麻生太郎

あそうたろう

小選挙区(福岡県第八区)選出
自由民主党
当選回数14回

麻生太郎の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第186回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十五年度補正予算及び平成二十六年度予算の御審議に当たり、財政政策等の基本的な考えについて所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明させていただきます。  発足から一年、第二次安倍内閣におきましては、デフレ不況からの早期脱却と経済再生を図るため...全文を見る
01月24日第186回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十五年度補正予算案、平成二十六年度予算の御審議に当たり、財政政策等の基本的な考え方につきまして所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明させていただきます。  発足から一年、第二次安倍内閣において、デフレ不況からの早期脱却と経済再生を図るため...全文を見る
01月30日第186回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○麻生国務大臣 平成二十五年度の補正予算及び平成二十六年度予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたとおりでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明をさせていただきたいと存じます。  最初に、平成二十五年度補正予算について申し上げます。 ...全文を見る
01月30日第186回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十五年度補正予算及び平成二十六年度予算の大要につきましては、既に、本会議において申し述べたところではありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明をさせていただきたいと存じます。  最初に、平成二十五年度補正予算案について申し...全文を見る
01月31日第186回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○麻生国務大臣 ワーストツーと言われた金融庁ですから。  野田先生御存じのように、金融庁というのは、平成十二年に設立をされておりますので、まだできてから十五年目ですから、管理職というところにはなかなか行き着かない点は確かにちょっとマイナスに考えないかぬところだと思いますが、平成...全文を見る
○麻生国務大臣 異次元という言葉にえらくこだわっておられるようですが、何が一体そんなに問題なのかよくわからぬのです。  少なくとも我々は二十六年度の税制改正において、今まで企業が、この数年間にわたって内部留保金が、昨年九月末で約三百六兆円の内部留保金がある。御存じでしょう。その...全文を見る
02月03日第186回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○麻生国務大臣 今御指摘がありましたように、補正といわゆる本予算の関係ということなんだと思いますけれども、補正予算というものは、その補正を組むときによっていろいろ事情が違っております。  今回の場合は、補正事業というもの、補正予算というものに関しましては、いわゆる四月に予定され...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘がありましたように、基金につきましては、これは、来年度以降まで事業が継続するということで、各年度の所要見込みというのがなかなか見込みがたいといったようなものがあるうち、少なくとも本年の四月以降、いわゆる早いところ、早期に効果が発揮できることが期待されるものや...全文を見る
○麻生国務大臣 細目は厚労大臣にお聞きいただくとして、まず基本的に、二十五年度に限りませんけれども、補正予算の中における基金につきましては、これは二十五年度中にまず事業に着手するということで、それが着手できれば、今年の四月以降、いわゆる早期に事業拡大につながるような効果が期待され...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたとおり、今のは復興財源の話のところだと思いますが、これに限らず、基金は繰越明許の対象になっていないという点を指摘されているんだと思います。  基金というのは、今の話でいえば厚生労働大臣、その後の御指摘であれば国土交通大臣ということになろうと思...全文を見る
○麻生国務大臣 財政の話をフローじゃなくてストックも考えてやらないかぬ、そういうことを言っておられるんだと思いますけれども、この点につきましては、維新の会から提出されております法案というのが会派の間で今検討されていると思っておりますので、この段階で私の方から今の問いに対するコメン...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう桜内先生御存じのように、会計年度独立の原則という話をされましたけれども、昭和二十何年かにできました財政法第十二条でこれはずっと決められて、各会計年度の歳出はその年度の歳入をもって支弁すべきだというのが大原則であります。  今言われました、今回の八千億円...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、前々から桜内先生御関心というか、私の知っている範囲では、昨年度、同趣旨の御質問をいただいたと記憶します。  この外為特会の通常の一般会計への繰り入れというのは、これはあくまでも前年度の決算において、歳入から歳出を差し引いて剰余金が発生した場合、発生しない...全文を見る
○麻生国務大臣 月曜日に四百円下げて、水曜日に四百円上げたんですかな。金曜日に四百円また下げた、大体そんな、私はちょっと正確な記憶じゃないんですけれども、そういった形で、動きが激しいということで、いろいろな分析がなされております。  お断りしておきますけれども、財務大臣がこれに...全文を見る
○麻生国務大臣 今どれくらいの試算が出されているかということですけれども、今お尋ねになっておりますところにつきましては、いわゆる民間のシンクタンク等々で、このマイナスになるところが約一・八兆円ぐらいというような位置づけになっております。  私どもとしては、そういったものによる反...全文を見る
○麻生国務大臣 内閣府の試算ですので、財務省と言われると困るんですけれども。  内閣府の試算ですけれども、この経済対策の効果としては、GDPのおおむね一%程度引き上げるということを見込まれております。  御存じのように、GDPは約五百三、四十兆だと思っておりますので、その一%...全文を見る
○麻生国務大臣 財政法上、二十九条は今お読みになったとおりなので、これに伴いまして、平成二十五年度の補正予算というものの内容ですけれども、これは、昨年の十月に、消費税の税率引き上げ判断というのが行われております。それに伴いまして、昨年十二月に閣議決定をされております好循環実現のた...全文を見る
○麻生国務大臣 五十八団体、六千五百億になっておると思います。今、団体の数と総額ですね、五十八団体、六千五百億となっております。
○麻生国務大臣 リーマン・ショックのときを御記憶いただきまして、ありがとうございました。すっかり忘れられている事件にもなりつつありますので。あのときも異常事態だったと思っておりますけれども。  今回の、今言われました五十八団体の話の内訳は、基金のものに対しては十七団体、三千九百...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十三年度の税制改正におきまして、これはいわゆる企業の国際競争力の向上やら立地環境の改善を図るという目的のために、法人実効税率というものを五%引き下げるということにしておりました。  他方、平成二十四年度に導入されました復興特別法人税は、東日本大震災からの復...全文を見る
○麻生国務大臣 復興特別所得税の方は、所得税額に対して二・一%付加課税を課すということになっておりまして、その導入時には年間〇・三兆円ということを言われておりますので、二十五年間で約七・三兆円の増収額を見込んでおったということだと存じます。(佐々木(憲)委員「住民税と合わせて」と...全文を見る
○麻生国務大臣 これは平成二十三年度の利益法人の数字だと思うんですが、繰越欠損金を控除する前の所得に対する税負担から、いわゆる欠損金の繰越控除制度と、それから政策税制としての税額控除制度によって、どの程度税負担が軽減されたかというのを示した数字の話だと思っております。  同じ資...全文を見る
○麻生国務大臣 これは一般論として申し上げますけれども、二十六年度に復興特別法人税が廃止をされるということになりますと、復興特別法人税を含みます国の法人税率というものは、現行の二八・〇五%から二五・五%に下がり、国、地方両方の合計の税率ベースで二・四%分低下ということになろうかと...全文を見る
○麻生国務大臣 賃金上昇につなげられる方策と見通しということの御質問がありましたけれども、これは、政労使会議の場などにおきまして、政府から、経済団体や業界団体、ほかに連合等々がおられましたけれども、賃上げや取引先企業の支援などを広く働きかけた。  こうした要請を踏まえて、経団連...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、うちは資本主義、市場経済、自由主義でやっていますので、共産主義経済でやっているんじゃありませんから、政府が命令したからきちんと聞く、そんな簡単な話じゃありません。まずそれが大前提で、そこにもう長いこと生きておられますのでよく御存じだと思いますので、...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、金利がゼロでも企業が金を借りない、配当はしない、賃金は抑えるというような状況を前提にして経済学というのはでき上がっておりませんので、我々は、いまだかつてない状況にこの十数年、二十年近くそういう状況に突入しております。したがって、これをいかにしてやる...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十五年度の補正予算の中におけるいわゆる復興特別会計への財源の補填というのは、まずは、復興特別法人税の前倒し廃止するために必要な施策として、これは被災地の理解を得ねばならぬというのが一つ。それと、この復興特別法人税の前倒し廃止によりまして、足元の企業収益は確実...全文を見る
02月04日第186回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○麻生国務大臣 今総理から申し上げられましたとおり、これは政府といたしましても、事務方に対してさまざまな資料の提出を既に行ってきたところでございます。もうごらんになったと存じますが。  なお、昨年十二月の二日に行われました政府税制調査会におきましても、軽減税率について、さまざま...全文を見る
○麻生国務大臣 倍返しの言葉は、当時はやっておりましたので、使わせていただきました。  昨年の十月一日に決定をしております経済政策パッケージでは、これは消費税の引き上げによります来年度四—六の反動減が、民間シンクタンク四十一の平均をとらせていただいて一・八兆、アバウト二兆円とい...全文を見る
○麻生国務大臣 今、主に二つの例を挙げて聞かれたんだと思います。  まず最初に、若者のサポートステーションの話ですが、これは、ニートなどの若者の職業的自立というのを支援するために専門的な相談やコミュニケーション訓練を行う事業であって、若者の就労促進を促し、経済の好循環につなげる...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう大串先生よく御存じのとおりで、基本的には、補正予算をやりますのは、その時代時代に補正予算を組む名目、目的が明確になっておかないといかぬのだと存じます。  大分前でしたけれども、リーマン・ショックのときたまたま担当しておりましたけれども、リーマン・ショッ...全文を見る
○麻生国務大臣 シーリング、これは一番、あなたの大先輩に当たる、まだ御存命ですけれども、相沢英之先生という方が、このシーリングこそ役人を堕落させた、三十年ぐらい前にそう言われたと思うんです。これは、青天井にしておいて、そのかわりばさばさ切るということになる方がよほど苦労が多いとい...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税率の引き上げに関する増収分についての使途についてのお尋ねなんだと思いますが、これは、全額社会保障財源化して社会保障の充実また安定化に充てるということで、これは使途を法律や予算に明記することなどによってこれを明確化しておると思っております。  具体的に、基礎...全文を見る
○麻生国務大臣 今おっしゃられたとおりなのであって、これを全国に円滑に、津々浦々とよく使われますけれども、これを執行していくに当たって、なかんずく中小零細業者等々、きちんとしたものを絡めて広めていくというところが、これから腐心していかねばならぬところだと思っております。  また...全文を見る
○麻生国務大臣 臨時福祉給付金、正確にはこう言うんですけれども、簡素な給付措置につきましては、今言われたとおり、これは負担の影響を緩和するために四月からスタートします。その段階で市町村が実際実施をされますので、それに当たりましては、三月に予算が通りました、それからお願いしますでは...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘が今ありましたとおり、大体一%、一・一%。何でその数字がとってあるかというと、これは、平成十年で〇・九でやってあったところが二・〇になりました。それから、平成十五年のときも、これは〇・五で組んであったものが一・六になりましたということでえらい騒ぎになりました...全文を見る
○麻生国務大臣 補正の編成に当たりまして、私の記憶しているところで、自分がやりましたときの補正、これはリーマン・ショックの直後でもありましたので、補正を組まざるを得ぬというときにやらせていただきました。  昨年の場合は、これは御存じのように、選挙が終わってすぐでありましたので、...全文を見る
○麻生国務大臣 一つだけ。  私、直接担当ではありませんけれども、今、ImPACTの話が出ましたが、これは、少なくとも政府内部で、文科大臣、科学技術大臣等々は、これは多分、何百回はオーバーでしょうけれども、何十回、そのうち私も十回ぐらい出たと思いますので、結構議論をさせていただ...全文を見る
02月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 委員お尋ねのこの復興特別法人税というのは、これを廃止するか否かにつきましては、これは党内また閣内ではいろいろ御意見のあったところでもあります。その上で決定をさせていただいておりますが、この廃止によって復興特別会計の歳入が減少するというのは平成二十六年度以...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、先ほど申し上げましたけれども、復興財源の補填が約八千億円になりますけれども、それは来年度でもいいのではないかという御質問なんだと思いますが、これは特に被災地の御理解を得るということを、一番大事なところなんですが、これは一刻も早くきちんと復興財源という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) したがいまして、私どもはその八千億というものに関しましては、是非とも企業からいわゆる賃金とかいろんな形で、個人、勤めておられる方々ということになりましょうか、そういった方々で賃金に充てていただく。また、それが結果として景気回復の好循環に資することになれば...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御説明のございました、仮に二十五年間にわたります復興特別所得税の課税期間を短くするということになりますと、まあ最後の何年間といったことになろうかと思いますが、将来年度に減税が生ずるだけで直近のプラス効果というものは期待し難いというところがございますので...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、私どもとしては、経済が、いわゆる政府の財政支出によって景気が良くなっていくというのを永久に続けるということはできません。したがいまして、一日でも早く自律的な経済回復ということにまたねばなりませんので、私どもとしては、その意味におきましても、是...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと、今の御質問、あらかじめいただいていなかったので、どうなっておりますでしょうか、後で調べて御返事申し上げます。
○国務大臣(麻生太郎君) いきなり振られても、国土交通大臣の答弁なんだと思っていますけれども。そういうことを考えてきちんとやるというような発想をしなかった国会議員が駄目なんだなと、誰だったっけなと思いながら、今一生懸命考えていたんですけれども。  そういうことも考えてきちんとや...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) デフレが悪いわけではないんで、デフレ不況が悪い。インフレがいいんではなくて、インフレ好況はいいですけど、インフレ不況になれば同じことですので、デフレ、インフレではなくて、デフレ不況、インフレ不況が問題なんだと、まず、そこのところはよく間違われて使われます...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 似たような選挙区にいますので。  福岡、去年の一月から十二月までの月平均で前年同月を下回ったことは一回もない、これは福岡のタクシー業者の答えです。逆は北九州、ほとんど変わっておらぬ、若しくは下がっておるというのが北九州。まあ商業都市と工業都市とかいろい...全文を見る
02月06日第186回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 受動喫煙の防止の話というのは、たしか去年もあなた聞いておられたと記憶するんですが、そのとき、どうしますかというような質問をされたので、たばこを嫌がる人とはなるべく付き合わないようにしていると申し上げた記憶しかないんですが。  いずれにしても、受動喫煙の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地方の財源不足ということが一番問題点なんだと思いますが、国と地方がお互いに協力し合ってこの財政健全化の取組を進めていくなどの観点から、これは国が赤字国債の発行によって調達した金で地方交付税というもののいわゆる特例加算、特例加算しております。そして、地方の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大門先生、これは昨年六月に行われたG8のサミットでも、日本の総理の方から政府の考え方として、今言われましたように、税源獲得というのを目指した各国による税負担の軽減競争というのは、いわゆる国際的租税回避というものだけが助長されて、そういった事態は避けた方が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほどの最初のお話で、他の委員会というか、この委員会での前半の部分の話のやり取りも聞いておられるという前提で。  補正予算の実施する、これは好循環を実現するための経済対策ということになるんですが、補正予算というのは、もうこれは清水先生御存じのように、や...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは補正をどうやって作っていくか、それはその時々の事情が大分違いますので、なかなか一概に、基金と言われても、きちんと先々まで、緊急にやるわけですから、先々まできちんとあれができるというものとは限らないものもあります。  そうすると、物づくり関係の基金...全文を見る
02月07日第186回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 二十五年度補正予算に計上された基金の数というのは四十九、その総額は一兆二千億であります。既存の基金の積み増しが三十六基金〇・八兆円、新規基金が十三基金〇・四兆円であります。  また、二十六年度予算に計上された基金の数は同じく四十九でありまして、その総額...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 質問ですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 知っていますかという意味ですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 済みません。知っています。事故繰越しのことでしょう。
○国務大臣(麻生太郎君) 財政法上の条項までは、四十何条だったか、あれは覚えておりませんけれども、繰越しできるという条項があったと記憶します。
○国務大臣(麻生太郎君) 静かになりましたらしゃべりますから。時間はたちますので。  今の話で、見込めないので基金でやるというのは毎年の話になっておりますけれども、いわゆる国からの基金造成のための補助金を出す場合にはというので、いわゆる基金についていろいろなあれがあるので、先ほ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の御指摘は、財政法上にきちんとした基金という勘定科目というか、項目を挙げた方が今後の根拠としてきちんとしておるのではないかという御提案だと存じますので、それを議員立法でなさいますか。
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと生意気なことを言うようで恐縮ですけど、正規の社員しかやったことない人。非正規というのは、炭鉱労働者というのは基本的に非正規。分かりますか、納屋制度というのがありますので、そういうのを一番扱っておりましたところが元々の職業ですからかなり詳しいと思っ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ラーメンの値上げが適正か適正でないかというのに財務省が権限、介入するというわけね。言っておられることはそういうことですね。税務署、すなわち国税庁でしょう。国税庁が、税務署、ラーメンの値上げはおたくちょっと上げ過ぎじゃないかと税務署が入ってくる。何か暗い世...全文を見る
02月10日第186回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○麻生国務大臣 四千八百と三千六百のその差の話ですね。(海江田委員「はい、そうです」と呼ぶ)  差につきましては、きちんと調べて、これは私ども、御存じかと思いますけれども、大蔵省から各省庁に全部言っておりますので、それを集めて……(海江田委員「財務省」と呼ぶ)財務省、財務省。す...全文を見る
○麻生国務大臣 いきなり入学試験みたいなことを聞かれてもあれですけれども。  基本的に、大島先生、今言われたことは、かつて二百四十円だったんですよ。一九八五年まで、この統計には載っていないけれども、二百四十円。それが、一九八五年のプラザ合意、九月でいきなり二百四十円が百二十円に...全文を見る
○麻生国務大臣 短く。そのとおりです。
02月12日第186回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○麻生国務大臣 二十五年度の当初予算における公共事業の昨年十一月末時点における契約率、五八%。もちろん、今、また時間がたっていますから、大分契約率は高まっていると思いますが。  二十六年度の当初予算における公共事業関係費が、前年度比で見かけ〇・七兆円増加になっているというところ...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、公共事業を積み増しても消化がされていないではないかということなんだと思いますけれども、基本的には、補正予算と本予算と、いろいろ、がちゃがちゃというか、重なっているようなところが幾つもありますので、少々混乱をされている面というのは、その新聞記事もそうなん...全文を見る
○麻生国務大臣 複数年度にわたります場合というのが話をかなり込み入らせることになるんだと思っておりますが、基本的には、まずは、補正予算を組む本来の目的は、四月から予想されます消費税の値上げに伴う需要減を補うためには、四月から政府の支出に伴います需要が喚起されることを期待せねばなら...全文を見る
○麻生国務大臣 一つの基金で複数の事業を実施するということに関しましては、これは財政法上別に問題ありませんので、その点は御理解いただいているんだと存じますけれども、少なくとも、基金もいろいろありますので、一つの例を引かせていただければ、例えば緊急人材育成・就職支援基金というのは複...全文を見る
○麻生国務大臣 基金が返金されるというところは、それは使い切らなかったところが問題なのではないかという御指摘なんだと思いますけれども、それはもう間違いなく問題だと私どもも存じますので、きちんとそういったものはその要求したものに応じて、一年間もありますといろいろ事態は変わるかもしれ...全文を見る
○麻生国務大臣 五百億円の名護振興基金について、私は事前に直接お話を伺ったことはありません。ただ、自民党側が政府と意見交換ということで、その中で、この構想について伝えられていたということは承知しております。
○麻生国務大臣 シーリングというやり方は、これはいつの時代から始まったかは中山先生の方がお詳しいんだと存じますけれども、昔はなかったんだと思います。  これが、夏の概算要求ぐらいの段階から、各省庁の内容を厳しく見直さざるを得ないような環境をつくるということによって、青天井のとき...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十六年度の改正におきましては、前々からお話がよくあっておりましたように、企業のため込んだ内部留保が昨年九月末で約三百六兆円ぐらいになっておりますので、そういったものを、基本的には、配当するか、設備投資するか、賃金上げるか、どれか三つのうちに使っていただければ...全文を見る
○麻生国務大臣 一つの考え方だと存じます。  今、三百六兆と申し上げましたけれども、そのうち、これは正確には、表向きに出ている金なので、たんす預金やら何やらというのはどれぐらいあるかちょっとなかなか捕捉がしがたいところでもありますので、表向きに出るお金、約八百五、六十兆、現預金...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年八月に取りまとめられております年金保険料の徴収体制強化に関する政府検討チームの論点整理というのがあるんですが、これは御存じのように、歳入庁というものの創設をやりますと、年金機構、これは特殊法人ですけれども、この年金機構に約一万六千人ぐらいの方がいらっしゃるはず...全文を見る
○麻生国務大臣 この二十三年度、二十四年度というところが直接我々の関係するところなので。  この二十四年度の繰越額プラス不用額というのが増加しているとされておりますが、これは、主として、東日本大震災からの復旧復興のための補正予算で追加をいたしました公共事業関係費が約二・三兆円に...全文を見る
○麻生国務大臣 今の話でいきますと、私のときの平成二十一年度、たしかあのときは、リーマン・ショックの後を受けて景気対策をせねばならぬということで、ああいったことをやらせていただいたと記憶をします。  それから三年間はちょっと違いますので、その三年間のことはちょっとそちらに聞いて...全文を見る
02月13日第186回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○麻生国務大臣 質問するなら、財務省におられたのでおわかりだと思いますので、あらかじめ言っておいてもらうとすんなりお答えできるんですが。  十兆八千億。
○麻生国務大臣 物事を比較するときには前提条件というのをそろえていただかぬと、こういった話はなかなか比較ができないので、少々時間をいただきます。  SNAベース、よく御存じかと思いますが、テレビではなかなかおわかりいただけないと思いますので、システム・オブ・ナショナル・アカウン...全文を見る
○麻生国務大臣 今、総務大臣の方から御答弁があっておりましたけれども、これは松田先生よく御存じのとおりなので、地方の事業税、これは損金算入されているために、逆に、事業税が減少すれば、結果として法人税が増加するということになるので、地方にとってみたらいいことは一個もないじゃないかと...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほどの中期財政計画において、二〇二〇年度までにプライマリーバランスをゼロにするというのは極めて厳しいという状況にあることは、松田先生、過日出されたあの資料、そのとおりだと、私どももさように認識しております。  それに当たってどうするかというのは、これは二〇一五...全文を見る
○麻生国務大臣 これは御指摘のとおりなのであって、金利と経済成長率が、どちらが多いか少ないかによって変わってくる、先ほど、この前の紙の、こちらのページのところにお示しになっている、このとおりの形になります。上から、名目金利とGDPの成長率の、再生のケース、そのぐらいの成長率の場合...全文を見る
○麻生国務大臣 今のお話は、多分、二月の十日、海江田代表のお話の点をもう一回言っておられるんだと思いますが、その後、既に事務局の方から御答弁を申し上げた、そちらの事務所に伺って申し上げたと思いますが、この点につきましては鋭意検討中で、この予算編成が終了するまでにきちんと資料をもっ...全文を見る
○麻生国務大臣 この委員会という漠然としたお答えをすると、きょうと間違えられますので、本委員会というのは予算委員会ね。
○麻生国務大臣 できるだけ速やかに出させるようにいたします。
○麻生国務大臣 新規の資料要求でもございましたので、これは各省との調整とか、それから与党理事への説明も必要なものもありますので、そういった意味では、作成に時間がかかっているところと理解をしておりますので、この委員会が終わるまでに御返事申し上げますと申し上げました。
○麻生国務大臣 繰り返しで恐縮ですけれども、新しい資料要求でもございましたので、各省との調整とか、また与党理事への説明等々必要でございますので、できるだけ速やかに出させるように、もう既に言っております。
○麻生国務大臣 鋭意出させると申し上げておりますので、その方向で、来週か再来週ぐらいには出せると思っております。
○麻生国務大臣 御存じかと思いますけれども、出されました法案というものは、これは国会の各会派間の取り扱いということになっておりますので、私がやれと言ってできる話ではございませんということだけは御記憶ください。
02月14日第186回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案及び地方法人税法案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、所得税法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げさせていただきます。  本法案は、デフレ不況からの脱却と経済再生、税...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 越智先生から五問いただいております。  所得拡大促進税制などの内容及び意義についてのお尋ねがあっております。  平成二十六年度税制改正におきましては、二十五年度改正で創設をいたしました所得拡大促進税制について、段階的に賃上げをしていく企業を支援する仕...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 松本先生から、十一問頂戴しております。  復興特別法人税の前倒し廃止と三党協議の関係についてのお尋ねがあっております。  復興財源を確保するために復興特別法人税を創設することについて、民主党、自民党、公明党の三党で合意がなされたことは承知をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 十問頂戴をいたしました。  消費税の軽減税率についてのお尋ねがあっております。  軽減税率につきましては、平成二十六年度与党税制改正大綱において、対象品目の選定や、区分経理等のための制度整備、具体的な安定財源の手当てといった課題が示されており、お尋ね...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 五問頂戴しております。  今後の米国経済の動向と日本経済に対する影響についてのお尋ねがあっております。  米国経済は、二〇一三年の第四・四半期の実質GDPの成長率が前期比三・二%となるなど、緩やかに回復。また、先行きについても、緩やかな回復が続くと見...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最初に、先ほど竹内議員からの質問に対しての答弁漏れがありましたので、訂正をさせていただきたいと存じます。  第四番目の、交際費課税の緩和や中小企業の投資活性化策の周知についてのお尋ねがあっております。  御指摘のように、今般の税制改正におきまして、消...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最初に、おわびを申し上げて、小池先生の質問の第二問になります。  租税特別措置の実態についてのお尋ねというのがあっておりますけれども、この点につきまして答弁を漏らしておりますので、今、おわびの上、ここでもう一回読ませていただきたいと存じます。  租特...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) たびたび恐縮です。  大企業への減税と復興特別所得税についてのお尋ねがあっておりました。  先ほども申し上げましたとおり、今般の税制改正は、企業の収益力を高めるとともに、足元及び将来の企業収益の改善を個人の所得の拡大、そして消費の拡大につなげるという...全文を見る
02月14日第186回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○麻生国務大臣 これは、当時、ローザンヌの本部でテクニカルなものを主にしてのプレゼンテーションをやらせていただきましたときに参加をしたんですが、そのときに、各市、自分のところの売りをいろいろ表明された中で、日本の場合は、経済面とか治安面とか、いろいろな面がみんなあるんですけれども...全文を見る
○麻生国務大臣 きのうの羽生のスケートを見られた人、この中にどれぐらいいらっしゃるんだか知りませんけれども、少なくとも、若い日本人が、カナダとかロシアの選手を抑えて、史上初めて百点を超えて百一点をとって、ショートプログラムで優勝しているんですけれども、やはりこういうようなものは、...全文を見る
○麻生国務大臣 もし柔道の山下が英語ができたら会長になっていますよ。やはり、一言もできなかったから。あの試合のときでも、おかしいじゃないかと審判のところへ行って、監督として手を挙げられない、言葉ができないから。残念ながら現実です。  したがってこれは、義務教育に読み書き計算、英...全文を見る
○麻生国務大臣 霞ケ丘競技場と正確にはいうんですが、この競技場で、今、一千六百九十二億円と文部大臣から話があっておりましたけれども、内訳を見ると、建設費一千三百八十八億、解体工事六十七億、立体工事などの周辺整備二百三十七億、合計一千六百九十二億ということになっておりますので、これ...全文を見る
○麻生国務大臣 金もないけれども、システムもだめです。僕は見ていてつくづくそう思いますよ、あそこは。あそこはというのは、JOC。いたから、よくわかります。  基本的に、強化費というものをやはり強化委員長に集中させないと、totoから入ってくる、地方から入ってくる、体協から入って...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、岡田大臣というか岡田先生よく御存じのところなので、この復興財源確保法の附則には、御存じのように、政府が保有するJT株式の売却につきましては、たばこ事業法等に基づくたばこ関連産業への国の関与のあり方を勘案して、その保有のあり方を見直すことによる処分の可能性に...全文を見る
○麻生国務大臣 ごもっともな御意見だと思います。  今、たばこは、ちょっと正確な数字じゃありませんけれども、多分二兆円ぐらい税収を上げているんだと記憶しますけれども、そのうち半分がたばこを買っていただいたその地方にかかりますので、御存じのように、本社が東京にあるところの支店で買...全文を見る
○麻生国務大臣 これは御存じのように、たばこ事業法においては、国際的に見て割高な国産の葉たばこというものの全量買い付けをJTに義務づけるという点と、もう一点は、国内たばこの製造独占をJTに認めるという点なんですけれども、独占を見直して完全に民営化するということについては、これは今...全文を見る
○麻生国務大臣 国家公務員宿舎の削減計画、平成二十三年の十二月一日では、国家公務員宿舎の戸数につきましては、平成二十八年度末を目途に、二十一万八千戸から十六万三千戸まで、五万六千戸、約二五・五%、おっしゃるとおりの削減を行うということにされております。  この削減計画において廃...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十二年三月十二日の記者会見で、当時の菅財務大臣が、個人的な理解としつつ、日本政府は沖縄返還協定に記された三億二千万ドルに加え、約七千五百万ドルを追加的に負担したと考えられる旨述べたと承知をしております。  菅大臣がそうした発言をした背景として、米国側の資料...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、その当時、その政治的判断をされた方々がいろいろおられるんだと思いますけれども、その方々がそれぞれ国益を考えられた上での判断だったと存じます。
○麻生国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、その差額の約七千五百万ドルにつきましては、関連をいたします行政文書が我が方には残っておりませんので、事実関係を確認できないという以上は、それが追加負担された可能性についての評価ということになりますので、極めてその評価については難しいと存...全文を見る
○麻生国務大臣 御記憶にないと思いますが、二〇一〇年にたばこが上がったときの担当者。俺が上げた。忘れないでもらいたい。大反対を押し切って、公明党の北側さんだったかな、ヘビースモーカー、そろって二人で上げた。俺はヘビースモーカーじゃないけれども上げた。まず、それが一つ。  それか...全文を見る
○麻生国務大臣 ITとかICT、インフォメーション・コミュニケーション・テクノロジー、Cが入ったのと、どっちを使うか等々、いろいろ世の中が混乱した時代もありましたけれども、ITをイットと読んだ人もおられたり、いろいろした時代もあったんですが、随分と定着したと思いますね。  私ど...全文を見る
○麻生国務大臣 これは要求をされませんと、私の方から、どうぞやりませんかなんという立場にありませんので、ちょっとそこのところはルールとしては、柏倉先生が下村先生に督励していただいて、おまえやれということを言っていただかないと、私の方から、あんたやらないかなんて話は、財務省の方から...全文を見る
02月17日第186回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○麻生国務大臣 今、菅原先生御指摘のとおり、やはり日本の財政というのは、GDPの二倍という巨額な公的債務が累積しておりますので、これはもう大変厳しいことになっておることは間違いありませんし、加えて、少子高齢化というものが急激に進んでいる、多分世界の最先端を行っているという形になっ...全文を見る
○麻生国務大臣 パラリンピックの選手の強化、これはすごく大事な点だと思っております。極めて優秀な選手もおられますので、私どもとしては、選手強化を行っていく、極めて重要だと思っております。  したがって、今言われましたように、平成二十六年度の予算で、パラリンピックの選手の強化費と...全文を見る
○麻生国務大臣 野党時代において、これは政権をチェックするという観点からも、財政健全化責任法案を議員立法として提出したということは、承知をいたしております。  その上で、この財政健全化の実効性の確保というのは、責任ある財政の運営におきましては極めて重要なことですが、ただし、それ...全文を見る
○麻生国務大臣 妙にひねってとられると困るんですが、真面目に私ども考えて答弁をしているつもりなので。  今のような話ではなくて、少なくとも、この中において、いろいろ、健全化推進法案と健全化責任法案というのは……(前原委員「いやいや、自民党の法案を出されたらどうですかと言っている...全文を見る
○麻生国務大臣 御質問は、国の資産の圧縮のことだと思います。  これは、行政改革推進法において、平成二十七年度末の国の資産規模対GDP比の半減を目安とする旨が規定されております。これを踏まえて、国の資産を約百四十兆円規模で圧縮するとの方針が、基本方針二〇〇六、いわゆる骨太方針で...全文を見る
○麻生国務大臣 これはちょっと、丁寧にやらないかぬところでしょうけれども、はしょってやらせていただきます。  特定企業に偏っているからといって、だから問題というわけだとは思っていないんです。  いずれにしても、こういったものは不断の見直しをしていかないかぬということはもう確か...全文を見る
○麻生国務大臣 園田先生、やはり衆議院と参議院でねじれているために参議院で法案が否決、私たちのときもありましたし、民主党のときもありました。そういう状況の中にあって、与野党合意で、この消費税という最も選挙受けしない、私も掲げたことがありますのでよくわかるところですけれども、それを...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、先ほどのプライマリーバランスの話にもありましたけれども、これは利払い費まで含めているか含めていないかが財政収支かプライマリーバランスの差、まあ、英語で直訳すれば同じことを言っているんですけれども、どういうわけか知らないけれども、日本語ではそういうことになっ...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、幾つかの前提条件を、宮本先生、話しておかないかぬと思いますが、一定の収入ということを得ることになった人たちにも返済を求めない、全額ただだということになりますと、求めないということになりますと、これは公平ですかね。まず第一点。  それから、やはり、過去...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、借りたお金は返すというのは当然だと思います。私は、まず基本的に、日本人の良識として、これが一番肝心なところだと思いますので。では、返した人と返さない人との差というのは、借りたお金は返さなくていいのかというのはいかがなものですかねということになりますので。...全文を見る
02月18日第186回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○麻生国務大臣 財務大臣兼金融担当大臣の麻生太郎です。  本委員会の開催に当たり、一言御挨拶をさせていただきたいと存じます。  第二次安倍内閣においては、デフレ不況からの早期脱却と経済再生を図るため、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の三本の矢を一体...全文を見る
02月18日第186回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 中小企業と家計への支援の充実についてのお尋ねがあっております。  まず、御懸念の公共事業の執行については、国交大臣の方から答弁もあろうと存じますが、労務単価の見直しや入札手続の簡素化などにより、円滑な執行が進むよう取り組んでまいります。  次に、御指...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 特区内の税制についてのお尋ねがあっております。  地方税の減免に際しまして、国税の調整を行うことにつきましては、いわゆる特区とは別に、地方団体が自主的に地方税の減免を行う場合との関係の整理というものなどなど、種々の論点があります。こうした対応を行うこと...全文を見る
02月18日第186回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○麻生国務大臣 こういう女性が各省にいるかというお話ですか。(古川(元)委員「いや、大臣室にいるか」と呼ぶ)いますよ。
○麻生国務大臣 期間業務職員、これはバイトですか。
○麻生国務大臣 済みません、バイトの方はいません。(古川(元)委員「バイトとはちょっと違う」と呼ぶ)適当な言葉をちょっと。期間業務職員はおりません。(古川(元)委員「それぞれ大臣にちょっと、いらっしゃるかどうか、自分のところにいるか」と呼ぶ)
○麻生国務大臣 復興法人特別税の前倒しの御質問ですけれども、これは、経済の好循環というのを目指すのが最大の目的であります。  おっしゃるように、復興特別所得税を三年間ということになりましたら、目先、個人の可処分所得がふえるということは間違いないんだと存じますけれども、所得とか消...全文を見る
○麻生国務大臣 階先生、これは物すごく大事な指摘で、この種の話を正面切って聞かれた方は、余り私らのところにはないんですが。  会社経営している人から言わせたら、正規採用と政府は言うけれども、給与を正規に払って、正規に社員を雇うということは、社会保険料がついてくるわけです、半分払...全文を見る
○麻生国務大臣 言葉ができるというのは頭のよしあしに関係ないんだと思っています。その国に生まれて育ったら誰でもしゃべれます。語学というのはそんなものですよ。ところが、日本では突如として語学を途中からやり始めるものだから、そこで差がついたりするわけですよ。おかしいですよ、こんなの。...全文を見る
○麻生国務大臣 三点御質問をいただいたんだと存じます。  まず、この消費税の話で補正予算等々の話が出ていて、これは矛盾するのではないか、ごもっともな御意見だと思います。  基本的に、我々は、千兆円、早い話がGDPの約倍、税収の二十倍になっておりますので、そういったものをきちん...全文を見る
○麻生国務大臣 ことしいっぱいと申し上げております最大の理由は、御存じのように、本来は、来年の十月ですので、一年後じゃなくて一年半後なので、本来ですと来年の四月で判断すればいいということになりますが、来年の四月ではもう本予算が三月に上がっておりますから、終わった後それをやると、多...全文を見る
○麻生国務大臣 消極的ではなくて慎重と言っていただくのが正確な単語だと思っておるんですけれども。  いずれにしても、これはいろいろ、学説が分かれるというとちょっと表現がいかがなものかと思いますけれども、青柳先生、アメリカがそうだったとよく言われますけれども、私、そのころアメリカ...全文を見る
○麻生国務大臣 議員立法でスポーツ基本法というのが設立されております。これは、昭和三十何年に、東京オリンピックができる前につくった法律以来、この法律が全然そのままになっておりましたものですから、平成二十三年でしたか、議員立法で改変をやらせていただいた中に、スポーツ庁と。  スポ...全文を見る
02月19日第186回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○麻生国務大臣 不気味という言葉を訂正されるつもりはありませんね。そのまま、不気味と思っておられる言葉を訂正されるつもりはありませんね。ああ、そう。  私は、不気味には感じませんでした。
○麻生国務大臣 現実問題、国家の利払い費は大幅にふえます。
○麻生国務大臣 あらかじめ質問書を出していただいて、それにお答えするというルールになっていますので。  青年会議所におられたというので、それぐらいのルールは青年会議所で教えてもらったと思いますので、ちょっといかがなものかと思いながら、靖国に関してのお話ですけれども、先ほど岸田大...全文を見る
○麻生国務大臣 すごく大事だと思いますね。予算委員会だから関係ないという、価値観が違うので、私はすごく大事だと思いました。  お祭り、さっき言った群馬県なんかは余りないところですよね。いや、本当にないんですよ。関東はみんなないでしょう。(発言する者あり)どこがある。言ってみろよ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは穀田先生おっしゃるように、東京オリンピック、今の五十年前、あのころにできたのがほとんど限度が来ている、基本的にそう思っておかないと、元セメント屋としては、五十年というのは、大体、メンテナンスをよほどきちんとしない限りは、五十年たったらと思わなきゃだめですよ。...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど太田大臣からの話もあっておりましたけれども、少なくとも公共工事全体の伸び率というのは、先ほど言われたように一%少々ということになろうかと存じますが、これを、国の直轄道路等々のいわゆる維持管理費の伸び率が三千九百から四千百ですから約五%、それから、国から地方へ...全文を見る
02月21日第186回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○麻生国務大臣 田畑先生御指摘のとおり、十—十二のGDPがプラス〇・三、年率換算で一・〇ということになったんですが、これは確かに、その前、十—十二が〇・二と下方修正されておりますので、その意味では、一月—三月、この十—十二でちょうど一年ということになりますが、年換算でちょうど四四...全文を見る
○麻生国務大臣 今週末からオーストラリアのシドニーで、いわゆるG20と言われる会合、蔵相・中央銀行総裁会議というのが開かれるんですが、米国経済が量的緩和を縮小されたから大変だといいますけれども、量的に緩和されたときも大変だった。どっちでも大変ということになっておるのであって、どっ...全文を見る
○麻生国務大臣 シャドーバンキングの実態というのは、中国で金融の引き締めが行われ、中国銀行、人民銀行、農業銀行等々、巨大な中国の銀行が引き締めを行ったのを境に、地方の政府、地方で金を必要としているところに、需要があれば供給がというので、供給がとめられておりますので、そこに起きたの...全文を見る
○麻生国務大臣 今、小島先生のお話にもありましたように、三本の矢、アベノミクスの効果もあって、実質経済成長率が、安倍内閣になってからずっとということになろうかと思いますが、四四半期連続でプラス成長。物価はこれまでマイナス、デフレということになっておりましたけれども、今、十二月の生...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃられるとおり、これから地方経済というものが活性化していくに当たって、今、いろいろなベンチャー企業、いろいろな新しい芽、もしくは中小企業の中でもすばらしい技術を持っていて、その技術だけですごいものがある、これは地方を回ると幾つも出てまいりますので、そういった...全文を見る
○麻生国務大臣 小島先生みたいな考え方は大蔵省主税局にはほとんどございませんものですから、したがって、昨年は孤立無援みたいな形で中小企業だけこれをさせていただきましたけれども、昨年の効果がそれなりに認めざるを得ないところまで来ましたものですから、今年は大企業ということをやらせてい...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、これは対GDP比のバランスということになろうと存じますので、経済を成長させることによってGDPを拡大させ、他方、歳出に関しましては、無駄なものは使わない、きちんとするということでやらせていただいて、おかげさまで、GDPがふえた分だけ税収の伸びもありまし...全文を見る
○麻生国務大臣 これは基本的には、先ほど御指摘のありましたように、まずは、財務省が作成いたしております平成二十六年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算におきましては、現行法にのっとりまして、二〇一五年、平成二十七年の十月には消費税をもう二%、一〇%に引き上げることを織り込んで試算...全文を見る
○麻生国務大臣 やはり、五百兆のGDP、租税収入五十兆で、約二十倍の一千兆の借入金というのは、安住先生、これは非常事態であることは間違いないと思います。倍率で二二七%、OECD試算で二二七%。  かつて、イギリスが千九百四十何年に二五〇%ぐらいまでに、第二次世界大戦終了間際に二...全文を見る
○麻生国務大臣 OECDの数字で二二七%だと記憶します。
○麻生国務大臣 法人税収入全体の中で、今法人の中で約三〇%弱の企業しか納めていないのは知っておりますけれども、その中の比率で、今の貿易のところの比率まで正確に細目を知っているわけではありません。
○麻生国務大臣 法人税減税の話というのは、昨年の末、いわゆる政府税調等々でいろいろ議論がなされ、今、いろいろこの問題について議論がされつつあるところです。  今言われておるのは、法人税を下げたら税収がふえるという話です。事実、ドイツ、韓国、イギリスはやった、それで成功したじゃな...全文を見る
○麻生国務大臣 それは、第三の矢じゃなくて、第二の矢だと思います。
○麻生国務大臣 これは安住先生おっしゃるとおりで、生活保護というのは、随分と予算の編成の段階でいろいろ議論、かなり口論に近いような、言い合った部分だと記憶をしますけれども、少なくともこういった話は、私どもとしては、もう少しきちっとすべきではないかということで、社会保障の伸びが、少...全文を見る
○麻生国務大臣 残念ながら、認めざるを得ないところがあろうかと思います。
○麻生国務大臣 一〇%の件に関してということですけれども、基本的には一〇%にするということを織り込んでこの計画は立てております。  この一〇%を織り込んでするためには、例の十八条三項というクローズ条項がついておりますので、あのクローズ条項を考えますと、基本的には、それをできるよ...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるように、社会保障というものは、景気のよしあしに関係なくある一定の比率で伸びていく、そういった傾向値を持った予算だとも思っております。  なかんずく、この社会保障は、少子高齢化等々に伴って、その比率が高くなったり、またスピードが高くなったりしておりますし...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、基本的に一番大事なところは、安住先生もよく御存じのように、日銀が金を刷る、よく言われるヘリコプターマネーという話ですけれども、金を刷れ刷れといって、三十兆、三十五兆まで刷ってためたことがあります。竹中平蔵という人が担当だったと記憶しますけれども、だったって...全文を見る
○麻生国務大臣 坂元先生、基本的に補正予算というのは、通常予算、冒頭の予算と違って、補正を組むにはそれなりの理由があります。  昨年度は予算編成を十二月の二十九日にスタートしておりますので、普通ですと、そのころは予算がもう上がって、補正の原案ができ上がっている、そのときからスタ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありました最初のお話、補正の方が甘くなりやすいというのは、あくまでも一般論として申し上げておりますので、甘くなりやすい誘因が働く要素があるというのは確かだと思います。時間もないとかいろいろなこともありますので、そういったことがあろうというのは通常言えること...全文を見る
○麻生国務大臣 坂元先生、昭和三十四年、岸内閣のときに国民皆保険制度というのができております。以来今日まで、世界に冠たる皆保険制度だ、我が国が自慢できる制度の一つだと自負しておりますけれども、この社会保障制度そのものは、社会保険方式だけで成り立ってはおりません。御存じのように、今...全文を見る
○麻生国務大臣 労働生産性のその最後のところが一番の御質問ですか、ちょっと時間がないようなので。労働生産性のところが一番御関心がおありだと。  労働生産性の話は、確かにおっしゃるように、これは結構大きな問題なんだと思いますが、第一の矢、第二の矢の間にギャップがある、市場と、需要...全文を見る
○麻生国務大臣 三党合意によってでき上がりました、いわゆる税制の抜本改革法というものの附則十八条の三項にいろいろな指標が書いてある。その中の指標は、いわゆる物価動向、経済成長率その他、デフレ脱却、経済、とにかくいろいろな指標が書いてあるんですけれども、そういった中にあって、複合的...全文を見る
○麻生国務大臣 経済指標というのはすごくいっぱいありまして、有効求人倍率とか失業率とか民間企業何とか率とかいろいろございますので、そういったもの全てを複合的に勘案して、総合的に勘案して考えたということでして、資料の数字だけでも、ちょっと何行か忘れましたけれども、本当にすさまじい、...全文を見る
○麻生国務大臣 女性の輝ける社会とか、いろいろ表現しておられました。  御存じかどうか知りませんけれども、去年、金融庁は上級職を十六人採用しておりますけれども、女性職員はどれぐらいいると思われますか。(三木委員「新聞に出ていましたが、はっきり覚えていません」と呼ぶ)五〇%ですよ...全文を見る
○麻生国務大臣 総理の発言は、投資家等々含めまして幅広い市場関係者が聞いていたわけですので、日本の三本の矢、三本の矢というのはどれぐらい通じているかというのはよく言われるところで、日本人から見たら三ッ矢サイダーと間違えられるからやめろとかいろいろ御意見があったのを記憶しますけれど...全文を見る
○麻生国務大臣 公務員給与の特例減額のお話なんだと存じますが、復興財源確保のために、臨時異例の施策として、平成二十四年度、二十五年度に限って講じられております。公務員の労働基本権を制約する代償としての人事院勧告制度を尊重する、それが政府の基本姿勢ですので、法律の規定どおりに終了す...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、基本的に、これは国家の資産の安定、通貨の安定に資するのが目的であって、民間銀行と一緒にしていただいては困ります。  外国為替資金特別会計につきましては、同特別会計が保有します外貨資産の運用方針というのを公表しておりますので、主要な外貨資産の内訳などについて...全文を見る
○麻生国務大臣 別の視点からの質問だと思いますけれども、答えは、先ほどお答え申し上げたとおりです。
○麻生国務大臣 委員御指摘のとおりです。
○麻生国務大臣 黒田総裁が述べられましたとおり、日本銀行において御指摘のありましたような物価上昇を見通しておるということは承知をいたしております。  すなわち、今年度〇・七%程度、来年度三・二%の上昇、そのうち消費税率引き上げの影響を除くと一・二%の上昇を見込んでおるということ...全文を見る
○麻生国務大臣 政府といたしましては、景気の好循環の実現に向けて、今言われたようなお話を目指して、平成二十六年度の税制改正において、所得を拡大していただいた方々に対しての促進税制の拡充、また、復興特別法人税の一年前倒しでの廃止を行うとともに、政労使において、昨年の十二月の二十日、...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたとおり、日本の財政のいわゆる対GDP比、約二倍、OECDの試算ではたしか二二七%と記憶しますけれども、こういった巨額の公的債務というものを抱えておりますということは、大変厳しい状況であるということはもうはっきりしております。  そうした中で、政...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、財政の健全化目標の達成に向けましては、これはもう当然、経済成長によります税収の増というものを図ると同時に、歳出面におきましても引き続き削減に対する不断の取り組みが必要、これは鈴木先生おっしゃるとおりで、全く異論があるわけではございません。...全文を見る
○麻生国務大臣 新聞に書いてあることをうのみにしないという感性は正しいです。  これは、後で資料を差し上げてもいいと思いますけれども、ほぼ同じ時期にイギリスとドイツと韓国は法人税を下げて、結果として法人税はふえたということになっておりますけれども、ほぼ同じ時期にアメリカ、フラン...全文を見る
○麻生国務大臣 前のめりとか後ろのめりとか、いろいろ見方によって違いますので、私から見ると、いろいろな意見が出てこなければその内閣はおかしいのであって、これが、下手するとすぐ、何となく閣内不統一とか不一致とかいうことが言いたいんでしょうけれども、なかなか、そういうぐあいに言われな...全文を見る
02月24日第186回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○麻生国務大臣 この問題については、例えば消費税の引き上げが充てられるのではないかというような話がよく新聞やら何やら、どれくらい読んでおられるのか知りませんけれども、いろいろ書かれていますけれども、これは全額社会保障費に充てるということが法律で決まっておりますので、これが充てられ...全文を見る
○麻生国務大臣 財務省で、私の記憶ですけれども、KKRという例の国家公務員共済組合連合会の方、先ほどGPIFと言われたのに対して、これはKKRと通称言うんですが、これにおいて、昨年の比率でいきますと、五%ぐらいの国内株式の比率、基本ポートフォリオの中に占める比率ですね、それが五%...全文を見る
02月25日第186回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○麻生国務大臣 ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案及び地方法人税法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、所得税法等の一部を改正する法律案について御説明させていただきます。  本法律案は、デフレ不況からの脱却と経済再生、税制...全文を見る
○麻生国務大臣 藤井先生、これは、安倍政権発足後の一般会計予算、それから地方財政計画における税収の動向、両方入れて、二十四年の年末から、政権交代を見越した景気回復、円安、株高などの影響もありまして、決算時点で、国、地方合わせて、二十四年度当初予算と比べて、税収は約一・七兆円上振れ...全文を見る
○麻生国務大臣 藤井先生、少なくとも今、世界百九十二、三カ国あるんだと存じますが、この中で、デフレーションによる不況というのをやった経験がある国は日本しかありません。少なくとも、さきの大戦が終わって六十数年間の間、やった経験はゼロでして、その前が、一九三〇年代の前半にいわゆるアメ...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう藤井先生よく御案内のとおり、デフレ不況から脱却しつつある段階で消費税を三%上げるのはいかがなものかという御意見は、広く言われているところでもあります。  傍ら、日本の場合は、御存じのように、GDP比に対しましても約二百何十%、政府としては国債費の借入金...全文を見る
○麻生国務大臣 岡本先生、何%を期待しているかと言われても、これはちょっと企業相手の話であって、ここは全体主義国家でもありませんので、もうかっている企業でも払わないところもあれば、もうかっていなくても社員の確保のためにはどうしても払わねばならぬという考え方の企業もありましょうし、...全文を見る
○麻生国務大臣 今、中小企業と大企業と分けられましたけれども、利益を計上しております法人、総数で七十万八千七百九十一社がいわゆる利益計上法人とされております。そのうち中小企業は実に六十九万六千六百社でありまして、約九八%ぐらいになりますので、九八%の会社は基本的には利益を出して、...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の数値につきましては、これは国際機関がG20全体を対象に行った分析に基づくものなんですが、各国ごとに基本的な成長目標を設定するものではありません。  したがって、日本の成長率に関しても、今回のG20で具体的なコミットをしたわけではないんですが、いずれにして...全文を見る
○麻生国務大臣 曲解されていただくと困るんですが、中小企業は、私もやっていましたからよくわかりますけれども、もうかっている、もうかっているとなかなか言わないんです。もうかっている、もうかっていると言うと、寄附を取りに来られたり、いろいろ忙しいですから、地元ではなかなか言わないとい...全文を見る
○麻生国務大臣 中小企業の方が小さい分だけよく調べが行き届いていて、税金をきちっと取られている確率がむしろそっちの方が高いんじゃないかな、私にはそう見えるぐらいで、中小企業はきちんと税金を、もうかっているところは払っておられると存じます。
○麻生国務大臣 大きな企業になりますと、例えば東京ですと、税務署の回ってくる日にちが、毎年一回きちんと来るというところはなくて、なかなか回ってこなくて、何年かに一遍しか回ってこないというところもありますし、いろいろな意味で、そういった状況では企業によって違ってくるんだとは思います...全文を見る
○麻生国務大臣 私は本社が東京にある大企業で働いたことがありませんので、私らから見て、よくわかりませんけれども、かなり多くの企業が東京に本社を移していかれた。本社が東京に集中していった背景というのは当時ありまして、多くの会社は本店を東京に移していかれたと思うんですが、その理由の中...全文を見る
○麻生国務大臣 これは基本的に、企業の数が多い、税務署の職員の数が足りないというような物理的なものもかなりそれに影響しているのではないのかなという感じはいたします。
○麻生国務大臣 いわゆる麻薬取締官の数の絶対量が足りないとか、今、日本の麻薬の取り締まりは、去年一年間で過去最悪を更新したと思いますけれども、麻薬の輸入量が一トンを超えるというような事態になっておりまして、これは、今までにない事態が起きているというような状態を考えたりするときに、...全文を見る
○麻生国務大臣 我々は、今後五年間で、我々全体のGDPを現行の政策により達成される水準よりも二%引き上げることを目指し、野心的だが現実的な政策を実行すると。  ここで書いてあります御指摘の数値ですけれども、これは国際機関がG20の全体を対象にして行った分析に基づくものですので、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、いわゆる新興国との間の対話の話に関係してくるところだと思いますが、「多くの先進国において金融政策は引き続き緩和的である必要があると同時に、物価安定と経済成長の見通しを踏まえ、」という前提がついておるところからも、日本としても、今やっております異次元の緩和と...全文を見る
○麻生国務大臣 復興財源を確保するために復興特別法人税を創設することについて、これは民主党、自民党、公明党三党で合意されたことは承知をいたしております。  他方で、今回の復興特別法人税の前倒しでの廃止は、与党の御判断も踏まえて、二十四年度の決算剰余金の一部を活用して復興財源を確...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の給与所得控除の見直しの影響を受ける給与収入一千万円超の方は、給与所得者上位の約五%を占める高所得の給与所得者となっております。対象者約二百十万人だと思いますが、給与総額約三十兆ですが、全体の給与総額に占める比率は約一五%であろうと思っております。  また、...全文を見る
○麻生国務大臣 中堅所得層のことで聞いておられるように伺ったんですが、中堅というか中間所得層のところでいえば、住宅ローン減税というのはまさにその世代にスポットを当てた施策だったと記憶をいたしますので、今のに対するお答えは、そういったところでも十分に配慮はそれなりにいたしておると思...全文を見る
○麻生国務大臣 役所としては、そういう答えになるんだと存じます。  大臣を長いことやっておりましたので、例えば、軽自動車だとスズキ自動車が一番だと思いますが、鈴木さんから直接の陳情も何回となくありました。場所柄をわきまえられたらいかがですか、ここは結婚式場ですよ、結婚式場で陳情...全文を見る
○麻生国務大臣 税金を頂戴するときには丁寧な対応が要求されるのは当たり前の話なのであって、そこらは聞いていなかったなんと言っているのはそれは少々おかしいのであって、いろいろな形で、その役所とは直接関係ないところであっても、最終決定をおろすところがその役所なのであれば、自分で直接情...全文を見る
○麻生国務大臣 これは武正先生御案内のとおり、消費税のいわゆる中間申告制度の話なんだと思いますが、これは、消費税が、消費者からそれを預かっている、預かり金みたいな形の性格を有することなどを考慮して、少なくとも、前の年の税額が地方消費税を除きまして四十八万円を超えた事業者につきまし...全文を見る
○麻生国務大臣 私、酒はそこそこですけれども、ワインはそんなじゃありませんから、まずお断りしておきます。  この雪害のことに関しましては、これは今主に古屋大臣のところで、きょうも閣議で話題になっていましたけれども、よく新聞に出てくるところ以外でも結構な雪害に遭っている地域もあり...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、鷲尾先生、おっしゃっていることはよくわかりますよ。もともとおたくでつくられた法律ですから、忘れないでください。前原さんのときでしたか。たしか、七年を九年に延ばしたのもそのときでしょう。何で九年に延ばすんだといった反対がいろいろ自民党からありましたけれども、...全文を見る
○麻生国務大臣 済みませんね。  したがって、特定企業の狙い撃ちみたいな話ではなくて、これは、全体として、今、課税ベースを広げるような話のところで、七年というのが九年になったりしたのは、幾ら何でも繰り越しを九年はやり過ぎじゃないかと。昔は五年だったのが七年、七年が九年になってき...全文を見る
○麻生国務大臣 輸出数量からいきますと、まず輸入はふえております。輸入がふえて、輸出が減っておる。減っておるというか、思ったほど伸びていない。輸入は逆に伸びておる。したがって、インバランスが非常にふえてきておるというのは事実です。  ふえております最大の理由は、間違いなく、円安...全文を見る
○麻生国務大臣 私、最近商売をしたことが余りないので。  どれくらいしたら出てくるかというのは、これはかかって企業の経営戦略によるところが極めて大きいと思いますので、今の中で、新興国と言われるところが景気が落ちついてきた、よくなってきたという状況がはっきりしてくるまでまだしばら...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、市場経済、資本主義経済をやっていますので、計画経済をやっておるわけではありませんから、どれくらいのものになれば幾らぐらいになるということが言えるような状況にないのは鷲尾先生よく御存じの上で、基本的に、賃金は景気がいいから上がるというより、景気がよくなると、...全文を見る
○麻生国務大臣 低所得者対策というのは、もう御存じのように、三党で合意された話です。昨年の十二月の与党の税制改正大綱において、引き続き本年の十二月までに結論を得るとされているところであると承知をしております。  まず、この給付つき税額控除については、昨年二月の三党合意においても...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税率において複数の税率ができるわけなので、その中で、それを扱っている事業者が仕入れ税額の計算を行うためには、適用税率や税額というのが記載された、いわゆるインボイスというものが必要になるのは当たり前であって、それがなくても大丈夫なんですという話は、どうして大丈夫...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、今すぐこの場でこうしますという答えを持っているわけではありませんので、これは実に多品目にわたっておりますので、目下検討中としか申し上げようがございません。
○麻生国務大臣 これは、先生、なかなかいわく言いがたいですな。人様の銀行の内容について言うのはいかがなものかと思います。  基本的には、日本のいわゆるショックのとき、前の金融危機のときと比べて一番の問題は、不良債権を日本の場合は全部外に出した。全部公表して表に出した。そして、こ...全文を見る
○麻生国務大臣 大熊先生、一概にこれまたなかなか言いにくいところだと思っております。  ヨーロッパの銀行で、ドイツのブンデスバンク以下は、これはちょっと飛び抜けて別格官幣大社みたいなことになっているとは思いますけれども、その他、フランスだ、オランダだ、いろいろなところはそこそこ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、先生御存じのように、原則は農水省です。監督権限等々、幾つかは金融庁が持っておりますけれども、原則として農林水産省が所管しております。
○麻生国務大臣 ちょっと即答いたしかねます、これは。
○麻生国務大臣 NISAはつくっていません。
○麻生国務大臣 何合目かはちょっとわかりませんな。頂上じゃないことは確かです。  少なくとも、これがスタートしたとき、約一年ちょっと前になりますけれども、それと今日までの経済の指標についてお詳しいんでしょうけれども、下がった指標というのは、失業率と金利と、それから何かありました...全文を見る
○麻生国務大臣 NISAはもともとは、日本の場合は個人金融資産が表向きだけで一千五百兆円を超えております、そのうち現預金だけで八百六十とか八十兆円とか膨大な形になっております、諸外国に比べて現預金の比率が極端に高いのが現状というのはもう御存じのとおりだと思いますので、こういうもの...全文を見る
○麻生国務大臣 国家戦略特区に係る税制につきましては、二十六年度の税制改正で、即時償却を含みます設備投資減税とか、研究開発投資促進税制とか、それから固定資産税の特例、そういったものを含めまして、大胆な施策というのを講ずることにしております。したがって、まずはこれを積極的に利用して...全文を見る
○麻生国務大臣 この法人課税の改革については、いわゆる日本の産業政策というものを含めた全体の大きな議論を行った上で、グローバルな経済というものの中で生き抜いていくわけですから、その中での競争も考えながら検討を進めていかなければならぬというのが大前提だと思っておりますので、今、政府...全文を見る
○麻生国務大臣 山之内先生、これはいろいろ考え方があるんだと思いますけれども、かつては、繰越欠損というのは大体五年。それが七年になって、一昨年、七年が九年になったんだと記憶をいたしますが、法人課税の改革に関しては、政府の税制調査会において、これまでもいろいろ専門的な観点から課税ベ...全文を見る
○麻生国務大臣 山之内先生、これはもう御存じだと存じますが、消費税率の一〇%への引き上げにつきましては、総理もかねて言っておられますように、例の税制抜本改革法、今回の五%を八%に上げさせていただいたときも同様でしたけれども、五%を八%に上げたものは、税制抜本改革法附則第十八条の三...全文を見る
○麻生国務大臣 見解の違いだと思いますが、昔、私が最初に当選したころはたしか五、六年だったと記憶しますけれどもね。それが七年になって、おととしかさきおととしに九年になったんじゃないですかね、これは。そんなものになったんだと記憶します、最近、九年にいつなったか、ちょっと正確な記憶じ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、なぜと言われると、田沼先生、多分、バブルの一番景気のいいときでも似たようなものですよ。半分払っていなかったと思いますね。税金を払っている企業、ちょっとその資料をお持ちだったらそれを見てもらうとわかると思いますけれども。バブルの一番景気のいいときでも、法人税...全文を見る
○麻生国務大臣 多分税制とかは人間の心理学の話、分野になってくるので、ちょっと安易なことを数字で言うわけにはいかないと思いますが、基本的に、やはりこの二、三十年でいえば、急激にふえていきましたのは、一九八九年の十二月、株がたしか三万八千九百十五円をつけましたのが十二月の二十九日、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、いわゆる法人課税の見直しとか法人実効税率の見直しとかいろいろな形で、これだけ今の世の中がグローバルな時代になってくると、いろいろな意味で、税も極めて、画一的とは言いませんけれども、ローカルなものではなくてグローバルなものにという傾向は幾つかの場面で出てくる...全文を見る
○麻生国務大臣 これは株主の問題もありますな。何でそんなのを認めているの、株主はということが出てこないとおかしい。普通の株式会社だったらそういうものだと思いますけれどもね。  ただ、今の話で、一一%の話が出ましたけれども、それは地方税が入っていないんじゃないですか。企業だと、地...全文を見る
○麻生国務大臣 日本のマーケットで一番海外から見て魅力があるといえば、それは多分、田沼さん、一番のものは、スペックがこれだけ厳しいところでクリアしていくというのは、どこの世界へ行っても、日本のスペックを通れば全てのスペックを通りますよ。だから、そういったもので、日本で売れるという...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、いいところもあれば悪いところもありまして、例えば、李明博という韓国の大統領の時代に何回か、この方も経営者ですから、話をしたことがありますけれども、サムスンはすごいというけれども、それがどうした、サムスンだけじゃないかと。あんたのところには東芝もあれば日立も...全文を見る
○麻生国務大臣 租特の中にいろいろあるんですけれども、適用件数が少ないというものの中に関して、ないからやめてしまえばいいじゃないかというと、これはいろいろ、沖縄の物流特区とか、なかなか難しいものがあるんですよ。これをもう一回よく調べてごらん、どうしてこれができないかという意味がわ...全文を見る
○麻生国務大臣 薬の話を今特定なされて言われたんですが、法人関係の租税特別のあれが九千億、約〇・九兆円のうち、研究開発投資の促進で三千四百億円弱ということになっております。こういうことの中で今の医薬品を見ると、実効税率二一・七%ぐらいで、残りの六・九が租税特別措置になっておるとい...全文を見る
○麻生国務大臣 今のお話のポイントは、中小企業の中に、一千七百八十二億円の中で、中小企業等の法人税率の特例が九百四十二億円で、中小企業投資促進税制が五百十四億円、少額減価償却資産の取得価額の損金の算入が二百三十八億円ということで、トータルで一千七百八十二億円なんだと思うんです。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、そのときの質問にもまともに答えておらぬのをもう一回言っておられるだけの話なので、改めて、ちゃんと答えていなかったなと思って、そういう自覚でしゃべっていましたから、全然あなたの方の捉え方も正しいなと思って、安心しました。  基本的にこの種の話は、田沼さん、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、田沼先生、多分一つがデフレ。これが大きな理由は、やはりデフレだと、金を持っていさえすれば何もしなくても資産価値は目減りしない、むしろ値上がりするという意味において、インフレのときとデフレのときでは金の使い方が全く違う、これが一番大きな理由の背景だと思います...全文を見る
○麻生国務大臣 今、最初の質問と後半の質問の趣旨が違っちゃっているんですが、消費税の話、復興特別法人税の話、どっちですか。(鈴木(克)委員「復興特別法人税」と呼ぶ)復興特別法人税の話ね。  復興特別法人税の話ですけれども、これは、御存じのように、今後の被災地の経済復興のためには...全文を見る
○麻生国務大臣 話はそんな単純な話じゃないので。  復興特別法人税を前倒しすることによって復興関係の財源が減るという御心配をいただくということが起きないようにするために、そこはきちんと確保しておくということが最低条件だという話は財務大臣として申し上げておりますし、きちんとした対...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、そこに書いてあります基本方針まさにそのものでして、少なくとも、百年に一遍とか千年に一遍の大震災、大津波ということによって多くの方々の生命がなくなり、また家屋、財産等々が失われ、多くの方々が傷つかれた状況というものは、これは世界じゅうで配信をされ、昼の最中で...全文を見る
○麻生国務大臣 賃金の上昇について確実な成果を得るため、これは経済産業省が主たる担当なんですけれども、引き続き、経済界に対して徹底した要請を行うなどの取り組みを行うとともに、地方の中小企業などには特段の注意を払いつつ、賃上げの状況についてはフォローアップを行い、公表するなどの取り...全文を見る
○麻生国務大臣 前提ときっかけの話は、単語は違うのかもしれませんけれども、意味しているところは私どもとしては同じことで、これをきっかけにして賃金のアップにつながればいいと思っておっただけのことであります。  それから、賃上げについて確実な成果を得るためということで、経済産業省に...全文を見る
○麻生国務大臣 それが一つの縛りの条件みたいに考えておられるんでしょうけれども、私どもとしては、全体の流れとしてそういった形で事は進みつつある、そのように思っております。全体として、企業の内容、業績もよくなってくるのに伴って賃上げという方向に進みつつある、そういう方向に行かせるべ...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、景気がよくなるということは企業収益が上がる、企業収益が上がるということは自動的に法人税がふえる、法人税がふえるということは政府にとりましては税収増につながるということで回転していくんだと思っております。
○麻生国務大臣 法人課税の改革につきましては、これは先日総理が答弁をされたものと同じですけれども、日本という国の産業構造も含めた大きな議論を行っていかないと、法人実効税率、それだけ見ていると話が非常に矮小化されますので、全体的なものを見た上で、グローバルな経済の中で我々は競争をし...全文を見る
○麻生国務大臣 それは、鈴木先生、我々も基本的に同じでして、企業だけがよくなってもだめです。企業の内部留保だけが厚くなってはさらにだめです。少なくとも、企業が内容がよくなったら、よくなった分だけ、配当に回るか、設備投資に回るか、賃金上昇に回るか、そういったきちんとした方向に企業の...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、どういう人がどういう資格でどの程度詳しく調査されたかという前提がわからない話にはつき合えないんですけれども。  私どもとして、少なくとも、昨年の中小企業の交際費課税でやった結果をその人たちがどのように評価しておられるのか、ぜひ聞いてみたいと思うんです。...全文を見る
○麻生国務大臣 租特の見直し、租税特別措置のの見直しですけれども、これは、適用実態調査は参考としつつも、そこに示されておりますのは単に数字だけじゃなくて、制度の趣旨とか、経済とか社会とか、また地域などの状況や今後の見通し、そういったさまざまな要素を総合的に勘案するということをまず...全文を見る
○麻生国務大臣 日本がグローバル社会の中で競争していくに当たって、日本の法人課税がグローバル社会の中において不公平に高いのではないかという御意見が一部にあるからというのが大きな背景になっておると思います。
○麻生国務大臣 法人税の減税をした大きな背景は、国際的な競争の中にあって、法人税率が高いというのは国際競争上いかがなものかという御意見が非常に多かったというのが大きな背景だったと記憶します。
○麻生国務大臣 数字が合っているからといって、それが全ての背景とは思っておりません。
○麻生国務大臣 今までと次元が違うということを意味しておられるんだと存じます。
○麻生国務大臣 異次元という言葉がはやって、やたら使われるものが最近ふえていると思いますけれども、私に言わせると、今までとは異なっているという意味だと理解しております。
○麻生国務大臣 今までの税制の改革とは違っているという意味だと理解しております。
○麻生国務大臣 違うと思います。
○麻生国務大臣 明言されておりませんので、違うと思います。
○麻生国務大臣 イギリスとドイツとスウェーデンの例を引いておられるんですか、それは。  それはイギリスとドイツとスウェーデンの例を引いておられますが、同時に、フランスとアメリカの例も引いていただければ、その違いを御理解いただけると存じます。
○麻生国務大臣 一番わかりやすい例はレーガノミクスだと思います。レーガノミクスは、一回目やったときに大減税をやって、どうなりましたか。双子の赤字だったじゃないですか。レーガノミクスが成功したのは二回目です。二回目で大増税をやって、成功しています。一番いい思いをしたのは、その後のク...全文を見る
○麻生国務大臣 今のお話ですけれども、法人税の減税によって大企業というものだけが潤っていてという感じで、低所得者やら中小企業者が負担のみを押しつけられているのではないかという御懸念に基づく御質問なんだと思います。  二十六年度の税制改正においては、生産性の向上につながる設備投資...全文を見る
○麻生国務大臣 資材に、転嫁できているものとできていないもの、二つ、差があると思っております。  セメント、今ではなかなか上がっていないものの一つですから、よくわかります。上がっているもの、同じく建築資材でもやたら上がっているものもあります。物によって随分差がある。  私ども...全文を見る
○麻生国務大臣 自己負担になっているところをどう思うか、そういう意味ですか。おっしゃっている意味がわからないんですが、自己負担になるところをどう思うかという意味ですか。(佐々木(憲)委員「いや、自己負担になっていると思いますが、その現状についてどのように思いますか」と呼ぶ)  ...全文を見る
○麻生国務大臣 書いてあるごとく消費者です。
○麻生国務大臣 消費をされた品物を売った本人がその消費税を乗せて販売をしておりますので、消費税をいただいておるわけですから、その人が国に納める、その業者ということになろうと存じます。
○麻生国務大臣 基本的に、消費税というものは、これが転嫁できるようにいろいろな形で、考え方によったら独占禁止法違反じゃないかと思うほどいろいろな御意見が出る中、価格転嫁をするということを決めて、事はスタートをさせていただいております。  その結果、消費税が上がるということは、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほどもお答えしたと存じますけれども、多くの方々は、企業の中の内部留保から納めていらっしゃるのか、何らかの形で自己負担を強いられておられる方が多いであろうと思います。全てとは申しません。
○麻生国務大臣 これは少なくとも、価格転嫁、消費税を上げるという方向での価格転嫁に関しましては我々は全力を尽くしていくというのを先ほど再三申し上げているところでありまして、消費税は回り回って一人一人の社会福祉の全体にかかわってくる税金でもありますので、私どもとしては、消費税を上げ...全文を見る
02月26日第186回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○麻生国務大臣 平成二十三年に、復興財源を確保するために復興特別法人税を創設するということについて、民主党、公明党、自民党三党で合意がなされたという経緯は、野党の方でありましたし、財務大臣ではありませんでしたけれども、その経緯については承知をいたしております。  他方で、今回の...全文を見る
○麻生国務大臣 消費が持続的に拡大をしていく好循環というような形を実現するためには、足元の企業収益というものを従業員に還元していくことにならないといかぬわけなんです。  企業の成長に向けた投資を促し、将来の収益の拡大につながって、それをまた個人の所得や消費の拡大につなげるという...全文を見る
○麻生国務大臣 今頂戴をした資料、私のアバウトの勘だったんですけれども、似たような数字が出てきたのかなという感じがしないわけではありませんが、これは過去五年間の平均実地調査割合というので、国税局の調査部が所管をいたしております大規模法人でいきますと一一・九%。それから、税務署が所...全文を見る
○麻生国務大臣 今の御指摘は、これは当然のことですけれども、一つだけ、実地調査割合の差だけをもって不公平かどうかという御指摘は当たらぬということもよく御存じのところなのでこれ以上言いませんけれども、いずれにしても、国税庁においては、今後とも、適正、公平、そういった課税の実現という...全文を見る
○麻生国務大臣 この法人課税の改革全体については、産業政策を含めまして大きな議論を行った上でやりませんと、極めてグローバル化していった経済の中で、他国との競争などを考えながら我々は検討していかねばならぬのだ、そのように思って、多分同じような御趣旨から思っておられるんだと思います。...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほどの法人課税の中で、実効税率というもの、今後、いろいろな意味でグローバルな社会で国際競争の中で打ちかっていく上において、企業の持っております法人実効税率というものを考えていかないかぬという中にあって、税を減らした分だけ何らかの形で代替財源を探してこないかぬ。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 先生、これは昔から数多くの方々が試みられて、あなたと同じように痛い目に遭ったり、失敗された方が大勢おられます。我が党にもおられますし、私どもも似たような経験があります。  したがいまして、一つの考え方として私ども理解ができないわけではありませんけれども、今、私ど...全文を見る
○麻生国務大臣 今の御指摘は、財務諸表をもとに考えますと、それはおっしゃるように、法人税の減税が企業の最終利益を増加させはしますものの、いわゆる税引き前の営業利益の改善というところに直接つながるものではないということなんだと思うんですね。  しかしながら、例えば決算賞与というよ...全文を見る
○麻生国務大臣 うるさい野党の部分も含めまして、おっしゃっていることはよくわかるところなんですが、企業収益の改善というのが速やかに行われるということが一番肝心なところなんだと思います。  いずれにいたしましても、今言われましたように、表現の仕方をもう少し、といっても、なかなか書...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、大熊先生、その国の国柄、その会社の会社柄、その経営者の人柄等々いろいろなものから複合的に生み出されるものではありますけれども、総じて日本の場合は、今言われましたように、粗利と純利との差ぐらいドイツと日本の差があるんじゃないかという御説でしたけれども、確かに...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、いろいろな例が考えられると思っております。例えば、八百屋さんやら豆腐屋さんやらを全部スーパーにまとめて、一件になった。業者の数は減って、中に全部入れられた。私らの地方でもよくある例です。そういった例もありますし、後継ぎがいなくて結果的にその店を閉めた等々、...全文を見る
○麻生国務大臣 景気が悪くなってくる、商売が難しくなる、結果として倒産がふえる、その結果失業が上がる、いわゆる自由主義経済の中において特にあります上に、加えて、デフレというこれまでにない経験をいたしておりますので、私どもの場合は極めて厳しい状態が二十年続いてきたんだと思っておりま...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、佐々木先生、消費税を三%上げる最初から出ていた話で、今改めて言われておられますけれども、最初からこの話は出ておったと記憶します。  したがって、それに当たって、カルテルを結ぶということに関して、みんなで連絡をし合って値段を上げるということは今の法律でいく...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税を上げるという状況を三党で合意して、事ここまでに至りました。それに至るまでの経緯も十分御存じの上で言っておられるんだと存じますが、少なくとも、日本の財政状況をこのままにしておくわけにはとてもいかないという大前提の上に立って、与野党で合意をした上で、あの話をさ...全文を見る
○麻生国務大臣 鈴木先生、日本の場合、よく個人金融資産世界一、一千六百兆の個人金融資産、そのうち八百六十兆円ぐらいが現預金。これは、その他の株とか土地とかいろいろなものでいきますと、資産の構成としては、先進国の例はいろいろありますけれども、現預金が半分以上というのは異常なぐらいに...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、こういった投資というのを、一口百万というところからではありますけれども、勉強していただくという点も考えておかねばならぬところだと思いますので、もうかったら税金は払わない、損したら何かで補填しろ、そんなに世の中うまいことばかりありません。  やはり、あ...全文を見る
○麻生国務大臣 法人課税の改革ということにつきましては、今、地方と国で地方の方がという御意見があっておりましたけれども、これは、産業政策全体の大きな議論を行う中で、今我々はグローバルな経済の中で国をかけて国際競争しているわけですから、そういったことを検討していく必要があろうと思い...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたとおりに、地方団体間の財政力格差の縮小を図るためということで、与党税制調査会の大綱において、「消費税率一〇%段階においては、法人住民税法人税割の地方交付税原資化をさらに進める。また、地方法人特別税・譲与税を廃止するとともに現行制度の意義や効果を踏...全文を見る
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○麻生国務大臣 渡辺総裁の発言の詳細について把握しているわけではないんですが、いわゆる中国のシャドーバンキングというものにつきましては、あの国では預金金利の上限というのが決められておりますので、投資家としては、より金利の高い理財商品を求めていろいろ物を購入する一方、当然、それによ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、樋口先生、一部繰り返しになりますけれども、中国のシャドーバンキングの実態というものが、どこの金なのか、軍の金なのか、民間の金なのか、政府の金なのか、何の金なのかがよくわからぬ上に、市場関係者の間の話を我々仄聞しているところによると、しょせんは中国の国内の投...全文を見る
○麻生国務大臣 十分に調査はしておかねばならぬとは思いますけれども、かかって、こういうものは自分でもうかったときはえらいいい思いをするわけですから、もうかったときは黙っていて、損をしたときだけ何とかしてくれという話、下手をするとそういうことになりかねませんので、この扱いはなかなか...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、リーマン・ショックが起きまして以後、中国の中で急激に起きてきた話でありますから、資料があるわけではなし、誰がつけたか知りませんが、おまけにシャドーとつけるぐらい、よく影で見えない部分で、しかも、誰もこれでもうけたとか損したとかいう人はいない割に、金融は、本...全文を見る
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○麻生国務大臣 平成二十六年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明をさせていただきます。  まず、一般会計歳入予算総額は、九十五兆八千八百二十三億円余となっております。  この内訳について申し上...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の農業被害にあるものにつきましては、今いろいろ言われましたように、農水省において、二月の二十四日でしたか、取りまとめられたところなんだと思っておりますが、これについては、引き続き詳しい被害状況を把握して追加検討策をすることとされておられますので、追加的に一体ど...全文を見る
○麻生国務大臣 これは後藤先生の御指摘があるまでもなく、非常事態が起きたときには、間違いなく組織は極めて簡略化し、権力は集中させて迅速に対応できるような態勢をとる。そのために、議員宿舎等々も含めて、なるべく近くに集中させておくということも含めて御指摘なんだと思いますけれども、この...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、古川先生、多分、事務をやる業者の方の手間、負担がかかるというところが一番問題なんだと思うんですが、これをきちんとやっているかやっていないかというのは極めて大きな差になってくるのは事実です。  ちょっと世代が違うからどうかしれませんが、ソニー、ホンダ、松下...全文を見る
○麻生国務大臣 資料の見方がいろいろ、見解が違っていると思います。  まず最初に、少なくとも昨年の今ごろ、今のようなお話を聞くより前にもっと厳しい状態が続いた一年間、正確にはそれまでの二十年間、もっと正確には一九八九年十二月の二十九日以降、株価が最高値をつけました、三万八千九百...全文を見る
○麻生国務大臣 名字がおもしろい人だったので何冊か読んだことはありますけれども、その方の話で一番間違っているのは、人口が減ったら必ずデフレになるという前提で書いていることですよね。そう思われて読まれませんでしたか。(福田(昭)分科員「あれはタイトルだけですよ」と呼ぶ)そこが全てあ...全文を見る
○麻生国務大臣 日本の経常収支の黒字というのは、平成の十九年までは拡大傾向にあって、平成十九年は二十四兆九千億というのが、たしかそれが一番のアッパーだったと記憶しますが、その後は縮小傾向となってきて、御存じのように、二十五年には三・三兆円の黒字ということにまで縮小してきております...全文を見る
○麻生国務大臣 経常収支は、これはもう申すまでもなく、貿易収支と所得収支からで構成されるんですが、そのうち、所得収支につきましてはもう今申し上げたとおりで、今後も底がたく推移していく、私どもはそう予想しております。  他方、貿易収支という点で見ますと、これは、何といっても、平成...全文を見る
○麻生国務大臣 一千兆円のうち、外国人が買ってあります分が約十数%だと思いますが、その外国人買いの十数%を含めて、全て円買い・円売りになっておりますので、日本の国債発行は一〇〇%日本の円によって成っております。こういう国は日本、イギリス、アメリカ、スイス以外はないのかな、そんなも...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的な心配といえば、それは、ギリシャとかその他のヨーロッパの国々と違って、ユーロというような外債を使っているわけではありませんので、その種の意味での心配はないと存じます。それが一番大きな違いで、よくギリシャと一緒になるとか言っていたとぼけた財務大臣が昔おられまし...全文を見る
○麻生国務大臣 今おっしゃいましたように、やはり福田先生、さきの戦争で負けてこの方六十数年間、世界でデフレ不況というのをやった経験がある国は、百九十三カ国でゼロなんですよ、一つもないんですから。したがって、日本も例外ではなくて、インフレ不況をやっても、デフレ不況をやったことがない...全文を見る
○麻生国務大臣 ないと存じます。
02月28日第186回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○麻生国務大臣 この修正案につきましては、政府としては反対であります。     —————————————
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。     —————————————
02月28日第186回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○麻生国務大臣 大串先生、予告はいただいておりませんので、私の思っている勘だけで申し上げますので、揚げ足をとらないように、よろしくお願いします。  最初に、我々も、物価が上がれば金利が上がると思って、我々も学校で習った教科書ではそう書いてあるので、そう思って予算も編成したんです...全文を見る
○麻生国務大臣 復興特別所得税の減税についてのお尋ねがあっておりますが、これは、個人に対する所得税の減税というのを行えば、個人の可処分所得が増加するということにつながります。  所得、消費の持続的な拡大につながるという自律的な好循環を実現しようと思えば、少なくとも、足元の企業収...全文を見る
○麻生国務大臣 今、御意見がありまして、確かに企業は約三百四兆円の内部留保がたまっておると予測されます。正確な数字ではありませんけれども、予測されます。  したがって、通常ですと、これは株主配当に回るか、設備投資に回るか、個人の給与所得、いわゆる労働分配率を上げる、難しい言葉で...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じかと思いますが、御指摘の留保金というものは、これは既に税金を払った後の金ですからね、基本的には。  したがいまして、損金算入につきましては、平均給与がずっとふえていないのに、配当は十年前と比較して約二倍にはふえておりますので、配当は間違いなくふえておると思...全文を見る
○麻生国務大臣 増税にかかわる、家計に対してどのような影響が出るかということでありますけれども、いわゆる家計に当たりましては、低所得に与える点をいろいろ考えて、低所得向けのローンをいろいろやらせていただいたり、所得の低い方は一万円、高齢者では一万五千円等々の補助が出たり、いろいろ...全文を見る
03月03日第186回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) これは所得拡大促進税制についての御質問なんだと思いますが、平成二十五年度税制改正で創設をさせていただいたんですが、平成二十六年度税制改正におきまして拡充を行っております。どれくらいというか、今年度から適用が始まっておりますので、失礼ですけれども、新しい税...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 結果的にはそういうことになります。
○国務大臣(麻生太郎君) 今のお話というのはよく出るところなんですけれども、法人税を納めております利益計上法人というのは約七十万八千七百九十一社ということになりますが、そのうちで中小企業というのが実は六十九万六千六百社、九八%が中小企業ということになりますので、中小企業全体は二百...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもとしては、中小企業で法人税を納めていないところでありましても、今のように二%、パーセントいろいろございますけれども、そのパーセントを納めていただいた企業の払っていらっしゃるそこらのところにつきましては、私どもとしては、その分だけ利益から落としていた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ櫻井先生お詳しいところなんですけれども、私どもの総理もやたらお詳しいものですから、私よりはるかに詳しいので、この点につきましては前に考えろということを言われておりますので。  協会けんぽへの財政支援とかいうのは、昨年の通常国会で成立をさせていただき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の御質問ですけれども、年度内じゃなくて繰り越しておりますんで、一回決算が終わっているような形になっているのをまた途中で変更するというのは、それはちょっとそんな簡単には、特区だからそれだけ別に認めろと言われても、ちょっとなかなかそんな簡単にはいかぬので、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど申し上げたことの繰り返しで恐縮ですけれども、一回決算が終わっている分がありますんで、その分でもう一回やるということになりますと、繰越明許して翌年に繰り延ばした、そこも終わった、それまた一年たっていますんで、そういった意味ではこれは二年ということにな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、お尋ねのカナダの公共サービス機関のリベート制度ということの説明でしたけれども、いわゆる公益団体などが医療や教育などの非課税サービスの提供を行う際に仕入れに係る付加価値税につきましては、国が一定割合は還付するという制度であります。このうち、公営病院...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) パラリンピックのトレーニングセンターの話ですか、御質問の内容は。これを私の方で保証しろというわけですか。何を聞かれたい、聞かれたい内容は。これを、下村大臣が言ったことは麻生財務大臣は保証しておるかという、簡単にはそういうことですか。  御存じかと思いま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 甚だ僣越な言い方で恐縮ですけれども、そういう一格付会社の評価にこちらが右往左往するようなことはありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 頑張りますで終われば三秒で終わるんですけれども、そうはいかぬでしょうから。  今年の二月の子ども・子育て会議において、これは今言われましたように、最大一・一兆円程度の財源が必要との資料が提出されておりますことも知っておりますし、附帯決議などでこの確保に...全文を見る
03月04日第186回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、小泉内閣との比較でお話を進められたい意図のようにお見受けしますので、その前提で、基本的に小泉内閣と安倍内閣の一番の違いは、小泉内閣のときも日本銀行は二十兆、三十兆と結構金は、日銀券は刷ったんですよ。したがって、先ほどの言葉を借りれば、日銀の口座...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 固有名詞が出ると甚だ答弁がしにくいので、控えめに。  基本的に、西田先生、やっぱりさきの戦争、一九四五年で負けてこの方、日本も数々、六十八年間の間に不況をやりましたけれども、いずれもインフレ下で不況だったので、デフレーションで不況をやった経験は日本には...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いろいろ御説があるんだと思いますが、少なくともこういったようなものは、後々施設として、インフラとしてきちんと後世に形が残るもの、加えて、物の流れ、人の流れ、情報の流れを促進するもの等々を考えますと、極めて投資効果の大きなものだということは私も理解をいたし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そこの御指摘のある、今のリーマン・ショックの話が出ましたけれども、そのときに一挙に九十兆円のところまで達しているというところで、以後確実に伸びて、平成二十六年度予算では九十五兆九千億ということになってきたんだと存じます。  ただ、これは私どものあれから...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、その図にも、図というかそのグラフにもありますように、リーマン・ショックへの対応で、平成二十一年度の補正予算ということになりますけれども、それの予算額があるいは決算額が大幅に増加をし、それがその後目に見えて小さくなっていないということは、もう間違いなく...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 矛を収めさせた方に聞かれた方がよろしいかと思いますが。  地方交付税の特別加算につきましては、これはリーマン・ショック後の危機から対応して平成二十一年度以降に講じてきていたところです。平成二十六年度の財政政策におきましては、これはもう景気の回復とか消費...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、中西先生、ありとあらゆるところに言える話ですので、この部分だという具体的な話ではありませんので、全体的な話を申し上げさせていただければ、これは全体に、例えば物価が下がっているんだったらその分だけ下げたっておかしくないではないかというふうなものも、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、基礎的財政収支、プライマリーバランスという指標は、これは別に操作が可能なわけではありませんので、私どもとしては、各年度の予算において、それぞれに計上すべき税収とか、また経費などを適切に計上しておりますので、基礎的財政収支を恣意的に操作をしていると...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、会社経営やら何やらきっとなさったことがおありなので経験がおありだと思いますが、財政法上は補正予算というものは、これは義務的経費の不足を補うという面と、また予算を編成した後、何らか大きな事件等々によって特に緊急となった経費を支出というときに追加の予...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この日本郵政の上場につきましては、これは社長の西室社長が二〇一五年中を目指す旨の発言をされておられるということは承知をいたしております。  ただ、株主であります総務相としては、日本郵政が上場のための体制整備というものを終えた後、この会社の決算、また市場...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは中西先生、JPなんかにおられたのでよく御存じのところだとは思うんですが、日本人の個人金融資産約一千六百兆、うち現預金が八百六十兆から八百七十兆円ぐらいだと今言われておるんですが、これは先進国、OECD加盟国の中の個人金融資産の中の分析で、やっぱり現...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 配当の損金算入ということは、これは、みんなの党の経済政策の中でも、これたしか語られていたのかなという記憶があるんですが、企業のためた資金というものを今どれぐらい、三百兆を超えるほど、いわゆる内部留保金という何にもしない金が三百六兆ぐらい超えていると思いま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財務大臣としてはノーですな。しかし、これ一つの物の考え方ですから、はなから駄目ですと言うつもりはありませんので、予算委員会じゃなくて財金ででも話をしましょうか。
○国務大臣(麻生太郎君) いろいろ御質問というか御意見があったんだと存じますけれども、二十五年度の補正予算と二十六年度の本予算と、合計すれば大型予算ということになりますけれども、これは元々はもう目的が全く違っておりますので、そういった意味ではこれを両者を合算して論ずるのはちょっと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、この二〇一五年の半減というところまでですと、これは当初八兆円の差でございましたので、今年四兆、来年四兆ということにしておりました分につきましては、初年度五・二兆ということになりましたので、一応四兆を超えて五・二兆まで行けておりますので、今年、いわゆる...全文を見る
03月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) これは少子高齢化とも、先ほど言われたところと関係するんだと思いますが、都市に人口が集中する、コンパクトシティーという名前でも同じくやっぱり都市に集中する。人口が集中する、イコールそこに税収が発生する。税支出も出ますけれども。そういった意味ではかなり地域差...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは結果論ということになろうかと存じますが、日本銀行によります金融の緩和というものは、これは金子先生御指摘のように、為替の変動を目的としたものではありません。長年にわたる日本の場合はデフレ不況というものでありますんで、これからの脱却という国内目的という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大胆な金融緩和をやったことは、二〇〇一年、二年、三年、あの頃も大胆な金融緩和をやったんですけれども、結果として余り円安というような形にはなりませんでしたんで、そういった意味ではもっといろんなものが副次的に出てくるんで、日本はこの方向に行くなという感じと、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昨年のたしかこれは代表質問だったと記憶いたしますけれども、パンや麺類の原料となる輸入小麦の価格を引き下げるため公費を投入すべきではないかとの御提案をいただいたんだと思いますが、これ輸入小麦の価格というものは、これは為替のみならず国際市場における相場の関係...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ブラウンさんは、ジョージア大学、アトランタ大学でしたっけね、何かの経済学の先生だと思いますので、時々出てこられるので、この記事も知らないわけではありませんが。  まず、公的債務の累積というのが経済成長の足かせになりかねない、前提条件として書いてあります...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これまでも、藤巻先生、これだけ大量に国債が発行されて、普通だったら、おっしゃるように信用がなくなったら金利が上がらなきゃおかしいですね。どうして下がるんですかね。これに対するお答えを答えられた経済学者ってまだ一人もいらっしゃらぬのですけれども、現実問題、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、日本の経済政策という、財政政策というのが日本一国ではなくて他国に対する影響が極めて大きいというのはアメリカのこの間のテーパリングでもはっきりしておりますので、同様な影響力を持ちます日本の一方的な話というものが他国に与える影響というもの、これは極め...全文を見る
03月06日第186回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) まず、これは中小企業、零細企業、小規模企業、いろんな表現がありますけれども、代が替わる、仕事の取り巻く環境が変わる等々によって事業を整理しなくちゃいかぬという話は、我々、石炭も閉めてきた経験がありますのでよく分かるところなんですが、これは、金融機関からの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二十六年度のODAの予算につきましては、これは先ほども言われましたように、この〇・一七と〇・七とえらい違いじゃないかと。元々のGDPの桁が十倍も違いますので、それはもう全然意味が、額の絶対量というのもちょっと考えておいていただかぬと、アメリカが〇・一九、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この国際連帯税、元々貧困問題とか、それから環境問題もありましたか、地球規模の問題への対策のための財源確保を目的とした税だというように承知をいたしております。税制抜本改革法第七条におきまして、これは、国際連帯税について国際的な取組の進展を踏まえつつ検討する...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 違う見解を期待なさらない方がいいと思いますが、基本的にはこれは、経済を成長させる、それによって税収を増やし、よってGDPを増やして、今一千兆と五百兆の約二倍の差があります差を少しでも埋めるということを考えると、こちらの方を主体にして伸ばすか、こちらの方を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この一〇%の引上げにつきましては、これはかねてから総理からも申し上げておられますし、また三党合意においても、これは財政の抜本改革法の附則第十八条の三項に書いてありますとおりなんですが、基本的に私どもは再来年の十月というのを目標にこの残り二%というのが一応...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それはもう間違いなく御指摘のとおりでありまして、十―十二の分の一次QEが出ますのが二月、二次QEが多分三月上旬ということになります。しかし、二次QEが出た段階、もう既に予算の審議に入っている真っ最中になりますので、そういうことになりますと、間違いないとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは考え方もあろうかと存じますが、先ほどもお答え申し上げましたとおり、これはこの附則十八条の三項に従って経済状況を総合的に勘案しながらということを総理も言われておられますので、私どもといたしましてはその一・四%も一つの指標と思っておりますので、その他の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 直近のというお話でしたので、外国為替資金特別会計の保有外貨資産ということなんだと存じますが、外貨証券、平成二十四年度決算で九十四兆七千億であります。平成二十五年度決算見込みで百十四兆二千億でありまして、差はプラス十九兆五千億の増加ということになろうと存じ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは大野先生御存じのように、貨幣の交換のいわゆる差減補填金と言って、各省のを一括まとめてこれやっておるんですけれども、支払などにつきまして、円安などにより予算上のレートと実際の為替レートの間で差額が生じて予算が不足する場合にこれを補填するものということ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは日本の外交にとりましては極めて大きなものであって、円安って、それはおまえの国の都合で、もらう方にしてみれば俺には関係ないという話だと思いますので、向こうにしてみれば、当てにしておったものがいきなり二割下がった、三割下がったって勝手に下げられても向こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 実験を二回やらせて、二年度やらせていただいているんですが、これ長沢先生、災害じゃないとき何に使っているかですよ、問題は。  それは、ふだん民間で使っているというのは、これはいいことなんであって、いざというときには、失礼ですけれども、お客を降ろして被災地...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、公表されております最新の有価証券報告書を見られりゃすぐ分かる話なので、平成二十四年度によれば、社長の報酬は一億五千六百万、取締役の報酬は一人当たり平均六千二百七十万、財務大臣の報酬ということで、これは幾ら引かれているんだっけ、これは、二〇%の臨時...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは平成十九年ですな、平成十九年に会社法上の手続として、株主総会の決議を得てストックオプションを導入したというものだと承知をいたしております。このJTのストックオプションですけれども、これは業績に連動しない役員の退職慰労金は廃止ということで、その上で導...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは加ト吉だろう。知っていますよ。たしか、これは香川県かどこかの会社だね。社長が市長だったかな、元。よく知っています。あなたより顔が広いから、いろいろこれ知っております。  ビバレッジの方はこれ自動販売機、たしか、の会社だと思っておりますので、知って...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これらの事業というのは、これは、JTはたしかJT法という法律があるんだと思いますけれども、それに基づいて、違反しているのかな、これは。違反していないと思いますので、違反していない場合は、これはJT法に基づく認可を受けているということになるんじゃないんです...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはJTが発足するときに当たって、これはJTにはたばこ事業法というのを適用して、たしか葉たばこ、日本の国産の葉たばこは全量買わなくちゃいけないというようにたしかあのとき決めたと、ちょっと私、何やっていたかな、あのとき、そういう契約をしたと思っております...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは法律ができ上がるときの経緯で、ちょっと正確な記憶じゃないんで違っているかもしれませんが、これは当時、専売公社と当時言われたんですが、あの専売公社を民営化するに当たって一番の問題は、国産葉たばこ業者をどうするかというのが一番問題になったんだと記憶をし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは内容を詳しく知りませんのでいいかげんなことは言えませんが、これはJTの子会社が直接やっているのか本社が直接やっているのか知りませんが、この海外のいろんなロビーイングの話につきまして、これがその国の法令に違反しているのかというところが一番問題なんであ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、先ほども申し上げましたように、多分、最初の事業法というものが最初にできたときの経緯というのが、専売公社からたばこという会社になっていったときの経緯というのが多分あるんだと思いますが、そのときに、国内の葉たばこ業者の葉たばこを全額買わねばならぬ、こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) たばこ、何にも運営できないというところだけ、これは世間に広まると困りますので。  随分たばこというのは、私の記憶では、たばこの税は私が政調会長のときに上げましたし、今度も上げていますから、たばこのことに関しましては結構いろいろ上げられていると思いますの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは中野先生、去年の今頃、去年の十二月の予想をした経済学者はゼロです、全部外れましたから。だから、その意味では余りその種の話は当てにはならぬと。それだけは、もうこれくらい去年はっきりしたことはないんじゃないでしょうかね。全ての予測は政府の予想の方に寄り...全文を見る
03月07日第186回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案及び地方法人税法案の趣旨を御説明いたします。  まず、所得税法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  本法律案は、デフレ不況からの脱却と経済再生、税制抜本改革の着実な実...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 風間直樹先生の方から十四問いただいております。  毎年度の税制改正の議論を政府税調で行うべきとのお尋ねがあっております。  政府税制調査会は、総理の諮問の下、中長期的観点から、あるべき税制の在り方について審議を行う機関であり、毎年度の税制改正の審議を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 杉先生から三問頂戴しております。  まず、経済の好循環を実現するための取組についてのお尋ねがありました。  政府としては、経済の好循環実現に向け、平成二十六年度の税制改正において所得拡大促進税制の拡充や復興特別法人税の一年前倒しでの廃止を行いますとと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大門先生から八問頂戴をいたしております。  アベノミクスが経済格差を広げてきたのではないか、格差拡大の二極化政策なのではないかとのお尋ねがあっております。  安倍政権におきましては、長引くデフレ不況からの脱却と経済再生を果たすための三本の矢を一体的か...全文を見る
03月07日第186回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) これは、三宅先生おっしゃるように、日本の場合、地方と合わせた法人税率が、表面税率やいわゆる法人実効税率というもので見ますと、これは、先進国はもちろんのこと、アジア諸国と比較しても極めて高い水準にあるということはもう承知をいたしております。  他方、この...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは一概にお答えすることは困難なんですが、税率の変更によって企業行動がどのように変化するかというところは様々なケースが考えられるんだと思っておりますが、その上であえて申し上げれば、一〇〇%の場合には、国内で企業活動を行うインセンティブというのは失われる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 税収全体が最大となる法人実効税率の在り方について、そういうシミュレーションをしたことがあるかという御質問なんだと思っておりますが、そういう前提条件でシミュレーションを行ったことはございません。  それで、過去の各税目の税収実績の経緯というのを見ますと、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先生、なかなか難しいところで、日本の場合はGDPが五百に対して借入金が千という異常な形になっておるというこの現実をこのまま放置しておいて国債発行が続けられるか。確かに、世界中の中で、国債を発行しております国の中で、自国通貨だけでやってそれを賄っている国は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど同僚議員の方からほぼ同様の御質問だったと記憶しますが、これは日本国と、いわゆる国と地方と両方合わせた税制ということになろうと思いますが、これは、先進国またアジアの諸国等々と比較しましても高い水準にあるということだけは承知をしております。他方、法人課...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、たしかオランダでしたかな、オランダでどこか最初スタートしたんだと思っておりまして、今、イギリスが今度三月から採用して、その他の国は聞いていないんですが、と思いますが、いわゆる特許権から生じる収益というものに法人税の軽減税率を適用するという話、簡単に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 十日間ぐらいだったかな、平均ではそんなものだと思いますが。最近で一番早かったのはアルジェリアかな、あれは二日間ぐらいでやったと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) これは昨年四月の二十五日の参議院農水委員会における山口財務副大臣の答弁のことだと理解しておりますが、農作物の収入減少緩和対策費、いわゆるナラシ対策と言われる予算について、予備費の使用を当然の前提として少なめに予算を計上するということは適切ではないという趣...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今言われていますのは、何となく財務省に対するかなり劣等感的な思いのある方の言われたせりふかなと思いながら聞いていたんですが、少なくとも、あくまでも予見し難い予算の不足に充てるのが予備費でありますので、あらかじめ予算が足りなくなることというのを前提...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは基本的には予算の執行官庁もよく知っているはずだと存じますが、予備費の使用をなかなか認めてもらえないので特別会計や独立行政法人が剰余金をため込みがちになっているとの御指摘というのは、私は必ずしも賛同しないんですが。  特別会計における毎年の剰余金に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは山田さん、波長が合ったり合わなかったりいろいろ難しいと思いますよ、これは、現実にやってみて。主計をした、主計の方にしてみれば、何となく、まあこの人だったら大丈夫だろうなというようなのもいれば、何となくとか、いろいろな感情論もこれは人間ですから否定は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 山田先生、事業総利益一兆八千八百六十一、なかなかちょっと企業には普通にありませんな。これだけのあれ出している企業ってそう日本中にないですよと、私はこれ見て、へえと思って感心して見たんですが。これを見てどう思うかと言われても、うん、なるほどという以外に特に...全文を見る
03月10日第186回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) この東日本災害というか、震災の被災者に対する金融支援については、これはもう片山先生なんかのいろいろな御指導の下もあって東日本大震災事業者再生支援機構というものに、これは、被災事業者の再生支援というのを目的として、個人債務者の私的整理に関するガイドラインの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは基本的には、建設費までというのが基本であって、メンテナンスにつきましては地域で負担をしていただくというのが基本であります。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、エネルギーの輸入というか、この国にとっての最大の、経済的な上で、国家が成り立っていく上でも最大の弱点はエネルギーという点に関しましては、これは、何となく電気は当たり前みたいになっていますけれども、これは非常に極めて質の高い電気でもあり、他国に比...全文を見る
03月11日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 財務大臣兼金融担当大臣の麻生太郎であります。  本委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げさせていただきます。  第二次安倍内閣におきましては、デフレ不況からの早期脱却と経済再生を図るため、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦...全文を見る
03月12日第186回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) 藤末健三先生から三問頂戴をしております。  国民負担の増加についてのお尋ねがありました。  二〇一四年度における国民負担率の増加は、消費税率引上げなどによる租税負担率の増加が主たる原因となっておりますのは御存じのとおりです。この消費税引上げは、世界に...全文を見る
03月12日第186回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(麻生太郎君) これは宇都先生御心配になっておられますように、防衛予算というものは、これは細目に分けてみないとなかなか難しいところで、例えば公園なんというものは、日本ではこれは何でしょう、建設省公園局の予算になっていると思いますが、国によってはこれは防衛予算です、公園は...全文を見る
03月13日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘が西田先生からありましたように、やはり今、金利はほぼゼロにもかかわらず、個人預金等々が、収入の約八%ぐらい貯金に回っておると。異常だと思います。金利も付かない金どんどんためてどうするんですかというほどの事態が起きておると。金利がゼロでも金を借りに来...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 確かに、白川総裁のとき、それからその前の福井さんのときに、当時、小泉内閣、竹中平蔵担当大臣だったかな、あのときにも実は日銀に大量の金を刷って、二十五兆だ三十兆だというのを出たんですが、早い話が、それはマネタリーベースが増えただけで、マネーサプライにならな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 幸い、幸いというか、平成二十六年度の予算におきまして見ますと、例えば東京でオリンピックというものが二〇二〇年度に決まったことを契機として交通とか物流のインフラの整備というものが、これは極めて必要ということがはっきりしてきたと思っておりますが、同時に、三・...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、一般論として申し上げさせていただければ、確かに子供手当毎日五十万という方も総理大臣でおられましたし、記憶に新しい方もいろいろいらっしゃるということは確かですけれども、日本の消費税制度において、インターネットを通じて入ってきた、例えば海外から書籍とか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、税務を取り巻きます環境というのは、コンピューターが入ってみたり国際化してみたり、いろいろな意味で複雑化しておりますので、なかなか徴収事務というものが面倒くさく複雑化して、傍ら、税理士など有能な人が付いてなかなか取らせないようにされたりす...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは御質問というか、前に話を伺ったことがあるんですが、公共工事はある意味、一種の、地域によって違いますが、供給過多なところもある。傍ら、鉄筋の鉄筋工はいない、型枠工はいない、資材は上がっている等々で消化できていないじゃないかという点である程度時間が掛か...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にこれは都城を例に、都城はミヤコンジョと言うのが正しいんだったかな、都城ではそういった例を引かれましたけれども、これはまず長峯先生、これは地域によってすごく差があります。そういうのがきちんといくところと、市長さんが偉くて、若しくは議長さんが偉くて、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 尾立先生からは昨年の十一月の二十八日、この財政金融委員会の質疑で、利用しやすい電子データ形式での提供というお話をいただいております。  それで、租税特別措置の適用実態調査の結果に関する報告書におきまして、平成二十七年度の通常国会に提出する報告書から閲覧...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず最初に、目的ですけれども、租特の適用状況をこれは統計として明らかにするということにしておりまして、政策立案に役立てることが主たる目的。したがいまして、個別企業の税務情報を開示するということを予定していないというのがまず第一点であろうと思っております。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それは毎年変えることによって、ここに書いてあります識別できないということにされておりますので、毎年同じ番号であれば識別できるということになると思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 最初に申し上げましたように、これはこの租特の適用状況の統計として明らかにするという、統計情報としてこれは実態を明らかにするということを目的としております。  したがいまして、個別企業名は明らかにしないという趣旨を徹底する観点から、これは毎年コード名を変...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法律の趣旨の目的を変えるわけにはまいりませんので、これは本来、先ほど申し上げましたように、これは税を適用するためにやるわけではありませんので、そういった意味では、私どもとしては、今言われますと、これは分かりやすいから、もう少し分かりにくくするように番号を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法人税の引下げが企業の行動にどのような効果をというか波及を与えて、法人の税収にどういったような影響を与えるかということにつきましては、これは思い付きとか感情論とかそういった話でやってもらっちゃ困ると、基本的にはそう思っております。  したがって、これは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この法人課税の改革の話ですけれども、まず今言われました外国企業の誘致ということがありますけれども、これはやっぱり今、外国企業だったら、エネルギー、おたく大丈夫ですかって最初に、これ書いてないけど、エネルギーの話を聞かない人はいないと思いますね。少なくとも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、現在の日本というものは、これはもう間違いなく歳出の半分をいわゆる借金に依存しておるという極めて厳しい財政状況にあります。加えて、内閣府の中長期の試算で見ましても、これは成長戦略が仮に成功しても、これは二〇二〇年度の基礎的財政収支がいわゆる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今お話がありましたように、やっぱり企業がためた金、昨年の九月で三百六兆まで、私も一番正確な捕捉しているところなんですが、こういったものが本来でしたら所得、いわゆる給料に回るか、設備投資に回るか、配当に回るか、常識的にはその三つに回るんですが、回らず金利も...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、本会議、七日でしたかね、本会議で御答弁を申し上げたとおりなんですけれども、皆、一つだけ、この仕事を長くされるんだったら、答弁する人が何となく自信ありそうに言っているときは余り自信がないときですよ。自信がなさそうに言っているやつの方が、もっと聞いて...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 相場にどれぐらいの影響を与えているかという、ちょっと定量的なことを申し上げられるだけのものは持ちませんけれども、基本的に企業というものは、自分が得た利益を配当に回すか、設備投資に回すか、内部留保に回すか、賃金に回すか、はたまた何に回すか、資産に回すか、土...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘の二十五兆円程度の復興フレームの話ですけれども、これは平成二十三年度から二十七年度の五年間の集中復興期間において実施するということが見込まれております復興復旧事業というものの財源をお示ししたものであります。  それで、その復興財源は二十七年度まで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おかげさまで、さきの選挙で衆参におきまして自公で過半数を取らせていただいたこともこれあり、いろんな形で事が決められて進みつつあるという状況になってきておりますので、予算、またそれに関連する経済施策等々も基本的には同じところだとまず頭に入れておかなければな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には新興国、これ新興国、定義が難しいので一概に新興国と申し上げますけれども、ここの需要が弱含んでいるということによって輸出数量が横ばいになっているということはもう間違いないんだと思いますが、世界経済全体として見ますと、アメリカの景気等々も弱いとはい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一月の貿易収支の赤字の主な背景として、これは基本的には、例年一月というのは、日本の場合、正月休みというのが入りますものですから、輸出が一年のうちで一番少なくなる月であることも間違いないんですが、加えて、原油とか液化天然ガスなどの輸入額の増加により貿易収支...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 極めて定量的に言うことは難しいと思います。  今起きております状況というのは極めて流動的でもありますので、ここは御存じのように、去年の穀物輸出はアメリカに次いで小麦で二番、トウモロコシも二番だったかな、それぐらいの大きな数量を輸出できる力を持っていると...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この問題は発生して、これまでにNSCが何回か開かれて、かなりの情報交換をさせていただいた記憶がありますんで、いろんな意味でこのウクライナの情勢というのは、当時まだ、あそこには御存じのようにロシアの黒海艦隊がありますんで、黒海艦隊の存在の正否に関わるような...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のお話は、入学金の話等々はこれ文部省に聞いていただくとして、所得税の話でいきますと、入学料や授業料そのものを優遇する、優遇するという単語が適当なんだと思いますが、優遇するという制度というのはこれはありません。しかし、大学や専門学校に在学している年齢の子...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 後でやっておきますから、心配せぬで大丈夫です。
○国務大臣(麻生太郎君) これはいわゆる個人版の私的整理という話なんで、このガイドラインの運用規準というのは、これは前から大門先生からこの財金等々いろいろで御質問をいただいていたんですが、簡単に言えば、年収水準のみで一律に画一的に判断するのは問題じゃないかというところが一番の御指...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本の場合、これは、中山先生、時代が変わってきたんだと思うんですけれども、日本の文化といったら、昔ですと、何でしょう、我々の世代ですとフジヤマ、ゲイシャに何ですか、相撲何とかって、大体そういったものしかなかったでしょう。大体そういう基準で我々の世代は育っ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今二つの名前が出ましたので、ジャック・ラングとアンドレ・マルローという人の名前が二つ出たんですが、この二人ですよ、フランスの文化というのをドゴールに売り込み、日本に来て高野山に行って、日露戦争の日本の兵隊の戦死者の墓とロシアの兵隊の墓とが同じ場所に同じ大...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは川田先生御存じのように、日本では寄附文化というのは育っていない文化の一つですよ。多分、先進国の中で最も進んでいないと思いますね。    〔委員長退席、理事西田昌司君着席〕  その上で、経済社会の中で民間による公益活動の果たす役割というのは高まっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、御指摘のように、NPOに対しますいわゆる寄附金につきましては、税額控除、所得控除のいわゆる選択制が認められているのですが、これにつきましては、昨年の税制改正プロセスにおいて、納税者にとっての効果の分かりやすさということから、簡単に言えば、納税者に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、寄附金控除につきましては、平成二十五年度の改正法の附則に沿って検討を行って、その結果、所得控除による対応を基本としている所得税において税額控除を適用する場合には、その対象範囲の論点についてまずは基本的な考え方を整理する必要があると判断をされたとこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) キーワード検索ができないという話だろう。簡単には、キーワード検索ができないということだな。
○国務大臣(麻生太郎君) だから、そのキーワードを入れたら全部その地域の中でできるようにしてもらわなきゃいかぬと。もう少し、遠回しに言わぬで分かりやすくぱっと言った方がいいよ。役人じゃないんだから、分かりやすくぱっと言わにゃ。  キーワード検索ができるようにしてくれという話を総...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 川田さん、簡単に言うと、これ内閣府で人が足りないんですよ、絶対量が。これ実際やっているのは総務省だから、いや、昔で言う自治省。地方がやりますので、内閣府に言われても、それはなかなか人の絶対量が足りないから、それは総務省との間の連携をきちっとやるような手間...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国立漫画喫茶といって、その辺の人に潰された、民主党にね、下向いてあの辺で今は関係ないみたいな顔をしているけど、みんなで潰したんですよ、あの人たちが。やっぱり政府を選び間違えるとろくなことはならぬと。大変なことになる。ちょっと一言多過ぎましたけれども。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 真面目にこういったように理解をしていただける方が野党に出てきたのは大変有り難いと思っています。よろしくお願いします。
○国務大臣(麻生太郎君) バーナンキからイエレンに替わって、間違いなくアメリカの金融緩和というこれまでの緩和策が縮小されるようになって、毎月百億ドル。ですから、昨年十二月、八百五十が一月には七百五十、この二月で六百五十になっていますので、大体百億ドルずつぐらいこの三か月間で減らし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 久しぶりに格調高かったですよ。  これは、本当に私どもの想像より早く、私どもの想像より大きく世の中を変えつつあると思っております。これはページ岩、日本語では頁岩と言うんですが、ページの岩と書いて頁岩、これ英語でシェールガス、シェールというんですけれども...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案及び地方法人税法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  まず、所得税法等の一部を改正する法律案について御説明いたします。  本法律案は、デフレ不況からの脱却と経済再...全文を見る
03月14日第186回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(麻生太郎君) 人口減少というのは、これは渡辺先生、物すごく大事なところだと存じます。この点を考えておかないとインフラの整備というのはなかなか難しい、観点を考えておかないとなかなか難しい。  現実問題として、一昨年でしたか、あの笹子トンネルの崩落事件、事故というのがあ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 委員長の仕切りですから。言いっ放しになられると、話が込み入りますので。  平成二十五年度の補正予算の話を最初されておりまして、いろいろ通達が出たという話ですが、先ほど総理の方からも話がありましたように、きちんとした、十五か月予算ではありませんと、二十四...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) たばこのお話を今されておられましたので、まずは、仮にも上場している会社に対して、給料が高いのはどうだという話を民間会社にやるのは、給料を上げるという話も今度、やりましたばかりですけれども、どうですかね、仮にも上場している会社ですよ。三分の二の人たちはこの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 資産を売ったら二兆円。毎年二兆円入っているんですよ。一回売っちゃったら二兆円で終わりですか。そんな数字違うでしょう、その数字の前提も。毎年二兆円入っているのよ。そうしたら、今売ったらたった二兆円って、それ一回で終わっちゃうじゃない。(発言する者あり)違う...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 残念ながらという言葉は、今のところは不適切な言葉だから取り消されておいた方がいいですよ。  それから、労働組合による選挙応援というのは、これはそちらは選挙応援してもらっているの。こちらはない。(発言する者あり)みんなの党にはないという話ですね、これは。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大門先生の御指摘のように、合計所得金額に占める所得税負担は、この図にありますように、一億円を超えたところで低下しているという状況にございます。これは、基本的には上場株式などの譲渡所得などについて一〇%のいわゆる軽減税率が適用されていたことを含めまして、金...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 所得税において、できるだけこれは包括的に所得というのを捉えて累進税率を適用するという、これは総合累進課税の原則なんですが、金融所得につきましては、これまでその特性に鑑みて例外としているものであります。  特に、金融所得につきましては、今言われましたよう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御質問のあれですけれども、近年の税制改正で、これは二十四年度の税制改正で高所得者についての給与所得控除の上限というのを設定して二十五年から適用させていただいておりますが、さらに平成二十六年度の税制改正において、給与所得の上限額が適用される給与収入の引下...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、二つのお話があるので、一つが、海外のいわゆるこれBEPSと言われる問題ですけれども、このBEPSにつきましては、今これは日本が租税委員長を、OECDの租税委員長はこれ選挙で選ばれて日本人がなっておりますので、この者が担当して、これをOECDでも今原案...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは今総理からも御答弁があったとおりですけれども、これは清水先生、最も難しいところで、これはG20で一番話題になったのがここです。  基本的には、財政のバランスというものを財政の支出削減、いわゆる縮小均衡だけでそれがやれるかといった場合は、ほとんどの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にはおっしゃるとおりです。これはPB、プライマリーバランスだけの話ですから、金利はそのまま残っておりまして、金利分の負担がまた出ますという話をしておられる。全くおっしゃるとおりです。  これをきちんとやれる範囲のところまで日本の今、財政の再建化は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のあったように、財政健全化法というのは、先ほど申し上げましたように、一五年までに半分に、二〇二〇年までにはという話をさせていただいたんですが、これがいわゆる中期財政目標なんですが。この中期財政目標に基づいて平成二十六年度の予算を編成して、一般会計...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 東日本震災からの復旧復興のための財源につきましては、まず二つ前提ができていまして、一つ、現役世代で賄うという観点、二つ、経済の影響に配慮するという観点、この二つを前提にして、特別法人税に関しましては三年間で二・四兆円、復興特別所得税に関しては二十五年で七...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃられている意味は、復興特別所得税の税率二・一%を引き下げれば個人の可処分所得の増加につながると、掛ける二十五、二・一掛ける二十五ね。所得と消費の持続的な拡大のつながりによる好循環を実現するということ言っておられるんだと思いますが、これは企業のや...全文を見る
03月17日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十六年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計の歳入歳出予算及び各政府関係機関の収入支出予算について御説明をさせていただきたいと存じます。  まず、一般会計歳入予算額は九十五兆八千八百二十三億円余となっております。  そ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の話ですけれども、それなりに対応しておられるようなのでいいんだと思いますが。  言葉ができるなんて、スペインのカタルーニャに行ってワイン売ってくれって、フランス語はおろか英語なんか、日本語なんか全く通じないでしょう、あの辺。スペインの、しかもなまりの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは誠にごもっともな御指摘なんですが、大体、東京オリンピックの前に造った社会資本、首都高速一号線始めほぼこういったものは限度に来ている。これはもうはっきりして、これをメンテナンスをしていなかったらどうなったかといえば、これは一九八〇年代の荒れるアメリカ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の御指摘ですけれども、これは平成十七年度会社法及び商法の改正によって、商業の帳簿につきましては一層の信頼性というものを確保するために、適時、正確な記録を求めることとされております。適時というのはその都度という意味だと、役所用語では適時と言うんでしょうけ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、税務申告におきましては、正確な記録に基づいて適切な所得計算をしていただくということになるんですが、事務的な検証が可能なように帳簿を整理、管理していただくということが重要と、もう当然のことだと思いますが、したがいまして、整然かつ明瞭な記録を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃったこと、全てよく分かるところですし、機械を使ってという、その機械も勘定奉行だ何だかんだいろんなものがいっぱい出てきましたので随分楽になりましたよ、本当、昔に比べれば。私どももそういう、そのもう少し前の世代の会社を経営しておりますので、随分楽に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、御指摘の事案は、これは米国の司法省で扱った話でありますけれども、その発表によりますと、サイバー犯罪事件が、中東の金融機関が発行したカードに関するデータをハッキング、ハッキングって例のハックするという意味ですけど、ハッキングにより盗み出し、そして偽...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の事例が一つの事例なんですけれども、私どもとしてはこの種の話というのは、これは一つ一つ、多分我々が気が付いていない部分も含めましていろいろあると思っております。したがいまして、細かい話でもきちんと詰めておかないと、一つやってうまくいったら、また更に大き...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二十一年の三月のときですけれども、あのとき一九%以下ということで決めて、今日までで一八、一七、一六とずっと、まあ一六・一七まで少なくとも五年間の間に下がってきているということはまず間違いない事実だと思いますが、いわゆるリスクというものを管理する銀行の立場...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、弟さん、質問されたりお見えになったりいろいろしましたので、御縁がなかったわけじゃありませんけれども、全然感じの違う人だなと思って、あなた、本当に兄弟って聞いた記憶があるぐらいだったんですが、いずれにいたしましても、御冥福をお祈り申し上げます。  ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは藤巻先生御指摘のありましたように、特例公債法、これ昭和五十一年に初めて特例公債というものが発行されて以来、一貫してほぼ毎年度国会で御審議をいただいてまいりました。もう御存じのとおりであります。これが一定の財政の規律を与えていたと思いますが、しかし近...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、税制の話になりますので財務省ということになろうと思いますし、政府税調ということになろうと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) ドゥニ・ブルーンという事務局長に過去に会った記憶はありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 私の前は民主党だったからといって、そのもっと前かもしれませんからね。ちょっと余り決め付けられるとぶつぶつ文句言う人もおられるとも思いますので、お気持ちもちょっと考えて。  航空連帯税につきましては、御指摘のとおり、これは消費税が課せられる国内線と消費税...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、先ほども申し上げましたように、一般に言って新しく税を導入するということになったときは、これは目的とか効果とか範囲とか、そういったものについて幅広い検討がなされないとこういった新しい税の導入というのは難しいものだと思いますので、特に途上国支援の資金...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今に対する答弁をきちんとやろうと思うと、三十分ぐらいいただきたいところですけれども。  基本的には、危機感を持っておかねばならぬということを、簡単に言えばそういうことを言っておられるんだと思いますので、私どもとしてもこの問題に関しましては危機感、絶望感...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そもそも公認会計士による会計監査というのは、これは企業情報等の信頼性を確保するという、主に株主側から見て極めて必要だったものだというのが役割だったと思います。傍ら、税理士の方には、納税義務の適正な実現を図っていただくという役割という意味でも、主に企業側か...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国税の職員につきましては、これは税理士法において、二十二年だったっけ、二十三年以上のたしか実務経験を有して、そして国税審議会で指定した研修を受講して修了試験に合格した場合には税理士試験を免除することとされております。もう御存じのとおりです。  これは、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 個別の事例についてなのでちょっと直接お答えすることは差し控えさせていただきますが、これは一般論で言って、税理士法上、税理士の業務の広告を規制するという規定というのが今言われましたように設けられておりませんので、これは税務職員の出身であることを顧客の獲得に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いずれにいたしましても、税金というのは極めてセンシティブな話でもありますので、こういったものがゆがんだような形で事が広まっていくというのは、これはお国として誠に喜ばしくない方向だと思っておりますので、きちんと対応してまいりたいと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 今回講じます減税は、これは、長引くデフレ、正確には資産デフレ不況からの脱却ということ、すなわち、経済再生のために、これまで企業がためております金等々を動かして、設備投資、また賃上げや消費拡大などにつなげていくために思い切った対応が必要との観点に立って行う...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 主税局長が。
○国務大臣(麻生太郎君) これは法律に既に書いてありますので、御存じのとおり、これ十八条の第三項というところに書いてあるんですが、その中には、もういっぱいある中で、今の経済の指標の伸び率はそれは一つの例でありまして、その他いろいろ、我々としては、経済指標というのはたくさんあります...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは法律に書いてありますとおりでありまして、十八条の三項で、税制抜本改革法の第十八条の三項に書いてあるとおりでありまして、そのときの情勢が極めて思わしくないという状態なのであれば、そのときは消費税の引上げはその段階で二%しないという結論もあり得ます。こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはベースアップ、久しぶりに聞いた言葉ですけれども、定期昇給以外にベースを上げるという話で、最近ベアという言葉は通じないそうですから解説をいろいろ立場でしておるんですけれども、定期昇給プラスのベースアップをやります場合は、これは間違いなく社会保険料から...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、お尋ねの一年半程度の準備期間というのは、昨年の十一月、与党税制協議会の求めに応じて事務方より説明した内容を指しておられるものだと考えております。  その際に、議論の素材として、具体的な軽減税率制度の内容によって準備期間は異なりますよということを...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昨年の通常国会に提出をいたしました第一回の報告書の分も、これは電子データ形式で提出すべきとのお話であるというように承りましたけれども、この第一回の報告書につきましては、基となります集計データが修正申告によって随時更新されておりますので、提出をさせていただ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 来年度、経済指標というのは、正直申し上げて、かなり状況によって、何か事件が起きましたり、外国で何か大きな騒ぎになってみたり、いろいろな形で急激に変わるということは十分に考えられる、常にそういったものを予測しておかなければなりませんし、二〇〇七年のときに二...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、私が主に担当しておりますのは第一と第二の矢で、第三の矢は私の担当ではありませんので、これはうかつにこんなところで言っていると、おまえ風間の質問に乗せられて何ちゅう話しとるんじゃという話になりかねぬほど愚かではありませんので、失礼申し上げます。
○国務大臣(麻生太郎君) 安倍政権の成長戦略でもあります日本再興戦略、これは、平成二十五年の六月の十四日の閣議決定では、成長戦略の一環として、女性の活躍推進の項目において、働き方の選択に対して中立的な税制・社会保障制度の検討を行うとされております。働き方の選択に対しては、これは中...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 酒類について地理的表示の指定を行った場合、使用する原料とかその他製造方法に関する基準に合致しないものについては地名の表示ができないことになるんですが、酒の場合、山田錦ですよね。そうすると、山田錦っておたくだけですかって言われると、これなかなか、全部で使っ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) AOC、アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレのことを言っておられるんですね、これは。そういう制度というものがフランスにあることは間違いないんだと思います。それによってシャンパーニュという地名は、今スパークリングワインとしか言えなくなったようなことになって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは他省庁にも関係するところなので、うかつなことをちょっと、安井先生、うかつに言えませんでね。下手なことを言うと、またその辺から、おまえあのとき言ったじゃないかって言ってくる人がいっぱいいるんですよ。いや、言わない言わないと言って、後で必ず言うんですよ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今般の税制改正におきましては、これは生産性の向上というものにつながる設備投資減税の創設や、研究開発税制やら企業の積極的な投資を促す政策というのをまず一番に掲げております。加えて、所得拡大促進税制の拡充等々、特別復興法人税の一年前倒しで廃止になりますので、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昨年の与党税制調査会において、日本再興戦略というのを六月の十四日に閣議決定をされておりますが、これに盛り込まれております民間投資を活性化させるための税制改正というものにつきましては、御指摘のように、年末における通常の年度改正から切り離して秋に前倒しをさせ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは御指摘のように、日本再興戦略において、今後三年間で年間設備投資額を、現在約六十三兆円でありますので、一割増加させて、リーマン・ショック前のいわゆる七十兆円に戻すという成果目標を掲げて今いるところであります。  この目標の達成状況などを進捗管理する...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは正直、一番最後の所得移転の額については、その金額は前提条件によってこれは大きく左右しますので、これはちょっと、経済を活性化させ、ひいては家計所得を下支えする効果もあることから、一概にちょっとお答えすることは今の最後の質問に関しては困難だと存じます。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、人件費を増やすということになりますと、それが経費と認められますので、その意味では法人税の負担というものは減る。傍ら、上げますと、その分だけ年金の負担も増えますので、その分は増える等々、いろいろあるのは御存じのとおりですが、一方で、企業全体...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは御指摘のとおり、適正、公平な課税の実施のためには、これは国税当局としては、課税上有効な資料の情報収集を努めて、申告が適正でないと認められた納税者に対して的確な調査、指導等々を行うことが重要なんですが、さらに、徴収事務を適正に実施していくということも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、今後消費税率の引上げに伴いまして滞納額の増加を防がにゃいかぬということで、適正かつ公平な課税徴収というものを実現するための体制整備は、これはしっかり行っていく必要があろうと存じます。  このため、まず、先ほども御質問のあったところであ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、酒類の不当廉売につきましては、公正取引委員会の是正指導であります注意が一千百二十三件と、これは平成二十四年で業種別で最も多くなっておりますし、これは問題であると、私どももそう認識をいたしております。  国税庁といたしましては、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは御存じのように、今後の被災地の経済復興のためにも、これは日本経済全体を成長軌道に乗せるというのは大前提だと思っております。したがって、復興特別法人税の廃止というのは、これは足下の経済成長を賃金の上昇につなげるきっかけにするために決定したものでありま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 飲食のための支出について五〇%の損金算入ができるようにすると。これは、今まで中小零細企業に関しましては御存じのようにこれ損金勘定に入れられることになっていたんですが、大企業はそれを認めないという方針で来ておりましたけれども、これを五〇%だけ損金算入できる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じかと思いますが、これは総務大臣の所管で、財務大臣じゃないからね。だから、そこのところだけ、また余計なことを答えたじゃないかなんて言われたんじゃかなわないから、あらかじめお断りしておきますよ。民主党というのはそういうことをよく言われる傾向値が高いとこ...全文を見る
03月18日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 現在、御存じのように、公認会計士は公認会計士の資格を取りますと自動的に税理士資格を付与される制度となっておりますのが税理士法第三条ということになっております。  今回御指摘のありましたように、この制度を改めさせていただいて、公認会計士法に定める実務補習...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、尾立先生御指摘のありましたように、税務行政というものか、この税金を取るという話は、これは、環境といたしましては経済取引が物すごく国際化してきた、しかもみんな手書きじゃなくてICTを使うようになりましたものですから調査・徴収事務が複雑化した、結果として...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最初に中間申告制度の方から答弁をさせていただきますが、これは消費税が消費者からの預り金という、簡単に言えば預り金ということになりますので、そういった点を解しますと、前年の税額が四十八万円、これは地方消費税を含めますとプラスの十二万、六十万円になろうかと思...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 加えまして、これは金子先生も御指摘のあったところでしたし、昨日どなたかの答弁にも、お答えしたと記憶しますが、これ、何で飛行機だけなんですという話になりますと、途上国の支援のためが何で飛行機の利用者だけに掛かって、船、豪華客船とかクルーズとかいろいろありま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、平成十四年の金融審議会の答申におきまして、公認会計士については、監査証明業務の担い手としてだけでなく、企業における専門的な実務の担い手として経済社会における重要な役割を担うことが一層求められているとした上で、平成三十年までに総数が五万人程度になるこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 現状において、御存じのように、公認会計士となるためには、租税科目を含む公認会計士試験に合格した上で改めて税を含む研修を受講ということになって、その修得を確認するための修了考査に合格することが求められております。これは現状においてもですよ。  また、公認...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 復興所得税の減税を行えば、これは自動的に個人の可処分所得が増えることになりますので、それはもう間違いないんですが、しかしながら、所得とか消費の持続的な拡大につながっていけるといったことにするためには、経済の好循環を実現しないとなかなかさようなわけにはまい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この税制につきましては、平成二十五年度の税制改正で導入されたんですが、賃上げをしていく企業を一層支援するという観点から今回の税制改正で拡充を図るということにさせていただいたところなんですが、それがあったから労働組合というか組合からの賃上げ要求に対する回答...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、大門先生、いろいろな要素があるんだと存じますが、少なくとも日本にとりまして、やっぱり、そうですね、二百四十円が百二十円になりましたのは一九八五年。それから百二十円がずっと続きまして百何円になりましたのが二〇〇〇年。二〇〇八年、二〇〇七年、あのころ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 愛知副大臣の方から一部申し上げたところではありますが、これは実績が乏しい、確かにフランスとかイタリアとかちょこちょこ一時やっていることは確かなんですけれども、これ全体でやらぬと、早い話がここでやらないから隣の国でやればいいからということになりますので、こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) パラドックスの話が最初に背景におありなんだとは思いますが、法人税率の引下げというものが企業行動にどのような効果を及ぼすかという話ですけれども、法人税収にどのような影響を与えるかということに関して、これは正直言って、アカデミックな観点から話をしていただかな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは御存じかと思いますけれども、消費税が非課税とされております社会保険診療において、医療機関が医薬品を仕入れる、俺も病院やっているから結構詳しいからね、医療機関が医療品等を仕入れる際に支払う消費税分というのは、これは診療報酬によって手当てされてきている...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 表現が間違っております。世界で一番成功した社会主義国家なんです。それが最も正しい表現だと。私、よくイギリス人やらドイツ人とこの話はもう昔したことありますのであれなんだと思いますが。  高所得者に可処分所得等々が厳しいという御指摘なんだと思うんですが、こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これなかなか難しいところなんですが、税率の引下げを通じてこれまで累次の累進緩和というのをやってきた結果、全体として税負担というのは、先ほど田中の方から申し上げましたように、相当低い水準になってきておるというのはもう間違いない事実でありまして、その財源の調...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) マル外ね、なかなかいい単語ですよ。マル外、いい単語。  為替というのは、もう御存じのようにこれは様々な要因によって市場で決まりますので、為替の影響などについてお答えするのはちょっと差し控えさせていただきたいんですが。  外貨建てのMMFでしたっけね、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 新しい税をつくるときに、財務大臣が、任せておいてくださいなんて言うことだけはありませんから、それだけはちょっと頭に入れておいていただかぬと。
○国務大臣(麻生太郎君) これは昨年の二月にEU事務局が発表した案ですけれども、この導入目的は、EU域内における金融取引に関する税制の調和を図る、近年の金融危機に係る財政負担について金融セクターにも公正な負担を求める、不健全な投機的取引などを抑制するの三つということがいわゆる目的...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、EUの中でドイツがやるからといって、ほかの二十何か国は全員付いていくか、極めて疑問ですな。ドイツの場合、特にあそこだけはえらく内容が他の二十何か国と違いますので。そういった意味では、ドイツが言うとちょっとなかなか難しいかなと思うぐらいなんで、もう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる金融取引に対する課税の在り方ということなんだと思いますけれども、公平性とか中立性とかいったいわゆる基本的な租税の考え方を中心に置いて、やっぱり金融商品というのは次々と新しいのが出てきますので、そういった意味で取引自体がすぐ海外にシフトしますので。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、日本経済全体というものがいわゆる持続的に成長軌道に乗せるということが結果として被災地の経済復興のためにもこれは必要というのは御理解いただけるところだと思うんですが、復興特別法人税の廃止というものは足下の経済成長というものを賃金の上昇につなげるきっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に法人税というものについて、これは法人税の改革に着手しますと発言があったということを受けてこの種の話がよく言われるようになったんですが、これは基本的には税制調査会等々にも話をさせていただいて、総理とも話をしてありますけれども、法人実効税率の在り方、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のお話ですけれども、御存じのように、国としては、基礎的財政収支の赤字の対GDPというものを少なくとも二〇一五年までに半減します、二〇二〇年にはゼロにしますというのを掲げて歳出歳入の両方の取組を強力に進めているところなんですが、これは名目三%程度の平均成...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは欠損法人でも、今は九年になって、これはたしか民主党のときに九年になったのかな、我々のときは七年だったと記憶しますので、九年になっているんだと思いますが、これは欠損法人も真面目に事業を行っているとは思いますけれども、利益を出してしっかり納税していると...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 医薬品に何でそんなに研究開発費を与えているかと。日本の医薬品の業界というのは、武田薬品ほか十社ぐらい足してもファイザーに勝てないぐらいなんじゃないですかね。日本の医薬品というのは大きいように言われますけど、海外、世界的に比べればえらい小さなものですから、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、簡単に税制をすれば企業が集約するかといえば、それは経営者はそんな簡単じゃありません、あいつとだけはなりたくない、その一言でうまい話も成り立ちませんから。幾らでもあります、そういう話。したがいまして、税制がいいから合併するかって、そんな簡単なものじ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは中小企業に対してということですけれども、これまででも大企業の税額控除割合よりも高いんじゃありませんか、小規模企業の方が。したがって、一二%という特例を講じているところだと思いますので、大企業の方は九%ぐらいですかな、だと思いますので、研究開発税制全...全文を見る
03月19日第186回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○麻生国務大臣 ただいま議題となりました関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案及び国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  まず、関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法...全文を見る
03月19日第186回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(麻生太郎君) 男女共に育児休業というのの取得を促進する、更に促進するということによって、これは仕事と子育ての両立ということが可能になる就業環境を整備するということは、これは安倍内閣が力を入れております少子化対策、また女性の活躍を促進するという観点からもこれは重要だと思...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは国境を越えた役務の提供に対する消費税の課税の在り方という話なんですけれども、これは、平成二十六年度の与党の税制改正大綱におきまして、国際機関や欧州諸国における対応状況などを踏まえ、平成二十七年度税制改正に向けてこれを検討を進めてまいりたいということ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本航空の再建にこれは国民負担が発生しているので、その分を税制で取り戻すべきと。前半の倫理の話は別として、今の後半の部分で私どもの、財務大臣の担当としてはその点が御質問なんだと思いますので。  税につきましては、もうこれは御存じのように、あらかじめ決め...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この基金というのが、いわゆる平成二十年からよくこの話が出てきたんですが、最も古いものでは昭和四十年まで遡ってこれは制度がございます。甘味資源作物、また国内産糖調整交付金等々でありまして、これは昭和四十年まで遡っておりますが、いずれにしても、かなり古くから...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二つ御質問をいただいたんだと思いますが、まず最初に、私、そちらの方がパネルを使われると伺いましたんで、私もちょっと許可をいただいて、私の方もテレビ向けにパネルを使わせていただきますんで、よろしくお願い申し上げます。これは許可をいただいたと思いますんで、よ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、財政法上の基金がないという話からですけれども、これは御存じかとは思いますが、これは憲法や財政法において予算の単年度主義とか会計年度の独立の原則に取られている中で、実質的に複数年度にわたって事業が行われる基金方式が許されるとの趣旨は、これはもう御存じ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 建設的な御意見というのをいただけるというのは誠にめでたいことなのであって、私どもにとっては大変有り難いと思っていますよ。なかなかいただけませんので、その意味では大変有り難いと思っておりますが。  財政法上の観点で申し上げれば、これは違反ではありませんの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 物価連動債、これ、テレビで見ておられる方はなかなか聞き慣れない言葉だと存じますけれども……(発言する者あり)簡単にということなので。テレビの方は分からないという前提でちょっと私しゃべらせていただきます、分からないといけませんので。  これは、平成十六年...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 珍しく、続けて二ついい提案だったと思います。こういうことを一言言うから余計なことを言われると言われるんですが。  今の物価連動債につきましては、これはもう御存じのように保有者によって課税手続が違っていますので、現時点では、今言われましたように、個人の保...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ジャック・ラングの前に、やっぱりアンドレ・マルローでしょう、フランスの場合は。あの人は、たしかドゴールのときの文化大臣だったんだと思いますが、日本に来て和歌山県に行って、たしか、何びとが住んでおわすかは知らねども、ただ有り難さに涙こぼれるというあの歌を見...全文を見る
03月20日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
03月20日第186回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(麻生太郎君) 昨年七月の講演において、ナチス政権下において、ワイマール憲法は十分な国民的理解及び議論のないまま形骸化されたあしき例というものを私なりの言葉で表現したところであります。これは何回もお答えしたとおりだと思いますが。  ただし、先ほど、そのときも申し上げま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは今言われましたように、毎年度の当初予算の税収が、前年度の税収実績とか所得とか消費とか生産とかその他政府の経済見通しなどのあれを作って細かく見積りを行っているので、いわゆる税収の弾性値というようなざくっとしたものを使っているわけではないというのは、も...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは非常に判断の難しいところだと存じますが、今の状況の中において、景気が確かにデフレ不況からの出口にいるところまでは来たと思っておりますが、これが直ちに景気回復に四月以降行くのかという点につきましてはいま一つまだよく見えていないところでありますので、し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはいろいろ勘ぐって考えればいろいろなことができるのは、もう間違いなくこの種のことにお詳しい方々皆おできになるところだと存じますが、財務省としてやっぱりこの消費税に一番こだわっている大きな理由は、それは何といっても、少子高齢化に伴います日本のやっぱり社...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) はい。  日本インディヴィジュアル・セービングス・アカウントというのをNISAと称しておりますが、今御指摘のありましたように、正確な数じゃありませんけど、一挙に五百万口ぐらいになりました。これは、私どもの予想をはるかに超えるほどこういったものが多くなっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) こういうのはあらかじめ言っておいていただきませんと、急にその日に言って、数字が分からぬように言われて、あほの子と言われてはかないませんので、済みませんけど、あらかじめ是非予告だけしておくようにお願いいたします。  その上で、この資料を今拝見しましたけれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 社会保障関係費の中の部分に占める高齢者の比率等々をこれまでもいろいろ検討されてきたところでありますけれども、これはなかなか、世論やら何やらを考えたときには極めて厳しいものがあったんだと存じます。  やっぱり子ども手当よりは高齢者という比率が高くなったと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 松田先生、これは財務省はクールジャパン担当しているわけじゃありませんからね。経産省所管のやつを財務省が答弁をするというのは非常に問題が起きて、問題じゃないかとまた言う人がいっぱいいますから、そちら側には。だから、そういった意味ではこれはうかつには答えられ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) もう一人クールジャパンの担当がいるんですけれども、それも抑えてどうしても私ということだという前提を、ちょっと委員長、よくきちんと速記取っておいてもらわないと後でまた何かネタにされると話が込み入りますので。  藤巻さんという人は、背景が、背景というか、育...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは修正案というのが出されておりますけれども、補助金とか交付金などにつきましては、これは政府の予算案を前提に一律に一定割合を減額する、そういった手法を取っておられるように見受けるんですが、これは、個々の予算の必要性は個別に検討される手間と暇は掛けられた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 個別に言っていただかないと、全体の中でどうかと言われる質問ではちょっとお答えがしようがありませんので、個別に言っていただくなりなんなりしていただけば、それについてお答えさせていただきたいと存じます。
03月25日第186回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○麻生国務大臣 まことにごもっともな御質問だと存じますが、このインターナショナル・ディベロップメント・アソシエーション、通称IDAというものに対して、日本は、御指摘のとおり第二位の投票権を有し、出資もそうなんですけれども、常に理事を出しておりますし、総務会また理事会等々、この協会...全文を見る
○麻生国務大臣 国際開発機関への出資に当たりましては、その機関が行います業務が、日本のODAが重視をしております分野とか地域というのと合致しているのかというような評価を行い、その上で、関係省庁と連絡して、その機関の政策への日本の意見の反映ぐあいなどを見ながら、出資額等々、出資の方...全文を見る
○麻生国務大臣 国際機関への出資に当たっては、関係省庁とも連絡して、その機関の政策への日本の意見の反映ぐあいというのを見ながら出資額、出資方針を決めているところなんですが、例えばIDAにつきましては、先ほど申し上げました結果のフレームワークというものを踏まえて、IDAの掲げている...全文を見る
○麻生国務大臣 IDAへの出資の意義とかIDAの活動の成果を幅広い関係者に説明していくということは、IDAなどを通じた開発援助活動というものに対する国民の理解を得るという意味では、極めて重要なことだと考えております。  政府としては、幅広く国民の理解を得るために、昨年の四月と十...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、税関におきましては、IT化、国際化等々いろいろなものがあって事務量が大幅に増加しております中で、国民の安心、安全というものを確保するため、いわゆる覚醒剤等々、社会悪と言われるものの水際作戦、取り締まり強化というのが一つ。また、公平公正な課税の確保に...全文を見る
○麻生国務大臣 古本先生、もうこれは古くて長い話でもあるんですけれども、配偶者控除を受けている人が、両親の面倒を見、両親は老人ホームにも出さず、子供は保育園にも出さず、きちんと自分で全部面倒を見ている人、傍ら、それは全部、老人ホームに預け、幼稚園や保育園に預け、自分は働きに出て稼...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、今言われましたように、余り日本人が採られなかったんじゃなくて、日本人の方も余り行きたがっていなかったと思いますね、昔は。行くようになり始めたというのは最近ですよ。それは非常にはっきりしていると思います。加えて、語学の壁というのが二つ目にあると思います。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 IDAの場合はODAとは少し違います。こちらのIDAのIはインターナショナルですし、Dはディベロップメントですし、Aはアソシエーションですから。  日本としては、アメリカに次いで二位の協力金を今やっているんだと思いますが、理事も、常にずっと理事枠を持っております...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、先生、関税が無税であるいわゆるミニマムアクセス米に対して、枠外の輸入として民間が輸入する米については、一キログラム当たり四十九円の関税がかけられておりますほか、一キログラム当たり二百九十二円の納付金が政府により徴収されておりますので、今、WTOの関税と納付...全文を見る
○麻生国務大臣 このミニマムアクセス米の枠外の民間による米の輸入量というのは、これは極めて微量なものだと思っておりますが、関税によって国産米というのはかなり保護されているというのは間違いないんじゃないでしょうか。
○麻生国務大臣 これは、この交渉が始まるときに、我々は後からおくれて行っている方で、カナダとか日本とかおくれてこの交渉に入っている方だと記憶しますが、少なくとも、この交渉に入るときに、この交渉に関しての一切の交渉事は漏らさない、口外しないという約束で話をスタートしておりますから、...全文を見る
○麻生国務大臣 比較対照だとは思いますけれども、かなり知っている方だと思いますけれども、その知っているということも申し述べることはございません。
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。     —————————————
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。     —————————————
03月25日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案及び国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  まず、関税定率法及び関税暫定措置法の一部を...全文を見る
03月27日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) これは外務省所管の話だと思いますが。  まず最初に誤訳の話がありましたけれども、これは熊谷先生、昔からある話でしてね、佐藤栄作・ニクソン会談、あなたが生まれる前かもしらぬけれども、これのときに繊維交渉をやって、繊維のことについて日本は前向きに検討をしま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これまた外務大臣か総理大臣への質問だと存じますが。  あれはパシフィズム、いわゆる平和主義が蔓延していた頃に、いわゆるナチス・ドイツとの交渉をチェンバレンがやって、結果的にあのときは戦争は避けることに成功したと彼はイギリスの下院で説明をして、イギリス下...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはおっしゃるとおりで、更に観光客の数は増えると思っております。今まで八百万ぐらいだったものがいきなり千万になって、えらいことになっていますけれども、日本は一億二千七百万の人口で約一千万。フランス、人口からいったら人口分ぐらい入っているんじゃないですか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) どういう話題を選ぶかって、これ、話題はなかなかちょっと選びにくいところなんでしょうけれども、どういう例を引くかという話を今言っておられるので。例を引くのに当たって、英独の場合は今でもなかなか難しい。同じEUの中にあっても片一方はカレンシーには、為替には、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十五年で年間約一トンのいわゆる不正薬物、コカインもあればヘロインもいろいろあるんですけれども、こういったのが九年ぶりに一トンを上回るというのは、これはちょっと深刻な状況なんだと私どもとしては思っております。  そのほかにも、社会悪製品として拳銃と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この防衛装備の海外への移転に関する新たな原則の策定につきましては、基本的にはこれまで積み重ねてきた例外化というのの実例を整理をしなきゃいかぬという点と、それから、防衛装備の移転に関する手続とか歯止めを今まで以上にきちんと、これ、ネガティブリスト、ポジティ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありました外国子会社合算課税、いわゆるタックスヘイブンという税制の件ですが、これはもう国際的な租税回避防止のためにいわゆる極めて重要な税制であって、OECDの中でも今BEPSと言われるもので、BEPSって、例のあの税源浸食と利益移転という、日本語...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本が世銀からとか、海外から金を借りて返してうまくいった成功例、これは一九〇五年の日露戦争のときの戦時国債一千万ポンドに始まって、あれたしか、中山先生、返し終わったのは、あれは六十年返済で金利七%とか六%付いていたはずですが、あれ、たしか返し終わったのは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃいましたとおり、この直近五年間、平成二十年からの五年間を見ましても、税関が関与したいわゆる覚醒剤のもの、約九割を超えておりまして、不正薬物、銃砲等々、いろいろ取締りの対象の税関の役割というのが非常に大きなものになっているのは、これはもう、中山先...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 融資と出資の違いを言っておられるんだと存じますが、川田先生、融資といっても、これは金利は極めて低い、日本の金利より更に低いという金利、安い金利が一つ。  それから、こういった国々におきましては、やっぱり金は借りたら返すという基本的な世界の常識というもの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) NGOとのお話ですけれども、この増資の会合のときには、これはやっぱり出資国が皆参加をしているので、全然金出してない人が、金をもらう人の方が出てきて増資の話をするというのは、これは会合の趣旨に全くなじまないと思いますので、その点はいかがなものかと存じますが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、外務省の方から答弁があったとおりなんだと思いますが、これは川田先生、貧困を生んだっていうけど、元々それがなければ富も生まなかったわけですから、ずっとみんな貧しいままでいいのかと。それとも、ある程度差は付いても、ある程度富のある方も一部出てくるこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今いただいた資料は、これは多分サブサハラの地図などを主に集めておられるんですが、このほかにも、アフリカ五十三か国全体でいいますと、このほかにもアルジェリアとかリビアとかエジプトなんかも石油というか油の生産量の多いところに入ってくるんだと存じますが、いずれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、いわゆる租税による政府というもの、歳入を天然資源からの上がりじゃなくて租税からの歳入によって国家をという、システムをつくり上げるというお話が基本なんだと思いますし、我々先進国というのは皆それでやっているんですが、それをやりますまず人材がいない、意...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
03月28日第186回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十四年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成二十四年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十二年度決算に関する参議院の議決について講じた措置につきまして御説明申し上げます。  まず、東日本大震災復旧・復興関係経費につきましては、平成二十四年十一月に、平成二十三年度第三次補正予算及び平成二十四年度当初予算において措置した復興関連予算に係...全文を見る
03月28日第186回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十四年度一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成二十四年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告をいたしました...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 四問頂戴しております。  債務残高の抑制方策、利払い費の増加への対応についてのお尋ねがあっております。  御指摘のとおり、日本の財政は、公的債務がGDPの二倍程度まで積み上がるなど厳しい状況にありますのは御存じのとおりです。ただし、議員御指摘のアイス...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 給付付き税額控除についてのお尋ねがあっております。  税制抜本改革法において、低所得者への配慮として、給付付き税額控除と複数税率、軽減税率が共に検討課題とされておりますのは御存じのとおりです。  軽減税率につきましては、二十六年度の与党税制改正大綱に...全文を見る
03月31日第186回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) これは、岩井先生御指摘のとおり、会計検査院の二十四年度の決算報告書におきまして、被災地におきます復興予算の執行の遅れ、それから高速道路をまたぐ陸橋の点検状況の把握等々について指摘をされているところであります。これらに対しましては、復興庁、また国土交通省を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 公会計の話、もうしょっちゅうやっていますので、よくお分かりのとおりなので、なるべく短くやれと多分言われるんだろうと思いますが、これは見ていられる方の、観客が違いますので、是非その点も御理解いただきたいと思います。  国の財務状況に関する説明責任の向上と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 予算の関係なんで私の方から。  御提案の、いわゆる、イギリスなんかもそうかもしれませんが、給付型の奨学金というのがかなり比率が、まあアメリカなんかも高いんですが、日本で就職をして一定の収入を得るというふうになった人でも返済を求めないということが、それで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは主に私どもより消費者庁等々の方が主な担当をされることが多いんだと思いますが、国税庁の所管する立場におきましては、これは事業者が適正な申告とか申請とかいうのを含めまして納付が行えるように、そして消費者の皆様の御理解が得られるようにということが一番肝腎...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 目的税、特定財源について、収入に合わせてということで各年度の支出を決めるという硬直的な運用ということを行えば無駄な歳出を生じさせかねないということなんだと、これまでの経緯はそうなんだと思いますが、今、目的税として電源開発とか、何ですかね、石炭とか石油かな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、ゼロゼロになって質問する方がちょっとそもそも無理なんで、あらかじめ時間を取っておいて聞いていただいたらきちんと御説明できると存じますので、次回にでも質問していただければお答えいたします。
○国務大臣(麻生太郎君) 答弁されるの困るとみんなゼロゼロで質問をされるのかなと、さっきの方にも嫌みをちょっと申し上げたんですが。  金融のプロを自認しておられるようでしょうけど、ハイパーインフレの国に住まれたことはあるかと。私、住んでいました、ブラジルに。だから、どんなものだ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) あらかじめ、こういったようなことを質問していただくなら、ある程度時間をいただいて御質問いただければ丁寧にお答え申し上げます。
○国務大臣(麻生太郎君) 昨年十一月の平成二十四年度の決算報告において会計検査院から、今御指摘のありましたように、六百三十件、四千九十七じゃなくて四千九百七億円が正確だと思いますが、四千九百七億円と数多くの指摘を受けたことは、もうこれは極めて遺憾であります。  この検査報告を受...全文を見る
04月04日第186回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号
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○麻生国務大臣 ただいま議題となりました平成二十三年度一般会計東日本大震災復旧・復興予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書外八件の事後承諾を求める件並びに平成二十四年度一般会計国庫債務負担行為総調書(その1)の報告に関する件につきまして、その大要を御説明させていただきます。 ...全文を見る
04月16日第186回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○麻生国務大臣 今般のワシントンで開かれましたG20に関しましては、私の方から、日本の経済については、企業の景況の判断が大きく改善している点、春闘におけます賃上げ、ベースアップの実現等々、足元で明るい動きが見られるということが一点、それから、消費税を五%から八%に引き上げるととも...全文を見る
○麻生国務大臣 牧島先生御指摘のように、日本企業の海外におけます生産比率が高まるというのは、これは明らかに日本の産業構造が変化をしておるんだと思いますが、基本的に、今回もう一つ、多くの企業は日本円が安くなった分だけ海外における製品の販売価格を下げたか。二割下がったんだから販売価格...全文を見る
○麻生国務大臣 岡本先生御指摘のありましたように、個人消費の動向を見ますと、高額商品等々を中心に駆け込み需要の反動減というのが出ております一方、サービス消費などの動きは、駆け込み需要が見られなかった分野においては当然のこととして反動減も余り生じておりませんで、底がたさが見られてお...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税の一〇%への引き上げにつきましては、かねてから総理が、税制抜本改革法の附則第十八条の三項にのっとって、経済状況を総合的に判断していくということを申し述べておられるんですが、これが基本です。  その際に、消費税の八%への引き上げに伴う反動減とその後の経済状況...全文を見る
○麻生国務大臣 これは基本的には総理大臣か外務大臣に質問されるべき筋の話とは思いますけれども、ロシアのクリミアに対する話、また、最近外国のニュースで占めておりますのはマレーシア航空の話、そして、ベネズエラの無政府状態等々いろいろ世界じゅうで紛争が起きているんですけれども、日本の新...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、IMFの世界経済見通しの中でも指摘をされておりますとおり、ウクライナの問題がどういった形になるかというのは世界経済における下方リスクであるという認識はみんな一致しております。  今回のG20の中におきましても、これは、アメリカと日本とヨーロッパと三つ分け...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、安住先生、いろいろ意見の分かれるところです。  これは間違いなく、御指摘のありましたように、昭和六十年代以降、日本の税制というのはフラット化されてきております。これは数字を見ても非常にはっきりしております。七〇%から、ずっと今日まで、四〇%、四五%までと...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、税金のあり方というものに関しましては、私の個人的な考え方でいえば、これをかつてのように七〇に上げるの八〇に上げるのというよりはということであります。
○麻生国務大臣 これは、安住先生、昔から御意見のいろいろあるところなんですが、今おっしゃるように、課税最低限の引き上げとか税率の引き上げ等々を通じて、所得税の納税者の大部分に低い税率が適用されるという構造になっているんですけれども、今言われましたように、確かに、イギリス、アメリカ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、役所の中では結構問題でした。これを押し通すのは、交際費課税のときも面倒くさかったけれども、こっちのもかなり面倒くさかったという記憶があります。今、さらにふえまして、六万五千件までなりました。額も四千億を超えるほどになっているんです。  仙台というか宮城も...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、安住先生、私どもは、こういうのをほかのものに移しかえても構わぬとは思っているんですが、まずは、景気対策の一環として、今金を使ってもらうには時限でやった方が、消費税等々の落ち込みというので考えてこれをやらせていただいておりますので、時限だと言わない限りはなか...全文を見る
○麻生国務大臣 私は基本的には保守というのが私の存立の基盤ですから、自民党は総じてそうなんですけれども、少なくとも、親が税金を払って残った金を死んだらよこせという話ですから、相続税というのは。だって、税金を払った金で、脱税した金でも何でもない、税金を払ったのに死んだら国が金を取り...全文を見る
○麻生国務大臣 それは、思想、信条が丸々一緒だったら民主党になっているんじゃなくて自民党におられるんだと思いますので、全然違うんだと思います。  基本的には、それぞれの地域において何百年も何代も続いた家というのはありますけれども、そういった家というのは、住みたくなくても古い家は...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう安住先生御存じのように、それぞれ皆意見が物すごく分かれるところで、自由民主党の中でも、この配偶者控除については、これは家族のきずなの意味においては絶対という方もいらっしゃれば、女性の社会進出というのを促進するためにはもう要らねえというので、私どもやらせて...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、新聞を読んでいると、いかにもあしたにでもできるようなことが書いてありますけれども、元記者としては、ちょっとこの点についてはいかがなものかと反省もしていただいて。  今、二〇二〇年のプライマリーバランスをバランスさせますというのを傍らに掲げながら、法人税を...全文を見る
○麻生国務大臣 まず今のお答えをする前に、租特、租税特別措置、あれを洗わないかぬ、全く賛成です。ただ、洗いますと、全部で九千何百億しかないんですよ。それを全部やったって九千億だから。そうすると、また片っ方のやつは、もっとでかいものですから、とてもそんなものじゃない、もっと別のとこ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、安住先生、間違いなく、貸付対象になります企業ということになりますので、今の時代というのは、昔と違って、いわゆる貸してくれる銀行がないから企業が倒産するのではなくて、貸出先がないから貸す方の銀行が倒れるという話ですから、全然状態が違ってきておると思います。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 この一年間において日本の経済指標の数字というのは、財務大臣よりは中央銀行の総裁をやっている人たちの方が詳しくそういったものは、仕事柄かもしれませんけれども、そんな細かい日本の数字まで知っているのかよ、ちょっと待て、はったりをかまされているところもあるから、本当かと...全文を見る
○麻生国務大臣 坂元先生よく御存じと思いますけれども、なかなかうかつにしゃべれない立場にいますので、あなたの期待する答えを言った途端にえらい騒ぎになったりして、ちょっとやられますので、言葉をちょっと選んでいかないかぬところなんです。  御指摘のありましたように、このマイナス三・...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、坂元先生、何だかんだ言いながら、資産デフレ不況からの脱却と日本経済の持続的な成長というものを金融の面から支えていくということを言っておられるんだと思いますが、やはり金融とか資本とかそういったものが経済の成長資金というものを供給させるのは非常に重要なことだと...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるとおりに、株価を単純平均するものとか株価を時価総額で加重平均するものとか、いろいろ国によってやり方が違っているのは確かなんですけれども、日本の場合は、今御指摘のありましたとおりに、株価単純平均型でやっているんです。日経平均はこれで出しておりますけれども、...全文を見る
○麻生国務大臣 坂元先生、この経済予備費というのは、最初は多分私のときで、平成二十一年が最初だと思うんですね。あのときはリーマン・ショックが起きましてどおんと来たので、経済予備費というのをやらせていただいたんです。  その後の三年間ずっと続いていますのは、民主党の方に聞いていた...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、最初の通貨スワップの取り決めは、二〇一一年の十月に、これは一年間限りで、総額百三十億ドルから七百億ドルに拡充したと記憶します。  これは、当時、欧州情勢というのが甚だしく不透明という状況にありまして、韓国政府の要請がありましたので、私どもとしては、為替市場...全文を見る
○麻生国務大臣 中央銀行とか財務省という間のレベルの話ですと、今言われましたように、この種の話は、韓国の場合、短期で回している部分が非常に多い経済でもありますので、こういったスワップみたいなものをきちんと持っておかないとということで、私どもは外から見ていてそう思って話をするんです...全文を見る
○麻生国務大臣 これは韓国に限りませんけれども、日本と貿易とか投資が深い関係で、地域の経済に裨益するという意味からいきますと、為替市場を含めた金融市場の安定というのは非常に大きい、私どもはそう思っております。  日本としては、昨年来、インド、インドネシア、フィリピン、ほかにもア...全文を見る
○麻生国務大臣 現時点でその取り扱いは全く決まっていないんですが、今、ウォンが、一ドル十二ウォンぐらいになっていますかね、ウォンが下がって結構なっていますので、日本とのあれでいきますと、二割ぐらいウォンの方が高くなった形になったのがこの一年間ぐらいだと思います。輸出としてはかなり...全文を見る
○麻生国務大臣 二国間スワップを初めとして、地域間における金融協力とか、また為替市場を含んでの金融市場とかそういったものでは、相手の国だけじゃなくて、その地域の利益とかいうことを考えて、我々としては、外交政策上も、先生と同じで、これは最も重要な手段の一つ、日本の持っておる力の一つ...全文を見る
○麻生国務大臣 自民党にそのまま入党していただいた方がよろしいかと思うほどですけれども、これは自民党の中で圧倒的に多い意見です。圧倒的という言い方はいかがなものかと思いますが、自民党の税調の中では非常に多い意見だったと思います。  簡単に言えば、今、三木先生言われましたように、...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘ありましたように、昨年の末に比べまして、日本の株式は約一五%ぐらい下がった形になろうかと思っております。  その要因につきましては、昨年株が大幅に上がっておりますから、それに対する調整面というのはあろうと存じます。また、日本の株式市場で株の売買に参加してい...全文を見る
○麻生国務大臣 第三の矢というのはいわゆる民間の経済成長であって、先ほど、この図に示されておられました中でいきますと、マネタリーベースがふえてもマネーサプライがふえていないという話をずっとしておられるんだと思いますが、一年間で、マネタリーベースが七十兆少々、マネーサプライが九兆と...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税率の三%の引き上げによります国民の負担増につきましては、引き上げ分の消費税額、いわゆる平成二十六年度八兆円から、政府による支払い分がございますので、支払い分を除きまして、六・三兆円と試算をいたしております。  一方、消費税率引き上げによる財源というものは、...全文を見る
○麻生国務大臣 御質問をいただいていなかったので。  基本的に、今私どもとしては、先ほどの答弁のところで一部申し上げましたけれども、反動減対策をいろいろやらせていただいております。  四—六の落ち方が、民間予測、四十一社の平均で約一コンマというような数字が出ておりましたので、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは平成十六年の話をしておられるのかなと思うんですが、御質問の内容がそういうことだという前提で話をさせていただきます。  十年前の話ですが、平成十六年度の税制改正によって、年金課税の見直しに伴う国の増収分は平年度分で約〇・二四兆円、平成十七、十八年度の税制改正...全文を見る
○麻生国務大臣 今のお話ですけれども、基本的に、年金課税の見直しや定率減税の縮減、廃止によって、基礎年金国庫負担金の割合が、従前の三分の一から、十九年度までに三六・五%に引き上げられたものだと先ほど申し上げたとおりだと思います。  一方、消費税八%への引き上げによります増収分に...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと今急な御質問であれだったんですけれども、小児医療のあれがあったのと、それから難病の範囲を拡大とか、そういったのが幾つか入った。  別に質問をいただきましたら、調べて御返事申し上げます。今のは私の記憶の範囲です。
○麻生国務大臣 この簡素な給付措置は、消費税の引き上げの際に、いわゆる低所得者に与える負担を緩和する観点から、税制抜本改革法に基づきまして暫定的、臨時的な施策として実施するものです。  今、根拠と言われましたので、市町村民税、これは均等割ですけれども、非課税者約二千四百万人に対...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の給付措置というのは、消費税の引き上げに当たりまして、所得の少ない家計、御家庭ほど所得に対する消費税負担率は高くなるといういわゆる逆進性の問題を踏まえて給付措置を実施するものなので、その給付措置の趣旨に基づいて、消費支出の中では最も消費支出性というか必要性が高...全文を見る
04月17日第186回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○麻生国務大臣 政権交代と言われたところが一番のポイントなんだと思うんですが、平成二十四年度の補正予算、これは政権交代が前年の十二月の二十六日に起きておりますので、予算編成はそこから私どもはやりました。普通ですと、そのころにはもう予算編成が終わっている時期です、十二月二十六日。我...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十五年度におけるいわゆる科学技術振興費につきましては、いわゆる景気の好循環実現のための経済対策ということで、これは平成二十五年の十二月の五日に閣議決定をさせていただいております。これに基づいて、必要かつ実施可能な施策というのを計上した結果、二千百九十八億円と...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、日本の財政ですけれども、これは何といっても、一般債務というか、一般の政府債務の対GDP比が二二七%、これが一番、日本の財政というものの厳しい状況を示しております。フランスで一一三%、イタリアで一四五%ですから、そういった意味では、日本のGDP比の二倍というも...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆるプラン・ドゥー・チェック・アンド・アクションでしたかね、PDCAは。その中で、どのような成果を上げたか、評価サイクルというのは、これは物すごく大事なんだと思っているんです。  たしか、商売をしておられたんでしたよね、あなたは。したがって、決算というのは、...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、よく御存じの上で聞いておられるんだと思いますが、二十二年度、二十三年度、二十四年度、これは御存じのように民主党政権で、私に聞いていただいても、野田さんに聞いてもらうのが一番正しいので、私に聞かれてもちょっとあれなので。  最初の、まず二十一年のところだけ。...全文を見る
○麻生国務大臣 この予備費というのは、私どもが国会承認を求めておる立場でありますので、私どもとしては、本日というか本委員会というかに承認をしていただきたいと思っております。
○麻生国務大臣 御指摘の予備費の使用は、今おっしゃいましたように、間違いなく民主党政権の判断だったんだと思いますが、当時におけるお気持ちの中に、それは選挙とかいろいろなものが間近に迫っていたことは確かでしょうけれども、やはり、いろいろその前の一年間ぐらいの答弁を伺っていても、デフ...全文を見る
○麻生国務大臣 法人の実効税率というものを引き下げるという御意見というのは、いろいろ多方面からというより、主に経済界から来ているのは事実です。  しかし、日本で法人税を納めておられる企業は全企業の三割しかないわけですから、残りの七割は法人税を全く払っておられない、しかも、繰越欠...全文を見る
○麻生国務大臣 これは村上先生、去年というお話でしたけれども、一月に再スタートをさせていただいておりますけれども、あれから約十五カ月ぐらいたっておることになるんですが、少なくとも五四半期、GDPは連続でプラスということになっております。GDPが連続でプラス、それから有効求人倍率と...全文を見る
○麻生国務大臣 OECDのグリア、グリアというのは、済みません、OECDの委員長ですけれども、OECDにおけますGDPの成長率の予測というのが出されております。あれは、補正予算を組みました、我々、五・五兆円というものを組ませていただいておりますけれども、これをどの程度の規模で、ど...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われましたように、四—六、七—九、十—十二ということで四半期ごとに分かれていくわけですけれども、七—九のものがというのがよく出る最大の理由は、予算編成をする、これは技術的な話ではあろうかと存じますが、来年の十月から一〇%ということが法律で決められております。し...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘がありましたように、第三の矢、それに先立ちます第一の矢がいわゆる日銀の金融の緩和、そして第二が財務省等々による財政の出動というか、機動的運用ということになって、その二つを主にして、約一年間、ここまで来られたんだと思っております。  第三の矢は、景気の一番の...全文を見る
○麻生国務大臣 そのとおりだと存じます。
04月22日第186回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(麻生太郎君) 財政健全化責任法案についてお尋ねがあっております。  日本維新の会から、公会計改革や財政運営への国会の関与を強めることなどを盛り込んだ財政健全化責任法案が提出されておることは、承知をいたしております。  法案の取り扱いにつきましては国会の会派間で決め...全文を見る
04月23日第186回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○麻生国務大臣 御存じのように、政府としては、長引く資産デフレ不況からの脱却というのを優先順位、なかんずく経済政策の優先順位の一番に挙げて、発足以来、三本の矢と称される経済政策を推進してきた結果、今御指摘のありましたように、五四半期連続でGDPがプラス、物価も、消費者物価上昇率、...全文を見る
○麻生国務大臣 物価連動債につきましては、課税上の理由から、個人による保有というのを禁じておりました。デフレもありましたので、連動なんかして上がっていく当てはないわけですから、とてもじゃない、売れもしませんでしたからという意識もあったんだとは存じますが、いずれにしても、平成二十八...全文を見る
○麻生国務大臣 この総合取引所は、証券、金融また商品取引の垣根を取り払うという意味で、日本の金融やら資本市場の国際競争力の強化というような、いわゆる商品市場の活性化ということが一点、また投資者に対する多様な投資機会を提供するということを目指すものでありますので、その意味では、日本...全文を見る
○麻生国務大臣 今、日本銀行の総裁からもお答えがあっておりましたとおり、これは基本的に三党合意で、まあ、私に言わせれば、日本の民主主義の成熟度合いはおたくらの国とは違うんだとたんかを切った手前もありますので、これは確実にやっていかぬと、社会保障と税の一体改革におきましても、あれだ...全文を見る
○麻生国務大臣 死ぬときは病院より自宅で死にたいな、これはほとんどの方が、みんなそう思っておられると思いますよ。余り考えたこともない若い方もいらっしゃいますけれども、こっちも七十を過ぎてくれば先が短いわけですから、それはいろいろ考えるようになります。  在宅の話が出ましたけれど...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる歴史家は何と書くか。二十年と書くか、何年と書くか知りませんが、私どもに言わせると、一九九〇年にバブルが、株が三万八千九百十五円をつけました一九八九年の十二月二十九日、翌年から株がどっと下がって、七千百円ぐらいまで株は下がったと記憶しますが、そういった状況か...全文を見る
○麻生国務大臣 山之内先生、間違いなく、これは鹿児島に限らず、全国的に言える傾向値だと思っています。東北三県は除きますけれども、そういった傾向は間違いなくあります。  現実、少しずつ動いているのはどういうところかといえば、例えば福岡では、タクシーの運転手さんの絶対量が不足してき...全文を見る
○麻生国務大臣 道州制なんて言わなくて、若い人だったら、九州全体で特別区の特区にしてくれと言った方がもっと効果があるんじゃないですか。俺がおたくぐらい若かったらそう言うけれどもね。七十になって特区なんて言っちゃうとちょっとぐあいが悪いから言わないけれども、それくらいの話にしないと...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、山之内先生、うかつにしゃべって、一日で株が四百円か五百円も動かれるとかなわぬから、この委員会で山之内さんに乗せられてしゃべって、またあのやろうなんて言われたのではかないませんので、そういったことは言わないことになっておりますし、大体、厚生省の所管の話なんで...全文を見る
○麻生国務大臣 これは説明責任と訳すんですかね、よく知りませんけれども。  業務内容などについて広く知らしめるだけ、かつ納得が得られるようにせないかぬというところで、きちんと説明をするという責任のことをアカウンタビリティーというんだと理解しておりますけれども、我々としては、納税...全文を見る
○麻生国務大臣 これは基本的に赤字公債の話をしておられるんだと思いますけれども、財政状況が悪化をして、ここしばらくのところ、一般会計の予算の四割ぐらいになりますか、それを特例公債に依存するようになったということなんだと思いますが、少なくとも短期的には、これを直ちに脱却できる雰囲気...全文を見る
○麻生国務大臣 今のお話の中で復興債の話が出ましたけれども、あれは、書いていないというより、後から入ってくる分がありますので、そこで形としてはちょっと赤字公債とは少々異なるということなんだと思っております。  いずれにしても、こういったようなことはきちんと対応しておくということ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、財政法の第五条の本文のところで日銀の国債引き受けを禁じておりますのは、先ほど言われましたように、戦争中もしくはその前からなんですけれども、多額の公債を日銀引き受けということによってインフレが急激に生じていったということも踏まえて、いわゆる公債の日銀引き受けを原...全文を見る
○麻生国務大臣 二つ御質問なんだと思いますが、まず、基本的に、憲法また財政法は予算は単年度主義ということになっておりますので、繰越明許等々はその例外ということになっておるところは御存じのとおりです。  基金というのは、支出する年度の歳出の予算として国会の議決が要りますので、国会...全文を見る
○麻生国務大臣 特別会計の剰余金の話ですけれども、これは特別会計に関する法律の規定に基づいて、特別会計ごとに積立金または資金に入れるということで書いてありますし、残余があれば翌年の特別会計または一般会計の歳入に繰り入れるという処理が行われておりますが、実際には、一般会計への繰り入...全文を見る
○麻生国務大臣 茨城県といえば梶山静六、主にそれだけです。
○麻生国務大臣 御質問の経営統合とか再編というのは、鈴木先生、基本的には個々の銀行の話ですよ。その個々の銀行でお決めにならなければならぬので、合併しろなんて言ったってするわけありませんから、それはもう絶対、そういったことができる統制経済をやっているんじゃありませんので、基本的には...全文を見る
○麻生国務大臣 仮定の質問にはなかなかお答えができませんな、今のような質問では。実際こういうことがあったと言われたら、それはちょっと待ってくださいとお答えはできると思いますけれども、こういうことがあり得た場合はとかいうような話をされたら、仮定の問題になりますので、鈴木先生、それは...全文を見る
○麻生国務大臣 マネタリーベース、銀行に日銀の金が幾らふえても日銀当座預金の残高がふえるだけで、そこから先、マネーサプライ、市中銀行から町中にお金が散らないという点が一番問題なんだ、全くそうだと思います。  これは私どもも一番気になっているところで、前に、竹中平蔵大臣のときに、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、戦前もしくは戦中にさかのぼって、多額の公債を日銀引き受けということにより発行した結果、我々の世代なら御存じの、あの急激なインフレが生じたということを踏まえて、今日では、他の主要国と同様に、公債の日銀引き受けというものは原則として禁止するというので、たしか公...全文を見る
○麻生国務大臣 配当性向、二〇一三年の各国の株式指数を構成いたします企業の配当性向で申し上げます。日本は三四%、ドイツは五二%、アメリカが三六%で、欧米各国に比べて低い数字であると承知をしております。
○麻生国務大臣 今、製薬会社の例をとられましたので、どれくらいになっているかというのは正直詳しく知っているわけではないんですが、多いからといえば、銀行だって結構多い方じゃないですかな、私はそんなぐあいに思っているんですけれども。そういう意味で、それがいいか悪いかというのは、先生、...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の財政に関します中長期的ないわゆる推計につきましては、現在、財政制度審議会において、欧州委員会の分析手法などを参考にして検討してもらっているものと承知しておりますので、現時点で、その具体的な内容について私の方からお答えする段階にはございません。
○麻生国務大臣 今申し上げましたとおり、この内容につきましては、来週の四月二十八日に、財政制度審議会において財審委員の方から説明をするという予定になっていると聞いております。
○麻生国務大臣 これは、俺も大きいなと思ったので調べたことがあるんですが、一番過去の不況時のときに、当時、約五兆円あった積立金が急速に減りまして、平成十四年度には約四千億円まで減少したというのが最近に起きたことであります。  その際に、雇用情勢が極めて厳しいことになったにもかか...全文を見る
○麻生国務大臣 元経営者の感覚としては、危ないときにはきちっと積んでおかぬとろくなことにならぬ、自分でそう思いますので、六兆円というのは決して多いとは思いません。
04月25日第186回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○麻生国務大臣 ただいま議題となりました金融商品取引法等の一部を改正する法律案及び保険業法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  まず、金融商品取引法等の一部を改正する法律案につきまして御説明いたします。  日本経済再生のた...全文を見る
04月28日第186回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 日本の場合、これは井原先生、一番の他国と比べて違うのは、何といっても日本の場合は、世界百九十三か国の中で唯一、デフレーションによる不況というものによって日本という国は極めて厳しい経済状態になったと、多分、後世歴史家は書くんだと存じます。  デフレがまだ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは今年は、私の記憶で、この業界に来て三十年ぐらいになると思いますが、三月、四月で税の話をした記憶ってありますかね。党でこんなにやっているなんて、これ十二月の話ですからね。今頃やっているなんというのはよほどほかにやることがないのかといって税調に聞いたこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、先生、私の所管じゃ全くないので、感想をと言われましたので私なりに。  少なくともこれまで、ゲーツ国防長官、その後のチャック・ヘーゲルこれも国防長官、いずれもオバマ政権での国防長官をやった二人が尖閣はいわゆる安保条約第五条の範疇であるということを言...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 難波先生、これは財政再建という話は何が大事かというのが、借金が多いというだけの話しか余り、何というんですかね、帳簿の分からない政治部の方が書かれるとそういう記事になるんでしょうけれども、借金が多いというんだったら、新日本製鉄住金の方が少なくとも町の鉄工所...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、法人税というものを払っておられる企業は全企業の約三〇%ぐらいしか払っておられません。これは、日本の場合特にそういう傾向があるんですが、バブルの一番景気のいいときでも五〇%払っていなかったと記憶いたしますので、そういう傾向がある...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはいろいろ意見の前からある長い話なんですけれども、中小事業者の負担を軽減させるという観点から、これは外国においても似たような例が、特例というのが設けられておりますのは御存じのとおりなんですが、ただ、こういった特例を広く認めるということは、これは公平じ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、総合予算主義という言葉を言われたんですが、これは昭和四十年代ぐらいにこの言葉が予算編成方針に織り込まれて出てきたんだと伺っておるところです。  これは財政法の二十九条なんですが、補正予算を編成できるということになっておりまして、いろいろな事情によっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の段階でちょっと、まだ本予算の執行が、やっとおかげさまで三月二十日に予算が参議院でも通過をいたしておりますので、これらの執行をなるべく早くやってもらわにゃいかぬということで、執行する日にちを繰り上げて、従来に比べて、補正なら四月までとか六月までとか、本...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう本当に長かったですな、この話は。思い返しますと、本当、あの頃からお世話になりました。ありがとうございました。  郵政民営化法によりまして、これは早期に処分をする、それは復興財源に充てる等々が書かれておりますので、これの上場については、二〇一五...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるように、あの頃、十年ぐらい前の話ですが、いろいろ分社化の方法につきましても、こんなことをしたら必ず駄目になりますといって結果的に私どもの案の方にずうっとなっていってということになりましたし、結果的には私どもの、我々の予想の方が結構正しかったんだ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 郵政省にいたというなら、郵便局というのは何省に属していたか。最初は大蔵省だったんですよ。これ全然知っている人は郵政省の人でもほとんどいないんですけれども。それから内務省、それから商務省、それで一八九五年にたしか逓信省と言ったっけ、何か難しい字だったね、逓...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のとおりなんですけれども、このゆうちょ銀行が申請しておられますのはもう完全に新規業務ですものね。したがって、失礼ですけれども、取りっぱぐれたら、どうして取立てできるのというようなところは、これは普通の銀行やら何やらとは全然ノウハウがこういうところは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる最近PPPと言われておりますけれども、パブリック・プライベート・パートナーシップでしたか、ファンド、ファンド何とかって言ったな、パートナーシップと言ったと思いますが、パブリック・アンド・プライベートファンド・パートナーシップでしたっけ、何かそれで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いや、これはもう杉先生御指摘のとおりでして、間違いなく二つあるので、SNA、いわゆるシステム・オブ・ナショナル・アカウント、SNAでやるベースと違うことになっているんですが、今役所の方から説明があっておりましたように、二〇一五年までの赤字のプライマリーバ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは多分、聞いている人ほとんど分からないと思うんですが。  技術的な御指摘なんですが、議員の言っておられることは、日本の税法において、いわゆる損金の経理要件の考え方をやめて、この際、税務会計と企業会計を別のものとして再整理してはどうかと、いろいろしゃ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはいわゆる六十年の償還ルールの話なんだと思いますけれども、これは今言われましたように、建設公債の発行というものによりましてつくり出される資産というのは、国民経済の発展にある程度影響、まあ役立つということで、したがいまして、それで見合いとなります資産と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう財金のときでも藤巻先生に何回か御答弁を申し上げたとおりでして、為替の水準のことに関しまして、ちょっと私の立場ではこれ一切コメントするということはできませんので。ついこの間もぽろっと言った途端に株が四百四十円も上がりましたんで、ちょっと注意してお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これまたうかつにはなかなか言えぬところなんで。ちょっと少々繰り返しになるかもしれませんけれども、これは基本的には為替のレートというものはやっぱり市場で決められてしかるべきものなんであって、固定相場でもありませんし、いわゆる市場で決められるというようなのを...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 時代が随分変わっているとは思いますが、国際金融が分からないとなかなか難しくなっているんじゃないでしょうかね。少なくとも役所の人事見ても、昔でいう国金局、今でいう国際局というのは結構、余り主計とか主税に比べて何となく隅に追いやられているような、あっちはでか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 通貨というか為替が大きいって、それは先生、一番分かりやすい例は、金が一オンス千ドルになりましたのは、一九八〇年に一オンスが千ドルになったって大騒ぎしたでしょう、あのとき。二十四万円ですよ。今、金が上がった上がったって、千三百八十ドル。百円で計算したって十...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう御存じのように、消費税が非課税とされております社会保険診療におきましては、これは医療機関が医療品等々を仕入れる際に支払います消費税の話をしておられるんだと思いますが、これは診療報酬より適切に手当てをされていると、今回もプラスになっておりますし、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 川田先生、私ら財務省とすると、なるべく安く上げた方がいいに決まっていますから、これは切られることになる確率の方が高くなるということも考えておかにゃいかぬですよ。こういうのは、安易にそういうことを言うと、これは厚生労働省なんかにしてみれば、ちょっと待ってく...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 被災者のニーズに合わせていわゆるこういったようなものというのは、きちんとやっていくに当たって、これはやっぱり地元の商工会とか商工会議所というのをかませているというところが一番、大門さん、大事なところで、分かっておらぬやつが分かったような話をするのが一番話...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成十八年、あの貸金業法の改正について、多重債務者対策の上でこれは結構効果があったと、これは一緒にちょっといろいろやりましたけれども、これは結構効果があったと思っておりますので、今現時点として、政府としてこれを、制度について直ちに改定するという気はありま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) すべきかすべきじゃないか、ちょっと誘導尋問っぽいので、丁寧に答えます。  多重債務問題という話になるんですが、これは、金融庁としてはこれは様々な対策を取り組んできておりますのは御存じのとおりで、引き続き、この多重債務に関わる相談体制というものの充実はき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ昨年のでしたか、議員からの御指摘も踏まえて、最高顧問を辞するべく議連の事務局に申入れをいたしております。その直後だったんだそうです。これは私が直接やったんじゃなく、秘書がやっていますので、やったと言っておりましたので。ただ、議連におきましては所要の手...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 又市先生、この世界で長いと思うんですが、大体今頃からやっていたなんて過去に一回も例がないですよ、今の法人税の話って。税は大体十二月のずっと押し迫ってからの話で、少なくとも六月か七月以降の話だったと思いますんで、今回は異常に早いなと思って、どういう内容でそ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま又市先生が御指摘のありましたとおり、これは、この法人の負担については法人の実効税率だけの話ばっかりになっているのはいかがなものかと。先ほど申し上げましたように、社会保険料等々その他負担しなきゃならぬ分がありますし、事業主側にとりましてもこれはいろ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、今言われましたように、法人税を払っている企業の方が払っていない企業より少ない。これは、又市先生御存じのように、これバブルのときでも半分払っていませんでしたからね。この国は大体払っていない人の方が多いという。払っていない方がわちゃわちゃ文句言われ...全文を見る
05月09日第186回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○麻生国務大臣 御指摘のように、人口構造が変化して、生産人口が減って高齢化が進めば貿易収支が赤字になっていくのは当然の傾向なのであって、当たり前の話なんだと存じます。  同時に、今言われましたように、所得収支という、海外に投資してあった分の配当だ、利息だ、そういった分が確実にふ...全文を見る
○麻生国務大臣 シャドーバンキング、実態は極めて不明瞭、それをつかんでいる人は多分中国でも誰もおられないんだと思いますけれども、地方の話が主になりますので各省においてのお話になりますので、中央の政府がそれを全部捕捉しているかというのは、言っているほど捕捉しているとはとても思えない...全文を見る
○麻生国務大臣 岡本先生おっしゃるように、日本の場合、個人金融資産は約一千六百数十兆になっておると思いますが、そのうち現預金が八百兆を超える、こういったような個人金融資産の形態というのは世界では日本だけであります。  普通はそのかなりの部分が投資という形で株式に回ったり債券に回...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、鷲尾先生、意見がいろいろ分かれたところです、正直なところを言って。  ですから、極端なことを言えば、新規上場というのは、小さいところは今一円でできるわけです。だから、そういった意味では、千五百万というのは結構な値段じゃないのという話で、三年間と切らせてい...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、先生、いわゆる人件費等々の問題だとは思いますけれども、今おっしゃったように、そういったものの方が投資側に立てばより安心感があるとかいうことも考えないかぬところだと思うので、検討させていただきます。
○麻生国務大臣 これは、全ての上場企業につきまして開示義務というものが全うされる必要があるんじゃないかというのはまことにごもっともなお話なんだと思っておりますし、また、これを担保する方策の一つとして、いわゆる虚偽記載というのに関する罰則の厳格化というのも重要じゃないかという点も御...全文を見る
○麻生国務大臣 これは鷲尾先生はよく御存じなんだと思うんですが、これは会社法ですからね、正直言って、ここの管轄しているところではありません。したがって、基本的にはこれは法務省の所管の話ですので、本気で聞かれるんだったら法務省を呼ばれて聞かれた方がよろしいと思うんですが、その上で、...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘がありましたように、会社法のいわゆる計算書類と金商法の有価証券報告書というものにつきましては、簡単に言えば、日付は異なるんだけれども二種類の報告書が作成されておりますので、これは経費としても手間暇かかる話ですから、一元化する方がそういった意味では望ましいん...全文を見る
○麻生国務大臣 酒税と消費税の関係という話ですけれども、これはヨーロッパが特にそうですけれども、いわゆる付加価値税の課税標準というのには個別間接税も含まれているということで、国際的に確立したある程度共通のルールということに今なっております。  したがって、この点に関して今何らか...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、坂元先生、今御指摘がありましたように、三月でしたか、閣議決定をさせていただいて、ビットコインというものは、民法上または外為法上の通貨、または金融商品取引法上の有価証券には該当しないという旨を答弁させていただいた答弁書を提出いたしております。  ビットコイ...全文を見る
○麻生国務大臣 ビットコインATMとかいう形で一部写真入りで載ったりしておりましたので、そういう話は報道としては承知をしております。ですから、具体的な仕組みなどはまだ承知をしているわけではありません。  ただ、一般論で申し上げれば、先ほど申し上げましたように、通貨じゃありません...全文を見る
○麻生国務大臣 金商法によります規制を検討すべきじゃないかということを尋ねておられるんだと思いますが、先ほど申し上げましたように、この法律は、有価証券等を含めまして、何らかの権利に関する取引というものを対象としておる法律なんですが、ビットコインは通貨じゃないということになりますと...全文を見る
○麻生国務大臣 諸外国での保険募集に関する手数料の開示のあり方ということにつきましては、いろいろあるんですが、顧客が依頼主になりますいわゆる保険仲立ち人、英語で言えばブローカーですな。ブローカーについては、仮に本人のブローカーが保険会社から手数料を受領している場合には依頼主である...全文を見る
○麻生国務大臣 三木先生、先ほどの答弁の繰り返しになると思うんですけれども、今おっしゃる点もわからぬわけではありませんけれども、それが相手にわかりますと、だからまけてという話に必ずなります。地方で売られたことがおありになるかどうか存じませんけれども、必ずそういうことになっていこう...全文を見る
○麻生国務大臣 三木先生、それは開示していないからまけてと言われないだけであって、開示してあったらまけてと言う方が普通だ、私はそう思いますけれどもね。
○麻生国務大臣 これは、佐々木先生、今御指摘のありましたように、この法制度の改正というか制度の整備におきましては、いわゆる投資者保護のための措置を講じた上で、証券会社による非上場株式の投資勧誘を、インターネットを通じた、少額、五十万円のものなどに限定して解禁するということを予定し...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、プロ向けのファンドということなんですが、現実はプロ向けじゃないというのが一番話を込み入らせているというか、被害を大きくしているんだと思います。  いずれにいたしましても、高齢者を含めまして、一般の投資家の被害事例が発生しておるということなんだと思っており...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、佐々木先生、この種の話で改正をするときには常に考えておかねばならぬ一番大事なことでありまして、業界にとってプラス、イコール保険に加入しておられる方々、投資をしておられる方々等々、皆一様に不当な不利益をこうむるということのないように今後とも最大限配慮してまい...全文を見る
○麻生国務大臣 これは見方もいろいろあろうと思いますけれども、鈴木先生、利用者保護ルールの徹底という話と利用者利便の向上といったような話は、趣旨、また目的としてそういったものを考えて、私どもから見ますと、これまで一定の成果は上がってきたんだと思うんですね。  それで、これは幾ら...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども同僚議員から同様の質問が出ていましたので、ほぼ同じ答えになりますので、もう一回聞いていただくことになろうかと存じます。  ビットコインに関する規制を設けるか否かということにつきましては、まず実態の把握ができていない、鈴木先生もできていない、これはできてい...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨を踏まえて配意してまいりたいと存じます。     —————————————
05月15日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、片山先生、これは統廃合の話というのは、これはあくまでも個々の金融機関に任せておかないと、これは自主的な経営判断をさせぬと、強制的に合併してとかなんとか言ったってなかなか難しいのが一点。  もう一点は、この間出ていましたけれども、二〇四〇年に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、リニアの新幹線の話でしたけれども、これは間違いなく波及効果が極めて大きい、私はそう思いますので、そういった意味では、これはJR東海が全額自己負担で整備されるということを葛西さんやら何やらみんなそう言っておられますので、建設主体として指名された経緯で...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは前川先生、基本的に、経営者やって、金借りて、自分の個人保証を入れて銀行から金を借りた経験者でないとなかなか理解できない話ですから、正直言って、国会議員にはほとんどいませんから、そういう人は。自分で経営やって、自分で個人保証やった人ってそんなにいない...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる大胆な金融政策、一の矢、二の矢含めまして三本の矢に関して、これは基本的に政府と日銀と一体になってやっていくというのが昨年の一月の二十二日の日本銀行との共同声明、これが一番大きな文書、昨年の金融関係の文書としてあれが一番大きかったかなと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、二十五年度の補正で、六月末までに七割程度、それから九月までに九割程度の実施をするという目標を立て、二十六年度の当初予算では、十二・〇兆円のいわゆる実施対象経費のうち、六月末までに四割、九月末までに六割以上ということを申し上げて、今実...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはインターネットバンキングによる主に不正送金の話が主なんですけれども、法人顧客の被害の補償をどのように取り扱うかという話なんですが、これは基本的に民事上の取引の話なんでして、したがって、金融機関と顧客との間の解決が図られるというのがこれは基本的な原則...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先生おっしゃるように、これは間違いなく全国銀行協会の申合せによってこれは補償をしておる、個人の場合はほとんどしているんですけど、今言われましたように、無過失、軽過失、重過失、いろいろ分けてやっているのが実態なんですけれども、それ個別事例ごとにもう全然、千...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、西田先生の御指摘にありましたとおりに、これは保証付債権等を買い切る機能がこの度追加をされております。この機能が活用されることによって、例えば中小企業が早期に事業再生を着手する等々によって、破産に至るより前に、少なくとも破綻に至るより多くの債権回収が可...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今般、金融庁としても、策定をされました経営保証ガイドラインが融資慣行として、これはこれまでと違った、いわゆる融資というか査定の仕方、融資査定の違いとなってきておりますので、そういったものが浸透していかぬとちょっとどうにもならぬと思っておりますので、そうい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 企業の事業再生というものをいわゆる円滑かつ迅速に進めていくというのは、これは極めて重要な問題であります。  金融検査マニュアルにおきましては、既に、その適用をするに当たっては機械的、画一的な運用に陥らないようにということを指導しておるところでありまして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはうかつに株価を話すと話が込み入りますので。この間もちょっと言ったら四百四十円も株価が上がったりいたしますので、うかつなことは言えぬのですが。  日経の平均株価というのは昨年末が一万六千二百九十一円ということになっておるんですが、一年間で約五六%、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、政府税制調査会におきましては、今、法人課税の構造改革を行うという観点から、この御指摘の公益法人に係る税制を含めまして、現行のいわゆる税制の課題を幅広く議論をいただいているところであります。  したがいまして、議論の中で公益法人に係る税制につきま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 三十年続いております。三十年読んでおります。
○国務大臣(麻生太郎君) 著者の方もこれはいろいろ取材をしたんだと思っておりますが、日本の記者と同じで、取材はしたけど裏は取ったかという話なんだと思いますが、これは裏が取れずに書いておりますなと、私はそう思いました。
○国務大臣(麻生太郎君) 漫画の情報を基に予算を付けろと言われる話ですか。もう一回言ってください。
○国務大臣(麻生太郎君) これは多方面にわたっておりますので、これは関係省庁の方々とよく議論をさせていただかないと、予算付けたからさっさとやれと言える種類の話ではありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 単年度にわたる予算というのは、単年度でたんびたんび国会で審議をするということになっているのを、五年なり五年間ということになりますと、それ一回決めたやつはもう一回やらないということになりかねぬ。決算なんて、会社だったら一番毎年やるものをここじゃやらないんだ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 東京インターバンク・オファード・レートとかいうのをまとめてTIBOR、余り使われている言葉じゃないんですけれども、金融業界におられる方ならLIBORとTIBORの違いぐらいは分かる方が多いと思いますが、ほとんど国会議員に聞いても何のことだか、待望久しき予...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 経常収支のうちこれ一番やっぱり大きいのは貿易収支、しかもそれが三年前からばっと一挙に貿易収支だけ赤になった、マイナスになった、これが大きく響いたという形に、多分数字になっておりますので、一番大きな理由は多分原発停止、あれによって石油、ガスの輸入が三兆ぐら...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはかかって個人的な見解でしか申し上げられませんで恐縮ですけれども、基本的に、今言われているのは、日本の企業の中でやっぱり大事なものは、草木もなびく中国に行った企業がどんどん中国を出ていってベトナムに行き、ミャンマーに行き、何とかに行きという形で、ユニ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました金融商品取引法等の一部を改正する法律案及び保険業法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げさせていただきます。  まず、金融商品取引法等の一部を改正する法律案につきまして御説明を申し上げます。...全文を見る
05月16日第186回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(麻生太郎君) 新規の大型開発の抑制と老朽化対策への転換の必要についてお尋ねがあっております。  日本の厳しい財政事情や、今後人口が大きく減少していくということを考えれば、今後の社会資本の整備に当たりましては、当然のこととして、徹底的な選択と集中が行われる必要があると...全文を見る
05月20日第186回国会 衆議院 本会議 第25号
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○国務大臣(麻生太郎君) 預貸率の低下についてのお尋ねがあっております。  過去二十年近く、デフレ不況、正確には、資産デフレの不況の状況が続いてきたこともありまして、企業の資金需要は低迷、金融機関によります中小企業向け貸し出しも伸び悩み、貸出残高は減少傾向になっております。した...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税率引き上げの判断についてのお尋ねがあっております。  消費税の一〇%への引き上げにつきましては、かねてより総理も述べておられますとおり、税制抜本改革法第十八条の第三項にのっとって、経済状況等を総合的に勘案しながら、本年中に適切に判断していくことに...全文を見る
05月20日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) 企業集団内完結型プロ向けファンドに関する御提案というか見直し案というのにつきましては、これはいただきましたばっかりなのでちょっと勉強させていただきますが、一定の場合には届出を不要にするということが書いてあるんだというように、アバウトで言うとそういうことだ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 企業に対して投資が行われる際に何を検討して、この会社よりこっちというようなことをいった場合には、それは業務とか財務の健全性というのもありますし、その企業とか産業の将来の発展性というようなものも確かに重要であることは、もうこれは石田先生おっしゃるとおりなん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず最初に、これは大阪ガスの話知らないわけじゃありませんが、これは個別の企業の話なんで、ここで担当しております大臣の方から、この大阪ガスはですね、なんて言うとちょっと話が込み入りますんで、大阪ガスだけ株が上がっても下がっても困りますんで、そこの話はちょっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の金商法の改正におきましては、クラウドファンディングのいわゆる業者に対して、業務を的確に遂行するための業務管理体制というものを整備を義務付けるということにいたしております。  金融庁としては、登録申請を受けたときに、こうした体制整備の状況というもの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは基本的に、尾立先生、金をこれは貸しているんじゃなくて、投資するわけですから、金を投資した以上はその会社が黒字にならない金は返ってきません。貸してある間は、別に借金の回収ですから、金利が入ってくればそこそこというのであって、会社は赤字でも別にきちっと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) AIJ、これは何の略だかよく知りませんけれども、誰に聞いても御存じないので多分AIJという名前なんだと思いますが。  AIJ事案というのを受けて、これは投資一任業者に対する一斉調査というのをやらせていただいております。まずは全ての投資一任業者を対象とし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融商品取引法の中において、これは多様な商品にアクセスができるといういわゆる投資家のニーズに対する充足とか、またいわゆる利便性の確保という点と、もう一点は適切な投資家の保護というもののバランスを図る観点から、特定投資家、いわゆるプロと称される人たちと、年...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、第二種金融商品取引業に係ります自主規制につきましては、第二種金融商品取引業協会が認定をしておりますけれども、自主規制の規則の制定など、業界の健全な発展とか投資者の保護に取り組んでいると承知はしております。しかし、同協会について、その加入率...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、前提として、保険募集に係る再委託については、これは保険契約者の保護を図るために原則として禁止をされておりますという、これは大前提が一番肝腎なところだと思っております。  その上で、保険代理店において従来雇用関係にあります使用人、社...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 西田先生、これは前提条件として、いわゆる保険業者に係る再委託については保険契約者などの保護の観点から原則禁止されていると、これは最初に申し上げたとおりで、ここが一番御留意いただきたいところであります。加えて、保険募集の再委託が行われた場合には、これは保険...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる、西田先生、委託型の募集人の適正化というものについては、これは業界のいろんな団体の方から様々な意見やら何やらを伺った上に具体的な案も出されたところであります。金融庁では、これらの案の内容について業界などからの意見というものやら、また御要望等々を踏...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる委託型募集人の適正化というものに関しましては、これは従来の委託型募集人や、また個人代理店とか法人の代理店とかいろいろな方法がありますが、保険会社と従来委託していた保険代理店の間で三者間の契約を結ぶスキーム、形というものなどが可能であると考えられて...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ中山先生、最初導入されたあの頃をお覚えかと思いますが、あのときはもう外税と内税とは真っ向対立で、ちょうど半分に割れたと思っております。内税でなけりゃ駄目だという方もいらっしゃいましたし、外税でなきゃと。考えてみれば、ビールなんて外税でやったら飲む人い...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昨年の二月にG20の財務大臣・中央銀行総裁会議に最初に出たんですけれども、以来、これまで七、八回、この種の会議に出させていただくことになりましたが、最初は日本に対して円安に対する一方的な批判、次は財政出動に対して財政は大丈夫かという批判、それに対して私ど...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ASEANプラス3財務大臣・中央銀行総裁会議というものにつきましては、これは一九九九年以来だと思いますが、ずっと日本は主導的な役割をここで果たしてきたことは間違いないと思っております。  したがいまして、どうでしょう、少なくとも短期のドル資金というもの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アジア開発銀行の総会におきまして、私どもは、総務演説というのがありますので、最初に総務演説をやらせていただいておりますが、日本としては、今後とも、インフラの整備、また防災、そして人材育成、運用できないところに金を貸しても意味がありませんので、きちんとそれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、副大臣の方から話がありましたように、これは銀行の特性とかビジネスモデルとかいろいろ実態を踏まえたときに、やっぱり考えていかないかぬ一番御関心の方は地域の方なんだと思うんですが、この地域の場合、今後考えてもらわないかぬところはやっぱり人口減という話だと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) バブルというのは、初めてこの言葉が出てきたのは十八世紀、オランダのチューリップ・バブルが最初、続いてイギリスのサウス・シー・バブル、南海泡沫事件というサウス・シー・バブルで二回目、これ辺りがバブルという言葉の始まった元なんだということだと思いますが、共通...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大門先生、このTIBORに限りませんけれども、金融指標というものについては信頼性を確保するということが一番重要だという問題意識というのは、これは間違いなく共有しているんだと私どもそう思っておりますので、今ありましたように、確かにその日に取引がなかったらど...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この労働力の人口、生産年齢人口の減少が正確かな、そういった意味では経済成長を鈍化させますし、地域のいろんな意味での阻害要因になることはもう確かなんだという意味で、これは間違いなく日本経済というか地方の財政におきましてもこれは極めて大きな要素になりつつある...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえて配意してまいりたいと存じます。
05月26日第186回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました平成二十三年度一般会計東日本大震災復旧・復興予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書外八件の事後承諾を求める件並びに平成二十四年度一般会計国庫債務負担行為総調書(その1)の報告に関する件につきまして、その大要を御説明申し上げます。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、航空会社に関する競争上の不公平の是正という問題については、これは一義的には航空行政をつかさどられる国土交通大臣、また競争政策の問題として対応すべき問題なんだと考えているんですが、それを前提として、あえて所管する税制面一般論で申し上げさせていただけれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 質問の予定にはありませんけれども、厚労、文科で基本的にやっておられるんだと思いますんで、厚労省、文科省に詳しく御説明を求められるのが、今、現状をちょっと詳しく把握しておりませんので。
○国務大臣(麻生太郎君) 何新聞だか知りませんけど、新聞に書いた話は大体信用されぬ方がいいと、自分で記事になるたびにそう思いますので、人の記事も多分そうだと思ってほとんど信用して読まぬので、今の話がどの程度だったかちょっと正式には記憶はないんですが。  あのときに私が一番記憶が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、西村先生、大事なところだと思いますが、まず、プログラム法というのは厳密な定義というものがあるわけではないので、例えば今言われた附則第百四条のように、将来行うべき立法とかそのスケジュール等々につきまして定める法律を全体的に指している程度の話だとまず...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 社会保障制度というのは、これは先生よく御存じなんだと思いますが、これは皆保険だという話をよく胸高らかに言っておられる厚生省の方もおられますが、現実問題、保険は今回で半分ですよね、五割は税金でやるんですから。保険保険って、皆保険って、どこが皆保険だ、半分じ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 介護の話と看護の話とを皆混線しておられる方が世の中にいっぱいいらっしゃいますけれども、看護婦と介護士とは職場としては実質やっていることは似たような立場で医療法人に勤めておられるんですけれども、御存じのように、介護の対象者の数は年々増えておるというのが実態...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 政府として、これは全部が、御指摘でありました復興特別法人税というものの二・四%を一年前倒しの廃止というもの等々の分がその分だけが幾らになったかというのはちょっとそれができるわけではないんですが、やっぱり十二月二十日の政労使会議というもので、少なくとも労働...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これも杉先生御存じのように、一千万円以下だとか五千万円以下って、いろいろ、事業者免税点制度と簡易課税制度というのが大きく分けて二つありますけれども、いわゆる小さなところでは事務負担が極めて煩雑になりますので、そういった意味では、みなしというか、ある程度の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 過日も藤巻先生から同様の質問、全く同じではありませんけれども、似たような質問を頂戴したんですけれども。  この私有財産権との関係につきましては、これは基本的には条件がありまして、どのような状況下でやるかとか、どのような仕組みで実施するかとか、それにより...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、相続税に関しては、相続したときの財産ないし相続財産の価値というものに課税するものでして、これはもう相続時の時価によるということに、これはもう必ずそうなります。  お尋ねの都市計画のさっきの予定区域内の宅地等々につきましては、これは建築制限による...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 急な御質問で、こういうのはあらかじめきちんと決められたルールにのってやっていただくことになっておるんですが、こういうのは度々やっているといつでもいけるように思われると困りますので、答弁は差し控えさせていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) 開門に必要ないわゆる対策工事、また、それに関連しますいわゆる施設の管理などにつきまして、これは農林水産省からも答弁がありましたように、地元農家の負担は求めないということを聞いておりますので、二十六年度の関連予算もその前提で計上されているものと考えておりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 毎年度の補正予算というのは、もう又市先生よく御存じのように、その時々の経済情勢等々を踏まえて緊急に必要となる事業等々を積み上げて計上しておりますので、最初に額ありきというようなわけではないということははっきりしております。  例えば、平成二十五年度に計...全文を見る
06月03日第186回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○麻生国務大臣 内閣府の推計によれば、ことしの一—三月のデフレギャップはマイナス〇・三%、日銀による試算と同様で、これは解消の方向に向かっているということだけは言えるんだと思っております。  日銀の方のあれは、たしか、ことしの三月期は出しておられないと思いますが、昨年の十—十二...全文を見る
○麻生国務大臣 長期の供給力、確かに、この二十年間ぐらい、民間としては設備投資をかなり控えておられますので、その意味では、機械が古くなっている等々幾つかの問題点は間違いなく存在しているだろうと私自身は思っております。国全体として供給力を強化していくということは今後においても極めて...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、中期的、長期的といろいろな表現があろうかと思いますが、少なくとも、今、内閣府の中長期試算を見ますと、消費税率につきましては、現行を踏まえて、一〇%に引き上げるということをある程度前提にして想定しながら、歳出の方につきましては、社会保障等々の問題は、高齢化の...全文を見る
○麻生国務大臣 足元の輸出につきましては、先ほど御指摘のありましたように、先般の質疑のときにも申し上げましたが、これまでのところは、少なくとも、円安の方向にもかかわらず、日本におきます国内企業のいわゆる輸出先での販売価格を余り下げていないというだけでなくて、これまで輸入が盛んだっ...全文を見る
○麻生国務大臣 他省庁の所管の話ですので、差し控えさせていただきます。
○麻生国務大臣 IFRSと言っても、通じない方の方が多いんだと思います。これは、インターナショナル・ファイナンス・リポーティング・スタンダーズというものを略してIFRSという言葉が今使われていますが、国会議員でも知っている人はほとんどいませんから。よっぽど、この話をして、IFRS...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、財政制度審議会、吉川先生のところから五月の三十日の日に報告書を手渡されておりますが、内容は、坂元先生今御指摘のとおりで、二〇二〇年度で仮に黒字化を達成したとしてもそれは一里塚ということが、一番端的にここ数年間の話として出ているんだと思って...全文を見る
○麻生国務大臣 来年度の予算編成につきましては今後検討していくことになろうかと存じますが、二〇二〇年度のプライマリーバランスの黒字化目標というものに対しましては、今の内閣府試算でも、先ほど申し上げましたように約十二兆円程度の赤ということになっております。したがいまして、二十七年度...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、通告がなかったので、私の基本的な考え方というか、思いつきでしゃべっておられるのかどうか知りませんけれども、いきなり聞かれましたので、こちらも資料なしでお答えするということをあらかじめお断りしておきます。後で細かいところが違っているなんて言わないでね。よろし...全文を見る
○麻生国務大臣 外国投資家は、山之内先生御存じのように、短期、長期、ファンドを含めても、怪しげなファンドから極めて健全な投資から、いろいろで、投機と投資とを分けて考えろとかよく言われる話のとおりなので、なかなか一概に言うことは難しいんですけれども、今、世界で行われております話でい...全文を見る
○麻生国務大臣 今、法人税を二〇%台にというお話はよく聞かれる話で、あっちゃこっちゃでしておられますが、私ども、党税調で主にこの審議をしておられると存じますし、政府税調でもこれをやっておられるんだと存じますので、今から十二月まで大分時間がありましょうけれども、その間にいろいろ御検...全文を見る
○麻生国務大臣 鹿児島でどれくらい人口が、先生の場合は鹿児島市内ですから、薩摩とか大隅の方に行くと物すごく人口減少の率が激しいんだと思いますが、地域によって、人口が減ってきたら、地銀、第二地銀、信用金庫等々は、貸し出す相手がおりませんので、基本的に成り立たないことになってくるとい...全文を見る
○麻生国務大臣 潜在成長率は、この一—三月というのは〇・七%という資料が出ていますので、その話をもとにして言っておられるんだと思いますが、労働力と言われるのは、若者が減るとかいろいろな表現がありましょうけれども、昔だったら五十五で定年ですけれども、今は六十五、大分変わってきていま...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありました、これは主に福岡市ですが、国家戦略特区ということを言うときに、市長さんにも申し上げておりますけれども、これは、岩盤規制と言われるようなものを打ち砕いて改革をしますというようなきちんとした事業を出し切れるか、反対する団体は少なくともあなたを支援して...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、佐々木先生、株価が、昨年一万六千円が、きょう、前場で一万五千円に行きましたかね、一万五千円ちょっとぐらいになっていると思いますが、この株価の指数について、これは、昨年一年間で大幅に株が上昇したことに対して調整が起きているんだという意見とか、また、第三の矢と...全文を見る
○麻生国務大臣 GPIFについては、先ほども御質問があっておりましたが、昨年の成長戦略を受けましてことしの一月に閣議決定をされております実行計画において、財政検証の結果を踏まえた新しい基本ポートフォリオを決定するなど、所要の積極的な対応を行うと規定をされております。  したがっ...全文を見る
○麻生国務大臣 今のお話ですけれども、まず一番大事なところは、先ほどGPIFの話に出ていましたけれども、これは佐々木先生も御存じのように、加入している人たちの安全と、それに対する利益が少しでも多く確実になるように運用しているのであって、先ほどの答弁と、少し私の意見が違うのかもしれ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは厚生省所管の話なんですが、このGPIFの改革については、ことしの一月に閣議決定がされております産業競争力の強化に関する実行計画の中にあったと思いますが、デフレ脱却を見据えた資産運用の見直し、現在のポートフォリオの見直し等々を含め、リスク管理体制のガバナンスの...全文を見る
○麻生国務大臣 これは鈴木先生も御存じのとおりに、金利ばかりは、内外の経済情勢とか、また財政状況など、さまざまな要因によって決められますので、金融政策とか物価上昇率だけで、その関係だけで一律に論ずるということは困難だというのは十分御存じの上だと思います。  そのことを申し上げた...全文を見る
06月09日第186回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御心配のところは二十七年度のところなんだと思いますが、東日本大震災からの復興というんで、東日本大震災からの復興の基本方針におきまして、復興期間というものを平成三十二年度までの十年間ということにした上で、復興財源というか、復興の需要が高まります当初の五年間...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、平木先生、現在の日本、何というんだろうね、GDPの二倍というような一連の話というのはもう御存じのとおりなので、これはあえて言うと時間ももったいないので飛ばします。  その上で、日本の財政状況を受けまして、審議会からは、国と地方のプライマリーバラ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税が導入されて二十六年間で、消費税の税額、税収が総額で二百八十二兆円になるが、法人三税の減収が二百五十二兆円に上るというのが、この数字のことを書いてあるんだと思いますけれども、今御指摘のまず二百五十二兆円は、平成元年の法人税と地方税の税収と、それ以降...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一九九〇年度以降の話でしたので、まず、消費税については、まず少子高齢化というものが進展していきます、どんどん進みますので、これはいわゆる勤労世代というものへの負担が極めて高いものになるということ、偏るということになりますので、社会保障やまた公共サービスと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいまの国庫補助金等により造成された基金の見直しについての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処をいたします。  また、平成二十三年度及び二十四年度決算検査報告における多額の指摘金額等についての警告決議につきましては、御趣旨を踏ま...全文を見る
06月16日第186回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○麻生国務大臣 極めて長い歴史があります。  帝国議会、明治二十七年の帝国議会で明治二十四年の決算が国会に初めて提出をされて以来、別々にそうするという慣例になっておりまして、決算は、第八回の帝国議会において、議決しても貴族院には送付しないということを議会で議決されておるというの...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、御質問がありましたように、地方公共団体また民間の法人等々含めまして、こういった事業者に対して、複数年度にわたって事業が継続するという、各年度の所要額がなかなか五年も前、三年も前に見込みがたいという場合もありますので、その必要から設置されたものでして、こうい...全文を見る
○麻生国務大臣 担当ですので。  現在、国家公務員共済組合連合会とかいろいろ、地方公務員の共済組合もありますが、それから私学共済等々、幾つもあろうと思いますけれども、こういった共済組合というのが幾つもあるのは御存じのとおりなんですが、これにおきます基本ポートフォリオの見直しとい...全文を見る
○麻生国務大臣 言いっ放しで、国民に間違ったメッセージが伝わるといかがなものかと思いますので。これは民主党がつくられた予算案ですからね。(玉木委員「違いますよ」と呼ぶ)そうですよ。(玉木委員「二十五年度予算ですよ」と呼ぶ)二十五年。  それで、余った分に関しましては、執行率は予...全文を見る
○麻生国務大臣 これは谷畑先生、御指摘のあるまでもなく、基本的に、この国会というところは決算より予算、会社では予算より決算、大分違いがあるのは事実だと、私どもは当選したころからそう思っておりましたので、今おっしゃられた意味もよくわかっているところです。  この内容は、次年度以降...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど、私の玉木議員への答弁中、高年齢者雇用安定助成金を民主党政権における予算編成で創設したものと申し上げておりましたが、これは一年間違えておりまして、二十五年度の自民党政権における予算で創設したものでありました。おわびして訂正をさせていただきます。
○麻生国務大臣 過日御質問をいただきましたけれども、社会保障診療というものを、消費税率一〇%に仮に上がったとしたときに、いわゆるゼロ税率の導入をした場合、幾つかの条件がありますけれども、仕入れにかかわる還付が生じるということはマイナスになりますので、そうなりますと、その額は、一定...全文を見る
○麻生国務大臣 これは河野先生よく御存じのように、結構、目に見えているだけの話だけではなくて、まず、医療機関が課税業者ということになるわけですから、そうすると、消費税申告のために記帳していただかないかぬ。ただでさえ、今は、面倒くさいとか、厚生省からのあれが大変だと言っておられると...全文を見る
○麻生国務大臣 宮沢先生、これは国会の話でありますので、役所と少し違うところもあるというのは前提にして。  国会において、ある程度十分な審議というものをお願いし、その上で、その結果を次年度以降の予算に反映させていくということは、予算の効率化とか、また財政健全化の観点から極めて重...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました国の債務に関する計算書の誤りにつきましては、二度とこのようなことが生じないよう是正改善の処置を講じたところであります。御決議の趣旨を踏まえ、今後とも、決算に関連する計数の正確性が確保されるよう再発防止に取り組んでまいる所存であります。 ...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) 法人税率の、法人の実効税率の引下げというものが、いわゆる今御指摘のありましたように、いろいろな形で、企業の国際競争力とか立地競争力とかいろんなものを高める一環としてやっていくという大前提があるんですが、基本のこの改正の主なるところは、いわゆる企業の持って...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるように、企業にとりまして、研究開発税制等々が仮に引き下げられたとして、その分で研究開発投資に回ればいいですよ。しかし、現実問題として、この数年間を見た場合に、企業は得た利益の多くを内部留保に充て、少なくとも、いわゆる配当に回さない、設備投資を含...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、これは金融庁だけの話じゃないのは御存じのとおりだと思いますので、これ聞かれるなら経産省にも聞いていただかぬと、いかにも財務省だけが問題かのごとく議事録に残されると甚だ迷惑しますので、その点だけはお断りしておきます。  今回の私も副総理と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 言葉が足りなかったというところはあるんだとは思いますけれども、御本人からいろいろ真意について御発言をされておられるようなので、私はそれはそれなりに了としておるんですが、やっぱり被災地というところへ行かれているんだとは思いますけれども、復興優先で取り組んで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは大塚先生よく御存じのとおりなんだと思いますが、その上で聞いておられると思います。  まず、基金について、財政法上の問題があるわけではないということだけははっきりしておかないと、いかにも財政法上に問題があるということはないということは、これはもうい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いろいろな前提条件をざっと言っておられますけれども、まず、基本的に、日本の場合、貿易立国なんという話ではもうこの何十年間ありませんで、GDPに占める貿易の比率は一五%、大体そんなものですから、貿易立国と言われるドイツなんかの四〇%とか、韓国なんかの三十何...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) どの企業を育てていくかというのは、はやらないから、一九八〇年代にあれはやめたという話を、野党の方々の御意見を採用して、あの当時は通産省からは産業政策はもう立案しない方向でいって、御存じのとおりにこれまで来た。しかし、今になってみたら、やっぱり産業政策は持...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先生の御指摘になりました点に関して、一桁台ではないかということに関しましては、これはもうここに書いてある数字のとおりなので、これは上位五社の法人税負担の実績の分析だと理解をいたしておりますが、企業の実質的な税負担というものをよく見ていく必要があるんだとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもの話では副大臣が御答弁をさせていただくということになっておりましたのでそのとおりさせていただいたんですが、連絡の間にそごがあったのかもしれません。  繰り返しになろうと思いますが、少なくとも法人税について、これは、私どもとしては成長志向型の体系に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御質問のあっておりました、国境を越えております、これ主にアマゾン・ドット・コムの話をしておられるんだと思いますが、ほかにもいろいろあって、アマゾン・ドット・コムに楽天が食われておるとか、そういった具体的な例というのは幾つもある話を前提にしてしゃべっておら...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この多重債務問題につきまして、これは具体的かつ抜本的な対策の一環として、平成十八年に上限金利の引下げ、総量規制の導入等々を内容とする貸金業法の改正が行われたのはもう御存じのとおりです。  したがいまして、多重債務の相談窓口を全国に設置すること等々につき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 給付付き税額控除と複数税率、まあ軽減税率とも言いますけれども、共に検討課題とされておりますのは御存じのとおりで、お尋ねの給付付き税額控除につきましては、昨年二月の自公民の三党合意において、低所得者については引き続き協議を行うということとされておりまして、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 正確に今お答えするほどの資料を持っておりません。
○国務大臣(麻生太郎君) これ今いただいた資料ですけれども、これ大企業のところを見ていただくと、西田先生、七—九は回復して一三・四、それが十月になったらマイナスですものね、下がっている。製造業、同じ、一六が一三。非製造業は一二が八と、みんな下がる。ところが、中小になると、今度は逆...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと正確なところじゃありませんが、平年度で約八兆円が今年度は五兆ぐらいだったと記憶しています。
○国務大臣(麻生太郎君) デフレ要因という言葉を使われて、西田先生としては、いわゆる将来の総需要というものの低下というものを懸念しておられるというように理解しているんですが、これは持続的な経済成長というのを維持していくためには、これは財政出動だけに頼っているというのはこれは明らか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じなんだと思いますけれども、この年金積立ての管理運用の目的は何です、目的は何かとはっきりして法律に書いてありますので、専ら被保険者の利益のために行うものということになっております、事実。それが法律に書いてありますので、それが大事なので、もうける、もう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 六月十一日の参議院の本会議において、平成二十三年度及び二十四年度の決算に関して内閣に対して七本の警告決議というのが出されております。  これを受けまして、これは正確には参議院議長から内閣総理大臣、内閣総理大臣から官房長官、官房長官から財務大臣と、私の方...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 公共事業の円滑な施工というのを確保するために、これは国土交通省等において、資材に限らず人材の状況等々も注視して機動的な対策を講じているものと承知しておりますが、具体的には、建設資材については需要と供給の適切なバランスの確保というのを目指さないと、これは地...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昨年の十二月でしたか、国土交通省の審議会の下に設置をされております小委員会の答申において、国土交通省が所管をいたします社会資本の今後の維持管理・更新費用の推計がされております。それによると、平成二十六年度約三・六兆円であるのに対し、平成三十六年度では四・...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、リスク資産への投資に親しみがなかった方々を株式市場に呼び込んで継続的な資産形成のインセンティブを与える、お題目だけは立派なものなんですけれども、これがNISAの趣旨に基づいて制度設計をしているんですが、まず百万と。何で百万なんですかと誰も...全文を見る
10月01日第187回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) GPIF運用委員長の発言についてのお尋ねがあっております。  一般論として申し上げて、金融商品取引法におけます相場操縦というものは、取引の状況に関し他人に誤解を生じさせるなどの目的をもって有価証券等の売買を行うというものであります。したがいまして、個別...全文を見る
10月06日第187回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○麻生国務大臣 御指摘のありましたトリガー条項、これは民主党内閣のときのスタートだったんですが、これが発動された場合ということを考えますと、当然のこととして、被災地におきましてはガソリンの買い控え、当然のことですが、その反動として流通に混乱が起きることもはっきりしていますが、今後...全文を見る
○麻生国務大臣 結構長くかかるので、もう少し最初のうちに聞いておいていただくとよかったんですけれどもね、こういうのは。答弁が長くなると困るなと思って後に回されたのかと勘ぐりたくなるぐらい結構長い話なんですが。  十九兆円の復興財源フレームについては、必ず必要となる災害扶助、生活...全文を見る
○麻生国務大臣 二つ御質問をいただいたんだと思います。  最初にまず、第二次安倍内閣の発足と同時に二十五年度の予算編成をやらせていただいたんですが、全体の復興事業費が復興財源十九兆円を超えるという見込みになっておりました。このため、復興財源に関する不安というものが多く寄せられま...全文を見る
○麻生国務大臣 トリガーの話から、その後、どっちの方が。時間がないので、後の方の話が多分重要なんだと思いますが。  ちなみに、ガソリン税の上にまた消費税が乗っかっているじゃないかというあれですが、これは先生、海外におられたのでおわかりと思いますが、これは世界じゅう皆同じルールで...全文を見る
○麻生国務大臣 今の御指摘というのは、間違いなく、これまでのあれを見ましても、平成二十一年度からここまで見ましても、六月の公共工事の支出率というのは大体四%、三%でありますので、大体毎年この時期ぐらいですとそういうことになろうと存じますので、別にことしだけが特殊に低いじゃないかと...全文を見る
○麻生国務大臣 為替評価損で九兆八千六百億、資産の超過額で、おっしゃるとおり、十二兆一千三百億円。
○麻生国務大臣 一・二兆ドル。
○麻生国務大臣 今みたいな言葉にひっかからないようにしていたんですが。  先ほどの話ですけれども、浅尾先生、これはすごく大事なところで、二十三年を見ますと、一ドル七十七円で、そのときは二十兆八千億円の債務超過だったんですな、あのときは。二十四年になりますと、一ドル八十九円になっ...全文を見る
○麻生国務大臣 かつて、橋本龍太郎、時の内閣総理大臣が何と言われたか。そのころ議員をやっておられたかどうか存じませんけれども。時々大量に持っているアメリカ国債を売りたいなという気持ちになることもあると言って、この程度のことだけで株に一体どのような影響が出たかというのは、もうあの当...全文を見る
○麻生国務大臣 一人株主だということ、一人株主というか財務相が株主、一人で、一者で持っているということなんだと思いますが、今言われましたように、コーポレートガバナンスだ、スチュワードシップ・コードだと言っている話と今の話とちょっと合わないではないかという御指摘なんだと思います。 ...全文を見る
10月07日第187回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 私の方の担当だと思いますんで。  基本的に、今いろいろ言われましたけれども、当然のこととして、財務省としては、執行率、それから今後の事業の見込み等々をこれは精査するのは当たり前でありまして、予算編成過程で取扱いにつきましては検討させていただきたいと存じ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは税制の面もおっしゃるとおりに確かにありますので、リバースモーゲージという話に多分なるんだと思いますが、このリバースモーゲージというものが日本でなかなか普及しそうでしない最大の理由は、多分、中古住宅というものを正しく評価するこれは組織がないんだと思う...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のとおり、今年の一月にこれを始めさせていただいたときから約半年間で、今御指摘のありましたように、約七百二十七万件の口座が開設されておりまして、一兆五千六百億に全部でなっておると思っておりますが、今言われましたように、この口座を開設した方の年齢構成を...全文を見る
10月08日第187回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 十津川村行ったことのある人、あなたを含めてほとんどの方が行かれたことないと思いますが、日照時間が一番日本で短い村ですよ。でかい村ですよね。和歌山県から行った方が早いぐらいのところなんですが、行きました。全国六百六十何か所の崩落する箇所があるところの三百か...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ナミねえ、通称ナミねえっていうんですが、この人が一番印象的だったのは、やっぱり二〇〇一年にIT戦略という、まあ当時はイットとしか分からなかった方も随分おられた時代だったんですけれども、ITというものが始まって、今はICTと分かれていろいろ言い方に、なるほ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 衆議院のときにも浅尾先生のところにお答えしたと記憶をしますが、このゆうちょ銀行というのは、もう先生よく御存じのように、これは会社法に基づく、いわゆる民法に基づきます株式会社法で設立をされておりますので、これは郵政民営化法に基づいて設立をされた日本郵政株式...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは物すごく意見の分かれるところでしょうな。これ、前からある話ではありますから知らないわけではありませんが、この間、消費税、東京都から約三千億円を剥がして地方に、これは東京では通りましたけれども、それは、潤った地方はみんなサンキュー・ベリー・マッチって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の状況、これは地方という表現もまたなかなか難しくて、これ地方もかなり、日本長いところですので、大分地方に差がございますので、これ一概に地方というと俺のところは違うじゃねえかといろいろ御意見が出ますので、ちょっと答弁はなかなか難しいところですけれども、格...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは大門先生おっしゃるように、企業にとりまして、法人税率もありましょうけれども、社会保障の負担等々を比較しますと、これは法人によりましては随分違うので、そこに人様の作られた資料をこちらの方が先に拝借してしゃべるのもいかがなものかと存じますけれども、お配...全文を見る
10月14日第187回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 財務大臣兼金融担当大臣の麻生太郎です。  本委員会の開催に当たり、一言御挨拶をさせていただきたいと存じます。  第二次安倍内閣におきましては、これまで、長引くデフレ不況からの脱却と経済再生の実現に向け、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起...全文を見る
10月15日第187回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○麻生国務大臣 財務大臣兼金融担当大臣の麻生太郎であります。  本委員会の開催に当たり、一言御挨拶をさせていただきます。  第二次安倍内閣におきましては、これまで、長引くデフレ不況からの脱却と経済再生の実現に向け、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略か...全文を見る
10月15日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
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○麻生国務大臣 自治省だか総務省にしばらくおられたので、この種のことはよくおわかりの上で聞いておられるんだと思いますが、概算要求基準におきまして、一般論として、やむを得ない場合というような場合は、要求の出し直しをすることが理論上、実務上認められております。これは御存じのとおりだと...全文を見る
○麻生国務大臣 政府として申し上げれば、御指摘のような、報道ベースの話でしょうか、今の話は、という固めた事実はありません。
10月16日第187回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 誰でも同じような疑問を持っているんだと思うんですけれども、ふざけていやしませんかというのはもう既に言ったことがあるんですが、これ、出さなきゃ出さないで出し方が足りないじゃないかといってまた文句を言うんですよ。どっちへ行っても言われるんですから、これは。そ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この法人実効税率につきましては、平成二十六年度の六月の閣議決定におきまして、これは二〇%台まで引き下げることを目指すとか、この引下げは来年度から開始するとか、それから課税ベースの拡大などにより恒久財源をしっかりと確保するという方針は既に決定をいたしており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 長い長いといつも言われるから短くしたというような、その程度に考えておいていただけたらと。
○国務大臣(麻生太郎君) 内容は結構よく分かっている、いわゆる小売が一番少ないと思いましたけれども。その他に関しましては、機械等々非常に比率が高いことになっているんだと思っておりますので、この内容を知らないわけではありませんし、私自身として、日本のいわゆる実効税率というのは他国に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、減税は勘案しておりません。
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたのは、間違いなく、経団連が今度の榊原さんになられてから言われたんだと思いますが、課税ベースの拡大にしっかり取り組むということにしておりますので、租税特別措置の見直しもその中の重要な課題の一つだと、私どももそう思っております。  六月の政府...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう言うまでもなく、これは総務省の所管の話なんですけれども、この外形標準課税におけます御指摘の制度というのは、これは平成十五年度の税制改正において外形標準課税を導入しておりますが、その際に、資本金が特に大きな法人の税負担が過大になり過ぎないよう調整...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 総務省とこれは一回検討せないかぬところだと思いますので、財務省だけでやれる話ではありませんので、総務省と一回相談をさせていただいた上で御返事申し上げます。
○国務大臣(麻生太郎君) 総理答弁におきます海外投資比率というのは、定義としては、海外と日本国内での設備投資を合わせた合計額の中に占めるいわゆる海外現地法人における設備投資の割合と承知をしております。具体的には、二〇〇九年から二〇一二年にかけて、この時期を見ますと一〇%程度から二...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう先生御存じのとおりに、これは平成二十六年度の税制改正において、消費税率引上げの前後における駆け込み需要反動減の緩和ということを視野に入れて、地方税にまずおいては自動車取得税の税率の引下げというのをやっております。五%から三%へ引下げ。それから、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今先生言われましたように、日本の自動車産業の技術力というのは、これはちょっと他国で、この円グラフを見るまでもなく、物すごくレベルが高い。我々の世代だと、軽自動車というのは何となく自動車としてはかなりレベルが低いんじゃないかとみんな思っていますけれども、軽...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、先生、なかなか簡単な話じゃないので、これは法律の話ですから。  これは、税制抜本改革法の下で、消費税率一〇%の引上げについては、政府が責任を持って経済状況を総合的に勘案しながらということになっておりまして、適切に判断することになる、今年度に判断さ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 雇用及び所得環境、賃上げについての私の発言というのは、例えば有効求人倍率が一・一〇、これは二十二年ぶりの高水準になっております。それから、今年の春闘というのを見ますと、賃上げ率が二・〇七%、これは連合の調査です。これは過去十五年間で最高ということになって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、指標の取り方、これは風間先生、いろいろあろうとは思いますけれども、私どもの話で今名目だけではないかと多分言われるところなんだと思いますけど、これは基本的には、デフレと違ってインフレになって、デフレからインフレになっているときにはどうしても実質より名...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ありますでしょうかって、腹が減ったら飯食いますので、当然です。
○国務大臣(麻生太郎君) 今、例を引かれましたので、飲食店に限らず、基本的に、今回の消費税を上乗せできなかったというのはカザマスキーの下請ですよ、簡単に言えば。大企業の下請が上に乗っけられなかったというのは圧倒的に多いと思いますね。中小企業を例に引くときには、下請企業とその他の中...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それはもう風間先生、全くおっしゃるとおりであって、企業にとっては、生産性が上がって、上乗せした売上額の増を含めまして、生産性の向上とか純利益とかいろんな表現がありますけれども、経常利益がある程度増えるという条件がなしに賃上げするなんというのは普通は考えら...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう風間先生御存じのように、為替の話については私の立場上全く発言をすることができませんので、ちょっとその点に関しての答弁は差し控えさせていただきますけれども。  少なくとも、こういうように円安に振れる、円高に振れる、いずれにしても急激に上がったり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほどの質問のところで一つ飛ばしておると思いますが、こういう状況がもう二、三年というお話をさっきしておられたと思うんですが、今、副大臣から御答弁の中にありましたように、政労使の会議、これは経営者やっていたらお分かりと思いますけれども、大体、給与を決める話...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 例えば所得拡大税制でいろんな形で対応をさせていただいたり、また設備投資をすれば一括償却を認めるとか、いろんな形でそういったものの促進になるようなものはいろいろやっているのは事実で、これは何回かこのところ、これ詳しく教えてもらいたいという話が来るようになっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 株価をどうのこうのと、またこれ財務大臣が話をすることはまずあり得ませんので、それを、その上で御質問されているとすれば、全く答弁のしようがありませんと、それで終わりということになるんだと思いますが。  当たり障りのないことしかお答えできませんけれども、少...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一般論ね。この種の話で一般論と言われて後で引っかけられたりしてえらい話になりますのは数々ありますので、危なくて話には乗れないんですけれども、少なくとも、株価と為替というのはある程度影響があるということははっきりしていると思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 現在、日本銀行が量的、質的な金融緩和というものの下で行っているいわゆる国債の買入れというものにつきましては、これは二%の物価安定目標の実現といういわゆる金融政策の目的で、日銀自らの判断で行っておられるものであります。ここをちょっと、何か都合のいいように話...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、流通市場というものにおけますいわゆる個別の投資家の判断とか行動とかいうものについてコメントするということは、これはちょっと差し控えさせていただきますが、これは、どんな場合でも国債には買手が付くなどということを想定するというのは、これは極めて無責任...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは基本的には、誰が買うかという話ですけれども、これは、総裁も金融緩和の出口について述べるのは、これは時期尚早だともう前から言っておられますので、また言うのも面倒くさいので、もう出口論についての質問はお答えを差し控えさせていただきます。もう何回も聞かれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはいろいろ、たらればとか、もしもとか、仮にとかいう話で答えるようなレベルの話じゃありませんので。これは、うかつな質問をこういった参議院の委員会でこういったされる見識もいかがなものかと思いますが、これ、ちょっとうかつに答えたら話が非常に込み入りますので...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 見識を疑うという表現がいかがなものかという御指摘のようですので、撤回します。
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと、こういう国会というところは長期的、大局的な話は余りせぬところなものですから、今のような極めて大きい前提で余り物を考える習慣が、三十年もやっておりますと大分減ってきているんだとは思いますが、考えていることの一端を申し述べてお答えに代えさせていただ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 確かに、二〇二〇年のオリンピック・パラリンピックというものは、これは五十年ぶりにこれに行くんだという、この間、アメリカ人の人が、私より三つぐらい年上の人なんですが、それが電話掛けてきて、おまえ、そんなときまで生きているのかなんと言って電話でからかっていた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 文化というのが国際的に通用するとかしないとかいう話は、これは文明とは違って文化の話ですので、お箸がいいかナイフとフォークがいいかなんて、それは誰が決められるんだって、それは使う人が決めるんですから、そういった意味では、外国人でも今みんな、ベーコンを焼くの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一番最近印象的に大きかった事件といえば、やっぱり一昨年の笹子のトンネルの崩落事故というのがありましたけれども、基本的には公共事業というのは悪である、まあコンクリートから人へとかいろんな表現ありましたけれども、ああいうきちんとした、コンコンコンコンと、あれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) デフレからの脱却ではなくて、デフレ不況からの脱却というところが一番肝腎なんだと、まずは最初にそう思っております。  その上で、これをするに当たっては、やっぱり経済が成長するということは、GDPが大きければ同じことですけれども、そのためには基本的に三つで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 西田先生、財政再建をしながら経済成長するというのは、二律背反することをやるわけですから、書いてあることは、大体二律背反したことを書けばそういうことになるんですよ。私は、やむを得ぬというところだと思いますよ。  ただ、ただですよ、基本的に今、日本の場合は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 西田先生御存じのように、これは、計量モデルというのはそれぞれ前提によって全く条件が違ってきちゃいますので、そういった意味では公共投資の乗数効果は結果として違うようになると、これはもうよくある話なので、役所は自分の都合のいいように考えるし、民間は民間で都合...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地方創生、ちょっと担当も違いますので、うかつには言えぬところなんで、管轄外の話だとは思いますけれども。  西田先生、やっぱり京都からしばらく東の方へと行って、江戸が東京という名前に変わったのは明治維新の話ですけれども、東京の語源の元はこれです。したがっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど申し上げましたように、経済の成長と財政の再建という一見二律背反したことをやっていかざるを得ぬというのが今日本の置かれている立場だと思いますけれども、基本的にやっぱり景気が良くならないと、基本的なことはまずはと、それが最初ですということを申し上げて三...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 経済情勢というか、経済状況の好転というのは、経済が悪化している状態から持ち直して改善していく過程にある状況なんだと思っておりますが、その判断に当たっては、ある特定の時点と比較して今がどうかと判断するというような機械的なものじゃないんじゃないかと、いわゆる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 四月というのは、日本の場合は会計年度が四月ということになりますし、まあいろんな意味で、学校が始まるのが四月だったり新入社員が四月だったり、いろんな意味で、気分的な意味で四月というのが大きな起点になるという意識はあるんだと存じますが。    〔委員長退席...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税率というにもかかわらず、ヨーロッパでVAT、いわゆる付加価値税と同じようなものですけれども、こういったようなものをやるときには、これは直接痛みが伴いますので、所得税とか法人税とか事業税とかいうのと違って度々来ますので、そういった意味ではこういった税...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) その当時、どういった意見があの中で、あの三党間の間で闘わされたかをつまびらかに知っているわけではありませんが、少なくとも一回で五%上がるということになりますので、その場合の痛みの方は、最初の痛みはもっと大きかったということになろうと思いますし、その頃は間...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、消費税の一〇%、引き上げるか否かにつきましての判断は、例の十八条の三項にありますとおり、きちんとした判断を、経済指標はこれ以外にもいろいろございますので、そういった指標をよくきちんと調べた上でやっていかねばならぬことで、役所用語で言えば総合的に判断...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の検討する内容につきましては、年末に向けてこれから順次いろいろな数値が明らかになってきますけれども、客観的な経済指標というものをこれは総合的に見ていかないかぬことはもう中西先生おっしゃるとおりなんですが、今回、有識者からの経済情勢を聞くというのを私ども...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一番直近の平成二十六年三月末の資料ですけれども、一ドル百四円になっておりますが、外国為替資金特別会計が保有いたしております外貨証券は百十六兆四千億であります。外国為替の評価損につきましては九・九兆円ということになっております。
○国務大臣(麻生太郎君) これは前提条件いろいろありますけれども、一定の前提というのはもう御存じのとおりなんだと思いますが、外国為替評価損が解消いたします為替については百十二円です。
○国務大臣(麻生太郎君) これは、本年の九月末の時点で恐縮ですが、日本の外貨準備高は一兆二千六百四十四億ドルとなっております。これは、基本的に過去に為替介入を行ってきた結果なんでありまして、その規模等々につきましては、この規模を念頭に置いて保有額を増減させているというわけではない...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ここ十年で約六・二兆円から五十三兆円に増加しておりますので、四十六兆八千億になっておると思いますが、これは、これまで必要に応じて実施してきた為替介入の結果として、外為資金のいわゆる為券と言われるものですけれども、外国為替資金証券の残高が積み上がってきたと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは毎年度の実績を基に合計をいたしますと、平成三年度以降の介入額七十六兆円、平成三年度以降の運用収入は四十九兆九千億円ということになっております。
○国務大臣(麻生太郎君) 借金をしてまで外貨準備を保有する必要があるか、簡単にはそういうことを言っておられるんだと思うんですが、これはよく御存じのように、この外為特会においては円売り外貨買いの介入の場合には政府短期証券、国債の短期証券を発行して調達した円によって外貨を購入する。逆...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは言うまでもなく総務大臣の所管ということでありますけれども、法人事業税の外形標準課税の拡充ということは、これは御指摘のありました法人税の税率の引下げの話と併せて行うことによって、いわゆる黒字の企業には減税のメリットが及ぶことは確かです。また、赤字法人...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、基本的には法人税の課税、これは地方法人課税の見直しで、これは総務省の所管ということになるんですが、私どもから見て、経済全体、景気等々、税収等々全体を考えましたときに、やっぱり今地方にその比率の高い中小零細企業にいきなりどんと行くような形の外形標準...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 銀行税の導入というのは、いろんな、骨太の方針の中にも記載された方針に沿って法人税制の中をいろいろ触っていくことになるんですが、いろんな財源を取り組んでいく一つのものとして議論すべき課題であるというようには私ども認識をいたしております。  新税をこれは導...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 世界経済全体としては、これは緩やかではありますけれども確実に景気は回復しつつあるという、まあ国によってばらつきがありますので、今ドイツの例も引かれましたけれども、米国では間違いなく景気は回復しておりますし、ヨーロッパでも景気としては、もうこれはドイツとギ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今申し上げましたように、景気は間違いなく緩やかに回復しているとはいえ、一年先の話だとはいえ、いろんな局面を我々は、クリミアがどうなるとかいろんなことを考えておかなきゃならぬと思っております。少なくとも、石油の値段がバレル八十六ドル、ドバイもそれか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) AIIB、最近、聞かない言葉ですけれども、エイジアン・インフラストラクチャー・インベストメント・バンクというものを新たに中国が主なスポンサーとなって設立をしたいということを打ち上げております。  アジアの新興国にとりましては、今、インフラストラクチャー...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、国税庁の方からも答弁があっておりましたけれども、今御指摘のように、今法令によりまして、医師又は歯科医師の診療、治療の対価とか、治療、診療用の医療品の購入の対価とか、また医療費に関連する人的役務の提供の対価などに定められているのは御存じのとおりでありま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、西田先生御指摘のように、これは物すごくいろいろなケースが考えられるんだと思っております。  仮に家計が別であるとしても、親族の医療費の話ですから控除の対象とするという仮に前提に今立てば、今度はどういった支出まで認めるのかというこの線引きが物すご...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十六年の上半期中の経常収支四千六百十五億円の赤字となっておりますので、対前年同期比で三兆七千七百四十六億円悪くなったということになっております。その主たる原因というのは、これはもう間違いなく液化天然ガス等々の、原油等が額が増加していることであります...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二〇一五年までにということで、来年度が一番最初に来るPBの半減化、まずここから最初なんですが、その次が五年後、まだきちんとしためどが立っておりません。その後も引き続きやっていかないかぬというのが我々の基本的な目標なんですが、少なくとも、今言われましたよう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税の引上げに関しましては、今般のこの二%に関しましては、これは国債の信認の維持ということ、国債というか国の信認の維持という点と、それからやっぱり社会保障制度というものをきちんと次の世代に引き継いでいくということなど、子育て支援等々いろいろありますが、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは多分、長期的には日本の国家としては最も大きな問題ははっきりしています、これは。これが一番大きな問題なので、エネルギー、短期的にはありますけれども、長期的には人口です。もうこれははっきりしていると思いますので、これを補うために労働人口の流入ですかと。...全文を見る
10月17日第187回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○麻生国務大臣 竹本先生、全くおっしゃるとおりなんですが、二〇〇%というのは、これは厳しい状況にあるということは間違いないのでありますし、少なくともG20また先進諸国の中でもこの比率は最悪、これははっきりしておると思います。  ただ、状況として、ギリシャとかほかの国と言われまし...全文を見る
○麻生国務大臣 二〇一四年を考え、二〇一五年というものをやってまいりましたときには安倍内閣が新たにスタートさせていただいたすぐだったのですけれども、毎年四兆円ずつ減らさないと二〇一五年にプライマリーバランスが二〇一〇年度比半分という目標達成ができないというお話でスタートさせていた...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう伊藤先生もおわかりのとおりなので、為替の水準の話につきましては、ちょっと私の立場上、このコメントは影響が大きいので申し上げるわけにはいかないんです。  円安、円高は、我々が二年前にスタートしたときには八十九円だったと記憶しますので、その意味では、株も八...全文を見る
○麻生国務大臣 日本銀行というのは、御存じのように、独立した、きちんとした法人格を持っておりますので、政府とはまた別の形で、独立した形になっております。したがって、金融政策等々につきましては日本銀行の専権事項みたいなことになるんですが、そういった意味で、傍ら、財政をやります私ども...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税を五%から一〇%へ二段階に分けてという話は、御存じのように、これは民主党内閣のときに決まっております。このときに、民主党内閣と自民党と公明党、三党でこれを合意してでき上がった法律であります。  これはなかなか、私たちから見ますと、世界の中で、与野党が増税と...全文を見る
○麻生国務大臣 日本の社会保障の中でやはり一番問題なのは、受益と負担のバランスがなかなか均衡していないというところが一番問題なんだと思っておりますので、特例公債によって多額の借入金を後世にという形になっている、先送りしているというところが最大の問題。  海外でも、高齢者の年金受...全文を見る
○麻生国務大臣 日銀が量的または質的な金融緩和、業界用語ではそう言うんですが、そういう名のもとに行っております国債買い入れの主たる目的というのははっきりしておりまして、二%のインフレターゲットとか物価目標とかいろいろな表現がありますけれども、これに対応するための金融政策というのが...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、小池先生、なかなか外的要素というのが入ってきますので、例えば今回、きのう、おとといのように、ヨーロッパに対する問題とかアメリカに対する見方で、エボラ熱による影響がどうとか、我々と全然関係ないところで話がぼんと動くといきなり株が三百ドル下がります、二百ドル下...全文を見る
○麻生国務大臣 想定どおりという定義がちょっと難しいんですが、少なくとも、今言われていますような範疇で、基本的に今予想されている範疇の話を想定どおりと言われるのであれば、今我々が出しております予想の範疇で事は動いていくと思っております。  ただ、きのう、おとといの話が全然別の要...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるとおり、いわゆるマネタリーベースがこれだけ日銀の金融緩和で大きくなった割に、それから先、銀行から先のマネーサプライが、市中に伸びていく比率が、銀行に日銀から入ってくる金と、銀行から出ていく金というものとの差が大きいというのは間違いありません。したがって、...全文を見る
○麻生国務大臣 公約の定義はまた難しいんだと思いますけれども、少なくとも、これまで歴代、二〇一五年、二〇二〇年までに日本のプライマリーバランスはこのような形にするという話を何回となく日本としてアナウンスしていることは間違いないと思っております。
○麻生国務大臣 国際社会とかマーケットとか、そういった極めて不透明、形の見えないものからのあれというのはなかなか、どう反応が出てくるかというのは正直言ってよくわかりません。仮に二%上げなかったとして、売り浴びせられるときの恐ろしさを我々は思いますし、日銀総裁も同じようなことを言っ...全文を見る
○麻生国務大臣 おかげさまで、二年間で四兆円、四兆円と予想しておりましたのが、初年度五兆二千億に行っておりますので、その分だけ約一兆円少々、次年度に楽になった部分があります。  傍ら、反動減の部分がありますので、そういった意味では、足し算、引き算、いろいろやってみないかぬところ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、補正予算につきましては、財政法の二十九条に書かれておりますとおり、緊要となったときの経費の支出を行うということになっておりますので、私どもとしては、あの平成二十四年度の補正予算のときは、景気底割れということが予想されたために、対応で編成をさせていただいたと思っ...全文を見る
○麻生国務大臣 日銀の国債保有残高につきましては、同行の資金循環統計によりますと、金融緩和前の二十五年三月二十日で百二十八兆円、足元の二十六年六月末で二百十五兆円ということになっていると承知をいたしております。  この残高の増加というのは、量的・質的緩和のもとで行っております国...全文を見る
○麻生国務大臣 我々が置かれている状況は、もともと普通の状況じゃないんですから、それに対応するために我々は非常な手段をいろいろ考えてやっているわけでありまして、少なくとも日本銀行が今までどおりでやっていった場合は、ずっとデフレだったじゃないですか。間違いありませんでしょうが。民主...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、我々としては、今の金融の状況、また財政の状況というのは、日本の場合は極めて厳しい状況にあることははっきりしていますので、その状況から脱するためにいろいろこれまで二十年間ほど、正確には一九八九年に三万八千九百円つけた株が七千円までおっこちた、あのときにさか...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、消費税の値上げが来年の十月というので、どうして十月にされたんだか、そちらの方がお詳しいんでしょうけれども、私らから見たら、二年じゃなくて一年半にされた理由がよくわからないんですが、とにかく十月ということになっておりますので、十月ということになります...全文を見る
○麻生国務大臣 来年の十月に実施をするという前提に立ちましたときには、その十月以降に起き得るであろう反動減等々を考えたときにおいては、そのための予算編成を、来年度、平成二十七年度の予算編成の中にある程度反動減対策を盛り込んでおく必要もあろうかと存じますので、その意味では、十二月の...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税を予定どおり一〇%に引き上げた場合に、引き上げの影響によって景気が悪化し、税収も増加しない、税は上げたけれども増収しないというのは、九十何年かに似たようなケースがありましたけれども、そういったリスクは避けないかぬというのは当然だと思っております。  したが...全文を見る
○麻生国務大臣 一つの手段とは存じますけれども、今の段階で、補正予算をいつまでに幾らなどというような状況にはございません。
○麻生国務大臣 一番の大きな問題は、まず法律改正が必要になるんだと思いますね。これは法律で一〇%と決められておりますので、法改正をやらないかぬということになるんだと思いますのが、まず一番の、やらなきゃいかぬ、物理的というか、実務的にやらねばならぬところだと思います。  同時に、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、どういうことが起きるかということがよく見通せない状況の中にありますので、今の御質問に対する率直な答えは極めて困難だと存じます。
○麻生国務大臣 今おっしゃられたところに関しましては、やはり、経済状況というものを総合的に判断してきちんとした対応をするということは、今の段階ではそれしか申し上げられませんけれども、この二カ月以内に、そういったところをきちんとした結論をおろさないかぬということになると思います。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 先生よく御存じのとおりに、増収分になった五%のうち、四%は社会保障の安定化に振り向け、残り一%を社会保障の充実に振り向ける、こう決められております。したがいまして、上げられた場合には、この充実に振り向けられる金額というのは国と地方の合計で最終的に二・八兆円見込まれ...全文を見る
○麻生国務大臣 今申し上げましたように、突如法人税がめちゃくちゃふえるとかいうような、うまい話もちょっと期待できそうもありませんので、私どもとして、しかるべき財源を今の段階で見つけているわけではありませんので、二カ月以内にその種のものが出てくるというのはちょっと考えられません。私...全文を見る
○麻生国務大臣 先生、公約というのは、我々が選挙のときによく使う選挙公約というような、公衆に対して、大衆に対して、みんなに対して約束をしているものとして使われるというのが私の意識なんですけれども、この財政健全化目標というものにつきましてはコミットメントなんだということを申し上げて...全文を見る
○麻生国務大臣 古川先生、やはりこういったようなものは、国際的に見て、日本としてはこれまでやるんだというコミットをしているからこそ、今、日本の信用が高いんだと思っておりますし、事実、今年度は四兆円というのをきちんとクリアしているじゃありませんか。ちゃんと日本はコミットどおりしてい...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、我々は、中長期の経済財政に関する試算の中におきまして、上げた場合にはこれは何とか達成できるめどに入っている、なっておりますのは御存じのとおりですが、仮に上げないということになった場合は目標達成は物すごく厳しくなる、もうこれははっきりしております。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 今のは仮定の問題で、ちょっとお答えはいたしかねますけれども、少なくとも今の話の中で、仮にならないという結論になったときでも、二〇一五年にプライマリーバランスが半減するような方法で我々としては努力をせねばならぬということだけははっきりしていると思います。
○麻生国務大臣 これは、古川先生、今、十月のこの段階では最大限努力するとしか申し上げようがないと思いますけれども、我々としては、仮に十二月にそういうことになった場合でも、きちんとそういったものの目標を掲げてやり続けるということは申し上げないかぬところだろうと思っております。
○麻生国務大臣 何度も申し上げますように、我々は、三党合意の上でこういうのをきちんとやった、それに基づいてPBの話もしておるわけですから、三党合意がなきゃ、あのPBのバランスの話も成り立つ話ではないということを言っておられるんだと思いますので、私どもとしては、少なくとも二%の増税...全文を見る
○麻生国務大臣 四月の消費税に伴います反動減の影響が残っておりますのは、自動車なんかを見ますと、自動車の品目、広島でいえば多分マツダやらが皆関係していると思いますが、そういったところを調べられたらわかりますけれども、間違いなくそうなっております。傍ら、広島だったら、近く、反対側の...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われた話のかなりの部分は、古川先生の先ほどの御質問の趣旨とかなりかぶっているところがあるんですが、基本的に、これを上げなかった場合でも来年のプライマリーバランスの半減までは達成せい、その手口としてはというので今いろいろな御意見を言われておられますけれども、それ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のとおり、エネルギー価格の上昇というものが物価の押し上げに寄与してきたことは間違いない事実だと思っていますが、しかし、エネルギーとか消費税率の引き上げの影響を除くベースで見ましても、上昇率は依然として前年度比プラスになっていると思います。  資料を見まして...全文を見る
○麻生国務大臣 時代が物すごく大きく変わっていっておりますので、その中に我々は政治の責任を負っておるという状況を恵まれていると思うか大変だったと思うかは、先生、御自身の判断なんだと思います。  今、昔の本を読んでも、明治の時代はおもしろかったろうな、私はそう思いますが、あの時代...全文を見る
○麻生国務大臣 先生、基本的にはこれは内閣府が主にやる仕事なんでありますけれども、経済対策の効果の検証ということにつきましては、三カ月ごとの経済対策というものの執行とか進捗状況の調査というのは内閣府がやっている話なんです。そういった意味では、少なくとも、例えば繰越明許はつけている...全文を見る
○麻生国務大臣 杉本先生、まずは、先ほどの古川先生の質問じゃないですけれども、二〇一五年の基礎的財政収支の半減目標の達成というのは一番目先に出てくるところだと思います。これは予算の中身を大胆に重点化、効率化していかないかぬところなんですけれども、そういった意味で、やはり一五年、二...全文を見る
○麻生国務大臣 これは先ほどの古川先生の御質問とかぶっているところもあろうかと存じますが、おっしゃるとおり、七月に内閣府が公表しております中長期の経済財政に関する試算を見ましても、経済再生のケースを当てはめて試算しております五年間の分を見ましても、約十一兆円の収支改善努力が要る、...全文を見る
○麻生国務大臣 杉本先生、国債を発行しております当局側としては、これはなかなか、ちょっとコメントしづらいところなのであって、無用な混乱を市場に招くのも断固避けないかぬところでもありますので、金利上昇のリスクとかそれに対するお答え、そこはちょっと差し控えさせていただきますが、金利上...全文を見る
○麻生国務大臣 二〇%台にするということを決めておりますのは、私一人が決めたわけではなくて、これは、経済財政諮問会議等々多くの識者の方々の御意見をいただいた結果、今の日本の法人実効税率を少なくともせめてドイツ並みぐらいにはというようなお話もあったりして、二〇%台ということにさせて...全文を見る
○麻生国務大臣 そこに至るまでの話がいろいろあろうと存じますが、日本の経済というものを考え、経営を考えていった場合において、少なくとも、他国に比べ、なかんずくアジアの中において、法人実効税率が日本の場合は高いという状況の中にありますので、国際競争を考えていく上で、投資を呼び込む等...全文を見る
○麻生国務大臣 景気をよくする、経済を成長させる、GDPを大きくする、同じことですけれども、基本的にその中身は大きく分けて三つです。個人消費が伸びるか、民間の設備投資が伸びるか、政府支出が伸びるか、そのほかにも純輸出とかいろいろありますけれども、大きく分けてこの三つ。その三つの中...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、賃上げとか雇用の拡大については企業の自主的な判断で決められるので、これはちょっと共産国家とかいうのと違いますので、その点は大原則なんだと思っております。  少なくとも、二十年続いたデフレ不況のもとで、企業家の投資意欲が減退して、結果として、デフレーショ...全文を見る
○麻生国務大臣 この資料のとおりかと聞いておられる。(佐々木(憲)委員「そうです」と呼ぶ)  そうです。
○麻生国務大臣 この資料ですけれども、税負担の現状につきまして、これは他国に比較して高いとの指摘がされております一方で、今御指摘のありましたこの資料のように、租税特別措置、通称租特という部分ですけれども、その影響を繰り込んだ実際の法人税収というのは、GDPの割合で見ますと他国に比...全文を見る
○麻生国務大臣 この御質問の趣旨というのは、外形標準課税の話なんだと思いますが、それによって赤字の中小企業に負担が求められて、大企業に税率引き下げのメリットを与えようとしているのではないかという御懸念、簡単に縮小して言うとそういうことなんだと思います。  今回の法人税の改革の中...全文を見る
○麻生国務大臣 わかって聞いておられるんだと思いますが、法人事業税は地方税ですから、これは総務大臣の所管であって、財務省の所管ではないということはよく御存じの上で聞いておられるんだと思いますが、この外形標準課税を中小企業向けに拡大していくということについての御懸念なんだと思います...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、株式市場の動向、きょうは前場が七十一円安の一万四千六百六十七円ぐらいで引けていると思いますけれども、いずれにしても、その時々の株価に対するいろいろな評価とかその要因について、具体的にコメントを金融担当大臣がするなんてことは考えられませんので、今そういったこ...全文を見る
○麻生国務大臣 足元の経済状況につきましては、もう先ほどいろいろな方々の御質問に対してお答えを申し上げたとおりであります。  少なくとも、四—六の実質経済成長率はマイナス七・一%ですけれども、四—六の前の一—三月分、ならして一—六で見ますと、前年同期比でプラスの一・三%プラス、...全文を見る
○麻生国務大臣 クイズじゃないので。少なくとも、そこにおられる民主党の方々と公明党の方々と自民党とで、三党で合意してきちんとやるということを決めて、法律までつくってきちんとやり、これによって世界の評価を高く得た、そして、そのとおり実行せしめた、この四月に実行したということは、これ...全文を見る
○麻生国務大臣 鈴木先生も商売をしておられたので、少しはこの種の話を蒲郡の信用金庫あたりとされたりするんだと思いますけれども、金融、なかんずく中小の信用金庫、地銀、第二地銀等々を含めまして、事業性の内容はほとんど評価しない。持っている資産、なかんずく土地を評価して、その土地に金を...全文を見る
○麻生国務大臣 再生エネルギーの話というのは、これは基本的には御存じのように経済産業省の所管ですから、そういった意味では、エネルギー政策の観点からいろいろな検討がされているんだと考えております。  一方、金融機関としては、先ほど話題になりましたアセットベースド・レンディング、A...全文を見る
○麻生国務大臣 重ねて申し上げますけれども、経産省の所管でもありますので、私の方からこうあるべきではないかなどと言うつもりは全くありません。  少なくとも、我々としては、ABL、アセットベースド・レンディングというものを考えたときの背景というものは、これまで、土地を担保にすると...全文を見る
10月24日第187回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○麻生国務大臣 ただいま議題となりました関税暫定措置法の一部を改正する法律案及び経済上の連携に関する日本国とオーストラリアとの間の協定に基づく申告原産品に係る情報の提供等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  まず、関税暫定措置法の一部...全文を見る
10月29日第187回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○麻生国務大臣 基本的に、経済連携というものを推進していくことは、日本の経済成長戦略にとりましての柱の一つだと思っております。特に豪州は、これまで日本が締結をいたしました二国間のEPAでは最大の貿易相手国で、今、四番目ぐらいの日本の貿易相手国だと存じますので、その意味では、極めて...全文を見る
○麻生国務大臣 おもしろく答えると問題になりますので、つまらなく答えさせていただきます。  これは野田内閣のときに七百までふやしたんだと記憶していますよ。それが野田内閣の間に百三十まで減ったのかな、何かそんな記憶があるのです、他党がやっておられたので余り記憶はないんですが。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 産経新聞のソウル支局長が、表現の自由にとか理由はいろいろあるんでしょうけれども、起訴されたということは、今言われましたように、表現の自由とか報道の自由とか、そういった我々がふだん持たされております価値観というものとこの話はかなり食い違っておりますので極めて遺憾な話...全文を見る
○麻生国務大臣 同じ人が答弁したらまた同じような話になるし、答弁のあれも変えられぬでしょうから、私の方からかわりにというのはいかがなものかと存じますが、少なくとも、御記憶かと思いますが、口蹄疫が騒ぎになったときに、アメリカの牛肉は全部、輸入が何カ月とかいろいろルールは決めましたけ...全文を見る
○麻生国務大臣 岡本先生御指摘のとおり、二〇二〇年の東京オリンピックまでに、ことしでしたか、千万人というのを目標にしておりましたけれども、二〇二〇年までには倍の二千万人というのを目標にして、オリンピックもありますし、そういったことになってまいりますので、我々としては、試算としては...全文を見る
○麻生国務大臣 何が当然かは知りませんが、まず、今副大臣の方から答弁があっておりましたように、今言われたように、日豪EPAが日本の経済成長に与える効果について、これは定量的とかいうような数字で具体的に言うのはなかなか難しいのは、先ほど言われたとおり、為替やら何やらが違いますのでな...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘がありましたように、この三年間を見ましても、二十一人、二十七人、三人等々、純減になっておりますので、これはちょっといかがなものかと、正直な実感であります。  いずれにいたしましても、二千万人なんて、そんなになるかという話がありますけれども、自分の国の人口...全文を見る
○麻生国務大臣 これは杉本先生よく御存じのように、この種の交渉というか、協定というものにつきましては、常に国内産業の保護と消費者の受益というもののバランスが、この自由貿易に関するときの一番大事なところだと存じます。  今回の日豪のEPAにつきましては、牛肉について関税削減を認め...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう松田先生御指摘のとおり、ジェネラル・アグリーメント・オン・トレードと言われるいわゆるガット、またWTOにいたしましても、今回のEPAにしても、その前のFTAにしても、これはみんな手段でありまして、目的は、今言われたとおりに、経済成長とかそういったものが目...全文を見る
○麻生国務大臣 すっ飛ばして発言をすると非常に誤解を招くことにもなりかねぬので、注意してちょっと短く言わせていただきますけれども、簡単に言えば、九十兆の予算のうち三分の一が社会保障関係費で、ここにお示しいただいた部分でいきますと、二十六兆九千億というのは、これは生活保護やら何やら...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の日豪のEPAの中において、いわゆる豪州産、豪州で生産、製造されます麦につきまして、飼料の製造に使用する麦に限って関税が撤廃されるということになっております。  これを確実に、ちゃんと飼料に使っておるのかということを担保するために、日本の税関長が承認をした工...全文を見る
○麻生国務大臣 佐々木先生、まず、日本から豪州への輸出額のうち、現状でいきますと三三・八%が関税が無税でありますけれども、日豪EPAが発効後十年以内に九九・八%について無税ということになることになります。  また、豪州から日本への、輸入につきましては、現状では九三・五%につきま...全文を見る
○麻生国務大臣 いろいろ先ほども申し上げましたように、この種の話というのは、消費者の利益と生産しておられる方々とのバランスというのが常に一番の問題になろうと存じます。国内産業の保護と消費者利益のいわゆるバランスということなんだと思います。  先ほど申し上げましたように、冷蔵牛肉...全文を見る
○麻生国務大臣 今いろいろ述べられましたけれども、少なくとも税関というところは、貿易の円滑化を推進すること、それから、今、危険ドラッグの話等々がありましたけれども、いわゆる国民の安全、安心の確保、そして適正かつ公平な関税の徴収等々という使命感が課せられているというのは確かだろうと...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。     —————————————
10月29日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第5号
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○麻生国務大臣 これはもう御存じのように、燃料価格というものを見ますと、足元では値下がり傾向にあります、間違いなく。この十週間ぐらいで見ましても、間違いなく、レギュラーガソリンで見ますと全国平均で十四週連続値下がり、灯油でも同じように九週間連続値下がりをしておりまして、石油代金も...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の法人税改革は、税率の引き下げと課税ベースの拡大というものをセットで行うということで、法人課税を成長志向型に変えていくということを基本に置いておりますので、その中身は今後税制改正のプロセスの中でいろいろ検討していかねばならぬ課題の一つだと思っております。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 日本語はそういう意味だというぐあいに私は理解しているんですが。
○麻生国務大臣 広島の信用組合で、山本というのがやっているのを知っていますか。(中丸委員「お会いしたことがあると思います」と呼ぶ)ああ、そう。この人を知らないと、今の話だって説得力がないからね。  あの人、あの信用組合に物を頼んで三日以内に返事が来なかったら、大体、その返事を出...全文を見る
○麻生国務大臣 気管支に水を入れたもので、済みません。
○麻生国務大臣 今、銀行に、そんな意味で新しい仕事をということになった場合、一番の問題になるのは、やはり銀行というのは強いんですよ、それが自分でやり始めると、だんだんだんだんそれが大きくなってきまして、ほかの仕事をどんどん侵食していくということになる。しかも金融を持っていますから...全文を見る
○麻生国務大臣 これは中丸先生、特定の事業分野に関して、金融機関の融資に関してどうのこうのというコメントはちょっとなかなか立場上難しいんですが、一般論として申し上げれば、これは先ほど言われましたように、今、木材というものは、昔と違って、尿素樹脂とかフェノールとか、ああいうものを使...全文を見る
10月30日第187回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○麻生国務大臣 日本の例えば自動車の例でいけば、日本車の自動車におけるシェアというものは四〇ぐらいになっているところもいっぱいあります。アメリカにおいてこれを引き下げてさらに大きくするということは、新たな経済摩擦を引き出しかねない。当然のこととして、四〇%程度に抑えて、その分、円...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、長い間の円高、そしてデフレーションによって、各企業における収益は大幅に落ち込んでおりましたし、利益幅が落ち込んでおりましたから、こういった形で利益を確保するためには、間違いなく、円安になったからといってシェアを急にふやすことに走らず、まずは国内の企業の...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、補正を組むとか組まないとかいうような話を今の段階でちょっとまだ申し上げる段階にはないと思っております。  我々としては、PB、プライマリーバランスを二〇一五年までに対二〇一〇年度比で半減するというのをコミットしておりますので、そういった意味では、それを...全文を見る
○麻生国務大臣 ふえておりますと言うだけじゃ短過ぎるので。  一般会計税収の四月—八月の累計で十二・二兆円。二十六年度税収、今年四月よりの消費税率の引き上げに伴います増収が含まれておりますが、単純に昨年同期と比較いたしますと、一・一兆円の増加となっております。このうち消費税分が...全文を見る
11月04日第187回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 日伯方式、技術はブラジルのものはありません。しかし、中南米という地域で、ヨーロッパ方式は全てスペイン国王からヨーロッパの、大統領等々に電話が掛かってくるという営業をやられると、やっぱりなかなかこちらとしてはしんどいことになりますので、とても技術だけではな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) さすがに体力的に十五件回れるわけではありませんので、一点にまとめてやっているわけではないのは、それはもう御想像のとおりです。支払日がその日に集中しているということでもありますし、その日一日ではなくて、何か月間分をたまってその日に払うということになろうと思...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 細目、私が担当しているわけではないので詳しいわけではありませんが、政治資金に係る収入、支出の状況につきましては、これは政治資金規正法にのっとってきちんと求められている報告書を作成をいたしておりますので、明らかにしているところだと、そういう具合に思っており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる村の会合で行くこともあろうかとは存じますが、少なくともその百五十の話につきましても、それも一回ですぽっと全部百五十万掛かったわけではなくて、それは多分、その話は三か月分がそのくらいになったというように聞いておりますけれども、いずれにいたしましても...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御質問のありました生活困窮者の自立支援制度については、今、課題の検証をこれはやってみないといかぬということで、これは平成二十五年度から主に厚生労働省によって複数の自治体で既にモデル事業が行われておりますのはもう御存じのとおりです。  昨年は、二十五年...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは松沢先生、前から御意見の多い、これはいろいろな方面から出ている話だと思うんですが、だからもう、ちょっと重ねて申し上げることになる点もあろうかと思いますが。  まず、ゆうちょ銀行というものを今減資をしろと、簡単に、会社用語では減資をしろということを...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) よく、知事もしておられたのでお分かりだと思いますけど、これは総務省の所管ですからね、基本的には。忘れないでくださいよ。財務省がこんなことやりますなんて言った途端に総務省とはえらい騒ぎになりますよ。だから、そういうようなことはさせないの、知っていた上で。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう言うまでもなく、今日で〇・四四ぐらいだと思いますんで、十年物国債の金利ね、四四で。間違いなく史上最低だと思っておりますし、世界でも今最低になったと。プラス金利なんてやっているところもありまして、そういう極端なところを除けば、やっぱり……(発言す...全文を見る
11月05日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第8号
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○麻生国務大臣 ガソリン税、揮発油税ともいいますけれども、これにつきましては五十三円だったと思いますが、そのうちの約一割が地方に回っているんだと存じます。  これを地方に譲与する仕組みは既に存在をしておるんですが、この地方の揮発油税分を、財政力の強い団体に対しては譲与額を減らす...全文を見る
11月06日第187回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました関税暫定措置法の一部を改正する法律案及び経済上の連携に関する日本国とオーストラリアとの間の協定に基づく申告原産品に係る情報の提供等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、関税暫定措置法の...全文を見る
11月07日第187回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 地方への権限や税財源の移譲と地方創生との関係についてお尋ねがあっております。  現在、地方からの提案を基に権限移譲などの地方分権改革に取り組んでおり、こうした取組は地方創生にも大いに役立つと考えております。  また、税財源の移譲との関係、いわゆる別枠...全文を見る
11月11日第187回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 税関におきましては、いわゆるCIQ、カスタム、イミグレーションとクアランティン、通称CIQと言っておりますけれども、二〇二〇年までの訪日外国人旅行者の予定者を二千万人と、去年まで一千万人ですから約倍ということをこの五年間でやっていくに当たりましては、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、御存じのように、私どもの役所だけで頑張ってもなかなか、内閣人事局とか、総務省の役人でいうと行管の範囲とかいろんなものもありますので、私どもの希望だけで、予算付けるからというだけではいかないという部分もありますのですが、今お申し越しの件、加えて委員...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、尾立先生御指摘になりましたように、日本で採用されております免税販売方式というものは、これは最初から免税で購入できるというところが利点でありまして、空港等々で出国のときに並んでずっと待たなくていいとか、いろんな意味でえらく利便性が高いということから、訪...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは尾立先生、よう勉強しておられますけれども、これはもう最も大きな問題の一つだろうと思っておりますが、今イギリスは二一%なんですが、これを二〇%に下げますと、今言われたようなトリガーに引っかかるという形になっております。  ロイズバンクという、これ世...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 済みません。  先ほど、尾立議員からの質問に対して七百から七百五十と申し上げた下の数字が違っておりました。五百五十から七百ですので、ちょっと恐縮ですけど、訂正させていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) 時間もないようですので、増えます。
○国務大臣(麻生太郎君) これは、関税は基本的には、藤巻先生もよく御存じのように、国内産業を保護するという機能と、国に対しての関税収入という、いわゆる財政収入というものをもたらす機能と、二つ異なる機能があろうと存じますが、いずれにしても、こういったようなものは、まあ一般的に国内産...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、御存じのように、関税というものは特定品目に関しまして、これは国内価格にピンポイントで影響を与えると言うことができます、これは為替とは違いますので。したがいまして、国内産業の保護というのにおきましては、これは極めて有用な機能を有しておると私どもは考...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には通貨というものは意図的にそういうことはできないということになっておりますので、その国の経済のファンダメンタルズに応じて通貨の価格は国際マーケットで決められるというルールが基本的な今のルールということになっておると理解しております。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にはもうよく御存じのとおりなんで、ファンダメンタルズからの乖離というものを避けるということで、我々としてはコミットメントを再確認しますということをG20でも、いろんなところで申し上げてきておりますので、通貨の競争的な切下げを回避というのはG20のい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) よく御存じのとおりに、為替に関しまして、これは、その水準等につきましては市場に対して不測の影響を与えるということがありますので、為替レートにおいてはこれは間違いなく市場レートにおいて決定されるべきで、先ほど申し上げましたように、G7、G20におきましても...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 野党の自由民主党総裁安倍と与党・自由民主党総裁安倍とでは立場が全く違います。それぐらいはもう十分御理解の上で発言していただいているんだと思いますが、ここでうかつなことを言っていただくということは、それ世界中に影響を与えるという幅が大き過ぎると、私はそう思...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 為替に関して御意見がおありになることは、私どももよく問題意識は承知しておりますけど、私も今は野党じゃなくて与党の財務大臣していますので、そういう意味では、国際協調の観点を考えて、昨年の二月、円の独歩安だと世界中から非難されて、今全く非難されない。その間、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に農業が、安全保障の面から考えましても、また治山治水の面から見ましても、また、いわゆる食料の安全保障という面から考えましても、これは極めて大きな戦略物資の一つと考えるべきものだと思っておりますから、簡単にほかのものと一緒にするというわけにいかないか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の適切な保険金の支払という話なんだと思いますので、これは保険会社にとりましても最も重要な責任の一つだろうと思いますので、したがって金融庁としても、これは今後とも顧客とかまた利用者の観点に立ちまして、支払の管理態勢というものが、組織的かつ継続的にそういっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
11月12日第187回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○麻生国務大臣 公共事業の年度間の平準化という御質問なんだと思いますが、今御指摘のありましたとおり、社会資本の整備そのもの自体は、その効果が、長期間にわたって管理しなきゃいかぬとか、また維持しなきゃいかぬとか、いろいろなものもありますことから、将来の人口減少も考えながらといったよ...全文を見る
○麻生国務大臣 通常、義務的経費といいますと、まず最初に出てくるのが人件費であろうと思います。法律等によって支出が定められております社会保障義務費等々いろいろあろうと思いますが、制度的な仕組みを背景にして具体的な支出とか内容が決定される経費を通常義務的経費と呼ぶということになって...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十一年に道路特定財源というものが廃止をされております。それからの経緯は、今、鬼木先生が言われたとおりなんです。  これについては目的税ではなくなったんですけれども、それによって、二十五年度、二十六年度の与党税制改正大綱におきまして、自動車重量税については、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、武正先生、実に両論ございまして、外税でビールを売ったら売れるか。外税でビールをやられたら、ビールの半分は税金ですから、それで誰がビールを飲むんだと。これは、ある飲み屋の人が言った話を私は例に引いて、なるほどなとそのとき思わせられた一つの例です。  外税、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、今般の、いわゆるガバメント・ペンション・インベストメント・ファンドと称する、通称GPIFにおける基本ポートフォリオというものの見直しの件なんだと思います。  これは、ことしの六月に閣議決定されております改訂日本再興戦略の中のいろいろなアイデアを踏まえて、...全文を見る
○麻生国務大臣 厚生労働省の中の人事に関して、またGPIFの人事に関してそんな詳しいわけではありませんが、こういったようないわゆるプロと呼ばれるに値する方をいろいろ物色しておられたことはよく知っておりますので、そういった方々が採用されて、運用何とかかんとかというところに入ってきて...全文を見る
○麻生国務大臣 そのころの担当者なので重ねて申し上げる必要もないと存じますが、消費税というものに関しましては、これは何といっても、国の信認を維持するとともに、将来の次世代とか次の時代に社会保障体制を、きちんとしっかりしたものを引き継いでいくんだという大義名分というものを大事にして...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税を二%引き上げるということなしに、今言われたような問題、社会福祉の関係の話を充実させる予算を、来年度、ほかの財源というものなしでやるのは極めて厳しいと存じます。
○麻生国務大臣 プライマリーバランスの話は、これは間違いなく、二〇一五年度の基礎的財政収支の赤字半減目標というものを掲げて、昨年、今年と四兆の四兆、合計八兆円ということを目的にしてやらせていただいて、昨年は五兆二千億を達成しておりますので、今年度さらに四兆ということで、半減目標を...全文を見る
○麻生国務大臣 今の段階で景気対策としての補正予算ということだと存じますけれども、おかげさまで、この十月以降の数値は、自動車を見ましても、小売を見ましても、その他を見ましても全ての数字はずっと上に上がってきておりますので、状況としては七—九とは大分変わってきていることははっきりし...全文を見る
○麻生国務大臣 二十六年度の予算を見ていただくと、消費税率というものは、二十六年の四月より八%に引き上げる。引き上げ分につきましては四・五兆円の税収を見込んだということでありますが、国の一般会計につきましては、中期財政計画の目標が四兆円程度ということでありましたので、これを少々上...全文を見る
○麻生国務大臣 これはおっしゃるとおりに総務省の所管で、ゴルフ場利用税というのは、地方税として、今、総額五百七、八億円あると思っております。今言われましたように、一億円だったり七千万円だったり、場所によっていろいろ違いますけれども、大きな財源であることは間違いないと思っております...全文を見る
○麻生国務大臣 今お尋ねがあっております三党で出しておられます法案の概要は承知をいたしておりますが、その扱いにつきましては、これは立法府の話でありますので、御判断をいただくことになるのだと存じます。  私どもとしては、先ほどから申し上げておりますように、自公民三党で、私どもが野...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、基本的にはマクロ経済スライドという話をして、相手の方によって、よくよく説明をしないと、なかなか簡単には理解できない話でもあります。物価が下がっていたあのときにはマクロスライドはしていませんから、そのときは取り前がふえていたでしょうと。まずこれを正しく記憶し...全文を見る
○麻生国務大臣 歳入庁の構想に関しましては、そもそも、将来給付と結びついている年金機構と、特定の公共サービスというものとの連動がない国税との間で、基本的な性格が明らかに違っていることははっきりしていると思っております。  ほかに、国民年金保険料の未納者の中で国税の徴収の対象とな...全文を見る
○麻生国務大臣 内閣府の中長期試算では、消費税率が予定どおり一〇%に引き上げられる前提で試算が行われておるんですが、二〇二〇年度の国、地方の基礎的財政収支は約十一兆円の赤ということになっておりますのは御指摘のとおりであります。  したがいまして、金額にして約十一兆円ぐらいの赤字...全文を見る
○麻生国務大臣 これは先ほどの高福祉・高負担、低福祉・低負担という話に関連してくるんだと思いますけれども、先生言われるように、やはり日本の場合は、私どもが内閣をやるちょっと前ぐらい、あのころから中福祉・中負担の道が日本の選択すべき道なんじゃないのかという話を内閣として申し上げた記...全文を見る
○麻生国務大臣 今おっしゃることは、確かに言われますように、一年先。今、経済学者またエコノミスト等々いろいろいらっしゃいますけれども、ことしの景気より来年の方が悪いと言っている人はゼロです。私の知っている範囲では、今、いろいろ結構読んでいる方だと思いますが、この種の話で、来年の方...全文を見る
○麻生国務大臣 国内で景気が悪くなったときにどのような形で対応するかといえば、それは補正であってみたり、いろいろな形が出てくるんだと思われますけれども、国債市場で、巨大な国際金融から日本の国債を売り浴びせられるとかいうようなことになったときに、日本の債券市場が吹っ飛ぶみたいな話に...全文を見る
○麻生国務大臣 松田先生、これは金融政策の話なので、具体的な手法に関しましては日本銀行に委ねるべきものだと思っています。  その上で、御提案ですけれども、これは民間の資金配分にかなりなゆがみが生じるだろうな、まずそう思います。それから、損失が発生しないという保証はありませんから...全文を見る
○麻生国務大臣 何に使っておられるかは、厚生省に聞いていただいた方がよろしいんだと思いますので、私に直接聞かれても詳しくわかるわけではありませんが。  この話はかなり新しい話でもありますので、この事務費の中に多分、こういう給付金があるんですよというPRをやるとか、確実に支給の申...全文を見る
○麻生国務大臣 昨日、榊原経団連会長からのお話がありまして、私どもの方としてお目にかからせていただいております。  そのときに、私どもの方から、法人税の改革につきましては、税率の引き下げ等々いろいろやるに当たりましては、課税制度をきちんと入れた上で、きちんとした恒久財源を確保す...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、法人事業税の話ですから、これは地方税になりますので、基本的には総務大臣の所管事項というのは御存じの上で聞いておられると思いますので、私もそういう立場でお答えすることになろうと存じます。  法人事業税の外形標準課税の拡充ということについてですけれど...全文を見る
○麻生国務大臣 トヨタの例を引かれましたけれども、企業の会計上の利益というものがいわゆる高水準となっているとの報道がありますことは承知をいたしておりますが、会計上の利益と税務上の所得というものは必ずしも一致していないというのは御存じのとおりであります。  したがいまして、一見多...全文を見る
○麻生国務大臣 トヨタの話についてはそちらに聞かれた方がよろしいと思いますが、中小企業に対して、二十六年度の予算等において、政策金融を活用して、いわゆる資金繰りの支援とか税制上の手当て、投資促進税制などの支援策を講じているところです。いずれにいたしましても、こういったような状況と...全文を見る
○麻生国務大臣 先月末、十月三十一日の量的・質的金融緩和の拡大の決定というもの、これは経済の好循環をさらに後押ししますし、持続的な経済成長につなげていくために、私どもとしては率直なところを言って歓迎しております。  ただし、この量的・質的金融緩和というものは、今お話がありました...全文を見る
○麻生国務大臣 前提条件をいろいろ言われましたので、それに一つ一つ反論するつもりもありませんが、海外から今、日本に財務大臣とか銀行の総裁とかその他いろいろお見えになりますけれども、その方々で、今の日本のアベノミクスの一連の話について不満を持って、文句を言ってこられた方はゼロです。...全文を見る
○麻生国務大臣 意味が違うと。どういう意味が違うか、意味が違うという定義がちょっと理解できないんですが、QEという意味でしょうか。どういう意味で意味が違うと言っておられるか、ちょっともう一回説明していただくと助かります。
○麻生国務大臣 一般に、金融緩和の出口論といえば、クオンティテーティブイージングというものの略でQE、QEとよく言うんですが、このQEを、早い話がイージングをやめるというのが普通、これはアメリカの場合を含めて緩和終了に向けた政策についての話だ、私の理解はそういう理解なんです。御指...全文を見る
○麻生国務大臣 自民党というところは、よく鈴木先生御存じのとおりですから、いろいろ話が出るんですよ。大体、みんな黙っているだけのことであって、みんな言いたいことはいっぱいある、でも座っているだけのことなのであって。べちゃべちゃみんな言うんですって、うちの政党というのは昔から。長く...全文を見る
○麻生国務大臣 重ねて申し上げますけれども、このアベノミクスを最初にやるときも、似たようにわんわん騒いでいたのははっきりしています。当時は野党だったからみんな気がついていなかっただけのことで、私どもとしては、総務会というようなところではなくていろいろな形で、政権を奪還した後に我々...全文を見る
○麻生国務大臣 見解が全く違いますので、時間がないからそれでぶった切っちゃうのはいかがなものかと存じますが、全く前提条件が違うと思っております。  まず、私どもとして、景気というものは来年の方がことしよりはいい、はっきりしていると思います。どの数字を見ましても、どの学者の話を聞...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、昨年でしたか、前の総裁だった白川さんと何回となく話をさせていただいて、共同声明、当時は、何かわけのわからぬアコードとかいろいろな、ホンダ自動車の広告みたいな話もありましたけれども、そんな通じない言葉はだめですといって、たしかジョイントステートメントにさせて...全文を見る
○麻生国務大臣 いよいよノーベル賞学者まで動員したかという感じはしないでもありませんけれども。  私どもが、少なくとも年に四、五回この種の国際会議というもの、G20とかG8とかいろいろなものに出て、今週からまたG20でオーストラリアに行くことになっておりますけれども、この二年間...全文を見る
○麻生国務大臣 変わりありません。
○麻生国務大臣 日銀による量的拡大の決定というのは、物価目標二%の実現を可能にするために、しゃにむにという感じで黒田総裁らしくやられたんだと私どもは思いますが、これは消費税の値上げとは別な話なのであって、金融政策の観点から日本銀行は決定をされたので、別に政府のことをおもんぱかって...全文を見る
11月13日第187回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 昨年十二月の十三日に、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条に基づき、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を国会に提出いたしております。  報告の対象期間は、平成二十五年四月一日以降平成二十五年九月三十日までであります。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融機関の経営統合、再編は、これはあくまでも各金融機関によります自主的な経営判断に基づいて決定されるべきものであると考えております。  その上で、一般論として、人口減少等々、経営環境が変化をいたしております中で、銀行自身が将来にわたってその地域において...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) りそな銀行もFRBからの資金が入っておると思いますので、当然のこととして、その対象だと考えます。
○国務大臣(麻生太郎君) これは石油の小売販売の組合のことだと思いますので、地元にも幾つもありますから、知っているやつはいると思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 今説明がありましたとおり、金融商品取引業者等に対する検査というものに関しましては、証券取引等監視委員会が参加しております。御存じのように、この証券取引等監視委員会は八条委員会であります。御指摘の金融商品取引業者に対して、今、ダヴィンチ・アドバイザーズとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、御自分でおっしゃっておられましたように、年金基金のこの事案については、まず第一に、個別金融機関の取引に関する事柄でもあります上に、今裁判で係争中ということになっておりますので、この係争中のものに関して大臣の立場としてコメントをするということは差し控え...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私はここに政治家で呼ばれているわけではございませんので。
○国務大臣(麻生太郎君) 今、御提案でしたけれども、金融庁としては、金融機能の安定というものを確保して預金者の保護を図りますのは当然ですが、金融の円滑化を図ることを目的として金融機関に対して検査、監督、指導等々を行ってきております。  御指摘のこの金融モニタリングの基本方針とい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本銀行によります十月三十一日の量的、質的な金融緩和の拡大決定方針というものは、これは経済の好循環というものを後押しするという意味におきましても、持続的な経済成長を続けていくための取組としても率直に歓迎をいたしております。  政府としても、今後とも、民...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の日本銀行の決定というものは、これはあくまでも日本銀行が公表されて、これ文書がありますけれども、その公表された文書以外に、これ、政府として別に特に申し上げることはないというように存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) ございません。
○国務大臣(麻生太郎君) 経済状況につきましての総合的な話だとは思いますけれども、四—六で良かった分が七—九で悪くなってということですが、トータルで、一—六でならしますと大体一・三ぐらいのプラスになっておると存じます。それがさらに、七—九というのは雨等々の影響もありましたので、七...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) あくまでも本年中に判断をさせていただくということで、QEをとかいろんな発言があっておりますけれども。  これ、中西先生、この法案が、この法案というのは三%プラス二%、合計五%の法案が三党合意でなされたときの株価はたしか八千五百六十円ぐらいだったと思うん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の話ですけれども、数週間先送りするというのは、十二月の八日のQEの話、二次で決めろと言っておられるんでしょうか。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にこういうものは、前回もそうでしたが、約半年前というのが大体、常識的に半年前までに決定されることになるんですが、今回、いわゆる十二月にこだわっておりますのは、これは予算編成をいたします技術上の話で、来年の四月に決定をしても、それは基本的には四月まで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 増税するかしないかと、これは法律がもう決まっておりますのは御存じのとおりでありますので、これは三党合意で法律上きちんと数字が出ておりますので、法律を変更するという手続を踏まないと簡単に先送りなんという話は、よくみんな簡単に言っている人いますけれども、三党...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) はい。  なるべく、QEの話ばかり皆出ていますけれども、もう先生よく御存じのように、QE以外にも家計調査等々いろいろ、小売だ何だ、月次で出てきている数字はほかにもいっぱいありますので、そういったものをよく見て判断をさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のとおり、地方においてこのNISAの話を、普通、投資をされたことのない方にこの種の話をしますと、私はそれの勧誘をやっているわけではないんですが、話をすると、大体、月ぎめ貯金とほとんど感覚が変わらないような受け止めなんですよね。そうすると、百万円と言...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) NISAが始まったのは、もう中西先生御記憶もあろうかと存じますが、日本の場合は、投資という発想が、いわゆる投機と投資の区別も付いていないような方が圧倒的に多いものですから、どうしても貯蓄が多い。  ちなみに、個人金融資産が一千六百二十兆あると言われてお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のコメントが実際行われたかどうかというのを私どもは承知をいたしておりませんが、その上で、御指摘のコメントが、金融機関というものが様々な金利というシナリオを踏まえて国債保有に伴うリスクというものも当然考えないかぬということになればリスクを適切に管理す...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のお話ですけれども、確かに、金利差がなくなると今言われたようなことになる、もうこれははっきりしておると思っておりますが。  私どもとして、今の御質問ですけれども、日本の銀行の場合は、投資銀行とは基本的にその体質が違いますので、その金利差だけでやろうと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本銀行の金融政策につきましては、これは日本銀行の財務の健全性の確保という点も含めまして、これは今後とも適切に実施されていくものだと私どもは考えております。  他方、日本銀行に限らず、個別の金融機関の倒産リスクについてお答えするということは、これは金融...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地方金融機関の経営統合という話は、再編とかいろんな表現ありますけれども、これはあくまでも地方の各金融機関の自主判断に基づいて決定されるべきものであろうと、まずそう認識をした上で、その上で一般論として申し上げれば、今、人口減少ということで、岩手の増田さんの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず最初に、地銀というものの統廃合は、肥後銀行と鹿児島銀行や、いろいろ今例を引かれましたけれども、こういった銀行を金融庁が指導して、合併せいというような指導をしたとか、そういったような要請したという例はございません。  それから、地銀というものは、少な...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは御指摘のとおり、メガバンクも目利きと言われるようなレベルの人、例えば審査能力とかいろんな表現があろうと思いますが、何も審査能力だけじゃなくて、この企業とこの企業の持っているポテンシャルをくっつけたらこういうものができるとかいろんな、目利きとして幅広...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、平野先生、人口推計とか景気とかいろんなものを複合的に勘案しないとなかなか難しいと思っておりますが。  私どもとしては、合併しろ合併しろということを言うつもりは全くありませんので、是非、そういった意味では、今の状況として、銀行の本来果たすべき役割...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 岩手県みたいにやたら広くて、四国より面積が広いみたいな大きな地域が岩手県ですから。  私どもの福岡県の中でも、いろいろ昔のあれでいきますと、筑前、筑後、豊前、三つ合併してああいうところはできておりますので、人口五百万という形の県ではありますよ。あります...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、いわゆるマネタリーイージングというものを、テーパリングという言葉になりましたけれども、コモディティーイージングを減らしていくという、QE3とかいろんな表現ありますけれども、そういったような形にアメリカは踏み切った。  という形は、それはアメリカ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今三つ述べられました中で国民の安全、安心につきましては、これは御指摘のように、税関で、今、覚醒剤の例を挙げられましたけれども、これは平成二十五年度では十三年ぶりに八百キロを上回っておりまして、約八百六十キロと過去三番目の押収量となるなど増加をしておるとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、山本先生から御指摘がありましたように、訪日される外国人の数が去年初めて一千万を超えて一千二百万、二〇二〇年までに約二千万までということを目的として、今私どもとしては、今後五年間で五百五十から七百という数字に上げたいと思っております。  それで、この...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アベノミクスは、基本的にこの二年間、国内の新聞を読んでいると、決してよく書くことのない資料ですから、余り読んでもいいことは書いていないという前提でお読みにならぬと間違えますので。海外からの評価の方がよほど第三者の目で見ていると思いますが、少なくとも、今私...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆるマネタリーベースと言われる日本銀行が金融を緩和するお金は銀行まで届くんですが、それから先の市中に散らないと、こういうことを幾らやっても駄目ですというのはもう竹中平蔵の実験の失敗ではっきりしておりますので、これ以上言う必要はないと。この名前を何回も...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この共同溝は、今あります電柱、ガス、ファイバー、電話線を含めていろいろあるのを埋める部分と、新しくできるところに最初から電柱を立てないで地下に埋設していくという、二つあろうかと存じますけれども。  今、主に私どもとして、やっぱり電柱があるおかげで道路が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、今、日銀の量的、質的な金融緩和の下で行っておられます国債の買入れというのは、先ほど言われたように二%の物価安定目標の実現という金融政策の目的だと思っておりますが、日銀自らの判断で行っておられるんだと思って、私どもとしては、それに関してどう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、日本銀行以外に買う人がいないという点に関しましては、他の銀行から買われますし、失礼ですけど、日本の国債というものは、海外の方が今円で買っておられますのが一三、四%になっていると思いますので、日銀以外買う人がいないという話はちょっと付いていけないとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 買うか買わないかという相場の話をしているわけでは私どもありませんので、その点に関しては、私どもはそういうことはないと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 保険金の支払というものは、これはもう保険会社にとりましては最も重要な責務と思っております。  おとといでしたか、東京海上の話をしておられましたし、今は第一生命の話が出ておりましたけれども、様々な指摘を頂戴いたしておりますので、金融庁といたしましては、こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 四月—九月までの今年の収納実績の累計は三・四兆円ということになっております。これが決算ベースで幾らになるかにつきましては、現時点におきましては、予算額は十五・三兆円でありますので約二割ぐらいのものが収納したという段階にすぎず、今後の経済見通しなど様々な要...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるように、家計調査で見ますと、この九月でいきますと、家計調査で八月マイナス〇・三、七月〇・二だったのが、一応九月になってからは一・五と上がってきておりますし、いろんなもので少しずつ上がっている部分もあるんだと存じますが、いずれにしても、今言われま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、所得拡大促進税制につきましては、これはいわゆる賃上げを行ってくれた企業に対する支援として改正をさせていただいて、さらに二十六年度の改正によって、より多くの企業に使ってもらおうというように適用幅を拡大させていただき、適用の要件を拡...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、西田先生、文化の範囲が、スポーツは入りますかとか、いろいろ範囲が物すごく難しいところなんで、それをやると、おまえ、それはスポーツだけじゃないかとか、おまえ、それは漫画だけじゃないかとか、おまえ、何とかだけじゃないかと言われますので、物すごくこれは...全文を見る