麻生太郎

あそうたろう

小選挙区(福岡県第八区)選出
自由民主党
当選回数14回

麻生太郎の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第183回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 井上議員から、消費税の軽減税率の検討についての御質問を頂戴しました。  政府といたしましては、今般の与党の税制改正の大綱を踏まえまして、軽減税率の導入に当たって起きるであろうさまざまな課題について検討を加えてまいらなければならないと考えております。 ...全文を見る
02月01日第183回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 大島議員からの御質問のありました中小企業、零細企業に関しましての資金繰りというものは極めて重要な問題だと、私どももさように認識をいたしております。  金融庁としては、金融機関に対し、担保、主に不動産担保でありますが、バブル以降かなりこれが傷んでおるとい...全文を見る
02月04日第183回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) さきに決定されました日本経済再生に向けた緊急経済対策を受けて、今般、平成二十四年度補正予算を提出することとなりました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要について御説明をさせていただきます。  まず、最近の経済情勢と緊急経済対策について申し述...全文を見る
02月04日第183回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) さきに決定されました日本経済再生に向けた緊急経済対策を受けて、今般、平成二十四年度補正予算を提出することとなりました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要について御説明をさせていただきます。  まず、最近の経済情勢と緊急経済対策について申し述...全文を見る
02月05日第183回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 官民ファンドについての御質問をいただきました。  御指摘のファンドは、国が民間では行えないリスクマネーを重点的に供給し、これを呼び水として民間投資を活発化させるため出資金の形で資金を供給しているものであり、国には出資持ち分という資産が生じますことから、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財政健全化に取り組む覚悟についての御質問を頂戴しました。  機動的な財政運営を行いつつも、中長期的な財政健全化の取り組みを継続することが重要であって、国、地方のプライマリーバランスにつきましては、平成二十七年度までに赤字の対GDP比を二〇一〇年度、平成...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 自動車重量税についての御質問をいただきました。  自動車重量税は一般財源であり、道路特定財源を復活するものでは全くありません。  与党税制改正大綱の記述は、自動車重量税について、課税の考え方がわかりにくくなっているとの御指摘がある中で、課税の考え方を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 公共事業の執行状況についての御質問をいただきました。  今回の補正予算につきましては、経済への効果が一日も早くあらわれますよう、速やかに成立をさせていただき、執行されることが一番重要と考えております。  今回の補正予算における事業を含めた緊急経済対策...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 官民ファンドに係る補正予算額についての御質問をいただきました。  官民ファンドが何を指すのかは必ずしも定かではなく、補正予算の対象件数や予算総額については確たることは申し上げられませんが、他方で、補正予算におきましては、市場へのリスクマネー供給の拡大の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) インフレターゲットについての御質問を頂戴しました。  御指摘のとおり、諸外国において、デフレからの脱却のためにインフレターゲットを設定した、もしくは掲げた例を承知しておりません。同時に、デフレは、戦後六十七年間、一回もやった経験がどの国もありませんので...全文を見る
02月06日第183回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○麻生国務大臣 平成二十四年度補正予算の大要につきましては、既に本会議において述べたところではありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明をさせていただきたく存じます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  日本経済再生に向けた緊急経済対...全文を見る
02月06日第183回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) リーマン・ショック後の対応や生活保護についての御質問をちょうだいしました。  リーマン・ショック後の世界的な金融危機を受けた実体経済の急速な悪化などを踏まえて、日本においても、諸外国と同様に雇用対策を含む累次の経済対策を実施したところです。雇用調整助成...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 補正予算と緊急経済対策の概要についての御質問をいただきました。  先月十一日に決定をいたしました緊急経済対策は、日本経済再生に向けた政策対応の第一弾として、復興・防災対策、成長による富の創出、暮らしの安心・地域活性化の三分野を重点として、財政支出ととも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 政府全体の資金管理の効率化についての御質問をちょうだいしました。  国庫の資金繰りに関しましては、特別会計を含む国庫全体で日々の財政活動に必要な資金のみを調達し、極力、現金預金を保有しないことで資金調達に係る費用を抑制するよう工夫をいたしております。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 復興費の流用についての御質問をいただきました。  先ほど総理からの御発言もありましたように、本年一月十日の復興推進会議において、総理から、復興関連予算については流用などの批判を招くことがないよう、使途の厳格化を行うこととの指示を受け、全国向け予算につき...全文を見る
02月06日第183回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十四年度補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところではありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明をさせていただきます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  日本経済再生に向けた緊急...全文を見る
02月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○麻生国務大臣 今、通貨安とか円安誘導という話をしているのはドイツだけでしょう。ほかのところはないと思っていますね。  IMFがきのう来ていましたけれども、その気は全くありませんし、今我々としても、基本的には、デフレ不況からの脱却をするため金融緩和政策をやるというのが、結果とし...全文を見る
○麻生国務大臣 石井先生、最も大事なところだと存じます。  日本銀行がお金を仮に印刷したとしても、そのお金は銀行の当座預金に入る。その当座預金から先に、企業からの実需がない限りは、金がいわゆる民間に散ることはありません、そこにいるだけですから。したがって、今回の政策の三本の柱の...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、補正予算の方が本予算より緩む傾向があるというのは、それは甚だ緊急性を要する場合が多いので、そういったことになり得る傾向はあると思いますよ。いよいよ困ってどうしようもないから補正予算を組まねばならぬからというときには、かなりせっぱ詰まっていますから、そう...全文を見る
○麻生国務大臣 あらかじめ御質問を伺っていませんでしたので、今のその数字を掌握しておりません。
○麻生国務大臣 二十五年度の予算の金利の話を聞いておられるんだと思いますが、足元の金利、いわゆる十年債の国債の金利はおおむね一%ぐらいで推移しているということも御存じのとおりなので、したがいまして、大体これまで、平成十年度以降ですと、年間でその変動が起きる場合は最高でも〇・八%と...全文を見る
○麻生国務大臣 それは、その状況によって税収やらいろいろなものも変わっていきますから、はなから全然とれないだろうというようなことはないのであって、そういった今のような前提で、確定の状況でなかなか答弁をいたしかねますが、いずれにいたしましても、そのときは経済も常識的に伸びているとい...全文を見る
○麻生国務大臣 総理の、たしか本会議の答弁だったと思いますが、費用と効果の比率を今後見えるようにしていくことは重要、そういうぐあいに答えられた答弁の話をしておられるんだと思います。  いずれにいたしましても、補正予算の事業を含めまして、緊急経済対策の施策につきまして、執行状況そ...全文を見る
02月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○麻生国務大臣 日本銀行との間におきましては、過日、共同声明に書かれておりますとおりに、日本銀行みずから二%の物価目標を目指していくということで、きちんとしていただかねばならぬというところが第一点。  それから、オープンエンドになっているところはもう御存じのとおりなので、もう一...全文を見る
○麻生国務大臣 中田先生御存じかと思いますけれども、少なくとも、昭和二十年、一九四五年この方、世界でデフレをやった国はありません、一つもありません。したがって、デフレをインフレにということでインフレターゲットをやった国は日本以外あろうはずはないのであって、デフレをやった国がありま...全文を見る
○麻生国務大臣 今申し上げているとおりはそのままで、別に修正するつもりもありませんし、少なくとも、お金をばらまいたらインフレになるなんて、日本銀行が仮にお金を大量に印刷して地方銀行なり各銀行に行っても、日銀の当座預金がふえるかもしれませんが、その日銀の当座預金にある金から各銀行に...全文を見る
○麻生国務大臣 補正に関して言わせていただければ、今回の補正に関しては、何といっても、御存じのように、昨年の七—九の経済指数がマイナスになっておりました。年率換算三・五%のマイナスだったと記憶します。したがいまして、そのような状況下で新年度に入っていくというのは極めて厳しい経済状...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃることは全く正しいと思います。私どもも、同じように、きちんと財政ということの健全性をいかに早く回復させるかというのは、常に頭に置いておかなければならない問題と思っております。  したがいまして、財政の健全化の観点に立てば、新年度の予算につきましては、これ...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的にGDPの押し上げ効果という話を聞いておられるんだと思いますが、二%の計算方法というところが一番問題なんだと思います。  緊急経済対策に盛り込まれたそれぞれの事業というのが、民間設備とか固定資本形成とかいろいろありますけれども、そういったもののGDPの各需...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、企業は今、巨大な内部留保を抱えていると思っております、少なくとも東証一部上場企業の四三%、四%は、多分、実質無借金経営になるぐらい。二十年前とは桁違いに自己資本比率を高めた。  常識ですと、笠井先生言われるとおり、内部留保は、本来でしたら、賃金に回る...全文を見る
○麻生国務大臣 御期待に応えられるほど記憶力はよくありませんので、もう一回言っていただくと助かります。
○麻生国務大臣 笠井先生とこの種の話をよく、自由主義経済がわかっておられるなと思って、すごく感心して、前々から伺っております。
○麻生国務大臣 賃金、もちろんです。また、内部留保の部分が企業の設備投資に回るということは経済の規模が大きくなることになりますので、設備投資に回る、これも大事だと思っております。配当、もちろんです。  その三つに全く行かないで内部留保がふえ続けたというところが今回の中で一番問題...全文を見る
○麻生国務大臣 その数字がどれほど正確なものか、笠井さんがつくられたので、私ども、それを裏づけるものがありませんので、それをそのままだという前提で、それが間違いない数字だという前提でしかお答えできませんが、それがそのままなのであれば、今言われたようなことができる条件に企業側はある...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっといま一つ御質問のピントがよくわからないんですけれども、おっしゃりたいことは、タイムラグがあるということに対してどうされるかということをおっしゃりたいんですか。(村上(史)委員「そうです」と呼ぶ)短く言えば、そういうことですね。いろいろ言われたので、どこがポ...全文を見る
○麻生国務大臣 附則十八条というのを読まれたら大体それでおわかりいただけるんだと存じますが、消費税の引き上げに当たりましては、名目だけではなくて、いわゆる実質の経済成長と物価動向、また種々の経済指標を確認し、経済状況などを総合的に勘案、いろいろざあっと、ほかにも書いてあるんですけ...全文を見る
02月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○麻生国務大臣 今、高木先生のお尋ねの、借入金額の規模に応じた事業者数のデータというお話でしたけれども、これは金融円滑化法上、個々の金融機関に対して、いわゆる小規模事業者に対する対応というのを御心配いただいてのことだと思いますが、今、小規模事業者は、小さな金融、信金とか信組という...全文を見る
○麻生国務大臣 高木先生御存じのように、事業者の場合は、いわゆる、この金融機関、すなわち、この信用組合とだけ取引しているのではなくて、各信金とか信組とか、ほかにも地銀とか、いろいろなところと取引を行っております。  したがいまして、お尋ねのありました借入金額の規模に応じて業者の...全文を見る
○麻生国務大臣 金融円滑化法についていろいろ御心配いただいておるところでありますけれども、これに関して、今現在、再延長するという考えは私ども持っておりません。  ただ、円滑化法の到来した後、どのような形になるか。これは今年の四月以降ということになりますが、いずれにしても、貸し付...全文を見る
○麻生国務大臣 今おっしゃられましたように、まずは、中小企業といってもピンからキリまで。小さなものでは貸し金対象が何百万円以下のところもあれば、億のものもございますので、おっしゃるように、その小さなところに対する配慮が問題で、その人数がかなり、社数からいったら二万とか三万社ぐらい...全文を見る
○麻生国務大臣 自動車重量税のお話だと思います。  自動車重量税については、おっしゃるとおり、おたくはたしか安城だと思ったから、あの辺は多いから、当然いろいろ自動車関連の話にお詳しいんだと思いますが、負担軽減を図らないかぬというのは、これはもう前々から言っておるのは御存じのとお...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆるスナックを経営していると思います。
○麻生国務大臣 私の政治資金管理団体のことだと存じますが、少なくとも、政治資金規正法にのっとりまして適正に運営されている、処理されていると思っております。
○麻生国務大臣 そんなに詳しいわけではありませんけれども、その経緯、「はやぶさ」の内容をそこそこ知っているもので、お二方に比べて知っている程度だと思っていただいて、余り過剰期待されると困るんですが。  今言われたのは、これは、極めて優秀な機械、優秀な技術、あれが帰ってきたときに...全文を見る
○麻生国務大臣 幾つかお断り等申し上げておきたいと思いますが、国の予算と決算につきましては、これは御存じのように、現金主義と言われるものが採用されておりますのは御存じのとおりです。  問題は、それから後が、ちょっともう少しいろいろ調べていただくとわかったんだと思いますが、発生主...全文を見る
○麻生国務大臣 調べて御返答申し上げます。
○麻生国務大臣 まず最初に、個人金融資産、ほぼ一千五百十兆、正しい数字だと存じます。  その中で、現預金が約八百兆を超えていると思います。そのお金が、ほとんど金利がつかない状況にあるにもかかわらず、金庫並びに貯金にたまっておるという状態が続いております。  これは、今これだけ...全文を見る
○麻生国務大臣 一つだけ、先ほどの複式簿記の話ではありませんけれども、政府が持っている場合、いろいろなものを負債ではなくて資産に計上するわけですが、その資産の中に、例えば税金を取れる権利、徴税権、お金を刷れる印刷権、造幣権というものを幾らで評価するかというのは、これはなかなかでき...全文を見る
○麻生国務大臣 このたび復興庁というのが現地に、そこに行くというのは、その一環と御理解いただければよろしいんだと存じます。いずれにしても、事を急いでおるという、この二年弱の間、余り動いていないという実情につきましては、いろいろ日々報道されているところでもありますので、そういった意...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十四年度の補正予算の中で公共事業が占める額は二・四兆円ということで計上させていただいております。  そのうち、御指摘になっておりました補修費に相当する部分、例えばトンネルの補修とか橋梁の補修とか道路の補修とかいろいろございますが、いわゆる社会資本の老朽化に...全文を見る
○麻生国務大臣 浅尾先生御存じのとおり、昔からある一つの考え方ではあるんですけれども、これは弊害やら何やらいろいろありますので一概に申せませんが、何といっても、本人の意思、経営者の意思、また、それに対する株主等々の意思等々も踏まえないと、なかなか一概には言えないところなので、今の...全文を見る
○麻生国務大臣 浅尾先生のところはちょっと都会なので現実的に余りよく、とは思いますが、私のように都会も地方もいろいろあるところの選挙区からいいますと、今言われた話で一番難しいのは、やはり遺産なんですよ。  みんなよく農地を、例えば私が年をとって後継ぎがいないというところに、岩屋...全文を見る
02月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○麻生国務大臣 それでは、財政法二十九条というのを引いていただいたらよろしいと存じますが、財政法第二十九条には、予算作成後に生じた事柄に基づいて特に緊急、緊要となった経費の支出を行うため必要な予算の追加を行う場合などに補正予算を作成することができる、そのように書いてあるところであ...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十四年度の補正予算に関して、公共事業関係費としては二・四兆円というのを計上されておりますが、御指摘の補修、老朽化対策に関する施策としては、トンネルとか橋梁、橋などの緊急を要するような補修など、また、社会資本の老朽化対策等々に〇・六兆円、約六千億円を充てる見込...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、民主党が減らした、三年間で十兆円減らすなんてそれは無理です、常識的に考えられませんから。  そういうことを申し上げているのではなくて、小渕内閣だと記憶しますが、あのころが多分ピークだったんだ、その前かな、今言われたように、十四兆六千億ぐらいあったもの...全文を見る
○麻生国務大臣 五百億だそうです。
○麻生国務大臣 独立行政法人情報通信研究機構の今やろうとしているのは、今の我々の技術の最先端を追っていかないかぬという中にあって、現在よりも百倍高速な超高速光通信を可能とする技術の開発に全力を挙げていきたいということが一点。  それから、情報のセキュリティーというのが今いろいろ...全文を見る
○麻生国務大臣 ある程度しているというのは当然のことだろうと存じますが、我々として、徹底するだけの時間が、通常のように三カ月も四カ月も予算編成の査定に時間がかけられるという余裕がございませんでしたので、その意味では、基本的に、我々としては、ここのところは、そういった点から比べれば...全文を見る
○麻生国務大臣 この補正予算の計上に当たって、事業の必要性ということに関しましては、これは私どもが精査するのは当然なんですが、民間からのヒアリングというものを参考にさせていただいておりますのも当然のことなんですが、そういったものを精査した上でさせていただいております。今、これと同...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど冒頭にお答えしたとおりなんだと存じます。  財政法二十九条に基づきまして、今回の予算に関しての本来の骨子は、前回のときにお答えしたと思いますが、昨年十二月に公表されました、昨年七月から九月までの、七—九のいわゆるGDPの速報値がマイナスの年率三・五%という...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもは、御党と違って、民主党でしたよね、御党と違って、少なくとも我々としては、財政の点でいけば、来年度、平成二十五年度の本予算に関しましては、いわゆる公債発行、特例公債の発行が税収を下回っているという状態は、三年間延ばしに延ばしてきたのとは違って、我々としてはき...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもとしては、過日も申し上げましたとおりに、この比率をきちんと守る、そういったつもりでやらせていただいております。
○麻生国務大臣 今、奥野先生から御指摘のありましたように、今回の補正予算では、復興特会において復興関係経費三千百七十七億円、それと、来年度の復興財源の追加一兆二千六百八十五億円というものを計上いたしております。その合計が約一兆六千億ということになるんだと思いますが、これらの財源は...全文を見る
○麻生国務大臣 済みません、最後のところをちょっと聞き漏らしましたので、もう一回言っていただけませんか。
○麻生国務大臣 復興財源確保法において、いわゆる郵政株式会社について、平成三十四年までの売却収入が復興財源とされております、もう御存じのとおり。これを踏まえて、市場において行われた他の企業の株式の売り出しなどなど、過去の例を引きますと、政府の保有株式の売却事例というのはこれまでに...全文を見る
○麻生国務大臣 ゆうちょとかんぽ生命の新規事業の認可に当たっては、これは御存じのように、郵政に関する郵政民営化法、それから銀行法と保険業法、いろいろなものをクリアしなくちゃならぬということで、二種類の行政手続が要るということなんだと存じます。  まず、民営化法においては、他の金...全文を見る
○麻生国務大臣 復興財源確保法におきまして、本則で、JT株式の六分の一という数字で、いわゆる二分の一から三分の一の、売却を規定するとしておりますと同時に、附則において、JT株の残り三分の一部分については、保有のあり方を見直すことによる処分の可能性について検討を行うことにされており...全文を見る
○麻生国務大臣 政府として、社会保障と税の一体改革を進めるという中にありまして、常に行政改革を進めていくということは極めて重要なことだと考えております。  国有財産でもあります国家公務員の宿舎につきましては、このような観点から、今後とも、国家公務員宿舎の削減計画に基づいて、取り...全文を見る
○麻生国務大臣 この国債整理基金においては、例のオペレーショナルリスクに対する備えとして、十兆円規模の残高というのを大体これまでずっと残してきたのは、もう御存じのとおりです。  このたび、日本銀行といろいろ協議をさせていただきました上で、このリスクに対しては、もしどうしてもとい...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど申し上げたとおりです。
○麻生国務大臣 今そのようにお答えしたつもりなんですけれども、先ほど同じ御質問をいただきましたので、そのようにお答えさせていただきました。
○麻生国務大臣 今回の補正予算の公共事業関係のところの〇・六と二・四という話が今出ておりましたけれども、これは基本的には、〇・六という金額の数字が低いということを言われたいんだと存じますけれども、それは……(柿沢委員「いや、そういうことじゃないです」と呼ぶ)質問の根底はそこなんで...全文を見る
○麻生国務大臣 成長による富の創出の分野の中では、例えば国際競争力を強化するというのは、成長に必ず資することになります。当然のこととして、羽田空港は強化されるとか、今、コンテナ船がこれだけ二十年間の間に三倍の大きさになっておりますから、それに対応できるだけの道路は、それに対応でき...全文を見る
○麻生国務大臣 今、緊急経済対策における重点三分野に、防災対策や地域活性化といった、これは政策目的に着目して整理をしているわけですから、予算の計上とは必ずしも一致しない。当たり前でしょう、だって片っ方は三分野でやっているわけですから。そういった意味では、所管官庁のあれとは少し分か...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に合っております。
○麻生国務大臣 さすがに総務省は大したものです。今言われたことはまことに正しいと思います。国会議員として褒めているんじゃない、もとの経験からいって、大したものですよ、これは。ここが一番大事なところですから。  繰り越しに係る事務手続につきましては、各省庁からいわゆる財務省に提出...全文を見る
02月18日第183回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) やはりデフレーションによる不況というのは、少なくとも昭和二十年、敗戦この方日本はやったことがありませんので、これまでいろいろな意味で未経験の部分というのをやってきたのがこの十五年間だと思っております、経験に習えませんので。したがって、我々は歴史から学ぶし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どものころとして、デフレ対策というものを私なりにやらせていただいた部分があります。  例えばエコカー、エコポイント、いずれもあのころは多くの反対をいただきましたけれども、エコカー、エコポイントはいずれも、たしかあのときはエコポイント九千億円だったと、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融緩和というのは、御存じかと思いますが、これは大蔵省の仕事、政府の仕事ではなくて、これはいわゆる日本銀行が監督をしておられる部分であります。また、その前、金融緩和というのをやらせていただいた小泉内閣のとき、二十兆、三十兆の金融緩和をやりましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 小川先生御記憶のとおり、この重量税というものの特定財源化を私の内閣のときにこれを廃止したと記憶をしましたのが、私が財務大臣になったら戻すというふうに考えておられるわけですか。そういうように考えておられる、で、今御質問をいただいているのかと思ったんですが、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 道路を使えば補修するのは当たり前です。したがいまして、そういったものに特定のお金が要る。きちんとそれを特定財源化いたしますと、道路が補修する必要がなくてもその道路にどんどん使われる可能性があったというのがこれまでの反省に基づいて道路特定財源を四年前にやめ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御記憶だとは思いますが、小泉内閣のとき、日本銀行は金融緩和を二十兆、足りないから二十五兆、更に三十兆とやって、あのときうまくいきましたかと、いかなかったじゃないですかというのが我々あのときの反省であります。  問題は、日本銀行が金を緩める、その金を緩め...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、企業の自己資本比率が少ないとかいろいろなことが当時言われていたのはもう事実です。随分時代が変わって、この十年間ぐらいの間に企業の内部留保は極めて厚くなり、今言われたように、銀行の自己資本比率等々も一様に高くなってきておって、ヨーロッパ、アメリカの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、銀行の場合はかなり、まあリーマン・ショックの後の数年間が一番だったと思いますが、銀行としては、その内容を、他国を見るまでもなく、大銀行がばたばた倒産しましたので、そういった中にあって、日本においても九七年にいわゆる三洋証券等々証券会社が潰...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) もうよく御存じのとおりに、この為替のことに関しては私の立場では一切発言をすることができませんので、御期待にちょっと沿いかねますけれども。
○国務大臣(麻生太郎君) この数年間で見て、今最も金を過去に比べて持ったと言えるのは、企業の内部留保だと思います。この企業の内部留保は、基本的には、通常でしたらそれだけ利益が出れば配当に回るか設備投資に回るか労働分配率を上げるか、この三つのうちどれかに行くはずなんですが、企業はそ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは一概には、櫻井先生、なかなか言えないんで、これについて正確な分析をしている人がいるとは思えませんが。  死んだときに全ての貯金がなくなってよかったという考え方のイタリア人、多分イタリア人はそう言うと思いますね、間違いなく。これを言うとイタリアに対...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう櫻井先生御存じのとおりに、財政法二十九条というものでありまして、これは、当初予算作成後に生じた諸情勢の変化に伴って予算の内容を変える必要が生じるときがあると、こういったときにいわゆる財政法の二十九条というもので補正予算の作成を認める規定になって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法律上又は契約上でいえば国の義務に属する経費の不足を補うためということになっておりまして、あるいは予算編成後に生じた理由に基づいて特に緊要となった経費の支出を行うことというように規定されております。
○国務大臣(麻生太郎君) その点につきましても、間違いなくそういった点も十分に踏まえて対応せねばならぬのは当然のことと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる補正予算を、予算を作成した後にいろいろなことが起きる場合にはこういった財政法二十九条をもって充てることができるというように、補完の意味で作られているというのが主たる部分だと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) これは基本的には、昨年の十二月に公表されました七—九のいわゆる経済成長率が年率換算マイナス三・五%というときに出ましたので、あのとき、御存じのように、我々は選挙というものを十二月ということに、あの野田さんの御決断、民主党の中では余りいい決断じゃないように...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 緊要、今私たちにとって、よく例に引かれます笹子のトンネル含めまして、少なくとも今国民にとって、三・一一時点以降やはり多くの方々の関心は、何といっても安心、安全というところが大きなところだったと思います。  御存じのように、いわゆる公共工事というものは、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 緊急を要するというのが、基本的に今この段階では緊急を要する対応というように、私はそう理解いたしております。
○国務大臣(麻生太郎君) いつごろまで、場所による、物による、いろいろなものによるとは思いますけれども、できるだけ早く対応ができる、危険渡るなというところはもうさっさとやらねばならぬと思いますし、いろんな意味でインフラが止まるということは、基本的にはそれは経済にマイナスの影響を与...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 特に緊要になった経費の支出というのは、いわゆる補正予算に計上して執行するのでは、失礼しました、翌年度の予算編成に計上して執行するのでは間に合わないというような意味でして、緊急性があると政府が判断した経費の支出を指すものだと理解をいたしております。  今...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 補正予算に計上されている分に関しまして。
○国務大臣(麻生太郎君) はい、基本的にそうです。
○国務大臣(麻生太郎君) G20において、特に日本が名指しでいろいろなことを言われたということはありません。ただ、我々としては、基本的に緊急経済対策として我々は補正予算等々をやりましたので、それによって大きく景気を、いわゆるデフレ不況からの脱却にかじを切るということを公式に決めた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一部できないものも出てくるとは思いますけれども、そこはきちんとした繰越明許等々をきちんとやらせていただくということで、財政上の問題に関してはきちんと対応していきたいと思っております。  要は、今年度中に着工、手を着けるということが肝心だと思っております...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、我々は、三月末までに、掲げられましたものに関しましてはきちんとして着工ないしそこに対してきちんときちんとした金を投下する等々のことはさせていただきたい、手を着けさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 今、自民党の質問かなと思って聞いていたんですけれども。  今のお話ですけれども、正直に申し上げて、六百万から八百万ということにさせていただいたんですけれども、中小企業に関しましてね、これを大企業まで広げていくかというのは、これは税収等々をよくよく計算し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) なかなかいいことをおっしゃいます。ありがとうございます。  御存じのように、交際費支出については、いわゆる乱費の抑制等々を考えて原則損金不算入にしているのは御存じのとおりなんですが、中小法人につきましては少なくとも財務とか資金繰りとかそういった基盤がも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の御指摘の点については、これは大変心配せなきゃいかぬところなんでありまして、甘利大臣の方から約五万社、六万社ぐらいがその対象になり得るであろうと思われております。このまた五、六万社の中も千差万別なのは御存じのとおりなので、はなからもう先行きもないような...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 誠に与党の質問として伺うべきところなのじゃないかと思うぐらい今の質問はいい質問です。これは物すごく大事なところです。  ゴールデンゲートという、サンフランシスコのところに橋があります。これは一九三〇年代にいわゆる例のデフレ対策としてゴールデンゲートは造...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 分かりやすく。  少なくとも、昭和二十年、敗戦この方、世界でデフレーションによる不況というのをやった経験を持っている国はありません。これまで我々も不況を何回となくやりましたけれども、いずれもインフレーション下での不況。今回初めてデフレーション下での不況...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 全くそのとおりだと思います。  先ほど植松先生から関連したような御質問をちょうだいしたんで、自民党の方かと間違えちゃったと申し上げたんですが。正直申し上げて、一九三〇年代のあのデフレから脱却するときにフランクリン・ルーズベルトという人がやったのは、まさ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるように、一級建築士が百人集まっても家は建ちませんから、大工がいなくて左官がいなくて、家なんか建たぬのです。当たり前の話なんですけれども、そういった意味では、何となく学歴偏重になってみたりいろんな問題を我々は抱えていることは事実だと思っております...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法律的には、間違いなく上場前ですから、インサイダーにはなりませんな、これは。しかし、ただおかしいと。多分、思わない人はほかにいないと思いますよ。これはみんな、テレビ見ておられる方も、出ている名前もこれは、うん、なかなか意味深ですな、この名前、出ている名前...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 形としては、国民の多大な税金を投入して借金棒引き、また特定の企業等々による借金を帳消しにした。そうしておいて、財務内容を良くしておいて、そして上場する前に特定の第三者割当てをやって、そして、それによって競争力が公取の話を借りるまでもなく著しく偏ったような...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 正確にはちょっともう一回、西田先生の話だけなんで、調べてみないと、西田先生の言っている、疑うわけじゃないけど、これ仮にも調べないと、こういった話はきちんとした上で話をしないとおかしなことになりかねる可能性もありますので、調べた上で改めてお答えをさせていた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほどほかの委員の方々の御答弁に甘利大臣等々、皆答弁をしておられますけれども、基本的に会社の中、五万社、六万社が多分それの対象になるであろう、そのまた中で絞っていくと何千社かというところになってくるであろうと想像はしております。想像はしておりますが、ただ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 例外が一個もないなんというような話を作られると、こういうのは議事録だけ残って後で独り歩きされるとこれはえらいことになりますので、基本的に、いろいろな企業によって対応は違います、内容は違うとは思いますが、基本としてこれまでの対応を変えるということはございま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、劣後債というのは余り過去やったことがないので、うかつなことを言うとちょっと問題になりますので事務方にさせます。これはちょっと、分かった者同士でやると単語が飛んじゃいますので、ちょっと。
02月19日第183回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) モスクワでG20が開かれたんですけれども、私の方からは、安倍新政権が推進をしております金融緩和などの施策というものは、長引くデフレ不況からの脱却というのを目的としたものであって、これを着実に実行して日本の経済を再生させるということがひいては世界経済にも良...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昨年一月に財務省が公表いたしております平成二十四年度予算の後年度歳出・歳入へのいわゆる影響試算におきましては、一定の仮定を置いてやっておるわけですけれども、二十五年度以降の長期金利が一%仮に上昇した場合において、国債費は二十五年度で約一・〇兆円、そして二...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先般のモスクワにおけるG20の合意のコミュニケの内容というのは、日本の政策を含めて各国の経済政策や経済の強靱性が世界経済や金融市場に良い影響を与えているとの認識が示されておるというのは、もうお読みになっていただけばそのとおりであります。  一方、このコ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 豚積みの定義をはっきりされておかれないといかがなものかと存じますが、少なくとも、過去、日本銀行が二十兆、三十兆の金融を緩和した結果、金融緩和というものは基本的に市中銀行に金がたまる、それから先、日銀の当座預金が増えているだけでそれから先市中に金が回ってい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 派遣労働社員と正社員の税の差の話ですね。  派遣労働者の受入れ企業というのは、派遣料にかかわる消費税額を控除できることになっておるというのはもう御存じのとおりですが、一方で、人材派遣会社に対しては派遣料に上乗せして消費税を支払うということになりますので...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、人材派遣会社は、派遣先の企業から受け取る金額、それは派遣料プラス消費税ですが、そのうち消費税については税務署に納税する必要があります。御指摘のような場合は、労働者に支払う給与を直接雇用の場合よりも低くする必要があります、その分は払いますの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この五つに書いてありますことに関して、我々としてはこれを公約といたしておりますので、これをテーブルの上にのっけて交渉するということで、交渉するということは、初めからゼロということだったら交渉じゃありませんから、それは。当たり前でしょう、それ。
○国務大臣(麻生太郎君) 誠にごもっともなお申入れだと思います。  基本的に長期的な計画を立てた上でということになるんだと思いますが、財政の今回の出動によって景気が回復し、しかるべく景気の向上が図られ、それによって税収も増え等々、いろんなものがいい意味での循環が始まるということ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、予備費、予算を作成するときに予見できなかった部分というものを対象にして考えておりますが、予備費と補正予算どっち取るかということなんだと思うんですが、これは財政法では何ら規定は設けられてはおりません。基本的には政府の裁量に委ねられていると考えら...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 正直申し上げて、G20の中でも各国それぞれ内容が皆違っております、経済の内容が。  したがいまして、今回のアベノミクスという政策は、我々は、昭和二十年、敗戦この方初めてのデフレーション下による不況、これまで不況は幾つもやりましたがデフレで不況をやった国...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 株に対しては、それは皆さん方の持っておられる資産がそれだけ高くなるということですから、株が上がっていくということに関しては皆ハッピーということになるんだと思いますが、事為替のことに関しましては、立場上、一言片句申し上げることはありませんので、その点だけは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 十五か月予算というのは、御存じのように、二十四年度の補正予算とそれから二十五年度の本予算と一体として編成するという考え方、まあ簡単に言えばそういうことになろうと思いますが、我々の考え方としては、少なくとも昨年の月次というか、七—九の数字が極めて悪かったも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるように、繰越明許という手法を使わざるを得ないことになる部分が出てくることは確かだろうと存じます。したがいまして、いろいろなところで地方に付けるにしても、まだ箇所付けも終わっていない段階でやるというのはなかなか無理がありますので、しかし箇所付けし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 全くごもっともな指摘です、はい。
○国務大臣(麻生太郎君) 既に衆議院の方で約束させていただいておりますので、重徳さんでしたから何党です、御党ですかな。  繰越しに係る事務手続に各省庁から財務省に提出するときの書類などについては、平成二十二年一月よりとにかく申請書類のみでいいということにさせていただいております...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日銀法のまず改正の方につきましては、私どもは今回の話で日本銀行といろいろ話をさせていただき、少なくともオープンエンドにするという話と、二%という話と、できるだけ早くという何となく怪しげな、役人用語で言えば何となく前向きに検討しますみたいな話じゃとてもじゃ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昔、日本の企業の場合は自己資本比率が他のアメリカや欧米に比べて低いと言われておりましたが、今見ますと、少なくとも東証一部上場企業の四三%は実質無借金と言われております。内部留保を多分二百兆を超えておる、表に出ているだけで、と思っております。  普通、そ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) はい、八幡にありますので。  この会社も、実は円が安くなったときに猛烈な勢いで純利が出ると。これについて、あんたらえらく苦労しているようだから、うちはこれを給料に回したいということを言ったら、何が起きたかというと、やっぱりほかの企業はえって顔をするんで...全文を見る
02月20日第183回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 誤解を生むような発言をいたして大変申し訳なかったと思っているんですが、私のうちに、おやじのおふくろですけど、十六で嫁に来て、二十四で後家、四人の子供をそれぞれ育てて、子供や何かの方が先に亡くなり、自分は九十一で亡くなったんですけれども、病院に行かず、最期...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも個人のことでありますので、内容を全部言うつもりはありませんけど、尊厳死の宣言書というようなこういったリビングウイルのこの種の話とは違って、一応筆で書いております。それだけです。
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のFIRSTのプログラムというものは、あのリーマン・ショック直後でもございましたので、あの深刻な経済状況に対応するために、平成二十一年度の補正予算におきまして異例な取組をやったんだと記憶をしております。  厳しい財政事情の中で、数年度にまたがって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘ありましたけれども、女性が有能ということを無理しておっしゃらなくても、大体国会議員、女房のおかげで当選している人が圧倒的に多いと思いますので、女性の力というのは百も二百も分かっていると思いますので、あえておっしゃらなくても大丈夫と思いますが。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) G7の方もG20の方もコミュニケを読まれたと思いますので、あのコミュニケに書いてあるとおり、あれ以上でも以下でもないというのが正確なお答えなんだと存じますが。  我々としては、少なくともこれまで一方的に特定の国からいろいろ、日本の場合は為替の操作をして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今までも、我々は特定のことでない限り為替介入をしておりません。また、民主党内閣のとき何回かしておられますけれども、効果はありませんでした、ほとんど。(発言する者あり)あの程度の理解ですから。我々としては、結果としてですよ、我々は何もしていなくてもこれだけ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 結果としてですから、こういうのは口だけじゃない、結果論ですから。我々はここが一番理解していただきたいところだと。
○国務大臣(麻生太郎君) 取り方なんだと思いますが、外債購入の話が私に対してありましたので、日銀が買う買わないじゃなくて私に直接質問がありましたから、私としては外債購入する気はありませんと、そう直接お答えをしております。
○国務大臣(麻生太郎君) 私に対しての直接の御質問でしたので、大蔵省として直接、済みません、財務省として買うつもりはありませんと、そうお答えしました。
○国務大臣(麻生太郎君) 補正予算に関して言わせていただければ、おっしゃる点、数字の上でそのとおりになっておりますが、物理的に時間は極端に限られておりましたので、その点に関しては今御指摘のとおり否定するつもりはありません。  ただ、本予算の二十五年度予算、まだ審議に入っていただ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 全然見解が違うと思います。  一言で言わせていただければ、少なくとも今の話の中で、我々のやっておりますばらまきの中で安全とか安心とかいうものは、最も……(発言する者あり)ばらまき、ばらまきの批判に対してのお答えなんですけど……
○国務大臣(麻生太郎君) 私にしてみればばらまきに対するお答えなんですけれども、少なくともあのばらまきだけで言わせていただければ、高速道路無料化とか子ども手当というのは既に凍結されていますでしょう、こういったものは。それから、戸別農業補償とか高校生の無償という話については先ほど総...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 我々はきちんとそういったものをやるべきだということを申し上げて、方針と。だから、コンクリートとかいうことに関しましては、我々は見解を異にしますと申し上げております。
○国務大臣(麻生太郎君) いきなり所管外で振られたんでちょっとあれですけれども。  これ組合が、連合なんというのは、きっと賃上げ一生懸命やっておられたんでしょうね、この三年間、余り聞いたことはないんですけれども。僕は正直言って、このアメリカの二〇〇七年の数字、この日付が二〇〇七...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはなかなか多くの問題を含んでいますので、これを一概に簡単に、荒井さんの話だから簡単に言葉に乗せられて乗っかっちゃいそうですけれど、こういうところは注意せぬといかぬところの一つでしてね。  今の話でいきますと、これはまず基本的には、今、株式やら、まあ...全文を見る
02月21日第183回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 補正予算の規模のお話ですけれども、補正予算の規模につきましては、これは前も度々同様の御質問をいただいておりますので同じようなお答えで恐縮になりますが、少なくとも、七—九のいわゆる経済指標というのがマイナス年率換算三・五%ということで、このままでいきますと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 事実と全く違うと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) この状況下において四十四兆円枠にこだわる必要はないと間違いなく申し上げております。
○国務大臣(麻生太郎君) 財政規律の監視に関しては、今、目先、財政は出動、景気対策が優先と、優先順位の付け方としてはそう考えました。
○国務大臣(麻生太郎君) 確かに、御指摘のように、安倍総理とはしょっちゅう話をしますが、ローソンの社員構成について話を聞いたことはありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、景気というものをいろいろ考えるとき、常に給与に回ってくるのが一番最後になるのは、いつの経済のサイクルのときにも大体最後に給与ということになってくるのは常だというのはもう御存じのとおりだと存じます。  したがいまして、そういった中にあって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、いただきましたこの資料とほぼ同じというか、同じものなんですが、今、内訳を申し上げますと、内閣府計上分が九十億円、総務省計上分が三十二億円、厚生労働省計上分が五千八百三十五億円、農林水産省の計上分が二千六百八億円、経済産業省計上分が五千九百十五億円、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私のときのことを言われましたんで、私が政権を担当したときの分に関しましては御記憶、あっ、当選していないか、新聞なんかで御記憶があるかもしれませんが、あの年は、リーマン・ショックは全治三年ということを、最初からこの復興復旧には全治三年掛かるということを申し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には全て、完了できるものというのはいろいろ場所によったりその箇所によって違うかもしれませんけれども、確実に着工若しくはそれに手を着けるという形になると思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 日本郵政株式会社のこの株の売却による収入というのは、これは復興財源に充てられるということになっておりますので、そういった意味では、これは早期の売却、また売却によります収入の、高く売っているか、最大かというのが非常に大事なところになるんだと思います。  ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、現時点において、日本郵政の株式というものを売却したときの株主の構成とか、株主が求めます郵政に対する業務運営の方向性、どうしろこうしろという方向性を明らかにしておりませんので、今御懸念のような国債市場への影響というものが直ちにあるかどうかという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) JALの話というのは、昨日いろいろ御質問があっておりましたけれども、なかなか考えさせられる点が多くて、私知らなかったものもいっぱいありましたので大変参考になりましたが、ゆうちょ、かんぽがそのようなことになる、させるつもりはありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 質問の全部、伺ったというか、私の場合、それこそ質問通告がありませんでしたので、一般的なことでしかお答えできないと存じますけれども、今おっしゃられていることの内容をちょっと詳細に、一つ一つを詳しく述べられる立場にはありませんし、知識もありませんけれども、今...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) かれこれ二年の年月が経過をいたしておりますので、それまでの間、初期対応が悪かったとはいえ、間違いなく、被災を受けている国民ということの立場を考えれば、今おっしゃられていることの理解はできるつもりであります。
○国務大臣(麻生太郎君) 本来あり得べきじゃないと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 全く伺っていない質問なんで、今の話は、私もこの種の話に詳しいわけではありませんので、少々お答えするのには時間をいただきたいと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 事故原因の究明に関しては全力を挙げて取り組んでおられるんだと承知しています。
○国務大臣(麻生太郎君) 全然見解が違うと思っておりますので、時間もあれなんでしょうけれども、見解が全く違っていると思っております。細目をお聞きになりたければ文書でもお出しいたします。
○国務大臣(麻生太郎君) 箇所付けの箇所につきましては、予算が成立した後、箇所付けを正確に出したいと、そのように思っております。早く上げていただくのが一番経済効率が上がると存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 為替につきましては、円安等々のお話につきましては一切お答えできませんことはもう片山先生よく御存じのとおりです。  株、確かに高くなりましたら、間違いなく持っております気分としては、可処分所得が増えたような形になりますので、何となく優雅な、豊かな気持ちに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、一番目、二番目、日銀の金融緩和、財政のいわゆる機動的な運営というこの一番目、二番目は、そこそここれまでの二か月でほぼ動いた、更に動くであろうという期待からいろんなもので株価が上がったりいたしておるというのだと、そこまでは来ているんだと思い...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御質問は、災害弔慰金というものの支給に関する法律に基づいて、その費用の二分の一が国、四分の一が県、四分の一が市町村ということになっておるという点なんだと思いますが、東日本大震災に伴いますこの災害弔慰金の支給に当たりましては、都道府県の負担分は四分の一、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法律に書かれておりますので、直ちに今この場でそういたしますとは申し上げられませんけど、今おっしゃっておられる気持ち、よく理解できるところです。
02月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、物品管理法第三十七条、三十八条ということになりますけれども、国が所有する物品のうち重要なものとして政令で定めるものにつき、毎年ごとに物品増減及び現在額報告書を作成し、国会に報告するとされております。従来、この対象の中に国が所有いたしてお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国が今厳しい財政状況の中にありますので、国有財産の売却、何も美術品に限りませんけれども、国有財産の売却についていろいろあるんだと思いますけれども、必要なことだと考えております。  ただ、国が保有しております美術品ということに限りますと、この多くは文化財...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 当時の経緯をつまびらかにしているわけではありませんが、たしか国立大学を独立大学法人に変えていくというときは、いわゆる行政改革の一環としてやらせていただいたと記憶がありますけれども、そのときには大学によって格差がかなりございまして、そういった中において、と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) クロスカントリーを例に引かれましたけれども、これ冬も、それから夏のクロスカントリー含めていろいろ国有地の中では使える部分もあろうかと思いますので、今の御提案というか御意見については検討させていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) 野田財務大臣の御答弁の内容について、その野田財務大臣のお考えについて私はつまびらかにしているわけではありませんが、国債整理基金の残高については、その使途と水準それぞれについて考えることが必要なんだと思っております。  まず、基金残高の使途につきましては...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本一の頭脳集団と思ったことは一回もありません。それだけは申し上げておきます。  日銀からの一時借入れというものは、これは従来から法令上は可能、もう御存じのとおりなんですが、ただ、当時、日銀においては、これを安易に行えば財政のファイナンスであるという誤...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) その当時、その中におりませんので、なかなか推量だけで物事を言うのは極めて危険だと思いますので、なかなか御答弁の仕方が難しいとは思いますけれども、これは日本銀行と財務省と両方で話し合ってやらないとこの話はできませんので、そういった意味では、財務省に一方的に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 電柱の地下埋設が一番一般に見やすいところだと存じますが、この電柱の地下埋設は景観も同時に変えます。いろいろなところでこれは実験がなされていると思いますが、小さな通りでも三百メーターぐらいのところの距離を電柱を地下埋設して、それに建っております、面しており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 公金を違法に支出させるという点が一番問題点になるんだと思いますが、これは予算の執行を適正に行っていく上において極めて重要なことだと、我々もそう思っています。このために、国民の皆様が、不適切ないわゆる支出だったんではないか、予算執行などというものの事例に適...全文を見る
02月27日第183回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) 予算委員会で一回も立つ機会がない財務大臣というのはなかなか辛抱が要るものだなと思っておりましたが。  財務大臣としてではなく、副総理として訪韓をすることになりました。その後、二十五日、朴槿恵新大統領とも個別に会談をさせていただいております。私の方からは...全文を見る
02月28日第183回国会 衆議院 本会議 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十五年度予算の御審議に当たり、財政政策等の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明申し上げます。  一九九〇年代以降、グローバル競争が激化するなど、内外の経済環境が構造的に大きく変化する中、日本経済は、長きにわたりデフ...全文を見る
02月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○麻生国務大臣 二月十九日の閣議後の記者会見の話をしておられるんだと思いますけれども、私の発言は、金融緩和の手段として、これは外債購入について述べたものではありません。  役所におられたので御存じなんだと思いますけれども、日銀というところでは為替に介入するようなことに結果として...全文を見る
○麻生国務大臣 まことにおっしゃるとおりだと存じます。  日本銀行、よく言われるヘリコプターマネーとか、いろいろな意味で、お金を刷ればいいじゃないかという御説は今でもまだちらほらちまたに言っておられる方がいないわけではありませんが、大蔵省におられておわかりと思いますが、お金を刷...全文を見る
02月28日第183回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十五年度予算の御審議に当たり、財政政策等の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明させていただきます。  一九九〇年代以降、グローバル競争が激化するなど、内外の経済環境が構造的に大きく変化する中、日本経済は、長きにわた...全文を見る
03月04日第183回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) サイバー攻撃に対する取り組みのための人材確保についての御質問をいただきました。  御存じのように、この情報セキュリティーというものは日進月歩の分野であります。政府も、民間の最新の知見を取り入れていかなければならない分野であろうと存じます。  このため...全文を見る
03月05日第183回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) 渡辺先生から三問頂戴しております。  金融緩和の手段としての外債購入についての御質問であります。  御存じのように、共同声明に基づき、二%の物価安定目標をできるだけ早期に実現するということが重要であります。  日本銀行に対しましては、幅広い政策手段...全文を見る
03月06日第183回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○麻生国務大臣 平成二十五年度予算の大要につきましては、既に本会議において述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明をさせていただきます。  最初に、平成二十五年度予算について申し上げます。  平成二十五年度予算につきましては、緊急経済対...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど、震災からの復興につきましては、今年度の事業費が十九兆円と申し上げましたが、今後の事業費が十九兆円の読み間違いであります。おわびを申し述べ、訂正させていただきます。     —————————————
03月06日第183回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) 日本銀行の設定した物価安定目標の影響についての御質問をちょうだいしました。  日本銀行が先般設定をいたしました二%の物価安定目標は、消費者物価指数総合を見ることとされております。これは、同指数が、家計が消費する財・サービスを包括的にカバーした指標であっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 首相の職務を守るためにという御質問をちょうだいしましたので、先ほど安倍総理大臣がお答えられたことと基本的に同じであります。  あえて付け加えさせていただければ、行政職の長に、いま少し静かに、自由に考える時間を与えるべきだと存じます。(拍手)     ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地方交付税、地方公務員給与についてのお尋ねをちょうだいしました。  今回の地方公務員給与の引下げの要請は、国、地方とも厳しい財政状況にある中、東日本大震災を契機とした防災・減災事業や地域の活性化といった地域の喫緊の課題に対処するため、当面の対応策として...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地方交付税、地方公務員給与についてのお尋ねがありました。  今回の地方公務員給与の引下げ要請は、国、地方とも厳しい財政状況にある中、東日本大震災を契機とした防災並びに減災事業や地域の活性化といった地域の喫緊な課題に対処するため、当面の対応策として二十五...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十一年度税制改正附則第百四条についてのお尋ねがあっております。  附則百四条の経済状況の好転に関しましては、一般的には、景気が悪化しているという状況から持ち直して改善してきつつあるという状態を指すが、最終的には、数字も大事だが、経済の実態などいろ...全文を見る
03月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○麻生国務大臣 コンクリートから人へというのが一番だったので、たまたま、もとの職業に対する非難かと思ったのは、鳩山内閣の最初の御発言だったので、私の方を見ながら言っておられましたので、そうかなと一瞬思った記憶があるんですが。  少なくとも、今おっしゃられたのは、この数字の前、九...全文を見る
○麻生国務大臣 この金融円滑化法は、御存じのように、いろいろな経緯がございましたけれども、この三月末、これは再々延長ということになりますので、この段階では、今のところ再々延長を考えているわけではありません。  ただ、金融機関として、そもそもの貸し付け条件というものの変更や円滑な...全文を見る
○麻生国務大臣 各都道府県に対しましても、また商工会議所、商工会、中小企業金融公庫等々いろいろございますけれども、そういったところにこの問題についての窓口をきちんとあけておりまして、そういった形で、そういった問題、個々の問題があった場合はそこに行くようにということを、斉藤先生のと...全文を見る
○麻生国務大臣 一義的には日本銀行にあるというのは、それは法律で決まっていますから、もう御存じのとおりです。  しかし、これまで、日本銀行がお金をたらたら刷って市中銀行に渡しても、市中銀行から先に全然お金が散らなかったという例があるでしょうがと。我々はそういう経験をしていますか...全文を見る
○麻生国務大臣 今、原口先生のお話をいただいたところで、三党協議で積み残しの部分については、これは正直、政府としては、三党間の協議をしていただかなければどうにもならぬのでありまして、税制抜本改革法の規定に沿って検討してまいりたい、私どもとしては基本的にそう考えております。  附...全文を見る
03月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○麻生国務大臣 一番最初に言われた、マネタリーベースを日銀が幾らふやしてもマネーサプライがふえないというところが一番理解されないで、一時期よくヘリコプターマネーという言葉があって、マスコミなんかはえらい受けていましたな、何か、金をばんばん刷れば世の中が豊かになるみたいに、こんな単...全文を見る
○麻生国務大臣 松田委員よく御存じのように、お札には日銀券と書いてあるんですが、五百円玉とか硬貨には日本国としか書いてない。すなわち、硬貨の方は、これは日本政府、いわゆる大蔵省が出しておる、お札の方は日本銀行が出しておるという、二つ違った形になっているというのはもう間違いない事実...全文を見る
○麻生国務大臣 二十四年度の補正予算につきましては、中山先生よく御存じのように、九—十二が年率換算三・五%のマイナス経済成長という予測になりましたものですから、これは底割れするという懸念から大型のものにせざるを得なかったというのが、大型補正を組んだ一番大きな理由なんです。  お...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年、財務省に行ってこの話をしたときは総スカンでした。全く受けませんでした。無理もないと思いましたけれども。  しかし、現場を知っている人間からいったら、地方の商店街に限らず、繁華街等々、やはり地方の町が疲弊していった一番大きな理由はこの交際費課税にあったと、私...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、たしか政調会長の時代だったと記憶しますけれども、この発言は東大の五月祭で話が出たんだと思いますが、とにかく、その発言につきましては、日韓関係の間にそごを来すということで、私の方から、その後、記者会見だったと思いますけれども、韓国の国民の方々に、こういった話...全文を見る
○麻生国務大臣 今まで聞いた質問の中で最も鋭い角度からの御質問だと思って、江田憲司先生の見識に改めて敬意を表します。  昔からなんですよね。炭鉱屋がやっていたの、病院。だから、株式会社麻生セメント、当時、麻生鉱業の中の病院事業部だったんです。炭鉱は幾つもありましたが、みんな、け...全文を見る
○麻生国務大臣 共産党と自民党が一緒になって賃上げをやろうと言うのは、多分、歴史上始まって以来なんだという感じがしながら、この間も答弁をしたと思います。  今の話は、これは本来は連合の仕事なので、私らのあれじゃないと思うんですが、過日もお答えをしましたけれども、給与が上がるとい...全文を見る
03月11日第183回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○麻生国務大臣 生活困窮者に関する御質問なんですが、これに取り組むのは、これはもう政府全体の一番大きな課題なんだと存じますし、現在、厚生労働省で、新しい制度について、いろいろ法案化を検討しておられると伺っております。  新制度に向けた課題の検証を行うために、厚生省は既に幾つかの...全文を見る
○麻生国務大臣 吉田先生が御指摘のとおり、後年度の試算、後年度影響試算というんですが、これについて、今言われましたように、仮に名目成長率が一%に上昇した場合には、翌年、平成二十六年度には、税収はその半分、〇・五兆円の増収、逆に、金利のみ一%上昇した場合におきましては、二十六年度の...全文を見る
○麻生国務大臣 確かにいろいろな理由があるんだと思いますけれども、何だかんだ言いながら、日本の場合は、個人金融資産が一千五百兆もあり、対外純資産も世界一あり、ほかにもいろいろ、現預金八百兆を超えるほどの金を持っておりますので、そういった意味では国債が出てもというのが一つ。  二...全文を見る
03月13日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○麻生国務大臣 このたび、財務大臣、金融担当大臣を拝命いたしました麻生太郎であります。  今後の財政政策等につきまして、先般の財政演説において所信を申し述べたところでありますが、本委員会において重ねて、所信の一端として、財政政策及び金融行政等の基本的な考え方について申し述べます...全文を見る
03月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○麻生国務大臣 今、総額二兆円を予定しておりますが、本年二月までの状況で一兆三千六百七十二億円の販売を行ったところであります。
○麻生国務大臣 今おっしゃるとおり、応援国債の方はもう既に完売しております関係もあって、今後、個人向け復興国債の購入については検討させていただきたいと思っております。  ただ、黄川田先生、もう御存じのように、これがちょっとひっかかりましてね。これでと言ったってわかりませんよね。...全文を見る
○麻生国務大臣 間違いなく、二十一世紀中にこれが決着がつくかつかないかというぐらい遠大なプログラムなんですけれども、こういったものに基本的に取り組むという姿勢が、やはり人類の進化、進歩につながっていくのだと思っておりますので、私どもとしては、こういったものはぜひ日本にとりたいとい...全文を見る
○麻生国務大臣 この十九兆円フレームの見直しのために、今言われましたように、復興財源確保法という法律によって復興財源に充てるとされております例の郵政の株式の売却収入が約四兆円程度、それから二十三年度決算剰余金の一部などが二兆円程度として、合計六兆円を見込むことにしておるんですが、...全文を見る
○麻生国務大臣 四兆円のことに関しましては、これは御存じのように、日本郵政の売却対象分というのが決まっておりますから、この発行済み株式の三分の二、これが簿価で七・三兆円ということになっております。  このうち、平成三十四年度までにおいていわゆる売却をして収入を得ることになるんで...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、復興庁において、被災地の要望に応えて、復興事業に必要な予算を一括してというお話を受けて確保することになったという、もともとの背景はそれだったと記憶をしております。  したがって、復興庁の一括計上の仕組みというのは、被災地に寄り添うような形で、各府省庁にま...全文を見る
○麻生国務大臣 林先生、これは、善意か善意じゃないか、なかなか税務署は見分けられぬところなんですよ。わかるでしょう。悪用しようと思ったら、これは結構できるよ、今のようなやり方をすると。そうすると、これはちょっとなかなか簡単にはいかぬなと思います。  実際にそういう例がいろいろあ...全文を見る
03月14日第183回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明させていただきます。  本法律案は、現下の経済情勢等を踏まえ、成長と富の創出の好循環を実現するとともに、社会保障・税一体改革を着実に実施するなどの観点から、国税に関し、個人所得課税、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 社会保障と税の一体改革の精神についてのお尋ねがありました。  平成二十一年度税制改正法附則第百四条は、社会保障の安定財源確保と持続可能な財政構造の確立を旨として、税制の抜本改革を行うことを明らかとしたものであります。  社会保障・税一体改革はこの趣旨...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) インボイス制度についてのお尋ねがありました。  複数税率のもとで、事業者が適正に仕入れ税額の計算を行うためには、適用税率と税額が記載された、いわゆるインボイスが必要になると承知をいたしております。  インボイス制度を含め、複数税率の導入に当たっては、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ガソリンや酒類に係る個別間接税と消費税の関係についてのお尋ねがあっております。  酒税や揮発油税等につきましては、税制抜本改革法の規定に従い、これらの個別間接税を含む価格に消費税が課税されることは国際的に共通する原則であることを踏まえて、国及び地方の財...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大変早口な質問だったので、十問頂戴したんだと理解しておりますので、数が間違っていたらごめんなさい。  二十五年度税制改正は、消費税増税に向けた環境整備のために、取りやすいところから取るものではないかとのお尋ねでありましたが、今回の税制改正に盛り込んだ所...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地方交付税の法定率の引き上げについてのお尋ねがありました。  仮に、国による地方交付税の特例加算と地方による臨時財政対策債の発行により地方の財源不足を半分ずつ補填することをやめて、そして地方交付税の法定率の引き上げを行えばどういうことになるかといえば、...全文を見る
03月14日第183回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○麻生国務大臣 確かに、おっしゃいましたように、ダイエーを丸紅に買収させて成功させたり、最近では、この間も質問が出ましたJALなんというのも、JALは少々、いろいろな問題点がないわけではありませんけれども、一応再上場させたことまでは間違いないと思っておりますので、潰すよりはよかっ...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたいわゆる新しいファンド、官民ファンドということにつきましては、これは、民間からの出資を新たに呼び水としたい、政府もちゃんと応援しているんですよというところが一つのポイントなんだと思っております。  形においてはさまざまな形態がありますが、先ほ...全文を見る
○麻生国務大臣 農林大臣がいないのは、なるほど意図的に呼んでおられないのかどうかは別にして、今言われました点は確かにおっしゃるとおりなんだと思うんですが、これは、農林水産大臣の関与を強化する修正案というのが出されているんですよ。これはみんなで賛成している。自民党が賛成した人、民主...全文を見る
○麻生国務大臣 大蔵省の方から、どうぞ、おつけになられたらどうですかなんということはないんですよ。そんなに人はよくないから、ここは。  だから、衆議院の方から、皆さん方で言われて、これをぜひやるべきだ、おかしいじゃないかといって野党で共同提案されたら、検討させていただきます。
03月15日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○麻生国務大臣 一番時代が違ってきていることが二つぐらいあると思うんですが、一つは、二宮金次郎まで戻らなくて、ちょっと戦後でいきましても、昭和二十年この方六十八年たちますけれども、これまで日本は数々不況というのをやりましたけれども、いずれもインフレーションでの不況。今回は初めてデ...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるように、今、この三本目の矢のところの一つに、観光産業、その中の一部にアニメ、コンテンツ、いろいろやって努力をしておられるんだと思いますけれども、今までの製造業とは違って、いわゆるコンテンツとかソフトというものを飯の種にして伸ばしていこうという話なんです。...全文を見る
○麻生国務大臣 上田先生御指摘のとおり、これはもう極めて高いハードルに設定されていることは間違いない、私どももそう思っております。  これは、平成二十五年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算というものにおきまして、いわゆる今言われたように、四つのケースを試算しておるわけです。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 この金融円滑化法につきましては、これは実行率が九割を超えております状況であることなどから、こういった貸し付け条件の変更とか、資金の供給に対する金融機関の体制整備とか、また、経営陣やら営業現場の意識改革を推進させるという意味においては一定の効果があったことは確かだ、...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘にありましたように、少なくとも、窓口を設置するなどというのは、これまで金融庁として直接やったことは一回もないと思いますけれども、貸す側の方だけでなく、借りる側の方にもきちんと話がいかないといかがなものかということで、商工会議所やら商工会やら、いろいろな形で...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘にありましたように、今般の調査でゼロもしくはごく少数の政策税制が見受けられたところでもありますので、これらのことにつきましては、二十五年度から、有効性の乏しいものはもうやめるとか縮小するとかいうのが一つ。それから、政策目的の見直しを行った上で新たな制度に改組...全文を見る
○麻生国務大臣 階先生御存じの上で聞いておられるんだと存じますが、これは内閣府の試算、内閣府の資料だと思いますが、内閣府の試算というのは、この試算をやるときに、例のシステム・オブ・ナショナル・アカウント、通称SNAというんですけれども、計算方法なんですけれども、予算の計算の方が、...全文を見る
○麻生国務大臣 この物価上昇率について、経済成長三%のケースというものの御質問なんだと思いますが、先般、政府と日本銀行で取りまとめた共同声明におきましても、日本銀行が物価安定目標というのを二%と設定したことを踏まえた上で、この本試算の推計の期間中に消費者物価の上昇率が二%に到達す...全文を見る
○麻生国務大臣 これは物価目標と成長率の違いなんだと思いますけれども、名目経済成長率につきましては、政府の経済見通しにおきまして平成二十五年度の名目成長率二・七%というのを発射台にしておりますので、政府が目指す経済の姿を考慮して、この試算の推計されます期間中に名目経済成長率が三%...全文を見る
○麻生国務大臣 繰り返すような形になろうかとは思いますが、政府の経済見通しにおきます二十五年度のいわゆる名目成長率二・七%を発射台としてということで、それをずっと試算していったわけですけれども、これでいくと、そういうことのほかに、いろいろ経済効果も、これによって給料が思ったより上...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十五年度の後年度歳出歳入への影響試算というので、これは一定の経済前提を置いた上で、平成二十五年度予算における制度、施策を前提とした場合にという前提条件が、この種の話には常に前提条件がつくんですが、平成二十八年度までの三年間の歳出歳入がどのような姿になったかに...全文を見る
○麻生国務大臣 CBO、それからイギリスのOBR等々、いろいろそういった機関があるのは存じ上げておりますが、日本において、政府から独立した機関ではなくて、いわゆる政府の一機関である内閣府が経済見通しの策定や財政健全化目標の達成に向けた進捗状況の評価なんというのを主に行っているんで...全文を見る
○麻生国務大臣 階先生、今、山口副大臣と、高齢者じゃなくてもほぼ似たようなことになっとりゃせぬかと二人で話をしていたところだったんですけれども。  少なくとも、ATMを自分で扱える高齢者はまだ大丈夫なところなのであって、最近多くて、よく偉い方に伺うのは、全国の銀行で時々、わしじ...全文を見る
○麻生国務大臣 振り込め詐欺救済法に基づく預金保険機構への納付金というのを犯罪に遭われた方々のために活用すべく、今言うような具体的な事業を初めて伺いましたけれども、これはすごく意義のあることだと思いますので、犯罪被害者のために有効に活用されていくということを今後とも期待をしており...全文を見る
○麻生国務大臣 今まで聞いた質問で一番格調が高いですよ。  この話は最も難しい。税は国そのものですから、その意味では、これは、広く薄くとか、かなり所得格差のあるときにはなるべく所得をこうとか、いろいろな、その時代によって感覚が違ってくるというのはあり得るものだと思っております。...全文を見る
○麻生国務大臣 確かに、おっしゃるように、この世界で一〇〇、ゼロということはありませんし、また答えも、みんながハッピーになるという政策もありません。必ずどちらかがよければどちらかが悪いという、どの辺でというところのバランスをとるのが政治の世界で最も難しい感覚なんだと思います。政治...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、たしかイギリスの偉い、ロード・ツー・サーフダムという、例の「隷属への道」という本を書いた人の本ですけれども、イギリスの国税庁等々で、税金は一律一〇%、一億稼いだら千万円払え、百円稼いだら十円払え、これを全部やってくれ、例外なく、それさえしてくれれば全て国税...全文を見る
○麻生国務大臣 複数税率の場合は、おっしゃるように、これは、インボイスがとか、いろいろ手間がかかります。昔に比べてコンピューターが発達したとはいえ、中小零細・小規模企業のところにおいては、手書きとか電卓とかいうのでやっておられるところが多いので手間がかかることになりますので、イン...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆるアセット・ベースト・レンディングというんですが、これはまず、今一割もあるのかねと思っていたぐらいでしたから。正直申し上げて、日本の場合は、不動産以外に審査能力が銀行にはないんじゃないかと。  不動産で、二十年前、地価の暴落は九二年から起きましたものですか...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、金融機関と担当しておられる企業との間の信頼関係で成り立っていますので、おまえ八割にせいとか何とか言ったって、それはなかなか動くわけではありませんけれども、少なくとも、でき上がったシステムなので、また金融庁が気が変わったから認めないとかいうことになったらたま...全文を見る
○麻生国務大臣 これは三木先生、年金特例公債という勘定科目というものは、基礎年金国庫負担の二分の一を引き上げるために恒久的な財源が要るということで、平成二十六年四月、消費税率を引き上げるまでの間に、いわゆる税率引き上げ、今極めて不確定ですから、そういった中で、確保できない状況にお...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、いわゆる一般公債とかいうのとは違って、確実に年金の二分の一というのをどうしてもやらねばならぬというところで決められておられましたので、二分の一にするというのが大前提。その二分の一にするときに、今後とも赤字公債とか別の公債でやるというのでは、何となく、もらう...全文を見る
○麻生国務大臣 担保されているのは、消費税が上がる、五%が八%ということに今言われておりますけれども、この五%が八%に上がった分というのは、約一%で二兆五千億ということになりますが、上げる、上げないはことしの十月に合意することになっておりますし、実際に上がりますのは来年の四月以降...全文を見る
○麻生国務大臣 繰り返しになるかも存じませんが、税収と公債金との比較においては、年金特例公債につきましては、いわゆる財源を確保せずに将来世代に先送りしちゃうというようなこととは違って、間違いなく、こういったものを年金特例公債としてきちんとしているということは、少なくとも、単純に合...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われました、具体的な例として、基金残高、いわゆる圧縮分七兆円という話がございましたけれども、これは、全額を圧縮した上で国債の償還にこの七兆円は充てます。  これは、従来は十兆円積んであった分を七兆円圧縮させていただいたんですけれども、そういったもので七兆円に...全文を見る
○麻生国務大臣 どの部分を言っておられるのかよくわかりませんけれども、私の場合、一般会計として申し上げているというところであって、別にSNAを否定しているわけではございません。
○麻生国務大臣 今の三木先生のところは、「四年ぶりに税収が公債金を上回る状態を回復させるとともに、プライマリーバランスを着実に改善させ、財政健全化目標の達成に向けた第一歩となる予算といたしております。」この部分のことを聞いておられるんでしょうか。
○麻生国務大臣 今のところは、その前段の部分だと思いますが、社会保障・税一体改革を継続するとともに、国、地方のバランスということが書いてある、このくだりだと思いますけれども、今私が申し上げたところは国だけの部分を申し上げているので、この前の部分は国と地方の両方を述べている表現、こ...全文を見る
○麻生国務大臣 そういう御希望があるということは伺いますけれども、私の方は、あくまでも一般会計としてお答えをさせていただいております。
○麻生国務大臣 地方の公務員の給与の話に関係してのお話なんですね。(三木委員「そうです」と呼ぶ)  地方公務員の給与の件につきましては、一千八百市町村ございますので、いろいろ、その事情によってそれぞれに違います。しかし、国とのいわゆるラスパイレス指数等々を勘案しますと、国が一〇...全文を見る
○麻生国務大臣 日本におきます近年の経常収支の動向ということだと思いますけれども、貿易収支は、御存じのように、特に石油、ガスの輸入が急激にふえております。原発がとまっておりますので、その分だけ急激に買った、それが大きく変わってきているんですが、所得収支にもその影響が出てきて、貿易...全文を見る
○麻生国務大臣 デフレがどのような状況になって起きるかということに関しては、これはインフレと違って、余り正確な学問的なものは正直言って存在していません。ただ、物が余ってあれが少なくなるというような話で、金の値打ちが上がってとか、いろいろな表現がありますけれども、基本的にはわかって...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくともこの二十年間ぐらいの対策を見ると、まず、日本銀行は金さえ刷ればいいんだという意見というのは結構ありました。今でもあります。しかし、現実問題として、お金を刷っても、そのお金は市中銀行まで行きます。マネタリーベースという言葉がありますけれども、それは確かにふ...全文を見る
○麻生国務大臣 この二十年間、間違いなく日本の給料というものは下がりました。連合は頑張ったんですが、下がりましたよ。これは認めないとおかしいんですよ。給料は間違いなく下がっています。物価も下がりましたよ。しかし、給与も下がった、手取りも下がりましたから。かつて、アメリカに比べて高...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、小池先生、私の担当ではないので、他省庁にかかわる話なので、甘利大臣とか茂木大臣の管轄だったり、厚生省だったら田村先生の所管だとは思いますけれども、いろいろな意味で、規制のあるおかげでなかなか事が動かない。TPPに限るわけではないので。  そういった意味で...全文を見る
○麻生国務大臣 今回のいわゆる共同声明の中に、基本的には三点だと思うんですが、二%という目標。それから、オープンエンド、完全にやれるまでやりますというお金の出し方。通称オープンエンドとあの業界では言うんですけれども、オープンエンド。三つ目が、多分、できるだけ速やかに。できるだけ速...全文を見る
○麻生国務大臣 雇用につきましては、これは時代とともに、景気がよくなれば間違いなく雇用がふえるというのが、今は随分、ロボットになってみたりコンピューターになってみたり、いろいろなものになっていますので、雇用に直接というのが、昔と違ってかなり計算がしにくくなった、そういう時代ではあ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、小池先生、御記憶かと思いますけれども、最初、補正等々、予算を編成するに当たっては、私は、四十四兆円にはこだわらない、景気浮揚が一番なのであって、四十四兆円なんというものにこだわるつもりはありません、そう申し上げたんですが、結果として四十四兆ぎりぎりでおさま...全文を見る
○麻生国務大臣 国債の発行限度は、基本的には補正とは関係ない形になっておりますので、当初予算のシーリングというのが基本的な物の考え方であろうと存じます。  したがいまして、今言われましたように、我々は、このままうまくいけば、うまくいけばですよ、景気ですから水ものでよくわかりませ...全文を見る
○麻生国務大臣 今の中で、予算というのは全て単年度でなっているところには問題がある、これは私どももかなり前からそう思っておりました。  例えば、少なくとも一年間ででき上がらないようなもの、大きな船とか大きな何とかとかいうようなものは一年ででき上がりませんから。それを毎年度の入札...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じだと思いますが、日本の場合は、憲法で、予算は内閣と決められておりますので、それが一つの大きな要素なんだと思います。  加えて、今、当選一回なんだと思いますが、今回の予算は、例年に比べたら異常ですよ。なぜ異常かといったら、だって、予算編成をスタートしたのは十...全文を見る
○麻生国務大臣 公式的には、物価の持続的下落がデフレと定義をされております。インフレの方は、持続的な物価の上昇というようなことになるのではないかと思っておりますけれども、一応、政府見解としては、持続的な物価の下落をもってデフレと定義をいたしております。
○麻生国務大臣 この原因につきましては、さまざまなものが複合的に重なり合っておりますので、貨幣価値の下落とか物価の下落だけとは、これは言いにくいと思っております。  特に、今回の場合は、少なくとも今までにないほど急激に土地と株というものが下落をしたことによって、株は九〇年から、...全文を見る
○麻生国務大臣 需要の下落、間違いなく、デフレーションにつながった一番もとのもとは、多分そこになると思います。
○麻生国務大臣 GDPの中に占めます大きなもの、政府支出、設備投資、個人消費、この三つだと思いますが、比率の一番大きいのは個人消費、はっきりしておると思います。
○麻生国務大臣 全て給与というわけではありませんが、所得は、株の配当であったり、貸した金の金利であってみたり、土地代であってみたり、いろいろなもので別に所得がふえているところもあろうと思いますので、給与というものだけで一律に言えませんし、退職しておられる方々にとりましても、少しま...全文を見る
○麻生国務大臣 あのとき一番大きかったのは、佐々木先生、やはりリーマン・ブラザーズですよ。あの影響がやはり一番大きくて、とにかく、銀行は倒産する、企業は倒産するなんとかというような感じで、事実、アメリカの方も、ファニーメイなんというああいった住宅公社みたいなものまで潰れる時代でし...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、当時意見のすごく別れたところだと記憶しています。  日本銀行は余りやる気がなかった。なぜなら、マネタリーベースをふやしても、少なくとも、それから先のマネーサプライになっていくという保証が全くないと日本銀行は思っておられましたから。  私どももそう思って...全文を見る
○麻生国務大臣 マネタリーベースとマネーサプライの件でいけば、少なくとも、消費税の引き上げ分というものは、基本的にはこれは社会保障に充てられるということが決められておりますので、その分に関しましては、今の中では影響が少し違うのではないかと思います。一つの例ですけれども。  ただ...全文を見る
○麻生国務大臣 日銀の国債の買い入れというものは、基本的には、金融緩和のために資金を市中に供給するということを目的とするものであります。したがって、国債を含めた、どのような金融資産を幾ら日本銀行が購入するかということにつきましては、具体的な手法等々につきましては、基本的に日本銀行...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、二十四年度補正予算の公債金五・二兆円と二十五年度の公債金四十二・九兆円を単純に合計いたしますと、今言われたように四十八・一兆円ということになって、二十四年度当初予算を上回ることは事実だと存じます。しかしながら、二十四年度の補正予算と二十五年度の当初予算、...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の資料につきましては、平成二十五年度の予算案の策定時のときには、確かに、復興債の、いわゆるつなぎ公債の発行額を公債発行額に含めていないというのは事実です。  つなぎ公債は、これは御存じのように、償還財源を確保した上で発行されておりますいわゆる公債ですから、...全文を見る
○麻生国務大臣 改ざんとかいう言葉を指摘されてそのまま使われるようじゃ、ちょっとまた値打ちが落ちるから、余り使わぬ方がいいです。  いわゆるつなぎ公債というものにつきましては、平成二十三年度における復興債と、それから平成二十四年度、二十五年におけます年金特例公債、これを足元に置...全文を見る
○麻生国務大臣 せっかくきちんとしたものにしたものを、またもとに戻すなどという気はございません。
○麻生国務大臣 繰り返しになりますけれども、つなぎ公債の性格を考えてみた場合には、税収の当てがあるという公債と、借金を将来に先送りする公債とを区別して書くというのは、少なくとも国民にもわかりやすいと我々は考えております。
○麻生国務大臣 先生の持っておられる資料もこの資料なんだと思いますので、その資料の下の行、注の二というところを読んでいただくと、大体それは全部書いてありますでしょう。表にはなっていないだけで、そこにはきちんと書いてありますので。いかにも、だましたかのごとく、改ざんしたかのごとく言...全文を見る
○麻生国務大臣 今、三点御質問だったんだと思います。  まず、この二十五年度の予算の金利の話につきましては、これは予算の編成をされるときの足元の金利というものが、大体これは十年債ですよ、国債の十年債のものでおおむね一%で推移をしておりますというのが最近の事情であります。平成十年...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、先ほどの佐々木先生の御質問と基本的なところでかぶるところがあるんだと思いますが。  日本銀行が量的緩和政策というのをやっておりました小泉内閣の時代、平成十三年から十八年ごろ、このときは、二十兆、二十五兆、三十兆、最高は三十五兆までいったんだと記憶しますけ...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案及び関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、所得税法等の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  政府は、現下の経済情勢等を踏まえ、...全文を見る
03月18日第183回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○麻生国務大臣 これは、郵政省というか総務省におられたのでもうよく御存じなんだと思いますが、かんぽ生命の学資保険については、昨年の十一月、民主党政権のころ、十一月の三十日に、これは二つ法律がかかっていますから、郵政民営化法上の条件認可を行うということになった。条件認可ですよ。その...全文を見る
○麻生国務大臣 日本郵政株式会社の平成二十三年度末における簿価は、十・九兆円です。その三分の二、簿価でいいますと七・三兆円になりますが、これが郵政民営化法により売却対象となっておりますのは御存じのとおりです。将来における実際の売却額がどうなるかというのは、これはもうわからぬ話です...全文を見る
○麻生国務大臣 長期債務残高の定義をきっちりしておかないかぬとは思いますけれども、基本的に、言われております長期債務残高としては九百七十七兆ということになります。
○麻生国務大臣 そのとおりです。
○麻生国務大臣 今の数字は正確なところです。  先ほど一年以内と申し上げましたけれども、基本的には、償還をするもとが税によっているか税によっていないか。税によっていない、短期で回している分については、税で返還する予定にしておりませんので、これは入っていないというのが正確です。
○麻生国務大臣 この為替につきましては、これはいろいろな目的があろうとは存じますけれども、基本的には、今言われたように、為替の差益、差損、いろいろなことに対応するところなんだと思いますが、そのために常に準備しておかないかぬところだと思っております。  ただ、うかつにこれは売れな...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、全体の像を示すということが、正確ではないんじゃないか、九百七十七兆以外いろいろあるじゃないかという御指摘なんだと思いますが、例えば国の資金調達活動というものの全体像を示すという点からいきますと、国債及び借入金現在高というものを別に表で示しておりますので、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 日々ちょっと振れておりますし、この為替の話は私どもの立場としてちょっとできぬことになっておりますので、幾らがどうたらということはなかなか申し上げにくいところなんですけれども、これは、損するとかもうかるということよりも、基本的には、大きな影響を与えることが予想されま...全文を見る
○麻生国務大臣 集約化、これはもう絶対です。  理由は簡単で、コンバインを移す時間の問題ですから。コンバインがその場でやれるとなれば、一町田という一つの田んぼ、一反とか三反田から一町田とか、ああいうのでばあっと動かせるようになれば、それはもうはるかに効率がよくなりますので、先ほ...全文を見る
03月19日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○麻生国務大臣 総務省の役人としては、昔そういう教育をしてくれたいい大臣がいたんだと思って、よかったなと思っていますけれども。  今の話は、二つ考えておかないかぬ大前提があると思います。  一つは、一九二九年十一月というのは、一九二九年九月に例のウォールストリートの株の大暴落...全文を見る
○麻生国務大臣 今ISAと言われましたけれども、インディビジュアル・セービング・アカウント、通称ISA、日本版ISAというんですが、少額投資非課税制度と長い漢字がついていますものですから、日本版ISAと通常言われているものです。  今おっしゃるとおり、日本で、個人金融資産、一千...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の改正で、金融所得課税の一体化というものを進めて、一定の公社債の利子とか譲渡損益、そういったものを上場株式などの配当、譲渡損益と通算できる、両方できるというようにしております。おわかりと思いますが、これは一つの大事なところです。  例えば、株式と国債の双方に...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘がありましたように、この安倍政権で言われるいわゆる三本の矢、これは、一本目、二本目というところは極めて短期的にということだと思いますが、やはり中長期的に見ますと三本目の矢が一番ということになろうと思っております。  政権発足後の極めて短い時間でしたけれど...全文を見る
○麻生国務大臣 この特例公債法というのは、昨年の十一月に御党と自民党、民主党、三党の合意を得まして、平成二十七年度までの特例公債を認めるための議員修正が行われたということで成立したものであります。  余り高く評価されていないのが新聞のレベルですけれども、これは国際的に見てもすご...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう岡本先生御存じのように、議員立法の取り扱いですから、これは国会で御判断をいただくべき事項だ、基本的にそう思っております。  ただし、一般論で申し上げれば、この議員立法に盛り込まれております低所得者対策、医療、住宅及び車体課税に関しましては、今般の三党合...全文を見る
○麻生国務大臣 政府といたしましては、今後、経済財政諮問会議等々において、財政健全化の目標というものを実現していくために、中期財政計画の具体化の検討を進めていくことにいたしております。  その上で、財政健全化の実効性をどのように担保、確保していくかということも検討していくことと...全文を見る
○麻生国務大臣 社会保障というものは、今、御存じのように、高齢化が世界で最も急ピッチに進んでおります日本におきまして、特に高齢者の医療問題、介護問題含めて極めて重要な社会問題であることははっきりしております。  ただ一方、こういったものは、福祉は天から降ってくるわけではありませ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘は全く正しいと思っております。霞が関とか官僚の無謬性なんて信じていたら、それは話にならぬのであって、間違いなく……(松本(剛)委員「それは後ろを向いて」と呼ぶ)いや、こっちにしか入らないから。無謬性なんて信じていたら、それは話にならぬのであって。  基本的...全文を見る
○麻生国務大臣 松本先生御指摘の住宅取得対策につきましては、与党税制改正大綱におきまして、消費税を引き上げるときに、一時の税負担の増加の影響というものを平準化、平らにして、そしてそれを緩和するという観点から、住宅ローン減税の拡充を初めとする税制上の手当てを講ずるということとした上...全文を見る
○麻生国務大臣 いろいろ輸入される品物が変わったり、今、麻薬、これは主に厚労省の所管の麻取の方もありますので、税関のみではないんですけれども。  いずれにいたしましても、こういった職場にいる人たちに対する待遇、人数、いわゆる職場の環境等々はかなりきついものになっていると思います...全文を見る
○麻生国務大臣 古本先生御記憶かと思いますが、私の内閣のときにも、三年後に増税しますと言って解散しました。ぼろ負けしました。御記憶のとおりです。三百が百十九になったんですから。いずれも、歴代、この種のことをかけてやるときにはかなり大きな痛手を負うというのは、四年前の記憶としても極...全文を見る
○麻生国務大臣 今の御質問の趣旨は、多分、消費税を上げる主たる目的を聞いておられるんだと存じます。  我々の考えで、多分、今回の消費税を上げても、余力が出たらその分だけ公共に回ったりとか、いろいろなことを考えておられると言っておられるんだと存じますが、基本的には、例えば今回の補...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税の増収というものは、これはあくまでも社会保障の充実、強化に充てる、これはもうそういうことになっておりますので、財政の余力というものを公共工事に充てるということではありません。
○麻生国務大臣 逆進性がないと言われたいんですか。
○麻生国務大臣 プラス、給付もありますものね。(古本委員「そうです、それも考えています」と呼ぶ)そこのところも考えますと、今言ったような話が、こじつければこじつけられないことはないでしょうけれども、常識的には、消費するときに、幾ら払ったときには自分にかかる課税感というのがよく言わ...全文を見る
○麻生国務大臣 受益と負担との均衡がとれた、そういう形で持続可能な社会保障制度というようなものの確立、これからの高齢化社会が避けがたいというのであれば、そういったことを考えて、社会経済の変化に対応できるという形で、今申し上げたような、いわゆる持続可能な社会保障制度を確立した社会と...全文を見る
○麻生国務大臣 民主党とシステムが違うというのは大前提に置いて、強要されると、こちらも長い間これでやってきておりますので、それに対してお答えすることはできないんですが。  与党と政府というものは、基本的に与党の方針というのは政府も共有しているというところでして、与党の大綱におい...全文を見る
○麻生国務大臣 検討します。
○麻生国務大臣 平成二十五年度の税制改正におきまして、今御指摘がありましたように、研究開発税制の総額型の税額控除の上限額というものをいわゆる法人税額の二〇から三〇%に引き上げるということに伴いまして、平年度で五百八十億円、初年度は少し下がりますので、初年度に関しましては四百五十億...全文を見る
○麻生国務大臣 法人税の場合は、これはもう国際競争にさらされておりますので、その部分も考慮しておかなければならないところではあります。  ただし、今、法人減税を行っても内部留保が蓄積されるだけではないかと。事実、二百兆を超える、二百兆を超えておりますのは東証上場企業ということに...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、今回、その他いろいろ中小企業対策というのが、これを全部説明すると大変なことになりますから、中小企業対策ということでくくって見ていただく以外に方法はないと存じます。  いずれにしても、内部留保がなぜたまったかということに関しましては、これは株主の発言も...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘がありましたように、今般の消費税の上げが二段階にわたっておりますので、消費税の価格の転嫁がなかなか難しいのではないかという御懸念に対しましては、我々も同様にその気持ちがあります。したがいまして、政府としては、与党との議論も踏まえまして、この通常国会で転嫁対策...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税の転嫁拒否などの行為について、先ほどもちょっと申し上げましたように、公正取引委員会や中小企業庁、また、関係省庁のみならず、地方自治体とか、また商工会議所などと緊密に連携をして、大規模な書面調査を行わせていただきます。  ただ、そういう話が来るまで受け身で待...全文を見る
○麻生国務大臣 今のは昨年の数字だと思います。基本的には、消費税を上げた直後、三から五に上げた直後とか、ゼロから三に上がった直後とかいうときと今とは全く情勢が違うのであって、違うというか、ずっと続いている間で、去年は一件だった、四件だった。今回は、五が八に上がるということに仮にな...全文を見る
○麻生国務大臣 今読み上げられたのは、平成二十三年六月十七日に民主党政権で出された関係閣僚会議の取りまとめだと存じますが、基本的な考え方は現政権においても変わるものではございません。それは、はっきりしております。  震災からの着実な復興のために、いろいろ二重債務は今から忙しくな...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる二重債務問題につきましては、東日本大震災事業者再生支援機構、よく言われる震災支援機構及び産業復興機構等によります被災事業者の支援、また、個人版私的整理ガイドライン等々によります被災者の住宅ローンなどの債務整理支援を始めたところでありまして、こういった施策を...全文を見る
○麻生国務大臣 理由は、これはなかなか一概に、これがというような理由が一つだけあるわけではないと存じます。実に場所によって違うと思いますし、私も現場に行って二重ローンの話を伺いましたけれども、うちにはありませんと言うんですよ。いや、二重ローンがないわけないでしょうと言ったら、うち...全文を見る
○麻生国務大臣 各金融機関は、経営強化計画というのを掲げておられまして、被災者向けの新規融資、貸し付け条件の変更などの柔軟な対応、先ほど申し上げました産業復興機構、東日本大震災事業者再生支援機構及び個人版私的整理ガイドラインの活用などの各種施策を着実に実施し、被災者の事業、生活の...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、まず最初に、政府として約二千三百億円ぐらいの公的資金というのをこういったところに投入しておるのは事実なんですが、いずれにいたしましても、今御指摘のありました点、知らないわけじゃありませんけれども、この元本の解消とかそういったものは普通の状態でもかなり時間...全文を見る
○麻生国務大臣 こういうとき、いわゆる困ったときはという話、お互いさまで、向こうも被災者でありますし、こちらも、こちらというのは被災者、両方とも被災者なんですけれども、いずれにしても、東日本大震災でなかったにしても、いわゆる災害救助法の対象となる災害を受けた人たちであれば、被災者...全文を見る
○麻生国務大臣 あのときと同じ流れか。そうです。
○麻生国務大臣 マイナンバー一般について。生活保護を含むとか、また社会保障給付の適正な給付をきちんと確保するために、またマネーロンダリングというようなものの対策の一環として、マイナンバーという、国民総背番号とかいろいろな表現がありましたが、最近はマイナンバーと言うようですけれども...全文を見る
○麻生国務大臣 西野先生、今申し上げましたように、これは、社会保障関係では厚労省とか、警察とか、法務省とか、いろいろ関連するところはいっぱいあるんだと思いますが、私ども金融を所管する立場から言わせていただければ、自分に入る収入、所得等々というものがこの番号である程度きちんと捕捉で...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、解禁という表現がいいのかどうかは知りませんが、解禁されたら、利用方法としては、それは役人が考えるよりはるかに商売で考えた方がいろいろアイデアが出るのははっきりしていますので、そういった意味で、えっ、こんなものができるのというのはきっといっぱいあると思います...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、お金の話は金融庁なんですが、これが今、FATFの話でいこうとすると、多分、法務省、警察庁、外務省、この四省庁できっちりやらないかぬのかな、今の話を伺ってそう思いましたので、ちょっと今答弁を持っておりませんので、改めて御返事申し上げます。
○麻生国務大臣 これは、法律にそれを書こうとすると、なかなかそんな簡単にはいかないので。  基本的には、今言われたように、教育というのは極めて幅広いものではありますが、少なくとも、贈与税とか相続税というものの対象外にする形で、何でこの種の額がといえば、それは基本的には、一千五百...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、今読まれたのは、この間の与党三党の中で出したあの内容を読まれたんだと思いますが、その方向で検討させていただいております。  済みません、与党三党じゃなかった、与党プラス民主党。
○麻生国務大臣 税制抜本改正の十八条の三項の話を今しておられるんだと存じますが、そこにいろいろ長々書いてありますけれども、早い話が、景気がよくなきゃ上げないと書いてあるんですね、簡単に言えば、そういうことが書いてある。その景気の判断をGDPの指標だけに偏るのは危険ではないかと言っ...全文を見る
○麻生国務大臣 急な質問ですけれども、例えば、消費者物価、名目成長率、実質経済成長率等々、QEとか、いろいろなもの、経済指標というのは物すごく数がございますので、そういったものをもろもろ判断して、QE、御存じだと思いますが、そういうようなものを活用させていただくことになろうと存じ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、三党で協議をしております対象の中の四項目のうちの一つでありまして、この交際費課税につきましては、これは中小企業につきましての経緯等々は申し上げましたけれども、今、景気を刺激するという点に関しては、企業が内部留保で二百何十兆じっと持っているという状況の中にお...全文を見る
○麻生国務大臣 これは一般論で申し上げざるを得ませんけれども、経済成長に伴って、所得税とか法人税を中心に、当然のことですが、税収というのは増加することになります。しかし、その一方で、金利の上昇も見込まれるということから、巨額の債務残高を抱えております政府としては、これは利払い費が...全文を見る
○麻生国務大臣 これは何で六十年か。  いろいろ考えてみますと、これは、一九〇五年に日露戦争が終わったとき、戦時公債を多額に出して、一千万ポンド出していたんです、全部外債でやったんですが、あれの返済が終わったのは一九八六年です。一九八六年まで日露戦争のときの公債を払っていたなん...全文を見る
○麻生国務大臣 これは税制抜本改革法の消費税法一条の二項というのがございますけれども、これで、国の取り分のうちの消費税収の使途、細かくいきますと七・八%分の消費税のうち地方交付税分を除いたもの、消費税率換算で六・二八%、約十七兆円、よく言われるところですが、この消費税率五%引き上...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、多分、少子高齢化が世界の中で一番速く進展していっているという私どもの社会なんですが、そういう中において、社会保障の安定財源というものをきちっと確保することによって、これは皆保険とかいろいろございますが、社会保障の持続性と国民に与える安心というものを...全文を見る
○麻生国務大臣 これは先ほど言われましたように、所得税とか消費税の場合はフローマネーなものですから、資産の場合はストックということになりまして、これはなかなか捕捉しにくいというのはもう先生御存じのとおりなんだと思います。  この金融資産の約六割を高齢者が保有している。いわゆる一...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、先ほど三木先生に質問されたところと関連するところですけれども、税制改正大綱の、いわゆる附則の十八条の三項に関係しているところなんだと思います。  我々としては、少なくとも、七年先までわからぬじゃないかと言われたら、それはおっしゃるとおりです。なかなかそこ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、桜内先生、あと半年ぐらいたたぬと、これの効果がどれぐらい出てくるものなのか、正直言って、私ども、いま一つ確信があるわけではございません。  ただ、昨年末、この第二次安倍内閣がスタートをいたしましたときに比べれば、間違いなく、企業は、少なくとも輸出関連企業...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、桜内先生、それこそ今からの景気の動向次第です。  規制が緩和される。いろいろな意味で、規制というのは、日本の場合、海外から、いわゆるノンタリフバリアと言われる種類の非関税障壁の部類に思われている部分がありますので、そういったものが仮に産業競争力会議等々で...全文を見る
○麻生国務大臣 複数税率、軽減税率、いろいろな表現がありますけれども、それにはインボイスがなければできぬというのは全くおっしゃるとおりなので、今、三党で、税調の方々がこのことについて討議をしておられる、その内容の、どのレベルまで行っているかという内容について、細目知っているわけで...全文を見る
○麻生国務大臣 これは今に始まった話じゃないので、昔から言われているところではあるんですけれども、御指摘のとおり、この消費税制度では、インターネットを通じたサービスの提供は基本的には国外取引と整理をされていますので、消費税が課されていないところが問題だと言っておられるんだと思うん...全文を見る
○麻生国務大臣 確かに、パッケージじゃないとわからぬというのは間違いなく、これはなかなか全体としては言えないところだと思いますけれども、今回の三本の矢によって、縮小均衡によります分配政策というのをやめて、成長によって富の創出をしますというのに転換させて、強い経済というのを取り戻し...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われたのは、この平成二十五年度税制改正による増減収の見込み額の国税分の話をされたんだと存じますけれども、これは税の話だけでありまして、逆に、これから経済がどのような規模になっていくかというのは税収だけではなかなか捕捉できないところでもありますので、経済成長とか...全文を見る
○麻生国務大臣 我々は、主に、通常、乗数効果より弾性値というのをよく使うんですけれども、これで一・一ぐらいの弾性値と思っております。
○麻生国務大臣 小池先生、これは一とか三とか四とか、実はいろいろ数字がありますのは御存じのとおりなんですが、これは、一応、経済が安定しているという状況でやらないと、いろいろ上がり下がりがありますので、それで大体一・一ぐらいということになっているんです。  上がっていくときには、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは名目経済成長率掛ける弾性値ということなんだと思いますが、平成二十五年度の税制改正の影響などを調整して推計したのが、先ほど言われた、二十五年度で四十七兆、二十六年度に五十二兆、五十七兆と上がっていく、この背景の数字のもとは、この一・一という弾性値を掛けた数字の...全文を見る
○麻生国務大臣 処理を今、多分しておられるんだと思いますので、今の段階で何ともお答えをしようがないんですが、私どもの方で今言われた質問の意味をちょっと取り違えているかもしれませんが、少なくとも、こういったことをやるようになったのはいいことだと私は思っております、正直なことを言いま...全文を見る
○麻生国務大臣 例えば公共法人で優遇税制がなされているものがあるかということなんだと。(小池(政)委員「はい」と呼ぶ)国際協力銀行なんかがそうなんだと思いますが、これはたしか非課税にされている公共法人だと思います。  同じ政府系金融機関であっても、例えば政策投資銀行はたしか法人...全文を見る
○麻生国務大臣 これは小池先生、インディビジュアル・セービング・アカウント、略してISAというんですけれども、これは、基本的には、個人金融資産一千五百何十兆のうち八百八十兆円ぐらいが現預金だというんですから、世界じゅうで、これだけ現預金の比率の高い預金を抱えている国というのは、日...全文を見る
○麻生国務大臣 これが何で一口百万円になったかというところが一番なんだと存じますけれども、基本的には、これは、イギリスが同じようなものをやりましたときに、今から十何年前の一九九九年に、当時約七千二百ポンドで、当時のポンド換算で百三万円だったというのが当時の状況だったというのに基づ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは下手すると、非課税ですから、二重口座ということになって、かつての、いろいろな判こを使ってたくさん口座があったまま今は休眠預金になっちゃっている、ああいったようなものもありますので、そういったことを考えますと、これはちょっとうかつには、上限を同じにして二口とい...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども申し上げましたように、これは、リスク投資というものに対する習慣が基本的に余りない層に、資産形成を始めるためのインセンティブとして出したということもありまして、期間を切ることによってより強いインセンティブが与えられるというのが期間を区切った一番大きな背景で、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは小池先生よく御存じのとおりで、日本の所得税は暦年課税ということになっておりますけれども、上場株式などの損失については、これは特例として三年まで認められております。特に東日本大震災の場合は、たしかあれは五年までにしたんだと思いますけれども、いずれにしても、極め...全文を見る
○麻生国務大臣 今ただいま、三年を五年にしますなんというような段階にはありません。ただ、これがどれくらい普及していくか、またそういった要望等々を勘案して、私どもとしては考えさせていただきたいと思っております。
○麻生国務大臣 今言われましたように、現行の制度では、年間給与五百万ということで年末調整を行っている場合は、国税当局へのいわゆる源泉徴収票の提出は不要ということになっておりますのは、御存じのとおりです。これは、企業が源泉徴収の義務を負いますので、その企業の事務負担を軽減させるとい...全文を見る
○麻生国務大臣 これは小池先生、給付つき税額控除をやるかやらぬか、まだちょっと決まっておりませんので、これが決まる段階で、今まさか、来年ということにすぐなるわけじゃありませんので、そういった意味では、源泉徴収というものに関しましても同様に考えねばならぬところなので、この給付つき税...全文を見る
○麻生国務大臣 今、歳入庁をというお話なんですが、今、私どもとして、いわゆる国税庁とか財務省とは別に、新たに歳入庁を新設するという考え方はございません。
○麻生国務大臣 今、直間比率は、日本は六、四とよく言われますが、五七対四二・幾つぐらい、そんなもんだと思います。  社会保障と税の一体改革におきまして、これはここから入らないと消費税の話にならないんだと思いますが、間接税という消費税の部分の方に幅広く安定財源としてその比率を求め...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のとおり、先ほど西野議員からも御質問があっておりましたけれども、今回の教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置というのは、御存じのように、たびたびやっていてもあれなんですけれども、教育というのはある程度年数がかかるものでもありますので、まとめて等々のお話も...全文を見る
○麻生国務大臣 千五百万というのは、鈴木先生、知っていて言っておられるんでしょうけれども、これは上限でありまして、五百万ずつ三人に割ったってよろしいんですし、五百万ずつとか三百万ずつとか、いろいろな考え方がありますので、決して千五百万以下は認めないなんということを申し上げているわ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、お断りしておきますけれども、これまでいろいろ御意見があったのかと思いますけれども、この案を大臣の方から、政治家の方から申し上げたときに、うなずいた主税局はゼロです、これまでの経緯がありますから。それは無理もありませんよ。  したがって、政権がかわった、政...全文を見る
○麻生国務大臣 もう鈴木先生御案内のように、これは議員立法で出ておりますので、これにつきまして行政府の立場としてどうこう言う話ではないので、これは国会において御判断をいただくということが私どもとして当然のことだと思っております。  ただ、一般論で申し上げれば、今言われました中で...全文を見る
03月19日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) この度、財務大臣、金融担当大臣を拝命いたしました麻生太郎です。  今後の財政政策等につきまして、先般の財政演説において所信を申し述べたところではありますが、本委員会において重ねて所信の一端として、財政政策及び金融行政等の基本的な考え方について申し述べさ...全文を見る
03月21日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、金子先生の御指摘はもう極めて正しいところでありまして、これは御存じのように、デフレーションというものをやった経験というのは、過去、少なくとも一九四五年、さきの大戦が終わってこの方、デフレーションによる不況をやった国家は世界中に一つもありません。  ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃること、正しいと存じます。  このGDPデフレーター、これは一番、一番なんて言うと問題があるかもしれませんが、極めて大事な指標として、実質成長率よりはGDPデフレーター、最も大事な指標の一つだと考えております。
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう、転嫁をするのは、一番最初に、これは最初に三%が導入されたとき、外税か内税かという話はえらいもめました。正直なところであります。  多くの当時の事業者の方が、内税は駄目だという御説が商工会議所、商工会等々が圧倒的に多かったのが、最初にできた、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは公正取引委員会の方から一斉にカルテルではないかと言われると、これはなかなか反論としては難しいし、加えて煩雑な話になりますし、自分たちとしてはまともなことをやっていてもそれがというと、その協定を破ったような人の方がむしろ何か評価されてみたりするという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この社会保障関係というか社会保険診療に特に限定しておられるんだと思いますが、これは可能な限りいわゆる国民の負担を抑えながらサービスということを、何というか、提供せねばならぬという政策的な配慮から、基本的には消費税というものは非課税とされております。これは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは金子先生、なかなか昔から言われているところであると同時に、これは意見のまた分かれるところでもありますんで、全くおっしゃるとおりなんであって、医療機器というのは極めて最近IT化、ICT化されて、かなり昔のレントゲンの機械とは訳が違って、物すごく高価な...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう金子先生よく御存じのように、消費税という税金そのものの考え方、哲学がいわゆる広く薄くというか、広く公平にやるというのが大前提でありますので、産業政策的な観点から特定の業界とか特定の企業の税負担というものを考えるべきではないということに、そういう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもうよく御存じのように、付加価値税の課税標準というものにつきましては、これは、いわゆる欧州等々におきましても他の租税も含まれていることにされております。したがって、揮発油税等々の個別の間接税を含みます価格に対しては消費税が課せられるというのは、ある...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 確かに円安になりまして、これほど二割近く、かつては七十六円、七十五円ぐらいまで、一番円高のとき七十五円ぐらいまで行っておりましたので、それに比べますと今日で九十五円何十銭ということですから、約二割近くということになりますと、これは輸入されておられますもの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、金子先生おっしゃるように、この低所得者層対策としてはこれが、消費税率が八に上がったとき、一〇に上がったとき、もっとそれ以上に上がったとき、いろいろな御説がありますけれども、いずれにいたしましても、税制抜本改革法のときに当たって、今言われた御指摘は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、中小企業者に対する、零細業者に対する施策というのは、これは平成元年の消費税の創設のとき、もう大分前になりますけれども、創設のときや、平成十五年度の改正、三から五に上がるときの改正時において、免税点制度とか、点数を決めたり、簡易税制の制度の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、民間の格付会社がどうしたってことに対して私の立場で一々コメントするのはちょっと差し控えさせていただきますが、御指摘のこの外国格付会社あての意見書というのは平成十四年に日本の国債が格下げをされたときに行われたものでありまして、その格下げされた理由...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど一番最初に申し上げましたように、デフレーションというのは、これは一九四五年、さきの戦争に負けてこの方、デフレーションをやった国がありませんので、過去に例があるかというと、これはもう一九三〇年代の、いわゆるウォールストリートの株の大暴落に伴ったあの一...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 諸外国の金利……
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には検討せねばならぬところだと思いますけれども、各国いずれも、今、金融は、日本より先にもうどっと金融を緩和をして、リーマン・ブラザーズのあの事件以降大量に金融は緩和しておられますので、その意味におきましては、直接今その関係がというのは見えるところで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、インフレターゲットという言葉自体は、インフレを低く抑えるためにターゲットをつくるというのが通常使われるので、デフレをインフレにするためにインフレターゲットをやったという例は過去七十年間一回もありませんので、我々は今初めてそれをやっておるわ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この問題に対しては、このときの情勢というものは、先ほど申し上げましたように、日本の置かれています状況というのは、対GDP比に対する国債の比率が一四〇%が二〇〇%まで悪化しているという点は事実としてございますけれども、基本的に書いてあることに関して今と違っ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に我々としては全くこのとおりなんだと思っておりますけれども、この二年間ぐらいの間、簡単に言えば、多分、石油代金、ガス代金というものが、原発の電力に代わるものとして急遽古い火力発電所を稼働させてみたり、急にスポット買いをしたために石油またガスの値段が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは二〇〇一年から二〇〇六年までの話をしたが、これはちょうど小泉内閣のときだったと思いますけれども、あの当時何をしておりましたかね、政調会長やら何やらさせていただいたんだと、総務大臣、そういうのをさせていただいた時期だと思いますが、この日本におけます長...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、中央銀行によります金融の緩和というのが起きますと、これは簡単にはインフレになるかもしらぬという期待インフレ、物価上昇率というのが上がってきますんで、ある程度持続的な、経済成長とうまく整合的な形でいきますと、少なくとも株価とか地価とか、そういっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 間違いなく今言ったようなことになるということは、またはじける可能性もあるということも同時に意味しますので、余り同じことを繰り返すのは愚かなことになりかねませんので。  やっぱり、企業のバランスシートの調整が長く続いたことはもう確かだと思います。少なくと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) バブルは、もう最初に、経済史でいけば、多分オランダのチューリップ・バブルに始まり、イギリスの南海泡沫が十七世紀ぐらいから、ずっとこの種のバブルというのは、何回もあってははじけ、あってははじけして、常にバブルは起き、常にはじけるというのも歴史的事実なんです...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には一対一ということになりますとおっしゃるとおりです。そういうことになることは確かだと思いますが、しかし、仮にですよ、仮に、乗数効果の計算の仕方は難しいと思いますけれども、アメリカが同じような状況に陥った一九三〇年代後半ということになるんですが、こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 間違いなく、今回の我々の例えば公共事業、例えば例のいろいろ御意見のありました補正予算におきましても、公共事業以外のものとして、私どもは、手っ取り早く出ていくものとしては、補修とか改修とか、いわゆる落盤事故なんかありましたので、そういった意味に対しての補修...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは様々な話がありますので、少なくとも、先ほども金子先生の御質問にもお答えしていたんですが、少なくとも一九二九年のウォールストリートの株の大暴落、当時、フーバーという人が大統領だったんですが、この時代に、早い話が、デフレーションによる不況というのはアメ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは西田先生、二つ考えておかないかぬのだと思いますが、一つはおっしゃるように、確かに中小企業が海外に出やすくするんじゃなくて中小企業が日本に残れるように考えるというのが本来あるべき姿なんだと、これは財務省というよりこれは経済産業省の仕事なのかもしれませ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) TPPに限りませんけれども、これまで幾つかのフリー・トレード・アグリーメント、通称FTAというのを幾つかやってきております。日本で今まで十四、五、FTAを結んだと思いますが、そういったときも同様な懸念を踏まえて我々はやってきたんですが、今回の場合は、巨大...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、政府としてはこの財政健全化というのは、これは何をもって健全と言うのかという定義はまたいろいろ分かれるところとは思いますけれども、少なくともGDP比で見ましても二〇〇%というのは確かに通常とは言い難い。イギリス、とうとう二四〇%までイギリスなんかは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 竹谷先生御指摘のとおり、これは、予算がどのように執行されているかということにつきましては、これは評価とか検証、PDCAと言われるプラン・ドゥー・チェック・アンド・アクションというところなんだと思いますが、このPDCAサイクルというものは、これは予算という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国の財務諸表、今言われましたようにでき上がって三年ぐらいのところなんで、いわゆるこういったものを作らさせていただいておるんですが、少なくとも、国の財政状況なんかに関する説明責任の履行というものに関しては少なくとも向上している面は間違いなくあろうと存じます...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、五年前に総理をしておりましたときに、そのときの組閣に財務と金融というのを兼務させたと思いますが、あのときはリーマン・ショックの直後だったこともこれありですけれども、少なくとも国内の景気対策とか海外の金融情勢の対応というものを考えたときに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まあ年を取ってくるとなかなか記憶力が悪くなっているので、あなたみたいに若くないという点も一つ考えていただくのと、私どもはやっぱり大蔵省の方が長いですからね。五十年以上私は大蔵省と聞いて育ちましたんで、この十年そこらじゃなかなか頭は切り替わっておらぬという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の言われた意味には、中西先生の言われた点は十分にあり得る前提なんだと思いますけれども、そういうときになったときには、やはり基本的には、利益相反した場合は、どちらの方がより国益にかなうかという一点に絞って、中立、冷静に判断をしなきゃならぬのがその立場に置...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いずれ出口戦略になるというのは、もう間違いないところだと思っております。これがデフレからインフレに変わっていくとか、いろんな時代によって情勢が変わってまいりますので、そういったことを常に考えておかねばならぬところだと思いますけれども、いずれにしても、その...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私は、二年間でそんなに行くかいなと、正直あの発言があられたときに、あれはたしか、もう一人の民間から来られた学者の方がたしか委員会か何かで発言をしておられましたので、はあ、やっぱり学者というのはこんなものかいなと思って、実体経済が分かっとらん人だとこういう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この話は、御党の話でいきますといろいろ書いてあるのは知らないわけではありませんけれども、今、正確に言われたらそこまでやらなきゃおかしいのではないかというお気持ちは分からぬではないんですけれども、私どもの知っている範囲で、主要先進国の中で中央銀行総裁の解任...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘の、国・地方のプライマリーバランス等の推移という内閣府が出されたこの資料に基づいておられるんだと存じますが、これはもう御存じのように、国民経済計算という、通称SNAと言うんですけれども、システム・オブ・ナショナル・アカウンツという、それを略してS...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、中西先生、なかなか難しいところなんですけれども、ちなみに、ちなみにですよ、二〇〇一年から二〇〇九年までの平均で見ますと、これ実は四%伸びておるんです。しかし、これは物すごいあれでして、実は二〇〇二年は一一・二四伸びているけれども、二〇〇三年はマイ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは間違いなく、日本の経済というものを再生させていくという意味におきましては、これはどう考えても、日本経済の中に、実体経済の中に実需というのをつくり出していくということは、これは絶対に避けて通れないところなんだと思っておりますので、そのためには、企業活...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは失業率が何%ぐらいがいいかというところは、これは先生、なかなか一概には言えないところで、一番景気のいいとき、時代であったにしても、数%、三%、二%あった時代がありましたので、あのときで二%ですから、そういった意味では、ヨーロッパみたいに十何%いって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆるスタグフレーションに陥るのではないかと言われる御心配なんだと思いますけれども、これは実体経済の成長を伴わないで物価だけ上昇するということが発生した場合は、いわゆるおっしゃったようなスタグフレーションということになり得るんだと思いますので、そのため...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたブレーキを早めに踏むというのは、一九九七年度、九八年度、例の三から五に上がったときの話をしておられるんだと思いますが、あのときは三税と言われる所得税、法人税、消費税三税が、九七年が四十一兆円、九八年が三十七兆円、多分四兆円落ちた。だか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、中小企業、どこがリスクを取るかというのは、最終的にはそれはもちろん経営者が取るんですけれども、基本的には、いわゆる金融機関というものがそういったものの、何というか、仲介機能というものを十分に果たさにゃいかぬというところなんだと思って、何...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、ちょっと今日、追加質問を先ほどいただいたので、私、この話をお聞きするまでちょっと二つ別々になっているということは知りませんでしたので、ちょっと今の話を聞いて、この種の話は一方的に聞いても駄目なので、両方から聞かないかぬところなんですけれども、いずれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、御存じのように、銀行、信用金庫、信用組合、十二行、この対象になっているところがあるんですが、その中にありまして、震災支援機構など、いわゆる積極的な活用を含めて、被災者のいわゆる再生支援というものに貢献していくことがこれ大前提でさせていただいておりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中山先生御指摘のありましたとおりに、日本の場合は、戦争に負けたのが一番大きな理由だと思いますけれども、ドイツとか日本とか、いわゆる企業を始めるときに、例えば、中山、俺に資本金を出せという人はほとんどおりませんでね、日本では。中山、俺に金を貸せって、大体こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) よく効率の話が出ますけれども、そんな効率が良くてもうかるものだったら、それは民がやりゃいいんであって、何も官がやることはない、当たり前の話ですけれども、もうからなくてもやらねばならぬことがいっぱいあるから官がやる。  したがって、公共工事というのは必ず...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、共同溝、ガスとか水道とかいろいろございますけれども、加えて電線というものの地下埋設をしてもらいますと、これは電柱が地下に埋設すると、まず最初に景観が変わります。それから、場所が広くなります、間違いなく。大体、車をぶつける最初は電信柱と相場は決ま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国の責務として、これは市町村の能力を最大限に発揮できるようにとか、地方の声とかいうのがやたら言われますものですから、どうしてもそういった意識があるのはもう間違いないんだと思いますけれども。いずれにしても、国の責任を十分に果たすため、政権交代直後に十九兆円...全文を見る
03月22日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○麻生国務大臣 安住先生、これはケースが四つぐらいありますので、その四つのケースのうちの三番目のケース。資料をお持ちのようなので、三番目のケースでいった場合は減る、その他の場合はなかなか簡単にはいかないということが試算されております。
○麻生国務大臣 武正先生御指摘のとおり、国際化はもちろんのことですけれども、税務行政を取り巻く環境というのはかなり厳しいことになってきておるのは事実だと思っております。  申告件数がまず第一に増加しておりますし、滞納件数も同様に増加をいたしております。そのほか、経済取引がグロー...全文を見る
○麻生国務大臣 モスクワのG20におきましては、今、武正先生御指摘になりましたとおり、財政再建と経済成長の両立というものを図ることの重要性が確認をされておりますのは、その声明にも書かれておりますとおりで、この実現を目指しますということを表明してきたと、我々も理解しております。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 今回のこの日本銀行との共同声明というものは、デフレ不況からの脱却と、特に持続的な経済成長というのを実現する、そのためには、日本の政府並びに日本銀行がともに政策連携を強化する旨を発表したというように御理解いただければと存じます。今言われましたとおり、それぞれ果たすべ...全文を見る
○麻生国務大臣 この国、地方のプライマリーバランスにつきましては、これは、中央政府、地方政府によります現在の行政サービスというものに必要な歳出が税収で賄えるか否かというところを示すものでありまして、財政構造上、持続可能性があるかないかというのを見る上で極めて重要な指標なんだと、我...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、松田先生、前々からいろいろ議論の分かれているところだと思いますが、目指す社会というものとして、低福祉・低負担、高福祉・高負担、よく言われる北欧型とかアメリカ型とかいろいろな表現もありますが、日本の場合は、やはり中福祉・中負担ぐらいかなというのが大体のコンセ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、いろいろ御意見が物すごく分かれるのは御存じのとおりなんです。  子育て世代に対する財政上の、また税制上の施策につきましては、これまでもさまざまな議論が積み重ねられてきていますのは御存じのとおりなんですが、例の十五歳以下の年少扶養控除を廃止して、その財源に...全文を見る
○麻生国務大臣 二十五年度の税制改正という点におきましては、格差の固定化を防止するという観点から、相続税の課税強化というものを行うことといたしております。資産課税ということになろうと思いますが。全般的には資産課税の強化というのは重要な課題だと考えておりまして、そういった意味では、...全文を見る
○麻生国務大臣 委員御指摘のとおり、世代間とか世代内の公平といった観点などから考えますと、受益と負担のバランスを考えることは大変重要なことだ、私どももそう思っております。  今般の社会保障と税の一体改革におきましては、少子高齢化というのは嫌でも進展してまいりますので、そういった...全文を見る
○麻生国務大臣 何を期待しているかはわからぬわけじゃないですけれども、それに期待どおりに答えるほど素直でもないので。  今、安倍総理が言われましたように、少なくとも、いろいろなものをまとめて、わかりやすい言葉で表現する才能というのは希有なものがあると思います。
○麻生国務大臣 補正予算の話ですけれども、補正に関しましては、経済は生き物でして、年初に考えたときと後半というものを考えたときには、情勢が全く変わるというのはよくある話であります。  少なくとも、昨年の九月—十二月を見ますと、成長率マイナス三・五%まで昨年は下がっておりますので...全文を見る
○麻生国務大臣 資産デフレというのは、株の場合は九〇年から、御存じのように、当時三万八千九百十五円、これが最高値だと思いますが、土地は九〇年、九一年とずっとまだ上がっていまして、九二年からいきなりどんと不動産という名の資産も下がったんだと存じますが、やはり資産デフレの場合は、この...全文を見る
○麻生国務大臣 鈴木先生、いわゆる適正な課税割合というのがどの程度かというのは、これはなかなか一概に論じることは難しいんだと思っております。  その上で、いわゆるバブルがはじけた以降の話で、昭和六十年以降の最大の課税の割合は、言われるとおり八%だったんですが、今は、言われますと...全文を見る
○麻生国務大臣 安倍総理と麻生太郎とに差があるんじゃないかと。小沢一郎先生と鈴木克昌先生の差ほどないと思うんですが。  大した差じゃないんであって、三本の矢を同時にやるというのが一番大事なところで、優先順位は、これを一つ、みんな一緒にどんとやるから一九三〇年代に成功しております...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。     —————————————
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。     —————————————
03月22日第183回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(麻生太郎君) 所得把握の向上による税の徴収への影響についてのお尋ねがあっております。  番号制度の導入によって、法定調書の名寄せや申告書の突合がより正確かつ効率的に行える、そういうことになろうと存じます。これにより、現在に比べて、例えば、意図的な住所変更により名寄せ...全文を見る
03月25日第183回国会 参議院 本会議 第12号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明させていただきます。  本法律案は、現下の経済情勢等を踏まえ、成長と富の創出の好循環を実現するとともに、社会保障・税一体改革を着実に実施するなどの観点から、国税に関し、個人所得課税、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 川合先生から七問ちょうだいをいたしております。  長期金利の上昇リスクについてお尋ねがありました。  日本におきましては、これまで幸いにも国債の円滑な消化が可能となっております。しかしながら、財政の持続可能性への信頼が損なわれるといったリスクが顕在化...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 失礼しました。  所得拡大促進税制の効果についてのお尋ねがあっておりました。  所得拡大促進税制の効果につきましては、適用企業数の見込みは立てておりませんが、税収につき、平年度において約一千億円の減収を見込んでおり、これは約一兆円の給与の増加額に相当...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 野上先生から四問ちょうだいしております。  雇用促進税制の要件の見直しについてのお尋ねがあっております。  平成二十三年度税制改正で創設されました雇用促進税制は、成長企業による質、量の両面での安定的な雇用の確保を支援することを目的といたしております。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 山田先生から三問ちょうだいしております。  所得税、相続税の最高税率についてのお尋ねが最初にあっております。  平成二十五年度税制改正では、所得税の最高税率につきましては、課税所得四千万円超の層に新たに四五%の税率を設けることといたします。また、相続...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 樽井先生から五問ちょうだいしております。  地域自主戦略交付金の廃止についてのお尋ねがあっております。  御存じのように、地域自主戦略交付金は、省庁を超えて地方が自由に使える交付金とすることを狙いとして平成二十三年度に導入をされたものであります。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 横山先生から一問、日本版ISA、インディビジュアル・セービング・アカウントのことだと思いますけれども、少額投資非課税制度というのを訳して日本版ISAとよく言われておりますが、これを成功に導く取組についてというお尋ねがあっております。  この日本版ISA...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 寺田先生から四問ちょうだいいたしました。  財政健全化目標のための手法についてお尋ねがあっております。  政府としては、財政健全化に向けて、国、地方のプライマリーバランスにつきましては、御存じのように、二〇一五年度までに赤字の対GDP比を二〇一〇年度...全文を見る
03月26日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案及び関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明いたします。  まず、所得税法等の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  政府は、現下の経済情勢等を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、金子先生おっしゃられるとおり、過去二十年間ぐらいになりますけれども、税関の業務量というのは物すごい増えてきておりまして、いわゆる御心配になっております国民の安全、安心の確保という観点からいきますと、税関にとりましてはこれは大きな責務、責任であって、お...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、金子先生御指摘のありましたとおり、税務行政を取り巻く環境は、先ほどの滞納の話もございましたけれども、申告件数が増加をしておりますし、滞納残高というのは今言われたように高水準で推移しておりますというような事情に加えて、経済取引が国際化してきておりますの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本銀行との共同声明の中で、この二%というインフレターゲットという言葉を使われました。もう金子先生よく御存じのように、インフレターゲットという言葉は、普通、高いのを低く抑えるのがインフレターゲットであって、デフレーションをインフレーションにするインフレタ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 資料をもう一回、先生が出された資料、勉強された資料というのをちょうだいいたせば、それを基にして計算させます。
○国務大臣(麻生太郎君) 租税特別措置法、おっしゃいますとおり、三十年以上の長きにわたって継続しているものも、適用期限が到来した、そういうときなんかには、その時々の事情を踏まえて見直しを行ってきたところであります。  例えば、極端な例って、最も長い例の一つかと思いますけれども、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に為替相場につきましてはちょっとコメントができる立場にありませんので、その点をちょっと考慮していただいた上で、昨今の為替相場の動向というのは、全体として見れば、多分景気にプラスの影響を与えている面の方が多いと、私どもはそう思っております。  しか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 確かに、地方の方がそれは公共機関の絶対量が大変不足しておりますし、比率も圧倒的に、東京の場合、通勤している方の七十何%は公共機関というものを使っておられるのに比べて、地方に行きましたら、その比率は、もうパーセントは全く違いますので、そういった意味では、地...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今おっしゃいますように、確かに石油関係諸税の税率水準というのが一番、言っておられるんだと思いますが、これはいわゆる地球温暖化対策等々の話があってみたり、もちろん財政事情もございますけれども、また、税制抜本改革法第七条等々に書かれているところでもあ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおりに、リーマン・ショックの起きる前、たしか一ドル百八円だったと記憶していますので、今とは、円安になったとはいえ全然状況が違った時代だったと思っておりますので。  今言われましたように、このトン数の標準税制とよく言われる部分なんだと思います...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) インディビジュアル・セービング・アカウント、通称ISA、少額投資を促進する非課税制度の話なんですけれども、これはもう先生よく御存じのように、日本の場合は個人金融資産が一千五百兆を超える、加えて、その中で現預金が八百五十兆ぐらいあるとかいう、ほかにたんす預...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、税制抜本改革法の第七条で、安定的な財源を確保した上で車体課税の見直しを行うとされておりますのはもう御存じのとおりです。  民主党提出の法案につきましては、安定的な財源確保につきましては盛り込まれているところがなかったというところもありま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、辻先生御指摘ありましたように、平成二十四年の税関におけます地方港とか地方空港の覚醒剤だけの摘発件数を見ましても、前年に比べまして倍、約二・二倍ぐらいになっております。倍というと結構な数になりますので。また、そういった点は、今言われましたように、国民に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、辻先生、評価は高いです、正直申し上げて。この話をしたら、まず選挙は負けますから。それが歴代みんな避けている大きな理由でしたから。私も、三年後やらせていただきますと申し上げて、ぼろ負けしました。今回も似たように、やりますと言われてめちゃ負けておられ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 小泉内閣の前半でやられるべきだったというのは多くの識者の言われるところであろうと存じますが、その段階で私のときには上げないと言われたのが、非常にこの話を難しくした大きな遠因になった大きな理由の一つだろうと、私もそう思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 社会保障費の増加と公の費用ということになろうと存じますけれども、これ、対応、反対側に国民の税負担という形の、これ、こっちが上がったらこっちも上げる、こっちも上がったという、そういうイタチごっこみたいな形というのを避けねばならぬというのは大変重要な観点なん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 極めて機微に触れる部分もございますので、そういった意味では、こういったものを機械的にということは、作業としては一番単純な作業なのかもしれませんけれども、避けなければならぬところだと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 郵政民営化というものに関してのお話でしたけど、評価ですけれども、これは郵政事業の経営の自由度を高めたという点においては、私は、国民の資産でもあります郵便のネットワークというようなもの、また郵政資金というものを最大限に有効に活用する等々を考えますと、これは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 何をもって市場原理主義という方向性を示しつつあるのかという指摘されるのか、ちょっとそこのところは定かじゃありませんけれども、少なくとも、第二次安倍政権の中において、何でも民間に任せればいいとか、競争や効率化だけを推進して弱者のことは顧みないというような方...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは辻先生よく御存じのとおり、消費税の使途につきましては、先ほど言われました昨年の八月の十日に、税制抜本改革法におきまして、制度として確立された年金、医療及び介護の社会保障給付並びに少子化に対処するための施策に要する経費に充てるということにこれ決められ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは法律上の話、規則上の話でありまして、そういった形で、これは法律がそういうことになった場合はきちんとその対応ができますけれども、それは更なる消費税というものの、上げるという、上昇ということをしない限りは、今言われたようなものでは、現実、ただですら今二...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは財源の話とも関係してまいりますんで、この種の話、私、ハンセン氏病というのをやらせていただいたことがありますけれども、こういったものを含めまして、これは難しい問題いっぱいあろうかと存じますが、いずれにいたしましても、法制化された段階で財源の問題と併せ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはそのときの法律の作り方次第なんだと思いますんで、これまでのものしか認めないとするか、新しく難病等々として入ってきたものは更に加えるとするか、それはそのときの法律で決められた形でできるんだと思いますけれども、法制化されるかどうか現段階で決まっていない...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 社会保険診療等々、いろいろ幾つもあるんですけれども、可能な限り国民の負担を抑えながらサービスを提供するという政策的配慮から、これは御存じのように非課税ということになっておるんですが、医療機関が医薬品や医療機器を購入する際に支払う消費税分には、診療報酬によ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、民主党案の中で、たしか前に、何でしたっけ、自動車取得税につきましてはたしか財源について全然そういったことを盛り込むことなく廃止という案が出されていたと記憶をするんですが、自動車取得税、これは地方税でもありますが、これ、先ほど申し上げました、約一千九百...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それより少ないかなという感じが正直なところでいたしますけれども、日本のように、失礼ですが欧米のように全然台風もなければ地震もほとんどなければ津波もないというのと、こちらは天災ほぼ一手引受けみたいに、最近竜巻まで含めて全部起きている国はそうざらにないんであ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど辻先生からも麻生の答弁は期待できるところがあるというお話でしたけれども、御期待にこたえられなくて恐縮ですが。  今のこの話に関して言わせていただければ、今の話に重ねて申し上げるようで恐縮ですが、少なくとも日本の場合、アメリカとかそれからヨーロッパ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地域差があるのは、先ほど金子先生の、車、地方じゃ二台が当たり前で東京じゃ〇・五台だというお話もありましたのと、例に引くまでもなく地域に格差があるのははっきりしています。そういった意味で、この種のことは霞が関にいたらと、やっぱり東京を基本に考えたんじゃない...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、デフレの外債購入の件につきましては、今の状況ではそのような国際情勢にはないというのははっきりしていると思っております。今、外債購入イコール介入、為替の介入というふうに極端に受け取られかねないという状況にもありますので、この点に関しては極めて慎重に対...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日銀のやられることに関しまして、私どもとしては、その日銀のやられることに関して、その自主性に鑑みて、そのことに関していろいろ申し上げているわけではありません。  ただ、私どもの申し上げているのは、今の時期にそれをなさるとえらいことになるというんで、外債...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて申し上げますけれども、先ほども申し上げましたように、一義的にはこれは間違いなく、これは日銀が判断すべきことであります。はっきりしています、こんなもの。だって、そう書いてあるから。はっきりしています。ただ、介入と受け取られかねないということは、これは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 最初の円滑化法、徳政令ね、手形のジャンプという言葉知らなかったんですな、きっと、そう思いますよ。私はそういうふうに聞こえたんですけれども、いずれにしても、金融機関がこの貸付条件の変更とかいうことをやったときには、これは一番問題になるのは金融。貸している側...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは古川先生の御指摘にもありましたように、これは第一次安倍内閣で正式にスタートしたのが第一歩だったと記憶しておりますが、いろいろなことが、経緯があって、昨年の九月にその実現のための改正金商法というのが成立したということなんだと理解をいたしております。し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは総合取引所、総合取引所の早期実現ということなんだと存じますけれども、これはいわゆる大阪とかそこそこみんな行ったんですけれども、最後に残っておりますのがこの商品取引のところなんですが、そういった意味でこれは御本人たちの働きかけやら何やらいろいろ要るん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 延滞税などのこの利率というのは、御存じのように、一四・六%、最高で。ということにつきましては、国会において、現在の低金利状態、国債等は一%を割っておりますので、そういった状態に鑑みて、高過ぎるのではないかというような御指摘を公明党を始めいろいろなところか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、この前のときも中西先生のお話がありましたように、これは昭和五十一年、四十九年、その辺ですと大体年率三〇%ぐらい物価が上昇したことを考えましたらね、それは一年で二%って、一年で一〇%も二〇%も行ったやないかというのは、事実過去にそういった例があった...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、一つの考え方としてそういった考え方を持っておくというのは大事なことだと存じますが。
○国務大臣(麻生太郎君) これも、基本的には経済成長の三%ではということで、日銀と決めさせていただきました共同声明において物価安定目標二%を設定をされましたので、それでこの試算の推計の期間中に消費者物価上昇率が二%ぐらいに到達するものと考えないと、すぐ来年行くという話でちょっと推...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国債金利の水準には、継続的な金融緩和の期待とか、先ほど言われましたインフレ期待とか、国債市場の需給も影響するとは考えられておりますので、これは様々な要素を踏まえておりますけれども、実際に市場が織り込んでいる金利というものの将来予想を加味しておかないといか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、中西先生、私としては、今回の安倍内閣におきましてやっぱり一番、一丁目一番地というかプライオリティーの一番というのは、これは何といったって景気回復だったと思っております。今でもそう思っていますけれども、今、何となく雰囲気だけ良くなっていますけれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のとおり、平成二十三年度決算、正確には二十四年の三月末で約四十一兆円の為替評価損が発生をしておりますが、御指摘のとおり一ドル七十七円であります。  今回の為替評価損につきましては、仮に平成二十五年の三月二十五日、昨日ですけれども、二十五日の為替相...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて申し上げますが、更に円安になりますとか円高になりますとかいうのは申し上げることはできませんので、その点を御理解いただいた上で、外為の特会では、これ、いわゆる外為特会の為替の変動とか金利の変動リスクというものはある程度アブソーブ、吸収して通貨当局の確...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、中西先生がおっしゃられるとおり、為替の介入につきましては、これは投機的なものとか、いわゆるスペキュレーションみたいな投機的なものとか、また無秩序な動きに対して、当局として国家としてシグナルを、それはいかがなものですかなんてシグナルを送るという意味にお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、平成二十五年の二月末の時点でドル換算一兆二千五百八十八億ドル、当時のドル換算でそういうことになっております。これは基本的に、今言われましたように、過去に行ってきた為替の介入等々をしてきた結果でありまして、特定の規模をあてがってみ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありました点は、これは元本の償還分に限るとしても、外為特会の保有する外貨資産でありますことには変わりがないということだと存じますので、したがって、これは簡単にそうですねと申し上げる筋の簡単な話じゃなくて、これは結構慎重に検討させていただかねばな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今申し上げたと同じように、これは元本償還分ではなくて、たとえ、今言っておられるのは金利収入分の話をしておられるんだと存じますけれども、これも同じく外貨資産であることには変わりはございませんので、その意味でも、今言われた点については、元本の償還とは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるように、これは一番活動しやすい国というのは、もう確かに、我々の、せめてアジアの中で一番とかというところなんだと思いますが、これは語学の問題もあるじゃないかと、これはあの言われた直後から御本人も、なかなかいろいろこれは語学の問題もあるしなとかいう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、もう御指摘のとおり、三年後というのに、本当にそれぐらい景気が良くなったら言うことはないなという気がしないわけでもありませんけれども、いずれにしても、こういった意味で、業績が好調な企業、好調になった企業から利益を従業員に還元していってもらう。そのと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、この経済対策の中で、オバマ大統領の言葉を借りれば中間層の底上げ、我々で言わせていただければ三本の矢の三本目の経済成長ということになるんだと存じますが、問題は、その収益を見た場合に、過去、リーマン・ブラザーズのあの事件等々、二〇〇...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはいろいろ意見が出るところで、もっとということは更に財政の出動とかいうことにもなってまいりますので、どの程度かというのは、広野先生、これはなかなか一概に、そういえばそういう効果があるということはもう間違いないとは思いますけれども、更にということになり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、日本経済を活性化させていきますためには、これはもう地域、地方、地方経済、そしてそこに多くあります中小企業の活性化がない限りはこれは日本経済の再生というのは極めて難しいので、最も重要な課題なんだと、私どももそう思っております。  したがいまして、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃいましたように、地方の場合、今田園風景を例に取られましたけれども、フランスの南の方へ行きますと、真っただ中にぽんと農家が建っておりますが、あれ全部国が外形を必ず保存するのを条件に一定の補助金を出しておる。中は触ってもいい、外は触っちゃいかぬ、な...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるように、日本のGDP、約五兆ドルぐらい、五百兆円ぐらいございますけれども、その中で輸出、輸出ということをよく我々としても言うところではありますけれども、現実問題として国内の需要が約八八%、九%、輸出に頼っている部分は一〇%ぐらいしかございません...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 確かに、おっしゃるように、例えば被災地で、もうとてもではないということで、もう、ここに帰ってきてもう一回うちを建てるほどの年でもないしとか、いろんなことを言われる方というのは、現地に行きますといろいろ話を伺う機会もありますんで、広大な土地が空いているんな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われました教育資金の一括贈与に係ります贈与税、贈与税のいわゆる非課税制度なんですけれども、これは基本的には高齢者が持っておられます一千五百兆のうち半分以上が六十五歳以上とかよく言われます例ですけれども、この高齢者の資産を若年層に早期に移転させるという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 言われましたように、四公六民はなかなか江戸時代よく言われた話で、四公六民がいわゆる平均だったと言われております、私はそんなに詳しいわけではございませんが。悪代官で大体五公五民とか六公五民になってきたりするのが大体その半分を超えたところなんですが、それでい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありました特別会計の見直しにつきましては、これは平成十九年の第一次の安倍内閣におきまして特別会計法を制定されて、公共事業関係の五つの特別会計を統合するとか、いろいろ特別会計数を減少させるように取り組んできておられて、十八年度は三十一あったものが、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) あのときはリーマン・ブラザーズが二〇〇八年のちょっと前に倒産というか、倒れておりますので、それで一挙に影響が、あおられた部分が大きかったかな、ちょっと正確な記憶じゃございませんけれども、そんな感じがいたします。
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘、全くそのとおりでして、これは期待値で上がっておりますので、特殊用語かもしれませんけど、期待値だけでヘッジファンド等々が日本の株等々にかなりな買いが入っておりますので、上がっております部分のかなりな部分は短期で買って、しかも外資が多いというのが実態...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この平成二十三年度の税制改正のときにおいて、これは厚生労働省に押し付けるわけじゃありませんけど、厚生労働省によります平成二十一年度の雇用動向調査の特別集計というのがございまして、それに基づいて措置の適用対象となる増加雇用者数を財務省としては見込んだという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと他省庁にちまちまとはなかなか言いにくいところなので、私ども言葉選ばぬと、また先ほどの辻先生の餌食になりかねぬと思って、言葉を選ばないかぬなと思いながら今お答えしておりますけれども。  確かに、こういったようなものはまとめてやらないと効果が、また...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもは、少なくともリスクの、先ほど言われましたように個人金融資産約一千五百兆、現預金八百何十兆、そのうちの半分以上が約六十五歳以上の方が持っておられるという実態を、少なくともほとんど今金利が付かないものに現金で持っておられる、若しくはたんす預金でも何十...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 民主党の政権下で、平成二十二年、二十三年、二十四年と、多分三年間の税制改正大綱におきましては、今言った公正、透明、納得という原則が掲げられていたことは承知いたしております。ただ、それに対してどうかというのは、前政権の話でちょっと小生の方からコメントするこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 納税者の権利憲章の策定につきましては、これは民主党政権下において国会に提出をされたのが平成二十三年度税制改正案というのに盛り込まれていたところであります。これにつきましては、その後の審議の過程で行われた三党協議におきまして、権利という言葉が哲学として相入...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このフラット化というのが一番顕著に出たのは、多分、レーガン大統領のときと、ロンドンの、イギリスのサッチャーのときにこれは猛烈な勢いでこのフラット化を進めたのが我々にも非常に新しいところなんだと思いますが、少なくとも、昭和六十年代以降の中堅所得者層の負担の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 初めて伺ったんですが、ちょっと商売柄で、建築屋と話すとそれが答えになりますので申し上げてもよろしいんだと思いますが、あのときあれだけの津波が来た中で、残った建物というのは全部鉄筋コンクリートなんですよ。鉄骨のものはほとんど流れておりますしね。やっぱりセメ...全文を見る
03月27日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、当時、御記憶かと思いますけれども、あのときには第二、第三の矢はなかったんです。第一の矢だけだった。したがって、その効果は極めて限られたものになったということは、今、十年たってみればそれが申し上げられるんだと存じますが、その意味で、あの時点にお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは介護に特に焦点が当たっておりますけど、看護婦含めましてこれは極めて条件としては三K職場と言われるほど厳しい状況になっておるというのが実態なんだと思います。  したがって、看護師でも結婚して退職した人たちで数年してもう一回働けるという状況にある人が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、過去二十年にわたりまして、これはもう業務量が実に大幅に増えております。出入国の旅客数がとにかく三千百万人から五千五百万人、そして輸出入の申告件数も千三百万から三千七百万と、三倍とは言いませんけど物すごい増えておるのに対して、税...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
03月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○麻生国務大臣 このたび、平成二十五年四月一日から五月二十日までの期間について、暫定予算を編成いたしております。その概要について御説明申し上げます。  まず、一般会計について申し上げます。  今回の暫定予算におきましても、暫定予算が本予算までの応急的な措置であることに鑑み、暫...全文を見る
○麻生国務大臣 必ずしも総裁と副総裁が、片っ方はここはもうちょっとアクセルと言い、いや、ここはブレーキじゃないでしょうかぐらいの違いが出ないと、みんながみんな全員アクセルなんというのは、それは危なくて、坂道を下っているときにアクセルですよなんという話だといよいよこけますので、そこ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、東国原先生御存じと存じますが、インフレターゲットというのをいろいろな国がやっておりますけれども、いずれの国も、インフレターゲットは、二〇だ、三〇だというような伸び率で上がっちゃっているインフレを二%、三%で抑えるターゲットというのは各国やっておりますが、デ...全文を見る
○麻生国務大臣 その種の御希望に応えて、安易に答えて失敗した例も過去何回かありますので。何となく、マスコミに運用され、週刊誌に運用されますので、それはやはりこっちもなかなか慎重になってきた、勉強させていただきました。
○麻生国務大臣 お気持ちもよくわかりますし、私自身も、やるんだと、正直に申し上げて、これは確実にこの二年間でやり上げたいと思っておりますよ。思っておりますけれども、できるかと言われるから、できるかと言われると、やりますとしかお答えのしようがないんですけれども。  取り巻いており...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、気持ちだけで脱却できるなら苦労せぬのですよ。経済というのは生き物で、数字ですから、ここで笑いをとったら幾ら取れるとか、そういった世界じゃない。商売が全然違うから。  だから、そういった意味では責任を負っていますので、そんな無責任に安易なことはなかなか言え...全文を見る
○麻生国務大臣 本日午前の予算委員会におきまして、平成二十五年度暫定予算の提案理由説明を申し上げたところでございますが、二点訂正をさせていただきたいと存じます。  一般会計予算の歳入における公債金の部分につきまして、公債事業費等の計上額と申し述べたところでありますが、公共事業費...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税率を何%上げれば社会保障がうまくいくか。経済の成長等に比例しますので、経済成長が伸びれば消費税を上げる比率は少なくて済むということになろうと思っております。  したがって、我々としては、三本目の矢としての経済成長というものに非常に強い関心があるのであって、...全文を見る
03月29日第183回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十五年度予算の大要につきましては、先般、本会議において申し述べたところではありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げさせていただきます。  最初に、平成二十五年度予算について申し上げます。  平成二十五年度予算に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十五年度暫定予算は、平成二十五年四月一日から平成二十五年五月二十日までの期間につきまして編成をいたしました。その概要について御説明申し上げます。  まず、一般会計について申し上げます。  今回の暫定予算におきましても、暫定予算が本予算成立までの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、暫定予算のまず十分の三、いわゆる、これ御存じのとおりに、五十日分を、三百六十五を、五十で割りますとこういうことになったということなんですが、このうち公共事業関係費から災害復旧事業などを除いたものがいわゆる一般公共事業ということになりますけ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、今言われましたから出てきて……(発言する者あり)ありがとうございました。御指摘をいただきました。もう少しゆっくり出るようにいたします。  もう一回御質問ください。
○国務大臣(麻生太郎君) これもよく御存じのとおりで、財政法七条ということになるんですけれども、国庫の資金繰りのために必要があるときはFB、FBというのはファイナンシングビル、何と言ったっけ、これ、財務省証券で資金を調達することは認められておるんですが、その一方で、今御説明があり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、今私どもとしては、景気が良くなればとか何だとかいろいろありますので、一概には安易なことは申し上げませんが、法人税、所得税、住民税、消費税等々の税収というものが確実ということになるものが見込まれますので、私どもとしては、これにつきましてはFB、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二十五年度の暫定予算におけます一般公共事業ということなんだと存じますが、継続事業の執行にこれ支障が生じさせないためにというところが大きなところだと思いますが、契約実績等々これまでのを勘案しまして、今度の場合はおおむね十分の三、二七%というんで大体三割、十...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いや、決して、クラウディングアウトしている部分に関しましては、それを特に配慮するとかしないとかいうことではなく、現実問題、これは太田大臣の担当かと存じますけれども、現場においていろいろ問題が生じているというのを我々予算編成の段階で知らなかったわけではござ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 暫定予算の編成に当たりましては、これはもう何度となく申し上げておりますように、この暫定予算期間中において行政運営上必要最小限度のものを原則としております。  これに基づきまして、人件費とか年金とか、医療、介護等々、いろんな必要なものがございますので、そ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 復興特別会計につきましての御質問ですけれども、これは基本的に、復興特会予算は四兆四千億円になっておりますけれども、その四分の一を占めておりますのが復興交付金五千九百十八億円、また復興特別交付税六千五十三億円ということにつきましては、これは暫定予算の期間中...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、内閣所管の経費につきましては、九百七十億円の六・三%に当たる六十一億円を暫定予算に計上させていただいております。御存じかと思いますが、内閣所管の経費はその全てがその他事業費ということで、全部一括してくくることになっておりますので、他の所管と比べま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、時期の問題もございますので、転勤やら何やら、四月の発令するのに関連しているんだと思います。細目ちょっと伺っていなかったので詳しく、調べて申し上げますが、多分それが一番大きな理由だと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 疑い深いということは、御自分で言っておられるんだからそうなんだと存じますが、そんなに、そんな性格でもないような性格だったと、私の記憶ではそうなんですが。  いずれにいたしましても、今二十五年度の、結果としてなっておりますが、やっぱり片山先生、一番はやっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘になりましたように、数字としてはそのとおりになっていると思いますけれども、私どもとしては、やっぱり基本的には、まずは何といっても今回は経済対策、これに全力を挙げねばならぬ、不況対策に全力を挙げねばならぬと思っておりましたので、四十四兆円の枠にこだ...全文を見る
04月01日第183回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○麻生国務大臣 これは、今の段階でこの日から幾らということを申し上げる段階にはないんですが、少なくとも、今言われましたように……(発言する者あり)決まっているんですけれども、今はちょっと別の話をしようと思ったので、済みません。  決まっているんですが、物価が上昇していくに当たっ...全文を見る
○麻生国務大臣 過日の三党協議会において、そのように話が決められておるのは知っております。
○麻生国務大臣 済みません、何月に何%まで、ちょっと記憶にありません。
○麻生国務大臣 今御質問がありました件は、これは共同声明において、日本銀行としては、多分、私の知っている範囲では、物価目標をきちんと決めて、二%にやりますということをやった例は過去にないと記憶をいたしております。  加えて、インフレターゲットというものは、高い、物すごい高いイン...全文を見る
○麻生国務大臣 これは後で田村大臣の方から御説明があると思いますけれども、先ほど民主党の方の質問でしたけれども、二十五年一%、二十六年一%、二十七年〇・五、これは正確じゃないので、そこでちょっと正確じゃないのが入っていますので、正確じゃないと申し上げざるを得ませんでしたので、ちょ...全文を見る
○麻生国務大臣 私の方に御指名をいただきましたけれども、私の方はむしろ下げたいというのが私の財務省の立場ですので、むしろあちらに伺った方がよろしいかと思って。
○麻生国務大臣 これは三谷先生言われるまでもなく、会社をやっていたら予算より決算というぐらい決算というものは極めて大事なものと思っておりますし、事実、国会でも、参議院では決算というのを衆議院よりはかなり重要視しておられるような傾向をこの数年感じております。ただ、何となく衆議院の方...全文を見る
○麻生国務大臣 適当な表現かという表現がもう適当なのでちょっと問題なんですけれども、適当かと言われますと、これは教育の質の向上につながる教職員のことですから、金目だけの話ではなかなか縛れないのではないかという見解を私どもは持っておりましたので、これは、財務省としては、当然、払えな...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十五年度の予算のことだと存じます。人員のベースで見ますと、無利子奨学金につきましては、対前年度二万七千人増の四十二万六千人、有利子奨学金につきましては、六万一千人増となる百一万七千人であります。  これをいわゆる金額ベース、事業費ベースで言わせていただけれ...全文を見る
○麻生国務大臣 財政事情の厳しい中で、返済をしていただける方に関しましては、ぜひ、今後、自分たちの後輩もこういった形でいろいろな奨学金が受けられるような制度を維持していくという気持ちは、奨学金を受けられた下村先生に限らず、いろいろ後輩のことを考え、現状のことを考えると、そういった...全文を見る
○麻生国務大臣 景気回復するに伴いまして、今言われた消費税の比率が高くなる、これは御本人の所得が伸びないという前提で話をしておられるんだと思いますが、それは一概にそうとは言えないのであって、所得がふえても、ここの部分でいけば法人税が伸びないということは十分にありますので、そういっ...全文を見る
04月02日第183回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○麻生国務大臣 先般の一月の二十二日でしたか、共同声明の取りまとめに当たりまして、言われましたように、いわゆるデフレマインドというものが固定化しておりますものを取り除くということが大事で、そのためには金融緩和が絶対、ここは皆、共通の御理解をいただいていたんだと思います。  二%...全文を見る
○麻生国務大臣 ここでアービング・フィッシャーの名前を聞くとは、久しぶりで思い出しましたね。学生時代に聞いて以来聞いたことがなかったので、アービング・フィッシャーの名前は久しぶりで、マンデル・フレミングとか、随分習わせられました。もう五十年も前で忘れましたけれども。  今言われ...全文を見る
○麻生国務大臣 国債がふえれば金利が上がりますとずっと言い続けてきたんじゃないですか、財務省は。上がりましたか。七%だったんですよ、昔は。今、〇・五五、五六。間違っていないでしょうかね。
○麻生国務大臣 デフレになっていったもとに、もう一つ忘れられているのは、やはり各企業が持っております資産、すなわち動産、株でいえば、三万八千円がただの七千円に、四分の一ぐらいになった。土地も、坪百万が坪二十万ぐらいですから、八〇%落ちたというような、持っております担保資産が軒並み...全文を見る
○麻生国務大臣 財務大臣も日銀と同じで、為替に関する発言は一切ありませんので、それを御存じの上で聞いておられるということなんでしょうか。それ以上、ちょっと答えようがないんですけれども。
○麻生国務大臣 日銀が金融を緩和させたというのは、小泉内閣のときでも、二十兆、二十五兆、三十二兆ぐらいまでいきましたかね、三十五兆ぐらいまでだったかな、緩めたことがあったんですが、原口先生よく御存じのように、日本銀行がお金を出すということは、市中に回る手前の、市中銀行に日銀当座預...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、御指摘のこの報告書というか、あれにおきましても、金利上昇による国債費の増というもの、成長による成長増を上回るという結果を示したものだ、私ども、そう承知をいたしております。  その上で、名目成長率と長期金利の関係というのは、これはさまざまな政府の取り組みと...全文を見る
○麻生国務大臣 金融機関の貸し出し態度ということだと思いますが、日銀の短観によりますと、中小企業を含めてリーマン・ショック以降は改善にあるんですけれども、貸し出し態度の判断のいわゆるディフュージョンインデックス、DIは、現状はプラスとなっておりますけれども、なかなか金融機関として...全文を見る
○麻生国務大臣 今おっしゃいましたように、基本的にゼロです。それでよろしいんだと思います。ゼロです。
○麻生国務大臣 時間もあれなので。  基本的には、我々としては、今回、この三月以降どういうことになるかというのは一番問題だと思っておりました。再々々延長というような形で、挙げ句の果てに徳政令みたいな話をされるとちょっと困るなと思っておりましたので、こういったものはきちんとして、...全文を見る
○麻生国務大臣 御質問の趣旨は、補正予算の支出分を含んだ、いわゆるSNAベースと言われる、いわゆるあっちの話ね。単語が少し特別の単語なんで恐縮ですが、これのプライマリーバランスと、当初予算のみを対象にした一般会計ベースのプライマリーバランスとの差が生じてくるではないかという御指摘...全文を見る
○麻生国務大臣 まやかしでも何でもなくて、現実的に発生ベースかSNAベースかの違いだけでありまして、私どもとしては、一—三月にいわゆる補正予算として組みましたものの執行が翌年度にぶれ込むものを、発生ベースで二十四年度に計上するか二十五年度に計上するかの違いだけでありまして、基本的...全文を見る
○麻生国務大臣 見解が違うんだと思いますが、私どもとしては、従来から発生ベースでやらせていただいてきておりますので、そのとおりやらせていただいたのであって、これまでもその書き方にしてきていると存じます。
○麻生国務大臣 これは一般会計ベースだと思います。  一般会計ベースの話を我々はさせていただいておりますので、SNAベース、別に隠しているわけでも何でもないので、両方出しておるだけなのであって、我々は従来どおり、今までこのやり方で書いてきておったと存じます。
○麻生国務大臣 重ねて申し上げますけれども、この問題は、別に隠しているわけでも何でもないので、私どもは、当初予算としては従来どおり、このとおり書いてありますし、SNAベースのものもあわせて検討をさせていただいております。  しかし、これは当初予算の段階で出させていただきますもの...全文を見る
○麻生国務大臣 重ねて申し上げますけれども、我々は、当初予算ベースで書くということにしておりますので、こう書いて、附則としてSNAベースも書くというのはやぶさかではありません。
○麻生国務大臣 我々は、将来の話でありますから、確実かと言われると、それを目指して頑張るとしか申し上げようがありませんけれども、それを目指して頑張らねばならぬところだと思っております。
○麻生国務大臣 消費税の三%プラス二%等々、いろいろなものを私どもは考えておりますが、それを見て直ちに、今年の十月に附則十八条ともあわせて検討せねばなりませんので、私どもとしては、入れてある分と入れていない分、これは両方考えないかぬところだと思っております。
○麻生国務大臣 一義的には貨幣現象だと存じます。
○麻生国務大臣 御心配のように、それがないようにするのが一番肝心のところだと思いますので、私どもとしては、円安のこともこれあり、円が適当に是正されたおかげで、輸出産業は随分損益分岐点が下がった形だろうと存じますし、株価も上がりましたので含み資産も出た、その分だけ労働分配率を上げて...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、それぞれ業界によってもあるでしょうし、企業によっても違うんだと思いますが、今回、業界で見ますと、電機関係はそうでもなかった割に自動車関連はよかった等々、業界によっても差がありますし、また、それぞれの企業によってもそこそこ差がありますので、どれぐらいかかるか...全文を見る
○麻生国務大臣 渡辺先生、それも御記憶なんだと思いますけれども、この年にリーマン・ショックがありまして、それで、平成二十年なんですけれども、リーマン・ショックが起きましたのはその年の八月、結果的に、これは十月で発行をとめております。  今お話があっておりましたように、この問題に...全文を見る
○麻生国務大臣 償還時の元本保証ということです。
○麻生国務大臣 平成二十五年度中と申し上げましたけれども、今月からちょうど一年間、しかるべき時期に発行させていただきたいと存じます。
○麻生国務大臣 先生、物価も大分違いますのであれですけれども、絶対額でいけば、一番高いと存じます。
○麻生国務大臣 これは別に、歴史というより経験則で、二〇〇〇年、二十一世紀の初頭から日本銀行として、二十兆、二十五兆、三十五兆までいきましたかね、あのときは。三十五兆ぐらいまでいわゆるマネタリーベースをふやしたんですけれども、結果として、それがずっと市中銀行にとどまって、結果的に...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われたようなことにならないようにするのが第二、第三の矢の一番肝心なところだ、私どもはそう思っております。  我々として、申し上げましたように、いろいろな政策はもう御存じのとおりで、時間もないことですから、政策は触れるつもりはありませんけれども、給与が上がる、...全文を見る
04月03日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○麻生国務大臣 平成二十一年度一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を国会に提出し、また、平成二十一年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告しておりますので、その概要を御説明させていただきます...全文を見る
04月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○麻生国務大臣 今お話がありましたように、生活困窮者対策への取り組みというのは、これは何も厚生労働省だけに限った話ではないのであって、政府全体の課題だとは思っておりますが、この新制度の法案化を今厚生労働省は検討中だと聞いております。  したがいまして、この新制度に向けた課題とい...全文を見る
○麻生国務大臣 これは御存じのように、社会保障という観点から、可能な限り国民の負担を抑えるという点から、国民に対するサービスをという観点から、いわゆる社会保険診療につきましては消費税は非課税を基本ということになってきておるのは事実であります。
○麻生国務大臣 今申し述べましたように、これは基本的には、非課税というのは、もともとの話がそうなっておりますので、今後とも基本的考え方としてはそう思っております。  多分、病院やら何やら経営しておられましたので、その点から、今後、経営面でいうと、配られた資料の中にも神戸の話が出...全文を見る
○麻生国務大臣 今、単純計算をしてそういうことになるんだと、ちょっとその細目は詳しく知りませんので、今言われましたように、単純計算すれば言われたことになりましょうけれども、その分に関しましては、いわゆる医療費の対象になっております分は非課税ということになっておりますので、その売上...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、御存じというか、当選される前の話ですけれども、昨年八月の段階で税制の抜本改革法が成立して、その前でしたかね、三党の合意が出されて、自公民で、消費税八%の引き上げ時までに、医療保険制度において適当な手当てを行う具体的な手法について結論を得るとの方向が示されて...全文を見る
○麻生国務大臣 これはゼロ税率とよく言われる件だと思いますけれども、この医療の課税化におきましては、ほかの国を見ましても、大体非課税ということになっておるので、これはいろいろなことを考えないかぬのだと思います。  まず、課税化することによって、患者さんの理解を得られるか。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは正直に、担当じゃないので、何とも、河野先生、申し上げられませんけれども、少なくとも、CTスキャンとかMRIとか、いろいろ高額なもの、もっと新しいものもいろいろ出てきています。PETとかになりますともっと高いものになりますので、そういったものとレントゲンとどっ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、それこそ、先ほど申し上げましたように、三党で今からこの問題につきまして協議をするということをこの二月にも改めて決めておられますので、その流れ、行方を見守ってまいりたいと思っております。
○麻生国務大臣 エネルギーは、余り多く、皆は語っておられませんけれども、これは日本の今後の経済にとって最も重要な課題であって、安定したエネルギーをいかに安価に良質に確保、維持するかというのは、日本の今後にとっても最も大事な問題だと思っておりますので、内閣としても、この問題につきま...全文を見る
04月09日第183回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○麻生国務大臣 これは大島先生、母数、もとの数のとり方が一番問題なところなんだと思うんですね。  多分、何十万社と言われるのは、これは民間のデータ会社の対象になっております企業の数が六十万とか、今は六十九万ぐらいになっていると思いますが、そのうちから見て五万社と言われるような数...全文を見る
○麻生国務大臣 御心配の点は、みんなそう思っているんだと思いますが、経済がわかっている人は同じような考えをお持ちなんだと思いますが、玉木先生、今一番大事なのはデフレ不況からの脱却、これが優先順位の一番だと我々自由民主党は考えております。  これは十何年間ずっとそうやってきました...全文を見る
○麻生国務大臣 今の段階で、我々たびたび申し上げておりますように、いわゆる後年度負担とか、いろいろな話の中で出てきておりますが、二十四年度補正予算というものにつきましては、これは御存じのように思い切った規模としております。したがいまして、プライマリーバランスにつきましては、その時...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、我々はその目標に向かってやっているのであって、本気でやっているんですよ。生き物なんだから。  基本的に、マイナス成長のままやれるわけないんですから。それを我々は脱却するために、こういった思い切った改革をやらざるを得なくなったんですよ。その前の三年間、...全文を見る
○麻生国務大臣 何回も、経済は生き物と知っておられる上で聞いておられるんだろうと思いますので、その前提で言わせていただきますけれども、今のは平成二十五年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算というもので出された四ケースのうちの話をしておられるんだと存じます。  これは、今言われた...全文を見る
○麻生国務大臣 国鉄を例に引かれましたけれども、この場合は、県営はちょっと知りませんけれども、市営とかいろいろありましょうけれども、それをやるときには、ある程度市民の理解を得るのには結構慎重にやらぬといかぬのじゃないかなという感じはしますけれども、今おっしゃる趣旨はわかります。
○麻生国務大臣 だそうですと、何か自信なさそうにお答えでしたけれども。  今のことに言わせていただきますけれども、おっしゃるとおりに、これは、平成十九年の一月に道州制ビジョン懇談会というのが設置をされております。その後、平成二十年の三月にこの懇談会で中間報告が取りまとめられて、...全文を見る
○麻生国務大臣 出先機関のいわゆる改革の話は、これは新藤先生の担当なので。  先ほど言われましたように、私のときの、出先機関改革に係る工程表というのを出させていただいたときには、これは地方分権改革推進委員会の第二次勧告というのが出されておりまして、それを踏まえて、時の政府、政府...全文を見る
04月10日第183回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○麻生国務大臣 この調達の話は、これはもう実にいろいろな話がいっぱいありますので、全体として申し上げさせていただければ、税金を原資として調達しているわけですから、そういった意味では、業者の選定に当たりましては、公正をまず図らねばならぬということと、価格の面でも経済性が確保されると...全文を見る
○麻生国務大臣 教育予算の話なんだと思うんですが、OECDの約七割ぐらいだと存じます。  教育予算につきまして、これは、明確な成果目標をきちっと決めて、改善サイクルが働いていくようにすることが大切で、その一連のあれで、今、下村大臣の方もいろいろ、教育委員会の話とか全部されておら...全文を見る
○麻生国務大臣 この資料はおもしろいね。ちゃんとこういうことを勉強している人が、これは役人だからできたんだね。生活の党だからできたわけじゃないだろうと思うけれども、これはよくできておもしろいですよ、この話は。こういう資料はないものね。なかなかおもしろい資料だと思います。こっちはも...全文を見る
○麻生国務大臣 今のこの丸は基本的に合っているんですが、基本的に、今国債を持っておられる方の外国人の株というのは八%、九%、八・幾つだと思いますけれども、それぐらいになっているのは事実。それで、これがまた売られると、さらにその分が外国人に買われると、さらにその比率は高くなる。それ...全文を見る
04月11日第183回国会 衆議院 内閣委員会総務委員会財務金融委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○麻生国務大臣 これは、なぜですかと御本人に伺ってみないとわからぬところではあるんですが。  今の話でいきますと、e—Taxの利用率は四〇・一%ということになっているんだと思いますが、これを法人の消費税申告におけるe—Taxの利用率九二・六%と比べたって、まだ低いですよ。だから...全文を見る
○麻生国務大臣 簡便性を優先する余り、もしかしたらということをやはり税金の場合は考えにゃいかぬのが我々の立場なので、今の、御提案としては拝聴いたしますけれども、直ちにそれがいいか悪いかは、よくよく慎重に検討しないと、うかつなことは申し上げられぬと思っています。
○麻生国務大臣 これは、武正先生、個人の方がいわゆるe—Taxを利用して申告とか申請を行う場合、本人確認の手段として、原則、住民基本台帳に格納しろ、こういう話で、電子証明書の添付を求めるということになっております。  したがって、今度のこの番号制度が導入されることになりますと、...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年八月でしたか、成立いたしております税制抜本改革法、これの中で、いわゆる中間申告義務のない中小企業の方々が計画的に消費税を納税していただけるようにということで、確定申告を待たずに自主的に年一回ということにできる制度が導入されております。  今言われましたように...全文を見る
○麻生国務大臣 従来から、国税庁としては、いわゆるCIO、チーフ・インフォメーション・オフィサー、CIO補佐官などの外部の専門家からの意見などを聞かせていただいて、システムの安定性とか信頼性、そういったものを確保しつつこれまでオープン化を進めてきておりまして、今御指摘のあったよう...全文を見る
○麻生国務大臣 御質問の意味は、五%の普及率の話ですか。どちらの話の質問ですか。
○麻生国務大臣 五%というのは、佐藤先生、これは住基カードの話ね。住基ネットは違いますよ。混同されていると間違いますので。住基カードは五%。カード、持っておられますか。(佐藤(正)委員「持っていますよ」と呼ぶ)よかったよかった。さっき質問した人、持っていなかったものね。いや、驚い...全文を見る
04月12日第183回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(麻生太郎君) 消費税の価格表示についてお尋ねがあっております。  今般の法案においては、与党における御議論も踏まえ、円滑な転嫁の確保や、値札の張りかえなどの事務負担への配慮の観点から、表示価格が税込み価格であると誤認されないための対策を講じていれば、税込み価格を表示...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 近藤先生から三問頂戴をしております。  住宅取得に対する給付についてのお尋ねがありました。  住宅取得に対する給付につきましては、与党税制改正大綱におきまして、所得税に加え住民税による住宅ローン減税の拡充策を講じてもなお効果が限定的な所得層に対して、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 総額表示の特例に関する混乱防止対策についてお尋ねがあっております。  政府としては、今般の法案に盛り込まれた総額表示の特例に伴います消費者の混乱をできるだけ防止するため、事業者など関係者の御意見を聴取した上、消費者に誤解を生じさせにくい値札表記の具体例...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税の価格表示等についてのお尋ねがあっております。  今般の法案に盛り込まれた総額表示の特例により、事業者は、例えば、税率の引き上げに際して、税込み価格であると誤認させないための対策を講じていれば、税抜き価格での表示が可能といたしております。  こ...全文を見る
04月12日第183回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○麻生国務大臣 平成二十五年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明をさせていただきます。  まず、一般会計歳入予算額は、九十二兆六千百十五億円余となっております。  この内訳について申し上げます...全文を見る
○麻生国務大臣 私は当選したとき三十八だったんだけれども、似たような年齢なんだと思いますが、今と全然時代が違うときに当選をしました。  当時大蔵委員会というのがありまして、私はその大蔵委員会に配属になって、平沼先生等々と一緒だった記憶があるんですけれども、そのときに、今のあなた...全文を見る
○麻生国務大臣 今お話がありましたように、ちょっとその前の質問、不服審判所。  あれは面倒くさいんだ。持っていった人はどれくらいいるか知らないけれども、面倒くさい、ごちゃごちゃ。だから、面倒くさいから、みんな、鹿児島だったら保岡代議士のところに頼みに行くわけよ。それで、保岡さん...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、今後とも林先生がこの業界で長いことやっていかれると、できた法律をどこで切るか、どこで変えるかというのは常にぶつかられる問題だと思っております。  一番長く再々々々でやったもので、石炭というのを、私は地元があなたと違って南の方なので、石炭関係六法案の再々々...全文を見る
○麻生国務大臣 林さんに今言いました各地の理財局、理財局は本省にしかないので、各地にあるのは財務局です。済みません、訂正します。
○麻生国務大臣 基本的に、私どもから見て一番のところは、大きなことからまず言わせていただければ、グローバリズムというのがざあっと出てきますと、この二十年ぐらい、これはいい、善であるということでわあっと進めたんですけれども、グローバライゼーションという言葉を進めると格差が広がってく...全文を見る
○麻生国務大臣 詳細は竹内政務官の方から答弁をいたしますけれども、基本的に、これは家族できちっと仕事が受け継がれていくような企業で、十人とか五人とかいう人数とはいえ、きちっと仕事をしていっている企業というもので、おやじが死んだ後、息子が後を継いできちんとしていけるところはある程度...全文を見る
○麻生国務大臣 いろいろ質問を伺いましたけれども、最も格調高い質問の一つですね。大したもの。京都に生まれ育ったんじゃないから、特に外から京都に行って選挙に出たから、もっとよく実感されるのかなと今その話を聞きながら思いました。  いずれにしても、こういったようなものというのは、多...全文を見る
○麻生国務大臣 これは中根先生から基本的には二問いただいている形になるんだと思うんですが、たしか、出身地が岡崎だったな、だから、トヨタやら何やら、三河に近いところなんで、非常に御関心のおありになるところなんだと思います。  与党の税制調査会というところで車体課税等々の話があった...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、非常時のときの緊急に参集させるための体制の構築というのは、物すごく重要なことだと思っております。  大規模な地震というのは、東北でああいうことになりましたおかげで、これはいつの日か東京で起きた場合とか、いろいろなことを考えさせられることになったんだと思い...全文を見る
○麻生国務大臣 検討させていただきます。
○麻生国務大臣 これは先生、税理士、弁理士、弁護士、ほかに調理師もありますから、実にいろいろな士がついているのがあるので、最近は運転士とも言うし、なかなかこの士のつけ方というのに関しては、昔からいろいろ御議論があるところなんです。  今、税理士の話をされました。これは簡単に言え...全文を見る
04月16日第183回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○麻生国務大臣 被災地に対します税制の特例というのは、所得税とか住民税とかいろいろございますけれども、そういった中でこれまでもさまざまなものをやってきておりますけれども、被災地に限ってだけ消費税を減ずるという扱いはなかなか難しいと思っております。  例えば、消費税の実質的な負担...全文を見る
○麻生国務大臣 これは佐藤先生、消費税の軽減税率につきましては、昨年の六月、三党、自公、御党とそれから民主党と、三党の合意を踏まえて、税制抜本改革法の成立において、給付つき税額控除や簡素な給付措置と並んで、低所得者への配慮の観点から検討課題とされております。  与党の二十五年度...全文を見る
○麻生国務大臣 これはなかなか言い方が難しいんですけれども、三回り下で同じという人は、寺田学という人がいたでしょう、あれも全く同じなんですよね。三回り下で九月二十日。丸々同じ。ああいう運命になりますから、なかなか、余り運命は一緒にしない方がいいですよ。人によって大分、人間、生き方...全文を見る
04月22日第183回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) 前回、二月十五、十六にいわゆるG20というのをモスクワでやっております。それから後、今回、四月の四日か、黒田総裁が就任をされて、ここで新たに政策を発表しておられる。それ以降を受けて今回のG20ということになりますので、この黒田総裁以後の日銀の政策に関して...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 十五か月予算を大きなものにさせていただいた一番大きな理由は、それは昨年度の七—九の出た数字が年率マイナス三・五%、GDPで成長率マイナス三・五%という数字が出ておりましたので、このままでいきますと一—三以降は急激に景気が底割れしかねないという数字が出てお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 着手というのが正確な単語だと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 十二日の日の発言のことを言っておられるのだと思いますが、これは閣議後の記者会見において記者の方からがん保険等の認可についての質問を受けたことに答えたものだと記憶をしております。  かんぽ生命のがん保険と単品医療保険商品について、これは郵政民営化法とか、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて申し上げますけれども、今私が、十二日の答弁でしたか、あのときに申し上げたのは、今置かれている状況は、TPPとは関係なく、国内の競争上の点から見て公平を期していないのではないか等々、いろいろ意見が分かれるところが問題なんだということを申し上げているん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは担当は直接だとは思いませんけれども、私どものところに関しましても、それは高橋先生がいろいろな方からアプローチがあったように、私のところにも直接間接にいろんなアプローチがあることは確かです。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にはありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 度々申し上げておりますけれども、郵政をやっておられる会社の方々が、私たちが出している、これをやらなきゃ公平になりませんよという条件が出してありますから、それをきちんと満足させていただければ問題はないということを申し上げております。
○国務大臣(麻生太郎君) 白先生のお話ですけれども、あのときは間違いなく、アメリカとしては六者協議を動かしたいというのが最大の眼目だったろうと思っております。直接話した内容までしゃべるわけにいきませんけど、間違いなくそういう意図があったと思っております。  したがって、ああいう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、これは、社会保障といわゆる一体改革等々、いろいろな前提条件が付いておりますのは御存じのとおりですが、少なくとも税制の抜本改革法で来年の四月に引き上げるということに決められております。  ただし、そのとき、三党合意の中にありましても、今年...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 夜に限らず昼も頑張っておりますけれども。いずれにいたしましても、山東先生、今の段階でまだ言うのは早過ぎると思っております。少なくとも数字とか雰囲気は確かにこの内閣ができましてからごろっと変わった、それははっきりしております。前の内閣に比べたら今度の内閣は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二十五年度の税制改正で、御存じのように、今までは六百万円までの交際費支出の九〇%を損金算入できると決められておりましたものを、今回の改正案では八百万円までの交際費支出の全額を損金算入できるというように改めさせていただいております。  まだ法律が施行され...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国際人という英語がないと思いますので、ちょっとなかなか、海外で通用するまともな日本人ということの定義かしら、それで答えさせていただくことになるんだと思いますが。  人間としてつまらなきゃやっぱり駄目だと思います。これは絶対条件で、横文字が二つ三つしゃべ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御質問のあった点は、例の附則、税制抜本改革法附則第十八条に沿ってということになっておりますので、その中にいろいろ長々しく書いてありますけど、簡単に言えば景気が良くならなきゃやらないということが書いてある。短い言葉で言えばそういうことが書いてあるんですが、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 債務超過になると、経営者用語でいくと、それになりますと銀行が金を貸さなくなる、なぜなら債務超過のところに金を貸せば銀行の方が問われますから。そこが一番、牧野先生、難しいところなんです。  それで、こういった形で急に起きておりますものですから、ここらのと...全文を見る
04月23日第183回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) 先般、四月の十八日に、二回目になりますけれども、中小企業等のモニタリングに係る副大臣等の会合を開催されております。それによって、関係省庁の方から、金融機関の融資姿勢、また貸付条件の変更などの申込みの状況、それから中小企業の資金繰りの状況や倒産の状況等々に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、過日の政府・与党を含めます三党で税制抜本改革法が通過をするときに附則が付きまして、その附則の中で、平成二十三年度から三十二年までの平均において名目の経済成長率で三%程度かつ実質の経済成長率二%程度を目指した望ましい経済成長の在り方に早期に近づける...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 経済指標いろいろありましょうけれども、こういったものは最終的に政治的な判断ということで決まるということになってまいりますんで、そのときには、街角のいわゆるDIというか、ディフュージョンインデックスというんですけど、街角の景気指標とか、そういったふだん余り...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、一番大きいのは、これだけ景気が良くなればと思ってもらえるような経済状況というのが一番大きいと思います。  それから、過日、法案を審議していただいておりますけれども、例えば、例えばですよ、いっぱい物を売っているところ、安売りの店ありますでしょう。あ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは各党でいろいろ御審議をいただいているところでもありまして、来年度、二十六年度の税制改正の中でこの話が討議されてくるんだと思いますが、いわゆる二段階にするとか、二段階にするというのは低所得者層とあれとを分けるという、五%になるところ、〇%になるところ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の二重課税の話、これも今審議の対象になって、三党等々で協議をいただく予定になっているものの一つであります。  いずれにしても、ガソリン税、自動車税、いろいろあるんですけれども、そういったものは地方税としてはかなり額としては大きなものですから、それを仮...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘の点は大変正しい、正しい点だとは思いますけれども、全て消費税を上げる前に決定、八%にするということを上げる前に全て決定しておかなければならないという種類のものではございません。
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、上げる前に、別に弱腰で申し上げているんじゃなくて、なかなか御理解の得にくいところであってみたり、その三党協議の中でどういった協議がなされるかというのはちょっといま一つ政府側では分かりにくいところもありますので今みたいなお答えを申し上げま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 広野先生、もう基本的に、今の時代、グローバリズムという名前があたかも正義のようになっておりますけれども、グローバリズムを急激に推し進めていった場合は、所得格差が起きる、所得格差が起きやすくなるというのは世界で既に実験が終わっていると思っております。したが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 失業率のお話がありましたけれども、アメリカ、六・五に対して今現実七・二%ぐらいになっておりますし、イギリスも同様に高く、今ヨーロッパで一番低くてオーストリアの四・三%ぐらいだと思いますので、日本とほぼ、その点においてはヨーロッパで一番いいところで今の日本...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 広野先生、前、財政金融委員会で御質問をいただいたときに御答弁を申し上げたと記憶しますけれども、基本的には、今言われた円滑化法という法律通ったときに、まあいろいろ、数字はいろいろあったんですけど、三十万とか四十万とか言われて、それが今年の三月で切れて、最後...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 我々としては、三党合意に基づきまして、来年の四月に消費税を三%上げさせていただきたいということで合意をし、それに当たっての判断につきましては今年の十月ということに考えております。したがいまして、その十月には、例の附則十八条に書いてありますように、ありとあ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のとおりだと思いますので、そういったようなものに耐えられるようなGDPを、景気を、そういった指標というものを上げておいた上に、気分として、国民が受ける方の気分として、それくらいのものならやれると思っていただけるようなものにしないと具合が悪いと。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおりに、一番多かったときで、小渕内閣のときで十四兆ぐらいですかね、あれは。それが今や半分ぐらいになっておりますので、七兆ちょっとぐらいのところになったんだと思いますが。  それで、やっぱり我々としては、その間多くのものを犠牲にしてきたことは...全文を見る
04月24日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○麻生国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人日本万国博覧会記念機構法を廃止する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  政府は、行政改革の一環として、独立行政法人日本万国博覧会記念機構を解散し、その業務を大阪府等に承継するため、本法律案を...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、古本先生、議員定数の削減とか、いわゆる選挙区の改正とか、何回もやりました。小選挙区にするときも随分長いことかけて、多くの方が賛成ということで、私らは反対、結果的には賛成ということで通って、今になったら前の方がよかったとか。大体こういった話というのは常に、選...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、基本的には、私どもとして、財政再建をせねばならぬという非常に大きな目的等々が、私どもの国債等々の安定もしくは信用などを考えた場合においては、これは明らかに、日本としては財政健全化のためにきちんとした対応をしているという姿勢が見えないと、これは今大量に発行さ...全文を見る
○麻生国務大臣 お答えしておきますが、副総裁は高村正彦であって、私は副総裁ではありませんので、ちょっと混線をなさらぬと。(古本委員「失礼しました」と呼ぶ)  こういったものは各党各会派で話をしていただかないとどうにもならぬので、私の考えがどうのこうのと言われても、私はもともと全...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるように、これは、大阪の方はただで貸してという話でスタートして、それを賃貸料を頂戴するところまで押し戻すまでにかなりの時間を要したという経緯があります。これは間違いなく、大阪商人と霞が関とがやれば、それは大阪商人の方があきんどとしては極めて交渉は有能だった...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、佐々木先生、万博機構につきましては、平成十九年に独立行政法人整理合理化計画というのがございまして、それの計画に基づいて、大阪府との合意を前提にして廃止することが決められたというのが経緯です。  この計画は、独立行政法人の事業とか事務をゼロベースで見直して...全文を見る
○麻生国務大臣 どこかで調べられたらよろしいかと思いますが、一九七〇年一月一日、朝日新聞の朝刊一面トップです。黄金の七〇年代という議題だったんですが、どういうことが書いてあったかというと、これから学園紛争はますます激しくなる、交通地獄は大変なことになると書いてあって、十幾つ書いて...全文を見る
○麻生国務大臣 村上先生おっしゃるように、行政改革は、行政の機能とか、また政策の効果を最大限に向上させるため、政府に対する信頼を得るためにも極めて有効な取り組みなんだ、基本的にそう思っております。  したがいまして、この内閣として、行政改革というものは、政府一体となって、総合的...全文を見る
04月24日第183回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今回の世界の大きな金融機関の中で、やっぱりキムさん、ドクター・キムが世界銀行の総裁になったというのはちょっと驚きを持って見られた人事だったと。オバマさんの二期目の人事としては最も驚いた人事の一つだったと思います。特に、前の人と比較するとえらい違いですから...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ドクターヘリにつきましては順次その配備が拡大されてきつつあります。平成二十五年の三月現在で全国三十四都道府県に四十機が配備されていると承知をいたしております。一機当たりはこのように年間二億円ぐらい掛かるものだと思っておりますが、これ、買うというよりチャー...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 領海侵犯を侵しているという現実を是としておられるように聞こえるのはちょっといかがなものかと思いますが、間違えないでいただきたいのは、あそこは日本の領土であって、そこのところだけまず頭に入れておいていただいて、違法を犯しているのは向こうであると、この点だけ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、本来国として保有する必要性のない土地という前提に立つならば、速やかに売却し税外収入を得ようとするというのは当然のことだと、当たり前のことを申し上げておりますけれども、書き留めていただくような話じゃありません。  その上で定期借地料というのを言わせ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昭和十年ですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 私、ちょうどそのとき小学校、五つ下なんで、二十八日、私の祖父が私を学校に迎えに来まして、先ほどちょっと申し上げたんですけど、早退をさせられて靖国神社に先ほど行ったというお話をさせていただいたんですけれども、そういった意味で、私にとりましては初めて靖国神社...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、御指摘のように約千三百ページに及びますこんなものを御覧になったと思いますけれども、これにつきましては、これはそれを、特別措置を所管しておられます役所、通産なら通産、文部なら文部、そういったところにおいて、これはその租税特別措置の結果なり効果につい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、この適用実態調査というのは、まず基本的には租税の適用状況というものの実績としてのデータを明らかにするというのを第一目的にいたしております。したがって、この報告書の適用額のところ、一番右になりますが、適用額の欄におきましては、それぞれの制度...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと時間になっていますので、はしょってはしょって申し上げるので、恐縮ですけれども。  これは適用実態調査というものを踏まえて、これ毎年ずっとやっていかないと分からなくなりますんで、そういった意味では、きちんとした対応を毎年やっていっていくことが大事...全文を見る
04月25日第183回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(麻生太郎君) 大胆な金融緩和やることによって銀行におけます預金金利というものが、影響どれくらい与えるかというのを見通すことは不可能、ほとんど困難です。御自分も分かっておられぬし、世界も、世間も誰も分からぬのが当たり前のことなんですが、しかし、一般論として預金金利が物価...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ありがとうございました。初めて正確に呼んでいただきましてありがとうございました。  今の大久保さんの言われたところの、そのもうけた利益が出たところに関して税収が上がる、税収が上がった分を歳出の部分ではどこに充てるかという点に関しては、低所得者層等々につ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この御指摘の三行、いずれも、大阪、尼崎、大阪市ということになって、近所にあるということなんだというのは、地理的にはそういうことになるんですが、地域経済の状況という意味では、大阪府に存在しております事業者数は全国の約八%ぐらいであるのに対して、倒産件数から...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いずれにしても、私ども監督官庁としては、中小企業庁や地方公共団体とよく連絡をして、信用保証制度というものは、元々これは国費によって負担されておるわけですから、それに従いまして、この制度は客観的かつ公正な業務運営が確保されて、大久保先生が言われたように、本...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、事情をまず最初に安倍総理と同じように申し上げにゃいかぬと思うんですが、十二月の二十八日から予算を編成してやって、通常ですと、十二月二十何日じゃ、もう予算原案ができ上がっているころなんですよ。その日からスタートしたんだから、こっちの予算は。  だから...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 経済が余りお分かりになっていない新聞記者も同じようなことを言っておられたんですが、よくお分かりになった上で聞いておられるんだと思いますが、あのときはリーマン・ブラザーズのショックの直後だったんですよ。だから、ああいうものを付けた。付けたのは、私のときに私...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 予算金利を一・八%になぜしたかという理由の御質問でしょうか。  予算金利につきましては、これは予算を編成するときにおいての金利の水準とか、また国債の利払いの不足というものは来すことがないように、常に十分な予算措置をするという必要が、これは昔からそういう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず最初に、四十八兆になったというお話は、十五か月ですから十二か月とは違って三か月多いんですから、そこのところは基本的に、十五か月予算と言っても物理的に三か月違いますので、その部分に差額があるのは当然だと、まずこれが第一点です。  二つ目には、今の時代...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 古川先生の御指摘のこの平成二十五年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算というので、四つのケースを示したうちの三番目だという話で、これは御存じのように三%、そして歳出は伸びないというあのケースのとおりであります。  御指摘のとおり、歳出据置型と言われるこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども御答弁申し上げたとおりですけれども、今、社会保障の充実という話ですけれども、一体改革の実施に伴って支出が増加する部分というのが、いわゆる社会保障の充実の分、それから消費税率の引上げに伴う社会保障支出の充実分、それから消費税率の引上げに伴う地方交付...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回とモスクワと、基本的には、日本のいわゆる円安、株高というような一連の流れが日本の政府の意図的に通貨戦争みたいな形を仕掛けているのではないかという懸念を新興諸国等々から多く持たれ、それをまたあおったマスコミも多かったと思いますけれども、基本的には私ども...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるように、四月四日の黒田新総裁の下での量的、質的な緩和というのは、これまでのものとはかなり違って大幅かつ大胆なものだったと思っておりますし、私どもとしては、評価と言われるのであれば高いと思っております。  目的は二%ということははっきりしました...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 急に振られたのであれですけれども。  無から有とは言いませんけれども、間違いなく名もなきところから世界に売ったブランドって、やっぱりユニクロってでかいと思いますね。商売しておられた方で見て、やっぱりこれぐらい今世界で、どうでしょう、GAPに匹敵するぐら...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 株はやっぱり、これは大門先生、上がったのがいかにも悪いようにちょっと感じられるようなことを言ってもらうとちょっと困るんで、そこのところはよく分かっておられるんだと思いますが、今の言い方を聞いていると株が上がったのがけしからぬみたいなように聞こえましたんで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 規範意識のことに関しましては、これはそれぞれ御本人の胸に手を当てて考えてもらわなきゃいかぬところなんだと思いますので私の方から申し上げるわけにはいかぬのですが。  復興関連予算の使途については、その後いろいろ、昨年からお話もあっておりましたように、国会...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一億と、何となく寂しい感じのお話でして大変恐縮でございますけれども、これは毎年一億、一回も減ったことなく一億ずつ来たことだけは確かでございまして、なかなか厳しい情勢にあって、なかなか文化というと予算が付かなかったということは事実でございます。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、正直言って、法律に落とすときにはすごく書き方が難しいなというのは、私ら実務をやっていた方からいくと、これは書き方が難しいだろうなと、今ちょっと、その話を法務大臣とちょっと今していたところですけれども。  いずれにいたしましても、日本の場合は、株...全文を見る
04月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(麻生太郎君) これは多分一番極端な例が東京だと思いますけれども、東京は多分今、電車等々による通勤が七三%ぐらいになっておりまして、多分共通の都市交通機関を使っているのは世界で一番日本。自動車の通勤は多分一三%から一五%以下になっているんで排気ガスがこれだけになっている...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは先生一番今言われた、例えば車体課税等々を含めまして、これは基本的に地方へ反映する部分が非常に大きいものですから、これは基本的に負担軽減を図るべきだという御意見は誠に私どももよく理解をしております。したがいまして、与党の税制調査会等々でおきましても負...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 余計なことですけれども、あなたの御子息は俺のちょうど三回り下の九月二十日。よく調べていたでしょう。息子に言われて初めて知りましたよ、私も。  今御質問のありましたところですけれども、二〇一五年におけるプライマリーバランスの赤字、対GDP比の赤字の半減目...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 三千六百六十幾つあったと思いますけれども、市町村、それを一千八百まで約半分ということで、あちらこちらで、私のところも十か町村一緒にして一つの市にしたり、いろいろさせて、特例法やらいろいろくっつけて特別のものが出たというところもあったんで、いろいろなインセ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 寺田先生、やっぱり臨財債をやみ討ちでやるというのはちょっと難しいでしょうね、それは常識的に考えてみても。それは一揆が起きるか何かえらい騒ぎになります、それは。とても物理的にもなかなかいかがなものかと思うし、余り品も良くないし、やり方としてはもうちょっとき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、十五か月の最初の三か月なんですが、これは先生御記憶というか御存じのように、衆議院がこの十二月の二十八日、まあ正式に、衆議院というか国会が二十六日に開いて、そこで安倍内閣というのができまして、普通ですと大体十二月の二十五、六日には二十五年度予算が、政...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 社会保障等々、今いろいろなところで、田村大臣のところなんかでやっておられますし、地方交付税、特例公債等々を含めて、これは今総務大臣が担当しておられるところだと思いますけれども、元々は、寺田先生、あれ、三分の一地方に行くというようにしちゃった、あそこからも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いきなり言われたので焦りましたけど、何、日本人の方をもっと応援すべきだということをおっしゃりたいのかな。  これは、平成二十五年度の、財務省におりますので予算の話から。平成二十五年度の予算において、これは復興特会も入るんですが、無利子奨学金につきまして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 言葉はなるべく若いうちに覚えた方がいいですね。役所なんか入って覚えたって大したことになりませんから。
○国務大臣(麻生太郎君) これは、高等教育局長やら文部省やら、いろいろこれ来年度の予算の話できっといずれ、今の谷岡先生の、アジテーションによるというか、何だろう、正しい表現というのはどういう表現がいいのか知りませんけど、お話により、これが一番無難やな、お話によって、多分そういった...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アジアだけ、ないんで、大変恐縮ですが、韓国で二二%、中国で二五%、シンガポールで一七%、私が今ここにございます資料はこれだけでございます。細目、他国を調べて御返事申し上げます。
○国務大臣(麻生太郎君) 今のお話で、新聞報道と言われましたけれども、自由民主党において法人税の話が、二〇%台へ引き下げるという内容という話が出ておりましたけれども、そういった話を私ども財務省として承知しているわけではありません。  ただ、法人税の在り方の検討に当たっては、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃいましたように、日本の場合は確かに法人税率は二三%になっておりますけれども、地方税の分が入ってまいりますので、それを足しますと、地方税が一一か一二、一一・九とかだと思いますので、それを足しますと三五ぐらいになりますので、先ほど申し上げた数字に比...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは多分、担当は主に甘利先生の方なんで、私の方は、エコポイントやら何やらやらせていただいたときにはもうほとんどの野党は反対でしたから。しかし、やってみたら効果があったものだから。ただ、あのときは、お断りしておきますが、財務省も反対ですよ。もうほとんど反...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少々長くなりますので、あのときの発言を言いますので。四月の十二日の発言で、これは閣議後の記者会見において、記者の方からがん保険等の認可についての質問を受けたものに答えたものです。  その際、かんぽ生命のがん保険と単品医療保険商品については、郵政民営化法...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 英語でフューイヤーズとセベラルイヤーズは意味が違います。確かに、二、三年、それ以上、五年。四、五、六がセベラルイヤーズ、二、三、四ぐらいがフューイヤーズかな、大体そんなもの、大体ニュアンスですよ。
○国務大臣(麻生太郎君) 今の藤末先生のは、昨年の十二月の十八日、郵政民営化委員会において、ゆうちょ銀行の新規業務の認可申請に関し意見が取りまとめられたと、この件だと思いますが、金融庁としては、郵政民営化法に基づきまして、これは郵政民営化委員会の意見を拝聴させていただいて、これは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ゆうちょじゃなくてかんぽ生命の方ね、今の話は。済みません。  かんぽ生命のこれは話ですけれども、これは、仮にかんぽ生命から今、申請はまだ、認可申請って来ていませんからね、今まだ。今まだ何も来ていないんだから、ちょっとそこのところ混線しないでくださいよ。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 勘違いしておられると思いますけど、我々は止める気なんぞは全くありません、やりたきゃどうぞと。やりたきゃどうぞなんですよ。だって、何でほかの生命保険会社やらないんです。何でアメリカ一社だけにやられたんです。そこの反省は何もしないで、取られているから何とかし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にそういった申請が出てくれば、その段階で検討させていただきます。これは当然のことです。  それから、今言われましたように、そのときには日本の国内の他の会社がありますから、その会社との競争の関係、公正な関係というものをきちんとしないと、偏った形にな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは財務省としては、これは復興財源というものを確保せにゃいけませんから、復興財源確保の観点から、日本郵政株式の売却価値が高まるというのは、これは重要ですよ、収入に関係いたしますので。  お尋ねのゆうちょ銀行の新規事業は、これはちょっと所管外の話だ。財...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融担当大臣の立場から申し上げさせていただければ、これは今、他の金融機関との適正な競争というのが確立される条件が一つ整うことになろうかと思いますので、業務の適切な遂行がされるためには、売るということによって少なくとも民営化に少し近づくことになりますので、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の話は、商品デリバティブを上場してはどうかという話を、簡単に言えばそういうことを言っておられるんですか。そういうことね、デリバティブを、日本取引所自分自身で商品デリバティブを一緒にしたらと。  今これ、何というの、関係者って、民間の、民民もいますので...全文を見る
05月07日第183回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(麻生太郎君) 鈴木先生から事前に御依頼のありました主要な上場輸出企業として報道されている二十社につきましての外国法人及び外国人個人の保有割合を、これは単純平均、二十社の単純平均してありますが、二八%、約三割弱ということになっております。
○国務大臣(麻生太郎君) 中西先生、御指摘がありましたように、二%の物価目標というのは、これは単年度ではない、これは毎年二%というのを、基本的に物価が上昇する、物価上昇が継続するということを意味しております。したがいまして、所得、雇用の拡大に伴って安定的に行くのか、この物価だけが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に同じような方向に、同じような数値というか、同じような方向になろうと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) もう五年も前の話なので、ちょっと正確に、大分記憶が少し薄れてきていて、舛添先生の話を聞きながらちょっとあのころの記憶をたどっちゃいるんですが。  市町村ではできない、したがって、六、七年前、町村合併というのをやらせていただいた、総務大臣だったんですが、...全文を見る
05月08日第183回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(麻生太郎君) このファイナンシャル・タイムズの記事のところのどこの部分を今問題だと言っておられるんでしょうか。この記事の話だと思いますが、そのどこの話を。
○国務大臣(麻生太郎君) これ、私の寄稿した記事で、予定どおり引き上げるつもりだと考えております。これは今年の十月前後に、附則十八条、税制改革抜本法の中の附則十八条の中で書いてあるのにありますので、それを検討した上で私どもとしては基本的にこれを引き上げる、これによって日本の財政規...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、私どもが寄稿いたしました記事にそうやって書いてありましても、向こうの都合でその部分が落とされる、よくある話です。
○国務大臣(麻生太郎君) これはファイナンシャル記者ともう一回再会を、ワシントンで会いましたので、この部分が抜けておる、しかしこの点に関しては、出す方は向こうですから、我々としては、その点に関しましては、私の記事は、送ってある記事はありましたので、向こうはそれ持っていましたので、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 前政権の結果が良かったと思ったことはありません。  ただし、一月以降、株が上がり等々によって持っている保有株の含み資産が上がった、これによって決算の内容が良くなるということは十分にあると思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 仮定の質問にはなかなかお答えしにくいので、びっくりするほど上がれば言うことないだろうというほど上がるという予想は、これまでの赤字の繰越分がありますので、銀行は今やっと最後の、政府の借入金を返し終わっていない銀行がまだあるぐらいですから、その意味では銀行が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 好きそうな人がいっぱいいますけど、少なくともこれは所管外の話ですので、ちょっと私にあれを求められても困るんですが。  これ最初にこの児童ポルノの規制というのを始めたのは、私が自民党の何かしているときにこれやらせていただいたのが最初だったので、それは一番...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 山田さん、これは時代とともにでして、世の中は表現は変わっているんだと思いますけれども、昔、発禁になった小説というのは幾つもありまして、今の私のところのせがれやら何やら見せても、これが何で発禁になったか理解しないと思います、普通にまかり通っている表現だから...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 全然予定、質問通告されているわけではありませんけれども、勘違いとかいろんな話が、情報が重なるたびに御迷惑を掛けますので。  少なくとも非関税障壁等々の部分でこのかんぽ生命の保険という話が出るんですが、これはTPPの交渉とはそもそも関係ない話なのであって...全文を見る
05月09日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) まず、平成二十五年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明をさせていただきます。  まず、一般会計歳入予算額は九十二兆六千百十五億円余となっております。  この内訳につい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 尾立先生御指摘のとおり、消費税を含みます税制抜本改革を行うというに当たりまして、社会保障制度改革は一体的に進めていくことが必要と、これは当然そういうことになっております。今後の社会保障制度改革につきましては、現在、社会保障制度改革推進法、御存じのように昨...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、尾立先生、いわゆる小選挙区制に変えるときから議員やっていた人の方がもう今少なくなりまして、あのころの騒ぎを記憶している人はもうほとんど国会の後ろの方に座っておられる方なんで、私もその一人なんですが、あのとき世論は全部小選挙区比例代表に圧倒的に世論...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 前に総理大臣やっておりましたときに、元々セメント屋ですので一番関心がありましたんで、地方の橋、六十七万八千橋、地方、市町村道がね、残りが国道ということになるんですが、その六十七万八千橋のメンテナンスが極めて悪い、そのために崩落する箇所、危険箇所幾つあるか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは尾立先生よく御存じのように、国の財務書類というものができておりまして、国の財務状況に関する説明責任の履行の向上、予算執行の効率化、適正化というのを目的として、財務状況の提供を目的として、いわゆる複式簿記とか発生主義とかいろいろな表現はありますけれど...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと最初に。
○国務大臣(麻生太郎君) 地方の分は坂本先生にしていただく。その前の国の方につきましては、この時期、早めに出せというのは全くおっしゃるとおりなんで、これ事務処理の手順の改善とかシステムの導入によってこれは早期化に結構努めてきたところで、平成十五年度のあれは翌々年度の十七年の九月で...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この北方四島の話というのは、これは帰属の問題をきちんと解決した上で平和条約を締結するというのは、これは多分これまでどの政府におかれても一貫して続けてこられた方針だという上で、この点に対して変更があるわけではありませんし、また以前もこの政府の方針を変えるよ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この話に関しましては、これは私どもとして、この話に関して、北方四島の面積についてそのとき前原先生の方から問われておりますので、それに対してお答えしたというのが正確なところであって、前原議員の御質問に答えたという形にはなっていないと記憶をいたしますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 特段、特段何と言われましたか。
○国務大臣(麻生太郎君) これは基本的には、世界百九十何か国あります中で、戦争をお互いにした間柄において、とにかくその後の平和条約が全く締結されていないという国は、時のソ連、今のロシアだけということになっておりますので、この問題はきちんとしないといかぬということでありますので、私...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 個人的なことを申し上げさせていただければ、当時、ルイジアナはフランスからアメリカは買ったし、アラスカはロシアからアメリカが買ったし、それから、何でしたっけ、フロリダはスペインからアメリカが買ったので、国土の領土は売買したことがなく、買ったらどうだと言って...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大阪みたいな人の多い土地と違って、私らのところはもっと深刻。冗談抜きにして、それは、町の中にイノシシやら熊が出てくるというところは長野県なんかいっぱいありますよ。みんな何か都会みたいな顔をしているけど、実際、地元へ行ったらえらいことになっているって、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、中西先生の御質問、この間も日銀法の改正についての御質問をいただいておりましたので、そのときも同様のことを申し上げたと思いますが、これは、日銀法の改正というのは、将来の選択肢としては必ず頭に入れておかねばならぬと思う。それはもう基本的にそう思ってお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今直ちに、日銀法の改正についてどういう状況になったらということを直ちに考えているわけではありませんが、例えば、日本銀行と財務省との意見が全く、財務省というか、政府の意見と全く合わなくなるという状況が続いたりなんかするのはいかがなものかということになろうと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この点につきましても、黒田日銀総裁なり、今の日銀から行った人でいえば中曽という副総裁であってみたり、こういう人たちとのふだんのコミュニケーションがすごい大事なんだと、私はそのように思っております。  少なくとも、よく最近出てくるようになった高橋是清が、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは中西先生もよく御存じのところなんで重ねて申し上げることもないと思いますが、こういう状態になれば、いいこともあれば悪いこともあるのはこれは必ずこの種の話は付き物なので、どっちかいいところもあれば悪いところも出る。金利が上がって貸出金利の方も上がります...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 済みません、ちょっとこれ長くなりますけれども、預金保険機構ということになるんですが、これ、北朝鮮系の信用組合も含みまして日本の法律に基づいてつくられました金融機関につきましては、預金者保護とか信用秩序の維持といった預金保険法の趣旨、目的に沿って、破綻した...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の、御存じのように個別の案件でございますので、ちょっと逐一というのはなかなか控えさせていただきたいんですが、平成二十四年度三月期におきまして、北朝鮮系の信用組合の自己資本比率というのが明らかになっておりますので、これは既存のものとか新規のものとかいろい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この北朝鮮系の信用組合につきましては、これは経営破綻の責任追及をしていく段階において、朝鮮総連、最近あのお坊さんのおかげですっかり普通の方も御理解いただけるようになった、我々にとりましてはかなり昔から問題視しておったところなんですけれども、これは西田先生...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう既に競売手続に掛かっておりますので、これは民法というか民事の話になっておりますんで、御存じのように、民事執行法に基づく手続を経て決まっていく話なので、これ払えなかったときは何とかしろとか、ちょっといろいろ差し挟むということはちょっと私どもとして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 亀岡政務官の方から話がございましたように、これは、拉致の問題というのは、拉致、核、ミサイル、この三つの問題に、いずれにしても日本にとってはこれは非常に大きな問題としてずっと懸案でありました。  昔は拉致の問題などないと言っていた新聞もいっぱいありました...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、五、六万社とかまあいろいろ数字は、みんな勝手な数字はいろいろあるんですけれども、いずれにしても、これは、大門先生、企業はどうしてそうなったかといえば、それはその企業の責任もありましょうけど、たまたま取引先の企業が倒産したために資金繰りが付かなくなっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おかげさまで、八千円台だった株が一万四千三百円というような形になってきておりますので、間違いなく含み資産等々は良くなったと思いますし、株式の運用でやっております年金やら何やらはもう間違いなく内容の資金繰りは物すごく順調になってきている、これだけ株の内容比...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中山先生、ビッグバンを御記憶かと思いますけれども、橋本内閣のときに、ビッグバン、宇宙ができたときのあれをもじってビッグバン、あれ、銀行は結構なったんですけれども、何行潰れましたかね、銀行は。ちょっと数え上げられないぐらい潰れたんじゃないんですかね、あのと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました独立行政法人日本万国博覧会記念機構法を廃止する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  政府は、行政改革の一環として、独立行政法人日本万国博覧会記念機構を解散し、その業務を大阪府等に承継するため、...全文を見る
05月13日第183回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(麻生太郎君) カリモフという大統領がおられるんですが、一九九七年だったと思いますが、日本の閣僚として初めてウズベキスタンという国に行きました。大統領と接見があって、我々、同友会から数十人同行されたと記憶します。  子供のとき、毎週末、日本人捕虜収容所に連れていかれた...全文を見る
05月14日第183回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、一%の話というのは、これはノルウェーの話を例に引いておられるんですが、ノルウェーの人口ってどれくらい。
○国務大臣(麻生太郎君) ハンガリー。ハンガリー、人口どれくらいですかね。私、こっち、一億二千七百万人いますからね。なかなか、小さな人口の数と、一概にこの種の話がすぐいかないというのもまずあると頭に入れておいていただいた上で話をしていただかにゃいかぬところだと思いますが、ここは間...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財務省所管の話だけで答弁を差し控えさせていただきますが。  財務局等々、そのほかにも商工会とか商工会議所とかいろいろございますけれども、そういった中で、広野先生御心配がありましたように、しかるべき窓口を決めておかないとぐるぐる回されて、結果、何の効果も...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 政府として今、国と地方のプライマリーバランスの例の二〇一〇年度水準からというお話、二〇一五年度までに半減、二〇二〇年度までに黒字という財政健全化目標というのを御存じのように掲げておるというところでありまして、これを変更したというようなことはございません。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) しっかりやらせていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) 累進税率につきましては、もう舛添先生御存じのように、これは昭和六十年代以降、これ大幅に累進税率は緩和をされて、昔九〇%近くあったものが四〇%ぐらいまでに、所得分配機能というのはずっと低下させてきたんだと思います。逆に言えば、働くインセンティブというものが...全文を見る
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(麻生太郎君) 農林省と一緒にきちんといたします。
05月16日第183回国会 衆議院 経済産業委員会内閣委員会財務金融委員会消費者問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○麻生国務大臣 今おっしゃったように、消費税を上げて、増税はしたけれども増収にはならなかった、あほみたいなことを前にやったことがあります。一九九七年、主税は所得税、法人税、消費税で四十一兆円、二%値上げしましたので、通常だったら五兆円ぐらい増収になるはずだったんですが、現実問題は...全文を見る
○麻生国務大臣 最初、QUICK、株価かな。
○麻生国務大臣 QUICK、あの例の速報盤の一番下。一番上、やはり上から私は見るものですから、常識的には上から見る、そう思っていますけれどもね。  金利がそれだけというけれども、金利は、七%とか八%の時代から、今は一コンマ以下という時代、随分時代は違っていますから、藤井先生、一...全文を見る
○麻生国務大臣 増税をした結果減収になったというのでは意味がない、私はそう思っております。
○麻生国務大臣 古本先生がおっしゃる意味はよくわかりますけれども、事実だけを申し上げておりますので、時間が限られた中で言うので、四十一兆円だったのが三十七兆円に下がったのは事実でしょう、あのとき三%を五%に上げた、その事実だけを私は申し上げさせていただきました。それに伴って、いろ...全文を見る
○麻生国務大臣 時間もないようですので、附則十八条をよくお読みください。
○麻生国務大臣 四月二十六日の記者会見での発言というのは、これは定例記者会見の際に質問されたのにお答えしたものだと記憶をいたします。  御存じかと思いますが、この規定を直接所管しているのは間違いなく森消費者相でありますけれども、消費税率の引き上げに関連する事項ということでもあり...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、原則はあの段階できちんとした形で出てきておりまして、原則はマルだったと思いますけれども。  いずれにいたしましても、委員会に出て説明をすべきだと言われても、私は予算委員会にとられていますから、そんな簡単に出られないんですよ。ルールを御存じと思いますけ...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも、いわゆる軽減税率をやった場合は、区分はどうするとか、インボイスはどうするとか、難しいのがいっぱいあるのは多分よく御存じのところだと思いますが、一番の問題は、三党で合意していることですよ。(発言する者あり)こういうのは除外していただかないと、答弁に非常に...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、重徳先生、定量的にどれくらいの店がやるだろうかというのを今私どものところでお答えすることは困難なんだと思っております。  この二つの話は、本来は、消費者側ではなくて事業者側から話が来たと記憶をしております。  例えば、アパレル業界で、全て商品に張って、...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、消費者側の立場に立てば、やはり全部内税の方がわかりやすいとか、全部外税にした方がわかりやすいという点は私もよくわかるところなんですが、一番負担をこうむるのは、もちろんお金を払う消費者ではありましょうけれども、それを販売する側の立場に立ちますと、物すごく...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的にそうです。
○麻生国務大臣 八が一〇に上がるのには一年ということになっておりますので、三年に比べればさらに短いということだと思います。
○麻生国務大臣 担当大臣に聞かれた方がよろしいと思いますけれども、基本的には、弱小業者が大手業者にいろいろな意味でという話を考慮して、私どもとして、この配慮に賛成させていただいた経緯です。
○麻生国務大臣 考えておかないかぬと思います。
○麻生国務大臣 消費者の感性の問題だと思いますので、売り上げに直接関連するかどうか、これは何とも、今申し上げる段階にはありません。
○麻生国務大臣 私、消費者というのは、意外と頭脳明晰だと思っています。
○麻生国務大臣 事業者が物を売ったりする等々の商売をして、転嫁の責任を事業者が負うということになっております。
○麻生国務大臣 検討に値するとは思いますけれども、今お答えできる段階にはございません。
05月16日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) 尾立先生おっしゃるように、尾立先生がお幾つか存じませんけれども、これは、黄金の七〇年代、朝日新聞はそう書いたんですけど、やっぱり新聞の予想というのは当てにならぬで、七〇年代というのは最悪の時代でございましてね。七〇年って最初何があったか御記憶の方もないと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今局長の方からも答弁をいたしましたように、これは国有地の多いところ、国有地の全くないところ、地域によって随分差が出てまいりますので、国としては、なるべく地方間の格差を是正していくためにも、ある程度きちんとした対応をせねばならぬという根本があって、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも財務大臣として為替とか国債の金利にコメントするということはないということになっておりますので、基本的に、どこからどう伝わられたか知りませんけど、この種の質問に関しては、常に市場に無用な混乱を招くことを避けるために私どもにおいてはコメントしないと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の日本銀行との共同声明を発表させていただきますまでの間、少なくとも日本銀行とそれまでの政府との間の関係というのはなかなかうまく、しょっちゅう会っていられるというような関係ではなかったんだと存じますが、私どもになりましてから、少なくとも月に一回、二回は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のとおり、先週の金曜日ですかね、何となくこういった感じが出てきたのは金曜日以来だと思いますけれども、円安の進行とかまた株価の上昇ということに併せて国債の金利が上がってきたと。  よく外国人に言わせると、おまえ、コンマ以下の話なんてのはなんと言っ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中西先生、重ねて申し上げますけど、これは、金利と為替等々に関してはまず私どもの方から申し上げることは基本的に避けねばならぬところだと思っておりますが、当然のこととして、ある程度、これは多分、株が上がっているということは、国債を売って株を買っている人がいる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 株屋さんというのは目の付けるところが面白いなと思いました。
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたとおり、いろいろ報道されておりますこの基金の管理主体というものが、これは基本的に、何というの、適切に事業執行を図るべきものなんですが、これに関して、これは、この法案ができましたときからのことをずっと調べてみますと、これは緊急事態とか執行...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) あれは主に通産省、今は堺屋太一というんですが、当時は池口小太郎といったかな、あれ、そういう人がこれを企画されたんですが、まずこれぐらい当たったものもそうざらにはないと思うほどの大きなインパクトと同時に利益も生んだプロジェクトだったと私は、通産省がこれ以外...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 独立行政法人に対します財政支出についてのお話なんだと思いますけれども、これは確かにおっしゃるとおりに、これまでもいろいろ処分をさせていただいたりちょうだいしたり、ちょうだいは聞こえが悪いね、何となく、引き戻させていただいたりいろいろさせていただいておりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融庁の担当いたします大臣の立場としては、関係省庁、主に警察庁とか、厚生労働省の生活保護等々を含めて多重債務になっているところありますので、連携の上にこの問題に対して様々な取組をさせていただいております、事実。引き続き、この多重債務にかかわります問題につ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと正直、今、最高顧問……(発言する者あり)ああそう。検討させていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) ああいう大きな万博、第一回のパリの万博この方、世界万博機構というのがございますけれども、万博のあれだけ盛大に大きなものは多分パリが最初で日本が最後だったかなと思うほど、あれは非常に大きなインパクトを与えたものだったと、私の記憶ではそう思っております。 ...全文を見る
05月17日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○麻生国務大臣 これはもう武正先生御存じのように、いわゆる為替のことに関しましては、財務大臣としてこの種の発言をするということは、いろいろマーケットに対する影響等々を考えて、これまでコメントを差し控えさせていただいておりますので、御承知をいただければと存じます。
○麻生国務大臣 いわゆる為替の相場というものは基本的には安定しているのが望ましいのであって、高くなるにしても安くなるにしても、急激に上がったり下がったりということは、市場に限らず、経済に与える影響もいろいろあろうと思いますので、緩やかに変化というか、上がっていく、下がっていくとい...全文を見る
○麻生国務大臣 輸出に関しましては、いろいろな形で輸出がしやすくなっている部分は確かでしょうが、MアンドAという形で企業進出をしている場合にとりましては、円安イコール、コストが上がるということを意味しますので、円安になれば輸出がすべていいということにはならないとは思います。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、これまで国債が最もかたい金利、利回り、利得を得られる種類の商品だったものが、株がこれだけ上がってくると、株の利幅の方が大きいとなれば、金融業として当然そういったものに振ってくるというのは常識的なところだろうと思いますから、ある程度こういったことが起こる...全文を見る
○麻生国務大臣 このワシントンDCにおけますG20のところで、最初のパラグラフ、上から四行目の「とりわけ、」というところは、これは、日本に対する、円の独歩安等々に対する批判等々に対する答えがこれであって、G20としてはこれを認めるというので、イン・パティキュラーとしてこれだけ別出...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、たびたびお答えを申し上げております年央という言葉が幅広く、数カ月間のあれがあろうとは存じますけれども、いずれにしても、国としては、国と地方とのプライマリーバランスの比につきましては、御存じのように、二〇一〇年度の水準から半減させますのが二〇一五年、バランス...全文を見る
○麻生国務大臣 年央の定義について伺っておられるんだと思いますけれども、六月ということだと存じます。
○麻生国務大臣 六月に計画を出すということをお約束したというふうに理解されていると、間違えていると存じますが。
○麻生国務大臣 繰り返しになりますけれども、検討状況というのを、六月中旬までに策定される骨太方針において、財政健全化の基本的方向を示していく、年央までにというのに変わりはございません。
○麻生国務大臣 繰り返し繰り返しになりますが、今お答え申し上げたとおりです。
○麻生国務大臣 策定していく過程で、七月にかかるか六月半ばで終わり切るか、作業の進展もございましょうけれども、我々としては、今の段階で、参議院の二十一日までに、その二十一日の前にと思って……(発言する者あり)ダブルを期待されている方もいらっしゃるようですけれども、私どもは、ダブル...全文を見る
○麻生国務大臣 武正先生、一番大事なところは、元セメント屋の話として聞いてもらってもいいけれども、セメントというのは、大体五十年ぐらい、メンテナンスをやらないと五十年なんですよ。できましたのが昭和三十年代、高度経済成長から一斉にやっていますから、今ちょうど、昭和でいえば八十何年で...全文を見る
○麻生国務大臣 真面目に答えていたら質問時間が全て終わりそうな、余りにも問題が広範にわたっていますので。財務大臣ということでもありますので、今の御質問は幾つもありましたけれども、財政の話だけに絞らせていただければと思います。     〔委員長退席、竹本委員長代理着席〕  日本...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、先ほど武正先生の御質問にもお答えをしたところなんですが、いわゆる金利とか為替というものに関しては、私の立場からしますと、これは市場に与える影響とか混乱とかいうのを招きかねませんので、これが適正ですとか、円はこれくらいであるべきですなどということは言わないと...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の三本の矢の中で、日銀の金融緩和、それから財政出動、三番目の経済成長という、我々は三つ同時にやろうというのがアベノミクスの、簡単にはその三つを同時に思い切って大胆にということになっているんです。  これは、先生、一番大事なところは実需だと申し上げたのは、金を...全文を見る
○麻生国務大臣 財政の柔軟性があるということは極めて重大なことなのであって、それがないと思い切っていろいろな対応が即時にしにくいというのは、もうおっしゃるとおりだと思います。  幸いにして日本の場合は、国債費がこれだけ高くても、国債を発行しております自国の通貨のみで全て国債は消...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、桜内先生、日本の話をされましたけれども、問題は、海外の方がよほど深刻なんですよ。アマゾン・ドット・コムとか言われましたけれども、スターバックスにしても何にしても、みんなそうですから。一番の問題は、税金が日本に入っていないという話じゃないんですよ。どこにも入...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、小池先生、基本的に、今まではやはり、若年者、高齢者といえば高齢者の方に配慮がずっと多く偏っていた、どれくらいのバランスかと言われると、ちょっといろいろ表現は違うでしょうけれども。若い人に言わせれば、一対九だと言う人もいるし、高齢者に言わせれば、いや、そんな...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、今言われたように、週刊東洋経済、今初めて見た資料なので何ともお答えしようがありませんけれども、これにあわせて、今後景気がよくなるということによって所得もふえるという意味で、その分はある程度考えないといかぬところだと思っております。  したがって、今最大の...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、昨年の三月に成立した改正児童手当法の附則においては、児童手当の支給や扶養控除の廃止による影響を踏まえつつ、そのあり方を含めて検討を行い、必要な手当てを講ずる旨の規定が設けられておりますのは御存じのとおりなんですが、子育て世代に対する財政上の施策ということに...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、小池先生御存じのように、何といっても、この内閣が予算編成を開始したのが一月です。内閣ができたのが十二月の二十何日。大体そのころは、ふだんですともう予算も終わっているという時期に内閣がスタートということになりましたので、今回の場合は通常に比べて大幅に、予算の...全文を見る
○麻生国務大臣 最も長く時間が要りそうなのが一番短くなりましたので。  低所得者対策につきまして、給付つき税額控除というものが複数税率とともに検討をされているというのが今の実態なんですが、私的には、簡素な給付措置を実施することということがこれには書いてあるので、これは、いずれに...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、前々から話題になっていた話ではありますが、特に視覚障害者の方にとっては極めて大きな問題だと思っております。視覚障害がなくても、だんだん目が荒れてくると、五千円と一万円と区別がつかなくなったり、いろいろします。国によっては、大きさを全部変えたりしているところ...全文を見る
○麻生国務大臣 一つだけ質問ですけれども、これはどれくらいにせ札が出るんですかね、ユーロの場合。(佐々木(憲)委員「聞いておりません」と呼ぶ)日本はほとんど出ないんですよ。採算が合わないんですよ、にせ札をつくっても。物すごく精巧にできているから。精巧につくるためには、大体、あのわ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、御存じのように、障害を持っておられる方に関して、平成二十三年の四月の監督指針で、取引記録を視覚障害者でも認識できるように提供するよう努めているかという着眼点を新たに設けてスタートいたしておるというところでありますが、これが今どこまで進んでいるかというのは、...全文を見る
○麻生国務大臣 御要望というか、引き続き障害者の立場に立ってきめ細かい対応ということを言っておられるんだと存じますけれども、金融庁といたしましても、金融機関に対して、できているんだから、さらに徹底するように、意見を下におろすというように、きちんと対応させたいと存じます。
○麻生国務大臣 金融機関が円滑な資金の提供を、貸し付け条件等々の変更に努めるべきというのは、これは円滑化法の期限到来後におきましても何ら変わらないというのが基本でありまして、したがって、金融検査マニュアルとか、また監督指針を本年の三月に改正いたしております。  この点を明記した...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、鈴木先生、基本的なことで一番大きな流れは、やはり景気がよくなりつつあるということだと思いますよ。これは、今までどおりにずっとこうだったら、もっと出なくちゃおかしいと私は思います。少なくとも、三月、四月、そういったもので景気がよくなってくるなという雰囲気とい...全文を見る
○麻生国務大臣 これは配付された資料か存じませんけれども、朝日新聞朝刊の九面、この資料。やばい顔してるね。これは安倍さんの方がはるかに上品な顔に見えますな。  この写真を見て、こういった話ですから、よくやられる話ではありますけれども、私どもとしては、参議院選挙までとかいうような...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、金融機関の方も、長引くデフレの間に、金融機関として、中小企業、零細企業を育成していく、ともに育っていこうというような意識があっただろうか。ないですよ、デフレなんだからと思っていた経営者の方が多いと僕は思いますね、何人もそういう経営者を知っておりますので。...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました金融商品取引法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  先般の金融危機にかかわる諸問題を踏まえ、市場型金融危機への対応、金融資本市場、金融業の信頼性回復、機能強化を図るための規定を整備して...全文を見る
05月20日第183回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 昨年八月に御決議をいただきました平成二十二年度決算審査措置要求決議につきましては、「東日本大震災復旧・復興関係経費の迅速かつ円滑な執行の確保等について」ほか六項目に係る措置を講じましたので、お手元に配付いたしておりますとおり御報告をさせていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう御指摘のあるまでもなくというか、当然のこととして、これは血税をお預かりして、それをもって予算を編成し、それによって予算を執行しておりますので、その予算の執行に不正とか、またある点で、誤りとか計算の間違いとかというようなことがもうないようにという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 全く当然の御指摘なんですが、先生、平成二十三年度というのはまだ数字が出ておりませんけれども、この数字に関しましては四百七十二件、百二十四億というように、少し額は三十何件減った形になってはおります。  これは決して言い訳をしているわけではないんであって、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは国の契約にかかわる実態というのを明らかにするという話ですから、これは基本線的に透明性確保の観点から極めて重要な点だと私どももそう思っております。  たしか今、総務省でこれを主にやっておられるんだと思いますが、少額随意契約を含む調達に関する契約情報...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいまの特別会計予備費の予算計上の在り方の見直しについての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処いたしますとともに、東日本大震災復旧・復興関係経費における復旧・復興との関連性を見出し難い支出についての警告決議につきましては、御趣旨を...全文を見る
05月21日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○麻生国務大臣 「ナニワ金融道」ね。ほかにも、この「ナニワ金融道」に限らず、こういうサラ金とか裏金融とか闇金融の話を話題にしたものが漫画の外題として上がってくる事態というのは、昔ではちょっと考えられない。時代がやはりそういうものを感じているからああいった漫画が出てくるんだと思いま...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、小倉先生、物すごく大事なところだと思います。  基本的には、国は、財政のバランスとしては国債比率がGDP比の二〇%以下ぐらいであったアイルランドが、市中銀行が、デリバティブとは言わぬけれども、サブプライムローン等々何となくちょっと怪しげなものに目がくらん...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、岡本先生、おわかりのところなんですが、基本的に、おい、俺、会社をやるから、岡本、金貸せと。大体、日本、ドイツ、韓国、皆そうですよ。おい、麻生、俺、会社やるから、おまえ、ちょっと出資しろと。これはイギリス、フランス、大体そう。この差は多分、戦勝国と敗戦国の違...全文を見る
○麻生国務大臣 これは質問の通告があっておりませんと思いますので、私の方から。  五社しかないのは確かですから、これがどれくらい育っていくか、また、法改正になりましたので、新たに投資の会社をつくっていこうとするかは、ちょっとこれから先を見ていかぬとわからぬと思います。  ただ...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘ありましたように、証券取引等々が国際化していく中にありまして、個別事案への対応に当たっては、情報収集、情報交換の枠組みというものがきちんと活用されないと、迅速に海外の必要な情報が入ってこないということになるんだと思うんです。  したがいまして、それは不利...全文を見る
○麻生国務大臣 これまで、金融庁ができてこの方、金融処分庁というような悪評が広まっていた、私はそう理解をしておりますが、少なくとも、私、金融担当になって、政権がかわったこともこれありですけれども、少なくとも金融というものは、これから日本の経済が活性化を取り戻すというときに当たって...全文を見る
○麻生国務大臣 資金調達とか業務提携をする際に、関係者が内部情報を含みます意見交換をするというのは必要なことなのであって、そういった意味では、一切の情報伝達や取引推奨というものを規制した場合においては、企業などの通常の業務とか活動に支障が生じることが出てまいります、一切禁止した場...全文を見る
○麻生国務大臣 これは実効を上げないといかぬわけであって、本来の目的は罰則が目的なのではありません。本来の目的は、この種の話の取引をきちんとした規制のもとに置いて、不利益をこうむるという被害を最小限にとどめるというのが本来の目的ですので、実効あらしめないと話にならぬという御指摘は...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、先ほど、岡本さんの御意見だったか御質問だったか、その前の方の御意見だったか忘れましたけれども、基本的に、金融機関が負債を抱えて倒れるというような話ではなくて、いわゆる不良債権問題、正確にはサブプライムローンというのが一番明確な商品名なんでしょうけれども、金...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、階先生、金融機関の秩序ある処理の枠組みということでありまして、G20の合意なども踏まえた上で、市場型の金融危機に対して、金融システムの安定というものを図っていくために制度を整備するというのを目的としております。  したがいまして、この枠組みは、金融市場や...全文を見る
○麻生国務大臣 国会答弁で仮定の質問というのはなかなかお答えできないところなんですが、今の話が全部ということになれば、可能性はありますとしかお答えのしようがないと存じます。
○麻生国務大臣 これは全く御指摘のとおりだと存じます。  あのときに、少なくともこの対処方法についていろいろな御説があったんですが、御存じのように、あの中南米の危機のとき、FRBのボルカーという人がやったときに、時間をかけてこの問題を解決したのと同じように、日本もこれはかなり時...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、階先生、確かに、中小の場合、個人保証等々を含めまして、これは住宅とか住居等々が、簡単に言えば担保に入っているみたいな形になっておりますので、その個々の借り手の状況というのを考えておかないと、貸し付け条件の変更とか、それから円滑な資金の提供とか、そういったこ...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう階先生よく御存じのように、今回の一体改革というものに関して、いわゆる消費税の引き上げは、増大していく社会保障の整備に対する持続性と安心というものの確保を考えて、国が信任を得るために行うものであって、昨年の八月に、三党合意というのができました抜本改革法にお...全文を見る
○麻生国務大臣 CPI、消費者物価指数の総合の前年比上昇率で二%の物価安定目標は、これは金融政策の目標として、日本銀行、当時は白川さんだったんですが、白川日本銀行総裁等々の日本銀行がみずから設定されたものでありますが、政府が目指しております望ましい経済成長、名目で三%、実質で二%...全文を見る
○麻生国務大臣 行政改革、これはもう社会保障・税一体改革とともに、どうしてもやり遂げなければならぬ大きな課題と私どもも考えております。このため、第二次安倍内閣におきましては、総理を本部長として、全閣僚から成ります行政改革推進本部を設置して、行政改革を政府一体となって積極的に推進す...全文を見る
○麻生国務大臣 二つ御質問をいただいているんだと思いますが、一点目の方の、なぜデフレが起きたかといえば、私は、これは資産のデフレーションが一番でかかったと思っております。  端的な例で、株は、当時、一九八九年十二月の末でしたから、二十八日か、あの日に三万八千九百十五円をつけてお...全文を見る
○麻生国務大臣 何となく、子供のときから、通産省とか大蔵省とか、こう残っておりますので、ある日突然に経済産業省、経産省とか言われても、なかなか切りかえができていないんだと思って、ちょっと高齢化してきて、頭のかたさの一部かなと思っているんですが。  今おっしゃいました財金の分離と...全文を見る
○麻生国務大臣 デフレーションによる不況が長期化したという背景には、やはり長いこと、高度経済成長を含めまして、成長に対する期待というものががたっと低下した。何といったって、これはあしたになればまた下がるかもしれぬと思ったら、なかなか消費が進まないということになるんだと思います。そ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは松田先生御指摘のとおり、先ほど言われたのであれば、九七年のアジア通貨危機等々、あの前後の話の、金融国会が開かれた、あのころになりましょうけれども、こういった経験を踏まえて、預金保険制度とか、また現在の金融危機対応措置、預金保険法の第百二条か、ああいったような...全文を見る
○麻生国務大臣 既存のスキームになっております金融危機対応措置、今言われました預金保険法の百二条等々は、これは不良債権型の金融危機、一号とか二号とか、不良債権型の危機に対して銀行の全債務というものを保護するという形から、預金者の信用不安というものによって取りつけ騒ぎが起きるとか、...全文を見る
○麻生国務大臣 金融市場において、極端に流動性がない、枯渇しているとかなくなっているというような状況などにおきまして、現在の金融危機対応措置と同様に、預金保険機構が政府保証により調達した資金の貸し付けを行うということにいたしております。  また、その費用負担につきましては、金融...全文を見る
○麻生国務大臣 預金保険機構のことでもありますので、私の方から預金保険機構のあれについて申し上げる立場にはないんですが、少なくとも、人員の強化というのがある程度図られないと、新しい仕事がどんどんふえるわ、人は全然ふえないわという形になりますと、これはとても対応がし切れない。もし何...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたように、預金保険料ということにつきましては、二十四年度の預金保険料ということで、これはいろいろ欧州の、アメリカよりは欧州の厳しい財政状況とか金融情勢を考えて、日本の金融システムに及ぼす影響というものもある程度勘案して検討をされたというように理解...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、小さな政府、大きな政府、いろいろ表現があろうと思いますが、これは片っ方が善で片っ方が悪ということは常にありませんので、規制を緩和してといって、規制を完全に緩和したら、交通規制なしで交通ルールが守れるかと。そんなことはありませんので、やはり交通規制はきちっと...全文を見る
○麻生国務大臣 今、二つ、三つ、ばたばたと言われましたのであれですけれども、一般論として、ベンチャーキャピタルとかプライベートエクイティーみたいな話のような、いろいろな形の資金供給が出てきて、リスク性のある資金を提供するものが出てくるということは、持続的な経済成長を進めていくため...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと、裁判の内容というか、事案の内容を詳しくあれではありませんが、今、証券会社が今般の改正法に基づく規制に仮に明確に違反した場合は、これは、業務改善命令だけではありません。明確に刑事罰と課徴金の対象ということになります。  まず、刑事罰については、情報を漏え...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、小池先生、今回のこの五%ルールに関しまして、基本的に、銀行の一般的な株式保有というものを促進するというのが目的ではありません。  したがいまして、これは幾つか条件がつけられておりますが、いわゆる事業再生会社については、例えば、裁判所が関与している案件とか...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、基本的には、金融商品取引業の登録申請というものを受けた場合は、金融商品取引法にございます登録拒否要件に該当するかしないかをまず当然調べるんですが、今の御質問は、個別業者に関する具体的な審査内容についてコメントすることは差し控えさせていただきますが、MRIイ...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の場合、残念ながらそのとおりです。
○麻生国務大臣 これは、行政経費との兼ね合いもありますので、なかなか簡単な話ではありませんし、傍ら、国家公務員の数を減らすという方向に今ありますときに、なかなかここだけふやすかという話になりますけれども、先ほどの質問にもありましたように、人数だけ集めてくればいいというものじゃあり...全文を見る
○麻生国務大臣 どういう理由で一緒にしたか。皆さん方の審議を促進させるためだと思いますが。
○麻生国務大臣 提案理由を説明したときにおられたと思うんですけれども、あのときにきちんと御説明申し上げたと思います。「喫緊の課題となっております。このような状況を踏まえ、」と言って、きちんと提案理由のときに説明を申し上げたので、改めて聞かれましたので今のような答弁をさせていただい...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、金融機関の秩序ある処理ということに伴う費用負担につきましては、これは金融業界全体でセーフティーネットを構築するというのが制度の基本的な考え方であります。したがって、現在の金融危機対応措置と同様に、万一損失が生じた場合の負担は、金融業界の事後負担というこ...全文を見る
○麻生国務大臣 今からあらかじめ、どの銀行がどれだけの破綻を来すであろうということを予想しているわけではございませんので、今のうちから予算を計上しているわけではございません。
○麻生国務大臣 御存じのように、投資運用業者にかかわる罰則というのは、今回、虚偽記載は従来の懲役六カ月から三年以下とかいうように、大幅に変わってきているのは御存じのとおりです。  ただ、鈴木先生、一般に、罰則の水準というのは、類似性のあります違反行為の悪質的なのが一つ、また違反...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、元本はそのままにしてやるのと、元本も一緒にというのと、いろいろ商品としてありますというのはもう御存じのとおり、そういう商品があることはもう間違いございません。  ただ、いわゆる投資をした人のレベルによって、それが理解できている人と理解できていない人、これ...全文を見る
05月23日第183回国会 衆議院 本会議 第27号
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○国務大臣(麻生太郎君) カンボジア及びイラクでの自衛隊の活動に関する予算執行の内訳、費用対効果についてのお尋ねがあっております。  カンボジアにおけるPKO及びイラクにおける自衛隊の活動にかかわる予算執行の実績は、御承知のとおり、それぞれ、百十九億五千万円及び九百七十億円とな...全文を見る
05月24日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○麻生国務大臣 違反行為となるか否かということをあらかじめ定めるというためにはガイドラインという話なんだと存じますが、これは目的があるか否かということを総合的に判断されるものでして、一律の、これが基準というのはなかなかなじまないと思っております。  また、かえって、今、潜脱的行...全文を見る
○麻生国務大臣 二つだと思います。  まず、最初の方の、この五%ルールの例外となる会社の要件ということだと思いますが、これは銀行などの健全性の確保という観点から、いわゆる事業再生会社に当たりましては裁判所が関与するのが案件、まず一つです。それから、地域経済のいわゆる再活性化する...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、小池先生、日本の場合は基本的に世界で一番古い会社というのは、おたくの神戸の金剛組が多分世界で一番古い会社、千五百年ぐらい会社をやっていると思いますが、今でもまだ千五百年間続いている会社というのはないので。  日本の場合、企業が少ない、企業が少ないという話...全文を見る
○麻生国務大臣 まず前提として、五%ルールにつきましては、これは銀行の健全性の確保というものを留意して、真に必要とされる場合に限っては規制を緩和するということとしておりますのは、もう御存じのとおりであります。  その上で、具体的な改正の内容ということになるんですが、与党等々にお...全文を見る
○麻生国務大臣 さっきの小池先生の話と真逆みたいな話でして、スコアリングローンなんというようなものは、およそ目ききを必要としないわけでしょう。だって、売上高と債務残高を機械的に入れて、債務超過になっているか否かだけをコンピューターでばっと出して、何の目ききもありゃしませんよ、数字...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、今細溝局長が申し上げたとおりなんですが、住宅ローンというのは、御存じのように、いろいろ種類がありますので、その意味で、長期金利の上昇がいつどのように影響するかというのは、一概には、ちょっと簡単には申し上げられないところがあるとは思います。  いずれに...全文を見る
○麻生国務大臣 このいただいた資料の中で、私は四十一対三十七という話をよくするんですけれども、四十一・九対三十八・五ぐらいになりますので、まあ四捨五入すればもうちょい上の数字になるかなという感じはしますけれども、いずれにしても、消費税を上げた場合、消費に対する意欲は減りますので、...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたように、割に合わぬなと思わせるのは大事じゃないかと。  よく例に引かれるのは、多分、お札の偽造が一番わかりやすい例だと思います。アメリカは、たしかお札の偽造は殺人罪より罪が重たかったと思いますが、そのかわりお札にかかるコストは物すごく安くて、...全文を見る
○麻生国務大臣 やはり西野先生、この十五年間ぐらい続きましたデフレでいきますと、何もしないのが一番かたかったわけですよ。だって、じっと持っていれば物が下がってきますから、金の価値が上がるわけですから。だから、名目金利はずっと低くても、実質金利は上がっているから、企業は金を借りない...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと正確な記憶じゃないけれども、事実だけ。  アメリカとかイギリスとか、少なくともかつての戦勝国側においては総じて公認会計士が発達し、今、負けた側の日本とかドイツとか、韓国もそうですけれども、いわゆる資本が少ないところ、重商主義時代が少なかったとかいろいろな...全文を見る
○麻生国務大臣 けさ、東証があけた途端に五百円上がりましたので、書いた人は、しまったなと思ったと思いますけれども。  株というのはそういうものだと思っています。上がったり下がったりするのが当たり前だと思っていますので、基本的には。また、その後、午後下がって、今また一万四千二百円...全文を見る
○麻生国務大臣 詳しい端数をお聞きになりたければ役人に聞いていただいた方がいいと思いますが、基本的には、短期で回している分に関しましては圧倒的に外国人が多かった、私の感触でもそうなります。
○麻生国務大臣 これはもう前々から申し上げているとおりであって、第一、第二の矢に続いて第三の矢、そこがいわゆる可処分所得がふえることによってふえてくる個人消費の部分であってみたり、給与が上がることによってふえてくる消費増であったりということになります。  そういったものに行くた...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、今、野村だけ名前を挙げられましたけれども、こういうような話は、これは間違いなく、証券会社側の倫理観、いわゆる経営者としてのモラルハザード、いろいろな表現があろうかと思いますけれども、そういったものの著しい欠落といったものがなせるわざなんであって、基本的に、...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、先ほどの頻度の話でいくと、検査対象の業者数は、確かに、おっしゃるように第二種金融商品取引業者で一千二百七十九。それが、この前まで六件とか十四件とかいうのが二十四年度は二十件になっていますので、その程度はふえたということでしょうけれども、言われてふえたので、こ...全文を見る
05月24日第183回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十三年度一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成二十三年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告をいたしました...全文を見る
05月24日第183回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十三年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書、政府関係機関決算書、国の債権の現在額総報告並びに物品増減及び現在額総報告につきまして、その概要を御説明させていただきます。  まず、平成二十三年度の一般会計の決算...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 明許繰越しの事前審査や繰越予算の執行状況の検証などについての御質問をいただきました。  明許繰越しの手続につきましては、執行官庁の負担軽減の観点から、事前審査や承認事務の簡素化を進めてきたところであります。繰り越された予算の執行に当たっては、国会におい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十二年度決算に関する審査措置要求決議の平成二十五年度予算への反映状況についての御質問があっております。  昨年八月、参議院決算委員会において決議された平成二十二年度決算に関する審査措置要求決議の内容は、いずれも重要な御指摘と考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 特別会計の積立金についての御質問があっております。  特別会計の積立金の必要性やその水準の考え方などにつきましては、御指摘の積立金明細表への記載を含めまして、できる限り適切な情報開示に努めているところであります。  ただし、特別会計の積立金の中には、...全文を見る
05月27日第183回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(麻生太郎君) 低所得者対策としての消費税の軽減税率及び給付付き税額控除についてのお尋ねがあっております。  消費税率の引上げに当たっての低所得者対策につきましては、昨年六月の三党合意を踏まえ、八月に成立をいたしました税制抜本改革法におきまして、複数税率と給付付き税額...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 総額表示の特例についてのお尋ねがあっております。  御指摘のありましたように、価格表示の在り方を検討するに当たりましては、いわゆる事業者からの視点と消費者からの視点の両面からの検討が必要であろうと考えております。  このため、今般の法律では、平成二十...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 総額表示の特例及びその影響についてのお尋ねがあっております。  今般の法案に盛り込まれた総額表示の特例により、値札の張り替えなど事業者の事務負担が軽減され、ひいては消費税の円滑な転嫁にも役立つものと考えております。  他方、本特例は、消費者にも配慮す...全文を見る
05月28日第183回国会 衆議院 本会議 第28号
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○国務大臣(麻生太郎君) エネルギー政策に関する認識と廃炉コストについてのお尋ねがあっております。  御指摘のありました経済財政諮問会議におけます私の発言は、具体的な原発事業は電力会社の責任において進めてきたが、一方で、大きなエネルギー政策の方向性は国が示してきたという趣旨で述...全文を見る
05月30日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) 金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条に基づき、平成二十二年十月一日以降平成二十四年九月三十日までの期間につき、六か月ごとを報告対象期間として、その間における破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を、それぞれ、平成二十三年六...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) サッカーくじをつくるときにこの問題は一番問題になったと記憶をいたします。たしか宝くじとサッカーくじ、この二つだけは、今言われましたように、課税の対象になっていないという御説は正しいです。ただし、その代わり払戻金は五割ですから。競輪、競馬は七五%、サッカー...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 自己資本比率を何%、今七・四とか五とかいう話になっていると思いますが、この話を大体八ぐらいをめどにこれまで運用してこられておられる。で、この十年ぐらいは大体八をずっと割っていると思いますが、そういう形になって、一応八、その八が適正かどうかというのは、各国...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金利の上昇が金融機関、いわゆる財務に与える影響をどのように金融庁でとらえているかという御質問なんだと思いますが、これは御存じのように、これは金融機関の財務に具体的にいかなる影響を与えているかということはちょっと立場上なかなか言える立場にありませんので、そ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたとおり、振興銀行は、これは、木村剛等々、結構有名な人でしたけれども、いろんな意味で。この経営陣が、貸金業者からの債権の買取りとか、また親密な友人関係等々に対して大口融資による急激な業績というか業容の拡大ということを図るという、特異なビジ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本の金融システム全体として見れば、私どもは、これは総体的な話であろうとは存じますけれども、極めて健全と考えております。    〔委員長退席、理事尾立源幸君着席〕  また、日本振興銀行の破綻及びその処理という、多分歴史的な教訓ということになるんだと思...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) その時々、その場面場面での金利の動向というものが金融機関の財務に具体的にどのような影響を与えるかにつきましては、これはちょっとコメントする立場というか、ちょっと差し控えさせていただきますが、重ねて一般論として申し上げさせていただければ、これは金利の上昇は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘になりましたように、この財政というものの健全化というものなくしてこれは国の将来も安定したものは得られないと思っております。  したがいまして、今矢継ぎ早によく言われる三本の矢というものを実施させていただいて、持続的な経済成長というものを実現してい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 第二次安倍政権発足後の中で言わせていただければ、三本目の矢というところが一番の問題で、第一の矢、これは日本銀行、第二の矢は主に財務省ということになろうと思いますが、そこの部分は今きちっとした形で対応ができてきておりますので、問題はその三本目の矢、これは主...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 竹谷先生御指摘のとおり、低賃金の勤労世帯の方が消費性向が高いというデータは、確かにそういう傾向にあって、八〇%ぐらいになっているということであろうと思っております。    〔理事尾立源幸君退席、委員長着席〕  もう一点の保育士、介護士ですが、これは保...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは今、金利の急激な変動に伴いますリスクを管理するに当たって、今、中西先生御指摘ありましたように、通称VaRと言われる、バリュー・アット・リスクだったっけな、の統計的な手法というものだけじゃなくて、今想定される最も厳しいシナリオを前提としてストレステス...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう、ゆうちょ銀行というのはいわゆる独立した金融機関でありますので、御自分で、自己責任の下、きちんと経営をやっていかれるのは自主判断にされていかにゃいかぬところなんでしょうし、また、リスクの管理に関しましては、これは今たしか業務部門から独立したリス...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆるFX、フォーリンエクスチェンジでしたっけ、FX取引の話だと思いますけれども、これは間違いなく、第一・四半期、第二・四半期、第三・四半期に比べて、四百兆ぐらいで各四半期行っていたものがいきなり千兆台になっていますんで、二・何倍になってきているという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 内部留保というものは、やっぱり広野先生、これだけ増えた最大の理由はデフレですよ。デフレだから、じいっと持っていたら、だって金の値打ちはどんどん上がるんですもん。どんどん下がっていくわけだから、何もしないでじいっと持っていたらもうかったわけですよ。僕は、そ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 過日のロンドン郊外で開かれたG7のときにも、いわゆるその他のところで出た話題の一つがこれ、正確には日本が提案しておりますんですが。  少なくとも、例えば皆さんお使いのアップルにしてもグーグルにしてもスターバックスにしても、等々の会社はどこに税金払ってい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今般の仙台弁護士会からの話というのを私も今読ませていただきましたけれども、これは仙台弁護士会からの話でもありますので、これは事実確認をさせていただきました上できちんと対応させていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) 振興銀行と今言っておりましたけれども、木村剛らのこの旧経営陣の最初のころのモデルというのは、一応、ミドルリスクマーケットマネジメントでしたかね、何かそんな言葉を使って、何だ、その怪しげな言葉なんて言っておちょくったことも記憶がありますので、私どもは。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 通称IFRS、インターナショナル・ファイナンス・リポーティング何とかと、大体こう片仮名の長いのが付いてきたやつは何となく怪しいなという、思って読まないかぬところなんですが、国際会計基準というので、世界中みんなこれをやっている、全部正しい、これがスタンダー...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、中山先生、日本の場合は、ヨーロッパと言われましたけれども、日本の場合、ドイツの場合、韓国の場合、これは基本的に税理士が発達しております。会計士はほとんど、余り評価される対象ではありませんでした。代わりに、アメリカ、フランス、イギリス等々は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました金融商品取引法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  先般の金融危機にかかわる諸問題を踏まえ、市場型金融危機への対応、金融資本市場、金融業の信頼性回復、機能強化を図るための規定...全文を見る
05月31日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○麻生国務大臣 平成二十三年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を国会に提出し、また、平成二十三年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告をいたしましたので、その概要を御説明させていただき...全文を見る
05月31日第183回国会 参議院 経済産業委員会、財政金融委員会、消費者問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 誠に御指摘しておられる点は、一番重大な点が、これまでこの種の質問の中で最も重大な点を今まで誰も語られませんでしたので、初めて伺った見識だと思って、正直、はあ、初めて出たなというのが正直な実感です。まず正直に申し上げておきます。  今般のこのいわゆる税制...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは附則に書いてある内容、何か難しい話がいっぱい、皆さん方で作られたんでしょうけど、訳の分からないことがいっぱい書いてあるでしょう。普通の人が読んでも全然分からぬことが書いてあるのはもう御存じのとおりで、あなたみたいなプロが見ても、これ何が言いたいのか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これも先生、私一人だけの意見で決まるわけではありませんので、これはいろいろそういったことにお詳しい方々がみんなで知恵を出し合って結論を導いていくんだと存じますが、デフレがこのまま続いているだろうなという状況はなかなか難しいであろうなとは思いますので、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 政権が長く続くかどうかは時の運もあろうと存じますんで何とも申し上げられませんが、先ほど引かれました一九三〇年というのは、御存じのように二九年のウォールストリートの株の大暴落に始まって、時はフーバーという人が大統領、アンドリュー・メロン財務大臣がそのままほ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 軽減税率の話で食料品の話等々、どれくらい具体的に税調なり与党、三党なりなんなりでやっておられるか、ちょっとその詳しい経緯を私どもの方では知らないんですけれども、少なくともこれは法律できちんと社会保障ということを決めておりますんで、その意味においては御趣旨...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一本化の方が便利、話が早いというのはもう当然のことであって、前もそれで内税にしたわけですが。  今、外税一本化という話ですけど、仮に外税にしたら、多分、金子先生、ビールは飲まぬよ、俺はそう思うね。ビールは、あれは半分税金だろう、飲むかな。そういうことに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、いろんな表現は、少なくとももしそういうことになったときのことをあらかじめ考えてやっておるというのが、立て付けと言われましたけど、建前としてはそういうようなものだと御理解いただければと存じおります。  いずれにしても、今回の消費税の引上げをするに当た...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう浜田先生よく御存じのところだと思いますが、消費税というのは国内の消費者というものが、最終的な負担を求める税と。輸出されている場合は国内で売れているわけではまずない。大前提であろうと存じます。  したがいまして、この輸出取引に関しましては、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 感情論として面白くないという話と、私どもの置かれている立場は全然違うんでありまして、基本的には、きちんとした、世界中標準的に行われている国際ルールに従って行われるべきものなんだと思っております。当たり前のことだと存じますが。  したがって、これだけもう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の話は一か国で決められる話ではありませんので、とてもではありませんが、例えば、今話題になっております、国際的にはもっと話題になっているのでいえば、アップル、グーグル、そうですね、アマゾン・ドット・コム等々を始め税金を払っておらぬ。巨大な利益が出ているは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 過日のG7でこの種の話題が次第に上がっております。
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう広野先生と、これまで財金等々、予算委員会等々で何度かこの話につきまして御議論をさせていただいたところですけれども、この消費税を上げるということは、増大し続けております社会保障に対するきちんとした対応ができる、そういった意味での安心の確保とか、ま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国民会議につきましては、今いろいろなことが進んでおるということは存じておりますけれども、内容を詳しく説明するのはちょっとこの場ではいかがかと存じますが、結構いろいろ議論が進められておると理解をしております。
○国務大臣(麻生太郎君) まとめるつもりで頑張ってやっているのが現実であります。
○国務大臣(麻生太郎君) これは今お答えを小渕副大臣からいたしましたように、これはこれまでの三党なり二党なりいろいろな話の中からこの問題は出てきているんですが、やっぱり税源をどうするかとか、その分だけ税収が落ち込んだ分どうするかという財源の問題と、これはいい、これは駄目というのの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) インボイスの話なんだと思いますが、これは通常、本体価格と税額というのはいわゆる別記されておりますんで、インボイス制度を導入すれば消費税等、いわゆる転嫁が容易になるのではないかという指摘が、これはいろいろ昔から聞かれるところなんであります。他方、これ中小の...全文を見る
06月03日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○麻生国務大臣 御指摘のありましたとおり、四海、海に囲まれておりますので、日本の場合は間違いなく、貿易は全て海ないし空ということになろうかと存じます。したがいまして、トン数ベースでいきましたら九九%は船に頼っておりますので、そういった意味からいきましても、船というのは極めて重要と...全文を見る
○麻生国務大臣 これは玉木先生、予算の執行の話ですから、執行されるのは所管しておられる大臣ということになろうと思います。  独立行政法人のヘッドが、そういう経営感覚がしっかりしているのがいるという保証などありませんから。したがって、きちんとした人を選ぶというのは、御自分たちでも...全文を見る
○麻生国務大臣 これは基本的に、河野先生、一九九〇年で約二十兆、二〇〇〇年で約三十兆、そして二〇一一年で四十一兆になっておりますので、十兆ずつこれはふえてきている。もう御存じのとおり、よく年間で毎年一兆円ふえているという数字がこの数字のものなんですけれども、これがこのままでいける...全文を見る
○麻生国務大臣 これは委員御指摘のとおり、国の決算のいわゆる参照書類ということになりますので、国の債務に関する計算書ということでありますから、国庫債務負担行為の債務負担額などに、複数の省庁で、今言われましたように百六十二カ所の誤りがあることが判明をしております。過日、平成二十一年...全文を見る
○麻生国務大臣 最初の方の御質問に対して言わせていただければ、全治三年を要しますと申し上げたのが一年で終わったのが一番問題だったと思っています。それが全てです。  それから、三段ロケットと今回の三本の矢とどう違うのかというのは、あのときはリーマン・ブラザーズという金融システムが...全文を見る
○麻生国務大臣 通常、経済が回復していく場合には、まずは設備投資等々、また政府支出。GDPに占めます三つの大きなものは、御存じのように、設備投資と個人消費と政府支出、そのほかにも純輸出とかいろいろありますけれども、大きくはその三つ。そのうちの中で今二つとまっておりますので、まずは...全文を見る
06月04日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十五年度税制改正法につきましては、委員の皆様に精力的に御審議をいただき、本年三月二十九日に可決、成立をいたしております。  この税制改正法、すなわち所得税法等の一部を改正する法律の一部の規定が、法律案の要綱や平成二十五年度税制改正の大綱等で御説明...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、不正行為がやり得ということにならないように適切に違反抑止を図っていくことは、これはもう当然のことで、極めて重要なところだと思っております。  一方で、罰則の水準につきましては、今、尾立先生のお話がありましたように、他の規定との...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたAIJの再発防止策に関しましては、昨年の四月に年金運用に関する有用性の高いいわゆる情報を収集する専門の窓口、いわゆる年金運用のホットラインを開設をさせていただいております。年金運用の専門家による分析を加えておりますほか、昨年の十二月に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、見解でありますけれども、いわゆる正式に公表される前の会社情報というものが閲覧をされて株式の売買が行われるということは、これは市場の公平性を著しく損なうということになります。これは当然のことであります。したがって、上場会社におきましては情報管理という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 長く土地本位制をやってきていますので、御存じのような背景というのはもう先生よく御存じのとおりなんだと思いますが、基本的な考え方としては、金融機関は、いわゆる土地等の担保に過度に依存ということではなくて、事業の収支とか経営者の能力とかいろんなものを、目利き...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最初の御質問に関しましては、これは、いろいろな金融商品というか、そういったものが出てきたというのは、借り手の方としては選択肢が増えるということを意味しますので、それが信用あるものであれば、極めて選択肢の幅が広がった点は歓迎されてしかるべきところだと思って...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最もリスクを取るということをしない業種が多分金融業だと思っておりますので、半分ね、なかなかそんな度胸のある頭取いますかね。ちょっと正直、私の知っている範囲でなかなかそういう方を最近見かけませんけれども。  いずれにいたしましても、それは一つの、ビジネス...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは野上先生御指摘になりましたように、五%ルールというものがそもそもできた背景というものは、当時株の持ち合いやら何やら激しい時代、激しいというか多い時代もあった、あの時代にスタートしておりますけれども、いわゆる銀行が貸金業という本業以外の部分の方に事業...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 野上先生の御指摘のありましたとおりに、これは地域の金融機関におきましては、いわゆる企業をコンサルトする、そういったコンサルティング能力の向上、そしていわゆる経営を改善していくような支援等々をきちんとさせる、また、ある程度リスクを取らないとできませんので、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは御指摘のありましたとおり、リーマン・ブラザーズのときが一番いい例だと思いますが、アイルランドが一番適切かと思います。アイルランドの対GDP比の債務はたしか二〇%、日本の二〇〇%のちょうど十分の一ぐらいだったんですが、アイルランドは財政破綻しました。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これまでもいろいろ役所の方から説明をさせてきておりますとおりに、円滑化法の期限の到来ということに伴いまして、金融機関として引き続き貸付条件の変更などなど円滑な資金供給に努めるよう検査監督を徹底するというのに加えまして、中小企業などが真の経営改善を図るべく...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、これは、預金保険法第百二条というのは、既存の金融危機対応措置というものについて、これは不良債権型の金融危機に対して銀行の全債務を保護する等々いろんなことを書いて健全な借り手を保護するものになっておりますが、先ほどアイルランドの例を引きまし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今、多分世界中で一番大きな話題で、加えてその人たちが税金を払っていないという問題もありますからね。まともな市場を提供しているのは日本でありアメリカであり、そういったところは市場は提供しているわけで、間違いなくそういったシステムから何からを。で、利...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはファンドに限った話ではありませんけれども、この間、アメリカの、先週でしたか、アップルが、アップルってコンピューターのというか、何だろうね、iPadのというか、あのアップルがアメリカの国会で査問というか、を受けております。そして、基本的には、ほかにも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは基本的に透明性を高めるという話を多分しておられるんだと存じますけれども、この金融商品取引法で、有価証券に投資するファンドが公募によって広く一般から資金を集める場合には、半年に一回、いわゆる運用状況などを記載した報告書を提出し、公衆に縦覧するというこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、FX、フォーリンエクスチェンジ、外国為替のレバレッジ、証拠金ということになりましょうか、これはもう確かに二十五倍というレバレッジになっておりますので、こういったものを含めまして、これは確かに十万円積めば百万円のこれできるんで約十倍ということになります...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、大門先生、アメリカの銀行に比べて日本の銀行は内容いいですからね、これ、それほど緊急に迫られているという必要がないというのも一つ、これ非常に大きな日本という金融業界における条件の一つなんだと思っておりますが。一般論として、これベイルアウトがいつでもあ...全文を見る
06月11日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、尾立先生から御指摘のありましたように、時間が限られていたこともありますけれども、この中からかなり利用させていただきました部分がございますので、何点か説明をさせていただきたいと存じます。  平成二十五年度の改正におきましては、今般の調査で適用件数が少...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたこの報告書を、エクセルとかいろいろありますけれども、データ形式で提供することについては、現行のシステムで対応するというのはちょっといろいろ困難なところがあるんですが、御指摘のように、利用しやすい形に出す、提供するということは大変重要だと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう御存じのように、租税透明化法施行規則第五条第四項というのがございまして、その中で、「法人ごとに、その名称に代えて、当該法人を識別することができないようにするために付された番号」というように規定されておるのがそもそもの経緯であるということをまず御...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは元々の法律ができた経緯が、いわゆる先ほど申し上げましたように、当該法人を識別することができないようにするためにというところが最初から決まっておりますので、法律を執行する立場の私どもとしてはここのところをきちんと法律の趣旨にのっとってこういった形にさ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) GNI、グロス・ナショナル・インカムの略、国民総所得ということになろうと存じますが、昔からこれはGDPと対比されて使われる形で、先生のように経済学そこそこきちんと分かっておられる方というのはGNIという言葉は結構昔から使われていた言葉ですけれども、新聞に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 分かっておられる方と分かっておられない方と世の中ではいろいろおられると思いますが、いろいろな意味で使い分けられたりする部分もいっぱいあるんだと思いますよ、これは、正直なところですけれども。ですけれども、企業がどういった形で配当をするか等々によって今の話は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のおっしゃること、よく分かるところではありますけれども、先生、池田内閣の所得倍増のときに生まれておられたかどうか存じませんが、あのとき、あれがいくと思った人は一人もいませんから。私はそのころまさに生きていましたので、あれがいくと思った人は一人もいません...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今年の五月のロンドン郊外でのG7の蔵相・中央銀行会議におきまして、その他の部分でこの租税逃れの話は日本から提案をさせていただいております、始まって以来のことだそうですが。ちなみに、OECDの租税委員長は今日本人です。選挙で選ばれた日本人がやっております。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 尾立先生、公共サービスといわれるようなものに関して、いわゆる必要な財源を確保するということは、これは物すごく大事なことだと思います。先ほどの国際的に節税をしているというか、抜けているところに関しても、あれはきちんとしたサービスという、ディストリビューショ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回御提案をさせておりますこの法案ですけれども、既存の制度では十分に対応できない金融危機というシステムの危機というものに関して、市場型金融危機とかいろいろ表現がありますけれども、これは国際的な合意というものをある程度踏まえて、前回のリーマン・ショックのと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう中西先生御存じのように、AIJ関係という中で出てくる厚生年金の運用ということになりますと、これは私どもの所管ではなくて、これは厚生労働省の所管ということでもありますので、これを金融庁がちょっと差し込んでこれはと言うのはちょっと適当ではないんだと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) なかなか痛いところなんですが、これは厚生年金基金がプロ、プロって特定投資家と訳すのかな、特定投資家というようなものになるための要件は限定することとしているというように今度の改正法案でなっておるのは知っておりますが、その結果、いわゆる特定投資家として取り扱...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 投資信託というものが、そうですね、中西先生、これはやっぱりみんなフローからストックにかなり資産をある程度持たれた方々の絶対量が増えているんだと思いますね。私らのときにはやっぱり投資信託というのはそんなに大きな量を占めるものではなかったんですけれども、今で...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 非常時のときのネットワークの話ですけれども、これはもう御存じのように、あの種の事件、あの種の事件というのはどの種の事件かと言われたら、まあ一番目立ったのは多分九・一一が一番激しく目に見える形だったと思いますが、その後リーマンの話も似たような話でしたし、そ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) インターネットを使いました専業の銀行につきましても、この情報システムの危機管理というものにつきましては、これはちょっと他の金融機関よりもっとサイバー攻撃等々なんかに弱い部分というか、影響を受ける部分が大きいということもございますので、他の金融機関と共通す...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 広野先生御存じのように、今回のこの金融商品取引法では、いわゆるファンドを含めまして、市場関係者に対して、相場の操縦とかインサイダー取引などは禁止する一方で、いわゆる株式などを大量に保有する場合は、一定規模以上の空売りを行っている場合の情報開示の義務付け等...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 政令指定の範囲のお話ですけれども、これは市場発の金融危機、市場から出てきた金融危機に対して金融システムの安定を図るためには、これは金融業全体を対象とすることは基本としておるんですけれども、その上で、今回の枠組みを準備する必要性とか通常の金融監督というもの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) やっぱり我々が学校で習った経済とは全然違ったものになってきたのが最近の経済だと思っております。  少なくとも、日本の経済見ましても、どうでしょう、広野先生、武村正義大蔵大臣のときに、財政破綻ということを最初に使われたのはあの方だと思いますが、あのとき、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは御指摘のありましたように、金融機関のいわゆる処理、いろいろな秩序を伴う処理の費用負担につきましては、これは基本的には金融業界の事後負担というものを原則としております。これはもうここに書かれておるとおりであります。  これによって、問題は著しい金融...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえまして配慮してまいりたいと存じます。
06月17日第183回国会 参議院 本会議 第27号
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○国務大臣(麻生太郎君) 質問九、電力会社等から受け取った政治献金についてのお尋ねがあっております。  政治資金関係につきましては、法令に従い適正に処理しており、その収支は収支報告書に記載されておるとおりであります。今後とも、政治資金規正法や国務大臣等規範を踏まえ、国民の信頼を...全文を見る
06月19日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○麻生国務大臣 平成二十五年度税制改正法につきましては、委員の皆様に精力的に御審議をいただき、本年三月二十九日に可決、成立をいたしております。  その税制改正法、すなわち所得税法等の一部を改正する法律の一部の規定が、法律案の要綱や平成二十五年度税制改正の大綱などで御説明してきた...全文を見る
○麻生国務大臣 山田先生御指摘のとおり、仮に日銀が金融を緩和しても、その金が銀行の預金の中に日銀当座預金としてマネタリーベースがふえるだけでは、いわゆる金が散っていくということにはなりません。銀行からお金が借りられて初めてマネーサプライと言われるもの、市中に回っていくんですが、い...全文を見る
○麻生国務大臣 資産デフレの最も怖いところがそこなんだと思っております。  とにかく、敗戦後六十数年間で我々は数々の不況というものをやりましたけれども、デフレーションによる不況というのをやった経験はありません。したがって、私どもはその対応を間違えたというのは率直に、これは全員間...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう、今御指摘のありましたように、本来は消費者庁の所管いたします特定商品預託法により規制されておりまして、本来ですと金融庁としては所管外ではありますけれども、多くの消費者に対して影響を及ぼした重大な事案である、そのように考えております。  これは関係者が結...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の、期限を迎えております分は三十億ドルに当たりますが、これは日韓通貨スワップにおきましては、二〇〇五年に取り決めを締結して以来、二〇〇七年、二〇一〇年と更新して、今日に至っております。先ほどお示しいただいた、あのグラフの高いところに当たるときですが。  この...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたように、今話題になっております三十億ドル、これは日銀の分で、日銀が表に立っているという分ですが、残りの百につきましては今御指摘のあったとおりであります。  それで、外為特会が保有しておりますいわゆる外貨資産は、これは日本の通貨の安定を実現する...全文を見る
○麻生国務大臣 G8サミットで、いろいろ報道されておりますけれども、この長い英語の文章の最後のところにハウエバーという、そこの二行だけが指摘されたところで、あとのところは総じてポジティブ、極めて好感を持って迎えられたというのが事実。日本だとこの二行の方だけが大きく書かれていますけ...全文を見る
○麻生国務大臣 今何点か言われたんですが、社会保障の分野につきましては、社会保障国民会議等々で今いろいろな議論をなされておるところです。こういう一般歳出のかなりの部分を占めるこの分野が下がらない限りは、全体として毎年一兆円に上る社会保障というものが今後続いていくという前提でこうい...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われたとおり、来年の四月ごろどうなっているかというところは、これはことしの十月以上に、来年の四月ごろどうなっているかの方が現実問題としては重要な問題なんだ、私はそう理解をしております。したがいまして、この十月、大体半年ぐらい前にという話で、今、十月ということに...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと時間がないみたいなので、六十年公債のルールの方の観点ですか。
○麻生国務大臣 これは、六十年償還ルールというのは、もうよく松田先生御存じのとおりなんだと思いますけれども、いわゆる公債の発行によってつくり出される固定資産が国民の生活向上等々に役に立つから等々の理由で、その見合いとなる資産が平均的な効用というのを発揮し得る期間を、目安として大体...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、今言われましたように、国民生活に大きな影響を及ぼさないようにというのを最初に考えて、所得税法等の改正を改めてやり直すというのは、これはちょっと幾ら何でも、もう既にそれを前提にして経済的行為が行われておりますので、そういった意味では、今回のところは、まずは大...全文を見る
○麻生国務大臣 財務省が並の官庁に成り下がったというのは、ほかの官庁に対する差別も甚だしいと思いますが。言葉を改められた方がいいですよ。それが率直な感想です。
○麻生国務大臣 金融機関を一つだけぱたんと倒すんじゃなくて、金融機関の秩序ある処理を講ずる場合においては、今言われました預金保険機構が金融機関の業務の遂行とか財産の管理、処分というものを監視して、必要に応じて助言とか指導とか勧告することになっているんですが、これに加えて、当局は必...全文を見る
○麻生国務大臣 一—三月でありますけれども、全産業の設備投資はマイナス三・九四%の減です。その内訳として、製造業で八・三%の減、それから非製造業で一・五%の減ということになっております。  設備投資がマイナスになっているんですが、今でもマイナスではありますけれども、昔は八・何%...全文を見る
○麻生国務大臣 もう一個言わせていただければ、多分、設備が古くなった、したがって、耐用年数等々の考えをという点がもう一個加えられると存じますけれども、とにかく、今言われましたとおり、需要と利益が基本だと存じます。
○麻生国務大臣 これは、仮に税が減税をされますと、先ほど言われましたように、いわゆる収益というものがふえるということになりますので、その意味で言われたのであれば、二番目の点に関しましては、多少なりとも効果があることははっきりしていると思います。  また、よく法人税減税という話が...全文を見る
○麻生国務大臣 たまりたまって四百七十兆円ぐらい。四百七十兆ですよ。薄気味悪いぐらいの金が内部留保でたまっておるわけです。その金が、金利もつかない金をじっと抱えっ放しでこれだけずっと大きくなってきておる状況というのは、これは基本的に、それに課税しろと言った方もおたくに近い方でいら...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるとおり、給与が上がっても可処分所得が減ったら意味がない、当たり前の話であります。  御存じのように、少なくとも、先ほど黒田総裁の答弁にもありましたように、いずれも今のところの指標は全てプラス、上に向いて上がってきております。  あれだけ大きな、異次元...全文を見る
○麻生国務大臣 このアベノミクスが始まった背景は、基本的にはデフレからの脱却です。これが最終ターゲットです。まだデフレから脱却していませんから、全く。したがって、デフレからの脱却のためには、二%のいわゆるインフレターゲットというものをオープンエンドでやりますということが日銀の意思...全文を見る
○麻生国務大臣 何か、シニアのリスクマネーを狙い撃ちするのが成長産業であるかのごときお話ですけれども、それはちょっといかがなものかと思いますが……(鈴木(克)委員「だから、そうであってはならないということです」と呼ぶ)何となく、言い方がそういうように聞こえるので。やはり、気をつけ...全文を見る
06月21日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○麻生国務大臣 平成二十一年度におきます金融庁歳出決算の概要を御説明させていただきます。  平成二十一年度の当初予算額は、二百十六億六千七百十万円余でありましたが、これに予算補正追加額十九億九千六百四十五万円余、予算補正修正減少額九億三千三百八十八万円余、予算移しかえ増加額三百...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま会計検査院から御指摘のありました株式会社整理回収機構の資金につきましては、新たな財政措置を回避しつつ、住専債権の回収等の業務を円滑に終了するための措置等を講じた預金保険法の一部を改正する法律に基づき、当該資金の全額を住専二次損失の政府負担分の充当財源とすべ...全文を見る
○麻生国務大臣 福田先生、これはすごく大事な観点だと思います。  基本的に言って、経済政策というのはいろいろ、その国によって、そのときの政府だったり、そのときの政治家の判断によって違うと思います。  一九三〇年の話をされましたけれども、一九二九年に、御存じのウォールストリート...全文を見る
○麻生国務大臣 福田先生、やはり二十年間デフレーションによる不況というのがしみつきまして、金融機関は、じっと銭を持っておきさえすれば、間違いなく物価が下がって銭の値打ちは上がったんですよ。だから、何もしないでじっとしているというのは確実に利益が出た。金利はと言うけれども、実質金利...全文を見る
○麻生国務大臣 今最初に言われたところはすごく大事でして、やはりこの二十年間ぐらい、デフレーションというけれども、これは日本だけの話でして、ほかの国はデフレーションじゃありませんから、そういった意味では世界で初めての経験を日本はした。  少なくとも、戦争が終わって六十何年間で、...全文を見る
○麻生国務大臣 今、アジア、ASEANに限らず、多くの国々に日本の企業が進出をしておりますが、基本的には、金融システムとか損保、損害保険等々のシステムがそこにない。最近の例でいけばミャンマーが一番いい例かもしれませんけれども、ミャンマーに工場進出をといっても、工場が出ていって、そ...全文を見る
06月21日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○麻生国務大臣 平成二十一年度財務省主管一般会計歳入決算及び財務省所管の一般会計歳出決算、各特別会計歳入歳出決算並びに各政府関係機関決算につきまして、その概要を御説明させていただきます。  まず、一般会計歳入決算について申し上げます。  収納済み歳入額は百五兆七千三百三十一億...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十一年度、平成二十二年度及び平成二十三年度に関し、ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につき、財務省のとった措置について御説明申し上げます。  会計検査院の検査の結果、不当事項として、税務署における租税の徴収に当たり、徴収額に過不足があったことなど...全文を見る
○麻生国務大臣 今副大臣から申し上げましたとおりなんですが、基本的には、復興予算、事を急いだ、いろいろな事情があったにしても、何となくちょっとおかしいんじゃないかという疑惑を持たれるところが問題なのであって、そういったところをきちんと踏まえて、今後疑念を持たれないようにするのが大...全文を見る
○麻生国務大臣 補足をさせていただきますが、これは、大岡先生、一国じゃできません。したがって、こういうのは主にOECD加盟国ぐらいの経済水準というものを対象にやるべきであって、これを脱税とよく書いてありますけれども、それは間違いです。合法的にやっていますので、これは節税であって、...全文を見る
○麻生国務大臣 税務行政を取り巻く環境というのは、言われたように二点。件数がふえた、二つ、国際化している、その二点が一番問題なんだと思います。思いますけれども、質、量ともに極めて厳しい状況になりつつあると思っております。  こういった中にあって、定員という面からいきますと、これ...全文を見る
○麻生国務大臣 スズキ自動車というのはいい会社だと改めて、おちょくっているわけじゃなくて、やはり民間のああいった会社にいるとなかなかのものだと思いました。  それは、今言われたのは全く正しいのであって、税務署というのは、余り好かれる職業じゃありませんから、無理してなりたいという...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、各国、特に先進国は税収減に悩んでおりますので、税収増を目指すためには、少なくとも、今税を納めていない、利益を出している企業から税を取りたい、これが基本です。  それに当たりまして、各国、ケイマン諸島とかバミューダとかいろいろありますけれども、そういっ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘、まことにごもっともだと思っております。  基本的に、今言われましたように、二〇一五年とか二〇二〇年という中期的な目標がありますのは、一応、PBを一つの目安にしておることはおっしゃるとおりです。  それを可能にしてきたのは、間違いなく、金利が高かった、七...全文を見る
○麻生国務大臣 私は、小泉先生、今回のデフレの最初の発端は、やはり資産のデフレーションが一番だったと思っております。  例を挙げれば、一九八九年十二月末、日経の株式平均価格は三万八千九百十五円だったんです。三万八千円がただの八千円にまで、正確には七千五百、何百円まで落ちましたの...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のとおり、小泉政権時代に、サプライサイドに偏った金融政策というのが主な時代でありました。  私らのように実業界から来た人間から見て、少なくとも、需要がないのに金だけをふやしたって、そんなものは銀行の中に金がたまるだけであって、銀行から先、いわゆるマネタリー...全文を見る
10月18日第185回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 五兆円規模の新たな経済対策の財源についてのお話があっております。  新たな経済対策につきましては、経済成長による税収の自然増、二十四年度決算の剰余金、二十五年度予算の不用などを最大限に利用することにより所要の財源を確保してまいりたいと考えております。 ...全文を見る
10月21日第185回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○麻生国務大臣 御存じのように、金融監督庁というのが、最初にできたのは九十何年でしたか、できたんですが、そのときの状態は、御存じのように、アジアの通貨危機等々で長銀が潰れるとか不動産銀行が潰れるとか、どでかい金融がばたばた潰れていった後だったこともこれありで、金融庁としての主な仕...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、総理になる前の年でしたから二〇〇八年だったかな、この話は、たしか文春だか中央公論だかに寄稿した文の中の話を引用しておられるんだと存じますが、そのときにそう申し上げたことは間違いなく事実、その種の提言をさせていただいたことは事実です。  ただし、この公的年...全文を見る
○麻生国務大臣 みずほ銀行のコンプライアンス委員会並びに取締役会というのが、この資料にありますように、八回開かれておりますということなんですが、お断りしておきますが、個別の金融機関の検査内容にかかわることなので、コメントすることは今現在では差し控えさせていただきます。  ただ、...全文を見る
10月22日第185回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○麻生国務大臣 ここに書いてある「成長戦略並びに事前防災及び減災等に資する」という、二の「等」、その「等」の話ですか。(松野(頼)委員「そうです。財務大臣じゃなくていいです」と呼ぶ)ここは「等」がいっぱいありますので、ほかにもある。どの「等」かはっきりしておかぬと、後で、あら、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、今申し上げましたように、箱物とかいうような感じではなくて、今、特に、現実論として、この八%というようなもの、簡単に言えば三%ふえた分ぐらいで、正直言ってこれに回せるほどの金はないです。それが正直な実際です。だから、箱物やら何やらに行くもっと手前にする話...全文を見る
○麻生国務大臣 これは今、まだ繰り入れられる段階ではなくて、まだ予算編成の段階ではやっていないと思いますが。
○麻生国務大臣 基本的に、この八千億の前倒しの分は、今、我々としては、その分だけ税負担が軽くなった各企業に対して、その企業が支払っておられる人件費に充ててもらいたい、八千億はそのまま人件費に充ててもらいたいというお願いをずっと……(発言する者あり)いやいや、言っていることはそれで...全文を見る
○麻生国務大臣 重ねて申し上げますけれども、まず、復興特別法人税と復興特別所得税と二つ分けないといけないんですが、この復興特別所得税……(松野(頼)委員「会計は一緒です」と呼ぶ)会計は一緒だけれども、分けないと話が込み入りますから。これは二人だけで話しているんじゃないからね。だか...全文を見る
○麻生国務大臣 これは浅尾先生御存じのように、個人事業主については、基本的には、所得税を納めるという必要がなければ申告義務は全くありません。したがって、国税庁におきましては、個人事業主のうち申告を行っていない人の数がどれくらいかと言われても、ちょっとその数を把握しているわけではあ...全文を見る
○麻生国務大臣 いろいろこれは、昨年、中小企業、資本金一億円以下だけをやらせていただいたんですが、国税庁というか主税局の中ではえらい騒ぎでした、正直なところ。しかし、結果としてその効果は上がったと思っておりますし、特に地方の業界、事業、場所を見ればもうはっきりしていると思っており...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、会社におられたので、定率、定額の違いがおわかりだと思いますが、見ておられる方はわからない方もおられますので。  償却には定率償却と定額償却とあるんですが、企業によっては、定率にするか定額にするかというのは、恣意的にいろいろやろうと思えばやれないことはない...全文を見る
○麻生国務大臣 今申し上げたとおりに、税制の改革の一つなんだと思っております。  特別償却ができるというような形で、いわゆる対象設備とかその事業の年度とか、また償却限度額というのはある程度、一定のルールが決められているんですが、どの程度の減価償却を行われるというのを一方的に都合...全文を見る
○麻生国務大臣 国家公務員の宿舎につきましては、国家公務員宿舎の削減計画、御指摘のとおり民主党内閣だと思いますが、平成二十三年十二月一日に公表されておりますが、宿舎は真に公務のために必要なものに限り、今後五年、平成二十八年度末を目途に、宿舎数二十一・八万戸に対して五万六千戸、二五...全文を見る
10月23日第185回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) いろいろ御意見があるところです。御意見の割れるところです、これは。中小企業でやらせていただいたのが今年なんですけれども、これもう賛成された方はなかなかいらっしゃらなかったのが私どもの役所の内部事情。分かりやすく説明しているでしょう、ね。  約三百五十億...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 税収減が出るというのは間違いなく、確かだと思いますが、他方、その分だけお歳暮が増えてみたり、いろんなところで増えてみたり、これは一斉に使いますから、そこの部分では消費税は必ず入ってきます。
○国務大臣(麻生太郎君) 財政がきちんと維持できませんと、社会保障もきちんと維持していくことは不可能ということになろうと存じますんで、今の田村大臣の答弁で結構かと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) これはもうよく御存じな方に言うのもなんですけれども、これテレビ見ていらっしゃる方もいっぱいいらっしゃいますので。これは通常BEPSと言うんです。これは国際用語になっていますので、いわゆるベースをエロージョンし、プロフィットをシフトするという意味でBEPS...全文を見る
10月24日第185回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今の後半の部分で複式簿記の話があっておりましたけれども、公認会計士でしたからお分かりと思いますが、貸方、借方の話がなかなか通じない世界、この永田町とか霞が関というのは余り通じない世界なんですけれども。  平成十五年度の決算分、平成十五年度からの決算分だ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) もう一回。最高……
○国務大臣(麻生太郎君) 財務大臣ということになろうと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 各省庁は、それを担当しておられる大臣ということになるんだと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 葉巻は吸います。家系として吸っているわけじゃないんですが、昔から、四十歳ぐらいから吸っていると記憶します。  受動喫煙の防止というのは、これは今、安倍総理の答えられたとおりなんでして、基本的には嫌な人がおられたらなるべくその人と付き合わないか吸わないか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じで聞いておられるんだと思いますが、九七年のときに下がったというのは事実です。しかし、そのときに何があったかといえば、法人税が下がったのは、これは法人税そのものを下げていますからね、制度減税していますから、たしか私の記憶ですけれども。ですから、あのと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃっている意味は、五兆円の対策の中身を聞いておられる……(発言する者あり)あっ、五兆円を決められた一番の大きな理由は、民間の経済の統計、いろいろなの出しておられるから、四十一社の平均、中二十取ってその平均がマイナス一・八兆円と出ておりましたので約二...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そういう傾向がある、いわゆる傾向があるというのは、本予算の方はきちっとやる割に後の補正の方はかなりアバウトではないかという御指摘は、これは決して間違っていないと存じます。そういった傾向値にあることはもう間違いない。  特に今年の場合は、予算編成をしたの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、たまたま五兆、五兆と数字が合っていることもこれありで、今言われたような誤解等々を受けやすい、数字がそうなっているというのもそれを助長しているところだと存じます。  おっしゃるように、財政の規律というのが大事なところであって、この財政規...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融担当大臣もしておりますので、答弁させていただきます。  私、赴任しました去年の十二月でしたか、赴任したときに、とにかく金融処分庁というような雰囲気の役所はやめようと、とにかくデフレから脱却するんだから、金融育成庁と言われるようなイメージ取るようなも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、これはやっぱり長いことデフレーションが続いていたというのが一番大きな背景。そのデフレーションは、何といったって資産のデフレ。株は三万八千円から七千五百円、土地は一〇〇%だった価値とすれば一四、五%まで全国六大都市平均で下がっておりま...全文を見る
10月29日第185回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○麻生国務大臣 財務大臣兼金融担当大臣をいたすことになっております麻生太郎であります。  本委員会の開催に当たり、一言御挨拶をさせていただきたいと存じます。  発足から十カ月、第二次安倍内閣は、長引くデフレ不況からの脱却と経済再生を果たすため、これまで、大胆な金融政策、機動的...全文を見る
10月29日第185回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 塩川先生から三問いただいております。  日本における内外ファンドの実態、摘発件数及び規制の強化策についてのお尋ねがあっております。  金融庁の調査結果によれば、日本で販売された内外ファンドの運用財産額は、平成二十五年の三月末で二百十一兆円となっており...全文を見る
10月31日第185回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 財務大臣兼金融担当大臣の麻生太郎です。  本委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げますとともに、今後の財政政策及び金融行政についての基本的な考え方を申し述べさせていただきます。  発足から十か月、第二次安倍内閣は、長引くデフレ不況からの脱却と経済...全文を見る
11月01日第185回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○麻生国務大臣 既に十月十六日の日にアメリカの債務上限問題等々は上下両院で成立をしておりますので、今改めてこれがデフォルトした場合の話というのを、アメリカの国債をかなり、世界で二番目ぐらいに持っていると思いますが、持っております日本がこの問題について発言をするということは、アメリ...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるとおりに、公共事業につきましては、社会資本の整備を含めて、その効果が長期間にわたっていくものという前提で、当然それには維持管理が前提となりますので、そういった意味からいきますと、中長期的な観点から考えていかなくてはいかぬというのは当然のことだと思います。...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の点は、今後考えねばならぬ点だと思っております。  今、問題の本質的な話と言われましたので、今回の場合は、ぱっと申し上げれば、いわゆる提携ローンにおいて多数の反社会的な勢力との取引が存在しているということを既に銀行本体として把握していたにもかかわらず、それ...全文を見る
○麻生国務大臣 神田先生は、本年九月に発表させていただきました話のことを聞いておられるんだと存じます。  私どもとしては、こういったものが実際的な例ですといって事例集を既に発表しておりますが、医療、エネルギー、農業等々、農業であれば農業の六次産業化という言葉がよく使われますけれ...全文を見る
○麻生国務大臣 私ども金融庁としては、いわゆる事務年度、事務年度というのは金融庁の場合は七—六になっておりますが、中小企業の経営改善また事業再生支援というものを本格化させていくために、いろいろな意味で大変重要な一年がことし、そのように理解をした上で、監督方針においては、金融機関が...全文を見る
○麻生国務大臣 ジャネット・イエレンという人は、長いことFRBの副議長におられて、御主人もたしか経済学部門でノーベル賞をとっている方だと記憶しますけれども、この方の話というのは、ウォールストリート・ジャーナルとかいろいろなところで、彼に比べてこちらの方が何とかとか、いろいろな評価...全文を見る
○麻生国務大臣 十月十日、十一日の二日間でG20がワシントンで開かれておりますけれども、日本としては、今御指摘のありましたとおり、十月一日に、来年の四月から消費税を五%から八%へ引き上げるという判断をおろした、そして、日本が国際的にコミットをこれまでもしてきております財政の健全化...全文を見る
○麻生国務大臣 今のお話ですけれども、先ほどの鬼木先生からの御質問にも同様な御趣旨のことを答弁させていただいたと思いますが、これは、安住先生、やはり一番問題なのは、虚偽の報告をした、かつ、知っていたにもかかわらずそれを放置していた、この二つの点が一番問題点なんだと思います。監督す...全文を見る
○麻生国務大臣 今お話がありましたように、これは竹下内閣でスタートして、竹下内閣は、消費税というものの新設と同時に辞職。次に、三%から五%にという引き上げを目指して、橋本内閣は惨敗。これは過去の歴史が全ておっしゃるとおりになっております。  私も、最後のところにこれを書き込んで...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のあっておりましたとおり、インフレでも不景気になりますし、デフレでも好景気になる。歴史が証明しております。
○麻生国務大臣 おっしゃるとおり、先ほど、どなたか、自民党の方だったか、御質問があっておりましたけれども、この社会保障の部分というのに、今まで、長期の部分と短期の部分といっていろいろな表現をしておられましたけれども、政府の金を保険にという形を、毎年、約二分の一とかいろいろな形でや...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたそれは、片山虎之助先生の質問に対する答弁なんだと思いますが、あの方はよくこの種のことにお詳しい方でありますので、私より倍ぐらいお詳しい方なので、知っていた上で聞いておられます。あのときは物すごく時間が押していたときだと記憶しますので、とにかく簡単...全文を見る
○麻生国務大臣 御疑念を持っておられる点につきましては、私どもも同様なプライマリーバランスの重要性を認識しておりますので、同様に考えております。  その上で、今、細目につきましては、今から十二月までありますので、いろいろ詰めにゃいかぬところがいっぱいありますので、まだ申し上げる...全文を見る
○麻生国務大臣 中長期試算によって七十二兆ということになっております。
○麻生国務大臣 既に御存じのように、民主党と公明党と自民党の三党の協議によります合意の結果、今言われましたように、給付つき税額控除と、いわゆる低減税率というか複数税率というものが検討課題に三党の間でなっております。  これにつきましては、御指摘のとおり、高所得者、所得の高い方々...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、今言われましたように、企業において利益が出ておりますのが約三割というのはもう御指摘のとおりであります。  今、安倍政権になって、いろいろな意味で、株価が変わったり、対ドル交換レートが円安に振れたりしたおかげで、企業収益、なかんずく輸出を主にしておられる...全文を見る
○麻生国務大臣 安住先生御指摘のありましたように、この国の場合は、社会主義でもなければ全体主義でもありませんので、政府が言ったから企業が収益分を給与に回すか、誰に回すかと。それは企業の経営者の責任であって、政府の責任ではありません、政府が決めることでもありません。おっしゃるとおり...全文を見る
○麻生国務大臣 政府としては、基本的に、先ほど安住先生からの御質問にもあっておりましたけれども、持続的な経済成長というものと、それをやっていくためには財政の健全化というものとを両方やらねばならぬというところが一番肝心なところだと思っております。これはG20でも、この点で、この十カ...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、平成二十四年度の補正予算に関しましては、安倍政権が発足してすぐ後、その前の月の二十六日に発足しておりますので、とにかく、普通ですとそのころまでに予算はもうでき上がっているはずなんですが、この内閣においてはそこから予算がスタートしておりますので、大幅...全文を見る
○麻生国務大臣 総じて補正予算の方が甘くなりやすい傾向にあるというのは、間違いなくそういう傾向にあることは確かだ、これはずっと言えることだ、私どももそう思っておりますので、これは十分注意の上にも注意をしておかねばならぬところだと思っております。  いずれにいたしましても、この二...全文を見る
○麻生国務大臣 坂元先生言われるとおりに、債務残高というものがGDP比の二倍程度に累増している事態というのは、大変厳しい状況にあることも確かです。  ただ、我々が習ったような経済学と違いまして、今は金利が下がっているんですよね。どうしてですかねと聞いて、答えられる人は一人もいら...全文を見る
○麻生国務大臣 経営としてどうかというのが最初の質問、一番のところなんだと思いますが、会社におられたのかどうか知りませんけれども、おっしゃるとおり、会社というのは普通、決算が大事でして、予算より決算の方が大事なんだと思うんですが、ここだと予算の方が大事ですものね。僕はこのところに...全文を見る
○麻生国務大臣 なかなか役人じゃ答え切らぬところだと思いますので、答え切らぬやつに質問したって意味がありませんので、答えられる可能性があるやつに聞いていただいた方がいいと思います。  これは政府として責任をとるということであって、うまくいかなかったら誰が罰を受けるかといえば、安...全文を見る
○麻生国務大臣 先生が言っておられることは多分予算の編成の国会の審議のあり方の話ですから、審議としては、こういったものを審議というような形になれば、私どもとしてはそれを答弁する立場にありますので、ぜひその点は、議会の中でそういった点を踏まえてということでやっていただくのが一番大事...全文を見る
○麻生国務大臣 お尋ねのあっております全国向け事業を行う基金は十六基金あります。二十三事業であります。国からの予算執行額一兆一千五百七十億円につきましては、復興予算の使途の厳格化という観点から、執行済みのもの及び執行済みと認められるものを除きまして一千四百二十八億円につきましては...全文を見る
○麻生国務大臣 どのような声が上がったかという話はちょっと。あらかじめの段階で質問が出されておりませんので。今言われておりますから。  九州はさすがにそういったものに関しましては、かなり距離もありますので、屋久島の例を引かれましたけれども、私どものところに主にそういった森林関係...全文を見る
○麻生国務大臣 どんな権限でと言われると、予算をきちんと執行しているか執行していないかというのを管理する立場だと存じます。
○麻生国務大臣 復興予算につきましては、全国向け予算に対する批判とかいろいろなことがあるんだということで、どのように政府として取り組んでいるのかということがいろいろ言われた中の問題点なんだと思うんです。  二十五年度の予算案の中を見ていただければわかりますが、使途の厳格化を図る...全文を見る
○麻生国務大臣 復興関係の予算ということになりますので、今言われておりますような状況がこのままであれば二十五兆ということでおさまる予定ですけれども、現実問題として、今からどういうものが復興関係で出てくるか。今からやっと片づく話というのもこれから幾つか出てくる可能性は考慮しておかな...全文を見る
○麻生国務大臣 私の感想を述べた点について、それが言質をとりたいというつもりで言っておられるのかどうかよくわかりませんけれども、基本的に感情論としてはそういった感情が多いというのは、先ほどの安住先生の質問やらその他の方々の質問も同様の趣旨だと思いますので、共産党、佐々木憲昭さんに...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、日本は共産主義じゃありませんので、全体主義でもないし、社会主義でもないし、政府が企業に対して給料を幾らにしろなんということを言える立場にないのはもう御存じのとおりです。  したがいまして、私どもとしては、政労使という場で、関係省庁などでこの廃止を検討する...全文を見る
○麻生国務大臣 復興特別法人税の前倒し廃止ということの検討につきましては、賃金を確実に上昇につなげられる方策と見通しを確認することなどを踏まえて十二月中に結論を得ると閣議決定になっておりますね。その閣議決定に沿って対応していくことになろうと存じます。
○麻生国務大臣 その定義を、ちょっともう一回、あれですけれども、チャレンジする企業を応援していく、それは当然です。
○麻生国務大臣 佐々木先生、これは、いわゆる被災している法人と新設法人の差というのが出てきているんだと思うんですね、基本的には。  被災している法人ですと、今まで持っていた分のいわゆる負債が起きますので、それと相殺するというようなことはできるんですが、新設だと、一億七千万円とい...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう既に調べられた上でのお話だと思いますので、圧縮記帳の制度と言われましたけれども、これは補助金に限られておりますので、支援金は対象とはならない、もう御存じのとおりです。  したがいまして、そういった意味で、これだけ、支援金のみを特別扱いしろというようなと...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる中小企業円滑化法の期限が到来した後、中小企業の資金繰りの状況についてですけれども、これは、関係省庁、中小企業庁等々を含めまして実態把握を行っておりますが、大きな変化は見られていないということであります。  これは、九月に公表した監督方針において、金融機関...全文を見る
○麻生国務大臣 重ねて申し上げますが、今の御指摘の帝国データバンク、ほかにも東京商工リサーチとかいろいろございますけれども、いずれにいたしましても、企業全体の倒産件数から見ますと、これは大体五%ぐらいの比率で、極めて限定的だと思っております。  加えて、三年四カ月にわたりまして...全文を見る
○麻生国務大臣 日本にあります企業の約九十数%がいわゆる中小零細・小規模企業ということになろうと存じます。そこの中小・小規模企業が活力を持たない限り、日本の経済、なかんずく地方経済はなかなか活気を呈してこない、私はそう理解をいたしております。  したがいまして、その地域にありま...全文を見る
○麻生国務大臣 鈴木先生御存じかと思いますが、これは日本だけの話ではありません。これは、世界的には、BEPSという略語を使われていますが、ベース・エロージョン、プロフィット・シフティングという意味で、税源侵食、利益移転、直訳すればそういう言葉になろうかと思います。  それで、B...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、御存じのとおりでして、制度変更を伴うことになります。  簡単に言えば、アメリカにある会社が輸出を、子会社に、ケイマン諸島に輸出して、それは百でつくったものを百五で輸出して、ケイマン諸島は百五で買って日本に二百で売るとしますか、そこに九十五の利益が出る、し...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました特別会計に関する法律等の一部を改正する等の法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  本法律案は、国全体の財政の一層の効率化及び透明化を図るため、特別会計及びその勘定等につきまして、廃止、統合等を行うものであ...全文を見る
11月01日第185回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 国民負担率の水準に関するお尋ねがありました。  国民負担率につきましては、経済財政運営において、国民の活力を損なうことのないようにすることを念頭に置きつつも、少子高齢化が進展する中、社会保障制度の持続可能性を確保するという観点から、自己負担のあり方も考...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税率引き上げ等に対する懸念についてのお尋ねがあっております。  経済の再生を達成するためには、企業収益が改善し、それが個人の所得、そして消費の拡大につながっていく、自律的な好循環をつくり上げていく必要があります。  このような観点から、今回の経済...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○麻生国務大臣 大変大事な、一番の基本のところだと存じます。  御存じのように、日本の財政というのは、いわゆる国内総生産、通称GDPと言われるものに対して債務残高はほぼ二倍、五百二十兆ぐらいのものに対して約千兆ということになっておりますので、二倍まで累増しておるというのは、歴史...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、二〇一五年の基礎的財政収支の赤字を二〇一〇年度に比べて約半減させるという中期財政計画というのがこの間できておりますけれども、これに沿って二〇一五年に達成するために、来年度、平成二十六年度及び二十七年度におきましては、我々としては、国の一般財政収支を少なくとも...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十六年度の予算からさらなる特別会計改革を実施して財政の効率化また透明化を一層進めていくために、本年の六月に行政改革推進会議の取りまとめが行われたところです。これに従って社会資本整備事業特別会計の廃止などを盛り込んだ法案を提出し、御審議いただいているところです...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、この特別会計につきましては、平成十九年度以降から改革をずっと進めてきたところであります。今回の特別会計の改革法案によって、特会改革のための制度的な対応につきましてはおおむね整うという形になろうと思っております。  その上で、今回の特別会計改革法案...全文を見る
○麻生国務大臣 憲法改正の話に付随しての話だと思いますが、これは七月の二十九日に行われた講演で、憲法改正についてはえらくわんわん盛り上がっているような雰囲気が最近世の中にはありますが、憲法改正というものは落ちついた雰囲気の中でやらないと禍根を残すことになりかねませんと。その例とし...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、七月二十九日のときの例を申し上げさせていただければ、あれは、ワイマール憲法ができたのが一九一九年だったと思いますが、ナチスが政権をとったのが一九三三年の一月だと存じます。そして、あのときに、簡単に言えば、憲法はそのままにしたままで、ワイマール憲法をそのまま...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、平成十九年度から二十四年度の約五年間にかけての特別会計改革の過程の中で、今御指摘のありましたように、事務費、人件費、合計で約四千八百億円のものが削減というか縮減をされてきております。  今回の特別会計改革によって、歳出の削減効果を定量的にお示しす...全文を見る
○麻生国務大臣 国営土地改良の話につきましては、これは、新規にやるのをほとんどやめたためにだんだん費用が減っていったというのが一番大きな背景だったというように記憶いたします。
○麻生国務大臣 これは、これまでの国債整理基金特別会計の処理方法、経理方法では、いわゆる前倒し債の発行収入というのは、先ほどありましたように、前年度に歳入計上されたものですので、剰余金として繰り越されているという部分ですので、その次の年において満期を迎える国債の償還というか、歳出...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、FB、政府短期証券についての残高の抑制を図るという観点からいえば、今回の改正で外為特会の健全な運営というものを考えねばいかぬということなんだと思います。資産と債務残高をただただいたずらに増加させているということなんだと思いますが、そういったものを、資金運用...全文を見る
○麻生国務大臣 今おっしゃったとおりに、基本的に、二分の一が結果的に二・五、六兆円だったのは民主党の内閣のときの話で、よく御存じのとおり。たまたまその数字が合った、うまいことそこに合ったので使っておられたというのは、どなたが考えたか、安住さんの知恵かどなたか存じませんけれども、な...全文を見る
○麻生国務大臣 財務省におられた方々の、先輩の御意見として深く拝聴させていただきます。それが一点。  二つ目には、今言われましたように、平成二十六年度一般会計繰り入れにつきましては、先ほど申し上げたことを繰り返して恐縮ですが、外為特会剰余金の一般会計への繰り入れルールという名前...全文を見る
○麻生国務大臣 主計局にいらした方の御説として、大変参考になりました。
○麻生国務大臣 当時と比べて、雇用情勢等々、経済状況というのはかなり好転をしてきていることは確かですし、地方の消費税の引き上げ等々が今回もありますので、地方歳入の水準が回復してまいります、地方税で入ってまいりますので。そういった意味で、交付税の別枠加算を速やかに解消するということ...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、基本的に、国と地方というものが、公経済というのを支える車の両輪であろうと存じます。  それを踏まえて、地方の財源不足というものに関しましては、国、地方で、借金をしている部分を折半でしているわけですけれども、それに対応するのは原則としておりますが、国の借金を...全文を見る
○麻生国務大臣 平成六年及び七年当時の財政事情というものを踏まえて、現在の自動車安全特会に相当いたします旧自賠責特会、昔はそう呼んでいたんですが、旧自賠責特会から一般会計に対して総額一兆一千二百億円の繰り入れが行われております。これに対して、平成二十五年度末、現時点におきましては...全文を見る
○麻生国務大臣 国債整理基金においては、いわゆるオペレーショナルリスクというような大規模災害等々に対しての備えとして十兆円程度の残高というのをずっとこれまで維持してきておりましたのは、御存じのとおりであります。それが、今年度においては、日本銀行から一時借り入れによってこのリスクに...全文を見る
○麻生国務大臣 為替の介入というのは、政府が為替の市場において、過度な変動とか無秩序な動きに対応して行うものであって、これによって、いわゆるマーケットと言われるものが投機的に走ってみたり無秩序なものになっていくことに対して、当局としてのシグナルというものを送って、一方的な動きとい...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十三年度及び二十四年度の復興関係の予算約十九・九兆円に対して、二・三兆円の不用というものが発生ということになっております。二・二兆円の二十五年度の繰り越しということが発生をしているので、これは既に二十三年度及び二十四年度決算において公表済みということであろう...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、佐々木先生御存じのように、外為特会というものが保有しております外貨資産というものは、日本の通貨の為替相場の安定というものを確保するために、将来の為替介入に備えて、ある程度保持をしているというものが本来のものであります。  その目的に鑑みて、いわゆる安全性...全文を見る
○麻生国務大臣 運用益もありましょうけれども、今般の改正において、いわゆる信託契約とか投資一任契約とかいろいろやりますけれども、運用の外部委託というものを可能にするという改正の中の一番主たるものは、この外部委託によって、資産の運用機関が行います取引とかリスク管理に関する知見、財務...全文を見る
○麻生国務大臣 これまで、いわゆる自家運用、自分のところで運用するということで特に不都合があったとかそういうわけではないんですが、外部委託を行うということによって、いわゆる民間の資産運用機関が行います、先ほども申し上げました、リスクに関する知見、そういったものに関する知見を活用す...全文を見る
○麻生国務大臣 手数料がかかる、それを上回る利益が出るか、そこのところのメリット、デメリットということになろうと存じます。  いわゆる安全性とか流動性とかいうものに最大限に留意した運用というものを行っていくことになろうと存じますけれども、その制約の範囲内で可能な限りの収益性を追...全文を見る
○麻生国務大臣 民間に幾らぐらい委託するつもりかということでございますけれども、これは、可能な限り、いわゆる収益性を追求していただきます、安全性はもちろん言うに及ばずですけれどもということで、今後検討していくことになろうと存じますが、これは市場への影響というのも考えておきませんと...全文を見る
○麻生国務大臣 最終的には財務大臣が担当することになろうと存じます。  外資を入れるか入れないかにつきましても、今後検討していかねばならぬところだと思っております。
○麻生国務大臣 財務省が自分でやった方が運用利益が出、かつ安全であるか、民間がやった方が運用効率がよくて安全であるかというのは、これはいろいろ考えないかぬところだとは思いますが、少なくとも、私どもも丸々全額渡すわけでもなく、民間が一部運用することによって我々もそこから学ぶべき、い...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の特別会計の改革によりまして、いわゆる歳出削減効果というものを、先ほども答弁いたしましたが、定量的にこれだけになりますということを申し上げることは極めて困難であります。  しかし、特別会計とか勘定のいわゆる一般会計化や統合に伴って、業務の効率化というのが間違...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の特別会計の改革法案によって、いわゆる特会改革のための制度的な対応というのはおおむね整うものだと考えております。しかし、制度が整ったからといって、それがどれだけ歳出削減にちゃんとつながっていくかということは、それは統合した上での努力もありますので、そこのところ...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、さっきの、オルタナティブ・インベストメント・オブ・ジャパン、名前だけはえらい立派なところだったんですけれども、やっていることはかなりいいかげんだったというのに物すごい勢いで多くの会社がひっかかったというのは、歴史的事実です、これは間違いありません。でき...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項に関しましては、政府といたしましても、御趣旨を踏まえまして配慮してまいりたいと存じます。     —————————————
11月07日第185回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今般の経済政策パッケージの中におきましては、足下の経済成長というものをいわゆる賃金の上昇につなげるということを前提にして復興特別法人税の一年前倒しの廃止を検討をしておりまして、十二月中に結論を得ることといたしております。  いずれにしても、復興はこの内...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども御答弁をさせていただきましたように、これはこの一言を言えば直ちに御理解が得られるというようなものではないと、私どももそのように思っております。  したがいまして、復興特別法人税の一年前倒し廃止に伴いまして、それによって得られたいわゆる収入なり余...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、政労使によります懇談会というのを開始させていただいて、これで三回目になったと存じますが、出てこられる方々はこの問題に関しましてもいろいろ御質問のあるところでもありますので、私どもとしては、是非賃金の上昇、なかんずく、最近ベアなんて言葉言ってもベアが通...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、これは定量的に申し上げることはなかなか難しいんだと存じますが、恩恵を受ける企業だけが賃金上昇に取り組めばいいというものだとも思っておりません。少なくともこれを契機として全ての企業というか、多くの企業が賃金の水準を全体的に上昇し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは副大臣の方から先にお答えすべきかとも存じますが、この復興予算につきましては、もう条文、御存じのとおりだと存じますが、既に国から支出済みである基金分も含め、流用等の批判が招くことがないよう使途の厳格化や国への返還などを取り組むということはもうはっきり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今ごろアコードというとホンダアコードしか出てこないんですが。  日本でもこれは共同声明と、日銀とのアコードなんという話が最初出ましたので、もう今どき全然時代が違いますので、もうこんな言葉は分かりませんよというお話を申し上げて共同声明に、ジョイントコミュ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融を緩和するといって緩和したときには大量の外資が流れ込んでくるといって新興国等々はいずれも大問題と言われ、今度は金融を締めるといったらドルが全部引き揚げるといって大変だと言われ、どっちが大変なんですかと。どっちが大変なんですという話はG20でも話題にな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) みずほ銀行に関しましては、これは今、検査などを通じて、例えば提携ローンにおいて、いわゆる多数の反社会的勢力との取引が存在するということを把握していながら、それを防止するとか又は解消するとか、そういった抜本的な対応を行わず、かなりの長い時間にわたって放置し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる通称三メガと言われる三つのメガバンクにつきましては検査は入っております、既に。
○国務大臣(麻生太郎君) これ、株価の話をおっしゃっているんですと、株価に関しましても私もうかつなことが言える立場にありませんので申し上げられませんが、マネタリーベースが幾ら増えたって、マネーサプライが増えなきゃ意味がないのはもう日銀におられたのでよく御存じのとおりです。日銀が幾...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありました独身者、若年層等々の入居に関する宿舎の使用料につきましては、その負担能力に応じて配分をすべきだという御指摘なんだと存じますが、これまでも相対的には低く設定をしてあります。したがいまして、今般の使用料水準の見直しに当たっても引き続き同様の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十三年の十二月にいわゆる民主党等々で策定をされました国家公務員宿舎の削減計画におきまして、御存じのように、今後五年をめどに宿舎戸数を約二十一万八千戸から十六万三千戸まで、いわゆる二十五%程度削減を行うということにしておられます。その中で、緊急参集す...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、無料宿舎を貸与されるのは主に現場を担う人なんだと思いますが、現場を担う人の人数が急激に増えているということになる。例えば、海上保安庁が今その傾向が最近出てきておるように感じますけれども。そういった場所、また、いわゆる所属しております、警察なのか自...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今般の宿舎の運用見直しにつきましては、今言われたように、百メーター以内のといった話につきましては、この運用基準についても検討をして、既に、おります。  もう一つ、金子先生、この際一緒に質問してほしいのは、やっぱり今どき隊員が昔の役人みたいに背が小さくな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、尾立先生御指摘が前々からこれはあっているところだと記憶いたしますけれども、御存じのように、今、財務局におきましては、国際化したというか、いろんな意味でインターナショナルなファイナンスということが分からないと、なかなか今どきドメスティックでやれない...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 目的はデフレ、正確には資産デフレ不況からの脱却、それは経済成長によるということになるというのが一つ、片方は財政再建と、これ両方あると存じますけれども、少なくとも今資産のデフレからの脱却を目指すためには、我々はデフレーションに対して対策をやった経験は少なく...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法人税、主に実効税率ということになろうと存じますが、実効税率がいわゆるOECD等々の中で比較して日本の場合は高いではないか、したがって国内にある企業が海外に出ていく、海外の企業は国内に投資をしない等々の点が巷間よく言われているところは知らないわけではあり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) もうプロにこの話をしても始まりませんけれども、基本的に担税力、企業によって差があるのはもう当然のことなんですけれども、これ昔は、今は九年間になっていますが、これはついこの間までは七年間だったと記憶していますけれども、いつの間にか九年間になっていましたので...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは西田先生、一般論で申し上げさせていただくところと、特定の会社で言うとちょっと話が違ってくると思うんですが。  一般論で言えば、法人税というものは、これは法人税法に定められたルールによって計算された繰越欠損金控除の所得にいわゆる担税力というものを見...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは税法上、もう言っておられる御本人が一番御存じなんで申し上げませんけれども、いろいろ波及するところが多いと思いますので、私の段階でごもっとも、はい、というような話ではなかなかいかぬところなんだと思いますので、これはよくよく党税調やら何やらいろんなとこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 安倍政権になってかれこれ十か月少々がたったことになろうと存じますが、総裁選挙が終わった九月から、長谷川先生もよく御存じのように、衆議院の選挙が終わるまで約三か月、私どもは必ず政権を奪還するという、確信しておりましたので、政権奪還というのは単なる手段ですか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう全くおっしゃるとおりで、福岡でいいましても博多はにぎやか、とにかくもう飲み屋もいっぱい、もう全然入れません。おまえ偉そうに、客を断れるほどおまえ偉くなったのかっておちょくるほどえらく去年とは態度が違うので、よっぽどお客が多いんでしょうな。それは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地銀の話を今、長谷川先生されましたけれども、各銀行いろいろ、都市銀行、信用金庫いろいろございます、第二地銀含めてありますけれども。私らの俯瞰的に見た場合の話ですけれども、地銀が一番きちんとその点はしているんではないかと私どもそう感じております。多分、大銀...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは既に今年の一月から開始していると、私の知っている範囲では一月から既に開始しているんですが、個人情報保護法とかですね、これは我々が作った法律だから、これは、結果的にそれが難しいことになったりするというのは、ここらのところは証券会社の窓口やら何やらがい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今お答えする前に、先ほど申し上げたのは順番が違っていました。証券会社の方が、証券協会の方が法人格を持っているのに対して、銀行協会の方が法人格を持っていない。したがって、銀行に対しては、協会に関しては守秘義務が課せられない、法人組織じゃないものですから。銀...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう先生、一般論として申し上げさせていただきますけれども、これはデリバティブなんというものは、元々かなり投機的な意味合いもありますし、これまでに余りなかった金融派生商品でもありますんで、これは売る方も売る方ですけど、買う方もこれはよほど慎重に、眉に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この先生のお示しいただきました一番左側の前年同期比の増加額を見ましても、これは〇・一六に下がるはずで、昨年の九月に比べたときには、これは十一兆三千八百九十億円、それが今六十一兆二千ということになっておりますので、これ絶対額として、当時の貸出しの、マネタリ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 誠に御指摘のとおりだと存じます。既に貸してあるところの企業を、まあ仁義なき戦いじゃありませんけれども、俺たちの方が金利は〇・一低いですよとか、まあいろいろな言い方はあろうと存じますけれども、そのほかのやり方はあるんだと思いますが、いずれにしても私どもとし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、国内において金融活動をするという、いわゆる国内基準行のための新たな自己資本比率規制、いわゆるバーゼル3ですけれども、これは基本的に三つのことを頭に置いてやらねばならぬと、まあ通常のことではありますけれども。日本の事情を十分に踏まえる、そして金融機...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、ある程度予想されているとおりになっておりますので、先生御自身もそう思っておられるんだと存じますが、私どもとしては、何となく貿易立国という国を、随分昔新聞によく書いてあったんですけど、今でもまた書いている人がいらっしゃいますが、現実問題としてGDP...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、毎年、次年度の予算を出しますには、十一月初めぐらいに各企業の上期の決算が出、下期の予算が出されたものが大体積み上がってくるのが十一月ぐらいになろうと思いますので、そのころに、大体中旬以降こういった予測をやることになりませんと、ちょっと何となく見込...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 個別の物件につきましてこれコメントをすることはちょっと差し控えさせていただかねばならぬと存じますけれども、これは算定根拠、先ほどのデリバティブの話じゃありませんけれども、あれも小さな字でいっぱい書いてありますものね、あれ。  そういった意味で、これはな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) もう一回やりたいなという職業じゃありませんな。
○国務大臣(麻生太郎君) このみずほの件につきましては、これは検査などを通じて、まず提携ローンにおいて、また多数の反社会的な勢力との取引が存在しているということを把握していながら、取引の防止又は解消のための抜本的な対策を行わず長期間放置していたというところがいわゆる管理体制上一番...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは政策の問題ではなくて個別の問題になろうと存じますので、こういったことを、個別の問題を所信に書くということは通常はあり得ないと存じますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもとしては、これはまだ今の段階で検査をし、その結果、立入検査を再度行う等々をやっている最中でもありますんで、この点につきましては、今度きちんと精査をした上でないと、うかつに安易なことを申し上げる段階にはないと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 二年間凍結した場合のGDPがどのくらいになるかという御質問ですが、これは、GDPの実質の成長率の見通しは、今年の八月だったかに内閣府が出しました中長期試算を公表しておりますが、この中では現行法に沿ったいわゆる消費税率引上げを前提とした試算が行われておりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、なかなか安易に今の御提案にいいですなどという、申し上げられるわけにいかないという理由を説明すると、これは長くなりますので、とてもじゃないと思いますので。少なくともこれは、まずは法律というものを、みんなの党は関係は直接していなかったんですが、自公民...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 三%の引上げをすることによって起きるであろういわゆる経済の下振れリスクに対応するために、私どもとしてはきちんとした財源を確保した上でやっていかねばならぬと思っているんですが、確実に成長軌道でずっと来たものが一回一・八兆円落ちる、それが底上げしただけではな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、今少子高齢化というものが多分日本は世界最速で進んでいると思われます。日本の社会保障制度というものを少なくとも持続可能なものにしていく責任というものは我々の世代にはあるんだと思いますんで、したがって恒久的な財源の確保というものはこれは避けて...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども申し上げたとおりですけれども、法律というものが、先生が当選される前にこれは法律で昨年決まっております。したがいまして、これは税制抜本改革法附則第十八条というのに基づいて、経済状況を総合的に勘案してこれはやるということを決めさせていただいた、これは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) あの東京オリンピックの開催というのは、これは昭和三十九年、生まれていたかどうか知りませんけれども、昭和三十九年のオリンピックのとき、私、日本にいなくて、海外から見ていて、ああ、日本というのは物すごい勢いでなっていくなというのを二十インチの白黒テレビをみん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の消費税の値上げというものに、引き上げていくに当たりましては、引上げの反動減と、引上げによる景気に対する反動減と、そういった下振れリスクに対応するというために、先ほど何回か話をしておりますが、経済政策パッケージというのを考えさせていただいております。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、消費税を福島だけ例外にしろと、簡単に言えばそういうことを言っておられる、全体でいえば。それは物理的にはなかなか難しいというのはもう分かった上で聞いておられるんだと存じますけれども、これは福島だけって、どこに県境があるか、福島の方以外、隣接県の方以外は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) パラリンピックを福島でやれと。
○国務大臣(麻生太郎君) これは私に言われる話ではなくて、これは全然陳情される方向が違っておられるので、まあ当選されたばっかりですから無理もないと思いますけれども。  これは、来年二月、一月か二月に決定をされます東京オリンピック、いわゆる組織委員会というのができると思いますが、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃっておられるのは、多分厚生労働省が八月三十日に出しました「国民の健康寿命が延伸する社会」に向けた予防・健康管理にかかわる取組の推進についてという、例によって長ったらしい名前が付いていますこの話なんだと思いますが、間違いないですね。  この話に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 何でしょうね、共産党の大門先生と意見が全く一致していると、ちょっと私も何かを間違っているのかなと、いろんな反省をしなきゃいかぬことがあるのかなとは思いますって、そんな冗談ではなくて、これはいわゆるグループ補助金の話なんだと思いますが、これは中小企業庁の最...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このいわゆるグループ補助金につきましては、平成二十三年度からスタートして今日まで約三千億円を超える予算の手当てがなされて、これは極めて順調に採択が進んでいると承知をいたしております。  これらの予算が、着実な執行をお願いしたいと考えておるんですが、いわ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもうおっしゃるとおりなんであって、法人の所得課税の負担の国際比較ということにつきましては、これは昔から客観的に国際比較が可能な指標なんだとして、地方と国の法人課税の中の税率を組み合わせたいわゆる表面税率と称するものの水準が、通常、実効税率とよく言わ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、大門先生、もう長い長い議論で、毎回法人税に関するときには課税ベースを広げるという話と法人税率を下げるという話はセットで常に出てくる話なんだと存じますので、これは今後ともいろいろ、今から年末に向けていろいろ各党議論がなされるところだと思いますので、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは全く御指摘のとおりで、今、国際の、何というのかしら、国際金融の世界ではこれは通称BEPSとよく使うんですけど、ベース・エロージョン・プロフィット・シフティングで、略して税源浸食、利益移動と、直訳するとそういうことになろうと思いますけど、これを通称B...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、先ほどちょっと触れましたように、韓国を例に引きますと、二〇一〇年の法人税の最高税率というのをいわゆる二二から二〇に下げる予定だったやつをやめる、やめるというより下げないということにしております。また、いろいろな意味で最高税率というものをそのま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 普通、一国の政府が発表する資料というのはかなり信頼性が高いと思いますけれども、今言われた国は最もその信頼性がないということで世界で有名ですから、これは私が言っているんじゃなくて世界的にそう言われていますので。その国がいきなり経済成長率をぽんぽんぽんぽんと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはいろいろな御意見が世の中にありますんで、法人税の実効税率が、これは一年だけの話ではありますけれども、約八千億、七千億ぐらいのものが前倒しで下がるということになるということなんだと存じます。  ただ、これに対しましては、先ほど御意見がありましたよう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう中山先生御存じのように、法人の実効税率に関しましては、これまでも長いこといろいろ論議をされてきて、かつてに比べれば随分安いところまで、四〇%を切るところまで来ております。  いずれにいたしましても、この問題は、一%で今の時代大体四千億円ぐらい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたものは、これは時限立法であるがゆえにある程度効果があるものなんだという点も私どもは否定しちゃいかぬところで、これずっとそうだということになったらなかなか効果というものが違うと思いますが、いずれにしても中小企業というものの経営基盤が脆弱...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財務省におられましたのでお分かりと存じますが、私の方から是非お上げになったらどうですかと言う立場にない。私はむしろ陳情の受け手、それを承った上でやる立場にありますので、同じ話は総務大臣にして、おまえ、しっかり地方の公務員から上げろと言えというような話はあ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、見えやすいところでいえば電柱の地下埋設というのが一番よく言われる言葉だと存じますが、何もこれは電線に限った話ではありませんので、ガスもありましょうし、最近電話線は減りましたけれども、ガスもありましょうし、光ファイバーもありましょうし、いろんな意味...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほどもどなたかの御質問にお答えをいたしましたけれども、これは今検討させていただいている最中で、十二月にその検討の結論を得るということになっておりますので、まだ今おっしゃるとおりに決まったわけではないので、さっさとという御説なんだと思います。  いずれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) その後、鈴木内閣の後、中曽根内閣が一般消費税というのを、こういう意識があったから一般消費税という話があって、結果的にはできなかったんですが、いずれにしても、でき上がったのは竹下内閣、その竹下内閣も三%できた途端に退陣ですから、いずれにしてもこの税の問題と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われたように、それだけがというわけではないのかもしれませんけれども、日銀のこれまでの態度から比べれば、これは日銀との共同声明以降、やはり総裁も替わった、共同声明もできたということがやっぱり世界に出て、共同声明が出たときにばっと下がりましたし、いろんな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう間違いなく、日本の財政というものはGDP比の倍ということになりますので、それは累増していっているわけですから、これは厳しい状況にあることは間違いないんだと思いますが、利払い費が急激に増加するというようなことというのは、日本の国債というものに対す...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、平野先生御指摘になりましたように、社会保障関係費は今予算の総額の約三四%ぐらいになっていると思いますが、それが基本的に毎年ほっておいたら一兆円ずつ上がっていくという状況でいけば、それは消費税五%もあっという間にそれだけでなくなるということになりますの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは平野先生、最も大事なところであって、簡単にはアベノミクスが終わった先、どないな社会になるんだと言っておられるんだと存じますけれども、先ほどどなたかの質問に少し答えさせていただきましたけれども、やっぱり我々としては、仮に今言われたようなものを考えたら...全文を見る
11月08日第185回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) 国家戦略特区にかかわる税制についてのお尋ねがあっておりました、お忘れかと思いますが。  国家戦略特区につきましては、大胆な規制・制度改革を行い、こうした制度設計に応じて必要な税制を検討することといたしております。まずは、内閣官房を中心に要望の具体化を図...全文を見る
11月13日第185回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○麻生国務大臣 まず、みずほ銀行を含めてさまざまな金融機関が信販会社と提携ローンを行っている、そのこと自体が問題なのではありません。その上で、提携ローンにおいても反社会的な勢力との取引というものはできるだけ未然に防止、そして、仮に事後的に発覚した場合には、その解消に向けて速やかな...全文を見る
○麻生国務大臣 今ほど検査局長の方から答弁をさせていただいておりますが、検査官は、銀行側の報告体制に関する回答については、決してうのみにしたわけではありませんで、一定の範囲で説明の裏づけというものを検証しております。  ただし、結果として銀行の回答とは異なる事実、すなわち、実際...全文を見る
○麻生国務大臣 みずほ銀行においては、先ほども申しましたように、多数の反社会的勢力との取引が存在しているということを把握していながらも、取引の解消、防止のためのいわゆる抜本的な対策、対応を行わず長期間放置していた、また金融庁に対して事実と異なる報告を行っていたことなど、組織として...全文を見る
○麻生国務大臣 私が受けている報告はおおむね以下のとおりなんですが、みずほ銀行のオリコとのいわゆる提携ローンに反社会的勢力との取引が多数存在するということを、これは検査官が確認したというか発見いたしております。検査官が発見した。  そこで、検査官は、この取引に関する行内での報告...全文を見る
○麻生国務大臣 この最初に行った検査のときにおきましては、二十四年度まで見た、二十三、二十二年度以前のものについては見ていなかったということだと存じます。
○麻生国務大臣 この問題に関しましては、検査に最初に入った段階では資料を見てはいない。しかし、その後の段階で、備えつけがあったということの確認がなされたというように理解をいたしております。
○麻生国務大臣 検査会場に入られたことがおありになるかと思いますが、こういったものは、広い部屋にざあっと並べてある中において、そこに積んであった、資料として置いてあったということは事実であろうと存じます。
○麻生国務大臣 先ほども御答弁を申し上げましたように、その広い会場の中に置かれていたということは事実であろうと存じます。
○麻生国務大臣 これは、先ほども御答弁を申し上げましたとおり、二十四年度までのところにおきましては、最後の判こはコンプライアンス担当役員までの判こでありましたので、それ以上は上がっていないということは、判こというのは、御存じのように組織の中において判この一番上のところが問題になり...全文を見る
○麻生国務大臣 これも、先ほど御答弁申し上げましたとおりに、直近の二十四年度のものまでチェックして、そこの段階ではコンプライアンス委員会に上がっていないということが確認をされておりましたので、二十三年にさかのぼって七回分の資料を見たわけではないということだと存じます。
○麻生国務大臣 みずほ銀行において、提携ローンとは限りませんから、提携ローン以外にも反社会的勢力があるかどうかについては、これは任意のヒアリングにおいて確認をいたしております。ただし、個別行の取引の詳細については、これは任意のヒアリングで把握したものでありますので、コメントは差し...全文を見る
○麻生国務大臣 反社会勢力との取引につきましては、先ほど申し上げたような性格のものを踏まえますと、その件数などを比較することは、これは必ずしも正確なものではないとは存じますが、いわゆる任意の聴取とはいえ、そういった件数などの公表を求められると、各金融機関としては、後で発覚して、こ...全文を見る
○麻生国務大臣 金融庁として、こういう問題に関して、今回の例でいえば、二十四年度までのものを検査して、その段階で発見できておりませんが、いずれにしても、二十二年度、二十三年度等々さかのぼって、ずっと過去にさかのぼってやるべきではなかったかという点に関しましては、私どもとしては、膨...全文を見る
○麻生国務大臣 この種の金融取引、さまざま対応があろうと存じますけれども、少なくとも、金を借りる人というのは全然別の人で、反社会的勢力は車を持っているんであって金を持っているわけじゃありませんから、そっちは車が行っているんであって、金はこっちとの関係というのが、いろいろの形で、手...全文を見る
○麻生国務大臣 金融庁の検査官としては、みずほ銀行とオリコとの提携ローンについて、多数の反社会的勢力とのつき合いがあるというのを発見したのは検査官。これは別に報告があったわけじゃない、発見したのは検査官であるということはまず第一に申し上げておかねばならぬ。決してただただそこが怠慢...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも、私どもの方で反社会的勢力との関係があるのではないかということを発見したのは検査官であります。したがいまして、うのみにするより、出てきた資料に基づいて私どもとして検査をさせていただき、その段階で、コンプライアンス担当役員までだというのに対して本当かという...全文を見る
○麻生国務大臣 田沼先生おっしゃるとおりに、限られた人員でやるのは、これは国税庁だって同じですよ。警察だってみんな同じ。人員はある程度限られていますから、その限られた人員の中で精いっぱいやるということ以外に、与えられた範囲内でやるという以外に手がありませんので、きちんとしてやって...全文を見る
○麻生国務大臣 どのような報告とか新聞報道があったかを知っているわけではありません。その上で、今言うような話というものが、私どもの金融庁の中でプラス評価があるということを聞いたことはありません。
○麻生国務大臣 十月の二十八日にみずほ銀行から提出をされております業務改善計画につきましては、第三者委員会の調査結果を踏まえて策定されたものだと私どもは理解をいたしております。  金融庁としては、現在行っております立入検査等々によりまして、提出された業務改善計画並びに本件につい...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、小池先生、先ほどももう答弁を申し上げたところではありますけれども、少なくとも、みずほ銀行を含めてさまざまな金融機関、メガに限らずさまざまな金融機関が信販会社等々との提携ローンを行っている。これは先ほど政務官の方から答えましたように、私は、それ自体が問題だと...全文を見る
○麻生国務大臣 金融機関におきまして、これは日本の金融機関に限ったわけではないとは思いますが、反社会的勢力との関係というものをきっちり遮断し、そして適切な業務運営を確保していくということは、当然のこととして求められているんだと存じます。こういった観点から、金融界におきましては、反...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども御質問がありましたけれども、提携ローンにつきましては、金融機関にとって個人ローンのいわゆる顧客基盤を拡大する、また信販会社にとっては保証料を獲得できる、そして、これらを通じて、顧客にとりましては物品などの購入における機動的な与信のサービスが提供される、また...全文を見る
○麻生国務大臣 みずほ銀行以外の金融機関の提携ローンの実態把握ということですけれども、通常の検査とかまた監督の中で今対応を図っているところではありますが、これまでの当庁の検査監督というものの中では、みずほ銀行以外に、反社会取引があると知りながらその対応を放置した事例というものは確...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、佐々木先生、前提として、金融機関が信販会社との間に提携ローンというものを行うこと自体が問題と考えているわけではないということは先ほど申し上げたとおりです。  その上で、いわゆる提携ローンにおきまして、反社会的勢力との取引をできるだけ未然に防止するとか、事...全文を見る
○麻生国務大臣 今御質問のありました、いわゆる代位弁済ということになろうと存じますけれども、これは、金融機関にとって反社会的勢力との取引を解消する一つの手段であろうとは存じます。  しかし、今般みずほ銀行から提出をされております業務改善計画におきましては、反社会的勢力の債権の回...全文を見る
○麻生国務大臣 一九九七年でしたか、アジアの通貨危機等々が起きて、都市銀行では北海道拓殖銀行が最初、証券会社で三洋証券それから山一等々の倒産、そして今言われていました長銀、日債銀等々いずれも九八年には倒産というような、金融危機というような状況が起きて、あのときは、銀行が抱えており...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたとおり、本年の九月に新しい金融モニタリング基本方針というのを出させていただいております。  三つの通称メガバンクと言われるようなグループに対しても、グループの取り組みの比較というのを行えるように、単体で見るのではなくてほぼ同じような業績、大きさ...全文を見る
11月13日第185回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました特別会計に関する法律等の一部を改正する等の法律案の趣旨を御説明申し上げます。  本法律案は、国全体の財政の一層の効率化及び透明化を図るため、特別会計及びその勘定等につきまして、廃止、統合等を行うものであります。  以下、本法律...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 本法案の提出の経緯についてのお尋ねがまずあっております。  民主党政権におきまして、昨年の通常国会に特別会計に関する法案が提出されましたが、結果として廃案になりましたのは御存じのとおりです。  昨年末の政権交代後、各特別会計を含む二十五年度予算の編成...全文を見る
11月14日第185回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました特別会計に関する法律等の一部を改正する等の法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  本法律案は、国全体の財政の一層の効率化及び透明化を図るため、特別会計及びその勘定等につきまして、廃止、統合等を行...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 確かに、おっしゃるように、これは先生、GDPでいけば約五百兆円前後のもの、今、五百二、三十兆になっていたり、四百六十兆に下がって、大体五百兆円前後。それに対して借入金と言われるものが、かつて細川内閣、四百四、五十兆だったと思いますが、そのころに比べて今倍...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃるように、定年が五十五だった時代というのはあるんですけれども、あれは、昭和二十三年では平均寿命というのは五十五ないんですよ、実は。五十三・幾つ。戦争もありましたからね。  そういった意味で、平均寿命が五十三とか四とかいう時代に定年が五十五だっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもうおっしゃるとおり、もう二十数年間にわたって、その前からもずっとこの話があっておりまして、当時、お医者さんの側の方からと今言われたその話はほとんど正しいです。そういった事情、病院を経営しているからよく分かりますから、それは。  今言っておられる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 塩じいほどさえた答弁ができるとはとても思いませんが。  間違いなく、随分部屋の中で、選挙事務所でも、間仕切りがいっぱいしてあるような選挙事務所と違って、ばあっと開けた事務所と間仕切りのあった事務所に入ると、応援数々行きますと、ああ、これは間違いなく風通...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この今後の方向性というお話をいただきましたけれども、先ほど石田先生からの話の中でありましたように、特別会計というのは平成十九年度に遡ってずっと進めてきたんで、制度的には確かに僕は一応のものができ上がりつつあるんだと、そういう具合に思っております。  た...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 礒崎先生、昨日の御質問にも同様の趣旨で大所高所から述べておられましたんですが、今回の特別会計の改革におきましては、勘定の一般会計化とか、また統合というものに伴いまして業務の効率化というのが進んでいく、進まない場合もありますからこれ物すごく大事なところで、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御質問ありました、これは主に車体課税というところから話をさせていただければ、税制改革抜本法の第七条の規定を踏まえまして、平成二十五年度の与党税制改正大綱におきまして、税源を確保して一層のグリーン化などの観点から見直しを行い、平成二十六年度税制改正で結論...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国税の方の御質問もあろうと思いますので、自動車重量税は、これは御存じのように、自動車が走ることによって道路が損壊というか摩耗する、道路が一応損傷する、また大気汚染などなど社会的費用をもたらしていること、また、道路などの社会資本の充実の要請というのは、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 特定財源でないことだけははっきりしております。これは五年前のときに決められておりますので、当時責任者だったので、そのとき決めた経緯もありますし、これは特定財源でないということだけははっきりいたしております。
○国務大臣(麻生太郎君) 色が付いていないということでありまして、基本的に道路だけにというようなことをしているわけではないというように御認識いただければと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 度々重ねて申し上げるようですけれども、あの当時も御説明をさせていただき、かれこれ五年前ですけれども、特定にリンクをしているわけではありません。これははっきり申し上げて、特定財源ではありませんので。  ただし、先ほど申し上げましたように、CO2の話とか道...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この特別会計につきましては、これは法改正後も、外国為替相場のいわゆる変動というものを勘案し考えながらこの健全性を確保していくというのは、これは絶対必要なことなんだと思いますが、内部留保としてこういったものの資金を直接に、外国為替に直接組み入れて、いわゆる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたとおりに、為替に、いわゆる為替を含みます国際金融政策というものに関しましては、これは日本の政策を外国から理解され、なかんずくG20等々、また新興国から理解を得ていくというのは基本的に大事なことで、これは常日ごろから、そういった国際会議の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 外国為替の資金の特別会計の借入金の利子についてのお尋ねなんですが、これは平成二十五年度の予算におきましては一兆二千億円を計上しております。御存じのように、おっしゃるとおりであります。一方、二十四年度の決算額は約一千億ということになっておって、決算額に比し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今お尋ねのありました外貨準備というもののいわゆる運用方針について、これはちょっと市場にこういう話がそのまま出ますと無用な影響を及ぼすことがあり得ますのでこれはお答えを差し控えさせていただきますが、いわゆる外国為替資金特別会計が保有いたしております外貨資産...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、先生御存じと思いますが、給与特例法によります公務員給与の特例減額、これは平均で七・八%というものがこの平成二十六年三月までに期限を迎えるということで、もう期限が決まっております。  人事院の勧告の下では、これは東日本大震災に対処するための臨時異...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この為替の介入というのは、今のように、昔と違って、ヘッジファンド始め巨額の金、国家予算より大きな金を動かしておるわけですから、そういった意味では、市場に対して投機的又はいわゆる無秩序な動きというものがこれまではありましたし、今後とも、その額は大きくなりこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) コンクリートから人へ、前任者がセメント屋だったもので当て付けじゃないかと思いながらあの当時聞いたことありますけれども、いずれにいたしましても、この社会資本整備特会というものに関しましては、これは一般会計化するというのは、これ民主党政権のときに基本的に仕分...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありました点は、確かにおっしゃるように長期的に、十年掛かります、何年も掛かりますというようなものと、毎年の会計年度ごとにずっと区切れていくものとは一緒に競走させていく、同じレーンで走っているのに無理があるのではないかという御指摘は誠にごもっとも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、一番大きな騒ぎになったのは、多分、道路特会というものが一番大きなものになって、結果的には道路特会の話がどんどん広まっていったというのがそもそもの始まりだったと記憶をいたします。  翻ってアメリカの場合、いわゆる荒れるアメリカと言われた一九八〇年...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、平野先生が言われましたこの「原子力事故災害からの復興加速化に向けて」、これは自民党と公明党の共同提案が出されて、私どもも拝読させていただいたんですが、これは関係省庁ともよく連携をしてきっちり詰めていかにゃいかぬところはいっぱいあるんですが、御指摘の論...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえまして配慮してまいりたいと存じます。
11月20日第185回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○麻生国務大臣 柚木先生の御主張は、薬価の財源を活用して、診療報酬の本体部分のいわゆる経費を引き上げるべきという趣旨なんですね。今ずっと言われましたけれども、多分そういうことを言っておられるんだと思います。  この点につきましては、先日、十一月の十五日でしたか、経済財政諮問会議...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう長い間の議論の一つですけれども、診療報酬を引き上げるかどうかは別にして、少なくとも、消費税が上がることによって、納入される品物、ガーゼから注射器に至るまで、消費税のかかります部分が上がりますので、その部分につきましては、いろいろな形で対応していくというこ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは質問通告が全然来ていませんから、全体としてしか申し上げられませんけれども、診療報酬を上げたら間違いなく、医療の、救急医療、また産科の入院等々に対する対応が給料を上げればよくなるか。そんな簡単なものじゃないですよ。隣にお医者さんがいるからよく知っているだろうけ...全文を見る
○麻生国務大臣 医者が偏在しているという話です。  御存じのように、小児科、それから産婦人科医、また今、麻酔科もそうかな、総じてそういうところのお医者さんというのになり手がないという状況というのは、これは何ですか、給料のせいですか。柚木先生はどう思っておられるのか知りませんけれ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、自然増の話が出ましたけれども、例えば医療費について申し上げれば、平成二十六年度の概算要求では、前年度比プラスの三千五百億円の自然増が要求をされております。三千五百億、自然増として。  このうちの薬価、薬で見ますと、御存じのように市場実勢価格というものがありま...全文を見る
○麻生国務大臣 今、フランスの、ドイツもそうですけれども、参照価格制度の例を引かれました。これは、御存じのように、ジェネリックを使う、ジェネリックまでは政府が払います、しかし、それ以上のものは御自分で御負担ください、簡単にはそういうことになっているんです。  ジェネリックを基準...全文を見る
○麻生国務大臣 余り医者に行ったことがないので。
○麻生国務大臣 医者に聞かれた場合、効果が変わらないなら全然構いません。
○麻生国務大臣 今御指摘になっておりました話ですが、厚生労働省の調査によりますと、健康保険組合及び国保のジェネリックを使っている比率は二二%から三%にあるのに対して、共済組合は二一・八%でありまして、〇・二低いということなので、極端に低くなっているというわけではないと思っておりま...全文を見る
○麻生国務大臣 薬が足りなくなるという話は、先生、これはよく医者が言うんですけれども、大体発注していない場合が多いんですよ。  私のところで、おまえ、足りないと言うけれども、何で前の週に発注していないんだ、これだけ減っているじゃないかという薬の管理が、やはり基本的には、一人では...全文を見る
○麻生国務大臣 四省庁でよく協議させていただきます。
○麻生国務大臣 税は、これはもういろいろな税がありますけれども、自分が住んでいる地方、国等にとりまして、社会というものを成り立たせていく上において、みんなで負担し合うという意味においては、納税者が不公平感、あいつは払っていないとかいう話になると、これは近所みんな知っていることにな...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、その年々、補正予算が発生する事情がその時々によって、三・一一が起きてみたり、いろいろするのも大きい。加えて、災害が毎年秋にということ等もありまして、いわゆる災害による緊急等々が多いなどなど、大きなものが背景にあるんだと思います。  いずれにしても、私ども...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありました七十歳から七十四歳までの医療費の自己負担割合の軽減、いわゆる二割から一割という件につきましては、六年前、平成十九年度の補正予算の成立というもの以降、毎年の補正予算で翌年度の実施に必要な経費を計上してきた。御指摘のとおりです。  もう一点、安心こ...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども申し上げましたように、この補正予算につきましては、財政法二十九条におきまして、法律上または契約上国の義務に属する経費の不足を補うというのと、予算編成後に生じた事柄によって、特に緊急を要するとなった経費の支出を行う場合などに策定し、国会に提出できるということ...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、今回策定をいたします五兆円の話ですけれども、五兆円規模の経済対策を実施するための補正予算というのは、これは十月の一日、いわゆる消費税率の引き上げの判断というものを受けて、その引き上げによる反動減対策というものが主たる目的なので、その後の成長率の底上げと...全文を見る
○麻生国務大臣 これは外形標準課税の話をされたいのかな。今の質問の最初の方の話と後の話と少し論点が違ってきたように、時間をまとめて二つ一緒にしようとしているのかどうかわからぬけれども。気持ちはわかるけれども。外形標準課税の方が一番の問題の方、後の方が。(吉川(元)委員「そうですね...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたように、消費税の増税によりますいわゆる税収というか、税源につきましては、社会保障関係に全部還元されるということにもうきちっとルールで決まっておりますので、これは基本的に国民生活に還元されるということになっております。  加えて、今回の経済政策...全文を見る
○麻生国務大臣 これは通告を受けていないので、私どものあれですし、これはちょっと文部省所管の話で、私の個人的見解を聞かれても余り意味がないような気がしますけれども。  基本的に、今の話でいって、文部省からよく言ってきている話を私どもから見た場合に、教職員の人数をふやせという話が...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっとはしょって恐縮ですけれども、これは与党間でさまざまな議論があったんですが、いわゆる所得制限の導入、九百十万によって捻出される額が約八百九十億円ということになりますので、これをいわゆる教育費負担の軽減に必要な経費に充てるということで合意がなされたというように...全文を見る
11月20日第185回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) 高校無償化の所得制限導入に関する法案についてのお尋ねがあっております。  本法案は、平成二十六年度予算に関する法案であり、来年度の通常国会に提出されるのが通常であることは承知をいたしております。しかし、新たに所得制限を来る四月から実施するには、実施主体...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 交際費課税についてのお尋ねがあっております。  平成二十五年度の税制改正法の附則では、交際費課税の特例の在り方につきまして、「消費の拡大を通じた経済の活性化を図る観点から、その適用範囲を含め、検討する」ということとされております。  政府といたしまし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 質問を二問ちょうだいをしております。  松田先生の番号でいくと十一番、企業買収した側への税制優遇措置についてのお尋ねであったと存じます。  ベンチャーの出口戦略に対して最も重要なことは、ベンチャー企業へのマージャー・アンド・アクイジション、MアンドA...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法人税の引下げについてのお尋ねがあっております。  国際的租税回避を助長しないよう、税源獲得を目指した各国の税負担の軽減競争を避け、各国協調してそれぞれの税制の調和を図るということは、これは最も必要なことであります。日本としても、これまでと同様、引き続...全文を見る
11月22日第185回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○麻生国務大臣 金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条に基づき、平成二十四年四月一日以降平成二十五年三月三十一日までの期間につき、六カ月ごとを報告対象期間として、その間における破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を、それぞれ、平成二十四年十二月七日...全文を見る
○麻生国務大臣 景気の現状認識ということだと存じますが、少なくとも三本の矢の一体的な取り組みもあって、今言われましたように、前期比の年率でこの七—九では一・九%となっておりますが、昨年の十—十二月から比べてみますと、その前の七—九は三・七のマイナス。したがいまして、少なくともこの...全文を見る
○麻生国務大臣 これは基本的には日本銀行の話であって、私どもの直接関与するところではないのですが、先ほど前原委員も言っておられましたように、マネタリーベースが出ている割にマネーサプライがふえていないではないか。すなわち、市中銀行まで金は日銀から来ておるけれども、市中銀行の先に金が...全文を見る
○麻生国務大臣 改善命令が出た経緯を聞いておられるわけですね。(小池(政)委員「改善命令でなくて、審査のタイミングの経緯です」と呼ぶ)審査というのは、昨年の十二月にやったという部分に関して。では、これは検査局長から言わせます。
○麻生国務大臣 今般の提携ローンの問題につきましては、金融庁が昨年の十二月から実施をいたしております、通常の、普通にやっております立入検査の中で、提携ローンにおいて、多数の反社会的勢力との取引を把握していながら、取引の解消、防止のための抜本的な対策を行わず長期間放置していたという...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほどから御質問が民主党の方々から続いていましたように、基本的には、日銀がお金をふやしてマネタリーベースをふやしましても、銀行からその先の企業なり個人の方に金が回らぬ、すなわちマネーサプライがふえないというところが今一番問題。すなわち、資金需要がないということです...全文を見る
○麻生国務大臣 だからデフレなんだと思います。簡単に言えば、それが全てです。デフレだからこうなる、こうなってきたということであります。  したがって、デフレというもの、正確には資産デフレによる不況、デフレだから好況とも限りませんし、不況とも限らない。これは、インフレだから好況と...全文を見る
○麻生国務大臣 これは企業にとりましては、下手な言い方をすると経営権に対する介入になりますから、うかつなことは言えませんよ。おたくは閉めて愛知県に戻ったらなんて、それは言えるわけがないでしょうが。トヨタだってそんなことはやりませんよ、傘下企業に対して。僕はやらぬと思いますね。大体...全文を見る
○麻生国務大臣 その国の情勢等々、元が高くなった、円は安くなった、人件費は、日本の方がこの十年間の間ずっと上がらない分だけ、他国は上がっております。したがって、人件費の差がなくなってきた等々、いろいろな条件は十五年前とは随分変わったものになったというのは、進出した企業の現場に行か...全文を見る
○麻生国務大臣 この「特区で企業本格減税」、これは十一月十六日の読売新聞。この内容は、与党の内閣部会の国家戦略特区における減税策に関する要望内容というものをそのまま丸写しにしてあるというような感じの記事だと存じますが、現段階でこのような減税策というのは導入が決まっているわけではあ...全文を見る
○麻生国務大臣 先生の場合、これは御存じだと思いますけれども、外国企業というものを誘致するためというか、それを目的として、東京都からの提言だと思いますが、外国企業のみにいわゆる持ち株会社などの優遇税制というものを与えるということに関しましては、これはOECDでよく議論されておりま...全文を見る
○麻生国務大臣 佐々木先生の御指摘のあっております復興特区の税制に関しましては、これは、被災地の再建を促進する事業の用に供する建物などについて、いわゆる生産性向上の要件等々を付さずして、幅広く二五%の特別償却並びに八%の税額控除をしてきたところであります。  一方、先般の与党税...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたように、今回の分につきましては被災地も使えることになりますので、そういった意味では、決して今度の方が優遇されているということにはならず、全国一律だと思っておりますので、そういうぐあいに思います。  また、被災地において新しく企業を起こさ...全文を見る
○麻生国務大臣 大分前の話のようですけれども、一月の話ですから御記憶のことと思いますが、日銀との共同声明というのは、政府が日本銀行と話をして、日本銀行の政策を政府の案に近づけてもらったというまず最初を忘れて後の話だけしてもらうとちょっと困りますので、そこのところをもう一回思い出し...全文を見る
11月25日第185回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今これは御指摘のありましたように、補正、いわゆる財政法の第二十九条の中に書いてありまして、法律上又は契約上国の義務に属する経費の不足を補わないといけないという場合、もう一点は、予算作成後に生じたいろいろな事由に基づいて特に緊急に必要となった経費の支出を行...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 七十歳から七十四歳までの医療費の自己負担割合の軽減、いわゆる二割から一割、あの件につきましては、平成十九年度の補正予算以降、毎年補正予算において翌年度の実施に必要な経費を計上してきておりますのは事実であります。  また、安心こども基金は、待機児童解消の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありました基金につきましては、平成十八年の五月の閣議決定された補助金等の交付により造成した基金等に関する基準、通称基金基準におきまして、これは、基金法人は少なくとも五年に一回は基金の保有割合などについて定期的に見直しを行うということにされ、その後...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地方交付税の交付団体の積立金、平成二十年度から平成二十三年度の間におきましては、リーマン・ショックの影響で地方交付税が大きく落ち込んでいました中で、年度間の財源の不均衡というものを調整するため、財政調整基金が三・二兆円から四・五兆円、約一・三兆円増加する...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 初めて決算委員会らしくなってきましたですな、御質問が。  御指摘がありましたように、これは、税収見積りというのは、もう先生言われるまでもなく極めて重大、会社でいえば売上高ということになろうかと思いますが、税収というのはこれは毎年の話でありまして、これに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今言われましたこのトレンドの計数というか、この数字というのは、もう間違いなく、こういった傾向にありますことはもう間違いございません。これはもう非常にはっきりしております。過去のデータ見ましても、これはこういった傾向であるのはもうはっきりしておりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、金融政策の運営の話を聞いておられるんだと思いますので、藤巻先生、これは政府と日銀との間で緊密な連携を取って確保していく、連携を確保していくということが必要なんですが、いわゆるどのような出口戦略を取るのか、どのような出口戦略があるのかを含めまして、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 説明をしたから七十五円が今百円までになったと。まず、今年の二月を思い出してみてください。あのときは円安、円の独歩安をたたかれたんですが、今はたたく人はいませんから。あのころは九十円になる前のところでたたかれましたけれども、今は百円になってもそんなことは言...全文を見る
11月28日第185回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、三宅先生御指摘になりましたように、この貸金業を営むという、貸金業者はいろいろありますけれども、業務の適正な運営の確保とか資金の需要とか利益の保護とかいうことを図ることなどをまず目的としておるわけですけれども、この観点から、いわゆる同じ企業内、グループ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありました点、いわゆる経緯については間違いなくおっしゃるとおりなんで、加えて、もう少し言われるんだったら、これ国際的になっていますので、その分も考えていっていただいて、BEPS、BEPSって例の、BEPSという言葉ばっかりになっちゃいましたけど、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) あの話のほかにも、例えば大塚先生、別に反社会的勢力じゃなかったんだけど、会社が後で反社会的勢力に乗っ取られたとなると、それは反社会的勢力かと言われるとこれはなかなか難しいんで、別に私は反社会的勢力でも何でもないんですが、元日本銀行社員ですがたまたま反社会...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このみずほ銀行の今回の検査は今実施している最中でもありますので、米国についての連絡の内容等々についてはコメントを差し控えさせていただきたいと存じます。  いずれにしても、これはみずほ銀行と、米国でみずほ銀行を監督するのはこれはニューヨーク連銀だと思いま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融庁は、いわゆる金融機能の安定、また預金者、投資者の保護、金融の円滑化などの観点、その他金融の、融資に関する業務を行う銀行、保険会社、証券、貸付業者等々を所管して規制を行っている一方、これらの今申し上げた業者以外の方々、例えば今回の話でいえば、いわゆる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは中山先生、いわゆる金融機関というものが、反社会的勢力からの被害の防止のために、いわゆる情報を積極的に収集、分析、解析してこれを反社検証に活用することが求められておるということなんだと思いますが、そのためにいろいろ、他業界とのデータベースを共有という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先般のみずほ銀行におけます検査において、コンプライアンス委員会に報告をしたわけではなく、いわゆる報告していないという銀行側の説明というものをうのみにしたわけではなくて、その裏付けを取るべく必要な確認を行ったと承知をいたしております。しかしながら、銀行の説...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる第三者委員会の報告書の内容について、これにちょっと逐一コメントすることは差し控えさせていただきますが、この報告書の指摘また提言、アドバイス等々を含めまして、みずほグループ自らが危機意識、強い危機意識を持って、自主的に再発防止また社内改革を積極的に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 本年六月七日に、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条に基づき、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を国会に提出いたしております。  報告の対象期間は、平成二十四年十月一日以降平成二十五年三月三十一日までであります。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税を五%から八%、三%引き上げることによるGDPの押し下げ効果につきまして、それを定量的にお示しすることは困難と存じますが、ただし、一般的に申し上げれば、税率を引き上げますことによって、その前に駆け込み需要、またその後の反動減というのが当然予想される...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大前提として、長峯先生、やっぱりデフレというものがかれこれ十五年、後世、歴史家は二十年と言うと思いますけれども、続いてきておりますのが、アベノミクスになってかれこれ十一か月で、二十年を一挙に消すというのはなかなかまず難しいという大前提の上に立って、その上...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、経済の成長の底上げというのを図っていくという中にあって、今公共事業を例に引かれましたけれども、まあ公共事業というのは大体もう悪の対象みたいなことにずっとやられましたね。セメント屋なんて悲惨な目に遭いましたからよく分かるんですが、コン...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 笹子のトンネルみたいなことにならないようにするということだと思いますので、よろしくお願いを申し上げて、ちょっとこれに理解をいただくのに時間が掛かろうと思いますけれども、きちんとやってまいりたいと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 余り五千万を貸してくれと言われたことがないので、ちょっとお答えいたしかねます。
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたこの法律の解釈というか適用ということに関しましては、これは財務省の所管するところではありませんので、これは国会において御判断いただくというのが基本だと思っておりますが、財務大臣の立場で何か申し上げるべきということはちょっとこの場では差...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御質問のありました租特、租税特別措置の適用実態調査結果に関する報告書についての御質問だと存じますが、これは閲覧者が利用しやすい電子データ形式でというお話を前回だったか前々回だったかしておられたんだと存じますが、私どもとしては電子データ形式で提供していきた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる租特の適用実態調査結果に関する報告書というのに基づいて、これは毎年、御存じのように、本年は八月に減収額の試算を国会に既に提出をいたしております。これと各省庁が改正要望時に提出、公表しております要望書と比較することによって、いわゆる要望当初の減収見...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 見込額ということはすなわち要望書と同じことだと思いますが、要望書は要望書という名前で公表されていると思いますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 各省庁のやつを一枚の紙にまとめた方が見やすいと言っておられるんですか。今、別々には出ていますから、それを一枚にまとめて出せと。楽をしたいという話ですね、簡単に言えば。分かりました。
○国務大臣(麻生太郎君) 全く所管じゃないので、いきなりこちらに振られても少々迷惑していますけれども、看護の現場って行かれたことありますか。病院経営していますのでよう知っているわけですけれども、新聞で書いているような調子のいい話じゃありませんよ、現場は。極めて厳しい、三K職場に近...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 米国財務省が発表をいたしておりますいわゆる主要米国債保有国のうち、日本の保有額というのは、ここに風間先生お示しになられましたとおり、一兆一千七百八十一億ドルということは承知をいたしております。ただ、この保有額というのは外国為替資金特別会計が保有をしており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもが米国の財務大臣に対してどのようなことを言ったかという内容に関して、それをちょっと御説明することは差し控えさせていただきますが。  少なくとも、米国の債券がいわゆるシャットダウンになったという事実、それを踏まえて、その次に債務上限問題というのが続...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今読まれたそのとおりなのであって、この外為の話は、少なくとも安全性及び流動性に最大限留意した運用を行って、その制約の範囲内で、可能な範囲で収益性を確保するというのを目的としておるのであって、基本的に現在の方針の下でこの特別会計を使って、いわゆる安全性とか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは風間先生、なかなか難しいところだと思いますが、風間先生、金を貸している方と借りている方はどっちが強いかと考えられたこと、おありでしょうか。余り金持ちのうちに育つと余り分からぬと思うんですけれども、基本的に、金を貸しているやつがけんかに巻き込まれたと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、先般発表されました七—九のいわゆる実質成長率、名目じゃありません、実質成長率は、プラスの年一・九%というものだったんですけど、その内訳というのを分析してみますと、いわゆる内需の寄与率は三・七%であったんですけれども、外需は輸入が増加、輸入...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 貯蓄率が上がるということは、いい面もありますし、悪い面も考えておかないかぬと思っております。貯蓄率が上がるということはそれだけ消費が進んでいないということでもありますので、そういった意味では、かつて我々は一〇%、一五%やっていた時代からだんだんだんだん落...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融機能強化法の震災特例というののお話なんだと思いますが、これは、資本参加をいたしております金融機関は、被災地域の復興につながる方策を記した経営計画に基づいて、被災者向けの新規融資、貸付条件変更等に対する柔軟な対応とか、また二重債務、ローンを抱えておりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ヘルスケアというものに特化をしたという形のREIT投資案件というのは、REIT市場の更なる活性化というのはもう当然のことですけれども、今後、介護というのはかなり高齢化に伴って成長するであろうと思われる分野だと思いますので、そういったところに資金を供給する...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 各省から御説明もあっておりましたし、私どもの金融庁から申し上げましたとおりなんですが、ヘルスケアREITの普及そのもの自体というのを考えたときには、これは間違いなく高齢化社会に対応していくということを考えたときに、民間資金の活用とか、また、いわゆる、何と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今年のこれは、大門先生、四月だったかな、G7の蔵相・中央銀行総裁会議で、このBEPS、ベース・エロージョン・プロフィット・シフティングというのを訳して税源浸食価格何とかかんとか移転とかいう難しい言葉を使っているんですが、通常、BEPSというと大体この世界...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは諸説ありますので、これが答えなんというものはあるわけではないんですが、これは後世、歴史家の評価にまたねばならぬところだとは思っております。  いずれにしても、一九九八年以降現在まで、減少傾向にGDPがあることは確かです。ただ、これがドルで表示され...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは藤巻先生も御存じかとは思いますけれども、為替レートのことに関しては、各国財務大臣、中央銀行総裁、皆同じ立場なんだと思いますが、この市場について触れることはありませんので、これが適正とも安過ぎるとも高過ぎるとも、その一言でコメントすることはございませ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 答弁を正確に申し上げれば先ほどと同じ答弁になるんですが、藤巻先生、間違いなく、私らが学生で向こうに住んでいるころは三百六十円、それがニクソンの金の兌換停止でいきなり三百円、そしてその後はずうっと下がっていって二百四十円、そして一九八五年、プラザ合意で百二...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それは、藤巻先生、顎一つで動く部分がありますから、顎だけで動くわけですから、この部分はね。財務大臣とか中銀総裁が組んで一つ顎を、ちょろっとしゃべれば、ばっといって、このニュースがそのままもう十分後には世界中に回りますので、それはもううかつなことはしゃべれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融システムというものがきちんと動かないと今回みたいなことになるんだと思いますが、アイスランドという国はたしか銀行が五つか六つかあったはずですが、政府のいわゆるGDPに対する負債率は二〇%、日本が二〇〇%ぐらいですから約十分の一と思っていただいていいんだ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、平野先生がおっしゃるとおりに、いろんな要素があるんだと思いますけれども、先ほど、井上先生だったか、ちょっと質問のときにお答え申し上げたんですけれども、藤巻さんだったか、御説明申し上げたんですが、こんなに借金をしたら金利が上がるぞ上がるぞ上がるぞ上...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本銀行とのいわゆる共同声明というのを今年の一月、当時、白川総裁と私どもとさせていただいたときの状況というのを考えますと、やはりデフレーションというものをインフレーションにしてもらうというので、インフレターゲットという言葉がよく使われますけれども、一五%...全文を見る
11月29日第185回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○麻生国務大臣 一般論として申し上げさせていただければ、先生がおっしゃっておられますように、景気が堅調に推移してインフレ率が上昇しているという前提に立ってしゃべれば、拡張的な財政政策は必要ないということになるのは、通常的にはそういうことになろうと存じますが、しかしながら、現状にお...全文を見る
○麻生国務大臣 公認会計士というのは、私どもが会社を経営しているときには余り必要とされていない業種の一つだったのではありませんか、正直なところ。税理士は多かったけれども、公認会計士は余りそういうものではなかった。  理由は簡単で、日本の場合は、会社を起こすときには、人に、俺は会...全文を見る
○麻生国務大臣 税理士法上、公認会計士となる資格を有する者は税理士となる資格を有するとされているというのに基づいて、現状におきましては、公認会計士である税理士による税務業務について、具体的に大きな問題が生じているとは承知をいたしておりません。
○麻生国務大臣 私どもから見てどうですかねと言われても、一年という期間は、不当に業務を拡張している弊害の発生を未然に防止するというのが目的なんだと思います。  そういった意味で、私は、今の法人会とか青色申告会とかいうのに地元で行かれたことが、燕だったかな、あの辺だったらあると思...全文を見る
○麻生国務大臣 財政状況というのが極めて厳しいのは御存じのとおりなので、その中にあって、私どもがこの前の災害から学ばねばならぬところは、何といっても、それは安心、安全ですよ。何となくコンクリートから人へと言って、トンネルが落盤されたら、かないませんから。やはりそういったところも含...全文を見る
○麻生国務大臣 日本郵政とアフラックとの業務提携につきましては、経営判断にかかわる事柄でありますので、金融当局として、今両者がやっている真っ最中にコメントするというのは差し控えさせていただきたいと存じます。  ただ、一般論として申し上げれば、これは保険商品の販売ですから、したが...全文を見る
○麻生国務大臣 四月十二日に、閣議後の会見で記者からがん保険等の認可についての御質問というのがあったんだと記憶しますが、かんぽ生命のがん保険等単品医療保険商品というものにつきましては、郵政民営化法や保険業法の枠組みの中で、かんぽ生命というものと他の保険会社との適正な競争関係という...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、昨年八月に成立をしております税制抜本改革法によって、年金保険料の徴収体制強化などの観点から、「歳入庁その他の方策の有効性、課題等を幅広い観点から検討し、実施すること。」とされたというように理解をしております。  これを踏まえまして、内閣官房副長官及び関係...全文を見る
○麻生国務大臣 メリット、デメリットの内容を細目知っているわけではございません。前内閣のときの話をずっと継続している部分であって、今国会、私どもになってから引き継いだという部分もありますので、前段階でどれくらいになったんだか、ちょっと正直、詳しく細目知っているわけではありません。...全文を見る
○麻生国務大臣 社会保障・税番号制度と言われる通称マイナンバー制度というものにつきましては、平成二十八年一月からの利用開始に向けて準備を進めているところであります。  したがって、本年八月の論点整理の取りまとめの際にも、この制度の導入に合わせて検討がされたところでありまして、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 年金機構というのは、御存じのように、これは民間ですから。民間にしたわけですよね。それをもう一回、国税と一緒にして、公務員にしようというわけですか。(小池(政)委員「業務を」と呼ぶ)論点がよくわからないんですけれども。  今、問題点と言われたんですけれども、一番の...全文を見る
○麻生国務大臣 今の税務職員だけで全て賄えば人件費はふえないということなんでしょうけれども、同時にそれは、今やっております年金機構の職員は全員解雇ということになるんだと思います。それでなければ全員公務員に採用するかどっちかということになるんですが、いずれにしても、全然別の問題点を...全文を見る
○麻生国務大臣 逆に言えば、持続的に物価が下がるといういわゆるデフレの状況においては、貨幣の価値が上昇するということになりますので、貨幣を保有しておくというインセンティブ、いわゆる魅力が高まっていくということにならざるを得ません。これは、今の民間の会社が含み資産何百兆ということに...全文を見る
○麻生国務大臣 先生の資料を拝借して恐縮ですけれども、その下の段の物価下落についての感想というのも非常に参考になると存じました。  これは、きのうまで一本九十七円だった大根が、きょう行ったら九十五円になっていた、次の週に行ったら九十三円になっていた、使い前がふえる、難しい言葉で...全文を見る
○麻生国務大臣 これはG20においても説明申し上げたところではありますが、いわゆる日本銀行による量的もしくは質的金融の緩和というものは、間違いなく、二%の物価目標を達成する目的で、いわゆるデフレ不況からの脱却というものを目指してやったのであって、円安はその副次的に生まれたものであ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、企業の海外拠点に向かっての移転が進んでおりますために、円安方向に為替が動いても輸出は緩やかにしか増加していないという指摘があることは十分に承知をいたしております。事実、製造業の海外生産比率を見ますと、二〇〇〇年一一・一%でありますが、二〇一二年では一七・七...全文を見る
○麻生国務大臣 この消費税の引き上げによって得られた財源というのは、基本的に、社会保障の充実、安定化というものに使うということで、まず国民生活に還元されるということになります。さらに、消費税の引き上げに伴う個人の負担というものの軽減策といたしましては、住宅ローンの減税とか、また簡...全文を見る
○麻生国務大臣 見解の相違だとは思いますけれども、我々として、今御指摘のありましたように、NSCとかいろいろな話は、国土の保全、安全のためにはぜひともやらねばならぬ法律だと思っております。そういうものがきちんと通ったのもまことに結構だったと思いますし、また、それに伴いまして、いろ...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、中期財政計画の二〇一五年度までの赤字半減目標の達成に向けては、二十六年度並びに二十七年度の各年度において、私どもが予算を編成してまいります中で、基礎的財政収支というものを少なくとも各年約四兆円前後改善をするということにいたしております。そういたしませんと半減...全文を見る
○麻生国務大臣 五十兆おめでとうございましたと言いたくなるぐらい、そんなに来ますかね。(鈴木(克)委員「新聞によると」と呼ぶ)新聞ですか。新聞で選挙の予想や何かをやっていたって当たらないのと同じぐらいで、余り、新聞の情報ではちょっといかがなものかと存じますが。  少なくとも、鈴...全文を見る
○麻生国務大臣 財政再建というのは、これは国として世界に約束しております。世界各国みんな約束して、なかなかそれとはほど遠い国もいっぱいありますけれども、私どもとしては、世界に対して、うちは経済再生のために、正確には資産デフレ不況からの脱却をやるために財政出動をやる、ただし、私ども...全文を見る
○麻生国務大臣 新たな経済政策の五兆円という規模についてのお尋ねだと思いますが、まず、歳出面においては、これは民間のシンクタンク等々約四十社の予想ですけれども、二兆円前後のものがいわゆる四—六月期の中において消費税の値上げにより反動減が起きるということになっておりますので、それを...全文を見る