安倍晋三

あべしんぞう

小選挙区(山口県第四区)選出
自由民主党
当選回数10回

安倍晋三の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第183回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、アルジェリアで発生したテロ事件について、一言申し上げます。  事件発生以来、政府としては、総力を挙げて、情報収集と人命救出に取り組んでまいりました。  しかしながら、世界の最前線で活躍する、何の罪もない日本人が犠牲となったことは、痛恨のきわ...全文を見る
01月28日第183回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、アルジェリアで発生したテロ事件について、一言申し上げます。  事件発生以来、政府としては、総力を挙げて情報収集と人命救出に取り組んでまいりました。しかしながら、世界の最前線で活躍する何の罪もない日本人が犠牲となったことは、痛恨の極みです。残さ...全文を見る
01月30日第183回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず初めに、このたび、大変困難な状況の中で民主党の代表に就任されました海江田万里代表に対しまして、改めて敬意を表し、私も同世代の者の一人としてエールを送りたいと思います。  そして、結びにおいて、私たちの世代には、私たちの世代で日本をよりよい国にし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の所信表明演説が、弱冠七十歳の高村副総裁の魂と情熱とそして肉体をたぎらせることができたとすれば、これにまさる光栄なことはございません。我が郷土山口県の大先輩である高村副総裁に評価いただけるよう、今後とも頑張ってまいります。  それでは、高村議員の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま平沼赳夫議員から、格調高い、そして示唆に富んだ御質問をいただきました。お答えをさせていただきます。  皇統の存続についてのお尋ねがございました。  安定的な皇位の継承を維持することは、国家の基本にかかわる極めて重要な問題であります。  ...全文を見る
01月31日第183回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井上義久議員の御質問にお答えをいたします。  まず、邦人保護のあり方等についてお尋ねがありました。  海外において邦人が安心して活動できるよう、アルジェリアにおけるテロ事件への対応の検証をしっかりと行い、平素からとるべき対応、及び、危機が発生した...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 渡辺喜美議員から、二十八問御質問をいただきました。  まず、インテリジェンス機能の強化についてのお尋ねがございました。  複雑多様化する国際情勢のもと、我が国の国益を守り、国民の安全を確保するためには、政府全体の情報収集能力の向上を図るとともに、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 志位和夫議員にお答えをいたします。  住宅と生業の再建についてのお尋ねがありました。  住宅や生活の再建については、被災者生活再建支援金による支援を講じています。また、補正予算案で、津波被災地域の自治体が住まいの形成に資する施策を通じて住民の定着...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 鈴木克昌議員にお答えをいたします。  自衛隊の海外での活動及び自衛隊による在外邦人の保護についてお尋ねがありました。  自衛隊の海外におけるさまざまな活動のあり方については、安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会の報告書も踏まえつつ、新たな安全...全文を見る
01月31日第183回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 岡崎トミ子議員にお答えをいたします。  安倍内閣の経済政策の基本姿勢についてお尋ねがありました。  頑張る人は報われるという社会の信頼の基盤を守っていくため、経済再生を推し進め、これを雇用や所得の拡大につなげていかなければなりません。そのため、次...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中曽根弘文議員から極めて重要な御指摘、そして御質問をいただきました。  それでは、中曽根弘文議員にお答えをいたします。  いわゆる日本版NSCの設置等についてのお尋ねがありました。  複雑多様化する国際情勢の下、我が国の国益を守り、国民の安全を...全文を見る
02月01日第183回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山口那津男議員の御質問にお答えします。  補正予算の早期成立についてのお尋ねがありました。  緊急経済対策を実行するための平成二十四年度補正予算については、国民の命と暮らしを守るインフラの再構築や子育て支援、生活空間の安全確保など、国民の安心、安...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 水野賢一議員の御質問にお答えします。  日本銀行法改正及び日本銀行総裁の条件についてのお尋ねがありました。  政府としては、まず、今般取りまとめた共同声明にあるように、日本銀行が自ら設定した二%の物価安定目標について、責任を持ってできるだけ早期に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 藤田幸久議員にお答えをいたします。  治安、テロに関する情報収集や企業への伝達についてお尋ねがありました。  政府は、従来から、在アルジェリア大使館を含む在外公館を通じ、御指摘の点も含め、治安、テロ情勢についての情報収集、分析を行ってきています。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 橋本聖子議員にお答えをいたします。  いじめ、体罰の問題についてのお尋ねがございました。  いじめ、体罰に起因して子供の尊い命が絶たれるといった痛ましい事案は断じて繰り返してはなりません。このため、今後、教育再生実行会議や与党の御議論も踏まえ、対...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ツルネンマルテイ議員にお答えをいたします。  自衛隊を国防軍に変える必要があるのかとのお尋ねでございます。  自由民主党の憲法改正草案においては、自衛隊を国防軍として位置付けることとしております。自衛隊は、国内では軍隊とは呼ばれていませんが、国際...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大島九州男議員の質問にお答えをいたします。  高校無償化の所得制限についてお尋ねがありました。  高校無償化制度に関しては、高校無償化法の見直し規定も踏まえ、所得制限の導入も含め、真に公助が必要な方々への制度となるよう検討してまいります。その際、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 広野ただし議員にお答えをいたします。  選挙結果の受け止めについてお尋ねがございました。  昨年末の衆議院選挙で、自由民主党は多くの議席を得ることができました。しかしながら、これは、これまでの政治の停滞と混乱に終止符を打つべきだとの民意を反映した...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 市田忠義議員にお答えをいたします。  働く人の所得が増えない社会となっていることについてお尋ねがありました。  自民党政権においては、経済産業構造の変化に応じて必要な労働分野の改革を行ってきました。私の内閣では、政権発足以来、経済再生を通じた雇用...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 谷岡郁子議員にお答えをいたします。  経済の再生についてのお尋ねがありました。  先般取りまとめた緊急経済対策では、中小企業・小規模事業者等への支援、人材育成・雇用対策、地域活性化などの施策もしっかり講じております。また、今後策定、実行する成長戦...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福島みずほ議員にお答えをいたします。  国民の雇用や所得の安定のための方策についてお尋ねがありました。  頑張る人は報われるという社会の信頼の基盤を守っていくため、大胆な金融政策、機動的な財政政策、そして民間投資を喚起する成長戦略という三本の矢で...全文を見る
02月05日第183回国会 衆議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 岸本周平議員の御質問にお答えいたします。  中央銀行の独立性についてお尋ねがございました。  今回の共同声明では、日本銀行が、みずから二%の物価安定目標を設定し、責任を持ってできるだけ早期に実現することとされております。金融政策の自主性は十分に尊...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 野田聖子議員にお答えをいたします。  復興に向けた決意についてのお尋ねがございました。  復興は、内閣の最重要課題の一つであり、閣僚全員が復興大臣であるとの認識のもと、新しい東北の創造に向けて、全力で取り組んでいく決意であります。  今年度補正...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 松野頼久議員にお答えをいたします。  道州制についてのお尋ねがありました。  道州制の導入は、地域経済の活性化や行政の効率化などを目指し、国のあり方を根底から見直す大きな改革であります。  御指摘の道州制基本法については、早期の制定を目指し、与...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 上田勇議員にお答えをいたします。  金融政策及び財政政策についてのお尋ねがありました。  共同声明において、日本銀行がみずから二%の物価目標を設定したところであり、政府としては、日本銀行が責任を持ってできるだけ早期にこれを実現することを期待してお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山内康一議員にお答えをいたします。  次期日本銀行総裁に求める金融政策に関する私の考え方についてお尋ねがありました。  次期日銀総裁に求める金融政策に関する私の考え方とは、デフレ脱却に向け、二%の物価安定目標のもと、その早期実現を目指して大胆な金...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 佐々木憲昭議員の質問にお答えいたします。  デフレの定義とその要因についてお尋ねがございました。  デフレとは、持続的な物価下落と定義しております。  我が国経済は、長期にわたり、需要が弱い中で、企業などによる、日本経済の将来に対する成長期待の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 畑浩治議員の質問にお答えをいたします。  政策遂行の手順と個人所得向上、中小企業等に対する対策についてお尋ねがありました。  大胆な金融政策、機動的な財政政策、そして民間投資を喚起する成長戦略という三本の矢を一体として実行し、日本経済の再生を図っ...全文を見る
02月06日第183回国会 参議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 金子洋一議員の御質問にお答えをいたします。  まず、中国海軍艦艇による火器管制レーダーの照射事案に関し、私の見解と今後の対応についてお尋ねがありました。  今回の事案は、不測の事態を招きかねない危険な行為であり、極めて遺憾であります。本件を受け、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 吉田博美議員の御質問にお答えをいたします。  挙国一致の国政運営についてお尋ねがありました。  我が国を取り巻く数々の危機を突破していくために、国会は、与野党の英知を結集させ、国力を最大限に発揮させるための場でなければなりません。吉田議員御指摘の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 竹谷とし子議員にお答えをいたします。  事前防災・減災の意義についてお尋ねがありました。  多様な災害が頻発する我が国において、事前防災・減災対策は、国民の生命と財産を守るために極めて重要であると認識をしております。そのため、真に必要な事業を着実...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 真山勇一議員にお答えをいたします。  被災地を訪ねた感想についてのお尋ねがありました。  私は、総理就任後、直ちに福島を視察し、一月には宮城の被災地を訪問いたしました。被災地でいまだ多くの方々が避難生活を余儀なくされている状況から、一刻も早く元の...全文を見る
02月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○安倍内閣総理大臣 確かに、石破幹事長のおっしゃるとおりでありまして、あの日、投票日、十二月十六日に党本部において、総裁である私と石破幹事長、同じ部屋で開票結果を待っていたわけでありますが、事前の予想等が入ってくる中において、我々、肌身で感じている状況とは少し違う、これは余りにも...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 二〇〇六年に私が総理に就任したとき、私は、それまで、森政権、小泉政権の官房副長官を務め、その後幹事長に抜てきをされ、その後幹事長代理に降格をし、そしてその後官房長官、さらには、圧倒的な支持をいただいて自由民主党の総裁に就任をいたしました。  ある意味において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず最優先で取り組んでおりますのは経済の危機でありまして、この十五年間ずっとデフレ経済が続いている中において、物の値段よりも収入の方が下がってしまう、そのことによって人々は将来に夢が持てないという社会になってしまった。毎年毎年、物が上がっていかない、収入が上が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 経済を成長していく中において、いかに地域で頑張っておられる方々にその恩恵が届くかどうか、これが極めて私は重要ポイントなんだろう、このように思います。  二%の物価安定目標を、日本銀行との間で、日本銀行が最終的に自主的に決めたわけでありますが、そもそも私たちが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私への御質問は、TPP参加についての考え方でありました。  今、幹事長がお話しになったように、自由民主党の公約は、例外なき関税撤廃を前提条件とする以上、交渉参加には反対である。これはまさにそのとおりでありまして、我々は公約したことを守らなければならない、この...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま議員から、国家としての情報収集と、そしてそれを分析する機関としてのNSC、日本版NSCについてのお話がございました。  何が問題であるかといえば、今、内閣においては、内閣情報官がいて、そしてその下に情報収集、分析をする機関がございます。一方、内閣情報...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、前原議員から、ROEについてしっかりと定めておくべきだという御指摘がございました。ROE、ルール・オブ・エンゲージメントですね、交戦規定なるものをつくっておくべきだと。一般の国際社会においては国際法があって、その国際法の中において武器の使用が認められている...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる河野官房長官談話でありますが、この官房長官談話は閣議決定されたものではなく、当時の河野官房長官が、官房長官の談話として出されたものであります。  この談話については、とかく、日本と韓国の外交問題に発展をしていくことにつながっていくわけであります。そこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま前原議員が紹介された発言は全て私の発言であります。そして、今の立場として、私は日本国の総理大臣であります。私の発言そのものが、事実とは別の観点から政治問題化、外交問題化をしていくということも当然配慮していくべきだろうと思います。それが国家を担う者の責任...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大分私の意図をねじ曲げて御発言をされているんだと思いますよ。  整理をいたしますと、まずは、さきの第一次安倍内閣のときにおいて、質問主意書に対して答弁書を出しています。これは安倍内閣として閣議決定したものですね。つまりそれは、強制連行を示す証拠はなかったとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、官房長官が答えたとおりでありまして、それが私の考え方でもあるということであります。
○安倍内閣総理大臣 それが談話という形がいいのかどうかということも含めて、まずは学識経験者の方々からいろいろなお話を伺わなければならないということです。  つまり、河野談話がありました。そして、この河野談話に対して安倍政権のときの閣議決定がありました。これをあわせたものとしてど...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私の基本的な考え方として、国のために命をささげた英霊に対して国のリーダーが尊崇の念を表する、これは当然のことだろうと思いますし、各国のリーダーが行っていることだろう、こう思っています。その中で、前回の第一次安倍内閣において参拝できなかったことは、私自身は痛恨の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 その考え方に変わりはございません。
○安倍内閣総理大臣 詳細には覚えておりません。(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 今の発言をしたことは覚えております。
○安倍内閣総理大臣 残念ながら日中間の首脳レベルの対話がございませんが、そうした機会を捉えて発言をしていく、あるいはまた国際場裏において発信をしていくということだと思います。
○安倍内閣総理大臣 今、経済は危機的な状況ですから、効果がある政策はどんどん取り入れていきたいと思います。それがたとえ白い猫であったとしても黒い猫であったとしても、ネズミをとる猫はいい猫だ。広い度量でもって、民主党政権時代につくられた成長戦略であったとしても、結果を出すものであれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が党においては、そこに座っている山本幸三議員を中心に、日銀法の改正の勉強会がありました。私も一員として末席に座っていたわけであります。  そこで、日銀法、世界の中央銀行と比べて、やはり、日本以外の多くの国々が採用している中央銀行と政府、あるいは中央銀行と国...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍政権の経済財政政策運営については、従来から申し上げておりますように、三本の矢なんですね。大胆な金融政策と機動的な財政政策と、そして民間企業の投資を喚起する成長戦略、この三本を同時に放っていくということであります。  他方、二%の物価安定目標については、先...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本が十四、五年にわたってデフレを続けている。世界では、こうしたずっと続いているデフレを単に金融政策、財政政策で乗り越える、ほとんどの国はできていないんですね。かつて米国は、あの大恐慌の後、デフレから最終的に脱却できたのは、戦争によって脱却できたわけですね。そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 人口の減少とデフレを結びつけて考える人がいますが、私はその考え方はとりません。デフレは貨幣現象ですから。つまり、金融政策においてそれは変えていくことができるわけであって、世界じゅうに人口が減少している国はたくさんありますけれども、その中でデフレに陥っている国は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま議員が御指摘になられたこの金融政策の大胆な変更なんですが、思い切った金融緩和を行うとどういうことが起こるかということで、例えば、極端な円の暴落とかあるいはまた国債の暴落が起こる、そういういわばリスクだけをどんどんどんどん積み上げていくことによって、そし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 あのときは小泉政権で、私は官房長官でございました。当時の福井総裁ともお話をする機会があったわけでありますが、政府としては、少し判断は早過ぎるのではないか、こう申し上げてきました。しかし、最後は日本銀行の独自の判断で、ああいう御決断をされた。今から思えば、やはり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もしあのときに二%という物価安定目標があれば、解除することはなかったんだろうと思いますね。しかし、それがなかったものですから、いわば、デフレギャップが大体埋まってきましたねという認識に至ってしまったんだろうなと思います。  そういう意味においては、私、何回も...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回は、日本銀行総裁と副総裁お二方の任期が来ます。その中において、三人一度に、政府として判断をして、国会の承認をいただくことになるわけでありますが、まさに金融政策においては大転換、新しい次元の金融政策を行っていくことによってデフレを脱却していくという大方針が決...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今議員が御指摘のハイパーインフレでありますが、インフレターゲットを設ければハイパーインフレの道を進んでいくんだ、こういうおどかしが随分なされていますし、今でもしたり顔をしてコメントをテレビで述べている人たちがいますが、これは全く間違いと言ってもいいと思います。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、天然資源はほとんど恵まれていない国であろうと思います。ただ、日本は、天然資源は恵まれていませんが、人材、特に教育に力を入れてきた国であって、それによって日本の今日の地位はあるんだろうなと思います。  ウィンストン・チャーチルの言葉に、楽観主義者は全て...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、今、遠藤議員が御指摘のように、人材、そして、プラス海洋国家として、海の底にはたくさんの可能性、エネルギーが眠っていると思います。可能性がありますが、まだそれを実現できていない。ですから、今こそこのフロンティアに挑戦する必要があるだろう、このように思いま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大変難しい質問ではございますが、六年前に教育基本法を改正いたしました。この改正教育基本法において、目的をしっかりと書いたんですね。教育の目標を書きました。教育の目的と目標を書き込んでいきました。  この教育の目標、目的の中には、例えば道徳心を培っていくという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 さきの東京オリンピック、私もよく覚えておりますが、恐らく、あのとき生きていた日本人はみんな記憶があるんだろうと思いますね。  自衛隊機が五輪を空に描いたんですが、私は兄と二人で屋根に上ってその五輪を見たのを覚えていますし、もちろん、あのバレーの決勝も見ました...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 震災からの復旧復興は、安倍内閣において最重要課題であります。  私は、就任をいたしまして直ちに、復興に関する体制や取り組みの検証、そして見直しを行うように、根本復興大臣に指示をしたわけであります。  その指示を受けて、一月の二十九日に開催した復興推進会議に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、この共同声明の意義、意味でございますが、二%の物価安定目標に向かって、なるべく早期に実現をするというふうに書かれております。これは日本銀行において責任を持って実現をしていただくということであります。  しかし同時に、物価上昇は実体経済の成長を伴って安定...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般、山口代表が訪中をされまして、習近平氏と会談を行いました。こうした交流こそが戦略的互恵関係のあるべき姿だろうと私は思っております。  先般のレーダー照射のような、ああいうことは、国境を接している中において、ある種の緊張感が高まっていれば起こり得る、もちろ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、北朝鮮が核実験に言及をしていることは極めて遺憾であります。核実験は、累次の安保理決議や、今議員が御指摘されたように、日朝平壌宣言、また六者共同声明に違反をするわけでありまして、我が国は北朝鮮に対して、これらを誠実かつ完全に実施し、核実験を行わないことを強...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の中国のとったレーダー照射という行為は、極めて特異であり、そしてまた極めて危険な行為であります。偶発的な、エスカレートにもつながるという危険性を持っている行為でありますから、我々は、中国側に対して、政府としての遺憾の意を表明し、そして強く抗議をしているわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 十九日の事案については、直ちに防衛大臣、そして私のところに上がってきたわけであります。しかし、結果として、これが中国側のレーダー照射であるということが認識できなかったということになってしまった。このことがあったものですから、事務方は三十日の事案についてより慎重...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは自民党時代、また、民主党政権時代にも引き継がれたのでありますが、尖閣諸島については、従来より、平穏かつ安定的な維持管理のため、原則として政府関係者を除き何人も上陸を認めないとの方針をとってきたわけであります。  いずれにせよ、尖閣諸島は我が国固有の領土...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 J—ファイルにおいては、公務員の常駐の検討という書き方をしているわけであります。  そこで、先般、私は国会答弁において、公務員の常駐も選択肢の一つである、このようにお答えをいたしました。では、実際に公務員をどういう状況で常駐させるのかということについては、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 参議院選挙があるから、その前に我々は態度を決めないということはございません。
○安倍内閣総理大臣 現在のところ、民主党政権時代も含めて事前交渉でどういう交渉が行われてきたか、つい直近まで行われています。そうした状況をよく検証しながら、あるいはまた、TPPにもし参加をしていくということになれば、その結果さまざまな、これは交渉結果によりますけれども、ということ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 聖域なき関税撤廃というのは、全ての関税撤廃を前提条件とするということなんですね。これは党として、公約として決定をしました。自民党にもさまざまな議論があったんですが、ある意味、英知を結集した形でここになった、こういう言いぶりになったということで御理解をいただきた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島第一原発の事故について、そして、それによって多くの方々が困難な生活を強いられていることにつきましては、戦後、自由民主党が政権の中にあって原子力政策を推進してきた、そして安全神話に寄りかかって推進をしてきたことについては、我々は深刻に反省をしなければならない...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、民主党の原子力政策と公明党の原子力政策の違いを述べる立場にはありません。  自由民主党の、また政府としての原子力政策について、ここでしゃべる機会があればお話をさせていただきたいと思いますが、よろしいですか。
○安倍内閣総理大臣 無責任なのは民主党なのであって、公明党ではないということをはっきりさせておきたいと思います。  そもそも、民主党は、二〇二〇年までに二五%CO2を削減する、こう約束をしておりながら、それでは、どうやって三〇年に原発をゼロにするのかということについても答えを出...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 辻元委員、また民主党の政策と我が党との違いは、まず、低廉なエネルギー、そして安定的なエネルギーの供給があって初めて経済を維持することができます。それがあって初めて投資が行われ、海外からも投資が行われるわけであって、それなしには、残念ながら、製造業は日本の地で物...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一般論として申し上げれば、社会保障制度には、所得の再配分という機能があります。全体では低所得者には負担を上回る受益が行く、こういうふうに考えられているわけでありまして、少子高齢化が進展する中で、給付と負担のバランスを図りながら、そうした制度を持続可能なものにし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今この段階ではつまびらかに申し上げられませんが、我々は、生活保護世帯以外にも影響が出るということはわかっておりました。ですから、全ての省庁に対して、この影響が出ないように対策を打つようにという指示を、閣僚懇談会においてしたところであります。そこで、今、各省庁が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回は、まず生活保護の生活扶助を適正化する。今までずっとデフレも続いてきました、そういうことも勘案しながら適正化をする。適正化をしなくていいということではないわけでありまして、先ほど田村大臣からも答弁したように、御党の時代から議論を積み重ねてきた中において結論...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、最賃と生活保護について、改正の趣旨というのは、最低賃金が生活保護給付と逆転しないようにしようということだけなんですね。それ以外ではリンクするということはないと言ってもいいと思います。  最低賃金法、これができたのが一九六〇年、これは岸内閣のときにできたん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、このデフレの十五年間、ずっとためらい続けてきたんですね。確かに累積債務はあります。我々も当然、財政規律をしっかりと確保していく、そしてプライマリーバランスを黒字化していくという目標を既に出しています。かつて、平成十四年にもその目標を立てて、残念ながら、リ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 特定財源を復活させることはありません。
○安倍内閣総理大臣 安倍内閣としては、行政改革を極めて重要視しております。だからこそ稲田朋美大臣を任命し、我々、全力で取り組んでまいりますことをここにお誓い申し上げます。
02月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○安倍内閣総理大臣 今回の事案については、ただいま防衛大臣から答弁したとおり、極めて慎重に精査した結果、中国側がレーダー照射を行ったことが明らかになった上で、我々は発表したわけであります。  日本外交というのは、国際社会において、あるいはまた国際場裏において、礼儀正しく、物静か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私に対しても同様でありまして、昨日の予算委員会中にメモで連絡がございました。
○安倍内閣総理大臣 安倍内閣の方針としては、我が国の人命、財産そして領土、領海、領空を断固として守り抜く、この決意はしっかりと示していきたいと思います。その中において、来年度の予算において防衛費を増額したところであります。  ずっと防衛費は減額が続いてきたのでありますが、これは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の補正予算につきましては、まず、我々政権の使命として、日本経済を再生していく、デフレから脱却をし、行き過ぎた円高を是正していく、その上において、しっかりと日本の経済を成長軌道に乗せていくために、大胆な金融政策と機動的な財政政策、そして成長戦略なんですが、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、今回の補正予算というのは極めて大型の補正予算であります。それは積み上げによるものでありますが、一方、デフレギャップを解消していく、そういうインパクトのあるものでなければならないという考え方、そういう思想に基づいた補正予算であったわけでありました。  ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、総務大臣から申し上げましたように、いわば国の赤字を地方につけかえたわけではありません。  いずれにしても、国も地方も、こうした赤字を減らしていくべく、それぞれ自主努力をしていくことは当然のことであろうと思います。その中で、地域もそういう、いわば赤字を減ら...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法九十六条でありますが、憲法改正の発議自体は、国会議員、衆参それぞれ三分の二の議員の同意がなければ発議そのものができない。つまり、幾ら国民の五〇%、六〇%、例えば七〇%の方々が憲法を変えたいと思っていたとしても、三分の一をちょっと超える国会議員が反対をすれば...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 六年前、本を書いたときに、そしてまた再チャレンジ政策をスタートしたときに何を考えていたかというと、日本という社会は、一度失敗すると、まさにおでこに失敗という判こを押されて、なかなかそれを拭うのは難しいんですね。会社を一度潰した人は、一度会社を潰した経営者として...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘されましたように、地方分権を進めていく、地方が地域の特性を生かして自分たちの意思を、そして未来に向かって自分たちの考えを生かしていくことができるような行政を進めていきたい、そのための改革はどんどん行っていきたいと思っております。
○安倍内閣総理大臣 確かに、地域のことを一番よく知っているのは地域の方々でありますから、必要以上に口出しをすることは慎んだ方がいいんだろう、このように思います。  その中において、今までも、国から地方に対して権限や事務の移譲を行ってきたところでありますが、今後とも、地方の声にし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど総務大臣からお答えをいたしましたように、確かに、地方支分部局の廃止については、一部の市町村から強い反対の声があったのも事実であります。  事実、私がかつて訪問した福島のある市長からはメールで、これはもうやめてもらいたい、つまり、大規模災害のときの対応は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国と地方のあり方を基本的に考え直していくためにも、今委員が御指摘の方向に国と地方の関係を改革していくためにも、道州制を我々は考えているわけでありまして、今、自由民主党におきましてもその方向で議論がなされているわけであって、その中において、政府としっかりと連携を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党の選挙における公約は、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、参加には反対するということであります。さまざまな関税があるわけでありますが、それは、日本の国内の国益あるいは国柄を守るために関税が張られているわけであります。いわば関税自主権の中において我々は関...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本会議において松野議員から質問をいただきました。大体同趣旨だと思います。  高度経済成長期の公共投資、いわば、今委員が御指摘されたように、高速道路をつくれば移動が短縮をされ、その分、生産性が上がっていくわけでありますし、また、飛行場をつくっても同じような効果...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 重徳委員も、たしか岡崎でしたよね。地方を選挙区としておられますから恐らく感じておられるんでしょうけれども、こうした公共事業をやることによって地域がにぎわいを取り戻すのは事実なんですよ。  それは単に建設業者だけでは全くないですよ。こうした公共投資を行えば、建...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 財政を再建していく中において、国債のいわば償還を行いながら新規発行を抑えていくという道をとっていかなければいけない。そのためには、まず無駄遣いをなくしていく、これは当たり前のことでありますが、税収もふやしていかなければいけない。税収をふやしていく道においては、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま総務大臣から答弁をいたしましたように、団体自治、住民自治というこの二つの理念で進めていくことが地方自治の本旨であろうと思っております。
○安倍内閣総理大臣 地域のことを一番よく知っている、問題意識を持っていて、そして地域のことを一番考えているのは、やはり地域に住む住民の皆さんなんだろうと思います。そういう意味におきましては、一番住民に近い団体が行政を行っていく、これが極めて重要であります。  そういう意味におき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の補正予算の意味、意義については、既に財務大臣から答弁をさせていただきました。  我々としては、この補正予算において、地域活性化及び商店街の活性化のために二兆四千億円投入しているわけでありますが、地域活性化のためには、公共事業についていろいろな議論があり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま総務大臣が申し上げたように、各自治体においては、早期実施できるように努力をしていただいた上において、今回は大型の補正になったということでありますから、我々も、地方の負担ができる限り軽減されるよう検討していきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 このTPPについては、基本的な姿勢なんですが、自由民主党、また私としては、自由な貿易環境というのは日本にとってプラスである、こう考えています。  そして、その中にあって、FTAやEPAを推進してきたわけでありますし、このTPP加盟国、米国そして太平洋の国々で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ちょうどこれは委員が配っていただいたTPP交渉参加国でございますが、ベトナム、マレーシア、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、メキシコ、ペルー、チリという国々でありますが、こういう国々の成長力を日本が取り込んでいく。日本は、残念な...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 年内に交渉を妥結するということについては、私も承知をしております。その中において、今日に至るまでの事前交渉、あるいはまた、経産大臣、外務大臣がそれぞれいろいろな感触を得ております。そうした感触を総合的に判断をして、私は最終的に判断をしたい、このように考えており...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 TPPについて、日本が交渉に参加するかしないか、これはTPPにとって極めて重要なことは事実でありますし、また、米国政府の関心が、日米同盟、日米関係という文脈においても関心が高いのも事実であります。  その中において、自民党で公約に掲げたように、聖域なき関税撤...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の段階で、日米首脳会談の議題についてここでいろいろと申し上げることは差し控えたいと思いますが、いずれにせよ、首脳会談は予定されているわけでありまして、私自身がそういう感触を得ることができるかどうかということは極めて重要なポイントであることは間違いないだろう、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま山田委員から極めて思い切った御発言もございましたが、いわばTPPについては、これは重要な問題であり、さまざまな課題も含んでおります。  農業問題についても、やはり守るべきものは守らなければならない。産業という側面で切って言えば、どんどんどんどん地平線...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、内閣として、全員が参拝しろとか、全員が参拝してはいけない、こんなことを申し上げるつもりは全くございません。これは、各閣僚の自由意思に基づいて行われることだと思います。
○安倍内閣総理大臣 ただいま江田議員から、極めて重要な点について御質問がございました。  安倍政権においては経済財政諮問会議を復活させました。私も、小泉政権時代に官房副長官を務めておりまして、諮問会議の重要性は十分に認識をしておりました。当時、竹中担当大臣とともに、毎週毎週土日...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私自身、勉強不足で、内閣予算局というものがどういう存在になっているかということについてはつまびらかではありませんが、しかし、今委員がおっしゃったように、予算編成については、しっかりと内閣が、官邸が主導で行っていくということが極めて重要であり、そしてその司令塔は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、第一次安倍政権において公務員制度改革に取り組んだわけでありまして、その後、基本法ができてから五年近く年が経ているわけでありまして、そして、そのときの宿題が現在なお解決をしていないということは重く受けとめなければならない、このように思っております。  ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私の基本的な考え方は、公務員制度改革基本法が成立をしたときといささかも変わっておりません。そして、我が党が御党とともに法律をつくった、この重さを十分に、今もこれは受けとめているわけでありまして、これは野党時代だからつくったということではもちろんならないわけであ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは現在、党内でも議論されているところでございまして、担当大臣は稲田大臣でございますが、担当大臣のところにおいても、どう取り組んでいくかということが今検討されているところであります。
○安倍内閣総理大臣 先ほど思い出したんですが、私が青年局長のときに、なかなかとれない橋本総理とのアポイントを、当時江田秘書官にとっていただいたことを思い出したわけであります。  そこで、官房長官があのように答えているわけでありますから、当然、官房長官としての発言は、内閣を代表し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この公取の人事につきましては、先ほど、日本郵政については、政府が一〇〇%株を持っているとはいえ、民間会社であります。一方、公取は性格が違うところでありまして、そこは人物本位で、我々、杉本さんが適切であろう、こういう判断に至ったわけであります。
○安倍内閣総理大臣 日銀の総裁とあと二人の副総裁の方の任期がやってくるわけでありますが、この総裁、副総裁の人事は極めて私は重要であろう、こう考えております。  まさに三本の矢の中でも極めて重要な、デフレ脱却そして二%の物価安定目標到達のための極めて重要な金融政策に向けて、大胆な...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、野党の党首であったときは今委員のような手段についての議論をさせていただきましたし、委員の御指摘についてもなるほどなと思う点が多々あったわけでありますが、今は政府の責任者でございますから、手段について発言することは差し控えたいと思います。  しかし、その...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、入り口で全部だめですよと、入り口で規制を設けて参入させないという考え方はやはり間違っているだろうと。いわば違法行為、こういうことは明らかに社会性にもとるし安全にも問題があるという、行為で規制していくという考え方については、私も基本的に賛成であります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在内閣参与を務めていただいております浜田宏一エール大学名誉教授も、この菅さんの、増税すれば経済が成長する、驚くべきばかげた考え方だ、このように論評をしているわけでありますが、私も、浜田先生、また柿沢委員の御指摘のとおりだろう、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 前政権において、一昨年の十二月に、原子炉の状態を定量的に評価した上で冷温停止状態の達成を確認したものである。その確認において、収束という表現を使ったんだろうと思います。  私は、総理就任後、福島県に参りました。今、笠井委員が御指摘をされたような、そういう住民...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般、福島の現地を訪れまして、いまだにふるさとに帰れない方々がたくさんいらっしゃるわけでありまして、十分にめどが立っていない。  そういう皆さんの話を伺う中において、もちろん、新しい技術の開発、そして、いわば新たな安全基準の設定、そしてそれに対する対応能力等...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 あのときの発言においては、やはり冷静に考えていく必要があるということを申し上げたわけであって、いわば新たな技術の中において解決する可能性というものもないわけではないわけであります。  しかし、同時に、やはり事故の結果についての検証も十分に進めていく必要もある...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が党が政権にあって、安全神話の中にあって原子力政策を進めてきたということについて、安全対策ということについては反省しなければならない、これは再三申し上げてきたとおりでございます。  しかし、同時に、事故の調査は厳格に進めていく必要もあるでしょうし、あるいは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々がなぜデフレから脱却をしなければならないと考えたかといえば、デフレ下にあっては、物の値段が下がっていく以上に収入が下がっていくわけであります。つまり、今までの経済財政政策、金融政策を続けていく以上、実は収入が下がっていく。  事実、国民総所得は五十兆円減...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 既に政府から答弁をしているとおりであります。  問題は、ずっとデフレ下にあったわけでありまして、このデフレマインドの中において、投資あるいはまた労働分配率を上げていこうという意欲は残念ながらなかった、それが大きな原因ではなかったかと思います。
○安倍内閣総理大臣 先ほども申し上げましたが、これは、デフレマインドがありますから、デフレ下においては実質金利は上がっていくわけですから、どうしてもキャッシュとして持ちたい、それが内部留保になっているということだろうと思います。  そのマインドを変えるのが我々の政策であって、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員は、リーマン・ショック後の米国と日本を比較されました。(笠井委員「いや、その前からのことも言いました」と呼ぶ)その前からもそうなんですが、特にリーマン・ショック後ですね。何が大きく違うかというと、やはりこれは金融政策が決定的に違ったんですね。アメリカがQ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私はマインドだけと言っているのではなくて、つまり、金融政策を実際に変えるわけですよ。そして、金融政策を変えることがマインドを変えていくことにつながっていくんです。それが極めて大きいということを申し上げているのであって、そして、ただ金融政策だけでは実際に賃金が上...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 経団連は経団連の考え方でおっしゃっているんだろうと思います。  笠井委員がおっしゃっているような状況を変えるために、今我々は、三本の矢でデフレ脱却を目指していかなければいけないと考えているわけであって、経団連のこのコメントについて、私はそれについていいとか悪...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、笠井委員がおっしゃったような状況というのは、今までのトレンドなんですね。(笠井委員「今もそうなんですよ。だって、経団連が言っているんですから」と呼ぶ)いや、今までの状況を変えようと。  今までの状況というのは、物価が下がり、それ以上に給与が下がっていくと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 百円ショップの経営者は広島県の方でありまして、私と同じ中国地方でございます。当然、私の地元にもございますので、何回も行ったことがございます。
○安倍内閣総理大臣 税と社会保障の一体改革の中で、自民党、公明党、民主党で合意をいたしまして、法律を通しました。その法律の中において、来年の四月から八%、再来年一〇%ということは決まっています。そして、来年の四月から上げていくという判断については、ことしの秋に、そのときの足元の経...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税を上げるのは、ただむやみに税率を上げるのではなくて、税収をふやしていかなければ意味がないわけであります。ですから、税収がふえていくという状況はできているかどうかという判断をするわけであります。  ですから、そういう中において、我々は、何が何でも、とにか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、消費税を引き上げるということについては、自民党、公明党、民主党の税と社会保障の一体改革の中において、伸びていく社会保障費に対応するためには、これはやはり消費税を上げていくということが大切ですね、日本の国債、そして日本という国の信認を維持していくためには必...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 水資源の確保や環境の保全の観点から、水の適正な利用を通じた健全な水循環を確保することが重要であると考えております。熱心に委員が取り組んでこられたことも承知をしております。  御指摘の水循環基本法に関しましては、超党派の国会議員の方々によって議論が重ねられ、法...全文を見る
02月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○安倍内閣総理大臣 昨年十二月の十六日、総選挙によって、我が党、公明党が過半数を得たわけでありますが、ちょうどこの日が、収束宣言をしてからの一年目に当たる日でございました。  私も、総理に就任して直ちに、最初の訪問地として迷うことなく福島を選びました。そして、そこでお目にかかっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今日までなかなか復興が進んでこなかった理由の一つが、やはり省庁の縦割りがあったと思います。特に除染においては、環境省、復興庁、両方にまたがっていた。これを一本化いたしました。根本大臣のもとで除染を行っていく。  そして同時に、現場主義。どうしても今まで、東京...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、自由な貿易環境、これは日本にとって明らかに国益である、このように考えております。ですから、第一次安倍内閣において、EPA、FTAを積極的に進めてまいりました。特にオーストラリアとのFTAについては、党内にも多くの反対があったわけでありますが、交渉をスター...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般の委員会でもお答えをいたしましたが、日本の外交姿勢というのは、礼儀正しく、物腰は物静か。しかし、これからは、国益を侵された場合はしっかり言うべきことは言っていくということでありますが、当然、我々は、礼儀正しく物静かであります。威嚇に対して威嚇ということは、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この五年間、地元の皆さんだけではなくて、全国の中小企業、小規模の物づくりの方々と交流する機会を得たんです。大変みんな元気がよくて意欲的なんです。しかし、かといって、新卒の人たちが自分たちの工場にはなかなか就職しようとしないという中で、一生懸命工夫をしているんで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 復興を加速させていくためには、一つ一つの課題を具体的に処理していくことが極めて重要であろう、このように思います。  そして、大切なことは、現場も役所もやる気になるということが重要ではないのかな。幸い、だんだんやる気になってきました。今までなかなか答えを出せな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、デフレギャップを解消していくことも、我々、今回の経済財政政策の中で重要視をしております。つまり、デフレギャップを解消していく上において、我々は、補正予算を組んで有効需要をつくったわけであります。  そして、今、人口減少についてお話がございました。人...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 議論として、まず、金融政策において二%の物価安定目標に到達をすることは可能であるというふうに私は申し上げております。事実、その方向に向かって日本銀行としても判断をされたわけであって、その上において、私は、デフレというのは貨幣現象である、こういうことを申し上げた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今まさに、後藤さんは議論のための議論を展開しておられます。そういう議論をずっとしてきて、ずっと日本はデフレだったんですね。ですが、そういう議論の中に陥らずに、我々は、ここで思い切った金融緩和を行って、日本銀行においてしっかりと金融緩和、大胆な金融緩和をやって、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、三本の矢ということを言い出したのは私ですよ。あなたじゃないですよ。私が三本の矢ということを言い出したのであって、これは日本銀行でもないんですよ。私が総裁選を通じて三本の矢ということを申し上げて、そしてまさに、金融政策によってまず二%の物価安定目標を掲...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど私が賃金が上昇しないことを前提にしたかのごとく答弁したという今指摘がありましたが、それは全く間違いですよ。  賃金が上昇して、消費がふえて、いわば極めて経済はいい循環の中に入っていくというのが私の基本的な考え方であります。だからこそ、経営者の皆さんに、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 首脳会談を行い、聖域なき関税撤廃ではないということを私自身が確信を持てるかどうか、これがまずポイントですね。  そしてそれから、もうその場で、ではすぐ参加かといえば、そんなことはなくて、それは、聖域なき関税撤廃ではないという感触を得た上において、そして、さま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 スケジュールについては、今まだ決めているわけではないというか、来週、これからオバマ大統領と会って会談を行うわけでありまして、その中で、先ほども申し上げましたように、聖域なき関税撤廃が交渉の前提条件かどうかということについて確認をいたします。そして、その感触を得...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それでは、政府としての見解は出させていただきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 それでは、政府として統一見解ができたところで提出をさせていただきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 統一見解でありますから、これは政府全体としての考え方を取りまとめなければなりません。先ほど申し上げましたように、今そのことについて急に問われたわけでございますから、これから判断をさせていただきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 先般の、昨年の党首討論において、議員定数の削減とそして選挙制度の改革について議論をしていくという約束をいたしました。  しかし、その際、私は申し上げたんですが、自民党と公明党だけ、自民党と民主党だけではなくて、これは小さな党も入れて、民主主義の土俵をつくって...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、私は、行政の長、総理大臣という立場です、自民党の総裁でもありますけれどもね。しかし、これはまさに院の構成にかかわることですから、国会でやるべきことなんですよ、基本的に。各党間で話し合っていくことなんですね。基本的に我が党の場合は、私は総裁ではありますが、総...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の段階では、私は、まずこの補正予算とそして予算を通すことに全力を挙げなければいけないんですよ、これは国民生活に直結しますから。同時に、党においてそういう作業をするように指示をしているということであります。
○安倍内閣総理大臣 事故の原因究明等については、当然、厳正になされなければならないと考えております。
○安倍内閣総理大臣 徳田大臣政務官の辞任は大変残念な出来事でありました。  徳田大臣政務官から菅官房長官が事情について聞き取った結果、一身上の都合により辞職をするということを認めるということで決定をいたしました。
○安倍内閣総理大臣 まず、議員は週刊誌に書かれたことが事実としてお話をされておられますが、事実かどうか確認されたんですかということを私はお伺いしたいと思っているんです。これは予算委員会ですから、ここで大切な時間を使って議論するということは、やはり事実に基づいて議論することであって...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本日十一時五十九分ごろ、気象庁が北朝鮮付近を震源とする自然地震ではない可能性のある地震波を観測いたしました。本件地震は、過去の事例を踏まえますと、北朝鮮による核実験の実施に伴い発生した可能性があると考えております。  本件地震波の報告を受けまして、十二時十一...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 従来から何回か答弁をしておりますように、道路特定財源を復活するものでは全くございません。
○安倍内閣総理大臣 確かに、今、石原先生がおっしゃったように、現行憲法は、昭和二十一年に、日本がまだ占領時代にある中においてマッカーサー試案がつくられ、そしてマッカーサー試案が、毎日新聞によってスクープをされるわけでありますが、このスクープを見たマッカーサーが怒り狂い、もうこれは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 象徴というのは、いわば、日本国において、権力を持つ存在ではなくて、まさに日本の長き歴史と伝統と、そして文化と日本国民を象徴する存在であるというふうに私は理解をしております。
○安倍内閣総理大臣 靖国参拝について、私はいたずらに外交的、政治的問題にしようとは思っておりません。ですから、私が靖国神社に参拝する、しないということについては、申し上げないということにしております。  一方、国のリーダーがその国のために命をかけた英霊に対して尊崇の念を表する、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 陛下の御親拝について私が云々する立場ではございません。  しかし、今、石原議員がおっしゃったように、国のために命をささげた人たちに対する敬意の表し方は、本来政治的なものではないわけであって、そして、ジョージタウン大学のケビン・ドーク学部長、彼はカソリックであ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 尖閣諸島は、歴史的にも法的にも我が国の固有の領土でございますが、日本が今、有効に支配をしております。  この有効に支配をしているということについて言えば、いわば我が国の領海、尖閣から十二海里は我が国の領海になるわけでありますが、この領海においては、我が国の海...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 その灯台がつくられたのはかなり昔の話でございますが、しかし、灯台ができたことによって、その近くを通る人たちが大変それは有益であるというふうに話をしているということは聞いたことがございます。
○安倍内閣総理大臣 海図に載っていないかどうか、私もちょっとつまびらかに承知をしていないわけでありますが、そうした事実があるかどうかということは確認をしてみたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 冷静というのは、正常な判断力を備えながら対応していく態度ではないのかなと思いますけれども。
○安倍内閣総理大臣 私に対する印象は、常に鯉口を切っているような印象を与えているというところがあるかもしれませんが。  しかし、大切なことは、この尖閣について言えば、我が国の固有の領土であり、そしてこれは交渉の対象でもありません。断固として、我が国は、我が国の固有の領土、領海そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 横田基地は在日米軍司令部が置かれていて、今委員が指摘されたように、有事の際に兵たん機能を果たすということで、なかなか、返還あるいは軍民共有ということにおいて、アメリカ側が、はい、わかりましたということにはなっていないわけであります。  しかし、小泉政権時代に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 詳細については防衛大臣が答弁いたしますが、岩国においては空母艦載機五十九機を厚木から受け入れることにしているんですが、これは、米軍再編全体の中で、各地域がそれぞれ沖縄の負担を軽減するという中において、ぐるっと回っていく中において、岩国基地が、厚木からの空母艦載...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この単式簿記、複式簿記の問題については、ただいま財務大臣から答弁をいたしましたように、平成十五年から国としては財務書類、東京都でいう財務諸表を出しているというふうに私は承知をしておりますが、いずれにせよ、委員会において、他の委員会もございますから、議論をしてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 二〇〇七年のハイリゲンダム・サミット、私が出席をしたサミットにおいては、CO2削減が大きなテーマになりました。  その際、二〇五〇年までに排出量を半減する、そうした大きな目標で一致することができたわけでございますが、ことし開かれるサミットにおいても、当然、環...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず初めに、十四時三十九分に朝鮮中央通信が、我々の国防科学部門は二〇一三年二月十二日、北部地下核実験場で第三回地下核実験を成功裏に行ったと発表いたしました。これは、たび重なる国連の安保理決議に反するものでありまして、まことに遺憾で、強く抗議をいたします。  ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる敵基地攻撃と憲法との関係についてでございますが、政府は従来から、法理上の問題としては、他に手段がないと認められるものに限り、敵の誘導弾等の基地を攻撃することは憲法が認める自衛の範囲内に含まれるとの考えを示しています。一方、現実の自衛隊の装備のあり方とし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党においてもさまざまな議論がなされており、この打撃力、我が国固有の打撃力を、米軍に打撃力を全て頼るのではなくて、我が国の打撃力も持つべきであるという議論はずっとなされてきております。  先ほど私が述べました政府の見解は、まさに現時点での、今の考えを述べさ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 犯罪被害者の経済的支援については、私は、極めて重要な課題だ、このように思っております。  現在、第二次犯罪被害者等基本計画に基づいて、有識者等による検討会において、犯罪被害給付制度の拡充及び新たな補償制度の創設に関する検討会を行っているところでございますが、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回は、政府と日本銀行で共同文書を発出いたしまして、その中において、政府と日本銀行が緊密に協議をした結果、二%という物価安定目標、これは日本銀行が決めたわけでございます。  また、他方、我々は、この二%の目標達成とは別に、さまざまな改革努力をしていく、あるい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いずれにせよ、公務員制度改革については、我々もしっかりと改革の信念を持って進んでいきたいと思いますが、いわば、しっかりと仕事をした人が正しく評価される、この評価が極めて重要なポイントなんだろうな、このように考えております。  そういう観点からも、もし変えてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も議員と同じ認識でございます。
○安倍内閣総理大臣 今まで厚労大臣が答弁をさせていただいたわけでありますが、その中でも、私ども、十分の八は国が支援をするわけでありまして、今後とも、国、地方が力を合わせて被災者を支援していきたい、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 福島、宮城、そして岩手、それぞれ被災したわけでありますが、特に福島の場合は、除染の問題があって、遅々として復興が進まない、そして、仮設住宅で困難な生活を強いられている人の比率が他の被災地よりも高いということによるものだと思います。
○安倍内閣総理大臣 いずれにしても、今、被災され、そして避難生活を余儀なくされている方々が、将来、もとの生活に戻れるようにしていく、いわば未来を見通せるようにしていくことが我々の仕事であろう、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 御質問は、では自主的避難者の方々についての賠償等でございましょうか。
○安倍内閣総理大臣 そういうさまざまな意見が根本大臣のところにも寄せられています。自主的な避難なのかそうでないのか、あるいは県外なのかそうでないのかということも含めて、その中でどう対応していくべきかということについて今検討しているところであります。
○安倍内閣総理大臣 就任後、福島県を訪問いたしまして、ふるさとから離れて困難な生活を強いられている方々からお話を伺う中においては、前政権時代に出された収束宣言、いわば収束したという状況ではない、こういう認識を私は持っております。
○安倍内閣総理大臣 今申し上げましたように、福島の方々の気持ちとしては、とても収束したという状況ではない、つまり、やはり収束というのは、しっかりと生活をしていく上において、ちゃんと将来が見えてきたという段階でなければ収束をしたとは言えないんだろう、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 沖縄を訪問いたしまして、まず、この三年数カ月の間に国と沖縄の信頼関係が失われたわけであります、この信頼関係の再構築からスタートしよう、私はそう考えたわけでございまして、まず仲井真知事とお目にかかって、二人でゆっくり食事もいたしました。沖縄を発展させていくために...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今まで特措法という形で、沖縄の社会的、地理的、歴史的な事情を考慮しながら支援をしてきたところでございます。それはそれとして、今後もこの特措法を通じて支援をしていくわけでありますが、他方、私は前々から申し上げておりますが、まさに沖縄はアジアの中心であります。ここ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般、建白書については私自身が受け取らせていただきました。大変厳しい声があるということも私も認識をしたわけでございまして、今後、今お話のあった普天間の移設を含む米軍再編については、これは日米合意にのっとって、米軍の抑止力を維持しながら沖縄の負担ができる限り縮小...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、米側の意見として御紹介をいただいたんですが、しかし、アメリカ側が今おっしゃったような考え方で統一された政府の見解であれば、それはさまざまな交渉をしていく上においても余り問題というか課題はほとんどないんだろうと思うんですが、残念ながら、そうではないんですね。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大統領との首脳会談においては、経済、政治、安全保障について話をするわけでありますが、当然、この首脳会談において、我が国は我が国の国益を守るため日米の関係を強化していく、そういう首脳会談にしていきたいと考えております。
○安倍内閣総理大臣 それはもちろんそうであります。
○安倍内閣総理大臣 米軍再編は、いわば沖縄の負担軽減とそして米軍の抑止力の維持、これが柱でございます。そして、米軍再編は、普天間の移設だけではありません。さまざまな施設をぐっと動かしていくわけですよ。  例えば、先ほど議論になりました岩国の基地には、普天間から十二機、空中給油機...全文を見る
02月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○安倍内閣総理大臣 日本は、この十五年近く、ずっとデフレの中に沈んでいたわけでありまして、国民総所得も五十兆円縮んでしまった中において、国力が低下をする、外交力においても日本の力は低下をしたわけであります。当然、そのことによって、途上国に対する支援の力も落ちてきているわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 北朝鮮の核実験でありますが、国際社会の数次にわたる警告にもかかわらず核実験を強行したことは、決して許すことができない、許容できない暴挙である、このように思います。国際社会としてしっかりと北朝鮮にメッセージを出していく必要がある、このように思います。  今後の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 きょうの日経新聞に出ておりましたが、きのうの内閣府の発表によりますと、一月の消費態度指数は、二〇〇九年から、とり始めて以来最も高い上昇率を示しているということでございますが、つまり、国民の未来に対する予測がだんだんデフレ期待からインフレ期待に変わってきたという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 石田委員がずっとこの問題に熱心に取り組んでこられて、さまざまな提言をしておられるということも私承知をしておりますし、我々も同じ問題意識を持っております。要は、やはりしっかりとこの復興庁の司令塔機能を強化して結果を出していくことなんだろう、このように思っておりま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 北朝鮮は、小型化に成功した、こういう発表をしておりますが、委員御承知のように、小型化するというのは大変技術が要ることであって、実際にその技術を獲得したかどうかについては、今、小野寺防衛大臣がお答えをさせていただいたような状況でございますが、もし小型化に成功して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も基本的に同じ考えでございます。  今回も、昨日、岸田外務大臣が韓国側の長官と、ニューヨークだったと思いますが、電話で会談を行いました。そしてその後、ケリー国務長官とも電話で会談を行ったところであります。  そして、私は、けさ、李明博大統領と電話で会談を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、中国は北朝鮮に対して決定的な影響力を持っているわけでありますし、御承知のように、国連安保理の理事国であって、この制裁を含む決議についても採択に大きな影響力を持っておりますので、連携をとるということは重要であるということは我々も認識をしております。その中...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、制裁については、確かに委員御指摘のように、効果がなければ意味がないわけであります。しかし同時に、効果プラス国家意思としての制裁というのもございます。  確かに、金融制裁というのは極めて効果的であったと思います。バンコ・デルタ・アジアのケースは、ちょうど...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の補正予算においては、必要なものを積み上げていったものでありますが、特に国民の安心、安全のためのいわばインフラの補修等にも力を入れておりますし、防災そして減災のための公共事業にも力を入れております。  その中において、そうした労働力の過不足について目配り...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の予算は、特に、震災、災害に対して国民の命を守るという観点、そしてまた、老朽化が進んだ社会インフラをもう一度整備していくということを中心に、プラス、昨年、年末に向けて経済の指標がずっと悪化をしていったわけですね。このままでは景気が底割れをする、そういう中に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々、地方分権についてはしっかりと進めていきたいと思いますが、今の繰り越しの手続については、財務大臣が全てお答えをしておりますが、このことについて地方自治体に御迷惑のかからないように全力を尽くしていきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 今まさに我が国が直面をしている困難な状況を大体議員が総ざらいしていただいた、こう思うわけでありますが、まずは、安倍政権の使命としては、ずっと長引いているこのデフレ、そして行き過ぎた円高から脱却をして、日本の経済を再建することであります。  全ては、日本の経済...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私としては、本年ロシアを訪問することを考えております。本年の訪ロを、日ロ関係の発展に新たな弾みを与えるものとしていきたいと考えております。  その観点から、今月中、近々、森元総理にロシアを訪問していただき、私の親書を持っていっていただきまして、事実上の政府特...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、基本的な考え方としては、原子力規制委員会設置法においては、国民の代表で構成される国会の審議を経て、その同意を得て総理が任命する、こう規定されております。政府が人事案を提案し、国会が同意をして総理が任命する民主的なプロセスによって、基本的には透明性...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 既存インフラの有効活用という意味において有効であった、私はこのように思います。私自身もそれを活用したことがございます。  ただ一方、東名高速などの一部の路線で発生した渋滞の解消など、解決をすべき課題もあります。このことも含めて、料金制度について引き続き検討し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 建白書については受け取らせていただきました。沖縄の皆様の声には我々もしっかりと耳を傾けていかなければならない、このように考えているわけであります。  その中にあるオスプレイの配備についてでありますが、我が国の安全保障にとっては大変大きな意味があると考えており...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 オスプレイに関する分析評価報告書、そして日米合同委員会合意等によって、その安全性は十分に確認されているものと認識をしております。  その配備について、今後とも、日米合意等について丁寧に御説明するとともに、この合意が適切に実施をされるように米側との間で必要な協...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、日米の合意に基づいて米軍再編を進め、沖縄の負担軽減、そして抑止力の維持に努めていきたい、こう考えております。
○安倍内閣総理大臣 先般答弁をさせていただきましたのは、せっかくここで消費税を上げるわけでありますから、しっかりと税収増、税収を確保していくことが目的であります。そのことによって、伸びていく社会保障費、子育ても含めて対応していかなければならない、こう考えているわけであります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の安倍政権の成長戦略の特徴は、あるべき社会像を示したんです。そのあるべき社会像に向けて、いわば産業を決めたのではなくて、あるべき社会像を決めて、そこに焦点を絞って、まさにそこに向けてさまざまな投資を行っていく、変えていく必要のある規制は外していくということ...全文を見る
02月14日第183回国会 衆議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  今回、北朝鮮が核実験を強行したことは、北朝鮮がミサイル能力を増強していることとあわせ考えれば、我が国の安全に対する重大な脅威であり、北東アジア及び国際社会の平和と安全を著しく損なうものとして、断...全文を見る
02月15日第183回国会 参議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  今回、北朝鮮が核実験を強行したことは、北朝鮮がミサイル能力を増強していることと併せ考えれば、我が国の安全に対する重大な脅威であり、北東アジア及び国際社会の平和と安全を著しく損なうものとして、断じ...全文を見る
02月18日第183回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本は十五年間ずっとこのデフレが続いてきたわけでありまして、一番いいのは収入が上がって物価が下がっていくことが一番いいんですが、なかなか経済はそうならないというところに問題があるわけでありまして、このデフレ、十五年間の間に、物の値段は下がっていくんで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 野党の総裁時代には私は手段についてもお話をしていました。どういう手段を取って金融緩和を行っていくかということについてお話をしていた。それは、当然、国会の場に、今日も日銀の副総裁お越しでありますが、日銀の総裁を国会の場に呼んで、そこで手段も含めた政策、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど私が申し上げましたのは、手段についてはこれは中央銀行が決めることであります。そして、今までの内閣と違う、これは麻生政権とも第一次安倍政権とも違うんです。第一次安倍政権とも麻生政権とも違う金融政策に初めて今挑戦しているんですよ。それが大きな違いで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私としては分かりやすく御説明をしているつもりなんですが、言わば目的と手段、これは違いますよね。  目的は、言わば目標については、私は選挙においても説明をしてきた。二%の物価安定目標を持たなければ、残念ながら、定めなければデフレから脱却できませんね。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は別に、今私がやっていることが民主党政権時代と比べていいということを言っているのではないんです。そんな小さなことを言っているのではなくて、かつての安倍政権、第一次安倍政権も含めて、この十四、五年の金融政策と比べてどうかということを申し上げているわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、決して民主党政権の金融政策が間違っていたとか、そういうことを申し上げたいわけではないし、随分やっぱり皆さん頑張られたと思います。日本銀行に対しても働きかけをされたんだろうと私は思いますよ。それに対して日本銀行も、日本銀行の今までの考え方の延長線...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、多くの国々で物価安定目標を導入をしています。イングランド銀行もそうですね。そして、FRBも、この物価安定目標だけではなくて雇用、六・五%というものも設定をしております。カナダもそうですし、あるいはまた欧州銀行もそう言ってもいいと思います。そして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その判断をするのは、私ではなくて日本銀行なんですね。つまり、二%という物価安定目標を掲げました、ですから、それで安定するような手段を選んで、そして、それは事前に予測することも必要でしょう、そういう判断をちゃんとやってくださいねということであります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 誠に申し訳ないのですが、残念ながら、民主党のあの掲げた政策は結果を生まなかったんですね。全く結果を生まなかったと言ってもいい。だって、今だってデフレのままじゃありませんか。市場も反応しなかった。  あのとき、どうですか、皆さん。デフレは続いて、そし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当時政権を担っておられたから、そう思いたいという気持ちは分かりますが、しかし、残念ながら、それは国民的にも共有されていないんだろうと思いますね。  様々な経済指標が一月になって上向きになりました。消費態度指数においても、二〇〇四年に取り始めて以来最...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 金融緩和をしていけば、そして正しい政策手段を中央銀行が取っていけば、この二%に向かって物価は上がっていくということだと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当時は物価安定目標は設けておりません。今回は物価安定目標を設定をしたということであります。  残念ながら、当時も物価安定目標の議論はあったわけでありますが、当時もそれは金融政策の中において主流派の意見とはなり得なかった。つい最近まではそうなんですね...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、まず政策の目標を置いたわけですから、全然これは違うわけですね。  つまり、先ほど私は二〇〇六年の話をいたしました。二〇〇〇年もそうなんですが、ゼロ金利をやめてしまったとき、あれは効果を上げていたにもかかわらず、それをやめてしまった。なぜかと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 金融政策について何度も話をさせていただきますが、二%という物価安定目標ですから、つまりそれを振り切ってどんどん物価が上昇していくということにはしないということなんですね。  よくハイパーインフレという言葉が出てきますが、物価安定目標を設定した国でハ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当時の問題点は、株価ではなくて地価がどんどん高騰したことですね。つまり、お金が投資先として地価に行ってしまった。で、投機になっていくんですね。この地価がどんどん上がっていくことの問題点は、国民の皆さんが住む場所を得よう、家を得ようとしても、その所得を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) デフレは貨幣現象であると、そして、それに対しては金融緩和が有効であるということは、ノーベル経済学賞を取ったスティグリッツ教授もクルーグマン教授もジェフリー・サックス教授もそう述べているわけであって、私の経済政策を評価をしていただいています。IMFのラ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本銀行に今責任を負ってもらっています、二%という物価目標についてですね。それに一日も早く到達するようにということを今我々、共同声明で出しているわけであります。  まだあれから一か月、大体一か月ですか、一か月たとうとしているわけでありますが、しかし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、私が福島を訪問した際、八王子から福島の呼びかけに応じて工場を造った企業の社長さんとお話をしました。  彼は、私は為替の水準がどこがいいと言うつもりはありませんよ、彼は、もし九十円を超えていけばもう二つラインを増やしたいと思っている、それによっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、今、小川委員が指摘をされた問題点、これは我々も共有をしております。  例えば、小渕政権以来、累次の公共投資で需要をつくってきたわけでありますが、それは景気の底割れを防ぐという効果はあったと思うわけでありますし、何といっても日本の場合は四月の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既に今、甘利大臣から御説明をさせていただきましたが、財政を再建していく上においては、まず歳出を適正化をしていく、なるべく無駄遣いをなくしていく、これはちゃんとやっていきます。  同時に、収入を増やしていくということですね。収入を増やしていくためには...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 具体的には甘利大臣から答弁をさせていただきますが、例えば今回は、地方公務員の報酬を引き上げる、これは民主党時代には全く手が着いていなかったこと……(発言する者あり)いや、引き下げる、引き下げるということはですね、民主党政権には全く手が着いていなかった...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 特定財源というのは、税収を自動的にその目的に向けて振り向けていくということではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、上がった税収はその目的のため以外には使えない。つまり、全部それはその目的にしか行かないという決め方だろうと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この徴税の趣旨について、恐らくそれは与党の自民党の税調において考え方を記したものであろうと思いますが、政府として使う上においては一般財源としてこれは考えていくと、これはもう明確な政府の方針であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、私の考え方、気持ちを野党の党首時代にお話をさせていただきました。  この問題について、外交問題あるいは政治問題にするという考え方はございません。そして、かつ、この問題は河野官房長官談話として出されたものでございまして、閣議決定されたものでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは閣議決定を経たものではなくて、官房長官の談話として出されたものでございますので、答弁が必要であれば官房長官から答弁をさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この問題について、私は総理の立場として議論する考え方は、考えはございません。総理として議論することによって、外交問題、政治問題に発展しやすくなるんですね。  ですから、官房長官、もしお望みであれば官房長官から答弁させていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も、様々なことを一回総理大臣を務めさせていただきまして学ばさせていただきました。その観点から、この問題については官房長官から答弁するのが適当だろうと、こういう結論に至ったわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、私が総理大臣として議員と議論すること自体が、これは言わば外交問題、政治問題化するわけですね。ですから、これは官房長官談話であって閣議決定を経ていないわけでありますから、そこは御了解をいただきたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、私が二度目の総理に就任をした。なぜ総理に就任することになったかといえば、やはり現下の情勢ですね、現下の情勢、経済がデフレの中で低迷をしているという点、そしてまた同時に、経済力を弱めた結果、外交において存在感を失っている中において、日本の領土、領...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まずは強い経済を取り戻すことによって、そのことによって強い外交力を回復をすることにもつながっていきますし、当然その保障としての強い安全保障、この力を獲得することにもつながっていくんだろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 強くなければ優しくなれないという言葉がありましたが、日本は、まず私の美しい国というイメージとしては、活力とチャンスと優しさのあふれる国をつくっていきたいという中において、やっぱり自立の精神を大切にする、そして世界に開かれた日本をつくっていきたいと、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そのように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 美しい国をつくるためにも、当然社会保障制度極めて重要であります。自立の精神を大切にしていくわけでありますが、同時にみんなで助け合っていく、みんなで助け合っていくという国こそ私は美しい国だろうと思います。  しかし、強い社会保障制度、これを構築をして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回は所信表明演説の後、約一か月後に施政方針演説を行うという中において、施政方針演説の中でしっかりとお話をさせていただきたいと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 施政方針演説において基本的な、言わば安倍政権、網羅的な私の考え、政策を述べさせていただきたいと、このように思います。  所信表明演説においては、まずは強い経済を取り戻すということに重点を置かさせていただいたということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 強い経済を取り戻さないと、なかなか強い社会保障制度は取り戻すことができない。例えば、社会保障制度を支えるのは、まさにその社会保障制度を支える財源が必要であります。この財源を確保するためには、言わばそれは保険料収入あるいは税収になってくるわけでありまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、それも大切なんですね。しかし、これは安心感を得るためにも、これ財源がないのに安心しろと言っても安心できませんから、ですから、この給付、言わばその財源があるのにそうした給付に目を向けないということでは全くありません。この給付を確かなものにするため...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣においては抑制ありきということは考えておりません。やるべき給付はしっかりと確保をしていく。同時に、その給付する財源を確保するためには強い経済を手に入れていくということなんだろうと思います。  同時に、給付は負担とこれは裏表であります。給付を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) デフレについては様々な原因はありますが、基本的にはやはりこれは、デフレについては何回か申し上げたわけでありますが、これは貨幣現象でありますから、やはりこれは、中央銀行において、金融政策によってこれはデフレからインフレ、まあ二%という物価安定目標を掲げ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは単純なことでありますが、つまり、物と貨幣との関係でこれはデフレ、インフレが決まっていくわけであります。その中において、当然、金融緩和を行えばこれは貨幣が出ていくわけでありますから相対的に物の値段が上がっていく、こういうことになるわけであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、金融緩和の中身については様々な手段があるわけであります。議論になっている、市場から国債を買っていく、国債を買う中においても短期的な国債を買っていくのか長期的な国債を買っていくのか、あるいは、これは国際的に議論になっている外債を買うという、そう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の段階で手段について私からあれこれコメントする気持ちはございません。言わば、できるだけ早い時期に二%という物価安定目標に到達するために有効な手段を取っていただきたいと、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二%の物価安定目標を、これはできるだけ早い時期にというこの物価安定目標を決めるまでの中においては十分な金融緩和手段ではなかったというふうに私はかつてお話をさせていただいてきたわけでありますが、現在取っている手段について私はコメントは差し控えた方がいい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、私がなぜ日銀法を改正するかどうかということを申し上げているのは、言わばこの物価安定目標について責任をどこまで持たせるかということもございます。また、その中においてやっぱり雇用についても責任を持ってもらった方がいいだろうという議論もございます。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 手段については、私は申し上げることはできません。しかし、問題は、今まで、今までずっと物価安定目標を持っていなかった、しかも、民主党政権時代にはそれは一%、それは不十分だったと思います。かつまた、時期についても提示されていなかった、これも問題点だったん...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 十分かどうかということについて私が申し上げれば、それは手段について私が介入をしていくことになります。  大切なことは、政府が強い意思を持って物価安定目標を示したかどうか、そして日本銀行がそれを受け入れたかどうか、安定目標だけではなくて、しかもその時...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 金融緩和については、金融緩和においてしっかりと目標を設けたかどうか、その目標に向かってちゃんと進んでいく手段を取るかどうかということも含めて、意思と継続性が必要なんですね。先ほど麻生大臣から答弁をいたしましたが、二度にわたる言わば日本銀行はゼロ金利あ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは二点あるんですが、実際にキャッシュの動きとしては今委員がおっしゃったとおりであります。  しかし、実際に日本銀行が言わば金融緩和をやる中において、一つの現象として、為替そして株式市場に変化が起こってきます。その変化により、企業が競争力を強め、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、これは銀行がどう判断するかということは、まず企業が借りようと思わなければ銀行が貸そうと思っても貸せませんから、つまり企業が借りようとなぜ思うかといえば、それは投資先がある。そのために、これは我々が今進めている成長戦略大切なんですね。成長分野...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、委員が銀行の貸出態度、あるいはその規制についてお話をされたわけでありますが、我々も成長戦略を進めていく上において、これは銀行がそれぞれ判断することでありますが、言わば成長分野、これはターゲティングポリシーといっても特定の産業ではなくて、あるべき社...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど来説明をしているように、この金融緩和はデフレ脱却が目的であります。もちろん、行き過ぎた円高是正、やっぱり頑張った人が報われる、汗を流した、流した汗が報われなければいけません。一生懸命朝早く起きていいものを作ったって、為替の結果売れないというのは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) FRBにおいては、失業率六・五%まで金融緩和を続けるという、ほかの縛りも掛けておりますが、という政策を掲げています。つまり、実体経済についても中央銀行に責任を持ってもらうべきではないかというのが日銀法改正について我が党で議論していることであります。し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、G20でも麻生財務大臣から各国に説明をしているわけでありますが、基本的に我々の経済財政政策あるいはまたこの金融緩和も、目的は、目的はあくまでもデフレ脱却であって、為替に対して強い影響を与えることを目的としてはいません。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 事実上ですね、事実上、党首討論の以前から、私は金融緩和について様々な手段も含めてお話をさせていただいております。そうしたことも含めて、市場は、次の政権は自民党ではないかと、この党が取る緩和策においては、言わばそういう、投資家もポジションを取りますから...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この十年ぐらいを見てみて、各国がベースマネーを増やしているわけですね。日本は非常にそのスピードが遅いというか、ほとんど増やしていないんですが、その違いが為替にも出てきたのではないかという議論があります。  その議論にのっとって我々は大胆な金融緩和を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は全てを金融政策には結び付けておりませんし、その大きな要因の一つであろうと。しかし、今、国際経済の中において金融政策というのは非常に大きなツールになってきているんですね。そのツールにおいて、十分に日本はそのツールを使っていなかったのではないかという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 生産性がないというのは、誰の政策が正しかったかどうかというのを今この段階で述べるには私は時期尚早なんだろうと思いますよ。そして、これをあくまでも専門家が専門的な議論を行っていくことが重要であろうと、こう考えているんですね。  ですから、これはもちろ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その点については私も同じ考え方でありますよ。円高になっていたときについては、海外の資源も含めて、あるいは海外の有益な企業についての日本の企業による買収も進めていくべきであるということについては、我々自由民主党も主張していた点であります。つまり、GDP...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) しかしそれは、残念ながら結果が伴っていなかったということではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御党が作られた成長戦略については我々も評価をしております。我々の成長戦略と重なるところも随分あるんだろうと思います。  大切なことは、それをちゃんと実行できるかどうかということなんだろうと思います。ですから、我々は、この成長戦略とともに、それを実行...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこは、言わばどっちが正しいというよりも、これは両方なんですね。両方が、これはやはり強い社会保障をつくっていくためにもやっぱり強い経済は必要なんですよ。この財源もちゃんとありますねということにならなければ、お年寄りの皆さんも、社会保障の給付を約束しま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会保障に対する不安はなぜ起こるのかということなんだろうと思います。  そこはやはり、もしかして誤解を受けていたかもしれないのは、やみくもに財政という観点からどんどんどんどん切っていくのではないか、あるいは高齢者を切り捨てていくのではないかという誤...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、強い経済をつくっていくというよりも、強い経済をつくっていくというよりも、あるべき日本の姿として、強い社会保障制度が整った国は私は将来の日本が進んでいくべき道であろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこで、では社会保障を強力にした結果、すぐにそこからお金が出てくるかどうかですね。つまり、この高齢者の方々の資産がどのように運用されていくかということも大切なんですね。この方々たちがどうやってじゃ自分たちの今持っている資産を、では使おうかと考えること...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、もうちょっとマーケットに出ていくように、そういう政策を行っていくことが日本の成長にもつながっていくでしょうし、もちろん短期的にもこれは景気にも大きなプラスになっていくわけであります。  同時に、麻生大臣が指摘した、日本人はどちらかというとやは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) デフレというのは様々な原因がありますよ。よく人口が減少したからということを言う人がいますが、これは、人口が減少したということについては、これは成長についてはマイナス要因ではありますが、人口が減少してデフレになっている国は日本だけでありますし、言わば先...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的には、あらゆる危機に対応できるように各府省において万全を期するように指示をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的には、各省庁において、大臣、副大臣、そして政務官の誰かが対応できるような、そういう体制になっているということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かにその問題意識を私どもも持っておりますので、各閣僚に対して、そういう問題が発生しないように十分に準備をするように、あるいは調整するように指示をしているところであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会保障の給付をだんだん日本は厚くしてきたわけでありますが、その過程において、高齢者に対してより厚くということが続いていったのは事実だろうと思います。それはやはり、日本は敗戦後、大変な状況の中からこの今日の豊かな日本をつくったわけでありますが、その中...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) かつての子ども手当については、昨年の三党合意に基づきまして新たな児童手当制度に改められております。  高校無償化制度については、教育現場で既に現行制度を前提に中学生の進路選択が行われていることから、二十五年度は今年度と同様の仕組みで実施することにし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ばらまきにはいろいろあると思うんですが、言わば、例えば我々は児童手当には所得制限を設けています。ある一定のお金を、その必要度を余り勘案せずに全部にお金を出してしまうと。これは、一回税金としてコストを掛けて徴収したものをまたコストを掛けてみんなに配ると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、それぞれの個別の政策で考えていくべきだろうと。大体今、ざくっと言ってそうだろうというふうに申し上げたわけであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 複数税率については、今まさに議論を行っているところであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 議論の中において、それは果たしてばらまきかどうかということがまさに議論の対象になるのではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大学や研究機関における研究活動は、日本経済再生の原動力となるというふうに考えております。ここは委員と全く同じでありますが、成長による富の創出に資するものであると考えております。  そこで、研究施設や設備、いわゆる箱物系なんですが、そこはやはり老朽化...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、箱物だけではございません。  最初に申し上げましたのは、やはりもう相当老朽化が進んでいるところもありますし、余り老朽化が進んでいるところであれば、研究者の士気も下がってくるし、新しい研究者も育たない。また、当然研究については機材も必要であ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 問題は、ずっとこのデフレが続いてきたことでありまして、十五年間デフレから脱却できなかったんですね。デフレは物の値段が下がると同時に収入も下がっていくわけでありますし、そして年金もこの物価にスライドさせなければいけないわけであります。  そもそも、経...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの石油、ガソリン代については、そもそも原油価格が上がっておりますから、そうした国際価格に引っ張られているというところが大きいんだろうと思います。  そしてもう一点なんですが、一つは、確かに法人税払っているところが少ないんですが、それはデフレ経...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大企業としてトヨタというのを例に挙げましたが、しかしトヨタの周りにはたくさんの、何百何千と言っていいと思います、関連の会社がございます。ここには中小、小規模もありますよ。そういうところが、だんだんこのトヨタが収益を上げてくれば、納める金額も、製品が納...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘された点がまさにポイントでございまして、成長戦略、これは民主党時代にもありました。我が党は、基本的にはあるべき社会像というものをターゲットにいたしまして、その分野に国家的な資源を投入していく、あるいは規制に問題があるのか、そしてまた革新...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御指摘の点は、今までも勝谷さんとか何人かから是非研究するようにと言われております。そうしたものも含めて、メタンハイドレートもそうですが、今エネルギー、できるだけクリーンなエネルギーについては私たちが示しているあるべき社会像の一つとしてターゲットに入...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の個別の点ではなくて、エネルギー政策については先ほど答弁をさせていただいたように、まさになるべくクリーンなエネルギーの確保、自前のエネルギーの確保というのは我々にとって、我が政権にとっても命題の一つでありますから、全力で取り組んでいきたいと考えてお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) エネルギーについても、また食料についても安全保障上の観点から考えるべきであって、つまり、いざとなったときにお金を出しても買えないということが生じ得る分野であって、ですから各国は戦略的に考え、場合によっては強く保護をしているんだろうと思います。  だ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このiPS細胞にしても、途中、予算が減縮する中で本当に頑張ってきたと思いますよ。しかし、我々も、その中で問題点があるとすると、このiPS細胞において、創薬あるいは再生医療において、日本では七つしかまだ言わばお薬等々について実用化に向かっていないんです...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自殺対策基本法はちょうど第一次安倍政権のときに施行されまして、そしてその翌年、これも安倍政権時代でありましたが、大綱を作り、実施をいたしました。自殺を防止するための様々な施策が取られたわけでありますが、そうしたことも私は効果が出てきているのではないか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 報告書を私も読みました。  この報告書から考えますと、まず学校のいじめの認知が遅れたということが大きな原因の一つであります。教職員の、そして一体的な指導体制が取れなかったということなんですね。大切なことは、まずは早期のこれは発見、そして組織的な指導...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この自殺というのは、その本人だけではなくて、家族にとって大きな悲劇であります。そして、それはもう誰にでも起こり得るんですね。誰にでも起こり得るということを我々はちゃんと認識をする必要があるんだろうと思います。その防止のために、なるべく早い段階で医師の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ちょうど稲田大臣がその論文を書かれたのは安倍政権のときだったと思いますので、私も記憶をしておりますが、つまり、家族としての一体感、心のつながりときずなを持っていれば、私は、それは当然家族であって、生物的なつながりだけではないと、このように思っておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の事案が発生した段階において、日本におります菅官房長官に指示をいたしました。と同時に、クロアチアにおりました城内外務大臣政務官を派遣をすることにいたしました。その中におきまして、さらにアルジェリアの首相、また英国のキャメロン首相と電話で会談をいた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 海外では武官と言っております。委員も武官とおっしゃった。しかし、日本では防衛駐在官という言い方をしていますね。なぜかといえば、それは外務省に出向しているからなんですよ。ほかの国では基本的に軍からそのまま行っていて情報収集等もやっているわけでありまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自民党は五十年以上政権を担ってきたわけでありますが、残念ながら、三年三か月前に我が党は政権を失いました。この三年三か月、自由民主党はなぜ政権を失うに至ったか、ずっとみんな深刻に考えてきたわけであります。そこで、自由民主党はやはり結党の原点に戻ろうとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま脇委員が指摘された点は、この戦後の日本の一つの課題であろうと、このように思います。  日本が戦争に敗れて、そして米軍がやってきた。これはもう日本は戦いに敗れたわけでありますから、いやが応もなく米軍が日本を占領したわけであります。そして、七年...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今、脇委員が指摘された点が重要な点だと思います。結論を求めたがる、右か左か単純な答えを求めるんですね。これはテレビに出るとよく言われることなんですが、マルかバツか、これ我々も出させられるんですよ。しかし、政治的な課題というのはそんな単純な課題で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) デフレの怖いところは、まさに物の値段が落ちていく以上に給料が下がっていきますから、若い人たちが将来に夢を持てないんですね。将来設計しようと思って住宅を造ろう、家を持とうと思っても、給料がどんどん将来下がっていくわけですからそういう夢を持てない。つまり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) かつて自由民主党全盛時代に公共事業を進める中において、言わば建設業界との癒着ということを随分批判されたんですね。確かに選挙母体であったことは事実であります。そして、ずっと右肩上がりで増やしてきた。そこで果たして無駄はないかということで削減を始めたわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も小泉政権の官房長官でございましたが、確かに、公共事業は悪、改革において公共事業を目の敵にするという熱気をやっと終わりを遂げることができたのではないかと思います。  つまり、脇委員が御指摘のように、しっかりとした将来の国土形成はどうしていくべきか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そういう間違った報道は間々あるんですね。つまり、報道に真実を求めるよりも、目的を持った報道ということがなされる場合もあると。ですから、報道に携わる人たちには、自覚を持って、つまり真理、真実を報道すると、本来の使命に戻っていただきたいと、このように思い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま質疑を聞いておりまして、これはやはり多くの課題と問題があるという認識が私の中にもあるわけでありまして、この問題についてもう一度よく、先ほど財務大臣からもお答えをいたしました、今後法制度が必要かどうかということも含めてよく検証してみたいと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) TPPについては、自由な貿易環境については日本にとって国益だろうと、このように思います。そして、TPPについては、聖域なき関税撤廃というものを前提条件とする以上交渉には参加しない。つまり、国益を守ることができるかどうかという観点から判断をしなければな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国益を守るという観点から、六条件ということについて守るべきだという提言をいただいております。それにのっとって政府は判断をしていく考えであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このアジア太平洋地域の自由貿易、この体制をつくっていくということでありますが、つまり米国とこの太平洋のアジア側の国々が入る、これは新しい試みであります。その中において自由貿易圏をつくっていくことというのは、この地域の成長を日本は取り込んでいくことがで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この参加については、先ほど申し上げました姿勢で参加の条件についてしっかりと吟味をしていかなければいけないわけでありますが、このTPPについては、今政府からお答えをさせていただきましたが、少しでもこれはプラスになるものであったら、そしてまた、基本的な姿...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自動車、先ほどの自動車を例に挙げられましたが、確かに海外での生産が増えてきているんですが、しかし、関税障壁がこれによって取り除かれることによって国内で生産した自動車を販売しやすいという状況はできていくわけでありますが、いずれにせよ、今、西田委員が御指...全文を見る
02月19日第183回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま山田委員の御指摘のとおり、我が党は、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉には参加をしないという選挙公約とともに、J—ファイルの残りの五項目を入れてこの六項目を掲げて選挙戦を戦ったわけであります。当然、我々は有権者との、国民との約束をたがえ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 十三日に自民党外交・経済連携調査会においてTPP交渉参加に対する基本方針が取りまとめられたというふうに承知をしておりますが、政府としては与党調査会のまとめたものとして重く受け止めております。政府としては、TPPについて、本基本方針も踏まえて、これまで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いずれにいたしましても、聖域なき関税撤廃というものを前提条件とする以上交渉には参加しないわけでありますが、自由民主党において、これプラスJ—ファイルにあと五項目が書かれておりまして、これを合わせて六項目でありますから、当然そのことについて頭に入れてお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに山田委員は専門家の立場から様々な御指摘をされておられると思いますが、政権公約においてはまさに聖域なき関税撤廃ということでございまして、国民との約束においてはこの聖域なき関税撤廃を前提条件としているかどうかということでありまして、それを交渉参加の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が党は長い間政権を担い、様々な経済交渉を実際に行ってまいりました。そういう経験の蓄積がございます。米側とも相当激しい、厳しい経済交渉を行ってきた、その積み上げがございますので、そういう中から経験に基づいた責任ある判断をしていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このTPPについては、最初に申し上げましたように、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉には参加しないということであります。  自動車産業については、日本の工業化、そして日本が世界に日本の工業製品を輸出するということについて、リーディングカンパニ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 農業について言えば、各国で、恐らく先進国においてはGDPに占める比率は低いんだろうと思いますね。日本は一・五%ぐらいであります。そこで、じゃ残りの九八・五%がこの一・五%によって犠牲になっていいのかどうかという議論があるわけでありますが、これは根本的...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 実際に会談においてどういう話をしていくかということについてはこれから更に詰めていきたいと考えておりますが、こういう首脳会談においては、もちろん実際に経済交渉の現場においてもそうなんでしょうけれども、それぞれの国が自分の国益を最大限に拡大していこうと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨日の産業競争力会議でも農業について議論がありました。基本的にはこの議論において、農家とか農協を非難するような議論は全くございませんでした。むしろ、日本の農業のすばらしさ、このすばらしさを世界に広げていくために何をすればいいかという、そういう建設的で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、農業というのは国の礎でありますし、そして日本の文化と伝統、そして地域、環境を守る上において極めて重要な役割を担っているわけであります。  しかし同時に、私も皆様と同じように一議員として地元をずっと歩いていく中において、農...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) できるだけ早く実現をするという趣旨のことが書かれているわけでありまして、できるだけ早いというのは、もちろん長期ではありませんし、この中期を更に縮めていくことができればいいというふうに、私はそういうふうに考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘をされましたように、G20においても、合意された声明では、米国と日本における財政状況に関する不確実性の解消が求められているというふうに承知をしております。  我が国としては、強い経済の再生を図りながら財政の再建を進めることが極め...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの委員の御指摘の点は極めて重要なポイントだというふうに我々も考えております。  福島の近隣県においては、宮城県も含めて、事故後、それぞれの県が主体となって専門家から成る有識者会議が開催をされて、健康影響が観察できるレベルでないことから、科学...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も先般、iPS細胞の研究現場に行ってまいりまして、山中伸弥教授からも御説明をいただきました。いよいよ来年ですか、目の裏の細胞についてのiPS細胞を、これは実際に再生医療として手術して移植をするという手術が、実際日本で世界で初めて行われるという話を伺...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日米同盟は日本の外交・安全保障政策の基軸でありますし、アジア太平洋地域の平和と安定の礎であります。  同盟、日米同盟についていえば、まさに日本がもし侵略を受けた際にアメリカの若い兵士が日本のために命を懸ける、これが同盟の本質であります。それを実効あ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この税と社会保障の一体改革は、極めて重要な国の方針を決めるものであります。  御承知のように、来年四月から消費税を引き上げていくということが基本的には決まっているわけでございますが、その中において社会保障をどのようなものにしていくか、この改革を行っ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま小野議員の質問を拝聴しておりまして、かつて小泉内閣の一員として、私が副長官、そして小野議員が総理秘書官として一緒に汗を流させていただいた日々のことを思い出していたわけでございますが、体罰については、学校やスポーツ指導における体罰は断ち切らなけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に体罰は駄目なんですね、これは。しかし、その中において、政治の意思の政策の方向性が結果として混乱を招くこともあるのも事実であって、教室での指導、言わば教室の中でクラスの一体性あるいは授業を進める上において、著しくその進行を乱す児童がいたときの指...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣においては、福島の復興は政権の最重要課題の一つであります。  東京電力福島第一原発事故によって避難を余儀なくされた方々の生活再建を図る上において被害者の土地や建物について補償が行われるということは極めて重要であるということは、今委員が指摘さ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど政府としての基本的な姿勢についてのお話をさせていただいたわけでありますが、この運用面においては、先ほど経産大臣が答弁をいたしましたが、その後ちょっと付け加えておりましたが、職員は被災地のそれぞれの避難をしておられる方々から事情を伺っているわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳しくは担当大臣からお答えをいたしますが、二百兆円ということをうたい文句にしたことは自民党もありませんし、当然、安倍内閣においてもございません。  我々が進めるのは、まさに多様な災害が頻発する我が国において事前防災や減災の考え方に基づいた国土の強靱...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日米首脳会談は、先ほども答弁で申し上げましたように、日米の信頼関係、同盟をつなぐこの信頼関係が戻ったということを内外に示していくものにしていきたいと考えておりますが、同時に、首脳会談というのはお互いに国益を背負ってくるわけでありまして、いかに守るべき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党は、今まで累次の党改革を行ってまいりました。その際、透明性においては我が党独自の極めて厳しいルールも定めているわけでございます。かつては、各グループの残金と、総務省に提出をされている額と実際に残っている額が違ったということもありましたが、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々はでき得る限りの全ての手は打ったと、このように思っております。  つまり、現地においてオペレーションを行うのはアルジェリア政府であって、残念ながら我々にとっては限界があった。その中において、アルジェリアの首相にも私から直接お話をいたしました。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) どう対応をするかということについては様々な議論が当然あります。その中で私は最終判断をしたわけでありますが、それはやはり冷静な判断が必要なんですね。  何か事があったらばたばたしている、テロリストによって国政が中断される、外交が中断される、安全保障の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍ドクトリンについては、それは晩さん会後ではなくて、その前の講演でこれは行う予定でございまして、それは講演も含めてキャンセルして帰ってきたわけでありますし、今、特別機の派遣が遅れたという御指摘がございました。これは全く当たっていないと思います。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 為替について私がコメントするのは適切ではないと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 名前は知っておりますが、残念ながら個人的な交友関係にはありません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この十五年間ずっとデフレが続いていました。デフレ下にあっては、残念ながら収入が減っていたんですね。約国民総収入は五十兆円減ったわけですから、ですからこれを何とか変えていかなければいけない。このままでは、デフレが続いていけば収入は増えない。若い人は将来...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはそれぞれの経営者の経営判断なんだろうとは思うわけでありますが、来年、我々は伸びていく社会保障費に対応するために消費税を上げる、これは三党合意で行ったところでございますが、ただ、当然、景気判断はしなければならないと、このように思っております。今年...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まだ安倍政権自体が成立をしたのが十二月の二十六日ですし、そして日銀と共同声明を出したのが先月の二十二日ですかね、まだ一か月もたっておりませんし、そして二本目の矢であるこの補正予算、これを早く通していただかないとそういう方向に進んでいかないんですね。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税の是非については、さきの衆議院選挙においても議論にはなったんだろうと私は思いますが、少子化が進展する中において、安定財源を確保しながら、持続可能な社会保障制度を構築をして、暮らしの安心を取り戻すことが重要であります。そのための社会保障・税一体改...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう既に田村大臣が答弁したとおりであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 極めて重要な政策でありますから、今回、担当大臣、森まさこ大臣にお願いをしたところであります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 子育てについては、女性が、また男性もそうなんですが、子供をつくってそして育てやすい社会をつくっていくことが基本なんだろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政策の詳細については担当大臣からお答えをいたしますが、自民党政権においても、累次児童手当の拡充を行ってまいりましたし、各種の拡充を行ってまいりました。そして、これから政権としては、選挙でもお約束をしたことでありますから、幼児教育の無償化に向けて検討、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう既に私も何回か答弁をしておりますが、収束ということで前政権がそう判断をしたわけでありますが、とても収束と言える状況ではないというのが我々安倍政権の認識であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣の基本的な姿勢としては、被災者の方々に寄り添って施策を進めていくということであります。  この健康被害についても、検診を進めていく、お子さんたちの検診を進めていくということも含めて、国として、政府としてバックアップをしていきたいと、このよう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このTPPについては、そこの公約にありますように、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉に参加をしないと申し上げているとおりであります。  TPPについては、政府としては、これまでの協議の内容やTPPに参加した場合に生じる様々な影響等も含め、しっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、公約の中身、立て付けなんですが、その一番目の聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上と、そこが公約で出ているわけでありますが、あと二、三、四、五のところはいわゆるJ—ファイルに載せられているわけでありますが、そこで、予算委員会において質問されたこと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、私はいつも衆議院の予算委員会において聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉には参加できないというお答えをしていたところ、その聖域なき関税撤廃と安倍さんが言ったその定義は何かと、こう聞かれたものでございますから、その定義をお示しをしたと、こうい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう既に自民党からもこの六項目についてという申入れがなされているわけでありまして、そのことも念頭に入れて当然首脳会談に臨むということはもう既に申し上げているとおりであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既にもう国会でも答弁をしておりますが、我々が選挙でお約束をしたことはたがえてはならないということはもう何回も申し上げてきたとおりであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 党からもその申入れを受けたばかりでございまして、その際、これは国民に対して我々が約束をしたことでありますからしっかりと守っていきますよということは申し上げたところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そうした個別のことについては、もちろんまだ参加をしていないわけでありますから、そういうことについての交渉はされていないわけでありますが、基本姿勢としては既に申し上げたとおりでありまして、一項目めから六項目めまでを含めて、それを踏まえなければならないと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども答弁させていただきましたように、まだ個別の具体的な項目について深く交渉しているわけではありませんし、米側は米側の主張があるんでしょうけれども、我々には守るべきものがあるわけでありますから、もしそういうことになったら、しっかりと主張していかなけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この皆保険制度というのは我が国の制度でありますから、この制度を揺るがす、交渉において揺るがすという考えは毛頭ございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この六項目について、先ほど申し上げましたように、国民の皆保険を守って、これはまさに我が国の主権の問題ということについてはそれはそのとおりだろうと思いますし、食の安心、安全を守っていく、基準を守っていく、これも当然のことでありますから、だからこそこの六...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上参加には反対すると、このように述べてきたところでございます。つまり、これは聖域なき関税撤廃を、これ条件にしなければ、交渉に参加しなさい、条件にして、それを宣言しなければ交渉参加できませんよというのであれば、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、まず交渉に参加するか、例えば交渉に参加した後の交渉というのもあるわけなんですね。そもそも交渉に参加する上において、全部この聖域も設けてはいけませんと、全く関税というのは駄目ですよということになったのであれば、それは交渉できませんというのが我々...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今度、私が米国に参りますのは、今の段階で我々参加しているわけではありませんから、個別のことについて交渉するということにはならないわけでありまして、米国に行くのは、交渉参加の条件が聖域なき関税撤廃なのかどうかということを、この首脳会談、様々な議題があり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本方針は、何度も申し上げているとおり、聖域なき関税撤廃なのかどうかということは、これは確かめてみなければ分からないわけでございますので、それも首脳会談の重要なテーマの一つであると、このように認識をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 聖域があるかないかということについて確認をするということになると思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今この場で参加表明するかしないかということをお約束することはできませんが、基本的な姿勢として、まずは聖域なき関税撤廃かどうかということを確認するわけであります。その上において、その上において、今までの交渉経過、あるいは我が国にどのように影響があるかど...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 谷岡委員がレスリングのために多大な貢献をしてこられたことは私もよく承知をしております。その結果、多くの選手が活躍をし、多くの日本国民は胸をときめかせたわけでございます。  その中において、レスリングのような伝統的な種目がなぜ外されたんだというのが私...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに慢性病ではあるんですが、しかし十四、五年たっている中において、ここから脱却する、慢性病というのは治癒が極めて難しいんですから、だからこそそれには相当思い切ったことをやらなければいけないという中において、委員にも御理解をいただいたように、今までと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かにいろんな御指摘があると思いますが、財政法上、補正予算は当初予算の作成後に生じた事由に基づいて緊急に計上する必要が生じた経費などを計上するものとされているわけでありますが、二十四年度補正予算案については、昨年の十二月に公表された昨年七月から九月の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど財務大臣からも答弁をさせていただきましたが、財政法上、三十五条で、「予備費は、財務大臣が、これを管理する。」ということになっておりますが、ですからその中において、形式的には財務省所管の歳出予算に計上されておりますが、しかし、これは財務大臣が自由...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かにそれも一つの考えだろうと思います。その中において、やはりこれはいかにその内閣が政治主導の下に、正しい政治主導の下にリーダーシップを発揮できるかどうか、こういうことなんだろうと、このように思います。  言わば、財務省において積み上げられたもので...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も総理就任後、福島を訪問をいたしまして、ふるさとから離れて困難な生活の中で、いつ帰れるかどうか、不安の中で生活をしている方たち、あるいはお子さんを抱えて、お子さんの健康を本当に心配をしている御両親とお話をして、一日も早く元の生活に戻れるような道筋を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) こうした健康管理に対する支援については、安倍政権においても言わば政府を挙げて支援をしていかなければならないと、このように考えております。様々な体制をしっかりと組んでおくという、人的な支援を集中をしていく、あるいは整えていくということも含めて、こうした...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 子供たちの健康を守っていくのが国の責任であるということは申し上げておきたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今三点、自民党の負の遺産という御指摘をいただきました。  格差ということについては何が格差かということなんだろうと思うんですね。人間、お互いに競争して、頑張った人が報われる社会を私たちはつくっていきたい、それが真っ当な社会だと思っています。それこそ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かにこれは遅れているわけでありますが、これは、前政権のことをとやかく言うつもりはございませんが、これは、法律ができて、その後解散・総選挙になってしまった、残念ながらこの基本法について着手する前になってきてしまって我々が引き継いだわけであります。その...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 貧困と格差ですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 貧困と格差ですね。  格差について先ほど申し上げましたが、つまり格差が固定化されてはならないわけでありますし、貧困についても貧困が固定化されてはならないわけでありまして、この貧困の連鎖は日本においては断ち切らなければならないと考えているわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の生活扶助の見直しについては、先ほど厚労大臣からもお答えをしたとおりでありまして、近年デフレ傾向が続く中で基準額が据え置かれてきたことにより、これまでの物価の動向も勘案することとしたものであります。  一方、この長引くデフレから早期に脱却をする...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) デフレ脱却については、我々安倍政権も、そしてまた経済界もその必要性の認識は同じであります。デフレから脱却をしなければ日本の経済は上昇していかない、日本の未来はないという認識の下に、次元の違う政策を推進をしていくという決意をしたところでございますが、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今までは、このデフレ下にあっては、残念ながら業績を改善したところも内部留保をしてきてしまった。というのは、言わば実質金利が上がっていきますから、借金があるところはすぐ借金を返そう、そして、なるべく現金を持っているところが一番、現金を持っていた方がいい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう既に総務大臣が答弁したとおりでございます。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、言わば法にのっとって、しっかりと地方自治体が先ほど総務大臣が申し上げた趣旨にのっとって実行していただきたいと。そして、地域の元気あるいは防災の観点ということも頭に入れながら活用していただきたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま片山先生に御指摘をいただいたように、かつて第一次安倍政権におきましては、私は総裁・総理として、そして片山先生は参議院の幹事長として共に政権運営をし、そして参議院選挙を戦ったわけでありますが、まさに私は自民党の司令官として運営を誤り、残念ながら...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 内閣発足以来、私は余り遠慮をしているつもりはないわけでありますが、しかし謙虚にやっているつもりでございます。  今日は片山委員から、自民党時代には私褒められたことはなかったんですが、今日初めて、怒られたことは何回もございますが、お褒めの言葉をいただ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 白川総裁が御判断をいただいて、総裁と副総裁、退任の時期を合わせていただきました。これは空白の時期がないようにという大変な御配慮だったと私は有り難く思っております。  そこで、総裁そしてお二人の副総裁、三人一度に人事を行うことができるようになったわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 幸い、マーケットによって今我々の政策は支持をされているわけであります。そしてまた、大胆な金融緩和ということについてもある種の支持をいただいているわけでありますから、この支持をしっかりとつなぎ止めるというか、言わばこの方針について中心的な役割を担える方...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは策を弄するのではなくて、誠意を持ってお願いをしていきたい。つまり、この総裁、そしてこのお二人の副総裁によってこそ言わばデフレから脱却できるということで各党各会派にお願いをしたいと、こう考えているわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国民の皆様によく考えた案だなというものをお示しをさせていただいて、各党各会派の皆様にも御理解をいただける、特に片山先生にはよくやったと言っていただけるような人事を考えたい、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、御承知のように、我々、デフレから脱却をしなければいけないということと同時に、景気の底割れを防がなければいけないという緊急性と、そして中身においては防災あるいは老朽化した施設に対する予算というものを組んでいるわけでありますが、同時に、極めて選挙と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の予算は、言わばデフレから脱却をするという中においての財政政策、機動的な財政政策でありますが、こうしたことを我々これから何回もやるつもりはございません。だからこそ、成長戦略をしっかりと前に進めていくことによってデフレから脱却をし、力強い成長軌道に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに片山大臣の弟子である新藤大臣が精神にのっとってこうした施策を推進をしているわけでありますから、どうかこの精神については御理解をいただきたいと、このように思うわけでありますが。  第一次安倍内閣におきましても地方分権改革推進法を成立をさせまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 都道府県の声と市町村の声、微妙にこれはまた違うところもございますので、そうした声によく耳を傾けながら、今、片山先生がおっしゃった課題について検討していきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も、総理を辞めて五年間、いろんなことを考える時間がございました。特に三年三か月の野党時代、外から政権を見るという初めての経験をしたわけでございますが、その結果、やはりこの十四年間、十四、五年間続いているデフレ脱却をしなければ経済は成長していかないし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の我々の金融政策をめぐって様々な議論がございました、G20でもそうなんですが。その際、何人かの有名なエコノミストは、今委員がおっしゃったように、選挙によって選ばれた高官が目標を決めて、そして手段においては中央銀行がそれを進めていく、これが一番正し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自民党におきましても、今委員が御指摘になった点からも、日銀法を改正すべきだ、そして雇用について、これははっきりと書いていないわけでありますが、理念のところに雇用ということを読めるというものがあるわけでありますが、これは目的ではなくて理念のところにそう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 変動相場制以降、言わばこの金融政策というのが極めて経済財政運営においても重要な政策手段になってまいるわけでありまして、その中において日本は十分にこの金融政策を手段として活用できていなかったという私も認識がございます。舛添委員はかなり、十数年前から主張...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳しくは厚労大臣、また甘利大臣から答弁をさせていただきますが、今私の薬の例も出していただいたんですが、私の例えば薬の場合は、十年間アメリカよりも認証が遅れたわけでございます。なぜかというには様々な理由があるわけでありますが、シンガポールの試み、私も一...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 企業の利益の増加が賃金の上昇に結び付きにくい要因としては、バブル崩壊後の日本の経済の成長の鈍化が一つの大きな要因ではないかと思います。つまり、あのときにバブルが崩壊をして、日本はその後、経済は低迷をし続けているわけでありますが、ずっとこのデフレ基調が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど舛添委員から重要な指摘がございましたが、会社はそもそも誰のものだということがあるんだろうと思うんですね。アメリカは、これは完全に株主のものという観点から様々な法令あるいはコンプライアンスの仕組みもできているわけでありますが、日本においてはやっぱ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会保障国民会議において検討を進めていくわけでありますが、当然、来年消費税を上げていくことになっているわけでありますが、一体改革の中においてもこの社会保障改革が極めて重要でありますから、この取組の中において議論を深く、同時にしっかりと進めていきたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) かつて私、自民党で国対の副委員長をやっていた時代に、同意人事でよく役所側から、リークされた後、新聞に載った後国対に持ってこられたことがあって、これはおかしいだろうということがずっと常々議論になったことを私も承知をしております。  国会における現行の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、同意人事についても、院の方としてはいきなり名前を出されて見識等分からないという気持ちも、私も一議員としてそういう経験がございます。今の御指摘は一つの見識だと思います。同時に、この人事が滞らないようにするということも大切な観点でございますので、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは確かにおっしゃるとおりで、指定席にしない、官邸のポスト、様々なポストがありますが、それを指定席にしないということは極めて重要な点であろうと、このように思います。ですから、それはまさに適材適所で考えていきたいと思います。
02月20日第183回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も、安倍内閣としても、社会保障制度、国民の暮らしを支える制度でありますから極めて重要であると、このように考えております。  この国民の暮らしの安心を支えてきた社会保障制度については、少子高齢化が進む中において社会保障費の急速な増大といった社会経済...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも、この税と社会保障の一体改革については三党で合意をしたわけであります。あのとき、なぜ三党で合意をしたかといえば、税や社会保障、選挙を前にして、委員のおっしゃったように、なるべく負担については議論をしない方がいい、あるいは負担は低く、そして給付...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳細については担当大臣からお答えをさせていただきますが、規制改革は三本目の矢でございますが、民間の投資を促していくという意味においてはまさに一丁目一番地と、我々はこのように考えています。その中でも、雇用関連あるいはエネルギー、そして医療分野あるいは環...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の地元にもサービス付きの老人向けの住宅できておりますが、多くは近隣の病院と契約をして、委託をして、そしてその病院なり開業医が診る。あるいはまた、医療法人そのものがそういう会社をつくってそうした住宅をつくっているということがほとんどでございまして、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員の指摘されたこの問題、尊厳死は、極めて重い問題であると、このように思いますが、大切なことは、これは言わば医療費との関連で考えないことだろうと思います。あくまでも自分の人生の最期をどう閉じたいかということについて議論をしていくことが重要ではないか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、この東日本大震災からの復興なくして日本の復活はないと、このように思っております。  そこで、安倍内閣の全ての閣僚に復興担当大臣という気持ちで取り組んでもらいたいということを指示をしているわけであります。  総理に就任して一番最初の訪問先とし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が新たな建設について触れたわけでありますが、旧政権におきましても、例えば島根原発等の、大間もそうなんですが、新設ということは決めているわけでありますが、そうしたことについても、今までの安全基準と照らして、そしてまた更に厳しい基準が適用されていくわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 第一次安倍政権のときにも、いじめを苦にしてお子さんが自らの命を絶つという悲しい出来事がございました。そして、それはまた報道等によって連鎖を呼んだわけでありまして、それを何とか止めなければいけないというのが教育再生会議ができて最初の使命ともなったわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権としても、また私自身も、障害者基本法に基づいて、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることはなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現を目指していかなければならないと、このように考えております。  全ての方々が、障害...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう武見先生に帰ってきていただいて、このようなすばらしい議論ができることは本当にうれしいと思うわけでありますが。  岸政権のときに、岸政権といえば安保条約しか余り思い浮かばないわけでありますが、医療保険制度も、そして国民年金制度もここでスタートした...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 例えば、五十年前、六十年前に比べれば、今の六十代、七十代ははるかに元気、もう武見委員もそうですし、我が副総理もそうでありますが、これは、かつての五十代、四十代と言ってもいいぐらいの肉体的な、そして能力においても能力はあるんだろうと。ですから、その言わ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにおっしゃるとおりだろうと思います。かつて武見委員がイギリスで足を折られた際に……(発言する者あり)アキレス腱を切られた際に、日本の医療制度とイギリスの医療制度の違いを経験をされたんだろうと、このように思います。  日本においては、誰でもどこで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず私がお答えをさせていただきまして、安倍内閣で海洋政策担当大臣を置きましたので担当大臣からもちょっと答弁させていただきたいと思いますが、武見議員がまさにこの基本法、政策を作られたわけでございます。  つまり、日本は海の権益、排他的経済水域において...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、オバマ大統領と電話会談をした際にも、この拉致問題について、日本はこの拉致問題を解決する決意であるという説明もいたしました。二十二日の首脳会談におきましても当然この拉致問題についても話をしたいと、このように思っています。  委員の御指摘のとおり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、今委員の御指摘された点、それが極めて私は重要なんだろうと、このように思っております。  経済財政諮問会議と比べて開催頻度も少なく、結果として、この総合科学技術会議を中心に科学技術立国としての日本の戦略をどんどん進めていくという、そういう機能...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま古川議員が例として挙げられましたように、カトラー氏が昨年来日した際にも、医療保険制度を民営化するよう要求するものではないと、このようにこれは明快に述べております。  いずれにせよ、国民皆保険制度、これは日本の医療制度の根幹でありますから、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この医療について言えば、例えばドラッグラグということが随分長い間言われていたわけでありまして、アメリカで認証を受けているものがなかなか日本では認証を受けられないという問題もあります。  そしてまた、先ほど古川先生が例として挙げられましたiPS細胞を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 女性にとって言わばチャンスのある社会をつくっていくこと、これが安倍内閣においての大きな基本的な考え方でございますが、同時に、経済再生を進めていく上においても女性の活力をしっかりと取り入れていく、それが生かされる社会をつくっていくということが不可欠であ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 起業というのは極めて重要でしょうし、起業がなければそもそも仕事をする場がない、雇用の場を確保しなければ地域が残っていくことができないわけでありますから、せっかく起業しようとする人がいるんであればそれを支援していく。  基金という形で、基金がなくなっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、グローバルな時代の中で、そもそも日本企業、海外で活躍をしてきたわけでありますが、その中で、言わば冷戦構造が崩壊した後のなかなか予見が難しい状況の中では情報収集というのは極めて重要であります。  その中で、今、日本においては、各、内調、あるいはま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この邦人保護ということについては、既に具体的な指示をいたしております。そのための情報収集。  しかし、今の体制ではもう既に限界があるわけでありまして、先ほど委員が指摘されましたように、軍事情報というのは、これは基本的に軍人は軍人にしか情報は渡しませ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、言わば官民の外債ファンドについては、これは検討するということだったんですが、その検討するということを決めたのは、これは十一月ぐらいですかね、十月か十一月。つまり、我々のこの大胆な金融緩和について言わば極めて強いメッセージを出し始めたころなんで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その段階では、まだ我々のこの経済金融政策について、我々政権取る前でありまして、いろいろな選択肢の中において行き過ぎた円高の是正についてどうすべきかということを議論したわけでございますが、私の個人的な考え方としては、というか総理大臣としては、今政権とし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員は特に為替の水準についてお話をされているのだろうと思います。閣僚の中において、為替についてどう考えるべきかという考え方について説明をした、その説明した言わば言葉の一つのセンテンスをとらえて報道されることによって、それは実際に為替に影響をすること...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が自民党総裁に就任したときと十一月のNHKの番組に出演をした際に、減額を要求すると、このように申し上げたわけでございますが、これは、特例公債による国民の負担を軽減するために、二十四年度の当初予算における経費についてできる限りの見直しを行うべきという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、当時、我々野党として、言わばこの象徴的な四Kについて見直しを行うべきだと強く要請をしました。しかし、実際政権を運営するに当たって、言わば既に農家の方々はこの現在の戸別所得補償を基盤に営農の準備をしておられますから、それはやっぱり変えられないん...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、我々が四Kと言っていたものについての個々についてもう既に説明しておりますので私、省いたんですが、子ども手当については、我々、もうそれは廃止をしております。そして、高速道路無料化については、もうそもそも二十五年度の予算には盛り込んでいません。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 明日から訪米をいたしますので、訪米後から検討をいたしまして、任期が三月十八日ですか、空白が出ないように院の方に、両院の方にお願いをさせていただきたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まだそれは、これから最終的に候補者の方々に当たっていく必要もございますので、いずれにせよ、三月十九日ですね、十九日が任期でございますので、その前までにスムーズに参議院、そして衆議院で御了解をいただけるように、我々も判断をしていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今この場で委員が挙げられたお二人については大体固有名詞を皆さん頭に浮かばれると思いますが、今それぞれの候補者についてここで具体的に申し上げることはできません。申し上げることができるのは、基本的にデフレ脱却に向けて強い意思を持って、そして能力を持ってそ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) テレビで見ておられる方は、何か国際金融マフィアというと、何か非常に悪い人たちみたいな誤解を与えるかもしれませんが、言わば国際金融の世界で、そこはある種のインナーサークルを形成をしておりますので、その中に入っていって発信もできるし説得もできるという意味...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、G7においてもG20においても、我々としては、日本としてまさに初めてといってもいいわけでありますが、我々の金融政策が世界から注目を浴びたわけでございまして、当然その政策決定会合は世界からも注目されていると、我々はそういうふうに認識をしております...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま農水大臣とそして経産大臣から答弁をいたしましたが、確かに、現場で牧場を持っておられる方々、まあ生き物を飼っておりますから、そこに入りたいという思いは強いんだろうと思います。  その中で、どう対応できるか、どういうふうに運用で対応できるかとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、今まで申し上げておりますように、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉には参加しない、これが安倍内閣の基本的な姿勢であります。  そこで、この聖域なき関税撤廃かどうかということは、これはまさに会談で確かめてみなければ分からないわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、今申し上げましたように、聖域なき関税撤廃が交渉参加の前提条件であるということになれば、これはもう参加をしない、我々はそうお約束をしているわけでありますから、聖域なき関税撤廃が交渉参加する上においてこれが条件であると、これがなければ交渉が、前提...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ちょっと私、若干今乱視が入ってよく読めないんですが、鉢巻きであるということは分かります。スローガンが書いてある鉢巻きだと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自民党というのは、非常に自由に、ダイナミックに議論をするわけでございまして、御党も同じかもしれませんが。  そこで、今まで様々な政治的課題において、党は考え方が二分したこともあります。私も、まだ当選一回、二回のころは随分暴れたことがありますし、党の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、我が党としての方針というのは、先ほど申し上げましたように、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉に参加しないというのが、これは基本的な公約ですから、もしこれを私がたがえるようであれば、恐らく今の閣僚たちはふざけるなということになるんだろうと思...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこは今分からないわけですね。今の段階ではそれが前提条件となっているのかどうか分からないので、首脳会談において首脳同士でそれを確認しようと、こういうことであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既にこれは衆議院において内閣の統一見解を求められましたので、聖域なき関税撤廃を前提にする限りTPP交渉に参加しないという意味であり、それ以上でもそれ以下でもないと、このようにお答えをしているところであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば聖域が全くない、これが聖域というよりも、聖域がないという、全く認められないということであると言ってもいいと思いますが、全く聖域がないということかどうかということを確認するわけであって、今の個別項目それぞれを挙げてこれが聖域かこれが聖域かというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) オバマ大統領との首脳会談においては、言わば交渉する場ではございませんので一つ一つ項目を挙げるということではないわけでございまして、言わば聖域がまず存在するのかどうかということが、これが課題になるわけでありまして、そしてまた、交渉というのは、今、事前の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、聖域なき関税撤廃には我々反対をしていますが、聖域があるということになればそれは話は別でありますが、しかし、そこですぐ参加ということではなくて、当然、今までの交渉の過程をもう一度分析をしながら、あるいは日本への影響等を分析して判断をしたいと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、林大臣が申し上げましたように、聖域なき関税撤廃、そしてそれ以外の五項目ですね、その五項目において、言わばそれについて五項目が守られないということが明らかになれば、それは参加はできないということでありますが、そういうことも含めて頭に、念頭に置いて、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 統一見解というのは、今私が総理大臣として申し上げておりますので、それが、私が述べたことが統一見解でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 首脳会談において、聖域なき関税撤廃なのかどうか、これを確かめたいと思います。  その後に、その上において、例えば聖域なき関税撤廃ではないという私が認識を得た場合、その上において今までの交渉経過を、中身を分析をし、そして国内にどういう影響があるかとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も山口代表の発言は承知をしております。言わば前政権時代の交渉過程において何らか分からない点も国民の皆様にはあったんだろうと思いますし、そもそも今まだ日米首脳会談が行われていないわけでありますから、聖域があるかないかということについての議論はされてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) あくまでも首脳会談を行って聖域なき関税撤廃がどうかということを確認をしたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このエンゲル係数を見ますと、これは一一年、一二年と上がっているんですね、一〇年から一一年、一二年と、こう上がっておりまして、これはたまたま民主党政権ということになるんでしょうか。二〇〇六年、二〇〇七年、これは下がっておりますが、これはちょうど第一次安...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が指摘をされました家電製品でありますが、家電製品については、生産性の向上に伴って価格が下がっていくという性格もありますが、同時に、デフレによって価格が下がっていくという側面もあるんだろうと思います。  消費者物価指数、CPIの約五〇%を今占め...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員指摘のとおりでございまして、中小企業、小規模事業者は、そう簡単になかなか最低賃金を上げていくということに対応できない。それを無理やりやっていきますと、むしろ逆に雇用を調整するあるいは事業自体をやめるということになりますので。他方、そういう企業ある...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま大門議員から重要な御指摘があったと思います。  言わば中小零細においてはなかなか賃上げというのは勇気が要ることでありますが、結果として業績が改善をしていくということになればこれはまた話は別になっていくでしょうし、我々もそうしたことを研究をし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどもお答えをさせていただいたんですが、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉には参加しない、これが基本的な基本方針であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、首脳会談において、聖域なき関税撤廃なのかどうかということを確認をしたいと、このように思います。それを踏まえて、今までの交渉経緯、そして、あるいはまた我が国に対する影響等を分析をする、していく。と同時に、国益にかなう最善の道を求めていくという中に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 方針としては、総理として私はお答えをしておりますのでこれが政府の基本的な考え方でございますが、まずは聖域なき関税撤廃を前提条件とする限り交渉に参加はしない、交渉に参加はしないということについては、これは基本方針であります。だからこそ、首脳会談において...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど日本での例も挙げさせていただきましたが、米国は、やや京都議定書に似ているかもしれませんが、国際連盟の規約について、これはアメリカは規約を決めていく交渉に中心的な国であったわけでありますが、加盟はしていないということもございます。  やはり交渉...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会において判断をしていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まだ具体的な議題を決めたわけではございませんが、日米の同盟関係を強化をしていくということについて議論をしていくわけであります。  その中において、今、日本において、安保法制懇の第一次安倍政権において取りまとめた四分類がございますが、これを更に議論を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、議論をするとか報告をするとかこれをやるということではなくて、日米同盟関係を更に強化をしていく、日本の安全、地域の平和と安定を強化をしていくために日本は何をすべきかという観点から日本は様々な議論をしていくということについては当然話し合っていくべ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、後ろから声がございましたが、これはまさに米国の了解を得るとかそういうことでは全くない話であって、我が国において憲法をどう解釈すべきか、憲法を解釈すると同時に、日本をどうしっかりと守っていくべきかどうか、これは日本が主体的に判断をしていくわけでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それについてはノーでございます。  つまり、今、まさに第一次安倍政権で取りまとめた四分類を中心とした安保法制懇の報告書、この前その報告書を受け取ったところでございますが、それについてこれから議論をしていくわけであります。私がそれについて解釈変更した...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現時点では、普天間飛行場の移設に必要な埋立申請について具体的な時期は決めていません。それは今の時点では決めていないということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の段階では決めておりませんから、言及するということを予定はしておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日米地位協定について、前から福島委員、第一次安倍政権のときにも御質問をいただいたところでございますが、この首脳会談においては率直に双方の関心事項について意見交換をしたいと、このように思っています。  日米地位協定についてはこれまでも運用において改善...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) デフレの問題点として、物価の下落よりも賃金が下がっている、この悪循環に入っているわけでありまして、賃金が下がれば当然消費も落ちてくると、デフレが進んでいくという認識はそのとおりだろうと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大切なことは、賃金を上げることができる環境をつくることであります。デフレ下にあっては、これは企業に無理やり賃金を上げさせることはできませんから、つまり、どの企業もこれはデフレ予測がありますから現金で持っていることが一番いいわけであります。借金をすれば...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小泉政権においては、実質成長率を上げていくことはできましたが、残念ながらデフレから脱却することはできなかった。この反省の上に立って我々は今回政策を立てているわけであります。あのとき足りなかったことの一つが、これはやっぱり金融緩和を続けていくということ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 賃金について言えば、安倍政権が発足してまだ二か月もたっていないんですよ。二か月もたっていないにもかかわらず我々が行っている政策によって賃金を上げようという会社が出てきたんですから、こんなことはなかったですよね。(発言する者あり)かつて五年間政権が続い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 正規雇用を増やしていくためにも景気の改善は極めて重要なんですね。第一次安倍政権のときにも、正規雇用者、これ増えました、相当。それはやはり景気が改善をしていくということであります。  そこで、労働法制については、これは、経済がグローバル化しているとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権では、十二円、最低賃金上げたということは申し添えておきたいと思いますが。  それと、消費税を上げるということについては、様々な経済の指標を参考に入れて判断をしたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに、消費税を上げるかどうかということについては、来年からですね、今年の秋に様々な指標を見て法令にのっとって判断をしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 食料の安定供給を将来に向けて確保していくということは、これは政府として、国としての責務だと、このように思います。そのために、国内農業生産の増大を図り、食料自給率の向上を目指していく、図っていくことが重要であろうと、このように考えております。  この...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先進国を見てみますと、工業化していく中においていわゆる食料自給率は低下をしていくんですが、食料自給率を再び持ち直していく国、イギリスもそうですし、ドイツもそうなんだろうと、こう思うわけでありますが、食料自給率を回復をしていく中においてどういう努力をし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このTPPいかんにかかわらず、基本的な方針として、食料自給率を向上させていくというのが基本的な方針であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 荒井議員とは、平成五年、当選同期でございまして、自来、小泉総理・総裁の総裁選挙、一回目は私と荒井さんが一緒に小泉総裁候補を推薦人として推した。以来、相当お互いの立場は変わってきたわけでございますが、こういう形で答弁させていただくのは大変感慨深いものが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま麻生財務大臣から答弁をしたような様々な課題もございますが、まずは今私たち、今、荒井議員がおっしゃっていただいたような北風と太陽であれば、我々は太陽政策を取っております。太陽政策にやっと反応していただいたわけですから、いきなりそこで北風を吹かせ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 実態を我々しっかりとまず把握をして、今委員の御指摘もございました、その上において、必要な対応について全力を挙げて取り組んでいきたいと思います。
02月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) さきの日米首脳会談におきましては、オバマ大統領とTPPについて、その意義やそれぞれの国内事情も含めてゆっくりと議論をいたしました。  その際、私は、自由民主党は聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上TPP交渉に参加できない、そしてまたさらには、それ以...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この議論につきましては、与党内にも様々な議論がございます。特に農業について申し上げますと、国民に食料を供給する、地域経済を支えていくという重要な産業であるとともに、日本の美しいふるさとを守る、国土を守るという多面的な機能を持っているわけでありまして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党の選挙の公約は、聖域なき関税撤廃なのかどうかということでございました。これが選挙の公約でございました。その点、先ほど申し上げましたように、三点において大統領との首脳会談で確認をいたしたわけでありまして、そして、私はオバマ大統領に対しまして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党の憲法改正草案、これは昨年の四月二十八日に決定をしたものでありますが、その中において、自衛隊を国防軍として位置付けることにしております。  自衛隊は、国内では軍隊とは呼ばれていない、軍隊ではないという位置付けでありますが、国際法上は軍隊と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、この説明をするという今委員のお話でございますが、国内において自衛隊であって軍でないと、こう言っているわけでありますが、一方、海外における自衛隊の存在は軍隊として取り扱われる必要があるわけであります。また、場合によって、もし他国から侵略を受けた際...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、今、藤末議員が言われたように、安全保障については冷静な議論が必要でしょうし、何が必要かということも大切なんだろうと、このように思います。  我が党での議論においては、これは実際に、今自衛隊はセルフディフェンスフォースと、こう言われているわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 世界中どこの自国を守る言わば実力組織も、基本的には大体どこも国防軍という、そういう名称を持っているわけでありまして、だからといってそれが侵略的なことではないわけでありまして、むしろこれが世界のグローバルスタンダードであろうと、このように思うわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん我々はそういう議論もしております。  と同時に、生身の人間がそこでは働いている、まさに国を守っているわけであります。家族もいる、また愛する人もいるわけであります。その彼らのことも私は十分に考えるべきではないのかなと、こう思うわけでありまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろんこれは簡単な議論ではなくて、今の状況でただ国防軍に名前を変えるのではなくて、これ憲法改正が必要であります。逐条ごとに改正をしなければいけませんから、これは国民投票も必要でしょうし、そして九十六条を変えていないのであれば三分の二の発議が必要であ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 防衛力については、これは安全保障環境の状況も考慮しながら、また当然財政状況というのも考慮しながら総合的に判断をしていくべきだろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 防衛費は何のために使われるかといえば、国民の生命、財産、領土、領海、領空を断固として守り抜いていくためであります。自衛隊がその持てる現在の能力を最大限に発揮をすることは当然でありますが、その上において、政府としては、我が国周辺の安全保障環境が一層厳し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 防衛費は増額しなければならないと考えておりましたから、だからこそ来年度予算については、本予算において十一年ぶりに防衛費を増額することにしたところであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この十年間、財政状況が非常に厳しい中で、日本の場合は大体各省庁同じように横並びで減らしていくわけでありまして、そういう中において、事実上少しずつ防衛費を減らしてきたという状況があります。  ところが、このアジア太平洋地域の安全保障環境は厳しさを増し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 長年の議論を重視したら何にも変わらないんですね、世の中。つまり、変わるべきものはしっかりと変えていきたいし、言わば、先ほど申し上げましたように、我が国のこの平和主義については、我々それは不動のものであると、このように考えているわけでありますが、同時に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 必要であるとは考えておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自民党が取りまとめた日本国憲法改正草案において十三条及び十八条について改正案を示しておりますが、それは、その条文をより分かりやすくするため文言を改めたものであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、純粋に、公の秩序に反しないというのは当然のことであろうと、それを書き入れたわけでありまして、それと、先ほど申し上げましたように、徴兵というのは今の世界の趨勢において多くの国はそういう制度を取っておりません。むしろ、現代においてはそれは必ずしも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは杞憂だろうと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 長年の議論等々というのは私も意味がよく分からないんですが、我々は、憲法についてはもう一度更にして、まあ言わば清らかな水のように、最初から、何が大切か、あらかじめ頭にインプットされたものではなくて、何が我が国のために大切か、日本の伝統と文化の中に根差し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党は相当の議論を行っているんですね。憲法改正の議論を全く行っていない党もあるかもしれませんが、我が党は違います。相当の議論、真摯な議論を行いました。議論をするというのは、党においては時には相当の意見の対立もありますが、そういう中において取りま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の法制局長官の説明にあったように、各国三分の二というのがあるんですが、一方、三分の二プラス国民投票ではないんですね。フランスもそれに代替の方法があるわけでありまして、日本のみが三分の二プラス国民投票なんですね。であるからこそ硬性憲法と言われています...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、各政党が現実的なアプローチをしていたんだろうと思います。日本のように不磨の大典として指一本触れてはならないと思うような政党がなかったからであろうと思いますね。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 議論を深めるのは当然のことだろうと思います。だからこそ、憲法調査会でしっかりと深い議論をお願いをしたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはそのとおりなんだろうと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は行政府の長でございますから、当然、憲法遵守義務がございます。それを申し上げた上において、自由民主党においてこの前文はふさわしくないと、こう考えたわけであります。我が国の国民の平和とそして生命を守るためには、これはやはり我が国自身がしっかりと責任を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) TPPについては、これは経済連携協定ですから、言わば自由な貿易を通じてお互いの利益を拡大させていこうという考え方なんだろうと思いますが。  「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し」というのは、言わば、自由民主党としては、やはり自国の国民の安全そし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) なかなか難解な質問をされておられるわけでありますが、これは自由民主党、私、今、総理大臣というよりも、自由民主党のかつての、自由民主党の昨年の草案についての解説を今質問されておられるんだろうと、このように思いますが、言わば「平和を愛する諸国民の公正と信...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の考え方を聞かれたわけでありますが、この平和のうちに生存する権利、当然その平和のうちに生存する権利というのはあるんだろうと思います。ただ、それは権利を主張するだけではその権利は確保されないわけでありまして、それはそれぞれの努力の結果であろうと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに我々、戦後、海外への援助等を通じてそうした世界をつくるために努力をしてきたところだろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 世界中、ほぼ世界中の国々が言わば軍隊を有するのは、それは自国の防衛のためであろうと思います。侵略のために軍隊を持つということではなくて防衛のためなんだろうと、このように思います。  一方、残念ながら北朝鮮はミサイル、国連決議に反してミサイルの開発を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は国防軍についてそういう解説をしたことはございませんが。  つまり、国防軍というのは、先ほどももう既に答弁をさせていただいております。大切なことは、やはり国が国民の命を守るというこれは責務を負っているということをしっかりとこれは明記すべきではない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、我々は、別に自衛隊を国防軍にするだけというようなことを全く言ってはいないわけでありまして、今までと同じように、国民の税金による言わば多くの国々に対する支援は今後とも重要な言わばこれは政策的な手段であるというふうに考えておりますし、そうした多くの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の議事録を見ていただいても、私の書いたものを見ていただいても、否定したことは全くございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既に私は、九十六条、これは多くの党が賛成している九十六条の改正から取り組んでいきたいということはお話をしているとおりであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは既に、様々な課題がありますが、既に私が申し上げていることについては、恐らく、いろんなことについてお話をしておりますが、参議院選挙においては私が述べてきた様々なことが当然俎上に上がってくるんだろうと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) インターネットの活用は、自らの考えを多くの人に知ってもらう上でも効果的であると、このように考えております。自民党始め各党各会派において積極的に御議論をいただいているところでありますが、私としては、公正性に配慮をしつつ、できる限り早期に選挙で活用できる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、今、山崎委員が御指摘になったように、年金生活者の方々にとって物価が上がっていく、つまり不安がこれは増大していくではないかという議論があるのは事実であります。しかし、一方、デフレが続いてまいりますと、年金はこれはデフレにもスライドをさせますので...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 超電導送電につきましては、今委員の御指摘のように、送電時の電力損失を大幅低減できることから、国内外で実用化に向けた技術開発が進められております。  今後、世界的に送電網における活用が見込まれているわけでありまして、政府としては、超電導は我が国が強み...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既に任期が切れていて国会に同意人事案を提示していないものは原子力委員会委員長及び委員の五名でありますが、政府としては、基本的には任期満了に合わせて国会に提示をし、できる限り空白期間等が生じないように努めておりますが、原子力委員会については、現在その、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま官房長官が答弁したように、職務上の義務違反その他委員たるに適しない非行等は認められないとしても国民の理解を得るのは難しいと、このように考えます。その中において、原子力委員会の在り方や委員の見直しを検討していかなければならないと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 首脳会談においては、前政権が掲げた二〇三〇年代の原発稼働ゼロを可能とするという方針については、これは具体的な根拠を伴わないものであります。これについてはゼロから、ゼロベースで見直しをしていくということを申し上げたわけであります。米国を始めとする国際社...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原子力政策については、日本は核の不拡散等についてもしっかりとその責任も果たしていくし、あるいは米国と協力をしていくという話をいたしました。それはまさに、オバマ大統領も是非そうしてもらいたいということでありましたし、一方、今、森委員が指摘をされましたよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は国民の生活に責任を持っているわけであります。その責任において、しっかりとしたエネルギー政策を推進をしていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の生活保護の基準の引下げについては、様々な影響について、激変緩和措置を始め配慮を取るように指示をしているところであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、両大臣から答弁いたしましたように、それぞれの役所で対応はしておりますが、しかし、今委員の指摘もございました。更なる実態把握も含めまして、支援策の充実方策としてどのようなことが可能か、厚生労働省と経産省を中心に検討してまいりたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中山委員御指摘のように、共同溝は防災という観点からも有意義であったわけでありますし、また美しい景観をつくり出していくためにも効果があるわけでございますので、そうした被災地の復興において、こうした共同溝も含めてよく検討していくべきだろうと、このように思...全文を見る
02月27日第183回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回のこのレーダー照射については、中国側の意図については、これは定かではないわけでありますが、意図いかんにかかわらず、不測の事態を招きかねない極めて危険な行為であり、遺憾であります。  本件を受けて、速やかに外交ルートを通じて中国側に抗議をし、遺憾...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この事案については、このレーダー照射は二回にわたり行われたわけでありまして、しかも極めてこれは偶発的な衝突も招きかねないものであります。  我が方の自衛艦は、自衛隊は極めて冷静に対処したからこういう状況で推移をしたのでありますが、でありますから、我...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私と山口代表の言わば詳細なやり取りについてちょっとこの場で申し上げることはできませんが、しかし、山口代表が与党の立場として訪中するに当たりまして、その状況での、足下での日中の状況、あるいは尖閣をめぐる状況について私の方から私の考えも含めてもちろんお話...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 個々の事柄については、これは私と山口代表、党首同士の話でございますから、この場でお話をさせていただくことは差し控えさせていただきたいとは思いますが、訪中するに当たりまして、現下の情勢についてはお話をさせていただいたということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この十九日の事案については、先ほど防衛大臣から答弁をさせていただきましたように、これは中国側の照射であるということについて、我々が完全にその段階では、十九日の段階では、我々、言わば証拠として証明するということができるという状況ではなかったということも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の段階においても、部隊がどう対応するか、ROE、ルール・オブ・エンゲージメントですか、それは基本的に決めているわけでございますが、その中で自衛隊は冷静に対処しているわけであります。  ただ、大切なことは、こうした事案において、相手の意図を見誤って...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは委員も副長官をやっておられたからよく御存じでしょうけれども、相手があることですので、私が幾ら力み返ってもできるものではないのですが、しかし、これは両国にとって必要なものであるということを相手側によく認識をさせたいと思います。これは日本側だけでは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この首脳会談のポイントは、確かに今委員がおっしゃったように、いろんな事前の交渉がなされていました。そこで、日米が合意をして文書に出すことなんですよ。それがいかに大変だったかということはよくそれは御承知のとおりだと思いますよ、米国はほかのTPP参加国と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは共同声明ですから、納得しなければ我々も文書にしないわけでありまして、この三つが文書になったということであります。  それで、今、私も委員の御発言の意味がよく分からないんですが、そもそもそれは前提条件となっていないかどうかではなくて、我々は有権...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 首脳会談での一々のやり取りについては相手があることですから今ここで述べることは差し控えさせていただきたいと思いますが、この共同声明でお示しをしたことが全てでございまして、その中において、日本側としては農産品についてセンシティビティーとして米国が認識を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはまだ交渉に参加をして交渉するということではございません。あくまでも我々としては、自由民主党としては、与党として国民との約束をたがえるわけにはいかないという中においての確認を重要視していたわけでありまして、そこでこうした文書、先ほど茂木大臣から申...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども委員が御指摘にあったように、新聞報道ではいろいろと憶測として出るわけでありますが、基本的に日米で了承したことはこの共同声明が全てであるということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党が政権に就いたのは二か月前でございまして、その間、二年間、民主党政権においてこれ時間が経過をしてしまったわけですよ、申し訳ないですけれども。そして、今おっしゃったような時間軸しか残されていない中において、我々は首脳会談においてこうした文書を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党は五十年以上政権を担ってきているわけでありますが、この長い経験によって培われた責任感というのはそれぞれの議員にあるんですね。それぞれの議員は地元事情を抱えています。その中において、選挙のためだけではなくてやはり実際に有権者に対して責任を持っ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、事件発生の報告を受けまして直ちに我が国政府の対応方針として、まず最初に、被害者の人命を第一にした対処を行うこと、そして二番目に、情報収集を強化し、事態の掌握に全力を尽くすこと、そして、当事国を含め、関係各国と緊密に連携することの三点を指示をいた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 城内大臣政務官が近傍にいたと、たまたま出張していたということで、速やかに派遣をするには城内大臣政務官がいいであろうということでありました。また、彼は元々外務省の職員であったということもございます。ということも含めて彼を派遣をしたところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、まずこの事案に対して全力で取り組んでいくという指示をいたしました。そして、今私は何ができるかということにおいてベストの選択をしなければならないと、こう考えたんですね。  そこで、ベトナム、タイ、インドネシア、日本にとっては極めて重要な国であり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員は、全く憶測に基づいて当時の事案について話をしておられます。それが事実かどうかということを今いきなり聞きましたから私は確かめようもないわけでありますが、あのときは、言わば小泉総理は適切に私は対応されたと思いますよ。あのとき、私は政府のメンバーで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その中において我々は適切な行動を取ったと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) インテリジェンスについてはここでつまびらかにお話はできませんが、英国との間においても、これは私がキャメロン首相に情報の詳細等について日本に提供するようにお話をしております。その上において、当局間においてのやり取りがございました。  米国に対しても、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になった点も踏まえて、官房長官の下で今後こうした事案に何ができるか、反省点も含めて検討を進めなければならないと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大野委員が指摘されたように、武力による威嚇ということについて定義を示しておりますので、行為の目的、意図などに照らして今回の事案については検討が必要であります。  ただ、今回のことについては中国側は根っこからそれは否定をしているということでございまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、私に与えられた使命は、まず、危機を突破をしていくということだろうと思います。経済においては、長引くデフレの中において低迷をしています。頑張る人が報われる社会、真っ当な経済を取り戻していくことがまず第一の使命であろうと、このように思っております。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨日の参議院本会議において政府の提出をした補正予算案に対して賛成をしていただいた全ての皆様、各党各会派に心から御礼を申し上げたいと、このように思います。  六年前の参議院選挙で私が総理・総裁のときに自民党は惨敗を喫しまして、自来、ねじれ国会が続き、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まずは、大変若々しくて、エネルギーに満ちあふれた、エネルギーと自信に満ちあふれた方だなと、このように思いました。と同時に、言わば首脳会談、限られた時間の中でできる限り多くの課題について処理をしていこうというスタイルであると、このように思いました。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の首脳会談においては、米軍再編等の安全保障の課題、そして北朝鮮などの地域情勢、特に北朝鮮についてはミサイル発射、そして核実験がありました。日米で言わば共有する課題、脅威でもあります。この北朝鮮に対する国連の決議あるいは日米間で行える制裁等について...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、首脳会談において、強い日本は強い米国につながっていく、そして強いアメリカは強い日本につながっていくんだというお話をさせていただいたところでございまして、その中で、日本も日本としての責任を果たしていく、日本が責任を果たしていくことによって言わばア...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 塚田さんがおっしゃったように、安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会を再開をいたしまして、ここでまさに、四類型を含めて、変化した安全保障環境の中において何が必要かということについて議論をしていただいております。  この四類型でいえば、例えば、公海...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 塚田委員も、そうした関係もあり、ずっと一緒にこの問題を解決をするために御努力をいただいてまいりましたが、ちょうど小泉総理が訪朝する際、私は官房副長官でございました。そして、北朝鮮側から、五名生存、そして八名死亡していると、こう告げられたわけでございま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) オバマ大統領とは北朝鮮の問題について議論をいたしました。核の問題、ミサイルの問題、そして私からは、日本においては十三歳の少女を含む多くの人たちが北朝鮮によって拉致をされたと、この問題を何としても日本は解決をしなければならないと考えているという、そして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 制裁の中身については、首脳会談で交わされた議論について、詳細についてお話をすることはできませんが、しかし、首脳会談の前、核実験のあった後の電話会談において私から、バンコ・デルタ・アジアに対する金融制裁について、口座凍結等について、これは効果があったと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般の北朝鮮の核実験について、私から、国連安保理決議を通じて、国際社会が明確なメッセージを発するべきであるというふうに申し上げました。安保理が新たな強い決議を採択をし、制裁の追加、強化をすることが重要であると、我が国としても協力をしていきたい旨述べた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、塚田委員が述べられたように、聖域なき関税撤廃を前提にする限りTPP交渉参加に反対する、これは自由民主党の公約でありまして、この公約を掲げて我々は政権を奪還をしたわけでございます。  オバマ大統領に対しましては、首脳会談においては、まず、この公約...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、五つの項目について具体的にお話をさせていただきました。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今日、この予算委員会の後、衛藤征士郎会長から、昨日の、また今日の議論についてお話を伺うことになっております。そこで、決議がなされたというふうに伺っておりますが、その決議についてお話を伺うことになっております。  そこで、やはりこうした判断をする上に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このTPPについては、国益にかなうかかなわないか、これが全ての判断基準であります。  そして、当然、まずは交渉に参加するかどうかという判断があります。そこで、もしそういう判断をした場合は交渉が始まっていくわけでありますが、その中におきましても、塚田...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私からは首脳会談でのやり取りをお話をさせていただきまして、詳細は外務大臣からお答えをさせていただきたいと、このように思います。  まず、オバマ大統領との間においては、安保理決議、制裁を含む安保理決議について、これが採択されるよう日本も協力をしていき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 核問題、ミサイル問題については、米国は、先般のミサイル発射は米国本土を射程に入れるものでありましたから、言わば自国の問題として今とらえて、自国への脅威としてとらえているわけでありますが、残念ながら、一般的にこの拉致問題についての理解は、我々努力をして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま谷合委員がおっしゃったように、我が国は唯一の被爆国として核兵器のない世界を目指しているわけであります。現実かつ漸進的なアプローチを通じて、NPT体制の維持強化に努めてきているわけであります。  今後とも、国連総会への核軍縮決議の提出や、今委...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の地元でもそうなんですが、だんだん若手の人が農業を志さなくなってしまった、農業者の高齢化が進んでいるわけでありまして、やはり若い人たちが農業分野に進んでもらうためには、自分たちの情熱や能力で新しい地平を切り開いていくことができると、そういう分野にし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、谷合委員の御指摘の国会決議は、我が国の難民問題に対する決意を示すものとして重要であると考えております。  世界の難民をめぐる状況は依然として厳しく、そして、難民支援は我が国の外交政策の柱の一つである人間の安全保障を推進する観点から重要であります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平成二十四年四月から施行している食品中の放射性物質の基準については、国際機関の考え方に基づいて十分に安全な水準で設定をしております。この基準に基づき、各地方自治体で食品の品目や地域も考慮してモニタリング検査を実施し、基準値を超過した食品が市場に流通し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 子ども・被災者支援法については多くの方々が参加をされて、安倍内閣における森大臣も発議者の一人でございますが、成立をしたものでありますが、その意を体してしっかりと我々も対応していきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は首脳会談において、冒頭、自由民主党は、そして私は、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上TPP交渉には参加をしないということを公約として掲げ、そして選挙で勝利を収め政権に就いた、これは国民との約束であるのでこれをたがえるわけにはいかないと御説明をい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に両国間のやり取りをつまびらかにすることはできませんが、ただ、これについては、先ほど答弁いたしましたように、私は五項目について、J―ファイルに書いてあることを読み上げたということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは五項目の中に入っていることでありますから、五項目読み上げております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そのように私は五項目発言をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はそのように発言をいたしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 五項目を私最初に申し上げておりますから、そのように発言をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自民党の公約について正確に申し上げますと、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉には参加をしないということであります。  そして、それは政権公約の中にありまして、あとの二番目から六番目、つまり、ほかの五項目については、これはJ―ファイルということ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まだこれは交渉が始まっておりませんし、参加をするということ、参加するかしないかもまだ決めておりませんから、今憶測で発言することは差し控えさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど答弁いたしましたように、明らかにこの五項目に反するということではないというふうに今私は認識をしているところでございます。  そこで、この中に入っているかいないかということについては、ずっと今までも交渉してきておりますから、外務省が答弁したとお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは今外務省から御説明をさせていただいたような解釈でございますが、五項目について、現状の日米のやり取りの中において、では国益を損なうようなISD条項という、そういうことにはまだ全くなっていないわけでありますし、皆保険について、日本の皆保険が崩される...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども自民党の公約について整理をさせていただいたんですが、六項目について、言わば最初の聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉には参加をしないというのが、これが言わば公約集に載っていることであります。そして、それ以外の五項目については、これはJ―フ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この共同声明において、日本には一定の農産品、そして米国には一定の工業製品というように、両国共に二国間貿易上のセンシティビティーが存在することを認識しつつ、両政府は、最終的な結果は交渉の中で決まっていくものであると。  つまり、自由民主党の公約という...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど委員がおっしゃったように、一方的に全ての関税を撤廃することをあらかじめ約束することを求められていないということは、言わば前提として全ての関税撤廃ということを約束をしなければいけないということではないということでありますから、聖域なき関税撤廃では...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 六項目に書いてあること、食品の安心、安全を守っていくというのは当然政府にとっては責務でありますから、こうした点において、我々が言わばそれを犠牲にするということはあり得ないわけであります。そのことははっきりと申し上げておきたいと、こう思うわけであります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が党の公約は聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉には反対すると、交渉参加には反対すると、こういうことでありまして、そのことについては、まず冒頭オバマ大統領に、我が党はそれを公約として、私もそれを公約として選挙を戦い政権を取ったという話をしました...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 要するに、交渉の中において言わば例外となる品目を勝ち取ることができないということになっていれば、それは当然交渉には参加できないわけでありますが、しかし、それは交渉次第ですよということになればこれは参加できるという判断になるわけでございますが、つまり、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、まあちょっと今質問の趣旨がよく分からなかったんですが、基本的な安倍政権の方針としては、日本国民の言わば富を守り、増進し、さらに未来に向けて若い人たちが夢を持てる国にしていきたいと、こういうことでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、我が国においては憲法上も日本国民は平等でありますし、政府として当然平等に扱う、これは当たり前のことであって、今進めている成長戦略においても、この果実が広く国民に均てんされるよう努力をしていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 民意ということにおいては、日本は民主主義の国でありまして、そして、衆議院、参議院、それぞれ選挙があるわけであります。まさに、そこで信を問う、国民の声を聴くということになるわけでありまして、そういう民意においては、直近の民意としては、先般行われた衆議院...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私からは、辺野古については、まず普天間基地が固定化されることはあってはならないというお話を申し上げたわけでありまして、そして、この普天間飛行場の移設を含む在日米軍再編について、現行の日米合意に従って作業を進め、抑止力を維持しつつ、沖縄の負担軽減を実現...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 米軍再編においては、日本政府と米国政府が合意をしたものでございますが、この合意を進めるに当たっては、沖縄の皆様の、そもそもこれは沖縄の負担軽減のために進めていくものでありますし、そして普天間の固定化を阻止をする、言わば普天間の移設を進めていくためのも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) かつて私が官房副長官当時、内閣参与であった中山委員とともに当時のブッシュ政権に対して、この拉致問題に対してブッシュ政権の理解を得て、そして強い支持を表明してもらうために努力をしたことを思い出しているわけであります。  米国の政権において、新しいこの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 五人の被害者が帰国をした際、今から十一年前でございますが、この五人の被害者を北朝鮮に帰すかどうかということが議論になりました。当時、官房副長官であった私の部屋で関係者が集まって議論をしたわけでありますが、当時、私と中山参与が、これは帰すことはできない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この拉致問題、そしてこの北朝鮮による言わば拉致のオペレーション、作戦自体には、現在の金正恩第一書記はかかわっていないわけであります。つまり、自分自身がやったことを否定することにはならないわけでありますから、つまり、かつての間違った行いを正すことによっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 野田総理が呪文というふうに言われたということを私は寡聞にして存じ上げなかったんですが、しかし、それが呪文であったとしても、それを唱えることによって、言わばそこでそれ以上悪化する歯止めになるのであれば、私はそれでいいと思うんですね。  つまり、戦略的...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、舛添委員が御指摘になった原発の安全性向上と、あるいはまたPM二・五の問題、これは日本にもやってきているということもありますし、そもそもこれは中国にとっては深刻な問題なんだろうと思います。日本にとっては、それを解決をしていく技術、ノウハウもあります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 世界で北朝鮮に対して最も影響力のあるのは中国でありますし、また安保理の決議を行うためにも、拒否権のある常任理事国である中国は決定的な力を持っているわけでありまして、その意味においても、中国の協力を得ることができるように努力をしていかなければならないと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、舛添委員がおっしゃったことこそ私は戦略的互恵関係なんだろうと思います。  朝鮮半島の平和と安定を守っていく、あるいは東アジアの平和を守るために日中が協力をすることによってお互いが国益を確保する、これを認識し合うということが戦略的互恵関係であって...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中国は世界の成長センターでありますし、先ほど申し上げましたように、日本は中国に投資をし、利益を上げておりますし、また中国に輸出をし、大きな利益を上げています。  一方、中国は、日本からの投資によってたくさんの雇用をつくっているわけでありますし、日本...全文を見る
02月28日第183回国会 衆議院 本会議 第8号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 強い日本、それをつくるのは、ほかの誰でもありません。私たち自身です。  一身独立して一国独立する。  私たち自身が、誰かに寄りかかる心を捨て、それぞれの持ち場で、みずから運命を切り開こうという意思を持たない限り、私たちの未来は開けません。  日...全文を見る
02月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○安倍内閣総理大臣 昨日、衛藤外交・経済連携調査会会長から、御熱心に御議論をいただいた上の決議を会長が持ってこられまして、それをいただいたわけでございます。そして、衛藤会長ともお話をさせていただいたところでございますが、こうした御議論あるいは懸念があるということも踏まえ、判断をし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 判断の時期につきましては、米側も米側の国内の事情あるいは関係国との調整もあるわけでございまして、そうしたことも勘案をしながら、また、今までの交渉の経緯をもう一度よく精査していく上において国内への影響も勘案して、そんなに先の話ではございませんが、なるべく早い段階...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、交渉に参加するかしないか、それは私が最終的に判断をさせていただきたいと思います。  その際、例えば参加をするという場合は、私は、どういう判断によって参加をする判断に至ったかということはきちっと説明させていただきたいと思います。また、参加しないという選択...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の首脳会談は、自由民主党が政権に復帰をして、そして私が総理になって初めての首脳会談でございますから、我々がどういう基本的な外交戦略を持っているかどうか、安全保障に対してどういう認識を持っているかどうかということをしっかりとオバマ大統領に説明しておいた方がい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日中関係を戦略的互恵関係にしていくということで、六年前、一致をしたわけでありますが、戦略的互恵関係というのは、一つのことで事態が悪化をしたり、あるいは両国関係に懸案が生じたとしても、これは全ての扉を閉じるべきではなくて、一つの問題、課題についてはお互いが議論し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま佐藤委員が、TPPに参加するかしないかについて、TPPの意義、意味について、あるいはまた、その際留意する点について大変わかりやすく整理をしていただいた、このように思います。  今佐藤委員が指摘されたように、まずは、このTPPについては、アジア太平洋地...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 前政権においては役所ごとに影響についての試算が発表されましたが、これが非常に数字の違うまちまちな発表だったものでありますから、国民の間でも大変混乱が生じたわけでございます。こうした反省を我々は踏まえまして、今度は、試算については官房長官のもとで政府として統一的...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 普天間基地については、これを固定化させてはならないわけであります。そして、この早期移設を進めていく上において、その方向性について、今まで沖縄県側と政府との信頼関係がなくなってしまった、この失われた信頼関係をまず再構築することから始めなければならない、このように...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 オバマ大統領との間では、北朝鮮の核実験について、その対応についてお話をさせていただきました。  米国側も、その前のミサイル発射によって、このミサイルが米国本土を射程に入れている、さらに小型化が進んでいるかもしれないという事態を深刻に受けとめているわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島においては、地震と津波だけではなくて、福島第一原発の事故がございました。そこで、何がおくれているかといえば、基本的には、被災された方々がもとの生活に戻ること、それがおくれているわけであります。  そこで、何が原因かといえば、例えば除染の問題であります。そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 除染について言えば、これは復興庁というよりも環境省の所管であったわけでございます。しかし、これは環境省と復興庁にまたがっていたのでありますが、なかなか環境省だけでは手に余ることもあったわけでございまして、我々は、むしろそれは復興庁によって、除染についても権限を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 その議論については我々も最初から問題意識を持っていて、そして当然、それについては我々は議論を進めています。  今、担当大臣を呼んでいただいていないので、つまびらかに進捗状況は説明できませんが、これはまさに、担当の大臣も現地に入って、今の問題点は、もちろん我々...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 総裁になってからですか。(玄葉委員「なるまで」と呼ぶ)総裁になるまで、今それは急に質問されましたから、わかりませんけれども、三回ぐらいだったと思います。  それと、先ほどの質問でありますが、しかし、やはり今玄葉さんも認められたように、民主党政権では、やはりや...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国益とは、まさにこれは国の利益であり、国民の利益であると思います。
○安倍内閣総理大臣 国益というのは、いわば、場合によっては、それぞれの方、仕事についている方々によって見え方が違うかもしれません。私は内閣総理大臣でありますから、国民全体、国の、現在だけではなくて将来も見据えた中において、国の利益を考えていかなければならないわけであります。  ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この判断は、交渉参加するかどうか、これは国民の生活に大きな影響が出るわけでございますから、そこは、まず、私の責任は極めて重い中にあって、今の日本の置かれている状況、そして未来に向けて何をすべきかということも考えながら、影響等も勘案して、最終的に私が判断をしてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、玄葉大臣は当たり前のこととかおっしゃったけれども、それだったら民主党政権時代に文書にすればよかったじゃないですか。外交交渉において……(玄葉委員「幾らでもできた」と呼ぶ)幾らでもできたと言っても、できなかったじゃないですか。では、何で首脳会談のときにつくら...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは別に第三パラグラフが押し込まれたわけでは全然ないわけでありまして、それについては、ずっと交渉していく中において、それは当然どういう結果が出せるかということになってくるわけでございます。  そもそも、この会談において、我々は、我々の公約である、聖域なき関...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この聖域ということについて言えば、これは我々の公約でありますが、つまり、ここは譲れないというものがそれぞれの国にあるわけでありまして、そうしたそれぞれの国の事情においてそこは譲れませんねということについて、これが全く、しかしそれは認められませんよということには...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまさにいろいろな対応があるんだろう、このように思います。つまり、これは全てが関税撤廃の対象になるということではない、こういうことであります。
○安倍内閣総理大臣 まだ交渉参加するかどうかを決めていない中において、今そうしたことについて私が答弁するのは適切ではない、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 我々は、この中に農産品ということでセンシティビティーがあるということを既に先方に認めさせているわけであります。そして、まだ、これは参加するかしないかということを申し上げているわけではございませんから、実際に何を除外にするということについて今ここで申し上げるのは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまさにアジア太平洋である。アジアだけではなくて、米国、カナダ、特に米国が参加をし、アジアの国々が自由貿易圏をつくっていくということが極めて重要なポイントなんだろう、このように思います。伸びていくアジアとまた米国大陸とをつないでいくということもありますし、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、山口委員が御指摘をされたような、まさに創造的な外交を展開していく、あるいは経済連携の枠組みを考えていくということは重要なポイントだろうと思いますし、戦略性が満ちているお考えだったと思います。  まさに、そういう意味においては、基軸となるのはあくまでも、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が、うそをついたと言われてもしようがない、これは聞き捨てならないわけでありまして、自民党においては相当の議論をしました。自民党の中でも、賛成派もいれば反対派もいます。そこで、自民党は、お互いに合意できるのは何かということを探っていくという知恵があるわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさにTPPについては、交渉に参加するという判断をして、そして交渉を妥結させる。これは、国益を求めてそういう方向に進んでいくわけであります。ですから、あくまでも国益を守るために、あるいは国益を増進するために交渉を行っていく、それに私は尽きるだろうと思います。
○安倍内閣総理大臣 まだ交渉参加を決めていないわけでありまして、その交渉にもし参加するということになれば、そこからまさに交渉が始まっていくということになるんだろうと思います。  いずれにせよ、我々の約束というのは、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、交渉には参加をしないという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 予備的な交渉というのは今やっていますよ。しかし、その中で共同声明を出しました。まさにこの共同声明が全てであって、この共同声明によって、我々は、交渉参加において聖域なき関税撤廃を前提条件とはしていないということについては確信が持てた、こう申し上げているのであって...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 六年前、私が総理大臣のときに、胡錦濤主席そして温家宝首相と会談を行い、戦略的互恵関係で一致をしたわけであります。  戦略的互恵関係とは、まさに両国が友好な関係を維持していくことが両国の国益に資するという認識を持つことでありまして、時には一つの問題において両国...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 山口代表が訪中された際に、私の親書も託させていただいているわけでございます。  そこで、山口委員も外務省におられたから御承知だとは思いますが、外交において、いわば、首脳会談をやる、あるいはハイレベルの交流をするというのは、両国の国益であって、我が国だけの国益...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 このTPPについて言えば、今、前原委員が指摘をされましたように、さまざまな影響が日本の社会にはあるわけでありまして、これを総合的に勘案して私は判断をしたいと思います。  確かにそれはダメージをこうむる分野もありますし、プラスになる分野もあります。今ここにおい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、経産大臣から答弁をさせていただきましたように、前原委員も御承知のように、そうした交渉はずっと今まで予備的に交渉として続いてきております。そして今も継続中であるということでございまして、我々としては、全体を見ながら国益を守るための交渉をしていきたい、このよう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この交渉においては、もう既に二年が経過をしてきてしまっております。我が党が政権に復帰したのは二カ月前でありますから、そして、二カ月間でこの首脳会談まで交渉をして、共同声明を出すに至ったわけでございます。  一方、先ほど来、民主党の委員の方たちも指摘をしておら...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日米同盟というのは日米の安保条約に基づく同盟であって、その中で、委員御承知のように、大切なのは五条であって、日本がもし海外の国から攻められた場合は、米国は日本と共同対処する。共同対処するというのは、事実上、これは日本のためにアメリカの若い兵士が命をかけるという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 武器輸出三原則について、野田政権時代に官房長官の談話を出された。あれは、私は、極めて有意義というか、ある意味歴史的に重要であった、このように思います。  その観点から、つまり、我が国を防衛するためにはF35が絶対的に必要であります。この世代の戦闘機を持たなけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は民主党政権の成果を意地になって認めないというふうに言われておりますが、ただ、先ほど申し上げましたように、防衛大綱においても、私は、新しい防衛大綱だった、このように思いますし、率直に言って評価をしております。しかし、今回なぜ防衛大綱を変えようかということは、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この会談の結果を受けて、アメリカ側はアメリカ国内において調整をしてまいりますし、既に参加を表明している国々との交渉もあるんだろうと思います。  私は、聖域なき関税撤廃ではないということを確認いたしましたので、持ち帰りまして党に対して説明をしていくという責任も...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当時、ウルグアイ・ラウンドに参加するかしないか、平成五年、私と山田さんは当選同期で、私は野党で、山田さんが与党という立場だったと思います。当時、我々は、自由民主党は反対の立場であったわけでございます。しかし、この予算については、基本的にこれは、確かに圃場整備等...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 なかなかこの意図を推測するのは難しいところがあるわけでございますが、尖閣について言えば、これは一九七一年まで全く中国は主張していなかった。しかし、国連において尖閣の海域には相当大きな資源があるという発表がなされた後、中国は、自分の領土である、こう主張し始めたわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま山田委員から、必要な問題点、我々が検討しなければいけない必要な問題点について御指摘をいただいたと思います。  尖閣の対応においても、防衛省とそして海上保安庁がしっかりと共同して対応できるように、あるいは、共同して対応できるようなマニュアル、既にさまざ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、権利があって行使できない、そんな権利なんかあるのかという御質問でございましたが、維新の会の西村眞悟議員は、財産は持っていてもそれを処分する能力に欠けている場合、いわゆる禁治産者と言われている場合は、それは、財産に対して権利は持っているけれども、処分する...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、安倍内閣において、一%という枠は存在をしておりません。  そもそも、三木内閣において一%という枠がつくられたわけでありますが、これは私は不適切であったと思いますね。  つまり、防衛費というのは自分の国の事情だけで決められることではなくて、防衛環境...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、委員の質問を聞いておりまして、確かに、国民の皆さんにとって非常に注目度の高い人事、極めて重要な人事においては、そうした、山田さんが言われたような、御本人がさまざまな質問に対して答えていきながら能力を示し、考え方を示していくという考え方も、一つの考え方として...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般、訪米した際に、アーリントン墓地に参拝をいたしました。それはつまり、アメリカのために戦い、命を失った兵士たちに敬意を表するためであり、これは国際的な儀礼として、首脳間の訪問の際に行われることでございます。  訪米の際に、CSISというところで講演をしたの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、金融緩和の手段としてさまざまな選択肢があり、その一つは例えば外債の購入だろうということを申し上げたわけであり、一方、麻生財務大臣は、現在の段階でそれは考えていないという非常に慎重な答弁をされたということであります。  私は選択肢の一つとして明示をし、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、桜内議員がおっしゃったように、まさに三本の矢は折れない、これが本来の語源、毛利元就公の語源でありますが、それが大切であるというのも、私も同じ認識であります。  この二%の物価安定目標の達成については、日本銀行が責任を持ってできるだけ早期に実現することを我...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政策的な手段においては、これは日銀が独自に判断をすることでございますから、私がとやかく言うつもりはございませんが、ただ、今回、日本銀行と共同声明を出して、二%という物価安定目標を設けました。これは、政府としては、二%達成、できるだけ早い時期に日本銀行にやっても...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 美しい国については、いわば、日本人にとって、チャンスがあり、生きがいがあり、そして優しさと可能性に満ちあふれた、そういう自律の精神のある日本ということでございます。そして、さらに、多くの国々から尊敬される国にしていきたい、このように思っております。  その中...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自由民主党として国民に対してお約束をしたのは、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、交渉参加には反対する、これがまさに公約であります。そして、それプラスJ—ファイル。J—ファイルは、正確に言いますとこれは公約ではなくて、そこにさまざまな目指すべき政策が書いてあ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この共同声明は三つのパラグラフになっておりますから、三つ全体で考えなければならない、こういうことであります。  その中で、いわば、我々は、聖域なき関税撤廃はだめですよ、こういうことでありますが、この第二パラグラフにおいて、一定の農産品、米国には一定の工業製品...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 たしか、あのときは、米側が発表して、そして日本側が否定するという大変な迷走になってしまったわけですが、今回はそういうことがないように、しっかりと文章でそれを定めたわけであります。文書に書いたことはアメリカ側も日本側も同意したことである、それは当然のことでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは当然、交渉していくわけですから、交渉のテーブルの上にはのりますけれども、それをおろすこともできる、交渉においてですね。おろすことができないんだということになればこれはだめですけれども、それはおろすことができるということは、これではっきりしたということでは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは要するに交渉力があるかないかということにもつながってくるわけでありますが、いわば交渉において我々は国益をしっかりと守ることができるかどうか、つまり、交渉に参加したら、その交渉すら基本的にできるかどうかということでもあります。  そして、センシティビティ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 柿沢委員も、野党としていろいろとこの共同声明に対してけちをつけたいんでしょうけれども、今までもやはり、交渉においてこうした文書にするかしないか、これは大きかったんですよね。  今、例として挙げられたように、アメリカが出したら、それは、野田総理あるいは当時の民...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 よろしいですか。  つまり、そこで、我々はしっかりと公約を果たしているということを明確にするということを、この文書化することによって果たしたわけであります。
○安倍内閣総理大臣 いわば、全ての品目についてテーブルにはのせるわけでありまして、それを交渉によっておろせないということではないというふうに認識をしております。
○安倍内閣総理大臣 そのことは、今委員がおっしゃったことは、ここには明示的には書いていないわけでありまして、しかし、当然、交渉の中においてそういうものを求めていきたい、こう考えているかもしれない。  しかし、参加国はそれぞれのセンシティビティーを抱えているわけでありまして、多く...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 入り口で除外するという担保は、これは共同声明の中にはないわけでありますが、しかし、それを、聖域がないんだ、つまり、交渉に参加をして、交渉において、残念ながら守るべき聖域を全く守ることができないんだということではないということを確認したわけであります。  つま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今般の首脳会談においては、まずは、アジア太平洋地域の安全保障環境が大きな変化をしております、この中において両国が認識を一つにすることが大切であろう、このように考えたわけでございまして、例えば、海においては、自由な海を日米同盟によってしっかりと守っていく、そして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ちょっと申し上げさせていただきたいのは、先ほど、記者会見という、いわゆる通常の記者会見の形ではございませんでしたが、最初に執務室で政治、外交問題について首脳会談を行いまして、それから、閣議室に移って経済問題について昼食をとりながら会談をする前に、執務室において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が申し上げたのは、アジア太平洋地域の戦略的な環境が厳しさを増しているわけであります。北朝鮮のミサイル発射と核実験がありました。そして、南シナ海、東シナ海における中国の振る舞い、行動があります。こういう中において、これはいわばアジア太平洋地域の安全保障環境が厳...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 米国がアジアを重視する、これは戦略環境が変わっていますから、ある意味当然の流れなんだろうと思いますが、私はいいことだと思うんですね。オバマ大統領はハワイ生まれでありますから、ある意味、アジア太平洋の大統領と言ってもいいと思います。だからこそ、しっかりとアジア太...全文を見る
02月28日第183回国会 参議院 本会議 第8号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 強い日本、それをつくるのは、ほかの誰でもありません、私たち自身です。  「一身独立して一国独立する」  私たち自身が、誰かに寄りかかる心を捨て、それぞれの持ち場で自ら運命を切り開こうという意思を持たない限り、私たちの未来は開けません。  日本は...全文を見る
03月04日第183回国会 衆議院 本会議 第9号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大畠章宏議員の質問にお答えをいたします。  東日本大震災からの復興におけるさまざまな課題について、現地からの声も含め、どのように対応するのかとのお尋ねがありました。  現地の声に真摯に耳を傾け、復興の課題に速やかに対応することが重要と認識しており...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大畠議員から、雇用や賃金の上昇について、私の覚悟を問いたいという再質問でございます。  先ほど、その覚悟の上に私の考えを述べさせていただいているところでございますが、賃金においては、幾つかの企業において、景気をなるべく早く上昇させ、そしてデフレから...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小池百合子議員の質問にお答えをいたします。  復興に向けた決意についてお尋ねがありました。  復興は、我が内閣の最重要課題の一つであり、私は、就任以来、毎月被災地を訪問し、被災者の方々の声を直接伺ってまいりました。  解決すべき課題は地域ごとに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 藤井孝男議員の質問にお答えをいたします。  出先機関の機能を移譲する法案と道州制についてのお尋ねがありました。  出先機関の機能を移譲する法案の取り扱いについては、市町村から、大規模災害発生時の危機管理体制などについて慎重な意見が表明されており、...全文を見る
03月05日第183回国会 衆議院 本会議 第10号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井上義久議員にお答えをいたします。  平成二十五年度予算の早期成立と国民への説明についてのお尋ねがありました。  二十四年度補正予算と二十五年度予算については、いわゆる十五カ月予算として一体的に編成しましたが、デフレからの早期脱却、経済再生に向け...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 渡辺喜美議員にお答えをいたします。  消費税率の引き上げについてのお尋ねがありました。  今般の一体改革による消費税率の引き上げは、増大する社会保障の持続性と安心の確保、国の信認維持のために行うものであります。  法律で来年四月に引き上げること...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 志位和夫議員にお答えいたします。  大震災からの復興施策についてお尋ねがありました。  復興の目標は、被災者の暮らしが再建されることです。被災地や被災者に寄り添い、生活の再建を支援してまいります。  お尋ねの国民健康保険、介護保険等の窓口負担及...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 青木愛議員にお答えいたします。  保育所の待機児童対策と子供に係る施策の優先順位についてお尋ねがありました。  我が国における少子化の進展は、国民生活に深刻かつ多大な影響をもたらすものと認識しており、少子化対策は待ったなしの重要課題であると考えて...全文を見る
03月05日第183回国会 参議院 本会議 第9号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 輿石東議員から御質問をいただきました。  私が目指す国及び社会像についてのお尋ねがありました。  私が目指す美しい国とは、活力とチャンスと優しさに満ちあふれ、自立の精神を大切にする、世界に開かれた国のことであります。  長期にわたるデフレ不況に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 溝手顕正議員にお答えをいたします。  日米関係の展望と、世界の平和と安定のために我が国が果たすべき役割についてお尋ねがありました。  今回の日米首脳会談で、緊密な日米同盟の絆を確認し、同盟強化の方向性についても意見の一致を見たことを踏まえ、今後、...全文を見る
03月06日第183回国会 参議院 本会議 第10号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山口那津男議員にお答えをいたします。  総理訪米の成果と意義についてのお尋ねがありました。  今回の日米首脳会談では、オバマ大統領との間で、米軍再編等の安全保障の課題、北朝鮮などの地域情勢、TPPなどの経済の課題、テロ対策等のグローバルな課題など...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 江口克彦議員にお答えをいたします。  内閣の性格や心構えについてお尋ねがありました。  今回の安倍内閣が目指すものは、経済や教育など日本が直面する様々な危機を突破し、強い日本を取り戻すことであります。危機を突破するために必要なら、どのような改革で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 長浜博行議員にお答えをいたします。  社会保障政策に対する姿勢についてのお尋ねがありました。  年金、医療、介護、福祉などの社会保障制度は、少子高齢化の進展や社会保障費の急速な増大などの社会経済の変化への対応が迫られております。安定財源を確保しな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 有村治子議員にお答えをいたします。  復興予算流用の具体的な防止策についてのお尋ねがありました。  復興関連予算の使途につきましては、安倍内閣として初めて開催した復興推進会議において、流用等の批判を招くことがないよう、使途の厳格化を行うことを指示...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 羽田雄一郎議員にお答えをいたします。  TPPについてのお尋ねがございました。  御指摘の日中韓FTAやRCEPへの取組を含め、アジア太平洋地域、東アジア地域、欧州などとの経済連携を積極的、戦略的に進めてまいります。  さきの日米首脳会談では、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 吉川沙織議員にお答えをいたします。  安倍政権の経済政策についてお尋ねがありました。  私の内閣では、長引くデフレから脱却するため、これまでとは次元の違う大胆な政策パッケージとして、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の三...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 森ゆうこ議員にお答えをいたします。  豪雪対策についてのお尋ねがありました。  今年の冬の豪雪については、特別交付税の繰上げ交付や社会資本整備総合交付金の配分により措置するなど、自治体の除排雪に対する支援を行っているところです。先般、関係閣僚会議...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山下芳生議員にお答えします。  住宅の再建についてお尋ねがありました。  災害公営住宅の建設については、復興大臣の下に設置された住宅再建・復興まちづくりの加速化のためのタスクフォースにおいて、工程や目標を公表した上で、その実現及び加速化に全力で取...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 亀井亜紀子議員にお答えをいたします。  規制改革や郵政民営化についてのお尋ねがありました。  規制改革や郵政民営化は、国民の利便の向上、経済活性化等を目的として行われたものであり、その重要性は変わるものではないと考えております。また、昨年行われた...全文を見る
03月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○安倍内閣総理大臣 まず、きょう誕生日を迎えられました高市委員が、自由民主党初の女性の政調会長として立派に職務をこなされておられますことに対しまして、改めて敬意を表したいと思います。  自由民主党は、自由な議論のできる政党であります。そこで、自民党の政調というのは、時に非常に激...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々自由民主党は、野党時代の三年間、まさに政調において政策を鍛えて、来るべき戦いに備えてきたわけであります。  そして、政権をとったらやるべきこと、ずっと、それを込めてきたのがまさに政権公約であったわけでありますが、政権をとった今日、基本的には政府と与党は一...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍内閣には、さまざまな能力や才能を持った方々がおられます。個性の強い方もおられますし、主張の強い方もおられますが、しかし、もちろん、最終的に私が判断をすれば、全員が一丸となってその方向に向かっていく、そういう覚悟を持って安倍内閣に参画をしていただいた、このよ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍内閣におきましては、希望を前提としないということであります。つまり、現状の認識についてはしっかりと認識をしながら、そして最悪の事態に備えていかなければならない、このように考えているわけであります。  全ての面において、今、高市さんが指摘をされましたように...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに今、高市委員が指摘をされた、頑張った人が報われる社会。我々は選挙を通じて、頑張った人が報われる、流した汗が報われる真っ当な社会を取り戻す、これが自由民主党の大きなテーマであります。そのことを国民の皆様に御評価をいただいて我々は政権に戻ることができた、こう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員の御指摘のような正直者が報われない社会、これは、社会の根底、基盤を崩していくことにつながっていくと思います。  そうした考え方も踏まえまして、平成二十五年度予算では、例えば今お話のあった生活保護について、制度の公正さに対する信頼性を確保する観点から、不...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 建国記念の日については、建国をしのび、国を愛する心を養うという趣旨により設けられた国民の祝日でもあり、政府主催の式典の開催については、こうした趣旨等を踏まえて検討していきたいと思います。  今回は、なかなか時間的な制約もあり、行うことができなかったわけであり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一九五二年四月の二十八日にサンフランシスコ平和条約が発効いたしまして、七年にわたる長い占領期間を終えて、我が国は主権を完全に回復いたしました。つまり、独立を手に入れたわけでございます。  既に六十年を経ているわけでございますが、六十年を経た結果、むしろ若い方...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この主権回復の日につきましては、野田議員が長年にわたってずっとこの問題、議連をつくって進めてこられましたことに改めて敬意を表したい、こう思う次第でございます。  これはまさに、委員が御指摘をされたように、特定の思想に立脚するものではなくて、いわば、日本がかつ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、野田委員が御指摘された問題意識というのは、恐らく、多くの議員が共有していながら、なかなかそれを前に進めることができなかった問題点だろうと思います。  国民の福祉全体を考える中において、いわば国家プロジェクトとして進めなければいけない。しかし、国家という名...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま小此木議員から平成五年の話をされましたので、私も思い出していたわけでありますが、同期として当選し、小此木議員は最年少だったと記憶をしております。二十代だったんです、私と大体十歳ぐらい違って。ですから、三年、大変御苦労されたと思いますが、まだまだ、四十代...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、今、小此木議員が指摘されたことが、日本の未来にとっても、とても大切だろうと思います。  この東京という大都市だけが栄えてしまっても、これはとても、美しい日本と私は言えないと思うんですね。それぞれの地域のよさがあります。  大切なことは、金太郎あめみ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 萩生田議員にとっても、この三年三カ月は本当に大変な苦労の連続だったと思います。  私のおやじも、三回目の選挙で落選をしました、ちょうど萩生田さんと同じだと思いますが。そのときは三年八カ月ございました。私はまだ小さかったんですが、結構家の中も暗くて、本当に大変...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 尖閣諸島周辺海域において中国公船による領海侵入が繰り返されている等、我が国を取り巻く情勢は厳しさを増しています。  このため、海上保安庁において、大型巡視船の新規建造や海上保安官の大幅な増員などにより専従の警備体制を確立し、その体制を強化するとともに、自衛隊...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、萩生田議員が指摘をされた点は、重要な御指摘かと思います。  我々は待機児童のゼロを目指しておりますし、そしてまた、就労形態が随分変わってきておりますから、それに対応した、子育てをしやすい体制をつくっていくことは当然でございますが、一方、今、萩生田さんがお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年、自民党と民主党とそして公明党で、税と社会保障に関する一体改革については、この三党で合意をして進めていくということが決まりました。当時の谷垣総裁は、野党の立場にあってそういう決断をするというのはなかなか難しいんですが、まさに御党とともに、野党ではありながら...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税を引き上げていく際には、まさに委員の御指摘のように、逆進性について配慮していく必要もあります。低所得者の方々に対してどのような配慮がなされるべきかということは、我が党の中でもさまざまな議論がございました。  そこで、その中で、御党の主張もございまして、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 斉藤委員が御指摘のポイントというのは、今私も伺っていて、そのとおりだなというふうに思いました。  国民の皆様に消費税とは何かということもよく理解をしていただく上において、軽減税率というのは、軽減税率ではそれぞれの品目を考えていくわけでありますから、それぞれの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに委員が御指摘になったように、安倍内閣としては、自立自助を基本に、そして共助、公助、社会の助け合いもしっかりと構築をしていく中においてすばらしい社会をつくっていきたいと思うわけであります。  頑張った人が報われる社会ではありますが、しかし、人は不幸にして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 TPPでございますが、基本的に、自由貿易の推進は、我が国にとって自由な貿易環境ができていくわけでありますから、日本にとっては国益だろう、このように思いますし、また、自由な貿易環境をつくっていくことが我が国の対外通商政策の基本なんだろう、このように思います。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま財務大臣が答弁いたしましたように、まさに全国の中小零細、小規模事業者の皆さんが頑張ってもらえる、そういう状況をつくっていくことこそが日本の経済の再生につながっていきます。  どうしてもそういう皆さんに景気の回復が伝わっていくのは時間がかかりますから、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この地球温暖化、気候変動については、地球全体において取り組んでいかなければいけない課題でありますし、今を生きる私たちが、子孫に美しい地球を残していかなければいけないという責任を果たしていくという意味においても、しっかりと取り組んでいかなければいけない、このよう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この公共事業費がふえているのは、今般の本予算そしてまた補正予算の中に組み込んでおりますように、防災・減災対策、国民の安全と安心を守るための予算、しっかりとそれを入れ込んでいるわけでございますし、また、さらに我々は、被災地の復興のために、十九兆円という枠を取り払...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は補正予算を組んだ、これはまさに、安倍政権が掲げる経済政策、三本の矢のうちの二本目の矢であります。  大胆な金融政策と機動的な財政政策と、そしてさらに成長戦略によって、長引くデフレから脱却をしなければいけない。つまり、ずっと十五年近くデフレが続いてきてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 建設国債については、これは足が長くなっているわけですね。では、なぜ足が長くなっているかといえば、耐用年数の関係等、例えば、さまざまな道路なり、そういういわば公共投資を行うことによって、その利益は、私たちだけではなくて次の世代も、利用することによって享受できるん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そういう問題があったのは、やはりそういう問題が起こる原因があったんですね。なぜそういうものが足りなくなったのか。先ほど答弁で太田大臣も答えたように、セメントをつくる上においては、九十分の圏内にそういうセメントをつくる施設がなければならない。それがなかなかつくり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、海江田委員が御指摘になった点というのは問題点であることは事実でありますし、我々、補正予算、大きな予算を組みましたから、そういうことがあってはならない、我々もそういう問題意識を持っておりました。  ですから、そういう問題意識の中において、私も、復興大臣...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 既に自由民主党は選挙に当たって我々の政策としてお話をしている、国民の皆様にも説明をしてきているところでございますが、今まさに規制委員会において厳格な基準を定めているわけでありまして、これにのっとって、規制委員会が安全と認めるものについては再稼働をしていくことに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、置くか置かないかということについて言えば、やはりこれは結果が出るか出ないかということなんだろうと思います。  姿勢を示すということも必要ですよ。しかし、結果が出るか出ないかということからいえば、廃炉に向けては、まさに東電を所管しているのは経済産業省です...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本はアメリカではありませんし、私はオバマ大統領ではありませんから、違って当然なんですが、なぜ違うかといえば、考え方としては、今海江田委員が述べたお考えと、私は全く同じであります。  しかし、アメリカは、いわば、そういうことを大統領が率先して述べなければいけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つけ加えさせていただきますと、では、日本では中間層が本当にそんなに薄くなってしまったかといえば、私はそんなことはないと思いますよ、基本的にね。  そして同時に、そもそも、日本の国柄として、そうした中間層が圧倒的に分厚くなった方がいいと、これは大体みんな思って...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、長い間ずっと続いてきたデフレ、と同時に、行き過ぎた円高というのもあったんですよ。それを変えていく。まさに今変わりつつあるじゃないですか。変わりつつあるんですよ。それは、一つはやはり金融政策なんですね。  ですから、そこは、日本銀行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、株価の水準についても、為替の水準についても、一回もお話をしたことはありません。  要は、金融政策あるいは財政政策においてどういう変化が出てくるかということにおいては、大胆な金融政策を進めていくことによって、まずは為替とそして株価に変化が出てきますよ。そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 税制については、海江田委員を初め、民主党の皆様から建設的な御提案をいただければ、我々も前向きに、前向きには当たり前なんですが、いいものはどんどん取り入れていきたい、このように考えておりますので、よろしくお願いします。
○安倍内閣総理大臣 今、細野委員は随分大きな声で居丈高におっしゃっていたんですが、私が総裁に就任をしたのは九月の二十六日でございます。そして、余り時間をかけずに、実は、この特例公債法案については基本的に協力をしていくということはお示しをしております。しかし、そういう過去のことを言...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはおっしゃるとおり、反省すべき点は、我々も、野党時代のことも含めて、反省しなければいけないと思います。その中において、皆さんと建設的な関係をつくっていければいいという姿勢でいきたいと思っております。  事実、税と社会保障の一体改革においては、自公民の三党...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、お互いに政権について、政権を担うことの重たさを細野さんも経験したと思いますよ。その上でのお言葉だとは思いますが、我々も、いわばあの過酷事故を経験して、自由民主党が安全神話に寄りかかり過ぎていたということについては、深刻に反省をしております。  その上...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、逃げないでくださいという言いぶりは極めて失礼だと思いますよ。  まず、〇増五減については、我が党はかなり早く出していましたよ。これをもっと早くやっていれば、区割りも終わっているんですよ。ああいう判決にはなっていない。それをやらなかったのは、当時多数を持...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 またまた随分居丈高におっしゃっていますが、私は、何回言われても、行政府の長ですから、この問題については国会で議論することなんですね。  基本的に、あの党首討論でも申し上げたわけでありますが、本来、小さな党も入れてちゃんと審議をしていくべきでありますが、しかし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 〇増五減については、もう法律が通っているわけですから、セットも何も、この法律は通っているわけですね。その上において、今、区割り審において、区割りについて協議をしているわけですね。そして、そこで成案を得たら、それは当然、別途法律が必要ですから、この区割りについて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いや、これは私が約束したわけではありませんから、それは幹事長がそこで努力をしていくということを約束したんだろう、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 申しわけないんですが、私もそこの場にいたわけではありませんから、つまびらかなやりとりは私も承知をしておりませんが、いずれにせよ、私が野田さんと約束をしたのは、今国会において成案を得るように努力をしていくということを私は野田さんに約束をしたわけであります。  ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども、細野大臣は原発の担当大臣でありましたね、御自身のことも反省されながら、しかし、その前の政権のことにも言及をされた。そのときがあったから自分はあんなに苦労されたということですね。  消えた年金問題については、私のときに発生したんじゃないんです。私のと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の岡田委員の御質問は、いわばこちらの態勢の詳細にかかわることでありますから、前政権のこととはいえ、今ここでつまびらかにすることは控えさせていただきたいと思います。  しかし、安倍政権ができたときに、それまでの対応を全体的に見直した結果、中国に対して過度な配...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、総理になって、まさに事務方から態勢について聞いた結果、今、個々のことについてはあえて申し上げませんよ、それは。これは、いわばこちらの手のうちを明かすことになりますから、過去のこととはいえ申し上げませんが、私は事務方から態勢について聞きました。防衛省と海上...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、実際、私が確信しているからこの場で述べているんですよ。しかし、それは、今、あえて個々のことについては、手のうちにかかわることですから申し上げませんよ。  ただ、これは別に民主党を非難するためだけに申し上げているのではありません。いわば対応については、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、感情的ではなくて、申しわけないんですが、事実を、ファクトを述べているわけであります。  個別について申し上げることはできますよ。しかし、それは、いわば中国に対して、かつての政権がやっていたこととはいえ、これは手のうちを明かすことになりますから、あえて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、民主党政権の三年において、普天間の移設問題について、最低でも県外、こう言ったわけですね。そして、その間において、大統領に対して、トラスト・ミー、こう言ったわけですよ。でも、結局それは実行できなかったじゃありませんか。これはかなり私は致命的なことであった...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、アメリカの国務長官が辞任会見において、日米関係は大変なことになった、そんな発言をしたら、これは大変なことになるというのは誰が考えてもわかることでありますから、当然、外交の責任者としては、責任ある立場で発言をされるんだろう、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 日米間においては、むしろ、例えば事務方、それを担ってきた国務省、外務省、ありますよ。そして例えば、アメリカの国防省と日本の防衛省、あるいはアメリカの三軍と日本の自衛隊、ここにおいて私は必死に頑張ってきたんだと思いますよ。それは、政治がなかなかちゃんとやっていな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、まだその案について見ておりませんので、論評する立場にはございません。  いずれにせよ、当時の野田総理大臣と党首討論において、定数削減についてこの国会において成案を得るように努力をしていくということをお約束しておりますので、そのような方向において迅速に進...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まずは、この違憲状態を一日も早く脱しなければいけないわけでありまして、この〇増五減については、既に法律が通っておりますので、区割り審において審議を進めていただいて、成案を得たら我々は直ちに提出をしたいと思っております。  同時に、新たな、削減に含めて選挙制度...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 選挙制度については、これはまさに国会で議論をしていただくことでございますから、まさに各党各会派において審議を進めてもらいたい、このように思っております。つまり、選挙の仕組みでございますから、私は行政府の長でありますから、これについてコメントをするのは差し控えさ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この税と社会保障制度の一体改革において、社会保障というのは、いわば生きていく上においてお互いが助け合っていく、自助自立を基本として、共助そして公助によって社会を成り立たせていくということであります。いわば、生活を営んでいく上においても、人生においても、つまり、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 年金制度については、先ほど答弁をさせていただきましたように、既に累次の改革が行われて、改正も行われてきたわけでありますが、既に持続的に運営していくことのできる仕組みになっているというふうに我々は認識をしております。  このことについては、社会保障・税一体改革...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは岡田委員がそうおっしゃっているのであって、それは違うということは岡田委員も御承知のとおりだと思いますよ。つまり、社会保障費のために、介護、年金、医療、そして子育てのために消費税増税分は充てるということになっているわけであります。  今回、公共事業、公共...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、まだ消費税は引き上げていないんですから。引き上げたと同時にそういういわば公共投資をぐんとふやしたんだったら別ですよ。そうではない段階で、笹子トンネルの事故もありましたね、ああいうことが二度と起こってはいけませんよ。ですから、老朽化した施設はしっかりと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 藤井議員からは、いわば立法の必要性があるかないかについて質問をいただいたわけでございまして、政府としては、今後、経済財政諮問会議において、財政健全化と経済再生の双方を実現する道筋について検討を進め、年央の骨太方針の取りまとめに向けた検討状況も踏まえつつ、財政健...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、こちらが例示として挙げたというよりも、質問者が例として挙げたものですから、それも含めて考えていく、そういう答弁をしたところであります。
○安倍内閣総理大臣 これは、どの責任が誰にあるかということをはっきりしておく必要があると思うんですね。  そこで、二%のインフレターゲットを設けたからには、これはしかし、ターゲットを設けたのに、全部あなたの責任ではありませんよ、こっちにも責任がありますよと言ったら、それは責任が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどから申し上げておりますように、私がここで答弁したように、デフレというのは貨幣現象ですから、まずは日本銀行がしっかりと大胆な金融緩和を行って、二%という物価安定目標を設けたんですから、この物価安定目標に向かって、ちゃんとしっかりと金融政策を展開してください...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、あの過酷事故を起こして、こうした事故は二度と起こしてはならない、そう強く決意をした。これは皆さんと同じでございますが、我々自由民主党も、安全神話の中にいわば寄っていたということを深刻に反省しているわけでございます。  その中で、この事故の原因をきっち...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回、安倍政権また日本銀行との共同声明において、デフレ脱却に向けて、二%の物価安定目標の実現を目指して、日本銀行が責任を持って大胆な金融政策を進めることを強く期待しておりますが、他方、仮に、財政の持続可能性への信頼が失われるなどの理由により国債価格が下落をし、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 出先機関の廃止については、私も、出先機関というのはない方が基本的にいいのかな、こう思っていたんです。しかし、これは県と市町村で大分感じが違いまして、市町村、例えば福島県の相馬市長から、大きな災害等の危機管理の対応ということに鑑みれば、これは出先機関がちゃんとあ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、オバマ大統領との間で、これは会談においても、そしてまた共同声明においても、聖域なき関税撤廃を前提としていないという確信を私はしたところであります。  そして、まず議会についてでありますが、米国議会については一義的に米国政府が対処するものと理解をしており...全文を見る
03月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○安倍内閣総理大臣 安保理決議につきましては、中国は常任理事国で、拒否権もあります。重要な立場でありますし、韓国は現在、非常任理事国で、安保理のメンバーでもございます。そういう中におきまして、我々は連携をとりながらこの採択に向けて協力をし合ってきたわけでございます。  この問題...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 どこの国とどういう問題になるかということを総理大臣の私が述べることが外交問題につながってまいりますので、それは答弁は控えさせていただきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 私は、この予算委員会で、平成二十五年度の予算を審議するこの場で、長々とこの問題について辻元委員が質問されている意味がよくわからないんですが、根本的にね。  そして、一番最初に、私がここに立ったから、最初に憲法九十六条についての私の発言について意見を述べられた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは国会で決める話ですよということを言った上で、しかし、自民党総裁として、この問題はできる限り進めていただきたいし、約束している問題だというふうに答えました。  その中において、九十六条について私が言ったのが言い過ぎだというお話があったんですが、しかし、私...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、事実関係において間違いを述べられたので、ちょうどいい機会ですから、ここではっきり述べさせていただきたいと思いますが、ブッシュ大統領との間の日米首脳会談においては、この問題は全く出ておりません。  ブッシュ大統領が答えられたのは、その前に私が既に述べている...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、外交を預かる立場として外務大臣から答弁をさせていただきました。  松野委員も官房副長官をやっておられたからよく御承知だとは思いますが、このTPP交渉については、まだ我々参加をしていないものでありますから、なかなか参加国同士のやりとりについては情報収集が難...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、松浪健太議員から、大変建設的な御指摘をいただいたと思います。さすが維新の松浪、こういう認識をさせていただいたところでございます。  そこで、国会については国会の皆様に決めていただきたい、このように思うわけでございますし、当然、やはり国会の審議は極めて重要...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私の考えとしては、地方の元気なくして日本の元気はないという考えであります。  道州制の導入は、地域経済の活性化や行政の効率化などを目指して、国のあり方を、今委員がおっしゃったように根底から見直す大きな改革である、このように思います。私の地元も、山口県でありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大変力強い御提案をいただいたと思っておりますし、もともと委員が、我が党においてこの議論を進めてこられた、重要な、いわば政策の推進者であったというふうに了解をしておりますし、ですから、我が党の中で、誰が積極的で誰が慎重だということも十分に御承知のとおりだろう、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 出先機関につきましては、出先機関の機能を移譲する法案に対して、市町村から大規模災害発生時の危機管理体制などに関する慎重な意見が表明されているのは、委員も御承知のとおりだろうと思いますし、私自身も直接そういう声を伺っております。  この法の取り扱いについては、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、基本的には松田委員と認識は同じだと思いますが、自由な貿易環境が日本にとってプラスであるということは、この委員会で再三申し上げてきているところでございます。  これから世界において、広域な地域において経済の連携協定がどんどん生まれていくという状況になっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 交渉力というものは極めて重要だろうと思います。  ただいま委員が御指摘になられた、かつて、ある総理大臣が、日本を開国すると言った。この認識は極めて間違っているんですが、これは交渉力も失わせてしまうんですね。開国していないんだったら、あなた、開国しろよ、こうい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 決して甘い目標を設定しているということではなくて、我々は、まずデフレから脱却をしていこう、そして経済を成長させていこうということを大きな目標としたわけでありまして、何もしなくてもデフレから脱却をできる、何もしなくても経済が成長していくという甘い目標は立てていな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、松田委員の御指摘になった長期金利と名目成長率の関係についての議論は、小泉政権において、ちょうど私が官房長官の時代に、経済財政諮問会議において結構これは延々と続いた議論でありまして、竹中・吉川論争ということになったわけであります。その際、マンキューの理論の解...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 中山先生も、三年三カ月、臥薪嘗胆の思いで来られたんだろう、このように思います。  私も、六年前に、病のためとはいえ、総理の座を突然辞することになり、国民の皆様に大きな御迷惑をおかけいたしました。  今の状況、やっと経済に明るい兆しが見えてきたところではあり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回、我々も、やはり空洞化は何とか食いとめなければならない、こう思っております。  その中で、例えば、一時は円高でございましたから、円高・エネルギー制約対策のための先端設備投資促進事業というのを二千億円、補正予算で組んだわけでございます。また、設備投資促進税...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいままさに中山成彬先生が御指摘された点が、私は極めて重要な点だと思っております。  日本は、古来より、朝早く起きて田に出て、汗を流して稲をつくって、そしてみんなで協力をして水を分かち合い、秋になれば五穀豊穣をみんなでともに祈ったわけであります。今も新嘗祭...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この制裁決議につきましては、憲章の七章を引くものでございまして、強制性と、厳しい経済制裁について各国が責任を持って実行していくというものでございまして、中身につきましても、日本が米国あるいは韓国とともに協調しながら求めてきたものは大体入れ込むことができた、この...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回は、安保理の常任理事国である中国とそして米国が最終的には詰めていくわけでございますが、今までは、どちらかといえば、中国は非常に慎重な立場を維持してきました。  今回は、米国も、あのミサイル発射はアメリカを射程に入れたものである、今までと全く違う、米国に対...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、江田委員が御指摘になった北朝鮮の反応に対応いたしまして、政府、官邸におきまして、危機管理監のもとに、対応する体制を組んだところでございます。  韓国、米国と情報の連絡、連携を密にしながらしっかりと対応していく、当然、国民の生命と財産はしっかりと守っていく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今までの交渉の経緯、経過、また現在進行中の交渉もございます。それとともに、国内への影響もございますし、また党内のさまざまな心配する意見もあります。そうしたもの、あるいはまた米国側の国内の調整、あとまた他の、既に参加をしている国々との米国の調整もございまして、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、江田委員が御指摘になった三、五、九、当然、交渉担当者も我々も頭の中に入れているわけでございまして、まだ参加いかんは決めておりませんが、もし参加ということになれば、参加するからには我々の意見が通る、そういう体制また状況をつくっていきたいと考えております。
○安倍内閣総理大臣 いずれにせよ、我々、もし参加ということになれば、しっかりと国益を守る、また交渉力を持って、得るべきものは得る、そして守るべきものは守っていきたい、このように決意をしております。
○安倍内閣総理大臣 今回の共同声明においては、まさに今、江田議員が御指摘をされましたTPPが持っている意義、意味について、高い水準の協定を達成していくこととなることを確認するということが最初の段落に入っております。  その中で、やはり日本としても守らなければいけないものがありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま江田議員からさまざまな御指摘、御教示もいただきました。そうしたものも勘案をしながら、最終的には、国益を守る、また、守るだけではなくてそれを増進させるという意味においても、最終的に最善の道を決断していきたい、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 この三分野については、まずは三分野に絞っていこうということではありますが、基本的に、今、甘利大臣が答弁をさせていただいたように、産業競争力会議においてもさまざまな議論がなされていきます。必要なものはどんどん規制改革会議に投げて、そこで結果を出していこう、こうい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 第一次安倍政権におきましても、当時の松岡農林水産大臣のリーダーシップで、農産品の輸出を進めるという中において、先ほど江田委員も例として挙げられましたが、中国に米を輸出いたしました、難しい交渉だったんですが。しかし、最高級品に限れということでございましたので、魚...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、江田委員からさまざまな御指摘をいただいて、規制改革会議で議論をする話題にふさわしいというお話でございました。  いずれにせよ、先般、産業競争力会議において、農業を中心に議論をいたしました。今御指摘の観点も含めて、甘利大臣のもとで行っているこの産業競争力会...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 麻生病院を初め、今既に株式会社として存在する病院は、今、麻生大臣からお話をしたように、昭和二十三年の医療法施行前に設立をされた、私の山口県にも宇部興産病院があって人気があるんですが、基本的に会社の福利厚生を目指している病院であって、多くの病院は、事実上、そこの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 笠井委員の御指摘もございましたし、安倍政権の意思もございまして、経済三団体に申し入れを行ったわけでございます。  基本的には、もちろん、賃金等の労働条件については各企業の経営状態によるわけでありますが、いわば経営状況が向上している、収益が上がっている企業から...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的に、地方の中小零細はなかなか状況が厳しいでしょうから、それはまだ難しいんだろうな。そういうところも賃金を引き上げることができるような状況を早くつくっていきたいと思っておりますが、まずは、そういう体力があるところからはぜひやっていただきたい。  私と笠井...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 正規労働者、非正規労働者の関係等については、先ほど田村大臣から御説明をさせていただきました。  安倍内閣としては、働き方が多様化をしている中において、さまざまな雇用形態があるべきだ、こう思っているわけでありますが、当然、非正規労働者から正規に変わりたい、そう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々が呼びかけている対象としては、三団体に対して呼びかけましたが、世の中一般にお願いをしているのは、つまり、これは正規、非正規関係なく、もちろん、賃上げ、収入がふえていくことによって消費がふえていく、当然商品が売れていくわけでありますから、当然また設備投資もふ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 答弁する前に一つ加えさせていただきますと、先ほど、賃上げをするという企業の中で例として挙げましたジェイアイエヌは、これはパートを含めて千五百人の方々の賃金を上げるということを既に宣言していただいております。  そして、ここで今、聖域の意味ということであります...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 例えば、今回、日米の間で共同声明を出したところでございますが、その中で、日本には農業分野というセンシティビティーがある、ここがまさに私は聖域だろう、こう思っているわけでございまして、農業には、産業という面だけではなくて、環境や地域や文化や人々を守る、こういう機...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、参加をしないと正式に情報を得ることはできませんし、そういう情報の共有がなされないわけでありますが、今の段階においては、外務大臣が答弁をさせていただいているように、その中においても、我々は、最大限の努力をしながら情報を収集しているところでございます。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今までもずっと、既に参加国は交渉をしているわけでございますし、まだ今も交渉は継続中でございます。  そういう中においても、事前の交渉というのを、例えば日本は米国と行ってきたわけでございますし、それもまだ続いているわけでございますが、という中において、我々、と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは交渉参加ですから、交渉参加するかどうかの判断について今検討をしているわけでございます。  ですから、交渉参加をしたら、それがすぐ締結ではないわけでございまして、もし交渉参加ということになった場合は、そこで、交渉力を強化し、そして情報収集力も強化をしなが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 受けておりません。
○安倍内閣総理大臣 それは受けてまいりました。
○安倍内閣総理大臣 これは、政権につきましたのが十二月の二十六日でございますが、いつか、正式な日時は定かではありませんが、私の方から、TPPについて、事前の交渉の状況について説明をしてもらいたいということを指示いたしまして、説明を受けました。それは、就任してからそんなに時間がたっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々が今判断するのは、交渉に参加するかどうかを判断しなければならないわけでありまして、交渉に参加するかどうかということについての情報を今収集しているところでございます。  そして、もし参加をするという判断をすれば、参加をした中において、そうすれば参加国であり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 来年の消費税の税率の引き上げにつきましては、既に御説明をさせていただいていますように、年金、医療、介護、あるいは子育て、こうした社会保障費の増大に対応するために、そして日本という国の信認を確保するために引き上げることにしております。  一方、附則十八条におき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税率引き上げに当たっての低所得者対策については、税制抜本改革法において、消費税率八%段階から、給付つき税額控除と複数税率のいずれかの施策の実現までの間の暫定的、臨時的な措置として、簡素な給付措置を実施することとされております。本年二月の三党合意において、引...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 オバマ大統領との間では、首脳会談は二回、いわばパートワン、パートツーがございまして、まず、執務室におきまして、政治そして国際情勢等について会談を行いました。そして、五分ぐらいのコーヒーブレークを経て、場所を閣議室に移しまして、そこで昼食をとりながら、昼食をとり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま国際見本市について、最初に例として、日本は六十八位というお話でございました。  安倍政権としては、世界から投資を呼び込んでくる、あるいは、世界からいろいろな方々がビジネスチャンスを求めて日本にやってきて、その中において日本は日本の商品、製品を紹介する...全文を見る
03月11日第183回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○安倍内閣総理大臣 ただいま西銘議員から御指摘のありました、四月の二十八日の主権回復六十年の政府式典についてでございますが、政府としては、サンフランシスコ平和条約が発効してから昨年で六十年の節目ということになったわけでございますが、その節目を記念して、我が国による国際社会の平和と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 普天間飛行場は、沖縄県の宜野湾市の中心部に位置をしておりまして、周辺には住宅や学校などが密接していることから、その早期の移設は安倍内閣の優先かつ最重要課題の一つであります。普天間飛行場の固定化は絶対に避けなければならない、この思いは同じだと思います。私は、この...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま古屋委員が御指摘になったように、幼児期は生涯にわたる人格形成の基礎を培う極めて重要な時期であるというふうに、私も、また安倍政権としても認識をしております。この時期に質の高い幼児教育を保障することは、極めて重要でございます。  幼児教育の無償化について...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 少子化の進展は、日本の将来に対して深刻な影響を与えるわけでありまして、待機児童をゼロにしていくという意味において、この対策は待ったなしの対策であろう、このように認識をしております。  第二次安倍内閣の組閣に際しまして、待機児童の解消のため、即効性のある対策を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国の予防接種は、先進国と比べて、公的に接種するワクチンが少ない、このように指摘されています。  今委員が御指摘になったいわゆるワクチンギャップということになるわけでありますが、このワクチンギャップの解消など、予防接種の総合的な推進を図っていくために、地方...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、この再生医療の可能性に、多くの病を抱える方々あるいは障害を抱える方々から期待が寄せられています。私のところにも、何通もお手紙をいただきました、早く進めてもらいたいと。  そういう中におきまして、世界に先駆けて、再生医療を国民が受けられるよう、研究から実用...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、福島復興再生総局を中心に、まず現場主義を徹底し、被災地が抱える個別のニーズをお伺いしながら、七日に決定した早期帰還・定住プランなど、これからの工程をお示ししていくことで福島の再生を進めていきたい、こう考えております。  確かに、委員が御指摘にな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、私が出た番組において、自民党の憲法改正草案、昨年の四月の二十八日に出したものでありますが、あの四月二十八日に出した我が党の改正法案について、九条の改正について、第一項、第二項ございますが、その一項、二項についてどのように改正するのかという問いがございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一応、念のために繰り返しておきますが、国連軍という概念はありますが、実態としては、アメリカは、国連軍については、自分たちは事実上参加しないということを明確にしておりますので、その中においては、安保理の常任理事国である米国、そして米国の参加しない国連軍というのは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど委員が九条を先行というふうにおっしゃったんですが、その分野では、私は九条ということで申し上げたのではなくて、田原総一朗氏から聞かれて、我が党のいわば憲法改正草案の九条についての解説を求められましたから私は解説しただけであって、それを最初にやっていくという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 実は、今、後藤委員が指摘になった御議論は、自民党の中でも議論がされました。三分の二を、二分の一ではなくて五分の三という意見もありました。  そういう中において、しかし、今、憲法の議論について、やはり極めて低調なんですね。なぜ低調なのかといえば、これはやはり、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 甘かったという御指摘でありますが、しかし、いわゆる天下りに対して、あの法律改正は二つ意味があって、一つは、省庁の権限を背景としたあっせんによる天下りはなくしていくというものであります。ということは、それがそれまで広く行われていたわけであります。もう一つは、いわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 あっせんは禁止をしております。  ですから、安倍内閣において、かつて行われていたような、そうした省庁によるあっせんは行わないということは、はっきりと申し上げておきたいと思います。  そして、今、委員は、何か具体的な事柄を挙げて、これがおかしいじゃないかと言...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 前回答弁をさせていただきましたように、デフレについては、さまざまな原因があるものの、基本的には貨幣現象であり、その脱却のため、日本銀行が二%の物価安定目標を責任を持ってできるだけ早期に実現していただくことを期待しているということでございます。  そういう観点...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本銀行は、今までも金融緩和を何回かやっています。例えば、二〇〇〇年あるいは二〇〇六年、それぞれ判断をしているんですが、その前に行ったゼロ金利あるいは量的緩和で一定の効果を上げているんですが、残念ながら、しかしデフレから脱却することはできなかった。  と同時...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それが問題なんですよ。  だから、かつても、いわば円が百十円、百二十円になったこともあります。株価は一万八千円になったこともある。だけれども、デフレから脱却できなかった。つまり、第一次安倍政権のときには、株価は一万八千円ですよ。円は百十円を超えていた。百二十...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今まで十年間ずっとできなかったわけですよね、残念ながら。なぜできなかったかといえば、結局、例えば二〇〇〇年、先ほど例を挙げましたね。二〇〇六年もそうなんですが、少しよくなり始めたというところにおいて量的緩和をやめたんですよね。二〇〇六年においてはやめてしまった...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、前原委員は、デフレ期待をインフレ期待に変えることを気合いというような言い方をされた。でも、デフレ期待をインフレ期待に変える、これが一番大変なことなんですよ。これがなければ、残念ながら、デフレからは脱却できないんです。この期待を変えることですよ。これを変える...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 デフレ脱却について、物価安定目標をつくりました。この共同声明を出した段階から、二%に向けてできるだけ早期にということにおいて日本銀行に責任を持ってもらったということでありますから、その考えに変わりありませんし、今回の日本銀行の総裁人事においては、例えば、選挙で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 円が安くなっている。これは、例えば第一次安倍内閣でも百二十円まで安くなりましたが、貿易収支も赤ではなかった。なぜかといえば、そのときのエネルギーコストが安かったんですね。  今の問題は、原発が動いていない、よって、一年間三兆円、海外に対してエネルギー資源代を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば日本国にダメージがあることをしゃにむにやるということは、もちろんあり得ないんですね。今、いろいろ仮定を設定されておられます。我々は、そういう仮定の状況にならないように努力をしていくということに全力を傾けていきたい。  やっと今いい兆候が出てきているわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず最初に申し上げておきたいことは、前原さんも、御党も、政府として交渉に当たってこられたわけであります。個別具体的なことは申し上げませんが、交渉の際に、米国との交渉においては、その中身においては皆さんには守秘義務がかかっているはずですから。今後も我々は交渉して...全文を見る
03月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○安倍内閣総理大臣 この十数年間、ずっと日本はデフレの中に沈んでいたわけでありまして、国民の所得は五十兆円吹っ飛んでしまった中において、特に、やはり地方においては、行き過ぎた円高もあります。  朝早く起きて一生懸命頑張って、汗を流して、知恵を出して、出しても、自分のつくったもの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年の国会における党首討論において、私と当時の野田総理が合意をいたしまして、そして定数削減という方向が決まったわけであります。その中において、昨年の国会において、まず〇増五減が成立をいたしました。違憲状態をなくしていこうということでございます。現在、区割り審に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党の公約は、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、交渉参加には反対するということであります。これが公約でありますが、一方、選挙において、議員おのおのが自分の信条において自分の考えを吐露する、これは選挙でもあることでありますし、その中において、我が党の中にお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、村岡委員がおっしゃったように、農家の皆さんとしっかりと向き合っていく、これがやはり基本なんだろうと私も思っております。  我が党の候補者あるいは議員は、地区地区において小さな集会を積み重ねて当選を果たしているわけでありますが、その際、農家の方々とも膝を交...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、安倍内閣としては、車座ふるさとトークというのを、やはり東北出身の木村太郎議員、補佐官が主導して進めて、スタートしておりますが、今委員が御指摘になった点は大変重要な点なんだろうと、私もお伺いをしておりまして、そう思いました。  大きな政策判断をしたときに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 さきの衆議院選挙において投票率が下がったということは、三年三カ月、民主党政権によって政治そのものに対する信頼が失われたということなんだろうと思います。それは、我々自由民主党も含めた既成政党への不信でもあったわけでございますから、いわば既成政党以外の政党である維...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 農業は国の基であります。この農業、農家、農地をしっかりと守っていくということは、安倍政権の基本的な姿勢であります。これは、TPPいかんにかかわらず、未来に向かってその方向で進んでいかなければならないと思います。  そこで、今、村岡委員の御指摘は、それは単に農...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本医師会の皆様にも御説明を申し上げてきているところでございますが、TPPについては、これまで得られた情報においては、公的医療保険制度のあり方そのもの等についてはTPP協定交渉において議論の対象になっていないというふうに我々は承知をしております。  しかし、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 山中先生がそういう発言をされたということは知っております。  その上において、iPS細胞等を用いた再生医療の研究は、豊かな社会を切り開いていく科学技術のイノベーションである、このように私も認識をしております。  このため、千百億円程度の支援を今後十年間続け...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、国会議員は割と実年齢よりも若いという御指摘がありましたが、私もよく、直接会うと、若いですねと言われることが多いわけでございます。  そこで、長野県の方は、平均寿命もそうなんですが、一人当たりの医療費の支出においても、日本では最も少ない県であるということを...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 きょう初めてこの言葉を私も知ることとなったわけでありますが、考えて動く、そして志を持った市民、国民という意味なんだろうと思いますが、これはお世辞ではなくて、本当にいい言葉だな、こんなように思いました。こういう考え方でもって国民みんなが行動していくことはとても大...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま宮沢議員にそういう見立てをしていただいて、大変勇気づけられる思いでございました。  私がまだ中学生ぐらいのころ、私の祖父の岸信介が、人間というのは、一回刑務所に入るか、あるいは一回大病をしなければ、人間が大きくならない、こう言っていたんですね。  ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員の御指摘は、日本のある種の同一性、そして同一性を求める風土に起因するいじめもあるのではないかという御指摘なんだろうと思います。  これは、そうだとは一概には言えないんだろうと思いますが、いじめにはいろいろな要素もあると思います。いじめが行われているのは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘になった戦争調査会については、国立国会図書館の調査局が作成したレポートによれば、昭和二十年十一月に幣原内閣において設置をされて、翌年三月末から約五カ月間にわたって実質的な活動を行っていたが、しかし、対日理事会によってその存在について否定的な意見が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 例えば、戦争遂行の上において戦術、戦略はどうだったかという検証は国においてもしかしたら可能かもしれません。しかし、それに至る、いわば世界史的な動きの中において、どうして開戦に至ったかという分析においては、これは関係する国々も多いわけでございまして、政府そのもの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が例として挙げられた田の機能こそまさに農業の多面性なんだろう、このように思います。  産業という分野があります。お米をつくってお米を売る。同時に、田は水を涵養するわけでありまして、同時に、まさに地域を守っていく、そして環境保全をしていくという役割を担っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国家公務員制度改革の重要性については、国家公務員制度改革基本法が成立した当時と今の私の考え、全く変わっていないわけでございますが、行政や公務員制度のあり方については、これまでの改革の成果に加えて、国際的な大競争時代への変化を捉えて改革を進めていく必要があると考...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国民が安心できる社会を実現するためには、各地域での医師の確保を初めとする医療提供体制の整備は重要な課題である、こう考えております。  このため、もう既に厚生労働大臣からも答弁させていただいておりますが、医学部入学定員の増加、地域医療の再生等を通じた地方自治体...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 規制緩和については、安全を守るという観点からはしっかりと対応していく必要はあるんだろうと思いますが、同時に、今委員の指摘をされた患者さんの利便性等々を含めながら、やるべき規制緩和はしっかりと取り組んでいきたいと思っております。
○安倍内閣総理大臣 在日米軍は、委員御承知のとおり、日米安保条約にのっとって我が国に駐留をしているわけでございますが、第五条において、米軍は日本に対する防衛義務を負っております。そして、六条において、極東の平和と安定のために日本に駐留をしている、こういうことになっているわけでござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 在日米軍の存在は、まず第一に、我が国の国民の生命、領土、領海を守るためであります。いわば米側に対して日本防衛義務が課せられている、これが安保条約の第五条でございますが、同時に、第六条におきまして、極東の平和と安定を維持する、しかし、そのために日本の施設等を使う...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、委員の御指摘のように、日本の農家でできた農作物は極めて質が高いと言ってもいいと思うんです。よく、農業は生産性が低いと言う人がいますが、しかし、できたものは間違いなく、安全で安心できるものをつくっております。  ただ、もちろん、完全に有機、無農薬でいく場合...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 第一次安倍政権で教育基本法を変えました。あのとき、教育の目標、目的、これをきっちりと書き込んだんですね。これが古い教育基本法との大きな違いでございますが、そこに日本の文化と伝統を尊重するということをしっかりと書き込んだわけでございます。  そのことによって、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 三年数カ月前に、政権交代が行われたわけであります。あのときには、政権交代によって大きく大きく政治は変わるんだ、政治だけではなくて社会も大きく変化する、これはいい方に変化する、このようにマスコミ、メディアもはやし立てたわけであります。  しかし、現実は全くそう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 失われた信頼を回復する、これは容易なことではないんだろうと思います。だからこそ、我々自由民主党は、昨年、総選挙においても、野党だからという気安さで政策はつくりませんでした。真剣に、国民に、これだったら責任を持って実行できるというものを集めて政権公約としたところ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この三原則においては、もともと、佐藤総理時代の国会答弁の三原則があったわけであります。これは、紛争当事国あるいはそのおそれのある国々、そして共産主義圏、そして国連によって制裁、これがもともとの三原則であって、三木内閣のときの三木総理の答弁によって全部だめですよ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 集団安全保障については、これはまさに国際社会みんなで地球全体の平和や安定を守っていこう、PKO等も行われています。そしてまた、時には有志による部隊が形成されるということもあります。  その中で、日本はどういう役割を担っていくのか、お金だけ出していていいのかと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もう既に説明をしておりますが、もう一度、四月の二十八日、この式典の意義についても繰り返させていただきます。  政府としては、サンフランシスコ平和条約が発効してから六十年の節目を記念して、我が国による国際社会の平和と繁栄への責任ある貢献の意義を確認するとともに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 最終目標は、日本の景気が上昇して、そして国民の給与が上がっていく、緩やかにずっと大体上がっていくという中において力強く経済が成長していく、こういう状況をつくっていきたい、こう思っているところでございます。  先般、委員も勤めておられた日経新聞にも出ていたんで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、今の経済政策を進めていくことは、国民の収入をふやしていく、これは、これしかないという道と言ってもいいんだろうと思います。つまり、今までのようにだらだらとデフレを続けていたのでは、既に五十兆円の国民の収入が失われているわけでありますから、まず取り戻すことか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍政権においては、いわば分配だけを考えて縮小均衡していくという考え方はとりません。我々は、経済を成長させて、プラスアルファの富をつくっていく、そのことによって国民みんなの収入をふやしていくという政策をとるわけであります。  その中において、能力のある人がみ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 年金制度においては、現在の年金制度の安定性については、御党の野田総理も、質疑において、これは安定性が確保されているというふうにおっしゃっています。岡田副総理もそうであります。  そのことを前提に申し上げたいと思うわけでありますが、累次にわたる改正によって、委...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的に、生活保護は、生活を普通にしていて、しかし、不幸にして生活あるいは仕事の基盤を失う場合がありますから、あるいは病気をしたということもあるでしょうし、そのときに、しっかり文化的な生活を保障する。まさにこれは委員が御指摘になったように憲法で保障されているわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 再稼働についての質問でありますが、現在、原子力規制委員会において、東京電力福島第一原子力発電所の事故を踏まえた新しい安全基準の策定が進められています。原発の安全性は原子力規制委員会の専門的な判断に委ね、そして新しい基準を満たさない限り原発の再稼働は認めない、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに委員が御指摘になったように、原子力発電所の安全性を確保する上で、テロなどに対応することが極めて重要である、その必要性については認識をしております。  具体的な対策としては、今般の事故において、原子炉以外にも安全上重要な施設が存在することがわかったことを...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 なかなか思い切った御提案ではございますが、しかし、我が国国民がロシアの出入国手続に従うなどして北方領土に入域する行為は、北方四島に対するロシアの管轄権を前提とする行為であって、我が国の基本的な立場と相入れないわけでございます。  ここがやはり大切な点であって...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、我が党としては、この違憲状態は一日も早く解消していかなければならない、こう考えております。この違憲状態を解消するために、昨年、〇増五減、我が党の案でありますが、これを成立せしめたところでございます。同時に、来年、消費税を引き上げていく上において、国会も身...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは橋本政権によって決定したわけでございますが、自来ずっと、地元の皆様の御理解を得るべく努力を積み重ねてきたわけでございます。そして、実際問題、政権が交代する前の段階におきましてはさまざまな手続が進み始めていたところでございまして、その後、最低でも県外という...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が政府においてかかわりましたのはV字案のときでございまして、官房長官のときでございました。このときには、V字案はまさに最終的な決定として、これをもって、沖縄の皆様の御理解をいただこうという決定をしたわけでございます。  そして、その後、私は総理に就任をいた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この四月の二十八日は、まさにサンフランシスコ講和条約が発効した年であります、あのときも、この講和について反対をする人たちがいたわけでありました。いわば、当時のソビエト連邦は反対をしていたわけでございますが、日本は、その中において、まずは占領政策を終えなければ主...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、今、佐藤内閣が取り組んだことについて私は申し上げたわけでありますが、沖縄の返還なくして戦後は終わらないとの思いで、一丸となって沖縄返還のために努力をしたわけであります。  そして、それは五二年に、まさに、見捨てたということではなくて、まずは主権を回復...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本として、まず、これが経済にメリットがあるという以前に、日本という社会を誰にとってもチャンスのある社会にしていきたい、これが基本方針なんです。  女性であろうと、高齢者であろうと、障害があろうと、いろいろな価値が多様化していますが、いろいろな価値観を持つ人...全文を見る
03月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○安倍内閣総理大臣 ただいま葉梨委員の質問を伺っておりまして、葉梨委員は、恐らく現場に行って足を使って一つ一つ拾い集めた御質問なんだろうな、本当にそう思いました。まさに、一つ一つの問題意識のその向こう側に、その中において苦しんでいる人たちの姿が見えるような質問を今いただいたと思っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 発災以来、西村委員も、当時は議席を失う中での大震災でありました。その中で、国会で地域を代表して発言できない、政策を実行できない、そういうもどかしさを感じておられたんだろうな、本当にそう思うわけでございます。  まさに地域に密着して頑張ってこられた皆さんの声に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政権が発足をいたしまして、何回か現場に足を運びました。その際、現場の方から、現地の方から要望があったのは、復興がなかなか進まない、窓口に行っても、これはこっちの別の省ですよ、あるいは、わざわざ東京まで一々陳情に足を運ばなければならない、こういう声が随分ありまし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この緊急提言は、まさに一つ一つの問題について、その課題、そしてどうすればその課題を解消できるかという具体的な事柄一つ一つを集めた提言だ、このように思っております。その提言は、まさに皆様が被災県に足を運んで、直接被災者の方々から要望を受けた結果だろう、このように...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 復興応援国債の方は一月でもう既に終了しているんだろう、このように思うわけでございますが、復興国債については私は持っておりません。  ただ、もちろんこれは、国債を買うだけではなくて、寄附をしたり、あるいは、多くの人たちに声をかけて、ボランティアを募って地域の支...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 総理に就任をいたしまして、被災地を訪問して、実際に被災地から、もっと復興を加速化してもらいたい、あるいはまた、いつになったら高台移転できるのだろうか、あるいはまた、いつになったらこの仮設住宅から出ることができるかどうかという声が数多くあったのは、恐らく委員も御...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 委員も熱心に取り組んでおられるリニアコライダーでございますが、世界最先端の加速器技術を日本は持っているわけでありまして、このイノベーションを牽引してきているわけであります。  このリニアコライダーについては、確かに、委員がおっしゃったように、大きな夢のある構...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 詳しくは大臣から答弁させていただきますが、しかし、被災地を回りまして、実際に仮設に住んでおられる方々から、いつになったらこの仮設から出られるんだ、高台への移転がどれぐらいに始まるんだ、もとの生活に戻るんだ、その大体の見通しを示してもらいたいという声が強くあった...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 復興におきましても、女性の役割あるいは女性の視点というのは極めて重要であるというふうに考えております。  避難所においても、女性のリーダーのおられるところは、やはり女性の皆さんのプライバシーをどうやって守るべきかという配慮がなされていたというふうに伺っており...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 復興推進委員会につきましては、根本大臣のもとで人選を進めたところでございますが、確かに、これを見ますと、四人が三人に減った、これは御指摘のとおりでございます。  今そういう御指摘をいただいてそのように思ったのでございますが、しかし、旧メンバーにおいては、委員...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 復興という側面で考えておりましたので、今委員の御指摘の視点について、もしかしたら薄かったのかもしれない、このように感じたわけでございますが、しかし、この推進委員会については、女性の活躍の役割はむしろ増したのではないか、つまり、委員長代理という極めて重要な役職を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 避難所を訪問した際、そういう御意見も承りました。ですから、それについては、当時、我々、野党ではございましたが、自民党の要望の中にももしかしたらあったかもしれませんが、そうしたこともアドバイスとして当時の政府に申し上げたことを覚えております。
○安倍内閣総理大臣 確かに、現在、金融緩和を行っている中においてさまざまな現象が出ているのも事実でございますが、一方、例えばJTの株の売却益については復興に使われることになっているわけでございますが、これは、当初は売却益は五千億円だったものが九千七百億円に上がったわけでございまし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに今、円高について質問されたわけでありますから、円高、つまり経済政策に絡めて質問されたから、経済政策に絡めてお答えをさせていただいているわけであります。  つまり、その中でいろいろな側面があります。確かに、残念ながら、原油については、これは円安だけではな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに役割を親として例えていただいたわけでございますが、基本的に、私たちは皆さんが生んだ子供を育てていく、こういう大きな責任があるわけでありますから、時には厳しく叱ることもございますし、間違った方向に行きそうになったら正しい道に正していく。  しかし、いずれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、委員が御指摘になったように、復興が進んでくる中におきまして、岩手、宮城、福島を一くくりに被災地と呼ぶことに対して懸念の声もあるということを私も承知しておりますし、それは十分に理解できるところでございます。  被災地という言葉につきましては、法律や報告...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々も、工程表をお示しした以上、大きな責任があると思います。今、階委員から御提言もございました。  まずは、現在の段階で取りまとめているものをしっかりと行っていく。しかし、さまざまな課題が出てくるのであれば、そうしたことに固執することなく、また新たな対処方法...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 歳出削減につきましては、先ほど財務大臣から答弁をさせていただきましたように、三党合意の中において、十九兆円のフレームの中では子ども手当を縮減する、これは、自公が主張して三党合意の中で取り上げられて実行されたものでございますが、その後、七百億円。ここまで努力はし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 復興は今後も続いていくわけであります。当然、我々、財政を再建させていく、これも安倍政権の大きな命題でございます。  この中で、景気をよくしていく、経済を成長させていくと同時に、無駄を撲滅していく。不断の努力によって、いわば歳出の削減努力、その中においては行政...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘になられた双葉郡について言えば、今、我々、除染について努力をしているわけでありまして、避難をされている方々の中にはもう帰るという意思を失っておられる方々もおられるわけでありますが、しかし、同時に、やはり帰りたいという方々がおられるわけであります。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もう既に相当避難が長引いていますから、みずから選んで新たな生活を進めておられる方々もおられます。同時に、やはり、新しい生活をスタートしようという方々の中にも、もうこれは帰れないんだから、それを前提に国は考えてもらいたいというところもあることも承知をしております...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども根本大臣からお答えをさせていただきました。今回は避難区域を見直ししていくという判断をいたしました。  そこで、住民の方々にとって、いつ帰れるのか、これは大変な不安なんだろう、このように思います。区域見直しの結果、帰還困難区域のように、事故後六年を経て...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍内閣としては、被曝線量と地元の自治体の皆様の御理解を踏まえて、避難地区、避難指示地区の見直しを行うことといたしております。具体的には、既に根本大臣が答弁をさせていただいたとおりでございまして、三万人の避難者の方々がふるさとに自由に行き来できるようになるわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 平成二十四年度補正予算及び平成二十五年度予算案において、被災地の現状に対応するとともに、復興庁が司令塔となって復興の加速に資するように、新たな事業を創設するなど必要な予算を計上したのであります。  今委員が御指摘になった執行状況でありますが、平成二十四年九月...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には、被災者の方々がもとの生活に戻る、つまり、なりわいを復活することができるということなんだろう、このように思うわけでありまして、そのためには、今、柿沢委員が指摘をされたように、人間というのは、自分は必要とされているかどうか、そしてみずから何かを生み出し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員が指摘をされたように、二〇一九年の、日本で開催されるラグビーのワールドカップについては、私は、まさに日本の復興を世界にアピールする極めていい機会になるんだろう、このように思っておりますし、東北の皆さんに勇気を与える大会にしていきたい、このように考え...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まだまだ三十二万人の方々が困難な生活を強いられているわけでありまして、私たちに課せられた使命は、一日も早くもとの生活に戻れるように、希望を持って第一歩を踏み出すことができるように復興を加速させていくことだ、このように考えております。その中において、全ての大臣が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まだ避難所が残っていて、そこに避難されておられる方々がおられるというところは残念ながら存在をしておりまして、双葉町の避難所であります。現在でも、さまざまな事情から、百三十三名の方がそこでとどまっておられる、このように承知をしております。  そこで、今後、この...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘になった、被災者が主役、私もまさにそのとおりだと思います。仮設住宅等にお住まいの被災者の方が新しい生活を始めることができるように、住宅の一日も早い再建に向けてできる限りの努力をしていきたいと考えております。  御指摘の災害公営住宅の建設について...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま茂木大臣が答弁したように、これは野田政権において収束という言葉を使った。我々は、実際に全てのものが終わったわけではないし、地域の方々からお話を伺えば、とても政府として収束ということを言える状況にはないと思っております。そこで、安倍政権としては、収束とい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 東日本大震災においては、本当にたくさんの方々が犠牲になられました。数多くの犠牲のもとで我々が得た貴重な教訓がございます。こうした教訓を各世代がしっかりと受け継ぎ、そして災害の絶えない我が国の防災に役立てていくということは、極めて重要であるというふうに思います。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま畑委員がお話しになられたように、この場所では死にたくない、それは、私が視察をした際にも、仮設住宅で生活を送っておられるお年寄りの口からそういう話を伺いました。その中において、私たちも、一日も早く皆さんが戻れるように、そして同時に、いつになったら戻れるん...全文を見る
03月14日第183回国会 衆議院 本会議 第11号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 武正公一議員にお答えをいたします。  社会保障・税一体改革の精神についてのお尋ねがありました。  消費税の引き上げを含む社会保障・税一体改革は、社会保障の安定財源確保と財政健全化の同時達成を目指す観点から取り組む改革であり、引き上げ分は、全額社会...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 桜内文城議員にお答えをいたします。  社会保障・税一体改革についてのお尋ねがありました。  社会保障・税一体改革は、社会保障の安定財源確保と財政健全化の同時達成を目指す観点から取り組んでおり、既に、年金や子育て分野についての関係法案が成立をしてお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 上田勇議員にお答えいたします。  消費税の軽減税率等についてお尋ねがありました。  消費税の軽減税率や低所得者の方々への給付については、税制抜本改革法に基づき、その導入に当たってのさまざまな課題について、与党税制改正大綱や与党における御議論を踏ま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大熊利昭議員の質問にお答えします。  平成二十五年度税制改正の基本的考え方についてお尋ねがありました。  平成二十五年度税制改正においては、現下の経済情勢等への対応や社会保障・税一体改革の着実な推進といった基本的考え方に立脚し、成長と富の創出の好...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 佐々木憲昭議員にお答えをいたします。  公債発行と予算の単年度主義についてのお尋ねがありました。  戦前戦中における巨額の公債発行への反省も踏まえれば、歯どめのない借金財政は厳に避けるべきであり、今後、財政健全化目標を実現するための中期財政計画の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 鈴木克昌議員にお答えをいたします。  車体課税についてお尋ねがありました。  今般の与党税制改正大綱においては、自動車重量税の一層のグリーン化など、車体課税の見直しの方向性が示されております。  車体課税の見直しは、昨年六月の三党合意でも、消費...全文を見る
03月18日第183回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○安倍内閣総理大臣 農業については、いわば産業としての側面だけでははかれない面があるのは厳然たる事実でありますし、私もそのとおりだと思っております。  よく、GDPに占める比率が農業は一・五%であって、その一・五%のために九八・五%が犠牲になってもいいのかという議論がありますが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに今、西川委員が御指摘されたように、TPPは、米国のような先進国、大国タイプの国もございますし、途上国の国々もあるわけでございまして、そういう国々とそれぞれどういう連携をしながら我が国の国益を確保していくか、獲得すべきものは獲得し、守るべきものは守っていく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 このTPPについては、菅総理が国会での演説の中において、参加に向けて検討するという演説をされたわけでございます。  自来、二年が経過をしたわけでございますが、いよいよ、その中で、米国としては本年中にこの交渉を妥結したいという方向を示したわけでございまして、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本という国は、古来より、朝早く起きて、汗を流して田畑を耕し、そして水を分かち合い、御皇室とともに五穀豊穣を祈ってきた国、私はそれが日本だと思うわけでございます。同時に、もし、病気になって農作業ができない、そういう困った人が出れば、みんなでお米を持ち寄って、助...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに小里委員の御指摘のとおりでございまして、我々は、選挙の公約において、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、交渉参加には反対すると同時に、あと五項目をJ—ファイルにおいて皆様に御説明をしているわけでございます。  その中におきまして、まず第一項目の公約と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、WTOにおいてもそうでございましたが、最大限交渉力を発揮するために努力を積み上げてまいりましたし、してはならない妥協はしない、そういう覚悟でそれぞれ交渉に当たってきたところでございますが、このTPPについては、より困難な課題が多数あるわけでありまして、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま小里委員から、専門家としての矜持と、そして、専門的な知識の必要性についてお話がありました。  私は、確かにそのとおりなんだろう、こう思うわけでございますし、何といっても、交渉者自身が、農業、漁業、食料の重要性と意義について十分に理解をして、そしてそれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、この判断に当たって、果たして私たちは日本の美しい田園風景を守ることができるかどうか、そして、麗しい日本の農村文化を守ることができるかどうか、日本が日本としてこれからも存在し続けることができるかどうか、これは重要な判断基準でございました。  聖域なき関税...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 具体的な分野については甘利大臣からお答えをさせていただきたいと思いますが、このTPPについては、人、金、物が自由に行き交うようになるわけでありまして、人の交流も、そして投資が大きくふえていくことは間違いないんだろう、このように思います。  こういういわばメリ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 オバマ大統領との共同声明の中においても、全ての品目は交渉の対象になるわけでありますが、あらかじめ、それは全て交渉の余地がないということでは、もちろん交渉していくわけでありますから、ないわけでございまして、そこで、米国にとっては工業製品、日本にとっては農産物とい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私どもも、まず、首脳会談においては共同声明という形で、何が基本的に合意されたかということについて、合意について全面的に情報を開示させていただいたところでございます。また、金曜日においても、TPP交渉に参加することについての私の考え方を記者会見で御説明させていた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今後、政府としても、海外への投資を盛んにしていく、そこからの収益を上げていく、あるいはインフラ輸出等もそうなんですが、そうしたことを推進していく上においても、海外で活躍する邦人の安全を確保することは極めて重要だ、このように考えております。  その中で、佐藤委...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私のコメントは、これはクリントン国務長官や米国の外交姿勢に対して申し上げたわけではありません。  岡田さんも鳩山政権の外務大臣だったじゃありませんか、ですから、当然、最低でも県外、この姿勢には、共同責任、極めて大きな責任を持つんですよ、果たしてその責任感があ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 違いますよ。まさに、牽強付会というのは今のやりとりの中で使うべき言葉だな、私はこう思ったんですが。  私が申し上げたのは、まさに岡田委員が、胸を張って、俺たちは間違いなかったよ、アメリカの国務長官が言っているじゃないかと。これはおかしいでしょう。むしろ岡田さ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日米の共同声明の第二パラについては、TPPに関し、私とオバマ大統領の間で、その意義やそれぞれの国内事情も含めじっくりと議論した上で、そこに書かれている三点を日米共通の認識として明示的に確認したものであり、必ずしも日本からの要求のみを記したものではないのは御承知...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、甘利大臣からお答えをしたように、第三パラに書いたことは、今までも交渉してきたことを、それを文書で確認したわけでございまして、そして、その性格については、以前岸田外務大臣が説明したとおりでございます。  先般、私が金曜日に、参加について決断をした、記者会見...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 選挙における公約は極めて重たいものであるということは、委員も御承知のとおりだと思います。ですから、今回、私たちは選挙において、できることしか公約しませんということを申し上げて公約をいたしました。  ですから、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、交渉には参加...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、そもそも自由民主党という政党は、党益なんていうものはないんですよ。自民党の存在、それは国益を守る政党である限り自由民主党であって、国益と自由民主党の党益が相反する、そんなときには自由民主党なんか解散するんですよ。当たり前じゃありませんか。
○安倍内閣総理大臣 私は全くそうは思いません。まるで公約なんてどうでもいいじゃないかという御質問に聞こえるわけでございますが、まさにそうじゃないですか。  私たちは、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、TPP交渉参加には反対する、これを公約で掲げて選挙に勝ったから、今、我々は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 米韓FTAについては、韓国でもさまざまな議論があることは承知をしております。当然、自由貿易協定を結んでいくということは、今までのあり方が大きく変わっていく分野もあるわけでありますから、当然、そうした中において、さまざまな困難に直面する方々も出てくるんだろうと思...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま篠原委員が御指摘になった問題意識は極めて重要だろう、私もこのように思っています。  そこで、米韓FTAについてさまざまな課題、問題点を挙げられました。我々も十分にそれを吟味していく必要があるだろうと思いますし、我々もしっかりと備えていく必要があるでし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、この六項目について、我々自由民主党は、これは守らなければならないと考えたから、この六項目にしたわけであります。  第一項目めの聖域なき関税撤廃は認めない、これはまさに公約でありまして、これが認められなければ交渉には参加できない。そして、これを確認した...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、篠原委員が御指摘をされた、私もそのとおりだと思います。  私がかつて自民党で、当時は社会部会長と言われていまして、今は厚生労働部会なんですが、社会部会長のときに、長野県に倣えといって、政策を中心的に予防に力を入れるようにしたところでございますし、私もよく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、交渉参加には反対する、これが自由民主党の公約でありました。この公約をたがえることはできない、この公約を守ることができないのであれば交渉参加はできない、これは当然のことであります。その基本線に立って交渉をするように事務方に指...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 結果として守るということは、交渉の結果だろうと私は思っています。  我々の公約においては聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上と、つまり、その前提がなくなったということについては間違いなく、なくなった、こう思っております。  ただ、農業者の皆さんの不安な気持...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 党としての公約は、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、交渉参加には反対する、それが公約であります。さらには、交渉を通じてあとの五項目を実現していく。これが、総裁以下全員が国民の皆様と交わした約束であります。  その上で、それぞれの選挙区において、みんな、議...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々もこの間、農業団体の皆様と交渉を、また御説明を重ねてきております。先ほど質問に立たれた西川委員、小里委員を初め、農業の専門家の方々が一生懸命、今政府は何を考えているかということをもって説明をしてきているわけでございまして、そして、交渉を進めていく上において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は何回も、党の総裁として、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、交渉参加には反対します、これ以上のものではありませんよということを申し上げてきた。同時に、私はテレビに出演して、これがそうではない、聖域なき関税撤廃が前提条件ではないということは、これは交渉する...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いや、農政連の皆さんにとっては、それはもちろんTPPも大切でしょうけれども、いろいろなことがあるんですよ。その中で、私との信頼関係の中において推薦したいということだったんですよ。はっきり申し上げて、そうですよ。  その中において、これは推薦していただくという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、大串さんがこの表を出されて、恐らくそれで初めて知った方の方が多いんだと私は思いますよ。  だって、私はテレビに出て、自由民主党は聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上TPP交渉には参加しない、これが全てですということは何回も党首討論で、テレビで話をしました...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いや、そもそも民主党は、TPPについて交渉参加の方向で検討するといって二年たってしまったんですよ、ずっと残念ながら決断しないで。結果、もうほとんど時間がなくなっていたんですよ。事前交渉云々かんぬんと言っているけれども、もっと早く決断をしていれば、もしかしたらも...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 その間にも、どんどん既に参加を表明した国々においてルールがつくられ、そして話し合いは進んでいくんです。それを覆すのが難しい状況になっていくんですよ。  カードを持ち続けたら終わりですよ。では、一年間ずっと持っているんですか。全て、関税も含めて、これは時間切れ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは交渉でございますから、あの第三段落に書いたのは、今までも継続をしてきた、そのことをもう一度確認的に文書にしたわけでございまして、現在は日米で交渉中でございますから、今、その中身についてつまびらかにはできないわけでありますが、我々としては、全体のTPPの姿...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどもお答えをさせていただきましたが、自動車あるいは保険については、今までもずっと交渉が続いてきたところでございますが、今回、日米首脳会談を行って、共同声明を出すという中において、このこともしっかりと確認をして書きとめておく、こういうことになったわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いずれにせよ、国益を守るために全力を尽くしてまいります。
○安倍内閣総理大臣 交渉ですから、こちらがとりたいものが全部とれて、守りたいものが全部守れれば、それはそれにこしたことがないわけでありますが、それぞれの国が自分の国の国益を最大化しようとしてぶつかり合っているのが経済交渉でございます。  その中で、ただいま甘利大臣から御説明をさ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 経済交渉においても、情報収集力は極めて重要であります。米国も、多くの国々も情報機関がございますが、そうした情報機関も時には活用して、経済交渉にその情報を分析し使うことがございます。  日本には、米国のCIAとか英国のMI6のような、ああいうさまざまなオペレー...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ミャンマーを訪問した目的が、アジアの子供たちに学校をつくる会においてミャンマーを訪問しまして、そしてその竣工式に参りましたので、これはヤンゴンから七時間ぐらい車で道なき道を行かなければ行けない場所に学校をつくったという関係上、余り時間がなかったものでありますか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 こうした多くの国が入る、マルチの経済圏をつくっていくという中における交渉については、もちろん国益を守っていくということもそうでありますが、基本的には、自由な貿易環境をつくっていく、開放経済を進めていくことにおいては、それぞれの国々が利益を得る、そういうものでな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 このTPPについては、先般の記者会見でもお話をさせていただいたんですが、アジア太平洋地域、ここは面積についても三分の一なんですが、経済圏としても、日本が入っていく、そして三分の一になっていくとなると、いわば大変大きな経済圏が誕生していく中において、ここを自由に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 中国については、日中韓のFTAあるいはASEANプラス6のRCEP、そうした経済圏の中において、中国がそういう経済圏の中に入ってきて、もちろん中国はWTOの加盟国ではありますが、ともにルールをつくっていく、秩序をつくっていく、責任を持ってルールをつくって、そし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに交渉はこれからでございますし、農家の方々の危惧は、不安を持っておられることは、それはやはり当然なんだろう、このように思います。  特に、農業について言えば、気候や地形に決定的に左右されますから、中山間地域の方々は、広大な平らな大地を使って農業を展開する...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 話の流れからいえば、恐らく、安倍さんは参加しないのではないですかと答えたんだろうと、今の問いかけで私はそう予測したところでございますが、いずれにせよ、公約は、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、交渉には参加しない。そして、私が出演したテレビ等においても、それ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在の自民党においてもかなりダイナミックな議論が行われておりますし、御承知のように、このTPPについて、TPPの交渉に参加するかどうかの議論についても、相当の激しい議論がなされたのは、テレビのニュース等でも流されているわけでございますし、私も、当選したときに、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大変大きな御質問をいただきましたが、日本の社会像としては、いわば日本という国が全ての人たちにとってチャンスに満ちあふれた社会にしていきたい、このように思っております。  同時に、日本というのは、古来より、朝早く起きて汗を流して田畑を耕し、そして水を分かち合っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、第一本目の矢として、次元の違う大胆な金融政策を進めることといたしました。それは、今まで、例えば、総理と日銀の総裁、中央銀行の総裁が同じ考え方を持って同じ方向に向かって金融政策を進めていくということは、これはなかったですね。しかし、今回は、まさにそれをやっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、大変いい表をつくっていただいたというふうに思います。まだまだ我々の努力によって、農業の分野において新しい地平が開かれてくるんだということが明らかになっている、このように思うわけであります。  第一次安倍政権のときに、一兆円という目標を立てました。今五千...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、日本の農業には多面的な価値がございますが、しかし、いわば物をつくっていく、生産という分野においても、もっともっと可能性を持たせていくことが求められているんだろうな、このように思うわけでございます。ここで大切なことは、農業における日本のよさ、特性を生か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、委員の御指摘の側面もあるんだろう、このように思います。  今まで、参加表明に向けて議論をする中においては、関係大臣が官房長官を中心に集まって議論を重ねてまいりました。そして、私が表明するに当たって、担当大臣ということで甘利大臣にお願いをしたところでご...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般、記者会見でTPP交渉参加について御説明したときにもお話をさせていただいたのでございますが、農業においては、今このTPPに参加をしていない現状においても、既に農業人口も減少しているわけでございます。また、今、浅尾委員が指摘をされたように、収入そのものが減っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 地方において、特に農業県においては、果たして農業が守られるかどうか、大きなダメージがあるのではないか、そういう御心配があるんだろう、我々もそのように考えておりました。
○安倍内閣総理大臣 先般、この委員会においてお答えをしたときもそうだったわけでございますが、現在の段階で、どこまでが、どういう話し合いがなされ、合意がされているかということについては、まだ十分に情報がとれていない、判然としないわけであります。  しかし、基本的には、後から入って...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、鈴木副大臣から答弁させていただきましたように、まだ我が国には念書は来ていないわけでございまして、これからどうなるかということについては定かではないということでございます。
○安倍内閣総理大臣 ここに書いてあるように、「「TPPの輪郭」において示された包括的で高い水準の協定を達成していくことになることを確認する。」このように書いてあるとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 この試算については、甘利大臣から当日御説明をしたように、即時全てゼロにする、そして何の対策もしないという前提でございまして、事実上そんなことは起こり得ないわけでございます。しっかりと対策も行ってまいりますし、我々、関税においても、守るべきものは守るために必死の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば私どもが、どういう影響があるかということでお示しをする中において、かつてつくっていた資料は各省ばらばらだったものを、内閣府で統一をして、甘利大臣のもとで集計して発表させていただいたわけでございます。  そこで、一つの指標としてお示しをしたのでございます...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この第三パラグラフにありますように、「TPP参加への日本のあり得べき関心についての二国間協議を継続する。」つまり、今まで既に協議を行っていたものを継続するということを確認したわけでございます。  そこで、自動車部門、保険等々書いてあるわけでありますが、「その...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 記者会見の際にもお話をさせていただいたところでございますが、復興のために、まさに被災県において農業、漁業地帯が広がっているわけでございますから、そういう復興のマイナス、あるいは足かせにならないように、当然、特に目配り、気配りをしていく必要があるだろう、このよう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、安倍政権において、特区において混合診療を行うということについては全く考えてはおりませんが、いずれにせよ、特区制度については、我が国の主権的な判断で行うものであって、いわばTPPの中において特区が義務づけられるものではありませんし、この地域において特区をや...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま副大臣から答弁をさせていただいたように、既に日本はISD条項について何カ国かと結んでいるわけでございますが、同時に、どういう形態になるかということについてはこれから議論をしていくわけでございますが、そのときにどのような形で紛争処理をしていくかということ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 このTPPは、世界の三分の一の経済圏が誕生しようとしているわけでございまして、その中で自由に物や人や資本が動いていくわけでございます。日本も、まさに貿易立国として戦後、経済を営々と発展させ続けてきたのは、厳然たる事実でございまして、世界が大きく開放経済にかじを...全文を見る
03月22日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○安倍内閣総理大臣 お答えをいたします。  野党時代に、税と社会保障の一体改革について三党合意がまとまったわけでございますが、当時の安住財務大臣を中心にこの三党合意が進められたというふうに承知をしております。当時の我が党の総裁は谷垣禎一総裁でございまして、谷垣総裁は、財務大臣を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これからさらにことしの景気がどういう状況になっていくかということは、注意深く見守っていく必要があるだろう、このように思いますが、いずれにせよ、ことしの秋ごろにさまざまな景気の、あるいは経済の指数を勘案しながら総合的に判断していきたい、このように思っております。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、今安住委員が御指摘になられた点も、それは勘案すべき重要なポイントなんだろう、このように思います。  そうした点を総合的に勘案しながら判断をしていきたい、こう考えております。
○安倍内閣総理大臣 ただいま安住委員の御指摘になった点は、我々もしっかりと頭に刻んでいく必要があるだろう、こう考えております。  我が国の財政状況は、そう簡単な状況ではないわけでございます。そのためにも、しっかりとデフレから脱却をし、経済を成長させていくということと同時に、税収...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先月開催されました、新政権発足後初めてのG20において、財政再建と経済成長の両立は引き続き重要な課題となり、出席した麻生財務大臣からは、新政権が三本の矢を推進することで日本経済の再生を目指すとともに、財政への信認を確保するために中長期的な財政健全化を図っていく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま財務大臣からもお答えをいたしましたが、デフレから脱却をさせ、そして経済を成長させていくための基本的な考え方について、政府と日本銀行で共同声明を取りまとめたところでございますが、日本銀行は、二%の物価安定目標をできるだけ早期に実現するということを約束して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 欧州の金融機関が欧州域外国の国債を保有する場合、国際的な自己資本規制により、仮に当該国債の格付がシングルA格になると、原則として二〇%のリスクウエートが適用されるということは十分に承知をしております。  いずれにせよ、日本国債の円滑な消化を図るべく、適切な財...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、そうならないように財政金融政策を進めていくのは当然であり、我々は、そうならないための努力をしていく所存でございます。
○安倍内閣総理大臣 平成二十四年度補正については、足元に、経済に弱い動きが見られたことを踏まえまして、景気の底割れを防ぐという観点から、新規公債発行額について、四十四兆円の枠にこだわらず、思い切った規模で編成することとした次第でございます。景気自体が底割れをいたしますと、当然税収...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 二十五年度は四十四兆円を下回っておりますが、我々は、前政権の四十四兆円という枠には基本的にこだわっておりませんし、それには縛られてはいないわけでありますが、同時に、しっかりと財政健全化に向けて進めていかなければならない、このように思っております。  同時に、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 撤廃はしておりません。しかし、同時に、今申し上げましたように、これは前内閣の閣議決定であって、安倍内閣の閣議決定ではないわけでありますが、いずれにせよ、撤廃をしていないということにおいては、委員の御指摘のとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 平成九年のときには、税においては、増税分と減税分でニュートラルにしたわけでございます。しかし、同時に、社会保険料については新たな御負担をお願いした、このように思います。  今般の、一体改革における消費税率一〇%への引き上げによる増収額は、平年度で、今御指摘の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もう一度申し上げますが、四十四兆円の枠について、安倍政権において、この閣議決定を撤廃はしておりません。しかし、この閣議決定はあくまでも前内閣で行われた閣議決定でございまして、基本的に、この四十四兆円枠に安倍政権としてこだわる考えがないということは申し上げておき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、継承はしておりません。
○安倍内閣総理大臣 閣議決定においては、そのときの政権における閣議決定でございまして、今まで数々の閣議決定が行われておりますが、政権がかわった際に、例えば、自民党政権時代の閣議決定が全て、民主党政権においてそれを一々撤回はしておりませんが、民主党政権において、それに縛られていると...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的な考え方としては今申し上げたとおりでございまして、我々は、現段階においては、前内閣が決めたこの四十四兆円の枠について、現内閣でこの閣議決定を撤回はしておりませんが、安倍政権としてはこれにとらわれないということは今申し上げたとおりでございまして、いずれにせ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御指摘の財務大臣の答弁は、年央を目途という、これは幅を持った表現でお答えをしておりまして、その点で、私の答弁とそごはない、こう考えております。
○安倍内閣総理大臣 財務大臣は年央という表現を使っているわけでありまして、この年央というのは割と幅があるというふうに考えているわけでございまして、基本的にそごはない、こう考えております。
○安倍内閣総理大臣 西野委員と一緒に写真を撮らせていただいたときには、まさか西野委員に我が党の候補者を倒されるとは思ってもいなかったわけでございますが、お父様と大分雰囲気の違う、新しい政治家が誕生したなというふうに思いながら、質問を拝聴しておりました。  そこで、税制と、頑張っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そこは非常に難しいところなんだろうなと思います。  給付をするためには必ずどこかで誰かに負担をしてもらわなければならないわけでありまして、それぞれ個人が自分がずっと積み立てているものからおろしていくということではなくて、みんなで助け合っていくという形になって...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員が御指摘をされましたマネーロンダリングやテロ資金への対策については、我が国の法体系、対策の効果、国民の負担等を考慮しながら、関係省庁が連携をして取り組みを進めてまいりましたが、FATFからの指摘も踏まえ、対策をさらに強化をしていく考えであります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今日のいわば財政赤字、累積債務等につきましては、その多くは社会保障費の増大によって積み上がってきたわけでございます。  一方、これは特にバブル崩壊後、日本の金融が危機的な状況に陥ったこともございました。その後、数々の、アジアの経済危機もございましたし、ITバ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 タイミングがいつであったかということについては、これは後世の歴史家に任せたいというふうに思うわけでありますが、私が官房長官であった小泉政権、平成十八年の七月に閣議決定した骨太の方針二〇〇六においては、財政健全化に向けた歳出歳入一体改革として、二〇一一年度に国、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御指摘の、財政運営についてガバナンスを確保するための法制化については、イギリスやフランスのように、財政健全化目標を法定するなどの例があるということは承知をいたしております。  政府としては、今後、経済財政諮問会議において、財政健全化と経済再生の双方を実現する...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいまの議員の御指摘は、給付と負担の関係についてもう少しわかりやすく国民に対して示すべきであろうと。その結果、いわば消費税に対する、あるいは税に対する理解が深まっていくんだろう、このように思います。そういう御指摘の上において、国の一般会計から社会保障関係の歳...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党の基本的な考え方、理念としては、自助自立を基本としつつ、みんなで助け合っていく、公助そして共助、そうした社会を目指していきたい、こう考えているわけでございますが、その中においても、やはり公助において税制の果たす役割は大きいというふうに考えているわけでござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には、その認識でございます。  しかし、もちろん、先行きに対してさまざまな不安がデフレには大きく影響しているわけでございまして、そうしたことも総合的に勘案する必要があるんだろうと思いますが、基本的には、今委員の指摘された基本的な考え方でございます。
○安倍内閣総理大臣 我々は、規制改革を進めていくこと、そしてまたイノベーション、これは日本経済の成長のエンジンだろう、こう考えている次第でございますが、そうしたものを進めていく上で、成長戦略を策定していく上において、我々は、あるべき社会像を設定して、その社会像に向けて国家資源を投...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 極めてすぐれた能力を持った方、エコノミストであり、そして、何といっても、政策を進めていく上において、国民とコミュニケーションをとる能力がすぐれている方だ、このように考えております。  そこで、安倍政権においても、産業競争力会議のメンバーとして政策づくりにかか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今御指摘になられたのは、財政健全化法についてですか。(小池(政)委員「そうです」と呼ぶ)  強い経済の再生を図りながら財政の再建を進めることが極めて重要であります。  平成二十五年度予算については、財政健全化目標を踏まえて、国債発行をできる限り抑制すること...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 財政健全化に向けて歩みを進めていくためにも、まずはデフレから脱却をしなければならないわけでございまして、このデフレ下にあって国民は五十兆円の所得を失っております。そういう大きな富が失われたわけでありますから、税収も減っているのは当然のことであろう、こう思います...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的な考え方としては、ただいま麻生大臣から答弁したとおりでございますが、いずれにせよ、デフレから脱却をし、同時に、景気を回復し、経済を成長していく上において、投資を活発にしていく必要は重要なポイントなんだろう、このように思います。  そういう観点からも税制...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ISD条項については、御承知のように、我が国がこれまで締結をしてきた十五の投資協定、そして九つのEPAにも規定されているわけでありまして、新しいものではないわけであります。締約国が必要かつ合理的な規制を行うことを妨げるものではございません。  TPP交渉にお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、この協定を結ぶ上において、これは、TPPについてはマルチ、多国間で協定を結んでいくわけでございますが、既に、先ほど答弁をさせていただきましたように、関税協定等において十五の国々と我々は協定を結んでいるわけでございます。この協定を結ぶ際に、我が国はそれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この仕組みは、相互に協定を結んででき上がる仕組みでございまして、先ほど申し上げましたように、投資協定の中において十五の国々と日本は既に結んでいるわけでありまして、当然、これは、日本の企業も相手国政府を訴える権利を得るわけでございまして、相互にとって平等な条約で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 メキシコとカナダが本件について今立場を明らかにしていない中において、メキシコ、カナダとTPP交渉参加国とのやりとりの内容について、第三国である我が国がコメントする立場にはございません。また、我が国に対して御指摘のような条件が提示をされているということはございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党としては、ISD条項についても、国益にかなわなければならないということを政府に要求しているわけでありまして、我々も当然、国益にかなうものでなければならない、こう考えているわけでございます。  そこで、先ほども申し上げておりますように、このTPPについて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 平成二十五年度の税制改正については、成長による富の創出や社会保障・税一体改革の着実な実施を目指すものとして御提案をさせていただいております。  その内容においても、機械等の設備への投資額を増加させた企業に対する減税措置の創設や研究開発税制の拡充等により、民間...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、三本の矢によって企業の収益機会をふやし、雇用や所得の拡大を実現することで、国民生活に経済成長の恩恵が幅広く行き渡るようにしていくこととしております。この過程では、物価のみが上昇するのではなく、企業の収益力向上の成果が適切に勤労者にも分配されること...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私と麻生副総理とは、歩んできた道のりも大分違いますし、考え方にも違う点は多々ございます。ですから、これは人間が別の人間でありますから、タッチが違うところは当然あるわけでございますが、政策の基本においては、もちろん、当然同じでございまして、この三本の矢でもってデ...全文を見る
03月22日第183回国会 衆議院 本会議 第12号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 若井康彦議員の質問にお答えをいたします。  TPPについてお尋ねがありました。  TPP交渉に当たっては、自民党の決議文をしっかりと胸に刻み、国民の皆様からのさまざまな御意見も踏まえつつ、国益にかなう最善の道を求めてまいります。  他方、これか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中丸啓議員にお答えいたします。  制度導入への所感と費用対効果についてのお尋ねがありました。  社会保障・税番号制度は、より公平な社会保障制度や税制の基盤ともなるものであるとともに、情報化社会のインフラとして国民の利便性の向上や行政の効率化に資す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 高木美智代議員にお答えいたします。  個人情報保護法制の見直しについてのお尋ねがありました。  個人情報保護法制につきましては、消費者委員会での議論や国際的動向等も見ながら、引き続き、しっかりとした検討を進めてまいります。  政府CIOの役割に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 青柳陽一郎議員にお答えいたします。  番号制度の導入と歳入庁の設置についてお尋ねがありました。  社会保障・税番号制度は、より公平な社会保障制度や税制の基盤であるとともに、情報化社会のインフラとして国民の利便性の向上や行政の効率化に資することから...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 赤嶺政賢議員にお答えをいたします。  番号制度導入の理由についてお尋ねがありました。  社会保障・税番号制度は、より公平な社会保障制度や税制の基盤であるとともに、情報化社会のインフラとして国民の利便性の向上や行政の効率化に資することから、早期に導...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 村上史好議員にお答えをいたします。  番号制度導入の理由、根拠についてお尋ねがありました。  社会保障・税番号制度は、より公平な社会保障制度や税制の基盤であるとともに、情報化社会のインフラとして国民の利便性の向上や行政の効率化に資することから、早...全文を見る
03月25日第183回国会 参議院 本会議 第12号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 川合孝典議員にお答えをいたします。  為替や物価の動向を踏まえた経済財政運営についてのお尋ねがありました。  ガソリン等一部の価格の上昇による家計や企業への影響については引き続き注視してまいりますが、最近の為替相場の動向は、全体として景気にプラス...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 野上浩太郎議員にお答えをいたします。  安倍政権の経済政策の自己評価と今後の取組への決意についてお尋ねがありました。  長引くデフレを脱却し、日本経済を再生するため、私の内閣では、従来とは次元の異なる政策パッケージとして三本の矢を一体的に進め、内...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山田太郎議員にお答えをいたします。  今回の税制改正における所得税、相続税の見直しの考え方についてお尋ねがありました。  税制は、経済社会の変化に応じて税制全体を通じた見直しを行うことが必要であり、従来より、この基本的考え方に立って税制改正を行っ...全文を見る
03月27日第183回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの報道については、私も詳細については把握はしておりませんが、自動車についてはむしろ日本は関税は欧州に対してはゼロでございますし、そうした欧州側が指摘しているようなものは、いわゆる非関税障壁として日本が批判されることではないと、このように認識を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) OECDによるPSEとは、農家への直接支払額と農産品の関税等による内外価格差の合計であると承知をしておりますが、我が国の生産者受取額に占めるPSEの割合は、ここ数年大きな変化はなく、EUや米国と比べて高い傾向にあることは議員と同じ認識でございます。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 第一次安倍政権のときに、当時の松岡農林水産大臣を中心に、構造改革を進めていく上において欧州における改革を、これを研究をしたわけでございまして、その中において、そうしたものを参考にしながら担い手に土地を集めていく、そういう方針を取ったわけでございます。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま金子委員が御指摘になったように、言わば関税という形で消費者に、農業を維持をしていくために、多面的機能も含めて維持をしていくために負担をしてもらうのか、あるいは税金という形で全ての国民にそれを維持をしてもらうのかということについては、またその割...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 公債金の四十四兆円という枠は、これは前政権、前内閣で決められたものでございます。これは一つの前内閣としての見識を示されたものであろうと、このように思いますが、安倍内閣においては、この四十四兆円という枠にはとらわれないという方針で予算編成をしたところで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この機動的な財政出動というのは、経済は生き物でありますから、経済の状況を見ながら必要であればマクロ経済政策的に思い切った財政出動もしていくという、そういう構えでございまして、特に二十四年度の補正予算、大型の補正予算については、昨年の七—九が、これは大...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然そのように、緩めるときには緩めて、絞るときにはしっかりと絞っていくということでございまして、なかなか一回緩めたらまた絞りにくいんじゃないかという、そういう見方もあるわけでありますが、我々はそうではなくて、緩めるときには大胆にしっかりとやるべきこと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 産業政策について言えば、これは三本目の矢にかかわってくることでございますが、我々はターゲティングポリシーという言葉を使ったんですが、これは誤解されている面もあるかもしれないと思います。つまり、政府が計画経済ふうにこの産業この産業と、伸びていく産業があ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 医療費について、これはずっと年々、今これは給付が伸びているわけでございまして、この医療費の給付、一兆円近く毎年毎年給付が伸びているという中において、これは小泉政権時代に、果たしてこの医療費の給付が合理的なものかどうかという、そういう疑問もあったわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会保障についていえば、これはやはり経済活動を行っていく上においても、そうしたセーフティーネットがしっかりとしているということは、これは安心感にもつながっていくわけでございますし、一歩前に思い切って足を踏み出そうというときにも、セーフティーネットがし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税の引上げ対策についてでございますが、簡素な給付措置について、民主党は、昨年の六月の三党合意において、真に配慮が必要な低所得者を対象にしっかりとした措置が行われるよう、今後、予算編成過程において立法措置を含めた具体化を検討するということとしている...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の与党税制大綱において、自動車重量税の一層のグリーン化など車体課税の見直しの方向性が示されています。車体課税の見直しは、昨年六月の三党合意でも、消費税率八%への引上げ時までに結論を得るとされていた課題であります。  今般の与党税制改正大綱や税制...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ガソリンや輸入食料品の価格は、為替相場の動向に加えて、地政学的リスクの増大などによる原油価格の動向や国際穀物相場など、様々な要因で変動をするわけでございますが、現下のガソリン等の一部の価格の上昇による家計や企業への影響については引き続き注視をしていか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに金子委員は、これ、エコノミストです、専門家でありますから、鋭い分析だろうと私も思います。  その中において我々は、この一本、二本、三本の矢を射込んでいくというのが我々の経済財政金融政策でございます。その中において我々はできるだけ早期に二%の物...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二〇〇〇年のゼロ金利の解除のときは私は官房副長官でございました。そのときも政府としては、これは待っていただきたい、当時は宮澤大蔵大臣でありましたが、これは何とか待っていただけないかという、そういう姿勢であったわけでございますが、日本銀行はそれを振り切...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の金融政策については、まさにこの二〇〇〇年の判断、二〇〇六年の判断がやはりこれは問題があったと、だからこそ今回は物価安定目標を設けたわけでございまして、あのとき、例えば二〇〇六年も物価安定目標があれば、そこに達していないわけですから、あの段階で量...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の消費税の引上げについては、伸びていく社会保障費に対応するためであり、また国の信認を守るために消費税を上げていくという判断をしたところでございます。  そこで、その来年の四月から上げるかどうかということについては、今年の秋にそれを判断するわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大体それぐらいに判断をするということになるんだろうと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこのところはまだ今決めているわけではございませんが、もし十月に決めるということになれば、その段階で四—六の数字が出ているということになるわけでございますが、同時に、足下の状況がどうかということも注意深く見ながら判断をする必要があるだろうと思っており...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、附則十八条に定められているところによって判断をしていきたいと思うわけでございますが、当然、何が何でも消費税を上げるという姿勢ではないわけでございまして、税収が上がっていかないということになってしまっては元も子もないわけでございますし、景気その...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この賃金が上がっていく、これはまさに今行っている金融財政政策によって株価が上がり、そして為替が、かつて行き過ぎた円高が是正され始めているわけでございますが、輸出企業を中心に業績が回復をしていく中において株価も上がっていきますから、資産効果によって消費...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二%に対して、物価が上昇していく中において、収入が追い付くように私たちは努力をしているわけでございますが、しかし、消費税については社会保障の給付という形において、多くの国民はその言わば給付を受けるという形でそれを享受しているわけですね。ですから、それ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 麻生副総理は、財政を預かる者として、そして財政金融政策の大臣でありますから、その中において当然慎重な見方も含めて発言をしておられるんだろうと、こう思うわけでございますが、まさに日本銀行と共同声明を作った張本人でありますから、つまり二%という物価目標と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は金融政策の専門家ではございませんが、専門家たる黒田総裁、そして岩田副総裁が二年で達成するという意思を示しておられることは大変心強いと、このように思っておりますし、四月からまさに新体制が発足をして金融政策決定会合が、第一回目の会合が四月の初旬に開催...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 答弁をしたとおりでございまして、まさにこれは貨幣現象でありますから、この二%に向けて日本銀行に正しい手段を取っていただきたいと、このように思います。  しかし同時に、今まで強くこびりついてしまった、強くこびりついてしまったデフレマインドを払拭すると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の経済の再生に向けて、企業の収益力の向上の成果が適切に勤労者に分配されていく中で、中間層を含む全体の所得の増加が支出の増加につながって、それが生産の増加をもたらすという経済の好循環を生み出していかなければならないと考えております。平成二十五年度...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中小企業がまさに私は日本の経済を支えていると思いますし、特に地方においては中小企業あるいは小規模事業者が地方の経済、雇用を支えていると、このように思います。  平成二十五年度の税制改正においては、中小法人の交際費課税の特例の拡充や、商業、サービス業...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに元気な地域があって初めて日本の活性化があるんだろうと、このように思っておりますし、私どもが進めている財政金融政策について言えば、それは決して一部の地域、特に大都市、東京だけが繁栄するものではありません。だからこそ、今回、一本目の矢だけではなくて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 教育やあるいは文化について自分も貢献したいという方々がたくさんやはりいらっしゃるんだろうと思います。その中において、手続が煩雑であったり、かえってそうしたことを申し出たことによっていろんなことで調べられたりとかあるんだろうと思います。  今後、やは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 東日本大震災からの復興を促進するため、平成二十五年度税制改正においては、避難解除区域等に係る課税の特例について、新たに進出する企業に被災事業者と同様の措置を講ずる等の拡充を行うことにしております。また、新規立地した新設企業を五年間無税とするなどの復興...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、ここで終わってしまってはいけないわけでございますし、実体経済を伴う形において経済が成長し、そしてその果実が多くの国民に行き渡るようにしていくことは極めて重要であり我々の責任だろうと、このように考えているわけでございまして、その中において、例え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最低賃金の引上げについては、これが、この最低賃金が順調に上がっていくということが一番望ましいわけでございますが、その中で政府として最低賃金の上昇に向けて何ができるかということについてはよく考えていきたいと、こう思っております。  また、医療従事者に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、中山委員が指摘された点は極めて重要な点なんだろうと思います。共同溝もそうでございますが、その共同溝を進めていくことによって電柱の地下埋設も進み、そしてそこには街路樹が青々と茂っていく美しい町並みが形成されていくんだろうと、このように思います。言わ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 調査を行っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の土地取得に関する現行法制は、土地利用の適正化を目的とする一定の規定、規制は設けておりますが、一般に、外国資本等であることのみをもって特段の制限を設けることはしていないというのは御承知のとおりでございます。  政府として、外国人による土地取得...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その勉強会、検討会において、私も参加をしていたわけでございますが、外国人の国境離島等に対する取得、あるいは自衛隊の施設の近傍に対する土地の取得について制限を掛けるべきではないかという議論があったのでございますが、WTO上、外国人に対して、外国人である...全文を見る
03月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○安倍内閣総理大臣 高裁において、違憲、違憲状態、あるいは無効という判決が出たわけでございまして、この判決に対しては真摯に受けとめていきたい、このように思っております。  いずれ、それぞれ最高裁で審理が行われることになる、このように思いますので、しっかりと見守っていきたい、こう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、先般、TPP交渉に参加する決意を決めました。そのことについては、まさに今、牧原委員が御指摘をされたように、日本の通商戦略として、今大きく世界は開放経済にかじを切っているわけでありまして、日本もその中で中心的な役割を担い、そして、日本こそルールづくりの主役...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 新たに国家主席に就任をされた習近平氏も、国務総理に就任した李克強総理も、またあるいは、韓国で誕生した朴槿恵大統領も、大体私と同じ世代であります。習近平主席あるいは李克強総理就任に際しては祝電を発出したところでございまして、こうした方々としっかりと意思疎通をさせ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も全く同感でございますので、官邸において、お招きをして労をねぎらいたい、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 地方公務員の給与削減については、地方財政計画において、七月以降の対応を想定しています。したがって、暫定予算における地方交付税交付金等は、暫定期間中において給与削減を行わないことを前提に、当面の地方の財政運営に必要な所要額を計上しております。  そして、公共事...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年、最高裁による違憲判決を受けて、当時の自民党、そして民主党、公明党、三党間においても努力を重ねてきたところでございます。そして、昨年、〇増五減については法律が成立をいたしました。  この〇増五減においては、一人別枠という考え方はとらずに制度を設計したもの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま御指摘のあった第一号戦闘勤務態勢や、休戦協定を完全に白紙化するとの表現は、今回初めて使われたものでありまして、我々も注目をいたしております。  北朝鮮の動向については、政府として重大な関心を持っておりますし、こうした彼らの言いぶりの変化についても細心...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まだ我々は正式に参加をしておりませんから、参加をした後の縛りについて詳細に全てを把握しているわけではございませんが、当然、交渉でございますから、交渉の過程においては、公にできること、御報告できることとそうでないことがあるわけでございます。  先ほど質問されま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そこは、これはもう委員はよく御承知のように、日本の仕組みと米国の仕組みが違うところでございまして、米国は大統領制で、大統領は極めて強い権限を持っておりますが、同時に、院に対して、それぞれ権限は分立、権力は分立しているわけでございまして、その中において、議会は、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本と米国は、そもそも、これはもう議員の御承知のように、外交交渉権のあり方が違っているということがございます。そのことを前提に、我々としては、開示できる情報についてはできる限り開示をしていきたい、こう考えているところでございますし、こうした形で、我々も、国会に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々としても、民主党政権で行った調達に関する努力を評価しておりますし、我々も引き継いでいきたい、こう思っています。  各府省において、計画を策定し、調達改善に取り組むことは、行政改革の重要な課題の一つと考えております。  当面は、無駄の撲滅、特別会計改革、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、昨年の日本経済は景気の底割れにまさに直面をしていたわけでございます。これは何としても避けなければいけないということでございまして、そして同時に、長引くデフレから脱却をして、行き過ぎた円高を是正することによって日本の経済を力強く成長させていくということでご...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、経済は、グローバルな経済の中において、産業構造も大きく変わっていくわけであります。  この産業構造が変わっていく中において、成熟した産業、しかし、成熟した産業の中で発展が見込まれないという分野もあるわけでありまして、この分野から成長が見込まれる分野に労...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば、解雇規制について、これは労働行政担当大臣から正確に説明するという必要が、私はやはり国民の皆様に対してあったと思いますよ。それを理解している上でこれは議論しているわけではありませんから、多くの国民の皆さんは、いわば、労働法制がどうなっているか、解雇規制が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 だからこそ、今、田村大臣が御説明したように、国の基本的な方針を今お示しをしたとおりでありまして、それは含まれていないということなんですよ。  その中においても、さまざまな方向性についていろいろな議論が今なされているということでございますが、しかし、議員につい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 リストをつくられたのは甘利大臣でございますから、甘利大臣からも説明をさせていただきたいと思いますが、そもそも、今、そのときの私の発言について山井委員から、この中に含まれていますかと。ですから、当然、それは含まれていないんですよ。  これは、私が言っていたこと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、委員は、決まってもいないことなのに、決まったこととしてコンコンコンコンたたいているんですが、これは意味のない、空虚な議論なんですよ。砂上の楼閣をつくっているんですが、これは違いますよ。まだ決めていないんですから。  決めていない中において、かつ、今委員が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 全く、山井委員は、我々がやってもいない、あるいは目指してもいない方向性を私たちが目指しているんだといって議論をされようとしていますから、これは議論が基本的にかみ合わないんですよね。  そもそも、まず、産業競争力会議において、今、私たちは、このグローバルな経済...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が総理大臣ですから、ここで答弁していることが安倍内閣の基本方針であります。  ですから、先ほど申し上げましたよね。まず、解雇を自由化しようなんていうことは考えていないということであります。(山井委員「いや、金銭解決を聞いているんです」と呼ぶ)金銭解決につい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、今、この委員のメンバーについても山井さんと我々については認識の違いがあるんですが、産業競争力会議なんですから、つまり、日本の産業がしっかりと競争力を持って、世界の競争にも打ちかって、その中において、当然、雇用は守っていただかなければなりません。これは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 物価が上がっていく中において、もし物価が実際に上がっていけば、その中で生活保護費等についても調整されていくものと承知をしております。
○安倍内閣総理大臣 確かに、下り坂は意外とスピードが出過ぎて転ぶ危険性もありますし、それなりに一歩一歩負荷も高くなっていくということもありますから、ここは、政策に対する自信を持ちながらも、薄氷を踏む思いで、慎重に、よく目くばせをしながら、細心の注意を払いながら政策を進めていきたい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、国民との関係において、先般、政府と日本銀行が共同声明を出して、日本銀行は二%という物価安定目標を示したんです。これは初めてのことと言っていいと思いますよ。いわばコミットして、自分たちの責任として、二%、かつ、できるだけ早期にという発表をしました。コミッ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この三本の矢の三本目の矢においては、イノベーションと規制改革、これが二つのエンジンなんですね。これを動かしていかなければ、我々、デフレから脱却をして、経済を力強く成長させ、国民が富を取り戻す、こういう経済をつくることはできないと思っていますし、まさに待ったなし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま田村大臣からお答えをさせていただきましたように、かつてとは大きく事情が変わっておりまして、そのほとんどが虐待、育児放棄と言ってもいいんだろうと思います。数字的には五割、七割という数字が出ているんですが、実際は、なかなか両親が虐待を認めないということの中...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 センカクモグラや、あとアホウドリも絶滅危惧種であるということだそうでございますが、こうしたいわば環境の観点から、どういう状況になっているかということについて、国際条約の観点からもしっかりと調べるべきだという西野議員の御質問、こうした観点からもさまざまな検討を行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大都市部、東京とか大阪については、私立という存在が地方の私立とは大分違うんだろうと思うんですね。東京とか大阪は、割と高収入の御家族が自分の子弟を私立に通わせるわけでありまして、ですから、誤解している方々は、いわば慶応とか学習院の高校に行っている家庭に何で税金を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 フェイスブックについては、官邸のフェイスブックはことしからスタートさせていただきまして、私個人のフェイスブックは昨年の二月か三月ぐらいから始めさせていただいておりますが、私は今、両方に私の考えをアップさせていただいております。  官邸の場合は、これはオフィシ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本は、新しいフロンティアに挑戦をしていく精神を失ってはこれから立ち行かなくなっていってしまう、このように思います。日本の歴史を振り返ってみても、内向きになっていた時代もありますし、しかし、その中で勇気を奮って海外に飛躍をしていこう、そういうフロンティアスピリ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 岩永委員が指摘をされたように、まさに、未来は不変なものではなくて、今若い人たちが何をするかにかかっているんだろう、このように思います。その中において、政治に対して関心を持って、そして影響力を行使していこうという思いこそが未来につながっていくと思います。  そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはいろいろな考え方があるんですが、では、例えば年金をとって、年金の制度が一九六〇年代にできていくわけでありますが、そのときに、年金を受け取る側は、確かに、自分が払った額よりもはるかに大きな額を受け取ります。しかし、彼らが頑張った時代というのは、日本が戦争で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 年金の記録問題なんですが、まさに、私も、今から六年前に、一人一人が年金の制度の中において、これはお互いの助け合いでもあるわけでありますから、こつこつと年金を払ってきた、その年金の記録が間違っている、あるいは年金を受給できないということはあってはならないわけであ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 公共事業の調達につきましては、確かに委員の御指摘のように、国民の税金を、貴重な税金を使うわけでありますから、当然、国民の皆様の公共工事調達に対する信頼を確保するためにも、しっかりと説明できる状況にしていく、こういう責任を果たしていきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 今後、例えば年金について言えば、これは、まさに給付と負担のバランスの問題の中において、支え手側にも納得をしていただける制度でなければならないわけであります。その中において給付と負担のバランスをとるという、この年金制度の仕組みの改正は累次行ってきているわけでござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この第三段落目に書きましたのは、今まで交渉してきたものをそのまま交渉していくということについて確認するために書いたものでございまして、そして、この非関税分野においても、先般答弁をさせていただいたように、交渉をしているわけでございますが、中身については、今まだ交...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そのとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 基本的に、自動車、保険部門について協議をしているところでございまして、その他の、これは第三段落目に書いてあります。これを示すことで、このペーパーにおいて日米が合意したわけでございまして、これ以上の詳細なことについては、今まさに交渉中でございまして、私自身もつま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはまさに宮本委員がおっしゃるように、これは、生活あるいは仕事に、国民の皆様のなりわいに係ることでありますから、もしかしたら自分の分野において何かアメリカは要求していないだろうか、どういう交渉になっているんだろうかという関心はもちろん持たれているんだろうと思...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般、首脳会談で合意した共同声明、これがその段階において日米が合意した全てでございまして、その他の非関税措置というのは、まさにその他の非関税措置でしかないわけでありまして、そこで米側も具体的に、これ、これ、これということを、その段階でつまびらかにしているわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今後、今交渉しているわけでありますが、同時に、米国政府は、議会の承認を得るために、議会に対して説明をしなければなりません。その説明する際に公になることもございます。それは、我々に対しても、日本と米国の中において、これは外に出さない、あるいはこれは外に説明しまし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま田村大臣からも御答弁させていただきましたが、これは、財源を確保しながら、今、青木委員が指摘をされたように、女性の皆さんにとって選択できる、そういうしっかりとした支援体制をつくっていくために全力を挙げていきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 ただいま文科大臣から答弁させていただきましたが、高レベル放射性廃棄物の処理処分は、原子力を利用するに当たって大きな課題であります。半減期が長く管理が難しい放射性物質を半減期が短い放射性物質に変換する核変換技術の実用化が可能となれば、大変有意義なものであるという...全文を見る
03月29日第183回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般の補正予算につきましては、昨年、日本の景気が底割れをする危険性がございました。マイナス三・五%、第四・四半期がそういう数字になるかもしれないという中において、景気の底割れを防ぐため、そしてデフレ脱却に資するという観点から、思い切った補正予算を組ん...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権としても、財政健全化を目指していく、大きな目標を持っておりまして、プライマリーバランスについても、二〇一〇年度比においてGDP比、二〇一五年半減させ、そして二〇二〇年には黒字化をしていこうという大きな目標を立てております。  財政健全化をし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在のところ、まだ我が国は交渉に参加をしておりませんので、どういう議論がなされているかということについてはつまびらかになっていないというのが現実でございまして、その中で様々な情報収集をしているという中において、既にオープンになっている情報について先ほ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今委員がおっしゃったように、自分たち、個々が自分の能力を生かして富を生み出す、あるいは生活の糧を得る、あるいはまた社会に貢献をする、これこそが生きがいになっていくでしょうし、そしてそれによって喜びを感じることができると、そういう国こそ活力のある...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨日の委員会の審議においてもお話をさせていただきました。  産業競争力会議においては、日本の産業の競争力を付けていくために何をすべきか、このグローバルな競争に打ち勝っていくことによって雇用も守ることができるわけでございますから、そういう観点から議論...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) TPPについては、どういう議論がなされているかということについては、労働法制について、これはまだつまびらかになっておりません。しかし、交渉の中においてもしそういうことが課題になれば、今申し上げたのが安倍内閣の基本的な姿勢でありますから、そういう観点か...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 産業競争力会議の中においてワーキングチームができておりますが、そういう中においては、まさに国際競争に打ち勝っていく上においてはどういう仕組みがいいかということは自由闊達に議論をしていただいておりまして、あらかじめこちらが枠を定めているわけではありませ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変いい御提案だと思います。  元気で長生きできる社会をつくろうというのが我々の夢だったわけでございまして、何とか長生きできる社会になりました。そこで、更に元気に、そして社会とかかわりを持ちながら人生を豊かに過ごしていく社会という目標を我々も目指し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど委員がおっしゃったように、電力については、これはまさに産業においては必要不可欠なものであり、日本の電力は極めて質の高い電力であります。そして、低廉で安定的な電力供給は国民生活及び経済活動を支える基盤でありまして、原子力を含むエネルギー政策につい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この控訴に当たって、法改正も含めて検討していくということにしております。与党においてまず議論を進めていくことになると思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、我が党と公明党、まず与党において議論をしていくことになります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一つだけ挙げることはできません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は憲法遵守義務を帯びておりますから、一つだけ挙げることはできません。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今そういうクイズのような質問をされても、暫定予算を議論をしているわけでありますから、余り生産性はないんじゃないですか。それだったら、そういうのを聞くんだったら、私に聞かなくても調べればいいじゃないですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、済みませんけど、大学の講義ではないんですよ。国会で大切な暫定予算の議論をしているんですよ。こんなやり取りが生産的ですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、余り人を指さすのはやめた方がいいですよ。これは人としてのまず初歩ですから。そのことは申し上げておきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それをいきなり聞かれても、今お答えできません。  それと……(発言する者あり)その、すごいとかいうことではなくて、こんな相手がすぐ答えられないことを今ここで質問して、まるで自分の方が優越に立っているような、そういう子供っぽいことはやめましょうよ。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それ、こういうやり取りは、私、何の意味があるか分かりませんよ。じゃ、これを決めた、憲法九十三条、九十一条は何だとか、そういう、何の意味があるのか分かりませんけどね。これ、やるんだったら大学の憲法学の講義でやってくださいよ。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 何か興奮して質問しておられますけどね、このやり取り自体に私は何の意味があるのか分からないんですが、要するに、憲法の条文でこれを知っているか、あれ知っているかといっても、全く私は意味を感じません。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 改正草案においては、自民党の案としては、「全て国民は、人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公益及び公の秩序に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大限に尊重されなければならない。」ということでありました。  今...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) あっ、済みません、中西さんじゃなくて小西さんですか。小西さんは知っているか知らないかというだけの質問であって、その精神はどう考えるかということではなくて、知っているか知らないかという質問だけだったので、それに何の意味があるかということは、私は言わざる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は存じ上げておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 申し訳ありません、私は余り、憲法学の権威ではございませんので、学生であったこともございませんので、存じ上げておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自民党の憲法草案において公の秩序というふうに書いてあるのは、これは言わば社会秩序のことであって、国家が守ろうとする秩序のことではなくて、これは言わば、平穏な生活に対して誰もが権利を持っているわけでありますから、それを脅かすようなことはしてはならないと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、自民党の憲法草案について私がここで解釈云々を述べる立場にはありません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今ここにいるのは総裁ではなくて、これ、内閣総理大臣としているんですよ。当たり前じゃありませんか。これ、暫定予算を今審議しているんですから。  その中において、先ほど申し上げましたが、このそもそも立場にはございませんが、しかし、昨年四月の二十八日に作...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 他国について私はそういう論評をすることは控えさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま中西委員から予算委員会にふさわしい重い質問をいただきました。    〔委員長退席、理事小川敏夫君着席〕  そこで、昨年十二月に行われた衆議院議員総選挙に関する一連の一票の格差訴訟では、違憲や違憲状態の判決が相次いで出されたわけでございまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まずはこの二倍以内に抑えていくということでございまして、これは、最高裁の判決によって、昨年、この〇増五減ということにおいて、当時の野党であった自由民主党、公明党と、そして民主党と協議をする中において、昨年の三月に言わば定数の削減とは切り離してこちらの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今後、これは国会の院の構成の問題でありますから、院において、今委員が御指摘になった点は、また、今高裁において様々な判決がなされております。これは最終的に、判決によっては中身も違うわけでありますから、最高裁の判断を注目をしていきたいと思っておりますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まずは違憲状態を、これを早くなくしていくという努力をしなければいけませんから、まずは定数の削減よりもこの〇増五減の方を優先すべきだろうと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自民党案としては、まずは定数の削減ということについて既に与党で案がまとまったわけで、比例の三十減ということで案がまとまったわけでございますが、難しいのは、やはり選挙制度を変えていく場合はなかなか各党のこれは合意を得るのが難しいわけでございまして、そも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 公務員制度改革の重要性については、国家公務員制度改革基本法が成立をした当時と現在とで、その決意についてはいささかも変わっておりません。行政や公務員制度の在り方について、これまでの改革の成果に加えて、国際的な大競争時代への変化をとらえて改革を進めていく...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年十二月に行われた衆議院議員総選挙に関する一連の一票の格差訴訟では違憲や違憲状態の判断が相次いでなされまして、一部の高等裁判所においては原告の請求が容認をされて本件選挙結果が無効とされるという厳しい判決がなされた、そのことは真摯に受け止めたいと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ありません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそもこれは、今委員の質問は細田議員の名誉を傷つけていると私は思いますが、細田議員が委員会の中で発言されたことは、細田議員の議員としての責任で発言をしておられることでありますから、総理大臣の私がもちろんそれをどうこう言う立場にはございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既に公になったもの等についてはできるだけ、今、森委員の御指摘のように、分かりやすく提供していきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、情報収集に様々な努力を行っておりますが、まだ主要な会合は残っておりますので、その中で我々は国益を確保するためにしっかりと交渉していきたいと考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二十四日に福島を視察をした際、特に警戒区域内においては、事故が発生してから二年が経過をしたのでございますが、事故当時のままの風景というか、全く人通りもなく、人も全く通っていない中で、草が生え、家も被害を受けたままという状況でございまして、改めて原発の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一日も早く住民の方々が元の生活に戻れるよう我々も全力を尽くしていきたいと、このように思っております。  先般、警戒区域の見直し等を行って、三万人の方々が、日帰りではありますが、一時帰宅できるという状況になりました。その中において、だんだんつち音が聞...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福島県議会において、県内の原発の全基廃炉を求める意見書が採択されたことは承知をしております。  福島県内の厳しい現状を考えれば、こうした請願、計画や意見書の提出は十分に理解できます。仮に安全性が確認できたとしても、実際に稼働させるためには、現実には...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま茂木大臣が答弁をさせていただきましたが、そのような努力をしっかりと行いながら、当然地域の方々の御心配も十分に私たち理解をしているわけでございまして、どのような状況においても海への安易な放出は行わないということでございまして、今後とも汚染水の管...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今後、原子力規制委員会において極めて厳しい基準を決めていくわけでございまして、その中においてこの基準に合うかどうか、この原子力規制委員会において判断をしていただきたいと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳細についてよく財務省の方で調べてもらいまして、今、谷岡委員の御指摘の点がどうかということは調べておきたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員から、沖縄の方々のお気持ちについてお話がございました。  そういう思いもしっかりと受け止めながら、しかし一方、普天間基地の固定化は断じてあってはならないわけでございまして、この移転を進めていくということと同時に、負担の軽減、嘉手納以南の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の御指摘も一つの考え方であろうと、このように思いますが、これは政府と与党において御承知のように話し合って、そして野党の皆様にもお願いをした結果でございますので、しかし、同時に、なるべく一日も早く本予算の方も通過をさせるべく努力をしていきたいと思って...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そうならないように、なるべく予算の執行もスムーズにいくように努力をしているところでございまして、切れ目なく予算の執行に我々は心掛けていきたいと思います。また、もちろん注意深く、注意深く景気の動向には目配りをしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まだ片山先生のその案をよく拝見させていただいておりません。しかし、我が党にも片山先生の弟子に当たる議員もたくさんおりますので、是非、片山先生を始め御党と我が党で一緒にこれは勉強していくということも必要でしょうし、是非参考にさせていただきたいと、このよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 除染を進めていく上において、仮置場あるいは中間貯蔵施設、絶対的に必要なわけでありますが、三春町の皆さんは、そういう中において、もしこのままいけば十年掛かってしまうという中において、町長さんあるいは議会の皆さん、そして自治会の皆さんが話し合った結果、共...全文を見る
04月02日第183回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○安倍内閣総理大臣 金融政策について、山本幸三委員は十五年来、大胆な金融緩和を行うべきだとずっと主張されてこられました。党内においても、山本委員の御主張はどちらかといえば野党的な立場であったわけですが、私は総理をやめた後、どうやら山本先生の主張は正しいのではないか、そう思い始めま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この二年間、山本委員からいろいろと御指導いただいているんですが、こういう俗説的な反応に対しては、もし中央銀行が一切デフレ脱却に向けて効果を与えることができないということであれば、例えば、長期国債を日本銀行が市中からどんどんどんどん買っていったとしても、それはイ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 土曜、日曜にモンゴルを訪問いたしまして、モンゴルの大統領、そして首相、また議長と会談を行いました。その際、日本とモンゴルは、自由と民主の精神、そして平和の精神、さらには助け合いの精神、この三つの精神を共有しているということを確認いたしまして、戦略的パートナーシ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、委員と基本的に認識を同じくしております。  さまざまな要因を挙げていくことはできますが、結果として、デフレ脱却のために何をやるべきか、誰が責任を持っていくかということについて、責任が不明確になっていくわけでありますし、そして、実施していく政策についても...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど山本幸三委員が図を使って御説明したように、物価上昇率というのは、貨幣供給の増加率と貨幣流通速度の上昇率から実質経済成長率を引いたもので決まってくるわけでございまして、その中において、やはりそういう意味において貨幣供給の増加率というのが極めて大きいというこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には、物価目標を定めていく、つまり、この物価目標に向かって大胆な金融緩和をしっかりとやっていくということが大切なことであって、しかし、それは物価目標ですから、この物価目標は、先ほど山本委員が説明したように、この上下でトレランスとして一%の範囲におさまるよ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、二%の物価目標を立てて、そしてそれに向かって日本銀行が、手段をしっかりと独立性を持って行っていくということであります。その中においては、今までとは次元の違う大胆な金融緩和をやっていただきたいという期待はしていますよ。その中で適切に判断して二%に向かって...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税を八%、一〇%に上げていく際に低所得者に対してどういう対応をしていくかということは、これは我が党だけではなくて公明党、そして民主党も入れた社会保障と税の一体改革において議論をしていることであって、一定の対応をしていこうということは、我が党、公明党だけでは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 民主党政権の中において随分それは御努力されていた、私たちもそれは思っております。当然、我々も、これからしっかりと無駄をなくしていく、そして、歳出をできる限り抑制していくということにおいて、行政の改革、不断の改革を行っていきたい、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 許容できる格差と言ったのは、日本という国は、古来から、みんなで田や畑を耕して、ともに水を分かち合ってきた国ですから、ともに五穀豊穣を祈ってきた。その中において、いわばトヨタのような大きな会社にあっても、社長がもらっている年収というのは、これは多いですよ。しかし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 アベノミクスにおいて、私は余りこの言葉を使ったことはないんですが、今我々が行っている経済財政金融政策において、格差を拡大しよう、つまり、今所得が低い層の皆さんがさらにこの所得が低くなるということは、これは絶対あってはならない、こう思っております。  ジニ係数...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、相対的貧困率の場合は、いわば貧困層と言われている方々のレベルが落ちなくても、非常に豊かになった人がふえたことによって、相対的に貧困になるということにおいてはそうなっていくんですが、そういうことを私は述べているのではなくて、今のいわば貧困と言われている層...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは考え方の問題なんですが、大切なことは、やはり経済のパイを広げていくことなんだろう、このように思います。いわば、セーフティーネットを厚くしていこうと思ったって、税収やあるいは入ってくる社会保険料が足りなくなってしまっては、やろうと思ってもできなくなっていく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、委員が今述べられたように、子供たちが家庭の経済的な環境によって教育において質の高い教育を受けることができない、結果として将来、仕事もいい仕事につけないという貧困の連鎖になっていく、これは断たなければならない、このように思っております。子供の貧困対策として...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今御指摘になられたように、確かに、非正規雇用が増加をしているというのは事実でございます。その背景は、正規雇用、非正規雇用という二極化した働き方を前提に、非正規雇用への労使双方のニーズが高まったということが挙げられています。  自己責任、社会の責任のいずれが大...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 雇用形態においては、雇用主側のニーズも確かにあったんだろうと思いますね。グローバルな経済の中で競争をしている中でということもあったんだろうと思いますが、働く側の方も、そういう労働形態を好んでおられる方々がいるのも事実だろうと思います。  大切なことは、非正規...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍内閣の基本方針は、成熟産業から成長産業に円滑に人材が移動する、失業なき労働移動の実現であります。こうした労働移動を実現する観点を踏まえ、三月二十八日の本委員会では、金銭を払えば解雇できるという制度の導入は行わない、こう申し上げたわけでございまして、厚生労働...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 四月一日の予算委員会において田村厚労大臣は、私の雇用法制についての答弁は、金銭を払えば解雇ができるという、いわば事前型の制度は一切考えていないという見解を示したものという認識を示していますが、そのとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 なお、解雇無効となった場合に、事後的に金銭の支払いにより労働契約の解消を申し立てるという制度について今質問されているんだろうと思いますが、この前の審議においては、私は、そのことを含めてはいないということでございます。
○安倍内閣総理大臣 あのとき、確かに、いわば社保庁を解体していくという方針を定めた後、十分に厚生労働省も把握をしていない、もちろん我々も把握をしていないさまざまな情報等がどんどん漏えいしたのは事実であります。  例えば、これはあってはならないことでありますが、さまざまな個人の年...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 年金記録問題の解決は、いわばあのときに、安倍政権のときにですが、確かに長妻委員が質問されたということも大きかったと思います。これは私も認めるところであります。  それから安倍政権においても努力をする中において、社会保険庁の対応というのは大きな問題があったとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当然、その考え方には変わりはございません。  そして、今おっしゃった年金記録回復委員会については、その根拠や所掌を明確にするために、法に基づく厚生労働省の審議会に有識者による新たな委員会を設置したものであって、位置づけを低くしたという指摘は当たらないというこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 情けは人のためならずも含めて、割合と間違って、誤解されている。私は役不足というのを間違って使う人も非常に多いんですが。  そこで、質問通告がございましたので調べたところ、世代で随分この理解度が違うということがわかりまして、やはり六十歳以上は理解度が高いという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 格差については、これはまさに、日本というのは、水を分かち合い、お互いに協力をして、汗を流して、田畑を耕して、一緒に五穀豊穣を祈ってきた国でありますから、そういう国にふさわしい市場主義、資本主義があるんだろう。瑞穂の国にふさわしい姿、麗しい姿を守っていく上におい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、下村文科大臣から御説明をさせていただきました。  なかなかこれは難しいんですが、一回説明を聞いてもわかりにくいところはありますが、ただ、小柴先生初め、日本の多くの物理学者、科学者は、これはまさに日本に置くことによって、世界じゅうから多くの科学者、トップレ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍内閣で進めております教育再生は、世界トップレベルの学力を身につける機会を保障していくということでもございます。その際、ICTの活用については、子供たちにとってわかりやすい授業や、子供たちの主体的な学習活動の実現に資するものと考えております。原口大臣も総務大...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には原口委員と同じでございます。  今、表としてお示しになられたあのグラフは、常にいつも財務省の方が持ってくる資料でもございますが、しかし、それはファクトでもあるわけであります。  ただ、一方、あの表を見て誤解してはいけないのは、だったら名目成長して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、銀行が目きき能力を向上させて、いわば借り手の資金需要を的確に把握して、新規融資を初めとして円滑な資金供給に努めるなど、実体経済の改善、成長戦略の実現に向けて適切な役割をちゃんと果たしているのかどうかということについて、金融庁、金融検査監督を通じて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 参加をいたしておりました。
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員が指摘をされましたように、九七年が五百二十三兆円でありまして、それから四百七十六兆円まで減ってきたわけでございまして、まさに五十兆円近い富が失われてしまった。これは深刻なことだと思います、その間、職を失った人がたくさん出てきたわけでありますから。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわばこれは、日本においては、かつて、西南戦争のときにどんどん貨幣を発行した。これは、中央銀行と政府が分かれていなかったということでありますが、大変なインフレになってしまったというところから、中央銀行と分けていくわけでございますが、その後、さきの大戦以前の高橋...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には、この目標について、今、小沢委員がおっしゃったように、政策目標において日本銀行と共有していない限り、これはなかなかうまく、目標がたとえあったとしても、さまざまな手段も効果を発揮しないわけであります。  これは、基本的には、国民によって選ばれた政府が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私もさんざん、中央銀行の独立性を侵していると批判をされました。野党のときにおいては、政策手段についても議論を行いました。  これは当然、日本銀行あるいは日本銀行の総裁は、国民に対して、手段においても説明する責任を負っているわけでありまして、ですから、きょうも...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 二〇〇六年のときの量的緩和の解除でありますが、ちょうど私も官房長官でありました。当時の福井総裁と何回か会合を持ったわけでありますが、政府の立場としては、当時の小泉総理も、この段階での、量的緩和をやめてしまう、量的緩和の解除は早過ぎるという判断でありまして、政府...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も議連に入っておりましたころ、今、まだ入っているかもしれませんが、みんなの党とともに、日銀法の改正案、我が党では山本幸三議員が中心になって書いたのでありますが、それは一応できているわけでございます。  今、小沢委員が指摘されたように、人に頼るのではなくて法...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 よく、期待だけだと言う人がいるんですが、この期待を変えるのが一番大変なんですね。これが一番難しいわけでありまして、だから、結果として、この十五年、全くデフレから脱却をできなかったわけであります。さまざまな量的な緩和を行いながらも、できなかった。  そこで、今...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 小泉政権のときは百円前後ぐらいだっただろうと思います。  安倍政権のときは百十円から大体百二十円ちょっとということだったように記憶をいたしております。
○安倍内閣総理大臣 年金積立金については、将来の年金給付の重要な、貴重な財源であります。安全かつ効率的に管理運用するために、国内債券を中心としつつ、株式を含めた分散投資を行っているわけでありますが、こうした年金積立金の運用は、民間のプロである運用機関に委託をして行っているわけであ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 その認識に変わりはございません。
○安倍内閣総理大臣 この資料は、もともと、当初予算を編成した際に、我々もしっかりとやったよということをお示しするために出した資料でございますので、そういう資料になっておりますが、一方、今の委員の御指摘もわかります、国際公約との関係もありますから。  我々も、その後にプライマリー...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当然、そう簡単な目標ではございませんが、しかし、今、経済財政諮問会議において議論を行っております。骨太の方針についても年央までに取りまとめることになっておりますが、その中において財政健全化の歩みについて議論していきたい。当然、今委員が御指摘のように、我々も覚悟...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には、経済は生き物でありますから。なぜ我々が大型の補正予算を組んだかといえば、昨年末に景気が底割れする危険性があった。マイナス三・五%という成長率になる危険性もあった中で、底割れを防ぐ。底割れをしてしまってはどうしようもないですから、財政健全化も何も、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、総理をやめると非常に時間ができたということでございますが、その中において、従来から、きょうトップバッターで質問に立った山本幸三議員が、いわばリフレ派としてさまざまな主張をしてこられた。その中において、安倍政権の二〇〇六年、二〇〇七年時に、一つの考えるきっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 十月、十一月に判断をする際に、今、渡辺委員が指摘された点が最大の考慮するポイントでございまして、景気の底割れにつながって、結果として税収は落ち、失業率が上がってしまっては、元も子もないわけでございます。  ですから、そこのところを勘案して、もちろんこれは税と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今般、二%という物価安定目標について、日本銀行もその責任をコミットして、最大限努力をしていっていただけるものと思いますが、同時に、四半期ごとに、経済財政諮問会議において、日本銀行の総裁が会議に出席をしていただいて現状の説明をするという、説明責任を果たしていくと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国経済は、これまでの十年間を振り返りますと、先ほど佐々木憲昭委員から紹介をしていただいたんですが、長期にわたり需要が弱い中で、企業などによる日本経済の将来に対する成長期待の低下やデフレ予想の固定化が生じたことや、あるいはまた、二〇〇〇年及び二〇〇六年、量的...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、委員が示していただいた負担増については、主に社会保障の給付において、給付と負担のバランスをとっていくということと同時に、社会保障を持続可能なものにしていくための対応であった、適切な対応であったと私は思っております。
○安倍内閣総理大臣 つまり、だんだん収入が減っていくというのは、デフレによって物の値段も下がっていくわけでありますから、当然、企業の収益も減っていくという中において、給与も残念ながら減っていく。  いわばデフレの負のスパイラルの中での現象でございますから、これを変えていくために...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この消費税の八%、一〇%への増税分は、年金や医療や介護、あるいは子育て等に使われるわけでございますし、佐々木委員御承知のように、医療の体制についても充実をしていくということになっているわけでございまして、そのための財源において、国民の皆様の御理解をいただいてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一方、子育てへの支援もしっかりと行っていくわけでございますし、例えば、この増税分において待機児童に対する対応を大きく進めていくことにもなるわけでございまして、そうした支援もしっかりとやっていく中において、御理解をいただいていきたいと思っております。
○安倍内閣総理大臣 消費税引き上げに際しては、低所得者、年金生活者の方々への対応等も十分に勘案をしていかなければならないと考えております。
○安倍内閣総理大臣 この十数年の間、ずっと日本はデフレに苦しみ、そして、行き過ぎた円高の中で、どんなに朝早く頑張って知恵と労力を使っても物が売れないという状況に陥っていたわけでございます。そして、GNIでいえば約五十兆円の国民の富が失われてしまったんですね。毎年毎年、デフレ下にあ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も至らない人間ですから、何か気に食わない人がいると、こんなやついない方がいいと思うことはありますが、しかしそれはやってはいけないことであって、総理といえども、日銀の政策委員は完全に独立している存在ですから、そして金融政策の専門家として敬意を持っております。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 コール首相は、いわば政府と中央銀行との関係について御自身のお考えを述べられたんだろう、このように思います。  政府としては、中央銀行に対して、いわばこういう手段をとってもらいたいと思ったときもあるでしょうけれども、しかし、それはやはり、中央銀行が独立性を持っ...全文を見る
04月05日第183回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○安倍内閣総理大臣 ただいま村上委員との質疑をお伺いいたしておりまして、この事故対応において、どういう問題があったのか、あるいはなぜ対応ができなかったか、これはきっちりと調査をしていくことは極めて重要であるということを再認識させていただきました。  その中において、確かにこれは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この問題にずっと村上委員は取り組んでこられました。そうした皆様の知見も生かしながら、政府としても、いわば政権がかわったわけでありますから、ゼロから見直しをしていくという思いで、しっかりと原因等を究明していきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 黒田総裁のもと、新しい副総裁と新執行部のもとでの第一回目の政策決定会合となったわけでございますが、黒田総裁以下、二%の物価安定目標に向けて、二年程度の期間を念頭にということで、しっかりと基本的に期間についてもコミットしていただいたわけでございまして、そして、中...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 再稼働については、仮に安全性が確保されたとしても、地元自治体あるいは住民の方々の御理解がいただけなければ、それは難しいわけでございまして、その中において、福島第二については、私も何回か福島に足を運んだわけでございますが、その際、被災者の皆様、なかなかふるさとに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日給千円というのは初めて……(辻元委員「八千円」と呼ぶ)八千円ですか。  そういう事情、仕事が大変だという話については、直接聞いたことはございませんが、新聞等では読んだことがございます。
○安倍内閣総理大臣 そういう議論を今ここでやるのはいかがかと思いますが、基本的に、国民的なコンセンサスの得られるような、前人未踏の大きな記録を残したり、あるいは記憶を残した方々に対して国民栄誉賞を出していくという方針で我々選んできているところであります。
○安倍内閣総理大臣 それは辻元さんの認識であって、過酷事故を通じて、今フィフティーズの話もされたじゃないですか、ああいう中において、こうした事故にどう対応していくかということについて、まさに我々は身をもって経験をしたわけですよ。それにどう対応していこうかという不断の努力を行ってい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 個々の対応については、原子力規制委員会において極めて厳しい基準を決めていくわけでありますから、原子力規制委員会において決められた基準において原子力規制委員会が判断をしていく。我々は、その判断を受けて、稼働するかどうか判断していく、こういうことに手順としてはなっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 NHKの番組で申し上げたのは、いわば無責任に単年度でそうしたものができるということを私たちは申し上げるつもりはない、こういう文脈で申し上げたわけであります。  我々は、三年間において、原発について、安全という判断を規制委員会でされたものについて、政府として責...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、一義的には東電でありますが、しかし、とても東電で全部背負い切れるわけではありませんし、原子力政策は国が推進してきたものであります。  ですから、廃炉に向かって、その廃炉のための技術の革新、研究等については、もちろん国が行っていく分野ではあろう、この...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども答弁いたしましたが、三年間、ことしの七月までに規制委員会が厳しい基準を決めていく中において、その後、安全について判断をしていく、そして、基本的にはこの三年間の中において、動かすかどうかということを判断していくことになる、こういうことでございます。
○安倍内閣総理大臣 事実関係については茂木大臣から答弁をいたしますが、我々は、十年間ずっと何もしないというのではなくて、三年間を目途に、いわば原発を再稼働するかどうかというのを判断を進めていって、そして、その中において再生可能エネルギーを初めさまざまな新しいイノベーションに挑戦を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年、ほぼ自民党主催だったのかな、主権回復の記念日が開催されたわけでございまして、私は、たまたま前から約束をしていた講演がございましたので、ビデオメッセージを出したわけでございます。  昨年、いわば六十年を記念して行った式典ではございましたが、六十年前にまさ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には、いわばさまざまな疑問があって、例えば、ハーグ陸戦協定上、占領している期間にはその国の基本法を変えてはならないという規定があるわけでありますが、しかし、その中において我々は、事実上、これは占領軍がつくった憲法であったことは間違いがないわけであります。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、勝手に、私があたかも自由や民主主義や基本的人権、そういうものを否定しているかのごとく発言されるのは極めて迷惑な話でありまして、自民党案においても明確に、平和主義、そして自由民主主義、基本的人権、この基本的な考え方、国民主権、そうしたものは受け継いでいくと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今から六十一年前に日本は主権を回復しましたけれども、残念ながら、主権外に奄美、小笠原そして沖縄があった。しかし、このときに、サンフランシスコ講和条約において平和条約を結ばなければ、そもそもそうした主権外に置かれている地域を取り返す外交権すらなかったわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘になったように、経済を成長させていく上において、安定的な、そして廉価なエネルギー源を我々は得て、そういう供給を確保していくことが極めて重要であります。現下の情勢においては、その多くをアラブの国々に頼っているわけでございますし、石油も、そしてガスも...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まだ外交の日程についてははっきりと決めたわけではございませんし、国会の日程等々も勘案しながら判断をしていきたいと思いますが、いずれにせよ、今委員が御指摘になったように、中東諸国あるいはアフリカの国々との友好な関係を構築していくことは、日本のエネルギー政策につい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 前回は、UAEとクウェート、もちろんサウジアラビア、そしてカタールという国々でございました。  やはり外交を展開していく上において、どうしても中東の国は、出張できる期間が限られておりますので、そうすると出張する相手国も限られますので、そのときに行けた国と行け...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま藤井委員が御指摘になったように、日本のアジアでの支援、また欧州のアフリカへの支援、一つの違いといえば、基本的に日本の場合は、無償援助もいたしますが、有償援助もしていく、そこに日本はポイントを置いたわけでございます。  有償援助をするということは、日本...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、今、中田委員がおっしゃったように、戦前は五割以上、七割近くを米国に石油では頼っていたわけでございまして、そこで石油を絞られて日本は戦争に突入をしていくわけでありますが、その反省から、日本は、なるべく供給源を多角化、多様化していこうという努力をしてまいり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島に参りまして、まだ多くの方々がもともとの生活に戻れていないという中において、収束をしたということは言えない、このように思いました。
○安倍内閣総理大臣 今、中田委員が御指摘のように、確かに政治の判断、決断というのは、こうした問題を処理していく上で極めて重要であると思います。  福島県の三春町においては、首長と議会とそして自治体が一緒になって、区域区域に話し合いをして、仮置き場をみんなで決めなければ除染はしな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現状の北朝鮮の挑発は、これは相当、我々から見るにレベルの高い挑発でありまして、許しがたい挑発と言ってもいいんだろう、このように思います。  その中において、北朝鮮の例えばミサイル発射というものに対しては、我々は万全を期していきたい。そういう態勢において、政府...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、山田委員から御指摘になった論点は極めて重要だ、このように思っております。  線量水準に応じて講じるきめ細かな防護措置の具体化について、原子力災害対策本部で議論を行い、年内を目途に一定の見解を示すという方針を決定したところであります。その際、関係省庁での検...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、原子力規制委員会が安全かどうかという判断をする中において、我々は判断をしていくということでございます。
○安倍内閣総理大臣 ただいま茂木大臣から答弁をいたしましたが、三年間で、原発において、規制委員会が安全かどうか判断をしていくわけでありますが、その中で、動かすものは動かしてまいります。  そして同時に、再生可能エネルギーを初め、あらゆるエネルギーの可能性について、新たなイノベー...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま担当大臣がお答えいたしましたが、原子力規制委員会において、七月の施行を目指して着実に検討が進められているというふうに承知をしております。
○安倍内閣総理大臣 日本は世界の中において有数な地震国であるがゆえに、原子力発電所の地震に対する安全性はより厳しいものが求められるというふうに認識をしております。  東日本大震災の教訓も踏まえて、世界最高水準の安全を目指すという考え方のもとで、今回、地震対策を強化した新たな、極...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 志位議員の御質問にも答弁したとおりでございますが、原発の安全性について、国会事故調や政府事故調からも指摘されているとおり、複合災害という視点が欠如していたことや、規制組織の独立性が十分ではなく、いわゆる安全神話に陥ってしまった点、政府として深く反省しなければな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども答弁させていただきましたように、いわゆる安全神話の中に我々は陥ってしまった、このことによって、防げたものが防げなかったかもしれない、そういう反省の中から、政府事故調においても、また国会事故調においても調査が行われたというふうに承知をいたしております。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 田中委員長、また茂木大臣からお答えをしておりますように、百分の一ならいいということではもちろんありません。そうならないように最大限の努力をしていくということでありますし、そして同時に、安全神話の中においてそういうことは起こらないんだという前提には立たずに、そう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御承知のように、現在では冷温停止にはなっております。しかし、地元の方々あるいは被災された方々は全くもとの生活に戻るめどは立っていないわけでありまして、その中において、私たちは収束をしたという言葉は使ってはいないわけであります。しかし、その中におきましても、今、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍政権においても、基本的に原発依存度を低下させていく、この方針は定めているわけでございます。  その中において、ただいま茂木大臣から答弁させていただいたように、火力発電の効率化も含めて、さまざまなエネルギー供給源を獲得するために、この三年間においてしっかり...全文を見る
04月09日第183回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○安倍内閣総理大臣 先般、議員にごちそうになったわけでありますが、はやっていないお店に行ってそこをはやらせようということではなくて、あのお店は、既に極めて予約がとりにくいという状況になっておりまして、数週間前から予約をしなければいけない店になっているということで、私も大変驚いたわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が当選しましたのが平成五年の総選挙でございまして、そのときの大きなテーマは政治改革でありました。そして、その政治改革の中心的なテーマが選挙制度の改革だったんですね。そして、当選してほぼ半年ぐらいは、ずっとこの選挙制度の改革が国会で議論されたわけでございまして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この道州制につきましては、委員には、自由民主党の道州制の本部長として、成案を得る上において大変な御尽力をいただいたことに敬意を表したいと思います。  第一次安倍内閣において開催された道州制ビジョン懇談会において、現行の統治システムについては、今日の豊かな日本...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この成長戦略の中においては、各地方が地域の特性を生かして活力を持って成長していくことが極めて重要だろうと思います。その意味におきましても、地方に分権をしていく、当然でありますが、その受け皿となるのはどこかということであるとすると、やはり道州制というしっかりとし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘になられました原油等の輸入原材料の価格につきましては、為替相場の動向に加えまして、地政学的なリスクも、その増大の状況も加味されているわけでございますが、現下の原材料等の価格の上昇による企業や家計への影響については引き続き注視をしていく必要があると...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、選挙制度の問題について、錯綜している議論を委員が大変わかりやすく整理していただいた、このように思います。  選挙制度の問題は、一票の格差の問題と、もう一つ、一方に定数削減の問題があるわけでありますが、一票の格差の問題につきましては、司法において違憲あるい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税を来年から引き上げるという法律を通して国民の負担をお願いする以上、私たちも政治家として身を切る決意を示さなければならないわけでありまして、そうした中におきまして、国会議員の定数削減による歳出の削減の状況等を勘案し、別に法律で定める日までの間、歳費を削減す...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 委員の御指摘は、私は極めて重要な指摘だろうと思います。  総合科学技術会議を、科学技術の司令塔機能を持つ場として、今、山本一太担当大臣でありますが、山本一太担当大臣のもと、しっかりとその機能を果たしていくことが重要だろうと思います。  その際、シンクタンク...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、大島委員のお考えと基本的に同じ考えでございます。当然、公務員の方も排除すべきではなくて、公募において広く人材を求め、そして適切と思われる人物を選ぶべきだろうと思います。その際、やはり委員が御指摘になったように、大臣がどういう人材を求めて、どういう政策をや...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍政権の雇用政策の大方針は、成熟産業から成長産業へ失業なき円滑な労働移動を促進していくことであります。  このような観点から、雇用支援施策に関して、行き過ぎた雇用維持型から労働移動支援型への政策シフトを行うこと、ハローワークの有する情報を民間に開放して各種...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、お金さえ払えば解雇できるような解雇の自由化は行わないということを私は答弁しているわけでございますが、今委員がおっしゃっているのは、裁判等で係争になっていた結果においては、またこれは別の問題であろう、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 委員の御地元にも守るべきたくさんの文化財があると思います。安倍政権としても、日本の伝統と文化をしっかりと守っていくという立場でございますから、文化財こそ政府としてしっかりと守っていきたい、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 私の個人のフェイスブックについては、基本的に私が、長い文は書きませんが、書いているということであります。
○安倍内閣総理大臣 基本的には、今、選挙運動においては限定列挙ですから、書いてあることしかできないという中において、電話で依頼はできるわけでございますが、ファクスでは依頼できないという中において、例えば聴覚障害者の方々はファクスを解禁してもらいたいという依頼は随分前からあるわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これについては、選挙制度でございますから、基本的には国会で議論をしていただくべきだろう、このように思います。  インターネットの活用について、どう活用していくかというのは、私は基本的に、ある程度自由にやっていいんだろうという考え方でございますが、しかし、成り...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大変重要な御指摘だと思います。  山林についてそういう登記を進めるという法律については、議員立法で成立をしたというふうに承知をしておりますが、今委員が御指摘になったように、固定資産税がちゃんと徴収されていない、あるいは安全保障上の課題にもなっているということ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 衆議院の定数削減について、さきの三党合意については、今委員が示しておられるように、選挙制度の抜本的な見直しの検討を行い、今般の国会終了までに結論を得て必要な法改正を行うこととしておりまして、私は、自由民主党総裁といたしまして、党に対して、積極的に取りまとめを行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどの議論でもお話をさせていただいたんですが、今、喫緊の課題として、〇増五減、一票の格差の問題がありまして、これは違憲判決、違憲状態という厳しい判決が下されておりますので、これを真摯に受けとめて、これに対応していく、この違憲状態を解消していく努力をしなければ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的にはそのとおりでございまして、だからこそ我々の案は、与党の案として、三十削減をしていくということでございます。  今の与党の案では、この三十のうちほとんど、前回の選挙の結果を引きますと、我が党が一番大幅に減っていくという案でございますが、それを与党とし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 座右の銘というのは、普通一人一つなんですが、私、いろいろございますが、よく頼まれて書く揮毫は、下手な字で、不動心という揮毫をさせていただいております。
○安倍内閣総理大臣 先ほど指摘をいただきました孟子の言葉でございますか、それも私の座右の銘であることは間違いないわけでございます。  今例として挙げられました我が党の公約でございますが、これは前回の参議院選挙のときの公約であった、このように思います。さきの衆議院選挙の公約の中に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的に、もう一度私が総裁に就任をいたしまして、もう一度公約を見直しして、昨年の総選挙において私たちがお示しをしたのが、まさに現在の我々の公約であるということでございます。
○安倍内閣総理大臣 平成二十三年三月の最高裁判所大法廷判決が、一人別枠方式を廃止し、投票価値の平等の要請にかなう立法的な措置を求めていることを踏まえまして、各党各会派が議論をして、昨年の十一月に〇増五減による緊急是正法を成立させたわけでございまして、その際、一人別枠方式を廃止する...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 高裁の判決においてはさまざまな判決が出ているわけでございまして、そういう意味においては、最終的に最高裁の判決を待つべきなんだろう、このように思うわけでございますが、その中におきまして、二倍未満にするという、少なくともやらなければいけない努力はこの〇増五減につい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一般論として言えば、量的、質的金融緩和のもと、日本銀行が多額の国債の買い入れを行えば、債券市場に大きな影響が生じ得るのは確かでございます。  こうした観点から、日本銀行として、市場参加者との間で、金融市場調節や市場取引全般に関して、これまで以上に密接に意見交...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 マーケットとの対話が必要であるというのが黒田総裁のお考えでございまして、それを紹介させていただいたわけでございますが、いわば今までの伝統的な日本銀行の政策、金融緩和の想定の範囲を超えたわけでございますから、一時的にマーケットがそのように反応したかもしれないとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、委員は白鵬を例に挙げられたと思いますが、白鵬であるにもかかわらず、ずっと十年間デフレが続いてきたわけでありますから、十四敗しているんですね。ですから、今度はまさに白鵬としての力を発揮していただいている、このように思います。  しかし、白鵬のパワーがどれぐ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年は、とうとうGDPマイナス三・五%という景気の底割れ状況に直面をしていたわけでありまして、そうなれば税収はがくんと落ちるわけでありますから、そして、当然、ことしの新卒者は、就職の内定すら再び企業の方から破棄をされる危険性に直面をしていたわけでありますから、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法が成立をしてこの方、なかなか憲法改正の議論が盛り上がってこなかった。自由民主党についても、綱領として憲法改正を掲げていたわけであります。しかしながら、党内においてもなかなか盛り上がってこなかった。  それはなぜかといえば、これはやはり無理なんだろうと、頭...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自由民主党としては、憲法改正草案について、昨年の四月の二十八日に党で取りまとめを行いました。これは前文から全てで、まさに改正の九十六条も含めて、全面的な改正、改正をしていない条項もありますが、基本的に全てを見直ししていこうということで、自由民主党において八年が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 主権在民、平和主義、そして基本的人権なんだろうと思います。
○安倍内閣総理大臣 ただいま法制局長官も答えましたが、憲法第八十二条第二項本文に言う公の秩序は、社会の安寧秩序、社会公共の秩序、そして社会公共の一般的利益との意味で用いられていると一般に解されているわけであります。  憲法第八十二条第二項本文の公の秩序は、裁判の公開の原則の例外...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は今、内閣総理大臣でございますので、まだ成立してもいない自民党の憲法案について議論する立場にはございませんが、そのときにどういう議論が行われていたかというと、表現の自由等に関していいますと、自民党としては、かつてオウム真理教事件があった、あれだけの大量殺人を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 考え方として、今まで、しかし結果としてそれは防ぐことはできなかったわけですよ。極めて慎重だったんですから、そういうものに対しては。ですから、その中において、これを明確にしていこうということにしかすぎないと言ってもいいのではないかと思います。
○安倍内閣総理大臣 いずれにしても、まだこれは自民党として世に問うている段階において、総理大臣の私が、それを一々この場で、行政府の長として議論するのはどうかというふうに本当に思いますが、現行憲法の解釈についてまず先にお話をさせていただきますと、これについては、政府としては、従来か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 あのときの議論を今思い出しているわけでありますが、一項については基本的に変えないということになったんですね。その後、読みやすくするために文言を基本的には整理したということであります。英文を訳したものでありますから、なかなか読みづらいというところがありましたので...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員は岡山支部の判決の例を出されましたが、東京高裁は、平成二十三年大法廷判決の判示に従って選挙区割りを是正する対応を示しており、つまりこれは〇増五減のことを指しているわけでありますが、今後、選挙区割り規定を投票価値の平等にかなったものに是正していくことが期待...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 さまざまな御指摘をいただきました。  自由民主党も、野党時代にやっておけばよかったなというものが幾つかあるわけでありまして、今、野党である松浪委員にそういう提案をしていただいたことは極めて有意義だろう、私はこのように思います。  施政方針、所信表明、これは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 幾らぐらいのコスト削減になるかということは、何日間減らすかということもございますので、一概には言えないわけでございます。  御承知のように、答弁に立つ、例えば総理大臣の私が答弁に立つ場合は、質問が来る場合は全省庁かかわりますので、全省庁の多くの職員が、待機が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろんこれは、基本的には各党各会派で相談して決める、院のことでございますから。しかし、今、松浪委員の出された御提案というのは、私から見れば極めて合理的な提案だろう、このように思いますし、野党の皆さんにとっても議員立法という大切な道が開かれるわけでございますか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党案でございますから党総裁としてお答えを申し上げますが、現行の制度においては、憲法の規定に基づいて、国会議員の中から国会の議決により指名され、天皇陛下により任命されることとされておりまして、いわゆる間接民主制がとられております。自由民主党は、昨年四月に改正...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 礒崎補佐官は道州制を担当しておりますが、これは、議論が集約され次第、国会に提出をしたい、このように考えているわけでございまして、党の中でも精力的に議論が進んでいることでございます。
○安倍内閣総理大臣 我が党は今村さんが推進本部長をしておりますので、ぜひまた御党とこの議論を深めていただきたい、それは大変有意義だろう、私はこのように思います。
○安倍内閣総理大臣 ちょうど、TBSの質問で、私はその質問を受けたわけでございます。政治家が百四十一位でありまして、子供たちに聞いたという質問だったんですが、ちらっと見たんですが、百四十位が入れ墨師だったんですね。子供で入れ墨師と答える人がいるのかと思って私は非常に驚いたんですが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 答弁する際は、やじは確かに気になるんですよ。長妻理事のやじも気になりますが、しかし、やじにもいろいろありまして、これは議場の華とも言われる場合もありますし、正直、私も若いころは結構やじった方でございます。  のべつ幕なしにやじるのはどうかなと思いますが、確か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、待機児童、保育所の整備状況等は大きく異なるわけでございますし、私の地元では基本的に待機児童はゼロという状況になっておりますが、日本全体では、都市部ではそういう状況ではない。という中で、これは全て基本的にそれぞれの地域で対応していくということがふさわしい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、自民党の道州制推進本部で議論が進んでまいりまして、いよいよ党の機関における最終審査の段階に入っているというふうに承知をしております。  当然、この国会というのを目指していくわけでございますが、この国会は、七月にも参議院選挙が予定をされておりますので延長...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、党でどの段階かというのは、恐らく政審、政調の……(発言する者あり)そこまで行っていないの。今、我々、党の方は党の方に任せているという仕組みになっているわけでございますが、案が大体できているのは事実であります。そのできた案を最終的に本部で決めて、本部で決めた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そこまで先のことを私も計算しているわけではございませんが、いずれにせよ、党の約束でございますから、これは私だけではなくて自民党全体としての約束でございますから、誰が総理であろうとこの法案を成立させて、御承知のように、これは基本法でございまして、言ってみればスケ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは現在、党においてもさまざまな議論がなされているところでございまして、今委員が御指摘あったような答弁ではなかったとは思うんですが、いずれにせよ、この議論においては、公務員の組合に、労働基本権についてどういう権利があるかどうかということについては、これは基本...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま稲田大臣から答弁をさせていただきましたが、基本的に、労働基本権の問題については、この基本権において、争議権等について、これは行使をできないことにしているかわりに人事院が存在をしている。それに対する、いわばそれは最高裁の判例を引いてきているわけでございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 たび重なる北朝鮮の挑発的な言辞に対して、日本としては、国際社会と連携をしながら対応していくこととしておりますが、政府としては、国民の生命と安全を守るために万全の態勢をとっております。  そして、個別の対応につきましては、まさに政府のというか日本国の戦術にかか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回、北朝鮮はまだミサイルを具体的に発射すると、昨年のミサイル発射のように、指定の海域、時間を既に通告して発射するというスタイルではないものでございますから、いつ発射するかどうかというのは極めて不明確でございます。  その中において、どういう対応をとるかとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる公共という概念において、これは、公共は必ずしも国が担うものだけではないという考え方なんだろう、このように思うわけでございます。  そこで、新しい公共という考え方ですと、若干違和感を感じるのは、まさに新しくいきなりそういう考え方が出てきて、そういうNP...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の議論を聞いておりまして、私もよく整理ができたんです。  まさに公の役割を国なり地方公共団体が全て担うことはできませんし、むしろそうではない方がいいだろうということでありますから、今、新藤大臣が答えたように、社会的な課題を解決していくために、そうしたNPO...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 特にシンクタンクとの間において、国の公務員が人事交流をしながら政策立案能力を磨いていく、いわば武者修行をしながら、民間のもとにおいて新しい発想で政策立案能力をもっとダイナミックに磨いていくということも大切でしょうし、同時に、シンクタンクの人たちが実際に行政を行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この公務員の八百十八万というのは、これは全部足し込んでいるんですか。(浅尾委員「地方公務員も含まれます」と呼ぶ)  これが高いか安いかということなんですが、公務員の場合は身分が保障されているということを勘案すると、国民的にはこれは高いという印象を受けるかもし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の議論を聞いておりまして、確かに上げる方だけ相対評価で上げるのは、やはり何らか国民的にも納得できないだろう、相対評価にするのであればそうした分布にしていくべきだろう、このように思いました。
○安倍内閣総理大臣 昨年の十一月の十四日の党首討論において、野田党首から、定数削減、そして議員定数の是正について提案がございました。議員定数の是正については、〇増五減についてさきの国会で成立をさせる、そして定数削減は、抜本的な改革を含めて、この通常国会において成案を得るようにとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ちょうど私が当選した平成五年に、今委員の御指摘になった政治改革法案が出たわけでございまして、選挙制度の改革とともに、政治資金規正法の大きな改革が行われまして、我が党でも大きな議論がございました。  あのときはちょうど我が党の金丸副総裁の問題があった中において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この政党助成制度は、政治改革について議論を積み重ねた結果、政党の政治活動の経費を国民全体で負担していただくこととしたところでございますが、民主主義の発展に重要な意義を持つ制度であると考えております。  一方、政党の運営の当否は、最終的には選挙を通じた国民の審...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当時、私は、小選挙区制度については強く反対をいたしておりまして、今名前を出された当時の森幹事長から説得をされまして、安倍君、君、反対したらだめだ、当時総裁の河野洋平総裁からも、みんなで決めたことは賛成すべきだ、こういうことでございました。  しかし、そもそも...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、その論点で反対もいたしておりました。  それと、当時は、例えば自由民主党においては、現職優先という形にしていくという話だったんですが、それであると、極めて閉鎖的になっていくだろうと。中選挙区制度でありますと、自由民主党の場合は、出たい人は基本的にみんな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 抜本改革の中で、実態として、これは成案を得る上においては過半数以上の賛成を得なければならないという中において、さまざまな議論がなされております。  自由民主党の中においても、中選挙区制度、大体三人を基本とした中選挙区制度を主張する人たちもいるわけでございます...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、我が党の今村議員からも、今村議員は我が党でも保守派に属する議員でありますが、今村議員からも同じ指摘がございました。ということは、かなりこれは幅広くそういう疑問を持っておられる方がおられるんだろうと思います。  また、行政府の長である私が、議員が御指摘...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国は、例えば外交とか安全保障を中心に、国家の本来的な任務を重点的に担うこととして、地方は、身近な行政、住民サービスを中心に、身近な行政についてはできる限り地方自治体が担っていく。それが国と地方の役割分担に関する基本的な考え方ではないか、私はこのように思います。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国の出先機関の移管については、民主党政権下で閣議決定された出先機関の機能を広域連合に移譲する法案に対して、発災後、市町村から、これは都道府県と市町村で意見の違うところでありますけれども、市町村からは、これは全てではないんでしょうけれども、私が会った例えば相馬市...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法裁判所についてでございますが、一般的に憲法裁判所とは、具体的な争訟を法的判断により解決する国家機関である通常の司法裁判所と異なり、具体的な争訟を必ずしも前提とせず、一般的に抽象的に憲法問題の裁判を行うことをその権能とする独立した国家機関をいうものと解されて...全文を見る
04月10日第183回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○安倍内閣総理大臣 先日いただきました自由民主党の教育再生実行本部の御提言の中には、今委員が御紹介になられたように、英語教育の抜本的改革やイノベーションを生む理数教育の刷新、国家戦略としてのICT教育について、グローバル人材の方策として我が国の教育再生や経済再生に資するものと考え...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 総理になってからは余り時間がないんですが、先般、新しくなった歌舞伎座に行ってまいりまして、「勧進帳」を鑑賞してまいりました。まさに四百年の伝統に裏打ちされた日本芸術の粋を堪能させていただいたところでございます。  あの物語についても、弁慶と義経、主従のお互い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、少年時代にすぐれた文化に接する、感受性が豊かな子供時代にそういう感性を磨くものに触れていく、これは極めて教育上は重要なことであろう、こんなように思います。  そういう意味において、そうした情操教育にもプラスになる、また、長じてからもそうしたものが教養...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が例として挙げられましたスポーツやキャンプ、自然体験などの体験活動の充実は、規範意識、あるいは他者や社会とかかわる能力をまさにその場その場で育んでいくことになるわけでありまして、極めて重要であるというふうに考えております。  このため、政府としては、一...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、二〇〇六年の話をされました。景気が回復して株価が最高値をつけた。私はよく覚えているんですが、なぜかといえば、私が総理大臣だったんですよ。二〇〇六年そして二〇〇七年、これは二十一世紀に入って最高値でありました。株価が上がったことによって、例えば年金の運用は、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いや、申しわけないけれども、全くわかっておられないのか、意図的に曲解しているんだろうと思うんですね。  デフレから脱却する。円安によっては、確かに輸入品は上がりますよ。輸入品が上がることをもってデフレから脱却するということでは全くないわけであります。それはは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 枝野さんのような考え方を持っておられたから、多くの方がデフレから脱却できなかったんです、はっきりと申し上げて。  私たちがやっていること、短くというか、これは一応ちゃんと順序立てて説明しないとなかなかわかりにくいことですから、先ほど申し上げましたように、今じ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどから説明をしているつもりなんですが、先ほど、二〇〇六年の話をされました。つまり、日本銀行総裁を決めたのは私たちですよ。それは反省しています。あのとき、今回のように、総理大臣がはっきりとした金融政策を持って、日銀の総裁と同じ金融政策を持って、それを重視して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 前回、安倍内閣において教育基本法を変えました。そこで教育の目的、目標をしっかりと書き込んだのでございますが、そこに、日本の伝統と文化を尊重する、これをしっかりと書き込みました。そして、愛国心、郷土愛というものも書いたのでございますが、残念ながら、検定基準におい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、総理として外国を訪問いたしますと、その国の無名戦士の墓にお参りをいたします。これは、外交上、相互儀礼と言ってもいいんだろうと思います。国のために戦い、命を落とした人に対して、その御冥福をお祈りする、あるいは尊崇の念を表する、これは、国と国との関係において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 さすが中山先生、背筋が伸びる質問をしていただいた、このように思います。  子供たちが日本に生まれたことに誇りを持てる、そういう国にしていきたいと思います。相当状況は厳しいわけでございますが、この中で、私たちは、ひるむことなく、今サッチャー元首相の例を挙げられ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が、若い人たちが将来に夢を失っている、子供たちもと。これは本当に深刻な事態なんだろうと思います。  やはり大切なことは、これは親の姿を見ますので、国民みんなが、ことしよりは来年、頑張っていけばよくなっていく、来年、再来年はもっとよくなっていく、自分たち...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに今先生が御指摘をされたさまざまな課題を、我々、しっかりと見据えながら、今、山下さんのお言葉を示されたわけでございますが、そうした意味において、ただ試合に勝てばいいということではなくて、いかに立ち居振る舞いが正しかったか、対応が正しかったか、そういうことを...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 犯罪発生率等は、その時代の時代背景なんですが、この段階ではまだ非常に貧しかったんですね、日本は。ですから、そういう中において、子供たちが犯罪に走らざるを得ない、そういう経済的な状況というのがかなりあったわけでありまして、基本的にはそういう分析がなされています。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 山内さん、そういう質問をされるんだったら、どういう議論をされているかと調べてくださいよ。教育再生実行委員会で誰がそれを言っているんですか。誰も言っていないですよ。それは間違えてもらっては困るな。ですから、それはやはり、あなたはファクトを重視するのであれば、ファ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、まさに子供たちの命に対して責任を持つという思いで、今委員が御指摘になったように、最優先で考えていきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 いじめで子供が命を絶つ、こういう出来事は何としてもなくしていきたい、このように考えているわけでございます。  そこで、御遺族のお気持ちはその真相を知りたいということなんだろう、でき得る限りそれに応えていくべきだろうと思いますが、ただ、そのときに、いわばいじめ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そういう状況になったときに、学校とそして教育委員会があるわけでありますが、その際、そういう状況に誰が責任を持っているのか。ですから、そういう観点から、我々、責任の所在を明確にしようということでありますが、その中において、そうした誠意ある対応、御遺族のお気持ちに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本原子力研究開発機構において、「もんじゅ」やJ—PARCの利用を想定した基礎的な研究を実施しておりますが、今後とも、引き続き、核変換技術にかかわる研究を着実に進めていきたいと考えております。
04月12日第183回国会 衆議院 本会議 第16号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 宮下一郎議員にお答えをいたします。  デフレ脱却と経済活性化に対する意気込みについてお尋ねがありました。  長引くデフレを脱却し、日本経済を再生させることが、私の内閣の最重要課題です。  このため、これまでとは次元の異なる政策パッケージとして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 近藤洋介議員にお答えをいたします。  社会保障・税一体改革大綱や行政改革についてのお尋ねがありました。  社会保障・税一体改革については、昨年二月に閣議決定した社会保障・税一体改革大綱を踏まえつつ、自民、公明、民主の三党合意に基づき、推進すること...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 丸山穂高議員の質問にお答えをいたします。  消費税の転嫁を妨げる表示を規制する意義についてのお尋ねがありました。  本規定は、納入業者に対する買いたたきや周辺の小売業者の転嫁が困難になることを防止する観点から、事業者が消費税に関連するような形で安...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 江田康幸議員にお答えをいたします。  社会保障・税一体改革についてのお尋ねがありました。  少子高齢化が進展する中で、安定財源を確保しながら、持続可能な社会保障制度を構築し、暮らしの安心を取り戻すため、自民、公明、民主の三党合意に基づき、社会保障...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井坂信彦議員にお答えをいたします。  消費税率の引き上げに伴う小売価格の設定についてのお尋ねがありました。  消費税は、消費に広く負担を求めるという性格を有する税であることから、事業者は、取引全体として消費税を円滑かつ適正に価格へ転嫁していくこと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 塩川鉄也議員にお答えをいたします。  消費税率の引き上げが経済に与える影響等についてお尋ねがありました。  今般の一体改革による消費税率引き上げは、増大する社会保障の持続性と安心の確保、国の信認維持のために行うものであり、給付と負担のバランスのと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小宮山泰子議員にお答えをいたします。  本法案をこの時期に提出し、審議することについてお尋ねがありました。  民間事業者においては、既に、消費税率の引き上げに向けたさまざまな交渉や準備活動が始まりつつある中、中小事業者等が買いたたきなどの被害に遭...全文を見る
04月16日第183回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○安倍内閣総理大臣 大胆な金融緩和、そして機動的な財政政策、そして民間の投資を呼び込む成長戦略、この三本の矢でデフレから脱却をして、力強い成長軌道に乗せていくことを目指しているわけでございますが、そのためにも、一日も早く、地域隅々まで、その景気回復、実感が行き渡るようにしていかな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 委員は通商政策の専門家でいらっしゃいますから、その観点から御質問いただいたと思います。  TPP交渉については、三月にシンガポールにおいて第十六回の交渉会合が開催をされました。二〇一三年中に交渉を妥結するというTPP交渉参加国の首脳の希望を達成するため、議論...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 委員御指摘のとおり、日本は一八九五年に、国際法上確立された手続にのっとって尖閣諸島を日本の領土に編入させたわけでございまして、他方、中国及び台湾が尖閣諸島について独自の主張を始めたのは、一九七一年のことでございました。先ほど委員によって図表で提示をされましたよ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま佐藤委員が御指摘をされた対北朝鮮への姿勢が、まさに安倍政権の基本的な姿勢でもございます。  中国は国連安保理の常任理事国であり、そして、今御指摘をされたように、六者協議の議長国でもあるわけでありまして、なぜ議長国になってもらったかといえば、北朝鮮に対...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員が御指摘になったように、日本の安全を守るミサイル防衛システムも、決定的に、アメリカの早期警戒衛星の情報がなければ全く機能しないわけでありまして、その事実をまず我々はかみしめる必要があるんだろう、このように思うわけであります。  そこで、我が国独自...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 報道によりますと、日本時間の四月十六日午前三時五十分ごろ、米国のボストンで開催中のボストン・マラソンのゴール付近で二件の爆発があった。二人が死亡し、多数の負傷者が出たという情報に接しておりますが、これまで邦人の被害者が生じたという情報には接しておりません。事案...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 こうした想定については、渡辺副大臣時代からさまざまな研究がなされていたというふうに承知をしておりますが、今回の事態については、今までと北朝鮮の言動が確かに違って、相当エスカレートしているという状況であります。  また、ミサイルの発射につきましても、今までは人...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、今、渡辺委員の問題意識を持って、今回の事案に対して、政府内において、官邸において検討を進めてまいりました。武力攻撃事態、そしてそのおそれのある事態、そして、その前の緊急事態ですか。  しかし、これは、法的にあらかじめ予測するとおりには、相手があること...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 既に防衛大臣がお答えをしておりますが、これは渡辺委員御承知のように、今の段階では、いわば、グアムに飛んでいくミサイルを我が国の国内の施設を使って迎撃するという能力もございませんし、それは全く現在では想定をしていない。基本的には、我が国の領域外の海上からSM3で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 このミサイルの燃料はヒドラジンという猛毒性の燃料であります。かつ、例えば、ムスダンを発射して、それがいわばうまくいかなくて、事故によって日本に着弾した場合は、大量の燃料が残っている危険性があるわけでございまして、このようなケースにおいては、直ちに、国民、地方公...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の自衛隊法改正は、あのアルジェリア事件を受けまして、もしあのときに、事実上、アルジェリアが邦人を輸送するということがなかなか困難な状況になっている中において、邦人は日本側が輸送してくださいということになっても日本は能力がないわけでありますから、結果として、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、先ほど法制局長官が答弁したように、憲法九条による制約、いわば海外での武器の使用、海外で武力を行使するということは、必要最小限を超える、量的制限を超えるという解釈であろう、このように思うわけでありますが、しかし、その中において、今回の自衛隊法の改正につい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、安保法制懇において、今のような事態に対して、どこまで本当に憲法が禁止しているのかということも含めて議論をしてまいります。  ただ、過度の負担を自衛隊の諸君に今度の改正案においても与えないように、あらかじめ武器の使用についてはガイドライン等々を決めていき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 セラル・アルジェリア首相とは、二度、電話会談を行いまして、私からは、人質の人命最優先での対応や、邦人の安否情報を含め、常時緊密な情報提供を要請して、緊密に連携していくことを申し入れたところでございまして、これに対して、セラル首相から、あらゆる指示を出して最大限...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、西村委員が例に挙げられたダッカ人質事件においての福田総理の判断と、いわば自衛隊という実力部隊を派遣して武力、武器を行使させる、これは大きな違いがあるわけでありますから、当然、法的な根拠に基づく必要があるわけでございますし、派遣される自衛官も命をかけるわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自衛隊は、まさに日本人の生命と安全とそして財産、領土、領海、領空を守らねばならないわけでありまして、そのための戦力を有しているわけでございますが、同時に、日本は米国と安全保障条約を結び、日本に対する攻撃に対しては共同対処をすることになっている中において、基本的...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 拉致被害者の全員の帰国というのは国家の基本方針ですから、それはあくまでも貫いてまいります。
○安倍内閣総理大臣 北朝鮮の核実験に対して、米国は日本に対して、いわば、拡大抑止、核の傘を提供するということを明確にしているわけでありまして、いわば、日米同盟によって日本は核抑止力を得ている、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 私は自民党総裁に就任して靖国神社に参拝をいたしましたが、国のために戦い、倒れた御英霊に対して、国の指導者が敬意と感謝を込めて尊崇の念を表し、御冥福をお祈りするのは当然のことであろう、このように私は考えております。  しかし、この問題が外交的、政治的な問題にな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府、日本国において、いわば情報収集機能を持つ部署は幾つかあるわけでありますが、内閣には内閣情報官がおります。情報官のところにさまざまな情報が集まってきているわけでありますが、私は定期的なブリーフを受けることにしておりまして、基本的に、日本国の力を使った情報収...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 NSCについては、外交、安全保障政策、外交と安全保障政策のいわば司令塔機能を果たす役割を担わすというのが基本的な考え方でありまして、その観点から、今、有識者会議を行い、議論をしているところでございます。  そこで、情報収集と政策部門、基本的には、このNSCに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘になった点こそ、まさに今、実は、有識者会議で議論をしているところでありまして、政策あるいは戦略部門と、先ほど御指摘になった情報収集部門の結節点、これは明確に切り分けられるかどうかという課題もありますが、それについても議論をしております。  それ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この事務局長については、重要な役割を担っていくことになるんだろうと思います。米国におけるNSCにおいては、事務局長的な役割は安全保障担当の補佐官が務めているわけでありますが、そこで今御質問のポリティカルアポインティーとすべきかどうかということなんだと思います。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 実は、第一次安倍政権のときからそうした人材の育成をスタートしているわけでございまして、そういうトレーニング等を相当進めてきているわけでございますが、中身については、まさにこれは公表することはできないので、ここで申し上げることはできないのでございますが、我々、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、内閣情報調査室、警察庁、公安調査庁、外務省、防衛省そして海上保安庁等によって構成される情報コミュニティーとしての分析を総合的に行うため、内閣情報会議や合同情報会議の機能強化を図るとともに、内閣情報分析官を設置するなどの取り組みを行ってきました。こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、カウンターインテリジェンスについては、これも第一次安倍政権のときに、カウンターインテリジェンス機能をしっかりと確立しなければいけないということで進めてきたのでございますが、カウンターインテリジェンス・センターは、国の重要な情報の保護を図るために、平成二十...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 「又はその後」と書いてありますが、基本的にはこの年限に向けて進めていくということであります。  しかし、さまざまな状況も起こり得るわけでございまして、そういう意味において「又はその後」と書いてありますが、基本的にはこの年限に向けて返還を進めていく、そういう認...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御指摘の調査結果については承知をしております。  国土面積の〇・六%しかない沖縄県内に全国の約七四%の在日米軍用施設・区域が依然として集中をしており、政府としては、沖縄の負担の軽減は最優先で取り組むべき課題であると認識をしております。普天間飛行場の固定化は断...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この計画に基づく返還に際しては、多くの施設が他の既存の米軍施設・区域に移設されることとなっておりまして、その結果として、東京ドーム二百二十四個分、千四十八ヘクタールに相当する広大な土地が返還されることになります。特に、人口が集中をし、沖縄県の政治、経済の中心部...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま根本大臣が答弁したとおりでございますが、被災地向けの予算については、全て復興庁に一括計上して、そして要望を一元的に受理して、そして一括して要求をしているという中において、執行段階において、これも全部、執行そのものを復興庁にという話でございましたが、こう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍政権は、デフレから脱却して力強い経済成長を可能にする、そういう経済を目指しているわけでありますが、これはもちろん目的ではありません。経済を成長させることによって、国民の所得がふえていく、高い文化的な生活が可能になっていくということと同時に、年金や医療や介護...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国家百年の計は、何といっても教育であろうと思います。内閣に教育再生実行会議をつくりました。この会議におきまして、現在の六・三・三・四制がそのままでいいのか、大学入試の仕組みがそのままでいいのか、あるいはまた、グローバルな経済の中で勝ち抜いていく上において、今の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員から、私の父にかかわるエピソードを紹介していただいたことを御礼申し上げたいと思います。  父が最後にロシアを訪問した際、当時のゴルバチョフ大統領と会談をして、それまで日ロ間には、当時は日ソ間でありますが、領土問題は存在しないという立場であったので...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、佐藤委員がおっしゃったように、北海道は、大規模な専業農家を中心に、すばらしい農産品をつくっていただいていると思います。それだけ流した汗の量も、そしてたくさんの投資も行ってこられたという中において、いわばTPPにおいて、仕事をしていく環境が大きく変わるわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 既に、昨年の三党合意を経て、我々、野党ではありますが、もともと我が党の政策として、伸びていく社会保障費に対応するために消費税を上げていくということは、前回の参議院選挙でもそういうお約束をしているとおりでございます。その前、麻生総理のもとで行われた総選挙において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 小泉政権のときに、今おっしゃったように、二千二百億円、五年間。しかし、実際は五年間できなかったんですけれども、なぜできなかったかといえば、この改革に踏み込んだんですが、副作用として非常にさまざまな問題が顕在化をしたということであります。  そこで、社会保障費...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、七十歳から七十四歳までについて、この負担については、いわば三割、二割、一割ということを既に決めているわけであります。そこで、今回、二割にしていくことについて延期をしているわけでございますが、これは、いわば高齢者の方々も含めて、まず十分に周知を徹底していく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに我が党のエースである森まさこさんにお願いをしているわけでございますが、この少子化、極めて重要な問題である、このように我々は考えているわけでございまして、まさに内閣を挙げてこれは取り組む問題である、そのように思います。  その上において、今、女性や若者か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず初めに、バブルをつくるのではないかという御指摘は全く外れている、このように思います。  先般行われた内閣府の調査においても、街角景気ウオッチャーの指数においても、この指数をとってから最高の数値になっておりまして、十一月から比べれば、民主党政権時代から比べ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 詳しくは厚生労働大臣からお答えをいたしますが、基本的に、平成十六年の制度改革において、平均寿命や、あるいはまた労働生産人口を加味したマクロ経済スライドを導入いたしました。そういう変化に合わせて給付を調整していくというものでありますが、それによって給付と負担のバ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 平成十六年の改革を行う際にも、当時、相当抜本的な改革論を含めて議論があったんですよ。いわば全て税方式に変えていこうという議論もありました。  その中において、それは随分問題点がたくさんありますねという議論の中で今の制度に集約をしたわけでございますが、その際、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 東京電力福島第一原子力発電所事故の原因究明については、国として継続的に取り組むことが重要であると思います。  これまでの政府や国会の事故調査委員会の調査に加えて、そこで引き続き検証が必要とされた点を含め、原子力規制委員会において、技術的な観点から原因究明にし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 行政府の長として、これは自由民主党の試案でございまして、ここにおられる谷垣総裁時代にできたものでありますから、それについて私がコメントは本来は差し控えるべきではありますが、長妻委員の御質問でございますから、総裁としてあえて申し上げるとすれば、改正草案において憲...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 その解説はそのように解説をしてありますが、解説は私自身が書いたわけではありませんが、これは、基本的にそのときの議論においてさまざまな意見がありましたし、そういう意見もありました、事実。  しかし、その中において、実際、今申し上げたように、既に十一条の中に大体...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が党の憲法草案、これは前文から全体を読んでいただければわかっていただける、このように思いますが、現行憲法のいわば基本的人権、主権在民、そして平和主義というのは、全くこれを変えていないわけでございます。  十一条についても、十一条がそこに書き込んであるわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々、しっかりと地方分権に取り組んでいきたいと思いますし、御党と共通の点においては協力していきたい、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 私も、昨年ミャンマーを訪問いたしました。有志の議員、ここにいる遠藤議員とともに、アジアの子供たちに学校をつくる会において、昨年、ミャンマーにおいて一つの学校を竣工したのでございますが、その際、ミャンマーを訪問いたしました。  民主化が進むミャンマーに対して、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 退職管理基本方針は、国家公務員法に基づいて、再就職規制の徹底など、退職管理に関して政府が取り組むべき指針を閣議決定において定めております。  退職管理の適正化は、国民の信頼を確保していく上で重要な課題と認識をしております。再就職等監視委員会による監視のもと、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 TPP交渉への参加は、アジア太平洋の成長を取り込み、そして日本経済のさらなる成長に道を開くものであります。また、米国を初めとする国々とアジア太平洋における新たなルールをつくり上げていくことは、日本の国益になるだけではなく、地域や世界に繁栄をもたらすわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 社会保障と税の一体改革は、これは、社会保障の安定財源を確保するということと同時に、財政健全化の同時達成を目指す観点から取り組むべき課題であって、自民党と公明党と民主党三党で、三党合意に基づいてしっかりと議論して改革を前進させていく必要がある、このように考えてお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 おいしいメニューと料理があるからこそ、においがしてくるわけであって、そもそも、それがなければ、においもしてこないわけであります。  我々は、しっかり今メニューをそろえておりますし、できるだけ早い段階で全国隅々まで皆様に実感をしていただけるように努力をしていき...全文を見る
04月17日第183回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、私からも昨日の爆弾テロ事件について一言申し上げたいと思います。  昨日のボストン・マラソンにおけるテロ事件で尊い命を失われた方々に対しまして改めて御冥福をお祈りをし、そして負傷された皆様に対してお見舞いを申し上げたいと思います。日本としては断...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 海江田さん、この党首討論というのは、私と海江田さんが二人っきりでやっているんではないんです。国民の前で、私たちの主張はどちらが正しいかを今国民の皆さんにお見せをしているわけでありますから、お互いが理解をしていればいいということではなくて、分かりやすく...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が総裁に就任をいたしましたのは九月でございまして、その段階で私は経済政策についてお話をさせていただきました。マーケットの皆さんは恐らく、民主党は総選挙で敗れて自民党が選挙に勝つ、これはある既定事実になっておりましたから、その段階で反応したのであろう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず雇用については、我々はまず雇用をつくっていきます。事実、私たちはこのたった三か月間で四万人の雇用をつくりました。今、第三の矢を発射をしていない、射込んでいないとおっしゃった。でも、たった三か月間で、一本、二本かもしれないけど、それだけで既に四万人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま石原代表から重要な指摘をいただいたと思います。  日本は、この十年間……
○内閣総理大臣(安倍晋三君) どうぞ、お座りください。  日本は、十年間ずっと防衛費を削減をしてまいりました。これは、言わば財政再建、健全化のために一律で削減をしてきたわけでございますが、かつての第一次安倍政権のときにも防衛費を削減をしました。この点は、私はかつての反省すべき点...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず初めに、食品の安全、消費者の健康、これはまさに最大の国益でありますから、もう既に交渉当事者に対してこの点については絶対に譲ることはできないということについて厳命はいたしております。  そして、尖閣についてでございますが、この尖閣については、もう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、ここが政治の難しいところでありまして、一方では、ちゃんと消費税を上げていくべきだ、それによって日本の国の信認は勝ち取ることができる、一方においては、渡辺代表のような考え方もあるわけであります。  私も渡辺代表の懸念はよく分かります。かつて、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 第一次安倍内閣において渡辺さんを大臣に起用する、これは勇気が要ることでありましたが、党内の様々な議論を乗り越えて渡辺さんに大臣をお願いして、見事に私は期待にこたえてくれたと思います。  そして、みんなの党と野党時代の自民党で成案を作った。これも踏ま...全文を見る
04月22日第183回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本は基本的にずっと右肩上がりで人口が増え続けてきたわけでございまして、むしろ団塊の世代が登場したころは、小学校を増やす、あるいは高校、大学を増やす、就職の機会を増やす、その生産人口にどう対応していくか、そういう時代であったわけでございますが、まさに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国で人口減少が進むことは、国民生活に深刻かつ多大な影響をもたらすと認識をしております。地域では担い手の減少によって地域の活力が低下をしているという指摘もあるわけでございまして、地方の元気なくして日本の元気はない、人口減少が進む中でも魅力にあふれた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になられたように、東アジアを中心にこのアジア太平洋地域の安全保障関係は厳しさを増しているわけでございます。その中において、我が国の領土、領海をしっかりと守っていく、そして国益を守るためには、日本の外交・安全保障政策の基盤であります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二年前、我々は原子力発電所の過酷事故を経験をしたわけでございまして、この反省の中から、とにかく安全神話に寄りかかっていてはいけないと、安全を確保するために全力を尽くしていかなければならないという教訓を得たところでございますが、同時に、いかなる事態にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) エネルギー政策については今申し上げたとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど答弁したとおり、原発依存度を低下をさせていく、これが基本的な考え方でありますが、同時に安定的そして低廉なエネルギーを確保していく、これも政治の責任であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は責任ある立場として、代替エネルギーを確保できていないにもかかわらず、それを軽々にゼロにするということは申し上げません。先ほど申し上げたとおりであります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、そう軽々に言えないというのがお答えでございます。それが私は責任ある答えなんだろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は自由民主党の総裁でございますが、五十七年前に自由民主党が結党されたときからの綱領でございまして、決して急いでいるわけではないわけでありまして、五十数年掛けて漸進的に進めてきたと言ってもいいのではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 世界中の国々が、主要国はみんな憲法を何回も改正をしております。時代に合うものにしていく、あるいは新しい権利についても考慮していくという中において憲法改正が議論されているわけでございます。  自由民主党の改正案、九十六条については、三分の二を過半数に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、六年前の選挙で大惨敗をして、私の責任だったと、これを何とか取り戻さなければならないという表現であって、それについては国民の皆さん、私の発言については国民の皆さんの判断に委ねたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 高裁においては様々な判決がございますが、東京高裁の判決においては〇増五減案を評価をしております。  しかし、かつ同時に、この〇増五減がなぜ早期に成立をしなかったかといえば、この〇増五減と言わば抜本改革を同時に進めようとする中において各党各会派がぶつ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず現状でありますが、日本は十数年にわたってデフレ状況の中に苦しんでいたわけでございまして、まずはデフレから脱却をして強い経済力を取り戻すということでございますが、まさにこれはある意味手段でございまして、私が目標とするのは第一次安倍政権でも掲げた美し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたそういう目指すべき日本をつくっていく上において、やはり日本人自身が自らその持ち場持ち場で、自らの努力で、情熱で未来を切り開いていこうという精神を取り戻すことが大切なんだろうと、このように思います。  日本は長年、先ほど申し上げました...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この人口減少問題、少子化はまさに喫緊の私たちが取り組まなければならない課題であると、こう認識をしております。  まず、その中におきましても、少子化対策として、待機児童解消のために総合的な対策である待機児童解消加速化プランを策定して、平成二十五年、二...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 波平さんは、私より一つ若いんですね。ですから、五十七歳ですか。ですから、そういう意味においてはちょっと、まああの時代の年齢は今の実年齢と違いますから、今の私は、五十八歳はあのころの四十歳ぐらいではないのかなと、こんなように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは様々な要因があるんだろうと思いますが、一つは、晩婚化というふうなことが言われておりまして、結婚するタイミングが三十前後になっていることから、その段階から産み始めても、たくさんのお子さんを産むことができないということなんだろうと。また、結婚したカ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、今委員の御指摘のように、日本は少子高齢化という中においては世界の一番先頭を走っていたわけでありまして、経験もあるわけでありますから、これから様々な国際的な課題を解決していく上においては主要なテーマだろうと、このように思います。  安倍内閣に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が指摘されたのは、国全体として取り組んでいく課題ではあると思います。過度な人口の集中ということと同時に、こうした災害対策という観点から、これまでの都市及び産業の集積を生かして、産業競争力の基盤を形成するための戦略的な投資や規制緩和を進めてまいり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 民主党政権で取り組んできた地方分権についても、我々も参考にできるところは参考にしていきたいと、このように考えている次第でございます。  その中で、例えば一括交付金等については、その御努力は認めるわけでございますが、結果として市町村等から、極めてこれ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 民主党政権の農業、成長戦略ということについては余りコメントする立場にはございませんが、安倍政権において農業はまさに可能性に富んだ成長産業だと、このように思っております。  多面的な機能があるわけでありますが、その中で、言わば生産という面において考え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そうであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 憲法との関連でいいますと、憲法二十七条第二項では、賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は法律でこれを定めると規定をされております。  この勤労条件に関する基準については、労働基準法第一条第一項で規定されているように、労働条件は労働者たる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 事実関係でありますから、それは厚労大臣が答えた方がよろしいかと思いますが、大体三分の一ぐらいではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この非正規については、経済がグローバル化している中において、その中で雇用形態も変化をせざるを得なかったという側面もございますし、また、勤労者の中においても様々な働き方を選ぶという傾向もあるということではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そういう人もいるというふうに申し上げたんです。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、言わば経済においては、国が社会主義みたいにこのようにしろと決めたらそのようになるものでは残念ながらないんですね。時給をじゃ五千円にしましょうかと、そうはならない。  その中において、グローバルな経済の中でどのように少なくとも職を確保していく...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、様々な雇用形態を望まれる方々もおられるのは事実であります。その中においてそういう形態で働いている方がおられるということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、グローバルな経済の中においてそれぞれ企業が勝ち残っていく必要があるんですね。私は、それはこうだというふうに決めればいいということではないわけでありまして、要は、同じ、同一賃金、言わば同一労働をしていれば同一賃金が保障されるという仕組みをつくっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば給付だけを考えればそういう考え方になるんでしょうけれども、その財源も確保していかなければならないわけでありまして、それと同じことなんですね。会社がその存立が危うくなってしまったらもう元も子もないわけでありまして、その中において、今我々が行ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、今委員が御指摘になったように、非正規の雇用には、雇用が不安定であるのは事実でありますし、賃金等が低いという問題も指摘されています。勤労者に占める非正規雇用の比率の上昇は、日本の所得水準を低下をさせ、そして家計消費を押し下げる要因の一つとなって...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が申し上げていることは二転三転していません。はっきりと申し上げておけば、金銭で自由に解雇できる解雇の自由化を行わない、これは一定してずっと申し上げていることであります。  しかし、その中において、事後、例えば裁判等において解雇が無効になった際に、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そのことについて私は、私の答弁がずっと一定しているということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、産業競争力という側面からこの会議をつくっております。そして、労働にかかわることについては必ず田村厚生労働大臣が出席をしているということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私もたまに地元の会社の新入社員の研修なんかでお話をさせていただいたりしますが、無償で行っておりますが、言わば全く当たらないんだろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 総理大臣ですから、基本的にそういうオファーそのものがございませんし、受ける考えはございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はその当該の広告をちょっとよく見ていないんですが、これを見ると、若い世代が働く喜び共有し、労働意欲持てる社会にしたいということについて二人が話し合っているんですね。あるべき言わば雇用の在り方についての議論をしていると、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 全ての子供たちが高い水準の学力と規範意識を身に付ける機会を保障する、そういう教育を行っていくことが教育再生、教育改革の目的でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 高校無償化制度については、高等学校等における教育に係る経済的負担の軽減を図ることを通じて教育の機会均等に寄与するものと考えております。そのための政策はより効果的に進める必要があると考えています。  このため、高校無償化制度に関しては、所得制限の導入...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、言わば高校段階においては、必要でない人に行っているということについては我々はばらまきと考えたわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 子育て支援、少子化対策において重要性が高まっている中において、自由民主党で議論を重ねてきた結果、幼児教育の無償化に取り組んでいくべきだということになったわけでございまして、財源の問題がございますので、財源を確保しながら進めていきたいと、このように考え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはちょっと覚えていませんね。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 公約を今読んでいただいたんですが、幼児教育の無償化に取り組んでいくということを公約としてお話をしました。ですから、それについては財源を獲得しながら進めていくということでございまして、現在は同時に三人ですか、この幼児教育に、言わば幼稚園、保育園にお子さ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、今年度予算でもう今申し上げたことについては対処しております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、取り組んでいくということでありますから、そこから取組を始めていくということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、今段階的に、まず第一弾についてはこの予算にもう既に入れているわけでありますから、当然、財源がなければ予算に入れられないということであります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、言わば義務教育として、小学校、中学校は義務教育でありますが、高校は義務教育ではない。その段階で、高校には進学をしないという選択肢を取る方々もいらっしゃいます。一方、幼児教育については、保育園か幼稚園、これはほぼ御両親は必ず行かせるわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、林さんの今言っている意味とは違うんですがね。言わば幼稚園、保育園にはまだ現在の段階では待機児童がいるという状況になっています。そういう待機している方も含めてのそれは数字なんだろうと思いますよ。その中において、御両親が仕事をしていれば、これはどう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 下村大臣は、御承知のように第一次安倍内閣において教育再生を担当、官房副長官でありましたが、教育再生を担当してまいりました。また、自由民主党における文教部会長も務めてきたわけでありまして、この道ずっと進んできた人物を大臣に指名したと、こういうことでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 副大臣、政務官、それは様々な経験を積んでいくということもございますから、既にこれは今までキャリア的にずっとその分野において積んでいるということにはなりませんが、大臣については十分なキャリアを積んでいるということになりますが、副大臣、また政務官について...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 谷川文科副大臣は、離島、長崎の離島で育ちました。そして、まさに自分で人生を切り開いてここまで来た方であります。年齢も相当私よりも先輩でありますが、そういう人生経験を生かしていただきたい。言わば教育というのは、やはりその人たちの人生を反映、生きてきた人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 省内に対する指示は、役所というのは比較的、視察に行きたいと言うと全てが整っているところを用意しがちなんですね。そうではなくて、やはり課題のある、問題を抱えている学校に自分は行きたいということをおっしゃったんだろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権としても、原発の依存度を減らしていく、これが基本的な方針でございます。  一方、エネルギーについては、安定的なエネルギーを、そして低廉なエネルギーを確保していくということについても責任を負っている中において、我々は三年の中において、言わば風...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、言わば新しい画期的なイノベーションの中において、そういう言わば新たなエネルギーを確保した段階においてはそういう可能性も当然追求できるわけでありますが、今の時点でゼロにするということはお約束できないということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮の体制が金正日体制から金正恩第一書記の体制に替わったわけでございます。この中において、北朝鮮がかつてないほどの挑発的な言動を繰り返しています。地域の緊張をそのことによって高めていることは極めて遺憾であります。北朝鮮に対し、こうした行為が北朝鮮に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮は、金日成時代から三代にわたって、一つのパターンとして、危機を醸成する中において話合いを求める国際社会に対応して何かを得ていくという典型的な瀬戸際外交を何年か置きに展開をしてまいりました。  その中において、残念ながら、彼らは国際社会と交わし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 朴槿恵大統領とは、就任後、電話での首脳会談は行いました。その際、しかるべきときを選んで首脳会談を行いたいということは申し上げておりますし、基本的に先方もそういう考え方を持っておられるのではないかと、こう思います。  もし、これは実現すればの話なんで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般の本会議で答弁したとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この村山談話について言えば、言わば村山談話において述べられた点について私が共感できる点について今御紹介をいただいた、それを私は答弁させていただいたわけでございますが、言わば村山談話は戦後五十年を契機として、戦後五十年に出された談話でございます。そして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣として、言わば村山談話をそのまま継承しているというわけではありません。言わば、これは五十年に村山談話が出され、そして六十年に小泉談話が出されたわけでありまして、これから七十年を言わば迎えた段階において安倍政権としての談話をそのときに、そのとき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この六者協議をつくったときの意図としては、基本的に北朝鮮に対して一番影響力を持つ国の中国に責任を持ってもらおうということで、中国に議長国を引き受けてもらうのがいいだろうということでありました。で、時のブッシュ政権はそのように中国に働きかけをして、中国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮のミサイル能力でありますが、相当の進歩があるという認識でございますし、問題は、その弾頭に核兵器を載せることができるかどうかということについては、まだそこまでは行っていないだろうという議論がありますが、同時に、しかし他方、日本に届くノドンに対して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、答弁をする前に、島尻政務官は沖縄の立場を強く主張しました、私に対しても。それは今ここではっきりと申し上げておきたいと思います。  その上で、今の御質問に答えるわけでありますが、基本的に、このTPP交渉においては、既に民主党政権時代に二年間が費...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、自民党制作の日本国憲法改正草案QアンドAによりますと、ここで公共の福祉という文言を公益及び公の秩序と改正したことによって、憲法によって保障される基本的人権の制約は人権相互の衝突の場合に限られるものではないことを明らかにしたものですと、こう解説...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私は全権的にこの自民党の憲法の解釈権を持っているわけではありませんし、まだそもそもこれ、憲法、残念ながら改正されているわけではありません。自民党のこの試案の段階についての解説について申し上げているわけでありまして、解説については今以上のものはござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はちょっとその場に、その協議をした場におりませんでしたので、それについては、場合によっては自民党の今のQアンドAをお渡しをいたしますから、そこで見ていただければと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 繰り返しになりますが、私はここに内閣総理大臣として立っているわけでありまして、自民党のまだ改正されていない憲法についてここで解釈をする立場ではないということははっきりと申し上げておきたいと、このように思います。  その中において、日本国憲法、現行の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、これ十八条において、そもそもそれは書いてありませんけれどもね。その基の十八条についても政治的とか云々かんぬんというのはありませんけれどもね。  ですから、ここにおいては、言わば社会的、経済的においてもと、こう書いてありまして、そもそも政治的に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 絶対にというのは、わざわざ絶対にと書く必要がないということであります、そもそもそれは否定されているわけでありますから。絶対にというのが現行憲法になぜあったかというのは、それはそもそも進駐軍が作った憲法だからなんですよ。つまり、それを、絶対にということ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よろしいですか。  つまり、そこで、絶対にということを入れないということになったわけであります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権で行っている経済財政金融政策でありますが、三本の矢を集中的に射込んでいく政策であります。  まず、大胆な金融緩和を行う、そして機動的な財政政策を進めていくと同時に成長戦略を行ってまいります。  まず、デフレから脱却をするために日本銀行と二...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 党において高市早苗政調会長、そして野田聖子総務会長を指名したのは、これは女性だからということではなくて、まさに能力があるからお願いをしたわけであります。結果として党四役のうち二人は女性ということになりました。内閣においてもそうですし、事実、今の状況に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば、原子力政策というのはエネルギー政策と言ってもいいんだろうと思います。エネルギー政策としては、安定的なエネルギーの供給、これは国家としての責任であります。安定した安価なエネルギーを供給することによって日本の経済は成長していくことができるわけでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 十五年近くデフレが続いてきたわけでありまして、この十五年間の間に言わば国民の所得は五十兆円減ったわけでございます。その中において、将来に夢を見出せないという状況を変えなければいけない。こびりついたデフレマインドを変えるのはそう簡単なことではないわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由貿易の推進は我が国の対外通商政策の柱であり、力強い経済成長を実現するためにアジア太平洋地域の活力を取り込むことはメリットであると考えます。  同時に、それぞれの国には国柄があり、守るべきものがあります。それこそまさに私は国益だと、このように考え...全文を見る
04月23日第183回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 農業、漁業は国民の食を支えるまさに基幹的な産業と言ってもいいと思います。同時に、農村、漁村というのは、日本の文化であり伝統であり、基本的な単位と言ってもいいんだろうと、こう思うわけでありますが、日本人、古来から、朝早く起きて汗を流して田畑を耕し、共に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦後の日本、自由や民主主義、基本的人権、平和主義、私たちが確立したすばらしい概念、哲学は、もちろん今定着はしているわけでございます。これは、戦後の歩み、評価すべき点だろうと、こう思うわけでございますが、同時に、七年間の占領時代に言わば占領軍の手によっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、根幹にかかわる問題であると、このように思います。ですから、第一次安倍政権において、これは議員立法でありますが、国民投票法の成立について全力を尽くしたところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国は憲法を制定して以来、六十数年にわたって全く手を着けていないわけでございます。諸外国はもう何回も憲法を改正しております。同じ敗戦国でも、ドイツは五十回以上改正を行っているわけでございまして、なかなかこれができなかった。自由民主党も綱領に掲げなが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年の衆議院選挙の我が党の公約の中にも九十六条の改正が入っているわけでございまして、当然この七月の参議院選挙においても我々は堂々と九十六条の改正を掲げて戦うべきであると、私は、総裁としてはそう考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま丸山委員が質問をされた点は、まさにこれは曖昧な点と言ってもいいと思います。特に侵略という定義については、これは学界的にも国際的にも定まっていないと言ってもいいんだろうと思うわけでございますし、それは国と国との関係において、どちら側から見るかと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにこの歴史については、認識という側面と、一方、ファクトの積み上げの側面もあるわけでございまして、今、丸山委員が挙げられた本でございますが、他方、その本にも触発されて、ソウル大学の一員の方が、いわゆる日帝支配時代になぜ人口が増えたかという観点から分...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、個別の出来事については余りコメントをするべきではないとは思いますが、当時の言わば中国のそうした漁船等々の領海侵犯あるいはまた領空侵犯等に対する行為に対して、日本側の態勢の基本的な方針は私は極めて不十分というか間違っていたと、このように考えます。安...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 尖閣諸島は我が国によって有効に実効支配されております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 例えば、中国漁船が避難ということを名目に上陸をしてそのまま居座るという可能性もございます。  今まで南シナ海等において中国が取ってきた様々なそうした行動がございますので、そうしたことを勘案をしながら絶対に上陸はさせないという基本的な姿勢でしっかりと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的には、領海に入った段階においては早くその領海、日本の領海であるということを通告して領海から退去するように促していくということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、上陸できるかもしれない、強制的な排除はしないかもしれないという姿勢は結果として上陸を招いてしまうわけでありまして、両国間の紛争はエスカレートをしていく、エスカレートラダーを上がっていくことになってしまうわけでありまして、それを防ぐためには、我...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的には仮定の御質問にはお答えをしませんが、もちろん、上陸を、万々が一上陸ということになれば、強制排除をするのは当然のことであるということは申し上げておきます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この日台の漁業協定については、平成八年に交渉がスタートしたのでございますが、なかなか十七年間これは妥結することができなかったわけでございます。  台湾というのは、御承知のように極めて親日的でありますし、さきの東日本大震災においても二百億円、これは、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が政権に課せられた使命は、まずデフレ克服でございますが、同時に、今委員が御指摘になられたような累積債務、大きな累積債務を背負っております。財政再建に向けて歩み出していかなければならないわけでございまして、同時にこの二つを達成する、これはなかなか難し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、経済団体に対して、三年間の育児休業が取得できるように協力をお願いをしたところでございますが、今、荒木委員が御指摘になったように、確かに非正規社員あるいはまた中小企業・小規模事業者の職場で働いている方々の問題もございますので、中小企業・小規模事業...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま茂木大臣から答弁させていただきましたように、中小企業円滑化法の期限到来後も貸付条件の変更等や円滑な資金供給に努めるよう金融機関を促すとともに、借り手企業の経営改善支援や事業再生支援を強力に推進することが重要であると、このように思っております。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳しくは経産大臣から答弁をさせますが、東電福島第一原発において事故、トラブルが相次いでいることは誠に遺憾でございます。地元を始め国民の皆様に多大な御心配をお掛けをしていることを重く受け止めております。  増え続ける汚染水問題の根本的な解決を図るため...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小児がんは小児の病死原因の第一位でありまして、小児がん対策は重要な課題として、がん対策推進基本計画に沿って施策を進めているところでございます。  小児がん患者が適切な医療を受けられるように、本年二月に小児がん拠点病院を指定をしまして、患者の集約化に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 南海トラフ巨大地震については、委員の御指摘のように、津波による多大な人的被害が想定される中で、津波から人命を守ることが最大の課題であると認識をしております。  この巨大地震への対策を促進する観点から、与党において特別措置法の検討がなされていることは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 観光振興は、成長戦略において将来あるべき社会像として設置する戦略目標の一つである、世界を魅了する地域資源で稼ぐシステムの構築の一環であります。まさに、このあるべき社会像として、地域地域、日本中、優れた景観あるいは歴史的な文化財がある地域がたくさん日本...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最低賃金を引き上げていく環境整備のためにも、成長戦略によって企業の収益力を向上させていく必要があります。それが雇用の拡大や賃金の上昇をもたらすような好循環を生み出していく、そういう好循環を生み出していきたいと考えておりまして、こうした取組と併せて、最...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 経済が本格的に成長していく上においては、まさに地方の中小・小規模事業者がこの新たな景気の暖かい波を感じることができるようにならなければならないわけでございまして、その意味において中小・小規模事業者の成長力を引き上げていく、それがやはり成長戦略において...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税については、伸びていく社会保障費の持続性を確保していく、あるいは国の信認を維持するために行うものでございますが、一〇〇%上げるかといえば、それは違うわけでございまして、附則十八条にのっとって、民間企業の契約の実態など、国民生活への影響を考えて、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 上げるのは来年の四月でありますから、今日現在の予測で来年の四月の景気状況というのを、これを予測するのは非常に難しいわけでございまして、だからこそ秋ということになっておりますが、まだデフレから脱却を実際にしているという実感はないわけでございますから、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、茂木大臣から答弁をさせていただきましたが、安倍政権の方針として、前内閣が既に収束という発言をしておりますが、我々は、収束したという、そういう状況というふうにはとても言えないというふうに考えているわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、今国交大臣が答弁いたしましたが、恐らく漁船が十二海里内で漁業をしております。当然ですね、我が国の領海ですから。他国から文句を言われる筋合いは全くないわけであります。それに反応したのではないかと、このように言われております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) するかしないかについては、ここで今申し上げるつもりはございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 埋もれた資源といえば、それはまさに私は女性であろうと、このように思います。この女性の活力を生かすことができるかどうか。女性の活躍は成長戦略の安倍政権にとっては中核であり、先日、役員、管理職への女性の積極的な登用に関する経済団体への要請、そして待機児童...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この待機児童解消のための総合的な対策である待機児童解消加速化プランを策定して、平成二十五年と二十六年の二年間で二十万人分の保育の受皿の整備を支援をしてまいります。全国的な保育ニーズのピークを迎えると言われております平成二十九年度までに、潜在的、今委員...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大胆な御提案をいただきましたが、まずはやはり労使において十分話し合っていただいて、これが労使双方にとってこれは有益である、またそういう社会であるべきであるという納得をしていただく必要があるんだろうと、このように思うわけでございまして、そうした話合いが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今まさに委員が指摘されたように、女性が働きやすい職場というのは、今の働き方を変えていく必要がありますし、いわゆるワーク・ライフ・バランス自体に重点を置いた取組を進めていくということも重要でしょうし、そうしたことを進めていくことによって、言わば女性の皆...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私もその地図を初めて拝見いたしました。私と農林水産大臣の地元でございますが。  地籍整備は、この十四条地図の整備を進めることは、今委員がおっしゃったように、土地の取引による経済活性化やまた災害からの迅速な復旧復興に極めて重要であると私も認識をしてお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も確かにそのとおりだと思います。今後、更に地籍整備を加速させていくことができるように努力をしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の〇増五減については、直近の平成二十二年の国勢調査人口に基づいて、最大格差を二倍未満にしたところでございまして、選挙制度を変えていくときにはなかなか多数派を形成するのは難しいわけでございますが、この〇増五減については、昨年、これは御党も賛成をして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々が進めている経済、財政、また金融政策については、まずは大胆な金融緩和でデフレ脱却を目指していく。この長引くデフレにおいて地方もずっと苦しんできていたのは事実でありますし、行き過ぎた円高によって多くの地方の町工場は工場を閉めざるを得なくなっていたの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原子力発電所の安全性を確保する上で、テロに対する対策は極めて重要であると考えております。このため、原子力発電所では、使用済核燃料の保管場所も含め、テロリストの侵入を監視、阻止するなど様々な防護措置が従来から講じられているところであります。  さらに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど茂木大臣から答弁をいたしましたように、既にたくさんの使用済核燃料が我が国に存在をしているわけでございますし、またこの使用済核燃料の最終処分というのはもう世界が取り組まなければいけない課題の一つでもございます。言ってみれば、世界共通の悩みと言って...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今、広野委員が御指摘されたように、我が国においては自由と民主主義、基本的人権、そして法の支配、しっかりと守られていかなければならないわけでございまして、犯人でない人を処罰することがあってはならないことは当然のことでございます。  検察は、刑事...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま茂木大臣が答弁したとおりでありまして、炉については安定的な状況になっている。しかし、一方、廃炉に向けて様々な課題があるわけでありますから、全力で取り組んでいく考えでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも、収束というのは前政権で、野田政権で出した宣言でございまして、安倍政権においては収束という言葉は使ってそもそもおりません。  そして、ただいま茂木大臣が答弁したように、事故処理は続いていくわけでありますし、実際また福島第一の事故によって多く...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 汚染水については、増え続けるこの汚染水については、根本的な解決を図っていかなければならないわけであります。原子力災害対策本部の下に汚染水処理対策を検討する委員会を設置をして、政府、原子力規制委員会、東京電力そして産業界等の関係者が一体となって中長期的...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 様々な課題を抱えておりますが、二年前の東日本の大震災による過酷な事故を経験した中において、原子力規制委員会において、その中において世界的な知見も併せながら、また経験も生かして、最高水準の規則の中においてしっかりとこれから検査監督をしていただきたいと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、今申し上げましたように、まさにそうした経験を生かしながら、また国際的な見地も生かして、世界最高水準の言わばルールをしっかりとつくっていくということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま原子力規制委員長がお答えをしたように、今までは言わば安全神話、もうこれはシビアアクシデントは起こらないという前提で物事を考えていたわけでありますが、それを変えたわけでありまして、重大事故は決して起きないという前提ではなくて、重大事故を回避する...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 尖閣諸島は、歴史的にも国際法上も、我が国固有の領土であることは間違いないわけでございます。  そこで、尖閣諸島及び海域を安定的に維持管理するための具体的な方策については、我々、選挙を通じて申し上げてきた公務員の駐在の検討とか、御指摘の船だまりでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は平均寿命を長くしていきたいと、こう考えているわけでございますが、ここは、言わば実効支配をより有効にしていく上において、この海域はどうなっているかということもあります。そういう中において、我々はどういう選択肢を取るかということは考えていくわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに実効支配ということにおいては、あの海域、特に我が国の領海については我が国の海上保安庁の船が二十四時間しっかりと警戒警備をしておりまして、残念ながら数時間中国の公船が領海侵犯をしているということもあるわけでありますが、最終的には帰投をしているわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはまさに今委員がおっしゃったように、我が国が戦争に負けて米軍の占領を受け入れた、これは名残と言ってもいいんだろうと思います。しかし、その名残の中においても、五二年そして六〇年、安保条約そして改定安保条約があったわけでございますが、我々はその中にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、首都の防空を我々は米国に委ねているわけではもちろんございませんが、しかしミサイル防衛については、我々、早期警戒衛星は持っておりませんから、これは米軍の早期警戒衛星による通知によって軌道を計算をしながらミサイル防衛を行うわけでございます。  そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員のお考え、私は一部共感できるところがあるわけでございまして、それは、何年前に国民投票法が成立をした際に、言わば三つの宿題を三年間で解決をせよということを決めたわけでございます。  一つは、有権者として十八歳ということにするのであれば、他の選挙...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原子力政策は、これは我が国のエネルギー政策でもあるわけでございまして、ああした過酷事故を経験した上において厳しい、世界でも厳しい安全基準を定め、その上において三年間、再生可能エネルギー等新しいエネルギーに対する国家資源の投入を行う中において、そしてエ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) デフレについては今まで何回かお答えをしているわけでありますが、主に貨幣現象であるわけでありますから、言わば日本銀行がしっかりと責任を持って大胆な金融緩和を行っていくことによって、今二%という物価安定目標を設定をしているわけでございますが、大体おおむね...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、前提条件として、安倍政権が登場したのは昨年の十二月の二十六日でございますから、そして、極めて短期間ではありますが、私はそれなりに成果を上げていると、こう思っております。  その中で、春闘については、賃金は多くの企業で定期昇給相当分を維持する内...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも政府が賃上げ交渉をするというのは初めてのことでありまして、本来はこれは労働組合と労使間で行われるものでありますが、我々はなぜ要請をしたかといえば、これはずっと、先ほども申し上げましたように、デフレマインドがこびりついている中において、そしてあ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 立憲主義とは、主権者たる国民がその意思に基づいて、憲法において国家権力の行使の在り方について定め、これによって国民の基本的人権を保障するという近代憲法の基本となる考え方でありまして、日本国憲法も同様の考え方に立って制定をされているということであります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その批評は全く的外れだということは申し上げておきたいと思います。  自由民主党の憲法草案ができたのは昨年の四月でございました。我が党は野党でありました。そして、私はその後、谷垣総裁の後を継いで自由民主党の総裁になって、昨年の選挙に言わば総裁として臨...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは国によってそれぞれでありますが、例えば米国は国民投票という仕組みがございません。日本の場合は、衆参両院において三分の二の発議がなければ、それぞれの三分の二がなければ発議そのものができない、そしてその後、国民投票ということになるわけであります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 為替の水準については申し上げませんが、そこで、円安が進む中において、輸出産業は当然大きな利益を被るわけでございますし、また輸出産業だけではなくて、例えば日本にやってくる観光客の数は事実三三%増えております。また、日本の港湾ですね、港湾は今まで円高によ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 為替については、これは私が申し上げることはできないわけでございまして、まさにこれは日本銀行において現在金融緩和について具体的な手段を取っているところでございますが、この為替については総理大臣の立場としてはコメントは控えさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 人材教育も成長戦略の大きな柱の一つでございますし、成長戦略以前に、安倍政権にとって教育再生を実行していく、これは政権の政策の中心的な柱でございます。まさに国家百年の計でありますので、その中において、グローバルな経済の中においてこれは勝ち抜いていくこと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはまさにそのとおりでございまして、経済的な力強さというのはこれはまさに手段であって、それは人生を豊かにし、そして幸せな人生を送ることにつながっていくものでなければ意味がないんだろうと、このように思います。  日本というこの島に生まれた皆さんが、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 片山委員は六段、名誉ではなくて実力ということでございますが、前安倍内閣のときに中学から武道を必修にするということを決めたところでございますが、二十四年からその取組が行われているわけでございまして、多くの学校で柔道を採用しているわけでございますが、まさ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 本日、我が国の固有の領土である、これは歴史的にも国際法的にも我が国の固有の領土であることは間違いないわけでございますが、そこに中国の公船が領海を侵犯をしたということは遺憾であります。我が方としてはきっちりと対処しておりますが、しかし一方、日中関係とい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日中関係は、先ほど申し上げましたように、隣国であり最も重要な二国間関係の一つであります。他方、尖閣については、これはまさに我が国の固有の領土であって、領土問題は存在しないわけでございますし、交渉の余地はないことははっきりしているわけでございます。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) PM二・五の問題は、これは中国だけの問題ではなくて、これはずっと日本にも押し寄せてくるわけでございますし、例えば九州、下関、下関は私の地元でございますが、この辺にもこの被害は及んでくるわけでございまして、日本全体にもこれは及ぶかもしれないという中にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の鳥インフルエンザ、H7N9に関して、国立感染症研究所のインフルエンザウイルス研究センターがウイルスの解析を迅速に行って、中国との情報交換を行っているところでございます。今般の中国において人での発症が確認されたこのH7N9に関する対策について、現...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) パニックはなぜ起こるかといえば、基本的に、間違った情報が伝わる、あるいは政府が情報を出さないことによって、結果として疑いから逆に流言飛語が信じられてパニックに至るというケースが圧倒的に多いわけでありますから、しっかりと政府は情報公開をするとこの場でも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この新しいインフルエンザ特措法において、新型インフルエンザ等緊急事態宣言をすることによって本部長である私は大きな権限を得ることになりますし、各都道府県、自治体に対して調整権限を持つことになるわけでございますが、実際、国民の皆様の行動を制限することにも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、まさに特措法において緊急事態宣言をして、私が本部長になる大変大きな責任を持つわけでございますから、しっかりと情報提供を行いながら、関係機関がそれぞれの役割を十分に果たす能力を備えていることがもちろん肝要でございますが、その...全文を見る
04月24日第183回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地方の元気なくして国の元気はないと。地域ごとの創意工夫を生かして、地方が自らの発想で自らの独自の特色を生かしながら地域づくりを進めていくことができるような、そういう国づくりを目指していきたいと考えております。そのためには、国は国家の本来的任務を重点的...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地方公務員給与に関する今回の要請は、防災・減災事業や地域経済の活性化など地域の喫緊の課題に対処をしていくために国に準じた取組をお願いをしたものでございまして、もとより地方公務員の給与は、各地方の公共団体が議会の議論を経て条例で定めるものでありまして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的には総務大臣が答弁したとおりでございまして、もちろんこの件については地方のいろんな強い御意見もあったことは承知をしているわけでございますが、今回あの大災害を我々経験をしまして、防災対策等々においてもこれは地方の公務員の皆さんにも御協力をいただき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の措置については、総務大臣から御説明をさせていただいたように、防災等の対策に対して協力をしていただきたいというこれは今回の臨時的な措置でございまして、これをずっと恒常的に何回もやっていくということではございませんし、国全体で一昨年のあの大震災を経...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはなかなか難しいところでございまして、言わば地方公務員の場合は公務員でございますから、市民、県民の税金によって給与が支払われている中にあって、官民の格差等もこれ勘案をしなければならないわけでございまして、他方、パート等で働いている方々の収入もある...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ミクロネシアは、私自身は御質問をいただくまでそれほど詳しく知らなかったのでございますが、大統領がモリ大統領で、たまたまおととし、森総理が直行便の就航で行かれたと。ですから、森さんの親戚なのかということが話題になったことを今でも覚えているわけでございま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その前に申し上げておきますが、質問の中で、拉致被害者の方々が懸念を表明されたと、これ極めて重要な質問です。どなたがそれは言われたか、これはやはり予算委員会ですからちゃんとしていただかないと、それは質問者としての信頼性、党としての、民主党として質問して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、徳永さんですね、徳永さん、日本の国にある、ここから近いですよ、その靖国神社に、御英霊に対して御冥福をお祈りをする、それについて批判をされることに対しては何も痛痒を感じずに、批判されたことに対してそれはおかしいと思われることが私はおかしいと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々が現在行っております、特に経済財政金融政策に対して御理解をいただいているというふうに理解をしておりますが、ただ、支持率というのはその時々に大きくこれは変遷をしていくものでございますので、我々政治家としては、政権にある政治家としては、しっかりと結果...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大きな全国紙に安倍政権に対して批判的な新聞紙はたくさんありますから恐らくそういう指標は既に載っているんだろうと、このように思うわけでございますが、問題は、このデフレが続く中において国民の富が、GNIは五十兆円奪われていたわけでありますから、これが続い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小泉構造改革によって、非常に落ち込んでいた景気は上昇し始めたのは事実でございますし、私が総理に就任をいたしました二〇〇七年でありますが、例えばプライマリーバランスについては約三十兆円近くマイナスだったものが五・五兆円まで改善をしたのでございます。それ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、申し訳ないんですけれども、縮小の中の再配分で給付をしようと思ったって、これはどこかで必ず終わってしまうんですよ、財源がなくなるんですから。これ給付だったら、できもしない給付の約束なんか誰だってできるんですよ。大切なことは、この給付を確実にして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣として自殺対策も進めております。近年、自殺者数は減少しておりますが、経済的状況に起因する自殺も多いわけでございますが、一方、自殺に至る状況の中において、うつ病等疾病によるものもあるわけでございまして、早期に対応できるようなこれは体制を整えてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党はしっかりと公約を守っていく党でありますから、その中において六項目についてお示しをしております。その中において五項目についてもしっかりと対応していきたいと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員は、かつて森喜朗先生の下で大変御苦労をされただけに、文教政策に大変精通をしておられると、このように敬意を表したいと思います。  御指摘のように、国際的な大競争時代にあって、優秀な留学生の受入れを戦略的に進めていくことは、我が国の大学の国際化や国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員が御指摘いただいたように、特に科学技術については、文科省、経産省あるいは厚生省なりそれぞれに予算が付いているわけでありますが、しっかりとこの総合科学技術会議が権限を持って、そして責任と見識において司令塔機能を発揮をして、長期戦略の下にしっかりと予...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 問題ございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会で決めていただいているというふうに理解をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一つの発電所の中にある複数の原子炉の同時稼働を制限するかどうかも含め、各原発の安全性については原子力規制委員会の専門的な判断に委ねるべき事項であり、新規制基準を満たさない限りは原発の稼働はないということでありまして、政府としては、法令にのっとって行わ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今答弁したとおりであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原発の安全性については、現在、原子力規制委員会において新しい規制基準の策定が進められておりまして、個別の原発の廃炉については新しい規制基準に基づく規制の下で事業者が個別に判断することとなります。  現在、エネルギー政策の見直しの議論を進めておりまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原発のコストについては、東日本大震災後二〇一一年十二月に政府が試算を行っています。この試算は、設備や燃料、維持費など、発電原価のみならず、損害賠償費用を含む事故対応費用、CO2対策費用、政策経費などの社会的費用も加味したものであり、原子力はキロワット...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま答弁したとおりであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど私が試算についてお話をさせていただきまして、本当ですかというお話だったんですが、森委員がまだ民主党におられたときの民主党政権の試算を今申し上げたところでございます。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 茂木大臣の発言は問題ないと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 保育所の待機児童数は、依然として二万人を超えております。保育所に入りたいという声にこたえるためにも、待機児童の解消は喫緊の課題と認識いたしております。このため、総合的な対策である待機児童解消加速化プランを策定し、全国的な保育ニーズのピークを迎える平成...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 待機児童の解消を強化、加速化させる観点から、保育所施設用地として地方公共団体から要請があった場合には、宿舎の跡地などの国有地の優先的売却や定期借地制度を利用した国有地の貸与を積極的に行うこととしております。  また、定期借地制度を活用する場合には、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 活用については、先ほど副総理が財務省の観点からも様々な課題等について答弁をさせていただきましたが、いずれにしても、こうした今申し上げましたような制度を積極的に活用していく、そういうときの課題は何かということも十分に研究しながら、なるべくいい結果が出る...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 子育てに取り組んでおられる様々な声を受け止めていきたいと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も何回か現場を視察をいたしまして、大変な厳しい環境の中で頑張っておられると、そういう感想を持ったところでございますが、東京電力福島第一原発の廃炉に向けた取組において、作業員が安全に意欲を持って働くことができる環境を整えていくことは、長期にわたる作業...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いずれにせよ、この廃炉は極めて重要でありまして、単に事業者に任せるということではなくて、国が前面に立って取り組んでいきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) サンフランシスコ平和条約の発効以降も、極めて残念ながら、一定期間、奄美群島、小笠原諸島及び沖縄が我が国の施政権の外に置かれることとなりました。その間、祖国から切り離されることとなった奄美、小笠原及び沖縄の人々のお気持ち、苦難を耐え抜かれた先人の心情に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、サンフランシスコ平和条約が発効してから六十年の節目を記念し、我が国による国際社会の平和と繁栄への責任ある貢献の意義を確認するとともに、これまでの経験と教訓を生かし、我が国の未来を切り開いていく決意を確固としたものとするため、本年の四月二...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 租税特別措置法は、特定の政策目的を実現するための政策税制、そして租税回避の防止を図る規定及び手続の特例に関する規定などを定めたものであります。これは御承知のとおりでありますが。このうち、政策税制について、適用状況の透明性を図る観点から、平成二十二年三...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) さすが税理士としての、専門家としての御指摘だと思います。  法人税等に係る租税特別措置に関する各府省の政策評価及び財務大臣による適用実態調査報告書の作成については、平成二十二年に法制化されて実施されているところでございますが、引き続き政府として租税...全文を見る
04月25日第183回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平成十六年に年金制度を改正をいたしまして、マクロ経済スライドを導入をいたしました。マクロ経済スライドは何かということをちょっと詳しく説明させていただかないと国民の皆さん御理解いただけないと思います。(発言する者あり)いや、大久保さんは分かっているかも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、やじして、国民の皆さん、私答弁しているのに、やじっていいんですか。(発言する者あり)  いや、是非、テレビを御覧の皆さん、これ、この状況を見てくださいよ。場外で、答弁しているのにやじって、やじっていいんですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私、一回やじられますとどこまで答弁したか分からなくなるので、じゃ、最初から答弁しましょうか。いや、それで今……(発言する者あり)いや、それはそうですよ。分からなくなるんですから。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) じゃ、それで、今まだ答弁の最中でございますので、よろしいですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) はい。じゃ、そこで、まだ答弁の最中ですから。  そこでですね、そこで大切な点は、今やじでうるさくて国民の皆さん聞こえなかったかもしれませんから最初から申し上げますが、つまり、デフレによってマイナス二・五%下げなければいけなくなったわけですね、三年間...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣においては、経済成長をしっかりと力強いものにしていく、強い経済を取り戻す、この政策と財政健全化、両立をさせていくという基本的な考え方でございます。だからこそ大胆な金融緩和を行う、先ほどその一部を説明させていただきました。そして機動的な財政政策...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、今重要な指摘だから是非国民の皆様にも御説明をしたいと、こう思うわけでありますが、では、デフレのままだったらどうかということなんですね。デフレのままではどんどんどんどん収入が下がってきます。先ほど内部留保の話が出ましたが、デフレというのは何か...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それでは端的に答弁させていただきたいと思いますが、平成二十五年度予算については、復興・防災対策、そして成長による富の創出、暮らしの安心・地域活性化に重点化しており、予算配分をしております。インフラ老朽化対策や事前防災対策等、国民の命と暮らしを守る公共...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 簡潔にお答えをいたします。  今途中で止められたんですが、最初から言いますか。これは、途中で答弁を止められますと困るんですよ、途中でですね。答弁を聞き終わってから全体の中で御理解をいただきたいと思います。  それでは答弁させていただきますが、この...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこをまさに私の答弁で御説明をしていたんですよ。  つまり、予算編成というのは、これは結構普通は時間が掛かるものでありますが、昨年、何といっても年末に選挙がございました。そして、同時に、昨年の七—九の段階でマイナス三・五%、言わば景気が底割れしそう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、我々も、まさに一番最初この質問の冒頭でお答えをいたしましたように、強い経済をつくっていくということと同時に、財政の健全化を目指していく、この目標を達成をしていく、しかし同時に、その目標達成のためにもデフレ経済から脱却をしなければならないと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 無駄ということについては、まさに効果が上がらない、あるいは不適切な支出ということではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既に茂木大臣が答弁をさせていただきましたが、まさに皆さんのときにこれはつくられた仕組みでありまして、これは、首をかしげておられますけれども、皆さんがつくったんですよね、反省しているんですから。皆さんのときにこの基金はつくったわけですよね。この予算自体...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 各所管大臣の責任の下で適切に執行されるものと承知をしておりますが、基金の執行状況等を継続的に調査、公表することは、効率的に資金を活用する観点から今重要な取組と考えているわけでございます。  こうした考えから、四月四日の第二回の行政改革推進本部におい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、私は、明確には覚えておりませんが、先ほど申し上げました、答弁したように、これについては、繰り返して申し訳ないんですが、皆さんのときにつくった基金でございます。そして、その結果、言わば被災地のために使われていないという事態が起こっているわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、基金のお金についてでございますが、その執行についても、これは民主党政権時代につくった負の遺産ではございますが、まだ安倍政権できて四か月でございますので、その間に直ちに執行というものはございませんが、そもそも……(発言する者あり)あっ、執行停止...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、確かに委員が御指摘になられたとおり、この委員会において、拉致被害者が古屋さんの靖国参拝を懸念をしているということであれば、これは重大なことであります。それを基に古屋大臣の行動を非難をされたわけでありますから、相当の根拠があったと見るのが当然で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに北川委員の御指摘のとおりだと思います。非正規雇用については、経済がグローバル化する中で雇用形態も変化をせざるを得ないという側面もございますが、しかし非正規の方の中にも何とか正規に変わりたい、そう思っておられる方がたくさんいらっしゃるのも厳然たる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このプライマリーバランスの黒字化についての目標については、これは安倍政権においても閣議決定をしております。また、国際約束ということについては、二〇一〇年のトロントでのG20サミットでコミットしたものでございますが、安倍政権においても国際的に既にコミッ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、西武秩父線ですか、を始め、今回のTOBをめぐり言及されている路線については、沿線の住民にとっては通学路であったり通勤の言わば足であるわけでございまして、そうしたものが安定的に、そして安全で安定的に鉄道輸送サービスが行われるということが極めて重...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、日本版NIHについて発表させていただきました。これは、司令塔の本部として内閣に総理、担当大臣、関係閣僚から成る推進本部を設置をいたしまして、一元的な研究管理の実務を担う中核組織を創設いたします。そして、研究を臨床につなげるため、国際水準の質の高...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この実効性の確保が極めて重要であると思います。  第一の矢である金融緩和、非常に効果が出ました。なぜそうなったかといえば、これは明確なコミットした結果だろうと思います。新総裁がおおむね二年ということを約束をしました。そして、副総裁は自分の職責を懸け...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最初に、藤巻委員が述べられたように、まさにブランド化、日本をブランド化することがこの日本の成長戦略において極めて重要であろうと、こう考えたわけでございます。そこで、考えてみれば、様々なコンテンツ、食、ファッション、伝統文化、それぞれが世界を魅了する可...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 初めての試みでございますし、私も素人でございますので、なるべくそういう知恵を持った人ということで集まっていただきました。  それぞれ専門分野を持ち、また高い見識を持った方だと思いますが、それを補う形でゲストスピーカー等を様々な人にお願いをしていると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今委員が御指摘されたところをやっていこうというのがこのクールジャパン戦略でございまして、特に人材の育成というのも我々重視をしているところでございまして、この魅力あるコンテンツを制作する、デザイナーも含めて人材の育成もしなければいけないでしょうし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御指摘の点は重要な点だと思います。  民間のアイデア、あるいは品質はいいものを作っても、それを広報する能力に欠けている、そうしたものを国が後押しして、さらにそれを海外に出していくということにおいては、なかなか地方の小規模事業者がやろうと思ってもで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 施政方針演説というのは、外交、安全保障、全て、教育、網羅をいたしますから、その中である程度の限られた時間の中でお話をさせていただくということであります。  政策としては、自公連立政権の合意でございますから、当然これは進めていくわけでございまして、先...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、今後三年間で省エネルギーと再生可能エネルギーの導入を最大限に進めるとともに、今委員が御指摘になった天然ガスコンバインドサイクルや最新の石炭火力など、高効率火力の活用も進めていきます。  いずれにしても、エネルギー政策については、いかな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原発ゼロが含まれるかどうかということでございますが、今そこに書いてあるように、省エネルギーや再生可能エネルギーをこれは加速的に進めていく、言わば国家資源も投入をしていきますし、新たなイノベーションを臨んでいきたいと思いますし、火力発電、あるいはまたメ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大門委員がアメリカの大統領の政策、演説を評価した。日本共産党に評価された初めての大統領だと思いますが、オバマ大統領の演説で言及した最低賃金は、連邦最低賃金制度は一定規模以下の企業の労働者を適用除外としておりますので、全ての企業が、中小企業・小規模事業...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに我々、官僚組織に規範意識を持つようにということを説く以上、また、学校において道徳の導入を目指す以上、私たち自身がしっかりと自らの規範意識について厳格に自分自身を見詰め直していくことが必要だろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、公務員の初任者研修に参りました。訓示をしてきたわけでございますが、そこに集まった若い皆さん、本当に熱意に燃えていました。国民の奉仕者として全力を尽くしていこうという熱意を持っていたと思います。そういう意味においては、まさに二十二歳、二十三歳、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平成十五年の製造業への労働者派遣の解禁は、厳しい雇用情勢の中において雇用の場の確保等を目的として行われたものであります。つまり、経済がグローバル化する中において、企業そのものがそのグローバルな競争の中ではなかなか立ち行かない、あるいは製造拠点を日本か...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、産業競争力会議において様々な議論がなされています。経済財政諮問会議においても議論がなされているわけでありますが、これから我々は日本を力強く成長させていきたいと、こう考えているわけでございまして、その中においても成長戦略が極めて重要であります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 働き方については、その専門によってそれぞれいろいろとあるわけでありまして、例えばこんな議論があったんですね。研究者においては、言わばひらめいたときにはずっとその日、言わば寝ないでそのまま研究を続けた方が成果が出てくる。しかし、今の労働法制上、それがで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今までこの委員会においても何回も答弁をさせていただいているわけでございますが、先ほど、例えば派遣について言えば、世界のこのグローバルな経済の中で競争をしているわけでありますから、そこでこれでは勝ち残れない、あるいは言わばもう工場ごと外に移すということ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 公益に反するかどうか、一々私がここで判断する立場にはございません。当然、辺野古に言わば普天間から移設をするということについて様々な意見を表明する、これは当然、日本は表現の自由がございます、結社の自由もございますから、それはもうどうぞ自由にやっていただ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、例えば上関の反対運動を展開をしている人たちは法令に反しているんですよ。法令に反しては駄目ですよ。表現の自由で暴れて人を殴ったりけがをさせる、もうこれは駄目ですよということを我々は申し上げているわけであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は今はここに総理大臣としているわけでありまして、そこで、自由民主党としては草案を出しておりますけれども、しかし、まだこの草案を実際にこれ提出していないんですから。これは逐条的にやっていきますから、まず我々は九十六条から自由民主党はやろうということに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党は憲法改正草案を自信を持って提出をしております。憲法審査会でじっくりと議論をしていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま中山先生からフランスの取組についてお話をいただきました。ドゴールは、まさにフランスの誇り誰よりも持っていた大統領と言われておりますが、その中においてアンドレ・マルローを文化大臣に指名をして、そこから国家戦略として文化を中心に据えたんだろうと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、御承知のように、昨年九月、法務大臣の諮問機関である法制審がコーポレートガバナンス及び親子会社に関する規律の強化等を内容とする答申を行っておりますが、今委員の御指摘の点も含めて、この答申に基づいて会社法を早期に改正することは重要であるというふう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに経営者がそういう判断をすることによって日本は持続的に成長していくことができるわけでございますし、言わば成長の果実を勤労者も享受することができるということでありまして、経営者がそういう判断ができるという、そういう社会を、まずそういう経済状況もつく...全文を見る
04月26日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○安倍内閣総理大臣 ただいま御指摘をいただきましたが、政府CIOは、政府のIT政策の司令塔として機能することが期待をされております。IT総合戦略本部において各府省が政府CIOに対して積極的に協力するよう周知徹底するなど、本部長として本部を指揮監督してまいりたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 ただいま勧告権の使い方についての御質問がございましたが、例えば、各省庁のIT投資の発注の仕様がまちまちで、省庁間の調整が困難であるため、政府全体のIT投資が不効率となっているような場合に、本部長である総理と政府CIOが密接に連携を図ることにより、本部長の勧告権...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 議員の御指摘のとおりでございまして、社会保障・税番号制度に係るIT投資はもとより、本来、IT投資は国民に対するサービスの質の向上や行政運営の効率化に資するものでなければなりません。今後、IT投資を行う各府省においてしっかりと効果検証を行うとともに、十分な説明責...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 行政改革は、行政機能や政策効果を最大限向上させていくとともに、政府に対する国民の信頼を得るために極めて重要な取り組みであります。  このため、行政改革については、全閣僚から成る行政改革推進本部、そのもとにある私を議長とする行政改革推進会議において、無駄の撲滅...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、先般立ち上げた、内閣官房副長官を座長とする関係省庁政務官による検討チームにおいて、税制抜本改革法の規定に基づいて、これは昨年、三党で合意したものでございますが、年金保険料の徴収体制強化について、歳入庁も含め検討しているところでございます。したがっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国の社会保障給付の規模は、北欧のような高福祉の国までには至っていないわけでありますが、国民皆保険そして皆年金を維持するなど、低福祉の国とは言えないと思うんですね。いわゆる中福祉の水準にあるのではないかと思います。  一方、社会保障に係る負担の現状を見ます...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この個人番号の利用範囲については、民間でも幅広く利用できるようにすることが国民の利便性に資するという御意見がある一方で、プライバシー保護等の面から、幅広く利用することを懸念する御意見もあるわけでございまして、まずは社会保障分野、税分野などに利用範囲を限定をして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御指摘をいただいたように、社会保障や税番号制度の実施に当たっては、個人番号を取り扱う機関において、組織として個人情報の保護がしっかりと図られることが重要であります。  このため、番号法案においては、各機関の職員によって番号制度の趣旨、内容が十分に理解され、法...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども行政改革について御質問をいただきましたが、確かに、質を向上させていく、つまり、効率的に機能する政府を目指していくことが重要でございます。  それに対しましてのさまざまな取り組みについては、先ほど答弁をさせていただきましたが、今、特に御指摘がございまし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、かつて、グリーンカードという仕組みを導入しようと。ちょうど私の父親が政調会長でございまして、ただ、多くの日本人は、何となく、これは国から全部管理されるのは嫌だな、全部、財布の中も、たんすの中まで見られるのは嫌だなという雰囲気が充満しておりまして、金丸さ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 番号制度は、より公平な社会保障制度や税制の実現を図るということと同時に、情報化社会の基盤として、国民の利便性の向上や行政運営の効率化を目指すものであります。  より公平な社会の実現と国民の利便性の向上、行政運営の効率化は、いずれかが上位であるかということは難...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 歳入庁については、今委員が御指摘になったように、先ほど答弁をさせていただいたように、かえってまた、歳入庁、いわば年金機構から、またこちらの方に戻ってくる、そういう指摘もあるわけでございますが、いずれにせよ、歳入庁については、昨年成立をした税制抜本改革法において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 個人情報の保護という観点からいえば、この情報漏えいを防止していく、極めて重要な点でございます。  番号法案は、個人情報の漏えい等を防止するため、制度上の保護措置及びシステム上の保護措置を講じているところでございますが、万が一漏えいの事態が発生した場合にはそれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、委員のおっしゃるように、利便性を向上させていくという観点からすれば、国民の皆様に、どう使えば自分たちにとってそれは便利なものになっていくんだということを知っていただかないと、活用していただく、あるいはそれを活用した結果、やはりよかったなというふうに思っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる村山談話は戦後五十年を機に出されたものであり、また、戦後六十年に当たっては、当時の小泉内閣が談話を出しているところでございます。  我が国は、かつて多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大な損害と苦痛を与えた、その認識においては、安倍内閣は歴...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは継承するとかしないとかということではなくて、それは、先ほど申し上げましたように、村山談話は五十年を機に発出をされたものであり、六十年を機に小泉談話が出されたわけでございまして、今回、政権がかわり、安倍内閣が誕生した中において、そして、もうじき七十年を迎え...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今も答弁したとおりでございますが、歴史というのは、一般論として言えば、それは確定するのが難しいこともあるわけでありまして、長い年月をかけて、専門家の手によって新たなファクトが掘り出されていくこともございます。  そういうようなこともあわせていきながら、まさに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 しかし、これは歴史家の中においてはさまざまな議論があるのは事実でございまして、私も、そうした定義については、さまざまな観点から議論が今でもされているというふうに承知をいたしております。
○安倍内閣総理大臣 私、住基カードは、これは聞かれるのではないかと思って、持っておりますが、残念ながらまだ使ったことはございません。
○安倍内閣総理大臣 WTO政府調達協定では、公の秩序のために必要な場合等を除き、競争入札を行うことを原則としております。番号システムの調達についても、同協定に照らして対応していきたいと思います。  TPPについてでございますが、TPPの本交渉はこれからでありまして、これまでの政...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 番号制度は、より公平な社会保障制度や税制の基盤として、また情報化社会のインフラとして導入するものであります。制度の円滑な導入と定着は極めて重要な課題である、こう認識をしています。制度全体の調整を行う内閣府の長として、またこの内閣の長として、しっかりと責任を果た...全文を見る
05月07日第183回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) このオリンピック招致に向け鈴木委員もずっと御努力をしてこられたことに対しまして改めて敬意を表したいと、このように思う次第でございますが、オリンピックは五つの輪がつながっているわけでございまして、つまりこれは五つの大陸がお互いにそのオリンピックの期間は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員の御指摘のヘイトスピーチというのは、言わば憎しみをあおるような、人種的な、あるいは性差に基づくそういう誹謗中傷の類いなんだろうと、このように思います。  日本人というのは、今、鈴木委員がお話しになられたように、まさに和を重んじ、人を排除する排...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員の取り上げておられる私のフェイスブックでありますが、私の意見がヘイトスピーチではなくて、書き込まれている中にそういうものが散見されるということなんだろうと、このように思います。  他方、それをいさめる書き込みも随分あるのも事実でございますが、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに今の状況が、例えば戦時下の言論が著しく統制された、あるいは一つの方向に向かって他の国に対しての攻撃的な姿勢を持つという状況になっているわけでは私は全くないと、このように思うわけでございますが、その中において、やはり、我々自身が自信を失うことによ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の、我々が今進めているこの経済財政金融政策については、長引くデフレから脱却をしなければいけないと。長引くデフレから脱却をしていく上においては、これは相当思い切った、今までとは次元の違う政策でなければならないということであります。  と同時に、我...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 外国人の所有の、株式市場における外国人の所有率については後ほど財務大臣からお答えをさせていただきますが、貿易収支についてでございますが、確かにこの円安の効果プラス、原発を全て停止をしておりますので、LNGそして原油の輸入代金の支払が増えているというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その際、私は付け加えてこう申し上げているんですが、選挙制度全体については、較差の是正についてはすぐやりましょうと、〇増五減については、野田総理もそう言っていましたねというふうに申し上げた後、定数の削減プラス選挙制度自体の改正については私と野田総理だけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まあ古い話になりましたが、野田総理は……(発言する者あり)いや、古い話というのは八月の話をしているんですが、八月に野田総理は近いうちに解散をすると、近いうちとは普通は大体一か月ぐらいを指すものでありますから、それが十二月になったからといって、その約束...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、先ほど申し上げましたように、我々は三十削減するという案を、自民党の中でも相当の議論がありまして、これは相当、簡単なことではないわけでございますが、その自由民主党の中での議論、そして公明党との与党の議論を経て、これを、私は自由民主党の総裁とし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二つございますが、定数の削減と、言わば定数の是正、較差の是正でございますが、まず、〇増五減については、まさに衆議院で既に可決をされているわけでございます。これは衆議院のことでございますが、あとは、参議院においてこれは速やかな成立、これは憲法違反と、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は黒田総裁の発言をつまびらかに承知はしておりませんが、恐らく様々な発言をしておられるんだと思いますよ。  物価の上昇というのは、これはCPIでございますが、基本的には、まずは今までのデフレ予測を変えて、それをインフレ予測に変えていくということに力...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは内閣府の統計でございまして、あっ、これは、済みません、総務省が三十日に発表した三月の家計調査によりますと、一世帯当たりの消費支出は実質で前年同月比五・二%増の三十一万六千円になった、九年一か月ぶりの大きな伸びになったということであります。そして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 四万人については、まさにこれ、雇用の機会をつくったわけですから、政府がつくることは、言わば雇用の機会をつくっていく、つまり求人を増やしていくということなんですね。求人を増やしていくことがまさに雇用をつくっていくということで申し上げたわけでありまして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 雇用する機会を増やしているわけでありますから、それを申し上げたわけでありまして、それがまさに全く間違っているということではないと、このように思うわけでございます。  それと、同時に、再三申し上げておりますが、言わば貿易収支においては半年間の時差があ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) かつて就職氷河期と言われた時期がありまして、そのときに就職の機会を失った人たちがニート、フリーターとしての固まりになって、なかなか再び就職をする機会がない。日本の場合は新卒でないとなかなか就職しにくいという大きな問題がありました。  ですから、求人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本という国は、頑張ろうと思った皆さんにチャンスのある社会にしていきたいと、こう思います。まずは頑張って自分の足で立っていこうと、そう思ってもらいたいと思いますし、若い皆さんはたくさんの可能性、彼らが思っている以上の可能性が満ちあふれているわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二月の施政方針演説におきまして、「一身独立して一国独立する」という言葉を引用させていただきました。将来を担う我が国の子供たちがこうした精神を培っていくことは極めて重要であると考えています。  第一次安倍内閣において一緒に教育基本法を改正をしたわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに待機児童については、二万人を超える方たちがすぐにお子さんを保育所に入れたいと、こう思っておられて、その期待にこたえるために、待機児童の解消に向けて二年後の子ども・子育て支援新制度のスタートを待つことなく、保育の量拡大と保育の質の確保の両立を図り...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 突然の質問でございますが、基本的には保育士の資格を持った保育士がしっかりと配置基準に従ってちゃんと存在をしている保育所を目指してもらうということでございますが、保育ママという制度を認めた以上、委員はその制度を活用しながら待機児童のニーズにこたえていく...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般のこの待機児童解消加速化プラン、平成二十五年、二十六年度の二年間で二十万人ということでございますが、受皿となる保育所の整備等に要する経費は、今年度に関しては既に措置している安心こども基金を活用するなど、必要な財源は確保しております。平成二十六年度...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国は数々の災害を経験をしているわけでございますし、一昨年は東日本大震災という過酷な大地震を経験をしたわけでございまして、この経験と教訓を踏まえて培ってきた防災技術を海外展開をして各国の防災技術の向上に貢献することは、東日本大震災で海外から多大な支...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員は十年前の水準とおっしゃったわけでございますが、まさに十年前から、この十年間で賃金が減ったということでございまして、ここに大きなデフレの問題点があるわけでありまして、賃金が減らずに来て、ずっと今日まで、賃金はそのまま維持されながら今後インフレに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税の引上げにつきましては、社会保障費、伸び続けるこの社会保障費に持続性をしっかりと確保するために、そして同時に国の信認を確保するために、消費税を引上げをする法律を自由民主党も賛成して成立をさせたところでございますが、確かに今委員が御指摘のような、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員の御指摘は私も重要なポイントであると、このように思っております。もちろん、オーストラリアあるいはドイツのように消費税を引き上げながらある意味経済を堅調に維持した国もあるわけでございますが、一九九七年、八年に、あれはアジアの金融危機等もございました...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 歳入庁につきましては、昨年成立をいたしました税制抜本改革法において、自民、公明、民主の三党合意に基づいて、年金保険料の徴収体制強化等について、歳入庁その他の方策の有効性、課題等を幅広い観点から検討し、実施するとしているわけでございますが、政府としては...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) マイナンバー制度はそもそも、より公平な社会保障制度や税制の実現を図るとともに、情報化社会の基盤として国民の利便性の向上や行政運営の効率化に資するものであると考えておりまして、着実に進めていく必要があると考えております。  今委員が御指摘になられまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々としても、できる限りお子さんたちの医療費について支援をしていきたいと考えておりますが、財源の問題と、また先ほど田村大臣からも答弁させていただきましたように、国民健康保険の国庫負担の調整措置については、この限られた財源の中で公平性を担保していくとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) あの議連で議論したことは、言わば東日本大震災という大きな経済的なダメージも受けたわけでございまして、この経済的なダメージを受けている状況の中で、かつデフレも進行しているという経済的な状況の中で増税をするのは明らかに経済にとってマイナスであり、デフレに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、亀井委員が例として挙げられました外税化、あるいはまた小売業者、小規模事業者も含めて納入業者がしっかりと消費税増税分を価格に転嫁できるような、そのための様々な対策等については、今それは準備中でございます。いずれにせよ、消費税については今年の秋に種々...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、円安のお話と既に決まっていることと一緒にお話をされたわけでございますが、基本的に、問題はこの十年間、十数年間です、まあ十五年と言ってもいいわけでありますが、デフレ経済の中で国民総所得が五十兆円、これ失われたのは事実でございまして、その中で税収も減...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党においても様々な議論があったわけでございますが、御指摘の副反応においては、厚生労働省の審議会において定期的な評価を行っているわけでございまして、引き続き厚生労働省において積極的な情報収集を行い、適切に対応していきたいと考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国民皆保険制度は、まさに今委員がおっしゃったように、いつでも、どこでも、誰でも基本的にはしっかりとした水準の医療を受けることができると。これは、我々、まさに国民が健康な生活を送っていくことができるという権利でもあると思いますので、しっかりとこれは堅持...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今委員がおっしゃったように、被用者の方々が勤めを辞めればみんな国保に入るわけでございます。  また、被用者以外の方々も国保に入っておられるわけでございますが、言ってみれば国民健康保険は健康保険制度の基盤と言ってもいいんだろうと、このように思う...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたが、国民健康保険制度においては、小規模の市町村は確かに存在をいたしておりますし、市町村ごとの保険料に格差があるといった課題がございます。そこで、後期高齢者医療制度ということの導入のときもそれを勘案したということでもございますが、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この社会保障改革については、税と社会保障の一体改革ということで進めたものでございますから、これ基本的には三党合意の中で議論をしているわけでございます。そこで、この合意に至るまで、今様々な議論が出ている中でスピードが遅いという御批判をいただいております...全文を見る
05月08日第183回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はここには内閣総理大臣として座っているわけでございまして、国会のことは国会にお任せをしているということでございますが、できる限り円満な形で委員会が開会されることが望ましいと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会全体の運営について、これは自民党の国会の責任者が判断したことだろうと、このように思うわけでございまして、これは予算委員会だけではなくて、全体の運営の在り方についての考え方に基づいての与党の判断なんだろうと、このように思うところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、川口順子議員は、議員の立場として中国を訪問しているわけでございまして、世界の外務大臣経験者等々との集まりがあったわけでございますが、その際、川口委員が様々な観点から中国側と議論をするという意義においてその会議に出席をしたのだろうと、このように承...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今までの解釈では難しい、今までの解釈では難しいからこそ、今法制懇で議論をしているということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) あと、ついでに、川口順子さんの訪中について、二元外交には当たらないということであって、様々な議員の皆さんが議員外交を展開をしておられますから、その観点では私は極めて有意義だったというふうに認識をいたしている、そのことははっきりと申し上げておきたいと思...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、集団的自衛権について申し上げますと、言わば四分類についてお話をさせていただきました。この四分類について言えば、今までの状況とは随分この環境が、安全保障環境が変わる中において今までの解釈でいいのかという問題意識でございました。  ですから、例え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨日、川口委員長が私の執務室に来られまして、中国におけるやり取りについての説明をされました。それを伺ったわけでございますが、そもそもその会は、何人かの外務大臣経験者が集まって、国際的な様々な課題について知見を言わば結集して問題の解決に当たっていくとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はそこにいたわけではございませんが、今、有意義であるということについてどちらにしろ御説明をさせていただきたいと、このように思います。(発言する者あり)今、自民党理事はおりませんが、場外から私の発言を封じる下品なやじは是非やめていただきたいと思います...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 下品なやじはやめていただきたいと思います。  そこでですね、そこでですね、申し上げますと、つまり……(発言する者あり)もうやめていただきたいというふうに私申し上げているんですが。よろしいですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこで、楊潔チ元外相が出席する中における、その前に行われたものは楊潔チ元外相が出席をしていないというものであって、そしてその後に行われたものは楊潔チ外相が出席をする中において、バイではない中において、様々な、もちろんバイではないんですが、そこでやはり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が受けた報告は、この言わば全体を通しての報告を受けているわけでございまして、そして、委員会との兼ね合いについて私は申し上げているわけではなくて、委員長としての出席かどうかについては、これは院の方で判断をしていただくことなんだろうと、このように思うわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本の立場を主張するということは私は有意義であろうと、このように思うわけでございます。これで、同時に先方が様々な意見を言うわけでございまして、シンクタンクもそこには出席をしていたわけでございますが、その中において、先方の考え方等を披瀝をするわけでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 円高から歴史問題ですか、その与党幹部というのはどなたなんでしょうか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々の金融政策、財政政策に川上委員が同じ考えであるということを表明していただいたことは大変光栄だと、このように思っているところでございますが、我が党の幹事長がどういう発言をされたか、私も詳細については存じ上げませんが、基本的には、幹事長も私と同じ考え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、まさに私が総裁になったから私の考え方に基づいて政策を進めているわけでありまして、基本的には、我が党は総裁を選ぶまではいろんな様々な議論が出されるわけでございますが、総裁を選び、総裁が決まった段階においては全員一致してその政策について協力をし合...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 林農林水産大臣も攻めの農政ということを申し上げているわけでございますが、例えば私の地元にもたくさんの農家がございます。中には、今、川上委員が指摘をされたように、山陰ですから、条件が厳しいという中において、営農を継続できないという方々もおられるのは事実...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ユネスコ憲章前文にうたわれている平和理念は人類普遍の原理であり、我が国は教育、科学及び文化の協力と交流を通じた国際平和と人類共通の福祉を目的とするユネスコと理念を共有をしております。  以上でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わばこれは相互の、国相互あるいは民族相互でありますが、それらの様々な違いを克服をしていく上においては相互の理解を進めていくということが極めて重要であろうということでありまして、そしてまた、しばしばそのお互いの違いに対する寛容性あるいは認識の不十分さ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに日本が独立を失い、そして主権を失った七年間であったわけでございます。つまり、七年という長い占領下を経て日本国は主権を回復をした、そして国際社会に復帰をしたわけでございます。  しかし、その六十一年前の段階においても、沖縄、そして奄美、小笠原は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ESDの関係省庁会議を設置をいたしまして、そしてこの推進計画を策定をいたしましたのは私が官房長官のときの二〇〇六年でございますから、当然、安倍内閣においても、今文科大臣から答弁させていただきましたように、推進をしていくのは当然のことであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 恐らく大河原委員は国連総会における決議についておっしゃっているんだろうと、このように思うところでございますが、国連総会における侵略の定義に関する決議は、安保理が侵略行為の存在を決定するための言わば参考としてなされたものであるというふうに承知をしており...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この安保理の言わば総会によって決議として決まったものを言わば参考、指針にしながら、そして安保理で最終的には決めるということになるわけでございまして、言わば安保理において最終的な決定がなされるわけでございまして、つまり、絶対的な定義は、あのとき申し上げ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、個別の、これが侵略かどうかということについても、この決議以後も、言わばこの決議を指針として決めるのは安保理ですから、安保理としてはまだ何の、例えばそれぞれの個別の案件について、過去に遡って決議を安保理として決定をしているわけではないということ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 有史以来、様々な戦争があったわけでございますが、特に二十世紀においては、一般の国民をも、多くの国民をも巻き込む様々な戦争が発生したわけでございます。その中においても我が国も無縁であったわけではなくて、かつて多くの国々、とりわけアジアの人々に対して多大...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘のように、朴槿恵大統領とは朴槿恵大統領が就任後、電話で会談を行いました。  韓国は我が国にとって基本的な価値と利益を共有する最も重要な隣国でございます。日韓間には竹島問題あるいはまた過去をめぐる問題があるわけでございますが、日韓双方での新政権...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、日韓基本条約を一九六五年に日韓双方で結んでいるわけでございますが、日韓基本条約を締結するに至る過程で相当お互いに様々な議論を行ったわけでございます。おっしゃっている請求権の問題についても、これは韓国側からも様々な議論がござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会については、国会運営については参議院の自民党の責任者の皆様にお任せをしているわけでございますが、国会の状況を総合的に判断してこういう状況になったということでございますが、円満に開催されなかったことは大変残念だと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨日、川口委員長とお目にかかりまして、川口委員長のお話を伺ったところによりますと、翌日ですね、翌日、楊潔チ元外務大臣も参加をするということであり、意見交換もできることは有意義だろうと、こう考えたということでございまして、そして党に連絡を取り、そして自...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私もこの正確なところは承知はしておりませんが、あの二十四日、二十五日の出張報告を受けたわけでございますが、その際、二十四日のことについて、今、小川委員が指摘されたことでございまして、先ほどそういうお話をさせていただきました。  同時に、二十五日に、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、楊潔チ元外務大臣とバイの会談ではなくて、そこにはグループの方々もおられたというふうに伺っております。詳細については私は全てつまびらかに知っているわけではないわけでございまして、その際の川口委員長の発言と楊潔チ元外務大臣がどういう発言をされたか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も正確にはそこにどういう人々がいたかということは全て承知をしているわけではございませんが、私は、二十四日と二十五日、併せてお話を伺いました。そして、二十五日に楊潔チ氏が出てくるということでございますので、私の理解は、楊潔チ元外務大臣と川口委員長と、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 川口委員長からは、その際、日本に連絡をして、どなたかは聞いておりませんが、参議院の幹部にこういう状況になったのでどうしようかということを説明したということでございまして、最終的には御自身で判断をされたというふうに伺っております。どういうやり取りをした...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 予算案でございますから、大変重要な予算案を小川野党筆頭も含め皆様に御協力をいただいて審議を進めさせていただいておりますことは大変我々も感謝をしているところでございますが、院の運営につきましては、我々参議院の自民党のそれぞれの責任者にお任せをしていると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それぞれの国はそれぞれの国の歴史あるいは文化を抱えているわけでございますし、その中において、韓国との間においては竹島の問題、そして歴史の問題があるわけでございまして、基本的には、こうした問題を乗り越える中において両国が関係を改善をしていくということを...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私もラッセル氏と会ったことはありますが、私に対してそういう話をラッセル氏はしたことがございません。ですから、報道でそういう話があったということも、私は承知はしておりますが、事実かどうかということについてはまだ確かめていないということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原子力規制委員会において、各種の事故調査でこれまで明らかにされた情報を踏まえて、海外の規制基準も確認をしながら、世界最高レベルの安全水準となる新規制基準の策定を今行っているところでございますが、本年七月に施行する予定であります。こうしたことによって事...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま茂木大臣から答弁したとおり、基本的に汚染した水は流さないという努力をしてまいりたいと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 児童ポルノ禁止法については、議員立法として今後提出が検討されている改正案についてのお尋ねでございますので、現在検討中のものであるというふうに承知をしております。ですから、詳細について私がコメントすることは差し控えさせていただきたいとは思いますが、御指...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般、サウジアラビアと、そしてアラブ首長国連邦、さらにはトルコを訪問したわけでございますが、言わば産油国、またガス供給国としてのサウジアラビア、アラブ首長国連邦においては、これまでの売手、買手という関係、言わばエネルギーに、石油、ガスに特化した関係か...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、エネルギーについて付け加えさせていただきますと、ロシアを訪問いたしまして、ロシアは日本に対してガスの供給の用意があるわけであります。事実、現在一〇%ロシアから輸入をしているわけでございます。そういう意味におきましては、エネルギーという観点から...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 議会運営については参議院の皆様にお任せをしているところでございます。議会でありますからそれぞれの党の主張があるわけでございますが、それぞれの党の主張をお互いに理解し合える努力をしながら円満な運営をしていくことが望ましいのではないかと、このように思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨日、川口委員長が執務室に来られまして、川口委員長からお話を伺いました。短時間でございましたから、そんな詳細全てにわたってお伺いをしたわけではございませんが、川口委員長から、二十四、二十五ですか、においての中国においてのグループにおける話、あるいはま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が、会談したかどうかと、これ問い詰める立場ではございませんから、どういう発言があったかということをお話を伺ったということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自民党の公約としては、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上参加はしない、TPP交渉には参加はしないということであったわけでございますが、首脳会談を行った結果、聖域なき関税撤廃を前提条件とするということではないということが確認されましたので、我々は正式...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、甘利大臣から答弁させていただきましたように、GTAPモデルでは基本的に全ての関税はゼロになるという前提でございますが、言わばそうならないように、農産品についてはセンシティビティーということで米国の了解も得ているわけでございますが、参加国の中におい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般の日米首脳会談においては、聖域なき関税撤廃ではないということを確認をしたわけでございます。そして、その中において、今委員が紹介をされたような甘味資源等も含めて我々としては何とか守っていきたいと、こう考えているわけでございまして、それはまさに交渉の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まだ日本は正式にこの交渉に参加をしていないわけでございますので、現在これは絶対大丈夫だということは申し上げることは残念ながらできませんが、まさにこれから始まる交渉の中において、強力な交渉体制の下、守るべきものを守るべく努力をしていきたいと、このように...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々、昨年の選挙においての公約は、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉には参加をしないということでございまして、我々は公約をたがえてはならないと、こういう思いで首脳会談に臨んだところでございますが、オバマ大統領との間で、日本には一定の農産品、米国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 聖域なき関税撤廃が前提条件ではないということはもう既に明らかになったと、我々はそう思っているわけでございます。ですから、聖域なき関税撤廃が前提ではなかったということでは、ないということでございまして、我々はこれから交渉の中において守るべき国益をしっか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党の公約は、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉には参加をしない、言わば交渉に参加の条件であります。つまり、全ての聖域はありませんよということをはっきりとさせなければ、交渉参加をしなければならないということではないということは明らかになっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 院の決議は、それは院の決議として当然政府としては承ったという、重く受け止めなければならないと、このように思います。  今後、まさにこれから交渉していくわけでございまして、そういう中において、我々、強い交渉力を持つために、今までは事前交渉という形で米...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日米安保が締結された年が五二年でございますから、私は二年後の生まれということでございます。  そこで、沖縄またあるいは硫黄島を訪問をさせていただきました。そして、父島にも行ったわけでございますが、言わば非常に悲惨な戦争の現場に赴きまして、硫黄島にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 硫黄島を訪問した際、遺骨収集の現場にも行ったところでございますが、言わば硫黄島を守備するために、栗林中将の下、たくさんの地下ごうを掘りまして言わば島を要塞化したわけでございますが、その後、米軍がそうしたごうを全部、多くのごうを埋めてしまって、その上に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、山内委員、私の尊敬する山内委員ではありますが、日本のヒトラーになるかもしれないという御発言は私はとても容認できないわけでございまして、是非それは取り消していただきたいと、このように思う次第でございます。ヒトラーは三百万人のユダヤ人を虐殺した人物で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は謙虚で平和主義者だと、こう思っておりますし、憲法の三原則、現行憲法ですね、平和主義、主権在民というもの、そして基本的人権、この三原則については、自民党の憲法草案についてもそれは受け継がれているわけでございます。  そして、その中において、九十六...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 集団的自衛権について、私は六年前にいわゆる安保法制懇を立ち上げまして、四つの類型に関して憲法上の考え方を諮問したところでございます。  言わば安全保障環境が大きく変わったわけでございまして、そしてまた、言わば我が国の憲法が成立をする前に国連が誕生し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、法制局の答弁としては、言わば集団的自衛権について言えば、国際法上は自衛権は保持をしているが憲法上行使できないと、こういう答弁をしているわけでございます。  そこで、この答弁の際にも、言わばこの概念として、絶対概念ではなくて量的概念として必要...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 六〇年の安保改正当時は、これは当時の岸信介首相本人が集団的自衛権について答弁をしているわけでございまして、その行使について議論の余地を残した答弁をしているわけでございまして、つまり、ずっと一定かといえば、この答弁について変遷があるのも事実であろうと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この議論については、いつまでにという期限を設けているわけではございませんが、前回の報告書が出されて以降の安全保障環境の変化も踏まえて、我が国の平和と安全を維持するためにどのように考えるべきかということについても議論をしていただいているわけでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の改正案において陸上輸送等も可能になるわけでございまして、また、武器の使用についても、管理下にある邦人その他の人々を守ることができるわけでございますが、しかし、限界としては、任務遂行のための武器の使用ができないわけでございますので、今、言わば人質...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の固有の領土を守るために様々な努力を重ねていくのは当然のことなんだろうと思います。法令の整備もその一環だろうと、こう思うわけでございますし、予算の措置も既にしているところでございます。  そこで、公務員の常駐を検討するということを総選挙におい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的には防衛大臣から答弁したとおりでございますが、まさに舛添委員の御指摘のように、かつては冷戦構造の中において我が国の担うべき役割というのはある意味限られていたわけでございますが、今この安全保障環境が大きく変わりまして、むしろ大変厳しく変わっている...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、今、小野寺大臣が答弁したように、盾は自衛隊が担い、そして矛は米軍と、そしてこれを両方合わせて抑止力としているところでございますが、それが果たして抑止力として十分なのかということでございます。  抑止力とは、つまり攻撃をしたら痛い目に遭うよ、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆる島嶼防衛について言えば、海兵隊的な機能を我が国が備えていく必要性についてやはり議論していかなければならないと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、国民の生命、財産、領土、領海を守っていくという義務があるわけでございまして、その中において、今までの解釈でいいのかどうか。守るためには、日本一国では守れないわけでございまして、アメリカの同盟関係において、先ほど盾と矛というお話もさせてい...全文を見る
05月10日第183回国会 衆議院 本会議 第21号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 上川陽子議員にお答えをいたします。  代行割れ問題の早期解決と母体企業の経営への配慮についてお尋ねがありました。  今回の法案は、厚生年金本体との財政中立を基本としており、基金が解散するときの不足金は、税や保険料による補填は行わず、母体企業が責任...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 長妻昭議員にお答えをいたします。  一部の厚生年金基金存続の理由についてお尋ねがありました。  厚生年金基金は国の法律に基づき創設された制度であり、十分な積立金を持って適切に運用している基金まで強制的に廃止することは、問題が大きいものと考えます。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 年金制度につきましては、先ほど答弁させていただきましたように、今後の人口や社会経済状況について一定の前提を置いた上で、おおむね百年間で収支が均衡するように制度の設計を行っており、その上で、経済社会の変化に対応するため、定期的に財政検証を行うことで、長...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 伊東信久議員にお答えをいたします。  社会保障制度を持続可能なものとすることについてお尋ねがありました。  政府としては、改革推進法に基づき、安定した財源を確保しつつ、持続可能な社会保障制度の確立を図るため、八月二十一日の設置期限に向けて国民会議...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 古屋範子議員にお答えをいたします。  社会保障改革に関する国民の期待と、必要な法制上の措置についてお尋ねがありました。  社会保障・税一体改革は、社会保障の安定財源確保と財政健全化の同時達成を目指す観点から取り組む改革です。受益と負担の均衡がとれ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中島克仁議員にお答えをいたします。  法案の目的と企業年金制度の将来像についてのお尋ねがありました。  今回の法案では、特例解散制度の見直しにより代行割れ問題の早期解決を図るとともに、施行日から五年以降は、十分な積立金を持たない基金には、代行資産...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 鈴木克昌議員にお答えをいたします。  一部の厚生年金基金存続の理由と将来の制度のあり方についてのお尋ねがありました。  厚生年金基金は国の法律に基づく制度であり、法律に沿って適切に運用している基金まで強制的に廃止することは、問題が大きいものと考え...全文を見る
05月10日第183回国会 参議院 本会議 第18号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 藤本祐司議員にお答えをいたします。  番号制度の利用範囲の拡大についてのお尋ねがありました。  個人番号の利用範囲については、民間でも幅広く利用できるようにすることが一層の国民の利便性の向上に資するとの御意見や、御指摘のように民間の創意工夫を生か...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 石川博崇議員にお答えをいたします。  過去の経緯を踏まえた番号制度導入の課題と対応、制度導入の意義についてのお尋ねがありました。  番号制度は、個人情報の国家管理、漏えい、不正アクセスなどの国民の懸念があり、これまで導入されてこなかったものと考え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中西健治議員にお答えをいたします。  まず一点目の質問として、国民の利便性の向上と行政運営の効率化との関係についてお尋ねがありました。  番号制度は、より公平な社会保障制度や税制の基盤であるとともに、情報化社会のインフラとして国民の利便性の向上や...全文を見る
05月13日第183回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一昨年のあの東京電力福島第一原子力発電所の過酷事故の反省として、まずこの安全、絶対安全というものはないんだということであります。そして、その中において対策をしっかりと考えておくことが極めて重要である、まさにこれに尽きるわけでございますが、しかし、今委...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原子力政策全般としてどのように進めていくかということについての基本的な考え方については、茂木経産大臣から答弁したとおりでございます。  一方、福島第一の事故の結果、賠償を始め、そして廃炉の問題もあります。そして、避難された方々に対してどう対応してい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 岸田大臣が答弁しておりますように、国連において、核廃絶の決議については常に我が国が発議をしてこの決議がなされているということは申し上げておきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) エネルギー政策については、まず、いかなる事態においても国民生活や経済活動に支障がないようにエネルギー需給の安定に万全を期することが大前提であります。その際、できる限り原発依存度を低減させていくという方向で検討をしていきたいと考えております。  この...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原子力発電所の再稼働については、その安全性について原子力規制委員会の専門的な判断に委ね、そして新規制基準を満たさない限り再稼働は当然行いません。一方、新規制基準に適合すると認められた場合は、その判断を尊重し、再稼働を進めてまいります。  また、使用...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 継続して我々進めていく考えでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) トルコもそうでございますが、各国にとって自前の、自給できるエネルギーを確保する、そして安く、廉価でそして安定的なエネルギーを確保したい、自前のエネルギーを確保したいというのは各国のまさに希望、望みでもあるわけでございまして、その中において、日本はまさ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原発の新増設についてのお尋ねでございますが、電力の安定供給、エネルギーコスト、世界の化石燃料供給リスクの情勢判断、原発事故の検証と安全技術の進歩の動向など、今後の我が国のエネルギーをめぐる情勢などを踏まえて、ある程度時間を掛けて、腰を据えて検討してい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も福島第一原発の現場を視察をいたしました。大変厳しい作業環境の中で、まさに何とか廃炉に向けて進めていこうという皆さんの責任感に大変私は感動したわけでございます。事故が起こって以来、まさに誰かがやらなければいけないことをまさに彼らがやってくれているん...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今委員が御指摘のように、低廉でそして安定的な電力供給は国民生活及び経済活動を支える重要な基盤だと思います。日本が高度経済成長を成し遂げたのはまさにこの低廉で安定的な電力の供給があったからこそだろうと思うわけでございますし、だからこそ多くの国々が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに日本の電力は極めて質が高く、世界に誇れるものであると、このように思っております。ですから、最先端の技術を駆使して様々な製品を作っていく上において、日本の電力供給が安定的で質が高いからこそできるものもあるんだろうと、このように思っておりますし、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原発については、一昨年の過酷事故を経験をしております。安全最優先の原則の下で、今後の位置付けについては、エネルギーの安定供給、エネルギーコスト低減の観点も含め、責任あるエネルギー政策を構築をしていく中で検討をしてまいります。  他方で、電力需給の逼...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大気汚染によるぜんそく患者に対する補償の考え方でありますが、汚染者負担の原則にのっとって原因物質の直接の排出者に負担を求めることとなっております、これは委員も御承知のとおりでありますが。  そこで、工場などの固定発生源については、その施設の設置者、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かにこれは私がつくったものではございませんし、私も余りつまびらかにこの法律の中身を知っているわけではないわけでございますが、先ほど御説明をしたように、工場等であれば、やっぱり工場を造って、そして運営をして、利益を上げている皆さんにこれは負担をしてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、これは第一次安倍政権の末期に石原都知事と結んだものでございますが、東京大気汚染訴訟の和解では今夏に東京都は医療助成制度を検証、見直しすると合意されていることから、まずは東京都の基本的には今後の検討を注視していきたいと考えておりますが、そこで、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 高レベルの放射性廃棄物の最終処分については、処分制度を創設して以来十年間、残念ながら処分地選定調査に着手できていないという現状があります。これは我々は真摯に受け止めなければならないわけでございますが、まさに、しかし、この最終処分ということについては、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今確かに委員がおっしゃったことは分からないことはありませんが、しかし、この福島原発事故によって原子力をめぐる環境が変化している中において、廃止、改編も含めて抜本的に見直すとされた委員会の委員として、新たな方に就任いただく内諾をお願いすることが非常に困...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの議論の中でもお話をさせていただいたところでございますが、国民の皆様にとって低廉で安定的な電力の供給、これはまさに大切な点でございますが、同時に、やはり一昨年の事故を経験した、この経験を生かしながら進めるべき改革はしっかりと進めていきたいと、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) エネルギー政策については、まず、いかなる事態においても国民生活や経済活動に支障がないようエネルギーの需給の安定に万全を期すことがこれはまさに政治の責任だろうと、このように思います。  今、ドイツの例を挙げられたわけでございますが、ドイツと日本が決定...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大間原発については、原子炉の設置許可及び工事計画認可が行われておりまして、工事再開は事業者である電源開発の判断であります。ただし、実際に稼働するに当たっては、原子力規制委員会の専門的な判断に基づいて安全と認められる必要があります。  今後、政府とし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 稼働に当たりということなんでしょうか、その原発の稼働に当たっては、理解を得る地元自治体の範囲ということでございますが、どこまで、その稼働に当たっての説明ということにおいては……
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 不安に対するですね。不安に対するお気持ちというのは、それは二年前の過酷事故の経験がございますから、そういう中において不安を持つ方もおられるだろうということは私も理解できるわけでございまして、そういう意味においても、先ほど申し上げましたように、情報発信...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既に経産大臣が答弁をさせていただいておりますように、いずれにせよ、稼働に際しては、原子力規制委員会で厳しい基準の下に専門的な判断をいたします。同時に、立地自治体を始め周辺の自治体について御理解をいただくような努力をしていきたいと、このように思っており...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま石原大臣が答弁したとおりでございますが、もちろん被災地の子供たちの健康については万全を期していかなければならないのは当然のことでございます。子供たちの健康について不安を抱いている方がおられることを踏まえて、国民とのリスクコミュニケーションなど...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員の御指摘の報告書は米議会の公式見解を示したものではないというふうに承知をしておりまして、その内容について政府として逐一コメントすることは差し控えたいと思います。  いずれにせよ、我が国の考え方が十分理解されていないという点は残念であります。考...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員の御指摘のように、その都度しっかりと、間違いであるわけでありますから訂正を求めていく、あるいは我々の意見を伝えていくということは大切な姿勢であろうと、このように思いますし、また、そういう広報体制をしっかりと強化をしていきたいと、このように...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になったように、様々な報告書ができ上がっていく上において、各国が自分たちの国益を確保あるいは増進しようと様々な働きかけを行っていくわけでありまして、自国に有利な、時にはプロパガンダを打ち込んでいくわけでありまして、打ち込まれたプロ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 荒井委員にはもう毎回質問で御提案をいただいております。いただいた提案で実際に実用的に政策として進めることができるものもあればできないものもあるわけでありますが、しかし、今回いただいた提案は、この着眼点、私、すばらしい着眼点だろうと、実際にそう思います...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 海洋資源開発に不可欠な掘削要員の養成については、実際に現場に出て経験を重ねることが最も重要であると考えております。  政府としては、今後とも「ちきゅう」の着実かつ計画的な掘削事業の実施を通じて掘削技術の向上の場を確保し、そして掘削要員の養成を進めて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国周辺海域には、メタンハイドレートを始めとして石油、天然ガスなど海洋資源の存在が確認されております。将来の国産エネルギーとして期待されるわけでございまして、今委員が御指摘になったように、メタンハイドレートの調査、開発には、調査船や資源開発の先端技...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 太陽光発電は、開発に要する時間もまず短い、対応が必要となる規制や手続も少ない。一方、風力発電は、環境アセスメントへの対応を含め、その開発に時間が掛かっているのが現状でございます。しかしながら、風力発電は再生可能エネルギーの中でも相対的にコストが低く、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 燃料や飼料等の価格は、為替相場の動向に加えて、地政学的なリスクや干ばつなど、国際的な商品市況の変動など様々な要因で動いていくわけでございまして、例えば、第一次安倍政権のときには為替はどうであったかといえば一ドル百二十円であったわけでございますが、しか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、今、山田委員がおっしゃった私の党大会での演説でございますが、あれはまさに私の真意であります。言わば麗しい日本を守っていく上においても世界の競争に打ち勝っていく必要は一方あるわけでありまして、グローバルな経済というのは現実でありますから、この...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的な方針は、我々、党として昨年の総選挙において国民の皆様とお約束をした公約であります。聖域なき関税撤廃を前提にする限りTPP交渉参加に反対する。そして同時に、J―ファイルに五つの判断基準をお示しをしているわけであります。そのことをお示しをして我々...全文を見る
05月14日第183回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば選挙というのは国民に信を問うものでありまして、昨年の総選挙はまさに民主党の三年間と三か月の実績を問う選挙でもあったわけであります。それに対しまして私たちは、自由民主党が政権を取ればこういう政策を進めていくという、言わば私たちの政権公約を柱に選挙...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 多くの若い人たちはなぜ投票しないのかということなんですが、多くの人たちはやっぱり、投票しない多くの人たちは、投票したってしようがない、政治変わらないだろうという、そういう意味での無関心が多いんだろうと思うんですね。政治そのものに関心がないというのでは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々、まず、国会議員は、全ての国会議員が、あるいは政党が選挙の結果は真摯に、そして謙虚に受け止めるべきなんだろうと、このように思います。  そして、前々回の選挙で私たちは三百近い議席から一気に百十九まで議席が減ったわけでありまして、我々は、なぜ国民...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この出典は牧山委員の著書が出典なわけですね、これは。(発言する者あり)ああ、考えですね。  そこで、これ基本的に、どの用途に使ってもらいたいですかということでありますが、私が納税者としてですか。基本的に、まさに私たちは、私たちが判断をして、議論をし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど委員が挙げられました米国の牛肉の輸入問題については、これは小泉政権時代からずっと議論が続いている問題の一環でございまして、TPPとは全く別の議論であるということはまず申し上げておきたいと思いますが、TPP交渉において、現在のところ、農薬の残留基...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々、六項目をお示しをいたしまして、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉参加には反対する、これが公約の本体でございます。そして、J―ファイルにこれプラス五項目について挙げておりまして、食の安心、安全についてはその中に入っているわけでございますから...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに、今委員が御指摘になったような公共投資が必要なんですよ、まさに。それが地域の言わば競争力を高めていくわけでございまして、御指摘をされましたような京浜港、東京港、そして川崎、横浜、神戸、大阪、これは六大港といって、実は私の下関も六大港なんですが、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、目指すからには一位を目指したいと、このように思います。  しかし、そのためにやらなければならないことがたくさんございます。サービスにおいて、二十四時間完全にサービスができるようにしていかなければいけませんし、釜山港など近隣諸国の港湾との熾...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に我々、このハブ港、空港もそうなんですが、港も競争力を高めていくために極めて重要であるというふうに考えておりますし、まさにハブ港としての機能を日本がしっかりとアジアで持っていく、それは成長戦略においても重要な柱となろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年の十一月の十四日の党首討論におきまして、野田総理とのやり取り、今委員が御紹介していただいたとおりでございます。しかし同時に、まず〇増五減、これは一票の格差是正でございますから、これはすぐにやりましょうということで合意をいたしまして、昨年、本体が成...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々与党としては、先ほど申し上げましたように、与党として、自民党、公明党において、三十減、そして選挙制度そのものも変えていくという、その改正案については取りまとめを終えて、もう既に国民の皆様にお示しをしているところでございます。お示しはしているところ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 哲学として、多数決だったら何でもできるか、もちろん私もそれはできないと思います。そもそも日本は古来以来の長い歴史と伝統を持っているわけでありまして、その中において積み上げられたこれは知恵もあるわけでございます。これは、ある意味においては、法律、憲法が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 米国の場合は州の批准がありますが、しかし国民投票はございませんし、ドイツの場合も国民投票はありません。日本の場合は国民投票があるということでありますから、そこは大きく違う点なんだろうと思います。  今の御質問でございますが、そもそも言わば三分の二を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) しかし、この憲法改正においては国民投票があるわけでありまして、この国民投票をさせない、つまり二分の一でパーセンテージが少ないとおっしゃられましたが、三分の一以下であれば、三分の一ちょっとを超えるぐらいであればもっと少ないじゃないですか。ほんのちょっと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そんな事実は全くもちろんございません。そして、もしたとえあったとしても、他国から我が国の憲法に、変えていい、変えては駄目だと言われる筋合いのものでは全くないと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自民党のこれは草案でございますから、その解釈について、私は今ここに総理大臣として出ておりますので本来はふさわしくないとは思いますが、委員の御質問でございますので、総裁として、自民党総裁としてお答えをさせていただきたいと、このように思います。  そし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員の御質問は、総理大臣あるいはまた閣僚の靖国参拝においての位置付けだろうと、このように思います。  内閣総理大臣その他の国務大臣の地位である者であっても、私人として信教の自由が保障されていることは委員も御承知のとおりであろうと思います。  こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的には変わらないということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、自民党の改正案の中には字句の整理、あるいは理解しやすくするという意味において改正したものも多々ございますが、これもその中において、言わば誤解等を排除するためのある意味修文なんだろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 靖国神社が戦争で倒れた英霊の魂を安んじる場として中心的な施設であるわけでありますが、なぜそうであるかということでございます。  御遺族の方はほとんど多くは靖国神社に参拝をされるわけでございますが、そこに行けば、これはやはり、自分の父親にあるいは亡き...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 閣僚の靖国参拝に対して中国、韓国から非難がなされておりますが、しかし私は、かなりこれは誤解に基づくものが多いと、このように思います。  果たして、では靖国神社が軍国主義の象徴なのか。これは参拝をしていただければ、行っていただければすぐ分かることであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、最高裁判決、これは平成二年の最高裁判決でありますが、これは、表現活動といえども、絶対無制限に許容されるものではなくて、公共の福祉に反し、表現の自由の限界を逸脱するときには、制限を受けるのはやむを得ないと、こういう判断がございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既に国民の保護法制というものがございます。その際、様々な非常事態において国民の皆様に御協力をいただくということになっているわけでございますが、それを憲法上書いているということで御理解をいただきたいと、このように思います。  また、今いろいろと、いろ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、国民の皆様に苦役を、これを、この表現がいいのかどうかは難しいんですが、を課すということではないわけでありまして、現在、現行憲法で徴兵制ができないという根拠になっているわけでございまして、それは変わらないわけでございますし、そもそも現実問題と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今年の四月の二十八日で日本が主権を回復をしてから六十一年がたつわけでありますが、七年の占領期間に、例えば憲法あるいは教育基本法等、そうした根本的な法典あるいは法律ができ上がったわけでございます。  言わば、そういう意味においては、そのことをもう一度...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国は、さきの大戦を含め、過去において多くの国々、特にアジアの国々に多大な被害を与えたわけでありまして、この深刻な反省から戦後の歩みが始まったわけであります。その中において、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といったものをしっかりと確立をし、守っ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も是非大演説をしたいところでありますが、あと一分になってしまいました。  そこで、今まさに、我々自由民主党結党以来、憲法改正ということを訴えてきたんですが、しかし、実際は五五年体制の中で本当に自由民主党が憲法を改正するために何かやったかといえば、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御承知のように、潜水艦は潜航して航行することもできますし、浮上して航行することもできます。そこで、領海内においては、海洋法条約上も浮上して航行することが求められているわけであります。ということは、つまり、潜航して航行するということは、言わば普通の艦船...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員とは、認知症を始めそうした疾患の方々に対するケアの勉強会、御一緒させていただいたこともございますが、言わば認知症、これは今の若い方々にとっても、将来そういう疾病が発症する可能性もあるわけでありますし、家族の中で介護をしなければならないという立場に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに、この社会保障制度の整備、確立は我々日本において安心して生活を送っていく上において必須条件であろうと、このように思うわけでございまして、今、我々、強い経済を取り戻す、そのための政策を進めておりますが、それは手段であって、目的はやはりしっかりとし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御党の新しい福祉ビジョン、中間取りまとめには、様々な問題が生じている社会の変化を踏まえた上で、孤立から支え合いの社会を目指したビジョンが提示をされています。重要な御示唆を含むものというふうに認識をしております。  社会保障制度は、人生のリスクに対す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 障害者差別解消法につきましては、内閣提出法案ではありますが、与党である自民党、公明党両党はもとより、民主党の考えも反映したものとなっております。特に、山本議員を始め、公明党においては本法案の作成、調整及び国会提出に当たり大変御尽力をいただいたものと承...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今委員がおっしゃったように、障害の有無にかかわらず、障害のある人もない人も同じようにチャンスがある社会、生きがいを感じることができる社会をつくっていきたいと、このように思っております。  本年の四月に、たまたまずっと私の地元でそうした活動を行...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 再生医療を始め、健康長寿社会に向けて最先端の医療技術を開発をしていくためには、厚生労働省、経済産業省そして文部科学省などにまたがる医療分野の研究開発について新たな司令塔機能を創設をして、研究から実用化までを一気通貫でつないで、再生医療、創薬、そして最...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この戦後レジーム、つまり戦後につくり上げられた体制と言ってもいいわけでございますが、これは主に、日本が戦い破れ、敗戦下にあった七年間の間につくり上げられた、例えば憲法であり、そしてまた教育基本法等、そうした枠組みと言ってもいいんだろうと、このように思...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的には、それは本会議で答弁したものだろうと思いますが、それはそのとおりであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは見方が、申し訳ないんですが、間違っていると思うんですが。つまり、領土は私たち自身の手でしっかりと守っていく、この認識ですね、この認識の喪失、これこそが戦後レジームだったんだろうと、このように思います。つまり、それは、私たちがやらなくても誰かがや...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 領土的野心を私が持っているというふうに考える人はさすがにいないんだろうというふうに思うわけでございますが、領土的野心は我々日本人にはもちろんないわけでありまして、むしろ、私たちの領土、領海自体が今脅かされているという認識を持つことの方が重要ではないか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、変えるべきものは変えていきます。  これは小野委員のおっしゃるように、これはこのようにどんどん仕分していくかということですね、明確に基準を分けていくということではなくて、範囲を分けていくということではなくて、これは戦前以来ずっと続いている間違...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は、何を基準に、まさにそれは日本の国柄であり、日本の将来と言えると思うわけでありまして、その中において、私たちは教育基本法を改正をしたわけでございます。  では、なぜ教育基本法を改正をしたかということでございますが、古い教育基本法と新しい教育基...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は昭和二十九年生まれであって、戦争が終わってもう九年が経ているわけでありまして、私は復古主義的にまた戦前に戻ろうということを全く言っているわけではないわけでありまして。  そうではなくて、むしろ長い日本人の営み全体を考えた中において、日本の国柄を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) サンフランシスコ平和条約において、十一条のことをおっしゃっておられるんだろうなと、このように思います。まさに、日本はこの平和条約を結び国際社会に復帰をした、主権を回復をして復帰をしたわけでございます。当然、この条約を批准しなければ、そして批准されなけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは様々な議論があります。で、ジャッジメンツということに原文はなっておりますから、諸判決という考え方もあると、このように思うわけであります。  当時のこれは議論があったときに、外務省の見解として、裁判と、こういうことであったわけでございますが、い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日米地位協定でございますが、まさに今委員がおっしゃった戦後レジームからの脱却、占領時代からの脱却という中において、五二年に安保条約が結ばれました。それまでは占領軍としていたものを条約の形にしたわけでございますが、この段階では、残念ながら地位協定はなか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、神社側の判断について私はコメントする立場にはございません。  基本的に、一般的に、言わば平和条約が結ばれるまでは事実上交戦状態が、戦争状態が継続しているという恐らく考え方の下の私は判断なんだろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既に千鳥ケ淵という施設もあるわけでございます。そして、言わばなぜ靖国神社が中心的な施設になっているかといえば、多くのほとんどの遺族の方々が言わば靖国に参ればこれは魂が触れ合うことができるかもしれないと思うからであります。言わば、幾ら国が立派な施設を造...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど村山談話についてはお話をさせていただきました。村山談話につきましては、まさに戦後五十年を期して村山内閣において出した談話でございます。日本は過去多くの国々の人々、特にアジアの国々の方々に対して多くの被害を与えたことに対する思い、この思いの下に戦...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 釈明ではなくて説明ですね。説明については、ずっと従来から私は答弁をしているとおりでございまして、そして、村山談話につきましては、まさにこれは今申し上げたとおりでありまして、これは従来から何回も何回も申し上げているとおりでございまして、言わばもうじき七...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、私は内閣総理大臣でございますから、憲法を尊重擁護する義務があると、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、ですから、憲法九十六条も含めて擁護しているということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、憲法を、私は、憲法違反はしないのは当たり前のことであって、憲法を守らなければならないと。まさにこれは尊重し、擁護しているわけでございます。しかし、憲法には改正条項があるわけでありますから、この改正条項にのっとって時代にそぐわない条項については...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 尊敬する広野先生に評価していただけないのは大変残念なことでございますが、言わば中国、韓国、中国は日本にとって最も大切な日中関係は二国間関係の一つですし、そして日韓関係は、日本も韓国も同じ自由や民主主義、基本的な人権、法の支配、普遍的な価値を共有する大...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、この日米安保条約については、そもそも旧安保条約、五二年の安保条約は、占領軍がどうなるかという中において、日本は全く日本を守るすべ、自衛隊も全く不十分な状況の中において、米軍に言わば残ってもらう中においての条約でありましたから、極めてこれは不...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 対等の立場、これは極めて私は重要な考え方だと思いますし、我々もその考え方の下に交渉を行っていきたいと、こう考えているところであります。  同時に、やはり、北朝鮮がミサイルを発射するかどうかということをおっしゃったわけでございますが、その中において、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この東日本大震災以降に国会の御承認を得た、又は署名を行った我が国の原子力協定においては、我が国と相手国との間で使用済燃料は移転されないことになっておりまして、このため、我が国が相手国から使用済燃料を引き受けることにはならないということは申し上げておき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 労働基準法の違反などが疑われる企業には調査に入り、長時間労働の抑制を指導し、重大な法違反については厳正に対処するなど取り組んできたところであります。  特に、過重労働が疑われる事業場への重点的な監督指導を労働基準監督署に改めて徹底をするなど、そうし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはまさに私もそのとおりだと思うわけでございまして、人材として若者を採用した以上は、経営者も責任を持ってそうした人材を育てていくという姿勢が求められているだろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど答弁させていただきましたように、違反が疑われる企業には調査に入って長時間労働の抑制を指導し、また過重労働が疑われる事業場に対する重点的な監督指導を行い、重大な法違反については厳正に対処しているわけでありますが、一方で、御提案について申し上げると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自民党政権においては、経済産業構造の変化に対応して必要な労働分野の改革を行ってまいりました。こうした中で、非正規雇用については、近年、労使双方のニーズによりこれは増加をしているわけでありますが、厳しい経済状況の中、我が国の失業率の上昇を抑えたという側...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、誤解されたらいけないんですが、安倍政権が進めていることではありません。解雇自由化なんということは全く考えてはおりませんし、当然、残業代ゼロ、長時間労働野放し、こんなことも全く考えていないわけでございますし、非正規雇用増大、こんなことも全く考え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の地元は山口県でございまして、元々の父の生家は日本海に面した小さな町でありました、元々は村でございますが。そうした地域が恐らく日本の多くを元々は占めていたんだろうと、こう思うわけでございますが、日本人は古来から、朝早く起きて、額に汗を流して田を耕し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊は、現憲法下にあって、言わば武力行使の三要件の中においてのみ武力行使を行うわけでございます。つまり、必要最小限の武力行使を行うというのが基本的な姿勢になっているわけでございます。その中から専守防衛と、急迫不正の侵害であって、他に手段がない、そし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 明治天皇は十万首の歌を、御製を詠まれました。文化的な天皇陛下だったと思いますが、同時に、日清戦争、日露戦争を指導され、日本を守り抜かれたわけでございます。  そして、私は日本のリーダーとして、今、目の前にある危機が、実際にあるんですよ。何回も今、領...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その中において、緊迫した中において自衛隊の諸君は今本当に頑張っているわけでございます。  そういう中において、私が幕張メッセに行って、彼らは言わば日本を守る活動の一環として、広報活動として多くの方にどういう彼らは活動をしているのかという中において戦...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今示されましたが、では今、自民党の、誤解があってはいけないので、自民党の原案をじゃ読まさせていただいてよろしいですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、時間がもったいないとおっしゃっても、一方的に誹謗中傷をされたわけですから、自民党が出した憲法改正草案ですね。そして、これは自民党においてずっと議論をしたんですよ。二時間にわたって議論をしたものを今ここでまさに福島委員が誹謗中傷を行ったわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に申し上げますと、何回も申し上げておりますが、これは自由民主党が出している憲法改正草案であって、そしてそもそも国民投票に付せるのは逐条的にしか付すことができないわけでありまして、そして例えば我が党で、与党で、どの条文について我々は憲法を改正しよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一般にいわゆる天賦人権説とは、基本的人権は国家から与えられるものではなく、人が生まれながらにして持つ人間の本来享有すべき天賦の権利であるという自然法的な考え方でもありまして、この思想はルソーなどの十八世紀の啓蒙思想家により主張されていたところでござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども福島委員が誤解を与えるような言辞を並べられますからはっきりと申し上げておきたいと思いますが、自民党の憲法において、「基本的人権は、侵すことのできない永久の権利である。」ということははっきりと記してあるわけでありまして、言わば人権と人権とのぶつ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在、安全保障環境が大きく変わってきているわけでございます。この安全保障環境が大きく変わってきている中において、日本の国民の命や領土、領海を守るためにどう考えるべきかということに今真摯に議論をしているわけでございまして、安保法制懇においての御議論にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘になった、人民日報に載りました、琉球の帰属についてそれは定まっていないんだという論文は、何といってもこれは人民日報でありますから我々は直ちに抗議をしたところでございまして、中国側は今までの立場とは変わっていないということでございました。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) TPPについては、言わば交渉が始まって、残念ながらずっと二年間参加ということにならない中において、今年中に交渉を閉じるという中においての判断でありますから、かなりある意味においては交渉参加の交渉においてある種のハンディキャップがあったのは事実でありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに、守るものは我が国の国柄であり、委員の地元の岡山県も、私の山口県も同じ中国地方で美しい田園風景が見れるわけでありますが、そうした田園風景も含めた日本を守っていきたいと思いますが、自由民主党としては、既にJ―ファイルにおいてお示しをしておりますよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこはまさにさじ加減なんだろうと、このように思うわけでありまして、日本はまさにその中庸を行っているわけでありまして、単に市場主義だけを追求するのではなくて、先ほど申し上げたんですが、言わば市場の原理としての効率性を求めていく、あるいは、基本的には頑張...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 特に教育においてはそうですが、貧困の再生産があってはならないと、このように思いますし、まさに、この流動性をしっかりと確保していく、頑張れば頑張った人が報われていく社会がこれは重要であろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員の御指摘になった医療においては、皆保険制度があることによって誰でもどこでも一定水準以上のしっかりとした医療のサービスを受けることができますし、また教育においても、義務教育プラス様々な奨学金制度等について支援ができるということも大切でしょうし、ま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 格差については、これはまさに固定化しないことや、同時に、誰もが何度でもチャンスがあるという社会をつくっていくことが大変重要であると考えております。先ほど申し上げました医療や教育、あるいはまた雇用のチャンスをしっかりと守っていく。  教育については、...全文を見る
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) この今進めております大胆な金融緩和でありますが、我が国は、バブル崩壊以降、長年にわたるデフレの中で莫大な国民の所得と産業の競争力が失われたわけでありまして、賃金も伸びていない。これまでの累次の経済対策によってデフレから脱却できなかったのは事実でありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、そうしたリスクも含めて、言わば、先ほど委員が紹介をしていただいたように、政府と日本銀行の間で共同声明という形で出させていただいて、当然これ政府と日本銀行が共有するものであります。  そこで、先ほど私が説明をさせていただいたわけでありますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この過去の問題でございますが、日本と中国というのはお互いに言わば隣国でありますから、長い歴史を共にしているわけでございます。その間、実際にこれは様々な出来事があったわけでございますが、さきの大戦、また過去において中国の人々に対して大きな被害を与えたこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は今まで日本が侵略しなかったと言ったことは一度もないわけでございますが、しかし、言わば歴史認識において私がここで述べることは、まさにそれは外交問題や政治問題に発展をしていくわけでございます。言わば私は行政府の長として、言わば権力を持つ者として歴史に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、それは、今委員が議論しようとされていることこそ歴史認識の問題であって、そこに言わば踏み込んでいくべきではないというのが私の見識であります。つまり、ここで議論することによって外交問題あるいは政治問題に発展をしていくわけであります。つまり、歴史家...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 韓国あるいは朝鮮半島の人々に対して日本は過去大変な被害を与え、そして苦しみを与え、まさにその痛惜の念、反省の上に立って今日の日本があるわけでございまして、その上に立って、自由で民主主義な、そして基本的人権を尊ぶ、法の支配を守る国としての今日の歩みがあ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず申し上げておきたいことは、私は、首脳会談を行いました。その際、言わばそうした今委員が指摘をされたような日本側の姿勢に対する懸念は示されたことは一度もないということははっきりと申し上げておきたいと思います。誤解を与えないようにしないと、国民の皆様に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日韓関係でありますが、私は、まさに韓国というのは日本と自由や民主主義、そうした普遍的価値を共有する大切な隣国であると思っておりますし、新しい指導者朴槿恵大統領が誕生した中において電話会談も行ったわけでございます。この両国の対話が進み、そして関係が強化...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 河野談話については、まさに官房長官の談話でありますから、安倍内閣としては官房長官がお答えをするということになっております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、累次申し上げておりますように、慰安婦の方々に対して言わば筆舌に尽くし難い苦しみを与えたことについては痛切に反省をしなければならないことであると、これはもう累次申し上げているとおりでありまして、その思いは今も変わらないわけでございます。  その...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、前政権のときにも総理大臣としてお参りをしておりますし、自民党総裁としてもお参りをしておりますし、私も累次お参りをしているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、靖国神社に参拝するかしないかということは申し上げないことにしております。いずれにせよ、過去の例、またあるいは安倍内閣においての閣僚の参拝は私的参拝ということになっております。  しかし、そこで、ではなぜ遺族の皆様にとって中心的な慰霊の施設かと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば靖国神社は元々招魂社として造られたわけでございますが、これは御一新以来、国のために戦った方々の霊が眠っているわけでございます。  つまり、あの明治維新のときにも、確かにこれは官軍側しか祭られていないという指摘もあるのは事実でございますが、それ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはまさにジョージタウン大学のケビン・ドーク教授が言うように、そこにはそうした理念ではなくて、ただ単に国のために戦った兵士の魂があるだけであると、私はこのように思うわけでございまして、政治家として、政治家であるからこそそこに参るべきだと、このように...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自民党の憲法草案について、私、行政府の長でありますから、お答えする立場には基本的にはないわけでございますし、まだこれは国会に提出もしていないものでございまして、言わば我が党としては一つの考え方として一石を投じたわけでございますから、基本的に私はここで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 本人の意に反する苦役を課すということはできないという条文に反するものであるというふうに私は理解をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 徴兵制については、現憲法でも今引いた条文において規定されているわけでありますし、また、同じ十八条で、それは自民党憲法においてもそのまま、ほぼそのまま残っておりますので、自民党憲法においてもそれは、徴兵制度については認められないという考え方であります。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は、食の安全、安心もしっかりと守っていくということを申し上げているわけでございますが、まさにお米については日本の田園風景そのものでありますし、日本は瑞穂の国でありまして、当然、米については、稲作についてはしっかりと守っていきたいと、このように決意...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 報道されている飯島内閣参与の訪朝の件については、総理大臣としてノーコメントでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この飯島参与、報道されている飯島参与の訪朝については、政府はノーコメントでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、川上委員のせっかくの質問でございますが、政府としては先ほど申し上げておりますようにノーコメントでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権の対北朝鮮外交の基本的な姿勢というのは北朝鮮も承知をしているはずであろうと、このように思います。拉致問題、そして核問題、ミサイル問題、こうしたものを解決をして、言わばまさに日朝平壌宣言にありますように、日朝の関係を改善をしていくということでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この報道されている飯島参与の訪朝については、ノーコメントでございます。  いずれにせよ、拉致問題の解決については、拉致被害者の全員の生還、そして拉致問題の真相の解明及び実行犯の日本への引渡し、これが基本的な方針でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この尖閣の国有化につきましては、まず、これは私は野党の総裁のときにも一貫して申し上げておりますが、尖閣諸島は歴史的にも国際法上も疑いのない我が国固有の領土であり、現に我が国はこれを有効に支配をしております。尖閣諸島をめぐり解決すべき領有権の問題はそも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、私も野党の総裁当時、野田さんがこういうタイミングで国有化したのは中国に対してまさに誤ったメッセージを出した、タイミングとして間違っていたのではないかという私に質問がございました。それに対する私の答えは、今申し上げましたように、まさにこれは日本...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは野田政権による国有化以前も国有化後も同じように、これは我が国固有の領土であり、領土問題は存在しない、一貫した立場であり、これは全く変わっていないということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 突然の御質問でございますが、基本的に、言わば、先ほども申し上げましたように、歴史認識についてはこれは歴史家に任せるものであるという考えでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 累次ここでお話をさせていただいておりますように、まさに歴史について語ることそのものが外交問題あるいは政治問題に発展していく中において、基本的には我々は常に自らの歴史に対して謙虚でなければならないと、このように考えているわけでございまして、今、私がここ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、川上委員の御質問は、どういう意味なんでしょうか。侵略というか、過去の日本の侵略ということで御質問でしょうか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、累次申し上げているわけでございますが、侵略についても、またあるいは植民地支配についても、否定したことは一度もないわけでございます。そして同時に、今申し上げましたように、歴史についてはこれはまさに歴史家に任せるものであろうと、このように思うわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北方領土の問題については、また日ロ関係については、北方四島の帰属の問題を解決をして平和条約を交渉する、これが我が国の基本的な姿勢でございます。そして、今委員が指摘されたようなそうした発言はなかったということは申し上げておきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば、北方領土について二等分するという、そういう話はなかったということははっきりと申し上げておきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北方四島について、言わばそれを二等分するという話はまずないということははっきりと申し上げておきたいと思います。  そして、これは首脳会談において相手方の首脳の発言を紹介することはできませんので、発言は控えさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、質問通告がない御質問でございますので、既に公表しているやり取りについて確認をさせていただきたいと、このように思う次第でございますが、いずれにせよ今ここで答弁できることは、例えば排他的な交渉権を日本に与えるからこれをやってくれという話は、もちろん全...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに、戦争とは何かという重い問いかけでございますが、まさにこれは、戦争とは国家と国家が戦火を交えることであり、そしてそれは、近代においてはその結果、多くの無辜の民、両国の国民を始め多くの無辜の民が戦争に巻き込まれ死傷していく、そしてその結果、その戦...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員からユネスコ憲章についてのお話もございました。  戦争についての認識は先ほど申し上げたとおりでございますし、委員のお父様のことをお話をされましたが、私の父方の祖父は安倍寛といいまして、翼賛選挙に言わば反対をして、翼賛会ではなく非翼賛会として当...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、累次お答えをさせていただいておりますように、村山談話につきましては、我が国はかつて多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた、その認識においては安倍内閣としても同じであり、これまでの歴代内閣の立場を引き継ぐ考えであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん私は今内閣総理大臣としてお答えをしておりますから、これは安倍内閣の考え方を申し上げているわけでございます。  高市政調会長の発言について、私もつまびらかには承知はしていないわけでございますが、いずれにせよ、内閣としての考え方は今申し上げたと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 慰安婦の問題についての立場は、今申し上げましたように、慰安婦の方々がされたであろう筆舌に尽くし難いつらい思いに対して心から同情している立場でございまして、この橋下代表の発言、私も新聞で読む限りでございますが、もちろんこれは我々と立場が違うわけでござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、私の、また安倍内閣の、あるいは自民党の立場とは全く違う発言であるということをはっきりと申し上げておきたいと、このように思います。  その上において、言わば他党の代表あるいは共同代表の発言について私はコメントする立場にはな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) TPP交渉参加とアジア全体の経済連携についての御質問だと、このように思いますが、TPP交渉への参加はアジア太平洋地域の成長を日本に取り込むことにつながるものでありまして、我が国の成長戦略の柱と言ってもいいと思います。  御指摘のアジアということにつ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは経済交渉ですから、最後まで自分の国益を最大限に確保しようと厳しい交渉をしてくるわけであります。  しかし、このTPPにおいては、自由民主党はJ―ファイルにおいても食の安全をしっかりと守っていくということを国民の皆様にお約束をしているわけでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) グローバルトレンド二〇三〇でありますが、米国国家情報会議が作成をいたしましたグローバルトレンド二〇三〇では、あり得る将来のシナリオの一つとして融合を挙げているわけでありまして、そこでは様々な課題について中国、米国、欧州が協力することが記述をされている...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、前提の、TPPが中国を排除するためのものではなくて、これは、まさに日本、米国、自由、民主主義、そうした価値観を共有する国々が新しい貿易のルールを作っていこうとするものであろうと、このように思うわけでございます。  そして、今後とも予測できる期...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今、西田委員が御指摘になったように、冷戦時代というのは、二極化をしている中において日本はその最前線、西側の最前線の地理的な立場にあったわけでございますが、その中において、日米同盟において、米国はもちろん日本の在日米軍基地を極めて重視をしておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大胆な御提案でございますが、言わば米国も、アジアに対してリバランシングということで、言わばアジアを重視をしていくということになっております。  一方、中国が軍事力を驚異的に増やしているわけであります。これは通常兵器あるいはまた核兵器もそうである中に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) シャッター街についても、残念ながら私の地元の商店街も一部そういう状況になっていて、これは極めて残念なことであって、これは地域コミュニティーの崩壊にもつながっていくわけでございます。我々はそういう経験を生かしながら、やはり真の豊かさは何かということをし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、谷合委員が御指摘になったように、確かに二〇〇二年、ヨハネスブルク・サミットに私も同行しておりまして、ESDの十年という提案を会場で聞いておりました。そのときには確かに報道もされたわけでございますが、残念ながら、現在では認識が高いとは言えない状況、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 人間の安全保障は、人間一人一人に焦点を当て、人々が持つ豊かな可能性を実現させることを目指す、日本がまさに育んできた理念であります。安倍政権においても、人間の安全保障を外交の重要な柱として積極的に推進をしていく考えでございます。    〔委員長退席、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) TICADの開催が六月に予定されているわけでございますが、このTICADⅤ、残念ながらこのTICADⅤも十分に国民的な関心が高いかと言われたらそうではないわけでございますが、まさにアフリカは、豊富な資源と、そして今目覚ましい成長が期待されている地域で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 水源地の保全に関して、北海道などでは条例を制定して水源地における土地の売買等の事前届出義務を課しているものと承知をしておりまして、地域の特性に応じた水源林保全に向けた取組と受け止めております。  また、今答弁をさせていただきましたように、平成二十三...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) EEZ、排他的経済水域を根拠付ける土地を保全することは、我が国の海洋を管理をし、海洋権益の確保などの様々な観点から重要であるというふうに認識をしております。このため、所有者や所有権移転の状況についてしっかりと把握をしていきたいと考えております。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 残念ながら、まさに日本はそういう状況であったわけでありまして、まさに我々はこの海洋権益、しっかりと守らなければいけないという認識を持ったわけでありまして、安倍政権においては。それまではずっとやってこなかったんですよ、余りしっかりと、はっきり言って、残...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどこの質問の冒頭に委員が御指摘になったように、日本は、この排他的経済水域においては世界で六番目、大きな海洋権益を持っているわけでございます。しかし、その中においても、実はここは私たちのものだということを主張している国もあるわけでありまして、そうし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私たちも委員の問題意識は共有をしているわけでございまして、その中において、今、自民党においてどのように守っていくかということについて今検討がなされているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、聖域なき関税撤廃を前提とする限り、交渉参加に反対する、これは自由民主党の政権公約であります。  そして、その上に立ってJ―ファイルも発表しているわけでございますが、これは政策集でございます。このJ―ファイルには、自由貿易の理念に反する自動車等...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、もう既に委員会等でお示しをしている、答弁をさせていただいているわけでありますが、我々はさきの衆議院選挙において、聖域なき関税撤廃を前提にする限りTPP交渉参加に反対するという公約を掲げ、また、先ほど申し上げましたように、それ以外にもJ―ファイ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 交渉参加と参加は違うわけでありますから、まず交渉参加については、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉には参加できないというこの公約を守らなければならないわけでありますから、この公約は果たせるという認識を持ち、交渉参加をするという決断をしたわけでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、再三申し上げておりますように、交渉の中において、我々はこの五項目について必ず実現をさせていくということを申し上げているとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 再三申し上げておりますように、我々は強力な交渉力をもって、まさにこの五項目について、これも、位置付けは違いますよ、公約とJ―ファイルでありますから、政策集とはね。しかし、その中においてお示しをしているように、また、再三もうこれは国会答弁でお話をさせて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば法的な地位としては、総務省に届出してマニフェストとしてお配りするものとしては、最初に申し上げましたように、J―ファイルではありません。政権公約としてお示しをしたものが、これは総務省に届出をしているものであろうと、このように思います。そして、その...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わばこの詳細版については、詳細版というのは公約したものを更に詳細にブレークダウンしたというものではなくて、自民党の言わば様々な部会においてこれは目指すべき方向性だということについて議論したものを、これは政策の目指すべき方向性として載せているものでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が申し上げたことを正確に言っていただきたいと思いますが、まず正確に申し上げますと、自民党の選挙公約に掲げたものはその六項目のうちの一番最初のものでありまして、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉には参加できないと。これはまさに自民党の政権公約と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、私は交渉を通じて、私はしっかりとそれを実現をしていくということを申し上げているわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) しっかりとした、まだ交渉には我々、交渉自体に正式には参加をしていないわけでありますが、既に私たちは様々な努力をスタートし、そして交渉チームをしっかりと構成しております。強力な構成チームをつくり、首席交渉官そして担当大臣の下にしっかりとした交渉チームを...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 公約において私たちは、再三申し上げておりますように、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉参加には反対する、この公約を掲げて我々国会議員は選挙を戦い、そして当選をしてきたわけであります。だからこそ、二月の首脳会談において、この公約をたがえることには...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、今、六項目の一番最初のものは、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉参加には反対すると、これが私たちの公約であります。これはまさに総務省にお届けをした公約でございまして、だからこそ日米首脳会談においてここを確認し、聖域なき関税撤廃を前提条件...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、まさにこれから交渉するわけですね。言わば交渉当事者、我々当事者ですが、まさに最前線で交渉するのは、林大臣もその中の一人でありますが、当然そういうような覚悟を持ちながら交渉していくという姿勢を見せていくことについては、これは交渉力を高めていくこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) しっかりと参議院選挙を戦っていきたい。その際には、私たちが進めていく政策をお示しをしながら戦っていきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の立場でありますが、日本は過去多くの国々、特にアジアの国々に対して多大の損害を与えたことについて反省をしているわけでありまして、痛惜の念を持っているわけであります。そうした安倍内閣は歴代の内閣の立場を引き継いでいるわけでありまして、引き継いでいると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 繰り返しになりますが、私は今まで侵略とかあるいは植民地支配について否定したことはないわけでございます。  一方、歴史認識については、これは歴史家が決めるものであって、それを政治問題、外交問題化するべきではないと、このように考えているところでございま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ここには、この機会に是非御拝観いただきたく存じますと、こう書いてありまして、これは参拝してくださいということではなくて、これを是非見てくださいということなんだろうと思いますが、いずれにせよ、これは靖国神社の場所にある遊就館の展示でございまして、私はこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣としては、慰安婦に対しては、もう既に累次お話をさせていただいておりますように、慰安婦の方々の苦しみに対して心から同情をするものでありますし、胸が痛むわけでございます。二十世紀は、戦争、あるいは女性の人権が著しく侵害された時代であり、日本もその...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの質疑の中におきましても、私や安倍内閣とは立場が違うということは申し上げているとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、既に何回も述べておりますように、私も、また安倍政権の立場も、この橋下党首、橋下代表ですか、の言わば発言している内容、私は詳細全て把握をしているわけではございませんが、今委員が指摘されている点とは立場は異なるということでございまして、これが政...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう既にこれは述べているとおりでございまして、そもそもこれは他党の党代表の発言でございまして、我々とはそもそも立場が違うわけでございまして、これは再三申し上げているとおりでございまして、これは是非委員は橋下代表とそういう議論をしていただきたいと、この...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党の公約は、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上このTPP交渉参加には反対ということでありまして、この中において私たちは交渉参加するかどうかという判断をするわけでございますが、首脳会談において、オバマ大統領との首脳会談において、聖域なき関税撤...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本の国益、まさに国柄でもあるわけでございますが、そうしたものを守っていく、守らなければいけない分野を聖域と考えているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 累次申し上げておりますとおり、我が国はかつて多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えたわけでございます。その認識においては安倍内閣としても同じであり、これまでの歴代内閣の立場を引き継ぐ考えであります。  いわゆる村山談話は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、日本の総理大臣としては十年ぶりにロシアを公式に訪問をいたしました。そして、北方領土の問題については、プーチン大統領との間で戦後六十七年を経て日ロ間で平和条約が締結されていない状態は異常であるとの認識を確認をいたしました。その上で、双方に受入れ可...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本の基本的な姿勢としては、四島の帰属問題を解決をして平和条約を締結をしていくという立場であります。しかし、御承知のように、これは相手のあることでありますから、そう簡単なことではございません。戦後六十七年を超えて、なおかつこれは全く解決をしていないわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、言わば領土問題の解決があってこれは初めて平和条約の締結になる。ですから、四島の帰属問題を決めて、そして平和条約を締結をすると、四島の帰属を決めて平和条約を締結をしていくというのが日本の基本的な立場でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これからまさに我々、交渉をスタートするところでございますから、中身について一々申し上げることは差し控えさせていただきたいと思います。  何といっても、基本は、今申し上げましたように、この北方四島の問題が解決をしなければ平和条約は締結しないわけでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 申し上げているとおり、四島の帰属を解決をして、そして我々は四島の帰属問題を解決をして平和条約を締結をする、これが国の基本的な立場であるということは累次申し上げているとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まずは、先ほど申し上げましたように、六十何年を経て平和条約がないのは異常であるという認識を一致をさせ、そして平和条約交渉を再開をし、さらには両首脳がいずれかの時点で決断しなければならないという覚悟の下に両国の外交当局に指示を出して、交渉し、更に交渉を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 会談の中の中身について一々紹介させていただくことは差し控えさせていただきたいと思いますが、プーチン大統領とともに共同声明を発出をしているわけでございまして、そして両首脳がモスクワで記者会見に応じているわけでございまして、それが全てであるということでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回のプーチン大統領との会談において、防衛・外務閣僚におけるこれは2プラス2の会合の設立について合意することができました。  委員は唐突感というふうにおっしゃったわけでございますが、恐らく、なかなか日ロではそれは難しいだろうという、そういう認識の方...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) プーチン大統領との間においては様々なやり取りがございました。中身につきましては、先ほど申し上げましたように既に共同声明で発表いたしておりますし、共同記者会見でお答えをさせていただいたとおりでございまして、これ以上のことにつきましては、会談内容のことに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに一国の指導者が、国論を二分する、これはまさに南北で戦争になった、内戦になった、至ったわけでございますが、この中で重い判断をするわけであります。これは、建国の理念ともかかわる、自由と平等という理念をいかにこれは守っていく、あるいは確立をしていくか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 被災者の皆様を始めとする国民の皆様に多大な御苦労をお掛けをしておりますこと、いまだに多くの方々が自分の家に戻れない、元の生活に戻れない、そういう状況になっておりますこと、心からおわびを申し上げる次第でございます。  原発の安全性について国会事故調や...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 報道されております飯島参与の訪朝につきましては、政府の立場としてはノーコメントでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、日本と北朝鮮の間には、拉致問題、そして核問題、ミサイル問題があるわけでございまして、そうした問題を解決をして、平壌宣言にのっとって国交を正常化するというのが基本的な方針でございます。  その中において、彼らは挑発的な行動を取っている、拉致問題に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 特に、これは飯島参与の件とは別でありますが、拉致問題、核問題、ミサイル問題、特に拉致問題については我が国と北朝鮮との間の問題であり、我が国が自主的に、これこそまさに国際社会の理解と支持を得ながら我が国が解決をしなければならない問題であると、こう考えて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、会うことそのものは目的ではなくて、結果を出していかなければならないわけでありまして、北朝鮮は国際社会に認められている状況をつくりたいという、そういう考え方もあるかもしれないという中において、はっきりと日本が、まず少なくとも国際社会とともに核問...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の考えはいろんな場所で述べさせていただいておりますが、言わば日本銀行に物価安定目標に向けてしっかりとその責任を果たしていただくということでございますし、また、それを達成する中において、先ほど理念として表明していただいた、その中に是非雇用というものも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、雇用については、言わば我々はどこで責任を取るかということでございますが、責任はどこで取るかといえば、まさに選挙で国民に信を問い、そこで責任を我々は取らされるわけでございまして、そのときの経済水準、経済指標等が様々にこれを判断されるわけでござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろんこれは、まず、このインフレ期待が上がる中において経済が活況を呈し、そして企業が収益を上げる中においてしっかりと労働分配もしていただき賃金が上がっていく、そうすれば消費も増えていく、そういう状況をつくっていきたいと、こう考えております。ただ、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、物価が上がっていく中において賃金も上がっていくわけでございまして、そういう中においてスライドしていくということを申し上げたわけでございます。一方、物価が下がっていけば、まさにデフレの中で、これは年金生活者の収入が、年金が下がっていくのも事実...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、物価が上がっていく中において我々は賃金も上げていきたいということを申し上げているわけでありまして、その中において、物価が上がっていく中において賃金が上がっていくという言わば好循環の中において、これはそのスライドによって年金が上がっていくという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、名目賃金が上がっていけば、ですから今答弁したように、当然物価が上がっていかなければ、事実上ゼロと考えれば、物価が上がらなければ名目も上がっていかないわけでありますから、それにスライドをしていくということを申し上げたわけでありまして、こんなこと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこで、言わば今までデフレ下にあった中においては、これは年金生活者の皆様にとっても年金の給付が減るわけですから、二・五%減らさなければいけないということを申し上げたわけでございます。そして、インフレになれば基本的にはスライドしていく、言わば名目賃金、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆる国会との関係、国民の皆様にお示しをしているという意味で提出ということを申し上げたところでございますが、国会に対してはまだ提出はしていないわけでありまして、国民の皆様には提示をさせていただいているということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その後ですね、私、その後はずっと提示というふうに答弁させていただいておりまして、その答弁の中において、提出を、最初確かに提出というふうに申し上げまして、これ国民の皆様という意味で申し上げたところでございますが、国会にという誤解を与える危険性がございま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに与党として取りまとめを行い、もう既にお示しをしている、あとは国会において審議をいただきたいと、このように思うところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは自民党だけではなくて、与党との中において取りまとめは終わっているということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、今申し上げたとおり、既に党において取りまとめは終わっているというふうに私は承知をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、党においては、今与党でやっておりますので、公明党との協議も終え、そして党の最終機関である、通常はですね、総務会において了承する、これは細田代行の下において協議をしておりますので、そこにおいては終わっているというふうに認識をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これについては、まさに議員立法でございます。選挙制度でございますから、民主主義の土台をつくるものでございますから、まさにこれは院において、しっかりと各党派においてこれは議論をし、そして提出するものだと、このように思っておりますので、私は党に今任せてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 提出ということについては、しっかりと提出をしていかなければならないと、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既に国民の皆様にはお示し、提示をしているわけでございますが、国会に提出すべく今恐らく進めているんだろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この三十削減、そして比例代表制において変更するこの案について取りまとめを急ぐように指示したのは私でございまして、取りまとめた以上、提出するのは当然のことであると、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは今大臣が説明したように、既に雇われて賃金を得ている者ということでございますから、これはなかなか、それは三か月で、党首討論があったのは三月でありますから、これは三月の段階でそれは、そもそもそれはほぼ不可能な、四万人というのは不可能な話でございまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、きちんとした議論をする場だと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の議論については、四万人の雇用、四万人の求人と言ってももちろんよかったのかもしれませんが、それはしかし、ある意味、分かりやすく雇用をつくるという言い方をするわけでございまして、そういう意味において、正確には四月、党首討論は四月だったようでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御指摘があった賃金については、これは、安倍政権ができて十七円これは上がったわけでございますが、その際、民主党政権のときの状況についてお話をさせていただいたわけでございますが、賃金については、一般労働者、パートタイム労働者の賃金はいずれもおおむね横ば...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、一般労働者そしてパートタイム労働者の賃金はいずれもおおむね横ばいではありますが、パートタイム労働者の比率が高まったこと等の影響によって、両者を合わせた全体としては減少傾向にあるということを念頭に置いて発言をしたものでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 済みません、私は間違いも犯しますので、それは経常収支の間違いでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、昨年の衆議院解散・総選挙直前の水準である一ドル七十八円から一ドル約百円まで為替が変動した場合の経常収支の改善幅について、経済分析において一般的に利用されている民間のマクロ経済モデルである日経NEEDS短期マクロモデルを用いて試算したものである...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在の、私は内閣総理大臣として、安倍政権としての、総理としての立場は再々ここで申し上げているとおり、安倍内閣としてこれまでの歴代の内閣の立場を引き継ぐ考えでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今申し上げたことが安倍政権の立場でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 申し上げているとおり、内閣総理大臣として、安倍政権としての立場は今のとおりでございまして、歴代の内閣の立場を引き継ぐものであるということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま申し上げましたように、日本は過去多くの国々、特にアジアの人々に対して多大の被害を与えた、この痛切な反省の上に立って今日があるわけでございまして、このことにおいて、過去の内閣と、立場とは変わりがないということでございます。  また、河野談話に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 報道等で存じ上げておりますが、誤解を解くような努力をしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はきちんと答弁しております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 他国の大統領と私の立場を比較したことはございません。基本的には、大切なことは、日米同盟をしっかりと揺るぎないものにすることによって国益を守っていきたいと、こういう思いだけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、我々、六項目を掲げて選挙を戦ったわけでございます。一つは公約、あとの五つはJ―ファイルでございますが、その中において、この項目を実現するために全力を尽くしていく。  交渉でありますから、いろんなことが起こる、の中において、党の要職にある人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは確かに一つの見識だと思っております。言わば、国益が守れないのであればこれは交渉を離脱すべきだというのが一つの考え方だろうと思うわけでございますが、私自身は、まさに今交渉をスタートした中において、しっかりと国益を守る中で全ての国々がウイン・ウイン...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よく、中身について議論せよと、このように言われるわけでございますが、自由民主党は昨年の四月の二十八日に党としての改正案をお示しをしているわけでございます。その中において、どれから改正すべきかということは今後の議論の中で考えていきたいと、こう思っている...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはまさに憲法を国民の手に取り戻すためでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、我々、参議院においては二分の一持っておりませんから、今の段階では発議できないということではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いずれにしても、憲法についてはこれから更に国民的な議論を深めていかなければならないと、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに私も委員と同じような問題意識を持つわけでございますが、他方、言わば子供を産むか産まないか、家庭で子供を持つか持たないか、これは個人の価値観に関する問題であって設定すべきじゃないという意見も強くあるわけでありますし、また当然、結婚や出産は個人の選...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原発停止に伴い、火力燃料費が平成二十五年度の推計で震災前に比べて年間三・八兆円増加すると試算され、複数の電力会社から料金値上げが申請されるなど、電力コストの上昇をもたらしております。経済再生は私の内閣の最重要課題でありまして、その際、低廉な電力供給の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 低廉で安定的なエネルギーの供給、これは日本が成長していく上においても不可欠でございます。  一方、一昨年の過酷事故を経験した中において、まさに安全基準、世界一高い安全基準をしっかりと定めていくという中において、今規制委員会においてその安全基準を定め...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、もちろんこれは原子力規制委員会において、専門家の知見において高い安全基準に照らして安全だということになれば、それを尊重し再稼働を進めていきたいと、このように考えております。  今後、原子力規制委員会によって新規制基準への適合性が確認された段階...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ちょうど草川委員、昭和三年で、私の母も昭和三年で、元気でやっているわけでございますが、まさに今委員が示されたように、この安定的な電力の供給、これは今、私たち当たり前だと思っているわけでございますが、これなしには文明的な生活は送れない、その中において総...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに小野委員と飯島参与は机を並べて仕事をしていた関係でございますが、私も官房副長官として委員とは机を並べておりました。その割には厳しい御質問をいただいていることが多いわけでございますが。  その上において、これは委員も御承知のとおりでございますが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当時も官邸の中でも随分いろんな議論がございました。ですから、その中で私がどういう議論を展開をしていたかということは委員も秘書官としてよく承知をしていただいていると、このように思います。  私も一九九四年以来ずっと日朝の交渉を見てきました。その中にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは違うようでもありますが、そうでもないわけでありまして、これはまさに不磨の大典、指一本触れていいものではない、これはかつては明治憲法は欽定憲法と言われていたわけでございます。しかし、今の昭和憲法は、これは先ほど日本が作ったという議論もございました...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そういうことを言う人はいますが、私は一度も、廃棄ということは申し上げたことは一度もないわけでございまして、言わばこの連続性について私は否定したことは、戦後における、言わば今の現行憲法の上において様々な法制度ができ上がり、現行憲法の上において私たちは今...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は全部否定したことはないわけでありまして、それを変えられないという言わばこの精神を変えていこうということでございまして、正しいものはしっかりと守っていくのは当然のことであろうと思うわけでございます。  教育委員会の話が今委員ではない方から出ました...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、委員とも御議論をしたわけでございますが、憲法のこれは私は尊重擁護義務を負っているわけでございまして、土台から腐っていると言ったことはないわけでございまして、まさにこの憲法の、どういう経緯でできたかということをファクトとして申し上げているわけでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 解釈改憲ということは全く考えておりません。  解釈の変更ということはあり得るわけでございまして、いかに我が国の国民と国益を守っていくかということにおいて、今の解釈のままでいいかということを安保法制懇で検討しているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 解釈改憲というと、何か事実上改憲したことと同じことにしようというたくらみのように聞こえるわけでございますが、まさに解釈の変更は、実は今までも法制局の解釈において集団的自衛権の解釈においても変遷があったわけでございまして、その中において、今のこの解釈の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大体各国の数値を見てみますと、大体物価が上昇していく中で賃金も上昇していく、名目GDPが上昇していく中で賃金も上昇していくわけでございますが、同時に私たちも、これはもちろん収益が増大をしていく中において企業の判断で賃金を上げていくわけでございますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これについてはいろんな議論があるわけでございますが、基本的に、今我が党としては、これは、一党だけにおいてはいずれにせよこれは三分の二を構成することができませんし、まさに院においてこれは提出をしたいと、基本的にはそういう議論になっております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も今ちょっと、質問の通告もございませんし、意味がよく分からないわけでございますが、つまり発議要件を三分の二にし、そしてその後、国民投票があるわけでございます。  その中において、言わばそのときの、これは元々、先ほど申し上げましたように、GHQの二...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに日本は直接民主主義ではなくて間接民主主義によって、議院内閣制において政治を行っているということではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今委員がおっしゃったように、三分の一を少し超える議員が反対をすれば国民が自分たちの意思を表明することができないのはおかしいと、こう申し上げているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福一において、いわゆる偽装請負が行われていたのは遺憾であります。こうした偽装請負など法に違反する働き方が行われないよう、その是正を図る必要があると思います。  このため、福島労働局等において、事業主に対する集団指導等を実施をし、派遣法の遵守、そして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その問題は、まさにこれは委員会において決めておられる問題でございますので、私がそれを評論することは差し控えたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原発の安全性について、国会事故調において、複合災害という視点が欠如をしていたことは先ほど大臣からも答弁させていただきましたが、事業者のとりこと指摘されたように、規制組織の独立性が十分ではなく、いわゆる安全神話に陥ってしまった点、政府として深く反省しな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに我々も、これはただ機械の問題ではなくて、レイアウト、またソフトの問題だと、こう思っているわけでございまして、原子力規制委員会において各種の事故調査でこれまでに明らかにされた情報を踏まえて、海外の規制基準も確認しながら世界最高レベルの安全水準とな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 本日、累次答弁をしておりますように、いわゆる村山談話は戦後五十年を機に出されたものであり、戦後六十年に当たっては当時の小泉内閣が談話を出しているわけでございますが、我が国はかつて多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 内閣としての答弁は今答弁したとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国はかつて多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。その認識において安倍内閣としても同じであり、これまでの歴代の内閣の立場を引き継ぐ考えであるということは申し上げているとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは高市政調会長としてのお考えを述べられたんだろうと思いますが、内閣としては今答弁したとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま答弁いたしましたように、我が国はかつて多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた、その認識においては安倍内閣としても同じであり、これまでの歴代内閣の立場を引き継ぐ立場でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど来答弁をしておりますように、安倍政権の立場においては、我が国はかつて多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた、その認識においては安倍内閣としても同じであり、これまでの歴代内閣の立場を引き継ぐ考えでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これまでも累次申し上げているわけでございますが、安倍内閣として歴代内閣の立場を引き継いでいるわけでございまして、私は安倍内閣として侵略や植民地支配を否定したことは一度もないわけでございまして、これまでの歴代内閣の立場を全体、立場を引き継いでいるという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今答弁したことが全てでございまして、いずれにせよ、歴史については、これは歴史家に任せるべきだということも答弁しているとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今答弁しているのが政府としての立場でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今答えているとおりでございまして、歴代政権の立場を引き継いでいるということでございます。同時に、言わば歴史認識については、これは歴史家の手に任せるべきだというのが従来から答弁しているとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これまでも官房長官からも答弁しているとおりでございまして、安倍内閣としては歴代内閣の立場を引き継いでいるわけでございまして、同時に、歴史認識そのものについては、これは歴史家に任せるべきであろうというのが安倍内閣の立場でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 官房長官談話については、これは官房長官が答弁するということになっております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この官房長官談話については、官房長官から答弁するのが適当であろうという判断でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この問題については官房長官から答弁することになっております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福一の事故の経験と教訓を世界に共有することにより世界の原子力安全の向上に貢献していくことは、今委員の御指摘のように、我が国の責務であると考えております。  我が国としては、まずは原発の廃炉や土壌等の除染、長期避難者の生活支援、被災地の復興への取組な...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 経済の再生なくして財政再建も国も将来もないという考え方の下に、三本の矢によって経済を成長させることを通じて税収を増加させていかなければならないと考えております。  他方で、民間企業の投資と消費を喚起する持続的な経済成長を促すためにも、歳出の効率化等...全文を見る
05月17日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○安倍内閣総理大臣 ただいま、福田達夫委員から御質問をいただきました。  私の父も官房長官としておじい様にお仕えして、私も福田康夫官房長官のもとで官房副長官として大変厳しい御指導をいただいた者として、大変感慨深いものがあるわけでございますが、まさに税とは政治そのものと言ってもい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 中小企業、小規模事業者こそ、我が国の経済を支えている土台と言ってもいいと思います。  よく誤解があるんですが、自民党は大企業寄り、これは全くの誤解であることは皆さんがよく御承知のとおりだ。私たちを地域で支えていただいているのは、まさに中小企業、小規模事業者な...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税率の引き上げに際して、多くの中小企業者の方々から、消費税の価格転嫁について不安の声が寄せられているわけであります。  中小企業を含めた事業者の方々が転嫁しやすい環境を整備することは、重要な課題でございます。このため、本法案では、消費税の転嫁拒否等の行為...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今般の一体改革による消費税率の引き上げは、増大する社会保障費に対応するため、その持続性と安心の確保、そして国の信認の維持のために行うものであります。税率引き上げによる増収分は、全額社会保障財源化し、国民に還元することとしております。こうしたことについて、広く国...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 第八条の規定は、消費税の負担について、消費者の誤認を防ぎ、納入業者の買いたたきや周辺の小売業者の転嫁が困難になることを防止するため、消費税分を値引く等の表示を禁止するものでありまして、このような広告、宣伝を禁止することにより、消費税の円滑かつ適正な転嫁に資する...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 中小企業、小規模事業者は、日本経済の足腰を強くし、地域の経済と雇用を支える重要な存在と認識しております。  消費税の引き上げに当たっては、中小企業、小規模事業者が消費税を価格に転嫁しやすい環境を整備するため、本法案に基づき、政府一丸となって実効性のある強力な...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本年頭に〇・八%台前半であった長期金利は、その後、徐々に低下してまいりましたが、四月四日の金融政策決定会合後、翌五日には一時〇・三一五%まで低下し、史上最低金利を更新した後、〇・六二〇%まで急上昇したことや、先週金曜日以来、円安の進行や株価の上昇とあわせて、三...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私自身、財務大臣そして甘利担当大臣の発言について承知をしておりません。  まさに、今申し上げましたように、経済の動向の上において、株価そして為替、両指数とも重要な指数であります。当然、累積の債務がございますから、先ほど、三番目の問題として、国債の利払い費がふ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国、地方のプライマリーバランスについて、二〇一五年度までに、二〇一〇年度比、赤字の対GDP比を半減、そして二〇二〇年度までに黒字化との財政健全化目標を現政権として閣議決定しております。  こうした目標の実現を目指し、まずはデフレからの脱却と経済の再生を図るた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今お答えいたしましたように、二〇一〇年度に比べ赤字の対GDP比を二〇一五年度までに半減、そして二〇二〇年度までに黒字化との財政健全化目標を、現政権として閣議決定いたしております。
○安倍内閣総理大臣 先ほど答弁をさせていただきましたように、二〇一五年度までに、二〇一〇年度比、赤字の対GDP比を半減していく、そして二〇二〇年に黒字化していくという目標には変わりがないわけでございまして、財政再建に向けた意思とプランを明確にしていくことは極めて重要であり、引き続...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、今後、経済財政諮問会議において、財政健全化と経済再生の双方を実現するための道筋について検討を進めていくこととしております。こうした検討を踏まえて、年央の骨太方針において、経済再生の道筋とあわせ、各歳出分野の取り組みなど、財政健全化の基本的方向を示...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは別に、選挙の前に出す出さないということではなくて、もちろん、来るべき選挙においては、安倍政権における経済政策の是非を問うという意味において、実績と、これから我々がどのように経済を成長させていくか、同時に財政を再建させていくかということについて御説明してい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 内閣官房参与は、内閣総理大臣の諮問に答え、意見を述べることを任務として内閣官房に置かれる非常勤の国家公務員であり、一般職であり、政府の職員として勤務していただいていると認識しております。
○安倍内閣総理大臣 消費税につきましては、先ほども申し上げましたように、伸びていく社会保障費に対応するために、社会保障をしっかりと持続性のある安心したものにするために、あるいはまた国の信認を確保するために引き上げを行っていくものでございます。  同時に、消費税率の引き上げについ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに経済は生き物であって、例えば昨年の七—九は、民主党政権時代ですが、マイナス三・五%だった。  ですから、経済がまさに腰折れをして景気が底割れしてはいけないということで、我々は、大型の補正予算を組んで、そしてデフレマインドを払拭させていく。次元の違うもの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本法案の第八条の規定は、あくまで消費税分を値引きする等の広告や宣伝を禁止するものでありまして、事業者の企業努力による価格設定自体を制限するものではありません。  また、本規定は、消費税の負担について、消費者の誤認を防ぎ、納入業者の買いたたきや周辺の小売業者の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税を引き上げるかどうかについては、まさに、これは種々の指標等を勘案した上において適切に判断していきたい、その上において、この消費税の円滑な実施、円滑な転嫁がなされるように努力をしていきたい、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 今、大臣から答弁させていただきましたように、全ての国民の皆様に、消費税について、いわば伸びていく社会保障費、子育て対策も入っておりますが、そうした社会保障費に対してしっかりと対応していく、財政上の持続性を確保していく、また国の信認においても必要だ、これは全ての...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今般の消費税率の引き上げに際し、中小企業者を中心に、消費税の価格への転嫁に懸念が示されていることは事実でありまして、転嫁しやすい環境の整備は重要な課題であります。  その際、立場の弱い中小事業者は、みずから違反行為を申し出にくいという実態があることから、大規...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的に、中小企業の方々、そこで働いている方々もまさにセーフティーネットを必要としているわけでございまして、皆さん、年金あるいは医療制度の中でこれをセーフティーネットとして仕事をしておられるわけでございまして、まさにこの根本をしっかりと持続可能なものにしていく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税の引き上げに際して、取引上立場の弱い中小零細企業者や下請事業者が消費税を転嫁しやすい環境を整備していくことは重要な課題であると認識をしております。  このため、本法案では、消費税の転嫁拒否等の行為に対して、公正取引委員会だけでなく、中小企業庁や事業を所...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 事業者間によって、優越的な地位にある事業者とそうでない事業者という関係において、そういうことが生じる。ですから、そういうことが生じないようにするために、この法律を今皆様にお願いしているということでございます。
○安倍内閣総理大臣 確かに、大企業とその下請業者という関係においては、いわば大企業が納入業者に対して相当強い立場に立っているのは事実なんだろう、このように思う次第でございますが、同時に、いわば製造業においては、そうした周辺の納入業者がしっかりと高い技術水準を持って継続的、安定的に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 恐らく、重層的な構造であるとすると、例えば私がトヨタにお願いしますよと言っても、この重層的な構造の中においてそれは実現されないのではないかという御指摘も含まれているんだろう、このように思うわけでございます。  まずは、我々、消費税を上げるという判断において、...全文を見る
05月20日第183回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 復興関連予算の使途については、本年一月の復興推進会議において、不適切使用等の批判を招くことがないよう使途の厳格化を行うことを指示したところであります。それを踏まえて、復興関連予算については、被災地域の復旧復興に直接資する施策のみを復興特別会計に計上す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘の事例を受け、厚生労働省及び特許庁においては、システム構築等の十分な検討期間の確保や事業者の能力に対する重点審査等の措置を講じることといたしました。  政府としては、厚生労働省や特許庁の事例も踏まえ、政府CIOの下に、情報システムに関する政府...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 笹子トンネル事故のような痛ましい事故は二度と繰り返さないとの決意の下、既存のインフラの老朽化対策に早急に取り組んでいく必要があると考えております。このため、平成二十四年度補正予算と平成二十五年度予算においては、橋梁やトンネルといった既存インフラの老朽...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党にとっては大変残念な結果でございますが、地方の首長の選挙においては私は全面的に党に任せておりますので、詳細等については十分に把握をしていないところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地方の首長の選挙でございますから、現職は現職の実績を問う選挙だったんだろうなと思います。そしてまた、基本的にマクロ経済政策と地方の自治は全く関係がございませんので、それは恐らく判断材料にはなっていないのではないか。  いずれにせよ、私たちが進めてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平成二十二年度予算につきましては、今委員がお話しになったように、当時の民主党マニフェストを実現するための、これは鳩山内閣であったわけでございますが、高校無償化や農業の戸別所得補償などが含まれておりまして、こうした点については将来に向けた課題もあるもの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 外交はそれぞれの国益をしっかりと確保するために行うものであります。その中において日本は米国と同盟関係にあり、そしてこの日米同盟関係を当然、外交政策、安全保障政策の軸としているわけでございます。  一方、北朝鮮の問題は、今官房長官から御説明をさせてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はこの問題、九三年以来ずっとかかわってきました。その間も何回も米国ともやり取りをしました。あるいは韓国ともやり取りをしました。今でも私は相当抑えて答弁をさせていただいているつもりですよ。  しかし、今まで、例えば日本にとって拉致問題と核問題、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 後ほど特定失踪者については古屋担当大臣からも新しい方針等についてお話をさせていただきたいと思います。  確かに、北朝鮮というのはそう簡単な相手ではないわけでありますから、だからこそ私は、かつて韓国政府にもアメリカ政府にもそう簡単な相手ではないと言い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 参議院の選挙はもう既に予定をされているわけでございますが、衆議院選挙については、これは我々、常に、この政権が行ってきたこと等について国民に信を問うというときにこれは衆議院を解散することになるわけでございますが、衆議院の解散については適時適切に判断して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 高校の授業料無償化に係る朝鮮学校に対する不指定の処分については、朝鮮学校自体が朝鮮総連と密接な関係にあることは事実でございます。同時にまた、北朝鮮の労働党との関連も指摘をされているわけでございまして、そういう意味においては、普通の学校と同じように対応...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 事故の原因については極めて重要であります。あれだけの過酷事故を起こし、いまだに多くの方々が帰宅できないという状況になっているという状況を鑑みれば、しっかりと原因の究明をやっていかなければなりません。  国としても、この原因究明については継続的に取り...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これまでも累次答弁をさせていただいておりますが、その際、いつも私は必ずこのように申し上げているわけでございますが、これまでの歴史の中では多くの戦争があり、その中で女性の人権が侵害をされてきた、二十一世紀こそ人権侵害のない世紀にしていくことが大切であり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、今委員がおっしゃったように、私がブッシュ大統領に申し訳ないと言う立場では全くないわけでございまして、答弁書においては、共同記者会見の場において記者の質問に対して私はそう答えたということでございまして、私とブッシュ大統領との首脳会談の中において私...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国においては、当然、売買春は、これは違法でありますから、当然厳しくこれは取り締まっていかなければならないというふうに考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに、日本にとって海洋はフロンティアであり未来であると思います。日本の排他的経済水域は世界で六番目の大きさでございます。しかし同時に、今、武見委員が指摘をされたように、既成事実化をしていく、これが極めて重要でありまして、既成事実を積み上げていくこと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今、武見委員がおっしゃっていただいたビジョンこそ安倍政権が目指している社会でございます。  元気で長生きできる社会そのものは、日本のこれは言わば課題として、必ずこの課題を解決をしなければ、高齢者社会を既に迎えて、今年から団塊の世代の皆さんが介...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 健康長寿社会の上において、国民の所得が上がっていくことも健康のために使うお金が増えていくわけでございます。先ほど岸内閣の様々な実績について挙げていただいたんですが、最低賃金制度を岸内閣でつくったわけでございまして、つまり、文化的な生活を送る上において...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 石川委員はまさに外務省時代はアラビア語の名手として、大変、アラビア語は普通に話す言葉と、ああいうサウジアラビアみたいなところで首脳会談で使う言葉はかなり違うという話を聞きまして、難しいんだなと思いました。イラクにも同行させていただきまして、石川さんが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会における決算の審査は、執行された予算が所期の目的を果たしているか否かについて審議、検討をいただき、予算へと反映させていくものであり、極めて重要であると認識をしております。  決算審議の日程については国会における御判断によるものと、このように思い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 会計検査院の検査報告において過去に不当事項と指摘された事案のうち、まだ、いまだ金銭を返還させる措置がなされていないものがあることや不適正な経理事案が指摘されていることについては、国民の信頼を損ないかねないと認識をしております。  政府としては、金銭...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、大変すばらしいこれは取組だと思います。委員も熱心にキャンペーンをしてこられたわけでございますが、「はやぶさ2」に搭載するこの氏名やメッセージ、被災地の皆さんに、これは是非多くの皆さんに参加もしていただきまして、これはたくさんの皆さんが参加をして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 調達改善については、無駄撲滅の観点からも必要であると考えています。そのため、御提案のように新たな組織を設置をするという考え方も確かにあるんだろうと思いますが、現在、私どもの取組は、私を本部長として全閣僚から成る行革推進本部を活用して、内閣主導で各省庁...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かにこの調達改革、各省庁が調達する上において、業者との関係、いろいろと指摘もされているわけでございますが、この調達改善の取組においては専門的な知見を有する人材を確保して活用していくことが重要であると思います。このため、現在、民間の専門家を調達に係る...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も何回か双葉郡に参りました。そして、安倍内閣としては、福島の復興が政権の重要な課題の一つでありまして、東京電力福島第一原発事故によって被害を受けた方々への迅速かつ適切な賠償に万全を期していく必要があると、このように思います。  特に、帰還困難区域...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この「もんじゅ」については、既に文部科学大臣が答弁をさせていただいておりますが、安全の確保のための方策に万全を期すことが重要であり、多数の機器が計画どおり点検されていないという問題が発生していることは極めて遺憾であります。現在、文部科学大臣において、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 特別会計改革については、第一次安倍内閣の平成十九年に制定をしました特別会計法に基づきまして、会計の統廃合などの改革、そして余剰金などの活用、歳出の見直しが着実に進展をしているわけでございます。第二次安倍政権においても引き続き検討して、そして改革に取り...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、被害者の皆様を始めとする国民の皆様に多大な御苦労をお掛けをしていることに対して、心からおわびを申し上げる次第でございます。  原発の安全性について、国会事故調や政府事故調からも指摘されているとおり、複合災害という視点が欠如をしていたことや、規...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 「もんじゅ」につきましては、安全の確保のための方策に万全を期することが重要であります。多数の機器が計画どおりに点検をされていないという問題が発生していることは極めて遺憾でございます。現在、文部科学大臣において、再発防止に係る仕組みや体制の整備を図るよ...全文を見る
05月22日第183回国会 参議院 本会議 第21号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの御決議に対しまして所信を申し述べます。  政府としては、従来から国の諸施策の推進に当たって、適正かつ効率的に執行するよう最善の努力を行っているところでありますが、今般、五項目にわたる御指摘を受けましたことは誠に遺憾であります。  これら...全文を見る
05月23日第183回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま甘利大臣が答弁したように、番号に属性は持たせないと、そのとおりでございますから、御安心をいただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘の内閣官房副長官を座長とする関係省庁政務官による検討チームについては、二月の十四日に立ち上げました。この政務官級の検討チームは、これまでに五回開催をされております。年金保険料の徴収の現状と課題等について関係省庁からのヒアリング等を行ったものと承...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会の運営にかかわることでございますので、基本的に現場、国会にお任せをしております。  いずれにせよ、そもそも三党合意に基づく税制抜本改革の規定に基づいて、年金保険料の徴収体制強化等について歳入庁を含めて議論をしていくことになっているということでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 映像が流れたことについては、基本的に北朝鮮と私も一九九四年以来ずっとかかわってきております、今委員が御指摘になった点は十分に承知をしております。私も様々な交渉において、相当政府にクレーム、要求をしたこともございます。実際に交渉そのものにかかわってきた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども申し上げましたが、私は、一九九四年以来ずっとこの問題にかかわってきています。その間、拉致問題についても随分非難されましたよ、そんなものないんじゃないかと。あなたがそういうことを言うことが拉致問題の解決を遅らさせていると随分私は言われました。随...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど私が申し上げましたのは、百万トンの重油については、あのときに日本が二十万トンを出さないというときに、予算委員会で、それは国際社会の連携に反するといって質問したのは民主党じゃないですか。それを私は……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) あのとき二十万トンを出さないと言ったのは民主党なんですよ。これ、前原さんが私に対して質問した。それを私に言われたら、あなたたちは恐らく困るでしょう。困る事実を私はあえて言っています。  でも、そのときに、二十万トンを皆さんは、日本は……(発言する者...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) じゃ、もう一つ言っておきますが、二十万トンについては明らかにあなたたちが間違えたということは言っておきたい。あのときも、国際社会の連携を大切にすると言ったわけですから。  同時に、同時に、そもそもこれマイナンバー法案に関係ない質問じゃないですか。だ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今後の言わば外交の交渉については、それは今の段階では申し上げることはできません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 再稼働の……(発言する者あり)基本的な考え方でありますが、原発については安全第一が原則でありまして、その安全性については原子力規制委員会の専門的な判断に委ね、新規制基準を満たさない限りは再稼働はないということであります。一方、新規制基準に適合すると認...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原子力規制委員会によって新規制基準への適合性が確認された段階で、立地自治体等関係者の理解と協力を得るため、誠実に説明することが必要であると考えております。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大体……(発言する者あり)いや、今の質問は私に通告されていませんから。通告されていないんです。いやいや、通告されていない。通告されていない。通告されていないし、マイナンバーにも関係ないんだけど……
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それでは、お答えします。よろしいですか。  今後のエネルギー政策の根本に安全第一主義を据え、特に原子力政策に関しては、権限、人事、予算面で独立した規制委員会による判断をいかなる事情よりも優先する。また規制委員会が政治家の介入や経済政策の影響を受けず...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今答えたとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) マイナンバー制度においては、例えば個人番号の通知など地方自治体に実際の事務をお願いすることとなる事務については総務省の所掌とするなど、制度が安定的に運営をされるよう、各省の所掌に応じて分担をしているのは御承知のとおりだと思います。  いずれにしても...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにこのマイナンバー制度によって国民の利便性が向上していくということを、私が先頭に立ってしっかりと国民の皆様にお話をしていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘になったように、我々は決して中央集権的なものをつくっていこうということの中において道州制は考えていないわけでございます。むしろ逆のベクトルであるということは申し上げておきたいと思います。まさに、地方の元気なくして日本の活力を得ることはで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国は、外交や安全保障、あるいはマクロ経済政策等々、国家の本来的任務を重点的に担うこととしまして、住民に身近な行政はできる限り地方自治体が担っていくという姿が、国と地方の役割分担、あるべき姿なんだろうなと、このように思っております。  与党において取...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今から道州制を前提として答弁することは大変難しいわけでございますが、そのような言わば国家の根幹にかかわる、恐らく移民政策というものは国家の根幹にかかわる政策であろうと、こう思うわけでございまして、当然これは国が主体的に決めていくということになるんだろ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 道州制の制定に向けて、基本法については今与党において精力的に議論が行われているわけでございまして、この中で地方団体からの意見もお伺いをしているというふうに伺っております。そうした議論を行いながら、議論が集約されていくプロセスの中で法案が国会に提出をさ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国土面積の約〇・六%しかない沖縄県内に全国の約七四%の在日米軍専用施設・区域が依然として集中をしており、政府としては沖縄の基地負担の軽減は最優先で取り組むべき課題であると認識をしております。  こうした認識の下、沖縄に集中する基地負担の目に見える軽...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、中での御指摘がございましたので。  その嘉手納以南の……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、しかし質問の中で指摘がございましたので、嘉手納以南の……
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、でも、これ今後やっていくこととこれは絡んでおりますので。  嘉手納以南の、嘉手納以南の土地の返還計画自体が、これはこれからやっていくという計画になるわけでございますので……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御主張ではなくて、これお答えなんですが。  返還時期と返還に向けた具体的な段取りについて初めて、かつ日米共同で明らかにしたものであって、沖縄の負担軽減を進めるとの日米両政府の強い決意を示すものであって、この計画を今後着実に実行していくことによって嘉...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 普天間飛行場の固定化は断じてあってはならないと、こう考えております。沖縄県の宜野湾市の中心部に位置をし、周辺には住宅や学校等が密接していることから、今申し上げましたように固定化は絶対に避けなければならない、政府と沖縄県との共通認識であると、こう考えて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、沖縄の普天間の移設については今申し上げたとおりでございまして、今後とも地元の皆様の御理解を得るための努力を進めていきたいと、こう考えています。  そのためにも、先ほど申し上げました嘉手納以南の土地の返還等を期限どおりにスムーズに進めていくことも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今まで累次お話をさせていただいておりますように、慰安婦の方々に対しては心から同情をしているということは申し上げているとおりでございます。
05月24日第183回国会 参議院 本会議 第22号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 風間直樹議員にお答えをいたします。  質問通告にはございませんでしたが、質問の冒頭、昨日の株価の動きについてのお尋ねがございました。  株価についてはお答えできません。  繰越予算の執行についてのお尋ねがありました。  繰り越された予算につい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 岸宏一議員にお答えをいたします。  東日本大震災からの復興の現状と今後の決意についてお尋ねがありました。  東日本大震災からの復旧・復興は、内閣の最重要課題の一つです。総理就任以来、毎月被災地を訪問し、被災地の声に耳を傾ける中で、住宅の再建や福島...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 魚住裕一郎議員にお答えをいたします。  今後の歳出削減と財政健全化についてのお尋ねがありました。  歳出削減に向けた取組については、平成二十五年度予算において、歳出の必要性等について内容を十分に精査することで、四年ぶりに税収が公債金を上回る状態を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 柴田巧議員にお答えをいたします。  独立行政法人の廃止、民営化と今後のスケジュールについてお尋ねがありました。  独立行政法人改革については、行政改革推進会議の重点分野の一つとして、これまでの取組を総括、点検し、現在検討を進めているところでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 谷亮子議員にお答えをいたします。  社会資本整備及び国土強靱化についてお尋ねがありました。  社会資本整備については、今後、老朽化対策や防災・減災対策といった国民の命を守る事業などに重点化した上で、真に必要な社会資本の整備を着実に進めてまいります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 紙智子議員にお答えをいたします。  復興予算の流用と復興の基本理念の在り方についてお尋ねがありました。  復興関連予算については、御指摘された批判やこれまでの国会等での御議論を真摯に受け止め、被災地域の復旧・復興に直接資する施策のみを復興特別会計...全文を見る
05月27日第183回国会 参議院 本会議 第23号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安井美沙子議員にお答えをいたします。  社会保障制度改革国民会議での審議の進捗についてお尋ねがありました。  国民会議においては、改革推進法に基づき精力的に議論が行われており、四月二十二日には医療・介護分野について、五月十七日には少子化対策分野に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 荒木清寛議員にお答えをいたします。  消費税転嫁対策特別措置法案の早期成立に向けた決意と広報の在り方についてお尋ねがありました。  消費税率の引上げに際して、多くの中小企業者の方々から消費税の価格転嫁について不安の声が寄せられており、本法案により...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 藤巻幸夫議員にお答えをいたします。  転嫁対策の予算等についてお尋ねがありました。  転嫁対策にしっかりと取り組むため、平成二十四年度補正予算では、中小企業団体が行う相談窓口の設置等の経費として、中小企業庁において四十二億円、平成二十五年度予算で...全文を見る
06月04日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 少子高齢化が進展する中において大変厳しい財政状況にある我が国において、社会保障と税の一体改革を進めていかなければならないわけでありまして、社会保障の安定財源を確保していく上においても、そしてまた財政健全化をこれは達成をしていく上においても、まさにこれ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般、機動的な財政政策として補正予算、大型の補正予算を組んだわけでございますが、これは消費税を上げるからその余裕ができるものを当てにしていくということでは全くなくて、御承知のように昨年の七月、八月、九月、成長率がマイナス三・五となったわけでございまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の私どもの経済財政金融政策については、いわゆる三本の矢によって、大胆な金融緩和と機動的な財政政策とそして成長戦略、これを同時に射込んでいくことによってデフレから脱却をしていく。言わば、財政の健全化を達成をしていく上においては、デフレから脱却をしな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本経済は、十五年ぐらいの長きにわたってずっとデフレが続いてきたわけでございまして、これは極めて深刻なことであります。デフレというのは経済、貨幣現象でもあるわけでありますが、年々年々物の値段が下がっていく、しかしそれ以上に賃金も下がっていくわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この消費税の引上げにつきましては、先ほど申し上げましたように、伸びていく社会保障費に対応するため、そしてしっかりと充実を図っていくため、社会保障をですね、同時にまた国の信認を維持していくために必要と考えて、自由民主党は野党ではありましたが、与党・民主...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このいつというのは、四月というのはもう既に基本的には決まっているわけでありますが、今申し上げましたように、附則の十八条において、経済は生き物でありますから、四月に上げていいかどうかということはしっかりと私は確かめていきたいと、こう考えているわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この消費税については、まさに伸びていく、増大する社会保障費に対応し、そしてその充実を図っていくものでありますが、言わば社会保障というのは人間が生きていく上においてのこれはまさにセーフティーネット、安心ですから、それがあって初めて積極的な経済活動もでき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 本法案においては、消費税の転嫁拒否等の行為をより迅速かつ効果的に取り締まる観点から、公正取引委員会だけではなく、中小企業庁長官や事業を所管する大臣にも調査や指導を行う権限を付与することとしておりますが、その執行に際しては、政府として統一性を確保してい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 価格表示の在り方については、事業者からの視点に加えて消費者からの視点も含めた検討が必要であると、こう考えています。  事業者の方々からは、価格転嫁のしやすさや値札張り替え等の事務負担の観点から外税表示が望ましいとの意見がある一方で、価格表示は価格転...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 税制抜本改革法においては、一段階目の税率引上げ日が平成二十六年四月一日、二段階目の税率引上げが平成二十七年十月一日と定められております、これは御承知のとおりでありますが。  今般の消費税率引上げに際して転嫁拒否等の行為が集中して発生するおそれがある...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税の趣旨については、これは委員もよく御承知のとおりだろうと思いますが、伸びていく社会保障費、この中で財政状況も厳しくなっているわけでございますが、これに対応し、そしてさらに充実を図っていく、さらには国の信認を確保していくという観点から税と社会保障...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変、松田委員は深く読まれておられるんだろうなというふうに思いますが、そこまで考えているわけではないわけでございまして、この本法案の第八条の規定は、消費税の負担について消費者の誤認を防いで、そして納入業者への買いたたきや周辺の小売業者の転嫁が困難にな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 天然ガス、石炭の高効率火力発電については、発電コストの低減やCO2削減に資するものであり、世界最高水準の効率を有する火力発電を我が国で率先して導入するとともに、世界で積極的に展開をしていくことが重要であると考えております。  また、日本で運転中の最...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の経済再生のために、規制改革等を通じて民間投資を喚起する成長戦略を推し進めることが重要であります。また、一般用医薬品のインターネット販売を広く認めることにより、店頭で購入することができない消費者など、国民の利便性を高めるものと考えております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安全性に対する考え方は今申し上げたとおりでありまして、言わばお薬のインターネット販売について言えば、これは消費者の利便性から考えているわけでございまして、言わば経済を優先して安全を犠牲にするということは決してあってはならないことであるのは当然のことで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 税制については、従来から経済社会の変化に応じて見直しを行ってまいりました。  昨年八月に成立をした税制抜本改革法では、直間比率の見直しといった観点ではなくて、社会保障の安定財源確保と財政健全化の同時達成を目指す観点からの消費税率の引上げが盛り込まれ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税は、委員御承知のように、国内の消費者に最終的な負担を求める税でございます。このため、消費税、付加価値税は、国際的なルールとして輸出取引については免税ということになっております。輸入国側が輸入の際に課税することによって、輸出国と輸入国とで二重に課...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 何となくこの仕組みとして、言わば大手の企業が、特に今円安、ついては円高の是正によって大きな利益を上げている企業が還付を受けるというのは何となくそれは不公平なんではないかという印象を持つ方も確かにおられるかもしれませんが、今申し上げましたように、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) TPPにおいて、まだ我々正式に参加はしていないわけでございますが、その前の段階での例えば自動車等の交渉等の中においてこの消費税についてそれが議論になっているということはないわけでございますが、いずれにせよ、この消費税については、これは海外でも広く消費...全文を見る
06月24日第183回国会 衆議院 本会議 第35号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、六月十七日及び十八日に英国ロック・アーンにおいて開催されたG8サミットに出席しました。また、これに先立ち、十五日及び十六日にポーランドを訪問し、G8サミット終了後の十九日にはアイルランドを訪問するとともに、英国ロンドンにおいて、我が国の経済政策...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 石破茂議員にお答えをいたします。  G8における我が国の立場の変化、枠組みとしてのG8、及び我が国がこれに参加することの意義についてお尋ねがありました。  今回のサミットでは、我が国の経済政策にG8首脳から高い評価と強い期待が寄せられました。我が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 野田佳彦議員にお答えをいたします。  G8サミットにおける日米首脳間のやりとりについてのお尋ねがありました。  オバマ大統領との間では、日米首脳会談の結果を踏まえて、G8サミットに先立ち、約三十分間の電話会談を行い、アジア太平洋地域情勢などの問題...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 松田学議員にお答えいたします。  金融政策や、日本財政に関する国際社会への説明についてお尋ねがありました。  金融政策については、まずは、デフレから脱却することが重要です。日本銀行が大胆な金融緩和を着実に推進し、できるだけ早期に二%の物価安定目標...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井上義久議員にお答えをいたします。  経済成長と財政再建の両立に向けた取り組み方針についてお尋ねがありました。  今般、骨太方針において、経済再生と財政健全化を両立させ、再生の十年を実現するための基本戦略を決定しました。  この夏までに、骨太方...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 畠中光成議員にお答えをいたします。  消費税率の引き上げの判断についてお尋ねがありました。  今般の一体改革による消費税率引き上げは、増大する社会保障の持続性と安心の確保、国の信認維持のために行うものであります。  民間企業の契約の実態など、国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 佐々木憲昭議員にお答えをいたします。  金融資本市場の動向と、輸入物価の上昇への対応を含めた今後の経済運営についてお尋ねがありました。  金融資本市場の動向についてコメントすることは、総理大臣としては差し控えさせていただきます。  我が国経済に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 鈴木克昌議員にお答えいたします。  我が国の財政健全化に関してお尋ねがありました。  G8サミットにおいては、各国の財政政策に関してもさまざまな意見交換があり、また、日独首脳会談においては、メルケル首相から、日本の財政健全化について大きな関心が示...全文を見る
10月15日第185回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、冒頭、過去に経験したことのない豪雨や台風、竜巻により、亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々に対しお見舞いを申し上げます。  高齢化や過疎に直面する被災地域も多く、そうした実態も踏まえながら、早期の復旧に向け、全...全文を見る
10月15日第185回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず冒頭、過去に経験したことのない豪雨や、台風、竜巻により亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々に対しお見舞いを申し上げます。  高齢化や過疎に直面する被災地域も多く、そうした実態も踏まえながら、早期の復旧に向け全力で...全文を見る
10月16日第185回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 答弁に先立ちまして、まず、台風二十六号による大雨により亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、被害に遭われている方々に対してお見舞いを申し上げます。  政府としては、関係機関一体となって、被災者の救出救助活動に全力を尽くすとともに、ライフ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 高村正彦議員にお答えいたします。  二〇二〇年オリンピック・パラリンピック東京大会についてお尋ねがありました。  二〇二〇年の東京大会においては、世界じゅうの一流アスリートがベストの競技をできるようにするとともに、海外から来られた方に最高のおもて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 石原慎太郎議員にお答えをいたします。  現行憲法の正当性についてのお尋ねがありました。  現行憲法については、私は、我が国が占領されていた時代に、占領軍の影響下でその原案が作成されたものと認識しています。その成立過程については種々の議論があります...全文を見る
10月17日第185回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井上義久議員にお答えいたします。  今後の政権運営に当たっての基本認識についてお尋ねがありました。  六年前の参院選の大敗、そして四年前の総選挙での歴史的惨敗による野党転落、あのときの挫折は、私の胸に今も深く刻み込まれています。  だからこそ、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 渡辺喜美議員にお答えをいたします。  デフレ脱却に向けた決意についてお尋ねがありました。  日本銀行におけるこれまでとは次元の違う量的・質的金融緩和の導入など、三本の矢の効果もあって、景気は緩やかに回復しつつあり、デフレ状況ではなくなりつつありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 志位和夫議員にお答えいたします。  汚染水の海への放出についてのお尋ねがありました。  汚染水による放射能の海への影響を福島第一原発の港湾内にとどめ、国民の健康を守っていくことが極めて重要であると考えています。  汚染水への対応については、地下...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 鈴木克昌議員にお答えをいたします。  消費税率引き上げの目的と社会保障費の財源確保についてお尋ねがありました。  今般の消費税率引き上げは、社会保障と税の一体改革を進め、社会保障の安定財源確保と財政健全化を同時達成していくためのものです。また、経...全文を見る
10月17日第185回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 答弁に先立ちまして、まず、台風二十六号による大雨により亡くなられた多くの方々に心から哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々に対してお見舞いを申し上げます。  政府としては、関係機関一体となって、いまだ行方不明となっておられる方々の救出・救助活...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 脇雅史議員にお答えをいたします。  経済再生と財政健全化に向けた決意についてのお尋ねがありました。  強い経済の再生なくして財政の再建も日本の将来もありません。経済再生が財政健全化を促し、財政健全化の進展が経済再生の一段の進展に寄与するという好循...全文を見る
10月18日第185回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山口那津男議員にお答えをいたします。  台風二十六号による大雨でいまだ多くの方々が行方不明となっており、政府といたしましては、関係機関一体となって救出・救助活動、被災された方々への支援等に引き続き総力を挙げて取り組んでまいります。  ガイドライン...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中西健治議員にお答えをいたします。  消費税率引上げの理由とこれに伴う経済対策についてお尋ねがありました。  急速な少子高齢化が進む中、財源を確保し、世界に誇る我が国の社会保障制度について次世代に安定的に引き渡していくため、消費税率を法律で定めら...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 市田忠義議員にお答えをいたします。  台風等による被害に対する政府の対応等についてお尋ねがありました。  多様な災害が頻発する我が国において、国民の生命と財産を守るためには、防災対策に取り組むとともに、災害発生時には、被災者の救出、救助、被災者へ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原発ゼロについてのお答えの中で、今後三年程度の間にと言うべきところを五年というふうに申し上げましたが、三年に訂正させていただきたいと思います。(拍手)     ─────────────
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 西村まさみ議員にお答えをいたします。  防災教育の徹底についてお尋ねがありました。  東日本大震災を始め、これまでの災害において、防災教育により住民が適切な退避行動を取ることができた事例が報告されており、防災教育が極めて重要であると認識しています...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 宮沢洋一議員にお答えをいたします。  産業競争力強化法、規制・制度改革についてのお尋ねがありました。  産業競争力強化法では、まず、新たに企業実証特例制度を創設し、あらゆる分野でフロンティアに挑む企業が新たな規制緩和によってチャンスを広げることを...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 野田国義議員にお答えをいたします。  金融政策と景気回復の実感についてのお尋ねがありました。  私の内閣では、これまで累次の経済対策によっても長年にわたるデフレから脱却できなかった経験を踏まえ、これまでと次元の異なる三本の矢を進めており、日本銀行...全文を見る
10月21日第185回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○安倍内閣総理大臣 さきの参議院選挙におきまして、まずもって、自民党、公明党、連立与党を支持していただいた皆様に御礼を申し上げたい、感謝を表したい、このように思います。  その上において、この皆様からいただいた信頼は決して裏切ってはならない、この皆様の期待に必ず応えていかなけれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどもお話をさせていただいたように、投票率が低かったということは、我々政治の場に身を置く者として大変残念なことでありますし、政治に対して期待を持っていただく、あるいは、政治に自分も参加をし、そして政治の将来に自分も影響を与えていきたい、こう思ってもらえるよう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、石破議員が質問をされた点、これがまさに、政治家にとって最初の選挙のときから突きつけられている課題なんだろうと思います。  まさに、その意味においては、石破幹事長は、地元において、これを言ったら票が減るかもしれないということを言い続けて当選をしてこられたん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国会において、総理大臣以下の閣僚が、国民の代表たる国会議員から質問を受けて、それに答えていく、政府が進めようとしている政策、あるいは行ってきた政策、そして執行しようとしている予算、執行を行った予算について詳細に国民の疑問に答えていくという意味において、国会でそ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 台風二十六号により伊豆大島で多くの方々が命を落とされた。改めて御冥福をお祈りしたいと思いますし、今の段階で困難な避難生活を余儀なくされている方々にお見舞いを申し上げたい、このように思います。  さらなる被害が懸念されているわけでございますが、これ以上犠牲者が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま石破議員が御指摘になったように、まさに第一次安倍内閣においては、さまざまな課題に挑戦したわけでございますが、残念ながら国民の皆様の評価をいただけずに、参議院選挙で惨敗をしたわけでございます。  さまざまな原因があるわけでありますが、今回との違いの一つ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現状の問題点、デフレの問題点、あるいはデフレ克服に必要なのは何かという問題意識においては、全く私も委員と同じでございます。  デフレはなぜ起こったか。さまざまな議論がありますが、同時に、十五年間デフレが続いてきたことによって起こった一つの大きな問題としては、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税については、我が党では、随分長い間、議論をしてまいりました。  既に我が国は累積債務を相当多く抱えているわけでありますし、毎年伸びていく年金や医療や介護、そして子育て、社会保障費があります。この社会保障費に対して、特に年金と医療と介護、これは毎年伸びて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私たちがなぜ消費税を上げるかといえば、これはもう目的ははっきりしているわけでありまして、伸びていく社会保障費に対応するためであり、同時に、子育て等の新たなニーズ、今までもあったニーズでありますが、不十分であったそういう対策をしっかりと拡充していくため、社会保障...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、なぜこの法律が必要かということについてお話をさせていただいて、中身については担当大臣から答えさせたいと思います。  NSCについては、国家安全保障会議をつくる。なぜ必要かといえば、日々さまざまな問題も起こるわけでありますが、安全保障上の重大な決断を下さ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、我が国が直面している安全保障上の課題を、網羅的にお話しをいただいたんだろう、こう思います。  こうした課題に対応するために、NSCをつくり、そして同時に国家安全保障戦略を策定していく。と同時に、今、安保法制懇において、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年の暮れ、我々は総選挙において、日本を取り戻す、これをテーマに選挙戦をみんなで戦ったわけであります。  それは何かといえば、経済を強くしていく、経済の再生であります。そのために、デフレから脱却して経済を再生していこう、同時にまた、おくれている復興を加速化さ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員が指摘をされたように、そもそも、解雇特区、解雇の自由化なんか最初から考えていないわけですから、そんな特区をつくろうとは最初から考えていないんですから、そういう特区にならなかったのは当たり前のことだというふうにまず申し上げておきたいと思うわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国家戦略特区ごとに設ける統合推進本部は、国家戦略特区担当大臣そして関係地方公共団体の長及び民間事業者の三者により組織する方向で検討しております。  御懸念の関係大臣についてでありますが、ちなみに、安倍内閣には抵抗大臣というものは存在をしないということは申し上...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般も、塩崎委員のお取り計らいで、若い起業家たちとお目にかかる機会を得ました。彼らの話を聞くと、こちらも元気になってくるような気がしましたし、まさに今、グローバルな経済の中における戦いの中で一生懸命頑張って、そこで勝ち抜いて、さらに雇用をふやそうとも考えている...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 女性の能力が生かされる社会をつくることができるかどうか、そこに私たちが進めている成長戦略の成否がかかっている、このように思います。  ですから、国連演説におきましても、ニューヨーク証券取引所における演説においても、私たちは日本を世界で一番女性が輝く国にしてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島第一原発においては、貯水タンクからの汚染水漏えいなど、個々の事象は確かに発生をしています。  しかし、福島近海での放射性物質の影響は発電所の港湾内の〇・三平方キロメートルに限定されているわけであります。また、外洋においても、福島県沖を含む広いエリアでしっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島第一原発の事故は、このような深刻な事故における廃炉や汚染水対策、これは世界にも前例のない困難な事業でありまして、このため、委員が御指摘になられたように、世界の英知を結集して、世界に開かれた形で取り組んでいくことが求められていると思います。  そこで、既に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘をされた廃炉そして汚染水対策について、海外の知見、技術を入れるような、そういう共同事業にしていくべきではないかというお話がございました。  今、公募を行っているところでありまして、公募の中においても海外からの応募も恐らくあるだろうと思いますし、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、この五兆円、そしてさらには投資減税等の一兆円の税制上の対応は、これは消費税による税収分は全く向けないわけでありまして、消費税の引き上げ分については、一〇〇%全て社会保障に回していくわけであります。  一方、しっかりと強い経済を取り戻していくことは、そし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、我が党の参議院選挙における公約は、「TPP等の経済連携交渉は、交渉力を駆使し、守るべきものは守り、攻めるべきものは攻めることにより、国益にかなう最善の道を追求します。」ということでありました。我が党は、公約で国民の皆様にお約束をしたことはたがえてはならな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 伺ったところでは、先般、自民党の部会長等の人事において、希望を聞いたところ、齋藤委員は、困難な仕事をやらせてください、そういう要望を出して、それに応えて高市政調会長が農林部会長をお願いしたということだろうと思います。ここにも農林分野の森山先生、上杉先生とおられ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税の引き上げにつきましては、今、上田委員が指摘をされたように、社会保障の財源確保と財政健全化のために避けて通れない課題にしっかりと対処していくためでありまして、その判断に当たっては、安倍政権の最重要課題であるデフレからの脱却、経済再生と、そして今申し上げた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘をされた点は大変大切なポイントでございますが、財政の健全化と経済の再生、経済の成長、これは相反するものなのかといえば、決してそうではなくて、これは両方とも両立が可能であり、そしてお互いにいい影響を与え合う、私はこのように考えているわけであります。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 社会保障・税一体改革においては、消費税率を引き上げ、その引き上げによる財源は全て社会保障の充実、安定化に充てられることになっておりまして、所得の低い方々により手厚い対応が行われることにはなります。  そしてまた、今御指摘のあった経済政策パッケージにおきまして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 次代を担う若い皆さんが将来に希望を持って生き生きと仕事をしていく、そして、何度でもチャンスがある社会をつくっていくことは、安倍政権の大きな課題であります。  御指摘の若い皆さんの人材育成については、企業が果たす役割は極めて重要だと考えております。キャリアアッ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 村田清風は、残念ながら全国的には余り知られていないわけでありますが、大体、山口県人は全部知っておりますし、旧大津郡三隅町でございまして、私の選挙区でございまして、詳しく知りたい方はぜひ行っていただければ、記念館がございますので、そこで見ていただきたいと思うわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに議院内閣制でございまして、与党、自民党、公明党によって内閣は成立をしているわけでございまして、与党・政府一体となって政策を進めていって初めて政策は実現していく、このように思うわけでございます。  公明党の皆様から、さまざまな観点から、高い見識のもと、御...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の五%から八%、この消費税の引き上げ、その後のさらに一〇%、この消費税の引き上げについては、長い議論がございました。その中において、伸びていく社会保障費、そして充実をさせなければいけない社会保障費に対応するためには消費税を上げなければならないという結論に達...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 社会保障制度改革国民会議の報告書では、年金、医療、介護に加え、現役世代の雇用や子育て支援、低所得者、格差の問題などが大きな課題となっております。主として高齢者世代を給付の対象とする社会保障から、切れ目のない、全ての世代を対象として、全ての世代が相互に支え合う二...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 病気になったり、あるいはけがをした方々が治療をするために病院施設に入るわけでございまして、その病院施設あるいは有床診療所等においてこういう事故はあってはならない、このように思います。大変残念であります。  十名の方々がお亡くなりになられたというふうに承知をし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の御質問は、世界一企業が活躍しやすい国とはどういう国を目指しているのかということであります。  今、委員は、質問の中で、所得を再配分していく、これがまず民主党としては政策の基本だという話であります。しかし、再配分をするためにはその財源を確保しなければならな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国民政治協会は、自民党の資金団体ではありますが、自民党とは別であります。  先般、先般といっても参議院選挙のときに、党首討論のときに、共産党の志位委員長だったかな、その資料を私に見せて、どうなんだということでございましたから、その後、そういう事実があったとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この人的な制約要因においては、なるべくそれに対応するよう先ほど国交大臣からも答弁したところでありますが、そもそも、先ほど前原委員が、金融政策と財政政策については、たかがこの二つの政策によって長続きしないという話をされましたが、しかし、十五年間ずっとデフレだった...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 十五年間続いたデフレマインドを変えるのは、そう簡単なことではないんですよ。だからこそ、二%の物価安定目標なんですね。民主党政権時代、一%目途とやりましたよね。ところが、それはきかなかったんですよ、ほとんど。そういう結果が出ているんですよ、申しわけないですけれど...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 人口が減少してデフレでない国の方がむしろ多いですよ。日本は、先進国の中でほとんど唯一、デフレ経済に陥ってしまっています。  そして、人口が減少しているのであればデフレから全く脱却できないのであれば、今だってコアの指数はマイナスのはずですね。ところが、今、プラ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ですから、私は、まさに三本の矢によって、金融政策は極めて重要ですよ、と同時に財政政策、しっかりと需要をつくりながら、その中において、さらに継続的に成長を可能にするように、三本目の矢もしっかりと打っていく。  その中において、大切なことは、国民のマインドが、デ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今から改善できなければ、五年たったって十年たったってだめですよ。今できないのに、五年先、十年先できなかったというのは、今までの政策が示しているとおりなんだろう、こう思いますよ。  そして、私は、今まで同じ答弁しかしていませんよ。つまり、デフレから脱却する上に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 三本の矢については、今、古川委員がおっしゃったように、私は常に三本の矢という説明をしていて、一本の矢だけでできるということを言ったことは一回もないわけであります。  確かに、金融緩和、デフレから脱却する上において、デフレというのは貨幣現象ですから、これはやは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私の政治の師匠は小泉元総理と森元総理でありまして、お二人のけいがいに接することができたことは私の政治家としての喜びであった、このように思います。  原発を含むエネルギー政策については、いろいろな見解がございます。しかしながら、政権を預かる立場の責任者としては...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに私はさまざまな課題に正面からぶつかっているつもりでございまして、憲法改正についても、では、なぜ九十六条かということであります。  九条は憲法改正の要綱でありますが、憲法改正をするために今、三分の二の発議が必要でありまして、これは、衆議院、参議院、それぞ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島第一原発では、貯水タンクからの汚染水漏えいなどの個々の事象は確かに発生をしているわけでありますが、福島近海での放射性物質の影響は発電所の港湾内の〇・三平方キロメートルにブロックされておりまして、このため、全体として状況はコントロールされているというふうに考...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、一昨年、福島第一原発において過酷事故を経験したわけであります。ああした過酷事故は決して起こしてはならない。  この決意は今ももちろん変わらないわけでございますが、同時に、それによって培った経験があるわけでありまして、そして、対応していくノウハウもある...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々、参議院選挙において、守るべきものは守り、攻めるべきものは攻める、国益をしっかりと守っていきますという趣旨の公約をいたしました。公約はたがえてはならない、このように考えておるわけでありまして、そして、衆参の両院の委員会で決議がございました。この委員会の決議...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当然これは、委員も御承知のとおり、交渉事ですから、お話しできるところとお話しできないところがございます。  これまでも、私自身が、TPP交渉に臨む安倍政権の基本的考え方等について国会や記者会見等の場で御説明をし、国民にTPP交渉への理解を深めていただくように...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、党の公約ですね。公約というのは総務省に届け出するものでありますが、その公約は、守るべきものは守り、攻めるべきものは攻めることにより、国益にかなう最善の道を追求する、これが自民党の公約でありまして、この公約を総務省に届け出しているものであります。  そし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども答弁をさせていただいたわけでありますが、いわば、我々、公約というのは総務省に届けるものでありますから、極めてこれは重たいわけでありまして、これは必ずこの字句どおり実行しますよということでありまして、それは、前回の衆議院選挙のときには、いわゆる聖域を前提...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、私が申し上げましたように、守るべきものは守る、攻めるべきは攻めという、そのことによって国益を守る道を追求していくということを申し上げているわけでありまして、これがいわば総務省に登録をしている公約であります。  これ以外に、総合政策集として大部なものを我々...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私たちの政策は、デフレから脱却をして、しっかりと経済を成長させていく。その上においては、企業が収益を上げ、そしてその収益が賃金として還元され、それがさらに全体の収入を引き上げ、さらには消費を押し上げる。さらにそれが企業の収益の増になり、そしてさらに賃金が上昇し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 繰り返しになりますが、先日の総理としての答弁は、連合による春闘の集計結果における賃金改善をわかりやすくベースアップと述べたものでありまして、これに対して、いわゆる賃金表の改定のみをベースアップという場合もありますが、それ以外の要因による個別賃金水準の引き上げを...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大変残念であります。我々は、もっとしっかりと正確な情報を発信していきたい、このように思います。  先般も、福島に参りまして、相馬市に行って、これは相馬の市長から、あのIOC総会の後、まさにこうやってしっかりと風評を払拭してもらいたい、今、もう試験的に既に操業...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに海の話だから、相馬に行って漁協の皆さんと会ったという話をしたわけでございます。  つまり、お魚等々でモニタリングをしている、まあ、モニタリングによっても問題なかったわけでございますが、実際に、今申し上げましたように、魚についてもそれは全然問題がなかった...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、我々もさまざまな御提案をいただいておりますし、委員からも御提案をいただきました。当然、これは中期的な課題として、さまざまな可能性について検討していくことは大切だろう、このように思いますが、今まさに現場で対応している東電の皆さんの高い士気を維持しながら、緊張...全文を見る
10月22日第185回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○安倍内閣総理大臣 まず、一票の格差是正については、これは既に司法の判断がございました。その中において、昨年、党首討論においても、〇増五減をやらなければならないと。これは、そもそも、〇増五減をやらなければならないというのは、当時の民主党、自民党の共通の認識であったわけでございます...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま答弁をしたように、我々は、この〇増五減によって、今申し上げましたように、一人別枠方式を廃止し、一票の格差を是正する立法的な措置を求めていた最高裁の要請に応え、違憲とされる状態が解消されたもの、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 ただいま総務大臣から答弁したように、これは、平成二十二年の国勢調査に基づいて、一人別枠方式でいけば、それは、二百九十五にした場合、五減した場合は一増六減となるわけでありますから、別枠方式をとらなかった結果、〇増五減になったということであります。  そもそも、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この積極的平和主義でありますが、今までも、できる限り積極的に世界の安定と平和維持のために貢献してきたことは言うまでもないわけでありますが、しかし、さらに、国際情勢あるいは日本をめぐるアジア太平洋地域の安全保障環境は厳しさを増しているわけであります。  その中...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そのことを、まさに今、懇談会で議論していただいているわけでありますが、そこで、いわば集団的自衛権の行使については、これは解釈について、さまざまな事例を挙げながら、その事例に基づき議論を深めているわけでありますが、権利として持つということと、その権利を行使できる...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げましたように、安全保障環境が大きく変わる中において、我が国の平和と安全を維持するために、さまざまな課題について、これは集団的自衛権の行使だけではなくて、集団安全保障の中におけるさまざまな武器の使用等も含みますが、あるいはまた、個別自衛権の中においての...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法九条の一項と二項との関係において、まさに今、この集団的自衛権の行使との関係において議論を行っているわけでありまして、今そこに国連憲章を掲げられているわけでありますが、いわば、国連に入っている、加盟している国は、この国連憲章によって個別的そして集団的自衛権を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この質問については、累次お答えをしているとおりでありまして、安倍内閣として、侵略や植民地支配を否定したことは一度もないわけであります。  村山談話についても、これまで累次申し上げてきたとおり、我が国は、かつて、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今お答えをしたように、安倍内閣として、侵略や植民地支配を否定したことは一度もないわけでありまして、今申し上げましたように、我が国は、かつて、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えてきた、その認識においては、安倍内閣としても同じであり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 成立過程においては、まさに日本が占領されていた時代でありますし、日本が降伏してから余り時間がたたない中において成立したのは間違いがないわけでございます。  委員が御指摘のように、松本担当大臣のもとに日本の案を、甲案、乙案をつくる中において、たしか毎日新聞の西...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 九十六条の改正については、これは御党と同じ考え方に立っていると言ってもいいんだろう、このように思うわけでございます。  先ほど申し上げましたように、憲法の成立過程は、いわば日本が占領下にある中において成立をしたわけでございますし、その際、しかし、手続的には帝...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、安倍内閣の基本的な教育における方針としては、誰もが日本に生まれたことに喜びを感じ、そして誇りを持つことができる、誇りに思うことができる品格ある国家をつくることを目指し、全ての子供たちが未来を信じ、それぞれの夢を実現できるよう、世界のトップレベルの学力と規...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 オリンピック招致成功は、みんなで頑張れば夢はかなうということを国民の皆様とともに実感できた、招致成功はその瞬間だったというふうに思うわけでございます。  確かに、オリンピックは都市が開催するものでありますが、これはオール・ジャパンでかち取った東京二〇二〇年の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 小泉総理とともに平壌を訪問してからもう既に十一年が経過をしているわけでございまして、いまだに北朝鮮側から死亡したと言われた方々を奪還できていない。大変残念でならないわけでございます。  被害者の御両親、だんだん年を重ねてこられました。自分たちが元気なうちにと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 さきの大戦において、遠い異郷の地において、祖国を思い、そして家族を案じつつ戦場で倒れられた方々を追悼し、そのとうとい犠牲を長く長く記憶にとどめ、そして平和を祈念することは、極めて重要なことであるというふうに認識をしております。  私も、数年前、タイのチェンマ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国のために戦い、とうとい命を犠牲にされた方々に対して、英霊に対して、手を合わせ、尊崇の念を表し、御冥福をお祈りする、これは私は当然のことであろうと思うわけでありますし、リーダーとしてその気持ちをあらわす、これは当然の行為であろう、こう思うところであります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この国家戦略特区は、今までの特区とは違って、いわば国が主体的に、国のあるべき姿、戦略的に、今委員が御指摘をされたように、しっかりと日本は稼がなければいけません。そして、世界から企業が入ってくれば、人も物も金も入ってくる。これによって活力を得て、しっかりと成長し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今までも答弁をしているとおり、消費税の引き上げ分については全額社会保障費に使ってまいります。
○安倍内閣総理大臣 安倍内閣の方針として、五%から八%へ三%引き上げについては、これは私が総理大臣として答弁をしていることでありますから、全額社会保障費にしか使っていかないということは明確にさせていただきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 私どもが今回まとめた政策パッケージも含めまして、いわばこの増税分については、三%上げたものについては、もう既にそれの充当先が決まっておりまして、中身についても、基礎年金の国庫負担分を三分の一から二分の一に引き上げるためのもの、あるいはまた難病対策等々、既に決ま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、はっきりさせておかなければいけないことは、消費税については社会保障にしか充てないということがありますが、では、消費税によって税収がふえていくじゃないか、その分、また余裕ができたものを野方図に使っていけば、これは同じこと、さらに税を上げていかなければいけな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この復興特別法人税のいわば前倒し分八千億については、これは二十四年度の上振れ分ですから、私たちが進めてきたいわば経済政策によって税収がふえたわけですね、成長によって税収がふえた、それを充てるわけでありまして、これは法的には何の問題もないということであります。
○安倍内閣総理大臣 私は見たことはありませんが、大切なことは、何回もお答えをしているとおり、影響についてはブロックされているということなんですよ。  これをはっきりとさせておかないと、福島の漁民の方々だって風評被害に悩んでいるんですよ。しっかりとそのために我々はモニタリングをし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、中田委員がお話をされたように、御党において積極的に議員立法を出されているということについては改めて敬意を表したいと思いますし、統治機構、そうしたものについても改革の精神でもって挑戦をしているという精神、考え方については、私も敬意を持っているわけでございます...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一応、正確に申し上げますと、自由民主党の総務省に届けている公約においては、「地方自治体の機能を強化し、地方分権を推進するとともに、道州制の導入を目指します。」これが公約でございまして、同時に、我々はJ—ファイルを出しておりまして、このJ—ファイルの方に、今委員...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それについては、今、最初に申し上げましたように、公約の中でお示しをしていることでありますから、しっかりと議論した上において法案を提出していくことを目指したい、こう考えているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 国会のことについてはまさに国会で御議論していただきたい、このように思うわけでありますが、しかし、今のままではさまざまな課題や問題があるという中田委員の問題意識、そして、野党という立場であるにもかかわらず、真摯に、国政が遅滞なく行われるように、国益という観点から...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国会のこのあり方を変えていこうという意欲は私も評価をしたい、こう思いますが、実際に、どのように国会を運営していくかということにおいては、まさに国会の理事会あるいは政党同士の議論の中で行うべきなんだろうと思うわけでございまして、今まさにそういう議論が行われている...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この課題についても、我々、野党時代に、現高市政調会長を中心に議論を重ねてきたところでございますが、防衛施設周辺における外国人や外国資本における土地取得については、我が国の安全保障にかかわる重要な問題であると認識をしております。特に対馬のような離島や司令部機能を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 答弁する前に、先ほど、私のオリンピックのスピーチにおいて、東京と福島の距離に言及して、だから東京が安全だと、私はそういう発言は一切しておりませんので、そういうことはなかったということは申し上げておきたいと思います。  帰還困難区域のように、事故後六年が経過し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど答弁をいたしましたが、加藤内閣官房副長官及び関係省庁の政務官による検討チームが取りまとめた論点整理においては、歳入庁に関するさまざまな問題点が指摘されるとともに、年金保険料の納付率向上等のためには、保険料徴収の基本的な考え方を整理して、そして必要な対策を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この特区制度は小泉政権時代からスタートしたものでありますが、基本的には、全国一律で過剰規制は変えていくという姿勢であります。  そして、それがなかなか難しいということであれば、まず特区を決めて、以前の小泉政権のときには下から上げてくる提案型でやっていったわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 例えば、今、自動走行という話がありましたが、これがなぜ認められないかというのはその理由があるわけでありまして、その理由に対してその企業は代替措置をとれる、つまり、これを認めますが、懸念されることについてはこういうことで対応していきますよということを、その企業の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍内閣の基本方針は、成熟産業の失業なき労働移動と、そして多様で柔軟な働き方を実現することであります。  今、浅尾委員が指摘をされたように、大体、雇用というか労働時間というと、確かに一般の製造業をイメージするわけでありますが、さまざまな業態もあります。例えば...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、破綻寸前ではないということは申し上げておきたい、このように思います。  政府としては、持続的成長と財政健全化の双方を実現させていくという観点から、段階的に財政健全化を図ることとしております。  具体的には、まずは二〇一五年度までに、国、地方を合わせた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税を来年から引き上げるという法律を通して、国民のさらなる税負担を強いるわけでございますので、それを決めていく以上、私たち政治家も身を切る決意を示さなければならない、こうした考え方のもとに、今御指摘があった歳費二割削減については決まっていったわけでございます...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私どもは、内閣として既に報酬を大きくカットしているわけでございまして、国会議員の歳費については、まさに議会において御議論を深めていっていただきたい、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 これは、国家公務員の給与削減の延長ということなんですか。  国家公務員の給与については、臨時異例の措置として、平成二十六年三月までの二年間、特例減額措置を講じているところでありまして、平成二十六年四月以降の国家公務員給与のあり方については、現在、関係閣僚間で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 台風二十六号による記録的な大雨により亡くなられた多くの方々に心から哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々に対して心からお見舞いを申し上げます。  政府においては、台風二十六号による大きな被害に加え、台風二十七号の接近によるさらなる被害が懸念されることか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本部長は私であります。
○安倍内閣総理大臣 この福島第一原発の過酷な事故は、今まで世界でも経験をしてこなかったような過酷な事故であります。  そして、この事故を経て、廃炉、そして汚染水の対策、相当大きな難しい課題がたくさんあるわけでございますので、これは東京電力任せにすることなく、今後の工程表の管理や...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 具体的には経産大臣の方でお答えをしますが、今まで後手後手の対応であったことから、その後手後手の対応から先手先手の対応に変えていかなければならない。  そして、政府としては、先ほど申し上げましたが、全体の工程管理や進捗管理、あるいはまた、技術的難易度が高い、汚...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島第一原発における汚染水の影響を外洋に拡大させず、国民の健康を守っていくことが極めて重要であるというふうに考えております。  この観点から、汚染水の対応については、まず、地下水流入量抑制による汚染水の増加の防止、そして、汚染水処理施設の整備による汚染源の除...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、基本的には同じであります。汚染水の影響はブロックされている、このように申し上げたわけでございまして、そして、いわば健康への被害という意味においても、これは完全にブロックされているわけでありますから、その考え方においては、これは変わっていないということ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 完全にということを私は申し上げて、これはオリンピックの招致の際に申し上げているわけでありますから、これは完全にということで結構でありますが、いわば、我々は、この問題、汚染水の問題についてはしっかりとモニタリングを行っておりまして、このモニタリングの結果、全て基...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、いわば言葉についていろいろとおっしゃっていますが、今私が申し上げているのは、そういう意味においては、完全にブロックされているということであります。
○安倍内閣総理大臣 ブエノスアイレスにおいて私が申し上げたのは、ザ・シチュエーション・イズ・アンダー・コントロールと申し上げまして、これは、私が責任者として状況を把握していて、それに対する対応をしっかりと行っているということであります。そして、個々としてのさまざまな事象があります...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、茂木大臣から答弁をいたしましたように、私がザ・シチュエーション・イズ・アンダー・コントロールと言ったのはそういう意味でありますし、先ほど私が答弁したように、状況についてしっかりと把握をしているし、さまざまな対策をやっているということでありますし、そして、ブ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島第一原発については、原子炉等の状態を継続的に監視しております。原子炉が安定的に冷却され、追加的な放射性物質の放出も大幅に抑制されていることが客観的データで確認されておりますが、他方、今なお厳しい避難生活を強いられている被災者の方々のことを思うと、これはまだ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今大臣からお答えをしたように、九月三日に大方針を決めたということであります。
○安倍内閣総理大臣 東電の報告については、これは受けております。
○安倍内閣総理大臣 この問題につきましては、今委員が指摘をされたように、人員面でも二百人増員を図ることとしておりまして、そして原子力規制庁長官からは、東電の廣瀬社長に対して、早急に現場管理が正常に行われるように手当てをすることなどをさらに求めているわけでございます。
○安倍内閣総理大臣 消費税率の引き上げに当たっては、まず安倍政権における最重要課題は、デフレからの脱却と、そして経済の再生であります。このデフレからの脱却と経済の再生と財政の再建が両立できるかどうか、その道筋は確かなものかどうかということについて考え抜いたわけでございます。  ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさにデフレ脱却については道半ばであるというふうに考えておりますが、しかし、状況については、先ほど申し上げましたように、数値から見て改善しているということであります。
○安倍内閣総理大臣 この重要五品目につきましては、J—ファイルにおいて、我々、お約束をしているわけでございます。同時にまた、衆参の農林水産委員会の決議もしっかりと受けとめて、全力で交渉に当たっていく考えであります。  先ほど甘利大臣から答弁させていただきましたように、攻めるべき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が党の公約においては、守るべきものは守り、攻めるべきものは攻め、それによって国益を最大限確保していくように努力をしていくという趣旨でございますが、J—ファイルに書いてある重要五品目についてはしっかりと守っていく、政策集であるJ—ファイルにはそう書いてあるわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げましたように、いわば五百八十六品目について、これについては、今、党において検証をしているということでございます。
10月23日第185回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず初めに、今回の記録的な大雨によって亡くなられた皆様の御冥福をお祈りをし、そして今なお避難をしながら困難な状況にある皆様にお見舞いを申し上げたいと、このように思います。  政府においては、大島町に、ただいま古屋大臣が答弁したように、現地災害対策室...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 近年、我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しており、大量破壊兵器や弾道ミサイルの脅威は深刻度を増しております。また、サイバー攻撃のような国境を越える新しい脅威も増大をしている。こういう現状の認識の下に、もはや我が国のみでは我が国の平和を守るこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはもちろん全く違います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 従来の政府の解釈において、例えば、日本は国連の一員でありますが、国連憲章の中にも国連に加盟している国々は個別的そして集団的自衛権を有するというふうに書いておりますので、法制局の、今まで政府としての見解としては、国際法的には権利を有すると、しかしその行...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはそのとおりであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安保法制懇におきましては、国民の皆様にも説明させていただきたいと思うわけでありますが、言わば、先ほど申し上げましたように、日本をめぐる安全保障環境が大きく変わっていく中において、日本の国民の命、日本の領土、領海、生命、財産、しっかりと守っていくことが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今、大塚委員が質問をされたそういう問題意識に立って、果たして今の憲法解釈でいいのか、あるいは法令は果たして整備されているのかという問題点から、問題意識から議論を深めていただいているわけでありまして、今の委員の御指摘の状況であれば武力攻撃事態とは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本が武力攻撃を受ければ武力攻撃事態でありまして、当然その状況においては防衛出動が発令されているわけでありまして、この事態であれば安保条約の五条が適用されるわけでありまして、日米で共同対処していくということになりますから、当然そういうことになっていく...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、今、小松長官から答弁をさせていただいたように、我が国の中にある米軍施設でありますから、これは当然、我が国の領土、領海をこれは侵す行為でありまして、そして我が国の領土、領海に対する武力行使でありますから、当然それは日本側もそれに対して対処すると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今のこの議論は、武力攻撃事態対処法を作るときにさんざん議論をしてきたところでありますが、言わば武力攻撃に当たるかどうかということ、あるいはそのおそれがあるかどうか。  今例として挙げられましたが、治安出動、そして治安出動の前には待機命令があります。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこで、先ほどの議論を正確に考えていく必要があるわけでありますが、これは、ただ単に武器が使われたらこれは武力攻撃と認定するかどうかというのは、これはまた別の問題であって、幾ら武装漁民だったとしても、それが武器を使ったとしても、これは武器の使用とですね...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、二点目と一点目はこれは一体化しているんですが、そこでお答えしますが、今まさに委員が挙げられたそうした様々な課題、それだけではありませんよ、もっとたくさんあるわけでありますが、この集団的自衛権の行使だけではなくて、集団安全保障の中における行為、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 本来、個別的自衛権と集団的自衛権は言わば自衛権としてあるわけでありまして、そして、その中において、国連においても、先ほど申し上げましたように国連に加盟している国にはそれがあるという考え方であります。  そして、言わば国の、憲法九条はありますが、国の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど大塚議員も発言をされたんですが、集団的自衛権について、個別的自衛権と比べてどちらがどうということではなくて、時代が変遷する中において、一国を、先ほど中南米諸国の国の議論があったということを小松法制局長官が紹介をしたわけでありますが、自国のみで守...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その制約という意味が私はよく分からないんですが、今後の言わば変化していく安全保障環境の中において日本をしっかりと守っていく上において、法解釈の問題あるいは法整備の問題等について見識を持った方々に私は集まっていただいています。その皆さんに私はのりを掛け...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、田中委員長がお答えをしたわけでありますが、規制委員会としては純粋に科学的な見地から我々に所見を述べていただいておりますが、基本的に政府全体としてもこうした問題について諸外国とも協力をしながら英知を集めて対応していくことが大切でしょうし、そしてまた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今これをさっと拝見させていただいたわけでございますが、基本的に、ここに、このページに書かれているところについては我々も基本的にはかなり共感できるところがあると、このように思っているところでございます。  いずれにせよ、エネルギー政策においては責任あ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、言わば海外に対するメッセージでありまして、日本の経済が低迷している中において、日本の存在感が低下をしていたことは事実であります。例えばアーミテージ・レポートの中においては、日本は一流国となるということを諦めたのかどうかという問いかけもあったわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、施政方針演説の中においても所信表明演説の中でもはっきりと申し上げておりますが、福島の再生なくして日本の復興なし、これが基本であります。  そして、この日本再興戦略については、もちろんそのためにも強い日本を取り戻さなければならないという戦略につ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私が答弁したとおりであります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は、経済成長と財政健全化、この二つを両立をさせる道には今の道しかないと、こう確信をしているところでありますが、財政を健全化していくためには、もちろん無駄をしっかりと省いていく、無駄な歳出を減らしていくということは当然のことでありますが、と同時に、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が総理のときには、あのときは、為替については百二十円近かったわけでありますが、当時は企業の収益が非常に上がっておりました。企業収益が非常に改善をしていく中において、それが市場においても反映されたものではないか。そして、為替については、先ほど申し上げ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この二〇〇六年のときでありますけれども、二〇〇六年のときに量的緩和についてを、これを変更したわけで、当時、福井総裁のときだったと思いますが、それは私が総理になる前の官房長官の時代でありますが、そのとき言わば緩和をやめたということになるわけでありますが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 気持ちにおいて全く私はずれていないと、このように思います。まずそのことをはっきりと申し上げておきたいと思います。  その上において、今、増子委員はコントロールされているという意味について御質問されたんだろうと、こう思うわけでありますが、これは私は、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この福島第一原発における汚染水問題は、我々が政権を取ってから、この問題というのは突然安倍政権になって起こったわけではなくて、これは民主党政権二年間、増子委員も経産大臣として取り組んでおられましたね。ですから私は……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はこの問題についてはまさにオールジャパンで取り組んでいきたいと言っているんですよ。今、私が一言言っただけで、何も今、民主党の対策、対応について批判をしている……(発言する者あり)私は一言も今批判はしていませんよ、小川さん。何か……
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 後ろめたいからそういうふうに言っているんですか。これは、私はそれで言っているわけではないわけでありまして。  そこで、福島第一原発における汚染水問題は、東京電力のみに任せるのではなく、国が前面に出て全体の工程管理などを行うとともに、技術的難易度が高...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この高レベル放射性廃棄物の最終処分については世界共通の課題でありまして、我が国においても、処分制度を創設して以降十年以上経過を経た現在も処分地選定調査に着手できていない状況であります。これまで立地選定が進んでいない背景には、地層処分の安全性について十...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この高レベルの放射性廃棄物の処理について、まさにこれは国際的な課題であるわけでございまして、日本の技術を総結集するとともに、世界の英知を集めてこれを解決をしていきたいと、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、この原発の安全確保は、当該発電所が立地する国が行うことが国際的にも確立した考え方であります。  しかし一方、事故を経験した我が国としては、IAEA等の国際機関と連携をしながら、事故から得られた経験と、そして、今も我々この問題、格闘しているわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 承知をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 条約に対する考え方は今外務大臣が述べたとおりでありますが、我々、過酷事故を経験をいたしました。今でも様々な課題に取り組んでいるわけでありますが、こうした経験、そして蓄積されたノウハウを、安全に対するこうした考え方をノウハウも含めて、そして技術、世界と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原発事故による長期避難者の方々に対する制度的な対応としては、特例法を制定をして、受入れ自治体が避難元自治体に代わって行政サービスを行うとともに、その費用は国が特別交付税を措置をしているところでありますが、今御指摘のような様々な課題については、この課題...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これまで安倍内閣が進めてきた三本の矢の政策によって景気は緩やかに回復しつつあるわけでありまして、成果は上がっております。今こそ、企業の収益の向上が賃金上昇、雇用拡大につながり、それが消費を押し上げ、さらに、それがまた企業の収益の向上につながっていくと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的な考え方は今申し上げたとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私たちが進めている三本の矢の政策は、大胆な金融緩和と機動的な財政政策、そして民間の投資を喚起する成長戦略の実行であります。  日本は、十五年にわたってデフレ経済の中で景気は低迷し、賃金は減少して、国の富は失われていたわけであります。まずはしっかりと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはある意味では私は重要な御指摘だと思っております。  小泉政権というよりも第一次安倍政権のときの反省点を申し上げますと、あのときも確かに、大塚委員からも質問がございましたが、企業の収益はこの例えば十数年の中で最も高い収益を示したわけでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、このデフレ経済であったということプラス、その前のバブルの崩壊の金融危機の中にあって、あの経験によって企業は言わばバランスシートだけを良くしようということに非常に意を砕くことになった、特に日本の場合は。それがデフレ経済とともに、これはこびりついて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳細な分析が必要であれば田村大臣からお答えをいたしますが、お尋ねのこの所得再分配調査は、社会保障や税による再分配が所得格差にどのような影響を与えているかを明らかにするものであるというふうに承知をしております。  過去十年間の傾向を見ますと、社会保障...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 答弁する前に、午前中、不規則発言に対する私の発言が事実誤認をしておりましたので、訂正をさせていただきます。そして……(発言する者あり)いや、違います、場外の話です。  その上でお答えをさせていただきたいと思います。  今御質問の会でありますが、私...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも、経済が好循環しなければこれを従業員の皆さんの給与を上げていくことにつなげることはできないわけでありますし、そして経済が、しっかりと名目経済が成長していかなければ保険料の収入も減っていってしまうわけでありますし、例えば年金は株でも運用している...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 近年、重要インフラを含めて社会全般がサイバー空間に依存していく傾向にあります。その中において高度化、巧妙化するサイバー攻撃の態様を踏まえれば、今後サイバー攻撃によって極めて深刻な被害が発生する可能性も否定できないわけであります。  命を守る、維持す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税引上げについては、社会保障の財源確保と財政健全化のため避けては通れない課題でありました。その判断に当たっては、経済状況について経済財政諮問会議において名目及び実質の経済成長率、物価動向等様々な経済指標の確認を行ったところ、三本の矢により景気は緩...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま丁寧な答弁が厚生労働大臣からあったと思いますが、そのとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 伸びていく社会保障費に対応するために、それに対して赤字国債を発行してそれを充てていくんでは、これはまさに財政再建の道にはかなわないわけでございますから、つまり、しっかりとこの今回の引上げ分については全額社会保障費に充てていくということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど田村大臣から御説明させていただきましたが、つまり、社会保障費に対して十分な財源がなかったわけでありまして、その中において社会保障費を満たすために借金もしていたわけでありますから、それに対してしっかりとその部分も充当していくことが今回は可能となっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、今、櫻井委員が指摘された視点というのはあるんだろうと思います。消費税を上げることによって中小・小規模の事業者あるいは所得の低い方々に対する対策、これについても先ほど田村大臣から説明をさせていただいたところでありますが、我々は、設備投資等につい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今後の我々の課題の一つではあろうと、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそもデフレは、これは十五年間続いてきたわけでありまして、デフレが発生した原因というのも大事なんですが、この十五年間続いてきたということはデフレマインドがこびりついているわけですから、これを払拭するために私たちは大胆な金融緩和と機動的な財政政策と成...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在の、今申し上げた経済の成長を支えているのはまさに消費でありまして、消費がしっかりと引っ張っていく中において、なかなか企業家が、企業家がなぜ国内において投資をしなかったか。様々な原因があるわけでありますが、一つは為替も大きな原因ですよ。これがだんだ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これについては経団連の資料であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは増減率が四・九九%ということに、百三十二社が増減率が四・九九%ということになっております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、私が作っている資料ではなくて、今申し上げましたように、経団連の資料であります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど答弁いたしましたように、これは経団連の取った資料であります。確かにこれは大手企業業種別妥結結果でありまして、加重平均でありますが、百三十二社において四・九九%であったということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これについては加重平均であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 百三十二社であります。(発言する者あり)ですから、妥結額の、百三十二社の、これにおいて増減率が四・九九%であったということです。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 何社かということについては後日確認したいと思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは五月三十日現在の六十四社における増減率であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それについては、今のそれぞれ五月と八月、両方の数字であったということであります。これについては、先ほど申し上げましたように、六十四社ということを申し上げているわけであります。  いずれにせよ、櫻井委員、そういうことをいろいろおっしゃっていますが、い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど来何回も申し上げておりますように、これは経団連の資料でございますから、後刻経団連に問合せをして報告いたします。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは経団連が発表したからであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そうです。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かにこういう業界においてはなかなか厳しい状況が続くということは考えられるわけでありますが、経済全体が景気が回復していく中において、その中において企業の業績が向上していく、そういうことを期待したいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず効果については、先ほど申し上げましたが、十五年間このこびりついたデフレマインドを払拭するという意味においては、大きくその空気を変える必要があります。だからこそ、異次元の金融緩和と機動的な財政政策とそして成長戦略を実行していくという強い意思だろうと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は謙虚な性格でございますから。  例えば、株式が上がっていくということは、これは資産効果をもたらすわけでありまして、個人の消費にも大きな影響を与えていると、このように思いますし、円安については、確かに円安における負担の増という側面もあるのも事実で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 課題につきましては、先ほど来櫻井委員が御指摘になられているように、どうしてもタイムラグ等があるわけでありますが、円安によって一時的に、中小企業や小規模事業者、仕入価格が上がっていき、そしてそれがなかなか転嫁できないということになっているという状況もあ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、今、経産省においても、中小あるいは小規模事業者がやはり日本の経済においても極めて重要な役割を担っておりますし、そこで働いている人の従業員の数というのが圧倒的に多いわけでありますから、そこがしっかりと潤うように、収益が上がってくるようにするた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々も政権に就いてまだ十か月でございますが、この政策によるどのような効果が出ているか、あるいは課題があるかということは、状況を把握し分析をして、その上で対策を打っていきたいと、このように思うところでございます。  ただ、設備投資等については、中小・...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権の三本の矢の政策は、まず大胆な金融政策と機動的な財政政策、そして成長戦略でありますが、金融政策そして財政政策は効果を上げてきていると思います。  しかし、今後も持続的に成長を達成していくためには、成長戦略が極めて重要であります。その中におい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この感触でありますが、先般、政労使の懇談を行った際に、米倉経団連会長からも、あるいはトヨタ自動車の豊田社長からも、日立の川村会長からも、それぞれ企業の収益を賃金に反映させていきたいという趣旨の御発言があったわけでございまして、これは、今までこういうこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、今、山谷委員が指摘をされたような観点から、日本再興戦略では国際展開戦略を柱の一つとして位置付けまして、経済協力を戦略的に活用しつつ、インフラシステム輸出戦略の実施を含めたインフラ輸出、資源確保の推進、潜在力ある中堅・中小企業等に対する重...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福島の復興なくして日本の再生なしという思いで復興に取り組んでいきたいと思います。  特に、復興を加速していくことが安倍政権の大きなこれは政策課題でございまして、なかなか復興が進んでいかない中で今まで復興加速化プランをずっと出してきたわけでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 誰もが日本に生まれたことを誇りに思える品格ある国家をつくっていくために、全ての子供たちが夢を実現できる、そのために世界トップレベルの学力あるいはまた規範意識を身に付ける機会を保障していく、これは国の責任でしっかりとやっていこうというのが山谷当時の補佐...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この積極的平和主義については午前の議論において大塚委員と議論をさせていただいたわけでございますが、安全保障環境が大きく変わる中において、特に今、日本の状況というのは一国のみで日本の安全を守ることができないわけでありまして、言わば国際的な平和と安全を守...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、特にこのアジア太平洋地域においては戦略環境が厳しさを増しているわけでございます。そして、それと同時に、地球上あらゆるところで起こった事象も日本に大きく影響を及ぼすわけでございますし、その中で、例えばエネルギー政策を打ち立て...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小泉当時の総理とともに平壌を訪問してからもう十一年目が経過をするわけでございます。そして、その後、五名の方々は日本に帰国することができました。  さらに、この五名の方々の御家族もその二年後に日本に帰ってくることができたわけでございますが、それ以外の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年、山谷委員が中心となって特定国境離島保全振興法及び無人国境離島管理法の二法案が議員立法として参議院に発議されましたが、十一月に衆議院解散により廃案となったわけでございます。いずれの法案も国境離島の適切な振興、管理のために重要であると認識をしており...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般の参議院選挙においても、その前の衆議院選挙においても、憲法改正について公約として我が党は掲げているわけでございます。まずは、憲法改正のための国民投票の三つの宿題をしっかりと片付けていくことによって更に国民的な議論を広めていきたい、深めていきたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員がおっしゃったとおりでありまして、原発については安全性が最優先であります。その安全性については原子力規制委員会の専門的な判断に委ねまして、事故の教訓を踏まえた世界で最も厳しい水準の新規制基準を満たさない限り再稼働はいたしません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この道州制につきましては、自民党の道州制推進本部で北川委員には幹事長代理を務めていただき、そして案をまとめていただいていると、このように思っておるわけでありますが、道州制の導入は、地域経済の活性化や行政の効率化などを目指し、国の在り方を根底から見直す...全文を見る
10月24日第185回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) このこうした国土強靱化のためのインフラ整備をしていくための環境整備も極めて重要でありまして、公共事業の担い手である建設企業が必要な人材や資材、機材を確保して、使命を果たしていけるよう、環境整備に努めることが重要であると思います。  このため、適切な...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地球温暖化対策については、これは極めて大切な課題であります。私からの指示に基づいて関係省庁で検討を行っているところでありますが、エネルギーベストミックスが検討中であるという状況を踏まえつつ、我が国として地球温暖化対策の分野で最大限貢献をするという観点...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このオリンピックについては、我々がオリンピックを招致する意味として、まずはこのオリンピック精神を世界に広げていくことができるのは日本であるということが第一点と、もう一点は、一昨年の東日本大震災の際に世界中の人々から日本は大きな支援をいただいた、このこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、山田委員からいただいた提案は、やはり国土を有効に活用しながら景観もしっかりと維持をしていく、そしてそれが更に日本の活力にもつながっていくという意味において、政府としても研究をしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、自民党大会、今年の自民党大会でも申し上げたことでありますが、私たちが今進めている経済再生、強い経済力を取り戻していく、これはあくまでも手段でありまして、ゴールは日本という国に生まれたことに喜びを感じ、誇りを持てる美しい国をつくっていくことであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、山田議員が御指摘をされたように、それぞれの国はそれぞれの国の事情があり、それぞれの国のセンシティビティーがあるわけでありまして、センシティビティーはある意味では聖域と言ってもいいでしょうし、そしてそれは国柄を守ることにもつながっていくわけなんだろ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 本年の党大会で申し上げましたように、日本は瑞穂の国ですから、この麗しい国をしっかりと守っていくために、その手段としてのTPPがあるんだということを申し上げておきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、魚住委員が御指摘をされたように、この消費税アップ分が経済対策に回っているんではないかという御懸念が国民の皆様の間にあることは私も承知をしておりますので、もう一度明確に回答をさせていただきたいと、このように思いますが、今回決定した三%の引上げ分の消...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これまで自民党、公明党、安倍政権で進めてまいりました三本の矢の政策によって、日本の景気をめぐる、経済をめぐる空気が大きく変わりまして、そして景気は緩やかに回復をしてデフレ状況ではなくなりつつあるわけでありまして、ずっと十五年続いてきたデフレから脱却を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、消費税を上げることによって、確かに今、竹谷委員が御指摘になられたように、低所得者の方々にとっては新たな負担増となるわけでございますし、また経済についても、経済成長に対しても影響があるのも事実であります。中小企業の皆さんにとっても、また小規模事業...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が例として出されましたスウェーデンでは、景気後退の深刻化と財政赤字の拡大を背景に、一九九四年に国債金利が急騰しました。こうした中、成長率はマイナスとなり、失業率は大幅に上昇し、また、デフォルトの危機を克服するために年金や医療、子育てといった支出...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かにおっしゃるとおりでありまして、三%の引上げというのは大きな引上げでもあるわけでございますから、なぜそれが必要かということについて我々も丁寧に説明をしていきたいと、このように思うわけでございますし、今委員が説明をされたように、これは六十人の有識者...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば国の信認あるいは国民の増税に対する理解を得る意味においても、税の使い道の透明性も重要であります。その意味において、国の予算は、財政民主主義の下、国会の決議を経なければ、実際の執行に当たっては、財政当局による執行調査や内閣から独立した会計検査院に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど財務大臣から答弁をいたしましたように、我が国の会計制度では収入、支出等の事務は各府省大臣が管理することとされております。その上において、行政機関の会計ガバナンスの在り方については、今議員から様々な御見識に基づく御指摘もいただきました。その御指摘...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) お薬については、一般用医薬品については、それを必要とする病を得た方々、あるいはそうしたお薬が必要になった方々の利便性と同時に安全性もしっかりと考えなければならないわけでございますが、一般用医薬品のインターネット販売については、確かに今委員が御指摘にな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 被災者生活再建支援制度は、自然災害によって生活の基盤がもう崩れてしまうという、崩れてしまった方々に対して生活の再建を支援することを本来の目的としてつくられたものでございまして、被災者生活再建支援金の引上げについては、他の制度とのバランスもございまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、小野委員は、小泉総理に仕えた経験でおっしゃっているんだと思いますが。  これはまさに、各個人個人が様々な災害に対して、それぞれ家であれば火災保険等、災害保険にも入っておられる方もおられるんだろうなと思います。しかし、その中で、大きな災害を受けた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 趣旨としては、一昨年、我々はあの過酷事故を経験をしたわけでございますし、そして自民党は長い間政権政党でありました。その中において安全神話に寄りかかっていたというのも事実であり、その深刻な反省の上にも立って我々は今エネルギーミックスを構築をしていかなけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は現在のエネルギー需要に対してこたえていく義務を負っているわけでございますし、エネルギーというのは一般の国民の皆様の生活にも直接大きな影響を与えるわけでありまして、社会生活にもそうですし、経済生活においてもそうでございます。  そこで、我々は、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この法案はこれから閣議決定を行うものでありますが、またその後はしっかりと各委員会で議論を深めていただきたいと、このように思います。  大臣等は特定秘密の指定と解除の責任を有しているわけでありまして、政権交代によって新しい大臣が誕生したとすれば、特定...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) リニア中央新幹線を二〇二〇年の東京オリンピックまでに暫定開業させることについては、JR東海が技術的な観点からなかなか難しいとの考えを示しているものと承知をしております。  一方で、今委員が御指摘になられたような期待もあるのも事実でありまして、世界中...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二〇二〇年の東京大会では、これは世界中のアスリートがベストな競技をできるようにしっかりと体制を整えていく、そして同時に、たくさんの恐らくオリンピックを見に来られる方々が日本にやってこられる、そういう皆様に日本にしかできないおもてなしでお迎えをしたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、大体二十四、五歳ぐらいまでたばこを吸っておりまして、その後、たばこをやめたわけでございます。吸っているときには、この受動喫煙がいかにその受動喫煙の立場に立たされる人が不愉快だということは気付かないわけでありますが、これは、やめた途端にこれがよく...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御指摘の受動喫煙防止対策について、強制力を持ったものを今措置をしておりませんが、その中においても、健康増進法に基づいて、多数の人が集まる施設の管理者に受動喫煙を防止するための対策を促すとともに、事業主を対象とした講習会等への支援や相談窓口の設置を行...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 松沢委員の今の御意見も踏まえながら、海外から来られる方々に対していかにおもてなしをしていくか。これは、神奈川県でそういう条例を作っておられるということはよく承知をしております。これは東京都で条例で対応していくのか、あるいは国として法律を作っていくのか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この景気については、例えば成長率については、昨年の四―六がマイナス一で、そして七―九がマイナス三・八だったわけでありますが、十―十二になってプラス一になって、そして一―三がプラス四・一になって、四―六がプラス三・八に上がってきたということでございまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、小池委員がお示しになったこの表でありますね。ですから、我々も、九七年、三%を上げた。その後、アジアの通貨危機等がございました。日本はデフレに陥って経済は低迷をしていくという状況の中において、十五年間続いてきた。そこで、私たちは、まずは、賃金が下が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最初にお答えをさせていただきましたように、確かにこの消費税を引き上げることによって景気の回復を腰折れさせる危険性はあるわけでありますから、だからこそ有識者の皆さんに集まっていただいて御議論をいただいた。その御議論も踏まえて今回は対策パッケージを、経済...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この復興特別法人税の廃止については、これは確かに今委員がおっしゃったように、国民みんなで復興のために自ら身を切ろうというきずなのあかしであるということは私も重々承知をしております。  それを承知の上で、今回特別の措置を行うということを決意した理由は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この財源、今九千億というふうにおっしゃったんですが、この復興特別法人税を前倒しをして廃止する財源は、もちろんこれは、復興の予算は安倍政権ができてから十九兆円のものを二十五兆円に六兆円増やしました。これはもちろん減額はいたしません。この特別法人税廃止の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 例えば諮問会議……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 諮問会議においても、この政労使の会議においても、麻生財務大臣から、我々政府としてはもうやるべきことをやっているんだから、この内部留保も含めてしっかりと対応してもらいたいという趣旨の発言はなされているわけでございますが、ただ、企業側もこれはキャッシュで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私からもそれはお願いをしようと、このように、今までも内部留保の活用についても私も言及をしたことがございますが、更に麻生副総理から迫力を持って言及もしておりますし、私からもそういう発言をさせて、これからもお願いをさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御党が提出をされた法案については国会において御議論がなされるものと思いますが、政府としては、若者の使い捨てが疑われる企業等は社会的に大きな問題であると考えております。  このため、本年九月には過重労働重点監督月間の取組として、賃金不払残業や長時間労...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 非正規雇用の方々については、能力開発の機会が乏しくセーフティーネットが不十分であるなど課題も多いと思います。  このため、強い経済を取り戻し雇用の拡大と賃金上昇につなげていくとともに、非正規から正規へのキャリアアップの取組を進めるなど経済・雇用政策...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど田村大臣からも答弁させていただきましたが、まずは、この非正規の方の中から正規に移りたいと、正社員になりたいという方々がその道がちゃんと開かれている、そしてそのためのキャリアアップ、能力開発ができるようにしていくということが大切でありまして、その...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに我々もそういう社会でいいとは思っておりません。ですから、今厚労大臣が答弁させていただいたように、そういうことをする経営者に対応して、何回も繰り返していくようであれば、本人は期待しているわけですから、何回も繰り返していく、この延長が繰り返されてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大きな理由の一つは、最大の理由と言えるかどうか、これははっきり申し上げることはできないんですが、やはり経済対策パッケージがまとまった中において、この経済対策パッケージを打っていくことによって言わば腰折れを食い止めることができると。むしろここで腰折れて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この更に二%上げていく上においては、やはりこれは附則十八条にあるように経済の状況をよく見なければいけないわけでございますし、国際的にも様々な懸念すべき状況があるわけでありまして、この懸念が顕在化したときには、これは判断も必要でしょうし、そして来年の四...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに今、それはもう非常にお詳しいですから、いろいろと準備があるのも事実でございますが、それを踏まえながら、その時期も含めて上げる上げないか適切に判断をしていきたい、それを決める時期も含めて適切に判断をしたいと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的には法律でもう既に決まっているわけでございます。その中において、それが許される状況かどうか、経済的に、という判断は適切に判断をしなければならないと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この新たな経済対策の規模は、民間予測で二兆円程度と試算される来年度の四―六期の反動減を大きく上回ることを念頭に、消費税率三%引上げによる影響を大幅に緩和をし、かつ、その後の成長力の底上げ、成長軌道への早期復帰に対応する観点から五兆円程度としたところで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに片山委員がおっしゃるように、この復興については、これはみんなで負担をしていこうということであります。個人も企業もということであったわけでありまして、その趣旨は我々も十分に承知をしているわけでございますが、その中で、なぜ今回そういうことを認識をし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ばらまきかどうかということでありますが、まずこの住宅ローン減税についてもお話をさせていただきたいと思いますが、通常、人生で最も高い買物である住宅の購入について、消費税率引上げの前後での駆け込み需要と反動減を平準化する観点から、平成二十六年四月から二十...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国家戦略特区については、今までの特区は特区として、下から積み上がってきたものはやっていくわけでありますが、この国家戦略特区は日本の経済社会の風景を変えるような大胆な規制改革でありまして、制度改革でもあるわけでありますが、成長戦略をそれによって実現しよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに実効税率、ドイツにおいても実効税率を下げながら、EU全体の実効税率においても日本より大分低いわけでありますから、平均でですね。その中において、日本の企業が競争力を維持をしていく上においてはどうすればいいかということを考えなければいけないわけであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 公務員の総人件費の抑制については、これは非常に難しい課題ではありますが、この重要性も踏まえながら将来の国家像を見据えて検討をしていきたいと。来年から消費税を引き上げていくという大きなこれは課題がございまして、その中でまさにみんなで身を切る決意を示して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) メルケル首相はドイツの首相としての責任感の中においての御判断だったんだろうと、このように思うわけでございますが、このドイツの置かれている状況と日本の置かれている状況は大分異なるわけでございまして、日本は島国でございますが、ドイツはまさにEU、大陸の国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど答弁の中でもお話をいたしましたように、政府としては、やはり責任ある立場として、国民生活あるいは経済活動に支障が出ないように安定的で低廉なエネルギーをしっかりと確保していく責任がございます、もちろん、安全というのが第一でございますが。その中におい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 質問にお答えをする前に、まず吉田忠智委員の社民党党首就任おめでとうございます。私も自由民主党の総裁として、一党の代表としてお互いに切磋琢磨していきたいと、主張は大分異なるわけでございますが、エールを送らさせていただきたいと、このように思うわけでござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは汚染水の影響について申し上げているわけでございまして、つまり汚染水の影響については、これは港湾の内側においてしっかりと完全にブロックされている、この影響が健康に対する被害をもたらすような事態にはなっていないということでございまして、近海で行って...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かにそのパネルの人物、二人とも私にとって極めて重要な人物でありますが、ただ、政府としては、エネルギーの安定供給、これは経済活動にとって極めて重要でありますし、国民生活、しっかりと守っていかなければなりません。安定供給と低廉なエネルギー、それを確保し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども、今冒頭紹介をしていただいたように、我々はさきの大戦の深刻な反省の上に立って、この六十八年間、平和をひたすら追求してきたわけでございます。  その間、自由でそして民主主義を守る国、そして基本的人権をしっかりと守ってきたわけでございます。その...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は米国において、国連総会では英語で、そしてハドソン研究所では英語でスピーチをしたところでございますが、その際、積極的平和主義についてはプロアクティブ・コントリビューター・ツー・ピースというふうに申し上げたわけでございますし、国連総会の演説は日本語で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先月、九月十九日に福島第一原発を視察をいたしまして、汚染水問題の現状を確認をしてきたところでございます。当時はまだ暑さが大変残っている状況でありまして、大変過酷な環境の中で歯を食いしばって何とかこの状況を改善したいと作業しておられる皆様の姿を目の当た...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 前復興担当大臣でございますから、今、平野委員からいただいた御提言も踏まえまして、地域の将来、未来のために資することになるように、様々な御意見を検討させていただきながら考えていきたいと思っております。
10月25日第185回国会 衆議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中谷元議員にお答えをいたします。  国家安全保障会議設置の趣旨、狙いについてお尋ねがありました。  我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増している中、国家安全保障会議の設置は、官邸における外交・安全保障政策の司令塔機能を強化するために必要不...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大島敦議員にお答えをいたします。  現行の組織等の検証、法案による改善点についてお尋ねがありました。  現行の安全保障会議は、九大臣が国防に関する重要事項について審議を行うことによって、文民統制機能を果たしてまいりました。  我が国を取り巻く安...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 藤井孝男議員にお答えをいたします。  独立した情報機関の設置についてのお尋ねがありました。  我が国を取り巻く国際情勢が一層厳しさを増す中、情報機能の強化を図ることは大変重要であると考えておりますが、情報機能の強化のあり方については、さまざまな議...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 遠山清彦議員にお答えをいたします。  まず、今後とも、安倍政権としては、謙虚で誠実な政権運営に心がけてまいります。  積極的平和主義についてのお尋ねがありました。  近年、我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しており、大量破壊兵器や弾道...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 林宙紀議員の質問にお答えする前に、大島敦議員への答弁を補足させていただきます。  四大臣会合における具体的なテーマに関して、例えばテロ対策、自然災害等についても、それらが我が国の安全保障の根幹に影響する事項であると考えられる場合には四大臣会合で審議...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 赤嶺政賢議員にお答えをいたします。  国家安全保障会議を設置する目的についてお尋ねがありました。  我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増している中、国家安全保障会議の設置は、官邸における外交・安全保障政策の司令塔機能を強化するために必要不...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 玉城デニー議員にお答えいたします。  本法案の名称の変更についてお尋ねがありました。  我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増している中、国家の存立にかかわる外交、安全保障に関する諸課題については、私を中心として政治が強力なリーダーシップを...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第7号
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○安倍内閣総理大臣 今、今津委員が御指摘になったように、確かに、湾岸戦争の終了後、クウェートが米国の新聞に出した感謝を示す広告において日本の名前がなかったことは、私自身にとっても多くの日本国民にとっても衝撃であった、このように思うわけであります。  そして、近年の我が国を取り巻...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 NSC創設の意義は、先ほど申し上げましたように、日本を取り巻く安全保障環境が大きく変わっております。その中において、常に国際状況を分析しながら、日本に対するさまざまな脅威に対してどう対応していくか。  これは、外交的あるいは軍事的にどう対応していくか、そして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国家安全保障局長は、国家安全保障政策にかかわる各省庁等の横断的な課題について、平素から、私の意向を踏まえつつ、国家安全保障会議に関する業務を恒常的に処理していくとともに、私が求めれば、常に、国家安全保障にかかわる案件についてブリーフィングをできるという能力も持...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 従来の安全保障会議においては、御承知のように、審議内容が機微であること、あるいはまた関係閣僚の闊達な意見交換を確保する必要があることなどから、議事録は作成をしておりません。ただし、安全保障会議の審議の概要は、事後、官房長官が会見において可能な限り公表をしてきた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、今、長島議員の答弁を聞いておりましても、それは一つの見識だと思いますし、目的は同じなんですが、これはどういう形の方がいいかということなんですが、私たちは、例えば、議員の官房副長官が果たしてずっと専従でやれるかどうか、国会中のこともありますから、という課...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国家安全保障会議においては実質的な議論を行っていくわけでありますが、国家安全保障局においても、国家安全保障政策の企画立案、総合調整を行うに当たっては質の高い情報が必要不可欠でありまして、各省庁からしっかりと各省庁が持っている情報を集めてくる、そしてそれを分析し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 議事録については、これは委員も重々御承知の上で質問されていると思いますが、中身については、まさに国家安全保障にかかわる中身についていわば四大臣間で意見交換を行うわけでございますが、相当突っ込んだやりとりも行う必要があるわけでありまして、特定の国あるいは特定の政...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の答弁を聞いていても、なるほど、もっともというところも確かにあります。あのとき政府はどういう議論をしてそういう判断をしたのか、それは、後の政府あるいは政治にかかわる人々が二度とそうした、もし過ちがあったとすれば同じ過ちをしなくて済むし、意思あるいは政策決定過...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど藤井委員が指摘をされたように、我が国をめぐる安全保障環境は大きく変わっておりますが、また、これは国際状況としても、この二、三十年の間に大きく安全保障環境が変わったと言ってもいいんだろうと思います。単に陸、海、空だけではなくて、宇宙空間、あるいはサイバー空...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本政府として、対中認識について、断定的に今私がコメントする立場にはございませんので、まずそのことを申し上げた上で、先般の日米2プラス2の共同発表では、中国に対して、地域の安定及び繁栄において責任ある建設的な役割を果たし、国際的な行動規範を遵守し、急速に拡大す...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 中国は、我が国固有の領土である、歴史的にも国際法的にも固有の領土である尖閣諸島に対し、中国公船による領海侵犯を頻繁に繰り返しております。そして、一定の前提条件に合意をしない限り、首脳、外相レベルでの対話に応じないという姿勢をとっておりました。これは大変残念なこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 委員が御指摘になったように、NSCは、もちろん、情報機関、情報を収集する機関ではなくて政策の機関でありまして、発注側でありまして、それを受ける受け手が情報を収集する、あるいは収集した情報を分析して、これをNSCに持ってくる、こういうことになるわけでありますが、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、政策部門と情報部門が、これは分かれております。政策部門と情報部門が一体化しますと、政策を進めていく側に情報収集部門が引っ張られるという危険性がありますから、いい情報しか上げない。しっかりとこれを機能として分けておりますので、政策的に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 なかなか難しい質問でございますが、我が国には、政治家と行政官が国家のためにともに行動し、困難な課題に立ち向かって結果を出してきたという強みもあった、このように思います。一方、過去には、国家的な危機に際して、政治家も行政官も決断できずに課題を先送りしてきたという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 第一次安倍政権において、渡辺喜美議員を公務員制度改革の担当大臣に任命したわけでありますが、何といっても、それは渡辺大臣の突破力に期待をしたところであります。  当時の渡辺大臣は期待に応えていただいたと思うわけでありますが、同時に、今回私どもが提出をした公務員...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 何が大事で、何が大事でないかということをすぱっと切るわけにはいかないわけでありますが、もちろん、北東アジアあるいはアジア太平洋地域というのは、日本にとって死活的に重要ではあります。  他方、日本はエネルギー資源がないわけでありますから、中東地域の分析は常にや...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 時間がございませんので、簡単にお答えをさせていただきますと、今、安倍政権として、国家安全保障戦略を取りまとめているわけであります。まさに、この国家安全保障戦略が基本的な考え方になっていくということでございます。
○安倍内閣総理大臣 二〇〇三年のイラク戦争に関する我が国の対応については、民主党政権下において外務省が検証を行い、昨年十二月にその結果を発表したところであります。  我が国が武力行使を支持するに至った当時、査察への協力を通じて大量破壊兵器の廃棄をみずから証明する立場にあったイラ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは見解の相違でございまして、先ほど申し上げましたように、かつて、イラクは、そしてフセイン政権は、化学兵器を所有して、そして自国民であるクルド人に対してそれを使用して、たくさんの無辜の人々を殺害したという過去があったわけでございまして、その中において累次の国...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 情報を共有することは、我が国の安全にとって極めて有意義である、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 そこは見解が全く違うところでございまして、では今、現状がどうかということでありますが、四大臣でいわば現下のこの安全保障環境について議論をする、そして現状認識を共有していくということは極めて重要でございますし、これは、単に四大臣が集まるのではなくて、事務局があっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 情報の共有については、当然、同盟国である米国との情報の共有、あるいは、米国のNSCの安全保障担当の補佐官と日本側のNSCの事務局長との日常における情報の交換あるいは意思の疎通によって、さらに同盟関係は緊密なものになっていくと思いますが、これは、日米関係だけでは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 情報については常に疑いを持ってかかる、それは柳澤さんの言うとおりなんでしょうけれども、その先が間違っているんですね。  今でも情報収集は行っているんですよ、ずっと、旧来からですね。しかし、それについても我々は疑いを持っておりますが、より情報の密度を上げていく...全文を見る
11月07日第185回国会 衆議院 本会議 第8号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 城内実議員にお答えをいたします。  本法案の必要性についてお尋ねがありました。  情報漏えいに関する脅威が高まっている状況や、外国との情報共有は情報が各国において保全されることを前提に行われていることに鑑みると、御指摘のとおり、秘密保全に関する法...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 渡辺周議員にお答えいたします。  特定秘密の指定の恣意性を排除するための仕組みについてお尋ねがありました。  特定秘密は、法律の別表に限定列挙された事項に該当するものに限って、大臣等の行政機関の長が、責任を持って指定することとなります。  また...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 丸山穂高議員にお答えをいたします。  特定有害活動についてのお尋ねがありました。  特定有害活動とは、外国の利益を図る目的で行われ、かつ、我が国及び国民の安全を著しく害し、または害するおそれのある活動をいいます。  お尋ねの、その他の活動に係る...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大口善徳議員にお答えをいたします。  特定秘密保護法案の必要性についてのお尋ねがありました。  情報漏えいに関する脅威が高まっている状況や、外国との情報共有は情報が各国において保全されることを前提に行われていることに鑑みると、御指摘のとおり、秘密...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井出庸生議員にお答えをいたします。  特定秘密の漏えいの法定刑についてお尋ねがありました。  特定秘密の漏えいについては、その罰則を十年以下の懲役とした趣旨は、特別防衛秘密の漏えいや、営業秘密の開示行為等、窃盗罪の法定刑がそれぞれ懲役十年以下とさ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 穀田恵二議員にお答えをいたします。  特定秘密保護法案の成立に向けた政府の姿勢についてお尋ねがありました。  情報漏えいに関する脅威が高まっている状況や、外国との情報共有は情報が各国において保全されることを前提に行われていることに鑑みると、秘密保...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 村上史好議員にお答えいたします。  本法案の必要性及び国民の懸念等に対する見解についてお尋ねがありました。  情報漏えいに関する脅威が高まっている状況や、外国との情報共有は情報が各国において保全されることを前提に行われていることに鑑み、我が国及び...全文を見る
11月08日第185回国会 衆議院 本会議 第9号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平将明議員にお答えをいたします。  本法案の意義についてお尋ねがありました。  国家戦略特区により、日本の経済社会の風景を変える大胆な規制・制度改革を実行することで、世界で一番ビジネスのしやすい環境を創出し、民間投資の喚起により、日本経済を停滞か...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 近藤洋介議員にお答えをいたします。  政府の規制緩和策に対する御批判についてのお尋ねがありました。  政府の規制緩和策について、さまざまな御意見、御批判があることは承知をしております。  安倍内閣の成長戦略の目指すところは、強い経済を再生するた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 阪口直人議員にお答えをいたします。  秋の出張と今回の審議についてお尋ねがありました。  トルコは、G20などのメンバーであるのみならず、アジアとヨーロッパをつなぐ、我が国にとって戦略上極めて重要な国です。  今回の出張は、日・トルコ九十周年の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 高木美智代議員にお答えいたします。  経済の好循環実現に関するお尋ねがありました。  デフレ脱却と経済再生のためには、賃金上昇を伴う好循環を実現していくことが重要であり、政労使会議において、これに向けた共通認識の醸成を目指して取り組んでおります。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大熊利昭議員にお答えをいたします。  経営者の新陳代謝を促すような環境整備についてのお尋ねがありました。  日本の産業の再興のためには、前向きな企業経営者の取り組みを後押しし、攻めの企業経営を促していくことが重要です。そのためには、コーポレートガ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 佐々木憲昭議員にお答えをいたします。  雇用分野の規制改革についてお尋ねがありました。  本法案における雇用分野の規制改革は、新規開業直後の企業及びグローバル企業等が、優秀な人材を確保し、従業員が意欲と能力を発揮できる環境を整備するために行うもの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 畑浩治議員にお答えをいたします。  これまでの特区制度の効果の検証についてお尋ねがありました。  従来の特区制度は、地域の発意に基づき、地方公共団体による申請を国が認めて特区を指定する制度であり、いわば地方の要望に応えるという枠組みとなっています...全文を見る
11月08日第185回国会 参議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 佐藤正久議員にお答えをいたします。  国家安全保障会議の創設の意義についてお尋ねがありました。  北朝鮮による核・弾道ミサイル開発の脅威、中国の透明性を欠いた軍事力の増強や、我が国周辺海域における活動の急速な拡大、活発化といった懸念事項を始め、我...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大野元裕議員にお答えをいたします。  国家安全保障会議の設置と中長期戦略についてお尋ねがありました。  我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増している中、我が国は、国際協調主義に基づき、世界の平和と安定にこれまで以上に積極的に貢献する国にな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君)(続) 専従させる必要があるとの観点から、本法案では、内閣危機管理監とは別に国家安全保障局長を設置することとしました。これらの分野を専従で担当する副長官を別途置くことについては、官房長官らが危機管理と安全保障の両方を統括することで政治の強力なリーダーシ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 石川博崇議員にお答えをいたします。  国家安全保障会議の創設の意義についてお尋ねがありました。  北朝鮮による核・弾道ミサイル開発の脅威、中国の透明性を欠いた軍事力の増強や我が国周辺海空域における活動の急速な拡大、活発化といった懸念事項を始め、我...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井上義行議員にお答えをいたします。  国家安全保障会議の幹事についてお尋ねがありました。  国家安全保障会議の審議を実質的かつ効果的なものとするため、本法案では、各省庁等の幹部を幹事に任命し、省庁横断で国家安全保障会議を補佐する体制を構築すること...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井上哲士議員にお答えをいたします。  国家安全保障会議の創設、特定秘密保護法の制定及び集団的自衛権に係る検討についてお尋ねがありました。  我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増している中、国家安全保障会議の設置は、官邸における外交・安全保...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○安倍内閣総理大臣 確かに、委員が御指摘になったように、山形県でもそうでしょうし、私の地元の山口でもそうなんですが、地域においては、いわば、地下鉄とか公共交通機関が余りない中にあって、軽自動車はみんなが持って、それは足がわりになっているといってもいいだろう、このように思います。そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自動車重量課税については、車体課税については、税制抜本改革法第七条の規定を踏まえて、平成二十五年度与党税制改正大綱において、まず財源を確保して、そして一層のグリーン化等の観点から見直しを行っていくという方向性が示されているわけであります。また、先般決定された民...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 軽については、確かに、理解において、東京に住んでいる人は、車がなくたって地下鉄もあればバスもあれば山手線もあるという状況ですから、感覚が大分違うわけでありまして、絶対的に軽が必要とされている地域であれば、果たしてその課税がどうかという意識は当然高いわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御指摘のように、石油製品価格が上昇しているわけでありますが、寒冷地にお住まいの方々や中小企業等に影響を与えることとなるため、政府としては、価格や需給動向の監視とともに、中小企業、小規模事業者に対する政府系金融機関による資金繰り支援や、燃料価格上昇を原因とする下...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 新聞報道には、今委員が紹介されたような記事が出ていたようでありますが、私と野田税調会長との間においては、今後の税全般についてのさまざまな意見交換をしたところでございまして、軽減税率等の方向性についてお話をしたわけではございません。  今後、与党の税制調査会に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 例えば、総理大臣が公邸に住んでいたとしても、出張等で外に出る場合も当然あるわけでありまして、そういうときも含めて、常に危機に対応できるような体制で臨んでいるわけでございまして、ですから、私が自宅のある場所においてもそういう体制で、いざ何かあったときにも極めて短...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大変重要な指摘をいただきました。  物事は、何かイメージをつくられてしまうというか、何か型にはめられてしまうところがあるわけでありますが、今までの批判、小粒であるとか、容易に扱えるものを今回取り上げているといった批判は全く当たらないものでありまして、これは自...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の法案作成のプロセスにおいては、役所任せにはしない、民間人有識者に切り込み役を務めていただき、最後は私を含めて政治家が判断をする、こういうプロセスで判断を決断したわけでございます。  折衝対象とする項目の選定、さらに各省折衝などは、特区ワーキンググループ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 課題としては、居住環境を含め、世界と戦える国際都市の形成、果たしてそうなっていくかといえば、そうではないわけでございまして、さまざまないわば障害を取り除いていくということであります。そして、居住環境を含め、世界と戦える国際都市の形成、さらには医療等の国際イノベ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、具体的にこんな税制を考えているということを私の方から申し上げる段階ではないわけでありまして、個別の税制措置については国家戦略特区における制度設計に応じて検討していくこととなっておりまして、年末の税制改正大綱に向けて、どのような税制措置を講ずべきなのか、幅広...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、松田委員のお話を伺っていると、なるほどなという感じもするわけでございます。松田委員は財務省の御出身でもございますが。  そこは、これから、いわば税の議論におきまして、党の議論において、しっかりと、そうした観点も含めて、そういう努力をしているわけであります...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国が介入し過ぎだということでありますが、しかし、今世界は、いわばグローバルな経済の中で、国同士、都市間の競争もあるわけでありまして、都市間の競争を進めていく上においては、さまざまな制度同士の比較、投資をしようとする企業、あるいはそこに行って仕事をしようとする人...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私がことしの党大会で申し上げたわけでございますが、日本は瑞穂の国であります。瑞穂の国というのは、古来より、朝早く起きて額に汗して田を耕し、そして水を分かち合い、秋になればみんなで五穀豊穣を祈った国であります。そして、その中でもし誰か病気になる人があれば、みんな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この特区の主役は民間でありますから、民間の企業、あるいはビジネスをする人々がそうしたビジネスをしやすい環境をつくっていくために、規制改革等を総合的、集中的に実施していく、これが国家戦略特区の目指すところであります。世界で一番ビジネスがしやすい環境を創出して、民...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 例えば、特にこの十五年間、ずっとデフレが続く中において、賃金も上がらず、逆にこれは下がってしまった、GNIも縮小してしまったということについては、自民党にも大きな責任がありますし、また、二〇〇六年、七年は私が政権を担いましたが、私にも責任があります。あのとき、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 雇用ルールの問題というのは、それが厳し過ぎるということではないんです。それが不明確であったということが問題であるというふうに私たちは考えています。  したがって、その処方箋は、ルールの緩和や自由化ではなくて、雇用ガイドラインをつくって、契約が雇用ルールに沿っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本法案においては、国家戦略特区諮問会議の民間有識者は全議員の半数以上でなければならないというふうにされているところであります。また、民間有識者については、経済社会の構造改革の推進などの本法の目的に照らしてすぐれた識見を有する方を私が任命することにしているわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 区域計画の認定に当たっては、規制の所管大臣の同意を必要としていますが、その際、事業内容が本法の規定に合致をしていれば、当該規制の所管大臣は同意することとしています。  当該規制の所管大臣が不同意とする場合もあり得ますが、この場合には、国家戦略特区諮問会議のオ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本年六月に行われましたサミットにおいて私が申し上げたことは、税源獲得を目指した各国による税負担の軽減競争によって国際的租税回避が助長される事態は避けるべきであるということでございます。
○安倍内閣総理大臣 私が申し上げたことは、税源獲得を目指して、各国が税負担の軽減競争によって、先ほど申し上げましたように租税回避が助長される事態は避けるべきであるということでありまして、他方、国家戦略特区においてということをついでに申し上げますと、これは、民間投資を促進してプロジ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 法人税についても、これはどれぐらいが適正かというのはいろいろな議論があるんだろうと思いますね。  その中で、いわば常識というものがあって、最低限これは企業としての責務を果たしていく上において、こういう水準があるんだろうなということを逸脱していくようなレベルに...全文を見る
11月20日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第5号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国家安全保障会議は、外交・安全保障に関する諸課題について、総理大臣を中心として関係閣僚が平素から戦略的観点を持って審議を行い、そして政治が強力なリーダーシップを発揮をして、政府として国家安全保障政策を機動的、戦略的に進めていくために設置をするものであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国家安全保障会議においては、その時々の安全保障にかかわる重要な課題について議論をしていくことになります。今委員が御指摘をされました沖縄における米軍基地の問題、そして尖閣諸島をめぐる問題、我が国の安全保障の根幹に影響する極めて重要、重大な問題であると、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 四大臣については、先ほど申し上げましたように、私と官房長官と防衛大臣と、そして外務大臣でありますが、必要があると認めるときには関係のある国務大臣を会議に出席させ、意見を述べさせることができると、こうなっておりますが、例えば、在日米軍再編の問題の審議に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどケネディ新大使とお目にかかりまして、昼食を共にしたところでございます。冒頭、オバマ大統領の親書をいただいたわけでございますが、お話をしてみて、私、初めてお目にかかったのでありますけれども、日米同盟の重要性について十分に認識をしておられ、また同時...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 在日米軍再編については国家安全保障会議で議論されることもあり得ると考えますが、その場合、防衛省や外務省、四大臣会合での審議を踏まえて、各々の米国のカウンターパートとの日常的な協議も含め自らの行政事務を遂行していくことになるわけでありまして、国家安全保...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が指摘をされたように、ケネディ大統領は特にそうした記録を残すことに熱心に取り組んでおられました。最近も世界文化社から本として、彼がレコードに吹き込んだもの、あるいは会談の際にテープで取ったもの等が公開されているわけであります。電話等も記録として...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が、原発事故にどう対応したかと外国との関係も含めた安全保障の政策を議論することを混同された、私、それはおかしいと思いますよ。  原発の事故についてどう対応していくか、これ残すのは当たり前じゃないですか。我が党の議員がそう指摘したことは全く正し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よろしいですか。  つまり、この議事録というのはそういう性格があるということを私は今説明をしているわけでありまして、それは、ある国が同盟国である日本に対して出してきてくれた情報であるわけであります。それを基に、そういう情報を基に議論を行うこともある...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう既に何回も答弁しているように、我々は、それは残すべきでないということを言っているのでは全くありません。  そこで、事の性格上、先ほどは例えば一般の外交機密との関係で話をされましたが、これはまさに様々な機会に開催されるわけでありまして、委員が御指...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今まで何回も答弁させていただいているわけでありますが、これは政府と与党の間においてしっかりと議論をしながら作った法律でもあるわけでありまして、まあNSCについては第一次安倍政権のときからこの法律について我々はずっと勉強を積み重ねてきたわけでありまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは特定秘密のための委員会ではありません、NSCのための委員会でありますが。  そこで、この委員会の目的とは違いますが、あえてお答えをさせていただくところでございますが、恣意的にはそれは決められないような仕組みになっているわけでございまして、まず...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、今、私の黙って聞かなきゃ。  私が答えたのは、基準について、解除と指定の基準について専門家が決める、基準について決めるということを私は述べたわけでありまして、それは後で議事録見ていただければよく分かることであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどから申し上げておりますように、事柄の性格上、重要性は十分に認識をしておりますが、しっかりと検討していきたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が指摘をされたように、NSCをつくって日本の国益、国民の生命、財産、国土、領海をしっかりと守っていく、この中において、NSCを機能させていく上においては、今御指摘になったような国家安全保障上の戦略目標、目的が明確になっていることは極めて有...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になったように、我が国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しているわけでありまして、その中において、政府全体の情報収集・分析能力の向上を図っていくことは不可欠であろうと、このように思います。この観点から、各省の海外情報収集、分析に必...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最初におっしゃった、言及されたように、警察は警察、軍人は軍人と、自分と同じ雰囲気を醸し出す人にしか情報は渡っていかない、お互いに情報を出して、また、それはギブ・アンド・テークの世界でもありますから、そういう世界もあります。その中において、日本に言わば...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の安全保障や国民の安全に直接かかわる情報の収集は喫緊の課題であると思います。とりわけ、国際テロ、大量破壊兵器拡散等について、関係する国や組織の内部情報の収集は極めて重要であります。  一方で、それらの国や組織は閉鎖的であるため、情報収集活動は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 韓国は日本にとって最も大切な隣国でありますし、経済上も安全保障上も極めて重要な国でありまして、経済面では活発な交流が行われておりますし、人的交流においても相互訪問は五百五十万人を突破しているわけでありますし、日本を訪問する最も多い外国人は韓国人であり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 韓国は、先ほど申し上げましたように、安全保障上も、また経済においても極めて日本にとって重要な国であります。そして、両国とも自由民主主義、基本的人権、価値を共有するわけでございます。  そうした認識に立って言わば関係を発展させていくべきだろうと、両国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国家戦略ということについて言えば、私は余りこの国家戦略を論評する立場にはないんだろうと、こう思うわけでございまして、先ほど申し上げましたように、これは、そうした戦略の上に立つということは、つまり日中韓において、朝鮮半島、例えば北朝鮮の様々な課題に対し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在、外務大臣レベルにおける対話は行われているわけでありますが、残念ながら首脳レベルの対話がないという状況になっております。これは大変残念なことでございます。ですから、こちら側からは常にドアは開いているわけでありますし、対話を呼びかけていきたいと、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、このNSC法案、これは国民の生命と財産を守るための機能でありますから、その新しい設置についてはしっかりと国民の皆様に丁寧に説明をしていかなければならないわけでありますし、そして、それに伴う、今、小野委員が指摘をされました、これに伴う形での特定秘...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 防衛に関する事項、外交に関する事項のほか、諜報活動の特定有害活動の防止に関する事項やテロリズムの防止に関する事項に関する情報のうち特に秘匿を要するものについては、常に海外、外国等による漏えいの脅威にさらされており、我が国及び国民の安全を確保するために...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の御質問は、情報収集活動をする上においてしっかりと倫理的な、倫理にのっとって行動しているかどうかということなんだろうと思いますが、この情報収集活動については法令を遵守して適正に行うことは当然でございまして、情報収集を行う各機関は常日ごろからその点を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 特定秘密は、その法律の別表に限定された事項にのっとって、該当するものに限って大臣等の行政機関の長が指定をするわけでありまして、指定後、秘匿の必要性がなくなったものは速やかに指定を解除すべきこととなっておりますが、こうした特定秘密の指定と解除は外部の有...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこは、今お話をさせていただきましたように、基本的に、政権が替わる中において、今これは問題意識として我々は共有をしているわけでありますから、総理大臣が、これは例えば官邸で持っているものもあるわけでありまして、そこは、それに対してどうなっているんだとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、御指摘のあった避難のための措置については、これは国民保護法制にのっとって、避難のための措置については、重要でありますが、これは秘密の対象ではないということでありますが、同時に、都道府県知事が特定秘密を利用する場合が、特定する必要がある場合には、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一般論として申し上げますと、本法違反の行為があった場合、その行為者に故意が認められるか否かについては、捜査段階においては捜査機関により判断されるべき事柄であり、公判段階においては裁判所により判断されるべき事柄であるというふうに承知をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど一般国民がというお話をされましたが、まず、一般国民の方が、特定秘密、我々がこれから指定をしていく特定秘密を知るということは、これはまずあり得ないわけでございまして、全く一般国民はですね。もちろん、例えばミサイルの軌道計算等を民間にこれはやっても...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 例えば、原発の中の、発電所の中の地図があったとすると、これは特定秘密ではありません。しかし、そのときに、テロに対してどういう警備配置をするかということを、例えば警察官の人員の配備を書き入れたものは、これは秘密になり得るわけでございまして、つまり、例と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう既にこれは大臣から答弁しているように、特定秘密にはなりません。一方、これは、別の例えば会社において、別の定めによって秘密になることはあると思いますよ。しかし、これは特定秘密ではないと、こういうことであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたとおり、言わば原子力発電所の機能あるいはその配置状況ということについては、これは特定秘密にはならないということは明確であります。しかし、他方、テロに対してどういう体制で臨むのかということについては、それは特定秘密になり得るというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員が大使としておられたウズベキスタンを始め、中央アジアの国々には日本が必要としている様々な資源があるわけでございます。そして、日本に対する期待も中央アジアの国々は大きなものがあるわけでありますし、そしてまた地理的にも非常に戦略的な意味において訪問す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 情報収集、NSCは、情報を分析をし、そしてまたそれを政策の立案に役立てていくわけでありますし、様々な危機に対応したときにそうした情報を分析をしておくことは極めて有意義だろうと、こう思うわけでありますが、情報を収集する上においても、今回、秘密の保全が必...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘になったように、一九七七年の十一月にめぐみさんが拉致をされたわけでありまして、その年に久米裕さんが拉致をされ、そして実行犯の一人は逮捕することができたわけでありまして、そしてそれは、その際、家宅捜査等によって乱数表も入手をしていたわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このイラクの件については、この問題の本質については、累次の国連決議に違反をし続け、そして自ら大量破壊兵器がないということを証明する機会があったにもかかわらずそれをしなかったというところに問題の核心はあると、このように思います。一方、大量破壊兵器があっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆる密約問題については、民主党政権当時、外務省が徹底した調査を行い、平成二十二年三月にその結果を「いわゆる「密約」問題に関する調査報告書」として発表しています。御指摘の官房長官の答弁は、現政権として同報告書の内容を踏襲しているとの趣旨であります。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げたとおり、これは平成二十二年三月に公表された記載のとおり、現政権としてこの報告書の内容を踏襲しているわけでありますが、御指摘の官房長官の答弁は、同報告書のそのときの政府としての考え方を述べたものであると、こういうことでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当時の政府の考え方を述べたものであるということでございます。  先ほど申し上げましたように、政府として四つの項目についてそれは調査がなされたということでございまして、安倍政権としては、民主党政権時代の政府の考え方を踏襲をしているということでございま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今後言わば特定秘密に指定されるものについては、今まで累次答弁をしているように、限定列挙された事項にのっとって行政機関の長がそれは指定をするわけでございまして、そうした指定の基準あるいは解除の基準については専門家の方々の意見を反映された基準にしていくわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども森大臣が答弁しているように、そもそも、今私が基準についてはお話をさせていただきましたが、同時に、違法なものについては、それは当然、違法に取ったものについては、これは処罰の対象にはならないということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはNSC法でありまして、これは秘密保護のときにしっかりとやっていただきたいと思いますが、廃棄をしているというのは、それは一般の行政文書も全部含めて委員は述べておられるんだろうと、このように思います。また、このツワネ原則も、これは特定の民間団体が示...全文を見る
11月25日第185回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 十一月二十三日、中国国防部は、東シナ海防空識別区を設定し、当該空域を飛行する航空機に対し中国国防部の定める規則を設定し、これに従わない場合には中国軍による防御的緊急措置をとる旨、発表いたしました。  中国側のこうした措置は、東シナ海における現状を一...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この不用額が出たことは、そもそも予算編成の際、そうした不用額が出るということは念頭にもちろん置いていなかったんだろうと、このように思います。しかし、執行していく中において結果としてそういう不用額が出たということについては、その結果を真摯に受け止めなが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、熊谷さんが指摘をされた、不用額が一兆円あるんだからそれをこちらの方に充当したらどうかと。それは本当にもうお気持ちとしては私もよく分かりますし、被災地を回っておられる中でそういう要望があると、それを受け止めてこられたんだろうと、このように思うわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 参議院では決算を重視をしておられるということでありますが、国会における決算の審議は、執行された予算が所期の目的を果たしているか、そしてまた、御指摘のように、その後の予算編成へ反映させているかどうかということについてしっかりと審議をしていく、あるいは検...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員にも、長野オリンピック招致、開催等にかかわってこられた経験を生かして、文部科学大臣政務官として大変な御尽力をいただいたと、このように感謝……(発言する者あり)失礼いたしました、外務大臣政務官として御尽力をいただいたというふうに思います。  そこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) TPP交渉に参加する時期については大分日本は遅かったのでございますが、しかし参加後は、言わばルール作りに積極的に貢献をし、中心的な役割も担っているわけでございます。  このTPPについては、関税だけではなくて、貿易や知的財産やあるいは電子商取引、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の件につきましては今の議論で伺ったわけでございますが、この建物については、今大臣から答弁をさせていただきましたように、国立競技場を建て替える場合、それは、その建物は壊さざるを得ない、それはそのとおりなんだろうなと、こう思うわけでございますが、そこで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基金については、複数年度にわたる国の支援を明確にし全体としての財源をあらかじめ確保していくことが施策の安定的、効果的な実施のために必要であるものと、あるいはまた、事業が複数年度にわたるが各年度の所要額をあらかじめ見込むのが難しい、弾力的な支出が必要と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは成立を急いでいるということではなくて、全ての政府提出の法案については、この臨時国会に提出したものについてはしっかりと議論をいただき、この国会で成立をお願いをしているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この審議について、あるいはまたいつ採決すべきかということについては、これはまさに国会に、委員会にお願いをしているところでございますから、その現場において委員会の理事あるいは政党間協議において様々な議論が進められているというふうに承知をしておりますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国民の声を一概にこれは集約するのは難しいんだろうなと、まさにこの法案についてそのように承知をしているところでございまして、例えば共同通信の調査の結果においては賛成が反対を上回っておりますし、日本テレビの調査の結果もそうでしょうし、そしてまたFNNの結...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、この法律だけではなくて、すべからく法案についてはしっかりと熟議をしていく、そして慎重に審議をしていく、それは当然の私たち、私ども国会議員としてはそれは義務なんだろうと、このように思うわけでございまして、慎重に審議をした方がいいといえば当然慎重...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは全く見解の相違ですね。  我々与党になって、決めるべきものはしっかりと決めてきておりますし、民主党政権時代にずっと先送りされてきたことをしっかりと判断をしている。そして今、まさに必要なことを、この特定秘密の問題についてもそうなんですが、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど来、小松長官が答えているように、言わば法制局の憲法の解釈についてでありますが、最終的な判断は、これは言わば最高裁が行うものでありまして、言わば我が国の自衛権については砂川判決が最高裁の判断として確定をしているわけであります。  一方、今まで累...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それを果たしてしっかりと守っていくことができるかという観点から、我々は解釈についてどういう解釈があるかということを安保法制懇において……
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御議論をいただいているところでございまして、最終的には安保法制懇においての御議論を待ちたいと思うわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 新たな経済対策については、甘利大臣を中心に、十二月上旬を目途に今策定を進めているところでございます。  今般、公明党の皆様からいただいた経済対策の申入れにつきましては、しっかりと受け止めた上で対策全体の具体的な内容を検討していきたいと思いますが、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま西田委員に示していただいたその百貨店の図は、ある意味では大変分かりやすく我々は今現状を知ることができたと、このように思っております。  十大都市は青でプラスでありますが、他の地方都市は赤でありまして、私の地元も残念ながら赤の方に入っているわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の景気は緩やかに回復をしているわけでありますが、下請業者の多くが依然として大変厳しい状況を迫られているのは事実でございまして、このため、親事業者が下請取引の適正化に取り組むことによって下請事業者の利益が確保されて、そして賃金上昇等につながること...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 都市再生機構については、今、柴田委員が指摘をされたように、民間ができることは民間に、これが基本的な視点でありまして、同時に、財政構造の健全化、それを両立をさせていかなければならないと考えておりますが、都市再生機構が本来の役割を果たしていけるよう改革を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 天下りを根絶をしていく、この姿勢は全く変わりがないわけでございまして、我々の法案が野党時代に御党と作った法案から後退したではないかという指摘もございますが、ある意味では成熟したというふうに言ってもいいんだと、こう思うわけでありますが。  官民人事交...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) カウンターインテリジェンスについては、その強化については、その情報の収集やそして分析やあるいは体制の強化というのは、これ、言わば、海外から様々な情報収集がなされようとするものに対して、その防御としてのカウンターインテリジェンスもあるわけでありますから...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの定義について、なぜそれは秘密になっているかということで今ちょっと調べたんですが、それは実は、今中身を見たんですが、定義の中に具体的なものがずっと、情報を保全しなければならない対象の具体的なものがずっと書いてありますので、これは、私は今一見した...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) さっきちょっと、追加答弁いいですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、研修マニュアルの標準教材についてなぜ開示できないのかという質問についてちょっと舌足らずだったので追加させていただきますと、標準教材には特別管理秘密の管理手続のほか外国情報機関の情報収集活動による被害を防止するための具体的方策等が記載されており...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この法律が成立をしていただき、施行後は、それぞれこの特定秘密については、従来から答弁させていただいているように、民間の有識者の方々の御意見を反映させる形で指定の基準そして解除の基準を決めていくわけでございますが、同時に、それにのっとって言わば行政機関...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは今後適切に判断をしていく考えであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自民党の公約は、交渉力を駆使して、守るべきものは守り、攻めるべきものは攻めることによって、国益にかなう最善の道を追求するというものでありまして、これをたがえることはございません。政府としては、与党の立場を体し、全力を挙げて交渉に今臨んでいるところでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 交渉ですからね、相手は自分たちの国益を最大限にこれは大きくしていこうとするわけでありまして、まさに今それがぶつかっているところでございまして、大変厳しい交渉であるという現実は確かにございます。その中において我々は、国民の皆様に選挙を通じてお約束をして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党の公約は、交渉力を駆使して、守るべきものは守り、攻めるべきものは攻めることによって、国益にかなう最善の道を追求していく、これが公約でございます。そして、我々は、さらにJ—ファイルにのっとって、五品目がその中に書き込まれているわけでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 西川委員長からは、検証作業後の党のお考えについては伺っております。いわゆる重要五品目を含め我が国のセンシティビティーをしっかりと守ってほしいということでありました。  そして、繰り返しになりますが、我々は、守るべきものは守り、そして攻めるべきものは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員がおっしゃったように、当然私は、山口県の農家の皆様と同様に、そして北海道の農家、そして田園風景を守っていく責任があるわけでございまして、前半の審議において林農林水産大臣がお答えをしたように、政府としては、農業の生産力を向上するため、言わば...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今年の二月のオバマ大統領との会談において、我々が昨年の衆議院選挙において公約をいたしました聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、交渉に参加をしないということでありましたが、例外なき、聖域なき関税撤廃ではないということが確認されたわけでありまして、農業...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会における決算の審議は、執行された予算が所期の目的を果たしているか等について審議、検討していただき、予算へと反映させていくものであり、極めて重要なものであるというふうに認識をしております。このため、政府としては決算書の早期国会提出に努めておりまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平成二十四年度決算報告においては、六百三十件、四千九百七億円と数多くの指摘を受けたことは誠に遺憾でございます。  これらの指摘は……(発言する者あり)ちょっと最後まで聞いてもらえますか。(発言する者あり)いやいや、ちょっとこれ最後まで聞いていただけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原発については様々な御意見があることは承知をしております。  我々、二年前の福島第一原発の過酷事故を経験をいたしました。今後、自民党、公明党、与党としても政府としても、原子力発電の比率は低減していくという方針であります。  一方、足下の需要、現下...全文を見る
11月26日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第19号
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○安倍内閣総理大臣 町村先生が、NSCそしてまた特定秘密保護法について、官房長官当時、そしてまた党において、この問題にずっとかかわってこられ、法案作成に大きな御貢献をいただいたことにまず感謝申し上げたい、このように思います。  我が国をめぐる安全保障環境が悪化をする中、国家国民...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ことし、例えば、アルジェリアにおいて邦人が殺害されるという大変残念な出来事もございました。こうした地域において広く情報を収集していくことは、国民の安全、命を守る上において、極めて重要であります。そしてまた、テロ組織、そうした大量破壊兵器を保存しようとしている国...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘になられた点、二点あると思うんですが、こうした秘密について国会が国民の代表としてしっかりと精査をしていくということの重要性、一方、その中身が外に出ないということが前提条件であるということなんだろう、このように思います。  米国においてもそうした...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それではお答えをいたします。  今回の修正案では、「指定の有効期間は、通じて三十年を超えることができない。」と明記をし、三十年を超えて延長する場合には、理由を示して、内閣の承認を要することとし、さらに、六十年を超える場合は、例外的に法律に限定列挙する七つの事...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員が御指摘になられた恣意的な指定や解除は、これは決してあってはならない、私もこのように思います。  今、例として挙げられました米国の省庁間上訴委員会は、行政機関からの自動秘密指定解除の適用免除についての申請に対し、その認容、棄却等を行っているものと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 率直に申し上げまして、かなり誤解があると言ってもいい、このように思います。  特定秘密は、法律の別表に限定列挙された事項に該当するものに限って大臣等の行政機関の長が指定するものであり、かつ、その指定は、外部の有識者の意見を反映させた基準に基づいて行うこととす...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この法案につきましては、もう既に四十時間の審議がなされているということでございまして、他の法案と比べてはるかに慎重な熟議がなされているものと承知をしているところでございます。  そして、公聴会というのはさまざまな御意見を謙虚に承るわけでございまして、そこでは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは明確にしておく必要があるんだろうと思います。  発災後、さまざまな出されるべき情報が出されなかったのは事実でありますが、それは時の政府が判断を間違えたんだと私は思いますよ。それは、SPEEDIの情報等は、まさに出すべき情報を出さなかった。これは特定秘密...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そして、発災のときの対応については、まさに、まだこの特定秘密保護法案ができていないんですから、全くかかわりがないわけでありまして、適切な対応がもしかしたらとれていなかったのかもしれない、このように思うわけであります。  いずれにせよ、いわば原発をテロから守る...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、あの原発発災のときには民主党政権でした。菅直人総理のときに、枝野さんが官房長官だった。出すべき情報を出さなかった。これは法律があろうとなかろうと、まさに時の政府が対応を誤ったんですよ。しっかりと国民を信じて、出すべき情報はちゃんと出していればよかった。で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 修正案で行うこととされております、特定秘密の指定等の適正を確保するために必要な方策について検討するため、本法案成立後、内閣官房に準備室を設置して、そして、統一基準の原案作成等の本法案の施行準備とともに必要な検討を開始することとしておりまして、その検討結果を踏ま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げましたとおり、必要な検討をこれから開始するわけでありまして、その検討結果を踏まえて、具体的な措置を講じていく考えでございます。
○安倍内閣総理大臣 今、近藤委員がおっしゃったような懸念に応えていく上において、しっかりと我々はこの準備室において検討作業を進めていくわけでございまして、そしてその検討を受けた結果、ただいま森大臣が答弁したように、必要であれば法的措置を行っていくわけでありますし、まずは検討結果を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御指摘のとおり、日本維新の会の修正案を与党が受け入れたことにより、特定秘密の指定及びその解除に関する基準等が真に安全保障に資するものであるかを、独立した公正な立場において検証、監察する新たな機関の設置を含め、特定秘密の指定等の適正を確保するために必要な方策につ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、設置すべくしっかりと、これは今ここで答弁をするわけでありますから、設置すべく努力をしてまいります。
○安倍内閣総理大臣 今、設置すべくというふうに申し上げているわけでありますから、これは、設置をしないということではなくて、設置すべくしっかりと努力をしてまいります。
○安倍内閣総理大臣 私は、設置すべきだというふうに考えております。
○安倍内閣総理大臣 まさに今委員がおっしゃったようなことも含めて、これからどういう機関にしていくかということについて検討していかなければならない、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 山田委員の御指摘のとおり、日本維新の会の修正案を与党が受け入れました。  その結果、総理である私が有識者会議の意見を聞いて政令で定める行政機関の長には、特定秘密の指定権限を付与しない仕組みとされました。恣意的な特定秘密の指定を防止するため、指定権限を有する行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そのとおりでございます。  その省庁自体の秘密というよりも、例えば、衛星写真等を撮ったものを提供した結果、その衛星写真の能力が明らかになることは問題でございますから、その結果、それが秘密になるということがあるということも含めて、恐らくこれはかなり広く見たので...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々、今、山田委員そして維新の会によって指摘された点、これは極めて重要な御指摘である、このように受けとめたわけでございまして、その結果、修正案を与党が受け入れたわけでございます。そのことによって、一定期間経過後は全ての情報公開が原則とされたものであります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 三十年を超えない、例えば二十五年であれば、今、森大臣から答弁したように、一般の公文書と同じ扱いになるわけでございますが、他方、今委員が指摘されたように、特定秘密に指定をされてきたというものは、当然それは重いものであるというふうに考えなければいけないわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど答弁したとおりでありまして、考えられないということであります。
○安倍内閣総理大臣 この法案につきましては、我が国の安全保障に関する情報のうち特に秘匿することが必要であるものの漏えいの防止を図り、我が国及び国民の安全の確保に資することを目的としております。  NSCが設置をされ、各国のNSCに相当する機関と議論し、あるいは情報の交換をしてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本法案には、一定の条件のもと、国会の秘密会に特定秘密を提供するものとする仕組みが盛り込まれておりまして、本法案が施行されれば、国会の求めに応じ特定秘密を提供することが可能となり、国会で必要な議論ができるようになると考えます。  さらに、修正案では、特定秘密の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在の情報コミュニティーは、内閣直属の情報機関として内閣情報調査室が設置をされ、また情報コミュニティー各省庁が、内閣のもとに相互に緊密な連携を図りつつ、情報収集・分析活動に当たっています。  具体的には、内閣情報会議や、そのもとに置かれる合同情報会議を通じる...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 秘密保護については、我が国をめぐる安全保障環境が厳しさを増しているわけでありまして、また、情報漏えいに対するおそれも高まっている中において、国民の生命と安全を守るために、しっかりと情報収集し、それを保全する、そして保全を前提に各国のNSCとの協議も可能になって...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、この法案によって秘密が際限なくどんどん広がっていくということは、全くその懸念は当たりません。むしろ、秘密が限定的になっていく、限定列挙した事項にのっとって秘密を指定していく、恣意的な指定が行われないということになるわけでございます。  先ほどのみんなの...全文を見る
11月27日第185回国会 参議院 本会議 第10号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 宇都隆史議員にお答えをいたします。  本法案の意義についてのお尋ねがありました。  外国との情報共有は、情報保全が確立されていることが前提であり、また、政府部内の情報共有が促進され、特に安全保障会議の審議がより効率的に行われるためには、秘密保護に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 櫻井充議員にお答えをいたします。  甘利大臣の国家戦略特区諮問会議の民間有識者に関する発言についてお尋ねがありました。  甘利大臣は、現在御審議いただいている国家戦略特区法案の国家戦略特区諮問会議の人事に関して、先日の講演において、法案が通ったら...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 矢倉克夫議員にお答えをいたします。  本法案の必要性等についてお尋ねがありました。  外国との情報共有は、情報保全が確立されていることが前提であり、また、政府部内の情報共有が促進され、特に国家安全保障会議の審議がより効率的に行われるためには、秘密...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 真山勇一議員にお答えをいたします。  特定秘密の範囲の際限ない拡大や指定等の恣意性や縦割りを排除する仕組みについてお尋ねがありました。  特定秘密は、法律の別表に限定列挙された事項に関する情報に限って大臣等の行政機関の長が指定するものであり、かつ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 仁比聡平議員にお答えをいたします。  本法案成立の必要性、目的についてのお尋ねがありました。  本法案は、我が国の安全保障に関する情報のうち特に秘匿することが必要であるものの漏えいの防止を図り、我が国及び国民の安全の確保に資することを目的としてい...全文を見る
12月04日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第13号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) この度、この委員会でも御審議されたわけでありますが、いわゆる日本版のNSCが創設をされたわけであります。まさにこれは日本国民を守るための組織であります。そのためには、当然、各国にあるNSCと情報交換等をしながら適切な対応をしていくことが大切であります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこは極めて重要な点だろうと、このように思うわけでございます。  まず、先ほど申し上げましたこの情報保全諮問会議、まずは専門家の皆さん、有識者の皆さんがしっかりと秘密の指定、そして解除、管理等についてルールを決めるわけでございます。そして、この情報...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御説明をしているわけでありますから、少しは静かにしていただきたいと思います。  そこで、この諮問会議にしっかりと毎年毎年報告をし、その上で、この諮問会議が意見を付して、内閣が国会に毎年報告するわけであります。これは今までにはなかったルールでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま申し上げましたように、まさにこれはしっかりと第三者機関、第三者的機関がチェックをする。このチェックをしていく上において、そして国会との関係もあるわけでございます。最初、繰り返しになりますが、まず初めには、指定あるいは解除の規則等については、専...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の御質問にお答えをする前に、先ほど申し上げました情報保全諮問会議の役割、そして保全監視委員会の役割についてお話をさせていただきました。そして、さらにその上において、その上において、こうした公文書が勝手に廃棄をされないように、言わば特定秘密の記録され...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その皆さんが大きなやじによってその声をかき消しているんでは、国民の知る権利を侵していますよ、皆さんは。  その上において、新防衛計画の大綱策定に係る提言においても、自衛隊員の処遇改善を図るとともに、即応態勢を求められる自衛隊員の職務の特性に鑑みて、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに丁寧に説明しなければならないと、このように思っております。ですから、先ほども佐藤委員の質問に対して私も分かりやすくお答えをしようとしていたわけでございますが、皆さんのやじや怒号でかなりの部分がかき消されてしまったことは大変残念であります。まさに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いいですか。(発言する者あり)いや、でもね、あなたはいいんですが、周りからどんどんやじられたら、これは答えにくいんですよ。ですから、答えやすい雰囲気をつくっていただきたいと、こう申し上げているわけでありまして、その中でしっかりと議論を深めていくことは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに、今まで様々な課題について、論点について議論が行われてきたと、このように思うわけでありますが、しっかりとこの委員会において、静穏な雰囲気の中において冷静に論理的に議論を深めていただきたいと、このように思うところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど私が答弁しているときにやじに反応するなと言ったんですが、私の答弁がちゃんと伝わらないぐらい大きな声でやじられたら、それは私も答弁ができないということを申し上げたわけであります。だから……(発言する者あり)そんなことをと言っても、私の発言に対して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) こういう逐条ごとの質問については質問通告してくださいよ。だって、質問通告していればちゃんと答えますよ。これは行政……(発言する者あり)いや、普通は、私が質問者であれば、当然質問通告をしてより深い議論をしようと思いますが、全く質問通告がなかったというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は礒崎補佐官のその発言について詳細を承知をしているわけではございませんが、基本的に、報道というのは、しっかりとした独立性を持って厳しく政府の態度等について、様々な事実について報道し、そして批判すべきものは批判していく、それは当然のことなんだろうと思...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この法律は、特定秘密保護法案は、この保護法は、国民を守るための法律でございます。  今までも特別管理秘密がありました、防衛秘密もありました、MDA秘密もありました。しかし、今まで議論があったように、どのように誰が責任を持って指定をしていくか、どのよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この法律の必要性については累次お答えをしているわけでありますが、まさに今までルールがなかった、その新しいルールを、この秘密の指定についても、解除についても、廃棄の仕方についても定めたわけでございまして、そして第三者的な機関あるいは第三者と言ってもいい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この特定秘密保護は、国民の安全を守るというまさに政府の責任としてこの法律は出させていただいているわけであります。  同時に、この定数削減についてでございますが、もちろん大切ではあります。しかし、まさにこの国会議員の定数というのは、これは民主主義の土...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この法案についても、これを作成するにおいては党において議論も、これは与党において議論を重ねてきているところでございますが、自民党についてもその議論を重ねる段階では森大臣も中心的な役割を担っておられたわけでございますが、その間、多くの有識者の皆様の御意...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今まさに森大臣の答弁を聞いていて、大変緻密に答弁をしておられるなと、改めてこう思った次第でございます。  その上においてお答えをさせていただきますが、まさに今、みんなの党の皆様やあるいは維新の会の皆様と修正協議をしているわけでございまして、そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) かつてPKO法案を成立をさせた際にも様々な議論がありましたし、そうした民間の方々から反対の声もありました。しかし、結果としては、まさにその結果、日本は世界において世界の安全と平和のために大きな貢献をしているわけでございまして、あのときの反対論は何だっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このいわゆる密約問題については、民主党政権当時、外務省において徹底した調査を行い、平成二十二年三月にその結果を「いわゆる「密約」問題に関する調査報告書」として報告をしているわけでありまして、安倍政権においてもこの報告書の内容を踏襲をしているわけでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今まさに委員が御指摘したところが問題だったんですよ。役人が総理大臣を取捨選択をして、この秘密は伝えていい、伝えなくていい、それができたことに大きな問題があったんですよ。ですから、この法律によってそれは全くできなくなります。  総理大臣がこの情報保全...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その中において、当然これは特定秘密に当たるかどうかということでありまして、特定秘密に当たるものについてはこの法律にのっとって解除すべきものはしっかりと解除をしていくと、こういうことになるわけであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど来申し上げておりますように、しっかりとしたルールがなかったことに問題があるわけでありますし、そして、それを総理大臣が責任を持ってチェックができる体制、制度がつくられていなかったことに問題があるわけでありますから、この法律によって私がしっかりと責...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、今でも特別管理秘密があるのは委員の御承知のとおりだろうと思います。この特別管理秘密については法定でルールが決まっているわけではない。ですから、私たちはまず法定でしっかりとルールを作っていくということにします。今までも第三者機関的なものはありませ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今説明をさせていただきましたように、恣意的な運用ができないように現状を大幅に改善し、しっかりと法定でルールを定めていくことになるわけでありまして、様々なチェックもなされるということになる。そういう重層的な仕組みを設け、また国民の知る権利に資する報道又...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、答弁落としたところがございましたが、先ほどのピレイ人権高等弁務官に対した説明に対して、先方より、国会がチェック・アンド・バランスの役割を果たしていることを評価すると。つまり、修正について、修正が施され、衆議院での審議によって法案と憲法との整合...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会においては、これはかなり議論がなされてきたと、こう思うわけでございまして、十二点の論点においても修正がなされているわけでありまして、建設的な修正もなされているわけでありまして、この委員会だけではなくて、NSCの法案を議論している際にもかなりこの法...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この委員会において何回も御指摘をいただきましたので、概要は拝見させていただいたわけでありますが、このツワネ原則については私的機関が本年六月に発表したものでありまして、現時点でその意義について評価することは適切ではないと考えています。  他方、特定秘...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど答弁をさせていただいたように、残念ながら今我々が審議をしていただいているこの法案、当時はなかったわけでございまして、まさにどのようなものを秘密に指定するか。特定秘密においては、別表に定めた事項に当たらなければ、これは秘密に指定できません。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、先ほど来答弁させていただいておりますように、そうしたルールがない中において、総理大臣あるいは官房長官に状況についての説明がなされていなかったということになるわけであります。  そして、今の特別管理秘密においても、四十一万件と言われております...全文を見る
12月04日第185回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま海江田代表は、立法府の責任ということをかみしめながらお話をされたんだろうと思います。私は今、行政府の長であります。その責任をかみしめているわけであります。  きょうは十二月四日であります。一昨年の東日本大震災から千日目に当たります。しかし、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、民主党が出されている法律についてでありますが、防衛秘密はそのままにしておいて、そして、テロ、一部のことについてだけ取り出して法律をつくっていくということでありますから、基準がばらばらのままに、ルールがばらばらのままになるわけでありまして、今まで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今まさに海江田代表は重要な点を指摘された、このように思うわけであります。  当然、第三者的と言ってもいいんですが、第三者機関と言ってもいいんだろうと、このように思うわけでありますが、そこで一つの課題は、情報の交換を行うときには、基本的に、海外の情報...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、NSCをつくって、そして情報の保全の法律をつくるわけでありますから、情報収集能力を持って、その秘密に当たる情報を収集してこなければ意味がないということであります。  現在においては、政府において情報収集について能力を向上させていくべく努力をし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま石原共同代表がおっしゃった交戦規定、ルール・オブ・エンゲージメントですが、どの国の軍隊もそれは持っているわけであります。それはあらかじめ権限が部隊あるいは所属の責任者に与えられているわけでありますが、法制上与えられているものと、実際さまざまな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 渡辺代表には対案を出していただきまして、我々もなるほどなと思いまして、修正をしたところであります。みんなの党との協議によって法案はよりよくなったと、このように私も思うわけでございます。  そこで、審議におきましては、この法案の審議は相当熟議を深めて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は、来年の消費税の増税に向けて、景気が減速しないように、今のスピード、速度でしっかりと成長していくように経済対策を打っているわけであります。  また、金融緩和については日銀の黒田総裁が適切に判断されると思いますが、先般も、黒田総裁は、もしそうい...全文を見る