれません。そういう状況に応じまして日本としてはしかるべく対応をやってまいりますので、柔軟にとか、役所用語では適...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう先生、いろいろなことが想像とか解析とか分析とかいうのができるんだと思いますが、やはり大きくは、非常に治安が悪化しているというのは非常に大きな状況だと私どもも理解をいたしております。これは特に、地理的にいいますと、北の方のクルドとか、自衛隊を出しましたムサ...全文を見る
○麻生国務大臣 私、正直BBCとかCNNの画像で見たぐらいのところでしか情報がありませんので、笠井先生、ちょっと、うかつなことは言えぬところだとは思います。  安全のためを思ってフェンスを建てたとアメリカ側は言ったとしても、建てられている、そこにいる人たちにとっては、我々が閉じ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のように、シャルムエルシェイクという、保養地としては有名ですけれども、同時に例のかつてテロのあった場所としても有名なところですけれども、このシャルムエルシェイクで五月三日、これまでイラクと国境を接する周辺六カ国によります会議で、これで七回目か八回目、もっとあ...全文を見る
○麻生国務大臣 最初のライト在日米軍司令官の話については、報道でそのようなことがあったということは承知をいたしております。  ただし、米国側からは、F22のいわゆる展開期間というものにつきましては、本年の二月からおよそ三カ月間、大体五月末ぐらいまでということを私どもとしては聞い...全文を見る
○麻生国務大臣 この話は、先生と私と情報を得た時期も情報のソースも多分同じでありまして、報道をもって承知をしておりますので、その報道というのは大体外れることもいっぱいありますので、ちょっと正直申し上げて、今の段階でお答えのしようがないんですが、少なくとも、私ども、従来どおり、五月...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました武力紛争の際の文化財の保護に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明させていただきます。  この条約は、昭和二十九年五月にハーグにおいて採択されたものであります。  この条約は、文化財の保護のため、文化財に...全文を見る
04月25日第166回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(麻生太郎君) 榛葉先生より三問いただいております。  まず、在日米軍再編の経費の総額についてのお尋ねがあっております。  米軍再編を実施するための日本側の経費負担につきましては、現在、再編案の詳細な計画などにつきまして日米間で検討しているところでありまして、具体的...全文を見る
04月26日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、イラクの中における問題点というのは、それはいろいろあろうと思いますが、治安の問題と、もう一つはやはり、大きく分けて三派、北のクルドの地域と南部のシーアのところと中部のスンニと、大きく分けて三つぐらいということになろうと思いますが、その三つ...全文を見る
○麻生国務大臣 今話がありましたとおり、影響する範囲によって、内部資料、官報、いろいろな分け方があるんだと思いますが、少なくとも、今国民の権利義務に影響が及ぶと思われますもの、例えばこの間でいきますと北朝鮮のもの、ああいったものは間違いなく和文、正式なものが出て官報に掲載されると...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、政府として、イラクの一連の武力行使に関しましての国連の決議というものなり武力行使というものを支持した背景というのは、閣僚、基本的には同じでありまして、その当時、国連のいわゆる決議案というものに関して、いろいろありましたけれども、武力行使、アメリカの最終的に...全文を見る
○麻生国務大臣 今、一連の数字を挙げた説明があっておると思いますが、イラクの現状認識ということですけれども、バグダッドを中心に現状は極めて厳しい情勢にある、一言で言えばそういうことになろうと存じます。  イラク全体でいくと、クルド地域というところにおきましては、私どもの得ている...全文を見る
○麻生国務大臣 イラクの現状につきましては先ほど御答弁を申し上げたとおりですが、前にも増して宗派間対立というのが新たに出てきているというのは事実だろうと思っております。そこで、先ほど国民議会の話がいろいろあっておりましたけれども、これに対して、治安の回復という点と、いわゆる宗派間...全文を見る
○麻生国務大臣 今、アメリカの上下両院というところでの撤退期限を付しました補正予算案というのを多分御質問なんだと思うので、これが採決される見込みという動きがあります。動きであって、これは採決まで至っておりませんので何とも申し上げられませんが、この法案をめぐりますアメリカの議会内の...全文を見る
○麻生国務大臣 NBC、ニュークリア、バイオ、ケミカルの三つでNBCというんですが、このNBCのうちでいきますと、Nというものにつきまして大量破壊兵器と言われると、BもCも大量破壊兵器に入りますので、バイオを使った、もしくはマスタードを使った等々のものは既にクルド地域において一九...全文を見る
○麻生国務大臣 DDRという話、これは刀狩りから発想したんですけれども、豊臣秀吉ですから十六世紀の末ぐらいに考えついた発想なんですが、このDDRがうまくアフガニスタンで成功した理由は極めてはっきりしていまして、敵が明快だからです。だれが持っているのがいかぬかというのがはっきりして...全文を見る
○麻生国務大臣 名前ぐらいしか知りません。直接知っているかというと、面識があるわけじゃありませんよ。名前ぐらい知っています。
○麻生国務大臣 阿部先生御存じのように、イラクのフセイン政権が倒れた後、今はいわゆる政情不安というところにスポットが当たりますけれども、基本的に忘れられちゃいかぬことは、この国は、みんなで開かれた形で選挙をやって議員を選んで、その人たちに憲法をつくらせて、それをもとにもう一回議会...全文を見る
04月26日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、日本国の憲法第九十八条というもので、日本が締結した条約などについてはこれを誠実に履行するということを遵守するという必要がある旨をこれ規定をされておりますのは御存じのとおりです。したがって、政府としては、この規定、九十八条の規定に従って、い...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 結構です。
○国務大臣(麻生太郎君) この集団殺害犯罪という話なんですけれども、これは国際社会にとっては大きな関心事のある問題だと、いわゆる犯罪だと思って、これが全然処罰されないで済まされるということは、これはやっぱりあってはならぬというように考えております。  日本がICCに加盟すること...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大量の集団虐殺というのにオウムのサリンのあれが当たるかどうかは別にして、我が国においても、五千人からの者が一挙にという例が我々のすぐこの近くで起きたというのが日本における過去の歴史ですから。  そういったものを考えて、ああいったものが二度と起きないとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたこの強制失踪条約につきましては、これは、いわゆる我々の身近な問題として、拉致を含みますいわゆる失踪が犯罪として処罰されるべきものであるということに関しましては、国際社会におきましてもこれは十分に確認がされ、アブダクションという言葉が国...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 犬塚先生、やっぱり基本的には、何となく軍縮というとでかい武器の話ばっかりみんなしますけれども、まずは、何というのかな、チャカなんて言っちゃいかぬね、けん銃、済みません、けん銃というものが一番小さなということになるんでしょうけれども、こういったような小さな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本として、クラスター爆弾に関して主に言われるものは不発弾の話が主によく出てくる。これがいわゆる人道上いろいろ問題があるんだということは私どもとしても認識しておりまして、事実、我々としても、レバノンとかそれからアフガニスタン等々でこのクラスター爆弾の不発...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、猪俣の方から答弁いたしましたように、これは、犬塚先生、日本にとっては非常に大きな基本的なところだと思いますんで、これが果たしてどれぐらい進行、進むかということに関しては、正直そんなに僕は楽観的な見通しを持っているわけではありません。しかし、これは非常...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、猪俣の方から細目申し上げましたように、この話は大量破壊兵器の定義がまだ非常に難しい話になっているところがルールづくりとしては難しいところの一つなんですが、その中で、核、いわゆるNBCと言われる、ニュークリア、バイオ、ケミカルと、このNBCのことの扱い...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 犬塚先生、基本的には、今回辞任したのが二名でしょうか、あそこは、たしか二名の裁判官のポストの補欠選挙というのが十二月か、に予定をされていると思うんですね。二〇〇九年には六名の裁判官のポストが改選選挙ということになっておりますんで、私どもとしては、新しくこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、よく言うんですけれども、同じ外務省の中でも、海外向きだからといって国際機関向きとは限りません。国際機関に向いているの、海外の大使館に向いているの、また余り海外向きじゃなくて国内で財務省と交渉するのに向いているのと、いろいろいるんだと思う...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 民間からの登用ということを私どもも、外務省としてもいろいろ考えるところなんですが、外務省を例に引きますと、基本的に同じぐらいの年次でやりますと、大体五十ぐらいになっていると、まず給料は半分ぐらいですかね、ちょっと正直言いまして四割ぐらいのところになるんだ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のそのBIAの話……
○国務大臣(麻生太郎君) ああ、ヤンキースの話、ヤンキース。  やっぱり、何でしょうね、ちょっとヤンキースと言われるとあれですけれども、一九九〇年をもって二極というのが一極に変わってかれこれ十七年になるんですが、その中での枠組みというのは、やっぱりこれまでとは少し違ったものにな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいまの御決議に対して、所信を申し述べさせていただきます。  政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を踏まえつつ、国際刑事裁判所に対する協力を通じ、国際社会におけます重大な犯罪行為の撲滅及び予防並びに法の支配の徹底に寄与してまいる所...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりましたイーター事業の共同による実施のためのイーター国際核融合エネルギー機構の設立に関する協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明させていただきます。  この協定は、平成十八年十一月二十一日にパリにおいて、我が国...全文を見る
04月27日第166回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○麻生国務大臣 今長妻先生御指摘のように、アメリカにおいてはこの条約について、クリントンの時代、一九九九年だったと記憶しますけれども、このときに、当時の大統領が上院に対して助言と同意を求める書簡というのを出しておりますけれども、このときは批准には結果的にはなりませんでした。批准が...全文を見る
○麻生国務大臣 この条約の第四条というところに関係するんだと存じます。「文化財を破壊又は損傷の危険にさらすおそれがある目的のために利用することを差し控えること」などによりと言って、いわゆる文化財を尊重する義務というものを規定されております。  ただ、この規定は、武力紛争の際に限...全文を見る
○麻生国務大臣 長妻先生、その時代に既に生まれていましてそこそこ記憶のある方から言わせていただければ、あの時代、私のいとこ半が特攻で亡くなりましたけれども、戦死が来たのは正確には昭和二十五、六年でしたから、戦争が終わって六年後。傍ら、これは死んだというので靖国神社に名前が上がって...全文を見る
○麻生国務大臣 各役所にどの程度あるのか、どういう形になっているのかというのはちょっと正直わかりませんので、少なくとも、これは内閣府なら内閣府で、各省に対してこれをきちんと整理しろということを言わないとなかなかできない。  検討させます。
○麻生国務大臣 基本的なこととして、今のような、弁護士をやっている方はおわかりだと思うが、伝聞資料というんですが、伝聞資料よりは一次資料として、当時どういったものが報道を正確にされたかというような、きちんとした一次資料というものが最も説得力のある資料なんだ、私もそう思います。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、今申し上げましたように、かなりの御高齢、もう八十は楽に過ぎておられると思いますので、そういった方々の記憶が今どれほど正確なものか等々はなかなか難しいところだと思います。  したがって、私ども、先ほど言うように、一次報道というのが最も当時のものとしては説得...全文を見る
○麻生国務大臣 公表をするか、できるか、別な話だとは思いますが、こういうのを一回集めてみる価値というものは極めてあろうという感じはいたしますので、先ほど申し上げましたように、検討させますとお答えさせていただきます。
○麻生国務大臣 これはこの前のときも、ちょっと記憶がありませんけれども、多分答弁を申し上げた、多分同じようなことを答弁したんだと存じます。  長妻先生、これは実にいろいろなところにさかのぼるのであって、多分ポーツマス条約、日露戦争にさかのぼって、あのときに、南満州鉄道共同開発と...全文を見る
○麻生国務大臣 この政府の「一時期、国策を誤り、」に、その時期を特定はされていないというように存じます。  今申し上げましたのは、当時の国際情勢というものをあの時点から見誤ったかといえば、一九〇〇五年から一九四五年に至るまでの四十年間、すべて見誤ったかと言われるとそうは言えない...全文を見る
○麻生国務大臣 ハル・ノート以降の話に関して言わせていただければいろいろな判断もあろうと思いますが、少なくとも石油というものの輸入を全部とめられた段階において対米開戦以外に方法があったであろうかといえば、これはまた軍事的にはいろいろな意見があるのであって、インドネシアを先にとるべ...全文を見る
○麻生国務大臣 皇紀二千六百六十六年、西暦で数えましても一千数百年の長きにわたって、一つの地域に一つの文化、文明をつくってというような国というのは、我々にとっては当たり前でありますけれども、そう当たり前の国かと言われると、多分、当たり前と我々思っている国の方が少ない、現実だと存じ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、笠先生からも御指摘がありましたように、この条約を実際に実施するときに当たりましては、これはもう間違いなく、今言われましたように、有事法制との関係というものが極めて密接にあります。その有事法制というものがまだできておりませんというのがやはり非常に大きな背景として...全文を見る
○麻生国務大臣 できましたときと今と比べて、笠先生、例えば自然環境保護とか地球温暖化とか、この当時では考えられなかったような新しい事態が起きてきておりますので、いわゆる自然というものに対しての保護とか育成、そういったようなものに対する価値観というものが随分変わったんだと思うんです...全文を見る
○麻生国務大臣 うかつに言うと危ないんですけれども、何回もあります。
○麻生国務大臣 何年か前でしたか、鈞窯の皿が出たんだと、こっちに、国立博物館でしたかね、京都だったかに貸し出されたと記憶しますが、あのときもきちんと返却をされております。  ただ、そのときに他国から、それはもともとは、明ですから、二千百年前はおれたちのものだったという意見が来た...全文を見る
○麻生国務大臣 これは全くごもっともな御指摘なんだと存じますが、二つ問題があります。  基本的には、ロシア大使館というかロシア政府の方から、今回のこの葬儀に対しては、各国の代表団を公式に招待することはしないという向こうからの表明があったのが一点。  もう一点は、これは言いわけ...全文を見る
○麻生国務大臣 ごもっともな御指摘だと存じます。  ちなみに、韓国、同じように便はなかったんですが、韓国は参加をしております。なぜ参加したかというと、死んだ途端にばっと出たからです。  したがって、しかるべき人ということになりますので、私ども、森先生に特定したわけではありませ...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたように、条約締結国が百十六カ国に対して、第一議定書の九十三カ国、第二議定書は四十四というのが今現状であります。  したがって、具体的に、第二議定書の方が現実問題としていろいろやりやすくなったということはもうはっきりいたしておりますので、日本と...全文を見る
○麻生国務大臣 今ブルーシールド委員会の話が出ましたけれども、これはそもそも、文化遺産を戦争とか自然災害とかいうものの脅威から保護するということを目的に、たしかNGO四つでしたか、設立されたというのが経緯なんだと思います。  事前にこういったようなものを予防するという面から、こ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の、平成八年になりますが、八月の十二日、日米合同委員会の合意におきまして、いわゆる米軍の施設・区域への立ち入り許可申請のための経路及び手続について定められております。御存じのとおりです。例えば、施設・区域が所在いたします都道府県内にあります地方公共団体の職員...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のあった点は、施設・区域の立ち入りにつきましては、アメリカ側は、地域社会と友好関係を維持する必要性を認識し、立ち入りが軍の運用や施設・区域の運営等を妨げることなく行われる限りにおいては、立ち入り申請に対してすべて妥当な考慮を払うこととされております。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたように、引き続き理解を得るべく努力を続けてまいりたいと存じます。
04月27日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○麻生国務大臣 いろいろ御指摘があったんだと思います、なぜとか、エリツィンに対するというお話だったので。  まず、ロシアにおきましては、初代大統領ということになります。しかも選挙でということになりますので、いろいろな意味で、一九一七年のツァー、大帝以来、新生ロシアということにな...全文を見る
○麻生国務大臣 アフガニスタンのいわゆる復興状況、治安状況ということでございますが、三年前、二〇〇四年にいわゆる新憲法を制定し、そして大統領選挙をやり、翌年の二〇〇五年に地方議員と国会議員の選挙をやり、そしてその年、二〇〇五年のたしか十二月に国会開会ということをやって、その国会の...全文を見る
○麻生国務大臣 武正先生、NATOにことし行かれたのは総理で、私が行きましたのは去年でございますので、NATOの話は、ことしじゅうに行くという予定は今ございません。
○麻生国務大臣 先ほども武正議員のところで御答弁を申し上げたと思いますけれども、基本的には、今アフガンというところは、二〇〇四年に新憲法をつくり、大統領等々のところは、統治機能というものがくちゃくちゃになっておりました部分は、きちんとそういったものは整備をされた、これは御存じのと...全文を見る
○麻生国務大臣 今幾つか言われましたけれども、アフガニスタン政府の報告によると、七百十六平方キロメートルに地雷が埋設または埋設の疑いがあると言われております。アフガニスタンの復興にも、これは非常に苦しめられている大きな理由の一つなんですが、ここに対して、二〇一〇年までに地雷及び不...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたように、アフガニスタンというところには、不安定な政治情勢が継続しているということは間違いありません。特に、地域的にいえば、パキスタンと隣接しております東部、南東部、南部等々というところが、タリバンの活動は活発化しておるということも間違いない事実...全文を見る
○麻生国務大臣 一概にこれはどこがどうと言えませんけれども、基本的には、よく言われておるところでは、イスラム教、シーアとかスンニとは別に、ワッハーブ派という最も教条主義的な一種の派閥、そのワッハーブ派というところのものが、一番教条的なところが、このアフガニスタンにいろいろ多く力を...全文を見る
○麻生国務大臣 今この段階で、この給油支援活動を含めまして直ちにやめるとか、また、南部の道路等々に関して全く不通になっておりますところの修復等々いろいろなことをやっておりますけれども、その他、医療活動、これらの復興支援または人道支援を含めまして、いろいろな支援活動を直ちに変更する...全文を見る
○麻生国務大臣 日本としては、アフガニスタンを再びテロの温床とか麻薬のいわゆる供給地等々としないという決意のもとに、昨年の一月のロンドンの国際会議で四・五億ドルの支援を追加発表して、これまでに総額十四・五億ドルということになっております。それで、日本はこのうち十二億ドルを支出済み...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、私どもとして全部が全部きちんと裏がとれているというわけではありません。  ただ、今、海上じゃなくて内陸部の中には日本人が一人も行っていないかのような話がよく巷間されますけれども、これは、いろいろな技術屋さんというものが今現在三十五人入っております。これま...全文を見る
○麻生国務大臣 けさの話とちょっとこれは大分内容が違うんですが、けさの部分は、ODAをやった話が、こちらが不明ではなくて、向こうに貸した金が返ってこない、それに対して追い貸し、さらに貸して返してもらうというやり方をずっとやっておりましたのをやめて、少なくともそれはもう結構ですとい...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども引用させていただきましたけれども、先月発表されております国連事務総長報告の中でアフガニスタンにおけるテロについて、次のように記述をされております。  二〇〇六年九月以降、七十七件という記録的な数の自爆攻撃が発生、その前の年の半年間の五十三件よりも増加、二...全文を見る
○麻生国務大臣 国際的な場面におけるオスロ宣言の話等々がございましたけれども、この不発弾に関してのいわゆる被害というものに関しましては、私どもも十分にその問題点を理解いたしております。  御存じのように、これは今防衛大臣の方からお話がありましたように、安全保障上、いわゆる防衛の...全文を見る
○麻生国務大臣 中東で使われております等々、よく承知しているところであります。したがって、今回、イラク・コンパクトの話でエジプト等へ会議ということになりますけれども、今言われましたように、生産国、保有国、多くの国々がここに参加をいたすことになろうと存じますので、そういった場所にお...全文を見る
05月07日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○麻生国務大臣 御指摘の報道につきましては、五月の六日イラク政府に確認をしたところ、マリキ首相はあくまで物事が順調に進めば近い将来にイラクに多国籍軍がいる必要はなくなるであろうという希望を述べたにすぎず、航空自衛隊の活動継続を求めるとの従来のイラク政府の立場は何ら変わっておらず不...全文を見る
○麻生国務大臣 今の久間大臣の答弁について私がどう思うかというのが御質問の趣旨ですか。(山井委員「はい」と呼ぶ)  コストを考えてみたりすると、日米防衛協力というのをやっておりますので、日米関係で、BMD初めいろいろコストのかかるというものが出てまいりますので、そういったものを...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には今の久間大臣の答弁と同じことになるんだと思いますが、これは、武器輸出三原則というのは今後とも引き続き慎重に対処するというのは従来の方針だと存じます。
○麻生国務大臣 今のイラク情勢については、バグダッドを中心に厳しい情勢になっておると理解をしております。北部のクルド地域は安定しておるというのはもうよく言われているとおりでもありますので、地域によってかなり差がある。  テロ等々、宗派間の対立が激化をしておるということだと思って...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども答弁申し上げましたように、クウェートから飛んでまいりますバグダッドに至るまでの経路に関しましては南部に属しますので、その地域は当然のこと非戦闘地域だと存じておりますし、バグダッド周辺の中におきましてもまたエルビル周辺におきましても戦闘地域という認識はありま...全文を見る
○麻生国務大臣 アメリカ議会の中の個別のところまでを、細目全部承知しているわけではありません。ただ、五月の一日でしたか、安倍総理との会話に列席をした一部の院内総務等々、そういった人たちと飯を食う機会があったときには、極めてよかったという反応が得られたことまでは確かです。
○麻生国務大臣 十一月に行われました中間選挙において、民主党が上下両院において多数を占めたというのは事実でありますけれども、これに対してどう評価するかと、日本政府としてコメントする立場にはないと存じます。
○麻生国務大臣 今、大臣としてお答えを申し上げたと存じます。
○麻生国務大臣 先方との連絡がきちんとされていないのではないかということがおっしゃりたいことなのかと存じますが、少なくとも、おとといマリキという人とはエジプトで会っておりますけれども、直接わざわざ寄ってきて、この件に関しては感謝と同時に継続を要望していることも確か、間違いなく本人...全文を見る
○麻生国務大臣 二十六カ国あると思いますけれども、その内容を一カ国ずつ全部、細目を知っているわけではありません。
○麻生国務大臣 これは、駐イラク大使含め、何回となく連絡はやっておりますし、我々のところに、外務大臣との交渉等々を含めまして、かなり綿密にやってきたと思っております。
○麻生国務大臣 古賀先生、この四年数カ月にわたって、サダム・フセイン独裁下にあったイラクが、少なくとも、選挙をやって、そして憲法をつくって、そしてそれに基づいて議会を開いて、それに基づいて行政府をつくるという一連の進展は、間違いなくイラク国民の手によってなされた、私はそのように理...全文を見る
○麻生国務大臣 内乱、内戦について、これは国際的な定義がありませんので、これをもって内戦、これは内戦ではないというのは、どこでどう線を引くかというのは、これは国際的なルールが存在しませんので、古賀先生がこれをもって内乱、内戦と言っておられることを否定する、私ども、それはかくかくし...全文を見る
○麻生国務大臣 アメリカのこれまでの中東政策をさかのぼると、やはりイランのパーレビまでさかのぼらないといかぬのじゃないですか。最近の話だけしても、とてもじゃないけれどもわかりませんし、その前はやはりパレスチナ、イスラエルができました一九四八年のイスラエル建国、もともとはあの辺から...全文を見る
○麻生国務大臣 次はトルコで開くことになっております。これは、一回目を開くときに当たりましては、イラク、イラン等々はトルコで開くのに反対、御存じのように、ここはクルド人の関係がいろいろありますので反対ということでありましたけれども、次回トルコで開くことまでは決まっておりますが、ま...全文を見る
○麻生国務大臣 もともとイラクの、イランではなくてイラクの安定化会議に関しましては、少なくともこの拡大外相会議をして、ここにいろいろな形でドナー、貢献している国々を入れない会議ばかりやったって意味がない、拡大会議をすべきだと主張したのが日本ですから、したがって、それに合わせてこの...全文を見る
○麻生国務大臣 出口戦略と言われましたけれども、このイラクの特措法のいわゆる終了期について今一概に申し上げることは、これは極めて困難だと思います。  申し上げましたように、イラクの政治状況とか、また現地の治安状況を含めまして、国連及びその他多国籍軍いろいろおりますので、そういっ...全文を見る
○麻生国務大臣 アメリカのイラク政策がどう変わるであろうかという、アメリカ行政府内、もしくは立法府との間によってどう変わるであろうかというのを他国が予想するのはいかがなものか、私自身はそう思っておりますので、その点に関して、こうであろうなどということを言うつもりは全くありませんし...全文を見る
○麻生国務大臣 今、中東のお話で、これはちょっと全部挙げていくとまた時間がありませんので、もうちょっと最初の方に聞いていただくともう少し時間を使わせていただけるんですけれども。  今、パレスチナというところで、日本としては、ジェリコというパレスチナの中に巨大な農業団地をつくろう...全文を見る
○麻生国務大臣 今のことを実際にやろうと思うと、そこに入り込むにはかなり危険を伴いますよ。その危険を伴うのには、当然のこととして、しかるべき武装したような者でなければ、その中にはなかなか入り込めないという大前提があろうと存じます。  したがって、私どもとしては、国連機関を利用さ...全文を見る
○麻生国務大臣 自衛隊がいなくなって、物資の輸送は極めて効率が落ちたことは確かです。これははっきりしています。  したがいまして、バグダッドからすべて輸送しているわけではありませんけれども、国連機関でありますからエルビルにあるんだと存じますが、そのエルビルとの間の連絡も、極めて...全文を見る
○麻生国務大臣 これまた数字を言われると、私ども、今あそこに世論調査というようなものがとても作動するとは思えませんので、どれくらいがどうかということに関しましては、私どもの立場として言える数字を持ち合わせてはおりません。  ただ、現実問題として、そこに他国の軍隊が入ってくるとい...全文を見る
○麻生国務大臣 三十万人のほか、国内百九十万人、海外二百万人、合計三百九十万人というのが公式な発表だと記憶していますが、その中で、今言われた分の中で、シリアが一番多くて百二十五万人ぐらいになっていると存じます。  そういったものに対して、どのような形で具体的にやっていくかという...全文を見る
○麻生国務大臣 イラクの拡大外相会議でも今のは話題になっております。  今、数字を言われるのはお気に召さぬようなので、数字を言わないようにして申し上げるのはちょっと難しいのですが、イラク国及び周辺国における難民、避難民支援に関する国際会議では、避難民をめぐる深刻な人道状況に対す...全文を見る
05月08日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、フセイン政権下においてサマワ地区というのはかなり虐げられているというか、かなりフセイン政権下では放置されていた部分、したがって、インフラ等々の基盤整備は他の地域に比べて著しくおくれていたという事情がありました。したがいまして、ODAと陸上...全文を見る
05月08日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる2プラス2と言われます日米安全保障協議委員会におきましては、いわゆる在日米軍の再編とかBMD等々の協力につきまして、ゲーツ国防大臣、ライス国務長官と我が方とで意見交換を行って、共同発表を出しております。また、北朝鮮によりますミサイルの発射、核実験...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、このイーター自体というものを日本として誘致することはできませんでした点につきましてはもう御存じのとおりであります。しかし、いわゆるより広い広範なイーターに関するアプローチとして、通称ブローダーアプローチと言われるものに関しましては、日本に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、小泉先生にも御指摘があっておりましたように、この核融合というものは、今海水の中にほぼ無尽蔵にあるであろう重水素、トリチウムとかいろいろそういった、我々日本にとりましては、周りを海に囲まれております。そういった意味では、この資源のいわゆる化石燃料等々に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) シラク大統領ほど日本を知っている外国人というのはそんなにおりませんから、それ以上をちょっと期待していただいても無理だとは思いますけれども、じゃ、この人が反日かというと、そういうことでもないのであって、基本的にはこれまでの日仏関係を、何というのかしら、悪く...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おかげさまで、日本というものに関するいろんな知識というのは、多分、一般的にはサブカルチャーと言われるものと食べ物というところから入ってきたと思いますね、今、現実問題として。  少なくとも、私が学生でいるときに、おまえら、魚、生で食うのかとよく言われたも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本の側の方がこれまでやっぱり日仏会館始めいろいろなフランス側の文化普及の努力、フランス語の普及の努力等々が日本よりは明らかに顕著だったと思いますので、フランスの文化に対しての理解、造詣というものは日本の方が圧倒的に深いと思っております。  傍ら、フラ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、ちょっと科学技術の話で、ちょっと科技庁に聞いていただいた方がよろしいかとは存じますけれども、少なくとも、この夢みたいな話だったのが、我々、当選をしました二十数年前、この話はもうとにかく百年ぐらい無理よという話でしたのが、少なくとも二十年たちま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはライス長官、ブッシュ大統領、いずれもこの日本の北朝鮮に対する支持というのに関連して出てきたところなんですけれども、少なくともいわゆる初期段階のところに関しては、六十日以内という話はほとんど進行しておらぬというように見えるんですね。  その内容がB...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 白先生、これは物すごく難しいところは、アメリカ自身も二週間ぐらい前までは三日で解決すると思っていたんです。間違いなくそう思っていたんですよ、そう言ってきましたから。ところが、しなかったんだ。この間の2プラス2の前のときにも、ほぼ似たように今週にはという話...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この進展と解決とよく分けて私ども使っておりますけれども、少なくとも今この拉致問題はすべて解決済みであるというのが向こうの公式な答弁でありますので、それは全然向こうと我々と見解が違いますので、少なくとも拉致問題について解決済みである態度を撤回、そして少なく...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもとして、ああいう国ですから、現実問題、捜査権を使ってどうのこうのということは、果たしてどれくらい向こうの協力を得られるかということに関しては甚だ疑問の点はあります。ただ、これが遺灰、遺骨ですといって全然違った人の遺骨なんということになりますと、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には三原則というものを踏まえてこれはスタートした経緯がございますので、それを変更するという予定もつもりもございません。
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、原子力基本法というものの方針として、原子力の研究、また開発及び利用につきまして、平和の目的に限るということと安全の確保というものを旨とすることがたしか第二条で確保はされている、明記されていると存じます。  イーター事業及び今...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 長々と答弁しましたけれども、当然ですということを言っただけです。
05月09日第166回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○麻生国務大臣 安倍総理の今回の訪米に当たって、総理と大統領との会談の前に、安倍総理とアメリカ上下両院の重立ったところ、院内総務、また下院議長ペロシ等々、ペロシさんが司会というか議事進行を務められたという経緯になっておりますけれども、会談をしておられますが、総理としては、辛酸をな...全文を見る
○麻生国務大臣 前原先生もダニエル・イノウエに会われたというお話を伺って、ありがとうございました。私も、一日でしたか、ダニエル・イノウエという方と隣で飯を食っていろいろ話をさせていただきましたし、そのマイク・ホンダという本人にも会いました。  この問題が、今の段階で、否決になる...全文を見る
○麻生国務大臣 BDAの対応につきましては、前原先生が言われましたとおり、もともとこれは六者協議の話題の対象ではありません。これはアメリカと北朝鮮との間の話、もしくはアメリカの財務省というか、国内法の主たる話であって、国際法上、何ら我々としてはかかわりあるところではない。  し...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、日本の銀行でどうだとか輸銀でやってくれないかとか、ありとあらゆるうわさも出ましたし、実際は来てないんですが、おまえのところも来たろうという話があったので、おれも調べてみたけれども来てないという話もしたことがあるんですが、ロシアの銀行にやってくれないかという...全文を見る
○麻生国務大臣 このことに関しましては、もう何カ月も前から、アメリカ側の財務省、主にキミット以下のところだと思いますが、意見が全く対立をしたままで来ておる、今言われたアメリカの国内の中でいえばそういうことになっておる、事実だと思いますね。  私どもとしては、少なくともこの話は、...全文を見る
○麻生国務大臣 北朝鮮のいわゆる六者協議のための対応が今後どうなってくるかというところが一番の問題のところだと思いますが、少なくとも、金が送金されたという前提に立って、その後なおかつ全然反応が出されてこなかったということになった場合は、それは圧力のレベルを上げねばならぬということ...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるように、何となく、テロ支援国家等々、テロの温床と言われるもとのもとは、多分、宗教とかいうようなことに、宗派間の対立とかいろいろな話を中近東の話から皆されますけれども、そんな問題ではなくて、貧困と将来に対する絶望、その二つがやはりテロに走らせる大きな根幹に...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、一昨年の十二月、マレーシアだったかどこかでやりましたのが第一回目だったと思いますが、東アジア共同体というのが従来と違ったものだというようにとらえるのは、この地域としては初めて、ASEANプラス3にオーストラリア、ニュージーランドそしてイン...全文を見る
○麻生国務大臣 系列的に分けたら多分、東先生、自由と繁栄の弧の中の一環にEASがある、東アジア共同体はその中に位置づけられるべき、系列としてはそういうことになろうと存じます。  少なくとも、日本の場合、よく経済力を例に引かれますけれども、この間、潘基文という人と話をしておりまし...全文を見る
○麻生国務大臣 やはり日米安全保障条約というこの同盟関係というものは、アジアの中においても非常に大きな安定勢力として評価の対象になっていると存じます。少なくともこの関係というのは、御存じのように、経済力でいえば一番と二番が一緒になって、ほぼ世界の四〇%の経済力を押さえているという...全文を見る
○麻生国務大臣 東先生御指摘のありましたように、核兵器の廃絶という話は非常に重要な問題であるので、日本として、国連総会に十何年、とにかく、毎年核軍縮決議案というのを提出して、間違いなく、少しずつではありますけれども、確実にその数をふやしてきているというのはもう御存じのとおりなので...全文を見る
○麻生国務大臣 日米首脳会談の方につきましては、二十七日にワシントンで、キャンプ・デービッドで安倍・ブッシュ会談というのが行われております。この首脳会談において、イラク問題につきましては、安倍総理の方から、イラクの安定化また復興に向けた米国の努力等々も理解しということを述べられ、...全文を見る
○麻生国務大臣 今回のライス国務長官との間という意味でございますか。(山口(壯)委員「あるいは総理との間」と呼ぶ)総理との間でイラクの出口問題について、出口というものに的を絞って話が行われたとは聞いておりません。
○麻生国務大臣 イラクのこの問題について、出口の話について的を絞って話が行われたということはなかったと聞いております。
○麻生国務大臣 出口戦略の件につきましては、情勢等々、治安というもの、前々から申し上げておりますように、現場の治安、また今あります政権の安定、もしくは他国等々の動向等々を見ながら日本の出口というものは考えるということもずっと一貫して申し上げてきているとおりだと存じますが、今の状況...全文を見る
○麻生国務大臣 これは総理とブッシュ大統領との間でどのような経緯で話されなかったかというのは、ちょっと残念ながら知っているわけではありません。  ただ、この種の話というのは、普段の間から、撤退できる状況というものに関しましては、私どもの撤退できる状況というのは、毎回申し上げます...全文を見る
○麻生国務大臣 私ども、正直申し上げて、この種の話というのは、いたからうまくいく、ではいなくなったからうまくいくかと言われると、今の場合、いきなりせえので撤退してうまくいくかなと言われると、さあ、どうでしょう。いなくなった方がうまくいくかしらと正直思います。
○麻生国務大臣 少なくとも、私は、基本的には、軍隊というのはブルーヘルメットであろうと何だろうと治安には向かない組織だと思っていますよ。治安というものは警察だと思いますから。したがって、軍隊というものと警察というのは似て非なる組織であって、治安というなら、私は、警察というものを拡...全文を見る
○麻生国務大臣 見解が違うからだと思いますが。
○麻生国務大臣 見解が違うと思いますというのは、アメリカと日本と見解が違うということを言っているので、ちっともおかしいことはありませんよ。私の場合は、軍隊より警察の方がいいということはアメリカに対して前にも言ったことがありますから。その前提で知っておいてもらわないといけないのであ...全文を見る
○麻生国務大臣 私は、アプローチの仕方として、アメリカ軍がいなくなった場合どうすればいいかというのに対して、ノルウェー等々の北欧のブルーヘルメットをつければいいという御発想のようですけれども、私は、それは一つの考え方としてあるかもしれませんが、しょせん軍隊と警察は違うということを...全文を見る
○麻生国務大臣 政権をとったらやられるというので、頑張ってください。それが正直なところですね。  それから、今まで、日本とアメリカの間、少なくとも私とライス国務長官との間にそういったような話は幾度となくしてきておりますので、今回していなかったから、イコールそれが主従関係というよ...全文を見る
○麻生国務大臣 鶴岡審議官のかわりにさせていただきます。貫禄不足で済みません。  少なくともこの話は、日本とアメリカとの間で、訪米される前から打ち合わせが進んでおりましたので、その現場においてどちらの方が先に言い出したかという話ではなくて、あらかじめ話はほぼでき上がって、アメリ...全文を見る
○麻生国務大臣 偉いと言っていただいて結構です。
○麻生国務大臣 一部報道がなされておりますように、この北朝鮮問題に関しては、首脳会談の中にかなりな時間を割いてこの問題は討議が行われております。日米双方とも、いわゆる六者会合を通じて北朝鮮の核兵器とか核計画というものの完全な放棄というものが基本的なターゲット、目標ということで、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 長島先生、これは難しいところでして、正直なところ、大体二、三日以内で結論を出すとヒルはもう二週間前に言っておるんですね。そのときに結論が出ない。今度また、今週以内に何とかと言うから、二週間前も同じことを言ったじゃないか、そのときも結論は出なくて何だと言ったら、返事...全文を見る
○麻生国務大臣 長島先生、これは結構いろいろ検討はしております。私どもの方もこれに結構かかわっております。その内容をちょっと今の段階で申し上げる段階にはありませんけれども、結構この問題は、次のステップとしてはどうするべきかというのは、かなり前からこの話を詰めてきておりますので、い...全文を見る
○麻生国務大臣 銀行の口座というのはほかにもあるんじゃないですかね。
○麻生国務大臣 これは長島先生、ちょっと一概には言えないところなんですが、今言われましたように、一七一八でいきますと、日本を初め、アメリカ、カナダ、欧州、豪州の主要国というのは、欧州というのは欧州諸国、EUという意味ですが、基本的には、特定品目等々実施しているというのは先ほど出し...全文を見る
○麻生国務大臣 この一七一八に関しまして、加盟国に対してさらにきちんとした履行というアプローチというのは、既にアメリカといろいろ話をしております。
○麻生国務大臣 今の御指摘は、前々回でしたかね、いただいておりましたので、この話は既にしておりますし、今回のライス国務長官と面会の日にその白書が出ていますので、きょう出たので、出ていると言ったら、えっという顔をしたので、出ているじゃないかという話をして、向こうできちんとこれは対応...全文を見る
○麻生国務大臣 笠井先生御指摘のとおり使ってあると存じますが、今般の2プラス2の会合の中におきまして、これまでの2プラス2におけるところのいわゆる共通戦略目標とか、それから役割、任務、能力とか、在日米軍の兵力態勢の再編等々の話がこれまでもあっておりますが、その成果を踏まえた上で、...全文を見る
○麻生国務大臣 今、具体的なところで言えば、多分、インド洋の対アルカイダ、対アフガニスタンテロに対するいわゆる一連のNATOに対する給油、給水等々は具体的な例だと思います。  少なくとも、今回の共同発表の中で、日米両国は二つあろうと思いますが、国際社会での民主主義等の基本的価値...全文を見る
○麻生国務大臣 今、具体的に、笠井先生、この点に関しましては、主としては資金援助が大きいと思っております。現実問題として、人を、今自衛隊が出せるかという話になりますと、これは治安の話と関連をしてまいりますので、その意味では、自衛隊を出せるかと言われるとなかなか難しいと思っておりま...全文を見る
○麻生国務大臣 日米安全保障協議委員会、通称2プラス2というのは、今御指摘にありましたように、双方、防衛大臣また国防長官がかわっておった後で2プラス2というのは初めて、ゲーツ国防長官、久間防衛大臣を含めて四者で行われたのは今回が初めてということになろうかと存じます。  そこでど...全文を見る
○麻生国務大臣 照屋先生御指摘のありましたとおり、昨年の五月に、当時は額賀防衛庁長官、ラムズフェルド国防長官、ライス長官、私というのが前回だったと思いますが、それからちょうど一年たっておるということであります。間違いなく、おっしゃるとおり、ちょうど一年たっておると思います。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 所感を申し上げれば、物事が順調に進めば近い将来という希望を述べられたというのが、私の所感と言われればそういうぐあいにお答え申し上げます。  こういう報道がありましたので、私どもは、イラク政府に、これはどういう意味かということを確認いたしております。マリキ首相に対...全文を見る
○麻生国務大臣 今、日本・イラク間で首脳レベル、それから外相レベル、それから外務省本省、それから在東京のイラク大使館等々、またバグダッドにあります日本大使館等々と日々打ち合わせをして、政策のすり合わせをよくしている、最もすり合わせをよくしているところの大使館の一つだと思います。し...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました新たな時代における経済上の連携に関する日本国とシンガポール共和国との間の協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明させていただきます。  新たな時代における経済上の連携に関する日本国とシンガポール共和...全文を見る
05月10日第166回国会 衆議院 本会議 第28号
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○国務大臣(麻生太郎君) 武器輸出三原則についてのお尋ねがあっております。  政府といたしましては、武器輸出管理につきましては、武器輸出三原則等の平和国家としてのよって立つ基本理念にかんがみまして、今後とも引き続き慎重に対処するとの方針を堅持することといたしております。(拍手)...全文を見る
05月10日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) これは、今のこの英語のところの、サステーナブル・US・フォワード・プレゼンスという例のあれを今から五分ぐらい前にちょうだいしましたんで、前の日からいただいておくともう少し答弁がきちんとできると思いますんで、きちんとした答弁を求められるんでしたら、ちょっと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) よろしくお願いします。
○国務大臣(麻生太郎君) これは、ウィー・ハブ・インコーポレーテッド・リアライメント・イン・ザ・ジャパン・セルフディフェンス・フォースィズというので、ここのところの主語が逆になってなくちゃおかしいという意味に言っておられるんでしょうか、今の意味は。  今の表現というのを、そこだ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二つなんだと思いますが、一つは、例の自衛隊の再編の、今の何でしたっけ、ジャパン・セルフディフェンス・フォースィズ・ザット・コンプリメント・US・リアライメントというこの言葉なんだと思いますけれども、これは自衛隊の再編ですから、これは日本が主体で自衛隊の再...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 武器輸出の話とか、今いろいろ我々にとってこの種の、ほかの国がやっていることで我々がやっていないところというのは幾つもありますので、そういったものとか、集団自衛権の話とか、憲法九条の話とか、いろんなこと全部関係してくるところなんで、どこまでがどうやれるかと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず最初の御質問のところからですけれども、基本的には今、御存じのように、二週間ぐらい前もあと三日ぐらいでという話をしておりますからね。昨日の御質問の答弁にも答えたんですが、今回も数日と言うから、二週間か三週間前も同じことを言うとったじゃないかと、今回は数...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、万景峰を始めいろいろな入ってくるものの禁止等々いろんなことをやっておるのは事実ですけれども、これを来週からとか来月からとかいって、この時期をいつにするかということにつきましても、同様に今の段階でちょっと答えられるときにはないと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) これは、例の国連決議文書に参加している国等々、一七一八でしたか、あの文書によってこれはアメリカ以外にもいろいろな国がこれに参加をしております、中国を含めまして出てきておると思いますんで、こういった国々が今どれくらいのことをやっておるかというのは私どもとし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アメリカの国際競争力の最も強いものの一つは金融関係のネットワークだと存じます。それを利用しようと考えてもおかしくはないと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) これは御存じのように、財務省、国務省と意見がかなり違っているなという感じはもう御存じのとおりで、強硬派、ハードランディング派が多分財務省ということになって、これは国内法上の話であって、これは国際法上の話ではないと、したがってこれ一個のためだけに何で国内法...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと他国の中の国務省と財務省、また国務省の中の人事評価までなかなか私どもとしていかがなものかと存じますけれども、いろいろ彼自身は悩み深いところ、交渉の直接担当者ですから。今のアメリカの国務省の中で、アジアにいて韓国大使をやった等々、アジアのことに関し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) なかなか言いにくいところですけれども、上から見ていて、通ります列車の数等々は明らかに減っております。
○国務大臣(麻生太郎君) いつごろ開かれるというのは、本来でしたら六月には六者の閣僚会議をやる予定にするぐらいが二月の時点でしたので、そういった意味では、このまま何の進展がないという前提で考えるのと、何らかの進展があって一挙にというような話になった場合と、ちょっと二通り考えにゃい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはまたいろいろシミュレーションというか予想が立てられるところでしょうけれども、これによって当然圧力を更に強化していこうとする日本とアメリカと、それに同調するかしないか分からぬ国がありますので、そことの間の交渉に、かなり打合せ、根回し等々にそれ進んだ場...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国際法上というお話でしたけれども、これはいわゆる国際的な約束事ではありませんので、これは日米両国政府の意図というものを表明したという文書ですので、いわゆる国際公約とか約束とかいうものではありません。  したがって、このロードマップによって、何というんで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、今おっしゃったように、いわゆる両国政府の意図を表明し合ったということでありますので、今そのことが政治的というんであれば、今、浅尾先生のおっしゃったということになろうと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) これは日本がいわゆる、何というか、第三海兵隊か、第三海兵機動展開部隊と言われるもののグアムの移転に関して、グアムに移転しますと、グアムにおけます施設とかインフラの整備のためにいわゆる直接的には二十八億ドルを財政支援しますという話で、六十・九億ドルを提供す...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、たしか私の、今、これ正確な記憶ではありませんけれども、その現場にいたときには、これはもう三十何億ドルからスタートして、品のいい表現じゃありませんけれども、小切ったというのが正確な表現なんだとは思いますけれども、二十八億ドルまで、ずっとあったものが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最初に申し上げましたように、これは国際公約でも約束でもありませんで、両政府の意図を明らかに証明をし合っているということで、双方の信頼の上に成り立っておると存じます。  それから、今予算とかいろんな話が出ておりましたけれども、これは、この法案のことに関し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃいますように、前半の部分は久間先生と同じなんですが、今回のように約束を表明したいわゆる双方の意思を実現をしようと思ったら、予算の議決というのはこれは必ず要ることになります。二十八億ドルに限らず、何でも要ることになろうと思います。したがって、仮に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 決意のほどはというように伺いましたので、これは今、久間大臣の方から言われましたように、基本的には単年度主義の日本の国会というか日本の財政のルールになっておりますので、単年度ということになりましたときにどういうようなことが起こり得るかという危険性は確かに考...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 戦後レジームというののいわゆる定義というのはいろいろあろうと思いますけれども、少なくとも戦後というものはやっぱり冷戦構造でスタートしておりますので、冷戦構造というのを前提にしていろいろな形でつくり上げてきたものというのは一杯あります。そういった意味では、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最後のところが、喜納先生、ちょっとよく聞き取れなかったんですけれども、天皇陛下……。
○国務大臣(麻生太郎君) 今、安倍政権の中で、いわゆる戦前の旧憲法、旧帝国憲法によってでき上がっておりますいわゆるレジームに戻そうという発想は基本的にはないというように理解しております。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、今の段階でよく言われておりますのは、旧憲法と比べて幾つも、新憲法というか、今、現行憲法との間にいろいろと差異があるのは御存じのとおりだと存じます。  その中で、今の憲法というものの中でなくて昔はあったもの、今もない、昔もない、だけど今は必要と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 全然違うと思います。根本的概念が全く違っていると私は思っておりますけれども。  私どもとしては、少なくとも一九九〇年、ベルリンの壁崩壊若しくは冷戦構造崩壊から今日までかれこれ十七年たっております。その間、少なくとも旧ロシア、旧ソ連邦の中から十五の国が新...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地雷、地雷ですか。
○国務大臣(麻生太郎君) ああ、時代遅れ。地雷を踏むと聞こえたもので。
○国務大臣(麻生太郎君) この自由と繁栄の弧というのを演説した後、いろいろな国々に行く機会がございましたけれども、例えば中央アジア含めてGUAM、GUAMっていうのはグルジア、ウクライナ、アゼルバイジャン、モルドバのことですけれども、こういったGUAM諸国とか、またバルト三国等々...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 向こうの方から自由と繁栄の弧について、是非我々もその自由と繁栄の弧の中に入れてもらいたいという意欲があったり、またトルコのようにこの中に入れてもらったことに感謝されたり、いろいろ例はございます。
○国務大臣(麻生太郎君) 民主主義というものを基本とするという戦後の考え方の基本になりましたものの一つですけれども、そういった自由とか民主とか、そういった基本的なものというものは今後とも大事にされてしかるべき普遍的な価値観を持った概念だと私も存じます。  ただ、日本にとって、今...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 憲法の前文というものの中で、いわゆる隣国等々からの正義というものを常に信じていくという大前提があそこに書いていると思いますが、友邦国が必ずしもジェントルマンであるという保証は全くないということは今我々の置かれている環境というものを見てお分かりのとおりだと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、久間防衛大臣が言われたのと基本的に同じでありますけれども、少なくとも沖縄の置かれております地理的な状況、地政学的に見ました地理的、日本の最南端に位置する等々の地理的な状況が一つ。また、いわゆる沖縄というのに、米軍が最初にそこに上陸してきております、本...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 安倍政権がネオコン的性格という前提になってしゃべっておられるという理解、今の御質問はそういうことをおっしゃりたいように伺いましたけれども、安倍政権がネオコンというようなイメージを私自身は持ってまずおりません。  それから、今のブッシュ政権の中にあって、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、日本の政府とブッシュ政権との間に北朝鮮政策に対してねじれがあるかという御質問ですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 具体的な話じゃないものですから、どこをもってねじれになっておるのかというところが分かりませんし、向こうの政権の変化について云々するという、コメントするという立場に私どもとしてはないんですが、少なくともこのたびの安倍・ブッシュ会談、六時間少々の間で北朝鮮問...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 全くないと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 安倍・ブッシュ会談、これまで少なくとも両国の総理と大統領がほとんどバイみたいな状況で六時間にわたってこの北朝鮮問題を延々と語った後、いきなり向こうが政策を変更するというような状況は、私としては少なくとも考えづらいと思っておりますんで、そういった意味で直ち...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) その種の考え方は昔からあると思います。その種の考えに対して、我々の提案に対して全く応じてこなかったのが先方でありますんで、外交というのは常に相手側のある話ですから、こちら側の一方的な都合だけで向こうが収まるわけではないというのは、もう喜納先生よく御存じの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 具体的に言っていただいた方が分かりやすいと思いますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 何をもって外交能力がないと言っておられるかがよく分かりませんけれども、少なくとも過日の、昨年七月のロケット、ミサイルの実験、十月の国連におけますいわゆる核実験に対する全会一致によります制裁決議等々は、いずれも安保理事会におけます非常任理事国日本がすべてを...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日米同盟を世界のための同盟にしてくれとだれが頼んだかという御質問ですか。  私は、基本的にはだれが頼むとかだれが頼まれたという話は、これは世界とアジアのための日米同盟という考え方は、基本的には日本の外交のかなめの一つだと思っております、基本的に。だれに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この安全保障の話の論議というものを広くさせるという話は、これは安倍政権ができる前から言っておられた話を政権発足後これは実行に移されたというのが半年した今の状況だと思っております。少なくとも我々の周辺というものは、朝鮮半島、台湾海峡等々、この地域、北東アジ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のお話ですけれども、少なくとも私どもはきちんと自民党党員並びに議員によって選ばれた自由民主党の総裁というものを持っております。話合いで選ばれたのではありません、党員含めて総裁選挙で選ばれておりますから。私出て負けた方ですから、勝った方が代表になるのは当...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 何をよろしくお願いされたのかよく分かりませんけれども、質問をちょっと分かりやすく言っていただけませんか。
○国務大臣(麻生太郎君) 私も、回ってこないで何で防衛庁に行くのかなと思って聞いていました。
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘の報道というものが出ておりましたが、あれは琉球新報でしたかね、何か出ておりました。米軍内のいろんなやり取りのことについて書いてありましたので、それを御存じのように我々はコメントする立場にはないということであります。それが一つ。  一方、普天間飛行...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私が久間章生の子分かと言われたいわけですか。  言いたい気持ちも分からぬではありませんけれども、お断りしておきますが、こっちの方が老けて見えますが、こっちの方が年が若いということもお忘れなく、お願い申し上げます。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にアメリカ軍の抑止力というものを維持しつつ、沖縄の負担を軽減するというのが主たる目的でありますから、その意味においては今の六十億という表現はいろいろ、そのときの、たしか私の記憶ですけれども、全体一〇〇として三分の一、三分の一、三分の一ぐらいで、真ん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、久間防衛庁長官の言葉を拝借させていただければ、基本的にはないと思います。(発言する者あり)済みません、防衛大臣。
○国務大臣(麻生太郎君) これは先ほど喜納先生の御質問にもお答えをしたところなんですが、これは米軍部内のやり取りの話がそこに書いてあるんだと思いますんで、それを私どもとしてコメントする立場にないというのは当然のことだと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) したがって、もう一点、普天間の飛行場の移設に伴いまして、緊急時のときのいわゆる施設の使用という研究の必要があるんじゃないかと、いわゆる普天間移った場合に。そういうことで九六年、今から十一年前のSACOの合意のときにこの点は研究せねばならぬということはもう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 研究をするということを、当然緊急時ですから、そういったことをしょっちゅうしょっちゅうやるという話じゃなくて、緊急時にそういったことをしておく、研究をする必要があるという話が合意されたことは間違いございません。間違いありませんけど、それで直ちに那覇空港をど...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ラムズフェルドという人は結構ようぺちゃぺちゃ、何というのかな、今度のゲーツという人と違って議員上がりですから、お役人上がりと違いまして議員上がりだからようしゃべる、基本的に世界じゅう大体似たようなものだと思って間違いないんだと思いますけれども、ようしゃべ...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○麻生国務大臣 おっしゃるのは大筋正しいと思っております。今まで伺った中で、最もきょうはさえておられる御意見が出てくるんで、感心して聞いていました。日によって違うのかどうかは知りませんけれども、とにかくえらいさえておられますなと思って、感心して拝聴していたんです。  今マンパワ...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、EPAとかFTAとか今いろいろありますけれども、基本的には、従来の、物品の関税を削減するとか撤廃するとか、それからサービスの協定等々、サービス、貿易の自由化だけでなくて、投資とか、それから知的財産権の保護とか、競争、それから税関の手続、加えて人の移...全文を見る
○麻生国務大臣 ASEANの中にも経済力にかなり差がございます。CLMVとよく言われる、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム、四つの国がちょっと経済力としては格差があるんだと思います。  そういった意味で、私どもとしては、こういった国々とも早くやるためにということで、基本的...全文を見る
○麻生国務大臣 これは笹木先生、基本的には、工程表というのがございますので、これに従いまして優先順位をつけてやっていきたいと思っております。  ただ、中国とASEANの場合、こっちの持っております条件、技術の面からいきますと、かなりこちらの方が力が強いということになりますので、...全文を見る
○麻生国務大臣 平成十六年の十二月になろうと思いますが、これは東アジアにおきますEAS、東アジア共同体というものにおきまして、経済連携促進関係閣僚会議というのが開かれておりますが、ここで基本方針を決めておって、EPAは東アジア共同体の構築を促す等々のことをここで言っております。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、その中で夢と申し上げております大きな理由の一つは、これはやはり中国というものを考えておかねばならぬと思います。  中国の場合は、これは何といっても、今海賊版等々知的財産権保有の話になりますと、この種のEPAの話は、もうそこで話が全く進まない。やりますといって...全文を見る
○麻生国務大臣 確かに、人口でいえば約十倍ぐらいになりますか、それが五兆何千億に乗っていきますと、今GDPで四対一か三・五対一ぐらいになりましょうかね、あっちの統計の数字は余りそんな正確じゃありませんものですから、ようわからぬところもありますが、大体四対一とかそんなものだと思いま...全文を見る
○麻生国務大臣 もう笹木先生御存じのように、今から十年前に、すしをこれだけフランス人が、アメリカ人が食うということを予想した人はおらぬと思いますね。私ら学生のころは、おまえら魚を生で食うのかと、大体もうほとんど野蛮人みたいな言い方をされて、甚だ不愉快な思いをよくさせられたんですが...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的にはそういうことになると思います。  笹木先生、これはいろいろ例がございまして、御関心かと思いますが、日本という国はやたらサケという魚を食うんです。今世界に出しておりますサケは、ノルウェーとチリでほぼ八割から九割ぐらいは持っておるわけです。ところが、南半球...全文を見る
○麻生国務大臣 やはり笹木先生、基本的には、日本のこの種の話は皆、要求ベースにこたえるというペースがもう大体の対応なんです。言ってきたらやりますという感じなんだと思うんですね。  したがって、アジアからの要望はすごく多かったものですから、そちらの方に、千人なら千人の枠だと、もう...全文を見る
○麻生国務大臣 やはり笹木先生、例えば、今、文化の話で、言語なんかは最たるものなんでしょうけれども、日本語を教えるというのに、ある程度日本語ができる子供に、より難しい日本語を、いわゆる国語を教える技術というのは、日本は進んでおると思います。傍ら、そこそこ年をとった大人にゼロから日...全文を見る
○麻生国務大臣 食料の話は、これはやはり食べ物、自国の食料ということでいくと、例えば米だけでいきましたら、これは一〇〇%自給ということになりますが、問題は副食物ということになります。  我々は、昔は一人頭、大体年間米三俵を食べていたんですが、今大体一俵いかないぐらいしか食べない...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に数字の方から、今細野先生が言われました部分でいきますと、今年に入りまして三月までのところで、今言われた百五十から、昨年の数字だと思います、この三月で百八十三までふえております。  それまでふえておりますので、私どもとしてはどう考えるかということですけれ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは先生、国数のところからいきますと、やはりアフリカなんというところに五十三カ国あると思いますが、こういったような国のことを考えてFTAということになりますと、途端に何となくみんな資源がある一部の国だけということになって、ほかの国々、いわゆる発展途上国もしくは最...全文を見る
○麻生国務大臣 一昨日の経済財政諮問会議でも同様なお話というものが出ましたけれども、私どもとしては、成長のための日米経済パートナーシップ等々、今、日米の間にいろいろな枠組みというのは物すごく数がありますので、そういった中で日米経済というのを考えていった場合に、さらに規模が大きくな...全文を見る
○麻生国務大臣 最初に言われましたように、外務省はもう全く、細野先生のおかげとは言いませんけれども、WTO派。FTA、EPA派なんかはゼロです。正確にはゼロでした。  これは河野外務大臣のときに初めて、通産はFTA派だったと記憶しますが、通産のある者が一生懸命言い始めたのが始ま...全文を見る
○麻生国務大臣 NAFTAの例を引かれましたけれども、今の話は、比率という点、計算方式の根底をきちんと枠を決めておるんであって、誠意とかそういう話じゃない、きちんとした計算方式が決まっているのがみそだという御意見なんだろうと。参考にさせていただきます。
○麻生国務大臣 御存じのように、既に、四月の二十三、四日だったと思いますけれども、第一回の会合を開催して、交渉の手続及び交渉範囲を含むという形で、今、認識を共有したというところがまず最初のところであります。  御存じのように、これは、先ほど笹木さんの御意見でしたか、いろいろいわ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、安全保障という御指摘がありましたけれども、これまで日本はオーストラリアとの間で、例えばイラクのサマワにおきまして、我々は治安等々の部分、対策は豪州軍に守られながらやってもらったという経緯があります。もう少し正確に申し上げると、別に借りだけではないのであって、我...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと役人にこの種のことを言わせるのは酷だと思いますので、私の方から。  基本的には、今回のいわゆる人づくりということを予算を計上して今やろうとしておりますが、例えばPKO、PKFに関しましては、例えばオーストラリアとか、それから今言われました北欧の国々という...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるように、今回の交渉というのは、通産省、エネルギー庁としては久々のクリーンヒットというのは正しい、私もそう思います。  これは、カザフスタンという国にとりましては非常に大きなものを意味したと思っておりまして、どうでしょう、中央アジアという、キルギスタン、...全文を見る
○麻生国務大臣 今四カ国と他の六カ国とを分けてというお話でしたので、それを前提にさせていただいた上で、このASEAN十カ国というのは、日本にとりまして地理的にも近いし、極めて大きな相手なんですが、日本にとりましては、いわゆる域内で、その枠内でやらせていただいておりますいろいろな産...全文を見る
○麻生国務大臣 全くおっしゃるとおりだと思いますので、私も、そこのところは、これを一律にやるのは危険、しかも急激にやるのは危険と思っております。時間をかけてある程度やっていかねばならぬというものであって、それでもできないところがありますので、そういったところは、ある程度別の方法、...全文を見る
○麻生国務大臣 今笠井先生、これは物すごく大事なところだと思いますが、おっしゃるように、例えば農業を見ましても、農業人口というものはぐっと激減をしております。しかも、御存じのように、農業関係従事者の中には、その後継者がいる、いない農家というのを区別しますと、後継者がいる農家という...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○麻生国務大臣 今、外務省の何とかという人がだれかはよくわかりませんけれども、池田先生、終わった後、ああすればよかった、こうすればよかったという話は、余り私は、選挙に負けた後いろいろ反省することはよくありますけれども……(池田委員「選挙とけんかとは違う」と呼ぶ)いや、選挙もけんか...全文を見る
○麻生国務大臣 よその国の政府にどう対応するかというお話を聞かれても、これは下手すればまた内政干渉になりますので、うかつなことは申し上げられない、率直にそう思っております。  ただ、今の事態というのは、大統領はクルド、それで副大統領がスンニ等々、総理がシーア、何とかがスンニと、...全文を見る
○麻生国務大臣 よく言われているところで、もう長島先生御存じのとおりですが、イラクの中で一番上と言われます北部のクルド人の地域と、それからバグダッド周辺と、それから南部また東部等々、たまたまここは、シーア派の多いところ、スンニ派の多いところ、そしてクルド人の多いところと、大まかに...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われましたPKO、PKFの話につきましては、今、長島先生御指摘になったとおりであります。  基本的には、長島先生、やはり戦闘というものと治安というものははっきり分けなければいかぬところなんだと存じます。基本的に、治安は警察、戦闘は軍隊ということになるという大...全文を見る
○麻生国務大臣 御提案として拝聴させていただきますけれども、今アジアの国々と言われましたが、長島先生、一番大事なのは、周辺諸国から流れ込んでくるいわゆるテロリストというのがありまして、テロをやっている方はイラク人より多分イラク人以外の人が多いとイラクの人が言いますので、やはり周辺...全文を見る
○麻生国務大臣 治安が極めて悪化しているというのは現実だと存じますが、戦闘地域か、これは定義が難しいところだとは存じます。  私も久間大臣と同じように、戦闘下にある状況、非常事態かもしれませんけれども、戦闘下かと言われると、ちょっとなかなかそこのところは、組織立って、各国から、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、基本的にこの法律上、イラクの特措法というのでいきますと、あらかじめイラク全土を非戦闘地域か戦闘地域かを区分けすることが求められているものではないのはもう御存じのとおりであります。したがいまして、今航空自衛隊が行っておりますところ以外のところがどういう状況か...全文を見る
05月14日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○麻生国務大臣 現在のイラク全土におきます治安情勢というものにつきましては、バグダッドを中心に厳しい情勢が続いておると思って理解をしております。  宗派間対立もございます。また同時に、いわゆるスンニ派、シーア派というもののプラス多国籍軍と武装勢力という衝突、二つの要素があろうと...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる戦争、ウオーという言葉になろうかと思いますが、一般的には、国際紛争を解決するための最後の手段ということであって、二国が対等の立場、いわゆる対称性とか非対称性ということが最近よく使われますが、二国という国同士の間の立場で国権の発動として武力を行使し合うという...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど安倍総理からの御答弁がありましたとおり、イラクというのは、十二年間にわたりまして累次のいわゆる決議案もしくは国連安保理の決議案に違反し続けた、それに対応した一連の対応と存じますが、今御指摘のありました安保理決議一四四一におきまして、イラクはいわゆる湾岸戦争に...全文を見る
○麻生国務大臣 六八七というものの決議の内容がいわゆる破棄された、基本的に守られていなかったということで、基本的に六七八に戻っていったというように理解されたらよろしいんじゃないでしょうか。
○麻生国務大臣 今申し上げましたとおりに、六七八におきましては、地域の平和及び安全の回復のため、あらゆる手段をとる権限を与えると書いてある、あらゆるの中に含まれると存じます。
○麻生国務大臣 あらゆる手段というところを御理解を、どのように考えるかということだと存じますが、基本的には、イラクというものに対しての一連の行動というものの中に、あらゆる手段が含まれるということなんだと理解をしているということなんだと存じます。
○麻生国務大臣 何回も同じことを申し上げるようで恐縮ですけれども、私どもとしては、あらゆる手段というものの中に、クウェートからイラクの撤退、その後の一連の破壊の話やら何やら一連に関連しておりますので、私どもとしては、あらゆる手段というものが容認されている以上、イラクにおけます一連...全文を見る
○麻生国務大臣 誤認もしくは誤解もしくは無理解があろうかと存じますが、今の報道等々がありましたけれども、これはほかの委員会で御質問が御党からありましたので、既にお答えをしておると存じますが、そちらの横の連絡がなかったのかと存じますので、私の方から重ねて申し上げます。  この報道...全文を見る
○麻生国務大臣 今、イラクの出口状況についての、終了時期等々のことだと思いますが、一概に申し上げるのは困難だと思いますけれども、よく申し上げてきましたように、イラクの政治情勢また治安情勢、また多国籍軍の動向等々を踏まえながら、またイラクの復興状況というのも十分勘案しなくちゃいかぬ...全文を見る
○麻生国務大臣 シビリアンコントロール、当然のことだと存じますが、今一連のそういう議論があるということは知っております。また、過日、いわゆる撤退に関しての決議案が可決をされた。ただ、拘束力のないものですけれども、決議案が通った。そして、その後、ブッシュ大統領に拒否権というような一...全文を見る
○麻生国務大臣 両国の外務大臣会合において、出口戦略という的を絞っての話をしたという記憶はありません。
○麻生国務大臣 この種の話は、少なくともアメリカの国防省で、いっぱいいる人の前で話をすることは常識的には考えられませんものね。普通、この種の話は余り人のいないところで二人でやるものだ、これまでもしてきたとおりだ、私はそう思っております。
○麻生国務大臣 今のその飛行機の技術的な話をちょっと私に聞かれてもよくわからぬのですけれども、飛行場から飛行場まで飛んでいくのに空域管制はどこのだれが指示するかという話を聞いておられるのでしょう。(山口(壯)委員「いや、全体の同盟のあり方です」と呼ぶ)全体の同盟のあり方ですか。全...全文を見る
○麻生国務大臣 まず治安の方からですけれども、先ほどから御答弁を申し上げていると存じますが、少なくともイラクにおきます問題は、いわゆる闘争というか紛争というか、これに関しましては種類は二つ、一つは宗派間の対立、一つは多国籍軍といわゆる武装勢力との闘争、この二つが大きな流れだと存じ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは安全上、ちょっと細目申し上げられないんですが、これは、セーフティーゾーンの中と外と二つ分けて言わなくちゃいけないとか結構いろいろありまして、ちょっとなかなかいわく言いづらいところなんですけれども、バグダッドの中に常時数名以上おりますとしか申し上げられようがあ...全文を見る
○麻生国務大臣 イラク・コンパクトについて並びに周辺諸国の関連としてのお話があっておりましたが、これは御存じのように、昨年の五月にイラクの新政府が発足をいたしております。そのときに、イラク・コンパクトというものにつきまして、国連だったかで、七月にイラク・コンパクトを立ち上げるプロ...全文を見る
○麻生国務大臣 御質問の話は、イラクの武力行使の法的根拠についてということで理解してよろしゅうございますか。(笹木委員「国連決議一四四一が武力行使を容認しているか」と呼ぶ)  御指摘の話は、これまでも繰り返し申し上げてきたんだと思いますが、二〇〇三年の対イラクの武力行使に当たり...全文を見る
○麻生国務大臣 その内容、裏の取引等々を細目承知しているわけではありません。しかし、私どもとして、一四四一の中にあらゆる手段をとるというような形での六七八的なものを入れる必要がないという結論になっているということも考えられますので、それは笹木先生、これはその現場にいるわけではあり...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、二つあったんだと思いますが、六七八につきましては、その前文のところもありますので、いわゆるイラク地域における、同地域における国際の平和と安全を回復するためにもあらゆる、ということになりますので、その前提がきちんとしておるという点も、今、十年前といえども...全文を見る
○麻生国務大臣 今、敵味方をはっきりつけ過ぎた、どこかの総裁でも似たようなやり方をした人がいましたけれども。  ここらのところの感じでいきますと、どうでしょう。今、アメリカの場合は、基本的には九・一一のあの事件をもってアメリカの国民感情というのは大きく変わったんだと思いますね、...全文を見る
○麻生国務大臣 やはり異国の人によって統治がされているということに関しては、不満が多いというのは当然のことだと存じます。したがって、そういう形での統治の仕方よりは、同胞人によって治安というものをやらせた方がいい、軍じゃない、警察なんだというのは、少なくとも外務大臣として正式に向こ...全文を見る
○麻生国務大臣 それはエリック・シンセキの話ですか。(赤嶺委員「そうです、はい」と呼ぶ)それは御存じなくて聞いておられるんですか。聞いておられる前提でお答えのしようもありますので、なかなか難しいので。  この話に関しての御意見というと、かなり詳しい内容のものなんだとしております...全文を見る
○麻生国務大臣 二万人が果たして正しいのかどうか、これは赤嶺先生、結果論なんだと思いますが、少なくともアメリカ政府としては、二万人の増派までしてさらなる治安の維持に努力をするということに対して、我々はその努力に関して敬意を表しているのであって、我々はこれが直ちに結果を得られるであ...全文を見る
○麻生国務大臣 ブッシュ大統領の新たなる増派に関して、少なくともその治安の回復を期待しての一連の政策、すなわちその姿勢を評価すると申し上げているのであって、この政策がイコール正しく、これが二万人が適量で、もっと増派の数が必要あるのかないのか、残念ながら、そこのことに関しては、我々...全文を見る
○麻生国務大臣 戦争に最初から見通しを持って、選挙とはちょっと違いますので、戦争というのは、ある程度見通しがと言われても、それはなかなかそんな簡単にはいかないんじゃないでしょうか。
○麻生国務大臣 四月の十日、イラク駐留米軍は、激化する宗派対立鎮静化に向けて、バグダッドの最大のスンニ派の地域でありますアダミヤ地域を周囲のシーア地域から隔絶するために防護壁の建設を始めたというように理解をいたしております。  始めた経緯をお聞きになりましたので、経緯だけでよろ...全文を見る
○麻生国務大臣 これはたしか、相手は名前は言えませんけれども、あるアメリカの人に、これは一回パレスチナでやって成功しなかったものではないのかということは言って、余り効果がないというのはもう既に実験済みではないかという話はしたことがあります。  いずれにいたしましても、この点につ...全文を見る
○麻生国務大臣 日本のイラクの復興支援に関していろいろ御意見というのは、我々の意見ではなくて他国からの意見のことだと存じますので、私どもの感じでは高い評価をちょうだいしてまことにありがたいと思っております。  一番この種のことに批判的だったフランス人のジャーナリストの話、これが...全文を見る
○麻生国務大臣 昭和四十七年の記憶はありましたけれども、五月十五日まで正確に覚えておりませんでした。先ほど赤嶺委員の方から五月十五日と言われましたので、ああ、あしたなんだなというのを改めて認識した次第です。  復帰三十五年ということになりますが、少なくともこの間、随分この沖縄と...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありました国民融和の件につきまして、答弁をさせていただきます。  治安の話ばかりがよく出ますけれども、治安が悪くなったもとのもとは、通常三派と言われますものの融和もしくはお互いの信頼が完全に欠けてしまったというところだと存じます。  私の聞いた本人たち...全文を見る
05月15日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○麻生国務大臣 ゼネラル・セキュリティー・オブ・ミリタリー・インフォメーション・アグリーメント、頭文字をとってGSOMIAと言うんですけれども、これは今、防衛大臣の言われたのが基本であります。  国内法令の範囲内でということが頭についておりますけれども、いわゆる防衛、この間、イ...全文を見る
○麻生国務大臣 こういうのは、内山先生、具体的な話の方がわかりやすいんだと思って今多分そういう例を引かれたんだと思いますが、民間同士でやった、民間の日本側の会社の下請に北朝鮮系のいわゆるソフト会社がありましたというときには、そこから一〇〇%抜ける確率は高いというのを知らなかったら...全文を見る
○麻生国務大臣 認識ですね。  御存じのような、ヘリコプター撃墜事件以来ですから、二十数年間、イラン、アメリカの間には直接交渉はありませんというのが現状です。それに対して、イランの核開発の話に関連していろいろ話が、表向き、役所レベルで話を開始したということはありません。  し...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃいましたように、また私が昨日もイラク特で申し述べましたが、これは、周辺諸国の協力がないと、私はイラクというところの治安の回復は難しいんだということを思っております。なぜなら、周辺諸国からイラク人でないテロリストが大量に流れ込んでくる状態をとめるということは...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど久間大臣の方からお話があっておりましたし、基本的には同じなんですが、日本人というのは世界で最も秘密を守るということになれていない国民だ、私は昔からそう思っております。これは秘密ねと言うと大体一分ぐらいで隣の人に伝わるというような、大体そういう国ですから、正直...全文を見る
○麻生国務大臣 今、久間大臣が言われたのが基本なんだと存じます。  その上で、私の方からあえてということであれば、今、沖縄において基地が集中しておりますという点に関しましては、私ども、福岡県で築城の基地で、また山口県では岩国で等々、いろいろな形で、今回の日米再編の中でそれなりの...全文を見る
○麻生国務大臣 安保会議で決定した上で閣議の決定が要ると思いますので、閣議ほど重くないというふうに御理解いただければいいんだと存じます。
05月16日第166回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○麻生国務大臣 今、日本の場合は、化石燃料、主に石油のほぼ九〇%を中東諸国から輸入という形になっております。加えて、このところ石油の値段は約六十ドル、一バレル当たり二十ドルぐらいだったものが六十ドル前後に張りついているわけです。  今言われましたタールサンド、オイルサンド、いろ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは三原先生、経営者というのはもうからなきゃやらないんですよ。極めて簡単です。黒か赤か、それだけですから。もう答えは紙一枚。それが赤になるか黒になるかしか興味がありませんから。そういった意味では、今のあれがコストが合うか合わないかというところがすべてになるんだと...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、これは中川先生、バンコ・デルタ・アジアの話につきましては、日本という国は当事者ではありませんので、アメリカとバンコ・デルタ・アジア、中国、それと北朝鮮ということになろうと存じます。  その意味で、最初はバンコ・デルタ・アジアに預金されております約...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、中川先生、初期段階の措置に対する対応というのが例の二月の十三日で決まりまして以後、約六十日ということになっておりますので、その意味で、これまでのところ、BDAをネタに、単なる引き延ばしと思われるような感じのところがないわけではありません。  したがいまし...全文を見る
○麻生国務大臣 アメリカはやる気なんかありませんよ、基本的には、財務省としては。したがって、そういったものを、偏った情報をもとに公の話をされるとえらい話が込み入りますので、中川先生、きちんと整理していかないといかぬと思いますが、財務省と国務省とはいろいろ意見が違うとは想像はします...全文を見る
○麻生国務大臣 IAEAの話、寧辺の話とこの送金ルートの話が直接リンクしているわけではありません。寧辺、IAEAの話は、あれは六者協議の話ですから。六者協議で決めた話ですから。BDAの話というのはアメリカと北朝鮮との直接交渉の話なんであって、こちらと直接関係しているわけではありま...全文を見る
○麻生国務大臣 過日の六者協議の中において、日本としては、少なくとも、この初期段階の対応というところに至るまでの間で五万トンプラス九十五万トン、合計百万トンの石油というものを初期段階の対応に応じれば出すという話になったというのは今御指摘のあったとおりです。  しかし、日本として...全文を見る
○麻生国務大臣 それは中川先生、何度となくあります。応じてこないのは向こうですから。したがって、私ども、今孤立のお話がありましたけれども、孤立しているのは向こうであって、こちらだと思ったことはございません。
○麻生国務大臣 これは中川先生、進展の話につきましては、いろいろな委員会の答弁でも何度となくお答えをしているところでもありますが、今、御存じのように、先方側の方は、拉致問題は解決済みというのが向こうの答えですから、したがって、拉致問題はないというのが向こうの立場であります。私ども...全文を見る
○麻生国務大臣 進展の定義のお話なんだと思いますが、進展というものに関して言わせていただければ、基本的には、拉致問題は既に解決済みという話から、拉致問題があるという前提に立つというのがまず大前提だと思います。  それで、それを認めたから、はい五万トン、はい九十五万トン、そんな話...全文を見る
○麻生国務大臣 支援をどのような形でするか、どうするかにつきましては、向こうのいわゆる進展の度合い、具体的な行動次第によるということだと存じます。
○麻生国務大臣 極めて漠然としておりますので、ちょっと今の段階でそれが何を意味するかがよくわからないのでうかつなことは申し上げられませんけれども、少なくとも、それは一つの、今の全く解決済みとは態度が違った形になってきたということだと存じますので。  その上、それをもって、それが...全文を見る
○麻生国務大臣 北朝鮮というところは、多分、世界じゅうで最もよく報道管制がしかれている国の一つだと存じますので、ここが一番なかなか外から見えにくいといえば、この国が一番見えにくいのではないかと思っております。  その上で、私どもとして、いろいろな情報等々をもとにして申し上げさせ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは今、厚生労働省という立場から話があっておりましたけれども、各省が保管しております資料というものにつきましては、それをどのように扱うかということにつきましては、かかって各省庁の判断によるところが大きいと思っておりますが、私ども外務省におきましては、外交史料館等...全文を見る
○麻生国務大臣 失礼しました。  私の方から、先般、あれは先週のときだったと思いますが、各省庁で保管している資料につきましての御質問だと思いますけれども、これは政府としてしかるべき形で整理する必要があるのではないか。当時の資料ですから、それは私らの子供のときの話ですけれども、引...全文を見る
○麻生国務大臣 長妻先生、これは私一人で決められる話ではありませんので、しかるべく内閣府かどこかで整理をされないかぬということになるんだと存じますけれども、いずれにしても、そういった価値はあるのではないかと私自身も思っております。  それから、先ほどの御質問だったんですが、イン...全文を見る
○麻生国務大臣 どのことをもって国策を誤ったかというと、これは実にもろもろのことがあろうと存じます。国家総動員法というのは、御存じかと思いますが、例えば石炭や電力や銀行や、これは全部合併ですから。当時反対したうちの社員なんかは大量に持っていかれていますから。だから、そういった意味...全文を見る
○麻生国務大臣 言論弾圧が国策を誤りというのも、正確な批評、批判というのができない状況等をつくり上げたという点においては、全体としての誤りの一つだと存じます。
○麻生国務大臣 個別のことを含めていけば、先ほども一番最初に答弁申し上げましたように、これもこれもといったら全部ということになろうと思います。これは、いろいろ歴史があろうと存じます。  少なくとも、広田内閣のときに吉田茂がたしか外務大臣、陸軍はこれに反対、したがって、吉田茂は広...全文を見る
○麻生国務大臣 国策を誤ったというのであれば、多分、当時戦争をしたというところ、戦争をして、かつ負けたということになろうと存じます、一つ言えというのであれば。  そういった形になりますので、私どもとしては、これは平成七年でしたかね、したがって、十七年ですから、かれこれ十年間にわ...全文を見る
○麻生国務大臣 新しい概念だと思いますが、ディーセントの定義は、これは笠井先生、物すごく幅広いと思うんですね。今はディーセントじゃないけれども、昔はディーセントだったということもありますので、先生、これは物すごくいい、いいというか、かなり定義の幅が幾らでも広げられる、考えようによ...全文を見る
○麻生国務大臣 これはちょっと、笠井先生、全然所管じゃないので、感想しか述べられませんけれども。  今、やはりこれは需要と供給の関係がございまして、少なくとも若者の人口比率の絶対量が減ってきますので、企業として、先行きを考えている企業だったら、少なくとも有能な若者を自分の社に持...全文を見る
○麻生国務大臣 復帰三十五年、昨日、参議院でしたか、委員会でも、その当日でもありましたので、御同様の質問をちょうだいいたしました。  沖縄復帰前にも沖縄に何回となく行ったことがありますので、違いは私自身も感じるところでもあります。間違いなく、いろいろな形で、見えるところ、随分生...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありました琉球新報の方の数字だと存じますけれども、世論調査に関する報道につきましては私どもも承知をいたしております。ただ、日米地位協定につきましては、これまでたびたび答弁を申し上げてきたとおりでありますけれども、これは運用の改善ということでやる方が合理的...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました核によるテロリズムの行為の防止に関する国際条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明させていただきます。  この条約は、平成十七年四月にニューヨークで開催された国際連合の総会において採択されたものであります。  こ...全文を見る
05月17日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) 自分のことは自分でやる、自分の国は自分で守るという基本的な姿勢は正しいと存じます。当たり前のことだと存じます。日本の場合はその点がいわゆる戦争、いわゆる一九四五年に戦争に負けてこの方占領国になって、それから、独立をいたしました昭和二十七年四月の二十八日以...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、久間大臣が述べられましたように、これは、柳田先生、自らの自衛力若しくは国防力のみでは今の我々の置かれておりますこの北東アジアのいわゆる状況というのを考えた場合に、日本一国のみで、核を保有している若しくはしようとしている国々三つ隣国に持っているという状...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 抑止力というのは、基本的には不安定化させない力を称号してディターレンス、抑止という言葉を使われて、これ大体、三木武夫内閣が最初だったと思いますが、あのときから使われ始めた言葉だと、これは私の記憶ですけれども、あのころだったと思います。余り聞き慣れない言葉...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、柳田先生、定型的に、定量的に言うのはなかなか難しいと存じますが、軍事技術の進歩というのは著しいものがあるんだと思います。  そういった意味で、今回、海兵隊というものの作戦指導部等々がグアムに移転するということになっても、いわゆるIT技術の進歩と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 白先生、基本的には、主権国家である以上、当然自衛権は持っているのは当然です。当たり前の話なんだと存じます。その上で、いわゆる憲法第九条によってどの程度まで許容されるかされないかというところがずっと過去まあ六十年近くいろいろいろいろ論議がされてきたなと思っ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 白先生、これは義務ではありません。通報する義務ではありません。通報するのを我々としては義務を負っているというわけではありません。  変更しましたよと、こういうように変更しましたよと。別に向こうに要求されて変更したわけじゃない、こっちはこっちの都合で変更...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 協定上することになっているというように理解している、協定上することになっていると御理解いただいたらいいんじゃないの。
○国務大臣(麻生太郎君) 書こうとしているということであります。──書こうとしております。
○国務大臣(麻生太郎君) より格調高い日本語で私の方から説明させます。  今これは一般的に、白先生、基本的に、例えばこのあれでは、先ほど久間先生の逆の例で、刑が五年から三年ではなくて五年から十年になったというようなときにこの種の話は起きないんだと思います、基本的には。より厳しく...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この議事録には……
○国務大臣(麻生太郎君) はい、済みません。  この議事録に段取りっていうことが……
○国務大臣(麻生太郎君) どこに出てくるのかな。議事録がない。私どもの持っている紙にはその種の言葉がないんで、少し違うのかなと思ってはいたんですけれども。(発言する者あり)ああ、なるほど、この紙。済みません、私が持っているのとちょっと違いまして……
○国務大臣(麻生太郎君) 協定が、仮に罰則が下がった場合、五が三に下がった、五年が三年に下がったような場合はともかく、少なくとも三が五とか十に上がったときにおいては、まず協定の改正などまず起こりませんから、まず基本的には。上がったときには、より厳しくなったときにはそういったことは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおりだと思いますね。内容も、実質的に強化される可能性もあるという御質問なんだと思いますんで、強化された場合においては、今申し上げたように、いわゆる改定というような形にはなり得る可能性はほぼないと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 先般行われました日米首脳会談に関しましては、先ほど、これは新聞にも一部出ておりましたように、テロ支援国家指定解除の問題については拉致問題を考慮に入れるとの立場の表明があっております。そして、その後の共同記者会見においてもこの問題に関する議論が、拉致問題に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 下村発言というものが話をこじらせているように思いますけれども、私から聞いていると。私は、この種の話がその現場であった内容、ちょっと直接会談でありますので、ブッシュ、安倍、コンドリーサ・ライス長官との間の直接交渉の話でありますので、この種のところでしゃべら...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘の点につきましては、アメリカ側から、テロ支援国家指定の基準は国際テロに対して継続的に支援を提供していること、つまり、御存じのように、大韓航空とかラングーンとかいろいろございましたけれども、そういった意味で、国際テロに対して継続的に支援を提供している...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 白先生、これは似たような状態がかれこれ二か月ぐらい続いていますので、三日以内なんという話はもう二週間前も聞きましたし、その前も聞きましたので、私どもの方ははなからそんな簡単にいくはずがないと思っていましたので、外務省の中としては、これはそんな簡単にいく話...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この前の件が少々しゃべり過ぎていますんで、あれですらしゃべり過ぎましたんで、ちょっと差し控えさせていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) 海兵隊のグアムの移転につきましては、基本的に在沖縄の海兵隊の移動なんですが、その前提に立っておりますのは大きく分けて二点。まず、地元の負担軽減という点は、これは沖縄から、前々からもう長きにわたってずっと続いている話である点が一点。それから、今の我々の周囲...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 榛葉先生、基本的に、今言われたその前の質問ですけれども、アメリカによります対日防衛義務というものは、これは在日本アメリカ軍のみによって行われるというわけではなくて、これはハワイであろうと、第七に限らず第四艦隊であろうと何であろうと、少なくとも、太平洋軍を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先輩に見えますけれども、こちらの方が年下ですから。  私の場合は家が丸焼けになりましたんで、博多の大空襲のときに丸焼け。それから、当然家がなくなるわけですから、飯塚の家の方にいましたんで助かったんですが、翌日行きましたら千代町から浜の町の家まで全部海が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 本は何冊か、ちょっと正確な名前までは覚えていませんけれども、沖縄戦とか、あるいはひめゆりの塔の話やら何やらの話以外はちょっと。戦史ものとしての本を正確に読んだ、ちょっとよく覚えておりませんが。  私の沖縄戦のことに関して言わせていただくと、先生、私の元...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○麻生国務大臣 日本といたしましては、二〇〇五年の九月の十四日に署名のために開放されました直後の九月の十五日に、小泉総理がこの条約に署名をしておられます。その後、昨年の七月のサンクトのサミットにおいて、一連のいわゆる国連のテロ対策プログラムの強化に関するG8の声明の発出とか、昨年...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、テロというのは、いかなる理由等々によっても正当化されることはないというものなんだと思って、断固としてこれは非難すべきだというのを、日本は従来からその立場を取り続けてきております。もう御存じのとおりです。  国際的にも、このテロの脅威の高まりなどを...全文を見る
○麻生国務大臣 先週の長島議員に対する答弁を今引用されましたけれども、それと同じセンテンスで、「送金ができて二千五百万USドルが入っていった後、直ちに初期段階にすると向こうは言っていますよ。言っていますけれども、するという保証はない、私はそう思っています。」と答えておると思います...全文を見る
○麻生国務大臣 中国、韓国は北朝鮮の隣国でもありますし、いわゆる陸路がつながっている部分もこれあり、いろいろな意味で私どもとしても関心の高いところなんですが、この履行ということに関しましては、対外的に明らかにしていない、公表していないということでありまして、やっている内容はちょこ...全文を見る
○麻生国務大臣 長島先生、これはどういうような理由でそうなったかといえば、多分、アメリカと北朝鮮のBDAに関しての直接取引等々の話が全体としての話をとめることになって、これが動かない限りはその他のものが全然動かないということになった。六者協議の二・一三の話が、BDAという、これと...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、相手のある話なので、それは、動きますかと言われれば、なかなかお答えはしにくいところなんですが、しかし、少なくとも状況としては、我々として障壁だった部分が取り除かれたにもかかわらず、向こうが全然履行しなくて、今度は、BDAに限らずほかのもだとか、何とかか...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、ディスエイブルメント、ディスマントルメントのあの例の言葉の話なんですが、いわゆる活動の停止及び封印というものの対象になります寧辺の施設というものは、例の文書に明記されている再処理施設に加えて、黒鉛減速炉、五メガだか十メガだか忘れましたが、五メガワットかな、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは昨年の六者協議の中でも日本として言い続けているところですけれども、他の四カ国と違って日本の場合は、ミサイル、核プラス拉致という問題を私どもとしては抱え、韓国の場合はこれを声を大にして言われませんけれども、日本としては、政府が拉致の問題を正面から取り組んでいる...全文を見る
○麻生国務大臣 今、インドネシア等々の例を引かれましたけれども、マラッカ海峡等々で、若松にあります会社の船がいわゆるハイジャックされて、世界最大のタグボートだったんですけれども、「韋駄天」という名前のタグボートが日本人ごと持っていかれたという事件がありました。  御存じのように...全文を見る
○麻生国務大臣 日本にかかわるというのをきちっと基準にしているわけではありません。テロというのは、別にこの国に直接関係していなくてもテロはテロと思っておりますので、基準として日本に直接かかわっていないから出さないというようなことを申し上げるつもりはございません。
○麻生国務大臣 私どもとしては、今の御指摘は正しいと存じます。  ただ、前原先生、ある程度これは、突如としてぼんと起きるものがありますので、そのときのためにある程度予備費みたいにして持っておかないかぬという部分もちょっとこのテロ対策の中にありますので、使い切っていきなりというわ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、笠井先生御指摘のありましたとおり、これは、いかなる理由をもってしてもテロというのは正当化されることはない、明らかに犯罪というように考えて、断固として非難をされるべきというのは当然のことだ、全くおっしゃるとおりだと思います。  したがって、これを撲滅するために...全文を見る
○麻生国務大臣 三つぐらいの話題になろうと思います。  まず最初に、今回のNPTの第一回の準備委員会、これはウィーン代表部の天野というのが議長をしたんですが、まず最初に、開催できるかどうかが極めて危ないところだったと存じます。  これは、議題が決まらないという事態になりました...全文を見る
○麻生国務大臣 これは笠井先生、今までも日本は、この核廃絶につきましては先進国というか、G8の中では最初を切ってやり始めた国でもありますし、思い返しますと、国際連盟のときも、いわゆる人種差別撤廃というのを最初にうたった列強の唯一の国だったと言うべきなのかもしれませんが、そういった...全文を見る
○麻生国務大臣 共産党に褒められるとはやばかったかなと思わないけない気がしないでもないので、何かなと思ったんですけれども。(笠井委員「いいことはいいんですよ」と呼ぶ)  「はだしのゲン」やら何やら、確かに、「はだしのゲン」を知っておられるという方は、長島先生ぐらい若くなるともう...全文を見る
○麻生国務大臣 これは日米安全保障条約上、核の持ち込みがされる場合にはすべて事前協議の対象となる、もう御存じのとおりだと思いますので、これまで、日米安全保障条約上、事前協議が行われた、少なくともこのことに関して事前協議が行われたことは一回もありませんので、このことに関しましては、...全文を見る
05月22日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○国務大臣(麻生太郎君) そういう意味で言われたのではなくて、日米安全保障条約というものが五十年の長きにわたってこの地域の安定にということで、アジア地域の安定が世界の安定につながるというような観念で考えておられると思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 四類型、いわゆる公海上の艦隊護衛と、今言われました弾道ミサイルの防衛と、それから国際的な平和活動の際の武器使用でしたか、それといわゆる後方支援の在り方という、大きく分けて四類型だと思っております。  この中で、今御指摘になりましたように、ミサイルの防衛...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われておりますナイト・ランディング・プラクティス、通称夜間離発着訓練、略してNLPといういわゆる訓練ですけれども、これは空母キティーホークの艦載機でありますので、空母キティーホークはアメリカの第七艦隊に所属をしておりますので、当然のこととして第七艦隊...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは武力を行使しておりませんので、したがって武力行使の対象にはならないということになるんだと存じます。  ただ、今PRTというものに関するこの枠組みのことに関して、日本として参加するというより前に、それを依頼を受けたことが、少なくとも国連軍からそうい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、あれは九・一一といういわゆる平和に対する脅威、国連憲章第七章の三十九条でしたっけね、あれの話からそれが出てきたんだというのがもうアフガニスタンだと思うんですが、このイラクの場合は、御存じのように、十二年間にわたりまして度重なる国連の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 四月にたしかアメリカの政府として、いわゆる環境影響評価というのを実施ということで、その説明を、十七日、十八日でしたかな、何かやられたと聞いております。事実そのとおりしておるんだと思いますが、あそこはジョニャといったかな、そこの市がありますけれども、そこで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました武力紛争の際の文化財の保護に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、昭和二十九年五月にハーグにおいて採択されたものであります。  この条約は、文化財の保護のため、文化財...全文を見る
05月23日第166回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○麻生国務大臣 これは笠先生御存じのように、この条約は、昨年に採択をされた条約ではありますけれども、この条約ができるに当たりましては、かなり日本は、最初からこの条約の枠組みづくりに日本が先頭を切って取り組んできた内容のものであります。したがって、そういった状況でありますので、これ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、御指摘になりましたように、百八十七あるんだと思いますが、今、四十七締結をいたしております。残り百四十ということになろうと思いますが、そのうちで、私どもの分析では、これはもう古くて今の時代には全然関係ないなというものがまず八十五。残り約五十五あるんだと思いますが...全文を見る
○麻生国務大臣 笠先生、これはなかなか難しいところですよ。基本的には、ほかの法律との関係と法体系のあれがありますので、そこのところとの整合性を考えないと、条約と国内法とが乖離する、そういったことになりますと、条約は締結したけれども現実に国内では施行できないということになるケースが...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、新世紀、新しい二十一世紀におきますILOという組織の活動方向を示す概念として、新たに打ち出されたものであります。  これは、訳には結構いろいろな悩みがありました。これは通常、普通の会話で、ヒー・イズ・ア・ディーセント・マンなんというと、あれは適切な男であ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、一回法律が通った後、ちょっとおまえ、もっといいのがあったからこれに直せと。笠先生、それはなかなか簡単にはいきませんので、この法文の和訳だけは直せということになると、もう一回全部で討議をしていただくなりなんなり、かなりな作業が要ることになろうと存じます。
○麻生国務大臣 米印をくっつけて注釈をつける、括弧書きをつける等々、努力を各省いろいろ、役所によって多分表現の仕方が、労働省としてはこうとか、おっしゃるように、いろいろ表現が出てくる可能性はあるかなとは、この訳は本当に悩んだ訳でしたので、長い訳をつけるわけにいきませんものですから...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、笠先生、基本的には、この新しい海洋投棄ということに関しての禁止がされる廃棄物、いわゆる不発弾なんというのはよく例に引かれますけれども、不発弾などについては、まず陸上処分、海洋投棄の禁止というのをどうするかというのにかなり時間を要した一つの例です。  そう...全文を見る
○麻生国務大臣 通称NOWPAP、ノースウエスト・パシフィック・アクション・プランだと思いますが、NOWPAPと称する国連の機構の中に、北西太平洋のいわゆる海行動計画というのがございます。これに入っております、いわゆる多国間レベルとか二国間レベルとかいろいろあるんですが、この汚染...全文を見る
○麻生国務大臣 過日の李肇星外交部長の最後の訪日だったと記憶しますが、このときにこの問題は我々の方で提案をいたしております。二〇〇八年以降、いわゆる無償援助というか円借がなくなりますので、それ以後の日中の関係の中において、我々としては環境に対する支援というのをやる用意がある。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 満州事変から日支事変にかけて、続いて大東亜戦争、終わった後、太平洋戦争という名前になっておりますけれども、ここに、戦線が拡大していった背景というものに関しましては、これは実にさまざまな議論があるんだと存じますので、原口先生、ここで、この外務委員会で外務大臣として見...全文を見る
○麻生国務大臣 何を論点としようと思っても、国民の方の意識は、憲法改正を論点にしようとしているのか、経済格差もしくは地域格差を論点にしようとしているのか、もしくはといって、国民の受けとめ方によって、幾ら政党同士がそれを言っても、現場というか有権者の方の反応というのは違ってそれが論...全文を見る
○麻生国務大臣 この憲法改正という問題に関しましては、敗戦後六十年、特にこのところでいきますと、国民投票法という法律に関連いたしましてさまざまな場でこれは今論議が行われておりますので、引き続き行われていくことになろうと思いますが、今御指摘のありましたいわゆる解釈改憲というものに関...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、今、認識は共有されていると思います。もう少し分け方はいろいろあろうかと思いますけれども、今大きく分けてその三つは、系列的には、分け方としては間違っていないと存じます。
○麻生国務大臣 これは、我々は被爆国と言うと唯一の被爆国とすぐ皆言うものなんですが、例のチェルノブイリというのがありますので、今ではウクライナも独立しておりますので、ウクライナも被曝国ということになろうかと存じます。  その意味では、このウクライナの話に限らず、これはコントロー...全文を見る
○麻生国務大臣 日本としては、インドの戦略的重要性というのは十分に認識しているんですが、今言われました原子力の活用というもの、今平和利用とかいろいろな表現がありますが、この活用に関しましても、多分、今から十数年、二十年を経て、中国を抜くほどの人口爆発がインドは起きると予想されてお...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたように、原子力発電用の施設二十二のうち十四というものを民生用に応じるということになっておりますので、そういった意味では、残りについても軍事用プログラムに影響を与えるものではないと言っております言葉がそのまま信用できるか否かというのは、これは、あ...全文を見る
○麻生国務大臣 しゃべれるところとしゃべれない範囲がありますので、あらかじめお断りしておきます。  少なくとも、この話は六者協議とは関係ない、アメリカと北朝鮮における二国間の問題であります。これはもうはっきりしております。バンコ・デルタ・アジアにあります約二千五百万ドルと言われ...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、安全保障会議が開催されなかったことについての御質問がありましたけれども、安保会議というのは、御存じのように、第二条で、内閣総理大臣は次の事項について会議に諮らなければならないというので、一の国防の基本方針とか防衛計画の大綱とか、ずらっとあるんですけれども、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 有権解釈、会議について、ちょっと短時間にぱっと言うのは誤解を招きますので、これはちょっと避けます。  ただ、安保会議について、一応、安保会議の上の閣議はきちんと通したという点だけは補足をしておかぬと誤解を招きますので、それだけ補足させていただきます。
○麻生国務大臣 一番最初に外務大臣に適用してくれないかなと今思いながら聞いていたんですが、正直申し上げて、これはなかなか難しいところだと思います。  労働安全衛生というものを確保するということは、これは適切な労働時間というものといわゆる休日を確保するという、二律背反するように見...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる民間の電鉄会社の勤務時間についての感想を今資料を見てどう思うかと言われても、ちょっと何ともお答えのしようがありません。労働時間というのは、拘束時間のまた内容がどうなっているかとか、いろいろ難しい問題があるのはよく知っておりますので、うかつなことはちょっと言...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど、百八十七本の法律の中で、批准をいたしますと、これで四十七が四十八になるんだと思いますが四十八、そのうち、いわゆるちょっと今の時代にはもう全然合っておらぬというのが八十五、残り約五十四が残るんだと思いますが、その中の問題で、今言われましたように、他の法律、国...全文を見る
05月23日第166回国会 参議院 本会議 第28号
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○国務大臣(麻生太郎君) 潘国連事務総長、イラクのマリキ首相からの書簡についてのお尋ねがあっております。  航空自衛隊の活動につきましては、国連やイラク政府等々とはこれまでも随時緊密に連絡を取り合ってきております。このようなやり取りや、イラク特措法が本年七月末をもって期限を迎え...全文を見る
05月24日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第12号
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○麻生国務大臣 お察しのとおりであります。
○麻生国務大臣 これは、神風先生、基本は今久間先生が言われたとおりなんだと思いますが、アメリカの場合と違って、こちらの場合は、国民全体がホモジーニアスな世界になっているせいもあるんだと思いますけれども、何となく前の人の話の間違いを、時代が変わっておかしいじゃないかというのはなかな...全文を見る
○麻生国務大臣 今いろいろありましたけれども、昨年の十月の北朝鮮の核実験と言われる、二日後のあの話の……(神風委員「そうです」と呼ぶ)これは、向こうが言った点に関しましては、来られてから後でライス長官といろいろ話をし合った結果、あの文ができたと御理解いただいて十分だと存じます。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 一朝有事のときに、核の傘という名の抑止力、ディターランスというものが確実に作動するという確認を私どもとしては求めるのであって、日本に対する攻撃はアメリカに対する攻撃であるとみなす。したがって、それに対して直ちに行動が起きるか起きないかというのが一番の問題だと思いま...全文を見る
○麻生国務大臣 神風先生もうおわかりのように、これは運用にかかわる話ですから、いついかなる状態において、どのような形で攻撃力を使用するか、核兵器を使用するかを明らかにしちゃうということは、かえって抑止力がきかないことになりかねません、ここまでやって大丈夫なんだなといういわゆる情報...全文を見る
○麻生国務大臣 そうお考えになっていただいてよろしいかと存じます。
○麻生国務大臣 ことしの五月一日にワシントンで開催されました、新防衛大臣と向こう側の国防大臣、これは両方とも新任されておられる方々同士でありましたので、改めて2プラス2というのを、閣僚会議というのをさせていただいております。  そのときに、今、いわゆるロードマップというのが正確...全文を見る
○麻生国務大臣 これは安倍総理が就任される前から、集団自衛権の話というのは、御本人自身はもちろん前々から御関心があったと存じます。また、集団自衛権の話というのは、何とも神学論争みたいなところが一部国会議員の中でもあったのも事実だと存じます。  そういった中にあって、少なくとも、...全文を見る
○麻生国務大臣 憲法改正の話は、今いわゆる国民投票法、これで二十だ十八だというような話がまた出てきたりして、さらに時間がかかりそうな話になっていますけれども、憲法解釈を相手が、我々に危害を加える可能性のある国が待ってくれるかどうかは保証の限りじゃない、そうじゃないですかね。私はそ...全文を見る
05月24日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○国務大臣(麻生太郎君) 基本は今申し上げたとおりでありまして、条約は既に締結をしておりますから、政府として韓国に対して文化財を引き渡す法的義務は全く負っていない、これだけははっきりした上でどうするかという話だろうと存じますので。  最近に起きた例でいえば、例の北関大捷碑の話が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の朝鮮王朝実録はこれは靖国じゃなくて東大だったと思いますんですが、こっちは東大、それからその前は靖国神社と。片っ方は宗教法人、片っ方は大学法人ですから、いずれもこれは政府が直接関与しているわけではないというところでありますので、返せとかなんとか言う立場...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本姿勢を言っておられるんだと思いますが、これは第二次世界大戦のときに大量の文化財というものが焼失したり破壊されたりということになったり、また持ち去られたりしたものもございまして、いろいろある。そういったものは、やっぱり国際的にこの種の貴重な文化財は保護...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一番年食っているからこっちなんだろうと思いますんで。  これは、長崎に落ちる予定ではなかったことははっきりしております。そして、目標としては、京都が曇っていたという理由も一つありましたし、いろいろな天候の条件もあったというように聞いておりますが、大阪等...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○麻生国務大臣 このオスロ宣言の中身というのを読まれた上での御質問だと存じますが、この結論が出てくるに当たっての経緯等々を見たときに、オスロ宣言の中身というものは、少なくともクラスター爆弾を生産する国の意見、それを保有している国の意見等々の意見は全然聴取されないまま、一方的にこの...全文を見る
○麻生国務大臣 このことというのは、どのことだかというのは……(山口(壯)委員「クラスター弾の」と呼ぶ)弾の話ですか。基本的にはそうですよ。
○麻生国務大臣 これは一昨年の十一月だったか十二月だったかの記憶だと思いますが、EASという、地域統合を進める上でということで、あのときは中国等々はインド等々が介入するのに反対でしたかな、たしかそんな記憶があります。それが、最終的にこのEASというのに参加を、インド、オーストラリ...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の予算が過日承認をされておりますけれども、あの予算書の中を見ていただいても、五年間で三百五十億円の青少年交流というのは、別に二国間に限っているわけではありません。
○麻生国務大臣 EPA、FTAというのは、WTOの補完的なものだと思っています。したがって、それだけに特化するつもりもありませんし、そういったものを補完できるということで、やはり基本は、WTO的なものが基本だと思っております。したがって、EPA、FTA等々をASEANとまとめてや...全文を見る
○麻生国務大臣 EUも、スタートした三十年前に、今日のEUを予想した人は一人もいなかったと思いますね。  そういった意味では、なかなか将来のことまで予測できませんので、どこが希望かと言われても、少なくともこの地域においてEUみたいな形になっていけるのが、ある程度の目に見える理想...全文を見る
○麻生国務大臣 EPAの中にアメリカが入っていたという記憶はないんですけれども、入っていましたかね。
○麻生国務大臣 少なくとも、こういったようなものをつくるときには、閉ざされた共同体というのを考える人は、今の時代には余り合わないと思いますね。開かれた共同体が基本だと存じます。
○麻生国務大臣 今の東アジア共同体、イースト・エーシア・サミットの中にはアメリカが加盟していないというのは、もう御存じのとおりだと存じます。しかし、現実問題として、経済というものを考えていったときには、それらの国々がアメリカとどれだけの貿易をやっているか、経済関係がどういったこと...全文を見る
○麻生国務大臣 この地域は、御存じのように、ASEANのほかにAPECとかいろいろありますので、APECの中にアメリカが入っているのは御存じのとおりです。したがいまして、これらの地域においてアメリカというものの力、存在力というものは、利用すべきときは大いに利用すべきものだというこ...全文を見る
○麻生国務大臣 EECの始まったときに比べて、今の世界の経済状況というのは、水平分業、垂直分業、いろいろな形での分業体制というのは既にアジアででき上がりつつあるんだと思いますので、EECがスタートしたころよりははるかにその中の、枠内における流通、物の流れ等々は進んでいると思います...全文を見る
○麻生国務大臣 中国とインドの関係というのは、それはなかなか、国境は接していますし、両方とも原爆を持っていて、十億の民を抱えて、国境線問題をカシミールで抱えていますし、そんな簡単にはいきませんよ。それが当たり前だと思いますけれどもね。  だから、そういったものを踏まえた上でどう...全文を見る
○麻生国務大臣 一つの考え方だとは思います。
○麻生国務大臣 ないかあるかと言われて、あるとも言えぬし、ないとも言えぬというのが正直なところだと思います。  ただ、山口先生、これは私たちも気をつけておかないかぬのは、今、円キャリーレートの話がありますから、日本は全部裏でやっているんじゃないかと言われたら、困りませんかね。な...全文を見る
○麻生国務大臣 ヘッジファンドというのはいわゆる新しい金融技術の一つなんだと思いますけれども、金融システムの効率化というものに関してはある程度貢献しているという一方、インターナショナル、グローバルに巨額の資金の移動をもたらす潜在的なリスクというのは一九九七年の例が一つの例だと思い...全文を見る
○麻生国務大臣 長い長い、これは六十年余にわたる両国間における懸案事項であります。その中にあって、これまでいろいろな文書が両国間の首脳の間で行われて、今日に至るまで合意ができず、結果として平和条約の締結にも至っていない、国境線の画定もなかなかというのが現状であります。したがいまし...全文を見る
○麻生国務大臣 もう松原先生御存じのように、一九九一年までは、少なくとも領土問題は両国間に存在しないというのが、ロシア側というか当時のソ連側の対応でありました。したがいまして、この北方領土問題に関しましても、政府としては、政治が動かない限りはこれは全然経済も動かさない、いわゆる政...全文を見る
○麻生国務大臣 三十名の中の何人かの方はよく知っておりますので。
○麻生国務大臣 松原先生より私の方が年を食っていますので、それらの話というのは、やはりいろいろな長い事件に、宣伝戦というのは戦争を遂行する中に当たって大きな要素を占めるのは事実です。そのとき一緒につくられた言葉がプア・チャイナという言葉です。かわいそうな中国というのが、ルーズベル...全文を見る
○麻生国務大臣 それも、その三百回の現場の状況を、伝聞情報というのは基本的には余り当てにならぬものだと。人が後々、あのときこうだった、ああだったと言って、いわゆる伝聞情報というのは余り当てにならぬので、そのとき報道されていた事実、その当時、一九三八年、三七年にどういうものが報道さ...全文を見る
○麻生国務大臣 かなり詳しく知っていました。
○麻生国務大臣 これは基本的には、事実関係というものを、先ほど申し上げましたように、伝聞情報によって当時の情況証拠をつくり出すのには基本的には無理がある。したがって、当時書かれた事実のみだけで話をしないと、その当時の話を聞いた人の話をまた聞いてなんというのでは、我々はその現場にい...全文を見る
○麻生国務大臣 一つの方法として、アメリカというのは極めてフェアな国であるという判断、私も、それはいろいろフェアじゃないようなことがたまにはあるでしょうけれども、総じてこの国に関して、フェアな判断をし得る可能性の極めて高い国、アメリカというのはそういう国だと思っています。  今...全文を見る
○麻生国務大臣 今の話は、一つの御提案として受けとめさせていただきます。
○麻生国務大臣 NATOとの協力というのは、今、現実問題として動いているのは、インド洋の洋上におきます給油が多分一緒だと思っております。それで、御存じのように、我々日本側、NATO側といきますと、NATO側は、いわゆるNATOの域外に出てNATO軍として参加したのは多分アフガニス...全文を見る
○麻生国務大臣 笠井先生、とりたてて今、このオペレーションにこう参加したいためということを考えているわけでは全くありません。  私どもとして何ができるかというのは、ちょっと正直、初めてのことでもありますので、海上でならともかく、陸上でということになりますと、いろいろな地域の情勢...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年の五月のときは間違いなく、NATOの理事会において日本から少なくとも閣僚が出て発言をした最初の例と、九カ月たちました安倍総理のときと、一年たちました久間大臣のときと、これは時間がたっておりますので、ある程度、最初に申し上げたときとは、現実問題として、事務レベル...全文を見る
○麻生国務大臣 今直ちに日米同盟以外の同盟関係をつくって訓練をというような話をしているわけではありません。ただ、共同訓練というんでしたら、海賊対策等々、日米ロでやったんでしたか、いろいろな形で共同の訓練等々をやっております。古くはリムパックにスタートしておりますけれども、環太平洋...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とフランス共和国政府との間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成八年に締結されたフランス共和国と...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○麻生国務大臣 委員会のことですので、委員会の理事で御検討されるのがしかるべきと存じます。
○麻生国務大臣 青少年交流は非常に重要でして、ホームステイ、ロングステイ、交換留学生、いろいろ含めて、極めて、若いときに見るのがいいと存じます。  昨年でしたか今年でしたか、中国から高校生が、ショートステイでしたか、二週間だったと記憶しますが、東京とかいろいろ行って、終わった後...全文を見る
○麻生国務大臣 今、中国から日本に、いわゆる密入国を含めましていろいろ問題がありますのは御存じのとおり。  これがすべてというわけではなくて、まともな人の数の方が多いんですけれども、入ってくる絶対量が、十三億ですから、まともな方も多いんですがそうじゃない人もいる。ところが、もと...全文を見る
○麻生国務大臣 スタートは、たしか去年の五月のカタールのドーハだったと記憶しますが、遠藤先生御存じのように、お米はその当時、今でもそうですが、その当時、米の輸入を中国は認めておりませんでした。認めておりましたのは、たしか、ナシとリンゴだけだったと記憶をします。  そのときに、去...全文を見る
06月04日第166回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 核問題、日朝関係を中心とする最近の北朝鮮をめぐる情勢について御報告をさせていただきます。  北朝鮮の核問題につきましては、本年二月の六者会合において、北朝鮮による六十日以内の寧辺の核施設の活動停止、封印等を定めた共同声明の実施のための初期段階の措置が採...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 拉致問題の話。今回の難民の話。
○国務大臣(麻生太郎君) 拉致問題の方に。  拉致問題に関しましては、日本からとして従来の立場というものを申しておりますので、日韓中の中では、この問題はもうある程度お互いに分かり切っておりますので、この問題が特に取り上げられて議題になったというわけではございません。
○国務大臣(麻生太郎君) 中国からとの話は、この人、この人って楊潔チという人なんですが、新任の外務大臣で、アメリカにずっと長くいた人で、対日関係をほとんどやった方ではないんで、もうほとんどずっと紙を読みながらという感じの人で、まあしようがないんですけれども。  そういったところ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、中国はこの六者協議の議長国をずっとやっておりますんで、何らかの形で決着を付けたいという希望を強く持っておるのはもう間違いありません。  そこで、六者協議を進めるに当たって、全然関係ないこの二国間のBDAという問題が出てきてそこで完全に止...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には今ので正しいんだと思うんですが、今お話がありましたように、日本の立場については最初にやり始めたころに比べたら随分と理解が深まってきたというのは、李肇星前外交部長の後半の段階でも私どももそのように感じておるところではございます。  少なくとも、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) お答えいたしかねます。
○国務大臣(麻生太郎君) 聞いたことがあるのは事実です。
○国務大臣(麻生太郎君) なかなかお答えいたしかねるというのが、先ほど申し上げた答弁の最初のところです。
○国務大臣(麻生太郎君) それを含めて申し上げられないところなんですが、基本としては、何らかのものを向こうは持っていると想像はいたしております。
○国務大臣(麻生太郎君) 私も帰ってきたばっかりですからね。そんな全部が全部、質問があらかじめ出ておいていればそれなりの勉強もさせていただけるところなんですが、今日いただきましたところもありますんで。  四月の二十八日に行われました日米首脳会談において、いわゆるずっと、御存じの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、中国政府から、正式にまとまったらというような話が私どもに正式ルートで伝わっていることはございません。
○国務大臣(麻生太郎君) これ、お尋ねの御趣旨は五月の二十八日、読売新聞に出ていた記事を参考にしておられるんだと存じますが、先ほども申し上げましたように、これは議長国が中国でありますので、我々にとりましては最重要課題でありますこの拉致問題につきましては度々説明をしておりますので、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 谷内の場合は、何しゃべっても大体そういう感じに聞こえる顔をしていますから、えらく意味深に聞こえますけれども、それ以上のことは、谷内というのは次官ですけれども、その種の話を特に、答弁申し上げましたように、特に具体的にいろいろな話がこちらの方にあっているとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この話を、北京大学等と話があるということになっておりますけれども、私は正直申し上げてこの話はちょっと何となくまゆつばというか、何となくどうも余り説得力のある話かねえ、もうちょっと別の方法のアプローチがあるんじゃないかなと思いますんで、ちょっとこの話に関し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、御存じのように、このDNAのことに関しては日本とアメリカが多分一番最先端を行っていると、私の知っている記憶ではそうでありますんで、私どもの、殊にこのことに関しては、これはかなり時間掛けて、しかも一か所ではなくて複数の研究所等々、病院等々に渡してこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) プロセスを開始するということというのといわゆるテロ支援国家を解除するというのは、これは脈絡は一致しているというように私どもも理解をいたしておりません。  少なくとも、テロ支援国家という指定が解除されるような国になるべきであるという五者のメッセージとして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは白先生、一概にはちょっと、こういうプロセスになりますとはなかなか申し上げられないところだと存じます。  今アメリカとの間で、このまま四月の十三日の期限を大幅に超えて、かれこれ二か月は超えようかという時期になってきておりますので、少なくともこのまま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いろいろなレベルで行われているのは事実だと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆるWMD、ウエポンズ・オブ・マス・デストラクション、略してWMDと言うんですが、この関連計画の特定品目というのがいろいろありますが、これ先生、国によってかなり違いまして、その意味では、今御指摘のありましたアメリカ、カナダ、欧州、欧州というのはEU、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 白先生の御質問で、BDAの問題が仮に解決して、よく言われている二千五百万ドル、五十何口と言うんですが、これが入った後、直ちに初期段階に移行すると先方は言っていますよと、しかし、言っていますけどするという保証はないと、私はそう思っておりますと、こう答弁をし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも韓国が一番融和策に近い、五者の中では一番融和策に近かったと思いますが、その韓国も米の輸出、供与というのか輸出というのかは少なくとも止めるということになって、約四十万トンということになります。これで、石油残り九十万トンということになりますと、バレ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の段階としてちょっと、あと二か月後とかあと三か月後とかいうような具体的な日にちを申し上げられるような段階にはないと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 四人の話に関しましては、武器を携帯していなかったというところまでは知っておりますけれども、その他細目につきましては、私どもまだ聞いておる段階ではございません。
○国務大臣(麻生太郎君) 一党独裁若しくは独裁国家というのは常に話しにくいのは、もう何も北朝鮮に限った話ではございません。ただ、ここの場合は、その体制というものを考えましたときに、今の段階で極めて最貧国であることはいろいろなものから推計ができるところでありますが、かといって体制崩...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて伺いますが、この間の日朝の作業部会、ハノイでしたかな、あれ行われたときに向こうから、DNA鑑定についての再協議をやるという提案が向こうからあったか。
○国務大臣(麻生太郎君) 調べて御返事申し上げます。今ちょっと、今、伊原の方から答弁させます。
○国務大臣(麻生太郎君) 昨日、済州島において宋旻淳韓国の外交部長との間で、青森県に漂着をしたと言われております、その当時、北朝鮮出身者と思われる四名のことについての照会が向こうの方からあっておりまして、私の方はその段階で、今現在の段階としてもうこっち来ておりましたので、こっち来...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本としては、向こうが受け入れると言うんであれば、そのように対応ができればと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 岡田先生、ナホトカ号事件というのを、石川県も影響を受けられましたので、ナホトカ号事件を思い出していただけると分かると思いますが、少なくとも、エンジンなしであの地域から船になりますと、いわゆる日本海流に乗って漂着するところは日本海沿岸の石川県以北というのが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ポツダムのG8サミットというのが先週行われておりますけれども、ちょうど一年前、モスクワで同じような会議をやりましたときには、この拉致という問題を議長声明、当時はロシアが議長国でもありましたけれども、議長声明をこれに盛り込むに係りましては、これは物すごい手...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、あしたから安倍総理も参加されてのいわゆるハイリゲンダムにおきますG8、いわゆる首脳会議が始まるところですけれども、拉致問題がしっかり取り上げられるようにということで、このG8の外相会議の声明の中にあれをきちんと書き込まさせていただいておりますので...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは岡田先生、相手側の話ですので想像の域を超えない部分もあろうかと存じますが、最初に五万トンの話、百万トンの話というのをこれは日本側やらアメリカやらが提案したということはありません。これは全然、第三国、我々、アメリカ、日本以外の国がこの案を提案して、そ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、BDAのことに関して言わせていただければ、これはアメリカも驚くぐらい効果があったことははっきりしていると思います。たかが二千五百万ドル、個人じゃでかいですけど、国家で二千五百万ドルって約二十五億、約三十億弱の話ですから、それほど、幾ら最貧国とはい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 四月末、いや五月の初めになりますが、日米外相会談の席において、この報告書が出されたその日なんですけれども、今御指摘のありました点に関しましては、ブッシュ大統領に対して私どもの方から、この記述が減ったということは拉致問題に対する関心が減ったというように取ら...全文を見る
06月05日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(麻生太郎君) 治安状況につきましては、イラクに関しましては、もう度々申し上げておりますように、バグダッドを中心に厳しい状態が続いておると存じます。  今、岡田先生御指摘のありましたように、四月以降も、五月の二十九日でしたか、バグダッドの中心にいたします広場付近の停車...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、イラクのマーリキー政権、開かれたとか民主的とか公正とか透明性があるとかいうような点は、これは物すごく大事なところでありまして、そういった点を踏まえた政府がつくり上げられるということは、今後のイラクの政権の安定のためにも極めて重...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) やっぱり、イランとアメリカの直接対話というのはかなり大きな意味があったと、私、端緒に就いたばかりのところでありますので、少なくとも、イラクの問題についてのみという前提条件で両大使が会っております。私は、関心は皆、核実験の話とかそちらの方に世界の関心は集中...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この話はもう半年ぐらい前に、まだイラン、アメリカの対話が始まる前に北朝鮮が始まりましたんで、イランともやらなきゃ結果的には事は解決しないのではないかという話をして、まあその時期が来る可能性は高いという反応は向こうも言っておりましたんで、少なくとも第一歩が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アメリカが民主党、共和党になりましても、これは直ちに撤退なんと言っているのは両方ともいないんで、漸次、少しずつ撤退というんで、直ちに撤退は、力の空白があそこへぽこんとできるということは多分、内乱というか混乱というか、すさまじいことになりかねぬというのは、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一応セルフディフェンスフォーシズと呼んでいるから、アーミーとは呼んでいないんじゃないですかね。
○国務大臣(麻生太郎君) 情報収集能力というものの中には、例えばCIA、MI6、いろいろあろうかと思いますが、そういう情報収集能力、そういったものを今、日本の政府に期待をし得るべきだという御意見をおっしゃりたいんでしょうか。ちょっと意味がよく、意図がよく分かりませんので。
○国務大臣(麻生太郎君) ケースによってそれぞれ違うと思いますが、少なくとも交渉をするときにおいて、今、北朝鮮相手に交渉をするときにどれだけ情報があるであろうかと言われたら、私どもとして持っている情報は極めて限られておると思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 与えられた条件の中で精一杯やる以外にほかに方法はありません。少なくとも北朝鮮に関して言わせていただければ、そういうことになろうと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 細目言いますが、今言われたのを、具体的な例を言いますと、櫻井先生の言われたのは平成十八年三月十三日の話ですね、この話は。
○国務大臣(麻生太郎君) そのときの時間を見ますと、十時十五分に請求をしておられる。提出しろと言ったのはその当日の十四時になっておりますね。時間はそう書いてあります。十四時までに返事をしろと。出されたのは十時。しかも、この資料はかなり、十年前の資料であります。したがって、今のは、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には今官房長官が言われたところが基本なんだと思いますんで、これは今数値的に、だから数字を挙げて何日までにとかどういう状況になったらというようなことを定量的に申し上げるというのはなかなか難しいんじゃないでしょうか。
○国務大臣(麻生太郎君) 犬塚先生、これはなかなか難しいところなんですが、少なくとも戦争、戦うというところまでは軍が出てこないとこれは組織としては体を成しませんし、自己完結型の軍なんだと思います。  しかし、戦闘が終結した後に、今度はその地域の治安をとか秩序をということになると...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはイラクとアメリカの希望的観測がるる述べられているというのであって、これが直ちに実行できると思っているほど、それほどみんな単純でもないと思いますけどね。  ただ、いろいろ状況が出てきた中で、やっぱり憲法改正やら何やら、やっぱりシーア派が何人とかクル...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ブッシュ大統領のこの案は、たしかその前の日に電話が掛かってきて、安倍総理のところに電話が掛かってきてこの説明があっております。そのときにいろいろ話をされて、向こうにも提案としてこういったことを考えているというお話の説明はあっておりましたんで、私どもそれを...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃるように、これは中長期的にどうするか、どのような情報収集を今後やっていくかって、これはすごく大きな問題です。そして、この話は明らかに、現地にいるイラクの人たちの情報、しかもこの際は三種類あると基本的に思っておかなきゃいけませんから、三種類という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一応予算の申請をして、この平成十九年度の予算案で調査費が付けるところまでは来ました。そこまで来ておりますので、あと具体的なところを、今役所等々でこの部分、担当を決めて、今動かしつつあります。  現実問題として、国が、一応治安が回復した後で、例えば地方行...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のは多分今年の一月のNSC、いわゆるナショナル・セキュリティー・カウンシルが発表したイラク戦略レビューの主要点というところで、主要な作戦上の転換として、キー・オペレーション・シフトとしてこの項目は挙がったんだと思いますが、多国籍軍を脅かすイランとシリア...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは領海の中に、東京湾と言われましたけれども、東京湾はこれは明らかに日本の領海の中になりますが、これはペルシャ湾はたしかペルシャ、イランの領海になっていない、ペルシャ湾と名前はそうですけれども、これは今、通常アラビア海と言ったりいろいろしておりまして、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 圧力の一つではあろうと思いますが、威嚇かと言われるとなかなか難しいところだと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) イラクの人道復興支援のためにやっているという日本の主体性はもう間違いないところだと思いますんで、アメリカの考え方はそれはアメリカの考え方として、他国の話ですから、ただ、私どもとしては、基本的にイラクの人道復興支援、これが我々の主たる目的、はっきりしており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にはならないと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、例えば沖縄が爆撃された、隣国から、どことは言いませんけど、それに対して沖縄の米軍基地からその攻撃した国に対して攻撃をするというようなことはあり得るんじゃないでしょうかね。沖縄が仮に侵略されたとか、そういったことならあり得るんじゃないかというこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) その国の戦闘状態がいろいろな要素で継続ということになる例というのは、これはもう誠に同じ国の中でも地域によって随分差があると思いますんで、これは、大田先生、一概にこれが理由というのはちょっとなかなか言えないと存じます。
06月06日第166回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○麻生国務大臣 御指摘ありましたように、これは、それまでは余り人的交流がそれほど多くなかったこともありましたでしょうし、いろいろ理由はあるんだと存じますが、一番最初に、昭和四十年代にアメリカとドイツとの間に年金への二重加入問題というのがあり、意見交換を行ってきたのが歴史なんだそう...全文を見る
○麻生国務大臣 これまでかかりました大きな理由は、先ほど申し上げた点と、今厚生労働委員会で審議されておりますあの法案が今国会で成立をいたしますとかなり大幅に進められると、私どもとしては国内法の手続が楽になるなと思って、私どももそれを期待しております。  今後これを加速させると双...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘ありましたように、中東諸国との関係において、GCCと言われる諸国との関係は、我々というと、ドーハの悲劇等々、サッカー等々思い出すところではありますけれども、これまでは専ら石油に偏っていたと思います。これは、いろいろ向こう側の状況も大きく変わりましたし、例え...全文を見る
○麻生国務大臣 核の話がどうしても関心の高いところなんですが、昨年五月、モスクワでG8外相会議をやったときには、ほとんどの方の関心はイラン。その中で日本だけが、イランより北朝鮮の方が深刻だという話をずっとそのときも言い続けて、あのときはかなり孤立しました。それでも、ロシアが議長で...全文を見る
○麻生国務大臣 最初にこれが出たときを御記憶かと思いますが、バンコ・デルタ・アジアの資金凍結という話が出たときは、これは基本的には六者協議とは全く関係ない別の話で、アメリカでいきますと財務省の話であって国務省の関係ではありませんでした。いわゆるマネーロンダリングの話から、BDAは...全文を見る
○麻生国務大臣 アウン・サンという将軍がいたんですが、これはいわゆるミャンマーにおいてというかビルマにおいてというか、有名な将軍の娘ということになっておるんです。この人の自宅軟禁という状況が続いておりまして、面会を申し込んだ日の前の日に自宅軟禁の期限が切れるはずだったんですが、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは非公式ではあったんですが、昨年の九月の前にこの問題についての協議が出されたときにうちは反対ということを言って、九月の段階でこれは賛成という票を投じたんです。そのときの間に、我々としては何となく、アウン・サン・スー・チーという人のおかげでえらく、一人だけちょっ...全文を見る
○麻生国務大臣 今月の四日、五日、ソウルで行われました第六回のアジア協力対話に出席する途中、ユジノサハリンスクに立ち寄るということになって、国後、択捉及び水晶島を訪問したというように承知をいたしております。今おっしゃいましたように、昨年九月この計画というものを発表しておりますが、...全文を見る
○麻生国務大臣 我が方では、これまででは、最近では十七年の七月に小池当時の北方担当大臣が択捉島と国後島に行っておられますし、歴代、平成十年以降、十年、十二年、十四年、十五年、十七年と、いろいろ総務長官やら担当大臣がずっとこの場所を訪問しておるというこれまでの経緯、向こう側はゼロだ...全文を見る
○麻生国務大臣 日本として、豪州に限りませんけれども、日本の農業産品に対して急激かつ重大な影響が起き得る可能性につきましては、そこを、攻めるところは攻め、守るときは守りというようなところで、ここらのところは重要な配慮をしていかねばならぬ、その上でどうやっていくかというのが交渉なん...全文を見る
○麻生国務大臣 それは出ますよ。別に改めてそんなの聞かなくたって、出るに決まっていますよ。  これは、言っておくけれども、被害者はこっちだけじゃありませんから。向こう側も多分、自動車工場がえらいことになりますよ、日本からの輸出がどんどん行くんですから。今あそこにある自動車工場と...全文を見る
○麻生国務大臣 四月二十七日だと思いますが、日米首脳会談において、米国産牛肉に関するやりとりは極めて短いもので、簡単に言えば、よろしくみたいな話があって、お互いさま、もうずっと話し合ってきている話ですから、牛肉の話に軽い感じで触れられたというのが全体の内容で、その後のプレスに関し...全文を見る
○麻生国務大臣 首脳会談の細目につきましては、対外的にどういう、それこそセンシティブな言葉が使われたかに関しては、これは公表しないことになっておりますが、これに対しては総理は全く返事をされておりません。
○麻生国務大臣 行われることは決まっていますが、時間を物すごくやりくりしておられたので、まだやったとは聞いておりませんけれども、やる段取りで進んではおりました、きのうまで。その後どういう段取りで時間を詰め切ったかどうかまでは私ども承知をいたしておりません。
○麻生国務大臣 今度の首脳会談において輸入牛肉の話が議題に上がるということは決定されていないと思います。ほかにはいろいろありましたけれども、あらかじめ上げる議題として、この議題、この議題と一応あらかじめ予告みたいな話を双方でするんですが、その問題には上がっていなかったと存じます。...全文を見る
○麻生国務大臣 そんなに詳しくないのでうかつなことは言えませんけれども、特定危険部位というものが何かぐらいはわかっておるつもりであります。
○麻生国務大臣 違うと思いますけれども。チェイニーとその種の話をしたという記憶はちょっとないので。(川内委員「違いますか。シーファーさんかな」と呼ぶ)シーファーとだとあり得るかもしれません。まあ、どっちでもいいです。  拉致問題等の解決という話については、それは当然のことなので...全文を見る
○麻生国務大臣 このたびのOECDの行動指針というのは、御存じのように多国籍企業というのは、巨大なものになって、もう一国の経済を上回るほどの企業というのがございますので、そういったようなものがその国に出ていくというのは、その国にとってまた非常に大きな影響を与えるということだと思い...全文を見る
○麻生国務大臣 慣習の違いもございますし、その地域、生活水準の違い、労働等々、この種のものに対する理解は日本も過去六十年間大分いろいろ変遷してまいりましたので、そういった違いが起きるのはある程度避けて通れぬところではあります。そういったので、やはりこれはいわゆる連絡窓口みたいなも...全文を見る
06月07日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今の、記者会見においてプーチン大統領の方から、御指摘のとおり、日ロの立場の隔たりに言及をしておられるというのは確かであります。  御存じのように、これは日ロ双方の立場には隔たりは元々あるわけですから、そういった意味で、従来より日ロ間で諸合意、諸文書に基...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今申し上げましたように、また小泉先生よく御存じのように、日ロの双方の立場にかなり隔たりがあるというのは、この六十年間にわたってもうはっきりしておると思っております。したがって、この問題に関しては、これ長い時間が掛かるというんであって、これ粘り強くやってい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) エネルギーの話、石油に関する話、為替に関する話、これはもういろいろ、石油、為替の話ですけれども、これはいろいろな話がありますのはもう前々からであって、もうこれはこの数年間といわず、もっと十年間ぐらいにわたってずっとこの種は、第一回の湾岸戦争のときにさかの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、オーストラリアは北朝鮮に大使館がある。すなわち、外交関係があるということがまず大前提になろうと存じます。したがいまして、向こうの持っております情報というものは、ある部分においては我々の持っております情報より多い情報量を持っておる。傍ら、六...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、久間先生言われましたように、もう国際法上、集団自衛権というものは国家に与えられていることはこれは何ら疑念の余地がないところだと思いますんで、日本も主権国家である以上当然ということなんで、今までの経緯はもう御存じのとおりで、あえて申し上げることはないと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) マクナマラのときは、大田先生御記憶だと存じますが、あれはドミノ理論という理論が当時全盛でございまして、いわゆるベトナムが共産化するとばたばたっとドミノみたいに倒れていってという話が現実問題としてえらく騒ぎになっていた時代でありました。結果的にはそんなこと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それこそ今御指摘のありました、今の時点で何とも申し上げられない話だと存じますので、私どもとしては、イラク政府やら国連やら何やらがそのとき、日本にもっと是非ともという話をしてくるのか、もう大丈夫ですと言うのか、ちょっとそこらのところは何とも申し上げられるの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大田先生、国民保護法という法律を、当時、政調会長、久間政調会長代理で国民保護法を有事法制に続いてやらさせていただきました。  私は、順番としては国民保護法の方が先だと主張したんですけれども、野党の方々はいろいろ御意見等々ございまして、有事法制が先だと、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 北朝鮮の中で麻薬がどれだけ蔓延しているかというのに対して正確な情報があるわけではございません。ただ、これは蔓延するといった場合には、それは苦痛を和らげるために蔓延させるという方法もあるでしょうし、販売して銭稼ぐ方法もあるでしょうし、いろんな目的はあろうと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回はたしかタコを取っている漁師でしたっけね、何か。僕はもう、これ警察から聞いたわけじゃありません、これ、いわゆるそこらに流れている情報でしか知りませんけど。したがって、軽油がある程度積んであったという話につながっているんだと思いますが、そこらが正確に知...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の件で直ちに変化があるとは私ども思っておりません。ただ、白先生、私は、この北朝鮮の難民の話というか漂着民の話より、何でこのところそういう人たちが続々日本に捕まると分かっていて帰ってくるかの方に興味があります。
○国務大臣(麻生太郎君) どうして急に帰ってくる気になったのかな、帰されているのかな、そいつらに食わせる飯がなくなったのかな、それほど困窮しているのかなと、いろんなことが考えられますので、頭の体操の域を出ませんけれども。ここのところ妙に多いと思われませんか。私はそう思うんですけれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一つの考え方として、その当時からよど号事件の人たちがヨーロッパにおいて日本人等々、いろんなところに関係したのではないかという話はその当時からあったところでもありますが、確証が白先生、これ取れているわけではありませんので何ともそれ以上のことは申し上げられま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 白先生、これは基本的には、国連の要請を受けて私どもの方として、デクエヤルが爆殺されたこと、その経緯もよく御記憶のとおりだと思いますんで、デクエヤルじゃなくてデメロが爆殺されたことやら何やらというのはついこの間の話でもありますんで、彼らにとりましては、した...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) その要請に関しても、いつあったかということを我々としては、向こうとしては、要請を正式にした、いつした、だれがした、だれにしたというようなことを言ってほしくないというんであれば、我々はその秘密を守ってやればいいんで、それが我々の対応の仕方だと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) マーリキー首相からこの種の話がありましたのは、来日をされたときに、これは私に限らず面会された方は聞かれたんだと思いますが、少なくとも、これまでの日本の陸上自衛隊、航空自衛隊の実績等々を高く評価されて、是非航空自衛隊については引き続き支援を継続してもらいた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 矛盾しているという、どこが矛盾しているのかあれだと思いますが、年内は不要になる旨の発言があったと報じられておりますが、私どもは、これは五月の六日、バグダッドにあります我が方の大使館が、ムハンマド・サルマーンというイラク首相府官房長代理がおりますんで、この...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) もう一回最後のところを。イラク政府……
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、我々はイラク政府というより国連の決議に基づいてこれは支援しているわけですから、国連のいわゆる依頼、国連の支援要請に基づいて対応しているんでありまして、イラクの人道復興支援等々に参加をしているというのが基本的立場であります。
○国務大臣(麻生太郎君) イラクの中において今の現状を見たときに、少なくとも前にあった政権が倒れて、イラク国民によって選挙をやって、選挙によって選ばれた人によって憲法が制定され、その憲法に基づいて行政府ができて、そこで選ばれた人たちによって今政権が少なくともそこに存在をしておると...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) イラクのいわゆるこの種の話につきましては、国連の一連の決議に基づいておりますので、そこのところが大前提として違うと思いますが。
○国務大臣(麻生太郎君) マーリキー首相発安倍総理あての書簡は、平成十九年三月十二日付けであります。
○国務大臣(麻生太郎君) 想像するゲームとしては面白いと思いますけれども、ありません。
○国務大臣(麻生太郎君) これはイラクに限った話ではありませんけれども、少なくとも日本という国に対する中近東と言われる地域に共通して言える日本に対する感情というものは幾つか共通していると思いますが、大きく分けて三つだと思っております。  一、少なくとも西欧物質文明、近代化の波に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 自衛隊に代わってNGO等々、JICA、いろいろありましょうけれども、民間のいわゆる企業、団体、個人が出ていくのが望ましいということに関しましてはこれは皆同じだと思いますが、問題は、日本国政府をして民間人に危険を顧みず行けというようなことを我々として民間の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 内戦というのは国際法上内戦というディフィニション、定義というものは存在をしておりません。したがって、内戦ということがどれをもって内戦だと、じゃ、これは内戦じゃないのかという定義はない、そこが私の申し上げたところです。
○国務大臣(麻生太郎君) 今のお話というのは、ヒューマニタリアン、何ですか、ヒューマニティーにのっとった政治というものが基本であるべきだというように理解をさせていただくという前提に立ってしかちょっと答弁のしようがないんですが、少なくとも、今多くの政治家は多分そう思って、自分なりに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、戦後、日本が外交というものを考えるようになったとき以来、日本のこれまで立てておりました柱は三本だと思います。日米基軸、国連中心、近隣諸国との友好、この三つだと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 国連には、我々、百九十二か国の国が今国連に加盟をいたしておりますが、日本もその中の一国であって、国連憲章というものは、それに賛成して入っておるわけですから、憲章というのは極めて大事なものだと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 今、まず一四四一、六七八、六八七と言われましたけれども、この安全保障理事会は、安保理決議の一四四一号において、いわゆるイラクが湾岸戦争の停戦条件というものを定めた六八七というものを含みます、これはいわゆる関連諸決議と言われるやつの義務、これは六八七ですよ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと待ってください。答弁中だと思いますので、御質問には後でお答えさせていただきます。  また、イラクに対して武装解除の義務というものを履行する最後の機会というのも与え、長ければ十二年ぐらい掛かったと思いますが、あったと思います。しかし、御存じのよう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、順番がこれだったからこうなったというちょっと順番がありますけれども、基本的にはその三つを総合して最終的に……
○国務大臣(麻生太郎君) というように御理解いただければと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたところで、ちょっとあれですけれども、六七八は、御存じのように、イラクのクウェートからの撤退を求める安保理決議六六〇及び関連諸決議の実施とともに、また、このイラクにおけます国際の平和と安全を回復するために、あらゆる必要な手段を取る権限を与...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、一九九一年から二〇〇三年まで、実に十二年間にわたって国連は累次にわたって安保理決議としていろいろな勧告をイラクにしておりますけれども、そういった国際社会や、安保理という名の国際社会が平和的解決の機会を与え続けてきましたけれども、その...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 見解が全然違うとおっしゃいましたけど、全く違います。
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと、発言中だから、議長若しくは委員長に了解を求めていただかないと、議場整理権は委員長にありますよ。
○国務大臣(麻生太郎君) 焦らなくて、まだ時間ありますから。慌てぬでください。  六七八が六八七になっていきまして、それから一四四一になっていきましたけど、それがいずれもこたえなかったがゆえに戻ったということになるんです。
○国務大臣(麻生太郎君) 累次にわたってと申し上げましたように、十二年間にわたりまして、イラクに対しては、いろいろな形での国連から若しくは多くの国々からイラクに対してその対応を求め続けたということでありまして、これは国連決議だけですべてやっているわけではありませんから、そういった...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いろいろな安保理十五か国の中にありまして、いろんな意見が出てくるのは当然のことでして、安全保障理事国と言われる十五、常任理事国、非常任理事国、合計十五の国々の意見が常に完全に一致していたというわけではありません。これはもう常によくある話なんでして、私ども...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この種の駆け引きの世界におりますと、それはいろんなことを考えておると思いますので、アメリカとして自国に都合がいいように、フランスはフランスの自国の都合、それはみんなそれぞれ都合のいいように考えるというのはこの世界では当然のことだと思いますので、アメリカが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本の立場はもう、重ねて申し上げるのもなにかと思いますが、日本というものは、これまでずっと国連というものの決定というものがなされて、それによって、イラクに対するアメリカの武力攻撃というものについては、先ほど久間大臣から答弁のあったとおりでして、日本がいわ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本は安保理決議の決定に従って、我々の行動をそれに準じたということだと御理解いただいて結構かと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 全然違うと思います。見解が全く違うんだと思いますので、これ説明すると、これは喜納先生、こういうところよりはもう少し別に、一杯飲みながら話をずっとやった方がよっぽど話が聞けるんじゃないでしょうかね。これは中途半端に聞かれると、あと十五分ぐらいしゃべらせてい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いろいろそれらの国々に全部対応の仕方が違うと思っております。  しかし、少なくとも、今一番その中に全く外れているといったら多分中南米ということになろうかと思いますけれども、例えば、今ウジミナスという鉄工所がブラジルにあります。このブラジルにありますウジ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 元々は、千島、樺太等々、伊能忠敬、江戸時代に出てくる学者ですけれども、伊能忠敬にさかのぼって、少なくとも長い長い歴史の中で、あそこは半島ではなくて島であるとかいろいろなことをずっと調べ上げていった長い経緯があります。もう御存じのとおりです。その当時にいた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、アイヌに限らずいろいろなところでいろいろな問題がありますのはもう御存じのとおりでして、一番難しいのはこの民族と言われる定義というのが、先ほどの話じゃありませんけれども、これも日本の現行の法令の中では民族というものについての定義とか規定されたものは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一億二千七百万の人口で六十六億面倒を全部見ちゃうという迫力だけはすごいと思いますけれども、失礼ですけれども、金にも体力にも限度があります。やれもしないことを大言壮語するつもりははなからありませんので。  私どもとしては、やれる範疇としては、それらの国々...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 東京湾は日本領です。
○国務大臣(麻生太郎君) 日本領の中に日本の了解なく他国の軍隊が入ってくれば威嚇になり得る可能性があると思います。  アメリカの場合は、事前通告ももちろんあるでしょうが、同盟国というのとは全く違うと思います。
06月08日第166回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○麻生国務大臣 新藤先生、昔は、外務大臣・大統領、外務大臣・総理大臣が同席という機会が多かったのは事実だと存じます。  最近では、例えばハノイのAPECでしたか、あのときは安倍総理の同行を命じられましたのですが、このところのサミットは、外相会議をその一週間前にやることになります...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘がありましたように、去る二月の四日、中国海洋調査船東方紅二号、事前通報海域外ということになりますが、ここにおいて海洋調査を実施されたということは確認されております。これは明らかに、東シナ海におきます日中間の海洋調査活動相互事前通報の枠組みというものから見ます...全文を見る
○麻生国務大臣 今副大臣の方から御答弁申し上げましたけれども、基本的には、境界画定というものがなされていないという状況下において、双方の立場に影響を与えないようにしようということで一定の合意をつくり上げた、妥協の産物といえば妥協の産物、外交といえば外交ということになろうかと思いま...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたこの新聞の記事ですけれども、撤去の件については、その報道があったということは我々も承知しておりますが、現地に人を送って博物館を訪れた上で確認したかといえば、そこまではいたしておりません。  いずれにいたしましても、これは領有権にかかわる問題の...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年の騒ぎ以後、この問題については、これはまことに双方にとりまして、竹島の領有権にかかわる話でもありますので、したがって、かなりセンシティブな話ではあるんですが、今言われましたように、科学的な調査をするのに何の問題があるんだという話で、両方で調査をすればいい話では...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、所掌事務ということになりますと、日本の領海とかEEZに関しましては、各省庁おのおの所掌事務がありますので、保安庁の部分とか我々外務省の部分とかいろいろありますので、そういった意味で、各省庁が所掌事務に従って行っているというのが正式なお答えということになろう...全文を見る
○麻生国務大臣 この種の話というのは、そうざらにある話ではありません。直接難民、いわゆる脱北のところから日本とか、その場合は総じて日本人妻だったとか、そういった例はあるんですが、丸々そうじゃないという方が直接船で漂着というような形になろうかと思いますが、こういったのは余り例のある...全文を見る
○麻生国務大臣 韓国政府に対しましては、過日、六月三日、済州島で韓国の外務大臣との間でさせていただきましたときに、今の状況説明というのは向こうからも希望しておりましたので、私どもとしては行っておりますが、今我々の知っているのは事務レベルで、法務省等と、入管等々とやった話を説明して...全文を見る
○麻生国務大臣 一九七〇年代、八〇年代、インドシナのボートピープルというのは結構いろいろ日本でも話題になりました。あの場合は、主に九州が多かったと記憶します。  ナホトカ号というのを御記憶かと思いますが、十年ぐらい前にナホトカ号から石油が流れ出した、韓国沖で流れたんですが、あれ...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほどのインドシナ難民の話、冒頭に渡辺先生に御質問いただきまして、ちょっと私の記憶違いのところが幾つかありますので、その訂正も含めて御答弁申し上げます。  まず、インドシナ難民の収容所というのを申し上げましたけれども、今、幸いにして、インドシナ難民は、基本的には...全文を見る
○麻生国務大臣 今次のハイリゲンダムのサミットにおいては、ドイツが主催をして、特に、メルケルという人が環境というものに非常に関心があったということから、環境という問題が大きな議題に上がった。もう最初から上がるであろうということは、ことしの一月のダボス会議からそういうことになってお...全文を見る
○麻生国務大臣 今議員おっしゃいましたように、二〇五〇年の半減という話に関していろいろという話がございました。  確かになんですよ。いつからの半減なんですか、一九九〇年から、二〇〇〇年から、いつからの半減かというのは、もとの数字がはっきりしていない上の半減ですから、それは突っ込...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、資金の話ですけれども、資金メカニズムの話は、たしかイギリスは既にこの種の資金として八億ポンドを立ち上げているのであって、したがって、日本だけが出しているなんというわけじゃありません。まずこれが一つです。  したがって、イギリスも日本もということになりますが...全文を見る
○麻生国務大臣 知りません。
○麻生国務大臣 私、この経緯を、ちょっと党に今おりませんのでよく知らないんですが、少なくとも今の行かれる段階で、私どもとして中山恭子補佐官の出馬を知っていたということはありません。  また、今言われましたように、継続ということに関して言わせていただければ、外務大臣を一年やってい...全文を見る
○麻生国務大臣 正直申し上げて、これにかかわっていないので何とも言いようがありませんけれども、今言われたような雰囲気があるであろうということは、私どもも、それはそういう面もあるであろうというのは想像にかたくありませんよ、正直なところですけれども。そういう末松先生が言われたような点...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、笠井先生御存じのとおり、昭和五十八年から今日まで、七回だか八回だかにわたりましていろいろ削減が行われてきて、昨年の十月に今回の話ができて、二〇〇八年九月までに削減を行う空域の範囲を特定ということになりました。  御存じのように、今ありました昨年五月のロー...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、先生、ストーカーの定義が少し違うと思うんですよ。まず、断られているにもかかわらず、それに追いすがるのがストーカーと思っていただいて、ぱっと変えるのは、それはストーカーとは少し定義が違う。今若い人の頭で使われている単語で、その辺の若い人に聞いてやってくだ...全文を見る
○麻生国務大臣 百も承知二百も合点の話を重ねて三百申し上げるつもりは私もありませんけれども、御存じのように、「日本国の港又は飛行場に出入することができる。」と日米地位協定第五条に書いてあるとおりでありますので、これまでも全国各地の港湾に米軍の艦船は日米地位協定によって寄港をいたし...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました適合性評価手続の結果の相互承認に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  アメリカ合衆国との間の通信端末機器及び無線機器に関する相互承認については、平成十一年三月に...全文を見る
06月11日第166回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議決をされました無償資金協力に係る入札及び案件監理体制についての審査措置要求決議につきましては、適切に処理をさせていただきます。
06月12日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました新たな時代における経済上の連携に関する日本国とシンガポール共和国との間の協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  新たな時代における経済上の連携に関する日本国とシンガポール共...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、一連、浅野副大臣の方からお答えをしておりますけれども、この問題につきましてはラージャパクサと何回やりましたかね、二回か三回この話をしたと思いますが、経済発展というものを目指していくんだったら国内の治安が安定しなければ駄目ですよと、それが絶対条件なんで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは今後の話の仕方次第だと思いますけれども、基本としては、全然ODAが来ないと、いやいや、おたく治安が悪いからとても出せないんですよと、自然とそうなっていくという。  いろんなやり方があると思いますが、少なくとも、今言われましたように、私どもとしては...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 度々浅野副大臣の方から御答弁を申し上げておりますように、少なくともこの問題に関して、日本はいわゆるそういった中立的な組織ができ上がることに反対などとしたことはありません。一回もないと思います。  ただ、今、目下ラージャパクサのところで一応協定ができ上が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われたことは、基本的に日本政府のこれまでの態度です。ずっとこれは基本的にそういう態度で、おたくのところではきちんとしなきゃ駄目ですよと、我々の言い方を使わさせていただければ、治安というものがきっちりしない限りは、日本として今後とも援助はしづらくなりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 政治的殺害の話がなかなか一般には分からぬところだと思いますが、政治的殺害という意味が分かっていただけるという前提で。  いわゆるこの問題につきましては、これまでも何回ありましたでしょうか、ちょっとロムロ外務大臣、また安倍総理との間の、アロヨ大統領との間...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に今言われました話は、これはアルストン国連特別報告者の調査報告というのだと思いますけれども、これは御存じのようにメロという委員会も同じくあると思いますが、これに対して対応策というものを発表したこと等々は、これは少なくともフィリピン政府として事態の解...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは元々、一昨年の十二月にこれは日本が提案したのが、元々のが、EASと訳しておりますけれども、イースト・エイシア・サミットと訳しておるんですけれども、そういう言葉でこれは元々日本が提案をいたしております。  そういった意味では、オーストラリア、ニュー...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、まずは経済のところからスタートして、基本的に皆、経済発展というのが非常に、生活水準の向上、経済発展というのがどうしても今言われた国々、オーストラリアとかニュージーランドは別にいたしまして、そういった国々は基本だと思いますので、そこらの国々は経済発展と...全文を見る
06月13日第166回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたとおりに、いわゆる開発途上国に対しまして、政府、NGO、また民間企業との協力によりまして、やっぱりこの種の話は、日本の持っております資源を総合的に活用するというのは御指摘のとおり正しい方向だと、私どももそのように考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中川先生御指摘のありましたとおりに、昨年の日本のODAの実績は二十四年ぶりに第三位になっております。このままの勢いで横に並びますと、他国の伸び率を見ますと、来年は五位ぐらいに、フランス、ドイツに抜かれて多分五位ぐらいに転落するであろうと思っております。少...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたアフリカの部分でありますけれども、アフリカのODA三年で倍増という件のところだと思いますが、公約は二〇〇七年の実績で約十七億ドル、一千八百億円を目指すものになります。したがいまして、公約にあります贈与の部分には、技術協力のほか、無償協...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありました分ですけれども、確かに債務救済で早い話が帳じりを合わせておるんではないかという御指摘なんだと存じます。  これは多くの国々が、これはお断りしておきますが、合法的なことであって、非合法なことをやっているわけではないと。いかにも、伺ってい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 誠にごもっともな御指摘であります。  これは、もう海外青年協力隊というのは始まってこの方、多分その点が一番の問題でずっとこれまで来たんだと思います。特に、終身雇用が非常に主流でありました当時の日本におきましては、帰ってきた人が経験が生かせないというとこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今総理から御答弁がありましたけれども、限られた予算の中で何をやっていくかという話の中で是非御理解をしておいていただきたいと思うんですが、これまで日本からのいろいろな援助が行った結果、先ほど緒方理事長からもお話があったように、経済的に立ち直っている国って結...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 五月の二十三日に行われました日・フィリピンの首脳会議におきましては、昨年の十二月に引き続いて今言われました問題、いわゆるこの未解決の問題という点に触れられておられるのは確かであります。  ただ、この問題は、私ども外務省の立場からはっきり申し上げさせてい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、アフリカは五十三か国中、日本の大使館がありますのは、今度増やすという予定なんですけど、今二十四。中国は四十五ぐらいあると思いますんで、半分ということになろうかと存じます。  そういった意味で、なかなか、隣の国だから兼轄ということになっ...全文を見る
06月14日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました核によるテロリズムの行為の防止に関する国際条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成十七年四月にニューヨークで開催された国際連合の総会において採択されたものであります。  ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) テロリズムにつきましては、今御指摘がありましたように、国際法上、テロというものに関してきちっとした定義が確立されているわけではありません。一般的にテロリズムと言われれば、特定の主義主張に基づいて国家などに対してその受入れを強要する又は社会に恐怖を与える目...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このたびICCというものに正式に加盟をするということになりましたので、したがいまして、今既に勧告は出されておりますので、そういった意味では、今後は主要な加盟国の一つとして、今言われましたような御趣旨に沿って日本としては積極的に貢献をしていきたいと考えてお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう大分前の話だと記憶しますけれども、アメリカの国務長官に対して、日本からとしては、このインドの話に関してはダブルスタンダードみたいな形になるのは避けてもらわないとこちらとしては難しいことになるという話はしてあります。そして、したがって、向こうとし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) どうなんですかねという質問は、どうでしょうねとしか答えようがないんですね、それ、そういう御質問は。
○国務大臣(麻生太郎君) 核兵器、いわゆるノンプロリファレーション・トリーティーと言われるいわゆる核不拡散条約ということに加入していないという国のいわゆる原子力協定ということになりますので、これは、いわゆるよく言われますように、核軍縮とか不拡散体制への影響というものが一番懸念され...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の話の中で、一番犬塚先生の立場から、核廃絶、全廃ということに関して全然事は進んでおらぬのではないかと、むしろ核廃絶の方向より核拡散の方に話は進んでいるのではないか、流れが、ということが一番の御意見なんだと思うんですが。  ただ、幾つか私は例があると思...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御意見がありましたけれども、これまで御存じのように、これは、事故と故障は違いますからね。大きなところで一番よく言われますんですが、事故と故障は違うという大前提をちょっと立てた上で、少なくとも今まで、一九六四年に初めて、原子力潜水艦だったと思いますが、来...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この核持込みの話が特に主たるところなんだと思いますけれども、これはもう日米安全保障条約のあれからいきましても、これはきちんとして、核兵器が持ち込まれる場合にはと、すべてもう御存じのとおりでありますので、これが事前協議が行われた場合はうちはノーということに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは基本的には、一つは、もう大田先生お詳しいところだし、これはむしろ防衛庁の方の技術の話としては詳しいんだと思いますけれども。  今はもう核というものに関しましては、大陸間ミサイルというものが物すごい勢いで発達したという現実に立ちましたときには、この...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の、ちょっと今日質問予定にないので、お話ですが、この前答弁をしたと記憶をしますが、少なくとも石垣のことに関して外務省に対してアメリカの政府から事前に話があったことはないということをこの間御答弁申し上げたとおりであります。
○国務大臣(麻生太郎君) 今、与那国のお話ですが、少なくとも外務省に今の段階で来ているということはございません。
○国務大臣(麻生太郎君) 今、ちょっと担当が今日呼ばれておりませんのでお答えのしようがありませんが、少なくとも私どもの知っている範囲で、与那国にというお話でしたけれども、新聞等々よく出ている話は知っておりますが、少なくとも政府に対して今の段階までに、私のところまで上がってきている...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これまでの経緯を細目知っているわけではありませんけれども、これはもう大田先生よく御存じのように、安全保障条約上の関係からいきますと、いわゆる港等に寄港するということに関しましては、それは条約上、話が認められているということになろうと存じますんで、今民間等...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 別に御質問がなかったんで特に聞いていたわけではありません、はっきりお断りしておきますけれども。  その上で、最近、犬塚先生、労働事情というのは随分変わっていまして、今、これはある愛知県の、具体的に話すと愛知県の会社で、年齢制限を外して中途採用の案内出す...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは労働行政の話なんだと思いますんで直接の話ではありませんけれども、現実問題としては今申し上げたようなのが世の中の実態として変わってきておりますんで、それに合わせざるを得なくなるだろうなと思っているのが一つ。もう一つは、やっぱりその一括採用というルール...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この条約の採択に当たって、いわゆる日本としてはある意味のリーダーシップを取っておりますんで、この速やかな締結を行うことによって少なくとも他の外国に対しての締結の機運というのを高めることにもなりましょうし、国際社会の上でいわゆる安全とか健康とかそういった促...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、いわゆるパートタイムの労働者というのの保護については、これは関係法令でいろいろ各種の措置が講じられているのはもう御存じのとおりなんで、昔と違ってこの種の話というのは、パートの比率が増えてきたんだと思いますね。何で増えたんだというところが全...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ今初めて読んだんですけれども、今一言で言ったら、このアメリカの日本に対する評価に対しては不満です。
○国務大臣(麻生太郎君) いきなり言われたんで、ぐちゃぐちゃ言われてもよう答え切れませんですな。ただ、今これを出されて、アメリカの抗議に対してどう思うかといえば不満。というのは、もう率直に言って、お互いさま、言えた義理かねと言いたくなるところもないわけじゃありませんから、はっきり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 時間だと思いますけれども、言われっ放しでいつも終わりますので。  精査した上でこれまでもこの種の話に対しては反対の申入れをしてきておりますので、精査をした上で改めて申入れをしたいと思いますが、この種の話は、これは米国の評価いかんに関係ないですよ。米国の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アメリカ側から、米艦船を石垣島に入港させるという件につきましては、午前中の答弁でも申し上げましたとおりに、通報は行われておりません。  一方、アメリカの艦船の与那国島への寄港につきましては、事実関係について改めて説明をさせていただきます。  与那国島...全文を見る
06月15日第166回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○麻生国務大臣 基本的に、今言われましたように、中国の国防政策ということになろうかと思いますが、少なくとも十九年連続二けたの伸びを示しておりますのが、中国のいわゆる国防費の歳出の形であります。  その中でありますので、核とかミサイルとか、その戦力の内容については極めて透明性が低...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、笠先生の御指摘のありましたとおりに、定義がなかなか難しいというところがまず一番この種の話を困難にしている背景です。  なぜかといえば、まず、国によって森林というものが、国有林であってみたり全部私有林であってみたり、だれのものかわからなかったり、いわゆる所...全文を見る
○麻生国務大臣 これは御記憶かと思いますけれども、二〇〇〇年の沖縄サミットのときに、日本としては、違法に伐採された木材は使用しない、買わない、そういういわゆる基準づくりというのを最初に手がけて、以来この問題は、一貫して日本が主張してきて、そういったものは買いませんよという話を向こ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、これは、来年の洞爺湖というのは、あそこはほかの地域と違ってやたら森林に囲まれた地域でありますのは御存じのとおりなので、日本といたしましては、こういう自然環境というものを大いに売りにできるところでもあろうと存じます。  今申し上げましたよ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは笠先生御存じのように、一般的によど号の犯人グループというものには、拉致との背景については、とぼけた話をしていましたね、革命のための人材確保でしたかな、何か、そういうような話をしていたと記憶しますけれども、そういったことがあったと通常言われておりますということ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、笠先生、前回パスポートの返還命令が出された親たちのところは、これは明らかに、北朝鮮もしくはいろいろな場所において、いわゆる北朝鮮工作員との接触が極めて明確に捕捉されているがゆえにあの種の命令を出しているんですが、その子供とかいうことになると全く別人格という...全文を見る
○麻生国務大臣 だれも答えられぬので、私の方から。詳しいわけではありませんけれども。  例えば、今の通信機器の場合だったら経産省とか、その他、業種によって担当する役所がかわっているんだと想像いたします。
○麻生国務大臣 これは、いわゆる特許権を初めとします知的財産権というようなことになるんだと思います。  これは、いわゆる先進国であろうと発展途上国であろうと、技術分野であろうと何であろうと、いわゆる投資というものに対しては、ある程度インセンティブというものが与えられない限りは投...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと済みません、もう一回言ってくれますか。
○麻生国務大臣 極めて好ましくないですな。はっきりしています。公安調査庁のもとの立場から考えても、常識的には考えられない。  しかも、多分、この土屋という弁護士さんですか、これは朝鮮総連の顧問弁護士だったと記憶しますけれども、この人と緒方は同級生、こういう話というのは大体そんな...全文を見る
○麻生国務大臣 朝鮮総連本部を含めて、地方も含めまして、公館と認めたということはありません。
○麻生国務大臣 そのとおりです。
○麻生国務大臣 それは、今後拉致が起きないという保証はありませんので、そういった意味で、犯罪を未然に防ぐ等々の観点を含めて、警察もしくは調査庁、公安とか内調とかいろいろありますけれども、そういったものを含めましていろいろな調査は非常に必要なものだと思っております。相手に手のうちを...全文を見る
○麻生国務大臣 これはなかなか難しいところでして、いろいろ権限をふやすと、これは極端な例ですけれども、昔でいうと特高みたいな、警察国家みたいなことになるおそれとか、いろいろなことを考えて、バランスが難しいところだと思います。  ただ、今の状況でいいのかと言われると、プライバシー...全文を見る
○麻生国務大臣 現場で全部調べているわけじゃないので何とも言えませんけれども、違法と言われるものが、少なくとも、ブラジルあたりで大体毎年四国分ぐらい減っているとか、インドネシアで大体関東平野分ぐらい減っている、先ほどの科技庁のサテライトの話ですけれども、そういうのを見ているととい...全文を見る
○麻生国務大臣 これは基本的に林野庁の話なんだと思いますが、今言われましたように、日本の場合は、インドネシア、それから多分ブラジル、ロシア等々、森林生産国との関係というのが先生御指摘の部分に該当する国なんだと思いますけれども、相手国との話は、生産してどうしても出したい方もあります...全文を見る
○麻生国務大臣 今スペイン風邪の話を例に引かれましたけれども、あのころとはもう全然時代が違っていますし、広まるスピードが断然強いので、渡航の禁止から何から、外務省としてやれることはいろいろあろうと思います。情報が先に入ってきた段階でばっと、そのやり方はいろいろあろうと思いますが、...全文を見る
○麻生国務大臣 笠井先生おっしゃるように、これは一歩前進であることは間違いないと思っております。  私がこの中で一歩前進だなと思っておりますのは、このサミットが終わった後の記者会見というのが、CNN、BBC、いろいろやっていましたけれども、この中で入れられた言葉で、我々は、二〇...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、大前提として、日米安全保障条約に基づいて米軍艦船は港に入れるというのがまず第一。  それから、有事法制に基づいて、現実問題として、私どもは国民保護法制等々いろいろなものを成立させていただきましたものですから、それに基づいて、一たん緩急あった場合にはどうやっ...全文を見る
06月18日第166回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○麻生国務大臣 六月七日に、ハイリゲンダムというところで日ロ首脳会談が行われております。  今、お話がありましたように、平和条約締結につきましては、日ロ行動計画というのを二〇〇三年でしたか四年でしたかに決められておりますので、これが一番、この種の交渉をやるときには最も重要な、一...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、プーチン大統領の方から、先ほども申し上げましたように、促進させるよう改めて指示を出したい旨を述べた後を受けて、会談の中でプーチン大統領から、第二次世界大戦の結果に立脚すべきである、これはよくロシア側が言うせりふですけれども、この種の否定的な発言は一切さ...全文を見る
○麻生国務大臣 今のサハリン1、サハリン2の話というのは御存じのような話になっておりますが、丸谷先生、一つだけ。  この種の開発をやるには技術が要るんです。そして、いろいろな意味での、酷寒の地でやるに当たりましては、それをくみ上げる技術というのは実はロシアにはありません、その技...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたとおりでして、私どもとしても、そちらは石油で随分銭も入ったようだからいいかげんに出したらどうだという話を昨年からしております。もう少し品よく言っておりますけれども、そう言っております。現実問題として、あれを受けまして昨年開かれました日露学生フォ...全文を見る
○麻生国務大臣 水産庁からあるんだと思いますが、私の方から。  今の話はプーチン大統領の話だと思いますが、ことしの四月に、外国企業への漁獲割り当ての配分は停止すべきであり、加工業を発展させつつあるロシア企業への配分が望ましいという旨を連邦議会においての年次教書演説でしゃべったと...全文を見る
○麻生国務大臣 山田委員、答弁でも、あらかじめ言っておいてもらえばそこそこ言いようがありますが、いきなり言われて、ちょっと違うけれどもどうやと言われても、余り無責任なことは言えません。あらかじめ言っておいていただくと、もう少し勉強します。
○麻生国務大臣 急な御質問でよくわかりませんけれども、少なくとも、第五条でしたか、日米安全保障条約第五条によったところに、法律に基づいてやる話だというように理解しておりますが。
06月19日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○国務大臣(麻生太郎君) これは白先生御存じのように、このBDAの問題に関して言えば、日本の場合はこれは当該国ではありません。アメリカと北朝鮮が当該国ということになりますんで直接のあれではありませんけれども、いずれにしても、はっきりしていることは、当事者、すなわちアメリカもそれか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 全く正しいと存じます。基本的には、二月の十三日のときにやる予定が約四か月間ずれて元に戻っただけで、前進でも何でもない、これは元に戻ったというだけの話ですから。前進とは、二月十三日までのところに戻ったという話が正確であって、何も前進なんかしておらぬのではな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最初は凍結、次が送金と来て、ハードルが少しずつ少しずつ上がっていますんで、この間の五月の十三日だったかの北朝鮮のスポークスマンの発表では、我々は最初からすべての経済制裁の解除であると言っているんで、それを言うとまた一段上がりますんで、これがスタートして、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるように、言葉はこういう業界というかこの社会じゃ結構重大なところでして、いわゆるディスエイブルメント、ディスマントルメントとか、いろいろ世界でもありましたんで、この言葉も我々としてはよく注目しておかにゃいかぬところで、いや、そう言ったじゃないかと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは日米首脳会談並びに日米外相会談のときにおいても、当時は五月でしたけれども、もう既に約束の期限は一月もう経過をしておると、したがって、このままずるずるというようなことはとても認められない、したがって更なる制裁を考える、いわゆるあめとかむちとかいう言葉...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 六か国協議を形骸化させたいという意図が北朝鮮側にあるということは私は否定しません。ただ、一番何となく問題に最初に譲っちゃう可能性があるかなと思っておった韓国は、意外と、この六者協議の枠組みというものは北東アジアにおける安全保障というものにおいては非常に重...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ヒル次官補と直接会うつもりはありませんけれども、日本の立場として基本的には今までと同じことだと思いますが、米朝でこのことが勝手に進むという段階にはとてもない。もう大概、これだけ四か月ほど大分引っ張り回されましたんで、大体手口はちいとは身にしみて分かってい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の段階として、白先生、ちょっとロシア側は七月末とか、いろんなことみんな勝手な話していますけれども、それは相手のある話ですんでちょっと何とも申し上げられないんですが、六者協議の閣僚会議をやりたいというのがアメリカ側のそもそものあれで、本当は六月の半ばごろ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 人間、元気であっても健康じゃない、健康であっても元気じゃないというのはおりますんで、両方一緒というのはなかなか難しいんですが、最近テレビの画像解析、上がったものですから、人の顔をテレビで見ながら診断ができるほどレベルが上がってきたというので随分いろいろな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) その前に一つだけ。  これは結構もめた、G8の中で。結構もめまして激論になったとまず御理解をいただければと存じます。  そのときに双方、双方というのは、ヨーロッパとアメリカとの中間案として日本のこの案が落としどころというところに出てきましたんで、その...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私の場合は、この前似たような質問を大田先生からちょうだいしたと思いますけれども、私らの世代は久間先生と同じ世代でもありますので、戦争に関して、少なくとも自分のうちが丸焼けになったり逃げたりした記憶がありますし、機銃掃射の経験もありますので、戦争を自分で体...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、大東亜戦争、太平洋戦争、第二次世界大戦、いろんな表現があろうと存じますが、少なくとも日本という国は、この種の戦争というものをやって敗戦をして、三百万の同胞がその戦渦に巻き込まれて死傷するというような状態は、明らかに政治的判断としては間違いとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) イラクは基本的には、増子先生、約十三年、十二年かな、十二年にわたって国連安保理の決議等々を無視し続けて、累次にわたるいろいろな提案に関しては全くそれに反応してこなかったというまず事実を大前提にして、それに基づいて国連の決議というのがなされて、それに対して...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 安保理決議ですか。──はい、ございました。
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう基本的な認識として、ユーラシア大陸の東端、西端、いろいろな表現はあろうかと思いますが、地政学的な、地理的な要因はかなり違うとは思いますが、そういったものを含めまして、日本の置かれている立場というのは、地政学的には、確かに地理的なものはあろうとは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アメリカの国防省が今年の五月でしたか、公表しておりました中華人民共和国の軍事力に関する年次報告書において、いわゆるソ連の未完成の航空母艦の、何というのか、ワイヤーでしたっけ、ワリヤーですか、あれを買ったという、ワリャーグの購入について動きが出てきたという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この紙は初めて見ました。
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも、今初めて紙を見ましたし、今その種の報告、私のところに上がったことはありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 今のそのGCCの人の話、GCCというか湾岸諸国の人の話というのはいいところをついている部分あると思いますよ、正直言って、占領したら最初に放送局を押さえるのが常識ですから。だから僕は、あそこが日本と同じように総務省が放送を押さえているかどうか知りませんよ、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう誠にちょっとそこの現地にいても分からぬぐらい難しい話なんだと思っておりますけれども、主に私どもは統一性のあった方がいいんじゃないかな、統一する方がいい、一つの方がいいんじゃないかなと思っておりますのは、まあ三つとか四つとか言うんですけれども、三...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) その情報があるということを把握しております。
○国務大臣(麻生太郎君) 我々の、日本の立場はこれまでも安倍総理の方から度々申し上げてきたとおりでありますので、私どもとして、これに対応して、直ちにそれにどう反応するかというようなことを考えているわけではありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 若泉敬という人の本は何冊も読んだことあると思いますが、今の文書の、何の文書を言っておられるか分かりますけれども、あの本全体を読んだことはありません。
06月28日第166回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃいましたように、去る二十一日の日にヒル国務次官補はピョンヤンに行っております。  この核問題に関して、初期段階の措置につき実質的な議論を行うということが主たる目的ということになって、行く前に連絡もあっておりましたので、私どもとしては、この非核...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 四か国の……
○国務大臣(麻生太郎君) 四か国の話は朝鮮事変にさかのぼりますので、昭和二十七年と六年、ここらぐらいまでにさかのぼって、休戦協定というものがずっとそのまま継続した状況になっていますので、あの当時、表向きは北朝鮮と韓国、裏は中国とアメリカというような形でしたので、その四者でという話...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、おっしゃるとおり、余りみんなが語っていませんけれども、これは非常に大きな問題だと、私は基本的にそう思っております。  これは御存じのように、六者会合の共同声明にももう書かれてありますとおりに、いわゆるすべての核兵器及び既存の核計画ということにな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 聞いてなかった。ごめん。
○国務大臣(麻生太郎君) 済みません。  今の御指摘ですけれども、そういうことにならないように、いわゆるこちらに不利益にならないようにするためにいろいろしているんだと思いますけれども、少なくとも、今回の決議文というか、文書の中に御存じのように修正案が、修正文が加わっておりますの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今我々としては、初期段階という話になってえらくアメリカは良かったみたいな話をするけど、こんなものは元々四か月遅れの話で、赤飯炊くような話じゃないんじゃないかというのがおれたちの考え方だという話を向こう側にして、やっとこれは元に、スタート台のところにやっと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一年前一番難しかったのは日本と中国です。ここが、中国との日中最初の外相会談をやりましたのは去年の五月ですから、それから、その前、約一年ぐらい前まで一年間ほとんどありませんから、それから今日まで日中外相会談というのは十何回やったんだと思いますが、そういった...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それこそ、今御指摘のあったように、これこそ相手がよく分からぬというのでありまして、これをずっと持っているということに何の意味があるのかがちょっと正直私らにはよく分かりませんけれども、少なくとも、小泉訪朝以来いろんな形で、新たにこれが拉致としてきちんと認め...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる従軍慰安婦、私はいわゆるをやたらとこだわりますけど、従軍という言葉は軍属と意味が違いますんで、これはもう緒方先生の世代ならお分かりいただけると存じますんで。そこらのところを申し上げた上で、この日本の政府の立場について明らかにされて、今官房長官も言...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 度々申し上げておりますんで、もう私も、言う方も聞く方も飽きておられるとは思いますが、重ねて申し上げたいと思います。  この、これまでの政府の立場というものを踏襲して答弁をいたしておりますので、いわゆる強制性等々というものにつきましては、河野談話の記述の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いろいろ余り生産的ではないという話がこの間の何て言ったっけ、どこかのあれにも出てましたけれども、今のお話というものに関しましては、それも先ほど申し上げてきましたとおりに、ワシントン・ポストの中で出されたという話ですけれども、そこの内容を出された方々は、そ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) スピード感が違うというのは、この問題に限らず大体スピード感がかなり違う国ではあります。それはもうはっきりいたしておるとは思っております、これまでのこの交渉以外のことでも。  ただ、今回のことに言わせていただければ、もう前、マデレーン・オルブライトがピョ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは日本としては、この強制失踪条約というものに関しましては、拉致を含む、アブダクションというものを含んでおります強制失踪というのは犯罪として処罰されるべきものということで、これは国際社会でそれを確認してもらう、その上で、これは将来にわたって国際的な犯罪...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 全くごもっともな御指摘だと存じます。  日本としては、今言われました国連開発機構、UNDPの中において、いわゆる国連機関、UNの機関が安保理決議を拒否をしておるというような加盟国の当局に対して社会開発的、ソーシャルディベロプメントという社会開発的な側面...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二ついただいたんだと存じますが、最初のいわゆる核の話でありますけれども、そういったものに関しまして、これは平成十四年からだと思いますが、「日本の軍縮・不拡散外交」というもの、これは英文等々で日本としては発行をいたしておりまして、本年も「核問題理解のための...全文を見る