安倍晋三

あべしんぞう

小選挙区(山口県第四区)選出
自由民主党
当選回数10回

安倍晋三の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月17日第163回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(安倍晋三君) 象徴天皇の制度を取る我が国にとって、安定的な皇位の継承は国家の基本にかかわる事項であるというふうに認識をしております。  昨年十一月の二十四日に提出されました皇室典範に関する有識者会議の報告書は、世襲による皇位の継承の安定的な維持のためのものであるとい...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 政府といたしましては、この報告書を踏まえまして、先ほど申し上げましたように、通常国会に法案を提出をするべく、現在作業に当たっているところでございます。
○国務大臣(安倍晋三君) 今まで出所者について、またあるいは仮釈放、保護観察者については警察と法務省においてしっかりと連携を取るようになってきたわけでございます。また、先般、仮出所中で行方不明になった人たちがいたわけでありますが、警察の努力もあってすべてこの行方を把握したと、こう...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま木俣委員から御指摘のあった点は極めて重要なポイントだというふうに思っております。  犯罪から子どもを守るための対策については、従前から関係省庁のそれぞれの施策が相まって大きな、より大きな効果を上げていくというふうに認識をし、そして連携をしてきた...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員御指摘のございました拉致容疑者の引渡し要求でございますが、二〇〇二年の十月の第十二回日朝国交正常化交渉を始めとする累次の機会に、拉致問題に関しましては、生存しているすべての拉致被害者の早期帰国、そして真相の究明、そして三点目が拉致容疑者の引渡...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 小泉内閣としてこの四年数か月、構造改革を進めてまいりました。効率的な小さな政府をつくると同時に、しっかりと世界の競争の中で日本が勝ち抜くことのできる、そういう力強い経済の力を我々蓄え、またつくり上げていかなければいけないと、この考えの下に構造改革を進めて...全文を見る
01月19日第163回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○安倍国務大臣 犯罪から子どもを守るための対策について御報告を申し上げます。  昨年十一月末以降、広島及び栃木における下校時の児童をねらった事件や、京都における学習塾内での児童を被害者とする事件など、子供を被害者とする痛ましい事件が連続して発生いたしました。  このような事件...全文を見る
○安倍国務大臣 国民の生命と財産を守る、特に子供たちを犯罪から守るのは、国、政府の基本的な極めて重要な使命である、このように考えています。それを果たす上において、各省庁が勝手にばらばらに連携なしに対応をしているがためにそうした犯罪にストップがかからないということになっては大変であ...全文を見る
○安倍国務大臣 まず、閣僚会議がございますので、この閣僚会議によって、全閣僚がしっかりとこの問題については取り組んでいくという、責任の所在をはっきりいたしております。  その上で、事務的に、現場において連絡のそごがないように、またお互いの連携のそごがないように、また各省庁が各省...全文を見る
○安倍国務大臣 子供の安全対策は、我々、極めて重要な課題であるということで、十八年度予算の編成に当たりましても、しっかりと対策のための予算をつけているところであります。当然、もう既にこれは平成十七年度予算にも盛り込んでいるわけでありますが、その十七年度の予算に加えまして、必要なも...全文を見る
○安倍国務大臣 委員御指摘のとおり、警察力また警察官の増員だけでは十分ではない、このように考えております。地域住民や民間団体等の活動が必要不可欠でございます。  そのため、政府といたしましては、平成十七年六月二十八日、犯罪対策閣僚会議において、安全・安心なまちづくり全国展開プラ...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど答弁させていただきましたように、既に平成十七年度予算において子供の安全対策についての予算は盛り込んでいるわけでありまして、その中で必要な施策については実施、予算の執行をしてきたところであります。  それに加えて、十八年度の予算にさらに加えているわけでありま...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど私が申し上げました六項目の中の重点的に推進する項目においては、例えば学校の安全管理対策、登下校時の安全確保に関する先進的な実践事例を提供していく、そうした先進事例でうまくいっているところを各地域においてやっていただく。あるいは防犯教育の推進。  また、地域...全文を見る
○安倍国務大臣 今御指摘の点でありますが、刑事局長は、刑事局の所管事項のみならず、これらすべての事項につきまして、法務省全体を代表して報告を行い、意見を述べる立場で会議に参加しているというふうに私は承知をしております。
○安倍国務大臣 他の省庁も同じ認識であります。
○安倍国務大臣 犯罪対策においては、法務省において刑事局、刑事局長が中心になって当たっているということでございまして、省を代表して参加をしている、こういうことでございます。
○安倍国務大臣 ただいま委員が御指摘をされました、治安対策及び子供の安全対策については政府を挙げて取り組んでいくべきではないか、まさに私も全く同感でございますし、総理もそうであります。  政府としては、世界一安全な国日本の復活を目指して有効、適切な対策を総合的かつ積極的に推進す...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま田端先生から御指摘がございました。  まず、警察官OBあるいは教員OBを活用せよ、こういうことでございますが、犯罪から子どもを守るための対策の中には、警察官のOB等の活用ということが入っております。その中にまた教員のOBの必要があるかどうかということも含...全文を見る
○安倍国務大臣 スクールバスの認識については今馳副大臣から答弁させていただいたとおりであります。しっかりとこのスクールバスを導入していく、それは基本的には各地方自治体が判断するものでございます。僻地においては国が購入費の補助を行っているということでございます。  昨年十二月に政...全文を見る
○安倍国務大臣 最初に申し上げましたように、基本的には地方自治体で取り組んでいくということでございまして、僻地について補助をする、こういう仕組みになっている中において、この路線バスも活用できるというアイデアを出したところでございますが、しかし、この子供を守ることにおいてスクールバ...全文を見る
○安倍国務大臣 私どもといたしましても、しっかりと子供たちを犯罪から守りたい、その強い意思を持って対策を立てているところでありまして、その中で、このスクールバスについては、これは効果があるのではないか、こういうことでありまして、その観点から、しっかりと地方自治体にも取り組んでいた...全文を見る
01月23日第164回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(安倍晋三君) 前原議員にお答えをいたします。  まず、耐震強度偽装問題への対応についてお尋ねがありました。  私自身、小嶋氏との面識は全くなく、また私の秘書も、国土交通省への働きかけを含め、問題になるような対応は一切しておりません。  耐震強度偽装問題への政府と...全文を見る
01月25日第164回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(安倍晋三君) 岩本議員にお答えします。  耐震強度偽装問題に関連してお尋ねがございました。  私自身、小嶋氏との面識は全くなく、また私の秘書も、国土交通省への働き掛けを含め、問題となるような対応は一切しておりません。また、国土交通省においても、幹部からの聞き取りの...全文を見る
01月26日第164回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○安倍国務大臣 日中関係については、日本にとって安全保障上も経済上も極めて重要な二国間関係の一つである、こう思っております。ただいま委員御指摘のとおり、いろいろな場を通して中国との窓口を開いていく、あるいは関係を深めていくということは極めて重要であり、有意義であろう、私はこう思っ...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま委員は、小嶋社長の発言をうのみにされてそのままお話しになったわけでありますが……(馬淵委員「うのみというか、事実を伝えるだけです」と呼ぶ)小嶋社長は、住民の説明会において、私ども親交のある、それこそ市議会議員から国会議員に至るまで、石原慎太郎に至るまで、ま...全文を見る
○安倍国務大臣 いかにあなたが、今言った、例に挙げた小嶋さんの発言が間違っているかということを私は今例に挙げて質問しているんです。そう興奮しないでください。いいですか。まず、石原慎太郎さんは全く違うと言っている。  そしてまた、今直接私とやったと小嶋さんは言っていますが、その後...全文を見る
○安倍国務大臣 私が先ほど触れました親睦会の安晋会がなぜこの偽装とそんなに深い関係があるのか私は全くわかりませんが、先ほど申し上げたとおりであります。  そして、今それを見せていただいたわけでありますが、そもそも代表幹事という方、恐らくそれは名刺なんだろうと思うんですが、それが...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど私は説明したじゃありませんか。その名刺の件については御説明しましたね。それはしかし会の中の話ですから、一々本当はこんなところで時間の無駄ですから説明したくなかったんですが、あえて聞かれたからそう説明をいたしました。ですから、この人物はこの名刺をもちろん使って...全文を見る
01月27日第164回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○安倍国務大臣 内閣官房長官の安倍晋三でございます。  拉致問題に関し、平沢委員長初め各委員の方々の御指導、御鞭撻を賜りながら、官房長官として全力で拉致問題に取り組んでまいりたいと考えております。  来月四日に開催される予定の日朝包括並行協議では、拉致問題等懸案事項に関する協...全文を見る
○安倍国務大臣 四日に行われる日朝交渉においては、また基本的な態度においては、麻生外務大臣から基本方針について述べたとおりでございます。  ただいま委員が御指摘になられました辛光洙容疑者の引き渡しでありますが、先ほど麻生大臣がおっしゃったとおり、容疑者の引き渡しについても、これ...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど麻生大臣が話をしたとおり、私どもといたしましては、対話と圧力の姿勢でこの交渉に臨み結果を出していきたい、解決を図っていきたい、こう考えております。  その圧力においては、最終的な圧力としては、特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法や、外国為替及び外国貿易法...全文を見る
○安倍国務大臣 当然政府としては種々の検討を行っているわけでありまして、しかし、これはまさに、中身の問題については、今この場で公表することは、交渉を前にしておりますので差し控えさせていただきたいというふうに思いますが、我々はしっかりと検討しているということは申し上げておきたい、こ...全文を見る
○安倍国務大臣 政府としては、制裁を行うべきであるという判断をした際にはしっかりと実効ある制裁が行われるように、事務的にはすべて基本的には整っているというふうに承知をしております。
○安倍国務大臣 政府としては、これまでに拉致被害者として認定している十一件十六人以外にも、北朝鮮当局による拉致の可能性を排除できない事案があることから、関係省庁、関係機関が緊密に連携を図りつつ、国内外から情報収集や関連する捜査、調査を強力に推進し、事実の解明に向け全力で取り組んで...全文を見る
○安倍国務大臣 政府としては、ただいま警察庁の方から述べたとおりでございますが、にせドルについては極めて精巧なものである、こう言われているわけでございますので、北朝鮮の経済状況にかんがみれば、そういう精巧なものをつくる組織がどこにあるんだろうということは、当然そういう疑問がわいて...全文を見る
○安倍国務大臣 もちろん、北朝鮮が日本国内においてマネーロンダリング等の不法な行為を行っていれば当然取り締まるべきものである、このように考えておりますし、金融当局としてもしっかりとそれは目を光らせている、このように思います。
○安倍国務大臣 先ほど申し上げましたように、四日から日朝協議が始まるわけでございます。それに先立ちまして、警察庁長官もその決意を表明された。このメッセージについてはしっかりと北朝鮮側も受け取ってもらいたい、このように思うわけでありまして、拉致問題については落としどころはないわけで...全文を見る
○安倍国務大臣 つまり、常々私が言っておりますのは、先ほど申し上げましたように、北朝鮮が時間稼ぎをすることによってますます北朝鮮の状況が悪くなっていくということを北朝鮮に認識をさせなければいけない、つまり北朝鮮は、拉致の問題を解決せずに、また核の問題も解決をせずに、例えば米国から...全文を見る
○安倍国務大臣 アメリカが行った措置は、特定の政治目的を達成するために経済制裁を発動したということではなくて、そもそも米国の愛国法に反することを北朝鮮が行っていたことに基づいて、いわゆる金融の分野において措置をとった、こういうことでありますが、これは極めて北朝鮮にとってはダメージ...全文を見る
○安倍国務大臣 確かに、北朝鮮最高人民会議代議員を務める総連の幹部六人が、日本と北朝鮮の間を自由に行き来しております。昨年も、たしか議員会館において、日本の人権侵害ということで私が名指しでこの最高会議の幹部から、代議員から非難を浴びたことがあるわけでありまして、何で私があなたにそ...全文を見る
○安倍国務大臣 現行の法令においては先ほど申し上げたとおりでありまして、今委員がおっしゃったような対応をするためには新たな法律が必要であるということでございます。  現段階においては、政府としてはそのことは考えていないわけでありますが、しかし、そのことによって我が国にとって大き...全文を見る
○安倍国務大臣 当時、総理または官房長官には報告が上がっていなかったわけでございます。そのことについて、そういう対応でよかったのかどうかということも含めて検討したわけであります。また、外務省に対して検討を指示したわけでありますが、おととい私に報告があったわけでありまして、もう既に...全文を見る
○安倍国務大臣 拉致問題に対する決意ということだと思いますが、いよいよ二月四日からスタートするわけでございます。先ほど来お話をしていますように、まず、この拉致被害者のすべての日本への帰国、そして、真相の究明と容疑者の引き渡しをしっかりと強く要求していかなければいけない。そして、被...全文を見る
○安倍国務大臣 平成十六年五月の日朝首脳会談において、金正日国防委員長は、安否不明の拉致被害者の消息確認について、改めて白紙に戻して徹底した再調査を行う旨、約束をいたしました。これを受けまして、同年十一月に行われた第三回日朝実務者協議では、平壌において、北朝鮮側調査委員会の責任者...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいまの池坊委員の質問も恐らく北朝鮮側は注視をしているんだろうというふうに思うわけであります。つまり、日本国民の声を北朝鮮はしっかりと受けとめ、誠意ある行動をとってもらいたい、このように思います。  北朝鮮との諸懸案の解決に向けた政府の基本方針は、先ほど来申し...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま委員が御指摘になった点は、まさに私は重要な点だというふうに思っております。北朝鮮に対して、しっかりと厳格に、法律を適正に適用していく、つまり、適正化を図っていくということが重要ではないだろうか。  万景峰号の入港について特別に優遇していたのではないかとい...全文を見る
○安倍国務大臣 いわゆる在日朝鮮人系信組については、いわゆる公的資金、金銭贈与については一兆一千億円、そしてまた、不良債権の買い取りについては二千億円を出しているわけでございます。この二千億円のうちの回収に絡むものでございますが、破綻した北朝鮮系信用組合から買い取った不良債権につ...全文を見る
○安倍国務大臣 この法案は、議員立法でなされたものでありますが、当時、私、官房副長官、拉致問題専門幹事会の議長として立法にもかかわった者でございます。  先般も、地村さん御夫妻、蓮池さん御夫妻とお話をさせていただきましたが、四人の方々が北朝鮮で生活をしていたときのいろいろなお話...全文を見る
○安倍国務大臣 当時も閣法で出すべきか議員立法で出すべきかという議論があったわけでありますが、できれば速やかに成立をさせたい。これは立法上のいろいろな問題がございまして、議員立法の方が速いだろうということもございまして、議員立法でお願いした経緯があるわけであります。今後の対応につ...全文を見る
○安倍国務大臣 日本人妻の一時帰国また帰国については、かつて北朝鮮側が応じてきたことがあるわけであります。私も当時、自由民主党の外交部会でこのことを議論していたのですが、当時、拉致問題について我が方が北朝鮮側にいろいろと要求をしている中にあって、また、北朝鮮への米の支援も議論され...全文を見る
○安倍国務大臣 北朝鮮の対応する形、パターンは、あるパターンがあるわけでありまして、それは、一九九三年のいわゆる核危機から大体一貫しているわけでございます。  二〇〇二年、小泉総理が九月十七日に訪朝するわけでございますが、それに先立つ国際情勢を見てみますと、ブッシュ大統領が、北...全文を見る
○安倍国務大臣 ジェンキンス氏も家族の一員ということで積算の中に入っていただいております。  私も「告白」を読んだわけでございますが、その前、曽我さんからもいろいろと聞き取り調査をしております。また、地村さん御夫妻また蓮池さん御夫妻からもいろいろとお話を伺ったわけでありますが、...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま外務大臣が答弁したとおりであります。  中国は、その強い影響力をしっかりと使って、北朝鮮に対して核の放棄また拉致問題の解決を誘導していくことが国際社会において責任ある行動をとっているという評価につながっていく、このように思います。
01月27日第164回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(安倍晋三君) 長浜議員にお答えをいたします。  アスベストによる健康被害につきましては、極めて長い期間を経て発病し、原因の特定が極めて困難である一方、また重篤な健康被害があるにもかかわらず、労災補償の対象者以外は、現状では特別な救済手段が存在しておりません。  ま...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 高木議員にお答えをいたします。  まず、検証作業を踏まえた政府の取り組みについてお尋ねがありました。  政府の過去の対応については、既に各省庁において十分な検証作業を行い、その結果を関係閣僚会合において取りまとめ、公表しているところです。  いずれ...全文を見る
01月27日第164回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○安倍国務大臣 当時は、そのような情報は全く知りませんでした。
○安倍国務大臣 まず初めに、現行憲法での定めと現行の皇室典範での決まりについて御説明をさせていただきます。  憲法においては、憲法第二条に規定する世襲は、天皇の血統につながる者のみが皇位を継承するということと解され、男系、女系、両方がこの憲法においては含まれるわけであります。 ...全文を見る
○安倍国務大臣 皇位継承につきましては、国家の基本にかかわる事項であります。天皇が内閣の助言と承認のもとに内閣総理大臣や最高裁長官の任命、国会の召集など重要な役割を担う以上、どのような事態が生じても安定的に皇位が継承されていく制度でなければならない、このように考えています。その意...全文を見る
○安倍国務大臣 この問題につきましても、当然、官邸において対応しなければならない問題である、こう考えております。  そこで、私も、二十一日に二橋副長官に指示をいたしまして、そして関係の局長の会議で対策を検討させたわけであります。二十三日におきましては、中川農水大臣と関係省庁を官...全文を見る
○安倍国務大臣 昨日の予算委員会において、総理が答弁しておられます。そもそも、輸入再開においては、食品安全委員会の科学的見地からの決定でございますが、その前提は、しっかりと米国が輸出するに際しての義務を遵守する、しかしこの義務が遵守されていなかったことは極めて遺憾であるということ...全文を見る
○安倍国務大臣 本件につきましては、小泉総理から、二十三日午後、来日中のゼーリック国務副長官に対し、日本国民は食の安全については極めて敏感である旨を述べながら、再発防止に向けてしっかりとした対応を求めたところでありまして、この小泉総理の申し入れは、当然ブッシュ大統領にも報告されて...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、中川農林水産大臣からも、そして私からも、また総理からも、先方に対して、私はゼーリック副長官に申し上げたわけでありますが、先方は、率直におわびをし、早急に原因を究明し、日本に対して報告をする、こう言っているわけでありまして、我々は、...全文を見る
01月30日第164回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○安倍国務大臣 先般の馬淵議員の御質問に対しては、すべて私は答弁をしているというふうに思います。  今、委員の御質問でございますが、私の秘書は、国交省への働きかけは電話を含めて一切をしていないというふうに私に報告しておりますし、国交省の聞き取り調査によっても、そういう働きかけは...全文を見る
○安倍国務大臣 こういう御質問には再三お答えしているとおり、電話を含めての働きかけは一切していないということでございます。
○安倍国務大臣 再々私がお答えしているとおりでありまして、働きかけをしていないということでありますから、当然、電話を含めた働きかけをしていないということでありまして、私は秘書からそういう報告をしっかりと受けているということであります。
○安倍国務大臣 川内議員への答弁書では「厚生労働省及び農林水産省においては、米国産牛肉等の輸入を再開することとなった場合には、輸入再開以前に、また、輸入再開後も定期的に、担当官を派遣して米国における我が国向け牛肉等に係る食肉処理施設に対する現地調査を実施することが必要と考えている...全文を見る
○安倍国務大臣 日本向けの牛肉輸出プログラムについて、米国が行う施設認定を日本側も調査できること、輸入解禁以降でなければ履行状況の調査ができないことが判明しました。  また、十二月十二日に米国との間で輸入再開を決定した後、十三日には査察に出発し、第一便の米国産牛肉が我が国に到着...全文を見る
○安倍国務大臣 答弁書におきましては、先ほども申し上げましたように、現地調査を実施するというふうに、行為そのものを定めて書いているわけではございません。「現地調査を実施することが必要と考えている。」という当時の考えと認識について述べているわけでございまして、それは、その後の遵守状...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど答弁したとおりでございまして、これは、この答弁書をつくるにおきまして、厚生労働省と農水省が合い議をいたしまして一字一句詰めた結果でございますが、その中で、申し上げましたように、当時の認識と考えを述べたものであるということでございまして、その後、先ほど私が述べ...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど答弁したとおり、実施をするということに対して実施をしないということになれば、つまりそれは閣議決定に反したことになるわけでありますが、これは、川内議員から聞かれた当時の認識と考えをそのとき認めたものでありまして、当時の認識、厚生労働省と農林水産省が示した認識を...全文を見る
○安倍国務大臣 今私が申し上げたことは、この質問主意書と実際に再開したこととの整合性についての解釈について申し上げたわけでございます。  実際に、我々しっかりと安全を確保しなければならないという中身においてはこれはもう間違いのない中身であるということは、先ほど来農林水産大臣が説...全文を見る
○安倍国務大臣 最初に私が答弁したとおり、この閣議決定というのは、行為を定めたものではなくて、そのときの認識、考え方について閣議として是としたものである、こういうことでございまして、その後、また御説明したとおり、認識が変化をしたということでございます。
○安倍国務大臣 先ほど答弁申し上げましたように、答弁書においては、「また、輸入再開後も定期的に、担当官を派遣して米国における我が国向け牛肉等に係る食肉処理施設に対する現地調査を実施することが必要と考えている。」としたわけでありまして、厚生労働省及び農水省の当時の認識、考え方を内閣...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど来、再々申し上げておりますが、最初に申し上げましたように、閣議決定においては、農林水産省そして厚生労働省の当時の認識、考え方を内閣として是としたものでございます。  そして、その後、実際には、先ほど申し上げましたように、日本向けの牛肉輸出プログラムについて...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど来私が答弁しておりますように、内閣としての考え方としては、先ほど来答弁しておりますように、答弁書に対しての、答弁書に書いてございますが、当時の厚生労働省と農林水産省の考え方と、そして認識を示したものであります。  よって、その後再開したことは、その後の認識...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど私の方からは、農林水産大臣そして厚生労働大臣の答弁について、政府として統一見解を述べさせていただいたわけでありまして、その統一見解とは、厚生労働大臣及び農林水産大臣の輸入再開の決定は、十一月十八日に閣議決定された川内議員の質問主意書に対する答弁に反しているわ...全文を見る
○安倍国務大臣 中川大臣が答弁を修正しておられるわけでありまして、統一見解は、今私が述べたとおりでございます。
○安倍国務大臣 判断につきましては、ただいま農林水産大臣から答弁をしたとおりであります。
○安倍国務大臣 政府の判断としては誤りはなかったというふうに農林水産大臣が答弁したとおりでありまして、当然、私の答弁もそのとおりであります。
02月01日第164回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(安倍晋三君) それでは、全文……
○国務大臣(安倍晋三君) 取りまとめでよろしいでしょうか。  ただいま前田委員から御質問がございましたように、先般、衆議院の予算委員会におきまして政府としての考え方を述べさせていただきました。川内議員に対する、質問主意書に対する答弁書、こうした質問主意書に対する答弁書を作成する...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) まあ質問主意書制度はですね、もう言うまでもなく国会法に基づく議員の権能であります。政府としては、議員から提出された質問に対しては、制度の本旨にのっとり誠実にお答えすべきものと考えております。  近年、まあ他方、近年ですね、その数が相当な量となってきてい...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 子供の命と安全を守るということは国、政府の重大な使命であり責任であると、このように考えております。この観点から、この子供の安全対策は政府全体で取り組むべき課題であると、こう認識をしております。  そこで、ただいま鈴木議員が御指摘になられましたように、昨...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま鈴木委員が御指摘されましたように、確かにOECDの調査によりますと二〇〇二年における我が国の学校教育に対する公財政支出の対GDP比が諸外国と比較して極めて低いのは事実でございます。  小泉内閣といたしましては、小泉総理が総理に就任した際、施政方...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になられました医療費とGDP比との関係でございます。  国民にとって、いわゆるセーフティーネットがしっかりと張られているということが心の安心にとりましてもとても大切なものであるというふうに私も認識をしております。人間は不幸にして病気...全文を見る
02月02日第164回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(安倍晋三君) ただいま松田大臣から閣議決定の意味については御説明したとおりでございまして、しかしその間、大臣も答弁で述べていたように、事務方から委員長に対して、また食品安全委員会に対して十分な説明がなされていなかったとすれば、それは誠に遺憾なことであると、このように思...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 当然、閣議決定を遵守していかなければならない義務は事務方には当然あるわけでありまして、そのことにのっとって、しっかりと大臣は今後更に督励をしていただけると。事務方に対して、特に食品安全、最も大切な分野でありますから、しっかりとその分野について、大臣は担当...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいまの御趣旨は、政府としての見解において、「その後、実際には、」ということで私がお答えした、条件が変わったということにおいての二点のうちの一点でございましょうか。よろしいですか。  「日本向けの牛肉輸出プログラムについて、米国が行う施設認定を日本側...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま既に国交大臣から答弁をしたとおりでございますが、基本的には、まず瑕疵担保責任を負うべき建築主に対して徹底した責任追及を行うことは当然であるというふうに考えています。それに対してまだ十分に責任を果たしていないということは極めて遺憾であると、このよう...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) もう既に総理から靖国参拝に対する考え方をお述べになっているとおりでありまして、私も、国のために殉じた方々のために手を合わせ御冥福を祈るというのは当然のことではないかと、私はこのように思っております。
○国務大臣(安倍晋三君) 戦没者の遺族の多くの方々が靖国にお参りをし、父を、そして夫、また息子のために手を合わせ、そして御冥福をお祈りをされているわけであります。そして、中心的な施設として靖国神社があるわけでありまして、その意味で、私は、靖国神社にお参りをすることが亡くなった方々...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 今、一年間に数百万人の方々が靖国神社にお参りをしておられます。そして、多くの、ほとんどと言ってもいいかもしれませんが、御遺族の方々が靖国神社にお参りをされている。このことから見ても、私は、それはもう至極当然のことではないだろうかと、このように思います。
○国務大臣(安倍晋三君) 靖国神社は、当時は招魂社として、いわゆる御一新以来、国の命令で戦いにより亡くなった方々を慰霊するための施設というふうに認識をしております。
○国務大臣(安倍晋三君) いわゆるその軍国主義を何をもって軍国主義かということでございますが、いわゆる総理大臣がまた陸軍大臣が現役の軍人であるということをもって軍国主義ということにするのであれば、まあ軍国主義ということになるのだろうと、このように思います。
○国務大臣(安倍晋三君) 日本、まあ占領中にいろいろな議論があったということを私も承知をしております。当時、この靖国神社をすべてもう燃やしてしまおうという議論もいわゆる進駐軍の中には強くありました。ややその方向に傾いたことがあるということも言われております。そのときにローマ法王庁...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 新憲法の下でそぐわないという意味が私はよく分からないわけでありますが、これは正に政教分離原則ということであったんだろうと、そぐわないかどうかというのはまたこれは別の問題なんだろうと、こう思うわけでありまして、一宗教の価値判断に対してそれは踏み込み過ぎでは...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいまの質問を聞いておりますと、存在そのものがそぐわないんではないかというふうに私は受け取ったものでありますから、そうではなくて政教分離の原則というふうに私は答弁をいたしました。
○国務大臣(安倍晋三君) 部屋には来たというふうに秘書から聞いております。
○国務大臣(安倍晋三君) 私は小嶋社長とは全く面識はございません。また、私の後援会の一員であったこともございませんし、後援会の会費を払っていたこともございません。これは小嶋社長が既にそう雑誌で証言をしておりますし、またパーティー券も一枚も買っていただいたことはございません。知人の...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 秘書からは、そういう覚えは一切ないというふうに聞いております。
○国務大臣(安倍晋三君) この件につきましては、私は記者会見でも何回も述べておりますし、また衆議院の予算委員会でも既に申し上げておりますように、電話も含めて、働き掛けは一切していない。そして国交省においても、局長以上の方々、あるいはまた住宅局の人たちに聞いたところ、一切そういうこ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 確かに、総理が既に答弁をいたしておりましたように、近年ジニ係数が拡大をしておりまして所得の格差が広がっているという指摘がございますが、しかしながら、年金などによる所得再配分の効果や、あるいはまた高齢者世帯の増加等の影響を考慮いたしますと、統計データからは...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま小林委員が御指摘されたような点も確かにあると、このように思っております。一方、仕事を続けておられる女性の方々に対しての意識調査の結果は、いわゆる自由に使えるお金を増やすためと答えている方々ももうたくさんおられるわけでありますが、それとほぼ同程度に...全文を見る
02月03日第164回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(安倍晋三君) 防衛庁の、防衛施設庁の要職にある幹部職員が複数逮捕されたということは誠に遺憾であると、このように思います。  今後、防衛庁長官には、司法当局にしっかりと協力をし、真相解明に努めるとともに、再発防止策をしっかりと策定をしていただきたいと、こう考えておりま...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 政治家としてどう責任を取るべきか、それは政治家一人一人が常に考えていることであり、また判断をしなければならないわけでありますが、今回の事件につきましては、防衛庁における真相解明に向けての取組、そして再発防止策の検討に加え、また官製談合防止法改正の検討の指...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 我が国はこれまでも、米英等の多国籍軍の関係国と緊密に連絡を取ってきております。今般の会合も、通常から行っている意見交換のプロセスの一環として行われたものでございます。  意見交換の内容については、しかるべく報告を受けているわけでありますが、今般の意見交...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) イラクにおきましては、昨年一年間、政治プロセスをもう進めてきたわけでありまして、そして、十二月の十五日に実施をされました国民議会選挙を受けて、新政府成立に向けてただいま正に極めて重要な時期にあるわけでございます。イラク国民は懸命に自らの国づくりに励んでい...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) いずれにいたしましても、政府としては今後、自衛隊の活動について、イラクにおける政治プロセスの進展の状況、そしてまた、現地の治安に係る状況、また、ただいま委員が御指摘になられました英国軍及びオーストラリア軍を始めとする多国籍軍の活動状況及び構成の変化など諸...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 子どもの安全対策につきましては、今委員が御指摘になったように、しっかりと政府全体として取り組んでいかなければならない問題であり、また喫緊の課題であると、このように認識をしております。  政府としては、昨年の十二月に、喫緊の課題である登下校時の児童の安全...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 先ほど御説明をいたしました子どもの安全に関する施策につきましては、既に平成十七年度予算の中に入っているものもございますので、それはしっかりと活用していくということでございますが、ただいま委員が御指摘になられましたように、来年、十八年度予算につきましては、...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 輸入食品の安全確保につきましては、輸入時の監視体制の充実や輸出国における食品衛生対策の推進に努めているところであります。  具体的には、輸入食品の検査については、検疫所の食品衛生監視員の増員や検査施設の充実等輸入時における検査体制の強化、そして輸入食品...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま松田大臣から答弁もございました。また、寺田委員長からのお考えも述べられたわけでございます。  確かに、委員御指摘の点というのは極めて重要な点であると、こう思っておりますが、リスクにつきましては、リスク評価そしてまたリスク管理の立場からそれぞれ役...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員御指摘のように、食に対する受け取り方は国それぞれでございまして、食文化あるいは社会の発展状況等々が違う国にあっては当然、いわゆるスタンダードも違うんだろうと、こう思うわけでありますが、しかし、日本に輸出しようとする国は日本のスタンダードに合わ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 当然、この犯罪対策については官邸でリーダーシップを取って政府全体として取り組んでいかなければならないと、こう考えています。  犯罪対策関係閣僚会議におきましても、しっかりと犯罪に対して取り組んでいく、また先ほど委員から御紹介がございました犯罪から子ども...全文を見る
02月06日第164回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○安倍国務大臣 私は、よく年の初めに、ことしをどういう年にしたいんですかと聞かれたときに、ことしの年末に、ことし一年間一生懸命頑張った結果、去年よりもいい年になったね、こうみんなで言い合える年にしたい。そして、恐らく来年はもっといい年になる、そういう夢や希望を持てる年にしていきた...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま委員が御指摘になったように、シンガポールそしてメキシコとの間におきましてはEPAが発効したわけでありますが、さらに昨年の十二月に、マレーシアとの間のEPAについて、総理は既に署名をしておられます。そしてタイとの間のEPAについても、だんだんこれは署名に向け...全文を見る
○安倍国務大臣 日本が今後成長していく、また発展していくためにも、本来日本が持っている多様性を重視していかなければならない、こう考えておりますし、日本の文化や伝統や今ある姿、そして将来の理想に対して、自分も日本に住みたいなと多くの外国の方々から思ってもらえるような国にしていきたい...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま、まさに甘利先生が御指摘になったとおり、我々が進めているこの改革路線は間違ってはいない、こう考えています。いわゆる大規模な財政出動ではなくて、規制緩和あるいは税制の改革といった、国民のやる気を引き出す形で、今まさに自律的な回復軌道に乗っている、こう思うわけ...全文を見る
○安倍国務大臣 先般、放射線治療の専門医の先生からお話を伺ったわけでありますが、まさに委員御指摘のように、放射線の専門医が非常に少ない。今でも少ないわけでありますが、欧米の治療を見てみますと、いわゆる手術による治療、そしてまた抗がん剤等による化学療法、そしてまた放射線療法があるわ...全文を見る
02月07日第164回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○安倍国務大臣 先般、総理からもお答えをしておられると思いますが、国会議員は、みずからにかかったいろいろな疑いについては、しっかりと説明をしていく。そういう意味において、もう既に伊藤長官は記者会見を行っているというふうに承知をしております。  いずれにいたしましても、院において...全文を見る
○安倍国務大臣 答弁書におきましては、輸入再開以前に現地調査を実施することが必要と考えているとした農林水産省及び厚生労働省の当時の認識、考え方を内閣として是としたものであるというふうに申し上げているわけでございます。  つまり、ここで私が申し上げたことは、実施することを閣議決定...全文を見る
○安倍国務大臣 答弁書をおつくりするときには、厚生労働省そして農林水産省、さらには法制局も入って、一字一句かなり詰めて議論をするわけでありますが、そのときの議論においても、これは認識を示すものであり、また考えを示すものであるという一致した認識があったというふうに承知しております。
○安倍国務大臣 基本的には、そのときの認識においては必要である、こう考えていたわけでありますから、客観情勢がそのままであれば、当然実行したということであります。しかし、その後、認識が変わったということについては答弁書で既に私が読んだとおりでありまして、その結果、認識が変わったとい...全文を見る
○安倍国務大臣 考えている、また、そのときの認識を示したものでありますから、先ほど申し上げましたように、客観情勢がそのときの認識どおりであれば、当然実施するわけでございます。しかし、その後、状況が変わった、また認識が変わった、その理由についても答弁書でお答えをしたとおりであります...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど来答弁をいたしておりますように、この閣議決定というのは現地調査を実施することが必要と考えているということでありまして、これは、厚労省及び農水省の当時の認識、考え方を内閣として是としたものであるわけであります。  しかし、その後、実際には、日本向けの牛肉輸出...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど来お答えをしておりますように、これは、いわゆる実施するということを閣議決定したわけではありません。実施するということを閣議決定していて実施しなかったということになれば閣議決定違反になるわけでありますが、これは、まさに当時の認識を示した、当時の状況では実施する...全文を見る
○安倍国務大臣 この閣議決定がなされていたときの状況が変わった結果、当時考えていた認識が変わったわけでありますから事前の査察は行わなかった、こういうことであります。
○安倍国務大臣 認識が変わったということは、先般、統一見解で私が読み上げたとおりでございます。
○安倍国務大臣 それでは、もう一度詳細に……(発言する者あり)いや、これは正確を期さなければならないわけでありますからもう一度申し上げなければならないわけでありますが、よろしいですか。  「厚生労働省及び農林水産省においては、米国産牛肉等の輸入を再開することとなった場合には、輸...全文を見る
○安倍国務大臣 閣議決定には反してはいないわけでございますが、院に対して、答弁書に当時の認識をお示しした、しかし、その後、認識が変わったということについては、これは食の安全にかかわることでもあり、しっかりと御説明をする必要があった、この観点から遺憾であった、このように申し上げたわ...全文を見る
○安倍国務大臣 質問主意書に対する答弁として答弁書をお出ししたわけでありますが、その答弁書におきましては、当時の認識をお示ししたわけでございます。しかし、その後、認識が変わり、法にのっとって輸出を再開していったということでございます。  その中で、やはり答弁書と認識が変わったこ...全文を見る
○安倍国務大臣 御指名でございますのでお答えをいたしますが、財政の健全化、我々はしっかりと目指していかなければいけない、こう考えております。そのために、プライマリーバランスを黒字化させるという目標を、二〇一〇年代の初頭にそれを達成するという目標を立てているわけでございます。  ...全文を見る
02月08日第164回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○安倍国務大臣 今にわかに質問があったものでありますから、正確を期したい、このように思いますので、後ほどそれはお答えをさせていただきたいというふうに思います。
○安倍国務大臣 政治資金規正法にしっかりとのっとって、合法的に政策活動費を政策活動費として使っております。
○安倍国務大臣 まず、政策活動費について言えば、これは献金が原資でございます。我が党の場合は、当然、政党交付金についてはもちろん政策活動費には使っておりません。これは法律にのっとって、法律上必要とされるものについては、すべてきっちりと公開をしているわけでございます。
○安倍国務大臣 よく意味が私はわからないわけでありますが、政党交付金につきましては、自由民主党本部として、すべて全額を公表しておりますから、まずそれをよく見ていただきたいと思います。
○安倍国務大臣 議員は今回、全く質問通告をしておられなかったわけでございますので、議論を深めるためにもぜひとも質問通告をしていただきたい、このように思います。  自民党では、まず、政治資金の処理については、政治資金規正法にのっとって適正に処理をしてきております。これまでも政治資...全文を見る
○安倍国務大臣 この問題は、政府としてお答えをするというよりも、しっかりと、例えば政党間でよくお話をいただければと、このように思うわけであります。  自民党は既に党改革をしっかりと行いまして、その党改革の成果については既に公表をしているとおりでございます。
○安倍国務大臣 十二月の二十七日であります。
○安倍国務大臣 ただいまの御質問については、インテリジェンスにかかわることでございますので、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
○安倍国務大臣 二橋副長官も、同様に週刊誌報道の後というふうに承知をしております。
○安倍国務大臣 報道されているような内容について二橋副長官がこの問題を知ったのは、週刊誌が発売された以降であるというふうに承知をしております。
○安倍国務大臣 ただいまの御質問は、情報収集にかかわることでございますので、答弁を控えさせていただきたいと思います。
○安倍国務大臣 先ほど私が答弁をいたしましたことについてでございますが、外務省からの報告については、それは官房副長官のところにも来ていなかった、こういうことでございます。
○安倍国務大臣 その件につきましては、先ほど答弁をさせていただきましたように、情報の収集にかかわることでございますので、答弁を控えさせていただきたいと思います。
○安倍国務大臣 ただいまの御質問に答えることは、私どもの情報収集そのものにかかわることでございますので、情報収集においてそうした事実をどのように把握をしていたということにもかかわることでございますので、答弁は控えさせていただきたいと思います。
○安倍国務大臣 ただいま御質問がございました内閣情報会議及び合同情報会議における議題については、答弁を差し控えさせていただきたいと思います。
○安倍国務大臣 先ほど申し上げましたように、内閣情報会議及び合同情報会議につきましては、これはまさに我が国の安全保障にもかかわる事柄について情報交換をする場でございまして、ここでどういうことが話し合われたか、あるいはまた議題そのものについても一切お答えはしない、こういうことになっ...全文を見る
○安倍国務大臣 外務省からの報告については、一切官邸には来ておりませんでした。
○安倍国務大臣 再三答弁申し上げておりますように、これはまさに情報収集そのものにかかわることでございまして、内閣情報調査室による個別の調査内容や事実を明らかにすれば、我が国の情報関心、また情報収集重点が明らかになり、他国との信頼関係や国の安全に支障を来し、以後の情報活動に支障を来...全文を見る
○安倍国務大臣 今の御質問にございますように、我が国の情報関係者がそうした情報を把握していたかどうかということについても、これはインテリジェンスにかかわることでございますので、答弁を差し控えさせていただきたいと思います。
○安倍国務大臣 私が申し上げておりますのは、つまり、そういうことについては、これは、どういう情報収集をしているのか、どういうところに重点を置いているのか、また、どういうところで我々は情報を収集していたかということにかかわるわけでありまして、その点についてはお答えを控えさせていただ...全文を見る
○安倍国務大臣 本件の主管官庁は外務省であり、官邸への報告の有無及びその是非を検証する対象はあくまでも外務省であるというふうに考えています。  本件に関する内閣情報調査室のかかわりについては、これはまさに、先ほど来御説明を申し上げておりますように、内閣情報調査室による個別の調査...全文を見る
○安倍国務大臣 報告事実の有無を明らかにすることというのは、すなわち調査をしていたかどうかという事実をこれは明らかにすることになるわけでありまして、官邸の情報関心や、あるいは調査手法が明らかになってくるわけでありまして、これは先方に我々の関心事項等々が推認されるわけでございますの...全文を見る
○安倍国務大臣 このことを調査室が把握していたかどうかということは、つまり、調査室が例えば上海においてあるいはまた他の地域においてそういう調査活動を行っているかどうか、あるいは情報収集、情報関心があったかどうか、またあるいは、それを知り得るのであればどういう手段が必要であったかと...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど来再三お答えをしておりますように、まさにこれは情報収集にかかわってくるわけでございますから、お答えは控えさせていただきたいと思います。(高山委員「全然答えになっていないですよ。これはちょっとひど過ぎますよ、幾ら何でも。全然、私そんな、ソースを明らかにしろとか...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど御答弁いたしましたように、内閣の情報機関による個別の調査内容や事実は、すなわち我が国の情報関心あるいは情報収集重点であるため、他国との信頼関係や国の安全にかんがみ、これを明らかにしないことは原則でございます。これは各国の情報機関も同様であり、いわば情報機関の...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま申し上げましたように、お答えができないということでございます。
○安倍国務大臣 今回の件につきまして、この件について外務省がしっかりと適切に対応したかどうか、あるいはまた再発防止にどうすべきか、そしてまた、官邸への連絡等に問題点はなかったかどうかについて外務省に検証をさせたわけでございまして、その結果については、既に外務省からも、また私の方か...全文を見る
○安倍国務大臣 本件発生後、在上海総領事館などに対し、外務省より専門家を派遣いたしまして徹底的に調査を行った結果、外交通信の秘匿に係る暗号システム等の情報が漏えいしたことはないことが確認されたというふうに承知をいたしております。  再発防止策については、情報防護を含む秘密保全体...全文を見る
○安倍国務大臣 この件に関しましては、川口大臣からお話は伺っておりませんが、外務省から説明を受けております。  また、今後の体制につきましては、今後の外務省から官邸への情報伝達につきましては、先ほど申し上げましたように、私が外務省に再検討するように指示をいたしまして、今後は、今...全文を見る
02月09日第164回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○安倍国務大臣 菅原委員も大変御苦労いただきました党改革におきまして、党改革のアクションプログラムを取りまとめたわけでありますが、これは、自由民主党を思い切って変えて、そして国民から信頼される政党にしていくという力強い意思を示したものであった、こう思います。その結果、昨年、我が党...全文を見る
○安倍国務大臣 日本は、戦後六十年を迎え、本当に豊かな国になった、そう思います。  しかし、その間、日本人は、ややもすれば価値の基準を損得に置いていたのではないか。この損得を超える価値、あるいは、例えば家族に対する愛、そしてまた、地域をしっかりと守ってよくしていこうという気持ち...全文を見る
○安倍国務大臣 小泉総理は、総理に就任して最初の国会での演説におきまして、米百俵の精神について述べられたわけであります。これは、明治維新期の長岡藩の故事を引いたものであり、国家資源をどう配分していくか、これは多少我慢しても子供の教育に使うべきだという故事を引いたわけでございます。...全文を見る
02月10日第164回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○安倍国務大臣 先ほど、ナチスの犯罪との比較で御質問がございました。  そもそも、ナチスの自国民をも殺害をした犯罪行為と同列に扱うことはできない、こう思っておりますが、日本国との平和条約による極東国際軍事裁判所及びその他の連合国戦争犯罪法廷が刑を科した者について、その刑の執行が...全文を見る
○安倍国務大臣 平成七年の内閣総理大臣談話、村山談話は、過去の戦争について政府としての痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明したものではありますが、さきの戦争に対する責任が具体的にだれにあるのかについて明らかにしたものではございません。
○安倍国務大臣 先ほども答弁したとおり、この平成七年の村山談話においては、だれがということについては申し上げてはいないわけでございます。(末松委員「だから、だれなんだ」と呼ぶ)ですから、この談話においては、だれがということについては申し上げていない。  では、なぜだれかというこ...全文を見る
○安倍国務大臣 私は、歴史に対しては常に謙虚な態度で臨まなければならない、こう考えているところであります。  そして、先ほど述べさせていただきましたように、極東国際軍事裁判所においてジャッジメンツが出たわけでありまして、それを我が国として受諾したわけでありますが、我が国が主体的...全文を見る
02月13日第164回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○安倍国務大臣 バリアフリーについては、先ほど北側大臣がお話をされましたように、バリアフリーの価値ということをみんなで理解しなければならない、こう思っています。日本が、暮らしやすい、活力ある国である、そして志を持った国であるというふうに思ってもらうためには、やはりバリアフリーとい...全文を見る
○安倍国務大臣 いずれにいたしましても、政府としては、最近、国、地方で入札談合事件が続発をしていることは大変遺憾に思っているわけであります。  昨年の十二月に、総理より与党に対して、入札談合等関与行為防止法の改革案をまとめるよう指示があったところであります。また、私に対しまして...全文を見る
○安倍国務大臣 いきなりの御質問でございます。  この天下りの問題については、先ほど来政府側から答弁をいたしておりますように、基本的には、早期退職制度等を見直しをするということで今見直しを行っているところでございます。  他方また、今御指摘のように、自衛隊等々の、自衛隊におい...全文を見る
02月14日第164回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○安倍国務大臣 政府の見解につきましては、ただいま外務大臣の方から御紹介をしたとおりであります。さきの村山談話、あるいはジャカルタにおいての総理の談話があるわけでございます。  そしてまた、歴史というものはある種の連続の中に存在するわけであって、では、さきの大戦の中にあってどこ...全文を見る
○安倍国務大臣 極東国際軍事裁判所において、被告人は基本的に平和に対する罪、そして人道に対する罪で取り調べを受けたわけであります。いわゆるナチスの戦争犯罪人の人たちは人道に対する罪でも有罪であったわけでありますが、あの東京国際軍事法廷においても、日本は人道に対する罪においては有罪...全文を見る
○安倍国務大臣 いわゆる正文は英語でございますので、正文の英語の部分についてはジャッジメンツになっているということでございまして、日本において種々議論がございますので、この英文にのっとって、いわゆる正文についてそう申し上げたわけでございます。
○安倍国務大臣 それは先ほど申し上げておりますように、いわゆる極東国際軍事裁判所の裁判を受諾している、そして異議を申し立てる立場にはないというのが政府の見解でございます。
○安倍国務大臣 今申し上げましたように、私は、もともとの正文である英文を引用してジャッジメンツと申し上げたわけでありますが、政府においてはそれは裁判ということで訳しているわけでありますが、基本的には、要はこれは何を我々は受諾をしたかといえば、先ほど申し上げましたように、この判決に...全文を見る
○安倍国務大臣 今、委員は何をもってその効力と言っているか、私はそこがよく理解できないわけでありますが、いわば連合国によって東京国際軍事法廷が開かれたわけであって、そこで被告となった人たちが、平和に対する罪、いわゆるA級戦犯はそうですが、平和に対する罪によって有罪判決を受け、七名...全文を見る
○安倍国務大臣 私はそれを無効にするということは一言も申していないわけでありまして、サンフランシスコ条約を我々はもちろん受諾、ここで我々もサインをしているわけであって、その中で十一条において書いてあったことを述べたわけでありまして、その手続に沿ってその人たちを赦免した。そして、当...全文を見る
○安倍国務大臣 今、委員がおっしゃった、いわゆる重光葵さんは、その後、御承知のように、国会議員となって、そして外務大臣に就任をして、日本が国連に復帰をしたときの外務大臣であります。また、例えば賀屋興宣さんも、同じく国会議員となり、そして法務大臣になっておられるわけでございます。つ...全文を見る
○安倍国務大臣 岡田委員は、何かまるでGHQ側に立っておっしゃっているように聞こえるんですが、あの十一条を、私たちは、あのときはあのサンフランシスコ講和条約を受け入れるしか、当時は単独講和、全面講和という議論もありましたが、あれによって日本は独立を回復したわけであって、今日の繁栄...全文を見る
○安倍国務大臣 私がなぜそう申し上げたかといえば、いわゆる停戦状況になって、そして戦犯に対する裁判があって、しかし平和条約を結んだ段階では、これは国際法的には、慣習的にはその裁判の効力は未来に向かっては失うわけでありますが、しかし、我々は、連合国の要請に従って十一条を受け入れたわ...全文を見る
○安倍国務大臣 いわば連合国との関係においては、極東国際軍事法廷によってそれぞれA級、B級、C級の方々が裁かれた、その方々が責任をとられたということではないかというふうに思います。これは明確なんだろう、こう思っています。
○安倍国務大臣 さきの大戦の結果、日本の国内外の人たちが、大変なる、甚大なる被害を受けて、精神的にも肉体的にも大変大きな苦痛をこうむったというのは事実であり、その深刻な反省の上に今日の日本の歩みがあるのもまた事実であります。  そこで、委員が今御質問になった、では、政府でもう一...全文を見る
○安倍国務大臣 今、小泉内閣はダイナミックにアジア外交も展開をしているというふうに思っています。  アジア外交を考える上においても、極めて短期的に、これはまた近視眼的に考えるべきではなくて、もう少し世界を俯瞰しながら中長期的にやはり考えていくべきなんだろうな、こういうふうに思っ...全文を見る
○安倍国務大臣 秘密会を開くかどうかということにつきましては、院で御議論をいただき、御決定をいただきたいと思います。
○安倍国務大臣 事柄の性質上、その場において我々が公表できるもの、また公表できないものもあると思いますので、それは、しっかりと精査をしてみないと今の段階でお答えはできません。
○安倍国務大臣 今回の事案において外務省がとったいわゆる対応のごとく、しっかりと先方に対して抗議をすることが必要であるというふうに考えています。
○安倍国務大臣 主に抗議を行うということでございます。  今回の事案におきましても、その抗議については、累次にわたって中国側に抗議をしているというふうに承知をしております。
02月15日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○安倍国務大臣 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  小泉内閣では、日本を再生し、自信と誇りに満ちた社会を築くため、発足以来五年近くの間、改革なくして成長なしとの一貫した方針のもと、構造改革に全力で取り組んでまいりました。  改革の芽がさ...全文を見る
02月15日第164回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○安倍国務大臣 政府統一見解については、まさに政府統一見解でございますから、一貫して我々は、この政府統一見解を今後とも、この考え方で行われたという考えには変わりはございません。
○安倍国務大臣 食品安全委員会の答申においては、結論の附帯事項の中で、対日食肉処理施設での定期的な立入調査が日本向け輸出プログラムの遵守を保証するためのシステムとして有効であることなど、リスク評価機関としての意見が述べられていますが、輸入再開以前の調査が必要であるとまでは述べられ...全文を見る
02月16日第164回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○安倍国務大臣 先ほど来、高木先生が御指摘になっておられるように、都市部の農地あるいは農業に対する認識はこの十数年で大きく変わってきているんだろうというふうに思います。都市計画をつくって市街化地域を定めるという中においては、やはり、市街化地域の中ではなるべく農業をやめて、これは宅...全文を見る
○安倍国務大臣 この事案が週刊誌によって報道された日に知ったということでございます。
○安倍国務大臣 この事案につきましては、外務省から報告がなされるものであるわけであります。また、私自身が知ったか知らなかったかということについては、今申し上げたとおりであります。
○安倍国務大臣 これは、先般も申し上げましたように、内閣のいわゆる情報収集活動にかかわることについては、お答えを控えさせていただきたいというふうに思います。
○安倍国務大臣 先ほどお答えを申し上げましたように、私自身が知ったのは週刊誌によって報道された日であるということは、明確に申し上げたとおりでございます。  そして、内閣においてどういう情報を知り得ていたかということは、内閣がどういう分野に、またどういう地域に関心を有しているか、...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど申し上げましたように、この事案につきましては、週刊誌によって報道された日に私は知ったわけであります。そして、その後、外務省からこの事案についての報告を受けた、こういうことでございます。  他方、内閣情報調査室等々が、この事案等について、内閣に対して、またい...全文を見る
○安倍国務大臣 受けておりません。
○安倍国務大臣 つまり、報告をするということはその事実を知り得ていたということになり、すなわち、そういう情報収集活動を行っている、あるいは情報関心があったということにもつながってくるわけでございますので、お答えを差し控えさせていただいた、こういうことでございます。
○安倍国務大臣 内閣においての情報の取り扱い方もこれはインテリジェンスに含まれますので、お答えはできないということでございます。
○安倍国務大臣 法的根拠はないわけでありますが、これは、以前御答弁させていただきましたように、諸外国におきましてもこういう案件につきましては一切公表しないということになっておりまして、それは世界の情報を取り扱う機関の常識となっていると言ってもいい、このように思います。
○安倍国務大臣 内閣が機能を果たし、我が国の安全保障をしっかりと維持していくための情報収集活動を行うためには、そういう姿になっているということを申し上げたわけであります。
○安倍国務大臣 特に定めた法律はございません。
○安倍国務大臣 法律といえば、法律に定める内閣の責任として、そして内閣の責任として、我々は、この情報収集についてはこれは公にできないということでございます。
○安倍国務大臣 先ほど申し上げておりますように、内閣法に定める内閣の責任において、この件においては答弁することはできないということでございます。  つまり、我々がどこにどういうふうに情報関心を持っているか、どういう情報収集をしているか、そして、その結果どういう情報を知り得たかと...全文を見る
○安倍国務大臣 御指摘の昭和五十九年の閣議決定は、昭和七十年を、つまり平成七年でありますが、目途に一元化を完了させるという、先ほど川崎厚生労働大臣が答弁をいたしましたように、当時としての政府の目標を定めたものでございまして、この閣議決定により基礎年金制度が導入されたことを踏まえま...全文を見る
○安倍国務大臣 その後、ただいま申し上げましたように閣議決定をし直してきておりまして、平成八年には、被用者年金制度が二十一世紀にかけて成熟する段階において漸進的な対応を進める旨を閣議決定いたしております。当時の厚生大臣であります民主党の前々代表である菅直人大臣も、その旨を答弁して...全文を見る
○安倍国務大臣 政府としては、平成十七年の八月十五日の内閣総理大臣談話等において、かつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受けとめ、痛切な反省と心からのおわびの気持ちをこれまでも一貫して表明してき...全文を見る
○安倍国務大臣 いわゆる侵略戦争をどう定義づけるかという問題もこれは当然あるんだろうと、学問的にですね、このように思うわけであります。それが確定しているかといえば、まだ学問的に確定しているというふうには言えない状況ではないか、このように思うわけでありますが、アジアの国の人たちが、...全文を見る
○安倍国務大臣 私が申し上げたのは、いわゆる侵略戦争という定義が定かでないということを申し上げたわけであります。  歴史というのは長い連続性の中にあるわけでございまして、例えば、盧溝橋事件のときに日本軍はあの場所にいた、では、なぜあの場所にいたかといえば、これは北清事変講和議定...全文を見る
○安倍国務大臣 あの村山談話は、戦後五十年を受けて、日本国の総理大臣としての外交的、政治的な意味合いの上において、いわば国民の総意として談話が発出をされたというふうに考えております。
○安倍国務大臣 敗戦を受けまして、GHQによって設置をされました、東京において裁かれた東京の国際軍事法廷以外の法廷においてもBC級戦犯が裁かれました。それぞれA級、B級、C級の戦犯が裁かれたわけでありますが、それはまさに戦勝国によってこれは裁かれたということであります。その点にお...全文を見る
○安倍国務大臣 当然、戦争の結果、我が国は敗戦の塗炭の苦しみの中に落ち込まざるを得なかったということでありまして、その意味においては、指導者にはその責任はあるというふうに考えております。
○安倍国務大臣 今の御質問の意味は私よくわからないわけでありますが、これは、いわゆるこの軍事法廷によって、連合国によって裁かれた人たちのことを言っているのか、あるいは、敗戦という結果を受けて日本国民に対する指導者の責任を言っているのか、そこがよく私はわからないわけであります。 ...全文を見る
○安倍国務大臣 そもそも、では、そのB級、C級の人たちは国民に対して責任を負っているのかどうかというのは、私は全く負っていないのではないかと思います。
○安倍国務大臣 我々は、この戦後六十年の歩みにおいて、自由で、そして民主的な日本をつくってきました。基本的な人権がしっかりと保障される日本をつくってきました。そして、先ほど申し上げましたように、自由と民主主義を慫慂してきたのも事実であります。そしてまた、国際貢献をしっかりと行って...全文を見る
02月17日第164回国会 衆議院 本会議 第8号
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○国務大臣(安倍晋三君) 福田議員にお答えいたします。  三位一体改革の評価と今後の改革についてお尋ねがありました。  地方にできることは地方にという理念のもと、国の関与を縮小して地方の権限、責任を拡大するとともに、国、地方を通じた行政のスリム化を推進するため、三位一体の改革...全文を見る
02月17日第164回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○安倍国務大臣 政府といたしまして、先ほど杉浦法務大臣から、東京地検次席検事のコメントとして、メールの存在及び指摘された事実関係について当庁では全く把握していないとのコメントについて答弁があったとおりでございます。  ただいま逢沢議員のお話を、御質問を伺っておりまして、あのよう...全文を見る
○安倍国務大臣 それは、ただいま委員が御指摘になったように、無線LANについては、無線を使用するため、第三者による盗聴あるいはネットワークへの不正侵入のおそれがあり、適切な暗号化を施すなど利用者による対策が不可欠であるということではないか、こう思っております。
○安倍国務大臣 根拠というのは、その証拠を見せるべきだと私は申し上げているわけであります。  永田委員が、昨日、一方的に幹事長、そして幹事長の御次男を名指しで非難されたわけであります。幹事長の御次男は民間人です。なりわいがある。あの非難によって大変な損害をこうむっているんです。...全文を見る
02月20日第164回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○安倍国務大臣 先ほど来近藤委員の御指摘のとおり、フリーター問題あるいはニート問題というのはいろいろな要素があるわけでありまして、経済産業省あるいは厚生労働省だけで対応できる問題ではございません。政府一体となって取り組んでいく必要がある、このように考えておりまして、平成十五年六月...全文を見る
○安倍国務大臣 私はもう既に記者会見において中国側に遺憾の意を表しているわけでありまして、私の遺憾の意は中国側に伝わっているというふうに承知をしております。
○安倍国務大臣 ただいま額賀長官が答弁されたわけでありますが、今回の事件は、防衛庁と三菱電機が契約して、そしてまた三菱電機がさらに関連の三菱総研と契約して、そして、三菱総研がさらに別途下請会社に出したところ、その下請会社から漏えいした可能性もある、こういうことであったわけでありま...全文を見る
○安倍国務大臣 我が国は、昭和二十年以来の歩みの中でこの六十年、当時、灰じんに帰した国土の中で、あのさきの大戦を痛切に反省しながら、日本を平和な国にする、安定して繁栄した国にするという思いの中で努力をしてきた、そして多くの成果を上げてきたというふうに思っています。その間、自由で民...全文を見る
○安倍国務大臣 非常に漠然とした御質問でございましたが、私が損得を超える価値ということについて申し上げましたのは、例えば、損得を超える価値としていえば、家族を愛する気持ち、子供のためにあるいは孫のために、親のために頑張るというのは、損得を超えた価値ではないだろうか。あるいは、地域...全文を見る
○安倍国務大臣 今の御質問でございますが、憲法あるいは国会法において、国政調査権は議院または委員会で議決をしてお決めになることでございますので、政府として答弁するのは適切ではない、このように思います。
○安倍国務大臣 当時はまだ当選したばかりでありますが、結局、結果的には、細川総理は辞任をされたんではないかというふうに覚えております。
02月22日第164回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○安倍国務大臣 公共調達につきまして近年種々の問題が国会等で指摘されている状況はまことに遺憾であり、公共調達の透明化、適正化を図ることは極めて重要な問題と考えております。政府を挙げて取り組む必要がある、こういう認識に立っていることをまず申し上げておきたい、このように思います。 ...全文を見る
○安倍国務大臣 幹部職員の営利企業への再就職については、公務の公正性に対する国民の信頼への影響が特に大きいという観点から人事院が直接承認を行っているのに対し、本省課長補佐級以下の職員が営利企業の役員以外に再就職する場合には、人事院はその承認権限を所轄庁の長、各府省大臣等に委任をし...全文を見る
○安倍国務大臣 次々と委員から建設的な御指摘をいただいておることに感謝を申し上げたいと思うわけでありますが、談合情報のマニュアルについては、公共工事に関しては、公共工事の入札及び契約の適正化の促進を図るための措置に関する指針、平成十三年三月九日閣議決定でありますが、これに基づきま...全文を見る
02月23日第164回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○安倍国務大臣 今まで雇用慣行として年齢差別があった、こう言われているわけでありますが、その時々の人口の構成に合わせて、新卒者が必ず就職できる環境、そしてその中で終身雇用が確保されている中にあって、また平均寿命との関係もあって大体現在の労働慣行ができ上がったのではないか、こう思う...全文を見る
○安倍国務大臣 雇用対策法における御指摘の規定は、公務員については、国家公務員法及び地方公務員法において、合理的な理由のない差別は禁止されている法的枠組みが既に整備をされていることから適用除外されているというふうに認識をしております。  公務員採用試験においては、我が国の雇用慣...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま御指摘の東京都の募集のこの条件等については私も詳細はつまびらかでございませんので、個別の案件についてお答えする資料を今持ち合わせてはいないわけでありますが、地方公務員法においても、国家公務員法と同様に合理的な理由のない差別は禁止されているわけでありますので...全文を見る
02月24日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○安倍国務大臣 ただいま委員御指摘のように、約五年少し前、森内閣において、日本を世界最高水準のIT先進国にするという目標を立てて、まさにその目標に到達をした、こう思うわけでありますが、政府あるいはまた社会経済活動、そしてまた国民生活も、情報システムに依存することになってまいりまし...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま委員が御指摘になられた諸々の事案については、これはまさに大量破壊兵器の製造につながるかもしれない機器であったり技術であったり、あるいは我が国の安全について、安全保障について重大な懸念をもたらすことになったかもしれない事案だった、こう考えております。  先...全文を見る
○安倍国務大臣 皇室典範の改正につきましては、我が国の象徴である天皇の地位に関する問題であり、多くの国民の賛同が得られるよう、慎重にかつまた冷静に取り組んでいくべきものである、こう考えております。  そこで、プロセスも極めて重要でありますが、そこがなかなか難しい点だろう、このよ...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほどお答えをいたしましたように、この有識者会議のメンバーについては、政府としてはこの方々に御議論をいただくのがふさわしい、こう考えたメンバーの方々であります。  しかし、皇室の問題についても、やはりいろいろな意見が国民の中にはあるのも事実なんだろう、こう思いま...全文を見る
○安倍国務大臣 まず、スクールバスにつきましては、スクールバスの導入そのものにつきましては各地方自治体が判断するものである、僻地学校である場合などに国が購入の補助を行っている、こういうことでございます。その中で、小中学校の児童生徒の通学の用に供するためのスクールバスについては、そ...全文を見る
○安倍国務大臣 委員が御指摘になられました犯罪の発生件数につきましては、この一両年は減少に転じておりますので、小泉改革内閣として取り組んできた世界一安全な日本を復活する、そういう目標に向かって動き始めている、こう考えております。ですから、小泉改革と犯罪とはかかわりがない、要は、検...全文を見る
○安倍国務大臣 国の歴史を後世に伝え、将来の国民への説明責任をしっかりと果たしていく、その観点から、歴史的公文書の保存は国の重要な責務である、このように認識をしております。  政府では、有識者から成る懇談会を設置いたしまして、我が国にふさわしい公文書等の管理、保存及び利用のあり...全文を見る
○安倍国務大臣 公共調達につきましては、近年種々の問題が国会等で指摘をされている状況にありまして、まことに遺憾である、このように思います。公共調達の透明化、適正化を図ることは極めて重要な問題であると考えており、政府を挙げて取り組む必要がある、このように思います。  日本道路公団...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま委員が御指摘になられました談合の問題につきましては、昨年の十二月に、総理より、与党に対しまして入札談合等関与行為防止法改革案をまとめるように指示がございました。あわせて私に対しても、入札制度の改善など、政府が行うべきことについて検討の指示を受けたところであ...全文を見る
○安倍国務大臣 いわゆる天下りと官製談合の問題だというふうに思うわけでありますが、国家公務員の再就職については、在職中に関係のあった営利企業への再就職に一定の制限が設けられるとともに、再就職先の法人の類型に応じた国家公務員の退職管理の適正化に向けて取り組みを進めてきたところであり...全文を見る
○安倍国務大臣 いわゆる天下りと官製談合との関連において、いわゆる天下りが官製談合の背景になっているのではないかという御指摘である、このように思うわけでありますが、先ほど答弁をいたしましたように、この問題については、現在行っている早期退職慣行の是正を進めるとともに、公務員の退職管...全文を見る
○安倍国務大臣 公益法人における公務員出身者の状況については、これまでも調査を行いまして、毎年、公益法人に関する年次報告において公表し、透明性の確保に努めてきているところであります。  公務員の再就職規制については、職業選択の自由との関係と適正な公務の実施の確保等について総合的...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど少しまとめてお答えをさせていただいたわけでありますが、QTにおいての総理の答弁でございますが、総理は、営利企業への再就職禁止期間を長期化するということを述べられたのではなくて、公務員の早期退職慣行の是正、いわゆる今委員御指摘の肩たたきでありますが、早期退職慣...全文を見る
○安倍国務大臣 内閣として行ってまいります。
○安倍国務大臣 人事院による再就職審査の対象を公益法人、特殊法人、独立行政法人にも拡大すべきではないかとの指摘でございますが、国家公務員法に基づく現行の営利企業の再就職規制は、職員が離職後特定の営利企業に就職するために、その地位や職権を利用して職務の公正な執行をゆがめることがない...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど来、委員から民間の企業の意識調査についての指摘がございました。要は、こうした官製談合をするということは決して割に合わないということにさせなければならないわけでありまして、そういう意味から、厳罰化を含めて、今回、公共調達の適正化に向けた取りまとめを午前十時半に...全文を見る
○安倍国務大臣 基本的な考え方につきましてはただいま猪口大臣から答弁したとおりでございまして、男女共同参画社会の実現は、二十一世紀の我が国社会を決定する最重要課題であり、政府を挙げて施策を推進してきたところでありまして、今後ともこの考え方にのっとって政策を推進していきたい、こう考...全文を見る
○安倍国務大臣 これは、この調査は、政府としてではなくて、当時私が座長を務めておりましたPTでこうした苦情の受け付けを行ったところ、広く全国から、いろいろな苦情というか御意見も含めて寄せられたわけであります。それが三千五百二十件に上ったということでございます。  それぞれ切実な...全文を見る
○安倍国務大臣 今、山谷政務官からお答えしたのは、個人的に山谷政務官のところに上げられたのではなくて、党にどういうものが上げられたかということのお尋ねでありましたから、それを担当していたのは当時の山谷事務局長であって、山谷事務局長がそれぞれ個別に面会者へ当たった内容について、どう...全文を見る
○安倍国務大臣 それで、今、山谷政務官からお答えをいたしましたように、党としてしっかりと対応し、そしてそれぞれ個別に当たって、向こう側が、例えば電話で応対できる方、あるいは直接面接できる方は面接をしながら、その事例を上げさせていただいた。そして、その対応については、それぞれの教育...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど来政府側で答弁しておりますように、性教育については、発達段階をよく見ながら、また、地域の方々あるいは御両親の御理解を得ながら進めていくことが大切であって、確かに高校生以上の方が、ティーンエージャーの妊娠するという比率が上がっているのは事実でありますが、しかし...全文を見る
○安倍国務大臣 発達段階を見ながら、学習指導要領にあるように、そこは、性教育というのはもちろん必要なんでしょうけれども、しかし、どんどんそこで例えば避妊の教育をスタートするのを早めていくというのが果たして本当にいいのかどうかということについていえば、それは疑問ではないかというふう...全文を見る
○安倍国務大臣 性犯罪の防止のためにさまざまな対策をとるというのは当然政府としての大きな責務である、こう思っています。今御指摘の義務教育段階から、またあるいは幼少期からの性教育が性犯罪の抑止に果たして有効かどうかというのは、これはいろいろな意見があるわけであって、まだ確定した学説...全文を見る
○安倍国務大臣 いわゆる思春期における教育は、思春期にある青少年に対して大変大きな影響を与えるわけであって、今御指摘のロールプレーについてはまだこれは確たる、ロールプレーが有効であるという学問的に確立されたものではないというふうに認識をしておりますので、いずれにいたしましても、先...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま室長から答弁をしたとおりでございまして、委員の御指摘は恐らく、日本製であったとしても、その前のいきさつがどうなんだということなんだろう、このように思います。  一説には、多くの遺棄化学兵器についていえば、当時、例えば降伏した対象であるソ連軍であったりある...全文を見る
○安倍国務大臣 これは、ただいま室長が申し上げたのが政府としての考え方であります。
○安倍国務大臣 今の御質問、質問通告がなかったものでございますから、その点については後ほど確かめておきたい、このように思います。
○安倍国務大臣 小泉改革におきましては、官から民へ大きな流れをつくっていくということがまず柱でございます。官から民への流れの中で、民間非営利部門は、行政や民間営利部門では満たすことのできない社会のニーズに対応する多様なサービスを柔軟に提供することが可能であります。  今後の我が...全文を見る
○安倍国務大臣 私も同じ考えでいます。
○安倍国務大臣 平成十年の制度発足以来、特定非営利活動法人の数は大幅な増加傾向にあるというふうに認識をしております。このような状況を踏まえ、特定非営利活動法人制度については、今後の行政改革の方針、平成十六年十二月閣議決定でありますが、この方針において引き続き存置することとされたも...全文を見る
○安倍国務大臣 私も初めてこの話を今聞いたわけでありますが、こういうことを許してはならない、このように思っております。
○安倍国務大臣 答弁書のいきさつ等を含めまして、予算委員会で、予算委員長の方で、それについては、院への報告等については理事会で検討するということになったというふうに私は承知をしております。
○安倍国務大臣 輸入再開以前とは、輸入再開の決定以前にという意味であるというふうに理解をしております。(川内委員「いや、もう一回。もう一回済みません」と呼ぶ)ここは大事なところなんですが、「輸入再開以前に、」とは、輸入再開の決定以前にという意味であるというふうに理解をしております...全文を見る
○安倍国務大臣 もちろん、これは分担管理をしてまいりますので、この問題については、厚生労働省と農林水産省において、答弁書を、法制局も入れて起案をするわけでありまして、それを、起案したこの答弁書について、政府として是としたということであります。当然それは、政府全体として是とした、こ...全文を見る
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○安倍国務大臣 平成十八年度の内閣及び内閣府関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  内閣所管の平成十八年度における歳出予算要求額は九百四億六千万円でありまして、これを前年度当初予算額九百十九億四千五百万円に比較しますと、十四億八千五百万円の減額となっております。 ...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○安倍国務大臣 小泉総理が、総理の任期中には消費税を上げない、こうおっしゃったのは、消費税論議を避ける、逃げるためではなくて、まずは政府において血のにじむような努力をして歳出カットをしていく、無駄を省いていく、そのための努力に自分の任期中はかけたい、こういう思いだったんだろう、こ...全文を見る
○安倍国務大臣 国の財政をどうしていくかという中において、税をどういう仕組みにしていくか、税率についての議論は当然あってしかるべきではある、こう思うわけでありますが、まず、果たしてどれぐらい我々は歳出を切り詰めていくことができるか、あるいはまた国の資産をどれぐらい売却して今までの...全文を見る
○安倍国務大臣 秘密文書の取り扱いにつきましては、「事務次官等会議申合せ」によりまして、作成、保存、処分等について遵守すべき事項を定め、各府省において文書管理規程や秘密文書の取扱責任者を設けるなどして、その徹底を図っているところであります。  情報セキュリティー対策の強化につい...全文を見る
○安倍国務大臣 政府機関のデータがウイルスにより流出する事件が多発している件については、遺憾に考えております。  このような事件の防止のため、これまで各府省庁に対して注意喚起を行ってきたところでありますが、状況の深刻さにかんがみまして、先般、二月二十七日の事務次官等会議において...全文を見る
○安倍国務大臣 先般の日朝協議におきましては、我々のこの日朝間の問題として最優先事項である拉致問題の解決を一歩でも二歩でも進めたい、そのために北朝鮮側には誠意ある態度、対応をしていただきたかったわけでありますが、残念ながら、今回の交渉において北朝鮮側は誠意ある対応をしたとは言えな...全文を見る
○安倍国務大臣 今回の日朝協議におきまして、北朝鮮側によるDNA鑑定のための専門家会合立ち上げの提案がございました。これに対しては、我が方より、北朝鮮側が経緯を説明することが先決である旨改めて指摘をするとともに、DNA鑑定結果は北朝鮮側が行った再調査の一部分のみに関連する事項であ...全文を見る
○安倍国務大臣 政府は、これまでも、国際社会に対し、さまざまな機会をとらえて拉致問題に関する我が国の立場を説明するとともに、理解と協力を求めてきております。本件につきましても、まず北朝鮮こそ、なぜ横田めぐみさんのものとは異なる複数のDNAが検出される骨を横田さんのものと称して提供...全文を見る
○安倍国務大臣 二月七日に行われました日朝安全保障協議の際には、我が方より、北朝鮮側に対し、六者会合への早期、無条件の復帰が先方にとっても利益になること、現在の北朝鮮の対応は生産的でないことを述べた次第であります。  これに対しまして、先方より、対話を通じた朝鮮半島の非核化が目...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま委員が御指摘になられましたように、我が国は、対北朝鮮の問題の解決のために対話と圧力の姿勢でもって臨む、これが基本的な方針でございます。  対話をすることも、対話それのみが目的ではございませんし、また圧力のみが目的ではない。要は、この拉致問題を解決するため...全文を見る
○安倍国務大臣 子供の安全確保は、政府全体で取り組むべき重要な課題であるというふうに認識をしております。その中で、政府としては、昨年十二月に、喫緊の課題である登下校時の児童の安全確保のための緊急対策として六項目などを掲げた「犯罪から子どもを守るための対策」を取りまとめ、犯罪対策閣...全文を見る
○安倍国務大臣 スクールバスの導入につきましては、各地方自治体が判断する、こう考えております。僻地学校である場合などに国が購入費の補助を行っている、こういうことでございます。  また、小中学校の児童生徒の通学の用に供するためのスクールバスについては、その維持運営費について地方交...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま小宮山委員から大変厳しい御指摘があったわけでありますが、我々政府としては、かなりこの分野においては十分に予算の配分を行ったつもりであります。  「犯罪から子どもを守るための対策」に係る予算措置についての御指摘でございますが、例えば、学校を巡回し、学校安全...全文を見る
○安倍国務大臣 子供の安全を守るための対策については、これは政府全体で取り組んでいくべき課題である、こう考えております。そのためには、省庁間の縦割りを排し、幅広い取り組みが大切であるという委員の御指摘はそのとおりである、こう思います。  そこで、先ほどお答えをさせていただきまし...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま文科省から答弁をいたしましたように、一般的には、学校における性教育については、学習指導要領に沿い、児童生徒の発達段階に応じて進めていくことが重要であり、その意味で、十代についても、発達段階に応じた適切な内容の性教育を行うことは重要であるというふうに認識をし...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま文科省から答弁いたしましたように、いろいろな対策をしっかりとやっていかなければいけない。子供にとっては、一日の時間の大半を、過半を過ごす場所が学校であります。その学校の安全はしっかりと確保をしていかなければいけない、こう考えております。  厳しい財政状況...全文を見る
○安倍国務大臣 政府として公式に皇室典範に関する検討を始めましたのは、一昨年、平成十六年十二月に、皇室典範に関する有識者会議を開催し、検討を依頼することとした時期でございます。
○安倍国務大臣 先ほど答弁させていただきましたように、政府として公式に皇室典範に関する検討を行ったのは、皇室典範に関する有識者会議が初めてでございます。  それ以前に、ただいま委員が御指摘になった点でございますが、関係の職員等が非公式にさまざまな検討を行った事実はあるかもしれま...全文を見る
○安倍国務大臣 今、柴田準備室長が答弁いたしましたように、そもそも役所というのは、こういう下準備、またいろいろなことに備えて勉強をするという習性がございますので、この皇室典範、そういう時期が来るかもしれないのでということで下準備的な勉強をしていた人たちがいたのかもしれませんが、そ...全文を見る
○安倍国務大臣 象徴天皇の制度は広範な国民の理解と支持を基礎とするものであるため、皇位継承の問題についても幅広い観点から大所高所の御議論をいただくべく、これにふさわしい高い見識を有する方々にお願いをしたものでございます。
○安倍国務大臣 こうした有識者会議は、政府のいろいろな政策をつくる際にお願いをする場合があるわけでありますが、その人選について、どういう方々にお願いをしようかというのはいつも悩み多き点ではあるわけであります。  今回は、特に皇位継承にかかわる点でありますから、十分な検討がなされ...全文を見る
○安倍国務大臣 有識者会議におきましては、憲法で定められた象徴天皇の制度は我が国の歴史と深いかかわりを持ち国民の支持の上に成立するものであることから、これにふさわしい皇位継承制度を検討するに当たって、国民の理解と支持を得られるものであること、伝統を踏まえたものであることなどを基本...全文を見る
○安倍国務大臣 憲法第四条によりまして、天皇は国政に関する権能を有しないこととされていることから、天皇が国政に関与したと解されるようなことが生じないように十分慎重な配慮が求められるわけでありまして、皇位継承制度は国会で議決される法律に定められたものでありまして、まさに国政にかかわ...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど申し上げましたように、憲法との関係におきまして、天皇陛下あるいは皇族の方に意見をお伺いすることは、国政に関与した、このように指摘をされる危険性、可能性があるわけでありまして、むしろ皇族の方々に御迷惑をかけることにもつながるわけでありまして、そうしたことは控え...全文を見る
○安倍国務大臣 憲法にあるとおり、まさに天皇は国民の象徴であります。国民から尊敬され、そして多くの国民から親しまれることが大切だろう、このように思うわけでありまして、この皇位継承についても、しっかりと国民的なコンセンサス、理解が得られることが重要である、こう考えております。  ...全文を見る
○安倍国務大臣 皇室典範の改正につきましては、昨年の十一月に、皇室典範に関する有識者会議の報告書をいただいたところでございます。  そこで、このたびの秋篠宮殿下妃紀子様の御懐妊、御慶事もございました。この御慶事も踏まえまして、慎重にかつ冷静に、国民各層の賛同が得られるように取り...全文を見る
○安倍国務大臣 この典範の改正につきましては、事の重要性を十分に考慮しながら、ただいま申し上げましたように、まず、現在のところ政府としては、与党において御議論をいただいているというところでございまして、どの段階で法案を提出できるようになるかということを今この場でお答えできる状況で...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま高鳥委員が御指摘になりましたように、秋篠宮殿下妃の御懐妊、この御慶事については、我々、国民とともにお祝いを申し上げたい、このように思うわけでございます。そして、我々も国民の皆様とともにことほぎ、そしてお見守りをしていきたい、こう考えているわけであります。 ...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど柴田室長が答弁をいたしましたように、法的な拘束力は、この有識者会議の結論は持っていないわけでございます。そしてまた、検討の成果は新大臣のもとでも政策立案に活用されることが通例でございますが、しかし、もちろんこれは新大臣が別途の検討を始めることができないという...全文を見る
○安倍国務大臣 それはもちろん制度上可能でございます。例えば、自民党の政権がずっと続いていくということもあり得ますし、場合によっては、別の政党の政権ができるということも十分にあり得るわけでありますから、当然論理的には可能である、このように思っております。
○安倍国務大臣 私ども日本国民は古来から天皇、天皇家とともに歴史を紡いできた、このように思っています。それが一つの長いタペストリーであるとすると、その中心の糸はやはり私は天皇家ではなかったか、こう思うわけでございますが、その中で、やはり、我々はその重要性、歴史をしっかりと認識しな...全文を見る
○安倍国務大臣 皇室の御意見また天皇陛下の御意見をお伺いするべきではないかという議論があるわけでありますが、この点に関しましては、憲法との関係におきまして、皇室典範の改正というのはまさに法律の改正でございまして、よって、政治とのかかわりということにおいて、皇室あるいは天皇家が政治...全文を見る
03月02日第164回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○安倍国務大臣 ただいま尾身先生の御指摘はまさにそのとおりであろう、こう思っています。  少子化の流れを変えなければならない。絶対数としての現在の人口を維持できるかどうかといえば、これはかなり難しいかもしれません。出生率をもし回復することができたとしても、母数がどんどん減ってい...全文を見る
03月03日第164回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(安倍晋三君) ただいま小泉総理が感想を述べられたわけでありますが、私の地元にも幕末の前に村田清風という家老がいまして、言わば藩内において改革を断行したわけでありますが、当時も大変な批判が強く、彼は結果として必ずしも幸せな人生を送ったとは言えないわけでありますが、彼のラ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 二〇〇二年の九月十七日の小泉訪朝に私も同席をいたしました。その際の印象としては、北朝鮮の実権を握っていると、そして十分に権力を掌握をしていて、政権内のことを把握をしているなという印象を受けました。また、大変頭の回転も速い人物であると。そしてまた、我々が交...全文を見る
03月06日第164回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(安倍晋三君) ただいま猪口大臣が答弁されましたように、猪口大臣のこのリーダーシップで、全国で初めての試みなんですが、ブロック会議を開いて、地域のブロックの知事の皆さんにお集まりをいただいて、少子化という観点からいろんな意見を、地方の現場の意見を率直に述べていただいて、...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 地方自治に関して最も見識の高い片山先生のお話でございますので、我々、拳々服膺しながら、せっかく会議の場を設けましたので我々も活用していきたいと、こう思っております。
○国務大臣(安倍晋三君) 会議の場は基本的にはこれは続けていきたいと、このように考えております。  そして、第二期については当然、これからもこの国から地方への税源移譲を当然更に進めていきたいと、こう考えております。またさらに、政府内でしっかりと協議をし、また与党の皆様とも御議論...全文を見る
03月07日第164回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(安倍晋三君) 今回のODA改革につきましては、これはJBICの改革と併せて行ったわけでありますが、最初に片山先生が御質問になられたときの問題意識を十分に考慮しながらこれは改革を行っていこうということになったわけでありまして、かつてはODAを行っていくに際していわゆる国...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) テロ対策において最も重要なことは、これを未然に防ぐことであり、一昨年十二月に私が本部長を務める国際組織犯罪等・国際テロ対策推進本部において策定をいたしましたテロの未然防止に関する行動計画に従い、必要な法律改正を行うことなど、テロ未然防止対策の確実な推進に...全文を見る
03月08日第164回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(安倍晋三君) この有識者会議における有識者については、象徴天皇の制度が広範な国民の理解と支持を基礎とするものであることから、皇位継承の問題についても幅広い観点から大所高所の御議論をいただくべく、これにふさわしい高い見識を有する方々に有識者としてお入りをいただいたもので...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) こうした有識者会議を我々つくる場合、メンバー、どういうメンバーにしようかと、これはいつも悩みの種というか、ここを非常に我々憂慮、御批判があるのではないかという憂慮をする点であります。  そこで、私どもとしては、できる限り幅広い御意見をいただくということ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 憲法の規定という意味において、日本国憲法をこれはしっかりと守っていくべきであるということの意味においては、基本的にそれを根底から否定している政党はないのではないかと、こう思うわけでありますが、しかし、その中には、個人個人の議員の中ではいろいろな御意見があ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) もちろん、我が党はそうではない。また、公明党もそうではないですし、民主党も党としてはそうではないんだろうというふうに承知をしておりますが、あとの二党について私はよく承知をしておりませんので、それぞれの党に聞いていただきたいと思います。
○国務大臣(安倍晋三君) 今回の有識者の方々は、非常にもうこれは真摯にこの問題について議論し、そしてその結果、実りある議論の中で今回の結論が出てきたというふうに理解をしております。  そこで、我々、この結論を踏まえて、今後の皇室典範をどうするかという議論を行っているわけでありま...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 専門家の意見ということにつきましては、先ほど柴田準備室長からお答えをさせていただきましたように、専門家の方々からヒアリングを行い、それを参考にしながら議論を進め、結論を得たと、このように思っています。  私どもといたしましては、今後、更にこうした諮問委...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) この有識者会議の我々答申を得たわけでありますが、これを踏まえて法案の作成ということになるわけでありますから、実際に法律を作るのは、これはあくまでも院でございます、国会でございます。そしてまた、法律を出す際には、まず与党において十分な議論をしていく必要もあ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 私はその記事について詳細はよく承知はしていないわけでありますが、いずれにいたしましても、二〇〇二年の九月十七日に小泉総理訪朝した際、金正日委員長として国家としてのかかわりを認め、謝罪をしたわけであります。そういう意味からいえば、国家的犯罪であったのは間違...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘のような状況になったときに北朝鮮にいる拉致被害者あるいは日本人妻の方々をどうすればいいかという問題については、これは我々にとって大きな課題でありまして、これはもう我々もその問題意識を持ってこの問題に臨んでまいるわけであります。その際は、当然...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 委員の御質問は、北朝鮮において例えば国が崩壊の危機に瀕して、また大混乱になったときと、まあそういう無政府的な状況になったときにどう対応するかという御質問なんだろうと、このように思うわけでありますが、これは当然一つの省庁だけでできる問題ではないわけでありま...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 北朝鮮に対するそうした放送は、極めてこれは重要な試みであるというふうに思っておりますが、民間の方々のこれは運営によって成り立っているわけでありまして、政府として財政的な援助をするというのは適切ではないと、こう思っておりますが、この仕事に当たっている方々の...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 二〇〇二年の九月の十七日の小泉総理の訪朝によって、それまで全く前進がなかったこの拉致問題において、五人の被害者の方々が帰国することができたのも事実であります。そして、その後の二回目の小泉総理の訪朝によってこの五人の方々の御家族、最終的には八人の御家族の方...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 突然の御質問でございますが、税の徴収というのは、これは極めて重要な国としてのこれは仕事であると、このように認識をしているわけであります。  小泉総理のお考えとしては、政府を効率的で簡素な政府にしていく、そして国民の負担はなるべく増やさないようにしていく...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま政府委員の方からお答えをさせていただいたわけでありますが、そのうち二〇程度がはっきりしなかったという調査の後、その後五〇%に落ちていると、こういうことでございまして、それ以前はどうだったかということでございますが、なかなかそれは追跡調査、難しいん...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 公表していない意識調査はないというふうに承知をしております。
○国務大臣(安倍晋三君) 先ほどお答えをいたしましたように、我々、公表しない意識調査はございませんので、ガイドラインを作る必要はないと、このように思っております。
03月09日第164回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(安倍晋三君) 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  小泉内閣では、日本を再生し、自信と誇りに満ちた社会を築くため、発足以来五年近くの間、改革なくして成長なしとの一貫した方針の下、構造改革に全力で取り組んでまいりました。  改革...全文を見る
03月09日第164回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(安倍晋三君) 先ほど委員が例として挙げられましたこのフィギュアスケートとスピードスケートの違い、大変分かりやすい例えでございまして、私もよく分かりました。フィギュアスケートにおきましても、スピン、レベル四を出すためにもいろんな難易度のこのスピンを組み合わせると。その際...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 各発注者における総合評価方式の実施に係る現状等を踏まえまして、さらに、同方式の拡充、普及、これはもう今委員が御指摘になったとおり、これはもう当然法律にあることでありますから徹底をしなければいけないわけでありますが、本年二月二十四日に政府として、各省庁が総...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) この件につきましては、総理がもう既に答弁をしているわけでありますが、六月に向けて、歳出歳入の一体的な改革に向けて取りまとめを行っていくわけでありますが、あらゆるケースについて幾つか選択肢を提示をしてもらって、その上にあるべき姿を考えていきたいと、こんなよ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) もう既に所管大臣から答弁をさしていただいておりますので、それで十分ではないかというふうに思っております。
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員御指摘のように、人から人へ感染し世界的大流行となる新型インフルエンザの発生については、諸外国においても国家の危機管理としてとらえられており、疾患が重症化することも想定し、国家の危機管理としての体制整備を進めていくことが重要であると、このように...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 当然私も責任を持って取り組んでまいります。
○国務大臣(安倍晋三君) もう既に麻生大臣から答弁しているとおりでありますが、盧武鉉大統領の今委員御指摘の御発言につきましては、我が国のこの六十年の戦後の歩み、自由と民主主義、そして基本的人権を守り、世界の平和構築のために貢献をしてきた日本の姿を十分に見ておられないんではないか、...全文を見る
03月10日第164回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(安倍晋三君) 高嶋議員にお答えします。  まず、格差についてのお尋ねがありました。  近年、所得の格差が広がっているとの指摘がありますが、年金などによる所得再配分の効果や高齢者世帯の増加等の影響を考慮すると、統計データからは所得格差の拡大は確認されないとの報告を受...全文を見る
03月13日第164回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(安倍晋三君) 今回のこのODA改革につきましては、山本部会長にも党で積極的な御発言をいただいたというふうに思っております。党側ともまた、従来よりこのODAについて熱心に検討してきていただいております。参議院側とも協議をしながら、そうした議論も反映させ、今回の取りまとめ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) まあ、なかなか難しいのは、我々国会議員として行政にかかわっているお役人の人たちとどう対応していくかということなんですが、これはやはり、この緊張関係を持ちながら、議院内閣制の下においては協力関係をしっかりと、信頼関係も構築しながら仕事を進めていくということ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 朴槿恵代表は、先ほど外務大臣が答弁されましたように、朴正熙大統領のお嬢さんで、朴正熙大統領と私の祖父、父、大変親しかったものでありますから、従来より大変親しみを感じておりまして、今回二回目の会談になったわけでありますが、率直な話ができたんではないかなと思...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 私の場合、私の不徳の致すところで、よく強硬派というふうに言われているわけでありますが、大切なことは、やはり日韓にしても日中にしても友好関係を維持をしていくことは我が国の国益にかなうわけでありまして、経済上もまた安全保障上もそれぞれの両国関係が極めて重要で...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になったように、北朝鮮との現在交渉を続けているわけでありますが、基本的な姿勢としては対話と圧力によって問題を解決をしていこうと、このように考えております。  そして、その圧力は何かといえば、最終的には経済制裁であろうと、こう考えてい...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 今、小林先生からございました質問は大変難しい質問でございまして、今、猪口大臣が答弁いたしましたように、そもそもこの出生率を上げていくということに関して、それはやはり目標として数値を置くかどうかというのは、これは議論になったところでございますが、かつてこれ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 検察当局におきましては、法と証拠に基づき適正に対処したんだろうと、このように思っております。
○国務大臣(安倍晋三君) 検察においては、一定の意図、例えば政治的な意図を持つということは厳に慎んでいるというふうに思います。  今申し上げましたように、あくまでも法と証拠に基づいて適正に対処をしたと、このように認識をしております。
○国務大臣(安倍晋三君) それは、あくまでも検察当局は恐らく違法行為が行われていたという認識の下に、法と証拠に基づいて捜査を行ったと、こういうことではないかと思います。
○国務大臣(安倍晋三君) そのとおりでございます。
○国務大臣(安倍晋三君) ただいまの御質問は、日米の、この米軍の再編について国民投票を義務付けるべきではないかという質問ですか。
○国務大臣(安倍晋三君) 米軍の再編につきましては、従来から政府が御説明をしてきておりますように、抑止力の維持と住民負担の軽減という目標を持って再編を行ってきているわけでございまして、今後ともしっかりと住民の皆様にその意図とまた具体的内容について説明をしていきたいと、このように思...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 憲法改正の議論においては、自由民主党において現段階で草案を取りまとめ、更に国民的な議論を行っているというふうに思うわけでありまして、政府としては、今後まず党の、また与党の議論を見守っていきたいと、このように考えております。
○国務大臣(安倍晋三君) まず、憲法改正の問題につきましては先ほど御答弁申し上げたとおりでありまして、自民党において草案をこれを発表し、そして更に国民的な議論を今行っているところであり、その目指すべき方向として、平和主義、国民の主権、基本的人権を守っていく、こうした基本的な考え方...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) この米軍再編につきましては、いわゆる中間報告がなされたわけでありまして、現在ただいま中間報告に基づきまして地元での説明、説得を鋭意、誠意を持って行っているところであります。また、地元の皆様の御意見も伺いながら、それも頭に置きながら、今、日米で交渉を行って...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 政府としては、防衛庁を中心に地元に対して、先ほど申し上げましたように、今中間報告にのっとって誠意を持ってできる限り御納得をいただけますように説明を今行っているわけでありまして、今後ともこの姿勢をもちろん堅持をしていく、誠意を持って説明をしていきたいと、こ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) この問題につきましては、基本的に先ほど申し上げましたように、抑止力を維持をし、そして地元の負担を軽減するという大きな目標を持っております。その中で、先ほど額賀大臣が答弁いたしましたように、海兵隊も七千人から八千人の規模で削減をする。これはもう今までにない...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) この問題については、もう総理も申し上げておりますように、安全保障の難しい点でありまして、日本全体の安全保障について、防衛庁長官も、また私どもも責任を持っているわけでありますが、他方、米軍基地の存在する地域の住民の皆さんには騒音の問題等大変な御負担があるの...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 十月のいわゆる中間報告における合意については、日米でこれは鋭意交渉した結果であったというふうに思うわけであります。その中で、もちろんすべて住民との合意が調っていればいいわけでありますが、しかし、日米で交渉する中においては、もうパッケージで全体を決めなけれ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 現在、日米で最終的な合意に向かって協議中でございますし、また鋭意地元への説明も行っているところでございます。今後とも、まず誠意を持って地元の皆様に御納得いただけるように最善の努力を尽くしていかなければいけないと、こう考えております。
○国務大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、我々は現在、地元の皆様に対しまして、この中間報告に基づいて誠意を持って説明をしている最中でございまして、現時点で今委員が御指摘になったようなことは全く考えておりません。
○国務大臣(安倍晋三君) 我々としては、現段階ではとにかく誠意を持って地元の皆様としっかりと話合いを行っていくということに全精力をつぎ込んでいきたいと、こう考えております。
○国務大臣(安倍晋三君) これは勇気があるかないかではなくて、密約は一切存在しない。これは沖縄返還国会以来の歴代の外務大臣がお答えをしているわけであって、ただいま麻生大臣が答えたとおりであります。
○国務大臣(安倍晋三君) 日米は、日米安保条約を結び、いわゆる同盟関係にあるわけでありまして、日本がもし外国から侵略をされたときには共同対処するということが安保条約の五条に書いてあるわけでありまして、日本が攻撃されたときに日本のために武力を行使する、ある意味では若い兵士が日本のた...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) このいわゆる同盟関係というのはお互いの信頼関係があって初めて機能することになるわけであります。そして、それが正しく機能していることによって抑止力をこれは発揮をするということではないかと、こう思うわけでありまして、現在、日米関係は正にお互いが信頼するに足る...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま私が申し上げた、基本的に日米関係を重視する、そしてまた、お互いが信頼関係をしっかりと構築をしていくということと個々の問題については、日本は当然言うべきことはきっちりと言っていくということではないかと、こう思っております。
○国務大臣(安倍晋三君) いわゆる米国の、これはいわゆる公文書等々は、これは米国の文書であって、日本政府の立場としていろいろとそれに対してコメントする立場にはないと、こう思っております。
○国務大臣(安倍晋三君) ただいまお尋ねの文書については、その性格について政府としては承知をしていないわけでございまして、政府としてこの内容についてコメントする立場にはないということでございます。
○国務大臣(安倍晋三君) 今御質問の人物は毎日新聞の記者でございますか。
○国務大臣(安倍晋三君) そもそも私ども、この密約はないという立場でございますので、西山太吉記者に対して特別の感情を持っておりません。
○国務大臣(安倍晋三君) 現在正に最終合意に向けて交渉中でございます。当初の目的でございます抑止力の維持、そして地元軽減の負担に向けて、なるべく地元の皆様からも御納得いただけるように、そういう合意を得るべく努力をしていきたいと、このように思っております。
○国務大臣(安倍晋三君) 政府の政策であります。方向性を示しているものであると、こう認識をしております。
○国務大臣(安倍晋三君) これにつきましては、もう従来から答弁をいたしておりますように、電話を含めて一切の働き掛けはしておりません。
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま、電話を含めて働き掛けをしていないということは、当然電話もしていないということではないかと思います。
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員御指摘のように、サマワにおける自衛隊の活動、復興支援活動は大きな成果を上げてまいりました。サマワの住民の皆様からも大変な評価をいただいている。是非ともこのまま続けてもらいたいと、そういう要望もあるわけであります。  その中で、イラクにおける...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 今回の住民投票は、市長また市議会が尊重するというふうに承知をいたしております。  いずれにいたしましても、政府としては、今回の米軍再編の問題についてしっかりと住民の皆様に御理解をいただけるように誠意を持って説明に努めていきたいと、こう考えております。
○国務大臣(安倍晋三君) 岩国市は今度、市町村合併によって四月の二十日、新しい市が誕生するというふうに承知をしているわけでありますが、今回の住民投票は旧市のみで行ったと、こういうことだそうでございます。また、いわゆるこの三月の二十日に既にこれ消滅をしてしまう効力について、わざわざ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) その予定はございません。
○国務大臣(安倍晋三君) 私から、どちらにしろ、この結果をお伝えするという今考えはございませんと、このようにお答えを申し上げたわけであります。  いずれにいたしましても、当然もう米側はこの結果は知っているのではないかと、こう思います。
○国務大臣(安倍晋三君) 米側との交渉等については、主に外務省が責任を持ってやっているということでございます。
○国務大臣(安倍晋三君) 私どもは、昨年の中間報告にのっとって地元への今説明を一生懸命誠意を持ってやっているところで、防衛庁中心になってやっているところでございます。  他方、最終報告に向けて日米で最終的な調整を行っているということでございまして、基本的に三月中をめどに最終報告...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) この安全保障の問題というのは非常に難しい問題でありまして、日本全体の安全を何とか確保するために安保条約を我々は結び、それが今抑止力となっていると、こういうことでありますが、他方、基地を抱える地域は騒音等でいろんな負荷があるわけでありまして、その負荷を少し...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) いずれにいたしましても、地元の方々に努力をして我々も誠意を持って説明をしていきたいと、こう思っております。
○国務大臣(安倍晋三君) 何とか地元の皆様に御理解をいただくべく努力をしていきたいと、こう思っております。また他方、これは中間報告を出した段階で三月末を目途に何とか日米でこの協議が調うように鋭意協議を進めているというふうに承知をしております。
○国務大臣(安倍晋三君) ただいまその目標に向けて努力をしているところであります。
○国務大臣(安倍晋三君) 三月末に向けて我々も住民の皆様に説得、御理解をいただけるように努力をしていきたいと思っております。
○国務大臣(安倍晋三君) いずれにいたしましても、防衛庁を中心に今地元の皆様に御説明をする努力をしている最中でございますので、これからもその努力をしていきたいと、こう思っております。
○国務大臣(安倍晋三君) 中間報告の際に、中間報告の中に三月末までにということが書いてありまして、それを今目指して日米で協議を進めている、そしてその協議を進めていく中において、我々も地元の皆様に対しての説明、また御理解をいただけるように努力をしていると、こういうことでございます。
○国務大臣(安倍晋三君) 現在、三月中に最終報告を出すべく努力をしているということでございます。
○国務大臣(安倍晋三君) 三月末に今協議が調うべく日米で協議をしている、そしてまた地元の皆様にも御理解をいただけるように、これからさらに誠意を持って御説明をしていきたいと、こう思っております。
○国務大臣(安倍晋三君) 当然、この円滑な再編を行うためには地元の住民の皆様の御理解が不可欠であると、このように思っております。そのために今後とも我々も誠意を持って努力をしていきたいと、こう思っております。
○国務大臣(安倍晋三君) 現在のところ、まだこの途中経過であると、このように考えております。これからも誠意を持って防衛庁を中心に努力をしていきたいと、こう思っております。
03月14日第164回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(安倍晋三君) この米軍再編の問題は、正にこの日米安保条約をより有効に機能さしていく上においても極めて重要な問題であり、抑止力を維持をし、そしてまた地元の負担を軽減を図るという基本的な考えの下に、今この米軍の再編について日米で交渉をし、また地元の皆様の御理解を得るべく誠...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 小泉総理の靖国参拝について、総理も国のために戦った方々に対しての尊敬の念と、そして御冥福をお祈りをし、そして世界の平和を願うという気持ちで参拝をしているということは累次申し上げてきているわけでありまして、この点については中国側も誤解をしているんだろうと。...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) そのことにつきましては、官房長官になりまして記者会見でお答えをしたとおり、私も靖国神社にはお参りをしております。それは、国のために戦った方々のために、その方々に対して尊崇の念を表したいと、そういう気持ちでございまして、この気持ちは今後とも持ち続けていきた...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) この一連の発言と、いろいろあるんですが、最近の一連の発言というと、まあ日本に対して非常に好意的な発言ももちろんございますから、恐らくそれは一番最近の李肇星外相の御発言だろうと、このように思います。  李肇星外相のこの御発言についていえば、いわゆる外交当...全文を見る
03月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(安倍晋三君) ただいまの委員の御質問は、先般の包括協議について、またそれに対する評価と今後の対応という御質問だったというふうに思うわけでありますが、先般の包括協議について言えば、私どもも決して楽観視をしていたわけではなかったわけでありますが、残念ながら、最大の課題であ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になられましたように、生存者五名、そして八名の方々が死亡していると先方が言ってきたわけでありますが、確かに委員がおっしゃるように確率としては極めて低いわけであります。たとえ北朝鮮の状況が過酷であったとしても、これは確率的にはなかなか考...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員御指摘のように、私ども、対話と圧力の姿勢でこの問題を解決をしていきたいと、こう考えておりますが、その一環といたしまして、三月十三日開催されました拉致問題特命チームにおきまして、ただいま御指摘の法執行班と情報収集会議の設置を決定いたしました。 ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 最終的な圧力は、議員立法で作っていただきました船舶の入港禁止等々を含む経済制裁のための法律を使った制裁でございますが、これは最終的な圧力と考えております。  それに至る過程での様々な圧力についてでありますが、これにつきましては、例えば国際社会の場におき...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) この拉致問題について言えば、黒岩先生の御地元である新潟において、当時十三歳の少女であった横田めぐみさんがその後の人生を奪われたわけであります。我々、国家として一人の日本人の命といえども決しておろそかにはしないんだという国の意思をしっかりと示していく必要が...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 先ほど文部科学大臣が答弁したとおり、世論の動向も踏まえて、法務省において適切に対処するというふうに思っております。
03月16日第164回国会 衆議院 本会議 第14号
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○国務大臣(安倍晋三君) 佐々木議員にお答えします。  都市再生本部による中心市街地活性化の取り組み、都市再生本部と中心市街地活性化本部との関係についてお尋ねがございました。  都市再生本部は、都市の魅力と国際競争力を高める都市再生の推進を目的として内閣に設置されているもので...全文を見る
03月16日第164回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(安倍晋三君) 小泉政権が誕生したときの、そのときの現状認識といたしましては、正に今世界的な大きな変化の中で、その段階ではもう近い将来日本の人口は減少に転じていくと。そういう中にあって、世界における日本の競争力を高め、そしてまた人口が減少していく中においても社会保障制度...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 日本も世界の中において、言わば外交また政治的なプレゼンス、経済においても、日本の存在というのはこの数十年で比べ物にならないぐらい大きくなっているんだろうというふうに思います。そういう中で、日々新しい経済的な課題、安全保障の課題というのは生じてくるわけであ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) まず、最初に御指摘のございました北方領土の問題につきましては、この問題を解決をして日ロの平和条約を締結をする、これは正に戦後残された大きな外交的な課題であります。我々もしっかりとこの問題に取り組んでいきたいと、こう思っておりますし、プーチン大統領に対して...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になられましたように、平成十六年の十一月には中国の原子力潜水艦による領海侵犯が起こったわけでございます。ニューヨーク・タイムズに中国側は日本が脅威と思うような行為は一切やっていないという極めて軽薄な論説が出たわけでありますが、実際には...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 参議院におきましては、従来よりODA特別委員会の設置、開催、そしてまた二度にわたるODA調査団の派遣を行って、このODAがしっかりと実施されているかということについて調査をされているということに対しましては心から敬意を表したいと、このように思うわけであり...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 小泉内閣におきましては、二〇一〇年までに日本への海外からの旅行者の数をこれは倍増させるという目標を立てました。それと同時に、世界から日本への投資を五年間で倍増すると、こういう計画を立てました。正に日本をしっかりと世界に開いていこうという宣言だったと、こう...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 有識者会議におきましては、皇位継承の歴史について十分に認識を深めるとともに、男系継承の背景にあると思われる考え方を整理し、また認識した上で制度の検討を行ったということでございまして、それらの考え方の当否を判断したりあるいは優劣を論じたりすることは、特定の...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) こうした有識者会議、諮問会議を開く際には、ほかの会議でもそうなんですが、なるべく多くの方々の日程を調整するよう心掛けるわけでありますが、しかし、そうは申しましても、なかなかすべての方々の日程をすべて調整し尽くすというのは難しいわけであります。もちろん、皇...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 法案提出に当たりましては、まず法案提出の段階で与党に御議論をいただきまして、与党の御了承をいただいて国会に提出をし、そして与野党の皆様に御議論をいただくという、こういう運びになるわけでありますが、現在、与党においてこの有識者会議の方々の報告書について御議...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) この皇室典範は、憲法の規定に基づき、国民の代表たる国会で審議、議決されるものであると、このように考えておりまして、政府としては三権の長から意見を伺うことは考えていないわけでありますが、党における議論の、また与党における議論の中ではそういうこともあり得るか...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 皇位継承については、安定的な皇位継承が行われていくということが極めて重要でございます。今後の皇室の御繁栄、そして我が国の将来を考えた上において何とかこの皇位継承を安定的なものにしたいと、こう考えている、またそれは多くの国民にとって同じ思いではないかと、こ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 格差の問題については、これはなかなか人それぞれの受取方にもつながっていくわけでありまして、非常にこれもまた一概に論じるのは難しいと言ってもいいんだろうと、こう思うわけでありますが、小泉改革がスタートし、規制を緩和し、あらゆる構造の改革を進めてきたわけであ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 私どもは、決してアメリカと同じような社会をつくろうというふうには全く考えていないわけであります。日本には日本の伝統があり良さがあり、そして培ってきた文化があるわけであります。その上において、この市場経済の中において日本が競争力を持たなければならない、その...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 会社はだれのために存在するかと、こういうことでございますが、いわゆる株式会社について言えば、株主の出資により設立され、その経営によって株主が利益を得るための法的な仕組みであるということから、第一義的には株主のためにもあると言うことができるわけでありますが...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 済みません、何か本会議が、衆議院の本会議でちょっと質問が当たっておりまして。
○国務大臣(安倍晋三君) 済みません、恐縮でございます。(発言する者あり)済みません、何か本会議早まったということでありまして、私の質問の方がですね。
○国務大臣(安倍晋三君) 済みません、ちょっと。(発言する者あり)
○国務大臣(安倍晋三君) ちょっと衆議院に間に合わなくなってしまうんで、済みません。
○国務大臣(安倍晋三君) 先ほどは、衆議院の本会議の進行が予定より早まったため、途中で退席をいたしまして、大変失礼をいたしました。  それでは、ただいまのお尋ねでございますが、政府機関の重要情報の漏えいが相次いでいることについては、大変遺憾に考えております。情報漏えいの防止のた...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 先ほどは大変失礼いたしました。  昨年の七月十九日の参議院厚生労働委員会において自殺に関する総合対策の緊急かつ効果的な推進を求める決議がなされ、この中で、関係省庁が一体となってこの問題に取り組む体制の確保を図ること、さらに自殺問題全般にわたる取組の戦略...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 確かに、委員御指摘のように、この三万人というのは極めて高水準であります。その背後には多くの未遂者がいるわけでありますし、また、この自殺者が出ることによって、その家族は精神的にもまた経済的にも大変な打撃を受けることにもなるわけでございます。  まあ、実際...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) この閣議決定について申し上げますと、当時の農水省と厚生省の、当時の認識と考え方を内閣として是としたものでございますが、その後、この考え方、言わば認識が変わった。その、どうして変わったかということにつきましては、統一見解で申し上げさせていただいたとおりであ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) リスク管理側はリスク管理の責任者としてしっかりとリスクを管理していたと、このように認識をしておりますが、しかし当時のこの閣議決定との関係について申し上げますと、当時の厚生省、農水省の認識を、また考え方を示していた、その考え方が変わったわけでありますから、...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 官房長官が事務次官会議で発言をするというのは、最初にあいさつではそれぞれ官房長官が出てあいさつをするわけでありますが、基本的にはまれでございまして、しかし全くないわけではないということでありまして、平成八年の十一月に行革会議の発足に当たっての発言、梶山官...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 今回の訓示につきましては、総理から私に対して、この漏えいについてしっかりと各省庁に今後漏えいのないように徹底させるようにという強い御指示がございまして、この御指示を受けまして、情報漏えいを防止するため、二月二十七日の事務次官等会議におきまして二橋官房副長...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま風間先生が御指摘になられました、各省庁の職員一人一人がしっかりとした知識を持つことが肝要であろうと、こう考えております。政府といたしましても、情報セキュリティー対策を進めていくためには必要な知見や専門性を有する人材を確保育成していくことが重要であ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 今確かに先生が御指摘になられましたように、ウィニーという、特定のソフトウエアの使用について、私の方からも、また総理の方からも国民に対して申し上げたというのは確かに異例なことでございますが、これはウィニーを介しまして情報流出事案が多数発生しておりまして、特...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 海外経済協力に関する検討会報告書では、より良いODAの実施のためには、NGOを含めた幅広い国民参加の推進が必要不可欠であるとの基本的認識に立ち、NGO等の参加を得たODA総合戦略会議の有益な貢献に言及をしております。  政府としても、NGOによる国際協...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいまNGOの比率について米国との比較を今お伺いをしたわけでありまして、やはりもっともっと大きな役割を担っていただく必要があると、こう思うわけであります。  我々としても、この新たにいわゆる司令塔としての会議ができ、またそして実施機関としてはJICA...全文を見る
03月22日第164回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になられましたように、厳しい国際情勢下の中で的確な政策判断をする、あるいは政策を立案をしていくためには情報の収集と分析が不可欠であると、このように考えております。また、この情報の分析を行うに当たりましても、しっかりと情報をしかるべく箇...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 中国における遺棄化学兵器処理事業につきましては、ただいま委員が御指摘になられましたように、過去の負の遺産である遺棄化学兵器を化学兵器禁止条約の規定に従い着実に処理することにより日中間の信頼醸成に寄与する重要な事業と、こう考えております。  この事業につ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) この遺棄化学兵器の廃棄について言えば、日本は本当にこれは誠意を持って政治決断をして、この廃棄についてはこの条約にのっとって日本側は廃棄をしていくということを決定をしたわけでございます。  例えば、理屈をこねる人がいるとすれば、そもそもこれは終戦において...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になられました定員に対してずっと定員を割っているではないかという問題については、確かにその定員を十分に充足できなかったということについては、なぜそうなっていたかということについてのしっかりとした分析も必要であろうし、また、内部登用だけ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 政府としては、取りあえずこの法案によって五%、四%ということで純減の目標を立てまして、公的部門あるいはまた準公的な部門に対してそういう目標を掲げたわけでありますが、しかし今、松井委員が御指摘になられましたように、会計検査院がこれから担う役割の大きさという...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま、まず主に二点あるとして、まずこの百五十五社に対してこの約二百三十名の方々がそれぞれ何人天下っているかというその資料について、この出せるか出せないかという問題点と、それと防衛庁と法務省の、これは出すことについて捜査上問題があるので出せないというの...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 今の相違点については、整理をいたしまして御報告をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(安倍晋三君) 今の委員の御指摘を踏まえて、防衛庁にもう一度しっかりと、この百五十五社について、現在どうだということについて再び確認をさせたいと、このように思います。
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になられましたように、三分の一以下にすると、公益法人については、という閣議決定のこの精神をないがしろにして、ないがしろにして、例えば課長以下、あれは課長未満でしたっけね、であったとしても、事実上それはそういう権限において、これは事実上...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 皇位の継承は国家の基本にかかわる事項でございまして、安定的な皇位の継承を維持することは我が国にとって極めて重要であると、このように認識をしております。  皇室典範の改正につきましては、このような認識に立って、また今委員が御指摘になられましたこのたびの慶...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 現在のところ、有識者会議の結論について、まず提出に際して、通常どの法案でもやることでありますが、与党において、また自民党において今議論を進めているところでありますが、それがまだ今のところ集約されるということにもなっていないというか、まだそれについて議論を...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 今委員から、大変ある意味、未来を見据えた構想をお伺いをしたわけでありまして、科学技術につきましては、特にこの宇宙開発につきましては、今、松田大臣から答弁さしていただいたとおりでありますが、いろいろな難しい課題も十分に我々も承知をしております。その中で、今...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 確かに、今委員が御指摘になられましたように、総合科学技術会議は内閣総理大臣を議長として官房長官、科学技術政策担当大臣、総務大臣、財務大臣、文科大臣、経産大臣と、こうなっているわけでありますが、これまでも必要に応じこれら以外の国務大臣に議案を限って随時参加...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 首都直下地震につきましては、昨年九月の中央防災会議において対策のマスタープランとなる首都直下地震対策大綱を決定をいたしました。同大綱では、首都中枢機能の支障は、国内だけでなく、海外への被害の波及が想定されることから、我が国の国際的な信頼性を確保するために...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま沓掛大臣から御答弁申し上げましたが、首都直下型地震等の緊急事態においても、官邸を始め各省庁が速やかに事態に対処できるよう、必要な体制を整備をしているところでございます。また、各省庁においては、そうした場合にも必要な機能を確保できるよう、省庁の耐震...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 代替については、機能の代替については先ほど答弁させていただいたとおりでありますが、今具体的に関西というお話をいただいたわけでありますが、先ほど答弁いたしましたように、慎重に検討をしていかなければいけないと、このように思っておりますが、いずれにいたしまして...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) この格差が広がっているか広がっていないか、これはどう受け止めているかにもよると思うわけではありますが、実際、その所得から見たいわゆる事実としては、総理が既に何回か答弁をしておりますように、年金などによる所得再配分の効果や高齢者世帯の増加等の影響を考慮いた...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 当然私どもといたしましても、いわゆる国民的な認識としてこれは余りにも格差の大き過ぎる社会になっているという認識が生まれることは、社会不安に結び付いてくるわけでありますし、また国というそのものに対する信頼性が薄らいでいくことにもつながっていくわけであります...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) もう委員御承知のように、昨年一年間政治プロセスが進んできたわけでありまして、十二月の十五日に国民議会選挙が行われたわけであります。つまり、国民議会選挙を行って、その前に憲法を作って、その憲法にのっとって国民議会選挙を行って、そして選出された議員によって政...全文を見る
03月23日第164回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になられましたように、北朝鮮から、あるいは中国からのいわゆる覚せい剤の麻薬についてはしっかりと水際で阻止をしていかなければならないと、こう考えております。  特に、北朝鮮に対しましては、厳格な法執行、法の適用ということで厳しく取締り...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になられましたように、不正薬物の取締り、啓発活動などといった各種施策については、薬物乱用防止新五か年戦略に基づいて、第三次覚せい剤乱用期の一刻も早い終息などの目標に向けて政府を挙げて取り組んでいるところでございます。  現在は新五か...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) まだ私は総理になるかどうかというのは、全くこれは極めて不確実な話でございまして、官房長官に就任をいたしましたときに、官房長官としてどうするかと、こう言われたものでございますから、私は、国のために戦った方々の御冥福をお祈りをし、そして尊崇の念を表したいと、...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 先般も今と同じ答弁をさせていただいております。  私は、総理になって靖国参拝をするということを申し上げたことは一回もございません。私は、今申し上げましたような気持ちを持ち続けていきたいと、このように申し上げたわけであります。
○国務大臣(安倍晋三君) 先般も、軍国主義の定義は何かということなんだろうと、こう思います。  そこで、先般、急な御質問ではあったわけでありますが、そのときに私が考えたことは、恐らく現役の軍人が総理を務めているという状況を軍国主義と言えるかもしれないと。ということであれば、戦前...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 靖国神社は元々招魂社と言われまして、御維新後にできたわけであります。私たまたま長州の出身でありますが、明治維新の際に倒れた方々、これは安政の大獄により処刑された方々も、吉田松陰先生も含めて、これは含まれているわけでありまして、我々長州人は当時から足しげく...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 御質問の趣旨は私も必ずしも理解をしているかどうか分からないわけでありますが、つまり招魂社としてこれは靖国神社の歴史がスタートし今日に至っているわけでございまして、そういう中において、国のために戦って倒れた方々をお祭りをするということで、これは靖国神社は今...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御質問になられたのは新たな追悼施設を造るということでありますが、それは、仮に造るのであれば、広く国民に受け入れられ、何人もわだかまりなく戦没者に追悼の誠をささげる、平和の祈念をできることができるものとする必要があると、このように考えているわ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ちなみに、靖国神社の境内の中には鎮霊社というのがございまして、これは人類の歴史始まって以来、戦争によって亡くなられた方々すべての霊をお祭りをしているところがございますので、もし小川委員、御興味があられたらお参りされたらいいんではないかというふうに思うわけ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) まず、御質問に答える前に、政府としての、基本的に、この道州制についての基本的な考え方、スタンスについて御説明をさせていただきたいというふうに思います。  道州制に関しては、先月末、第二十八次地方制度調査会において「道州制のあり方に関する答申」が決定され...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 現行の都道府県制度の課題への対応に関しては、平成十六年の地方自治法の改正により整備された都道府県の自主的合併手続の活用も期待をされているわけでありますが、一方で、都道府県合併が行われても国と都道府県の事務配分が当然これは変更されるわけではないということで...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま御指摘の点でございますが、地方制度調査会の答申におきましても、広域自治体の在り方の見直しによって国と地方、双方の政府を再構築するものであり、地方分権の加速、国家としての機能の強化、国、地方を通じた力強く効率的な政府の実現に有効な方策となり得るとの...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 道州制における財政調整制度は、道州制の区域の在り方のほか、国からの事務移譲に伴う地方の財政需要の変化、これに応じた地方税制の在り方など、様々な制度設計と併せてその内容を検討する必要があり、現時点で財政調整制度の内容を申し上げることは難しいというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 今委員が最後におっしゃった、まだ今では道州制というものができていないわけであって、このそれぞれの地域、いわゆる広域地域のインフラも道州制に合わせたインフラではないということでございますから、例えば、まあ私の地元の下関から島根県に出ていく時間と、距離的には...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) この北海道の道州制特区につきましては、総理から、道州制を考えてみる上で、もう既に道として単位として存在する北海道で、これはもし地元の皆様がそれをやりたいということであれば、それはいわゆるモデル地区としてこれは試みる価値が十分あるのではないかと、こう総理も...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 変更がないというのはよく分からないんですが、いわゆる義務規定は法律にはないということであれば、それはそのとおりであります。
○国務大臣(安倍晋三君) それは官房長官が、当時の官房長官の答弁は、それは当然今も変わりはないということであります。
○国務大臣(安倍晋三君) 学校もたくさんありますから、それを一概に、私もすべて見て回っているわけでもないので、何ともお答えのしようがございません。
03月24日第164回国会 衆議院 本会議 第17号
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○国務大臣(安倍晋三君) 高山議員にお答えをいたします。  まず、政府機関からの情報流出事案についてのお尋ねがありました。  政府機関の重要情報の流出については、大変遺憾に考えております。  情報流出の防止のためには、各省庁における情報管理を徹底するということが基本であり、...全文を見る
03月24日第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(安倍晋三君) 現在、新聞業においては、独占禁止法第二条第九項の規定に基づき新聞の特殊指定が指定されており、同特殊指定により、新聞発行本社による多様な価格設定や販売店による値引き行為自体が原則的に禁止されているところ、公正取引委員会において、このような規定を見直すべきで...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になった前段の部分なんですが、例えば、いわゆる販売店は、実態としては、一か月間無料で配るので取りあえず見てもらいたいとか、三年、四年購読するということをしていただければ一か月、二か月無料にするということを実態としてやっているのも間違い...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) これはもう従来から申し上げておりますように、私が呼び付けたのではなく、先方が予算の説明をしたいということで私にアポを取り会いに来たということでございまして、私のところに来た方々もすべてそれを認めておりますし、NHKもそれを認めています。  ちなみに、そ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 私は呼び付けた事実はないと言っているわけであって、それが、もしそういうことを、呼び付けたという、そういういわゆる打合せをしたということであれば、それを述べた人そのものが、それを直接聞いた人がはっきりと言うべきではないかと、このように思います。
○国務大臣(安倍晋三君) そもそも、私は圧力を掛けていないのであって、私は呼び付けてはいないわけであって、それは、私は呼び付けていないと言って、先方も、それは呼び付けられたのではなくて自分たちがアポを取ったと、こう言っているわけであります。  この記事を書いた朝日新聞も、呼び付...全文を見る
03月27日第164回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(安倍晋三君) 政府におきましては、健康危機管理の基本的枠組みに関する指針を厚生労働省が策定するとともに、感染症により生じる国民の生命、健康の安全を脅かす事態について感染症健康危機管理実施要綱を定め、緊急時の初期対応方針の決定や関係省庁への協力要請等の対応を行うことを定...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 私が記者会見で申し上げましたことは、ゼロ金利をデフレ脱却まで続けてもらいたいということではなくて、正確に申し上げますと、現在の物価の基調的な動向を総合的に見ますと少しずつ改善をしている、しかしまだ緩やかなデフレ状況にあるという認識でございまして、このよう...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) リンクさせたわけではございません。
○国務大臣(安倍晋三君) 基本的に、更に地方分権をこれからも進めていく、たゆまぬこの改革を進めていくという中から、具体的にいわゆる税源移譲について、これを税源移譲していくということを決めたものではないわけでありまして、今後どのような改革を行っていくかは政府・与党でしっかりと議論を...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 補助率、今回の決定の補助率の問題でありますが、既に大臣から答弁申し上げているとおりであります。
○国務大臣(安倍晋三君) 私は長州の出身でございますので中に入れていただけないのではと思うわけでありますが、是非また奥羽越列藩同盟と長州及び薩摩、新しい同盟で国をつくっていきたいと、このように考えております。
03月29日第164回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(安倍晋三君) 森議員にお答えをいたします。  行政が果たすべき役割の基本理念についてお尋ねがありました。  官と民との役割分担については、民間にできることは民間にとの観点から、政府はこれまで、民間の活力を生かし、経済の活性化につなげていくとともに、努力をすれば報わ...全文を見る
03月30日第164回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○安倍国務大臣 現在与党において検討されております北朝鮮人権法案について、与党内で、そしてその結果に応じて国会で御論議されるべき事柄でございまして、原則として政府としてはコメントする立場にないわけでありますが、しかし、この法案が成立した場合には、政府に対し、北朝鮮に対するツールが...全文を見る
○安倍国務大臣 政府の北朝鮮に対する基本的な姿勢は、対話と圧力でございます。  一昨年、通常国会におきまして議員立法で可決をされました、ただいま吉田議員が指摘をされました特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法は、我が国の平和及び安定の維持のため特に必要であると認める場合に、我が...全文を見る
○安倍国務大臣 私ども、先ほども申し上げたわけでありますが、北朝鮮政策につきましては、対話と圧力、そして圧力についていえば、最終的な圧力は、いわゆる経済制裁を可能にする法律を使った経済制裁等の圧力であろう、こう思うわけでありますが、それに至る過程の圧力として、国際社会においては、...全文を見る
○安倍国務大臣 北朝鮮による拉致問題は政府一体となって取り組むべき重要な問題であるとの認識のもとに、拉致問題に関する専門幹事会を中心として、解決に向けて関係者一体となって積極的に取り組んでいくという姿勢をわかりやすく表現するために、本年二月十六日に開催された第二十回会合より、同幹...全文を見る
○安倍国務大臣 拉致問題専門幹事会というのはいかにもお役所がつけたような名前でございますので、つまり、しっかりとこの拉致問題を解決していくという日本国としての意思を込めた名前にしようということでこの通称にしたところでございます。
○安倍国務大臣 仕組みについてもう一度説明させていただきますと、この拉致問題専門幹事会は関係閣僚会議のもとに置かれているわけでありまして、関係閣僚会議は閣僚から成る会議でございまして、その下でこの専門幹事会、いわゆる通称特命チームでありますが、実質的な物事を決めていく場になってい...全文を見る
○安倍国務大臣 辛光洙事件についての捜査対応等も含めてですか。  それにつきましては、法執行班のチームがつくられたことにより、当然、情報の集約も可能になってきているわけでございまして、個別具体的な問題についてはお答えを差し控えさせていただくわけでありますが、基本的には、あらゆる...全文を見る
○安倍国務大臣 今から七年前だと思いますが、外務委員会におきまして、私も質問者の席に立って辛光洙問題について取り上げたことがございます。当時、テレビ番組において、済州島にいる共犯者がテレビの取材に対して思わず自分も一緒に協力をしたということを言ったわけでありますが、しかし、その段...全文を見る
○安倍国務大臣 私も総理も、ただいま麻生大臣が答弁されましたように、北朝鮮に対しては対話と圧力の姿勢で臨んでいく、対話をしていかなければ物事は解決をしない、しかし、残念ながら北朝鮮は対話だけではなかなかしっかりと誠意ある対応をしない、ですから、対話の場において誠意ある対応をするよ...全文を見る
○安倍国務大臣 法執行班につきましては、警察庁の外事情報部長、金融庁の総務企画局特定金融情報管理官、法務省大臣官房審議官、これは入国管理担当でありますが、財務省の大臣官房審議官関税局担当、経済産業省貿易経済協力局貿易管理部長、そして海上保安庁の次長によって構成されているわけであり...全文を見る
○安倍国務大臣 私も、基本的には麻生大臣と同じ認識でございます。日朝の包括並行協議において、拉致問題について前進しなかった、また北朝鮮側が誠意ある対応を示さなかったのは極めて遺憾である、このように思っております。  しかし、その中で、両国はかなり長時間をかけてお互いの主張をし、...全文を見る
○安倍国務大臣 最終的な圧力としては、いわゆる経済制裁をかけていくということだと思います。法律による経済制裁をかけていくということではないか、このように思っております。  それに至る過程においてさまざまな圧力があり、国際社会の場において、北朝鮮における人権問題について認識を共有...全文を見る
○安倍国務大臣 日本としては、先ほど申し上げましたように、しっかりとした、まさに米国がバンコ・デルタ・アジアに対して行ったように、厳格な法律の執行をアメリカは行ったというふうに私は理解をしているわけでございますが、我々としても、日本としても、国内における北朝鮮の非合法な活動につき...全文を見る
○安倍国務大臣 日本と米国は同盟国であります。また、北朝鮮の問題については、認識を同じくしてしっかりと歩調をそろえて対応をとっていく、核の問題についても、ミサイルの問題についても、安全保障の問題についても、また拉致の問題についても、お互いに情報を交換し協力をしていくということにな...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま麻生大臣が答弁されましたように、しっかりと政府としてもこれは対応していきたい、こう考えておりますし、また、当然これは政治家レベルの派遣は考えていかなければいけない、こう思っております。
○安倍国務大臣 法執行班につきましては三月十五日に、そして情報収集会議については本日、三月三十日に、それぞれ初会合を開催したところであります。今後とも、定期的に会合を開催し、しっかりと対応をしていきたい、こう思っているわけであります。  いわゆる法執行班につきましては、この会議...全文を見る
○安倍国務大臣 この問題を解決するためには、北朝鮮がこの問題について解決をするという意思を決めなければ、今までの対応を変えなければ、またある意味では政策の変更をしなければ、北朝鮮は今の問題、経済の問題あるいは食料の問題を解決できない。そして、さらに今の状況がもっと悪くなる。この問...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま委員御指摘のように、先日の協議においても、我が方より、特殊機関の関与という事実は真相究明を妨げる理由にはならない旨指摘し、特殊機関による行為を含めて調査できる権限、体制による再調査を継続するよう強く求めたところであります。  これに対しまして、北朝鮮側は...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま麻生外務大臣が答弁したとおりでございまして、二〇〇二年の九月十七日に両首脳が合意をした文書でございます。北朝鮮側にこの日朝平壌宣言はしっかりと実行してもらいたい、このように思っております。  日本側は平壌宣言に違反していることは全く行っていないわけであり...全文を見る
04月03日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○安倍国務大臣 公務員型と非公務員型があるわけでありまして、公務員型はまず間違いなく官だというふうに申し上げてよろしいと思います。
○安倍国務大臣 もう既に、財務大臣、また総理からも御答弁がこの委員会を通じてもあったわけでございますが、小泉構造改革をスタートし、今、財政状況についても、何とか財政を再建させていこうという目標に向かっているのも事実であります。  また、プライマリーバランスの黒字化に向けて大きく...全文を見る
04月04日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○安倍国務大臣 特別会計につきましては、まずその数が多い、その結果、監視が不十分になっている、そしてまた無駄な支出が行われやすいのではないかという批判がございます。こうした批判を踏まえまして、財政健全化に貢献を果たすため、そしてまた国民にしっかりと説明責任を果たしていく、そういう...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど来、歳出歳入の一体改革、六月までに取りまとめを行うわけでありますが、その考え方についてはもう既に答弁をさせていただいているとおりでありますが、財政再建に向けての政府としての意思、そしてロードマップをお見せする、そして、国民の皆さんに対して、日本の財政規律はし...全文を見る
○安倍国務大臣 既に財務大臣が答弁したとおりであります。
○安倍国務大臣 現行の公益法人制度そのものは明治二十九年に創設をされまして、基本的にはこれはほとんど変わっていない、大変古いものでございます。そして、その基本的な考え方としては、いわゆる公益については基本的に官が担うものとの思想に基づいておりまして、官が許可したもののみが公益を担...全文を見る
○安倍国務大臣 小泉総理が構造改革を進めるに当たって最初に宣言したことは、民間にできることは民間にお願いをするということであります。つまり、公益を担うのは、本来、官が基本的に民に許可を与えてやらせていたという今までの仕組み、つまり、官が基本的に民に許可を与えて、その民が公益を担う...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど冒頭でお答えをいたしましたように、公益法人制度自体は明治二十九年に創設をされている。そして、そのときの思想によって、公益は官が担うという思想が根底にあった。その思想の中で、官が許可した者のみが公益を担っていく。つまり、ここで許可を行うというところによって、基...全文を見る
○安倍国務大臣 こうした法案の作成に当たっては、その法案の作成の過程に当たっていろいろな議論が行われます。当然、今議院内閣制でありますから、我々内閣に入っている議員が基本的には主導し、最終的な責任を負うものであります。その間、与党との法案の議論もあるわけでありまして、そういう意味...全文を見る
○安倍国務大臣 そもそも、これでよくなければ私も中馬大臣もこの国会に提出をしていないということであります。
○安倍国務大臣 ただいま委員は、六十六条の、「政府及び地方公共団体の事務及び事業をこれらの法律による法人にゆだねる方策を検討し、」というふうに書いてあります、そして、「その結果に基づき、必要な措置を講ずるものとする。」ここを読まれたわけでありますが、この前段に、「簡素で効率的な政...全文を見る
○安倍国務大臣 これは、最初に申し上げましたように、もともとの明治二十九年にできた制度の基本思想を変えていく、つまり、官が許可したもののみが公益法人になっていくというこの考え方を変えていく。本来、これは民間である公益法人がしっかりと民間の活力を生かして、公益のために活動していくと...全文を見る
○安倍国務大臣 簡素で効率的な政府といたしましたのは、総理が、小さな政府ということでは国民にわかりにくいのではないだろうか、もう少しイメージとしてわかりやすいということで、簡素で効率的な政府、つまり、将来にわたって国民への負担をよりふやしていかないためには、しっかりと簡素なかつ効...全文を見る
○安倍国務大臣 この表現につきましては、総理とも議論をしたところでございます。そのときに、総理として、自分の目指す政府について、その姿について、簡素で効率的な政府とした方が自分の目指す政府についてより国民にわかりやすく伝わるのではないだろうかということでございます。  つまり、...全文を見る
○安倍国務大臣 意味合いを変えたということでもありませんし、また、方向性を修正したということでもございません。  そもそも、最初に私が申し上げましたように、総理としては今申し上げている簡素で効率的な政府という考え方の中で表現として小さく効率的という表現を使ったわけでありますが、...全文を見る
○安倍国務大臣 意味は、当然同じ意味であります、私が申し上げましたように。そして、簡素で効率的な政府という意味については、先ほど申し上げた方向を目指しているわけであります。  つまり、それを、その前の段階で小さく効率的な政府ということで御説明をしていたわけでありますが、もちろん...全文を見る
○安倍国務大臣 さすが地方行政の専門家の滝委員の御質問、ずっと拝聴しておりました。  私が官房長官に今就任をいたしまして、いわゆる三位一体の改革を進めてまいりました。地方分権をしっかりと進めていく、この地方分権を進めていくということについては終わりはない、このように考えているわ...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○安倍国務大臣 公益法人を改革するその意味、そして、どうして公益法人を改革していくか、今までの官と公益法人とのあり方、今後どうするべきかという考え方については、まさに市村委員と全く同じではないだろうか、このように思っております。
○安倍国務大臣 当然、極めて重要である、このように考えております。
○安倍国務大臣 極めて重要である、このように考えておりますし、この八文字の中には極めて思いがこもっている、重たい八文字である、このように考えております。
○安倍国務大臣 ただいま、もう既に中馬大臣からお答えをしておりますが、特定非営利活動法人については、認証という簡易な仕組みで法人の設立を可能といたしまして、ボランティア活動等を支える制度として社会に定着をしてきているところでございまして、ボランティア活動等を盛んにするための基盤と...全文を見る
○安倍国務大臣 例えば、社会福祉法人であれば、それはもうまさに社会福祉に資する目的で立てられているわけであります。また、学校法人は教育というところに着目をした法人である。それぞれそういう目的が個別にあったということではないか、このように思います。
○安倍国務大臣 先ほど私が答弁いたしました際に、特定非営利活動法人については、認証という簡易な仕組みで法人の設立を可能とした。他方、今委員から、公益法人制度改革については、これは、その結果、準則で簡易にいけるではないか。それは確かにそのとおりでございまして、認証の方が若干手続とし...全文を見る
○安倍国務大臣 現在、国家公務員の再就職については、在職中に関係のあった営利企業への再就職には一定の制限が設けられているわけであります。また、特殊法人等の長及び役員の選任について、国家公務員出身者の割合を二分の一にいたしました。また、法人の類型に応じて退職管理の適正化に向けて取り...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま委員が例として挙げられました政府としての発言は、中馬大臣の発言でもございませんし、私の発言でもございません。もしかしたら作業に当たるかもしれない政府の一員の人かだれかがそうつぶやいたのかもしれません。それは定かではございませんが、この御指摘の質問主意書につ...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま委員と法務大臣のやりとりを拝聴しておりまして、委員が長年にわたりましてこの問題に取り組んでこられたその御見識には大変敬服をしている次第でありますし、委員の整理の仕方、あるいは委員がこうした方がいいという書きぶり、それはそれなりに一つの考え方で存在するだろう...全文を見る
04月06日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
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○安倍国務大臣 私ども政府といたしましては、国民の間にいわゆる天下りに対して厳しい御批判があることはしっかりと受けとめているわけでありまして、独立行政法人等の長及び役員の選任については国家公務員出身者の割合を二分の一以下にする、法人の類型に応じて退職管理を適正化することに今努めて...全文を見る
○安倍国務大臣 私が所管しているところではございませんからつまびらかには承知をしておりませんが、今大臣のお話を聞いておりましたら、東大の助手として採用され、その後教授になられたということであれば、まさに東大の先生であったのではないか、このように思います。
○安倍国務大臣 いわゆる天下りについてでありますが、それは先ほど答弁をいたしましたように、基本的に国家公務員の割合を二分の一にしていく、これは法人の類型に応じて、退職管理をしっかりと適正化に向けて努力をしていくということでございます。  また、お金の流れ等々については、先ほど個...全文を見る
○安倍国務大臣 委員会としての御要請があれば検討したい、このように思います。
○安倍国務大臣 ただいま与謝野大臣が橋本行革当時のことについての感想をお述べになったわけでありますが、橋本行革に対する評価は、恐らく委員と我々とでは違うだろう。私たちは、しっかりとした成果は上がっているというふうに思います。  内閣における重要課題に取り組むために、アドホック的...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま委員が御指摘になったように、独占禁止法上、優越的地位の濫用等の不公正な取引方法については、当該行為の取りやめ等違反行為を排除するため必要な措置を命ずることはできますが、刑事罰を科すことはできないということになっております。  これは、不公正な取引方法はカ...全文を見る
04月06日第164回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(安倍晋三君) 高井議員にお答えいたします。  まず、子育て、幼児教育に対する理念についてのお尋ねがありました。  子育て家庭を社会全体で支援し、また、保護者の就労の有無等にかかわらず質の高い幼児教育、保育を提供することは極めて重要であります。このため、就学前の教育...全文を見る
04月10日第164回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(安倍晋三君) 山根議員にお答えをいたします。  今後の政策に関する国会議論に対する政府の姿勢についてお尋ねがございました。  小泉内閣は、発足以来、改革なくして成長なし、民間にできることは民間に、地方にできることは地方にとの方針の下、我が国の再生と発展に向け、金融...全文を見る
04月11日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○安倍国務大臣 ただいま佐藤委員からは、まさに政治の本質にかかわる御質問をいただいたのではないか、このように思う次第でございます。  小泉政権が約五年前に成立をして以来、日本を変えていく、構造改革をしっかりと行っていかなければ日本の未来はない、その信念で構造改革を進めてきたとこ...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま水野委員が御指摘になったように、地球温暖化政府実行計画においては、電力使用に伴うCO2排出量を削減するために、電力使用量を削減するとともに、省CO2化の要素を考慮した電力購入方式を導入するということになっております。現在、電力購入方式について、使用電力量当...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま財務大臣からお答えをいたしましたように、いわば債務がふえた理由は大きく言って二つあるわけでありまして、一つは、年々伸びている社会保障に対する対応でありまして、もう一つは、不況の中でその不況を何とか反転して景気をよくしなければいけない、まあ景気対策といっても...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほどの私の答弁に付言をいたしますと、確かに絶対額としての借金はふえているわけでありますが、まずはプライマリーバランスを黒字化する、そういう意味での、これをどんどんどんどんふやしていくという方向から減らしていくという方向に向けて歩みを始めたということにおいては、大...全文を見る
○安倍国務大臣 極めて短時間ではありましたが、視察をしてまいりました。私と竹中大臣と与謝野大臣で見てきたわけでありますが、今、委員が御指摘になられましたように、日本の借金の重さというのを体感してもらうためにリュックサックを背負ってくれということで、リュックサックを背負ったわけであ...全文を見る
○安倍国務大臣 何が無駄かといえば、これは大体、常識的にこれは無駄だなという我々の判断は大体正しいんだろう、こう思うわけでありますが、それを概念で整理するとすると、小泉総理がおっしゃっている、例えば民間ができることを国が税金を使って、あるいは公務員を使ってやっているのであれば、そ...全文を見る
○安倍国務大臣 随意契約の適正化につきましては、二月の二十四日に「公共調達の適正化に向けた取り組みについて」を取りまとめたところでございまして、現在、緊急点検を行っているところであります。六月にはその見直しについての取りまとめを予定いたしております。  さらに、先ほど来、臨時代...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど委員長から、理事会で協議をされるということでございますので、理事会から要求されれば政府としてもこたえていきたい、こう思っております。
○安倍国務大臣 資料につきましては、理事会でお取り扱いを決定していただけるということでございますので、それに従っていきたい、こう考えております。
○安倍国務大臣 ただいま私どもが緊急点検をしているということについては先ほど申し上げたわけでありまして、六月を目途ということで鋭意努力をしているわけでありまして、また、対象が大変膨大であることから、作業もなかなか大変なわけでありますが、しっかりと結果を出すべく努力をいたしておりま...全文を見る
○安倍国務大臣 平湖石油ガス田は、日中の中間線から約七十キロ中国側に入った位置にございます。現在問題とされている春暁、日本名白樺石油ガス田とは鉱区としては別個の石油ガス田であるのは、もう委員御承知のとおりだと思います。  当該プロジェクトへの融資は、当時、我が国企業が多数進出を...全文を見る
○安倍国務大臣 公益と国益の違いということでありますが、国益は公益の中に含まれることもございますし、公益というのは、一般に、国家であったり、あるいは社会であったり、不特定多数の利益というふうに我々は考えているわけでありますが、もちろん国家の利益イコール公益ではないということではな...全文を見る
○安倍国務大臣 私が先ほど申し上げました国家というのは、いわゆる政府とイコールではないという意味の国家であって、例えば、国民、地域、社会、総体としての国家という意味でも申し上げたわけでありますが、今回の改革におきましても、いわゆる官という意味において、官がすべて公益を担っていく、...全文を見る
○安倍国務大臣 私どもがやろうとしているこの改革については、公益という考え方をこれは根本的に変えていくという、明治二十九年のときの設立当時とは根本的に変えていくということであって、まさに公益については民間団体も、民間もみずみずしくその公益を担っていただくという考え方に変えるもので...全文を見る
04月13日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○安倍国務大臣 ただいま委員から極めて高邁なる哲学に基づいた御質問をいただいたわけでありますが、社会保障というのは、まさに負担があって給付があるわけではないわけでありまして、給付をふやすためには負担もふやさなければならない。そして、持続可能たらしむためにはみんなが納得する負担でな...全文を見る
○安倍国務大臣 ことしはさきの大戦が終わって六十一年が経過したというふうに思うわけでありますが、この間、自由民主党は結党五十年を迎えています。自由民主党の目標としては、まず第一に、何とか敗戦の荒廃した国土を立て直していく、衣食住に毎日心配しなくてもいい、そういう日本をつくっていく...全文を見る
○安倍国務大臣 政府広報について、昨年の予算委員会で委員から特に御指摘をいただいたわけでございまして、公益法人へ随意契約ということで御指摘をいただいたわけでありますが、この中で、日本広報協会に対する政府広報ウエブサイトの契約と財団法人の日本広報センターへのテレビ特別番組の契約につ...全文を見る
○安倍国務大臣 入札仕様書の作成など所要の準備に予想以上の時間を要したために、その期日になってしまった、こういうことでございます。
○安倍国務大臣 確かに御指摘のとおりでございますが、その予定で進めてきたところでありますが、先ほど答弁をいたしましたように、入札仕様書の作成など、そうした準備に当初の予定よりも予想以上の時間がかかった結果、十二月からとなった、このように私は報告を受けております。
○安倍国務大臣 当初はその予定で進める予定でございましたが、残念ながら、先ほど申し上げましたように、当初の予定というか予測よりも準備に時間がかかって、結果としてそうなってしまった、こういうことでございます。(松野(頼)委員「当初の予定はこうだったけれども紙で出してきているんですよ...全文を見る
○安倍国務大臣 随意契約にした理由としても、これは従来から政府が答弁をいたしておりますように、基本的には、これは一般競争入札にしていくということにいたしました。特別な理由がない場合には、そうすると。そして、先ほどからの答弁の繰り返しではありますが、六月の時点で提出をさせていただい...全文を見る
○安倍国務大臣 これは、入札仕様書の作成がおくれてしまって、それが十二月までかかってしまった。ですから、十二月以降については、これは一般競争入札でやっていく、こういうことでございます。
○安倍国務大臣 政府広報のウエブサイトにつきましては、平成十三年度に開設をした際、社団法人の日本広報協会にホームページのデザインも含めて運営等の業務を行わせたわけであります。これを踏まえまして、社団法人の日本広報協会に排他的権利があると考え、随意契約を行っていたわけでございます。...全文を見る
○安倍国務大臣 これは先ほど説明をいたしましたように、つまり、権利義務等に関連して排他的権利がそれまではあったというふうに考えていたわけでありますが、その後、この権利関係を整理した上で新しくスタートするということにおいては排他的権利が生じなくなったという判断をした、こういうことで...全文を見る
○安倍国務大臣 排他的権利がないということを確定するためには権利等を整理しなければいけないわけでありまして、その権利を整理した結果、これは一般競争入札で行うことができる、そう判断をしたのでございます。
○安倍国務大臣 著作権というふうに理解をしております。
○安倍国務大臣 当局といたしましては、このウエブサイトに著作権があるというふうに判断をしたわけであります。
○安倍国務大臣 この著作権につきましては、広報協会が持っていた著作権を内閣府に移した結果、それが整理ということでありますが、そのことによって著作権についての排他的権利がなくなった、こういうことであります。
○安倍国務大臣 デザインに関する権利関係を整理する中において、著作権を日本広報協会に放棄してもらった結果、排他的権利が生じないということで一般競争入札に変更できた、こういうことでございます。
○安倍国務大臣 ですから、今回、整理をいたしまして一般競争入札に変えたということでございますが、しかし、それは個々の契約によって、今委員が指摘をされた案件につきましては日本広報協会にデザインに関する著作権的な権利があるということであったわけでありますが、それを放棄して……。これは...全文を見る
04月14日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○安倍国務大臣 首相公選制につきましては、今小野委員が御指摘になられましたように、当時、私が官房副長官、委員が総理秘書官であったころ、平成十四年八月に、総理の諮問を受けた首相公選制を考える懇談会におきまして、憲法改正を前提とした改革案のほか、現行憲法の枠内における改革案も提示をし...全文を見る
○安倍国務大臣 皇位継承順位につきましては、有識者会議におきましてもいろいろな議論があったというふうに承知をしております。  最終的には、親から子に、世代から世代へと伝わる直系継承が皇位継承のあり方としてはふさわしく、また出生順に順位が決まるという制度のわかりやすさや、国民の期...全文を見る
○安倍国務大臣 政府が法案を提出する際には、まず、政府案の場合は、それを党において、部会において御協議をいただくわけでございます。そして、その手続を経て、さらに与党で協議をした上で国会に提出をする、こういう手続の側面について、所信において私、御説明を申し上げたわけでありますが、そ...全文を見る
○安倍国務大臣 法案につきましては、これは閣法で提出をいたしますので、与党というよりも政府として法案を作成いたしていく、こういうことでございます。  今、その前段階において有識者会議の提言が出されましたので、この提言についていろいろと御議論をいただいている、こういうことでござい...全文を見る
○安倍国務大臣 それでは、少し整理をしながら答弁したいというふうに思います。  まず、有識者会議の報告が出てきたわけでございまして、現在、この報告をもとに、自民党におきまして議論を、また与党におきまして御議論をいただいているところでございます。  政府といたしましては、基本的...全文を見る
○安倍国務大臣 格差につきましては、もう既に何回か御議論の中で、総理からも答弁をいたしておりますし、私からも答弁をいたしている次第であります。格差については、政府は、統計学的には、マクロ経済的にはその格差については認められないという立場でありますが、しかしながら、例えば地域間で格...全文を見る
○安倍国務大臣 完全民営化後については、郵政民営化法も、郵政民営化の実施に必要となる事項を定めることにより、これを集中的かつ計画的に推進することを目的としており、郵便貯金銀行、郵便保険会社が完全民営化された後には、その目的を達成し、郵便貯金銀行、郵便保険会社に対する郵政民営化法上...全文を見る
○安倍国務大臣 その閣議決定につきましては、突然の御質問でございまして、私ども、閣議決定をちょっと今確認いたしております。  それで、この件については、今、閣議決定がこちらの手元にないものでございますから、閣議決定をもう一度精査させていただきまして、改めて答弁を整理させていただ...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほどの閣議決定との関係につきまして、吉良審議官の方でちょっと用意いたしましたので、答弁させていただきたいと思います。
○安倍国務大臣 小泉総理は、総理に就任をいたしましてから、海外からの日本への投資は先進国の中でも非常に比率が低い、これを、海外からの投資を倍にするという目標を立てまして、この目標には到達可能なところまで来ている、このように思うわけであります。つまり、外国からの投資を歓迎していく、...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど、小泉総理が外資歓迎というふうにおっしゃった真意について御説明を申し上げたわけでありますが、現在の株式市場におきましても、外国投資家による投資によって活況を呈しているわけでございます。また、この郵貯銀行、簡保の会社についても、株を公開する際に、外資も、外国人...全文を見る
04月17日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○安倍国務大臣 まず、政府の集団的自衛権の行使に関する考え方は、もうこれは委員よく御承知のように、憲法第九条のもとにおいて許される自衛権の行使は、我が国に対する武力攻撃が発生した場合に、武力攻撃から我が国を防衛するための必要最小限度のものに限られるという解釈でありました。集団的自...全文を見る
○安倍国務大臣 当時は、私は幹事長という立場で総理あるいはまた法制局に質問をしたわけでありますが、当時の私の疑問としては、集団的自衛権を権利は持っているけれども行使をできない、その行使は必要最小限の範囲を超えるものである、つまり、絶対観念としてそのものがだめということではなくて、...全文を見る
○安倍国務大臣 確かに、今委員が御指摘になられましたように、八一年の稲葉誠一議員に対する答弁書、昭和五十六年の答弁書でありますが、それ以降、その答弁書に従って政府は基本的に答えてきております。もちろん、政府としては、一貫してこの政府の立場は変わっていないという立場でありますが、具...全文を見る
○安倍国務大臣 それはまさに二年前、ちょうど私が質問したことを今委員が私に質問しておられますので、大変これはある意味ではやりにくいわけでありますが、ちょうどそのときに私が質問した中におきまして、実は、やはり委員が御紹介されましたように、ガイドライン法案を審議したときの際、高村外務...全文を見る
○安倍国務大臣 チームを発足させたということを、報告を受けております。
○安倍国務大臣 ただいま委員が御指摘になられましたように、国際平和協力懇談会等の報告書の提言の趣旨を参考にしながら、我が国の国際平和協力のあり方全般について検討を行っているわけでありますが、今後我が国として、どのような理念に基づいて、いかなる形で国際平和協力に取り組んでいくかなど...全文を見る
04月18日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○安倍国務大臣 ただいま委員が御指摘になられました白書につきましては、ただいま党において議論がなされているというふうに承知をしております。また、新聞記事等についても私も承知をしておりますが、まだ党内で議論がなされているところでございますので、それを前提にここでその白書について論評...全文を見る
○安倍国務大臣 委員の対案についてでございますが、例えば法律的な観点から、非営利事業という言葉は営利事業という言葉と比べて法令用語としてまだ一般的ではなくて未成熟である、こういう指摘もあるわけでございます。そういう意味において、我々は政府案としてこの委員会にお示しをしている案を提...全文を見る
○安倍国務大臣 この問題につきましては、先ほど法務副大臣から答弁をいたしましたように、民法第三十三条第二項の条文表現としてどのようなものが最も適切かという問題であるというふうに認識をしております。  委員は、営利事業を営むことを目的とする法人と対立するものは非営利事業を営むこと...全文を見る
○安倍国務大臣 今委員が御指摘になられたような認識を我々も持っているからこそ、明治二十九年以来の大改正を行って、公益を担うものについてはすべて官が取り仕切るという考え方を改めたということではないか、このように思っています。
○安倍国務大臣 まさに今財務大臣が答弁をいたしましたように、今回の改革は、民間が担う公益を我が国の社会経済の仕組みの中にしっかりと位置づけていくことであろう、このように思うわけであります。その中で、まず仕組みをしっかりとつくった上で、税によって寄附の文化をつくっていく、そういうイ...全文を見る
○安倍国務大臣 総人件費の改革につきましては、簡素で効率的な政府を実現するために、公的部門全体で取り組んでいかなければいけない課題である。まさに、聖域を設けないということが大切だろうというふうに考えております。  自衛官の人員数につきましては、主として後方分野の業務について、民...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま委員が御指摘になられましたように、ほとんどの公務員の方々はまじめに汗を流して一生懸命国民のために日夜仕事をしているわけでありますが、他方、今委員がいろいろと御指摘になられました。もし無駄があるのであればしっかりとそれは是正をしていく。このために我々はたゆま...全文を見る
04月19日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○安倍国務大臣 お答えをいたします。  当初は、小さくて効率的な政府、こういう表現を使っておりましたが、この法案を提出するに当たりまして、簡素で効率的な政府という呼び方に変えたわけであります。目指すところは基本的には一緒であるわけでありますが、誤解されない、また、わかりやすくす...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま委員が、私のプライマリーバランスに関する発言が少ないという指摘がございましたが、質問されなければ私も答えようがない、当たり前のことではないかということでございます。私は担当の大臣でもございませんから、聞かれていないことを答えるわけにはいかないということでご...全文を見る
○安倍国務大臣 済みません、私、答えておりますので、聞いていただきたいと思います。
○安倍国務大臣 そこで、我々はまず景気を回復させた。企業の収益も約五割回復をしているわけでありまして、そして、それによって税収も上がってきている中において、この三年間連続、プライマリーバランスについてはプラスになってきているということでございます。ことしは昨年よりも四兆七千億円改...全文を見る
○安倍国務大臣 それは私の対談集だと思いますが、過去に私が行った対談について出版社がそういうのをまとめて出したいということで出しただけでありまして、それを何か、まあ買っていただいたのは大変ありがたいというふうに思うわけでありますが、経済だけではなくて、そこに入っていることもよく読...全文を見る
○安倍国務大臣 今、私は、小泉内閣の官房長官でございますので、政府を代表してお答えをしております。  そこで、私は……(発言する者あり)
○安倍国務大臣 菅委員が質問しておりますから私は答えているわけでありますから、私が答えている間は静かにしていただきたいというふうに思います。  そこで、私は、先ほど申し上げておりますのは、GDP比削減をしていくということでございます。ですから、潜在成長力を高めていくということは...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、まずプライマリーバランスのバランスをとった後においてどのように財政を再建していくかということにおいて、金利ということについては、これは長期金利であります、長期金利がどれぐらいになっていくか、そして、そのときの名目成長がどれぐらい...全文を見る
○安倍国務大臣 プライマリーバランスについてバランスをすれば、長期金利と名目経済成長が同じになれば、これはまず固定化するということでございます。GDP比は固定化します、当然。プライマリーバランスがまずバランスをとれば、長期金利と名目成長が一定であれば、それは固定するのは当然なんだ...全文を見る
04月24日第164回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員が例示として挙げられましたように、昭和五十三年の十月十七日の当時の安倍官房長官の答弁にございますように、閣僚の場合は、警備上の都合、緊急時の連絡の必要等から、私人としての行動の際にも必要に応じて公用車を使用しているものと承知をしていると。した...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 特別会計の剰余金につきましては、各特別会計の性格に応じまして固有の意義がある場合もあり、一律に論じることは難しいと、このように考えておりますが、現下の厳しい財政状況、委員が御指摘になったような状況でございますが、この財政状況にかんがみれば、使途が特に定ま...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 特別会計の剰余金についてはその全額が翌年度に繰り越せるなどの経理上の扱いが行われている例もあるわけでありますが、これについては、行政改革推進法案におきまして必要な法制上の措置を今後講じるとされており、今後、個別特別会計の性格に応じまして一般会計への繰入れ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 業務の大胆かつ構造的な見直しによる定員の純減を円滑に進めるに当たりましては、配置転換、採用抑制等により職員の雇用の確保を図ることが重要であると、このように考えております。国家公務員雇用調整本部を設置をいたしまして、政府全体として取り組んでまいらなければい...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 国家公務員の給与につきましては、横並び、また年功序列的な給与体系を抜本的に改革するとともに、民間準拠を徹底するなど、制度改正を進めることが重要であると考えています。  このため、本年四月から地域の民間賃金の的確な反映、年功的な給与上昇の抑制等の給与構造...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 国家公務員の昇給につきましては、労働基本権制約の代償措置である人事院勧告制度尊重の基本姿勢の下、国政全般との関連について検討を行い、その取扱いを決定をしてきております。  人事院は、勧告に当たって、官民給与の正確な調査に基づき国家公務員の給与水準を民間...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 既に竹中大臣がお答えをしたとおりでありますが、このICタグや、また情報セキュリティーの技術の開発を含めまして、IT政策については多くのこれ府省にかかわってきている問題でありまして、総務省と経産省だけではなくて多くの府省に関係をしている事柄でもあるわけであ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 小泉内閣におきましては、政策にしっかりとしためり張りを付けるためにも、例えば各省庁横並びの削減あるいはまた乗せていく、予算を増やしていく、そういう姿勢は取らずに、しっかりと政策別にこれはめり張りを利かしてきてはいたわけでありますが、委員の御指摘ではまだま...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) その点がこれは言わば若干見解の相違だというふうに思うわけでありますが、私どもも、しっかりとこの重複をなくしていく、そしてめり張りを付けた予算のこれは執行も考えていかなければいけないと、こう考えておりますが、今あるこの仕組みにおいて、戦略本部、正にこれは、...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) お尋ねの資料は、衆議院の行政改革特別委員会におきまして資料要求がありまして、先日、十八日、各府省から行政改革事務局を通じまして提出をいたしたものでありますが、充実した審議のためには早急な資料提出が必要不可欠との理事会の御指示によりまして、極めて短い期間に...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 突然の御質問でございますので、法案をもう一度よく精査をしてみる必要があるわけでありますが、基本的には一般競争入札でというのが基本的な方向であると、つまり特別な理由がない場合は一般競争入札であるということでございますが、法案にちょっとどういう対応をしてある...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) いずれにいたしましても、今日はちょっと行革担当大臣も来ておりませんので、よく、その法律をよくもう一度精査をさしていただきたいと思います。
04月26日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(安倍晋三君) 小さく効率的な政府、そしてまた簡素で効率的な政府、両方とも言わば目指すところは同じでございまして、同じ意味があると、このように考えております。  要は、先ほど総理が答弁されましたように、もう既に政府がやる必要がなくなっているものについては民間にやってい...全文を見る
05月08日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(安倍晋三君) 小泉政権が五年前に成立をいたしまして、そのときの問題意識としては、当時は財政の状況も厳しく景気も悪い、そしてまた銀行の不良債権は山ほど積み上がっている状況の中で、また近い将来、日本の人口は減少に転じる、そしてまたさらには、グローバル化が進む中において日本...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員から御指摘があったように、国と公益法人等との間の随意契約については各省庁におきまして緊急点検の結果及び一般競争等に呼応するための方策について六月を目途に公表することとなっておりますが、各省庁において随意契約の件数は膨大であることから、点検やま...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になった縦割り行政は、正にこの改革を進めていく上においても大きな弊害であるのも事実であります。また、国民生活を向上させていく上において、この分野はこの役所ですよ、この分野はあの役所ですよと、こう言われても国民にとっては全く関係ないわけ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 御指摘の政府広報につきましては、まず事実関係を申し上げます。  構造改革の事例の一つとして、従来、医薬品であったもののうち安全上特に問題がないとされたものを医薬部外品としてコンビニで購入することができるようにした平成十六年の規制改革の措置について紹介を...全文を見る
05月10日第164回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○安倍国務大臣 今般、横田早紀江さんを初め拉致被害者御家族、また救う会、議連の方々が訪米をされました。そして、下院の公聴会で証言をされ、そしてブッシュ大統領と面談をし、拉致問題の深刻さ、いかに人権侵害が行われているかということについて訴えられたわけでありますが、これは、米国のみな...全文を見る
○安倍国務大臣 日米のこの拉致問題に対する姿勢につきましては、クロフォードにおける日米の首脳会談におきまして、小泉総理から、拉致問題の重要性、深刻さについてブッシュ大統領に説明をいたしました。  その結果、ブッシュ大統領は、その後の記者会見におきまして、北朝鮮によって拉致をされ...全文を見る
○安倍国務大臣 今回のブッシュ大統領との面談、あるいは議会での証言等について、政府としても働きかけを、私も行ったわけでありますが、こうした働きかけを行うことについては、総理の御了解また御指示もいただいております。
○安倍国務大臣 この問題につきましては、もう長い時間がかかってしまっているわけでありますが、これは松原先生も御承知のように、かつては、外務大臣にすら、局長にすら、御家族がなかなか会えない、そういう時代もあったわけであります。しかし、やっと小泉総理が突破口を開いて、五人の被害者が帰...全文を見る
○安倍国務大臣 機能としては確かに、委員の御指摘の機能を持たせるべきだと私も従来から主張してきているわけであります。しかし、現実に、現在の官房副長官を長とする拉致問題特命チームは、関係省庁、機関がそれぞれ、みずからの役割を果たしつつ、緊密に連携し、拉致問題の解決に向け全力で取り組...全文を見る
○安倍国務大臣 この専門幹事会でありますが、この専門幹事会を改組いたしまして、いわば事務局的な形にもしているわけでありまして、そういう意味では、この問題に専任をして当たっていくということも行っているスタッフもいる中にあって、かなり私は機能が強化されているというふうに思うわけであり...全文を見る
○安倍国務大臣 先月、拉致被害者家族会等の皆様が訪米をし、下院公聴会において証言を行った際に、人権小委員会委員長であるスミス下院議員より、拉致問題をG8サミットの国際的な場でも取り上げるべきだという発言がございました。  我が国政府としても、拉致問題の一日も早い解決に向けて最大...全文を見る
○安倍国務大臣 横田早紀江さん初め被害者の御家族の皆様方は、お子様方がそれぞれ北朝鮮にいるわけでございまして、その中で、もし経済制裁をして自分たちの子供たちに何か危害が加わったらどうしよう、そういうことも心配しながら、そういう悩みの中で、しかし、もうここまで来て、これしか道がない...全文を見る
○安倍国務大臣 政府は、拉致問題の解決に向けまして、北朝鮮に対しまして対話と圧力の姿勢で臨んでおりまして、その一環として、本年三月十三日に開催された拉致問題特命チームにおきまして、拉致問題を解決する上で必要な情報の共有、分析を図ることを目的とする情報収集会議及び厳格な法執行を通じ...全文を見る
○安倍国務大臣 幾つかの項目については既に実行しているわけでございまして、これにつきましてはそれなりにというか、私はかなり大きな効果を上げているというふうに認識をしておりますが、さらにまだまだ我々としては、これは検討している項目もございますので、これから実行することも可能な項目も...全文を見る
○安倍国務大臣 北朝鮮においては、この問題を解決しなければ北朝鮮の未来はない、北朝鮮が抱えている経済的な困難、食料の問題、こうした問題を解決するためにはこの拉致問題を解決しなければいけない、あるいはこの問題を解決しなければ事態はもっと悪くなっていくということをしっかりと認識させな...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど御質問の中で、日米が協力してこの問題を包括的に解決していこう、そういう連携がとれていなかったのではないかという御指摘もございましたが、それは全く違うんだろうというふうに私は思うわけでございます。  総理が初めて訪朝した後、この拉致問題がいかに重要な問題であ...全文を見る
○安倍国務大臣 どのようにというのは、拉致問題についてですか。拉致問題については、まずサミットの場でしっかりと取り上げていきたいというふうに考えているわけでございまして、そのために今、議長国であるロシアにも働きかけを行っているわけでありますが、サミットの場で取り上げるに際しまして...全文を見る
○安倍国務大臣 今委員がお話をされた南北での拉致問題についての話し合いでございますが、韓国の有力紙は、政府にもう少ししっかりとした態度でこの問題を取り上げるべきであるというふうに論評していたと承知をしているわけでございますが、これは、韓国が置かれている立場、日本が置かれている立場...全文を見る
○安倍国務大臣 私は、むしろ北朝鮮にとってこそ、小泉総理の任期中にこの問題を解決して、日朝国交正常化をして、国を立て直していく、そのチャンスがこの任期中にあるんだろう、北朝鮮こそそう考えるべきではないだろうか、こう思うわけでございます。  我々も、一日も早くこの問題を解決しなけ...全文を見る
○安倍国務大臣 横田めぐみさんの御両親、早紀江さん、滋さんは、めぐみさんが失踪して、何とか自分たちの手で捜し出そうと努力をされ、そしてその後、どうやら拉致をされたらしいということがわかった後、なかなか世の中も動かないという中にあって、では実名を世の中に発表しようかどうかということ...全文を見る
○安倍国務大臣 今回の早紀江さんたちの訪米、また下院での公聴会の結果、人権小委員会の委員長であるスミス下院議員より、拉致問題をG8サミット等の国際的な場でも取り上げるべきだ、こういう発言がございました。  今までも、小泉総理がサミットの場で拉致問題について発言もしておりますし、...全文を見る
○安倍国務大臣 国連の場におきましては、昨年、総会におきまして採択をされた北朝鮮の人権状況決議におきまして、国際社会が人道的観点に立って人権状況の改善を北朝鮮に促しております。我が国がこうした文脈の決議において拉致問題への明示的言及を提案し、共同提案国として決議の採択に積極的な外...全文を見る
○安倍国務大臣 金英男さんのDNA鑑定の結果、拉致は国際的な広がりを持っているということがはっきりしたわけであります。また、ジェンキンスさんが書かれた「告白」という本の中でも、タイを初め他の国々の被害者についての記述がございます。  私も、他の国々、例えばタイの被害者の御家族が...全文を見る
○安倍国務大臣 現状では今御答弁したとおりでございますが、防衛庁の情報本部のこの機能は極めて高い機能があるわけでございますので、委員の御指摘も踏まえまして、情報本部の機能をどのように活用していくかということを検討したい、このように思っております。
○安倍国務大臣 北朝鮮に対しては、対話を必要とされる状況に持っていかなければいけない、そのために圧力をかけなければ、残念ながら、彼らは、対話をし、そして誠意ある姿勢を示そうとしない、こう考えております。対話をしなければならない、そう考え、そして政策を変えて、誠意ある対応をしよう、...全文を見る
○安倍国務大臣 拉致問題解決のためには、ただいま委員が御指摘になられましたように、国際社会との連携や協力が不可欠でございます。政府は国際社会に対し、あらゆる機会をとらえまして、拉致問題に関する我が国の立場を説明するとともに、理解と協力を求めてきております。特に、二国間での首脳会談...全文を見る
05月11日第164回国会 衆議院 本会議 第29号
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○国務大臣(安倍晋三君) 赤嶺議員にお答えします。  米軍再編に伴う費用負担についてお尋ねがありました。  米軍再編に伴う措置については、これまで関係省庁間において、閣僚を含むさまざまなレベルで適宜意見交換が行われてきました。その際、こうした措置に伴う所要経費について、厳しい...全文を見る
05月11日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(安倍晋三君) 私たちは、簡素で効率的な政府を目指していくと、こう目標を掲げているわけでございます。政府が行う必要性が減少しているものであれば民間にゆだね、そして無駄を徹底的になくすことによりその規模を大胆に縮減をしていくと、そのことを意味をしているわけでございますが、...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) この簡素で効率的な政府が、特定のこれは国民負担率の水準を念頭に置いているわけではございません。  しかし一方、国民負担率について言えば、小さいかどうかはこれはいろいろと議論があるところではあると思いますが、政府としては、例えば将来に先送りしている財政赤...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 今私が申し上げましたこの国民負担率、つまり、その国民負担率に将来のこれはいわゆる財政赤字を加えたものでございまして、それはいわゆる租税と社会保障給付によるものの負担を加えたものでございます。これは国民が負担をしているという今の委員の御指摘、現在の国民が、...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 五年前に小泉政権がスタートをいたしました。私も当初から官房副長官としてこの改革の中にいたわけでありますが、小泉改革が目指したものは、フェアな競争を行い、公平公正なルールの中でお互いにそれぞれの良さを引き出しながら伸び伸びと競争をしていく、その中から活力を...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) いわゆるこの小さな政府自体が、最初に、冒頭申し上げましたように、私たちのこれはセーフティーネットである社会保障の負担も減らし給付も減らすと、これは外側に置きますよと。例えば、米国の健康保険制度のような仕組みとして、これは公的ないわゆる保険制度から私的なも...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 小泉改革がスタートして大胆な市町村の合併を行ったわけでございます。この市町村の合併によりまして、これはいわゆる行政力を高めていく、そして地方分権をしていく上においての受皿づくりをしてきたわけでございます。この合併によりましても、かなりのこれは行政経費、中...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 我々は、二〇一〇年代の初頭にプライマリーバランスを、バランスをするということを目指しているわけでありまして、それを目指すために、今大変な努力をして財政改革を行っているわけであります。歳出の見直しをしていく。そして、それと同時に、やはり経済の活力をより一層...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま正に、今、峰崎議員が指摘をされたような、我々としてはどのようなプランで財政を再建をさせていくか、そのためには歳出歳入の一体改革が必要ですねということで、この六月を目途にその一体改革、そしてその基本的な条件は、どういう条件をこれは設定をしていくかと...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) これは例えばということで消費税という話をしたわけでありまして、税体系全体を俯瞰しながらこの税の負担の在り方を議論をしていかなければいけないと、こう考えております。
05月12日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○安倍国務大臣 ただいま戸井田先生が御指摘になられましたこの資料は、精査すべき内容である、このように考えておりますので、政府としてしかるべき調査をさせたい、このように思っております。
○安倍国務大臣 この資料の中身を精査するに際しまして、この中身が実際にどういう性格のものであるかということも含めて、精査をするためには専門的な知見が当然必要なんだろう、このように思います。そういう意味では、やるべきことはしっかりとやらなければいけない、このように思います。  こ...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど御答弁いたしましたように、専門的な知見が必要であれば、当然そういう体制をとって、しっかりと精査をしなければいけない、これは十分に精査すべき重要な資料である、このように思っております。
○安倍国務大臣 公益法人の設立許可及び指導監督基準におきまして、社団法人の理事及び監事は総会において選任すること、財団法人の理事及び監事は原則として評議員会で選任することとされているところでございまして、こうした手続によらずに公益法人の役員を選任することは適当ではないというふうに...全文を見る
○安倍国務大臣 法人の関係者が法人に対して財産的損害を与えた場合には、与えたことがまた疑われる場合には、法人に対して事実関係を解明し、当然再発防止にこれは努めなければいけない。そのための措置がとられることが必要でありまして、こうした観点から、主務官庁がそれぞれ適切な指導を行ってい...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま大畠先生が御指摘になられましたように、昨年の十二月に犯罪から子どもを守るための対策を取りまとめたわけでございますが、具体的にどういうことをやっているかという御指摘でございます。少し長くなるわけでありますが、具体的に御紹介をさせていただきたいというふうに思い...全文を見る
○安倍国務大臣 確かに委員のおっしゃるとおりでありまして、対策を打ってそれで満足することなく、実際にその打った対策が効果を発揮しているかどうか、効果を確かめなければならない。まさに、プラン・ドゥー・チェック・アクション、こういうサイクルを回していきたい、このように思いますし、現場...全文を見る
○安倍国務大臣 自殺者数でございますが、この自殺者数が、それまで大体二万三、四千人で推移していたものが三万二千人にはね上がったのは平成九年から平成十年でございますので、これはまだ小泉総理が総理に就任する以前の話でございまして、その後、残念ながらこの三万二千人台でずっと高どまりして...全文を見る
○安倍国務大臣 私が先ほど申し上げましたのは、基本的には小泉改革が目指している方向は間違いない。しかし、その間、先ほども申し上げましたように、挫折感の中で悩みあるいは苦しんでいる人たちがいれば、そういう人たちに対して勇気を与える政策をしっかりとこれは考えていかなければいけない、そ...全文を見る
05月12日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(安倍晋三君) 五年前に小泉政権が誕生いたしまして、改革なくして成長なしというスローガンを掲げたわけでございます。  当時は銀行の不良債権も積み上がっておりました。景気の状況も厳しい状況があったわけでございまして、そして累積債務もこれはまた山ほど積み上がっている。そう...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 公務員の採用についてでございますが、この採用の仕方を一括して省庁の壁をなくした方がいいではないか、そういう御意見もあります。これはそれぞれメリット、デメリットがあるんだろうと。有為な人材を集めていくという観点、あるいは人事管理をしていくという観点、両方か...全文を見る
05月16日第164回国会 衆議院 本会議 第30号
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○国務大臣(安倍晋三君) 鳩山議員にお答えします。  宗教的情操教育についてお尋ねがありました。  私は、この件について、特段自説を曲げたということはありません。  宗教的情操については、その内容が多義的であることなどから、教育基本法には規定しておりません。もとより、宇宙や...全文を見る
05月17日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(安倍晋三君) いわゆる天下り、官製談合や随意契約の問題に対する厳しい批判があることは真摯に受け止めなければならないと、このように認識をいたしております。  官製談合については、官製談合をより効果的に防止をするため、与党において現行の入札談合等関与行為防止法の改正案に...全文を見る
05月17日第164回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(安倍晋三君) 松下議員にお答えします。  まず、経済同友会の今後の日中関係への提言及び日中関係についてお尋ねがありました。  経済同友会の提言は総理の靖国神社参拝の自粛等を求めているとの御指摘ですが、他方、関西経済同友会の提言には、一九七二年の日中国交正常化以来、...全文を見る
05月18日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(安倍晋三君) 仕事を起こすに当たりまして、やはりファイナンスをどうするか、これが最大の難関なんだろうと思います。特に、一度事業に失敗をした方が再度チャレンジをする場合は、その方が失敗したことを糧として、それを教訓にして、しかし、しっかりとした技術を持っているという中で...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 憲法第十五条は公務員が国民全体の奉仕者であることを定めておりますことから、公務員人事管理の中立公正性の確保は極めて重要であります。人事院は独立性の高い中立第三者機関としてそのための役割を担っているものと承知をしております。公務員制度改革においてもこうした...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 早期退職慣行の是正につきましては、職員が公務内においてできるだけ長時間活力を持って勤務できるよう、総理の御指示によりまして、幹部職員の勧奨退職年齢を五年間、平成十五年度から十九年度にかけてでありますが、段階的に平均三歳以上引き上げることなどを基本方針とし...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 現在、政府全体として早期退職慣行の是正に取り組んでいるところであります。  そのためには、まず能力・実績主義の徹底により年次主義やピラミッド型人事構成の見直しを進めるとともに、複線型の人事管理を進めるため、必要なスタッフ職の整備充実や幅広い民間との人事...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 先生の御心配は、これはまあ、各省個々にそれぞれやっていたのではなかなか進まないのではないかということではないかと思うわけでありますが、先ほど人事院から複線型人事管理の導入に向けて専門スタッフ職俸給表を新設すること等の提言についてのお話があったわけでござい...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 当然、各府省においてこの複線型人事管理の具体化の案をそれぞれ進めていかなければいけないわけでありますし、そうするように当然我々官邸としても、総務官室がこれを責任を持って担当しているわけでありますが、私どもといたしましてもリーダーシップを取って各府省に督励...全文を見る
05月24日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第3号
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○安倍国務大臣 お答えいたします。  まず、中教審の答申にまさにこたえる形で政府案はできているというふうに思います。  中教審答申におきましては、「宗教に関する寛容の態度や知識、宗教の持つ意義を尊重することが重要であり、その旨を適切に規定することが適当。」このように提言をされ...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま答弁をいたしましたように、宗教の持つ意義、意味、またその重要性、地位について、しっかりと子供たちに教えることによって理解を深めていく、宗教的な情操心の大切さ等々についての理解を深めていくということにおきましては、これはまさに中教審の答申の意味するところを十...全文を見る
○安倍国務大臣 二年前のことですから私も正確に覚えておりませんが、たまたま私は遊説で事件のあった佐世保におりました。  その際、演説をした際に、今、委員が引用されましたように、やはり子供たちにしっかりと命の大切さ、そして他人を思いやる気持ちを教えていく必要があるのではないだろう...全文を見る
05月25日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(安倍晋三君) 小泉改革の成果については、小泉総理御自身から、また与謝野大臣から説明がございました。この五年間で見事に我々は日本経済を立て直し、正に自律的な景気回復の軌道に乗せることに成功したというふうに思っております。  昨今、格差についていろいろと議論があるわけで...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 先ほど総理から御答弁申し上げましたように、防衛庁におきましては自主的に二年から五年ということで自主規制をいたしております。  政府としては、法律に二年から五年と書くことは、これはやはり職業選択の自由からして問題ではないかというふうに考えておりますし、ま...全文を見る
05月26日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
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○安倍国務大臣 いわゆる戦後体制の中において現行憲法もこの教育基本法も一定の意義を持ってきた、このように思うわけでありますが、戦後六十年経過して、社会情勢も大きく変化をしてきたわけでございます。  また、その中で、例えば、これは政府としての見解ということではなくて私の政治家とし...全文を見る
○安倍国務大臣 この憲法改正については、政府としての見解というのはもう今まで何回か述べる場があったわけでありますが、今、個人としての感想ということでございますので、個人としての感想を述べさせていただきますと、私はもともと憲法改正論者でございまして、私は三つ理由があるのではないかと...全文を見る
○安倍国務大臣 中教審の答申との関係におきましては、ただいま小坂大臣が答弁いたしましたように、適切に反映されているというふうに考えているわけでございます。  そして、宗教的な情操について、今斉藤先生から大変哲学的なお話を伺ったわけでありまして、まさにこれは多義的なものであって、...全文を見る
○安倍国務大臣 まず、御指摘の点でございますが、先ほど文部大臣から御答弁申し上げましたように、公布文にはその成立手順が示されておりまして、具体的には、立法権を行う天皇が諮問機関である枢密顧問に諮詢し、帝国議会の協賛、いわゆる賛成を経て裁可、すなわち確定的に成立させ公布させたことが...全文を見る
○安倍国務大臣 教育基本法の改正につきましては、平成十二年の十二月の教育改革国民会議報告に提言されて以来、今日まで中央教育審議会における審議、意見募集や各種会議での説明などを行い、十分な議論を経た上で法案を国会に提出したところであります。  総理は、五月十六日の本会議の審議にお...全文を見る
○安倍国務大臣 我が国の郷土の歴史や文化や伝統について理解を深め、尊重し、そしてそれをはぐくんできた我が国や郷土を愛する態度を養っていくことは、国家、社会の形成者として必要なものである、そしてまた、ただいま小坂大臣が答弁したように、国際社会を生きていく上においても極めて重要である...全文を見る
○安倍国務大臣 総理になったらという仮定の質問についてはお答えを控えさせていただきたいというふうに思いますが、総理の靖国参拝については、国のために戦った方々のために手を合わせて御冥福を祈り、そして尊崇の念を表する、この気持ちは大切な気持ちであり、私も持ち続けていきたい、このように...全文を見る
○安倍国務大臣 総理は本件に関してこう答えておられるのですね。時として政治というのは単なる利益、いわば経済的な利益だと思いますが、利益だけを考えないで対応しなければならない問題もある、このように述べられたわけであります。  また、経済同友会の提言については、別途関西経済同友会の...全文を見る
○安倍国務大臣 委員会での御審議につきましては、ぜひ国会でお決めをいただきたいというふうに思いますし、政府としてあれこれ要請をするという立場にはない、このように思うわけであります。  先ほど、民主党内におけるこの案についての審議については、比較的短い期間にそれなりに深い議論をさ...全文を見る
○安倍国務大臣 もちろん、他国を尊重するというのは、個々の国々の政治体制をということではなくて、他の地域、他の国々はそれぞれ文化や伝統や歴史を持っている、そういう国々の生き方、あり方、あるいはそういう国々が持っている理想等を、違いは違いとして尊重していくことが大切ではないか、こう...全文を見る
05月29日第164回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(安倍晋三君) 午前中の質疑の中でも御答弁申し上げているところでございますが、政府としては十一億円の緊急支援を今考慮しているところでございます。  今、最新のものを今入手をいたしましたので、それを答弁させていただきます。  二十七日、土曜日朝に発生しましたジャワ島中...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 現在決定をしております援助の中身につきましては、ただいま答弁させていただいた状況の中身でございますが、今後、この被害の状況等をよく見定めながら、更に援助が必要であれば機敏に対応していきたいと、こう思っておりますし、政府内でよく関係省庁とも連絡をしていきた...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 基本的には既に谷垣大臣から答弁しているとおりでございますが、ここで例えば天下り、また官庁の出身者が何名いるかというこの定義のところで、一度辞めてある会社に勤めてまた、それからまた別のところに移った人をカウントとして把握し切るかどうかという難しい問題と定義...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) いわゆる検討、検討をしているということでございます、その公表の仕方、基準についてですね。
○国務大臣(安倍晋三君) 私が申し上げましたのは、人数について、まあ言わばこの三分の一の基準と……
○国務大臣(安倍晋三君) ではなくて、人数の……
○国務大臣(安倍晋三君) 随意契約の人数のそれぞれ会社の検討ということでございますが、その随意契約している会社へのいわゆる天下りの人数については、どういう形でその人数そのものを果たして特定できるかどうかということも含めて、今いろいろと検討しているというふうに承知をしております。
○国務大臣(安倍晋三君) 今、松井委員からこの問題の整理があったわけでございますが、つまり、どのような把握が可能かどうか、そしてまた天下りの定義をどのようにできるかどうかということの今検討を行っていると。ですから、その上で、果たして公表できるかどうかということは、まだそこまではい...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) どのような形で言わば定義を決めていくかと、基準を、どういう形で基準を決めるべきかどうかということについては検討をしているということでございます。
○国務大臣(安倍晋三君) 国務大臣の退職手当につきましては、国家公務員退職手当法に基づいて、一般職国家公務員等と同様の算定方式により、俸給月額と在職年数に応じた一定額を支払うこととされております。  これによりまして、仮に現内閣が九月に交代した場合に支給されると見込まれる総理大...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 国家公務員の退職手当は、長期間の勤続勤務に対する勤続報償を主たる性格とするものでありまして、勤続期間が短期間である国務大臣については退職手当額は比較的少額にとどまっております。  経済財政諮問会議等における総理の発言は、国務大臣を含めた一般の公務員とは...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 国務大臣について退職手当を不支給とするためには、国家公務員退職手当法の改正が必要であります。また、自主返納とする場合においては、公職選挙法第百九十九条の二によりまして、公職の候補者等について寄附が禁止されていることと抵触することから、国家公務員退職手当法...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) まず、私自身の退職金、まだこれいつもらえるかどうかというのは分からないんですが、これにつきましては、今申し上げましたように、私が返納いたしますと、これは公職選挙法上の違反行為になるということでございまして、これは私も含めて返納はできないというふうに御理解...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 大変厳しい財政事情の下、行財政改革を積極的に推進をして、公務員の総人件費改革に取り組んでいくということは極めて重大であるというふうに我々は考えておりますし、その中で行革推進法について我々は取り組んできたところでございます。  この中で、閣僚も行財政改革...全文を見る
05月29日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○国務大臣(安倍晋三君) 京都議定書は地球温暖化対策においての国際的な取組について極めて重要な第一歩であると、こう考えております。我が国としても米国に対して様々な機会を通じて働き掛けを行っているところでございます。  米国の立場は、御承知のように、京都議定書が中国、インドを含む...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第6号
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○安倍国務大臣 政府の考え方としては、もう既に小坂文部科学大臣が答えているとおりでございます。基本的に、中教審の答申にのっとりまして、私ども、今政府として提出をしている改正案において、宗教については、しっかり、いわゆる一般教養としての宗教について子供たちに教えていく。そしてまた、...全文を見る
○安倍国務大臣 格差がない社会はあり得ない、このように考えております。もし問題があるとすると、格差が広がっているかどうかということではないかと思います。  格差の広がりについては、政府としては格差が拡大をしているというふうには認識はしていないわけでありますが、しかし、ニート、フ...全文を見る
○安倍国務大臣 格差がない社会はないということについては御理解をいただいたのではないか、このように思います。  私が今進めております再チャレンジにつきましては、私ども小泉内閣が進めている改革というのは、頑張った人や汗を流した人や知恵を出した人が報われる社会をつくっていく。それは...全文を見る
○安倍国務大臣 私も二年前幹事長として与党の協議に参加をしていたこともあるわけでありますが、会を重ね、極めて広く深く議論をしていた、このように思っております。  これは与党での協議でございますから、政府として、その中身を出せとか議事録を出せと言う立場ではないというふうに考えてお...全文を見る
○安倍国務大臣 この問題につきましては、既に総理もまた小坂大臣からも答弁をいたしておりますように、我が国と郷土を愛する態度の評価については、子供の内心を調べ、国を愛する心情を持っているかどうかを評価するものではない、これはもう言うまでもないことでございます。  このような評価の...全文を見る
○安倍国務大臣 その点につきましても、総理も既に答弁をしておられるわけでありますが、もう既にそういう通知表はやめてしまっているというふうに、きょう、私も承知をしております。当然それはそういう判断であろう、このように思います。
○安倍国務大臣 統治機構を含むということになれば、そもそも自民党も、統治機構を含むということにおいて国という言葉は使っていないわけでありますが、統治機構を含むということになれば、例えば今の与党政権、小泉内閣を含めて愛せよということでございまして、これは、例えば保坂議員にそれを求め...全文を見る
05月31日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(安倍晋三君) 先ほど先生が御指摘になったように、我が国の経済援助は国民の税金を主たる原資としているわけでありますので、国民の支持、御理解が不可欠だと、このように考えておりますが、内閣府の世論調査の結果、ここ数年、経済協力に対する厳しい見方が増加傾向にあったことは事実で...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 今回の地震に対する援助につきましては、ただいま委員からいろいろと御指摘がございました。  スマトラ沖地震の際の援助について、もし反省すべき点があればしっかりと反省し、生かしながら教訓を生かしていきたいと、このように思っておりますが、今、私も今日初めてこ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 現在、死亡者数、死傷者数の数も増えているわけでございまして、現地のニーズ、状況等をしっかりと把握し、また検討していきたいと、このように思っています。
○国務大臣(安倍晋三君) 必要な物資は必要なときに届かなければ意味がないわけでございますので、当然緊急性のあるものについてはしっかりと必要なときに届くように我々も手配をしていくべく努力をしていきたいと思っております。
○国務大臣(安倍晋三君) 効果的なODAの実施のためには、事業実施後の評価を適切に行い、その後の改善につなげていくことが重要であるというふうに認識をしております。また、評価に当たっては、客観性を確保する観点から、政府外の第三者の関与を得ることが重要ではないかというふうに考えており...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 海外経済協力会議の中で議論した中身につきましては、相手国との関係上、外交上の機微に触れることがあります。また、閣僚間の自由な意見交換を活発化させ、機動的、実質的な審議を推進する観点から、審議内容は非公表としているところでございますが、今委員御下問の対中円...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 本会議につきましては、外交日程を勘案しつつ機動的に開催することを基本としておりますが、当面はおおむね月に一回程度を、一回程度を目安に開催する方向で検討をいたしております。
○国務大臣(安倍晋三君) この海外経済協力会議を設置をした目的というのは、先般、有識者によるODAの在り方の懇談会におきまして司令塔機能を持った会議を設けるべきであると、それは官邸の中に置いて、そしてそこで基本的に、総合的にODAについてそこが司令塔となって、そこでしっかりとした...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) このいわゆる東アジア共同体につきましては、小泉総理がシンガポールにおきまして演説をいたしました。その中にこの東アジア共同体をうたったわけでありまして、これはともに歩み、ともに進むを確かにテーマにしていたのではないかと、このように思います。  そして、こ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 今、北朝鮮の問題、主に核の問題を解決をするために六か国協議の場がつくられています。この六か国協議の場、せっかくできた場でありますから、この場を生かして地域の安定、安全保障にお互いが責任を持ち合う、まあ持ち合う形といっても北朝鮮が持っていただけるかどうかと...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ODAの実施に当たりましては、持続可能な開発の観点から、実施機関において環境社会配慮のためのガイドライン、先ほど御言及があったわけでありますが、このガイドラインを策定をして、環境や地域社会に及ぼす負の効果をできるだけ回避するように努めているところでありま...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 本年の四月に、我が国の海外経済協力を機動的かつ実質的に審議をし、戦略的な海外経済協力の効率的な実施を図るため、総理及び少数の閣僚で構成され、司令塔的な機能を果たす海外経済協力会議が設置をされたところであります。  本会議の発足を踏まえ、今後のODAにつ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 既に外務大臣から御答弁申し上げたとおりでありますが、ODA事業量とは、一般会計を財源とする無償資金協力や技術協力だけではなくて、円借款や債務救済、国際機関への出資、拠出なども含めて構成されているものでありまして、各国とも開発援助委員会、DACが定めるルー...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 海外経済協力に関する検討会、いわゆる原田委員会でありますが、報告書は、我が国の国益を踏まえた戦略的な海外経済協力をいかに効率的に実施すべきかとの観点から、政府内体制及び実施機関の在り方に関する提言が行われております。  報告書におきましては、政府内体制...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 確かに、阿部先生のおっしゃるとおりなんだろうと思います。  司令塔というのは、存在感があって初めて司令塔たり得るだろうと、このように思います。そこで、しっかりと議論、協議された結果、重要な方針が、例えばODAの基本的な方針が決まっていくということを、こ...全文を見る
06月02日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第8号
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○安倍国務大臣 確かに、大畠先生が御指摘になられますように、私たちの進むべき道、この口語訳された、また現代語訳されたものを見ますと、「子は親に対して孝養を尽くす」「兄弟・姉妹は互いに力を合わせて助け合う」「夫婦は仲睦まじく温かい家庭を築き、友人は胸襟を開いて信じあえる」、大変すば...全文を見る
○安倍国務大臣 二点、御質問があったというふうに思います。  一点は、靖国神社の祭神についてでありますが、靖国神社は、国事に殉ぜられた人々を奉斎するという宗教法人規則になっております。  そして、では、総理がどういうお気持ちで靖国神社にお参りをされているかということでございま...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま申し上げましたように、これは、靖国神社の宗教法人規則によれば、国事に殉ぜられた人々を奉斎するということでございます。
○安倍国務大臣 ただいま申し上げましたように、それは総理のお気持ちということでの御下問でございましょうか。総理のお気持ち……(土肥委員「あなたのお気持ちでもいいです」と呼ぶ)私の気持ちでもよろしいですか。  まず、総理のお気持ちについては先ほど申し上げたとおりでございます。 ...全文を見る
○安倍国務大臣 それは、例えばその際、憲法二十条において「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。」ということになっています。日本は、信仰の自由、信教の自由を保障している、民主主義そして自由主義、基本的人権を保障している、私たちはそれを守ってきたということも、子供たちにその場...全文を見る
○安倍国務大臣 委員が御指摘をされましたような子ども庁構想が検討されたという経緯はございません。四月六日の衆議院本会議においては、これを前提に答弁させていただいたところであります。  すなわち、幼稚園及び保育所については教育行政、地域の子育て支援など福祉行政、働き方の見直しなど...全文を見る
○安倍国務大臣 歴史的な事実として、憲法も、また教育基本法が成立をした帝国議会も、当時は日本は占領下にあったという事実をたしか自由新報でも述べているんだろう、このように思うわけでありますが、戦後、教育基本法の理念のもとで構築された教育諸制度は、国民の教育水準を向上させ、我が国の社...全文を見る
○安倍国務大臣 それはまさに委員の御解釈なんだろうというふうに思うわけであります。  私が申し上げましたのは、事実として、憲法がつくられたときも、また教育基本法が成立したときも、日本が占領下にあったのは事実でありますということは、事実は事実として踏まえておきながら、当然、占領下...全文を見る
○安倍国務大臣 言葉のとり方でございますが、占領期間につくられたのは事実でありまして、その後、サンフランシスコ講和条約によって独立を回復したのでありますから、その後、やはり二十一世紀にふさわしい憲法あるいは教育基本法を私たちの手で書きかえていくんだという精神こそが大切ではないか、...全文を見る
06月02日第164回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(安倍晋三君) 小浜市からは、拉致被害者等給付金の支給期間五年間の延長及び支給停止要件の見直しについて要望があったというふうに承知をいたしております。  拉致被害者等給付金の支給期間の延長については、昨年四月から支給が始まり、約一年を経過したばかりでございますので、当...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 私どもは、対話と圧力の考えにのっとってこの問題を解決をしていきたいと考えておりますが、この圧力につきましては、国内においては厳格な法の執行ということを行っております。そして、国際社会において人権問題として北朝鮮に対してこの問題を解決をするようにという圧力...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 拉致問題を解決をしていく上におきましては日韓の協力が極めて重要であると、このように考えております。  今般のDNA検査につきましても、DNAのサンプルの提出等韓国側にも依頼をしたわけでありますが、私も韓国側にお願いをいたしまして、韓国側の了解があって、...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 突然の質問でございますので、法令等をよく精査した上で、基本的には、我々、厳格な法執行というこの基本的な姿勢がございますので、可能かどうか精査してみなければいけないと、このように思っております。
○国務大臣(安倍晋三君) かつて浅尾先生と一緒に韓国に参りまして、北朝鮮の半没潜水艦に日本の企業また輸出業者からどれぐらいの部品が行っているかということを見に、調査しに行ったことがあるわけであります。その際、日本側も、このキャッチオールで規制すべきではないかという議論をしたことを...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) いろいろなカードを我々は選択肢として持つことが外交力を強めていくという意味においては間違いないんだろうというふうに思います。その意味におきまして、一昨年、国会におきまして、議員立法でそれぞれ経済制裁を可能にする法律を作っていただいたことは、私どもの圧力を...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) いわゆる脱北者に関しましては、特に我が国在外公館に対する支援の要請があった場合については、人道上の配慮、関係者の安全、当該脱北者が所在する国との関係等を総合的に勘案して対処をしてきているわけでありまして、今後ともこのような考えで臨んでいきたいと、こう思っ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 我が国におきましては、内閣直属の情報調査機関であります内閣情報調査室のほか、情報を担当する各省庁が内閣の下に相互に緊密に連携を保ちつつ、政府一体となって情報の収集、分析を行っております。収集をいたしました情報のうち、必要なものについては内閣情報官の下に集...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 現在のスタッフで機能は十分に果たされているというふうに考えております。
○国務大臣(安倍晋三君) いや、官房長官としてのメッセージでございます。
○国務大臣(安倍晋三君) これは同じことでありますが、我々は対話と圧力あるいは圧力を掛けることによって対話を促していくということでございますが、現状といたしましては残念ながら対話の場が設けられていないと、こういうことでございますので、その中で私たちは様々な今圧力を掛けておりますか...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) それは今私が申し上げましたように、現在のところ残念ながら対話はない中において、私が官房長官になりましてから厳格な今法の執行を行っております。それを私どもは今正に圧力を掛けながら対話を促していると、こういう状況について私はあえて、あえて、あえて圧力と対話と...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) そのようにメッセージとして、私は北朝鮮に対してそういうメッセージを発出したつもりであります。
○国務大臣(安倍晋三君) この法執行班がどういういわゆる厳格な法執行に取り組むか、私がどういう指示を出したかということについては、これは、その指示自体をこれはつまびらかに今ここで御説明いたしますと相手方はそれに対抗手段を取るわけでございますので、お答えは差し控えさせていただきたい...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) そのメンバー構成でございますが、これは国税庁も、またあるいは金融庁も入っておりますし、経済産業省も入っております。今それぞれ法執行にかかわる、警察庁はもちろんでありますが、法執行にかかわる部局の言わば実務者レベルも参加をしておりまして、そういう部門におき...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 私どもといたしましては、むしろこれ相当の厳格な執行をしているというふうに認識をしているわけでございまして、その中で私どもがやっていることを十分によく見ていただければ分かるのではないかと、このように思うわけでございます。  この半年間とそれ以前とは、これ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 北朝鮮との関係におきましては、平壌宣言にのっとって正常化を進めていくということでございますが、この精神にのっとるということは、もちろん拉致問題を解決をする、そして核の問題、ミサイルの問題を解決をするということでございます。また、今委員の御指摘になった覚せ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま先生が御指摘になられましたように、しっかりと国際的な連携を構築をしていくことが極めて重要であると、このように考えている次第であります。  先般、横田早紀江さんが米国に参りまして下院で証言をされました。下院での証言につきましては、早紀江さんはその...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 日韓の拉致問題を含め北朝鮮に対する言わば外交姿勢でございますが、北朝鮮の現在置かれている状況等々の認識については共有しているというふうに思います。そのために、例えば核の問題を解決をするためにも、六者協議において日米韓で認識を一致させるために情報の共有をし...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 日本といたしましても、この北朝鮮との問題を解決をするために全力を尽くしてまいる次第でありますし、各省庁ともしっかりと連携を取っているところであります。  十一月の第五回の六者会合の第二回目のセッションにおきまして、北朝鮮が資金洗浄という六者会合とは無関...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 六か国協議の場におきましても、日米韓でしっかりと事前に協議をしながら、そしてその中で更に議長国である中国に働き掛けを行っております。また、会議開催中に日本も、米国と中国とのすり合わせにおいて重要な役割を担っていることもあるわけでありますし、また米韓の話合...全文を見る
06月05日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号
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○安倍国務大臣 確かに、委員の御指摘のとおり、我が国の国民は他国の文化を尊重している、そして敬意を表している、このように思いますが、この二十一世紀を担っていく、さらにその先の未来を担っていく子供たちを教育するに当たって、我が国の伝統や文化をしっかりと敬い、尊重する、また知識も深め...全文を見る
○安倍国務大臣 ここで述べております外国を尊重する態度ということは、これは何も外国の言うとおりにせよということではないんだろう、こう思っております。  今先生が御指摘された中国側の主張は、これは中国側の御主張なんだろう、このように思うわけでありますが、しかし、そういう主張どおり...全文を見る
○安倍国務大臣 私も、今まで答弁をしてまいりましたように、現行の教育基本法が果たしてきた役割も多かった。その上に加えて、必要な新しい概念、理念をつけ加えて、二十一世紀にふさわしい、二十一世紀また未来を担う子供たちを教育するにふさわしい教育基本法を新たに改正した、こういうことであり...全文を見る
○安倍国務大臣 私の印象では、むしろこの戦後六十年間、自分の国に対していとおしく思う、あるいは、自分が生まれた国を誇らしく思うという感情が否定される風潮が強かったのではないかという気がいたしているわけであります。  つまり、国を愛する態度を涵養していく、あるいは国を愛する心でも...全文を見る
○安倍国務大臣 今、私どもは、自由と民主主義、基本的人権がまさに確保された世の中に生きているわけであって、それは大切な価値観として私たちが守ってきているわけでございます。その中にあって我々は、民主的な投票によって誕生する政権そのものを、また、その政権が行っている政策を含めて愛せと...全文を見る
○安倍国務大臣 今、突然の質問でございますから、それでは、戦前のどの教育について御指摘をされているかということなんだろう、このように思うわけでございます。  つまり、教育とそのときの社会的風潮あるいはそのときの政権の施策等々について、これはしっかりとここが問題であったと分析をし...全文を見る
06月06日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○安倍国務大臣 平成十六年度における内閣所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  内閣主管の歳入につきましては、歳入予算額は二千七百四万円余でありまして、これを収納済み歳入額四億一千百四十二万円余に比較いたしますと、三億八千四百三十七万円余の増加...全文を見る
○安倍国務大臣 平成十六年度における内閣府所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  内閣府主管の歳入につきましては、歳入予算額は五百八十八億四百九十九万円余でありまして、これを収納済み歳入額七百七十七億一千八十二万円余に比較いたしますと、百八十九...全文を見る
06月07日第164回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○国務大臣(安倍晋三君) ただいま議決されました防衛施設庁を始めとする官製談合の排除と公益法人への天下りの是正についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも一層努力してまいる所存であります。
06月08日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第12号
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○安倍国務大臣 昨年、我が国は、こうした人口の統計をとり始めて以来、第二次大戦の一時期を除けば、初めて人口が減少に転じたわけでございます。出生数は百六万人、そして合計特殊出生率は一・二五と、いずれも過去最低を記録したわけでございます。  このように、少子化傾向は極めて深刻な状況...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど先生が指摘をされたように、やはり先生の力というのは、極めて大きな力があるんだろう、こう思っております。  先般も、北海道におきまして、再チャレンジ推進会議の出した中間取りまとめに向けて、再チャレンジをテーマにした若者との触れ合いトークを行ったわけであります...全文を見る
○安倍国務大臣 私が幹事長時代に、与党の協議会で保利先生にいろいろと御指導をいただいたこと、今でも思い出すわけでございます。その際にも、愛国心の記述についてもいろいろと議論がございました。  先ほど先生がカンボジアの方の例を挙げられました。私も台湾の金美齢さんからお話を伺った際...全文を見る
○安倍国務大臣 天皇陛下に対する敬語の使い方については、報道各社によって多少ニュアンスが違うんだろうというふうに思いますし、それぞれ報道各社で検討された結果なんだろう、こういうふうに思います。  その使い方に対して政府はとやかく言うべきではないんだろうというふうに思いますし、そ...全文を見る
○安倍国務大臣 民主党の提出された案につきまして、私どもの方で、政府案も政府案として提出をさせていただいておりますので、論評するというのも僣越かな、このように思っているところでございますが、ただいま委員がお触れになったように、西岡先生が中心になって素案を書き上げられたというふうに...全文を見る
○安倍国務大臣 塾につきましては、委員も御承知のように、教育関連法令に基づかない民間の教育事業者であるということで、経産省が所管ということになっております。  このような中で、かつては、学習塾については、主として過度な塾通いを是正していくという観点から対応を行っていたわけであり...全文を見る
○安倍国務大臣 突然の御質問でございますが、判決の結果につきましては、外形上は国の勝訴となっておりますが、既に総理が記者のぶら下がり等で述べておられますように、国にとっても反省すべき点は多々あるであろう、そして、移民された方々のお気持ちを酌んで、また移民された方々のお気持ちに報い...全文を見る
○安倍国務大臣 私どもの改正案で、国を愛する態度、こう申し上げておりますのは、再々答弁をしておりますように、今の政府、またいわば統治機構ということでもなく、また今の政府が行っている行政そのものでもないわけでありまして、連綿と続く日本という国、そして日本がたどってきました道のり、歴...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま委員が御指摘になったのは、日本国憲法のこの国という字、あるいはまた教科書に使われている漢字もそうであろう、このように思うわけでありますが、これらは、いわば常用漢字表によることとされておりますので、常用漢字表に示す新字体の国を用いることが適切、このように考え...全文を見る
○安倍国務大臣 一般に、字体を含め、法律の文言を改めるためには法律改正の手続が必要でありまして、その改正法を公布する場合には天皇に対する奏上が行われることとなりますが、これまで、字体を改めることを目的として法律改正が行われたことはございません。  したがって、そのことについて奏...全文を見る
○安倍国務大臣 日本(にっぽん)が正しいか日本(にほん)が正しいかということでありますが、日本(にっぽん)、日本(にほん)の読み方は、一般に日本(にっぽん)または日本(にほん)と発音されておりまして、それぞれ広く通用しているわけであります。なお、日本(にっぽん)、日本(にほん)、...全文を見る
○安倍国務大臣 陛下がどのように発音されたか、私の記憶は定かではございませんが、先ほど委員も御指摘されたように、日本(にほん)橋と言った場合は、東京の日本(にほん)橋は日本(にほん)橋なんですが、大阪にあるのは日本(にっぽん)橋でございまして、ですから、これは一概には。  ちな...全文を見る
○安倍国務大臣 総理が米百俵の精神について述べたことは、これは、この故事にあるように、資源の少ない我が国においてはまさに人材こそ宝である、そして教育は国政上の最重要課題であるということで総理はおっしゃったわけであります。  そして、その中で、公教育に対する公財政支出についてどう...全文を見る
○安倍国務大臣 今まで委員の御質問に対しては文科大臣からも答弁がなされている、このように思うわけでありますが、この五年間、教育に関しさまざまな新たな取り組みを行っているところでございます。と同時に、生徒数が減少する中にあって、一人当たりの教育費ということにつきましては、決してそれ...全文を見る
○安倍国務大臣 教育の現場においては、それぞれ丁寧な評価を行っていく、また指導を行っていくことが大切であろう、このように思います。子供たちの個性に着目をしてその個性を伸ばしていくという評価、これについては常にそのような方向でこれからも検討していかなければいけない、このように考えて...全文を見る
○安倍国務大臣 国旗・国歌については、長年の慣行として国民の間に定着していたものを、二十一世紀を迎えることを一つの契機として、国旗及び国家に関する法律においてその根拠を明確に規定したところであります。  同法の成立に当たって出された内閣総理大臣談話にもあるとおり、この法律は、国...全文を見る
○安倍国務大臣 当時の官房長官が述べられた談話についての理解については変わりがないということであります。
○安倍国務大臣 ただいま、最初の答弁でも申し上げましたように、国旗・国歌法は、まさに民主的な手続にのっとって、君が代と日の丸は国旗・国歌であるということが定められたわけであります。そして、国旗・国歌に対して、一般常識として、世の中において、どういう態度、どういう敬意を表するかとい...全文を見る
○安倍国務大臣 先生がどのように教えるかでありますが、先ほど申し上げましたように、国旗・国歌について、それぞれの国々はどのように相対しているか、どのように敬意を払っているかということを教えることは極めて重要であり、その機会が、例えば、これは始業式であったり卒業式であったりするので...全文を見る
06月12日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○安倍国務大臣 私も、今まで何回も記者会見等でお話をいたしておりますように、国のために戦った方々、倒れた方々のために手を合わせ、御冥福をお祈りし、そして感謝と尊崇の念を表する、この気持ちは持ち続けていきたい、このように考えております。  昨年のブルッキングスの講演の後に、参加者...全文を見る
○安倍国務大臣 私が今なぜ、その気持ちを持ち続けていきたい、それはまさに私の気持ちを申し上げているわけであります。しかし、現在、特に中国がこの問題を外交化しているわけであります。外交化している中において、我々としては、これはやはり心の問題である、このように考えているわけであります...全文を見る
○安倍国務大臣 もう何回も申し上げているわけでありますが、こういう問題を、マスコミもそうなんですが、殊さらそのような形でセンセーショナルに取り上げて、むしろ外交問題化しようとしている人たちがいるんですね。その結果、本来、心の問題であるにもかかわらず、静かに手を合わせ、お祈りをした...全文を見る
○安倍国務大臣 既に与謝野大臣、谷垣大臣から答弁を申し上げているわけでありますが、小泉内閣がスタートしたこの五年間は、債務残高のGDP比を下げていくということに向けた第一期のスタートであった、このように思います。プライマリーバランスを均衡させる道のりに入ったと言ってもいいんではな...全文を見る
○安倍国務大臣 税収を図っていく上においては、先ほど申し上げましたように、あれで成長戦略を図り、自然増収ももちろん当然考えていく。それと同時に、やはり、将来伸びていく社会保障費にどう対応すべきか。二〇〇九年には基礎年金の国庫負担を三分の一から二分の一に引き上げなければならないとい...全文を見る
06月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(安倍晋三君) 私どもは、この小さな政府を目指すと、こういうふうに申し上げましたのは、言わば大きな政府にはしない、小さいか大きいかという、この言わば比較として小さな政府ということを申し上げているわけでありまして、これが、絶対的な定義としての小さな政府が例えばあるとすれば...全文を見る
06月22日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○安倍国務大臣 サマワに駐留する陸自部隊の撤収等について御報告申し上げます。  イラクでは、我が国を含む国際社会による一致団結した支援のもと、政治プロセスが着実に進展し、昨年十二月には国民議会選挙が実施され、先般、新政府が発足しました。また、多国籍軍からの治安権限移譲プロセスが...全文を見る
○安倍国務大臣 まず初めに、陸上自衛隊につきましては、まだもちろん任務が継続中でございますが、今までのところ一人の死傷者も出さずに、また、一発の銃弾も発射せずに任務を遂行してきたということは申し上げておきたいというふうに思います。  サマワの治安につきましては、イラクの他の地域...全文を見る
○安倍国務大臣 我々、イラクの復興支援に協力をしているわけでありますが、それは、一日も早く、そうしたテロのない、平和で安定した、イラク人の手による民主的なイラクが建設される日を目指して努力をしているわけであります。もちろん、そうしたお年寄りを含めて死傷者が出ていることは大変残念で...全文を見る
○安倍国務大臣 陸自部隊の活動しているムサンナ県においては、治安、復興の両面において、応急復旧的な支援措置が必要とされる段階は終了いたしました。イラク人自身による自立的な復興の段階に移行したものと考えられるため、これまでの陸自部隊の活動は、その目的を無事に、そして立派に達成をした...全文を見る
○安倍国務大臣 空自の任務につきましては、これはアナン事務総長からも要請をされてきたものでございまして、私がアナン事務総長とお目にかかった際にも、空自の協力の要請がございました。こうした要請も踏まえまして、多国籍軍に加えまして国連の活動も支援を行うことといたしまして、新たにバグダ...全文を見る
○安倍国務大臣 もう既に麻生外務大臣が答弁したとおりでありますが、バグダッドにおいては、民間の航空会社も既に運航を行っているとはいえ、全く危険がないという地域ではないのはもちろんのことであります。だからこそアナン事務総長も、日本の能力の高い航空自衛隊にこの任務を遂行してもらいたい...全文を見る
○安倍国務大臣 今回のサマワでの自衛隊の任務の終了につきましても、これにつきましては、イラクの政治プロセスの進展の状況あるいはまた治安権限の移譲状況、または現地の治安の状況、さらには、現地で活動している多国籍軍の状況等々を判断して最終的に決断をしたわけであります。  今、今後の...全文を見る
○安倍国務大臣 北朝鮮のミサイル発射に関連いたしましては、我々は、情報の収集、分析を行っているところでございます。また、米国とも緊密に情報の交換、今後の対策における連携について話し合いを密に行っているところでございまして、私どもといたしましては、もし北朝鮮がミサイルを発射すれば、...全文を見る
○安倍国務大臣 現状につきましては、現在の、北朝鮮がテポドンについてどのように発射準備を進めているか等々については、我々がどのような情報を得ているかということにもつながることでございますので、詳細についてはお答えを差し控えさせていただきたいと思います。
○安倍国務大臣 ただいま申し上げましたように、我々としては、この北朝鮮のテポドンの発射に対しましては、当然、情報の収集、分析に全力を挙げているところでございます。そして、どういう段階に至っているかということにつきましては、先ほど申し上げました理由におきまして、お答えは差し控えさせ...全文を見る
○安倍国務大臣 テポドン2が発射をされた場合でございますが、仮にそうした事態が発生した場合におきましては、我が国独自に対応できるよう法律は既に整備されているわけでございます。そうしたことも念頭に置きながら検討していくことになるというふうに思います。  どうした対応をとるかという...全文を見る
○安倍国務大臣 これは政府の立場としては、従来から申し上げておりますように、自衛権の行使に際しましては、我が国に対する急迫不正の侵害があること、これを排除するために他の適切な手段がないこと、そして必要最小限の実力行使にとどまるべきことという三つの要件が満たされる必要があるわけであ...全文を見る
○安倍国務大臣 政府としては、現時点において、自衛隊の部隊をイラク特措法にのっとって派遣することは考えておりません。
○安倍国務大臣 私が答弁いたしましたのは、私自身、事務総長とお目にかかった際、事務総長から、空自によるそうした空輸において国連の活動を支援していただきたい、そういう要請がございました。また、事務的にも当然そういう要請がなされているんだろう、このように承知をしております。
○安倍国務大臣 この空自の任務自体は国連から要請があったものであるというのは、もう既にこの委員会で答弁をしているとおりでございますが、国連はイラクにおける復興支援の活動を拡充しております。その中において、先ほど来申し上げておりますように、アナン事務総長から、その活動拡充のための空...全文を見る
○安倍国務大臣 このイラク復興支援において日本も責任を果たすという決意をし、実際に支援を行い、そして今回、サマワにおいての活動を無事終了するに至ったわけでございます。そうした間、今委員が御指摘されたように、奥大使また井ノ上書記官という二人の有為の人材の命が失われたということは痛恨...全文を見る
07月10日第164回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第9号
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○安倍国務大臣 北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告します。  既に御案内のとおり、米軍からの早期警戒情報を含む諸情報を総合的に勘案した結果、五日未明より、七回にわたり北朝鮮から弾道ミサイルが発射され、政府としては、関係省庁が一丸となって対応に万全を期すこととしております。 ...全文を見る
○安倍国務大臣 政府としては、今回のミサイル発射は我が国の平和と安全への脅威であるというふうに認識をしております。今回の事案を初めとする我が国を取り巻く国際情勢にかんがみ、諸般の事情を総合的に勘案して、今回発表した措置を決定したものでございます。  今後の対応につきましては、安...全文を見る
○安倍国務大臣 今回の制裁措置につきましては、閣僚の懇談会でも私が述べているとおり、また、累次の記者会見でも述べておりますように、今回のミサイル発射を契機として制裁を加えたわけでございますが、しかし、この制裁をするという決定に当たりましては、拉致問題において誠意ある対応をとってこ...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほど答弁をいたしましたように、今回私どもが制裁を発動いたしましたのは、まさにこのミサイルの事案を契機としたわけでございますが、その制裁については、先ほど申し上げましたように、拉致問題に対して北朝鮮が誠意ある対応をとってこなかったということでございます。  そこ...全文を見る
○安倍国務大臣 今回、我々が発動した制裁の根拠となる法律につきましては、水野先生を初め、勇気ある議員の皆様に議員立法でつくっていただいたわけであります。その法律がなければ、今回の事案に対しても、ほとんど私ども、こうした制裁措置をとることができなかったという意味においては、あのとき...全文を見る
○安倍国務大臣 今回の金英男氏とそのお母様を初め御家族との再会については、日韓が協力をしてDNA鑑定をした結果、真実として浮かび上がってきたというふうに思います。  私も、羅鍾一大使初め、韓国側と昨年から情報交換等もし、またいろいろな依頼もしてきた結果、DNA鑑定においての協力...全文を見る
○安倍国務大臣 拉致問題について言えば、金英男氏にめぐみさんが死亡をしているということを裏づけるかのごとくの証言をさせているわけでございますが、北朝鮮にいる限りにおいては真実を話すことはできないということは、日本に帰国を果たした拉致被害者の方々が一様に述べておられることでございま...全文を見る
○安倍国務大臣 今回のミサイル発射に対しまして、日本として制裁を決定いたしたわけでございます。拉致の問題につきましても当然勘案をした結果であるわけでありますが、我々、この拉致問題を含め、核問題、ミサイル問題、こうした問題を解決するために対話と圧力の姿勢で対応してまいりました。 ...全文を見る
○安倍国務大臣 今回、万景峰号を入港禁止にするという措置をとったわけでございます。こうした措置ができるのも、先ほど申し上げましたように、議員立法においてこうした制裁を可能にする法律が成立したからでございます。  この法案を出すか出さないかというときにも、いろいろな議論がございま...全文を見る
○安倍国務大臣 経済制裁において、またこうした制裁措置においては、まず国の意思をはっきり示すという意義があると思います。今回、そういう意味におきまして、このミサイル発射に対する、そしてまた、今までの北朝鮮の拉致問題等々をめぐる対応について日本はしっかりとはっきりと国家の意思を示し...全文を見る
○安倍国務大臣 今回の制裁発動について言えば、先ほど申し上げましたように、北朝鮮のミサイル発射を契機として制裁をかけたわけでございますが、しかし、それは今まで拉致の問題について誠意ある対応をとってこなかったということも勘案して制裁をしたのでございます。  六カ月間の入港禁止を科...全文を見る
○安倍国務大臣 拉致問題について、松原議員もずっと長い間取り組んでおられることに対しまして本当に敬意を表したい、このように思うわけでありますが、まさに、そうした取り組みをしてこられた方々にとって、拉致問題が解決をされていないにもかかわらず万景峰号が入港を繰り返してきている、そして...全文を見る
○安倍国務大臣 この判断については、制裁をかける、解除をするということは、まさにある意味、時の政府がフリーハンドで外交的な手段として、カードとして活用していくというものであろうというふうに思うわけでありまして、ここで私が六カ月後の政府のすべてのそうした判断を縛るわけにはいかない、...全文を見る
○安倍国務大臣 六カ月後のことまで私が今断定的に申し上げることは残念ながらできないわけでありますが、この制裁措置を科した理由の一つに、これは繰り返しになりますが、拉致問題について誠意ある対応をとってこなかったということにおいて制裁を科したわけでありまして、これが六カ月後に北朝鮮が...全文を見る
○安倍国務大臣 日本といたしましては、拘束力のない声明ではなくて、決議にするべきである、このように考え、提案国となっているわけでございます。幸い、米国を初め八カ国の国々が共同提案国になることを了承しているわけでございますし、また多くの国々が賛成をしているわけでありまして、これはま...全文を見る
○安倍国務大臣 日本が主張していることは、これはまさに、ある意味、今後地域の平和と安定、国際社会の平和のために国際社会が発すべき言葉である、このように信じているわけでございまして、ここでしっかりと国際社会がその意思を示すことは極めて重要であろう、多くの国々がそれに賛同しているとい...全文を見る
○安倍国務大臣 今後の国連の決議に向けての議論の行方もある、このように思うわけでありますが、それと同時に、北朝鮮の対応によっては、当然追加的な措置も考えなければならないというふうに思うわけでありますし、その際、例えばそれが日本だけになるのか、有志の国々と一緒にそうした対応をとって...全文を見る
○安倍国務大臣 この再入国の禁止については、万景峰92の入港禁止措置とあわせての制裁措置として発動をしたわけでございます。  北朝鮮への制裁措置において、我が国への入国制限を行った北朝鮮当局の職員には、北朝鮮政府当局、国防委員会、内閣、人民軍等の職員のほか、北朝鮮のすべての活動...全文を見る
○安倍国務大臣 つけ加えますと、この入国禁止の中には、北朝鮮の国会議員も、北朝鮮を渡航先とした我が国への再入国は原則として認められないということになっております。  今回の事案を初めとする我が国を取り巻く国際情勢にかんがみ、諸般の事情を総合的に勘案した結果、今回の措置をとること...全文を見る
○安倍国務大臣 今回のミサイル発射につきましては、ミサイル発射のモラトリアムに反しているわけでありまして、平壌宣言に反しているというふうに考えております。  一方、我々は、北朝鮮がこの平壌宣言を有効とする以上、また、その精神を尊重していくというふうに言っている以上、この平壌宣言...全文を見る
○安倍国務大臣 当然、今まで北朝鮮は日本での国会での議論あるいは政府の記者会見等々は注視している、こういうふうに思いますし、また特に、ミサイル事案の直後であるだけに、この委員会でどのような議論が行われるかということについては、それはしっかりと注視をしているのではないか、このように...全文を見る
○安倍国務大臣 私の答弁は、先ほど来申し上げておりますように、今回の制裁措置については、ミサイルの発射を契機としたものでありますが、今までの北朝鮮の拉致問題について一切誠意ある対応をとってこなかった、こういうことも勘案した上で総合的に判断したわけでございます。  当然、半年後に...全文を見る
○安倍国務大臣 今までの北朝鮮の説明には、納得のいかない説明、また矛盾点が多々あるわけでございます。ただいま松木委員から死亡の平均年齢が極めて低いではないかという御指摘がございました。二〇〇二年訪朝した後に、先方が伝えてきた調査の結果の死亡者の死亡時の年齢等、また原因等を見た際に...全文を見る
○安倍国務大臣 この拉致問題について言えば、これはまさに、多くの日本人が拉致をされ、まさにその人生を奪われたわけであり、許すことのできない犯罪行為であり、人権に対する重大な侵害であり、そして国の主権に対する侵害でもある、このように思うわけでございまして、この拉致の問題が解決されな...全文を見る
○安倍国務大臣 我々日本としては、拉致被害者全員が生きているということを前提に今後も交渉をしていきたい、このように思うわけであります。  拉致被害者の生存者が全員帰国を果たすまで、この拉致問題は解決をしたとは言えないということであります。この問題について北朝鮮がしっかりと判断を...全文を見る
○安倍国務大臣 一般論といたしまして、国際法上、弾道ミサイルの発射自体が禁止されているわけではありませんが、今般の弾道ミサイル発射は、北朝鮮自身が日朝平壌宣言で約束したミサイル発射モラトリアムに反するものであります。特に、核開発を進める北朝鮮がそうした大量破壊兵器の運搬手段を有す...全文を見る
○安倍国務大臣 北朝鮮側に朝鮮半島の非核化を対話と交渉を通じて平和的に実現する意思があるのであれば、六者会合に早期かつ無条件に復帰すべきである。また、核問題のみならず拉致、ミサイル等の諸懸案の包括的解決に向け、日朝平壌宣言を遵守し、誠意ある対応をとるべきであり、そうでない限りは、...全文を見る
○安倍国務大臣 日朝平壌宣言は、拉致問題を含む諸懸案を包括的に解決し国交正常化を図ることが北東アジア地域の安定と平和にとって重要であるとの基本原則に立ち、日朝両首脳が署名した政治的に極めて重みのある文書であります。  今般の北朝鮮による弾道ミサイルの発射は、日朝平壌宣言にあるミ...全文を見る
○安倍国務大臣 拉致問題に関しまして日本と韓国で置かれている立場やアプローチにおいて異なる点があるのは事実でありますが、日本も韓国も拉致問題を人道的な問題ととらえていることには何ら変わりがないわけでございます。  先ほども答弁をいたしましたように、DNAの検査、鑑定におきまして...全文を見る
08月11日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○安倍国務大臣 イラク人道復興支援特措法に基づく対応措置に関する基本計画の変更について御報告申し上げます。  イラクでは、国際的支援のもと、本年五月に新政府が発足し、国際連合安全保障理事会決議一五四六等に明示された政治プロセスが完了いたしました。また、イラクの治安部隊が育成され...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま委員が御指摘になられましたように、インド洋におけるテロとの闘いの中においての我が国の給油活動でありますが、これは高く評価されているわけであります。また、極めて高度な技術、そして、信頼関係がなければなかなかこのオペレーションはうまくいかないという中にあって、...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま石破委員から御指摘がございましたように、複雑で多様化する地域紛争の頻発や国際テロ等の新たな脅威の出現などに伴いましては、国際社会における国際平和協力の形態も多様化してきていると言ってもいい、こう思います。  これを踏まえまして、現在、内閣官房を中心に、我...全文を見る
○安倍国務大臣 現時点におきまして、我が国に対する直接的な脅威が高まっているとの情報は入手をしておりません。直ちに脅威レベルの引き上げを予定はしておりませんが、しかし、英国において脅威が高まっている状況にかんがみまして、エアライン、空港管理者等関係者に対し、航空保安対策の確実な実...全文を見る
○安倍国務大臣 イラクにおきましては、国連における復興支援の活動が拡充されるとともに、多国籍軍は引き続き一部の地域において安全確保の活動に従事する一方で、バグダッドやバスラ等にPRTを展開し、地方政府の能力向上に当たらせるなど、復興支援の活動にも取り組んでいく見込みでございます。...全文を見る
○安倍国務大臣 ただいま委員から御質問の中で、どこが決定的に違うのかということでございますが、これは、決定的に違うということについて言えば、指揮下に入っているか入っていないかということが決定的に違うわけでありまして、入っていない、このようにはっきりと私ども申し上げているわけでござ...全文を見る
○安倍国務大臣 政府見解については、変更はございません。
○安倍国務大臣 航空自衛隊の活動につきましては、もちろん、この法律が予定している状況を超える状況になれば法律にのっとって撤収をするというのは、これはもうごく当たり前のことであろう、このように思います。  その中で、航空自衛隊の活動については、先ほど外務省の方からも答弁をいたしま...全文を見る
○安倍国務大臣 私、国会でも既に答弁をいたしておりますが、私がアナン事務総長とお目にかかった際に、こういう活動についてぜひ国連の活動を支援してもらいたい、このような要請がございました。
○安倍国務大臣 今回の北朝鮮に対する決議につきましては、私と外務大臣の間で申し合わせておりましたのは、今回のミサイル発射は我が国に対する脅威であり、脅威を受けた我が国こそこの安保理で主張すべきではないか、そしてまた主張すべき権利がある、我々がしっかりとこの国連外交の場で主張してい...全文を見る
○安倍国務大臣 国連決議に当たりましても、これは限られた日数の中でのことでございます。ですが、当然、既にある法令の中において我が国が対応できる、つまり、我が国がこの国連決議において決議を提案する以上、我が国ができないことをこれは義務づけるわけにはいかないわけでございますので、我が...全文を見る
○安倍国務大臣 交渉のこの中身の詳細については、若干、麻生大臣は詳細に触れられましたが、詳細については控えさせていただきたいというふうに思いますが、基本的には、その七章についても、例えば七章について言及する際にも、七章にもいろいろな条文があるわけでありまして、この触れ方もいろいろ...全文を見る
○安倍国務大臣 先ほども申し上げましたように、空自の活動については、私も事務総長からも要請をされていることでございます。説明の中でこれは、たまたまそれは全体のこのボリューム等々の関係から切り離した結果だと思います。
○安倍国務大臣 サマワの陸上自衛隊の撤収についても、再々この出口について質問がなされました。私どもは、基本的には、サマワの住民の方々からも感謝される形で、そして、今イラク全体の復興支援のために活動している多国籍軍を出している国々からも十分に了解される中において撤収できれば、これは...全文を見る
○安倍国務大臣 イラクの政治状況、現地の治安に係る状況、国連及び多国籍軍の活動状況及び構成の変化などの諸事情をよく見きわめながら、イラクの復興の進展状況を勘案して適切に対応してまいりたいと考えております。
○安倍国務大臣 この空自の任務完了、撤収の時期につきましては、先ほど申し上げたとおりでございます。
○安倍国務大臣 イラクの治安状況に対する政府の認識についての質問だと思います。  イラクでは、バグダッド等でテロや各種の攻撃が頻発し、宗派間の対立も見られるなど、予断を許さない状況が継続をしていると認識しています。  こうした状況にあって、イラク政府は、バグダッドや南部のバス...全文を見る
08月11日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(安倍晋三君) イラク人道復興支援特措法に基づく対応措置に関する基本計画の変更について御報告申し上げます。  イラクでは、国際的支援の下、本年五月に新政府が発足し、国際連合安全保障理事会決議一五四六等に明示された政治プロセスが完了いたしました。また、イラクの治安部隊が...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 複雑で多様化する地域紛争の頻発や国際テロ等の新たな脅威の出現などに伴いまして、国際社会における国際平和協力の形態も多様化しています。これを踏まえまして、現在、内閣官房を中心に、我が国の国際平和協力の在り方全般について幅広く検討を行っているところでございま...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 現在は、麻生外務大臣、また額賀防衛庁長官、そして私、官房長官でございまして、外交、安全保障にかかわる問題についてのそれぞれ責任者でございますので、しっかりと連携を取っていくことが大切であると、このように思っています。  そういう中で、先般の七月五日のミ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) ただいま浅野委員から御指摘がございました。委員会の要望に我々政府もできる限りこたえていきたいと、このように考えております。
○国務大臣(安倍晋三君) イラクの状況は御承知のような状況でありますから、武装した兵士も当然いるということでございます。
○国務大臣(安倍晋三君) 政府として、いわゆる政府の統一見解として内戦というものを定めたこともございませんし、法律的に内戦を定めているわけではございません。
○国務大臣(安倍晋三君) 戦闘地域につきましては法律によって戦闘地域を定めております。この法律による戦闘地域ではない非戦闘地域に我々は自衛隊を派遣をしているということでございます。
○国務大臣(安倍晋三君) 法律によっては戦闘地域、非戦闘地域という分け方をしておりまして、内戦ということについては、先ほど申し上げましたように、法律の事項としての定義はございませんが、言わば非戦闘地域が戦闘地域になった場合は、当然そこからは自衛隊は退くということになるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 先ほども申し上げましたように、私どもは法律にのっとって自衛隊を派遣をしております。それは非戦闘地域に出すということでございますから、非戦闘地域が非戦闘地域でなくなれば、法律を超える状況になれば当然自衛隊は撤退すると、こういうことになるわけでございます。
○国務大臣(安倍晋三君) 自衛隊を撤収するかどうか、これは我が国独自の判断であります。もちろんその我が国独自の判断をする中において、この戦闘地域か非戦闘地域でないかという判断になると、このように思います。  今米軍、米兵がこの地域が非常に平和で安定したからいなくなるということも...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 仮定の質問でございますが、例えば航空自衛隊の活動について言えば、イラクの治安の状況、政治の状況、そしてまた国連あるいは多国籍軍の活動状況あるいは構成の状況等々を見て、これは総合的に判断をしていくわけでございます。その中でもちろん米軍は多国籍軍を構成する大...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 我が国の安全を確保していくためには、ただいま委員が御指摘になられましたように、しっかりとした防諜対策が必要であると、このように認識をしております。防衛庁、外務省に限らず、政府全体としてしっかりとしたいわゆる防諜対策を講じることが重要である。その中で、その...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 今私の下に情報会議もございます。その中で様々な事案、外務省における事案あるいは防衛庁における事案等々もしっかりと分析をしながら、我々防諜対策もしっかりと考えていかなければいけない。  また、あるいは各省庁のコンピューターに対してのサイバー攻撃も実際起こ...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 今回の決議については、十五か国の理事国すべてが賛成した全会一致の決議でございまして、我々は拘束力のある決議であると考えております。また、米国もそのように外に向けてははっきりと言っているわけであります。
○国務大臣(安倍晋三君) 仮訳が載っているかどうか私は承知を……
○国務大臣(安倍晋三君) 仮訳が載っているかどうか私は承知をしておりませんが、拘束力ある決議であるということは、私は累次記者会見でも述べております。米国もそのように外に対して発言をしているというふうに承知をしております。
○国務大臣(安倍晋三君) 私どもは、この今回の決議を受けまして、北朝鮮に関するミサイル及び核兵器等の不拡散のための輸出管理に係る措置を厳格に行ってまいります。そして、それと同時に、金融資産の移転規制に関する必要な措置についても適切に実施をしていきます。これは、関係各国とも協議をし...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 今申し上げておりますように、まず、北朝鮮に関するミサイル及び核兵器等の不拡散のため、輸出管理に係る措置を厳格に行っていくということでございます。そして、それと同時に、さらに安保理決議に基づく新たな金融資産の移転制限、移転規制に関する必要な措置についても適...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) それはたしかジョージタウン大学のケビン・ドーク教授の発言を引用したところであろうと、このように思います。私は著書の中でその発言を紹介をしたわけであります。いろいろな見解の中の一つであろうということで紹介をしたということでございます。
○国務大臣(安倍晋三君) その趣旨は、日ごろから私は考えておりましたことでありますが、例えばそういう慰霊施設において祭られている、あるいは埋葬されている人々、そういう人々が、ある特定の例えば概念を持っている、あるいは目標をもっている、守ろうとしたものがある、そのもの、例えばまた戦...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) それは、このケビン・ドーク教授と私、話をしたわけではございません。そういう中において、そうした戦争目的等々についてそれを一々肯定しているわけではない。つまり、参拝することはそういうことを一々肯定しているわけではないということを申し上げたかったわけでござい...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 二〇〇二年の九月十七日、小泉総理が訪朝し金正日委員長と会談をした際、官房副長官として同席をいたしました。  その際の金正日委員長のやり取りを聞いておりまして、いろんな情報等、またいろんな報道があったわけでございますが、しかし、私が委員長のお話を伺ってい...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 北朝鮮の今までの行動を分析してみますと、九三年、九四年のミサイル危機がございました。  彼らは、いわゆる瀬戸際外交を行い、NPTからの脱退を宣言し、そして、例えばまたソウルを火の海にすると、こう宣言した後、国際社会において何とかしなければいけないという...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 私がこの靖国参拝についての考え方は累次記者会見等で申し上げてきておりますように、国のために戦った方々をお祭りしている施設であり、そこに赴く、あるいはまたこの英霊の方々、戦没者の方々に対して手を合わせて慰霊の気持ちを、哀悼の意を、誠をささげていく、尊崇の念...全文を見る
○国務大臣(安倍晋三君) 日本国民の多くの方々が靖国神社にお参りをしていると思います。私もその一人です。そして、その多くの方々が今おっしゃったような戦争観を共有しているわけではない、純粋に国のために戦い、倒れた方々の御冥福をお祈りをすると、そして尊崇の念を表したいという気持ちだろ...全文を見る
09月29日第165回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) このたび、私は、内閣総理大臣に任命されました。日本が厳しい時期を乗り越え、新世紀の発展に向けた出発点に立った今、初の戦後生まれの総理として、国政を預かる重責を与えられたことに身の引き締まる思いです。多くの国民の期待を正面から真摯に受けとめ、身命を賭し...全文を見る
09月29日第165回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) このたび、私は内閣総理大臣に任命されました。日本が厳しい時期を乗り越え、新世紀の発展に向けた出発点に立った今、初の戦後生まれの総理として、国政を預かる重責を与えられたことに身の引き締まる思いです。多くの国民の期待を正面から真摯に受け止め、身命を賭して...全文を見る
10月02日第165回国会 衆議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 鳩山由紀夫議員にお答えいたします。  逃げず、逃げ込まずという消費税への姿勢についてのお尋ねがありました。  我が国財政は極めて厳しい状況にあり、成長なくして財政再建なしの理念のもと、経済成長を維持しつつ、国民負担の最小化を第一の目標に、歳出削減...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中川秀直議員にお答えをいたします。  開かれた保守主義についてのお尋ねがありました。  私にとって保守とは、いわゆるイデオロギーではなく、日本及び日本人について考える際に、自分の生まれ育ったこの国に自信を持ち、今までの日本が紡いできた長い歴史を、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 松本剛明議員にお答えをいたします。  公務員の再就職についてのお尋ねがありました。  私は、世界のグローバル化が進む中で、時代の変化に迅速かつ的確に対応した政策決定を行うため、官邸のスタッフについて、官民を問わず優秀な人材を登用する枠組みを早急に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどお答えをいたしましたように、まず第一点でございますが、前行政改革担当大臣からいただいた提案を踏まえ、公務員制度改革全体の中で改革案を検討してまいります。  第二点、消費税についてでありますが、先ほどお答えをいたしましたような、抜本的、一体的な...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 集団的自衛権についてもう少し詳しくということでありますが、先ほど私が答弁したのが、今の段階で私の考え方を要約して述べたものでございます。  私が述べましたことは、いわば、国際情勢の変化、また武器技術の進歩、また我が国の国際貢献に対する期待の高まりな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 天下りについて再々質問がございました。  先ほど申し上げましたとおり、前行政改革担当大臣からいただいた提案を踏まえて、公務員制度改革全体の中で改革案を検討してまいります。  また、消費税につきましては、先ほど私がお答えをさせていただきましたように...全文を見る
10月03日第165回国会 衆議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 太田昭宏議員にお答えをいたします。  まず、お答えをする前に、このたび新代表に就任をされましたことを心からお喜び申し上げます。(拍手)  人間主義の社会づくり、国づくりについてのお尋ねがありました。  私は、額に汗して勤勉に働き、家族を愛し、自...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 志位和夫君にお答えいたします。  靖国神社の戦争観、歴史観、私の靖国神社参拝についてお尋ねがありました。  政治家の発言は政治的、外交的な意味を持つものであることから、特定の戦争観、歴史観の是非について政治家が語ることについては謙虚であるべきだと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日森文尋議員にお答えをいたします。  美しい国の具体像についてお尋ねがありました。  私が目指す美しい国とは、活力とチャンスと優しさに満ちあふれ、自律の精神を大切にする、世界に開かれた国であります。  常に新たな活力を生み出せるオープンな経済社...全文を見る
10月03日第165回国会 参議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小泉内閣の構造改革路線をどのような形で引き継ぐかについてお尋ねがありました。  この五年半にわたる構造改革と国民の自助努力の相乗効果により、我が国は長い停滞のトンネルを抜け出し、未来への明るい展望が開けてきたと認識しており、今後もこの改革の炎を燃や...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 議院内閣制下における政策決定の在り方についてのお尋ねがありました。  国会において多数を占める与党が内閣を組織する議院内閣制の下では、政府、与党が十分に連携協力しながら政策、改革を進めていくことが極めて重要であります。私は、これを更に推し進め、政府...全文を見る
10月04日第165回国会 参議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 浜四津敏子議員にお答えをいたします。  臍帯血移植についてのお尋ねがありました。  骨髄及び臍帯血移植は、善意により提供された骨髄液、臍帯血を移植することにより白血病等の血液疾患を根本から治す、極めて有効な治療法であります。従来より骨髄液、臍帯血...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平田健二議員にお答えをいたします。  北朝鮮による核実験についてお尋ねがありました。  本件声明は極めて遺憾であります。仮に北朝鮮が核実験を行うようなことがあれば、断じて容認できないのは当然であります。  北朝鮮による核開発に関連する活動を含め...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 年金保険料と国税の徴収を一元化することについては、年金保険料と国税とでは徴収の対象が大きく異なることや、年金保険料は長い期間にわたって一人一人の納付実績を管理していく必要があり、徴収業務の基本的な性格が異なることから、業務の効率化等につながりにくいこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 有村治子議員にお答えいたします。  少子化・高齢化対策予算についてお尋ねがありました。  これまで、少子化対策関係の予算額は年々増加していますが、医療、年金などの給付を多く受けている高齢者の比率が高まるにつれ、高齢者関係給付費がそれ以上に増加をし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 鈴木寛議員にお答えをいたします。  医療政策についてのお尋ねがありました。  医療制度については、急速な高齢化の進展に伴う医療費の増加が見込まれる中で、将来にわたり持続可能なものとしていくことが不可欠であります。  このため、先般の改革において...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 市田忠義議員にお答えをいたします。  過去の戦争に対する認識についてのお尋ねがありました。  私が繰り返し申し上げていることは、政治家が歴史の分析や評価を語ることは政治的、外交的な意味を持つということであり、こうした観点から、政治家が特定の歴史観...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福島みずほ議員にお答えをいたします。  格差が生じた原因、その具体的な解決策についてお尋ねがありました。  例えば、最近の非正規雇用の増加傾向は、経済・産業構造の変化や価値観の多様化などにより、企業や労働者が多様な働き方を求めるようになってきてい...全文を見る
10月05日第165回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○安倍内閣総理大臣 私は、八日に中国、そして九日に韓国を訪問することを決定いたしました。  中国につきましても、また韓国につきましても、大切な、大事な隣国でございます。総裁選を通じまして、私は、日本はアジアの国であり、当然アジアの外交を重視していかなければならない、日本がアジア...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 拉致問題に対する特命チームは、これはもともと私が官房副長官当時ございました拉致問題の専門幹事会、これは官房副長官が議長を務めている専門幹事会がございました。この専門幹事会を、私が官房長官になりまして、そして鈴木副長官のもとに、専門幹事会という組織は同じなんです...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 中川先生も議連の大変苦しいときに会長として大変な御尽力をいただき、また農林水産大臣としても御協力をいただいてまいりました。ですから、もうよく御承知のとおりであろうと思いますが、私が、すべての拉致被害者の生還、こう申し上げておりますのは、いわゆる日本が既に認定を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、当然、日本は議院内閣制でございますから、与党の議員によって内閣が構成される、そして、与党の代表として総理大臣が官邸において指揮を振るっていくということでございます。当然、与党との意思の交流、そして同じ方向に向かって政策を進めていく、また、与党の協力をいた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が筋肉質の政府と申し上げましたのは、まさに中川委員が御指摘のとおりでありまして、しっかりとぜい肉をなくしていくということでございまして、体が小さくなったけれども力が弱くなってサービスができない体になってはならないと思います。なくすべき、落とすべきぜい肉は落と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、総裁選の際に、日本が人口減少局面に入ったとしても十分に力強く成長していく可能性がある、その要素として人材の育成、そしてイノベーションと社会、国を開いていくオープンではないか、こう申し上げてまいりました。そして、そのイノベーションとは、ただいま中川委員が御...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 地域の活性化は私の内閣では極めて重要な課題であると認識をしております。そこで、佐田大臣を担当の大臣に任命をしたところでございまして、今後、地域の再生につきましては、既に行ってまいりました構造改革特区あるいはまた都市再生、中心市街地活性化や観光立国等々の諸施策を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、最近はたまに青汁とかニンジン、リンゴジュースで終わる場合も多いのですが、きょうは中川先生からそういう質問が出るかもしれないと思いまして、朝は御飯とシジミのおみそ汁とネギをたっぷり入れた納豆、もしかしたらこれは北海道産かもしれませんが、ネギを入れた納豆を御...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、日本のよさをもっともっと世界に発信をしていくべきだと思っています。日本は何となく寡黙にしていることをよしとする、そういう傾向が見られるわけでありますが、そうすると、結果によって何となく誤解をされている面もある。しっかりと日本のすばらしい文化や伝統を発信し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま大変お褒めの言葉をいただき、恐縮をいたしております。  私は初の戦後生まれの総理ということになったのでありますが、戦後六十年たちました。この六十年の歩みは、日本を、民主主義、そして自由の基盤の上に基本的な人権を守る、そして法律の支配、そういう、世界と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日ロ関係におきましては、ただいま斉藤先生が御指摘になられたように北方領土の問題があります。北方領土の問題については、まさに、現在、不法占拠されているという状況が続いております。  この北方領土の問題につきましては、五六年宣言、当時の日ソ間において、不法に連れ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 六十億の人口が将来九十億になる、その推計につきましては、私はアカデミックな数値を把握しておりませんから、正直申し上げましてわからないというところでありますが、問題は、そのように人口がふえていく中で、その人口を養うだけの食料を確保できるかどうか、そしてまた、一人...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今週末から来週の月曜日にかけまして中国と韓国を訪問する予定でございますが、ただいま石原委員が御指摘になられましたように、北東アジアの情勢、特に北朝鮮をめぐる情勢につきましては、日本も韓国も中国も同じ懸念を持っております。  その中において、この北朝鮮の核実験...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の所信表明演説におきまして、美しい国をつくっていきたいということを申し上げたわけであります。私が目指す美しい国とは、活力とそしてチャンス、また優しさに満ちあふれた、自律の精神を大切にする、世界に開かれた国であります。  どういう国か、もう少し申し上げます...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自由民主党は保守政党というふうに私も認識をしておりますが、日本の大切な文化や伝統、守るべきものはしっかりと守っていくという誇りと矜持は持たなければなりませんが、そのためには変えていく勇気も大切であろう、このように思います。  自由民主党も昨年、立党五十年を迎...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 年金制度というのは、まさに国民の信頼によって成り立つものであると思います。持続可能なものである、こういう年金制度であるという信頼をいただいて初めて年金制度は成り立っていくわけでありますが、信頼をいただいている限り、国が責任を持つこの公的年金制度が崩壊をするとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、年金制度というのは、国民の信頼なくしてこれは成り立たないわけでございます。国民の信頼があれば、国が責任を持つこの公的年金制度はずっと続いていく。その中で、この年金の仕組み自体の設計も持続可能な仕組みでなければならない。それは、給付と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 小泉総理のもとで構造改革を進めてまいりました。歳出改革にも取り組んできているわけでありますが、まだ財政再建は大きな課題として残っております。  その中で我々は、二〇一一年にプライマリーバランスを黒字化するという目標を立てております。そしてまた、それと同時に、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 地方の活力なくして国の活力はない、こう考えています。  先ほど冬柴大臣から、国土形成計画を進めながら地域を活性化させていくというお話がございました。また、ただいま委員が御指摘になられたように、地域のブロック、私の地元のある中国地方は、スウェーデンとか、あるい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本の未来を形づくっていく、また、日本の未来を担うのは今の若い人たちであり、また子供たちだろう、このように思います。そのためにも、しっかりと我々、教育の再生に取り組んでまいります。また若い方々には、ぜひ、日本の未来を信じ、何ができるかを考え、そして実行に移して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が党におきましては、小泉総裁から私にたいまつが引き継がれたわけでありますが、公明党におかれましては、神崎代表そして冬柴幹事長体制から、太田代表そして北側幹事長体制に引き継がれたわけであります。今後ともしっかりと私どもは協力をして、この連立体制のもとに政局を安...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この連立合意は、総裁に就任をした私と幹事長の中川幹事長、そして御党の代表と幹事長、当時の幹事長代理も含めて署名をした重要な文書でございます。当然、この連立合意に従って政策を遂行していく、この中に書かれた目標について、しっかりと達成を目指して努力を重ねてまいりま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 人間同士の信頼関係というのは、やはり会ってまず話をすることから始まっていくんだろう、このように思います。会わないと、時にはお互いに疑心暗鬼になる場合もありますし、お互いを誤解し、その誤解がさらに誤解を生んでいくということにもなります。また、全く会っていないと、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま日中関係、日韓関係がいかに切っても切れない関係になっているかということをわかりやすく示していただいたと思います。日本の経済も日韓、日中の関係なくしては成り立たない、逆に、また中国の経済も韓国の経済もこの日中関係、日韓関係があって成長していく、こういうこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 北側先生が大臣時代に大変御苦労されたこのビジット・ジャパンは、国の政策の柱として私は位置づけていきたいと思います。まさにこれは日本のよさを世界に発信していくことにつながります。  私は、日本が発展をしていくためには国や社会を開いていくことが大切だということを...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、ただいま斉藤先生が御指摘になられましたように、教育基本法の改正案をぜひともこの国会で成立させるべく全力を尽くしてまいりたい、こう考えております。  そこで、私は総裁選を通じまして、教育の再生、特に公教育を再生するべきである、このように申し上げてまいりま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 教育委員会の必置義務について特区での御議論がありましたときに、まさに今、斉藤委員が御指摘になった点が大きな重要なポイントでございました。政治的な中立性という観点から、いわば選挙で選ばれた首長さんにいろいろなことをすべて任せていいのかどうか。しかし他方、そうであ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、家庭の経済状況によって子供たちの教育を受ける機会が奪われてはならない、このように考えております。  教育の機会均等を図っていくことは、これはもう基本的な方針である、このように申し上げたいと思いますが、このため、政府としては、幼稚園、保育所の教育機能を強...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 詳しくは伊吹大臣の方から答弁いたしますが、公教育の再生がなぜ大切かといえば、だれでも行けるのが公教育の場であろうと思います。つまり、公教育が不十分であれば私立あるいはまた塾ということになってくるわけでありますが、当然財政負担が伴ってくるわけでありまして、公教育...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 よく海外旅行をいたしまして美術館とかに参りますと、本当に子供たちがたくさん先生に連れられて見に来ているんですね。あれに大変驚くわけでありますが、日本は果たしてどうかと思いますと、私自身の経験では、動物園に行くことはあるんですが、なかなか美術館に行ったことはなか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、活力ある日本をつくっていくためには、四百三十万の中小零細企業が元気であることが大切だろう、このように思います。  確かに予算面においては、他の予算と比べてまだまだこれは少ないではないかという御批判もあることは事実である、このように思いますが、十八年度の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 中小企業、零細企業につきましては、先ほど申し上げましたことに加えまして、技術力を強化することによって、さらに中小企業の体質強化につながっていくと思います。  なかなか、技術力を強化する、それぞれの企業にそのコストを負担できないという企業があるでしょうから、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私どもが進めてまいりました構造改革によって、そしてまた国民の皆様の不断の努力によって、長い停滞のトンネルを脱し、まさにデフレ脱却も視野に入ってきた、このように思います。この構造改革を始める前には経済もマイナス成長であったわけでありますが、昨年はプラス三・二%ま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる就職氷河期のときに新卒で就職の機会を得た方々が、そこで就職の機会を逸して、その後なかなか就職することができずに、いわば年長のフリーターとして一つの固まりになっているのも事実でございます。  では、なぜ、その後景気が回復してもなかなか就職できなかったか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 人生において仕事がすべてではないわけでありまして、家族と過ごしたり子供と一緒に食事をする、これが子供の成長にとっても大切ですし、人生の喜びではないだろうか、こう思います。  しかし、わかってはいるけれども、毎晩毎晩遅くなるということが多いのではないか。特に政...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 このがん対策につきましては、私は、自民党の社会部会長の時代にメディカルフロンティア計画というのを立てまして、がんの五年生存率を二〇%改善する、そういう目標を立てたわけでありますが、今は健康フロンティア計画ということになりまして、与党としても、また内閣としても、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が三年前に自由民主党の幹事長に就任をいたしましたときに、一年後に自由民主党の立党五十年を控えまして、この立党五十年を機に、二十一世紀にふさわしい憲法を私たち自身の手で書き上げていくべきだと。この二十一世紀の日本の国づくりを行っていく上において、国の形や理想を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 河野官房長官談話におきまして、いわゆる従軍慰安婦問題について述べられた談話でございます。この談話におきまして、いわゆる従軍慰安婦の募集等々に国の関与等についての言及があるわけでございます。この河野官房長官談話は政府として出されたわけでありまして、現在の政府にお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当然、私は内閣総理大臣でございますから、私を含めまして政府として受け継いでいる、こういうことでございます。
○安倍内閣総理大臣 私がその際、これはしばらく前のことでありますが、それまでの議論の中で、いわば官房長官談話が出るに際して、いわゆる従軍慰安婦と言われた方々から事情を聞いたときの状況、あるいはまた、当時の石原官房副長官のお話を伺った結果、当初報道されていた中身とは違うのではないか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、菅議員が御指摘をされているのは、そのときの官房長官談話が発出をされたときの意味、意義なんだろう、このように思うわけでございまして、韓国においていわゆる従軍慰安婦として心に傷を負った方々に対して、政府としての認識を示したものであるわけでありますが、そのときに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もう既に本会議で答弁を行ったとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、この談話は閣議決定されたものでございまして、戦後五十年を機にその閣議決定がされ、内外に対して政府としての考え方を述べたものである。この談話について、新たな談話をつくってそれを刷新するという考えを私は今持っていないわけでありまして、閣...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当然、私も総理大臣であり、政府のいわば総理大臣でありますから、当然であります。
○安倍内閣総理大臣 私は官房長官のときにもお答えをしているように、さきの大戦によって、多くの日本人は塗炭の苦しみの中にありました。そして、アジアの国々に対して、大変な被害を与え、傷を与えたことは厳然たる事実であります。その反省の上に立って、日本は自由で民主的な、そして平和に貢献す...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もう何回も申し上げておりますように、閣議決定されたものであり、私は内閣総理大臣として、また私の政府においてそれは引き継がれている、こういうことでございます。
○安倍内閣総理大臣 それはそのときの私の祖父の判断だったんだろう、このように思うわけであります。しかし、当然祖父も開戦の結果起こったことについて大きな責任を感じていた、このように思います。  その責任を果たす道はいろいろとあったんだろうと思います。人によってはみずからの命を絶っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げたように、つまり開戦の結果日本は敗戦をし、多くの日本人は命を失い、そして多くの日本人は家族を失ったわけであります。また、結果としてアジアの人たちに大きなつめ跡を残した。これは、特にそのときに指導者の立場にあった人たちは、また私の祖父も含め、大きな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、ただいま申し上げましたように、しかし、当時はいろいろな状況にはあったわけでありますが、そのとき、結果として、政治は結果責任でありますから、当然それは、そのときの判断は間違っていた、こういうことではないかと思います。  その責任のとり方にはいろいろあっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、今まで何回か申し上げているわけでありますが、歴史の認識とか分析について、政治家が一々それを神のごとく判断するのは間違っていると思います。  歴史というものに対しては、これは一知半解な意見を言うべきではないし、政治家の吐いた言葉、行った議論というのは政治...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 例えば、盧溝橋事件の際に、日本の軍隊は盧溝橋にいたわけであります。そもそもそのときに中国に日本の軍隊がいるのが悪いではないか、恐らくそれは中国の方々はそう感じるだろう、このように思うわけでありますが、では、あのときなぜ日本の軍隊がいたかといえば、これは、いわゆ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、いわば義務教育段階の教科書のあり方について議論をしてきたわけであります。まだ事実として認定するにおいていろいろな議論があるものを載せるのはどうか、このように申し上げてきたわけでありまして、また、子供の発達段階においてこういう記述をするのはどうかということ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もう私は今まで十分に述べてきている、このように思います。政府の立場として、今まで政府が出してきた談話等において、どういう考え方を持っているか述べてまいりました。  菅さんは、何か一つ一つの歴史的事実について、それはどうだったか、あるいは、例えば私の祖父がどれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 靖国神社につきましては、私は、今まで何回か申し上げてまいりましたように、国のために戦い倒れた方々のために手を合わせ、御冥福をお祈りし、そして尊崇の念を表する、この気持ちは持ち続けていきたいと考えております。  しかし、行ったか行かなかったか、あるいは行く行か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、行ったか行かなかったかは言わないということを国民の皆様の前でお話をしております。そのことも含めて、私は、国民の皆様の判断を受ける立場にあるわけであります。
○安倍内閣総理大臣 それはそうでもないと思いますよ。それは一つの判断だという方々も私はたくさん知っております。それぞれ私は見識のある方々だ、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 ですから、私が申し上げておりますように、それが外交問題化し、そして政治問題化している中にあっては、私は今、行くか行かないか、あるいは行ったか行かなかったかは言うべきではないということを判断し、申し上げているわけであります。
○安倍内閣総理大臣 それは遊就館の認識を示したものだろうと思いますが、それに対して一々、政府は、政府としてコメントする立場にはないと思います。
○安倍内閣総理大臣 歴史に対する説はいろいろあるわけでありまして、それに対して、私が一々、また政府として答えるのは適当ではないと思います。
○安倍内閣総理大臣 私は、政経分離というふうに申し上げましたのは、それを中国に対して、そのように日本は主張すべきだという意味において申し上げたわけであります。日本と中国は、経済上は切っても切れない関係になっているわけでありまして、日本は、中国に投資をし、また輸出をし、多くの利益を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私の本をよく読んでいただきたいと思います。まず、経済はよくて政治は冷たくていいとは一言も書いていない。それをまるでそう書いてあったかのごとく言うのは、それはまるでデマゴーグと言われてもしようがないと思いますよ。それはおかしいですよ。私は一言も言っていないじゃな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、自由と民主主義という基盤においては、これは選挙によって成立をしている政府かどうかという違いがある。しかし、価値観が違うからといってつき合わないということを私は一言も言っていないわけであって、それは、事実を私は述べているにすぎないわけであります。
○安倍内閣総理大臣 それは、もう一度また私の本をよく読んでいただきたいと思いますが、私は、価値観と政経分離を全くリンクさせたことはございません。むしろ、経済においてしっかりとした基盤もできているし、人の交流も、今本当に、今までの日中関係において最も盛んであろう、このように思います...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 同盟関係は、お互いにイコールパートナーになることによってだんだん安定性も信頼関係も増していくのではないか、このように思います。  日米安保の歴史というのは、当初、旧安保条約ができた当時は全く片務的な条約であったわけでございます。この片務的な条約を双務性を高め...全文を見る
10月06日第165回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○安倍内閣総理大臣 北朝鮮が実際に核実験を行うかどうかについてはまだ定かではございませんが、現在、情報の収集、分析を行っているところでございます。  いずれにいたしましても、北朝鮮が、今までも、拉致問題やミサイル問題、また核の開発について国際社会の懸念にこたえようとしていない中...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々政府としては、そうした国際的な約束について、北朝鮮に、平壌宣言にのっとって遵守するように、そして、拉致問題を初めさまざまな問題を解決するように今求めているところであります。
○安倍内閣総理大臣 今の私の答弁を聞いていただければよく御理解いただけると思いますが、この宣言が生きているからこそ、この平壌宣言の精神にしっかりとのっとった行動をするようにと我々は求めているところであります。
○安倍内閣総理大臣 私は全く矛盾していると思いませんね。少なくともテレビカメラの前で私は一日一回必ずぶら下がりに応じて、質問に答えているわけであります。  小泉政権当時は、カメラが入ったものを一回、そしてペンだけのものを一回午前中に行っていたわけでございます。しかし他方、ではイ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる格差についてどういう数値をもって判断するか、こういうことだと思うわけでありますが、ジニ係数によるとだんだん格差が広がる傾向が出ているわけでありますが、しかし他方、その中で老人の世帯がふえているという現象を差し引いていきますと、基本的には格差はそれほど拡...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 詳細については厚生大臣からお答えをいたしますが、先般の年金制度の改正は、いわば年金受給者世代と現役世代、あるいはまた世代間の公平性を確保するためのものでありまして、そういう観点からの改正でもあったというふうに承知をしております。その中で、基本的には、平均的な年...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が今申し上げましたのは、平均的な年金以下だけで生活をしている方々に対しては新たな負担増はないというふうに認識をしております。  その中で、先ほど申し上げましたように、こういう制度改正については世代間の公平性ということも考慮しながら改正が行われた、このように...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど私が答弁させていただきましたように、これは、いわば現役世代の方々と年金で生活をしておられる方々、現役世代の方々も税金をもちろん支払っておりますし、そういう中においていろいろな保険料も支払っているわけであります。介護保険料もそうでしょう。その中で、同じ所得...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、参議院議員であります。
○安倍内閣総理大臣 それはもう御承知のように、自由民主党であります。
○安倍内閣総理大臣 まず、森元さんがまるで何かそのお金を流用したかのごとく……(菅(直)委員「言っていないじゃないですか」と呼ぶ)いや、猫ばばという言い方だったですよね。そういう印象を今発言の中で与えているのは、それはおかしいと私は思います。(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 それまで慣例的に続いていた中において、それぞれの判断だったということだと思います。  つまり、それはやはり、労働組合の中でそういうことが慣行的に行われていたという大きなまず問題があったということを認識しなければならないのではないか、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 私が申し上げておりますのは、今までのように、官と民、これは全く別々の存在として交流がないということではなくて、民から優秀な人材は官において一定の期間活躍していただく、あるいはずっと活躍をしていただいてもいいんですが、あるいはまた官から民に行って民の実態を、経験...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる官製談合については今までも議論がございました。談合の排除を徹底していくというのは私の内閣の方針でもあります。そのことはまず申し上げておきたいと思います。  公共調達の適正化に向けて私どもも取り組んでまいります。その一環といたしましては、一般競争入札の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 要は、官製談合を排除、全くなくしていくことが大切だと思います。それを行っていくために我々はしっかりと取り組んでまいります。  他方、公務員とはいえ、これは職業選択の自由もあるわけでございます。そこで、我々は、そうした中において、結果としてしっかりと官製談合が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、もう既に申し上げておりますように、解体的な見直しを行っていく。  要は、国民にとって親切でサービスをしっかりと行ってくれる組織、そして信頼できる組織に変わっていけばいいわけであります。その組織の形態を、我々はこれから議論を行い、考えていかなければならな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今もう既に政府は法案を提出しているわけであります。これも社会保険庁の抜本的な改革でありますが、果たして、本当に解体的な出直しになっているかどうか。あるいはまた、必ずしもこれは国がやる仕事かどうかということも含めてさらに議論を深めていく。そして、その結果、国民か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私はこれ自体を見たのはきょうが初めてでございますから、よく読んでみないとその内容についてわかりませんが、自民党が出しているものであれば、当然、責任を持って出しているものだと思います。
○安倍内閣総理大臣 私ども、議院内閣制でありますが、政府として決定をしたことと党が目指すことがあるわけであります。その中で、党と政府が議論をしながら、最終的に党と政府で決定していく、こういうことでございます。  いずれにいたしましても、解体的な出直しか解体、私どもは事実上の解体...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今から約十三年前に、平成五年の選挙で田中委員と一緒に当選をさせていただきました。  当時は田中議員も自由民主党の公認で当選をされたわけでありますが、あの選挙は自由民主党が野党に転落をした選挙でございまして、普通、自由民主党の場合は、一つの選挙で三十人、四十人...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府として答えるべき質問ではないんだろう、このように思いますが、私なりに、二年ぐらいの時間をかけ、私が書きためてきたもの、あるいは私が口述したものを合わせてまとめさせていただいたということでございます。
○安倍内閣総理大臣 何度かお目にかかったこともございますし、けいがいに接しております。
○安倍内閣総理大臣 今、重なっているというふうにおっしゃったんですが、私の本を本当に読んでいただけたのかな、こんな印象を持っております。どの部分が重なっていたのでしょうかということもお伺いをしたいと思います。  そして、今、私は田中委員のお話を伺っておりますと、中西先生も、外交...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 リスク評価とリスク管理という仕組みになっているわけでありますが、リスク評価は今委員の御指摘になった食品安全委員会が行うということになっておりますが、リスクの管理については行政機関が負っているということでございます。
○安倍内閣総理大臣 当時、私は官房副長官でございました。同行が決まりまして、事前の勉強会等におきまして、何とか事前に安否状況がわからないかということを外務省側にも申し上げてきたわけでありますが、残念ながらそれは難しいということでございました。しかし、何人かの安否については、北朝鮮...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、当選当初からこの問題については熱心に取り組んでまいったつもりであります。めぐみさんの御両親とも、また有本恵子さんの御両親とも何回かお目にかかって、何とか救出をしたいという思いでありました。  当然、私自身は、すべてのいわゆる当時の拉致被害者と認定された...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 外交においては、その時々のいろいろな判断がございます。それは、委員も外務大臣をやっておられたからよく御承知のとおりであります。  小泉内閣発足当時、金正日委員長の御子息が日本に入ってきて、それを直ちに送り返すというのは、それは当時の外務大臣がなされた判断だっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは二〇〇二年の訪朝のときのお話だと思いますが、あのときの私どもが与えられていた状況、二〇〇二年の九月十七日の状況であります。二〇〇二年の状況において、私は午後の会談において、北朝鮮側が拉致を認めて、そして政府の関与を認めなければ、これは平壌宣言に署名せずに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 田中委員がずらずらずらずら、いろいろなことをおっしゃったんですが、その中で幾つか事実認識が違うので、少し私も訂正をさせていただきたいと思います。  先ほど、私と中川現政調会長が圧力をかけたかのごときの御発言があったわけでありますが、まず中川議員については、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 肝と言われても、何が肝かというのは私はよくわからないわけでありますが、いわば一九七二年の田中総理の初訪中のことをおっしゃっているのでしょうか。つまり、これは、それまで国交がなかった両国が国交を開くという方向を決めたということではないでしょうか。
○安倍内閣総理大臣 それまでは国交がなかったわけでありますから、それはいろいろな課題があったんだろうと。その中の例えば一つが、過去の日本の歴史の問題であったということだと思います。
○安倍内閣総理大臣 外交の交渉においてはお互いが知恵を出すことだ、このように思うわけでありますが、日中間においては、先ほどおっしゃった台湾の問題については、いわば中国は一つであるというこの中国の立場を理解し尊重するというのが日本の立場であるということになった、このように承知をして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどの最初の質問のところでおっしゃった、いわば日本を指導者と国民とに分ける、しかし、日本側もそれに同意して国交正常化が成ったわけではないということは申し上げておかなければならない、このように思います。  後段の質問については、私も御質問の意味がよくわからな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 質問に答える前に、先ほど、対話と圧力という姿勢が薄っぺらい、愛情を持って接しろということでありますが、愛情を持って接して北朝鮮に態度を変えさせることができないというのは私は常識ではないか、このように思います。我々は、この問題を何とか解決しようという中から対話と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 介護、医療、年金、あるいはまた、いざというときの生活保護を含めたそうした諸制度について、こうした制度はまさに国民のセーフティーネットでありますから、しっかりと維持をしていかなければいけない。維持をしていくためには、これは負担が伴うものでありますから、持続可能な...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 破綻というのは、もう事実上給付することができなくなっていく状況をいうのではないか。そこで、例えばそれが所得代替率何%かということを直ちに今申し上げることはできないわけでありますが、国民が期待をしている年金額、当初保険料を払い始めて期待している給付が全く受けるこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、演説をしてきた文脈すべてを覚えているわけではありませんが、私は恐らくこう申し上げていたんだと思うんです。世の中で、破綻すると一円ももらえないかのごとく議論が行われているけれども、それはおかしいということを申し上げたわけであります。
○安倍内閣総理大臣 先般の年金制度の改正において、私どもが予測している出生率の中において、年金をもらい始めた段階においては代替率五〇%を確保する、しかしながら、その後出生率が大きな変化を示す中においては、それは給付を調整するということも、見直しをするということも法律には書いてある...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この法律の中に、いわば出生率が大きく変化をしたときにはまた見直しをするということが書いてあるわけでありますから、その中で対処をする。  しかし、私どもは、例えば二〇五〇年に一・三九ということを予測しているわけでありますが、先ほど私が講演の中で申し上げましたよ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 講演においては、わかりやすいお話をいたします。まるで年金が直ちに破綻するかのごとくの議論があるから、それはそうではないですよと。年金が直ちに破綻するかのごとくがあることによって、つまり保険料の納付率にも大きな影響を与えているということから、私はわかりやすくお話...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 払い損にはならない、こういうふうに考えています。
○安倍内閣総理大臣 どの世代のことを言っているかということによっていろいろな議論があるところでありますが、基本的には、今厚生年金のことについておっしゃっているのだとしますと、半分自己負担で半分は使用者が払うという仕組みになっている制度であります。  その中で、上限を一八・三とい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私がお答えをした後、また詳しくは厚生労働大臣からお答えをいたしますが、まずは被用者年金である共済年金と厚生年金、これは、同じ給料をもらっていれば同じ保険料で同じ給付であろう、そういう仕組みにしていかなければ官民の格差を放置することになるわけでありまして、私たち...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 すべて把握をするためにはそういう仕組みももちろん構築をしていく必要もあるでしょうけれども、しかし私が申し上げているのは、厚生年金の保険料を払っている方々にとっての不公平感が出やしないか、こういうことでございます。被用者の年金を払っておられる方々はまさに、これは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど私が申し上げましたのは、自営業者を中心として当初は国民年金ができたのは事実でありまして、その経緯も踏まえてお話をしたわけでありますが、現在、いわばパートを初め、非正規雇用の方々がふえているのも事実であります。  ですから、私は今、再チャレンジの推進等々...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 格差について申し上げれば、それはある程度頑張った人と、やはり汗を流した人が報われる社会をつくっていくという中にあって、そういう人たちが達成感を感じる社会であることが大切だろうと思いますね。頑張った人とゆっくりしていた人がある程度収入に差が出てくるのは当然ではな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 格差の感覚というのは、国が成長していくときは、何となく格差が出てきたという、そんな雰囲気が漂ってくるわけであります。一九六〇年代の初頭にも格差が生じているという議論があって、池田内閣の高度経済成長路線に対して、エコノミストの都留重人氏は格差解消をする方が先だと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本社会というのは、基本的に農耕の社会がかつては基盤であって、農耕というのは、やはりお互いに水を分け合っていく、そして収穫時期にはお互いに人を出し合って、手伝い合って、ともに闘って助け合っていく、共生していくというのが、私は日本的な麗しさではないか、このように...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 小泉政権が発足した五年半前のことを思い出しますと、当時は、いわばある程度財政出動をして何とか景気を回復しようという政策が大体中心であったのも事実であります。それに対しまして小泉総理は、成長を本当にするためには今までのやり方ではもううまくいかないんだ、今までのよ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 目標として、つまり、債務を発散させないことがまず大切であります。そして、その意思を内外に示し、日本経済に対する信頼性を確保しなければならないと思います。そのためにも我々の目標を示したわけでございまして、二〇一〇年代の半ばごろにはGDP比の債務残高が減少していく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府として、要調整額として十六・四兆円ということをお示ししております。  その中で、どの程度歳出削減で対応できるかということは今委員が御指摘になったとおりでありまして、十一兆円台か十四兆円台かということになるわけでありますが、いずれにいたしましても足らざる部...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私がまず決意を述べましたら、また尾身財務大臣からも、財政を預かる責任者でございますから答弁いたしますが、まず、私は、来年度におきまして、新規の国債発行額を今年度の新規国債発行額以下に抑えるということをお約束いたしております。そしてさらに、歳出削減のための努力を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 またこれも詳細については大田大臣からぜひ御答弁させていただきたいと思いますが、政府の方針としては、成長戦略で何とか実質二・二%を目指したいというふうに考えております。また、名目において三%の成長。  しかし、何とかまたこの成長戦略によって、それ以上の成長を目...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまさに予算の中身についてですから、私の後、ぜひ尾身大臣から答弁させていただきたいと思いますが、小泉改革の中で公共事業については、これは当初予算と補正予算も合わせて考えなければいけないと思うわけでありますが、これを合わせればこの五年半に約半分にしたと言って...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 すべて分担管理でありますから、私が総理としてその分担管理をしている各大臣に指示をするわけであります。  当然、私は各大臣に対して、この公共事業に対してしっかりとめり張りのあるものにするようにという指示をいたしておる次第であります。予算については、分担管理をし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回出しました少子化対策については、特に、乳幼児期に対する加算を行っていく、あるいは手当を拡充していくということについて方向性を決めたわけであります。やはり乳幼児期が大変負担が重たいだろう、この乳幼児期の負担感をある程度減少することによって少子化に資するのでは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それぞれにいろいろな意見がございまして、そもそも手当を中心で控除をやめてしまうのかどうかということも含めて、まだこれから議論を深めていく必要はあると思います。
○安倍内閣総理大臣 公務員の純減については、当初は、五%という目標もとても無理ではないか、こう言われていたのは事実でありますが、それをさらに五・七%という目標を掲げているわけであります。  公務員については、いわゆる生首を切れないという中にあって、配置転換等々も含めて、新規採用...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 小泉総理時代に二回ぶら下がりをやっておりますが、テレビが入るのは午後の一回だけであります。ですから、私も、一日に一回必ずテレビの前で国民の皆様にお話をいたしますということを申し上げているわけであります。  事前の質問については、私は、それは記者側がやりとりが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本において、国内法的にいわゆる戦争犯罪人ではないということでございます。遺族援護法等の給付の対象になっているわけでありますし、いわゆるA級戦犯と言われた重光葵氏はその後勲一等を授与されているわけでありまして、犯罪人であればそうしたことは起こり得ない、こういう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今私が申し上げましたように、日本の国内法において犯罪人ではないわけであって、罪刑法定主義上、そういう人に対して犯罪人であると言うこと自体、私はおかしいのではないかと思います。  それと、いわばサンフランシスコ平和条約十一条との関連で委員は質問をされているので...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私はそのようには考えておりません。  サンフランシスコ平和条約十一条について言えば、いわゆるA級と言われた人たち、B級と言われた人たち、C級と言われた人たちを犯罪者扱いを私たちはしますということを約束したものでは全くないわけであります。このことについてははっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも日本においては、いわば国内法的に犯罪者ではないということははっきりしているわけであります。  そこで、いわゆる東京裁判においての刑がなされたわけでありますが、基本的には、先ほど申し上げましたように、国際法の観念からいえば、講和条約が結ばれた段階で将来...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、私も従来から答弁をしておりますように、いわば当時の指導者であった人たちについてはより重たい責任があるんだろうと思いますが、その責任の主体がどこにあるかということについては、政府としてそれを判断する立場にはないと思います。
○安倍内閣総理大臣 さきの大戦については、何回も私も申し上げておりますように、あの大戦の結果、日本人の多くが塗炭の苦しみの中にあったわけでありますし、アジアの国々に大きな被害を与え、そしてつめ跡を残したのも事実であります。その中の反省に立って、今日のこの平和で民主的な日本を、そし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆるA級戦犯と言われる方々の七名は処刑されているわけでありますが、先ほど名指しされました東条英機元首相も恐らく大きな責任を感じているからこそ従容として刑を受けたということではないかと思います。それぞれまさに命をもってある意味責任を果たしているという考え方も...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは歴史に対してでありまして、歴史は長い連続性の中にあって、冷静な分析が必要ではないか、このように思います。  私は、責任がないということを言っているのではなくて、どのような判断を下すかどうかということについて申し上げているわけでございます。政府としての立...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆるA級戦犯と言われる方々は、東京裁判において戦争犯罪人として裁かれたわけでありますが、国内としては、国内法的には戦争犯罪人ではないということは私が先ほど申し上げたとおりであります。私の認識もそうであります。
○安倍内閣総理大臣 法律によって裁かれていないにもかかわらず、私が総理大臣として、政府として、この人は犯罪者だ、犯罪者でないということは言うべきではない、これは当然のことではないかと思いますよ。
○安倍内閣総理大臣 この条約によって、日本は国と国との関係において異議を申し立てる立場にはないということで、この裁判に対して異議を申し立てる立場にはないわけであって、私たちがA級、B級、C級の方々に対して、あなたたちは戦犯ですと言わなければいけないという立場には全くないということ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当時私どもは、イラクに対する武力行使を支持したわけであります。しかし、もちろん、自衛隊がイラク戦争に参加したわけではなくて、自衛隊はイラクの復興支援に参加をして、大きな成果を上げています。  あのときになぜ我々が武力行使を支持したかといえば、十二年間にわたっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本においては、情報収集において、それは限界があります。日本独自の情報収集力を生かして、最大限の努力をして情報収集を図っていたのも事実でありますが、他方、先ほど申し上げましたように、累次の国連決議にも違反をしていたし、事実持っていた、あるいは使ったという事実が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる多重債務によって、多重債務を背負った人たちが二度と立ち上がれない状況になっているというのも事実であります。そうした状況を何とかこれは改善していかなければいけないという中にありまして、利用者の債務負担を軽減し、また、利用者利便にも配慮しながら、新たな多重...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 要は、私どもの目的は、多重債務者を何とかこれをなくしていく、この問題を解決していくことだ、こう考えております。  その中で、多重債務者をなくしていくためには何をすべきがいいかということで、利用者の利便ということも考えなければならないわけでありまして、他方また...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 多重債務者問題については、この問題を解決することは、私の内閣においても大きなこれは責任であり使命である、こう考えております。  先ほど山本大臣から答弁をいたしましたように、さまざまな観点を踏まえて、与党において、一定の準備期間や経過措置としての少額短期貸付制...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆるホームレスと言われる人たちのみが売ることができる雑誌ではないかと思います。たまたま私も、数寄屋橋で演説をしたときに、それを売っている人から話しかけられたことがございます。
○安倍内閣総理大臣 私も、再チャレンジの触れ合いトークにおきまして、大阪におきまして何人かのホームレス経験者の方々とお話をいたしました。  彼らが一度ホームレスを経験したときに、また普通の生活に戻る際に何が一番困難だったかといえば、規則正しい生活と、いわば自分で何かを稼いでそれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる授産施設等で仕事をしている障害者の方々の工賃が安いということも、これは現実として私も承知をしております。  その中で、この工賃倍増計画を我々政府としても支援をしていきたい、また、就労支援もしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
○安倍内閣総理大臣 今、詳細については厚労大臣からお答えをしたとおりであります。  この障害者自立支援法については、まさに、障害者の方々が自立していく、それを支援していく、障害者の方々も一定の負担を利用料として払い、負担をし、そしてまた、それと同時に自立をしていくというそれを支...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先に私がお答えいたしまして、詳しくは大臣からお答えをいたします。  この障害者自立支援法を作成するに当たりまして、私どもも、障害者団体の方々あるいは障害者の方々とずっと対話を重ねてまいりました。その中で、障害者の方々のやはり自立ということをまず中心の柱に据え...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私どもも、障害者の方々また団体の方々と話をしたときに、いろいろな悩みを伺いました。それは私たちも同じです。その同じ思いの中で、しかし、そこで自立を支援していく、つまり、障害者が自立を目指していけることのできる仕組みをつくっていこう、そしてまた、今までこの範囲の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど大臣からもお触れになったように、いわば保険料については、厚生年金については本人と事業主が払っているわけでありますから、つまり、これを足せばいわば倍になるわけであります。そして、それぞれのこれは制度の設計上そうなっているということではないかと思います。
○安倍内閣総理大臣 いわゆるこの厚生年金と国民年金のいわば成り立ちの問題もあると思います。そしてそれと同時に、私が申し上げておりますように、正規と非正規の方々について社会保険の拡大をぜひ実施していきたいと思っております。
○安倍内閣総理大臣 今、負担の、年金の保険料と受給ということからということではなくて、つまり、同一労働であれば同一賃金でなければならない、あるいはまた非正規から正規社員になる道ももちろん開いていくと同時に、非正規雇用の方々に対して社会保険を拡大していくというのが、我々が今進めてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この非正規雇用の方々、いわゆるパートの方々に対して、厚生年金の適用、社会保険の拡大ということにつきましては、私はそれを進めていきたいと思っておりますし、経団連を初め財界の団体の方々にも、この方針については御説明をしているところでございます。  もちろん、その...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 二〇〇二年から始まりましたこの景気回復は、割と息の長い景気回復であると思います。またこれは、いわば企業の活動、また家計部門等々においても、また輸出、バランスよく景気は回復をしているという全体の認識はそうではないか、このように思います。  他方しかし、産業界個...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、輸出産業というか、今や、まさに世界の多くのグローバルな市場の中で勝ち残ることができなければ日本の中で勝ち残ることができないという中において、各企業において大変な努力をしてきた、こういうことであろう、こう思います。そしてまた企業においても、新たな設備投資を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も従来から申し上げておりますように、歴史認識については、政治家が語るということは、それはある意味、政治的、外交的な意味を生じるということになるわけでありまして、そういうことを語ることについてはそもそも謙虚でなければならない、このように思っています。  靖国...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 随分昔のことでありますし、事務局長代理というものはそれほど偉いポストでもないわけでありますが、もしそこにそういう書類があるのであれば、それは事実なんだろうと思います。
○安倍内閣総理大臣 いわば、語る、語らないというよりも、歴史観を、これはこういう歴史観でなければならないとか、あるいは、これはこうなんだということを特定することはできないということではないか、このように思うわけでありまして、いずれにいたしましても、今、私は政府の立場にある者として...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 恐らくその議員連盟は、その決議のときに発足をして、決議が終わった後は活動していない、私もそれほどよく覚えていないわけでございますが。あのときの議論においては、恐らく、こうしたことを国会で決議するのはおかしいのではないかというのが大体議論の中心ではなかったか、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当時も、私は、さきの大戦において多くのつめ跡をアジアの地域に残した、このように考えていたわけでございます。そして、日本人を塗炭の苦しみの中に落とした、こういう認識を持っていたわけでございます。しかし、その中で、いわゆる侵略戦争ということについては、これは国際的...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今急に、随分昔の議員連盟で出した文書を出されても、私も何とも答えようがないわけでありますが、現在の私の総理大臣としての考え方、立場については、もう既に累次申し上げてきているとおりでございます。それをそのまま受け取っていただきたいと思います。     〔杉浦委...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、私が今まで累次申し上げておりますように、さきの大戦をめぐる政府としての認識は、御指摘の記述を含めまして、平成七年八月十五日及び平成十七年八月十五日の内閣総理大臣談話において示されてきているとおりであります。  御指摘の談話については、戦後五十年という...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、総理として今この場に立っているわけでございますので、総理として答えるわけでありますが、今委員がおっしゃった、国策を誤り、戦争への道を歩んだ、このように指摘をされたわけでありますが、今指摘された記述を含めて、平成七年八月十五日及び平成十七年八月十五日の内閣...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 何回も申し上げておりますように、私は内閣総理大臣として申し上げておるわけであります。
○安倍内閣総理大臣 事実として認めるかどうかということでありますが、その文書が存在するということについては、その文書が存在するという事実があるということではないかと思います。
○安倍内閣総理大臣 そうした歴史の出来事一つ一つの分析については、それを分析することは政府の役割ではない、私はこのように考えています。まさにそれこそ、歴史家が資料を集め、証言を集めながら分析していくことではないか、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 当時のいろいろな決定、出来事については、例えば、当時の日本をめぐる状況や国際社会の状況もあるでしょうし、どういう時代であったかという分析も必要でしょうし、歴史は連続性の中で見ていくことも大切ではないか。  ですから、そういう事象について、今ここで、私は、政府...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 さきの大戦の結果を踏まえまして、我が国は、こうした結果に対して全国民で責任をとるという立場に立って、その後、まだまだ貧しい中にあったわけでありますが、各国と、賠償を払いながら講和条約を結んでいった。この中において我々は国際社会に復帰をしたわけでございます。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この河野談話の骨子としては、慰安所の設置や慰安婦の募集に国の関与があったということと、慰安婦に対し政府がおわびと反省の気持ちを表明、そして三番目に、どのようにおわびと反省の気持ちを表するか今後検討する、こういうことでございます。  当時、私が質問をいたしまし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ですから、いわゆる狭義の強制性と広義の強制性があるであろう。つまり、家に乗り込んでいって強引に連れていったのか、また、そうではなくて、これは自分としては行きたくないけれどもそういう環境の中にあった、結果としてそういうことになったことについての関連があったという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当時私が申し上げましたのは、いわば教科書に載せることが、中学生の教科書に載せることが適切かどうかということを申し上げたわけであります。  そして、私が累次申し上げておりますように、私は、今内閣総理大臣の立場としてこの河野談話を継承している、このように思います...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ですから、私が先ほど来申し上げておりますように、河野官房長官談話の骨子としては、いろいろな苦しみの中にあった慰安婦の方々に対しておわびと反省の気持ちを表明しているわけでありまして、私の内閣でもそれは継承しているということでございます。
○安倍内閣総理大臣 それでは、まず私が答えて、その後、詳しくは財務大臣がお答えをいたします。  本会議で申し上げましたように、税の中身については、税制改正また税の抜本的な改革を議論する中でよく議論を詰めていかなければいけないわけであります。税においては所得の再配分という機能もご...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、美しい国としての条件について、この美しい自然、長い歴史や文化や伝統をしっかりと大切にする国であるということを申し上げております。  日本の自然、美しい自然、特に外国に旅をして帰ってまいりますと、この日本の自然、独特のまろやかさ、あるいは深みというものを...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、もう累次申し上げておりますように、総理大臣として、政府の立場として、村山談話についてはそれを引き継いでいくという立場を表明いたしております。また、決議については、累次国会で決議がなされている。私がその本で申し上げていることは、当時私が感じたことを書いたと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 内閣総理大臣として、政府として、既に閣議決定をしている村山談話については私の内閣でもこれは受け継いでいく、新しい認識について閣議決定する考えはないということはもう繰り返し申し上げてきているとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員が引用された私の祖父に関するくだりでありますが、それはたしか、安保条約を何とか成立させるために、党内で反対をするかもしれない方々に対して、後の内閣についての約束をしたという、念書を書いたというくだりであります。  そのことについて、私は、午前中の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、先ほどの質問の中で、政経分離は、つまり経済がよければ政治が冷えていてもいいということでは全くないわけでありまして、昨日の予算委員会でも申し上げたとおり、私は本の中で、経済関係が大変いい状況にある、これは両国が切っても切れない状況の中にあるということを申し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず申し上げておきたいのは、小泉政権時代にも、常に日本は扉を開いているという立場でございました。問題があるからこそ、これは当然、両国の首脳が会って話をするべきである。問題があるから会談をしないというのは、話は逆ではないかということを申し上げてきていたわけでござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、そのドイツ人の認識として、日本がアジアの孤児になりつつあるというのは全く間違っている。間違った認識は、これは正しておかなければならないと思います。  アジアは広いわけでありまして、多くの国々は、最も好ましい、頼もしい国として日本を挙げております。BBC...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国では、国際学力調査の結果では、諸外国と比べて保護者の学歴や職業等が得点に与える影響が弱いという結果が出ているということでありますが、しかし、やはり公教育の場での教育力が落ちているという中において、塾に行ったりあるいは私立に行ったりする子供たちとの差が出て...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 社会保障については、給付を確保するためにはだれかが負担しなければならない、そのバランスにおいてどうしていくかということは、政治の場で判断をしていくことになります。個人の負担、企業の負担、そして保険料とは別に税をどう組み合わせていくかということが大切でありますが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福井日銀総裁に関して、今議員が御指摘になられたような、そういう日銀の総裁という立場は、国民から本当に信頼をされながらいわば金融政策を担っていく立場にあるわけでございまして、そういう意味におきましては、そういう指摘がなされることは大変残念だ、このように私は思って...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この教育基本法の問題につきましては、ただいま冬柴大臣がお答えになったように、本当に与党内において真摯な議論が行われたわけであります。我が党は、当時は保利耕輔先生が本当に深い深い哲学の中から何回も交渉を重ねられたわけであります。私も、幹事長として当時冬柴幹事長と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、地方の活力なくして国の活力はないと思っています。バランスよく日本全体が発展をしていくことが美しい日本の姿になっていく、そのために、今委員が御指摘になったように、国土形成計画の中で具体的な施策を取りまとめてまいりたいと思っております。
10月10日第165回国会 衆議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの御決議に対しまして所信を申し述べます。  今回、北朝鮮が、我が国を含む国際社会の再三の警告にもかかわらず、核実験を強行したと発表しました。それが事実であるとすれば、我が国を初めとする東アジア地域のみならず、国際社会の平和と安全に対する重大...全文を見る
10月10日第165回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○安倍内閣総理大臣 今般の北朝鮮による核実験の発表でございますが、こうしたもし核実験が事実であるとすれば、我が国を含め、地域の平和と安定に対する挑戦であり、断じて許すことができない試みであります。  当然、我が国としても、また国際社会としても対応措置を考えなければならない、この...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨日の日韓の首脳会談の場においても、また、ブッシュ大統領との電話会談においても、この問題に対して国際社会として対応措置をとっていかなければならないということについて、さらに国際社会において協力連携をしていくということで一致をしたところでございます。また、特に我...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もしこの核実験が実際に事実であるとしますと、既に北朝鮮はミサイルの能力を向上させているわけであります。あわせて考えますと、日本にとりましては深刻な脅威となってくるのでありまして、国際社会としても、当然、また国連の場におきましても、この北朝鮮の試みにどう厳しく対...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は八日に中国を訪問いたしました。日中関係は最も重要な二国間関係の一つであります。この両国の首脳が率直に話をし、そして、信頼関係を築き、未来志向の関係を構築していく、そのために訪中を決意したのであります。また、中国側も、今杉浦先生が御指摘になりましたように、大...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 首脳会談におきましては、中国の指導者から、歴史をかがみとして未来に向かうとの精神につき言及がありました。政治的障害を取り除いてほしいという言及があったわけでございます。  私からは、我が国が一時期アジア諸国の人々に対して多大な損害や苦痛を与え、そして大きな傷...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日韓関係も重要な関係であり、また、韓国は日本にとって最も大切な隣国である、この両国の指導者が率直に意見交換をできるそういう環境をつくり、そして北東アジアや地域の平和のためにお互いに語り合える、そしてお互いに貢献できる、そういう関係をつくるために韓国を訪問したと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 韓国側からも、この歴史の問題というのは、日本人にはなかなか理解できない部分もあるとは思うが、十分に韓国の国民の気持ちを理解してもらいたい、この歴史にかかわる障害について取り除くようにしてもらいたい、こういう御発言がございました。  私からは、先ほど述べました...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 七月に北朝鮮がミサイルの発射をいたしましたときには、直ちに万景峰号の入港禁止等を含める措置をとりました。これは我が国独自の措置であったわけでありまして、その後、安保理において決議が行われ、この決議にのっとってさらなる追加的な措置をとったところでございます。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 北朝鮮の核実験が事実であるとすると、これは北東アジア地域の安全保障の状況に大きな変化をもたらすことになるわけでございます。しかし、その中で、昨日、ブッシュ大統領との電話会談におきましても、日米同盟関係が今後揺るぎない関係であり、そして抑止力をしっかりと維持して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の訪中によりまして、首脳会談によりまして両国が、今までのいわゆる友好関係から、共通の戦略的利益に立脚した互恵関係、戦略的互恵関係のレベルに上げていくということを共通の認識としたことは、私は一つの成果であったと考えています。その中でも、今先生が御指摘された環...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま三点目に指摘がございました、東アジアの地域協力、そしてまた東アジアにおける日中韓の協力、協調を強化いたしまして、そして私どもが今目指しております東アジア共同体に向けてお互いに努力をしていこうということを申し上げたところでございます。  また、先ほど委...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 公明党におかれましては、従来よりずっと一貫して、日中においてこの発展のために大きな貢献をしてこられたと認識をしております。人的な広がり、厚みについては敬意を表している次第でありますし、かつて日本が中国と国交を開く際にも大きな役割を果たしてこられたことを期待して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そうした私の発言というのは、国のために戦って倒れた方々に対しての私の気持ちを述べたものでございます。
○安倍内閣総理大臣 私が既に述べてきておりますように、この靖国神社に参拝する、しないということが、戦没者の方々に対する思いとは別に政治問題化、外交問題化しているということになるのであれば、それはさらにそうした問題を拡大化させるべきではないという観点から、あえてそのことを申し上げな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、見方はいろいろあるんだろう、私はこう思います。  政治は、また責任ある立場としては、結果を出していくことが重要でございます。今回、訪中、訪韓をすることによって、両国との関係、首脳同士が率直な話し合いをできる、信頼関係を構築していく、そういう関係をつく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は何もこっそり行くとかそんなことを申し上げているのではなくて、あえてそういうことを宣言しないということを申し上げているところであります。あえて宣言しないということは、国民の皆様の前で私はあえて宣言しない。そして、なぜ宣言しないかということについては、それは政...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いずれにしても、昨日、私は盧武鉉大統領とお目にかかって、先ほどの杉浦委員の説明に対して答えたように、北朝鮮の核実験に対して断固たる対応をとっていく、また、国連の場においてさらなる厳しい措置を含む決議について協議をしていく等々の四点について合意をしたわけでござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私がその中で書いてあることは、つまり、経済の今のこの関係というのは基盤的な関係で、この関係を毀損することは両国の国益にそぐわないという認識を持つことが大切である。その中で、政治的な課題を追求するために経済にプレッシャーをかけたりしないということが大切ではないか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 中国が、今委員が御指摘のように、十八年連続、軍事費を二けた伸ばしているわけであります。また、この中身についても透明性が不十分である、その点は、今までの日中の安保対話の場において日本が指摘をしてきているところでございます。私も、今まで中国側の高官とお目にかかった...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当然、そのために海上保安庁もまた防衛庁の当局も努力をしているところであります。
○安倍内閣総理大臣 個別の戦闘機の問題等々については、これからしっかりと、我々……(前原委員「そんなことを聞いているんじゃないんです。機種は聞いていません」と呼ぶ)当然、個別の機種について申し上げることはできませんが、我が国の平和と安定に資する防衛力を維持するために、予算は当然組...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘をされましたこの資源の問題につきましては、六回にわたり局長級の協議を行ってまいりました。日中双方の立場を害さない具体的な共同開発のあり方も含めまして、さまざまな角度から掘り下げた議論を行っております。先ほど申し上げましたように、中国首脳との間で、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今後、私のこの訪中を踏まえて、そこで、先ほど申し上げましたように、協議を加速させていく、双方の立場を踏まえて協議を加速させていくということについては一致をしたところでございまして、ですから、今までの中国側の主張からはやはり前に出ていただかなければならないのは当...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 実際この所管であります経産大臣からもお答えをさせますが、交渉の過程に今あるところでございまして、交渉の場においてはいろいろなやりとりがあるわけであります。要は、先ほど申し上げましたように、我々の主権的な権利にはいろいろなものが含まれているわけでありますが、そう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 委員御指摘のその人物については、当時の情報の中においては確認できなかったわけでありますが、その後もう随分たつわけでありますが、その後集められた情報の中において、極めて蓋然性は高い、金正男氏である蓋然性が高いというに至ったのであります。
○安倍内閣総理大臣 いつということについては申し上げることができないわけでありますが、さまざまな情報をその後収集している中において、この私の内閣になったわけでございますが、その中で今申し上げた認識を私の内閣としては持っている、こういうことでございます。
○安倍内閣総理大臣 もう既に私が今ここで認めているように、今までの情報の中において、私が今総理になり、内閣ができた今この段階において蓋然性が高いということを申し上げているわけであります。
○安倍内閣総理大臣 当時私は官房副長官でございましたが、当時は、私はこの問題についてどう対応するかということについての実質的な議論の中には入っておりませんでしたが、しかし、今の情報について、私が申し上げましたとおり蓋然性が高いということになっているわけであります。ですから、今の段...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この平壌宣言は金正日委員長と小泉総理が調印をして結ばれたものであって、これは両国の約束であると言ってもいいと思います。残念ながら、北朝鮮側がこの趣旨、精神に反して行動をしているわけでありますが、我々としては、この平壌宣言は生きていると。であるからこそ、我々は、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この平壌宣言の趣旨、また今委員が朗読されました中身について、北朝鮮がそれに反しているのは、これは明らかであります。だからこそ、我々は制裁措置をとって対応しているのでございます。他方、日本側は当然、この平壌宣言の精神に、そもそもサインした以上、これに反するという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、北朝鮮が守っていないというのは、これは公然の事実であって、であるからこそ、先ほど申し上げましたように、我々は対抗措置をとっているということでございます。
○安倍内閣総理大臣 先般のミサイル発射のときには、まず、我が国独自の制裁措置をとったところでございます。その後、国連決議、満場一致の国連決議でございまして、その中に金融等にかかわる対抗措置が入っているわけでありますが、その措置については、すぐ実行、これは国内法との関係等々、また置...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今般の問題については、まさに国際的なコンセンサスを得ながら、安保理の中の国々のコンセンサスを得る努力を我々が、むしろ我々が一番脅威を感じる立場として、できれば我々が主導権を発揮しながらこのコンセンサスを得る努力をしなければならない渦中にあって、この決議がなされ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは当然日本の国内法の中で対応するしかないわけでありますが、他方、物理的に海上で臨検をするということ以外にも、物の流れ、お金の流れについて、大量破壊兵器にかかわることについては、当然我々はもう既にいろいろな措置をやっているところでありますが、それについての流...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今までの私どもの立場としては、北朝鮮が無条件で六者会合の場に復帰するように働きかけを行ってきました。また、この六者会合の場においては米朝の協議もあり得るわけでありまして、今までも行われていた。今までは北朝鮮は条件をつけてきたわけでありますが、そういう条件をつけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 米国も、また英国も、彼らがとった武力行使自体ではなくて、情報収集に問題があったことを認めたのだ、このように思います。  私が答弁をいたしましたことは、イラクに対する武力行使に対して日本が当時支持をしたことについては、当時の客観的な状況の中から考えて、我々がイ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 情報の評価におきましては、それぞれ米国、英国が評価をしているところでございます。  しかし、私が申し上げておりますのは、そうした中で、合理的な疑いがあったということもそうでありますし、また、国連決議において武力行使がなされた、このように考えているわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 北朝鮮による地下核実験を実施するとの情報につきましては、昨日九日の午前十時三十分ごろに、これは日本時間でありますが、中国外交部より在中国日本大使館に対して、北朝鮮が間もなく核実験を行うであろう旨の連絡がありました。これを受けて、外務省が直ちに、私が乗っておりま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨日、先ほど申し上げましたように、北朝鮮が核実験を行ったとの発表を受けまして、韓国の総理そしてまた盧武鉉大統領と首脳会談を行ったわけでございますが、その中で、韓国との間におきましては、先ほど別の委員の御質問に答えて申し上げましたように、北朝鮮の核実験に関しては...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 韓国の判断について個々具体的に私がここで述べることは適切ではございませんが、今申し上げましたように、日韓両国が今後直ちに断固たる対応をとっていくことが必要であるということは、今まで、日韓両国が断固たる対応をとっていくということを、外に対して、日韓両国が共同で認...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それぞれの国々については、中国も韓国も立場がそれぞれあるわけでありまして、その中から何とかコンセンサスを得ながら、北朝鮮に圧力を加えるべく、我々は努力してきたわけであります。  その中で、日本単独で行っても効果はない、こういうことも言われてまいりましたが、し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まずは、平和的な、外交的な努力によって、北朝鮮に核を放棄させるべく、国連の場において、先ほど申し上げましたように、厳しい措置を含む国連決議がなされるように努力してまいりたいと思います。  そしてまた、北朝鮮に対して抑止力を維持することが大切であります。最初に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 北朝鮮の人権法に係る脱北者の支援でありますが、脱北者の支援につきましては、これは基本的に人道的な観点から行うということでありますが、結果として、北朝鮮の体制の、また政策の変化に資することになるかもしれないと思います。  この支援でございますが、政府としては、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる脱北者が中国に、あるいはまた中国を経由して他国にさらに逃れて、大使館に助けを求める場合もあります。しかしまた、今委員が御指摘になられましたように犯罪者として扱われるケースもあるというふうに私も仄聞をしておりますが、中国においても人道的な対応がなされるよ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 会談の中において私が申し上げたことは、我が国が、一時期、アジアの国々また国民に対して多大な苦痛や困難また被害を与えた、つめ跡を残したことに対する深い反省の中から戦後の歩みがある、そしてその思いは、この六十年生きていった人々も私も同じ思いである、今後も変わること...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は従来から申し上げているわけでありますが、会談をするに際して条件をつけるということがあってはならないわけでありまして、いろいろな問題があるからこそ、隣国であれば当然政治的な問題が生じる場合もあるわけでありますが、そうした問題を解決していく、あるいはまた、最小...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、これから、日中関係、日韓関係は揺るぎない発展をしていくものと確信しております。
○安倍内閣総理大臣 北朝鮮に対しまして大きな影響力を持っておりますのは中国であり、また、中国は六者協議の議長国であります。そして、隣国である韓国も、影響力を持っている、また情報もたくさん持っているわけでありまして、この両国と緊密な連携をとり、認識を同じくしていく、また方向性を一つ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど来の答弁におきましても、日本は北朝鮮の核実験によって最も強い脅威を受けるわけであります。運搬手段であるミサイルの技術が伸長している中において、あわせて考えれば、極めて重大な脅威であります。  一番大きな脅威を受ける日本においては、やはり日本の独自の対応...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そうした考え方においては、共産党と同じ考えでございます。無条件で直ちに復帰をさせる、これは今までも主張してきたことでありますが、また、当然我々は、平和的、外交的な手段によって解決を求めていきたいと思っております。
○安倍内閣総理大臣 核兵器の悲惨さをだれよりも知っているのは日本国民だと思います。また、今例に引かれました長崎、広島の市民は、だれよりもその苦しさを体験したのであります。核兵器の悲惨さというのは、これは被爆した方だけにとどまらず、そのお子さんたちにも大きな禍根を残していく、そうい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは当然、我が国国民の悲願でもありますから、そのための努力をしていくということであります。  CTBTについても、これがしっかりと実効性を持つようにも努力をしていかなければならないと思っております。
○安倍内閣総理大臣 いわゆる友好関係から、次に、お互いの国がお互いそれぞれ利益を得る、また裨益するような関係をつくっていくことが大切ではないか。お互いは利益を共有しているところもたくさんあるのではないか。  例えば、環境の分野については、中国が発展をしていく中にあって、かつて日...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日中の間におきましては、共同プレス発表をいたしたわけでございますが、双方は、共同声明、平和友好条約、共同宣言の諸原則を引き続き遵守し、歴史を直視し、未来に向かい、両国関係の発展に影響を与える問題を適切に処理し、政治と経済という二つの車輪を力強く作動させ、そして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 両国は、年内に歴史共同研究について立ち上げるべく努力をしていくことについて意見が一致をしたのでありますが、この歴史の問題については、私も従来よりずっと述べてまいりましたように、いわば専門家、歴史家がアカデミックな方向性の中で、静かな環境の中で研究をし、議論をし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども答弁をいたしましたように、当然、日本の目的というのは、最終的には世界からの核の廃棄であります。それに向けて一歩一歩努力をしていかなければならない。NPT体制をしっかりと堅持していく。これと同時に、CTBTの実効をあらしめるために努力をしていきたいと思い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 従来から、日本は両国との首脳会談については扉を開いているという姿勢で来たわけでございます。  今回、私に政権がかわりました。これを契機として、一つの弾みとして、最初の訪問国として中国と韓国を選んだわけでございまして、この意味におきましては、それぞれの国々、首...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 会談におきまして、私の方から村山談話について申し上げたことはないわけでありますが、村山談話に対する認識につきましては、この委員会で申し上げておりますように、戦後五十年を機に発出された閣議決定された村山談話につきましては、私の内閣におきましても受け継がれていると...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 村山談話の認識について、私の内閣の認識についてはもう既に述べたとおりでございます。私が申し上げておりますことについては、今までも国会で私が官房長官の時代にも申し上げてきた認識をお示ししたということでございます。
○安倍内閣総理大臣 今回の訪中、訪韓によりまして、両首脳の会談がスタートしたということでございます。私が総理に就任をいたしまして、今後、中国との間でも、国際会議の場においても首脳会談を行うということでも認識が一致をしたところでございます。  そういう意味におきましては、これから...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日中の間では、その国立の追悼施設の問題についての議論はございませんでした。日韓の間では、過去に日本側からそういう話があったという紹介がございました。私の方からは、この問題については遺族のお気持ちもあり、国民の中でコンセンサスが得られるかどうか慎重に見きわめてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 首脳が率直な話し合いをできる関係をつくっていくことは、その両国の安定的な発展のためには必要である、このように思います。国が違えば問題が起こることもあります。政治的な問題が起こることもありますし、考え方、認識の違いが発生することもあるわけでありますが、まずは会っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は官房長官も副長官も務めてきたわけでありますが、基本的には、官房長官は、国内にあって危機管理の責任者でもあるわけでありますし、内閣のかなめとしての仕事があると認識をしております。  また、福田官房長官が訪中をいたしましたのは、これは、日中の友好何十周年だっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 その問題については通告がなかったんですが、気象庁からについては報告は官邸に上がっているわけでございます。しかし、地震波の観測だけをもってして特定できるわけではないわけでありまして、総合的な判断が必要であるわけでございます。  いずれにいたしましても、日本のみ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この質問にお答えをする前に、先ほど国連安保理での協議が見切り発車ではないかという御指摘があった……(糸川委員「国連ではなくて、きょうの本会議」と呼ぶ)本会議ですね、わかりました。それならそれで結構でありますが。  北朝鮮は、いわば核実験をやっていないというふ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、アフリカ外交も重要であります。  所信表明の中で何を入れるかということがなかなか難しいわけでありまして、まあ、すべて入れなければいけないということでもあるわけでありますが、アフリカは五十三カ国、加盟国の約三割を占めるわけでありまして、極めて重視して...全文を見る
10月11日第165回国会 参議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの御決議に対しまして所信を申し述べます。  今回、北朝鮮が、我が国を含む国際社会の再三の警告にもかかわらず、核実験を強行したと発表しました。それが事実であるとすれば、我が国を始めとする東アジア地域のみならず、国際の平和と安全に対する重大な脅...全文を見る
10月11日第165回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 報道は承知をいたしております。現在情報収集中、また調査中でございますが、現在のところそういう兆候があったということ、いう情報には接しておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) はい。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、日本にとりまして重要な隣国である中国、そして韓国の各首脳と率直な話合いをし、そして信頼関係を構築をし、未来志向の関係を構築をしていきたい、その思いで、八日中国、そして九日韓国を訪問をしたところでございます。  中国につきましては、胡錦濤主席、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 盧武鉉大統領との会談は、会談は二時間でございまして、その後の晩さん会は一時間でございました。その間、いろいろな問題について率直に話をいたしました。EEZの問題についてもお話をいたしました。そして、もちろんこの北朝鮮の核問題、また拉致問題、ミサイル問題...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小泉政権当時から首脳会談については日本側は扉を開いていたわけでございますし、一つの問題についてすべての問題にふたをしてしまうのはおかしいのではないか、このように申し上げてきました。  確かに、言わばこの両国関係の入口にその問題を置いて、この問題を処...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま舛添先生から御指摘があったことについても盧武鉉大統領に申し上げました。  私の地元は下関でありますと、私の地元に朝鮮通信使の方々は初めて上陸をし、そしてその碑がありますと、この朝鮮通信使によって多くの文化や技術が日本にもたらされたことは十分...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もし北朝鮮が実際に核実験を行ったとすれば、それはこの北東アジア地域の安全保障の環境を大きく変えることになると思います。新たな核の、危険な核の時代に入ったと言ってもよろしいのではないかと思います。  この核の開発とともに、先般、北朝鮮はミサイルの発射...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮の意図はなかなか難しいところがございまして、むしろ国際政治学者の舛添先生のお話を伺いたいところでございますが、なかなかこの意図、今までもいわゆる瀬戸際外交を展開をしながら、国際社会の関心を買う中で彼らが外交的な成果を上げようと、そういう外交を展...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が政府専用機を使う場合は、政府専用機内には最先端の機器が装備されておりまして、すべての情報を私は把握できるような、またこちらから発信できるような体制になっております。しかし、御指摘のように、民間航空機を使うときの連絡体制がどうかということについては...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、こういう事態に対しては、日ごろから二十四時間体制で情報の、官邸を中心として情報の共有、伝達ができる体制を取っております。  確かに各省庁別々ではありますが、基本的にその情報はすべて官邸で把握をし、そして指示ができる体制になっているわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この北朝鮮に今の政策を変えさせるために、例えば国際社会において六者会合への無条件の復帰、あるいは昨年のこの共同声明をしっかりと実施をするようにということを我々主張してきたわけでありますし、また先般のミサイル発射に対しては全会一致の国連決議がなされたの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは正に委員のおっしゃるとおりでありまして、日本は被爆国として核の完全廃絶を理想として、目標として掲げているわけであります。その中でNPT体制をしっかりとまず守る、強化していく、さらにはCTBTを実効あらしめるものにしていく中において核の軍縮を更に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮が米朝の直接対話を要求しているということは、これはもう周知の事実であろうと思います。  九三年、九四年については直接対話を行い、そして北朝鮮はあのKEDOの枠組みにおいて冷却炉二基というものを提供されるということになったわけでございます。しか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 正に今この交渉中でございますので、明示的に七章でということを私が指示しているかどうかということについてはコメントを差し控えさせていただきたいと思いますが、日本は議長国という立場もあるわけでございまして、いずれにいたしましても、厳しい措置を含むこれは決...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この制裁法案そのものにつきましても、そもそもそういう法案を作っても意味がないではないか、こんな議論があったわけであります。私は一貫して、まず国の意思を示すためにも制裁法案を作るべきであると、そして、それはそれなりの効果があるんではないかということを申...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国連安保理におきましては、そもそも北朝鮮が核実験をやったということを発表した、この発表したことは既に国際社会に対する挑戦であり、NPT体制に対する挑戦であるという中で国連決議について議論をすぐに始めているわけでありまして、厳しい内容を含んだ決議を行う...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の場合は、テロ特措法あるいはイラク特措法、そういう形でそれぞれ個別の事態に対して法律を作ってきたわけでありますが、機動性においては、言わば一般法的なようなものを作った方がいいという議論があり、与党で、党で議論されているというふうに承知をしており...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 憲法につきましては、もう既に憲法が成立をいたしまして六十年近い年月がたったわけでございます。その中で世界も大きく変わった。  二十一世紀にふさわしい私は日本の国づくりを始める中において国の姿、形、理想を示すものは憲法であります。その憲法を私たち自身...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 問題は、もちろん、憲法を改正して新しい考え方の下に安全保障政策を構築をしていくというのは当然なんだろうと思います。と同時に、今、日々日本の安全にかかわる問題が起こっている中において、例えば自衛隊の人たちもその瞬間その瞬間に大きな判断を迫られるわけでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 正に海の安全というのは日本の安全であるということは、これはもう例えば明治維新のときの問題意識から出発をしていると言ってもいいのではないかと、こう思うわけであります。  この海洋法条約の時代に入って、より一層この海の権利、そして安全を守っていくという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 防衛庁長官としての立場と議員としての立場もあるわけであります。そしてまた、それと同時に、防衛庁長官としての立場と議員としての立場の中であらゆる場面において我が国の防衛政策を国民に分かりやすく説明をするという、そういう責任も背負っているわけでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この核実験については、いつこの核実験を行うかということであります。そこは先般のミサイル発射のときもそうであったわけでありますが、それは六月の段階からそういうことが言われていたわけであります。今日にもということで、そのときには行われなかった。しかし、も...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども答弁をいたしましたが、核実験を行ったということはまだ確定されておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 米国も韓国も確認には至っていないと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) たしか中国も韓国も、北朝鮮は核実験を行ったと発表した、その発表を受けてのコメントをしております。そしてまた、私は、もし核実験を行ったとすればということについてコメントを述べております。米国の大統領も、もし核実験が、核実験をしたとは今確かめられてはいな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、先ほども御説明をしたわけでありますが、そもそも北朝鮮は核実験を行ったと宣言をしております。そして、その前段階として核の開発を既に行ってきたわけでありまして、核の開発という前段階がなければこの核実験には至らないわけでございます。  例えば、イ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、対話と圧力の方針をこれからも続けていきたい、対話と圧力の方針で北朝鮮と対応していきたいと思っています。  まあ、対話と圧力は、これ対話そのものが目的でもございませんし、圧力そのものも目的ではないわけでありまして、できれば対応をしながら対話の場...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 例えば、先般のミサイル発射に対して我々は新たな制裁措置をとりました。国連の決議を行ったわけでありますが、そのときにおいても、無条件で六者会合に戻りなさい、六者会合の場は、これは対話の場であって、その場に戻って対話を通じてこの問題を解決をしましょうとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この国連決議につきましては、北朝鮮が核の開発をし、そしてまた、今回実際に核実験をやったとすれば、既にミサイルを開発をし、そしてその能力を向上させ射程を延ばしているわけでありまして、日本への運搬手段も持っている中においては、断固としてこの北朝鮮の今の政...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も先般のミサイル発射の後の国連決議にかかわってまいりました。そのときには、この決議についてはできれば満場一致で決めたいと、しかし厳しい措置を含む拘束力を持つ決議を行いたいということを申し上げてきたわけであります。結果としてはそういう決議ができたので...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、今私が申し上げておりますように、私は、麻生大臣を始め、国連代表部に対しては指示をしております。具体的な指示をしております。しかし、それを今この場で申し上げることは差し控えさしていただきたいと思います。  今私が申し上げられることは、厳しい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの国連決議につきましては、正に交渉するというときに、私が例えば何を考えているかということをつまびらかにすることで交渉の結果が必ずしも私たちの望んでいる結果にならないということもあり、あえて今この場では申し上げていないということでございます。先般...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それについてはまだ、先ほど申し上げましたように、国連決議にのっとった措置もあります。そして、我が国独自の措置もあります。  既に我が国は世界の国々の中でも大変厳しい措置をとっているというのは御承知のとおりであります。特定の船舶を止めているというのは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が速やかにと申し上げましたのは、この核実験を実際にやったということを確認した上で速やかに行うということでございます。これはもう再三私は申し上げてきたとおりでございます。  というのは、我が国の措置というのは、他の国に比べてこれからやろうとする措置...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 検討はしておりますが、事実上、中身については大体もう決めているところであります。それはまだ、しかし、それは実際まだ、事態は流動的な面もありますから、それがすべて固まったということではありませんが、その時々にいろいろと対応していくのは当然のことではない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは当然、国連決議が出ればその国連決議にのっとって、我が方の法律にのっとって執行をしっかりと行っていくということになります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 核問題、ミサイル問題、特に核問題については国際社会でこの問題について取り組んでまいるところでありますし、また六者会合の場においてもこの北朝鮮の核の廃棄を目指して議論がなされております。  と同時に、我が国にとりましては拉致問題というのは極めて重要な...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この核問題に対して我が国が我が国独自の制裁措置をとる場合においては、当然、日本と北朝鮮との間の問題というのはこの核問題だけではなくて、拉致問題について北朝鮮が誠意ある対応を取っていないという状況があるわけでありまして、それを併せた措置をとるということ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国連決議については、これはこの安保理の国々の了解を取らなければなかなか決議ができないというのは御承知のとおりであります。  その中で、まずはこの国連の安保理においては、核の問題についての共通のコンセンサスをつくることをこれは優先するわけでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この決議についての中身については今どういう交渉をしているかということを申し上げることはできませんが、しかし、この決議については、基本的に国連の場にある認識としては、この核の問題について、何とか北朝鮮のこの核の暴挙を止めなければならないという中にあって...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 要するに、これは核の問題が重要であるということで、今回、北朝鮮が核実験を行ったかもしれないということにかんがみて国連の安保理において協議がなされるわけであります。  私も、この拉致の問題を解決をしたいという気持ちにおいては人後に落つるものではないと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その国連安保理決議、イラク戦争に係る決議であるというふうに認識をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この一四四一については、二〇〇二年十一月八日に出されたものであると、このように理解をしているところでございます。  今委員が御指摘になられたのは、かつての湾岸戦争のときにイラク人が、クウェート人に関するものであるのではないかと、このように私は、今つ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この一四四一が決議されたときの状況と、また、この核をめぐる問題についてこの安保理の中の国々がどう考えているかということの状況というのは大きくこれは異なるわけでありまして、この問題について、拉致の問題を私としてもそれは入れ込むことができて、そして決議案...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) すべての生存者の帰国を求めて今、北朝鮮に対して我々圧力も掛けているわけでございます。北朝鮮の状況がどうなるかということでございますが、あらゆる状況を想定しながら情報の収集を行っているわけでありますし、また、そうした状況にどう対応するかということについ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般、私の内閣におきまして対策本部を、私が本部長となり立ち上げたわけでございます。そして、この対策本部の中におきまして、事務局長として中山恭子補佐官が事務局長を務めております。以前は参与として、言わば拉致被害者、またあるいは御家族の方々に対して対応す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、中国の首脳に対しましては、日本にとってこの拉致問題というのは極めて重要な問題であると、今、森委員がお話をされたような趣旨で先方に話をしたわけであります。そして、その上で、中国の影響力を使って協力をしていただきたい、あるいは情報の収集についても協...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、そのよく分かっていないことを質問しないでいただきたいというふうに思います。  それと、私は、一々、一々そうした記事を私は読んでおりません。  そもそも、例えば、例えば週刊現代については、有本恵子さんの御両親が言ってもいない、私に対する、コメ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 厳しい措置を含む安保理決議が成立をいたしましたら、当然我が国の法令の範囲内で適切に対応していくことになるわけであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まだその決議が成立をしていないわけでございまして、今正にその決議の中身について厳しい措置をとる決議となるように協議を重ねているところでございます。それが成立をすれば、当然その中において我々は法令にのっとって実施をしていくということになります。先般のミ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮に対する制裁的な措置にかかわる様々な、これは実施の中身については、当然もう既にこれ幅広く我々は議論をし、検討をし、どういう法令を当てはめていくかということについては検討をしているところであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の北朝鮮の核実験の発表でありますが、もしそれが事実であるとすれば、核能力を持ち、そして運搬手段も持っている、これは極めて大きな我が国に対する脅威であり、地域の安全保障の環境を大きく変えるものであると認識をしております。  その中で、我々は、まず...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私が答弁をさせていただいたわけでございますが、しかし、この特定の仮定のこの質問については今お答えをさせていただくことは控えさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど外務大臣からも答弁をいたしましたように、今正に国連において決議をするために具体的に今議論をしている状況でありまして、その中で特定の事態を想定して仮定した上での答弁は、むしろそうした協議に対して影響を及ぼすこともございますので、答弁は差し控えさせ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、生存者全員の返還を求めて交渉をしていくという立場で交渉をしているわけであります。認定された方々、またさらに、もしかしたら拉致をされたかもしれないという方々も含めて、生存者全員の返還を求めていくという立場でございます。  今、森ゆうこ議員が指摘...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も全く先生と同感でございまして、言わば靖国問題を始めとした歴史問題をこの両国の関係の入口に置くべきではないと。こうした問題があるから例えば首脳がお互いに率直に話をしないというのは間違いでございまして、正に国が違えば国益がこれはぶつかる場合もあります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮は先軍政治と言われておりまして、軍事を優先する、そして国際社会の中で孤立をしている国であります。この北朝鮮が核能力を持つということは、既に開発をしているミサイルと運搬手段と併せ持って考えれば、日本にとって大変な脅威になるわけでございます。また、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮のもし核実験が事実であるとすれば、これは大変な脅威が、我が国にとって大変な新たな脅威となるわけでございまして、その中にありまして、私どもは日本人の生命と財産を守ることに責任を持っているのでございます。いかにして守るべきか、まずはしっかりと抑止力...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) かつてこの北方領土問題は、ブレジネフ、グロムイコ時代には両国間には領土問題は存在しないという時代も長く続いていたのも事実であります。その中で、何とかこの問題を解決をして両国の平和条約を締結をすると、その目的に向かって多くの方々が努力をしてまいりました...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま外務大臣から答弁したとおりであり、日本は正に今グローバルな社会の中で世界においてビジネスをし、そしてまた日本のこの力を更に増しているわけであります。その意味におきましては大変外交は重要でございますので、今後とも外交力が向上するように努力をして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私から胡錦濤主席に対して、この北朝鮮の当時、核実験をするという宣言があって、実際にしたということはまだ外に北朝鮮は言っていなかったのでありますが、この核実験の試みは何としても阻止をしなければならない、そして六者協議に無条件で復帰しなければならないと。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 韓国はそれまでは平和繁栄政策を取ってきたわけでありますが、私との会談の際には今後は厳しい反応をしていかざるを得ないということでございました。これは、私は今までの平和繁栄政策をもう一度検討するという示唆ではないかと、このように理解をしているわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 同盟国である米国を始めとして、この安保理の決議でありますから、安保理に入っている国々、特に常任理事国であるイギリス、フランス、そしてロシア、また中国と連携を取りながら、連絡を取りながら、厳しい措置を含む決議を採択すべく努力をしているところでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、軍事衝突はだれも望んでいないわけであります。そうしたことにならないように全力を挙げなければいけない。また、そもそもこの北朝鮮の問題、核問題もまたミサイル問題もそうでありますが、この問題の解決は、平和的な解決をしていく、外交的な解決をしていく...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮が核武装をして、そして世界の中で注目を浴び、大国になって米国と交渉する国になったというのは、正にこれは錯覚であって、本来、北朝鮮の政府が取り組むべき課題は、ミサイルを造ったり核兵器を造ることではなくて、国民に食糧を供給し、そして国民の生活の向上...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮がこの日朝平壌宣言の趣旨にのっとり、精神にのっとり、ちゃんと対応していけば国交正常化に向かって進んでいくわけであって、国際社会の懸念は解消され、北朝鮮には未来は開けていくわけであります。  この平壌宣言の精神に戻るように、我々もこれから北朝鮮...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう既に国会で答弁をいたしておりますように、河野官房長官談話については、私の内閣においてそれを継承しているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 以前の見解というのはどの見解のことでしょうか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、周恩来、当時の首相のこれはごあいさつの中から引かれたものだと、このように考えております。  日中国交正常化に際しましては、正にこれは日中平和友好条約あるいは日中共同声明等に書かれているとおりだろうと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば両国が条約を交わす、あるいは文書を作る際には、それぞれお互いに主張をするわけでございます。その際に、周恩来首相が述べておられますように、中国側はそういう見解を述べられた。しかし、日本がその見解を承知をしたというか、日本側も同意をして作ったという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、もう既に国会で申し上げておりますように、指導的立場にあった方々の責任は極めて重たい、それは当然のことであります。一方、この日中友好平和条約について、その前にお互いが述べ合ったことを前提にできているということを我々は認めろと言われてもそれは違うわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの話でございますが、私が首脳会談を行った際に、それは安倍さんのその見解はおかしいからという話は一切出なかったということは申し上げておきたいと、このように思います。  集団的自衛権につきましては、先ほども答弁をいたしましたように、言わばこの集団...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員は少し物事を単純化し過ぎているわけでございます。  これは、先ほど来申し上げておりますように、集団的自衛権については厳密にお話をさしていただかなければならないわけであります。言わば、自衛権発動の三要件というのがある中において自衛権を我々は発動す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はしかし、私の著書の中でもいろいろなケースについて述べているところでございます。で、今までの政府の見解の中におきましても、例えば一体化という議論がありました。この一体化は何をもって一体化するかということについてもいろいろと議論の変遷はあったわけでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 尖閣は我が国固有の領土であり、日本がしっかりと実効支配をしているわけでございます。あえてこちらからこの尖閣について申し上げる必要はないわけでありまして、私からは申し上げておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、中国は中国の御主張があると思いますが、日本の主張は、この尖閣は日本の固有の領土であるということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、この領土問題は、我々は事実上存在しないという立場でございます。つまり、尖閣は日本の領土であり、そして我々は実効支配をしているわけでありますから、あえて外交問題化するためにこの場に出す必要はないと、そう判断をした次第であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私が申し上げましたように、尖閣諸島は我が国の領土でございますから、主権的な権利が存在するということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私申し上げましたように、そこには主権的な権利が存在する、これは私どもの不動の認識でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この問題につきましては、韓国側から、竹島の問題についてはこの場ではあえて議題にしないというお話がございました。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この首脳会談の場においては議題にしないという提案でございましたから、私はあえて議題にはいたしませんでした。  他方、海洋における放射能の調査の問題を含めEEZの画定の問題があるわけでございます。それにつきましては、お互いが交渉をするようにということ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは両国がお互いに知恵を出し合うことが大切でありまして、今まで何回もこの日韓の会談が行われているわけでありますが、その中でそれぞれの首脳が対応してきたところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 竹島につきましては我が国の領土であるという立場は、これはもういささかも変更していないわけでございます。今後とも粘り強く対応していくということになるわけでございます。  また一方、例えば漁業の問題につきましては、これは正にお互いが知恵を出しながら解決...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 領土の問題は、それは一朝一夕に解決するわけではないのであります。普通は、通常は、これは平和条約を結んだ段階、講和条約を結んだ段階で解決をするわけでありますが、この問題は六五年の日韓の条約が結ばれた以降も残っているわけでございます。  しかしながら、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 漁業につきましては、これはもう日本海全体をこう俯瞰しながら日韓で漁業の協定を結んでいるわけでございます。要は、その中でお互いにルールを守っていくことが私は大切だろうと、このように思いますし、また、そのことを韓国側にも求めているところだろうと承知をして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) しかし、今の段階で、先ほど竹島の状況というのは委員が御指摘されたような状況になっているわけでございます。しかし、その中で我々は、私の地元も西側でございますが、この中で漁業者が漁業できるような状況をつくるために、お互いに知恵を出しながら、暫定水域という...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 解決をするというのはどういう意味であるかということでございますが、解決というのは、これはそう簡単に話の付くものではないわけでありまして、その中でお互いが知恵を出し合っていくことが大切であって、日本海を紛争の海としない、平和と協力の海にするべく努力をし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、領土、これは国民と領土と我が国の今までの歴史と文化があるわけでございます。その中で国というものが形作られていくわけでございますが、当然この領土ということにつきましては、我々はそこには主権的な権利が存在するわけでございまして、しかし、この竹島の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いやしかし、今委員がおっしゃっている解決というか、いう意味なんですが、今実際にこの竹島を支配をしているのは韓国でありまして、その周りには巡視艇がいるわけであります。その中で我々は、しかしその水域においては漁業が可能なような処置をとっているところでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは今まではですね、今まではむしろこちらから出さなくても、韓国側からむしろ、この竹島の問題について我々が主張するというか、我々が固有の領土であるということを言うこと自体がおかしいではないかということを向こう側はずっと主張してきたのであります。しかし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この領土の問題も含めまして日韓関係全体を俯瞰しながら、我々両国の未来について何をするべきかを考えるべきではないかと私は考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 対馬の日というのを韓国の地方自治体が決めたということは私は寡聞にして存じ上げないわけでありますが、しかし対馬については我が国がしっかりとこれは実効支配をしているわけで、当然でありますが、我が国の固有の領土であるわけでありまして、何のそのことに問題も起...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、対馬は日本の固有の領土であり、実際に四万人の方々が営みをしていて、日本のこれは領土であるということは、もうこれは言うまでもない話であろうと、このように思います。そして、それはもちろんそういうことを、日本の領土ではないということを言うことは、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 韓国においてもやはり、日本でも地方自治であろうと思うわけでありますが、今申し上げましたように、それは遺憾なことであるというふうに申し上げたわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も今それは初めてお伺いをしたというふうに申し上げました。よくそれは事実関係を調べてみたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私が申し上げたとおりであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、事実関係を調べてみたいと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、私は事実関係をまず調べてみたいと、このように申し上げているわけであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、先ほど申し上げましたように、この問題については存じ上げなかったわけでございますから、よく調べてみたいと、こう申し上げているのでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よく調査をまずしてみたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 竹島については、今までも施設を増強する、あるいは人が、いろいろな人たちが上陸をしていくというときについては、その時々に適切に外務省において対処をしていると思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはそのとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 正に私は、その私が目指すべき日本、社会、政策について所信表明で申し上げたのが、正に私がやろうとする姿でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が所信で述べましたことにつきましては、私は、日本を活力にあふれ、チャンスにあふれ、そして優しさに満ちあふれた、世界に開かれた国にしていきたいと。  その中で、まず一つは、日本のこの美しい自然や長い歴史や文化や伝統を大切にする国にしていきたいと。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の重視をしている大きな重要な課題は教育改革であり、教育の再生であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小泉総理の手法といっても、いろいろといろんな側面があると思います。私のパーソナリティーと小泉さんのスタイルは違うわけでございますから、私は私流のやり方で行っていきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、その都度いろいろと議論を行います。しかし、今、私はあのときにこの問題について反対だったということではなくて、その結果については、私もそれぞれ官房副長官であったり官房長官であったり、あるいは幹事長であったり幹事長代理であったりしたわけであります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 諮問会議は、これは総理が議長という立場でございます、担当の大臣もおりますが。その中で、言わば有識者の意見を生かしながら、政治主導において予算編成を行い、そして予算編成の原則を作り、そしてまた構造改革を進めてきた、その大切なエンジンの部分を果たしてきた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そういうことでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 諮問会議は、先ほど申し上げましたように、言わば構造改革、特に改革面においては、私はエンジンの役割を果たしてきたと、今後もエンジンの役割を果たしていくということになると思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、諮問会議の議長は総理でありますから、当然総理が責任を持つということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、内閣総理大臣であると同時に自由民主党の総裁でもあるわけであります。そして、私の内閣は、議員である自民党の議員、また公明党の議員が構成員として入っているわけでございまして、政府、与党一体となって政策を進めていくわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) すべての責任は総裁であり総理である、例えば当時は小泉さんが負っているわけでございます。西岡先生がおられた時代の自民党と今の自民党はこれ大分違う自民党になっているわけでありまして、時代の要請というのは、これは、政治のリーダーシップにおいて迅速な意思決定...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この法律につきましては、議員立法でございますから、よく院においてそれぞれ議論をしていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、まず行政府の長という立場がございます。議員の、政治資金規正法に関するものは議員の立場にある者、立場に極めて密接にかかわることでもあり、議員立法であり、それは議員立法という形で出ているのであれば、政府の立場として立っている私は当然そこで今の答弁を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、経済財政諮問会議のメンバーは、財界人からメンバーに入っていただくに当たりましても、これは会社で選んでいるわけではなくて、個人の見識に、人物に着目してお願いをしているところでございます。  また、会社について今お話がございましたが、それは、例え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、その個人の見識によく着目をしていただきたいと思います。今委員が御指摘の人物、大体私も想像が付くわけでございますが、極めて高い見識を持っていて、日本こそしっかりと日本の競争力を持たなければならないと考えている人物であり、極めて私は日本を愛する心に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、この日本はグローバル社会の中で競争力を持たなければならないわけであります。日本の株式市場を始め日本の経済には多くの海外からの投資がなされているところでございまして、魅力ある企業に対してその魅力ある企業を国際社会の中において買いたいという方がたく...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まずは、最初に申し上げましたように、経済財政諮問会議のメンバーは、会社ではなくて個人に着目をして、その個人の高い見識を持っている方にお願いをしているわけでございます。そして、それと同時に、今それぞれの企業は、むしろ海外に出ていって、海外で企業の戦略、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いずれにいたしましても、諮問会議のメンバーは、個人として入っていただいているわけでございまして、メンバーになっていただいた方々は高い見識を持っている、そしてグローバルな経済の中で日本をもっと経済を強くしていくということについても方法論も持っておられる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも、株主が外国人が過半数を占めていようがいまいが、その会社の利益を図ろうとして諮問会議で発言をするような方にはメンバーになっていただくということはあり得ません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、その出身企業の株主構成が問題であるというふうにおっしゃったから、会社とは全く離れた立場で議論をしていただくということで私は問題がないと、このように申し上げているわけであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、ここですべて決めるわけではございません。この場で、正に英知を結集した中でいろんな御議論をいただき、議論を深めていただきたいと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 公教育というのは、だれでも受けることができる場でありますから、格差の再生産をしないためにも公教育の場を再生していくことが大切であると思います。その中で、基礎的な学力の向上、あるいはまた教員の質の向上、そしてまた外部評価の導入等々を検討してまいりたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、この我が内閣で進める政策においては最終的に私が責任を持っているのは当然のことでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 与党との調整についてはどうぞ御心配なく、我々がしっかりとこれから与党との関係においては調整をしていくわけでございます。  そこで、当然、文部科学省、この教育の問題については、例えばこれは幼児教育については保育所等も入るわけでございます。また、家庭で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国連につきましては、さきの戦争が終わって成立をしたのでございます。連合国を中心にして成立をしたのが国連でございまして、六十有余年もう既に経過をしています。  当時の世界と今の世界は大きく変わりました。加盟国の数も変わった。そして日本も、当時は言わば...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この敵国条項については既に有効ではないという決議がなされたということは承知をしておりますが、この言わば敵国条項を削除するべく我々も努力をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど二〇%前後と、このように申し上げましたが、たしか一九・五%ではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどそれに近いことをお答えをしておりますが、昨年、総会で何らかの決議がなされている、しかし、この条項、国連憲章を変えるまでには至っていないと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この一連の国連改革の中において、この安保理の改革についてはなかなか大きな、既得権との関係もあって障害があるわけでありますが、この敵国条項については、大体これは幾ら何でもこれは改正しようという、そういう機運は日本の今までのこの長い努力の成果としてだんだ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国連の運営について、そしてまた国連が果たしている役割、特に安全保障理事会であれば世界の平和と安定をしっかりと確保するという意味において、ともに責任を負っていくということになると思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、責任と同時に、日本が今まで、非常任理事国であることはありましたが、しばしば理事国に入っていない状況もあったのであります。それはよく委員も御承知のとおりでありますが、今回もこの核の問題あるいはミサイルの問題のときに日本が日本の意見を主張でき、ま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今でも日本は国連のメンバーとして責任を果たしているということは言うまでもないところでございます。しかし、常任理事国になったからといって、すべて、常にそうした活動に参加をしなければならないということではなくて、そこは選択的に、日本が主体的に判断をしてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、これは理事国になった段階において、いろいろなこれは決議案が出され、その時々、賛成する場合もありますし、反対する場合もあるのは当然のことだろうと思います。  そして、そこで賛成することが、必ずしも何か一定の行為をしなければならないということ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 例えば日本が提案したり日本が起草してこれを世界がやるべきだと、起草したことに対して日本がやらないということは、それはおかしいかもしれませんが、しかし、他方、賛成したからといって、それは国連で決めることには賛成だけれども、例えばそれに参加するかどうかと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、今の教育において問題がないと思っている人は私はいないと、このように思います。そして、いろいろな問題があります。例えば学級が崩壊をしているではないかという問題があります。またその中で、ではどうしてそうなったかといえば、これは道徳律等が低下している...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、この国としては私であり、また文部大臣が教育において責任を持っておりますが、そしてまた地方において地方のそれぞれの現場が、都道府県の長も、また自治体の長もそれぞれ責任を持っているということでございます。  最終的には文部大臣であり、私が責任...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど私が説明いたしましたのも、言わば予算ということにおいて、まあ予算は教育を受ける環境をつくる非常に重要な手段でございます。国と地方自治体がそれは責任を負っているところでございます。他方、教育委員会も重要な役割を担っていることは私も承知をしていると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在、拉致被害者として認定されている方々は十六名でございます。しかし、それ以外にも、もしかしたら拉致されたかもしれない、あるいは私の息子や娘は拉致をされたかもしれないという申出はたくさんあるわけでございまして、いわゆる特定失踪者と言われている方々でご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この認定については、政府において様々な情報を分析をした結果、認定をしてまいります。  もちろん、御両親のお気持ち等を考えれば、認定をなるべく、もう少しある程度増やした方がいいというその気持ちはあるわけでありますが、しかし間違った方を認定することによ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政治的、外交的な判断は一切入れないように、それは事務方にそのように指示をいたしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も被害者の御両親、御家族と会うたびに、年々時間がたっていくことによって大変ないら立ちを覚えておられる、自分がだんだん年取っていって大丈夫だろうかという、そういう思いは本当に私も共有するものでございます。  しかし、この問題は北朝鮮という相手がある...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そういうことはございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、そういうことはございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはもう何回も申し上げておりますように、そういうことはございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、そういうことはございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、そういうことはございませんと、こういうふうにお答えをいたしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今お答えをしているとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、私の地元山口県におきましても商店街が寂れているシャッター通りがございます。そしてまた、言わばこの山陽地区と山陰地区に陰陽の格差というのが出ております。日本全体では景気は回復をしているわけでありますが、この地域間のばらつきあるいは産業界のそれぞ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、松岡大臣が答弁したように、この新世紀にふさわしい戦略的な分野、戦略的産業としての可能性を秘めている、その可能性を引き出していくことが、未来に夢を持てる産業になるわけであります。  他方、小さな農家がいるのも事実でございます。その中で、それが幾つ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳しいことは農林大臣からお答えをしますが、正にこの田園風景こそ原点であるということは私も同じ認識でございまして、山陰地域、また山陽地域もそうでありますが、この美しい山々と圃場を見ると何となくほっとするわけであります。そして、環境や地域の保全、そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆるごみの焼却、また産廃の焼却については、これは広域の行政の中において今まで取り組んできたところであろうと、このように思います。  今委員が指摘されたことは正に違法行為でありますから、そうした違法行為については厳重に取り締まっていくべきでござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 市町村合併に伴うということではないと思うんですが、市町村合併に伴う過疎を防ぐためには、例えば市町村合併支援プラン等々で行っておりますが、他方、そうした違法行為に対しては断固とした取組を行わなければならないと。また、そういうことを平気でやるという、気持...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 環境の問題については、地球温暖化に対する対応についてお話を申し上げたところでありますが、こうした今御指摘の地域の美化、もちろんこのごみの不法投棄や産業廃棄物の不法投棄はあってはならないところでございますので、そうした対策は当然取り組んでまいりたいと思...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘の地域の言わば共同体、コミュニティーを再構築をしていくことが重要であると思っております。地域の温かさ、ぬくもりが、これは極めて重要であり、また子供の健全育成にとっても大切であろうと。  また、今委員が御指摘のお祭りでございますが、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 金融担当大臣が責任を持って、今党と調整をしながら、多重債務者がもう出てくることのないようにしなければならないという決意で臨んでいるわけであります。今大臣が答弁したとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、生命保険に例えば強制的に入れさせてそれを担保にする、その結果いろんな悲劇が生まれているのは事実でございます。こうした言わば多重債務者の高い金利でお金を借りている人たちとは別に、言わば生命保険で、自分の、自らの命を絶ち、そして借金を返している...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昔からそうした子供をめぐる犯罪もあったわけでありますし、またいじめもあったわけでありますが、しかし、この数年間のいじめの件数、またその結果、大変陰惨な結果になっていると思っております。であるからこそ、子供たちに命の大切さ、あるいは道徳的な規範、自己抑...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この不登校に悩む家族、またその不登校にもいろいろな原因があるわけでありますが、いじめによる場合もございます。私の身近な方々の中にも何人か悩んでおられる親御さんたちがおります。それぞれ理由が違うわけでありまして、それは一つの対策でそれがすべて完了するわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 正に先ほど私からも、また伊吹大臣からもお答えをしたように、個々の問題にしっかりと着目をしながら対応していくことが大切であり、また、今、広野委員が御指摘になったように、いろんな試みをして成功している事例があるわけでございます。そうしたことを参考にしなが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私からお答えをいたしまして、放送行政にかかわることでございますので総務大臣からお答えをいたしますが、先ほど委員が御指摘をされました、花を見たりとか美しいものを目にすることによって気持ちが和やかになり、切れやすい子供も自分を抑制する力を持つわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が党の幹事長代理を務めておりましたときに、党としてこのもったいない運動を展開をしようということも徹底し、行ってきたところでございます。  やはり、このお金で何でも買えるという認識があると、もったいないという気持ちがこれはうせていくものでございまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小学校においては、日本語や基礎的な学力あるいは規範意識を身に付けるということをしっかりと教えていく必要があるでしょう。そして、その上に立って、言わば国際感覚を身に付けるために英語、外国語について触れていくということも必要なのではないかと。まずは日本語...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳しいことは厚生労働大臣からお答えをいたしますが、景気は回復し、また失業率におきましても、一時は五・五%まで上がった失業率が全体としては四・一まで下がってまいりましたし、また有効求人倍率もだんだん上がってきているのも事実でありますが、確かに地方にはば...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このニート、フリーターの問題は、言わばこの社会が不安化しないためにも重要な問題であります。ニート、フリーターが増えていくということは、将来この格差が開いていくということにもなっていくわけでございますので、我々、このニート、フリーターと言われる人たちに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、この正規社員と非正規社員、このような比率で変化があるのは事実でございます。  一方、多様な生き方を望んでいる方々も増えているわけでありますし、今労働の流動性が高まる中で、経済が活力を得ているのも事実でございます。ただ、そ...全文を見る
10月12日第165回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二回目の核実験を行ったという、そういう兆候については政府としては把握をしていないということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、日本を、活力や、また機会や、そして優しさにあふれる、世界に開かれた国にしていきたいと考えています。  そのためにも、日本のこの美しい自然や歴史、文化、伝統を大切にする国にしていきたい。そういう国になっていけば、家族の温かさ、そして家族の価値を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、私からお答えをいたしまして、詳細についてはまた厚生労働大臣からお答えをいたしますが、この障害者自立支援法につきましては、まず国に義務を与えるということでございます。そして、障害者へのそのサービスについて、体系付けてこれは整備をしていくというもの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど厚労大臣が答弁をいたしましたように、まず、この制度を改正をするということについては、これは正に今までの制度のいろいろな問題点、欠点を、これは団体の皆様方と話合いを重ねながら、それを補う形で障害者の方々の自立を支援をしていく、就労をしっかりとサポ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、この制度自体、この法律自体は障害者の自立を支援をしていく、そして今までの枠組みの中で外れていた方々もすべてこの仕組みの中に入っていただくという制度にしたわけであります。そしてサービスを計画的に立案をしていく、あるいは先ほど申し上げましたように国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私がまずお答えしまして、また詳しくは厚労大臣からお答えをいたしますが、私が代表質問の際にお答えをさせていただきましたのは、日本全体として医師の数自体は増えているというお話を申し上げましたが、それと同時に、それと同時に、科目別あるいは地域別には、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 市町村合併は急速に今進んでおります。この市町村合併については、言わば大きな行政改革という観点と、そして広域行政を進めていく、あるいは行政の基盤を強化をしていく、そういう様々な側面があったわけでありますが、地域の方々の御理解をいただきながら進展をしてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一昨年改正をいたしました年金のこの制度につきましても、その中でもこの状況が変わっている中において見直しの規定も入っているところでございますが、基本的には将来の労働力人口あるいは平均寿命をこれは勘案をしたマクロ経済スライドを導入をいたしまして、年金財政...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、ですからこうやって国会では議論するべきであると、常に国会においては議論をしているわけでありますが、基本的にこの税制全般については、従来から私が申し上げておりますように、まず基本的には財政の再建を目指していくわけでありますが、この財政再建を目...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、昨日、御本人がよく確認をしていないということで質問をされたので、それはよく確認をしてから質問をしていただきたいというふうに申し上げたわけであります。  週刊誌の記事について言えば、私についての誹謗中傷を含む週刊誌の記事はもうあまたあるわけであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今まで歴代の総理の中で、そうした週刊誌を一々取り上げて訴訟をしたという総理は私はいないのではないかと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この北朝鮮の核実験に対する対応、言わば国連の場における決議にのっとる対応についてでありますが、ただいま正に国連において協議がなされているところでございますので、この船舶検査について予断を持ってお答えをさしていただくことは差し控えさしていただきたいとは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、正にこの国連の安保理の場におきまして、厳しい措置を含む、また拘束力のある決議を何とかこれ満場一致で出すべく努力をしているところでございますので、個別具体的なことを前提にした答弁は差し控えさせていただきたいと思いますが、いずれにいたしましても、決議...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま防衛庁長官は、それはこの我が国の安全について、安全保障について責任ある立場からこの周辺事態安全確保法について、そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力行使に至るおそれのあるということを厳密に解釈をしながら、今、瞬間の状況についての認識を述べ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この安保理による決議は、これはもちろん日本がどこまで責任を持ってそうした決議に参加できるかどうかということもありますが、国際社会全体として北朝鮮に対して核の放棄を迫る、あるいは核また大量破壊兵器の製造拡散はさせないという体制をこうして築いていくという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨日発表いたしました追加的な措置については、これはもちろん我が国の法令にのっとってすべてできるわけであります。船舶をすべて止める、そして輸出を止める、そして入国を止めるということについては、これはすべてもちろん我が国の法令にのっとってできる。そして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 答弁する前に、先ほど私、制裁について輸出と申し上げたのは輸入でございます。全面的なストップは輸入でございます。  再チャレンジする上において、いろいろなこれは再チャレンジしようとする分野あるいは状況にもよるんでしょうけれども、まず、もうなかなか再チ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は小泉総理の最後の一年間官房長官でございましたが、たしか委員会の場だったでしょうか、一月の、今年の一月の委員会の場で再チャレンジが必要であるということを申し上げました。そして、三月には官房長官として再チャレンジ推進会議を私が議長として立ち上げまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) どちらかと言われても、なかなかそれは私は難しいところだと思うんですが、まず私は、やはりそういう制度というか、また、制度もそうなんですが、社会的なこれは言わば慣例もあるんだろうと思います。また、日本の場合は人生が割と単線化している中にあって、もう最初か...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはそれぞれいろんな方々がいるんですが、例えば最初の一歩ということでいえば、就職氷河期にたまたま就職の、新卒として就職の時期を迎えた人たちがうまく就職ができなかった。しかし、その後なかなか就職をする機会そのものに恵まれていないという方々、正に一歩を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆるニートと言われている方々の中にはそういう人たちも多いんだろうと思います。そういう人はほっとけと言う人たちもいるでしょうし、事実、例えばそういうやる気がある人を待っているという、例えばジョブカフェにしろハローワークにしろ、そもそもやる気がない人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、いわゆるニートの方々についての専門家ではございませんが、しかし、それは個々それぞれいろんな問題を抱えているんだろうと思います。ですから、それは専門的な観点から、言わばカウンセリング的な対応というのが私は必要ではないかと思います。そもそも、しかし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最初に申し上げましたように、ニートやフリーターと言われる方々に参加をしていただくことは眠っている人材を生かすことになるということも申し上げました。経済界の方々にお話をいたしましたときに、こういう、例えば非正規雇用者の方々を正規にしていくという道を開い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳しくは厚生労働大臣からお答えをいたしますが、まずは隗より始めよということで、国の採用を、中途採用をスタートしたところでございます。  そしてまた、一般企業においては、この中途採用に道を開くというのは確かにその企業側のコストもあるのも事実でございま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘になった点については、定率減税について、保険料……
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会保険料については、例えば負担増ということについては、国民にとりましては、国民の皆様にとりましては、それは社会保険料についても税と同じような意味での負担増にという感覚を持たれるだろうと、このように思うわけでありますが、しかし、例えば党として更なる増...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま厚生労働大臣が答弁いたしましたように、保険料の世界というのは給付と負担が、関係が明確になっているわけでございまして、言わば給付を確保するために負担があると、そしてその負担をする側の人口構成が変化していく中において給付と負担をそれぞれ調整をして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま財務大臣から答弁をいたしましたように、定率減税がそもそもその減税において、所得の高い人には薄い、そして低い人には厚くなっていたと、それをやめた結果がそうなったのであって、しかし、他方ですね、他方、既にその所得、個人所得に対する課税については、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今のその図をお示しになられるとやや国民的な誤解が生じるのではないかというのは、何か、まるで税の負担が四百万円の方の方が三千万円の方よりも多いという印象を持たれるかもしれませんが、それは正に定率減税をやめたことによる効果のみに限定をしているのであって、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この全年齢の平均を見てみますと、貯蓄を保有していない世帯が確かに増加をしておりますが、これは一九八八年からどんどんどんどん増加を始めているわけでありまして、二〇〇三年に、これは言わば失われた十年の間にずっと増加をしていっています。そして、二〇〇三年に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今おっしゃった定率減税との関係でございますが、定率減税をやめたこととこれは直接結び付いていないのではないかと思います。先ほど申し上げましたように、長期的な不況の時期にそういう貯蓄を持っていない世帯が増えていったということが実態ではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、言わばこの失われた十年の間にこれはそういう世帯が残念ながら増えていったのは事実であります。しかし、この二〇〇五年と二〇〇六年を見ますと改善をしているのも事実でございます。それはやはり、自律的な経済回復の軌道に乗り始めている...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 個人所得課税につきましては、これは言わばどのような社会をつくっていくか、生き方にもかかわるわけでございまして、これは広く国民的な議論をする必要があると思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 兼業の禁止ということについてだけ言えば、兼業の禁止ということについてだけ言えば、それは当然、法律で禁止されているのと、民間はこれは運用で、実際兼業を奨励している企業だってこれはあるわけでありますから、それは当然違うんだろうと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 参議院の機能としては、民意をより的確に反映させ、そして議事の公正、慎重を期すると、そしてまた衆議院が解散をしているときには参議院においてそれを代替するということであろうと、その機能を代替するということであろうと、このように思うわけでありますが、御指摘...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの吉村先生の御質問は、国家権力の行使と国民ということにも触れながらということなんだろうと、このように思います。  主権者たる国民が、憲法ということにつきましては、主権者たる国民が、その国民の意思に基づいて権力の、国家権力の行使の在り方につい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 敗戦から今日に至る歴史について委員が今お触れになったわけであります。講和条約を結び、そして安保条約を結ぶときの決断でございます。  一九五二年当時のことを思い返してみますと、当時は正に米ソの冷戦構造が厳として、冷戦の状況にあったのであります。その中...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 道州制につきましては、私も総裁選を通じてお約束をいたしておりますように、この道州制というのは、言わば日本全体が均衡ある発展をしていく上においても、それぞれ広域において拠点をつくっていく。そしてまた、これは行政の改革にも資することになるわけでありますし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) たしか、温家宝総理との晩さんの折に、温家宝総理から、中国からたくさんの人たちが日本に留学をし、そしてまた大陸に帰ってきてからそのときの経験を生かしたという話をされました。その中で、周恩来、前の総理の例を引かれたときに、私の方から孫文氏もそうでしたねと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま先生が御指摘になったように、日本と中国、正にお互いがお互いを必要としている関係になっております。この五年間におきましても、輸出入合わせれば約倍になっているわけでありまして、十年前にまさか日中間の貿易量が日米を上回るとは思いも寄らなかったのでは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどちょっと触れたのでありますけれども、いわゆるただ友好、これは友好というのは友好な状況でありまして、友好な状況というのはもちろん大切なんですが、これから更にお互いが利益を得ることができる関係にしていくことが大切であって、日本は日本の国益を図り、中...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今年七月のミサイル発射の際に、既に万景峰号の入港を含む措置をとっております。  昨日発表いたしました措置につきましては、これはすべての船舶の入港を禁止をするということでございます。そしてもう一つは、日本への北朝鮮からの輸出、日本にとっては輸入をこれ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず私がお答えをしまして、今の状況については外務大臣が一番詳しいので、外務大臣からお答えをいたします。  正に今の状況としては、かつてのミサイル発射のときの安保理決議、そのときの状況については、当時副大臣として大変御尽力をされましたからよく御承知の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 七月の安保理の議論におきましても、あのときに、やはり我々が幾ら確固たる決意を持っていたとしても、理事国でなければ残念ながら我々の声を直接安保理の会議の場で主張する機会はなかったのでございます。  しかし、今までも何回も理事国であったことがあったわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般、拉致対策本部をつくりまして、政府内につくりまして、私が本部長になりました。そして、担当の大臣を塩崎官房長官ということにしたのであります。そして、拉致対策本部の事務局長を兼ねる補佐官として中山恭子補佐官を任命をいたしました。もう既にこの問題につい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私がちょうど訪中、訪韓する前でございました。そしてまた、北朝鮮が核実験をするかもしれないという時期の状況であったわけでありますが、小池安全保障担当補佐官はハドレー補佐官と会い、そしてまた谷内次官はその次席補佐官のクラウチ次官と会い、安倍内閣における外...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的には官房長官が務めることになるわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはやはり試行錯誤も繰り返さなければならないんだろうと思うわけでありますが、イギリスにおいてもサッチャー政権当時から官邸に言わば政治指名のスタッフを入れ始めて、そしてその人数はサッチャー時代はそれほど大きな人数ではなかったんでありますが、メージャー...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げました、私を通じて、基本的には私の補佐官でございます。そして、私の命を受けて、それぞれ、それぞれの仕事について、また目的について、項目について省庁間のこれは言わば調整をしてもらう場合もあるでしょうし、その中で交渉してもらう場合もあるでしょう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは正にそのとおりでありまして、言わば各省庁にも大臣そして副大臣、政務官という形で政治家が与党から入っていっているわけであります。この中で、今まで以上に頻繁に大臣、副大臣また政務官が意思の疎通そして目的の共有をするようにという指示をいたしました。ま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど外務大臣が答弁をいたしましたように、私が官房長官のときに、このODAについて、これはまあ外務省の正に海外経済協力という中において、そういう国々についてのみ着目した形でこのODAを展開をしていたのでありますが、しかしそうではなくて、世界全体を敷衍...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かにこの五年間、日本はあの失われた十年から今力強いこの堅調な景気回復の波に乗っている。しかし、一方、この経済成長はかつてのような高度経済成長ではない中での景気の拡大が続いているわけでありますから、なかなか実感しにくいのは事実でありますが、しかしこの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、先生が御指摘のように、地域が地域の良さを生かして発展していくためには基本的な基盤が必要であることも事実であります。やはり、地域の活力がなければ国の活力がないというのが私の考え方でございますし、地域の国土が保全され、自然が守られ、そしてそこで営...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 農業は、確かに先生が御指摘のようにいろんな側面があると思います。地域の自然を守っている、また日本はこの美しい自然と同時に美しい文化を持っているのでありますが、この地域の文化を涵養してきたのはやはりこれは農家であり、農地であり、林野ではないか、また美し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、先生がおっしゃったように、地方が水や食糧や、そして空気やおいしい環境を、すばらしい環境を都市に提供している。のみならず、金田先生のような人材も提供しているのも事実だと思います。そういう中で、やはり都市は都市だけで成り立たないという認識を持つの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮のこの試み、つまり核武装をし、そしてその運搬手段であるミサイルを開発をし、地域に脅威を与える、そしてそれによって自国を大きな言わば力にしていく、自国の力を向上させようという試みは、これは、そういう試みと結果は全く逆の方向になるということを北朝鮮...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、外交努力をしていくのは当然のことでございます。基本的に、日本を始め国際社会は、この問題を平和裏に外交的に解決をしていくために最後まで努力をしてまいる、その認識で一致をしていると思います。  そして、もちろん北朝鮮に対して、そういう攻撃をすると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、国としては、そういういろいろな資料についてはしっかりと保存をしていく、いろいろな文書類、歴史的な資料、文書、行政に係る文書も含めてですね、それはしっかりとこれは保持していく責任というものがあるだろうと、このように思います。  と同時に、またこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そうした残された文書等について、そうした文書に触れるということはその時代のことに対して思いをはせることにもつながってくるわけでありますし、そうした歴史的な事実について勉強する機会を提供していくことは重要ではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの答弁、資料についての答弁を少し補足をさせていただきますと、政府としては歴史資料として重要な公文書等を独立行政法人の国立公文書館に移管をいたしておりまして、この国立公文書館におきまして公文書等を適切に保存をして国民の利用に供しているわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本こそ正に自然との共生、古来からそういう中で日本人が営みをこれはずっと続けてきたのではないかと思います。むしろ、自然を征服をするというよりも、この自然の美しさを取り入れながら共生し合う中での人生が、やはりこれはすばらしい人生だなと、このように考えて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今まで政府として答えてまいりましたのは、マクロ的に統計データからは格差の拡大はこれは確認できないということでございますが、しかし一方、こうしたデータについてもある程度の幅を持って見ることができるようなきめ細かなデータを充実をさせていくことも重要ではな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 筋肉質の逆は脂肪がだぶついた政府になるわけでありますから、そんな政府がいいわけではないわけでありまして、言わば無駄を省いていくと同時に、ただやせ細っていったんではこれは住民の要望にこたえられない、十分なサービスが提供できないわけでございますので、十分...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会保障制度は国民の信頼がなければ成り立たないわけでありまして、特にこの年金制度はそうであります。持続可能な制度であると国民の皆様に信頼をしていただくと、そして、その徴収あるいは給付を担っている社会保険庁に対する信頼も大切であります。  今、この社...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 雇用につきましては、この改革を進める過程において一時失業率が五・五%まで上昇したのは事実でございます。  これは、今まで米国、英国が行った改革におきましても失業率は上昇しました。しかし、もっともっと上昇したわけでありまして、その中で五・五%、日本に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地域の活性化につきましては正に佐田大臣を担当大臣として指名したところでございます。そしてまた、何といっても、この社会保障制度を維持していくためにも、日本が力強く成長していく、経済成長していく必要があります。その意味におきまして、成長戦略を根本補佐官に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 障害者自立支援法につきましては、まず国がしっかりとこの負担において責任を持っていくということでございますし、このサービスについて計画的に立案をしていく、整備していくということでございます。  そして、その中で、一割の利用者の御負担をいただくわけであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 気配りというのは、私が属しております自由民主党にとっては政治家の必須条件であったわけでありますが、最近はややその常識が変わりつつあるのも事実でありますが、やはり気配り、またお互いに対する配慮があって初めて、社会は人と人との助け合いでありますから成り立...全文を見る
10月13日第165回国会 衆議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 石破茂議員にお答えをいたします。  テロ対策特別措置法の延長についてのお尋ねがありました。  国際社会におけるテロとの闘いは依然続いており、我が国は、国際協調のもと、テロとの闘いを我が国自身の問題と認識し、引き続き重要な役割を果たさなければならな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) テロ対策特措法の延長についてお尋ねがありました。  国際社会によるテロとの闘いは依然として続いており、我が国は、国際協調のもと、これを我が国自身の問題と認識し、引き続き重要な役割を果たさなければならないと考えています。  法の延長期間については、...全文を見る
10月13日第165回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国際社会における深刻な犯罪を防止をする、そうした犯罪に対する対策のために、また国際の平和と安全のために、日本はこの国際刑事裁判所、ICCを一貫して支持をしてまいりました。また、現在、関係省庁で必要な国内法の整備について作業をしているわけでございます。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、中国との間におきましては、あらゆるレベルにおいて交流、連携を進めていこうということになりました。政治、経済、文化等々でございます。そして、また中でもエネルギーや環境や金融や知的財産の保護等々についてもしっかりと連携をしながら、また協力をしていこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この裁判員制度は、一般の国民の皆様に裁判に参加をしていただくということでございますが、この裁判の過程に参加をしていただきまして、その言わば国民一般としての感覚を判決に反映をさしていただく、裁判に反映をさしていただく制度であります。  つまり、今まで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国、地方を問わず、入札談合の事件が続発をしていることは大変残念でございます。特に官製談合の問題、これはもう根絶をしなければならない問題であります。特に国民の税金を使って行う事業において、そうした談合が行われることによってむしろコストが高くなって国民の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国民の生命と財産を守るという観点からこの防災は極めて重要な国の政策課題であるというのは言うまでもないと、こう思っております。  日本は台風の通過地点にあります。また、山や急峻な地形の中で流れている川等、災害が人的被害、地域を破壊するという危険性、蓋...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 正に委員おっしゃるとおりでありまして、日本は大変海岸線が長いわけでありますが、この長い海岸線が大変美しいというのもこの日本の自然の美しさの大きな特徴であろうと思います。白砂青松のこの海岸を守っていくことは、美しい日本をつくっていくことにもつながってい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も、犯罪の被害者を含む交通事故の被害者、また、特に飲酒運転による交通事故の被害者の御家族のお話をお伺いをしたことがございます。いかにそうした結果が人生を狂わせ、また大きな影響を御両親を始め御家族に与えるか。また、何よりも失われた命は帰ってこないわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、中国を訪問した際、胡錦濤主席との間におきましても、是非議員同士の議会交流をこれは進めていきたいというお話をいたしました。胡錦濤主席も、是非日本からの議員を受け入れ、そして交流を進めていきたいと、こういうことでございました。その後、呉邦国全人代委...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の内閣におきます子育ての支援は三本柱、少子化対策は例えば三本柱でございまして、まず女性が子供を産み育てやすい社会をつくっていく。仕事をしながら、仕事をしながら子育て可能な社会にしていくためには、暮らし方や仕事の仕方、働き方を変えていく必要があるだろ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、たしかNHKの番組だったと思いますが、ワーキングプアの特集の番組がなされまして、大きな衝撃を与えたというふうに私は聞いております。つまり、一生懸命頑張って働いているけれども、給料が大変低い水準にとどまっているということだと思います。  近年、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かにこれ増えてはいるわけでありますが、その前から、この五年以前からそういう傾向はあったわけでありますが、それは先ほど申し上げましたように、経済、産業の構造が変わってきていることも一つ大きな要因でございますし、またもう一つの要因というのは、価値観につ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳細については厚生労働大臣からお答えをいたしますが、いわゆる大企業のこれは製造業の現場についてのお話なんだろうと思います。もちろん、製造業の現場では、その大企業の正社員の方々も働いておられると思います。それと同時に請負の方々が、言わば、まあいわゆる協...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、もちろん労働基準法に違反する働き方をさせているのであれば、直ちにそれは法の執行をしなければならないと、このように思うわけでありますが、いずれにいたしましても、いわゆるワーキングプアと言われる人たちを前提に言わばコストあるいは生産の現状が確立...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今おっしゃったような例が特定の企業で続発をしているということであれば、それは異常だと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはいろいろな例があるでしょうけれども、もし経営者がまるで働いている人間を部品のように考えているんであれば、それは私は間違いだと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘のいわゆる偽装請負等につきましては、法令、労働基準法に反しているのであれば、やっぱり適切に厳格にこれは対応していかなければならないと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いずれにいたしましても、法令に反した行為が行われているのであれば、それは断じて許すわけにはいかないわけでありますから、この法令に反した行為に対しては政府としてしっかりと対応してまいります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま、国連の決議については厳しい措置を含む強制力のある決議を採択すべく今努力をしているわけでございまして、この決議に関係しまして、いわゆる臨検等の措置ということについて予断を持って答えることは差し控えさせていただきたいと思うわけでありますが、いず...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然のことでありますが、憲法に反することをすることはあり得ません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 愛は強制はできないと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今ちょっとよく、もう少し詳しく質問していただかないとなかなかよく分からないんですが、どこでどう評価するということなんでしょうか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、たしか通常国会で小泉総理も答えていたと思いますが、言わばそういう評価ということはしないということではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、福島委員が挙げたことは、私どもの教育基本法に書いてあることとは全くかかわりのない観点から非難をされていると、こう思っております。  私どもが言っている国を愛する態度というのは、先ほど大臣がお答えをいたしましたように、我が国のこの長い歴史や文化、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、国際社会がテロは許さない、テロとの戦いを今続けているわけであります。これは、一国がテロと相対峙すれば済むということではなくて、国際的な広がりを持つこうした行為に対して、やはり国際社会が連携してそれを封じ込めていくことが大切であり、この法令は必要で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) テロを含む国際組織犯罪であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いずれにしても、これは規制緩和は確かにしました。しかし、法令に反しているんであれば厳格に対応して、そしてそれは絶対に許さないという態度で臨んでまいります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この非正規雇用者については、平成三年からの資料を見ても、八百九十七万人からこれは、だんだんこれは増加傾向にずっとある中において、十五年後に千六百万まで増えているという現実がございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 全く最初からつくらないということは、これはなかなか難しいわけであります。そもそも、今厚労大臣が答弁いたしましたように、グローバルな経済の中で日本の企業も競争に打ち勝ってまずいかなければならない。これはなかなか大変なことでありますが、しかし打ち勝ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的にはこの仕組みについては、リハビリの効果が上がらないというそういう指摘もあり、そういう患者さんたちに対しては百八十日で打ち切ると、あとは言わば介護ということであります。  しかし、それは相当、これは正に一刀両断ではなくて、あるいはまた、例えば...全文を見る
10月18日第165回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず初めに、小沢党首より、私の総理就任に対してお祝いのお言葉をいただきましたことに対しまして、お礼を申し上げたいと思います。  言及をいただきました私の父が、恐らく小沢さんと私が与野党の党首として論戦を闘わせるとは想像だにしていなかったのではないか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ドイツにおいて基本法が制定されたわけであります。既に何回も法律を、憲法を変えていると思いますが、ドイツにおいてはどのように明文化されているかということは私はよく承知はしておりませんが、ドイツにおいては、まさに占領下において制定をされたという認識のもと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま小沢さんが言われた議論については、この憲法の議論の中で、例えばハーグ陸戦協定を挙げて、占領下にあるときに基本法を変えることについての法的な根拠について議論がなされたというふうに思います。今例に挙げられましたフランスの例は、恐らくナチス・ドイツ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 周辺事態安全確保法においては、それがどういう事態かということについて言えば、そのまま放置すれば我が国への武力行使につながるおそれのある事態等ということになっておりまして、それはどういう事態かということについては、さらに政府は六つの類型を示していると思...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大分、小沢代表は、私の言っていないことまで含めて、想像で私の考えをいろいろと述べておられるわけでありますが、私は何も米軍が言われるからやるということでもありませんし、米軍について地球の果てまで……(発言する者あり)済みません、静かにしていただけますか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私が小沢党首から質問されているんですから。  私は、何も地球の裏側まで行くということを一言も言ったこともございませんし、米軍に言われたから、米国に言われたからやらなければならないということを一言も言っておりません。  要は、国連の場において全会...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原則は非常にはっきりいたしております。この決議については、日本もこの決議の発議に対して責任を持ったわけであります。この決議を実効たらしめるために、日本は日本の法令の中においてできる限りのことをやるのは当然のことであり、それぞれの加盟国がそのことを求め...全文を見る
10月23日第165回国会 参議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福島啓史郎議員にお答えをいたします。  日中間の交流促進のための基金設立についてお尋ねがありました。  大事な隣国である中国との間で、将来を担う青少年を始め、国民レベルでの交流を促進していくことは、相互理解と信頼に基づいた未来志向の関係を築いてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 犬塚直史議員にお答えいたします。  日本国憲法制定の際の芦田委員長の御発言についてのお尋ねがありました。  現行憲法が持っている主権在民、自由と民主主義、そして基本的な人権、平和主義といった原則は普遍的な価値であり、当時の日本国民が希求していたも...全文を見る
10月30日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第3号
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○安倍内閣総理大臣 今大島先生から、なぜ教育基本法を改正するかということについては大体もう既に御説明があったわけでございますが、現行の教育基本法につきましては、教育の機会均等を実現していく、この理念を実現することによって日本の国民の教育水準は飛躍的に向上したと思います。そして、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、鈴木委員が長年にわたってこの問題に真剣に取り組んでおられましたことを知っております。そういう本当にたくさんの真剣に取り組む方々の成果として、現在政府が提出をしている教育基本法の改正案があると思うわけであります。  先ほども答弁をさせていただきました。近...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 民主党も、教育改革のためには教育基本法の改正が必要である、この認識は同じものだ、このように思うわけであります。まさにこの教育の再生、改革は待ったなしでありまして、国民の要望もそうではないか、このように思うわけであります。  既に相当長い時間を費やして議論を行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大変示唆に富んだお話をいただきました。  やはり、教育については、現場、これはまさに教室であり、また家庭であり地域であろう、このように思うわけであります。特に、教室で子供たちがどういう先生に出会うか、これは人生にとって大変大きな問題であり、大きな影響を与える...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国は、自由と民主主義の価値、これを憲法によって、また多くの国民が共有をしているわけでありまして、統治機構としてのこの国を愛せという概念は、まさにその価値と相反するものであるのは当然のことでございまして、我々がこの教育基本法でうたっている、国を愛する態度を涵...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員が御質問になられました、居場所のない子供たちに対してどう対応していくかということでございます。  これは、やはり戦後の六十年の大きな変化の中で出てきた一つの課題であろう、このように思うわけでございまして、政府といたしましても、そういう子供たちに対...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法とこの教育基本法の関係でございますか。  現行の憲法と現行の教育基本法の関係においていえば、憲法の理念を教育の場において、教育において具体化するということが教育基本法の中にも書かれているわけでございまして、密接にかかわりがある、関係がある、こう言ってもい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自由民主党においては、昨年、立党五十年を機に、既に新しい憲法の草案を書き上げているわけでございます。しかし、いずれにいたしましても、現行憲法と比べてみましても、民主主義、主権在民、あるいは自由、そして基本的な人権、そうした基本的な考え方はこれは変わりがないわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 戦後の教育について言えば、機会均等という理念のもとに国民の教育水準は格段に向上した、これは委員が御指摘されたとおりでありまして、教育水準の向上こそ日本の戦後の経済発展を支えてきたものではないか、このように思います。また、個人の権利あるいは自由、民主主義、平和主...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 民主党の教育基本法の改正案におきましても、この六十年の時代を経て新たな教育基本法が必要であるという認識を持った、これは我々の認識と同じでございます。  そして、その中で、例えば国を愛する心を涵養していくという規定もあります。しかし、政府案におきましては、それ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 未履修の問題について、その原因については、やはり委員の御指摘のように、いわば短期的に受験においていい成果を出そうという結果、起こったことであります。しかし、それはまさにルールを破ることをむしろ学校側が奨励した結果になっているわけでありまして、一番大切な規範意識...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 与党と政府の案におきましては、我が国と郷土、そして他国を尊重する態度を養うということを、これは前文ではなくて本則に入れているわけでありまして、我が国を愛する、この愛する発露としての態度があるわけでありまして、その正しい態度も含めて子供たちに教えていくべきである...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 民主党案におきましては、「生命及び宗教に関する教育」の規定は、生命のとうとさや宗教教育の重要性から規定された、このように理解をしておりますし、また、ただいま委員が御指摘のとおりでありますが、政府案も第二条第四号に「生命を尊び、」このように規定をし、第十五条には...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この教育基本法というのは、これはまさに教育理念、そして基本原則を定める、教育については根本法でございます。そういう意味におきましては、極めて重要な法律であると認識をしております。
○安倍内閣総理大臣 私どもが政府案として提出をさせていただいておりますこの改正案は、与党において相当、何十回も議論を重ねてきたものでございまして、その中で成案を得て、政府として自信を持って当委員会に提出をさせていただいております。ですから、深い議論、広い議論の中において速やかにこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国民が教育を受ける権利を保障していく上において、法律によって国と地方が適切に役割を分担し、協力して教育を実施していくべきである、こう考えています。  具体的には、国は、全国的な教育制度の構築、全国的な基準の設定、教育条件の整備、地方に対して必要な指導、助言、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 教育再生につきましては、私の内閣の最重要課題に位置づけております。まさに教育への投資こそ未来への投資である、こう認識をしております。その中で、教育の内容を充実させるための予算は当然必要ではないかと考えております。  と同時に、歳出歳入一体改革を進めることも極...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、牧委員と私は大体同じ世代だという御指摘をいただきました。下村副長官も私と同い年でありまして、高市大臣は私よりも大分若い、このように思うわけであります。  まさに日本が敗戦から高度成長に至る。国民が生活実感として、だんだん豊かになっているなと。冷蔵庫が入っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 人事につきましては、この教育基本法の改正を含め、教育再生、教育問題が極めて重要であるという観点から人事を行ったつもりでございます。
○安倍内閣総理大臣 教育基本法を改正するというのは、これはもう大変な作業であったわけでありますし、また大変困難な試みでもあった。  かつては、この教育基本法改正というのを国会のスケジュール、政治スケジュールにのせるということは夢のまた夢であった時代が随分あります。例えば、自由民...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も伊吹大臣も、いたずらにおくらせているとは全く申し上げていないわけでありまして。しかし、さきの国会において五十時間議論されてきたのも事実であります。  もし、今、与党が慌てている、急いでいる、あるいは拙速でも構わないと思っているんであれば、もうさきの国会で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、委員はもうわかった上で御質問しておられるんだろう、このように思うわけでありますが、補佐官制度は、今までも制度としてございました。そして、今官房長官から御説明をしたように、総理の補佐をする立場として助言等を行う、まさに総理のスタッフ、官邸におけるスタッフ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が目指す美しい国は、これは、まさに活力があふれ、そしてチャンスにあふれ、そしてまた優しさにあふれた、世界に開かれた国でなければならない、このように述べてきているところでございますが、こうした国をつくっていくためには、教育の再生が、また教育こそ根本ではないか、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在の教育基本法では実現しないとまでは申し上げませんが、しかし、今申し上げましたように、私が申し上げているこの美しい国の骨格をなす概念と、新しく私どもが提出をしているこの教育基本法の改正案の中に盛り込まれた要素は密接不可分であるというふうに申し上げているわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いじめの問題というのは、これは昔からあるわけでございますが、昨今の、いじめによって子供が自殺に追い込まれる、これはもちろんあってはならないことである、このように認識をしております。
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員が指摘されたように、このいじめというのはどんな学校でも起こり得るでしょうし、まただれにも起こり得る。この認識のもとに、これは、いわばいじめの件数がどうこうということではなくて、大切なことは、そうしたいじめが起こったときに、それを隠ぺいしようとするの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 しかし、いじめの実態があるのであれば、いじめを減らすべく努力するのはこれは当然のことであって、とりあえずその中でこういう目標を立てましょうと。しかし、そういう目標を立てた中にあって、それを隠ぺいするというのはまた別の話であって、それはもう教師こそそんなことを、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この問題は、専門家に分析をしていただかないと、なかなか一概には答えようがないわけでありますが、委員が指摘をしておられるのは、いわばいじめる方にストレスがあっていじめているということなのでしょうか。(志位委員「いじめが起こる原因です。温床になっている」と呼ぶ) ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いろいろな意見がございまして、一部には、一部にというか、識者の中には、いわばゆとり教育によってカリキュラムが少し中身が薄くなり過ぎたのではないかという意見もあるわけでございまして、基本的には、公教育の場において高い水準の学力と規範意識を身につけることができるよ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 こうした自殺を防ぐためにも、例えばスクールカウンセラーをさらに充実させて相談体制を構築していくことは必要でしょうし、つまり、いじめられている子供たちが学校に行くか、あるいは死を選ぶかという選択に追い詰められないように、対応していくことが重要ではないか、これは学...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 文部科学省が行っている調査については、教育委員会からの報告を数値としてまとめたものであると思います。私は、この数字は実態を反映していないと思います。  要は、大切なことは、まず実態をよく把握することであって、教育委員会においては、いじめが起こったら、それは隠...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かにそのとおりでありまして、大体、まずいじめがゼロだということというのはあり得ないというふうに、感覚として受けとめなければならなかったかもしれない、こう考えております。  文科省が調査したのに対して、教育委員会がこういう数字を挙げてきたわけでありますが、結...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この教育基本法の第一章の第二条でございますか、教育の目標でございまして、豊かな情操と道徳、あるいはまた自主及び自律の精神、公共の精神、生命をたっとび、自然を大切にし、環境保全に寄与する態度を養うこと等々が書いてございます。その後、「伝統と文化を尊重し、それらを...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私どものこの教育基本法の改正案におきましては、学校と地域、家庭が連携をしていくことの重要性も書いているわけでございます。つまり、教育は、義務教育だけではなくて、人生を通じた教育という観点からとらえている、こういうふうに理解をしております。
○安倍内閣総理大臣 このいじめの問題も、未履修の問題についても、学校側が正しい事実をきちんと報告しなかった、あるいはそれを隠ぺいしようとしたということは極めて重大な問題である、このように思います。  そしてまた、教育委員会においてもそうしたチェック機能を十分に果たし得なかった。...全文を見る
11月02日第165回国会 衆議院 本会議 第13号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 林幹雄議員にお答えをいたします。  地方分権改革についてお尋ねがありました。  地方の活力なくして国の活力はありません。やる気のある地方が自由に独自の施策を展開し、魅力ある地方に生まれ変わるよう、地方分権を積極的に進めてまいります。このため、関係...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 逢坂誠二議員にお答えをいたします。  国の形についてお尋ねがありました。  やる気のある地方が自由に独自の施策を展開し、魅力ある地方に生まれ変わる、そして、このことがまさに我が国の活力と成長の源泉となる。すなわち、地方の活力なくして国の活力なしが...全文を見る
11月08日第165回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、ファイナンシャル・タイムズ、あるいはまたウォール・ストリート・ジャーナルやCNN等のインタビューを受けまして、様々な問題についてインタビューに答えました。この憲法の問題もそうでございます。  自由民主党は、既に昨年、自由民主党の憲法改正草案を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり私が述べましたのは、自由民主党としては既に改正案を出しておりますから、それを読んでいただければ御理解がいただけると、このように思うわけでありますが、私は、この改正案を作るに際しまして、戦後六十年経過をし、そして自衛隊も五兆円近い予算を使っている...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、私は総理としてこの憲法の尊重義務が課せられているわけであります。その上で申し上げますと、この憲法の九条の中において、いわゆる自衛隊の存在について、この存在が、もちろん私は自衛隊は合憲であるという立場でありますし、政府でももちろんそうであります。し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この条文の中において、いろいろなこれは解釈があるわけでございますが、言わば、自衛隊という実力組織を保持し、そして国際貢献の中で我々はもう既にこの自衛隊を活用しているわけでございます。そうしたことをやはり、それもやはり明示的に書く必要があるのではないだ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この問題については、私がもうはっきり申し上げておりますように、非核三原則という政府の原則は今後とも維持をしていく、このことにおいては全くいささかの変更もないということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その自由に議論という意味もいろいろとあると思うんですが、私が申し上げたのは、非核三原則というのは、政策論として、核を持たず、作らず、持ち込ませずと、この政策論として我々はこうしたことは永久に放棄をするということを宣言をしているわけであります。その中で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、核武装をするという議論を自由にしていいということは一言も申し上げておりません。いわゆるこの核を、核をめぐる議論について、抑止はどうあるべきかという議論をまたする、またそういう議論に対する論評というのはあり得るだろうということを申し上げているわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私がもう先ほどから申し上げておりますように、核のこの政策については、先ほど来はっきりしているわけでございまして、この政策については外務大臣も全く同じ考え方であると、これはもう、これは当たり前のことであります。そして、外務大臣が発言したのは、質問に答え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、小沢代表は、核を保有する、あるいは武装するということは、日本がですね、政治的にも軍事的にも意味がないと、ということをおっしゃった。それに近いことをもう恐らくおっしゃったんだろうと、例えば政調会長はですね。政治的にも軍事的にも意味がない、しかし、政...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 未履修の問題は大変残念な問題だと思っています。やはり高校で達成すべき人格の形成、あるいは高校生に対して高校修了ということで卒業証書を渡すという意味について十分自覚をし使命感を持っていれば、このようなことは起こらなかったのだろうと。  つまり、大学に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず未履修の問題、またいじめの問題もそうでありますが、こうした問題については、学校もあるいは教育委員会も、こうした問題が発生した段階で隠ぺいしようとしたり隠したりしようとするのではなくて、まずしっかりと当事者意識を持って対処することが必要であろうと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 教育基本法のこの改正案でありますが、教育基本法は理念であり、また原則でありますから、それは直ちにそうした未履修の問題あるいはいじめの問題といった種々の学校で起こっている問題に対処するためのこれはものではないわけであります。  この法案を通す、改正案...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 教育基本法は正に理念法、原則を書き込んでいくわけでありまして、先ほど申し上げましたように、今日起こっている問題に対応していくために必要な理念、原則は政府の改正案にはすべて私は書き込んであると、このように思っているわけであります。  そこで、先ほど代...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は、正に今起こっているいろいろな問題に対応するためには、やはり新しい理念とこれは基本的な原則を示すべきであろうと、こう考え、政府の改正案を提出をしたところであります。  例えば、海水浴に行った子供が平気で空き缶を捨てる、その子に対してこれは注意...全文を見る
11月15日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第12号
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○安倍内閣総理大臣 教育の目的は、志ある国民を育て、そして、もって品格のある国家、社会をつくっていくことであります。  近年既に、河村先生も御指摘になっているように、子供の道徳心あるいは学ぶ意欲、そしてまた学校や地域、家庭が子供たちを育てていく力そのものが低下をしているのではな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 未履修の問題、そしていじめの問題でございますが、未履修の問題につきましては、本来高校を卒業するに当たりまして必要な科目を子供たちに履修させていなかった、本来規範意識を教えるべき学校がそれを逸脱していたということでございます。なぜそれが起こったかといえば、大学受...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 小泉前総理が述べられました米百俵の精神というのは、まさに目先の御飯よりも将来の地域の発展、国の発展を考えて子供たちに投資をしよう、それはやはり教育である、こういうことだと思います。明治の日本の発展も、やはりそれに至る日本における教育の、極めて教育に対して熱心で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま斉藤先生が御紹介になられましたように、この教育基本法の改正案、与党において成案を得て国会に提出するまでの間、相当の議論があったわけであります。与党で検討する前には、先ほど河村先生から御紹介になりましたような経緯がずっとございました。その中で、議論に議論...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 公立学校、これはだれもが子供たちを通わせることができる、だれもが通うことができる学校でございます。ですから、この公立学校の教育の機能が低下をしているということになれば、所得の高い人は自分の子弟を私立に通わせることができます。しかし、そういう経済的な余裕がない人...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 教師、先生というのは、子供たちに極めて大きな影響を与える、人生を場合によっては大きく、いい方向にも悪い方向にも変えていく力がある、私はこのように思います。  先般、私の通った小学校の同窓会が、四十年もたつんですが、ございました。なぜそうした同窓会が行われるか...全文を見る
11月17日第165回国会 参議院 本会議 第12号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 保坂三蔵議員にお答えをいたします。  教育基本法制定当時と現在との社会環境の変化や教育基本法改正の底流にある思想についてお尋ねがありました。  戦後、国民のたゆまぬ努力によって教育水準が著しく向上し、教育は我が国社会の発展の原動力となってきました...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山下栄一議員にお答えをいたします。  社会全体の教育力の回復についてお尋ねがありました。  学校、家庭、地域社会は教育においてそれぞれ重要な役割と責任を担っており、社会全体の教育力の再生は極めて重要な課題であると認識しております。  いじめ問題...全文を見る
11月22日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、十七日から二十日にかけましてハノイで開催をされましたAPEC首脳会合に出席をいたしました。首脳会合におきましては、地域におけるテロ対策あるいは感染症対策等、地域共通のこの課題に協力して対応をしていくことが確認されました。そしてまた、現在中断をい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに委員の御指摘のように、ベトナムにおいては、道端で人々が読書をしたり、あるいは子供が本当に勉強している姿を拝見をいたしました。私の家内も学校を視察をし、子供たちが本当に生き生きと貧しい中でも将来に夢を持って努力をしている姿に感銘を受けたという話を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現行のこの教育基本法が策定されたのは、委員御指摘のように占領下であります。しかし、もちろん形式的には内閣総理大臣の下に教育刷新委員会が設けられまして、そこで議論を重ね、そして帝国議会における議論を経てこれは成立をしたわけであります。この刷新委員会にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、教員の質は極めて重要であって、子供のときにどういう先生に巡り合えるか、これはその人の人生に大きく私は影響するだろうと、このように思います。すばらしい先生もいれば、そうでない先生もいるかもしれません。  例えば、私の場合は、小学校のときの担...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 子供たちにITの活用、また、もちろんコンピューターの活用も含めてですが、ITの活用等について学習させることも必要でしょうし、しかし、それと同時に、その副作用、弊害について私どもがあらかじめ検討していく必要もあるんだろうと。ただいまの委員の御指摘を踏ま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 六十年前に戦争が終わり、このさきの大戦に対する深刻な反省の上から戦後の歩みが始まったわけでございますが、しかしその中で、国家という存在あるいは我が国の歴史や、そしてまた日の丸・君が代に代表される我が国を象徴するものに対する、これはある意味では拒絶反応...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 正に学校の場において、これは国際人を教育をしていくという意味においては、自国の国旗・国歌に対する態度について学ぶ機会を提供する私は必要があるんだろうと思います。  これは、自国の国旗・国歌に対する、これは尊重し、またこの国旗・国歌に対しての態度を養...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在のこの六三三四制は、これは戦後六十年、かなり定着もしているのも事実であります。ですから、これを例えば根本的に変えていくということになれば、国民的な議論や理解も必要であろうと。しかし、この社会の変化の中で、委員が御指摘されたように、いろいろな問題点...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦後六十年の中での一つの風潮として、価値を計る基準として損得が大きなこれは比率を占めているということになってしまったのではないかと、つまり損か得かで自分の行動を計っていく。損なことはしない、得なことはする、うまくいけばいいけれども、うまくいかなかった...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 教育基本法の改正につきましては、先ほど来申し上げておりますように、この二十一世紀、新しい時代を迎えた中にあって新しい時代にふさわしい教育の理念、そして基本的な原則を定めるものであります。今までの教育基本法に欠けていたもの、そして、新しい時代において子...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 教育の目的は、それぞれの個性、能力に応じてできる限り調和的に発展を図っていくことにあるだろうと、そうした能力を伸ばしていく、また個性を尊重しながら能力を伸ばしていくということにあるのではないかと、このように思います。  よく結果平等の典型的な例とし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、戦後六十年の風潮に際してお話を申し上げましたときに、戦後六十年の風潮の一つとして、やはり損得を価値の基準に置いているという問題点についてお話をさしていただきました。  人のために、あるいは社会のためにというのは、損得でいえばこれは一見自分の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 教育におきましては、志ある国民を育て、そして品格ある国家をつくっていきたいと考えております。  志のある国民というのはもちろん、自分はこの世に生まれたからには人々のために役に立ちたい、あるいは地域や社会を今より明日、いい地域や社会にしていきたい、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も、今から十数年前、大統領の就任式に列席をしたことがあるわけでございますが、大統領は聖書に手を置き、宣誓をいたします。大統領として職務に忠実に、そしてまたあらん限りの努力で尽力をしていくことを誓うわけでございます。  これはアメリカの国の成り立ち...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 文化的な国家とは、正に個人の尊厳をこれは重んじる国家でなければならないと、このように思います。そして、先ほど先生が御指摘になったように、つまりこれは、人間の行動というのは、法律以前に守るべきこれは徳目あるいは規範の中でのこれは行動でなければならないの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、文化的な国家をこれはつくっていくためには、まず個人の尊厳が重んじられていなければならないと。つまり、個人の尊厳が重んじられることによってその個人の能力が開花をしていき文化的な創造が行われると、また文化が培われていくと、こういう意味において先ほ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私と小泉先生は同じ宗派に属しているんだろうと、このように思うわけでありますが、三木先生のお言葉ではありますが、この法律という網をつくっていく、その土台というか、その網以前の問題として、先ほど文化の議論のときに申し上げましたように、法律以前に人間として...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 教育行政、我が党、与党・政府が出している政府案十六条についてでありますが、この「不当な支配」、これは現行の教育基本法の中にも書いてあるわけでありますが、この「不当な支配に服することなく、」、これは、極めてこれはもう当たり前のことであって、不当な支配が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今のその徒競走の例については、私はたしか新聞等で読んだ記憶がありますが、現場でそれを目撃したということではございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) あのときは質問者とのやり取りの中で例えばという話で申し上げたわけであって、それは実例に即した方がいいという委員の御指摘でありますから、実例に即した説明にするべきであろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この教育基本法改正、この政府案につきましては、もちろんこの政府案を提出する過程で相当の議論を展開をしてまいりました。また、衆議院におきましても百時間を超える議論を重ねた結果、大変多い方で十六回質問に立たれた方もおられるわけでありまして、そうしたかなり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 教育基本法の改正は、新しい時代にふさわしい教育における基本的な理念、原則を定めるものでありまして、今個々に起こっている、例えば未履修の問題あるいはいじめの問題にこれはすぐに対応するための法律ではもちろんないというのはもう委員御承知のとおりだろうと、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いじめの問題につきましても、私としても政府としても、今直ちにできることに、文部省に与えられている権限の中でその権限を最大限活用して責任感を持って対応するように指示をいたしております。学校におけるスクールカウンセラーを始めとした相談体制をフル活用するよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、官房長官として、このタウンミーティングについては当時の私の所管であったわけであります。この所管であった、所管である事柄につきましては責任感を持って当たっていくという考え方の下に、この問題についても事実関係をしっかりと究明していかなければならない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、官房長官としては、その所掌する事柄について責任を持っているという考え方の下に事柄に当たっているわけでありまして、基本的にその考え方の下にこの問題について徹底して更に調査をして事実を解明をしていく、そしてそのことを国民の皆様に明らかにしていく、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 例えば、今私は総理でありますが、私が総理として、政府が行うことにつきましては基本的に最終的には責任を負っているという基本的な心構えで対応しているわけであります。それは当然そのとおりでありまして、当時の官房長官として、私の所掌の中でこういう事柄が起こっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたとおり、官房長官というのは、その所掌をしている中において、その所掌している事柄においては責任を負っているというふうに先ほど申し上げているとおりであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたとおり、この問題について現在、林副大臣を長にこの問題の調査のチームを立ち上げを指示をいたしまして、徹底的な調査を行っているところであります。  その中身について国民の皆様の前に明らかにする、そしてそれと同時に、その調査結果をしっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、その謝礼等の関係について正に今調査をしているところでありまして、その実際に因果関係等々をまず詳細に調べたいと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今官房長官が答弁をいたしましたように、いわゆるこの謝礼を払っていた対象者につきましては、いわゆる例として挙げられたやらせとは一線を画しているものだということで御説明を申し上げたわけでありますが、いずれにいたしましても、こうした政府主催の会を行う中にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 競争入札で行ってきたところでありますが、先ほど来議論を伺っており、また、この明細を拝見をさしていただきまして、やはりこれは節約できるところはもっともっとあるんだろうと、このように思うわけでございまして、私ども政治家もよく地元でいろんな会を開いて、いろ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このいじめの問題につきましては、いじめというのは、これは私が子供のころからもいじめはありました。昔からあるわけでありますが、しかし、いじめによってこのように小学生が自殺をするというようなことは起こっていなかったのは事実であります。そして、近年このよう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このいじめの問題というのは、これは先ほども答弁で申し上げたんですが、元々従来からあったわけでありまして、また世界各国にも恐らく学校でそういういじめが発生をしているだろうと、このように思います。  しかし、その中で自殺に至る、小学生が自殺する、自らの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いじめられて悩んでいる子供というのは、これは親にはなかなか、プライドがあって自分がいじめられているという事実について相談できにくいということがあるんだろうと思います。ましてや、また、学校で先生にその話を相談すると、何か言い付けに行っているというふうに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この法務局、地方法務局のこの人権一一〇番については、確かに今委員が御指摘のように平日の午前八時から午後五時十五分であります。私もこの時間を見たときに同じ感想を持ったわけでありますが、この問題については法務省のこの地方法務局だけの責任ではございませんの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは文科省のホームページにもございますが、チャイルドライン、これは十八歳までの子供たちが掛ける電話でございますが、それと日本いのちの電話連盟がこの相談機関として、これはこのホームページに載っているわけであります。今現在相談体制がどうなっているかとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げました民間の方々との連携協力もいただきながら、政府でいろいろな窓口がございます。また、各都道府県も含めて、各県警もあります。そうしたところと連携を取りながら、相談体制がこれは深夜に及ぶ、あるいは土、日という体制も構築できるようにこれは指...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大学入学者選抜については、高校生にとって必要な幅広い知識や教養とは何かという観点にも十分にこれは留意しながら、大学入試センター試験の在り方を含め、文部科学省において総合的にこれは検討していく、そのように大臣が答弁をしているというふうに承知をしておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、教室においてはいじめる子といじめられる子だけではなくて、それを傍観をしている子供たちもいるわけでありまして、やはりクラスでだれかが、君、そういうのをやめろよと、こう言う子供が出てくることによって、このいじめがエスカレートをせずにこれは止まると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど御答弁した際に、教育再生委員会で緊急アピールをした、池田座長代理というお話をしたんですが、野依座長と池田座長代理と義家事務局長の三名の連名で出させていただきました。補足をさせていただきたいと思います。  ただいまの御質問でございますが、憲法第...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 再チャレンジという観点から申し上げますと、例えば高校を卒業できなかった、途中である意味やめてしまった人たちが、やっぱり自分は将来を考えればこういう道に進みたいと、こう考えることは私はあると思います。また、例えばある程度社会人として仕事をしながら、もう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この人格の完成につきましては、ただいま先生から御指摘がございましたように、現行法にも書いてあるわけでありますが、現行法においても教育の目的とされております。  ただいま御指摘になったように、各個人の備えているあらゆる能力を可能な限りかつ調和的に発展...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この教育基本法は、正に教育の理念、そして原則を定める法律、基本法でございますから、この法律が直ちにいじめに対応できる、いじめがなくなることにつながるというものではございません。しかし、この理念、原則に盛り込まれた条文、考え方、そうしたものはいじめをな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 教育の目的は、家族、地域、国、そして命を大切にする豊かな人間性と創造性を備えた規律ある人間を育成することであります。これは、ひいては品格ある国家、社会をつくることにつながると考えています。このことは、教育基本法に則して言えば、第一条にあるように、各個...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この未履修の問題においては、言わば必修科目が大学の入試科目になっていないという中において、そういうケースにおいて、より受験勉強のための科目に集中させようと、そして言わばそういうなるべくいい大学により多くの子を進学させると、その結果、高校のその学校の名...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、そういう実態については現在承知はしておりませんが、遠足や文化祭やあるいは林間学校等は本当にいい思い出になるわけでありますし、それはそれで本当に大切な私は教育の機会だろうと、このように思います。  そういう意味におきましては、この学力テストの補...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この教育基本法の改正に当たりましては、改正するまで例えば与党の間で相当の議論がございました。そしてまた、このタウンミーティング以外にも、中教審において、審議の過程において関係団体からヒアリングを実施したり、中教審の答申について各種会議の説明等々を実施...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 教科用の図書検定基準の見直しについては、学習指導要領の見直しの内容を踏まえて、今後文部科学省において必要な検討が行われると思います。  なお、教科書の検定は、教科用図書検定基準に基づいて教科用図書検定調査審議会の専門的な審議を経て実施されるものであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま申し上げましたように、この学習指導要領を見直しを行うわけでありまして、まだこの見直しは行われておりません。その学習指導要領を見直した上において、この教科用図書検定基準を見直しをしていくということになるわけでありますが、これは今申し上げましたよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員に私がそのように見られているというのは私の不徳の致すところでございますが、これは、私が答弁を申し上げておりますのも小泉総理が答弁をしておりますのも同じでございまして、小泉前総理も国を愛する心情についての評価ということは通知表においてはしない、どれ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) また故郷の地域のすばらしさ等々を調べる、そういう調査をする、学習するという態度についての、それは評価をするというのはこれは当然ではないだろうかと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この政府案ができる過程においては、与党において相当の議論があったこと、また自由民主党においても、委員がかつて所属しておられました自由民主党におきましても長い議論があったことはもう随分、それは御承知のとおりであろうと思います。  その中で今度この改正...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 亀井委員ともこの教育基本法の改正についてお話をしたことがございます。長い間党内で議論されていたことの多くは私はこの教育基本法の中に盛り込まれていると、このように思うわけでございまして、それはやはり長い間の党内での議論を踏まえた上であろうと、このように...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になった三点については、自民党でいろいろと議論があったのは私も承知をいたしております。その中で、例えば国を愛する、我が国を愛する態度という言葉でございますが、この態度は、国を愛する心があって、その発露としての態度があるということで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、私ども政府案として現在のこの改正案を提出をいたしておりますので、政府としてはこれがベストな案だと、この考え方の下に提出をしているわけでございます。  あとはこの委員会において、広く深く議論をしていただきまして、速やかな成立を目指してい...全文を見る
11月24日第165回国会 参議院 本会議 第14号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 吉田博美議員にお答えをいたします。  参議院における決算改革への独自の取組についてのお尋ねがありました。  国民的な視点に立って審査を行う国会の決算審査や、内閣から独立した機関として会計検査院が行う検査の重要性については、政府としても十分認識して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 羽田雄一郎議員にお答えいたします。  学校や教育委員会のいじめ問題への対応についてお尋ねがありました。  いじめの問題に対しては、問題を隠すことなく迅速に対応することが重要です。しかし、最近の事件においては、いじめの存在を承知しながら迅速に対応し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山本保議員にお答えをいたします。  基礎的財政収支の黒字化についてお尋ねがありました。  我が国財政は極めて厳しい状況にあり、基本方針二〇〇六に沿って歳出歳入一体改革に正面から取り組んでまいります。成長なくして財政再建なしの理念の下、引き続き、経...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 仁比聡平議員にお答えをいたします。  教育基本法案についてお尋ねがございました。  戦後、国民のたゆまぬ努力によって教育水準が著しく向上し、教育は我が国社会の発展の原動力となってきました。しかし、その間、社会が豊かになっていく一方、地域社会等の変...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 又市征治議員にお答えいたします。  特別会計における剰余金等の使い道についてのお尋ねがありました。  我が国財政は、毎年度、多額の公債発行に依存した予算編成を行わざるを得ず、また、長期債務残高対GDP比が今年度末で一五〇%を超える見込みであるなど...全文を見る
11月28日第165回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○安倍内閣総理大臣 まず初めに、谷畑委員から、しっかりと改革を続行していくようにというお励ましをいただきました。小泉改革によって進めてまいりましたこの構造改革については、私の内閣におきましても引き続きまた、改革なくして成長なしとの考え方のもとに、さらに改革を加速させていきたい。ま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在のこの地方分権改革推進法をぜひ速やかに成立をさせていただきまして、その上において、地方分権改革推進委員会において、政府が作成する地方分権改革推進計画について、そのための具体的な指針の勧告等を内閣総理大臣たる私に対して行うことになっております。  これを踏...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 かつて、日本が右肩上がりの高度経済成長を実現している段階においては、この高度経済成長によって得た果実を国が地方に分配することができたわけであります。ある意味では、当時、谷口委員が御指摘になったように、中央においてメニューをつくって、その中である意味効率的に分配...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨今の一連の地方の首長による、知事による不祥事、大変残念でございます。本来であれば、こうした不祥事にかかわっていると指摘されている知事の皆さんも、初めて選挙に出たときには大きな志を持って、有権者の皆さんと約束をして、地域を必ずよくしていく、そういう志に燃えてお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 地方の自己規律による財政健全化を促すため、まず財政情報の開示を徹底する必要があります。財政の悪化を早期に防止することが必要であり、こうした観点から地方公共団体の再建法制の整備に向けた検討を進めております。  この再建法制を実効あるものにするためには、団体間の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま武正委員が述べられたように、今、北朝鮮において救出を待ちわびている被害者のために何をなし得るかという観点から、個々おのおの、いろいろと努力をしているわけであります。その観点から、NHKへの命令放送も含めて、できる限りの対応をしていきたい、こう考えたわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども答弁をいたしましたように、地方分権を行うことによって、地方みずからが責任を持って、また意欲を持って地域づくりを推進していく、地域の活力に結びついていくと思いますし、またそれこそが、地域の、地方の未来であろう、このように私は思います。  そのために、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 最重要課題の一つであります。
○安倍内閣総理大臣 まず、まったく後退をしていないということは申し上げておきたいと思います。  本法案におきましては、事務事業をできる限り地方にゆだねるとともに、国の関与を縮小する方向で見直しを行う、そして、これに応じて、国庫補助負担金、地方交付税、国、地方の税源配分等、財政上...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この地方税財源の充実拡充につきましては、私が総裁選挙の際からも申し上げておりますように、来年の秋には抜本的な税制の改正を行います。そのときの論点の大きな一つとして、地方の税財源について、どのようにこれは拡充していくか、充実したものにしていくかという観点からも、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この法律によりますと、本法案が成立をして失効するまでの三年間に集中的かつ一体的に地方分権を推進していくことになっております。その後、今回の改革によって講じられた措置による効果も含めて地方分権改革の推進状況については、今委員が御指摘になられましたこの検証は極めて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 こうした内閣府に今置かれている本部でございますが、その本部ができたときにはそれぞれ理由があるわけでございまして、特区については地域を限定して規制の特例措置を講じる、あるいはまた、地域再生は省庁横断的な交付金や地域に貢献する株式会社への課税の特例等を通じて地域の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この地方分権改革の推進については、政府が一体となって集中的に、強力に推し進めていくことが必要だろう、このように思います。その中においては、内閣が、そして私がリーダーシップを発揮していかなければならないと認識をしています。その中で、どういう組織がいいのか、そうい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まずは、こうした不祥事に対する取り組みについては、基本的にはやはりその地方自治体が、地方自治という精神のもとに、みずからがしっかりと対応していくことが大切ではないか、このように思います。  各地方公共団体において、情報公開の徹底等により透明性の向上に努める、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 知事の選任に当たっては、選挙において都道府県の有権者が決定をするわけであります。その経歴が中央官庁の出身であるということも含めて、これは情報が開示をされて、その結果選ばれているということではないでしょうか。
○安倍内閣総理大臣 この中馬前大臣の私案でございますが、この中馬プランにおきましては、この前提となる基本的な考え方ということについては、これは、現在グローバル化している社会の中にありまして、日本の政府の意思決定も迅速に的確な判断をしていかなければならない。そのためには、官民から優...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政党というのは、一つの政策だけではなくて、さまざまな政策を推し進めてまいります。昨年の、政権公約二〇〇五、総選挙の際の二〇〇五におきましても、さまざまな改革のメニューについて国民に信を問うたわけであります。内政だけではございません、外交もあります。また、内政の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは自由民主党の問題でございますから、国会の場でそれについて私が述べるのもどうかとは思いますが、今私が申し上げたとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 地方分権改革推進委員会のメンバーにおきましては、地方分権を進めていく上にあって、すぐれた識見を持った方々に参加をしていただきたい、このように思います。当然、その中には地方の実情等に精通した方々にもお入りをいただく必要もあるでしょうし、また、地方分権を進めていく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 委員の構成全体につきましては、先ほど申し上げましたような観点から決定をさせていただきたい、このように思うわけでありますが、いわば、今申し上げましたように、よく地方六団体の皆様方の声にも耳を傾けながら委員を決めていかなければならない、こう考えております。ですから...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、国と地方の協議の場には、官房長官時代また副長官時代も含めて何回か出席をいたしました。例えば知事会議も先般ございました。そしてまた、官房長官時代は、三位一体の改革を進めていく上において六団体と協議の場もあったわけでございます。  十分か十分でないかという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も麻生大臣の御意見は承知をしております。私も麻生大臣と総裁選を争っておりますから、麻生大臣のこの点に対する考え方も承知をしております。  国と地方のかかわり方につきましては、国と地方の役割分担という考え方、あるいはまた国と地方のかかわりについての考え方等、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 どういう形で場を設けていくのかにつきましては、どういう場が実際に実効的なものになっていくかという見方もあるでしょう、そういういろいろな観点から検討をしていかなければならないと思います。
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員が御指摘になられましたように、地方選挙におきましては、通常、頒布可能なものははがきに限られているけれども、それを何とか拡充すべきではないか、そういう声があることは私も承知をしております。  しかし、菅大臣も述べられたように、これはやはり各会派、政...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まだ私は二カ月しかたっていない、このように認識をしております。これからまさにこの国会において重要法案が、この地方分権改革推進法もそうでありますが、他の重要法案もいわばいよいよ最終段階に議論も至っている、このように思います。そうした実績を上げた上において国民の皆...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年の総選挙において、実は小泉総裁に対して、私も当時は幹事長代理でありましたが、我々全員がその文書に署名をして出したものでございます。ですから、そういう意味におきまして、昨年の総選挙においてすべての候補者が書いたもの、当時はいわば造反したと言われている方々につ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば議員にとってまさにこれは最大の責任のとり方であります。そういう精神において、同じ方向に向かって、昨年は小泉総裁が進めていく郵政民営化という大きな課題がありました、それを一緒に進めていくという意思表示をしていただいたということでございまして、今回も同じ手続...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、政党の一つの方向として、きっちりとこの方向性とけじめをつけたということであって、それは私は憲法に抵触するものではないと思っております。
○安倍内閣総理大臣 改革については、改革する対象が悪いことかどうかというのはこれはまた別の問題であろう、このように思います。つまり、今まであった制度も、その時代の要請においてその制度がつくられた、その制度は有効であり意味があった。しかし、時代の変化とともに、むしろその制度があるた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 地方分権を進めていくというのは、まさに中央集権的なこの国の姿を、地方にできることは、また地方がやるべきことは地方にお任せをする、権限も渡していく、そして当然税源についても考えていくという大きな仕組みの改革であろう。つまりこれは、改革をしていくんだという、やはり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 改革を進めていくまさに原動力は我々政治のリーダーシップであろうと思います。そしてそれを進めていくためには、国民また地域の皆さんの御理解がなければ実際に物事は進んでいかない。つまり、改革のエネルギーについては、我々がまさにエネルギーを持ってこの改革を進めていく、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当然、情報の公開は私は基本であろうと思います。  特に、改革を進めるということは現状を変えるわけでありまして、今までの現状になれ親しんでいる方々も多い、そういう方々にとっては、痛みが伴う場合もあります、戸惑う場合もあるでしょう。しかし、そうしたことをできる限...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 不祥事と多選の問題なんですが、要は、これはやはり、どういう方が責任を持って首長として行政を行っていくかということに私は基本的には尽きるんだろう、このように思います。  しかし、いろいろある議論の中におきましては、多選することによって、組織がこの首長だけを見詰...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国と地方の関係でありますが、これはまさに国と地方それぞれの役割があろうと思います。その中で、それぞれが責任を持って行政を進めていかなければならない。国には国の役割があって、そして地方には地方の役割がある、地方の役割については国が一々口出しすることではない、私は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 市町村合併は、これは当初の予測よりも私は進んでいると認識をしております。例えば、私の選挙区も二市七町あったわけでありますが、今は二市だけになりました。  当初はいろいろな懸念もあったわけでありますが、この市町村合併というのは、まず、地方分権を進めていく上にお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基礎自治体のあり方についてでありますが、先ほど市町村合併の進め方についても、これはやはり地域によって進捗ぐあいがそれぞれの事情において大分差が出てきているのも事実であろう、このように思います。それぞれの地域の実情に応じて地域の住民の皆さんが判断をされていくこと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当時、私どもは野党であったわけでありますが、私は、いわば自由主義という意味においてのリベラルという方向性については賛同したわけでございます。そして、当時の与党の政治の進め方については、これはいわば憲法の精神に反するのではないか、強引なやり方ではないか、こう批判...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 官房副長官当時も国会で答弁をいたしております。今委員が御指摘された点については、早稲田大学における講義の際に、かつての総理の答弁を引用して紹介をした、こういうことでございまして、それを紹介する際にも、政府としては非核三原則を政策上の方針として堅持しているし、私...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法上の解釈について言えば、従来からの政府の見解どおりでありまして、純法理的な問題として申し上げれば、我が国が自衛のための必要最小限度の実力を保持することは憲法第九条によっても禁止されているわけではなく、たとえ核兵器であっても、仮にそのような限度にとどまるもの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘された院のそれぞれの意見でありますが、これは多数決で決定されたということではなくて、それぞれが自由に意見を述べられたんだろう、このように思います。私も一議員として、当然、憲法に対する考え方、なぜ改憲を目指すかということについて、私の考え方を述べた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、憲法調査会においていろいろな議論がなされたんだろう、このように思います。一々、個々の議論について、いわば占領軍の影響があったけれども、それを理由として挙げるべきではないという意見もあっただろうと。これはしかし、影響があったということについては、やはり影...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法調査会において、最初に申し上げましたように、そこで議決をとって、それが院の意思であるということは全く決めていないわけであって、そこで、憲法について、それぞれが憲法観について自由闊達な議論がなされたわけでありまして、それはそれで極めて意義深いことである、私は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、党首討論におきましても、現行憲法の主権在民、自由と民主主義、基本的な人権、そして平和主義、こうした基本的な精神、理念については、憲法を新たに制定するに際してもこの精神は受け継いでいくべきであると考えている、このように述べておりますし、自民党の憲法改正草案...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 地方と国の役割をしっかりと仕分けしていって、そして、地方がやるべきこと、国がやるべきこと、これを仕分けした上において、地方がやるべきことは地方にやっていただく、地方に責任を持っていただく、国があれこれ口出しをしない、そして税源についても考えていく、地方分権を進...全文を見る
11月30日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第6号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま鈴木委員が御指摘になられましたいじめの問題、またいじめに関しての不登校、またいじめにかかわりなく不登校に悩んでおられる親御さんもおられるんだろうと思います。特にいじめの問題につきましては、いじめを苦にして子供たちが命を、自らの命を絶っていると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この教育委員会については、教育委員会を設立した当初の目的としては、まず政治的な中立性、そして安定性、継続性、そしてさらには多様な国民の意見を取り入れていく、言わば普通の人たちに入っていただこう、一部の専門家が独占するあるいは一部の関係者が独占するので...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 民主党が対案、その対案については私どもは私どもの考え方がございますが、この場に対案をお示しになられたことは評価をしたいと、このように思います。私どもの案と民主党の案を国民の皆様の目の前に出して、どちらが優れているかという議論をすることが私は建設的な議...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、この回答書は初めて今拝見をいたしておりますので、どういうこれは精度、どの程度の精度かということも私もちょっと存じ上げないわけでありますし、またこの意図等についても説明を受けておりませんので、また報告を聞いてみたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このタウンミーティングの問題については様々な御指摘がなされているわけでございます。この御指摘にのっとって我々もこの問題の調査をしなければならない。林副大臣の下に調査委員会を立ち上げたわけでありまして、この調査を行い、そしてそれを国民の皆様の前に明らか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、この判断はまずは自由民主党の総裁としての判断でございますが、今回、私が総理に、そしてまた総裁に就任し、そして総理に就任をいたしました。  日本は、戦後六十年を超えて、ある意味では、戦後この六十年というのは還暦を超えたという、一つの世代が替...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、新しい国づくりをスタートしたい。つまり、この九月二十六日に私の内閣がスタートしたわけでございます。そして、私の内閣において新しい国づくりの方向を示した、それが私の所信表明であります。そしてまた、私の首班指名に対して、私を支持したい、そしてこの所...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは福山委員のお考えであって、私はこれから、正に内閣を組織したばかりであって、この国会で御議論をいただいている様々な重要な法案があります。来年度の予算編成があります。しっかりと仕事をしながら成果を出していく、それが私は当然先ではないかと。そのために...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員会の運営は、委員会で是非御判断をいただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このいじめの問題については、実は我々が子供のころからそんな単純な問題ではないんだろうと、こう思うんですね。いじめている方がいじめられる方に替わることもありますし、また、いわゆるちょっとしたからかいが、それがエスカレートしていくということもあるんだろう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この二〇〇五年のこの三月二日の件でございましょうか。二〇〇五年三月二日の時点では私は官房長官ではございませんが、いずれにいたしましても、こうした問題も含めて、先ほど来答弁をいたしておりますように、しっかりと、今までどういう問題があったか、すべてのタウ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、この教育基本法については、中教審においても長い間議論がなされました。いろいろな関係の団体からの意見の聴取も行っています。また、もちろんこれは与党のことでありますが、与党内において相当な議論が行われてきたのも事実であって、そしてこの国会において、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この問題については、ですから、どこにどういう責任があったかということについては明確にしなければならないわけでありますが、しかしそれは、この上司の指示あるいはそういう上からの指示で動いた人たちと、実際にこういうことをしなければならないと考えた人というの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このいじめの問題については、先ほども申し上げましたように、いじめの結果、子供たちが自らの命を絶つという本当に残念な悲惨なことが続いています。何とかこの連鎖を食い止めなければならないと我々は考え、まずはそれぞれが、もちろん我々政府は政府として、あるいは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 少年の漫画雑誌等に広告を出しました。当初、新聞等に出すという話でございましたので、子供たちにメッセージを送るに際して、言わば普通の日刊紙ではこれはなかなかメッセージが届かないのではないかということで私も指示をいたしまして、子供たちが読む、子供たちが目...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この教育再生会議は、私を基本的には責任者といたしまして、議長といたしまして、文部大臣あるいは官房長官も入っているわけであります。  この有識者といたしましたのは、この教育再生会議に参加をしていただいた有識者の視点で国民に訴えていただく。そしてまた、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨日、再生会議においてこの緊急提言が出されたわけでありますが、その場に私や官房長官、そしてまた伊吹大臣もおりました。    〔理事保坂三蔵君退席、委員長着席〕  この緊急提言についてですね、我々もこの提言の趣旨を踏まえて、私どもの権限の中において...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この懲戒という対応あるいはまた登校を停止をするということも含めてこれは学校教育法の中に書かれているわけでありますが、いじめている子供たちに対しても学校においては常に教育的な見地から指導を行っていく必要があります。他方、いじめられている子のやはり立場に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このタウンミーティングの問題につきましては、当委員会を始め、厳しい御指摘があります。確かに私も、あらかじめ質問内容を依頼する等々の問題、これはもちろん間違っている、大変遺憾に思うわけでございまして、その意味におきまして、この教育に関するタウンミーティ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このタウンミーティングの問題については、この真相究明については、これは調査のためのチームをつくりまして、林副大臣が責任者となって、そして外部からの弁護士等の方にも入っていただいて、厳正に第三者の目でこれはしっかりと今事実関係を調査をしているわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、大臣としては、その所掌、所管の中で起こる様々なことについては最終的な責任を持っているという覚悟で仕事に常に臨まなければならないわけでございます。私も当然この問題について責任を果たさなければならない、感じているわけでありまして、その意味においては...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はそれは少し違うと思います。この教育に関するタウンミーティングにおいてあらかじめ質問内容を定めたことは、これはもちろん間違っているわけでありますし、大変遺憾に思うところであります。しかし、それが教育に対する不当なこれは支配ということでは私はないと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもの教育基本法の改正案におきましては、文化や伝統を尊重し、そしてそれらをはぐくんできた我が国や郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与しようとする態度を養っていくということでございまして、つまり、当然これは、やはり私は日本の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、これは教育の基本法でありますから、心と態度が別という指導というのは、これはやはり偽りのこれは態度を示せということになるわけでありまして、これはやはり、先ほど申し上げましたように、心があって、その発露としての態度があるということでございまして、心...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 宗教に対する寛容な態度や、あるいはまた宗教の生活、社会生活における地位を教育上尊重することは重要であろうと、このように思います。人知を超えるもの、人間の力を超えるものに対するおそれと尊敬の念、これは謙虚な姿勢を培っていくものではないかと、私はこのよう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま私が申し上げましたように、一つの宗教、宗派に偏った教育というのはもちろん排していかなければいけないわけでありますし、しかしそれと同時に、宗教、この一般的に宗教ということについては、当然これ教養として子供たちに教えていく必要があるのではないかと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この私どもの改正案におきましては、この不当な支配の中において、教育行政においては、この法律にのっとって行われるこの教育行政においては、これは不当な支配ではないという考え方でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 人事権、予算権を持たない教育委員会というのは、これは市町村の教育委員会のことと認識をいたしております。  教育委員会につきましては、これは、この教育委員会をつくった目的というのは、政治的な中立性、そしてまた安定性、また継続性の中において、言わばこれ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このサッチャー元首相の教育改革、これは一九八八年の教育改革でありますが、その後、メージャー、ブレアと引き継がれていったわけであります。その間いろいろなこれは問題も発生しながらそれに対しての対処もなされたと、このように認識をしておりますが、その中で学校...全文を見る
12月01日第165回国会 参議院 本会議 第16号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 峰崎直樹議員にお答えをいたします。  いわゆる復党問題と内閣支持率の低下についてのお尋ねがございました。  昨年の総選挙では郵政民営化の是非について国民の審判を仰ぎました。所信表明の中でもはっきりと述べたように、郵政民営化を進めてきている点で自民...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 魚住裕一郎議員にお答えをいたします。  多重債務問題が深刻化した背景についてお尋ねがありました。  我が国においては、銀行等が家計の借入れニーズに必ずしも十分にこたえてこなかった中で、貸金業者が手軽に借りられる手法を開拓し、業容を拡大してまいりま...全文を見る
12月04日第165回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮の問題、ミサイルの発射、そして核実験、こうした問題に対しましては、六者会議におきまして、北朝鮮の核計画あるいはまた既存の核のこの開発にかかわる計画、すべての廃棄を目指して六者協議の場において前進させるべく努力をいたしておるところでございます。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になられたように、頑張った人が、一生懸命汗を流した人が、知恵を出した人が報われる社会をつくっていくというのが私たちの目標でございます。  しかし、一度失敗した人がもうそれで終わりという社会であってはならないわけでありまして、何回...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、日本が人口の減少局面に入っても力強く活力を維持し続け、成長し続けるためにはイノベーションとオープンな姿勢が重要であると、このように申し上げました。特に、このイノベーションによって生産性を上げ、かつ日本を活力のある競争力に富んだ国にしていくことが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小林委員が指摘されましたように、特別会計はその数が多数に上っています。また、国民による監視が不十分になり結果として無駄遣いが行われる、そういう批判がある中におきまして、行革推進法にのっとりまして、政府といたしましては、財政健全化に貢献する、そして国民...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 世界のこのエネルギー事情を見てみますと、中国の人口が急成長していく中におきまして、更に経済成長し、一人当たりのエネルギーの消費が増えていく中にあって、だんだん逼迫をしていくのではないかという見方もあるわけでありまして、その中で、日本はエネルギー資源の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の安全保障政策につきましては、官邸はもちろんでございますが、外務省、防衛庁を含め、関係省庁がこの万全な体制を期するために努力をしているわけでありますが、その中におきまして、この我が国の安全保障の万全を期するために、政治のリーダーシップを強め、迅...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘のございました判決につきましては、国側としても厳しい判決であったと、このように思います。今後、この判決の内容をよく検討をいたしまして適切に判断をしていかなければならないと、こう思っておりますが、いずれにいたしましても、この残留孤児の皆様は既に高...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 残留孤児の問題について話をしたという記憶はそれほど鮮明には残っておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当時、中華人民共和国との関係について委員は御指摘をされたわけでありますが、その当時は日本は中華民国との関係で国交を持っていたと、こういうことではないかと、このように思います。それは日本だけではなくて、世界の多くの国々の趨勢でも当時はあったわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 検査官の人事につきましては、広く官民を問わず人材を求め、法律や行財政等に精通をし、そして豊富な知識と経験に基づく公正な判断力が備わっていると認められる人物を両議院の同意を経て任命をいたしているわけでございまして、今後とも、適材適所の考え方の下に、民間...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いろいろな御指摘があるところでございまして、今、山本委員から、山本委員のお考えを伺ったわけでありますが、会計検査院の検査体制については、国の組織として、行政改革というこの考え方も踏まえながら、その機能を十分に発揮できるような体制を考えてまいりたいと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 会計検査院の検査官会議は、憲法上の独立機関である会計検査院の意思決定機関であり、その実施した検査の結果等を指摘事項等として決算検査報告に掲記するかどうかなどについて最終的な審理、判断ないし議決を行う機関であると承知しております。  検査官会議の議事...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、一つの目安として国としては示しているんだろうと、五十人というのは一つの目安として、恐らくそれによって適切な規模と公正性が担保されるという点においてのこれは一つの目安としてであって、あとはそれに準じて各都道府県において対応していると、このように...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそもその五十という目安を決めた、それは先ほど総務大臣が答弁したような基準を勘案をして決めたんだろうと。その中で、それは一つの目安でありますから、あとはその目安を勘案しながら都道府県で判断してきたことであろうと、こう思います。その中で、実際の全国で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 本年七月の骨太の方針二〇〇六におきまして、社会保障におきましては、過去五年間の改革を踏まえ、今後五年間の改革においても努力を継続をしていくということを決定をいたしました。毎年度の具体的な削減額につきましては、その時々の経済、財政の状況なども踏まえなが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会保障については、これは人間が生きていく上において最低限のセーフティーネットを確保しなければならないと考えておりますし、私の内閣におきましてもそのセーフティーネットはしっかりと守っていく考えであります。  と同時に、国民の皆様に安心感を持っていた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) やみくもに小さな政府ということは、例えば公的な保険制度、医療も年金もそうですが、例えば公的な医療保険制度をすべて公的な保険制度から外に置いて民間に任してしまいますよということはもちろんしないということでございまして、やはり公的な医療制度が果たしてきた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま柳澤大臣から答弁をいたしましたが、後期高齢者の医療についてはこれは様々な御意見があるわけでありまして、その中で、例えば治療から、これは医学管理から終末期にかけての、みとりまでの一貫した対応も必要になってくるわけでありますが、その中で、今、山本...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その前に、社会保障費については確かに削減ということで御指摘になられましたが、これは増えていく額からそれを削減していく努力ということでございますが、絶対額としてはもちろん増えていくわけでありまして、社会保障費は増えていく。増えていく中で増え方をこれは抑...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 税収においては、これは改革の成果で税収は伸びているわけでありまして、それははっきりと申し上げておきたいと、このように思います。  十八年度の補正予算におきましても、これはかなりの額を借金の返済に回すことができるようになった、これは成長によって得た果...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 三十兆円以内に抑えたのは今年度の予算でありまして、来年度については、我々としてはこの三十兆円から大幅に減額をしたいと、このように考えております。  それと同時に、やはり景気を良くしていくことによって税収は上がっていくわけであって、景気を悪くしてしま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから私は、今大幅とお答えをしたわけでありまして、そして、私の大幅という指示にのっとって、これから予算編成をいたしますから、今私がすぐここで数字を申し上げられるんであれば大幅ということは申し上げずに数字を申し上げているわけでありまして、大幅に減額を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大幅は小幅ではないわけでありますから、言わば大幅という言葉を、大幅という私は今表現で申し上げているわけであって、その中身が幾らぐらいになるかということは予算編成でお示しをしてまいります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 意識調査によりますと、確かに非正規雇用者、意識調査というか、調査によりますと、非正規雇用者の若年者の未婚率は正規雇用者よりも低いというのが現実でございます。ということは、つまりこの非正規雇用者の方々をなるべく正規雇用者にしていくことによって、結婚して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま松井委員の御指摘をいただきまして、ただ、これはせっかくこちらも用意をしてきたわけでありますが、この数値にはいろいろなデータがあるわけでありまして、御指摘の調査によりますと、バブル崩壊後増え続けてきたわけでありますが、貯蓄を保有していないという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この生活保護という制度については、これはもう言わばセーフティーネットにおいて最後の段階で頼るべきセーフティーネットであろうと、このように思います。当然、これは福祉事務所においてしっかりとした審査が行われるものと、このように我々は期待をしているわけであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今までもこの委員会等で申し上げておりますように、先ほど佐田大臣も申し上げたわけでありますが、官民問わず優秀な人材に政策決定に参加をしていただくということは極めて必要なことであって、迅速な的確な、また国際社会を見据えた判断をするためには官民を問わず優秀...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども私申し上げたのは、言わば早期勧奨退職をさせて、そしてそれと同時に仕事との取引、そういう慣行は絶たなければいけないと、これはもうはっきりしているわけであって、我々のこの検討の目的もそういうことはしないということであります。  そして、それと同...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員長から御指摘された点を踏まえて政府としても対応してまいります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 天下りにつきましては、先ほど答弁をいたしましたように、この天下りと言わば仕事とセットでということは今後二度とないように我々としても取り組んでまいりたい、また、地方公務員の天下りの問題につきましては、各地方においてそれぞれ取り組んでおられるというふうに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、なぜこんなに債務が巨大になってしまったかと、こういうことでございます。  もちろん、小泉内閣におきましても債務をGDP比増やさないように最善の努力をしてきたわけであります。そのための構造改革を進めてまいりました。国が、基本的に少子高齢化を迎え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この十八年度の補正においても、災害等の国民の安全、安心にかかわるもの以外についてはすべて借金の返済に充てるという決断をいたしました。そして、十九年度の予算におきましても、先ほど申し上げましたように、今年度の発行額である三十兆円を割ったわけでありますが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 無駄遣いは厳に慎んでいくということでございまして、特別会計も当然そうであります。我々、統合や縮減を行ってまいる考え方でございますし、この約二十兆円の財政健全化への活用も当然考えているというか、その方針で進めているわけでございまして、財政の健全化、子や...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 無駄遣いは厳に慎まなければならないわけでありまして、タウンミーティングの本来の趣旨は、国民との対話であり、双方向での対話であり、我々が進めようとする政策について御説明する大切な場でありますが、しかしそれと同時に、当然それに伴う支出については無駄遣いが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま遠山先生が御指摘のように、景気拡大の長さにおいてはイザナギを超えたわけでございますが、ただ、まだまだこの実感が薄いと、こういう御指摘もございます。  我々は、この構造改革を進めることによって経済の景気回復軌道には乗ったわけでございます。そし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳しくは柳澤大臣の方からお答えをいたしますが、いわゆるフリーターと言われている非正規雇用で働く若者が自立をして安定的な生活をすることによって、先ほど申し上げましたような将来の少子化に対してもいい影響が出てくるわけでありますし、社会の安定、また活力にも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 人口が減少していく中において労働資源を活用していく、女性である、あるいは高齢者、まだまだこれはフロンティアの部分なんだろうと。つまり、我々にはまだ、人口減少していくわけでありますが、可能性はまだ十分に残っているという中において、高齢者は確かに個人差は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国連障害者年、これは昭和五十六年でありますが、において、完全参加と平等がテーマとされ、障害のあるなしを問わず、社会の一員として、社会、経済、文化その他あらゆる活動に参加することができる社会の実現が目指されたわけであります。これに続く国連障害者の十年を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) こういう施策には完全というものはないわけでございまして、今までのこの歩みの中においては着実な歩みは示しているということでございます。もちろん、さらにこれからも障害者の方々の声に耳を傾けながら推し進めていかなければならないと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま担当大臣から詳しい御説明をいたしましたが、まずはこの趣旨として、まずはこの障害者自立支援法においては障害者への支援を一本化した。それまでこのいわゆる障害者への支援はばらばらに行われてきたものもありますし、それを一括した。そしてまたサービスを、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この言わば応益負担を導入して一割の負担をお願いをしたと。それは、言わば利用者の立場として障害を持った方々も、言わばそうしたサービスを利用するという立場に立っていくという中において、また今までなかなか地域の人たちとも閉じ込められた形で交流がなかった人た...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現下の大変厳しい財政状況をかんがみれば、明確な必要性がない剰余金、積立金については一般会計への繰入れを行うなど、可能な限り財政再建に活用することが必要であると認識をしております。行革推進法においても、すべての特別会計の事務事業について精査の上、余剰金...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は常々申し上げているわけでありますが、人口減少局面においても力強く成長していくためには、イノベーション、そしてオープンな姿勢が大切であると、このように申し上げております。生産性を上げ、そして国際競争力を保っていかなければ経済成長は達成できないわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この構造改革を進めてきた五年半の間に日本経済は力強く回復してきたと、そして成長軌道に乗ったのは事実でございます。そして、もちろん企業も収益を上げているわけでありますが、有効求人倍率も回復をいたしてまいりました。失業率においてもそうです。  そしてま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) OECDの先ほどの数字でございますが、先ほども申し上げたんですが、それは、日本が提出をしている数値とほかの国々が出している調査の仕方が違うわけでありまして、これは、例えば学生等々もこちらの方は数字が入っているわけでありまして、それを変えますとそれほど...全文を見る
12月13日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第13号
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○安倍内閣総理大臣 教育基本法の改正につきましては、西川さんのように、この課題に取り組んでこられた多くの方々の熱意があって初めて、この国会においてここまで審議を進めることができたと思います。  現行の教育基本法につきましては、すべての国民に教育の機会を保障するということにより、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 教育はまさに未来に対する投資であります。日本の未来を担うのは子供たちであり、教育の予算、厳しい財政状況ではありますが、効率化を図りながら、めり張りをつけて、真に必要な教育の予算は確保していかなければならないと思います。  また、この補正の予算におきましては、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いじめの問題については、隠さずにすぐに対応していくことが大切だろう、このように思います。しかし、隠さずにといっても、なかなかこれは早期発見が難しいという中において、子供たちが相談しやすい、そういう形で第三者機関が対応していくことも重要ではないか、このように思い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回、我々はこの政府案を自信を持って提出したわけでありますが、民主党におかれても対案を出された。これは、教育基本法の改正を行うこの議論の場において、建設的な議論を進めていく上においては有意義であった、このように評価をしたい、私はこう思うところでございます。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、タウンミーティングについて御質問がございました。  本来、このタウンミーティングは、国民との対話の場であり、私どもが遂行しようとする政策について、国民に率直に私どもが説明をし、また国民の皆様の御意見を承る、双方向での意見交換の重要な場、このように考えて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、いじめを見つける、いじめが起こっているということを見つけること自体がなかなか困難であるのも事実でありますが、要はこれは、いじめはどこにでも起こり得るという認識のもとに、そのいじめを早期に発見して対処していくことが大切ではないかと思います。ですから、う...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 タウンミーティングについては、タウンミーティングの本来の趣旨、先ほど、質問に答えて御説明をいたしました。この趣旨にのっとってタウンミーティングが行われなかったということについて、それぞれ責任をとるということでございます。  私は、当時、官房長官としてこの衝に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 お答えをする前に、教育再生会議で話していることがわからないのではないかという御指摘がございましたが、これは教育再生会議で議事をしている要旨また議事録については公表しておりますので、そちらの方で検索をしていただければ恐らくわかっていただけるのではないか、このよう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 子供の相談に対して的確に対応していくためにも、児童福祉司の果たすべき役割は極めて大きい、私はこのように考えております。我々、地方公務員の総数の削減を行っていかなければいけないということもあるわけでありますが、この重要性にもかんがみながら、地方交付税については十...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 臨床心理技術者の国家資格の問題につきましては、確かに、いわゆる臨床心理士等の臨床心理技術者の方々が学校において子供たちのいろいろな問題に対応する、そういう役割は大きな意味があるし、意義深いものである、私もこのように認識をしております。  しかし、国家資格につ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま文部省から説明をいたしましたように、当然、改善すべき点があれば改善すべく指導をしていかなければいけない、その指導を今文科省として行っているということでございます。  そもそも、この大学を設立する際に、やはり大学の目的ということを当然当事者も考えていた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど下村副長官が答弁をいたしました。下村副長官もかつては、塾の経営も含めて、子供の教育に現場で取り組んでいた一人です。そして、その仲間もたくさんいるわけでありますし、そういう現場に対して理解ある議員を国会に送り出したいという方々の善意による御厚志をいただきな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 かなり論理に飛躍があるのではないか、このように私は思います。  下村副長官は従来から教育問題に熱心に取り組んでまいりました。教育改革が必要であるという認識においては私と全く同じでございます。そして、いわば塾経営を通じて子供たちを教えていく現場に身を置いた者の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私の考えは先ほど申し上げたとおりでありまして、下村副長官はかつていわゆる塾の経営を通じて子供たちの教育に携わる立場にいたわけでありまして、このように教育の現場にいた、あるいは教育について熱心に取り組んでいる人を応援しようという方々が、それは余り大きな金額ではな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 あらかじめ質問を依頼する等の問題が出てまいりました。また、運営費のあり方についてもいろいろと御指摘の点もございましたので、そうした御指摘を踏まえて調査し、先ほど発表した、資料についてお配りした、そして十二時半から林副大臣が正式に発表をするわけでありますが、こう...全文を見る
12月14日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第12号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 命というのはもう掛け替えのないものであります。  特に、今年の一年間を振り返ってみますと、雪害がございました。多くの方々がその雪害によって命を失ったわけでございます。日本もこれだけ発展し地域のインフラの整備も進んだわけでありますが、ただ、まだその中...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御質問をお伺いをして、かつて東京オリンピックが開かれたときのことを思い出していたわけであります。私はまだ小学生であったわけでありますが、あのときの重量挙げの三宅選手、あるいはまたバレーボールの優勝に胸をときめかせ、日本もこの世界のこういう大きな人た...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も、かつて官房副長官当時、小泉内閣メールマガジンの編集長で編集後記を書いていたときに、今、鴻池先生が引用された一文を引用したことがございます。  この戦後の中で抜け目なくというのは、まあ損得に価値の基準を置いている、そういうイメージがあるわけであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この有識者会議以外にも幾つか小泉内閣時代のものがございますが、それは幾つかはそのまま、廃止ということ、また新しいメンバーということにしない限り、存続はしているということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦後六十年が経過をして、世の中が大きく変化をしてまいりました。かつては日本社会は大家族が中心であったわけでありますが、核家族化をしてきた。そして、御両親とも仕事を持っておられる家庭も増えている中にあって、また地域社会も大きく変わり、地域における教育力...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私たちは、公約の二〇〇五を示しております。これをよく読んでいただきたい、そのように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) タウンミーティングでああしたことが行われていたことは、大変遺憾に思うわけであります。しかし、国民の声を聞く機会はほかにもあったわけでありまして、中教審においても議論がなされてきましたし、ここに関係団体の方々が来られていろいろな御意見を述べられたことも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 規範意識というのは、決められているルールやマナーをしっかりと守っていくという意識であります。また、もちろん法律は守っていくということは当然でありますが、法律以前に守らなければいけないものもあるという意識を、認識を持つことも当然であろうと、このように思...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このタウンミーティングの本来の目的が国民の皆様との双方向との大切な対話の場であり、この場において私たちが進めようとしている政策を説明し、国民の皆様の生の声を伺う、そういう大切な場にしていくということがこのタウンミーティングの目的であったわけでありまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨日の答弁において、お約束をしたことをやっていなかったということは、これは私ども先ほどから認めて反省をしているわけでありますと、このように答弁をしているわけでありまして、その前の答弁においても、このように放置をしていたことについては反省をしていると、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、当時私は、総理の場にあって私が申し上げたことではありませんが、恐らく三十兆円の国債発行について総理がおっしゃったことであろうと、このように思います。  そのときに、やはり説明が、総理のそのときの説明は十分ではなかったということは総理も御自身...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その後も、その後、小泉総理もこの言葉については撤回をしておられます。つまり、公約を、我々は正に公に約束をするわけでありますから、それを当然守っていくということは規範意識を守っていくということにもつながるわけでありまして、我々は守るために今後とも努力を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの小泉総理御自身の発言については、繰り返しになりますが、小泉総理自身がその発言については撤回をしておられますから、それはそれでいいんだということでは全くないわけであって、それについては撤回をされているということは重ねて申し上げておきたいと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それでは、規範意識を持たなくていいというのでしょうか。規範意識というのは極めて社会を構成をしていく上で重要なことであり、子供たちが将来成人して社会人として生活を送っていくためには本人にとっても大切なことであります。それをどこで身に付けるかといえば、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現行の教育基本法が果たしてきた役割、意義についても私は評価をしているわけであります。国民に教育の機会均等を提供し、高い水準の学力を実現したのも事実でございます。しかし、戦後六十年以上を経過した今日、様々な問題が顕在化をしているのも事実でございます。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そのように単純化して言うべきではないんだろうと、このように思います。  先ほどクリームパンを食べているという女性の話が出ましたが、国民みんながそれを食べているわけではないわけであって、そういう現象が出てきているということであって、だからこそ、時代が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、この格差の是正についてでありますが、まずは日本の経済を成長させていくことが大切だろうと、私はこう考えております。イノベーションとオープンな姿勢によって日本の生産性を高め、そして経済成長をしっかりと力強くしていく、そうしたマクロ政策とともに、今委...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 労働分配率の問題につきましては、今後、経営者側も現在のこの経済の状況にだんだん自信を深めていくことによって労使間でのお話合いが進んでいくのではないかと、このように期待をしているわけでございます。  そしてまた、先ほど申し上げましたように、教育のそれ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、櫻井委員は格差、格差と、このようにおっしゃっていますが、しかし、この五年半、我々は改革を行うことによって、いわゆる失われた十年から力強いこれは成長軌道に乗ることができたんです。やはり経済が成長していくことによってこれは税の自然増収も出てきたわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど正規、非正規のお話がございました。確かに非正規の雇用者の数が増えていたのも事実でありますが、最近の数字を見ますと、やっと正規の労働者の方が増えてまいりまして、非正規の労働者が減少し始めた、これも事実であります。これは正に、改革を進め、経済が力強...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が指摘をされました対日要望書というのは、日米規制改革及び競争政策イニシアティブのことであろうと、このように思います。  日本は正に資源のない中で貿易によって立国をしていると言ってもいいんだろうと、このように思います。日本が輸出をして、あ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、このタウンミーティングにおける問題が発生していた当時、官房長官でございました。所掌する者として、政治家としての政治的な最終的な責任があると、このように考えてまいりました。  そこで、昨日、この報告を受けた際に、言わばけじめを付けるという意味に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) お金で済まそうという言い方は少し失礼ではないですか。    〔理事保坂三蔵君退席、委員長着席〕  公務員のけじめの付け方の形として減給処分等の処分が決まっているんです。それにのっとって、それにのっとってこういう形で自ら身を処したわけでございます。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この教育基本法の改正につきましては、もう長い議論を重ねてまいりました。中教審における議論もありました。そこで、各団体の方々からのヒアリングも行いましたし、中教審においていろいろな方々からのヒアリングを行ったというふうに伺っております。  そして、私...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘になった憲法改正をするために教育基本法を改正するなんということは、自民党は全く申し上げていないということをはっきりと申し上げておきたいと思います。  自民党は、結党以来、憲法の改正、そしてまた教育基本法の改正を目指すと、こういうことで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、私はよくその意味が分からないのでございます。  つまり、これは二つの目標であって、それぞれ二つの目標を目指しているということではないでしょうか。これは大変分かりやすい話だと思いますよ。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 立憲主義ということにさかのぼりますと、近代憲法は、主権者たる国民がその意思に基づき国の権力の行使の在り方について定め、これにより国民の基本的人権を保障するという立憲主義に基づいており、日本国憲法も同様の考え方に立って制定されたものであると、こう認識を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、立憲主義でございますが、繰り返しになりますが、主権者たる国民が国の権力の行使の在り方について定めて、そしてもって国民の権利を保障していると、これは正に立憲主義でありますが、当然、自民党のこれは、憲法のこの改正草案においてもこの立憲主義にそもそも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、国際化の中で、日本人も多く海外に出て行ったり、仕事をしたり、あるいはボランティアで活動をしています。その際に、やはり日本人として日本の歴史や文化や伝統をしっかりと身に付けていることも、これは国際人として評価されるのではないかと、このように思うわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、個人の尊厳につきましては、現行の教育基本法におきましてもこの改正案におきましても、改正案におきましては前文でそれは規定をされているところであります。個人は個人として尊厳されなければならないのは当然であります。  他方、それと同時に、やはり公共...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 正に私は教育は人なりと思います。我々は、小学校、中学校、高校、あるいは大学において、それぞれすばらしい教育者と出会うことによって新たな未来が切り開かれていく、あるいは将来にいろんな夢を持ったり、人格が磨かれていくことになるんだろうと、このように思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、教師の要件として、専門的な知識を持っており力量を持っている教育者として、そしてそれとともに人間的な魅力ということも申し上げました。この教育の世界以外で様々な経験を積んだ方々もたくさんおられるわけでありまして、そういう方々がやはりそういう経験を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま伊吹大臣が答弁をいたしましたように、先生が安心して教育に専念ができる、そして更に自分の資質をこれは向上させていく、研修等にも取り組んでいく、そういう環境を確保する必要があるんだろうと、このように思います。その中で、実態として地方公務員と比べて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) タウンミーティングの問題についてはタウンミーティングの問題として、昨日、調査結果を発表させていただきました。そして、責任者の処分を行うと、けじめを付けるということもはっきりと申し上げているわけでございます。こうしたことが行われたことは極めて遺憾であり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは当然子供のために教育はある。子供たちの健やかな成長、そして人格の完成を目指して、我々は子供たちにより良い教育を保障していきたいと、行っていきたいと、このように考えています。    〔理事保坂三蔵君退席、委員長着席〕
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの答弁でも申し上げましたように、教育は正に人なりでございまして、教師、先生方が専門的な知識、能力を持って、あるいはまた人格を持って子供たちに教育を実施をしていくことが大切だろうと、このように思います。その中で、もちろん先生方の自由な創意工夫が認...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的には、法律にのっとって行うこの教育行政ということは、これは不当な支配ではないであろうと私は考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) やらせで作られた法律というのは、少しそれは言い過ぎではないでしょうか。  タウンミーティングの問題は、先ほど答弁をいたしましたように、昨日、調査の結果を発表いたしました。今後、責任の関係を明確にした上で処分を行ってまいる考えでございます。その中で、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 教育につきましては、いわゆる中立性、不偏不党性を確保して、国民全体の意思に基づいて行われることが大切であるわけでございます。  ただいま委員が今までのいろんな問題点について御指摘をなされたわけでありますが、現行法に引き続きまして、改正案においても不...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま御指摘がございました不当な支配に服してはならない教育というのは、これは教育全体を指すものでありまして、学校教育のみならず、家庭教育、社会教育をも含むものでございます。したがって、家庭教育や社会教育は、教育を行う者自らの責任において毅然として行...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、教育の目標として、正に我が国の文化や伝統を尊重し、そしてこれらをはぐくんできた我が国や郷土を愛するとありまして、そして他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養っていく。当然、愛する気持ち、心の発露としてのこれは態度でなければならな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 祝日における国旗の掲揚におきましては、平成十一年の国旗・国歌法の成立を受けまして、当時の官房長官が国の機関は閉庁日及び祝日に庁舎における国旗の掲揚に努めるよう閣議の場において発言をいたしました。  平成十三年十二月に、当時官房副長官だった私が副大臣...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば、この宗教的な情操について、特定の宗教、宗派から離れて教えていくことはなかなか困難ではないかという議論があったことは、もうよく先生も御承知のとおりなんだろうと思います。  一方、今、亀井委員が御指摘になられましたように、人知を超えるものに対す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この教育基本法の改正については、正にこれは戦争が終わって六十年を経過して、成立からもう相当の年月を経て、いよいよこの国会で御審議をいただいたわけであります。  この政府案を提出するまでの間も相当な議論を費やしてきたというのは、もうこれは委員はよく御...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 関連の団体の方々の御意見も聴取をしながら……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 専門家の意見も聴取をし、そして何よりも、この国民の代表者で構成をされている国会において、衆議院において百時間を超える議論がなされました。そして、参議院においても八十時間を超える議論がなされ、地方公聴会も行われてきたところでございます。  そういう意...全文を見る