麻生太郎

あそうたろう

小選挙区(福岡県第八区)選出
自由民主党
当選回数14回

麻生太郎の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月04日第190回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十七年度補正予算の御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要につきまして御説明をさせていただきたいと存じます。  日本経済につきましては、安倍内閣におけるこれまでの取り組みによって、デフレ不況から脱却しつつあります。  今こそ、少子高齢化という...全文を見る
01月04日第190回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十七年度補正予算の御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要について御説明をさせていただきます。  日本経済につきましては、安倍内閣におけるこれまでの取組によって、デフレ不況から脱却しつつあります。  今こそ、少子高齢化という構造的課題に取り組...全文を見る
01月06日第190回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 保育、介護の施設整備のための予算についてのお尋ねがあっております。  保育につきましては、女性の就業率上昇などを背景とする申込者数の大幅増により、待機児童数は前年より増加をいたしております。このため、受け皿整備は緊急の課題であり、昨年十一月に一億総活躍...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今後の財政健全化に向けた決意についてのお尋ねがあっております。  日本の財政が大変厳しい状況にあるのは御存じのとおりであります。社会保障制度を持続可能なものとして次世代に引き渡す、同時に、財政に対する信認を確保するため、財政健全化は避けて通ることができ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 補正予算の経済効果についてのお尋ねがあっております。  今般の補正予算は、少子高齢化という構造的課題への取り組みを含めた一億総活躍社会の実現や、TPPの効果を真に経済再生、地方創生に直結させるために、緊急に実施すべき施策を講ずることを主眼としております...全文を見る
01月07日第190回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○麻生国務大臣 平成二十七年度補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明をさせていただきたく存じます。  最初に、一般会計の補正について申し上げます。  本補正予算におきましては、財政健...全文を見る
01月07日第190回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 臨時給付金の経済効果についてのお尋ねがあっております。  賃金引上げの恩恵が及びにくい高齢者にも恩恵が及ぶようにしたい、また、これにより今年前半にかけての個人消費の下支えを行い、経済の下振れリスクに対応することも必要であろうと考えております。今般の給付...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税の軽減税率制度の導入に向けた事業者支援についてのお尋ねがあっております。  軽減税率制度の導入、運用に当たりましては、混乱が生じないよう万全の準備を進めなければなりません。政府部内に必要な体制を整備するとともに、軽減税率制度及びインボイス制度の導...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 補正予算の意義、目的及び財政健全化の取組についてのお尋ねがあっております。  安倍内閣は、一億総活躍社会の実現という新たな目標の下、少子高齢化という構造的課題に正面から取り組むということといたしております。本補正予算は、その第一歩として、保育や介護のた...全文を見る
01月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○麻生国務大臣 今御質問のあったところは、いわゆる政府税制改正大綱の中にもきちんと書いてありますように、財政健全化目標を堅持するとともに、社会保障と税の一体改革の原点に立って安定的な恒久財源を確保するという観点から、いわゆる平成二十八年度までに歳入及び歳出における法制上の措置を講...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘がありましたように、軽減税率が導入される際には、混乱が生じないようにということを、慎重に取り組まねばならぬということで、五%から八%に上げる際も政府内部に組織をつくったのも御記憶のとおりなんですが、必要な体制を整備するとともに、事業者の側にも立って、消費者...全文を見る
○麻生国務大臣 通告があっていませんので、その点をまず最初にお断りしておきます。そういう質問をなさるときにはあらかじめ通告をしておくというのがこの委員会の慣例になっておりますので、夜中に質問を出すとかいうことではなくて、あらかじめ通告する時間は決まっておられるはずですので、ぜひお...全文を見る
○麻生国務大臣 今おっしゃりたいことは、企業収益が好調な割にという話を多分おっしゃりたいんだと思いますが、内部の留保がふえております、その割に配当または賃金、設備投資が伸びていないという話なんだと思います。  その状況の中にあって、何といっても、今、法人税というものを見ました場...全文を見る
○麻生国務大臣 今申し上げましたとおりに、基本的に企業というものは、得られた利益のうち、賃金を上げるか、配当をふやすか、もしくは設備投資に回すか、利益はその三つに分配されていくというのが常識的な理解であります。  したがいまして、法人実効税率とかいろいろな言い方がありますけれど...全文を見る
○麻生国務大臣 設備投資減税というのも、御存じのとおり、やらせていただいております。この三年間やらせていただきました。(発言する者あり)賃上げの減税も、今、何とか発言というのはやっていましたけれども、言っていることは正しいです。  そういったようなことをやっても、現実問題として...全文を見る
○麻生国務大臣 新聞等々、いろいろ前から御意見のあったところだと思いますが、これを、今、水道料金とかガス料金とか電気料金とかいろいろ話が出ておりますけれども、これは、いわゆる日常生活における情報媒体として、全国にあまねく均質に情報を提供し、幅広い層に日々読まれていること、その結果...全文を見る
○麻生国務大臣 柿沢先生おっしゃるように、軽減税率制度に批判的なエコノミストとかそれから大学の先生とか有識者とかいう方がいらっしゃることはよく承知していますよ、私どもも。  しかし、他方、今般の軽減税率の導入に当たっては、社会生活に不可欠な食料品等に軽減税率を導入するのは国際標...全文を見る
01月12日第190回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○麻生国務大臣 税収の上振れに関しての御質問だと思いますので、経済状況等によって下振れすることもありますので、安定的な恒久財源とは言えないとたびたび申し上げております。
○麻生国務大臣 この種の話というのは昔からよくある話で、これを最初に導入したのはイギリスだと記憶しますが、そのイギリスでも同じような議論がなされて、結果としてどこで線を引くかということになりますと、西村先生の御意見、その他の方々の御意見、皆統一しているとは限りませんから、ではイク...全文を見る
○麻生国務大臣 指名されたのは私。  軽減税率制度につきましては、御存じのように、御党も入られた上で、みんな、三つ案が出たでしょう、あのとき。その中の三つをいろいろ我々は議論して……(西村(智)委員「そうですよ。そのうち、ちゃんと検討されなかったじゃないですか、給付つき税額控除...全文を見る
○麻生国務大臣 新聞につきましては、基本的な考え方で、これは前々からいろいろ議論になっていたところですけれども、日常生活の中において、少なくとも情報媒体として全国ほぼあまねく均質に情報を提供し、幅広い層に日々読まれている等々の条件を考えて、この結果、新聞の購読料に係る消費税負担は...全文を見る
01月13日第190回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○麻生国務大臣 今御指摘のありました、いわゆる飲食料品を対象とする一方、外食というものを外すということによってのゆがみということを言っておられるんだと存じますが、これにつきましては、消費税の負担が逆進的であるということにつきましては先ほどずっといろいろな方が述べておられたとおりな...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、重徳先生御指摘のありましたとおり、導入するまた運用するに当たりましては混乱が生じないようにということを考えて準備をせねばならぬということは当然のことだと思っておりますので、非常にいろいろ今から具体的例が出てくるので、後ろに座っておられる井上先生のところのあ...全文を見る
○麻生国務大臣 たびたび申し上げておりますように、上振れ分というものは、下振れする可能性もありますので、安定財源とは言いにくいのではないか、釈迦に説法みたいなことを申し上げて恐縮ですけれども、たびたび聞かれますので申し上げます。  その分をどう使うかにつきましては、先ほど甘利大...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたように、その点をどう使うかについては財政諮問会議で検討する、先ほどお答えいたしたとおりです。
○麻生国務大臣 頭のいい方にたびたび説明するのも、こっちの方が気恥ずかしくなるんですけれども。  私どもといたしましては、六千億円というものをどうやってやるかにつきましては、検討するということになっております。今から一年ぐらいありますので、その中においていろいろ検討させていただ...全文を見る
○麻生国務大臣 たびたびたびたび説明させていただくようで恐縮ですけれども、先ほども申し上げましたとおりでして、いろいろ場外発言が続いておりますのでお聞きにくいところもあろうかと存じますが、もう一回お答えさせていただきたいと存じます。(大串(博)委員「端的にお願いします、よく聞こえ...全文を見る
○麻生国務大臣 仮に軽減税率を全く導入しないで消費税率を一〇%に引き上げた場合のいわゆる総世帯消費税負担額は、一定の仮定のもとで機械的に試算をいたしますと、一世帯当たり四万六千円程度、一人当たり一万九千円程度増加することとなりますが、酒類及び外食を除く飲食料品及び一定の新聞の定期...全文を見る
○麻生国務大臣 これも一定の機械的な計算になろうかと存じますが、二人以上の世帯の年間収入に占めます消費税の負担割合ということで、年収二百万円以上二百五十万円未満の世帯につきましては、現行の負担割合が六・四%、軽減税率を導入せずに消費税率を一〇%に引き上げた場合の負担割合は七・九%...全文を見る
○麻生国務大臣 今、宮本先生から御指摘のありました文ですが、これは、与党と政府の税制改正の大綱におきまして、消費税の軽減税率制度の導入に必要な財源について、御存じのように、財政健全化目標を堅持するとともに、社会保障と税の一体改革の原点に立って安定的な恒久財源を確保するとの観点から...全文を見る
○麻生国務大臣 極めて先の話でもあろうかと思いますので、うかつなことはということだと思いますが、先ほども申し上げたとおりなのであって、新たに入れます軽減税率ということによってどういったことになるかというのは全く今からわかりませんので、そういった意味ではいろいろなことに慎重に対応せ...全文を見る
01月15日第190回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十七年度補正予算の大要につきましては、既に、本会議において申し述べたところではありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たりまして、改めて御説明をさせていただきたいと存じます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げさせていただきます...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、安倍内閣になってからこれまでの取組によりましてデフレいわゆる不況というものの脱却しつつある今、強い経済の実現というものに向けて、我々はいわゆる少子高齢化などなど構造的な課題に取り組む必要があろうというのはもう合意されているところだと存じますが、こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) TPPにつきましては、御存じのように、昨年十月の大筋合意に至りましたけれども、その後、多くの中小企業、零細企業の方々からTPPを活用した海外展開というものの準備を直ちに始めさせてもらいたい、支援してはもらえないかという声が多く寄せられてきたところでありま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど厚生労働大臣からも御答弁があっておりますとおり、基本的には、いわゆるアベノミクスの恩恵に浴しにくかった低額所得者、高齢者等々の方々ということを対象にしておりますので、私どもとしては、今御質問のあったように、私どもは、そういった範囲の方々に受け取って...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 余り記憶がないので、よく調べて御返事申し上げます。
○国務大臣(麻生太郎君) 軽減税率のほかにもいろいろ対策があるのではないか、低所得者に対しての対策があるのではないかというので、三党合意がなされた中の一つが軽減税率だったと記憶をいたします。  いろいろな御意見がありましたので、面倒くさい、間違いなく事業者間においては非常な手間...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 自民党におられたので御記憶もあろうかと思いますが、毎年年末になると税制調査会という党の中であの喧騒たる騒ぎの、ああいったようなものは余り今の時代には適さないのではないかと私どもは基本的にそう思っておりますので、今回もそういったことがないようにするために、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) どの新聞にどういう記事が出たかを確実に知っているわけではありませんが、外為特会の話というのは前々から、この話が出るずっと以前より外為特会の流用という話はよくある話ではあります。しかし、それが恒久的な財源かと言われると、そうでないのは御存じのとおりだと存じ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の御指摘は、論理上は十分にあり得ると思います、それはもちろん。しかし、今の段階では我々はそれを考えているわけではなくて、しかるべき恒久財源となり得るもの、六千億を党においても真摯に考えるということで党からの御指摘もあっておりますので、そういった御提案が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の話では、酒類、外食を除く飲食料品を軽減税率の対象品目とすることによって、減収見込額は一兆二百億円と見積もっております。また、新聞購読料というものを今のような考え方でやらせていただきますと、減収見込額は約二百億円ぐらいになるであろうと予想されております...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) おっしゃるとおりです。
○国務大臣(麻生太郎君) いろいろ御意見があったと伺っておりますけれども、新聞につきましては、いわゆる日常生活におけますいわゆる媒体、情報媒体として、全国あまねく均質に情報を提供、また幅広い層に日々読まれる、この結果、新聞の購読料に係る消費税負担が逆進的になっているのではないかと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、今、水野先生言われたとおりです。
○国務大臣(麻生太郎君) 今、納税申告を行う販売事業者が判断するということになろうと存じます。対象となり得る新聞の数につきましては、現時点では把握できておりません。  ただ、経済産業省の統計調査によれば全国一千四十三の新聞があるとされておりまして、この多くのものが対象となり得る...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 競馬新聞を宅配で取っておられる方がどれぐらいいられるかちょっと知らないんですが、一定の題を用いて政治、経済、社会、文化等に関する一般社会的事実を掲載する週二回以上発行される新聞というように明確に定義したいと考えておるんですが、そういった形で申し上げた範囲...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど申し上げましたとおりに、いわゆる消費者の納税申告でありますので、商品の販売等を行った者が行うということになっておりますので、納税申告を行います販売事業者というのがおりますので、それで適用税率を判断することになるんだと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) これまた意見のいろいろ分かれたところではありますけれども、きちんとした定期購読をしているということをもってこの範疇にさせていただいた。あれで幾ら売られている、これで幾ら売れたというのはなかなか調査しにくいということもございますので、きちんとした公平性を得...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) やはり基本的に情報を広くあまねく低所得者においても平均的に得られるようなことという配慮はしておくべきであろうということに基本的な考え方の根底にありますので、そういった意味では、今言われたようなところ、両方を勘案して考えさせていただいたというように御理解い...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、私が直接やったわけではありませんけれども、この件に関しましては、主税局等々、法律を作るに当たりましてはかなりの頻度、いろいろな、新聞社というのは何も朝、毎、読に限ったわけではありませんので、多くの新聞社の方々にこちらから足を運んでいろいろ話を聞か...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 岡田先生おっしゃるように、これは、日本の財政は大変厳しいものにあるというのはもう間違いない事実であります。加えて、社会保障制度を維持していくというのは、少子高齢化という日本の構造上の避けて通れない問題でもありますので、これをきちっと次世代に引き渡していく...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今でいう、このいただいた資料でいきますと、私、七十五歳ですから、何ですか、一番上の方ですな、これは、二千二百七十四万分の一ということなんでしょうけれども、同じ七十五歳でも健康じゃないのと健康の人の差はちょいと、物すごく激しいというのが正直な実感は、同窓会...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる百三万円の壁というのは昔から言われている話でありますけれども、これは経済財政諮問会議等々においてこの数年間いろいろな議論を重ねてまいりまして、配偶者の給与収入が百三万円を超えて百四十一万円までの場合には世帯の手取り収入が減少しないような仕組みを既...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今御指摘のありましたとおり、これは区分経理に対応した税額計算をしていただく必要があると。これが面倒くさいと言ったら、いろいろ野党の方から御意見が出ましたけれども、面倒くさいのは、これは事業者が一番面倒くさいことになるだろうと、私どもはそう思ってお...全文を見る
01月18日第190回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 竹谷先生御指摘のとおり、国が実施いたします個々の事業につきましては、直接掛かる事業費というだけではなくて、そのほかに人件費、物件費、減価償却等々いろいろございますので、そういったものを含めた全体としてのコスト、いわゆるトータルコストとかいろんな表現ありま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、昨年の二月の四日の衆議院の予算委員会で岡本三成先生の方から今言われた趣旨の御質問があっております。  そのときにお答え申し上げましたのは、これはなかなか民業圧迫になりかねない部分もありますので、一方的に公庫だけがどんと引き下げ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、一億総活躍国民会議において取りまとめられました緊急対策において、介護離職ゼロの実現が緊急の課題とされたところです。特に、この都市部における介護施設の整備に当たっては、用地の確保というのも大きな課題となっておりました。  そこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) お待たせしました。済みません。  酒類及び外食を除く飲食料品及び一定の新聞の定期購読料を軽減税率の対象として、いわゆる標準税率を一〇%に引き上げることとしておりますが、今御質問の内容は、消費税負担の増加額を一定の仮定の下で機械的に試算をいたしますと、単...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 単純に計算すると、そうなるのは当然のことだと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 軽減税率導入によるいわゆる減収見込額につきましては、税率一%当たり消費税額二・一兆円、これは、国などにおけます負担する消費税額や住宅取得に係る消費税額を除いたものでありまして、家計消費に消費するものだけなんですが、家計調査における軽減税率の対象品目の消費...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のとおり、今の話で、ちょっとにわか勉強で誠に恐縮ですが、これは、全体で取っている数字と家計調査に基づいて足してきた数字との差が多分これに出てきているのではないかと想像されます。
○国務大臣(麻生太郎君) 大変お待たせしました。  基本的に、先ほど申し上げましたように、家計調査というものを我々はいろいろな方にお願いをして出してもらっているわけですが、その出している方々が書いていただいているやつを我々は基にして、先ほど申し上げたことになりますけど、実際全部...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて申し上げるようで恐縮ですが、少なくとも、小池先生のおっしゃるように、間違いなく家計調査というものはきちんとしたお願いをさせていただいた方々のところですから、サンプル量は当然小さくなるのは当たり前の話なんであって、そのものに対して我々は、その比率から...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のことに関しまして、明確な答弁が今は数字の上でできませんので、後刻資料をもって提出させていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) あしたの午前中、始まるまでに。
○国務大臣(麻生太郎君) 補足を申し上げるようで恐縮ですが、二〇一四年のあの税制改正のときは、あれは復興法人特別税の廃止であって、あれは当初の予定を一年間前倒ししたものなのであって、恒久的な減税として扱うのは少々おかしいんじゃないんですかね。  二〇一五年、一六年度の設定に関し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 山田先生御存じかと思いますけれども、ちょっと昔話で恐縮ですが、当選される前ぐらいに、ポルノコミックを規制するポルノコミック規制議連というのをつくらざるを得ぬことになって、おまえ漫画詳しいからおまえやれと言われて私やらされたことあるんですが、ポルノ促進議連...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはなかなか難しいと存じますね。  しかも、時代とともに変わっていきまして、多分、山田さん、「チャタレー夫人の恋人」という本を読まれて、これが何で発禁になったか多分あなたには理解できませんよ。しかし、俺たちの世代はあれは全部発禁だったんだから。あれ、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財政法上の第二十九条に、義務的経費の不足を補うということのほかに、予算作成後に生じた事由に基づいて特に緊急、緊要となった経費の支出などを行う場合に補正予算を編成し、予算の追加を行うことができるといたしております。  今回の補正予算は、二十七年度予算編成...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 会計年度独立の原則ということが第十二条に書いてありまして、各会計年度における経費は、その年度の歳入をもって、これを支弁しなければならないとされております。
○国務大臣(麻生太郎君) 山田先生が作成をされましたその資料につきましては、これは各省から提出をされたいわゆる計数の内容だと思いますので、それを私どもは承知しているわけではありませんが、またどのような基準で計数を整理するかなどということにつきましても、その結果、その意味合いが異な...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) なかなかそういう言葉に乗らなくなりましてね、最近。  歳出予算の項の、項って例の一項、二項の項ですが、項ごとに国会が歳出権の付与を行うという仕組みになっておるんですが、補正予算によって同じ項に歳出を追加した場合、その歳出権は当初予算、補正予算一体として...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども申し上げましたように、一般論として申し上げれば、結果として翌年度に執行を繰り越すことになった、執行が翌年度になったとしても、補正予算に計上することで年度内に、先ほど申し上げたような箇所付けとか契約準備等々が進めることや何かが可能になりますし、翌年...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御質問の、言われたとおり、TPP等、まだこれ十二か国で決める話ですから、相手国のサインがまだでき上がっていない段階でもありますので、これが実際に、この法案が、今大筋合意をしただけであって、それが現実問題に、これ施行されるかということにつきましてはまだ確...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、昨年の十月に大筋合意をしたところでありまして、多くの中小零細企業の方々から、TPPを活用した海外展開の準備を直ちに始めたいとか、支援をしてもらいたいという声はいろいろ上がっております。  また、農林水産等々の現場からも体質強化策を早期に示してほ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二十七年度の補正予算におけます補正追加額四兆七千六百八十億円のうち、繰越明許の額につきましては二兆二百八十六億円でありまして、補正追加額に占める繰越明許の割合は四二・五%ということになろうと存じます。  当初予算であれ補正予算であれ、この経費につきまし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) よくこの質問を度々伺っておりますので、毎回同じことをお答えするようで恐縮ですが、日本銀行に聞かれるべき金融の出口の話ですから、その当人は今おられますからあちらに聞かれるのがまず適切であって、財務大臣に聞かれて、財務大臣が日本銀行の発行のことに関して口を差...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の中西先生のお話で、確かに、先行きのリスクとしてアメリカの金融政策の、まあ正常化が正しい表現ですかね、正常化が進んでいく中で、中国等々新興国の景気の下振れに関しては十分に留意をしておかないかぬというお立場なんだと思いますので、それは間違いなく御説のとお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 委員御指摘の資料が、というか報告書が、これ日本財団だと記憶していますけれども、出されているのを知っております。  いわゆる子供の貧困層への対応として、今厚生労働省と文部科学省において、昨年の十二月でしたか、ひとり親家庭・多子世帯等自立応援プロジェクトに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、荒井先生御指摘のように、企業収益、間違いなく好調であります。二年間を見ましても、二十五兆五千億、二十四兆、約四十九兆九千億ぐらい増えておりますんで、それは内部留保だけで、これは税金を払った後に残った金ですから、内部留保だけでそれだけ増えておりますんで...全文を見る
01月19日第190回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 昨日、共産党のコバヤシアキラ先生の方から……(発言する者あり)済みません、コバヤシじゃありません、小池でした。大変、大変失礼しました。ちょっと、高齢者は少々眼鏡を掛けぬといかぬですな、やっぱり。  昨日、共産党の小池晃先生から資料提出の要請があっており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、一昨年、比べてみますと、百五ドル、十ドルだった石油が、バレル、バレルですよ、バレルで三十ドル切るような話になっておりますいわゆる原油価格の低下とか、そういうのが結果的に各国の株式市場等々に非常に大きな影響を与えておりまして、世...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 多分、読売と朝日の資料を使っておられるんだと思いますが、まず二〇一四年の十一月の設問は、消費税率引上げと同時に、低い、生活必需品など、導入すべきと思う人が七七が、今度、二十五年十二月では酒、外食を除く食品全般が対象となった点というのを評価すると。設問の内...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われました財政法二十九条ということになろうかと存じますが、義務的経費の不足を補うということのほかに、予算作成後に生じた事柄などに基づく、また特に緊要となった経費の支出などを行うという場合には、補正予算を編成して予算の追加を行うことができるとされており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税の軽減税率制度の減収額見積りについてということなんだと思いますが、消費税収の実績に見合った減収額を求めるとの考え方の下で、消費税収の減収額から政府の負担額などを控除して、これに家計調査から推計したいわゆる課税、何て言うの、消費支出額に占めますいわゆ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 済みません、割り戻したらの話、済みません、間違えました。  この国会におきましては、消費税の軽減税率制度の家計への影響として、例えば二人以上世帯の収入階級別の一世帯当たりの消費税負担軽減額など様々な前提でこれまでお尋ねをいただいてきたところですが、我々...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 六万二千円から一万八千円を引いた差になりますので、四万四千円ということになるということだと存じます。(発言する者あり)
○国務大臣(麻生太郎君) 六万二千円に一万八千円を足しまして八万円ということになります。
○国務大臣(麻生太郎君) 三万五千円と申し上げた分が、今の申し上げている数字では六万二千円ということになる、六万二千円ということになるんだと存じますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 一万四千円と申し上げていたものが二万七千円ということになるんだと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 今の御質問ですけれども、これは多分、内閣府と財務省との統計の取り方が違っているとしかお答えのしようがありませんですね、今の段階では。
○国務大臣(麻生太郎君) 財務省の場合は、これは税収から逆算をしてこういった形で申し上げてきているんだと思いますが、内閣府の場合は様々なものを統計から逆算をして推計して形をつくってきておりますので、前提条件がかなり差があるから結果としてこういう形になってきているのかなと、今の段階...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 小池先生のお話の、今御質問なので、いろいろ御疑問を持たれているんだと思いますけれども、いわゆる国民経済計算から我々が出してきた推計とか、我々、予算によって若しくは税収によって出てきた額から逆算したものとでは、我々、税収から取ってきたものの方が基本的には、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 我々はGDPを直接やっているわけではありませんけれども、いわゆる内閣府でやっておられるGDPの計算というものは、それはGDPの計算というものに対して我々が直接それを計算しているわけではありませんが、私どもは、このことに関しましては少なくとも税収から見積も...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 川田先生の御指摘は、この軽減税率によります負担軽減額に着目をしておられて、例えば今言われました、全体のうち約五割が年収五百万円以上の世帯に対するものであるということをもって軽減税率が低所得者対策としてはいかがなものかという御疑問をお持ちなんだと思っており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中山先生のところから昨年、十一兆の補正予算案の原案が提出をされておりますということは存じ上げております。  私どもは今回、この補正予算に関して言わせていただければ、我々は基本的には最初に規模ということではなくて、まずはこの補正予算はTPPとか、またいわ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中山先生がおっしゃるように、デフレのときにおける対策として、歴史を見ましても、何といってもインフラというものは、大きなインフラというのは、一九三〇年代、世界でいわゆるデフレというものが起きましたときに、アメリカの三大大陸鉄道にいたしましてもドイツのアウト...全文を見る
01月20日第190回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十六年度一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成二十六年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告をいたしており...全文を見る
01月20日第190回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十六年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成二十六年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) プライマリーバランスの黒字化目標についてのお尋ねがあっております。  御存じのように、日本の財政は歴史的に見ましても国際的に見ても大変厳しい状況にあり、財政健全化は避けて通ることができません。財政が経済や国民生活に悪影響を及ぼさないためにも、債務残高を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 旧外地特別会計の決算についてのお尋ねがあっております。  旧外地特別会計の決算を作成するに当たりましては、終戦時の混乱によりまして、当時の会計資料の大半が残っておりません。詳しい項目ごとの計数が検証不能であることは事実であります。  しかしながら、国...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国債費の積算金利についてのお尋ねがあっております。  平成二十六年度の積算金利は一・八%、実際の金利は、結果として平均で〇・五%程度でありました。これは、将来の金利動向を正確に見通すことが困難でありますのはもちろんですが、国債の利払い財源が万が一にも不...全文を見る
01月21日第190回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のあっておりますいわゆる給付型奨学金の導入ということですけれども、これは返還金で新たな奨学金を貸与するという今のシステムと全く異なりますから、したがいまして、単なる財政支出と、新しい財政支出ということになりますでしょう……(発言する者あり)そこは認...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありました二〇二〇年度のプライマリーバランス、基礎的財政収支ですけれども、話ですけれども、これに向けて計画を立てて、二〇一六年度から二〇二〇年までの五か年の経済・財政再生計画というのを置きまして、二〇一六年度から三か年間、一八年度までで、いわゆ...全文を見る
01月22日第190回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十八年度予算の御審議に当たり、財政政策等の基本的な考えについて所信を申し述べさせていただきます。予算の大要を御説明申し上げます。  安倍内閣における三年間の経済再生に向けた取り組みにより、日本の経済はデフレ不況から脱却しつつあります。企業の経常利...全文を見る
01月22日第190回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十八年度予算の御審議に当たり、財政政策等の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明させていただきます。  安倍内閣における三年間の経済再生に向けた取組により、日本経済はデフレ不況から脱却しつつあります。企業の経常利益は...全文を見る
01月27日第190回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 水道インフラを維持するコストとの関連で、料金と今後の自治体の企業会計の在り方についてのお尋ねがあっております。  これは郡司先生御指摘のとおり、今後の人口減少社会ということを考えました場合、インフラを適切に維持、更新していくということは、そのコスト面で...全文を見る
02月02日第190回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○麻生国務大臣 平成二十八年度予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところではありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明をさせていただきたいと存じます。  平成二十八年度予算は、一億総活躍社会の実現を初めとした重要課題に取り組んでいくため...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど説明をいたしました中で、二カ所、金額を訂正させていただきます。  中小企業対策費につきましては、一千八百二十五億円を計上いたしております。東日本大震災復興特別会計の総額は、三兆二千四百六十九億円といたしております。  失礼いたします。     ————...全文を見る
02月02日第190回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十八年度予算の大要につきましては、既に、本会議において申し述べたところではありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明させていただきたいと存じます。  平成二十八年度予算は、一億総活躍社会の実現を始めとした重要課題に取り組ん...全文を見る
02月03日第190回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○麻生国務大臣 今御指摘のありました、海外インフラ事業というものの日本企業の参加を促進していくということは、これは極めて国家としても重要な課題だろうと思っております。  また、このような観点から、これまでも日本の政府としては、すぐれた技術を生かして質の高いインフラというものを国...全文を見る
○麻生国務大臣 給付つき税額控除のメリットもあればデメリットもあるということで、両方御存じの上で聞いておられるんだと存じます。
○麻生国務大臣 金融政策決定会合の結果が公表される数分前だったそうですが、日本経済新聞のウエブサイト版において日銀がマイナス金利導入を議論している旨の報道があったということは承知をしておりますが、今、黒田総裁から話がありましたように、日本銀行は調査を行うということとしておると聞い...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、道義的な話が一番です。一番の問題は……(玉木委員「いやいや、道義、そんなことじゃない」と呼ぶ)道義的な話が一番でしょうが。こういうことをやっちゃいかぬことになっておるわけですから、まずは道義的なところが一番です。これをまず認めてください。あなたがやった...全文を見る
02月04日第190回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○麻生国務大臣 軽減税率の対象品目を何にするか、どこまでするか、幾らにするかという話は、この種の税法を導入すれば必ず起きる話だ、これは誰でも知っている話でありますので、我々は、その点に関して慎重に討議させていただいた結果です。
○麻生国務大臣 復興財源の確保と一般会計の財源の確保は密接に関連をしておる、我々はそう考えております。基本的に、附則第三条をよく読んでいただいたらわかると思いますので。ここで、時間もないと思います。それを読み上げるつもりはありません。よく御存じだと思いますので。  平成三十二年...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税を上げる、その場合におきましては、その後に反動減が起きるというのは、過去の消費税を上げた例を見れば明らかであります。  しかし、我々としては、財政再建というものと経済成長というもの両方をやらねばならぬという立場にありますので、少なくとも、きちんと財政再生と...全文を見る
02月05日第190回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○麻生国務大臣 ファイナンスとテクノロジーをひっかけて、ファイナンステクノロジーのことを通称フィンテックと、最近使われ出した言葉なんだと思いますが。今こういったものがいろいろな形で技術の進歩とともに、今言われたような通貨の問題、手数料の問題等々の間をかいくぐって出てきつつあるとい...全文を見る
○麻生国務大臣 軽減税率の導入に当たりまして、一人当たりの平均的な消費税負担軽減額につきましては、政府が示しております減収見込み額一兆円を家計におきます消費税負担軽減額の総額と見ることが適当であると考えております。  まず、この減収見込み額一兆円を人口一・三億人で割りますと一人...全文を見る
○麻生国務大臣 これは小池先生のときにも御説明申し上げましたし、先ほどどなたかの御質問にもお答えしたと記憶をいたしますけれども、少なくとも、統計資料のもとになりますものからはじき出す分析が違ってくる。サンプルでとってきたものと消費税総額でとったものとの違いが出てきたということだと...全文を見る
02月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○麻生国務大臣 まずは何がといって、やはりデフレというものは、これはデフレ好況もありますので、デフレ不況からの脱却というのが安倍政権発足当時からの最大目標であります。  デフレ不況から脱却する、それの一番に、では一体いつからデフレか。  これはいろいろ説が分かれるところと思い...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘がありましたように、デフレマインドは極めて大きいです。  例えば、数字だけでいえば、初任給は二十万円で変わらない、十年たってもあなたは給料が上がらないわね、しかし、物価は下がっていますから可処分所得はふえておるという状況と、毎年給料は五%上がっているけれ...全文を見る
○麻生国務大臣 G20等々の、いわゆる平場というか公式の場所において、人口減少という問題そのものが主な議題として設定されるということはありませんけれども、勤労世代人口の減少が日本経済の重要な課題ではないかということに関しては、各国はそれなりの意識を持っているんだ、私にはそう思われ...全文を見る
○麻生国務大臣 本件につきましては、私も含めて全面的に調査に協力をしているところですが、今、日銀の総裁が答弁をされましたとおりに、当該報道関係者とのやりとりはなかったということで、私どもの調査の結果でも、当該報道関係者とのやりとりはありませんでした。
○麻生国務大臣 これは、政府統一見解と同じことを申し上げることになろうと思いますので、時間もあれですから、もう一回同じことを読み上げてももったいないでしょう。したがって……(発言する者あり)言われなくてもわかっていますから。アベノミクスによる経済の底上げによる税収増というので、底...全文を見る
○麻生国務大臣 今、上振れと底上げの差の話なんだと思いますが、いわゆる上振れについて文脈によりさまざまな使い方がされておりますのは御存じのとおりで、当初予算の税収見込みから決算等への増加分等々が上振れ、ある年度から翌年度への増加分も上振れ、何らかの試算値からの増加分ならば上振れと...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、底上げの定義につきましても経済財政諮問会議において議論していくということだと御理解いただいたらいいんじゃないかしら。
○麻生国務大臣 先ほども申し上げましたように、いわゆる社会保障関係の伸びというのがこのPBに関係する一番大きなところなんですが、高齢化による増加分というものについての伸びを抑えるということなどの歳出改革に全力で取り組んだ結果というのは、ある程度認めていただけるところだと思います。...全文を見る
○麻生国務大臣 私は、今の段階で、議論を財政諮問委員会でしていただきます前の段階で、安定的な恒久財源になり得るものがあるかないかと言われて、全くないということを言い切るということもできないと思っております。
○麻生国務大臣 重ねてお答え申し上げます。  重ねての答弁で恐縮ですが、全くないと言い切ることもできないと思っております。
○麻生国務大臣 行間をね。いやいや、行間をという表現はちょっと無責任過ぎるような言い方がしないでもありませんので。  重ねて申し上げますが、全くないということも言い切ることはできぬと思っております。今からちょっと、私どもの今の頭の段階で出てきているわけではありませんが、諮問会議...全文を見る
○麻生国務大臣 役所におられたのでおわかりと思いますが、総額ありきという編成なんというのは行っておりません。今後も同様であります。  したがって、総合的なTPP関連対策というものにおきましては、これはもう書いてありますとおり、農林水産分野での対策の財源につきましては政府全体で責...全文を見る
02月09日第190回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法及び財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げさせていただきます。  政府は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 特例公債の発行期間を五年間とする考え方についてのお尋ねがあっております。  現行の特例公債法は、平成二十四年十一月の民主党、自民党、公明党の三党確認書に基づく議員修正により、二〇一五年度プライマリーバランス赤字半減目標を踏まえ、発行期間を二〇一二年度か...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) プライマリーバランス黒字化目標の達成可能性についてのお尋ねがあっております。  内閣府の中長期試算におきましては、今後の歳出改革の効果などを織り込まずに、二〇二〇年度において六・五兆円のプライマリーバランス赤字を見込んでおりますのは御承知のとおりです。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 特別会計の決算剰余金の復興事業への活用についてのお尋ねがあっております。  特別会計の決算剰余金につきましては、その一部を一般会計の財源として活用しておりますが、これ以上、一般会計の財源や復興財源として活用できないのは、復興会計のように次年度の繰越事業...全文を見る
02月09日第190回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○麻生国務大臣 こんなことで譲り合っても仕方ないですけれども。  まず、先生、別に今埼玉県に起きているだけの話じゃなくて、昔から、デフレになってこの方、各企業が海外に出ていって、仕事を海外でするようになった。  例えば、それは、その国で関税障壁があって、日本のメーカーが、仮に...全文を見る
○麻生国務大臣 鈴木先生はBEPSという言葉を御存じでしょうか。ベーシック・エロージョン・プロフィット・シフティング、多分略だと思いますが、税金を合法的に、そこの会社がアメリカにあっても、その国の子会社を海外につくって、例えばケイマン諸島ならケイマン諸島に置いて、そこでやる。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 林大臣の方がとは思わないわけでもありませんけれども、では、まず最初に私の方から。  益金不算入の話は先ほど申し上げたとおりなので、海外でもうけた金を日本に持って帰ってくることによって、それが二重課税じゃなくて、向こうでそのまま使われるということになると丸々入って...全文を見る
02月10日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○麻生国務大臣 財務大臣兼金融担当大臣の麻生太郎です。  本委員会の開催に当たり、財政政策及び金融行政等の基本的な考え方について申し述べさせていただきます。  安倍内閣における三年間の経済再生に向けた取り組みにより、日本経済はデフレ不況から脱却しつつあります。企業の経常利益は...全文を見る
02月10日第190回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○麻生国務大臣 まず最初に、千四百七十億の話を畑野先生に御説明させていただくところから始めさせていただきたいと存じますが、国立大学附属病院の赤字を補填する病院運営費交付金五百八十四億円がこの中に入っております。それから、毎年度所要額を計上いたします退職手当が四百九十四億円も入って...全文を見る
○麻生国務大臣 今申し上げたつもりだったんですけれども。  単に授業料の引き上げ等々いろいろ検討しておられることも知っておりますけれども、私どもとしては、中期目標期間として一兆九百四十五億円、前年と同水準とさせていただきましたけれども、今言われましたように、百億円というものを財...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の財政審の建議において、これは単に授業料の引き上げを提言しているわけではなく、家計負担に十分配慮することが重要であり、授業料免除の拡大、奨学金制度の拡充、充実、多様な教育サービスの提供とそれに応じた多様な授業料の設定など、多様な措置をあわせて検討していくこと...全文を見る
○麻生国務大臣 一億一千十三万八千円、間違いありません。
02月12日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○麻生国務大臣 今御質問がありましたけれども、大事なことは、まず第一点、これは日本の借金ではなくて政府の借金ですから。国民の借金と混同して書いている新聞はいっぱいありますけれども、政府の借金と国民の借金は違いますから、そこのところだけきちんとまず踏まえた上で。  現世代の負担と...全文を見る
○麻生国務大臣 これは山田先生御指摘のとおり、この安倍内閣においては、これまでの金融政策や成長戦略とあわせて累次の経済政策などを、機動的ないわゆる財政政策を進めてきたんだと思っておりますが、これによって結果として今は企業収益は過去最高ということになって、日本経済というものの民間ベ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、山田先生おっしゃるように、いわゆる特定の政策目的というものを実現させようと思えば、いわゆる租税特別措置法のような方が有効な手段なんだということは、御指摘のとおりだと思います。  個別の租特の性質というものを踏まえてその取り扱いを考えた方がわかりやすいと思...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる税のビルトインスタビライザー、自動安定化装置というんですかね、制度というんですか、これに関して、その機能が小さくなったかどうかについてはちょっと一概には申し上げられないんですが、政府として、民間需要主導型の強い経済というものを実現させる方向に向けて、今、経...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘がありましたように、二〇二〇年度の基礎的財政収支のバランスというものを、いわゆる黒字化に向けまして、今まずは経済の成長戦略というものを着実に実施することによって経済再生ケースを実現するということがまず第一なんですが、それでやりましても、内閣府の出しました中...全文を見る
○麻生国務大臣 アベノミクスと言われる経済政策、いわゆる三本の矢とかいうような、いろいろな表現がありますけれども、これによって、生鮮食品とかエネルギーを除いたいわゆる物価の基準が従来のマイナスからプラスに転じたということは確かだと思っておりますし、また、実質GDPの伸びが名目GD...全文を見る
○麻生国務大臣 我々といたしましては、これはいずれにしても、為替の変動とか株価の変動とか、上がるにしても下がるにしても、急激に変動するということは、これは、いわゆるマーケットに参加をしておられる一般の方々を含めてマーケットの気持ちを非常に不安定なものにさせるということは、これは余...全文を見る
○麻生国務大臣 これは先ほどもいわゆる記者会見等々で申し述べておりますけれども、当然のこととして市場の動向というのは我々としては注意深く見守っているところですけれども、世界的なリスクの回避に向けていわゆる市場というものが不安定な動き、リスク回避の動きというのが見られる中で日本の市...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう古川先生御存じのように、経済というのは生き物、ましてや、百九十何カ国の中で日本もその一つでありますので、経済というものは、これだけインターナショナルなものになってくると、非常な影響を受けるのも避けがたい事実だと思います。  今、円の話が出ました。確かに...全文を見る
○麻生国務大臣 世界経済の中の認識につきましては、これは全体として緩やかに回復しているんだということで、先行きについても、米国など思ったほど回復していないとはいえ、かつてとは全然違いますので、そういった意味では、現実は緩やかな回復が今後とも続いていくものと思っております。世界経済...全文を見る
○麻生国務大臣 大蔵省におられましたのでおわかりのことと存じますが、為替の水準についてコメントすることはしませんから。  その上で、荒い値動きということにつきましては、これは先ほど申し上げましたように、緊張感を持って今後とも注視をしていくと申し上げておりますので、我々としては、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、デフレ経済も敗戦後七十年初めてなら、マイナス金利も同様に初めてのことを導入されておられますので、こういったもので市場が上がったり下がったりするというのは、もうこれはさまざまな要因でこの世界は動きますので、私どもとしてその評価を具体的な形でコメントするという...全文を見る
○麻生国務大臣 国債の金利につきましては、これは、経済とか財政の状況いろいろありますので、海外の市場動向も含めましていろいろな要因で、その背景に市場というものは決まっていくんだと存じますので、これについてのコメントは差し控えさせていただきますが、一般論として申し上げさせていただけ...全文を見る
○麻生国務大臣 鈴木先生、御指摘がありましたように、これはもう、当初予算を作成いたしました後の状況変化によって実際の税収が予想しておりました額を上回った場合に、補正予算においてこれを財源として歳出を追加するということはあり得ます。  しかしこれは、経済情勢が悪化したとか災害が起...全文を見る
○麻生国務大臣 当時はリーマン・ブラザーズという会社の破産ということによって世界じゅうで金融収縮が起きて、世界経済が一挙にという時代にありましたものですから、G7でしたか8でしたか忘れましたけれども、そのときに、私の方からIMFに、日本から十兆円ローンする、融資するという話をさせ...全文を見る
○麻生国務大臣 二〇一〇年の改革において各加盟国の出資比率というのを、みんなあのとき大分がちゃがちゃいろいろあったんですけれども、加盟国間で二〇一〇年に合意されたんですが、この合意も、もっと我々の分が上げられるべきだと主張していた国も、今はもっと下げてもらった方が助かるぐらいの経...全文を見る
○麻生国務大臣 アジアには、御存じのように、膨大な社会資本、いわゆるインフラストラクチャーというものに対する需要があるというのははっきりしておりますので、それに応えていかねばならぬというのは、これはアジアの経済をさらに促進していくためには重要な課題だと。需要がある、それに応えてい...全文を見る
○麻生国務大臣 アジア開発銀行、これは日本とアメリカが株主としては大きいんですけれども、長い実績もありまして、少なくとも、融資に当たっての審査能力というものはかなり高いと思っております。事実、我々は、黒田さんの前には千野さん等々、大蔵省財務官等々の経験者をずっと送り続けてきて、こ...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、これは名目GDPが約二十八兆、九兆ぐらい伸びておりますし、就業者数も、百万人を超えて百十万人ぐらいになっていますし、昨年の賃金の引き上げ幅というものを見ましても十七年ぶりの高水準等々、もう経済の好循環が確実に生まれているということは事実なんだと思っ...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じかと思いますが、この種のことで政府がコメントをすることとか、そういったことを述べるということはありません。
○麻生国務大臣 マイナス金利の導入につきましては、これは基本的には、金融機関というものにいらしたんだと思いますので、メガバンクの一つだったな、たしか三井住友でしたか、あなたの場合は。金融機関の収益というものを過度に圧迫するということによってかえって金融仲介機能を弱めるということが...全文を見る
○麻生国務大臣 銀行によって運用の仕方等々もいろいろあろうとは思いますけれども、プラス、マイナスを今の段階で申し上げることは難しいと存じます。
○麻生国務大臣 これはメガバンクも基本的には同様なんだと思いますが、メガバンクも内容によって、地域の金利差でやっているところとか、インターナショナルでやっている分の多いところとか、銀行によって違いますので、メガバンクもほぼ同様なんだと思いますが、基本的に地域金融機関というものに関...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、今御指摘がありましたけれども、今、世の中は金が足りないのではなくて、金はある、需要がないというのが今のデフレという状況において言えることだと思いますので、しかも、これは日本だけに限らず、総じて先進国は皆、金融の置かれている状況はほぼ同様の状況にあります...全文を見る
○麻生国務大臣 法律的に基本的に介入するというのではなくて、これは、いわゆる預金者というか利用者の利便に一番供しなければならぬというのが一番のところですから、それに鑑みてどうかというような話は当然のことですけれども、それを介入して何%にしろとかいうような話ができる立場にない。法律...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも私が三年ほど前に金融庁担当の大臣に就任したときに、金融庁というのは金融処分庁というイメージだ。この役所は大体処分ばかりしかやっておらぬでしょうが。メガバンクが皆抱えてきた不良債権をみんな抱えたんだから当然のこととしては当然だし、不良債権を全部外に出して、...全文を見る
○麻生国務大臣 一番最近起きた中で言わせていただければ、やはり今まで、少なくとも昭和二十年この方、日本はずっとインフレーションによる不況というものはやりましたけれども、御存じのように、一九八九年の十二月末、株価は三万八千九百十五円をつけたんですが、それが、新聞は来年は四万円と書い...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、その地域において一番数多く地域の企業を回っている人は、間違いなく、地方中小金融機関の支店というか、本店の方なんだと思っております。  したがって、この企業はこれだけのいいアイデアはある、しかし、それを何に使っていいかわからぬ、この企業はいい内容のものをつ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、それこそ各企業というか各金融機関が御自分で率先して、地域の中においていろいろな中小零細企業でイノベーションにたけているところは幾つもありますので、そういったところにきちんと、ああ、こういうものがあるんだという感性を持たないと、これはとてもじゃありませんけれ...全文を見る
○麻生国務大臣 下手したら介入になりますから、難しいですよ、これは。銀行に対するいわゆる行政介入みたいになりかねませんから、役人がやるということは。  したがって、これはどういった形で言うかというのは極めて難しい話なものですから、これは基本的には民間が努力されないと、御自分のと...全文を見る
○麻生国務大臣 今、マイナス金利を導入されたことによって、これも影響がさまざまだろうとは思いますので一概に申し上げることはできないと思いますが、当然のこととして、保有しておられる国債というのはかなりな額をお持ちですから、そういったものの評価益というものが当然出てくるのは損保、生保...全文を見る
○麻生国務大臣 私の立場で生保、損保の今後の経営はかくあるべきなどということを申し上げる立場にもありませんし、また、個々の会社がどういった方法をとればもっともうかるなんということを言う立場にもありませんので、今の質問に対してはお答えいたしかねます。
○麻生国務大臣 今お話しでしたけれども、三世代同居というものに対して住宅リフォームに係る特例ということなんですけれども、これは平成二十八年度の税制改正において、たしか、今言われたような状況に応じて特例を設けることとしているんですが、この特例の条件というのは、今御指摘がありましたよ...全文を見る
○麻生国務大臣 今の今回の特例の話は追加工事に対する支援ということになっていますけれども、基本的には、こういううちになってから、あなた一緒に住まないかと言える立場にあるかどうか。まだできてもいない間にはなかなか説得力がありませんから、それはいろいろな考え方ができると思う。俺のとこ...全文を見る
○麻生国務大臣 質問通告をいただいておりませんので、記憶力でしゃべりますから少し違っているかもしれませんが。  あのときで一番やはり大きかったのは、世界じゅうで金融収縮が起きるということを前提にした対応をいかにするかという話だったんだと思いますが、少なくとも、各国はそれに対する...全文を見る
○麻生国務大臣 当時は、日本銀行としては、少なくとも、デフレというものに対する基本的な意識というのは我々とはかなり違っていたと思います。  私どもは、デフレということでありましたので、たしか、小渕内閣以外一貫して日本の自民党政権の中では公共工事が減っていると思いますが、麻生内閣...全文を見る
○麻生国務大臣 この種の質問をされるなら、もう少し時間をとって聞かれないと共産党から文句がつきますので済みませんけれども、宮本さん、ちょっと時間を申しわけありません。  これは御存じのように、JTの株式の保有というのは、今言われたように、国産葉たばこの全量買い取り等々が決まって...全文を見る
○麻生国務大臣 お尋ねの消費税率一〇%への引き上げに伴う一人当たり及び一世帯当たりの消費税負担増加額につきましては、これは、家計が負担する消費税率二%分を掛けますと四・六兆円というものになり、二・三兆円掛ける二で、四・六兆円から軽減税率導入による減収見込み額約一兆円を差し引いた額...全文を見る
○麻生国務大臣 一月十三日の衆議院の予算委員会において、家計調査における平均的な一人当たりの負担増加額を機械的な試算としてお示しをしたものは、御質問いただいた宮本議員からあらかじめ、総世帯平均の消費税負担額とともに収入階級別のものに関する資料の要求を受け、収入階級別のデータをとる...全文を見る
○麻生国務大臣 質問の事前通告で収入別のお尋ねがあったということも確かでありましたし、実際に議事録を見られたらわかると思いますが、一月十三日の予算委員会で収入別の質問もあったと記憶をいたしております。
○麻生国務大臣 もともと、御存じだと思いますが、これは一〇だったら赤はもっと上の方にあるわけですから、そこのところだけちょっと忘れぬようにお願いします。  家計調査に基づいて申し上げると、これは、軽減税率制度を導入して消費税率を一〇%に引き上げる場合においても、消費税率八%の場...全文を見る
○麻生国務大臣 これは先ほどの御質問とほぼ同趣旨の御質問なんですよね。  それで、図が違っているところが、こっちの方が、示しておられるこのグラフがさっきの質問と違うものを使っておられるんですが、三つ分けて色を使われて、わかりやすくつくっておられるんだと思いますが、私どものレベル...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと見解が違うかと存じますが、酒類及び外食を除く飲食料品のいわゆる消費支出全体に占める割合を見た場合に、家計調査の計数をもとに、一定の前提のもとに機械的に試算すれば、年収千五百万円以上の世帯では一五%程度にとどまる一方、年収二百万未満の世帯では三〇%近いという...全文を見る
○麻生国務大臣 今のは多分通告を受けていなかったと思いますので、ちょっともう一回言っていただけますか。
○麻生国務大臣 失礼しました。  そもそも、消費税の一〇%に引き上げというのは、御存じのように、社会保障と税の一体改革の一環として行われるものですので、その増収分は、全額社会保障等々の充実、安定化に充てることとしておりますのは御理解をいただいているところだと存じます。  また...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、先ほどの答弁と重なるところもあろうかと思いますが、消費税の負担というものは、他のいろいろな受益とあわせて考えていかぬといかぬことになるんだというように思っていただかぬといかぬところなので、介護保険料の軽減の完全実施とか、いろいろ、年金生活者支援給付金等々、...全文を見る
○麻生国務大臣 今、御意見のあったところですけれども、このときの宮本先生の話で、飲食料品と新聞以外の税率を一〇%にした場合、収入に占める税負担率は現行の八%と比べてどれだけふえるのか、収入が二百万円から二百五十万円の世帯のケースと一千五百万以上のケースについてお答えくださいという...全文を見る
○麻生国務大臣 今、一問目、二問目というお話でしたけれども、私どもは、基本的には、収入階級別の数字に関するお尋ねがありましたので、そういった意味で、データの制約上、家計調査によらないとお答えできないという状況にありますので、総世帯平均もこれと整合的なものにせぬといけませんので。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは宮本先生、たびたび私の方がいろいろなところでほぼ同じような御質問に対して同様の答えをしていると存じますが、課税ベースの拡大等により財源をしっかりと確保しながらということで、法人税を下げている分だけこっちでふやしている分がありますので、外形標準課税等々、そうい...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われましたように、これは、大法人につきまして、先ほど申し上げましたように、法人税を下げるところと上げるところと両方一緒にして一方的に法人税収入を下げるということはしませんということで、私どもとしては、国際競争ということを考えたときにおいては二九%台ということで...全文を見る
○麻生国務大臣 これは御存じのように、法人事業税というのは総務省の所管でありますので、私どもの所管ではありませんけれども、平成二十七年、二十八年度の税制改正において、大法人につきましては外形標準の拡大というものを進めていく一方、資本金一億円というものにつきましては引き続き外形標準...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のあったところのほかにもちょっと読んでいただかないかぬと思いますけれども。  政府としては、我々としては経団連の要望というものを丸のみしたとおっしゃりたいんだと思いますけれども、内容面をよく読んでいただくと、経団連が昨年九月に公表した提言をよく読んでいた...全文を見る
○麻生国務大臣 日本の法人税のいわゆる実効税率というのは、諸外国に比べて高いと指摘をされてきておりますけれども、今回の改革で三十年度には二九・七四%まで下がることは決定しておりますので、フランスの三三・三三%を下回っておりますし、ドイツの二九・七二とほぼ並んでおりますので、私ども...全文を見る
○麻生国務大臣 軽減税率制度につきましては、私どもが最初から申し上げておりますように、これは、一般では主に消費者と物を売っている人との間の話のみがえらくやっておられましたけれども、一番大変なのは、経産省にいたからおわかりだと思うけれども、業者と業者の間のBツーBの方が一番大変なん...全文を見る
02月15日第190回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○麻生国務大臣 今、斉藤先生お尋ねの給付つき税額控除、またいわゆる総合合算制度等々につきましては、対象を低所得者に絞ってできるというところに利点はあります。それは間違いないと思いますが、他方、給付が実際の買い物のタイミングとか購入額とは全然関係なくて、消費税そのものの負担が直接軽...全文を見る
○麻生国務大臣 OECD、三十四カ国ございますけれども、そのうち、付加価値税は、アメリカを除きます三十三カ国が導入をいたしております。そのうち、軽減税率制度というものは、日本とチリを除きます、南米のチリですけれども、三十一カ国で採用、導入をいたしております。  また、二番目の質...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘ありましたように、日本においても、イギリス、フランス等々で導入されております、いわゆるインボイス制度と言われるものを導入することにしたことによりまして、複数税率、軽減税率、いろいろな言い方がありますけれども、そのもとで適正な課税というものを確保する上でこれ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたこの資料ですけれども、高額所得者ほど合計所得金額の中で株式等の譲渡益の割合が高いのは御指摘のとおりなので、この株式等の譲渡益は分離課税の対象ですので、特に平成二十五年度までは上場株式等の譲渡益については地方税を含めて一〇%の軽減税率が適用されてい...全文を見る
○麻生国務大臣 今の御指摘ですけれども、このコスト負担ということにつきましては、個々の事業者がどのような事業を行っているかとか、また、日々の業務をシステムでやっているところ、手作業でやっているところ等々いろいろあるでしょうし、加えて、システムを既に保有していて、それを改修する必要...全文を見る
○麻生国務大臣 今いろいろ先生おっしゃいましたようなことを私どもいろいろ、これを、導入を決めるまでの間、役所の中でもいろいろな人を呼んできて、いろいろな話をしましたので、皆、今言われたようなお話を、おもしろおかしくもやりましたし、真面目な話、これは混乱するぞという話もいろいろやっ...全文を見る
○麻生国務大臣 各お店というか各個人経営店の中における事情もそれぞれ違いますので、一概には今言われるようなことにはならない、私どももそう思っておりますけれども、そういった例がないとは言いませんよ。ないとは言いませんけれども、そういった例が一つや二つあったとか、百あったとか……(発...全文を見る
○麻生国務大臣 どう聞き違えられたのか知りませんが、政府としては、事業者の準備に係るコスト負担等々に配慮するという観点から、私どもとしては、中小事業者の複数税率に対応するために必要なレジの導入とか、またシステムを改修する等々の話が出てきますので、そういった資金的支援を予備費や補正...全文を見る
○麻生国務大臣 マイナス金利というのは、我々、過去七十年間でやったことがありません。もちろん、デフレによる不況というのもやったことはないんです。マイナス金利も初めて。  初めてのことをやっておりますので、いろいろなことが起こるだろうということを予想しておかないかぬということで、...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、最後の方の、三郷に限らず埼玉県の話について、これを情報公開で横展開するというのは、そういった方向で、世の中で見える化が今進みつつありますので、そういった方向に行っておると思っております。  もう一つの方の、国の借金と言われましたけれども、国の借金じゃなくて...全文を見る
02月16日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○麻生国務大臣 ただいま議題となりました東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法及び財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律の一部を改正する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及び...全文を見る
02月16日第190回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げさせていただきます。  本法律案は、経済の好循環の確立、消費税率引き上げに伴う低所得者への配慮、少子化対策・教育再生、地方創生の推進、国際課税の枠組みの再構築、震災からの復興...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 軽減税率制度の導入に向けた政府の取り組みについてのお尋ねがあっております。  平成二十九年四月の軽減税率制度の導入に向け、事業者が円滑に準備が進められるよう配慮することは大変重要なことであると考えております。  このため、今般国会に提出をいたしました...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法人税改革と外形標準課税についてのお尋ねがあっております。  今般の法人税改革は、法人事業税の外形標準課税の拡大などにより、財源をしっかりと確保しながら法人実効税率を引き下げるものであります。また、企業が収益力を高め、賃金引き上げや雇用の拡大などに積極...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 資産課税のあり方についてのお尋ねがあっております。  相続税につきましては、平成二十七年より、再分配機能の回復等の観点から、基礎控除を引き下げ、最高税率も引き上げるといった改正を実施いたしております。まずは、こうした見直しの影響を注視していく必要がある...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 公益法人等の非課税事業の取り扱いについてのお尋ねがあっております。  法人税法上の公益法人等が行う事業のうち、例えば社会福祉法人が行う介護事業は、現行では非課税扱いということになっております。  しかしながら、こうした事業に対しては、株式会社などの民...全文を見る
02月16日第190回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○麻生国務大臣 なるほど、答弁の仕方をこれだけ曲解されると難しいなと思って、私はそう思いましたよ、正直なところ。間違いなく、私の申し上げた話は、そういったことにならないようにするためにという話を最初に前提として話をさせていただきました。  私どもとしては、いずれにしても、今回の...全文を見る
○麻生国務大臣 自民党の憲法改正草案に対して、自由民主党ではなくて、政府の副総理、財務大臣として今聞いておられるんだと思いますので、政府としてお答えすることは差し控える、当然のことだと思います。この点は、総理も副総理も同じことだと思っておりますので。  その上で、一般論として申...全文を見る
○麻生国務大臣 今の御質問は、二十五年の七月二十九日の講演会で、国家基本問題研究会の月例会における私の発言についてのお尋ねですね。確認してありますね、それは。  私としては、憲法改正については、あのときも述べたと思いますが、落ちついて考えねばならぬという趣旨を述べております。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 ワイマール憲法というのはありますけれども、ナチス憲法というのは、通常、ワイマール憲法の後にいわゆるナチスの政権下でつくられた、いろいろな国家非常事態に合わせていわゆる憲法等々を無視してどんどんどんどんやっていくのを総じて通称してナチス憲法とよく言われる話であって、...全文を見る
○麻生国務大臣 おもしろいですな、見解が全く違いますので。  繰り返しになりますが、先ほども申し上げましたように、自民党の憲法改正草案の九十八条等々個々の内容について、今、私は政府としてここに座っておりますので、政府の立場として答えるということは差し控えさせていただきますという...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆるホスト・ネーション・サポートと言われる思いやり予算につきましては、その根拠となります新しい特別協定、平成二十八年度から五年間、三十三年度までの締結に向けて、外務省、防衛省が米国と協議を行って、各経費の見直しを行いつつ、昨年末、十二月の十六日に意見の一致を見...全文を見る
○麻生国務大臣 今、思いやり予算となっておりますが、根拠になります新たな協定というものの締結に向けて、いろいろ日米の経済財政状況、今言われたとおりでありますが、日本を取り巻く安全保障上の環境等々も踏まえねばなりません。  外務省、防衛省が米国の国務省、国防省等々と協議を行った結...全文を見る
○麻生国務大臣 防衛予算におきます後年度負担は、二〇一二年度が三兆一千五百八十三億円、二〇一六年度が四兆六千五百三十七億円となっておりまして、二〇一二年度から一六年までの間の四年間の伸び率は四七%になっているものと承知をいたしております。  これは、その時点その時点で日本を取り...全文を見る
02月17日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○麻生国務大臣 今、勝俣先生の御指摘のありましたとおりに、現行の特例公債法というものは、平成二十四年十一月の民主、自民、公明三党の確認書に基づきます議員修正によりまして、二〇一五年度プライマリーバランス赤字半減目標というものを踏まえまして、発行期間を二〇一二年から二〇一五年までの...全文を見る
○麻生国務大臣 今、勝俣先生おっしゃるとおりに、現行の特例公債法でも、二〇一二年から一五年ということで、四年間にわたる、いわゆる複数年度の発行根拠というものを設けられておりますのは御存じのとおりです。  安倍内閣におきまして、経済再生と財政健全化を着実に進めていくということをや...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたとおりに、観光によります収入というものは、これは経済成長の一つの大きなエンジンになり得る、私どもはそう思っております。  安倍内閣では、それに合わせまして、いわゆるビザの発給条件を緩和させていただいたり、免税制度というものをいろいろ拡充させてい...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょうどそのころ、私は当選したすぐだったので非常に記憶のあるところでもあるんですが、財政健全化を進めなければならぬという思いは、大平先生、福田先生等々、財政にお詳しい、当時の大蔵省OBの方々でおられましたので非常に強かったと思っておりますし、そういった、健全化はさ...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのようにこの特例公債というのは、いわゆる建設公債と違いまして、将来に資産を残すものではありません。負担のみが先送りされているということでありますので、これはできるだけ減額をさせるというのが重要なところであります。  このような観点から、今般の特例公債も発行...全文を見る
○麻生国務大臣 今、神田先生御指摘になりましたように、昭和五十一年に初めて国債が発行された以後、平成二年度に、小泉内閣のころでしたか、一旦発行からは脱却をいたしておりますが、いわゆるバブル等々いろいろなおかげもあったんだと思いますが、脱却をしております。  この平成二年から平成...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたように、いわゆる団塊の世代と言われる方々が、二〇二〇年の半ばには全員後期高齢者、私と同じ七十五歳以上になられるということなんですが、いわゆる超高齢化社会とかいろいろな表現が使われていますけれども、したがって、社会保障関係費の伸びはさらに大きくな...全文を見る
○麻生国務大臣 安倍内閣におきまして、いわゆる経済再生というか経済成長と財政の健全化、昔は上げ潮派とか財政健全派とかどっちかみたいな話がまかり通っていた時代が多かったんだと記憶しますが、これは両方やらねばならぬのだと、私どもは基本的にそう思っております。  したがいまして、平成...全文を見る
○麻生国務大臣 お役人さんだとやはり格調高いですな、質問が。  まず最初に、いわゆる国債というものは政府の借入金であって、当然のこととして、貸方、借方でいえば、貸している人がいるはずです。借りているのが政府であって、貸しているのは間違いなく国民。しかも、これは自国通貨で発行して...全文を見る
○麻生国務大臣 この軽減税率の対象品目の設定というものは、消費税率を一〇%に引き上げるに伴います低所得者対象という、低所得者への配慮という点が趣旨のもとでありますので、いわゆる日々の生活の中で消費とかいろいろ利用しておられる、活用しておられるような状況、また、消費税の通常いわゆる...全文を見る
○麻生国務大臣 この法人税に対する考え方は、今御指摘のありましたように、株主というのは独立した存在ということで、法人税は法人独自の負担であるという、いわゆる法人実在説と言われるものと、法人は株主の集合体ですからということで所得税の前取りであるというような考え方、いわゆる擬制説、基...全文を見る
○麻生国務大臣 二十八年度の国債発行計画というにつきましては、これは今言われましたように、国債市場の環境を考えて、やはり年限の構成の見直しを行うということをやって、結果として国債の安定的な発行というものの確保を図ってまいりたい、基本的にそう思っております。  すなわち、国債の市...全文を見る
○麻生国務大臣 税制改正に伴います減収の見込み額というものは、税収の実績に見合った見積もりで行う必要があろうと考えております。  こうした考えのもとで、軽減税率制度の導入に伴う減収見込み額につきましては、家計が負担をいたします年率一%当たりの消費税収の見込み額を基礎として、家計...全文を見る
○麻生国務大臣 家計調査につきましては今御指摘のあったようなことは重々承知しておりますけれども、家計調査というものは、この前も御説明申し上げましたとおり、約九千世帯の実際の消費支出をもとにした統計であります。家計消費の内容とか構造とか動向を示す統計としては最も信頼がありますので、...全文を見る
○麻生国務大臣 消費の内容、構造等々に関しましては、これにかわる資料というものは存在いたしておりませんので、基本的に五千六百万世帯というもののそのサンプルの中から私どもとしてはそれを参考にさせていただいて合わせるということでありまして、もっといろいろあるではないかと、私どもはもっ...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもは基本的に、一兆円の減収になるというものを考えて、それに対応するべくいろいろな安定した恒久財源を探すということをやっておりますので、それより少なければそれはそれなりに結構かもしれませんが、それに対して足りなくなった場合のことをよく考えておかねばなりませんので...全文を見る
○麻生国務大臣 この条文の第一号の規定は、平成二十九年四月からの軽減税率の導入に先立って、安定的な恒久財源をしっかり確保するため、二十八年度末までに歳入歳出における法制上の措置等を講ずるということを示したものということであります。  さらに、第二号の規定でいきますと、軽減税率制...全文を見る
○麻生国務大臣 私ども、この文書を策定いたしましたときのことでいきますと、御指摘の消費税制度を含むとの文言につきましては、消費税制について軽減税率制度というものの導入といった重要な制度改革を行ったことから、このことは税制全体のあり方というものを検討する際に対して十分に踏まえるとい...全文を見る
○麻生国務大臣 今お話がありましたけれども、財政健全化目標の達成というものをこれは政府に義務づけるものではないのは、この文章から見てもはっきりしております。  財政健全化目標というものはこれは基本方針の二〇一五において決定されたものなんですが、この条項で、軽減税率制度の導入に当...全文を見る
○麻生国務大臣 宮本先生の御見解はわかりました。  私どもとしては、消費税の軽減税率制度というものにつきましては、税制抜本改革法の第七条に基づいて、消費税率の一〇%への引き上げに伴うときの低所得者への配慮として導入することであって、今の御指摘というのは少し違うのではないかと思っ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、今のは経団連が平成二十七年一月に公表されておられましたいわゆる「「豊かで活力ある日本」の再生」というビジョンにおいて、「中長期的に持続可能な財政構造を確立するためには、消費税率を欧州諸国の水準にならい、二〇三〇年までに一〇%台後半に引上げる必要がある。」と...全文を見る
○麻生国務大臣 これは一概に消費税が上がったから落ちたとだけ、それだけ単純なほど経済というのはシンプルなものではありませんので、私どもとしては、いろいろなもの、複合的なものだということで、これをずっと説明するとえらい時間がかかると思いますので、それは避けられたいと思っておられると...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税が上がったというのに関して、私どもとしては、これは間違いなくそういったものの影響というのは否定できないものがある。これは最初から、反動減とかいう言葉もありますし、駆け込み需要というものもありますし。いろいろなもので、こういった税というものをさわった場合、私ど...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもはたびたび申し上げておりますように、我々としては、長期的に見て、いろいろな意味で、まず一番超長期的には人口問題だと思いますが、少子高齢化が避けられぬという状況で、高齢者がどんどんふえる。二〇三〇年には団塊の世代も軒並み七十五歳ということになってくるというよう...全文を見る
○麻生国務大臣 今、軽減税率八%の適用対象品目についてのお尋ねの中に新聞とガス、水道等々が入っているんだと思いますが、まず、一定の新聞の定期購読料というのは、これはどう考えても、広くインターネット等々を、我々は使える方ですけれども、使えない方の方がいっぱいおられますのは、ちょっと...全文を見る
○麻生国務大臣 これは丸山先生御指摘のとおり、社会保障財源であります消費税収への影響といった判断材料というものを考えますと、こういったものに加えて、私どもとしては、日常生活におけます情報全体として、全国あまねくほぼ同質の情報を提供して、幅広い層に対して日々情報が流せる、読まれる、...全文を見る
02月18日第190回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○麻生国務大臣 よく読まれていて、現場におられたかどうか知りませんけれども。  申し上げた話は、軽減税率によって、これは財務省ではなくて事業者が、消費者と事業者の話ばかり皆語られますが、この話は事業者間、BツーBの話が一番面倒くさくなりますよという話をして、BツーBの説明もした...全文を見る
○麻生国務大臣 いろいろ議論の分かれたところです。新聞というのは、学生新聞から、新聞と名のつくものはいっぱいございますので。  定期購読される新聞ということにつきましては、日常の生活におけます情報の媒体としては、全国ほぼあまねく均質に情報を提供して、幅広い層に日々読まれていると...全文を見る
○麻生国務大臣 今の屋台の話がよく出てくるところですが、屋台も、一くくりに屋台と言っても、あなた、静岡県かな、静岡県ね、俺のところは福岡県なんだけれども、福岡県の長浜ラーメンなんて、それは間違いなくレストランとほとんど変わらないですよ。でも、屋台という縛りになっていますから。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 お話があった現場も予算委員会だったと思いますが、よく読み直してみましたけれども、中小企業の潰れるケースというのを全く申し上げていないのであって、あれは、その前によく読んでいただくと、出前の話が出てくるんだと思いますが。  軽減税率の導入による事業者の混乱や過度の...全文を見る
○麻生国務大臣 誤解を招いたというのであれば本意ではありませんので。  私どもは、これは出前なら出前でという言葉を使っておりますし、そういった例がないとは言いませんということも申し上げておりますし、一つ、二つという表現は出てくる。いろいろ出てくるとは思いますよと。それは今の段階...全文を見る
○麻生国務大臣 この前の文章を見ますと、これは古川先生の御質問の中で、いろいろ出前、おすし屋さんとかそば屋さんとかという出前のあれがずっと書いてあるものに対する答弁ということになっているので、私どもとしてはそう思っておりましたので、それが誤解を招いたというのであれば訂正させていた...全文を見る
○麻生国務大臣 誤解を招いたということなのであれば訂正させていただきますと申し上げました。
○麻生国務大臣 私どもとしては、この申し上げた内容で誤解を招いたということなのであれば、そういう誤解を招かないような答弁をさせていただくということで、どういう文章にするかにつきましては、今の段階で、しばし時間をいただいて御返事申し上げます。
○麻生国務大臣 静かにしてください。  柿沢先生でしたかね、今そこにおられますけれども、私が古川委員の御質問に対してでしたが、そういう例が一つや二つあったとか、百あったとか千あったとか、いろいろ出てくると思いますよという発言はどういう趣旨で言ったのかというような御質問だったと思...全文を見る
○麻生国務大臣 免税業者につきましては、先ほどの前半の御質問にお答えをしたと思うんですが、導入時期等々、いわゆる四年間ずらすというようなことを申し上げておりますけれども、いろいろな形で免税業者の方々で、いわゆる中小というか零細企業の方々で、免税、一千万円以下とかいろいろありますの...全文を見る
○麻生国務大臣 軽減税率の適用対象品目につきましては、これは、消費税率一〇%への引き上げに伴いまして、低所得者への配慮という趣旨を踏まえて、日々の生活の中での消費、利活用の状況とか、消費税の逆進性の緩和とか、また合理的かつ明確な線引き、食料品というような形での線引きとか、いわゆる...全文を見る
○麻生国務大臣 今、主税局長から御答弁をさせていただきましたように、少なくとも、販売をする、レジできちっと対応するその段階で話を決めるというのが一番肝心のところで、意図的に、はなからだますつもりで、テークアウトだと言っておいて、後で中で食っちゃうというのもきっといるかもしれません...全文を見る
○麻生国務大臣 今、全国で、重徳さん、六十でしたっけね、不交付団体は。自治省を離れているから忘れちゃったね。六十ぐらいあると思うんですね。  おたくの愛知県は一番多い。たしか十四、五あったと思いますよ。そういった意味では、この不交付団体の中の一番問題点が多いのは愛知県だと思って...全文を見る
02月18日第190回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも、甘利大臣について個人的な価値観に基づいてコメントするというのはいかがなものかと。まあ、分かっていて聞いておられるんでしょうから。加えて、これは決算委員会という場で、ここにおりますのは財務大臣という立場なんでしょうから、そういった意味で、個人的...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御記憶のとおり、これは民主党、自民党、公明党、三党の合意で、この消費税を上げるというに当たって低所得者への対応ということを考えて、今言われたようなやり方とか合算課税とか、また軽減税率とか、三つあのとき名前挙がっていたと記憶します。  それは、もう我々野...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 数々その種の話に乗せられて問題発言となって、あなたよりこの世界が長いので、もう三十五年もやっていると度々問題発言といってよくやられましたので、そういう手に引っかからないように今後とも努力してまいりたいと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 一番のこの国の問題として、短期、中期、長期に分ければ、長期的には、やっぱり人口減少というのが国家としては長期的には最大の問題だと思っておりますので、その意味では、今あります現行の例えば国民皆保険とかいろいろ医療とか、そういった社会保障の問題をやっぱりちゃ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 時間がないようなので。  事実です。
02月19日第190回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○麻生国務大臣 この制度の導入につきましては、平成二十九年四月にいわゆる現場の混乱等々がなく円滑に導入ができるというのは、おっしゃるとおり、極めて重要な課題であります。したがいまして、事業者はもちろんですけれども、消費者にとりましても、できる限りわかりやすく、いわゆる信頼できる制...全文を見る
○麻生国務大臣 具体的な課税の関係につきましては、実際の個別の具体例というものの状況を踏まえて、その都度個別の判断をしていくものだと考えておりますが……(発言する者あり)何がわからないんだよ。  その上で、一般論として申し上げれば、御指摘のように……(発言する者あり)聞く気がな...全文を見る
○麻生国務大臣 今般の制度案の中において、軽減税率の適用の対象となっております食品と、食品以外の商品が一体となった、いわゆる一体として価格表示をされております、通称一体商品とよく言われるものですが、原則軽減税率の適用対象外としておりますが、その一体商品が一定金額以下、今一万円と思...全文を見る
○麻生国務大臣 売る人の側はよくわかっておるわけです。
○麻生国務大臣 これは前にも佐藤主税局長の方からこれに関連した質問を御答弁申し上げたと思いますが、税法上、軽減税率の適用対象となるか否かというものにつきましては、販売事業者が販売した時点において一義的に判断をされる、すなわち、カウンターのところで判断をされるべきものだと考えており...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう何度もお答えしたと思いますが、日常生活における情報媒体として全国あまねく均質に情報を提供して、幅広い層に日々読まれていること、日々ですよ、この結果、当然のことだと思いますが、新聞の購読料にかかわります消費税負担は結果として逆進的になるなどの事情を総合的に...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもは、前にもこれは御指摘申し上げたと思うんですが、書籍の話、雑誌の話というのはよく同時にありましたけれども、新聞というと常に書籍と雑誌がくっついてきますので……(福島委員「それは次の質問でするので、薬の話だけ」と呼ぶ)先に言われたからといって、別にいら立つこと...全文を見る
○麻生国務大臣 年間の収入の五分位階級別当たりという資料を今頂戴しておりますけれども、これは基本的には勤労者世帯別ですね。総世帯別になっていないところがみそですよね。  だから、数字としては、これは総世帯別にしていただくと別の数字になると思いますので、その点だけは資料としてきち...全文を見る
○麻生国務大臣 幾ら何でも正しいです。委員長が指名された人に発言権があるので、今、あなたにはない。(柿沢委員「だめですよ。総理に対して通告している質問なんですから」と呼ぶ)はっきりしておこう。ルールに合意して私も来ていますから。  日本の社会保障における基本的な考え方について御...全文を見る
○麻生国務大臣 租特の見直しというのは、これは青柳先生、すごく大事なところです。  私どもも、この租税特別措置というものにつきましては、税負担にゆがみを生じさせるということになりかねませんから、そういった意味では、真に必要なものに限定していくということが大変重要なのであって、二...全文を見る
○麻生国務大臣 消費が落ちている理由というのは、これは先生、基本的には消費税率が三%上がったのがこれまで後を引いているという意見が一部にありますし、世界的に先行きが極めて不透明、特に隣国、中国の景気が、昨年一挙に上海の株は暴落しておりますから、そういった意味ではこの影響もすごく大...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、消費税を一〇%に上げる、正確には二%上げるですね、二%上げるに当たって低所得者への配慮が必要ということから、対策を三つ出されたうちの一つがこの軽減税率だったと記憶していますが、いろいろ論議をさせていただいた上、軽減税率をとらせていただいたということです。
○麻生国務大臣 念のために申し上げます。賛成です。
○麻生国務大臣 なかなか前提条件がおもしろかったですけれども。  昨年の三月の十日でしたよね、青柳先生から御質問をいただいたのは。軽減税率と給付つき税額控除のメリット、デメリットということだったと思います。そのとき申し上げました。これはもう両方とも一長一短というのはみんなわかっ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、先生御存じのように、一九五五年からですかね、GDPをとり始めたのは。それ以来なんだと思いますけれども、実質GDPの成長率がマイナスとなったことは過去七回あります。七回あると思いますが、このうち、資本金十億円以上の企業というものの、いわゆる大企業と言われるも...全文を見る
○麻生国務大臣 今いろいろ言われましたけれども、私どもは、基本的に、その種の文書が出されているところに関して一々私らが干渉して、これは問題じゃないかというような、今どき、マスコミに対しても干渉し過ぎたと言われているそうですからね、こういうのは極めて遠慮的にやらないかぬとは思います...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、宮本先生御指摘の、消費税率を一〇%に引き上げるべきでないという考え方に基づいて、消費税率八%を比較の起点として、消費税率の逆進性というものが高まるという御趣旨なんだということはわかるんです。  しかしながら、この点については、政府としては、まずは何といっ...全文を見る
○麻生国務大臣 二〇〇七年度、平成十九年度の国、地方の税収の決算額、国の五十一兆、地方税の四十一兆、合計九十二兆円が二〇〇七年度であります。二〇一六年度、国の税収は五十七兆六千億、地方税が四十一兆九千億、合計九十九兆五千億でありまして、この差額が、国の六・六兆、地方の〇・九兆、合...全文を見る
○麻生国務大臣 二〇〇七年度から二〇一六年度の間の消費税、地方消費税の増収額は、消費税収で六・九兆円、地方消費税収二・三兆円、合計九・二兆円でありました。
○麻生国務大臣 消費税、地方消費税の合計並びに所得税、個人住民税の合計、法人税、地方法人二税の合計ということになりますが、二〇〇七年から二〇一六年度にかけて税収が下がっているものは、今言われましたように、法人税、地方法人二税だけであります。  法人税収が下がっていることは、これ...全文を見る
○麻生国務大臣 宮本先生、二五%というのはいわゆる実効税率の話ですけれども、実効税率二五%に引き下げることを前提としての御質問なんだと思いますが、少なくとも、二十八年度の税制改正を今やっている最中で、目標としておりました実効税率二〇%台というものへやっと引き下げを実現して、一応、...全文を見る
○麻生国務大臣 財務省が毎年度国会に提出をいたしております租税特別措置の適用実態調査の報告書というものにつきましては、これは、租特の利用状況を明らかにして、政策の企画立案のために役立てていくということを目的としておりますので、こうした目的に照らしまして、個別の企業名まで公表をする...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、マイナス金利つき量的・質的金融緩和ということになるんだと思いますが、これはあくまで、御存じのように、日銀が物価目標というものを決めて、それのための手段としてこれを達成するために、一つの必要な方策として決定されたということはまずきちっと認識をしておかないと...全文を見る
○麻生国務大臣 為替にお詳しいならますます、介入は当然だなどというような質問に対してうかつにそうですなんて答えるわけがないんです。  ちょっと質問の意味がよく理解できません。
02月22日第190回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○麻生国務大臣 きょうの株は一万六千円ぐらいですか、今。ですから、株が一万四千円になったり一時期二万円つけたりいろいろする、いわゆる上下変動が激しい、ボラティリティーとかいろいろな表現をしますけれども、これはさまざまな要因がありますので、これに対して具体的なコメントをすることはち...全文を見る
○麻生国務大臣 これは自分で、民間から来ておられますのでよくおわかりだと存じますが、株、先行指標です。先行指標であって、あくまでも実体を確実に示しているかどうかはわからぬというのはこれまでもよくある話ですから。株というものは、その結果として、そういった先行指標として買われているも...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど申し上げましたように、また、これまでも財務金融委員会等々で鈴木先生と何回も議論させていただいているところではありますけれども、少なくとも今の世の中では、金がないんじゃなくて需要がないんです。これが一番の問題だと思っております。需要がないから金を借りに来ないと...全文を見る
○麻生国務大臣 小さな声でも聞こえますから。  二〇二五年……(発言する者あり)何が失礼なんだよ。  二〇二五年には、御存じのように、団塊の世代というものが全て七十五歳以上となります。いわゆる超高齢化社会というのを迎えますので、社会保障関係費の伸びというのは間違いなく見込まれ...全文を見る
○麻生国務大臣 軽減税率導入のための財源というのは約一兆円と言われておりますが、総合合算制度の見送りによって生じます財源の〇・四兆円、約四千億円以外の約六千億円につきましては、現時点では具体的な内容が念頭にあるわけではありません。今後、歳入歳出両面にわたってしっかり検討してまいり...全文を見る
○麻生国務大臣 持続可能な社会保障制度を構築し次世代に引き渡していくためには、社会保障におきましても経済・財政再生計画に従って聖域なく効率化や制度改革に不断に取り組んでいく必要があるというのは、たびたび申し上げたところであります。  いずれにせよ、何が必要な社会保障かということ...全文を見る
○麻生国務大臣 まだ時間がありますので、これから検討してまいります。
○麻生国務大臣 イメージづくり、レッテル張り、お得意のところなのかもしれませんが、私どもの考え方は全く違いますので。  先ほども、これまでも何回も答弁申し上げたとおりに、今からまだ時間のあるところでもありますので、〇・六兆円の内容が今の段階で決まっているわけではない、これまでも...全文を見る
○麻生国務大臣 レッテル張りと認めていただき、ありがとうございました。初めてでしたから、あなたが。みんな否定されておられましたのでね。ほかの方はみんなレッテル張りじゃないと言っておられましたので、初めて認められましたので、ああ、すごいなと感心しました。  重ねて申し上げます。軽...全文を見る
○麻生国務大臣 今回のいわゆる障害福祉サービスの見直しというものにおきましては、現在、これはたしか厚生労働省で高齢障害者による介護保険サービスの円滑な利用を促進するための法改正に向けたいろいろな見直しが検討されていると承知をいたしておりますので、厚生労働省において適切に検討してい...全文を見る
○麻生国務大臣 今、厚労大臣が御答弁をされましたので、基本的にその線と同じことであります。  私どもは、厚労大臣から来たものを許認可する立場にあります。私どもが予算を配分するので、こっちから上がってこない限りはどうにもなりません。
○麻生国務大臣 日本経済を支えるいわゆる現役世代が、親の介護等々の理由で大量離職ということになりかねぬということで、経済社会が成り立たなくなるということから、そういう可能性も考えて、介護離職ゼロという明確な目標を掲げて、現役世代の安心というものを確保していくことが大事なんだと思っ...全文を見る
○麻生国務大臣 もらっていません。
○麻生国務大臣 受給資格はあります。
○麻生国務大臣 個人の自由だと思います。
○麻生国務大臣 図全体としては、これはよくわかりやすく描いてつくってありますよ。(発言する者あり)きちんとしていると言っているのに、していると言うのが何が悪いんですか。評価してもらってよかったよな、本当に。けちをつけずに、よく聞いてやって。  私ども、こういったような形になりま...全文を見る
○麻生国務大臣 事業者の免税点制度というものは、これは中小零細事業者の事務負担に配慮するために考えられたものなんですが、事業者が消費税から預かった税金というものを税務署に納めていないという意味での、いわゆる益税というものがよく言われますけれども、これは許容されているわけではないの...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のように、今、インボイス制度というものは免税事業者の事業に影響を与えるものであるという御指摘がありますけれども、これは確かなところでありまして、特に零細事業者への配慮が極めて大事であろう、私どももそう思っております。  このため、制度の導入に当たりましては...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のように、これは確かに、今のところ、休業とか廃業とか解散件数の高どまりという点が出ていますけれども、これは御存じのように、倒産件数が確実にずっとこのところ減ってきているというのは、昔は一万五千件、今は半分ぐらいになっているんですかね、そういった意味では、間違...全文を見る
○麻生国務大臣 事業者の免税点制度というものにつきましては、先ほど申し上げましたけれども、事業者の事務負担に配慮するということであるということは確かにあります。その事務負担が経営のために負担感にならぬというのはまた別の話ですよ。中小事業者の事務負担に配慮するためのものというのは間...全文を見る
○麻生国務大臣 同じなんだと思いますが、御指摘のように、インボイス制度というものは、これは零細事業者への配慮が必要なことも事実なので、私どもは準備期間が要るとかいろいろなことを申し上げてきているんですけれども、六年間の間に個人の間にいろいろな関係が今後とも出てくることは確かだろう...全文を見る
○麻生国務大臣 この間の答弁でしたけれども、私として、中小企業者の潰れるケースが一つ二つ起きるとは、読み直していただければわかりますけれども、全く言っておりませんので、また、軽減税率の導入によります事業者の混乱や過度の負担を容認しているというわけでもありません。  私が申し上げ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、梅村先生、一昨年の消費税の八%への引き上げというものが、五から三%上がりました引き上げが消費に影響を与えたということは事実でありまして、こうした影響を反映して、今御指摘のありましたようないろいろな御意見があるということは承知をいたしております。  一方で...全文を見る
○麻生国務大臣 梅村先生、私のところは、選挙区がどういうところか御存じかどうか知りませんけれども、かつて生活保護世帯率日本一です。東京とは全然違うんですよ。私のところは極めて、博多とか福岡とか、全然違います、筑豊というところですから。周りの状況というのは極めて厳しいところにあった...全文を見る
○麻生国務大臣 皆様からは、税率引き上げによる負担が生活に影響を与えているという声をいろいろいただきます。というのは当然のことであって、同時に私どもは、日本の財政とか子ども・子育て支援に充てるということなどを勘案すればやむを得ない、引き上げるべきという声も聞く。これは両方聞くんで...全文を見る
○麻生国務大臣 ポイントカードを使って買い物をしたという意味ですか、そういう意味。  そうしている人がいっぱいいるということは知っています。そういうところに住んでおりますので。
○麻生国務大臣 梅村先生、これも先ほどお答え申し上げましたように、これは両方声がありますので、ぱんぱんになっている方もいらっしゃるということは事実です。  ポイントカードだって、今、いろいろな業者が、クレジットカード以外にもいっぱい出ておりますので、デパートの商品券がえらく売れ...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税率というものを導入された竹下先生にしても、その後上げられた方々も、いずれも退陣をしておられますので、二回上げたら退陣は間違いないだろうなと、自分でそう聞かされて二回目の大臣を引き受けさせられましたので、よくわかっております。
○麻生国務大臣 消費税率を五%から一〇%へ引き上げた場合の増収見込み額につきましては、二十七年度の予算におけます一%当たりの消費税収をもとに機械的に試算をいたしますと、十四兆円という程度になります。  この額から消費税の軽減税率制度の導入による消費税の減収見込み額約一兆円程度を...全文を見る
○麻生国務大臣 総務省からの説明もありましたとおり、平成二十六年度の全国消費実態調査によりますと、いわゆる可処分所得と消費支出というものが、九百四十四円という数字が出ておりましたけれども、可処分所得の方が少なくなるんだということは私どもも承知をいたしております。こうした厳しい状況...全文を見る
○麻生国務大臣 この導入に当たりまして、当時、竹下総理大臣の方から、一、逆進的な税体系となって所得再配分機能が弱まるのではないか、二、中堅所得者の税の不公平感が増すのではないか、三、所得税のかからない人たちへの過重な負担を強いるのではないか、四、痛税感が少ないので税率引き上げが容...全文を見る
○麻生国務大臣 言われたように、何となく長い間しみついたものがありますので、先ほどの百三万円、百三十万円の話もありましたけれども、これは制度的には終わっています。ただ、聞かれると、百三万円と普通に言うんですよ。もう違います、もう終わっていますよという話を去年も何回かしたことがある...全文を見る
○麻生国務大臣 手形といったって、わからない人がいっぱい世の中におられますのでね。  昔は七夕手形とか、一年待つということですよ、そういうのが私らの時代は、余り景気のよくないときでしたので、そういう時代がありました。ですが、今は、言われるように、三カ月というようなものになってき...全文を見る
02月23日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○麻生国務大臣 消費税率一〇%への引き上げにつきましては、今言われましたように、三党合意を得まして、税制抜本改革法の景気判断条項に基づくとともに、三党合意の「時の政権が判断する」との文言を踏まえて、御存じのように、一昨年秋に、延期することを決定をしております。平成二十九年四月に確...全文を見る
○麻生国務大臣 お互い記憶が大分薄らいできているのは間違いありませんので、与謝野さんは官房長官じゃありませんで、経済財政担当大臣。官房長官は河村建夫でしたので。  今のお話のところでいろいろ御意見があるところだと思いますけれども、一昨年十二月のいわゆる経済条項の削除の件に関しま...全文を見る
○麻生国務大臣 見解の相違だと思いますけれども、少なくとも、今、私どもと言わせていただいている三党合意の中で決めさせていただきました一〇%等々につきましての基本というものは全く変わらずそのまま進んでおりますので、私どもとしては、三党合意というものをやらねばならぬという意識は私ども...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘の点ですけれども、少なくとも、今の日本の企業の業績を見ますと、経常収益というものを見ますと過去最高、また、雇用というものが一番不安定な要素ですけれども、この雇用に関しましても二十四年ぶりの高水準、また、昨年の賃金上昇率というものは十七年ぶりの高水準等々、好...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありましたように、五から八への三%の消費税のアップというものがいわゆる消費性向というものを減退させたということは、これは先生、間違いない御指摘なんだと、私どももそう思っております。  これがなかったらどうだったのか。これから先はたらればの話ばかりになり...全文を見る
○麻生国務大臣 軽減税率制度について、複数税率ではないか、これはいろいろ意見が分かれるところだと思いますし、ヨーロッパで五と一五とかゼロと二〇とか、いろいろ国によって差がありますけれども、そういった意味で、制度上、高所得者を適用対象から除外するということは、だから困難じゃないかと...全文を見る
○麻生国務大臣 社会保障と税の一体改革というものですけれども、この図にありますように、消費税率の引き上げによります増収分を活用して社会保障の充実、安定を図って、世界に誇れます皆保険等々のいわゆる社会保障の制度というものを持続可能なものにするために、次世代に責任を持って引き渡すため...全文を見る
○麻生国務大臣 宮崎先生の御指摘のありました給付つき税額控除というものは、対象者というものを低所得者に絞れるという利点は、これは間違いなくこっちの方があります。それは私どももそう思っております。  他方、この給付つき税額控除につきましては、先ほどの痛税感の話とかいろいろ出ました...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたように、事業者にとりましては、これは、複数税率に対応した値づけとか、いわゆる値札とか、また、税額計算などが必要となりますし、これに対応するためのシステムとかレジの導入とかいったような改修などの対応が必要となってくるのは確かです。  したがいまし...全文を見る
○麻生国務大臣 これは宮崎先生、まだ二%も上がっていない今の段階からその先はどうやったら上げるかなんというような話をできるだけの今余裕がありませんので、今、それに対してはお答えはいたしかねますけれども、今後、穀物連鎖等々によって食料品が極めて枯渇していくというような世界的な環境異...全文を見る
○麻生国務大臣 今の段階でちょっと正直何とも申し上げられませんけれども、両方考えられると思っておりますけれども、両方といったら、これ以上縮まることは考えられないで、二%の差が一%になるとかそういったことは考えられませんので、そういった意味では、このまま、もしくは開いていく可能性は...全文を見る
○麻生国務大臣 インボイス制度の導入が、これは免税事業者にとってどの程度どういう影響を与えるかについては、個々の免税事業者ごとに、どのような事業を行っているか、例えば事業者間の取引なのか、それとも消費者との取引が主なのかとか、取引相手がどのような事業者か、例えば大手業者かとか、免...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう全くごもっともな御指摘なんだと思いますが、インボイス制度の導入をさせていただいた後、免税業者はインボイスを発行できないとか、免税事業者からの仕入れについては買い手の事業者は仕入れ税額控除ができないということが原則となるんですが、農家が農協を通じて農産物を...全文を見る
○麻生国務大臣 最後のところをもう一回読み上げますので、恐縮ですが。  農家が直売所で農産物を販売する場合におきましては、農協を通じた取引のような問題ではなくて、農家は買い手というものを特定してインボイスというものを発行できるということになりますので、原則どおりの取り扱いという...全文を見る
○麻生国務大臣 御記憶かと思いますけれども、民主党の政権下で法人税率を引き下げられた際には、課税ベースの拡大による財源確保というものが十分されなかったんだと記憶をいたしますが、今般の法人税では、今言われましたように、租税特別措置の見直しや、また、法人事業税の外形標準課税の拡大など...全文を見る
○麻生国務大臣 最初に三本の矢というのが出されたときに、金融政策、財政政策、経済成長の三つだったと御記憶だと思います。  金を刷れば景気がよくなる、ヘリコプターマネーとか言われましたけれども、よく竹中平蔵という人が言っていたと思うんですが、まだ生きておられると思いますけれども、...全文を見る
○麻生国務大臣 玉木先生、今、何といったって、二十八年度の予算をやっている真っ最中に、その次の補正の話なんかとても今できるような状況にはありませんから、私どもとしては、そういった状況が必要と判断すれば機動的に対応していく、当然のことだと思います。
○麻生国務大臣 経済状況によります。
○麻生国務大臣 これは確かに補正のときにお話があっておりました。  今回の特例というものは、子育てをしやすい環境づくりというものに私どもはつなげていきたいと。三世代同居の方が、私の場合はちょっと極端で、もう四世代の一番古いのは亡くなりましたので、今はもう四世代ではありませんけれ...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のあったとおりに、今回の特例では、いわゆる家族を構成する直接の要件としては設けていないという点なんだと思いますが、おっしゃるとおりで、同居に必要となる工事への支援を行うということになっておりますが、それをきちっと決めているわけではないというのは確かでありま...全文を見る
○麻生国務大臣 同居について、それを全部一々確認するということは、物理的にはなかなか難しいかなとは思っております。  ただ、本当に住むんでしょうねというような話は、一応聞いたりなんかはするんだとは思いますけれども、基本的には、私どもとしては、こういった形で新しくリフォームされ、...全文を見る
○麻生国務大臣 建てた後のところに関してはそれなりの、一応そのときだけ一緒に住んでおいてまたすぐ別れちゃうなんというのもやられるとちょっとどうにもなりませんけれども、そういったことに関しましては、つくられた後、一応建築確認やら何やらすることになりますが、そういったときに、実際問題...全文を見る
○麻生国務大臣 建築されました後に、少なくともそういったところに、実際建てるときの条件はそれだったはずですから、建てられた後にどうなっているかなというようなチェックぐらいはできるかなとは思いますけれども、実際、一軒一軒、その調べに来るときだけ、例えば三月末そのときだけ同居している...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、建築確認等々が主になりますので、国土交通省かなという感じはしますけれども。
○麻生国務大臣 基本的には、租税特別措置法の所管をしておられるところが租特の効果について調べるというのが基本だと存じますが。
○麻生国務大臣 三世代同居というものを目指して今のうちからきちんと建てておきたい等々の方々もいらっしゃいますので、これはなかなか調べようが難しいなというところからこういうことになった経緯だと記憶します。
○麻生国務大臣 我々は、基本的には、経済成長の部分と財政再建の部分と、両にらみでやらせていただいております。昔は、どっちかという話で、リフレ派とか再建派とかいうので二者択一みたいな話が主流だったんですけれども、今は両方ということで考えております。  私どもとしては、今おっしゃっ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは鷲尾先生、敗戦後七十年、デフレも初めてならマイナス金利も初めてのことを日銀がやっておりますので、その意味では、これは受け取る側の方の反応もいろいろ、まだ一月もたっていませんので対応は実にばらばらなところで、個別に伺っても、いろいろな方々は、地銀においても、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 企業にとりまして、売り上げ減、利益増収、デフレの時代によくあった経営の手法なんだと思いますが、売り上げが伸びているということは、やはり企業が、簡単に言えば、インフレのときは名目ですから、伸びていくのは当たり前の話なんですけれども、そういった形で売り上げというものが...全文を見る
○麻生国務大臣 これはいろいろなことが考えられるんだと思いますけれども、純増がふえている部分は、海外から入ってくる、GDP以外のGNI、グロス・ナショナル・インカムというもののGNIのふえ方がかなり企業にとっては大きな部分で、そこが利益をかなり出している。  傍ら、国内のGDP...全文を見る
○麻生国務大臣 これはいろいろ、ちょっと直接かかわったわけじゃない部分もありますのでいいかげんなことは言えませんけれども、あのときやっておけばよかったのになと思う期間はありますよ、正直なことを言って。  だけれども、消費税を導入するに当たっては、まずは歳出の削減や、合理化やとい...全文を見る
○麻生国務大臣 大平内閣の話が出まして、私、そのときに立候補したんです。ですから、すごく印象があります。昭和五十三年、四年、あのころだったと思うんですが、これは当時の選挙の中における非常に大きな問題の一つだったと今でも記憶をしますが、当時、一般消費税と言っていたかな、いろいろな表...全文を見る
○麻生国務大臣 これは鷲尾先生、やはり税金を納めていただいている方に御負担というものをお願いするに当たっては、これは御指摘のとおり、納めておられる方々の納得を得られるというのがすごく大事なところなんだと思っております。  したがって、そういった観点から、まずは予算の効率化とか、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは痛税感の定義みたいな話になるんだと思いますけれども、国民の方々が感じられる税の負担ということなんだと思いますけれども、この消費税につきましては、最終的な負担者である消費者が物を買うとき、その都度感じるというものが痛税感というように、定義をすればそういうことに...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもうおっしゃるとおりで、やはり痛税感というものの感じというものは、五%でも感じない人もいれば、二%でも感じる人がいるじゃないかと前に言われたことがあるので、私もなるほどなとすごく印象的だったんです。  私、イギリスに住んでいるときにちょうどこの軽減税率とい...全文を見る
○麻生国務大臣 インボイス制度というこの制度の導入がいわゆる免税事業者にとってどのような影響が出てくるであろうかというものは、これは個々の免税業者ごとに、商売の内容で、事業者間の取引の人もいるでしょうし、消費者と直接やっている方もいらっしゃるので、ちょっといろいろ基準が違いますの...全文を見る
○麻生国務大臣 鈴木先生の御指摘のありました規定、いわゆる附則百七十条、これは、軽減税率制度の導入に当たっての財源確保にかかわる規定でありまして、したがって、軽減税率制度の導入または継続を前提としたものでありますので、これの条項に基づいて軽減税率制度そのものの改廃をというようなこ...全文を見る
○麻生国務大臣 税というものをやった結果、非常に大きな弊害が出たとか、いろいろなことによって変えねばならぬ事態というものがないように考えていろいろやるのが仕事でありますけれども、その上で、あえてこういったようなことが起きればという前提に対して、仮定の質問に少々お答えしにくいところ...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の法人税改革は、単に税率というものを二九・何%に引き下げるというだけではなくて、課税ベースというものの拡大ということによりまして、財源をしっかりと確保しながら税率を引き下げるということであります。したがいまして、法人税課税というものそのものをより広く負担を分か...全文を見る
○麻生国務大臣 前にもこれは申し上げましたけれども、実効税率を仮に三〇%を切っていわゆる欧米というかヨーロッパ並みということになっていった場合、当然のこととして、税金が減る分だけ純益はふえることになります。問題は、その純益を何に使われるかです。  その純益がふえた分だけまたいわ...全文を見る
○麻生国務大臣 租特、いわゆる租税特別措置というものは、これは基本的には特定の目的という政策を実現するために有効な政策手段となり得るというのは間違いないと思いますが、同時に、必要性とかその政策効果というものを見きわめた上で、常にその見直しを行っていくべきものだと考えております。し...全文を見る
○麻生国務大臣 通称スイッチと言われるOTCの話ですけれども、この薬を含みます医薬品の販売に際しましては、いわゆる薬剤師などが関与して、そして必要に応じて医師の診断を受けるということを勧めるなどなど、適正な使用のための必要な情報提供というものを行っていると伺っておるところです。 ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは鈴木先生、軽減税率制度というものにつきましては、もともとというか、そもそも制度上、高額所得者というものを適用から除外するといったことは困難であります。  日々の生活において、消費者が消費とか利用している商品の消費税負担を直接軽減するということによって、いわ...全文を見る
○麻生国務大臣 この給付つき税額控除というのは、御指摘のありましたように、対象者というものを絞れるということに関しましては、これは利点があることは事実だと思います。  他方、この給付つき税額控除につきましては、実際の買い物をするときのタイミングというものを考えましたときの、買っ...全文を見る
○麻生国務大臣 軽減税率の適用対象品目というんですか、そういったことにつきましては、これは、消費税率一〇%の引き上げに伴いまして、低所得者への配慮という趣旨を踏まえまして、幾つかのことを考えております。  日々の生活の中での消費または活用の状況、また、逆進性の緩和、そして、合理...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、政府として、軽減税率制度というものを導入することに当たりましては、がちゃがちゃしない、混乱がないようにすることが極めて重要だと考えております。  したがいまして、複数税率に対応したいわゆる区分整理というものが困難な中小事業者もおられるであろうということを...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる導入時期を前倒しするということについてですけれども、これは、事業者の準備に配慮をして、四年間の準備期間を設けて、平成三十三年の四月というぐあいにさせていただいておりますが、鈴木先生は対応する事務能力を持っている企業はもっと早く移行したらどうかということなん...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われましたヨーロッパの話、アメリカの話、中国の話、石油の話等々、これはいずれも、この二月二十六日、G20で話し合われる議題の四項目のうちの一つです。  したがって、今言われておられます分析なり考え方というのは、全然間違っていない。世界情勢の見方としては正しい...全文を見る
○麻生国務大臣 人間の話というのは全然逆に聞こえるものだなと思って改めて感心しましたけれども、上げるということを遠回しに、私なりに説明したつもりです。
○麻生国務大臣 先ほど申し上げましたように、今回のいわゆるG20においての、上海で行われるんですが、これは、世界経済情勢等々についていろいろ話し合う中の内容として、今申し上げたような問題として、中国の過剰設備、過剰信用等々のいわゆる構造問題、また、アメリカの利上げというものに関し...全文を見る
○麻生国務大臣 中国の外貨準備高、公称三兆四千億ドル、五千億ドルということになっていますが、十二月、一月と毎月一千億ドルを超えているでしょう、売りが。一千億ドルって日本がIMFに貸した金と同じですよ。それが毎月減っている。尋常じゃないですな、私らから見ていて。正直、それほど急激に...全文を見る
○麻生国務大臣 大分長い話になりますけれども、これはいろいろ御意見の分かれたところだったと記憶をします。私どもは、少なくともこのAIIBというアジア投資銀行というものが、まともなものができ上がるということは歓迎します。アジアにおいてインフラストラクチャーの絶対量が足りていませんか...全文を見る
○麻生国務大臣 これはたびたび申し上げておりますように、いわゆる景気条項というものを外して必ずやりますということを世界にメッセージとして出したのが二年前の十一月だと思っておりますが、そういった意味では、少なくとも日本としては、今よほどのことがないとという例でリーマンとか大震災とか...全文を見る
○麻生国務大臣 冒頭、御自身の方で御説明はあっておりましたけれども、これはもう葉たばこ農家の経営安定に資するためには、日本たばこが行います国産葉たばこの全量買い取りという問題は、これは、与える影響は極めて大きな農家の部分であろうかと存じます。  また、たばこ小売店の経営の安定の...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもは今、こういったTPPに限りませんけれども、いろいろな形でこれまでの長い間のお取引を願っていたところ等々の部分、それをいきなり我々の都合だけで解約ということに関する影響というのははかり知れぬものがあるだろうと思っておりますし、また、民間から八百億を超えるよう...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年五月だったかな、成立しました政策投資銀行法の改正において、いわゆる民間によります危機対応が困難な、これはもういろいろな例もありますけれども、数々の国からの依頼に対して、民間の銀行で、我々政府からお願いしたことに応じていただいた民間銀行はありません。これが事実で...全文を見る
○麻生国務大臣 七十五年も生きていますと、やはり自然災害とか突発事故というのにいろいろ遭うんですよ。そのときに銀行がどんな対応をしたかという歴史をよく見てみると、政投銀というような特殊な政府系金融というものがなかったら、あのリーマン・ショックのとき、中堅企業としてアメリカに出てい...全文を見る
○麻生国務大臣 難民、移民、今、多分ヨーロッパ最大の問題は金融じゃありません。間違いなく難民問題ですよ、現実問題として。そういったものが、現実として今我々は、ヨーロッパで遠いから見えていませんけれども、似たようなことがもしアジアで起きたら、大量な難民を日本に受け入れてくるときにど...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる財政の健全化につきましては、この安倍内閣におきまして、この三年間の取り組みによって、少なくとも、平成二十七年度におけるいわゆる基礎的財政収支の赤字半減目標と言われたものは、まず達成はされないだろうと言われた方の方が多かったんですが、現実問題としては達成でき...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、家計調査に基づいて申し上げさせていただければ、いわゆる消費税の逆進性というものの緩和の観点から、酒類、外食を除く飲食料品の消費支出の家計に占めます割合は、年収千五百万円以上の御家庭では約一五%に当たりますけれども、年収二百万未満の世帯では約三〇%程度という...全文を見る
○麻生国務大臣 今御質問のありました、消費税の軽減税率制度の導入によります減収の見込み額の推計の話だと思いますが、家計が負担いたします一%当たりの消費税収というのを基礎に一兆円というのを割り出した、見積もったというものでありまして、消費税収というものは、実際に消費の支出に対応して...全文を見る
○麻生国務大臣 これは宮本先生、たびたび御説明をしておりますけれども、この外形標準課税に限らず、赤字であろうと黒字であろうと、企業が持っております内部留保というものの比率がこの数年間の間に極めて高いものにはね上がっておるという実態というものがあって、去年の資料はまだありませんけれ...全文を見る
○麻生国務大臣 複数税率というもののもとでは、適正な税というものの確保というものをきちんとするためには、この制度の導入が必要だというのがまず第一です。  いわゆる複数税率のもとでは、売り手は軽減税率で申告し、買い手は標準税率で仕入れ税額控除をするといった事態が発生するということ...全文を見る
○麻生国務大臣 複数税率と言われるもののもとでは、適正な課税というものを確保していくためには、いわゆるインボイスと言われる、適格請求書等保存方式とか、訳すとそういうことになりますので、みんなインボイスと言うことになりますので、片仮名は余り使いたくないんですけれども、こういった言葉...全文を見る
○麻生国務大臣 これは繰り返しになるかもしれませんけれども、複数税率というものをやろうと思いますと、適正な課税を確保するためには、いわゆるインボイスというものの導入というのは、これは必要なんだと思っております。  他方、今いろいろ言われましたように、この導入に当たりましてはいろ...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税率の八%への引き上げ時における引き上げ分の価格転嫁につきましては、ことしの一月、中小企業庁が実施したアンケート調査があります。  これによると、全て転嫁できていると回答した事業者が、事業者間取引で八五・八%、消費者向け取引で七一・八%おられました一方で、全...全文を見る
○麻生国務大臣 これはたびたび御答弁を申し上げているように、BツーBの間で起きる可能性というのはこれは十分にあり得るんだと思っておりますので、消費者との直接の場合よりBツーBの間で起きる可能性が高いという点は、もう宮本先生がおっしゃるとおりなんだと思っておりますので、先ほども申し...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど言われた三百万社、五百万社、合計八百万社のうち、払っていない方の方が五百万社というところですけれども、これは、一番の問題はその中の内容で、BツーBの人がその五百万のうち何百万社いるかであって、BツーCの方にとっては、これは基本的には免税業者のままでいるという...全文を見る
○麻生国務大臣 これは現実問題として、その三年なり四年なりの時間の間にどういったことがいろいろ起こるのか、ちょっとまだ私どもとして全部が全部予測できているわけではありませんけれども、そういった意味で私どもとしては、なるべくそういった形で、強制的にやらされる、そんなに一千万も売れて...全文を見る
○麻生国務大臣 そのとおりです。
02月24日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○麻生国務大臣 まず最初の憲法八十四条は、「あらたに租税を課し、又は現行の租税を変更するには、法律又は法律の定める条件によることを必要とする。」と規定をされております。この規定の趣旨は、租税の種類及び根拠、納税義務者、課税物件、課税標準及び税率といった課税要件並びに徴税手続を法律...全文を見る
○麻生国務大臣 この社会保障と税の一体改革に関する三党合意というものは、社会保障と税、財政の問題につきまして、自公民での真摯な議論を経て策定されたものであります。国の長期的課題に対する与野党の枠を超えた枠組みとして、これは先進国の中で他に例がない、私はそう思ってよく他国にも言うん...全文を見る
○麻生国務大臣 与党税制協議会などの場において、消費税率引き上げに伴いますいわゆる低所得者への配慮の観点から軽減税率制度について検討していく中で、政府として、例えば給付つき税額控除を含みます措置をとるということに係ります調査、また、軽減税率制度との比較などについて御報告をし、これ...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のあったとおりでして、低所得者対策の候補の一つとして検討する対象となっていたものなんだと理解をしておりますので、繰り返しになるかもしれませんが、今般の消費税の逆進性の緩和とかいう点を重大な問題だと考えたんですが、日々の生活の中で痛税感の緩和という点に関して...全文を見る
○麻生国務大臣 これは先生言われますとおりに、いわゆる欧州の銀行が発行しております、全部ではないですよ、一部の社債とか、今、エネルギーセクターで発行するハイイールド、まあジャンク債みたいなものです、だとよく言われていたんですが、こういったものの価格が足元で変動しているということは...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、毎年大体三十兆円ぐらいの新規の国債を発行しておられますので、普通国債発行残高が八百三十八兆とか、GDPでいきますと約一六〇%ぐらいになろうと思いますので、これは大変厳しい状況にあるというのは我々皆同じ認識をいたしておりますので、財政の健全化というのは、こ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは極めておもしろい、おもしろいというのはいかがなものかと思うが、一つの見方として私どもとしてはそう思っておるところはあるんです。簡単に言えば、国と地方がそれぞれ目標を設定して、それぞれ責任を持って取り組むという方が一つの考え方ではないかということを言っておられ...全文を見る
○麻生国務大臣 今おっしゃいましたように、社会保障など約八十ぐらいの歳出改革というものの項目について、いろいろ検討、時期というものも明確にしたいわゆる改革工程表というのを今つくらせていただいておるんですが、これに基づいて歳出改革に取り組むことにしておるんですけれども、私どもとして...全文を見る
○麻生国務大臣 これは今いろいろな話は、アイゼンハワーの話までさかのぼっていろいろあれが出ていたんですけれども、最後のところというのは、先ほどちょっと触れましたけれども、かつて、世界のGDPの四〇%をアメリカ一国で握っていた時代と今とは全く違う。もうはっきりしていると思っておりま...全文を見る
○麻生国務大臣 第一段階と言われると何となく怪しげな言葉ですけれども、今の段階では間違いありません。
○麻生国務大臣 電気、ガス、水道というのは、御存じのように、地方自治体によって決められたいろいろな形で、公共料金という形で料金が、いわゆる公共的なサービスであるということが一つ。  また、電気、ガス、水道という料金を軽減税率の対象といたしますと、今回のは社会保障と税の一体改革と...全文を見る
○麻生国務大臣 新聞につきましては、これは日常生活に、通常我々が生きていく上での情報の媒体として、ほぼ全国あまねく均質的な情報を提供して、各幅広い層に日々読まれているということが一点。この結果、新聞の購読料に係りますいわゆる消費税負担というものは、当然のこととして逆進的になります...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど佐藤の方から御説明いたしましたように、いろいろな新聞がありますので、四千円というけれども、伊豆の方へ行けば、伊豆新聞というのは千二百三十円だと思いますけれども、これは毎日出ていますからね。そういった新聞もありますので、地方に行ったりしていろいろ見ますと、これ...全文を見る
○麻生国務大臣 目標として、岸内閣から池田内閣にかわったとき、所得倍増だったかな、あのときは何を言っているんだという感じでしたけれども、事実、所得倍増になりました。  やはり目標というのは、随分その当時としてはえっというようなものでも、現実問題、所得倍増というのは、実際、池田内...全文を見る
○麻生国務大臣 やはり経済界として、一九八九年で株が三万八千九百十五円、これが戦後最高をつけたんですが、翌年からざあっと下がって、一時期七千円台ぐらいまでおっこって、今は一万五、六千というところだと思いますが、同時に、九二年から土地の値段も下がって、六大市街化地域で、どうでしょう...全文を見る
○麻生国務大臣 これはいわゆる少子高齢化という問題が、日本の中長期的には最大の問題は多分これだと思っております。  その意味で、三世代同居というものの家族が住まい方として理想だと考えておられる方々というのが二割程度おられる、今のおられる家族の中で。実際問題として、三世代で住んで...全文を見る
○麻生国務大臣 来年四月の軽減税率制度の導入に当たりましては、これは、消費者もそうですが、仕事をしておられる方々、先ほど数字が出ていました三百万社、五百万社、合計八百万社といろいろな表現が出ていますけれども、この方々への仕事をやっていく上での配慮というのは、これは物すごく重要なこ...全文を見る
○麻生国務大臣 消費者に対する個別具体の飲食料品の提供が例えば法令上の外食に当たるか否かのいわゆる当てはめにつきましては、これは、サービスの態様などの状況がいわゆる千差万別であろうと思いますので、実際の個別具体の状況を踏まえてその都度個別に判断していくべきものなんだと考えておりま...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税の負担につきましては、これは所得の水準によって感じ方が変わるということなんだと思っております。いわゆる消費税の逆進性と言われるのは、もう斉藤先生御指摘のとおりなんで、消費税負担の絶対額ではなくて、収入に占めます消費税負担の割合によってはかるべきものだと、私ど...全文を見る
○麻生国務大臣 これは一般論ですけれども、やはり、名古屋より、私らのおります筑豊とか、地方にとりましては自動車は、公共交通機関というのが人口密度が低いせいもあって発達していない分だけ、間違いなく、軽自動車等々を含め小型自動車は、これは生活の足に近いものだと思っておりますのが一点。...全文を見る
○麻生国務大臣 簡単に、言い方もいろいろあるんだと思いますけれども、多くの税金というのが自動車に課せられているというのは間違いありませんよ。国税に限りませんから。地方税を含めましていろいろありますので。  これはやはり先生言われるように、ぜいたく品だから、取りやすいところから取...全文を見る
○麻生国務大臣 車体課税については、これは、リーマン・ショックの以降に景気対策として税率の引き下げというのをやったり、エコカーの減税を、あれは創設したのもあのときやったと思うんですが、そういった大幅な減税は既に行ってきたんだと思っていますが、この結果、税収については、一兆は行かな...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われましたように、この税制改正大綱の中において、二十九年度の税制改正において、安定的な財源を確保して、地方財政に影響を与えないよう配慮しつつというのがついて、自動車の保有に係る税負担の軽減に関し総合的な検討を行うとの方針が示されておりますので、おっしゃるとおり...全文を見る
○麻生国務大臣 今般の制度案においては、これはいわゆる軽減税率の適用対象品目というものを酒類また外食を除く飲食料品ということにしてありますので、それぞれ法令上、今、佐藤の方から申し上げましたように、明確に定義づけをいたしておりますので、具体的な定義の当てはめについては、今言われま...全文を見る
○麻生国務大臣 軽減税率につきましては、これは多くの事業者やら消費者に直接関係するところでもありますし、施行まで極めて限られた時間でもありますし、かつ、全国の事業者約八百万社の方々に円滑な制度導入に向けた対応を行っていただくという必要があるんだと思っておりますので、このために法案...全文を見る
○麻生国務大臣 これは落合先生おっしゃるとおり、複数税率と言われるものの中では、適正な課税というものを確保するためには、いわゆる適格請求書保存方式、インボイスというのを日本語に訳すと多分そういうことになるんだと思いますが、この制度の導入が必要なんだと思っております。  したがっ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、今おっしゃるように、三年前約八百八十万人ぐらいの来訪者が去年一千九百七十四万人まで急激にふえておるんだと思いますね。  これに伴いまして、その外国人の旅行者が消耗品以外の一般商品、いわゆる家電とか衣料品とか、そういったものを購入する場合には、これまで一万...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるように、中国は一番わかりやすい例で、外貨準備高、十二月、一千五十億ドル、一月も同じく一千億ドルぐらい外貨準備高が減っております。十二兆円という額がぼんと減るというのは、それは二カ月連続ですから、このままいったら二年もすればゼロになるということですから、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 財務省が毎年国会に提出をさせていただいております租特適用実態調査の報告書につきましては、平成二十二年度の立法当時において、個別企業の名は公表しないというように整理をされておるのは御存じのとおりです。  したがいまして、お求めのように、特定の租税特別措置の適用額の...全文を見る
○麻生国務大臣 この研究開発税制につきましては、企業の研究開発への取り組みというものを後押しするものであって、実際に、幅広い企業に活用をされておると思っております。適用額、いわゆる減収額が大きくなっておりますので、政策効果などをよく見きわめていくことも必要だというのは当然のことだ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、租特のいわゆる適用額、減収額になりますけれども、につきましては、個別企業の企業経営等々の状況に応じて事前の見込みから変動し得るものだとは思いますけれども、会計検査院の報告書で指摘されておりますように、関係省庁においてそうした状況について分析をよくして、その...全文を見る
○麻生国務大臣 今の御指摘ですけれども、この租特につきましては、真に必要なものに限るべきとされているというのはもう事実でありまして、これは、関係省庁が適用状況をしっかりと検証して実効性というものを高めると同時に、説明責任というものを果たしていくべきものではないかという御指摘は正し...全文を見る
○麻生国務大臣 研究開発税制の適用金額について一社が一千億を超えるというのは、確かに大きな数字ではあります。しかし、そうした企業が研究開発投資に積極的に取り組んでいるあらわれでもあると思っておりますので、その分だけ法人税を多く負担しているということでもあろうと思っております。最大...全文を見る
○麻生国務大臣 この制度につきましては、企業の研究開発への取り組みを後押しするというのが一義的なところでありまして、実際に幅広い企業に活用されておりますのは今申し上げたとおりです。  適用額、いわゆる減収額が大きくなっておりますが、政策効果などをよく見きわめていく必要があるとい...全文を見る
○麻生国務大臣 この租税特別措置というのは、特定の政策目的を実現するための有効な政策手段となり得るということがあります一方、間違いなく、必要性や政策効果を見きわめた上で見直しを行っていくべきものであるという点に関しましては全くそうだと思っておりますので、個別の租税特別措置の性質を...全文を見る
○麻生国務大臣 一昨年の、消費税を八%、五から八への引き上げというものが消費に影響を与えたというのは事実であります。  当時、経済が腰折れするリスクというものを回避して、そして、デフレ脱却、経済再生へ万全を期すという観点から消費税率一〇%の引き上げを延期することとなったというの...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる足元では、御存じのように、世界的なリスクの回避、金融とか金とかそういう意味ですけれども、リスクの回避の動きが金融市場というところで広がっております中で、日本の市場でも、これは変動が見られておるのは事実です。  しかし、実体経済を見れば、先ほども申し上げま...全文を見る
○麻生国務大臣 何を基準にするかというのは、これはもう経済判断をするときには、雇用もありましょうし、経済状況もありましょうし、いわゆる企業の業績等とかいろいろなもの、そういったもろもろ考えながら、一つに、株価というものもその中の一つだろうとは存じます。
○麻生国務大臣 これは、世界じゅうにあります政府系ファンドの投資行動について御指摘のような報道があったということは承知いたしておりますが、同時に、市場関係者から、世界の政府系ファンドのことしの動向につきましては、原油価格の下落とか世界的な景気減速懸念等々を背景にして、リスクの回避...全文を見る
○麻生国務大臣 たらればの話をしていきますとこれはちょっとエンドレスな話になりますので、ちょっと時間ももったいなかろうと思いますので、先生、これはエンドレスの話をしないと、途中で切りますと、話をいいところだけ切られて、また話が別の方向に飛びますのはもう数々これまで経験させられまし...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、書籍、雑誌については、これは昨年末の与党税制改正の大綱において、「その日常生活における意義、有害図書排除の仕組みの構築状況等を総合的に勘案しつつ、引き続き検討する。」と。引き続きというのが一番問題だとされているところなんだと思いますが、今後、与党におい...全文を見る
○麻生国務大臣 雑誌につきましては、これはどう考えても所得の高い方の方々が買っておられるパーセントが圧倒的に高い。額もパーセントも高いと思いますので、いわゆる逆進的かと言われれば、その点に関しては、定期購読されている新聞とは違うと思います。
○麻生国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、対象範囲の外縁の定義づけがまず困難であるというのが一番最初なんですが、次に、購入に係る消費税負担が逆進的とは言えないこと、これが二番で、そして有害図書ということを申し上げたんです。  いずれにしても、こういったものを総合勘案して軽...全文を見る
○麻生国務大臣 昔のG7というのと変わって、G20というとかなりな数の国にふえております。実際問題、各国から中央銀行総裁並びに財務大臣というので、それだけで四十人。ほかに、IMFだ、世銀だ、ADBだ、いろいろなことになりますので、かなりな数になります。  そういったところで細か...全文を見る
○麻生国務大臣 いつとは申しませんけれども、今は電話という便利な道具ができましたので、夜中でも電話をかけたりかかってきたりすることはこの立場にいるとよくある話なんです。今言われた御指摘の報道というのは、あったというのは知っていますけれども、他国の高官の話についてちょっとコメントは...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○麻生国務大臣 これは野中先生、この国にとってやはり中長期的に最大の問題は、少子高齢化に伴う人口減少等々によって、結果として二〇二〇年代の半ばごろには、今あります社会保障制度というものを維持していくということが極めて財政上難しいという、待ったなしの課題というのが大前提としてあるん...全文を見る
○麻生国務大臣 OECDの中におけますこのBEPSというプロジェクトですが、これは、ベース・エロージョン・アンド・プロフィット・シフティングの頭だけとってBEPSと言うので、税源侵食と利益移転、直訳すると多分そういう言葉になるんだと思いますが。  多国籍企業において、今話題のア...全文を見る
○麻生国務大臣 今は御存じのように、年初来、世界的に、リスクの回避というものに向けていろいろ金融市場の中で上がり下がり、ボラティリティーとかいろいろな表現がありますけれども、そういう変動がする中であります。  あすの夕方から上海でG20が開かれることになっておりますので、そこで...全文を見る
○麻生国務大臣 これは自画自賛するぐらいのことはありますよ。よく整理がされていると思います。  これはいわゆる適格請求書の保存システムという、通称インボイスシステムというものの導入後において、今、宮崎先生の御指摘のあったとおりに、直売所で免税事業者であります農家から仕入れた農作...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもうおっしゃるとおりに、ヨーロッパの場合は、ずっと昔から複数税率という制度になっておりますので、どこへ行っても皆同じようなやり方になっているのが一つ。  それから二つ目は、宮崎先生、日本の場合みたいに、本当に小さな業者がこれだけあるという国はほかにありませ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありましたとおり、免税事業者が還付を受けようということになる、これはもう確かにパーセントの差が少ないものですから、一〇で八と、片っ方、納入者が九の九だった場合、そこに花はほとんどありませんから、だけれども、額がでかくなってくればそれなりにその部分もふえます...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほどの繰り返しにもなりますけれども、適格請求書保存方式というこのインボイスというものの導入によって免税事業者への影響ということになるんですが、今御指摘のありました一人親方、これはもう私どものところに多くおられますので。個人請負業者ともいうんですけれども、大工さん...全文を見る
○麻生国務大臣 ちょっと見た範囲で、例外はないなという感じがして見ていますけれども、ぱっと見た感じですから、いや、ちょっと待て待てという話になるのかもしれません。  少なくとも、今見た範囲、例外はないと思います。
○麻生国務大臣 消費税というのは、今回の話の前から似たような話はいっぱいあるんだと思いますが、基本的に、消費税をまけてもらうよ、ちょっと待ってください、これは皆さんが払っていただくことになっておりますからと言って突っ張り切るか突っ張り切らぬかは、それはやはり力関係というものもあろ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは今もそうですけれども、基本的には好ましくないんですよ、はっきりしています。  ただ、そういうことも力関係で起こり得ると思います。ちょっと俺のところは今資金繰りが足りないんだから今月だけ勘弁して、来月に払うから、そういう話は幾らでも御経験もおありだと思うけれ...全文を見る
○麻生国務大臣 GPIFのいわゆる基本ポートフォリオにつきましては、これは厚生労働省とかGPIFで検討されるべきものなんだと考えておるのはまず基本であります。  その上で、現在のポートフォリオというのを見ますと、二十六年度の財政再建の検証というのを踏まえますと、厚生労働省とGP...全文を見る
○麻生国務大臣 株が損するとか上がるとかいうことが私の立場で言えるはずもありませんし、またそれを言えるというのは神様ぐらいのものであって、それも先行きまで全部予想できる人はおりません。  その上で、もうわかった上で聞いておられるんだと思いますが、株というのは基本的には先行指標で...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、日本の株式につきましてはいろいろな要素がありますので、日本のGPIFが動いたからとか海外の資本が動いたからとか円が安くなったからとか、いろいろな要素がこの中にありますので、一概にこれで決まったというわけではありません。  GPIFで言わせていただければ...全文を見る
○麻生国務大臣 二〇一五年の十—十二のGDPの一次速報の結果が今言われたような数字になっておることを踏まえますと、政府の経済見通しにおける二〇一五年度の実質GDPの成長見込みプラス一・二を達成するためには、一—三月期に、相当程度の成長、前期比プラス二・一五%が必要となるということ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、愛知県ですから、今、古川さんはいないけれども、そこと大分違うだろう、同じ愛知県の中でも、蒲郡とは。違うと思うよ。  この間、不交付団体の陳情というのがありましたけれども、不交付団体が一番多いのは愛知県ですものね。不交付団体というのは一都四十九市町村なんだ...全文を見る
○麻生国務大臣 前提を全部飛ばされるとそういう話になるんですが、いろいろな差が出るという福岡と北九州の例を引いて、きちんとその上で申し上げましたでしょうが。それで、うちは九十市町村ありますけれども、黒字というかあれは一町しかありませんから。ほぼ同じ、自動車の一番、二番の生産県です...全文を見る
○麻生国務大臣 今の話は、多分、平井先生の件を引いておられるんだと思いますが、この財政法第四条というのは、あくまでも健全財政のため、国の健全財政のための財政処理のいわゆる原則というものを規定したものであろう。まずこれは基本的にそう思っております。思っておりますが、戦争危険の防止そ...全文を見る
○麻生国務大臣 財政法の第四条というものの中で、巨額の公債発行による軍事費調達を許したということが戦争の遂行または拡大を支える一因となったということなんだという反省から、無原則かつ歯どめのないというような借金財政を戒めるために設けられたという意見を私は否定するつもりは全くありませ...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の特例公債法の改正案というものは、少なくとも二〇二〇年度までの間は引き続き特例公債の発行を認めざるを得ないというような財政状況の中で、現行法の枠組みを引き継ぎ、安定的な財政運営を確保するという観点から、特例公債の発行を二〇二〇年までの五年間とすることとしたもの...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の特例公債法の改正案というのは、先ほども申し上げましたように、今後とも、少なくとも二〇二〇年までの間は引き続き特例公債の発行というのはまずやむを得ないと見込まれております今の財政状況の中ですので、現行法の枠、現行法ですよ、現行法の枠組みを引き継いで安定的な財政...全文を見る
○麻生国務大臣 この防衛関係費につきましては、財政制度審議会の建議というのに指摘された事項につきましては、私どもとしては、二十八年度予算案におおむね反映されている、そう思っております。  例えば、今御指摘のありました新規後年度負担の抑制につきましては、対前年度というので見ますと...全文を見る
○麻生国務大臣 今、毎年度の予算編成におきまして、中期防衛力整備計画というのがありますので、これを踏まえて、各種の防衛装備品につきまして、その必要性や調達のタイミング等々を考慮しながら対応しておるところではあります。  そうした中で、御指摘の種々の装備品については、いわゆるライ...全文を見る
○麻生国務大臣 この防衛関係費の話ですけれども、中期防衛力整備計画というものや、経済や財政再生計画などを踏まえて、毎年度の予算編成において、全て個別経費について聖域化することなく、査定を通じて見直しに取り組んでいるというところであります。これは毎年のことでありますけれども。  ...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○麻生国務大臣 平成二十八年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は、九十六兆七千二百十八億円余となっております。  この内訳について申し上げますと、租...全文を見る
○麻生国務大臣 濱村先生、これは国会議員の頭にもよくわかるようなレベルに、商売をしたことのない人の頭にもわかりやすく解説してあるので、私も仕事の方からこの世界に来ましたので、この意味はわかります。これはよく書けておると思っております。  まず基本的に、軽減税率が、複数税率と言わ...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる税制抜本改革法によりまして、改正後の消費税及び、消費税のほかに地方税もありますので地方税において、消費税率の引き上げが五%から一〇%ということによって増収分は約十四兆円ぐらいになろうかと存じますが、これを全額社会保障の充実、安定化、いわゆる年金とか医療とか...全文を見る
○麻生国務大臣 それが給料をもらっている相手だから、商売している相手だからということになると、これは社外重役だって、外から来ているけれども、あんたは給料をこの会社からもらっているんでしょうと言われたら、その人だってなかなか言いにくくなっちゃう。だから、コーポレートガバナンスとか、...全文を見る
○麻生国務大臣 GDPを構成しております要因は、個人消費、設備投資、政府支出、基本的にはこの三つなんだと思いますが、なかんずく大きいのは個人消費で、約六割を超えております。設備投資が残り二十数%で、その他もろもろ、ほかにも純輸出とかいろいろありますけれども、政府支出というのがその...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われました中で、少なくともこれまでのところ、国民のいわゆる賃金というかそういったものの全体であります総雇用者所得というのは、名目、実質ともに増加しておりますのはもう御存じのとおりなんだと思いますし、雇用の所得環境というのはそれなりに改善はしていっていると思いま...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、今、我々の周りを見ましても、中産階級というものが確立している国というのはどこですかと言われて、即答できる国はありませんですな、私の知っている範囲では。  やはりアメリカの場合はさらに極端に開いてきていると思っておりますけれども、比較対照の問題だと思い...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に御指摘になりました法人三税の減収額二百五十五兆という数字は、これはいわゆる法人三税、法人事業税、法人住民税、そして法人事業税の平成元年度の税収と平成二十六年度までの税収の差額を積み上げられたものだと考えられますが、この同じ時期に実施されました制度改正によ...全文を見る
○麻生国務大臣 私、本田さんという人をよく知らないので。お友達かもしれませんが、私、ちょっとこの方、よく存じ上げぬ方なので、失礼ですけれども、外務省におられたときに下におられたという以外、外務省を途中でやめているんですから、余り関係ない人なのかなと思わぬでもないんですが。  私...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど、先生が入ってこられる前、濱村先生という方の資料に出ていましたので、これを一回、役人が考えたのと違って、公明党の人の考える、あの方は多分民間の経験者であるのだと思いますけれども、あの方の資料の話は物すごくわかりやすく書いてありましたので、役人もこれぐらいうま...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、足立先生、いろいろなケースが起きてくると思っています。先生がおられなかったときに、これは公明党の人の出した資料なんですけれども、あちらの説明は、さすが役人じゃないだけあって、地場産の業者の実態を結構よう知ってはりますなという感じで、私ら商売を知った方から言...全文を見る
○麻生国務大臣 これはなかなか難しいんだと思いますが、先生、前提を置かせていただくという前提で、極端な話でわかりやすく言えば、それがもし仮に六千億あれば、六千億の税源は探さなくていいという話をしているんでしょう。簡単に言えばそういうことだよね。  さすがに六千億出てくるなんとい...全文を見る
02月26日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○麻生国務大臣 御存じのように、この特例というのは、軽い体の不調等々の方々は自分で手当てせいと、いわゆるセルフメディケーションとかいうような表現になっていますけれども。  そういった中で、いわゆる処方箋を使った処方薬と同じような有効成分を有しています薬等々を市販される市販薬、ス...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる医薬品を含めまして、適用対象をこれ以上拡大するという話なんだと思いますが、基本論として言わせていただければ、特定の物品とかサービスとかいったものを対象にするということは、これはいわゆる代替品との間でゆがみが生じ得るということが一つ。こうしたゆがみを回避しよ...全文を見る
○麻生国務大臣 法人税の税制政策の恩恵が大企業に偏っているとの御指摘だと思いますが、確かに、最大の政策税制の一つであります研究開発税制というものを見ますと、いわゆる大企業の利用が多くなっておるということなんだと思いますが、それ以外の政策税制は、全体として見ましても、大企業に偏って...全文を見る
○麻生国務大臣 これは前原先生、この政策減税というものにつきましては、いわゆる特定の政策目標を実現するために有効な政策手段になり得るものだ、私もその点に関しては全く意見は同じなんですけれども、他方では、御指摘のありましたとおり、必要性とか、その政策の効果というものをよく見きわめた...全文を見る
○麻生国務大臣 今私も同じことを申し上げているつもりなんですが、基本的に、期限が到来するものを中心にゼロベースと申し上げているのは、中心というのは、何も期限が到来するまで待つというつもりもありませんし、今、内部留保金課税をしろ、内部留保金には課税せいと。二重課税のきわみとは思わぬ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは前原先生、昨年のG20、九月のときにも、上海のマーケットの暴落の底はと名指しで、ほかの方と違って日本の財務大臣というのは余り品のいい方じゃないものですから、名指しでおかしいじゃないかと。名指しで騒ぎになったんです。  少なくとも、中国の過剰設備、鉄鉱石なん...全文を見る
○麻生国務大臣 これは前原先生、他国の金融政策に我々がコメントするというのはなかなか難しく、控えなきゃいかぬところなんです。  アメリカの場合は、影響が、金利が上がりますと、他国に入っておりますドルがアメリカに逆流する、いわゆるキャピタルフライトとかいろいろな特殊用語があります...全文を見る
○麻生国務大臣 昨日のこの委員会において、宮崎委員の方から、インボイス制度の導入後、買い手事業者の納入元の元、いわゆる免税業者に対して、他の納入業者よりも低い価格を求めるのが許されるのかとのお尋ねがあった、これがそもそも最初だったと思うんです。  これに対して、私が申し上げたの...全文を見る
○麻生国務大臣 トーゴーサンということに関しましては、通常よく言われております表現をそのまま使わせておりますので、別にその点に関しましては、どこでも言われている、農協の方もよく言われますし、私どもとしては、通常よく使われておるものだと思っておりますので、そのことに関しまして、特に...全文を見る
○麻生国務大臣 これもたびたび申し上げたと思いますので、何回も人の御質問を聞かれた上での御質問だと思いますが、軽減税率制度というものは、いわゆる税制抜本改革の中において、消費税引き上げに伴う低所得者への配慮として、消費税の逆進性緩和の観点から、検討すべき三つの施策のうちの一つだと...全文を見る
○麻生国務大臣 これもたびたび御答弁させていただいていると思いますが、軽減税率導入のための財源、よく言われる一兆円というものの、総合合算制度見送りによって生じます財源が約〇・四兆ということになろうと思いますので、それ以外の財源、〇・六兆円につきましては、現時点で具体的な内容が念頭...全文を見る
○麻生国務大臣 面倒くさいというのを今ごろ理解されても困るんですけれども、軽減税率の適用対象品目の認定に当たってはということで、消費税率一〇%の引き上げに伴ういわゆる低所得者への配慮との趣旨を踏まえというところで、基本的には四つか五つか述べてあると思いますが、日々の生活の中での消...全文を見る
○麻生国務大臣 これまでも繰り返し申し上げてきているんだと思いますので、この引き上げにつきましては必ずやらせていただきますということで、平成二十九年の四月に確実に実施するということにいたしておりますので、時期が不透明というようなことにはならないんだと思っておりますし、それに合わせ...全文を見る
○麻生国務大臣 何回も申し上げるようで恐縮ですけれども、私どもとしては、今重大な事態が発生しない限りと何回も申し上げておりますので、それは、あと二カ月で重大な、例えば中国がいきなりクラッシュダウンして、ハードランディングになりましたというような騒ぎになるという前提を仮に置かれると...全文を見る
○麻生国務大臣 従来申し上げておりますように、リーマン・ショック、大震災という例は、重大な事態というものの例として引かれているのであって、中国になって、今度は中国のハードランディングに変わったと、そんな単純なことを考えちゃだめですよ、いろいろなことを考える例の一つとして申し上げて...全文を見る
○麻生国務大臣 外国為替資金特別会計、通称外為特会というのがありますけれども、外貨資産というものは、外国為替相場の安定というものを目的として、将来の為替の介入とかいろいろなことがあろうと思って、そういったものに備えて保有しているものでありまして、そもそもこれは政府短期証券、いわゆ...全文を見る
○麻生国務大臣 今のような大きな経済規模になってきた日本にとりましては、かつてとは全然条件が違っていると思いますので、私どもとしては十分に必要なものだと思っております。
○麻生国務大臣 外為特会が保有しておりますいわゆる外貨資産、いわゆるワンショットですが、そういったものは、ワンショットか否かにかかわらず、これを財源として活用することについては、基本的に外貨から円貨への転換が必要となるでしょう。そういった意味では、実質的なドル売り・円買いですよね...全文を見る
○麻生国務大臣 今経産省の方から答弁が一部あっていますけれども、官民ファンドというものは、民業補完というものを原則としながら、民間の資金というものを活用するために、政策性の高い分野に重点を置いたリスクマネー等々の供給を行うためのものなんだと理解をいたしております。  こうした機...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、きのうのこの委員会において宮崎先生の方から、いわゆるインボイスという制度の導入をされた後、買い手事業者が納入元の免税事業者に対していわゆる他の納入事業者よりも低い価格を求めることが許されるのかというお尋ねがありました。  私は、下請とか孫請などの力関係も...全文を見る
○麻生国務大臣 この改正は、復興財源の確保が一般会計の財源の確保に大きな影響を与えます。したがいまして、互いに密接に関係をいたしておりますので、平成三十二年、いわゆる二〇二〇年度にかけまして、復興と財政健全化、いわゆる基礎的財政収支のバランスという財政健全化を同時に推進していく必...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、宮本先生、クレジットカードによります納付というのは、あくまでも納税者の利便性というものの向上のために、いわゆる納付の手段の多様化というものを図る観点から導入をしようといたしているものであります。したがいまして、これを利用するかどうかというのは、これはあくま...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、台湾との間は、パレスチナとかと同様に、これは国ではありませんので、今やろうとしているのは、これは取り決めであって条約ではない。まず、この点だけははっきりしておかないかぬところなんです。  その上で、今、日本と貿易をしております、租税条約等々を結ん...全文を見る
02月29日第190回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○麻生国務大臣 今回、上海のG20におきましては、いわゆる世界経済について金融市場の動向とか変動とか不確実性がいろいろ高まっている中で、最近の市場の変動の規模とか大きさとか、そういったようなものはその根底にあります世界経済のファンダメンタルズというものを反映したものではないという...全文を見る
○麻生国務大臣 二〇〇八年九月でしたかね、リーマン・ブラザーズの破綻というのが起きたのは。あれは戦後最大と言われておりますので、残念ながら道半ばだったと今は思っていますが。いずれにしても、民主党にも景気回復というものを確固たるものにしていただけるように努力していただきたいとは思っ...全文を見る
○麻生国務大臣 二月の二十五日の財務金融委員会におきます私の発言ということなんだと思いますが、インボイス制度の導入に伴う事務負担というものの増加についての御質問がありましたので、それにお答えする中で、世の中に言われている指摘や地元の農家から聞いた話によると、税務関係の事務負担にふ...全文を見る
○麻生国務大臣 御質問の制度は、たしかインボイスの話だったと思うんですね、あのときは。インボイスの話についてはふなれな方もいらっしゃると申し上げたんだと記憶していますが。
○麻生国務大臣 私どもとしては、税金全般の話でありましたので、その一端の例として、一つの話として申し上げたのであって、私どもとしては、基本的には、インボイスに関するのが答弁の内容だったと記憶しています。
03月01日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○麻生国務大臣 今言われた、平成二十六年に開催されたOECDの消費税グローバルフォーラムでは、消費税に係る政策の国際的な動きや、消費税が所得の異なる世帯に与える影響について議論がされ、その議論の中で、今言われたような、対象者を限定した給付に比べれば極めて非効率的であるという指摘が...全文を見る
○麻生国務大臣 昨年の与党におけます議論において、この軽減税率制度を平成二十九年の四月に導入することとした場合には、一年余りの期間しかないので、いわゆる、一般的な制度の法案成立から施行までのスケジュール感というものを前提とした場合は、一般的に技術屋、エンジニアの不足が指摘されたり...全文を見る
○麻生国務大臣 はなから御存じのように、金だけで、ファイナンスだけで景気がよくなると言っていた方は間違いなくいらっしゃいますよ、マネタリストと言われる方々、シカゴ学者とかいろいろな表現がありますけれども。そういった方々に対して、いや、財政と一緒で、今はお金はあって需要がないんだ、...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる通貨切り下げ競争というものに関しては、そうした対応によって国際経済の不安定性がもたらされることを回避するべきだという認識がG20の議論として共有されたと思っております。結果として、通貨の競争的な切り下げを回避することがG20で改めて確認されましたので、今回...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の報道というのは承知しておりますので、ユーロ圏のデイセルブルムの話なんだと思いますけれども、どのような趣旨で発言されたか、これはわかりません。しかし、発言内容に関して具体的にコメントすることは、先ほど申し上げたような理由で差し控えさせていただきます。  な...全文を見る
○麻生国務大臣 日本銀行の主たる目的というものは、インフレターゲット二%のためにどうするかということを主眼に置いておりますので、その他いろいろ、マイナス金利だ、金利を下げるだということで、全体として、長短の金利が下がってくる、イールドカーブと言われるものが下がってくるということは...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初にお断りしておきますけれども、金融政策というのはあくまでも日銀の所管ですからね。これはちょっと忘れぬようにしていただかぬと、いかにも俺がやっているように言われると話が込み入りますので、これは日本銀行の所管ですから。  ただ、一般論で言えば、私どもも、今言...全文を見る
○麻生国務大臣 ありません。
○麻生国務大臣 公平、中立云々、今は、やはり選択性がありますので、基本的に中立というものはそれなりに維持できていると思いますが。
○麻生国務大臣 これはよく整理できていますよ。わかっていない人がいっぱいるから、ありがとうございました。  インボイス制度の導入による影響というのを申し上げれば、いわゆるBツーB、事業者間ですから、実際の取引価格の設定というのは、仕入れ税額控除の可否というだけではなくて、例えば...全文を見る
○麻生国務大臣 ヒラリー・クリントン元国務長官ですけれども、今は単なる大統領候補ですから。他国の大統領候補の個々の発言についてコメントするというのはちょっとどうかとは思いますけれども、選挙の真っ最中でこれだけヒートアップしていれば、大概いろいろなことをわんわん、トランプに対抗して...全文を見る
○麻生国務大臣 あれはちょうど二〇〇八年のリーマン・ブラザーズの破綻のすぐ直後に私は総理になって、即ニューヨーク、そのすぐ後はワシントン等と何かえらく騒ぎだったんですけれども、このリーマンのときの対応というのは、明らかにFRBは、最初は大したことはないと思ったのは間違いないんだと...全文を見る
○麻生国務大臣 これは宮崎先生、前回もたしか、ちょっと別の言い方だったので、似たような御質問をいただいたんだと思いますが、企業の投資判断の前倒しを促すための政策税制ということになりますと、これは、適用期限というのをちょっと延ばすと逆にすると政策効果が薄れちゃうという面があって、こ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは一概にそういうぐあいに決めたわけではありませんが、世の中がこれだけ大きく動いてくれば、従来のようなままでいけるかといえば、これはなかなか企業としては生き残りにくくなってきているのは確かなので、企業も、生き残れるような体質、生き残れるようなものに構造改革をみず...全文を見る
○麻生国務大臣 これはまず宮本先生、複数税率というものを導入した以上は、インボイス制度、この制度というのは、いわゆる納品明細書の説明という、こういったものをきちんと整備しないと複数税率というのはなかなか施行できない、まずこれが大前提です。  その上で、このインボイス制度というも...全文を見る
○麻生国務大臣 これはあくまでも、インボイス制度の導入それ自体を延期するということを想定しているわけではありません。  その上で、今ありました百七十一条の第二項に基づきます必要な措置というものの具体的な内容につきましては、これは軽減税率を導入した後、約三年ということになるんです...全文を見る
○麻生国務大臣 同じことを向こうの方が品よく言うから何となくわかりにくいんだと思いますが、導入を延期するという考えを基本に置いているわけではありません。
○麻生国務大臣 いろいろ初めてのことでもありますので、導入というものに当たっては、いろいろなものが、我々の想定以外のものというのは普通はちょっと税制の世界では考えられないんですが、初めてのことをやりますので、いろいろなことが起こり得るかもしれぬということでそういったときのことを考...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的には、消費税というものは、これは価格に転嫁することによって、最終的には消費者に御負担をいただくということが予定されているという、税の基本的な体系としてはそうなっておりますので、仮に今御指摘のような消費税に転嫁できない場合ということになりますと、これは、事業者...全文を見る
○麻生国務大臣 言いぶりが変わったというのは、大体マスコミが皆そういった話をして、だって売れるような新聞のネタにしますので、そういうような書き方になるのは、この種の話になるとよくありますので、解散とか、いや、解散じゃないとか、大体似たような話ですよ、こういった話は。  だけれど...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、この財政の健全化というのが我々にとっては最大のテーマですから、経済再生と財政の再建、この両方をきちっとやっていくというのが、二〇二〇年度までのいわゆる基礎的財政収支の黒字化というものを最大の目標に掲げております。  それの達成に向けて取り組んでいくとい...全文を見る
○麻生国務大臣 雑誌の話は、もう前にも一回申し上げました。各雑誌社がそれをみんな、談合するというか協定するのは極めて難しいのははっきりしておりますので、これはなかなか難しいだろうと思っておりますというのが一つ。雑誌の定義も、もう雑誌はいっぱいありますので、なかなか難しいなと思って...全文を見る
○麻生国務大臣 そのとおりです。
○麻生国務大臣 これはいろいろ意見の分かれるところであったのははっきりしていますので、私どもとしては、この新聞というのは、海外において、ヨーロッパの場合は、これは新聞やら、書籍もそうですが、学術誌等々は無税ということになっておるんです、いわゆるゼロ税率なんですけれども。  そう...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。     —————————————
03月01日第190回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○麻生国務大臣 御存じのように、税制抜本改革法によります改正後の消費税法及び地方税法によりまして、消費税の五%から一〇%への引き上げによります増収分、いわゆる通称十四兆円と言われておりますが、それを全額社会保障の充実、安定化、いわゆる年金、医療、介護、子育て等々に充てるということ...全文を見る
○麻生国務大臣 単に、与党だから、野党だから、もしくは重徳だからとか、いろいろな理由で予算を手当てしているというわけではありませんで、これは、その時々、さまざまな観点から、日本にとって重要な課題というものに対応していろいろ御意見が出てくると思いますが、我々は、基本的に、いわゆる財...全文を見る
○麻生国務大臣 無駄の排除というものは、我々は常に取り組んでいかねばならぬのは当たり前の話なので、行政事業レビューにおいても、国の事業というのは大体五千からもう少しあるんだと思いますが、それについても各省庁においてそれぞれいろいろ点検をさせて概算要求やら事業の執行等々で反映させる...全文を見る
03月02日第190回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) 急な御質問なので、調べて御返事申し上げます。(発言する者あり)
○国務大臣(麻生太郎君) いつのときに答弁したか記憶はありませんが、間違いなく、マネタリー、サプライというか、日銀が金融緩和をいたしましても、その金は日銀の当座預金に増え上がるだけです。それから先の当座預金というものから市中に金が散っていくためには、間違いなく資金を借りたいという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) よくお分かりの上で聞いておられるので、見ておられる方々にとか、若しくは分かっていない方に説明をしたいと思って聞いておられるんだと思いますが。  三本の矢のうちの金融緩和が今の日銀の資金のいわゆる供給であります。これが量。それから、内容は、国債に限らず、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 軽減税率をなぜ行うかということですけれども、これは、もう三党合意というのができましたときに、いわゆる複数税率というものを採用するに当たっては、複数税率を採用すれば必ず低所得者というものに対してのいろいろ影響が大きい、したがって、その対策として三つ出てきた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 各省庁が公表しています基金ルートによりまして、御指摘のありました、多分それは十一じゃなくて十二だと思いますけれども、十二基金のうち……(発言する者あり)でしょう、十二基金のうち経産省所管の五基金につきましては、平成二十四年度補正で三千五百八十億円を計上、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはその時々の判断によるところなんだと思いますが、おっしゃる意味はよく分かるところですけれども、各省庁からの予算の要求というものに対応して、私どもはそれに対応してまいりますので、その使用の内容について問題があると、問題があるから返納させておるわけですか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この軽減税率制度というのは、そもそも制度上、複数税率というものを採用ということにいたした場合は、低所得者というものに何らかの対策を講じる必要がある。いわゆる低所得者層にいわゆる負担が大きいということであるので、私どもとしては、三党合意で三つのいろいろな選...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いや、総理がお好きですから、総理、総理と言われるのかと思いましたので。  食品と食品以外の食品とかいろいろありますけれども、私どもとしては、いろんな意味で高額な方々の方により消費税の負担が、入りが大きいというのはもう間違いない事実であろうと思いますが、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、他省庁の所管の話をこちらの方から、野党じゃありませんので、同じ閣内にいて他省庁の話に差し込むのはいかがなものかとは思いますが、といってこの後すらすらしゃべるようなこともありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 今般の法人税の改革は、これは単に日本の法人税率がヨーロッパ等々に比べて高いからというので税率を引き下げるということだけではなくて、いわゆる昨年、たしか大塚先生とこれ質疑をさせていただいたんだと記憶しますけれども、日本の法人税の課税ベースの扱いが狭いという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘をいただいておりますこの一六・二、一五・六なんだけど。あっ、これ、あれですな、あれの〇・六をこっちに繰り込んであるんですな、これは。だから〇・六違うんだ、ああ、分かりました。  財務省の法人税の負担割合の推計というのは、様々な前提を置いているほ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 済みません、失礼しました。  外国子会社の受取とか全部足して、外国子会社とか全部足してね。そうすると、十四、五になりますか、これ。そんなもんだと思います、これ。
○国務大臣(麻生太郎君) 九%ぐらい、九兆ぐらい。
○国務大臣(麻生太郎君) 九兆ぐらい。そんなもんじゃないですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 済みません、ちょっと字が小さ過ぎて読めぬ。  予算、一般歳出の総額ということなので、五十七兆八千二百八十六億ですから四千七百三十一億円の増ということになっております。
○国務大臣(麻生太郎君) これは、御存じのように、これは品目が四つも五つもありますんで、御存じのとおりですけれども、平成二十八年度の車体課税の税収は、国税、地方税と合わせて二兆五千億円程度と見込んでおります。  そのうち、国税に当たります自動車重量税が六千、もう、ちょっと端数、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今申し上げましたように、何といってもこれは額が極めて大きな額でありますので、これをちょっと触っただけでぼそっと大きな額の減収ということになりますので、私どもとしては、これは軽自動車税とかいろんなものを、いろいろありますが、ほかにもガソリン税とか石...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このマイナンバーというのがちょっと今からどれくらい普及していくかというところで、これはもう、大塚先生、血液型を載せるとかもう何でもいろんなものをこれ全部入れていったら随分便利になるとか、私どもいろんなことを考える方は、これは税をいただく立場の方からすると...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、メガバンク三行の平成十四年度以降、法人税、住民税及び事業税の額につきましては、これはリーマン・ショック以前、すなわち平成十四年度から平成十九年度までの平均して約三百六十七億円であります。リーマン・ショックのあった平成二十年からは、東日本大震災が発...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、マイナス金利を導入するということになっていった、まず、大塚先生、背景だと思うんですけれども、まず何といっても、日本の場合は今、金は余っておると、金融機関は皆、金はもうふんだんに余っておると、間違いない事実だと思います。  個人金融資産一千六百...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このグラフね。
○国務大臣(麻生太郎君) この真ん中のところの多分一九四〇、これは一九四〇年、この間は多分戦争が終わった後、一ドル二円が三百六十円にどおんとおっこちて、インフレになっていったあの頃の時代だと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) でしょう、これは。そういう時代なんだと思いますが、それがここまで……
○国務大臣(麻生太郎君) 何で下がったか。  これは、残念ながら、日本の場合、国力がこの時代というのは極めてまだ落ちていたので、国際社会に復帰したのが五一年ですか、その頃までずうっと下がりっ放しで、その頃からまだしばらく下がっていった時代だったんじゃないでしょうか、これは。ちょ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 全く違います。
○国務大臣(麻生太郎君) 自国の経済をきちっと把握するためには、少なくとも統計とか、いわゆる出します政府資料というものは信頼が置けるものでないと、大体自分たち自身も計画が立てられぬということになるんだと思いますが。  李克強という今の首相が遼寧省にいる頃にいわゆる通称李克強指標...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、アルゴリズムというお話が出ましたけど、簡単に言えば、一秒間の間に千回売り買いができるという機械です。一秒間ですから、千回。もう今のはもっと速くなっています。東芝の機械ならもっと速いですから。そういった速い機械になっていますんで、そういったようなもので...全文を見る
03月03日第190回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) よく言われております例えばマイナンバーというものの制度が導入されるとして、仮に申告書とか法定調書などのいわゆる税務関係の書類の番号までそっちに記載をされるというようなことになって、法定調書の名寄せとか申告書の突合なんというものが的確かつ正確に行えるように...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、軽減税率の話ですけれども、まずこの給付付き税額控除をやっておられる国というのは、主要先進国の中じゃカナダだけですかね、たしか、主要先進国で給付付きやっているのはカナダだけだと思います。  それから、今の付加価値税で、いわゆる軽減税率は、これはOEC...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この種の会議というのは総じて利害が相反する国が当然出てきておりますので、サウジアラビアとかそういった輸出国、ロシアを含めまして、そういった国にとりましては、原油価格等々の下落、暴落というのは自国の経済に極めて大きな影響を与えておるというのはもう想像できる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) インボイス方式とよく言われておりますが、正確な日本語で言うと適格請求書等保存方式というのは、多分直訳すればそういった意味なんだと存じますけれども、長いものですから、このインボイス方式という言葉が今何となく広まっておりますけれども、いわゆる複数税率というも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税率を八%から一〇%に引き上げ、酒類、外食を除く飲食料品及び一定の新聞の定期購読料に八%の軽減税率を適用する場合の総世帯の一世帯当たり及び一人当たりの消費税負担の税率は、五%時から比べての増加額ということですね。正確に言わぬと、この間も言葉の差異から...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありました財政制度審議会の資料なんだと思いますが、政府部内での検討段階における財政当局の立場からの提案を記載したものだと思いますけれども、それは。  具体的には、介護保険における軽度、いわゆる要介護一とか二とかいうところの要介護者への生活援助に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘の資料につきましては、これは昨年の末、経済財政諮問会議において決定された改革工程表というものの政府部内における検討段階において、財政制度審議会等々での議論の土台として財政当局の立場から提案を行ったものなのだと記憶をいたしますが、その上で基本的な考え...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いろいろな御指摘が小池先生としておありになるということは理解しますけれども、私どもは、基本として、問題の趣旨は、この制度の維持というものをやっていくためには、今のままの、少子高齢化というものに真っ正面からやっていくために、毎年一兆円ずつ増えていくというよ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) お尋ねのいわゆる租特の適用実態調査の報告書というものを基に、これは一定の前提を置いてやりませんといけませんので、法人税関係の租特の減収額というものを試算しておりますが、平成二十四年度一兆、二十五年度一兆五千億であったのに対し、平成二十六年度は二兆一千億円...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 片山先生、よく、数字の上でいきますと、二十六年度にかけて租特において、我々にとりましては、いわゆる財務省にとっては減収することになりますので、減収額というのが増えておりますのは、これは何といっても経済再生等々によりましてこれは法人税を納める黒字企業という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法人税関係のいわゆる租税特別措置の適用状況というのは、これはもう毎年度国会に提出をさせていただいております適用実態調査の報告書においてお示しをさせていただいておりますが、政策税制の利用状況を明らかにして政策の企画立案に役立てていくということを目的としてお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう御存じのように、御賛成をいただいた上での御意見だと思いますけれども、今回の特例法の改正というのは、少なくとも二〇二〇年度まではもう今の状態、今の状態というのは、いわゆる特例公債は発行せざるを得ないという状況を意味しておりますけれども、そういった...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、予算の議決に関わります衆議院の優越は憲法上認められているということによって言っておられるんだと存じますけれども、政府としても、これは衆議院、参議院というものを問わず、予算審議におきましては具体的な特例公債というものの発行の必要性も含めまし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中山先生、これこそまさにデフレなんです。これ、九〇年からやられた方がもっときっちり出たんだと思いますけれども、八九年の十二月に三万八千九百十五円付けた株、それが一番てっぺんで、九二年まで土地が上がって、九二年から土地も下がりましたので、それからざあっと下...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは自助、公助、共助、一番基本的なところなんですけれども、基本的に、自由主義経済とか資本主義とかいうものをやっていって、規制を緩和して自由にすればするほど格差は付きます。人によって個人能力の差が違いますから、また個人の努力も違いますから、運もある、周り...全文を見る
03月04日第190回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今更始まったことじゃないんであって、前からこういう形になっておるのはもう業界におられる方々はほとんど知っておられると思っております。  日本の場合は、物を作るという、この部品を押さえているというのは、ある意味、逆にいろんなアイデアが出てもそれを実際作っ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御記憶いただきましてありがとうございました。  質問を前に文書で出しておりますので、日本銀行金融政策決定会合に関わる現在及び将来の金融政策について、事実と異なる虚偽の答弁を許容するという法令上又は慣行上その他の根拠を政府が承知していれば明らかにされたい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) マイナス金利になって、内部留保三百五十兆が出ていくようになるかと。  いろんなことであって、我々として、これ経営者の方の考え方でありますから、基本的には、内部留保を含めまして銀行が持っております預金、日銀の当座預金というものの金利が仮にマイナスになった...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど日本銀行の答弁を聞いておられたと思いますが、いわゆる各企業が銀行に預金している預金金利を引き下げるつもりはないということを言っておられますので、そのことに関して心配しておられる企業を聞いたことはありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 一切ない、日本銀行が言っておられるんだから、ないんだと思いますね。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に日本銀行がないと言っておられるので、私どももそうであろうと思っているという、先ほどからそうお答えをいたしております。
○国務大臣(麻生太郎君) それは各銀行の経営判断によると言わざるを得ないと思いますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 浅川の方が正しいとはっきりしておりますので、デイセルブルムの話だと思いますけれども、ユーロのデイセルブルムの話のそれ見られたんだと思いますが、この件に関しましては、そういう発言が、その発言をしたと思われる場には私も浅川も両方おりましたので、基本的にはおか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) その時々のいわゆる為替というものは、その場その場でいい場合もあれば悪い場合もありますので、一概には申し上げるわけにはいかぬと思っております。  また、今の介入の話がありましたけれども、この為替の介入は急激にはやらないというのは昔からのみんな約束事ですか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そういうことはやらないということを前々からG7でもG20でもずっと言い続けてきたわけですから、それを改めてコミュニケにもう一回書いてあるというだけだと申し上げております。
○国務大臣(麻生太郎君) 為替のことに関してはコメントしないというのは、政界人の共通の常識だと存じますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 私の方が世界的に見て常識があるんだと言いたいところですけど、そう言うと話は込み入りますから、お互いさま、気持ちは分からぬでもないけれども、私どもとしてはきちっとルールは守っていきたいものだと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 今これだけ世界中がインターナショナルにいろいろな形で相関関係がある中で、一国だけ都合のいいということになかなかなりかねると思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 為替というものの動きとか株式の動きというのは、これはもう要因は様々ですので、株価と為替の動きが、いわゆる相関関係とかコリレーションズとかいろんな表現がありますけれども、こういったことに関して具体的にコメントすることはいたしません。  ただ、今年に入って...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほどお答えをした質問を別の言い方でされておられるだけで、聞きたいことは同じことしか聞いておられませんので、為替のことについてはコメントすることはありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも、失われた二十年というのは、デフレ経済、資産のデフレーションによる不況というものに対する経済対策が間違っていたのははっきりしていますよね。  したがって、その間、各国は通貨の切下げ競争はしないという約束だったんですが、通貨を切り下げはしなかっ...全文を見る
03月07日第190回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) この地銀、第二地銀、信用組合、信用金庫等々を含めまして、地方に根を張っております金融機関の融資姿勢というのは、山崎先生御指摘のとおり、極めて重要であります。  私、三年、四年ほど前にこの金融庁の担当をさせていただいたときの演説というのは、三回連続同じこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) サブプライムローンなる怪しげな金融派生商品というのがえらくはやっているのの行き着く先というのは、多くの方が予想されておられたんだとは思いますけれども、結果として非常に大きな影響を世界中に与えたというのが二〇〇八年の九月のリーマン・ブラザーズの破綻だったと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありました研究開発税制について、減収額というのは今おっしゃるとおりですけれども、この適用件数を見ますと、全体では一万二千件、その中で中小法人の利用も延べ八千件を超えておりますので、幅広い企業に活用されているという面もあろうと存じます。  この税...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、これは政治資金規正法の話で、これは総務省の所管なんで、大臣おられるのにちょっといかがなものかとは思いますが。  企業・団体献金の在り方については、もう先ほど、これは各党で議論をいたすべき事柄なんだと考えておりますが、これは御存じのように...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この御指摘のありました制度という、租税特別措置に当たりますのは、保険会社等々、損害保険なんですけれども、これは台風などの主に自然災害の状況によって保険金の支払が特に多くなる年とか、そうじゃない年とかいろいろありますので、その備えとして毎年度保険収入の一部...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この寡婦控除の話は、もう御存じのように、夫との死別、離婚でしたっけね、それから、等々、家族の生計を支えていなければならない者に対して税制上の配慮を行うということでありまして、いわゆる未婚の母には適用されておりません。  お尋ねの、今、寡婦控除につきまし...全文を見る
03月08日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 財務大臣兼金融担当大臣の麻生太郎であります。  参議院財政金融委員会の開催に当たり、財政政策及び金融行政等の基本的な考え方について申し述べさせていただきます。  安倍内閣における三年間の経済再生に向けた取組により、日本経済はデフレ不況から脱却しつつあ...全文を見る
03月08日第190回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) 三月一日の最高裁の判決というのが出たのを受けまして、認知症の方々が起こした事故に対する損害賠償のこの問題については、今先生御指摘のありましたように、民間保険の活用を含めまして様々なアプローチが今指摘されているものと承知をいたしております。  この対応に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 予算の執行に関しましてはその時々の状況に合わせていろいろな対応をしていくのは、これは当然のことなんですが、今、山下先生御指摘のありましたように、例えば平成の二十一年もありましたし、近くは、今言われたように、二十六年度において、あのときは経済状況を踏まえま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のような報道がなされておるのは知らないわけではありませんけど、アメリカのいわゆる財務長官が言っているとか、USTRの代表のフローマンが言っているとか、ルーが言っているとか、そういう話ならまあ聞かないかぬところもありましょうが、大統領候補ですから、な...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、山下先生御指摘のあったように、いわゆる借金の額というのは、それに伴います金利の額も一定しておりますので、デフレになりますと金の価値というものが上がって物の価値が下がっていくわけですから、当然のことと、その借金の負担というのは重いものになってくるという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、山下先生、かかって大きな政治判断によるところだと思いますが、どういったものをしてと言われると、これは具体的にこういったものというのが今現実に起こっているわけではありませんし、私どもとして、総理があの例を二つ引いておられるのは、ほかにそういった極端...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 元々炭鉱屋の町ですから、こういったようなものはいろんな意味で昔から生活の中にかなり広く根付いているものだと思っております。  したがいまして、今言われましたように、依存症というものに関しましては、それは家族にどれくらいの影響を与えるか、本人が楽しんでや...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 仮にも日本の税金投入するんですから、その税金を投入した金をどうやって使われるかに関してはガバナンスがしっかりしておいてもらわないかぬ。そのガバナンスを説明してくださいって、今に至るも説明はありません。
03月09日第190回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明させていただきます。  本法律案は、経済の好循環の確立、消費税率引上げに伴う低所得者への配慮、少子化対策・教育再生、地方創生の推進、国際課税の枠組みの再構築、震災からの復興支援等の観...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 租税特別措置の適用実態調査についてのお尋ねがあっております。  この調査は、租特の利用状況を明らかにして政策の企画立案に役立てていくことを目的といたしておりますことから、こうした目的に照らして、個別企業名まで公表する必要はないという整理が平成二十二年の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中堅・中小企業に関する税制改正の内容についてのお尋ねがあっております。  中堅・中小企業は地域で雇用を支える重要な役割を担っておるのは御存じのとおりでありまして、今回の税制改正でも十分な配慮を行ったと思っております。  具体的には、法人税改革を進める...全文を見る
03月09日第190回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(麻生太郎君) 昨年、一千六百五十四万本です。
○国務大臣(麻生太郎君) これは、財政審において昨年の十月か十一月にだったと思いますが、飼料用米の取扱いも含めまして、いわゆる水田農業の在り方というものを主として財政、私ども財政やりますんで、財政の面から議論が行われたものと承知をいたしておりますんで、今後ともこういった活発な議論...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一本目の矢、二本目の矢ということで、まずは金融緩和、二番目に財政の機動的出動ということで、一本、二本というので、間違いなくこの三年間、その実績につきましては、我々としては十分にその見合うものが出てきたと思っておりますが、問題はこの三本目の矢でありまして、...全文を見る
03月10日第190回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(麻生太郎君) いわゆるHNSについてのお尋ねがあっております。  この予算につきましては、新たな特別協定の締結に際し、安全保障環境や日本の厳しい財政状況などを踏まえつつ、聖域視することなく、その減額を含めて見直しを図るべきと考えておりまして、このような考え方につきま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) HNS予算の継続理由についてのお尋ねがあっております。  この予算は、現在の日本をめぐる厳しい安全保障環境や日米の経済財政状況等を踏まえ、引き続き、在日米軍の果たす抑止力の役割が重要であることなどから、個別経費について見直しを行いつつ、HNS予算の負担...全文を見る
03月10日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) アベノミクスの三本の政策によって、少なくとも生鮮食品やエネルギーを除いたいわゆるコアコアと言われる基調がマイナスからプラスへと転じたことは確かでありますので、GDPの伸びと名目GDPのあれがひっくり返っておったという状況からも脱出しておりますので、デフレ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の実体経済というものを見た場合においては、これは間違いなく、少なくとも企業収益は過去最高というのを記録をいたしておりますし、またGDPも間違いなく伸びておりますし、有効求人倍率も極めて高い。昨年の賃金上昇率も、連合の発表でしたけれども、あれは十七年ぶり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) デフレ状況から脱却しつつある、正確には資産デフレというのがもっと正確なんでしょうけれども、資産のデフレーションからのいわゆる不況から脱却しつつあるということは、私どもの思っておりますデフレから脱却したという経済状況にはないということを意味しておりまして、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今申し上げた表現で、私どもは、基本的に、インフレで不況もあれば好況もあるのと同様に、デフレでも好況もあれば不況もあると、そう思っております。したがいまして、私どもが長いこと苦しんだのはデフレーション下における不況でありますから、そういった意味においては、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもは、デフレ不況から脱却しつつあると申し上げている以上、不況というものが日本全体で見た場合の数字としては確かに上等なものになってきていると思っておりますが、少なくとも今のデフレ脱却を確かなものにしていきたい、デフレ不況からの脱却を確かなものにしていき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 何かしつこく申し上げるようですけれども、極めてファンダメンタルズはしっかりしておると思いますし、不況かと言われれば、国全体として見た場合は間違いなく経済指標は全ていいことになってきておりますので、そういった状況が国全体として言えるのは確かだと思いますが、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、私どもは、一昨年の十一月、消費税の八%から一〇%に引上げを延ばすという決断をさせていただいて、昨年の四月からの引上げを延期させていただくに当たりまして、一年半後に必ずやらせていただきますという状況を申し上げさせていただいたんですが、あのときの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、リーマン・ショック並みの大きな経済状況とか地震を例に引いてここのところずっと言ってこられましたけれども、そういったような状況というものを、我々としては、具体的なものとしては申し上げられますけれども、経済というのは今からまだ一年ぐらいある状況の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、自動車税の話ですね。基本的には、自動車関係の税負担というのは、これは御存じのように、車体課税、燃料課税いろいろ、消費税と合わせていろいろ分かれているんですけれども、欧州諸国に比べまして高い方ではないというのは佐藤の方から今申し上げたとおりであります。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この櫻井眞さんという人は、輸銀におられて、今のJBICに入行されて、経企庁の経済研究所の客員研究員で長くおられて、その後、三菱、住友とADの基礎研究所におられて、そこの国際金融センターの所長を歴任されて、現在はサクライ・アソシエイトという国際金融研究セン...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、先生、これはいわゆる任意保険というんですけれども、自動車の保険で自賠責保険とともにこれは極めて重要な役割を担っておりますので、これは加入率の増加というのを含めまして今後とも取り組んでいかねばならぬ問題なんだと思っておりますが。  加入率...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財政に対するマイナス金利の影響という話なんだと思いますが、これは今、小池先生御指摘のように、日銀の納付金がありますけれども、マイナスの金利になりますれば、当たり前の話で、日銀が金融機関に支払う利息が減りますので日銀の収益が増える、当たり前でしょう、国庫納...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最後のところはお聞こえにならなかったという話ですか。そう今聞こえましたので、確認しますけど間違いありませんね。(発言する者あり)という質問をいただいたと、それで間違いありませんね。(発言する者あり)そうですか。  出口のことにつきまして、このことにつき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほどの私にいただいた話と全然違いますので、民共合作ってなかなかうまくいっていないのだなともちょっと思わないでもありませんでしたけれども……(発言する者あり)今のちょっと、今のは訂正します。なかなか、言ってきた話と違いましたので。訂正させていただきます。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 何のことが言いたいんだかさっぱり分からぬので、お答えのしようがないんですが。
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十八年度の予算に関しましては、二〇二〇年度のプライマリーバランスというものの黒字化に向けて、我々は、経済また財政再生計画に当たっては、初年度の予算でもありますので、予算編成において我々は計画を具体化すべく、歳出改革に全力で取り組んだものだと思ってお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財政健全化につきましては、歴代内閣、皆それぞれ取り組んでこられたんだと存じますが、安倍内閣におけるこれまでの取組で、少なくとも平成二十七年度におきましてプライマリーバランスの赤字半減目標というのを掲げさせていただいたときに、これができると思った方はほとん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、これは、一昨年の四月の消費税八%というものが、これが消費に影響を与えたのは事実であろうと思っております。したがいまして、私どもは、その影響が、腰折れする可能性というのを考えて、一昨年の十一月、消費税の八から一〇に上げるのを一年半延期させて...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この三%というのは、いわゆる日本におきますメーカーというものを見ますと、メーカーの利益率三%ですから、大体、商社とかそういうのと違いまして、小売等々と違って、物づくりの現場を見ていただいたら分かりますけれども、大体通常のメーカーというのは三%の利幅という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは平成二十四年度の税制抜本改革法が成立して以降の話ですが、毎年度の税制改正において税制抜本改革法第七条、よく言われる条項ですけれども、各税目の改革の方向性を踏まえて、これは総合的に検討して取りまとめた上でいわゆる一括法案として今国会に御審議をお願いを...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 元におられました大蔵省というところは今財務省というんですが、財政再建原理主義者みたいな方が多いところであることは間違いないところだと、私は入ったときそう思っていましたから。  したがって、今の状況としては、少なくとも三本の矢というのは金融の緩和、これが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中国の話で一番私ども分からぬのは、この国が出す数字は信頼ができるかと、それが一番の問題です。ここが私ども分かりませんから、出されて、数字、本当にこうですかというのをチェックできませんから、そこが先生、私どもがここと付き合っていくときに一番困るところであり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 景気循環というのは、いろいろ説もありますし、様々な見方があることは私どもよく承知をしておるんですが、全体として、世界経済の基調として、確かに全体としては緩やかではある、弱さは見られるけれども間違いなく全体としては緩やかに回復しておる。いわゆるリーマン・ブ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、いつやるんだ等々いろいろ御意見のあるところであろうと思いますけれども、少なくとも今私どもとしては、この間のG20に行った感じで、必要以上に世界中は悲観論が主流、ツーペシミスティックという言葉がよく使われていましたけれども、悲観論が行き過ぎていると...全文を見る
03月14日第190回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(麻生太郎君) これは長沢先生、消費税は、いわゆる八%から一〇%に上げることに伴います消費税によります増収分につきましては、政府・与党としては、保育の受皿等々の拡大といった子ども・子育て支援の更なる支援というものの充実、また所得の低い方々に対しますいわゆる介護保険の一号...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この社会福祉の分野につきましては、国有地に関しましては、優先的売却とか定期借地権による貸付けというのを通じて積極的に進めてきたところです。  特に、この保育所につきましては、二十五年の四月から取りまとめられた待機児童解消加速化プラン、これを踏まえまして...全文を見る
03月15日第190回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(麻生太郎君) 地方創生事業についてお尋ねがあっております。  地方創生は大変重要な課題であるとの政府の考え方は、これまで一貫いたしております。そのもとで、毎年の予算編成過程において、地方創生の取り組み状況や課題などを踏まえつつ、必要な財政上の支援を行っているところで...全文を見る
03月15日第190回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(麻生太郎君) 参議院のこの選挙制度改革については、これは本当に各党各会派でいろんな議論が行われて非常に困難な合意形成があったんだと、そういうように理解はいたしております。高知、徳島、鳥取、島根等々、合区になって、大分歴史を見れば文化も違うし、間には大きな山もありますし...全文を見る
03月16日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○麻生国務大臣 ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  政府は、最近における内外の経済情勢等に対応するため、関税税率等について所要の改正を行うほか、税関における水際取り締まりの強化、貿易円滑化...全文を見る
○麻生国務大臣 これは鷲尾先生、御指摘のありましたように、これまで税関においても、水際におけますいわゆる指定薬物の的確な取り締まりのために、必要な職員の増員とか予算の手当てをしてきたところでもあります。  今後とも、限られた定員、予算事情のもとで、効率化を図りながら、この指定薬...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるように、大幅にふえております。  平成二十六年は百二十件、平成二十七年が四百六十三件と間違いなくふえておりますが、これは過去二年間のいわゆる金の地金の密輸入の摘発件数の数なんですが、これを取り締まるために税関といたしましては、これは、いわゆる金地金の密...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう鷲尾先生おっしゃるとおりに、大体二〇二〇年のオリンピックの年に二千万人ぐらいになるんであろうと目標を立てたときに八百万人ですから、その当時の国内の訪日観光客は。飛躍的にふえて、一千九百七十四万人が去年です。ことし一月段階でもう既に百何十万人というので、史...全文を見る
○麻生国務大臣 これは鷲尾先生、おかげさまで、文句が多かった民主党の時代に、いわゆる地方空港なんか、赤字なんかやめろとかいうごんごん御意見があった。今、地方空港はみんな黒字です。佐賀空港、静岡空港、みんなもう、羽田におりられないから、成田におりられないから、板付におりられないから...全文を見る
○麻生国務大臣 まず鷲尾先生、定員からですけれども、平成二十七年度中におきまして、訪日外国人増加に対応するために、税関だけでプラス七十六人の緊急増員を実施させていただいております。二十八年度におきましても、税関定員をさらに五十三人純増ということにさせていただいておるんですが、研修...全文を見る
○麻生国務大臣 今般のこの通関業法の改正によりまして、財務大臣による通関業務料金の最高額の設定を廃止ということになるんですが、これによって通関業者というものは、みずからが提供するサービスの内容とかコスト等々に応じて自由な料金の設定というのを行うことが可能ということになりますので、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、申告官署の自由化というものによりまして、一部の通関業者の方から、地方の通関業者に対する都市部の荷主や通関業者からの依頼そのものが減少するのではないかといった意見があります。他方、多くの通関業者からは、手続を行う申告先というものが変わりましても、貨物が置かれ...全文を見る
○麻生国務大臣 三月に公表されております国連の女子差別撤廃委員会の最終見解におきまして、所得税法の第五十六条についての記述がなされているというのは、これは公表の直前に把握をさせていただいたところであります。  この問題については、ことしの二月に行われた委員会の口頭審査を含めて、...全文を見る
○麻生国務大臣 白と青の違いについてはよく御存じなんだと思いますが、これはおととしですか、平成二十六年の一月から白色申告に関しましても、いわゆる個人事業主ということで、青色申告をしていなくても記帳義務ということは課されておりますが、その内容につきましては資産の状況までは記さなくて...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいります。     —————————————
03月16日第190回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法及び財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律の一部を改正する法律案の趣旨を御説明させていただきます。  政府は、東日本...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 特例公債の発行期間を五年間とする考え方についてのお尋ねがあっております。  今回の特例公債法の改正案は、二〇一二年十一月に民主党、自民党、公明党三党でお決めいただいた現行の枠組みを引き継ぎ、少なくとも二〇二〇年度までの間は引き続き特例公債を発行せざるを...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大久保先生から九問頂戴しております。  復興財源確保法と特例公債法の改正を一つの法律案としたことについてのお尋ねがありました。  復興財源の確保は一般会計の財源の確保にも大きな影響を与え、これらは互いに密接に関係をいたすため、平成三十二年度にかけて復...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 辰巳先生から十問頂戴いたしております。  消費税の引上げについてのお尋ねがありました。  現在の経済状況を見れば、企業収益は過去最高となるなど、日本経済のファンダメンタルズは確かなものであるということを十分に認識をされておりますのは、日本だけではなく...全文を見る
03月16日第190回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(麻生太郎君) このG20の共同声明の中で金融政策のみでは均衡ある成長につながらないだろうという指摘をされているのは事実でありまして、これは当たり前の話なんだと思いますので、今更IMFも金融政策に偏り過ぎていたという反省の意味で立てているんじゃないのかなと思って、誠に結...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この税制改正法案において、これは外食というものをきちんと定義をしてありまして、テーブルや椅子などの飲食設備を設置した場所において飲食させるサービスということにいたしております。  したがいまして、税法上、いわゆる八%の軽減税率の適用の対象となるか否かと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども申し上げましたように、販売する時点でという大前提がありますので、イートインで食べるという前提で一〇%払っておられて、十分待ったけど空かないから外に出て食べるということで二%をということなんであれば、販売した時点では一〇%というのをそのまた後で変え...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少々長くなりますけれども、現時点でテークアウトでもイートインでも同じいわゆる価格が設定されているという前提なのであれば、軽減税率導入後は、当然のこととして、異なる税率が適用されるために税込み価格は異なるということが自然ということになろうと思いますが、しか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、今回の法人税のいわゆる改革というものは、経済の好循環を確実なものにしたいという観点から、これは、ただただ、単に法人税を減税するのではなくて、課税ベースを拡大することによって財源というものをまずしっかり確保しながら税率を引き下げ、法人課税をより広く負...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 正確には、二十四兆円と二十五兆円、合計四十九兆円が過去二年間、去年の数字はまだ出ていないと思いますので、その前の二年間の数字で、二十四・五の二十五ですから四十九・五兆円伸びたということはもう確かであります。  そのものが基本的には、いわゆる利益の内部留...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる利益剰余金、内部留保、約三百五十兆ぐらいのところまで積み上がっておりますので、そういったものとしては、私どもとしては、いわゆる内部留保金に対しては、留保金課税とか剰余金課税とかいろんな表現がありますけれども、こういったアイデアは政府として今検討し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今ほど石原大臣の方からいろいろな主要な経済指標の数値について述べられましたけど、これはいずれも事実ですから、その事実を認めていただかないと、そちらに都合のいい数字とこちらの都合のいい数字と違うのは当たり前の話ですから……(発言する者あり)しゃべっても、発...全文を見る
03月17日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げさせていただきます。  政府は、経済の好循環の確立、消費税率引上げに伴う低所得者への配慮、少子化対策・教育再生、地方創生の推進、国際課税の枠組み...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 軽減税率制度の導入、運用に当たって混乱が生じないように万全の準備を進めるために、政府部内に必要な体制を整備をさせていただくとともに、軽減税率制度の導入に向けた事業者の準備の状況等々を検証しつつ必要な対応を行うことといたしております。  こうした一環とし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 税務行政というものを取り巻く環境というものを考えてみますと、昨今、経済取引というものが国際化してみたりIT化してみたり、いろいろな意味で厳しさが増しておりますので、その中で軽減税率制度という新たな制度というものを入れてみましたり、また国際でいきますと、例...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昨日、予算委員会がございましたので、出席しておりません。
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもとは見解が違うと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 自由民主党並びに御党の国会対策委員会との関係があろうかと存じますので、外すためにわざわざこの時期を選んだというように考えたことはありません。
○国務大臣(麻生太郎君) これは、遡りますけれども、平成二十五年の十月に安倍総理が消費税八%に引上げを判断された後、同月の十七日でしたけれども、衆議院の本会議において、いわゆる経済の非常事態が発生しても増税は予定どおり行うのかという御質問に対して総理が、例えばリーマン・ショックの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは一昨年の十一月頃の話だったと思いますが、リーマン・ショックのような重大な事態が発生した場合に限定をしますと、そのときの政治判断において消費税率の引上げを延期することがあり得るという政府の考え方というのは、いわゆる景気判断条項の削除の前後で別に変わっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、削除いたしておりますので、今のような状況というのは、そのときの政治判断で延期をされるということを仮に決定をいたしました場合は新たに法案が必要になるということだと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) そのときに、いわゆる国際状況としてリーマン・ショックというような、私ども日本がどうのこうのとかいうのではなくて、世界的に何か大きな重大なことが起きたということをもってアベノミクスは失敗だったと直接に関係付けるというのはいかがなものかと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 度々申し上げますけれども、そのときの政治状況で判断させていただくということになろうかと存じますが、日本の経済が世界経済の影響を、これだけ大きくグローバル化された世界経済の中に大きく組み込まれている現状の中において、そういうような影響が、直ちに日本に影響が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 景気条項を外す必要はなかったということかと思うんでありますが、決意としては、景気条項をきちんとなくして、我々は確実に二十九年四月に消費税率というものを上げさせていただくという決意をきちんと示されたんだと思っております。
○国務大臣(麻生太郎君) その時々のそれまた政治判断だろうと存じますけれども、少なくともこの種の税金を上げる上げないという話は、いつも私どもとして、与野党に限らず大問題起きることはもう間違いないとは存じますけれども、これを残しておいた方がいいか、我々としては、そのときにおいて私ど...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 新たに政治判断に基づいてそういうような法律を出すというような事態というものは、これはよほどの大きな事態であろうと存じますので、与野党の方々にも十分に御理解をいただけるような事態が起きているんだと理解しますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 今現在に関して申し上げれば、従来からお答えいたしておりますとおり、予定どおり二十九年四月に消費税一〇%というものを引き上げさせていただきたいと考えております。
○国務大臣(麻生太郎君) 従来からも申し上げておりますように、私どもも、安倍総理自体もスティグリッツの話を聞いて変わったと新聞には書いてありますけれども、御本人がそう言われたという話を聞いたことがありませんので、まあ昨日から今日までですから、時間は、ただまだ半日もたっていない状況...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今まで尊敬されていなかったことが分かったというだけの話です。
○国務大臣(麻生太郎君) 軽減税率制度の導入によるということに関して、いわゆる財務省幹部の発言は不適切だったのではないかという御趣旨の御質問なんですね、今の話は。(発言する者あり)ちょっと済みません。
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税率がまだ一〇%に上がるということが確実になっていない段階でその先の話を考えているわけではございませんので、その種の話がどのような経緯で出たか、直接その場の状況とか、新聞で出た言葉というのは大体切取りが多いというのは自分の経験としてよく分かっておりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 政府の審議会が一定の仮定というか仮説というか、一定の仮定を置いた上での計算というのを機械的に出しただけの話で、私どもとしてはそういった中からいろいろなものを分析することになっていくんだと思いますので、直間比率の見直しとか我々全体的に考えねばならぬことがい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) たしか麻生太郎という人だと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 繰り返しになりますけれども、財政制度審議会というのは数ある審議会の一審議会の一つの中の意見として、一定の仮説の上に基づいて述べられた機械的な計算というものをもって、これが全ての意見というわけには考えません。一つの意見なんだとは思いますけれども、それは単な...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そのときの経済状況、そのときの人口構成等々いろんなことを考えて、私どもとして、今の段階で、いわゆる仮定というか、そういった説に基づいてそういった計算というものも一つの意見としてあるという程度の話なんであって、私どもとして、世界中で今、私どもの知っている範...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 間違いなく、片っ方を下げればその税収に必要な分だけ片っ方を上げざるを得ぬ。それを消費税でやるのかその他の税でやるのかは別の話です。
○国務大臣(麻生太郎君) これは、御存じのように、二十九年の四月の消費税率の引上げというものは、これはもう御存じのように、何のために我々はこれをやるのかといえば、少なくとも日本という国のことを考えて、少なくとも社会保障と税の一体改革というものはこの国の将来にとって必ず必要という大...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、複数税率に対応するために考えられた必要なものだというのが、もう御存じのとおりだと思って聞いておられるのかと思いますけれども。  じゃ、重ねて申し上げますけれども、一〇%への引上げをいたします場合に、これは複数税率というような下においては、適正な...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 軽減税率八%の適用品目ということについてですけれども、一〇%の引上げに伴いますいわゆる低所得者への配慮というものを、この趣旨をよく踏まえて、よく私どもは、日々の生活の中での消費、利活用の状況とか、消費税の逆進性の緩和とか、また合理的かつ明確な線引きがある...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この平成二十九年の消費税の一〇%への引上げというのは、もう度々申し上げますけれども、我々としては、次世代への責任、また、少なくとも我々としては二〇二〇年にはきちんとこういったものを対応していく、いわゆる財政収支というものに関しましてきちんと対応していくと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まだ予算が御存じのように参議院で通過をしていない今の段階で、補正予算の話をするなんという話は全くありません。それがまず第一に申し上げておかないかぬところだと思っております。  その上で、私どもとしては、景気判断というものの話で、スティグリッツの話とかい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本のプライマリーバランスを確実にしていくという方向をきちんと世界に示すという方向は、間違いなく国際貢献になると思っております。これがやる気がないということになった途端に、それは世界に与える影響は極めて大きなものだろうと思いますので、きちんとそこらのとこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そこは機動的な財政出動と申し上げているところでありまして、財政出動した結果、税収が伸びる可能性は十分にあります。また、景気が良くなってくる可能性もあります。財政出動した結果、景気の気の部分に与える部分が多く出て消費というものが増える可能性もありますので、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今回の法人税の改革というものは、これはもう前々から大久保先生の御指摘がありますように、日本の法人税の課税ベースが狭いというお話は前から伺っておりますので、我々はそれを頭にも入れまして、課税ベースを拡大しつつ税率を引き下げるということにさせていただ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ今、石田先生が御指摘になりましたとおり、軽減税率制度というのは、これはいわゆる三党合意に基づきまして税制抜本改革法において、消費税率の引上げに伴って低所得者層への配慮というものを考えて、消費税の逆進性の緩和の観点から検討すべき三つ出されました施策のう...全文を見る
03月17日第190回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(麻生太郎君) これはあらかじめ質問予告はないと確認させていただきます、まず最初に。質問通告ありませんね。その上で答えさせていただきますから。  教育は、これは一人一人が受けるものだと思っておりますので、公的負担、子供一人当たりで見るべきだとは思いますが、OECDの平...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 印紙税に入る前に、今のそのもう一つ前の質問ですけど、中古住宅の取引市場がないんですよ。そこが問題なんですよ。そっちをつくられる方をむしろ一生懸命やられた方がいいんじゃないですかね、実際やられるんなら。そういうの詳しいよ、俺。だから、そっち聞いた方がいいで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いい御指摘だと思いますが、当時、五万円というのは結構な金だったんだと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、これは、いわゆる銀行を通じて送金を行う場合とか、振り込み依頼を受けました銀行が、いわゆる送金の依頼、やったときとか、振り込み送金とともに振り込み手数料を受け取った際、そのときの受領事実を証明するために作成するということなんだと思...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、昔、料飲税って御記憶あると思いますけれども、昔は、喫茶店でも飲んである程度の金額へいくと一三%だったか料飲税というのを取られたものだったんですけれども、そのときには、みんなで割り勘にして、一人だけ大きく払えといって、あとのやつはみんな以下にして、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど申し上げましたとおりに、この種の話は、歴史ももちろんありますし、今の時代の流れとして電子化とかいろんなものもあるのも確かですが、これに入っておりますいわゆる税収というものは、これは決してばかにできない金額でもありまして、そう簡単に税収をゼロというの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には今と同じことになろうかと思いますが、特別会計の決算剰余金というのはいろいろありますけれども、これは特別会計法に基づいておりますので、個々の特別会計の制度趣旨というものを踏まえて対応をせねばならぬのは当然のことでありまして、積立金への積立て、例え...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二十八年度の予算におきましては、一般会計から労働保険特会雇用勘定への繰入れとして約一千五百億円を計上しております。これは、平成二十八年度に必要と見込まれます失業給付などに対して、法定、いわゆる法定というのは雇用保険法ですから、この負担割合は一三・七五%な...全文を見る
03月18日第190回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、宇都先生の御指摘のありましたこの資料ですけれども、平成二十八年度の防衛経費は五兆五百四十一億円、そのとおりであります。  平成二十七年度、前年度に比べまして七百四十億円の増加となっておりますが、この中で、人事院勧告のいわゆる自衛隊の人件費、糧食費等...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私の場合は両親をほとんど見たことがありませんで、そういう特殊環境でしたので、じいさん、ばあさんにしか育てられておりませんので、ちょっと私の場合は一般的な例には当てはまらぬと思うんですけれども。  土日に大磯に連れていかれるのは甚だ迷惑だったので、私の方...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは儀間先生よく御存じのように、この租特、租税特別措置というものの利用状況というものの今数字というものに、適用実態調査の報告書というのを私ども国会に提出をさせていただいておりますが、その報告書において個別企業名は公表しておりませんので、この部分につきま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御質問の中にもありましたように、以前にも申し上げましたと記憶をいたしますが、この租特におきましては、これはもう法令で定める要件、いわゆる法令で定めております要件を満たしております企業全てに利用できるということになっておりますので、そういった意味では、政府...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中山先生御存じのように、かつては経済成長か財政再建かというような二者択一みたいな話が主な時代が、そういった時期があったと記憶をいたしますので、そういった中にあっても金融の方が優先というような流れというのは結構長く続いておって、マネタリストとかシカゴ学派と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中山先生おっしゃるとおり、一人当たりのGDPというのを見ました場合、これは、産油国等々特殊な例がありますので、こういうのと比較されるとちょっと話が込み入りますけれども、少なくとも、先進七か国の中におきましても下から二番目というのはもう間違いない事実であろ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、公共工事の単価の話になりますと主に国土交通省の石井大臣の方の担当なんだと、もう昔取ったきねづかでよく御存じのとおりなんですけれども、これは私自身が決められる話じゃないんですけれども、おっしゃるとおりに、間違いなく、物の値段が上がっている部分という...全文を見る
03月22日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 経営者はいろいろいますから、まずはあなたのようなお考えもあれば、その何とかいう学者の考え方もあるんだと思いますが、別の考え方もあろうと思います。  まず、企業の立場からすれば、いわゆる今法人税率が高ければ高いほど、法人税の負担を小さくするために損金算入...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 三月の十六日でしたか、春闘のいわゆる集中回答というのが迎えたんですが、前年に比べましてベースアップの比率が少ないというのは私どももそう思っておるところはありますし、三千円のところが二千円だったり千八百円になったりいろいろしましたので、そういった意味では、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 正規、非正規でまた全然別の次元の話だとは思いますが、ちょっとこれはまた、これ話すと話が長くなりますので、基本的に、連合としては非正規を連合の組合傘下に入れられたらどうです。直接話をしたことが何回もありますよ。何回も言ったことありますけれども、民主党からそ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) かなり景気が悪くなってくると当然非正規化が増えてくるんだと思いますので、景気が良くなったに伴って正規が上がってきていることは確かだと思いますが、昔と考え方は変わってきているんだと思いますね。  少なくとも、完全に少なくとも終身雇用という時代で対応してい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、この軽減税率制度というものは、平成二十四年の六月の三党合意に基づいて、税制抜本改革法の中で三つあったうちの一つで、給付付き税額控除、総合合算制度と並んで低所得者対策候補の一つとして議論の対象となっていたものだと存じます。  今御指摘のあ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、度々これまで申し上げてきておりますので改めて申し上げるのもいかがかと思いますが、いわゆる軽減税率を導入した場合に、これは家計調査に基づいて機械的な計算というのを紹介させていただきつつお答えをさせていただくことにならざるを得ぬのですが、消費税の逆進...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはいろいろな御意見があろうと思いますので、一次QEと二次QEが違ったら、それだけ気にしている人がどれだけいるだろうかという話ですよね、簡単なこと、大きな例でいえば。中国のGDPが、日本の十倍の国民の総数で国土が二十何倍もあって、GDPは翌月出ますから...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、知っていて聞いておられるんだと思いますが、これは会社法の話になりますので、これは基本的には財務省の所管ではなくてこれは法務省の所管だと思いますので、法務省を呼んであるんだと思いますので、その法務省の方に聞いていただくことが大事なんで、整合性等々を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは基本的に企業の話でもありますし、企業と公認会計士と東証といろんなところの関係が全部出てくるんで、これは簡単な話じゃないとは思いますけれども、これまで長いことやってきましたので、かつて総会の日にちも五月から六月に変えるのに随分あのときもいろいろありま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、偉い人を含めて国税庁と財務大臣が直接話をするということは基本的にありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 今言っておられる意味が税理士という意味なのか、いわゆる税務職員という話になりますと、これは財務大臣が直接、国税庁長官ですらなかなか話をするということはあらぬ余計な話になりかねぬと皆さん方から言われるか、与党から言われることはありませんけど、皆さん方から言...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今お答え申し上げたとおり、繰り返すようで恐縮ですけれども、これまでそういったことがあらぬ疑いを受けかねないというところで、当然、財務大臣が例えば何々県何々省所管の税務署に行くと言ったら、それは間違いなくその地元では騒ぎになりますから、新聞に載りますから、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはこれまでの長い間の経緯なんだと思いますけれども、いわゆる主税局とは話をしても、国税庁と話をするということは財務大臣というのは努めて避けねばならぬ、あらぬ疑いを受けるということになって、つくられてきたのは、これは野党でつくられたんじゃないんですか、こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 加えまして、今やっぱり税というものは昔より複雑になりましたし、毎年税制というのは、みんないろいろ税制を変えられますでしょう、毎年。毎年変えられますものですから、毎年その度々に法律を変えにゃいかぬということになる。  加えて、それは国際化しました上に、B...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 集中回答日が三月の十六日、主にゼンセンとか鉄鋼労連とか自動車総連とか大きなところが主だったんだと思いますけれども、幅が小さい企業も確かに多く見られましたけれども、一時金等を見ますと前年比増の回答がされておりますので、我々から見ますと、これまでの二回にわた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 世界経済の先手が、やたら最近使われるのはインビジブル、不透明感と。不透明、インビジブルと、なかなか見えにくいという意味に使われるんですけれども、そういったものになってきているといって、理由は今言われたような話を総じて言っているんですが、かなりみんな見間違...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、礒崎先生、これは定義があるわけではありませんから、アメリカなんかの場合、よくウォールストリートに対して一対九九というのが三年ぐらい前に、一対九九というプラカードが出ましたけど、一%の金持ちと九九%の低所得者層という意味で一対九九というのが出たんだ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 連合から一遍も支持されたことはないんですが。正直言って、自動車総連の相原にしても鉄鋼労連の神津にしても、みんなそれぞれ会社の中でそこそこ、何というのかな、昔の私どもの労働組合というのは、組合との団体交渉というのは、炭労、全炭鉱というのと私どもやっていたの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、労働組合ではなくて経営者のレベルの話としては正しいと思いました。  もう一点、おちょくって言うつもりは全くありませんけれども、今、グローバルな企業というのも稼ぎ方が変わってきているんだと思いますね、礒崎さん。一番違ってきたのは、いわゆるGD...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これまでも日本の法人実効税率というものは諸外国に比べて高いという指摘がよくなされているところでありますし、財界の方からもその話はよく出た話ですが、三十年度に二九・七四%まで下がることが今度決定されるということになりますと、先ほど佐藤主税局長の方から答弁が...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど礒崎さんでしたか、御質問があっているところでもお答えしたと思いますけれども、少なくとも企業の収益というものが賃上げにもっとつながってしかるべきではないかという意見に関して私どもも同じ問題意識を持っておるんですけれども、いわゆる集中回答日という、この...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) やはり中西先生、一九三〇年代にいわゆるデフレというのは最近で起きた最後のデフレですけれども、このデフレが起きて、日本の場合は、当時の憲政会が政友会に頼んで、日本では、今でいえば民主党が自民党に頼んで財務大臣やってくれと言って、時の政友会総裁高橋是清に大蔵...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、石田先生御指摘のとおりに、軽減税率という新しい制度が入ってきますと、これはこの制度を適正にかつ円滑に運営するというためには、これは制度の執行をいたします現場、いわゆる税務署員ということになるんですが、そこの税務執行体制全体の整備というものは、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 与党の幹部の方々という、一くくりで言えばそういう表現なんでしょうけれども、方々に逐一コメントする立場にはないとはっきりしております、私のところの立場はね。ただ、報道については、発言の一部だけ切り取られているというのはしょっちゅうある話ですから、それも私も...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国際金融経済分析会合と、正式にはそう言うんだそうですけれども、これは今回、御存じのように五月にはG7のサミットをやりますので、その議長国をやりますので、現下の世界的な経済状況等々につきまして、これは適切に対応するために開催するものであり、消費税率の引上げ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、御存じのように、社会保障と税の一体改革というのは、これは消費税率の引き上げました分に関しましては増収分を活用して社会保障の充実と安定化を図るということであって、社会保障制度というものを持続可能なものとしてということをこれ度々申し上げてきたところで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にそうです。
○国務大臣(麻生太郎君) 現金給付の増減のみで勘案して消費税率一〇%への引上げにおける低所得者への給付とか負担の増減というのを考えれば、それぞれの年齢や収入に応じてこれはプラスマイナスは様々になるんだと想定されます。  一方で、社会保障と税の一体改革による社会保障の充実というも...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもは、基本として、今回の軽減税率を導入するに当たりましては、今言われたような方向で事を考えておるのが実態であります。  いずれにしても、これはお金の掛かる話でありますので、少なくとも、こういった形で、私どもは、軽減税率を導入するに当たって約一兆円前...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて申し上げますけど、幹事長であろうと与党の政調会長だった方であろうと、政調会長ですか、何ですか、公明党は政審会長というんですかな、政調会長とは言わないんじゃないの。(発言する者あり)ああ、与党。まあどうでもいい話ですけれども。その与党議員の偉い方だと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税の負担について言われておりますので、消費税の負担のみで見れば、御指摘のいわゆる負担が重いという一つ目の話ですけど、低所得者ほど収入に占める税負担の割合が高いという意味ではいわゆる逆進性を有するものではあるということだと思いますが、社会保障と税の一体...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 税負担の水準というのは、これは同じ年収であっても世帯類型によって大きく異なっておりますのは、もう小池先生御存じのとおりでありますので、御指摘のこのグラフはどのように作成されたものか詳細は不明ですけれども、例えば家計調査の二人以上の世帯というものにおいては...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) もう十回以上お答えしたと思いますが、為替水準についてのコメントはしないと、これもうずうっと申し上げておりますので、手を替え品を替え聞かれても答えは同じであろうと存じますので、それだけは何回聞かれても同じことです。
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆるMMF、マネー・マーケット・ファンドの話をされておられるのだと存じますけれども、この課税方法の話は、これは元々は金融業界からの要望も踏まえて、二十八年からですから、これまで非課税であった売却益について二〇%の申告分離課税ということにさせていただい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ドル預金のいわゆる為替とか利息とかいうのの益を非課税にするという、簡単に言えばそういう話なんだと思いますけれども、為替を目的とした御提案というのであれば、先ほど申し上げましたように、そうした前提でのお答えというのは差し控えさせていただきます。先ほど申し上...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、日本の財政について、いわゆる受益と負担というお話をされているんだと思いますが、そのバランスが取れていないとの問題意識からのお尋ねなんだと承知しますけれども、確かに受益につきましては、日本の社会保障というものは、これはもう岸内閣ぐらいですから昭和三...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、佐藤の方から申し上げたように、これはあくまでも機械的な話で答弁しておりますけれども、二十八年度において歳入歳出の均衡に必要な三十四兆円という、消費税だけで賄うという、これを前提に置きまして、軽減税率を導入する場合としない場合、いろんな話を今したのであ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十七年度十—十二のGDPの成長率というもので、これはもうよく言われますけれども、暖冬等々いろいろありましたけれども、名目で前期比マイナス〇・二%、実質〇・三%ということになっておりますが、これ、一次速報値の時点と実質でまた少し、〇・一%ぐらい違って...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、経済成長といわゆる財政再建というのを両立させていかねばならぬと、これ、ついこの間までは財政再建派かいわゆる上げ潮派かとかいろんな表現で、片っ方、二者択一みたいな話が主流だったと思いますけれども、基本として私どもとしては両方を目指していかねばい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財政再建原理主義みたいな方が多いのは、御出身の大蔵省に多いのは間違いないところだと思いますが、三年少々前に財務相に就任させていただいたときに、金融庁では、金融処分庁というイメージはやめろ、金融育成庁にせないかぬと、財務省につきましても、財政再建原理主義と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう幾つか理由があろうと思いますけれども、何といっても、この九五年、これはドルは安くて円が高いという時代ですから、これはドルの指標でやっておられると思いますので、当然のこととしてこういった形になっていくんだろうと思いますし、この辺が急に下がっており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 個人消費というのは総じて見ればかなり底堅いものだとは思いますけれども、賃金が上昇することによって消費が拡大するというのは、可処分所得が増えるとかいろんな表現があろうかと思いますが、何より消費喚起策としては、もう大きな要素は賃金が上がる、来年も上がるかなと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、各企業において、少なくともこれからICTが使えるとか、アーティフィシャルインテリジェンス、何でしたっけ、AI、人工知能になっていくとか、いろんなものがこれからの時代というのは、機械化されるとかいろんな表現があるんだと思いますが、そういったものを使...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昔いらっしゃいました金融庁、十六人採用中八人女性、だから五割になっております、おととしだと思いますが。去年が似たような数字だと思いますし、財務省も同様に二十一人のうち六人か五人かは女性ですね。昔は、中山さん、先生の頃は一人がいいところで、片山さんやらいろ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは非常に大きな話であろうと思いますが、シーリングという最も安易な方法を取られたのがそもそもの間違いなんだと思っていますけどね、私自身は。あれ、頭打ちにして、それでそこまでで全部やってこいという話ですから、物すごく主計官としては楽になったんだと、昔の古...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この財源の問題につきましては、私どもとしてはいろいろ、どこで線引きをするかということで、外食とかいわゆる加工品とかいろんなところで線引きをさせていただくことになったんですが、その財源につきましては、今の段階で私どもとしては、もう時間もかなり押し迫っており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には経済条項という、弾力条項という名前ですけれども、経済のことで、リーマンとか大震災とかいう表現になりましたけれども、そういった経済の状況ということで、あのときは二次QEが出たのを主たるサイドの数字として十一月に決められたんだと記憶しますけれども、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 世界経済が直接ということになろうかと思いますけれども、少なくとも日本経済に与える影響というのは極めて大きいものになってきている、それだけ日本経済が世界経済の中に組み込まれている今の時代においては、日本のファンダメンタルズは悪くないというのは世界中各国認め...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも、日本の場合、やっぱりこの三年間見ましても、税収は伸びた。赤字だったら税収は伸びませんから。そういった意味では、所得税、法人税伸びました。消費税ももちろん増えましたけれども、その他で約十五兆円ぐらい増えていると思いますので、そういった意味では地...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) グロス・ドメスティック・プロダクツでGDPという言葉になっているんだと、たしかそうだと思いますけれども、今の時代というのは、今言われたもので、生産するのから所有とか、今いろんな表現に、フォードの話が出ていましたけれども、少なくとも今の時代というのは、私ど...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の法人税の減税につきましては、先ほど中西先生の御質問にもありましたけれども、我々としては、基本的に国際競争力というものの中で生き抜いていくためには、先進国並みということで三〇%を切る、OECDの中でという話で、新興国の中では一〇%台、一七%とか二〇%...全文を見る
03月23日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十八年度一般会計歳入予算並びに財務省所管一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明をさせていただきます。  まず、一般会計歳入予算額は九十六兆七千二百十八億円余となっております。  この内訳について申し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の会議は、少なくとも、この五月に行われますサミットにおいて安倍総理が議長をされますので、その立場上、国際経済、金融等々について知識を得たいという趣旨でこれが開催をされておると存じております。  これまで三人の外国の方々、一人の日本人の方が挨拶という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いずれにしても、このマイナス金利というのは、ちょっと戦前はそんなに詳しく知らないんですけれども、少なくとも昭和二十年以降で日本ではインフレが続いておったこともこれありで、金利がマイナスになったということは過去七十一年間では初めての政策だったと思いますので...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まずは、この国においていろいろな今おもてなしとかいう言葉がはやっているようですけれども、最大のおもてなしは治安かなと、私自身はそう思っています。  外国から来た人で、例外なく、日本についてサービスがいいとかなんとかいう話の場合に、何を言っても、忘れ物は...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、私どもは基本的に中期的に見守っていく必要があると最初から申し上げておりますので、じゃ、中期的は二か月か六か月か八か月かと聞かれるとちょっとなかなか答えのしようがないんですけれども、ある程度時間が必要だとは思っておりますので、それが三か月ぐらいで出...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ユダヤ人は別にして、ユダヤの世界では金利は付かないという、例の何とかの商人というのも、あれは金利を取る取らないでもめたわけですから。金利を取らないという世界がアラブの世界とかあの世界にはありますので、そういったところを除きますと、アラブ、ユダヤとかその辺...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にはそうだと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 一概には言えないんだと思いますが、マイナスの影響の方が強くなり得る可能性が高いと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) これは、日本銀行が少なくとも審議委員の中でも意見が分かれるほどいろいろ激論を闘わされた結果、最終的にこれの方法というのを採用されたんだと思っておりますので、先ほど言われましたように、少々時間を見てその答えを見ていかないかぬところだと思っておりますのが一点...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは正直申し上げて日銀の政策に直接関わりますので、これはちょっと、大塚先生、今の御意見ですけれども、私の立場として、しかもこういった場で、その種に対するお答えは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) 少なくとも、二%の物価目標というのを設定されたということは、これは御存じのように、二〇〇八年のあのリーマン・ショックのときに、少なくとも日本はIMFに当時の金で約十兆円、一千億ドルの金を融資をするというときに、もうあの頃いたのはみんないなくなったので、残...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国債の利払い費の積算に用いる金利という話なんだと思いますが、これは将来の金利動向を正確に見通すというのは極めて難しい話なので、国債の利払いの財源というのは、これはもう我々は常に、万が一にも不足だけは駄目ということで、十分な予算計上を行うという考え方に基づ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、繰り返しになりますけど、この計上に当たりまして、私どもは常に、何か起きたときに不足するということだけは断固避けねばならぬと思っておりますので、こういったことは、私どもとしては常に、利払い費の財源というものがないから払えないみたいな話だけはとてもできま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財政投融資特別会計、財投特会という、この資金の運用収入ということですけど、これは財投機関から受け取る利息収入なんですが、この貸付金利は貸付機関を通じて国債の利回りというのを、利回りって流通利回りですけど、流通利回りを基準として毎月設定をさせていただいてお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の意味で特に今おかしいという感じは正直いたしておりませんけれども。
○国務大臣(麻生太郎君) お尋ねの各政府機関においては、それぞれ政策目的において様々な条件とか満期などによって多くの融資事業を行っているのは御存じのとおりなんですが、いわゆる歳入予算における受取利子の見積りに当たっては、実際に貸し付けた金利の利息収入ということを、過去の貸付金につ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 各貸付事業の詳細が、これを踏まえた積算方法についてのお尋ねですけど、これは具体的な通告をちょっといただいておりませんでしたので、各担当省庁とか関係省庁からお答えさせていただくべきものだと思いますが、それでよろしゅうございますか。
○国務大臣(麻生太郎君) 予算書等における予算額というのは、個々に見積もられた利子収入の合計でありましたりするので、予算額全体について前提とした金利水準を一概にお示しするというのは困難なんだと思いますので、今申し上げましたように、各貸付事業の詳細とこれを踏まえた積算方法についての...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありました各目明細につきましては、給与等にこれは人数の記録がない機関があるのは事実であります。  それから、政府関係機関の予算書の方につきましては、役職員の予算、定員及び俸給額表が添付をされておりますので、人数と予算額が全ての機関について記載...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国際協力銀行、いわゆるJBICでありますけれども、昔の輸銀ですが、これ、役員給与八人、職員基本給五百五十七人ということになっていると存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 予算書に関しましては、各目明細等々いろいろあろうと思いますけれども、御指摘のとおり、給与と人数の記載がされていない等々、いわゆるきちんと整理がされていないというか、並べ方が悪い、いろいろな表現があるんだと思いますけれども、これは事実なんだと思いますが、各...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる任期付職員、そういったことだと思いますが、金融庁におけます任期付職員とか官民交流等々で外部から採用しております常勤職員の人数というのは三月一日時点で三百六十八人であります。また、これら外部の人材の職種もいろいろあるので、弁護士、公認会計士、不動産...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いろんな意味で金融庁というところは、例えば女性の役員の採用という話は、おととしたしか五〇%を超えていますかね、一番高かったのは多分金融庁だと思いますので。財務省、昨日もどこかで御答弁申し上げましたけど、昔は中山先生とかその後の片山先生とか、いろいろな才能...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、竹谷先生の御指摘のこの紙のとおりなんですが、これ、かなり東京に極端に偏って、待機児童って、少なくとも私の選挙区で待機といったって、何待機しているんですってなもので、全然待機という言葉が通じない地域もいっぱい世の中にはありますので、人口の多いところと少...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 税関の職員数ですけど、現在、平成二十七年の七月のあれですけど、約千七百名でありまして、全職員に占める割合も増加してきておりまして約二〇%、十年前は約一五、六%ぐらいだと思いますので確実に増えてきておりますし、新規採用職員に占める女性職員の割合は、直近大体...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昨年の六月の骨太方針において、いわゆる低所得者というか、低所得の若年層並びに子育て世代の活力の維持、また格差の固定化防止等々の観点から、個人所得課税について総合的かつ一体的に税負担構造の見直しを行うということになっておりますのは御存じのとおりです。  ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 所得配分機能の回復を図るという観点から、近年の税制改正におきましては、所得税の最高税率を四〇%から四五%に引き上げるとか、また、給与所得控除の見直しということで、控除が頭打ちとなりますのは千五百万円のところを千二百万円にし、今、千万円まで引き下げてきたと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一部つながったと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 総理の御答弁にもありましたとおりに、税率の水準につきましては、今私どもとしては、景気情勢とか市場の動向とかいろんなものを考えないかぬところがいっぱいありますし、勤労所得に対する課税とのバランスとかリスク資産への投資促進という面も踏まえて、私どもとしては、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども申し上げましたように、程度の問題だと思っておりますし、時間の問題もありますし、一〇%から二〇%に上げて、翌年三〇%、じゃ再来年は四〇%ですかというような話を言いかねないところの方々とお話をしていると話が難しくなりますので、私どもとしては慎重に答え...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる外国為替資金特別会計、通称外為特会というものの中において、外貨資産のところで、平成十七年度に公表いたしております外国為替資金特別会計が保有する外貨資産に関する運用についてというところでお示しをいたしておりますとおり、為替介入などに備えて十分な流動...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 韓国のように、いわゆるモーゲージバックセキュリティーというんですかね、MBS、こういったような、何というんですか、あれは不動産担保証券と訳していましたっけね、何かそういうものに関しまして、いわゆるモーゲージバックセキュリティー等々この種の外貨資産について...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 経済財政諮問会議のお話でしたけれども、これは基本的には政治が責任を持って政策決定をリードということであると思いますが、国民に明確なメッセージを伝えるというなどの観点から極めて重要なものだと思っており、私どもは財務大臣の立場として、この経済財政諮問会議の委...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、予算編成の基本方針というものがいわゆる財政諮問会議で出される、私ども参画した上で、決定されたものに基づきまして、御存じのように各省庁との予算編成というのを財務省が責任を持ってやらせていただくという形になろうかと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 現在、基本的には全体、その時代時代に合わせて優先順位の付け方が違ってくるのは当然のことでありますので、私どもといたしましては、そういったものは財政諮問会議で出てくるのは当然のことですけれども、それ以後、各省庁のいわゆるめり張り等々は、これは財政と直結いた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 最初からというか、三年数か月前から申し上げておると記憶をしますけれども、少なくとも今回の資産のデフレーションによる不況からの脱却に当たって、いわゆる三本の矢というものの中で、一番が金融、二番が財政、三番が民間ということになろうかと思いますが、金融だけでい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、複数税率というもの等々いろいろ検討されておりますのは、三党合意に基づいていろいろ出された中で、この軽減税率制度等々、いわゆる消費税というものを上げるに当たりましては確実に低所得者対策というものをしておく必要があると。そのうちの...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは実にいろんなことが討議をされたと記憶をいたしますけれども、少なくとも、極めて手間暇が掛かるから不便なことになるのではないかという御意見もありましたし、いわゆる益税の話もありましたし、いろんな意味でこの種の話は多くのことが討論された結果であります。
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われたように、これは痛税感とか言われてもなかなか表現のしにくい、定量的には出せないところでもありますので、なかなかそういったようなことを出しにくい部分も多々ございましたので、今言われたような感じで、企業がやりますような感じというのでやったわけではござ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 何項目まで正確に覚えているわけではございませんけれども、少なくとも、この軽減税率、給付税等々いろんなものを出された中で、この軽減税率につきましては何といっても重きが多く置かれたのは痛税感というところだったんですけれども、いわゆる五%から八%に上げたときに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども申し上げましたように、これ一長一短、いわゆる軽減税率にするか給付付き税額控除というのにはそれぞれ一長一短ありますのはもう御存じのとおりなので、いわゆる消費税負担というものを直接軽減させるということによって、いわゆる逆進性というものでいきますと、日...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) リーマン・ショックとか大震災とかいう言葉の中で、重大な事態というものがどのようなものかということにつきましては、これは今の段階でこういう段階というのをちょっと予想する方がまた難しいのでありまして、そういった意味では、そのときの政治判断によるところが極めて...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 繰り返しになるようで恐縮ですけれども、まあ、礒崎さんの世代だとそういうことになるんだとは思いますが、私の世代ではやっぱりオイルショックですな。あれは大きかったです。今よりでかかったと思いますね、石油が来なくなっちゃったんだから。一挙に石油の値段が三倍です...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これも度々お答えをいたしておると思いますが、そのときの政治判断というのはGDPだけで決められるものとは思っておりません。
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもの見解として、私どもは、基本的には、ずっと申し上げているとおり、大きな経済ショックみたいなものがない限りは予定どおり引き上げさせていただきますというお話を申し上げておりますので、今のようにこれだったら、これだったらというのは、度々、そのときの政治判...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 元々尊敬されていなかったと記憶しますので、今更言われても迷惑ですけれども、私どもがずっと申し上げているのは同じことでありまして、リーマン・ショック、大震災みたいなものがない限りは予定どおり引き上げさせていただきますと申し上げております。
○国務大臣(麻生太郎君) 情報開示の話だと存じますけれども、法人税に関する情報につきましては、これは税務統計とか租税特別措置の適用の実態調査の報告書などを作成して、もう公表しておりますのは御存じのとおりです。特にお求めがあれば、個別企業ごとの情報を、特定しない形ではありますけれど...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本企業の海外展開というのはこのところ急激に進んでおる、更に進んでおると。さらに、そうですね、TPPなんということになると更に進む可能性があるんだと思いますが。  この進出した先の税務当局によるいわゆる移転価格税制の適用による同一所得に対する二重課税と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、自社株買いみたいな話なんですけれども、基本的には、この裁判において国税当局が主張いたしました課税処分というものの正当性が認められなかったということになりまして、これは私どもとしては極めて残念だったと思っております。  したがいまして、今後、これま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) プライベート・レター・ルーリングの場合は、これはアメリカにおけます内国歳入庁ですか、IRS、内国歳入庁において、こういったものが納税者からの申請というものに対して、特定のいわゆる事実関係に対して税法の適用、解釈等々の見解を示して文書を発行する制度をまとめ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この消費税率の引上げに際しまして、これは最初から大きな負担をお願いするわけなので、中小零細業者に関しましては、これは売値に対して三%を乗せて売れるか売れないかという、いわゆる転嫁できるかできないかということで、この環境を整備するというのは最も大事というこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる役所用語で換価の猶予ということですよね。いわゆる滞納処分の開始を猶予してもらうという話で、業界用語で換価の猶予というんですけれども、いわゆる従来職権でこれやらせていただいていたということだったと思いますが、納税者からの申請によるというものも、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、個別にわたる事柄について具体的にお答えすることはちょっと差し控えさせていただきますけれども、一般論で申し上げさせていただければ、国税庁において、納税者から一括納付が困難というような相談というものがあった場合は、これは個々の実情を十分に把握するのは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 字が小さいね、大体、これ。読めぬ。俺で読めぬような字は小さい、納税している人の立場というのは大体高齢者が多いから。だから、ちょっとそこらのところも一緒に言った方がいいですよ、どうせ言うんだったらね。  猶予制度については今までお話のあったとおりなのであ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ありません。
○国務大臣(麻生太郎君) 財政全体で多額の借金というものを抱えている中で、軽減税率の財源だけを確保しても意味がないというような御趣旨のお尋ねなんだと思いますけれども、これは大幅な財政赤字を抱えて、これを一度に解消できるなんという話は極めて現実的じゃないと、そう思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 簡単に言えば、所得税で賄うという話を、軽減税率の補填を所得税で賄うとして、課税最低限を引き下げるか最低税率の税額を引き上げるかという御提案なんだと思うんですけれども。  この軽減税率導入のために必要な、よく言われる一兆円のうち総合合算制度という形で見送...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 藤巻先生の御指摘ですけれども、社会保障費の今後の増大というのを考えますと、富裕層からだけの再分配だけではとても十分ではないという話をずっとしておられるんだと思いますが、低所得者層も含めて負担をしてもらわないとという考えなんだと思いますが、これは年々増加い...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) お尋ねの給付金ですけど、賃金引上げの恩恵が及びにくいといういわゆる高齢者の方々にも恩恵が及ぶようにしたいということでありまして、今年の前半にかけて個人消費の下支えというものを行う必要があろうかと思いますので、経済の下振れリスクに対応するということも必要と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、この世代よりもうちょっと古い世代で、やっぱり官官接待というのが響いたんですよ。はっきりしていますよ、こんなもの。ノーパンしゃぶしゃぶやら、忘れている人もいらっしゃるでしょうけど、この種の話で全く世の中はばたっと。  今どんなことになっているかっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 自分のことを清廉潔白とだけは思ったことがありませんので。  ちょっと今のあれは中山先生と意見が違いますけれども。話を聞くなら国税庁長官よりもっと現場を預かっている下の方ですな。そちらの方がよほど実があると思いますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には担当の長というのの責任というものと、それに対する越権行為等々、その線引きは難しいところだと思いますけれども、あるべき姿について、主計なら主計の担当なりなんなりが集まっていろいろ意見を交換するというのは極めて大事なことでありまして、これは各省、ほ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう、平野先生、当然のことですけれども、間違いなく人口構成もありましょうけれども、法人の偏在ということ等々も重なりますので、法人税も大きいものですから、そういった意味では、規模の大きい都市に更に集中していく傾向がある。これは東京に限った話じゃありま...全文を見る
03月24日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) まあ人によって違いますから、何とも申し上げられませんね、これは。
○国務大臣(麻生太郎君) まず、基本的には金利を引き上げる、引き下げるとは逆に引き上げるという話なんですけど、基本的には、金利の引下げを含みます金融緩和ということを行うべきというのは、これは一般的な経済理論として広く行き渡っているのはもう御存じのとおりです。仮に金利を引き上げたと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 当たり前の話ですけれども、それは銀行はまず倒産することは覚悟しておかなきゃいかぬでしょうね。だって、もうからないから。(発言する者あり)貸出金利、いやいや、貸出金利は上がるんでしょう。支払金利も上がるわけでしょう。(発言する者あり)だって、借りてくれなき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 前回、あれはどこの委員会だか忘れましたけれども、御質問があっておられましたので、孫がじいさんの元を訪れるということで、祖父母から孫への贈物という話は、子供、孫への支出というのは、大体、高齢者の支出の三三・七%になっていますから、そういった意味では、祖父母...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一般論ですけれども、これは、円安の方向に動けば輸出企業とか海外展開している事業者というものは、これはプラスの影響があると言われておるのは当たり前の話なのでありまして、一ドルが二百四十円から百二十円に変わって円高不況になると書いたあほな新聞もいっぱいありま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大前提として、外形標準課税は中小企業には掛からないというところをお忘れになっているんだと存じますが。
○国務大臣(麻生太郎君) かなり問題が起きるだろうと思います、明らかに二重課税ですから。税金を払った後にまた金を取るという、持っているだけで金取るという話ですから、それは明らかに二重課税という問題を引き起こすということは覚悟せないかぬと思っておりますので。
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう前々からずうっと同じことを申し上げていることで、この委員会等々でも申し上げてきておりますので、企業が少なくとも、一番最近の、去年の資料はありませんけれども、さきおととしで二十四兆五千億、一昨年が二十五兆、合計四十九兆五千億という内部留保がたまっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、日本人の場合、そういったのがどうやって起きるのかという話で、これは倫理観、モラルの話に関わってくると思いますので、安きゃ安いってやりますかね、みんな。私はそれほど日本人を信用しないわけじゃありませんので、基本的には、明らかにということをみんなで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 度々申し上げておりますように、民間の銀行がどのような金利を付けるかということに関して、損することを覚悟でマイナスにするのか、損することを覚悟で高額の金利を付けるのか等々の経営判断というものは、かかって銀行という経営主体がなさってしかるべきものだと思ってお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 現在、この消費税法において物品の購入などの支払手段となるものとしては、御存じのように通貨とか小切手とか、外国為替・外国貿易法上の支払手段、商品券、プリペイド式電子マネーなどの物品の給付請求権というものを示しております物品切手などなどについては非課税という...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にはこれは、石田先生、他国の納税者が払ったことによってでき上がったインフラを、全然関係ない人がそれをさんざん利用して、かつ利益を出して、その利益は一銭もインフラを利用した国には払わず、自国に持って帰るならまだ分かるんですが、自国で税金払うのが嫌だか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、石田先生、昨年の六月だったか、骨太の方針におきまして、低所得の若年層や子育て世代というものの活力を維持する、また格差の固定化を防止する必要がある等々の観点から、個人所得課税については総合的かつ一体的に税負担構造の見直しを行うということにされており...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘の今この記事というのは、これは経団連の事務方だと、この阿部さんという人は知らぬので、事務方の人だと思いますが、法人税改革の検討過程において、主要企業への影響について試算を行い、各企業への影響ができる限りなだらかになるように、というように検討したと述...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて申し上げるようで恐縮ですけれども、今般の法人税の改革というものは、これは我々としては必要な改革を行ったものであって、経団連の話をいかにも丸のみしたかのごとく話は全く指摘が当たらぬと思っております。  例えば、内容を見ましても、この九月ですか、発表...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて申し上げますけれども、今回の法人税改革というのは、いわゆる今の研究開発税制含めまして大企業に恩恵を与えるといったものではなくて、課税ベースのまず拡大によって財源をしっかりと確保しながら税率を引き下げると。外形標準課税はその中の一つです。それで、法人...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 井上先生のこの配付資料で、日本の企業部門の研究開発費のうちで中小企業の割合が低いという話でありますけれども、これはもう間違いなく中小とか中堅、ベンチャー含めまして、イノベーションの担い手としての期待というのはこれはもう様々なもので、これは大企業の研究室だ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今いろいろ政策効果というのがよく言われるところではありますので、私どもは、二十八年度末にこの期限が到来いたします、例えば増加型とか高水準型のほか、総額型も含めました研究開発の全般にわたりまして、例えば新しい需要の創出につながるといったような研究開...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、井上先生御指摘のありましたとおりなんですが、この研究開発税制を含めまして、租税特別措置、いわゆる租特ですけれども、これは特定の政策目的を実現するために有効な政策手段となり得るということは間違いないんですが、一方で、税負担にゆがみが生じるという面がある...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、膨大な手間が掛かりますわな。そのコストはどなたが払われるんですか。物すごい手間が掛かりますよ、これ。  これはもうよくある話ですけれども、例えば、組合にいらしたのでお分かりでしょうけれども、組合費を組合員一人一人個別に徴収するといったらできますか...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 内閣府の試算だと記憶しますけれども、前回の消費税の引上げで、二〇一四年度の個人消費は駆け込み需要の反動減によって約三兆円程度減少、また消費税引上げによる物価上昇により約二兆円半ば程度減少、物価上昇によってですね、と試算されているものと承知をいたしておりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 需要の反動と申し上げたんだと思いますが。
○国務大臣(麻生太郎君) 例えばの話ですけれども、平成二十六年四月の消費税率の引上げでこれは五から八ということになったんですが、このときのあれは、平成二十六年度の税収というのを前年度の税収に比べますと、消費税が五兆二千億円増加、法人税が〇・五兆円増加、所得税は一兆三千億増加、税全...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税を引き下げた場合の話ですけれども、これは一定の景気浮揚効果はあるんだと、当然のことかと思いますが、その影響というのは、これ今一%当たり二兆七千億ということになりますので、消費税収の減収分に見合う税収増が発生するかということなんだと思いますが、日本の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは九七年の、このときの経済動向というのは、これは二十三年の五月に内閣府によって分析がなされておりますので。  具体的には、七月にアジア通貨危機が起きました、御記憶のとおりです。このとき同じく、十一月に金融システムの不安定化ということで、北海道拓殖銀...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) たばこは余り吸わないので。  これは、前にたばこ税を上げるときに、公明党の北側さん、たばこ吸う人、私もというんで、あの当時、たばこ吸うやつはみんな上げるのに反対、たばこ吸わないやつはみんな賛成というような話になって、ちょっと極端なことになった記憶が、政...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 渡部先生の話は読んだことがないのでよく分かりませんけれども、少なくとも、さっき言われた、レーガンの話がちょっと出ていましたけれども、今レーガンが出てきたときの御記憶があるんだったら、今のトランプと似ているでしょうが。ぼろかす言っていましたよ、みんな、レー...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 決して悪いことだとは思いませんけれども、結果として格差が付いたということが今一番問題になっているんじゃないんですか、と思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 今おっしゃる話というのは、ずっとこのところ中山先生が主張しておられるところだと存じますので、今、私どもとしても、世界的ないわゆるリスク回避というのが起きておりますので、金融市場でそういった雰囲気が広がっているので日本もその例外ではないということは私ども十...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、御存じのように、平成二十四年度の税制抜本改革法というのが成立して以降、毎年度の税制改正におきまして、税制抜本改革法の第七条というのに示されております各税目の改革の方向性というのを踏まえて総合的に検討して取りまとめたというもので、一括法案として国会...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 確かに、小渕内閣のときが、公共事業が十六兆五千億ぐらいだったと記憶しますので、それから十兆以上これまでに減少しているという状況で、そういった公共事業は悪というようなイメージがずっと定着しておったというのが日本のこの永田町周辺若しくは新聞における実態だった...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) AIって、アーティフィシャルインテリジェンスですかね。このAIが、人工知能が進んでいくという話ですけれども、下手したら多分日本が一番進む可能性があろうかと存じます。ほかの国は、やっぱり一神教の国というところにおいてはなかなか神を超えるみたいな話にはとても...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 減収額、財務省の試算と、これは朝日新聞の報道と少しずれているとは思いますけれども、財務省の試算では一兆円から二兆一千億ということになろうかと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にそうです。
○国務大臣(麻生太郎君) これは前川先生、基本的に今回の法人税の話をさせていただいて、二〇%台後半というところで、とにかく二〇%台になるということで、少なくとも、いわゆるヨーロッパの国々に比べて、ほぼ肩を並べるほどの表面税率ということになります。しかし、これはアジアに比べてはまだ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは度々御指摘のあっておりますし、前川先生と前にもお話を申し上げたとおりですが、基本的にこの三年間で見ますと、去年までのはまだ出ていませんけれども、これまでのを見ますと、最初の年で二十四兆五千億の内部留保、翌年、一昨年ですけど、これは二十五兆円の内部留...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  政府は、最近における内外の経済情勢等に対応するため、関税率等について所要の改正を行うほか、税関における水際取締りの強化、貿易円...全文を見る
03月25日第190回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(麻生太郎君) これ、金子先生おっしゃるように、公共工事で一番高かったときは、補正後で恐縮ですけれども、補正後で十六兆行っておりましたのが小渕内閣のときであります。それから、あの頃からいわゆる公共工事は悪という話があって、ずうっと一貫して減りに減り続けて、そこは多分、鳩...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のお話ですけれども、優先的売却、定期借地権による貸付け等々は積極的に進めてきたところでありまして、待機児童解消加速化プラン、平成二十五年の四月に取りまとめられておりますが、これまでの介護施設の約二倍近い件数の国有地を既に提供してきているというのは御存じ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、予算との関係もありますし、お申出の関係もありますけれども、その内容一つ一つについて全部違いますので、その状況によって判断させていただきます。
03月28日第190回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、日本の場合は、長い間土地神話というものがあったせいだと思いますが、特に戦後の場合は、ずっと土地という担保があれば、少々事業内容等々に問題があるのではないかと言われながら、その土地を担保に金を貸すというルールというか暗黙のしきたり、習慣等々...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、平成十年の十二月以前に発行された国債につきましては、繰上償還条項というのが附則されておりますのはもう御存じのとおりであります。  この繰上償還は、いわゆる、御存じのように、持っておられる保有者に対して不測の事態というのが起きま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども申し上げましたとおり、この平成十年十二月以前に発行された繰上償還条項というのは、廃止をするときの話として、十年以前に発行した国債についても繰上償還は実施しないという旨を正式に発表しております。  それを、今ここに言われましたように、私どもの方と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 民間に比べて利益を追求するようなタイプの人が役人にいないのは当たり前だと思っております。そういう方は民間に行っていただいた方がよろしいので、国に来られた場合、どうしてもその点に関する、金もうけよりはという意識の強い方の方が役人になられたというのが入社され...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これを簡潔に説明するのはほぼ無理です、極めて難しい話ですから。  ただ、前向きに検討させていただくなんという簡単なことを言えるほど簡単じゃありませんが、この問題につきましては、我々としてはいろいろ対策を考えないと、これは税の公平性を欠きますので、その点...全文を見る
03月29日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえ配意してまいりたく存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十七年度の関税法改正におきまして、指定薬物を関税法上の輸入してはならない貨物に追加をしております。これによりまして、指定薬物の密輸入に関税法上の重い罰則を適用することが可能となっております。したがいまして、税関における不正薬物の摘発件数が二十六年度...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 各空港におきます定員配置につきましては、これはちょっと取締り上の観点もありますので、この空港は手薄とかこの空港はそうじゃないというものが分かるのはいかがなものかと思いますので、ちょっとこの点をお答えすることは差し控えさせていただきますけれども。  訪日...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、人員等々確かに問題はありますけれども、これは二〇二〇年のオリンピックを控えましてやっぱり治安がいいというのは最大のおもてなし、はっきりしていると思っておりますので、しっかり対応してまいりたいと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 近年、中近東はシリアとかチュニジアとか、邦人のテロによる犠牲という案件が発生をしておりますので、それに関連してISILが日本を標的ということで名指しをしております中、昨年十一月でしたか、パリでテロが発生をしておりますし、ついこの間はベルギーのブラッセルで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはまず消費税一般的なところから、まずは、これは売上げに掛かる消費税額、いわゆる売上げというものの税額から仕入れに掛かる消費税額、いわゆる仕入れ税額を引いて、それを、差額を納税することによって課税の累積を排除するという仕組みがこれまず基本であります。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 予算委員会に出ておられたので予算委員会でもお答えしたと思いますが、いわゆる一般大学を卒業されますと生涯賃金というのが増える。そうすると、当然収入が増える。大学に行けなかった、高校から働き始めた人、中学出て働き始めた人たちが納めている税金でそれ賄うわけです...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 酪農について、国内の生産基盤そのものを強化していくのは極めて大事でありまして、家族農業、俺の妹もそういうところでやっていますからよく知っております。それが離農せざるを得ないという状態になるぐらいのことも、私も妹が嫁いでおりましたのでよく分かるところなんで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) インボイス制度の導入後ということで、いわゆる農業の場合、免税事業者の方が多いと思われますから、免税事業者の仕入れに対しましては仕入れ税額控除ができないということになりますので、いわゆる免税事業者との取引で、免税事業者が排除されるのではないか、取引から、い...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税の引上げによって、免税事業者である農家については、仕入れ税額が増える、先ほど言われました一〇%等々になった場合は、その増加分は、先ほど申しました、一番最初の基本中の基本ですけれども、消費税の仕組み上、これは価格に転嫁していくというのはこれは基本です...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 簡潔。これは簡潔はほとんど無理です。改めてまた御答弁申し上げます、とても時間がないんでしょうから、これちょっと簡単にはいきませんですから。こういう御質問をされるときは、あらかじめ時間のある最初のうちに質問していただくとお答えしやすいと思いましたが。
○国務大臣(麻生太郎君) よく御存じだと思いますが、一つの政策手段で全ての政策課題が実現できるはずはありません。様々な政策課題には様々な政策手段がある、様々な税制があると、そういった対応をせざるを得ないのが現実ではないかと思っております。  したがいまして、消費税の軽減税率制度...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) それほど基本的にばらばらというような感じは私どもいたしませんし、今、私どもも、これまでも関税というものでいろんな形で産業というものをかなりな部分を保護してここまでやってきてそれなりの成功を収めたと思っておりますし、消費税は消費税なりに私どもとしては本来の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども申し上げましたけれども、関税というのは国内の産業を保護する機能と財政収入というのをもたらす機能と、両方あります。財政収入も忘れていただいては困るところです。  したがいまして、先進国においては国内産業を保護する手段としての性格が極めて強いという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 税関業務を取り巻きます環境、これは今の指定薬物、麻薬とかコカインとかいろいろありますけれども、こういった密輸事件が間違いなく増加をしております。  それから、同時に、訪日される外国人、これはビザの緩和とかいろんなものがあったせいもありますけれども、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 現在、税関の職員数約一千七百人、昨年の七月段階ですけれども一千七百人おりますけれども、全職員に占める女性の割合、約二〇%であります。十年前が一六%でありますので四%増加したということだと思います。加えて、新規に採用しております女性職員は、この直近の三年間...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、すごく昔に比べて、電子商取引になってみたり、金が昔と違って一オンス千二、三百ドルになりましたかね、そういった意味では、金の地金のもうけがでかいということでもあるんでしょうけれども、いろいろな、覚醒剤だけでなくて、金の地金含めて、そういったものがかなり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいります。
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法及び財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていた...全文を見る
03月29日第190回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(麻生太郎君) 委員の御指摘は、教育資金の一括贈与に係る非課税措置、この話だと存じますが、これは、高齢者層からいわゆる消費が、消費意欲が高いというか、消費のあれが極めて高い若年層への資産の早期移転というものを促して、需要を安定的に拡大させるということを通じて経済の活性化...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十五年度にスタートさせていただいたと存じますが、子や孫ごとに千五百万円を非課税とさせていただくという前提にさせていただいておりまして、孫らが三十歳に達する日に口座等は終了ということにさせていただいた、基本的にはそういう制度であります。
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のとおり、賃金が上昇することによっていわゆる給与が増えて、その分だけ可処分所得が増える、それが消費につながるというのが消費に対してのいわゆる喚起するということだと常々考えておりますけれども、企業収益が好調に推移している割に、労働分配率という言葉を使...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、高等教育の負担の在り方というものにつきましては、これは各国とも様々な考え方というものがあるんだと、そう思っております。  例えば、国民みんなでたくさん税金を負担し、奨学資金、例えば給付型奨学資金を支給すべきという考え方もありましょうし、一方で、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今お尋ねのありました炭素税につきましては、これは地球温暖化の原因となるCO2の排出の抑制と、この観点から、平成二十四年度の改正において、これはいわゆる地球温暖化対策のための税として導入されたところで、CO2排出量一トン当たり二百八十九円相当を上乗せすると...全文を見る
03月31日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) 初めてこの種のことが起きておりますので、仮に何ミリシーベルトになりまして大丈夫ですということになって、帰りますかね。これは、現地に私も何回か行ったことがありますので、私の妹も相馬に嫁いでいましたので、よくその事情、かなり詳しい方だと思いますが。  現実...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 復興財源の確保というのは、一般会計の財源の確保にこれは大きな影響を与えるのはもう御存じのとおりなので、これらは極めて密接に関連をいたしております。平成三十二年度にかけまして復興と財政健全化を同時に推進していくという必要がありますというのはもう御存じのとお...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは今いろいろ限定というか前提が付いていますので、いわゆる新規発行の新発債で賄う予定の歳入というのを全て消費税で確保するということを考えているわけではないということをまず最初に申し上げておきます。  その上で、平成二十八年度において歳入歳出の均衡のた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のは八に一三という計算でいきませんと計算が合わなくなりますので、二一%ということになろうと思います。八に今のを足しますと二一%ということになります。
○国務大臣(麻生太郎君) 今の御質問ですけれども、ちょっと数十年後ぐらいの話ですので適切な試算がされているわけではありませんが、内閣府の中長期計算の経済再生ケースに基づいて、平成三十六年度、二〇二四年度において歳入歳出の均衡に必要とされる金額は五十六兆三千億というものを、八%の軽...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 人口構成が少子高齢化になっていくという傾向は避け難い、当分の間でありますけれども避け難いという前提に立って考えておかないかぬと思いますが、ただし、この財政均衡に必要な所要額というのを全て消費税で確保するかというのは考えているわけではありません。やはり財政...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 元々、今回の消費税の導入は、いわゆる税と社会保障の一体改革ということでこれは三党合意をされたという、元々の背景というのは何だったかということが忘れられてよく議論をされますけれども、私どもとしては、基本的には今の現下の財政が極めて厳しい状況が一つ、加えて少...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 特例公債に関する大平、時の大蔵大臣、総理大臣だったかの大臣の見解についてのお尋ねでしたけれども、将来世代への責任というものを果たしていくために、これは我々としても財政健全化というものを進めて、いわゆる財政法の規定の特例であります特例公債の抑制に努めるとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる税金を預かる者の立場としては当然のことでありまして、基本的に今後ともきちんとした対応をしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(麻生太郎君) これはどっちとも言えぬと思いますね。基本的には、これまでの民主党政権のときにできました四年の現行法というのがありましたときの考え方がちょうど今年度で切れることになりますので、私どもとしては、二〇二〇年度までは特例公債というのは発行し続けざるを得ない、まあ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御質問のありました、いわゆる今般の改正案において追加をさせていただきます第七十四条の第二項に基づいて、復興特会からいわゆる国債整理基金特会に繰り入れるいわゆる割引料、利払い費の額というものにつきましては、前年度の期首残高という実績をベースに算出をすること...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 存在していないと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) そのとおりです。
○国務大臣(麻生太郎君) 国債費の利払い費の積算に用いる金利ということだと思いますが、これにつきましては、将来の金利動向というのをこれは正確に見通すことはちょっと難しいという上に、国債の利払い財源ということが万が一にも不足するということがないように、これは十分に予算を考えるときに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは考え方がいろいろあるんだと思うんです。これは前に似たような質問、まあ御同様の質問というか、ちょっと角度が違っていましたけれども、質問をいただいたと思うんですが、これは将来の金利動向というのは正確に見通すことができない以上、これは一・六%の金利が全く...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) あります。
○国務大臣(麻生太郎君) 日本銀行が公表しておられます統計によりますと、今年の一月の民間金融機関というものの一年以上の貸出約定平均金利というのは、地銀が約一・〇、信用金庫が一・七二となっておるようであります。  他方、日本政策金融公庫におきましては、これは調達金利、これは財投金...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 抽象的と自覚しておられた上で聞いておられるので、私の方も答えが抽象的にならざるを得ぬということはあらかじめお断りを申し上げておきますが、基本的に私どもは、国債を仮に五年間というこの特例公債法が、前回四年間というのと同様に、今回五年間という話が法案として成...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日銀の資本金なんだと思いますが、日銀法において「政府及び政府以外の者からの出資による一億円とする。」とされておりますのは御存じのとおりで、この規定に基づいて日銀の資本金は現在一億円となっておりますので、したがって、現行の日銀法におきましては政府による日銀...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日銀による財政ファイナンスではないかというのは、この話がスタートした最初からある話でありまして、今に始まった話ではありません。まず、第一番にそれだけは頭に入れておいていただかぬといかぬのであって、この三年間、基本的によく言われていたことであります。  ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもうよく御存じのように、診療報酬に仕入れ税額相当分の上乗せを行って、実質的に医療機関の負担とならないように手当てする、これは基本的にこの体制というか体系でこれまでずっと来たんだと思いますが。消費税の引上げ時において診療報酬に仕入れ税額相当分の上乗せ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 病院経営していますのでよく分かっております、まず大前提として。知らないように言われると、よく知った上で答弁しているんだから。頭に入れておいてください、それだけは。  医療関係団体から、特に高額な投資を行っている場合の消費税負担が大きいという指摘は、これ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 繰り返しになって恐縮ですけれども、総合的に検討し、結論を得るという、これは与党税制調査会の結論であります。その方向、流れを見て我々としては判断させていただきたいと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税において、いわゆる社会政策的配慮が必要な分野につきましては非課税ということで、教育とか社会福祉事業とか医療のほかにもありますけれども、非課税とされております。  医療につきましては、これは総じて、欧州諸国等々におきましては原則として付加価値税が非...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる仕入れ税額相当だけを取り出せば、今言われたように、診療報酬という形で皆さんに負担をいただいているというのはこれ事実です。  しかしながら、一面だけを見るとそうなりますが、医療を非課税ということにしておることによって、少なくとも医師、看護師の人件...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど御答弁を申し上げたとおりだと思いますけれども、消費税の税制の在り方については与党税制大綱において、先ほど申し上げたとおりに、関係者の意見を踏まえて総合的に検討し、結論を得るということにされておりますので、今言われたような御指摘等々をいろいろ、昨年も...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今検討しているということは、目下検討している最中ですから、結論が出ているわけないと思いますが。
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる要望が出ているということで、課税としてゼロ税率を適用して還付というのを認めることについては、これはもう我々、前々からの話ですから知らないわけではありませんけれども、今国税庁の方から話がありましたように、多額の減収を招くことになりますので、医療を含...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の御指摘ですけれども、還付という話なんですけれども、消費税の負担というものにつきましては、これは毎回、診療報酬の改定において、これは経営状況全体を把握して改定率というものを決定しているのでして、全体としては補填されている、全体としては。補填の仕方に問題...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 与党の中の税制の中でいろいろ御検討になるので、あちらの方に聞いていただいた方がよほど正しいと思いますけれども、今この場でお答えできるのは今申し上げたとおりの範囲です。
○国務大臣(麻生太郎君) これは御存じのように、日本国憲法八十三条で、「国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。」、そうしております上で、財政法におきまして、財政規律を確保する観点を含め財政処理の基本原則を規定をしておりますのは御存じのとおりで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) プライマリーバランスのいわゆる黒字化目標だけでは財政規律としては不十分、基本的にはそういうお考え方というか、問題意識なんだと思いますけれども、このプライマリーバランスを目標とした、いわゆる指標とした財政運営の下で、経済再生と財政の健全性と両立をこれまで私...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、二〇一〇年度のトロント・サミットの首脳宣言の中で、財政健全化計画につきましては各国の状況に即して策定するという大前提が置かれております。  日本についていえば、いわゆる二〇〇八年、二〇〇九年の金融危機が発生する以前から私どもは構造的に債務が累増...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 何を基準で五周遅れで、何が基準で二十周遅れだか、その基準のスタンダードがよく分かりませんのでお答えのしようがないんですが、少なくとも、このサインをされた各国の中で、今の状況で、フランス始め、この目標から追い付いていない国は幾つかあろうかと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) プライマリーバランスと聞いて、今は基礎的財政収支という言葉は結構通じるようになりましたけど、最初これ見て、プライベートブランドと間違えた人はいっぱいいますし、ポケベルですかって聞いた人もいっぱいいる、そういう時代だったでしょうが。御記憶ありますでしょう、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは二十八年度の予算に関しまして総じてこういう傾向があろうとは思いますけれども、一般会計の歳出総額九十七兆円でありますけれども、今言われましたように、社会保障関係費、国債及び地方交付税等の交付金等々、三つの経費を合計いたしますと約七十一兆円ということに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、随分、人口構成というのが非常に大きなファクターとして一つ。もう一つは、やっぱりデフレーションというもの、正確には資産のデフレーション。だから動産、不動産、このデフレーションというものが長きにわたって続いたということで、結果として、我々として、今...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 公共事業につきましては、この頂戴した資料の資料四にも出ていますけれども、平成十年、これは一番高かったときですけれども、このときに比べまして一貫してその後は減り続けてきたんだと思っておりますが、前年度に比べて当初で増えたのはこれは平成二十一年度、これは麻生...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 中山先生、多分、一番問題は、そこに誰が住むかです。かつての方は、そこにおられた方は、まずそこに戻ってくるかどうか分からぬ、それが一つです。それから、戻ってきた方々は、それを建てたところに住むといった場合は、高齢者ほど元の家、元の場所、元の環境を要求される...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財政に関しましては、入るを量りて出るを制すという考え方があることはよく承知をしております。ただし、日本の財政は、御存じのように毎年毎年歳入のうち約三十兆から四十兆円ぐらいのものが国債に依存しておりますので、税収の範囲内に歳出を抑制するとはとても言えない大...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 間違いなくおっしゃるとおりが基本なんだと思いますが、税法というのはいわゆる歳入予算の基礎中の基礎になりますので、毎年予算編成と並行的に税制改正の内容を取りまとめさせていただいておりますが、税法の法案作成というのは極めて膨大なものでありますので、国会におけ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、当時の与野党でいろいろな議論があったんだと想像して、ちょっとそのとき担当者じゃありませんでしたので細目を知っているわけじゃありませんけれども、これは政府として、今の立場として、国会の在り方の話になりますので、これは党の、各党主張がいろいろおありに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは先ほど美並の方から申し上げましたように、我々は基本的な考え方として、前回の法律というか法案をそのまま引き継いだ形で二〇一五年のいわゆるプライマリーバランス半減目標というのを達成し、基本的に、財政としては私ども当初予定より新規国債発行も減らしましたし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえ配意してまいります。
04月04日第190回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 本年一月に提出をいたしました平成二十五年度決算に関する参議院の議決について講じた措置につきまして御説明をさせていただきます。  公的研究費につきましては、各研究機関に対し、研究費の適正な会計処理の徹底を改めて要請をいたしております。また、関係府省が不正...全文を見る
04月05日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○麻生国務大臣 これは鈴木先生御存じのように、金融政策につきましては、これはまず何といっても、日銀による大胆な金融緩和ということによって、固定化したデフレマインドから間違いなく着実に脱出しつつあることは確かなんじゃないでしょうか。これははっきりしていると思っております。  一方...全文を見る
○麻生国務大臣 会議と重なっておりましたので、一回目のスティグリッツさん、クルーグマン、ジョルゲンソンと外国人は三人だと思いますが、そのときは岩田一政先生もおられましたので、それで四人と思いますので、最初のところは会議と重なったので出ておりませんが、内容は、いわゆる法人税減税の、...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、安倍総理ね、間違えないでくださいね。  それについてさまざまな意見というのがなされておる、消費税の引き上げ等々に関して総理の発言がさまざまなされているという話は聞いていますよ、新聞にそう書いてありますから。  しかし、私どもが伺っておりますときの答...全文を見る
○麻生国務大臣 リーマン・ショック、大震災というような重大な事件が発生しない限り、確実に実施していく、これは、一昨年の選挙を行われる前のときに言われた発言が基本なんだと思いますが、私どもとしては、消費税率の引き上げに関しましては、そういった事態が起こらない限りは基本的に実施をさせ...全文を見る
○麻生国務大臣 スティグリッツ教授の言われた中で、法人税につきましては、単に税率を引き下げるだけでは効果がないという御指摘なんだと思いますが、私としても、スティグリッツという教授はそういう御意見に関しましては、法人税に関して税率引き下げは効果的ではない、投資をして雇用を創出させる...全文を見る
○麻生国務大臣 これは宮崎先生、四月一日でしたっけ、あれのときに日銀の三月の短期観測、通称短観というものが発表されておりますが、大企業並びに製造業を中心に、業況判断、いわゆるDI、ディフュージョンインデックスというものが低下したということは承知をいたしております。  これは、主...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、今回の国際金融経済分析会合、これは宮崎先生も御存じのように、日本はこの五月にG7というのを、伊勢志摩でサミットをやりますので、それの議長国をやりますので、それをするに当たりましては、世界的な経済状況というものに対して適切に対応するためにいろいろな方々の意...全文を見る
○麻生国務大臣 これは宮崎先生、経済をよくしていく、景気をよくしていくに当たって、それは基本的には、金があるのか、ないのか。いや、金利がゼロでも国債が売れるという話ですから、それは金が余っているということ以外の何物でもありません。  個人金融資産は、皆さんのところに金がないと言...全文を見る
○麻生国務大臣 都市農業が必要だという話は、これは、新鮮な農産物の提供とかいう簡単な話から、いわゆる防災空間の確保という面も最近多く言われるところでもありますし、緑等々、農業体験の場の提供、いろいろ多様な機能というのを発揮しておりますので、重要な課題であるんだと認識をいたしており...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども話があっておりましたように、日銀の短観での話で、ディフュージョンインデックス、いわゆる業況判断が悪いパーセンテージがずっと並んでおったのは事実なので、弱さが見られるということも事実なんだとは思います。  景気というのは、もう御存じのように、これは海外要因...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、先ほども同様の御質問がありましたのでお答えをしておりますとおりでありまして、総理がこれまで述べられておられます方針について、いわゆるリーマン・ショック、また大震災等々の大きな状況変化が起きない限り、こういったものに対しては、基本的に我々は、その他の指標を見...全文を見る
○麻生国務大臣 子供の未来というものが家庭の経済状況によって左右されるということはあってはならぬ、これは基本的なところだと思っております。  学生の経済的な負担については、これまでの奨学金の充実とか授業料のいわゆる減免措置等々によって軽減に努めたところですが、二十八年度の予算に...全文を見る
○麻生国務大臣 今のお話ですけれども、無利子奨学金の残存適格者を解消するために百六十一億円が必要という計算ですけれども、これは、学年が進行すると国費負担はこれよりふえるということで、単年度の話じゃありませんから、その点も忘れていただくと困るところなので、返還金だけで賄えるようにな...全文を見る
○麻生国務大臣 三月二十二日の国際金融経済分析会合のやりとりについて、これは、御自身のメモでという形でホームページに掲載をされたということは我々としては承知をいたしております。しない約束でしたけれどもね。  まあ、どこでもある話といえば話ですよ。アメリカも似たようなものかと思わ...全文を見る
○麻生国務大臣 私からクルーグマン教授に対して、日本の事情は御存じないかどうか知らぬが、日本では、少なくともこの三年間の間に三百四十兆円の内部留保ということになっていますが、この三年間だけで見ると、約四十九兆五千億の内部留保がふえておる、去年の分はまだ出ていませんので、この二年間...全文を見る
○麻生国務大臣 財政につきましては、まずは何といっても平成二十七年度の補正予算を速やかに執行してもらう、これが一番大事なことです。  それから、二十八年度は、おかげさまで年度内に予算が通過をしておりますし、関連法案も同じく三十一日に通過をいたしておりますので、この関連でいきます...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました株式会社国際協力銀行法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  日本企業の海外展開をより一層後押しするため、株式会社国際協力銀行について、海外における社会資本の整備に関する事業に係るさらなる...全文を見る
04月18日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第6号
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○麻生国務大臣 まず、このたびの地震で亡くなられた方々及び御遺族の皆様方に哀悼の意を表するとともに、被害に遭われました方々に、大変多方面にわたって熊本以外の地域にもおられますけれども、心からお見舞いを申し上げる次第です。  政府といたしましては、救命救助活動に全力を挙げるととも...全文を見る
04月19日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○麻生国務大臣 今般発生した平成二十八年度の熊本大地震では、いわゆる重大事態なのかということだと思いますけれども、政府といたしましては、災害本部等々を設置して、目下、災害の応急対策に全力を尽くしているところでありますが、まずは被害の全容を把握することが先決でありまして、お尋ねのよ...全文を見る
○麻生国務大臣 AIIBというのはまだ業務をスタートさせておりません。まだ審査も何も、どの物件を何をするという話は、うわさにはこの半年ぐらい聞いておりますけれども、まだ一つも物は進んでおりませんので、今の段階で私どもとしては、今既にあります、例えば世銀とかアジア開銀とか、既に既存...全文を見る
○麻生国務大臣 大企業とか富裕層と言われるところのいわゆる課税逃れという形になりますと、これは課税の公平性というのを損ないますので、そういった意味では、納税者の信頼を揺るがす極めて大きな問題になる。はっきりしております。  ただ、これは、合法ということになりますとこれまた全然話...全文を見る
○麻生国務大臣 G20における会議に出る前に、昨年十一月のいわゆるG20のサミットにおきましてこれが正式に各国合意ということになっておりますので、今やっとスタートしたばかりですから、これがどの程度今から行くかということは今からの話ですけれども、まず、自動的な情報交換、非居住者の自...全文を見る
○麻生国務大臣 ずるいとかインチキとか、あなたの感情論はわからぬ。あなたの気持ちを言っておられるのはそれは自由ですけれども、僕は、こういったことに関して、人様の所管のところにインチキだとかずるいとかいうようなことを言える立場にありませんので、申し上げられません。
○麻生国務大臣 足元においては間違いなく、海外要因を主たる要因として世界的なリスク回避の動きが金融市場に見られているということはもう間違いないので、その中において日本の市場にも変動が見られるのは事実であります。  この点、今回のワシントンのG20の会合において、世界経済の見通し...全文を見る
○麻生国務大臣 特別業務におきまして、JBICによります積極的なリスク提供を促すという観点から、案件ごとに償還確実性原則ということは免除するということにいたしております。  しかしながら、JBICの財務の健全性というものを確保するという観点からは、特別業務全体として収支相償原則...全文を見る
○麻生国務大臣 防衛装備の移転については、これまでJBICが支援をしたという実績はありません。  その上で、株式会社国際協力銀行法上、JBICは、日本にとって重要な資源の海外における開発及び取得の促進、また、日本の産業の国際競争力の維持及び向上、そして、地球温暖化の防止などの地...全文を見る
○麻生国務大臣 重ねて申し上げるようですけれども、一概に申し上げることはできないと申し上げております。
○麻生国務大臣 宮本先生の御見解としてはわかりました。今、私の立場は、先ほど申し上げているとおりです。
○麻生国務大臣 まずは、このたびの熊本地震によりまして亡くなられた方々及び遺族の皆様方に哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々の御遺族等々、心からお見舞いを申し上げる次第です。  今御質問ですけれども、当然のこととして、総力を結集して現場主義で被災者の支援に取り組むことに...全文を見る
○麻生国務大臣 まずは、来年四月の消費税の八%から一〇%の引き上げにつきましては、これはたびたび申し上げておりますように、国民生活において社会保障制度というものが今後とも信頼できる制度として次世代に引き渡していく責任を全うすることと同時に、マーケットとか国際社会間において国の信認...全文を見る
○麻生国務大臣 これはたびたび申し上げておりますように、この前の穂高先生の御質問だったかに、例えば来年の三月にいきなり、適当な国の名前を言わないとぐあいが悪いので、国の名前が言えなくて、しかるべき国がどこか破産したとか、えらい騒ぎになりましたとか、大震災が起きましたとかいろいろな...全文を見る
○麻生国務大臣 政府としては、非常災害対策本部というものを設置して今は応急対策をやっておる最中でもありますので、今、災害応急対策の最中の段階ですから、今の段階でどうということを、限定的なことを言えるという状況にはありませんので、まずは、現在ではお答えする段階ではないとしかお答えの...全文を見る
○麻生国務大臣 イエスかノーかで答えるぐらい簡単なものじゃないから長々と答弁をさせていただいておるわけですから、今は引き続きまた震度が、七になってみたり八になってみたり、さらに大きくなってみたりする。とにかく阿蘇山が近くにあるんですから、そういった意味では、どういうことになってく...全文を見る
○麻生国務大臣 先生、これが一番難しいのは、我々としてやっていくときに当たって、今、銀行関係におられたのでよくおわかりのとおり、民間はかなり大きな資金が日本の場合は、余っているとは言いませんけれども、銀行の中でたまっておる。貸出先がない。簡単に言えば、融資する先がない。海外、当然...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたく存じます。     —————————————
04月19日第190回国会 衆議院 本会議 第25号
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○国務大臣(麻生太郎君) 障害福祉予算についてのお尋ねがあっております。  障害福祉予算につきましては、近年、その伸びが社会保障関係費の中でも大きく、今後も伸びが見込まれているところであります。  こうした中で、真に支援を必要とする方に必要な支援を確実に行き届かせるとともに、...全文を見る
04月25日第190回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) こういうまともな質問をしたいんだったらもう少し早めに言っていただかぬと、短く切られると甚だ中途半端なことになって、その中途半端なところだけ記事に書かれてろくな話になりませんから、こういう話はもう少し西田さんぐらいのベテランだったら時間を取って最初のうちに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私、当選した昭和五十四、五年、たしか日本のたばこの消費量約三千億本、成人男子の七〇%が喫煙をしておられたんですが、今それが一千八百億本。成人男子の三〇%ぐらいですから約四割減った、だけど肺がんは三倍に増えたというこの事実だけちょっと頭に入れておいていただ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、石井大臣の方から答弁があっておりましたように、自動車安全特会の繰戻しにつきましては、これは平成六年度に財政特例法などにおいて予算の定めるところにより行うこととされておりまして、今、元本、利子合わせて約六千億円というお話、そのとおりであります。  具...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは先ほども御答弁申し上げましたように、平成二十九年度以降につきましては、引き続き、これは国土交通省と財務省との間にいろいろどういった形の、そのときの財政事情、また経済の状況、またいわゆる歳入歳出等々いろんなものを総合勘案させていただいて、この六千億と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) PFI、プライベート・ファイナンス・イニシアティブという似たような、民間の金を集めて公的な施設を造るプライベート・ファイナンス・イニシアティブというものが今あります。このソーシャル・インパクト・ボンド、これソーシャル・インパクト・ローンとも言うんですが、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 投資をする側なり、ローンなり、まあボンドとかいろんな表現があるんでしょうけど、こういったものをやる方の側に立てば、そこに少なくとも政府がかんで、政府のファンドが一部入っていますというのは一つの安心料みたいなもので、ああ、これ政府もやっているのか、何だ財務...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ハードだけではなくてソフトというような漠然とした言い方だと分かりにくいところはあろうかと思いますが、オペレーション、運転をやる。  新幹線というのを例に引かせていただければ、できて五十年間で、何百万本電車が通っているんだか知りませんが、一日の平均の遅れ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは基本的には、大企業とか富裕層とかいろんな表現があるんだと思いますが、課税逃れというものは、これは課税というもののいわゆるフェアネス、公平性を損なうという意味において、これは納税者の信頼というものを揺るがす大きな問題なので、これはパナマの話いろいろ出...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは三年前の五月のバッキンガムシャーのG7の財務大臣会合で私の方から、これが世界中を徘回できている最大の理由はここにいる財務大臣の責任やと。中央銀行総裁なんて関係ない、この際、財務大臣だけ残ってこの話で詰めようやないか、この話は中央銀行総裁じゃないんだ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今年この基礎的財政収支のバランスを半分にしますということを申し上げた三年前、同じように厳しいと言っていましたよ。達成できると言った人は、新聞記者含めて国会には一人もいません、財務省でも怪しいなと思っていましたから。全然自信なかったんですけど、やってみたら...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 昨日、総理の方から、熊本地震に対応するため補正予算の編成についての指示があっております。  この補正予算によりまして、住居の確保、被災者支援等に要する経費に対応させていただくとともに、熊本地震復旧等予備費を創設させていただいて、今後、被災者の方々の事業...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは度々申し上げておりますように、このファンダメンタルズは極めてしっかりしておると、間違いなくそう思っておりますので、一〇%に二%引き上げるということに関しましては、これは元々三党合意でなされたときに、我々の持っております社会保険制度やら国民皆保険制度...全文を見る
04月26日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○麻生国務大臣 一九四五年にさきの戦争で負けてかれこれ七十年たつんですが、世界に今百九十三カ国ありますが、その中で、デフレーションによる不況を経験した国はありません。  戦争で負けた後の昭和二十年代、三十年代、数々の不況がありましたけれども、いずれもインフレーションのもとでの不...全文を見る
○麻生国務大臣 これで、財務大臣につきましてから三年四カ月ぐらいがたったんだと思いますが、やはり初志貫徹というか、もともと資産デフレ不況からの脱却というのを優先順位の一番に掲げてまいりましたので、これがきちんとした形になって、だって、インフレになれば必ずよくなるとは限りませんので...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう古川先生御存じのように、今の現行の税制法上でも、災害を受けられた方々に対しては、一般的な措置として、さまざまな特例措置というのができるということになっております。  例えば、所得税や法人税の場合には、災害により一定の資産について損失が生じたという場合は...全文を見る
○麻生国務大臣 繰り返しになりますけれども、現行の税制法上でも、災害を受けたときのいろいろな措置がとられることになっておりますので、今お尋ねの、一定規模の災害が起きた場合にどういうことをするかといったようなことについて、阪神・淡路大震災とか東北大震災についてはちょっと例がないほど...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、一定規模の災害がというまずその定義から難しいんですが、自動的に特例措置をできるようにするべきだ、簡単に言えばそういうことを言っておられるんだと思いますけれども、災害の種類とか規模とか、また、発生した地域の特性とか、いろいろ千差万別ありますので、何をもって規...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のあったやり方も一つの方法だと私どもも思いますが、他方、災害そのものや被災者の置かれた状況というのは個々の災害ごとに差があろうと思いますので、したがって、個々の災害というのに的確に対応していくというためには、やはりまずは被害の全容を踏まえた上で税制を含めた総...全文を見る
○麻生国務大臣 繰り返しになりますけれども、おっしゃるように、こういった状況になれば、例えば激甚災害の指定を受ければ、災害という名前で、水害であろうと地震であろうと火事であろうと、いろいろな形のものの災害は考えられますけれども、その災害に当たっては、ちょっと法律のつくり方もいろい...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも、いわゆるリーマン・ショックや大震災などというような表現でずっとこれまで答弁をさせてきていただいておりますけれども、この熊本地震がその中の大震災に当たるかといえば、今の段階ではそういう段階にはない、私どもはそう判断をいたしております。  ただ、これは御...全文を見る
○麻生国務大臣 今、例えばいろいろな形で私どもとしては対応というのを考えないかぬというものがありますけれども、経済への影響として、企業の生産活動というものに対して影響が出てくるというのは、今、サプライチェーンが一つ、ボルトとかナットが一個飛んでも車がつくれなくなるという状況でもあ...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう古川先生御指摘のとおりで、リーマン・ショックの後、欧米において、G20の合意とか、あれはEUの合意等々がありますので、財政収支などをベースにした、日本のような基礎的財政収支というより、一段高い目標を掲げてスタートしておられるんだと理解をしておりますので、...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的にドイツの場合は、御存じかと思いますけれども、東西ドイツ合併というか統一したときに、ドイツはいわゆる高失業と景気の低迷で、早い話が欧州の病人、それがドイツについた名前です。  私は、シュレーダー政権だと思いますので千九百九十何年から二〇〇〇年初めごろだった...全文を見る
○麻生国務大臣 今言われておるいわゆる論点整理で、財政健全化に当たっては、経済成長が期待どおりいかないこともあることを踏まえて、客観的で堅実な経済前提を置くことが重要と指摘されておりますのは、よく承知をいたしておるところであります。過去にも経済成長か財政再建か二者択一みたいな議論...全文を見る
○麻生国務大臣 グローバルファンドにつきましては、いわゆる感染症への取り組みというのが基本的には一番の目的。加えて、今の世界銀行の総裁も、感染症のプロの医者が世銀の総裁になっているということもこれありで、極めてこの問題に関しては非常に熱心になっておられるということは間違いないと思...全文を見る
○麻生国務大臣 これまでもいろいろこのファンドについて、これは補正で措置しているんじゃないかとか、よく言われるんですよ。財政のわかっていない人って必ずそう言うんですけれども。これは、会計年度とフィスカルイヤーとの違いですから、そういった意味ではずれがどうしても生じますので、予算を...全文を見る
○麻生国務大臣 このPMDAですか、これは医薬品医療機器総合機構とかいうのを略してPMDAという名前になっているのは承知していますけれども、医薬品の審査や相談というので今まで東京でやっていたのを大阪で、薬屋が大阪に多いからという話で多分こうなったんだと背景は理解ができるんですけれ...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じかと思いますけれども、二〇二五年に、いわゆる団塊の世代と言われた方々がいずれも全て七十五歳以上という超高齢化社会というのが日本では実現することになるので、伴いまして医療に対します費用というものは、これは大幅に増加していくということが見込まれております。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 繰り返しになりますけれども、イノベーションというものの評価というのをどの程度にするかというのは、これは難しいですよ。ゆがめられているというのは、それは誰の見解ですかという話になるから、これは難しいんですよ。そこのところだけ頭に入れておかないと、適切に評価しつつなん...全文を見る
○麻生国務大臣 席を立っていたときの話をいきなり聞かれても、どう思われますかと言われて答えられたらおかしいでしょうが。  質問されるんだったら、質問したいで、あらかじめきちんと質問通告をされた上でされることをお勧めします。
○麻生国務大臣 格差に関する捉え方というのはこれはさまざまなんだと思いますが、格差の程度については、これは一概に申し上げることは困難ですが、例えば、これまでの当初の所得に比較して税や社会保障による再分配後の所得の格差というのはほぼおおむね横ばいで推移しておるというのは、数字として...全文を見る
○麻生国務大臣 これは重ねて申し上げるようで恐縮ですけれども、四百万円以下の割合というのは、これは間違いなく二〇一二年に比べて二〇一五年の方が多くなっているというのは、もう間違いない事実だ、私どもの数字でもそうなっておりますが、ただ、高齢者が増加しているというのは、これは年金で食...全文を見る
○麻生国務大臣 貯蓄残高ということにもなるんだと思いますが、アベノミクスのこの二年間で、少なくとも、平均貯蓄残高というのが百四十万円増加をしております、私どもの持っておる数字では。世帯分布で見ましても、貯蓄残高千万円以下という世帯の割合が、二〇一四年では二〇一二年に比べて減ってお...全文を見る
○麻生国務大臣 今御指摘のありました私の答弁は、金融所得課税全体のあり方を検討するに当たっては、勤労所得に対する課税とのバランスやリスク資産への投資促進などといったさまざまな要素を総合的に勘案する必要があるということの趣旨で申し上げたというように記憶をいたしております。  この...全文を見る
○麻生国務大臣 一概に申し上げることは困難ですけれども、景気や市場の動向というのは、金融所得に対する税率の水準のみで決まるものではありませんので、上場株式などの配当とか譲渡益等々については、軽減税率一〇%というものを廃止して二〇%のいわゆる本則税率というものに戻したことによって景...全文を見る
○麻生国務大臣 全然見解を私とは異にしております。
○麻生国務大臣 今、あらかじめ質問書が出ていませんでしたので、副大臣と二人で、ふうんと言って二人で関心を持って聞いてはいましたけれども、うかつにコメントするのは差し控えさせていただきます。
○麻生国務大臣 もう少し若いころはぱっと答えたんですけれども、だんだん、後期高齢者になると慎重な答弁を要求されるようになってきて、今の答えに対しても、うん、理屈としてはなかなかだなと思いながら、感心して聞いてはいましたけれども、それに対するコメントは差し控えさせていただきます。
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  情報通信技術の急速な進展等、最近における金融を取り巻く環境の変化に対応し、金融機能の強化を図ることが...全文を見る
04月26日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) 昨年十二月十一日に、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条に基づき、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を国会に提出させていただいております。  報告の対象期間は、平成二十七年四月一日以降平成二十七年九月三十日までであり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融だけで経済というものが直るというようなお考えの方、いわゆるシカゴ学派とか、昔そういった方々は多くいらっしゃいましたし、財政再建か経済成長か二者択一みたいな話をされた方もいらっしゃいましたけど、大体そういう方はみんな間違えられたと最近は分かっておられる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この一九二九年の株の大暴落、一九二九年九月のウォールストリートの株の大暴落という、中学校の教科書に出てくる話なんだと思いますが、このときに世界的なデフレのいわゆる不況によりますものが世界にも広まって、日本でもこの影響を受けたのは間違いありません。したがっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもうおっしゃるとおりで、総需要というものを拡大させない限りは経済成長の成果というものを国民全体に行き渡らせることはできないということなんだと思いますので、これは重要な課題なんだと、私どももそのように認識いたしております。  したがいまして、安倍内...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) マイナス金利の導入とかそれを受けた金利の動向等々が金融機関の収益に与える影響というものについては、これは一概に申し上げることは困難なんですが、一般的に申し上げれば、間違いなく貸出しの利息収入の低下とか運用手段によりますいわゆる利益の減少という影響が出てく...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融政策というものについて具体的な話ということになってくるんだと思いますが、この手法等々についてはこれは日銀に委ねるべきものであると、基本的にはそう考えておりますので、この決定についてのコメントというのは差し控えさせていただきたいと思いますが。  いず...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このBEPSの細目につきましては、今からいろいろ、これ一国だけでやっても何の意味もありませんので、各国で同じような条件を皆同時につくってもらうという話をいたしますので、この話は今の一つの参考の意見とはさせていただきますけれども、これを各国で同様に皆どれく...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 半分ぐらいでは二四、五。
○国務大臣(麻生太郎君) うかつに想像で言って、後で引っかけられるのはかないませんので。  法人企業統計のベースというのは、御存じのように、これは経常利益から算出したいわゆる計算上の、何というのかな、法人税額と実際の法人税収に差が出てくるということなんだということなんで、これは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 麻生大臣ならしないんじゃないかと言っていただけるのかと思ったんですが。  今のお話ですけれども、みずほがゼロ、海外に行くより国内対策が大変だったろうね、おたくは三行一緒になったからと思って、そっちの方にちょっと同情したし、東京三菱は、多分東京銀行の支店...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 度々申し上げておりますが、このBEPSというものは、これは各国が競争で法人税を止めどもなく下げ続けていくというようなのは全く愚行に近いと、少なくともG7の財務大臣はこういった流れを止めて、法人税というものはしかるべきところでしかるべき額に決めて、そして皆...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のあったように、クロスカレンシーのベーシススワップというものにつきましては、これは少しずつということは、もう間違いなくそういった数字が上がってきておりますのは、〇・二四、〇・三七、〇・六七、大体そういうところなんだと、二年物で、今の二年物ですよ、二...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはあくまでも一般論ですが、外国人の国債保有というものに関して御指摘のような議論があることはよう承知しておりますけれども、海外の投資家の中では中央銀行とか年金基金とか、また生命保険など、いわゆる国債の安定的な保有が見込める投資家というものもかなり存在を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 住宅ローンの期限前の返済ということに関しましては、これ手数料の話ですけど、これは、取る取らないというのはこれは金融機関によって様々、金融機関の経営判断で決まっておるということだと思っております。また、手数料の設定を含めまして、どのような商品とかサービスを...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 補正予算というのは、この熊本の地震に対する補正予算と理解してよろしゅうございますか。
○国務大臣(麻生太郎君) 熊本に対する補正を組むべきという指示は月曜日の日に総理の方から出ておりますので、それに合わせて私どもとしては、熊本の補正をと言われましても、まだ今余震が続いております段階で、更に土砂崩れが起きるかもしれない、今日も雨降っておりますが、そういった状況にもあ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、中山先生、昔から、これは、この話はもう財務大臣になる前から聞いていますので、まあ十年ぐらい聞いているんだと思いますが、私ども元セメント屋としては非常に賛成しますけれども、もうちょっと分かりやすい話をどんどん宣伝された方がいいですよ。  例えば、今...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私ども、福岡、熊本等々、これは地震というのの余りないところであります。当たり前の話で、筑豊で地震震度三あったら全炭鉱潰れますので、もし昭和三十五、六年頃にこの地震が起きていたら死者は十万人は楽にと、私はそう思いますので、その意味では、この地震はそれぐらい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) GDPの中に占めます三大要素は、個人消費、企業の設備投資、そして政府の最終支出、この三つが一番大きなGDPの中に占めます三大要素であります。その中で、いわゆる、二つ止まっておりますので、政府としてまずはというので財政出動ということになるんですけれども、こ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました株式会社国際協力銀行法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  日本企業の海外展開をより一層後押しするため、株式会社国際協力銀行について、海外における社会資本の整備に関する事業に係...全文を見る
04月27日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○麻生国務大臣 IT、インフォメーションテクノロジー、ICT、インフォメーション・アンド・コミュニケーションズ・テクノロジーというものも、ついこの間までイットと呼んでいた人がいたんですから、それは随分変わるんですよ。だから驚く話じゃないのであって、では、我々は周回おくれになったか...全文を見る
○麻生国務大臣 今、高井先生の言われたこのフィンテックの動きというのは、これは間違いなく世界的に大きな広まりを見せております。  特に、この種の技術が使いこなせる先進国、また、中国の場合は、にせ札があれだけはやっている、はやっているという言い方はいかがですかな、にせ札があれだけ...全文を見る
○麻生国務大臣 今はいろいろ高井先生言っておられます。  シンガポールの場合、金融以外には売るものがありませんから、金融に集中するのは当然なんですよ。大臣も今度新しいのにかわっていますけれども、これに関しては向こうもいろいろ聞いてくる話をするぐらいで、興味があるのは当然なので、...全文を見る
○麻生国務大臣 今の、ファイナンシャルイノベーションラボラトリー、略してFINOLABとたしか言ったと記憶しますけれども、こういったものが一つ出てきているという形になりつつあるんだと思っていますが、まだ基本的には日本の場合、欧米に比べて、オーストラリア等々を含めましても、フィンテ...全文を見る
○麻生国務大臣 マウントゴックスという話でスタートが何となくイメージが悪くなっちゃっているのが残念なところではあろうかと思いますけれども、ビットコインというようないわゆる仮想通貨と言われるものについては、現行の消費税法からいきますと、これは、非課税として限定列挙されております支払...全文を見る
○麻生国務大臣 今、池田参考人の方から申し上げておりますけれども、いわゆる仮想通貨と法定通貨というものを交換するのをもってなりわいとしているという業者が、言われましたように、一昨年、破綻をして、その代表者が顧客の資金を着服した、横領したなどの容疑、嫌疑によって逮捕ということになっ...全文を見る
○麻生国務大臣 先生、これこそが一番の問題ですよ、私どもから見ていて。  今、金というものの相場というものも、考えてみれば、そうですね、七九年、ソ連のアフガニスタン侵攻以前、数百ドル、二百五十ドルぐらい。それが、侵攻が始まった途端に一挙に千ドルぐらいつけましたから。あれもどうだ...全文を見る
○麻生国務大臣 日本の監査時間が諸外国に比べて短いという指摘は、これは前々からありますことは承知をしております。  昨年適用開始をさせていただきましたコーポレートガバナンス・コードにおいても、取締役や監査役に対して、高品質な監査というものを可能にするには十分な監査時間の確保を求...全文を見る
○麻生国務大臣 この法案におきまして、仮想通貨というものは、いわゆるマネーロンダリングとかテロ資金供与の対策のために国際基準というものをつくらねばいかぬということで、多国間の枠組みでありますファイナンシャル・アクション・タスク・フォース、FATFというものの定義というのがございま...全文を見る
○麻生国務大臣 御審議をいただいております法案におきましては、資金の決済面から、仮想通貨と法定通貨の交換業者に対しまして登録制というものを導入させていただいております。これは基本的には、マネロン対策とかテロ資金供与規制及び利用者の保護のための規制というものを課すこととしております...全文を見る
○麻生国務大臣 個人顧客というものを相手にいたしますいわゆるFX取引、外国為替証拠金取引につきましては、これは、売買できる金額の上限というか限度を証拠金として、証拠金一〇〇に対して二十五倍にまで制限をするという、レバレッジ規制というものを二十二年八月から導入させていただいておると...全文を見る
○麻生国務大臣 これは宮本先生、先ほども申し上げましたとおり、この仮想通貨を用いた取引というのを法令上どのように規制するかということにつきましては、仮想通貨と既存のいわゆる有価証券等々との類似性の程度とか、また、仮に仮想通貨を用いた取引につきましても、何らかの規制を導入する場合に...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、今般のこの法案で定義いたします仮想通貨の一つでありますいわゆるビットコインというものの課税上の取り扱いにつきましては、これまで国会でいろいろ議論が行われておりましたが、一般論としては、ビットコインの譲渡は、消費税法上、資産の譲渡などに該当し、消費税の課税の...全文を見る
○麻生国務大臣 今の御質問は、民主党の、ずらっとおられませんけれども……(宮本(岳)委員「衆議院ですから」と呼ぶ)右代表一人ね。この法案は、大久保先生の質問に対して、仮想通貨を支払い手段、いわゆる法定通貨とか小切手などや、物品切手に位置づけるものではないということから、さきに述べ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、アメリカの例を、学者だか誰かの例を引かれましたけれども、銀行業務の破壊であるという発想からして、我々とは全然違うと思っておりますので。  あの国では、例えば航空業を自由化したときには、パンアメリカンをぶっ潰し、TWAをぶっ潰し、いろいろなことをやったような国...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の改正案では、いわゆる金融グループは、金融関連のIT関連企業との連携を強化して、ITのイノベーション等々の成果を戦略的に取り込んでいきながら、いろいろな勢いで急激にITというものが進化していっていますので、そういったものと一緒になって金融関連も業務展開をやって...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨を踏まえて配意してまいりたいと存じます。     —————————————
04月28日第190回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○麻生国務大臣 平成二十六年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成二十六年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告をいたしておりますので...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました平成二十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)及び平成二十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)の事後承諾を求めるの件並びに平成二十六年度一般会計国庫債務負担行為総調書(その1)の報告に関...全文を見る
05月09日第190回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(麻生太郎君) 昭和十九年度及び昭和二十年度の朝鮮総督府特別会計等歳入歳出決算を会計検査院の検査報告とともに国会に提出をいたしておりましたので、その概要を御説明申し上げます。  この朝鮮総督府特別会計外九特別会計につきましては、既に廃止されております。また、昭和十九年...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘ありましたように、毎年の予算は約三分の一以上の約三十兆円以上を借金ということに頼っております。社会保障関係費が全体約九十七兆円のうちの約三分の一を占めておりまして、これは毎年増加しているという状況にありますので、今後、少子高齢化というのが当分の間...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘ありましたように、平成二十九年度四月の消費税の一〇%というものを引き上げるというのは、もうこれは導入されるときから、社会保障制度というものを次の世代に確実に引き渡していく責任とか、また、国家財政といたしましては極めて大きな借入金を抱えているという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、過日のG20からそんなに時間がたった会合ではありませんので、ADBの総会でありますので、G20に出ていたメンバーとADBに出ているメンバーとは少し違いますので、内容は今回のでというわけではありませんが、少なくとも、今、世界全体の中において、景気と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今まで余り例がありませんので、例がないって、多分初めてだと思いますので、少なくともアメリカにとって、対米の貿易が黒、それから経常収支等々、何というのか、対GDP比が黒、それから為替に対して介入をしたのが全GDP比に対して二%だったかな、何か一律の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この種の話はしょっちゅうやっていますので、特に新聞に取り立てて書いていただくほどの必要もない話なんですが。  しょっちゅう会話をしている、電話でやってみたりいろいろやったりする内容ですが、少なくとも二日間で五円ぐらい、この間、円高に振れたと記憶していま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今の補正の話は、熊本の地震に関しての補正というのが基本的なところでありまして、この熊本の補正の額を含めまして、為替によってそれが影響を受けることはございません。
○国務大臣(麻生太郎君) このマイナス金利によって、少なくとも私どもから見た場合においては、例えば金利というもののイールドカーブ、いわゆる全体のカーブが、貸出金利等々下がっておりますので、そういった意味では経済全体に対しての影響というのは、我々から見ましていい方向に動いておると思...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 財政を担当いたします我々としては、これまでもいろいろな機会を捉えて、各省庁に対して、不正というか、予算の厳正かつ効率的な執行と会計経理の適正な処理、基本的にはこの二つなんだと思いますが、これを要請してきているところでありますが、昨年十一月の決算報告書を受...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 会社で、アントニオ先生、大体三月決算、総会が六月ですから、四月、五月、六月、約三か月間。役所でいっても、同じように年次が三月で締まりますので、締まったのを各役所が全部提出するのに、これ九十七兆円ですから、そこらの百億、二百億の会社と訳違いますので、九十六...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、まだ余震が続いておりますので、この熊本地震の被害が最終的には決定をいたしておりません。したがいまして、予算を組むといっても、これはなかなか組みようがありませんので、まずは今予備費を使って対応させていただきますけれども、予備費で...全文を見る
05月10日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○麻生国務大臣 政府といたしましては、地震の発生以来、自衛隊、警察、消防、海上保安庁等々の医療部隊によります救命救助活動や、また、飲料水、生活必需品の提供など、被災地で求められておりますニーズに合わせて、今、現場主義で、牧島政務官、現場に行っておられますけれども、被災者の支援に取...全文を見る
○麻生国務大臣 アジアに開発銀行を、これは御存じかと思いますが、日本が提唱してつくり始めてちょうど五十年、来年で満五十周年ということになるんですが、ことしはフランクフルトでその総会が開催をされております。  ADBが、今、アジアに極めて高い要望の出ておりますインフラストラクチャ...全文を見る
○麻生国務大臣 円高の基準ですけれども、一九八五年、二百四十円です。それが約一年で百二十円。それからずっと下がって、二〇〇八年、リーマン・ブラザーズのときに約百二十円だったのが、それ以後数年間で、正確に言えば五年ぐらいで七十円台まで円が高くなっております。  考えてみれば、昔は...全文を見る
○麻生国務大臣 今お話がありましたように、仙台の秋保地区においてG7の財務大臣・中央銀行総裁会議を主催させていただきますけれども、新興国を含めますG20におきましても、世界経済の持続的な成長と国際金融の安定に向けたいわゆる政策対応が議論をされております。自由とか民主主義とか法の支...全文を見る
○麻生国務大臣 これは御存じのように、現行の税法上、災害を受けた方々に対して一般的な措置として実にさまざまな特例措置というのが講じられておりますのは、もう御存じのとおりです。  その上で、阪神・淡路の大震災とか東北大震災のときにつきましては、その被害が例のないものであったことか...全文を見る
○麻生国務大臣 パナマ文書、日本人が含まれているとの報道があるということは承知をいたしております。いずれにしても、個別の納税者に関する事項についてお答えすることは差し控えさせていただきたいと思っております。  その上で、一般論で申し上げさせていただければ、課税をさせていただきま...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆるパナマ文書につきましては、国際調査報道ジャーナリスト連合、ICIJというのが本日の午前三時に、日本時間ですけれども、その内容のうち、いわゆるタックスヘイブンに設立された法人に関連する個人、また企業の名称を公表したというように承知をいたしておりますので、同文...全文を見る
○麻生国務大臣 OECDの租税委員会の本会合の次回開催地というのは、京都というか、日本になったんですが、これはもう日本に対してというか、いわゆるBEPSと言われる、ベース・エロージョン、プロフィット・シフティングですか、あれの委員会の議長を、選挙で選ばれた日本人がしております。財...全文を見る
○麻生国務大臣 違いがあるのはしょっちゅうであって、別にそんな珍しい話とも思いませんが、今、高いとか安いとかいうような話から、急激だとか急激じゃないとか、ありとあらゆる話をよく電話でしますので、今、安定している、いや、安定していない等々の意見の違いはよくある話で、別に驚く話とも思...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど松本委員の御質問に対してのお答えを役所の方からしておりますのと基本的には同じですけれども、この監視リストに日本が他の四カ国と一緒に載せられておりますが、条件は、三カ国は日本と同じ。台湾だけがたしか為替介入のところにリストが載った。あとは皆、経常黒字。日本より...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、本年の二月に開催をされております上海でのG20での財務大臣・中央銀行総裁会議の共同声明において、今言われましたように、「経済成長、雇用創出及び信認を強化するため、我々は機動的に財政政策を実施する。」との合意がなされたということでありまして、さらに、四月に開...全文を見る
○麻生国務大臣 安倍内閣の場合は、これまでも、金融政策とか成長戦略とあわせて、いわゆるアベノミクスというものとして、時々の経済状況を踏まえて、必要に応じて機動的な財政出動を行い、経済再生と経済再建というものを両立させてきたと思っております。  それが先ほど内閣府の申し上げている...全文を見る
○麻生国務大臣 個別の納税者に関しましてのお話ということになろうかと思いますので、税務調査に関しましての具体的な話というのは、これはお答えを差し控えさせていただくというのはいつも申し上げているとおりであります。  そもそも、具体的に誰々を調査しろと私が国税庁に命じるんですか。そ...全文を見る
○麻生国務大臣 今、そういう御意見があったということは伺っておきます。
○麻生国務大臣 一点だけ、防衛装備品ということになるかならないかというところは問題ですけれども、防衛装備品か否かという点については、目下、防衛省において、防衛装備するいわゆる搭載装備品を含めて今具体的な話が進んでいる、協議中であると聞いておりますので、今の段階で、これが防衛装備移...全文を見る
○麻生国務大臣 まず、御指摘の検討会ですが、防衛省の事務方、防衛装備・技術移転に係る諸問題について、これは外部有識者から意見をいただくということで、今後の政策立案に役立てるために開催したものと聞いておりますので、財務省等、この検討会の報告書の取りまとめに関与したということはありま...全文を見る
○麻生国務大臣 G7で話題になるか、もう少し時間がたたぬとわかりませんですね。その場でぽんと出てくるのはしょっちゅうですから。全然予定していない議題がその日に出てくるなんというのはよくある話なんで、今の段階でちょっと申し上げるわけにはいきません。  もう一点、アメリカとの関係が...全文を見る
05月10日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のあっておりました特別業務勘定の資本金の一千八百三十億ですけれども、これはJBICが特別業務を行う上での財務基盤となるものでして、JBICはこれを基に必要に応じて借入れを行うというので今後も特別業務を実施していくことになるんですが、今言われました...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先月の二十九日の日にこの監視リストが出されたという、えらい騒ぎになったような話を聞きますが、これは別に今回初めて出したわけではありません、御存じのとおりに。  したがいまして、この監視リストが日本に含まれたことは承知をしておりますが、この監視リストの位...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今ちょっと資料がありませんので、取り急いで調べて御返事申し上げます。
○国務大臣(麻生太郎君) 我々としては言い続けていることは同じでありまして、為替が急激な変化する、例えば二日間で五円下がりましたから、過日は。したがいまして、そういったような形での急激な変化は望まないということでありまして、こういったものはG20でもG7でも、その種のことに関しま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このところ連休の前からずっと一日に二円とか、二日で二円とか五円とかいろいろな形で急激に変化をして、その流れが百二十円から百五円までかなり急激な勢いで一方的に偏してきておるというような感じがいたしておりますので、私どもとしては更にこの方向が進んでいくという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 急激な円高を望む、望まないという話がいろいろな形でG20、G7で出てきたのはこの数年の、この一年ぐらいの話が急激だったと思っております。  一番最初に二百四十円から百二十円に上がりました一九八五年の九月のときには、我々は、いわゆる二百四十円から百二十円...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) インドネシアにおきます高速鉄道事業の件ですが、これは日本の提案が採用に至らなかった最大の原因と我々が思いますのは、中国がインドネシア政府に対して債務保証を含む財政負担を一切伴わない、一切ですよ、一切伴わない事業を実施できるとの、これは我々の常識では考えら...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、私の記憶では、世界で自国の通貨だけで国債を発行している国は、日本、アメリカ、イギリス、スイス、四か国、それ以外は全部外債だと思いますが、日本はその四つのうちの一つだと思っております。  今それができます最大の理由は、外貨建て国債の発行に関してという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そもそも外国為替特別会計、いわゆる外為特会の保有しております外貨資産につきましては、これは将来の為替介入に備えて保有しているものなのはもう御存じのとおりなんですが、この米国債のまず保有の割合といった個別の論点についてこれはお答えは差し控えさせていただきま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 民進党で検討されておられるという航空保安法案の内容について私ども把握しているわけではありませんので、詳しくは申し上げられませんが、航空保安につきましては、旅客や貨物の安全を負う、輸送する責務を有しておりますのは、これは、運用を実施をすることに関して熟知し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ローカル・エリア・ネットワーク、略してLANということになっていますけれども、この公衆無線の環境の整備というのは、いわゆる観光に限らず、防災とかまたその他の観点から重要だと考えておりますので、日本再興戦略改訂二〇一五においていわゆる無料公衆無線LAN環境...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のお話ですけれども、似たようなケースが、BEPSが多分いい例だと思うんですが、三年前にあのBEPSを我々がバーミンガムのG20、G7で、あのとき私の方から提案をさせて、ここに中央銀行総裁おられますけれども、おたくら関係ないと、要は財務大臣が駄目なんだと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、今、新興国、特にアジアで顕著だと思いますが、ここにおけますいわゆる社会資本に関します需要というのはこれは膨大なものがありまして、道路、ダム、港湾、空港、とにかくもう幾らでも需要があるという状況にまずあります。  この巨額な需要に対しまして、これを...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは御存じのように、ADBは来年で五十年、日本が音頭を取って始めまして、中国と違って、AIIBは自分で言って、自分で総裁出して、中国でつくるなんてことはしなくて、日本は、総裁は取りましたけれども場所はきちっとフィリピン・マニラということで、五十年やらせ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいります。
05月11日第190回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○麻生国務大臣 三問いただきましたので、少々時間をいただきます。  まず、現在の消費税のお話ですけれども、日本の経済状況を見た場合におきましては、企業の収益等々は、これはもう過去最高水準でありますし、また、有効求人倍率は二十四年ぶりに極めて高い水準でありますので、基本的な日本の...全文を見る
○麻生国務大臣 初度費、なかなか一般には通用しない言葉ですけれども、初期経費のことです。初期経費というものを全額負担するとの契約を行っていなかったということなんだと思います、今までの話を聞いていると。しかし、これが、防衛装備品の取得に係るものを初年度に一括して計上することにしたと...全文を見る
○麻生国務大臣 階先生、例えば護衛艦一隻発注、最低三年はかかりますな。単年度予算でいきますととてもではないので、三分の一ずつということで発注せざるを得ないというような問題等々ありますので、この債務負担行為の話につきましてはいろいろな考え方もあるんだと思いますけれども、今、全体とし...全文を見る
○麻生国務大臣 この種の話はもう少し時間を持って聞いていただくと御丁寧に答弁できるんですけれどもね。もう少し配分を考えていただかぬと、通産省の分もこっちがまとめて言わないかぬことになりますので。  申請件数が三十件程度ということを言っておられるんだと思いますけれども。でしょう、...全文を見る
○麻生国務大臣 普天間飛行場の代替施設の建設に係る経費につきましては、平成二十六年度の当初予算では計上しておりません。  二十六年度に入って既存事業が進捗をして米軍との調整も進んだこと、また、沖縄県が事業推進の条件の一つとして求めておられた外部有識者などから成ります環境監視等委...全文を見る
05月12日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  情報通信技術の急速な進展等、最近における金融を取り巻く環境の変化に対応し、金融機能の強化を...全文を見る
05月13日第190回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今般、平成二十八年熊本地震に対応し必要な財政措置を講ずるため、平成二十八年度補正予算を提出することといたしております。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要について御説明申し上げます。  まず、このたびの地震により亡くなられた方々と御遺族に対し...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 熊本地震復旧等予備費の対象となります地域、経費の範囲についてのお尋ねがあっております。  この予備費は、平成二十八年熊本地震による災害に係る復旧に要する経費その他の災害に係る緊急を要する経費以外には使用しないことといたしております。したがって、熊本県以...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 被災者支援に要する予算についてお尋ねがあっております。  今般の補正予算におきましては、住宅の確保や生活再建支援金の支給など、被災者支援に要する経費として七百八十億円を計上いたしております。  この規模は、応急仮設住宅の提供などについて、現時点で明ら...全文を見る
05月13日第190回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○麻生国務大臣 平成二十八年度補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明をさせていただきます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  今回の補正予算は、平成二十八年熊本地...全文を見る
05月13日第190回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十八年熊本地震に対応し必要な財政措置を講ずるため、平成二十八年度補正予算を提出することといたしました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要について御説明申し上げます。  まず、この度の地震により亡くなられた方々と御遺族に対し、深く哀悼の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 補正予算の総額と熊本地震復旧等予備費の額についてのお尋ねがあっております。  この予備費は、今日午前七時現在、余震だけで一千四百回以上続いておりますという現状におきまして、個別に内容や最終予算額は見込み難いという状況にあります。したがいまして、経費につ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 熊本の復旧復興に対する支援に関するお尋ねがあっております。  財務省といたしましては、四月二十四日の総理指示を踏まえ、熊本地震に一層機動的に対応するため、二十八年度補正予算を編成をいたし、当面の復旧対策に万全を期すことといたしております。その上で、個別...全文を見る
05月13日第190回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十八年度補正予算の大要につきましては、既に、本会議において申し述べたところではありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明をさせていただきます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  今回の補正予算は、平成...全文を見る
05月16日第190回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○麻生国務大臣 自治体がどれだけ負担をという点が一番、坂本先生の益城町を初めいろいろ、あっ、坂本先生は益城町じゃないか……(坂本(哲)委員「大津」と呼ぶ)阿蘇の方でしたね、済みません。そういうところが一番御心配なんだと思いますが、激甚災害の指定を受けておりますので、基本的に八、九...全文を見る
○麻生国務大臣 今答弁があっておりましたけれども、五十七号線につきましては、これは大分と熊本とをつなぐ大動脈でもありますので、阿蘇地域の生活を支える重要な基盤である。坂本先生の住んでおられる地域がそこの地域に当たろうかと思います。  この復旧方法につきましては、今、国土交通大臣...全文を見る
○麻生国務大臣 補足説明させていただきます。  御心配の点は、八、九割行って、残りの一割、二割の分の自治体の負担がどうなるかというところが一番心配ということで聞いておられるんだと思いますが、元利償還金部分の一〇〇%につきましては、これはいわゆる起債を認めますので、元利償還金とし...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、余震がけさ七時現在で一千四百六十回ですかね。本震が終わった後、余震が一千四百六十回、まだ続いておりますので、そういった意味では災害の確定ができないという状況で、倒壊という判断がされなかったものが余震によって倒壊、崩落とは認められなかったものが余震に...全文を見る
○麻生国務大臣 重ねて申し上げると言葉をあれなので、私の方から。  先ほどどなたかの質問にありましたように、激甚災害を指定しておりますので、九割程度の、いわゆる激甚後の地方負担というのは一〇〇%、これは知っていますわね。(松野(頼)委員「裏負担ですね」と呼ぶ)元利償還金の九五%...全文を見る
○麻生国務大臣 税に対する信頼性を欠くというのが一番の問題です。
○麻生国務大臣 租税特別措置につきましては、これまでも何回となく議論されたと思いますが、租税特別措置をやられるに至る経過等々もありますので、一概には申し上げられないのが一点。  また、租税特別措置の効果がもう既に終わっているのではないかというものについては見直しておるというのは...全文を見る
○麻生国務大臣 今回の補正予算におきましては七千七百八十億円ということを今審議をお願いしておりますが、この財源に関しましては、現在出しております九十六兆七千二百十八億円の今年度予算の国債費のいわゆる金利、国債費という勘定科目になっていますけれども、その辺から減額させていただくこと...全文を見る
○麻生国務大臣 野党でありましたので、明確なことを申し上げる立場にないと存じます。
○麻生国務大臣 昔、総務大臣をやっていたのと、今、予算を担当していますので、関係あろうかと思いますので。  これは、全部がわかっている人はそんなにいらっしゃらぬと思いますが、おっしゃっていることは正しいです。  これは実利的にできるかという話で、物理的にできるというところまで...全文を見る
05月17日第190回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(麻生太郎君) 所得税は基本的にありません、ああ、法人税。
○国務大臣(麻生太郎君) どのぐらいの税の減収になっているかというのが全体に捕捉できているわけではないということだと思っておりますが、今こういったのがこのところいろんな形で、我々としては大いに関心を持って見ているところですけれども、今、全体の、ただいまの段階としてどれぐらいという...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、課税逃れというのは、これは税の公平性を損なうという観点から納税者の信頼を揺るがす大きな問題だと思っておりますので、今、BEPSのプロジェクト等々を始めたところでありますけれども、これは日本がリードして、非居住者に係る金融口座の情報等々が正確に、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、現行の税制上でも災害を受けられた方に対しては様々な対応が行われているのはもう御存じのとおりだと思いますんで、例えば所得税とか法人税とか、災害によって一定の資産というものについては、これは損失とかいうものを所得から控除するというふうな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これ、一義的には国土交通省の所管なので、私の方からあれこれ、やられたらどうですかと言うほど人も良くありませんので、まずは向こうの方から上げていただいたら、そのとおり決済させていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) 質問通告をいただいていないですね、この件に関しては。いただいていませんね。だから、していないから、担当が違うと思いますので、私に御指名をいただいて大変光栄ですけど、別の方に。
○国務大臣(麻生太郎君) 知らないわけじゃないんですけど、通告をいただいていなかったのでそう申し上げました。  一万五千戸だと思います。
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもがいただいているのを見ますと、仮設住宅供与数一万五千戸、全壊一万五千棟全ての供与可能と。うち、建設仮設六千三百、うち、みなし仮設八千七百、合計一万五千。間違いないんじゃないですか。
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の対応につきましては、御存じのように、七千七百八十億のものにつきましては、今あります九十六兆七千二百億円のいわゆる国家予算の全ての中の国債費の中からいわゆる金利分等々を引きまして七千七百億を捻出することにいたしております。  予備費、まだ地震が確定...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 熊本県内において被災者の応急的な住まいとして活用できる国家公務員宿舎ということだと思いますが、現在二百戸確保いたしておりまして、熊本県には既に情報の提供をさせていただいております。  また、国家公務員宿舎の活用に向けた所要の手続も今進められておりますが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 個別のまず納税者に対して税務調査を行うかどうかということなんだということをお聞きになりたいんだと思いますが、これは、課税をいたします当局側としては、具体的な対応についてお答えするということは差し控えさせていただきます。  ただ、一般論として申し上げさせ...全文を見る
05月23日第190回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました平成二十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)及び平成二十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)の事後承諾を求めるの件並びに平成二十六年度一般会計国庫債務負担行為総調書(その1)...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この介護につきましては、今資料──別に片付けることないですよ、そこに置いておいた方がいい。これについては、見られたら分かりますように、二〇二五年、いわゆる団塊の世代が全員七十五歳を迎えるということになりますので、超高齢化社会ということが実現することになり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 約九千三百八十九、総投入額九千三百八十九億円の増加になっておりますが、この内容の増加額の多い事項順に申し上げさせていただくと、年金医療介護保険給付費、六千七百五十四億です。次に、社会福祉費が四千五百二十六億増えております。それで、今御指摘のありました生活...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二十六年の三月の参議院の予算委員会におきまして、これは大塚委員の方から、大塚耕平先生の方からだと思いますが、指摘を受けております。  当然、基金につきましては、適正かつ効率的にこれは国費を活用するという観点から、いわゆるPDCA、PDCAサイクルを確立...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 車体課税については、これはもうリーマン・ショックの後だと思いますけれども、税率の引下げとか、私のときもエコカー減税なんていうのもありましたし、いろんな形で減税の創設、拡充といったものをやらせていただいたんだと記憶しますけれども、結果として平成二十年から二...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のその数字というのは、赤の方が二〇になった後ですね、それは。
○国務大臣(麻生太郎君) そうですね。  年間所得が一億円を超えると所得税の負担率は下がるというこの実態につきましては、もう今言われましたように、高額所得になるほど所得というものが給与所得ではなくて、いわゆる譲渡益の割合、株式等々の配当によります利益やら株式を売った利益等々によ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 竹谷先生には、政務官をしておられたときから、この個別事業のフルコスト情報の開示について、これは積極的に取り組まれておられまして、今年の一月の十八日の予算委員会においても御質問をいただきました。その後、今委員から御説明がありましたように、一月の二十九日に平...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたとおり、ケイマン諸島への投資額、これは日銀の国際収支統計によって、二〇一四年度末で直接投資残高二兆三千六百三十七億、証券投資残高六十三兆二千九百四十六億円であると承知をいたしております。  この投資額は外国子会社合算課税の対象となっ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これを分かりやすく説明していただくのを大蔵省じゃなくて共産党から説明していただいて、本当に分かりやすく、財務省にしゃべらすともう更に分からなくなる方が多い、我々の頭では付いていかないところがいっぱいあるんですけれども、物すごく分かりやすく説明しておられた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) こっちも経営者からこの業界に来ましたので、言っている意味が分からぬわけじゃありませんけれども、考え方をきちんとしておかなければいかぬところがまず二つあると思っています。  まず、会計年度というものを、これは憲法とか財政法の規定で、毎会計年度に作成して会...全文を見る
05月24日第190回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今回の骨太の素案の中には、成長と分配の好循環の実現という言葉が、今、中西先生御指摘のとおりにキーワードとして盛り込まれたというように感じますが、この概念は経済成長の成果というものを国、国民全体に行き渡らせるとともに、そうした分配面の取組の強化というものは...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) あのG7の中においては、総理がこの五月の初めのうちに主にヨーロッパ諸国を回っておられて、財政というお話をされておられますが、御存じのように、中西先生、ドイツは財政というものに関しましては、これは憲法だか財政法で決められて出動ができないというルールになって...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) フィデューシャリーデューティー、他人の信頼を得るためには、それを請け負っている人が一定の責任を自分も取らないかぬ。略して、略してというか、英語で今フィデューシャリーデューティーとこの業界じゃ使っている単語なんですけれども、余りふだん使われる言葉ではありま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 他国の発言について正確に趣旨が分かりかねますので、個別にコメントすることはまず基本的に差し控えさせていただきます。  その上で、為替の話ですけれども、私の見解から申し上げれば、二日間で五円上がったり下がったりするというのは、やっぱり相場の方向としては一...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私の発言、こういうのは口先介入というやつの極みみたいなものなんでしょうけれども。  百六円だったものが、一時百五円まで下がっておりましたものが今は百九円ぐらいになっているので、大体それぐらいのところで落ち着いておけばいいとかなんとか言うと、またそれで話...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このビットコイン、いわゆる仮想通貨については、現行の消費税法上はこれは課税の対象となります。  取引業者が受渡しします収受の対価の額にはこれは消費税に相当する額が含まれることになるんですが、御指摘のこのビットコインの消費税免除の検討については、例えば、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) フィンテック、ファイナンシャルテクノロジーということに関しまして、これは間違いなく、まあAI、AIってアーティフィシャルインテリジェンスですか、人工知能等々の優遇というのは、これは間違いなくそういった方向に動いてくることは、私は、趨勢としてはそういう流れ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) マイナス金利、今言われましたように約二か月ということですけど、それを受けた金利の動向というのは、金融機関の収益に与える影響につきましては、これは一概に申し上げることは困難というのはお分かりのところだと存じますが、一般的に申し上げて、貸出金利などの利息収入...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど大久保先生にお答え申し上げた話で全てです。重ねて申し上げた方がよろしいですか。もう一回読むことになると思いますが。  ビットコインと言われるようなものに関して、基本的には、この仮想通貨の譲渡に係る消費税ということに関してはどういったような国が課税...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆるこのパナマペーパーというものに関して国際的な課税逃れが事実であるとするなら、これは課税の公平性というものを考えてみれば、これは公平性を損なうことでもありますし、納税者の信頼というものを揺るがす非常に大きな問題と、これははっきりしているんだと思いま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十四年の税制改正で、今言われましたように、国外の財産調書制度で、今御指摘のありましたように、合計額五千万というのを超える居住者が国外財産の明細、価額等々を提出するということとされておりますのは御存じのとおりであります。  この財産調書は、これスト...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、議員立法で出されておりますのは、五月の十二日に衆議院の財金で通ったんだと思って、今は、参議院で今審議中、これはあした、あさって上げられるんですか。(発言する者あり)あさってですか、上げられる。  いずれにしても、これはまだ審議中ですので何とも申し上...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 金融庁におきましては、四月の十五日の、熊本県内の関係金融機関等に対しまして、いわゆる融資の迅速化とか既存融資に係る返済猶予等々、災害の影響を受けている主に中小企業者への便宜というものを考慮した的確な措置を講ずるよう要請したところであります。  御指摘の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このファイナンシャルテクノロジーということについて、今くっつけてフィンテックという言葉が広まりつつありますけれども、これは利用者保護とか不正の防止という観点というのをよく考えておかないかぬところなんですが、これは日本の今後の経済とか金融とかいうものの発展...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう将来に物すごく大きな影響を及ぼし得るものだと思っておりますし、多分私どもの生きている間に銀行というのはほとんど支店というものが多分なくなってきて、ATMといわゆるスマホが一台あればほとんど事が足りる、それぐらい技術が進むだろうと今言われているん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 西田先生の御指摘の点は、これは金融業界というかグループからいわゆる金融関連IT企業への出資を容易にするというような規制の緩和というときには、いわゆる当局による認可を条件とすることの必要性についてということになろうかと思いますけれども。  御指摘の規制の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 法案の中で、不正利用の防止というこれは国際的な要請というのがありますので、ビットコインの交換業者の、破綻したという例の渋谷のマウントゴックスの話ですけれども、ああいうのを踏まえて、いわゆるマネロンとかテロ資金の供与対策規制という、そういった利用者保護の観...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる法定通貨以外の決済手段というものを不特定の人が使うということを禁止すると、そういう話ですね、簡単に言えば。  利用者の利便性とか経済効率性というところから、これは当事者間の自由意思を尊重するということが望ましいということになるんだと思いますけれ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) BEPSより更に広がっていない名前だと思いますけれども、IFIARと言うんですけど、インターナショナル・フォーラム・オブ、何だったっけな、オーディット・レギュレーションだと思いますけれども、監査監督機関国際フォーラム、通称IFIARという、監査法人の国際...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回のこの法改正で、これはいわゆるファイナンシャルテクノロジーというものが非常に大きく展開を広がっていきますので、これは当然のこととして、進展には同時に環境の変化というものをもたらしますので、そろばんがパソコンに代わったどころの騒ぎじゃないような話になり...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今回の地震が起きたその日に、二時間後には、九州財務局は御存じのように熊本にありますので、ここは完全開放、千人からの人がそこに避難しておりますなんということを知っている人は国会議員はほとんどいませんから、それは宣伝しないからであろうとは思いますが、熊本の人...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、最初の八割の話でありますけれども、これ基本的には、今年度予算九十六兆七千億のうち公共事業関係部門を、通常、大体年度前半に六割というところを、普通、ちょっとというときに七割。八割ということをやりましたのは、麻生内閣で一回、今回が二回と思いますので、二...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、もう全体の流れとしては人口減少、これは地銀で食えない、人口が減り過ぎてとても単体じゃもちませんということになってきている地域があるというのはもう現実問題です。  僕は岩手にちょっと詳しくありませんので、私、九州の方は分かりますけれども、今度、福...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっとこれだけでかい話を短くというのはとても無理があるんですけれども、間違いなく、ITの会社で、今、多分もうしばらくすると、グリーン五〇〇、世界で省エネのコンピューターのランキング、ファイブハンドレッド、毎年六月に出てくるんですけど、多分一番から五番ま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは正直申し上げて、今流れとして増えていくであろうと思っております国と、ちょっと待てという国と多分分かれているんだと思います。  アメリカはニューヨーク以外駄目とか、ヨーロッパでも分かれていますので、いろんな意味で、ちょっと正直、それに消費税掛ける掛...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえて配意してまいります。
05月25日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○麻生国務大臣 金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条に基づき、平成二十六年十月一日以降平成二十七年九月三十日までの期間につき、六カ月ごとを報告対象期間として、その間における破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を、それぞれ、平成二十七年六月二十六日...全文を見る
○麻生国務大臣 これは先生御指摘のとおり、GDPが今五百兆を超えたところまで戻ってきておりますけれども、GDPの中に占めます三大要素は、個人消費、設備投資、政府支出、これが多くの三つ。その中で一番大きいのは個人消費、約六〇%を超えるというところだと認識をいたしております。  こ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは勝俣先生、財金の話か経産省の話か文化庁の話か、いろいろなところに重なってくるところだとは思います。  御指摘のとおり、いわゆる会社は誰のものかという話になったときに、多分、アングロサクソンに聞いたら、ほとんどはまず株主のものと。従業員のものと答える人はほぼ...全文を見る
○麻生国務大臣 この間の仙台のG7でも、勝俣先生、今何が不足しているかといったら、金じゃないんですよ。金は、銀行に限らず皆、一千七百兆の個人金融資産を含めまして、日本の国としての対外純資産も世界一ぐらいのあれなんですが、問題は、金じゃない、需要です。需要がないんだ。この需要を起こ...全文を見る
○麻生国務大臣 たしか二〇〇一年でしたか、ボツワナというアフリカのどこかにある国だと記憶していますけれども、その国の国債より日本の国債の格付が下がった。ふざけた話があったので、時の財務官か国際局長か忘れましたけれども、黒田東彦という人が当時いまして、死んだわけじゃないですよ、その...全文を見る
○麻生国務大臣 これまでの消費の低迷の要因については、今、内閣府の説明もありましたけれども、現在の経済状況というのを見ますと、御存じのように、企業収益は過去最高ということはもうはっきりしていますし、雇用者報酬も、実質で見ても前期比一・三、前年同期比で二・七ということになっています...全文を見る
○麻生国務大臣 G7におきましては、午前のこの委員会でも話が出ていましたけれども、海外から、スタンダード・アンド・プアーズとかフィッチとか、余り信用できるかどうかは別にして、こういった数字を出す業界の中において日本の国債というものが下がっている大きな理由の一つが、やはり財務比率が...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもは、日本政府としてこれをずっと申し上げ続けてきておるので、国際公約ととるかどうかは別にして、私どもとしては、こういったものをきちんとやらせていただくということを申し上げ続けてきておるところであります。
○麻生国務大臣 これは基本的に前原先生、私どももこの三年間の間、財政というもので言わせていただければ、機動的な財政というものを二本目の矢ということで最初から申し上げてきておりますが、結果として今年度の予算につきましても、九十七兆というので戦後一番大きなものになっております。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 極めてまともな話ですよ。  こういう話ができると非常にいいんだと思いますけれども、何となく、テレビやらマイクが入ると興奮ぎみで皆さんしゃべられる中で、我々はやはりすれているんですかね。何か長いこといると、普通の話ができるようになったのは、我々、この社会に長くいた...全文を見る
○麻生国務大臣 質問通告がなかったので全くの勘ですけれども、総会屋対策もあったわね、一時期は。忘れているよ、みんな。あれが一番大きな理由だったんじゃないですかね。だから、総会屋が一社に全部来られるということになると、全部そこでやると当然のこととしてという話やら何やら、あの時代は、...全文を見る
○麻生国務大臣 昔、似たようなことを考えたことがありますので、言っている意味は私にもよくわかるんです。  これは、金融商品取引法、取引所規則、会社法等々、いわゆる開示制度というのが幾つかあるんですが、株主とか投資家への十分な情報開示の確保というので金商法の開示、それから、タイム...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、この種の話は相手側がどう言ったとかいう話は一切外に出せないことになっておりますので、具体的なやりとりについてはお答えを差し控えさせていただきます。  常日ごろから、これは各国との財政政策というものを担当している主に財務大臣等々と意見を交換する中で...全文を見る
○麻生国務大臣 私どもとしては、基本的に、今世界じゅうで何が足りないかといえば、金ではありません。金は余っておるんであって、むしろ需要がない。需要を喚起するというのが最大の問題、これは各国全部一致しております。  したがいまして、それに対応するのにどうしていくか。需要をつくって...全文を見る
○麻生国務大臣 経済がどんどん国際的になってまいりますので、国境を越えていろいろな金が動くというのに対応して、適正、公平な課税というものをやっていくというためには、まずは、租税条約というのを結んでいない国もありますので、二国間で租税条約を結んだ上で情報交換を積極的に実施する、まず...全文を見る
○麻生国務大臣 これは今宮本先生おっしゃるとおり、租税回避に対する国民の関心はパナマペーパーのおかげですかね。BEPSなんて言ったって全然関心を持ちませんでしたものね、みんな、ついこの間まで。持っていただいた方は本当に数名の方だったと記憶しますけれども。あのパナマ文書のおかげでえ...全文を見る
○麻生国務大臣 各国の法人税の引き下げ競争というのが、際限なくやっているということを続けると、これは各国とも財政が立ち行かなくなりかねぬという基本的な問題意識というのは共感するところです。  この問題意識というのを背景にこれまで、軽減競争というのは避けて、少なくとも協調して税制...全文を見る
○麻生国務大臣 時間もないので、延々と私にその種の話を聞きたいと言うんだったら、一杯飲ませていただいたときにでも話さないわけではありませんが。  少なくとも、今のような新しい技術というものの進歩に伴って全然別の消費が進む、そして、それによって新しい需要が生まれる等々の面、こうい...全文を見る
09月26日第192回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) さきに閣議決定いたしました未来への投資を実現する経済対策を受けて、今般、平成二十八年度第二次補正予算を提出することといたしました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要につきまして御説明を申し上げます。  日本経済につきましては、安倍内閣におけ...全文を見る
09月26日第192回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) さきに閣議決定をいたしております未来への投資を実現する経済対策を受けて、今般、平成二十八年度第二次補正予算を提出することと相なりました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要につきまして御説明をさせていただきます。  日本経済につきましては、安...全文を見る
09月27日第192回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 配偶者控除の見直しを含みます所得税改革についてのお尋ねがあっております。  配偶者控除につきましては、配偶者の就労を抑制する効果があるとの指摘があります一方、家族の助け合いや家庭における子育てに対する配偶者の貢献を積極的に評価すべきとの御指摘もあります...全文を見る
09月29日第192回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○麻生国務大臣 平成二十八年度第二次補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところではありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明をさせていただきます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  本補正予算につきましては、総...全文を見る
09月29日第192回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) 消費税率引上げ延期の効果についてのお尋ねがあっております。  現下の日本経済は、雇用・所得環境が大きく改善するなど、確実に経済再生に向けた成果が現れつつあると存じます。他方、個人消費は力強さを欠く状況にあります。世界経済は、新興国経済の陰りなど需要の低...全文を見る
09月30日第192回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○麻生国務大臣 御存じのように、今回の資産のデフレーションによって長く続いたこの資産デフレ不況というものにつきましては、これを完全に脱却し、しっかりとした成長に導いていく。デフレから脱却ということになりますけれども、またもとに戻らないという保証はありませんので、デフレ不況が問題な...全文を見る
○麻生国務大臣 多様な働き方に中立的な税制の構築ということにつきましては、これは総理の方からも指示のあった重要な課題と考えております。  まず、御指摘のありました配偶者控除については、配偶者の就労を抑制している、百三万とか百三十万とか、いろいろの例がありますけれども、そういった...全文を見る
○麻生国務大臣 有利子の奨学金については、ニッポン一億総活躍プランにおきまして、現在の低金利、超低金利の恩恵を生かして、しっかり行き渡るように制度の拡充を図るということにしております。  今回の、未来への投資を実現する経済政策におきまして、財政投融資の貸付利率というものの下限を...全文を見る
○麻生国務大臣 今の、公共事業の話をしておられるんだと思いますけれども、私どもとしては、今、公共事業関係というものが非常に大きな曲がり角に来ておりますのは、お近くに住んでおられるのであれですけれども、首都高というようなものを考えますと、これはもう耐用年数としてはかなり厳しいものに...全文を見る
○麻生国務大臣 主に基金についてですので、基金につきましては、御存じのように、毎年、予算編成に当たりまして、基金方式による実施が真に必要かどうかというのをいろいろ個別に精査した上で予算計上をしております。  その上で、一旦予算計上した後も、経済情勢の変化等々でいろいろ予見できな...全文を見る
○麻生国務大臣 済みません、時間がないので私の方から手短に。  益金不算入という話と重なった話だと思いますので、またその先を越すようで恐縮ですけれども。そういった意味で、個人の場合も、いわゆる税金の、一億円のところにある配当という話は間違いなく事実です。そう思いますけれども、そ...全文を見る
10月04日第192回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○麻生国務大臣 計画を読まれた上で質問しておられるんだと存じますが、これは、平成二十三年の交通政策審議会の答申の中で、JR東海が収益力の高い東海道新幹線と一体的に経営を行うということで、経営の安定性を確保しながら事業を遂行できると確認されておるところであります。  ちなみに、J...全文を見る
○麻生国務大臣 財政制度審議会、その中の財政投融資分科会からの意見聴取も踏まえた編成作業を経て閣議に提出されておりますが、今回のリニア中央新幹線への貸し付けにつきましては、未来への投資を実現する経済対策を踏まえて、私どもが同様の手続を経て編成を行ったところであります。  今回の...全文を見る
○麻生国務大臣 財務省といたしましては、私どもは技術屋ではありませんので、私どもはお金をお貸しする、財政投融資というお金を、税金というものをやるんです。民業の補完性、償還の確実性、そして政策的必要性と三つが根本です。その三つが全てですから、私どもは、九兆三百億とたしか記憶いたしま...全文を見る
○麻生国務大臣 時間がないから静かにするように委員長に注意してもらいますから。はい、静かになりました。ありがとうございました。  私どもとしては九兆円という予算を頂戴しておりますので、そのいただいたものに基づいて、我々としてはいわゆる償還の確実性というものが、先ほど申し上げた数...全文を見る
10月05日第192回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十八年度第二次補正予算の大要につきましては、既に、本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明させていただきます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  本補正予算につきまし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今、配偶者の控除につきましてはいろいろな意見が政府税調、また与党の中でもいろいろなされておりまして、いろいろな意見の中の一つに夫婦控除もあるということに御理解いただければと存じます。
○国務大臣(麻生太郎君) 質問通告は一切来ていないということを前提にしてお答えいたします。(発言する者あり)質問通告は来ていないということを前提に御答弁申し上げます。  私どもとしては、そういった事態をあらかじめ、予算を、予算というものは、予備費とかいろんな形で、私どもとしては...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これも通告があっておりませんので、私の記憶だけで申し上げるのは甚だ危ないと思いますので、こういった例が過去にあるかどうかは次の機会までによく調べた上で御返事申し上げます。
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる百三万とよく言われるんですけれども、配偶者の給与収入というものが百三万円を超えましても、百四十一万円まではいわゆる世帯の手取りが逆転するということがないようにという、配偶者控除に代えて配偶者特別控除というものが適用されていると。知らない人の方が多...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 間違いなく生産性が上がらないと給与は払えない。経営者の立場に立てば当然です。したがって、生産性が上がらないと利益が出ませんので、その意味においては間違いなく、企業はこの三年間を見ましても経常利益は間違いなく増えております。  その中から、普通ですと給与...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 間違いありません。  二十一兆円、地方税、中央というか国税、地方税突っ込みで、二つ足して二十一兆円ですけど、そのうち九兆円が消費税と思っていただければいいと思います。残り十五兆円が、いわゆる法人税、所得税等々の増収分です。
○国務大臣(麻生太郎君) まず、財投の資金はこれは税金ではありません。これは、財投は、財投として資金を調達するわけです。調達に掛かりますコスト、簡単に言えば金利ですけれども、その金利が、財投によって得た資金によってしかるべきものに投資をする、今の石油の話もそうでしょう、リニアの話...全文を見る
10月06日第192回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 小池先生の御指摘の、あれは昨年の財政制度審議会、いわゆる財政審における財務省の提案の話だと思いますが、改革工程表を政府部内で検討をさせていただいております段階で、財政審での議論の土台として財政の当局の方から提出をさせて行ったものであります。  この提案...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 要介護保険について、いわゆる介護保険につきましては、今後、いわゆる超高齢化社会というものを迎えることになりますので、給付のいわゆる費用の大幅な伸びというものは、これは避けて通れないところだと思っております。したがいまして、いかに今あります制度を維持してい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 改革工程表において、かかりつけ医、かかりつけの医者以外を受診した場合の受診時定額負担の導入につきましては年末までに結論を得ることとされております。過日の財政審では、財政当局としては考え得るという一つの案を提案をさせていただいたところであります。  具体...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 私どもは財政を預かる立場ですから、私どもの立場としていろいろなことをやっていくのは当然のことなのであって、その話を財務省と厚生省との間で年末にかけていろいろ審議をしていく、毎年のことでありますけれども、私どもとしてはきっちりやらせていただいております。
○国務大臣(麻生太郎君) これは五月の仙台の話ですけれども、この対応によって国際経済というものの不安定性というものがもたらされると、通貨切下げですよ、通貨切下げによって不安定性というものが醸し出される、そういったものを回避すべきという認識はこれまでも共有されていたと思っております...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ギリシャと同じという話は昔もどこかの政党の党首にあられた方が言っておられたような記憶があるんですけれども、ギリシャと日本とまず一番違うところは、自国通貨で国債を発行しておりまして、自国の通貨、すなわち円で発行しておりまして、外国人の買っておられる比率は約...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) このまま終わりますと、いかにもハイパーインフレが起こりそうなままの話だけ植え付けられてやられるのは甚だ世の中を惑わせますので。  明治維新のときの西南戦争のときも、また今回の第二次世界大戦の後の、あれはハイパーではありませんけれども、インフレ率一八〇%...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 受動喫煙によります肺がんのリスクについては、厚生労働大臣からの説明に加えまして、たばこ事業を所管いたします財務大臣としても一言発言をする機会を与えていただきましたが、財政制度審議会、いわゆるたばこ事業分科会において平成十五年のたばこ製品の注意文言記載の見...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは中山先生よく御存じのとおりなんで、災害復旧については今回の補正予算の中におきましても二千九百七十九億円を追加をさせていただいておりますので、熊本地震とか先般の東北、北海道の台風等々につきましてもしっかりと対応させていただいております。  このほか...全文を見る
10月11日第192回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) この話は、知っておられる方はもう十分知っておられるんですけれども、知っておられない方が多いので、こういった質問をいただいたので、このテレビを北海道の被災者の方がどれくらい見ておられるかは存じませんが、少なくともそういった見られた方々で伝えていただければと...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的には、今、世耕大臣の答弁と内容はほぼ同じであります。  一番問題は、やっぱり、最近ではリーマン・ブラザーズ、東日本大震災のときに民間金融機関に対していろいろ支援を要請したけど、応じたところはゼロです。もし政府系金融機関がなかったらどのようなことに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 一兆五千億です。
○国務大臣(麻生太郎君) まだ予算編成作業中でありますので、今の段階でお答えすることはできません。
○国務大臣(麻生太郎君) リーマン・ショックのときの日本政策金融公庫に六兆五千億の財投等追加を行っております。
○国務大臣(麻生太郎君) 東日本大震災のときは、今ここのところにちょっと資料がありませんので、よく調べて御返事申し上げます。
○国務大臣(麻生太郎君) 二兆五千億円と言われておりますが、これによって経済波及効果は、八年間分の財政の前倒し等々の波及効果は極めて大きいと思っておりますし、私どもは、先ほど石井大臣が申し上げましたように、これは金を、税金を集めるのではなくていわゆる融資をするわけですから、当然そ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今私どもの国債の金利、十年物国債、三十年据置き、十年間返済、トータル四十年、四十年ですから、今〇・〇幾つ、その日によって違いますので分かりませんけれども。
10月12日第192回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○麻生国務大臣 御存じのように、人口が減少いたしております。なかんずく地方においては人口が減ってきておるという状況にありましては、当然のこととして、地銀、第二地銀、信用金庫等々の地方銀行のビジネスモデルは変わっていかざるを得ないということだと思っております。  また、企業が求め...全文を見る
10月13日第192回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) これは竹谷先生もう御存じのとおりですが、寡婦控除は、これは夫との死別とか離婚等々、家族の生計を支えていかなければならないという人に対して税制上の配慮を行うものでありますから、まあ簡単に言えば未婚の母には適用されていないと、まずこれが第一なんだと思いますが...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のように、お酒というものは最低生産数量というのが十キロリットルでしたかね、たしかそういう具合に決められているはずだと思いますが、お酒をいただくと酒税もいただく関係もございまして、これはなかなかいろいろあるんですけれども、いずれにいたしましても、内閣...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的なところが少し、インプットが少し違っておられるんだと思いますが、今般の経済対策においていわゆる総額約三兆円という、リニアに対してのいわゆる貸付総額約三兆円というのを考えておりまして、一・五兆円は二十八年度の補正において貸し付けることといたしておりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて申し上げますが、調達金利が固定されておりますので、三十年債も四十年債も金利がどうたらって変わるということはないという前提でちょっと話を聞いておいていただかないと話が、何となく逆転するかのごとき話を、話をあおらんどいてください。  財政投融資につき...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) あの品川―名古屋間の工事計画の認可に際しましては、これは国交省において工事費の内容や考え方について確認し、妥当であると判断をしておられるということだと思っております。  また、現時点において工事費の増加が予想される状況が生じているというのは聞いておりま...全文を見る
10月17日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○麻生国務大臣 あります。
10月18日第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○麻生国務大臣 財務大臣兼金融担当大臣の麻生太郎であります。  本委員会の開催に当たり、一言御挨拶をさせていただきます。  日本経済につきましては、安倍内閣におけるこれまでの取り組みによって、雇用・所得環境が大きく改善するなど、確実に成果が生まれてきております。  しかしな...全文を見る
10月18日第192回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明させていただきます。  世界経済の不透明感が増す中、新たな危機に陥ることを回避するため、あらゆる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税率引き上げの延期の理由についてのお尋ね等、五問頂戴しました。  新興国経済の陰りなど、世界経済がさまざまなリスクに直面し、日本経済も個人消費に力強さを欠いた状況にあります。  このような中、経済再生、デフレ不況からの脱却に向けた取り組みに万全を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 木内先生から六問頂戴をいたしております。  消費税率引き上げ延期の判断についてのお尋ねがありました。  現下の日本経済は、雇用・所得環境が大きく改善するなど、確実に経済再生に向けた成果があらわれております。  他方、個人消費は力強さを欠く状況にある...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 宮本先生から十問いただいております。  消費税率引き上げについてのお尋ねがありました。  安倍内閣において、平成二十六年四月に消費税率を八%に引き上げましたが、三本の矢等の政策により、有効求人倍率は二十四年ぶりの高水準となり、また、三年連続して賃上げ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 吉田議員から三問頂戴をいたしております。  消費税率引き上げの時期等についてのお尋ねがあっております。  消費税率の一〇%への引き上げは、国民の安心を支えます社会保障制度を次世代に引き渡す責任を果たすとともに、市場や国際社会からの国の信認を確保するた...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税軽減税率制度の財源確保についてのお尋ねがあっております。  軽減税率制度の財源確保につきましては、平成二十八年度の税制改正法におきまして、歳入及び歳出における法制上の措置を講ずることにより、安定的な恒久財源を確保すると明記したところであります。 ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税の引き上げや滞納についてのお尋ねがあっております。  安倍内閣におきまして、平成二十六年四月に消費税率を八%に引き上げましたが、三本の矢の政策等々により、有効求人倍率は二十四年ぶりに高水準となっております。また、三年連続で賃上げが行われるなど、雇...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税の地方税化についてのお尋ねがあっております。  消費税は、社会保障と税の一体改革において、引き上げ分の税収については、全額社会保障財源化されるとともに、年金、医療、介護、子育てといった社会保障における役割分担に応じて国と地方にそれぞれ配分すること...全文を見る
10月18日第192回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 財務大臣兼金融担当大臣の麻生太郎であります。  本委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げさせていただきたいと存じます。  日本経済につきましては、安倍内閣におけるこれまでの取組によりまして、雇用・所得環境が大きく改善するなど、確実に成果が生まれて...全文を見る
10月19日第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○麻生国務大臣 政権交代後かれこれ四年ということになろうかと存じますが、経済の好循環が始まっていることは、これは間違いなく、学校を出た人が百人、昔は八十何社からしか求人広告がなかったものが今百三十七社までふえてきている等々が一つの例ですけれども、有効求人倍率の数字を申し上げればそ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘ありましたように、基本的に日本の人口構成というものを考えたときにおいて、今後とも勤労者の所得に対する税に頼るという所得税に偏ったものではなくて、高齢者等々、広く薄く消費税を頂戴することによって社会福祉関係も広く薄くということをきちっと行き渡るようにしていかな...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のとおり、これは今から人口が減っていくという前提に立ちましたときには、少なくとも、地方銀行の中において、対象とされる県民の数の絶対量が減るということを意味しておろうと思っております。  したがいまして、金融制度というものを考えたら、金融機関のあり方として、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは浜地先生、経済というのは基本的に生き物ですから、今から約一年の間に、例えばイギリスがブレグジットというのをやると言って本当にやるんですか、議会で否決されたらどうされるんですと言うと、イギリス人でもみんな黙る。また、中国の上海の暴落が去年の十月ですけれども、こ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは全体として、ヨーロッパとかアジアとかそういうのじゃなくて、全体として、緩やかではあるけれども回復しているという現状認識というのは現在も変わらないと思っております。  しかし、リスク要因としては、減速が続き始めました中国経済というものを見ましたときやら、それ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは浜地さん、昔、例がありまして、税抜きか総額かというのは、最初に消費税が導入されたときにすごい騒ぎだった。自民党の税制調査会の中でえらい騒ぎになって、税抜きに、別々にしろという方の方が陳情が多かったと思います。  忘れもしませんが、失礼ですけれども、ビール、...全文を見る
10月21日第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○麻生国務大臣 もともと中国語だと思いますので、三国志とか司馬遷の史記とか、春秋、戦国策という本を読みますと、あの時代にそれぞれ宰相と言われる人たちと、丞相とか、いろいろな表現が中国語でもありますけれども、やはり、なまじの総理大臣じゃなくて、後世、しかとした歴史を残したような人が...全文を見る
○麻生国務大臣 衆議院の任期は残り一年ということで、当時、福田康夫内閣で、私はそれまで、二〇〇一年からおまわりさんがついているという保護観察みたいな生活をずっとやらされておりましたのですが、福田内閣のときはちょっと趣旨が合いませんでしたので、いろいろな御要請をいただきましたけれど...全文を見る
○麻生国務大臣 社会保障と税の一体改革に関します、あのときは民主党の提案によります三党合意というのは、これはやはり伴野先生、先進国の中では世界に誇れる、民主主義の成熟度合いを示したものとしては極めて高い評価を後世得られるものだと確信しています。ほかの国じゃこれはできないわけですか...全文を見る
○麻生国務大臣 この資料の右側のところの部分というのは、伴野先生、これは間違いなく一見に値する大事なところなので、こういうのがないと民主主義とかいうものは成り立ちませんで、ここは、共産主義でもなきゃ全体主義でもない、こういうのが自由に出せるところがいいところだと思いますので、私ど...全文を見る
○麻生国務大臣 これは伴野さん、もうちょっと時間がたって、私が死んだかくたばったぐらいのところでないとなかなか出てこないところだと思っておりますけれども、基本的には党内でいろいろ意見が分かれたんだと思っております。私は消費税を上げるべきと思っておりましたし、国際社会とかマーケット...全文を見る
○麻生国務大臣 最初にこの話が出たときに、これはえらい面倒くさいよと言ったおかげで、その面倒くさいという言い方がけしからぬといって、前原さんじゃなかったけれども、いろいろな人にえらいその言葉尻をつかまえて言われたんだけれども、後でその方から、いやあ、あれは本当に面倒くさいんですね...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるように、冒頭に申し上げましたように、昔、十万円あったら六千円貯金する、大体六%ぐらいの貯金というのがよく言われたときがありました。  現実問題、今、一般の家計は、生活費を賄うということで、一般という切り方が難しいんですけれども、よく言われる一般という言...全文を見る
○麻生国務大臣 鷲尾先生、これはアメリカ人と日本人との考え方の違いもあるんだと思いますけれども、まず、基本的に日本は貯蓄型、もうはっきりしていると思います。昔から貯蓄。貯蓄は美徳ということになっていますから。昔は、まずは、十万円稼いだら六千円から七千円は貯金、大体そういう傾向にな...全文を見る
○麻生国務大臣 住専というのを覚えておられますか。あの住専に始まったぐらいだったと思うんですが、多分バブルは、一九八九年十二月二十九日でしたか、三万八千九百十五円つけたのが株の最高だったんですが、九〇年、九一年とまだ土地の方は上がっておりまして、九二年からぼんと下がってきて、土地...全文を見る
○麻生国務大臣 鷲尾先生、この国で一番難しいのは、発表する数字がなかなかリライアブルか、信用できるかというのが、IMF、世界銀行、どこでも皆同じ話で、ここの発表する数字が、実際、六・七とか七・五とか八・〇とかいろいろ言っているこの数字は本当かと。大体、十三億の民のGDPを翌月発表...全文を見る
○麻生国務大臣 ビールというのは、御存じのように、輸入した最初から外国の酒として入ってきていることもこれありで、税金が高いんですよ。これを外税なんかでやったらまず飲む人はいないと思うね。これは内税だからみんな黙って飲んでいるんだ。外税なんかだったら、あほらしくて飲んでいられるかと...全文を見る
○麻生国務大臣 東京在宅福祉・介護フォーラム実行委員会というのは、これは都内にあります介護保険業者とか在宅福祉サービスの団体等の関係者で構成されておりますいわゆるフォーラムの実施主体なんですが、その御指摘の東京在宅福祉・介護フォーラム実行委員会からは、要介護一、二の方に対する給付...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の資料というのは、改革工程表の中において本年度末までに検討事項とされております介護保険の利用者負担のあり方に関する財政制度審議会におけます議論の土台として、財政当局の立場からの提案を行ったものであります。  介護保険につきましては、今後も高齢化に伴います給...全文を見る
○麻生国務大臣 繰り返しになりますけれども、御指摘の提案というのは、財政制度審議会における議論の土台として、財政当局の立場からの提案を行ったものであります。  軽度者の負担割合の引き上げに関する提案というのは、大きなリスクは共助、公助、小さなリスクは自助という基本的な考え方に基...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども答弁しましたけれども、いわゆる財政制度審議会において、議論の土台として、財政当局の立場からの提案というのを記載したものなんですが、この介護保険については、今後、超高齢化社会というのを日本は迎えていくんですが、給付費の大幅な伸びが見込まれる中でいかにこの制度...全文を見る
○麻生国務大臣 介護保険の公費負担というものにつきましては、これは平成二十四年度の総選挙において、自民党の政権公約も踏まえて、安定財源である消費税率引き上げ、五から八%による増収分を活用した社会保障の充実の一環として、介護給付の五〇%の公費負担とは別枠で、平成二十七年四月から低所...全文を見る
○麻生国務大臣 防衛関係予算については、御存じのように、中期防衛力整備計画におきまして、五年間の予算の総額が二十三兆九千七百億円と想定をされておりますのは御存じのとおりでありまして、この予算に沿って予算編成を行ってきております。  なお、その際、中期防衛力整備計画で定める予算の...全文を見る
○麻生国務大臣 これは六月でしたかね、六月の会見において総理が言われたように、現時点でリーマン・ショック級の事態や大震災は発生しておりませんので、新たな危機という事態が起こりつつあるということではないということははっきりしていると思っております。  今回、消費税の引き上げの延期...全文を見る
○麻生国務大臣 この四年弱の間で、間違いなく、企業というものを見た場合においては、数字において経常利益では最高ということになりましたし、また、よく言われる、就職で言わせていただくと、学生が百人出れば、前の内閣のときは八十一社ぐらいしか求人広告が来なかったけれども、今は百三十七社か...全文を見る
10月26日第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○麻生国務大臣 ただいま議題となりました社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  世界経済の不透明感が増す中、新たな危機に陥ることを回...全文を見る
○麻生国務大臣 これは村井先生御指摘のとおりでして、社会保障制度については、これは年齢ではなくて、負担能力に応じていわゆる公平に負担を分かち合うという制度にしていくということは、これは、社会保障という制度並びに財政そのものの持続可能性というものをきちんとしたものにしていくことと、...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう伊藤先生御指摘のとおり、与野党が合意してこの種の増税法案を議会で通したというのは、先進七カ国の中でも他に余り例がありませんので、日本という国の民主主義制度の成熟度を示すものとしては各国からはかなりの称賛というか、驚嘆の的の対象になったという経緯があります...全文を見る
○麻生国務大臣 CSTI、カウンシル・フォー・サイエンス・テクノロジー・アンド・イノベーションを略して今はCSTIと呼んでおる、科学技術基本の中の司令塔になっておるんですが、この政府研究開発投資において科学技術基本計画というのを立てておりまして、その中で、経済・財政再生計画との整...全文を見る
○麻生国務大臣 これは現下の経済情勢というのを見ていただいたらおわかりのとおり、有効求人倍率というのを見ますと、これは間違いなくかつての〇・八二から一・三七、ということは、百人の学生が出れば、昔は八十一社から求人広告を出したのが今は百三十七社からの求人広告が来る。簡単に言えばそれ...全文を見る
○麻生国務大臣 我々としては、基本的には、申し上げていることに何ら矛盾はないと考えております。  今、一番申し上げておりますのは、やはり、伊勢志摩サミットにおいて全員でこの点についてはかなりの合意が見られた点、また、ブレグジットというような話は、イギリスの世論調査を見ましても、...全文を見る
○麻生国務大臣 当然のこととして、一〇%というものの値上げということができないということになりましたので、結果として、私どもとしては、お約束をしていたかなりな部分が全部が全部できないということだけははっきりしております。  したがいまして、我々としては、その中でできる範囲の中で...全文を見る
○麻生国務大臣 この種の、消費税というような話を考えるときには、個人消費に限らず、世界経済、ありとあらゆるものを考えた上での総合判断なのであって、個人消費もその中の重要なものの一つだと思っております。  今言われたように、内部留保がたまっているのは確かです。三年間で、二十五兆、...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、目標としてこれをきちんと、いわゆるプライマリーバランスのチャラという話も、今、二〇二〇年と言っていましたけれども、二〇一五年度で半減と言ったときも、あのころも皆さん方はあり得ないと言っていたじゃないですか、我々も言っていたけれども。けれども、結果的には半分...全文を見る
○麻生国務大臣 これは木内先生御指摘のとおり、日本の場合は個人消費が五八・〇ですかね、アメリカの場合が六八・幾つだった。六割と七割という表現は大体当たっているんだと思います。  日本経済の場合は、所得環境を中心に大きくこの四年間で改善はしておりますけれども、力強さが個人消費には...全文を見る
○麻生国務大臣 社会保障の充実につきましては、これは給付と負担のバランスということを考えれば、消費税率の一〇%引き上げというのを延期する以上は、全てできるということはありません。当然のことだと思いますので。ただ、赤字国債を財源として社会保障の充実を穴埋めするというつもりもありませ...全文を見る
○麻生国務大臣 NTTとたばこと両方あったんですが、電話サービスというもの、これは、公平、適切、安全にきちんと提供するというのは、これは間違いなく公共的役割ということがあろうと思いますので、これとJR九州と一緒にするのはちょっといかがなものかということだという感じが率直な感じです...全文を見る
10月27日第192回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○国務大臣(麻生太郎君) 質問通告を受けておりません、たしか私の記憶では。質問通告が出されていないという前提で答弁をさせていただきますが、私どもは日本銀行との間で連携を密にしてやってまいりたいと考えております。
○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたとおり、ファイナンシャルテクノロジーというものの急激な進歩によって、少なくともこのフィンテックという関連する企業に対する投資、これは設備投資じゃありませんよ、いわゆる投資が拡大しております一方、日本でもそうした、いわゆるそういったものに...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 三年、四年近く前に金融庁の大臣を拝命したときに、選挙終わって、十二月でしたので、一月の四日だったかな、今でも覚えていますけれども、金融処分庁と言われて何年になりますと、この役所は。できて何年なんだね、ここはと。  できた当時は、御存じのように、二〇〇〇...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この基礎研究の話というのは、これは極めて大事であって、多くの国々の中で、我々の近くの隣国の中でも、結構経済的には大きな国でまだノーベル賞が出ていない国が幾つあるかと、御存じのとおりです。したがって、我々としては、三年連続こういったノーベル賞、平和賞とかい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この研究開発税制については、これはもう政府税制調査会の提言も踏まえて、昨年でしたか一昨年でしたか、平成二十七年度の税制改正において、これはいわゆる御指摘のあった総額型の税額控除限度というのを法人税額の三〇%となっておりましたものを見直させていただいて、一...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 償還ルールです。  六十年の償還ルールというものは、これは建設公債の発行により造り出される資産というものが国民経済の発展、向上に役立っているということから、見合いとなる資産が平均的な効用を発揮し得る期間を目安として減債期間を六十年と定められたものだと伺...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) IFIARより星のの話を先にするところが新聞記者らしくていいね、そう思いましたよ。ほとんどの人は、星のの話知っている人ここにいないと思うよ。この後ろに座っている役人なんかほとんど知らない。大したものだよね、あれは。なかなかのアイデアでしたよ、あれは。それ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっといろいろ言っておられる話が二つ三つ重なっているんですが、まず、法人実効税率につきましては、御存じのように、これは平成二十七、二十八年度の税制改正において、一応国際的には遜色がないと言われております二〇%後半のところというものになりまして、そうする...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今から例えば、徳茂さんがおられたところで信州中野、どんどん人口減りますよ。湯田中やら何やら、温泉なんか見ていたって間違いなく減っていっていますものね、人は。そういったところ、あの辺を見ていても分かりますけれども、こういった環境というのはもっと厳しくなりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二〇〇八年は、いわゆるサブプライムローンという怪しげな金融派生商品が世界中に売りまくられて、結果として、その売った元の元だったリーマン・ブラザーズという昔からの会社が破綻した。その結果、世界中から金を、そのサブプライムを買っていた、その商品を買っていた世...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと、これはきちんと説明せぬと話が込み入っちゃうんだと思うんですが。  今の話は、簡単にその日経ビジネス、日経ビジネスじゃない、何だったっけ、今、東洋経済……(発言する者あり)だから今、何だかが、その話をされましたけれども、早い話が日銀と政府のBS...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはなかなか簡単な話じゃありませんよ。金融庁というのは、これは御存じのように、いわゆる九七年の騒ぎ、今、アジア通貨危機と言うんですかね、あのときのことを。正確にはアジア通貨危機と今呼んでいるのが多いんだと思いますが、金融危機、その前の住専の話、金融国会...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、先生、まさにこれこそいわゆる資産のデフレーションに伴う不況。多分、一九四五年以来七十一年間で、世界百九十三か国で初めて起きたいわゆるデフレーション、正確には資産のデフレ。例えば、株が三万八千九百円が御存じのように七千円台まで落ち、六大市街化地域の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、この資料の中で公共事業関係費の推移という紙がここに出ておりますけれども、これ見ますと、青で前年度比が増えておりますのは、これは小渕内閣以来麻生内閣のとき一回しか増えておらぬというのは、この数字上ではそういうことに、平成二十一年というのはそういう数...全文を見る
10月28日第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○麻生国務大臣 総裁も答えられておりますとおり、日本銀行の一連の金融政策は、これは四年前の日本銀行との共同声明によって、物価目標というものを二%というのがいわゆる目標であって、その他のものはそれに当たっての手段ですので、私どもとしては、今行われている一連の長短金利操作つき量的・質...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、現下の経済情勢を見ますと、きょうも有効求人倍率が一つ上がったと思いますが、一・三八に上がったのかな、いずれにいたしても、百人の学生が卒業すると、この間までは八十一社とか二社からの求人広告が今では百三十七社からの求人広告があるというのは、景気がよくな...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、政府としては、一〇%への引き上げを延期することとさせていただきましたし、事実、二〇二〇年度のプライマリーバランスの黒字化は堅持する、実現するんだという財政健全化目標はそのまま堅持をいたしておりますので、その実現というものを損なうことがないように、今...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも、一九九二年からバブルが崩壊したと多分もうしばらくすると歴史家が書くんだと思いますけれども、これ以後、今日まで二十数年間続いたいわゆるデフレーション、正確には資産のデフレに伴いますデフレーションによる不況というものの影響というのは、極めて長く経営者のマイ...全文を見る
○麻生国務大臣 社会保障の充実の優先順位という話ですけれども、これは予算編成を今からやってまいりますので、その過程の中においてこれは厚生労働省とよく議論をしていくことになっていくんだと思いますが、現時点で何らかの基準を既に決めているというわけではありません。  また、アベノミク...全文を見る
○麻生国務大臣 今般の消費税率一〇%というものの話ですけれども、これは基本的には、国民の安心を支える社会保障制度というものをきちんと次世代に引き渡していく責任というものを果たすということが一点。  また、市場とか国際社会からの国の信認というものを確保する必要がありますので、そう...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初の方から。  法人税法及び所得税法上の話ということで、株式会社や事業を行う個人には、適正な申告を確保する観点から、領収書を含めた帳簿書類の保存義務が設けられている。もうこれは御存じのとおりです。その要件については特段の定めというのはないんですが、一般的に...全文を見る
○麻生国務大臣 税務上、損金また必要経費となるかどうかについては、その支出の事業との関連性とかその支出の目的とか、そういうのを踏まえて判断するということなんだと承知しますが、仮に、御質問のような、白紙に金額というのを書き込んだ領収書が保存されていたとしても、その領収書に記載された...全文を見る
○麻生国務大臣 これは現状において法律的に言っている話であって、私の個人的見解を述べてもどうにもなりませんので。少なくとも法律としては今申し上げたとおりということに御理解いただく以外には、ほかに今の段階ではないと存じます。
○麻生国務大臣 いわゆる一般的な領収書というのは金銭の支払いの事実を明らかにするという必要があるんだと思いますが、この場合は、法人格というものは極めて不明確ですから、そういった意味では、金銭の支払いにかかわる取引はどのようなものだとか、領収書がどのような状況において作成されたもの...全文を見る
○麻生国務大臣 この消費税引き上げの延期の判断というのは、これは、消費税率の八%の引き上げが、予想していたより消費の落ち込みが大きかったという中で、我々としては、いわゆる資産デフレ不況からの脱却というものを目指して、アベノミクスというものの成功というものを確実にするためには、景気...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも、状況は明らかに、企業の経常収支は上がっていましたし、いろいろな形での法人税収も伸び始めていましたので、デフレと言われるものの中での資産のデフレというのが一番大きな理由なので、株が下がったり、動産とか不動産とかいう資産が下がっておりましたので、それが下げ...全文を見る
○麻生国務大臣 前回の判断のとき、二〇一四年十一月、安倍総理の二〇一七年の四月のについて、確実に実施するという発言をされておるんですが、これは御指摘のデフレ脱却云々というよりは、リーマン・ショックとか東日本大震災のような重大な事態が発生しない限り確実に引き上げるということを強く思...全文を見る
○麻生国務大臣 経済条項を外す、外さないは内部でいろいろと意見が分かれたところでしたので、そのときには、これはつけるべきという意見と、つけるべきでない、まあ、誰がどう分かれたということまで言うつもりはありませんけれども、いろいろ御意見が分かれたんですが、断固やると言うので、これは...全文を見る
○麻生国務大臣 サミットが始まりますまでに、それまでいろいろな各種の大臣会合は十幾つあると思いますけれども、そういったものの中の一つに、私ども、財務大臣・中央銀行総裁会議を仙台で開かせていただいたんですが、そのときに私どもとしてはきちんとした対応をさせていただきたいと思っておりま...全文を見る
○麻生国務大臣 正確に記憶しておりませんけれども、これは初鹿先生、この内容の過程についていつだったかと申し上げることは、ちょっと差し控えさせていただきます。
○麻生国務大臣 大体報道は間違っていますけれども、その報道はめずらしく合っていました。
○麻生国務大臣 私どもは宮仕えをいたしておりますので、組織におられたらおわかりと思いますけれども、基本的には、いろいろ自由民主党というのは意見が出されるんですが、最終的に、内閣の話では内閣総理大臣が、自民党の話は自由民主党総裁なり幹事長が決めたらそのとおりにやるというのが我々の暗...全文を見る
○麻生国務大臣 この文章を改めて読み直してみているところですけれども、いずれにしても、こういった中で、下の方の最後の太字で書いてあるように、「これまでのお約束とは異なる「新しい判断」であります。」多分これが全てなんだと思います。  世界経済というのが、新興国の陰り等々を含めまし...全文を見る
○麻生国務大臣 私が財務大臣をしているかどうかは別にして、うかつなことは言えませんので。申し上げておきますけれども。  しかし、私どもの今の立場からいいますと、やはり社会保障と税の一体改革というものは、初鹿先生、やはり、日本にとって人口構成の変化、いわゆる高齢者人口の増加、勤労...全文を見る
○麻生国務大臣 景気判断条項というものをつけるべきではないかということですけれども、少なくとも今回は、きちっとその環境を整えるんだという、退路を断つとかいろいろな表現が当時もありましたけれども、私どもは経済財政運営というものに万全を期していくんだと言ってきちっとその姿勢を示さない...全文を見る
○麻生国務大臣 税制抜本改革法の中において、御記憶あろうかとは思いますが、軽減税率の話と給付つき税額と総合合算制度と、三つについて検討することと三党の間でされていたんだと記憶をします。  このうちで、御存じのようないきさつで、ふだん消費者が消費、利用、活用しているようなものにつ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは鷲尾先生、いい指摘だと、私はそう思います。  少なくとも、この四年間ですけれども、三本の矢というものの一番問題は三番目の矢で、一番目は日銀、二番目が財務省とか政府ということになるんだと思いますが、三本目が一番問題なんだということは最初から申し上げておったの...全文を見る
○麻生国務大臣 まず最初に、ビールの話で、総理と宴会の席には、ほかにもこれは、毎年この時期なものですから、ここにおられる方々は、ビールに関係なく、大島議長を初め、ずらり昔からの関係者がこれにずっと出ている人、毎年私は十何年出ていると思いますけれども、ずっと同じメンバーが出てきてい...全文を見る
○麻生国務大臣 現行の酒税法の中におけるビール、これは明治三年に日本に初めて輸入されたものなんですけれども、そういったものの範疇というのは、これは、麦芽とかホップとかそういったようなものに水というものを必要な原料として、その三つを主な原料として、それ以外に使用できるものとして、今...全文を見る
○麻生国務大臣 四年前でしたか、五月の、バーミンガムシャーというイギリスの地方でG7の蔵相・外務大臣会議というのがあった。そのときは日本の円の独歩安というのがほとんどの各国の話題だったんですけれども、そのときに日本の方から、俺は初めてこの席に出てくるが、中央銀行総裁は関係ない。財...全文を見る
○麻生国務大臣 世界の先進国の中で、税金というような最も議論のなされるような話を、少なくとも与野党で合意ができたという上で実行せしめたということは、過去に他国にはない。少なくとも皆さんの国より俺のところの方がはるかに民主主義の成熟度合いは高いというのは、これ一事で証明している、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 それに基づいて今日までいろいろ、それは部分部分いろいろあるんだと思いますが、基本は、その合意があってこの消費税というのが成立したんだと理解しております。
○麻生国務大臣 それは法律でありまして、税制抜本改革法附則第十八条の三項というのがありまして、景気判断条項なんですけれども、経済状況の判断状況から、景気を万全にする観点から判断したものといろいろなことが書いてあるんですが、三党合意でこの附則第十八条については、消費税率の引き上げの...全文を見る
○麻生国務大臣 御意見はいろいろあろうと思いますが、あのとき、消費税を争点にするというよりは、基本的に我々は、政権はとったけれども、我々がヒットを打って点を入れたのかと。相手がエラーしただけで点が入った、三年間でエラーした分、三年半の間のエラーの分だけで点が入ったんじゃないのかと...全文を見る
○麻生国務大臣 それは、基本的には、与野党国対委員長会談とか幹事長会談とか、二国二幹とか、そういったところで主に意見が調整されたり修正されたり、意見の交換がされるということになるのが通常なんだと思いますので、そこらのところの話を、ちょっと私、二幹二国の話をよく知らないんですが、そ...全文を見る
○麻生国務大臣 法案を出す側の立場に立った場合は、副大臣、大臣はもちろんのこと、そういう立場にいて、法案を抱えておりますいわゆる役所を含めまして、これは当然、与党国会対策委員会との連携は極めて密にせざるを得ない。法案を通す、審議していただく優先順位から、つるしからおろしてもらう段...全文を見る
○麻生国務大臣 これは重徳先生、意見の合わないものは幾らやったって全然合わないんだと言う方はいっぱいいらっしゃいますよ、そういう方も。そういう方もいらっしゃいますけれども、基本的に、いろいろな意見というものは出される。これは議院内閣制ですから、多くの方々が意見を言われる。おまけに...全文を見る
○麻生国務大臣 別に、破棄するという話でもありませんが。繰り返しになりますが、先ほども申し上げましたように、消費増税というか、税率の引き上げを予定どおりに実施するかしないかということについては、これは時の政権が責任を持って判断すべきもの、いわゆる附則十八条、そういうことになってお...全文を見る
○麻生国務大臣 税というのは、極めて、国民の暮らしを支えるという意味においては社会保障の根源ですから。そういったものでは、消費税についてはいたずらに政局化するべきものではないというのは、基本的な考え方として、国会議員としては持っておくべき矜持の一つだと、私はそう思いますけれどもね...全文を見る
○麻生国務大臣 社会保障と税の一体改革というのが一番の消費税引き上げの背景です。したがって、消費税で増税された分につきましては、その全額を社会保障、介護、医療保険等々社会保障に全額突っ込むということになっておるわけですから、少なくとも社会保障とかそういったことに、いわゆる社労族と...全文を見る
○麻生国務大臣 我々も、消費税というものをさらに先送りするということは、社会保障と税の一体改革がなかなか事は進まなくなる、今お約束していることももちろんのことですけれども、それを赤字公債を発行してやるつもりはありませんから、そういった意味では、延期ということは社会保障の実現がおく...全文を見る
○麻生国務大臣 国会に来られてしばらくたたれておられますので、役人とは違うので、ここのルールもおわかりだと思って、その上で聞いておられるんだという前提で答弁しますけれども。  少なくとも、役所が考えている、自治省が考えたから法案が通るなんというようなことではない、財務省が考えた...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃっていることは、赤字公債をこども国債と名前を変えるというだけの話で、言っている内容は、裏づけのない借金をするという点においては、名前が違う以外は言っておられることは同じだと思います。  私どもは、やはり、その国債を返済されるのは将来の子供が返済することに...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう今に始まったことじゃない、結構昔からこの配偶者控除の話というのは出ていたと記憶をしますけれども、いろいろ今は報道がなされていますけれども、現時点で、配偶者控除に関する方法、廃止、見直し等々いろいろ出ていますけれども、決まった方針があるわけでは全くありませ...全文を見る
○麻生国務大臣 今のもう一点の話、選挙のあるなし、これは関係ないですよ。基本的にはこの話は、私どもがもう大分前に提案したのは、私どもの役所の中で俺が最初に提案した話ですから。考えるとおかしいだろうが、大体、昔は亭主一人で専業主婦という前提でつくっていく四人家族が、現代、実際問題と...全文を見る
○麻生国務大臣 きちんとした形での選挙をやって、その結果政権が交代した場合において、前の政権がやっていたことは全てひっくり返すというようなのはやめたがええというのは、これは、成熟した先進国においては言われるということなんだと思っております、これは同じ政党であっても。  例えば、...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、今言われましたように、この数字を見ましても、五から八へ上がった段階で、次の四—六でマイナス四・八%というのが、需要減という形になっておりますので、回復としては極めて緩やかなものだったのは間違いない事実だと思っておりますし、また、賃金の上昇率が物価上昇率、...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税率がいわゆる三から五に引き上げられた一九九七年以降の経済動向というのと比較の話をしておられますけれども、あのときと今とは大分違うのであって、あのときはいわゆる通貨危機というのがありましたし、また、金融システムというのは極端なことになって、あの年には山一証券倒...全文を見る
○麻生国務大臣 これは消費税率引き上げ後の消費動向について見ますと、高所得者層の落ち込みというものの税率引き上げ後は消費水準の五%程度にとどまっているのに対して、低所得者層の落ち込みは一〇%程度と、比較的大きくなっていると思っております。また、世帯主が四十四歳未満の家計と五十五か...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども申し上げましたように、これは低所得者層の落ち込みの方が比較的大きくなっているというのは確かですが、また、低所得者ほど収入に占める税負担の割合が高いという意味では、消費税はいわゆる逆進性を有している。これも事実であります。  ただ、今回の社会保障と税の一体...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税というものの主体からいって、消費に影響を与えるというのははっきりしていると思っております。
○麻生国務大臣 この法律を最初に出したときの経緯というのを、先ほど古本先生のお話にも出ていましたけれども、これは、国民に安心を与えます社会保障制度というものを次世代までにきちんと引き継いでいかねばならぬというのが我々の世代に与えられている大きな使命だ、その点ははっきりしておるとい...全文を見る
○麻生国務大臣 私ども、自由主義経済というのをやっております。全然、考え方の哲学が、根本が違っていると思います、御党とは。
○麻生国務大臣 二%の物価目標の実現というものを阻害した要因について、今総裁が言われましたように、総括的な検証の中において、いわゆる消費税率引き上げ後の需要の弱さのほかに、原油価格の下落とか、新興国経済政策の減速とか、そのもとでの国際金融市場での不安定な動きといった外的な要因によ...全文を見る
○麻生国務大臣 今丁寧にお答えしたと思いますけれども、重ねて申し上げましょうか。(宮本(徹)委員「いやいや、だから一言だけでいいですよ、含まれているなら」と呼ぶ)先ほど黒田さんが一番最初に申し上げたと思ったら、聞いておられなかったかどうか存じませんけれども、最初のところに、さまざ...全文を見る
○麻生国務大臣 見解が全然違うんだと思いますが。私どもとしては、きちんとこれをやる本来の目的というものを考えて、それを達成しないと我々は後世に社会保障等々のものをきちんと引き継いでいくことができない。  それを達成するためには、我々は、税というものをきちんとやらない限りは、人口...全文を見る
○麻生国務大臣 消費税というのは、これは御存じのように、価格への転嫁というものを通じて最終的に消費者に御負担をいただくということが予定されている税でありますので、価格転嫁をできるということはこれは極めて重要な要素、これははっきりしていると思っております。  したがいまして、政府...全文を見る
○麻生国務大臣 我々商売をしたことがありますので、あなたがどういう御経歴か知りませんけれども、私は長いこと商売したところからこの世界に来ましたものですから、少なくとも、お客に払った金を払っていただけないというのを含めまして、いろいろな難しい問題を抱えて商売しておる、自由主義経済で...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども申し上げましたように、事業者が消費税を適切に転嫁できないという状況ではないというように考えております。  その上で、今回の法律は、平成三十一年の十月に引き上げということになっておりますので、私どもは転嫁対策特別措置法の期限も二年半延長をしているところであ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは行政レビュー等いろいろなものをやっておりますが、研究開発税制というものを含みます租税特別措置につきましては、目標の達成に向けて有効かどうかという観点から不断の見直しを行っていくことが重要、これは当然のことだと思っております。  したがいまして、総務省の政策...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、総務省が実施をされました平成二十九年度租税特別措置に係る政策評価の点検結果という話を今説明したんだと思いますが、御指摘のありました高水準型というのとオープンイノベーションという形、特別試験研究費でしたか、何かそういうのだと思いましたが、つきましては、これは...全文を見る
○麻生国務大臣 これは先ほども申し上げましたとおり、各省庁が税制改正とか既存制度の延長という要望をされる場合には、その制度の効果について説明責任というものを果たしていただく必要があるというのは当然のことだとして、財務省としては適切な評価を行うように求めていくというのは当然のことで...全文を見る
○麻生国務大臣 同友会が、今言われたような提言をされたということは承知しております。これは小林さんのところでしたかね、知っておりますし、これに対してですけれども、これは、個別の団体の提言に対してコメントを一つ一つするなんということは差し控えさせていただきます。  その上であえて...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる課税最低限、ここまでは税負担が生じないという収入の水準、最低水準を示す指標のことですけれども、これはあくまでも、基礎控除とかいわゆる給与所得控除とかといったいろいろな控除がありますので、その控除の額を積み重ねた結果として計算されているものですから、そのあり...全文を見る
○麻生国務大臣 少なくとも皇族方のことに関して、どのような場であろうと、批判、絶賛含めまして、私どもとして、こういった場でその人のことに対してコメントということについては、差し控えさせていただきます。
○麻生国務大臣 この種の話をする場合には、これは実にいろいろなことを考えて、全体として話を考えてみて、その上で決断をおろされるということになろうと存じます。  そういった意味では、今回、前回五%から八%へ上げるときと違って、少なくとも経験を積まれた結果もありますので、いろいろな...全文を見る
○麻生国務大臣 その後どうかという点の方は私の方から申し上げさせていただければ、各国はかなり緊張感を持って対応しているのがこの数カ月だと思います。  少なくとも、あのブレグジットというのが行われた次の日に、今、G7は日本が議長国なものですから、私の方から声をかけて、G7のあれは...全文を見る
○麻生国務大臣 リーマン・ショック級というのを言って、一体何がリーマン・ショックかといえば、もう御存じのように、世界じゅうから現金がなくなったんですな。全くマーケットからキャッシュが消えましたから、日本が十兆円という金を出さない限りは、間違いなく世界では、金融収縮によるいわゆるク...全文を見る
○麻生国務大臣 退路を断った、基本的にその意気でやらねばならぬものだと思って、これは、やられるなら景気条項を外していただきますというぐあいに申し上げましたので、退路を断っていただきますという表現をしましたので、そういった意味に理解していただければと思います。
○麻生国務大臣 一番足を引っ張られるネタを提供したような話にとられて甚だ問題かもしれませんけれども、私どもは経済というものを常に一〇〇%だというものは、経営をやっておられたらみんな誰でも知っている話で、一〇〇%はありませんから。  私ども、そういった意味で、今の古本さんのおられ...全文を見る
○麻生国務大臣 何回も同じ答えで恐縮ですけれども、経済には一〇〇%はないというのは、自分でそこにいましたので、選挙に一〇〇%がないのと同じで、そういうものだと思っておりますから、私どもは今やらせていただく段階で、次、二〇一九年の十月には必ず上げるという前提でこの法案を出しておりま...全文を見る
○麻生国務大臣 政治的に申し上げれば、必ずやらせていただきます。  ただ、一般的にという言葉を言われましたので、一般的にと言うのであれば、経済という生き物を扱っております以上は、私どもとしてはいろいろな可能性を考えて言わねばなりませんので、一般的に申し上げれば、再々延期というこ...全文を見る
○麻生国務大臣 政治家として私どもとしては極めて厳しい状況にあったんだと思いますが、国策なり国益というものを考えて、総理としては苦渋の選択をされた。政治家としては厳しい状況であったんだろうとは思いますけれども、きちんとした選択をされ、結果として日本の経済というものを今のような状況...全文を見る
○麻生国務大臣 今のプライマリーバランスを、基礎的財政収支を半減すると言ったときに、みんなだめだと言ったじゃない。できると書いた新聞はゼロですよ。思い出してみなさいよ、四年前。あのときゼロだったんだから。できた。今度は二〇二〇年がだめです、常にそういう話をするの、悲観的な方々は。...全文を見る
10月31日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号
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○麻生国務大臣 報道は承知しております。  加えて、本案件は、JBICが七月だったかに既に実行していると思っておりますので、融資実行済みのものだと理解をしております。
○麻生国務大臣 日本は、これまでも金融分野の交渉において、基本的な考え方として、まず日本の実情を踏まえたものにする、また実体経済への影響というものも十分考えないと、金融と実体経済というのはかなりずれるところがあります。  そういった意味では、金融サービスの自由化というものは基本...全文を見る
11月01日第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○麻生国務大臣 この軽減税率の適用対象品目につきましては、これは、消費税率引き上げに伴いまして、低所得者層へのいわゆる配慮というそういった趣旨を踏まえて、幾つかに分けて、日々の生活の中で、消費、利活用の状況、また、消費税の逆進性の緩和、それから、合理的な明確な線引き、そして、社会...全文を見る
○麻生国務大臣 あれだけ長い時間をかけて審議をさせていただきましたので、今の段階で見直すつもりはございません。
○麻生国務大臣 御存じのように、二年半もありますので、いろいろなものが考えられるかもしれません、特殊な事情が起きるかもしれませんから。そういった意味で、絶対に何もさわらぬ、これはもうよく申し上げますように、経済は生き物でありますから、そういったものは常に何か起こり得るということは...全文を見る
○麻生国務大臣 これもたびたび申し上げておりますように、経済は生き物でありますから、いろいろな状況というのは我々の想像を超える話が起きるかもしれませんし、我々はこれまで随分丁寧にいろいろ審議をさせていただきましたけれども、我々が抜かっているところもあるかもしらぬし、全然別の御意見...全文を見る
○麻生国務大臣 このテークアウト、イートインの話は随分いろいろさせていただいたんですが、いわゆる適正な課税の確保というものが重要なのであってということは言うまでもないんですが、現実問題として、今古川先生言われるように、現場で事業者による運用の可能性についても配慮しろという話なんだ...全文を見る
○麻生国務大臣 これはよく、地域性もある、場所によって生活水準の差が出る等々いろいろな意見があのときも出ていた。この議論をいたしているときも、いろいろな御意見がいろいろな方面から、あちこちから出ていたのは確かです。  私どもといたしましても、事業者の方々がそういったささいなこと...全文を見る
○麻生国務大臣 ありません。
○麻生国務大臣 経営者としては無駄なコストは避ける、当然のことです。
○麻生国務大臣 これはそれこそ古川さん、経営者によっていろいろ判断が違ってくる可能性は十分にあるとは思います。  二年半という時間がありますので、その間の経済情勢を見て、ああ、世の中は株価が少し上がってきたし、景気もよくなってきたからこれは確実になるなと判断される方もいらっしゃ...全文を見る
○麻生国務大臣 所得税につきましては、これは租税の中で最も基本的な機能というものを有しております。いわゆる公的サービスというものの財源を調達する機能を有しておるというのが、多分これは所得税というところになるんだと思っているんですが、個々の納税者が稼得されましたそういった所得に税の...全文を見る
○麻生国務大臣 これはこの前のときの政府税制調査会等々におきましても言われておりましたけれども、昭和六十年代以降だったと記憶しますけれども、税率構造について大幅な累進の緩和が行われたというのは先ほど古川先生言われたとおりなんですが、それ以降、所得再分配の機能としているものはかなり...全文を見る
○麻生国務大臣 これは骨太の二〇一五だったと記憶しますけれども、その中で、個人の所得課税について、いわゆる税制中立の考え方を基本として云々と書いてあるあれがもとのもとだったと思いますけれども、税負担構造の見直しをそれによって行っていくべきだということがここに記されているんですが、...全文を見る
○麻生国務大臣 アンケート調査を見るとこれは実にさまざまな意見があって、私どもが思っていたより百三万の壁は、経営者側も、また、その恩恵を受け取っておられる、働いておられる方々にとりましても、それを意識している人、意識していない人、半々ぐらいなので、もう少し僕は百三万円という壁は大...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、税制の問題として法律的にこれが問題になっているわけではないと理解しております。
○麻生国務大臣 少なくとも、今いきなり百三万を百五十万とか百六十万にするようなつもりはありませんけれども、私どもとしては、今言われておりますような状況を考えたときに、少なくともこの百三万円という意識というのは、これはかなり広く広まっている、事実でありますから、そういったものをある...全文を見る
○麻生国務大臣 このいわゆる百三万円の壁ということに関しましては、政府の税制調査会のレポートを見ましても、これは配偶者控除における配偶者の収入基準というのが百三万円なんですが、企業の配偶者手当の支給基準として援用されているという御指摘は、全く、かなりの企業がそうなっているのは事実...全文を見る
○麻生国務大臣 我々は、消費税率の一〇%の引き上げは、御記憶かと思いますが、社会保障と税の一体改革というのを三党合意のときに申し上げたとおりなんであって、少子高齢化がさらに進んでいく昨今の状況の中にあって、少なくとも、社会保障の伸びというものが引き続き今後とも見込まれます。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、平成二十八年度の予算というのを、国、地方というのの税収を見ますと、政権交代前の平成二十四年度の予算に比べて約二十一兆円増加をしておるというのは事実であります。このうち、消費税率の値上げ三%による値上げは約八兆円あったと存じますので、所得税、個人住民...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、消費税率一〇%への引き上げというものは、そもそも社会保障と税の一体改革の中において、日本の人口構成が少子高齢化に進んでいくのを背景にして社会保障費の伸びというものが今後とも見込まれる、そういった中にあって、社会保障の充実とか安定化と...全文を見る
○麻生国務大臣 充実させる分と安定させる分と両方考えないかぬのだと思いますけれども、今の言われた話で、一兆円を、そのとおりかもしれませんが、少なくとも軽減税率というような形で、きちんと安定させたものと充実させたもの、両方考えねばならぬということでしょう。  したがいまして、今の...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の話は、経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇六、これは平成十八年の七月に閣議決定をされておりますけれども、財政融資資金貸付金というものは、今後十年以内で合わせて百三十兆円超の圧縮を実現する、そういうお話ですね。  この内容につきましては、その後、変...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に、今理財局長の方から答弁がありましたように、この十年間の間に、リーマン・ショックの話が一つ、もう一つは東日本大震災と、二つ大きな予想外の話があったという点もこれは考慮しておかないとならぬというのが、我々財政を運営する立場からいえば当然です。  もう一点、...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘の財投のリポートなんだと思いますけれども、基本的には、財政投融資というのを行う場合におきましては、対象事業というのに対する収益性とかいろいろなことを言うんですが、今般のリニアに係る貸し付けの場合は、これはもう宮本先生よくおわかりのとおり、我々は、鉄道・運輸機...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう昔からある話でして、たばこ税と消費税と課税させているんですが、たばこの場合は御存じのように極めて嗜好性の高い種類の消費物なので、この嗜好品であるというところに着目して課税しているというのが税であるのに対して、消費税というのは、これはいわゆる財貨・サービス...全文を見る
○麻生国務大臣 中選挙区から小選挙区に変わるときにここで議員をやっていた人というのは、ほとんど今はいません。みんな、小選挙区になってから出られた方が圧倒的に多い、そういう時代になりましたので、あの中から小に変えるときの騒ぎというのにそのままにいた方からしますと、正直申し上げて、小...全文を見る
○麻生国務大臣 これは前回も申し上げましたように、経済は生き物なので、基本的には常にそういった可能性がありますよということを申し上げたので、今の段階で経済情勢というものを見通すというのは極めて難しいというのは、この前のときも申し上げたとおりであります。  したがいまして、この間...全文を見る
11月02日第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○麻生国務大臣 日本銀行の金融政策決定ということに関して私どもの財務省がとやかく言う立場にありませんのはよく御存じの上で聞いておられる、感想だけ聞いておるんですか。感想だけをしゃべればいいの。
○麻生国務大臣 日本銀行で金融政策を立案しておられる、私どもは財政という立場にいるんですけれども、両方でいろいろなことを共同でやっていく、共同声明の中にも書いてあるとおりで、四年前の四月に出しました共同声明の中に書いてありますとおりの目標に向かって我々は一層努力をしておるというこ...全文を見る
○麻生国務大臣 新聞に出ていた程度のことは知っていますし、これはユニーとファミリーマートの話、あの話だろう、これは多分。  まず、基本的に個別の案件に関してしゃべることはありませんし、ましてや、ここはどういう場所かよく御存じで、ここは株主総会じゃありませんから、あなた、今の話は...全文を見る
○麻生国務大臣 内容、表向きに出た幾らだけ以外の要素が、経営をやっていればおわかりのようにいっぱいありますので、二十円が違う、十円安くても、その他のこれまでの経過等々を十分勘案した上でこういった買収は進んでいくんだと思うので、テークオーバービッドをかけて、その上で今言われたような...全文を見る
○麻生国務大臣 これは御存じのように、金融庁設置法六条によってこれは証券取引監視委員会というのができ上がっておりまして、その調査等の詳細はそちらの方に一任されておりますので、私の方からそれについて細かく話をすることは差し控えさせていただきます。  その上で一般論として申し上げれ...全文を見る
○麻生国務大臣 私ども、通告というかあれをいただいていないので。  今、BEPSに関してのお話でしたので、基本的には、四年前のG7の財務大臣・中央銀行総裁会議がイギリスのバーミンガムシャーで行われたときに、これは日本から提案して、これはおかしいという話を私の方からこの提案をして...全文を見る
○麻生国務大臣 政府におりましたら、全ての問題については何か問題があるんじゃないかなと思っていなきゃおかしいのであって、それはみんな思っているんですよ。だから、そういった意味で、これが一〇〇%完璧なんて思っているわけではありませんが、少なくとも、この資料を見たら、比較貸借対照表と...全文を見る
○麻生国務大臣 まだ六カ月ですからね。たしかそんなものでしょう、これが始まってから。六カ月で結論を出すというような問題じゃないと思いますけれどもね、この種の話は。前も随分時間がかかって、いろいろ慎重の上に慎重にやって、やってきたわけですから。答えが出て六カ月間大した動きがないから...全文を見る
○麻生国務大臣 これは先生、もう一個考えておかないかぬ問題は、郵便貯金は、これはたしか融資はできないんですよね、私の記憶では。そうすると、たまった金は全て国債を買われるということになりますわね、基本的には。国債の金利はどんどん下がっていますから、そういった意味では、これだけの多く...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のありました日本郵政グループにおける窓口委託手数料に係る消費税というものにつきましては、これは総務省から要望書が出ておるのは知っております。  その上で一般論で申し上げますけれども、消費税というのは、もう御存じのように、いろいろな課税の累積というものが生じ...全文を見る
○麻生国務大臣 フィンテックの動きというのがいろいろ注目を集めておりますのは最近はっきりしているので、今おっしゃったように、欧米に比べて日本の場合はこのフィンテック企業というものの登場がまだよく見えてきていない、実現している絶対量が少ないのではないかという指摘等々が、これはいろい...全文を見る
○麻生国務大臣 いわゆる仮想通貨、ビットコインとよく言われる、渋谷で問題が起きた等々、記憶の新しいところだと思いますが、このビットコインについては、現行法上、消費税の課税の対象というのになっております。この点について、これは国によってまた違ったりしますので、ヨーロッパだとと言われ...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のように、国税庁のやっております仕事はいわゆる税収というものですから、当然のこととして、会社用語で言えば売上高ということになるんだと思いますが、そういったものがきちんとされないと税収が減になるということは、その分だけ行政サービスが必然的に落ちるということにな...全文を見る
○麻生国務大臣 この法律の制定の以前より、都市農業というのは、新鮮な農作物の提供、そんなに、それほどたくさん来ているわけではありませんけれども、それに加えて、緑とか、また、農業体験の経験をさせるという場の提供とか、また、いわゆる防災とか、そういったものに避難するときの空間の確保な...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に租税というものは、これは国の歳出を賄うために徴収するものでありますから、金銭による納付というのが原則ということになろうかと存じます。  ただ、今話題になっております相続税につきましては、これは財産課税であります。したがって、これは、金銭による納付が困難と...全文を見る
○麻生国務大臣 国立大学法人理学部長会議声明、これは十月三十一日に出されておりまして、運営交付金の削減が基礎研究の体力を奪っていると主張されておられるということは私どもとしては承知いたしております。  財務省といたしましては、国立大学におけます基礎研究の推進というのは極めて重要...全文を見る
○麻生国務大臣 政権交代以降かれこれ四年近くなるんですけれども、少なくとも、名目GDPは三十三兆円ふえているんですかね。そして、実質GDPが十四兆円増加しております等々、経済の循環が拡大しつつあるということはもうこれははっきりしているんだと思いますが、ただ、個人消費についても、力...全文を見る
○麻生国務大臣 政府として、日銀の研究員の方がまとめられた論文について私の立場でコメントするということは、これはありませんので。  とにかく、GDPを初めとする統計についても、これは、足元の経済情勢を的確に把握をしていきませんと経済政策はなかなか問題が起きますので、統計の充実と...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま議題となりました金融資本市場をめぐる情勢の変化に対応して金融の機能の安定を確保するための金融機能の強化のための特別措置に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  金融資本市場をめぐる情勢の変化に...全文を見る
11月02日第192回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) 年金受給資格期間の短縮に係る国民負担や消費税に縛られない恒久的な制度化の二点についてのお尋ねがあっております。  年金受給資格期間の短縮につきましては、社会保障の充実の一環として、恒久的な制度として実施していくものであります。  その財源につきまして...全文を見る
11月09日第192回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  世界経済の不透明感が増す中、新たな危機に陥ることを回避するため、あらゆる政策を...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 七問頂戴しております。  消費税率引上げの延期の判断についてのお尋ねがまずあっております。  世界経済は、御存じのように、新興国経済のいわゆる陰りなど需要の低迷、また成長の減速リスクが懸念されておりますのは御存じのとおりです。また、日本経済も個人消費...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 四問頂戴しておりますが、まず、デフレ脱却、経済再生についてのお尋ねがあっております。  政府としては、経済再生、デフレ不況からの脱却に向けた取組に万全を期していくために、今般、消費税率引上げを延期するとともに、構造改革の加速など総合的かつ大胆な経済対策...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 大門先生から五問頂戴しております。  まず、二〇一四年の消費増税が個人消費に与えた影響についてのお尋ねがあっております。  消費税率引上げにより、二〇一四年度の個人消費が、駆け込み需要の反動減等により三兆円程度減少したことに加え、消費税率引上げによる...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 消費税率の引上げと経済状況について等々十問いただいております。  まず、消費税率の引上げと経済状況についてのお尋ねがあっております。  税制を変更するに当たっては、国民や事業者の準備期間を設けるとともに、予見可能性を確保するためには、施行日を将来の一...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 米国の大統領選挙の結果が経済へ与える影響についてのお尋ねがあっております。  これは他国の選挙ですから、見解を述べることは少々差し控えるべきだと思っております。  いずれにしても、この国の大統領選挙のこれまでの例を見てみますと、大統領になって約半年間...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 九問頂戴しておりますが、まず、消費税率引上げの延期の理由について、世界経済のリスクに関するお尋ねがあっております。  新興国経済の陰りなど、世界経済は様々なリスクに直面しておりますのは御存じのとおりです。日本経済も個人消費に力強さを欠いた状況にあると存...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 地方財政の状況についてのお尋ねがあっております。  歴代自民党政権においては地方に十分配慮してきており、例えば御指摘のありました三位一体改革におきましても、かねて地方から要望がありました税源移譲を達成し、分権改革を大きく前進させたと思っております。また...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 五問頂戴しております。  財政再建のまず手順についてのお尋ねがあっております。  内閣府の中長期試算では、二〇二〇年度においてマイナス五・五兆円のいわゆる基礎的財政収支の赤字を見込んでおりまして、二〇二〇年度にプライマリーバランス黒字化を実現するとい...全文を見る
11月10日第192回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  世界経済の不透明感が増す中、新たな危機に陥...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 他国の大統領選挙の話なので、私どもとしてこの種のことに関する感想等々を述べるのは差し控えさせていただきたいと思うんですが、大方の予想を裏切ってというのは多分新聞予想を裏切ってというのが正確な表現で、多くの方は、トランプを予想した方も世の中にはいっぱいいら...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今般の大統領選挙における両候補者の発言についてのコメントというのはちょっと避けさせていただきたいと思っておりますし、選挙戦のときに言ったのと終わってから言う話はかなり違っていくのはどこの国でもある話ですから、余り気にするような話ではないんだと、私は基本的...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 重ねて大統領候補の選挙中の個々の発言についてのコメントは差し控えさせていただきますが、その上で申し上げさせていただきますと、今、中西先生言われましたように、G7またG20、OECD、いろいろありますけれども、そういったところで通貨の競争的な切下げは回避す...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 政権交代以降かれこれ四年になろうとしておりますけれども、安倍政権下で、有効求人倍率という言葉が使われますけれども、百人の学生が就職を希望したら、昔は八十社しか求人広告が来なかったものが百三十七社から来るようになった、それが一・三七とか〇・八一という数字の...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、今、多分最大の関心事、私にとりましてはこれは最大の関心事に近いんですが、確かに、賃金引上げ率三年連続プラスとか実質賃金は八か月連続プラスとか、いろいろなそういったマクロの数字は出てきているんですけれども、例えば、余り使われない言葉で労働分配率とい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、日本という国は統制経済、計画経済をやっているわけじゃなくて自由主義経済をやっておりますので、私どもとしては、少なくとも賃金の水準というものは労使間の交渉によって決められるものであって、第三者の例えば政府とか公共機関がそれに介入していくとい...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 空室率が上がっているというのは知っていましたけれども、神奈川県が一番というのはちょっと正直知りませんでした。これ、相続税対策、いろんなものがあるという話は聞いてはいたんですけれども、私どもとしてはこれほど数字が急激に上がっているというのは知りませんでした...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われました賃貸アパートというのの、その敷地に係る相続税ですけれども、当然賃貸アパートということになると自分で使えない、自由範囲が制限されますので、そうすると、当然のことで評価額が減額される、もうこれは当たり前の話なんだと思いますが、今言われましたよう...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ペルーで開かれますAPECは、それはトランプは来ません、これはオバマが現職ですからオバマ大統領が来ることになりますので、それに行かれる前にニューヨークでトランプさんに会われるとか、そういった可能性はあるんだと思いますけど、ペルーで会われるわけではありませ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、政府としては、二〇二〇年度の基礎的財政収支を黒字化するという財政健全化目標というものを実現をしていくというのは、基本的にそういうのは全く変わっておりません。  したがいまして、引き続き、経済・財政計画というものの枠組みの下で、いわゆる改...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる適格請求書保存方式、これを略してインボイスという方式だということに呼んでいるんですが、複数税率ということになりますので、その下では適切な課税というものを確保するというのはこれは極めて重要な点なんですが、この適格請求書保存方式というものについては、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありました日本郵政グループのいわゆる窓口委託手数料に係る消費税ですけれども、これは総務省から税制改正要望が提出されております。  これは、徳茂先生最初に関わられましたので、そのとき私、総務大臣していましたので、これ物すごく話題になったものの一...全文を見る
11月14日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(麻生太郎君) まず基本的に、金融分野を含めまして、これは日本経済全体として健全に発展していくためには、国内とか外資とかいうのに関係なくこれは適正な競争というのは行われて、いわゆる国民へのサービスが向上していくということが極めて重要なんだと思っております。  今のアフ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本酒を始め日本産酒類、ちょっとしゃべりにくいですが、日本産酒類というのにつきましては、これはクールジャパン政策の一環として積極的にやらせていただいているんですが、今言われましたように、平成二十七年度の日本産酒類のいわゆる輸出金額が約三百八十億まで増えて...全文を見る
11月16日第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○麻生国務大臣 ことし八月に開催をされました日韓財務対話の中におきまして、韓国政府の方から、新しい通貨スワップの取り決めを締結してもらいたいという提案がありました。  そこで、その提案を受けて、通貨スワップをするかしないかについて検討をするということに合意をしております。  ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは御指摘のところはおっしゃるとおりなんですが、日本の場合は韓国との間に輸出入ともに三番目ぐらいの貿易量がありますので、そういった意味では、日韓の経済における結びつきというのは極めて大きいということだと思っております。  したがいまして、地域の市場というものの...全文を見る
○麻生国務大臣 これは今浜地先生御指摘のありましたように、DIを見ますと、マネタリーベースではなくてマネーサプライがこれだけふえているということは、傾向としては間違いなくいい方向に、少しずつではありますけれども、流れつつある。よく見ますと、やはり大企業の方の貸し出しは自己資本が社...全文を見る
○麻生国務大臣 まず記憶を訂正させていただきますけれども、あの当時、大したことがない、蜂に刺されたぐらいのものだということを言ったのは与謝野馨という担当大臣であって、私ではありませんから。年をとればみんな記憶が少しずつおかしくなりますので、私なんか、最もおかしくなっている方ですか...全文を見る
○麻生国務大臣 さらに我々としては、特殊合計出生率一・八へ上げていくなどといういろいろな努力をしておりますので、そういった成果が出てくる、またそういった状況になればこれは時限立法をやめてもいいわけなので、またそういった状況というのに今あるかといえば、たった今はそういう状態にありま...全文を見る
○麻生国務大臣 おっしゃるように、地方の人口減少並びに金利等々によっての銀行の収益力の低下というのは否めない事実だと思っておりますが、それに対応して統合して合併してというので、例えば横浜銀行、福岡銀行等々、いずれも、幾つかの銀行が最近やられたのは新聞でよく御存じのとおりだと思いま...全文を見る
○麻生国務大臣 国が資本参加しました金融機関というのはほとんど、あの時期はそういう時期も一時期あったんですが、公的資金で増強されました資本というものを活用して地域経済の活性化に資するような方策というものを実施することが求められたのが、各金融機関に対する我々の最初のあの状況下におけ...全文を見る
○麻生国務大臣 金融機能強化法というのは、金融機能の強化を目的に地域において金融というものを円滑に進めるというのに、金融の円滑化に貢献し得るというのが金融機関に対して我々は要請しているわけですけれども、それによりまして、金融機関の申請に基づいて国が資本参加するという形になっており...全文を見る
○麻生国務大臣 基本的に国策金融機関、いわゆる政策金融機関というのは、これは民業補完というのが基本ですから。したがいまして、それに伴って、事業再生とか創業支援とか災害対応を含めましていろいろ、公益性が高いとか、また、民間の金融機関のみでは対応ができないというような分野において、金...全文を見る
○麻生国務大臣 金融機関というものは、御存じのように、金融仲介機能というものを安定的に発揮して、そして地域における経済の活性化というのを図っていくためには重要な制度的な枠組みなんだ、そう理解をいたしております。  現在の金融経済情勢は、今言われましたように、二〇〇八年のリーマン...全文を見る
○麻生国務大臣 これは御存じのように、経常利益というのは過去最高であります。平成二十三年十一兆五千億、平成二十四年十二兆、二十五年十四兆、二十六年十五兆、そして二十七年度は十五兆五千億ということで、これは間違いなく経常利益はずっと継続して増加をしておりますし、倒産件数も減少傾向に...全文を見る
○麻生国務大臣 企業規模の資金調達費用というのを一つ一つ知っているわけではありません。ただ、貸し手側のデータというのを見ますと、中小企業向けの貸し出しの割合が多い地域の金融機関の貸出金利というものは、大企業向け貸出資金の割合の多い都市銀行等々の貸出金利よりも一般的に高い傾向にある...全文を見る
○麻生国務大臣 この金融レポートにおいてお示しをさせていただきましたとおり、金融庁におきましては、二〇二五年三月期における顧客向けサービス業務の内容の利益率を試算した結果、六割を超える地域銀行がマイナスとなる結果となっております。  このように、地域金融機関を取り巻く経営環境は...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘のように、雇用とか地域の商売の流れ、商流というものを考えたときにおいては、地域において不可欠な企業というのはあるんだと思っています。  わかりやすい例はやはり、疲弊していった地域を比べられると、和歌山と違って私ども筑豊は、極端に言ったらわかりやすい例がいっ...全文を見る
○麻生国務大臣 これは宮本先生御指摘のあれは、中小企業から金融機関は担保、保証に依存した融資スタンスをとっているとの御意見があるということだと、このことに関してのものだと思いますが、これは、従来の厳格な資産査定等々を見ますと、その中心となっております検査とか監督というものが、これ...全文を見る
○麻生国務大臣 直接金融をやれます大企業に比べて、間接金融に頼らざるを得ない零細中小企業等々の立場というのを考えましたときに、今言われましたように、私どもとしては、金融機関のあり方というものを先ほど局長の方から答弁いたしましたように、その方向できちんと対応してまいりたいと考えてお...全文を見る
○麻生国務大臣 これは丸山先生御存じのように、この金融強化法というのは、金融機関が金融仲介機能というものを安定的に発揮して、その地域における経済の活性化を図るためにつくられた制度的な枠組みだと理解しております。  その上で、現在の金融とか経済情勢というのは、二〇〇八年のリーマン...全文を見る
○麻生国務大臣 これはもう丸山先生御存じのように、金がかかりませんから、全くコストはゼロですから。だって、今は何も出ているわけじゃないからコストはゼロですから。そういった意味では別に今は何ということはないんですけれども、いざというときのためにきちんとしておかないかぬなと思っており...全文を見る
○麻生国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨を踏まえて配慮してまいりたいと存じます。     —————————————
11月16日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) 一つの政策手段で、これは藤巻先生、あらゆる政策課題を実現できるとか表現できるわけはないと、はなから私どもはそう思っております。したがいまして、様々な政策課題には様々な政策手段で対応せざるを得ないというのが現実だと思っております。  したがいまして、消費...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 藤巻先生の問題意識というのは、円安になれば農産品の輸入価格が上がって、そして国内産業の保護のためには円安がよいと、大体そういう、単純化すればそういう話ですな、大体、確認しておきますけど。何か持って回ったような言い方ですけど、大体そういうことを言っておられ...全文を見る
11月17日第192回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○国務大臣(麻生太郎君) 消費税に対する影響は分かりません。最初にお断りしておきます、消費税の質問だと思っていましたので。  少なくとも、今言われている方々がどれだけ、いつも外すアメリカの新聞の予想どおりにその人事が財務長官だ、国務長官だにはまるかについては分からぬと自分たちで...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 国連総会のときにヒラリー・クリントンという民主党の候補者に、国連という場所でたまたまという形になったんだと記憶しますけれども、それで会ってトランプに会わないというのはアンフェアじゃないかと言われる批判を受ける可能性はあるだろうと、私もそう思っております。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) そうですね、大統領の経済政策というより、ワシントンに行ったことがないぐらいですから、ほかのところも余り行ったことはないんじゃないかと思ってはいるんですけれども、トランプタワーが建っているところ以外は余り行ったことがないのかなと思わないでもありませんけれど...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは確かに白眞勲先生のおっしゃるとおりに、それは国際連盟をつくっておいて、自分たちで、いざ批准されるとなったら国際連盟に入らなかったんだからね、アメリカは。それが戦前でしょうが。だから、そういう国だからとまずは思っておかなきゃ駄目ですよね。外交やるやつ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 輸出に関して、これもアメリカ以外の国でないと、ちょっとアメリカのことに関して何とも申し上げられませんけれども、少なくともヨーロッパ等々は、不良資産を抱えたままですので、なかなか経済というのは難しいだろうなとは思います。中国も、御存じのように、同様に、今ま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) アメリカの場合は、これは御存じのように、今の法人税は四〇・七五%であります。したがいまして、フランスの三三、ドイツの二九、中国の二五、韓国二四、イギリスの二〇というのに比べてアメリカがぬきんでて高いというのは、これは間違いない事実でありますので、これはア...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 物価につきましては、これは私どもではなくて日本銀行の主たる業務なんですが、そもそも最初、就任された直後に、この物価目標を共同声明の中に入れるというのに対して二年目標というのをお願いをしたのは、むしろ政府の方が強くそれを主張して、日本銀行は当時、これは極め...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、先ほどのモノポリーの話が出ていましたけれども、こういったものに関して、読み書きそろばん、今でいえば読み書きそろばん計算機なんでしょうね、英会話が少々。それ以上の教育水準を義務教育で求める必要があるんですかと。因数分解って、失礼ですけど、国会議員で...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 安倍政権でこれまで三本の矢ということでいろいろやらせていただいてきたんだと思っております。例えば、財政政策につきましては、これは財政健全化というのを確実に進めなければならぬという状況にあります一方で、時々の状況に応じて例えば補正予算をやりました。就任、安...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 可能性。
○国務大臣(麻生太郎君) 人によると思うけどね。日銀の総裁と金融担当大臣、財務担当、財務大臣との人間関係によって極めてスムーズにいったこの三年間。最初、白川総裁のときは結構大変でしたよ。その頃を知っている人いるけど、結構大変でしたよ。民主党の後を受けて、えらい迷惑しました、正直。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 政府といたしましても、金融政策という面でいきますと、これは緩和的な金融環境を最大限に利用させてもらって、未来への投資を実現する経済対策を決定したところでもありますし、また、働き方改革を着実に進めるということで構造改革の推進にもしっかり取り組んでいるところ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは最初に、今何でしたっけ、民社党じゃない、民進党、民進党になられる前の三党合意のときも、社会保障と税の一体改革というのが大前提ですから、おっしゃっているとおり大前提なんだと思っているので、別に、その点に関して私どもも全く同じ意見であります。  それ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、日本の財政というものは、簡単には三分の一、約三十兆円というものはまあ借金です。したがって、社会保障関係費は予算全体の三分の一というものを占めておりまして、毎年度増加をいたしております。よく言われる一兆円とかなんとか、いろいろ増加をいたして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これはもう、大門先生、一言で言えば資産です、資産のデフレ。資産のデフレーションが、一九八九年の十二月の二十九日の東京証券取引所の平均株価が三万八千九百十五円だったものが、野田総理が解散を言われたときの株価が八千六百六十一円だったと思いますので、約三万円。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 自民党でもなかなか今ほどの話がきちんと整理できる国会議員は聞いたことがないので、今、自民党の政調にいるんじゃないかと思うような話で、分析は極めて明確です。正しいと思います。  賃金の話は、一番ふざけていると私が思いますのは、経営者の方々にはもうこれ何回...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この国際課税逃れというのは、昔は二重課税の防止というのが主流だったんですけれども、いつの間にか二重非課税の防止という方に世の中が、インターネットの発達のおかげとかいろんなコンピューターの技術の発達のおかげもあるんだと思いますが、瞬時にばっと金が移動するわ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 別にコメントも何も、よく言っておられる話なので、ああ、またかと思って聞いているだけなんですけれども、特にそれ以外のコメントはありません。
○国務大臣(麻生太郎君) まず最初に、一九八五年のときにどうなったかって話を今されておられましたが、今言っておられるのと全然論旨が逆で、あのときは二百四十円だった円は百二十円に円高になったんですよ、一年間で。円高になって景気良かったんじゃないんですか。円安になったら景気良くなるん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 各国首脳の御認識とか発言等々についてお答えする立場に私ありませんので、その点に関しましては、誰がどう言われたという話は知らないわけじゃありませんけど、コメントをするというのは控えさせていただかないかぬところだと思っております。  それから、G7の首脳会...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のお話というのは、藤巻さんは四年前も似たような話していましたよね。覚えておられませんか。三年前か。まあ似たようなものだ。三年前だろう、あれは。ねえ、していたよ。そのときに何と言っていましたか。基礎的財政収支半減目標はあり得ないと言ったじゃないですか。二...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) まず、重ねて申し上げますけれども、今言っておられる、使っている資料は全て内閣府の資料を使っておられますので、その種の御質問をされたら、内閣府の方をまず呼んでおかれないと話になりませんよ。私は、人の作った役所の話をいろいろできる立場にないことぐらい、それく...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 我々は、二〇二〇年度のプライマリーバランス・ゼロというのを目指しておるわけですから、そのために赤字公債を起債せぬようにするには努力するのは当たり前でしょう。当たり前じゃないですか。少なくとも特例公債の増加原因というのは、平成二年というのは、これは赤字公債...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 日本維新の会の御意見ですか。
○国務大臣(麻生太郎君) ああ、そうですか。  ここは維新の会の代表としてしゃべっておられるというふうにして私は聞いていますから、藤巻さんの個人の意見なんて何の、私らとしては、へえと参考にさせていただきますとしか答えようがないので、維新の会の代表という形で座っておられるんだと私...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ああ、そう。じゃ、はっきりしてくださいよ。自分の都合のいいことだけ勝手に決めないで、きちっとしましょうや。お願いしますよ。
○国務大臣(麻生太郎君) きちんと、これは個人の意見、これは共産党じゃなかった、維新の意見ときちっと区別、大門さんの意見なんか物すごく分かりやすいですよね。はっきりしていますわ。だから、はっきりしましょうや。そうしないと、こっちも答弁の仕方が、一々真面目に答えると、ああ、個人の意...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 数字をずっと挙げていけば、それは全部は、税金を納めている人、納めていない人、そういうふうに話をして、納めていない人から全部一%取ります、全種類の人から一〇%ずつ取りますと言ったら、所得税も何もみんな要らなくなるぐらい税収というのは増えますので、払っていな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今のいわゆる理財局等々の話は、これは地方の財務事務所というか、行けばもう極めて一目瞭然、よく分かるところで、地方の国税局と理財局と大分、入っただけで雰囲気が違いますものね、あれ。私もそれは全く同じ意見であります。  ただ、いわゆる総定員の枠ではめてかな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほど副大臣の申し上げたのを少々繰り返すことになるかもしれませんが、いわゆる行政目的がない土地ということになりますからね、今の場合には。そうすると、仮に国への不動産というのを簡単に認めたということになると、その不動産を取得した人はそれを管理する義務をしょ...全文を見る
11月18日第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○麻生国務大臣 けさ、七時ではなくて七時十分から会議がスタートしております。予定は四十分だったのが、結果としては一時間何分だったんですかね、かなり長い時間しておられます。総理が出てこられてのぶら下がりは、信頼関係は築けた、コメントは一切差し控えるが今のコメントだと思っております。...全文を見る
○麻生国務大臣 今先生の御指摘のありました原子力損害賠償支援の枠組みというのは、これは、迅速かつ適切ないわゆる損害賠償というものの実施等の確保というのを目的としてこれは運用されているものだと承知をいたしております。  この枠組みについては、今は経産省の方から話があっておりました...全文を見る
○麻生国務大臣 配偶者控除につきましては、これは今井先生御指摘のような報道というものがあっておりますのは間違いありませんけれども、今の段階で何かこれが決まったというものがあるわけではございません。  その上で、配偶者控除と就業調整問題、いわゆる百三万円の壁とか百三十万の壁とかい...全文を見る
○麻生国務大臣 これは今井先生御指摘のとおり、一般論として、税制というもので考えるというのであれば、これは、社会保障給付つきによる受益とのバランスとか、税金と同様に国民のいわゆる負担を求めるということになります社会保険料というものとの関係など、いろいろなものをあわせて考えないかぬ...全文を見る
○麻生国務大臣 これはビットコインというものがよく出てくる話ですけれども、今、いわゆるファイナンシャルとテクノロジーとかけてフィンテックとかいろいろな言葉がよく使われるので、この間、フィンテックの大会というのが日本で開かれたので、この大会に私も行きました。  背広とネクタイしか...全文を見る
○麻生国務大臣 これは今井先生、いろいろ見方があるんですが、今、家計調査によると、所得の面で見た場合に、世帯収入四百万以下の割合というのは、二〇一二年に比べて二〇一五年の方が多くなっております。しかし、同じ調査でも、同じ期間に、世帯収入四百万以下の世帯において平均世帯主の年齢が上...全文を見る
○麻生国務大臣 二〇一四年四月の消費税の五%から八%への引き上げが行われました後、例えば二〇一四年の四—六の消費というものを見ますと、マイナス四・八と大きくマイナス成長となっておりますが、その後の数字を見ますと、御存じのように、〇・〇、〇・六といういわゆる緩やかな回復というものに...全文を見る
○麻生国務大臣 「ファイナンス」を金を払って御愛読いただいているようなので、払っておられるのか払っていないのか知りませんけれども……(宮本(徹)委員「ただです」と呼ぶ)これはただかな、知らねえけど。  御指摘の文書は「ファイナンス」の話なので、これは財務省で書いているわけじゃな...全文を見る
○麻生国務大臣 改めて、個人で作成したという文章についてコメントすることは差し控えさせていただきますけれども、これは一般論として申し上げれば、これは低所得者の方が、家計調査などの結果を見てもわかりますとおり、支出全体に占めますのは食料品の比率が高い。誰でも知っている話であります。...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、寡婦控除は、夫との死別とか、また、離婚などによって家族の生計というものが支えられないというような人に対して税制上の配慮を行うというのが基本でありまして、未婚の母には適用されていないというのが実態、御存じのとおりです。  お尋ねのこの寡婦控除につき...全文を見る
○麻生国務大臣 いろいろな見方があろうかと思いますが、少なくとも、各年度でこの三年ほどを見ますと、七十四、五兆円というものが、三年連続というのが、この九月一日までのところだと思っております。  そのうち、給与に幾ら回ったか。約三兆円ぐらいだと思います。設備投資が幾らだったかな、...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほども申し上げたんですが、内部留保が増加した要因として、企業収益が順調に伸びてきたことに比べて、従業員の給与、賞与、また、設備投資の伸びが弱かったことは考えられるんだと思うんですが、企業において非正規労働者の活用というものが進んでいったということも事実ですが、一...全文を見る
○麻生国務大臣 御存じのように、最近の為替の市場は、主にトランプの話がほとんどなんですけれども、トランプでいきなり株価がどんと下げたのは日本ぐらいで、ほかの国はみんな全部上がっていきましたから、やはりこの国はちょっと違うところですなと思いながら株の動きを見られたんだと思いますが。...全文を見る
○麻生国務大臣 私の記憶では、アメリカの大統領が就任式の前に日本の総理大臣に会ったという例はこれまでないと記憶をいたします。現実問題として、下手すれば大統領が二人いるようなイメージにとられかねませんから、これは避けたいとするので、カナダとメキシコの二つの大統領は、隣国ということで...全文を見る
11月21日第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○麻生国務大臣 平成二十四年度における金融庁歳出決算の概要を御説明させていただきます。  歳出予算現額二百十七億円余に対し、支出済み歳出額は二百二億円余、翌年度繰越額は一億円余であり、不用額は十四億円余であります。  以上をもちまして、平成二十四年度金融庁歳出決算の概要説明を...全文を見る
11月21日第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○麻生国務大臣 平成二十四年度及び平成二十五年度財務省所管の決算について、その概要を御説明申し上げます。  最初に、平成二十四年度財務省所管の決算について御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入歳出決算について申し上げさせていただきます。  財務省主管の一般会計歳入決算に...全文を見る
○麻生国務大臣 平成二十四年度及び平成二十五年度に関し、ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきまして、財務省のとった措置について御説明をさせていただきます。  会計検査院の検査の結果、不当事項として、税務署における租税の徴収に当たり、徴収額に過不足があったこと等の御...全文を見る
○麻生国務大臣 これは、神田先生、今まで副大臣との間にいろいろ御議論をいただいたところでありますけれども、災害を受けられた方々に対して、現行の税法上からも、申告などの期限の延長とか、所得税や法人税につきましてはいわゆる発生した損失についての税額が減額できるというような手当てはされ...全文を見る
11月22日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、政府全体では総人件費の抑制というのを基にして、税関も例外ではありませんで、始めとして、皆、各組織は限られた人員で効率的な推進を進めているところですが、一方、増大いたしております行政需要、例えば観光客が急激に増えているとか、いわゆるBEPSの話とかいろ...全文を見る
11月22日第192回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま議題となりました金融資本市場をめぐる情勢の変化に対応して金融の機能の安定を確保するための金融機能の強化のための特別措置に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明させていただきます。  金融資本市場をめぐる情...全文を見る
11月24日第192回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、いわゆる生命保険契約者保護機構、この資金援助に関しましては、御指摘のありましたとおり、これは三段階に基本的にしてあります。  まず第一段階は、御存じのように、限度額四千億円の生命保険会社によります事前積立てということで、御指摘...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、金利が安くなってくるに従って出てきた種類の商品の一つなんですが、あれは目立ちます、確かに七%といえば、〇・七の間違いじゃないかとか、〇・〇七でもちょっと驚くぐらいですから、七%といえば書き間違いはないだろうと思っても、入って一番最初に目に付く商品...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、これ幾つでしたっけ、今二・六七までが最高で行っているんですが、これはたしか限度が三コンマ幾つまでが最高限度額だと思ったんですが。  そこまでは行っていないにしても、いずれにしてもこういった形で、今、三井の方から答弁いたしましたように、複...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、藤末先生御指摘のとおり、ただいま、今の状況で日本の金融機関というものがいわゆるちょっと怪しいんじゃないかとかそういうことではなくて、総じて健全性を維持しているということは世界でもきちんと認められているところだと思っております。  したがいまして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この銀行等保有株式取引機構というのは、御存じのように平成四十四年の三月末までにこれは解散をすることにされております。それで、従前は三十九年の三月末だったんだと思いますが、五年で、四十四年の三月までに解散する、まずこれが第一点だと思っております。  銀行...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ごもっともな御指摘だと思います。  こういったような形の同機構が存在することは非常時においては確かに有効な方法であろうとは存じますけれども、私どもとしては、平時においては基本的に市場において株の売買が、いわゆるマーケットというもので市場売買というのはな...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) この足下でドル需要というものが高まっている背景というのは、これは何も邦銀に限った話じゃありませんので、ドルの調達コストが上昇していることはもう各国の銀行は同様だと認識をしております。  ただ、私どもの方の邦銀としては総じて充実した財務基盤を有しておりま...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) これは、地方におられる方に限らず、例えば東京辺りでも、三多摩地域にえらく多いと思いますが、少なくとも空き家になった家は危険な状況になってきているから取り壊せといって取り壊して更地にすると、これはいわゆる固定資産税が掛かるんです、御存じのように。だからその...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえて配意してまいりたいと存じます。
11月25日第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○麻生国務大臣 諫早湾の干拓の開門、閉門の問題につきましては、御存じのように、平成二十二年十二月六日の福岡高裁判決、これは確定ですけれども、開門義務というのを負うことになっております。他方、開門禁止義務、これは平成二十五年十一月十二日の長崎地裁の決定ということになっております。二...全文を見る
○麻生国務大臣 先ほど国土交通大臣の方からも答弁があっておりましたけれども、いわゆる地域公共交通確保維持のための改善事業において、既に二百二十九億円の金がここに支出されておりますのは御存じのとおりだと思っております。  御存じのように、こういうようなものがある上に、社会資本整備...全文を見る
○麻生国務大臣 簡潔じゃ困るのは向こうなので。野党に対する配慮も考えぬといかぬと思っておりますので。  個別の事業について申し上げるわけにいきませんので、一般論として申し上げれば、補助金、交付金というものにつきましては、御存じのように、根拠法令とか交付金のいわゆる内容というのは...全文を見る
○麻生国務大臣 御指摘をいただきましたまず最初の一兆二千億の件でありますけれども、平成二十三年度から今日までのをずっと述べてみますと、平成二十三年度五千二百九十六億、平成二十四年度四千九百億、平成二十五年度二千八百億、平成二十六年度一千五百億と、大体毎年それぐらいずつ減ってきてお...全文を見る
○麻生国務大臣 国会でいろいろ審議していただくのは松浪さん御自身なのであって、私らの方はそれに答弁する立場にありますので、審議されるあなたの方がきちっとやっておられるんだと思いますので、今後とも、我々としてはそれをなるべく早く、十一月二十日前後に我々は決算を出しておりますから、そ...全文を見る
11月28日第192回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十七年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出をいたしております。また、平成二十七年度国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に提...全文を見る
11月28日第192回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十七年度の一般会計の歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成二十七年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告をいたして...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 平成二十七年度決算の評価と今後の財政運営の基本方針についてのお尋ねがあっております。  平成二十七年度決算では、歳入面において強い経済の実現を目指した取組を含め、経済の好循環が拡大したことを反映いたしまして、税収が前年度に比べて二兆三千億円増加をいたし...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 預金保険機構の剰余金についてのお尋ねがあっております。  まず、早期健全化勘定の剰余金は、法律上、同勘定を廃止したときに国庫に納付することとされておりますのは御存じのとおりであります。現在、同勘定の業務は継続をいたしております。法令の規定に従い適切に管...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 税収の見込み及び財政健全化目標についてのお尋ねがあっております。  まず、平成二十八年度の税収につきましては、課税実績や経済見通しなど様々な要素を踏まえる必要があります。したがって、現時点で見通しを申し上げることは困難であることは御理解いただきたいと存...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 補正予算追加額の翌年度繰越しについてのお尋ねがあっております。  平成二十四年度から二十六年度の補正予算につきましては、経済対策などに基づいて、当初予算の編成時にはいわゆる予測し得なかった財政需要に対応するため編成したものであり、いずれも年明けの二月に...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 決算検査報告における不当事項などの原因と対応策についてのお尋ねがあっております。  平成二十七年度決算検査報告において、会計検査院から不当事項等として四百五十五件、一兆二千百八十九億円と数多くの指摘を受けたことは誠に遺憾であります。  これらの指摘は...全文を見る
12月01日第192回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○国務大臣(麻生太郎君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえて配意してまいりたいと存じます。
12月05日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(麻生太郎君) これは御存じのように、一九七四年に遡るんだと記憶しますけれども、一九七四年当時に、いわゆるがん医療に特化した保険商品というものの経験を日本は有しておりませんでした。それが元々の始まりで、このがん保険というのが、アメリカというか、外資系の保険会社になったん...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にこの種の話は、先ほど総務大臣から答弁があったとおりでありまして、簡易保険会社は、当時総務大臣やっていましたからあの種の話は結構詳しく知っているつもりですけれども、少なくともこういった交渉というのを個別にやられると、大いにやられるというか、榊原のや...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたように、民間の保険会社が提供するいわゆる医療保険につきましては、保険料を負担する契約者がその支払った保険料に応じて一定の金額の所得控除というものを受けることができるというのが、生命保険、医療の保険制度が適用される、もう御存じのとおり。...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 御存じのように、このアマゾン・ドット・コムというのは個別の業者ですので、個別の納税者の課税とか協議の状況については、これは守秘義務というのが課せられておりますのは御存じのとおりなので、具体的な答弁というのは差し控えさせていただくことになります。  ただ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆる、今おっしゃいましたように、PE、パーマネントエスタブリッシュメント、恒久的施設に認定されているという内容が、先ほど財務省の方から説明いたしましたように、極めて限られている範囲になっておりますので、限られている範囲である以上、極めて合法的に今のこ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) いわゆるBEPSのプロジェクトのこの行動一というのは、これ一からずっとあるんですけど、一では、電子商取引の電子によります経済、インターネット等々の経済は、現行の国際課税ルールでは課税が十分に行えないというおそれがあるという問題意識の下で、課税上の課題につ...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) TPPでは、御存じのように、租税に係る課税措置については原則として適用除外、御存じのとおりです、されております。また、TPPの規定と租税条約の規定にそごが生じた場合は租税条約の規定が優先するとされておりますのも御存じのとおりです。  したがって、仮に日...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 課税のために経済実態をゆがめようとしているわけではありません。
12月08日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第14号
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○国務大臣(麻生太郎君) 御指摘のありましたように、過日の御質問、通告がありませんでしたので、私ども調査不足ということだったので、私どもとしては既に書類はお届けしたと思いますが。  国会の承認に先立って関係予算、関連予算というのを計上して国会審議をしたことがあるのかという事例と...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 二つ御質問なんだと思いますが、条約の発効に先立って関連予算を計上して御審議をいただいた事例としては、水銀に関する水俣条約というのがありますのは御存じのとおりです。  それから、今御質問のありました、TPP対策本部がこれ発表しております数字によりますと、...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 基本的にまだ予算編成をしている最中でありますので、今はまだ決まってくる段階の前でありますので、今の段階でお答えするのは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(麻生太郎君) 総合的なTPP関連政策大綱というのを読まれたと思いますが、この中で、農林水産分野の対策の財源につきましては政府全体で責任を持って毎年の予算編成過程で確保するものとされておりますので、したがって、今言われたような御心配はあろうかと思ってこの部分ができている...全文を見る
○国務大臣(麻生太郎君) 今申し上げたのは、そういう意味で答えたというふうに御理解いただければ。もう一回申し上げてもいいですが。
○国務大臣(麻生太郎君) TPP協定の実施が関税収入に及ぼす影響ということですけれども、この発効後の輸入動向とか為替の動向も関係すると思いますが、これ予測することは極めて困難ですので、正確に見積もることはこれは極めて困難、当然のことだと思いますが。  その上で、日本を除きますT...全文を見る
12月09日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第15号
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○国務大臣(麻生太郎君) 四月の十九日、いわゆる戦略国際問題研究所においての講演後で、質問に対しての際の私の答えを指しておられるんですが、よく読んでいただけた方がいいと思いますが、あれ日本語にもちゃんと直っていると思いますので。アベノミクスの第三の矢の検討状況ということの例示を一...全文を見る