安倍晋三

あべしんぞう

小選挙区(山口県第四区)選出
自由民主党
当選回数10回

安倍晋三の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第186回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、冒頭、海上自衛隊輸送艦「おおすみ」と小型船の衝突事故について、亡くなられた方の御冥福をお祈りし、また、お見舞いを申し上げます。徹底した原因究明と再発防止に全力を挙げてまいります。  何事も、達成するまでは不可能に思えるものである。  ネルソ...全文を見る
01月24日第186回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず冒頭、海上自衛隊輸送艦「おおすみ」と小型船の衝突事故について、亡くなられた方の御冥福をお祈りし、また、お見舞いを申し上げます。徹底した原因究明と再発防止に全力を挙げてまいります。  「何事も、達成するまでは、不可能に思えるものである。」  ネ...全文を見る
01月28日第186回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 海江田万里議員にお答えをいたします。  全部で四十六問、御質問をいただきました。  まず、乗り越えるべき障害とは何か、障害を乗り越えた先の日本はどうなるのかとのお尋ねがありました。  御質問にあったように、立憲主義と平和主義を軽んじ、格差と貧困...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう既にお答えをしておりますが、改めて申し上げます。  まず、礒崎補佐官に関する質問でございますが、政府としては、懇談会から報告書が提出された後に対応を検討していくことになります。  もう一問でございますが、五百億円の振興基金についてでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 石破茂議員にお答えをいたします。  復興加速化に向けた具体的な方針と福島の復興再生についてお尋ねがありました。  復興の加速化は、安倍内閣の最重要課題の一つです。  本年は、地震、津波からの復興では、住宅再建等の工事が本格化し、また、福島の復興...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 松野頼久議員にお答えをいたします。  国際戦略総合特区の税制についてお尋ねがありました。  現行の国際戦略総合特区の税制につきましては、現行制度の期限が到来することから、御指摘の地方税減免に際しての国税の調整措置に係る要望も含め種々の議論を行いま...全文を見る
01月29日第186回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井上義久議員にお答えをいたします。  経済再生への取り組みについてお尋ねがありました。  ただいま井上議員に御指摘いただいた経済再生に向けた諸課題については、十分にその御趣旨を踏まえ、全力で取り組んでまいります。  三本の矢によって、日本経済は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 渡辺喜美議員にお答えいたします。  デフレ脱却に向けた決意についてお尋ねがありました。  三本の矢の効果もあり、一年前と比べ、全地域で消費が拡大し、企業の景況感も中小企業を含め幅広く改善するなど、景気回復の裾野は着実に広がっています。  政府と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 江田憲司議員にお答えをいたします。  国会改革、行財政改革についてお尋ねがありました。  議員定数の削減については、与党がリーダーシップを発揮し、各党各会派と真摯に議論を行い、早期に結論を得ることが大切と考えております。  公務員の定数や給与に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 志位和夫議員にお答えをいたします。  特定秘密保護法についてのお尋ねがありました。  特定秘密保護法については、さまざまな御議論を経て成立したものであり、その過程で伺った御意見を真摯に受けとめ、今後とも、同法について、国民の皆様に丁寧に説明を重ね...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 鈴木克昌議員にお答えをいたします。  我が国の安全保障政策及び核武装と憲法との関係についてお尋ねがありました。  我が国を取り巻く安全保障環境はますます厳しさを増しており、脅威は、容易に国境を越えてきます。もはや我が国のみでは我が国の平和を守るこ...全文を見る
01月29日第186回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 復興に対する現状認識と具体策についてお尋ねがありました。  復興の加速化は安倍内閣の最重要課題の一つです。総理就任後、毎月被災地を訪問し、多くの声に耳を傾けながら、全力を尽くしてまいりました。  一年半前、見通しすらなかった高台移転や災害公営住宅...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 溝手顕正議員にお答えをいたします。  まず、初夢についてお尋ねがありました。  初夢を話しいる間に忘れけりと申します。今年のお正月は、どんな夢を見たかを忘れるぐらいぐっすりと眠ることができました。十分な休養を取ることができたのではないかと思います...全文を見る
01月30日第186回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山口那津男議員にお答えいたします。  経済の好循環実現への政府の役割と決意についてのお尋ねがありました。  日本経済の再生にとって今年は正念場の年となります。ただいまの山口議員からの御指摘を十分に踏まえ、今後とも、政府・与党一丸となって取り組んで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 松田公太議員にお答えいたします。  「美しい国、日本」とは何かについてお尋ねがありました。  私が目指す美しい国とは、活力とチャンスと優しさに満ちあふれ、自立の精神を大事にする国です。さらに、世界に開かれた国であり、世界から尊敬される国であります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山下芳生議員にお答えをいたします。  特定秘密保護法についてのお尋ねがありました。  特定秘密保護法については、様々な御議論を経て成立したものであり、その過程で伺った御意見を真摯に受け止め、今後とも、同法について国民の皆様に丁寧に説明を重ねるとと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 江崎孝議員にお答えをいたします。  NHK経営委員の選任の在り方やNHKの公共性等についてお尋ねがありました。  現行の放送法では、NHK経営委員の選任について、内閣総理大臣が両議院の同意を得て任命することとされており、民意を反映させる仕組みとな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 吉田博美議員にお答えをいたします。  自民党と私に対する右傾化批判についてお尋ねがありました。  政治は国民のもの、自民党の立党宣言はこの言葉から始まります。私たち自民党には、右に偏った政治も、左に偏った政治もありません。あるのは、ただ現実の国民...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 徳永エリ議員にお答えをいたします。  特定秘密保護法についてお尋ねがありました。  自民党、公明党、与党は選挙の結果多数を得ましたが、これからも謙虚に国会運営を行ってまいります。  本法は、国会審議を通して与野党で幅広い御議論をいただき、この結...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 片山虎之助議員にお答えをいたします。  日本維新の会が掲げる責任野党としての姿勢に対する感想についてお尋ねがありました。  大歓迎であります。かつて政権与党の先輩として責任ある政治の実現を常にリードしてこられた片山議員らしい大変誠実な御発言に心よ...全文を見る
01月31日第186回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○安倍内閣総理大臣 先ほどの質問で、我々が同期であることを思い出しました。ここにさっきまでいた塩崎さんも、林さんも同期であったわけでありまして、あのときは、女性は自由民主党は二人しか当選者がいなかった。野田聖子さんと、もう一人は田中真紀子さんだったことも、今思い出したわけでござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、国会議員の中における女性の比率が低下をしているというのは大変残念なことであります。  我が党はクオータ制度はとっていないということであります。これはいろいろな議論がありました。  国会議員の候補者としては、さまざまな分野から人々が手を挙げているわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この育休三年というのは、まさにこれは選択肢であって、こういうものはある種の価値観を押しつけるべき政策をとるべきではないと思っています。  女性の中には、ゼロ歳、一歳のときには赤ちゃんとともに自分は過ごしたい、人生の中で、その後、社会に、また仕事に復帰したいと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この定数削減については、まさにこれは国会議員全体の責任なんだろう、このように思います。  その責任感の中で、私は、自由民主党総裁として、我が党の案、与党案をまとめようということで議論を進めてきたわけでございますが、今、野田委員がお話しになったように、小選挙区...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 二〇二〇年、確かに、野田委員がおっしゃったように、東京オリンピック・パラリンピック、特にこのパラリンピックが二〇二〇年に開催される、これを我々は受けとめなければならないわけであります。  先般、都知事選挙についての候補、どういう候補を応援するんですかというこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、塩崎委員がおっしゃったバイというのは二国間という意味であります、改めて、ちょっとわかりやすく述べさせていただきたいと思いますが。  十六回海外に出張いたしまして、三十一カ国を訪問いたしました。そして、それ以外にも多くの外国の賓客が日本を訪問いたしまして、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、経済再生と財政健全化の双方の実現に取り組んでいるところでありまして、平成二十六年度予算では、一般会計の基礎的財政収支について、中期財政計画の目標を上回る五・二兆円の改善を実現いたしまして、新規国債発行を一・六兆円減額しているわけでありますが、これ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍内閣発足以来、デフレ脱却、経済再生を最重要課題として、第一の矢である大胆な金融緩和とともに、第二の矢として大規模な平成二十四年度補正予算を直ちに編成するなど、全力を尽くしてきました。こうした取り組みによって景気の回復が進んでいるわけであります。  他方で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨日の諮問会議の特区の部会において、竹中委員から、ダボスにおいてキャメロン首相が法人税の実効税率を二〇%にしますと言ったときに大変どよめきがあったという紹介をされました。同時に、イギリスは二〇%消費税というものを、軽減税率がどんとありますが、持っているのも事実...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、新藤大臣が答えさせていただきましたように、まさに聖域なき改革を進めていきたい、その中において、もちろん労働規制も含めてしっかりと取り組んでいきたいと考えております。
○安倍内閣総理大臣 これは基本的には、日本全体で世界の競争に勝ち抜いていくということが大切である、だからこそ戦略特区ということになるわけであります。この国家戦略特区の地域の指定については、ある種の誤解はあると思いますが、取り組みがリーディングプロジェクトとして、日本経済全体を再生...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国際情勢は大きく変化をしている中において、特にアジア太平洋地域の安全保障環境は厳しくなっております。もちろん、アジア太平洋地域だけではなくて、今、中谷委員が例として挙げられましたように、アルジェリアにおいてああいう事件がありました。日本の企業は世界で活動してい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 特定秘密の指定、解除ということだと思いますが、特定秘密保護法では、法律の別表に限定列挙された事項に関する情報に限って、外部の有識者の意見を反映させた基準に基づいて、大臣等の行政機関の長が特定秘密を指定します。また、総理大臣が各省庁の運用状況をチェックし、有識者...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本法において、一定の条件のもと、国会の秘密会に特定秘密を提供するものとする仕組みが盛り込まれたことによって、国会の審議がより充実したものになると考えております。  他方、国会の関与のあり方については、国会で講じられる具体的な保護措置などを含め、あるべき国会運...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本の場合は、対外情報機関がない中において、例えば、先般、例として出ましたアルジェリアの件におきましても、これは、イギリスがとった情報において、私どもは電話でキャメロン首相から直接さまざまな情報の提供をいただいたわけでございます。  邦人の安全確保等において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今御指摘のように、まさにPKO活動をしている際に、今回あったように弾薬を提供する、これは武器輸出三原則の中において例外措置として行ったんですが、御承知のように、紛争が発生するかもしれないという中において、武器弾薬においても、弾薬を提供すればこれは一体化するでは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も昨年、三度、沖縄を訪問いたしまして、仲井真知事初め、関係者の皆様とお話をしてきたところでございますが、なぜ沖縄で、なぜ辺野古なのかということだろうと思います。  この普天間飛行場の移設は、平成八年四月、日米間で全面返還が合意された際から、在日米軍の抑止力...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに石井議員がおっしゃったように、この日中、日韓、大切な関係であります。そして、両国が良好な関係あるいは関係を発展させていくことは、地域の平和と安定そして繁栄において明らかにプラスになっていくわけでありますし、必要なことであろうと思います。  残念ながら、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私の沖縄の基地負担の軽減に対する考え、意思については、御党の井上幹事長に、代表質問に対する答弁でお答えしたとおりでございますが、地元の皆様の気持ちに寄り添いながら、できることは全て行うという姿勢で、政府一丸となって負担軽減を進めていきたいと思います。  具体...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税率引き上げの中小企業への影響を抑えるため、消費税の円滑かつ適正な転嫁等を確保することが重要であります。  このため、委員の御指摘のとおり、転嫁拒否等に対する監視、取り締まりや事業者等に対する指導、そして周知徹底、事業者等からの相談に対する適切かつ丁寧な...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が丁寧に御指摘をいただきましたが、御指摘のとおり、今般の消費税率の引き上げは、安定財源を確保して、世界に冠たる我が国の社会保障制度をしっかりと次世代に引き渡していくとともに、子ども・子育て支援を充実させていくためのものであります。消費税率の引き上げによる...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御指摘のように、多くの国民が実感できる景気回復を実現していくためには、企業収益の拡大を速やかに雇用拡大や賃金上昇につなげる経済の好循環を実現していくことが重要でありますが、その中でも、今おっしゃったように、中小企業あるいは小規模事業者、あるいはまた非正規の方々...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどちょっと答弁に漏れたところがございました。  中小企業、小規模事業者の賃上げのためには、中小企業、小規模事業者を調達先とする企業が下請価格の適正化に取り組むことが重要でありまして、政府としても、下請取引の適正化に取り組み、下請代金の減額や買いたたきなど...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一昨年、我々は政権に復帰をいたしましたが、この間三年三カ月、私たちはなぜ負けたのか、深刻な反省をいたしました。今、長妻さんのお話を伺っていて、なぜ一昨年大敗したのか全然考えてこられなかったのかなという気がしたわけでございます。  そこで、申し上げますと、「共...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま茂木大臣から答弁したとおりでありますが、国民生活と経済活動を支える責任あるエネルギー政策を構築していくことが、何よりも重要であります。  原発については、再生可能エネルギーの最大限の導入や、高効率火力発電、徹底した省エネの推進など、エネルギー源の多様...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、この三・六兆円を消費税に換算されましたが、消費税で、我々、今度消費税を上げさせていただきますが、消費税をいただいたものは社会保障費に充てるんですよ、国内で。そして、子育て支援を拡充するわけですよ。ところが、この三・六兆円、これは海外に出ていってしまうん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、労働生産性を上げていくというのは極めて成長にとっては重要なことであります。我が国の経済成長のためには、人材の育成を初め、民間投資の拡大やイノベーションの促進によって労働生産性を高めていくことが重要であると考えています。  一方、政府が格差是正のため...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 真にやむを得ないときはいつかと私も聞いたんですが、なるほどそうだと思ったんですが、例えば、有事などの際に航空機が不時着をしまして、運搬中の特定秘密が記録された文書が奪取されるおそれがある場合など、そういう場合は、これはその場で奪取されないように破棄をしなければ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは当然、限定案件に限るということでございまして、この件についても、私も事務方から説明を受けた際に、それはどういうことだというふうに聞いたわけでありますが、そういうことが必要があるかということで、この例を示されまして、こういうことであればそれはやむを得ないだ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、この文書を拝見させていただきました。私、この文書は、岡田当時外務大臣によってこうした文書が表に出た後に拝見したことがございますが、私は、官房長官あるいは総理としては拝見したことはないし、説明は受けていないわけでございます。  これはどうしてかなと思ったん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この問題について政府としてどう考えているかということについては、お示しさせていただきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 それは、例えば特定秘密に該当する秘密があって、それが歴代受け継がれているという中にあれば、それは総理大臣として把握をするという立場に、この新しい法律によって、なるわけでございます。ということは、その時々の総理大臣がそういう判断ができる、こういうことになるわけだ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 森政権時代、私は官房副長官でありましたが、これには当時の森総理のサインはないわけでありまして、森総理がこの説明を受けていなかった可能性の方が私は高いと思いますし、私は官房副長官でありましたが、もちろん、そういう説明は一切受けていないわけでありますが、これは今ま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今でも、外務省には外交秘密がありますね。特別管理秘密もありますし、防衛秘密もありますし、そして、今でも、日米の協定に基づく秘密については、これは情報を漏えいすれば十年という厳しい刑があるわけであります。今でもそれは既にあるわけですよ。  これに加えて、例えば...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も今のような説明をずっとしてきたわけでありますが、この説明で、何でも知ることができると思った人は、私は誰もいないと思いますよ。ですから、私は、こういう説明を常にしてきたつもりであります。  今までも秘密があったということは申し上げているわけでありまして、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 第三者機関といっても政府内ではないかというお話なんですが、しかし、例えば、今まで、外務省のものであれば外務省だけで判断をしていたわけですね。防衛省であれば防衛省だけだったわけですよ。新たにこうしたものがつくられるのは、特定秘密で初めてそれはつくられるわけであり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 例えば、官邸について、恐らく特定秘密に指定されるものは、ほとんど衛星写真です。ほとんどと言っていいと思います。例えば、内閣府については、果たしてそれに該当するものがどれくらいあるだろうかということではないか、このように思いますよ。そしてまた、例えば、国交省、国...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 歴史認識については、累次申し上げてきたとおりでありまして、我が国は、かつて、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えてきました。その認識においては、安倍内閣としても同じであり、これまでの歴代内閣の立場を引き継ぐ考えであります。  戦...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ですから、ただいま申し上げましたように、侵略や植民地支配を否定したことは一度もないわけでありまして、我が国が、植民地支配や、あるいは侵略をしていない、こういう否定をしたことは一度もないわけであります。  ですから、これは再々、繰り返しになりますが、我が国は、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、安倍内閣の立場は、かつての国々、特にアジアの諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えてきました。その認識においては、安倍内閣としても、歴代の内閣の立場を引き継いでいるということでありまして、その中において、戦後、我が国は、その深刻な...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、内閣としての立場については申し上げてきたとおりでありまして、いわば歴史認識ということについては、我が国は、かつて、多くの国々、とりわけアジアの諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えてきた、その認識において、安倍内閣としても同じであり、これまでの歴代の内閣...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 累次申し上げてきているとおりであります。  その上に立って、日本は、深刻な反省の上に立って、我々は、戦後、民主主義、そして自由をたっとび、そして法の支配をたっとび、基本的人権を守り、平和な国をつくり上げてきたわけでありまして、この戦後の六十八年の歩みは今後も...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、私どもも日韓関係は大切だと思っておりますし、最も大切なこの隣国関係を、そして基本的価値を共有する国でありますから、何とか関係を発展させていきたい、こう考えているところでございまして、対話のドアは常に開いている、こういうことを申し上げているわけでござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、遊就館に行ったわけではありません。靖国神社にお参りをしたわけでありますし、また、鎮霊社にもお参りをしたわけでありまして、いわば国のためにとうとい命を犠牲にされた方々に対して尊崇の念を表し、そしてみたま安かれなれと手を合わせたわけであります。  これは、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 かつて、私、官房長官時代に、岡田議員とこの件について議論させていただいたわけでありますが、その際に私は大橋法務総裁の発言を引いたわけであります。  大橋法務総裁は、我が国がサンフランシスコ平和条約第十一条によって極東国際軍事裁判を受諾し、今後は日本政府が刑を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、いわば、いわゆるA級戦犯の人々だけではなくて、サンフランシスコ平和条約の十一条によっては、これは内外全ての裁判について定められたものでございますが、海外では約九百人近くの方々が処刑されたわけでございまして、数千人の方々が獄につながれたわけであります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日米同盟関係においては、まさに日本の外交、安全保障の基本でありますから、これが揺らぐことがあってはならないし、今揺らいでいるわけでは全くないということは申し上げておきたい、こう思いますが、この靖国参拝については、米国側にも私の真意をしっかりと説明していきたい、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国を取り巻く環境は、安全保障環境はますます厳しさを増している中において、脅威は容易に国境を越えてくるわけでありまして、もはや、どの国も一国のみでは自国の平和と安全を守ることができない、この認識の中において、国際社会と協力して地域や世界の平和を確保していくこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに民主主義の土俵をつくっていくのが選挙制度なんだろう、このように思います。  その中において、定数の是正ということにおいて言えば、〇増五減について、これは最高裁においても評価されているところや、高裁においても評価されているところがあるわけでございます。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、物価が上昇していく中において、物価を上回る賃金の上昇、これが直ちに起これば一番いいわけでありますが、だからこそ我々は、三本の矢によって、大胆な金融緩和だけではなくて、需要をつくるという意味において大胆な財政出動もしているわけでありますし、そしてまた、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、今後、この水準等については労使間で決めていくことでありますが、要は、収入がふえていくということが実践されていくことが一番肝要なんだろう、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 昨年、私は、この場で、企業が賃金を上げていくことが望ましい、そういう中で例えば新浪さんのローソンが手を挙げてくれましたという話をしたら、これは民主党側から、そんなの一社しかないじゃないかという批判というか、やじがかかったんですが、しかし、今やまさに、経団連にお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般、これはNHKの調査なんでしょうけれども、見ておりましたら、経営者の意識調査で、経営者が、大企業の七割は賃上げを検討する、そして中小企業でも七割が検討する。残念ながら、なかなか収益が上がっていない中で難しいけれども、しかし、上げなければ人材が集まらない。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当然、あそこで私が述べたことは、十分にこれは、官邸内においても政府内においても議論を重ねたことについて世界に対して発信をしたわけでございますから、そこで述べたことについて実現をしていくために全力を尽くしていきたい、こう考えているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 物事には、政策にはいろいろな段階があるんだろうと思うんですが、まずプランを考える、成長戦略、さまざまな戦略、プランを考える、そしてそれを法案にする、さらにそれを実行していく、こういう三つの段階があると思うんですが、プランについては、確かに御党もプランとして考え...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、古川さんはそういうふうに受け取っておられるんだろうと思いますが、政府で決定した減反廃止というのは、今、林大臣から答弁させていただいたとおりであります。
○安倍内閣総理大臣 TPPについて議論がスタートしたとき、我々は野党でありまして、私は、残念ながら、余り発信力もないし、目立たない立場にいたんですが、その中にあっても、テレビ出演のあった機会においては、TPPについては基本的に議論に参加していくべきだということはずっと申し上げてま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今急に言われたから、それはわかりませんが、しかし、そのときどうだったかということではなくて、皆さんは、結局、TPPの交渉には参加していないですよね。私たちは大きな決断をしてTPPの交渉には参加しましたし、私は、いわば聖域なき関税撤廃という前提条件ではないという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党というのは大きな全国組織であります。その全国組織を一つの政策の方向に向けて率いていくのは大変なんですよ。ですが、御党はうまくいかなくて割れたじゃないですか、それで。それで、結局、何も結果を出していないんですよね。  ですから、我々は、その中において十分...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに昨年の、衆議院の選挙、そして二月に日米の首脳会談を行い、まさに公約を守れる、聖域なき関税撤廃ではないということを確認して交渉に参加するという判断をしました。そして、記者会見をして、国家百年の計だということを申し上げました。  その上に立って、私たちは参...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、TPPについては、成長センターであるアジア太平洋の活力を取り込んでいく、アジア太平洋に一つの大きな経済圏をつくる、これは大きなチャンスである、国家百年の計であるということを施政方針演説で申し上げているわけでありまして、これは、ただ物の関税だけではなくて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は寡聞にして存じ上げなかったんですが、まさに、これはしっかりと、人々に終戦の事実を知らせていなかったということについては、これは大変な問題であったわけでありますし、そのことによって悲劇が起きたということは、我々、しっかりと肝に銘じなければならないんだろう、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 尊敬する篠原委員の本が小泉元総理に影響を与えていたというのは今初めて承知をした次第でございますが、私にとっては、政治の師というのは、小泉さんもそうでありますが、同時に、森先生もそうでありまして、お二人に私は官房副長官としてお仕えをさせていただきまして、お二人の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この特定秘密保護法については、重層的なチェックの仕組みをまさにこれからつくっていくわけでありますし、同時に、今、委員が御指摘になったように、国会における監視をどうしていくかということについて国会において御議論をいただきたい、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 私は一々経営委員の発言を見ているわけではありません。いわば経営委員としてお願いをした以上、お任せをしているということでございますし、それこそ、私が経営委員にさまざまな指示をするべきではない、このように思っているところでございます。
02月03日第186回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘のように、社会保障の分配については、いわば高齢者に厚過ぎるのではないかという御指摘なんだろう、こういうふうに思うわけでありますが、我々も、そのことについては十分に配慮しているところでございます。  今回も、七十歳から二割負担、本来の本則どおりお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 幼保一体化についてはずっと議論がなされているところでございまして、自民党としては、認定こども園をしっかりと進めていくという中において、あるべき姿を求めていきたい、こう考えているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 御質問にお答えをする前に、まずもって、このたびの豪雪によってお亡くなりになられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げたい、このように思います。また、被害に遭われた方々に対しましてお見舞いを申し上げる次第でございます。  除雪中に多くの高齢者の方々が被害に遭われ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、お米の生産というのは、農業は国の基でありますから、そのまさに国の基である農業を支える、瑞穂の国の基本的な産業は、文化であり伝統であり産業、そして地方を守っているのはお米なんだろう、こう思うわけでございます。  ですから、我々も、お米に対する政策の変化...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、党の農林の人々がどういう発言をしているかというのは、つまびらかに承知をしておりません。  今私が申し上げたことが、私は内閣総理大臣であり、自民党の総裁でありますから、これが政府・与党の考え方であります。
○安倍内閣総理大臣 私の演説の中で、農家の方々と一緒にやろうという意思が希薄ではないかという御批判がございましたが、私の父が仕えた福田赳夫先生は、農林水産大臣になったときに、誰よりも農民を愛する、こうおっしゃったわけでありますが、私も全く思いは同じでありまして、そして、その中で、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、昨年の十二月二十六日、ちょうど政権が発足して一年目でございます、この一年の節目に当たりまして、私が進めてきた政策、外交・安全保障政策も含めまして、英霊に御報告をしたところでございます。そして、国のために戦い、倒れた御英霊に対して尊崇の念を表し、そして御冥...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども村岡議員に説明をさせていただいたわけでありますが、今、山田議員からも御説明があったように、まさに数量を決めてやっていく、そしてそこにいわばあめを出していく、こういうことはやめた。つまり、経営判断によって、さまざまな作物、そして生産量を決めていくことがで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には、今、山田さんがおっしゃったような、米については日本には大変なポテンシャルがありますから、これをしっかりと引き出していく。そして、マーケットという、しかもグローバルなマーケットという機能を生かして、日本の農業が成長、発展していくようにしなければいけな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま御質問の件については、早期に情報保全監察室を局へ格上げすることをさきの臨時国会でお約束したところでありますが、その方針には変わりがないわけでありまして、その際には、法令の改正によってということでございまして、具体的に、法定でいくのか政令でいくのかという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる河野談話については、これまで官房長官によってお答えをさせていただいてまいりました。総理である私からこれ以上申し上げることは差し控えたい、このように思うわけでございますが、先般の産経新聞の記事についての政府の見解ということでございます。  報道一々につ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国の立場や考え方について世界に対して発信を強化し、対日理解の促進を図ることは極めて重要であります。  このため、私の内閣では、官邸が司令塔となった戦略的広報を展開しているところでございまして、私自身、先日のダボス会議で、アベノミクス初め我が国の政策につい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 小泉元総理は、森元総理とともに、政治の場においては私の師匠でございます。  小泉元総理のお考えは、いわば、最終処分場がない中において原子力発電を続けるのは間違っている、こういうお考え、それと、知恵を集めれば何とかなるだろう、こういうことでございます。  最...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税については、野田総理もそういう御決断をされましたが、我が党の谷垣総裁も、野党ではありましたが、野党であるのに与党が進める政策に賛成する方がむしろ大変なんですよ、皆さんも経験しておられると思いますけれども。そういう意味では、私たちはそういう決断をしたという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国民投票については、基本的には、国民投票は、憲法改正に伴う国民投票について、国民投票法について今議論がなされているわけでありまして、その残っている宿題の中において、憲法の条文だけでやるのか、あるいは憲法の条文にかかわりがないことについてもやるかということについ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 防衛施設周辺等における外国人や外国資本による土地の取得については、国家安全保障にかかわる重要な問題であると認識をしています。  昨年十月に、その旨、中田議員にお答えをしたところでありますが、その後、政府としては、昨年十二月に国家安全保障戦略を策定いたしまして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党内におきましても、現在、安全保障と土地法制に関する特命委員会が佐藤委員長のもとに開かれまして、議論が進められているところでございます。  御党提出の議員立法については、まさに国会で議論されていくものだろう、このように思いますが、御党とまた我が党の間で建...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど答弁させていただきましたように、中田委員の御質問をいただきまして、政府としては、この問題は極めて重要な課題であるということに鑑みまして、国家安全保障戦略、まさにこれは日本の外交・安全保障戦略を透明性を持って内外に示すものでございますが、ここにこの重要性に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私の方から、横浜方式を横展開するというのは、横浜方式と全く同じものをいわば国が全部の地方に押しつけるということではなくて、一つの成功例としての事例として、もう一つは、やはり横浜独自の取り組みをしたという、この独自の取り組みについても横展開をしたいという考え方も...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の国家公務員制度改革法案は、平成二十一年に政府が提出した法案を基本として、国家公務員制度改革基本法の条文に則しまして、近年の公務員をめぐる環境の変化を踏まえて立案したものであります。内閣の重要政策の実現などのため戦略的人材の配置を実現することや、公務員が責...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国会議員の歳費につきましては、今委員がおっしゃったように、これはまさに議員の皆さんで決めることであります。私も議員ではありますが、しかし、政府と政府をチェックする院というのは緊張関係にあるものでありますから、国会議員の身分について、私が、例えばそれを半額にしろ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大変いい御提案だと思います。  私は、小さいころ、材木町というところに住んでおりました。しかし、今、木材について言えば、なかなか数字も含めて非常に厳しい状況になっているわけでございまして、森林を維持していく上においても、しっかりと国産材が活用される、そういう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 税制につきましては、国民の信頼を確保する上においても、公正公平な制度のあり方を検討していく必要がある、このように思います。  その際には、公平、中立、簡素の三原則のもと、持続的成長と財政健全化を両立させながら、強い日本、強い経済、豊かで安全、安心な生活を実現...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、税制は公平で公正でなければなりません。  そこで、法人税と、個人に係る所得税、住民税等は全く別の種類の税金でありまして、何か、法人対国民という対立構造が存在するかのような、そういう議論は私はおかしいと思うんですね。それはまるで、資本家対労働者がいて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私どもは、これは別に経団連に言われてやっているわけではありません。事実、ベースアップ、あるいは賃上げしろ、これは連合の主張じゃないですか。これを私どもは、経営者に賃金を上げるように、そういう要請をしているわけであります。  いわば、不公平、公正ではないという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、もちろん、大企業の内部留保をためるために復興特別法人税を一年前倒しして廃止したわけではないわけですよ。誰も喜ばないんですから、そんなことをしても。  まず、先ほどの麻生大臣の説明とあわせて、二つのことについて説明をしなければいけないと思うわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税の納税義務者は事業者でありますが、消費税は、価格への転嫁を通じて、最終的に消費者に負担していただくことが予定されている税であります。  消費税の円滑かつ適正な転嫁等を確保するため、先ほど経産大臣から御説明をさせていただきましたが、今後も、転嫁拒否等に対...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 減税した大企業と言われても、どこに……(佐々木(憲)委員「全体ですよ」と呼ぶ)全体。政治資金については、基本的に、法にのっとって適切に処理をしております。
○安倍内閣総理大臣 まず、教育基本法が改正されたわけでありまして、新しい教育基本法において教育の目的が書かれているわけでありますが、その中に、郷土愛、そして愛国心を、国を愛する心を涵養するという趣旨のことが書かれているわけでありますし、また、公共の精神についても書き込まれたわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、被災地においてお互いに助け合った、これはもう世界の人々から称揚された、本当に驚異の目で見られた事実でございますし、まさに私たち日本人の誇りであった、このように思いますし、あの三・一一の際には、日本じゅうから若者を初めさまざまな人々が被災地に入って、自分...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法について、考え方の一つとして、いわば国家権力を縛るものだという考え方はありますが、しかし、それはかつて王権が絶対権力を持っていた時代の主流的な考え方であって、今まさに憲法というのは、日本という国の形、そして理想と未来を語るものではないか、このように思います...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の御議論は、非常に逐条的な御議論で、若干専門的な御議論だったものでありますから、私も十分に理解できていないところもございますので、よく検討させていただきたいと思います。  しかし、先ほど根本大臣から御説明をさせていただきましたように、我々としては、いわば復...全文を見る
02月04日第186回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○安倍内閣総理大臣 私たち政府としては、あと六年というよりも、もう六年しかないという気持ちで、世界のアスリートがやってくる東京オリンピック・パラリンピックにおいて、彼らが最も力を発揮しやすい、まさに世界に誇る大会にしていきたい、こう思っているわけであります。  特に、日本におい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年の十月に行われましたバリでのAPECの首脳会合の際に日ロ首脳会談を行ったわけでございますが、この際、プーチン大統領からソチ・オリンピックへの招待がございました。招待の中でも、やはりロシア側としては開会式という思いがあったんだろう、このように思っているところ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、財務省より、これまで与党税制協議会や同軽減税率制度調査委員会における軽減税率の議論において、例えば、海外の事例や制度、各種調査や統計、あるいはまた法制上の執行上の論点などについて、資料の提出や御説明を行ってきたところでございます。  いずれにい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 長谷川三千子先生も、御本人も女性として、埼玉大学の教授であられて、現在は名誉教授ですが、大変な活躍をしておられるんだろう、このように思うわけでございます。  仕事で活躍している女性も、また家庭に専念している女性も、全ての女性がその生き方に自信と誇りを持って輝...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が目指している社会は、先ほど申し上げましたように、全ての女性が生き方に自信と誇りを持ち、そして、持てる可能性を開花させることができる社会でありまして、これは、先ほど例として挙げられたフェイスブックのCOO、あのような方々だけを対象としているわけではございませ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 公明党の女性サポート・プランは、女性みずからが納得する生き方ができる社会を目指すため、特に健康、今、政策の中身について一部を御紹介いただきましたが、健康、そして子育て、仕事の分野について女性をサポートする政策提言でありまして、これらはまさに安倍政権が掲げる女性...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国最大の潜在力であるのは女性の力なんだろう、このように思います。それを最大限発揮できるようにすることは、少子高齢化で労働力人口が減少していく中において、新たな成長分野を支える人材を確保していく上においても不可欠である、このように思います。先週には、若き女性...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍政権になって六兆円強改善したということでございますが、正確に言いますと六・九兆円でございますから、七兆円弱と言ってもいいんだろう、こう思うわけでございます。  安倍内閣は、発足後、歳出増要因〇・八兆円でありますが、中には、消費税率の引き上げによる増収分が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ダボス会議において、安倍内閣が昨年終盤に決定いたしました改革について紹介をしたところでございますが、その一例として、企業の農業参入についても、民間企業が障壁なく農業に参入できる時代がやってくる、このように確かに申し上げました。  この趣旨は、農業への企業参入...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 十五年以上続いたデフレ、このマインドを変えるのはそう簡単なことではないんですよ。事実、なかった。だから、ずっとデフレから脱却できなかったんですね。  これはそう簡単なことではないわけでありまして、いわば、その中において、確かに政策というのはある種のリスクが伴...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、出口戦略を私は言わないという御指摘がございましたが、同時に、いわば日銀の政策の中立性を政府が侵しているのではないか。つまり、日本銀行がとる金融手段について私が言うこと自体が、これは間違いなく日銀の中立性を侵すわけでありますから、その出口戦略について私が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法というのは、国の形、あるいは未来、そして理想を語るものであろう、このように思うわけであります。  私は、従来から憲法改正を主張してまいりましたが、その理由として三つ挙げてきたところでございます。  一つは、現行の憲法は、やはり、いろいろな議論がございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この長い年月の間、自由民主党は、立党以来、憲法改正を掲げてまいりましたが、なかなか、現実問題として、自由民主党がそれを真っ正面から掲げるということは、長い年月なかったわけでございます。  それは、先ほど申し上げましたように、国民的な気持ちが醸成されていなかっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども古屋大臣がお話をさせていただきましたように、この憲法、改正条項の九十六条なんですが、憲法の改正というのは一般の法律と違いまして、ここは誤解されている点なんですが、一般の法律については、衆参それぞれ二分の一の、過半数によって、賛成されれば成立をするわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、三分の一で拒否権を持ってしまう。いわば、国会議員はたった三分の一で、国民の六割、七割がもし望んでいたとしても、それを拒否してしまうのが果たしていいのか。これは、やはりおかしいと思うのが普通なんだろうと思うんですね。  つまり、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 維新の会として、国民投票法案を議員立法として出しておられる、それは承知をしております。
○安倍内閣総理大臣 これまでも、御党を含めて、各党各会派で御議論をいただいているところでございまして、私としては、与党のリーダーシップにおいて議論を加速させていきたい、こう考えております。  今後とも、国民投票というのは、憲法改正に対する、国民の主権行為に関する、いわば憲法改正...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国会法と、国民投票に憲法改正案を付していく中において、いわば内容において関連する事項ごとに区分していくかどうか、全体でいくのかどうかということでございますが、基本的には、憲法改正については一つ一つが大変重い課題でありまして、時間がかかっても、丁寧に一つ一つ審議...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この一院制の議連には、私は名前を連ねておりまして、その賛成者にもなっておりますが、他方、我が党として改正原案を既に決定しておりまして、今私は自民党の総裁でございますので、その中において、我が党の考え方としては、憲法が採用している二院制は、衆議院、参議院の両院が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさにこの集団安全保障、集団的自衛権とともに、集団安全保障というのは、一国のみでは自国を守ることができないという時代の中において、これは、国際社会全体で平和と安定を維持していこうということでもあります。  その中で、特に国連が果たす役割は大きいわけであります...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員が御指摘になったように、消費税引き上げ分の増収分は約五兆円でございますが、これについては、全額社会保障財源化いたしまして、社会保障の充実、そして安定化に充ててまいります。また、国分の消費税収の使途を法律や予算に明記するなどにより、このことを明確化し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 しっかりと通訳をしていただきたいと思います。  まさにきのう下院議長とはお目にかかったわけでございますが、伊吹議長と非常に有益な会談を行われたということでございます。  昨年、日本とスペインは国交がスタートしてから四百年の節目となったわけでございまして、皇...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 前回は、新藤大臣は、いわば要件等についてしっかりと御説明しようと思って、そういう答弁になったんだろうと思いますが。  国家戦略特区に盛り込んだ規制改革事項に加え、新たに必要となる規制改革事項についても改革のスピードを上げる。今委員がおっしゃったように、改革を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに委員も含めて、私たちは国民によって選ばれたわけでありまして、私たちは国民によって選ばれた国会議員、そして我々はその中から選ばれた政府でございまして、政治主導でもって、しっかりと理念に基づく方向性を定め、その中でしっかりと政策判断をしていきたい、その中にお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員がおっしゃったように、年金を初めとする社会保障制度は、国民の方々が納める保険料や税によって支えられているわけでございます。その観点から、公平性というのは極めて重要であろう、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 その中において、恐らく、事業所等において、その支払いにおいて公平性があるのかという問題意識も持っておられるんだろうと思うわけでありますが、保険料を納める事業所等がその責任を果たさないという状態を放置していくことは公平性の観点からも問題であると我々も考えているわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 最初に申し上げましたように、日本の社会保障制度は保険料そして税金から成り立っているわけでありますから、正直に納めた人が損をするということがあってはならないわけでございますので、まだ加入をしていない事業所等についてはしっかりと加入するように、その前にこの突き合わ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 年金記録問題につきましては、平成十九年七月に政府・与党で決定した方針に基づきまして、約五千万件の持ち主のわからない未統合記録や、台帳の記録とコンピューター記録の不一致の問題の解明に取り組んできたわけであります。  この結果、約五千万件の未統合記録については三...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 徹底した省エネ社会の実現と、再生可能エネルギーの最大限の導入を進めていく考えであります。  当面は火力発電への依存が避けられないわけでございまして、このため、燃料調達コストの引き下げや火力発電の高効率化を進めていくことが重要であると考えています。  政府と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、二〇一一年に過酷事故を経験したわけでございまして、その経験を生かしながら、できる限り原子力発電に対する依存を低減していく。その中で、再生可能エネルギーを、新たなイノベーションとともに、その分野におけるイノベーションを起こし、そして、さらには省エネ化をし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 住宅や学校に囲まれまして、住宅地のいわば真ん中に位置をします普天間飛行場の固定化は、絶対に避けなければなりません。これは、安倍内閣の基本的な方針でありますし、政府と地元の皆様の共通の認識であろうと思います。  地方自治体の首長選挙について政府としてコメントす...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、選挙の結果は結果として、私たちは真摯に受けとめたいと思っております。  一方、先ほど申し上げましたように、普天間基地の固定化は断じてあってはならないわけでありまして、一日も早い基地の移転を進めていく上において、私どもは、米軍の再編計画の中においてし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大阪市長選挙について、橋下市長が選挙を行うという判断をされたということでございますが、地方選挙については、政府としてコメントするのは控えさせていただきたい、このように思います。  そして、自民党が候補者を立てるかどうかということにつきましては、大阪市連の皆様...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税一〇%への引き上げについては、税制抜本改革法にのっとりまして、経済状況等を総合的に勘案しながら、本年中に適切に判断してまいりたいと考えております。
○安倍内閣総理大臣 私どもの政策によってやっと景気が回復し始めているわけでありまして、デフレ脱却への道を歩み始めることができました。  その中において、四月から消費税を引き上げる。これは、伸びていく社会保障費に対応し、しっかりと社会保障制度を次の世代に引き渡していくためでもあり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに今、金田委員がおっしゃった理念で私も政策運営を進めていきたい、このように思っている次第でございます。  日本は、古来から、朝早く起きて、額に汗して田を耕し、ともに水を分かち合い、秋になれば皇室とともに五穀豊穣を祈ってきた瑞穂の国。この瑞穂の国らしい市場...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、私は総理大臣として、日本の財政政策、そして日本の経済に対して最終的な責任を負っているのは言うまでもないわけであります。  その中において、金融の果たす役割も極めて大きなものがあるわけでありまして、デフレから脱却をしていく上において、金融政策は極めて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 赤ちゃん、そして子供の幸せということでございます。  赤ん坊のころのことは覚えておりませんが、私が子供のころは、これは委員のお父様も市長であったということでございますが、政治家の家というのは、お父さんが政治家であった場合は、いないんですね、ほとんど。そして母...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、親の就業状況いかんにかかわらず、子供がひとしく心身ともに健やかに育つことが重要であろう、このように思います。  もちろん今、委員がおっしゃったように、ゼロ歳、一歳、二歳のときに親が寄り添っていられる、これは、赤ちゃんあるいはお子さんにとって大変必要なこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国の財政については、GDPの二倍程度という巨額の公的債務が累積するなど、厳しい状況にあるのは事実であります。こうした中におきまして、急速な少子高齢化により年々ふえていく医療、年金、介護などの費用を賄っていかなければなりません。  こうした中で、政府として...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 仲井真知事との面談におきましては、普天間飛行場の五年以内の運用停止を含む御要望をいただいております。移設されるまでの間の危険性の除去が極めて重要な課題であるとの認識を知事と共有したところでございます。  このような仲井真知事の御要望は、県民全体の思いとしてし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今お話をいたしましたように、これは米国と交渉しなければいけません。ですから、相手があることでありますが、まさに全力を挙げて我々は取り組んでいく、先ほど申し上げたとおりでございます。  そして、事実、先ほど、大きく言って三点、今実施をしている、あるいは実施をし...全文を見る
02月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一昨年の十二月二十六日に総理に就任し、一年間国政を預かったわけでございます。その一年を期しまして、その報告という気持ちも込めまして、国のために戦い、お亡くなりになられた方々に対して尊崇の念を表し、そして御霊安かれなれと御冥福をお祈りをしたところでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は小泉政権下において官房副長官を務めておりました。その際、何回も当時の小泉総理の参拝について、中国側にも韓国側にもその意味について説明してきたつもりであります。  しかし、なかなかこの考え方、思いというのは、言わば政治的、外交的な問題になる中にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その詩は、私、結婚式のときにその詩を贈られまして、常にそういう態度で妻に接しているわけでございます。  その上において、基本的に、我が党はさきの参議院選挙で参議院においても過半数を得たわけでございますが、そういうときにこそ謙虚にならなければならない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この安保法制懇は、現実的な議論をできる、そして国際情勢をしっかりと認識をしている専門家によって、深い専門的な詳細な議論をいただいているところであります。  そして、デメリットということでございますが、我々、これは基本的に、今ないことによるデメリット...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、まさに安保法制懇において今しっかりと議論がなされているところでございまして、あらかじめ私が期限を切るのではなくて、この安保法制懇において、集団的自衛権に関わること、あるいは集団安全保障上の様々な課題、海外での武器の行使もそうであります、あるい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも憲法には個別的自衛権や集団的自衛権についての明文の規定はないわけでございまして、これは御承知のとおりなんだろうと思いますが、集団的自衛権の行使が認められるという判断も政府が適切な形で新しい解釈を明らかにすることによって可能であり、憲法改正が必...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 羽田さんね、この議論はやっぱり正確にちゃんと議論する必要があるんだろうと思いますね。何を議論しているのかということをちゃんと把握をしなければいけません。議論していないこと、あるいはやることを、想定していないことをやることとして議論そのものを私はねじ曲...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 軽自動車については、公共交通機関が不十分な地域などではまさに生活の足として使われている、私の地元なんかもそうなんですが、それは十分に理解をしております。  他方、地方においては自動車に関連する道路や橋梁の整備や維持管理などの財政需要も大きく、また軽...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々が公約をたがえることはありません。  その上で、今委員がおっしゃったように、攻めるべきものは攻め、守るべきものはしっかりと守り、国益を守る最善の道を目指してまいります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、選挙戦を通じて自民党の公約をずっと述べてきたわけでありますし、TPP断固反対と言ったことはもちろん一回もございません。(発言する者あり)今、後ろからうそだという声がございましたが、是非、吉野さんの詩を後ろの方にお渡しいただきたいと、このように思...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 秘密の指定、解除等については、言わば、まさに羽田委員がおっしゃっているように、国民の生命と財産、そしてまた国益を守るため、もちろん知る権利との関係においてもより良いものをつくるために、情報保全諮問会議において真摯な議論が行われているところでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 議員立法でございますから、議員間、政党間でよく議論をしていただければと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 時間がなくなりましたので簡単にお答えいたしますが、まさに東京は大消費地でございます。この大消費地の東京こそ世界一のエネルギー効率を誇る都市としていく、これは大変有意義なことだと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) イギリスにおいては長く二大政党が定着をしていたわけでございますが、野党も女王陛下の野党と、こう言われていたわけでありまして、与党も野党も両方ともイギリスという国家に対して責任を持つということではなかったのかなと、このように思います。野党は、ただ単に政...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも私はそういう考えではございません。建設的に議論をしようという野党はまさに、政策議論をしようというところはこれはまさに責任野党なんだろうと、このように思うわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もしそういうふうに聞こえているとすると私の不徳の致すところでございますが、私が申し上げているのは、まさに建設的な政策議論をしていただけるところは責任野党だろうと、こういうことでございますし、我が党はまさに野党時代にそうありたいと心掛け、そしてそうであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに我々は、十二だったかな、論点について修正に応じているわけでございます。  質問時間等々審議時間においても、日本の国会というのは世界のスタンダードから見れば圧倒的な審議時間を使っているわけでございます。私も今日も八時間の審議に応じるわけでござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変お褒めの言葉をいただきまして私も恐縮をしているところでございますが、先ほど……(発言する者あり)その血が流れているということを言っていただいたわけでありますから、もう一度それは繰り返させていただきたいと思うところでございますが。  そこで、先ほ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 三十か国以上だと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大胆な金融政策、金融緩和と、そして機動的な財政政策と、そして民間の投資を喚起する成長戦略であります。確かに委員がおっしゃったように、一本目の矢、二本目の矢だけでは持続的な安定的な経済成長は望まれないわけでありますから、しっかりと日本人の力が引き出され...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この町づくりということについては、省エネの観点からも、あるいは同時に日本は様々な課題を抱えているわけでございまして、少子高齢化が進んでいる、そういう意味における課題先進国でもあるわけでございまして、こうした課題を解決をしていくということはむしろピンチ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地域の活性化については、今委員が御指摘のように、様々な活力、知恵、人材を生かしていく必要があるんだろうと、このように思っております。地域の活性化、そして町づくり、あるべき町づくりに向けて、今議員が御提案になったことも含めてしっかりと検討していきたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 質問通告もございませんし、読んでおりませんから答えようがございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はそこで聞いていたわけではございませんし、我が党が応援している候補は舛添候補であるわけであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 経営委員においては、両院の同意を得て総理大臣が指名するものであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも私はそれを聞いておりませんので、基本的に……(発言する者あり)いや、後ろの方で、場外でああいう大声を出されますと、審議、私、今聞いていることもよく聞けない状況でございますので、冷静な、品位を守った委員会にしていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は聞いていないんですから、答えようがない。有田さんのことを信用しないわけではありませんが、しかし、それが事実かどうか確認していない限り総理大臣としてコメントできないというのはごく当たり前のことじゃないですか。  それで、延々とこれを補正予算の場で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、昨年のIOC総会において、スポーツを通じて世界をより良い場所にしていこうと、そのためにIOC委員の皆さんと一緒に働いていきたいということを申し上げたわけでございますが、これは、オリンピック精神、すなわち、スポーツによる人類の調和の取れた発達と平...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、有田委員が指摘された論点は大切な論点だと私も思います。  その意味において、これは大切な、これは都のお金であれ国費であれ税金で賄うものでありますから、できる限りコンパクトなもので、他方、これは競技に必要な要求もございますから、この要求を満た...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま有田議員からいろいろと有意義な御指摘をいただいたと、このように思います。そうした御指摘も踏まえながらしっかりと検討していただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま森担当大臣からお答えをさせていただいたように、うその表示は駄目だという意味における立法的な措置と、そしてガイドラインによって、そうしたものをしっかりと払拭をしていきたいと。日本に対して、日本の食、この和食に間違っても疑問が投げかけることのない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一般に、契約社員などの非正規雇用については正規雇用に比べて賃金が低いなどの課題があります。その雇用の安定や処遇の改善に取り組むことが重要であると考えておりますので、安倍内閣としては、全ての人が生きがいを持って働くことができるように、何度でもチャンスが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今までの議論が、決め付けの議論が果たしてどれぐらい正しかったかということは、はっきりとこれは検証するべきだと思いますね。是非例えば二年後に、飛んでいくオスプレイを写メで撮って、それを友人に送ったら懲役五年とかいう議論があったんですから、実際誰かそれや...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この積極的平和主義については、まず時代認識を明確にしているわけでございまして、この時代認識が極めて重要なんだろうと思います。この国防の基本方針が決定された時代は昭和三十二年、これは岸内閣のときにこの国防の基本方針が決定され、その後、安保条約が改定され...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も、新聞社というのは自分の意見をくっきりと明確に主張されるのは、これは大変いいことですし、どんどん批判していただきたいと、こう思っているわけでありますが、しかし、その批判に対しては、こうではないということは明確に述べていかなければいけないのかなと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の質問にお答えする前に、先ほどの社説の中で、ファクトとは違うという意味においては、一点だけこれははっきりと申し上げておいた方が誤解を解くのかなと思うんですが、軍事偏重の動きは近隣諸国への敵対的なメッセージにもなる、軍拡が軍拡を呼ぶ安全保障のジレンマ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、自衛権ということについての概念の中において、国連において個別的そして集団的自衛権が各国には存在するということが明確になっているわけでありますが、その際、この自衛権の概念ができるときに、南米、中南米の諸国が、自分たち一国ではこれ守ることできな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま脇委員が御指摘になられたように、国土面積の約〇・六%しかない沖縄県内に全国の約七四%の在日米軍専用施設・区域が依然として集中をしているわけでありまして、このような沖縄の基地負担を軽減するため、安倍政権としては日本政府としてできることは全て行う...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本は高度経済成長時代から多くの日本人が海外で活躍をし、そして日本の成長を支えてきていただいたわけでございます。海外における邦人の保護は政府の重要な責務であります。在アルジェリア邦人に対するテロ事件の尊い犠牲を無駄にしないため、海外において邦人、企業...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 拉致問題は、我が国から十三歳の少女も含めて何の罪のない人たちが突然北朝鮮によってさらわれてしまったわけであります。まさに我が国の主権が侵害され、人権が侵害されたわけでありまして、日本は国家としてこの拉致をされた被害者を取り戻す大きな責任があると、こう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま佐藤委員が指摘をされましたように、この韓国の中学の教科書については、これはどのように戦略的に国際社会において自分たちの主張を通していこうかということを考えさせる教科書でもあるわけであります。  一方、我が方の教科書の書きぶりは、今までの書き...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに、現在この国際社会において、領土問題についての自国の正当性についての主張あるいは国家イメージについて、こうした情報戦が繰り広げられているわけであります。  日本は、今までどちらかといえば物静かに礼儀正しくという考え方で対応してきたわけでござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 廃炉というのは、今、佐藤委員が御指摘のように、極めて困難な作業ではありますが、しかし、この廃炉、そして汚染水対策については、福島の被災者の方々に安心して生活を送っていただくためにも不可欠であります。東京電力任せにはせず、政府も前面に出てしっかりと取り...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、昨年二月に沖縄本島、そして七月に石垣島、宮古島を訪問いたしまして、その際、我が国の領土、領海、領空を守る最前線で日々任務に精励している自衛隊、そして海上保安庁や警察の諸君を直接激励をいたしました。彼らは今この瞬間にも、強い意思と忍耐力で、そして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにこの南西諸島の防衛、これが極めて重要でございまして、昨年、防衛大臣政務官として佐藤当時の政務官にまさに中心的に御尽力をいただきまして、我々は大綱、中期防をそれぞれまとめたところでございます。まさにこの最前線となるわけでありますが、同時にこれは抑...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ダボス会議に出席した際、またインドを訪問した際、著名な女性の経営者あるいは各界のリーダーとお目にかかる機会がございました。日本としても、女性というこの大きな活力を生かしていくことが日本の成長につながっていくと、このように考えているところでございますが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 外交においては、控えめで謙虚な姿勢、謙虚な姿勢というのは、この人はハンブルな人だなという、そういう評価を得ることもございますが、しかし、国益を懸けた交渉の上においては、これはほとんど意味を成さないんだろうと、こう思うわけでありまして、しっかりと、反論...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変すばらしい御提案だと思いますし、私どもとしましても、日本を世界で一番女性が輝く国にしていく上においても、世界で活躍をしている女性の皆さん、あるいはこういう状況を大きく変えていきたいと思っておられる女性の皆さんに日本に集まっていただいて、そしてシン...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この知事からの四項目でございますが、普天間飛行場の五年以内の運用停止、早期返還、そしてキャンプ・キンザーの七年以内全面返還、そして日米地位協定の条項の追加等改定、そしてオスプレイ十二機程度を県外の拠点に配備、この四項目でございますが、昨年の十二月に仲...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 普天間基地の早期返還につきましては、先ほど仲井眞知事の四項目の中の重要な項目であります。これはもちろん米国を始め相手があることでありますが、我々できることは全てやるという決意で進めていきたいと、こう考えております。  空中給油機については、本年、岩...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 普天間飛行場の危険性を除去をして沖縄の基地負担軽減の取組を進めていくためには、もちろんこの地元の皆様に丁寧に御説明をし、その理解を求めながら進めていくことが肝要でございますが、その上において、これは一日も早い移設を進めていく上においては、この移設を進...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このOMIC構想でありますが、これはそもそも昨年、日米が交渉を続けてきた結果、大変厳しい交渉ではあったんですが、嘉手納以南の土地の返還、その中の第一号がこの西普天間住宅地区でありまして、この地区はこれは結構大きいんですが、残念ながらパネルじゃないんで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま大家委員から口紅の例が挙げられたわけでありますが、これ景気回復において、男性用の衣料品、実はこれは、一番最後にこれ衣料品が売れてくるそうでございまして、これは男性かわいそうなんですが、やっぱり男性が買う衣料品については一番最後にお金が使われる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにそこが大切なところでございまして、我々の三本の矢の政策によって国民の皆さんが景気回復の実感を持っていただくのは、経営者の多くの方は実感を持っておられるわけでありまして、先ほど示していただいた表で、日銀の短観によっても、大企業はもちろんであります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、難病については、その病気になぜなったのか、あるいはどうやれば治療できるのかということが分かっていないものが難病でありまして、その症状を抑えることができるわけでありますが、基本的に完治ができない、あるいは完治は極めて困難だと言われているものが難病...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピック、一九六四年の東京オリンピック・パラリンピックはまだ大家議員は生まれておられなかったということでございますが、まさにあの時代、新幹線ができて高速道路ができると、大変わくわくする時代でありました。  そして...全文を見る
02月06日第186回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、総理に就任いたしましてこの約一年、十六回海外出張いたしまして、三十か国を訪問いたしまして、電話会談も入れますと百五十回以上首脳会談を行ってきたところでございます。ASEANの国々におきましても全ての十か国を昨年中に訪問したところでございますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 何回も申し上げていることでございますが、基本的には歴史認識については政治家は謙虚でなければならないと思いますし、歴史認識について、そのものについては歴史家に任せるべきであろうと、このように思っておりますが、当時の政治状況等について今触れられたんだろう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) みんなの党、従来からの御主張によって、言わば現在のこの仕組みというのはその時代に形作られた仕組みであって、それを打破をしなければならないということではないかと、こう思うところでございます。  先ほど申し上げましたように、その時代時代の時代認識につい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一九四〇年体制、昭和十五年体制とも言うでしょうけれども、これは野口先生のお考えというよりも、むしろ私は渡辺喜美代表からそういうお話を伺ったことがあるわけでございますが、一つの考え方ではあろうと、このようには思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆる岩盤規制とは、経済社会情勢の変化の中で、民間が創意工夫を発揮する上での障害になっているにもかかわらず、長年にわたって改革ができないため民間の能力が十分に発揮されないような規制であると考えています。  安倍内閣におきましては、発足以来、電力市...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今専門家の田中委員長が答弁いたしましたように、世界で最も厳しい水準だということだと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 世界で最も厳しいと。世界で最も厳しいということであれば、最も厳しいんですから、一番天井にいるという私は理解をしているわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもは三年前に過酷事故を経験をしておりますから、あの過酷事故の経験を生かして世界最高水準の厳しいレベルの安全基準を決めているところでございまして、これをクリアしなければ再稼働はしないわけでございますが、そこでエネルギーのベストミックスをつくっていく...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、かつて、これはCO2を二五%削減するということを考えたときに原発の発電比率を五割にするという計画を立てましたね。こんなものはもうもちろんやめたわけでありますが。その中において、それとはむしろ逆に、できる限り原発依存度は減らしていくという大きな方...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま茂木大臣がお話をさせていただきましたように、このエネルギーというのは、まさに国にとって、成長を維持していくことはもちろんでありますが、国民の生活を守る上においても安定的なエネルギーの供給というのは国の大きな使命であります。  その中における...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、松沢委員が述べていただいたように、東京都の条例で対応していくのか、あるいはまた国として法律を制定するのか、現在進めている様々な政策を、施策を進めていくことによって成果を上げていくのかということについて研究していこうということを申し上げたわけでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘の条約は、締約国が受動喫煙防止のための様々な対策を積極的に推進をしていくことを定めたものであります。  我が国では、健康増進法において、先ほど佐藤副大臣から答弁をいたしましたが、多数の人が利用する施設の管理者に受動喫煙を防止するための対策を講...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 住宅や学校に囲まれ、市街地の真ん中にある普天間飛行場の固定化は絶対に避けなければならない。これは安倍内閣の基本的な考え方であり、政府と地元の皆様の共通の認識であると思います。  選挙の結果については真摯に受け止めたいと思いますが、地方自治体の首長選...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今後、私ども地元の皆様に更に丁寧に説明をしていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) アジア太平洋地域のこの戦略環境が大変厳しさを増していく中において、地域の平和と安定、そして日本の平和そして独立を守っていく上において、日米同盟、極めて重要であります。この日米同盟が果たす抑止力を維持をしていくことは、私どもが政府の責任として果たしてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 普天間飛行場の機能は三つ大きく言ってあるわけでありますが、一つはヘリコプターやオスプレイなどの運用機能であります。そして二つ目に空中給油機の運用機能、三つ目が緊急時に多数の航空機を受け入れる基地機能という、この三つの機能を有しているわけでございますが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今防衛大臣が答弁したとおりでありまして、米側など相手があることであります。ですから、これは交渉していくということになるわけでございますが、我々は全力を尽くしていく考えでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日米安保条約によって米軍が日本の基地を使用しているわけでございますが、この米軍の存在によって、その抑止力によって日本は戦後安全と独立を守ってきたわけでございます。事実、日本周辺の安全保障状況は厳しさを増している中において、この米軍の存在というのは極め...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この特定秘密保護法によって、恣意的な運用がなされるのではないか、あるいは国民の知る権利が侵害されるのではないか、国民生活そのものに悪い影響が出るのではないかと、こういう不安を持っておられるというふうに承知をしておりますが、しかし、この法律によって、重...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど私が申し上げましたそういう懸念があるということは、条文からくるものではなくて、それに関する報道、誤った報道ですね、また皆さん方が作ったパンフレット、これがそういう懸念を醸成していったんだろうと、このように思うわけでございます。  そこで、この...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私が申し上げたのは、指定、解除のルール作りに関わるということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この諮問会議は言わば、申し上げましたように、今まで様々な秘密についてしっかりとした統一のルールがなかったわけでございます。今までも秘密があるんですから、全く更のところにいきなり秘密をつくるわけではないんですよ、今までもあるわけですよ。  ですから、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、私が申し上げたのは、この情報保全諮問会議においてルールを作っていくわけであります。どういうものを特定秘密と指定するか、あるいはどういうものをしっかりと解除していくかということをしっかりと決めていただくわけでありますし、そこに運用状況については...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 久々に中野正志先生の声を聞かせていただきましたが、日ロ関係は最も可能性に富んだ二国間関係であります。アジア太平洋地域の戦略環境が大きく変化する中において、日ロ関係の強化は、両国の利益に合致するのみならず、地域の安定にとっても重要であります。  プー...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま中野委員からすばらしい御意見を、さすが見識ある中野委員だと、このように感服をした次第でございますが。  我が党も野党時代に、何か自民党は激しく抵抗していたような誤解を受けておりますが、実は多くの法案については自民党は賛成をしているわけでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま中野委員が話をされたように、私たちは日本人の生命と財産をしっかりと守っていく、領土、領海、領空を守っていくという大きな責任があるわけであります。その中において、この五十年間において安全保障環境は大きく変わったわけでございます。国境を越えて脅威...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その英国人のヘンリー・ストークス氏とは私はお目にかかったことはございませんが、かつてファイナンシャル・タイムズ、そしてニューヨーク・タイムズの東京支社長を務めておられたというふうに伺っております。  私は、昨年の十二月二十六日に安倍政権が発足して一...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今年のというか、今年からの大きなテーマとしては、元気な地方をつくっていくということに尽きると思います。地方の活性化、地方の自立性と自主性を高めることで個性豊かな地方が生まれるというふうに考えているわけでありまして、そのためにも、これは国から地方へ事務...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大阪都構想については、大阪府と大阪市において大都市地域特別区設置法に基づく特別区設置協議会が設置をされ、構想実現に向けて協議が行われているものというふうに承知をしております。  そして、政府としては、同法に基づく住民投票が実施され賛成多数となった場...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一九六四年に東京オリンピックが開催をされた際には東海道新幹線が開通をいたしまして、私も初めて「こだま」に乗ったときの感激を覚えているわけでありますが、このリニア中央新幹線は日本が誇る世界最先端の鉄道技術を用いるものでありまして、まさに夢のプロジェクト...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはまさに国民の皆様が決めることではないかと思います。我が党が野党だった時代にはまさに責任野党だったんだろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、それは必ずしも全ての人たちが言動に責任を負っているとも思えないところもあるわけでありますが、しかし、国会議員の場合は、基本的にはその結果は選挙によって問われるわけであります。そのことは申し添えておく必要があると思いますが、いずれにせよ、建設的な...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それもそのとおりですね。それもそのとおりなんですが、労働者が働くためにも企業がなければ働けないということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに私たちは経済の底上げを図っていきたいと、こう考えているわけであります。デフレ経済から脱却をしてしっかりと経済が成長していく中において、働いている皆さんが、非正規の方々もキャリアアップが望まれる、自分のやりたい仕事、やりたい形態で仕事ができる、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私たち政治家は、自民党の議員というのは何か大企業に支援されているように誤解されがちなんですが、私たちの後援者というのはほとんど小規模事業者なんですよ。そういうところを一軒一軒回りながらお話を伺って、この皆さんの要望に応えたいと思いながら毎朝部会でみん...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 住宅や学校に囲まれまして、そして市街地の真ん中にある普天間飛行場の固定化は断固として避けなければならない、これは安倍政権の基本的な方針でありまして、地元の皆様の認識と共通だろうと、このように思います。選挙の結果につきましては真摯に受け止めたいと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどのホームページの件でありますが、昨年の十二月に、普天間飛行場に、移設するこれまでの政策に一部追加を行って、普天間飛行場の危険性除去と早期返還、固定化を阻止するため、辺野古移設を含むあらゆる選択肢を排除しないと、これを付け加えているんですが、元々...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が靖国神社に参拝をいたしましたのは、国のために戦い、倒れた方々に手を合わせ、御冥福をお祈りし、そして御霊安かれなれと尊崇の念を表した次第でございます。そして、鎮霊社にも参拝をいたしまして、戦争の惨禍で人々が苦しむ時代を二度とつくってはならないとの思...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 外国人技能実習制度につきましては、我が国の技能等を開発途上国等に移転するものとして重要な役割を果たしていると思います。この制度によって三年間の技能実習を終えて帰国をした技能実習生からは、習得した技能が本国で役に立っているなどとの声が寄せられているもの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の地元においても水産加工工場を始め多くの現場で実習生の皆さんが働いておられまして、そういう皆さんとお話をさせていただいたこともございます。そういう機会を今後捉えて、実情等についてもお伺いすることも有意義だと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年、機動的な財政政策として補正予算を打ちましたが、今回も補正予算を今お願いをしているところでございますが、こうした中において復興の加速化に障害が出ることがあってはならないわけでありますし、人材が不足することがあってはならない、また労働環境が悪化する...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 好循環を実現していくためにも、まずデフレから脱却をしていく、言わばデフレのままではどうしても企業がお金をためていくと。ここから、言わばデフレから脱却をしていく、インフレ期待が出ていく中において、その中において、様々な成長戦略も含めて政策によって企業が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最終的に、一気にそれが全部行くということにはもちろんなかなか難しいわけでありますが、その方向に向かって進んでいくことがもちろん望ましいわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにこれからの課題でございまして、言わばデフレを脱却して消費者物価が上がっていく中において、初期において賃金の上昇が追い付いていかない中においては、これは実質賃金というのはそれは残念ながら減少するということはあり得るかもしれませんが、まさにこれから...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもが進めてきた三本の矢の政策によって、有効求人倍率もこれはやっと一倍を超えたわけでございます。一倍を超えるというところが一つの目安でもあるんだろうと思いますが、一人の求人に対して一人分の職が提供できるということになってきたわけでございますし、失業...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 若者の使い捨てが疑われる企業等は社会的に大きな問題であると考えています。昨年九月には賃金不払残業や過重労働が疑われる五千件以上の企業等に対して重点的な監督指導を行い、法令違反があった企業等には是正に向けた指導を行いました。  政府としては、将来を担...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も妻からも話を聞いておりますし、小野寺防衛大臣の地元でもございますから、小野寺大臣からも様々な状況についてお話を伺っております。  その中で、今、太田大臣からお話をさせていただきましたように、様々な住民の皆様の声も伺いながら工夫がなされているわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど太田大臣からお話をさせていただきましたように、国の考え方としては大臣が説明をさせていただいたとおりであります。あとは、地元と県においてよく話合いが行われることを期待したいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ダボス会議において、本年更なる法人税改革に着手するというふうに申し上げましたが、これは日本経済の活性化の観点から、産業構造も含めた大きな議論が必要であり、グローバル経済の中での競争等も考えながら、法人課税の在り方についても検討していく必要があるとの考...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私がダボスで申し上げたことと麻生大臣が申し上げたことは、これ矛盾しないわけでありまして、私も、今、麻生大臣から御紹介ございましたように、G8において、税源獲得を目指した各国による言わば税負担の軽減競争によって国際的租税回避が助長される事態は、これは回...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、どれが無駄かということを一々言っていただかなければいけませんが、当然、私ども予算編成をする上においては厳に無駄遣いを排除しなければならないと、こう考えております。  盛り込んだ施策について、来年度前半に需要効果拡大を発揮するものに重点化をし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにその意識において、本予算においては我々プライマリーバランスについて五・二兆円改善をしているわけであります。これは安倍政権ができて二年間で六・九兆円の改善ということになるわけでございます。この五・二兆円は、当初四兆円が必要だったわけでありますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう何回も何回も何回も何回も答弁しているとおりであります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、福島委員が机をたたきながら、それでいいんですかと言われましたから、今まで何回も我々は答弁をしているわけでありますし、法制局長官が答弁をしているんですから、それが政府の見解でありますし、それを何回もそれは答弁しているわけですよ。ですから、何回も答弁...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 質問通告はございませんので、それは確認してみなければ分かりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま、まさに集団的自衛権の行使とともに集団安全保障における海外への武器輸出等に関わる具体的な対応について安保法制懇で今協議しているわけでありまして、国際情勢が変化している中において検討を重ねているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、ソチ・オリンピックの開会式に出席をする予定でございます。そして、次の日にプーチン大統領と日ロ首脳会談を行うことになります。  首脳会談としては五回目の首脳会談となるわけでございますが、基本的に首脳同士の会談を重ねていく中において信頼関係が醸成...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 留学生や実習生の皆さんが日本に行って勉強して、あるいは仕事をしてよかったな、こう思って帰っていただくことが極めて重要でありますし、日本に行ってみたらいろんな先入観を持っていたけれども全然違ったなと、日本という国を深く理解をしていただき、日本人と交流を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、ベトナムとの関係を活用して中国との関係という考えはもちろん持っておりませんが、しかし日中関係を考える場合は、日中関係だけを考えるのではなくて、まさに地球儀を俯瞰する中において戦略的な外交を展開しながら、両国の関係を改善をさせていくという視点は極...全文を見る
02月07日第186回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本はこの十五年以上デフレから脱却できなかったわけであります。ある意味においては、このデフレ状況の前で立ちすくんでいた。そこで、私たちは三本の矢を思い切って打ち込み、このデフレから脱却する。デフレ状況でありますと、残念ながら、これは現金を持っている方...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、中川委員がおっしゃったことは大変重要なことだと思っております。  公共工事のいわゆるダンピング受注は、まず受注企業が赤字になるということがあります。そして、これが問題なんですが、粗悪な企業が手抜き工事をするということにもつながっていきます。そし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国最大の潜在力は女性の力だろうと考えております。この女性の力を最大限発揮できるようにすることは、少子高齢化で今委員が御指摘になったように労働力人口の減少が懸念される中で、新たな成長分野を支える人材を確保していく上においても成長の上においても不可欠...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権としては、この財政の健全化、これはもう既に私たち累積的な借金を抱えているわけであります。この財政の状況を健全化していく、これは大きな使命であります。  同時に、ではどうやってこの財政の健全化を図っていくかといえば、もちろんまず無駄遣い、出て...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、各政権で努力をしているわけでありますが、しかし私は、一方、事実は事実として申し上げたわけでございます。努力していないということは申し上げていないわけでありますが、安倍政権下において、初年度に一・七兆円、そして次年度に五・二兆円、六・九兆円プラ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) お答えをする前に、ちょっと先ほどの議論で、基礎的財政収支なんですが、ちょっとおかしいなと思って見たんですが、これ皆さんの、二十四年度、二十二・三兆円になっていますが、これは年金のところを、二・六兆円を除いているんですね。これは本来足さなければいけない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よろしいですか。  つまり、先ほど申し上げましたように、官房長官のときに日本銀行が言わば量的緩和をこれはやめるという判断をしたのは事実でありまして、つまり、あのときの反省の上に立って、今回、我々は日本銀行との間において二%の物価安定目標を定め、そし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、統計の数字が実態と乖離していては正しい政策を打つことはできないわけでありますし、我々の実態認識が間違うことになりますので、そういう意味におきましては我々もできる限り早くそういう対応をしていきたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 集団的自衛権については、これはまさに政府が答弁したように、同盟関係ではなくても密接な関係がある国に対しては、これは言わば集団的自衛権としての権利を持っている、これは国際的なまさに常識と言ってもいいんだろうと思います。  もう一点加えさせていただきま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年十二月に仲井眞知事からいただいた普天間飛行場の五年以内の運用停止を含む四項目の御要望については、米国を始め相手のあることではございますが、政府を挙げてその実現に向けて全力を尽くしていく決意でございます。  その際、重要な点、今委員から御指摘のあ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 来年の三月に仙台市で開催される第三回の国連防災世界会議では、新しい国際的な防災の取組指針が策定される予定であります。我が国として、東日本大震災を始めとする幾多の災害を通じて得た貴重な経験や知見を世界と共有し、国際社会において防災の主流化を積極的に推進...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、米国議会においてTPA法案が提出をされました。これは貿易促進権限法案でありますが、これはそもそも政府側が求めていたものでありますが、議案を出すのは、日本と違いまして、これは政府が出すのではなくて、言わば向こうの場合は上院議員、下院議員が、議員...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、日本だけ急いでやろうと思ってもこれはできないわけでございまして、各国が同意をしないとこれは進んでいかないということであります。もちろん、各国それぞれ事情を抱えております。日本におきましても衆参の農林水産委員会で決議がなされました。  我々...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かにそれは、民主党の院内総務が反対するというのは甘利大臣も驚いたということでございますが、しかし、米国は日本のように党議拘束を掛けずに、それぞれ議員が個人の責任において投票するというクロスボートを行うわけでございます。  我々といたしましては、い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在、これはまだ法案は提出をしておりません。この法案につきましては、今与党で審議をしていただいている最中でございますが。  この検討中の労働者派遣法の改正については、労働者派遣事業を全て許可制としまして質の向上を図るとともに、派遣期間の設定について...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 介護保険制度をこれは自民党がつくったわけでございますが、当時の与党がつくったわけでございますが、当時も様々な批判もいただきましたし、これは多くの様々な困難があったわけでございます。  しかし、現在、言わばそういう中において、いよいよ団塊の世代がこの...全文を見る
02月10日第186回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○安倍内閣総理大臣 今回、ソチ・オリンピック開会式に出席をいたしまして、翌八日にプーチン大統領と五回目の首脳会談を行いました。  首脳会談の場所に参りますと、これは大統領公邸でございますが、プーチン大統領が秋田県知事からプレゼントされた秋田犬とともに迎えていただいたわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 エネルギー基本計画の策定に当たっては、これはエネルギーですから、国民生活、そして経済活動を支える、責任あるエネルギー政策を構築していくという大きな責任があるわけでありまして、その意味におきましては、しっかりと整合性がとれて、わかりやすいものをつくっていく必要が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、高市委員が指摘をされたように、日本の周辺国またアジアにおいては原発の新設が進んでいくという事実があるわけであります。  そして、その中におきまして、原子力規制委員会において、各種の事故調査でこれまでに明らかにされた情報を踏まえ、海外の規制基準も確認をしな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の都知事選挙の結果でございますが、今、鴨下委員が御指摘になられたように、都民の皆さんの政策的関心は大変多岐にわたっているわけであります。  それは当たり前なのであって、東京都という大都市に住んでいて、そこで生活をしていく上において、自分の子供たちの将来、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御承知のように、日本とロシアとの間では、戦争が終わって六十八年たつにもかかわらず、平和条約が締結をされていない、この状況というのはやはり異常なことであるということについては、プーチン大統領とともに、その認識を共有することができています。  その中にあって、私...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政治は可能性の芸術だというふうに言われておりますが、まさに一昨年のあの三党合意はそうであったのではないかなと思います。  我が党は、当時、最大野党で、一日も早く解散をかち取ろう、こういうあらましい雰囲気が満ちあふれている中において、しかし一方、社会保障と税、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに診療報酬について、診療報酬に含まれるもの、要素については、今まさに鴨下委員が明確に御指摘になられたとおりでありまして、診療報酬によって医師あるいは医療機関の経営が成り立っているわけでありますが、一方、それを支える若い人たちの保険料、そして窓口で支払ってい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本は、まさに長寿社会を、元気で長生きできる社会を実現したわけでありまして、これは、先ほどの議論にありますように、日本のキラーコンテンツと言ってもいいんだろう、このように思います。  このキラーコンテンツをどのように生かしていくかということなんですが、まず、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 宮腰議員は、ずっと農業を専門的に扱ってこられまして、まさに問題意識として、農業を、やる気のある、特に若い人たちにとって魅力的な分野にしていこう、産業として競争力のあるものにしていこう、同時に、やはり農業というのは大地に根差しているわけでありますから、地域の文化...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の米の生産調整の見直しでは、これまで、行政が配分するお米の生産数量目標に従って農業者が作物をつくっていたのでありますが、それを変えまして、農業者がマーケットを見ながらみずからの経営判断で作物をつくれるようにするとともに、需要のある麦や大豆や飼料用米、そうし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 お米の値段については、一般的に、日本のお米というのは高いんじゃないか、消費者の皆さんも、高いお米を食べさせられているのではないか、そういう認識があるのは事実なんだろうなと思いますが、今御指摘にあったように、小売店で五キログラム二千円で販売されているもので計算し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本は古来より瑞穂の国と言われてきておりまして、これは富山でも山口県でもそうなんですが、いよいよ春に向かって田に水を張る、そのとき、夕刻になれば月がその田に映るんですね。この美しさ。そして、夏に向かってどんどん田が青くなっていく。そして、秋になれば黄金色になっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍内閣においては、強い農林水産業とともに、美しく活力ある農山漁村を実現する決意のもとに、臨時国会で委員に御尽力をいただいて関連法が成立をいたしました農地集積バンクの取り組みや、四十年以上続いてきた米の生産調整の見直しなど、農政においても大きな改革が始まったと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに農業というのは、地域で農業を担っていた方たちとの協力作業でもあります。その中において、最初に御議論をさせていただきましたように、農業というのは、頑張っていこうと考える人たちが、自分たちの情熱によって地域の人たちと協力していくことによって新しい地平線を切り...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 上田委員には、成長戦略について、その基本的な方針あるいは実行、そして中身について大変わかりやすくまとめていただいたというふうに思いますが、安倍政権の成長戦略の特徴は、実行とスピードであります。  昨年の臨時国会では、産業競争力強化法そして国家戦略特区法など、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍政権は、日本の外交・安全保障政策について、透明性を持って内外に示すものとして、国家安全保障戦略を発表したところであります。  国家安全保障戦略においては、国際協調主義に基づく積極的平和主義という基本理念を掲げまして、我が国が直面する国家安全保障上の課題に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 介護が必要になったときに、また医療のサービスが必要になったときに、やはり人間は、一番いいのは自宅あるいはまた住みなれた地域でそうしたサービス、介護が受けられるようになりたい、こう思っているわけでございますので、住みなれた地域での暮らしを継続できるように、今お話...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国最大の潜在力である女性の力を最大限発揮できるようにすることは、我が国経済の持続的成長のために不可欠であると思います。特に日本は、少子高齢化が進む中において、人口が、労働力が減少していくわけでございますが、成長分野を支えていく人材をしっかりと確保していくと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、昨日の党大会、御盛会おめでとうございます。党を代表してお喜びを申し上げる次第でございます。  そこで、今御質問がございました、秋のレビューについてでございますが、当初予算で要求された事業について、中身の改善、そして方向性について御議論をいただいたところ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大切なことは、働いている人々の収入が上がっていくということでありまして、それに尽きるわけですね。デフレ下においては、ずっとこの収入自体が下がっていたわけであります。  そして、企業にとっては、先ほどベースアップという単語が出てきたわけでありますが、なかなか、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 お答えする前に、難病に対する国の予算が全然ふえていないという御指摘でございましたが、国費としては五百七十億を千七十億、ほぼ倍にしているということは申し添えておきたい、このように思います。  そこで、今の御質問でございますが、まず時代認識、現状認識として、我が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私がどう考えていて、私の考えですぐに決められるのであれば、この安保法制懇はそもそもつくらないんですね。しかし、私たちは、そんな簡単なものではなくて、まず現在のこの時代認識をしっかりと持ちながらも、その時代認識については共有していなければならないわけでありますが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、そうした議論は喜んでさせていただきたいと思いますよ。  これは、今、海江田党首がお話をされた、例えば、順番として、まず今安保法制懇において、憲法と集団的自衛権との関係、あるいはまた憲法と集団安全保障、特に集団安全保障の中における、これは海外での武器...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、つまり、これは、相手がどう行動するかというのがわからないから大変なんですよ。これは、国際政治あるいは安全保障で、こちらがあらかじめ相手の思惑を決めて防衛政策を立てるんだったら、こんな簡単で安易で危険なものはないと私は言ってもいいと思いますよ。あらかじめ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど私が指摘したのは、先に、では、ハワイとグアムに対して撃たないということは否定していないけれども、その前に日本に必ず落とすはずだ……(海江田委員「前か同時かです」と呼ぶ)しかし、前か同時かに落とすはずだというのも、それは相手国の指導者の判断ですから、それを...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、国際情勢が大きく変化をしている中において、我が国の国民の生命と安全と、そして領土、領海、領空を守るために、どう考えたらいいのか、憲法との関係において。生存権というのはあるわけですから、自然権としてあるわけですからね。そして、まさにこの生存権を守るために...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も同じ鉄鋼業界にいたわけでございますが、日本の場合は、個人プレーが得意な人もいますが、基本的にはまさにチームプレーで成果を上げてきたのではないか、このように思うわけであります。  例えば、メーカーにおいても、研究を進めていく部門と現場があるわけでありますが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、もともとメーカーの出身でございますので、そういう意味において、やはり望まれる人材、例えばメーカーの中においては、確かに、望まれる人材というのはおっしゃったとおりでしょうし、そういう人材を確保するということは極めて大事ではないか、このように思います。  ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法の九条について言えば、まさにこの九条ができたとき、憲法ができたのは国連が発足した後でございまして、この憲法九条に似た条文が国連憲章にもあるわけでございますが、いわば、我が国は、憲法九条によって、侵略戦争は行わない、つまり、日本の武力行使について基本的に禁じ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、憲法九条の本質について、武力行使しない、若干舌足らずだったんですが、つまり、日本の武力行使には通常の国と違ってさまざまな制約がかかっているという意味において、基本的に武力行使をしないということでありまして、その中において、九条の解釈については、九条の中...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる海外における武力行使ということについてでありますが、この議論も今までずっと行われてきたわけでございます。  いわば、基本的には、海外における武力行使ということについては、例えば日本がミサイル攻撃を受けたときに、その策源地を攻撃することができるかどうか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般私が答えたのは、大塚議員が、集団的自衛権についての国際的な定説としての解釈について、解釈についての解釈において同盟国という言い方をしたものでありますから、そうではない、密接な関係のある国だというふうに申し上げたわけでありまして、それが定説だということは、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 九条との関係において言われているんだろうと思いますが、いわば九条における制約というのは、さきに答弁したように、個別的自衛権についても九条の制約はかかっているわけでございます。  懇談会においては、憲法九条においての制限をどう考えるかについてまさに議論をしてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今私が申し上げたような例、先ほど申し上げましたように、公海上においてミサイル攻撃に対して警戒中の米国のイージス艦が攻撃を受けた際に、例えば日本の艦船、特にイージス艦であれば防御力が高い、このイージス艦がその攻撃から守ることができるかどうか。  現在では守るこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 二つ目の例、余り本当は国の固有名詞を挙げない方がいいんですが、多少わかりやすく話をするために北朝鮮という例を挙げたわけでありますが、これは全く日本に関係ない事態ではなくて、まさにこれは日本に波及するかもしれない事態の中において米国に対する武力攻撃が発生したとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、最初の議論について、二つに分けられましたけれども、大体、私がどちらについて申し上げているかということは雰囲気でわかっていただいたと思うんですが、まだこれは安保法制懇において議論をしておりますから、今私が結論めいたことを申し上げることはできないわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 集団的自衛権については、政府は、一貫してお答えをしておりますように、国際法的にはその権利はあるけれども、日本の憲法によって行使については禁じられているという考え方であります。権利があって行使はできない、国際法と憲法という違いはあるわけでありますが。  そこで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今我々が議論をしていることは、今、岡田さんが事例として挙げたようなことをやろうとしているわけでは全くないわけでございます。  つまり、我々が議論していることは、先ほど申し上げましたように、朝鮮半島の情勢が厳しい情勢になってきたときに、ミサイルが発射されるかも...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどは、一番最初に、安保法制懇の中で議論していることについて御説明をしたわけでございますが、先ほども、例として、専ら集団的自衛権の議論だけをしているのではないということをお話をさせていただこうと思いまして、これは集団安全保障の中における海外での武器の行使、武...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 全体的に認めますということはないということは申し上げておきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 一応、念のために申し上げておきますが、憲法改正において、我が党は、一昨年、私が総裁になる前でありますが、憲法改正草案を取りまとめたわけであります。  しかし、実際に国民投票に付していくときにおいては、それぞれの一つのまとまった項目ごとにそれは国民投票に付され...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 どういう思いを持って変えたと言われても、私、変えた当事者ではなかったんですが、自民党においてはまさにこれを我が党案にしたわけでありますし、党として責任を持ってお出しをしている。  そして、このときの、これを変えた議論においては、まさに今申し上げましたように、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、わかりやすいという議論が支配的だったわけでございまして、今、それはどうだったかと言われても、私はそのときにはたまたまその議論には参加していなかったものでありますから、後で、しかし、どういう議論だったのかということをそれぞれ、私も総裁になった際に話を聞い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは今の憲法二十一条への二項の追加についての御質問だと思いますが、これについては、まさに、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行うこと、及びそれを目的として結社をすることが認められないということでございますから、それは私は問題はないのではないか、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私がそう考えてこれを追加したわけではないんですよ。そのときは、私、自民党総裁ではないですからね。  実は、私もこの議論には参加をしていなかったわけでございますが、その後、聞いたところによりますと、これはまさに、今申し上げましたように、当たり前のことを当たり前...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 だから、何回も私はお答えをさせていただいているように、わかりやすくということで、これは、できた後、読ませていただいたわけでありますが、私も、ああ、なるほど、それはわかりやすいという考え方に立ったんだなと、すっと納得がいったわけでありますから、長妻さんも先入観を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、自民党の考え方を示しているんですよ、これをまだ国民投票に付しているわけでもないし。だから、自民党の考え方としては、わかりやすいというのが私たちの考え方なんですよ。それをいろいろと詮索されるから、それはもう少し素直に読んでいただきたい。  そして、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 何度もお話をさせていただいておりますが、基本的には、これはまだ出してもいない、国民投票に付すためにまだ出してもいないものなんですね。いわば、出してもいない法案を議論するのとややこれは似ているところもありますし、憲法においては、憲法審査会という議論をする場がある...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる天賦人権説とは、基本的人権は国家から与えられるものではなく、人が生まれながらにして持つ、人間が本来享有すべき天賦の権利であるという自然法的な考え方であります。この思想は日本国憲法にあらわれていると言われているわけであります。他方、宗教思想が深く浸透して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、そういう役割もあるのは当然のことでございます。
○安倍内閣総理大臣 つまり、憲法とはまさに権力を縛るためだけのものであるという考え方については、それは古いものではないかということでございまして、そして、その中で生まれたということについては、それは古いものではないか。  つまり、例えば、今我々が憲法を改正しようということについ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本来、慰霊というのは平穏な環境の中で行われるべきものだろう、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 本来、田中内閣まで平穏な環境で行われていたんですよ。しかし、その後、三木内閣において、公的参拝か私的参拝かということが問われ始めて、騒がしくなっていったんだろう、このように思います。  その後、いわゆるA級戦犯の合祀ということがなされたわけでありますが、その...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、戦死者に対する慰霊の形というのはそれぞれの国で当然違うわけでありますし、宗教観も違うわけであります。違う宗教観を理解していただくというのは、多くの努力が必要であろうと思います。  そのために、私も、参拝するに際しまして談話を出したわけであります。この...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、いわば、私は国のリーダーとして、国のために戦った方々のために、靖国神社に赴きまして、手を合わせ、尊崇の念を表し、そして、みたま安かれなれと祈りをささげたわけでございます。  その際、鎮霊社にも参拝をいたしました。これは世界じゅう...全文を見る
02月12日第186回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○安倍内閣総理大臣 なぜ、では安保法制懇をつくって今議論をしているかということでありますが、この前も海江田党首と議論をさせていただいたわけでございますが、まさに個別的に分類をしながら議論をしているわけでありまして、ちょうど海江田さんと議論になったのは、例えば、弾道ミサイル防衛のた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 人間のくず発言を私は直接確認したわけではございません。一部報道があることは承知をしておりますが。  ある夕刊紙は、私のことをほぼ毎日のように人間のくず、こういうふうに報道しておりますが、私は別に気にしませんけれどもね。  その上において、私は、経営委員の発...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、政府の立場として、一々その経営委員の方々個人個人の発言についてコメントすることは差し控えさせていただいた方がいいんだろう、このように思います。  そして、そもそも、やはり予算委員会の運営においては、まさにこの予算委員会、ハウスにお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 靖国参拝については、今まで六十回を超える回数で総理が参拝をしているわけでございます。基本的には、田中内閣までは全く議論になっていなかったわけでございますが、その後、三木内閣のときに、私的参拝か公的参拝かという議論がございまして、その際、あくまでも国内的な議論で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府の立場としては、極東国際軍事裁判所において被告人が極東国際軍事裁判所条例第五条二項に規定する平和に対する罪等を犯したとして有罪判決を受けたことは事実である、そして、我が国としては、平和条約第十一条により、極東国際軍事裁判所のジャッジメンツを受諾している、な...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、石原委員御指摘のように、我が国航空産業は、かつては大変な高い技術を誇っていたわけでございますし、現在においても、今、小野寺大臣から答弁をさせていただきましたように、航空機ということでは、例えば救難機のUS2は、海難救助において大変な能力を発揮するわけでござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 藤井委員にも御協力いただきまして、特定秘密保護法が成立をいたしました。  この法律によって、今まで以上に海外から情報を入手しやすくなったことは間違いないと思います。米国の情報部門の責任者であるクラッパー氏も、今後さらに日米の協力が進んでいくだろう、こういう趣...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 さっと読んだ記憶はございます。
○安倍内閣総理大臣 アフリカは、貧困あるいは紛争、ガバナンスの課題をずっと抱えていたわけでございますが、近年は目覚ましい経済成長を遂げつつあるわけでありまして、その中で日本外交においてはまさにフロンティアと言ってもいいんだろう、このように思います。  昨年の藤井委員からの御指摘...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私ども、先ほど甘利大臣からも答弁をさせていただきましたが、財政の健全化を目指して、まずは税収増を図っていく、同時に、当然無駄遣いは厳に慎んでいくということでございます。  今般の補正予算については、普通であれば、税収が上振れた段階においてはなるべく借金返しに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には、もちろん韓国というのは日本にとって極めて重要な隣国でありますし、日韓の友好な関係をつくり出していくために努力をしていきたい、このように考えておりますが、同時に、事実でないことに対する広報活動がもし行われているとすれば、これは民間の活動が主な活動なん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、間違った事実を並べて日本を誹謗中傷していることに対しては、しっかりと事実をもって、冷静にかつ礼儀正しく反論していかなければならない、このように思っております。  一方、韓国は日本の隣国である、極めて重要な隣国であると言ってもいいん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私どもも、さきの選挙でお約束をしているわけでございますが、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、TPP交渉には反対をするということでありました。同時に、これはJ—ファイルの方で、五品目について守っていくということが書かれているわけでありますが、いずれにせよ、衆...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 浅尾委員の御指摘は、最低賃金を上げていくことによって、いわば、それに追いついていけないところは淘汰をされて構造改革が進んでいくというお考えなんだろうと思います。  先ほど田村大臣からも答弁をさせていただきましたように、まさにこれは企業側の支払い能力、特に中小...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 浅尾委員は、何か非常に整理されていて、何となくいいと思われる方もおられるかもしれませんが、政府の立場としては、先ほど麻生大臣から答弁させていただいたとおりでありまして、厚生年金の適用促進については、年金機構において、本来、厚生年金に入るべきにもかかわらず入って...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 発生し得るさまざまな可能性と我が国の対処については、常に、いわばこうした平時においてこそしっかりと議論していく、冷静な議論をしていく、そして万全を期していくことが大切だろうと思います。  同時に、中国との間においては、中国がこうした形で防空識別区を設定いたし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、今、江田委員が御指摘をされたような、橋本政権の三%から五%に上げたときの反動。あのときは、社会保険料も随分上がったということもありますし、その後のアジアの通貨危機もございました。  あのときのこともしっかりと分析した上で判断をしようということでござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば、今行っている三本の矢の政策、特に大胆な金融緩和につきましては、もちろん、みんなの党が従来から主張しておられたということは承知を……(江田(憲)委員「結いの党です」と呼ぶ)みんなの党というか、元みんなの党。今、みんなの党とプラス結いの党ということでござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税引き上げにおける議論で、確かにそれは、財務省という立場からすれば、国の信認を守らなければいけないという立場がありますし、そして基本的には、伸びていく社会保障費に対応するという大きな目標というか、そのために行う、消費税を引き上げていくわけでございます。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 このドーマーの定理は、小泉政権の最終年に経済財政諮問会議で議論になっておりました。竹中大臣と吉川議員との間でも随分議論が交わされまして、果たして名目金利とそして名目成長とのどちらが上回るか、そういう議論があったわけでございまして、マンキューの論文の理解について...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに日本は、グローバルな経済の中でしっかりと成長していく上においては、企業の競争力を確保しなければならない。そういう観点から復興特別法人税については一年間前倒しをし、そしてまた、法人税についてもそうした観点から検討を進めていきたい、こう思っておりますし、同時...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基金については、麻生大臣からも御説明をさせていただきましたが、来年度以降まで継続して、各年度における所要額が見込みがたいといった施策について活用しているところでありまして、二十五年度補正予算にも計上をいたしました。  そして、今回補正予算を成立させていただき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはA、B、Eでアベになっているんですね。  そこで、いわばこれは浜田教授の一つのウイットなんだろう、このように思いますが、こうした意味において、さらにこの成長戦略に磨きをかけていきたい、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 基本的に、最終的な絵姿としては、結いの党と我々はそれほど変わってはいないんだろうと思います。集約化をして競争力を高めていく、そして、輸出も行いながら日本の農業を産業としても活性化していくということでございます。  そこで、今、林大臣がお話をさせていただきまし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 靖国神社自体は、戊辰戦争以来、国のために戦った方々をお祭りしている神社である、このように認識をしております。
○安倍内閣総理大臣 遊就館と靖国神社は別でございまして、私がお参りしたのはあくまでも靖国神社であるということでございまして、これは先ほど申し上げましたように、明治以来の戦死者の方々をお祭りしている神社であるわけでありまして、そこにお参りをして、手を合わせてきた、こういうことでござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、宗教法人の考え方あるいは歴史観についてコメントをするべきではない、このように思っておりますが、つけ加えさせていただきますと、靖国神社の境内には、世界じゅうの戦没者をお祭りしている鎮霊社というお社もあるわけでございまして、私は、そこで手を合わせまして、二度...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 さきの大戦において、とりわけアジアの人々に対して多大な損害と苦痛を与えたことの反省の上に立って、今日の自由で民主的な、そして法をたっとぶ国をつくってきたところでございます。  そして、基本的には、歴史観については、私は歴史家に任せるべきであろう、この考えを持...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど答弁させていただいたように、さきの大戦において、とりわけアジアの人々に多大な損害と苦痛を与えた、この反省の上に立って、戦後、日本の再建に当たってきたわけでございまして、この再建の歩みは、私の誇りとするところでございます。  同時に、いわゆる歴史において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、そういう認識はありません。  繰り返し答弁をしているとおりでございまして、さきの大戦によって、とりわけアジアの人々に多大の損害と苦痛を与えた、この痛切な反省の上に立って、日本は戦後の再建の道を歩んできたわけでございます。  そして、いわゆる歴史認識に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは宗教法人の出しているパンフレットでございますから、私がコメントをするのは適切ではない、このように思います。  一方、先ほども申し上げましたが、いわば靖国神社の境内の中においては、本殿の横に、世界じゅうの全ての戦場における戦没者も含めて、これは日本もそう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、何回も申し上げておりますとおり、国のために戦った方々、とうとい命を犠牲にされた方々のために、手を合わせ、みたま安かれなれと御冥福をお祈りするというのは、世界のリーダー共通の姿勢なんだろうと思いますし、国のリーダーとしては当然のことなんだろう、こう考えてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 極東国際軍事裁判所において、被告人が極東国際軍事裁判所条例第五条第二項(a)に規定する平和に対する犯罪を犯したとして有罪判決を受けたことは事実であります。そして、我が国としては、平和条約第十一条によって、極東国際軍事裁判所の裁判を、ジャッジメンツを受諾しており...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど答弁をさせていただきましたように、サンフランシスコ平和条約を締結したわけでございまして、そして、共産党は反対されましたが、それによって、先ほど申し上げましたように、第十一条によって極東国際軍事裁判所のジャッジメンツを受諾しているわけでございまして、この立...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 靖国神社は、これは東京招魂社と言われていたわけでありますが、その原型は山口の下関にありました招魂社でございまして、今は桜山神社として残っております。大村益次郎が、まさにそれを原型として、あそこに社をつくろう、こう考えたというふうに承知をしているところでございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、避難はなかなか困難も伴うわけでありますから、そのためにもしっかりと避難計画を策定していくことが重要だろう、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 避難計画については、避難の実施単位、避難先、避難経路など基本的項目について、市町村が策定を今進めてきているところであります。  要援護者の避難体制については、地域ごとに避難先を調整する仕組みづくりの支援、そして原発周辺の病院や福祉施設の換気用エアフィルター設...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども答弁させていただきましたように、いわば計画としては、これはしっかりと今進めてきているところでございます。その中で、要援護者の避難体制については、先ほど申し上げましたような点について力を入れながら、さらに改善をしていきたい、こう考えている次第であります。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が日本が買いだと言ったのは、この演説をしたのは、ニューヨーク証券取引所において、まさに日本というのは成長していくから、成長していかない国に投資をする人はいないわけでありまして、まさに日本はこの三本の矢によって間違いなく成長していく、今までの日本の見方を変えて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる金融緩和の出口戦略については、日本銀行の黒田総裁も、具体的に議論するには時期尚早、このようにおっしゃっているというふうに承知をしておりますが、具体的な金融政策の手法については、これは日本銀行が決めることでありまして、日本銀行に私たちは委ねているわけでご...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま鈴木委員が、国民の収入が減ってきた、まさにそのとおりなんですね。まさにそのとおり、十年間。だからこそ、私たちは、この三本の矢の政策によって経済を変えていこうということであります。  つまり、デフレ経済はどういう経済であるかといえば、これは物の値段がど...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 累次お答えをさせていただいておりますように、報道機関のトップが行った個別の発言、あるいは経営委員がおのおの個人で行った発言について、総理としてコメントするのは不適切ではないか、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 日中関係について申し上げれば、いわば日本が尖閣諸島を国有化した段階において、中国側が態度を極めて硬化させ、その後、何回にもわたって我が国の領海に公船を入れてきているという状況がまずあります。そして、防空識別区、しかもこれは国際的な標準とは全く違う形で一方的にそ...全文を見る
02月13日第186回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○安倍内閣総理大臣 先般、ソチ・オリンピックの開会式に出席をいたしました。そして、その翌日に、五回目となります日ロの首脳会談を行ったわけでございますが、昼食をともにしながら、約二時間にわたって、大変和気あいあいとした雰囲気、和やかな雰囲気の中において会談を行うことができました。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の日ロ首脳会談においては、エネルギーに関しましては、ウラジオストクやサハリンにおいて新たに計画されているLNG等、日本企業が関与する個別案件について意見交換を行いました。そして、協力を進めていくことを確認したところでございます。  そして、燃料供給源の多...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ロシアにとって、エネルギー、特にLNGは主要産業であります。それを輸出するということにおいて多くの外貨を得ているところでございますが、現在の供給先は、先ほど委員が御指摘のように、多くはヨーロッパになっているわけでございます。  その中で、欧州自身が今後多角化...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ナショナルトレーニングセンターについては文部科学大臣から答弁をさせていただきたいと思いますが、パラリンピック競技大会は、スポーツを通じて障害者の方々の自立や社会参加を促すとともに、さまざまな障害への理解を深めるものであります。オリンピックと同様に大きな意義を持...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 人口減少、そして高齢化は、労働力人口、そして社会保障制度の支え手及び地域の担い手等の減少などを通じて、日本の経済社会にさまざまな影響があると考えています。喫緊に対策に取り組まなければならないものと認識をしています。  このため、安倍政権においては、子育て支援...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かにおっしゃるとおりでありまして、労働力人口の減少に対して、女性の活用、これは安倍政権における主要な経済政策の一つでもございます。  と同時に、高齢者の知見、経験を生かしていく。今は、昔と違いますから、六十を超えても、肉体的にも精神的にも能力的にも大変元気...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどの御質問で、いわば外国人労働者はどう考えるかということで御質問がございましたので、高度技術を持っている人々の技術を活用する、能力を活用するという観点、そしてまた、実際に今行われている、確かに、古川委員は単純労働という表現をされましたが、技能実習制度の中に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、今委員がおっしゃったように、日本が医療において海外に対して協力をしていく、これは我が国の成長戦略の一つでもありますし、また、海外における医療状況を改善をしていく、医療の場において、あるいは介護の場において日本が協力をしていく、これは一つの大きな国際貢献...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もう既に文部科学大臣が答弁をさせていただいておりますが、この定員増については、もちろん賛成の意見もありますし、今、古川委員が指摘されたような形でしっかりと取り組んでいくべきだという考え方もございます。  そういう中におきまして、私たちは、東北において新たに医...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 八%から一〇%に引き上げない場合もある、それは、この四月から消費税を引き上げるわけでありますが、この消費税の反動減を緩和していく、あるいはこの影響を緩和していくために五・五兆円の経済対策とそして税制対策を打っているわけでありますが、この効果を見きわめていく必要...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も土曜日に福島を訪問する予定でございますが、このオリンピック、パラリンピックについては、私ども、プレゼンテーションの中においても、一つは、このオリンピック精神を世界に広げていくことができるのは日本であるということを強く訴えたわけでございますが、同時に、私たち...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、委員が御指摘になったように、福島ということについて、そういう傾向があるのは事実であります。  なぜそういう傾向があるかというと、多くは、これはまさに風評被害によるところが多いわけでありまして、福島産の食べ物を食べれば、これは危険なのではないか。ましてや競...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックといわば被災地の復興についてでありますが、これは私は相対立する概念では全くない、このように思っておりますし、復興は、私は再三申し上げておりますように、福島の復興なくして日本の活性化、再生はないということは、安倍内...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 東京にどんどん人口が集中をしていく一つの原因としては、多くの大学が東京に集中をしていて、東京の大学で学んだ、地方で高校まで出て、そして東京で大学に行った学生の多くは、また東京で就職をしてしまうということがあります。もちろん、地方の大学を出て、就職において東京に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 優先順位という先ほどの質問でありますが、私は、もう年初において、地域の活性化、ことしはそれに集中していく一年にしたい、こういうふうに申し上げたわけでございます。もちろん、この政策は先で、この政策は後、全体を見て、そういうことというのはなかなか難しいわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 よく二項対立的に国対地方を対立構造に持っていくという考え方は、そもそも、それは瑞穂の国の日本にふさわしくないというふうに私は考えているわけであります。  つまり、基本的には、地域のことを一番考えているのは、やはりこれは地域の人であることは間違いないわけであり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 尊敬する篠原委員は全く誤解をされているんだろうというふうに思います。  この集団的自衛権について、党としての方針というのは、例えば、一昨年、総裁選挙を争った候補者は、基本的に全員、この行使についても、これは解釈について変更すべきだということを主張しておりまし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 皆さんの三年間で当初予算において十二兆円悪化した、これを私最初に申し上げたのは、本会議で海江田党首に対する答弁であります。なぜ私が答弁でそう申し上げたかといえば、まさに御党が、我が党のときにまさに悪化したかのごとくの批判を加えたからでありまして、あなたたちにそ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、私は事実を申し上げているわけでありまして、当初予算については、それはまさに事実でありますし、安倍政権においての当初予算においても、それは事実でございます。  それと、私は、いきなり演説等で皆さんを批判したわけではないんですよ。つまり、私たちの予算につ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ちょっとその前に、先ほどの五の税収のところ、ちょっとおかしいなと私も思っていたんですが、これは、民主党政権で二十四年度の税収四十三・九兆円、民主党の成果のように示しておられますが、二十四年度の民主党がつくった当初予算の税収は四十二・三兆円で、前年度マイナスであ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そして、決算時点でプラス一・六兆円で四十三・九兆円の税収となったということは申し上げておきたいと思います。  さらに、二十五年度、二十六年度は横ばいというふうにおっしゃっておられましたが、二十五年度は、当初予算の税収が四十三・一兆円であり、経済成長の成果で二...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国家戦略特区に係る税制については、二十六年度改正において、即時償却を含む設備投資減税、研究開発税制の特例、固定資産税の特例など、大胆な施策を講じることとしております。まずは、これを積極的に活用いただくことが重要であろうと考えています。  また、これは公党間の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々の改革に対する確固たる信念は全く変わっていないわけでございまして、この公務員制度改革につきましても、ただいま稲田担当大臣から答弁させていただいたとおりでありまして、我々は、しっかりと公務員制度改革を進めていくことによって、国の戦略に向けて大きな方針を立てた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国の財政は、GDPの二倍程度という巨額な公的債務が累積をしているという厳しい状況にあります。そうした中で、万が一国の信認が損なわれるようなことがあれば、金利の上昇等を通じて利払い費が大きく増加するなど、経済、財政、国民生活に重大な影響が及ぶと考えられます。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、我が国の財政については、GDPの二倍程度という巨額の公的債務が累積をしているわけでございまして、急速な少子高齢化により年々ふえていく年金、医療、介護などの費用を賄っていかなければなりません。こうした財政状況については、今、松田委員が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日ロ首脳会談を行った際、プーチン大統領は秋田犬を連れてきて出てこられたんですが、かわいいというよりも非常に強そうという、そんな雰囲気でございました。  そこで、パラリンピックでありますが、ソチで開催されている、現在はオリンピック、そしてこの後にパラリンピック...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大阪都構想については、大阪都構想を実現する制度的な枠組みとして、既に、平成二十四年九月に議員立法により大都市地域特別区設置法が成立をしたわけでございまして、私も当然賛成をしているわけでございます。  大阪府と大阪市においては、同法に基づく特別区設置協議会が設...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 行政における政治家の役割でありますが、いわば、選挙において各党が政権公約を掲げるわけであります。  我が党も、先ほど御紹介をいただきましたが、一昨年の暮れの選挙において政権を奪還したのでありますが、その際、政権公約をお示しいたしました。そして、このお示しをし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この御質問をいただきまして、私もいろいろと調べてみました。  確かに、この相談件数あるいは通告件数がふえているわけでありますが、児童虐待を未然に防止するためには、児童相談所が中心となって、警察や医療機関、学校、保育所など、子供がかかわるさまざまな機関が連携し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 女性がまさに誇りと自信を持って輝いていくような、そういう社会をつくっていきたいと思っておりますが、ワーク・ライフ・バランスについてでありますが、基本的に、日本の場合は、男が働いて、奥さんが家を守って子供を産み育てる、こういう社会でありましたから、勤務形態等も含...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどの玉木議員との議論の際にもお話をさせていただいたんですが、つまり、補正予算と本予算との関係なんですが、補正予算というのは、臨時に緊急の目的があって支出をする予算でございます。リーマン・ショックの際には、あれだけ大きな経済危機、金融危機が迫る中において、国...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 よく私も、総理の立場と総裁の立場、それぞれで質問をされるわけでございますが、基本的に、まさに衆議院の運営については、衆議院のいわばそれぞれの会派同士が院において議論を重ねていくわけでございまして、政府があって、ハウスがあるわけでありますから、しっかりと院におい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 事業者等の不祥事による被害の拡大防止や未然防止のために、公益通報者保護法によって、公益通報者に対する解雇や不利益な取り扱いが禁じられているわけであります。  今まで、中で、これは明らかにおかしいというものを通報しようと思っても、自分の身分がそれによって危うく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 「もんじゅ」については、先ほど答弁をさせていただいているとおりでございますが、核不拡散に貢献をし、国際的な理解を得るためにも、利用目的のないプルトニウムを持たないという原則を堅持しなければなりません。  今後とも、我が国は、核兵器非保有国でありながら原子力の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 NHKの経営委員は、NHKにおられたからよく御存じのとおり、両議院の同意を得て、内閣総理大臣が任命することとなっており、現在の経営委員の方々は、そのような手続に従って、一部の、元みんなの党等も御同意をいただき、承認を、適切に選任されたものであります。  また...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 インドは確かにNPTを締結していません。政府としても、インドとの原子力協定が国際的な核不拡散体制を損なうことがあってはならないと考えています。その問題意識を国際社会と完全に共有していると言ってもいいと思います。  他方、二〇〇八年、原子力関連技術等の輸出管理...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、他国の核兵器製造に、決してそれを推進するようなことがあってはならない、これは全く塩川委員と同じであります。  インドの原子力協力を進めるに際しては、インドによる核実験モラトリアムの継続、そして原子力施設の軍民分離等が協力の当然の前提であることを、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 グローバル化が進展をしているわけでありまして、我々は、グローバル化が進んでいく中においてグローバル人材を育てていきたい、こう思っておりますが、グローバル人材とは何か。国際的に通用する人材であるとともに、いわば、しっかりとした日本人としてのアイデンティティーを持...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自然が持つ機能を防災、減災に有効に活用しようという取り組みが、今、小宮山委員がおっしゃったように、近年、西欧を中心に進められているということは承知をしております。  我が国が、我が国の豊かな自然を活用しながらグリーンインフラの整備を進めていくことは、経済、社...全文を見る
02月17日第186回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○安倍内閣総理大臣 週末の大雪等によりまして、山梨県、長野県などの一部の地域では観測史上最も深い積雪となり、屋根などの倒壊によって全国で多くの方々が亡くなられ、また、孤立集落や車両の立ち往生なども多数発生いたしました。  亡くなられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げたい、哀悼...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま議員が指摘をされましたように、経済の好循環をつくり出すためには、三本の矢の政策によって景気が拡大をし、そして企業が収益を改善しております、この企業収益を速やかに賃金上昇に結びつけていくことが極めて重要であります。  賃金上昇へ、そしてそれが消費の拡大...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本国内における百歳以上の方は、平成二十五年九月一日現在でありますが、過去最高の五万四千三百九十七人となっております。
○安倍内閣総理大臣 今、菅原一秀議員が指摘をされたように、難病及び小児性特定疾病対策については、消費税収を財源として、大幅に予算を拡充いたしました。五百七十億円から一千七十億円に、約倍にしたところでありますが、医療費助成の対象を、大人では五十六疾病から三百に拡大をいたしました。子...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 かつての一九六四年の東京オリンピック、私はまだ十歳だったんですが、あの東京オリンピックを契機として日本は大きく変わったと思いますね。あのとき、高速道路もできて、そして新幹線もできて、日本がどんどんどんどん成長していく、その勢いがついたのも事実です。世界じゅうか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 桝屋議員は、山口県庁において、社会福祉、社会保障問題にずっと取り組んでこられた。桝屋先生のさすがに的を射た質問だなと思います。  この地域包括ケアシステム、厚生省のつくるこういうタイトルというのはわかりにくいものが多いんですが、言ってみれば、人生において、あ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに桝屋議員が指摘をされたように、今後、介護を必要とする人たちがふえていくわけでありまして、そのときにまだ確保されていないのが介護職なんだろう、こう思うわけであります。  平成二十一年度の補正予算においても待遇改善のための予算をつけましたが、同時に、これか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 どなたも自分の住んでおられる地域で安心して医療を受けられる、そういう体制をつくっていく、そのためのさまざまな改革を行っていく必要がある、このように思います。  救急医療などの急性期の医療はもちろんでありますが、早期の在宅復帰を促すリハビリや在宅医療、介護サー...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在の教育行政においては、これは七年前の教育基本法改正のときにも大きな議論になったわけでありますが、さまざまな課題、問題が教育の現場においては発生をするわけでございます。こうした対応、対策について、誰が最終的に責任を持っていくかという大きな課題があるわけでござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御指摘の、昨年十二月の中教審の答申で示された改革案、いわゆるA案でございますが、地域の民意を代表する首長の意向を教育行政に反映させることに重きを置いた案であるというふうに承知をしておりますが、しかし一方、この案には、首長の影響力が強くなり過ぎるおそれがあるとの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 教育政策の専門家である笠委員から建設的な御議論をいただいたというふうに思っております。  先ほど申し上げましたような観点から、責任の所在の明確化、それぞれが今責任を分担しているわけでございますが、責任を分担していることによって行政上の最終的な責任の明確化がで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 何割をカットするか、そういう話をされたわけでありますが、まさに、そういう専門的な話でありますから、厚労大臣が答えるのは当然のことだろうと思いますよ。政府として答弁をするわけでありますから、質問通告をされていても、政府としてまさに答弁をしていく。専門の大臣は、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 介護保険制度においては、まさに専門職であるケアマネジャー等が、しっかりと要支援の方々の心身の状態に応じて適切なサービスにつなげていく仕組みをつくっているわけであります。  先ほど田村大臣から御説明をさせていただいたとおりでありますが、まさに、そのケアマネジャ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、今回の豪雪の被害によってお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りしたいと思います。また、被害に遭われた方々に対しまして、心からお見舞いを申し上げる次第でございます。  政府としては、降雪前の十四日に関係省庁災害警戒会議を開催いたしまして、古屋防災担当大...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御指摘の昨年後半、七月から十二月の賃金の動向を見てみますと、実質賃金の上昇率は全体で前年比マイナス一・三%でありますが、一般労働者一人当たりの賃金は、地方公務員給与が特例的に引き下げられた影響もあるわけでありますが、それにもかかわらず、特別給与の増加などで増加...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 何か、まるで安倍政権になって実質賃金が下がったようなことをおっしゃっているんですが、下がる率は、皆さんの政権のときには、先ほど申し上げましたように、マイナス〇・七なんですよ。マイナス〇・七だったんですよ。安倍政権においては、マイナス〇・五になっているんですよ。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、田村大臣が説明をしたのは、山井さんが本当に一つの側面だけを取り上げておられるから、全体像をお示しした。そうしたら、山井さんにとって都合の悪い数字が出てきたものですから、聞いていない、こうおっしゃった。大変わかりやすい構図だったというふうに私は思いますよ。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在検討中の労働者派遣法の改正は、労働者派遣事業を全て許可制としまして質の向上を図るとともに、派遣期間の設定について、労使双方にわかりやすい仕組みにすることであります。派遣労働者のキャリアアップを促進することを目指すものであります。  こうした見直しの中にお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、ふやすべきだとは全く考えていない。ふやすべきだとは考えていないわけでありまして、先ほども申し上げましたように、それぞれ働いている人たちにとってはニーズがあるわけでありまして、派遣という形態を希望される方々もおられるわけでありますし、そうではなくてキャリア...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 働いている勤労者の職場環境が向上していく、あるいは賃金が上がっていくためには、まずは景気を回復することが大切なんですよ。  そういう中において、労働市場が逼迫化していく中において、これは状況もよくなっていくのは間違いないわけでありまして、一昨年は、平成二十四...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、ギリシャと比べて負債の絶対額については上回っているわけでございますが、御承知のように、負債についてもグロスとネットがあるわけでありまして、日本は多くの資産もある、政府としての資産もあるわけでありますから、これを資産で比べれば、これは全然状況は変わってま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 その目標は変わっておりません。
○安倍内閣総理大臣 二〇一〇年度に比べて二〇一五年に基礎的財政収支の赤字の対GDP比を半減していくという目標でございますが、そのために、今年度予算について四兆円の赤字圧縮目標を掲げていたわけでございますが、これを上回る五・二兆円圧縮することができました。  この状況を維持できれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 既に通っている法律がございますから、通っている法律にのっとって我々は推計をしているわけでございます。  ただ、来年、消費税を八%から一〇%に上げることについては、ことしの四月に消費税を引き上げる、当然、反動減がありますから、この反動減からしっかりと七—九の段...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 二〇一一年に、我が党が野党のときに、財政健全化責任法というものをまとめました。  これをまとめたときは、先ほど財務大臣から答弁をいたしましたように、我が党は野党だったという中において、当時の民主党政権が進めている子ども手当あるいは高速道路の無料化、高校の無償...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かにそれは、何か非常に懐かしいものでありますが、当時の尾身財務大臣が作成したものでございまして、状況が、もう七年間たちますから変わってきておりますから、それを、見直しを含めて検討していきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 法人課税の見直しについては、まずは与党に検討していただいているわけでありますが、政策効果の検証や、課税ベースの拡大や、他税目での増収策の検討といった論点が示されているところでございまして、法人税の実効税率については、今、前原委員が指摘されたように、グローバルな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が当選一回のときに、当時橋本政権でありまして、あのときも財政改革に取り組み、消費税を三%から五%に引き上げ、そして総選挙ということになったわけでございますが、我々は、もう既に上げるということを決めた後でございますが、上げる必要性を訴えながら選挙戦を戦ったこと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 社会保障費については、医療費あるいは介護にかかる費用については、税金そして社会保険料によって、あるいは、患者さんあるいは介護を受けられる方々御自身の負担によって成り立っているわけでございますが、国の歳出の中におけるそうした国の負担分が年々ふえていっているのも事...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自然増を抑制していく上において、制度的な見直しというのは常に取り組んでいかなければならないと思っております。  今回の予算におきましても、七十歳からの窓口負担について本則に戻したわけでございますが、これについてもさまざまな御批判がございました。社会保障費を制...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、成長戦略において、我々は、デフレから脱却をして経済を成長させていくための三本の矢の政策を今行っているわけでございます。大胆な金融政策と、そして機動的な財政政策でございます。  デフレから脱却をしなければ名目成長でしっかりと伸びていかないわけでございまし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この規制改革でありますが、いわば世界の中で、今、みんなビジネスは進行しているわけでありますが、日本だけがハンディキャップを背負っていたのであれば、当然、日本で活動する企業はハンディキャップを肩から落としたいわけでありますから、外に出ていくか、また、海外からも日...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 社会保障の改革もそうでございますし、今御指摘になった憲法の改正でございますが、三分の二の多数を参議院、衆議院で形成するというのはそう簡単なことではないわけでございますし、また、国民の過半数が賛成しなければ改正自体は成就しないという中においては、できるだけ多くの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この豪雪に対しましては、政府としては、降雪前の十四日に関係省庁災害警戒会議を開催いたしまして、古屋防災担当大臣から、国民の皆様に対して、不要不急の外出を控えて早期に帰宅すること、また関係省庁に対して、除雪の体制確保、交通障害への対応に万全を期すことなどを指示し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる難病については、原因がわからない、あるいは根治をするためのお薬がないということでありまして、そして、患者の方々は常に命の危険にさらされている方々もおられれば、症状がある程度軽くても、いわば社会生活に支障を来す、安定的な就業ができない、さまざまな課題を抱...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年四月の教育再生実行会議の提言においては、教育長を地方教育行政の責任者と明確に位置づけるとともに、教育の政治的中立性や継続性、安定性を確保するための制度上の措置を講ずるとされております。この提言を踏まえて、与党の御意見もいただきながら、責任の所在が曖昧な現行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現行制度においては、教育委員会、そして首長もそうでありますが、教育長、そして学校、それぞれの責任を持っているわけでございます。  その中において、教育委員会は、全体としての責任でありますが、誰が責任を持っているかということが明確になっていないというところに最...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この〇増五減についてでありますけれども、〇増五減の評価については、昨年十一月の最高裁の判決において、平成二十四年の衆議院総選挙の時点では違憲状態との判断がなされたものの、その後の〇増五減の区割り画定が一定の評価をされているわけでありまして、現在では、違憲状態と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘になった、北方四島の開発における日本の技術者による技術協力の可能性、可否についてでありますが、領土問題に関する我が国の法的立場を害さない、これが大前提となるわけであります。  そもそも、ビザなし渡航とも呼ばれるこの四島交流は、北方領土問題解決ま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 平成二十六年度予算案における社会保障関係費は約三十・五兆円でありまして、新規国債発行額は四十一・三兆円でありまして、額自体は大きく異なっておりますが、近年、新規の国債発行額が毎年四十兆円を上回る水準となっている背景としては、社会保障関係費の増加等により歳出が増...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 厚生年金や国民年金の財政見通しを作成することは、年金制度の企画立案に不可欠なものであります。年金制度を企画、運営する厚生労働省の責任において今行っております。  財政見通しの作成に当たっては、適切な情報開示を行うとともに、財政検証に用いる前提について公開の審...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 このマクロ経済スライドを導入したのは、いわば年金に対して、今まで基本的に、国勢調査を行って、そして年金の給付と負担のバランスを調整していたわけでありまして、そのたびに大きな法改正があって、これが結果として、その際、将来の出生率等の予測が中位推計ではなくて実は低...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 高等教育における家庭の負担について言えば、例えば、子供二人を大学に通わせた場合、家庭に占める教育費の割合が非常に大きくなるわけでありまして、家庭にとって大きな負担となっているというふうに認識をしております。  教育の機会均等は大変重要な要請であり、政府として...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 近年の教育における家庭の経済的負担の軽減に資する諸施策が講じられてきたことに伴い、一昨年、国際人権規約における高等教育の漸進的な無償化に関する留保を撤回したところでありまして、これは、議員がおっしゃるように、ずっと留保していたわけでありますが、その留保を撤回い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今御指摘の給付型の奨学金でありますが、確かに、そうした形で給付をする、そのことによって、後で、経済的に困難を抱える学生の皆さんが返済に追われることがないということは、当然、事実だろうと思います。多くの諸外国で導入されていることなどが指摘をされているのも事実であ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、この十数年、経済の厳しい状況が推移する中において、奨学金を受けた学生が返済において大変困難な状況にあるという方々もおられるということは私も承知をしておりますし、今、宮本委員からも御指摘がございました。  その中において、それでは不十分だということかも...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどは麻生副総理の人生観としての基本的な考え方を吐露されたわけでございますが、確かに、我が党は、給付型の奨学金について検討するということを申し上げているわけでございます。  今まさに、財源という大きな課題の中において、どのようにその方向に近づいていくかとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 社会保障というのは、言ってみればセーフティーネットでありまして、老後のセーフティーネットであり、不幸にして病気になったときにも、ある程度の金額においてしっかりとした水準の医療を受けることができる。この医療制度についてもそうですし、介護についてもそうですし、また...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 女性が輝く社会をつくっていく、これは安倍政権の最重要政策の一つでございます。  その中におきまして、女性が輝く社会をつくっていく上においても、女性の皆さんが安心して子供を産み育てやすい社会をつくっていくということと同時に、子育てをすることと同時に、社会で活躍...全文を見る
02月20日第186回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○安倍内閣総理大臣 安全保障の再構築についてでありますが、まずは、なぜ再構築をする必要があるかといえば、それは、日本を取り巻く環境が大きく変わったわけであります。安全保障というのは日本の中だけで完結するものではないわけでありまして、まさに、日本を取り巻く環境が変わっていく状況に対...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本には、国家安全保障会議がなかったわけでございます。  そこで、何が問題であったかといえば、日本を守るためには、国民の生命と財産を守るためには、いわばそれを守るための総合的な情報収集と分析、そして政策の立案、そして立案した選択肢を正しく選んでいくという機能...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この特定秘密保護法について、国会においては担当の森大臣がしっかりと、緻密な専門的な議論をされておられました。しかし、さまざまな報道がある中において、我々政府としてもっと強い発信力を持ってわかりやすく説明すべきだったのではないかという反省点から、私もあのように述...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 武器輸出三原則におきましては、今、岩屋委員が説明をされたとおり、もともとは三つ、まさに三原則だったわけでありますが、これも佐藤総理の国会答弁であったわけでありますが、その後、三木総理の答弁によって、これは全面的になってきた。  その後、官房長官談話等、官房長...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば自衛権自体に憲法九条による制約がかかっている、その中で、我々が、今の解釈においては、個別的自衛権を行使する、行使できるという立場でありますが、その個別的自衛権においても制約がかかっているわけでありますから、今、安保法制懇の中においては、当然、その中におい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が指摘されたように、NATOのようなものをこのアジアにおいても、まあ、NATOが形成された経緯は、委員も御承知のとおり、ソビエト連邦がいて、ソビエト連邦にはワルシャワ条約機構軍がいて、それに対抗する形で、ヨーロッパ全体の安全を米国とともに守っていこうとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 委員から御指摘があったように、私の不徳のいたすところではあるんですが、さまざまな誤解があるのも事実であります。  そうした誤解を解いていく上においても、先般発表いたしました国家安全保障戦略、あるいは、積極的平和主義については何か、特に積極的平和主義については...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 来年、二〇一五年は、終戦から七十年であると同時に、広島と長崎における原爆投下の惨禍から七十年目を迎えるわけであります。核兵器の悲惨さを最もよく知る唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界に向けて国際社会をリードしていくことが我が国の世界における道義的責務である...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに遠山委員が言われた問題意識は共有しているところでございまして、最も大切な隣国の一つである韓国との関係を改善していく、そして、委員がおっしゃったように、自由と民主主義、そして基本的人権、価値を共有する国である韓国とともに、アジアの平和と安定に向けて協力をし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘になったような点について、安保法制懇で議論をしているところでございまして、政府としては、この安保法制懇の議論の結果を待ちたい、こう思うところでございます。  この懇談会の中での議論については、一部をちょっと御紹介させていただきますと、例えば、国...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般もこの委員会におられたら御理解いただけると思いますが、御指摘の私の答弁は、議事録を読んでいただければ御理解いただけると思いますが、行政府における憲法の解釈については内閣が責任を持って行うものである、これは当然のことであろうと思いますし、先ほど法制局次長から...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 四月とか夏とか、これはわかりません。まさに、いつということではなくて、安保法制懇において深く広い議論をしていただきたい、こう思っておりますので、時期、期限ありきではなくて、今議論が行われているわけであります。しかし、中身としてどういう進め方をしていくかというこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もう既にこの国会の場においてずっと議論をしていることでもありますし、例えば、自民党については、ずっとこの議論を行ってまいりました。岩屋議員が指摘をしたように、基本法をそのためにつくるということになったわけでございまして、自民党的には、この課題については、J—フ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 スケジュールとしても、まず安保法制懇で議論をして、その結論が出ます。それはいわば有識者の懇談会としての安保法制懇の結論であって、これはまだ政府の結論ではありません。ですから、政府の結論はその段階では決まっていないということであります。  そして、安保法制懇の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 海外で武力行使をしないという議論についても、日本がミサイル攻撃をされた場合、その策源地に対しての攻撃はできるということは、これはもう答弁が出されているわけでございます。いわば、今までもそれはまさに答弁で出されたわけでありまして、これは政府としての立場をそこで表...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安全保障の議論をするというのは、まさに国民の生命と財産を守るわけであります。それに対して自衛隊のいわば出動を求める上においては、彼らはまさに身をもって国民の生命と財産を守るわけでありますから、その重い重いいわば命令を下す立場に我々はあるわけであります。ですから...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ですから、その中において、私たちが政府として責任を持って判断をし、そして国会において御議論をいただきたい、こう思っているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 私は、軽い議論にしているつもりは全くありませんし、これはそんな簡単な議論ではないことを私たちは十分承知しながら、長い議論を真面目に、正面から自由民主党はやってきたんですよ。  その上において、さきの選挙においてもちゃんとJ—ファイルの中に書き込んでいるんです...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 衛藤補佐官は、個人の、参議院議員の衛藤晟一として発言をしたということでございました。私は衛藤議員がそういう趣旨のことを述べたということは承知をしていなかったんですが、報道で知ったわけでございます。  そこで、衛藤補佐官は、誤解を与える可能性があるので撤回をし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本の戦後の歩み、来年、敗戦後七十年を迎えるわけでございますが、日本はさきの大戦の結果に対して痛切な反省をしたわけでございまして、この痛切な反省の中において戦後の歩みがあるわけであります。  自由で民主的な国をつくってきた、そして、法をたっとび、基本的人権を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今まで、私は一度も立憲主義を否定したことはもちろんないわけでありまして、立憲主義のもとにおいて、行政府が主権者たる国民に対して責任を持って政治、行政を行っていくわけであります。  立憲主義とは、主権者たる国民が、その意思に基づき、憲法において国家権力の行使の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私としては、総理大臣としては、特定の放送事業者に対して、そのトップの発言に対してコメントすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、放送法をしっかりと遵守していくというのは当然のことであろう、このように思います。  その上で、今、この議論において、恐ら...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は先般、ロイス米下院外交委員長を初め七名の超党派、委員長を入れると八名なんですが、下院議員一行の皆様とお目にかかったところでございます。  ロイス委員長自体が、いわゆる慰安婦の碑に行かれたという事実は承知をしておりましたが、いわば、外交委員長を初め、アジア...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今御指摘になったように、農業関係の被害についても、ビニールハウスの損壊など大きな被害が出ております。  農業関係については、今委員が御紹介になったように、昨日、林大臣からお答えをしておりますが、農業共済や災害融資の迅速な対応について、共済に加入している農業者...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 第一次内閣と第二次内閣の違い、いわば基本的な考え方、理念についてはもちろん同じでございますが、政権運営におきましては、第二次政権におきましては、まさに経済を立て直すということを前面に打ち出し、そしてそこに集中しているわけでございますが、この点については、まさに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本が敗戦を迎えてから来年で七十年を迎えるわけでございますが、この戦後の歩み、自由で民主的な国をつくり、そして、法をたっとび、基本的人権をしっかりと守ってきた、さらには国際社会に大きな貢献をしてきた、この歩みは変えてはならないと思いますし、この歩みは私たちの誇...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、私が使わなくても、いろいろな報道機関等は必ず枕言葉のように使っていただいておりますので、あえて今使っていないわけでありますが、これは、捨てたとかそういうことではなくて、その点においては第一次政権とは変わらないわけでございます。  まさに、例えば教育基...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、サンフランシスコ条約は、この十一条もありますが、戦後秩序の基本的枠組みを提供するものでありました。このもとでの日本の位置づけを変えていくことは、当然、ありません。一部に誤解があるようでありますが、そのことは改めてこの機会にはっきりと申し上げておきたいと思...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日米関係においては、まさにサンフランシスコ講和条約を結ぶことによって日本は独立を回復するわけでありますが、同時に、日米安保条約を結び、駐留軍がそのまま同盟軍として日本に駐留を続けることになったわけでございますが、その後、やはりこれは、極めて日本にとっては、ある...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 六十九年前に日本は敗戦をしたわけでございます。そして、その敗戦の中から今日の豊かな日本をつくり上げたわけでございますが、その過程においては、まず初めに米国の占領時代があって、そしてその上において、サンフランシスコ講和条約によって日本は独立を回復したのであります...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 靖国神社に参拝をした際にも申し上げたのでございますが、私は靖国神社を参拝いたしまして、国のために戦って、とうとい命を犠牲にされた方々に対して、尊崇の念を表し、そしてみたま安かれなれと御冥福をお祈りいたしました。これは国のリーダーとして当然のことであり、世界の共...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安定的な皇位の継承を維持することは、国家の基本にかかわる極めて重要な問題であります。この問題については慎重かつ丁寧に対応する必要があると認識をしており、男系継承が、古来、例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえつつ、今後、安定的な皇位継承の維持や、将来の天...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、今回の大雪によって亡くなられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げたいと思います。そしてまた、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。  政府としては、関東地方で雪が降り始める前の先週十四日、関係省庁災害警戒会議を開催いたしまして、古屋防災担当大臣か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 経営委員が個人的に行った発言については、政府としてコメントする立場にないと認識をしております。  なお、放送法においては、個々の経営委員の考えが個別の放送番組の編集に反映されることがないよう担保されているところでありまして、また、経営委員は両議院の同意を得て...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国は、二十年以上にわたって、国際平和協力のため、さまざまな地域に自衛隊を初めとする要員を派遣いたしまして、その実績は内外から高い評価を得ているところであります。  今後、国際協調主義に基づく積極的平和主義の立場から、我が国に対する国際社会からの評価や期待...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 PKOへの自衛隊の武器の携行については、初めてPKOとしてカンボジアに自衛隊が出ていった際に、あのときは、例えば、部隊について、機関銃が一丁とか三丁とか、今から思えば非常にばかばかしい議論がなされていたわけであります。丸腰で行けという議論もあったわけでありまし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 竹島については、歴史的にも、これは国際法的にも、日本固有の領土であります。粘り強く韓国側と交渉していきたい、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 日本の基本線とは何かといえば、まず、戦後六十九年の歩みでありますが、日本は敗戦後、自由で民主的な国をつくってきたわけであります。自由と民主主義をしっかりと守り、法をたっとび、そして基本的人権を守る、さらには国際社会に対して貢献をしてきた国であります。平和国家と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 集団的自衛権の行使についての解釈についての議論でございますが、これは、今委員が示していただいたように、この四類型について、これは全てが集団的自衛権の行使ではございませんが、議論を重ねてきているところでございます。  そこで、先ほども別の委員との議論の中で御紹...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が指摘をされました、集団安全保障の中において国連の決議があって、いわば各国が警察行動としての行動をとったときでありますが、その検討におきましても、日本は何ができるかということについては、これも安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会において検討を進めてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、今、安保法制懇でさまざまな議論が行われておりますが、私も出席をしている中において、先ほど申し上げましたように、そもそも、現行の憲法の九条、特に二項によって個別的自衛権の行使に対しても制限がなされているわけでありまして、当然それは集団的自衛権の行使に対し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、国家安全保障会議をつくって、我が国の外交防衛政策において、これは透明性を持って国家安全保障戦略をつくって、海外に示しているわけであります。つまり、我が国の外交・安全保障政策は透明性を持っているということをまず申し上げておきたい。そして、防衛力においても透...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安全保障基本法の中において、安全保障基本法は、まさに我が党が野党時代にこの法案を出して、そしてしっかりと御審議を願おう、こう考えたわけであります。その中における問題意識として、集団的自衛権の行使については、基本的に、これは行使について解釈の変更を迫るものであり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、当然、認識をしております。  その上において、さまざまな配慮あるいはしっかりとした調査を行いながら対応していくことを、我々は今検討しているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 この委員会におきましても再々答弁をさせていただいているとおりでございますが、まず、立憲主義とは、主権者たる国民が、その意思に基づき、憲法において国家権力の行使のあり方について定め、これにより国民の基本的人権を保障するという近代憲法の基本となる考え方でありまして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現行憲法においても、御承知のように、自衛隊については全く明記がなされていないわけであります。そして、個別的自衛権の行使についても明記がなされていないわけであります。その中において、いわゆる砂川裁判において最高裁の判決として、いわば我々の生存権を憲法は否定するも...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはそう簡単にころころ変わるわけではなくて、この議論についてもずっとやっているんですよ、我が党においても。例えば、自民党においては、恐らく、私が国会議員になってからずっとやっていますから、二十年間はやっているわけですね。その前からやっていると言ってもいいと思...全文を見る
02月24日第186回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○安倍内閣総理大臣 この国土強靱化についての福井委員の今回の質問によって、国民の皆様の、我々が進めている国土強靱化に対する理解は進んだのではないかと思います。  我々は、何といっても、三・一一、東日本大震災を経験いたしました。そして、今後、首都直下地震、南海トラフ地震が懸念され...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の雪害につきましては、政府としては、降雪前から、古屋防災担当大臣の陣頭指揮のもと、関係省庁一体となって対応に当たってきたところであります。  孤立集落の解消も相当程度、現在進んできているところでございますが、今回の大雪では、被害の全貌は明らかになっていま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が指摘をされた点、問題意識のとおりでありまして、災害対応においては、住民等への危機感を迅速に、かつわかりやすく伝えることは、政府の重要な務めであると考えております。  同時に、自然災害から身を守るためには、特別警報の発表を待って避難や対策を行うのではな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の豪雪災害に当たっては、自衛隊として千人規模で派遣をいたしまして、人命救助、食料、燃料の輸送、そして除雪に当たってまいりました。大規模な災害に際しましては、自衛隊を適時適切に派遣いたしまして、国民の安全を確保することが極めて重要であります。  自衛隊の災...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 黄川田委員におかれましては、委員御自身が被災されまして、最愛の御家族そして秘書の方を失われました。改めてお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。  復興は、安倍内閣におきまして最重要課題の一つでありまして、私自身も幾度となく被災地に足を運びまして、被災地...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島第一原発の事故発生から三年近くが経過してきた中において、被災者の方々の中には、戻りたいと考えておられる方々、そして、戻らないと考えておられる方々、また、判断に迷っておられる方々がいらっしゃるわけでありまして、さまざまな考え方の方々がおられるというふうに承知...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、大串委員が質問されているのは、現在シンガポールで閣僚級の交渉が続けられているわけでありますが、これに先立ちまして、甘利大臣が訪米をいたしまして、フロマン通商代表との間で日米の協議をしてきたところでございます。  そこで、TPP交渉をまとめていく上において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今現在もシンガポールで交渉を行っている最中でございますから、我々のこの交渉に当たっての考え方等について、ここでつまびらかにお話をすることは控えさせていただきたいと思いますが、基本的には、私たち、守るべきものは守り、攻めるべきものは攻めて、国益をしっかりと最大限...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま稲田大臣から答弁させていただきましたように、私たちの行革は、外見かあるいは実質か、私たちは実質をとっているんですよ。  つまり、皆さんは五千と言っていたけれども、それは形骸化している。形骸化しているのであれば、しっかりと千に集中をしていく、そして結果...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本来は厚生年金に入っていなければならないにもかかわらず、入っていない事業所がどれくらいあるかについてサンプル調査をすべきだという委員の御意見でございますが、事業所の改廃等によって常に変動が大変大きくあるわけでありまして、サンプル調査ではなくて、実際に事業所の調...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 年金積立金の運用は専ら被保険者の利益のために行われるものであるということは、これはもう委員の御承知のとおりでありますが、そうした運用が、結果的に、成長への投資、ひいては日本経済に貢献をし、経済の好循環にもつながると考えているわけでございまして、ダボス会議で私が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、ずっと日本は十五年間ぐらいデフレ経済が続いていたわけでございまして、その中で、年金の運用においては、デフレ経済下においては、基本的にこれを国債等に中心的に投資が振り向けられていたわけでございますが、そこで、状況は、まさに安倍政権がで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今大臣から既に答弁しておりますように、そのとおりであります。
○安倍内閣総理大臣 まずは、今回の大雪で亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げたいと思います。  政府としては、関東地方で雪が降り始める前の十四日に、関係省庁災害警戒会議を開催いたしまして、古屋防災担当大臣から国民への呼びかけを行う...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 二月十七日の予算委員会で、私が、実質賃金は上がっている、賃金が上がっていると申し上げたのは、パート以外の一般労働者の平成二十五年の年間を通じた賃金についてであります。  また、同日の委員会では、平成二十五年の後半において、一般労働者とパート労働者の両方を含む...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が申し上げましたのは、一般勤労者について実質賃金が上がっている、賃金が上がっていると申し上げたのは、パート以外の一般労働者の二十五年の年間を通じた賃金についてでございまして、今委員が御指摘になったのは後半についてでありますね。(山井委員「はい、そうです」と呼...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、十五年間ずっとデフレが続いていたわけでありまして、デフレが続く間においては、物価も下がっていくんですが、物価以上に賃金が下がっていく。そして、経済が縮小していくわけでありますから、これはまさに日本の存在感自体も低下をしていく。これを変えなければいけないと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、私が従来から申し上げておりますように、デフレから脱却をして経済を成長させていくにはこの道しかないんですよ。賃金を上げていくにはこの道しかないんですよ。その道程においては、さまざまなことが起こります。  そして、基本的には、まさに賃金が上がっていく、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど実質賃金についてお話をされましたが、民主党政権時代には賃金そのものは下がったじゃないですか。ですから、そういう状況を変えていかなければならないということでありまして、その中において、直ちに予測できることもありますが、でも、この賃金については、まさにこれは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 パートの時給は上がっているんですよ、安倍政権になって。その中において、景気回復局面においては、短時間のパートから始めようという人がどっとふえてくるんですね。短時間のパートから始めていますから、一年間にすれば、これはどうしても賃金が下がるんですよ。そうしたものを...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 よく質問の趣旨が私はわからないんですがね。(山井委員「一生派遣の人がふえるんじゃないか」と呼ぶ)それがよく趣旨がわからないわけでありますが、先ほども申し上げましたように、先般も申し上げましたように、派遣の方がふえればいいと思っているとは考えていないというふうに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島県内の原発の取り扱いについては、県民の方々からさまざまな声が出ていることは承知をしております。  福島第二原発については、今後のエネルギー政策全体の検討や新規制基準への対応、そして地元のさまざまな御意見等も総合的に勘案しながら、事業者が判断を行うものと考...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げましたように、福島の県民の方々からさまざまな声をいただいているわけでございまして、そうした声を当然我々は重く受けとめながら検討していきたい、こう思っているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 私たちが進めておりますこの三本の矢の政策によって、だんだん成果も出てきておりまして、政権発足後一年余りで、四四半期連続でプラス成長をいたしました。  安倍内閣発足後の一年間である二〇一二年十—十二月期と二〇一三年十—十二月のGDPの水準を比べますと、二・七%...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今後、日本が経済を成長させていく上においてさまざまなリスクがあるのは事実でございまして、まず第一は、四月から消費税が引き上げられるわけでございます。かつて、委員も御記憶でありますが、橋本政権において消費税を三%から五%に引き上げたわけでございます。そして、あの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 三点、御質問をいただいたと思います。  最初の公務員制度についてでありますが、公務員制度については、今回の法案は、国家公務員制度改革基本法の条文に即しまして、近年の公務員をめぐる環境変化も踏まえて立案したものでありまして、戦略的人材配置、責任と自覚を持って、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国家の緊急事態への対処に当たっては、国民の生命財産を守るため、政府全体として総合力を発揮することが重要であると考えております。  このため、さまざまな緊急事態に対処するための制度及び体制の整備、充実に努めているところでございますが、政府としては、まずは、さま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 竹島は歴史的にも国際法的にも我が国の固有の領土であることは間違いない、このように思っております。  その上で、先ほど山本大臣から答弁をいたしましたように、諸般の事情、さまざまな状況を、事情を勘案しながら、我々は、今委員が御指摘されたような竹島の日制定等々につ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 北海道では、今御指摘のように、昨年三月の大雪被害の反省を踏まえまして、暴風雪時に早目に通行どめなどを行うため、通行規制のあり方の見直しや通行規制の情報を迅速に共有するための取り組みが行われているというふうに承知をしております。  災害で得られた教訓を関係者で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 汚染水の影響については、私が東京オリンピック招致において述べたことについて、先般、IAEAから派遣された方々が、記者会見において、ブロックされているという趣旨の発言をしておられるということは、ちょっと申し添えておきたいと思います。  東京オリンピック・パラリ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回のソチ・オリンピックにおいて、被災地出身の選手を初め多くの日本選手の活躍は、被災地を初め日本人に夢や希望や勇気を与えてくれたと思っています。  パラリンピック競技大会は、スポーツを通じて障害者の方々の自立や社会参加を促すとともに、さまざまな障害への理解を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島第一原発事故による放射線から住民の健康を守るために、福島県では、国が拠出した交付金を活用して、県民健康管理調査を平成二十三年六月から実施をしています。  その中で、事故時に十八歳以下であった全ての子供を対象にした甲状腺検査を行っているわけでありますが、福...全文を見る
02月27日第186回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○安倍内閣総理大臣 実際どういう状況であったかは、現地に行って交渉を展開した甘利大臣からお答えをさせていただいたとおりでございますが、今回のシンガポール閣僚会合を通じて、各国がそれぞれ抱えているセンシティビティーに配慮をしながら、アジア太平洋地域に二十一世紀型の新たな経済統合協定...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 TPPについても、我が党でも相当大きな議論がありました。我が党にはそれぞれの分野に精通した議員の皆さんがおられて、その立場から、相当突っ込んだ、かつ、広い議論を行ってきたところでございます。  しかし、その中で、我が党は、我が党としての立場を明確にする、いわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 アジア太平洋地域に大きな経済圏をつくっていく、その中において日本がしっかりとルールをつくっていく、その結果、この地域がもっと豊かになっていくわけでありまして、そういう意味において、早期に妥結することは我が国の国益ではありますが、あらかじめ期限を切る、これは、交...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、繰り返し申し上げておきたいことは、私たちが選挙において公約したこと、この約束は決してたがえることはないということをはっきりと申し上げておきたいと思います。  そして、農産品五品目については、我々、しっかりと国民の皆様にも決意についてお示しをしているわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が党は、さきの衆議院選挙で、聖域なき関税撤廃を前提にする限りTPP交渉参加に反対するという公約を掲げたわけでございまして、そのことによって政権に復帰をいたしました。  そこで、これを踏まえて、昨年の二月、オバマ大統領との日米首脳会談におきまして、まず、今委...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま甘利大臣から答弁をさせていただいたように、大変厳しい交渉が続いているわけでございますが、しかし、その中におきましても、センシティビティーがあるという共通認識、しかし、その中において、二十一世紀型の新しい大きな経済協力の枠組みをつくっていこうということに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに今、事実関係として、私たちの公約と今回のエネルギー基本計画の言葉をいわば委員の方は引かれまして、私たちが示した言葉を引かれて聞かれたものでありますから、これは詳細についてお答えをした方がいいということで、今、茂木大臣から答弁をさせていただいたとおりでござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、古川委員が特定のストーリーをつくって決めてかかっておられるんだろう、このように思いますよ。ですから、今、正確なファクトについて申し上げたいと思います。  山本一太委員長のもと、三十六回、自民党総合エネルギー政策特命委員会は開催をされました。二〇一一年...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今いろいろなことをまとめておっしゃっているわけでございますが、まず、事故については、これは国会の事故調で徹底的にその調査がなされたわけであります。政府においてもなされたというふうに承知をしております。そうしたことを踏まえながら今後のいわば原子力政策を考えていく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、篠原委員が、日本の農業の予算の中に占める比率あるいは国際比較について、大変わかりやすく御説明をいただいた、このように思うわけであります。  日本の農業についても、しっかりと規模拡大、生産性の向上に努力をしてきたのは事実であろう、このように思いますし、また...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 党もまた私も、このISDS条項、果たして、これは日本が国として一方的に、ある国の企業に訴えられることになりやしないかということについて大変心配をしていたわけでございますが、今私どもがこの交渉を進める中においては、基本的に、先ほど法制局長官が答弁したように、主権...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本において、国のリーダーとして、国のために戦った方々のみたまに対して手を合わせ御冥福をお祈りする、この行為自体が外交問題や、そして国際的な問題になっているのは大変不幸なことである、このように思います。  そして、そうしないために努力を重ねていかなければなら...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 医療費の抑制については、給付を抑制するという考え方もありますが、基本的には、医療のサービスを受けることをなるべく減らしていくことが可能になるような、いわば健康な人生を送れる、そういうことについてしっかりとバックアップをしていきたいと考えているわけでございますが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この早期妥結というのは、いわば、TPPについては、二十一世紀型のアジア太平洋の大きな経済圏を日本がしっかりとルールの面においてリードをしながらつくっていく、そして、この地域の富は結果としてふえていく、地域にいる人々の生活が豊かになっていく、より経済も活性化され...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 正しい情報というのは、TPPに……(玉木委員「いや、全てです。TPPも」と呼ぶ)全てですね。  当然、我々は今、農業政策を大転換しようとしているわけでございまして、生産調整も大きく変えていくわけでございます。  その中においては、果たして生活がどうなってい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも私たちは、一昨年の総選挙において、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上TPP交渉参加には反対する、このように申し上げて選挙を戦ったわけでございますが、昨年の二月、オバマ大統領との首脳会談において、聖域なき関税撤廃を前提とするということではないという確証...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ここは今、甘利大臣から答弁をいたしましたように、各国と交渉を進めていく上において、秘密保持についてお互いに協定としてサインをしているわけでございまして、また同時に、進めている中において我々の交渉戦略もございます。  ただ、今委員がおっしゃるように、それを国会...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この文面を詰める議論の詳細について、私は承知をしておりません。それは外務省において外務大臣が議論をしてきたわけでございまして、その経緯については外務大臣から答弁させていただきます。
○安倍内閣総理大臣 ただいま茂木大臣からも答弁させていただいたように、曖昧というか、いわば、むしろしっかりと現状を見詰め直しながら、原発の規模について、確保していく規模を見きわめるという、より腰を落とした形で書きぶりを改めたんだろうと思いますし、また、ベースロード電源も、先ほど茂...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的な考え方としては、機構法附則第六条にある、賠償法の改正等の抜本的な見直しを初めとする必要な措置については、エネルギー基本計画で示す原子力の位置づけ等を含めたエネルギー政策を勘案しつつ、現在進行中の福島の賠償の実情等を踏まえて、総合的に検討を進めていく考え...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど来、藤井委員が指摘をしておられますように、日本に対するエネルギー供給先は現在その多くを中東地域に頼っているわけでございまして、確かにリスクを分散する必要がありますので、これをさらに分散していくべく、我々も努力をしていきたいと思います。  そういう観点か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 豊かな国民生活を維持していくためにも、日本の経済を発展させていく必要があるわけでありますし、経済を成長させていく必要があります。そのためにも、安価で安定的な電力の供給、そのためのエネルギー、これは必須になるわけでございます。  残念ながら、まだ再生可能エネル...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 放送事業者の発言について、私は、コメントすることは差し控えさせていただきたい、このように思いますが、放送法にのっとって、そして、視聴者の皆様から、国民の皆様からお預かりしたお金でありますから、しっかりと改革マインドを持って取り組んでいただくことを期待しておりま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私ども自由民主党のTPPに対する公約については、今まで何回か御紹介させていただいておりますように、さきの衆議院選挙で公約した公約については、聖域なき関税撤廃を前提とする限りTPP交渉参加に反対する、これが党としての公約でございますし、また、選挙戦を通じて、さま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当然、それぞれの団体にはそれぞれの団体の立場がございますが、私どもの公約は、今申し上げましたように、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上TPP交渉に参加することについては反対をする、これが私たちの公約の、基本的に全てでございます。その上において、J—ファイルに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、林委員からは一つの考え方をお示しいただいたとは思います。  一般論として、関税を撤廃して直接支払いに切りかえた場合は、当然、先ほどから議論しておられますように、輸入農産物の価格が安くなるわけでありますが、同時に、国内農業生産を支援するための財政負担がふえ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 エネルギー政策につきましては、国民生活や経済活動に支障がないように、さまざまな御意見を踏まえつつ、責任あるエネルギー政策を構築していくことが何よりも重要であると考えておりますし、これが私どもの基本的な姿勢でございます。  パブリックコメントの取りまとめに当た...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、この場で田中委員長の方からも既にお答えをしているわけでございますが、私も、福島第一原発を視察した際、車の除染等、相当厳密にやっているわけでございますから、先ほど指摘されたような例がなぜ出るのかということはなかなか理解できないところでございますが、もしそ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど田中委員長から御報告をさせていただいているわけでございますが、大切なことは、そうしたトラブルを把握し、そしてそのトラブルに対してしっかりと対処をしていくことではないか、このように思っておりますし、また、コントロールされているということについては、先般、I...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍政権の経済政策は、これは三本の矢の政策でありまして、金融政策と、そして財政政策と成長戦略でありますが、成長戦略においてTPPというのはまさに重要な地位を占めていると言ってもいいんだろう、このように思うわけでございます。  もちろん、今、畑委員がおっしゃっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今まさに、交渉を続けているわけでございます。  そして、先ほど申し上げましたように、衆参の農林水産委員会での決議を踏まえての交渉であります。そして、私たちはしっかりと国益を守っていく、そういう決意でございますし、また、我が党としても国民への約束があるわけであ...全文を見る
02月28日第186回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○安倍内閣総理大臣 まず初めに、大串委員から指摘のございました予算委員会の審議についてでございますが、与党の方からは、いわば与党の質問の時間を相当削って、それを野党の皆さんにお渡しをしているということでございますから、今までの審議の時間と比べて、野党の皆さんの質問の時間を足してい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 放送機関のトップの発言、あるいはまた経営委員が個人的に行った発言やそれに対する反応について、政府としてコメントする立場にはございません。  NHKの経営委員は、両議院の同意を得て内閣総理大臣が任命することとなっております。現在の経営委員の方々は、そのような手...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 最初の御意見にございました委員会の運営においては、まさにこの予算委員会において決めていかれるものと思います。  与党と野党の質問の割合等においては、私は、理事会等において、いわば、まさに民主党側からの考え方としても、与党の質問の比率を少なくせよ、そういう御意...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年十一月の最高裁判決では、〇増五減の区割り改定については、「是正の実現に向けた一定の前進と評価し得る法改正が成立に至っていた」とした上において、「今回のような漸次的な見直しを重ねることによってこれを実現していくことも、国会の裁量に係る現実的な選択として許容さ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 定数削減につきましては、我々は、三十人削減する、比例の議員を中心にではありますが、三十人削減するという案を、党としての考え方としてお示しをしているところでございます。  しかし、これは、各党各会派によってまだ意見の開きがあるわけでございますが、いずれにいたし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、外務大臣からも大体、概要について答弁をさせていただいたわけでございますが、あのときにお示しをすると言った政府の考えについて、今この場でお示しをさせていただきますと、いわゆる密約問題については、外務省において徹底した調査を行い、平成二十二年三月にその結果を公...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘になったいわゆる密約についてもいろいろ種類があるわけでありまして、日本からの米軍の朝鮮半島への戦闘作戦行動、今おっしゃったのは、いわゆる核の領海通過等々に係る認識の問題だろうと思います。  そこで、今私が申し上げましたのは、岡田当時の外務大臣が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども御説明をさせていただきましたが、今まさに安保法制懇において、さまざまな議論がなされているわけでございまして、集団的自衛権にかかわることについて、分類をしながら議論を行っております。  また、集団安全保障にかかわる自衛隊の海外での武器使用に、あるいは行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もう事実上の議論は既に始まっているわけですね。  何回も、我々が審議をしている個別事案についてもお示しをしていますよ、ここにおいて。お示しをしていますね。その上において、先般は、岡田委員は、中身、そうした個別事案の中身についてではなくてプロセス論についてお話...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 岡田委員、今までも、憲法の解釈について、法制局で累次、憲法の、例えば自衛権の行使について解釈を示してきましたよ。それは、ある意味ではいきなり法制局長官が考え方を、国会の上においてお示しをしたわけですね。閣議決定もしていませんよ、それについては。お示しをしたわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 法人課税の改革については、まずは与党に検討いただきまして、政策効果の検証や、あるいは課税ベースの拡大や他税目での増収策の検討といった論点が示されたところでございます。また、日本経済の活性化のためには、産業構造も含めた大きな議論が必要であることは事実であります。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、平成二十六年度予算において、個々の予算について、さまざまな要因を勘案いたしまして予算額を決定し、経済再生と財政健全化の両立を図っていく観点から、全体としての予算を編成したものであります。  この予算においては、未来への投資や暮らしへの安全、安心...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国民投票法につきましては、第一次安倍政権のときに議員立法で成立をしたものでございまして、この国民投票制度のあり方については、まさに憲法の改正に対する国民の主権行使に関する、いわば憲法改正の土俵と言ってもいいんだろう、このように思います。  これまでも各党各会...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまさに議員立法でございます。このIR法案につきましては、我が党も当然これは参加をしているわけでございまして、党としても出しているということであれば、当然、この議論が行われる中において成立を目指していくということになる、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 前回の山田委員の質問、そして質疑の後、さまざまな世論の反応があったというふうに承知をしております。  だからこそ、政治家は歴史に対して謙虚でなければならない、このように思うわけでありまして、そして、同時にまた、政治家の仕事の評価は歴史家や専門家に任せるべきで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍政権が発足した際、まさに、海外での日本のイメージ、これはソフトパワーでありまして、日本は戦後、今、山田委員が指摘をされたように、自由で民主的な国をつくってきた、基本的人権を守り、法の支配をとうとんできた国でありまして、この日本の戦後の歩みを、我々はまさに胸...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法裁判所あるいは最高裁判所内に憲法判断を行う部門を設置すべきだという御提案でございますが、これは非常に大きな問題でございまして、各党各会派によって議論をしていただいた上において、さらに国民的な議論を深めていく必要がある、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 今回の消費税の引き上げについては、伸びていく社会保障費に対応して、次の世代に世界に冠たる社会保障制度を引き渡していくためでもあり、また、我が国の国の信認を維持していくためのものであります。  一方、安倍政権としては、デフレ脱却、これを大きな目標に掲げている中...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国家安全保障基本法案は、我が党が野党時代に、国の安全保障についての基本的な考え方を取りまとめたものであります。その中におきましては、御承知のように、集団的自衛権の解釈について、変更を事実上認めていくことについての趣旨についても書かれているわけでございます。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政党助成制度については……(佐々木(憲)委員「助成制度じゃない、政党とは何か」と呼ぶ)政党とは何かですか。  政党とは何かにつきましては、今、佐々木委員が冒頭御説明になったように、まさに、政治を行う上において、考え方、政策を同じにする人々が相集い、そして政策...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 経緯については私は余り詳しく承知をしておりませんが、基本的に、我が党においても、さまざまな議論が行われる中において、政党助成金にどれぐらい頼るべきかどうかということは議論になっていたことは承知をしております。
○安倍内閣総理大臣 政党助成制度は、政治改革の議論が行われたときに、さまざまな意見を集約する形でこの制度ができたわけでありますが、政党の政治活動の経費を国民全体で負担していただくことは、いわば民主主義のコストを国民の皆様全体に負担をしていただくという制度であるわけでありまして、政...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 通告をいただいておりませんので、そこまでは把握をしておりません。
○安倍内閣総理大臣 民主主義にかかるコストをどのように分け合っていただくかという中において、二十年ちょっと前の政治改革の際に、いわばさまざまな問題が起こった、これはやはり国民の皆様にもこの民主主義のコストを税金という形で担っていただいて、そうした問題が起こる、そういう状況をなくし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一般論として申し上げれば、国民政治協会は自民党の政治資金団体でありますが、企業から献金を受けることは法律的に何ら問題がないわけでありまして、その手続も法律にのっとって適切に処理されているというふうに承知をしております。  また、この協会からの寄附の要請は、公...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 TPPについては、アジア太平洋地域に大きな二十一世紀型の経済圏をつくっていく、物品の市場アクセス、物品のアクセスだけではなくて、ルールづくりにおいてもしっかりとしたものを、新しいものをつくっていこうということでございまして、そのことによって、このアジア太平洋地...全文を見る
03月03日第186回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆるアベノミクス、私はこの名前を自分で言ったことは余りないんですが、この三本の矢の政策でありますが、長引くデフレに日本の経済は低迷を余儀なくされていたわけでございまして、十数年間デフレは継続をしてきた。このデフレから脱却をしなければ日本は経済を成...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、残念ながら、今の状況において、景気回復を実感をしているという問いに対して実感していると答える方の数は限られているわけであります。我々は、その事実をしっかりと受け止めながら、一日も早く全国津々浦々に景気回復の実感を届けていきたいと、こう思うわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ここからが正念場なんだろうと思います。  確かに、今、櫻井委員が御指摘をされたように、当然、公共事業を出していけば、その分はGDPに寄与します。同時に、今回は、例えば昨年の一―三はまだ公共事業ほとんど出ていっていない中においてGDPがプラス四・八か...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳しくは甘利大臣からお答えをさせていただきますが、これは第一次安倍政権のときも、企業はそれまでと比べて空前の収益を上げていたわけでございますが、賃金の引上げはほんの一部にとどまったわけでございます。  そこを反省をしまして、しかし同時に、今デフレマ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中小企業・小規模事業者、極めて重要でありますし、日本経済を支えていると。多くの人々がそこで働いているわけでございます。  先ほど申し上げましたように、今のこの私たちの経済財政政策によって経済が大きく変わったのは事実でありますし、景況感において、中小...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) かつて一九九七年に消費税を上げた際、あのときは全ての改革を行っていくという橋本総理の下での大改革であったわけでございますが、消費税を引き上げると同時に、あのときは税全体ではレベニュー・ニュートラルであったわけでありますが、一方、社会保険料は引き上げて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御承知のように、政策担当秘書、第一秘書、第二秘書は、これは国が決めておりますので、櫻井充事務所と同じでございますが、他方、地元の秘書の方々については、まあ今固唾をのんでこの番組、私の答えを待っているかもしれませんが、なかなか厳しい財政ではありますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 介護保険につきましては、これは来年度ですね、二十七年度に改定が行われるわけでございます。その段階で、政府として、物価あるいは賃金が上がっていく中においての状況を勘案をして決めていくということになるんだろうと、このように思います。  今までも、介護報...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) NHKの会長が三千九十二万円でありまして、総理大臣は三千九百十万円でありますが、今三割カットしておりますので二千七百三十七万円であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) NHK会長の報酬につきましては放送法に基づき経営委員会が議決をする事項でございまして、自律的に決定されるものでありまして、政府として放送事業者のトップの給与についてコメントは控えさせていただきたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このデフレの原因なんですが、このデフレのスタートとしては、一九九七年に消費税を三%から五%に引き上げた際、これは社会保険料も上がったんですが、その後、アジアの通貨危機が起こり、日本における不況そしてデフレがスタートしたわけでございます。  デフレは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的にはデフレ、資産デフレに陥ってしまったということであります。その中において、デフレ経済になる中においては給与も伸びませんし、当然、物の値段が下がっていくわけでありますから、消費は刺激されるどころか、これはどんどん消費マインドは萎縮をしていくとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 人口要因というのは、生産そして消費に大きな影響を与えるのは当然のことであります。しかし、デフレ、インフレについては、それは人口要因とはほとんど関わりがないと言ってもいいんだろうと、こう思うわけであります。  そして、だからこそ私たちは生産性を、一人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そういう論者がおられることも承知をしておりますが、基本的には、言わばデフレに陥っていた、それを言わば今回インフレ目標を作ってそれに向かって今進んでいるわけでありますから、実際デフレから脱却しつつあるのは事実でありまして、人口構成が変わっていないのも事...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 少子化対策、これはもうずっと我が国が対応してきたことでありますし、安倍政権におきましても重要な課題であります。だからこそ、女性が輝く社会をつくっていく、日本は世界で最も女性が輝く国にしていきたいということについては、社会政策というよりもこれは経済政策...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員は、まず賃金を上げること、いきなり賃金は上がらないんですよ。景気が悪い中にあって、デフレの中にあって、企業が収益を上げられなければなかなか賃金は上がらない。だから、ずっと上がらなかったんですよ。  そこで、なぜ今賃金が上がるようなそういうムー...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) じゃ、今まではどうだったかということなんですね。今まで全然、今までずっと物価が下がる以上に賃金は下がったんですよ、デフレの中において。それは事実です。私が述べているのはファクトです。事実、下がっていたじゃないですか。  そして、企業の倒産件数、ずっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはまさに税金で取って税金をばらまいているわけですよ。それで、それは言わば一時的な給付にはなりますよ。でも、そんなことをずっとやっていってうまくいくわけがないんですよ。  これは、やっぱりみんなが頑張って生産性を上げて、収入を増やして給料を増やし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、櫻井さん、今論理をすり替えていますね。櫻井さんは所得をばらまきで補おうということじゃないですか。公共事業は全然違いますよ。まさに社会資本を整備をしていくということなんですよ。これは将来の世代にも残っていくものですよ。それを行っているわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、私は再配分機能自体を悪いとは言っていませんし、若い人たちに厚くするのは悪いとは言っていませんよ。でも、でもね、その原資を一体どうするんですかという話ですよ。皆さんはその原資を、新たな富を生み出すということにおいてはうまくいっていなかったんですか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、櫻井さんがおっしゃったように、どんどん日本から外に出ていくのをよしと私はしません。そんなことをやっていたらどんどん日本から雇用が失われますよ。いかにそうしないための戦略と政策が必要なんですよ。私たちにはその知恵があります。ですから、我々は製造業に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、貿易収支については先ほど申し上げたような要因で残念ながら落ちてきているということでありますし、また、思いのほか伸びなかったということであります。一方、所得収支、今おっしゃった分野において、我々、所得収支について、日本の知財...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その「キレるアメリカ、ビビる日本」って、それ意味が全く私分からないんですが、まあ所詮、所詮週刊誌ですからね。  基本的にTPP交渉というのはそう簡単な交渉ではもちろんありません、各国が自国の国益を懸けてぎりぎりの交渉をするわけでありますから。その中...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このポスターは衆議院選挙のときのポスターだと思いますが、その際、私どもの公約、「「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、TPP交渉参加に反対します。」と、これ、右側のポスターには一応書いてありますね。しかし、それぞれの地域において、これは最終的な言わば...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会決議、衆参の国会決議をしっかりと踏まえて交渉を進めていきたいと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国においても、こうした新技術をどんどん活用して木材需要が創出されていくことによって豊富な森林資源の循環利用が図られていくわけであります。  私も父親から地元で六十町歩、山を相続したわけでございますが、資産価値はゼロでございまして、もう杉が六十年...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 省エネルギーの推進は、エネルギーの供給の安定化に大きく貢献するとともに、事業者のエネルギーコスト削減や生産性の向上にも直結をしております。我が国の成長の点からも大変重要であります。  これまで省エネ努力が行われてきた産業部門だけではなくて、今委員が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 被災者健康支援連絡協議会は、東日本大震災発生後の平成二十三年四月に日本医師会が中心となって医療関係の七団体が組織した協議会であり、議員は協議会の顧問であったというふうに承知をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘のこの協議会は、東日本大震災の被災者の方々の健康確保を支援するため、政府からの協力要請を受けて被災地への医師の派遣などを行ってきておりまして、足立議員はこの協議会の顧問として当初より支援を続けてこられたというふうに承知をしておりますが、これまで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど田村大臣から答弁させていただいたように、既に現在も活動していただいているわけでありますから、今後ともしっかりとやっていただきたいと、このように思いますし、政務三役については、先ほど大臣からやはり答弁したように、よく考えていきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、ただいま田村大臣から御説明をさせていただいたわけでありますが、一九九七年に消費税三%から五%に引き上げていく上においても、これは医療者側と話をいたしまして、それは非課税にするのかどうかということについても話したわけでございますが、それに更に遡...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば診療報酬、つまり技術料として診察したりすることにはもちろん消費税は非課税でございますが、病院をつくったり様々な材料費等々については、これは消費税が掛かるわけでございます。  その負担をどうしようかということをそもそも消費税導入の際に議論になっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、田村大臣との議論を伺っていたわけでございますが、いずれにせよ、我々、医療提供体制をしっかりと維持し、充実をしていかなければならないわけでございます。  その中におきまして、予算措置等については厚労省と財政当局で議論した中で決まっていったものとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、今大臣が答弁させていただいたんですが、言わばトップレベルの技術と能力を持った医師が日本において日本の医師等々とチームを組んで治療に当たることができるわけであります。そういう中において、日本の医師も一緒に臨床経験を積む中において技術が上がってい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二〇二〇年、オリンピック・パラリンピックが東京で開催されるわけでございますが、これは一九六四年の東京オリンピック・パラリンピックに次いで二度目でございます。我々が先般ブエノスアイレスでIOCの委員の皆さんあるいは世界の皆さんに、なぜ東京かということを...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般のオリンピックにおいて、施政方針演説においては、東京にとどまらず日本全体の祭典であることによって、また日本が新しく生まれ変わる大きなきっかけとしていくことについて申し上げたわけでございます。  今後、二〇二〇年を目標といたしまして、東北の復興、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先日、八代英太元郵政大臣が私のところに来訪いたしまして、八代さんは従来から車椅子等の支援をしている、アジアの国々にしているわけでありますが、今般、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムの各国が二〇二〇年の東京パラリンピックに是非とも参加したいと思っ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私がプレゼンテーションにおいてアンダーコントロールというふうに申し上げましたのは、福島第一原発では、貯水タンクからの汚染水漏えいなど個々の事象は発生はしていますが、福島近海での放射性物質の影響は発電所の港湾内の〇・三平方キロメートルに完全にブロックさ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、後ろの方からふざけんなよという話がございましたが、先般も私は福島県に参りました際、例えば相馬市の市長からは、水産物が大変な風評被害を受けている中においてよく言っていただいたという話もありました。  ただ、我々は決して収束したとは言っていないわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 復興の加速は安倍内閣の最重要課題であります。本年は、地震、津波からの復興では、住宅再建等の工事が本格化をしております。また、福島の復興再生におきましては、早期帰還や長期避難者の生活拠点の整備に向けた各種事業が本格化しているところでありまして、大変重要...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは既に累次答弁させていただいておりますように、累次の機会に申し上げてきたとおりでございますが、我が国はかつて、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対し多大の損害と苦痛を与えてきました。その認識においては安倍内閣としても同じであり、これまでの歴代...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げたとおり、これまでの歴代の立場を引き継いでいるわけであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今までこれはもう何回も答弁をさせていただいておりまして、この答弁で確定させていただいているわけでありますが、誤解があるといけませんのでそれを復唱させていただきますと、安倍内閣としては、侵略や植民地支配を否定したことはもちろん一度もないわけでありまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 岸田外務大臣からはもちろん安倍内閣の一員としての、外務大臣としての答弁をしているわけでございます。そして、私は、総理としては、既にこれはもう累次にわたって答弁してきたことでございます。この答弁として今まで言わば事実上確定している、安倍内閣の答弁として...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、国のリーダーとして、国のために戦い、そして尊い命を犠牲にされた方々の御霊に対して手を合わせる、そして御冥福をお祈りをするというのはリーダーとして当然のことであると思っておりますし、これは各国リーダーと共通する姿勢ではないだろうかと、このように思...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税の引上げにつきましては、世界に冠たるこの社会保障制度を次の世代に引き渡していくためでもあります。そのために、伸びていく社会保障費に対応していく、そして国の収入を確保していくために四月から消費税を五%から八%に引き上げさせていただくわけでございま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 本年四月に消費税率が引き上げられた後も我が国経済が持続的な成長を確保するためには、企業収益の拡大を賃金上昇につなげていく経済の好循環を実現をしなければならないわけでございまして、とりわけ、景気回復の裾野が着実に広がっているのは事実でありまして、その中...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在の十兆円を二〇二〇年までに三十兆円にする、これは大きな目標でございますが、できないことはないと思っております。  この目標を達成するために、まずトップセールスや円借款、公的金融による支援を始めとする官民一体となった取組を推進していく。私も海外に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本の強みというのは、今まさに山谷委員が指摘されたようなシステムなんですね。  例えば、おすしもそうなんですが、すし屋さんに入ると、あの店の雰囲気は日本の伝統と薫りを感じさせるわけであります。そして、板前さんの皆さんのあの姿形、立ち居振る舞い、そし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本は島国であります。資源を始めあらゆるものが海を通じて日本に入ってきているわけでございますが、日本だけではなくて世界が発展していく上において、海を公共財として、安全なもの、自由なもの、法を尊ぶという精神を持ってみんな海を活用する、これがとっても大切...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 突然の御指名でございますが、下村大臣はかつて塾を経営しておられましたから算数というのもお手の物だったのだろうなと思いますし、西川副大臣は道徳を教えられたと。私は体育ですね。私、子供のときドッジボールの名選手でしたから、一緒に汗を流しながら勝利に向けて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 拉致問題は、我が国の主権、そして国民の人権、生命に関わる重大な問題でございます。残念ながら、現時点では、多くの拉致被害者、日本に帰国を果たせないままでありますが、何としても安倍政権のうちにこの拉致問題の全面解決に向けて全力を尽くしていきたいし、安倍政...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権の使命は、まずはデフレから脱却をして経済を成長させていくことだと思います。三本の矢の政策によって、現在デフレではなくなりつつある状況まで来ることができました。企業の収益も改善をしています。この企業の収益の改善をいかに賃金に結び付けていくことが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まずは現状のウクライナの情勢について私の見解を述べさせていただきたいと思いますが、我が国は、ウクライナ情勢が平和的手段によって解決されることを強く期待している、全ての当事者が自制と責任を持って慎重に行動し、関連国際法を完全に遵守すること、そしてウクラ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本の人口構成は高齢化が進んでいくわけでありまして、毎年一兆円近い社会保障費の負担が増えていく中において、今のこのサービスを維持していくためにも、その財源を得なければならない、つまり経済を成長させていく必要があるわけであります。経済を成長させていく条...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今文部科学大臣が答弁したとおりでございまして、札幌市が希望されているのであれば検討させていただきたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに我が国は議院内閣制でございますから、政府とそして与党が一体となって政策を前に進めていくわけでございます。  自民党におきましては、総務会もございますが、政調があり、そして各部会があるわけでありまして、自民党の強さというのは、その各部会、毎朝八...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 例えば任天堂という会社がありますが、あそこは花札を作っているわけであります。しかし、花札を使う人はだんだん減ってきました。私の祖母なんかは花札をよくやっていましたが。しかし、この任天堂という会社はトランプとか花札も作りますが、しかしそれだけをやってい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員がおっしゃったように、子供たちには無限の可能性が眠っており、それを引き出す鍵は教育の再生であると思います。  山積する課題に正面から取り組み、これからの日本にふさわしい教育体制を構築していくため、教育再生実行会議を設置をいたしまして、現...全文を見る
03月04日第186回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年、日本におきましてTICADⅤの会合を開催をしたわけでございますが、その間、三十か国前後の首脳と首脳会談を行いまして、改めて、日本に対して大変熱いまなざしがアフリカから向けられているということを実感したところでございます。  日本は長らくODA...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今までアフリカに対しまして、山本委員、何回も訪問をされて関係を厚くしてこられたこと、改めて敬意を表したいと、このように思います。  今まさに山本委員がおっしゃったとおりでありまして、かつてはインフラ整備等のODA一本で来たわけでございますが、それぞ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も、その本、さっと拝見させていただきました。日頃既に西田委員の主張は私よく承知をしておりますので、改めておさらいをさせていただいたところでございますが。  アベノミクスの目的は何かということでございますが、一九九八年以来続いているデフレから脱却を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これについては、西田委員の御議論はよく私も承知をしておりますが、まず一本目の矢でありますが、大胆な金融緩和、これはデフレマインドを払拭をすると、そして、実際にそれは株式市場あるいは為替にも影響を与えただろうと、このように思います。  そして、どれが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この景気の好循環をつくっていく上においては、しっかりと消費を拡大をしていくことが必要であります。そのためには、と同時に、同時に、今私どもが進めている政策において、そもそもデフレから脱却をしていく二%の物価安定目標を設定をしているわけでございますが、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この小泉政権においては、名目については確かに成長していたわけで、あっ、名目ではなく実質においてですね、成長していたわけでございますし、競争力も付いてきたんだろうと、こう思うわけでありまして、小泉政権が誕生した段階は、まさに金融危機の中からやっと回復し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにこの法人税の課税の在り方については、日本の経済の活性化の観点から産業構造も含めた大きな議論を行って、グローバル経済の中での競争等も考えながら検討していくことが重要だろうと、このように思います。  この法人税の議論には様々な議論があるわけでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの法人税のこの推移等についてのグラフなんですが、確かにそういう推移は取っておりますが、これはデフレ下においてでありまして、そのデフレ下において名目GDPもこれは減少しているわけでございますから、その中における法人税の減税と、一方、言わばデフレか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この委員会を通じて、なぜ二本目の矢が大切かということは西田委員からよく説明をしていただいたんだろうと、このように思います。言わば、今までデフレ経済下にあったわけでありまして、当然デフレギャップがあった。それを埋めていくということについては甘利大臣から...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 整備新幹線については、今考え方として財務大臣からお話をさせていただいて、財政的にどうするかということはまた更に検討していくということになるんだろうと思いますが、この新幹線については、言わばCO2との関係、温暖化との関係においても、大量に一度に短時間で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一九六四年の東京オリンピックの際に、今のこの東京―大阪間、東海道新幹線が開通したわけでありまして、私も十歳でありましたが、胸がわくわくする思いでありました。  このリニア中央新幹線は、日本が誇る世界最先端の鉄道技術を用いるものでありまして、まさに夢...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本航空は、民主党政権下、平成二十二年一月の政府声明において、我が国の発展基盤である航空ネットワークの重要な部分を担っており、その運航の継続と確実な再生を図るため必要な支援を行うとの方針に従って公的な支援が行われたわけでありまして、その後、平成二十四...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年十月の参議院本会議におきまして、山口代表から、閣議の議事録の作成、公開のため公文書管理法の改正を行うべきとの前向きな御提案をいただきました。法律改正のポイントは、閣議議事録の作成を義務付け、その一方で、閣議議事録については三十年後に国立公文書館に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、先ほど申し上げた方針につきましては、閣議決定した上で二十六年度、すなわち今年の四月一日から公表することといたしますが、この閣議決定が将来の内閣を拘束するかどうかということでございますが、閣議議事録の作成については、公文書管...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の対応は、現在の閣議の在り方を前提に真摯な検討を行った結果、明治以来作成されてこなかった閣議の議事録について憲政史上初めて作成をし、速やかに公表を行うこととしたものであります。  現在、国会改革等の議論が行われているところでありまして、今後、国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 閣僚会議等につきましては、御承知のように大変数多く存在するわけでございまして、それに加えまして、設置根拠や運用も異なるという事情もございます。そのため、公文書管理を担当する稲田大臣の下で、現状を調査をした上で、公文書管理法第四条の趣旨に基づきまして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 武器輸出三原則等につきましては、国連憲章を遵守するとの平和国家としての基本理念を維持しつつ、国際社会の平和と安定に貢献をしていく中において一定の役割を果たしてきたと考えております。具体的に申し上げますと、我が国が武器輸出三原則等を掲げまして、また平和...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘をされました、我が国は、武器貿易条約に関しては共同提案国の一つとしてこの条約の交渉と採択に主導的な役割を果たしております。早期の条約締結を目指すとともに、全ての未締結国に対して早期の署名及び締結を働きかけていく考えであります。また、我が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 武器等の海外移転に関する新たな原則については、与党間の議論も踏まえまして、国際協調主義に基づく積極的平和主義の観点から、新たな安全保障環境に適合する明確なものとするべく現在検討を進めているところでございます。  その策定に当たりましては、武器輸出三...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御認識を示されたとおり、力ではなく、航行の自由、法の支配といった基本ルールに基づく開かれた、そして安定した海洋の維持発展は、我が国の平和と繁栄の基礎であります。同時に、国際公共財として世界の平和と繁栄の基盤でもある重要なものであるという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま若松委員が紹介をしていただいたそのお手紙、お手紙を伺っておりまして、大変私も胸の痛む思いでございましたし、恐らくその手紙を書かれた御婦人と同じような気持ちの方がたくさんいらっしゃるんだろうと思います。  私もたくさん手紙を、福島第一原発事故...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 東北地方を中心に未曽有の被害をもたらした東日本大震災の発生から間もなく三年の歳月がたつわけであります。犠牲になられた方々の御冥福をお祈りするとともに、原発事故によりいまだ避難生活を余儀なくされている方々を始め、被災された全ての方々にお見舞いを申し上げ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小さくて効率的な政府、大変響きはいいと思います。御党から、国有資産の売却や年間歳出の見直し、あるいはまた道州制の導入などによって小さくて効率的な政府を実現すべきとの御提案をいただいていることは承知をしております。  個別の提案につきましてはいろいろ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 余り個別的に区分けして宣言をするつもりはございませんが、安倍政権の目標は何といってもデフレ脱却でありまして、今デフレ脱却の道は、委員が御指摘のように、着実に進みつつある、様々な山を越えつつあると、このように思いますが、まだデフレ脱却ということについて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国家公務員給与について現在講じられている特例減額措置は復興財源を確保するため臨時異例の措置として行われているものでございまして、方針の決定に当たりまして、総人件費の抑制、デフレ脱却や経済再生など国政全般の観点から総合的に検討を行った結果、労働基本権制...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、公務員の総人件費の抑制とかデフレ脱却をしていくという観点を含めまして、人事院勧告制度を尊重するという政府の基本方針に立って、法律の規定にのっとって終了させるものであります。  一方、今、中西委員が御指摘になったように、消...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会議員の歳費削減につきましては、まさに私は自民党総裁ではありますが、行政府の長として私たちはまさにこうした場において国会議員の皆様からチェックをされる立場でありまして、その国会議員の皆様の待遇等について私がこうするべきだということは、これはやはり厳...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今委員が御指摘されたような経緯を経て、議員の定数が削減されるまではという条件が付いているわけでございます。当然、そうした条件を踏まえて国会において意思が決定されていくと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) かつて鍋底景気という言葉もあったわけでありますが、それとはまた逆で、どんどん鍋でぐつぐつ煮て景気が熱くなってくるといいなと、こういうふうに思います。  御党から先手の金融政策、そして財政出動によらない経済対策、岩盤規制の撤廃という新三本の矢について...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘になったような認識は持ってはおりませんが、同盟国としてやはり信頼性を上げていくことは情報の提供につながっていくわけでございますし、情報というのは、実は情報を得る場合はこちらからも出していく情報があるという、それは情報の世界においてはそれ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 急速な少子高齢化の進展によって、今後とも社会保障費の増加が避けられないという状況でありますが、消費税の引上げによって安定財源を確保するとともに、不断の改革を行うことによって受益と負担の均衡を図っていくことが重要であると、このように考えております。平成...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 厚生省の正式な見解は田村大臣から述べさせていただきたいと思いますが、確かに今委員が御指摘になったようなきめ細かな健康管理というのは大切なんだろうと思うわけでありますが、言わば高齢化社会において元気で長生きということが大切なんだろうと、このように思うわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二〇二〇年までに指導的地位の三割以上が女性となるという、これは野心的な目標ではありますが、この中におきまして、企業の役員、現在管理職に占める女性の割合は一一・二%にとどまっているわけでありまして、こうした現状を踏まえまして、昨年の四月に私から経済界に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 女性の活躍は成長戦略の中核でありまして、出産、子育て等による離職の減少や、指導的地位に占める女性の増加等によって女性が活躍できる環境整備を推進をしているところでありますが、具体的には、待機児童解消加速化プランの推進、そして育休給付の引上げ、女性の活躍...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 集団的自衛権の行使についての一般的な定義については法制局長官から答弁したとおりでございまして、私としても同じ考え方、言わば集団的自衛権の行使については同じ認識でございます。それが我が国にはできるかということですか。  それも今まで、従来の、答弁につ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在、今、安保法制懇において議論を重ねているわけでありますが、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増しており、大量破壊兵器や弾道ミサイルの脅威は深刻度を増していると。また、サイバー攻撃のような国境を越える新しい脅威も増大をしている中において、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはまさに、言葉の定義ということについてはそういう定義であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在、その石破幹事長が書かれた本でございますが、今、例えば安保法制懇においてどういう議論がなされているかといえば、例えば、今アフガンの例を出されたわけでございますが、実際に戦闘に参加するということについての議論ではなくて、そこに例えば医薬品あるいは弾...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は今、安保法制懇で議論をしているわけでございますが、そもそもですね、そもそも我が国の自衛権につきましても、自衛権につきましても必要最小限という制約が掛かっている。自衛権全体に掛かっているわけでありますから、個別的自衛権にも掛かっているわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最初に問われたのは一般的な定義としてお答えをさせていただいたわけでありまして、一般的な定義としてお答えをしたものについて、言わば日本が全てそれができるというふうには安保法制懇の中において議論はされていないわけでありまして、その特定の制約の中においても...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、今安保法制懇で議論をしているわけでありますから、私が予断を持って申し上げることは今の段階では控えさせていただきたいと思いますが、そもそも、基本的な立場として、制約がある中においては、普通のほかの国々との比較において、そういう国々が行使できる集...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、間違っているとか間違っていないとか論評する立場ではございませんが、私も、石破幹事長は恐らくフラットな中における定義として、その定義の論理的帰結について述べておられるのかもしれませんが、これは私の推測でありますが。  日本は憲法第九条があるとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の小松法制局長官の答弁を最後まで聞いていただければ、前段においては、それはそう簡単なことではないということでありますし、私もそのとおりだと思っております。  しかし、それが全くその可能性がないのかといえば、そんなことはないという趣旨のことを最後は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに見解については様々な見解があるわけでありまして、その中におきまして、現在、今安保法制懇におきまして、分類を分けまして、今こういう状況の中において、これは憲法の解釈との関係において果たしてどうだろうかということについて議論がなされているわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今、安保法制懇の中におきまして、様々な分類について議論をしているわけであります。その結論を得た上において、我々としては、政府・与党で議論を重ねまして、そして法制局を中心に、もし解釈が必要であればどういう解釈をすべきかということを最終的に決定をす...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御指摘のワーキングプアの方々については、その範囲、定義については様々な議論がありますが、こうした方々は非正規雇用である場合が多いと考えられるわけでありまして、賃金水準が低いことに加えて、能力開発の機会が乏しい、セーフティーネットが不十分であるといっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最低賃金が引き上がっていく状況をつくっていくということについては、共産党の小池先生も岸信介も私も同じ考え方と言ってもいいんだろうと思います。  その考え方の下に、昨年度は十五円最低賃金を引き上げたところでありますが、大切なことは、まずそういう環境を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この最低賃金については、今全国において、それぞれの県において適切な引上げが行われるように、そういう状況をつくっていきたいと、こう思っているところでありますが、言わば最低賃金に張り付いている企業がなかなか人材が集まらないと、人が集まらないという状況をつ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今日この午後の審議の一番バッターは公務員の給与を下げろという質問でございましたが、今、小池委員の言っておられる気持ちは私も分かりますよ。しかし、その中において、この消費税を引き上げていくという、財政の厳しい状況の中においては、公務員の皆様方においても...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 従来、政府は、国際法上集団的自衛権の権利はあるけれども憲法上行使はできないという解釈をしてきたわけでございますが、実際行使ができなければ、これは持っていないのと同じことに結果としてはなるわけであろうと、一般的にはそう考えるわけでありまして、しかしその...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 集団的自衛権の解釈については、これは集団的自衛権については、個別的自衛権もそうでありますが、憲法の中には明文の規定がないわけでございまして、自衛権そのものについてずっと解釈で来たわけでございますが、集団的自衛権の解釈におきましても、先ほど小池さんから...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 憲法解釈においては、我が党は、この九条を改正したものにおいて言わば様々なこの自衛隊の活動等についてもしっかりと明記をしており、この自衛権についても明記をしているところでございますが、今まさに安保法制懇で議論しているのは、現行憲法において言わば我々は生...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにこの議論は、第一次安倍政権においてこの安保法制懇をつくったわけでございまして、これは言わば七年掛かりの議論でもあるわけでございますが、今現にこの委員会においても、先ほども議論をしているわけでございます。  そこで、安保法制懇で結論を得た場合は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然この議論においては精緻な議論を今重ねているわけでありますが、国民的な議論は当然必要なんだろうと、このように思うわけでありますし、その中で、今委員が御指摘になったように、他の国々とは、日本は現行憲法があります。その中において、日本は自衛権全体におい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) しっかりと丁寧に説明をしろということは、かつて委員が参議院の国対委員長時代、私は衆議院の国対でございまして、よく厳しく御打擲もいただいたこともあるわけでございますが、今委員がおっしゃったことはしっかりと頭に入れながら、拳々服膺しながら考えていきたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘になったような点は十分に留意をしながら、しかし同時に、今、甘利大臣から答弁をさせていただいたように、世界の日本経済に対する注目度は変わってはいないわけでありますし、期待も高い。この期待に応えていくために特に成長戦略をしっかりと進めていき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 法人税の改革につきましては、御承知のように、まずは与党で検討をいただくわけでありますが、その検討におきましては、まず政策の効果の検証であります。言わば法人税を引き下げてきた国、たくさんあるわけでありますが、果たして税収がどうなったのかということもござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに税の専門家でもおられた片山委員の御指摘でございますから、ただ、消費税については引上げ分は全額社会保障に充てるということが公約でございますので、そこはもう我々変更できない点ではありますが、様々な御指摘について、我々はしっかりとまた政府・与党の税調...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも、今例として示されたようなベトナム戦争あるいはチェコへの介入というようなそういうことについて、全く安保法制懇で議論をしているわけではないということは申し上げておきたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど来議論してきているところでございますが、既に自衛権の行使についても日本においては憲法九条における制約が掛かっているわけでありまして、集団的自衛権もこの自衛権の一部であるわけでありますから、例えばアメリカとかソビエト連邦、当時のソビエト連邦とは全...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、強引に私たちがまるでそういう事態を想定しているかのごとくのフィクションを作っておられますが、そうではなくて、今私たちが議論していることは、例えば集団的自衛権の行使だけではなくて、先般成立をした、自衛隊が海外の邦人を救出するために陸上の輸送を可能に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは先ほど申し上げたとおりでございまして、言わば憲法の中においても自衛権について明文化されていないわけでございます。  その中において、言わば解釈において個別的自衛権について、これは生存権を脅かす、言わば生存権が侵害されている中において、それを言...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど私が申し上げましたのは、我が国に対する攻撃が起こっていない状況において、公海上において言わば警戒に当たっている米国のイージス艦が言わばイージス機能を、これは上空に集中している場合は周りに対する警戒がこれは薄くなっていく中において、近傍にある例え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 例えばイージス機能というのは地平線を越えていくわけでありまして、見えるところで並走していなくても、それは能力の中に入っているわけでございまして、近傍といっても十メートル、二十メートルで並走しているわけでは全くないわけでありまして、例えば日本海の中で、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げていることは、言わばそういう事態が、まあ個別の国について私も何回も例として挙げることは控えさせていただきますが、例えば日本の極めて近傍の地域においてそうした事態が発生をして、ある国が米国に対して攻撃をしたと。そして、それは日本に対する事態に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今まさに安保法制懇において議論をしているわけでありますが、日本の言わば近傍の国が日本にミサイルを発射をした場合も、それを撃ち落とす上においては、早期警戒機から、日本に対する米国から情報の提供がある中においてそれを初めて撃ち落とすことができるということ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、非常に早口でいろんなことを説明されたのでこんがらがってきたんですが、基本法についての答弁と、後半の御質問は、これは関わりがないんですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本法について、基本法についてはどういう質問だったんですか。ちょっともう一度お願いいたしたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本法案については、我々野党のときに提出を考えていた法案でございまして、言わば安全保障に対する基本的な考え方について網羅的に、理念としての基本法として作ったものでございますが、この中において集団的自衛権についての言わば行使を可能とする憲法解釈について...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それについては今まで議論を重ねてきたわけでございますが、言わば立憲主義ということとも関わってくるわけでありますが、立憲主義とは、主権者たる国民がその意思に基づき憲法において国家権力の行使の在り方について定め、これにより国民の基本的人権を保障するという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 違憲なことは閣議決定できません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は、違憲なことを合憲にできるとは考えておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 突然クーデターということは大変な論理の飛躍があると思うわけでございますが、当然、憲法擁護義務が掛かっておりますし、私も当然その義務を果たしているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) イラク戦争あるいはベトナム戦争に、私たちが今議論していることについて、安保法制懇でそういうことを、そこに参加を、参戦するということを議論しているわけでは全くないということははっきりと申し上げておきたい。先ほど来ずっと申し上げているとおりでありまして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私が申し上げたことは、言わば、そうした武器弾薬を輸送している艦船について、それを阻止する、例えばその中において臨検をしなくていいのかどうかと、こういうことを申し上げているわけでございまして、そうしたことについて今はまだ結論を得たわけではないわけでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私は特定の国についてあえて申し上げていないわけでございますが、この場においてはですね。しかし、例えば、今、福島委員は北朝鮮という名前を挙げられましたが、北朝鮮は既に日本の何も罪のない人々をたくさん、多数拉致をしているわけでございまして、当然、そして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、我が国だけで我が国の国民の命を守ることはできないという意味において拉致被害者の例を挙げさせていただきました。まさにそういうことなんですよ。  ですから、私たちは、そういう今拉致されている人々の命を守るためにも、例えば朝鮮半島で自衛隊が活動す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、はっきりと申し上げておきますが、私は戦争をするつもりは全くないということは申し上げておかなければいけないと思っております。  戦後六十八年の日本の歩みというのは、自由と民主主義をしっかりと守り、基本的人権そして法の支配を尊んできた日本の歩みで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も、急がず、休まず、新渡戸稲造でございますかね、この気持ちでいきたいと、こう思っておりますが、閣議決定との関係におきましては、言わば政府としての考えを決定するのが閣議決定でございまして、それまではまさに与党との協議を進めているわけでございまして、そ...全文を見る
03月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもは、三本の矢によってデフレから脱却をし、そして経済を成長させていくことによってしっかりと景気回復を着実なものにしていきたいと、こう思っているところでございます。  その中におきまして、今委員が御指摘になられた景気回復の実感でありますが、一般の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 再生可能エネルギーの普及は、我が国のエネルギー安全保障の観点からも、あるいは低炭素社会をつくっていくという観点からも大変重要でありまして、そして新しいエネルギー関連の産業創出にもつながっていくと、このように考えておりますし、実際、岡山県でも新しい動き...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地方分権を進めまして、そして地方が自らの発想、創意工夫によってその地域の良さを生かした、その地域らしい町づくりを進めていくためには、自由に使える財源をしっかりと確保していく必要があると思います。  平成二十六年度の地方財政計画においては、社会保障費...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地方において、また特に全国知事会においては様々な意見がある中におきまして、石井当時の知事が道州制に向けて議論をリードしてこられた、改めて敬意を表したいと思います。  道州制の導入は、地域経済の活性化や行政の効率化などを目指し、国の在り方を根底から見...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も総理としての発言をさせていただいておりますが、基本的に、今外務大臣が述べたとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ウクライナ情勢につきましては、先月二十七日の四大臣会合において取り上げたほか、連日、谷内国家安全保障局長が関連省庁幹部を招集いたしまして、情報の収集そして対応の検討を行っているわけでございまして、私及び官房長官のところには谷内局長から随時報告が出され...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま大野委員が指摘をされたように、NSCにおきまして詳細にどういう検討をしているかということについては差し控えさせていただきたいと思いますが、当然、このウクライナ情勢の影響、東アジアの情勢に対する影響、あるいは日米同盟の観点、そして日本とEUの観...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今までも、憲法解釈については自衛官が文民であるかそうでないかという解釈の変更はあったわけでございますが、その際は法制局の答弁、法制局長官の答弁であったわけでございますが、法制局というのは、長官が度々累次答弁をしているように、内閣に対する助言を行ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、学説に準拠して答弁はすることはできないわけでありますが、我々はそもそも、今法制局長官が答弁をさせていただいたように、自衛権はあると、そしてその自衛権の発動については三要件があるということでございますが、その中において、特に必要最小限というもの、今...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、今、安保法制懇で様々な観点から議論を行っている、集団的自衛権の行使だけではありませんが議論を行っているわけでございまして、この結論が出るわけでありますが、当然この結論については皆様にオープンにさせていただくところでございます。  今までも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会の日程との関係においては今ここで確かなことを申し上げることはできませんが、まだ安保法制懇の中で協議が続いているわけでございまして、結論を得るのがいつかということと、同時にまた、与党との協議がその後あるわけでございまして、いずれにいたしましても、国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に今法制局長官が答弁したとおりでございますが、言わば私の言わんとしているところは、当然、今、大塚委員からも御指摘がございましたように、国会に対して、私たちがどういう方向に向かおうとしているかということについてはきっちりと説明する必要が当然あるん...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御指摘の例示は、安保法制懇の中での議論を紹介させていただいた事例でございまして、このような事例への対応は、国際法上は集団的自衛権の行使に当たる場合、そして国連の集団安全保障措置の一環としての対応に当たる場合、これは国連決議があった場合でありますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、これは集団的自衛権の行使に当たる場合ですね、つまり、言わば、当たる場合と、今申し上げましたように、国連決議があった場合は集団安全保障措置の一環としての対応ということになるわけでありますが、前者の場合においては、その当該の言わば...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 外務省からも答弁させますが、今様々な御議論がこの安保法制懇の中において行われているわけでございまして、この議論は私が行っているわけではございません、安保法制懇の中において議論が行われているわけでございまして、国際法上の様々な事例等々も引用しながら精緻...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、私が今御紹介した事態に対して国際法との関係についてつまびらかに判断をする立場にはございませんが、安保法制懇の中において、そういう事態の中において、同盟国である米国に対する攻撃が発生して、そしてその事態が、例えばその事態が我が国に及んでくるというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは私が出している例ではなくて、安保法制懇の中での議論を御紹介をさせていただいているわけでありますが、今私が例として申し上げているのは、まさに我が国の近くで武力攻撃が発生したと、言わば武力攻撃が発生している中において米国がそれに対応しているというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、安保法制懇で議論をしていることは、国際法上、集団的自衛権の行使に当たらないというものについて、それを当たるということに変えていくものではないわけでありまして、国際法の中において、つまり逆でありまして、つまり、国際法上と集団的自衛権については、国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、こういう中で答弁を行っているわけでありますから、答弁の時間もいつも長過ぎるというふうに言われておりますので、その中で答弁をしているわけでありますが、当然、私は同盟国との関係においても述べているわけであります。もちろん、集団的自衛権の解釈は必ず...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、そこをまさに検討しているわけであります。  先ほどの例もそうなんですが、基本的には国際法の中において我々は行動しなければならないというのは当然のことであります。  しかし、先ほど申し上げました例は、基本的にそれは、私は別の委員会においては...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 従来から答弁をさせていただいておりますように、安保法制懇において、様々な状況について、言わば日本国民の命、そして国益を守る上において様々な事態でこの行使について、自衛隊の活用について、憲法の解釈に今までの解釈とは抵触するという可能性があるということに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま森大臣から答弁させていただいたとおり、情報保全諮問会議、そして独立公文書管理監、情報保護監察室、そして保全監視委員会を立ち上げる、設置すること、あるいは設置しているわけでございますが、このように多層的にチェックする仕組みをつくっていくというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これまで、バブル崩壊後、累次の経済対策は一定の景気の下支えの効果はあったというふうに考えておりますが、デフレ脱却を果たすことはできなかったということでありまして、デフレが継続する下では財政出動や成長戦略の効果は限定的であります。  そのために、まず...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在、私どもが進めております政策につきましては、野党時代、エコノミストとしての金子委員にもいろいろと御指導をいただいたわけでございまして、大体委員のおっしゃった方向に向けて今政策を進めているところでございますが、大胆な金融政策が導入される前の日銀の金...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま甘利大臣から御紹介をさせていただいたような議論が行われたわけでございます。  私の基本的な考え方としては、まず伸びていく社会保障費に対応していく必要があると。そのためには消費税を引き上げなければならないということにおいて、我々野党時代に、与...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 雇用対策は極めて我々は重視をしているところでございまして、まさに国民の皆様が景気の回復を実感をしていただくのは雇用であり賃金であろうと、このように思っているところでございます。  このため、政労使の取組や所得拡大促進税制といった税制面での支援に加え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、先ほど申し上げましたように、今般の予算の中におきましても雇用を重視をしているわけでございますが、今大臣が答弁させていただきましたように、景気の好転換の結果によって必要な手当てが言わば減少したと、その結果だという今説明だったのではないかと、このよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御指摘があったように、二〇〇二年から二〇〇七年にかけて企業収益が上昇したにもかかわらず賃金が上昇しなかったという御指摘でありますが、これは、バブル崩壊後、過剰雇用、債務を抱えていた日本企業が人件費を抑制して収益を確保し、その収益で資本を厚くするとと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、人材への投資は未来への投資だと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、これはそれぞれの企業、労使間で賃金等が決まっていくものでありますが、私たちとしては、人件費に言わば企業が上げた収益を分配をしていくことができる、また分配をしていくことが企業にとって有利であるという状況をつくっていくことが極めて重要であろうと、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それぞれの企業によるわけでありますが、企業の中においては、言わば非正規の雇用を増やすという中において人件費を抑制している企業もあるのは事実なんだろうと、このように思いますし、他の多くの企業は、労使の交渉の中で賃金も一般労働者については決まっていってい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこは、今までの認識は石橋委員と一緒でありますし同じなんですが、そして働いている人たちが働きがいを持って、そして人生に夢を持って生きていくことができるという労働環境をつくっていくということについても同じだと思いますが、同時に、この中において雇用も確保...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは言わば、企業が業績を回復をすると、言わば企業というのは誰のものなんだということでありますが、当然、企業が業績を回復していく中において、その生み出した利益、富がしっかりとそのために働いた従業員、勤労者のために均てんされることが大変重要であろうと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が目指しておりますのは、全ての女性の方々がその生き方に自信と生きがいを持って生きることのできる社会、そして持てる可能性を開花できる社会をつくっていくということであります。  例えば、我が国の女性の労働力率は子育てにおいて一旦低下をしているわけでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに全ての女性ということでありまして、女性の就業における比率が非正規が高い、これは分析をしていく必要があるんだろうと思います。  言わば、その間は、ある程度の間は子育てに集中をしていきたいという中において、言わば非正規の形においての働き方を選んで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま石橋委員が御指摘をされたような観点からも、我々もそういう状況をしっかりと分析をして、対策等について検討していきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 派遣労働者の増減については、雇用やあるいは景気や失業情勢、労働者の意向など様々な要因があるわけでありまして、私は先般の答弁では、正確に言いますと、派遣を増やそうとあなたはしているのかと言われたので、派遣を増やそうということは考えていませんと、こういう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年、官邸におきまして、そうしたボランティア団体、NPOの方々で障害者を活用あるいは雇用している方々を集めた際に、ある女性の方は、これは三軒茶屋でフレンチレストランを経営しておられるんですが、知的障害あるいは精神障害の方々を従業員として使っておられる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 子ども・子育て支援の充実については、昨年の六月に少子化社会対策会議において決定をいたしました少子化危機突破のための緊急対策において、子ども・子育て支援の質、量の充実を図るための財源として、これ質、量両方でございますが、消費税の引上げにより二十九年度ま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 公定価格につきましては、関係者も参加した子ども・子育て会議における議論を踏まえまして、来年度の早い時期に仮単価をお示しをしたいと、来年度の早い時期に仮単価を、これはまあ来年度の早い時期ですから、お示しをしたいと思います。その際には、国会の附帯決議も踏...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳しい答弁は田村大臣からいたしますが、基本的に、前向きにしっかりと検討していきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘のとおりでございますが、基本的にはこの韓国隊に対して弾薬を提供したということは、元々は必要な弾薬、武器は携行していくという前提の下でございまして、今回、弾薬が極めて少ないという状況の中において弾薬を提供しないということは、韓国隊の隊員あるいは韓...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このウクライナ情勢につきましては、先月二十七日の四大臣会合において取り上げました。そして、連日、谷内国家安全保障局長が関係省庁を招集をしまして情報の収集、対応の検討を行っておりますし、私も適時指示を出しているわけでございます。今後とも、国家安全保障局...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在、安保法制懇におきまして、これは委員よく御承知のように、第一次政権におきましてはいわゆる四分類について議論をしてきたところでございますが、言わば日本を取り巻く情勢が大きく変わりました。脅威は国境を越えてやってくるわけでございますし、そして一国のみ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この憲法改正については、三分の二の発議、議員の発議が衆参それぞれ必要でございます。今の連立内閣ではそれに達していないわけでございますが、当然、これは連立とかそういうことではなくて、広く賛同者を得るということは当然必要でありますし、そのための努力を積み...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一昨日お目にかかった皆様、横田御夫妻も有本御夫妻も十一年前と比べればお二人ともすっかりと頭、髪の毛が白くなっておられたわけでございまして、月日の経過を感じるわけでございますが、いまだに取り戻すことができない、大変申し訳ない思いであります。  拉致問...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現状況の中において、現在の法の枠組みの中において、もし北朝鮮において内乱的状況が発生した場合においては、現行の在外邦人を保護するための枠組みとしては自衛隊法に基づく在外邦人等の輸送があるわけでありますが、当該輸送を行う際には先遣先国の同意を得ることが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮の体制についてどうあるべきかということについて私が検討しろということについては、これは適切ではないというふうに考えるわけでありますが、北朝鮮において、先ほどの、例として挙げました国連による調査委員会の報告書が出ているわけでございまして、まさに現...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員も大変経済的に厳しい状況の中から様々な障害を乗り越えてきたということは、私もよく承知をしています。  頑張る人が報われる社会を実現していく上においては、教育の機会均等をしっかりと図っていくことが大変大事であると、こう思います。家庭の経済状況によ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この議論については、衆議院におきましてもずっと議論をしてきたところでございますが、この現在の教育委員制度は、教育現場で発生する様々な問題に対して誰が最終的に責任を負っているのか、また、いじめ問題等に機敏に対処するための体制ができているかという点で課題...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 教育基本法を改正をしたわけでございまして、新しい教育基本法にのっとってしっかりと教育を行っていくようにと、そういう趣旨の提言であったと思います。それはまさに新しい教育基本法の趣旨を理解して教育を行っていくということは当然のことではないかと、このように...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはまさに党の本部の提出でありまして、私が申し上げましたのは最後の趣旨のところでございまして、その中において党の教育再生実行本部における判断を示したということではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当時は、総理大臣ではなくて一議員としての見識を述べたものでございます。今まさに、私、総理大臣としては、しっかりとした採択基準の下に、検定基準の下に各教育委員会が適切に判断して採択をしていただきたいと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 累次の機会に申し上げてきたとおり、我が国はかつて多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対し、多大な損害と苦痛を与えてきた。その認識においては安倍内閣としても同じであり、これまでの歴代内閣の立場を引き継いでいる。戦後、我が国は、その深刻な反省の上に立っ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 総理大臣としての認識は今申し上げたとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、内閣総理大臣の安倍晋三としての考えを申し上げたとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の参拝をした際、考え方については既に談話として述べさせていただいたとおりでございますし、米国に対しましても説明をしているところでございます。  私の真意が理解されるよう、今後とも努力を重ねていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そうした趣旨の発言をしたことはございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国のために戦った方々、そして尊い命を犠牲にされた方々のために手を合わせる、御冥福をお祈りすると、この姿勢は各国共通のリーダーの姿勢ではないかと、このように思う次第でございまして、私の考え方については今後とも各国に対して説明をしていきたいと、このように...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、吉田委員のお考えはよく分かりました。その上において、私が今後靖国神社に参拝するかしないかということについては、今ここで申し上げるつもりはございません。  いずれにいたしましても、国のために戦い、尊い命を犠牲にされた方々に対して尊崇の念を表し、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 火山災害対策につきましては、大規模噴火時に火山山麓地域での被害が甚大になることはもとより、広く、今委員から御紹介がございましたように、都市部の生活や産業に対しても影響が及び、さらにはこの影響が全国にあるいは世界に波及することから、その発生に備えて事前...全文を見る
03月10日第186回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も、片山委員にはかなわないわけでありますが、内閣発足後一年と二か月の間、合計十三回にわたりまして被災地を訪問をしてまいりました。一昨日も福島を訪問したわけでございますが、福島を六回、宮城五回、岩手三回ということでございますが、そうした中で絶えず現場...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま御議論を伺っておりまして、今後、次のステージに入っていかなければならないわけでありまして、今、委員は防潮堤についてでありますか。  防潮堤については、発災直後の気持ちと、だんだん落ち着いてきて、普通そこで生活をしていて、果たして、景観も重要...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、結論から言いますと、この水素をしっかりと活用していく、これは国策と言ってもいいと思います。  水素は様々なものから作り出すことができますし、利用していく段階でCO2を出さないという意味においてはエネルギー安全保障やCO2削減に大きく寄与するわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 三年前の三月十一日に、私たちは忘れることのできない災害を経験したわけでございます。  しかし、その際、世界の国々から、発展途上国を含めて多くの国々からたくさんの支援をいただいたわけでございますが、今我々、東日本大震災からの復旧復興に当たる上において...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 本年十一月に、先ほど申し上げました持続可能な開発のための教育、ESDに関するユネスコ世界会議が名古屋市及び岡山市で開催されるわけでありますが、防災教育はこの会議の主要なテーマの一つでありまして、我が国のこれまでの取組を世界に発信していく重要な機会であ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今後、ロシアがその眠れる資源を生かして更に発展をしていく中におきまして、今委員が示していただいたこの地図を見ますと、まさに環日本海において、日本海側の東北の各県とロシアとの関係がより深くなっていくことによってこの地域が繁栄をしていく、まさにこの環日本...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この木質バイオマスでありますが、いわゆるバイオマスは、食料資源においては食料の資源が高騰するという課題があったわけでありますが、木質であればそういう問題もないわけでございます。何といっても、委員が御指摘になったように日本は豊かな森林があるわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳細については経産大臣の方からお答えをさせていただきたいと思いますが、エネルギー政策につきましては、まずは国民生活や経済活動に支障がないように、そして責任あるエネルギー政策を構築をしていくことがまず何よりも重要であると、このように思います。  エネ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) こうしたエネルギーのベストミックスをどう考えていくかということについては、これは与党も野党もなく我々も建設的な議論をしていきたいと、このように思いますし、直嶋経産大臣時代の御努力も我々も評価をしているところでございまして、我々といたしましてもより現実...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 省エネルギーの推進につきましては、エネルギーの供給の安定化に大きく貢献するとともに、事業者のエネルギーコスト削減や生産性の向上にも直結をしておりまして、我が国の成長の観点からも極めて重要であると、このように私も思っております。  産業構造や気候等が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今、政府と与党におきまして議論を、最終的な議論を詰めておりまして、その結論を得た上において閣議決定を行うところでございますが、今、直嶋委員から御指摘のあった従来の設備、火力発電の設備をこれは言わばまさに高効率なものに変えていくべきだ、私も当然そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘になったように、お示しになったように、我が国におけるエネルギーの多くは最終的には給湯用や暖房用など熱の形態で消費されることから、熱エネルギーを有効利用することは重要な課題であると考えております。そのため、太陽熱、地中熱等の再生可能エネル...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 四十年運転制限制につきましては、原子炉等規制法におきまして、原子炉を運転することができる期間を原則四十年としているわけでございますが、それ以降の運転を行う場合は原子力規制委員会による認可が必要となるわけでありまして、原子力規制委員会において専門的な見...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘をされた点は大変重要だと思っております。現時点でゼロなんだから大丈夫じゃないかという意見があるのは私も重々承知をしておりまして、そういう御意見も随分伺っております。  しかし、もう今既に委員が述べられたように、この電力の需給につ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今、我々、新たなエネルギー基本計画を策定をしているわけでございますが、同時にその基本計画を基に三年間でエネルギーのベストミックスをつくっていくわけでございますが、再生可能エネルギーの導入状況も含めまして、様々なこれはエネルギーミックスの中におき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その表からもお分かりのとおり、まさに二〇一一年に東日本大震災が発災をしたわけでございますが、その発災を契機としまして燃料等の輸入量が増加をいたしました。我が国の貿易収支がそのことによって赤字に転じ、経常収支の黒字幅がずっと減少傾向で推移をしてきたわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、その表でもお示しをいただいておりますが、所得収支が頑張っておりまして、貿易収支は先ほど申し上げましたような事情で厳しい状況になってきているんですが、所得収支においては頑張っている。これはまさに日本のパテントの力、あるいは投資、既に海外に投資をして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一昨年、安倍政権が誕生したわけでございますが、昨年の春の段階におきましては、被災地において用地確保が難しいという声があふれていたわけでございます。どこに、いつ、何戸の住宅が再建されるかの見通しも立っていなかったわけでございまして、こうした中で、安倍内...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福島の原発避難者の方々についても、できるだけ早く良好な居住環境に移っていただくことが重要であるというふうに考えております。  原発避難者向けの復興公営住宅につきましては、安倍内閣発足後の平成二十五年度予算において、長期避難先の市町村において整備でき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この住まいについては大変要望が強かったわけでありますが、二十四年度はゼロ、ゼロだったんです、全くゼロ。それがこの一年間で、先ほど申し上げましたような、希望の中におきましては、希望を集めれば約五千戸あるわけでありますが、この中で約八割の三千七百戸につき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、この八割については先ほど申し上げたとおりでありまして、もう一度答弁させていただきますと、八割については月内、まさに年度内に用地の取得についてめどを立てると。そして残りの、八割はそういうことではっきりと申し上げます、これは先般、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、千百九十だけのことを言っているんではなくて、五千なんですよ。五千が一年前はゼロだったじゃないですか。全くゼロですよ。(発言する者あり)ゼロについて、ゼロだったんですよ。何回も申し上げますけれども、何回も申し上げますけれども、ゼロだったんです...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、これは一年前はゼロだったわけでありますが、そのゼロのうち、五千戸について言わばこうした形の住宅の整備を要望されてきたわけであります。この要望について、八割、八割について、私が申し上げたように、八割について、申し上げましたように、三千七百戸につ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 受入れをお願いをしている段階で設置を前提とした法案を提出することは適当ではないのではないかと、このように考えています。  具体的な法制化の在り方については、現在政府部内で検討を進めているところでありまして、地元において受け入れていただけるような環境...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど石原大臣から答弁をさせていただきましたように、この中間貯蔵施設から最終処分場へという中におきまして、言わば高レベル放射性廃棄物との混同がまだ相当あるのも事実でありますし、報道等の中においても、これをきっちりと残念ながら説明をしていない報道もあり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もうすぐ四月でございまして、いよいよ新学期が始まるわけでありますが、発災直後、宮城県の避難所で小学生の小野望美ちゃんという少女と会いました。津波でお母さんを失ったわけでございますが、被災から二か月後にお母さんが二年前に書いた手紙が望美ちゃん宛てに届い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、防災に向けた宇宙利用でありますが、人工衛星等の宇宙システムは、震災や津波など地上の被害に影響を受けずにサービスを継続できる耐災害性や広範な地域にサービスができる広域性等、防災、災害対応に有効な特性を備えていると思います。このため、首都直下地震や...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国は、今委員がるるお話しになったように、フィリピン台風災害発生直後から速やかに千二百人規模の自衛隊及び医療チームを含む国際緊急援助隊を現地に派遣をいたしまして、医療活動や救援物資等の輸送などの緊急支援を実施をいたしました。現在も復旧復興に向けた支...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 残念ながら、まだ見ておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小泉元総理がオンカロを訪問されたということは存じ上げておりますが、まだ残念ながらその機会はございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 東京都知事選挙の前にたまたま機会がございましてゆっくりお話をする機会がございましたが、最近は残念ながらその機会がないので。息子さんとはよく会っておりますが。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々、三年前に福島第一原発の過酷事故を経験をしております。そして、あの経験から我々は、まずは原子力発電に対する依存度を減らしていく、できる限り減らしていくということにおいては、我々その政策を進めていく、そういう決定をしているわけでございまして、その方...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この基本計画につきましては様々な要素を勘案をしながら今現在与党と議論を積み重ねている中でございまして、いずれにいたしましても、我々は、国民の皆様に対して責任あるエネルギー政策をお示しをしていきたいと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この発災の瞬間においては、まず現場の状況等を把握する必要がありますから、直ちにはどういう指示を出すということは、これはかえって間違った指示を出しては余計な混乱を引き起こすことだろうと思いますが、しかし、当然、東北地方においては、福島第一原発もそうであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども茂木大臣から答弁をいたしましたように、この汚染水対策、そしてまた廃炉もそうでありますが、これはもう今まで前例のない大変なこれは難事を我々は克服をしなければならないわけでございまして、その観点から、世界の英知を集めてこうした問題に対処していきた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 松田委員から御提案いただいた案については、我が党の中におきましてもこのスキームと似た提案というのもあったわけでございまして、しかし、そうした提案等々を我々よく検討した結果、課題としては、現在東電という会社があって、そしてこの東電が基本的に賠償も行って...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 記憶というのは時とともにだんだん薄れていくものでございますが、しかし、この三年前の出来事は我々決して忘れてはならないと、このように強く思っているわけでございます。  その中にありまして、やはり地元の方々、福島の方々は風化していってしまうのではないか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は、三年前の教訓から、原発については安全を確保することが大前提でありまして、原子力規制委員会においては各種の事故調査でこれまでに明らかにされた情報を踏まえまして、海外の規制基準も確認しながら世界で最も厳しいレベルの新規制基準の策定を行い、現在、厳...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わばその安全を、安全ということにつきましては、まさに基準、これはある一定の基準を超えれば我々は安全だという判断がなされたというふうに考えているわけでございますが、その意味におきまして、最も厳しいレベルでの規制基準に基づいて徹底的な審査を行って、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず最初に、これ判断するのは、これは避難計画ではなくて、原子力規制委員会が世界で最も厳しい基準にのっとって審査を進め、安全であると、こう判断した段階において我々は再稼働を進めていくことになるわけでございますが、同時に、再稼働に当たっては地元の理解を得...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御指摘の首都直下地震など大規模な災害が発生した際に、政府がその業務を継続することができる体制を確保することは極めて重要であります。そのため、あらかじめ業務継続計画を策定するとともに、災害時における職員の参集体制や電力の確保等の執務環境の整備を進める...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地域の防災計画や避難計画は、例えばどの地域ごとに避難を行うかといった避難の実施単位や避難先、避難経路などを定めるものでありまして、地域の様々な事情を踏まえて作成されることが適当であると考えています。このため、地域の防災計画や避難計画は、災害対策基本法...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この再稼働のプロセスにつきましては、先ほど来、田中委員長、また石原大臣からも御説明をさせていただいておりますが、まずは原子力規制委員会におきまして、大変厳しい、世界で最も厳しい基準において審査を行い、そしてそこの基準をクリアしたところについて再稼働を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この福島の復興において、双葉郡に加えまして、中通り等の他の地域と一体となった広域的な取組が必要でありまして、避難解除等区域復興再生計画においてその具体的取組を示し、着実な推進を図ってきたところであります。また、避難解除等区域の見直し等を踏まえまして、...全文を見る
03月12日第186回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も海外に出張した際は、なるべくNHKワールドを始めBBCとかあるいはCCTVとかアル・ジャジーラとか、そういう海外の放送局がどのようなスタイルで放送しているか見るようにしているわけでございますが、恐らく海外の人々は、もしアジアで何か起こっているとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、初めて国家安全保障戦略を策定をしたわけでございますが、我が国の外交・安全保障政策を透明性を持って内外に示すものであります。  その際、御指摘があったように、では、私たちが守るべきものは何かということを明確にする必要がありました。これは、NSC...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま防衛大臣からも答弁させていただきましたように、これは経産省だけで行える判断でもございませんので、調整をしていくという意味においても、そして戦略的観点から判断していくという意味においても、NSCにおいてもしっかりと議論していくべき問題だと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 放送法上、経営委員の選任に当たりましては、公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、広い経験と知識を有する者のうちから、教育、文化、科学、産業といった分野等を考慮して、両議院の同意を得て内閣総理大臣が任命することとなっています。現在、経営委員の方々...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま小西委員が質問の中で、こんな人が存在するとは信じられない、私は驚いて今委員の言葉を聞きました。自分の決めて掛かる考え方と違う人の存在を許さない、そういう考え方は、私はびっくりしたわけでございます。様々な考え方の人たちがこの世の中には存在するわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど長谷川さんの著書を例にして挙げられましたが、しかし、聞いておられる方は一部だけを取られてもそれは分からないんだろうと思うんですね。(発言する者あり)いや、ですから、いや、ですから、全部を、全部をここで披露していただかないといけないということにな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、そうしたバランス等々も含めて、当然、総務大臣のところでまずは大体人選等についても考慮していくわけでございまして、その上で私が最終的に決めるわけでございますが、今……(発言する者あり)済みません、私がしゃべっているんですから、質問している人は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それであればお答えをいたしますが、言わば総務大臣のところでそうした地域的な観点等も考慮するわけでございますが、いずれにせよ、東北の復興そして東北の現状をしっかりと放送していく、これ当然公共放送としての立場であろうと、そのことはいささかも変化がないとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、先輩として申し上げると、追悼の言葉を述べるときは前のボタンを締めた方が私はいいと思いますよ。その上で、その上で申し上げさせていただきますと、それが私は礼儀なのかなというふうに考えているところでございます。  その上において申し上げますと、言わ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 少し、居丈高になるのはいいんですが、少し落ち着いて聞いていただきたいと、このように思います。  それでは、まずお答えをいたしますが、百田委員を含め経営委員が個人的に行った発言やそれに対する対応について政府としてはコメントする立場にはないわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊が海外に出動することを禁じるという議論の中において、言わば、例えばPKOの際にも、それは果たしてどうなのかという議論がございました。言わば、自衛隊を海外に出動させることは駄目という決議であればそれは一切駄目だと、こう捉えられるわけでございます。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 矢倉委員の御指摘のとおり、日中関係、日韓関係、極めて重要な関係でありますし、こうした関係を発展をさせていくために様々なチャンスを捉えて関係を転換させていきたい、あるいは改善していきたいと、このように思っている次第でございます。  日韓関係、日中関係...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 来年三月、仙台で行われます第三回国連防災世界会議では新しい国際的な防災の取組指針が策定される予定でございまして、極めて重要な会議になると思います。我が国としては、東日本大震災を始めとする幾多の災害を通じて得た貴重な経験や知見を世界と共有をし、そして国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 朴槿恵大統領とは就任前に意見交換を行う機会がありました。また、就任後もサンクトペテルブルクのG20やバリのAPEC首脳会談の際に、これは社交ではありますが、会話を交わす機会はあったわけでございますし、またダボス会議では朴槿恵大統領の講演を伺いに参りま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 核兵器のない世界に向けた世界的な核不拡散、核軍縮を進める上で、核セキュリティー、いわゆる核テロ対策の強化を話し合う三月の核セキュリティ・サミットは極めて重要であるというふうに認識をしております。我が国は唯一の戦争被爆国であるとともに、原子力の平和利用...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 防潮堤のこの復旧事業については、事業主体となる県が、比較的発生頻度の高い十数年から百数十年に一度の津波を想定しつつ、環境保全、周辺の景観との調和や地元市町村の町づくりなどとの整合性を図りながら、具体的な防潮堤の高さを含め柔軟に計画できることとなってお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 防潮堤の復旧については、どういう計画が地元にとって望ましいか。当然、今委員が御指摘になったような景観、すばらしい、世界に誇るべき景観を残していきたいという住民の方々もおられるでしょうし、他方、やはり震災直後におきましては、もうとにかく海が怖いという方...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 台湾との関係に関する我が国の基本的立場は、昭和四十七年の日中共同声明を踏まえ、非政府間の実務関係として維持するというものであります。  その上で申し上げれば、台湾は、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有し、そして緊密な経済関...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 拉致被害者の安全を確保する、これは政府として状況に応じて対応に遺漏なきを期していく、当然のことであると思います。安倍政権としても、拉致被害者の安全の確保をいかに講じていくかについて、北朝鮮情勢も注視しながら不断に検討を重ねているところでございます。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、累次申し上げておりますように、国のために戦い、倒れた方々のために手を合わせ、御冥福をお祈りをする、尊崇の念を表するのはリーダーとして当然のことであろうと、これは各国共通のリーダーの姿勢であろうと、こう思っておりますし、今委員がおっしゃったような...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 武器輸出三原則等については、国連憲章を遵守するとの平和国家としての基本理念に基づくものでありますが、具体的内容につきましては、佐藤総理と三木総理の国会答弁を根拠とするものであります。  その後、安全保障環境の変化に対応いたしまして、平和貢献、国際協...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 従来は国際紛争を助長することを回避するとの文言を用いていたのは事実でございます。しかし、テロとの戦いなど、国際社会の平和と安定のために取り組まねばならない紛争があることを踏まえますと、紛争の平和的解決や国際の平和及び安全の維持を目的としている国連憲章...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今まさに、我々、この新しい原則におきまして、最終的な調整を今日から与党と行い始めたわけでございまして、その最終的な姿について今ここで申し上げることはできませんが、今原則についての政府の問題意識を申し上げれば、現状の三原則等によれば、例えば、現状の三原...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは全くそんなことはございません。今挙げられた企業がそうした自衛隊の装備品について造っているかもしれませんが、私が訪問した国々でそうしたものが言わば商談としてできているという話は全く聞いていないわけでございますし、また、そもそも別の大きなプロジェク...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げたとおり、我々がやろうとしていることは、今まで二十一例において例外措置をとってきたと、今度はやっぱりこれを整理してルールを明確化していこうということでありますし、そしてルールの透明性を上げていこうということであります。そして、私たちは、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆる議員外交につきましては、一般論として申し上げれば、国民の代表である議員が、外国政府等あるいは相手国側の議会と交流を深める中において、それぞれの国との関係を発展させていくということにおいては大変有意義であるし、国民の声を直接説明し、そして訴えか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、北朝鮮に対しては、基本的には様々な課題を解決をしていくためには、これは対話を行わなければ解決はしていかないということでございます。  しかし、残念ながら北朝鮮におきましては、今まで日本との対話の中において、様々な約束等に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 議員が北朝鮮を訪問された九四年、これはまさに北朝鮮と国際社会においてはKEDOの合意がなされたわけでございます。このKEDOの合意によって、北朝鮮は言わば核開発をやめるということであったわけでございまして、それに対しまして国際社会は軽水炉を造るという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 人と人とを結び付ける上において、スポーツとか文化の力は大変大きな私は力を持っていると思います。プロレスにおいても、私も子供の頃、猪木さん対ブルーノ・サンマルチノとの戦いに手に汗握ったことも覚えておりまして、ハルク・ホーガンとの戦いもテレビの前で熱中し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私、幹事長のその発言、ちょっと寡聞にして存じ上げないのですが、政府におきましては、今申し上げたように非常に立場が、G7で出しておりますので立場は極めて明快でございまして、ロシアによるクリミアの併合は、国連憲章、ヘルシンキ宣言の下でのロシアの約束、そし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も日々総理大臣としての仕事がございますから、幹事長の一々の発言というのを一々確かめる立場にはないわけでございますが、それは、今御指摘がございましたが、政府としては今、累次外務大臣も私も申し上げているとおり、これが日本国の正式な見解でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも、解釈についての議論は米国から言われてやるものではなくて、我が国が主体的に判断をし、我が国の国民の生命と財産を守るために、今安保法制懇において議論がなされているわけでございまして、米国から指示されて行うものではないし、事実行われていないわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 双務性につきましては、言わば安保が六〇年に改定をされまして五条と六条ができたわけでありまして、そこで初めて、第一次の改定される前の安保条約には米軍が日本を防衛するという防衛義務は課されていなかったわけでございます。言わば、最初の安保条約は一条から五条...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小松長官は国際法の専門家でもあるわけでございます。確かにがんを患ったわけでございますが、幸いこれは抗がん剤等の治療が功を奏しているところでございまして、現役に復帰をされたわけでございます。言わば、これは日本においても、多くの方々がそうした病気に打ちか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 本日から谷内国家安全保障局長をロシアに派遣をいたしまして、パトルシェフ安全保障会議書記等、ロシア側関係者と協議を行わせる予定でございます。その際には、ウクライナ情勢が現下の国際社会の重大な関心事となっていることを踏まえまして、ロシア側に我が国の立場を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本とロシアとの間には、御承知のように、六十八年間にわたって残念ながら平和条約が締結をされていないという現実の中において、この平和条約交渉を我々は再開させ、そして五回にわたって首脳会談を行ってきたところでございまして、いかにこの平和条約の交渉をしっか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、日本とロシアにおきましては、昨年、私がロシアを訪問して以来、言わば平和条約交渉が本格的に再開をしたわけでございまして、そして外相級あるいはまた次官級での交渉が実務的にもスタートしておりますし、初めて2プラス2の会談も行われ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この日中関係におきましては、まずは首脳外交、これは再開をしていくことが重要だろうと、このように思う次第でございまして、日本といたしましては、何かこれを日本はやらなければ首脳会談はやらないという姿勢はやはりおかしいだろうと、このように思うわけでありまし...全文を見る
03月14日第186回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、この歴史にどう向き合うかということでありますが、基本的に、我々政治家、特に行政のトップにある者としては歴史に対しては謙虚でなければならないと、このように思っているところでありまして、その観点から、歴史は事実も含めて歴史家に任せるべきであると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず私から、安倍内閣の言わば歴史認識についての立場について述べさせていただきたいと思います。  歴史認識につきましては、戦後五十周年の機会には村山談話、六十周年の機会には小泉談話が出されています。安倍内閣としては、これらの談話を含め、歴史認識に関す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま例として挙げられたのは、ダボス会議における世界各国の記者との懇談のときでございました。そこでは、逐語ではなくて、逐語というのは、私が日本語でしゃべって、それを横にいる通訳が英語にするという方式でありますが、ではなくて、同時通訳であったものであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども述べさせていただきましたが、基本的には首脳会談は同時通訳ではなくて逐語で行われておりまして、そうした逐語の通訳を行う通訳は全て外務省の職員でございますし、極めて高い能力を持っていると、このように言えると思います。  他方、マルチの会議等にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦後、我が国は、自由で、そして民主的で、基本的人権や法の支配を尊ぶ国をつくり、戦後六十八年にわたり平和国家としての道をひたすら歩んできたわけでございます。そして、戦後間もない頃から世界に支援の手を差し伸べてきており、多くの国際貢献を行っています。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 外交問題につきましては、これは内政の延長線上でもあるわけでございますが、様々なTPPを始め貿易交渉も行っているわけでございますが、これはまさに内政の様々な課題に直結をしている、そして大きな影響を及ぼすわけでございますから、そういう課題を含む外交交渉に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会におきましては、施設整備に当たって全ての競技施設をユニバーサルデザイン、言わば障害のある方々にとってバリアのないデザインにすることを決めております。会場へのアクセスに関わる道路や駅などについてもユニ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 内閣の支持率につきましては一喜一憂しないというのが基本姿勢でございます。同時に、それはそのときの政府に対する国民の声であることも事実でございますので真摯に受け止めたいと、こう思っている次第でございますが、基本的には今、渡辺委員がおっしゃったように、国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 全国三百八十六万社の企業の約九割を占める小規模事業者、まさに地域の経済を支えている、日本の経済を支えていただいていると言ってもいいと思います。極めて重要な存在でありまして、委員が今御紹介をいただきましたように、自民党総裁就任以来、野党時代から一貫して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府が市場の取引に、あるいは従業員の賃金等の決定においてどこまで関わっていいか、今私たちの行っている呼びかけについて様々な御批判があるわけでありますが、デフレから、十数年続いてきたデフレから脱却するというのはそう簡単なことではないわけでありまして、デ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このオリンピックにつきましては、二〇二〇年のオリンピック、まさに世界から多くの人々がやってくるスポーツの祭典にしていきたい、このように思うわけでございますが、その際、我々も昨年のブエノスアイレスのプレゼンテーションにおきまして、オリンピック精神を世界...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権としてはもちろん、この消費税を控えまして、当然行政改革を進めていく、身を切る改革を進めていかなければならないと、このように思っております。と同時に、行政改革というのは常にこれは念頭に置きながら改革を永続的に進めていかなければならないものであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 議員定数の削減につきましては、今御指摘がございましたが、我が党としては、我が党の案は既に提出をさせていただいております。その中におきまして、実務者の協議が行われている中におきまして、議長の下に、これは私の方からも述べさせていただいたところでありますが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 答弁する前に、私、先ほどGDPで、二・六%かなと言うべきところを二・六兆円と言ったようでございますので、これをちょっと訂正させていただきます。  そして、今の御指摘の入札問題につきましては、去る三月十一日に厚生労働省が中間報告を公表いたしまして、入...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘の点について、これはまさに事実であればとんでもないことだと私も思います。  ですから、先ほど申し上げましたように、徹底的に事実関係を調査を行いまして、違法な行為があるかどうか確認がなされれば厚労大臣にもしっかりとこれは対応するように、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 野党は常に与党に取って代わるという気概を持つのは私は当然のことであろうと、このように思います。同時に、政策におきましては、より政策をいいものにしていこうという姿勢も必要なのではないかと、このように思うわけでありまして、さきの国会におきましても、我が党...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどうそを言ったと言われましたが、それは看過できない発言でありまして、二十五年、二十六年とも公債費の額を税収は上回っておりまして、民主党政権時代は公債費の方が上回っているではないかと私は批判したわけであります。それに対して野田さんは返事をできなかっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言われなくても私がお答えいたします。  野田さんは勝手に私たちの主張を解釈して、間違った印象を国民に与えようとしておられるということをまずはっきりと申し上げておきたいと思います。こうした議論は、確かなファクトを見ながらちゃんとした議論を、かみ合う議...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、先ほども申し上げましたように、しっかりと私の答弁、議事録も読んでいただきたいと、このように思います。  何と私が述べたかを正確に述べさせていただきながら御答弁をさせていただきたいと、このように思います。(発言する者あり)静かにしていただか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よろしいでしょうか。よろしいでしょうか。  二月十七日の予算委員会で私が勤労者一人当たりの平均賃金が名目で若干のプラスと申し上げたのは、平成二十五年後半、七月から、十八日のことであります。それは前後の関係から見れば明らかなことでありますが、具体的に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、今は正式に、正確に引用していただいたように、私の答弁は、派遣労働者を増やすべきだとは考えていないという考えを述べたわけでございまして、それはもちろん今も変わりがないわけでございます。  そして、この一両年の傾向を述べられましたが、景気が回復...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) NHKをどうしようとしているかということですか。  どうしようとしているか。私がどうしようということではなくて、しっかりと経営委員会の方々あるいはNHKの会長以下の方々については、公平そして公正中立の観点から公共放送としての役割を果たしていただきた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 衛藤補佐官の発言につきましては、本人が既に撤回をしているというふうに承知をしております。  そして、本田参与の発言に関する報道については、発言の趣旨をたがえて報じられているといたしまして、取材した記者に対し強く抗議を本田参与が行っているというふうに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この問題につきましては、これは正確に答弁させていただきたいと、このように思う次第でございますが、いわゆる集団的自衛権の解釈についての御議論だと、このように思います。  この集団的自衛権の問題につきましては、第一次安倍政権のときに四分類の分類をいたし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、憲法見直しというのは憲法改正のことでしょうか。  憲法改正。憲法改正につきましては、これは今、我々は憲法改正を具体的に議論しているわけではありません。自民党としての案は出しているわけでございますが、憲法改正につきましては、いずれにいたしましても...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど委員から、私が言わば、中韓のことだと思いますが、関係を改善したいと言うだけで何もしていないという御批判でございました。しかし、私は、何か課題があったとしても、そうした課題があるからこそ首脳会談を行うべきだと、こう申し上げているわけでございます。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今様々な御質問があったのかなと、このように思います。  まず、戦後レジームからの脱却についてお答えをさせていただきますと、もう来年、戦後七十年、敗戦から七十年を迎えるわけでございます。日本は昭和二十年に敗戦を迎えたわけでございます。そして独立を果た...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員のおっしゃるとおり、我が国は世界に冠たる国民皆保険制度の下に、世界最高レベルの健康寿命、そして保健医療水準を達成をいたしました。これは、我が国が戦後、健康増進や予防医療を推進するとともに、多くの人が医療サービスを受けられる環境を整備をしてきた成果...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 成長戦略の実現に向けまして、新事業の創出は極めて重要であります。政府一丸となって、起業家に資金や経営ノウハウを提供する仕組みづくりを始め様々な施策に取り組んでいるところでございまして、例えば、新たに創業を行う方が、創業補助金によってそういう方を支援を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに御指摘のとおりでありまして、我が国の成長そして発展を目指していく上におきまして、可能性に満ちた若者たちがグローバルな舞台で活躍できる、そういう人材を育てていくことは極めて重要だと思っております。  安倍内閣におきましても、安倍内閣の下で設置を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 荒木委員、そしてまた御党にも御協力をいただきまして、我々は昨年、復興特別法人税一年前倒しの廃止を決定したところでございます。国民の皆様からも御批判をいただいたわけでございますが、デフレから脱却をするためには、どうしても四月から賃金が上がっていく、この...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本郵政もJTも資本の全部又は一部が国による出資を受けている特別な会社であり、より高い社会的責任を負う会社であるという点においては共通性があるというふうに考えております。  他方で、日本郵政はこれから株式上場を目指していく会社であり、株式上場を果た...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘になられましたたばこ規制枠組条約は、たばこの健康に対する悪影響を減らして人々の健康を改善することを目指しているものでありまして、各国の実情に応じまして、実情を踏まえ、受動喫煙の防止のほか、健康に関する警告告示、そして広告規制等を行うこと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今例としていろいろと挙げられたわけでありますが、基本的に節税をしておられると。こういう節税努力をしているからお金持ちになったという人もおられるわけでありますが、基本的には、この動きにつきましては、節税が終了する直前の平成二十五年十二月の投資主体別売買...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) どのような所得の方からどの程度の所得税を御負担いただくかということは、これは確かに大きな論点であろうと思いますので、よく議論していく問題であると思っています。  いずれにいたしましても、近年の税制改正におきましては、高所得者の給与所得控除について平...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま厚労大臣から答弁をさせていただきましたが、もちろん、なるべく多くの方々が正規の雇用の形態において仕事をすることが望ましいわけでございますが、グローバルな競争の中におきまして、またあるいは労働において多様化している中においてこうした形態があるわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大門委員と問題の認識、同じところもありますし、違うところもあるわけでありますが、基本的には、言わば七年前のときにも、安倍政権のときにも今おっしゃったような状況、企業が大きな収益を上げて、一部の大企業においてはベアが上がったということがありました。しか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま甘利大臣から答弁させていただいたとおりでございますが、現状は確かになかなか厳しい状況でございますが、何とかこの目標に到達できるような経済財政運営を行っていきたいと、このように考えております。  経済再生と財政健全化を促して、財政健全化の進展...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど累積債務は増えていくではないかと、それは確かにそのとおりでありまして、プライマリーバランスを黒字化した段階において、これは金利と成長率が、名目がこれミートした段階においては、黒字になればその黒字になった部分を借金の返済に充てていくことによって累...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどその議論が相当あったわけでございますが、雇用形態のいかんを問わず、働く方々が生きがいを持つことができる環境を整備していくことが重要であります。このため、派遣労働者の方々についても、雇用の不安なく、希望すれば正社員を含めてキャリアアップを可能とす...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、まさに今様々な議論を行っているわけでございますが、言わば解釈を変えるということについても様々な解釈の変更があるわけでございまして、基本的に、累次私も委員会で答弁させていただいておりますように、自衛権の行使そのものにつきましても我々は九条の制約...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国家安全保障基本法ですか。これについては、まだ我々、提出ということについては、提出するしないということについては決めていないわけでございますが、いずれにいたしましても、累次にわたってこの委員会において答弁させていただいておりますように、例えば、国家安...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 核燃料サイクルにつきましては、資源の有効活用、そして高レベル放射性廃棄物の減容化や有害度の低減などの意義があるのは事実であります。他方、六ケ所再処理工場の竣工遅延や「もんじゅ」のトラブルなどが続いてきたのも、これは委員の御指摘のとおり、事実でございま...全文を見る
03月18日第186回国会 衆議院 本会議 第9号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府は、昨年十二月十七日、国家安全保障会議及び閣議において、国家安全保障戦略、平成二十六年度以降に係る防衛計画の大綱及び平成二十六年度から平成三十年度までの中期防衛力整備計画を決定いたしました。  以下、これらについて御報告申し上げます。  国家...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国家安全保障戦略の策定の意義についてお尋ねがありました。  今般、史上初めて、我が国の国益とは何かを長期的視点から見定め、それを達成するために、我が国がとるべきアプローチを示す国家安全保障戦略を策定しました。  我が国を取り巻く安全保障環境が一層...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 長島昭久議員にお答えをいたします。  大綱、中期防が目指す防衛力整備と所要経費についてのお尋ねがありました。  新たな中期防衛力整備計画においては、防衛大綱に示された統合機動防衛力を構築するため、必要な防衛力整備に係る金額として、まず、二十四兆六...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中丸啓議員にお答えをいたします。  積極的平和主義についてお尋ねがありました。  我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しており、大量破壊兵器や弾道ミサイルの脅威は深刻度を増しています。また、サイバー攻撃のような、国境を越える新しい脅威も増...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 遠山清彦議員にお答えをいたします。  戦後日本の平和国家としての内実についてお尋ねがありました。  戦後、我が国は、自由で、民主的で、基本的人権や法の支配をたっとぶ国をつくり、戦後六十八年にわたり、平和国家としての道を歩んでまいりました。その歩み...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 三谷英弘議員にお答えをいたします。  経済成長と安全保障との関係及び経済成長への決意についてお尋ねがありました。  安倍内閣としては、長年にわたるデフレを脱却し、活力あふれる日本経済を取り戻すため、経済再生を最重要課題として、三本の矢に全力で取り...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 畠中光成議員にお答えをいたします。  国家安全保障戦略及び防衛大綱の見直しについてのお尋ねがありました。  国家安全保障戦略は、我が国の国益を長期的視点から見定めた上で、国家安全保障の確保に取り組んでいく必要があるとの考えのもと、おおむね十年程度...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 赤嶺政賢議員にお答えをいたします。  立憲主義についてお尋ねがありました。  もとより、行政府としての憲法の解釈は、最終的に内閣が責任を持って行うものであり、御指摘の発言は、私が、内閣総理大臣として、内閣を代表して、責任を持って答弁しているという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 玉城デニー議員にお答えをいたします。  積極的平和主義についてお尋ねがありました。  我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しており、大量破壊兵器や弾道ミサイルの脅威は深刻度を増しています。また、サイバー攻撃のような、国境を越える新しい脅威...全文を見る
03月19日第186回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま山田委員がおっしゃったように、バリにおきましては、多様性、そして包括的でバランスの取れたものにしていこうということであります。  もうこれは委員御承知のように、このTPPにおいては、関税等の市場アクセスだけではなくて、知的財産やあるいは電子...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもが公約においてお約束をしたことはたがえてはならないと、このように思います。  また、農水の衆参の委員会において示された五品目について、これは我が党においてもJ—ファイルでお示しをしているところでございますが、我々はこの意を体してしっかりと交渉...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、自由貿易の推進は我が国の対外通商政策の柱であると考えております。  日本は人口が減少していく中において、生産人口も、そしてまた消費人口も減少していく中において、成長していくアジアあるいは世界の活力を取り入れていく必要があるんだろうと、こう考え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど山田委員が挙げていただいた私の発言についてでございますが、二つとも私が農業について申し上げたことでもある、後半も、農業も含む意味について使わさせていただいたわけでございます。まさに農業というのは国の基であり、美しい日本の景観、国土、そして国柄を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としての考え方を申し上げます。  ロシアがクリミア自治共和国の独立を承認し、十八日、クリミアをロシアに編入する条約への署名がなされたことは、ウクライナの統一性、主権及び領土の一体性を侵害するものであり、これを非難いたします。我が国は力を背景とす...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 科学技術イノベーションは我が国に新たな可能性をつくり出す極めて重要な課題であり、成長戦略の柱の一つであります。  平成二十六年度予算案におきましては、科学技術関係予算として、革新的な再生医療等につながるiPS細胞、エネルギー制約や地球温暖化を克服す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 子育てや介護において、まさに今委員がおっしゃったように、目の届く、そして手の届く範囲で仕事ができればと思っておられる方がたくさんおられるんだろうと、このように思います。  その中におきまして、この在宅勤務によるテレワークは、勤労者にとっては仕事と育...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま三原委員が指摘をされたように、真面目な納税者によって納められた税金によって大切な社会保障は維持され、そして学校、道路、そうしたものもしっかりと造ることができるわけでありますし、また警察を始め治安も維持されるわけでございまして、つまり、まさにそ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本航空は、民主党政権下におきまして、平成二十二年一月の政府声明において、我が国の発展基盤である航空ネットワークの重要な部分を担っており、その運航の継続と確実な再生を図るため必要な支援を行うとの方針に従って公的な支援が行われ、再生が図られた。これは委...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 閣僚が国会において質問に答える、これは重要な責務でございますので、その責務を果たしていく上において支障のないように、当然遅刻等は基本的にあってはならないわけでございますので、しっかりと我々閣僚にも改めて指示をしていきたいと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもが進めている政策は、デフレから脱却をして経済を成長させていく、そのために大胆な金融緩和、そして機動的な財政出動、財政政策と、そして民間の投資を喚起する成長戦略、これを一体的に行っていくことでございますが、我々の当初の目的でございます、まずはデフ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自動車業界からも、米国における様々なこうした状況についての説明は受けておりました。  言わば、こうした事案等については、日本ではなくて米国の司法によって裁かれるわけでございまして、そこで使う言語も当然英語でありますし、米国の弁護士を雇わなければなら...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年行われました米中の首脳会談におきましても、新しい大国間関係という中において、また、太平洋というのは米国と中国という大きな大国がこの中に収まれないほど小さくはないという、そうした趣旨の会話が行われたと、こういうことでございますが、しかし、当然太平洋...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ある意味大変議論を整理していただいたと、このように思います。  私自身の答弁というか考え方については基本的に変わってはいないわけでありますが、私がまだ若い議員のときに、当時、高村外務大臣に対しまして集団的自衛権の質問をいたしました。その際、言わばこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま、まさにそうした点につきまして安保法制懇において議論をしていただいているところでございまして、先ほど大塚委員が御指摘になった点、要請があるかどうかという点でありますが、それは、例えば同盟国としてであれば、あらかじめそうしたことが期待されている...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が最高責任者と申し上げましたのは、審議の中において、法制局の次長に答弁を求めていて、それは私から答えましょうと言ったときに、まあずっと次長だったんですが、その後、なぜ次長じゃなくてあなたが答弁しようとしているんですかということになったものですから、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 放送機関のトップの個別の発言について、また、そのトップが辞めるかどうかということについて政府としてコメントすべきではないと、このように考えております。  会長は経営委員会の議決によって適切に選任をされているものでございまして、NHKについては、その...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの世論調査風の数字の結果は、それは統計学的には何の意味もないだろうと。後半については、徳永さんの言わば囲む会みたいなところで聞いたんじゃないですか。後援会の皆さんに集まっていただいたんでしょう。でも、それは全く私は意味がないんだろうと、このよう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よろしいですか。余り後ろでがんがん声を上げられますと答弁がしにくいという状況になりますので。よろしいですか。静粛にお願いをしたいと、冷静に議論をする必要があるんだろうと、こういう大切な問題ですからね。  先ほども申し上げましたように、これは一放送言...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このTPPの重要性についてはもう既に申し上げているとおりでございまして、日本は人口が減少していくわけでありまして、生産人口もまた消費人口も減っていくわけでありますが、アジア太平洋地域はまさに人口は増加をしていくわけでございまして、このアジア太平洋地域...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもとしては言わばあるべき姿として早く妥結すべきだというふうに考えているわけでございますが、我々は我が国独自の言わば交渉上の理由から急がなければならないという理由はないわけでございまして、このTPPについては、言わばアジア太平洋地域の新しい志の高い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会における審議の進め方等につきましては、これはまさに国会においてお決めをいただくことだと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、佐々木委員が御指摘になったように、ICTを活用して自宅で仕事をこなしていく、これが今可能になってきているわけでございますし、今、事実、例として挙げられたように、それを見事に活用して効率性を高めておられる方々がたくさんいらっしゃるわけでございます。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 被災地の復興からの加速につきましては、まず住宅の建設、そしてなりわいの再生に力を入れているところでございますが、被災地における雇用の創出は復興のための大変重要な課題であります。  テレワークによって、生活再建や介護のため自宅を離れられない被災者にも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 幼児教育は生涯にわたる人格形成の基礎を培う大変重要なものであります。全ての就学前の子供に質の確保された教育、保育を受ける機会を保障することが必要であります。このため、平成二十六年度予算案では、幼児教育の無償化に向けて幼稚園就園奨励費を拡充いたしまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) フリーターにつきましては、最も直近で多かったのは平成十五年の二百十七万人でございまして、ちょうど小泉政権時代だったと思いますが、当時からこのフリーターを減らしていこうということについて様々な政策について検討を始めたところでございますが、安倍政権におき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣としては、働きたいと希望するあらゆる人が社会で活躍し、その可能性を発揮できるチャンスをつくっていくことが少子高齢化社会の下で力強い成長につながっていくというふうに考えております。  特に、若者は我が国の将来を担う貴重な人材であり、政府として...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先週から本格化いたしました春闘の回答の状況を見ますと、今、行田委員が御指摘になったように、例えば十四日にこれは連合が公表した数字でございますが、月例賃金については一人当たり平均賃上げ額が六千四百九十一円でありまして、賃上げ率で二・一六%でありまして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、企業の収益の向上を賃金上昇につなげていくことは重要でありますし、また、企業が賃金を引き上げるインセンティブを与えるということもこれは大変重要な考え方であろうと、こう思います。その意味におきまして、政府は復興特別法人税を一年前倒しをして所得拡大...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員が持っておられる問題意識であります、経済状況によって進学を断念することがあってはならない、教育の機会均等をしっかりと確保していくために奨学金制度を拡充、充実をしていく必要があると、私もそのとおりだろうと、このように思います。  その中におきまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 伊吹議長が脱原発あるいは原発ゼロと言及されているということは私も寡聞にして存じ上げないわけでございまして、何ともお答えのしようがないところでございますが、あの式典に、三・一一の式典における議長の言葉においては、私たちはエネルギーを消費することについて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このTPP交渉は、関税だけではなくてルールについての交渉も行っているわけでございます。知財の問題あるいは電子商取引もございますし、国有化企業等々の問題もあるわけでございます。同時にまた、関税におきましても各国それぞれが様々な事情を抱えているのは事実で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) むしろ、農業に取り組んでいる皆さんが自らの経営判断を生かしながら更に収入を増やしていくことが可能な、そういう仕組みに変えていきたいというのが私たちのこの改革でございまして、お米の生産調整の見直しにおきましては、これまで行政が配分する米の生産数量目標に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに家族経営が地域においては地域の文化や伝統も継承してきた、これはまさに共産党の主張というよりも自民党の主張ではないかというふうに思うわけでございまして、この家族経営は私たちもしっかりと支援をしていきたいと、こう思っている次第でございます。  し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国際連合は二〇一一年の国連総会において、家族農業が持続可能な食料生産に果たす重要な役割を広く周知するため二〇一四年を国際家族農業年に決定したところでありまして、我が国の食料・農業・農村基本法においても、農業経営の法人化とともに家族農業経営の活性化を図...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 横田さん御夫妻は、めぐみさんが拉致をされて以来、様々な困難な判断をしてこられたと思います。  まず初めは、めぐみさんのことについて、北朝鮮によって拉致をされたという事実が明らかになる中で、これを果たして世の中に示していいのだろうか、世の中に示すこと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、十一年前と比べますと、前回のときには、言わば北朝鮮でということに大変北朝鮮側もこだわったわけでございますが、今回は、モンゴルの協力もございましたが、北朝鮮側も北朝鮮以外での再会に対して彼らは了解をしたわけでございまして、こうした変化を私たちは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮の問題におきまして、例えば核問題につきましては、これは世界の安全保障に対する重要な脅威ということでこれは認識を一つとしているところでございまして、国際社会は協力して北朝鮮の核実験等、開発に対して制裁も科しているわけでございます。  しかし、残...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、中山恭子委員と私も同じ考え方でございます。  言わば北朝鮮という国は大変外交的な工作も巧みに行うわけでございまして、善意であっても善意をうまく利用される危険性があるわけでありまして、彼らの言いたいことを日本側に言わせて自分たちは交渉を有利...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 文化予算を増やすべしという委員の御主張は、従来からの御主張は私もよく承知をしておりますが、我が国は世界に誇るべき伝統的な文化財や優れた芸術文化を持っているわけでありまして、これらの文化芸術を振興していくことは、心豊かな国民生活を実現するとともに、活力...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) たくさんの方々が外国から日本を訪問していただき、日本の文化、私たちの生活を知っていただくことは、日本人を理解をしていただく意味においても大変重要だろうと、このように思います。  幸い、昨年一千万人、日本への観光客、突破をしたところでございますが、さ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、福島委員はこれでもかこれでもかという形で負担が増えたところばかりを書かれたわけでございますが、しかし、例えば消費税につきましては、伸びていく社会保障費に対応するため、そして、今私たちが享受をしているこの社会保障制度を次の世代に引き渡していくための...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 集団的自衛権の行使及び集団安全保障に係る海外での自衛隊の武器の使用等々について、安保法制懇において様々な今議論を行っているところでございまして、その際、四分類について第一次安倍政権で議論をしてきたところでございますが、具体的な事象において、その際今の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ウクライナ情勢の平和的解決のためには、ウクライナの経済状況の改善と、そして緊張緩和のための対話と透明性の促進が重要であります。これらについて、G7諸国を始め各国と連携をしつつ日本としても貢献をしていきたいと考えています。  第一に、ウクライナに対す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会の情勢においてお許しをいただければ、今度のハーグの核セキュリティ・サミットに出席をさせていただきまして、その際、G7の会合が、このウクライナ問題についてのG7の会合が予定をされておりますので、G7諸国と協議をいたしまして、このウクライナへの支援等...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ロシアがクリミア自治共和国の独立を承認し、十八日、クリミアをロシアに編入する条約への署名がなされたことは、ウクライナの統一性、主権及び領土の一体性を侵害するものであり、これを非難する、そして、我が国は力を背景とする現状変更の試みを決して看過できない、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の浜田委員の仮定に対するお答えは差し控えさせていただきたいと思うわけでございますが、また、このウクライナ情勢が平和条約交渉にどういう影響を与えるかということについて、今定かに申し上げることはできないところでございますが、いずれにいたしましても、六十...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨日、サン国家主席と首脳会談を行い、またその後の晩さん会においても、日越間の課題、あるいはまた国際場裏での協力等について様々な議論を行ったところでございます。  特に、日越関係におきましては、広範な戦略的パートナーシップに言わば我々の関係をグレード...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日中関係というのは戦略的互恵関係にあるわけでございまして、第一次安倍政権の際に胡錦濤主席と認識を一つにしたところでございます。  その中におきまして、日本は中国に物を輸出し、あるいは投資をし、利益を上げているわけでございますが、一方、中国も日本の投...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 本件は私人間の民事訴訟に関わる事項でありまして、政府としてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。  いずれにいたしましても、福島第一原発事故の現状や我が国の取組について、米国も含めた国際社会に対し引き続いて適時適切な情報発信を行っ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在も日本は、日中韓のFTA、あるいは日豪のFTA、そしてまた今御紹介いただいたRCEP、そしてFTAAP、様々な貿易交渉について議論を進めているところでございますが、RCEPについていえば、RCEP、FTAAPへ進んでいく上においてもTPPというの...全文を見る
03月20日第186回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) この戦後体制、戦後レジームとは、今、北川委員から御紹介をいただきましたように、日本は敗戦後七年という長い占領を経験をしたわけでございます。この占領されている期間に憲法が作られ、そして教育基本法が作られ、様々な制度が形作られたわけでございます。その中に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大胆な金融緩和については、例えば、これは全く無謀な政策だという非難を受けたわけでございますが、しかし、デフレから脱却するためにはこれしかなかったわけでありまして、結果としては一昨年の十—十二月に比べて昨年の十—十二月は二・六%の成長となりました。非製...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、別に小川議員を嫌っているわけではございませんし、小川委員の政府を追及する能力については日頃から尊敬申し上げているところでございます。  そこで、例えば、我が党の役職については私が任命権を持っているわけでございますが、その中におきましても、必ず...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに小川委員の御趣旨もよく私も分かりますし、そういう今委員が御指摘された点も踏まえて会長は恐らく適切に人事権を行使をしていくことだろうと、このように思っておりますし、言わばこうしたことが、これは国民注視の中で議論が行われているわけでございまして、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先週から本格化いたしました春闘の回答状況を見ますと、今委員が指摘されましたように、十四日に連合が公表した内容では、月例賃金について組合員三百人未満の組合におきましても一人当たりの平均賃上げ額が五千五百六十円、賃上げ率で二・二二%でありまして、過去十年...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに、意欲のある、頑張ろうと思う人たち、頑張る人たちが報われる社会をつくっていくことが安倍政権の基本方針でございます。そういう方々に対して、キャリアアップあるいは職業訓練、そして学び直し、そういうあらゆる側面において、彼らが夢に向かって進んでいくこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 急速な少子高齢化が進んでいく中において、年々増えていく医療や介護などの費用を賄い、そして世界に冠たる我が国の社会保障制度をしっかり次世代に引き渡すとともに、子ども・子育て支援を充実していくことは喫緊の課題であり、そのために消費税率の引上げをお願いをす...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、私が御説明しようと思ったところを既におっしゃってしまったものでございますが、官房副長官のところにおいて検討チームをつくって、そして、検討した結果、論点整理をしているということでございまして、この論点整理の具体化に向けまして、昨年末、厚生労働省の専...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原発公的管理機構についての御提案でございますが、廃炉、汚染水対策や賠償等を着実に実施をして国民負担を最大限抑制をし、そして福島の再生を加速することが、当然、これも委員も考え方は同じだと思いますが、最優先であると、こう思っています。  この観点から、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は常々、頑張る人が報われる社会をつくっていきたいと、このように申し上げているところでございますが、しかし、人は不幸にして病気になったり生活基盤そのものが崩れてしまって生活が困難になるということは当然あるわけでございます。そういう真に支援を必要として...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この生活保護の仕組みについては、先ほど申し上げましたように、言わば生活の基盤が不幸にして壊れた方々が再び自立に向けて進んでいく中において支援をしていこうというものであります。当然これは国民の税金によって成り立っている、言わば支え手がいるということは常...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国と地方が明確な役割分担なく同様の事務を扱ういわゆる二重行政は、行政の責任の所在を不明確にする、そしてまた事務の非効率化を招くことにつながるわけでありまして、委員が御指摘になったように、その解消を図っていくということは国民にとって言わば行革につながっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国家公務員の再就職に関しましては、再就職等監視委員会の下に、公務員OBの口利き、そして予算、権限を背景とした再就職のあっせん等の不適切な行為を厳格に監視をしていく、そのことによって天下りを根絶をし、そして再就職に関する国民の疑念を払拭していく考えでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は総理に就任をいたしましてから、言わば国益を守るために地球儀を俯瞰する戦略的な外交を展開をしてまいりました。そして、延べ三十六か国、十七回海外に出張したのでございますが、例えば中東のGCC諸国、日本はエネルギーを中東に依存しているわけでございまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま大臣から答弁をさせていただいたことに加えまして、昨年の政労使の懇談会におきまして、十二月において、意欲と能力のある非正規雇用労働者についても、業績と能力を評価し、処遇に適切に反映させることも含めまして共通の認識に至ったわけでございまして、非正...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地域の防災計画や避難計画は、例えばどの地区ごとに避難を行うのかといった避難の実施単位や避難先、避難経路などを定めるものでありますが、地域の様々な事情を踏まえて作成されることが適当であると思います。  このため、地域の防災計画や避難計画は、災害対策基...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) IAEA、国際原子力機関の安全基準の最上位に位置付けられている基本安全原則において、施設と活動の存続期間全体を通じて安全の一義的な責任は許認可取得者にあり、この責任は委任することができないとされています。このように、安全確保の一義的な責任は事業者が負...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 歓迎式典のことであろうと、このように思いますが、歓迎式典につきましては、閣僚のメンバーにおいて、都合が付く閣僚についてはできる限り出席するようにしていきたいと、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆる安保法制懇としては、直近では平成二十六年の二月四日であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この安保法制懇においては、御承知のように、第一次内閣において四分類について議論を進め、第一回目の報告書が出されたところでございますが、それから約六年の時間が経過をいたしましたので、その中におきまして、こうした国際状況の変化、この六年経過したことによる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、懇談会から報告書が提出された後に、内閣法制局の意見も踏まえつつ、与党とも相談の上に検討を重ねた後、閣議決定を行い、国会で御議論をいただきたいと、こう考えておりますが、さらに、憲法解釈の変更が行われても、集団的自衛権を実際に自衛隊が行使し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、法制懇の結論を得た上において政府として検討していくということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は礒崎補佐官ではありませんから根拠を私が礒崎補佐官に代わって述べることはできませんが、今御説明をさせていただきましたように、流れとして、実際に、もし、安保法制懇において結論が出され、そして法制局を中心に政府として検討を重ね、そして与党とも協議をして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは礒崎補佐官の認識を述べたものでありまして、私は、まだ法制懇の結論も出ておりませんし、そういうことについて考えてはいないということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私自身は、国家安全基本法については、提出するしないということについてはまだ決めておりませんし、それはもう国会で答弁しているとおりでございます。  しかし、答弁した際に、国家安全保障基本法においては集団的自衛権の行使を事実上示唆することが書き込まれて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの答弁にいたしましても、先ほど私が答弁をさせていただきましたように、言わば政府が解釈の変更をしなければこの法案は出すことができないわけでございまして、この法案を出すということを前提とした質疑が続いていたので小松長官がああした形で答弁をされたと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私、日にちについて明確に申し上げたことはございませんが、言わば、日にちありきではなくて、安保法制懇において結論が出た段階において言わば報告が出されると、このように理解をしているわけでございまして、今の段階ではまだ議論を、先ほど申し上げましたように議員...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 補佐官も政府を代表して、言わば政府全体の意思が決定された上で述べているわけではございません。言わば担当する補佐官として、それは、政府というのは、政府を構成している人々がそれぞれの考え方を述べる場合は、当然これは許されるわけでございます。  しかし、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、様々な、政府には補佐官もいれば参与もおります。そして、それぞれが、それぞれがそれぞれの見識で自分の考えはこうだということを外に発表するということについては、それはおかしいということではないと思いますし、それは、言わば我々と全く見解が根本的に違...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍晋太郎外務大臣であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、今の段階で解釈変更しておりませんから、それを前提に答えるのは当然であろうと思っておりますし、今の段階で私はそれをガイドラインに反映させるということは申し上げているわけではありません。  この解釈の変更をするかしないかもまだ決めていないわけであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは仮定の質問ですから今お答えはできませんが、いずれにいたしましても、まずは安保法制懇の結論が出ることを待ちたいと思っておりますし、そして、ここでの議論はまさにこれはオープンにされるわけでございますし……(発言する者あり)いや、結論が出れば当然オー...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは言わば法律上行使できるかどうかということでありまして、例えば例示として国会でよく挙げさせていただいておりますのは、米国のイージス艦が、ミサイル、弾道ミサイルの警戒のために日本海にいると、そしてその弾道ミサイルのためにイージス機能を上空に設定して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど日露フォーラムについて御議論がございましたが、ちなみに独露フォーラムを先般開催したわけでありますが、シュタインマイヤー外務大臣が、外務大臣自体が出席をしているということは申し添えておきたいと思います。その中におきまして、日韓米の首脳会談について...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま経産大臣から答弁をいたしましたが、三十年、四十年掛かると見込まれている福島第一原発の廃炉については、より着実に前進をしていくように、廃炉が進められるように、新たな支援体制を構築する必要があると考えています。  その際に、賠償円滑化のために東...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) イラク戦争におきましては、言わば、当時のイラク政府が累次にわたる国連決議を実行しなかった、そして、大量破壊兵器がないということを証明する責任があったにもかかわらず、あるいはまた証明できたにもかかわらずそれを行わなかったということでありますから、まさに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) イラク特措法に基づきまして自衛隊が実施した空輸活動は、それ自体としては武力の行使に当たらない活動であり、また、その活動の地域をいわゆる非戦闘地域に限るなど、他国の武力の行使と一体化することがないことを制度的に担保しており、憲法第九条との関係で問題があ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げたとおりでございまして、我々は憲法の範囲内における協力を行っているということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘の判決でございますが、イラク派遣等の違憲確認及び差止めを求める訴えについては、不適法なものであると却下をいたしました。また、損害賠償請求は法的根拠がないと棄却をしておりまして、国側の全面勝訴でございます。空自の空輸活動が違憲であると判示した部分...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このイラクに対する支援活動については、これはまさに憲法の範囲内で行われているということでございまして、今私どもが安保法制懇で議論しておりますことは、四分類を中心に、国際情勢が変化する中において、まさに分類に従って様々な議論を行っていることでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに現在の状況、国際状況に鑑みまして、我が国の国民と生命と財産を守る責任が私どもにはあるわけでございますので、しっかりと安保法制懇の結論を待ち、議論を進めていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今までの私の答弁についてはもう既に御紹介をいただいたわけでございますが、法人課税の改革については、現在与党において検討していただいておりますが、これまさに重要なのは、政策効果の検証や、あるいは課税ベースの拡大や他税目での増収策の検討といった論点がござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 年金制度につきましては、平成十六年ですから、十六年に既に大きな改正を行っておりまして、その際、マクロ経済スライドを導入したわけでございます。  しかし、その後ずっとこれ、インフレになっていく中において、このインフレの中におきまして、言わば出生率、平...全文を見る
03月27日第186回国会 衆議院 本会議 第11号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 齋藤健議員にお答えをいたします。  農業、農村の将来像と二法案の位置づけについてお尋ねがありました。  地方の活性化は安倍内閣の最重要のテーマであり、地方経済の中核をなす農林水産業の活性化は、待ったなしの課題であります。私は、あらゆる努力を傾け、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 寺島義幸議員にお答えをいたします。  米の生産調整の見直しについてお尋ねがありました。  政府としては、農地のフル活用を図り、食料自給率、食料自給力の維持向上を図っていく観点から、これまで、行政が配分する米の生産数量目標に従って農業者が作物をつく...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 村岡敏英議員にお答えをいたします。  戦後農政の総括についてお尋ねがありました。  これまで、農政においては、その時々の課題に対応するため、米の生産調整を初め、さまざまな施策を展開し、国民への食料の安定供給等に努めてきましたが、農産物価格の低下等...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 樋口尚也議員にお答えをいたします。  農政改革における本法案の位置づけなどについてお尋ねがありました。  農林水産業の活性化は待ったなしの課題であり、私は、あらゆる努力を傾け、強い農林水産業とともに、美しく活力ある農山漁村を実現していく決意であり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 林宙紀議員にお答えいたします。  米の生産調整の見直しについてお尋ねがありました。  政府としては、農地のフル活用を図り、食料自給率、食料自給力の維持向上を図っていく観点から、これまで、行政が配分する米の生産数量目標に従って農業者が作物をつくって...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 畑浩治議員にお答えをいたします。  農業支援のあり方についてお尋ねがありました。  我が国の農業が活力ある成長産業となっていくためには、意欲ある担い手が力強く経営を展開できるようにしていくことが重要と考えております。  政府としては、農地集積バ...全文を見る
03月28日第186回国会 参議院 本会議 第11号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 古川俊治議員にお答えをいたします。  基礎的財政収支の黒字化達成に向けた決意についてお尋ねがありました。  二〇二〇年度、基礎的財政収支の黒字化に向けては、昨年八月に策定した中期財政計画に沿って、基礎的財政収支対象経費と税収等の対GDP比の乖離を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 難波奨二議員にお答えをいたします。  我が国の財政の状況についてのお尋ねがありました。  我が国の財政については、GDPの二倍程度という巨額の公的債務が累積しております。国の信認を維持していくためにも、こうした将来世代への負担の先送りが続く状況を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平木大作議員にお答えをいたします。  財政再建に向けた決意についてお尋ねがありました。  強い経済の再生なくして、財政の再建も日本の将来もありません。このため、政府としては、経済再生と財政健全化の双方の実現に取り組んでおります。  平成二十五年...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中西健治議員にお答えをいたします。  基金や独立行政法人の余剰の資金の取扱いについてお尋ねがありました。  基金については、昨年十月の会計検査院の検査報告において、一部の基金に使用見込みのない資金が滞留している旨の指摘がありました。この指摘を受け...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 仁比聡平議員にお答えをいたします。  消費税増税についてお尋ねがありました。  三本の矢の効果もあって、景気回復の裾野は着実に広がっており、今後、景気回復の実感を全国津々浦々にお届けしていくため、経済の好循環を実現していかなければなりません。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 藤巻健史議員にお答えをいたします。  まず、幸夫議員の御冥福を心からお祈りを申し上げます。  累積赤字の減少と道筋についてお尋ねがありました。  我が国の厳しい財政状況を鑑みれば、国の信認を維持し財政規律を保つために、国の借金がGDPの伸び以上...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 寺田典城議員にお答えいたします。  消費拡大とデフレ脱却に向けた取組についてお尋ねがありました。  我が国経済においてデフレが長年にわたり継続してきた原因は、長期にわたって需要が弱かった中で、企業などによる日本経済の将来に対する成長期待の低下やデ...全文を見る
03月31日第186回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会における決算の審議は、執行された予算が所期の目的を果たしているか等について御審議いただき予算へと反映させていくものであり、極めて重要なものと認識しています。参議院においてこれまでも決算審議の充実に取り組まれてきたことに改めて敬意を表するとともに、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 東日本大震災が発生をしました。そして、首都直下型地震や南海トラフ地震の発生が懸念される中におきまして、今委員が御指摘になったような事前防災そして減災の考え方によって災害に強い国づくりを目指す国土強靱化は、我が国にとってまさに焦眉の急と言ってもいいと思...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会における決算の審議は、執行された予算が所期の目的を果たしているかどうか御審議をいただき、そしてその後の予算に反映をさせていく極めて重要なものであると認識をしているわけでございまして、政府としては、従来より、国会での審議内容や決算結果等を踏まえて予...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この委員会は決算委員会だというふうに伺っております。今、尾立委員も、二十三年度の予算、ずっと決算が先延ばされてきたことは残念だと。しかし、これは私たちだけの責任ではございません。二十三年度予算というのはそもそも民主党政権のときに作られたこれは予算であ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今大切なところを私は指摘をしているつもりですよ。  決算委員会というのは、その年の決算についてどういう問題があったか、その予算が所期の目標に……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 所期の目標を達成しているかどうか、それを審議する委員会のはずであります。ですから、我々全閣僚がこうして出席をしているわけであります。つまり、その決算について、所期の目標であったかどうかに今の委員の質問が果たして関わりがあるのかどうか。私は、大変、大変...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、場外から、場外からこのようにどんどんやじられたんでは、冷静に、冷静に議論ができません。今、後ろの方々、どんどんやじをしていましたね。私が指摘したのは、この委員会に関係がないではないか……(発言する者あり)あるという今やじが飛びました。では、あ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは二十四年度の決算ですよ。二十三年度の決算が遅れたといってあなたは指摘をされた。今しているのは、行っているのは二十四年度の決算であります。二十六年度の予算ではありません。それはもう終わったんですよ。二十四年度の決算についてどうかということを議論し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、今、今あなたは随分激高して質問しておられますが、二十四年度の予算には、確かに決算には入っていると思いますよ。では、その決算の中の何が問題なのかということを指摘していただかなければ答えようがないということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、先ほど申し上げましたように、言わば、小松長官は、言わば決算においても、もちろんそれは問われれば、問われれば責任を持って答えますよ。しかし、しかし同時に、それは、今は、この後の言わば三時過ぎには出るということになっているわけでございますし……(...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それと、それとですね、それと、言わばこの決算に係ることでは様々なことがあるわけでありますよ。今、尾立委員は決算、決算が延びたことは大変遺憾であると、こういうふうにおっしゃっておられました。決算の問題であれば様々なそれは課題があるんだろうと、このように...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、当然その中において、その中においても様々な議論がなされてきているわけでありますから、私は、この決算委員会においてはその決算について具体的な議論がなされることが適切ではないかと、このように申し上げているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん全般については委員長のおっしゃるとおりでございますが、しかし、今委員は二十三年度の決算についてこれが遅れたことは遺憾だという、そういう御指摘があったわけでありますし、それと、予算委員会があり決算委員会があるという、その機能の区分は確かにあるは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これが決算とどのような関係があるのかどうかということについて、先ほど、先ほど……(発言する者あり)今ちょっと答弁中でございますから最後まで聞いていただきたいと思いますよ。先ほど申し上げましたように、尾立委員は、尾立委員は憲法の解釈変更と憲法改正の違い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 会長は、放送法の規定にのっとり、経営委員会の議決により適切に選任されたところであります。  NHKは、公共の福祉のために、豊かで、かつ、良い放送番組による国内放送を行うとともに、国際親善の増進等に資する国際放送を行うという社会的使命を担っています。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よろしいですか。  NHKについては、その信頼を更に向上させるよう、このような社会的使命を担う公共放送として、会長以下職員が力を合わせ、自主自律の下、その責務を遂行していただくことを期待をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、NHKについては、その責任を更に向上させるよう、このような社会的責務を、そして使命を担う公共放送として会長以下役職員が力を合わせて、自主自律の下、その責務を遂行していただくことを私としては期待をしていると、このように申し上げた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま財務大臣がお答えをさせていただきましたように、既に十五年度の決算分よりそうした対応を取っておりますが、老朽化したインフラの安全性の確保という観点からは、価額評価というよりも、むしろ国土交通省などにおいてインフラの点検等をしっかりと行い、長寿命...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの携帯電話を見ながらという御発言でございますが、これは、まさに携帯電話を電話機能あるいはメール機能として使うということは院の権威を汚すということであろうと思います。委員の指摘もごもっともでございますが、ただ、小松委員が使った形は、他の政府委員の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最初申し上げたとおり、最初申し上げたとおり、言わば委員会席において携帯電話をする、受ける、これは今までも何回か指摘があったところだろうと思います。その中において、やはりそれは委員会の権威を汚すという考え方であります。  他方、私はファクトとして申し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よろしいですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そうすると、もう一度答弁させていただきますと、言わば、言わば小松長官のところに入ったメールというのは、小松長官が持っていたわけではなくて、言わば横にいた委員のところに入ったものを小松長官が渡されて、それを読んだというふうに私は承知をしているということ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 紹介させていただいた次第でございまして、いずれにいたしましても、小松長官が培った経験とそして見識を生かして、しっかりと法制局長官としての役職を果たしていただきたいと、このように思うところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私、先ほど答弁いたしましたのは、誤解を与えてはいけないということで申し上げたわけでありまして、言わば、この委員会に例えば携帯を持ち込んで、委員会と関係のない会話を果たしたり、あるいはメールを打ったりメールを見たりということは、これは明らかに委員会の権...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それを紹介をしたということでありまして、それを紹介をさせていただいた次第でございます。  ですから、最初に申し上げましたのは、今後、今後、将来、例えばiPad等を活用した方が、言わば、言わば議論において、活性化されるということも議論としてはあるかも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、私は先ほど申し上げましたように、今までの経験と見識を生かしていただいて、しっかりと職責を果たしていただきたいと答弁したとおりであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会保障費の中のそれぞれの割合でございますが、少子高齢化が進む中において、対象である高齢者の数が増え、そして子供の数が減少する中においてのそうした結果になってはいるわけでございますが、しかし、子ども・子育て支援は、全ての子供たちの健やかな成長のみなら...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国立大学は、文系で五十万であろうと思います。(発言する者あり)五十四万か。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 聞いたんです、今。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平成二十四年度決算報告において、数多くの不当事項等の指摘を受けたことは誠に遺憾であります。検査報告を受け、直ちに各大臣に対して事務事業の在り方の見直しや適正な会計処理の徹底など、検査報告事項について確実に改善するよう指示を行ったところでございます。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど法務大臣からもお答えをさせていただいたことでございますが、個別の事件における裁判所の判断について、内閣総理大臣として所感を述べることは差し控えさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま防衛大臣からは、個別の案件でありますから、我々がこの個別の案件にどう具体的に対応しているかということについては、まさに我が方の手のうちでありますから答弁を控えさせていただいたわけでございますが、一般論として、ノドン型のミサイル攻撃につきまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権としては、これは自民党、公明党、民主党の三党合意にのっとって、消費税を五%から八%に引き上げていく。これは、伸びていく社会保障費に対応すること、そしてまた少子化対策にも使うための財源を得るためでございまして、我が国の世界に誇るべきこの社会保障...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど甘利大臣から答弁させていただきましたように、政府は経済見通しにおきまして三・二%程度と、そのうち、消費税引上げによる影響を除くと一・二%でございます。  先般も委員会で答弁させていただきましたように、二%、消費税は三%でありますが、物価へは二...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど別の委員の答弁において田村大臣から答弁をさせていただきましたように、この非正規の中でパートが四八・七%、そしてアルバイトが二〇・六%、派遣が六・一%ということに、そして契約社員が二〇%ということになっているわけでございますが、今景気回復局面の中...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳しい答弁は厚労大臣の方が詳しく答弁できると思うんですが、現在、回復局面にあっては、勤労者の数は増えているんですが、職を得た方の数は増えているんですが、しかしそれがパートあるいは非正規の方がまず増えているわけでございまして、そして、そこからだんだん景...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、個々の事例はおいておいてというふうにおっしゃったんですが、これ個々の事例の積み重ねでもあるわけでございまして、言わば地方公共団体は最も住民に身近なところで行政を担っているわけでございまして、早朝の保育や延長保育への対応や少人数学級の開設など、その...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私、先ほど少人数学級が増えているというお話をさせていただきました。言わば生徒の数が減っているのに対応して教職員の数は減らしているわけでございますが、しかし少人数学級化は進めているわけでございます。  そしてまた、その中におきまして、子供と向き合う時...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御指摘いただいている地方公共団体の臨時、そして非常勤職員については、それぞれの地方公共団体において、制度の趣旨、そして勤務の内容に応じて適切に任用と処遇が行われることが重要であろうと、こう考えているところでございますが、政府としては、政府の実態をよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 答弁する前に、先ほど、政府としては、地方の実態をよく把握しながらと言うべきところを政府の実態というふうに答えたようでございますが、これは地方の実態に訂正をさせていただきます。  そして、ただいまの御質問でございますが、政府としては、引き続き、地方公...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 非常勤につきましては、先ほど新藤大臣から答弁をさせていただきましたように取得できることになっているわけでございますが、臨時については法律上そうではないという状況でございますが、ここにつきましては、先ほど新藤大臣が答弁させていただきましたように、言わば...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、労働基準法に基づく産前産後休暇は、正規、非正規にかかわらず認められるべきものであり、各地方公共団体において法に基づき適切に対応がなされるよう引き続き助言をしていきたいと考えております。  繰り返しになりますが、この産前産後の休暇は、当然これ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは再三答弁をさせていただいておりますが、公務員につきましては住民あるいは国民の皆様の税金でこれを賄っている、人件費を賄っている中において、合理化は進めていかなければいけないと。そういう中におきまして、しかし、働いている方々が充実感を感じる、そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中央銀行の仕事は、日本銀行法にあるとおり、物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資することであると考えているわけでございます。そして、日本においては、戦後、インフレがあり、そのインフレに悩まされたわけでございまして、日本銀行の神経はまさに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 議論のために藤巻委員も大分極端な例を出されているんだろうと、このように思うわけでございますが、ハイパーインフレというのは、例えば戦後のドイツのように、戦争によって生産施設を破壊された中において紙幣を発行すれば、これは物ができないんですから、当然ハイパ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ヘルシンキ宣言とは、一九六四年に世界医師会が定めた人間を対象とする医学研究の倫理的原則のことでございまして、臨床研究の実施に当たって、被験者保護等の観点から、必ず守られるべき倫理規範について定めたものであるというふうに理解をしております。ヘルシンキ宣...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 対策については、第一次安倍政権のときに、このねんきん定期便等やれることは全てやっておりまして、これをずっと継続的にやっているわけでありますが、残念ながらまだ約二千百万件の記録が持ち主の手掛かりが得られないということで残っているわけでございまして、これ...全文を見る
04月01日第186回国会 衆議院 本会議 第13号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) とかしきなおみ議員にお答えをいたします。  医療、介護の制度改革の位置づけについてお尋ねがありました。  急速な少子高齢化のもと、世界に冠たる社会保障制度をしっかりと次世代に引き渡していくためには、消費税の引き上げにより安定財源を確保しつつ、制度...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 柚木道義議員にお答えをいたします。  介護・障害分野における賃金についてのお尋ねがありました。  介護や障害福祉の人材確保と処遇改善は、重要な課題であると考えています。  自公政権下においても、平成二十一年度の介護報酬改定や補正予算において、処...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず初めに、この一年間をどうつないでいくのかという御質問でございました。  我々与党は、何といっても、そのためには財源が必要であります。必要な財源を確保できない中においては、今、質問者が要求したようなことをすぐにやるとお約束することはできないわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 清水鴻一郎議員にお答えをいたします。  医療、介護の改革の必要性と意義についてお尋ねがありました。  急速な少子高齢化のもとで、地域で安心して医療や介護サービスを受けられるようにするためには、救急医療などの急性期の医療から、退院後の生活を支える在...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 古屋範子議員にお答えいたします。  本法案の意義についてのお尋ねがありました。  急速な少子高齢化のもとで、地域で安心して医療や介護サービスを受けられるようにするためには、救急医療などの急性期の医療から、退院後の生活を支える在宅医療・介護まで、一...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中島克仁議員にお答えをいたします。  本法案の構成についてのお尋ねがありました。  急速な少子高齢化のもとで、地域で安心して医療や介護サービスを受けられるようにするためには、急性期の医療から在宅医療・介護まで、一連のサービスを総合的に整備すること...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 青柳陽一郎議員にお答えいたします。  いわゆる混合診療についてお尋ねがありました。  全ての国民が一定の自己負担でどこでも安心して必要な医療を受けられる我が国の国民皆保険は、世界に誇れる制度であり、次世代にしっかりと受け渡していかなければならない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 高橋千鶴子議員にお答えをいたします。  地域における医療・介護ニーズの認識と対応に関するお尋ねがありました。  急速な少子高齢化のもと、地域によっては産婦人科医の不足や特別養護老人ホームへの入所待機等の課題があることは認識しています。  今回の...全文を見る
04月04日第186回国会 参議院 本会議 第14号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府は、昨年十二月十七日、国家安全保障会議及び閣議において、国家安全保障戦略、平成二十六年度以降に係る防衛計画の大綱及び平成二十六年度から平成三十年度までの中期防衛力整備計画を決定いたしました。  以下、これらについて御報告申し上げます。  国家...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 佐藤正久議員にお答えをいたします。  総選挙での外交を取り戻すとの主張についてお尋ねがありました。  一昨年の総選挙では、失われた日米同盟の信頼を取り戻すことを始め、民主党政権の下で危機的状況に陥った我が国の外交を立て直すことを訴え、国民の支持を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北澤俊美議員にお答えをいたします。  私の叔父、西村正雄が書いた八年前の論文についてお尋ねがありました。  七年前、私は突然病のために総理大臣を辞し、国民の皆様に大きな御迷惑をお掛けをいたしました。あのときの大きな挫折は今も私の胸に深く刻み込まれ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 石川博崇議員の質問にお答えをいたします。  オバマ大統領の訪日についてお尋ねがありました。  今朝の閣議において、オバマ大統領を国賓としてお迎えすることを決定いたしました。オバマ大統領との首脳会談でいかなる議題を取り上げるか調整中でありますが、安...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井上義行議員にお答えをいたします。  集団的自衛権の行使及び敵基地攻撃能力の保有についてお尋ねがありました。  集団的自衛権等と憲法との関係については、現在、安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会において、安全保障環境が一層厳しさを増す中、国民...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井上哲士議員にお答えをいたします。  国家安全保障戦略と集団的自衛権に関するお尋ねがありました。  集団的自衛権等と憲法との関係については、現在、安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会において検討が行われており、まずはこの懇談会における議論を待...全文を見る
04月10日第186回国会 衆議院 本会議 第16号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 橋本岳議員にお答えをいたします。  市町村合併についてのお尋ねがありました。  平成十一年以来政府が行ってきた、市町村の自主的な合併の推進は、平成二十一年度末で一区切りとしたところであります。  今回の法改正により、これまでの手法に加え、地方公...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原口一博議員にお答えをいたします。  地域自主戦略交付金の廃止などについてお尋ねがありました。  地域自主戦略交付金については、地方から、窓口の一元化や手続の簡素化などの課題が指摘されていたことなどから、平成二十五年度に廃止し、各省庁の交付金等に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井上英孝議員にお答えをいたします。  区長公選制についてお尋ねがありました。  区長公選制については、第三十次地方制度調査会において、行財政改革の観点や、一つの地方自治体の中に複数の公選の職がいることの是非などが議論され、引き続き検討すべきとされ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 桝屋敬悟議員にお答えをいたします。  大都市制度の見直しについてお尋ねがありました。  大都市制度については、指定都市側からのさまざまな問題提起や、第三十次地方制度調査会における議論を踏まえ、大都市等における効率的、効果的な行政体制を整備するとと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 佐藤正夫議員にお答えをいたします。  道州制の導入と現行の地方制度についてお尋ねがありました。  道州制の導入は、地域経済の活性化や行政の効率化などを目指し、国のあり方を根底から見直す大きな改革であります。  現在、与党において、道州制に関する...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 塩川鉄也議員にお答えをいたします。  市町村合併に関する評価についてのお尋ねがありました。  東日本大震災で被災した合併市町村においては、被害が甚大過ぎたために十分な対応ができなかったとしている自治体がある一方で、合併による災害への対応力向上によ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 鈴木克昌議員にお答えをいたします。  連携協約についてお尋ねがありました。  今回の改正により創設する連携協約は、地方公共団体が連携して事務を処理する際の基本的な方針及び役割分担を議会の議決を経て定めることとし、紛争が生じた場合の解決の仕組みをあ...全文を見る
04月11日第186回国会 衆議院 本会議 第17号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 鈴木淳司議員にお答えをいたします。  電力システム改革の着実な推進についてのお尋ねがありました。  電力システム改革は、新規参入の促進や競争環境の整備により、電力の低廉かつ安定的な供給を一層進めていくものであり、エネルギー制約の克服に向けた改革の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 田嶋要議員にお答えをいたします。  経済成長と省エネルギーの両立についてのお尋ねがありました。  石油危機以降、我が国は、エネルギー効率を大幅に改善し、今や世界トップレベルにあります。これまで、経済成長を実現するとともに、特に産業部門ではエネルギ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 木下智彦議員にお答えをいたします。  原子力発電の依存度低減とベストミックスについてのお尋ねがありました。  エネルギー政策については、国民生活や経済活動に支障がないよう、責任あるエネルギー政策を構築することが、何より重要です。  原発について...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 江田康幸議員にお答えをいたします。  エネルギー基本計画の実行についてのお尋ねがありました。  エネルギー基本計画については、公明党の皆様に大変建設的な御議論をいただき、与党において丁寧に議論を進めていただきました。その結果、しっかりとしたエネル...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 三谷英弘議員にお答えをいたします。  電力の自由化についてお尋ねがありました。  電力システム改革については、昨年四月に閣議決定した政府の改革方針及びさきの臨時国会で成立した第一段階の法律の改革プログラムに基づき、遅くとも、二〇二〇年、東京でオリ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小池政就議員にお答えをいたします。  避難計画や規制基準への審査体制の整備、賠償スキームについてお尋ねがありました。  原子力発電については、安全性を最優先し、原子力規制委員会により、世界で最も厳しい水準の規制基準に適合すると認められない限り、再...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 塩川鉄也議員にお答えをいたします。  原発のコストや、環境への影響についてのお尋ねがありました。  原発のコストについては、東日本大震災後に行った試算では、原発の事故対応費用や使用済み核燃料の処理コストも含めた上で、石炭火力、LNG火力や再生可能...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 村上史好議員にお答えをいたします。  エネルギー基本計画の策定時期についてお尋ねがありました。  エネルギー基本計画については、国民生活と経済活動に直結する重要な問題であるため、いつまでという期限を区切るのではなく、丁寧なプロセスを経た上で閣議決...全文を見る
04月15日第186回国会 衆議院 本会議 第18号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 萩生田光一議員にお答えをいたします。  教育再生への決意と、改革の方向性についてのお尋ねがありました。  子供たちには無限の可能性が眠っており、それを引き出す鍵は、教育の再生です。  山積する課題に正面から取り組み、これからの日本にふさわしい教...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 菊田真紀子議員にお答えをいたします。  村山談話を教科書に記述することについてお尋ねがありました。  歴史認識については、安倍内閣としても、これまでの歴代内閣の立場を引き継ぐ考えです。  教科書については、改正教育基本法の趣旨を踏まえた、バラン...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 田沼隆志議員にお答えをいたします。  総合教育会議の最終決定権者及び大綱の記載内容についてのお尋ねがありました。  総合教育会議は、どちらかが決定権者というものではなく、首長と教育委員会という執行機関同士が、協議し、調整を図りつつ、より一層民意を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 稲津久議員にお答えをいたします。  教育委員会制度の果たしてきた役割についてお尋ねがありました。  現在の教育委員会制度は、制度の発足以来、教育の政治的中立性、継続性、安定性の確保を制度的に担保するとともに、地域の多様な視点を反映する観点からも重...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 柏倉祐司議員にお答えをいたします。  教員の資質向上を図るための施策についてお尋ねがありました。  多くの都道府県等において、社会人としての経験を評価する特別の採用選考や、教員を民間企業等へ派遣する研修等が行われております。また、各都道府県等にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井出庸生議員の質問にお答えいたします。  教育再生についてお尋ねがありました。  第一次安倍内閣以降も、例えば、いじめや体罰など、教育現場を取り巻く課題が相次ぎ、また、それらの課題に対し、現行の教育委員会制度のもとで迅速に対処できていなかった事例...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 宮本岳志議員にお答えをいたします。  教育の政治的中立性についてお尋ねがありました。  今回の改正案では、首長と教育委員会が相互の連携を図りつつ、より一層民意を反映した教育行政を一体的に推進していくため、総合教育会議を設置するなどの改革を行うと同...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 青木愛議員にお答えをいたします。  改正案に対する評価と、改正に対する意欲についてお尋ねがありました。  我が国の地方教育行政制度は、これまで約六十年にわたって政治的中立性等の確保に重要な役割を果たしてきましたが、いじめ等の重大な事案が生じる中で...全文を見る
04月22日第186回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○安倍内閣総理大臣 お答えをいたします。  指定都市は、第三十次地方制度調査会の答申において指摘されたとおり、その人口規模が大きいこと等から、都道府県との間で二重行政の問題が特に生じやすいものと考えております。  この二重行政の解消に向けて、政治家である市長と知事が向き合い、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の改正により、地方公共団体が連携して事務を処理する際に、新たな組織を立ち上げることなく、簡素で効率的な相互協力を継続的、安定的に進めていくため、連携協約の制度を創設することとしております。  この連携協約を活用して産業を振興する例を挙げるとすれば、例えば...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法が保障する地方自治の本旨とは、地方自治体が地方の行政を自主的に処理するという団体自治と、地方自治体の運営は住民の意思と責任に基づいて行うという住民自治を意味するものと解されております。
○安倍内閣総理大臣 おっしゃるとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 先般もお答えをさせていただきましたように、委員が総務大臣時代に基本的な原型をつくられた、いわゆる一括交付金でございますが、考え方としては確かに、私たちが進んでいくべき方向を示しておられた、このように思うわけでございますが、再三答弁をさせていただいておりますが、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この道州制については、国のあり方を根底から見直す大きな改革になるわけでありまして、その際には、国がやらなければならないことは何か、そして身近な行政である基礎自治体がやるべきことは何か、そして州がやることは何かということを根底からしっかりと議論することが求められ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま新藤大臣からお答えをいたしましたように、基本的には身近な行政は分権を行っていくということは当然のことでございますが、他方、地方自治でありますから、地方団体の声にも耳を傾ける必要があるという中において、議論を進めているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 御質問の、民主党政権下において閣議決定をされました、国の出先機関を広域連合に移譲する法案についてのお尋ねであれば、市町村から大規模災害発生時の危機管理体制などに関して慎重な意見が表明されているところから、慎重な検討が必要というふうに認識をしております。  出...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 区長公選制については、第三十次地方制度調査会において、行財政改革の観点や、一つの地方自治体の中に公選の市長の部下として複数の公選の職がいることが不適当ではないかとの議論がありまして、引き続き検討すべきとされており、地方の声を伺いながら、さらに丁寧に議論する必要...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 地方の活性化は、安倍内閣にとって最重要のテーマでございます。国民が全国で安心して快適な暮らしを営んでいけるように、元気な地方をつくっていくことが極めて重要と考えております。  政府としては、地域の資源や資金を活用して雇用を生み出し、地域の経済を元気にしていく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大切なことは、法の遵守、法の精神をしっかりとたっとんでいくことだろうと思います。  四月十九日、株式会社商船三井は、上海海事法院から、中国浙江省の港に停泊中の同社の船舶を差し押さえる旨の通告を受けたと承知をしております。  商船三井は、同社の前身企業の行為...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 明日、オバマ大統領が日本を訪問されます、来日されますが、首脳会談を通じて、アジア太平洋地域の平和と安定、繁栄に日米同盟がしっかりと指導的な役割を示していくということを内外に示していきたい、このように思うわけでございます。  それと同時に、法とルールをしっかり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政令指定都市につきましては、指定都市が、都道府県に包括される基礎自治体ではあるものの、その人口規模等が都道府県並みであることから、効率的で効果的な行政と市民福祉の向上を図るため、都道府県の事務、権限の移譲を特例として認めるものであり、合理的な制度であると認識を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 区長公選制については、第三十次地方制度調査会において、行財政改革の観点や、一つの地方自治体の中に公選の市長の部下として複数の公選の職がいることが不適当ではないかとの議論もあるわけでございます。  例えば山口県であれば、今例として挙げられましたが、山口県は、知...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 道州制の導入につきましては、地域経済の活性化や行政の効率化などを目指し、国と地方のあり方を根底から見直す大きな改革であります。  確かに、今、中田委員が御指摘になったように、国が本来やるべきことは何か、例えば、外交とか安全保障とか、そういう限られたものにしっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 道州制については、第一次安倍内閣において開催された道州制ビジョン懇談会等における議論の積み重ねを経た上で、現在、与党において、道州制に関する基本法案を検討しているところであります。  道州制の導入は、先ほど申し上げましたように、国のあり方を根底から見直す大き...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この番組は、残念ながら、東京、関東地域では放映されていない番組でございますが、この番組に出演した際に、基本的に、この大阪都構想について、考え方、理念について我々は応援をしているというお話をさせていただいたわけであります。  大阪都構想を実現するための大都市地...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大阪においては、大阪府と大阪市、いわば二重行政においては、ある種、しょうけつをきわめていたところがございまして、その中において、この二重行政の中で無駄遣いが多いではないかという市民、県民の強い要望の中から今大きな変化が起こっているんだろうというふうに認識をして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この平成の大合併については、いわば、少子高齢化が進んでいる中において、我々、行政の規模、そして行政のコストを考えていく上において、合理化を図っていくことも住民の要望に応えていくことにつながっていく、こういう考え方もあるわけでございます。その中におきまして、平成...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 道州制の導入は、国のあり方を根底から見直す大きな改革でありまして、その検討に当たっては、当事者である地方団体の声も聞きながら、国民的な議論を深めていく必要があると考えております。  現在、与党において、道州制に関する基本法案について、基礎自治体のあり方も含め...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに今議論を進めているところでありますし、そもそも、この我々の法案を通した中におきまして、この国民会議の中において、今委員が御指摘になったような点も含めて、さまざまな課題について議論が深められていくのではないか、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 道州制につきましては、我が党におきまして、これはJ—ファイルにおいてお示しをしていることというふうに承知をしておりますが、我々、先ほど申し上げましたように、まさに国の、あるいは地方の行政のあり方を定める大改革でございますから、しっかりと議論を行っていく考えであ...全文を見る
04月23日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○安倍内閣総理大臣 このTPPというのは、大きな経済である米国と日本がアジア太平洋地域に新しいタイプの経済圏をつくっていく、市場主義、そして自由と民主主義という価値を共有する日米の両国がリーダーシップを発揮して新しいルール、新しい貿易圏をつくっていくことは、地域の発展にとって極め...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私の真意は、まさに最後の段階でございますから、だんだんお互いの主張が接近はしてくるわけでございますが、しかし、そこでなかなかお互いに譲れない一線も見えてきているわけでございます。  そこで、私が申し上げたかったことは、決して日本が数字にこだわっていないという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年、日米首脳会談を行い、そしてTPP交渉に参加するという判断をしたのは、我が党が公約で掲げておりました、聖域なき関税撤廃ではないということを確認したからでございます。  同時に、私たちは、公約集とは別に、政策集であるJ—ファイルに載せている五品目、そして、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、昨年の二月、我々はTPP交渉に参加をするという判断、決断をしたのでございますが、いわば現在のTPP参加国の中では最も遅い交渉参加になったわけでございまして、状況としては大変厳しい状況で交渉参加したのは事実でございます。  しかし、さまざまなことについて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 おかげさまで、先般、来日をしたアボット首相との間で、日豪のEPAについては基本合意に至ったところ、大筋合意に至ったところでございます。  しかし、日豪のEPAとTPPというのは、これは性格が別の交渉になるわけでございます。もちろん相手も違うし、いわばTPPは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 TPP、日米の交渉については最終段階に入っておりますが、我々も、今、玉木委員からのお話もありますし、この農水委員会での決議もあります。しっかりとこの決議を受けとめて、今、玉木委員が言われましたように、農業というのは、それぞれの分野が、畜産や酪農や畑作や水田、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国は、古来より、瑞穂の国と呼ばれ、水田農業を中心に、田植えや稲刈りを地域集落で共同で行ってきた伝統があります。今でも、農地や水路の維持は地域集落の共同活動で行われており、農業は地域集落の存在を抜きにしては語れないと考えております。  他方で、今後、我が国...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 食料の安定供給を将来にわたって確保していくことは極めて重要であります。また、国民に対する国家の基本的な責務である、こう思っております。国内農業生産の増大を図り、食料自給率と食料自給力をともに向上させていくことが大変大切であります。  このため、安倍内閣では、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 きょうの朝ですね。きょうの朝、ちょっと、若干、ゆっくりと起きたものでございますから、十分な朝御飯を食べることができなかったのでございますが、通常は、おいしいお米とみそ汁を食べているところでございます。これを世界に広げていきたいと考えております。
○安倍内閣総理大臣 食料の安全保障とTPPについてお尋ねがございました。  いわば食料の安全保障につきましては、先ほど申し上げましたように、食料の安定的な供給を将来にわたって確保していく、そして、それは国民に対する国家の基本的な責務であり、国内農業生産の拡大を図り、食料自給率と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これまで、米の生産調整を初め、さまざまな施策を展開してまいりましたが、農業生産額の減少と高齢化の進展、耕作放棄地の増加等の構造的な問題は顕在化したままであります。我が国の農林水産業の活性化は待ったなしの課題となっているのは、委員も御承知のとおりであります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げましたように、まずは五年で、この目標に向かってしっかりと進んでいくことが重要ではないか、こう思うわけでございます。  その中におきまして、先ほど申し上げましたように、農業者がマーケットを見ながら自分たちの収益を上げていくべく、そして消費者のニーズに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 効率的かつ安定的な農業経営によって、他産業並みの労働時間と所得を目指して経営改善に取り組む認定農業者を主な担い手として、経営所得安定対策や融資、税制等の政策を集中して実施しているところでございます。  他方、御提案のように、新規に就農した方々に対して一定額の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 農業については、先ほども答弁いたしましたように、まさに農は国の基であり、かつ、各地域を支えているのは農村であると言ってもいいんだろう、こう思うわけでございます。そして、その農業、農村において、若い人たちが未来に希望を持って仕事をしていくことができる、汗を流して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 戦後すぐの段階において、農業に携わる人口あるいは農業経済に携わる人口というのは大体人口の半分ぐらいと言ってもよかったわけでございまして、まさに第一次産業が国の一番大きな産業であったということも言えるのではないかと思うわけであります。  しかし、その後、農業人...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の法案につきましても、農業のあり方を改革していく大きな方向性をつけていくものでございますから、農業者の皆さんはもちろんのこと、国民の皆様にしっかりと説明をしていく必要がある、このように考えるわけでありまして、法案や予算の審議を通じて、その意義を明らかにして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この農水委員会において、米、麦、そして牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源等について、この重要五品目についての御決議があったわけでございまして、我々は、しっかりとこの決議を受けとめて交渉をしていきたい、こう思っているところでございます。  そして、今、ちょっと質問の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどの除外についての御質問については、平成二十四年三月の内閣官房のTPP協定交渉の分野別状況を引いておられたのかなと思いますが、除外についての定義は一律に定まっているものではございません。  TPPは、高いレベルの自由化を目指すという目標のもとで、各国のセ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国においては、食生活の変化等によって、一人当たりの主食用米の消費量が最大のときに比べ約半分になりました。主食用米の消費量の大幅な減少傾向が現在も続いているわけでありまして、こうした中で、水田の有効活用を図る観点から、麦、大豆、飼料用米等、主食用米以外の生産...全文を見る
05月14日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○安倍内閣総理大臣 今回の改正では、要支援者の家事援助、地域社会への参加など多様なニーズに応えるため、訪問介護と通所介護について、全国一律の基準に基づくサービスから、地域の実情に応じて市町村が効果的かつ効率的に実施する地域支援事業へと見直しをすることとしております。  この事業...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員がおっしゃったように、再発を防止する、同じ原因で人の命が失われることはあってはならないわけでありまして、医療事故の再発防止のためには、医療機関が問題意識を持ってしっかりと対応していくことが重要であると考えております。  こうした観点から、今回創設する調...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 高齢化の進展に応じまして認知症高齢者の方々がふえていくことが見込まれるわけでありまして、社会全体で認知症の方を支えるための仕組みをつくることが重要であります。  このため、政府としては、平成二十五年度からの五カ年計画といたしまして、早期対応を行うためのかかり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 外国人材の活用につきましては、女性の活躍を支援していく、女性の活躍推進という観点、そして中長期的な経済成長の観点から、経済財政諮問会議と産業競争力会議において議論をいただいております。その中で、国家戦略特区の活用も含めて検討するように指示をしたところでございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 介護従事者について、まさに介護従事者の皆様がその職に誇りと生きがいを持って仕事をしていただくことによって、年をとっても安心した介護環境が維持できるわけでございます。  その意味におきまして、人手不足状況となっている、あるいは、介護の分野に職を持ったとしても、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税の引き上げにつきましては、急速な少子高齢化が進んでいく中、世界に冠たる日本の社会保障制度、この仕組みを次の世代に引き渡していかなければいけませんし、私たちにはその大きな責任があります。同時に、子ども・子育て支援を充実させていく、このために行うものでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 逆のことでは全くないわけでありまして、今そのことについて御説明させていただきたいと思います。  今回の改正は、要支援者に対するサービスのうち、訪問介護と通所介護について、全国一律の基準に基づくサービスから、地域の実情に応じて市町村が効果的かつ効率的に実施する...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ちょうどこの介護保険制度を実施したとき、私は自由民主党の、当時は社会部会長と言われていたんですが、その職にありました。  その際にも、自民党におきまして、いわば家事支援について介護保険の対象にすることは、家事支援を使っている人たちとそうでない人たちに不公平感...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 人材確保と処遇改善は極めて重要であると我々も考えています。  介護人材の処遇改善については、これまでも、自公政権において、平成二十一年度介護報酬改定や補正予算の中で財政措置を講じるなど、問題意識を持ってしっかりと取り組んできています。  今後は、平成二十七...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々がボランティアの皆さんを活用しようと考えているのは要支援の方々であって、いわば要介護の方々ではないわけであります。  ですから、今、認知症の例を出されましたが、認知症である程度重度の方は、当然これは要介護で、要支援ではないということはまず申し上げておきた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、国民が憲法で保障されている文化的な生活を送る上において、最低限の水準を確保できるというその水準について、国や地方自治体、地域でしっかりとそれは保障していくということではないかと思います。
○安倍内閣総理大臣 これは、外国人材を介護で活用する、これからいきなりやるということではありません。もう既に、外国人労働者の受け入れについては、介護分野においても、EPAの枠組みの中で、一定の質を確保しつつ受け入れを行ってきているわけであります。  外国人材のさらなる活用につい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 処遇改善につきましては、先ほど申し上げましたように、しっかりと検討を進めていきたい、このように考えているわけでありまして、その際に、先ほど申し上げましたように、人材の確保、そしてまた介護職の方々にとってしっかりと誇りを持ってその職を務めていく、そういうことを我...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今大臣が答弁したとおりでありまして、大臣が答弁しているときにずっとしゃべっているからよく聞こえなかったんだろうと思いますが、介護職の皆さんに対しても、もちろん、我々も介護職に対する給与が上がるように当然望んでいるわけでありますし、今大臣が答弁しているように、上...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この法案の審議の間に私はそういう機会はありませんが、しかし、担当の大臣がここにいるわけですから。それぞれ、たくさん法律を抱えていますよ。当然、そのための担当の大臣がいるんですから。当たり前じゃありませんか。(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 今、質問か御自身の意見か、よくわからなかったんですが、こういうことが起こるかもしれないということを柚木さんの見解で言っているわけでありまして、しかし、それは我々と見解が違うわけであります。  介護保険制度、こうした社会保障制度を、財源と給付ということを考えな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御党から提出をされた修正案については、国会において御議論をいただくものと承知をしております。  御指摘の医療法人についての分割規定の創設や計算書類の公表の義務づけには、さまざまな課題もあろうと思います。税制の取り扱いや医療現場の意見集約など、検討に一定の時間...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御党の出されている修正案については、これはまさに今委員が御指摘になったように、私は両党に支えられているわけでありまして、私が支えているということではなくて私が支えられているわけでありますから、まさに現場において、理事間において議論をしていただければ、このように...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 人生の最終段階における医療のあり方については、これは一人一人の生命観や倫理観に関連する大きな問題でありまして、幅広く国民の間で議論をしていく必要があるだろう、このように思っております。  その観点から、現在、自民党において、尊厳死に関する検討プロジェクトチー...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員がおっしゃったのは急性期と療養型とのバランスということなんだろう、このように思いますが、その意味においては、偏りがないように、適切な対応がそれぞれできるように、医療提供体制が適切な形となるように、しっかりと我々も対応していきたい、このように思っております...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 医療の高度化に伴いまして、質の高い医療を効率的に提供していくためには、多種多様な医療に関係する専門職が、それぞれの専門性を生かして、互いに連携、補完し合うチーム医療を推進していくことが重要であると考えております。  このため、今回の法案におきましては、医師や...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この判決自体については、まさに係争中の事案でございますので、政府としてはコメントは差し控えるべきだろう、このように思います。  高齢化の進展において認知症高齢者の方々がふえていくことが見込まれる中、社会全体で認知症の方を支える仕組みをつくることが重要と考えて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、重徳委員が指摘をされたように、我々が祖先から受け継いできた日本の伝統や文化を次の世代に引き継いでいきたい、こう考えているわけでありますし、引き継いでいくためにも、人口がどんどん先細っていく、あるいは地域が消滅していくようでは、地域の文化を次の世代に引き渡し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 部会長当時にもお父様にもいろいろと御指導をいただきましたが、ちょうど私が部会長のときに、この社会保障制度がいよいよスタートしたところでございまして、厚生大臣が丹羽雄哉理事であったわけでございますが、当時、ドイツが導入しただけでありまして、世界で日本が二番目だっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはどちらが関心が高いかということで判断すべきではない、私はこのように思っておりまして、安全保障というのは、国の存立が根っこから奪われるかもしれないという状況を想定しなければならないわけでありますから、そうなれば、私たちが享受をしているこの自由や民主主義や基...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 高齢化の進展に伴いまして医療や介護サービスは需要の増大が見込まれますが、質の高いサービスを持続可能な形で提供できるよう、不断の改革を進めていくことが重要であると考えています。  例えば、医師の自由開業制度は、医療に関して我が国が守ってきたフリーアクセスを確保...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 高齢化の進展に伴う介護のニーズに対応していく上で、人材確保と処遇改善は重要な課題と考えています。  介護人材の処遇改善については、これまでも自公政権下において、平成二十一年度介護報酬改定や補正予算の中で財政措置を講ずるなど、問題意識を持って取り組んできたとこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 医療の高度化等に伴いまして、質の高い医療を効率的に提供していくためには、多種多様な医療に関係する専門職がそれぞれの専門性を生かして、互いに連携、補完し合うチーム医療を推進していくことが重要と考えています。  このため、今回の法案においては、医師や歯科医師の指...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 医療事故の再発防止のためには、医療機関が問題意識を持ってしっかりと対応していくことが重要と考えます。  こうした観点から、今回、創設する調査制度は、医療機関が医療事故として報告した事例を第三者機関において分析するとともに、医療機関や遺族等への情報提供を通じて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、委員が御指摘になったように、新たな政策を打ち出す際、政策変更の際には、データによって現状把握、分析をしつつ、将来を見据えることが重要であるというふうに認識をしております。  今回の制度改正についても、立案に当たっては、患者調査など医療や介護の現場の実...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の法案は、地域によってまさに医療や介護についてはさまざまな課題があるわけでありまして、そうしたニーズに対応して、地域で医療や介護を安心して受けられるようにするために、救急医療などの急性期の医療から、リハビリといった回復期の医療を経て、退院後の生活を支える在...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の改正は、サービスを抑制しようというものではありません。要支援の方々に対するサービスのうち、訪問介護と通所介護について、全国一律の基準に基づくサービスから、地域の実情に応じて市町村が効果的かつ効率的に実施する事業へと見直すものであります。この中で、介護予防...全文を見る
05月14日第186回国会 参議院 本会議 第21号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山田俊男議員にお答えをいたします。  米の生産調整の見直しについてお尋ねがありました。  今回の米の生産調整の見直しについては、これまで行政が配分する米の生産数量目標に従って農業者が作物を作っていたものを、農業者がマーケットを見ながら自らの経営判...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 野田国義議員にお答えをいたします。  TPP交渉等における情報提供についてのお尋ねがありました。  TPPに交渉参加する際に、我が国を含めた各国が署名した秘密保持契約においては、交渉の具体的内容に関する情報については秘密にしなければならないことと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 谷合正明議員にお答えをいたします。  我が国における農政の考え方と担い手経営安定法の改正理由についてお尋ねがありました。  古来より瑞穂の国と呼ばれた我が国では、狭隘な国土の中で小規模な稲作経営が営まれてまいりましたが、現在、我が国農業は、農業生...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 儀間光男議員にお答えをいたします。  米政策の見直しについてお尋ねがありました。  これまで歴代の内閣においては、その時々の農政の課題に対応するため、米の生産調整を始め様々な施策を展開してきましたが、農業生産額の減少と高齢化の進展、耕作放棄地の増...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山田太郎議員にお答えをいたします。  TPP交渉に関する報道の真偽についてお尋ねがありました。  先般の日米首脳会談及び閣僚協議を通じて、日米間の重要な課題について前進する道筋を特定することができ、合意へ向けて交渉が前進していることは事実でありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 紙智子議員にお答えをいたします。  TPP交渉についてのお尋ねがありました。  先般の日米首脳会談及び閣僚協議を通じて、日米間の重要な課題について前進する道筋を特定することができました。個々の報道内容の信憑性について政府としてコメントすることは差...全文を見る
05月16日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○安倍内閣総理大臣 安倍内閣の第一の使命は経済の活力を取り戻していくことでありまして、そのために、デフレから脱却して、そして経済を成長させていくことであります。  三本の矢の政策によって、GDPにおきましては六四半期連続でプラス成長ということになりました。  そして、国民にと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が指摘されましたインフラ輸出の推進は、アジアを中心とする新興国の成長を取り込んでいく重要な成長戦略の柱であると思います。そのことによって日本の経済も成長していきます。  特に、エネルギーインフラは、厳しいエネルギー制約のもとで、エネルギーを効率的に活用...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般閣議決定されましたエネルギー基本計画につきましては、江田委員を初め公明党の皆様に大変建設的な御議論をいただいたと思います。そして、与党において丁寧に議論を進めていただいた結果、しっかりとしたエネルギー政策の方向性を示すことができました。  本計画に記載し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 再生可能エネルギーの普及は、エネルギー安全保障の強化、低炭素社会の創出に加えまして、新しいエネルギー関連の産業創出、雇用拡大の観点からも極めて重要であります。  先般閣議決定いたしました新たなエネルギー基本計画においても、再生可能エネルギーを二〇一三年から三...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 電力システム改革を行った結果として、我が国の電力の安定供給が損なわれるようなことがあってはならないと思います。  小売全面自由化の実施に当たっては、これまで安定供給を担ってきた各地域の電力会社の送配電部門が、引き続き安定供給の中心的役割を担うことになります。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 電力システム改革を日本ができるかどうか、これは世界が注目をしているわけであります。いわば電力会社が地域独占という形で今日まで続いてきた、これを変えることができるかどうかということについては、大変難しい改革であるという認識、これは内外の共通した認識だろうと思いま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 電気料金の水準につきましては、委員御承知のように、資源価格の変動など改革以外のさまざまな要素にも左右されるわけでありますが、電力システム改革を進めることで電気事業者間の競争の促進や新たな電気事業者の参入等を図って、電気料金を最大限抑制していくというのが基本的な...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 最初に申し上げましたように、資源の価格等変動的な要素がたくさんあるわけでありますから、そこに競争の原理を入れることによって、よりサービスを高めていくという努力の競争が起こるはずでございますから、その中においてサービスを実感していただけるようにということでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国際連系線を通じた電力輸入は、選択肢の一つとして排除されるわけではありませんが、仮に国際連系線を通じて電力供給の一部を海外に依存する場合には、相手国の政策変更による供給途絶などの懸念や、緊急時における電力確保や大規模停電の影響が伝播するおそれがあります。安定供...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘になったように、いわばエネルギー源においてさまざまな可能性を追求していく、それはそのとおりなんだろう、このように思います。  EUにおいては、先ほども申し上げましたように、いわば石炭の共同体からさらには関税へと発展をしていくわけであります。その...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、委員が御指摘のように、電力というのは、かつては我々、当たり前のように電力の供給を享受していたわけでございますが、しかし、仮に電力不足による大規模停電が発生した場合には、照明や冷暖房、工場等の操業停止にとどまらず、水道、ガスなどの生活インフラ、あるいは信...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国においては、国は、原発の安全性や適切な事業運営を確保すべく、制度の整備や規制の実施、そして政策の方向性の決定等の役割を担い、原発の運営自体は民間事業者が責任を持って行うこととしてまいりました。福島第一原発事故後も、その方向性に変わりはございません。
○安倍内閣総理大臣 原発については、福島の事故の教訓を踏まえ、安全を確保することが大前提であります。その前提のもと、独立した原子力規制委員会が世界で最も厳しいレベルの規制基準に基づいて徹底的な審査を行い、これに適合すると認められた原発について再稼働を進めていく方針であります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島の一日も早い復興のためにも、東電福島第一原発事故の結果生じた賠償、廃炉、生活再建の問題を全て東電に押しつけるのではなく、国もしっかりと前面に出て、とるべき責任、果たすべき責任を果たしてまいります。  政府では、昨年末、帰還に向けた取り組みの拡充と新たな生...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 原子力損害賠償制度等のさらなる見直しにつきましては、新しいエネルギー基本計画における原子力の位置づけ等を勘案しつつ、先ほど大臣が答弁いたしましたように、現在進行中の福島の賠償の実情等を踏まえながら、確かに幾つかの官庁がかかわっているわけでございますので、政府と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 エネルギー政策は、国民生活や経済活動に支障がないように、責任あるエネルギー政策を決めていく必要があるわけでありますが、まさに改革と同時に、我々はあの福島の悲惨な事故を経験しております、そしてまたCO2を削減していくという責任も負っている、かつ低廉で安定的なエネ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には、今、今井委員が御指摘になったような問題意識というのは我々は当然持っております。その上において、エネルギーのベストミックスと地球温暖化ガスの削減目標が整合的であることが必要である、まさにそれは当然なことである、こう考えているわけでありまして、両者の検...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 高レベル放射性廃棄物の最終処分場の選定は大きな課題であります。仮に原発をゼロにしたとしても、最終処分場が必要であることから逃れることはできません。むしろ、最終処分場をしっかり確保することこそが政治の責任である、こう認識しております。  最終処分場の選定は国民...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今まさに茂木大臣から答弁させていただきましたように、我々の世代でこの問題に解決のめどをつけていかなければならない、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 株価については、私が直接言及しない方がいいんだろう、このように思います。さまざまな要素があるんだろうと思います。  確かに、地政学的な状況の変化というのもあるでしょうし、それぞれの国がそうした影響を受ける、この影響度が違うという判断もあるんだろうと思いますし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 放射性廃棄物の処理処分の問題は、原子力を利用する各国との共通の課題でございます。放射性廃棄物の減容、有害度低減等の技術開発に向けて、米国やフランスなどとの国際協力を進めつつ、高速炉等の研究開発に取り組むとの方針であります。  昨年六月にオランド大統領が訪日し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、茂木大臣から御説明したとおりでございます。  委員は三十歳でありますから、私は六十歳にまだなっていませんので、五十九歳でございますから、これは大体、私から丸山さんのジェネレーションということになるとも言えるかもしれません。
○安倍内閣総理大臣 エネルギー政策につきましては、国民生活や経済活動に支障がないように、責任あるエネルギー政策を構築することが何よりも重要であります。  原発については、安全性の確保を大前提に、徹底した省エネルギー社会の実現と再生可能エネルギーの最大限の導入を進め、原発依存度は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の一連の電力システム改革を進める中で、政府が全面自由化された電力市場の監督を適切に行うためには、電力事業の規制に関する事務をつかさどる行政組織のあり方を見直すことにより、その機能を一層高めることが必要であります。  この新たな規制組織は、例えば改革の第二...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国の電力市場では、経済社会情勢が大きく変化する中にあって、六十年以上にわたって、国の規制のもとで、地域ごとの独占を基本とする供給体制や、コスト削減が働きにくい仕組みが続いてきたのは事実でございまして、ダボス会議でも申し上げたとおり、私は、久しく不可能だと言...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国では、二〇〇〇年以降、電気の小売事業への参入を段階的に自由化してきたわけでありますが、先ほど大臣から答弁させていただきましたように、全需要の六割まで自由化範囲を拡大してきたところであります。  しかしながら、現状では、小売市場における新規参入のシェアは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 十分な競争が行われているか否かを評価するに当たっては、さまざまな要素を勘案して、総合的に判断することが必要だと思います。  具体的な要素としては、例えば、新規参入の状況、既存事業者間の競争の状況、さらには需要家の選択の状況、すなわち競争により需要家の選択肢が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の電力改革を何としても成功させたいという意味においては、委員と同じ気持ちでございます。  法的分離の方式は、所有権分離の方式と比較した場合、グループ一体としての資金調達を行うことができる点などがメリットと考えております。  委員御指摘のとおり、再生可能...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 小売の全面自由化により、発電分野、小売分野のそれぞれにおいて活発な競争が行われるためには、送配電網の利用が公平そしてかつ中立に行われることが極めて重要である、こう考えています。競争が不十分な状況において料金を完全に自由化してしまった場合には、これまでの地域独占...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、どのような努力を求めていくかということについては大臣から答弁をさせていただきました。  このような努力を求めていくということと同時に、我々も求めていくわけでありますが、東電自体が意欲を持ってみずからの企業価値を高めていくことが東電で働く人々の誇りにつ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 核不拡散に貢献し、そして国際的な理解を得るためにも、今委員が述べられたように、利用目的のないプルトニウムを持たないとの原則を堅持いたします。  今後とも、我が国は、核兵器非保有国でありながら原子力の平和利用を進める模範国として、プルトニウム利用の透明性向上を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今後、電気事業者は、原発の再稼働時期や六ケ所再処理工場の操業開始時期の見通し等を踏まえまして、六ケ所再処理工場が実際に竣工し、この工場でプルトニウムの回収が開始されるまでに新たなプルトニウム利用計画を策定、公表することとしております。かつ、その内容や妥当性につ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 原発については、福島の事故の教訓を踏まえて、安全を確保することが大前提であります。その前提のもと、独立した原子力規制委員会が世界で最も厳しいレベルの規制基準に基づいて徹底的な検査を行い、これに適合すると認められた原発について再稼働を進めていく方針であります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、先般の事故によっていまだに十四万人の方々が避難生活を余儀なくされている、こうした点も十分に反省し、そして踏まえながら、今後、避難計画について通常は受け入れ側の自治体とも調整した上で作成されていくわけでありますが、我々はまさに、状況を把握し、関係自...全文を見る
05月23日第186回国会 参議院 本会議 第24号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 石井浩郎議員にお答えをいたします。  今回の制度改正に臨む決意と改革の必要性についてお尋ねがありました。  現行の教育委員会制度は、これまで約六十年にわたり、教育の政治的中立性の確保等に重要な役割を果たしてきましたが、今般、いじめ等の重大な事案が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 石橋通宏議員にお答えをいたします。  戦前の教育の反省と日本国憲法が保障する教育権についてお尋ねがありました。  戦前の教育については、明治以降、日本を近代化するという役割を果たしつつも、戦争を遂行するために国家というものを余りに重視し過ぎて、個...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 新妻秀規議員にお答えをいたします。  地方教育行政の最終的な責任についてのお尋ねがありました。  今回の改正においては、教育の政治的中立性、継続性、安定性を確保する観点から、引き続き教育委員会を合議制の執行機関として残すとともに、教育委員会の職務...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 柴田巧議員にお答えをいたします。  教員の選挙等による校内人事の決定についてのお尋ねがありました。  学校教育法において、校内人事は、校長が自らの権限と責任において定めるべきものであり、教員の選挙等により校内人事を決めることは、法令に違反し、極め...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 松沢成文議員にお答えをいたします。  教育改革の理念と目的についてお尋ねがありました。  子供たちには無限の可能性が眠っており、それを引き出す鍵は教育の再生であります。誰もが日本に生まれたことを誇りに思える品格ある国家を目指し、全ての子供たちが夢...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 田村議員にお答えをいたします。  首長の意向のみで教育行政が行われるのではないかとのお尋ねがありました。  改正案では、首長による大綱の策定や総合教育会議の設置を通じて、より一層民意を反映した教育行政の推進を図るとともに、首長が教育長と教育委員長...全文を見る
05月28日第186回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○安倍内閣総理大臣 日本をめぐる安全保障環境は厳しさを増しています。いわば大きな変化があると言ってもいいんだろうと思います。大量破壊兵器あるいはミサイルの技術、これは大幅に高度化しているわけでありますし、サイバー攻撃等は国境を越えて瞬時に日本を襲ってくるわけであります。そしてまた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回、私が安保法制懇の報告を受けて検討を開始するという記者会見を行った後にも、随分、私たちの検討によって日本が戦争に巻き込まれるのではないかという議論が行われているわけであります。  結論から申し上げれば、そういうことはないということは申し上げておきたいと思...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 中国の防衛費でありますが、ただいま中谷委員が御指摘になったように、急激に伸びてきているわけでありまして、最近の十年間で四倍でありまして、そして二十六年間で四十倍であります。四十倍です。そして、今年度も一二%ふやすわけでありますが、分母自体が十兆円を超えているわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 冒頭申し上げましたように、まさに世界の安全保障環境は大きく変わっているわけであります。アジア太平洋地域におきましても米国と中国のパワーバランスに変化が出てきているわけでありますし、そしてまた、委員が御指摘になったように、今や、いずれの国も、一国のみで自国の安全...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法第九条の解釈に関する従来の政府見解の基本的な立場は、昭和四十七年の政府見解等で示されたとおり、憲法第九条は、その文言からすると、国際関係における武力の行使を一切禁じているように見えるが、憲法前文で確認している国民の平和的生存権や、第十三条が生命、自由及び幸...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたのは昭和三十四年の砂川判決でありまして、まさにこれは、最高裁によって、自衛隊の存在、また、このときは日米同盟における米軍の地位の存在も問われたわけでございますが、いわば自衛隊の存在、自衛権について裁判所が認めた判決でございます。  そこで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 三十年前と比べれば、大きく安全保障環境は変わっているわけでありますし、厳しさも増している。そして同時に、自衛隊は、日々研さんを積み、そして能力を向上させているわけであります。  そこで、先般、記者会見の際にお示しをさせていただいたように、ある国で紛争が起こっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 その例は、まさに私が記者会見の際に挙げた例であります。あの際、一部報道によっては、これはできるのではないかという報道がありましたが、今法制局長官が答弁したとおり、これはできない、個別的自衛権には入らない、これは明確な、政府の立場、今までの立場であります。つまり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 例えば、機雷によってホルムズ海峡が封鎖された場合、ここを通るいわばタンカー等によって日本のエネルギーは供給されているわけであります。つまり、海洋国家である日本が海洋の航行を脅かされたときに、これは、死活的な利益が失われると言ってもいいんだろう。国民の命を守る上...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員におかれましては、芦田修正の論理についてわかりやすく御説明をいただいた、このように思います。  芦田修正につきましては、確立された定義が実はあるわけではないと承知をしておりますが、一般に、今委員が御説明になられたように、憲法第九条第一項はいわゆる...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどの答弁の中でも、一つの考え方として芦田修正が示され、そしてもう一つの考え方としては、我が国の安全に重大な影響を及ぼす可能性があるとき、限定的に集団的自衛権を行使することは許されるとの考え方でありまして、従来の政府の基本的な立場を踏まえた考え方であり、政府...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 論理的な進め方としては、まさに今委員が御指摘になった論理だと私も思います。  そこで、先ほど例として挙げた、他国で紛争があり、それを逃れてくる邦人を乗せた米国の船を守ることができるかどうかということでありますが、と同時に、では、乗っていなかったらどうかという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまさに、今、遠山委員がおっしゃったように、安保法制懇の御指摘であります、考え方であります。  そこで、いわば、安保法制懇としては、この集団的自衛権の行使についても、これはまさに権利であって、もちろん義務ではないわけであります。つまり、その中において、権...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これまで、我が国による後方支援に際しては、我が国による後方支援が他国の軍隊の武力の行使と一体化することがないことを制度的に担保するための一つの仕組みとして、個別の法律において、非戦闘地域や後方地域といった仕組みを採用してきました。  他方、安全保障環境が大き...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この事例として挙げた、先般、私の記者会見で挙げた事例ですね。近国でいわば紛争が起こり、そして、その紛争から逃れようとする邦人を、米国の艦船という表現を使ったわけでございます。  しかし、これは、例えば米国が用船を行って、船籍が他国ということも当然あり得るわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私の説明をよく聞いていただきたいと思います。  先ほど申し上げましたように、そうしたときに、用船して外国の船を雇うこともあるではないですかということを申し上げましたよね。それはつまり、米国船籍ではありません。つまり、さまざまな事態に対応しなければならないとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 済みません、少し静かにしていただけますか。大切な議論を、今、岡田さんと行っているわけであります。  先般、岡田委員に答弁させていただきましたときに、あのとき私は制限的に認められるということも検討しなければいけないかという答弁をしたわけでございますが、それをも...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 申しわけないんですけれども、全く岡田委員は先ほどの私の答弁を理解しておられないと思いますね。まず正確に、私が申し上げたことを聞いてくださいよ、最初から決めつけないで。  わかりやすい例として同盟国である米国の例を挙げましたね、こういうふうに申し上げました。そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは先ほども申し上げましたように、例えば機雷の例においてもそうですね。機雷の例において、ホルムズ海峡において機雷を敷設するというのは、これは武力の行使であり、機雷を排除するのも、これは武力の行使に当たるわけであります。  そして、例えば、日本が用船している...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 攻撃は、まさにこれは自国の、我が国に対する攻撃が発生していない以上、個別的自衛権の対象にはならないのは明白であります。それが明白な中において、この事態にどう対処すべきか法的基盤を構築していくべきではないかというのが私たちの問題意識であるということでございます。
○安倍内閣総理大臣 私は懐深く議論していますよ。そのためにも、決めつけはよくないんですよ。何がという決めつけはよくないということを申し上げております。私は一つの例としてわかりやすい例を挙げたわけでありまして、そして、それ以外の国々については、それは集団的自衛権であるかないかいかん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば、先ほど申し上げましたように、武力行使を目的として戦闘に参加をすることはないということを申し上げたわけでございまして、そして、その上において、他国において武力行使を目的として戦闘に参加することはないということであります。  いずれにせよ、武力攻撃を目的...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が申し上げたのは、集団安全保障において、いわば武力行使を目的として戦闘に参加するというこの考え方、つまり、これは、安保法制懇における、芦田修正論の上にこの論理が可能であるということでありますが、それはとらないということでありまして、あの記者会見のときにも申し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 あくまでも検討をこれから与党でしていくということは前提として御理解いただいているんだろうと思いますが、先ほど例として挙げたように、これは岡田委員が挙げられた例ですね、日本の近海において、他国の紛争を逃れてくる邦人を輸送している米国の船に対して攻撃があったときは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、記者の想定は、まさにイラク戦争とかあるいは湾岸戦争とか、そういう戦いにおいて、事実上それを想起した中において、イメージする中においての質問でありますから、そうしたものについては行わないということを明確にお答えをしたとおりでございまして、一方、いわば自衛...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、特定の国を私が挙げることは控えさせていただきたいと思うわけでありますが、まさに今委員が挙げられたような、幾つかのケースを挙げておられますが、それはまさに、これから与党において協議を進めていくわけでございます。その中におきまして、例えば、集団的自衛権の行使に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、私は、割と近視眼的な考え方だろうと思います。  もちろん、日米同盟というのは我が国の外交・安全保障政策の根幹であり、六〇年の安保改定があって、まさにその抑止力によって今日の日本、あるいは地域の平和と安定が守られているんだろう、このように思うわけであり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この集団的自衛権については、権利であって義務ではないわけでありますから、自動的に集団的自衛権を行使することにはならないわけでありますし、また、当然、この集団的自衛権の行使がもし可能になったとしても、それを裏づける法律が必要であります。その中における国会の関与も...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、前提として、例えば、イラク戦争においては、これは集団的自衛権の行使ではなくて、安保理決議に基づく、いわば集団安全保障の一環として、多国籍軍という形で行われたものであります。日本が自衛隊を出したのは、戦闘が終わった後の、いわばイラクという国の再構築のために...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、集団安全保障においては、イラク戦争や湾岸戦争の例を挙げまして、ああした形における武力行使を目的とした戦闘、他国に行って戦闘を行うことはないということは申し上げているとおりでございます。  そしてまた、米国との関係におきましては、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに日本は海洋国家であり、資源をほとんど海外に頼っているわけであります。そしてさらに、ガス、石油の八割を中東地域に頼っているわけでありまして、もちろん備蓄はありますが、そこで、その供給が切断されるということになれば、当然これは我が国に大きな影響があるというこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これも、委員は意図的に議論をすれ違いにさせていると思うんですが、私が申し上げたのは機雷ですよ、機雷。ですから、機雷ということをいつも御質問でもおっしゃっていただきたいと思いますが、機雷なんですよ。つまり、日本が、戦闘目的として、油のためにいきなりどこかの国に出...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、衆参の農林水産委員会の決議をしっかりと受けとめて、国益にかなう最善の道を追求すべく全力を挙げてきたところでございますが、この結果、政府としては、国益にかなう最善の合意を得ることができたと考えております。
○安倍内閣総理大臣 私も、また甘利大臣も、また林大臣も、同じ方針で交渉に臨んでいるわけであります、TPP交渉は最終局面を迎えているわけでございますが。  御指摘の、決議を踏まえと決議を受けとめは、これは使い分けているわけではありませんが、いずれにせよ、国益を最大限に実現し、国会...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自動車の関税につきましては、昨年の二月の日米首脳会談の結果を受けて、既に自動車関税の撤廃に合意をいたしております。既にこの問題については合意をしたということでありまして、いずれにせよ、攻めるべき点はしっかりと事実攻めておりますし、守るべきものはしっかりと守って...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはまさに交渉にかかわることでありますから、私とオバマ大統領の間のさまざまな交渉について、これは今つまびらかにすることはできないということは申し上げておきたいと思いますが、当然、私は日本国の総理大臣でありますから、日本の国益を確保するために、言うべき点はきっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば政府として自衛権の行使について答弁を確定したものが、昭和四十七年の答弁であります。その以前に砂川判決があったわけでございまして、その後、自衛隊が発足した際にも自衛隊の合法性について述べているわけでございますが、集団的自衛権あるいは個別的自衛権等について整...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法第九条の解釈に関する従来の政府見解の基本的な立場は次のとおりでありますが、憲法第九条は、その文言からすると、武力の行使を一切禁じているように見えるが、憲法前文で確認している国民の平和的生存権や、第十三条が生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利は国政の上で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今挙げられた二つのうちどちらかというよりも、いわば時代の変化の中において、安全保障環境が大きく変わったわけでありまして、核の脅威、ミサイルの脅威にしろ、サイバー攻撃にしろ、瞬時に、前ぶれなく脅威は国境を越えていくという状況、そしてまた、米国、中国を初めとしたパ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 取ってつけた例というのは、これは間違いであります。はっきりと申し上げておきます。  後者の例におきましては、カンボジアでまさに中田さんがお亡くなりになりました。NGOで地域の平和構築のために努力をしていた方でありますし、文民警察官も殉職をされました。私が昨年...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 では、静かに聞いていただけますか。よろしいですか。  そこで、今私が申し上げましたように、例としてあり得るということを申し上げましたよね。朝鮮半島においても起こるということを申し上げたわけでありまして、先ほど、中東の例としても挙げました。まさに米国が用船をし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法九条のもとにおいて許容される武力の行使については、今委員が例として挙げられたわけでありますが、政府は、従来から、いわゆる自衛権発動の三要件に該当する場合、すなわち、我が国に対する急迫不正の侵害があること、つまり我が国に対する武力攻撃が発生したこと、そして、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げましたように、国際情勢が大きく変わっている中において、どの国も一国のみで自国の平和を守ることができないという中において、我が国においては、日米同盟が極めて死活的に重要な同盟関係と言ってもいいんだろう、このように思うわけであります。  そうした情勢の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法改正の手続法案が憲法が成立をしてからずっとできていなかったということは残念なことであったわけでありますが、第一次安倍政権において国民投票法が成立をし、手続法においても進んでいるということは、まさに、ある意味において、しっかりと憲法を議論していく基盤が整いつ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いずれにいたしましても、一人でも多くの方の記録の回復につなげていくことができるように、しっかりと取り組んでいきたいと考えています。  紙媒体で残っている相談記録についてもサンプル調査をすべきという委員の指摘でございますが、厚生労働大臣より答弁をさせていただき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、サンプル調査をということでございますが、サンプル調査が有効な対象というのは当然あるわけでございますが、他方、この問題については、事業所の状況や従業員の就労状況は常に変動するものでありまして、厚生年金を適用すべきものであるか否かについては、サンプル調査ではな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国際情勢は大きく変わったわけでございまして、米ソの冷戦構造は崩壊をした中におきまして、アジア太平洋地域におきましても、米国、中国のパワーバランスにも変化が出てきたところでございます。  午前中の質疑でも申し上げましたように、日本を守る抑止力としては、自衛隊と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この課題について、御党が建設的に、国民の命と平和な暮らしを守るために御議論をされているというふうに承知をしております。  その中において、適正化という考え方があるのではないかという御指摘でございますが、我々としては、安保法制懇の報告を受けまして、我が国の安全...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法裁判所については、具体的な争訟を法的判断により解決する通常の司法裁判所と異なり、具体的な争訟を必ずしも前提とせず、一般的、抽象的に憲法問題の裁判を行うことをその権能とする独立した国家機関、こういうものと解されているわけでございまして、現行の最高裁判所は、憲...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは大変大きな問題であり、今これがそうだということについて、例えば、我が党、与党で方向性が決まっているわけではございません。まさにこれは国民的な議論を深めていく必要があるだろう、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 国会でどのような議論を行うのかについては、まさに国会でお決めいただきたい、このように思うわけでございますが、いずれにいたしましても、我々は、国会を通じて、私たちが検討をしている中身についても、検討が進み、そして閣議決定を行うわけでありますが、閣議決定を行った後...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば安保法制懇から二つ考え方が示されたわけでございますが、きょうも午前中の委員会で議論になったとおり、いわゆる芦田修正というものを根拠として、侵略戦争以外のものは認められる、これは集団的自衛権の行使についてもそうなんですが、他方、また、集団安全保障においても...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、坂元先生からお話があったように、安保法制懇の報告書においては、国連の集団安全保障措置への参加といった、これは当然、国際法上合法な活動になるわけでありまして、その合法な活動においては憲法上の制約はないとする報告書であったわけでありますが、政府はそれは採用しな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そこは、今まで九条との関係において、その中において、我が国が海外において、集団安全保障の中においても、武力行使を目的として参加することはできないということは、まさにこれは要請するところであるという答弁がなされて、積み重ねてきているところでございますが、自明の理...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これまで、後方支援に際しては、我が国による後方支援が他国の軍隊の武力の行使と一体化することがないことを制度的に担保するための一つの仕組みとして、個別の法律において、非戦闘地域や後方地域といった仕組みを採用してきたところでございます。  一方、安全保障環境が大...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国民の生命と平和な暮らしを守ることは、私の、また政府の大きな責任であります。そして、国際社会の平和と安定に貢献をしていくことも求められるわけでありまして、地域や世界の平和、安定があって初めて日本の繁栄があるのも事実であろう、このように思います。  その中にお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば外交の力、ニクソンが述べていますが、外交の力は、彼は、何をするかわからない、これこそがパワーである、こう言っているわけでございます。  今、確かにそういう側面はあるんだろうと思いますが、しかし、我々が今議論をしておりますのは、今までの憲法の解釈あるいは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法の改正につきましては、我が党としては憲法改正草案を既に提出しているところでございまして、自衛隊も憲法上明記すべきだというのが我が党の憲法草案による基本的な考え方でございます。
○安倍内閣総理大臣 宮内庁から、典子女王殿下と千家国麿氏の御成婚が御内定になったとの発表がございました。  大変おめでたいことでございまして、国民の皆様とともにお喜びを申し上げたいと思います。末永いお幸せを心からお祈り申し上げたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 こうした世論調査については承知をしております。  先般、委員会における委員の御質問をお伺いしておりました。また、石原参考人とのやりとりもお伺いをしていたところでございます。  また、そうしたさまざまな世論調査があることも承知をしておりますが、だからこそ、私...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 どういう事実か、あるいは対象のいかんにかかわらず、いわば政府の税金を使った予算でできた資料センターでございますから、そこに集積された書類あるいはさまざまな文献等については、国民の皆様に対して公開すべく、当然努力をしていきたい、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 アジア太平洋地域の平和と安定あるいは法の支配を確立していく上において、我が国としても貢献していきたいと考えております。  御承知のように、フィリピンに対しては、既に巡視艦艇の供与を決定しているところでございますが、ベトナムに対しましては、サン主席が来日をされ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 実際、更新時期を迎えている、いわば中古と言ってもいいと思うんですが、について、ベトナムからも、あるいはフィリピンからも、すぐに欲しいという要請がありました。  そこで、それが出せるかどうかということを検討したところでございますが、今、海上保安庁は大変警備の任...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに七十年前、これは国会の前も畑にしなければならないほど食料が窮乏していたんだろう、このように思います。麻生財務大臣、麻生家といえども、恐らく食料については大変厳しい状況になっていた。  つまり、食料については、他の、例えば工業製品とは違いまして、いわば、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍内閣としては、あらゆる努力を傾け、強い農林水産業とともに、美しく活力ある農山漁村をつくっていきたいと決意をしております。  その中で、農政改革を進めていかなければなりません。農業を、競争力ある、魅力ある産業につくりかえ、自立的に発展して地域経済を牽引する...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたとおり、農業委員会の見直しや、農地を所有できる法人の要件の見直し、そして農業協同組合のあり方について、この三点については、この三点の改革をセットで断行していく決意には変わりがないわけでありまして、このことは改めて申し上げておきたい、このよう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 農業には大きな可能性が眠っていると思います。  確かに、国の政策に農家の方々は従ってきた。それによって、まさにだんだんだんだん衰退をしているのは事実であります。若い皆さんが、自分たちの努力によって、流した汗によって未来が切り開かれるという分野にしていきたい、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば大量破壊兵器とその運搬手段を、例えば、北朝鮮は既に保有していて、日本を射程に入れているということであります。我が方は、それに対して、ミサイル防衛によって、海上発射型SM3とPAC3において迎撃体制をつくっているわけでございますが、この迎撃体制においても日...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 アフガニスタンのような事例としては、あの際、我々は、テロ特措法をつくって給油活動を行ったところでございます。  もし、あのときに、今この安保法制懇で報告がなされた形で検討が行われ、そして解釈の変更が行われた場合ということでございますが、この委員会でも答弁をい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、まさに今、浅尾委員がおっしゃった問題意識で、同じ問題意識を持って検討しなければならないと考えています。  国際の平和及び安全が脅かされ、国際社会が一致団結して対応するときに、自衛隊が幅広い後方支援活動等で十分に貢献できるような法整備をしていくことが必...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、我が国の領空あるいは防空識別圏については、自衛隊が主体的に警備あるいは防衛をしているわけでございますが、在日米軍も日本に空軍として存在するわけでありまして、極東の平和と安全を守っているということでございます。  そこで、今、小野寺大臣が答弁させてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、我々が行使できると考えている個別的自衛権についても、先ほど議論がありましたように、当初の吉田答弁では、憲法が誕生した際は、自衛のための個別的自衛権も認められていないというのが当時の総理大臣の答弁であったわけでございますが、その後、自衛隊の誕生とともにこの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは五月十五日の記者会見でも申し上げましたように、安保法制懇からは二つの考え方が提示されまして、いわば、一つは芦田修正論でございます。これは、いわゆる侵略戦争以外については許される、集団的自衛権の行使についても基本的にフルに許されるという考え方であります。ま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる歯どめ論でありますが、この歯どめ論というのは、国会がその機能を果たしていく。と同時に、日本は民主主義国家ですから、民主主義国家として、当然、国のリーダーは、いわば国益のために合理的な判断を下すということでありまして、その政策的な選択肢の中から、今言った...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この委員会においても従来から答弁をさせていただいておりますように、政府の見解として、自衛権自体に制限がかかっているわけでございます。個別的自衛権にもかかっているわけでありますから、当然、これは集団的自衛権にもその制限はかかっている。  例えば、先ほど例として...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ですから、制限容認であります。制限の容認ということであります。  なぜずらずら述べたかというと、制限、全面といっても、これは国民的にはなかなか理解されていないんだろうと思いますので、何が制限であるかということについて、一部具体的に述べさせていただいたところで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年作成をいたしました、NSCをつくり、国家安全保障戦略を初めてつくりました。そのときにしっかりと議論をいたしまして、専守防衛ということは我が国の国家安全保障戦略の中に書き込んでいるわけでありますから、これは基本的な姿勢であります。安倍政権に対して特別な目で見...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そのとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 先ほど委員からお話のあった十五事例でございますが、これは、あり得べき事例として挙げさせていただいたわけでございます。  安全保障環境が大きく変わる中、発生し得る状況でありまして、我々は日本人の命を守る責任がありますから、当然、検討していく必要があるだろう。法...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 しかし、実際、アフガン戦争の際にNATOは、初めてNATO条約による集団的自衛権の行使ということを明確にして参加をしたわけであります。あのとき、NATOが個別的自衛権の行使だと言ったら、もう世界は恐らくびっくりしたし、これは非常識な行為だということになったんだ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、午前中、法制局長官も答弁したように、いわば、邦人が乗っていたとしても、我が国に攻撃が発生していない中においては、法制局としては、邦人を乗せている米国の船、これは他国の船でもいいんですが、それに対する防護のための武力行使、武器の使用はできないというのが今...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安保法制懇において出された報告書でございますが、我が国をめぐる安全保障環境が大きく変わる中において、我々は国民の命とそして平和な暮らしを守っていかなければならないという中において、今委員が御指摘になった、集団的自衛権の行使あるいはまた集団安全保障の中における武...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども申し上げたとおり、我々は、安保法制懇の報告書の中から、いわゆる芦田修正論はとらないということを明確に申し上げているわけでございます。  その中において、例えば集団的自衛権についても、フルにこれは日本には認められていない、行使を認められていないという考...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これまで、我が国による後方支援に際しては、我が国による後方支援が他国の軍隊の武力の行使と一体化することがないことを制度的に担保するための一つの仕組みとして、これは個別の法律において、非戦闘地域や後方地域といった仕組みを採用してきたところでございます。  武力...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今御指摘になった非戦闘地域あるいは後方地域という概念についても、いろいろな御議論がございましたので、こうした概念も含めて、与党において御協議をいただきたいということでございます。
○安倍内閣総理大臣 アフガン戦争に参加したいわばNATO軍においては、まさに集団的自衛権の行使として、武力の行使を目的として戦闘に参加をしているわけでございます。これはできない。これが決定的な違いと言ってもいいんだろうと思います。  その上において、この戦闘地域と後方地域につい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは明確に違うということは申し上げておきたい、このように思います。  これは我が国の平和と安全にかかわる、まさに我が国の安全に深刻な影響を及ぼす、そういう観点から判断をしたときに、いわば制限的な中において集団的自衛権の行使を可能にするか。これは、制限的な中...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 近隣諸国というのは、韓国、中国、北朝鮮でしょうか。(鈴木(克)委員「含めて」と呼ぶ)では、それぞれお答えをさせていただきたいと思います。(鈴木(克)委員「短く」と呼ぶ)短くといっても三カ国ありますからね。  韓国については、日本にとっては大切な隣国であります...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、また我が国は、さきの大戦の痛切な反省の上に立って、戦後七十年近く、平和国家としての歩みを進めてきたところでございまして、この委員会の冒頭でも申し上げましたとおり、その歩みをこれから変えてはならない、変わることはないということをはっきりと申し上げておきたい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、日米同盟と国連の関係についてお話がございました。  国連は大切な機関でありますし、この国連が機能を強化し、世界のためにより一層役割を果たしていくことを期待したいと思いますし、日本もその一翼を担いたい、こう考えているわけでございます。  しかし、日本の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府におきまして御指摘のようなミスが続いたことは大変遺憾であり、重く受けとめております。厚生労働省に対しては、再発防止の徹底のため、必要な取り組みを行わせております。政府全体としても、おっしゃるように、しっかりと気を引き締めていかなければならない、このように思...全文を見る
05月29日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、佐藤委員が例として挙げられた宮澤元総理のこの問題意識であります。我が国の国民の命を守り、国民の平和な暮らしを守るためにもシームレスな日本防衛を図っていかなければならないわけでございます。  その中において、日米同盟においてこの関係を強化をしてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これまで、我が国による後方支援に際しては、我が国による後方支援が他国の軍隊の武力の行使と一体化することがないことを制度的に担保するための一つの仕組みとして、個別の法律において非戦闘地域や後方地域といった仕組みを採用してきたところであります。  他方...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 実際に、まさに委員は現場で活動され、その経験からの御質問であろうと、このように思います。  御指摘のような機雷掃海活動においては、我が国に対する武力攻撃が発生した場合を除き、我が国として行うことはできないわけであります。また、船舶の護衛については、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 各国が協力して機雷掃海を行っているにもかかわらず、その能力に秀でる我が国の機雷掃海をできなくてよいのか。各国が共同で我が国船舶を含む船舶の護衛を行って……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 済みません、今答弁の最中でありますので、もうじき終わると思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 各国が共同で我が国船舶を含む船舶の護衛を行っているのに、我が国自身はこれに参加し、協力できなくてよいのかということについて検討していきたいと思います。  いずれにいたしましても、現在、与党協議が進められておりまして、その結果に基づいて、政府としての...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府において様々な会議をお願いをしているわけでございまして、専門家の皆様に集まっていただいて御議論をしていただいている。そして、その議事録を全て公開するタイプのものもあれば、そうでないものもあるわけでございますが、その中におきまして、公式な会合、ある...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員会の開催については国会で判断されることだと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず初めに申し上げておきたいことは、私が挙げた例として、近隣諸国で紛争が起こった際、その紛争から逃れようとしている邦人を米国の船が輸送する、これはあり得るわけでございます。それがあり得るというのは、かつて二〇一一年にリビアで情勢が悪化した際、米軍が手...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、この例、私が挙げた例については、それはもうアメリカにお任せしようということを今、福山委員がおっしゃった。だって、アメリカがやりますよということをおっしゃったんですね。我々はそうはまず思わないということを申し上げておきたいと思います。こういう事態...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) あらゆる事態に対して私たちは対応できる可能性、選択肢を用意しておくことは当然のことだろうと、最初からそれを排除をしていくべきではないと、このように思うわけであります。  例えば、米軍は、言わば米軍の艦船に邦人を乗せることはないというような趣旨のこと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今この場で総理大臣である私が特定の国を指摘することは外交上の問題が発生するという状況でございますから、それは控えさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の説明で幾つか間違いがございますので指摘をさせていただきますが、まず、私が言わば我が国の安全に重大な影響を及ぼす可能性があるという限定的な場合に集団的自衛権を行使すると言ったことはございません。これは明確にしておきたいと思います。という報告書が出さ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 済みません、今、兵庫沖でタンカーが炎上中でございますので、これに対する、兵庫沖で現在タンカーが爆発をして炎上中でございますので、今、総理指示を出させていただいたところでございます。  それで、今おっしゃったのは、我が国の安全に重大な影響を及ぼす可能...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、何か随分エキサイトしておっしゃっていますが、私が申し上げたのは、言わば、イラク戦争や湾岸戦争に……(発言する者あり)最初の質問にあったじゃないですか、湾岸戦争に参加するんでしょうと言われたから、私は、そうでは……(発言する者あり)いや、それはあ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よろしいでしょうか。  それでは、つまり、私が会見で申し上げたのは、そういう批判がありましたから、事実ありましたよね、新聞等でもそういう批判がありました、ですから、それに対して私は答えたわけであります。会見において答えたのは、言わば武力行使を目的と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにそうした問題意識なんですよ、今申し上げました、それができなくていいのかという問題意識。そして、臨検においても、米国が例えば隣国において攻撃を受けた際、そういう状況の中でこの臨検活動、決定的な、国に武器等がこれは持ち込まれるという可能性がある中に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどこれお答えしたことと重なるんですが、全く重なるんですが……
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、まさにこれは先ほど答えたのと同じでございまして、先ほど聞いていただければいいんだろうと思うわけでございますが、個別的自衛権においても、一般に、言わば武装した部隊を他国の領土、領海、領空へ派遣する海外派兵は、一般に自衛のための必要最小限度を超える...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、安保法制懇の報告書と私の考えを明確に分けていますが、混同しているのはむしろ委員の方だろうと思いますよ。  そこで、今の答弁はまさに私がということでありますし、政府として申し上げているわけでありまして、先ほどの答弁は、まさにこれ、安保法制懇のや...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに石川委員がおっしゃったとおりでありまして、我々は、この集団的自衛権の行使、解釈の変更を目的とするものではなくて、シームレスに国民の命を守らなければならない、その中で、今までの法体系の中で可能であるもの、あるいはまたそうではないものについて、果た...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにデフレに苦しみ、そして経済が低迷しているこの日本を何とか変えていきたいという下に、自民党、公明党で連立政権をつくったわけでございます。そのときのこと、そしてまた、過去三年間の教訓を胸に刻み付けながら、山口代表も私も国民の政治への信頼を取り戻さな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆる芦田修正論につきましては確立された定義があるわけではないというふうに承知をしておりますが、一般に、憲法第九条第一項はいわゆる侵略戦争を放棄していると解釈した上で、第二項は、「前項の目的を達するため、」、すなわち侵略戦争を放棄するために戦力の不...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この現在与党で行っていただいている協議については、極めて重要な協議でありますからしっかりと御議論をいただく、その意味においてスケジュールありきではないと、このように申し上げたわけでございます。  同時に、日米間では、昨年十月の日米2プラス2において...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもが今検討していることは、安保法制懇から報告書が提出をされました、この提出された報告書に基づいて、言わば十五例について個別具体的にまずは検討しているところでございますが、記者会見において述べさせていただいたように、近隣諸国で紛争が起こり、そこから...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 前総理、たくさん今の段階ではおられるわけでありますが、幸い、自民党総裁ということも含めれば、安倍内閣には麻生総理がおられます。そして、谷垣前自民党総裁もおられますから、当然お二人のお話をお伺いする機会は多いわけでございますし、内閣として連帯して、一体...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それぞれの総理とのやり取りについてつまびらかに申し上げることは差し控えさせていただきたいと思いますが、基本的に、今申し上げましたように、麻生総理とは同じ内閣におりますから、先ほど申し上げましたように、内閣として連帯として責任を負い、閣議決定をするとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、安保法制懇の報告書を受けまして、これをもって今、与党で協議をしているところでございます。しかし、実際にそれをもって最終的に協議が調えば、これは閣議決定を行うわけでございますが、その上に立って、法律をこれから作っていくわけでございます。  小泉政...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘のとおり、憲法の解釈を最終的に確定する権能を有する国家機関は、憲法第八十一条により、いわゆる違憲立法審査権を与えられている最高裁判所であります。その上で申し上げますなら、行政府が日々その権限の行使を行うに当たっては、その前提として、憲法を正当に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これについては、もう既に法制局長官がお答えをしているわけでございますが、法制局の見解としてはできないというのが答えでございまして、その中でまさにこれから、これでいいのかという問題意識を持ちながら、どういう当てはめが可能かということも含めて、与党におい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御指摘の他国に対する武力攻撃は、いわゆる自衛権発動の三要件である我が国に対する急迫不正の侵害があることという要件を満たさないことから、これは個別的自衛権を発動することはできないと、これが今までの政府の立場であります。  いずれにしても、現在、具体...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、まさに委員とともにテロ特措法のときにこうした議論をさんざんしたところでございますが、これまで、我が国による後方支援に際しては、我が国による後方支援が他国の軍隊の武力の行使と一体化することがないことを制度的に担保するための一つの仕組みとして、個...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員は批判のための批判をしておられて、私は、政府としての答弁を、立場を述べるときには、これは正確に言葉として、さっきの答弁と今の答弁少し表現が違ったではないかという揚げ足取りをされないように読まさせていただいているわけであります。そこは御容赦いただき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはもう当然、今、小野委員がおっしゃったことは重要な観点であります。基本的な考え方でありまして、邦人の例として挙げたのは、まさに近隣国で紛争があって、避難しようとする邦人を乗せている船を守れるかどうかということであります。  他方、再々申し上げて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま基本的には防衛大臣が答弁したとおりでございますが、昨年の十月の2プラス2において本年末までに作業を完了することとされておりまして、二国間の防衛協力における適切な役割分担などについて幅広く議論していくことになるわけでありまして、その中で、現在、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このスケジュールについては日米で合意を既にしておりますので、このスケジュールの下、内容の充実を図るべく精力的に作業を行っていきたいと考えておりますが、先ほど申し上げましたように、今そうしたことも前提に、先ほど申し上げましたことも前提に与党において協議...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、スケジュールありきなのかと、中身が大切じゃないか、これは両方とも大切でありまして、まずは米国と合意をしている年内という中において、そして、今、他方、与党で協議をしております。この協議においてはじっくりと、しかし、こうしたことも見据えながら協議...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この日米ガイドライン、極めて重要であります。  このガイドラインを見据えながら、ただいま、今切れ目のないこの日本防衛について、国民の命を守るために何をなすべきかということの観点から議論を行っているわけでありますが、日米間では、昨年の十月の日米2プラ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆる巻き込まれ論でありますが、一九六〇年の安保改定時に反対した人々は、まさにこの改定によって日本はアメリカの戦争に巻き込まれるという強いこれは反対がありました。反対論の中心的な論点はそこであったと言ってもいいんだろうと思います。  あの条約が締...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この集団的自衛権の行使については、これは権利であって義務ではないということであります。仮に、限定的な場合に集団的自衛権を行使することが憲法上許容されることとなったとしても、これを自動的に行使することはできないわけでありまして、また、集団的自衛権を行使...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、例として挙げられているハンガリーやチェコスロバキアの、ソビエト連邦が侵攻したという例でございますが、もちろんソ連と日本を同一視することはできないわけでありますし、そもそも集団的自衛権の権利というものは権利であって、これは義務ではないわけでありまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) イラクのサマワに派遣した例は、これは戦闘行動に参加することを目的に参加したのではなくて、既に戦闘が終わった段階においてイラクの国の再建に協力をしたということでございます。  そして、今私たちが何を検討しているかということでございますが、そこで、今委...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに、今申し上げましたように、そうした武力行使の目的をもって武装した部隊を派遣することはできないわけでありますから、これは当然できないということになるのは明確であろうと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 繰り返しの答弁にならざるを得ないんですが、今私が申し上げておりますように、イラク戦争、あるいは湾岸戦争、そしてアフガン、アフガンにおいては、これは集団的自衛権の行使で後に国連の決議が出たわけでございますが、いずれにいたしましても、現在の憲法解釈におい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大分論理の飛躍があるんだろうと、このように思いますが。  今、私どもは十五事例を挙げさせていただいております。この十五事例にのっとりまして、言わばシームレスな日本の防衛、国民の命や国民の平和な暮らしを守るために何をなすべきかということについて、今ま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、我々がというお話をさせていだたいたのは、安保法制懇から二つの考え方が示されたわけでありまして、一つは、芦田修正を根拠とする考え方でありまして、いわゆる侵略戦争以外は全て認められているということであります。また、国際安全保障による活動は、これも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の答弁をしっかりと聞いていただきたいと思うんですが、安保法制懇から二つの考え方が出されて、一つの考え方は取れないというのが私たちの立場であって、もう一方の立場について、制限的に必要最小限の中において行使できる集団的自衛権があるのかないかについて検討...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、まず潜没潜水艦の例を挙げられましたが、これは言わば集団的自衛権の対象の例ではないということを申し上げておきたい、混同しないでいただきたいということをはっきりと申し上げておきたい。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 十五事例については、今まさに与党において協議をしているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにそれを、この安保法制懇の報告を受けた上において、与党において協議を進めていくと、こういうことでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 明日、諸般の事情が許せば、シンガポールで開催されるシャングリラ会議に小野寺大臣とともに出席をさせていただきたいと。その際、基調講演を行うことを求められているわけであります。  シャングリラ会議については、アジアの平和、安全保障政策について語る場でご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本の立場というのは、まさに国際協調主義に基づいて積極的平和主義の旗を掲げて、地域や世界の平和と安定を構築していく上において今まで以上に積極的な役割を果たしていくということでございます。  そして、国際社会、またこのアジア太平洋地域において、その平...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日中関係を、戦略的互恵関係の原点に立ち戻って、お互いに立ち戻って発展をさせていく、関係を改善をしていくというのは、従来から申し上げているとおりであります。日本は対話のドアを開いているわけでございますので、そのことは従来から中国側にも申し上げているとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 立憲主義とは、主権者たる国民がその意思に基づいて憲法において国家権力の行使の在り方について定め、これにより国民の基本的人権を保障するという近代憲法の基本的な考え方であり、日本国憲法も同様の考え方に立って制定したものであると考えております。  立憲主...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、我々は、憲法解釈によって憲法を変えようという考え方ではなくて、憲法をどのように解釈すべきかということについて、国民の命と安全な暮らしを守る観点からどのように解釈をすべきか、その例として挙げさせていただいたわけでございますが、まさに近隣国で事態が発...全文を見る
06月02日第186回国会 参議院 本会議 第27号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 高階恵美子議員にお答えをいたします。  医療、介護の制度改革の決意等についてお尋ねがありました。  急速な少子高齢化の下で、地域で安心して医療や介護サービスを受けられるようにするためには、救急医療などの急性期の医療から退院後の生活を支える在宅医療...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 足立信也議員にお答えをいたします。  北朝鮮の包括的、全面的調査についてお尋ねがありました。  北朝鮮側は、包括的、全面的調査を行うために、全ての機関を対象とした調査を行うことのできる特別の権限を有する特別調査委員会を立ち上げ、調査開始までに委員...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 秋野公造議員にお答えをいたします。  介護サービスの提供に関するお尋ねがありました。  認知症といった高齢者の状況や地域の実情に応じて適切な介護サービスを提供していく中で、要介護状態になってもできる限り住み慣れた地域で暮らし続けたいという国民のニ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 東徹議員にお答えをいたします。  本法案の提出の在り方についてお尋ねがありました。  急速な少子高齢化の下で、地域で安心して医療や介護サービスを受けられるようにするためには、急性期の医療から在宅医療・介護まで、一連のサービスを総合的に整備すること...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 薬師寺みちよ議員にお答えをいたします。  本法案の構成、提出や審議の在り方についてのお尋ねがありました。  急速な少子高齢化の下で、地域で安心して医療や介護サービスを受けられるようにするためには、急性期の医療から在宅医療・介護まで、一連のサービス...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小池晃議員にお答えいたします。  消費税率の引上げと社会保障の充実についてお尋ねがありました。  消費税率引上げによる税収は、全額、社会保障の充実と安定化に充てます。社会保障の充実に向ける金額は、消費税収の増加に応じて段階的に拡大していくこととし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税増収分の活用についてのお尋ねについて答弁が抜けましたので、補足をさせていただきます。  本法案に基づき各都道府県に設けられる新たな基金については、消費税増収分を活用することとしており、平成二十六年度では地域の医療機能の分化、連携等を進める事業...全文を見る
06月09日第186回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 質問にお答えをする前に、政府として、桂宮様の御逝去について一言申し上げさせていただきたいと思います。  桂宮宜仁親王殿下の御訃報に接し、悲しみの念を禁じ得ません。  殿下は皇族として皇室の諸行事に御参列になられるほか、農業及び林業の振興、伝統工芸...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 東日本大震災からの復興は、安倍内閣の最重要課題であります。政府としては、被災地の課題や事業の隘路などを丁寧に把握し、五度にわたる加速化策を打ち出してきました。  この中で、復興事業を優先的に進めるため、資材の不足への対応として生コンクリートプラント...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 急速な少子高齢化の下、年々増えていく介護や医療などの費用を賄うとともに、子ども・子育て支援を充実していくことは重要な課題であります。このような中で、国費を投じて整備した介護施設の利用が低調であるとの指摘を受けたことは重く受け止めております。  政府...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 復興予算については、第二次安倍政権発足直後の二十五年度予算編成においては全体の復興事業費が復興財源を超える見込みでありました。そのため、復興財源に関する不安を払拭する観点から、平成二十七年度までの集中復興期間における復興財源フレームを十九兆円から二十...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) リニアモーターカーには今から十年ぐらい前にも一度試乗したことがあるわけでありますが、先般、ケネディ大使とともにリニアモーターカーに試乗いたしまして、十年前よりも相当進歩したなというのが実感でございました。大変揺れも少なくなっておりましたし、そして加速...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員がおっしゃったように、山口県においては古くから沿岸捕鯨を行ってきたわけでありまして、商業捕鯨においては、下関にはかつてマルハ、大洋が本拠地を置いていたのでございます。沿岸捕鯨の時代から、鯨のシーズンが終わると鯨供養を行ったわけでありますし、また、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この福島の復興については、平成二十四年度の復興関連予算の段階においては、その年度の予算の執行に際して、町づくりや除染実施の計画策定について地元との調整がなかなか付かなかったんですね。しかも、相当の時間を要しながら結局結果を出していなかったために予算も...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般ブラッセルで行われましたG7におきまして、国際情勢、ウクライナを中心とした国際情勢を議論した次の日は世界経済についての議論に移ったわけでございますが、私が一番最初にしゃべるように司会役のキャメロン首相から促されたわけでございまして、私たちが進めて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの江崎議員の御提案は一つの御見識だと思います。  しかし、一方、ヨーロッパの情勢とアジアの情勢には違いもございまして、特にヨーロッパにおいては、かつてソビエト連邦が存在をした時代は、そのソビエト連邦に対抗する形でNATOという存在があり、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の不徳の致すところでありまして、我が党の大先輩からも厳しい御指摘をいろいろな場でいただいておりまして、私もしっかりと受け止めていき、また拳々服膺していく必要もあるだろうなと、このように思っております。  河野洋平元議長といえば、もう今や知らない人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今大切なこの決算の時間に、かつてのやり取り、私も多少、人間ですから疲れているときもありますよ、当時は海外出張が重なっていましたから。そういう行為があれば、もしかしたら、申し訳ないと思いますよ。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) でも、一々それをここで取り上げて、もっともっと政策の議論をしましょうよ。それを国民が求めているんじゃないですか。私は厳しく反論する場合もあります。厳しく反論されれば不愉快かもしれませんが、それがこの委員会における議論なんですよ。  私は、これからも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど委員は私が国民をミスリードしているというふうにおっしゃったけれども、まさに委員がミスリードされているんですね。  まず、先ほど委員の発言の中で、私はアジアのNATOを目指していると言った、言っているけどと。私は、言ったことありますか。もし私が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 行使に関して、安倍政権が防衛費をそれに合わせてどんどん増やしていこうとしているとおっしゃった。それも違います。もう既に五年間、中期防で私たち示しているんですよ、〇・八%ずつ示している、これを変える予定はないということはもう既に私は国会で述べているわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどから、先生はずっとミスリードしておられるんですよ、私の先ほどの指摘に対して苦しい苦しい答弁をしておられましたけれどもね。アジア版NATOについては、私はそれは全く現実的にあり得ないということをはっきりと書いておりますよ。書いているんですから、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 後ろがうるさいものですからね。あなたの同僚が応援に駆け付けているようで……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よろしいですか。  また最初から言いますと、つまり、これは信頼関係がなければ、信頼関係がなければ言わば条約というのは本当に機能はしないんです。ですから、信頼関係を大切にしていくということで私は申し上げているわけであります。  そして、私たちがやろ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員は誤解されているんだと思うんですが、条約と今度の憲法解釈についての研究、検討は別です。条約は変えれば義務が生じます。条約に書き込まれたことは義務として我が国に課せられるわけでありますが、今我々は、議論していることは、集団的自衛権の解釈変更について...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が行っておられる議論は、我々が行っている議論とは全く別なんですよ。  つまり、こういう議論というのは、こういう安全保障の議論というのは、安全保障の議論は緻密に議論していく必要があると思うんですよ。まさにそうしなければミスリード……(発言する者...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よろしいですか。  つまり、私たちが行っている議論というのは、例として挙げましたね、近隣諸国において紛争が起こったとき、それから逃れようとしている邦人を輸送している米国の船を、これを警護することができなくていいのか。これは事実できないわけであります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が出している事例は、そういうことがあったとしても、権利としてですね、権利として行使できるようにしておけば、あらかじめ様々な、様々なこれは対応を可能とする、そしてそういう選択肢を持つことができるということを申し上げているわけであります。そして、その選...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこでですね、そこで、閣議決定についてでありますが、閣議決定については、先ほど申し上げましたように、今与党において議論をしているところでありまして、議論が調えば閣議決定を行う。しかし、直ちに自衛隊がそのもし解釈変更になったとしても行動ができるわけでは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) お答えをいたします。  歯の健康を保つことは、子供から高齢者まで、健康で充実した生活を送るためにも重要であります。歯科疾患の早期発見、治療のために歯科検診の果たす役割は大きいと考えておりますが、私は、現在、歯科検診は受けておりませんが、歯医者さんに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 式典の御挨拶でロシアに行ったときに、急に歯をかぶせているものが取れまして、首脳会談に備えてこれは入れておいた方がいいだろうということで歯科医に行ったところでございますが、そのしかし歯医者さんがロシア人かと思ったらフランス人でありまして、連れていった通...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今委員がおっしゃったように、若い皆さんが将来に夢を持って働く場を求めていく、そういう気持ちになるように、またそういう環境をつくっていくことが大事であり、我々政治の場あるいは行政の場から彼らに対して、そういう場を私たちもしっかりつくっていくよと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 外国から、外国の投資家が日本の市場に投資をしていただくことは私はいいことだと思います。  ただ、一方、今委員が御指摘になったような非常に有力な技術を、この技術に対して何で日本の目利きや投資家はスルーしてしまうのかと、それは大変残念でもありまして、私...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私自身、余り詳細には承知をしていないわけでございますが、今委員は八万年前の例を挙げられましたが、三万年前の巨大な噴火においても南九州一帯にその痕跡が残っているということでございますが、いずれにいたしましても、これは錦江湾ということでありますが、今おっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 川内原発につきましては、現在、火山による影響も含めまして、独立した原子力規制委員会において科学的、技術的な見地から規制基準への適合審査が厳格に行われているわけでありまして、川内原発については原子力規制委員会のまさに今審査中でございまして、私から判断を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私自身は、就任以来、合計十五回、被災地を訪問してまいりました。福島七回、宮城五回、岩手四回でありますが、そうした中で絶えず現場の皆様の声に耳を傾けながら取り組んできたところでございますが、昨年春訪問した際には、用地確保が難しいという声が随分ありました...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年の十二月に、今委員がおっしゃったように、仲井眞知事から普天間飛行場の五年以内の運用停止を含む基地負担軽減に関する四項目の御要望をいただいたところでございまして、このような知事からの御要望は沖縄県民全体のこれは要望であると、このように受け止めたとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 農業の競争力を高め魅力的な産業にしていく、若い皆さんにとっても自分たちの努力や情熱で新しい地平線を開いていくことができる分野にしていきたいと思います。自律的に発展をし、そして地域経済を牽引する新たな成長産業に変えていきたいと、こう決意をしているわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党総裁としては、このように農政連から御寄附をいただき、浄財を賜り、我々の政治活動を御支援をいただいていることは大変有り難いことで、日々感謝の気持ちでございますが、他方、今申し上げましたように、農業政策についてはしっかりと前に進めていかなければ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、全中通じて農協から大変な浄財をいただいて、有り難く思います。しかし、他方、私たちはやるべき政策は前に進めていくわけでありまして、言うことを聞いているんであれば、TPP交渉、そもそも交渉参加に反対だったわけですから、我々は交渉に参加をし、今やこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど官房長官からお話をさせていただいたように、その例示としてあるアフガン戦争あるいは湾岸戦争ですね。  アフガン戦争は、これは言わば集団安全保障、国連の決議がありましたから、これは集団的自衛権、当初は集団的自衛権の中の武力行使になったわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 歯止め議論については、正確を期して申し上げますと、言わば歯止めということについては、憲法上の制約が一つですね、憲法上の制約が一つであって、そしてその上において、立法してそれを可能にする、立法の際に制約を課していくということではないかと思います。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 四月から消費税を引き上げさせていただいたわけでありますが、これは伸びていく社会保障費に対応し、子育て支援を拡充していくためでございます。  そして、今回のこの消費税の引上げにつきましては、やっとデフレから脱却できるかもしれないというこのチャンスをつ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) トヨタが税金を払っていなかったというのは、これ累積の欠損があったわけでありまして、しかし、それがやっと今度の利益によってそれが全部消えて、これからまさにどんとこれ税金を払っていただけるようになったということは大変良かったのかなと思います。  また、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、特別法人税を前倒しして廃止をしたわけでございますが、その際、経営者の方々に、これを是非従業員の賃金の引上げに充当してもらいたいと、こうお願いをしたわけでありますが、多くの企業がこれに応じたわけでございまして、先ほど申し上げましたように、連合の統...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、先ほど農協との関係についてもお話をさせていただきましたが、これは当然、法人税減税については企業献金とは全く関係のない話でありまして、まさに純粋に、これは国際競争という観点から、成長という観点から考えているところでございます。  また、大企業...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 海洋国家である我が国にとって、国民生活に不可欠な資源や食料等を輸送する船舶の安全を確保することは極めて重要であります。  そして、そこで、事例集で挙げましたシーレーンにおける機雷の掃海は、戦闘の当事者にはなり得ない我が国や外国の民間船舶を機雷の脅威...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば、先ほど来私が答弁をしておりますのは、自衛隊が武力行使を目的として湾岸戦争やイラク戦争での戦闘行為に参加するようなことはないと、つまり武力行使を目的として戦闘行為に参加することはないということを申し上げているわけでございます。これは、あるいは戦...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど来申し上げておりますように、機雷をある国が敷設をしたとします。しかし、その敷設した機雷がこれはその後遺棄されたものであるということになれば、それは武力行使ではないということになるわけでありますが、しかし、敷設をした国が目的を維持し続けている場合...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) どちらにしろ、今この機雷の掃海をやると決めたわけではなくて、まさに今与党において協議をしているわけでありますが、その上で、井上委員のせっかくの御質問でございますから、それを前提に、今議論をしているということを前提に答弁をさせていただきますと、資源の乏...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その備蓄等については経産大臣からお答えをさせていただきますが、そもそもイランにつきましては、昨年九月、私はローハニ大統領と会談を行い、そして岸田外務大臣をイランに派遣をいたしております。  つまり、日・イランの関係を、元々伝統的に友好な関係を持って...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに日本はイランと伝統的な関係にありますから、これを生かしていきたいと、こう思っておりますし、かつて、イラン・イラク戦争の最中に、当時外務大臣だった父に同行してイランとイラクを同時訪問したこともあるわけであります。あのときには米国はイランと、もちろ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 法人税改革については、御指摘のとおり、財源の調達は税の重要な機能でありまして、課税は公平、中立、簡素を原則としています。こうした考え方を前提としながらも、しかし、グローバル経済の中で持続的な成長を実現していくためには、企業の稼ぐ力を高めるために法人税...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、内部留保がたまっていった一つの大きな原因はやっぱりデフレだったんですね。デフレ経済下においては、キャッシュを持っていれば一番よかったわけですから、その価値がどんどん上がっていく、ですから、なかなか投資はしない、同時に、言わば人材への投資もしない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原子力規制委員会において、国会事故調などにより明らかにされた情報を踏まえまして、米国を始め海外の規制基準も確認しながら、我が国の自然条件の厳しさ等も勘案した上で、世界で最も厳しい水準の新規制基準を策定したところでございます。  新基準では、福島第一...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 事態について言えば、私どもが例示をさせていただきましたのは十五事例でありまして、これは言わば、いわゆるグレーゾーンというもの、そしてまた集団安全保障に関わること、いわゆるPKO活動によって共に活動している国の部隊がゲリラに襲われたときにそれを救援する...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、政府の憲法解釈には論理的整合性や法的安定性の確保が必要であります。  このような観点から、政府としては、安保法制懇の報告書の考え方のうち、我が国の安全に重大な影響を及ぼす可能性があるという限定的な場合に集団的自衛権を行使することは従来の政府の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの交戦権あるいは戦力の解釈については、従来から法制局の見解として述べてきたものをそのままお話をさせていただいたとおりでございまして、もし御疑問があれば従来の答弁を復習していただきたいと思います。  立憲主義の原則を始め、憲法第九十九条が公務員...全文を見る
06月11日第186回国会 参議院 本会議 第30号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの御決議に対しまして所信を申し述べます。  政府としては、従来から国の諸施策の推進に当たって、適正かつ効率的に執行するよう最善の努力を行っているところでありますが、今般、七項目にわたる御指摘を受けましたことは誠に遺憾であります。  これら...全文を見る
06月11日第186回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、お答えをする前に、先般、薨去されました桂宮宜仁親王殿下の御冥福を心からお祈りをいたしまして、そして哀悼の誠をささげたいと思います。  その上で、お答えをいたします。  最初に民主党の立場を御説明をいただきましたが、果たして立場がどこにあるの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その船を守れなくていいのか、自衛隊はその能力を持っているのに守れなくていいのか。そして、このことについては既に法制局長官が答弁をしておりますが、現在の憲法解釈上ではできない、こう答弁されているわけであります。果たしてこの事態にどう対応すべきか。海江田...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) しっかりと議論を行っています。国会においてこの場でも議論を行っておりますが、先般の予算委員会でも集中審議を行いました。この問題について集中審議を行いましたが、民主党から出たお二人の質問者、一人は集団的自衛権の質問をいたしましたが、他の方はTPPとそし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私たちは誠実に質問をしているということであります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これからもしっかりと誠実に向き合っていきたい。まず、あえて申し上げたいことは、民主党の皆さんも今目前に起こっている出来事に対してしっかりと誠実に向き合っていただきたい、このことを申し上げたいと思います。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず初めに、まず初めに私が挙げた事例、近隣国において紛争が起こって、そしてそこから逃れてくる邦人、運んでいる米国の船が襲撃をされた際に、それを自衛艦が守れなくてよいのか。今までの憲法の解釈では守れない。  しかし、日本の憲法の前文そして十三条に平和...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今この瞬間にも、今この瞬間にも、南西沖において、自衛隊の諸君は、あるいはまた上空において、彼らは身を危険にさらしながら日本人の命を守っているんです。その中において、私は彼らに、彼らとともに日本を守っていく責任を負っているわけであります。  この自衛...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国民の命を守る、そして国民の安全な暮らしを守っていくという、平和な暮らしを守っていくという責任を果たさなければならない。  私たちは何をすべきかということを、今与党において責任を持って議論をしているわけであります。みんなの党の諸君や……
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 維新の会の諸君は、難しい問題ではありますが、あえてしっかりと国民の皆様にその立場を表明しているではないですか。  私は、こういう立場こそ、苦しくとも、つらくとも、たとえ批判があったとしても、現実と向き合い国民の命を守っていく、その責任を全うすること...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 海江田代表も大分興奮しておられるようでありますが。  そこで、今、日米同盟の双務性についてお話がありました。これは、旧同盟においては一条から五条までしかなかった。そして、日本防衛義務もなかった。それを六〇年に改定して、五条に、これは言わば共同対処す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安全保障同盟というのはそんなに軽いものではありません。きずなが大切だということをはっきりと申し上げておきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) たった二分しか私の残り時間がなかったからこれしか述べることはできませんが、民主党において早くこの安全保障の議論がまとまることを期待して、私の答弁を終えたいと思います。(拍手)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そういう意味におきましては、今、石原代表が質問されたように、ドイツを始め多くの国々が、その時代時代に合わせて、その要請に応えて憲法を改正をしているわけであります。であるからこそ、我々自由民主党も、二十一世紀にふさわしい憲法について、既に草案を取りまと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、防衛大綱も決定をしたところでありますし、国家安全保障戦略を初めて策定をいたしました。その中において、我々独自の日本の国を私たち自身の手で守るという考え方、基本的な考え方の下にしっかりと国民の命を守っていきたい。当然、日米同盟、強い日米同盟を維持...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま浅尾代表が指摘をされたように、経済においてデフレ時代に最大の問題点は、お金が滞留して動かなかった、これによってデフレ下の中で経済は低迷をしたわけでございます。  そこで、私たちは三本の矢でもって経済を活性化しているわけでありまして、デフレか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 窓口、麻生副総理というわけにもいきませんから、一つ一つ課題について、御党と我が党において一つ一つ誠実に検討させていただきたいと思います。
06月12日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も、下関の若き財政部長で活躍をしていただいた舞立議員のことを記憶をしております。  まさに議員が指摘をされたように、農業に関わる人皆さんにとって私たちが今進めているこの農業の改革がプラスになって、皆さんにとってやる気が出てくる、そういう農業にして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は急いでいるわけでは決してありません。  現在、与党において熱心な御議論をいただいております。この機会に更に集中的に議論をしていただき、しかし、決めるべきときには決めていくのが責任与党の在り方であろうと、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 食料の安定供給を将来にわたって確保していくことは国民に対する国家の最も基本的な責務であり、国内農業生産の増大を図り、食料自給率と食料自給力を共に向上させていくことは極めて重要であると考えております。このため、担い手の減少、耕作放棄地の増大など、厳しい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これまで米の生産調整を始め様々な施策を展開をしてきましたが、農業生産額の減少と高齢化の進展、耕作放棄地の増加等、構造的な問題は顕在化したままであります。つまり、今までのままでは決して先ほど申し上げましたように食料自給力も食料自給率も上がっていかないわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国は、古来より瑞穂の国と言われたわけでありまして、稲刈りやあるいは田植、農村で共同で行ってきたわけであります。まさにそうした助け合いの麗しい文化の中に農村はあるわけであります。  他方、現在、農山漁村は高齢化が都市部に先駆けて進んでいるわけであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども答弁の中で述べさせていただきましたが、まさに日本は瑞穂の国でありまして、お互いに助け合って田を耕し、そして稲刈りをしてきた国であります。朝早く起きて、汗を流して共に田を耕し、そして秋になれば共に五穀豊穣を祈ってきた瑞穂の国でありまして、こうし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げました、昨年末の農林水産業・地域の活力創造プランを取りまとめ、輸出促進や六次産業化の推進による付加価値の向上、多様な担い手の育成確保、農地集積バンクによる担い手への農地集積、美しいふるさとを守る日本型直接支払の創設などに取り組んできたわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま御質問のございましたミニマムアクセス米でありますが、ちょうど一九九三年、私が初当選をした年でありまして、この決定のときには自民党は野党でございまして、細川政権のときでありました。  このミニマムアクセス米輸入は、ガット・ウルグアイ・ラウンド...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ミニマムアクセス米につきましては、これはガット・ウルグアイ・ラウンドの合意でございますので、これを廃止をするのは困難ではございますが、他方、農産品の輸出につきましては、今までこれは余り政府においてはそれを積極的に進めていなかったのは事実であります。進...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに農協は農民のための組織であり、今までその機能を発揮をしてきたと、このように思います。しかし、大きな時代の変わり目の中において、原点に戻りつつ、新しい時代にふさわしい農協に改革をしていく努力をしなければならないと、こう考えているところでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は、この改革自体が目的ではなくて、あくまでも改革は手段であります。言わば、農家、農村が将来に向けて発展をしていくためには、そこで暮らす人々の営みも大切でありますから、そうした人々のことにも目配りをしながら、農業、農村全体で発展をしていくような仕組...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このTPPに関わりなく、農業そして農政の改革を行っていかなければならないわけでありまして、より地域の活力を引き出していく上において、なすべきことをなさなければならないと、その観点から今回、二法案、御審議をいただいているところでございますが。  この...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これからまさにこのTPPについては最終合意に向かっていくわけでございますが、TPPというのは、先ほど申し上げましたように、これは物品のアクセスだけではなくて様々なルールもつくっていくという大きな特徴があるわけでありまして、二十一世紀型の新しい自由経済...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘になったのは五月二十日付けの東京新聞の記事ではないかと、このように思うわけでございますが、この記事自体は、これは間違いでございます。そのような事実はないということは申し上げておきたいと、このように思います。  いずれにいたしましても、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 再三答弁をさせていただいておりますように、農水委員会の決議を重く受け止め、国益をこれ最大化するために今一生懸命交渉を続けているわけでございます。  繰り返しになりますが、TPPというのはアジア太平洋地域に大きな経済圏をつくるわけでありますが、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が党の公約は、聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上交渉には参加しないということでありますが、農業におけるセンシティビティーについては米側も認めたわけでありまして、それは昨年の日米の首脳会談においてそうでございました。そこで、それも文章化した中におい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ダボス会議におきまして、安倍内閣が昨年終盤に決定した改革について紹介をしたところでございますが、その一例として、民間企業が障壁なく農業に参入をし、作りたい作物を需給の人為的コントロール抜きに作れる時代がやってきますと、このように申し上げました。  ...全文を見る
06月12日第186回国会 参議院 文教科学委員会 第18号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 子供たちには無限の可能性が眠っていると思います。それを引き出す鍵こそ教育の力であり、教育の再生ではないかと思います。全ての子供たちに世界トップレベルの学力と規範意識を身に付ける機会を保障することを目指し、教育再生に全力を尽くしているところでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、誰もが日本に生まれたことを誇りに思えるような国をつくっていきたいと、こう思っているわけでございますし、全ての子供たちが夢を実現するため、世界トップレベルの学力と規範意識を身に付ける機会を保障することが教育の重要な目的であり、国家の責務であると考...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私どもが検討を進めております、安保法制懇の報告に基づいて与党で協議を行っているわけでございますが、まさに日本人の命を守るために、平和な暮らしを守るためにシームレスな防衛体制をつくっていかなければならないわけでございまして、その中における検討を進めて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の改正による新教育長は、教育行政の責任の明確化を図り、いじめ事件など緊急時において迅速かつ適切に対応をできるようにするためであります。教育委員会の代表者である教育委員長と事務の統括者である教育長を一本化して設けるものでありまして、この新教育長は、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、この任命責任というのは重いものであると、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地域や子供の実情に応じた質の高い教育を実現するためには、教育行政に地域の多様な声を反映させていくことが重要であります。  今般の法案で設置される総合教育会議は、首長と教育委員会という執行機関同士の協議、調整の場として設置をするものであり、その中で多...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、小学校のときの担任の先生で野村純三先生という先生がおられたんですが、もう九十歳で他界をされましたが、この先生が担任になった最初の日のことを今でも覚えているんですが、いきなり、君たちはスターだと言うんですね、びっくりしたんですが。そして、私は君た...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 恐縮でございますが、寡聞にして存じ上げないわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の祖父の短歌について教えていただいて大変恐縮をしておりますが、どういう解釈が正しいのか、なかなか難しいところではございますが、私の祖父も東条内閣の一員ではありましたが、言わばサイパンが陥落をした時点で日本が空襲を頻繁にされる危険性が増大をしたという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、総理大臣として、国民の命とそして平和な暮らしを守っていくという大きな責任を負っているわけであります。  憲法の解釈、例えば九条の解釈につきましても、憲法ができた段階においても、吉田当時の総理は総理としての答弁で、自衛戦争もこの九条は否定してい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の改正案においては、教育の政治的中立性、継続性、安定性を確保する観点から、引き続き教育委員会を合議制の執行機関としています。様々な人材の多様な意見により地域の実情に応じた教育行政の展開を図るため、教育委員は非常勤とし、その合議で意思決定を行うこと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の教育委員会制度の改革につきましては二つの案があったわけでございまして、A案とB案。A案については言わば首長の権限を非常に強化したものでございますが、地域の民意を代表する首長の意向を教育行政に反映させることに重点を置いたものであったわけであります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その観点から先ほど答弁をさせていただいたところでございます。  与党において議論がございました。我が党の中においてもA案を強く推す議員も多かったわけでございますが、しかしその中で、与党において議論を重ねていく結果、バランスの取れたものになったと、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘になったように、各自治体が、委員も神奈川県の知事を務めておられましたが、自治体の工夫を生かして、特色を生かした教育に取り組んでいくことも大変重要であろうと、こう考えております。  一方、地方教育行政についてはどの地域においても責任ある...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 道州制の導入につきましては、地域経済の活性化や行政の効率化などを目指して国と地方の在り方を根底から見直す、非常に大きな改革であります。そのため、現在与党において、道州制に関する基本法案の早期制定を目指して地方団体と丁寧に意見交換を重ねるなど、少しでも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在御審議をいただいている国民投票法改正法案、これが成立をすれば十八歳から憲法改正についての国民投票が可能になるわけでありまして、これは今までの二十歳から十八歳に変わるわけでありまして、これは大きな改正になります。  そして、その後は国政選挙におけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大綱は首長が策定するものとし、教育委員会との合意までは必要としていませんが、策定の際は、教育行政に混乱が生じないようにするためにも、首長と教育委員会との間で十分に協議をし、調整を尽くすことが重要であると考えています。  これを前提に、大綱に記載する...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これまでも申し上げておりますように、歴史に対して政治家は謙虚でなければならぬと考えております。歴史問題は政治・外交問題化されるべきものではないわけでありまして、歴史の研究は有識者や専門家の手に委ねるべきものであると考えております。  そして、国民一...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、その判断をするのは私ではなくて、まさにこの検定基準に基づき検定がなされる検定官によって検定がなされていくわけでありますので、私がその質問に答えることは控えさせていただきたいと、このように思いますが、検定官においては、先般改正し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、そうした資料等については、言わば専門家によって分析がなされるべきであろうと、このように思います。資料の、言わばどれぐらいこれは確実な資料であるかどうかという分析も含めて専門家によって検証されるべきではないかと、このように思います。
06月16日第186回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○安倍内閣総理大臣 ただいま橘委員が指摘をされたように、電子政府を進めていくことによって、三つ大きな利点が、国民そして国家、政府にあると思いますね。  まず第一点は、今、厚労大臣とのやりとりにあったように、政府の行政運営の効率化でありまして、厚生労働省にはまだまだ大きな宝の山が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 全国の三百八十五万社の中小企業、小規模事業者は、まさに地域の経済そして雇用を支えているわけでありまして、景気が回復したなという実感は、この皆さんが、本当に景気が回復してきたな、こう感じていただかなければならないわけでありますが、昨年末の日銀の短観におきましては...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 デフレを脱却し、経済を再生させていく上においては、賃金の上昇、そして、それによって消費の拡大につながっていくという経済の好循環を実現することが極めて重要であります。その観点から、政労使の会議を立ち上げ、政府からも、この好循環に入っていくためにも経営者の皆さんに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、まず、委員は、残業代ゼロ、そういうレッテルを張っていますが、さすがに、そのレッテルにもちょっと自信がないのでクエスチョンマークをつけているようでありますけれども、そういう考えでは全く考え方が異なるわけであります。  創造的な仕事と能力を持った方々を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 前回も、その制度自体が悪かったのかどうかということよりも、残念ながら理解が得られていなかったということであります。  そして、もう既に山井委員が御指摘になったように、今回は一千万円以上ということでございますし、そしてまた、国民の理解を得る上において、今こうい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは担当大臣がいるんですから。あなたが聞いているのは事実関係でしょう。(山井委員「違います。総理の考えを聞いております。」と呼ぶ)いや、ですから、私の考えというよりも、厚生労働大臣がお答えしていることが事実ですよ。これは厚生労働大臣に任せているんですから。で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、もう田村大臣が答えて、先ほど私が答えたことが全てでありますが、要は、今、山井委員は、過労死をするかもしれないような人たちはどうするんだと。それは絶対あってはならないことでありますから、我々はそれをしっかりとやらなければいけない。  そういう意味におい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 経済というのは生き物ですから、将来の全体の賃金水準、そして物価水準というのは、これはなかなかわからないわけですよ。  そこで、例えば年金においても、安定的な制度とするために、年金額も、物価が下がっていけば、物価スライドでこれは下がっていくじゃないですか。四月...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、繰り返しになりますが、希望しない人には適用しないというわけでありますし、また、ポイントの一つは、対象が、職務の範囲が明確で、高い職業能力を持つ人材に限定をしている、そこにポイントがあるわけでありまして、その中において、我々は大体一千万円という年収の額を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは将来の予測ですから、これはわかりませんよ。  例えば、国会議員の歳費だってわかりませんよ、十年後、幾らになっているか。それは全体の平均収入とかかわりがあるわけでありますから、全体の平均収入が果たして今、絶対幾らかということは、絶対そうだということは明確...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 制度の詳細におきましては、先ほど申し上げましたように、今後、関係審議会で行うことになります。その審議会で行う上においては、先ほど申し上げました三要件の上に、この詳細な設計を行っていくということになります。
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、我々の方は一千万円ということを目途としているわけであります。そして、当然、その人は、希望しない人には適用しないという中において、交渉力がある人、山井さんが言った御懸念が顕在化しないような、そういう対象を思い描いているわけであります。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これまでの議論においては、労働基準法が適用される労働者を想定した議論が行われているわけでありまして、労働基準法が適用されない国家公務員については、現時点で特定の方向性を持つものではありません。  一般論としては、勤務時間や手当に関することも含めて、国家公務員...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、今我々が検討しているのは、年収大体一千万円以上に該当する方々であって、そして、いわば創造的な仕事にかかわっている人たち、権限もはっきりをしている、仕事の中身もはっきりをしている、いわば成果主義で働いた方がその人にとっても成果が上が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど私がクリエーティブな仕事の場合は検討すると言ったのは、そもそもこれは基準法の対象外でありますし、非現業でない方々を対象とはしていないわけでありますが、その中においても、公務員でも研究職の方々がいますから、そういう皆さんは、そういう中で、クリエーティブな仕...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、では、なぜポートフォリオを変えるかということでありまして、それは、損になることをするわけがないじゃないですか、大切な年金をお預かりして運用しているんですから。  そして、我々が政権をとった、事実上、私が総裁になって以降と言ってもいいかもしれませんが、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど私が答弁をしていることだったんですが、今後、GPIFや三共済が共同で定めるモデルポートフォリオに則して定めていくことになるわけでありまして、つまり、ポートフォリオというのは、国債とか日本の株式あるいは外国の株式等々があるわけでありますから、さまざまな金融...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党としては、経団連のみならず、党に献金をしていただく方々の浄財で党の運用を行っているわけでございますから、それは、まとまってそれぞれいろいろな団体が献金をしていただくことは大変ありがたいことだと思っておりますが、今回、我々が依頼をしているわけではないわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、まず、この決算委員会の役割は、予算が所期の目的のとおり執行されているかどうかということをしっかりとチェックし、そして次の年の予算に反映をさせていくことだろう、このように思いますが、しかし、その仕組みにおいても、なかなかそれが反映されにくくなっているとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 雇用保険ですから、労働者のための保険でありますから、その中におきまして、高齢者の雇用というのは、雇用保険を払っている人々が将来年をとってそういう雇用の場が与えられる、そして、だんだん高齢者がふえている中において高齢者の活力、人材を生かしていくというのは大切であ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国会におけるこの決算の審議は、まさに予算が所期の目的に沿って正しく執行されているかどうかということについて、きっちりと国会の場において審議をしていくわけでありまして、そして、その審議の結果を受けて次の予算に反映をさせていく。その緊張感が、予算を執行していく上に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 復興は、安倍政権の最重要課題の一つであります。私も、総理に就任以来、十五回、被災地に足を運んでまいりました。被災地の方々の声に耳を傾け、そして現場主義を徹底するように指示をしてきたところでございます。  昨年の春の段階においては、用地取得が難しいという声が大...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに谷畑委員が指摘をされたように、この医薬品産業は、一つは国民の健康の向上そして医療の向上に大きく寄与する、このように思いますが、同時に、付加価値型、知識集約型産業でありますから、資源の乏しい日本にとっては今後の経済成長の中核となる重要な産業だ、こう思ってお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御心配をしておられると思いますが、日本医療研究開発機構の設立後も、大阪を初め関西における創薬支援の機能が低下をすることがないように十分に配慮をしてまいります。
○安倍内閣総理大臣 今の御質問いただいている件については、三%、消費税を導入した際にも、また五%に引き上げる際にも、随分議論になったわけでございますが、結果として、診療報酬で対応していこう、財源を確保するということになったわけでございます。  いずれにせよ、税制抜本改革法におい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、今の医療制度あるいは医療保険制度をしっかりと次の世代に引き渡していかなければいけないと思います。  その上においては、医療機関がその責任を果たすことができる状況を、我々は環境をつくっていく必要を感じているところでございます。そうした観点から今後検討...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 恐らく二十年前、三十年前はもちろんのことでありますが、我が国の防空識別圏に重ねて他国が防空識別区を設定してくるとは、恐らく考えていなかったんだろうと思います。尖閣に対するいわば攻勢も、我が国の領海に定期的に入れてくるということも考えられなかったわけでありますし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま、長野県の県民、市民を念頭に置いて、この言葉、考動志民を考えられたということであります。  長野県の県民の一人当たりの医療費は日本で一番低いわけでありますが、まさに、それぞれ県民の方々が高い意識を持って自己の健康を管理している結果でもあるだろうと思い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 衆議院の定数の是正につきましては、〇増五減を既に成立させているところでございます。  定数の削減でありますが、削減につきましては、結論を早期に得るために、昨年、私から国会のもとに第三者機関を設けることを提案したところでございまして、今まさに、その設置について...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 高齢化等の進展に伴い、医療や介護サービスは今後需要の増大が見込まれるところでありますが、質の高いサービスを持続可能な形で提供できるよう、不断の改革を進めていく決意であります。  これまでも、成長戦略に基づいて、再生医療等安全性確保法を成立させまして、再生医療...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 小泉構造改革につきましては、今委員が指摘をされましたように、緩やかな、息の長い景気の回復であったわけでございます。それを実現したわけであります。この間、基礎的財政収支は、二〇〇二年度、マイナス二十七・八兆円から、二〇〇七年度、五・五兆円まで改善したものと認識し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、根本大臣からお答えをさせていただきましたが、平成二十七年度においても復興予算については必要額を措置するとともに、さらなる財源確保の必要が生じた場合には、平成二十七年度予算編成において適切に対応していく考えであります。  その上で、集中復興期間後の平成二十...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ことしも防衛大学の卒業式に出席をいたしまして、陸海空自衛官に任命され、服務の宣言を行う卒業生諸君の宣誓を受けたわけでございますが、この宣誓の重みと最高指揮官としての責任の重さをかみしめているところでございます。  宣誓においては、「日本国憲法及び法令を遵守し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もう予算委員会等で再々私が答弁をしておりますように、個別的自衛権においても、いわば武力行使を目的として戦闘に参加をすることはない、こういう制約がかかっている、いわゆる一般に派兵は行わないということでありますから、これは、集団的自衛権においてもそれは当然その制約...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 その発言は私は承知をしておりませんが、現在、例えば、ある国が機雷を敷設した際に、しかも、その機雷を敷設した地域を日本の多くのタンカーが、あるいは日本に支援を運ぶ船が通過をするという際に、この敷設された機雷を掃海するということにおいて活動することも当然あり得るの...全文を見る
06月17日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の法改正の趣旨について、もう既に武見委員から御指摘をいただきましたが、改めて申し上げますと、急速な少子高齢化の中におきまして、地域で安心して医療や介護サービスを受けられるようにするためには、救急医療などの急性期からいわゆる退院後の生活を支える在宅...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 新たな基金につきましては、消費税増収分を活用することは法律に位置付けられておりますが、その規模については毎年の予算編成過程の中で調整をしていきます。  基金の消費税増収分以外の財源については必ずしも薬価の引下げによる財源を充てているものではないと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 変えるということを前提に閣議決定をしているわけでございますが、先日の厚生労働委員会での議員の御指摘も踏まえて、厚生労働省において適切に検討されるものと考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 産業競争力会議は、我が国の国際競争力、産業力、生産性を高めていくために何をすべきかということについて中心的に御審議をいただいておりまして、具体策等についても御提言をいただいていることでございますが、日本の産業競争力強化や国際展開に深い問題意識を持って...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはまず基本として申し上げたわけでありまして、自らの生活については自らが働いて支えていくということであります。そして、自らの健康につきましても自らがしっかりと健康維持をするための努力をするという基本的な姿勢でありまして、この基本的な姿勢を失ってしま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、例として挙げさせていただきましたが、公的年金制度を例として挙げさせていただきました。  まさに年金というのは保険料と税金から成り立っているわけでありまして、保険料としては、まさに自らの収入の中からそれを保険料として将来に備えて納付をしていく。と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 介護保険導入時、ちょうど私は自民党の社会部会長であったわけでありますが、その際、自助、共助、公助という考え方から、税金を入れる部分、そして保険料については確かに共助という考え方ではありましたが、同時にそれは、将来の自分は、サービスを受ける側に立って、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず初めに、第二の矢がばらまきというお話をされましたが、大胆な金融緩和とともにしっかりとした財政出動を行うことによってこれは初めてデフレから脱却できるわけでありまして、受注が全く弱い中においては当然、供給サイドばっかり力を入れてもデフレから脱却できな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 介護人材の処遇改善、処遇改善でありますから、この処遇改善については、これまでも自公政権下において、平成二十一年度介護報酬改定や補正予算の中で財政措置を講じるなど問題意識を持って取り組んできたところでございまして、今後は、先ほど大臣から答弁をいたしまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今までも外国人の人材については、EPAの枠組みの中で一定の数、質を維持しながら受入れを行ってきているわけでございます。この中で入ってきている方々は、それぞれ介護の分野においてもきちんとした知識を持って仕事をしていただいていると、このように思います。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 医療や介護を必要となった状況においても、やはり自分が住み慣れた地域やあるいは自宅でそうしたサービスを安心して受けられるようにすると、そういう中で自分らしく老後も暮らしていけることができる、これが国民の皆様のニーズなんだろうと、このように思いますが、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 世界一の長寿国となった我が国には、医療やあるいは介護の技術、高齢化政策の経験や知見があるわけでありまして、この知見と経験を生かして国際貢献をしていきたいと、こう考えております。  昨年末の日・ASEAN特別首脳会議におきましても、高齢化問題に関する...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 高齢化の進展に伴いまして、今御指摘の認知症高齢者の方々が増えていくことが見込まれるわけでございますが、社会全体で認知症の方を支えていく仕組みをつくることが極めて重要であると考えております。  そこで、政府としては、平成二十五年度からの五か年計画とし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この社会保障制度というのは、今委員が指摘されたように、人は不幸にして病気になることもありますし、それに伴って生活の基盤が失われていくこともあります。また、年齢をこれは重ねていけば定年を迎えて仕事による収入から年金生活に変わっていくわけでありますが、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権としては、少子化対策あるいは人口減少を克服していくための対策をしっかりと進めていくわけでありますが、残念ながら当分の間は人口減少は続いていくわけでございます。その中におきましても、しっかりと国を成長させていくためには、眠っている資源を活用する...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、再生医療など革新的な医療技術の実用化等に向けた積極的な戦略を進めている中において、その前提となる臨床研究において、今回、不正事案が続けて判明していることは大変遺憾であります。  こうした状況を踏まえて、我が国の臨床研究に対する信頼を回...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御紹介をいただきましたように、骨太の方針の素案には確かに、二〇二〇年度の基礎的財政収支の黒字化に向けては、二〇一五年度予算編成等を踏まえ、具体的な道筋を早期に明らかにできるよう検討を進めると、こう記載をしているところでございますが、我々は、経済成長...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 医師の自由開業制度は、医療に関して我が国が守ってきたフリーアクセスを確保する上で重要なものと考えております。一方で、効率的な医療提供の観点も重要でありまして、今回の法案においても、病床の機能分化、連携を推進すると同時に、かかりつけ医の普及や外来医療の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、委員は医療の現場におられたわけでございますが、医療の現場においては、医師とそして看護師、薬剤師等々がしっかりとチームとして協力をしていく、そのことによって患者の命を救っていく、健康を守っていくということだろうと、このように思いますし、その方向...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当時、自民党の社会部会長だった時代だと思いますが、厚生委員会での私の質問ですね。自民党の言わば理事としての質問だったと、このように思うわけでありますが、先ほど大臣が答弁もされましたが、そこで言わば薬価差、薬価差というか薬価が改定されていく中において下...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会保障の伸びを毎年二千二百億円抑制していくという小泉内閣時代の方針は、社会保障費がどんどん増大をしていくという中において、制度の持続性を確保しなければならないということから大変これは重視されたわけでございまして、その中での試みであったというふうに認...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣としては、単純に、今申し上げましたように、社会保障費の伸びを抑えるためにキャップを掛けるということはいたしません。そういう手法ではなくて、重点化、効率化を含め、一つ一つの改革を積み上げていくことによって、受益と負担の均衡の取れた持続可能な社会...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 法人税を下げることと社会保障の抑制は、全くこれは関わりがないことでありまして、法人税を、実効税率を下げていくということについては、これはまさに財源もしっかりと確保していくことでありますが、これはグローバルな経済の中において日本の企業が勝ち残っていく、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が出た競争力会議において、榊原新会長も、社会保障費の削減を法人税の実効税率の削減に結び付ける発言は私の前ではしておられないわけでございまして、直接聞いたわけではございませんが、政府としては、はっきりと申し上げておきますが、政府としてはそういう考えを...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その考えというか、今、小池委員が紹介された、社会保障費を削って、それを法人税の削減に使うという考え方は取らないということははっきりと申し上げておきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 再々申し上げておりますように、今回の消費税五%から八%への引上げは、伸びていく社会保障費に対応するため、あるいは子育て支援を行うために充てられているわけでありまして、それはもう間違いがないわけであります。  他方、法人税改革につきましては、日本の競...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今まさに自民党、公明党において協議がなされているわけでございまして、詳細について答弁させていただくことは控えさせていただきたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在、政府としての考え方について与党にお示しをさせていただきまして、そして与党の中で今協議が進んでいる最中でございますので、まだ調っていないと。協議が調っていないという中におきましては、ここで詳細について答弁させていただくことは差し控えさせていただき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 機雷掃海につきましては、例として我々は挙げさせていただいているところでございますが、先ほど小池委員から言及のございました言わば三要件ということにつきましては、これは、先ほどちょっと政府というふうに申し上げましたが、高村副総裁が高村副総裁としてのお考え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、高村副総裁が与党の交渉において、自民党側の責任者として私も高村副総裁にお任せをしているところでございまして、ここで協議が今真剣に集中的に行われているところでございますので、結論を待ちたいと、このように思っているところでございま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の経済財政運営と改革の基本方針素案において、成長志向に重点を置いた法人税改革に着手すると方針を明記したところでありますが、今般の改革は、総合的な成長戦略の実行と併せて、法人税を成長志向型に変革をしていくことによって成長につなげていくことによって、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げたのが我々の考え方の全てでございます。これ以上につきましては、さらに、これは今後、この問題につきましても最終的には与党と議論をいたしまして方針を決定していきたいと考えているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは突然の質問でございますが、今回の改定によって、これは本人が了解をしなければ、昨日の委員会で議論になった、言わば時間で測らない成果主義という形に働き方を変えていく上においては本人の了解が必要であります。さらには、当然、これは専門性のある分野、そし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 同じことを答えるわけですけれどもね。  二割負担となる所得基準は……(発言する者あり)だって、これ、事実関係について聞いているわけですから、事実関係で聞いているわけですから、同じことになるわけですよ、答えは。  二割負担となる所得基準は高齢者世代...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の改正は、これはサービス抑制ありきのものではもちろんございません。要支援者に対するサービスのうち、訪問介護と通所介護について、全国一律の基準に基づくサービスから、地域の実情に応じて市町村が効果的かつ効率的に実施する事業へと見直すものであります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、我々、私も総理大臣でありますから、九十九条の憲法尊重擁護義務を負っているわけでございまして、その中におきまして、国民の命を守り、幸せな暮らしを守っていくという責任を果たしていくために何をやるべきかという観点から検討を今与党において行っているとこ...全文を見る
07月14日第186回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○安倍内閣総理大臣 今回の閣議決定は、国民の命と平和な暮らしを守るために、まさにすき間のない体制をつくっていかなければならないわけであります。国民の命と平和な暮らしを守ることこそ、まさに私たちの責務である、このように思います。その中において、切れ目のない対応を可能とする国内法制を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の閣議決定は、まさに委員がおっしゃったように、国民の命と平和な暮らしを守るために何をすべきかという課題についてしっかりと議論を行ったわけでありますが、その中で、今までの憲法の解釈のままでは十分な対応ができないというものについては、まずは閣議決定において、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、これは期限ありきではなくて、再三申し上げてきたところでありますが、しっかりとした徹底的な御議論をいただいた上において与党として結論を出していただきたい、このように副総裁にもお願いをいただき、十一回にわたって御議論をいただいて、そして、責任与党として決...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この関連法案につきましては、準備ができ次第、国会に法案を提出して、国会において御議論をいただくことになるわけであります。  準備に当たりましては、グレーゾーンから武力の行使に関するものまで、幅広い法整備を一括して行っていく方針であります。具体的な進め方につい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の閣議決定により憲法上許容されると判断するに至ったものは、新三要件を満たす場合に限定されており、あくまでも、我が国の存立を全うし、国民を守るためのやむを得ない自衛の措置に限られているわけであります。  新三要件とは、我が国に対する武力攻撃が発生したこと、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今般の閣議決定においては、政府は、新三要件を満たす場合には、我が国に対する武力攻撃がなくても、国民の命と平和な暮らしを守り抜くために必要な必要最小限度の自衛の措置として武力の行使が憲法上許容されると判断するに至ったわけでございます。  そこで、先ほど挙げた三...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本と中国の関係を考えれば、まず、日中関係というのは最も大切な二国間関係の一つであります。  日本は、中国に多くのものを輸出し、利益を上げておりますし、また投資をして利益も上げています。一方、中国側から見れば、日本にしかできない資本財、中間財を輸入して、それ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、我が国は日米安保条約のもとでの米国のコミットメントを全面的に信頼をしておりますし、四月にオバマ大統領が来日をされた際にも、尖閣を含め、我が国の施政下にある地域について、安保条約の第五条、これはまさにアメリカが防衛義務を負っているものでありますが、適用...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いかなる事態が、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合に当たるのか。これは、個別具体的な状況に即して、総合的に見ながら判断していくものであって、一概にこれだということをお答えするのはなかなか困難ではあり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の閣議決定における基本的な認識は、我が国を取り巻く安全保障環境が大きく変わっている、厳しさを増しているということであります。  例えば、大量破壊兵器や弾道ミサイル等の軍事技術が高度化をしている、そして拡散をしているという中において、例えば北朝鮮はミサイル...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 北側委員に大変わかりやすく説明をしていただいたと思います。  まず、そもそも、日本を守るために平時において協力している米艦の艦船に対する攻撃を我々がとめることができなければ、これは日米の同盟関係、いわばきずな、信頼に大きな影響力、場合によっては致命的な影響力...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、今、北側委員が指摘されたように、こんなことは起こらない方がいいわけでありまして、こういうことを考えるのは、こういうことを起こすためではなくて、こうした事態を防ぐためにこそ我々は閣議決定を行い、備えをし、そして、結果としてそういうことを起こさないという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の閣議決定においても、憲法第九条のもとで許容されるものは、あくまでも国民の命と平和な暮らしを守るため、必要最小限度の自衛の措置としての武力行使のみであります。したがって、我が国または我が国と密接な関係にある他国への武力攻撃の発生がまず大前提であります。また...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに北側委員がおっしゃったように、世界じゅうを見てみますと、国境を接する国、海上においてもそうなんですが、どの国もいろいろお互いに課題を抱えていることが多いわけでありますが、課題を抱えているからこそ、お互いに偶発的な衝突が起こらないように連絡のメカニズムをつ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の滋賀県の知事は、滋賀県民の将来を、滋賀県の将来を誰に託すかという観点から県民の皆さんが判断をされたんだろう、このように思います。その中において、我が党、また与党として支援をした候補者、立派な候補者であると我々も自信を持って支援をしたところでございますが、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げましたように、選挙というのはさまざまな出来事が影響するわけでありますから、この集団的自衛権の議論が影響していないということを申し上げるつもりは毛頭ございません。  しかし、全体としては、もちろん、滋賀県の皆さんは滋賀県の未来を誰に託すかという観点か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の閣議決定は、日本国民の命を守り、そして、日本国民の平和な生活を守るために何をすべきかという大きな課題について、私たち与党が正面から向き合って出した結論であります。その中において、今までの憲法の解釈について、新たな当てはめを行い、変更を行ったところでござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今私が説明をいたしましたのは、今までの経緯について説明をさせていただいたところでありまして、まだこの集団的自衛権という概念は抽象概念であるものでありますから、なかなかこの理解が難しいんだろう、このように思います。そういう中において、我々も、これからさらに努力を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、担当大臣を決めることができるのは、私は行政の長として決めることができます。これは大きな法整備になりますから、安保政策に精通した方に担当大臣を務めていただいて、しっかりと国会で説明してもらいたいと考えております。  他方、国会においては、特別委員会をつく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 あくまでも、基本的に、この三要件に適して我々は考える、新三要件に適して考えるわけであります。その中において、我々は、武力の行使を行うかどうかということを行うわけでありますが、その中におきまして、いかなる事態が、まず、昭和四十七年の政府見解に言う、外国の武力攻撃...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど法制局長官が答弁したのは、国民に、我が国が武力攻撃を受けた場合と同様な深刻、重大な被害が及ぶことが明らかな状況であるということを述べたということでございます。ですから、私が今述べたことと基本的には変わりはないということであります。
○安倍内閣総理大臣 長官の言ったことを守るのではなくて、長官が答えているのは、閣議決定を行った政府の、憲法との解釈における見解を述べたことでありますから、我々が守る、どうかではなくて、これが政府の考え方であるということでございます。
○安倍内閣総理大臣 先ほど来答弁をさせていただいておりますが、いわば、これは、集団的自衛権にかかわること、あるいは集団安全保障にかかわること、両方に言えることでございますが、我々は、この中において、新三要件の範囲においては、今までの憲法の規範性、そして法的安定性の中において、そし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府の見解としては、いわば新三要件に戻るわけでありますが、まさにこの新三要件の中においてどう判断するかということでありまして、個別具体的な事態が起こった段階において、この新三要件において、客観的に明白な危険、いわば国民の権利ですね、生命、自由、幸福追求の権利が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ちょっと、先ほど私が、国会で承認を求めると。これは、今委員がおっしゃったように、記者会見でも申し上げておりますが、閣議決定の中でも、最後のページでありますから最後まで読まないとわからないのでありますが、最後のページに、現行法令に規定する防衛出動に関する手続と同...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、歯どめとしては、我が国に対する武力攻撃が発生したこと、または我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること。これを排除し、我が国の存立を全う...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一九三〇年代、四〇年代の世界と現在の世界を、また、日米同盟と日独伊三国同盟を同列に扱うというのは間違っていると思いますよ、まず、はっきりと申し上げまして。野党第一党の党首なんですから、私は、それで本当にいいのかな、このように思います。  そして、抑止力万能主...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば、安全保障のジレンマというのは、相手の国が防衛力を増強することによって、それに対する抑止力を強化しようとしてこちらが防衛力を強めていくことによって、相手に不安感を与え、さらに相手の防衛力が増強されるという議論であります。  しかし、大切なことは、まずは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が指摘をされた国々に対しても丁寧に説明をしているわけであります。そしてまた、台湾に対しても、古い友人でありますから、しっかりと説明をしていきたい、説明をしていけば必ず理解をしていただける、私はこのように思っております。  私も、三十八カ国か九カ国ぐらい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、小野寺大臣から御説明をしたように、先ほど既に私が答弁しておりますが、中期防で、五年間、毎年〇・八%ずつふやしていくということを既に決めているわけでありまして、そして、それは今回の閣議決定で変更することはないということは申し上げておきたい。  つまり、日本...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは日本に対して言ったことではありません。いわば一般論として言いながら、対話なしにエスカレートさせてはいけないということでありますが、そうしますと、例えば、では、尖閣の事態においては、海江田委員は日本がエスカレートさせているというふうにお考えなんでしょうか。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、決してエスカレートさせているとは思いません。  尖閣の海域を守っている、これは当然のことであります。そして、あそこに我々は海保の船を置いている、これも当然のことであろうと思うわけでありまして、もし私がとっている行動で何かエスカレートさせているというこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 海上連絡メカニズムについては、先ほど申し上げました、安倍政権のときに先方に申し入れをして、合意をその後いただいていますが、民主党政権時代にもこれは実施されていませんよ。されていないんですよ、七年間。そのことは申し上げておきたい、このように思うわけでございます。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今防衛大臣からお話をさせていただいたように、イラク戦争においては、戦争自体ではなくて、復興に参加をしたということでございますから、そのように御認識をいただきたいと思います。  そして、今回の法改正に向けての閣議決定において、閣議決定を行った際、あるいはまた、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の非戦闘地域と現場という議論については法制局長官から答弁をさせていただいたところでございますが、一体化論の中で、いわば一体化するかしないかというのは、これは憲法との関係において自衛隊の活動を縛る議論でございまして、他方、自衛隊員の安全を確保した上において自...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、サマワでの活動は、これは後方支援ではなくて復興支援であるということは改めて申し上げておきたい、このように思います。その中において、安全確保がなされているということで、サマワに行ったわけであります。  今この解釈を変更したとしても、あのときのファルージャ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、今議論をしていることは、これは集団的自衛権の議論とは違うということはまず申し上げておかないと、世の中で誤解されるということがあってはならないと思います。これは、集団的自衛権の議論ではなくて、集団安全保障における後方支援の概念として、一体化論の中で、今まで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど来答弁させていただいておりますが、例えば、個別的自衛権を行使していて、そして国連決議があって、それが集団安全保障措置と変わった場合において、今まで個別的自衛権として武力行使を行っていますが、そうなったら武力行使をやめるということは当然これはないわけでござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そこのところについては、基本的に私が申し上げてきておりますのは、武力行使を目的として戦闘に参加することはないということでございますが、例えば、これは、空爆をしたり軍隊を送って戦闘行為を行うということはないわけでございます。  しかし、例として、例えば機雷を敷...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 重ねて説明させていただきますと、基本的にこの三要件によって判断をするわけであります。  この三要件の中において、当てはまるものもあれば当てはまらないものもあるわけでありますが、その中において、当てはまらないものとして、いわば武力行使を目的として戦闘に参加する...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、遺棄機雷の除去でありますから、今答弁させていただきましたように、掃海母艦と給油艦のみを出して行っているということであります。  そして、実際、そこで戦闘、あるいは攻撃を受けるような可能性があるところにおいては、掃海活動というのはほとんどできないわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、私の発言としては、「新三要件としたところでありますが、基本的な考え方はほとんど変わっていない、」こう答えているわけであります。  この三要件の中で、三番目の、必要最小限度の実力行使にとどまるべき、これは全く同じであります、先ほど北側委員との議論の中で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 新三要件について少し補足をさせていただきますと、いわば旧三要件は、四十七年の政府見解の中にも出て、この四十七年の政府見解から引いているわけでありますが、ここに、「外国の武力攻撃によつて国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底からくつがえされるという急迫、不正の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員は武力行使という表現を使っておりますが、確かに武力行使ではありますが、しかし、それは、軍隊を送って戦闘行為をする、戦闘を行う、イラク戦争や湾岸戦争のようなああいう戦争を、戦闘を行う、あるいはまた海上部隊を行って砲撃をする、空爆をするという行為ではなくて、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど私は、世界のそうしたエネルギー状況に影響があるからやるということではなくて、影響があるということは、それはひいては日本に大きな影響がある、つまり、世界のエネルギー需給状況に影響がありますから、このホルムズ海峡を通るもの以外の供給を得ようとしても高騰します...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が申し上げているのは、つまり、同盟の信頼関係というのは常に強化をしていく必要があって、その中において同盟は有効に機能をしていくわけでありますし、外の国から見ても、機能している同盟に対してはなかなかそう簡単に挑戦しようとはしなくなるわけでありまして、チャレンジ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどの機雷の除去の話についても、あるいは日米同盟の関係についても、そういう事態が起こったときにそれがそれぞれ自動的にこの三要件に当てはまるということを私は申し上げているのではなくて、機雷の除去についても、機雷の除去というのは先ほど申し上げておりますように国際...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさにこれは、集団的自衛権について今我々は議論をしているんだろう、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 集団的自衛権についても、他国を守ることを目的に武力を行使することはできないという議論はずっと行ってまいりました。  この閣議決定にあるように、四十七年の見解の中において、今までの憲法との整合性あるいは規範を変えずに、そして安定性の中において、いわば国際法上は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず申し上げておかなければならないのは、昭和四十七年の政府見解の基本的な理論、法理は変えていないということであります。  この中で、憲法は、第九条において、同条にいわゆる戦争を放棄している、いわゆる戦力の保持を禁止しているが、前文において、全世界の国民が、ず...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げたように、外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫不正の事態というのは、これは我が国に対する武力攻撃と、プラス、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 新三要件は、あくまでも憲法との関係、整理において書いております。  そして、国際法的には、当然、それは遵守するのは当たり前の前提でありますから、新三要件の中には、憲法の関係において我々が武力を行使する条件として書いているものでありますから、そこには書いていな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この機雷の掃海についても、確かに、議論の中においては、私はしたことはありませんが、議論の中においては、いわば個別的自衛権で機雷の掃海をできるのではないかという議論がありました。  しかし、国際法上はそれはやはり集団的自衛権に当たるだろうということでありますか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 従来から、私は、機雷を掃海する行為は、これは武力行使に当たる、戦闘行為であるということは申し上げているとおりであります。  その中において、一般に海外派兵は禁止されていて、これは必要最小限度を上回るものであって、これは今後も変わらない。一般にということを申し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私たちが行っている議論は、憲法との関係の議論、そして国際法上の議論、そして安全保障上の議論があります。  まず、安全保障上の議論というのは、まさに我々は、国民の命と平和な暮らしを守らなければいけない、その中において、切れ目のない防衛体制、国民を守る体制をつく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、憲法の解釈との関係、あるいは国際法との関係、そしてまた、それとは別に、防衛政策としての議論があります。今行っているのは、防衛政策としての議論ではなくて、憲法との関係の議論と国際法との関係の議論だろう、このように思うわけでありますが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども述べておりますように、憲法との関係あるいは国際法との関係で整理をしなければならないわけでありまして、憲法との整理においては、我々は、新三要件というものを新たにつくったわけであります。それを四十七年見解に当てはめたわけでありまして、規範性は変えていないわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 歴代の長官の御発言について、私は論評するつもりは全くございません。  私たちがやるべきことは、国民の命を守り、国民の幸せな生活を守るために何をなすべきかという議論をすべきだ、このように思っています。  そして、国際情勢は随分変わってきました。先ほど申し上げ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 豪州とは、安保協力を進めていきます。事実、私が参りまして、防衛装備品、技術協力協定を結びました。この協定があって初めて前に進んでいきます。これがなかった、今まで。こういうことも含めて、豪州において私は演説を行ったわけであります。  こうしたものがしっかりと進...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 行政府として、政府が日々の権限の行使を行うに当たり、その前提として、憲法を適正に解釈していくことは当然必要なことであります。このような行政府としての憲法の解釈については、最終的には、行政権の帰属主体である内閣がその責任において行うべきものであります。これは、憲...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国民にわかりやすい議論をということをおっしゃいましたね。国民にわかりやすく御説明するというのは、いわば解釈の積み上げにおいてこれをわかりやすく説明していくというのは結構大変なことなんですね、これは抽象概念ですから。抽象概念で、これは、抽象概念の積み重ねが、残念...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 多国籍軍、例えばこれは湾岸戦争のようなケースを想定しておられるんだろう、このように思います。  そこで、新三要件には、我が国に対する武力攻撃が発生したこと、または、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げましたように、機雷の掃海あるいは艦船の保護ということはありますが、しかし、一般には海外派兵はしないということを申し上げているわけでございます。  機雷の掃海は、機雷の掃海というのは非常に明示的な例でありますが、これは受動的そして限定的な行為になるわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この三要件に当てはまる、相当これはハードルの高い三要件でありますから、さらに機雷掃海においても、この三要件に当てはまらなければ掃海はできません。  そして、いわば一般に武力行使は行わないという中に当てはまらないものについて今私が思いつくものは、いわば機雷の除...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私自身、河野元総裁の発言を確認しているわけではございませんが、今回、山田委員が石原信雄元官房副長官に質疑をされたものを受けて我々は検証したわけでございまして、河野前総裁は、あの検証について足すものも引くものもない、このように述べられたということは承知をしており...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 検証については、まさに今、山田委員が指摘をされたとおりでありますが、石原元官房副長官との議論を踏まえ、我々は政府として検証をまとめさせていただきまして、当委員会に提出をさせていただきました。この中で、河野官房長官が記者会見において今御指摘のような発言をされたと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 河野当時の官房長官がどういうお考えで記者会見で発言されたかは私も承知をしておりませんが、委員会において参考人として河野元官房長官が出席をするか否かについては、これは、私は自民党の総裁ではありますが、ここに立っておりますのは総理大臣として立って、行政の長として立...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政治家というのは日々、総理大臣でありますから、行政を行う中においては、これは思いどおりにならないものの連続でありますが、その中で最良の結果を出していくために何をすればいいかということをいつも考えているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 今回のこの報告書については、まさに山田委員と石原参考人との間で議論がなされ、そして、どういう状況において交渉がなされていたのか、あるいは強制連行との関係においてはどうだったのか、そして日韓関係を将来どのようにしようと考えていたのかということについて議論が行われ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の閣議決定における憲法解釈は、我が国を取り巻く安全保障環境が客観的に大きく変化しているという現実を踏まえて、従来の憲法解釈との論理的整合性と法的安定性に十分留意をし、従来の政府見解、これは昭和四十七年の政府見解でありますが、この見解における憲法第九条の解釈...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そうであります。
○安倍内閣総理大臣 集団的自衛権の行使については、これはあくまでも三要件に当てはまるかどうかということでありまして、この三要件に当てはまれば武力行使ができるということになるわけでありまして、個別的自衛権に対する三要件がやはりかかっていたわけでございますが、個別的自衛権においても、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに日本国憲法には、実力組織である自衛隊についての条文が、記述がないわけでありまして、同時に、自衛権についても書いていない。ですから、まさに解釈によって我々は我が国の防衛政策を形づくってきたと言ってもいいと思います。  六十年前の昭和二十九年に自衛隊が設立...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の閣議決定を受けて、これから法整備を進めなければいけないわけでありますが、基本方針にのっとって、国民の命と平和な暮らしを守り抜くために、あらゆる事態に切れ目のない対応を可能とする法案について、政府として十分な検討を行い、準備ができ次第、国会に法案を提出し、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この一体化論については、安保法制懇においては、一体化論はもうとるべきではないという趣旨の御議論がございました。確かに、国際的に一体化論をとっている国はないわけでありますが、憲法との関係において、我々は、一体化しないということは、この論理は残すべき、こう判断した...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 新三要件の第一要件に言う我が国と密接な関係にある他国については、一般に、外部からの武力攻撃に対し、共通の危険として対処しようという共通の関心を持ち、そして我が国と共同して対処しようとする意思を表明する国を指すものと考えています。  具体的にどのような国がこれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 第三国については、先ほど答弁をさせていただきましたように、これは相当限られるわけでございまして、そして、そのときの状況で判断をしなければならないわけであります。  今委員が御指摘になったような、その国が米国と同盟関係にあって、いわば共同対処しているという状況...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 どういう経緯をたどってホルムズ海峡に機雷を敷設するかどうかということでありますが、これはさまざまなケースに属するだろうと思います。また、この機雷自体がどの国を目がけて敷設されたかどうかということもあると思いますし、また、単に、国際社会に対する挑戦としてここに機...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば九・一一でワールド・トレード・センターが破壊されたわけでございますが、こういった行為に対して我が国が集団的自衛権を行使して武力を行使するか否かということについては、これは新三要件には当てはまらないと考えます。  他方、かつて行った給油活動については、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回、まさに我が国と密接な関係にある、これは米国が当たる可能性が高いということについては先ほど申し上げました。  ただ、直ちにそれが、集団的自衛権の武力行使を行う三要件に合致するかどうかというのは別の話でありますが、しかし、新三要件になれば集団的自衛権を行使...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の御指摘の件は、まさにこれは、個別法をつくっていく中において、これは憲法との関係もありますが、実際にそうしたオペレーションを自衛隊がするかどうか、できるかどうかということも含めて、個別法をつくっていく段階で検討していきたい、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 後方支援につきましては、水とか弾薬とかあるいは医療の提供、供給とか医療の提供ですね、医薬品の提供ということはできるわけでございますが、その場所を、今まで非戦闘地域だったわけでありますが、戦闘現場ではない場所ということでありまして、そういう整理としたところでござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現に戦闘行為が行われていない、現場となっていない場所、現に戦闘行為が行われている現場ではない場所であれば一体化はしない、よって憲法上これは許される後方支援であるという、今回整理したところでございますが、個別にどういうオペレーションを行っていくかということについ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いかなる事態が、「我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合」に当たるかは、個別具体的状況に即して判断すべきものであって、一概には言えないわけでありますが、ホルムズ海峡において、もし機雷で封鎖されれば、日本...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、今浅尾委員が指摘された観点から多角化を図ろうとしているわけであります。シェール革命もあります。米国から、米国でもさまざまな地域から、あるいはロシアから、そういうルート、また、今回私はパプアニューギニアに行ってまいりましたが、パプアニューギニアから先月初...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 新三要件に言う必要最小限度とは、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される原因をつくり出している、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃を排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るための必要最小限度を意味するわけであります...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはもちろん、我が国の防衛力の限界というものもあるわけでありますが、この均衡性ということの中において必要最小限度を判断していくということになるんだろう、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 この新三要件は、我が国の憲法との関係において武力行使が可能かどうかを判断するものであります。  その中で、集団的自衛権の行使、三要件に適した行使を行っている中において、国連決議がなされて、そして集団安全保障という行為に移っていく中において、それはそこでやめる...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 集団安全保障におきましては、いわゆる後方支援については、先ほど申し上げましたように、今までの範囲を変えるわけでございます。そしてまた、これは武力行使ではありませんが、武力行使を伴わないものでございますが、いわば国際協力としてのPKO活動において、今回の閣議決定...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 全体として、一つの事例というよりも、すきのない備えをつくっていくわけであります。米国との関係においては、特にガイドラインの見直しとこれは相まって、日米安保体制の実効性を一層高めることができる、このように考えているわけでありまして、日米でともに力を出し合い、協力...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに必要最小限度を超える行為ということで、今、笠井委員が挙げられた行為を例として挙げたものであります。  いずれにいたしましても、イラク戦争や湾岸戦争、アフガンのような武力行使を目的とした戦闘、ああした戦闘に参加することはないということでございます。
○安倍内閣総理大臣 今回行った閣議決定においては、これは憲法との整理の関係におきまして一体化という考え方はとるわけでございますが、今後我が国が行う支援活動については、現に戦闘行為を行っている現場では実施しないことで武力行使の一体化の問題は生じない、こう考えております。  仮に状...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今まで非戦闘地域ということを指定していた、あるいは、今度は戦闘現場ではない地域ということにしたわけでありますが、これは、あくまでも憲法との関係において、一体化するかしないかの判断の中において、今回はこうした整理を行ったわけでございます。  なぜこういう整理を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 前の非戦闘地域というところの概念においては、活動を行っている期間を通じてそこが戦闘地域になることはないという考え方でありましたが、今回はそういう考え方ではなくて、これについては、今まで果たしてそれが本当に担保できるかどうかということも含めて議論がなされていたと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そういう可能性、いわばそこが戦闘行為の現場になる可能性はあるわけでありますから、だから、そのときには中止、中断をして引き揚げる。例えばPKOにおいても、その場所で戦闘行為が行われれば、中止して、中断して引き揚げるということが決まっているわけでありまして、そうい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般、大洋州を訪問した際、パプアニューギニアに参りました。パプアニューギニアにおいては、ポートモレスビーからウエワクに参りまして、あのパプアニューギニアの地域においては十二万人以上の日本兵が命を落とされたわけでございます。多くは飢えやあるいは疫病によって命を落...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 例えば海賊であったとしても、これは相当の銃器で武装をしておりますし、ロケット砲を持っている可能性だってあるわけですね。そして、それで船を沈められるわけですよ、それと対応する場合。  それと、例えば、国際法上の概念において国及び国に準ずるかどうかということにお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 その覚悟というのは私はよくわからないんですが、先ほど申し上げましたように、近隣国で紛争が起こって、そこから逃れようとする邦人を守ることができないという状況に対してこそ覚悟を持たなければいけなくなってくるわけであります。そのために、いわば能力を持っている自衛隊が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、自衛隊の最高指揮官である私が自衛隊員の安全について最終的な責任を負っているのは、言うまでもないところであります。  自衛隊員の諸君は、先ほど防衛大臣からお話をさせていただいたように、宣誓をするわけであります。事に臨んでは危険を顧みず、身をもって任務...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、自民党の総裁選挙に出たときから、この行使について、解釈の変更について訴えてきたところであります。全員、候補者は賛成をしていた、このように記憶をしているわけでございますし、また、衆議院選挙あるいは参議院選挙においても、J—ファイルに書き込んでいるところでご...全文を見る
07月15日第186回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、ニュージーランド、豪州、そしてパプアニューギニアに出張してきたところでございますが、私から閣議決定について説明をいたしまして、各国から歓迎と支持を得たところであります。  例えばアボット豪州首相からは、日本は戦後、模範的な国際市民であった、今...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の三要件にあるように、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危機があるというときであります。そして、当然、外交手段等を尽くした後の話でございます。  その段階において、まさに国が危うくなり、国民の命が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の閣議決定で示された基本方針の下に、具体的な法整備を行うため法案作成チームを立ち上げ、作業を開始をいたしました。関係省庁で現在連携して作業を進めていくことにしております。また、日米防衛協力のための指針、いわゆるガイドラインの見直し作業についても、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに現場を知っている佐藤委員から真実の声を伺うことができたと、このように思います。  かつてカンボジアにPKOを派遣するときも、日本が戦争に参加すると言われたあのとき、自衛隊に機関銃を一丁持たせるか二丁持たせるか、これが大きな議論になったんです。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変、今、佐藤委員から重要な指摘をいただいたと、このように思っております。  我が国は実力行使を行う組織として、海上保安庁そして警察、さらには防衛省・自衛隊があるわけでございます。その行為の中で警察権として自衛隊も含めて行動するわけでありますが、適...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今後の国内法の整備の在り方につきましては、今回の閣議決定で示された基本方針の下、政府として十分な検討を行い、準備ができ次第国会に法案を提出をして、国会における御議論をいただくことを考えております。  準備に当たっては、グレーゾーンから武力の行使に関...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに佐藤委員が指摘された点は極めて大切なことだと思います。自衛隊の諸君が高い士気と誇りを持って任務を遂行できるようにしなければならないと思います。  昨年末に策定した新防衛大綱及び新中期防において、「栄典・礼遇に関する施策を推進する。」と明記をい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに沖縄は、日本で唯一の地上戦を戦った地域でありまして、県民の皆さんが大変な苦しみの中で多くの犠牲者を出してきたわけでございます。  日本は、さきの大戦の結果を受けて、その痛切な反省の上に今日まで平和国家としての歩みを歩んできたわけであります。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 五月十五日の安保法制懇の結論を受けまして、報告を受けまして、与党の協議がスタートしたところでございます。  自民党、公明党の連立与党は、我々は与党を形成することによって、私たちが連立与党を形成することによって政局を安定させ、しっかりと政策を前に進め...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安全保障においては、我が国に対する脅威というのはあらゆる形を取って行われるわけでありまして、改めてこういう形態ということを特定するのは大変困難でありますし、そうしたあるこちら側の思い込みで特定をしても、特定すれば相手はそれを裏をかいてくるわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、武力攻撃に至らない侵害として想定される様々な不法行為に対処するため、治安出動や海上警備行動の発令手続を迅速化させることを含めて、各般の分野において必要な具体的措置を講ずるなど、一層の取組の強化が必要であると考えております。  領土、領...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 沖縄の負担軽減を進めていく上においても、これは日米間の信頼関係がなければできないと、このように思います。だからこそ、我々が政権に復帰をして、日米同盟のきずながしっかりとしたものになりました。その結果、先ほど小野寺大臣から説明をいたしましたように、嘉手...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 知事からの四項目の要望、普天間飛行場の五年以内の運用停止、早期返還、そしてキャンプ・キンザーの七年以内の全面返還、日米地位協定の条項の追加等、改定、そしてオスプレイ十二機程度を県外の拠点に配備。具体的には、地元の皆様の目に見える形で基地負担を軽減する...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの島尻委員の質問に対するお答えの中で、私が官房副長官当時、北朝鮮の工作船を海保の船が撃沈したというふうに申し上げたんですが、最終的には自沈でございましたので、訂正させていただきます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の閣議決定により憲法上許容されると判断するに至った集団的自衛権は、新三要件を満たす場合に限定されているわけでありますが、あくまでも我が国の存立を全うし、国民を守るためのやむを得ない自衛の措置に限られるということでありまして、これは、新三要件は、我...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、その前に、お答えをする前に、国際法の概念と憲法上の概念、これは、憲法との関係においてはこれは別の考え方でありまして、集団的自衛権という概念においては、これは国際法上の概念でありまして、国際法上は、国家は、集団的自衛権、すなわち自国と密接な関係...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは当然、国民、国民全般でありますから自衛隊員も入るわけでありますが、しかし、その中において自衛隊の役割としては、我が国を守るために自衛隊は存在し、実力組織としてまさに自衛隊の皆さんは、事に臨んで危険を顧みず、身をもって任務を完遂するよう務め、もっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) だから、我が国に対する攻撃が発生していれば、これは個別的自衛権で対応できるわけでありますが、我が国に対する攻撃は発生していないわけでありまして、その中において、我が国と密接に関係ある国が、それは三要件に書いてあるとおりでございまして、我が国に対するこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この武力攻撃事態の第二条における武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態、言わば切迫事態と、このように呼んでおりますが、とは、その時点における国際情勢や相手国の明示された意図、軍事的行動などから判断して、我が国への武力、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) やじはやめていただけますか。  他国に対する武力攻撃が発生した場合においては、そのままでは、すなわち、その状況の下、武力を用いた対処をしなければ、国民に対して我が国が武力攻撃を受けた場合と同様な深刻、重大な被害が及ぶことが客観的に明らかである場合で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは明確にさせたいと思いますが、まず、武力攻撃事態対処法において、この第二条でありますが、そもそもこれは我が国事態でありまして、これは基本的に個別的自衛権の世界の話、我が国が武力攻撃を受ける、あるいは武力攻撃事態、あるいは予測される事態になるという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この直接的な影響というのは、この直接的な影響によって、言わばこの三要件に戻るわけでありますが、この三要件の中にあるように、これによって我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があることと、そういう状況にな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会は国権の最高機関であります。他方、法制局長官からお答えをしたように、憲法六十五条において、行政権は内閣に属するわけであります。政府に属するわけであります。そして、日々の行政において、我々は憲法尊重擁護義務がございますから、当然、その中において憲法...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の閣議決定に対しては、盛んに、巻き込まれる、戦争をする国になると、こんなふうに批判をされているわけでありますが、これはまさに日米安保条約を改定した際にも反対論の中心的な議論であったと、このように思うわけであります。  そこで、今回の閣議決定の目...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 明確にお答えをさせていただきたいと思いますが、私が申し上げてきていることは一貫しているわけでございまして、今回なぜ根幹を変えていないかといえば、自衛権の発動については、憲法の前文、国家としての平和生存権、そして十三条における国民の命、そして自由、幸福...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このいわゆる臨検でありますが、今委員が指摘をされたように、船舶検査法に基づく措置は安保理決議に基づく場合又は旗国の同意を得て検査を行うものであり、また乗船しての検査については船長の承諾を得ることとなっています。これらは、あくまでも強制的な措置に至らな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) はい、短くしますが、そもそもこれは、一般の国民が勝手にいろんなところに行って、常に米軍の資産によってこうして安全な場所に移動させられるということを期待して行かれても困るということでありますが、一方、朝鮮半島については、これはガイドラインに書いてありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よろしいですか。  これははっきり政府を代表して申し上げておきますが、ガイドラインの中に書いてあります。つまり、半島有事の際には、そこにいる米国人を含め民間人、これは大量の民間人になるわけでありますが、それを言わばエバキュエーション、これ、避難をさ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 手短にお答えいたしますが、従来の政府見解が示された昭和四十七年、これは政府の基本的な考え方になっておりますが、この昭和四十七年の政府の基本的な考え方は閣議決定を経ていないものでございますし、また、もちろん与党の協議も経ていないわけでありますが、その当...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この新三要件に言う必要最小限度とは、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される原因をつくり出している、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃を排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るための必要最小限度を意味する...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の閣議決定の目的はただ一つでありまして、国民の命と平和な暮らしを守り抜いていくということであります。  今委員がおっしゃったように、我が国の平和国家としての歩みは今後も変わることはありません、また変えてはならないと、こう固く信じているところでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一九七二年の政府見解、昭和四十七年の見解でありますが、いわゆる集団的自衛権とは、国際法上、自国と密接な関係にある外国に対して武力攻撃が発生した場合に各国に行使が認められるのと同様の集団的自衛権を指しているわけでありまして、今回の閣議決定により憲法上許...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この明白な危険とは、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生した場合に、いかなる事態が、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合に該当するかは、現実に発生した事態の個別的状況...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最初の質問でそれをちょっと挙げられたものですからそれは飛ばさせていただきましたが、まさに、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があるとは、他国に対する武力攻撃が発生した場合において、そのままでは、すな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 午前中に大塚委員との質疑の中でも紹介をさせていただいた次第でございますが、武力攻撃事態対処法の中で、今委員が例として挙げられましたように、これは逆から行きますと、予測される予測事態と、そして武力攻撃事態、切迫事態と言ってもいいんですか、それと武力攻撃...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これ、まさに三要件において、これは国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険でありまして、この判断については、先ほどちょっと先に答弁させていただいたんですが、攻撃国の意思や能力、そして、これは今委員が指摘されたように、どういう場所...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この第二要件に、我が国の存立を全うし、国民を守るためにという文言が入った意味ということは大変大きかったと、このように思うわけでございますが、今回の閣議決定により、憲法上許容されると判断するに至ったものは、あくまで我が国の存立を全うし、国民を守るための...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今おっしゃったとおり、今回の閣議決定は、いわゆる武力の行使との一体化論それ自体は従来どおり前提として考えています。その上において、議論の積み重ねを踏まえつつ、これまでに自衛隊が実際に行ってきた活動の経験、国連の集団安全保障措置の実態等を勘案すれば、他...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 憲法の施行から六十七年の間に我が国を取り巻く安全保障環境は根本的に変容し、近年、一層厳しさを増しています。  例えば、大量破壊兵器や弾道ミサイル等の軍事技術の高度化、拡散の下で、北朝鮮は日本の大部分をノドンミサイルの射程に入れており、最近も弾道ミサ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今後我が国が行う支援活動については、現に戦闘行為を行っている現場では実施しないことで武力行使の一体化の問題は生じないと考えております。仮に状況が変化すれば、我が国が支援活動を実施している場所が現に戦闘を行っている現場となる場合には、直ちに休止し、中断...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の閣議決定のとおり、国連PKO活動等については、いわゆるPKO参加五原則の枠組みの下で、当該活動が行われる地域の属する国の同意及び紛争当事者の当該活動が行われることについての同意が必要とされており、受入れ同意をしている紛争当事者以外の国家に準ずる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この議論につきましては、国際法上の議論、解釈の問題、そしてまた憲法との関係の議論の整理、そしてまた防衛政策論があるわけでありますが、今回の閣議決定により憲法上許容されると判断するに至った集団的自衛権は新三要件を満たす場合に限定されており、あくまで我が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会は国権の最高機関、まさに委員のおっしゃるとおりであろうと思います。同時に、憲法六十五条によって行政権を我々は持っているわけでありますが、その中において、行政を行う上において、憲法を尊重し、擁護する義務の中において、正しく解釈をしていくのは私たちの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員から御提案のございました最高裁判所に憲法部を設けるべきといった課題は、これは非常に大きな問題でございまして、これは各党各会派において広く御議論をいただいた上で国民的な議論を深めていく必要があると考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会においては常に求めに応じて議論をしていきたいと、出席をし、議論に応じていきたいと考えております。  他方、この法案の審議、法案の提出でございますが、まだチームを作成し、作業を始めたばかりでございますが、かつて武力攻撃事態対処法を出したときには、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、なぜこの基本的な規範、四十七年の論理を変えていないかということにつきましては、憲法九条においては、同条においていわゆる戦争を放棄している云々と、こうありまして、その後、我が国自らの存立を全うし国民の平和のうちに生存することまでも放棄していないこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 新三要件の第一要件に言う我が国と密接な関係にある他国については、一般に、外部からの武力攻撃に対し共通の危険として対処しようという共通の関心を持ち、そして我が国と共同して対処しようとする意思を表明する国を指すものであります。具体的にどのような国がこれに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、武力攻撃が起こらなければ、他国に対する武力攻撃が起こらなければ、我々、この三要件を当てはめる条件として、武力攻撃が当然発生したという段階においてそれは考えるわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最初申し上げましたように、我が国とともに共同で対応をするかと、そういう意思、考えということになれば、まず今の段階で申し上げられるのは、同盟国である米国であります。それ以外については、先ほど申し上げましたように、これは相当限定される。相当限定されるとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この三要件、新三要件の前には旧三要件もあるわけでございます。旧三要件については、これは、自国ということになるわけでありますが、この四十七年見解の中身をこの三要件と、旧三要件と併せて考えれば、この現新三要件はそれほど変わりがないんだろうと、こう思うわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 高村副総裁は、これ以上は憲法改正というふうにおっしゃったわけでありまして、ここまでは解釈でできると、こういうことでございますが、憲法の規範、そして今までの政府の見解との論理的整合性、法的安定性を維持した上における解釈の変更は行い得ると考え、私たちは国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 残念ながら、まだその可能性が高いということは言うことはできない状況ではありますが、日中関係、最も重要な二国間関係の一つでありますから、首脳会談ができないという状況は異常な状況なんだろうなと私は考えております。日本側は対話のドアは常にオープンにしており...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の閣議決定により、新三要件を満たす場合に限り集団的自衛権の行使が憲法上容認されると判断するに至りました。これはあくまで我が国の存立を全うし、国民を守るためのやむを得ない必要最小限度の措置に限られるわけであります。他国の防衛それ自体を目的とする集団...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 表現がえんきょくであるという御印象だと思いますが、しかし、この言わば閣議決定の目的はただ一つでありまして、国民の命と平和な生活を守り抜かなければならないと。そういう中において、今までの憲法解釈のままでよいのかという課題、問題意識の中で検討を進めたとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 個別的自衛権、集団的自衛権、そして自衛権そのものがこれは国際法上の概念でありますが、憲法上、四十七年の見解におきまして、憲法が自衛権そのものを禁じているかどうかというこれは政府の考え方を示したものでありますが、そこで、言わば必要最小限度の自衛のための...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この委員会とか国会の委員会において、三月だったと思いますが、岡田委員との衆議院でのやり取りにおいて、言わば制限されるかどうかという議論をしたときに、個別的自衛権においても、今申し上げましたように、四十七年の見解で制限をされているという中においては、集...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 様々な事態に対して、これ国際法的に集団的自衛権なのか個別自衛権なのか、あるいは個別自衛権をもう少し拡張すればこの事態が解決できるのかどうか、これは相当議論をしてまいりました。  七年前に、私、官房長官のときから亡くなった小松さんと議論をスタートした...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 武力行使と一体化するかどうか、一体化論というのは随分長い間議論されてきたところでございますが、政府としては、従来、我が国の活動が他国の武力行使と一体化するかどうかについては、他国の活動現況、我が国の活動の具体的内容、そして他国が戦闘行為を行う地域と我...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この新三要件については、まさに閣議決定をしたものであります。そして、法律用語としてこの適切性についてはまさに法制局として議論をするわけでありますが、言わば閣議決定をしたこの三要件というのは極めて重いわけでありますから、この文言どおり、政府としては基本...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この議論で再三申し上げてまいりましたが、米国は言わば密接な関係にある国ということでございます。そして、それ以外については相当限定されるというふうに考えているわけでありますが、基本的には個別具体的な状況に即して判断されるわけであります。  抑止力が高...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま、極めて個別具体的な国の名前を挙げて質問をされました。  個別具体的な例についての仮定の質問にお答えすることは、外交上も問題がありますので控えさせていただきたいと思いますが、この個別具体的な状況につきましては、さきのシャングリラ会合におきま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今現在、直ちにこの三要件の対象になるということは考えておりません。  いずれにいたしましても、今個別具体的な例においてお答えをすることは、予見を持ってお答えすることは、仮定の質問にお答えすることは控えさせていただきたいと思いますが、あくまでも我が国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既に答弁させていただいておりますように、武力行使を目的としたアフガンのケース、例えばベトナムのケースもそうですが、ああした様々な戦闘には参加はしないということは明白にさせていただいております。  そして、近隣国で有事があった際にそこから逃れてくる邦...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 集団的自衛権の行使をしない国というのはスイスを始め極めて少数でございまして、そのほとんどは行使が可能という国でありまして、日本はそうした国々よりも極めて制限的に行使を今回認めることになったのでございますが、そうしたことも含めて、これは韓国にとってどう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどちょっと中断してしまいましたので、この違いのポイントは、非戦闘地域ではない地域は、現に戦闘行為を行っている現場と比較して、そこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないとは認められない地域が含まれる点が、これが現場ではなく地域と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、身を守るために、また任務を遂行するための武器の使用はあり得ます。  これは武力行使とは違いますが、武器の使用はするわけでございますが、基本的に物資の補給をする、これ兵たんは確かに委員のおっしゃるとおりで大変重要でありますから、十分に兵たん路は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば、今、小池委員が言われたように、それは、サマワにおいてはこれは復興支援活動でありまして、言わば後方支援とは別の活動ではありますが、その中においても自衛隊の皆さんはそうした危険の中に身を置きながら日本国を代表して立派に仕事を完遂していただいたと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、憲法の一体化との関係において非戦闘地域という概念をつくったのでございますが、今までのこの経験からいって、こうした概念ではなくて、新しい戦闘現場という概念において、これは具体的に一体化していないという判断ができるということに至っ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今この議論は集団的自衛権の行使とは別の議論でありまして、集団安全保障措置に関わる後方支援でございますから集団的自衛権の行使とは別だということはまず申し上げておきたいと、このように思います。  そして、集団的自衛権の行使についても、まさに国民の生命、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この私たちが今行っている議論は、まさに国の存立が脅かされ、そして国民の生命や自由や幸福を追求する権利が根底から覆される状況において自衛隊が武力を行使する。これは、自衛権の行使、個別あるいは集団的自衛権いかんに問わず、そういう要件の中において、そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、小池委員は意図的に、集団安全保障措置における後方支援において一体化しない非戦闘地域と今度の戦闘現場という概念整理と、集団的自衛権における同盟国である米軍に……(発言する者あり)いや、ですから、意図的にそれを分かっていながら混乱させようとして同じよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 様々な武力行使を米国は行っておりますが、その時々、それに対する支持であったり理解であったり、いろいろあるのかな。今突然の御質問でありますから、一概に答える……(発言する者あり)あっ、通告、通告してある。外務大臣がそれに答えますが、しかし、それと、賛成...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、恐らくこれ、外務大臣が答弁させていただいたことが事実であって、もしかしたら橋本総理も、橋本……(発言する者あり)申し訳ないけれども橋本総理が、失礼というか、外務大臣は調べて答弁をさせていただいておりますので、橋本総理はこれはちょっと間違えられ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、今回の集団的自衛権につきましては、まさに新しい三要件を新たに設置をしたところでございまして、自衛の措置としての武力の行使の新三要件でございますが、我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今なぜ三要件ということを申し上げたかといえば、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される、これに勝るリスクがあるんですか。これを放っておくというリスクがあるんですか。国民の命を守っていく、そして幸せな暮らしを守る責任...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう既に私、昨年ですか、自民党の憲法草案との関係でお答えをさせていただいておりますが、現憲法下においてこれは憲法違反であるということは明確に述べているわけでございまして、政策的選択肢としてはあり得ない、そもそもあり得ないわけであります。  また、世...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安全保障環境、例えば東シナ海での出来事あるいは南シナ海で起こっていることについて、私は、さきのシャングリラ会合において、主張する場合は国際法にのっとって主張すること、そして、武力による威圧やあるいは力による現状変更は許さないこと、そして、何か紛争が起...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 吉田委員が日中会談に向けて御努力をしていただいたことについては感謝申し上げたいと、このように思います。  その上で申し上げれば、例えばこの尖閣の問題につきましては、我々は歴史的にも国際法的にも我が国固有の領土であるという立場は不変であり、棚上げとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この三要件がございますから、これが歯止めと言っていいんだろうと思います。と同時に、個別法を作っていく上において国会の同意を必要とする、国会の議決を必要とするということを書き込んでいくことを既に閣議決定をしている中の文書に書き込んであるわけでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま荒井委員が紹介をされたのはアイゼンハワーの退任の際の演説ということでありますが、アイゼンハワーの時代は、まさに米ソ冷戦の一番熾烈な時期であったと言ってもいいと思います。米ソ共に核軍拡を進めていた時代であるわけでございます。  軍事費がどんど...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回のこの閣議決定の目的はただ一つでありまして、国民の命と幸せな生活を守るため、守り抜くためでありまして、万全の備えをつくっていく、こうした備えこそ万が一の事態の発生を防ぐ大きな力となると、このように思っております。  今委員がおっしゃった点でござ...全文を見る
09月29日第187回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 所信を申し述べるに先立ち、一言申し上げます。  一昨日、御嶽山が噴火いたしました。  とうとい命を失われた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げます。引き続き、救助活動に全力を挙げてまいります。  今後...全文を見る
09月29日第187回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 所信を申し述べるに先立ち、一言申し上げます。  一昨日、御嶽山が噴火いたしました。尊い命を失われた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げます。引き続き、救助活動に全力を挙げてまいります。  今後の噴火活動...全文を見る
09月30日第187回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 海江田万里議員にお答えをいたします。  海江田議員からは、二十七問質問をいただいておりますが、答弁漏れのないように、かつ簡潔にお答えをしたいと思います。  御嶽山の噴火や土砂災害への対応についてお尋ねがありました。  まず、今般の御嶽山の噴火及...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 谷垣禎一議員にお答えをいたします。  災害への備えについてお尋ねがありました。  自然災害が起こりやすい我が国において、国民の生命と財産を守るためには、発生した災害から得られた貴重な教訓を踏まえ、迅速に制度を改めるなど、防災対策を不断に見直してい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 江田憲司議員にお答えをいたします。  米の生産調整の見直し、いわゆる減反の廃止についてお尋ねがありました。  安倍内閣においては、強い農林水産業とともに、美しく活力ある農山漁村を実現していく決意のもと、輸出促進や六次産業化の推進による付加価値の向...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 憲法裁判所または最高裁判所における憲法部についてのお尋ねがありました。  憲法裁判所または最高裁判所内に憲法部を設置し、具体的な訴訟事件を離れて抽象的な憲法判断の権能を付与すべきとの御提案は、非常に大きな問題であり、各党各会派で広く御議論をいただい...全文を見る
10月01日第187回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井上義久議員にお答えをいたします。  御嶽山噴火への対策と今後の防災・減災対策への取り組みについてお尋ねがありました。  御嶽山の現場では、噴火活動が続く中、警察、消防、自衛隊による懸命の救出活動が行われていますが、いまだ連絡のとれない方々がおら...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平沼赳夫議員にお答えをいたします。  女性のライフステージに応じてさまざまな選択が可能となる社会の実現に関するお尋ねがありました。  御指摘のとおり、女性の置かれた状況は多様であり、それぞれの希望に応じ、女性が個性と能力を十分に発揮することができ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 浅尾慶一郎議員にお答えをいたします。  日本の未来像についてお尋ねがありました。  二〇五〇年には、私は九十六歳であります。時代を担うべきは、私の次の世代、さらにはその次の世代の若者たちではないでしょうか。  私たちが今なすべきは、若者たちがみ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 志位和夫議員にお答えをいたします。  御嶽山の噴火への対応についてお尋ねがありました。  御嶽山の現場では、噴火活動が続く中、警察、消防、自衛隊による懸命な救助活動が行われていますが、いまだ連絡のとれない方々がおられます。  政府としては、二次...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 鈴木克昌議員にお答えをいたします。  御嶽山の噴火への対応についてお尋ねがありました。  御嶽山の現場では、噴火活動が続く中、警察、消防、自衛隊による懸命の救出活動が行われていますが、いまだ連絡のとれない方々がおられます。  政府としては、二次...全文を見る
10月01日第187回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 田中直紀議員にお答えをいたします。  政府事故調査委員会のヒアリング記録の公開についてお尋ねがありました。  政府事故調査委員会のヒアリングは、非公開を前提に任意の協力を得て行っており、この記録の公開の可否については本人の同意を尊重することが重要...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 吉田総理の御見識に対する私の感想を聞かれたわけでございますが、この吉田総理の御見識というのは、国民の総意、そして国民の理解が深まるということでございますから、これに対して私は先ほど既にもう答弁をしておりますが、さきの国会において国民投票法が改正され、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 田中直紀議員から再質問がございました。  これは、撤回と謝罪ではないと思いますが、再質問につきまして、可処分所得の増加についてどう考えるかということでございまして、先ほど既に、既に……(発言する者あり)いや、これは答弁漏れではなくて、再質問に答えて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 伊達忠一議員にお答えをいたします。  地方創生に向けた決意と課題解決に向けた基本的な方向性についてお尋ねがありました。  若者が将来に夢や希望を持てる、魅力あふれる地方の創生は、安倍内閣の最重要課題です。景気回復の波を全国津々浦々にまでお届けする...全文を見る
10月02日第187回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山口那津男議員にお答えをいたします。  今般の災害についてお話がございました。  まず、昨日の時点で、今般の御嶽山の噴火により四十七名もの方がお亡くなりになったことが明らかになりました。改めて、犠牲になられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 行田邦子議員にお答えをいたします。  景気の現状認識についてお尋ねがありました。  三本の矢の政策により、今年の春闘での賃上げ率が過去十五年で最高となるなど、経済の好循環も生まれ始めています。  消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動減もあり、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 寺田典城議員にお答えいたします。  消費税増収分の使途についてお尋ねがありました。  消費税増収分は全額社会保障財源化することとしており、社会保障以外の使途に充てることはありません。  なお、安倍内閣では、歳出について、社会保障支出を含め、聖域...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山下芳生議員にお答えをいたします。  御嶽山の噴火への対応についてお尋ねがありました。  御嶽山の現場では、噴火活動が続く中、警察、消防、自衛隊による懸命の捜索・救出活動が行われています。  政府としては、二次災害に留意しつつ、引き続き、関係機...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 加藤敏幸議員にお答えをいたします。  雇用に関する国際機関の提言等についてお尋ねがありました。  御指摘の国際機関によるレポート及び首脳宣言は、生産的でより質の高い雇用の創出の重要性を訴えており、これは、女性や若者を含め、頑張る人たちの雇用の拡大...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 野村哲郎議員にお答えをいたします。  防災対策の強化についてお尋ねがありました。  今回の御嶽山の噴火を教訓に、火山活動の監視体制の強化、情報提供の改善など、防災対策にスピード感を持って取り組んでまいります。農作物被害に対する対策など、国民生活へ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 田城郁議員にお答えをいたします。  集団的自衛権に関する閣議決定等についてお尋ねがありました。  これまでの自衛権をめぐる解釈は、閣議決定を経ずに、多くは国会答弁によって形成されてきました。今回、あらゆる事態に対して切れ目のない対応を可能とする法...全文を見る
10月03日第187回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○安倍内閣総理大臣 現在、御嶽山の現場におきましては、噴火活動が続く中、警察、消防、そして自衛隊による懸命の救助活動が行われておりますが、いまだ連絡のとれない方々がおられます。  政府としては、二次災害に留意をしながら、引き続き救助活動に全力を尽くしているところであります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 稲田委員の御指摘のように、まさに我が党は、三年三カ月、なぜ我が党は野党に転落をしたのか、我が党の使命は何か、見詰め直す機会を与えられ、そして国民政党として鍛え直すことができたのではないかと思っております。  そして、我が党の使命。  まずは、当時の状況の中...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員が指摘されたように、保守と改革は相矛盾する概念のようではありますが、しかし、大切なものを守っていくためには、あるときは勇気を持って変えていかなければならないわけでありますし、常に変革を求めていく気持ちこそ大切なものを結果として守っていくことに私はつ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今のままで農業がいいんだ、農業の今の状況のままでいいんだ、あるいは農協も今のままでいいんだと思っている人は、ほとんど私はいないんだろうと思います。  近年、ずっと農業人口は減少しているわけであります。私の地元も、多くは農業地帯であります。農家の方々、おじいさ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、我々の政策は、全体として、デフレから脱却して日本を成長させていく、そのための三本の矢の政策を進めているところであります。  その結果、多くの企業が収益を上げ、そしてその収益を人件費、賃上げに、あるいは設備投資に回し始めています。その結果、消費も伸びてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど石破大臣からお答えをさせていただいたように、現在、このままでは大変なことになるという危機感をみんなで共有することは今できていると思います。そして、まさに、今までと違う形で、地域に活力を、そして地域に人材が、若者が、女性が集まってくる地域に変えていくという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本来、個別の報道についてコメントすべきでないと思っておりますが、しかし、慰安婦問題については、この誤報によって多くの人々が傷つき、悲しみ、苦しみ、そして怒りを覚えたのは事実でありますし、ただいま委員が指摘をされたように、日本のイメージは大きく傷ついたわけであり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には、事実は強いわけでありまして、吉田清治証言が、これはでたらめであるということがかなり早い段階からわかっていたわけであります。だからこそ、きょうは中川昭一さんの命日でもありますが、中川昭一さんを中心に、それが教科書に、事実であるかのごとくの前提に強制連...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 議員御指摘のとおり、国の制度のあり方や政策の根幹、あるいは日本の名誉に重大な影響を与える訴訟がさまざまな形で増加していることについては、事実であると認識しています。これら訴訟に適切に対応していくことは、国として喫緊の課題であると考えています。  政府全体とし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の国連総会における大きなテーマは、エボラ出血熱の問題であり、あるいはイスラム国を標榜する武装勢力への対応、またウクライナ、気候変動、そしてまたPKO等々であったわけでございますが、私は、総会におきまして、戦後七十年の日本の平和国家としての歩み、そして、今後...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、中国との関係を改善していきたいと考えております。中国の平和的な発展は、我が国にとってチャンスでありますし、世界にとってもチャンスであろうと思います。  隣国同士であるがゆえに、さまざまな課題、問題、歴史的な課題もあるのは事実であります。しかし、課題や問...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 プーチン大統領とは、就任後一年九カ月の間、五回首脳会談を行いました。その間、日ロの間で2プラス2ができました。これは画期的なことだったんだろう。  かつては、米ソ冷戦時代には、まさに敵対的な関係が存在したのは事実でありますが、その防衛当局間も含めた2プラス2...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この北朝鮮の問題、また拉致問題については、私も初当選以来、二十数年かかわってきたところでございます。その中で、北朝鮮は、なかなかこちらの要望どおりには動かない国でありますし、何回も期待を裏切られているわけでございますが、北朝鮮に対しては迅速に調査を行い、そして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、小野寺委員が指摘をされたように、近隣諸国でもし紛争が起こったときに、基本的には、そこにいる外国人は一旦日本に退避してきて、そこから、日本人は日本にもちろん、そしてほかの人々は自分の母国に帰っていくというのが基本的なオペレーションになっているわけでありますが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 小野寺委員には、大臣時代、負担軽減に本当に取り組んでいただいたと思いますし、また、米国のヘーゲル長官との信頼関係を生かしてさまざまな課題を前に進めていただいたと思っております。  仲井真知事からの四項目の御要望については、県民全体の要請だと受けとめ、日本政府...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まずは、五年間の集中復興期間の区切りとなる二十七年度予算について、被災地の一刻も早い復興のため、必要な額をきちんと措置していきたいと思います。  これまでも、例えば、用地取得が難しいといった被災地の声をもとに、用地取得の迅速化など、加速化措置を講じて災害公営...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、三本の矢の政策によって、一昨年の十二月、政権奪還以来、経済最優先で全力を尽くしてきたところであります。  その結果、我々が政権をとる前の二〇一二年の四月、五月、六月はマイナス二・二%、七—九はマイナス二・七%、十—十二月はマイナス〇・五%であったもの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御指摘のとおり、原材料、エネルギーコストの増加により厳しい経営環境に置かれた中小・小規模事業者の方々への支援は、極めて重要であると考えています。  このため、これまでも政府系金融機関による資金繰り支援に万全を期してきたところでありますが、省エネ設備の導入支援...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 お答えする前に、先ほど二十万者の新規事業者と申し上げたんですが、これは二十万者の親事業者の間違いでございましたので、訂正させていただきます。  そこで、中小・小規模事業者に対する支援をしっかりと行っていきたいと思いますが、賃上げを行う中小・小規模事業者に対し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御嶽山の現場では、噴火活動が続いている中、警察、消防、自衛隊による懸命の捜索救出活動が行われておりますが、いまだ行方不明の方が現時点で十六名おられます。政府としては、二次災害に留意しつつ、引き続き捜索救出活動に全力を尽くしてまいります。  今後は、今回の経験...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本年五月に、御党より女性の元気プランを御提出いただきました。  このプラン作成に当たっては、地域の女性の皆さんの声を集めたということでございますが、特に、提言に盛り込まれましたが、もう既に先生御紹介されましたが、女性活躍加速化推進本部の設置、そして地方発の女...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国では、出産などを機会に仕事を離れる女性が多いわけでありまして、就業継続年数が短いことから、当然、昇進や能力の開発の機会が限られてしまいます。  仕事と育児等を充実させるためには、保育サービスの充実による待機児童の解消等が重要でありますが、より基本的な課...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 平成二十七年の四月に施行予定の子ども・子育て支援制度は、全ての子育て家庭を支援する重要な制度であります。  この制度に基づく子育て支援の質、量の充実を図るための財源の確保については、消費税分はもちろんでありますが、それ以外のものも含めてしっかりと対応してまい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 感染症は国境を越えて影響を与えることでありますから、我が国を含む国際社会が一丸となって対応していく必要があります。我が国は、人材や技術などの面で大きな貢献をなし得る立場にあります。  新型インフルエンザ対策として、これまで、人材育成、検査機器整備や医薬品の整...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 地方創生は安倍政権の最大の課題であります。  先ほど御紹介いただきましたように、三本の矢の政策で間違いなく経済はよくなっているんですが、残念ながら、全国津々浦々にはまだ広がっていない。特に地方の中小・小規模事業者はそうだと思います。  その中において、地方...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島の再生のためには、まさに議員がおっしゃったように、地域の再生への道筋を示しながら、雇用を生み出す新しい産業基盤を構築して産業復興を図っていくことが必要だろうと思います。  そういう中において、復興といっても、新たな福島をつくっていく、そういう夢をやはり示...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、安倍政権が誕生した後と、する前についてお話をさせていただきたいと思いますが、二〇一二年の四月—六月期、七月—九月期でありますが、マイナス二・二%とマイナス二・七%であったんですね。まさにマイナス成長が続いていたわけでありますが、しかし、我々が政権をとった...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 二〇一三年一月—三月期においては、まさに四月—六月期の実質成長率は、それぞれプラス五・一%とプラス三・四%になったわけであります。まさに、マイナス成長だったものをプラス成長にした、これは前原委員もお認めになるだろう、このように思います。  そして、有効求人倍...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、雇用状況については、有効求人倍率が二十二年ぶりに高い水準になっている。失業率も低い水準になっています。いわば雇用市場についてはだんだんタイトにすることができています。  その中で、多くの人たちが仕事につくことができているわけでありますが、その中において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、もちろん、先ほども御説明をさせていただいたとおり、物価安定目標をしっかりと持って金融緩和を行い、そして大胆な機動的な財政政策を行っていくという中において、デフレから脱却をしなければ。まずデフレから脱却しなければ経済は健全に成長しませんから、このデフレか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど甘利大臣が答弁をさせていただきました、また、私が申し上げたように、そもそもアベノミクスというのは、デフレから脱却する。デフレから脱却するというのは、しっかりと経済が成長していく、そして、しっかりと給料がふえていくということであります。  デフレというの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、正確に申し上げますと、ガイドラインの中で協力することになっているということでありまして、具体的にこれと言うことはまだ今の段階では我々はできないわけでありますから、協力することになっているということでございます。
○安倍内閣総理大臣 正確に言うと、米軍はやります。しかし、それを義務化するということについては、それは義務にされるのは困るということでありまして、当然、米国は協力をするということであります。
○安倍内閣総理大臣 先ほど外務大臣がお答えさせていただきましたが、国防総省と国務省との覚書について一部だけを御紹介されたわけでありますが、この覚書には、実際、我々は、非戦闘員退避活動が必要となった国々から自国民を退避させる場合に、支援を求めるほとんど全ての政府を繰り返し支援してき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 では、一問だけ、前半の、後半のところについては防衛大臣からお答えしますが、先ほどの国務省のお話。  米軍に、そういうところに勝手に行ったって、アメリカはランボーが救出するみたいなことはないよ、これは当たり前なんですね。紛争地域には勝手に行かないでくれと言って...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 後で防衛大臣からも答弁しますが、整理をさせていただきたいんです。  私がパネルとして挙げたのは、まさにこの行為が、今までの法制局的には、法制局においては、集団的自衛権の行使になるからこれができないと。これができないのは事実であります。  それはそれとして、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この検討会は、官房長官のもとで官房長官が責任を持って開いたものでありまして、今、官房長官が答弁したとおりだと思います。
○安倍内閣総理大臣 通常であれば、十六人の聞き取り調査をしたのだから、河野談話をつくるために聞き取り調査をしたとみんな思っていたわけでありますが、調査をした結果、もう既にそれは日韓で協議をしていたということでありまして、十六人の証言を入れる前に、証言をする前に決まっていたというこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、そのときの発言は、私、まだ、質問通告がございませんから、わからないのでお答えをしようがございませんが、しかし、河野談話について、そこでは、強制性については事実上認めていない、こちら側は。韓国側とのやりとりの中でそうなのでありますが。河野洋平官房長官がいわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私、まだその発言自体を精査はしておりません。  いずれにせよ、今申し上げましたように、河野談話、プラス、いわばそのときの長官の記者会見における発言により、強制連行というイメージが世界に流布されたわけであります。  つまり、その中において、河野談話自体が、事...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは全く辻元議員とは意見を異にいたします。  非正規について、名目賃金が下がっている、このようにおっしゃったわけでありますが、非正規については、いわば非正規につく方々がふえた、そして同時に、いわばパートタイムの中で短時間の非正規の方々がふえたんですよ。それ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、危険ドラッグによる事故により命を落とされた方々の御冥福をお祈りし、御家族の皆様に心からお見舞いを申し上げる次第でございます。  何の落ち度もない子供たちや方々がこの危険ドラッグを吸引した人の運転する車によってとうとい命を落とした、まことに胸の詰まる思い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 危険ドラッグについては、先ほど申し上げましたような、大変な問題だと思っております。  本年七月に、関係省庁に指示をして、緊急対策を策定させました。その後、現在までの約二カ月の間に、関係省庁が一丸となって、指定薬物の迅速な指定、指定薬物の疑いのある物品に対する...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の法律によって、いわば今回の法律の前提として、派遣労働者をふやすべきだと思っているということは全くない、このように申し上げたわけでありますが、現在もそのように考えているということであります。     〔上杉委員長代理退席、委員長着席〕
○安倍内閣総理大臣 今、山井委員からも資料を説明していただいたわけでありますが、もちろん、働き方にはいろいろ多様性がある中において、そのニーズに合わせていく、多様性のある働き方は必要だろうと思うわけでありますが、派遣で働いている方々の六割のいわば正規になりたいという方々に対しては...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この法律は、さまざまなニーズに応えていくための法律であるということでありまして、派遣をふやすための法律ではない、こういうことでございます。
○安倍内閣総理大臣 今回の労働者派遣法改正案では、派遣期間が満了した場合、正社員になったり、別の会社等で派遣を続けることができるようにする措置を派遣会社に新たに義務づけるほか、キャリアコンサルティングや計画的な教育訓練の実施を派遣会社に新たに義務づけるわけでありまして、派遣就労へ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさにそれは法案の説明になりますから大臣から答弁をしたわけでありますが、そこで、例えば、現行において、三年経過したら派遣先で正社員になれるというのは、これは誤解でありまして、今の現行制度でも、係をかえれば同じ者の三年を超える派遣の受け入れも可能になるわけであり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今までお答えをさせていただいておりますように、まさに正社員化に向け、派遣会社や受け入れ企業の義務化を強化しているわけでありますし、そしてまた、三年を超える場合、今まで、係をかえれば同じ人の受け入れも可能になったわけでありますが、今度は、少なくとも課をかえなけれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、全体数がふえていくか、減っていくかというのは、そのときの経済状況にもよりますよ。グローバルな競争の中でどうかということもあります。  この法律の趣旨については、今、再々お話をさせていただいているとおりであります。この法律は、まさに……(山井委員「どっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それぞれの方々が自分の自己実現をしやすいような、そういう仕組みをつくっていこう、こういうことであります。
○安倍内閣総理大臣 基本的な考え方を申し上げれば、まず、派遣の中で働いている方々において正社員になりたいと思っておられる方は、まさにその道が……(山井委員「趣旨はどっちなんですか」と呼ぶ)今まで何回も申し上げているじゃないですか。この道がちゃんと、しっかりと確保されるようにしてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、このGPIFの運用のポートフォリオについては、デフレ時代の投資としては当然これは国債になるわけでありまして、しかし、これは、そのときと、いわばデフレから脱却をしていくという環境の変化の中においては、機動的に見直しをしていくことであります。  この見直し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、テレビを見ておられる方が誤解をするといけないので、もう一度きちっと申し上げておきますが、GPIF、年金基金の運用については、株か国債かという二者択一ではなくて、まさにポートフォリオの中のバランスを見ていくということであります。当然、先ほど申し上げましたよ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、議員になって以来、この拉致問題に取り組んでまいりました。今、数々の制裁を行っています。一部解除しましたが、制裁を可能にするための法律をつくるべきだというのを私はずっと主張してまいりました。そんなことをやったら対話が途絶えるという方々がおられたわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、枝野議員が述べられた閣議決定、全体は、当然これは閣議決定しておりますから内閣の統一した考え方でありますが、閣議決定の3の(2)では、昭和四十七年見解を引用して、自衛の措置として許容される武力の行使についての考え方を述べております。  まさに閣議決定をして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 新三要件の第一要件を満たす事態、すなわち「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合」には、昭和四十七年の政府見解に言う「外国の武力攻撃によつ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど長官からも説明させていただいたわけでありますが、最初の明白な危険と急迫不正の事態との関係でありますが、四十七年見解は三段階から成り立っているわけであります。  これは御承知のとおりだと思いますが、憲法九条において戦争放棄をしているけれども、しかし、憲法...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今おっしゃっているのはシーレーン防衛だと思いますが、例えば、ホルムズ海峡においては、我が国の輸入する原油の約八割、そして天然ガスの二割強が通過をしているわけでありまして、同海峡は我が国のエネルギー安全保障からいって生命線と言ってもいいんだろう、このように思いま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 イラク戦争、アフガン戦争と、機雷の敷設、これを除去することとは全く違うわけでありまして、機雷の敷設、まさに国際法に違反して機雷を敷設したものを除去するというのは、受動的な、まさに受動的な、制限的な、一応武力の行使には入りますが、しかし、これは極めて限定的かつ受...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、必要最小限度の措置の武力行使は、まさに、アフガンに兵隊を送ったり、空爆に参加したりということはできないということは申し上げたとおりであります。  一方、機雷の除去でありますが、機雷の除去はどういう状況で起こり得るかということであり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、今までも必要最小限度の中でさまざまなことができなかったわけでありまして、当然、アフガンへの空爆や陸上部隊の派遣はできなかったんですよ、それは当然。そして、それは自衛の措置としてもできなかったわけですよ、個別自衛の措置としても。  そして、それは、個別...全文を見る
10月06日第187回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○安倍内閣総理大臣 個別的自衛権につきましても、いわばさまざまな状況を判断した上において防衛出動あるいは武力行使を判断するわけでございますが、その際、国会の事前事後の承認が必要でございます。  当然、法改正を進めていく上においては、それにかかわる防衛出動あるいはそれにかかわる武...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そうした状況になったときに、政府としてある事態が新三要件を満たすとの判断に至った場合についてのお尋ねだと思います。  その際、そもそも憲法上許容される武力の行使を行うために自衛隊に対して防衛出動を命ずる際には、これまでと同様、原則として事前に国会の承認を求め...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、運用基準につきましては、既に諮問委員会において運用基準がつくられたところでございます。  そして、このつくられた運用基準において、内閣府に設置する予定の独立公文書管理監に行政機関に対して十分な検証、監察を行うために必要な権限を付与することを検討していま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現状のままでは、まさに地方はどんどん人口が減少し、そして疲弊していくんですよ。実際、農家がそうじゃないですか。これを我々は変えなければいけない、こう思っているんです。やる気のある、担い手になりたい、そういう皆さんが、自分たちの努力、情熱で新しい地平線を切り開い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税につきましては、伸びていく社会保障費に対応する、そして子育ての支援のための費用を確保する、国の信認を維持する、そうした目的のために消費税を引き上げていくこととしたわけでございますが、同時に、経済は生き物でありますから、経済が打撃を受けている状況、あるいは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、まず、数字が出てこないと最終的な判断ができるかどうかという問題があります。あくまでも数値を見ながらの判断、そしてそれは政府として責任を持って判断をさせていただき、その際、上げる場合、上げない場合がありますが、上げない場合は法改正が必要でございますから国...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一昨年の党首討論において、当時の野田総理と議論をしたところでございますが、当時は、まず〇増五減について、これが喫緊の課題でありました。〇増五減について、すぐにやりましょうと。正直申し上げて、あのとき与党は、これをしっかりとリーダーシップを持ってやっていなかった...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 行政がやるものと国会がやるものはやはり分けて考えていただいた方がいいと思いますよ。  というのは、国会議員の数を減らす、それは行政からすれば、国会のいわば勢力が小さくなってくれれば小さくなっていくほどいいという考え方も、いいというのは都合がいいということです...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、三権分立という中でまさに民主主義は機能しているわけであります。行政府が行政府の意向で全てを回してはいけないわけでありますし、行政府と国会は緊張関係になければならないわけでありまして、このような形で我々は時間を割いて行政の立場から説...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 解散については、これはもちろん、今の段階では全く考えておりませんが、適切に判断していきたい、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 その与党議員、誰かということは大体私も想像がつくわけでございますが、第一の矢、第二の矢、第三の矢によって、いわばデフレからの脱却に向けて進みつつあるわけでございます。実際、経済についてもマイナス成長からプラス成長に転じたわけでございますし、雇用も、賃金にもいい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、税率を上げて税収が落ちては元も子もないわけであります。しっかりと名目GDPを伸ばしていくことによって、これは大体、名目GDPがしっかりと伸びていけば税収は基本的に伸びていくわけでありまして、これをマイナスにすれば、幾ら頑張って税率を上げていっても、残...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 判断に当たっては、まさに冷静に経済の状況を分析しながら、また、専門家の皆様に、しっかりと分析し、見識を生かした御議論をいただき、そうしたものを勘案しながら、最終的には、経済に資する、国民の生活に資する判断をしていきたい、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 昨日も、STSフォーラムにおいて、フランスのファビウス外相と会談を行いまして、来年のCOP21の会議におきましては、両国で連携し、しっかりと成功させていこうということで一致をしたところでございますが、COP21では、二〇二〇年以降の新たな国際枠組みを採択するこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々自由民主党は、豊かで明るい、創意に満ちあふれた地方をつくっていく。地方の創生は、安倍内閣の最重要課題であります。地域みずからの発想と創意工夫によって、個性と魅力あふれる地方をつくっていくことが重要だと考えています。  道州制の導入につきましては、地域経済...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる大阪都構想でありますが、大都市地域特別区設置法に基づいて、大阪市を廃止して特別区を設置することにより、二重行政の解消と住民自治の拡充を図ろうとするものであり、その目的は重要であると認識をしています。  大阪都構想の実現については、法令の手続に従い、地...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、官房長官は定例の記者会見で席を外させていただいておりますが、官房長官が民意が示されたという発言をされたことを、私が推測して言うのは不適切だと思うわけでございますが、これは、いわば、最初の選挙によって大阪府知事から市長に、橋下当時の知事が市長選挙に打って出た...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大阪の今の現状について、政界の現状について、私も余りつまびらかではないわけでございます。  維新の党が発生した段階、成立をした段階で自民党が分裂をしたということもあったというふうに承知をしておりますが、そうした最初のスタートに起因するものもあるのではないか、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、大都市地域特別区設置法については、我々はこれについて支持をしたところでございますが、その中におきまして、まさに地域の判断に委ねられているわけでありますから、それはやはり地域において、多数をとるコンセンサスをそれぞれの地域で重ねていく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 こうしたメニューというのは、私が答えるというよりも、まさにこれは大阪市において、大阪市の未来を考えていく上において、こうした方向に向かっていくことが適当かどうかということを地域で判断されることではないか、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 いわば、大阪における自民党の大阪市連、府連として、それぞれ地域の現状を考えながら判断をされているんだろう、このように思うわけでありまして、まさに地方自治のことでありますから、そこまで私が、ああせよ、こうせよと言うことは差し控えさせていただきたい、このように思い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党におきましては、政党交付金から各議員に交付されているものの使途については厳格な使途が求められておりまして、その報告も求められているということは申し上げておきたいと思います。ですから、その自民党がやっているような形で、それぞれの政党がこの政党交付金の使途に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 あれをやればこんなことが起こるかもしれない、これをやればこんなことが起こるかもしれないと。十五年間ずっとデフレだったんですよね。ずっとデフレだったわけですよ。デフレというのは、給料の方が物価よりも下がってくるんですよ。企業は投資をしない、賃金も上がらない、GD...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が米国で行った講演の報道を見て御質問されたのだと思いますが、実際私が行った発言は、次のとおりであります。日本は過酷な事故を経験したので、完全に安全を確認しない限り原子力発電所は動かさないと申し上げたわけでありまして、これが正確な私の発言であります。  この...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 報道については読みました。  個別の報道機関の記事については本来コメントをするべきではない、このように思いますが、しかし、この朝日新聞の慰安婦問題に関する誤報により、多くの人が苦しみ、そして悲しみ、そしてまた怒りを覚えたわけであります。そして、日韓関係に大き...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この山田委員とのやりとりが果たして朝日新聞で報道されるかどうかということがまあ注目されるんだろう、このように思います。つまり、報道機関である以上、正しく報道する、正確に報道することが求められているんだろう、このように思います。  真偽が明らかでない。かつて、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 さきの大戦において、祖国を思い、家族を案じながら、遠い異郷の地で多くの方々が命を落とされたわけでございます。そうした御遺骨を、一柱でも多く、一日も早く帰還させることは政府の責任だろう、こう考えております。  先般も、七月にパプアニューギニアのウエワクの日本兵...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 米国側の事情もあるとは思いますが、今おっしゃったことについても検討していきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 今回の四月からの消費税の引き上げ、五%から八%への引き上げに対しまして、当然、反動減があるであろうということを見込んでいたわけでありますが、この反動減対策プラス、七月から景気回復軌道にまた戻れるようにするために、そうした観点から五兆円の対策を打ったところでござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 こうした計数が今国会が開催中にそろうかどうかということ、また、分析がそれまでにできるかどうかということもありますが、いずれにせよ、消費税引き上げの判断をする上においては、そうした経済対策がどういう成果、効果を上げたかということについては分析をしたい、このように...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当然、景気については全国一律にはならないわけでありますが、しかし、例えば有効求人倍率について言えば、都市部はいいわけでありますが、求職者の数を仕事が上回るということについて言えば、我々が政権をとる前は都道府県は七であったものが、三十五にふえてきているわけでもあ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 為替の水準については言及を差し控えたいと思いますが、一般論として申し上げれば、円安の影響は、輸入価格の高騰によりマイナスの影響を受ける企業もある一方、輸出企業や海外展開をしている事業者等にとってはプラスになるわけでありまして、両面あると言ってもいいんだろう、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 質問にお答えする前に、先ほど私、答弁の中で、二〇〇九年から、リーマン・ショック以降、我々が政権奪還をするまでの円高と言うべきところを円安と言ったようなので、あれは円高ということでございましたので、訂正をさせていただきます。  日本経済の活性化に向けて産業の新...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、赤嶺委員がおっしゃったように、確かに、現在の普天間基地は、住宅に囲まれ、学校にも囲まれ、市街地の真ん中にあるわけでありますから、この普天間基地の固定化は断じてあってはならない、これは我々とまた沖縄県民の皆様との共通の認識であろう、このように思うわけでござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはある意味、先生がおっしゃるように、これは、この基地はなくしてということになれば、いわば、そのまますっかり沖縄の基地負担の軽減につながるわけであります。  一方、米軍基地は、日米の安保条約の中において、日本に、そして沖縄に多くが存在するわけでありますが、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には、まさに普天間の固定化はあってはならないとの考え方のもとに、辺野古への移設を我々は進めていく考え方で、沖縄の皆様の御理解をいただきながら進めてきたところでございます。  そういう意味におきまして、現在はまさに市街地の真ん中にあるわけでありまして、先...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 普天間の返還については、そもそも日米合意においては、代替施設ができてから返還されるというのがそもそもの合意でございました。
○安倍内閣総理大臣 私は、そのハルペリンなる人物は承知をしておりませんし、発言内容についても承知をしておりません。もし質問通告をしていただければ、今御紹介をいただいた中身が、本当にそういう発言があったのかどうか確かめようがありますが、今、確かめていない段階でお答えすることはできま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨今は、短時間に膨大な雨が集中的に降ることによって、これまでに経験したことがないような甚大な災害が発生をしています。こうした状況に対応するためには、災害の経験を生かして、防災対策を不断に見直ししていくことが必要である、こう考えています。  これまでも、短時間...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 地域の若者が将来に夢や希望を持てる、魅力あふれる地方の創生は、安倍政権の最重要課題であります。また、景気回復の波を全国隅々にまで届けることも、若い方々が安心して働き、また子育てができる地域をつくることにも資するわけでありますから、この景気回復の波を届けると同時...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 生物の多様性に関しては、国家戦略の実施、そして国立公園の指定による重要な生態系の保全や大規模開発に際しての環境影響評価手続を通じ、適切に取り組んでいるところでありますが、今後とも生物多様性の保全に努めていきたいと思っております。  詳細について、もし必要であ...全文を見る
10月07日第187回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど文科大臣から答弁をさせていただきましたように、この件に関しては既に文科省として警察に通報し、しっかりと調べていくという、そういう適正な措置をとっているところでございます。  今後、第三者機関等については、こうした出来事も踏まえ検討はしていきた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま答弁したとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 全ての女性がその能力を開花できる社会をつくっていく、女性が輝く社会をつくっていきたい、その観点から担当大臣を置いたところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二〇二〇年までに三割の指導的な立場に女性が就くように、我々は政策を進めていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、来年から公務員の三割を女性を取得するということを決めております。そして、各省についても、指導的な立場に女性が就くように奨励していくように指示をしているところでございますし、実際に、例えば安倍内閣において、初めて県警本部長が女性になるということも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今までも政府と自民党、与党との間で意見は対立することはありました。よくあると言ってもいいと思います。しかし、一旦、我が党の場合は、方向が決まればみんなその方向に向かって進んでいく、よって結果を出せるということではないかと、このように思うわけでございま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 稲田政調会長は、弁護士として活動も一方しておられるわけであります。  そうした観点から、言わば被害者、加害者の関係において法と証拠に基づいてということでおっしゃっているのかもしれませんし、私はその発言存じ上げませんから論評のしようがないということで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 杞憂でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど来、総務大臣また法務大臣が説明をしておりますように、有価物として認識していたかどうかということなんだろうと、このように思うわけでございますが、基本的に、こうした疑いを受ける以上、今後、大臣においてはこうしたものの配布を行わないことが望ましいと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税については五%から八%に引き上げる、これはまさに伸びていく年金や医療や介護、社会保障費の増加に対応するものであり、また子育て支援を行うものであります。そして、国の信認を維持する、同時に、今申し上げましたように、この社会保障制度を次の世代に引き渡...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 納得しておられるかどうかについては、我々、今ここで納得しているということを申し上げる立場にはなくて、納得していただけるように努力をしていきたいと、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、国民の皆様からいただいた大切な税金ですから、無駄のないようにしっかりと精査をしながら使っていきたいと、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々のこの三本の矢の政策は、二%の物価安定目標を掲げているところであります。この物価上昇に対して、時差はあるものの賃金は追い付いていくと、このように申し上げたところでございます。  そして、その際御説明をさせていただいたのでありますが、まず、私たち...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、もう今答弁させていただいたとおりでございまして、雇用者所得においては、もう既にそれは追い付いているということでございます。雇用者所得において、消費税分をこれ除外した分については追い付いているということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税を引き抜いた、除外したということにおいての総雇用所得でありますが、六月からはそれはプラスに、六月、七月、八月とそれはプラスになっているということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この消費税については、例えば雇用については有効求人倍率も二十二年ぶりの高い水準になっておりますし、そして総雇用者所得ですね、一人当たりの名目賃金と雇用者数を掛けたものでありますが、これは十七か月連続で上昇基調にあります。そして、実質ですね、先ほど来福...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そのアプローチ、考え方は、ただ単に政権攻撃をするためにイメージづくりを考えておられるんでしょうけれども、経済は生き物であります。そして、安倍政権が進めているのはデフレ脱却でありまして、これを優先しようということであります。デフレ脱却をしなければ経済は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 処方箋を変える気持ちは全くありませんし、皆さんのような処方箋にしたら、また政権奪還前に、あの暗い雰囲気に戻ってしまうわけでありますから、そんなことはやってはならないと思います。  そこで、輸出がなぜこれは増えていかないかということでありますが、二〇...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原子力発電所の安全性については、原子力規制委員会により世界で最も厳しい水準の規制基準に適合しているかどうかの審査を行っており、九州電力川内原子力発電所については九月十日に新規制基準への適合性が確認され、再稼働に求められる安全性が確保されることが確認さ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その後ろから発言しないでいただきたい。やじやめていただけますか。(発言する者あり)いや、もうあんまりやじが多いんで、汚いやじが多いんでしゃべりにくいものですから。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 災害対策基本法に基づき地方自治体が策定しますが、政府としても関係省庁を挙げて、関係自治体が行う地域防災計画、避難計画の作成、充実化への支援に取り組んでおります。  以上であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 済みません、今、再稼働について答弁をさせていただきましたが、原子力規制委員会において、政府事故調などにより明らかにされた情報を踏まえて、IAEAや原子力規制が進んだアメリカ、フランスなど海外の規制基準も確認しながら、我が国の自然条件の厳しさ等も勘案し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、今まで答弁をさせていただいておりますように、再稼働についてのお話だと思いますが、この九月十日に新規制基準への適合性が確認され、再稼働に求められる安全性が確保されることが確認されました。  そして、先ほど答弁をしたわけでございますが、地域防災...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、今申し上げましたように、新しい基準について確認されたものについて再稼働をしていくという趣旨でずっと申し上げているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、安全性とは、何をもって安全性というかということでありまして、私も一〇〇%安全と言ったことは今まで一度もないわけであります。安全のための基準をクリアしているかどうかということであります。  しかし、それは常に、先ほど田中委員長が答弁したとおり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、先ほど来御説明しているとおり、技術的な判断は原子力規制委員会に委ねているんですから、この技術的な判断というのは、これは安全を確認するための技術的判断なんですよ。それをまさに規制委員会に委ねているわけであります。そういう意味で、申し上げたとおり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど望月大臣がお答えをさせていただいたわけでありますが、地域防災計画、避難計画は、地域の実情に応じた内容とする必要があります。これは委員も御理解……(発言する者あり)分かっているって後ろからやじるのやめていただけますか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 済みません、静かにしてくださいよ、一生懸命答弁しているんですから。  災害対策基本法に基づき地方自治体が策定しますが、これはもう委員も御承知のとおり、これ民主党政権時代から一貫した方針であります。  政府としても、関係省庁を挙げて、関係自治体が行...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、地域の実情に合わせて地域が作っていくと、どちらの方式でやった方がうまくいくかということでありまして、その中において、国も一緒に、今申し上げましたように、支援に取り組んでいるわけであります。しっかりとした国の考え方を持ちながら支...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権としても、再生可能エネルギーをできる限り増やしていく、その利用を増やしていきたいと、このように考えておりますので、基本的には、太陽光あるいは風力等の利用が促進していくということは我々が目指している方向に合致するものと考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 再生可能エネルギーの最大限の導入を進めるために、これまでも、再生可能エネルギーの電力の出力の変動を吸収する大型蓄電池の設置や電力系統の運用技術を高度化するための技術開発を実施をしています。  また、今後の再生可能エネルギーの導入拡大に対応するために...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは今答弁したとおりでありまして、今、先ほど申し上げました取組を通じて国としても取り組んでいく考えであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま、先ほども答弁をいたしましたが、地域間の連系線等の送電インフラの増強等を進めていくことでありますが、その中において、これは電力料金でいくのか、今、福山委員が主張しておられる税金でいくかということについては今検討課題なんだろうと、このように思う...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の地元は農村地帯であります。その皆さんの力で私は当選してきているわけでございまして、言わば農業というのは産業だけの側面では切り取れないわけでございまして、水を蓄え、そして地域の文化や、またあるいは伝統、地域社会を守る能力、多面的な機能があるのも事実...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 農業はまさに多面的な機能を持ち、地域をしっかりと守っている、その機能も評価しなければならないと、このように思っておりますし、何といっても食料を生産する。食料の安全保障からいっても日本の農業をしっかりと守っていく、食料自給率、自給力の向上のためにも力を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、賃金が十五年ぶりに水準が四月に上がったというのは、これは連合の調査であります。それを我々は引用しているわけでございます。  経済の実態をどう見ていくかということであります。ミクロで見ていくと、それぞれに様々な課題があるのは事実でありますし、例...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど私が御説明で使った一人当たりの賃金については、小川委員が挙げられたこの勤労者世帯ということではなくて、私が比較したのはこちらの数字で比較させていただいたわけでありますが、これは毎勤統計による一人当たりの名目賃金をベースにした実質賃金よりも総雇用...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、傾向を見ることも大切でありますし、現在どうなっているかという足下を見るのも大切であります。その中において、大体多くの会社が長い間ベースアップをしていなかったのは事実であります。  私の地元においても、例えば私の地元の山口銀行というのは、もう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一般論として、円安の影響としては、輸入価格の高騰によるマイナスの影響を受ける企業もあります。一方、輸出企業や海外展開をしている事業者等にとってはプラスになるわけでありまして、よって両面あると、このように思うわけであります。それとまた、ガソリン価格の高...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 例えば、為替の水準については、大体昨今の水準はリーマン・ショック前の水準と同じであります。そして、為替によって国民がどういう利益、損益を受けたかということは、これは全体的に、総体的に考えていく必要があるわけでございまして、円高がずっと固定化されていた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、賃金が伸びないというのは、それは違いますから是正させていただきたいと思います。十年、十五年ぶりに名目は伸びているわけでありまして、名目と実質はしっかりと分けていただきたいと、このように思います。  ですから、今委員がおっしゃっているのは、この為...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) なぜそうした違いが出てきたかということについて御説明させていただきたいと思いますが、午前中の議論でもお話をさせていただいたところでありますが、先ほど既に甘利大臣から御説明したように、中進国等の経済の状況が思ったほど成長しなかったということもありますし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そしてもう一点、海外への投資も止まったわけであります。そして、いよいよこれからだんだん企業家が、この経営状況であれば国内へ投資をしようと思い始めているのは事実であります。そちら側も数字を出しているわけでありますし、実態を私も御説明をさせていただいてお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一部の国また民族を排除しようという言動のあることは極めて残念であり、そしてあってはならないことだと考えています。  いわゆるヘイトスピーチと言われる言動の規制については、個々の事案の具体的状況を検討する必要があり、一概に申し上げることは困難ではござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど私がお答えをさせていただきましたように、我が党においては、今我が党の中で議論をしているところでございますが、これは、ヘイトスピーチとはいえ表現の自由とも関わりがある問題でありますから、我が党だけではなくて各党との協議や議論も大切だと、こう考えて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 内閣総理大臣としてお答えをしているわけでございますので、もう法務大臣お答えする必要ないと思うんですが、言わば内閣としては……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 内閣としては──後ろの方でやじをどんどん飛ばすのはやめていただけますか、質問もよく聞こえませんし。ああいうやじをもうお互いにやめましょうよ。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 冷静な中でお互いに議論をしたいと、このように考えているところでございます。  そして、お答えをさせていただきますが、先ほど申し上げましたように、表現の自由にも関わることでございますから、まず党にあって議論をする、そしてこれは我が党だけではなくて他の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山谷大臣は知り得る限りでしっかりと答弁しておられると、このように思います。  在特会という存在をいつ知ったかと言われても、これいつと言われたら、正確に答えようとしても、例えば私もいつ知ったかと言われても、これはなかなか、じゃ、いつだったかなというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど経済の現状の状況について甘利大臣からお答えをさせていただきましたが、私たちの経済政策が成功しているかどうかということと足下の経済はこれまた別のこれは判断になるわけでありますが、私たちの経済政策によって、言わば国民所得について、二〇〇七年から二〇...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 鶴保委員には、副大臣時代、観光立国推進ワーキングチームの座長として、まさに対マレーシア向けのビザ免除あるいは消費税免除の対象品目拡大等に汗を流していただいたわけでございますが、一千万人を超え、そして今年も半年間で約六百万人でありますから、昨年の一千万...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 質問にお答えさせていただく前に、先ほどの答弁の中で、入国審査の最長待ち時間を二十分以上に短縮というふうに申し上げたんですが、これは二十分以下に短縮の間違いでございましたので、訂正させていただきます。  道路や鉄道、そして空港等のインフラシステムの海...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員御指摘のとおり、まさに国益がぶつかり合う外交の現場、その交渉において我が国の国益を実現するためには交渉の中身に関する専門的な知見が不可欠でありますし、交渉力、経験を積んだ交渉力も必要なんだろうと、このように思います。国際社会を日本の味方にする説得...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の地元でも古くから捕鯨を行っているわけでありますが、日本においては、大切な栄養源として捕獲した鯨は全て活用し、同時にまた、私の地元にもたくさんの鯨塚がありますし、一年に一回供養祭がありまして、大切な栄養源となっている命を奪うことに対しての畏れを持ち...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ちょうど私が初当選をした頃、平成五年から平成六、七年にかけましては、この首都機能の移転についてかなり活発な議論が国会において、また党においてなされていたと思います。基本的には一貫して国会主導で検討が行われてきたところでありますが、平成十六年十二月に国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この、まち・ひと・しごと創生本部というネーミングでありますが、地方創生本部、まさに漢字だけのものではなくて、国民の皆様に分かりやすく、かつ地方創生とは何かということは、町づくりも大切でありますが、やっぱり人だろう、そして仕事も大切だろうと。  つま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 東日本大震災からの復興は安倍内閣の最重要課題の一つであります。私もほぼ月に一回のペースで被災地を訪問し、被災地の方々の声をじかにお伺いをしているところでございますが、被災地の皆様の声を基に用地取得の迅速化など加速化措置を講じ、災害公営住宅等の住宅再建...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 議員定数の削減につきましては、議会政治の根幹に関わる重大な、重要な課題であります。かつて議員定数については政府の下にこうした調査会等が設置をされたわけでございますが、私は、国会の議員の身分に関わることでございますから政府に置くのではなくてやはり国会に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 第一次安倍政権のとき、二〇〇六年から二〇〇七年にかけてでありますが、あのときもまさに企業は大きな収益を上げたわけでございます。残念ながら、それはしかし賃金には回らなかったのであります。設備投資も盛んにならなかった。なぜかといえば、それはデフレ下にあっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平成二十七年四月に施行予定の子ども・子育て支援新制度は、全ての子育て家庭を支援する重要な制度でありまして、この制度に基づく子育て支援の質、量の充実を図るための財源の確保については、消費税分はもちろん、それ以外のものを含めてしっかりと対応してまいりたい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の名前についてもすばらしい分析をしていただいて、大変感謝申し上げたいと思います。晋は確かに進む、その思いで進んでいきたいと思います。三でございますが、私は次男なんですが、おやじが晋二にしようとしたら字画が悪いということで三にしたということでございま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) コマツの坂根相談役は、まさに日本の縮図がこのコマツであると、このようにおっしゃっていました。まさに高度成長期、コマツは、石川県からむしろ東京へ、そして外へどんどん出ていったわけでございます。そこでもう一度立ち止まって考えて、果たしてこのままでいいのか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 農家の皆さん、本当に一生懸命真面目に仕事をしておられます。しかし、今年の米価もそうですし、なかなか農家の収入が上がっていかない、若い人たちが入ってこないわけでありますが、まず産業という側面において農業を生産性を高め、強い生産力を持つ分野にしていきたい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、各企業に役員の一人は女性ということで経団連にお願いをしているところでございます。  一方、では自民党はどうなんだということでございますから、さきの改造前においては、役員の改選前には三役中二人を女性の議員にお願いをしたところでございます。今回も...全文を見る
10月08日第187回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 久々にうれしいニュースが舞い込んできました。  赤崎勇さん、そして天野浩さん、中村修二さんの三人の先生が、昨日、ノーベル物理学賞を受賞することが決定をしました。日本人みんなにとっての誇りであり、日本人みんなが今喜んでいると思います。  昨晩、赤崎...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地方創生を考える上で、東京の一極集中の是正は重要な課題であると思います。このため、先般、まち・ひと・しごと創生本部において決定をした基本方針においても、東京一極集中の歯止めを基本的視点の一つとして盛り込んでおります。  その中で、首都機能の移転につ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 農水大臣も手を挙げておりますが。  中山間地域を守っていく上においても、山を守っていく。山というのは水を涵養し、美しい自然を守り、そしてCO2を吸収するわけでもあります。しかし、守るためには、そこから取れる木材を活用できると、この一体化があって初め...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 経済においては、特にグローバル化が進んでいると思います。グローバル化が進んでいるということは、まさに国力が問われる、より問われる時代になっていると、このように思います。我が国の企業も海外で様々な受注をしているわけであります。私も出張をする際にはトップ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の物理学賞受賞は、LEDの開発から、言わばこれをたくさん作っていく、量産していくということまで含めた受賞だったわけでございます。今まで物理学賞というと、大変難解な成果の受賞でありますから、なかなか私ども凡人には分かりにくかったのでありますが、今回...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、日中関係を改善していきたいと考えております。  今御紹介をいただきましたように、昨日も中国のバレエ劇「朱鷺」を太田大臣とともに鑑賞させていただいたところでありますが、中国要人ともお話しする機会がございました。今年九月に、習近平主席も、長期にわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、この日韓関係についても改善したいと考えています。  韓国は基本的利益と価値を共有する隣国、重要な隣国であります。日韓関係には確かに難しい問題があります。隣国であるがゆえに様々な課題もあります。だからこそ、前提条件を付けずに、首脳間も含め率直に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、今委員が御指摘になったように、制度の縦割りを超えて柔軟な対応が重要ではないかと、私もそのように思います。  このため、高齢者、障害者、子供などに対し広く支援サービスを提供し、地域住民相互の支え合いの基盤ともなる多世代交流・多機能型支援の拠点...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小児がんの患者、そしてまた御家族の方々は日々大変な思いをしつつ治療、そしてまた、まあ治療も大変つらい治療でありますから、治療そしてまた治療後の療養生活を送っておられると思います。国としてもできる限りの支援を行いたいと考えています。このため、公明党の御...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 本年十一月に開催されますESDに関するユネスコ世界会議は、この十年間の各国の取組を総括をし、そして今後の進め方について議論をする重要な機会であると認識をしています。  この会議への出席については、私自身の出席については、APEC首脳会合との関係もあ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 妊娠、出産、そして育児休業取得等を理由とする不利益な取扱いは女性が希望を持って働くことを阻害するこれは違法なものであり、決して許すことはできません。男女が共に育児等の家庭での責任を果たしながら職場においても貢献していくことができるようにしなければなり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 佐々木委員がおっしゃったように、全ての女性が活躍する社会を実現していくためには女性の安全、安心の確保が不可欠であると思います。  特に、ストーカー事案への対策、今までいろんな課題や問題がありました。性犯罪被害者支援のための取組、一層強化する必要があ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 少子化に伴って若年労働力が減少する中、地域において若者が円滑に就職するとともに、希望や意欲に応じて活躍できる環境を整備していくことが重要であります。  このため、若者の採用、育成に積極的な企業が若者応援企業を宣言をし、そして地域の中小企業の魅力を発...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど副総理が答弁をしたように、多くの障害者の方々は仕事をして納税したいと思っておられるんですね。私はいつも地元に帰ると岡さんという方にマッサージをしてもらうんですが、その方は全盲、視覚障害者なんですが、同時に大変ITに詳しくて、やはり同じ全盲の視覚...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮側と交渉を行い、そしてその際、夏の終わりから秋の初めにおいて報告がなされたらよいということで一致をしたわけでございます。  その際、私どもは、言わば拉致被害者の方々の明確な生存情報も含めた報告等があるものと期待をしていたところでございますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、第一次安倍政権の際に、拉致問題の解決ということについて、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国、そして拉致に関する真相究明、そして三番目に拉致実行犯の引渡しを求めるとの日本政府の立場を確立したところでございますが、自公連立政権においてはこの立...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今まさに交渉をしているところでございまして、先ほど申し上げました三つの要素の中においても、特にもちろん重視をしているのは拉致被害者の帰国でございます。これを果たしていくために北朝鮮と交渉していく、もちろん全面解決を行わなければならないという中において...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆる芦田修正論については、一般に、憲法第九条第一項は侵略戦争を放棄していると解した上で、第二項、前項の目的を達するため、すなわち侵略戦争を放棄するために戦力の不保持を定めているとして、侵略戦争ではない自衛のための、あるいは集団安全保障のための実力...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは国際法に反するわけでございますから、日本が国際法に反することはいたしません。ですから、当然の前提と、このように申し上げたわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 香港は従来より、一国二制度に基づく自由で開かれた体制の下、民主制度の発展が期待される中でアジアの一大金融センターとして繁栄を享受してきており、我が国も香港と極めて密接な関係を築いています。香港の民主的な安定と繁栄はアジア太平洋地域が今後も豊かに発展し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福島第一原発については、平成二十三年十二月に原子炉の状態を評価した結果、安定的に原子炉が冷却されている状態、いわゆる冷温停止状態になったことが確認されており、現在でも原子炉が安定をしています。  他方、今なお厳しい避難生活を強いられている被災者の方...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、収束という言葉は今使う状況にはないと、このように申し上げたのは、まだ多くの方々が避難をして、仮設住宅の中において、あるいは避難先で生活を強いられているわけでありまして、そういう状況に鑑みて収束という言葉を使える状況にはないと、こう申し上げたわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この法律の精神、また附帯決議からいって、当然これまでもそんなことは起こっておりませんし、これからもそういうことはあり得ません。総理大臣として明確に申し上げておきます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、法律の趣旨としてそういうことはあってはならないと我々は考えておりますので、ですから、そもそも今までも起こっておりませんし、これからもそういうことが起こらない。よって、我々、法改正は必要ないと考えているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まずは、何よりも東京電力福島第一原発事故のような、ああした事故を再び起こさないことが当然重要であります。  その上でお答えをいたしますと、万が一事故が起きた場合の放射性物質によって汚染された廃棄物の処理については、災害対策基本法に基づく防災基本計画...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 指定廃棄物が大量に発生し、特に保管状況が逼迫している県においては、最終処分場の早期確保が必要な状況であります。こうした中で、他県、例えば東京電力福島第一原子力発電所の敷地内やその周辺で最終処分すべきという御意見も聞かれます。しかし、原発事故により最も...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) こうした日本の技術力、研究開発力が、これは物理学賞ですから、基礎研究も含め世界に認められたということは本当に誇らしいことだと思います。まさに物づくりの基本といってもいいんだろうと思います。こうしたイノベーションが絶え間なく起こっていく、そういう日本を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今年は昨年よりも半月ほど早く開催をさせていただきました。そして、会期も十日昨年よりも長くさせていただいたところであります。問題が山積をしているわけでありますから、我々も謙虚に、身を引き締めて御審議していただくように努力を重ねていきたいと思いますし、野...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 例えば集団的自衛権の閣議決定でございますが、まさにこれは第一次政権でスタートしたことでございますので、七年越しの課題であったと思っております。安全保障の問題はまさに待ったなしの課題でありますので、閣議決定をさせていただき、その後、衆参でそれぞれ御審議...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最終的には、私は総理大臣であると同時に自民党の総裁でありますから、議院内閣制として、自民党そして公明党、与党とともに責任を私は総理大臣、総裁として負っているわけであります。  大切なことはしっかりと健全な議論が行われているかどうかということでござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど官房長官がお話をさせていただいたように、また片山委員が御指摘をされたように、今各省庁をまたがる課題が多いものでありますから、各省庁にまたがる課題については内閣府あるいは内閣官房に来て特命の大臣あるいは官房長官の、その際、調整権を生かして物事を進...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この特命については現在の社会的な要請によりまして我々つくっているわけでありまして、では、この中のどれが、今必要ないというものはこれはないわけでございまして、ですから、その中において、内閣府の山口大臣そして有村大臣、それぞれ大変特命は多いわけであります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今委員のおっしゃったとおりでありまして、過去にそうした形で様々な取組があったわけでありまして、全国総合開発計画あるいは日本列島改造論はそのとおりでございますし、ふるさと創生事業もそうであります。  そうした過去の取組の評価もきっちりやらなけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この消費税の引上げは、まさに消費税を引き上げることによって税収増を図り、それを伸びていく社会保障費あるいは子育てのための予算に充てることであります。問題は確かに、今委員がおっしゃったように、景気がだんだん怪しくなっているという中においてもしそれを強行...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、片山先生の経験の中から案を御披瀝いただいたところでございますが、法人税の減税については、その具体的な財源については今後検討していくことになりますが、国民の皆様の御理解を得ることも大切であります。  そして、今御指摘になった外形標準課税の在り方に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、我々の政策、いわゆるアベノミクスは、二%の物価安定目標を置き、そしてデフレから脱却をしていくというものでありますが、時差があるものの、物価上昇に賃金が追い付いていくというふうに申し上げてきたところでございます。  その意味におきましては、消費...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の消費税の引上げは、先ほど申し上げましたように、伸びていく社会保障費、そしてまた子育てのための支出でありまして、これはまさに国民にこれは給付として基本的には返ってくるものでございますが、そして、確かに今、大門委員御指摘のように、消費税の引上げとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、できることであれば最低賃金がもっともっと上がっていく状況を私もつくっていきたいと思っておりますが、今回、何とか六都道府県で、政権交代前には六都道府県で生活保護水準との間に乖離が生じておりましたが、今年度には全て解消されることにはなったわけでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この御提案でありますけれども、言わばこうした形でがっと最低賃金を上げて、そしてそれで消費を喚起をしていくということも、それは考え方としては一つのお考えなんだろうと、このように思います。  この日米の比較でありますが、これは多少、為替の、今円安になっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどは財務大臣は財務省としての立場で御答弁されたわけでございますが、確かにこの対GDP比としてはそういうことになっているわけでありますが、言わば絶対値としての法人税率については確かに日本は高いと認識されているのも事実でございまして、それを見て投資家...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般もニューヨークでハーバード大学のポーター教授と議論をしたところでございますが、そこで、自分は税の引下げ競争をせよと言っているわけではないけれども、しかし、要は、しっかりと名目GDPが成長していく中において税収も確保していくということが大切ではない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今法務大臣が答弁をされましたように、賭博行為の禁止は社会の秩序を維持する上で必要なものと考えているところでございまして、賭博行為というのは、国民の射幸心や勤労を怠る風潮を助長し副次的な犯罪を誘発するなど、国民の生活に重大な弊害をもたらすおそれがあるこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 統合型リゾート、いわゆるIRについては、私も五月にシンガポールを訪れた際に視察をしたところでございます。会場が併設をされておりまして、家族連れで楽しめる水族館があったりと、総合的なリゾート施設となっておりまして、言わば、面積でいえばいわゆるカジノは三...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに先ほど申し上げましたように、統合型リゾートでございますから、面積にして三%、九七%はほかの施設でありますが、そういう形で、どちらにしろ投資が起こるわけでありますし、それによって大きな雇用が創出されるのも事実でございます。  シンガポールにおき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘もごもっともかもしれませんので、私、いろんなところの顧問をやっておりますが、そういう意味におきましては最高顧問は辞めさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このガイドラインの見直しについては、先般の閣議決定において示された、国民の命と平和な暮らしを守り抜き、国際社会の平和と安定にこれまで以上に貢献するとの方針も踏まえて、自衛隊と米軍の協力の在り方について検討しているところであります。  前回の見直しは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 法律に違反することは自衛隊はできないわけでありますから、そもそもそれはあり得ないことであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆる選択的夫婦別氏制度の導入の問題は、我が国の家族の在り方に深く関わるものであり、国民の間にも様々な意見があることから、慎重な検討が必要であると、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員御指摘の白頭山は、過去においても、十世紀に起こった噴火によって東北地方に約五センチの火山灰の堆積があったとされております。同規模の噴火が発生した場合には、我が国においても降灰による大きな影響が発生する可能性があると考えています。  火山による大...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この白頭山の噴火のような自然災害、あるいは環境問題もそうでありますが、国境をまたいでいく問題については関係国との連携や協力が有益だと、このように思います。  中国及びロシアとの関係においても、我が国の知見、まさに今委員が御指摘になったように、我々は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 去る九月二十一日に、私の誕生日の日にプーチン大統領からお祝いの電話をいただきましたので、そのお返しということもございまして、プーチン大統領の誕生日の日に際しまして電話会談を行ったところでございます。  その際、北京APECに両首脳が参加することにな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日ロ間において平和条約が締結をされていないというのは異常な状況であり、平和条約の締結に向けて両国の対話、そして作業を加速化させていくことでこれは一致をしている、プーチン大統領と一致をしているところでございます。そういう意味におきましては、平和条約締結...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、日中関係を改善させていきたいと考えています。戦略的互恵関係の基本的な考え方にのっとり、大局的な観点から幅広い分野において関係を発展させていきたいと思います。  御指摘の中国、この中国との関係をどのように発展させていくかということでございますが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 浜田委員の御見識を承りまして、確かにおっしゃるように環境分野については、中国において環境が悪化すればその影響は日本も受けるわけでございますし、そういう意味において、日本の技術や知見を中国にも活用していただきたいと我々は思っているわけでございまして、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに、日本の投資によって日本も利益を得ておりますが、中国側もたくさんの雇用をつくっている、そこがまさに戦略的互恵関係であるということであろうと思います。この認識の下に、課題があるからこそ対話を続けていく。私は、常に対話のドアは開けているわけでござい...全文を見る
10月14日第187回国会 衆議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 新藤義孝議員にお答えをいたします。  地方創生の取り組みの方針と、まち・ひと・しごと創生法案の意義についてお尋ねがありました。  若者が将来に夢や希望を持てる魅力あふれる地方の創生は、安倍内閣の最重要事項です。  地方創生、人口減少克服を進める...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 渡辺周議員にお答えをいたします。  経済政策についてお尋ねがありました。  安倍政権では、デフレ脱却を目指し、三本の矢の取り組みにより、経済最優先で政権運営に当たってまいりました。その結果、賃上げが過去十五年で最高水準となるなど、経済の好循環が生...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小熊慎司議員にお答えをいたします。  地方創生は予算のばらまきになるのではないかとのお尋ねがありました。  予算編成に当たっては、まち・ひと・しごと創生本部のリーダーシップで各省の縦割りを排除するとともに、施策の効果検証を厳格に実施することにより...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 稲津久議員にお答えをいたします。  五十年後も人口一億人程度の人口構造を実現するための戦略と対策についてお尋ねがありました。  まち・ひと・しごと創生本部では、我が国の人口減少、超高齢化を克服するための長期ビジョン及び二〇二〇年までの総合戦略を十...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 松田学議員にお答えをいたします。  国会で審議すべき課題の優先順位についてお尋ねがありました。  人口減少や超高齢化といった構造的な課題は深刻です。こうした中、若者が将来に夢や希望を持てる地方の創生や、女性に活躍の舞台を用意し、日本のあらゆる可能...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 佐藤正夫議員にお答えをいたします。  消費税率の引き上げについてお尋ねがありました。  今般の消費税率引き上げは、国の信認を維持するとともに、社会保障制度をしっかりと次世代に引き渡し、子育て支援を充実していくためのものです。  他方、引き上げに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 塩川鉄也議員にお答えをいたします。  歴代自民党政権が地方の活力を奪ったのではないかとのお尋ねがありました。  地方の活性化に関し、全総計画や合併推進等、これまで歴代自民党政権が行ってきた政策は、その時々の状況を踏まえ、適切に実施されたものである...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 畑浩治議員にお答えをいたします。  真に効果のある地方創生制度の立案についてお尋ねがありました。  安倍内閣では、地域活性化に向けた地域の取り組みを国として後押しするため、地域活性化の推進に関する閣僚等会合を設置し、本年五月には、三十件余りの先進...全文を見る
10月28日第187回国会 衆議院 本会議 第8号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 松本文明議員にお答えをいたします。  派遣労働者の雇用の安定、保護についてのお尋ねがありました。  今回の改正案は、派遣会社に対し、計画的な教育訓練等を新たに義務づけるなど、派遣労働者のキャリアアップを支援するとともに、派遣期間が満了した場合には...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 菊田議員の御質問にお答えをいたします。  宮沢大臣についてのお尋ねがありました。  宮沢大臣の件については、平成十九年、二十年に、当時宮沢大臣が代表を務めていた政党支部が、日本法人であり、かつ、法人名からは外国人が過半数の株式を保有することはわか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君)(続) 実態を承知していなかったため、誤って寄附を受けていたと聞いております。  今般、外国人が過半数の株式を保有することが判明し、速やかに寄附を返金したものと承知しています。  宮沢大臣には、識見、能力を生かして、引き続き経済産業行政に邁進してい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 柿沢議員にお答えをいたします。  法案の審議入りがおくれたことと、私の任命責任についてお尋ねがありました。  二人の閣僚が交代する事態を招いたことについて、国民の皆様に対し、大変申しわけなく感じております。任命したのは私であり、任命責任は私にあり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中野洋昌議員にお答えをいたします。  労働者派遣法改正案の趣旨についてのお尋ねがありました。  今回の改正案は、みずからの働き方として派遣を積極的に選択している派遣労働者については、その待遇の改善等を図るとともに、正社員を希望する派遣労働者につい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 宮沢隆仁議員にお答えをいたします。  政治資金については、個々の政治家がみずから説明責任を果たしていくべきものと考えております。  派遣労働の基本哲学についてお尋ねがありました。  労働者派遣制度は、みずからの知識等を生かし、希望する時間や場所...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中島克仁議員にお答えをいたします。  雇用政策と派遣労働の方向性についてお尋ねがありました。  安倍内閣では、一人一人がそれぞれのライフスタイルや希望に応じ社会で活躍の場を見出せるよう、柔軟で多様な働き方が可能となることを目指しており、労働者派遣...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 高橋千鶴子議員にお答えをいたします。  成長戦略における労働法制等の見直しについてのお尋ねがありました。  現在進めている雇用、労働に関する改革については、いずれも、個人がその能力を発揮し、経済成長の担い手として活躍できるようにすることを目指して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 玉城デニー議員にお答えをいたします。  労働者派遣法改正の意義についてお尋ねがありました。  安倍内閣としては、みずからの働き方として派遣を積極的に選択している派遣労働者については、その待遇の改善等を図るとともに、正社員を希望する派遣労働者につい...全文を見る
10月30日第187回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○安倍内閣総理大臣 先般、安倍内閣の二人の閣僚が辞任をする、そういう事態を招いたことに対して、国民の皆様に大変申しわけない思いであります。任命責任者であるまさに私の責任である、このように痛感をしております。  そこで、私の責任とは何かといえば、まさに今、我が国の前には問題が山積...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本は、十五年以上デフレ経済の中にあったわけであります。  デフレとインフレを比べて、インフレというのは物の値段が上がっていくわけでありますから、一見、消費者の立場からすると、そうでない方がいい、こう思いがちでありますが、しかし、物の値段が上がっていかないと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 済みません、ちょっと静粛にしてください。こういう議論はちゃんとやりましょうよ、今、政策の議論をしているんですから。少しは黙っていられないんですか。よろしいでしょうか。  その中で、今、我々は、この成果を確かなものにしていきたい。そこで、我々は、さらに女性の活...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税の引き上げにつきましては、伸びていく社会保障費に対応していくためのものであり、さらに、子育て等の分野において拡充していくためのものであります。  いわば世界に誇るべき我々のこの社会保障制度、この水準を次の世代に引き渡していく大きな責任がある中において、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も河村先生も同じ山口県でございまして、河村先生の生まれ故郷である萩、萩市といっても河村先生はまた外れの方でございまして、三見と言われる地域でありまして、まさに私の地元と接しているところ、大津郡と接しているところでございまして、ですから随分ぶつかり合いは激しか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 APECが北京で開催されるわけでございますが、その際、習近平主席と会談が行われればいい、このように考えているところでございます。  そしてまた、拉致問題につきましては、やっとかたく閉ざされていた扉が開かれたわけでございまして、安倍政権の間に何とかこの問題を解...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆるアベノミクスと言われている我々の経済政策でありますが、この経済政策は三本の矢によって構成されているわけであります。  まず、一本目の矢によってデフレマインドを払拭する。これは、二年前、日本を覆っていた暗い空気を吹き払うことにつながった、このように思い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減もあって、本年四月、五月、六月はマイナス七・一%となりましたが、本年一—六で、一—三、四—六を合わせて、通算で見ますと、前年同期比一・三%のプラス成長となっておりまして、全体的には経済成長は続いているという考えでござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 きょうの朝日新聞ですかね、撃ち方やめと私が言ったと。そういう報道がありました。これは捏造です。  朝日新聞は安倍政権を倒すことを社是としているとかつて主筆がしゃべったということでございますが、これはブリーフをした萩生田議員に聞いていただければ明らかでありまし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる誹謗中傷はやめるべきではないかということについては、そういう趣旨のことは話をしました、誹謗中傷はですね。  ですから、枝野議員も、収支報告書のミスについては単純ミスでは許されないという発言をされましたね。でも、その同じ発言を枝野議員もされたのではない...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、枝野議員の説明が満足かどうかということについても、これはいろいろな議論があるところだと率直に言って思いますよ。  その上で申し上げますと、それぞれ、これは閣僚であるかいかんにかかわらず、国会議員は、与党の議員も野党の議員も、国民から負託を受けている...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、しっかりと説明すべきだと指示をしておりますし、各大臣もそのように説明をしているというふうに承知をしております。その中で、十分に説明が理解できないという御指摘があれば、それに誠実に応えていくのは当然の責務だろう、こう思っているところでございます。  ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党が野党時代の姿勢について御批判をされました。確かに、枝野大臣の問題点を随分追及したことがあります。  それは例えば、殺人や強盗や窃盗や盗聴を行った革マル派活動家がいますね。この革マル派活動家が影響力を行使し得る主導的な立場に浸透していると見られるJR総...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そして、その団体から枝野議員は、約八百万円、献金を受けていた。これは殺人を行っている団体でありますから、そういう団体が影響力を行使しているというのは、これはゆゆしき問題ではないですか。だから、それは当然、枝野当時の大臣に答弁を求めたことであります。これは重大な...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 三ではなくて六だと思いますが、確かに、ほとんどと言ったのは、言い間違いとしては、ほとんどのところだということについては、これは撤回させていただきますが、民主党政権時代には残っていたのは事実でありまして、自民党政権時代には全てそれは逆転させていただいた、こういう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 言いがかりというのは少し品位を欠く発言だと私は思いますよ。こういうことをずっと予算委員会でやるのかと思うと、ちょっと私も驚くわけでありますが。  私は、先ほど、六であったということで、三ではなくて六ですが、最終的には三ではなくて六でありますが、六だということ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 海外との関係においてのお話がございましたが、まず、海外への設備投資比率が、我々が政権を取り戻すまでの間、まさにこれはどんどん急増したんですね。ふえてきたわけですよ。我々はまさに、その急増をとめたんですね。急増をとめたんですよ。  そしてまた、輸出数量でありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどのグラフでありますが、これがまさに財務省がつくったものでありまして、(資料を示す)いわば海外設備投資比率の急増を、これは横ばいになった、ここでまさに急増したということでありますし、輸出数量についても、急減しているのは事実でありまして、ここからは横ばいにな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど枝野委員が円安で海外投資がふえていくというふうにおっしゃったんですが、あれは円高の誤りだと思います。  その上で申し上げますと、景気の緩やかな回復に伴いまして、平成二十六年八月の有効求人倍率は前月から横ばいの一・一倍と、二十二年ぶりの高い水準を維持して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の質問にお答えする前に、先ほど私がダブルスタンダードではないか、外国人献金ですね、それについては説明をさせていただきたい。  ダブルスタンダードと国民の前で決めつけられましたから、一応説明をさせていただきたいと思いますが……(細野委員「では、簡潔にお願いし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 はい。  そして、年金積立金の運用については、将来の安定的な年金給付に向けて、デフレ脱却後の経済、運用環境に対応して、年金財政上必要な利回りを最低限のリスクで確保するよう、基本ポートフォリオについても機動的に見直すことが必要だ、このように考えています。  ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、小渕大臣、そして松島大臣、二人の閣僚の辞任、こういう事態になったことについて国民の皆様におわびを申し上げたい、任命責任者として深く責任を感じているところでございます。  そして、小渕大臣の政治資金をめぐる問題につきましては、小渕大臣自体も十分に承知して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 こういう公共の電波を使ってイメージ操作をするのは、私はおかしいと思いますよ。そのことについては、一人一人の、安倍内閣の閣僚の名誉がかかっているんですから、話をさせてくださいよ、一人一人について。よろしいですか。よろしいですね。(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 例えば……(発言する者あり)いや、違いますよ。こうやってパネルを出して、一人一人の閣僚の名前を出して、これについてどう思うか、こう聞かれたわけでありますから、答えさせていただきたいと思います。よろしいですか。  そこにおいては、例えば有村大臣は、脱税企業から...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 お答えする前に、長々と時間をとって山谷大臣の撮った写真についていろいろと言われました、どこで撮ったか。  当該人物は、何か、ネットで見ると、どうやら私とも撮ったようなんですね。そこには、安倍さんは私のことを覚えてくれていたというコメントがあるんですが、私は全...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政権がやっていることは何でも反対したい、けちをつけたい、足を引っ張りたいというのが野党のさがなんだろう、このように思うわけでございますが、そこで、申し上げさせていただきますと、デフレというのは、いわば、物の値段が上がっていかない、この思い込み、このまずマインド...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税につきましては、年金や医療や介護、社会保障の給付、社会保障制度を次の世代に引き渡していくという責任を果たすためのものであり、かつ、子育ての支援を含め、社会保障の拡充に充てるものでございます。もちろん、同時に、国の信認、財政の健全化、そうしたものを果たして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 松野委員、そしてまた御党の身を切る改革に向けての御努力に対しては、敬意を表する次第でございます。  同時に、自由民主党としても、議員定数の削減について、自民党案としてはあるわけでございますが、これはまさに院で決めていくことでございますので、伊吹議長のもとに、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、よく整理していく必要があるんだろうと思います。  つまり、まず、外国人であるということを認識していたかどうかということですね。外形的に外国人であるかどうかわかるかとか、また、それが違法であるかどうか知っているということ。またあるいは、外国人と認識をし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、いわゆるアベノミクスと言われているこの三本の矢の政策は、デフレから脱却をして経済を成長軌道に乗せていくという政策であります。長い間続いてきたデフレから脱却するのはそう簡単なことではないわけでありますから、今までとは異次元の政策をとったところでございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そのPB目標でございますが、これはいわゆる国際公約とは違うわけでありまして、経済ですから、何が何でも絶対にという約束というのは果たせないわけでございますが、日本はそのために最大限の努力をしていくというコミットメントはもちろんしているわけでございますから、国際的...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 為替の水準についてコメントするのは差し控えさせていただきたいと思います。  一般論としては、円安方向への動きは、輸出企業や海外展開をしている事業者等にとってはプラスだろうと思います。  また、例えば、去年、海外からの観光客が一千万人を突破し、ことしも一千二...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の委員の御説明で、何か袋の中からちょっと出したり引っ込めたりしておられたんですが、一体どういう状況で、どういうオケージョンで、どなたがやったかというのは全然わからないですからね、私も何ともこれは御説明のしようがないわけであります。  選挙においては、別に自...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今どう思っているかということでありますが、先般もASEMの会合に行ってまいりました。その前には国連総会に行ってきたわけでありますが、国際社会においては、エボラ出血熱あるいはISILの問題にどう対応していくか、そして世界経済にそれぞれの国がどう協力して対応してい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 文学者である石原慎太郎先生らしい御指摘だと思います。  私も中学生時代だったですか、国語の授業でこの前文を丸暗記させられました。当時は、先生から、これは美しい文章だ、こう言われたわけでございますが、しかし、子供ながらにも、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 議員が国民から疑惑を持たれるということがあってはならないわけでありますし、国民の信頼のない政治は機能しないと思います。もちろん、政府の一員である以上、当然、説明責任がございます。各委員会あるいは記者会見等を通じて、しっかりと説明をしていくことが求められているん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、行政府の長、総理大臣としてここに立っているわけでございます。  いわば、政倫審は、それぞれが、議員が、ある意味においては、名誉を挽回、回復するために、みずから求めて開催をするというケースが多いわけであります。今御紹介をいただいたように、我が党の議員の場...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この再調査に当たって、いわば今まで閉じられていた日朝の交渉の扉を開くに当たりまして、日朝で合意をしているわけでございますが、調査の対象として拉致被害者、あるいはまた日本人妻、そして日本人の遺骨の問題等々があるわけでございます。その中で我々は拉致を最優先している...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、家族会の皆さんの御心配については痛いほどわかります。  なぜそういう御心配をされるかといえば、これは二〇〇二年にさかのぼるわけでありますが、当時、外務省が国交正常化をいわば最優先させたのではないかという大きな、私もそういう疑いを副長官ではありながら持っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々、基本的には、一年以内ということで合意をしているわけでございます。その中におきまして、第一回目の報告を夏の終わりから秋の初めということで決まったところでございます。  御承知のように、我々は、今、一部は解除しておりますが、その一部の制裁を行っていたときは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、交渉の渦中でありますから、明確な答弁は差し控えさせていただきたいとは思いますが、この制裁というのは、かつて、二〇〇二年の状況、二〇〇四年の四月までの段階では日本独自の制裁というのは事実上ほとんどできなかったのでございますが、日本独自の制裁をやるための法律を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げましたように、明確に我々が今何をやるかということについては、申し上げるのは控えさせていただきますが、我々にはさまざまな、今は選択肢があるということでございます。
○安倍内閣総理大臣 ここは、まさに交渉をこれからも進めていかなければならないという局面でございますので、我々も慎重に言葉を選んでいるところでございますが、今まで私がとってきた立場等を当然北朝鮮側も考慮に入れながら、今までも、またこれからも対応するのではないか、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 理解は委員がされることでございますが、いわばまさに交渉においては、我々がどういう対応、何をするかということが向こう側が明らかでないということも一つの交渉の力になるわけでございますので、そこのところはこれ以上は控えさせていただきたい、こう思うところでございます。
○安倍内閣総理大臣 それはまさにおっしゃるとおりでありまして、残念ながら安倍内閣で解決できないということになったとしても、日本の基本的な姿勢、しっかりと圧力に重心を置いた対話と圧力の姿勢は変わらないわけでございます。ここは大切なところなんだろう、こう思うわけであります。  ただ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは超党派の議員連盟であると承知をしております。超党派の議員連盟でありますから、その議員連盟の責任において韓国側の議員連盟と対応しているのであろう、このように思います。  政府として、その議員連盟同士の合意等についてはコメントを控えさせていただきたいと思い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法十五条には、「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。」このように明文規定があるわけでございます。  外国人への地方参政権の付与の問題については、民主主義の根幹にかかわる大きな問題でありますので、各党各会派においてしっかりと御議論...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、佐藤委員がおっしゃったことは、我々の政策において、物価安定目標に向かってじりじりと、物価が安定的にデフレから脱却し、そして安定的なインフレに向かっていくということでありますが、その中において、しっかりと賃金が追いつかなければならない。  ただ、賃金が追い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 川内原発の火山対策については、原子力規制委員会が、先月の御嶽山で発生したよりもはるかに大きい規模の噴火が周辺の火山で起こることを前提に、それでも火砕流が敷地に到達しないこと、また、火山灰が積もっても原子炉の安全性を損なわないことを確認しています。  他方、九...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 破局的な噴火というのは、まさに九州全域にマグマが流れるという、まさに破局的な、九州全域が壊滅的な被害を受ける、そういう前提において話をする必要もあるんだろう、こう思うわけでございますが、九電は、過去の火山活動履歴やGPSによる地殻変動観測といった地球物理学的調...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、笠井委員の御指摘もございました。しっかりとそういうさまざまな状況におられる方ごとにちゃんと避難計画を策定していくように、このように指示をしているところでございますが、指示というか、そういう方向で避難計画をつくっているところであります。  避難計画を含...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 内閣府の担当大臣としての総理として任命をしているわけでございますが、当然、避難計画、大切でありますから、しっかりと職務に精励するように、それは、常に我々職務に精励するように指示をしているところでございますが、今後もしっかりと対応していくように指示をしていきたい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この消費税判断については、マクロ経済の専門家等の皆さんにまたお集まりをいただきまして御議論をいただきたい、こう思っております。  その中の分析におきましては、当然、一—三、四—六を通じれば、四—六は確かにマイナス七・一%ではありますが、一—六でいけば、前年同...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ワニの口が開いているのは、ちょうどこれは消費税率を三%引き上げた段階なんだろうと思います。  当然、これはもう昨年から申し上げているとおり、我々は、物価安定目標、二%という目標をつくりました。そして、その中で、三本の矢の政策を進めていく中において、インフレ期...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 セーフティーネットということについて言えば、一般にセーフティーネットをどう考えるかということだろう、このように思いますが、いわば、人生あるいは経済においても計画どおりにいかないわけでありまして、一生懸命頑張っている人が、これは自分の努力のらち外で起きたことにお...全文を見る
10月31日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第7号
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○安倍内閣総理大臣 今、新藤委員には、地方創生の可能性について大変わかりやすく説明をしていただいたと思います。第二次安倍政権において、委員には総務大臣として地方行政に新風を吹き込んでいただいたと思います。通常国会においては、地方自治法の改正や、あるいは地方分権一括法の制定に御尽力...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 新藤委員らしい、まさにアイデアに富んだ御提案だと思います。  地方創生の推進に当たっては、繰り返しになりますが、これは地方の個性を重視して、地方の活気あふれる、彼らの発意に基づく自主的な取り組みを国が応援していく、これが基本であります。  その基本的な考え...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国においては、団塊の世代が七十五歳を迎える二〇二五年には、七十五歳以上の高齢者が二千万人を超えると見込まれているわけでございます。  今委員が御指摘になられたように、かつては、高齢化、高齢者の課題というのは大体地方の課題だ、こう考えていたのでございますが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 稲津委員がただいま御指摘になられたように、我が国の中小企業の中には、地域外に進出する可能性、ポテンシャルを持っている企業が数多く存在するのも事実であります。  中小企業の中で、とりわけ規模の小さな小規模事業者でも、約二割の企業が地域外の市場を開拓したいという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、撃ち方やめと言っていないんですから。言っていないのに言ったとして報道して、これは野党との間で大きな議論になる、大きな批判を浴びると。言っていないことを言ったとして、これを問題にしろと言わんばかりの報道をするという姿勢というのは、これはまさに火がないところ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げたように、私は言っていないんですから。言っているか言っていないかは本人に確かめるのが当たり前じゃないですか。伝聞で、では、一々それを事実として記事にするんですか。  なおかつ、あの朝日の記事は、これは問題化すると書いているんですよ、問題化すると、た...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 平壌での協議では、徐大河委員長ら責任者と、二日間にわたって約十時間協議が行われたわけでございます。  日本側から、拉致問題が最重要課題であるなど日本政府の立場を改めて直接、明確に伝え、そして北朝鮮側からは、過去の調査結果にこだわらず、新しい角度からくまなく調...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、行動対行動の、これは基本的な原則でありますから、我々は、さまざまな選択肢を頭に入れながら結果を出していきたい、こう考えているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 まず、安倍政権は、いわゆる移民政策をとることは全く考えていないということを申し上げておきたいと思います。国内労働者の雇用を優先していくことは当然のことであります。誰もがみずからの力を発揮できる全員参加型の社会の実現に向けて、今委員が例として挙げられた、シニアの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、石破大臣とともに私たちが進めようとしている地方創生については、今までとの違いということについては、今までは、省庁ごとの縦割りの延長線上の地方活性化策が多かったのは事実であります。また、地域の特性を考慮しない全国一律の支障が多かったことも事実であります。ま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 答弁する前に、先ほどの答弁の中で、当面、五十年後に一億人程度の人口を維持することをと言うべきところを五年後と発言いたしましたので、訂正させていただきます。  道州制につきまして、この道州制の導入については、地域経済の活性化や行政の効率化などを目指し、国と地方...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本質的な議論を交わしていくということについては私も大いに賛成でございますので、当委員会においても、地方創生について、まさに異次元の地方創生とは何かということについて、これはまさに与野党の壁を取り払って中身のある実質的な議論を進めていただきたい、このように思いま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、そもそも普天間の移設、なぜ移設をするのかといえば、これは、周りが市街地であり、住宅があり、学校があり、病院に囲まれているこの普天間の固定化は断じてあってはならないということであります。  そして、米国との交渉の中において、辺野古に移設をするという判断を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私どもとしては、大きな混乱がないという認識でございまして、現場において今後とも適切な対応がなされていく、このように認識をしております。  いずれにいたしましても、普天間の移設を行う、辺野古への移設を行う、現実的な、いわば普天間の移設を行う上における我々の決定...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日韓の議員連盟は、御承知のように、これは超党派の議員連盟でございまして、議員連盟同士の合意あるいは考え方について私が一々コメントすることは差し控えさせていただきたい、このように思いますが、一般論を申し上げれば、我が国の教科書制度は、民間の発行者が著作、編集した...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が紹介をされました、小倉都心部の遊休不動産等を大規模に改修するなどして、リノベーションを行って活性化を図る。これはまさに、そういうアイデアを持っている人がいて、意欲があって、知恵と意欲によって、だめになりつつある地域を活性化している。人に注目する必要があ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在の東京一極集中については、地方を支える人材が東京に流出するとともに、出生率が低い東京への人口集中が我が国の人口減少にもつながっている、こういう大問題があるわけであります。  また、東京では、その過密化を背景に、住宅価格が高い、あるいは通勤時間が長い、待機...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 東京圏への人口の過度の集中の原因については、今委員が御指摘もされましたが、文化施設やイベントが豊富であること、あるいは多様な商品にあふれ、流行の先端を行く消費生活が楽しめること、あるいは大企業や会社の本社機能が集中し、就職に有利であることなどがあります。そうし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、先ほど申し上げましたように、東京という大都市には世界の中の東京という位置づけがあって、その中で、東京に世界から人々が集まってくる、あるいは東京からアジアにというゲートウエーの役割も果たしているわけでございます。そうした機能を生かしていくことは、日本全体...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、鈴木克昌委員が市長を務められた蒲郡にもお邪魔をさせていただいたこともございます。あのような美しいまちづくりに市長として貢献された、尊敬する鈴木先生の言葉でございますので、我々も、我々の政策が決して弱者に厳しいことになってはならない、こう思うわけであります...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに御指摘のとおりでありまして、今までの地域の活性化に課題、問題があったとすれば、霞が関の役人が霞が関にいて、自分たちが考えれば間違いがないというものをつくって、地方自治体、地域に住む人たちに、俺たちがやった政策が正しいんだからこのとおりやればうまくいくよと...全文を見る
11月04日第187回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 米軍基地の多くが沖縄に集中している中にあって、沖縄の米軍基地の、対する負担軽減は沖縄県民の、そして私たちにとっての悲願でもあります。しかし同時に、それは政府と沖縄の皆様、あるいはまた交渉相手である米軍とともにしっかりと進めていく必要があるわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま岡田委員が指摘されたように、沖縄は日本において唯一の地上戦を経験し、そして、その後の長い米国による占領時代があったわけであり、かつ多くの基地が存在するという特殊な事情があるわけであります。  その中におきまして、一人当たり県民所得も全国で最...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最初の形はまさに美しい日本ではないかと、このように思いますが、もう一方の方は、これを見ると何となく悲しくなるわけでありまして、やはりバランスが取れて初めて日本のみずみずしい発展があるのではないかと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もし、生まれ変われるとしたらもう一度日本人として生まれたい、日本人としての誇り、まさにそれは矜持を示すことにもつながっていくんだろうなと。一人でもそういう国民が増えていくよう我々も施策をしっかりと進めていきたいと思うところでございます。  そこで、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本の強みの一つがまさに科学技術であり、そしてまた物づくりであろうと、このように思います。  MRJや高速鉄道の事業が成長するためには、国内だけでなく海外市場を獲得することが重要であると考えています。政府としては、MRJを成功させるため、また新幹線...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 人は、生まれてこの世を去るまで、時に病気になる場合もありますし、病気が重篤になって仕事を失う場合もあります。あるいは、年を取って仕事から離れなければならないというときを迎えるわけでございますし、また、年を取れば病気になりやすくなっていくと。また、経済...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆるアベノミクスと言われている政策は、大胆な金融政策と機動的な財政政策と民間投資を喚起する成長戦略によって、デフレから脱却し、経済を力強く成長させ、そしてまさに国民を豊かにする政策であります。という意味においては、豊かになる、生活がより豊かになっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、株価が上がるというのは、株価が上がることだけではなくて、例えば、先ほどのGPIFの議論もございましたが、年金の運用もプラスになります。そして、株価が上がることによって大きな資産効果を呼び、そしてそれは消費に結び付き、経済の成長にプラスになっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、実質賃金と名目賃金についてお話をされたわけであります。今年四月から三%消費税を引き上げましたから、これは強制的に物価は上がっていくわけであります。これはもう昨年の予算委員会等で私が御説明をしてきたところでございますが、我々は、まずデフレ経済を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、櫻井委員には教えていただくことは多々あると思っております。資料等についても、確かに委員がおっしゃったように、一つの役所の資料だけでは、その役所の言わばある程度思いが入ったものだけになっている可能性もございますので、なるべく経済の指標等については...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、まずマクロで捉えなければ、しっかりと経済政策を分析し、進めていくことはできないんだろうと思います。マクロ全体においては、これは明らかに我々が政権を奪取する前はマイナス成長なんですから。二期連続のマイナス成長でありました。それを、我々が政権を取...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最初に申し上げましたとおり、まさに国民総所得は四十兆円失われていたんですから、その間ですね、我々が政権を獲得してからそれがプラスに転じたのは事実であります。そのことははっきりと申し上げておきたいと思いますし。  そして、言わば輸出構造云々というお話...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一〇%強から二〇%強へと倍増したのは事実であります。  私はファクトを申し上げておりまして、経済の分析はファクトを見ながら比較をしていくということが大切だろうと思います。  製造業の生産基盤は海外に急速に移転したのは事実であります。これは櫻井委員...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳しくは厚労大臣からお話をいたしますが、まさにデフレ下においては、基本的に国債等を中心に運用するということでいいんだろうと思います。事実、日本の株価は上がっていかない、あるいは下がっている状況でありますから、そういう運用だったんだろうと、このように思...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 経済学者が分析する資産効果として申し上げたわけでありまして、資産効果としては、言わば賃金が上がった場合、賃金が上がっていくというのは、まさにそれぞれの勤労者にとって一年間一生懸命頑張った結果でありますから、その支出については当然慎重に考えていくわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 株を持っている人、言わば、じかに株を持っている、しかし投資信託の形で持っている方もおられるでしょうし、事実、また年金もまさに株価で運用もされているわけでございます。同時に……(発言する者あり)済みません、静かにしていただけますか。同時に、今私が申し上...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこで申し上げますが、我々が政権を取ってこの政策を進めてから、この政策を進めてからまさに国民の言わば一般の消費が景気を引っ張ったのは事実であります。この景気を引っ張ったのが消費であるのも事実でありますし、その上において資産効果がある程度の役割を果たし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 櫻井委員の御指摘でございますから、しっかりと検討させたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 改造内閣において二人の閣僚が辞任をいたしました。国民の皆様には大変な御迷惑をお掛けをいたしましたことをおわびを申し上げる次第でございます。  また、任命責任は総理大臣である私にございます。この任命責任の重さをしっかりとかみしめながら、しかし、国民の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは恐らく田中元法務大臣の件だろうと思いますが、田中さんの件と宮沢さんの件がいかに違うかということを御説明いたしますと、寄附を受けた民主党神奈川県第五総支部の平成二十一年の収支報告書に寄附した法人の代表者名が外国籍名で記載されたこと、そして、田中法...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず最初に、私は好きだから海外に出張しているのではありません。好きとか嫌いとかではなくて、総理大臣として出張すべきところに出張しているわけでありまして、嫌いだから行かないという総理が出てきたら本当に困ると思います。  そこで、御質問にお答えさせてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 内閣を改造し、二人の閣僚が辞任するという結果を招いたことに対しまして、任命権者として責任を痛感をしているところでございます。  同時に、今、長沢委員が御指摘になられたように、数々の課題を私たちは抱えているわけであります。こうした課題に対する対応が遅...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般、全国各地で豪雨、土砂災害、火山噴火など様々な災害が立て続けに発生し、痛ましい被害が生じたところであります。私も被災した現場に赴き、災害のすさまじさを目の当たりにしてまいりました。  改めて、これらの災害で亡くなられた方々の御冥福をお祈りすると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の御嶽山における噴火によって五十七名もの方々がお亡くなりになり、また、まだ六名の方が行方不明のままであります。火山噴火災害の被害のすさまじさを改めて実感し、同時に、火山防災対策を強化する必要性を強く認識したところでありまして、まさに長沢先生の御指...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今日、今ここに並んでいる閣僚は三対二でこういうバランスになっておりますが、我々はこの指導的な地位に立つ女性だけをつくっていくということでは全くないわけでありまして、全ての女性が希望や夢をかなえることができる社会をつくっていきたいと、こういうことでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 突然の御質問でございますが、昨日、文化勲章の、叙勲の関係で皇居に参りまして、そのときにたまたまその話になったわけでありますが、これは、徳川家康が開城して後、天守閣を造るわけでありますが、二代目のときにも新たに造り、三代目家光のときに新たに造ったと、し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今お伺いをした御意見も入っております委員の著書、拝読もさせていただきました。  この一両年は、東京都は、文化や競争力、利便性等においての国際都市比較においては順位が上がっているというふうに認識をしておりますが、そこでこの江戸城でございますが、この江...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変参考になる御意見だったと、このように思います。  お城、天守閣を造るというのは、全国様々な地域でそうした運動が行われておりまして、私の地元でも、萩城を造る、これは三十年間ぐらい取り組んでいるんですが、なかなかこれはまあ難しいという状況であります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員がおっしゃったような意味において、各地域が自分たちの歴史や伝統にもう一度思いをはせながらその中心であった城郭を言わば市民みんなの力で再生していこうと、そしてそれは、完全に復元という、難しい、技術的に難易度の高いものでありますが、それを成し遂げた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 松沢議員は、言わばたばこ自体が健康に悪いという中において、たばこという産業自体をこれはもうやめたらどうかと、そのように聞こえるわけでございますが、しかし、その中において、政府としては、たばこ事業法において、葉たばこ農家の経営安定を図るためにJTによる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、松沢委員の御意見は一つのお考えだと私も思います。  その上で、まだ残っているたばこ農家をどのように今後位置付けていくのかと。JTとしては、むしろ完全民営化されれば、たばこ農家はもうこれは切るということも考えられるわけでございます。そこのとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) プレーフィーにつきましては、私はこの富士桜カントリー倶楽部の、あそこに別荘を所有しているものでありますから、事実上、会員権は持っていないんですが、会員扱いということになっておりますので、プレーフィー自体はそれほど高くはないと思いますが、利用税につきま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、委員がおっしゃったように、全国の平均、私の地元なんかはそうなんですが、大体今は七千円とか八千円で、食事が付いて八千円ぐらいでありまして、その中でゴルフ場利用税の比率が高くなっているのは事実でございまして、これはまた総務大臣ともよく相談をしなが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、小野委員も小泉内閣時代に秘書官として官邸に入っておられたから十分に承知をしておられると思いますが、外交交渉においては全てを表に出せるわけではないわけでありまして、まさに交渉当事者のみが知り得ることもございます。それがなければ交渉者同士の信頼関...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日朝間の交渉においては、今まで北朝鮮側が拉致問題について調査をすると言ってきたことは何回もあります。その間、我々は、例えば八万トンの米の支援をしたこともあります。数十万トンの米の支援をしたこともある。しかし、残念ながら、これは全くの空振りになったのは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳細については経産大臣から答弁をさせますが、エネルギー政策につきましては、国民生活や経済活動に支障がないよう責任あるエネルギー政策を構築することが何よりも重要であると、このように考えております。  その上において、今ゼロだからいいではないかという議...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 給与改定臨時特例法に基づく特例減額措置は、労働基本権制約の代償措置の根幹を成す人事院勧告制度の下では異例の措置として、東日本大震災の復興財源を確保するため、二年間に限り講じられたものであります。法律の規則どおり本年三月をもって終了させることは適当と判...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはまさに国会議員の身分、待遇に関わることだろうと思います。政治活動の諸経費については、それぞれの国会議員が国民に疑念を持たれないように責任を持って行動すべき問題であろうと考えます。  その上で、公開のルール化については、活動そのものに関わる、議...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まあ将棋で言えば、もう時間、タイムオーバーということだと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この特定秘密につきましては、これはもう全くそうした枠組みがないところに突然つくるものではないわけでありまして、今までも特別管理秘密があり、防衛秘密があり、また外交秘密もあり、あるいはまた米軍との協定の中の秘密もあるわけであります。  統一ルールがな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わばこのキャンプ・シュワブのやり取りについては、これは詳細を知っているのが防衛大臣で、私は詳細を承知をしておりませんから防衛大臣から答弁させますが、私が先ほど申し上げた、あるいは今引用されたのは、防衛政策について透明性を維持をしていくというのは当然...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず御説明いたしますと、今既に、先ほど申し上げましたように、特別管理秘密があり、防衛秘密があり、アメリカとの協定上の秘密があり、それぞれ運用されているわけであります。私は内閣総理大臣ではありますが、それぞれの秘密がどのように指定されているかということ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今までは、そもそも総理大臣である私も、一体、秘密、特別管理秘密がありますよ、特別管理秘密の中の何割が衛星写真で、どれぐらいが武器の秘密で、そしてどれぐらいが暗号か、そしてどれぐらいが外交機密であるものか、また防衛機密であるものかということは、これは把...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一部の国、民族を排除しようという言動があることは極めて残念であり、あってはならないことであろうと、このように思います。  いわゆるヘイトスピーチと言われる言動の規制については、個々の事案の具体的状況を検討する必要があり一概に申し上げることは困難であ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の吉田議員の質問の仕方は極めて私は失礼だと思いますよ。私がその人物と親しいというのは、何の証拠をもって、その写真だけなんですか。その写真は私だけではないですよ。先般の衆議院の予算委員会で山谷議員を責めているときに、私もその人物と、どうやらネット上で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、今、吉田委員に申し上げたのは、私が写真を撮ったから、このヘイトスピーチに対する態度が甘いという吉田さんの言わば決め付けに対して、厳しく反論をしたところであります。  つまり、そういう見方をするというのは明らかに間違いであって、繰り返しになりま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの質問は、私、見逃すことできませんよ。重大な名誉毀損ですよ。吉田さんは今その事実をどこで確かめたんですか。まさか週刊誌の記事だけではないでしょうね。週刊誌の記事だけですか。週刊誌の記事だけで私を誹謗中傷するというのは、議員として私は恥ずかしい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 質問の中で、時効になっているからとか、まるで私が犯罪を犯しているかのごとき、脱税を犯していると断定しているじゃないですか。それは余りにも失礼ですよ。これ断定しているんだったら、あなたは断定している証明をしなければいけない。質問というのはそういうもので...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税につきましては、年金、医療、介護、こうした社会保障制度をしっかりと次世代に引き継いでいくために、あるいは子育て支援の拡充のために、我々は、野党ではありましたが、当時の民主党、そして公明党とともに消費税の引上げについて法案に賛成したところでござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 本年四月の日米首脳会談において、私から直接オバマ大統領に対して、普天間飛行場の五年以内の運用停止を含む仲井眞知事からの御要望を説明いたしました、直接ですね。これは外務大臣もそこにはいた場所でございますが、沖縄負担の軽減について更なる協力を要請したとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の財政状況についての御質問でございますが、GDPの二倍程度という巨額の公的債務が累積をしています。こうした将来への負担の先送りが続く状況を改善していかなければならないと、こう考えています。  こうした中で、安倍内閣としては、経済再生と財政健全...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの累積債務でありますが、この累積債務は絶対額をもちろん見ていく必要があるんですが、正しく見ていく上においてはGDP比で見ていく必要があるんだろうと思います。言わばGDPが大きくなっていけば、絶対額がたとえ大きくても、それは比率として何%かという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員の御議論に盛んに隣で財務大臣がうなずいていたところでございますが、言わば税収を増やしていく上においても名目GDPを伸ばしていく必要も同時にあるわけでありますし、デフレからしっかりと脱却していくことも大切であります。先ほど、金利の話もあるわけであ...全文を見る
11月07日第187回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○安倍内閣総理大臣 今回の改正案は、みずからの働き方として派遣を積極的に選択している派遣労働者については、その待遇を改善するなどを図るとともに、正社員を希望する派遣労働者については、正社員への道が開かれるようにするものであります。  安倍内閣としては、若者、女性、高齢者、難病や...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一般に、派遣労働者の方々、派遣労働という働き方には、雇用の安定やキャリア形成が図られにくいという面があるのも事実であります。働く人の希望に応じて、正社員化を含むキャリアアップを図ることが重要である、このように考えています。  このため、今回の改正案では、派遣...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘になったように、派遣で働く方々も、キャリアアップしたい、こういう希望を持っている方はたくさんいらっしゃると思います。しかし、現行の労働者派遣法では、これまで、派遣で働く方々のキャリアアップを進めるための具体的な措置が定められておりませんでした。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 同一労働をしていれば同一賃金が保障されるという仕組みをつくっていくことは、一つの重要な考え方だ、このように私も考えております。  他方、職務に対応した賃金体系が普及していない、能力や責任の大きさなど、さまざまな要素を考慮して労働者の処遇が決定されることが一般...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般の通常国会で過労死等防止対策推進法が成立をするなど、働く方々の長時間労働の是正はますます重要な課題になっています。  このため、この十一月に過重労働解消キャンペーンを行いまして、重点的な監督指導を実施するなど、企業への対応の強化を図るとともに、法に違反す...全文を見る
11月07日第187回国会 参議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中原八一議員にお答えいたします。  地方創生の実現についてお尋ねがありました。  人口急減、超高齢化という構造的な問題に対しては、景気回復の波を全国隅々に届け、安心して働き、子育てができる地域をつくることにより、人口減少を克服する道筋を描くことが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 藤本議員にお答えをいたします。  私がいつ頃から地方創生に取り組んできたのかについてお尋ねがありました。  私のふるさとは山口県の山陰地方であります。中山間地と離島といった地方にお住まいの皆さんが、伝統あるふるさとを守り、美しい日本を支えてきた、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 横山信一議員にお答えをいたします。  経済再生における地方の重要性や役割及び半島振興についてお尋ねがありました。  活力ある地方の実現なくして成長戦略の成功はないとの認識の下、地方の自発的で多様な発意を国が後押しし、それぞれの地域で住みよい環境を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山田太郎議員にお答えをいたします。  地域再生関連施策の検証、総括についてお尋ねがありました。  今般の法案提出に当たっては、各省の地域活性化策に関する施策について関係閣僚会議で検証を行い、各種の施策をワンストップで運用できるように制度整備するこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 儀間光男議員にお答えをいたします。  地方への統治機構と財源の移譲についてお尋ねがありました。  各地域の活性化策を推進するに当たっては、これまでの国主導のやり方ではなく、地方の個性ある取組を国が後押しすることを基本とし、地域への権限、財源等の移...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 吉良よし子議員にお答えをいたします。  集約と活性化による地域内格差の拡大等についてお尋ねがありました。  地方創生は、中山間地、地方都市、大都市など、地域の特性に応じた課題解決を基本的な視点に掲げて取り組むこととしており、特定の地域の切捨ては考...全文を見る
11月19日第187回国会 参議院 地方創生に関する特別委員会 第4号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になったように、全総あるいは日本列島改造論、そしてふるさと創生事業等、様々な取組がございました。その時々に、何とか日本の地域を、ふるさとを活性化させたい、そうした地域の活性化があって初めて日本が日本らしい国として未来をつくっていく...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、石井委員がおっしゃったような、今までと次元の違う思い切った発想と、そしてそれを実行していく決意が私は必要なんだろうなと改めて思いました。国は国家としての本来的な任務に重点を置き、身近な行政は地方が担う、この役割分担をしっかりと行っていくことは当然...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地方創生を進めるに当たりましては、人口の減少に歯止めを掛けて、そして東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して将来にわたって活力ある日本社会を維持をしていくために、国、地方、事業者が適切な役割分担の下、相互に連携しなが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になった点が私も非常に重要なポイントなんだろうと、このように思います。  私たちが進めているこの政策というのは、まさに地域を活性化させていく、その地域に住んでいる方々が地域の未来に希望が持てるように、そして、そのためにも安心して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) インフラ整備、正しい公共事業は、これはまさに私は未来への投資でありまして、次の世代に引き渡すしっかりとした資産であろうと、このように思います。  今から五十年前、新幹線ができました。あのときは国鉄時代ですね、新幹線ができて、名神高速道路ができて、東...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 共同溝については、震災時のライフラインの機能の保全といった防災の観点からも、また電線の地中化により景観が良くなるといった町づくりの観点からも重要な施設であると認識をしています。  具体的な整備状況としては、全国で計画約六百キロメートルのうち約五百六...全文を見る