安倍晋三

あべしんぞう

小選挙区(山口県第四区)選出
自由民主党
当選回数10回

安倍晋三の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第159回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○安倍委員 まず初めに、イラクで行われている人道復興支援活動への自衛隊の派遣についてお伺いをしたい、このように思います。  ただいま国際社会は、イラク人のイラク人によるイラク人のための平和で民主的な自由な国をつくるために、産みの苦しみの中で、四十カ国近い国々が参加をしながら、そ...全文を見る
○安倍委員 政府としては、サマワでの陸上自衛隊の活動は合法であり、合憲であるという判断をされたということでございます。  しかし、合法であり合憲であるからといって、サマワの地が完全に安全であるというわけではないわけであります。しかし、石破長官がおっしゃったように、確かにそこにリ...全文を見る
○安倍委員 中山特使が政府特使としてアナン事務総長に面会し、会談をされたということでありますが、同じく政府特使として橋本元総理が十二月の十四日からイギリス、フランス、ドイツを訪問し、そして、特にドイツ、フランス、シュレーダー首相、シラク大統領と会見をし、日本のイラクへの派遣に対す...全文を見る
○安倍委員 次に、北朝鮮問題について質問したいというふうに思います。  最近の北朝鮮の動向の中で、政策が少し変化してきたのではないか、北朝鮮の対外政策が少し変化してきたのではないかという議論があります。確かに、米国の調査団を受け入れた、あるいは拉致問題についてのいろいろな発言等...全文を見る
○安倍委員 拉致問題についても、金正日委員長の発言もございましたし、また、日本の国会議員、平沢議員等に対する対話の働きかけもあったわけでございますが、しっかりと政府が窓口となってこの問題を解決していくことが当然必要であるというふうに思います。もし、可能性があるならば、その可能性を...全文を見る
○安倍委員 力強い御答弁をいただきまして、大変安心をいたしております。  続きまして、社会保障問題について御質問させていただきたいと思います。  この国会におきまして、何としても年金制度の抜本的な改革を進めるための改正案を成立させたい、こう考えておりますが、来年には介護の改革...全文を見る
○安倍委員 総理は、歴代の総理大臣として初めて憲法改正の草案を作成するということを宣言した総理大臣であります。聖域なき構造改革に挑む、あるいはタブーに挑む総理大臣らしいチャレンジではないだろうか、こう私は思います。  そして、総理は、このタブーにチャレンジするという意味において...全文を見る
○安倍委員 この集団的自衛権というのは、国際法上の概念であります。国連憲章の第五十一条に次のようにあります。途中、はしょりますが、五十一条には、「この憲章のいかなる規定も、」「個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。」こう書いてあります。集団的自衛権を固有の権利、つ...全文を見る
○安倍委員 今までの政府答弁の中で、例えば一九六〇年の岸答弁そして林法制局長官の答弁の概要は次のようになっています。  集団的自衛権についての学説、理解は多様であり、その最も典型的なもの、本来的なもの、最も重要視されるもの、本質的な面、中心的な概念とは、武力攻撃を受けた他国をそ...全文を見る
○安倍委員 それでは、質問を終わります。
04月07日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○安倍委員 自由民主党の安倍晋三であります。  年金制度改革について質問したいと思います。  その前に、一言申し上げておかなければなりません。それは、この議場内の十八の空席についてであります。  昨年の総選挙において、国民の皆さんは、国民の生活を守るために、また、より向上さ...全文を見る
○安倍委員 基礎年金の給付費について言えば、来年度は十六・八兆円であります。しかし、その後、老齢人口はふえ続けるわけでありまして、二〇二五年には二十七・二兆円に達する、こういうことになってくるわけであります。  一方、民主党案について言えば、民主党案は現行の保険料はそのまま据え...全文を見る
○安倍委員 今の大臣の御答弁によりますと、年金制度の一元化というのは、そもそも二階建ての制度を前提に進めてきたわけであって、一階部分の基礎年金については、これは基礎年金という形で一元化されたと言ってもいいと思います。そして、二階の部分については、いわゆる被用者保険について一元化を...全文を見る
○安倍委員 今後さらに年金制度の検討というのは当然続けていくべきなんだろう、こう思うわけであります。しかし、今回の年金制度は、我々自信を持って国民の皆様に提示できる抜本的な改革である、こう思うわけであります。次には介護保険制度の改革があり、そして次には医療保険制度の改革がある、こ...全文を見る
○安倍委員 年金制度に対する不安の中の一つは、未納者が増加をしているということであります。よく、マスコミにおいて、またあるいは野党の皆さんが、未納者が四割もいる、事実上崩壊しているではないか、こんなことを報道したり、また主張しているわけであります。確かに、未納者の増加というのは重...全文を見る
○安倍委員 いずれにいたしましても、この未納者の問題を殊さら誇大に宣伝をして、いたずらに保険制度への不安をあおり立てるべきではない、こう思うわけであります。しかし、江角さんのケースでもわかったように、十分にやはり本人に通知をする、あるいはしっかりと催促をするということは必要ではな...全文を見る
12月02日第161回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○安倍委員 今回の第三回目の実務者協議、日本側の代表団の皆様、大変な交渉をしてこられたというふうに思います。  今回持ち帰られた資料の中に、横田めぐみさんの三枚の写真がございました。そのうち二枚については修整がなされ、そして捏造の部分がある、こういうふうに言われておりますが、幾...全文を見る
○安倍委員 二〇〇二年にそうした死亡診断書を捏造した医師、もし日本においてそうした死亡診断書を医師が捏造したとすれば、医師法及びいろいろな法令に反するわけでありまして、医師免状をこれは取り上げられるわけであります。  今回もその同一人物の医師が出てきていろいろと説明し、記録を出...全文を見る
○安倍委員 北朝鮮という国は、国ぐるみで覚せい剤をつくり、そして、日本にそれを事実上輸出している。また、にせ札もつくる。そういう国ぐるみでそうした犯罪行為を行う国を相手に交渉せざるを得ない政府側もそれは大変だというふうに思うわけでありますが、そういう認識で彼らの証言を聞き、彼らが...全文を見る
○安倍委員 しかし、実際そのカルテを検証しても、これは医学的にいわゆる間違いがなければ我々はそれ以上の追及のしようもないわけであります。また、先ほど申し上げましたように、レントゲンの写真が横田めぐみさんのものと突き合わせてそれは本物であろうと推測されれば、それはそうであるというに...全文を見る
○安倍委員 今まさに、確信を持っている、我が国の捜査当局としてこの三名は実行犯であるという確信を持っているという答弁がございました。当然、共犯の自供もありますし、数々の証拠もあるんだろうと思います。  それに対して、北朝鮮側は今回の交渉において、我々は引き渡しを要求したわけであ...全文を見る
○安倍委員 つまり、我々はこの三名が実行犯であるというふうに確信をしている、しかし彼らはこの三名は全然関係ないというふうに答えたわけであります。この一点をもってしても、彼らはこの問題を解決しようと考えてはいない、誠実に対応しようと考えていないと私は断ぜざるを得ない、こう思うんです...全文を見る
○安倍委員 そこで、今回、日朝交渉の結果、彼らがこの問題をまじめに解決しようとしているかどうか。つまり、日朝間の問題を前進させようとしているかどうか。もし全くそういう誠意が見られないのであれば、平壌宣言に彼らは反している、こう断定せざるを得ないと思うんですね。その判断基準をどこに...全文を見る
○安倍委員 残念ながら、北朝鮮の善意を我々期待していても、物事が全く動かない。これは、一九九三年以降、彼らが核の問題で危機を引き起こして以降の彼らの態度を見てきて、我々はそれを学び取っているはずであります。彼らを動かすことができるのは、残念ながら圧力のみではないだろうか、こう思い...全文を見る
○安倍委員 今の御答弁ですと、韓国側の資料によると北朝鮮の総輸出量の八・五%、二百二億円ということであります。日本の世界への輸出量にこれを割り返しますと数兆円分に相当するというふうに思うんですね。  ですから、北朝鮮の輸出で日本向けが二百二億円もし落ちるとすると、これは相当大き...全文を見る
○安倍委員 今の御答弁によると、朝鮮総連は破防法による調査対象になっているということであります。  各自治体が朝鮮総連の関連施設に対していろいろな免税措置をとっているということでありますが、これは例えばオウム真理教とか中核派の建物を免税措置にするというのとほぼ同じではないかとい...全文を見る
○安倍委員 ことしに入りましてから、横田さん初め、死亡あるいは行方不明と北朝鮮側から通告された方々がすべて死んでいるという情報が、かなり日本側に対して北朝鮮から謀略的に流されているというふうに思います。  我が国としては、あくまでもこの十名の皆さんが生きているということを前提に...全文を見る
○安倍委員 ありがとうございました。