安倍晋三

あべしんぞう

小選挙区(山口県第四区)選出
自由民主党
当選回数10回

安倍晋三の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○安倍(晋)委員 質問に当たりまして、阪神大震災でお亡くなりになられました皆様に、また被災をされました皆様に心からお悔やみを申し上げ、またお見舞いを申し上げたいと思います。  小里大臣におかれましては、担当大臣に御就任以来、本当に寸暇を惜しまず一生懸命この対策に腐心をしておられ...全文を見る
○安倍(晋)委員 新聞によりますと、復興調査会を設置して、この復興調査会の例えは特別顧問等に有力な政治家を任命するということも今政府で御検討ということでございますが、小里大臣と復興調査会との関係はどのような形になるのか教えていただきたいと思います。
○安倍(晋)委員 我が国の行政につきましては、その優秀さとともに縦割りの弊害というのが日ごろ言われているわけでありますが、この震災対策についてもそういう弊害というのは残念ながら出てきてしまっている中におきまして、村山総理、また小里大臣の強いリーダーシップが期待されるのではないかと...全文を見る
○安倍(晋)委員 今回のこの震災に対しまして、もちろん多大な政府等の出資が必要になってくるわけでありまして、それに対して国債あるいは復興債、建設国債等々のことが今検討されているということでございますが、当然また、税によって補っていこうという考えもあるわけでございます。そういう中で...全文を見る
○安倍(晋)委員 そのためには新たに立法等々の措置が必要かどうかもお伺いしたいと思います。
○安倍(晋)委員 大変前向きな御答弁をいただきまして、法律の改正も必要ないということでございますから、国民の中に一生懸命応援をしていこうという機運が大変高まっているわけでございますから、そういうときにいち早くそういう御決断をいただきまして、復興のための宝くじというものをぜひとも行...全文を見る
○安倍(晋)委員 もちろん宝くじと同様なんですが、ギャンブルにおいてそういう支援の特別レースを開催するに当たっては今説明員の方からお話があったような論議もあることは事実でありますが、しかし、実際に復興するためには資金が必要という中にあって、税とはまた別の方法で我々は積極的に考えて...全文を見る
○安倍(晋)委員 ただいま、被害が大きくない機関については四・四五という御説明がございましたが、この四・四五では、普通の優良な企業であれば市中から十分に調達できる金利でございますから、私としては全く意味がないのではないか、このように思うわけでございます。三%にいたしましても、多大...全文を見る
○安倍(晋)委員 財政当局の御事情等々はよくわかったわけでございますが、これはやはり大きな政治的な判断が必要でございますので、小里大臣には閣内においてそうした見地に立っての指導力を発揮をしていただきたいと思います。  もう時間が参りましたから最後に、復興を果たしていく上で、やは...全文を見る
02月21日第132回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○安倍(晋)分科員 質問に先立ちまして、さきの阪神・淡路大震災の発生の日から亀井大臣を初め運輸省の皆様各位が本当に獅子奮迅の働きをしてこられましたことに対しまして改めてまず敬意を表したい、このように思う次第でございます。  私は、船舶検定・検査について何問か質問させていただきた...全文を見る
○安倍(晋)分科員 十四回の改正の中で、それを詳しく逐条ごとに見てまいりますと、むしろ厳しく改正をしたという改正も何回か行っているわけでありまして、例えば備品等々について、それとかエンジン解放検査の中身について、これを改正したのかどうかということについては、改正したかどうかという...全文を見る
○安倍(晋)分科員 今おっしゃったのは型式認定制度ではないかと思いますが、今おっしゃった解放検査を省略するというのは、これは二十トン以上も含まれるのでしょうか。
○安倍(晋)分科員 実は、ほぼ一年前に同じことを質問させていただきました。そのときにも今のお話を伺ったわけでございますが、ただ、一年間実際に省略というのはまだ行われていないわけでありまして、これは一日も早くやっていただかないと、これができたころにはほとんど遠洋漁業をやる人がいなく...全文を見る
○安倍(晋)分科員 現在、船舶検査官は二百四十六人ということなのですが、若干数字は変わっているかもしれません。二百四十六人であれば、この二百四十六人で、全国に散らばるドックに行って検査を行うわけでございますが、しかしながら、やはりこの人数が十分か不十分かということになるのですが、...全文を見る
○安倍(晋)分科員 できれば大体期日、月安を教えていただきたかったのですが、できる限りその目安を出せるように検討していただきたいと思います。負担については、やはりエンジン解放検査が一番大きな負担になっているということでございますので、その点をぜひとも改善をしていただきたいと思いま...全文を見る
○安倍(晋)分科員 二十トン未満につきましては、民間の機関、協会等々を利用してというように改正をされておりまして、それほど強い不満というのはないのですが、主に二十トン以上の船舶だと私は思うのです。  今お話がございましたトレモリノス条約なんですが、この条約について今批准に向けて...全文を見る
○安倍(晋)分科員 先ほど定期検査について四年と中間検査二年、これをやはり三年、六年にするべきであると私申し上げたわけですが、従来から申し上げている中で、条約によって縛られるというお話があったのですが、条約はまだ我が国は批准をしていないわけなんですが、しかし条約によって縛られるた...全文を見る
○安倍(晋)分科員 このことについてはぜひとも、条約はそういうことであれば、我々、漁業者の意見を聞く限り、そう簡単にはこれは批准するのはどうかな、このように思っているわけでありまして、そういうことから、皆様方にもこの条約についてはもっと、果たしてこの条約を結ぶことによってどういう...全文を見る
○安倍(晋)分科員 それと、事故の際の救命いかだなんですが、この救命いかだを、定められた救命いかだに加えて、特別の安全のためにさらにいかだを、定められていない、義務でないにもかかわらず装備をした場合にも、そのいかだについて認定、検定を受けなければいけない。これは、むしろプラスアル...全文を見る
○安倍(晋)分科員 それは理論としては当然わかるわけでありますが、しかし、それを積む方の側となって考えれば、これをさらなる安全のために積んだら、それについても検定・検査をされるということであれば、だったら、積むのをやめるかという話になる。積むのをやめるよりも積んでもらった方がいい...全文を見る
○安倍(晋)分科員 無線についてそのような前進を見たというのは船主の皆さんも大変喜んでいただけたのではないか、このように私も思うわけでありまして、他の項目についても、むしろこれは、ぜひとも船主の立場になって考えていただきたいな、このように思うわけであります。  もちろん、これは...全文を見る
○安倍(晋)分科員 ただいま大臣から大変心強いお話をいただきまして、私も大変うれしく思っているわけでありますし、また漁民も大変な期待をしているのではないかと私は思うわけであります。  これで、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
03月15日第132回国会 衆議院 建設委員会 第10号
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○安倍(晋)委員 岡田先生にお伺いしたいと思うのですが、特に防災の観点からお伺いしようと思います。  今回の大震災から、先ほど伊藤先生が、そのほとんどが家屋の倒壊で亡くなられたというお話があったのですが、ですから、防災ということに関しては、建物が倒れないようにというところに重点...全文を見る
○安倍(晋)委員 あと一点だけ、八一年にも基準がおありでしょうから、その八一年の耐震のチェック基準、診断基準の結果と、今度の震災の結果のチェックというのは今後なさるわけでしょうか。
○安倍(晋)委員 ありがとうございました。
03月29日第132回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○安倍(晋)委員 それでは、化学兵器禁止条約について質問させていただきたいと思います。  条約の中身について質問させていただく前に、今月の二十日にございましたサリンを使用した大変卑劣なテロ事件について二、三お伺いをさせていただきたいと思います。  本条約によりましてこのサリン...全文を見る
○安倍(晋)委員 昨年の六月の松本サリン殺人事件、そしてまた昨年七月の山梨県の上九一色村の異臭騒動、そして今月の五日の京浜急行電車内での異臭事件、そしてまた今月十五日、この地下鉄事件と同じように、場所も同じ霞ケ関駅で不審なかばんが発見をされているというような一連の事件があったわけ...全文を見る
○安倍(晋)委員 また、仮谷清志さん拉致、監禁事件につきまして、警察がオウム真理教の施設を捜索した際、多量のサリンを製造していたという疑いが大変強まったということでございまして、これを殺人予備罪に切りかえて現在捜査中ということでございます。  今般この条約を批准をいたしまして、...全文を見る
○安倍(晋)委員 ということは、その特別立法化によって、現在の段階では、サリンを製造するに足る薬品を所持をしていても、例えばこのオウム真理教の場合も罪に問えないわけでございますが、しかし新しい立法によって、その段階でも十分に罪に問うことができるということなんでしょうか。
○安倍(晋)委員 それでは、条約の中身についてお伺いをさせていただきたいと思います。  化学兵器の使用の歴史というのは、残念ながら大変古くからあるわけでございます。しかしながら、一九二五年のジュネーブ議定書によって戦争での使用が禁止をされたわけでございます。しかし、平時における...全文を見る
○安倍(晋)委員 現在、世界は百八十数カ国の国あるいは地域によって構成をされているわけでございますが、本条約に百五十九カ国が署名をしているということは、わずか二十数カ国だけが署名をしていないということになるわけでございまして、ほとんどの国が署名をしているというのは大変喜ばしいこと...全文を見る
○安倍(晋)委員 特に中東の国については、イスラエルは署名をしているわけでございますが、しかしイスラエルがなぜ署名をしているかということについては、恐らくイスラエルは核兵器を保有をしているであろう、このように言われているわけでございまして、この核兵器を保有しているであろうイスラエ...全文を見る
○安倍(晋)委員 私が今申し上げました北朝鮮、韓国あるいは中国についてはどうでしょうか。
○安倍(晋)委員 中国につきましては、署名の段階で、抜き打ち査察については大変難色を示したということでございますが、実際にその難色を示したのかどうか、また、なぜ難色を示したかということについてお伺いをさせていただきたいと思います。
○安倍(晋)委員 そこがなかなか大変重要な点でございまして、その抜き打ち度について難色を示すということは、保持をしていないのであれば抜き打ち度が幾ら厳しくても全然関係ないわけですね。しかし、多少灰色あるいは黒である場合、うまくこれは繕っていこう、隠していこうという意図があれば、抜...全文を見る
○安倍(晋)委員 まだ残っている二十数カ国について、これはもう一日でも早く署名をさせる。また、批准国も現在まだ大変少ないわけでございます。批准国も、我が国もそうなんですが、どんどんふやしていかなくては、これは実効性がないということになるわけでございます。特にこの実効性を図っていく...全文を見る
○安倍(晋)委員 これは当然、我が国は中身を議論をした後速やかに批准をする必要がある、このように私は思うわけでございますし、私も強く支持をしていきたい、このように考えております。  ただ同時に、やはりこうした問題の国が署名をし、かつ批准をするということが大変大きなポイントになっ...全文を見る
○安倍(晋)委員 こうした条約を実効あらしめるためには、当然機関が大変強力でなければならないということがあります。しかし、それと同時に、やはり国連の肥大化も今言われておりまして、ある程度の国連のスリム化、リストラも考えていかなければいけない。相反することを私たちは今目指していかな...全文を見る
○安倍(晋)委員 ということは、当然今のお答えでは、果たして我が国の国連における分担金がどのような増加になるのかということも恐らくわかっていないのではないかと思いますので、そのことについてお伺いをしようかと思いましたが、それは今のところわからないということでやめておきます。  ...全文を見る
○安倍(晋)委員 この問題については、我が国の終わっていない戦後処理の一つでございますから、この条約の締結を、批准を機に、一日も早く、これは我が国の責任として早急に処理をしていかなければいけないと私は思うわけでございますし、またこれは、中国側の主張によりますと二百万発遺棄をされて...全文を見る
○安倍(晋)委員 では、これで私の質問を終了したいと思います。ありがとうございました。
04月14日第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第10号
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○安倍(晋)委員 ただいま委員長から御報告がございましたように、私ども、復興に向けて立ち上がりつつある神戸あるいは淡路地域について視察をしてまいったわけでございますが、視察に際しまして現地からいろいろな申し出があったわけでございまして、そうした御要望を中心に何点か質問をさせていた...全文を見る
○安倍(晋)委員 今回の第一弾につきましては、私は、現在の財政状況の中ででき得る限りのことは検討されたんではないか、このように思うわけでございますし、それぞれ被災に遭った自治体の皆さんは一定の評価をしていただいていると思いますし、また商工会議所からもそのような御発言もありました。...全文を見る
○安倍(晋)委員 次に、企業が立ち上がっていく上で、港が再建をされるというのは必須条件になるわけでございます。  私も視察をしてまいりまして、公共、民間ともに、港湾施設が大変大きなダメージを受けたわけでございますが、公共の施設につきましては国のかなり思い切った支援が受けられるわ...全文を見る
○安倍(晋)委員 大変心強い御答弁をいただいたわけでございますが、港湾施設につきましても、現在の開銀の融資、五年、六年で四・六五、四・九%ということになっているわけでございますけれども、さらなる低利の融資、それぞれ五年、六年で三・六五、四・六五ということが実現できないであろうかと...全文を見る
○安倍(晋)委員 続きまして、この震災によりましてたくさんの企業が被災をしたわけでございますが、当然大企業も幾つか被災をしておりまして、その中で、例えば住友ゴムについては、残念ながらその工場の主力製品部門は神戸から出ていかざるを得ないということになっているわけでございます。その他...全文を見る
○安倍(晋)委員 ただいま承ったような状況でございますが、今後しかし復興に向けていく上で、住宅また都市計画等を考えていくことも当然必要でございますが、それと同時にやはり職場をつくり出していかなくては、これは神戸に住んでやっていくということができなくなってくるわけでございまして、今...全文を見る
○安倍(晋)委員 企業においても今回の第一弾というのを大変高く評価しているわけでございますし、その中で何とかやっていきたいという意欲はもちろん持っているわけでございます。しかし、今後その地域に踏みとどまって頑張っていくという上でも、さらなる思い切った措置が第二弾において必要ではな...全文を見る
○安倍(晋)委員 今、宅地、農地についてのお話があったわけでございますが、宅地、農地についてそういう減免をやっていくというのは当然なのです。ただ私は、先ほど申し上げましたように、宅地、農地等の減免だけではなくて、やはり職場を創出していく上で、企業に活力を与える、そういう意味におい...全文を見る
○安倍(晋)委員 また、ただいまお話は承ったのですが、あと、譲渡益課税については大蔵省ですか。では、大臣に。
○安倍(晋)委員 それと、先ほど自治省から御説明をいただいたのですが、土地についての減免措置というのは、今回の中では企業の工場等についても宅地、農地に準じて行われているのかどうか、もう一度ちょっと確認をしたいと思うのです。
○安倍(晋)委員 わかりました。ただ、私の知り得る範囲では、家屋と償却資産については減免はなされているわけでございますが、土地、地べたについては、工場用地あるいは本社の土地については、企業の土地については今回は行われていないということだったのです。これはまた後ほど御説明をいただき...全文を見る
○安倍(晋)委員 次に、仮設住宅について何点か御質問をしたいと思います。  現在、かなりの方々を仮設住宅に収容することが可能になったわけでございますが、まだまだ数が足りないという現地での要望があるわけでございます。その中で、自分の持っている土地に仮設住宅をつくりたいという希望が...全文を見る
○安倍(晋)委員 最後のそこのところが、土地を出そうという、もちろん善意を私どもは期待をしているわけでございますが、そこのところで当然不安になるところではないかと思うわけでございまして、私は、スムーズに移っていただくことについてどこがしっかりと責任を持ってやるかということを明確化...全文を見る
○安倍(晋)委員 また、今回の震災によりまして多数のマンションが崩壊をしたわけでございまして、先般、そのマンション再建に向けて法改正も行ったわけでございますが、現地での要望の一つとしては、マンションを再建する上で、古い建築基準によって建てられたマンションを再建する場合は残念ながら...全文を見る
○安倍(晋)委員 ありがとうございました。
05月26日第132回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○安倍(晋)委員 それではまず、万国郵便連合関係五条約について質問をさせていただきたいと思います。特にリメーリングの問題について絞って、三問ほど質問をさせていただきたいと思います。  今回の万国郵便条約の改正の目的の一つといたしまして、国内料金よりも安い国際郵便料金を利用して日...全文を見る
○安倍(晋)委員 そもそもこのリメーリング事業が成り立つというのは、国内の郵便料金と国際郵便料金の価格差に着目をして、十分に事業が成り立つということによってこうした事業が行われてきたわけであると思います。  しかしながら、この価格差というのは、当然国際郵便料金を下げることによっ...全文を見る
○安倍(晋)委員 そういうことであれば、我が国の郵政事業に対する批判の一つとして、国内の郵便料金が高過ぎるというのは、これは当たらないのではないかと思いますし、そしてまた、この万国郵便条約の改正によってむしろ競争の原理を抑え込むという指摘も、これは当たらなくなってくるわけでありま...全文を見る
○安倍(晋)委員 続きまして、国際情勢について質問させていただきたいと思いますが、特に中国問題についてお伺いをさせていただきたいと思います。  最近数年間、我が国近海、黄海、東海におきます我が国の漁業に対して、中国の漁船の海賊行為、あるいは大変我が国の漁船に対する不法な妨害等々...全文を見る
○安倍(晋)委員 先ほども申し上げましたように、我が国の漁業をめぐる情勢というのは非常に厳しく、特に以西の漁染者にとっては本当に厳しい状況を強いられているわけでございまして、この交渉をできるだけスピードアップをしていただかないと、お互いの合意ができるころにはほとんど遠洋漁業者が絶...全文を見る
○安倍(晋)委員 この核実験の問題については、冷戦時代、当然我が国の安全保障政策上、同盟国である米国の核実験に対しては、我が国の国益にもかんがみ、強い抗議を行ってこなかったという経緯もあることは私も十分承知をしております。しかしながら、冷戦体制が崩壊した今日、どの国に対しても、た...全文を見る
○安倍(晋)委員 今どれくらいの規模を圧縮するかということについては全くお答えをいただけなかったわけでございまして、私も、また我が党におきましても、日中関係の重要さというのは十分に認識をしているわけでございますが、しかしながら、十分に認識をしながら、また我が国の援助が中国において...全文を見る
11月29日第134回国会 衆議院 外務委員会安全保障委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○安倍(晋)委員 先般、九月に少女に対する暴行という大変不幸な事件があったわけでございますが、その後の世論調査等によりまして、日米安全保障条約に対する国民の理解が大変厳しいものに変化をしたというのは大変ゆゆしき事態ではないか、このように思っております。  日米安全保障条約は我が...全文を見る
○安倍(晋)委員 今回の問題は、一九六〇年以来初めて我が国がこの安保条約の意味を国民みんなで真剣に考える契機になったのではないか、このように思うわけでございますが、この安保条約のいろいろな問題点と同時に、実際に有事の際に果たしてうまく機能するかどうかという問題も当然今後は、冷戦構...全文を見る
○安倍(晋)委員 昨日新防衛大綱が閣議決定をされたわけでございますが、この中で当然安保条約についての認識も触れられているわけでございます。  その中に、限定的かつ小規模な侵略は独力で排除する、かっての大綱にはそうあったわけでございますが、新大綱ではその部分はなくなっておりまして...全文を見る
○安倍(晋)委員 侵略に対して日米で共同で対処をしていくとき、これは当然集団的自衛権について今後真剣に議論をしていかなければいけないのではないか、こういうふうに私は考えるわけでございますが、きょうは時間も余りございませんので、このことは質問はいたしません。  次に、今回の少女暴...全文を見る
○安倍(晋)委員 日米安保条約は本来我が国の国民の生命と財産を守るために存在をするわけでありますから、逆に、それがあるがために生命や財産が不安に陥れられるような印象を持たれないように、こうした綱紀の一層の厳正な徹底と、また隊員の教育をお願いしたい、こういうふうに思っております。 ...全文を見る
○安倍(晋)委員 次に、今度海洋法条約が締結をされまして、いよいよ次の国会でその批准について議論をするわけでございますが、現在我が国の水産業を取り巻く環境は非常に厳しいものがあるわけでございます。特に沿岸漁業者にとりましては、外国船の非常に横暴な漁業に対して大変危機感を持っている...全文を見る
○安倍(晋)委員 条約の批准に当たっては、我が国のそうした沿岸漁業を営んでいる人たちの現状を十分によく把握をしていただきたいと思います。  それでは、これで私の質問を終えさせていただきます。ありがとうございました。     〔三原委員長退席、宮里委員長着席〕