麻生太郎

あそうたろう

小選挙区(福岡県第八区)選出
自由民主党
当選回数14回

麻生太郎の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第189回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) さきに閣議決定いたしました地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策を受けて、今般、平成二十六年度補正予算を提出することとなりました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要について御説明をさせていただきたいと存じます。  まず、最近の経済情勢と緊急...全文を見る
01月26日第189回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) さきに閣議決定いたしました地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策を受けて、今般、平成二十六年度補正予算を提出することと相なりました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要について御説明させていただきたいと存じます。  まず、最近の経済情勢と緊急...全文を見る
01月27日第189回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 財政健全化計画についてのお尋ねがあっております。  安倍内閣におきましては、経済再生と財政健全化を両立させるといたしております。二〇二〇年度の財政健全化目標につきましても、しっかりとこれを堅持し、本年夏までに、その達成に向けた具体的な財政健全化計画を策...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税率一〇%への引き上げについてのお尋ねがあっております。  平成二十九年四月の消費税率一〇%への引き上げは、社会保障制度を次世代へ引き渡す責任を果たすとともに、市場や国際社会からの信認を高めるという観点から、景気判断条項を付すことなく確実に実施する...全文を見る
01月28日第189回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○麻生国務大臣 平成二十六年度補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明をさせていただきたいと存じます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  地方への好循環拡大に向けた...全文を見る
01月28日第189回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十五年度一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成二十五年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告をいたしており...全文を見る
01月28日第189回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十七年度の経済の見通しについてのお尋ねがあっております。  来年度の日本経済につきましては、雇用・所得環境が引き続き改善し、好循環が更に進展していく中で、堅調な民需に支えられた景気回復が見込まれております。こうした見方に基づき、先日閣議了解した政...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財政健全化についてのお尋ねがあっております。  安倍内閣におきましては、経済再生と財政健全化の両立を目指すことといたしております。  こうした考えの下、二〇二〇年度におけますプライマリーバランス黒字化目標をしっかりと堅持し、本年夏までにその達成に向け...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 自殺対策の交付金の執行についてお尋ねがありました。  補正予算の趣旨に鑑み、本交付金についても早期に事業に取り組んでいただく必要があろうと存じます。ただし、やむを得ない事情による計画の変更など、年度内に事業が完了しない場合にも、引き続き事業が実施できる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十五年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成二十五年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告をいたしまし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財政健全化の道筋についてのお尋ねがあっております。  現内閣におきまして、経済再生と財政健全化の両立を目指すということにいたしております。日本の国債に対する信認を維持するため、政府としては、まず二〇二〇年度までの国、地方の基礎的財政収支の黒字化目標をし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 決算書の各目明細書の検討状況と、その提出の可能性についてのお尋ねがあっております。  決算情報につきましては、先ほど総理からもお話がありましたように、国民に分かりやすい形でお示しするということは大変重要なことと考えております。その上で、決算について予算...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 決算書と国の財務書類についてのお尋ねがあっております。  国の公会計制度につきましては、国会による財政の確実なコントロールや国民にとっての分かりやすさという観点から、確実性、客観性、透明性に優れた現金主義を取っておりまして、予算同様、現行の決算書も現金...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財政健全化の道筋についてのお尋ねがあっております。  政府の財政健全化目標においては、国、地方のプライマリーバランスを二〇二〇年度までに黒字化するとともに、その後の債務残高対GDPの比率を安定的に引き下げるということを目指しております。  財政健全化...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財務書類の開示の在り方についての御質問があっております。  国の資産、負債やキャッシュフロー等々、一般的な企業とはその規模が大きく異なりますのは御存じのとおりで、その把握は膨大な作業となることから、御指摘のような四半期ベースの国の財務書類を作成するため...全文を見る
01月28日第189回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十六年度補正予算の大要につきましては、既に、本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めてお願いを申し上げさせていただくところです。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  地方への好...全文を見る
01月29日第189回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、平成二十六年度の補正予算が繰り越されるということになりますと、平成二十七年度の国、地方の財政計画なり基礎的財政収支に影響を与えるということになりますので、二十七年度の財政健全化目標、プライマリーバランス半減という目標がございますので、平成...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の補正予算において、今、最初に言われましたように、経済の脆弱な部分に的を絞るということで、先ほど総理も述べられましたように、現下の経済情勢を踏まえた生活者、事業者への支援、また、地方の直面する構造的課題等々への実効ある取り組みを通じた地方の活性化等々の話をさせ...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう階先生よく御存じのとおりに、外国為替資金特別会計、通称外為特会というんですけれども、この含み益を活用しようとすると、当然のこととして、外貨から円を買うということになります。  したがいまして、これは実質的にはドル売り・円買いということになりますので、今...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、後藤先生、役人をしておられたので、この種の仕組みをよくおわかりの上で聞いておられるんだと存じますが。  基本的には、こういう補正予算を組みました場合に、よく言われますように、二カ月間、三カ月間で使い切らなかった場合はその分は翌年にということになりますと、...全文を見る
○麻生国務大臣 補正予算は従来そうあるべきです。ところが、なかなか使い切らないというケースもいっぱい、間々あります。土地を購入した場合、土地が買い切れなかったり等々、地元等々あってみたりいろいろしますので、なかなか使い切らない場合。これは生き物ですから、いろいろなことがありますか...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもは基本的にそういう発想はありませんで、私どもとしては、もう少しでしたら、五・五兆にも四兆にもなってもおかしくなかったんだと思いますが、そういったことはしないで、きちんと使える範囲内でやっていただきたいというお願いで、各省にお願いをさせていただいております。
○麻生国務大臣 笹子トンネルの話を御記憶かと思いますが、ああいうようなものは、あらかじめしてあればきちんとしたものはやれたはずだというようなことははっきりしているんですから。あれは、みんなで予算をずっと、公共事業を、かつて十四兆あったものを六兆まで減らしてきたわけですよ。間違いな...全文を見る
○麻生国務大臣 こういうような緊急事態というものは、我々としては、これまで長い間かけて悪くなってきている部分、補修の部分が手が抜けている部分、あちらこちらで、ここの橋は渡れないという事業、渡れない橋の数が〇・何%までふえてきているとか、いろいろ実態問題としてありますから、こういっ...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、我々としては補正で読める範囲のものに読み込んでいきたいと思っております。  まずは、今、高速道路等を例に引きましたけれども、一般道路でも補修が必要なことは確かです、トンネルは高速道路とは限りませんから。一般道路でもある。  理解力が足りない方に説明...全文を見る
○麻生国務大臣 我々としては、基本的に、法律違反をしているかと聞かれて、法律違反をしていますというふうに返事をするわけはないと思いますよ。
○麻生国務大臣 基本的には、我々は、先ほど経済対策の話も申し上げましたけれども、当初に予算編成をいたしました後生じたということであれば、我々としては経済対策等々を考えて、こういったもの、需要を追加ということで、私どもとしてはさせていただいたものだと理解しております。
○麻生国務大臣 今申し上げたのは、道路が悪くなるというのが後から、これは思ったより補修が必要だなという事態が後になって急にわかってくることだって十分にあります。元セメント屋ですから、少なくともあなたよりは詳しい。そういった意味で、私どもとしては、そういったこともありますし、同時に...全文を見る
○麻生国務大臣 これはオリンピックの、たしか国立競技場の予算の関係でというのが大きな理由だったと記憶いたしますので、これはオリンピックに合わせて、なかなか決まりませんでしたのが、最終的にオリンピックの何とかセンターとかいうのをつくり直すとかなんとかいうのが最終的に決まったのがその...全文を見る
○麻生国務大臣 総額が幾らだったか、ちょっと記憶がありませんし、まだ正確には決まったとは聞いておりませんけれども、少なくとも、今言われたようなキャッシュフローで足りる範囲ではなかったんだというのが大きな理由だったと記憶しています。
○麻生国務大臣 今、どの基金の話といって個別に申し上げるわけではありませんけれども、全体として申し上げれば、各基金とも経済対策に大きな需要効果が波及し得るというのがこの大きな背景だったと記憶しています。
○麻生国務大臣 財政法二十九条は、本予算ができ上がった後、いろいろな形で出てきた需要に関して財政法二十九条というような形のものが適用できるんだと記憶していますので、そういった意味では、今申し上げたオリンピックの部分に関しましても同様の話であって、つい最近の話。先ほどの道路の話も同...全文を見る
○麻生国務大臣 お待たせしまして恐縮です。  今言われて、ちょっと混乱して恐縮でしたけれども、財政法二十九条に、予算編成が行われた後の需要というものに関しては、財政法上何ら問題はないというふうに理解しておりますが。
○麻生国務大臣 これも知っていて聞いておられるんだと思いますが、国から基金に金が出る、基金に資金が出るということは、財政法上何の問題もないというふうに理解しておりますが。
○麻生国務大臣 国から出しますのは、基金に対して国からいわゆる資金が出ていくわけでありまして、その基金が考えて、これが緊急性があると判断するのは基金が判断して、その基金を所管しておられる大臣が判断されるんだと思いますが、先ほどの例でいけば、いろいろなところで考えておられる話は、い...全文を見る
○麻生国務大臣 過日、行政改革推進会議において取りまとめられたルールにおきまして、基金の点検に当たりましては三つ、不確実な事故などの発生に応じて資金を交付する事業、資金の回収を見込んで貸し付け等を行う事業、事業の進捗が他の事業の進捗に依存するもの等々以外の事業については、基金方式...全文を見る
○麻生国務大臣 非基金化については、農地中間管理機構の業務の状況というものを今後勘案しながら、今の事業の進捗状況や過去の実績から合理的に見積もることは極めて困難。なぜなら、昨年の三月に始まったばかりですから、これは。そういった意味で、これは始めることは困難なので、今後とも農林水産...全文を見る
01月30日第189回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○麻生国務大臣 もう御存じのとおりなんですけれども、この種のものには基本的にルールが決められておりますのは御存じのとおりで、基本的には三つです。  不確実な事故などの発生による資金というものが一つ、それから資金の回収を見込んでの貸付事業が二つ、そして事業の進捗が他の事業の進捗に...全文を見る
○麻生国務大臣 重ねて申し上げますけれども、今般の補正予算というものは、これは経済対策の事業を早期に実施するために必要なんだ、すなわち緊要性があると判断しているからやらせていただいているということであります。  したがって、経済対策は、個々の事業の実施期間とか基金方式とするか否...全文を見る
○麻生国務大臣 四月一日までに間違いなく私ども財務省からは、その基金を管理しておられる役所、厚生省なら厚生省という役所に三月までにこの金が出ていくというのが私どものあれで、そこから先がどうなるかということに関しては、個別の役所に聞いていただく以外に、私どもの管理しているところでは...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもとして、三月三十一日までに全部流れ切るということを申し上げているんではなくて、流れ切らない場合もあると思います、これまでも。そういうときは、繰越明許等々いろいろな方法で私どもやらせていただいているのは御存じのとおりなんですが、そういった意味で、私どもとしては...全文を見る
○麻生国務大臣 基金方式によらずに実施できないかということを検討することがルールなんですが、その結果が、先ほどお話のあったとおりのものになっております。  御指摘のありましたこの二つの基金の事業ですが、これは経済対策を事業として実施するものというのは御存じのとおりなんですが、今...全文を見る
○麻生国務大臣 そのとおりです。
○麻生国務大臣 これは、基本的に、二十七年度までの復興事業費というものが二十五兆円を超えるということが見込まれております中で、今般の補正予算の中において、一般会計の決算の剰余金として二分の一に当たりますいわゆる七千二百四十七億円の、追加の復興財源として確保したということであろうと...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、市会議員をしておられたと伺いましたので、そのときも同じようなことが起きていたと思いますが。  少なくとも、予算をして本予算でやるか補正でやるかといった場合、一月半、二月というのは、受注する側にしてみれば、その仕事がいつ出てくるのか、補正予算で出てくるのか...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘がありましたように、この内閣におきましては、経済再生と財政再建の両立を目指しております。  その方針のもとで、まず財政健全化の方で言わせていただければ、歳入面の方でいきますと、社会保障の充実、安定化というもののために、消費税率を三%、五から八に引き上げる...全文を見る
○麻生国務大臣 今、宮沢大臣のお話にありました経産省のいわゆる中小企業・小規模事業者人材対策事業につきましては、これは緊急経済対策ということにおいて、地方創生に向けた総合戦略の先行的実施の一環に位置づけられたものだということを受けまして、他省庁に関係します関係事業との重複を排除し...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど、どなたかからの御質問に御答弁を申し上げたことと重複することになろうかなと存じますが、たかが二カ月と言われますけれども、この二カ月というのは、仕事を受ける方にとりましては、二カ月が先に来るか来ないかといったら、その後の段取りがざっとずれてきます。物すごくずれ...全文を見る
○麻生国務大臣 個別のことを申し上げることになるんですが、個別ごとに残額を精査していくというのも、つかむということは必要なので、個別にやっていくと、具体的にどうすべきかというのは、ここはきちんと議論していかないかぬところなので、ある程度の残高というのは当然あるので、ゼロなんという...全文を見る
○麻生国務大臣 お尋ねの趣旨は、二十七年度の当初予算というものの中に概算要求をされていた事業が二十六年度の補正予算に計上されたのは問題じゃないかという御意識なんですか。(今井委員「はい、そうです」と呼ぶ)そういうように理解したいと思います。ちょっと長かったので理解不能だったので、...全文を見る
○麻生国務大臣 二十七年度の当初予算の概算要求の中に今回の経済対策の趣旨にかなう事業があるのであれば、二十六年度の補正予算に緊急に計上するということに関しては、これはむしろ当然の対応なんだと思うので、何ら問題はない、そう思っております。
02月02日第189回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 公立小中学校の教職員の方々の重い負担感ということについては理解しておりますが、OECDの調査によれば、日本の教員の年間勤務時間は小中学校両方ともOECDの平均を上回っております一方、年間の授業時間は、教職員が担当している授業時間は小中学校共にOECDの平...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは基本的に、今回の補正予算の基本的な対象になりますものは、これは緊急経済対策でありますので、二十七年度に予定をされておりますものが早めの二十六年度にそれが実行されるような形になっていくということは、景気対策上、前倒しをやるというのはいいことなのであっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 政府として、二〇二〇年度のプライマリーバランスの黒字化というものと、その後の債務残高の対GDP比の比率を安定的に引き下げる、まあ財政健全化目標と申し上げておりますけれども、このためには、まず何といっても二〇二〇年度の目標、今から五年後ですけれども、目標の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 数字がちょっとかなりな格差がありましたので正直驚きましたけれども、第二地方銀行で七二・七%、地方銀行七一・〇、都市銀行が六四、五だと思いますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、消費税の上げる前と後との話と少しまた違うとは思いますが、上げる前が今、甘利大臣の言われたとおりだと存じます。  基本的には、その後の個人金融資産というのは増えておりますので、その意味では、今消費は止まっておる、若しくは控えめになって、じっとこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは幾らが、大塚先生、適切かというのはいろいろ意見の分かれるところだとは存じます。  しかし、私どもから見て、おととしの九月、少なくとも三百四兆円だったものが昨年の九月で三百二十八兆円、二十四兆円、月割り二兆円ということになろうと存じますが、これは正...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法人税の改革ですけど、課税ベースを拡大しつつ法人税率を引き下げるということで、今なぜ引き下げるかといえば国際競争力ということになろうかと存じますが、稼ぐ力のある企業の税負担というものを軽減するということですが、基本的には下げて先ほどみたいに内部留保だけた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大臣っぽく簡単にばかっと言えば、実効税率は高いと、日本の実効税率は高いと言われる方は多いんですが、実際の税負担というものをよく見ると、例えば法人税収のGDP比率なんというのを見れば国際的に見てもそんなに高いことはないということは、もう去年もお話を申し上げ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 予算の関係からいきますと、今御指摘のありましたように、平成二十七年の予算案までの集中復興期間の復興事業費は、二十五兆六千億と復興予備費の〇・七五兆円、七千五百億円を合わせて二十六兆三千億円となる見込みであります。これまで確保されております財源は今言われま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう御指摘のありましたとおり、二十八年度以降の復興財源というもののフレームにつきましては、これまでの復興の進捗状況などなど考えて、まずは必要となる事業についてよく精査をさせていただいた上で、その上で財源の在り方も検討させていただくことになろうかと存...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、与党税制協議会が公表いたしました資料では、まずこの財源についてですけれども、全ての飲食料品に軽減税率を適用というので、一〇%のときに八%そのまま据え置くというような形で二%低くと、そういうようになりますと、一%当たりの税収は約二・七兆円で...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財政投融資というのは、いわゆる、まあ読んで字のごとしなんていいかげんなことを言っちゃいかぬですね、財政を投資、融資というのに回すという意味で財政投融資と言うんですが、国が、税金からいただいたお金ではなくて国が別に財源の手当てをして、国が保証して、そのお金...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今まさに企業に稼ぐ力が必要とか、いろいろ申し上げてきているところですけれども、事業の選択、集中、またMアンドA、MアンドAというのはマージャー・アンド・アクイジションなんですが、買収と合併等々やるようなときに成長資金というものは極めて大きなものな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、危機対応ということで、先ほど、最初に御質問のありました東日本大震災にしても、二〇〇八年九月のリーマン・ブラザーズのバンクラプシー、破産のときにしましても、ああいったときに、非常事態になりますと途端にみんな金融とか資金繰りとかい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、国際的には消費税の増税をこの十月に予定をと思っておられた方が多いと思いますが、私どもは日本の経済の成長ということを勘案して、慎重を期して総理の決断されたものであります。  しかし、この市場とか国際社会からの信認を確保していくと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 引上げが延期されたことに関して。  消費税の引上げを延期する以上、これは給付と負担のバランスというのを考えてみますと、これは一〇%に引き上げた場合に想定をしていた充実策というものが全てできるということは、これは物理的に不可能であります。  したがいま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この予算では、地方創生にまず全力で応援する、また子育て支援などの社会保障の充実、公共事業の事前防災、また減災対策などの重点化によって暮らしの安心、安全を図ることなど、いわゆる日本が抱えております諸課題への対応を強力に推進することといたしております。  ...全文を見る
02月03日第189回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 横山先生御指摘のとおり、二十六年度の補正におきましては二十五年度に比較して減額になっておりますのは間違いない事実であります。  他方、今言っていただきましたけれども、自治体の裁量の極めて大きいいわゆる交付金の創設という工夫を行っておりますので、これはか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう清水先生御存じのように、これは平成二十年当時の話でありまして、基本的にはリーマン・ショック・バンクラプシー、何というの、破産によりまして、金融市場が、あの当時は百年に一度と言われましたかね、もう最近何年に一度というのが多過ぎてよく分からぬですけ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、清水先生今言われましたように、一昨年ですか、の政権の交代で三本の矢というものを基本に置いて政策を推進させていただいたんですが、おかげさまで高水準な、有効求人倍率が上がってみたり、企業にしてみれば経常利益が過去最高になってみたり、いろんな形でそれな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二十七年度の概算要求の中で、今回の経済対策の趣旨というものに照らし合わせてみて、個人消費のてこ入れということで地方経済の底上げに資するという事業であれば、これはもう早めにこちらの二十六年度の補正予算に計上させて早く効果を出そうと思うのはこれは当然のことだ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 個別の具体の話についてはちょっと担当の閣僚に聞いていただいた方がよろしいんだと存じますけれども、いずれにしても、経済状況の悪化に対応するということが今回の補正予算の一番の目的でありますので、それに照らし合わせてみて、間違いなくそういった、緊急に需要を追加...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは清水先生、状況によってこれはいろいろ違ったものが出てくるんだと思いますんで、これ一律にやればいいというのは、その時代、又はその内容によってそれは一律にはちょっとなかなかやりにくいところがあろうと思っております。  私ども、この補正の中で基金という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今総理からのお話がありましたように、二〇二〇年度までに黒字化するというのは、これはきちんと堅持してまいりたいと思っておりますので、その後も債務残高の対GDP比の比率を更に下げていくということが当然私どもの目標としているところであります。  この債務残高...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) プレストンって一九八〇年代のあの学者の話。この学者の話が出てくるとは思いませんでしたね。  四十年ぐらい前の記憶なんで、この稼業に入る前の話だったんですが、当時まだ私独身だったものでこれすごく記憶があるんですが、高齢者の比率が高まると政治家の予算配分が...全文を見る
02月04日第189回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○麻生国務大臣 日本政策金融公庫の遅延損害金のお話なんだと思います。  これは、基本的には、返済遅延の抑制、返済遅延により生じた損失の補填、期日どおりに返済している借入者との公平性、当然考えにゃいかぬところだと思いますが、設けられているというのはもう御存じのとおりです。  こ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありました、農地中間管理機構とかバンクとかいろいろ言い方はありますけれども、この農地の貸し出し手に対する協力金というもの、今言われました数字は間違いなく合っておる、私どもの数字でも合っております。五百六ヘクタールというのが実績だったと思いますが、これは去年...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、財務省におられたので、このルールというかあれはよく御存じのとおりだとは思います……(玉木委員「いや、わからないです」と呼ぶ)わからない。ああ、わからない……(発言する者あり)いえ、わからないからと、別に自慢されることないですから。
○麻生国務大臣 経済対策というのは、これは、二十六年度の当初をもってつくったときにいわゆる想定できていなかったというものが新たに経済対策とかいうことで出てきておりますので、財政法の二十九条で、予算作成後の事由に基づいて緊要な経費というものに当たるということがその背景なんだと私ども...全文を見る
○麻生国務大臣 この金融緩和の一種の出口戦略みたいな話なんだと思いますけれども、これは具体的に言及……(前原委員「えっ、出口戦略」と呼ぶ)出口戦略でしょう、基本的には。(前原委員「いやいや、金融政策の話をしているんです。出口というのは最後の話ですよ。出口じゃないですよ。今はオンゴ...全文を見る
○麻生国務大臣 どういう資料を使われたという資料が出ていないので、私どもの想像で申し上げるようで恐縮ですけれども、この法人税負担の内容を見ますと、これは中小企業より大企業に対して、いわゆる、かなり偏ったような数字に多分なっているはずだと思うんです。  なぜなら、この中には多分受...全文を見る
02月05日第189回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今回の補正予算に計上されましたいわゆる基金の造成費とか復興償還の財源とか、そういった景気の下支え効果が短期間の間にはいわゆる発現しないのではないかという多分御質問なんだと思いますが、基金からの支出は、御存じのように、性質上そのタイミング等々がなかなか見込...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありました点は、当初予算につきましては、これは御存じのように、消費税の引上げに伴う社会保障の充実とか安定化などいろいろありますけれども、二十五年度以降、その規模がいわゆる増加をしておりますので、金子委員の御指摘のいわゆる補正予算と次年度の当初予...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最初に、あの時期に上げるべきではなかった、五から八に上げるべきではなかったとかというお尋ねが最初にあって、答弁があっておりましたけれども、やっぱり世界的にはプライマリーバランスの、PBの、対GDP比を半分にしますというのを一応目標にしておりましたし、そう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 景気判断条項、いわゆる税制抜本改革法附則第十八条の三項でしたか、において、今国会に提出する税制改正法案において削除するということを予定をしております。  短い方がいいならここまでで。
○国務大臣(麻生太郎君) この改正に伴って、平成二十九年の四月に、消費税率一〇%の引上げは景気判断条項を付すことなく確実に実施することとなると。このような改正を行いますのは、社会保障というもの、御存じのように次世代に移すことを果たすためにやらせていただこうと思うわけですけれども、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃることはよく分かりますので、御存じのように、プライマリーバランスの方は完全にうまくいきました、だけど景気は悪くなりましたじゃ、これは本末転倒も甚だしいと言われているんだと思いますが、私もそれは全く同じ意見であります。  したがいまして、これは、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 企業の本社機能というものを地方に移転するというのは、これは重要な課題なんだと思っておりますし、それに対して税制によってそれをどんな形でという話というのは、これも昔からよくある話ではあるんですが、税制だけで問題が解決するわけではありません。各地域におきます...全文を見る
02月06日第189回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) これはもう先生よく御存じのとおりに、これは決算書のいわゆる早期提出という話でありますけれども、これは決算の十分な審議をお願いするというのはもちろんですけれども、決算の結果から予算を編成するのに反映をさせていくということがこれは重要なんだという御指摘、全く...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おかげさまで、この平成二十七年度の予算編成におきまして、久方ぶりに税収といわゆる公債発行が逆転、まあ逆転という言葉は正確かどうかちょっと別にして、少し正常化しつつある流れになってきたとは思っておりまして、結果として、二〇一五年度までのプライマリーバランス...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、礒崎先生御指摘のありましたとおりに、平成二十五年度決算報告におきまして会計検査院から五百九十五件、二千八百三十一億円の指摘を受けたということは事実でありまして、甚だ遺憾だと、さように思っております。  検査報告の指摘事項には、これは様々なものがその...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘、誠にごもっともだと存じますので、たまたま見付からなかっただけじゃないかという、何となくそういう気持ちもおありなんだと思いますが、私どもそれは物すごく大事なところだと思っておりますので、件数がきちんと上がることの方が逆に言えばもっと問題かもしれぬの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、礒崎先生、ちょっと今この場で言われましたんで、具体案をもって、これだけやっておけばあともう六億円ぐらい税収が増えたろうなとか、ちょっとなかなかそこまで今、個別に今言われましたので、ちょっと調べてみますけれども、今言われて、この段階であの事業をこう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、礒崎先生、揮発油税とかそれから酒税等々を含めまして、個別の間接税というのは、これは原価の一部を構成するというあれになっていますんで、もう御存じのとおりに。したがって、消費税の標準課税でありますいわゆる価格に個別間接税を含むという取扱いになっておる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日銀の国債買入れをやめた場合の影響というお話でしたけれども、これは、仮に日銀がいわゆる買いオペ、買入れをやめた場合の財政、特に国債市場にどのような影響を与えるかについては、これはちょっとその時点の経済動向等々を踏まえた上でなければ確たることを申し上げられ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、二〇一五年でプライマリーバランスを対二〇一〇年のGDP比半減達成ということを掲げたときに、達成できると思った人はここには一人もいらっしゃいませんよ。ほとんどできないと、みんな言われましたから、あのときは。ぼろかす言っていたじゃないですか、あのとき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 小泉内閣の時代と今の時代ともうかなり違っております。一番大きなものは、やっぱり対ドル交換レートの円の価格なんかというのはもう全然変わったものになりましたので、この間ずっと七十幾らまで放っておかれたので、そういった意味では、これは、財政というよりは日銀の金...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アントニオ猪木先生御存じのように、二〇一五年の予算で、今年度、平成二十七年度の予算で、前々から言われておりましたまず第一段階として、二〇一五年度までにプライマリーバランスを対二〇一〇年度比で半分にしますという赤字半減目標をほぼ達成できるだろうと思っており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、第二次安倍内閣の最初の予算でもあります二十五年度の当初予算におきましては、デフレ不況からの脱却と、これはもう一番の優先順位でありましたので、この中で経済の底割れの懸念というものは当時はっきりしておりましたので、需要の下支えを行うということで、二十四...全文を見る
02月12日第189回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十七年度予算の御審議に当たり、財政政策等の基本的な考え方について所信を申し上げますとともに、予算の大要を御説明させていただきたいと存じます。  安倍内閣では、日本経済の再生に向けて、三本の矢から成る経済運営を一体的に推進してまいりました。こうした...全文を見る
02月12日第189回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十七年度予算の御審議に当たり、財政政策等の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の概要を御説明させていただきたいと存じます。  安倍内閣では、日本経済の再生に向けて、三本の矢から成る経済運営を一体的に推進してまいりました。こうした...全文を見る
02月18日第189回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○麻生国務大臣 平成二十七年度予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところではありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明をさせていただきたいと存じます。  平成二十七年度予算は、経済対策、平成二十六年度補正予算や平成二十七年度税制改正とあ...全文を見る
02月18日第189回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) 特別会計の積立金についてのお尋ねがあっております。  特別会計につきましては、特別会計に関する法律などに基づき、特別会計予算に積立金明細表を添付するとともに、平成十八年度以降、特別会計について分かりやすく解説をしたガイドブックを作成、公表するなど、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本企業の内部留保に関する私の発言についてのお尋ねがあっております。  御存じかと思いますが、企業の内部留保というものは、二〇一二年度末、三月末で三百四兆円、それが一年間たちました二〇一三年の三月末には三百二十八兆円、簡単には一年に二十四兆、月割り二兆...全文を見る
02月18日第189回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十七年度予算の大要につきましては、既に、本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明をさせていただきたいと存じます。  平成二十七年度予算は、経済対策・平成二十六年度補正予算や平成二十七年度税...全文を見る
02月19日第189回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○麻生国務大臣 今回の法人税の税制に当たりましては、いわゆる法人税改革を、世界的に安くするという方向にあるのは確かな傾向なんですが、私どもとしては、法人税を、下がったものが、下げられてそれだけ利幅が出たら、その利幅が何に使われるかというのが私どもにとって一番大きな問題だと思ってお...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、今後、安倍内閣の三カ年の予算編成の中におきまして、平成二十五年度から二十七年度までのあれを見ますと、生活保護の見直し、診療報酬の改定、介護報酬の改定等々を通じて、社会保障の自然増、なぜなら予算全体に占めますうちの社会保障は約三割という形になっておりますので...全文を見る
○麻生国務大臣 今、総理の方から答弁があっておりましたけれども、地域経済を支えております中小法人、中小零細企業等々、二十七年度の税制改正におきましては、課税ベースの拡大、先ほど言われました欠損金の繰り越しの控除制限の見直しとか、これはいわゆる総務省の所管になりますけれども、法人事...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、黄川田先生初め被災者の方々なり、この国債を買っていただいた方々はよく御存じのところなのかもしれませんけれども、個人向けの復興国債、復興応援国債と正式には呼んでいると思いますが、復興応援国債につきましては、東日本大震災の復興を応援する観点から、当初三年間、金...全文を見る
02月20日第189回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○麻生国務大臣 北朝鮮系の信用組合を含めて、全ての信用組合というのは、今言われましたように、みずから直接海外送金を行うためのシステムは持っていないのが実質なんですが、他の金融機関を経由して送金を行うための提携もしていない……(前原委員「これが守られているかどうか」と呼ぶ)そうです...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、これまでも、個別の金融機関についての詳しい経営状態とか検査とか監督内容については、これはコメントは差し控えさせていただいておりますけれども、金融庁におきまして、各金融機関の財務状況等々につきまして、検査監督を通じて、与信の管理強化というところやら、...全文を見る
○麻生国務大臣 日本の財政は、公的債務残高、よく使われる言葉ですけれども、これが国民総生産の二倍程度にまで累積しておるという極めて厳しい状況であります。額で申し上げれば、一千三十五兆円、対GDP比で二〇五%ということまで来ております。  今御指摘のように、世界の中でもこういった...全文を見る
○麻生国務大臣 最初に、国民が心配をしておられると言われた点の方が非常に大きなあれだと思いますので、まずそちらの方の説明からさせていただきます。  千三十五兆円というのは、これは国民の借金ではなくて政府の借金です。これははっきりしておかれぬと、政府の勘定、ファミリーレストランを...全文を見る
○麻生国務大臣 重ねて申し上げておきますけれども、減価償却をした金で試算をすれば、それは安くなりますよね、四千万が一千万になったり五百万になったりしますから。  したがって、基本的には、復旧復興をしようと思ったら、それは一千万じゃできませんから、やはり四千万要るわけですから、被...全文を見る
○麻生国務大臣 南海トラフについて、これと決めてシミュレーションをしているということはありませんし、今そのシミュレーションをしても、その時々の技術の進歩とかそのときの状況とかいうのをやっていかないかぬことになりますので、それはなかなか、今の状況でできる段階ではありません。  問...全文を見る
02月23日第189回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○麻生国務大臣 消費税の、いわゆる逆進性の高いこういったものに頼るべきではないということがおっしゃりたいんだと存じますけれども、他方で、消費税というのは、御存じのように、勤労世帯、働いている世帯に過度に税金が偏り過ぎることがないとか、また、税収が景気や人口構成等々によって変わるこ...全文を見る
○麻生国務大臣 いつ回ってくるかと思っていましたよ。  大学生に関する奨学金の話ですけれども、これは、無利子奨学金と有利子奨学金というのを合わせますと全学生の約四割に貸与されておりますのが実態でして、希望されている方はほぼ全員に行き渡っているというのが実態です。  ただ、有利...全文を見る
02月25日第189回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○麻生国務大臣 これは、松木先生、大分前に、とにかくみんなでなるべくオープンにしようということでオープンにして、かなりみんなオープンにして、そこで問題点があったらそこは修正すればいいという話であのときルールを決めたんだと思っていますが、今、修正したら、それが、修正したところをわあ...全文を見る
○麻生国務大臣 今お尋ねのありました民間議員ペーパーの記述につきましては、プライマリーバランスの黒字化という文言はないが、プライマリーバランスの黒字化目標を変更するものではない旨、諮問会議の場で民間議員から説明はあっております。  このように、プライマリーバランスの黒字化目標を...全文を見る
○麻生国務大臣 今お尋ねのありました、黒字化ありきで歳出と歳入を動かすということではないとの民間議員の御意見がありましたことは確かでありまして、プライマリーバランスの対GDP比というものを考える際には、これは分母と分子に分けないかぬと思いますけれども、分子側、つまり、財政上の直接...全文を見る
○麻生国務大臣 今お尋ねがあっておりました民間議員ペーパーにおきます国と地方のPB対GDP比を三・三%程度改善するとの記述は、今言われたとおり、これまでの、閣議決定に掲げられております、プライマリーバランスの黒字化という表現ぶりとは異なっているというところでありますが、意味してい...全文を見る
○麻生国務大臣 この夏までにと思っておりますけれども、財政健全化計画につきましては、今言われましたように、経済再生、経済成長、いろいろな表現があろうと思いますが、経済再生と財政健全化という両立を目指しております。これまでの取り組みをさらに強化していくということになろうと思いますが...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど総理からも御答弁がありましたとおりでありまして、私どもとしては基本的に、黒字化ということはこれまでずっと言ってきた一番わかりやすい話になって、最初PBと言われて、プライベートブランドですかと聞いた人もいらっしゃいましたし、御年配の方はポケベルかなんてからかわ...全文を見る
○麻生国務大臣 総合取引所を実現するということは、これは、証券、金融と先物取引というか商品取引の垣根を取り払って多様な投資機会を提供する、そして、市場参加者の利便性の向上に資するものだと思っておりますので、これによりまして、商品先物市場が当然活性化しますし、日本の金融や資本市場の...全文を見る
02月26日第189回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  本法律案は、デフレ脱却と経済再生、地方創生への取り組み、経済再生と財政健全化の両立、国境を越えた取引等に係る課税の国際的調和、震災からの復興支援などの観点から、国税...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 冒頭、先ほど趣旨説明の中で、外国人旅行者向け免税制度の拡充と言うべきところを免除と申し上げましたが、正しくは免税であり、訂正をさせていただきたいと存じます。  給付つき税額控除についてのお尋ねが鈴木先生からあっております。  税制抜本改革法におきまし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 税制と地方分権の改革についてのお尋ねがあっております。  地方分権の推進に当たっては、税源の偏在が小さく、税収が安定的な地方税の体系を構築することが重要であります。  このため、平成二十六年度税制改正において、税収の偏在が大きい法人住民税の一部約五千...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 所得拡大促進税制についてのお尋ねがあっております。  御指摘のように、平成二十七年度税制改正において、企業が賃金アップへ踏み出す一歩を後押しするため、所得拡大促進税制の要件を緩和することといたしております。  経済界において、こうした税制を活用して賃...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地方自治や地方振興に対する基本的な認識についてのお尋ねがあっておりました。  議員御指摘のように、地方自治は、民主主義を考える上で極めて重要なものであると認識をいたしております。  また、地域の振興につきましては、各地域がそれぞれの特徴を生かして、自...全文を見る
02月26日第189回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○麻生国務大臣 私も落選した経験がありますので、そのときに何が原因だったかといえば、ひとえに自分の問題点以外には、人のせいにはしないことにしていますので、そういったことに関しましては自分の責任だと思ってきました。  ちょっと今、黒岩先生の場合、落選されていた間、約三年ぐらいあっ...全文を見る
○麻生国務大臣 この資料は外務省だけの予算なので、ODAというのはほかの役所の分もありますので、ちょっと丁寧に説明しておかぬといかぬと思いますが、開発協力大綱におきまして、国際社会の平和と安定及び繁栄に資するさまざまな取り組みを推進するための原動力ということになりました。  こ...全文を見る
02月27日第189回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○麻生国務大臣 今、納税の話でしたので、私のところかなと思って手を挙げさせていただいたんですが。  個別の納税ということですよね。個別の納税者の課税状況ということについて……(後藤(祐)委員「所得等報告書について聞いています」と呼ぶ)だから、個別とおっしゃるのは個別の話でしょう...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十五年度以降の与党税制改正大綱において軽減税率と記載されるようになったと承知をしておりますが、与党における議論の内容については、ちょっと政府としてお答えする立場にはないのはもう御存じのとおりだと思います。  ただ、一般論として申し上げさせていただければ、複...全文を見る
○麻生国務大臣 どうしてと。  税制抜本改革法の中におきまして、古川先生が言われた低所得者への配慮として、いわゆる給付つき税額控除と軽減税率、複数税率、同じことだと思いますが、これは一緒に検討されております。  このうち、軽減税率につきましては、財源の問題、対象範囲の限定、中...全文を見る
○麻生国務大臣 言われるまでもなく、これはいろいろな方法があるということははっきりしておりますので、要は、目的は、低所得者に対する逆進性の話からこれが出てきておりますので、どちらの方がより負担が少なく、いわゆる事務手続の負担とかいろいろありますので、そういったものは、負担が少なく...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十五年、一昨年の二月の三党合意において、低所得者対策については、引き続き協議を行うということとされておりますのはもう御存じのとおりなので、お尋ねの給付つき税額控除というものにつきましても、この三党合意にのっとって取り扱われるものだと承知をいたしておりますので...全文を見る
○麻生国務大臣 いい指摘ですよ、これは。間違いありません、自信を持っておかれて大丈夫ですよ。  消費税の軽減税率制度、これはさまざまな御意見があるんですが、例えば、昨年の与党税制協議会で行った各種団体とのヒアリングにおいても、痛税感を緩和するといった意見があった一方、高所得者に...全文を見る
○麻生国務大臣 古川先生、今の段階で、まだ本予算も成立していない段階から、補正予算の話をするほど私ども先が見えているわけではありませんので。  財政収支が基本的に悪化するかということなんだと思いますけれども、私どもは、基本的には、今の経済というものは後半さらによくなってくるとも...全文を見る
○麻生国務大臣 これから、今、古川先生、この夏までにつくり上げようとしている中で、歳出歳入のところが今から真剣に検討されるところだと思いますけれども、やはり、これまでの中で、いわゆる立ち入れないところまで、私ども、随分いろいろやらせていただいておりますし、社会保障関係等々でも、全...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども古川先生の御質問にもあっておりましたけれども、この給付つきの税額控除につきましては、間違いなく、軽減税率よりも低所得者に絞った効率的な支援が可能になるという議論があるのは間違いない。先ほど申し上げたとおりです。  軽減税率になった場合はいろいろな難しさが...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるとおりに、私どもも、消費税をそのまま二%上げるべきという意見と延長すべきという意見と分かれていたときの状況も、あのときも、経済成長率の見込みは民間の予想をさらに下回るほど下に出ましたので、あの時代の消費の伸び率の見方は、かなり、我々から見ても間違えました...全文を見る
○麻生国務大臣 現行の制度上、民間金融機関がということで、危機対応融資を行うことというのは可能なんですが、実際には、リーマン・ショックをやったときには全く機能しませんでしたものね、御記憶もあろうかと思いますけれども。東日本大震災の際にも、民間金融機関から危機対応の融資に参加すると...全文を見る
○麻生国務大臣 そこに出ている資料以外にも、私どものところで、例えば特定農産加工品生産設備等の特別償却、これは二件とか、そういったものが、そこに書いていないということで幾つかありますので、私どもとしては、こういったものは、二十七年度の税制改正におきましては、この利用状況を踏まえて...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありました二十七年度におきます税制改正におきましては、研究開発税制についても、支出をいたしました試験研究費の総額に応じた税額控除は認めるいわゆる総額型、意味はおわかりだと思いますけれども、総額型の税額控除については、これは課税ベース拡大の観点からも見直しを...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありました結婚・子育て資金及び教育資金にかかわる贈与税の非課税制度というものは……(井坂委員「教育は後でまた」と呼ぶ)ああ、教育は後で、別。はい。  高齢者層から消費意欲の高い若い人に資産が早期に移転されませんと、八十五で、遺産相続するのは六十五、六で...全文を見る
○麻生国務大臣 そういう資料がある、ない、私どもその資料は残念ながら持っておりませんので、その資料を見させていただいた上で御返事申し上げます。
○麻生国務大臣 基本的に、株が上がる、それを年金に運用するということによって株が上がって、株を持っている人だけがいかにもうまくいって、株を持っていない私たちは何の関係もないかのごとき話をよくされておられる方が支援者の中には多いと思いますけれども、この株というものの運用は、少なくと...全文を見る
03月02日第189回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○麻生国務大臣 自殺者、これは、三万人を超えておりましたのが減ってきたというのは御存じのとおりですが、昨年まで、七月マイナス二百七十、八月マイナス十と、ずっと減ってきたんですが、九月からいきなりプラスに変わって、プラス五、プラス六十六、プラス四十と、ずっとふえてきたというのが補正...全文を見る
○麻生国務大臣 補正予算になって、この効果が出てきてまた下がってくれば、また別の話でしょうし、いろいろな事情を考えて、補正予算というのは緊急に対応していくものだと思いますので、今の段階で御確約申し上げられるというような状況にありませんが、出さなくてもいいような状況になりたいと思っ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは伊東先生、御指摘がありましたように、例のGDP比マイナス三%がユーロの加盟条件ですから、日本はそれに当てますと約六・六ぐらいになろうかと思いますので、その意味においては、これは間違いなく非常に大きな問題があろうと存じます、それはもうはっきりしておりますので。...全文を見る
○麻生国務大臣 これは全く正しい指摘だと存じます。  伊東先生、昔は、最初にこのPBというのを使い始めた二〇〇一年か二年、私、政調会長のころだったと思ったんですが、当時、PBといったら、ポケットベルかプライベートブランドかといっておちょくられたものだった。予算委員会で、何だそれ...全文を見る
○麻生国務大臣 たしか地元は八幡だったね。隣の町の直方まで足を運んで、熱心なことで結構ですわ、本当に。県会議員のころと違って大分勉強されたんだと思って、改めて評価しますけれども。直方なんて名前は普通の人は読めぬしね、あれは。こういうところで直方の名前が出たのは多分三十二年ぶりだな...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われましたように、地方でいろいろまだ問題があるのも確かですよ。地域によって差がある、業種によっても差がある、企業の大きさによっても差がある、それはもう間違いなくそういった差があるので、今は、景気が回復しつつある途中においては、そういったことにどうしてもならざる...全文を見る
○麻生国務大臣 先生よく御存じのように、うちは共産主義じゃなくて自由主義でやっていますから、だから、政府が企業に対して幾らにしろということが言えるような状況にないのは知った上で聞いておられるんだと思います。  その上で、私どもは、少なくとも、先ほど例を引かれましたけれども、企業...全文を見る
03月03日第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○麻生国務大臣 財務大臣兼金融担当大臣の麻生太郎です。  今後の財政政策等につきましては、先般の財政演説において所信を申し述べたところでありますが、本委員会において、重ねて所信の一端として、財政政策及び金融行政等の基本的な考え方について申し述べさせていただきます。  安倍内閣...全文を見る
03月03日第189回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○麻生国務大臣 これは、下地先生、置いてある前提条件が御自分でつくれた前提条件ですから、自分でいろいろ都合よく、都合悪くつくっておられますので、それはこの前提を変えれば幾らでも変わりますから、ちょっと、そういったものだということをある程度頭に入れておいて話を聞かれないと、何かすご...全文を見る
03月04日第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○麻生国務大臣 今、御法川先生から御指摘のありましたように、安倍内閣においては、経済再生と財政の再建、この両立を図るというのが経済財政運営の最も、短縮するとそういう言い方になろうと存じますが、こうした中で、政権交代前に比べますと、アベノミクスと言われるものの結果、きょう、株価は一...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の法人税改革に関しましては、課税ベースというものを拡大しつつ税率を引き下げるということによって、一部の企業、法人に偏っております税負担の状況というものを、より広く負担を分かち合っていただく構造に変えるということであろうかと存じます。そうした考え方の中で、地域経...全文を見る
○麻生国務大臣 御法川先生、私のように経営者をやっていた方からこの業界に入ってきた者にとりましては、少なくとも労働組合との団体交渉に政府が介入してくるなんというのは、どう考えたって、こんなのは社会主義でしょう。共産主義でしょう。私は反対ということを最初から申し上げてきたんです。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるとおりに、この予算案が通りますと、公的債務残高が一千三十五兆円、GDP比で二〇五%ぐらいになろうと思いますので、明らかにこれは異常事態であることははっきりしておると思っております。  間違いなく、財政健全化というものは日本にとりましても絶対的な目指さね...全文を見る
○麻生国務大臣 今、副大臣の方なり厚生労働省の方から御答弁があっておりましたけれども、思い返せば、第二次内閣がスタートいたしましたときに、三本の矢というのを覚えておられるかどうか、最近使わなくなったので。私、あんなものは三ッ矢サイダーの広告みたいで嫌だと言ったんですけれども、とに...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税の一〇%への引き上げにつきましては、これは何といっても、アベノミクスはいろいろ言われますけれども、足元を見ますと、消費税が五から八に上がった段階で反動減等々によって消費が弱まっているということを考えて、やはり経済再生と財政健全化を両立させるためには、十八カ月...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるとおりなので、先ほども申し上げましたけれども、公的債務残高が対GDP比で二〇五%にまでなっております。そういった意味で、財政の健全化は極めて重要だと思っておりますので、二〇二〇年度までの国、地方のプライマリーバランス、いわゆる基礎的財政収支の黒字化目標と...全文を見る
○麻生国務大臣 伊藤先生、これは物すごく大事なところで、人口構造というものの変化、また消費の態様が変わってきた等々も含めまして、今までと違って、成長産業とかいうと何となくハイテクという話になりますけれども、例えば今、関西空港のお土産、海外へ持って帰る人のお土産の一番は何かといって...全文を見る
○麻生国務大臣 これは伊藤先生がおっしゃるとおりなので、規制を緩和すれば競争は激化しますから、競争が激化すれば、当然のこととしていわゆるコストダウンということになって、賃金ということになる。そういった方向になるということは、常にそういう懸念はあるということは頭に入れておかないかぬ...全文を見る
○麻生国務大臣 伊藤先生、これはすごく大事なところで、何となく財政の健全化というところに偏り過ぎて、結果として、バランスはしました、バランスはしましたが景気だけは悪くなりましたというのでは話になりませんので、やはりそこのところはきちんと、景気もよくなりつつ、先ほど申し上げたように...全文を見る
○麻生国務大臣 日本郵政の株式につきましては、政府としては、平成二十七年度半ば以降ぐらいに売り出しということを考え、上場を目指しております。これにあわせて、日本郵政は、ゆうちょ銀行及びかんぽ生命保険というものの金融二社の株式についても、同時に売り出し、上場することを目指しているも...全文を見る
○麻生国務大臣 御質問をいただきましたけれども、声の悪さはこっちも似たようなものですから御心配なく。  今回の法人税改革ですけれども、課税ベースを拡大しつつ税率を引き下げるという話でありまして、税理士をやっておられたので御存じのとおり、一部の法人というものに税負担が偏っていると...全文を見る
○麻生国務大臣 そういうことではありません。
○麻生国務大臣 コーポレートガバナンス、スチュワードシップ・コードが直ちに企業の稼ぐ方の力につながるかというと、そこの部分が直接つながっているわけではない。それはもう先生御存じのとおりなのであって、私どもがこのコーポレートガバナンスに期待しております大きなところは、企業が法人税が...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、これはそういう意識がないわけではなくて、まず、わかりやすく、きっちりやるところからというので、やはりブランド力というのを考えると、我々でいう中小企業といったら、一億円以下、以上で切って、何で一億円だか知りませんけれども、とにかく一億円で切ってありますので...全文を見る
○麻生国務大臣 これはおっしゃるとおりなんですが、業種によって、上がり下がりの激しい業種とかいろいろあるんですけれども、繰越欠損金の控除を認めることによって税負担を平準化しようというのがもともとの発想なんだと思います。他方、所得が出ているのであれば、担税力があるということになりま...全文を見る
○麻生国務大臣 難しい問題と言ったのですね、最後。間違いありません、難しい問題。  これは、私どものところにいろいろ海外の企業の偉い方がお見えになって、日本の税制を、ここを何とかしてくれ、ここを何とかしてくれと、とにかく自分に都合のいいような話をいっぱい言ってこられますので、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 民主党なので御存じだと思いますけれども、前回、民主党政権下で法人税率を引き下げられたあのときも、財源の確保が十分されなかったんだというのは私ども承知しております。  今回の法人税改革においては、先ほど申し上げましたように、繰欠とか外形とかいう形で、一応そういった...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、二〇一五年のものに比べて二〇二〇年度という目標がかなり厳しい目標になっているように見えますのは、先ほど内閣府から出た数字がそういうことを言っているんだと思いますけれども。  私どもはやはり、鷲尾さん、これは、経済成長率が仮に三%行ったにしても、社会保障の...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、鷲尾先生、この研究開発促進税制というものは、やはり日本という国の中において、今後ともえらい勢いで金融大国になると言われるぐらい、金利が〇・何%で、企業の内部留保が何百兆で、個人金融資産が一千六百兆でというようなことになってくると、明らかにこれは世界から...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、鷲尾先生、ちょっと感情論というか、エモーショナルな話だから。  僕自身は、財政を担当しておる方としては、前倒しなんか、冗談言うな、こんなものは後でいい、みんな給料を下げられているんだぞ、企業だけ何で前倒しなんだ、その分だけ必ずベースアップしてくれるだろう...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のあったように、平成二十八年の十月から一年以内に住宅を取得した人に限って最大三千万円の贈与税非課税を適用するというのを、平成二十六年は一千万を限度としております。これは、反動減が最も大きく集中するであろうということを考えて、その期間にインセンティブを集中さ...全文を見る
○麻生国務大臣 景気弾力条項の話というのは、御存じのように、これは、御党と公明党と自民党と三党で、あれは野田内閣のときにたしか合意されていたんだと記憶しますが、そのときに、景気弾力条項、十八条の三項という、がちゃがちゃいっぱい書き倒した、意味不明みたいな文章がいっぱい書いてありま...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、法律に書いてありませんので、客観的な基準というのを設ける必要はないんですが、まず、何といっても、消費税の一〇%への引き上げにつきましては、基本的には二つ。  一つは、何といっても、この消費税の分はそっくりそのまま、高齢者というか、社会保障関係に全部こ...全文を見る
○麻生国務大臣 上げる場合は、法律ですから、自動的にということになっていくんですが、今言われましたように、四月からということになりますと、予算編成の技術上、前の年の十二月にその予算編成を組むためには、その前の十月、十一月ぐらいにはもう決めておかないと予算編成は不可能であろうと思い...全文を見る
○麻生国務大臣 丸山先生、最初に、これは勘違いしておられる方が、あなたがしておられるというのじゃなくて、世の中に多いんですが、国に一千兆円の債務がある。鷲尾先生みたいに会計士やら税理士をやった経験のある方はすぐわかるんですが、借金をしているのは国じゃありませんからね。借金をしてい...全文を見る
○麻生国務大臣 基礎的財政収支という言葉が、なかなか長いものですから、いつの間にかプライマリーバランスという言葉になったんですが、これを使い始めた今から十何年前、当時政調会長をしていましたかね、何かをしていたときに、プライマリーバランスといっても、大体ほとんどの人は、ポケベルが何...全文を見る
○麻生国務大臣 初めて財政破綻しますというような言葉を使われた財務大臣、武村正義さんという方がいた。いたといっても、まだ亡くなっておられるとは思いません、まだ生きておられると思いますが、この方が言われたときに、あのときの国債はたしか二百何十兆円だったと思うんですね。GDPが当時は...全文を見る
○麻生国務大臣 今、あかま政務官の方からお話があっておりましたように、やはり、地域経済を支えているというのは、地域によっても違いますけれども、中小企業、零細企業の方が圧倒的にパーセントとしては大きいと思っております。  そういった意味では、今回の外形標準課税、これは私どもの所管...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、伊東先生、住宅ローンの減税というのは、消費税率の引き上げ五、八、一〇というのに伴います駆け込み需要というのがこの間の一—三月に起きたのと同じように、そういった反動減というのが予想されますので、そこで、あらかじめ、本年の十月から上がる予定でしたので、その前に...全文を見る
○麻生国務大臣 今、ジュニアNISAの話があっておりましたけれども、先ほどの御質問の中にもありましたように、日本の場合は個人金融資産が一千六百五十兆。ちょっと薄気味悪いほどの巨大なお金が、たんす預金と別に表で、一千六百五十兆に及ぶ個人金融資産というものがあります。そのうち八百六十...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年の八月末に提出をされました防衛関係費の平成二十七年度の概算要求は、対前年比、歳出予算でプラス二・四%、新規後年度負担でプラス三二・四%ということになっております。  他方、一昨年末、平成二十五年の十二月に策定されました中期防衛力整備計画、いわゆる中期防では「...全文を見る
○麻生国務大臣 私も言われてから立ちますので、あなたも言われてから立つようにした方がいい。  今の政権におきましては、もう御存じのように、日本を取り巻いております安全保障の環境が一層厳しさを増しておる、私らはそう考えておりますので、この状況を踏まえて、防衛関係費を増加させざるを...全文を見る
○麻生国務大臣 私の前の政権を含めまして、国際情勢に対する考え方というもの等々が、今のような状況、緊迫感が上がっているような状況には少なくともなかったという御判断がおありだったんだと思います。  私どもの場合は、少なくともそういった意見がいろいろ出されているころでもありましたけ...全文を見る
○麻生国務大臣 言っておられることは基本的にさっきの質問の内容と同じでありますから、お答えもほぼ似たようなことにならざるを得ないと存じますが、少なくとも、私どもとしては、日本を取り巻く安全保障の環境というものを考えたときには、それに合わせて対応していくというのは当然のことなのであ...全文を見る
○麻生国務大臣 後年度負担の範囲について、先の話で、単純計算すればという話がございましたけれども、それはそのときになって、今から一年ありますので、それまでの間いろいろなことが考えられますので、今の段階から、かくかくしかじかになるじゃないかという一方的な決めつけの話に、さようでござ...全文を見る
○麻生国務大臣 新聞を拝見しましたが、二十六年度補正予算に計上した防衛関係費予算には、米軍再編関連経費や政府専用機など、その性質上、中期防に含まれていない経費も入っております。これらは、当初予算に計上された場合でも、中期防にはカウントされることはありません、政府専用機ですから。主...全文を見る
○麻生国務大臣 主要装備品のという点を申し上げたと存じます。
○麻生国務大臣 別に思いませんけれども。  近年の防衛装備品というものについては、これは御存じのように極めて高性能化しておりますので、昔の武器、そういったようなものとは今の装備品は全く違った極めて性能の高いものになり、かつ複雑化しておりますので、当然のこととして取得価格も高騰す...全文を見る
○麻生国務大臣 たびたび申し上げますように、国家の安全保障というものは、自国だけで平和、平和と言っていれば平和が訪れるほど単純な世界ではありません。御存じのとおりです。したがいまして、その国を取り巻いております国際環境というものに影響されるということははっきりいたしております。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  政府は、デフレ脱却と経済再生、地方創生への取り組み、経済再生と財政健全化の両立、国境を越えた取引等に係る課税の国際的調和、震災からの復興支...全文を見る
○麻生国務大臣 意見は分かれておると思うんです。経済活動の段階的な回復を支えるのではないか、今の日本には延ばすのは適切、IMFの声でありますけれども、傍ら、OECDでは、二〇二〇年度のプライマリーバランスの黒字化目標の達成に向けた詳細かつ信頼できる財政健全化政策を示せ、こちらの方...全文を見る
○麻生国務大臣 これはなかなか難しいところだったので、決してじゃんけんで決めたわけでも何でもないので、いろいろ審議をさせていただいたんですが、一〇%に上げるに伴います社会保障の充実の財源が一・八兆円だったものが一・三五兆円、一兆三千五百億円に減っておりますので、当然のこととして、...全文を見る
○麻生国務大臣 所得の高いところでは結構、最近の話ではなくて昔から、クレジットカードというものが一般的に通用するようになったときから特に顕著になった。私はあれが一番大きなきっかけだったかなと思います。  また、アメリカに長く行っている人たちに向かって、アメリカのいわゆる国税庁の...全文を見る
○麻生国務大臣 今、中山先生から御指摘がありましたように、この安倍政権になりましてから、今言われた数字のように、例えば企業にとりまして一番でかいのは経常利益だと存じますが、経常利益がとにかく四半期ベースでは過去最高、十七兆六千億円行きましたし、また企業の倒産件数も、月当たりでいき...全文を見る
○麻生国務大臣 個人金融資産一千六百数十兆円というのは、多分アメリカに次いで世界で二番目に大きいと存じますが、その中で、現預金というキャッシュが八百六十兆円とかいうのは、これはどう考えても、資産の構成比率として現預金の比率が異常に高いと言っていいぐらい。半分以上が現預金というのは...全文を見る
○麻生国務大臣 税源侵食、ベース・エロージョン、プロフィット・シフティング、略してBEPS、もう世界語になりつつありますけれども、これにつきましては、二年前の五月のG7、バッキンガムシャーで行われた蔵相・中央銀行総裁会議で日本から提案をして、ふざけているじゃないか、こんな話はとい...全文を見る
○麻生国務大臣 これは結構話がでかいんですけれども、まず、先ほども何人かの方の御質問にもありましたように、設備投資に金が回らないということは、国内に雇用も生まれませんし、消費も起きないということでもあります。  では、設備投資に回す金がないならともかく、金は間違いなくこの二年間...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほどから二〇二〇年のプライマリーバランスの話がよく出されておりますし、よく予算委員会でも出るところではありますけれども、今から五年前に、当時何をしていましたかね、総務大臣か何かしていたんだと思いますが、そのころ、このプライマリーバランスという言葉が今から五年、も...全文を見る
03月05日第189回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○麻生国務大臣 質問通告を受けていないことは間違いありませんが。  一時期を風靡した、今でいえばアニメなんだと思います。当時はアニメという言葉もなくて、まだ動画も出ていなかった時代だったと思いますが、そういったときに一世を風靡したあれだと思います。あの辺から漫画の流れが少し変わ...全文を見る
○麻生国務大臣 屋根がある分だけ、軽自動車とオートバイだと思いますね。
○麻生国務大臣 道路維持という意味ですか。  コンクリートの質にもよりましょうけれども、コンクリートのメンテナンスというのは意外と金がかかると思いますけれどもね。
○麻生国務大臣 調べたことがありませんので、よくわかりません。
○麻生国務大臣 ちょっと今の数字を見ていたら、この数字はおもしろかったけれども、アメリカの方が随分日本より低いんだね。(初鹿委員「そうですね」と呼ぶ)考えちゃうね、これは。
○麻生国務大臣 はい。  消費税の軽減税率制度についてのお話でしたが……(初鹿委員「給付つき税額控除です」と呼ぶ)給付つき税額控除。給付つき税額控除の話があったんですが、これは、いわゆる軽減税率というものと、いわゆる給付つき税額控除と、二つ考え方があるのではないかということで、...全文を見る
○麻生国務大臣 初鹿先生、配偶者控除については、これは働き方の選択ということになりますので、中立的な制度のあり方というので、随分前から話題になっております。  配偶者の就労を抑制する効果があるという御指摘があり、反対が、今言われましたように、家族の助け合い、家庭というものの意味...全文を見る
03月10日第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○麻生国務大臣 いろいろ海外からも、このことに関しましては、延ばせ、縮めろ、やめろ、比率を変えろと、まあ大変でした。いろいろ御意見があったのは、御想像のとおりです。  二十七年度の税制改正において欠損金の繰越控除の見直しということをさせていただいているんですが、大法人向けの繰り...全文を見る
○麻生国務大臣 鷲尾先生、受取配当益金の不算入というのは、今言われたまさに二重課税ということで、既に税金を払った後配当するわけですから、そこで税金を払っておいたものを、配当して、またそこで税金がといったら、それは幾ら何でもやらずぼったくりじゃないかと。昔はそうやっていましたから、...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のとおり、もう十年以上これは言われておりますもので、あちらこちらで波及的に出てきていて、アルバイトをしても百三十万円でやめるとか、百三万円になったらとめちゃうとか、御存じのとおりの影響も出るところでもあるので、配偶者控除については、実に、それぞれ、税調に限ら...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の給付つき税額控除につきましては、もうこれはよく御存じのところなので、低所得者に絞ってこれがやれる、支援が可能というのが一番よく軽減税率と対極的に言えるところだと思っておるんです。  所得とか資産の把握が可能かと。どれぐらい可能かというと、マイナンバーみた...全文を見る
○麻生国務大臣 鷲尾先生、たしかビールというのは明治三年に日本に初めて輸入されたんだと習った記憶があるんですが、基本的にこのビールは、簡単に言えば、洋酒という分類でスタートしていますものですから、輸入品として高いということになって、傍ら日本酒の方は安いということで、別に日本酒を保...全文を見る
○麻生国務大臣 鷲尾先生御存じのように、一義的には、水道事業というものは市町村が経営する。これは水道法に書いておるんですから、厚生省とか我々みたいなのが直接関係しているわけでもありませんから、これは間違いなく経営をやる。市町村長にそんな経営能力があるかというのは全然別の話なんです...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、消費税率引き上げによります増収分は全額社会保障財源化し、社会保障の充実、安定化に充てる。消費税収の使途は、法律や予算総則に明記することによって既にこのことを明確にしておりまして、社会保障以外の使途に充てるということはないということであります。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税の軽減税率制度については、御存じのように、さまざまな御意見がある中で、例えば、昨年の与党税制協議会における各団体からのヒアリングの中におきましては、痛税感を緩和するといった御意見が確かにある一方、高所得者にも恩恵が及ぶのではないかという御懸念の声が上がったも...全文を見る
○麻生国務大臣 御記憶のように、前回の民主党政権のときにも法人税率の引き下げを行われておりますけれども、その際にはたしか財源の確保が十分でなかったんだと記憶しますが、今回の二十七年度の税制改正では、財政健全化の取り組みの整合性を踏まえないかぬということで、欠損金の繰越控除の見直し...全文を見る
○麻生国務大臣 今回のいわゆる法人税改革に当たりましては、制度改革を通じた課税ベース拡大によって税率の引き下げの財源をしっかりと確保することとしておりますが、基本的に、法人税に係る制度改革による財源の確保を念頭に置いております。  来年度以降の税制改正におきましても、税率の引き...全文を見る
○麻生国務大臣 繰り返しになりますけれども、法人税改革を今後とも継続していく、これが本当に継続していくことになるのかどうかというのは、世界的に見ますと法人税は引き下げ過ぎた、みんなで引き下げ競争をやっても意味がない、みんなでそろそろ考えないかぬではないかという意見がいわゆるOEC...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、鈴木先生、御自分で蒲郡でいろいろ企業誘致もされたんだと思いますのでよくおわかりと思いますが、税金を変えたぐらいで企業が本社を移転するなんて、そんなことはないですよ。そんなに企業をなめてもらっちゃ困るので、そんなものぐらいでちょこちょこやって、企業なんて行く...全文を見る
○麻生国務大臣 ジュニアNISAの創設とかNISAのいわゆる投資上限額の引き上げというものは、これは家計の安定的な資産形成を支援するというのが目的でありますし、今、経済成長に必要な成長資金というものが、基本的には、個人金融資産の中で、一千六百二、三十兆円ありましょうか、そのうちの...全文を見る
○麻生国務大臣 丸山先生がおっしゃるとおりなんだと思うんですが、これは大体、百万円として、今百二十万円になりましたので、月々十万円の積立預金とほぼ意識が変わっていないですよ。僕は田舎の人を見ていてそう思います。私の地元の人は大体同じようなことしか言わぬから。だから、いやいや、あな...全文を見る
○麻生国務大臣 両方だと思いますけれども。私は、前に比べたら少しスピードが上がってきているかなと思っていますので、最初スタートしたときは何これというような感じだったのが、つき合いで一口だけ入りましたとかいうのが、何となく、そういうのが入ってきたのはことしに入ってからかなと思います...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税率八%後の住宅市場のいわゆる反動減といったものの状況を見ますと、やはり経過措置が終了いたします平成二十五年九月末にかけて駆け込み増、そして経過措置終了後一年間程度は反動減の影響が極めて大きく、その後下げどまりに向かうが、しばらくは反動減の影響が残るという状況...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、今の内閣において、二十五年と二十六年の税制改正において、生産性向上設備投資促進税制とか研究開発税制などの企業の設備投資や研究開発投資、さらには賃金のアップ等々を促進するために、租特の創設、拡充というのをかなり大胆に行っているところであります。そうした取り組...全文を見る
○麻生国務大臣 丸山先生の前にも御指摘があっておりましたけれども、給付つき税額控除につきましては、低所得者に絞った効率的な支援、このやり方の方が可能性が高いということではないのかという議論が傍らにあります。傍ら、こっち側に、しかしそれは所得とか資産とかいうものの把握が極めて難しい...全文を見る
○麻生国務大臣 当選したころ、たばこは三千億本かな、男子七八%が喫煙者。今は四〇を切った、たばこは二千億本まで減った、大体そんなものでしょう。がんは三倍にふえた。だから、僕はああいう話をはなから信じていないから。がんがふえるから何とかとみんなよく言われるし、うちも病院をやっている...全文を見る
○麻生国務大臣 私も三十五年前はあなたぐらい初々しかったんですが、だんだんすれて、何となくふてぶてしくなって大変恐縮なんですが。  今、消費税率の引き上げによる増収分の話というのが出ておりましたが、これは、民主、自民、公明三党で、社会保障というものを今後とも充実させていかないと...全文を見る
○麻生国務大臣 その後については、例えば子ども・子育て支援等々、あれが社会保障の中に入っておりますので、大体今、国家予算がアバウトで九十兆、そのうち社会保障関係が、約三十兆になりますので、三三%ぐらいになろうかと思いますが、そういったものの中に、高齢者の今申し上げた部分と、若者の...全文を見る
○麻生国務大臣 全体の流れとして、今まではやはり高齢者に対応する比率が高かったんだと。なぜ高かったんだといえば、そっちは票があったんだと思いますね。子供には票がなかった。簡単に言えばそういうことですよ、物すごく突き放したような言い方で恐縮ですけれども。だから、どうしたって偏ったん...全文を見る
○麻生国務大臣 税金、法人税が下がって、簡単に言えば、純利益というか、経常でもいいですよ、利幅がふえる、そのふえたものを何に使うかというのは、経営者の一番大事なところです。賃上げに使うか、配当に使うか、設備投資に使うか、基本的にはこの三つです。ほかにもありますけれども、基本的には...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、おっしゃるように、被災をされた方々、例えば、今言われた、多分、自営業者なんだと思いますが、そういった方が再び事業を再開できるという話をされる方は多いんですけれども、それは全然間違っていて、再開しても客がいなかったら、再開したって意味がありませんから。だから...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、今言われることのとおりだと思います。  これは、同じ地域の中にあっても、運のよしあし、同じ地域の中でも東はよかったけれども西の方はとか、地域によってもいろいろ差がついていると思っておりますので、それはそれぞれの事情をよく踏まえた上で対応しないといかぬ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありました御提案というものは、賠償金は複数年度にまたがったものを一度にまとめて受け取る場合がある一方、賠償金を受け取る時期と損失を計上する時期が一致するとは限りませんので、そういったことで、タイミングのずれによって賠償金が一気に課税扱いとなってしまうという...全文を見る
○麻生国務大臣 大阪の状況を、先生の選挙区がどうかは知りませんけれども、生活保護世帯なら筑豊の方も数字としては極めて高いところですから、状況についてはかなり詳しくわかっていると思っています。
○麻生国務大臣 今、そう答弁を申し上げたつもりだったんですけれども、似たような極めて厳しい状況に私どものところもありますので、そういった業者がおられるということは私どもも町を歩いていたらわかりますから、これはよくありますので、知っていますかといえば、よく知っております。
○麻生国務大臣 消費税を転嫁できない理由というのは、事業者によってさまざまあると考えております。例えば、中小企業庁で実施しておられますアンケート調査においても、競争が激しく、価格の引き上げによって他社に取引を奪われるおそれがあるなどの回答があったということも、これはよくある話で、...全文を見る
○麻生国務大臣 それは、基本的には、同じ商売をやっておられる方でも、払っておられる方が八割はおられる、片一方は払えないというので、そちらだけ、払えないから除外しますというわけにはなかなかいかぬというのが現実だと存じます。
○麻生国務大臣 消費税というものは、基本的には、事業者が借金などによって負担を負うというのはおかしいと思いますので、転嫁を通じて最終的に消費者に負担していただくべき税なんだ、私どもはそう考えております。
○麻生国務大臣 これは私の答弁じゃないのかもしらぬけれども、少なくとも、これは、宮本先生、わかって聞いておられるんでしょうけれども、払い方は自由ですから、借金して払う人もおられるし、借金は拒否というので、私が最初に申し上げたような形でなさるのは当然なのであって、普通は、高い金利ま...全文を見る
○麻生国務大臣 その申し上げた答弁のとおりだと思います。
○麻生国務大臣 これまた人によって、商売をそのままやめられる方もいらっしゃるでしょうし、いろいろ、人様によって対応の仕方は全部違うと思います。
○麻生国務大臣 基本として、デフレによる景気がまだ回復していないということの証明をしている一つの数字だと思っておりますけれども。  今言われました中で一つだけ、九八年のいわゆる通貨危機のときにはたしか七千億円ぐらいの滞納が発生したと思いますが、パーセントは三八%だったんですが、...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税が最初に導入されると決まったときから、御指摘のようなことが起こらないようにするため、消費税率の引き上げに際しては、転嫁しやすいようにということで環境を準備する、これは重要な課題だということで、最初からこの話が出ていたと記憶をいたします。  したがって、政府...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、まず何といっても景気回復というものを起こさないと、なかなか、消費税に限らず、税が払いにくくなっているという状況になることは間違いないと思っております。加えて、デフレーションによる不況ということになると、その度合いがさらに難しいことになるというのもはっきりし...全文を見る
○麻生国務大臣 宮本先生、よく御存じのように、所得税につきましては、昭和六十年代以降、大幅な累進緩和というのを行ってきた、たしか六十年代だったと記憶いたしますが、当然のこととして、所得再配分の機能が低下したという指摘がなされているところです。  こうした中で、最近の税制改正にお...全文を見る
○麻生国務大臣 家計におきますリスク性資産の保有額ということなんだと思いますが、とりわけ株価の影響を大きく受けるというところから、その資金の動きについて一概にこうだということを申し上げることは困難ですが、証券軽減税率がなかった場合に市場や家計の資産構成がどうなっていたかを検証する...全文を見る
○麻生国務大臣 NISAは、上場株式や公募株式投資信託などへの年間百万円までの新規投資から生じる収益については最長五年間非課税とするという制度、長く言えばそういうことになります。  この導入によって、国民に投資に関心を持ってもらって、家計の資産形成の支援ということをやる。単に預...全文を見る
○麻生国務大臣 今申し上げたのはそういうことです。
○麻生国務大臣 ニッポン・インディビジュアル・セービング・アカウントじゃなかったですかな。インディビジュアル・セービング・アカウントの略だと記憶します。
○麻生国務大臣 英国のISAの方は、国民に貯蓄自体を奨励することを目的とした制度というように理解しておるんですが、非課税の対象が株式等に限定されず預貯金も含まれているものだった、イギリスの場合はそうだったと記憶します。  他方、我が国のNISAの場合は、イギリスと全然違いますか...全文を見る
○麻生国務大臣 これはいろいろな理由があると思いますので、宮本先生、一概に、これが答えというのは、これですよなんという答えがあろうとは私は思いませんけれども、それぞれの御家庭の事情があるんだろうと思います。  少なくとも、前のバブルの景気のいいころに、一九八九年十二月の二十九日...全文を見る
○麻生国務大臣 今、各世帯におけるいわゆる貯蓄と投資の適切なバランスというものについては、各世帯の資産状況によって異なっていますので一概に申し上げることはできませんけれども、一般的に言えば、当面必要な資金は預貯金で確保、それが普通だと思います。余裕資金があれば、適切な分散投資を通...全文を見る
○麻生国務大臣 宮本先生らしくない質問だなと思って、珍しいなと思って聞いていて、別の人かと思いました。  正直なことを言って、先ほど申し上げましたように、現預金というものは、やはり基本的には、金がないというときには金をためるというのは立派な目的になります。金が足りないから。しか...全文を見る
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○麻生国務大臣 平成二十七年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明をさせていただきます。  まず、一般会計歳入予算額は、九十六兆三千四百十九億円余となっております。  この内訳について申し上げま...全文を見る
○麻生国務大臣 これは高木先生知らないわけじゃありませんけれども、ここは結構不幸な歴史だったと思いますね。  先ほど役所の方から説明があっておりましたけれども、これは、返還をされて、昭和四十八年から順次返還されていったところなんですけれども、結構利用計画というのはありまして、衛...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、直接、この部分につきましては高木先生御要望があっておりましたので、よく調査をした上で改めて御返事申し上げます。
○麻生国務大臣 先生、これはやはり公平性の確保というところが一番最後にひっかかるところだと思いますので、これは検討させていただきます。
○麻生国務大臣 今、竹谷政務官の方から御答弁申し上げましたように、これは来年度、二十八年度以降の与党税制改正の中で検討するということになっておりますので、見直していくことになるんだと思いますけれども、今この場でいつというのは申し上げられませんけれども、二十八年度の税制改正の中で検...全文を見る
○麻生国務大臣 武正先生、所見ということで、私、学生時代にイギリスに住んでいたんですが、住んでおりましたその小さな小さなマンション、築二百五十年。ですから、十八世紀のころからあったという小さな三階建てみたいなところにみんなで間借りしているんですけれども、基礎のところに、えっ、これ...全文を見る
○麻生国務大臣 今お話がありました中古の戸建ての価格評価に当たりましては、法人税法上の耐用年数というのを参考にして利用されているという指摘があるというのは承知をいたしておりますが、このような、住宅状況にかかわらず、税制上の耐用年数を参考に建築後の年数に応じて一律に住宅価格を下げて...全文を見る
○麻生国務大臣 武正先生、今の話は、御質問の話だけなので、どういう事情があるかちょっとよくわかりませんので、通告がなかったのでこの場では御答弁いたしかねますけれども、後に調べて御返事申し上げます。
○麻生国務大臣 これも通告がなくて、今いきなり御質問をいただいたのですが、最初に御質問のあったところの答えと基本的にはほぼ同じ答えになろうと存じます。  いわゆる第三者機関がきちんとしたものを、これはちょっと、民間でできるかどうか、何らかの形で役所がかまないと難しいかとは思いま...全文を見る
○麻生国務大臣 国と地方の財務諸表、いわゆる一般でいいます帳簿というか簿記というか、比較貸借対照表ができるという、国の場合はなかなかさようなわけにはいかない理由はもう御存じのとおりで、徴税権とか造幣権というのは一体幾ら資産に計算するんだというのはなかなかできませんので、そういうの...全文を見る
○麻生国務大臣 造幣局の東京支局につきましては、独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針というのがございまして、これにおいて、有効活用の可能性について検討するとされているところであります。  地元の豊島区から、東日本大震災の直後に、防災機能向上のために、東京支局の移転及び跡地...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、昨年の十月に豊島区で策定をされました造幣局地区街づくり計画に基づいて行われるものと承知をいたしておりますので、少なくとも今言われたような御懸念には当たらないと思っております。
○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、普通の経営からいきますと、設備投資等々が入っていないなんというのは、それは常識では考えられない話なんだと思います。  少なくとも、これまでの間、平成十三年度から見ますと、当時の年度末の残高が六百八十二億円、これが今、二百一億円まで順次減...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税率を八%に上げさせていただいた後の経済状況につきましては、特に個人消費につきましては、いわゆる駆け込み需要の反動、それから夏の天候不順、異常に雨が多かったせいもありますし、また、円安方向に動いて輸入物価上昇等々がさらに追い打ちをかけて、消費税率を上げた割には...全文を見る
○麻生国務大臣 一番わかりやすいのが、多分、民間でいえば税金だと思います。三年目の予算を今編成させていただいておりますが、三年前に日本の税収は四十二兆円で予算を組んだんですが、今回は五十四兆円で組ませていただいております。すなわち、三年間で税収が十二兆円伸びているということですが...全文を見る
○麻生国務大臣 青柳先生御存じのように、今、二〇一五年度の予算をやっている真っ最中に、二年先の補正の話なんか、とてもじゃないけれども鬼が笑うどころの騒ぎじゃない話になりますので、お答えはとてもいたしかねますが、少なくとも、今申し上げましたように、都市部とか大企業に主に光が当たって...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、本予算をやっているときに補正予算を組みますなどと言う人はいません。だから、そういうことは、初質問か何か知らぬけれども、とにかくこういうことは、聞いても、やらないとみんな言うの。やると言ったら、何で今入れないんだと言われるだけだから、そんなことは言いっこ...全文を見る
○麻生国務大臣 逆進性の話は、これは、軽減税率でやった場合は、お金があってもなくても皆一律軽減税率になりますので、何の解消にもならぬということになるんだと思いますので、その点に関しましては、給付つきの方がより的が絞りやすいというのははっきりしています。
○麻生国務大臣 マイナンバーにつきましては、まだスタートしていないので、これがどれくらいちゃんと日本で捕捉できるのか、また、今、海外の人がすごくふえていますから、海外、それから高齢者の方々は、所得じゃなくて、いわゆるフローじゃなくてストックで持っておられる方々の部分に関しまして、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、この「時」の定義なり意味というものを、きちんとした解釈を政府として申し上げるのは控えさせていただきたいと存じますが、一〇%時といえば一〇%の間にということであって、一〇%を導入するときと書いてないので、一〇%時といえば、一〇%のときにというように理解した方...全文を見る
○麻生国務大臣 その可能性は否定できません。
○麻生国務大臣 それほど単純でもありません。
○麻生国務大臣 それでは、二十七年度のところだけですけれども、期限が到来するもののうち、十九項目について廃止を含めた見直しを行ったところなんですが、いずれにしても、こういったようなものは、その時代には必要であっても今はもうないんじゃないかというようなものを常に見直すというのは大事...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、一番騒ぎになるのはビールなんですが、理由は簡単で、一番税金の比率が高い。だから、ビールを外税で売ったら、まず誰も買うやつはおらぬだろうなと思うぐらい。あれは内税だからみんなだまされて飲んでいるんだよ。外税だったら、何だ、こんなに税金かよと思ったら、飲まぬよ...全文を見る
03月11日第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○麻生国務大臣 戦後生まれの人に聞いても無理だろうなと思いながら聞いていましたけれども、レコードといったって、今どきこんなレコードを覚えているやつはいませんからね。だから、皆さん方の世代ではみんなこれでしかない世代だと思いますが。我々の世代はこれですから。  だから、その意味で...全文を見る
○麻生国務大臣 一番大事なものを一番簡潔に言わないかぬことになりましたので、そういう質問の仕方に問題があるとは思いますけれども。  これは、簡単に言えば、国会の中で決めてもらわなしようがないですね。一番簡単に言えば、そういう答えになりますよ。大臣に聞くべきじゃなくて、委員長さん...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、伊東先生がおっしゃるように、国家予算九十兆のうち三割が社会保障ということになって、しかも、保険ではとても賄い切れず、税金もというような形で、公費負担相当が約四割ぐらい、保険料は依存しておりますので、大きな金なんだと思いますが、やはり特例公債等々で先送りをと...全文を見る
○麻生国務大臣 大丈夫なんでしょうかという、その大丈夫の定義が物すごく難しいと思うんですが、全てが今のままでいきますと、人口構成、人口減、それから少子高齢化という点だけが変わっていくことは間違いありませんので、その点からいけば、極めて大丈夫ではないということだと理解をしております...全文を見る
○麻生国務大臣 ジェネリックの中でも、高分子、低分子、多分その分け方でなっているんだと思いますので、その程度の知識しかありませんけれども、多分、バイオに似ているからシミラーなんでしょうね。そういうような、バイオ医薬品の後続品ということになるんでしょうが、日本においては、これはジェ...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われたように、「ナニワ金融道」が出たからあれですが、投資の話について、最近ですと、「モーニング」の藤田学園のあの漫画の話の方がよっぽど、投資に関しては漫画としてはよくできていますよ。僕はそう思います。あっちは金貸しの話ですけれども、こっちは金融、投資の話ですか...全文を見る
○麻生国務大臣 研究開発税制による、法人税収が減収となったと言われている部分ということになるんだと思いますが、それは国民負担により賄われているということだと存じます。  この研究開発税制の利用によって企業が研究開発投資というものを活発に行うことになれば、それが結果として技術革新...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のあっておりました租特の適用実態調査の報告書におきましては、租特の利用状態を明らかにして政策の企画立案に役立てていくことを目的としておりますから、こうした目的に照らして、個別企業名まで公表する必要はないという整理が平成二十二年の立法当時からなされております...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども申し上げたので、同じことを聞いておられるのだと存じますが、租税特別措置の適用実態調査の報告書に掲載をしております各租特の適用上位十社について個別企業名は公表していない、したがいまして、研究開発税制の適用額の第一位の企業についてもその内容は同じことであろうと...全文を見る
○麻生国務大臣 重ねてお答えいたしますが、国が特別措置、いわゆる租特の適用状況に関する個別企業の情報を公表することにつきましては、研究開発税制の適用額が大きい企業に対象を絞ったといたしましても、企業イメージの影響などを含め、競争上の不利益が生じかねないのではないか、また企業側の理...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年六月に政府税制調査会が法人税改革に関して取りまとめた報告書、今言われましたが、このうち、研究開発税制のうち総額型の税額控除については、もともと平成十五年度の税制改革において、法人税率引き下げが見送られる中で導入された経緯というものを踏まえて、今回の法人税改革の...全文を見る
○麻生国務大臣 法人税の改革の具体案を検討していく際に、財界の方にも課税ベースの拡大等による財源確保への協力を求めるため、さまざまなレベルでの議論を重ねてきたところです。  御指摘の研究開発税制につきましては、先ほども申し上げましたが、昨年六月の政府税制調査会の報告において税率...全文を見る
○麻生国務大臣 法人税の改革につきまして、二十八年度以降の税制改正において、課税ベースの拡大などを行いつつ税率を引き下げるということにしております。総理も本会議で御答弁をされておりますように、研究開発税制につきましても、経済の好循環の定着状況などを踏まえつつ、引き続きさまざまな観...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど申し上げましたように、さまざまな観点から検討するとお答え申し上げました。
○麻生国務大臣 研究開発税制について、二十七年度の税制改正では、総額型の税額控除の上限枠を原則の法人税額の二〇%から三〇%へと上乗せする特例が期限を迎えるということから、一般の研究開発の上限枠を二五%とするなどの見直しを行ったところであります。  これによって一定の改革が実現し...全文を見る
○麻生国務大臣 予算委員会でも、またここでも申し上げましたけれども、一年に一遍しか数字は出ませんので、おととしの三月で約三百四兆円の内部留保が、去年の三月で三百二十八兆円、年間で二十四兆円ふえておりますので、月割り二兆円という増額になっておることに関しては問題ではないかということ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、配当金につきましては、配当を支払う側の法人、例えば前の例を引けば、子会社の段階において既に法人課税が課されておりますので、先ほど宮本先生も御指摘がありましたように、二重課税を避けるという観点から、配当金を受け取る法人、親会社なんかの場合ですけれども、その段階で...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました関税法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  政府は、最近における内外の経済情勢等に対応するため、指定薬物を関税法上の輸入してはならない貨物に追加するとともに、関税率等に...全文を見る
03月12日第189回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○麻生国務大臣 これは、学説、諸説いろいろありますので、一概にこれというのがあるわけじゃないんだと存じますが、現在の出生率は、一・四三まで上がってきたのかな、一・二ぐらいまで下がっておりましたが、一・四三ぐらいになっておると思いますが、極めて危機的だと思っております。  人口減...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の発言というのは、どこかで聞かれたことがありますけれども、あくまでも、子供を産みたいという人が安心して産めるような社会にすることが大事だという話をすると、戦争中は安心していたわけじゃないけれども子供をみんな産んだとか、我々の世代から見ればそう言われるものなん...全文を見る
○麻生国務大臣 非正規雇用がふえているという間に子供がふえないというのは、多分、もう既にしっかりした答えが出ているのは、九州トヨタの宮若工場という、今、生産効率世界一の工場がありますが、ここは非正規雇用から正規雇用に急激にふえていったときに、宮若の出生率が市では日本一になった例が...全文を見る
○麻生国務大臣 この寡婦控除は、もう御存じのように、夫との死別とか離婚などの理由で家族の生計の支えというものがなければならない者に対して税制上の配慮をするという、いわゆる未婚の母には適用されていないということが一番問題になっていることなんだと思いますが、この控除につきましては、昨...全文を見る
○麻生国務大臣 経歴を見たら三菱銀行におられたというので御記憶もあろうかと思いますが、二〇〇八年、リーマン・ブラザーズのとき、中小零細は商工中金等々でそこそこ、大企業というものはメガバンク等々、ちょっと抜き差しならないこともあったんだと思いますが、結構な対応はしたし、自分自身の財...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、御趣旨は、多分、危機対応業務がなくなることはないということですね、前提として。これを義務づけた場合は政投銀を完全に民営化できるときなど来るはずはないじゃないかということ、そういう理屈にしたいんだと思われますけれども、政府としては、これは民間が十分な危機...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、社会保険料というのは、医療とか年金などを含めまして、必要な給付との見合いで、報酬を基礎として労使が公平に払うということになっております、もう御存じのとおり。その水準については、必要とされます給付水準によって、自助、公助、共助の中で、自己負担と公費と...全文を見る
03月13日第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○麻生国務大臣 日本で赤字法人の割合が高いというものの一番大きな理由は、いろいろ理由があるんだと思いますよ。  借金で会社をつくるか、投資で会社をつくるかで全然、もともとが違いますから。同じ金を、古川先生、俺に貸せというのか、古川さん、俺に投資しろというのかによって意味が違いま...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、投資をしていただいた場合は、その金を古川さんにお返しするときには、会社を黒字にして配当する以外にお金を返す方法はありません。しかし、借金で金を借りた場合は、金利さえ払ってもらえるというのであれば、その会社は、御存じのように、赤字でもずっと別に問題はない...全文を見る
○麻生国務大臣 古川先生御指摘の、適時に、正確な会計帳簿の作成というものについては、これは既に商法、会社法等々では定めがありますけれども、これらに違反しても罰則などの不利益は科されていないのは御存じのとおりです。  他方、税法においては、整然かつ明瞭な帳簿の記録が青色申告の承認...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもはやはり、贈与税の話が今出ましたけれども、基本的に我々として考えておかねばならぬのは、御懸念のありますように、いわゆる格差が固定化されるというところが一番御懸念のところなんだ、そう思っております。  したがいまして、我々がこれをあくまでも時限的なものにとど...全文を見る
○麻生国務大臣 今御質問のありました、平成二十七年度の税制改正におきましては財政健全化の取り組みとの整合性を踏まえて法人税改革を行っておりまして、いわゆる大企業と言われる例を引きますれば、欠損金の繰越控除の見直しなど課税ベースを拡大することによって、二〇一九年度にかけて税率引き下...全文を見る
○麻生国務大臣 今申し上げたつもりだったんですけれども、二〇一七年度につきましても、これは国民負担によって賄われておるのであって、他方で、今回の先行減税ということを今言っておられるんだと思いますけれども、それは、所得拡大促進税制の要件などの緩和などとあわせて、企業が賃金アップへ踏...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど申し上げましたように、二〇一六年で三・二九ということになりました段階でも、まだ二〇%台ということにはなっておりませんので、我々としては、引き続き、そういったものを考えているというように御理解いただければと思っております。  数年で税率二〇%台まで引き下げる...全文を見る
○麻生国務大臣 今後の話ですけれども、二〇一六年度の税制改正においても、課税ベースの拡大等によって財源を確保して、税率引き下げ幅のさらなる上乗せを図りましたが、さらに御指摘の平成二十九年度以降も、引き続き、数年で税率二〇%台まで引き下げることを目指して、財源を確保しつつ改革を継続...全文を見る
○麻生国務大臣 ないとどうして言い切れるんだかわかりませんけれども、ないとお思いになっておられるなら、ないとお思いになっておられるのは結構ですが、我々としては、なるべく、そういうことのないように、いろいろ幅広く検討してまいりたいと考えております。
○麻生国務大臣 御指摘の試算については、詳細まで承知をしておりませんが、例えば、税務上、益金に算入しない、いわゆる非課税扱いとされております受取配当金などを分母の課税ベースに戻した上で、それに対する法人税の割合負担を計算しているものだと伺っております。  しかしながら、この受取...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいまの格差是正及び経済成長のために講ずべき税制上の措置等に関する法律案につきましては、政府としては反対であります。     —————————————
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨を踏まえて配意してまいります。     —————————————
○麻生国務大臣 今、間違いなく、インターネットに限りませんけれども、普通のものでえらく巧妙になってきて、私も行ったことがありますので、TDS、トレース・ディテクション・システムという、私どもはお人形でしたけれども、お人形さんの回り、あれは普通に見えますよね、それを拭いてやると、こ...全文を見る
○麻生国務大臣 昔と違って、我々があなたぐらい若いころ、台湾なんかに行くと、社長さん、社長さん、たった今できたにせものと言って、うまいなと思いましたよ、たった今できたにせもの。笑って買いましたよ、その時計。今でもまだその時計は動いているから、すごいなと思って、大事に使っているんで...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう数字が出ておりますので、前半は外国人が大きい。はっきりしています。御存じでしょうから。後半は日本の信託の買いです。
○麻生国務大臣 宮本先生はこの種のことはお詳しいんだと思いますが、少なくとも、我々の内閣が始まりますまでは、今までのポートフォリオで、あの年はたしか後半の、最後の四—九で赤字の一兆五千億だったですよね、一兆五千億で赤ですよ。かわって一年間で、通しでたしか十一兆の黒、去年が十兆五千...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。     —————————————
03月13日第189回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○麻生国務大臣 御指摘がありましたように、消費税の税率一〇%への引き上げの一年半延期ということに伴いまして、消費税の増収分を活用した社会保障の充実の財源は一・八兆円から一・三五兆円に減っておりますので、二十七年度予算はこの範囲内でやらねばならぬという条件になりました。  具体的...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われましたうちで、二千九百七十億円というものにつきましては、これは、昨年の十一月のレビューにおいて基金を網羅的に再点検させていただいて、余剰資金等々については厳しく精査した結果であります。  そのほかにもあるではないかという御指摘なんだと思いますが、平成二十...全文を見る
03月16日第189回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 二十四年度の補正予算で公益法人につくられた基金というのは、今言われたように四十基金で九千二億円計上をいたしております。これらの基金全体の中で、二十四年度における基金からの支出額は一千二百四十億円となっております。  したがいまして、各基金において前年度...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) こういう執行状況で使えないものというのは、基本的には切れ目のない経済対策を実行するための大型の補正予算というものとしてあのときは編成をいたしておりますので、したがいまして、このための基金につきましても、二十五年度末までに実施又は開始されるものに限って予算...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、間違いなく我々財務省側からいきますと、その基金を要請してきておられる、いわゆる官庁のその基金に出すところまでが我々であって、それから先、その金がどのような形で使われたかというのは、その所管官庁できちんとしていただかないかぬのであって、それ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、財政法上、第二十九条の補正の事由というところで出ているところだろうと思いますが、その緊要性、急いでいるという、緊要性は補正予算を編成するに当たって、作成するということになります。したがいまして、一般的には、経済対策でいいますと、予算編成後の経済情...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法案を提出されるというわけですね。法案を提出される。
○国務大臣(麻生太郎君) 財務省として既にこれは、基金の執行管理のための枠組みというのは整えられていると思っておりますので、新たな法律を制定する必要性は薄いとは思っております。むしろ、毎年度のPDCAサイクルの中で不断に見直していくことの方が事情に合っているし、重要なのかなという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 確かに、この事業とも二十四年度の補正予算編成時において期待したような事業が進捗せず、ゆえに思ったような経済効果が発揮できなかったであろうことはもう甚だ残念だと存じます。  ただし、二十四年度の補正予算編成当時に、次世代自動車充電インフラ整備促進事業につ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはそのときの情勢判断によるんだと思いますけれども、少なくとも、経済産業省として、私どもとして、自動車等々の新しい事業というもののいわゆる発展というものは極めて国家の将来を左右する重大な問題だと思っておりますので、それが実行せられるという想定の下にやら...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもうよく御存じのとおりなんですが、役員への給与、報酬とか賞与とかにつきましては、これは会計ルールで、御指摘のように、まさに費用として扱うものとされております。他方、税法上は基本的には同様に取り扱うこととしておりますが、役員に支払いますいわゆる賞与の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) お気持ちはよう分かりますし、そういった話は、景気が回復してきて企業の内容が良くなってきた会社の中には本当によくある話ではありますけれども、これの一番の問題点は、いわゆる利益が隠される可能性が出てきますので、特に大会社ならともかく、もう中小の企業だと、それ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この御指摘の子育て支援に係る財源につきましては、これは二〇一四年の六月の骨太方針においても、財源の確保について着実に進め、消費税分以外も適切に対応していくとされておりますので、この方針に沿ってよく検討してまいりたいと考えております。
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十七年度の税制改正において、これは課税ベースを拡大しつつ税率というものを引き下げるという考え方の下で、法人税改革を行う中の一つとして欠損金繰越控除につきましても、資本金一億円を超えておりますいわゆる大法人の控除限度を所得の八〇%から五〇%まで引き下...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ほぼ一年前の昨年の三月の十九日、調べてみますと、予算委員会で三原先生からこの問題についての御質問があっております。  現行の消費税制におきましては、電子書籍、音楽、広告の配信等の電子商取引につきましては、消費税の課税対象であるか否かはサービスの提供者の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このプライスウォーターハウスクーパースというのは、これは結構でかい公認会計事務所が、簡単なことを言えばルクセンブルクという国と組んで自国の税収増を図った、傍ら企業は税の支払を抑えるためにということなんだと思いますが、国際的な会計事務所ということとしては、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) もうここで戦前生まれの方というのは二人ぐらいですかね、ほかにおられないと思いますけれども。これは、今でも宮崎県に行かれると八紘一宇の塔というのは建っております。宮崎県の人いない。八紘一宇の塔あるだろう。知ってるかどうか知らないけど。ねえ、福島さんでも知っ...全文を見る
03月17日第189回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十五年度の日本再興戦略に盛り込まれました待機児童解消加速化プランにおきまして、国有地を活用した保育所整備を行うこととされております。  これを受けまして、財務省としては、地方公共団体に対して公務員宿舎跡地などの国有地の情報提供を行い、保育所整備用...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成九年の十一月、今おっしゃったように橋本内閣のときに、十二月五日公布でこの法律がスタートしておりますが、その趣旨は、同法の第二条におきまして、安心で豊かな福祉社会及び健全で活力ある経済の実現などの緊要な課題に十分対応できる財政構造を実現する旨が明記をさ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二〇二〇年度の財政健全化目標というのを今立てて、しっかりとこれを堅持し、この夏までにその達成に向けた具体的な計画を策定することといたしておりますが、この策定に当たりまして、これまでのいわゆる取組を更に強化して、デフレ脱却、経済再生、また財政というか歳出の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最初に、言葉尻をつかまえるようで恐縮ですけど、国の借金ではありません、政府の借金ですから。間違えないでください。国民は債権者、債務者じゃありませんから。そこをちょっと、みんなよく言われるんですけど、国は債務者であって、国民は債権者であって、債務者ではあり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本が外為特会、外国為替特別会計で保有しております外貨の準備は、日本が貿易を行うときにドルでやったりユーロでやったりいろんな外国の通貨でするわけですが、それに対して交換するときに為替介入を行った結果として生じた外資というものの、外貨資産というものを、外国...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、行田先生、言っておられる意味がよく分かっておられるんだと思うんですが、今のに対してお答えをすると、まずいきなり相場はどおんと動きますので、とてもあなたの御質問に対してまともにお答えをするということは、これはもうとてもじゃありませんけどできる立場に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも、この日銀の政策に関しまして、我々政府が介入して金融政策等々に口を差し挟むという立場にはありません。  したがいまして、私どもは政策決定会合等々に参加をしている一メンバーの一人にすぎませんけれども、その場においていろいろ御意見があった。我々と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) イングランド銀行、カナダ人が総裁に、カナダ銀行の総裁がイングランド銀行の総裁に、ドラフト外指名じゃありませんけど、どおんと移ってきたと。なかなかユニークなことをしますよね、あそこは。前からそう思って、感心してはいますけれども。  今御指摘をいただいた御...全文を見る
03月18日第189回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) 日本銀行等々、いろいろ私どもの方としてお話をさせていただいた経緯もありますので、少なくとも白川日銀総裁がお辞めになるのは、私らの方から辞めさせたかのごとき聞かれるような話は甚だ心外であって、御自分の方から辞退、辞職をしたいと、任期でもありますのでというお...全文を見る
03月19日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 財務大臣兼金融担当大臣の麻生太郎であります。  今後の財政政策等につきましては、先般の財政演説において所信を申し述べたところでありますが、本委員会において重ねて所信の一端として、財政政策及び金融行政等の基本的な考え方について申し述べさせていただきます。...全文を見る
03月19日第189回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) まず最初に、鉄道の重要性の話が最初出ていましたけれども、これは、地方に限らず都市においても、東京の鉄道補完率、補完率という言葉を御存じだと思いますが、鉄道補完率、多分七六%ぐらい超えましたでしょう、今。それくらい超えていると思いますから、もちろん鉄道補完...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この復興期間が終わった後の五年後はどうなるというお話はよく出ますが、これは田城先生、もう言うまでもなく、これは最初に金額ありきの話ではありませんで、どういうプロジェクトが出たというものに対して幾ら付くという積み上げ方式という形になろうと存じますので、先ほ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 在外公館、また日本人学校に対してこれは安全対策を講じるということは、従来とはちょっと異なった問題だとは思いますけれども、極めて重要な課題だと考えておりますので、この予算案、今御審議いただいている予算においても所要の予算というものを計上させていただいており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 頼まれもしないのに、金をこっちから出しますからいかがですかなんということは財務省としてはありませんから、要請があれば検討させていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) これは、財政法第五条で日銀の国債引受けを禁じておるということを聞いておられるんだと存じますが、これは戦前、戦中を通じまして、これは国債を日銀が引受けにより発行した結果、急激なインフレにつながっていったという歴史があります。一ドル二円が結果として三百六十円...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) バーゼル銀行監督委員会において、国債に限らず銀行勘定で保有する資産、負債全体の金利リスクの規制の枠組みに関する検討というものが行われているというのは、これ公表されているとおりであります。引き続き国際交渉中の真っ最中の事項でもありますので、この議論の方向性...全文を見る
03月23日第189回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) 質問通告をいただいておりませんので、ここで即答で申し上げると少々問題が起きるかとは存じますが、これまでこういうことは余りなかったんですよね。だから、おたくでもやったことはなかった。そういったものを検討して、こういったものに新たに予備費を付けておくべきでは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま山谷防災担当大臣の方から答弁があっておりましたけれども、国民の財産、生命等々を守るため、この防災・減災対策というのはこれは極めて重要な課題と考えております。  その上で、防災・減災対策を効率的、効果的に進めるためには、これはハード面を良くしただ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二十七年度の予算の中におきまして、いわゆる教育予算全体の中で、極めて厳しい財政状態の中でめり張りを付けねばいかぬということで、今の中に出てきました国際的にとかいろんな意味で、グローバルな活躍ができるような人材を若いうちから取り組むべき必要があるということ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、これはもう御存じのように、一番の問題はやっぱり子供の数の絶対数が減っておるということが、これが一番基本中の基本なんだと思いますが、少子化の影響による自然減は反映した上で、いわゆる定数減として千人を計上する一方、いわゆる先ほど出ておりまし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 東先生御指摘のとおり、これは基本的にはいわゆる税収増だけで賄えるものではない、はっきりしていると思っております。  したがいまして、安倍内閣の三か年間の予算編成の過去の傾向を見ていただくと大体分かっていただけると思うんですが、これはまず生活保護の見直し...全文を見る
03月24日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 訪日外国人の数というのは、御存じのように、十年前が六百万人ぐらいだったんですが、今は一千三百万人ぐらいまでどんと増えてきておりますので、この十年間でこれだけ倍以上増えるということになってきております。  今のドラッグに関係しますけれども、申告されてくる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、少子高齢化が当分の間継続することは避け難いと、そう思っております。  基本的に、今一億二千七百万と言われているこの人口をどれぐらいまで減で止め切るかというのが今から一番大事なところで、一億は切りたくないと、一億切らないで止めねばならぬと。何とな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この間に、数字的にはおととしの九月、これ年に一遍しか出ませんので、内部留保の数字というのは。おととしの九月、企業の内部留保は三百四兆円、それが去年の九月で三百二十八兆円になっております。簡単に言えば、企業は得た利益を設備投資若しくは賃金若しくは配当等々、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、石田先生、やっぱり企業の中において、人心収らんとかいろんな表現があるんでしょうけれども、そういったものをやっていく上に立って分かりやすく説明してやらないと、なかなか、ただこれをやっておけと、昔の体育会じゃないんだからそんな簡単にうまくいきませんか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この闇金、闇金ってまあ闇金融ね、闇金融の実態を把握することについてはちょっと少々困難な面もあるんですが、これは警察庁調べによる典型的な闇金融、これは闇金融もいろいろ種類ありますのはもうしっかり御存じのところだと思いますので、典型的な闇金融事犯で、簡単に言...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは昔から、御存じのように、前川先生、日本の場合は、今と違って金がない時代に、戦争から、金がない時代に、金を、前川、俺に貸せといって会社をやるか、前川、俺に投資しろといって金を借りるか。金借りるということにおいては同じなんですけれども、投資と貸しじゃも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融庁としては、経営者以外の第三者のいわゆる連帯保証、個人の連帯保証というのは求めないということを原則とする融資慣行の確立というものを図るために、これは、これまで監督指針において、原則として経営者以外の第三者の個人連帯保証を求めない旨明記をいたしておると...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、まず個人金融資産の話ですけれども、前川先生、一千六百九十になりました。現預金がそのうち八百九十兆。どう考えても異常ですな。五三%、四%が現預金ということですから、これだけ金融資産のものを現預金に偏っている国民は先進国の中で多分日本だけ。  じゃ、な...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 規制は緩和すれば全てうまくいくとも限りませんし、規制を厳しくしないとうまくいかないものもありますので、これは一概によく規制緩和、規制緩和と書いてあるのは物を知らない人が書いているんだと、私は常々そう思っております。  それから、先物相場で言わせていただ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いろんな状況が、それは大塚先生も御存じのように考えられると思いますけれども、そういったようなものが投資に回る、投資に回るということはそれなりに経済が成長する、経済が成長するということは当然そこに資金の需要が起きますからそちらに回す、それが回り回って税金に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 記憶にありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、もう日銀におられたので御存じなんだと思いますけれども、我々は、少なくとも事金融のことに関しまして、日銀の金融政策、いろんな意味での政策に関して私どもたちが直接口を差し挟むと、こういったことをしろとかするなとかいうようなことを直接言うことは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 我々は、基本的には、平成二十九年四月まで約十八か月間延期をさせていただいております背景は、少なくとも消費税三%上がったことによって日本の消費者の消費マインドが下がった、したがって、このままの状況で更に二%上げるということは経済全体に与える影響が大きく、デ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもは、経済というのは生き物だと、大塚さん、僕は思っているんですよ。そうじゃないと思っている人もいっぱい世の中にいらっしゃいますけれども、商売をやってきましたので経済は生き物だと思っています。したがいまして、何が起きるか分からぬものだと思って商売してき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この話は昨年のG20の前後ぐらいから我々のところにいろいろ耳に入ってくるようになった話だと記憶をしますけれども、今この種の話で、アジアにおいてインフラストラクチャーの絶対量が不足しておるということに関しましては、これはひとしく皆認めているところであります...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず最初に、アメリカとはこの話をしたことは何回もありますけど、常識的に考えればそうですから、別に要請も何もありません。そうだよなと、それで終わりです。  それから、向こうから正式に私に向かって何々大臣、最近誰が大臣かよく分からないんですけれども、楼継偉...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今私の申し上げましたのは、最初の部分がルー、ルーというのはアメリカの財務長官からの話で、お互いに話をしたのがジェイコブ・ルーの話で、後半の部分でいろいろ私に直接ではなく財務官、国際局長等々に間接的に等々、いろいろ直接的にもこの話に参加の要請があったのは中...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この種の話は、アメリカの場合ころっと変わるのはよくある話ですから驚くことはありませんけれども、別にそういうことが起きても、私どもとしては、この条件が満たされないままでいくというのは、それはとても危ない橋を渡ることになろうかと思いますので、正直言って、私の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ知っていて聞いておられるんだろうと思いますけれども、この種の話というのは、ある日、日銀黒田総裁があしたからトタにやめますなんていうことはないんです。当たり前でしょう。そういう当たり前のことを真面目に聞かれると何か別に裏があるのかと思って一生懸命真剣に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これも知っていて聞いておられるんだと存じますけれども、少なくとも、この種の話は信用の問題ですから、普通GDPの二〇〇%を超えるような話になれば金利は上がらなきゃおかしいですよね、どうして下がるんですかね。アメリカより安いんですよ、金利は。アメリカは三・何...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 度々申し上げますけれども、ある日突然に黒田東彦がいなくなっちゃうということはないんで、あなたの聞いておられるのはそういう話にしか聞こえませんよ。常識的な話をしましょう。
○国務大臣(麻生太郎君) 地域銀行について、これ全体ですけれども、REITの保有残高を見てみますと、一昨年の二十四年三月末三千億、それが昨年の二十六年九月、約一年半ですけれども、これで約三倍弱の八千億。三千が八千というところが一年半で増加しておるのは事実です。  ただ、大門先生...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 明治の初め頃、岩倉使節団が出たときに、二年ほど、大久保とか伊藤とかみんな一緒にくっついていって、出ていって帰ってきた中で、博物館、美術館、図書館等々、皆ヨーロッパで見て回って、すげえということだったんですが、公文書館はみんな忘れたんですな、多分、あれ資料...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう御存じのように、現在、内閣府の何とか会議、国立公文書館の機能・施設の在り方に関する調査検討会議、ここで今検討されているというのは知っておりますのですが、その機能また施設の在り方等々につきまして議論がなされております。もうこれ結構長いことやられて...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の時点において、今国立公文書館の建設予定地はまだ決まっていないということだけは承知しておりますけれども、今お話しにあっておりました、この場所を、ここに小さな地図がございましたので場所は分かりましたけれども、これは仮に建設予定地が決定をされたと、ここに決...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一言で申し上げれば、内閣府の方です。
○国務大臣(麻生太郎君) これも財務省としての公式なものであることは間違いございません。  これ財務省としての公式見解なんですけれども、積算方法が違うというだけの話で、何というの、成長率が三%というある程度前提は同じになっておりますけれども、積算方法が違うという以外にさしたる意...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはやっぱり一つ一つ積み上げていくという、積み上げをやっていくというにはそれなりの意味があると、私どもはそう思っておりますので、何というの、計数的に計量モデルを回してこういっていくのというのと、積み上げてやっていっている形だとこうなる。これはどっちがき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そのとおりです。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、今、私どもとしては、税収の伸び等々いろいろな期待するものがございますし、GDPの伸びもありますし、いろいろなものが動いておりますので、九・四兆円がフィックスされたというわけではありませんけれども、それを必ず下回ってゼロにせねばならぬというのが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 出発点として九・四兆円でスタートさせます。
○国務大臣(麻生太郎君) 算出根拠から。内閣府の中長期試算によりますと、平成二十七年度、いわゆる二〇一五年度の国、地方の基礎的財政収支、いわゆる通称プライマリーバランスは十六・四兆円の赤字とされているものと承知をいたしております。一方、中長期試算におきましては、二〇一五年度の名目...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはいろいろ意見の分かれるところなんだとは存じますけれども、財政健全化法の実効性を確保する方法について、これはいろいろ意見も正直申し上げて出たところではあります。しかし、法制化しないでも、平成二十七年度の予算では、今の予算では基礎的財政収支の赤字半減目...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) かつてサブプライムローンなる怪しげな商品が出たときに同じようなことを感じたんですが、今回、これで同じようなように思ったかといえば、正直今回はそう思ったわけではありません。  この貸出金利を具体的にどのように設定するかと、もうこれは言わずもがなな話ですけ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 米国のサブプライムローンが始まった頃、二〇〇〇年の初め頃でしたかね、あれ。あの頃、当初の数年間は金利だけでいいというルールで、後は元金を含めた支払額が急増する、それからもう一個は、必ず値上がりするという前提に立って、借換えを見込んで金利を極端に抑えた商品...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) はい。  サブプライムローンみたいなあの騒ぎが、サブプライムローンの話、リーマン・ブラザーズのバンクラプシー、破産みたいなことが起きるということを考えているわけではありませんが、いずれにいたしましても、リスク管理というのはきちんとよく見ておかねばならぬ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平野先生、言われるまでもなく、これはもう極めて厳しいのははっきりしています。それはもう、ただ、ちょっと五年前も、二〇一五年は半分なんてできっこないとみんな言っていたんだから。ところが、できた。だから、その意味では、余り悲観的な予測だけするわけではないんで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、中長期の試算では、名目で三%以上、実質で二%以上というのの経済成長率を想定した経済再生ケースにおきましても、二〇二〇年度の基礎的財政収支が九・四兆円、GDPで一・六%と赤字になる姿が示されておりますのはもう御指摘のあったとおり...全文を見る
03月24日第189回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、松沢先生の述べられた、いわゆるFCTC、フレームワーク・コントロール、タバコ・コントロールですかね、FCTCの、関するガイドラインの趣旨というものは、たばこ産業の商業上の利益などから公衆衛生政策であるたばこ規制を保護することなどとされております。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このたばこ製造、流通及び小売価格に関する主要国の制度を見ますと、生産に関しては米国は許可制、流通に関してはフランスやイタリアが免許制、小売価格についてはドイツ、フランスが届出制ということになっておりますんで、先生御指摘になりますように、主要国の中で日本と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) たばこ事業法というのは、製造たばこに係る租税が財政収入において占めております地位などを考えて、製造たばこ原料用の国内産の葉たばこの生産及びその全量の買入れ、製造たばこ、製造、販売など、いわゆる私どもの所管しております所要の調整を行うことなどを目的といたし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、昔、私らのときでも八万五千戸ぐらいありましたので、それが今これだけ減ってきていると。私が当選した頃の話ですけれども、八万戸を超えていたと思いますが、それが今約六千戸ということになっているのはもう事実であります。  この農家につきまして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十四年度の葉たばこ耕作に関してJTが行った廃作募集というのがあるんですが、そのことだと思いますが、製造たばこの販売数量が減少する中で、葉たばこの需給バランスを確保するために、JTの経営判断により行ったものと考えております。  この件に関して私ども...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のJTからの要望に関しましては、これは復興財源に関する議論を踏まえて、平成二十三年十二月に成立した復興財源確保法の附則において、政府が保有するJT株式についてその処分の可能性について検討を行うということとされたと、もう御自分でやられたからよく御存じ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども申し上げましたように、私どもとしては、衆参両院における同法の附帯決議におきまして、葉たばこ農家や小売店への影響などを十分に見極めることが条件として付されているのは、御自分でやられたからよく御存じのところだと思いますので、そういう意味では、我々とい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) あのときは、リーマン・ブラザーズというかなり強欲な証券会社、投資会社が破産。これを買っていた、まあこの際に売っていたサブプライムローンというかなり怪しげな商品を買っていた人が世界中におられて、結果としてそれが破綻ということになって、一挙にということになっ...全文を見る
03月25日第189回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明させていただきます。  本法律案は、デフレ脱却と経済再生、地方創生への取組、経済再生と財政健全化の両立、国境を越えた取引等に係る課税の国際的調和、震災からの復興支援などの観点から、国...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 若林先生から五問頂戴しております。  まず、法人税改革についてのお尋ねがありました。  今回の法人税改革は、課税ベースを拡大しつつ税率を引き下げることにより、一部の黒字企業に税負担が偏っている現状を是正し、より広く負担が分かち合うという構造とするもの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 尾立先生から十一問頂戴いたしております。  法人税改革についてまずお尋ねがありました。  平成二十六年度税制改正では、復興特別法人税の前倒し廃止により、法人実効率を引き下げましたが、こうした取組と、所得拡大促進税制の拡充や政労使会議における取組などが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 藤巻先生から五問頂戴いたしております。  税収を百兆円に増やして財政健全化を行おうとしているのかとのお尋ねがありましたが、政府といたしまして、財政健全化に向けて百兆円の税収確保といった考え方は取っておらず、まずは二〇二〇年度の国、地方の基礎的財政収支の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大門先生から四問頂戴しております。  まず、公的マネーで株価の下支えを行っているのではないかとのお尋ねであります。  現在、日本銀行が量的・質的金融緩和の下で行っております国債等の買入れは、二%の物価安定目標の実現という金融政策上の目的で行われている...全文を見る
03月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  政府は、デフレ脱却と経済再生、地方創生への取組、経済再生と財政健全化の両立、国境を越えた取引等に係る課税の国際的調和、震災からの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回のいわゆる法人税の改革に関しての御質問でしたけれども、いわゆる課税ベースを拡大しつつ税率を下げるという、こういった改革を行うことによって、一部の企業に税負担が偏っております現状というものを改革して、広く負担を分かち合うという構造へと改革をしていこうと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは国の、何というのかしら、税制の役割ということになるんだと思いますけれども、公的サービスの財源の調達ということで、所得の再分配のほかいろいろあるんだとは思いますけれども。  個人所得税や法人税の税収というのは、景気が良ければ増加して不況になれば落ち...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) デフレーションを、インフレーションとは言いませんけれども、少なくとも景気を回復させようというためには、財政再建下を含めてやろうと思えば、それはデフレのままでは難しいんであって、インフレということになりませんとどうにもならぬ。程度問題がありますから、少なく...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 留保金課税ということに関して言わせていただければ、やっぱり今一番の問題は、何といっても内部留保が、昨年度までの三百四兆円ありました内部留保が一年間で三百二十八兆円まで、だから、年間約二十四兆増えたということは月割り二兆円ずつ増えていっていると、やっぱり異...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、平成二十五年度でいきますと、滞納残高につきましては、おっしゃいましたように一兆一千四百十四億円でありまして、対前年比で一千二百八十八億円減少をいたしております。これによりまして、国税滞納の残高は平成十一年度以降十五年連続で減少...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、これは、法人の実調率も、また個人の実調率も共に、かつての四・六から三・〇、それから個人の方も一・四から一・〇というように、実調率が下がってきているというような実態は間違いございません。  また、今言われましたように、国税庁の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 外国人旅行者向けの免税のことにつきましては、今おっしゃいましたように、購入をしたときに購入した物品などを記載した書類をパスポートに貼り付けて割り印を義務付ける、もう御存じだと思いますが。特に今よく言われるのは化粧品、こういった消耗品につきましては、同一の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 利便性においては極めて評判の良いものであって、おかげさまで外国人の、これは国土交通省の話でしたけれども、えらい勢いで一人頭、何かすごい増えておりますので、日本における消費というのが増えておるのに貢献していることは間違いないと思っておりますので、そういった...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) JBIC、国際協力銀行において、同行が定めております環境社会配慮確認のためのガイドラインにのっとって融資を行っていくということになっていると承知をしておりますので、そういった意味で、財務省といたしましては、所管の官庁として、JBICがこのガイドラインにの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法人税の税負担につきましては、所得に対する税率を見ますと、日本の法人実効税率は他国と比較して高いという指摘があります一方、法人の実質的な税負担、例えば法人の税負担のGDPに対する割合というものを見ますと、日本は他国と比べて特に高いわけではないと、そういう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、御指摘のとおり、この自動車に関しましては本当に物すごく大きな数の税というものが課せられておりまして、ガソリン税から揮発油から車体からもう全部ありますので、そういった意味で、先ほど事務方から答弁したとおりなんですが、それぞれの細目というのは、先ほど...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、礒崎先生、一番の問題はそれに代わる財源ですよ。何せ額が大きいですから、これは。これだけのものというのはちょっとなかなか、抜本改革法の中にも代わりの財源をと言われても、そんな簡単に出てくる額ではありませんので、そこのところをちょっと頭に置いてやって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘の点もあろうかと思いますので、これはちょっとよく検討させていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) この消費税率引上げに伴いますいわゆる低所得者層への配慮に関しましては、今、与党におきまして軽減税率制度の検討等々が進められているものと承知をいたしておりますが、政府といたしましては、これは低所得者層への配慮については、まずは与党として検討を踏まえられるべ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一番配慮しておかねばならぬところだと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) このメリット、デメリットですけれども、まず、給付付き税額控除につきましては、低所得者に絞った効率的な支援が可能になるとの議論がある一方で、いわゆるデメリットとしては、所得や資産の把握が難しい、執行面での対応の可能性等々に問題があると理解をいたしております...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 給付付き税額控除の財政負担につきましては、これちょっと、制度設計をどういう具合にするかという話と、直接どれだけ給付するかとかその額によっても全部違ってきますので、この場でちょっと具体的な例を申し上げるというのは困難であります。
○国務大臣(麻生太郎君) 株式等のキャピタルゲイン、まあ利益ですけれども、につきましては、これは株式などの売却によって実現をした時点で、その納税者が住んでいる国において課税するというのが原則とされております。もうこれは、大体万国共通、同じだと思っております。これを利用して、巨額の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほどの財産の話ですけれども、相続税含めて、一応仮にも税金を納めた後、親が貯金していたお金を子孫に残す、別に普通のことだと存じますが、ところが、親が死んだら半分よこせという話ですよね、相続税ってそういう話ですから。それはちょっとおかしいんじゃないのかと思...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 社会保障とか税制を通じまして格差の固定化を防いでいくということは、これは極めて重要なことだと思っております。  最近の税制改正でも、税制におけるいわゆる再分配機能を回復する必要があるという御意見はよく聞かれるところでもありますので、まず、平成二十五年度...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 書いてあることしか話ができないのは当然なんですが、今、法案の審議というか、この話は税制の話というか、今はキャピタルゲインの話だと思いますので、私どもとしては、キャピタルゲインというものに関しては、基本は課税逃れをいかに止めるかというのが最大の問題だと、こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ハイパーインフレーションというのは定義も結構難しいんですが、私は、ハイパーインフレーション下のブラジル、デルフィン・ネットが財務大臣のとき、一三五〇%、翌年一四六〇%だったかな、正確な記憶じゃありませんけれども、それくらいのハイパーインフレーション、僕は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じかと思いますけど、財務大臣を私しています。少なくとも、他国の話の、私の立場でコメントなんかできるわけないでしょうが。そう思わぬですか。私はつくづくそう思いますので、コメントすることは差し控えたいと、そう思って、そうでなければならぬものだと思っていま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 相続税の基本的な話ですので。  相続税というのは、相続財産に対して課税を行うということによって、生まれた家庭の経済状況による差というものを縮小させて格差の固定化を防止するという意味において機能を有しているという、これは、多分この点は諸外国も皆同じだと思...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、定性的に言うのは極めて難しいんですが、いわゆる住宅取得資金や結婚・子育て資金の非課税措置の改正案につきましては、この改正によって、改正がなかった場合に生じなかった贈与額の増加が見込まれますのは当然でありますが、同時に、この贈与に係る贈与税は非課税と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 贈与税自体というものをもうやめちゃうとか一定期間凍結するというお話なんだと思いますが、これは、教育とか少子化対策といった一定の政策目的というものの公正が担保されていないということを意味しますし、贈与された資金というものがそのまま貯蓄に回らないという保証は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 相続税、贈与税という話に関して言わせていただければ、企業収益が増加する、波及効果が上がるとおっしゃっているんだと思いますけれども、そうした波及効果というものを定量的に見込むというのは極めて困難ですから、その効果の試算を行ってはおりませんけれども。いずれに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いろいろ格差はあるんだと思いますけれども、地域間格差というのもあるでしょうし、大企業と零細企業の格差もあるでしょうし、高齢者と若者の間の格差もあるでしょうし、いろんな意味の格差というものがあると思っておりますが、じゃ、それが他国に比べて、富裕層と貧困層と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のお話で、間違いなく世代間格差というのはあると思いますが、十年後に亡くなられた後、債券受け取るのは息子ですから。百万円なり一億円なりの債券を買うたのは俺たちの世代であって、受け取るのは息子の世代ですから。息子が借金しているんじゃありませんよ。息子は、親...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 累進課税が高いという話なんですけど、私当選したときの税制では、あの頃は幾らでしたかね、我々、八八%ですよ。今は五五。随分下がっているという話は全然ネグレクトして、いきなりそっちに話を飛ばれると、みんな間違った情報になりますので。六十年が八八だと思うんです...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは今、多国籍企業が税制の隙間を狙って、よく言われるのは、ケイマン諸島等々、法人税の安いところに利益を全部集めて、自国からそこに、売った金と買った金の差額はそこのケイマン諸島にある子会社が全部持っているというふうな形になっているというので、早い話が、い...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この外国の子会社をうまいこと使った租税回避行為というのを含めて、これは、多国籍企業と言われる企業の節税という名の税負担の軽減に対して、これは一国じゃ駄目です、これはもう各国で協調しない限りはこの種のことはできないと思っております。  したがいまして、O...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二つと存じますが、まず、財務省の財務局の話ですけれども、これは、もう最近、金融商品の取引業者等々がやたら増加してみたり、国有財産の有効活用の要請ですかね、そのほかいろいろあろうと思いますし、また税関においても、訪日外国人の数も増加しておりますし輸入物の絶...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の円グラフの示されておりますとおりでして、いわゆる一般会計の歳出総額に占める、九十六兆円のうち、社会保障、国債費、それと地方交付税等々三つの経費を合計いたしますと約七十一兆ということになるんだと思いますが、簡単に言えば約七割以上を占めておるということに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども御答弁申し上げましたように、この一般会計の予算を見ますと、今言われましたように、九十六兆円の総額のうち社会保障関係費が約三〇%、約三十一兆円ということになります。歳入面でも全体の三分の一以上を国債ということに依存しておりますので、赤字国債を通じて...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、間違いなく、美術品に与えられております現行の非課税制度というのは、これは適用されるものの対象を文化財保護法の中に与えられております国宝とか重要文化財だけということに限っておるんですが。  これ先生、難しいのは、美術品の場合は何が美術かと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) お尋ねのあっておりますこの贈与税の非課税措置というのは、今、少子化対策とか人材育成とかいった政策効果とか、高齢者という人の贈与とか相続税というのは、受け取る人がまた高齢者というのじゃもう全然、九十歳が六十歳に渡したって使いようがありませんから、またたまっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 鳥取県いないですかね。鳥取県のところに、田んぼの真っただ中に美術館が一本ぼんと建っているのを知っている人いないか。(発言する者あり)足立美術館。足立美術館というのがございまして、この足立さんという人は横山大観という画家と仲良かったんだけど、仲良かった唯一...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 足下の物価状況については、これはもう御存じのように、原油価格が今日また五十ドルを切ったりなんかしていますので、そういった意味では、当面横ばいの圏内で推移するだろうと考えております。  このため、政府としては、平成二十七年の一月の月例経済報告で、物価目標...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、ちょっと黒田総裁と直接この話をしたことがありませんので、最近、最近というかこの一月以降、できるだけ早期にという話をさせていただいたわけじゃないんですが。  おととしの一月にこの話をさせていただいたときに、どれくらいの目標年次にしますかねという話...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二年前でしたか、たしかバイナリーオプションにつきましてのお話がありましたけど、これは問題は、海外に所在している無登録業者が一番の問題なんですけれども、ここから勧誘が、今はもうITの発達のおかげで簡単にできますので、多発しておるということについては我々も非...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども申し上げたんですが、これはちょっと重大な問題と認識しておるんですけれども、いわゆる無登録、しかも海外というところが非常に対応に限界があるところなんですけれども。告発を行うということにしますと一定の実態把握を要することになるんですが、これは相手が無...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおりなんだと思いますけれども、その当時から、これはギャンブルじゃないのかというお話は二年前からもうずっとあったところなんですが。  この金融商品取引法という法律は、御存じのように、これは横断的な包括的な投資家保護というのの枠組みを整備するた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このNISAは、これは御存じのように、個人の一般金融資産の一千六百九十兆のうち約八百九十兆円が今では現預金ということになっておりますので、ちょっとこれだけの比率を現預金で持っているというのは、ちょっとこのままだと、また株の話になっちゃうので、何回も言う話...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは最初から、考えたときに、その意見も半分ぐらいあったと記憶しています。随分いろんな方々の御意見があったんですが、半分ぐらいあったと思うんですが。  これはどうしても今だと思って、年数をある程度切らせていただいた最大の理由は景気対策です。これはもう、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中西先生御指摘のとおり、更なる普及というものを考えていきますためには、ジュニアNISAの導入なども考えさせていただいておりますけれども、その上で、更に御指摘のありました点も留意しながら、制度の趣旨というものを考えて、効果の検証等々をよく踏まえて考えさせて...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 特例公債は一九六四年まで発行されておりません。一九六五年からこの特例公債というのは発行されたんですが、最初の頃は七兆円とか八兆円とかいう額だったんですけれども、だんだんだんだん大きくなってきて、今は三十三兆円ということになっております。  それで、この...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にはそう思っていただいて結構だと思っておりますが、これは我々は、もしこれを付けると、今回多分、何だ、一年六か月延ばしたけれども、これ一年六か月先には、景気条項付いていればまた延ばすんじゃないかと思われること、イコールこれは国債の値段が下がったり国の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 格差に関する捉え方というのは、これは実にいろいろ様々ですので、格差が拡大しているかどうかについて一概に申し上げることは困難と思っておりますが、例えば所得再分配前のジニ係数で見た所得格差につきましては、高齢化の進展の影響などもありますので、当然のこと緩やか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私も、大門先生の話に引き込まれないように注意しながらいつも聞いているんですけれども。  この再分配機能につきましては、これは税とか保険料といった負担面だけではなくて、社会保障などの歳出面も併せて考えるべきものだと、私自身はそう思っております。  いず...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法人税、これ昭和五十九年—六十一年度がピークということになって、その後は税率を下げてきたというのは間違いなく事実なんだと思いますが、依然として日本の法人実効税率というのは他国と比較して高いという指摘があります一方、課税ベースが他の国に比べて狭い、したがっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このインベストメント・アンド・セービングというもののバランス、投資と貯蓄のバランス、この紙のなんですけれども、これはもう貯蓄が、過剰貯蓄というか、とにかく内部留保が三百二十兆というようなのが、企業における内部留保の増え方が一年間で二十兆とかなんとかいうの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 森内閣かな。
○国務大臣(麻生太郎君) 森内閣かなと思ったんですけれども、森さんにしてはちょっと立派なことをやっておるなと思って、感想を言えといえば、まずそれです。意外と全然思わないところでしっかり仕事をしておられたんだなと思って、ちょっと正直感心しました、今の話は。  すごく大事なことだと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました関税法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  政府は、最近における内外の経済情勢等に対応するため、指定薬物を関税法上の輸入してはならない貨物に追加するとともに、...全文を見る
03月27日第189回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、一般会計予算を見ますと、約九十六兆円のうち社会保障関係費が約三分の一、三十六兆円ということに占めます一方、歳入面では全体の三分の一というものをいわゆる国債発行に依存をしております。今、松下先生から財政的な次世代虐待と言われたように、多額の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のとおり、平成二十六年度の補正予算というものが繰り越されて支出をされると、年度超えて。その場合には、平成二十七年度のいわゆる国、地方の基礎的財政収支に影響を与えるということになります、それ、前年度から繰り越されてきますので。このため、平成二十七年度...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、平成二十七年度の税制改正において、安倍内閣の最重要課題の一つであります地方創生というものの取組の一環として、御指摘の地方拠点強化税制を創設ということにしたところであります。  企業の本社機能を地方に移転を促すということは極め...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、終戦直後までに生じた未払となっております国の債務のうち財務省所管に係るもので、この軍事郵便貯金、これ総務省の所管ですし、いろいろ違うんですが、最後のところにあります外国債約六千万円。それと引揚者から寄託されました旧日本銀行券、これ国債百八万四千件...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは各県いろいろあろうかと思いますが、一般論として申し上げれば、地域金融機関というものは、これは人口減少の傾向がはっきりしている経営環境のような状況の中にあって、金融機関自身が将来にわたってその地域において金融の仲介機能というものを円滑に発揮していくた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この頂戴いたしました資料は、これは業種別主要事業者の法人税実質負担率を、これは昨年の五月に政府税調に財務省の方から提出をした資料だと思いますが、間違いございませんね。  御指摘の資料はそうだと思いますが、これ業種ごとに上位五社のデータを合算して合計して...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、御存じのことだと思いますが、個別企業の納税情報を明らかにすることはできないという、これまでもそういたしておりますが、業種ごとにこれは上位五社のデータを合算して作成したものであります。したがって、個別企業名を明らかにするということは、これはいわゆる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) その法律が提出をされておりますのは存じておりますが、一般に国が個別企業の納税情報を公表するということにつきましては、大企業であろうと中小企業であろうと、企業イメージへの影響など日本の企業だけに競争上の不利益が生じるおそれがある、そうしたデメリットを十分に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、長沢先生、社会保障の充実に向ける金額というのは消費税の増収分を増加に応じて増やしていくということになっておりますので、その金額は、今言われましたように、八%の場合には一・三五、これは国と地方と両方込みで。そのため、平成二十八年度は、二十七年度で講じ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう御存じのように、その公的な性格から考えて、いわゆる固定資産税、まあ地方税ですな、これは、それには非課税とされているんですが、これを課税により、何ですか、コスト意識を高めるということになるんでしょうかという御提案なんだと思うんですが。  民間に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) お尋ねの積算、予算の積算金利という言葉を使うんですけれども、これに当たってはいわゆる平均を取るということになっておりまして、それに当たっては、まず、多分、それの平均はどの期間を取っておるのかという、期間が違うではないかと。また、過去に金利が急上昇したとき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、国債費の不用があるということによって補正予算で無駄な予算を計上するとか、無駄な予算を計上しやすくなっておるのではないかという話が、何となく、疑い深く考えればそういう話でしょう、だろうと思いますが、まずはこれは、無駄な歳出は計上するよ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 知っております。したがいまして、そういうことにはならないようにいたしたいと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 度々議論をさせていただいておりますように、私どもとしては、まずはこのプライマリーバランスの、PB、基礎的財政収支の五〇%目標というのを立てて、それで約三千億ぐらいの余裕ですから、極めて限られておりますので、私どもとしては、今の段階から補正予算を組むなどと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 五年前、二〇一五年にプライマリーバランス、基礎的財政収支半減目標と言ったときはほとんど笑われたんじゃないですかね、あのときの記憶、できないってみんな言ったじゃないですか、みんな、しかし結果的にはできた。そこまで来たんですよ。だから、結構状況は変わり得ると...全文を見る
03月30日第189回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○麻生国務大臣 このたび、平成二十七年四月一日から四月十一日までの期間の暫定予算を編成することといたしました。その概要につきまして御説明をさせていただきます。  まず、一般会計について申し上げます。  歳出につきましては、暫定予算が本予算成立までの応急的な予算であることに鑑み...全文を見る
○麻生国務大臣 世の中にいろいろな推計があるのは御存じのとおりですけれども、この人口推計が一番当たる確率が高いと昔からよく言われておりますので、そういった意味では、こういった傾向値というのは非常に大事なところだと思っております。  政府としても、少子化対策とか、重徳先生の言葉を...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、重徳先生御存じのように、財政法上、建設公債と赤字公債に分類しているという観点に立ってそう言っておられるんだと思いますけれども、どのような国債であれ、国債である以上は、これは返済せないかぬということになるのは当然のことであります。  今、もう一点は、考えて...全文を見る
03月30日第189回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(麻生太郎君) この度、平成二十七年四月一日から四月十一日までの期間の暫定予算を編成することといたしました。その概要について御説明させていただきます。  まず、一般会計について申し上げます。  歳出につきましては、暫定予算が本予算成立までの応急的な予算であることに鑑...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この暫定予算の期間、一日から十一日までの十一日間といたしておりますが、このうち一般会計歳出の五兆七千五百九十三億円につきましては、暫定予算が本予算成立までの応急的な予算であることを考えて、この期間中におけます行政運営上必要最小限の金額を計上することとし、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、なかなか、今、甘利大臣もううんと言われたんだと思いますが、誰に聞いても、ううんというのが正式な、正しいところなんじゃないのかなと思いますけれども、なかなか効果の測り難い、これは後で歴史家がこれをどう言うかというような方にちょっと私は物すごく興味が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう荒井先生御指摘のとおり、過度に担保また個人保証に偏ってこれまで融資というものをやってきたという長い、戦後特にお金がなかった時代の歴史が日本の場合ありますので、それがリーマン・ショックを受け、何を受けといって、ますます金融収縮したという状況のまま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 後でゆっくり話そうかというような答弁は成り立ちませんので、今のお話はそんなに簡単な話じゃないんで、時間を少々いただかぬとお答えはできないと存じます。
03月31日第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○麻生国務大臣 今、鈴木先生からお話がありましたように、訪日される外国人の数はこのところビザの緩和等々もございまして急激に膨らんできておりますし、また、輸入貨物の増大につきましては宮内関税局長の方から今お話を申し上げたとおりであります。加えて、今ドラッグの話が出ましたけれども、や...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま菅原副大臣の方から御説明をさせていただきましたけれども、この旧三級品というのは、ふだんたばこを吸われない方は、懐かしい名前で、ゴールデンバット、しんせい、最近、はやっているんだか、はやっていないんだか、余り聞かれない名前のたばこを含めまして、バイオレット、...全文を見る
○麻生国務大臣 プライバシーにかかわるので全く答弁をする必要なしという御意見もありましょうけれども、まあ、鈴木さんの話ですから。  正直言って、これを自分で買ったことがないので、よく知りません、ほとんどもらい物ですから。  何でもらうかというと、簡単で、麻生太郎にお土産といっ...全文を見る
○麻生国務大臣 さらにプライバシーにかかわるような話だと思いますので、これが議事録に残るのかと思うとちょっと。質問される方の立場もあろうと思いますので。  正直言って、たばこと葉巻を吸ったときに、どう考えても葉巻の方がうまいなと思いました。したがって、私は、学生時代にほとんどた...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年の九月のG20、財務大臣・中央銀行総裁会議、これはオーストラリアが議長国で、場所はケアンズで開かれたんですが、このときにインフラへの投資促進のためのイニシアチブというのが合意をされております。  その実施のための枠組みとして、昨年十一月、これまたオーストラリ...全文を見る
○麻生国務大臣 AIIB、アジアン・インフラストラクチャー・インベストメント・バンクを略したAIIBという言葉が最近よく聞かれるようになり始めました。  これは、インフラストラクチャーの整備というものがアジア地域で急激に伸びているのに対して、世界銀行、IMF、アジア開発銀行等々...全文を見る
○麻生国務大臣 仮定の質問にはお答えできませんけれども、いずれまたサミットというような場所が出てまいりますので、そういったところで七カ国で話をしたりというような場面が出てくるんだと存じます。
○麻生国務大臣 まず、政治活動に金がかかるということに関しては、これは全く意見には同意します。  それで、自分で商売したという話をしていた、たしか豆腐屋だと言ったね。その話だったので、今、金を借りて豆腐屋をという話を言っていたけれども、金を借りた。しかし、ほかに人からお金をとい...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、何で六月なんだかよくわからないんですけれども、本当は三月、きょうまでですから。だから、きょうまでに返事していないから、もう終わりよ、その話に関しては。  だけれども、それでどうかなったかといったら、どうにもならないわけだから。では、次は何とかといって、次は...全文を見る
○麻生国務大臣 こういうのは交渉事ですから、どうなってくるかよくわかりませんけれども、例えばアメリカも一緒にということになると、これは出資するわけですよ。  そうすると、アメリカは今、IMFの増資にも、五年前に決まっているんですよ、五年前にみんなで決めた、いまだに金が払えない。...全文を見る
○麻生国務大臣 アジア開銀は日本、IMFはヨーロッパ、世界銀行はアメリカで大体リードされているというところに、その一角に中国もというので、なかなかこれまで努力をしてきたんですけれども、全然そういったわけにいかなくなっちゃって、おたく、自分のシャドーバンキングの方の整理もできないで...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われました、予定よりさらに待機児童がふえているというのは、宮本さん、それは景気がよくなってきて、みんなに働くチャンスが出てきたということも意味しますからね。何かいかにも悪いことのような感じがしますけれども、そんなことはないですよ。景気がいいのに、いかにも計画が...全文を見る
○麻生国務大臣 保育所の用地のために国有地における定期借地制度を活用する場合ということなんだと思いますが、これは基本的には借地権利金が不要でしょう。借地権利金が不要ですから、初期投資額がまず少なくて済むと思います。それから、貸付料につきましては、公的な施設に国有地を使用するため公...全文を見る
○麻生国務大臣 お尋ねの条文というのは、もともと昭和三十三年の議員立法というもので例外的に認められた社会福祉施設の無償貸し付けを、昭和四十八年に国有財産特別措置法に吸収したものであります。  この昭和三十三年の議員立法の趣旨説明においては、当時、地方自治体が社会福祉法人に事業を...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の規定につきましては、昭和五十八年、国有財産審議会の答申において述べられておりまして、現在の厳しい財政事情や未利用国有地が偏在する中での地域間の公平性を踏まえ、極力適正な対価を得ることにより財政収入の確保を図ることが適当との考え方のもとで、部分的に無償貸し付...全文を見る
○麻生国務大臣 これは御質問をいただいていなかったので、この中に書いていなかったので、僕は適当に申し上げたので、あなたの方で事前に質問はなかったというので、答えが違っていたんじゃなくて、私は全然別の話をしても御理解いただけるんだと思ってしゃべったんですけれども、どこが答えるかとい...全文を見る
○麻生国務大臣 そんな簡単な話じゃないと思うんですが、繰り返しになりますけれども、国有財産特別措置法の第二条の運用ということになるんだと思いますね、今のお話は。そうすると、物納財産や、国が施設の移転それから撤去経費などを負担した国有地以外は、土地の一部を時価で売り払い、残る部分を...全文を見る
03月31日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 質問できないの。そう、知らなかったね。  今の御質問ですけれども、これは予算委員会でも大塚先生には申し上げたんですが、一般に国が個別企業の納税情報を公表するということにつきましては、大企業であっても中小企業であっても、これは企業イメージへの影響などから...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、企業にとりまして、皆ひとしく公益、公の益というものを考えたときに、その特定の企業だけがマイナスとか、その特定の企業だけがプラスというようなことにならないように、努めて公平な影響というようなことを配慮するということだと理解しております。
○国務大臣(麻生太郎君) いずれ、番号制というか、マイナンバーとかカンパニーナンバーとかいろいろな表現が出てくるんでしょうけれども、ITというものが更に普及してまいりますので、銀行の支店なんかは全部ATMで、キャッシュディスペンサーで終わっちゃう時代が来るぐらいなことになっている...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、個別の企業の納税実態というものを一方的に公表するということは、これは守秘義務違反に反することになって、広く納税者との信頼関係を損ないかねぬということで、税務執行を円滑、適正に行っていく上での支障ともなりかねないということからこれまで行って...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この法人課税というものの在り方を考える上では、この実効税率、実効税率というのは表面的な税率ということですが、一つの重要なポイントであると考えております、まず。他方、法人税の改革に当たりましては、これは表面的な税率だけではなくて、いわゆる租税特別措置などの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 経緯。所得税につきましては、高度経済成長の頃には最高税率七〇%台で推移すると同時に、自然増収を背景にブラケットの見直し等による減税をずっと行ってきたんですが、昭和六十二年、六十三年の抜本的税制改革において消費税の創設とともに所得税の最高税率の引下げを含め...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 税の再分配機能を諸外国と比較する場合においては、これはよく使われるジニ係数の改善度などを用いることがあるんですが、各国においてジニ係数を計算する際に使用する統計などの対象やデータの取扱いは、これは御存じのように様々なものですから、結果については相当な幅を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一般的なことを申し上げれば、これは一般論でしか申し上げられないのは、これ所管は、今言われましたように法務省の所管というのが基本だと思っておりますので、一般論として、大企業がその優越的地位というものを利用して中小企業若しくは下請企業に対して一方的に強要する...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず一番最初に御理解をしておいていただきたいのは、借金をしているというのは政府であって、国じゃありませんから。これだけははっきりしておかないと、いかにも何かみんなで借金というけれども、借金というのはいろんな意味でありますけれども、一番大きな問題は、政府が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 政府と国というものは、政府は明らかに国民にとりまして、国民がみんなでやっている相手でありますけど、国債を買って政府に出しているのと郵便に貯金しているのと、相手が政府という意味においては同じということですよね。でしょう。だって、相手は政府なんだから。だから...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 政府というものは借金を負っている主体ではあるとは思いますけれども、国民と政府と直ちに一緒というのとは考え方が違うということだと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) これは考え方として、何回も申し上げますが、我々は自国で自国の通貨で国債を発行して自国民に八〇%、九〇%を売っております世界中で数少ない国の一つで、多分世界百九十三か国で今それを実行できているのは四か国しかないと思いますけれども、その四か国のうちの一つだと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 毎年の確定申告を自分でしているかという話ですか。何か長々と言われましたけれども、それがポイントですか。いや、何かあちこち話が行っていたんで。  申告しているか。していません。税理士がやっているんだと思いますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、日本の場合は個人金融資産が一千六百九十兆円と、世界で二番目にでかい個人金融資産を持っておりますが、そのうちの現預金が八百九十兆という形になっておるというのは、これはもう世界中の中で極端に現預金に偏っていると。余計なお世話、間違いなく余計な...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財政健全化に向けたいわゆる改革をやっていくに当たりましては、やっぱり歳出の中で今三二%、三二%というのは、九十六・三兆円のうち社会保障関係が三十一・五兆円ということになっておりますので約三二%、国家予算の三二%というのは、これはさきの戦争のときの軍事費が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 贈与税というものは、相続税を補完するという意味では格差の固定化を防止する機能もありますので、こうした機能は引き続き重要なんだと考えております、まず基本として。  今回の非課税措置は、こうした贈与税の機能をある意味で損なう面もありますので、そこで、教育、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の法人税改革は、諸外国に比べて実効税率が高いと指摘されていることに基づきまして、数年で二〇%台まで引き下げるということを今目指しておりますが、特に稼ぐ力のある企業の税負担を軽減するものでありまして、同時に国外から企業を呼び込んだり、日本の企業の海外に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地方税制につきましては、財源の偏在性という問題がありますので、これを小さくして、収入が安定的な税体系というものを構築することが重要ということに関しては全く認識を一緒にいたしております。  法人税課税の割合を引き下げるべきとの御提案ですけれども、この地方...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 前にも言ったと思いますけれども、母親は息子の嫁に何となく資産を、財産を渡したくない。大体どこのうちでも皆似たようなものですよ、永遠の課題ですから、これは。しかし、孫にはもうだだ漏れというのが実態。大体、皆、例外ないとは言いませんけど、大体似たようなもので...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 検討します。
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえまして配意してまいりたいと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 海外から日本に入ってくるときに、法務省の所管いたします部分もありますが、いわゆる税関というところにおいて荷物の検査をすることになります。したがいまして、税関においては、持ち込んでくるものの中に銃砲、火薬物等々、いろいろテロ関連の物資というのが国内流入して...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるように、この分析はもう極めて大事なんですが、今までこの種の話で、何というの、危険ドラッグ等々なかなかそういった話はなかったものですから、昭和四十九年以来増員はゼロです。  今回、一月の緊急増員前で六十八人とありましたけれども、この一月の緊急増...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この犯則調査部門、いわゆる逮捕権はないけれども検査権がある、簡単に言えばそういう職業ですけれども、税関において、不正薬物の密輸などの事件処理の定員というのは四百五十三人となっております。これに対して、二十七年度の定員査定において二人の増員を確保しているこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるように、これは大事なところなんですけれども、一番難しいのは、尾立先生、昨日まで税関やっていたやつをいきなりこっちへ連れてきて分析官なんていったって、そんなふうに使えないんですよ、こんなの、全然。だから、ちゃんと一応その種のことの基礎的知識やら何...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 思い出してみると、飛行機が飛び始めた頃、まあ今年戦後七十年とか、安保ができて、独立して何年とか、よく皆話が出ますけど、あの頃、日本で民間の飛行機に乗って人が通勤するとか出張に行くなんという全く前提がありませんから、日本中全て、日本で自衛隊ができたときには...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の百九十九官署というのは、これはいわゆる出張所や支署やら全部含めて百九十九なんですけれども、この税関においては、その各官署の業務量に応じて必要な人材やら何やら配置したり、情報を集めたり分析したり、また、いわゆる機械を使ってエックス線だ、爆発物探知機だと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる経済連携協定、エコノミック・パートナーシップ・アグリーメントというのを略してEPAとよく言われるようになっておりますけれども、これは全国津々浦々でこれやらせていただいておるんですけれども、少なくとも現在、豪州を含めまして十四か国がEPAを既に締結...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一般に関税というのは、これは国内の産業を保護するという機能と、それから、国に対して関税収入といういわゆる財政収入をもたらすという機能の二つの異なる機能というものがあるんだと、私どもはそう理解をしております。  現在、先進国の関税というのは、一般に国内産...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、これは、関税品目というのは国内価格にピンポイントで影響を与えるということになりますので、国内産業保護においては極めて有用な機能を有していると思っております。  今おっしゃるように、為替に連動して関税率を変えるということになりますと、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 何ですか、こういった交渉を財務省がやれという話ですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 前面に出ろって、定義が難しいので、ただでさえ出過ぎていると文句を言われているのが、これ以上出ろと言われても甚だちょっと考えちゃうんですけれども。  経済連携協定とか世界貿易機構、WTOとかEPAとかそういったところですけれども、こういうのは外交交渉の性...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そのとおりです。
○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃられた話、これちょっといろいろ、時間もあるんだと思いますが、考えないかぬところは、何といってもまず、ワニのこの税収の方からいったら、これは間違いなく税収構造が変わってきた最大の理由は、それは何といっても人口構成が変わって、経済成長という高度経済...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 通称NACCS、輸出入・港湾関連情報処理システムという、なじみのない名前かもしれませんけれども、これ結構日本の輸出商品としても世界で評価の高いシステムです。これは役人が考えたシステムとしては、ようできておるですよ、これ。今、新興国は皆これを輸入させてくれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたく存じます。
04月01日第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○麻生国務大臣 ただいま議題となりました株式会社日本政策投資銀行法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  内外の金融秩序の混乱または大規模な災害等の危機時における必要な資金供給を確保するとともに、地域活性化等につながる民間による...全文を見る
04月01日第189回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(麻生太郎君) CIQでいくとCからの内容なのでカスタムの方から、御質問の通告がありませんでしたけれども。  二十七年一月で四十五人増員、純増です。そして、二十七年度の本予算で五十五人、合計百人。三桁の増員は関西空港ができたときに三桁の増員やったとき以来、三桁の純増を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは猪木先生おっしゃるように、予算といわゆる法律案というのは、憲法上、これは全く別個の議決形式ということになっております。間違いなくそうなっておりますので、その関連法案であります税法等々というものにあってはこれは別々に議決される、これはもうルールでそう...全文を見る
04月07日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十七年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明をさせていただきたいと存じます。  まず、一般会計歳入予算額は九十六兆三千四百十九億円余となっております。  この内訳...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、幾つか皆さん方、知識がばらばらなので。まず、競輪、競馬、いろいろな話をしておられますが、御存じかと思いますが、あれは全売上げの七五%を配当に戻す、取り分は二五%、だからもうけた人は税金を払ってもらいますよというルールです。しかし、toto、宝くじ等...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成十八年のこの貸金業法の改正につきましては、今言われましたように、多重債務者等々の五件以上の無担保無保証の借入れの人数というものを見ますと、十九年三月末時点では百七十一万あったところが、本年二月末時点で十四万まで減少している等々、これは相応の効果があっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありました贈与税の非課税措置については、これは格差の固定化につながりかねない面もあるではないかという御指摘に関しましては、これはもうその問題意識は自分としても認識をいたしております。  一方、これらの措置というのは、今お話のありましたように、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のちょっと、前川さん、一人の話じゃなくて四人でですからね、今の四人の話は。ちょっとそれだけ聞いていると、いかにも一対一に聞こえちゃうけれども、一対四で二億という話ですから、少し例としては違うような気がいたしますけれども。  今、日本としては、少なくと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、私、ちょっと今、最近の資料を正確には知りませんけれども、相続総額という話でしたけれども、相続税を年間一兆何千億全部で払っているはずですが、それは全相続人のうちの五%ぐらい、今、残り九五%の方々は税金を払っておられないんじゃないでしょうか。  ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いろんな考え方があるんだと思いますが、今、私どもも申し上げましたように、消費ということに関して申し上げさせていただければ、私どもは、いわゆる高齢者から老老遺産相続というんではなくて、そういったような形で消費をする世代に金銭が、現預金が回っていくということ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このJBIC、いわゆる国際協力銀行の定員につきましては、これは政府全体としての行政改革の取組というものの中で継続しておりますので、定員の再配置を進めると同時に、新規増員は厳に抑制するという国の行政機関の定員管理に関する方針に従って毎年度の予算編成の中で決...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大久保さん、ITに詳しいなんて俺の話はもう十年ぐらい前の話で、最近、ITに詳しいのはもっといっぱいいますよ、若いのが。こういう人たちに失礼だから、ちょっともう、知識としては私の世代にしては詳しいというように言ってもらわないと、ちょっと誤解を招くと思うんで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、国際業務の重要性の高まりというのを踏まえて、国際業務に係る体制の整備というのはそれなりに進んでいると思っています。少なくとも、国際局長から主計局長になったというのは過去、大蔵省、例がないと思うんですけれども。国際局長から主計局長になった例...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 人数の話、まずこの資料からいうと、ちょっとこれ単純に比較できないのは、金融庁は大蔵省から無理やり別居させられたのは、十五年ですから、まだ独自に人を採用し始めて十五年ですから、なかなかこんな簡単に、ほかの財務省みたいに継続的には行けないというのが一つ。絶対...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 保険の代理店につきましては、これは適正化という一連の流れに伴って、これまで委託契約を締結した人に対しては、これは直接雇用する例というのも結構あります、数としては。  金融庁としては、これまでも業界関係者などに対するヒアリングというのはそこそこやらせてき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど内閣府からの説明もあっていたとおりですが、これは御存じのように、税収弾性値というのは単年度でやりますとえらくぶれが大きいというので、計算方法がそういう計算方法になっておりますので、名目成長率が二%で伸び率が二・二%だと仮にした場合は、税収の弾性値は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一般会計の予算で見ますと九十六兆円ということになっておりますけれども、社会保障関係費約三十兆と、これが三分の一を占めておることになりますが、歳入面では全体の三分の一以上を国債発行というものに依存しております。したがいまして、赤字国債を通して将来世代に負担...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは少々長くなるかもしれませんけれども、高橋という人は、これは御存じのように民政党じゃありませんから、この人は。我々が民主党の人に大蔵大臣頼んだみたいなことをやっておるわけですよね、簡単なことを言えば、この時代に。  犬養さんのときに、彼は政友会の総...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これまでの赤字公債の発行というものは、公債残高累増を含めまして、これは、人口構成がやっぱり少子高齢化したことやら、資産のデフレーションが、バブル景気が崩壊後の長期にわたるいわゆる資産デフレ不況というものによる税収の大幅な落ち込みというのがありましたので、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融庁及び財務支局というか財務局において、金融機関の、何というか、健全性、また適切性ですか、の観点から、これはいわゆる法令に基づいて適切に検査監督を努めていると考えておりますけれども、今、大門先生からいろいろ御指摘をいただいた点は、これは金融庁として確認...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ビエンナーレ、二年に一遍、トリエンナーレ、三年に一遍という意味でしたっけね、これ。何となく、こうやって見るとえらく大変なように見えるんですけど、これなんか、徳島の阿波踊りと大して変わらぬでしょうが。基本的には徳島の阿波踊りですよ、やるのは。動員数は徳島の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、この資料は合っています、まず。  お尋ねの支出官レートを設定するに当たりましては、為替相場の平均を取るという、その期間の長さが毎年度必ずしも一定ではない、同一ではない、十二か月もあれば二か月もある、そういった客観性を欠いているのではないかとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のあった平均の話ですけれども、これは、積算金利と支出官レートで平均を取るという期間が異なっているのは、それはそれぞれの時期によって異なっている市場、市場の場合は国債市場と為替市場とありますけれども、市場の動向をある程度きめ細かく勘案する必要があり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたのは、それはおっしゃる意味は分からぬわけではありませんけれども。  例えば、足下で一定方向の動きであれば、直近の値を反映するために短めの期間を取ることにしているんですが、例えば二十七年度の編成予算、編成をいたしましたときには、去年は九月か...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これちょっと繰り返しになるかもしれませんけど、これはなかなか判断の分かれるところだと思いますので。決めちゃうというのは、どれくらいの期間を決めちゃうかというところでまたちょっと随分差が出てくることになりますので、そのときの流れとかいうものを十分に勘案する...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今、一定期間の平均金利と過去に金利が急上昇したときの金利上昇幅等々を参考に積算金利は決定しているんですけれども、二十六年度の場合でいえば、これは例の運用部ショックで、あのVaRショックの際の金利上昇幅がプラスマイナス一・一%だったというのを勘案し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、これらの年度における積算の金利の話なんですけれども、過去の一定期間の平均金利と過去に金利が急上昇したときの金利上昇幅を参考に設定するという考えの下で、具体的な計数の取り方については各年度においていろいろ違っておりますけれども、いずれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう、平野先生御指摘のとおり、例年、予算及びその関連いたしました税制法案等々は、これは国会の御審議をお願いするわけですが、これは御承知のとおり、この関連法案というのは憲法上完全にこれは別個に国会の議決を得なければならないということにされておりますの...全文を見る
04月08日第189回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(麻生太郎君) 二〇二〇年のオリンピック・パラリンピック東京大会というのは、これは、これが獲得できたときをちょっと思い出していただけると思いますけれども、あのときに、やったというのでえらく国中が沸いたと思いますけれども、やっぱりいろんな意味で国民を元気にしてくれる一つの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国会において自衛隊にいわゆる出動を命ずることというのは、自衛隊が活動することの関与を総合的に判断するということなんだと思いますが、事後において不承認の投票を行うことが難しくなるとか、あるいはなし崩し的に危ないからとかなんとかいうことで現状を追認することし...全文を見る
04月09日第189回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(麻生太郎君) まず、税制抜本改革法において、低所得者への配慮として、いわゆる給付付きの税額控除と複数税率、通称軽減税率と言われるもの等の検討がされておりますが、与党においては軽減税率制度の検討が進められているところとこれは承知いたしております。  政府としては、まず...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは軽減税率のいわゆる線引き、線引きって意味分かりますか、線引きの難しさというのが伴いますので、これ弊害が生じるのではないかというのは、何も今に始まった話じゃなくて昔からあります。物品税って御存じでしょう、生まれていらっしゃいますよね、あの頃は。  ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、仮定の質問にはなかなかお答えできませんですね。実際にこうなった場合はどうですかという具体的な話をされた方がよろしいと思いますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 諸外国で導入をされておりますいわゆる軽減税率については、OECDのレポートなどというものがいろいろございますけれども、低所得者を支援する目的で導入されております軽減税率、例えば食料品等を対象とする場合には、付加価値税の逆進性を弱めるという一定の効果がある...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、富裕層への課税の在り方については、これは、格差のいわゆる固定化というものを避けるという点から大いに関心のあるところですが、同時に、忘れてならない観点というのは、勤労意欲というものや事業意欲、また富裕層等の所得や資産が、これをやると国外流出などにどのよ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘が今、大門先生ありましたように、負担能力のある企業においては応分の負担をいただく必要があるということだと思いますが、今回の法人税課税においても、過去の欠損金というものがあっても当期で利益を稼いだ企業については欠損金の繰越控除というのがありましたけれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、過日御質問があったんで、そのときも一部お答えしましたけれども。    〔理事岡田広君退席、委員長着席〕  これは、まず大事なことは、これは保険であって税金を突っ込んでいるわけではありませんので、雇用保険料自体は失業等の給付などが景気動向によっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) たばこの民営化の話に限らず、JTの社長と会ったことあります。元次官ですしね。その前、今度のは下から来ている人ですけれども、会ったことありますし、話もしたこともあります。
○国務大臣(麻生太郎君) まだしゃべって大丈夫ですか。(発言する者あり)そうですか。許認可持っているのはあなた、こっち。  今話した話の内容をきちんと双方で話をすることは、これまでもしましたが、今度来た話を、双方で話をした話を報告するかどうかにつきましては、相手側の話もあります...全文を見る
04月10日第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○麻生国務大臣 とてもいい質問だと思います。  日本政策投資銀行の完全民営化後のビジネスモデルというものにつきましては、その時点における経営陣とか株主が判断をされるべき、これがまず基本だと思いますが、その上であえて申し上げさせていただければ、現在果たしていただいている、企業の成...全文を見る
○麻生国務大臣 伊藤先生、危機対応業務におきましては、それ以外の分野でも同様ですが、公的機関の役割というものは、民業の補完というのが基本的な理念であろうと存じます。  その理念に基づいて危機対応制度の創設をいたしましたのは、リーマン・ショックですから平成二十年、二〇〇八年だった...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるとおり、書き方としてという話ですけれども、政府としては、民間金融機関が自主的にいろいろ対応されるに当たって、例えば財政基盤が強化されていないと、とてもできるものではありませんので、ある程度余裕があるとか、それから、リスクを相互に分担できるような形で金融機...全文を見る
○麻生国務大臣 この改正法案では、いわゆる政投銀、日本政策投資銀行につきましては、危機対応などの役割を求めていく必要がなくなった時点で完全民営化を行うということにしてありまして、そうした見直しを行うための検討条項というのを設けておられます。  今後、この検討条項に沿って、危機対...全文を見る
○麻生国務大臣 鷲尾さん、基本的に、民間はもうからないことはしないんですよ。もうからないことに手を出したら、それは株主に対して明らかに、ちょっと問題なんじゃないのということになりかねませんから。  したがって、大規模な自然災害とか急激な景気変動とかいうものにおける投融資につきま...全文を見る
○麻生国務大臣 政策投資銀行、政投銀につきましては、完全民営化の方針に基づいて、民間のノウハウというものを活用しつつ、そして業務運営を効率的にとり行うためには、おっしゃるとおり、やはりガバナンスの強化というのは絶対必要だ、私どもそう思っております。  したがいまして、この銀行で...全文を見る
○麻生国務大臣 伊東先生、まず、政策投資銀行、いわゆる政投銀につきまして、今、現状で民業を圧迫しているという状況にはない、基本的にそう思っております。  また、今回の改正案でも、民間の対応が十分でない分野を補完する、例えば危機に当たってのとかいうことが主であって、基本的には民業...全文を見る
○麻生国務大臣 商工中金、中小企業金融公庫、政投銀、いろいろありますけれども、経産省所管の商工中金、中小企業金融公庫等々は主に、名のとおり、中小零細企業の対象が大きいと思っております。傍ら、政投銀の方は対象にしておりますものが、先ほど言われましたようにいわゆる非常時に当たってのと...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、もともとは、これは民間だけでできないであろうというところから、またできなかったという過去の実績に基づいてこの枠組みを考えておりますので、今先生がおっしゃったように、それに対してみんなでいこうというようになるのが最も望ましいのは確かです。
○麻生国務大臣 日本の成長力、正式には潜在成長力を引き出すという意味において、企業活動というものの活性化のためには、ある程度の事業の再編とか新規事業の開拓とか、いろいろな意味の積極的な努力を行うことが多分必要なんだと思うんですね。何となく、今あるものをじっとそのままというわけには...全文を見る
○麻生国務大臣 短くお答えしろということでしたので。変わっていないと思います。
○麻生国務大臣 それは、世の中、二〇〇八年のリーマン・ショックに始まります一連の流れ、また九七年の金融危機、正確にはアジアにおける通貨危機等々で巨大銀行、最初が北海道拓殖銀行でしたかね、あのときはたしか。ちょっと正確な記憶じゃないけれども、三洋証券、山一が潰れて、翌年に長銀が潰れ...全文を見る
○麻生国務大臣 これはきのう拝見させていただきましたけれども、長期融資につきましては、二〇一三年度は、三つのメガバンクの貸出金のうち、五年超のものは三割にとどまっておりますのが実情です。五年超の割合は、スリーメガバンクでも三〇%であるのに対して、政投銀は実に五一%になっているとい...全文を見る
○麻生国務大臣 これは年に一遍しかやりませんので、おととしの三月、三百四兆円だった大企業の内部留保が、去年の三月で三百二十八兆円、合計二十四兆円増加した。私はもう何回もこれを申し上げたとおりなので、今おっしゃられた数字は確かです。  そう言われた状況にありますのは間違いないんで...全文を見る
○麻生国務大臣 今、迫田が答えたのと基本的に答えは同じなんだと存じますけれども、我々としては、今の状況で、間違いなく、融資をいたします銀行、金融業務の内容が大きく変わってきていることは確かです。  また、先ほどの数字を見ましても急激に回復してきていることは確かですが、やっと税金...全文を見る
○麻生国務大臣 危機対応などの業務については、現時点においては民間金融機関による対応が簡単ではないといった指摘もありますので、今回の改正案では、当面、日本政策投資銀行はその役割を果たせるような手当てを行うということにさせていただきました。  一方、政策金融改革で示された、民間の...全文を見る
○麻生国務大臣 政投銀は、これは政策投資銀行の前の話ですが、開銀時代を含めまして、これまで、個別企業に対し、企業名を公表する前提で融資契約を締結したことはありません。したがって、個別企業名を開示することは、金融機関の守秘義務の観点から困難ということだと存じます。  ただし、債務...全文を見る
○麻生国務大臣 かつて開銀が作成したものは、あくまでも取引先が公表している情報をまとめたものにすぎず、開銀みずからの情報として公表したわけではないというように聞いております。
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨を踏まえて配意してまいりたいと存じます。     —————————————
04月13日第189回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 本年二月に提出をいたしました平成二十三年度決算及び平成二十四年度決算に関する参議院の議決について講じた措置につきまして御説明をさせていただきます。  決算検査報告の指摘事項や国会での決算審査の内容につきましては、個別の事務事業ごとに必要性や効率性を洗い...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) サラリーマンやっていましたか。(発言する者あり)ああ、そうでしょうね。この話について理解する人って余りいないんですよ。私もちょっとやっていましたので、この意味は分かるんですけれども、ちょっと区別して説明しないといけませんので長くなりますけれども。  い...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御記憶かと思いますけれども、私が金融担当になりましたときに、大体金融庁の評判というのは金融処分庁というイメージだったと思いますので、おかしいと、これは金融育成庁というイメージ持たれるようにせにゃいかぬと、それが一つ。  二つ目、とにかく人口構成というの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このほか、例えば横浜銀行と何とか、横浜銀行と東日本銀行でしたっけね、さっきの香川県のトモニなんていうのは何か何がトモニだというんだかよく分からなかったんですが、まあトマト銀行よりいいんじゃないかという話で、大体、当時許認可するのでネーミングの話になったと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、平木先生御指摘のあったとおり、地方創生とか地域経済の活性化というものに当たっては地域の金融機関が果たすべき役割は大きいというように考えておりまして、一月でしたが、今言われました地方版総合戦略の策定に対して、こういうのを地方でやっていくときに当たっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘がありましたように、去る三月の三日、金融審議会において、金融グループをめぐる制度の在り方というものについて検討するように諮問を行ったところであります。  金融って、言われたように、証券とか保険とか限られた形になるんではなくて、幅広くということで、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融庁としては、これまで関係省庁等々と連絡を密に取りながら、金融機関の窓口での声掛けと。大体、余りふだん来ない人が、三百万円下ろしに来たばあさん見たら、何となくちょっと、あんたそれ何に使うのと思う方が普通だけど、なかなか言わないんですよ、それは。それは声...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 合成の誤謬、久しぶりに聞いた言葉ですな。  今、藤巻先生が言われましたとおりに、個別に一つ一つ見ていくと各府省においてしかるべく考えを行った施策とか政策というものであっても、全体として見ると、この部分とこの部分では重複している等々によって、藤巻先生の言...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 特例公債、いわゆる赤字公債の発行から今日までということですけれども、脱却ができたのが平成二年だったと思いますので、今年度末の国債残高と比較いたしますとプラスの約六百三十兆円増加、この間に約二十五年ありますけれども、そういったことになろうと思います。  ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のは、内閣府の中長期の試算の経済再生ケースというのは、名目成長率は三%以上だったと思いますが、この経済成長に伴いまして税収が増加するという一方、金利も上昇していく、徐々にではありますが、上昇して利払い費が税収増と同じ程度に増加するとの姿が示されておりま...全文を見る
04月14日第189回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(麻生太郎君) 国保を含め社会保障予算の一律カットを行うのかとのお尋ねがあっております。  国保への財政支援の強化は、社会保障・税一体改革におけます充実策の一環として大変重要なものと考えております。  一方で、特例公債の発行を通じ、相当程度の負担を将来世代に先送りす...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国保の財政支援についてのお尋ねがあっております。  今般の国保改革におきましては、財政基盤の強化のために公費支援される三千四百億円につきましては、低所得者が多い自治体への支援や、医療費適正化を図る自治体への支援などに効果的、効率的に活用されるものと承知...全文を見る
04月23日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました株式会社日本政策投資銀行法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  内外の金融秩序の混乱又は大規模な災害等の危機時における必要な資金供給を確保するとともに、地域活性化等につながる民...全文を見る
04月24日第189回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○麻生国務大臣 平成二十四年度一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成二十四年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告をいたしておりますので、...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました平成二十五年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書外二件の事後承諾を求めるの件につきまして、その概要を御説明させていただきます。  まず、平成二十五年度一般会計予備費予算額三千億円のうち、平成二十五年四月二十三日から平成二十六...全文を見る
04月24日第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○麻生国務大臣 金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条に基づき、平成二十五年四月一日以降平成二十六年九月三十日までの期間につき、六カ月ごとを報告対象期間として、その間における破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を、それぞれ、平成二十五年十二月十三日...全文を見る
○麻生国務大臣 さきの大戦敗戦後、約七十年を経ました日本ということだと思いますが、この表にもありますように、まず、日本は、経済政策を経産省がやり、そして大蔵省で金融、財政の傾斜配分等々をやって、高度経済成長というのをやって、昭和三十年にはもはや戦後ではないという言葉が言われ、世界...全文を見る
○麻生国務大臣 安倍政権においてやはり日本経済の再生と経済の持続的成長というものは極めて重要な目的でありまして、それはなぜするかといえば、何といっても、デフレ不況からの脱却、経済成長というのがその主たる目的であります。  そのために、大胆な金融政策、また機動的な財政政策、そして...全文を見る
○麻生国務大臣 第二次安倍内閣におきましては、今、藤丸先生からの御質問にも同様のことをお答えしておりますが、やはり日本は一九九〇年代からというのが多分、後世、歴史家はそう言うんだと思いますが、当時、株は三万八千九百十四円でしたかをつけて、これが史上最高値なんですが、それ以後ずっと...全文を見る
○麻生国務大臣 デフレ脱却をさらに進めていくということに関しては、三本の矢というものの特に三番目の矢を積極的に進めていくことなんだと思います。  日本銀行においても、今後とも二%の物価目標というものの達成に向けて金融緩和を着実に実行されることを期待いたしておりますが、政府として...全文を見る
○麻生国務大臣 第三の矢の結果ということでいろいろ経済が成長していくのは非常に大きなところなんですが、私ども、経済を成長させていきやすくするためには何といっても需要というものの喚起がない限りはなかなかということで、政府としては、いろいろな形で需要を喚起させる意味で、税金を減税して...全文を見る
○麻生国務大臣 社会保障並びに税制を通じて経済格差の固定化というものを防ぐことは、政府としては極めて重要な課題と思っております。  したがって、近年の税制改正でも、例えば再配分機能の回復を図るために、平成二十五年度の税制改革で、所得税の最高税率を四〇%から四五%まで上げておりま...全文を見る
○麻生国務大臣 教育というのは大きいですよ。僕はそう思いますけれどもね。  やはり、自分のうちで、自営業で八百屋だ魚屋だという商店街は皆閉めたんでしょう。そして楽なところでというので、早い話がスーパーとかコンビニにみんな買われたんでしょうよ。そして皆、自営業をやめてサラリーマン...全文を見る
○麻生国務大臣 新しいものを聞いたら、まずは大体怪しげなものですよ。もうかると思ったら、みんなやるんだから。  だから、人の思いつかないことを考えるといったら、大体それは怪しげなものが九割と思っておかないかぬのですが、でも怪しげなものの中から化けていくという話で、例えば私らの世...全文を見る
○麻生国務大臣 有能な経営者に上り詰めたのが今さら新しく会社をやる度胸なんかなかなかないですよ、自分一人でやれるなんというのは。それは、会社がバックアップして、金を出してくれるというのなら別よ。そんなのは普通はないですな。見ていて、自分でもやっていたからよくわかりますよ。うちの会...全文を見る
○麻生国務大臣 世界的な国際金融機関としては三つ、世銀、IMF、ADBだと思っております。世銀はアメリカ、IMFはヨーロッパ、そしてADBは日本。多分、その三つがそれらの組織の肝心なところを握っているというのは事実だと思います。  ただ、時代が随分変わってきているとは思います。...全文を見る
○麻生国務大臣 今答弁した浅川は、ちょっとこれは極端な例だと思いますね、この人の場合は。少なくともOECDの中で選挙で、例のよく財務委員会で話題に出るBEPS、租税委員会の委員長は浅川が選挙でとったわけですね。これは、ほかにやり切れるやつがいなかったわけです。選挙でやっていますか...全文を見る
○麻生国務大臣 これはちょっと警察だけで答弁ができないと思うので。  これは規制の話ですが、このドローンというのはよくできています。小さいものから大きいものまで見たことがありますし、大きなメーカーも知らないわけじゃありません。これは昔から研究していましたので、現場を見に行ったこ...全文を見る
○麻生国務大臣 社会保障と税の一体改革は、消費税を五から一〇に上げるのに三と二、いろいろな形になりましたけれども、そのときの大前提というのは、今後、日本の国家として、少子高齢化の流れは当分の間はちょっと変わらぬだろう、そうすると、いわゆる団塊の世代が後期高齢者だ何だということにな...全文を見る
○麻生国務大臣 先生はお医者さんだったのでおわかりと思いますけれども、例えばジェネリックの話にしても、新薬というものを一番開発しているのは間違いなくアメリカ、特許の数を見ても圧倒的にアメリカだと思いますし、次にスイス、フランスというところが続いてくるのかなと思いますが、アメリカで...全文を見る
○麻生国務大臣 時間もあれなので、答えはそのとおりです。これで十秒で終わるんですけれども。  基本的に、プライマリーバランスという、プライベートブランドと間違えた人もいっぱいいるような単語がある日突然に政府から出てきたんですが、基礎的財政収支ということですが、基礎的財政収支は御...全文を見る
○麻生国務大臣 二年ぐらい前からこの話が出てきたんだと記憶しますけれども、少なくとも私どもの姿勢は、ずっと同じことしか言っておりません。少なくとも、お金をこういったもので貸す、アジアという以上は、アジアの地域になりますと日本と中国が一番大きな力を持ちますので、そこの中で一番出資は...全文を見る
○麻生国務大臣 私は宮沢さんほど財政に詳しいと思ったこともありませんので、私は常識的に、先ほどの答えは正しいと思っております。
○麻生国務大臣 バーゼルにおきます銀行監督委員会におきまして、国債に限らず、銀行勘定で保有しておりますいわゆる資産、負債、全体の金利リスクの規制の枠組みに関する検討が行われているというところであります。  ただ、これは引き続き国際交渉中の事項ですので、議論の方向性についてコメン...全文を見る
04月24日第189回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(麻生太郎君) 現在の財政状況と今後の財政健全化の道筋についてのお尋ねがあっております。  日本では、今までのところ、預金等の潤沢な国内の家計金融資産の存在等を背景に、低い金利水準で安定的に国債が消化をされていますという、まことに幸運な状態が続いてきておりますのは御存...全文を見る
05月12日第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○麻生国務大臣 ただいま議題となりました金融商品取引法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  適格機関投資家等特例業務、いわゆるプロ向けファンドをめぐる昨今の状況を踏まえ、ファンドへの信頼を確保し、成長資金を円滑に供給しつつ、投資者の...全文を見る
05月12日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる大規模な景気変動というものや自然災害の際におけます投融資につきまして、通常の分析ではリスクのリターンを測り切れないということが一番大きな理由なんだと思っております。次には、やっぱりこういうのは一斉に、例えばリーマン・ブラザーズのときが一番分かりや...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の改正案でいわゆる期限につき当分の間という表現をしておりますが、これは現時点で民間金融機関が危機対応業務に十分に対応できるような時期を、具体的にこの日までということを申し上げるのは極めて困難と思っております。  まず、二〇〇八年のリーマン・ブラザー...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の危機対応業務の実施というものは、これは日本政策投資銀行、政投銀に当分の間の義務付けを行うということを考えております。  民間による危機対応業務が十分に確保されると見込まれるようになると、政投銀に危機対応業務の実施を求める必要がなくなった時点という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 小泉内閣、二〇〇五年、竹中平蔵経済財政担当大臣のときだったと思いますけれども、民間の自発的な活動を最大限に引き出すという観点から政策金融改革というのはこのとき随分華々しく行われたと言うべきか、いろいろな意味で、政策投資銀行については完全民営化の方針が決定...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘の政投銀につきましては、民業圧迫というのは今現時点で生じているという具合には思っておりません。今回の改正案でも、民間の対応が十分でない分野を補完するものであって、民業圧迫につながるものではないと、基本的にそう思っております。その上で、政府の関与が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、西田先生からお尋ねのありました特定投資業務に対します政府出資の話でありますけれども、政投銀は、エクイティーとかいわゆるメザニンファイナンス、いわゆる劣後ローンとか優先株とかいろいろありますけれども、こういったリスクの高い投資というものを行う上で財務の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、この政策投資業務というのは、政投銀のいわゆる成長資金の供給が民間資金への呼び水となって、民間の資金の供給自体というか供給主体の育成を図るということになるんだということを目的といたしておりますので、この目的に向けて実現をさせるため...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず最初に、本人がおられないときに一方的に黒田の話をしておられましたので、甚だ公平性を欠いていると思いますので私の方から代わりに一言。  やりたいときだけやってやりたくないときにはさっさと辞めちゃえばいいというような無責任な発想で日銀の総裁をやるとか財...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 融資じゃなくて保証で足りるのではないか、そういうお話だったと思いますが、あのリーマン・ショックのとき、二〇〇八年のときですが、あのときも信用保証協会において中小企業のいわゆる債務の一〇〇%を保証するセーフティーネットというもの、保証制度は用意してあったわ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、基本的に、アメリカとの比較でしたけれども、アメリカの場合はこの種の話をするときには民間からの資金が優先的に入ってくるという土壌があります。日本の場合はなかったわけですから。そこのところはまず大前提が全く違っているんだと思っていますけどね、今のお話聞...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の見直しにつきましては、二〇〇五年の政策金融改革におけます民間の自発的な活動を最大限に引き出すとの理念というものは、これはそのまま維持させていただきつつ、今、度々出ますが、リーマン・ショックとか東日本大震災等々が発生した後の現時点におきましては、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、中山先生おっしゃいますように、危機管理とか危機の対応におきましては、御指摘のとおり、その危機に対応する実施主体、実施をする主体というものを確実に確保というのが一番肝腎です。その確実に実施してくれる実施主体が民間だかどこだか分からないといって、結論...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう御指摘のとおり、武富士の話とリーマン・ショックを一緒に扱われるのはいかがなものかということだと思いますが。日本政策金融公庫法という法律があるんですが、その中で、内外の金融秩序の混乱又は大規模な災害、テロリズム若しくは感染症などの危機による被害に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の危機対応業務における不良債権比率の低いことは、これは政投銀が所定の要件を満たした上に適切にリスク管理を行っているということを示しているということにもなろうかとは思いますが、私どもとして、これはちょっと、これだけ見て、何となくおまえら堅いところばっかり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 政投銀において危機対応業務に係る情報開示というのはこれまでもそれなりになされてきた、ほかの銀行に比べていろいろ、結構なされて、政府系の金融機関というのはやたらディスクローズが多く、結構出してきた方かなとは、これ比較の問題ですからあれですけれども、努めてき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえまして配意してまいりたいと存じます。
05月13日第189回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(麻生太郎君) 予防に対する保険給付や予算措置等についてのお尋ねがあっております。  予防の取組には様々なものがありますのは御存じのとおりで、国が画一的に保険給付や予算措置の対象とするよりも、保険者がそれぞれの判断で有効と考えられる予防の取組を推進していく方がより有効...全文を見る
05月14日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) これはなかなか一概には言えないところだと思いますが、一番大きな理由は資産のデフレーションによる不況です。これにとどめを刺していますよ、一言で言えば。もうそれで座ってもいいぐらいですけれども、それではちょっとあれでしょうから。  正確に言って、平成二年度...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われたように、あの当時の話は、これは直間比率の見直しとか、最近余り聞かれない言葉も当時はいっぱいありまして、そういった関係から、これは税体系全体につながっております。税負担の公平を図るということから、いわゆる歳入構造の安定化を図りますとか、所得税とか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 低福祉低負担、アメリカ、高福祉高負担、ヨーロッパ、特に北欧ということになろうかと存じますが、あそこで二一、二%かな。アメリカで今、まあ州によって違いますので、アメリカは五から八、いろいろ違いますが。  日本の場合は、その点は、これを最初にやり始めたとき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 東京に一極集中し過ぎている、少なくとも一億二千七百万の人口で首都圏等々に一千三百万、約一〇%を超えるのが集中している。しかも、この国は、国土面積が極めて限られた国に一億二千万、人口密度が極めて高い国家ですから、そういった意味では、日本の場合は集中している...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 実調率の推移の話が書いてありますけれども、これは、基本的にこういった形で実調率というのは激減しております。これはもう間違いない。それはもう、そういったことは、環境を見ましても、更に難しくなっておりますのは、いわゆるICTの発達というものと国際的な取引等々...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) インボイスというのの面倒くささはヨーロッパに旅行された方なら誰でも御存じで、ちょっと買物したら、お釣りと包装よりインボイスの書き込みと手間、待っている時間の方がよほど長いし、そのため人は増やさないかぬし、こっちは待ち時間は消費されるしというので、今、日本...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一昨年の五月に行われましたG7の蔵相・中央銀行総裁会議で、このふざけた話を取り締まらないでじっとしているのは中央銀行の責任ではない、各国の蔵相、財務大臣の責任なんじゃないのか、だから財務大臣だけ聞いてもらいたい、おかしいじゃないか、この話はといって例を挙...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、会計検査院というのは、会計検査院法に基づきまして内閣府から独立したいわゆる地位にあります機関ですから、これは厳正かつ公正にやる、当たり前の話だと思っておりますので、再就職につきましても極めて適切に行われているんだと、私はそう思っておりますし、国家...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、藤巻先生、人間の考え方ですから。例えば相撲取り見てください。あれぐらい太く短くやっている人たちもそういません。何か全部、サラリーマンしか見ておられぬのじゃないかなと思って、今の話聞いていて私はそう思いましたけど。あれだけ糖尿が言われている中に、あ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 時代とともに随分変わっていると思いますけどね、それと人の性格にもよるんだと思いますけれども。  松下幸之助、関係あると思いますけれども、この方は、全くの初代からのし上げて、相続税、またあの頃払っておられた税金は、九〇%これは取られました、あの方は。それ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 西田先生の使われているのは、これは中小企業におきます試験研究税制の利用実態等に関するアンケート調査、多分これの数字を引用しておられるんだと存じますが、この中で、やっぱり調査の対象企業そのものに研究開発自体を行っていない企業がある、まずそれがあります。また...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、何というのかしら、広く経済全体に恩恵を及ぼすものとして産業の中に出てくる技術開発、その中にはいわゆるハード、二次産業的なものもあれば三次産業みたいなものもありますし、いわゆるマーケットリサーチの中でいえば、POSを開発した、POSだけが対象に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 我々当選した頃、大体酒屋は三千二百軒ぐらいありましたかね、造り酒屋。今、ばたばた潰れてかなりの数が減ったと思うんですね。  それで、あれは大分前になりますけれども、昔は、御存じのように、一級酒、二級酒、特級酒というのがあったんですが、今はないんですよ。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ウズベキスタン、キルギスタン、カザフスタン、トルクメニスタン、こうずっと、いわゆるスタンと、国という意味ですけれども、付いている国の名前が幾つかあるので、今のウズベキスタンを中心に五か国ですけれども、この中で、五千年の歴史があって、少なくとも昔からきちっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、この図で分かりやすく描いてございますが、これは、一般会計の予算を見ますと、九十六兆円のうち社会保障関係費が三十一・五兆円、約三分の一というのを占めます一方、歳入面で見ましても、三分の一以上を国債に依存しておるということは、社会保障はもう将来世代へ負担...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 酒に限りませんけれども、大体、物を売るのを規制すればその分だけ減る、当たり前の話であって、別に酒に限った話とは思いませんが、確かだと、そう思います。  今、酒税というのは、一兆四千億円ぐらいの税収入が庫出税の形で入ってきておるので、今言われましたように...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、昭和二十八年のときに一七・九%ですけど、額は大分違いますからね。今は二・七%ですけれども、財政規模が大きくなってきておりますので、その意味では、ちょっと差し引いて計算していただかないかぬところだと思いますが。  他方、いわゆる税収規模...全文を見る
05月15日第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○麻生国務大臣 リミテッドパートナーシップと言われて、それが直ちに投資事業有限責任組合とわかる人はどれくらいいますかね。僕はほとんどわかる人はいないと思っていますよ、正直言って。この話を最初に伺ったときに僕は何やそれと聞いて、LPGなら知っているが、LPSなんて聞いたことがないと...全文を見る
○麻生国務大臣 鷲尾先生、これまでも、プロ向けファンドの届け出というものについては、投資家保護の上から問題がある情報、その種の情報を得た場合には、これは報告徴求命令等によって速やかに、いわゆる届出者、届け出る人の業務等を確認してきたところではあります。また、必要に応じて届出者に対...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の法改正をさせていただくことによりまして、問題のあるプロ向けファンドに対しましては、業務改善・停止・廃止命令といった監督上の処分が導入されるということになります。  したがいまして、これを踏まえて、法施行後速やかにこうした対応を適切に行うことができるようにな...全文を見る
○麻生国務大臣 宮本先生から御指摘のあったとおり、プロ向けファンドにおきましては、ファンドの販売を行う業者が、今言われましたように、高齢者とか素人の、大金持ちじゃない、小金持ちぐらいかな、投資者に被害を与えるケースが増加しているというのが実態。したがって、ファンドへの信頼というも...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、この役所はそういった発想のない役所ですな。私らに言わせたら、投資というものはある程度リスクのあるものだと思っているんですが、絶対ないようにしようというように考えるのが役人かしら、この人たちの言うことを聞いていたら金は全然動かなくなるなと思って聞いていまし...全文を見る
○麻生国務大臣 不招請勧誘の禁止というのは、難しい言葉ですけれども、その気でもないやつにいろいろ勧誘するという話なんですけれども、金融商品取引法上、業務の態様などがいろいろありまして、適合性の原則を守ることがおよそ期待されないという人たちを含めて、いろいろ限定的な場合だけに限って...全文を見る
○麻生国務大臣 このプロ向けファンドの届出者に対する検査というのは証券取引等監視委員会が実施しておるというのが実態でありまして、監督部局からの情報、外部から寄せられる情報等々を積極的に利用して、リスクの高い先から選定して、いろいろな意味で実効性のある検査を実施しているものだと私ど...全文を見る
○麻生国務大臣 丸山先生、正直申し上げて、話は、届出制にするか、登録制にするか。御存じのように、ヨーロッパの方は登録制、アメリカの方は届出制とか、いろいろ国によってこの種の話は違うんですが。  これは始まったばかりのところもあって、ある程度、善意の第三者を対象にして、悪意の第三...全文を見る
○麻生国務大臣 予算やら概算やら、苦労した経験者じゃないとなかなか今みたいなせりふは言えぬのだと思いますが、今おっしゃっている点は確かに、十分考えておかないかぬ点だと思います。ただ、これは概算として我々が考えておかないかぬところなので、あらかじめそういったものを考えてやるというの...全文を見る
○麻生国務大臣 登録制、届出制、先ほど御質問があっていましたけれども、ヨーロッパは登録制にしてあるんですね。アメリカの場合も、ベンチャーキャピタル用のファンドだけが届出制になっていまして、あとのは登録制になっている。たしかアメリカはそうなっていると記憶をします。  そこで、今回...全文を見る
○麻生国務大臣 政令と法律のところは、隣の丸山さんなんかの方が詳しいところなんだと思いますが、これは法律でしちゃうと、今言われるからわかるんだろうけれども、こういうのをたびたび開いてやらない限りは変えられないんですよ、一回決めちゃうと。何かごちゃごちゃ言いたそうな人がいっぱいいる...全文を見る
○麻生国務大臣 現行の制度のもとでもこれまで問題業者の実態把握等に取り組んで監督上の対応に努めてきたところではありますが、現行法上の取り締まりは今言われたような問題があるんです。  そうした中で、我々としては、投資家に被害を与えるケースがふえてきているという現状を見た場合におい...全文を見る
○麻生国務大臣 プロ向けファンドをめぐる問題というのは、投資詐偽ですかね、そういった被害というものを防止するためにさまざまな情報交換をしていかないかぬところなので、警察当局等々関係機関との連携をやって対応に努めてきたところでありますけれども、今回の改正をやりますと、行政処分等々、...全文を見る
○麻生国務大臣 鈴木先生、財務省というか財務局におきましても、金融庁とは別に、金融庁からの事務委任というのを受けて、プロ向けファンド業者というものの監督とか立入検査などの事務を行っているところですが、このプロ向けファンド業者につきましては、今、鈴木先生から御指摘のあったとおり、効...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨を踏まえて配慮してまいりたいと存じます。     —————————————
05月15日第189回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(麻生太郎君) ゆうちょ銀行及びかんぽ生命の限度額についてのお尋ねがあっております。  ゆうちょ銀行及びかんぽ生命の限度額の水準につきましては、郵政民営化法において、他の金融機関などとの間の競争関係に影響を及ぼす事情、ゆうちょ銀行及びかんぽ生命の経営状況などを勘案する...全文を見る
05月15日第189回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(麻生太郎君) 競技会場整備、新国立競技場建設についてのお尋ねがあっております。  二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック大会は、日本の経済社会全体を再活性化させる好機でもあり、メーン会場となります国立競技場の改築や競技会場の整備を着実に進めていく必要があろうと考...全文を見る
05月19日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) 昨年六月二十日に、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条に基づき、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を国会に提出させていただいております。  報告の対象期間は、平成二十五年十月一日以降平成二十六年三月三十一日までであり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地域銀行の総資金利ざやというものは、最近、貸出金利の低下などにより全体として低い水準で推移いたしておりますのは御存じのとおりであります。地域銀行の中にはマイナスになっているところがあることは、預貸業務の収益性の低下の表れであるとも考えております。  他...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本銀行が実施をしておられますいわゆる第一の矢、いわゆる量的・質的金融緩和というものは、それは波及効果の一つとして金利の低下を促すというのは、これははなから分かっておるところであります。それによって、民間需要を刺激し需給ギャップを改善させることで物価安定...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) バーゼルの銀行監督委員会におきまして、今お話にありましたように、国債に限らず銀行勘定で保有する資産、負債全体の金利リスクの規制の枠組みに関する検討というものが行われておりますのはよく承知をいたしております。  これは国際交渉中の事項でもありまして、議論...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 多くの地域において生産年齢人口は減少が予測をされているところでありますので、それに伴いまして、各地域において貸出市場の規模が縮小する、また経営環境が変化していくということは当然予想されるところであります。こうした中で、地域金融機関におきまして、単に量的拡...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 上場銀行等々におきましては、いわゆる改正された会社法、改正会社法とは、コーポレートガバナンス・コードの適切な実践によって持続的な成長可能性とか中長期的な企業価値の向上が図れることは期待されているところなんですが、これ、コードによれば、独立社外取締役を複数...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、大久保先生御指摘のいわゆる可変保険料率の話ですけれども、これは市場規律を補うという面があることは確かですが、同時に、経営が悪化した金融機関に対しましては当然のこととして他の金融機関より高い保険料率ということを課す、いわゆる負担をそれだけ課されるという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このフィンテックの拡大というものは、これは物すごく大きな変化が私は将来予想されるんだと思っております。大久保先生、将来、多分iPad若しくはスマートフォン一台あったら銀行の支店がなくなるというほど進みますよ、これは。それぐらい技術が進んでいるということは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法定通貨というのは、もう御存じのように、通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律がございまして、これによって貨幣及び日本銀行券のみとされておりますので、したがって、お尋ねのようなビットコインは法定通貨ではありません。これははっきりいたしております。  こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) さっきのフィンテックの話とこれと一緒にしておられるということなんでしょうか。フィンテックの話とこれと一緒にするつもりはありません。フィンテックの話はフィンテックの話として個別にどんどん進めていかにゃならぬと思っておりますけれども、このビットコインに関しま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日銀のいわゆる金融緩和だけで景気が良くなる、物価が上がるということはないというのは、もう既に竹中平蔵、時の財政金融担当大臣でしたかな、何大臣だったか忘れちゃったけど、そのときに三十兆ぐらいやられたんですよ、覚えておられると思いますけれども。結果的に何の効...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 同じことを重ねて申し上げるのも時間の無駄でしょうから、私の方の考え方も基本的には同じです。  したがって、御質問については、国債発行をいたす当局ですから、我々は、当然のこととして、コメントをするということは、無用の混乱を生じさせるというのに助長するよう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 我々として申し上げられることは、重ねてお答えで恐縮ですけれども、市場に無用な混乱を生じさせないようにするために今答えられないと申し上げておるんであって、私どもとしては今後とも国債市場の動向というのは十分に注意してまいりますけれども、国債管理というものに関...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日銀の独立性というものに関する御疑念なのでしょうか、よく分かりませんけれども、言っている意味の本質がよく分からぬのですけど、日銀は独立し過ぎとると言われたいのですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、今、日銀の持っております国債の評価がえらいことになったら大変なんだからという、まあ転ばぬ先のつえみたいな話をおっしゃりたいのかな。  日本銀行の国債の評価方法ということになるんだと思いますけれども、これは、償却原価法というのを先ほど御質問があ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおり、今、復旧から復興の段階に掛かりつつある、四年近くたちますのでそういったことになりつつあるんだとは思っておりますけれども、いわゆる平時であれば当たり前の話で、回収の当てのないものなんかに貸すなんというのは、これは法律的にもおかしなことにな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、昭和四十一年に通称アジ銀、アジア開発銀行というのがスタートしておるんですけれども、これはもう東京にというのを非常に希望したんですけれども、残念ながら、その時代、そういうわけにはまいらず、フィリピンのマニラにこれは置いて、今現在に至る...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず最初のADBの機能強化ですけれども、この機能強化に当たりましては、一年半、二年近くになろうかと思いますが、検討を進めてきておりまして、アジア開発基金、ADFというものと、オーディナリー・キャピタル・リソーシズ、何といったか、通常資本財源というものとを...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の話は技術的な話なんだと思いますけれども、いずれにしても、この種の誤解を招かないように、今後とも十分に東証と詰めていくという対応が必要なんだと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 何というの、技術的な話とかいろんな話で、何となく、どういうことでなったんだかその経緯をよくちょっと調べたわけではありませんので知りませんけれども、少なくとも、そういったような形でプロパティーのところに少なくとも金融庁の名前が残るということは好ましくない、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 格好だけ付けて、大会社の場合は子会社の社長さんをそこの担当にする、よくあるケースだと思いますし、事実いっぱいありますでしょう、そういうのも。だから、そういったのはやめてもらうという話でこの話はスタートしたのが最初だったと、私の記憶ですけれども、会社の名前...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは繰り返しになろうと思いますけれども、独立社外取締役の選任というのは、これは本当、各企業が主体的に自分で選んでいただかないかぬのだと思いますので、一律に特定の属性をこれ駄目と、役人といったら、ちょっと見て役人やったら駄目とかいうような話ではないんじゃ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、これ一番肝腎なことは、こういうコーポレートガバナンスというのをきちんとやることによってその会社の信用が高まるということが一番大きなところだと思いますので、私は、反復性とか継続性とかいろいろあろうかと思いますが、その人物が極めて健康で適正であれば...全文を見る
05月21日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今御質問になっております薬価の制度につきましては、医療保険制度の持続可能ということをまず観点に入れておかなければならぬと存じております。また国民負担を抑制するという観点、また加えまして、その医薬品について効果が高いのかと、また画期的なものかどうかといった...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 甚だ面白いと思いますよ、正直なことを言って。メーカーがどう反応するかは知らないけれども。  この収載品、長期収載品というのですけれども、いわゆる後発医薬品の使用促進を図ってはいるのですが、その同じ効能があるはずのいわゆる長期収載品という、まあ特殊用語で...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 同じような質問をこれで三回目ぐらいだと思いますので、前お答えしたのとほとんど変わりませんということをあらかじめお断りしておきます。
○国務大臣(麻生太郎君) いやいや、簡単にし過ぎるから多分お分かりいただけないからまた同じ質問が出てくるんだということだと思いますので。  本会議でもこれは申し上げたと思いますが、私どもが毎年度国会に提出しております租税特別措置の適用実態調査というものは、そもそも、租税特別措置...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 確認して、後ほど資料を差し上げます。
○国務大臣(麻生太郎君) 配偶者の控除につきましては、配偶者の就労を抑制する効果があるという御指摘がある一方で、家族の助け合いとか家庭における子育てに対する配偶者の貢献というのをもっと積極的に評価すべきではないかという御指摘もあるなどの様々な立場から議論がありますのはもう御存じの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 百三十万円の壁、配偶者自身の話ですけれども、いわゆる社会保険料負担が発生するということから、それが回復するためには、妻の所得が百五十万円まで行かないと百三十万円のところでがたっと一回おっこちるという、この図でえらく簡単に書いてありますが、まあこういうこと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 何百回じゃない、何十回ぐらいです。  給付付き税額控除の導入というのに当たりましては、これは、所得や資産の把握の問題というのはもう絶対付いて回りますので、その意味では、マイナンバー導入後も、例えばいわゆる国外、海外での所得とか、またマイナンバーが付され...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、検討すべきというものは検討すべきと考えておるんですけれども、当然のことで、これは与党の軽減税率制度の検討が進められておるところなので、これは与党の方が口は軽いと思いますので、党内の話の方がいろいろ漏れていくのは当然のことだと思いますが、今もそれ以...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 当然です。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、今の場合、大平内閣ぐらいのときに初めて赤字公債、あの辺から始まったんだと記憶をいたしますけれども、昭和五十四年、五年、あの辺ぐらいだったかな、それぐらいからこの言葉が、赤字公債とかいろいろな言葉が出てきたように記憶をいたしますが、いずれにしても...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まずお断りしておきますけれども、今は総理大臣じゃないからね。そこのところにおいては、言葉においては、今の内閣の一員としての答弁の範囲はおのずと限られてまいりますことはあらかじめお断りしておいて、麻生のやつ変節しやがったなんと言われるとかなわないから、あら...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法人税を安くすれば直ちに行くかという、今度は私も、何というか、前川さんと逆で、経営者辞めてから随分長くなるので感性がちょっと大分狂ってきているとは思いますけれども、少なくとも税金が安いからだけで、海外に企業というのを幾つもつくったことはありますけれども、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、甚だ面白く聞かせていただいたんですが、税制弾性値の話がこれはすごく面白いところで、これは、置く数字で全く変わりますのはもう御存じのとおりですが、ただ、全体として見て、二〇二〇年までに今に比べて税収増が二十二兆円増えるという前提でやっても九・四足らぬと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) よく言われるように、社会主義経済が最もうまくいった国は日本だそうですから、今に始まった話じゃありませんから。昔は所得税八八%ぐらいでしたからね、それに比べれば、今、四〇、四五というのは随分変わってきたんだとは思っていますよ。でも、おっしゃるとおりであって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 所得税に手を付けるという大前提が何でそうなっているのかよく分かりませんけれども、いずれにいたしましても、税収確保という観点だけからいえば、日本において高額の所得者層の税率を引き上げた場合の税収見込額というのは、これは相対的に低いということだと思いますが、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 勤労意欲への配慮という点を含めまして、勤労世代に過度の負担を負わせないように配慮するというのは、これは当然なんだと私どもは思っております。したがいまして、消費課税の役割というものは、これは間接税ですから、直接税と違いますので、そういった意味では極めて重要...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 過日、大門先生から御指摘があって、その後、金融庁の方に指示をいたしておりますので、そのとおり動いてはいるんだと思いますけれども、改めて今日御指摘がありましたので、事務方の対応状況を引き続き注視してまいりたいと考えております。
○国務大臣(麻生太郎君) 中山先生、この資料は、過日、財政金融諮問委員会か、にも提出した資料でもあるんですけれども、この資料に見るまでもなく、これはヨーロッパの比較なんかを二ページ目に書いてありますけれども、この英とか独とか仏とか、ここは台風ありませんから。地震もありませんし、こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この社会保障の話は、これは国民皆保険というのを今後とも日本で維持していくという前提に立ちますと、いわゆる団塊の世代と言われる方たちが七十五歳以上ということになるのが二〇二〇年代ということになろうと思いますので、これの初頭までには是非、二〇二〇年代初頭まで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもうおっしゃるとおりなんだと存じますが、この資料にもありましたように、小渕内閣のときに一番増えて、補正込みで十五兆近く行ったと記憶しますけれども、そういったものに比べて、今、二十七年度の当初予算で六兆円ですから、約六割減ということの水準になっている...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 資料二の方というのが分かりやすいと思いますけれども。  今の内閣府の出しておりますのは、この青い点線の部分なんだと思うんですが、私どもは、少なくともこの三年間の間、成長率、物価、また資材等々の値上がり等々があった状況の中で、この下の赤線の角度でこれまで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そこそこの定義が難しいところです。  中西先生の言うそこそこと私どもの考えるそこそことは大分意味が違ったりしますので、私どもとしては、地方、国、それぞれ努力をせないかぬことははっきりしておりますけれども、九兆というようなものではなくて、もっと小さなもの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたとおり、この赤い破線につきましては、これは三年間の歳出改革努力を継続するという前提に立って書いておりますので、その時々の物価上昇にスライドさせて歳出を増やすという考え方を取っているわけではありません。それはもうはっきりしております。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十六年におきます税制改正の中で復興特別法人税の前倒し廃止というのをやらせていただいたんですが、所得拡大促進税制の拡充とか政労使会議における取組とともに、企業収益の拡大というものを賃金アップにつなげていってもらうために実施したものなんですが、こうした...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました金融商品取引法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  適格機関投資家等特例業務、いわゆるプロ向けファンドをめぐる昨今の状況を踏まえ、ファンドへの信頼を確保し、成長資金を円滑に供給...全文を見る
05月22日第189回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(麻生太郎君) 財政制度等審議会において、マイナンバーも活用した社会保障の負担を求めるべきと議論をされている趣旨についてのお尋ねがあっております。  医療や介護などの社会保障制度を維持していくためには、負担能力に応じた公平な負担を求めることが必要と私どもは考えておりま...全文を見る
05月25日第189回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○麻生国務大臣 国会におきます決算審議とか、また、いわゆる決算結果などを次年度の予算編成を実行していくに当たって反映させていく、いわゆる予算の効率化とか、またひいては財政の健全化という観点から、これは極めて重要であることははっきりしております。会社でも予算よりは決算の方が大事です...全文を見る
○麻生国務大臣 予算がどのように使われてどのような成果を上げたか、いわゆる最近はやりのプラン・ドゥー・チェック・アンド・アクション、略してPDCAという言葉が最近はやっていますけれども、これは極めて重要なものだ、私どもはそう思っております。  財政当局の立場からいきますと、予算...全文を見る
○麻生国務大臣 景気がよくなるとずっと景気がいいように思うのが、人間。景気が悪いとずっと景気が悪いように続いていくんだと思っちゃうものなんですけれども、そんなことはありません。経済というのは常に上がり下がりがありますから、今景気が何となくよくなってきているものだから、歳入がえらく...全文を見る
05月25日第189回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) 二〇一五年までのいわゆる二〇一〇年に比較して基礎的財政収支を半分にという話につきましては、できましたあの当時はできると思った人はほとんどいなかったと思いますが、結果的にそれがほぼでき上がりつつある。二〇二〇年度につきましてはそれをチャラにするという話なん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財務省から秘書官というのが出ていますので、大概、安倍総理以外の方を知りませんけれども、少なくともこの種の話は財務秘書官、財務省から来ている秘書官等々とあらかじめ打合せをした上で出すのが通常です、通常。ただ、例外はありますからね、例外は。  私のときには...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十四年度からずっと、最近みんな小さな字で書くのがはやりなのかね、これ、高齢者に対するいたわりが全然ないような感じがしますが、いずれにいたしましても、近年中の中小企業対策費のあれを見られて補正予算との比較でこう言っておられるんだと思いますが、当初予算...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 起業の話をされましたので、これはよく最近出る話ではありますけど、一つだけ、先生御存じかと思いますが、日本の起業が急激に減ってきたという時代があるんですけれども、基本的に今、皆さん、先生のところ、会社におられた頃もそうなのかもしれぬけど、サラリーマンの三代...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 指名されていないのに出るほど暇でもないんですけれども。  白川総裁に対して、やはり日本という国としてはデフレというものを、一九三一年以来初めてデフレーションによる不況というのをやり、少なくとも過去七十年間一回もやったことないデフレーションというものに対...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今般の平成二十五年度国有財産増減及び現在額総計算書の計数に誤りがあったということは、誠に遺憾なことだと思っております。このような事態が今後生じないように、直接の担当者以外の職員も計数作業、確認作業に関与させる体制を整備するなど、他の決算関係書類も含めまし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まずは、巨額の公的債務が累積をしていっているという状態にありますので、この日本の財政に対します市場とかまた国際社会からの信認というものをこれは確保していくためには、財政健全化というのはこれはもうしっかりと取り組まなければならぬ問題と、これははっきりしてお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私、グローバルな世の中にはならぬと思うんですね。インターナショナルにはなりますよ。グローバルとインターナショナルの区別が付いていませんもの、今の新聞なんというのは両方一緒になっていませんかね。僕は、インターナショナルな世の中になっていくと思いますけれども...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 時間もないんで、与党税制調査会で、軽減税率、複数税率とも言いますが、これのメリット、デメリットの検討がされ、連日ヒアリングもされた結果、話し合っている以上にこれはデメリットがでかいなという意識が広まりつつある、まあその程度にしておきましょう。
05月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○国務大臣(麻生太郎君) このプロ向けファンドというものをめぐります問題というのは、善意の第三者に限らず悪意の第三者もいっぱいおるわけですから、そういったことも考えていろいろやらねばならぬということにもなろうかとは思いますけれども、基本的にこの制度の在り方につきましては、何といっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、成長資金の円滑な供給と投資者の保護というのは、これ簡単に言えば車の両輪であって、別に相反するものではないという、御指摘のとおりだと思いますが、これに当たっては、これ両者の要請を満たすように配慮するというところが一番の要点だろうと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、大久保先生、まず、御存じのように、前提として、個別の案件につきまして、私どもの立場でこのような場所でコメントすることはまず差し控えさせていただくということであります。  その上で、次に、どのような事例を御指摘の事例と同様の事例とするか、ちょっと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて申し上げますけれども、個別の案件についてのコメントということについては差し控えさせていただきますというのを、まず最初に重ねて申し上げておきます。  繰り返しになりますけれども、一般論で申し上げれば、業績予想の下方修正というものは、これは様々な要因...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、金融庁といたしましては、設けられております相談室に寄せられた相談というものをよく分析をさせていただく、必要に応じて関係者と情報を共有するということだと存じますが、行政として対応が必要なものにつきましては、これらの情報を活用させていただくということ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 規制を強化する前に荒稼ぎするような手合いに対してどのような対応をするかという御質問なんだと思います。  プロ向けファンドの届出につきましては、法令違反者が認められた場合は、これは現行法の枠組みの中でいわゆる警告書を出すとか、公表するとか、また裁判所への...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このベンチャーファンドは、いわゆるベンチャー企業というものへの資本供給というものを行い、経営に参画する等々、今後の日本の経済成長にとりましては、このベンチャーファンドの力によってベンチャー企業の育成というものが重要な役割を果たすものだと思っておりまして、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 高齢顧客とのいわゆる金融商品の取引につきましては、平成二十五年の十二月に日本証券業協会が、投資経験や健康状態などを踏まえて慎重な投資勧誘を行うことというガイドラインというものを決めております。もう御存じのとおりでありますが。  金融庁におきましても、銀...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私のイメージを聞いておられるんですか。金融庁の話ですか。どちらですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 日本の金融市場というものがその機能を十分に発揮していく、今後とも発揮していくためには、株式とか債券等現物市場に加えて、デリバティブといったようなものが整備されているということが重要な要素の一つになるものだと、私どももそう思っております。  デリバティブ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、大門先生、やっぱり人間、欲がありますので、これなかなかちょっと金利も全然付かないというような今の預貯金の状況の中で、個人金融資産一千六百九十兆、現預金が八百八十兆か八百九十兆、現預金、そのうち六十五歳以上の持っておられる方、七〇%ということにな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 通称IFIARでイフィアールともよく呼ぶんですけど、インターナショナル・フォーラム・オブ・インディペンデント・オーディット、Rは何でしたっけね、レギュレーターかな、何かだと思うんですが、それを略してIFIARとみんなこの業界では呼ぶんですけれども、御指摘...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本以外にも立候補している国があります。何か国出ているかも知っておりますけれども、これ約束として言わないということになっておりますので申し上げられないんですが。  少なくとも日本としては、どこの国が立候補しているかは我々立候補している側は知っております...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中山先生の世代なら、サザエさん、御記憶かと思いますけれども、三世代同居の極みです。しかも、あれは女房の自宅にフグ田マスオさんが住んでいるのであって、あれは磯野波平さんの家ですから。御記憶かと思います。最近読まれないでしょうけれども、今でも努力して読み続け...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の法改正におきまして、いわゆるプロ向けファンドの販売、勧誘につきましても、いわゆる適合性の原則というものを適用させていただくということにしております。すなわち、その販売とかまた勧誘に当たりましては、顧客の知識とか経験とか、また投資の目的などを考えて適...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のあっておるところですけれども、プロ向けファンドに関しましては、これは投資家被害を適切に防止していくという必要性がある一方で、ファンドの円滑な組成というか、つくりに支障が生じないということをするために不招請勧誘を禁止することはちょっと慎重な対応が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえつつ配意してまいりたく存じます。
06月03日第189回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(麻生太郎君) 財政健全化に向けた政府の取組姿勢と目標の実現可能性についてのお尋ねがあっております。  現在検討中の財政健全化計画につきましては、デフレ脱却・経済再生を確実に進め、できる限り税収増を図った上で、それでも残る基礎的財政収支の赤字につきましては、歳出改革等...全文を見る
06月08日第189回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○麻生国務大臣 そのとおりです。
○麻生国務大臣 基本的には人材は適材適所だと思っておりまして、私どもとしては、木下は極めて優秀かつ適切な人材だと思っております。
○麻生国務大臣 御存じのように、現在の日本政策金融公庫というものは、平成二十年の十月に合併というか、設立をされたときには、旧国民金融公庫と旧農林漁業金融公庫と旧中小企業金融公庫の業務を引き継いでおりますのは御存じのとおりです。したがいまして、現在の体制は、旧公庫が担っておりました...全文を見る
○麻生国務大臣 これは最初から、望ましいということに関しましては、望ましいという前提でもともとこの話は始まったんだと思いますが、なかなかしかるべき人材を得られなかったというのが大きな理由だったと思います。  我々が欲しかった方は、とてもこんな給料では受けられぬと。もう御存じのと...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の法改正によって可能となっておりますいわゆる政投銀の株式の売却の話であると存じますが、もう御存じのように、この株式は国民共有の財産でありますから、これは国庫収入。財務省の立場としては、国庫収入としては最大化を図る必要があるのは当然であります。  企業への長期...全文を見る
○麻生国務大臣 民間からこの業界に来て一番最初に感じるのは、それ。私も経営者をやっていましたので、えっというのが正直な実感でしたから、山田さんの今言われました感性というのは、私は一般的には正しいんだと思っていますが、もう三十何年もこんなところにいると、だんだんこっちも感性が少し。...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたばらまき四K、これはかなりしっかりと見直しを行ってきたと思っております。  まず、高速道路の無料化というものにつきましては、平成二十三年八月の三党合意に基づきまして、平成二十四年度予算には関連予算は計上しないということにいたしまして、現政権下...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、この十兆円が全てその効果、これだけで上がったというわけではありませんが、現政権下においては、何といっても政権奪還のときから、デフレ不況からの脱却、正確には資産のデフレーションからの脱却、資産のデフレ不況からの脱却ということを申し上げてきたのですが、二十四年...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、先ほども御質問があっておりましたので同様の答えを申し上げるんだと思いますけれども、決算審議での議論とか議決とか次年度以降等々への反映とかいうものは、もうずっと我々としては、予算の効率化とか財政の健全化の上において極めて重要なことだと、これは財務としては皆そ...全文を見る
○麻生国務大臣 この制度は、公平とか公正とか、社会保障制度とか税制の基本として、今の情報社会のインフラの一つとして、国民の利便性とか行政の効率化、そういったものを考えて、これは着実に取り組みを進めていく必要があることははっきりしています。  問題は、個人情報として、保護とその利...全文を見る
06月08日第189回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 和田先生もよくお分かりのとおりなんだと思いますので、まず最初に、この防潮堤の希望は地元から出されたと、それに応じて対応したと。当時、我々は政府じゃありませんから、その辺の方がみんなやられたんだと思いますよ、民主党の方ですから。我々はその現場にいませんので...全文を見る
06月10日第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○麻生国務大臣 基本的に我々は為替の話については発言は差し控えることになっておるんですが、今、荒いというのは、足元において少なくとも円安の方向にかなり荒い動きが、三日間で三円ぐらいだと思いますので、そういった動きが見られておりましたという現実の話を申し上げたということでありまして...全文を見る
○麻生国務大臣 為替というのは市場に任せるという国際的なルールというか暗黙の了解でもありますので、前原先生、為替というものは、円安になるにしろ円高になるにしろ、ゆっくり確実にというのが最も望ましい、もしくは安定しているというのが望ましいのであって、上がったり下がったりというような...全文を見る
○麻生国務大臣 そのとおりにしております。
○麻生国務大臣 今のいわゆる経済再生ケースというのは、例の、二〇一三年度から二〇二二年までの十年間の平均で名目三%、実質で二%程度を目指すというのが大まかなところなんですけれども、二〇一五年から二〇年にかけて、国と地方、両方合わせて二十二兆円の税収増が見込まれる。これだけでもなか...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のとおり、約二割少々円安に振れておりますので、そういった意味では、円安によります輸入物価の上昇とか、消費者に対しましては消費税率の引き上げ等々によって影響が出てきて、物価の上昇というものがいわゆる家計の所得に追いつけていなかったということを言われたいんだと思...全文を見る
○麻生国務大臣 これはたびたび申し上げておるので、宮本先生御存じのとおり、為替の動向とか背景とかいうものについて述べるということは、これは市場に不測の事態また影響を与えるおそれがあるために言及は差し控えたいと申し上げております。  いずれにしても、引き続き市場の動向というものに...全文を見る
○麻生国務大臣 形を変えた、前の質問と言っておられることは同じことだと存じますので、為替の水準につきましては、市場に不測の影響を与えるおそれがありますので、言及は差し控えたい。先ほどとは違った言い方をしておりますけれども、内容は同じであります。
○麻生国務大臣 今、黒田総裁の方からお答えがあっておりますように、バーゼル委員会のいわゆる協議については、現時点でパブコメ、パブリックコメントに付されたばかりのものでありまして、まだ規制の案も何一つ絞ったわけじゃなくて、両論が併記されて、どっちという話の段階でもあります。したがっ...全文を見る
○麻生国務大臣 後発医薬品、いわゆる通称ジェネリックというものの使用の範囲ですけれども、これはお医者の方が詳しいんでしょうけれども、効果が全く変わらぬものが片一方は安くて片一方は高い、何が違うかといったら、こっちは先行薬品で名前が知れておる、こっちは後発薬品で余り名前が知られてい...全文を見る
○麻生国務大臣 これはまだきちっと決まっているわけではないので、ちょっと今この場でうかつなことは言えませんので、厚生労働省とよく協議をした上で改めて御答弁申し上げます。
○麻生国務大臣 社会保障の中で、これは先生の方がお詳しいんだと思いますが、予防という観点からいきますと、七十五歳以上で病気にかからない、病気にかかる方の比率は七十五歳を過ぎると急激に上がってくるんですが、これにかなり地域性があるというのは御存じかと思います。最近少し違いますが、昔...全文を見る
06月18日第189回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○麻生国務大臣 八時間座って何もないと気を使っていただきまして、まことにありがとうございました。  全然予定には入っておりませんでしたけれども、村岡さん、やはり東京で考える話というのと現場で考える話というのはよほど詰めないと、役人が考えてそのまま商売になるのと同じぐらいピントが...全文を見る
06月22日第189回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました平成二十五年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書外二件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明させていただきたいと存じます。  まず、平成二十五年度一般会計予備費予算額三千億円のうち、平成二十五年四月二十...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) もう何回もほかの委員会でお答えしておりますので、もう一回お聞きになりたいんだと思いますので、ほかの方にお聞かせになりたいんだと思って、御自身がお分かりになっていないわけではないと思いますので、重ねて申し上げさせていただきます。  まずは、日銀が量的いわ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、熊谷先生、個別によって全部違いますので、そこのところはよくよくちょっと考えていただいて、答弁ができないんで、全般的にこうしますという答えはないんですね、これ、基本的には。高齢者で後継ぎがある人で、俺はまだやる気があってちゃんとやろうという人と、も...全文を見る
08月04日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○国務大臣(麻生太郎君) 昨年十二月十六日に、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条に基づき、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を国会に提出いたしております。  報告の対象期間は、平成二十六年四月一日以降平成二十六年九月三十日までであります。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回のケースは、これは経営者のモラルの欠如というのが一番大きなところだと思いますが、低い収益性を見せかけで大きくごまかしていたというところで、極めて次元の低い話で、その結果、市場に対して正確な情報が開示されていないということによって市場の信頼性を失わせし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、まずは東芝に対して、市場に対して正確な情報が提示をされていかないと、これは東芝自体だけに限らず、他社も迷惑、他の上場企業がみんな迷惑を被ることになりますので、そういった意味で、金融商品取引上の法令違反というのが疑われている場合には、証券取引等監視...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回のこの東芝のケースに関して言わせていただければ、これは経営者のモラルが欠如したと、これはもうはっきりしているんだと思っておりますが、しかし本件が日本の上場企業に共通しているかといえば、それはちょっと言い過ぎでしょう。まともな企業がいっぱいありますから...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 報道とか、また第三者委員会の調査報告書で御指摘のような様々な表現が使われているということは承知をいたしております。  いずれにしても、今回のケースというものは、低い収益性にもかかわらず高く見せかけて、経営者のモラルということになるんだと思いますが、極め...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御本人の確認はしたという記憶はありますけれども、宣誓書を取ったというところまで、調査して御返事申し上げます。
○国務大臣(麻生太郎君) 一般に有価証券取引の報告書の虚偽記載ということですけれども、経営者などの提出者個人に対しては十年以下の懲役又は一千万円以下の罰金、またこれらの両方が科せられると。一方、法人に対しては七億円以下の罰金が科せられるということになっております。このように、経済...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは給与の比較はされていないと思うんですが、アメリカの場合の方の給料は幾らですかね。こちらの方の給与というものと比較をしていただかないと、これは給与なしでただただ罰則のところだけ言われても、実際払えますかね。私は、そこらのところも勘案して言わないと一方...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 第三者委員会の調査報告書で、例えば東芝の執行役に対する報酬の一部は期末業績に応じて支払われることになっていると記載されているということは承知をいたしております。
○国務大臣(麻生太郎君) 東芝のことに関して詳しく、個別の会社の内容の細かいところまで、何%から何%まで、知っているわけではございません。
○国務大臣(麻生太郎君) これはアメリカの企業の場合と単純に比較はできないと思いますが、借金の個人保証なんかをしておられるところはアメリカにはありませんものね。日本の場合は、これは個人保証しておられる方も多いんじゃないでしょうか。そこらの点はどうやって考えられるかというのをちょっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ついこの間まで、東芝の社長になると、ウン兆円の個人保証のところに一応判こを押させられたとよく聞かされましたから、昔はそうだったんじゃないでしょうか。
○国務大臣(麻生太郎君) これはいろいろな考え方があるんだと思いますけれども、先ほど言われたような話を前提としたら、幾ら金払ったって意味ないってことですからね。先ほどの御説明の話を聞いていると、限界がある、限界があると言われたら、幾ら金払ったって限界があるんじゃという話になります...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 尾立先生の御指摘のとおり、形だけのガバナンスの体制の整備というのはこれは余り意味がないということだと思いますので、実効的にガバナンスを施行というか、機能させるということが重要なんだと思いますので、一般的に申し上げさせていただければ、取締役会等において内部...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる旧未払債務ということの御質問なんだと思いますが、これは、終戦に際し引揚者等から寄託されております寄託物が約百八万件ということでありますが、その内訳は、旧日本銀行券等が約三万件、国債等が約二十二万件、預貯金証書、現金預かり証、生命保険証書、その他の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) お尋ねの終戦直後までに生じた未払になっております国の債務、いわゆる未払債務についてと理解しますが、財務省が所管する未払債務につきましては、終戦に際しまして引揚者から寄託された寄託物のほかに、外国債が約六千万円、旧連合国総司令部、いわゆるGHQでありますが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど申し上げましたように、この調査が外地であってみたり、いろいろな方々が、申し込んでこられた方々でないと、これはなかなか判別の仕方が極めて難しいというのは当然でありまして、私どものところに申し込んでこられた方々に関してはきちんと対応させていただいており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、きちんとした証書、書類等々の提出がない限りはなかなか簡単には、どなたさんの御紹介ですからといって、それに対する証明もないのに出すというのは、これはなかなか難しいというのは当然であって、あのフィリピンのときも、御記憶かと思いますけれども、きちんとし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) あのときの記憶ですけれども、確認できるものとできないものとがあの段階では既にかなりはっきりしていたと記憶しております。フィリピンに限らず、台湾の方がもっと書類はしっかり残っていたと記憶をしますけれども、あのときに随分いろいろ話が出ていたと思いますけれども...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 検討はさせていただきます。やる、やれない、改めて検討させていただくとしかお答えのしようがありません、この段階では。
○国務大臣(麻生太郎君) 財政健全化に係ります実効性を確保する方法の話ですけれども、法制化を含めましてこれは議論のあるところです。  現政権におきましては、これは法制化せずとも、歳出改革などをしっかり進めて、平成二十七年度予算では基礎的財政収支の赤字半減目標を達成すると。最初の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、内閣府の中長期試算におきます経済再生ケース等々、いろいろなケースがありますので、その中で中長期的に名目三%以上、実質二%以上の経済成長を実現するとのシナリオを試算にして行っておりますが、こうした前提が楽観的であるという御指摘なんだと思いますけれど...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この東日本大震災の事業者再生支援機構におきまして、これは、今復興庁から答弁があっておりましたけれども、被災をいたしております中小、特に零細小企業者に対しまして債権の買取り、また債務の免除等々の支援を行っておりまして、復興支援に重要な役割を果たしているとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そのとおりだと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 余り当たり前過ぎて特にコメントを申し上げることもないんだと思いますが、私どもは証券取引委員会がきちんとこれは対応すべき、まずは第一義的にはそうだと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) まず最初に、お尋ねの国債に係る銀行規制上の取扱いということになろうかと思いますが、バーゼル銀行監督委員会におきまして、これは予断を持たず、注意深く包括的に時間を掛けて議論するということ、これが合意であります。国際交渉に関する事項でもありますので、進捗状況...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地方というか地域の銀行におきましては、有価証券関係利益の割合は上昇しております。はっきり上昇傾向にありますので、有価証券の運用が銀行経営に及ぼす影響というのはかなり増加してきておるのはこの二年半はっきりしていると思っております。  このため、市場部門に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中国にとってやっぱり今一番きつくなりつつあるのは、多分急激に経済が発展したことによって、かつて日本で起きたような公害含めまして、いろいろな意味でのPM二・五とかいうのに限らず、水、黄河に水がありませんから、揚子江にも、水が非常に激減してきて、伏流水までな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたところでやはり一番問題なのは、これは何といっても社会保障関係費です。もう間違いなくこれが一番大きな要素なんですが、経済再生やこれまでの改革の成果と合わせて、社会保障関係費の実質的な増加というものは、これは人口の高齢化に伴いまして増加分が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財政がこれだけ厳しくなってきたこともあり、また少子高齢化が急激に進んでいること等々もこれありで、随分意識が変わられてきたんだと思っておりますが、高齢者の方々に偏っているとよく言われます福祉の在り方も、これはいわゆる子育て世代にその分がもっと傾斜配分されて...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 文化というものの中で、どうもお役所とか御年配の方は、文化というと、やれ歌舞伎だ、能だ、狂言だという話をよくするんですけど、大体、歌舞伎だ、能だ、狂言だ、聞いて分かる人はほとんどいませんから、失礼ですけれども。それが、外人に向かって分かれと言ったって、分か...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回のケースというのは、これは経営者のモラルが欠如していたとか、低い収益性を見せかけで大きくしたとか、まあはっきり言って次元の低い話なんですけれども、それは赤字なら分からぬこともないけれども、黒字を更に大きく見せようとした話だと思っていますので、正確な情...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 偉くないけど人事権を持っている人ぐらい偉い人いませんから。意味分かりますよね。組織におられた方なら誰でも分かる。自民党でも似たようなことがあるかもしれませんから。そういった意味においては、これはえらい問題なんですよ。  だから、私どもにとりまして、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはやっぱり、一番私ら商売やった経験からいって異常なのは、売上高を利益が超えているというこの下の紙が一番ふざけているんですよ、これ。これがやっぱり、この程度なら俺でも監査人ができるかなとか思わないでもないぐらいなんですけれども。ちょっと正直、これは普通...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御質問の案件ですけれども、まず、これは基本的には証券取引監視委員会において判断をされるべき事柄なんで、ちょっとコメントは差し控えさせていただきたいと思うんですが。  法令違反に該当する事実があるというように疑われる場合には、これは厳正な調査というものが...全文を見る
08月07日第189回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○麻生国務大臣 今御指摘のありましたように、地域の中小零細企業等から、今お話のありましたように、金融機関の対応は変わっていないのではないかとか、また、相変わらず担保とか保証とか個人保証とか、そういったようなものを言ってくるという話等々があるのは事実であろうと思います。  したが...全文を見る
○麻生国務大臣 全く御指摘のとおりで、融資と投資というのは、投資するのか金を借りるのかの違いで、金を出す方は同じことなんですけれども、金を借りる人に対しては、借りている方は、金利さえ払えば赤字でもいい、投資となりますと、これはその金を返済するためには黒字にして配当するしか方法がな...全文を見る
○麻生国務大臣 今回のケースというものは、これは基本的には経営者のモラルが欠如しているんですよ。一番はっきりしていると思いますね。低収益性だというのを見せかけでごまかしていたわけですから極めて低次元の事案で、その結果、市場に極めて明確なもしくは正確な情報が開示されていなかったとい...全文を見る
○麻生国務大臣 それは法律ですから。法律にのっとってきちんと証券取引監視委員会、いわゆる法令違反が問われる場合には、まずは証券取引監視委員会でしょう。ルールできちんとそうなっていますから、まずそこできちんとやるという、これは法律でそのとおりやることになるんだと思います。
○麻生国務大臣 繰り返し申し上げて恐縮ですけれども、いわゆる法令上の違反が疑われるということになった場合には、証券取引等監視委員会において厳正な調査が行われた上、本件についても対応がとられるということなんであって、ライブドアの上場廃止の話が出ていましたけれども、上場にかかわる話は...全文を見る
08月10日第189回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(麻生太郎君) 突然の御質問ですけど、もう一回言ってください。
○国務大臣(麻生太郎君) 戦争は、今、日本では違法ということになっておるんだと思いますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 政府としてコメントをするような話であるとは思いません。私、今政府の立場で答弁しているんだと思いますが、まず基本的にその立場だけはっきりさせておきます。  その上で、武藤貴也自身に私が何を言ったかということに関しましては、八月の何日だか、五日だか七日だか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法案の審議に入る前に、十分本人はこのことに関しては発言をしておりますから、もうこれ、自民党で決まっているんですから、政府として決めた話ですから、決めた話を法案として提出した以上は、言いたいことがあるんだったらその前に言っておかないかぬと、言った上での話で...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう既に御存じだと思うんですが、骨太の方針二〇一五年という、これは六月三十日の閣議決定の部分ですけれども、そこにおいて、少子化のトレンドを変えるためということで、集中的に実効性のある政策を投入すると既にされておりますのは御存じのとおりだと存じます。...全文を見る
08月24日第189回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(麻生太郎君) 防衛予算を含めて三つの話が今重なって一つで聞いておられるので、少なくとも我々として見まして、御関心のおありの少子高齢化というのに伴いまして、これはもう高額医療等を含めましていわゆる社会福祉支出が増加する、また少子高齢化に伴いまして子供の絶対量は不足してま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 我々の世代は、シベリアの酷寒の地の時代を知っている世代ですから、ですから、そういった意味では、相沢先生に限らず、私の周りにもそういった方はおられましたんで。もう大分多くの方が亡くなっておられます。  日本としては、平和特別基金というのをつくって、その後...全文を見る
09月10日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○国務大臣(麻生太郎君) 本年六月二十六日に、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条に基づき、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を国会に提出いたしております。  報告の対象期間は、平成二十六年十月一日以降平成二十七年三月三十一日までであります。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中国経済の現状は、本年の四―六月におけます実質GDPの成長率は前年度比七・〇%増と言っておられますので、言っておられますというのは、この国の数字が確実なものとはなかなか言い難いという御批判がよく出ますからそう申し上げております。鉱工業生産の伸びが鈍化して...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 武藤貴也本人が為公会に所属していたかという御質問に関しましては、そのとおりであります。  それから、離党届の提出がありましたので、これを党が八月の十九日に受理をしておられますが、私どもの派閥に対しましても退会届が同時に出されておりました。また、二十六日...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう政府として、一議員の進退というものにつきましては、これは、何というのか、政府として立法府に対して進退をどうすべきというのは適切だとは考えたこともありませんし、あえて申し上げれば、派閥の長として申し上げさせていただいても、一議員の進退についてとや...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 質問の御趣旨がよく分からないんですが、この未公開株に関して何かあったらどうするか、どういう具合に対応するかということを聞いておられるんですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 国会議員に特別な枠があるという話は聞いたことがありませんので、私どもとしては、ちょっとそういう仮定の質問に関しては少々お答えいたしかねます。
○国務大臣(麻生太郎君) 極めて漠然としておりますので、何でもしゃべれるという話のような御質問ですけれども、今のお話の中で、平成二十四年から二十七年の八月までの三年間で見ますと八割強の銘柄で上昇、平均八六%の値上がりになっているという資料を根拠に今の話をつくられているんだと思いま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このG20が二〇〇八年に始まって、首脳会議、財務大臣会議が始まったのはその後からだと思いますので、この三、四年の話、もうちょいか、四、五年の間だと思いますが、この間に、少なくともG20財務大臣・中央銀行総裁会議の場で中国の経済が話題になったことは過去に例...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、各国が何を言ったかということは、後で誰々がこう言ったということは言わないルールになっておりますので、これなかなか申し上げにくいんですが。  今から申し上げることは、この六月中旬以降、今年のです、それまで株式市場で蓄積していたバブルの調整がなされ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども申し上げましたように、詳しい議論の内容について御紹介をすることは差し控えたいと存じますが、会議後に発出されております声明、声明が出ておりますので、においては、我々は、根底にあるファンダメンタルズを反映するためには、より市場で決定される為替レートシ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは資本取引の自由化という話をしておられるんだと思うんですけれども、これは経済を持続的に、政府が意図的に後ろから操縦するんじゃなくて、持続的な経済成長をということをやっていこうというのであれば、これは資本取引の自由化というのは多分大きな要素の一つになる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 急激に拡大してきた経済がその方向転換を迫られるときというのは、過去、我々は、いわゆる朝鮮事変の後からの高度経済成長、十六、十七年続けてオイルショックまで、オイルショックから構造改革をして猛烈な勢いで切り替えていった一回目。それでまた、一九八五年のプラザ合...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今私ども基本的には、先ほど大久保先生の御意見でしたが、四―六のところの話が出ていましたけれども、GDPがマイナス成長になっておるということになりますけれども、しかし、同じ時期に、これは企業の収益の方からいきますと史上最高の経常利益をたたき出してい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 西田先生、これはアジア、元に限りませんけれども、人民元に関する話だけではございませんけれども、一九九七年のアジアの通貨危機のあのときの経験を踏まえて、ASEAN十か国と日中韓三か国の参加しておりますASEANプラス3の財務大臣・中央銀行総裁会議というのが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のあった話で、いろいろ前提がくっついてはいますけれども、地域銀行が大丈夫だろうかという話が多分そこに行き着いているんだと思いますが、これは、金利が上昇した場合は、当然のことですけれども、自己資本というものの影響度合いというのはどうなるかというのが一...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私の申し上げたのは、様々なカードというのが広く、今は皆さん何枚もカードを持っておられますので、消費者の間にかなりカードというものは広く普及しているんじゃないんですかという話を最初に申し上げたと記憶をいたします。  いずれにいたしましても、今は軽減税率と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 初めての経験であることだけは確かだと思いますので、初めての経験ですから、やり方も極めてドラスチックといえばドラスチック、乱暴といえば乱暴なんだと思いますが、いきなり各銀行に今おまえが持っている株をあしたから売るなと。日本でそれやったらどんなことになるかと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、アジ銀総裁の言われた話の細目を残念ながらよく、詳しく存じ上げていないんで、答弁が少しずれているかもしれませんけれども、いわゆる中国として伸びなければならないということは、余地があるというのは確かだと思っております。  二〇〇八年に、当時、胡錦濤...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) あちらの方から補正だ補正だなんと言って、あらかじめミーティングがしてあったのかどうか存じませんけれども、御意見が。  今、経済の状況というのは、まだ補正とかそういう話までとても行っておりませんけれども、今やっと概算が終わったところぐらいな話ですので、今...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう個別事案に関わる話なのでコメントは差し控えさせていただきたいと思いますが、これは一般に言われます金融商品取引法に基づいて、いわゆる法令に違反している、それに該当するんだということであるのが疑われる場合においては、これはもう証券取引監視委員会でこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはよくよくある話で、どこでもそうですけれども、表に出てこなくて役職もなくて人事権だけ持っているという人は偉いんですよね。いるでしょう。大人の話としてこういうのをしないと、定期的な、決まった、しゃくし定規の話をしたって全然現実に合いませんから。大きな組...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、東芝が抵抗したというように取られましたけれども、政府に出向しておられる東芝からの方が反対しておられたというのが正確であって、東芝が全社を挙げてコーポレートガバナンスに反対をしたなんて話、大体こういうのは全部マスコミというのはそうやって作りたがるもので...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは重ねて申し上げますけど、個別の会社の話であって、これによって一番どう反応されるかというのは、間違いなく株主が一番それに対して発言権を有しておられる方なんだと思いますので、私はその東芝の株というのを持っておりませんし、私自身もそれに対する発言権という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、財務省としてはなるべく高く買っていただいて、結果としてそれが復興財源に回ることによって税金をその分だけ使わなくてよくなるということになりますので、そういった意味では、復興財源の財源としては極めて大きな要素、占める位置にあります。  売出し価格等...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 言い方の問題だとは存じますけれども、お気持ちだけはうまく伝わるように努力をいたしたいと存じます。
11月10日第189回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○麻生国務大臣 今御質問のありました軽減税率の制度を導入するということにつきましては、平成二十七年度の与党税制改正の大綱におきまして、「関係事業者を含む国民の理解を得た上で、税率一〇%時に導入する。」と書いてあります。また、「平成二十九年度からの導入を目指して、対象品目、区分経理...全文を見る
○麻生国務大臣 マイナンバーが法律的に通るであろうという前提で検討させていただいたというのは事実であります。
○麻生国務大臣 一言は難しいんですが。  インボイス、いろいろなものがありますが、ユーロ、欧州みたいな形のインボイスということを考えておられるんだったら、手間がかかることは確かです。
11月11日第189回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御記憶のように、ガット・ウルグアイ・ラウンドのときに、国庫で二兆七千六百二十億です、たしかね、たしか六百七十億だったと思いますが、トータルで事業費予算で約六兆百億だか一千億だったかと記憶いたしますが、ああいったような形で最初に額ありきというやり方でやるこ...全文を見る