安倍晋三

あべしんぞう

小選挙区(山口県第四区)選出
自由民主党
当選回数10回

安倍晋三の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月27日第129回国会 衆議院 決算委員会第四分科会 第2号
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○安倍(晋)分科員 私は、船舶検査制度についてお伺いをさせていただきたいと思います。  この船舶検査の中には当然漁船も含まれるわけでありますが、現在我が国の漁業界は大変厳しい状況に直面をしておりまして、特に昨今の魚価の低迷、そしてそれと同時に人件費の上昇、他方、円高によりまして...全文を見る
○安倍(晋)分科員 現在羽田政権も、また細川政権も規制緩和をどんどん行っていこう、それが新しい時代に向けて国民生活にもプラスになっていくのだということをおっしゃって、大きく政策目標としては掲げられたわけでございます。もちろん、経済における規制もございますし、社会的な規制も当然ある...全文を見る
○安倍(晋)分科員 今の政務次官の御答弁にもありましたように、全体としては規制緩和をどんどんと行っていくということと同時に、社会的な規制については、そのことによって社会全体また国民が守られているということで、守っていくべきことは守っていく、私もまさにそのとおりだと思います。  ...全文を見る
○安倍(晋)分科員 それはぜひとももっと真摯にそうした現場の声を聞いていただきたいと思います。  内容についての合理化は当然なのですが、それとともに、検査の期間でございます。  これはトン数によって分かれておりますが、定期検査が四年と六年、その中間が二年、三年とそれぞれなって...全文を見る
○安倍(晋)分科員 検査の期間というのも、これは後ほどお伺いしますが、新しく条約を今度策定をされたということで、これにかかわってくるのでしょうけれども、もう一度中身に立ち返りまして、一番大きな負担は、エンジンの解放検査ということでございますが、このエンジン解放検査について、ばらば...全文を見る
○安倍(晋)分科員 それと、検査の執行日でございます。検査の執行日をあらかじめ、例えば三年とか、中間も含めて二年、三年、また四年、六年、こう定められているわけでありますが、例えばそのときにたまたま一番漁ができる時期で、例えばマグロの大群が近づいてきたとか、海外に行っているとか、い...全文を見る
○安倍(晋)分科員 国内では一カ月ということでございますが、もう少し延長してもらいたいという声も当然強いわけでありまして、先ほど最低一カ月というお話を申し上げたのですが、この一カ月間はもう既に認めておられるということでございますが、一カ月以上さらに一カ月、だから二カ月にしていただ...全文を見る
○安倍(晋)分科員 その検査の期間を延長してもらいたいというのと、また、執行日ですね、それに弾力性を持たせていただきたいということと同時に、当然遠洋漁業の場合は海外に出かけてまいります。先ほど、海外に出ていった場合はもうちょっと幅があるということでございますが、海外において、海外...全文を見る
○安倍(晋)分科員 当然全国に漁業者はいるわけでありまして、この人数で果たして円滑な運用ができている、そのようにお思いでしょうか。  円滑な運営というのは、人数が少ないために、その人に来てもらうためにずっと待っていなければいけないとか、ドックに入れたまま置いておかなければいけな...全文を見る
○安倍(晋)分科員 そういう方向に進まれているというのは、私は大変いいことだと思うわけでありますが、問題はその二十トン以上の船舶、特に遠洋漁業に従事している人たちについてなんですが、特にこの業界も大変厳しいわけでございます。  そういう中で、私もいろいろな方からお話を伺ったとこ...全文を見る
○安倍(晋)分科員 再度申し上げておきますが、造船所とかドックの皆さんの意見では、新任の検査官よりも、実際は工場の技術者の方が全然すぐれていて、実際はその人の後をただついてくるだけだというのが実態であるところも多いということでございますから、そういう話を聞いていただきたいと思いま...全文を見る
05月27日第129回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第2号
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○安倍(晋)分科員 私は、食鳥検査制度について御質問させていただきたいと思います。  御承知のように、我が国の食鳥業界は今大変苦境にあるわけでございます。価格の低迷、関税率の低下、円高による輸入の増大、またそれそのものが大変価格を低下させていく大きな圧力になっております。そうい...全文を見る
○安倍(晋)分科員 これは政務次官にお伺いをしたいわけでありますが、細川内閣発足以来、連立政権の大きな政策目標として規制緩和を行っていく、このことによって我々の生活には大変大きなプラス面で作用していくだろうということでございますが、その規制の中にも、経済的な規制と社会的な規制があ...全文を見る
○安倍(晋)分科員 平成四年からこの検査制度が施行されたということでございますが、それ以前に、ある意味ではこの検査を行っていなかったがためにどのような事故があったか、鳥のそういう疾病等による人体への大きな影響があったかどうかということも含めて、その点を御答弁いただきたいと思います...全文を見る
○安倍(晋)分科員 今食鳥検査制度によって各ブロイラー等がその検査手数料を払っております。私の地元の山口県では一羽につき三円払っておりまして、上限が五円ということでございますが、この手数料の算出根拠について御説明をいただきたいと思います。
○安倍(晋)分科員 外国では、こういう制度を取り入れているところがあるのかどうかということをお伺いしたいと思います。
○安倍(晋)分科員 私が調べた範囲内におきましては、諸外国においてはこの手数料を国なり地方自治体が負担をしているか、または助成金を出しているところが大変多いというふうに聞いております。特に今輸入の鶏肉が入ってくるわけでございまして、価格面において競争せざるを得ない。  そういう...全文を見る
○安倍(晋)分科員 ということは 特に競争相手としての米国あるいはタイは全く手数料を取っていないわけでありますから、上限を五円とすると、上限を取っているところは既にそこで一羽当たり五円のハンデがついてしまっていることになると私は思います。当然これは受益者負担というか業者が負担をし...全文を見る
○安倍(晋)分科員 従来は、ブロイラー等々が専門に鳥肉を生産する前は廃鶏肉が大体主だったと思うわけでありますが、昨今の価格の低迷において、廃鶏肉についてはほとんど産業廃棄物に近い状況に追い込まれている状況もありました。そのことは鶏卵生産自体にも大きな影響を与える、鶏卵生産の農家に...全文を見る
○安倍(晋)分科員 では、後まど資料を届けていただきたいと思うわけでありますが、私が持っている資料でも、骨つぎもも肉は昭和五十五年に一七・五%であったものが六十二年には一〇%になっているわけでありまして、今度のウルグアイ・ラウンドの締結、我が国が批准したらの話ですが、そうなった場...全文を見る
○安倍(晋)分科員 その食鳥処理衛生管理者というのは、それぞれの業者が当然抱えているわけでございますよね。
○安倍(晋)分科員 実質的には、検査をするときにこの人たちが立ち会ってやらなければいけない ということですから、この一羽当たりの負担とともにこうした人件費が当然大きな負担になっておりまして、先ほど私が申し上げましたように、手数料をできれば国に負担してもらいたいというのが一点なんで...全文を見る
○安倍(晋)分科員 それと、検査の仕方なんですか、業界には業界のいろいろな事情がございます。仕事柄いろいろな条件等々があるわけでございます。  他方、これを検査に行かれる方は公務員でございますので、ある意味では非常にお役所仕事的に仕事をされるということでございますが、鳥肉の場合...全文を見る
○安倍(晋)分科員 これは平成四年に施行されたということでございますが、それ以降この検査によって大体どれくらいの疾病が発見されたか、つまり、この制度をやることによって、本来やっていなければ見つからなかった疾病、問題を与えたであろう、そういう発見された病気はどれくらいあったのか、全...全文を見る
○安倍(晋)分科員 三・八三%が非常に低い数字であるかどうか、非常に低いととるか、いや、これはそうではなくて、人体に大きな影響を与えるものだから三・八%もあったととるかは非常に難しいところではあると思います。しかし、三・八%であるということは、大多数の業者は全く問題なくずっとやっ...全文を見る
○安倍(晋)分科員 ただ、この法律自体は平成四年からでございますから、まだまだ情報が、統計が不十分だとは思いますが、今後続けていく中で、果たしてそういう疾病が発見される地域またはその生産農家が、ある程度この地域に分布が一定しているのかどうかということも検討していっていただきたいと...全文を見る
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○安倍(晋)分科員 私は、昨今、検察官の不祥事が相次いで発生をいたしておりますので、そのことに関しまして質問をさせていただきたいと思います。  九〇年には、光進の元部長に対していわゆる暴行を含む、被疑者に対してのまさに暴行凌辱の事件が発生をいたしました。また、九三年におきまして...全文を見る
○安倍(晋)分科員 こうした事件につきましては、これは個人の資質に問題があるのか、または検察庁自体にそうした体質があるのか、その辺についてどういう感想をお持ちか、お伺いをしたいと思います。
○安倍(晋)分科員 戦後、こうした検事による被疑者への暴行事件というのはどれくらい発生していたのか、教えていただきたいと思います。
○安倍(晋)分科員 問題は、今までそういう具体的な例がなかったわけでありますが、しかし、なかったからといって、実際にそういう事実がなかったかどうかということは、これは大変大きな疑問でございます。  事実、金沢検事にいたしましても、それまでのいろいろな取り調べにおいてそれを疑わせ...全文を見る
○安倍(晋)分科員 ただいま官房長から御説明をいただいたわけでございますが、例えば刑事訴訟法は個人の自由の保障に深くかかわる法律だと思うわけでありますが、この刑事訴訟法が司法試験において選択科目になっているということもございます。これは大変学習が難しいからということも理由の一つの...全文を見る
○安倍(晋)分科員 この件についてはぜひとも御検討いただきたいと思います。特に、裁判等において事務官等がそうした意味で証言をされたとしても、やはり我々一般大衆から見れば、その事務官も検察と基本的にはぐるではないか、法務省の役人であるわけですから、これはやはり一体となっているのであ...全文を見る
○安倍(晋)分科員 ただいま御質問させていただきました取り調べにおいてどういうことが行われているかということを国民が大変大きな疑惑の目で見ているということと同時に、裁判所と検察庁のあり方の問題でございますが、それとまた検察庁と法務省のかかわり方についてお伺いをさせていただきたいと...全文を見る
○安倍(晋)分科員 例えば人権擁護局長も身分は検事である。もちろん、もともとは裁判官であって、法務省に出向している建前から検事ということになっているということでございますが、しかし、このことは、やはり国民に対しては大きな誤解を与える。例えば被疑者の人権を考える、その局長が検事であ...全文を見る
○安倍(晋)分科員 例えば被疑者から保釈の請求があった際に、検察側が抗告したというときにはなかなか保釈が認められないというケースが大変多いわけでありますが、そのことはひとえに、例えば裁判官が何となく検察の方にある程度常に理を認める、感情的にどうしても肩入れしているんではないか、そ...全文を見る
○安倍(晋)分科員 黙秘についてでございますが、被疑者を取り調べる際に、その被疑者が黙秘する権利があるかどうか、そういう説明を行っているかどうかということを、まず御質問させていただきます。
○安倍(晋)分科員 そういうことであれば、新聞等々で、黙秘をしていると、例えば保釈について不利になるというような憶測の記事がいろいろと出ているわけでありますが、そういうことに対しては基本的に違っているということで、ある意味では訂正等々をしっかりと申し入れをしておいていただきたいと...全文を見る
06月17日第129回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○安倍(晋)委員 まずはこの四議定書について何点かお伺いさせていただきたいと思います。  この四議定書は国際海事機関の会議で作成をされておりますが、この四議定書の批准の進捗状況、大変悪いようでありますけれども、この国際海事機関の加盟国は現在のところ何カ国なのでしょうか。また、我...全文を見る
○安倍(晋)委員 今の御答弁にありました、七六年の基金議定書が未発効、そしてまた、九二年の民事、基金の両議定書が未発効ということでありますが、これはどのような理由で発効がおくれているのですか。
○安倍(晋)委員 それで、七六年民事議定書は効力を発揮しているわけでありますが、七六年の基金議定書は未発効ということであります。この両議定書の未批准国については実際に賠償や補償の必要が生じた場合はどのように対応しているのでしょうか。我が国がもしこの条約を批准しなかった場合はどうな...全文を見る
○安倍(晋)委員 我が国は石油の輸入の大半は海外に依存をしているわけでありますが、その中でタンカーの事故防止または環境汚染防止に対して大変大きな責任を持っているのは当然であります。  こうした条約を批准していく中において保険等の関係でコストアップにはね返ってくるのではないかと私...全文を見る
○安倍(晋)委員 今度の改正によって二百海里水域、現行については過失責任であったものが改正後は無過失責任になるということであります。それだけに基本的にはリスクが増大をしてくるというように考えざるを得ないのですけれども、そういう中において当然保険等々の掛金等も変わってくるのではない...全文を見る
○安倍(晋)委員 その事故について六九年の条約または七一年の条約によってどのような対応がなされていたのでしょうか。これは運輸省ですか。
○安倍(晋)委員 それで、マラッカ海峡沿岸のインドネシア、マレーシア、シンガポールの三カ国はこの四議定書の署名国そして締約国にはなっていない。シンガポールは七六年の民事議定書のみ締約国になっているということであります。このまさに三国が我が国へ中東の原油を運ぶ要路になっているわけで...全文を見る
○安倍(晋)委員 そしてまた、最初に私が申し上げました沿岸諸国が通行税を取る、こうした構想については現況はどうなっているのか、これは外務省、お答えいただきたいと思います。
○安倍(晋)委員 このことは我が国の国益にとっても大変重大な問題になってくると私は思いますので、適切に外務省は対応していただきたい、このように思います。  タンカー事故の防止あるいは環境の保護という観点からこうした条約を批准していくということは大変大切であると思うわけであります...全文を見る
○安倍(晋)委員 しかしながら、米国がこの方式は有効ではないということを言っているようでありまして、その米国側の主張によって建造の受注が全くないということでありますが、その点についてはどのようなことをお考えでしょうか。
○安倍(晋)委員 船舶の安全航行にかかわる条約といたしましてトレモリノス漁船安全条約というのがございますが、これは一九七七年に漁船の安 全基準を国際的に統一するために採択をされたわけでございます。しかし、実際にはなかなかこれが成立、発効するには至らなかったわけであります。一九九...全文を見る
○安倍(晋)委員 海上の漁民の安全を図っていくことは当然であります。この条約によって現在我が国の国内で船舶の検定検査が行われているわけでありますが、しかしながら、これについて多大な費用がかかる、かつまた八十年前に成立した法律でございますのでその内容自体が装備等の進歩に合っていない...全文を見る
○安倍(晋)委員 ただいまの御答弁にありました郵政省と運輸省、それぞれ目的は違うということでありますが、やっている中身が同じであれば、これはもうやる方にとっては大変大きな負担になってくるわけでありますから、できるだけ早い機会にどちらかの省が統一をしてやるという方向で検討していただ...全文を見る
○安倍(晋)委員 それに対する先方の答えというのはわかっていないのでしょうか。
○安倍(晋)委員 当然このカーター・金日成間でどういうことが話し合われたかということと、どういう方向になっていくかということは我が国の安全にとって大変大きな影響があるわけでありますから、我が国の立場、また我が国の意見等々十分に米国側に伝えるように、そういう緊密な連絡をしていってい...全文を見る
○安倍(晋)委員 我が国は自由と民主主義、また人権という各国共通の普遍的な価値を大切にする国であるわけでありますが、そういう中においてこういう事件が発生することによって日朝間だけではなく日韓の関係に対しても大変悪い影響が起こってくるという危険性があると私は思うわけであります。 ...全文を見る
○安倍(晋)委員 ありがとうございました。
11月02日第131回国会 衆議院 建設委員会 第2号
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○安倍(晋)委員 ただいま同僚の中谷先生から、優しい政治に対する建設省としての取り組みについて何問か質問がございましたが、私もその観点から、バリアフリー住宅について質問させていただきたいと思います。  現在、連立政権としては、優しい政治実現に向かいまして新ゴールドプランを策定中...全文を見る
○安倍(晋)委員 ただいま融資についてのお話がございましたが、こうした制度融資を行うことによって、もちろん財政的な出動になるわけでありますが、しかし、こうした制度融資をきめ細かく行って高齢化社会に備えることによって、もしそれがなければ、つくらなければいけない施設を当然つくらずに済...全文を見る
○安倍(晋)委員 このバリアフリー住宅を新たに新築する際に、バリアフリー住宅化をして新築をするというときの費用と、そしてまた、現在ある家をバリアフリー化するために改築をする、それにかかる費用なのですが、大変大ざっぱに言いますと、改築をする方が、新築をするためにバリアフリー化するそ...全文を見る
○安倍(晋)委員 この問題は一建設省だけでもちろん解決できる問題ではない、私はこのように思っております。お年寄りを抱えた家族がどう対応していくかということについて、あるいは施設に預ける、そしてまた、そうではなくて在宅でみんなで介護をしていく、いろいろな選択肢があるわけでありますが...全文を見る
○安倍(晋)委員 今後やはり優しい政治を進めていく上においては、この問題は私は大変大きな重要な問題であると思いますので、今後とも積極的に取り組んでいただきたいと思います。  それでは、次の質問に移らせていただきたいと思うわけであります。  我が国も来年で戦後五十年を迎えるわけ...全文を見る
○安倍(晋)委員 この行動計画につきましては、日米の木造戸建て住宅の価格の格差が、日本の方が大体三割高になっているというところに着目を して、米国並みに引き下げることを目指しているということでございますが、七月の七日に発表した建設省の調査によりますと、日本が米国のまだ一・八四倍...全文を見る
○安倍(晋)委員 ただいま、実際購買力平価でいくと一、二割程度しか高くないというお話でございましたが、新聞や週刊誌等で米国であればこれぐらいで住宅が買えるというようないろいろな報道がございまして、そういう中で、実際そういう一、二割程度という感覚よりも、倍くらい日本の住宅はするんじ...全文を見る
○安倍(晋)委員 ただいま大臣の力強い御発言をいただきまして、私も大変心強く思った次第でございます。今後とも頑張っていっていただきたいと思います。  それでは、もう時間もなくなってきたのですが、最後に一点お伺いをさせていただきたいと思います。  今までは、住宅についてお伺いを...全文を見る
○安倍(晋)委員 大臣は、農業問題の専門家でもいらっしゃいますから、今後とも積極的に取り組んでいっていただきたいと思います。  以上で私の質問を終えます。ありがとうございました。