安倍晋三

あべしんぞう

小選挙区(山口県第四区)選出
自由民主党
当選回数10回

安倍晋三の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第189回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 前原誠司議員にお答えをいたします。  ISILが拘束する他の日本人の有無及び邦人テロ事件への政府の対応についてお尋ねがありました。  ISILによる卑劣なテロは、言語道断の暴挙であり、強く非難します。湯川遥菜さんの御家族の御心痛は察するに余りあり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 後藤茂之議員にお答えいたします。  邦人テロ事件への対応及び国際社会のテロに対する取り組みへの貢献についてお尋ねがありました。  ISILによる卑劣なテロは、言語道断の暴挙であり、強く非難します。  政府としては、人命第一の立場に立ち、後藤健二...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 柿沢未途議員にお答えをいたします。  ISILの活動する地域における日本人についてのお尋ねがありました。  シリア全域及びイラクでISILが活動する地域について、政府は退避勧告を発出しており、いかなる邦人に対しても、この地域に入らないよう勧告して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 赤羽一嘉議員にお答えをいたします。  シリアにおける邦人テロ事件への対応についてお尋ねがありました。  ISILによる卑劣なテロは、言語道断の暴挙であり、強く非難します。  政府としては、人命第一の立場に立ち、これまで培ってきたあらゆるチャンネ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 穀田恵二議員にお答えいたします。  所信表明演説についてお尋ねがありました。  経済の再生、復興、社会保障改革、教育の再生、地方創生、女性が輝く社会の実現、そして外交、安全保障の立て直し、私たち自由民主党と公明党は、さきの総選挙において、これらの...全文を見る
01月28日第189回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 柳田稔議員にお答えいたします。  中東・イスラム諸国の対日感情及び我が国のイメージについてお尋ねがありました。  政権発足以来、この二年間で多くの中東・イスラム諸国を訪問してきましたが、中東・イスラム諸国には日本に対して好意的な感情を抱いている人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 関口昌一議員にお答えをいたします。  テロ根絶に向けた今後の国内外におけるテロ対策についてお尋ねがありました。  ISILによる卑劣なテロは言語道断の暴挙であり、強く非難します。今回の事件のほかにも、フランスにおけるテロ事件に見られるように、世界...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 荒木清寛議員にお答えいたします。  シリアにおける邦人テロ事件への対応についてお尋ねがありました。  ISILによる卑劣なテロは、言語道断の暴挙であり、強く非難します。我が国は決してテロに屈することはありません。政府としては、人命第一の立場に立ち...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 川田龍平議員にお答えをいたします。  補正予算についてお尋ねがありました。  今般の経済対策は、地域の消費など経済の脆弱な部分に的を絞り、かつスピード感を持って対応を行うことで、個人消費のてこ入れと地方経済の底上げを図るものです。このため、地域の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井上哲士議員にお答えいたします。  政策実行に係る政治姿勢についてお尋ねがありました。  我が自民党は、できることしか約束しない、約束したことは必ず実行する政党であります。それなくして政治への国民の信頼はありません。  総選挙は、それぞれの政党...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 松山政司議員にお答えをいたします。  地域や国際社会の平和と安定への我が国の貢献についてお尋ねがありました。  シリアにおける邦人テロ事件やパリで発生した新聞社襲撃事件など、世界の情勢はテロ事件の頻発により緊迫度を増しています。しかし、リスクを恐...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 相原久美子議員にお答えいたします。  国会における決算の審査は、執行された予算が所期の目的を果たしているか等について御審議いただき予算等へと反映していくものであり、極めて重要なものと認識しています。  政府としては、従来より、国会での審議内容や決...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 杉久武議員にお答えをいたします。  アベノミクスの評価と決意についてお尋ねがありました。  十五年以上続くデフレからの脱却に資するため、三本の矢の取組により、経済最優先で政権運営に当たってまいりました。日本銀行は二%の物価安定の目標を掲げ、大胆な...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 藤巻健史議員にお答えをいたします。  この二十年間の経済政策の総括についてお尋ねがありました。  我が国は、バブル崩壊以降、低い経済成長と長引くデフレによる停滞の二十年を経験してまいりました。この間の累次の経済対策は一定の景気下支え効果があったと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 田村智子議員にお答えをいたします。  公共事業と財政健全化についてお尋ねがありました。  公共事業関係費については、平成二十五年度一般会計決算において七兆九千七百五十二億円と、前年度比二兆一千九百九十二億円の増加となっております。これは、経済の底...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 松田公太議員にお答えをいたします。  シリアにおける邦人テロ事件とエジプトで行った政策スピーチについてお尋ねがありました。  そもそも、テロ集団の主張がどうあれ、彼らの行動については全く正当性はありません。その上で申し上げれば、スピーチの英文は和...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 江口克彦議員にお答えいたします。  決算審査の視点、役割と研究開発の取組についてお尋ねがありました。  国会における決算の審査は、執行された予算が所期の目的を果たしているか等について御審議いただき予算等へと反映していくものであり、極めて重要なもの...全文を見る
01月29日第189回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○安倍内閣総理大臣 今回のISILのテロ行為、無辜の市民を巻き込んだ卑劣なテロ行為は、断じて許すことのできないテロであります。強く非難をいたします。  シリアにおける邦人テロ事件やパリで発生した新聞社襲撃事件など、世界の情勢は、テロ事件の頻発により緊迫度を増しています。もはやど...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 二年前に我々が政権を奪還した際、デフレから脱却をし、経済を力強く成長させていく、国民生活を豊かにしていくというお約束をいたしました。  三本の矢の政策を進めてきた結果、現在はデフレではないという状況をつくり出すことができました。名目成長もプラスであります。そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が従来から申し上げてまいりました戦後レジームからの脱却とは、日本は占領時代を経験しておりますが、この七年間の占領時代にさまざまな仕組みがつくられたわけであります。いわば、占領されている時代に基本的な大きな仕組みがつくられた。つまり、これは、自分たちの手でこの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国は、戦後七十年の間、さきの大戦の深い反省とともに、ひたすら自由で民主的で、人権を守り、法を尊重する国をつくり上げ、アジアや世界の友人たちの平和と発展のためにできる限りの貢献を行ってまいりました。  戦後七十年の談話については、さきの大戦への反省、戦後の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、なぜ改革をしなければならないかということでありまして、私は、改革のための改革は厳に慎まなければならないと思います。改革という名のもとに、改革という行為自体に酔ったかのようにただ物事を破壊していく、これは改革の名に値しない、このように思います。  日本は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど稲田委員が紹介をされたように、農業者の平均年齢は相当高齢化が進んでいるわけでありまして、生産額が減少し、そして耕作放棄地がふえている、そういう構造的な問題が顕在化をしている中において、農業の活性化は待ったなしであります。  消費者ニーズに対応した強い農...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、この資料、マグロウヒル社の教科書を拝見いたしまして、私も本当に愕然といたしました。主張すべき点をしっかりと主張してこなかった、あるいは訂正すべき点を国際社会に向かって訂正してこなかった結果、このような教科書が米国で使われているという結果になってきた。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 新たなメッセージについては、情報には接しております。現在確認中でございますが、いずれにせよ、一日も早い邦人の解放に向けて全力を傾けてまいります。
○安倍内閣総理大臣 農業においては、既に農業従事者の平均年齢は高齢化が進んでいるわけでありまして、その中で、生産額は減少しているわけでありますし、また、耕作地も耕作放棄地が増大をしている。こういう構造的な大きな問題があります。その意味におきましては、我が国の農業の活性化は待ったな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 財政の健全化を進めていくためには、デフレから脱却をして、しっかりと経済を成長させ、税収をふやしていく。同時に、歳出を見直しをしていく、削減すべきものは削減していかなければならないと思います。  そして、歳出におきましては、最大の項目については社会保障分野にな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、人命第一に立って、これまで培ってきたあらゆる外交チャンネル、ルートを最大限活用いたしまして、早期解放に向けて全力で取り組んでいるところであります。  私自身も、中東訪問中を含め、帰国してからも、各国の首脳との電話会談を通じ、情報の収集、協力の要...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御指摘のとおり、フランスでの報道機関に対するテロ、あるいはベルギーにおける大規模なテロのいわば準備が行われていたという事案もございました。世界ではテロの脅威が増大しているものと認識をしています。  政府としては、こうした厳しい状況を踏まえまして、国際社会と緊...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日韓関係は、ことし、正常化して五十周年を迎えるわけでございまして、五十周年にふさわしい年にしていきたい、こう思っております。  韓国は、戦略的利益を共有する大切な隣国であります。日韓間には難しい問題もありますが、だからこそ、前提条件をつけずに、首脳レベルでも...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この選挙の結果でございますが、日本は十五年にわたってデフレ不況に苦しんできたわけでございます。給与は下がり、国の地位も低下している、この状況を変えてもらいたい。  我々は、この二年の間に、デフレではないという状況を三本の矢の政策、異次元の政策でつくり出すこと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍内閣におきましては、経済の好循環を確かなものとすることによって、幅広い方々に景気回復の実感をお届けすることができると考えています。そのための三本の矢の政策を進めていきたい。  例えば、雇用環境については、二年連続で最低賃金の大幅引き上げを実施いたしました...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この二年間の私たちの政策の成果で、多くの企業が最高の収益を上げているわけでございます。  そこで、デフレから脱却をして景気の好循環をしっかりと回転させていくためには、ただ企業の政策に任せているだけでは実現しないわけでありまして、いわば、市場主義、自由主義経済...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、この事案が発生以来、人命第一の立場に立って、これまで培ってきた外交チャンネル、ルートを最大限活用して人質の解放に全力を尽くしているところであります。  そして、昨夜、ヨルダン広報担当国務大臣は、ヨルダン軍パイロットを解放するならば、サジダ死刑囚...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の出来事だけではなくて、先般、フランスにおいて報道機関に対する許しがたいテロ行為があったわけでございます。  政府としては、こうした厳しい状況を踏まえまして、国際社会と緊密に連携し、情報交換なんかもしっかりと行っていかなければなりませんが、不穏動向の早期...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる格差でございますが、格差がいわば固定化されたものなのかどうか、あるいはまた、この格差が例えば人々にとって許容の範囲を超えているものなのかどうかということが重要だろう、こう思うわけでございます。  今御紹介されましたOECDの報告書では、先進国の傾向と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ピケティも本書の中で、欧米、特に日本は一九四五年以降、格差は顕著な拡大はない、このように述べていることもつけ加えておきたい、このように思うわけでございます。  またさらに、労働市場につきましても、高齢者の再雇用もあって非正規雇用者数も増加をしておりますが、一...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 子供の将来がそのお子さんの生まれ育った環境によって左右されることがないように、子供の貧困対策に取り組むことは極めて重要であると考えております。  貧困率は、世帯ごとの可処分所得に基づいて算出されているため、資産の保有状況が反映されていません。また、一般に、貧...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 同一労働に対して同一賃金が支払われるという仕組みをつくっていくことは、一つの重要な考え方というふうに私も認識をしています。  しかし、ある時点で仕事が同じであったとしても、さまざまな仕事を経験し、責任を負っている労働者と経験の浅い労働者との間で賃金を同一にす...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはもう繰り返し答弁をしているように、村山談話についても、そしてまたその後に出された小泉談話についても、政府の閣議決定された談話を全体として受け継いでいくという考え方を表明しているとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、談話については全体として受け継いでいくということを明確に申し上げているとおりでございます。  その上に立って、過去の反省、大戦の反省の上に立って、戦後の歩み、日本は自由で民主的な国をつくり、法をたっとび、そして、アジアや世界のため...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、今ここで一つ一つの字句について論評するつもりはございません。  これは、再々申し上げておりますように、全体として受け継いでいるということを申し上げているわけでございます。そして、これはもう再三申し上げているわけでありますからここで繰り返す必要はないのだ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 再々申し上げておりますとおり、五十年において発出された村山談話、あるいは六十年において発出された小泉談話については、閣議決定されているものであり、我々は全体として受け継いでいるということは、申し上げているとおりでございます。  その上に立って、我々は、さきの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、長妻委員は、やじの発言をまるで私が言ったかのごとくの紹介をしておられたので、私は非常に不愉快でありまして、これは、教訓は必要ないと言ったことは一回もないわけでありますし、まさに私が申し上げたのは、さきの大戦の反省の上に立ってこういうことを申し上げているわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 教訓は、これは多くの国民とともに教訓を共有しているところでありますが、まず、戦争の惨禍を二度と繰り返してはならないということであります。これが最大の教訓であろう、このように思うわけであります。
○安倍内閣総理大臣 これは、国会においては国会の御意思として決議なりなんなりを出されるということはあるんだろう、こう思うわけでありますし、長妻委員は長妻委員の御見識を示されたらいいんだろう、このように思うわけでございまして、安倍内閣としては安倍内閣の責任の上において談話を発出させ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、長妻議員のお考えは、一部でしょうが、拝聴させていただきました。安倍内閣としては、今後、有識者の方々からの御議論もいただきながら、安倍内閣として談話を発出させていただきたい、このように思うところでございます。  その際、まさに……(発言する者あり)済みませ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 静かにしてくださいよ。  よろしいですか。(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 それでは答えさせていただきます。  その上に立って、我々は、さきの大戦の反省の上に立って、さらに、その時代は、世界はどういう時代であったのかということも俯瞰もしながら、その中で日本はどうあったのかということも御議論をいただきながら、そして、戦後の歩み、そして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 このたびの税制改正においても、累進課税の最高税率を上げておりますし、また相続税のいわば課税範囲を広げているところでございまして、我々も、所得の再配分を適切に行いながら、頑張った人が報われる社会をつくっていきたい、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 先ほどお答えをした税制については、つけ加えさせていただきますと、二十五年度改正でございまして、本年一月から適用されているものでありまして、所得税については最高税率を四〇から四五、相続税の見直しで最高税率引き上げ及び基礎控除の引き下げを講じてきたところでございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ですから、今、システムについて御説明をさせていただいたわけでございまして、こういうシステムになっているわけでありますが、都道府県とともに、国はこういう方針のもとに一万二千円上げることが可能となる財源手当てをいたしておりますので、しっかりと上げていただくように我...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今度のこの介護報酬全体の改定においては、例えば介護職員の処遇改善としてプラス一・六五%、そして、例えば中重度の要介護者に対する在宅生活を支援するためのサービスの充実としてプラス〇・五六%、このように決めているわけでありますから、これにのっとってしっかりと施設側...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 既に今、大臣から説明をさせていただきました。  今回の改定に当たっては、例えば収支差については一〇%ですか、それぐらいあるという現実、特養は一〇%であり、また内部留保も相当程度あるという中において、今回こういう改定をしたところでございます。そして、その中にお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは国費が一〇〇%ではありません。半分が税金です。(山井委員「国費のことを言っているんです」と呼ぶ)国費のことを今おっしゃった。全体は違います。国費が半分。今おっしゃった額と同程度の額が保険料と本人負担です。つまり、上げるということは、保険料も上がるし本人負...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、詳細については厚労大臣から丁寧に説明をさせていただいたところでございますが、要は、安い外国人労働者を安易に使うことはしないということでありまして、介護職のイメージを低下させない、あるいはまた日本人と同じ待遇をちゃんとしていく、そしてまた、あるいは日本人の介...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 介護職についてのイメージについても、確かに、大変きつい仕事であるというイメージ、そして、なかなかそこでキャリアをアップしにくいというイメージがあるのも事実であります。そして、現実の問題としてそういう状況が生まれているところもあるのも事実なんだろうと思います。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いや、山井委員、それはこじつけであって、今厚労大臣からお答えをさせていただいたように、正社員化を望む方には正社員化への道をしっかりと用意しなければいけない、そのためにさまざまな義務づけ、規則をつくっています。一方、非正規で働く方々に対しては、そのまま非正規でい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど大臣から答弁したように、届け出制から許可制に変わる、これは大変厳しい変化だと思いますよ。  それと同時に、派遣期間終了時の派遣労働者の雇用安定措置について、これは派遣元に課すわけでありますし、三年経過時は義務であり、一年以上三年未満は努力義務、こういう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島の福島第一原発の過酷事故、なぜああいう結果になってしまったのかということは、これはやはり安全神話に寄りかかっていたと言わざるを得ないわけでありまして、事故は起こり得る、起こり得る事故の中において、いかに住民を、国民を危険から守り得るかという視点がやはり一部...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 討論型世論調査というのは、いわゆるフォーカス調査とも言われているものなんだろうと思います。これは、幅広くサンプルを抽出するものから、ある程度の人数の中で議論を重ねていく。  これは当然、そこでさまざまな議論がなされる、あるいは情報がその中で吟味されるというよ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、国民に対して安定的な、そして安価なエネルギーを供給していく、電力を供給していくという大きな責任を負っていると思います。その中において、我々は、あの過酷事故を経験いたしましたので、原子力依存度は可能な限り減少させていく。では、今どこまで減らしていく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは既に御答弁を申し上げておりますが、昨年八月に湯川さんが、そして十一月に後藤さんがそれぞれ行方不明になっているとの事案を認知した直後に、官邸に情報連絡室、外務省に対策室を設置するとともに、ヨルダンに現地対策本部を立ち上げ、全力を挙げて情報収集や協力要請を行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般はパリで言論に対する大きなテロがございました。また、ベルギーにおいても、大規模なテロの準備が行われていたという中で銃撃戦が行われたという事案があったわけでありますし、大勢の人々がこのISILによって略取されている。いわば、どの国もテロから完全に安全ではない...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々日本は、エネルギーを中東地域に負っているわけであります。また、中東地域の平和と安定は、世界にとってまさに実現をしなければならない大きな課題であって、その中で日本もその貢献を果たしていく当然の責務があるわけでございます。  その中において、日本は過激主義の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 委員が何をもってリスクというふうにおっしゃっているか、私もよく理解できないところがあるのですが、例えば、今、我々と情報を共有し合っているヨルダンは難民を受け入れているわけであります。このヨルダンに対して、世界が支援の手を差し伸べているわけでございます。また、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、リスクというお話を中心にされているわけであります。  我々が今進めようとしている安全保障法制は、まさに国民の命と幸せを守るための法制であります。それはつまり、我々がしっかりと法制を定めて自衛隊が活動をしなければ、国民に大きな被害があるということであります...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 投票日については、野田総理の行った解散と二日しか違わないということは申し上げておきたいと思いますし、いわば野党の立場にあれば、解散がない限り政権は絶対にとれないわけでございまして、我々は野党になった次の日から、与党を解散に追い込ませるために全力を尽くしてきたと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 金融緩和を含めた三本の矢の政策が確実に成果を上げているのは間違いない、このように思います。有効求人倍率も二十二年ぶりの高水準を記録しておりますし、昨年は十五年ぶりの高い水準の賃金の上昇幅であったわけであります。そこは間違いないんだろう、こう思うわけでございます...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基礎的財政収支についての考え方は、今議員がおっしゃったとおりでございます。  しかし、基礎的財政収支ありきで農政をねじ曲げるようなことがあっては私はならない、これは当然のことであって、基礎的財政収支を二分の一にするための努力はちゃんとしますが、それと、今、階...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 原油価格は現在下落基調にはありますが、長期的には、高騰と下落を繰り返しながら上昇してきたところであります。引き続き注視が必要な状況にあるのは事実であります。  また、電力料金は、震災前に比べて産業用で約三割上昇しており、依然として高い水準にあります。さらに、...全文を見る
01月30日第189回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○安倍内閣総理大臣 現時点においては、この事案が続行中でございますので、答弁は控えさせていただきたいと思いますが、我々、ヨルダン政府を初め、しっかりと情報収集を行い、また分析も行いながら、協力も要請しながら、後藤健二さんの解放に向けて全力を尽くしているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 まず、解散については、これは私に与えられている権限であります。どういうタイミングを捉えて解散を行うか、それは私が判断をするわけでございますし、当然、その段階で、我々は既に与党で三分の二を持っていた、あるいは二百九十以上の議席を持っています、ある種、それを大幅に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、私、従来から申し上げておりますように、ここでの議論が私の解散権を縛るものではないと申し上げておりまして、それしか答弁のしようがないところでございます。  適宜適切に国民に信を問うべきだという判断をすれば、その判断も含めて国民の審判を受けるわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当然、この会計検査院の御指摘については真摯に受けとめなければいけない、それはその後の支出に反映させなければならない、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 既に財務大臣からお答えをしておりますが、いわば、本予算に間に合わない、しかし緊急を要する、例えば事業ですね。その事業については、つまり緊急を要しますから、使い始めなければいけないということになります。しかし同時に、その事業については、足は長くなる可能性はあるん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員が御指摘になったように、イスラム国といえば、まるで国として存在しているかのごときの印象を与えますし、いわば国として国際社会から認められている、あるいはまた、イスラムという名前を使っておりますので、イスラムの代表であるかのごとき印象を与えて、イスラム...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど西川大臣から答弁させていただいたところでございますが、我々は、農業を守り、かつ、消費者のニーズにもできる限り合致するような政策を進めていきたい、こう思っているところでございます。  なぜ国境措置をとっているか。日本は、農地、耕作地、非常に狭隘な土地とい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 介護給付費自体は毎年五%伸びて、全体は伸びているわけでありまして、ですから、各事業者においてもそれぞれ当然伸びていると考えるべきなんだろう、このように思います。その中において、介護保険制度の持続可能性を確保しなければなりません。制度の重点化、効率化が必要であり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 補正予算というのは、まさに法令にのっとって、必要に応じて行うものでございます。  今回の補正予算を含めて、安倍政権においては三度補正予算が編成されましたが、これらはいずれも経済再生に向けた経済対策を実行するためのものでございます。  具体的には、二十四年度...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 総選挙というのは、すべからく政権選択の選挙であります。そして、我々も、野党になった瞬間から、とにかく与党に復帰すべく準備を進め、一日も早く、当時の我々は、民主党政権に取ってかわらなければいけないという危機感の中で、解散・総選挙に追い込まなければならない、こう考...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 お答えする前に、先ほどの、選挙をどう考えているかという御議論なんですが、まさに選挙においてこそ、さまざまな課題を国民の前で政党同士が、候補者同士が議論するんですよ。そして国民の皆さんに決めていただくのではないでしょうか。  昨年、集団的自衛権について閣議決定...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 答弁をする前に、まるで私が約束をたがえたかのようなお話をされたんですが、我々は、まず〇増五減と定数の是正をして違憲状態をなくしたわけでございます。  定数削減については最大限の努力をするという約束をしました。しかし、その際、少数党も含めて納得する結論を得なけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 質問に答える前に、しつこいようですが、私は、定数削減、これをしっかりやっていきますのは当然。この定数削減にちゃんと取り組んでいくということは、国民との約束です。ただ、定数削減をしなければ選挙はしないと約束したことは一回もないということは、はっきりと申し上げてお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 株価の大幅な上昇によって、資産効果とマインドの改善がある。マインドの改善は、デフレ脱却においては大きな成果だったと思います。消費税引き上げに伴う駆け込み需要などで、二〇一三年に個人消費は実質所得を上回る伸びとなったのは事実でございます。  大切なのは、これか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この国の財政状況でございますから、身を切る改革をどうしていくべきかということを考えていくのは当然のことなんだろうと思います。内閣におきましては、私、総理としての給与は三割カットしておりまして、閣僚は二割カットしているところであります。  他方、議員の歳費につ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 議員の定数は果たしてどれぐらいがいいのかということについては、これはさまざまな議論があるわけであります。  各地域においては、地域から身近な候補者を出して地域の実情を国政に反映してもらいたい、こう思っているわけでありますし、同時に、その地域の代表に対して、い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 高度成長期に一斉に日本全国でインフラの整備を行いましたが、そうしたインフラが今大体一斉に、同時に更新期を迎えているわけでありますし、メンテナンスの時期を迎えておりますので、この厳しい財政状況の中においては、これに対応していくためには民間の資金やノウハウを最大限...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 選挙結果につきましては、いずれも真摯に受けとめたい、このように思います。  しかし、この機会に申し上げれば、最も大切なことは、住宅や学校に囲まれ、市街地の真ん中にある普天間の固定化は絶対に避けなければならないということでありまして、これが大前提であり、かつ、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま申し上げたのは、事実を申し上げているわけでございます。  事実、空中給油機については、岩国に全機移駐したわけでございます。確かに沖縄にも飛行しているわけでありますが、今までとは全然これは飛行回数は違うわけでありまして、この実績を見れば一目瞭然であろう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げた、KC130の岩国への移駐によって、周囲に住宅や学校等が密接している普天間飛行場には、少数の連絡機を除いて固定翼の航空機はいなくなったわけでございますし、軍人軍属及び家族合わせて約八百七十名が沖縄県外に転出することになりました。  また、KC...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、なぜ私どもが普天間から普天間基地を辺野古へ移設させるか、その必要性について、そして他に道がないということについて御説明をさせていただいたところでございます。  同時に、選挙の結果を真摯に受けとめ、こうした私どもの説明が十分に県民の皆様に伝わっていない...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、普天間飛行場の移設についての経緯でございますが、これは御承知のように、普天間飛行場については、平成八年四月に、沖縄の皆様の強い要請、要望を踏まえて、当時の橋本龍太郎総理がモンデール駐日米国大使と会談を行い、沖縄県内に代替施設を建設することを前提に全面返還...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 防衛省に対しては、第三者委員会で検証を行う旨の連絡があったと報告を受けているところでございまして、その具体的な内容は政府としては承知をしていない、ですからそのように申し上げたわけでございまして、いずれにせよ、これは県内内部の取り組みであることから、詳細について...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、法令に基づいて、プロセスを踏んで作業を進めていく、これは当然のことであろうと思います。
○安倍内閣総理大臣 福島第一原発につきましては、汚染水対策を含め、廃炉、賠償、汚染など、課題は山積をしておりまして、今なお厳しい避難生活を強いられている被災者の方々のことを思うと、収束という言葉を使う状況にはないと考えております。  今般、死亡事故がございました。死亡事故を含む...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島県から福島第二原発の廃炉を要望する声があることは、我々も承知をしております。  今委員が御指摘をされました福島第一原発五号機、六号機は、事故を起こした一号機から四号機の近傍にあって、タンクの増設など、そのスペースを活用することで廃炉の加速化に資するもので...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年の総選挙の第一声も、一二年暮れの総選挙のときにも福島から選挙戦をスタートいたしました、また一昨年の夏の参議院選挙のときもそうでしたが、昨年は福島の相馬市の漁港からスタートしたわけでございます。  駅前ではございませんので、たくさんの方々がというわけではな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これまでも、安倍内閣としては、住宅再建や心のケアなど、福島の再生では国が前面に立って進めてまいりました。これからも復興に全力で取り組んでまいります。  しかし、原子力災害による避難地域においては、避難指示の解除が一部の地域では進んでいるものの、まだ復旧が始ま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本は、この十五年間、デフレ経済、デフレ不況の中で経済も低迷しておりました。また同時に、今委員が指摘されましたように、第一次安倍政権も含めて、一年ごとに総理が交代するということもございまして、日本のプレゼンスは低下をしておりました。  しかし、日本というのは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員がおっしゃったように、テロには屈しない、これが基本原則であります。  その中で、何とか日本人を救出したい。そしてまた、そのために、ヨルダンを初め多くの国々に御協力をいただいております、情報の提供等々で御協力をいただいております。  我々としては、何と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは本会議でお答えをさせていただいておりますように、重複を排除していくということでございますし、そもそも、これは国民の皆さんにとって、各事業が別々、重なっていてわかりにくいということがあってはならないわけでありますから、できる限り、今御質問のあった、あるいは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 浅尾議員に対して答弁をしたわけでございますが、この二十五年度の経済対策については、今は進捗というお話だったんですが、各府省の調査によれば、経済対策は順調に実施をされているというのが我々の検証の結果でございます。  そこで、今、効果も含めてということでございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が申し上げたのは、そもそも基金についてどうなんだという御質問でございましたから、基金全般にわたって、いわば一般論としての基金に対して、なぜ補正でこれは手当てするのかという、これは財務大臣に対する御質問でございましたから、私が答える際には、基金とはいえ、今申し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政権交代以来、三本の矢の政策を進めてまいりました。有効求人倍率は二十二年ぶりの高水準となり、賃上げも平均二%以上、これは十五年ぶりでございます。十五年で最高。企業の経常利益は過去最高水準となっておりますし、企業の倒産件数も二十四年ぶりに一万件を下回る。確実に経...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 二十六年度補正予算案における防衛関係費については、自衛隊の活動に必要な経費に加えて、緊急経済対策として、昨年末の閣議決定に基づいて、多発する自然災害や一層厳しさを増す我が国周辺の安全保障環境を踏まえて、円滑な社会活動、経済活動の基盤となる安全、安心な社会を実現...全文を見る
02月02日第189回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 湯川遥菜さんと後藤健二さんのお二人がテロの犠牲になられたことに対し、衷心より哀悼の誠をささげます。御家族に心からお悔やみを申し上げたいと思います。  今回の邦人テロ事件について、政府としては、人命第一の立場に立ち、これまで培ってきたあらゆるチャンネ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年の十二月十四日に投開票日となった総選挙でございます。ほぼ第二次安倍政権が成立をして二年が経過しようとしていた段階でございますが、我々は、既に税と社会保障の一体改革の中において、本年の十月に消費税を更に二%上げていくことを決定をしていたところでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) あの際も、閣議決定をしたときにおいても解散・総選挙をすべきだと、こういう御議論もいただいたわけでございます。  その意味におきましては、それから、七月から約四か月後になったわけでございますが、解散・総選挙を行ったところでございまして、当然、解散・総...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わばこの集団的自衛権の行使に関わる法改正を進めていくわけでございますが、集団的自衛権の行使をする、これは我々の閣議決定においては、解釈の一部変更につきましては、集団的自衛権の行使、一般の、国際法における一般の集団的自衛権の行使を全て容認されているわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦争ができた時代という言葉をどういう意味で使っておられるか、これは推測するしかないわけでございますが、例えば戦前という言葉でそれを表現されているのであれば、例えば日本が海外で権益を確保するために軍隊を出してその地域を占領する、まさに国際問題を解決をす...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この集団的自衛権の解釈の変更につきましては、私たちが集団的自衛権を行使するのは、まさにこの三要件に当てはまるときだけでございます。まさに外交的な手段がないとき、他に手段がないときであり、先ほど申し上げましたように、国の存立が危うくなり、かつ生命や自由...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員がおっしゃったことは重要なポイントだと私も思います。  つまり、憲法上許されるかどうか、そして憲法上許され、そしてその行動を起こすための法的な裏付けがあるかどうか、さらにはその上に政策的な判断があるわけでございます。まさに政策的な判断において...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、現在起こっている問題、過激主義が台頭している、その中でISILが残虐な方法で支配地域を拡大している、この動きを止めなければならない。今年の一月にはフランスにおける言論に対するテロがございました。こうしたテロの流れをこれは断ち切らなければならない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、総理に就任して五十四か国を訪問し、首脳会談も二百回近く首脳会談を行ってまいりました。その結果、ASEANの首脳たちも、あるいは北米大陸、南米の首脳も、そしてまたヨーロッパも中東も、ほぼ全ての首脳に集団的自衛権の行使も含む積極的平和主義について理...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本に対するテロ行為に対して我々は万全を期しているところでございますし、こうした事案を受けて更に一層しっかりと体制を整えていきたいと、こう思っている次第でございます。  そして、ISILを始めこの過激主義のテロからは、フランスの事例を見ても分かりま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本がテロに襲われたことがないということではないんだろうと思います。  国内において、かつて「悪魔の詩」について翻訳した教授が首を切断されるという事案がございました。残念ながら犯人は逮捕できていないわけでございますが、言わばテロとの関わり、テロの可...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日米同盟でございますが、安保条約によって日米同盟関係を日本は構築をしているわけでございますが、御承知のように、最初の日米同盟は、日本がサンフランシスコ条約を批准したときに日米同盟が最初結ばれたわけでございますが、最初の日米同盟というのはもう一条から五...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば人間の基本というのは助け合いでございまして、言わばお互いに助け合ってこそ真の信頼関係は生まれていくわけでございます。  しかし、日米同盟関係についていえば、もう風雪に耐えた同盟関係でありまして、まさにこのアジア太平洋地域の安全保障の柱石になっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは個別的自衛権についてもそうなんですが、個別的自衛権を発動する際、自衛隊の諸君は日本人の命を守るためにまさに命を懸けるわけでございます。そのための宣誓を入隊において行う。  そして、集団的自衛権におきましても、まさに先ほど申し上げましたように、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権としては、戦後五十年の村山談話、戦後六十年の小泉談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継いでいく考えであります。七十年の談話はそれを前提として作成するものであります。  談話の内容につきましては、さ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この積極的平和主義の理念について申し上げますと、脅威は容易に国境を越えてやってくる時代になったわけでありまして、我が国の平和と安全を守るために、アジア太平洋地域の平和と安定を確保し、さらには国際社会の平和と安定を確保しなければならないわけでありまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年の閣議決定におきましては、いわゆる集団的自衛権の行使一部容認だけではなくて、PKO活動あるいはPKO以外に分類される様々な国際協力活動において日本がより積極的に活動できることについても様々な記述があるわけでございます。そうしたものも含めまして我々...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、那谷屋議員が御指摘になった点、差別をなくしていく、貧困をなくしていく、その中で紛争をなくしていく、あるいは女性の権利を守っていく、そういうことについても、いわゆる人間の安全保障と言われる分野についても我々は積極的にしっかりとやっていく。これは、例...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平和を維持するために武力行使を行うという文脈で我々は全く考えていないわけでございまして、私たちが申し上げているのは国際協調主義に基づく積極的平和主義でありまして、一義的には、まさに那谷屋委員がおっしゃったような種々の努力を、むしろそこに中心を置いて努...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 残念ながら、中国、韓国、中国と韓国はちょっとニュアンスは違いますが、他の国々のように強い支持、称賛をいただいているという状況にはなっておりません。これからまさに我々は、私たちが進めようとしている国際協調主義に基づく積極的平和主義についての説明を続けて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府が進めております労働時間制度の見直しは、ワーク・ライフ・バランスの観点から働き過ぎを是正するとともに、多様で柔軟な働き方を進めるためのものであります。  働き過ぎの是正につきましては、企業に対して、働く人の意見を聞いて、十分に今も年次休暇が取れ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 例えば、子育て中の親が……(発言する者あり)よろしいですか。フレックスタイム制について、例えば子育て中の親が子供の夏休みに合わせ働く時間を調整するといったより柔軟な働き方を可能とする見直しなどを検討しているわけでありまして、お尋ねのあった新たな労働時...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、新たな労働制度におきましてはこういう全体的な中で進めていくわけでございまして、派遣につきましては、言わば派遣を望む方についてはこの派遣の中においてしっかりと待遇を改善をしていくようにすることでございます。また、派遣を望まない方につきましては彼...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどは失礼いたしました。  この制度については、希望しない人には適用しないということと、職務が明確で高い職業能力を持つ人材に絞る、そして賃金が下がることのないようにするという三つの原則を指示をしておりまして、この下で検討を進めているということでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ピケティ氏が言っていること、例えば、労働所得と資産所得との関係、資産所得の方が労働所得を上回るということになっていけば、当然それは一生懸命額に汗して働いている人々のやる気をそいでいくということになり、かつ、社会をゆがめていくということになるのであれば...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国民が安心して暮らしていくために欠かせない社会保障制度については、自助自立を第一に、共助、公助を組み合わせ、弱い立場の人にはしっかりと援助の手を差し伸べることが重要であると考えています。このような基本的な考え方に立ちつつ、世界に冠たる国民皆保険、皆年...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権としてはこのビッグデータも大変重要視をしているわけでありますが、このビッグデータを集める上においてもIoTは不可欠であります。IoTによって、大量のデータを集積をし、そして収集し解析をして高度な判断や自動制御の実現が可能となるわけでありまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックという大きな目標ができました。日本人というのは目標に向かって進んでいく、これはオリンピック・パラリンピックではなくて様々な課題もそこに集中させていく、それに向かってそうした課題を解決をしていく、そのためのオリ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨日、湯川遥菜さんに続きまして後藤健二さんを殺害したと思われる画像が公開されたところでございます。御家族の御心痛を思うと言葉もないわけでございますが、改めて国民の皆様とともに哀悼の誠をささげ、お悔やみを申し上げたいと思います。  テロリストのこの卑...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはイギリスのキャメロン首相もこの事案について声明として述べておられることでございますが、湯川さん、後藤さんの二人を殺害したテロリストは極悪非道の犯罪人であり、どれだけ時間が掛かろうとも、国際社会と連携して犯人を追い詰めて法の裁きにかけるとの強い決...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに罪を償わさせるということは、彼らが行ったこの残虐非道な行為に対して、法によって裁かれるべきであろうと、こう考えているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、世界において何が大きな問題かと言われれば、これは過激主義の台頭であります。これは決してイスラムに基づくものではないわけでありまして、このアルカイダあるいはISILの暴虐非道極まりない行為、これを止めなければならないわけであります。  そして同時...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、今回の事案でございますが、まず明確に申し上げたいことは、今や全ての国がテロの脅威にさらされているわけでありまして、テロのリスクは全ての国にあると言ってもいいんだろうと思います。これは、今回のシリアにおける邦人テロ事件やパリの新聞社襲撃事件などで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ケーススタディーということはどのような観点でおっしゃっているのか私は定かではございませんが、つまり、邦人が捕らわれているというケースの中において、どういうそれが影響になるかということ等についての意味だろうと、このように思うわけでございますが、そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 午前中の質疑でもお答えをしたと思いますが、今回のこのISILに対する空爆等の有志連合の軍事的な対応について、日本が後方支援するということは考えておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今度の法制全般におきましては、言わば邦人の救出等も入っているわけでございますが、今般の事案においては、そもそも受入れ国の了承がなければ成立しない話でもあるわけであります。実際にそのオペレーションが、法的要件を整えてもオペレーションができるかどうかとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、二つ要件、先ほど申し上げましたように、受入れ国の同意ということにおいてはシリアの同意、しかし、このシリアが同意するということについてはこれは難しいだろうということで、先ほどは恐らくそれはあり得ないということで申し上げたわけでありますが、プラス...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) さきの閣議決定に先立ちまして、安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会において、第一次安倍政権のときを含めまして足掛け七年、約二年半にわたる検討を行い、昨年五月に提言を行い、そして閣議決定に至ったわけでございますが、五月の提言以降も、衆議院、参議院、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現時点で、武力攻撃事態対処法等々がございます。周辺事態安全確保法も含めるかどうか、様々なこれは法律が関わってくるわけでございまして、今幾つということについてまだ申し上げられるほど詰まってきているわけでございませんが、いずれにいたしましても、これは切れ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このどの国が我が国と密接な関係にある他国に当たるかということについては、これは従来から一定して申し上げておりますように、具体的にどのような国がこれに当たるかについては、あらかじめ特定されているものではなく、武力攻撃が発生した段階において個別具体的な状...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今議論を進めているわけでございますから、ここでつまびらかに申し上げることはできない。まだ政府内で協議を進め、さらには与党で協議をいただくという前段階でございますから、ここで余りつまびらかに申し上げることはできないのでございますが、武力攻撃事態対...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、中谷大臣が申し上げたことは、今委員がおっしゃったように、武力攻撃が発生したということは、別の言い方をすれば、相手方が武力攻撃に着手をした、着手以上ということでありますが、着手をしたということでありまして、すなわち、武力攻撃が予測されるだけでは不十...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その事案というのは様々な複雑な国際関係の中において生起するわけでございますが、いずれにせよ、今、中谷大臣が答弁したように、我々がこの集団的自衛権の限られた範囲で行使をする、つまり、武力行使をするのはこの新三要件を満たすか否かの中において判断をする。新...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安全保障上の事態というのは様々なこれは国際状況の中において生起するわけでございまして、今我々がどのような事態、どのような事態ときれいに切り分けてそれを整理するということは実はおのずと机上の論理でしかないわけでありまして、大切なことは、あの閣議決定で求...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私が申し上げましたように、この三要件というのは、これを、我々がこの段階で集団的自衛権の行使をしなければ、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があることということが書き込まれているわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、農業の従事者の平均年齢は六十歳後半となり、農業生産額は減少しております。また、耕作放棄地は増大するなど、構造的な問題が顕在化をしているのは委員の御承知のとおりだろうと思います。  我が国の農業の活性化は待ったなしの課題であります。農業というの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この言わば安保条約、改定した際に、旧安保条約が五条であったものが十条になりました。今御紹介された二条については経済条項と言われたわけでございまして、当時はこの経済条項によって日米の貿易がより盛んになると、このように言われていたわけでございますが、結果...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま取引委員会の杉本委員長から御説明があったように、例えば価格転嫁をしなければならないという事態において行っていく。あるいは、農協においても、農業者が、大手流通メーカーあるいは大手商社等とそれぞれの農家が対等に対応できませんから、そこで独占禁止法...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今のやり取りを聞いておりまして大変参考にさせていただいたわけでございますが、中央会も昭和二十九年に生まれ今日に至っているわけでございますが、その間大きく変化をしている中において改革をどう進めていくかということについて、今まさに党内において議論をしてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政権交代以来、三本の矢の政策を進めてきた結果、有効求人倍率は二十二年ぶりの高水準であり、賃上げについても二%以上のアップ、過去十五年で最高となりました。企業収益についても過去最高水準であり、倒産件数は二十四年ぶりに一万件を下回るなど、確実に経済の好循...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 景気を良くしていく上において、一つは、企業が為替の動向等もプラスをしながら収益力を上げているのは事実でございます。その中において、当初は資産効果等で消費が景気を引っ張ってきたのでございますが、残念ながら、消費税率三%上がったと、給与は二%平均で上がっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この貧困率については、世帯ごとの可処分所得に基づいて算出されているため、これは御承知のとおりだと思いますが、資産の保有状況が反映されていないのも事実であります。また、一般に、貧困世帯の所得が改善をしていなくても、社会全体の所得が減少すると貧困率が改善...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども申し上げたんですが、我々はいわゆるトリクルダウンを期待している政策を行っているわけではありませんし、トリクルダウンを前提として政策を進めているわけではないわけであります。  トリクルダウンというのは、言わば新自由主義的にレッセフェールに近い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、いわゆるトリクルダウンというのは、一部のグローバル企業に政策的なインセンティブを置いて、そこが強くなることによって、相当の時間を掛けながら下にその果実が均てんされていくという仕組みなんだろうと、そしてそれに対しては言わば自由競争の中において自...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大切なことは、この十五年間、ずっとデフレ経済の中にありましたから、言わば企業にとっても現金を持っていればそれが価値を増していく。つまり、デフレ経済下においては、投資もしなければ、あるいは従業員の給料も上げない、人材にも投資をしないという結果になってし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この東京一極集中の是正は我々非常に重視をしているわけでありますが、まず、地方に暮らしている方たちにとって、言わば地方には自然があり、地域のきずなもあるわけでありますから、地域で例えば学校を出た人たちにとっても、このままいたいという希望を持っている人た...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今、日本の経済再生のエンジンになっていただいていると思います。日本が最も得意な物づくりの拠点として、また愛知は名古屋大学、日本においては最もノーベル賞受賞学者が多いわけであります。  そういう意味において、これから更に愛知において、物づくりに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 為替の水準等については、もう委員よく御承知のとおり、市場に不測の影響を与えるおそれがあることから言及を差し控えたいと思います。  全体について言えば、一般論として言えば、円安方向の動きは輸出企業や海外展開をしている事業者等の収益改善に寄与する。こう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の邦人二人の殺害においては、まさに冷酷、卑劣な言語道断な暴挙であり、決して許すことができない、断固非難するところでございます。  そこで、このISILは、まさに暴力と残虐さをもって支配地域を広げてきたところであります。そして、中東地域の国々の状...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 東北の復興の加速化は安倍政権の最重要課題の一つであります。我々は、なりわい、そして住まいの再生に全力を挙げているところではありますが、最初に愛知議員から御質問があったように、まだ多くの方々が困難な生活を強いられているわけでありまして、一日でも早くそう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国連防災世界会議は、今、山谷担当大臣から答弁をいたしましたように、極めて重要な会議であります。  我が国は、東日本大震災を始め様々な災害を乗り越えてきた国でございます。その知見を生かしながら世界の防災・減災に貢献をしていきたい。そのための会議であり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変大きな角度から御質問をいただきました。  政府と議会の役割、あるいは議会の中におきましても衆議院と参議院それぞれの役割があるんだろうと、こう思うわけでございます。  衆議院においては、二大政党制を目指して小選挙区比例代表並立制を導入したところ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 指定廃棄物が大量に発生をし、特に保管状況が逼迫をしている宮城県を始めとする五つの県では、処理施設の早期確保が必要な状況であります。それぞれの県内での理解を得るべく努力中でありまして、福島第一原発敷地内やその周辺に持っていってほしいという意見も聞かれて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 危険度の高い国や地域については、外務省より退避勧告を発出し、いかなる邦人についても退去するよう、また入域しないよう勧告をしています。退避勧告地域に渡航、滞在しようとする邦人に関する具体的な情報を入手した場合には、可能な限り個別に渡航の中止を働きかけて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税引上げについての延期は論点ではないと、こういう御批判もいただきました。しかし、当初私が消費税の引上げを延期しようと考えた段階においては、我が党の中においても議論は二分していたと言ってもいいんだろうと、このように思うわけでございます。  言わば...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、残念ながら廃案になりました女性活躍推進法案は、仕事等で活躍したいという希望を持った女性が、その個性と能力を発揮することができる社会を実現するための大変重要な法案であります。そのために、是非この国会において速やかに成立すべく政府としても努力をして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、石井委員が言われたように、地方として、地方と言って一くくりにはできないということでございまして、例えば千葉県においても、東京のベッドタウンである地域もあれば、また農業あるいは水産業が盛んな地域もあるわけでありまして、これは全くそれぞれの個性があっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変重要なポイントを質問していただいたと思います。  私は、従来から述べておりますように、日本は古来より瑞穂の国と呼ばれ、息をのむほど美しい棚田の風景、伝統ある文化、そして草を引き、あぜを守り、水を保つ、こうした営みが日本の景観、国土、そして国柄を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御承知のように、私の地元は農村地域であります。農業を営む方々、毎日ごつごつの手で農作業、土をいじって、額に汗して、朝早くから働いている人たちの力によって私は今日まで議席を守ることができているわけでありまして、そういう支援をしていただいた方々に対する感...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、ローリスク、日本に対して危害を加えても軍事的に報復されることはない、しかし一方、脅かせば屈して様々な便益を、利益を彼らに与える、そういう国になっては、更に日本人の命は守られない、守ることができないということにつながっていくわけであります。もう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ロンドン・オリンピックのときもそうであったわけでありますが、サイバーテロも含め様々なテロの脅威の下にさらされたわけであります。我々も、東京五輪が決まった段階において、ロンドンのオリンピックでそうしたテロ対策に関わった人々からいろんな話を伺いまして、し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それぞれの国には、特に中東地域はそうでありますが、情報機関とともに軍の情報機関もあるわけであります。  やはり、軍の情報機関の場合は同じ軍人にしか情報をなかなか渡さないという、こういう習性というか、こういう慣習もあるのも事実でございまして、重要な地...全文を見る
02月03日第189回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) テロ対策について、在外邦人の安全確保の観点から、在外公館や防衛駐在官の情報収集機能の強化を図っていくことが重要であると考えています。  防衛駐在官は、各国の軍、防衛当局や他国の駐在官から軍同士の関係でしか入手し得ない種々の情報を入手することができま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 復興の加速化は安倍内閣の最重要課題の一つであります。  例えば、被災地での住まいの再建。累次の加速化策を講じた結果、高台移転が九割、災害公営住宅が八割で事業が始まっているなど、復興は着実に進展をしております。復興予算についても、我々の政権の発足直後...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平成二十六年度補正予算及び今後提出する二十七年度予算においても、復興の加速化を大きな柱の一つとして位置付けています。そして重点化をしているわけでありますが、まずはこれらの成立に全力を尽くしたいと思っています。  その上で申し上げれば、集中復興期間が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国家の緊急事態に当たっては、国民の生命、財産を守るために、政府全体として、まさに委員が御指摘のように、総合力を発揮をして対処することが求められると思います。このため、政府において、私が司令塔となり、内閣官房、内閣府を中心に関係省庁が一体となって様々な...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 水道事業においては、安全で安定的な給水を常時確保することが重要であると認識をしております。  その運営は地方公共団体において水道料金収入で賄うことを基本としておりますが、政府としても、老朽化対策、まさに先生が御指摘になったように、目先の老朽化対策を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今先生がおっしゃった点は、まさに地方の活力を引き出していく、継続的に引き出していく上において大変重要な点だと思います。地域においても産学で様々な商品を生み出しているところがございます。  私の地元におきましても、例えばおしょうゆ屋さんと水産大学が一...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) テロ対策については不断の見直しが必要と認識をしております。  今回の事件に対する対応については、まずは政府部内においてしっかりと検証し、その上で有識者等の意見を聴取することも検討したいと考えております。また、在外邦人の安全確保については、在外公館と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 堅持していく考えでございます。  一五年の一〇年比の対GDP比半減につきましても、これは大体達成できるという見通しを持っております。  我々、政権を受け継いでから、PB赤字が二十五兆円あったものを約半減することに成功いたしました。それはもちろん削...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員から覚悟をというお話でございました。  内閣として身を切る覚悟としては、私自身の歳費は三割カットをしておりますし、閣僚は二割カットしているということは申し上げておきたいと思います。その上において議員の定数ということでありますと、これは議会政治...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、私は行政府の長でございまして、議会においては議会でしっかりとお決めいただきたいと思います。  私が決められること、例えば身を切る改革ということにつきましては、内閣において私の歳費を三割カットする、そして閣僚の歳費を二割カ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆる大阪都構想は、二重行政の解消と住民自治の拡充を図ろうとするものであり、その目的は重要であると認識しています。政府としては、住民投票において実施の意思が示された場合には必要な手続を進めてまいる所存であります。  道州制の導入につきましては、地...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 道州制というのは、先ほど申し上げました、これはもう大きな改革になるわけでございまして、これはある意味では深く広い議論を行っていく必要がございます。今御指摘になられたように、我が党の中においても様々な議論が存在する中において、今議論の集約に向けて努力を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 六千四百名余の方々が犠牲になった阪神・淡路大震災を契機として、建築物の耐震改修の促進、地震に強い町づくりや被災者支援策の充実など、我が国の災害対策は大きく前に進んでまいりました。  震災から二十年たった今、大切なことは、震災の経験や記憶を継承し、人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず認識をしなければいけないことは、今や全ての国がこうしたテロの危険にさらされているわけであります。シリアにおける邦人の殺害事件もそうでありますが、パリにおける新聞社襲撃事件もそうであります。そこで、事の本質をしっかりと見ていかなければいけないと、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう既にお答えをしているように、しっかりとした連帯の意を表明する、そして、私たちは過激主義と闘う言わばイスラムの国々を、アラブの国々をしっかりと支援をしていくという表明をする、それが極めて重要であろうと、このように思うわけであります。  いたずらに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小池さんの御質問は、まるでISILに対して批判をしてはならないような印象を我々は受けるわけでありまして、それはまさにテロリストに私は屈することになるんだろうと、こう思うわけであります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに私が言ったそんたくというのは、テロリストの意図を考え、その意図に沿わないことはやらないということはしないということでございます。それがまさに私たちが今試されていることではないでしょうか。  事ここに至った中において、彼らを例えば刺激しないよう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは何度もお話をさせていただいておりますが、まさに我々はテロの危険の中にいるわけであります。しかし、テロには決して屈してはならない。そういう中において、我々はどういうメッセージを出すべきかと、それをしっかりと議論をした上でカイロにおいてこのメッセー...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の小池さんの考え方は私は全く間違っていると思います。  まず、アラブの国々を私は訪問しております。そうした国々も、しっかりと私がイスラエルと関係を持ち、イスラエルに対してアラブの考え方を伝える、これはむしろアラブの国々が望んでいることでありますし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに介護の現場は大変厳しい状況にあるものと思っております。人手不足も進んでいるわけでございまして、そこで、我々は先般の月三万円の改善努力にプラスして一万二千円、四万二千円の言わば待遇改善を図ることにしたところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、介護の給付、この給付費自体は毎年五%増えている。これを……(発言する者あり)小池さんは分かっておられますが、みんなでそれは共有する必要があろうと思います。これを、介護保険制度の持続可能性を確保するためにも、制度の重点化、効率化が必要であろうと。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小泉構造改革のときには、毎年二千二百億円社会保障費の伸びを減らしていくという、言わばキャップを掛ける中で様々な対応を、削減を行ってきたところでございますが、今回の報酬の改定、引下げは、そうした全体にキャップを掛けるという発想とは全く別でございまして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 無辜の日本人を卑劣に残虐に殺害をしたこのテロリスト、テロ集団、決して許すことはできないと、こう考えています。  我々は、テロに屈することなく、更に中東地域への人道支援を拡充してまいります。同時に、実行したテロリストたちにはその罪を償わさせなければな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮は、日本でまさに普通の営みを送っていた人々を、横田めぐみさんは十三歳でございました、突然日本から連れ去った。許すことのできない国家的な犯罪であります。  そこで私たちは、拉致問題の解決としては、まず帰還、被害者の全員の帰還、そして真相の究明と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在、北朝鮮側との交渉を行っている、拉致問題の解決に向けて交渉を行っているところでございます。残念ながら、まだ北朝鮮側から確たる回答が出てきていない。私たちは、一日も早く、誠実に、そして正直に回答するよう強く求めていきたいと、こう思う次第でございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この大学教育については、家庭における負担は大きいというのが実感でございます。そのために、現在、奨学金あるいはまた無利子の奨学制度、そしてまた授業料の免除の拡大等、我々もしっかりと家庭の経済的な理由で進学を諦めなければならないという国にならないように力...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま文部科学大臣から答弁したとおりでありますが、御承知のように、下村大臣は中学のときに父親を失い、高校進学も危ぶまれていたわけでございますが、その後、大学への進学は、あしなが奨学金ができた、発足したから大学に進学できた。つまり、あしなが奨学金がな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) なかなか一回の起業で成功する起業家というのはまれなんだろうと思います。ウォルト・ディズニーも四回か五回企業を潰しているわけでございますが、日本のようなベンチャー環境であれば現在のウォルト・ディズニーは存在しないわけでございます。  そこで大切なのは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもの予算案に賛成していただけるということであれば、誠にウエルカムでございますので、しっかりと議員個々、米国においても党派性にかかわらずクロスボーティングが認められているわけでございまして、そういう言わば一歩先を行く形で参議院で新たな試みをする、敬...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戸籍制度と出生率との関係ということについては、これは定かではないんだろうと、このように思います。  フランス、スウェーデンが行っているように、非嫡出子と嫡出子との関係においてそれは全く差を設けないという考え方で制度を構築をしているわけでございますが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この年金の仕組み自体が、経済が成長していく、そしてデフレではなくて緩やかなインフレが続いていくということを前提に設計されているわけでございます。  特にマクロ経済スライドはそうでありますが、これは受給の調整を行っていく、平均寿命と生産人口等を総合的...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもは、さきの総選挙で政権公約という形でお約束をしております。そうした公約をしっかりと実行していく国会にしていきたい、改革断行国会にしていきたいと、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私ども自由民主党は、歴史の長い政党でございます。その中で多くの国民あるいは団体からも支持をいただいておりますが、将来に向かって、未来に向かってやるべき改革には勇気を持って取り組んでまいりました。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は、さきの選挙で白紙委任されたとは考えておりません。その際、自民党として公約を示しております。この公約によって、まさに政権選択の選挙の中において我々は大きな支持をいただいたと。ということは、この公約を実現していく私たちには責任があるんだろうと、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま厚労大臣からお答えをさせていただいたこの考え方が基本的に安倍政権の考え方ではございますが、ただいま和田議員から御提案があったように、言わば子育てにも専念できるに足る給付をすることによって例えば乳幼児の保育における公的負担がなくなるという可能性...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この事業そのものは地元の自治体、県が住民の方々の意見を聞きながら進めていくべきだろうと、こう思うわけでございますが、その際、様々な環境への配慮等々の議論があるわけでございますから、その中において、これまで国交省など担当省庁の幹部職員が現地に赴いてアド...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど法制局長官が答弁をいたしましたのは、言わば武力の行使については新三要件にかなっていなければならない。他方、警察権の行使として自衛隊も含めて邦人を救出する上においては、受入れ国の了承があり、また、国に準ずる武装組織がないという中においては可能にし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国主催の式典を行うべきかどうか、自民党でも今まで様々な議論が行われてきたところでございます。  世界を見てみますと、大変歴史の長い国については、言わば建国記念の式典ということで、特別、式典を行っていないところがむしろ多いわけでございます。他方、革命...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) エンゼルプランをスタートしたときにおいては、これは、子供の数を決めるのはあくまでも両親である、母親であるという概念から、子供を増やすというニュアンスを一切出さないようにしていたのでございますが、いよいよこの危機的な状況の中にあって、子供を産み育てやす...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣においては、前少子化担当大臣は二年間、ほぼ二年間務めておりまして、これからも有村大臣にはしっかりと務めていただきたいと、こう思います。  安倍政権になりましてから、例えば役所、政府における男性の育児休業の取得率、これも上げるように、そうした...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年、内閣改造、そしてまた、その後の総選挙等々がございまして、現在そういう機会がないわけでございますが、今までもしっかりと政府としては対応しておりますが、今後、翁長新知事あるいはそのスタッフと信頼関係が生まれていく中において対応していきたいと、このよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、基本的にしかるべき対応を取っているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも、先ほど菅官房長官からお答えをさせていただいたように、日本の要請によって、当時、橋本龍太郎総理大臣とモンデール駐日大使の間で普天間の移設が決まり、そしてこの移設先として辺野古が決定したところでございます。  御承知のように、その後、二〇〇九...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、辺野古への移設を取りやめれば普天間がそのまま続いていくということになるわけでございまして、そこでやはり米側と交渉した結果、辺野古ということが決まった。  辺野古について言えば、まさに今普天間が持っている三つの機能があるわけでありますが、辺野...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) さきの閣議決定の上に、国民の生命と財産、そして幸せな暮らしを守るための切れ目のない法案を現在検討中でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) どのような条文になるかも含めて現在検討中でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 後方支援は武力行使ではありません。その意味においては、かつて我々はインド洋における給油活動等々も行ってきたところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 憲法上許されるかどうかについては、先ほど中谷大臣から答弁したとおりでございます。政策的には、我々はこの有志連合への後方支援はやらないということは、明確に申し上げているとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど中谷大臣が述べたとおりでありまして、それが閣議決定でございます。言わば、戦闘の現場ではない、一体化していないということが条件でございます。  そもそも、我々の考えている後方支援という定義については、これは武力行使ではないということでありまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 何回も申し上げておりますとおり、憲法上はまず、これは先ほど中谷大臣から申し上げたとおりでございます。そして、そもそも有志連合に対して自衛隊が後方支援するための法律もございませんから、できないのは当然のことであろうと思います。  その上において、今回...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 武力行使は、これは、海外における武力行使は、これは一般にできないということは、これは明らかでございまして、その考え方には変わりがございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 憎悪と報復の連鎖、これこそ断ち切らなければならないと、このように思うわけであります。我々は、中東地域において過激主義の台頭をこれは抑える。そしてまた、イスラムの人々こそこの過激主義と闘っている。彼らをしっかりと支援をしていくことによって、そうした報復...全文を見る
02月04日第189回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○安倍内閣総理大臣 ヨルダン軍パイロットのムアーズ・アル・カサスベ氏がISILにより無残にも焼き殺されたことは、まことに言語道断であり、大きな憤りを覚えます。御家族の心境を思うと、言葉もありません。ここに、日本政府及び日本国民を代表し、衷心より哀悼の誠をささげ、心からお悔やみを申...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国をめぐる安全保障環境は厳しさを増しているわけでありますし、こうしたテロ行為は国境を直ちに越えていく。その中で、どの国もこのテロの脅威から逃れることができないわけでございます。  その中で、関係する国や組織の内部情報を収集することが死活的に重要であります...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 長い間、山本委員は、日銀前総裁とこの予算委員会の場において日本銀行の金融政策について議論をしておられました。その際、当時の日本の経済の低迷の元凶はデフレであり、デフレ脱却に資する大胆な金融政策をとるべきだ、こう主張してこられたわけであります。当時は、残念ながら...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに委員御指摘のとおり、デフレ下においては、現金を持っていればその価値が上がっていくわけであります。デフレ下においては、物の値段が下がっていくよりも、賃金の方が下がっていく、このスピードの方が速いし、幅も大きな幅になっていくわけでありまして、そこに大きな問題...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、委員と同じように、いわば政策目標については政府と中央銀行が同じ目的を共有する、同時に、その目標に向かって進んでいく手段については、日本銀行がその手段を専門家としてしっかり決めていくことでなければならない。  そこで、安倍政権が発足以来、政府と日本銀行の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国の国際貢献の基本理念は、人間の安全保障でございます。  そして、今議員が御指摘になったポイントは大変大切だと思います。難民への支援だけではなくて、難民を受け入れている国への支援、これをしっかりとやっていくことによって、難民となっている方々がその地域でそ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今まさに、このISIL、残虐な行為、恐怖の支配を拡大しようとしているわけであります。この過激主義の流れを我々はとめなければいけない。日本もその責任から逃れるわけにはいかないわけであります。  同時に、日本はもちろん、この二人の方が人質となっていた、ISILか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど外務大臣が答えたとおりでありまして、さまざまな情報等については我々は共有をしているわけであります。  特に、中東地域を訪問するという総理の訪問については、これは外務省と官邸が一体となって、訪問先を決め、そして、そこで行うスピーチについても、推敲の段階か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 済みませんが、答弁をしているんですから、少し静かにしてくださいよ。(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 よろしいですか。答弁拒否ではなくて、答弁妨害はやめていただきたいと。このように……(発言する者あり)よろしいでしょうか。  そこで、我々は、いわばスピーチに盛り込む言葉をさまざまな観点から選んでいくわけであります。その中で、私たちが選んだ言葉が不適切であった...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、細野委員は、私が二人の命、あるいは海外で活躍している日本人の命のことを考えていないかのごときの発言をされましたが、それは全く間違いでありまして、先ほどの……(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 先ほどの答弁の中で明確に申し上げたはずであります。(発言する者あり)  済みません、やじを少し抑えていただけますか。静かにしてくださいよ。
○安倍内閣総理大臣 そこで、先ほども申し上げましたように、お二人の命について考えるのは当然のことであり、さらに、海外で仕事をしている多くの人たちの命のことを考える、これは当然のことであり、そして、私は日本の行政の最高責任者として責任を負っている、結果に対しても当然私に責任がある、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今私が説明をいたしました積極的平和主義、私は決して間違っているとは思わないわけでありますし、これによって日本人の命が危うくなる、この考え方は全く私は逆であろう、このように思うわけであります。  まさに、世界とともに我々はしっかりとその責任を果たしていく。そし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 毎年多くの方々が靖国神社を参拝しておられます。その思いはそれぞれ恐らく違うんだろうと私は思うわけでございます。  あの場に行けば父とあるいは祖父と魂が触れ合うのではないか、そういう思いで行かれる方もおられるでしょう。戦後七十年間のこの歩みの中で大変苦しい思い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の答えが全てでございまして、私は、戦争は二度と起こしてはならない、戦争で倒れた方々あるいは亡くなった方々、全ての方々に対して手を合わせたところでございます。  同時に、また、鎮霊社というお社がございまして、日本人の犠牲者だけではなくて、世界じゅうのありとあ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば、この靖国神社については、合祀をされている方々全てをお祭りしているわけでございます。靖国神社と同時に、その場には鎮霊社という社があって、これは日本の神道のある意味特徴の一つなんだろう、このように思います。  誰がいい、誰が悪いということを差別せずに、全...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま石破大臣が答弁いたしましたように、日本は、敗戦の結果、多くの人命を失い、そして国土は焦土と化し、その後の日本の歩みの中でも多くの方々が塗炭の苦しみの中にあったのは事実であります。  そうした結果に至ったことについては、当然これは我々は深く反省をしなけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ですから、今答弁をしたとおりでございまして、まさにあの大戦の結果、日本は敗戦を迎えたわけでございます。そして多くの日本人の命が失われ、そしてその結果、国土は焦土と化したわけでございます。塗炭の苦しみの中で生活せざるを得ないという状況が生み出されたわけであります...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま辻元委員からほかの国々のケースについての事例を挙げられたわけでございますが、それは、その国々において、あるいはその人質となった方々の家族に対するアプローチ等、さまざまだったんだろうと思うわけでございます。  残念ながら、我々は、この二十日以前の段階に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々がのんきだった、危機感がなかった、我々はその批判は当たらないとはっきりと申し上げておきたいと思います。  今まで何回も申し上げているように、この場でも申し上げています。世界じゅうは、いわばテロの脅威に対してどの国も安全ではない、だから万全を尽くさなければ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍政権としては、戦後五十年の村山談話、そして戦後六十年の小泉談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいるわけでありまして、今後も引き継いでいく考えでございます。
○安倍内閣総理大臣 先ほど答弁をさせていただきましたように、安倍政権としては、戦後五十年の村山談話、そして戦後六十年の小泉談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいるということでございまして、今後も引き継いでいく考えでございます。
○安倍内閣総理大臣 先ほど細野委員の質問に対してお答えをさせていただいたとおりでございますが、日本は七十年前、敗戦を迎えたわけでございますが、多くの日本人の命が失われたわけでございます。そして、国土は焦土と化した。この反省の上に立って、今日の日本をつくってきたわけでございます。い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、五十年の村山談話、そして六十年の小泉談話について、安倍内閣としては全体として引き継いでいる、このように申し上げていることでございます。
○安倍内閣総理大臣 繰り返しになりますが、五十年の村山談話、そして六十年の小泉談話、全体として安倍内閣として受け継いでいるということでございます。
○安倍内閣総理大臣 先ほどからの答弁の繰り返しになるわけでありますが、安倍政権としては、戦後五十年の村山談話、そして戦後六十年の小泉談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継いでいく考えでございます。
○安倍内閣総理大臣 繰り返しになるわけでありますが、安倍政権としては、戦後五十年の村山談話、戦後六十年の小泉談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継いでいく考えでございます。
○安倍内閣総理大臣 これは既に委員会で述べていることでございますが、安倍政権としては、戦後五十年の村山談話、戦後六十年の小泉談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継いでいく考えであります。七十年の談話はそれを前提として作成するものでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自由な御議論を私は行っていただきたい、このように思いますので、その自由な意見の発表について、自由な発言について担保しなければならないという観点から検討しなければならないと思います。
○安倍内閣総理大臣 安倍政権としては、戦後五十年の村山談話、戦後六十年の小泉談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継いでいく考えであります。七十年の談話は、それを前提として作成するものであります。
○安倍内閣総理大臣 私自身は、国際的な信用を得ている、このように思っております。その中において、日本の国益を確保し、そして地域や世界の繁栄のために、平和と安定のために貢献していくよう努力を重ねていきたい、このように考えているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 私は甘利大臣の発言はつまびらかには承知をしておりませんが、日米間の物品に係る協議については、米の問題も含めて日米間ではまだ多くの課題が残っておりまして、交渉は何ら確定しているものではありません。現在、日米間でいかに間合いを詰めていくことが可能か、その着地点を探...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん今、日本は既にミニマムアクセスを受け入れているわけでございますが、今、来年に向けての苗の注文をしていいかどうかという御質問でございますが、それはもちろん、もう既に農家の皆さんには準備をしていただきたい、このように思うわけでありまして、来年の作付に影響が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この監査権限について、さまざまな議論がございます。いわば、全中が各農協を監査しているという状況がございます。  昭和二十九年にできたわけでございますが、当時はたくさんの農協があったわけでございますが、一万の農協があったわけでありますが、今は七百に集約をされて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 農林水産大臣が指定されておりませんので、私がお答えをさせていただきたいと思います。  いわば、今も委員が御指摘になったように、農業の所得だけではもちろんそれは難しいわけでありますが、これからはまさに六次産業を進めていくわけであります。村ぐるみで加工、流通、あ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、先ほどの日銀総裁との議論でございますが、これは、政府と前総裁の白川さんと合意をして、二%の物価安定目標を定めたわけであります。政府と中央銀行が同じ目標を持った。その上において、手段は日本銀行に任せたわけでございますが、要は、ポイントは、それに向けて進んで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本銀行が市場を通じて国債を買っている、これはまさにただいま財務大臣が答弁したとおりでありまして、我々が日本銀行と結んだ政策合意というのは、二%の物価安定目標をいわば定めて、それに向かってさまざまな政策をとっていく、その中で大胆な金融緩和という政策をとっている...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いろいろと前原委員が指摘をされましたが、しかし、三本の矢の政策によって、どういう目的を持っているかといえば、デフレからの脱却であり、そして、雇用状況の改善でもあります。そして、給与を上げていく。その目的に向かって着実に進んでいるのは間違いないわけであります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員が御指摘になったように、東京オリンピック・パラリンピックは、東京のみならず日本全体の祭典として、我が国が活力を取り戻す弾みとしていきたいと思っております。特に、福島を初めとして東日本大震災の被災地については、復興五輪として、大会が復興の後押しとなり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいまの小泉政務官の発言は、まさに復興担当の政務官として足しげく福島に足を運んで地元の皆様からお話を伺っている、その思いの中においての発言だろう、このように思います。  政府全体といたしましては、政府としては、福島第二原発については、今後のエネルギー政策の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この会議が、閣僚級のレベルか、またはもう少し下のレベルなのかも含めて、我々は今検討しているところで、つまり、米側と、どういう中身にしていくかということも含めて、今米側に問いただしているところでございます。その上において判断したい、こう考えているところでございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いずれにせよ、日本は参加する予定でございます。  当初発表された段階においては、日本が招待国になっているかどうかということもまだわからなかったわけでございますし、当初は首脳級という話もあったわけでございますが、外相級あるいは閣僚級、あるいはまた事務次官級とい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、この事案が発生以来、いわば我々がISILによって日本人が人質にとられたということを確認して以来、今まで培ってきたあらゆるチャンネル、ルートを最大限活用いたしまして、情報の収集あるいは協力の要請を行ってきたところでございます。  残念ながら、二人...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 最初に答弁をさせていただいたように、今回、人命第一にこの事案を解決すべく努力をしたところでございますが、その際、これまで培ったあらゆるチャンネル、ルートを駆使して、情報の収集あるいは協力の要請を行ったところでございます。  特定秘密は、法律に限定列挙された四...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、報道といっても、報道一般ではなくて、放送であります。新聞は、これは例えば、維新の党、万歳という主張をしようと、それはもう勝手でございます。そういう新聞があったって構わないわけでございますが、電波は、これはまさに公共の電波を、限られたものを割り当てられて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そこで大切なことは、この法律にのっとって放送されるということではないか、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 それまでもキャスターとのやりとりがずっとあったわけでありますが、基本的に音が少し大き目だったわけでありまして、ただ、私が発言しているときに、発言中に相手のキャスターはかぶせて発言はしていなかったものでありますからずっと耳につけたままであったわけでありますが、私...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 最初にお答えをしたとおりでありまして、朝日新聞の報道はどうか、私は知りませんよ、それは。しかし、その場を見ていただければ明らかでございますが、私は、そのキャスターの番組に何回も出演したこともございます。  そこで、今申し上げましたように、私がしゃべっていると...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは全く一方的な質問であり、事実をねじ曲げています。  再三再四、何回も申し上げているとおり、私がしゃべっている間にしゃべられたので、音がうるさかったので外したわけであります。その以前から、音の調整のとき、私は、これはちょっとうるさいですよということは言っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ということでありまして、まさにこうした議論を、ちゃんと議論をやらせてもらいたいということであります。  いわば、放送においては、公正中立、不偏不党にやるべきであって、かつて、私も間違った報道をされたことが随分ありました、事実自体が。その事実を訂正してくれと言...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般、中東への人道支援を拡充すると述べたのは、我が国はテロに屈することはないという国としての意思を示したものであります。具体的には、先般私が中東において表明した二億ドルの人道支援に加え、今回のテロ事件を受けて、今後さらに人道支援を拡充していくとの方針を表明した...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍政権になりましてから、内閣情報官を中心に、各国の情報組織との関係を強化してまいりました。また、今例として挙げていただきましたが、我が国は、情報収集衛星、シギント等々の能力は、高度なものを今構築しつつあるわけでございます。  情報というのは、ただ情報をいた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今政府として直ちに検討しているわけではございませんが、与党あるいは自民党において、対外情報機関の必要性、また、あり方については検討しているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 全国三百八十五万の中小・小規模事業者は、従業員の数が全体の七割を占めているわけでありますし、我が国の経済や雇用を支える重要な存在であると我々は認識をしております。  経済の好循環を全国津々浦々にまで届けていくためには、中小・小規模事業者の活力を最大限に発揮さ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、倒産件数においては二十四年ぶりに一万件を切ったわけでございまして、そういう意味におきましては、大企業だけではなくて、中小・小規模事業者の事業環境はよくなりつつある、こう思っているわけでございます。  また、中小企業、全産業でございますが、資金繰りにつき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一般論として、円安方向への動きは、輸出や海外展開をしている事業者にとってはプラスと考えておりますが、一方、円安方向への動きに伴う輸入価格の高騰は、原材料価格の上昇等を通じ、マイナスの影響を及ぼしていると考えております。  だからこそ、こうした状況を踏まえて、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、なかなか価格転嫁ができないという状況があるからこそ、我々はしっかりと、先ほど申し上げましたように、下請法に基づいて、年度末までに約五百社の大企業に対する立入検査を実施していくということにしているわけであります。  と同時にまた、我々も経済界に対して、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 五%から八%、そして再来年さらに一〇%へ引き上げていく消費税は、伸びていく社会保障費に対応し、さらに子育て支援等社会保障を充実させていくために必要なものであります。  この世界に冠たる私たちの大切な社会保障制度を次世代に引き渡していく、その責任を果たしていく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回、昨年の四月の消費税引き上げによる消費の冷え込みの状況を考慮し、デフレ脱却、また私どもの進めている経済政策を成功させるために、消費税の引き上げを一年半延期したところでございますが、再来年の四月には確実に引き上げることができる状況をつくっていく考えでございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も財務内容は、総理としての職務がございますので、幹事長以下にお任せをしているわけでありますが、ふえたのは我々の政策が評価された結果ではないか。我々の進めている政策によって経済状況がよくなって、多くの企業が利益を上げ始めた。国全体の税収についてもふえているわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、経済界あるいは経団連から言われて政策をやっているのではなくて、まさにデフレから脱却をして経済を成長させ、国民生活を豊かにするために政策を打っている。  そのマクロ政策全体の中において、例えばグローバルな競争に企業が打ちかっていくことができるように、あ...全文を見る
02月05日第189回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本全体においては、私たちが進めているいわゆるアベノミクス政策によって経済は好循環に入ってきていると、このように思います。大切な雇用において有効求人倍率は二十二年ぶりの高水準にあるわけでありますし、高卒の内定率、大卒の内定率、それぞれ改善をしてきてお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに、委員の御指摘のように、地域を創生していく、地域に産業を興し、あるいは産業を都市部から移していく、人をそちらに移していくという意味においては、道路、極めて重要であろうと、このように思うわけであります。半島でなかなか厳しい、道路網がつながっていな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今離島が見直されているわけでありまして、豊かな自然に囲まれ、温かい人のきずなの中で人生を送りたいという人がだんだん増えているのも事実でありまして、島に生まれた人も島で暮らしたいという人がだんだん比率が増えてきているという地域もあるわけでありまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) サッチャー首相が行った大きな改革については毀誉褒貶相半ばするところもあるわけでありますが、低迷するイギリスをまさに興隆するイギリスに大きく変化させたのは、私は事実なんだろうと思います。  その中においても、言わば経済における改革と同時に、教育改革は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘のように、こどもの城は昭和六十年に国が設置した児童館であり、これまで先駆的な遊びのプログラムを開発をし、来館した子供たちに提供するほか、地方公共団体等に情報提供するといった役割を、重要な役割を果たしてきたと認識をしています。今般、老朽化等のため...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 児童虐待は、子供を肉体的に傷を負わせるだけではなくて、心にも大きな傷を負わせるわけでございますから、大切なことは、未然に防止をする、そしていち早く虐待をやめさせることが重要であります。  未然に防止するためには、児童相談所が中心となって、警察、医療...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 選挙制度につきましては、まさに民主主義の基本、根幹、土俵でございますから、各党各会派において真摯な議論が行われていくべきものであると思います。  そこで、人口と言わば選挙制度の関係でございますが、現行憲法下においては、まさに人口ということにおいて代...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の中東政策スピーチでありますから、これは私の責任においてスピーチを決定したわけでございます。起案においても、そうでありますから、責任の帰するところは私自身にあると言ってもいいんだろうと思います。  そこで、このスピーチについてでございますが、まさ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よろしいでしょうか。  まさに、まさに国際社会が連携している中において日本がしっかりとその意思を表明をしていく、その対象であるのはISILでありますから、ISILに対してしっかりと我々は、そのISILの暴力の中において難民が出ている、その難民に対し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう場外からのやじがうるさ過ぎるんですよ、少し。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 答弁をしているんですから、その間は少しは静かにしていただきたいと思います。  その中において、ISIL側も、一月の二十日に彼らが出したあの映像の中において、しっかりとこのようにISIL側がアラビア語と英語で述べているんですね、中東における人道プロジ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このように申し上げたわけであります。  ここが大切なところであって、スピーチの内容が言わば問題があったという指摘でありますから、私はスピーチの内容自体にはこのような意味を込めたということを説明をさせていただいた次第でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、今も、福山委員が今までのメッセージとどう違うんだと、違うじゃないか、変えたのかということを言われたから私が説明を……(発言する者あり)今私が答えているんですから是非ちゃんと聞いていただきたい、また、小川さんも少し静かにしていただきたいと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、イエスかノーかで答えられるほど単純な問題では……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 答弁をしている最中でございますから。  ですから、検証ということについては、様々な観点から検証していくのは当然のことではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今、世界各国は、テロの脅威から安全な国はどこもないわけでございます。その中において、このテロの脅威、リスクを減少させていくために世界各国は協力をしているわけであります。その中において我々は判断をした、私は間違っていなかったと、このように考えてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、先ほども御説明をさせていただきましたが、まさに様々な政策判断をするというときについては様々な状況を想定するのは、これは当然のことであろうと。その中において、こうしたスピーチを行うことについての影響というのも当然頭に入れる、推敲していくわけでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変いい御指摘をいただいたと、このように思っております。外務大臣が答弁したとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 端的にお答えをさせていただきたいと思いますが、まず、後方支援というのは武力行使と一体化をしていないわけでございますので、武力行使ではないということであります。その中で、例えば特措法、テロ対策特措法が成立をし、そしてその際も憲法違反という批判がございま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今法制局長官が答弁したのは、当然、法制局長官でございますから、憲法上の制約として武力行使と一体化しないという観点の中から、戦闘現場ではないという意味付け、非戦闘地域との違いを御説明したわけでございまして、今委員が質問されているのは、その要件という、つ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この、まさに武力行使と一体化しないということが絶対条件でございます。  事案、事案について特措法を作っていくということは、国会が開かれている場合、開かれていない場合があって、直ちに対応できるかどうかという、そういう大きな課題がある中において恒久法を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 少し補足をいたしますと、それはもう御承知のように、極東条項は六条に関わることでございまして、言わば極東の平和と安定のために我が国の施設を使えるということのこの極東は変わらないわけでありますが、それとは別に、まさにグローバルに今日米の同盟を生かしていき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そのような事案について私全く承知をしておりませんので、今の段階でお答えすることはできません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 金子委員が御指摘のように、昨年の消費税の引上げによって消費に影響が出たのは事実でございまして、それが結果として成長率の引下げになったところでございます。もちろん、そのための対策、低所得者対策、子育て世代への対策のための補正予算を組んでいたところでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この一五年度、一〇年度に比べてGDP比半減する、プライマリー、PB赤字をですね、そして二〇年度黒字化に向けて進んでいくと。これは国際公約かどうかということでございますが、私はいわゆる国際公約というふうに申し上げたことは一度もないわけでございます。言わ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 増税延期については、様々な評価があるのは事実でございます。  米国はおおむね評価をしているんだろうと、このように思うわけでございますが、他の国々においても、言わばこれは、いずれにせよ我々が判断することでございますが、基本的には日本がしっかりと経済を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはまさに、今回一年半の延期を決断をしたことについて発表する際、同時に財政の健全化を図っていく、この決意も示していかなければいけないわけでありますし、国に対する信認も維持をしなければいけないという中において、そしてまた、今後、我々、景気の好循環を更...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 金子委員には、私が総理になる前、いろいろとマクロ政策について御教示をいただいたこともございますし、正直申し上げて、いろいろと御意見を参考にさせていただいたのも事実でございます。  今回の消費税の引上げでございますが、もちろん、最終的には私の判断で引...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当時の、昨年の判断でございますが、昨年四月、上げる上においては一昨年に判断をしているわけでございますが、実質GDPが二四半期連続で三%以上のプラス成長であったと、有効求人倍率も〇・九五まで回復をしていたと。そして、今御紹介をいただきましたが、取りあえ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 経済の予測はそれほど難しいわけでございまして、それぞれ確立された権威を持つ方々にお集まりをいただいたわけでありますが、残念ながらそのとおりにならなかったのは事実でございますが、しかし、責任はこれは最終判断をした私にあるわけでございまして、先ほどの議論...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 経済を成長させるとともに、成長によって生み出された果実をしっかりと均てんをしていく、その中において、特に弱い立場にある人たちに対してしっかりと支援をしていくことがこれは求められていると、このように思います。  我々の政策によって、今回も二年連続で最...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本は、阪神・淡路大震災、そして東日本大震災を始め幾多の災害を経験をしてまいりました。我が国にとって、国連防災世界会議は、防災先進国日本としてこれまで培ってきた知見、技術を世界と共有をし、そして国際社会における防災の主流化に積極的に貢献していく重要な...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも東京一極集中は、地方から出生率が極端に低い東京に人口が流れてきていることによって我が国の人口減少の大きな要因をつくり出していることにもつながっていると、このように思います。このため、地方創生によって東京一極集中是正に取り組み、人口減少を克服し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) IRにつきましては、私もシンガポールに出張した際、現地を、二つのタイプのIRを視察をしてまいりました。観光振興や地域振興あるいは産業振興等に資することが期待をされると思いました。  一方、今委員が御指摘になったように、カジノには治安や青少年への悪影...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 有村大臣が問題を共有すると言ったのは、言わば天下りがそういう組織にどんどん言わば出ていって、そしてまた更にそこで給与をもらって、役員報酬をもらって、退職金を取っていく、こういうことはないようにしていかなければいけないし、その実態が果たしてどうなのかと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) がんや難病など困難な病気と闘っている患者の方々には、国内で未承認の医薬品等を安全性、有効性を確認しつつ迅速に使用したいという強い願望があるわけでございまして、何人かの方々から直接そういうお話を伺ったことも私はございます。これをしっかりと受け止めなけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国をめぐる安全保障状況が厳しさを増している中において、国民の命と幸せな暮らしを守っていく、この大きな責任があるわけでございまして、その中におきまして、このオスプレイについては、島嶼防衛能力の強化を図るため自衛隊への導入を図るものであります。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど来、防衛大臣が答弁をさせていただいておりますように、我が国の安全保障上重要であると考えております。オスプレイの自衛隊への導入は重要であると考えております。  その際、佐賀空港の利用、また米軍の普天間基地におけるこのオスプレイの訓練等において、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまのお話を承りまして、例えば我が党においても党議拘束を外した例はございます。臓器移植法案については、これは個々の議員がそれぞれの認識、見識と良識において投票するという決定をしたこともございますが、基本的には党内で議論を行い、そこでは賛成も反対も...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本人人質二名の解放のために、我々は様々な情報収集を行っております。しかし、御承知のように、我が国独自の対外情報機関というのはないわけでございますから、海外の情報機関と連携を密にしながら情報の収集を行うわけでございます。  その際、我々、ヨルダンを...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) こういう出来事が起こりますと、中田さんだけではなくて、自分はこういうルートがあるから協力したいという人が結構出てくるんですよ。しかし、それは取捨選択を当然しなければなりません。  それと、情報を収集するのと相手側との言わば解放に向けての働きかけをす...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、御承知のように国連決議がありますから、テロリストに対してお金を国として支払うことはこの決議に反することになります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、松田委員が質問しておられることはまさに仮定の質問でございますから、仮定の質問についてはお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。    〔理事岡田広君退席、委員長着席〕
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今おっしゃっていることは、まさに今後、例えばテロ組織に邦人が誘拐されたという仮定の中において、身の代金を家族に要求して家族が払うかどうかという、そういう仮定でございます。このやり取りは、国内だけではなくて、そういうテロ組織もこれ注目をしている中におけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今日までもテロ対策の充実について努力をしてきているところでございますが、今後、日本人の命を内外で守るために、あるいはまた、こうしたインターネットを活用したテロ組織の活動に対してどのような対応をしていくかということについてもしっかりと研究、検討していき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このようなISILのテロを含めて、国際社会、我が国をめぐる安全保障環境は厳しさを増しているわけでございますし、新しい事態への対応も求められているんだろうと、このように思います。  その意味におきまして、国民の命、幸せな生活を守るためにも、安全保障や...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 内閣情報官ですね、情報官からは私は定期的にブリーフを受けているところでございますが、私は有益だと、このように考えております。  先ほど申し上げましたように、情報官自身も各国の情報機関と今連携をかなり密に、人的連携を密にしているわけでございます。情報...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの御説明に付け加えますと、内閣直接の、直属の情報機関として内閣情報調査室が設置をされまして、情報コミュニティー各省庁が内閣の下に相互に連携を保ちつつ、情報収集、集約、分析に当たっているわけでありまして、いわゆる情報コミュニティー、先ほど申し上げ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 対外情報の収集におきましては、現在ももちろん海外の情報機関等との連携の中において集約した情報の分析を行っておりまして、その分析の専門家もいるわけでございますが、その中において、独自に海外において情報収集、そのためのオペレーションということでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府の機構の改革は、不断の改革努力は大切だろうと思いますし、不断の見直しは必要だろうと。特に、この国際情勢が大きく変化をする中、安全保障環境が厳しくなっていく中において、情報収集に関わる機関、部門の見直しの検討というのは不断の見直しが大切だろうと、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに委員の御指摘に対応するために特定秘密保護法が成立をしたわけでございまして、施行されたばかりでございますので、まずはこの運用状況を見ながら今後考えていきたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 具体的にどのようなケースにまで対応をし得るかなどについて、法整備の具体的な内容はまさに今検討中でございます。  先般の閣議決定の考え方に基づけば、例えば今シリアについて挙げられたわけでありますが、当然これは受入れ国の同意が必要であります。同意といっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは今防衛大臣が既にお答えをさせていただいているところでございますが、言わば海外において活動する自衛隊はその目的等を厳しく定められているわけでございますし、現在のところ、現在の段階においては、まさに正当防衛等のためにしか武器は使えないということでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当時の憲法下あるいは内閣の仕組みと今とはもうこれは全く違うわけでございまして、当時は統帥権というものがあったわけでございますが、内閣において私がまさに行政の上において最高責任者であり、自衛隊の最高司令官でもあるわけでございまして、状況は全く違う。シビ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権としては、戦後五十年の村山談話、戦後六十年の小泉談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継いでいく考えであります。  戦後七十年の談話はそれを前提として作成するものでございまして、談話の内容につきまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣としては、戦後五十年の村山談話、戦後六十年の小泉談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいるということは申し上げたとおりでございまして、今後も引き継いでいく考えでございます。その上において、戦後七十年の談話はそれを前提...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げたとおり、戦後五十年の村山談話、戦後六十年の小泉談話を全体として受け継いでいるわけでございます。  いずれにせよ、談話の中身につきましては、まさに今後、八十年、九十年、百年を見据えながら中身をこれ考えていくわけでございますが、その際、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま申し上げたような趣旨で検討を行いまして、まずは有識者の皆様から御意見を伺っていきたいと、こう考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、言わば戦後七十年を迎え、さきの大戦の反省の上に立ってのこの七十年間、日本は自由で民主的な国をつくってきたわけでございます。そして、何よりも法を尊ぶ、そして人権を守る国として世界のまた地域の平和への貢献も行っている。  こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) たがをはめるかどうかということは別でありますが、今私が申し上げたことが基本的な方針でございまして、この方針の中において有識者の方々に御議論をいただきたいと、このように思っているところでございます。その上において我々が作成を進めていきたいと、こう考えて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この成長率というものを正しく理解しないといけないと思うんですが、御指摘のとおり、民主党政権と現政権の実質GDP成長率の平均を比較した場合は、民主党政権の方が上回っていることは事実であります。  しかしながら、これ、思い出していただきたいんですが、民...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 実質賃金については何回もここで議論をさせていただいておりますが、まさに景気回復期においては、それまで仕事をしていなかった、つまり収入ゼロだった人たちが働き始めます。それは大抵、スタートにおいてはパートだったり短期の仕事になるわけでございます。ゼロだっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにこの全中ができた昭和二十九年のときとは情勢が大きく変わっているわけでありまして、言わば個々の農家が主役でなければならない。この農家の方々が安心して、あるいは意欲を持って、情熱を持って農業に専念する。そして、農業に言わば未来を託すという意味におい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の事案を検証する上において、あらゆる角度から検証していく必要もあるんだろうと、こう思う次第でございます。  ただいま荒井委員が御指摘になった視点、これは当然、報道の自由、権利との関わり合いもあるわけでございますが、いずれにせよ、こうしたことの再...全文を見る
02月06日第189回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平成二十五年度当初予算は、経済再生に向けて、緊急経済対策に基づく二十四年度補正予算と一体的に十五か月予算として編成するとともに、予算の効率化を通じて、四年ぶりに税収が公債金を上回る状態を回復させました。財政健全化目標の達成に向けた第一歩の予算とするこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平成二十五年度決算検査報告において、会計検査院から、今、赤石委員が御指摘になられたように、五百九十五件、二千八百三十一億円の指摘を受けたことは誠に遺憾であります。検査報告の指摘事項は様々なものでございますが、その内容に応じて一つ一つ着実に改善策を講じ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、会計検査院の機能の重要性については十分に認識をしております。検査活動が円滑かつ厳正に行われ、その機能が十分発揮できるようにしなければいけないわけでありまして、検査体制の充実強化については今後も引き続き配慮していきたいと、委員の御指摘も踏...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘のように、中国の公船等による尖閣諸島周辺海域への接近や徘回が依然として残念ながら繰り返されております。また、昨年秋以降、小笠原諸島周辺海域において、中国のサンゴ漁船と見られる外国漁船がこれは相当多数確認をされたところでございまして、それに対して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま赤石委員が御指摘になったように、我が国の財政については巨額の公的債務が累積するなど、大変厳しい状況にあるのは事実でございます。安倍内閣としては、そうした状況の中において、我が国に対する市場や国際社会からの信認を確保するために経済再生と財政健全...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々が政権を奪還いたしました一二年の暮れの総選挙、その状況におきましては経済は低迷をしておりました。経済の低迷だけではなくて、累積債務も積み上がっていた中において、財政の健全化に向けて進んでいかなければならない。同時に、社会保障の財源をしっかりと確保...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、井原委員が指摘をされた点がまさに地方創生が成功するかどうか、一番大きなポイントだろうと思います。石破大臣もよくこれは述べておられることでありますが、危機感を共有する、この言わば地方創生に失敗したら地域や日本の未来はないという危機感を共有しなければ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権は教育を重視をしておりまして、教育再生は安倍政権の最も重要な政策の一つであります。  教育再生は、全ての子供たちが高い水準の学力、そして規範意識を身に付ける機会をしっかりと保障していくということでありまして、私たちが進めていく教育再生におい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 会計検査院の求められている役割は、不正や不当な使途についてはこれはもちろんでございますが、同時に、今委員が御指摘をされました事業や政策の効果を問う有効性の検査の拡充強化にも努めているところであるということを承知をしておりますが、会計検査院では、平成二...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年十一月に山陽新聞に寄稿されました大原謙一郎さんの御意見を読まさせていただきました。  ポイントは三つだと思うんですが、一つは、地方創生を進めるに当たって最も重要なのは人であり、創造的な仕事の場を地方に行き渡らせなければならないということ。そして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府機関、政府関係機関については、多極分散型社会を目指し、これまでも六十九機関が都区外への移転が完了いたしました。また、移転先が決定もされています。  さらに、今回の地方創生の取組の中で、地方の発展に寄与すると考えられる政府関係機関については、地方...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この二十五年度決算については、会計検査院がこれはまさに問題点等々については指摘をしていただいているところでございまして、そうした御指摘を今般、二十七年度予算には反映をさせていただいているところでございます。  そういう意味においては、例えば基金の在...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の財政の現状につきましては、巨額の公的債務の累積が、巨額の公的債務が累積するなど厳しい状況にあるわけでございまして、安倍内閣としては、そうした状況で我が国に対する市場や国際社会からの信認を確保するため経済再生と財政健全化の両立を目指しているとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにこの推定は我々が予測をしている推定でございますが、その前に立ちすくんでいては、むしろ更に財政は悪化をしていくわけでございます。  その意味におきまして、これは誰もが認めることでございますが、デフレから脱却をしなければ税収は増えていかない。これ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども指摘をしておられましたが、言わば補正予算等の予算についてでございますが、これは当然無駄をなくしていく、当然でございます。と同時に、その時々の経済の状況を見ながら、マクロ経済管理の上においてどれぐらい需要をつくらなければいけないかという観点から...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この今お示しをいただいた資料がございます。  我々、なぜデフレから脱却をしなければいけないかといえば、デフレ下においては物の値段が下がっていくわけでありますが、それ以上に賃金も下がっていくわけでありまして、そこでまさにGDP、名目GDPがこれ縮小を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、だから、先ほど私はお答えをしたんですよ。(発言する者あり)お答えをしましたよ。  九七年度、まさに、これは消費税を上げた、三%から五%に上がっていく中においてアジアの経済危機もありました。その中において日本はデフレに突入をしていくわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 質問通告ございませんでしたが、今資料を探しました。  正社員の有効求人倍率については、政権交代前、我々が政権交代前は〇・五〇倍でございますが、我々が政権を取ってから、一四年の十二月で見ますと〇・七一倍でございまして、この〇・七一倍という正社員の有効...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、法案を提出する上において、私の指示の下に法案を作成をする、また起案をするのは厚労省であります。しかし、こうしたことについて、責任を持って法案を審議する上において答弁をしていくのは厚生労働大臣でありますから、私が政府が出す百本近い法律を全て読...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会には衆参で予算委員会がございます。その年の予算について、果たしてその予算が正しいかどうか、中身について御議論をいただくところでございますが、同時に、その予算が所期の目的どおり正しく使われているのか、あるいは効果を発揮をしているのか、あるいはまた、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この目的につきましては、第二次安倍内閣最初の予算編成である平成二十五年度当初予算におきまして、強い経済を取り戻すという断固たる決意の下に、まずは景気の底割れの回避とデフレからの脱却、早期脱却を図ることとしました。他方、財政状況の悪化を防ぐため、歳出の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど目的についてお話をさせていただきました。確かに、施政方針演説については幾つかの柱を立てて政府としてやるべきことについて記述をさせていただいたところでございますが、そうしたことを実行していくためにもまずは強い経済を取り戻していかなければいけないと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、礒崎委員から御指摘をいただいた振り返り、そして足りないところは何かということを、あるいは政策意図どおりにはならなかったかどうかということを検証していくことは極めて重要であろうと、このように思います。  そして、今、礒崎委員にそれぞれ御指摘をいた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御承知のように、我々、政府と日本銀行との間にいわゆる政策の協定をいたしまして、二%の物価安定目標という目標を掲げたわけでございます。これは、日本銀行がそれをやると、言わば政策目標を同じくし、政府からは、二%を日本銀行、責任を持って安定的に目指してくだ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府として、決算に関する国会の審議や内容、審議内容や決算結果等を踏まえて、予算や執行等に適切に反映すべく取り組んでいます。  御指摘の昨年六月に議決された平成二十三年度、二十四年度決算に対する決議においては、国庫補助金等により造成された基金の見直し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) インフラが急速に老朽化する中、長期間にわたって社会インフラが適切に機能を発揮するために、維持管理、長寿命化にしっかりと取り組む必要があると認識をしております。その際、御指摘の非破壊検査技術などを活用することによって危険箇所を早期に発見して事故を未然に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま財務大臣からお答えをしたように、日銀が行っております市場における国債の買入れでございますが、これは決して財政ファイナンスではなくて、まさに二%の物価安定目標に向けた金融緩和への手段として国債の買入れを行っているということでございます。  い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私としても、もちろん政府としても、若者の使い捨てが疑われる企業は社会的に大きな問題であると。まさに今委員が御指摘をされたように、若者の将来と夢を奪うことにつながると思います。このため、こうした使い捨てが疑われる企業への対応の強化を図っておりまして、昨...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、その職場に行った段階で常識的にはタイムカードに打刻するということだと私は思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はこの事案について詳細について存じ上げておりませんが、しかし、もちろんこうした法令違反は元来あってはならないことでありますし、労働基準関係法令にしっかりと従っていくことが大前提でございますが、法令違反といった事態になる前から使用者が法令遵守の意思を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば今例として挙げられている当該企業においては、何回も何回も勧告しているにもかかわらず、それに応じていないということについては相当悪質であろうと、このように思うわけでございますが、その中において、言わば指導に従わさせるためにどのようなこちらが手段を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) マララさんが、武装勢力から命を奪うぞという脅かしを掛けられながらも、その脅かしに、テロには決して屈することなく女性が教育を受ける権利を訴え続けたこと、世界の人々に勇気を与え、私も含めて多くの人々が感銘を受けたわけでございます。  教育は、まさにその...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このイギリスの軍情報部がエニグマを解読をしていたという事実をドイツ側に知られないために今委員が御指摘のようなそういう対応をしていたということは、これは有名な話でございますが、言わば国全体を守るためにいかなる政策判断をするかということは、言わば国の行政...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 好循環実現のための経済対策とそれを実行する二十五年度補正予算については、経済対策の効果が速やかに発現し、消費税引上げに伴う反動減に適切に対応できるよう、政府を挙げて迅速に対策の具体化を図るとともに、地方公共団体に対しても速やかな対応を要請してきたとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の段階で一々その仮定の質問にはお答えはできませんが、しかし、世界的な経済の緊縮が起こるような状況、言わばそういう大きな事情の変更と思われるようなことがあれば、こうした状況であれば事情はまた別になるということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、まさにそういう事態が起こった段階において、諮問会議を始めエコノミスト等の意見も伺いながら、これは言わば大きな経済の収縮状況になっていく危険性があると、そういう判断をするわけでございますが、その際には、そうした事情の変更とみなすことができるとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原発を利用しようとする中東地域の国に対して我が国から原子力関連資材等の提供を行う上においては、これはもう御承知のように、原子力協定の締結等を通じて核不拡散と核テロへの対応を含む原子力の平和的利用を確保しているわけでございます。  我が国としては、も...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本航空は、今御議論にあったように、民主党政権下において公的支援を行い、民事再生がなされ、まさに再上場が行われたわけでございます。この公的支援によって航空会社間の競争環境が不適切にゆがめられることがないように、国交省において、健全な競争環境の確保の観...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 難民認定申請につきましては、従来より、国際的な取決めである難民条約等に規定されている難民の定義にのっとりまして、個別に審査の上、難民として認定すべき者を適正に認定しており、平成二十五年には六人を難民認定をしています。  他方、難民条約上の難民と認定...全文を見る
02月12日第189回国会 衆議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、冒頭、シリアにおける邦人殺害テロ事件について、一言申し上げます。  事件発生以来、政府はあらゆる手段を尽くしてまいりましたが、日本人がテロの犠牲となったことは、痛恨のきわみであります。衷心より哀悼の誠をささげるとともに、御家族に心からお悔やみ...全文を見る
02月12日第189回国会 参議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず冒頭、シリアにおける邦人殺害テロ事件について一言申し上げます。  事件発生以来、政府はあらゆる手段を尽くしてまいりましたが、日本人がテロの犠牲となったことは痛恨の極みであります。衷心より哀悼の誠をささげるとともに、御家族に心からお悔やみを申し上...全文を見る
02月16日第189回国会 衆議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 岡田克也議員にお答えをいたします。  農政改革についてお尋ねがありました。  農業は、日本の美しいふるさとを守ってきた、国の基であります。一方で、我が国の農業の活性化は待ったなしであります。  農業の成長産業化を図るため、安倍内閣では、農地集積...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 谷垣禎一議員にお答えいたします。  テロ対策及び国際社会のテロとの闘いにおける我が国の貢献についてお尋ねがありました。  政府としては、テロの防止に万全を期すため、国際社会と緊密に連携し、不穏動向の早期把握に向けた情報収集、分析の強化、海外に渡航...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 江田憲司議員にお答えをいたします。  邦人殺害テロ事件に関する検証についてお尋ねがありました。  邦人殺害テロ事件では、事件発生以来、政府はあらゆる手段を尽くしてまいりましたが、日本人がテロの犠牲になったことは痛恨のきわみであります。衷心より哀悼...全文を見る
02月17日第189回国会 衆議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井上義久議員にお答えいたします。  日本人の安全確保に向けた今後のテロ対策についてお尋ねがありました。  今回の邦人殺害テロ事件やパリの新聞社襲撃事件など、テロ情勢は非常に厳しい状況にあります。今や、全ての国がテロの脅威にさらされる時代となったと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 志位和夫議員にお答えをいたします。  ISILへの対応についてお尋ねがありました。  国際社会は、一致団結してISILと闘う決意を鮮明にしており、国連安保理は、ISILを非難し、資金の提供、武器の供与、戦闘員の移動、身代金の支払い等を禁じる決議を...全文を見る
02月17日第189回国会 参議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 郡司彰議員にお答えをいたします。  主権回復を記念する式典と憲法施行記念式典についてお尋ねがありました。  政府としては、平成二十五年四月二十八日に主権回復・国際社会復帰を記念する式典を挙行しました。これは、日本国との平和条約の発効による我が国の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦後七十年談話についてお尋ねがありました。  安倍政権としては、戦後五十年の村山談話、戦後六十年の小泉談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継いでいく考えであります。戦後七十年の談話は、それを前提として作成...全文を見る
02月18日第189回国会 参議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山口那津男議員にお答えをいたします。  テロの根絶に向け、我が国が果たすべき役割についてお尋ねがありました。  国際社会は一致団結してISILやアルカイダ等の国際テロ組織と闘う決意を鮮明にしており、国連安保理は、これらの国際テロ組織を非難し、資金...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 柴田巧議員にお答えをいたします。  政治主導による予算編成と内閣予算局についてのお尋ねがありました。  安倍内閣においては、各年度の予算編成において、社会保障の自然増を含め、聖域なき見直し、歳出の徹底的な重点化、効率化を行ってきました。その際には...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山下芳生議員にお答えをいたします。  政権の基本姿勢についてお尋ねがありました。  今日よりも明日はきっと良くなる、そう信じることができる社会、誰にでも何度でもチャンスがあり、みんなが夢に向かって進んでいける社会、それこそが安倍政権が目指す社会で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 柳澤光美議員にお答えをいたします。  目指すべき日本の姿についてお尋ねがありました。  安倍内閣が目指しているのは、経済の好循環の実現であり、地方経済の底上げであります。このため、政労使による賃上げ、設備投資の促進や下請企業への転嫁などの取組や地...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 岩城光英議員にお答えをいたします。  東京一極集中の要因と地方創生の決意についてお尋ねがありました。  東京圏への人口の過度の集中の原因については、大企業や会社の本社機能が集中し、就職に有利であることに加え、文化施設やイベントが豊富であり、また、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 浜野喜史議員にお答えをいたします。  安保理常任理事国入りと集団安全保障についてお尋ねがありました。  安保理常任理事国入りのいかんにかかわらず、憲法上、我が国による武力の行使が許容されるのは、新三要件を満たす場合に限られます。これは、国際法上の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 松田公太議員にお答えをいたします。  集団的自衛権の行使を認めることによるリスク等についてお尋ねがありました。  戦争に巻き込まれてしまうのではないかといった議論がよくなされますが、六〇年安保のときにも同様の議論が盛んに行われ、その結果は既に誰の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中山恭子議員にお答えをいたします。  国際テロ組織への対処についてお尋ねがありました。  国際社会は一致団結してISILやアルカイダ等の国際テロ組織と闘う決意を鮮明にしており、国連安保理は、これらの国際テロ組織を非難し、資金の提供、武器の供与、戦...全文を見る
02月19日第189回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○安倍内閣総理大臣 今般の邦人殺害テロ事件を受けまして、在外邦人の安全確保については万全を期していきたいと考えておりますが、在外公館と日本人会などで構成する安全対策連絡協議会の活動を促進するとともに、渡航情報などの迅速な提供、日本人学校の警備強化の要請などの諸対策を一層強力に推進...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、かつて野党時代に、民主党政権に対しまして当時の谷垣総裁が、税こそ民主主義であり、その税において大きな変更をするのであれば直ちに国民に信を問うべきだ、こう主張して総選挙を要求したわけであります。  今回、我々は、私たちが進めている経済政策を成功させるた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 さきの大戦からことしは七十年目を迎えるわけでございますが、日本の状況も、あるいは日本をめぐる国際状況も大きく変わったわけでございます。残念ながら、日本は人口が減少していくという状況にあります。財政においては大きな累積債務を抱えているという状況がある。そしてまた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年四月の消費税の引き上げにより、個人消費には弱さが見られたものの、先日公表されました昨年の十—十二月期のGDP速報では、三四半期ぶりに実質GDPが前期比プラス成長となりました。また、名目においては四%以上の成長になった、GDPデフレーターはプラスになったわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、この介護給付、全体としては毎年五%程度伸びている。介護保険制度の持続可能性を確保するためにも、制度の重点化、効率化が必要であります。まさにこの介護保険給付を支えているのは、税金も入っておりますが、これは保険料と御本人の自己負担もあるわけであります。ですか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 子供たちの誰もが自信を持って学び成長できる環境をつくっていくことは、国の責任であると考えております。  このため、多様な価値に対応できるような複線的な教育制度とし、子供たちが自信を持って学べる環境を整えるとともに、家庭の経済事情に左右されることなく誰もが希望...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今年度の予算編成においては、今、塩谷委員がおっしゃったように、総選挙の後、時間が限られている中で、与党の皆様に御協力をいただき、国民生活に支障を来すことのないように迅速に進めることができたと思います。  委員には、政調会長代行として、全議員が参加可能な党の政...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 イノベーションは成長戦略の重要な柱であります。  世界に誇れる日本の技術力、研究開発力を強化し、イノベーションが絶え間なく起こるような国をつくりたいと考えています。また、地方の強みを生かした研究成果を雇用や新産業へとつなげる上で、イノベーションは重要な役割を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 齋藤委員には、伝統ある自民党の農林部会に、まさに新たな部会長として、新しいタイプの部会長として新風を吹き込んでいただいたと、敬意を表したいと思います。  今回の改革で何が一番大切か。それは、やはり若い方々が、自分たちの情熱や意欲や努力で新たな地平を切り開くこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本の農産物は、いわば地理的な条件からコストも高いし、海外展開は難しいのではないか、こう言われ続けてきたわけでございますが、昨年オランダに参りました。オランダは面積は大変小さいんですが、農産物の輸出額としては世界第二位であります。あんなに面積は小さいのに、さま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 よくある、アメリカにやらされているという陰謀論、それと意趣返し、全くばかげた話だと思います。  まさに、我々は、農業は国の基である、これは自民党の基本的な考え方だろう。このままでは大変なことになる。農業の衰退というのは、地方の消滅、美しい景観の消滅、そして日...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の法人税改革でありますが、法人税一般に対する政府の基本的な考え方は先ほど甘利大臣からお答えをさせていただいておりますが、税収との考え方でまいりますと、先ほど甘利大臣が答えたように、いわば税率をどんどん上げていけば果たして税収がふえるかということでございます...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 法人税率の引き下げは、いわば、単に企業のためにやることではなくて、まさに、そこでは日本人が働いている、働いている日本人には家族がいるわけであります、雇用を確保している。国際競争力の中で、競争的な法人税率でなければ国内で生き残ることはできない。そしてまた、そうな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 このNSC設立につきましては、第一次安倍政権の際、NSC法案を担当して、小池委員には御尽力をいただいたと思っております。  海外における邦人の保護は政府の重要な責務でありまして、今般の事案においても、関係閣僚会議やNSCを開催するなど政府一丸となって取り組ん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどNSCの意義について若干お話をさせていただいたんですが、NSCは、御承知のように、NSC自体が情報を収集するわけではなく、日本においては情報官を中心に情報収集を行っているところでございます。しかし、このNSCをつくったこと、あるいはまた特定秘密保護法をつ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般、私が船田先生とお目にかかったときの後、さまざまな報道がなされておりましたが、基本的には、憲法においては、最終的には国民投票、まさに国民の皆様によって決めていただくわけでございますから、その意味においては、しっかりと議論が成熟していく、そして、国民の中にお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これまで、被災者の方々が一日も早く安心して暮らすことができるように、住宅再建や産業、なりわいの再生などに全力で取り組んでまいりました。  平成二十七年度予算においても、復興の加速化を最重要課題の一つとして重点化しました。具体的には、住宅再建と復興まちづくり、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の法人税改革は、今、上田委員がおっしゃったように、単なる減税ではなくて、課税ベースを広げていく。この改革のポイントは、今までいわばお金を稼いでいた企業に税の負担が集中していたものを、これをみんなで担っていくように変えていく、企業の稼ぐ力を高め、法人税を成長...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる格差でありますが、格差が固定化しない、あるいはまた、許容し得ない格差が生じないということが大切だろう、そういう社会を構築していくことは重要な課題だと思っております。  安倍内閣においては、御指摘にもあるように、再分配機能の回復を図るために、税制、社会...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、今委員が御指摘になったように、若者は将来を担う人材であります。若者が社会に、仕事に絶望するような日本になってはならないと思います。使い捨てが疑われる企業は社会的に大きな問題であり、こうした企業への対策の強化は大変重要であると考えています。  このため...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 難病に苦しむ方々の視点に立って政策を進めていくことは、私のライフワークであります。  難病というのは、まず、なかなか完治しない。ですから、この病気とずっと、いわば、場合によっては一生つき合っていかなければならない、その中で生計も立てていかなければならないとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、認知症は、誰もがかかわる可能性のある身近な病気と言ってもいいんだろうと思います。そして、世界で最も速いスピードで高齢化が進む我が国こそ、社会全体で認知症に取り組み、世界のモデルとなる、そういう取り組みを進めていく必要があると思っています。  そこで、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が述べた、社会保障の再配分機能を行った後についてはおおむね横ばいというのは、これはジニ係数について申し上げているわけでありますが、ジニ係数というのは、大体同じ収入であれば、こちらが人だとすると、収入とすると、リニアで上がっていくわけでありますが、差が出ると、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 若年層について言えば、ジニ係数においても、今、ジニ係数で統計がとれている期間でございますが、これは二〇一〇年までですかね、若年層においてはそういう傾向が見られるということであります。
○安倍内閣総理大臣 甘利大臣が御答弁をさせていただいたのは、事実認識をちゃんと捉えるということでは全くこれは岡田代表と同じなんですよ。事実認識を捉える上においては、この統計がどういう統計であるかということもしっかりと把握しておく必要があるんだろうということであります。  では、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどの答弁に対してちょっと、所得と資産についての関係でありますが、高齢者の単身がふえたということを先ほど申し上げました。  ジニ係数においては、私も何も、フローと資産、ストックとの関係については、もちろん言及していなかったわけでありますが、この相対的貧困率...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 その点については、基本的に同意をさせていただきたいと思います。まさに、再配分機能を行うのは国としての責任であろう、このように思います。  この格差については、いろいろな意見があるわけでありますが、いわば格差が固定していないということと、これは許容できない、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今もう既に御紹介いただいたんですが、我々は既に、所得税の最高税率あるいは相続税の最高税率を引き上げました。  そこで、それが不十分だという御指摘でございますが、これは考え方の問題なんですが、四千万円の方々が四〇から四五%に上がったんですが、彼らがこれはやはり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは人によって考え方が違うんだと思うんですが、いわば経済の世界で財をなしていくタイプの方々は、本当に俺は頑張ったんだという思いを持っている人たちというのは結構多いんじゃないかと思うんですね。自分はほかの人よりも三倍四倍働いたんだ、それによって積み上げた富を、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 子供の貧困率が高いという御指摘でありますが、特にそれは一人親に非常にその傾向が見られるわけでありまして、そういう意味においては、一人親家庭に我々は着目した施策を打ってきているわけでございまして、きめ細かな支援が必要であるというふうに認識をしています。  この...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 子供の貧困という状況、まさに、子供の貧困によって教育の機会が失われる、将来に希望が持てない、そういう日本にしてはならない、このように思っております。ですから、子供の貧困対策は極めて私は重要だと考えております。  先ほど塩崎大臣が児童扶養手当について答弁させて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もう一度官房長官からも答弁をさせていただきますが、では、官房長官の仕事は何かということなんだろうと思います。  そして、こうした事態が起こって、まだISILかどうかわからない段階においては、基本的には危機管理監が対応します。これは当たり前なんですよ。それは、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 よろしいでしょうか。  そこで、そういう中において、官房長官のところにももちろん情報は入っておりますが、選挙中ではありますが、私のところにもずっと秘書官がついているんですから、これは情報が入ってきます。それは、メールも電話もあるんですから、常時。ということに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、危機管理がちゃんとできているかどうか、民主党がそんなことを言えるんですかと、私は、そういう気持ちにもなりますよ、はっきりと申し上げてね。(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 私は、先ほどえひめ丸の例を挙げましたが、あのとき私は官房副長官で、東京でそれを担当しておりました。ですから、実際、私はそのとき官房副長官としてオペレーションを担当していましたが、これは、官房長官の、私は代理として職務を果たしていたと思いますよ。その中において、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そのために、例えば危機管理監が、当面のオペレーションについては、さまざまな邦人保護等については危機管理監がいるわけであります。  そして、例えば東日本大震災のようなことが急に起こったらどうかと。その段階では、もちろん、例えば私が離れていたら、総理大臣である私...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、今までの、ずっとこの二年少しの官邸の対応を見ていただければ明らかなわけであります。あれは選挙の期間だからああいうことがあったわけでございますが、それ以外においては、まあ大体。しかし、でも、それが絶対だめかといえば、そうではないわけでありますし。  基...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば内閣法があるんですから、内閣法にのっとって指示を出せる人がいるわけですよ。  まさに、官邸にいなければ対応できないというわけではないですよ。今まで私は、いろいろな外国や何かに行っていますが、そこからちゃんと指示を出しているんですから。イナメナスのときだ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法解釈上、政府としての立場は定まっておりまして、苦役にこれは匹敵するということであり、これはもちろんさまざまな議論があるところかもしれませんが、政府においては、これはもう議論の余地がないという考え方でございます。徴兵制はいわば憲法違反になるということははっき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いや、これは安倍政権だけではなくて、今までの政権においても、これは憲法上許されないという答弁をしてきているわけであります。
○安倍内閣総理大臣 今回の我々の憲法解釈の変更については、これは、昭和四十七年の政府のつくった答弁書、これは閣議決定を経ていないものでありますが、との関係においては、基本的な規範、基本的な考え方を変えるものではないということであります。  それといわば徴兵制との関連でいえば、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 全くこれは逆ですね。  はっきりと申し上げておきたいんですが、まず、憲法は自衛権について明記をしていないことから、憲法解釈が重要になってくるわけでありまして、これまでの自衛権をめぐる政府の憲法解釈は、今回のように、何回にもわたる与党協議を経て、そして閣議決定...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、閣議決定をしていない、四十七年の政府の解釈については、あれは閣議決定していないのは事実ですよ。その後、答弁主意書に対しては閣議決定していますが、たまたま答弁主意書があったからですよ。でも、政府の……(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 済みません、少し静かにしていただけますか。  それで、いわば政府の解釈を決定したのは、これは閣議決定をしていないわけですから、これは厳然たる事実じゃないですか。その段階でもう政府の解釈は決まっているんですから。それに対する質問があって、それに対する答弁書は閣...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 理解と強い支持、必ずしも強い支持という明確な言葉ではない場合もありますが、しかし、理解や、あるいはまた歓迎するという言葉も含めてそういう表現をさせていただいたわけでございますが、これはほとんど全ての国々から理解や、いわば強い支持と言ってもいいんだろうと思います...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは積極的平和主義の説明でありますから、集団的自衛権そのものの説明ではありません。いわば集団的自衛権の詳しい説明をできる時間もあれば、これは、紙で渡すだけのこともあるわけであります。  それと、いわば、二百回にわたる首脳会談と申し上げたんですが、これは、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いや、それはもう先ほど申し上げておりますように、それは私が答弁したとおりでございます。それが違うということであれば、違うという証拠を出していただきたい、このように思うわけでございます、ここでそういうことをおっしゃるのであれば。我々は、大体、ほとんど説明をしてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政治資金については、常に国民との信頼を自覚しながら説明責任を果たしていくことが大切であろう、疑いを持たれないことが大切であろう、このように思います。その意味においては、西川大臣は説明責任を果たしておられると思います。  先ほど、砂糖業界との関係においては、い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば保守がイズムであるかどうかということは、さまざまな議論があるところなんだろうなと思います。  今、例として挙げられたエドマンド・バークが「フランス革命の省察」を書いた。まさに、フランス革命というのは知性万能主義であって、自分たちが正義をつくる。そこで恐...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、ポートフォリオの見直しでありますが、デフレ時代から我々は脱却をしていく、そしてデフレではない状況をつくり上げようとして、今はもうデフレではないという状況にはなっています。デフレ脱却もだんだん見えつつあるわけであります。そこで、いわばデフレ期からデフレを脱...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわばフォワードルッキングというのは、今までの見方というのは、基本的に今までの平均値等々に縛られるわけでありますが、基本的に政策を変えたわけですから、いわばデフレの中でずっとどよんとしているのではなくて、デフレ脱却のための政策を打っていく。日本銀行が明確に二%...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、どうしてかということは、岸本委員みずからがおっしゃったように、私も今知らなかったんですが、そのように決まっているからすぐに変更できないんだろう、こう思います。  いずれにせよ、厚生年金についてはまさに厚生労働省が担当しておりまして、このGPIFについて、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 東日本大震災からの復興は、引き続き安倍内閣の最重要課題でございます。  被災地での住宅再建は、累次の加速化により、黄川田委員が御紹介になったように、高台移転が九割、災害公営住宅が八割で事業が始まっています。  今後は、住まいの再建に加えまして、産業、なりわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 復興庁は、東日本大震災からの被災地の復興を政府一体となって遂行するために設置をされたものであります。このため、私から復興大臣に対しまして、被災地に寄り添う形で復興庁の体制の強化に努めること、そして、各省庁の縦割りを排し、現場主義に徹したきめ細かな対応により、さ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 総理に就任して、今まで二十一回訪問させていただきました。前回は御地元にお邪魔させていただいたところでございます。  地元からは震災の日を制定してくれという声は伺ったことはないわけでございますが、議員立法として、大島委員長が中心となってやっておられるというふう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 済みません。寡聞にして存じ上げないわけであります。
02月20日第189回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○安倍内閣総理大臣 事実誤認が明らかである場合に、私がそれをここで思わず訂正したこともございますが、今後、静かな討論に心がけたい。このように、与野党お互いにそういう雰囲気をつくっていくように、私も心がけていきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 なぜあのとき日教組と言ったかといえば、いわば、日教組は補助金をもらっていて、そして、教育会館というのがあるわけでありますが、その教育会館から献金をもらっている議員が民主党にはおられて、それに対する質問をかつて我が党がしたときに、これは別の団体だから関係ないとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば、やり合い、議論の答弁をしている最中に、それを完全に妨害するということについてはお互いに避けなければいけないわけでありますが、さまざまな議論の中で、それはお互いに指摘をし合う、議論が伯仲する中においてですね。しかし、それについても静かな議論を心がけていか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 こうした商行為と日朝の交渉は、全く別のものでございます。
○安倍内閣総理大臣 朝銀信組の今言われた問題点、恐らく、国会議員で一番最初に取り上げたのは私だと思います。  朝銀信組の破綻の問題は、他の信組の問題とは違って、いわば破綻することがわかっているにもかかわらず、後で預金保険機構あるいは公的資金が入ることを前提にどんどん貸していく、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 前原委員も、この問題に取り組まれていて、国会で質問されていたということは私も承知をしております。当時、私、与党でありますから、党内でこの議論をしたわけでございますが、当時は、私の考えというのはむしろ少数派であったわけであります。  そこで、当然、違法行為があ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、放送機関のトップが行った個別の発言について、政府としてはコメントすべきではないという立場を申し上げておきたいと思います。  その上において、ただいま放送法を所管する総務大臣から、どういう仕組みだということを国民の皆様にも御説明させていただいたとおり、国...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、内部留保と今回の引き下げとの関係において塩崎大臣から答弁しましたが、その際、トヨタの例について我々が挙げたということをおっしゃった。トヨタの例として挙げたのは内部留保に関係ありません。トヨタの利益率と収支差との関係において、収支差の方が多いという比較は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 細々と私の日程を御紹介いただきましたが、いわば、総理として国政全般を見ているわけであります。  そして、私は、前政権、第一次政権のときの経験からいっても、総理大臣というのは心身ともに健康を保つことも重要な仕事である。そして、基本的には、どっしりと構えてさまざ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今官房長官が答弁をさせていただいたように、シリアにはさまざまな過激集団がいるわけでありまして、そう簡単に特定はできないわけであります。  もちろん、その特定をするために、我々は、各国の情報機関等の情報の提供もお願いをしておりますし、部族長等々とも接触を図りな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一生懸命おとしめようとしている、その努力は認めますよ。  しかし、はっきり申し上げて、日本というのは、こういうおどかしに遭ったとしても、安全な国なんですよ。我々の政権ができて、五百万人、観光客がふえた。日本はすばらしい国だ、安全な国だから、みんな来てくれてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国の財政については、先ほど財務大臣から答弁をさせていただきましたが、巨額の公的債務が累積をしている、大変厳しい状況であります。こうした危機感を、これはもう馬場議員とも共有するわけでありますが、政府全体、国民の皆様とともに共有する必要があると思います。  ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般の、先般というか、もう随分前になりましたが、一二年の党首討論において私が野田さんに申し上げたことは、それでは、私は自民党の総裁として定数を削減していく、定数の是正と、〇増五減でありますから、これを直ちにやりましょう、同時に、定数の削減についても取り組んでい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、解散は全く考えておりませんが、解散をいつするかしないかということについて今ここで申し上げることは差し控えさせていただきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 今御提案のあった歳費そしてまた文書通信交通滞在費にかかわる御提案でありますが、政治活動に係る費用の問題は、議員活動、ひいては、まさに民主主義の根幹にかかわる重要な問題であると思います。  そのあり方については、政治活動に係る費用全体について、金額の多寡、そし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私、総理という立場と国会議員という立場がございます。  総理という立場においては、これは今、文書交通費とはかかわりがございませんが、昨年の特例廃止後も、私に対する給与を、総理大臣としての給与を三割カットし、閣僚の皆様には二割カット、これは継続させていただいて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今御提案のございました積立金制度でありますが、確かに、リニア中央新幹線というのは最先端の鉄道技術を使った夢のプロジェクトだ、こう思います。そして、それが東京から大阪までつながればこれは大きな効果になるだろうし、大阪以西、私は山口県でありますが、山口県に来るにも...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年、当時の景気判断を行いまして、消費税の八%から一〇%への引き上げを一年半延期することといたしました。当然、それは法改正が伴うことであります。まさに税こそ民主主義であります。  その観点から、また、我々、かつて野党時代に、当時の谷垣総裁が野田総理に対して、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘になったように、沖縄の選挙区、四つの選挙区で、残念ながら、それぞれ、選挙区においての勝利を自由民主党は得ることができなかった。名護市の市長選挙もそうですし、そして知事選挙でもそうであった。こうしたことについて、この結果を我々も真摯に受けとめなけれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、減額になったことについて、山口大臣の答弁は十分に、私、納得できたと思いますよ、沖縄の方も。これは全国平均と比べて突出して量が多ければ、それを切っていくのは当然じゃないですか。いわば、その前に多かったのは、全国平均と大体同じだった。それは、そのときの補正の全...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどの沖縄に対する予算について一言つけ加えさせていただきますと、三千億というお金について我々は約束をしているわけであって、それはきっちりと守っておりますし、これからも守っていくということは、いわば施政方針演説ではっきりと申し上げているわけであります。  そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 既に我が国は相当量の使用済み燃料を保管しております。原発の再稼働の有無にかかわらず、高レベル放射性廃棄物の最終処分場が必要であることからは逃れることはできません。廃棄物を発生させた現世代の責任として、将来世代に負担を先送りしないように最終処分場をしっかり確保す...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 原発の再稼働に関しては、地元の理解を得ることが大変大切です。私もそのように思います。  その範囲や方法については、今議員がおっしゃいましたが、各地の事情がさまざまであります。各地の事情がさまざまであることから、国が一方的に一律に決めるのではなく、各地とよく相...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回、消費税の引き上げは一年半延期はしたわけでありますが、我々、まず、この二〇一五年のPBのGDP比の半減、一〇年に比べての半減というのは達成できたわけであります、これは消費税を引き上げずにですね。そして同時に、二〇二〇年のPBをバランスさせる目標は堅持する。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党はことし結党六十年を迎えるわけでございまして、今から六十年前の十一月十五日に、自由党、民主党が合併して自由民主党が生まれたわけでございます。  この結党の精神というのは、まず政治を安定させようということでございますが、同時に、やはり国の根本についてもう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も尊敬する中曽根康弘先生の名前を挙げられました。まさに、中曽根元総理が憲法に向かって執念を持っておられたころ、まだこのときは、国民投票法もできていなければ、いよいよ国民投票をしようという状況にもなっていなければ、憲法調査会すら動いていなかったと思います。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは巨大な額でありますが、しかし、こうならないようにまさに減災対策をしっかりと打っていく。減災対策をしっかりと打っていくことによって、これを当時古屋大臣が担当していたこともございますが、そうならないように、人的被害も物的被害もさらに小さくなるように努力をして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私の敬愛する橋本五郎さんが書いておられるコラム、いつも楽しみにしておりますが、まさに、秋田から出てきた、官房長官もそうでありますが、雪国においては、積雪のある時期、雪かきは大変な重労働であり、今、独居老人も多いわけでありますから、こうした人々が地域を守っている...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国会議員の身分にかかわること、例えば定数削減や選挙制度そのもの、これについては、いわば民主主義の土俵づくりをするわけであります。ルールづくりに近いものであろうと思います。歳費や文書交通費の扱いについても、政治にかかるコストをどのように考えていくかということなん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今御指摘のように、二十六年産米の価格下落については、収入減収の影響を緩和するナラシ対策に加えまして、ナラシ対策に加入していなかった方にも国として減収の一部を補填するとともに、米の直接支払交付金の早期支払いなど、米農家の当面の資金繰りを支援してきたところでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この三十七・二万円をピークとして、これは後でずっとこう落ちていくわけでございますが、これはいわば、このときに消費税が三から五に上がり、かつ社会保険料等も上がり、その後、アジアの経済危機があって、ここからずっと日本がデフレ下に入っていったわけであります。もちろん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 お答えする前に、先ほどの答弁の中では賃金の下降についての説明だけさせていただいたわけでありますが、非正規の比率が直近でふえているということについては、これは、基本的に、確かに非正規の数が総数としてはふえている、しかし、中身については先ほど申し上げたような状況で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 労働基準法では、原則として、一日八時間、一週四十時間を法定労働時間としており、これを超えて働かせる場合には、限度となる時間等について労使の協定を締結し、労働基準監督署長に届け出る必要があります。これがまず大前提でありますが、法定労働時間を超えて働かせる場合には...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 実際は、私もちょっと話を聞いたことがあるんですが、これは、こんなにしょっちゅう残業しているわけではなくて、念のためにこれは結んでおく、そういう、コンプライアンスもしっかりしているということであります。  例えば、労使協約で月八十時間を超える延長時間を締結した...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には今大臣から答弁をさせていただきましたが、我々は、今、ワーク・ライフ・バランスもしっかりと、これは経済界とともに進めていかなければならないと考えておりますし、政労使の場においてもそれを大きなテーマにしているところでございます。  そうしたことを進める...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、既に、時間外労働が月四十五時間などの基準に適合したものでなければならない、これが基本でありますが、これを超えた場合については、一年の半分を超えない範囲、基準を超えた時間を別に定めることができるとされております。  しかし、労働基準...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この新しい働き方についての法律について、詳しい制度設計については厚労大臣から答弁させますが、時間ではなく成果で評価する新たな制度の検討に当たっては、対象をグローバルに活躍する高度専門職として働く人にぐっと絞っています。そして、当然、健康の確保に十分留意すること...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 経団連側の要望等、あるいは、かつてのホワイトカラーエグゼンプションについての規定を挙げられましたが、それとは全く今度のは別物でございまして、まさに高度な、プロフェッショナルな方々を対象としています。  管理職でないにもかかわらず千七十五万円というのは、これは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍政権としても、最低賃金について重視をしております。いわば、消費を喚起する意味においても、経済の好循環を回していく上においても、この最低賃金が適切に上がっていくことが大切だろう、こう思っています。  ですから、例えば、平成十四年、十五年、十六年、十七年、十...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 最低賃金を引き上げること等々、中小・小規模事業者がしっかりと雇用を確保し、経営を安定化させることができるということの観点からは、今、志位委員長が御提案されたことは一つの考え方だと思います。  しかし同時に、財源を確保しなければいけないという大きな課題もあるの...全文を見る
02月23日第189回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○安倍内閣総理大臣 今まさに委員が新しい資料をもってお示しをいただいたように、尖閣諸島は歴史的にもそして国際法上も我が国固有の領土であります。今後ともこの姿勢、今までも一貫してきたわけでありますが、この姿勢が変わることはありません。現に、我が国はこれを有効に支配しています。したが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一部の国そして民族を排除しようという言動や人種差別のあることは、極めて残念であります。あってはならないことと考えているわけでありまして、先日のホロコースト博物館視察では、先ほど御紹介をいただいたように、特定の民族を差別し憎悪の対象とすることが人間をどれほど残酷...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま委員が、実際にあった例として発言を紹介されました。そういう発言があること自体、極めて不愉快、不快であり、残念であります。そういう発言をすること自体が、実はみずからをおとしめていることになり、そういう発言が行われると日本をおとしめることにつながる、私はこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、政府として、ヘイトスピーチや人種差別の根絶に向けて、現行法を適切に適用して対処をしていく、同時に、啓発や教育を通じて社会全体の人権意識を高め、こうした言動は許さないという認識を醸成することによって差別の解消につなげていくことが重要であると考えています。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 青少年は未来の担い手であり、こうした未来を担う世代同士が国境を越えてお互いの理解を深めることが極めて重要であると思います。  委員御指摘のとおり、特に中国、韓国の青年が、相互訪問や我が国青少年との交流を通じて、自由と民主主義を守り、人権や法をたっとび、礼儀正...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般、前原委員の質問に対する私の答弁の中において正確性を欠く発言がございましたので、お話をさせていただきます。  日教組会館の中に日教組の事務所があって、神本当時の文部科学大臣政務官の事務所も入っています。日教組と日教組会館の役員は同じであるということ、また...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この、いわば、私が言わんとしたところは、文部科学省は指導監督する立場にあり、その役員を同時にするということは問題ではないかということと、まさに精糖工業会と精糖会館が同じではないかという指摘に対して、かつて、日教組と教育会館は別であるという政府の答弁をしていると...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、最初に、冒頭申し上げたとおり、遺憾であり、訂正申し上げる、このように申し上げたわけでございます。
○安倍内閣総理大臣 これは今の段階で確かなことは私申し上げられませんが、まず、補助金はもらっていないということについては申し上げたとおりでございます。  繰り返しになりますが、私が申し上げたかったことは、精糖工業会と精糖会館は、これは別物であるという大臣の答弁に対して、かつて、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、神本大臣政務官が全国の各地域の日教組からパーティー券をもらっていたのは事実であります。  そして、教育会館に入っていたということでありまして、当時の我が党の指摘は、そこはパーティー券を買っていて、その事務所費等々に充てていたのではないか、そういう質疑...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 あそこでは、あの議論の場では、精糖工業会と精糖会館のいわば関係について議論がなされていて、構図としては、日教組と教育会館という構図があるのではないかという御指摘を申し上げたわけでございますが、ただ、私の発言に正確性を欠いていまして、教育会館ではなくて、日教組か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ですから、先ほどから申し上げているとおり、いわば日教組からを日教組会館という隠れみのにすることなくダイレクトにもらっていたということでございまして、教育会館ということについて私が申し上げたということについては、私の記憶違いであったということでございます。(発言...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 山井議員がそのように確認されたのであれば、それは間違いのないことだろう、このように思うわけでございます。  いずれにせよ、事の本質は、教育会館であったのか、あるいは日教組であったのかということでありますが、日教組から直接パーティー券やあるいは献金を受けていた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 子供たちの未来が、家庭の経済状況によって左右されるようなことがあってはならないと考えています。一人親家庭の子供の大学進学率が全体に比べ低くなっている状況は、できるだけ早く改善していくことが必要であると考えております。  このため、政府としては、無利子奨学金や...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一人親の御家庭においての進学率が低いのは事実でございます。そうした一人親家庭の方々も含めて、無利子奨学金や、先ほど申し上げました授業料減免の充実など教育費負担の軽減に取り組むとともに、卒業後、厳しい経済状況に置かれ奨学金の返還が困難な方に対し、延滞賦課率の引き...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、おっしゃるように、子供の貧困率が高い中において、母子世帯の、大学あるいは専修学校もそうですが、進学率は低い。これは、いわゆる経済状況に起因していると考えなければならないわけでありますが、その中において、この児童扶養手当という制度があるわけでございます。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、委員が御指摘のように、一人親家庭の場合は子育てと生計の維持を一人で担わなければならない、さまざまな困難を抱えるというのは事実であり、それが結果として進学率の低下につながっている、私もそのことは十分理解をしております。  その中で、昨年には、一人親家庭...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この自立の問題について申し上げましたのは、さまざまな自立策を行っています。就職をするために何か資格を得たいということであれば、月十万円、二年間まで支援をしていって、さまざまな資格を取っていただくようにする、そういうしっかりとしたインセンティブを我々は与えていく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず訂正させていただきたいんですが、私はトリクルダウンということを言ったことはないわけでありまして、私が進めている政策に対して批判的に、それはトリクルダウンだと言う人はいますが、私は、先般も申し上げましたように、私たちが進めている政策は、いわゆるトリクルダウン...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 事実関係については、最初答弁、そう申し上げましたが、山井議員が自分で調べたということでございましたので……(発言する者あり)山井議員が御自身で調べられたということでございましたので、私は先ほど答弁の中で、山井議員がそうおっしゃるのであれば、そういうことでしょう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、政権について以来、住まいとなりわいについて復興を加速することに重点を置いてきたところでございます。  その中で、現在、高台移転とそして災害公営住宅については、それぞれ八割、七割と事業はスタートしているということでございますが、被災地の住宅建築費は震災...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 取り崩し型復興基金の積み増しにつきましては、復興基金にふさわしい具体的な財政需要があるのかどうかや、その活用状況を十分に見きわめていくことが必要であるというふうに考えております。
○安倍内閣総理大臣 今、大体厚労大臣が答弁をさせていただきましたが、確かに法定の部分とそうでない部分があるという御指摘でございます。  我々、八%から一〇%へ引き上げるということで社会保障の充実という全体のプランがあったわけでございますが、これは全部やはり実行することはできない...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 プライマリーバランスの、二〇二〇年におけるバランスさせていくということについての目標は堅持するということは、何回も委員会で申し上げているとおりでございますし、また、諮問会議等での私の発言も、一貫してその立場に変化はございません。  その結果、事実、消費税の引...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま甘利大臣から答弁させていただいたとおりでございます。  同時に、経済運営については、その時々の経済の状況に対応していくということも当然必要であろう、こう考えるわけでございますが、しかし、国の信認、そして、まさにその国の信認という意味において、我が国の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が、いつでも、誰でも、どこでも、何度でも。そんなことは全くないわけでありますから。そういうお話を伺うと、今まで国会で審議をしてきたことは一体何なんだったんだろうという気持ちになるわけでありまして、武力の行使については、新三要件、極めて厳格なものが決まって...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般の前原委員の質問に対する答弁で、日本教育会館から献金を受けた議員が民主党にいるという私の発言に対し、文科省において調べた結果、平成二十四年度までの十年間の決算書を確認した限り、議員献金という記載はなかったということでありました。  私の記憶違いにより、正...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げましたように、訂正し、遺憾であるということを申し上げたところでございます。
○安倍内閣総理大臣 先ほど、遺憾であるということを申し上げたとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 遺憾であるということを申し上げておりますので、まさに言葉どおり受け取っていただければ、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 まさに今、総理大臣として、気持ちを込めて、遺憾と申し上げたところでございます。
○安倍内閣総理大臣 政府として、遺憾である、このように繰り返し申し上げているところでございます。(発言する者あり)私として申し上げているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 政府は、さまざまな事柄に対して遺憾であるということを申し上げています。それは、それぞれの対象に対して、まさに政府として心を込めて申し上げていることであって、遺憾という言葉には全く心がこもっていないということは、これは全く見解の相違であろう、このように思うわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これについては、先ほど申し上げましたように、文部科学大臣政務官である神本大臣政務官がパーティー券を受けていたという件に関して我が党から質問があったわけでございまして、その際、同時に、教育会館にも入居をしていたという事実がある中において、我が党が追及する中におい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、言葉としては謝罪と遺憾というのは別の言葉でございますが、今回の出来事については、このように私の気持ちとして申し上げたところでございます。
○安倍内閣総理大臣 これは、先ほど答弁をさせていただいたように、私としては遺憾だということを申し上げているわけでございます。  そこで、誤解を確かに与えたのは事実でございます。その意味の中において、私は、遺憾であった、私の考え違いであった、こういうことでございます。つまり、これ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これについては、まさに私は、今回、事実と異なることを答弁したということについて、総理大臣として遺憾であると。  その遺憾であるということについては、いわば、こうしたことについて誤解を与えたということも含めて遺憾であった、こう申し上げているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 これは、今申し上げているように、遺憾であった、こういうことを申し上げたところでございます。  そこで、後藤委員が、では、この教育会館に対して、私の申し上げたことで不快な念を持たれた方がおられるとすれば、これは申しわけないという気持ちでございます。
○安倍内閣総理大臣 いえ、私は、後藤さんに対して、後藤さんが教育会館と日教組の代表だとは思っておりませんから、後藤さんに対して申しわけないということではなくて、教育会館の方々でこれを不快に思われた方々がおられたら申しわけないということを申し上げたところでございます。
○安倍内閣総理大臣 これは午前中も申し上げているとおりであって、補助金についてはそうではなかったということであります。日教組はパーティー券を買っていた、こういうことでございます。
○安倍内閣総理大臣 政治資金については、当然、これは政治家としての責任を自覚し、そして国民に不信を持たれないように、常に襟を正し、説明責任を果たしていかなければならない、このように考えているわけでございまして、御指摘の件についても、国民に不信を持たれないよう西川大臣から説明される...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、説明責任を今まで西川大臣は懸命に果たしておられると思います。  しかし、これは過去形のことではなくて、当然、まだ十分に国民の皆様から御納得いただいていないのも事実でありますから、これからもしっかりと説明責任を果たしていくことが求められる、このように思い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、大罪という言葉は取り消しになった方が私はいいんだろうと思います。  それと同時に、先ほど来の答弁を聞いていますと、後藤委員は、補助金を受けたところ、一年以内、これは交付を受けてから一年ですね、これは知っていようが知っていないがだめだと言った。しかし、高...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、後藤委員が大罪と言った、これは大変なことですよね。罪を犯しているということを断定的におっしゃった。  でも、その一つの罪として言った、まず、知っているか知っていないか。関係ないと言ったけれども、これはあなたの理解が全く間違っていた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大変思い切った御提案でございますが、確かに、法人、企業にしろ団体にしろ株式会社にしろ、組合も含めてさまざまな団体がございます。それは、それぞれの目的を達成するために恐らく献金をするから、そういうところの献金はやめた方がいいだろうということでありますが、では、民...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 松木委員は、かつては藤波先生の秘書もしておられて、私も当時父親の秘書をしておりまして、秘書仲間同士で存じ上げて敬意も持っているところでございますが、その中において、いわば民主主義のコストである政治資金をどのような形で集めていくかということにおいて、では、法人で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そういう意味におきましては、私も、やじに反応する、これは反省しなければならない、このように思っております。いまだ木鶏たり得ず、全くまだ木鶏たり得ずという状況でございまして、私の至らなさについては深く反省するところでございます。
○安倍内閣総理大臣 公邸の使い方については、時々の総理それぞれの使い方があるんだろうと思います。かつて、佐藤総理も岸総理も公邸には住んでいませんでした。橋本さんも住んでいなかったわけでありますが、他方、中曽根総理、小泉総理も住んでおられた。  私のライフスタイルとしては、総理大...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 中曽根総理当時の総理公邸あるいは官房長官公邸というのは、アメニティー的には当時は非常に悪かった、このように思います。その中で、中曽根総理あるいは藤波長官のお考え方だったんだろうな、こう思うわけでございます。  第一次政権のときの一年間、私はずっと公邸におりま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 韓国は最も大切な隣国であり、何か課題があるからこそ首脳間で対話をすべきだ、このように思っておりますので、私は、首脳会談ができればいい、このように思っておりますし、日中韓の外相会談の開催の運びができました。それをまず首脳会談につなげていきたい、こう思っております...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 翁長沖縄県知事は、自民党の県連の幹事長でもありました。また、市長選挙に、私は当時幹事長で、応援にも参りました。そういう意味においてはよく存じ上げているわけでございますが、その後のいきさつで、我が党と相対峙する立場をとられたという中にあります。  今後、さまざ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、今、松木委員が御指摘になったように、さきの大戦においては唯一の地上戦、激しい地上戦、沖縄県民の多くの方々が戦火の中で倒れられたわけでございます。大田中将のまさに最後の言葉であり、我々も拳々服膺しなければならない、こう思っている次第でございます。  そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 東日本大震災からの復興、これは安倍政権の最重要課題の一つであります。特に福島においては過酷事故を経験したわけでございまして、何としても福島の復興をなし遂げなければならない、さらに加速させていきたい、こう思っておりますし、福島の再生なくして日本の再生はなしとの考...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 東日本大震災に際しては、災害対応に想定外があってはならないこと、そして、災害から命を守るための行動を一人一人が身につけていることが重要であるということ、被災者のニーズの変化や多様性に応じた支援が必要であるということ、そして、行政のみならず、地域、市民、企業によ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が党からの参加者は何か少なかったようで、残念でございますが、防災の専門家が教育現場に指導助言を行うことは特に重要だなと思います。教育現場の防災意識を高める上で、かつ有効であると思います。  このため、政府としては、防災士の資格を持つ者など専門的な人材を防災...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 予算委員会ですから、ぜひ建設的な、対案をぶつけ合うような、そういう議論をしていきたい。かつての五五年体制のような、ああしたいわば固定的な概念の中における議論ではなくて、まさにお互いに未来に向けた議論をしていきたい、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 今まで労働法制について、改革についてはどうしても誤解があった、我々が十分に説明し切れなかったという反省がございます。  現在政府が進めている雇用制度の見直しは、あらゆる人がワーク・ライフ・バランスを確保しながら、それぞれのライフスタイルや希望に応じて、多様で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに解雇の紛争解決については大変な誤解を生んだわけでございます。これはマスコミ等の報道の仕方も随分影響したわけでございますが、解雇などの労働紛争を解決するシステムのあり方については、雇用慣行が不透明であるという指摘に対応して、現在、実態の調査を行っています。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 経営という切り口で見た場合、農業であれば、消費者の利便そして消費のニーズにしっかりと応えているかということが大切だろうと思います。医療においては、まさに患者さんたちの要望に応えられるか、介護においてもそうです。この観点からもしっかりと経営の健全化を行っていかな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、肉体的な能力、これは時とともに随分変わってきたと思います。私は今六十歳で、委員より二十歳ほど上でございますが、私が子供のころの六十歳というのは大体みんな引退をしており、家でゆっくりという状況であったわけでありますが、今、私もまだまだ元気だ、こう思ってお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、明確にしておきたいことは、安倍政権として、いわゆる移民政策をとる考えはないということであります。  特に欧州でございますが、いわゆる移民政策の中において、さまざまな課題、問題が発生をしています。そうした問題、課題を私たちもよく分析する必要もあるんだろう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国においては、人口減少が見込まれる中において、先ほどの御指摘のように、高齢者、もっと経験や知識を生かしてもらう、そして何よりも女性ですね、そういう方々にも頑張っていただく。高度な能力を持った外国人の人材も取り入れていくということと同時に、日本は高いロボット...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 クリエーティブクラスをふやすべきだ、まさにそれは、いわば若者の教育の方向性についてどう考えるべきかということかもしれませんが、これからの時代には、課題を発見してそれを解決していく能力、新たな価値を創造する能力などが求められる、このように思います。  このため...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 人材の獲得競争が激化をしております。日本経済のさらなる活性化を図って競争力を高めていくためには、優秀な人材を我が国に呼び込む、そして、その方々を定着させる必要があると思います。  こうした観点から、高度人材ポイント制の活用を促進するため、平成二十五年には要件...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的に、委員と問題意識は共有していると思います。  未来に向けて持続的発展を実現するためには、全ての人がその能力を最大限発揮し、活躍できる社会を構築する必要があります。  同時に、我々、「日本再興戦略」改訂二〇一四に基づきまして、初等中等教育での実践的な...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 その決意に基本的に変わりはございません。
○安倍内閣総理大臣 小泉総理が、格差があっていいと、政治家としては割と思い切った発言をされたんですが、当時私は、官房副長官で聞いておりましたが、これは所得の低い方の所得が下がっていいということではなくて、どうしてもこれは差が出ますよね、そこは、それをインセンティブに、ばねでみんな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この相対的貧困率についての数字は二〇一二年までしかないわけでございますが、ここで、働く人々については、安倍政権が誕生して九十万人新たに職を得た人がふえたわけでございます。  年収二百万円以下の給与所得者が三十万人ふえたのは事実でございますが、これは、高いとこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 このミニ経済白書では、消費税率引き上げが個人消費を抑制する効果を二〇一四年四月—六月期から七月—九月期にかけて機械的に計算しているものでありまして、消費税率引き上げによる物価上昇の影響が継続する期間については特段分析されていないものと承知をしているところでござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 消費税につきましては、伸びていく社会保障費に対応する、あるいは子育て支援等も含めて社会保障の充実を図るために必要な財源であるということの中において、税と社会保障の一体改革を行う中において、三%、二%上げて一〇%にいく、そういうことを法定で決めたところでございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そうしたことを認識しているからこそ、我々、補正予算を組んで、経済対策を行ったわけでございます。  確かに、委員が御指摘のように、逆進性というところにも我々着目をいたしまして、そこで、所得の低い方々のために給付金を行う、あるいは年金生活者の方々のために加算を行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、今グラフでお示しになったように、逆進性があるのは事実であります。しかし同時に、財務大臣が答弁をさせていただきましたように、だからこそ、社会保障の財源として、給付として、これはまさに多くの国民に裨益していくことになるわけであります。かつ、安定財源というこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども大臣から答弁をさせていただきましたように、八千六百人とはいえ、それまで二千人だったものを八千六百人でありますから、四〇〇%ふやしたわけでございます。  そこで、我々は強い意思として、将来は希望する方々全てが無利子の奨学金が受けられるようにする、これは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 教育再生に向けて、教育の質を高めていく必要があると考えております。その上において、教職員等の指導体制の充実は重要であると考えています。  このため、平成二十七年度予算では、子供たちが受け身ではなく主体的に考え探求する力を育てる授業、アクティブラーニング、そし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そうした全会一致ということの重さもかみしめながら、先ほど申し上げましたように、小学校一年生、二年生では実現をしているわけでございますが、さらに三十五人学級の実現に向けて鋭意努力をしていきたい、このように思っております。
02月25日第189回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○安倍内閣総理大臣 政治活動におきましては、内閣、与野党を問わず、一人一人の政治家が、国民の信頼を得ることができるように、みずから襟を正し、説明責任を果たしていくことが求められるのは当然のことであります。  いずれにせよ、閣僚の任命責任は私にあります。私が任命した閣僚が交代をす...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 内閣を組閣するに当たりまして、各閣僚を任命するのは、私が任命をしていくわけでございます。陛下の認証を得て、私が任命をしていくわけでございます。  そして、その大臣が能力を発揮して国政を進めていく方向において、私がこうした方向に進めていきたいということにおいて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今私が申し上げたとおり、すべからく、総理大臣は大臣を指名するわけであります。その大臣がしっかりと職務を執行することができるかどうかということについても、これは、私が任命している以上、責任を持つわけでございます。  委員は、二つの例だけを示されたのでありますが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは繰り返しになるわけでありますが、総理大臣としては、いわば私の職務執行責任というよりも、任命ということであれば、いわばその役所を統括してしっかりと政策を前に進めていくことができるかどうか。例えば、重要な法案を国会において説明責任を果たして、そしてその法案を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、西川大臣について言えば、農政の改革という意味においては、TPP交渉についてもしっかりと責任を持って、交渉を前に農水省の責任者として進めていくという責任を果たしておられた。また、農協改革という大変難しい改革を、全く手がつけられていなかった六十年ぶりのこの改...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは繰り返しになるわけでありますが、いわば、任命する際に、しっかりと農業政策を前に進めていく能力があるかどうか。今回は、TPPの問題、農協改革の問題、農政の大改革という大きな問題がありました。それに対する知識、そして党もまとめていくという実行力、それに期待を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政治家というのは、内閣にあろうとも、与党であろうとも野党であろうとも、みずから襟を正していくのは当然のことであろう、このように思います。議員すべからくそうであります。そこで、指摘された問題があれば、それに対して誠実にお答えをしていく、答弁をしていくのは当然のこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは随分前のことでございますから、今、正確にどうお答えをしたかということは申し上げられませんが、基本的に、先ほど、内閣において大臣を任命する際には、それぞれに対して任命した上においては責任がある、このように私は考えているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 一々の発言は、私、記憶は定かではございませんが、先ほど申し上げましたように、基本的に、私は、内閣を組閣するに当たりまして、それぞれ、その分野に通じているかどうか、しっかりと仕事をしていただけるかどうかということの念頭の中から指名をしておりますので、私はそうした...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一々について、もう大分時間がたっておりますから記憶は定かではございませんが、基本的に、先ほど申し上げましたように、内閣において大臣を任命する上においては、しっかりとその分野に精通しているかどうか、政策において前に進めていく力を持っているか、あるいは政策を立案し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 総理大臣として閣僚を任命する際には、それぞれの閣僚の見識、あるいはその分野の政策に通じているかどうか、そしてまた政策を立案していく能力があるかどうか、省庁をしっかりと指導していく能力があるかどうか、また与党とともに法案を通していく、政策を実現していく能力がある...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 事務所費の問題については、確かに第一次政権のときに、事務所費に関連して数名の大臣が辞任をいたしました。  しかし、あのとき事務所費を指摘されたのは、辞職した大臣だけではなくて、与野党にこれはわたっていたわけでございます。  そういう中において、これは内閣だ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 少しやじもありますが、今回は私、お答えはしていないと思います。  それと、先ほど、まさに官房長官当時、質問を受けたことは、これはいわば私の後援団体に関することであったわけでありますから、政治と金の問題であったと思います。私は一切そこからは献金を受けていなかっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘になっている点、西川大臣の点についていきますと、補助金を受けていて、それは執行から一年以内には受け取ってはいけないということであります。これは、いわば補助金が政治資金へ還流されてはならないということなんだろう、このように思います。  そこで、で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、内閣を組織する、閣僚を任命する上においては、まさに、それぞれの議員の能力、見識等、そしてまた政策を遂行していくことができるかどうか、また政策を立案できるかどうか、与党とともに法案等をしっかりと実現していく能力があるかどうか、役所を統制していく能力があるか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 西川大臣はここで、玉木議員とのやりとりにおいても、私は、西川大臣は一生懸命説明をされた、このように思います。  そして、違法性があるかないか、また外形的にどうなんだろうと思われるというのは、これはまた別のことだろう、こう思うわけであります。  違法性という...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この顧問を受けていたという議論は、あの日の後半だったと思いますが、おとといですか、でございまして、私も、それについては、まさに西川大臣が言っているとおりでございますから、私もあそこで初めて聞いた話でございますし、詳細については存じ上げないわけでございます。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の委員の御指摘は、小渕前大臣に経産委員会で説明すべきではないかという御指摘でございますが、これはまさに委員会の運営にかかわることでございますので、委員会でお決めになることだと思います。
○安倍内閣総理大臣 私は、玉木議員の件については余り承知をしていなかったわけでございますが、この林議員の住吉工業、住吉運輸、私の地元でもございますので、林先生の幹部でもあるんですが、私の幹部でもございますから、私はここには行ったことがあります。同じ建物でありますが、これは全く別の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわゆる世の中で言われている身体検査というのは、これは個人のプライバシーの侵害ということもございますから、いわゆる身体検査というものは、どういうことで言っておられるのか、これはわかりませんが、いわば、私どもで知り得る限りのことを我々もチェックをすることはござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば国会議員として、そもそも有権者にみんな選ばれているわけであります。その意味において、私は、全ての議員は有資格者であると。そういう観点から、当然、先ほど申し上げましたように、その政策分野に通じているか、あるいはまた政策を実行していく能力があるか、役所を統率...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、西川大臣におきましては、先ほど申し上げましたように、違法性があるかないかということについては、私は、違法性についてはしっかりと説明責任について話をされた、このように思います。  後藤委員が先般言われた、知っているか知っていないかはかかわりないということ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、任命責任に入っているか入っていないかということではなくて、基本的に、私が申し上げておりますように、内閣のメンバーであろうと、あるいは議員であろうと、我が党の議員であれば私は総裁であります、あるいは与党の議員であろうと、そうした疑問を持たれれば、それに対...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 済みません、なかなか、しゃべりにくいものですから。よろしいでしょうか。反応はしているわけではありませんが、しゃべりにくいということでございまして。  その上で申し上げますと、いわば議員として、まさに、議員は常に襟を正さなければならない、求められれば説明責任を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 促す促さない、あるいは命令する命令しないということではなくて、議員はどうあるべきかということについて私はお話をしているわけでございます。  これは、総理というよりも総裁でございますが、総裁と議員の間において、説明責任を果たしていくということは、私が説明責任を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 与党幹部と言われても、どこまでが幹部か。自分が幹部だと思っておられる方もおられますからね。これは確認のしようがないですよ、そういうふうに言われても。
○安倍内閣総理大臣 私も総理大臣としてたくさんの仕事がありますから、与党幹部に誰々が話した、そういう記事はよく出ますよね。そんな記事を一々私は気にとめておりません、申しわけないですが。いわば国政の大事、大切なことに私は集中していきたい、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 放送機関のトップであります。放送機関のトップの言動等々について、行政の長である私がふさわしいかふさわしくないかということをコメントするのは不適切である、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 先般、荘子の、これを望むに木鶏に似たりという考え方で宰相を務めていきたい、残念ながらまだ、いまだ木鶏たり得ずという心境を披瀝したところでございます。  民主党の例を挙げるということは、これはある意味、敬意を表しているわけでございまして、野党第一党であり、かつ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 予算委員長の立場、権限、それはそのとおりだと思いますし、私もそう従っていきたい、このように思いますが、ただ、余りにも何回も同じ人が、いわば、やじというのは、私は全く否定するわけではないんですよ。ウイットに富んだやじ、そのとおりだなと思われるやじがございます。私...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 西川前大臣が辞意を表明された際、みずからの問題で国会そして内閣に迷惑をかけているという状況にある、そして、国会の議論、みずからの問題において政策の議論がなかなか進んでいかないという状況にあり、その責任をとりたい、こういうことでございました。
○安倍内閣総理大臣 そういうことでございます。
○安倍内閣総理大臣 責任のとり方はさまざまでございます。  一つの責任のとり方として、いわば、委員会において、みずからの問題、みずからにかかわる疑問等において国会で議論がなされ、それがいわば国会や内閣に対して迷惑をかけている、そしてまた、議論において政策的な議論がなかなか進んで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 説明責任を果たしたというのは、さまざまな側面があると思うんですが、法律違反ではないかということについては、まさに重要な要件である、知っていたか知らなかったか。お話を伺っていれば、知らなかったんだろうなと思いました。  一年という期間が、これは禁止をされている...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども答弁をさせていただきましたが、国会議員であれば、閣内にいようとも、あるいは与野党を問わず、疑問を持たれればそれに対して説明責任を果たしていかなければならないというのが、これは大前提であろう、こう申し上げているわけでございます。  現在は、西川議員は大...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、出した側の法的な問題については議論はしていないわけであります。そもそもこれはいけないんですから、それはおっしゃるとおりですよ。  しかし、受け手の西川さんの問題について議論されていたから、西川さんが違法行為をずっとやり続けてきたかといえば、これは今読ま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今井さんが先ほどおっしゃった出し側と受け手側、これは全然違いますよ。これを混同して違法状態と言うのは、それは間違いなんです。そこがポイントで、だって、議論になっているのは西川さんの責任じゃありませんか。出し側の責任は、ここでは議論になっていないでしょう。だから...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、事案については捜査中であるということを私は承知をしております。その中において、これは捜査中の事案であるからまさに今発言を控えている、このように承知をしております。
○安倍内閣総理大臣 まさにそれは議員としての見識において判断される、このように思いますが、最初に申し上げましたように、私の考え方としては、閣内の一員であろうと、与党であろうと野党であろうと、何か疑問があれば、問題があればそれに対して答えていく責任がある。そしてまた、まさにこれは今...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、先ほど私の考え方は申し上げたとおりでございます。議員であれば、常に国民の信頼をかち取る、信頼を得るために襟を正し、そして、疑問が投げかけられたときには説明責任を果たしていくというのは当然のことであろう、こう思うわけでございます。  我々は常に選挙を経...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、交渉するのは西川さんではありません。まさに、交渉するのは、政府として交渉するわけでございます。我々は、国益を守るため最善の道を求めていくという観点からTPP交渉を進めているわけでありまして、我々の交渉態度には一点の曇りもないと思っております。  そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 交渉においては、与党といえども交渉者ではありません。我々は、時には与党側に厳しい対応をしたこともございますよ。その中で、しかし、最終的には、我々の交渉について、与党の御理解もいただきながら今進んでいるところでございます。  他方、議員というのは、今申し上げま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今まさに村岡委員がおっしゃったように、今までの農政は、猫の目農政、こういう批判がありました。我々自由民主党は長い間農政を担ってきたのでございまして、そのときそのとき全力を尽くしているわけでありますが、農家の方々にとって、農業というのは長い目で見た投資をしなけれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどの御質問もありましたが、やはり生産者というのはいいものをたくさんつくりたい。一方、価格を維持するために減反という政策をとってまいりましたが、これが限界、かつ、生産者に対してマイナス。頑張りたいというのに、頑張るなと言っていることに等しいわけであります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、先般、松木委員にも指摘をされまして、総理は総理らしく、しっかりと、どっしりとというお話もいただきましたので、残念ながら、いまだ木鶏たり得ずという気持ちではありますが、しっかりと、どっしりと、国政のかじを誤らないように進めていきたい、答弁にも真摯に向き合っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般の委員会においても、西川大臣は説明責任を果たしていくというお話をしておられましたので、また一議員の立場として説明責任を果たしていかれるものと思います。
○安倍内閣総理大臣 政治資金規正法については、今まで種々の改革が行われてまいりました。そこで、長年の議論を経まして、企業・団体献金についてはいろいろな議論がありました。  そこで、政党等に対するものに限定される、そういう改革を行ってきたところでありまして、私は、企業、団体が政党...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政治家は、内閣にいるかいないか、あるいは与党か野党かにかかわらず、常に襟を正し、そして、もし疑問が投げかけられたらしっかりと説明をしていくという責任を果たしていかなければならない、こう思っております。  そこで、西川大臣につきましては、何について私が了解をし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日にち等正確に覚えておりませんが、閣議決定をしたのは事実でございます。
○安倍内閣総理大臣 今の御指摘全てについて、西川大臣の顧問等々について、私は承知をしているわけではございませんが、そうした役職については、大臣に就任する際に当然やめられているものと承知をしております。
○安倍内閣総理大臣 このいわば違法性等々については既に西川大臣が答弁をしているとおりでありまして、その点は問題ない、こう考えているところでございますが、しかし、このような形で、急な形で大臣が交代するに至ったことについては、当然、任命責任がある、こう考えているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 確かに、一九九三年、穀田さんや私が当選したときは、金丸さんの政治資金の問題が大きく議論になっておりました。そういう中において、政治改革を進めていくという中で、小選挙区比例代表並立制とともに、連座制あるいは企業、団体の政治家個人への禁止が決まったところでございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私たちの活動は多くの方々の支援によって成り立っているわけでございまして、私は、感謝をしながら、そういう方々の期待に応えていきたい、こう思っているわけでございますが、しかし同時に、私はあなたに献金をしているから、これこれこういうことをやってくれということについて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 米国から、商工会議所、さまざまな要望が出ております。そういう要望は私も承知をしておりますが、しかし、農協改革は、この米国の要望に沿うという意思で行っているものでは全くございません。  まさに、農業人口において平均年齢が六十六歳以上になっている、農業人口も減っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 家族経営は、これはいわば一つの重要な担い手である、このように思っております。まさに自由民主党こそ家族経営を大切にしてきた、こういう自負が我々にはあるわけでございます。  しかし、同時に、平均年齢はもう六十六歳を超えてしまっている中において、家族経営といっても...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 決して我々は、そういう企業による囲い込み運動のようなものをやろうということは、全く、つゆほども考えていないわけでございまして、先ほど来申し上げておりますように、まさに家族経営というのは日本の農業を担ってまいりました。  同時に、農業には、産業という側面だけで...全文を見る
02月26日第189回国会 衆議院 本会議 第9号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 鈴木克昌議員にお答えをいたします。  消費税率引き上げに向けた決意についてお尋ねがありました。  この二年間、全力で射込んできた三本の矢の経済政策により、確実に経済の好循環が生まれ始めています。  昨年四月の消費税率の引き上げ等を背景に、個人消...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 丸山穂高議員にお答えをいたします。  西川前農林水産大臣の発言と税制改正の国民への説明についてお尋ねがありました。  西川前大臣は、みずからの政治資金について違法性がないことを繰り返し説明してきたものと承知しています。その上で、今般の辞任に当たっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 伊藤渉議員にお答えをいたします。  消費税の軽減税率についてお尋ねがありました。  消費税の軽減税率制度については、これまでも与党税制協議会の議論の場において、政府より、海外の事例や制度、各種調査や統計、法制上、執行上の論点などについて、資料の提...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 宮本徹議員にお答えをいたします。  税制改革の考え方についてお尋ねがありました。  御指摘の消費税率の引き上げは、世界に冠たる社会保障制度を次世代に引き渡していく責任を果たすとともに、子育て支援を充実させるためのものです。引き上げによる増収分は、...全文を見る
02月27日第189回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○安倍内閣総理大臣 今回の事件には大変ショックを受けております。ただいま委員がおっしゃったように、上村遼太君は十三歳、隠岐の島を出るときにはたくさんの友達が見送りに出たといいます。新しい生活、希望に胸を膨らませていた遼太君が、そのとうとい命が無残な形で、そして卑劣に奪われました。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま山本委員のお話を聞いていて、まことにそのとおりだと思いました。  コネクションズについては、第一次安倍政権で再チャレンジを担当していただき、その際、英国、ブレアの試みについてもいろいろと研究をしていただいた。  まさに、コネクションズの特徴は、委員...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 選挙権年齢が引き下げられ、若い皆さんが政治に参加する、これは日本の将来を見据えていく上において大変いいことだと思っております。有意義であると思っております。  しかし、若い世代、今御指摘になったように、投票率が低いという課題がありまして、その理由は、そもそも...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま大臣から答弁をさせていただきましたように、学校というのは、子供たちにとって生活の場であると同時に、地域のコミュニティーの中心であります。  そういう観点から、安全をしっかりと確保し、同時に、耐震化以外のことについてもしっかりと対応をしていきたい、取り...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 西川大臣の政治資金にかかわる問題については、この国会においてさまざまなやりとりがなされたわけでございまして、後藤委員も質問で相当の時間を費やされたものと承知をしております。  その質疑を通じまして、いわば、西川当時の大臣が、西川さんに献金をした事業者が補助金...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、西川大臣のここでのやりとりの説明、あるいは私が聞いていた中において、西川大臣は、いわばその当該企業が、献金を受けた企業が補助金をもらって、そして、その交付から一年たっていたかどうかということについては知らなかったという説明については、それは了としたところ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま申し上げたとおり、私は、西川大臣の説明を伺って、この献金をした企業がいわば補助金を受け取って、そして西川大臣が受けた段階でそれが一年以内に入っていたということについて知らなかったということについては、これは当然、贈り手、献金を出す先しかわからないわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 はい。  いわば出し手側しかわからないわけでありますから、受け手側の方にはわからないわけでありまして、ですから、そのたびごとに確認をとるということは当然必要かもしれませんが、その段階で、知っていたか知らなかったかということについての西川さんの説明については私...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 最初に、ここでも何回か議論になったんですが、いわば補助金が出ていた場合、受け取った企業については、補助金を出した企業が、補助金を受け取っていて出してはならないわけでありますが、受け取った側の話をずっとしていたわけでありますから、受け取った側の西川さんにおいては...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、いわば西川大臣は、現時点では閣僚のメンバーではなくて一議員として秘密会に提出をされたわけでございます。  ですから、秘密会に提出されたわけでありますから、理事以外である、私は行政府の一員でありますから、そこには、その中身については知り得る立場にはない...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それについては、まさに、いわば大臣としてとった行動ではなくて、議員自体の話でございまして、議員としてどう対応するかということについては、まさに議員の見識で、これは閣僚のメンバーであるとないとにかかわらず行うことでございます。  まさにこれは議員の納税状況につ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、西川大臣は一議員という立場であり、さまざまな、この委員会で行われていた議論、政策の議論がなかなか行われていないということに鑑み、みずから責任をとったものと私は理解をしているわけでございます。  そこで、今の御質問の点でございますが、今、西川議員はまさに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、いわばこの事案自体について、先ほど財務大臣から答弁したとおりでございまして、それが、まさに個人の納税状況については政府は答弁する立場にはないというのは、これは一貫した立場でございます。
○安倍内閣総理大臣 今まさに、私はその詳細について全く把握をしていないわけでございますし、そもそも、先ほど麻生大臣から答弁をさせていただいたように、個人の納税状況について、この場で政府が述べるということについては、これはもう一貫した政府の立場でございますが、立場にはないということ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 後藤さん、少し言葉には気をつけた方がいいと思いますね。  先ほど、下村大臣に対して、その下村さんを後援しようとしている人たちが、まるで裏でパーティー券を集めたり政治資金を集めるという団体をつくって、裏でやっているかのごとき、何の根拠もなくそういう決めつけを行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、閣僚はしっかりと大臣規範の精神を守っているということははっきりと申し上げておきたいと思います。  その上において、大臣規範を……(発言する者あり)山井さん、ちゃんと読んでください。そして、その上においてはっきりと申し上げておきたいと思うわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そこで、今申し上げておきたいことは、今、このお二人のやりとりの中から今の質問が出てきたんだろう、こう思いますよ。ですから、今のやりとりがもとになっているわけでありますから申し上げておきますが、十万円の寄附、ないものを、またあったかのごとくの質問をしておられた。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、筆頭理事からの不規則発言でございますが、今の質問の前提について私はまずお答えをする必要があると思っております。この前提があるから大臣規範を変えるということなんだろう、こう思うわけでありますが、その前提である今のやりとりを伺っておりますと、その四万八千円の当...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 質問にお答えをする前に、私は質問にちゃんとお答えをしているつもりです。その前提について間違っていれば、その質問自体のいわば正当性についてかかわってくるわけでありますから、当然それについて説明をするということではないか、このように思います。  それで、質問にお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げたとおりでありまして、今回なぜ景気判断を行ったかということについては、既に我々は消費税を五から八に三%上げました。そして、そのときには確かに消費者のマインドが冷え込んだ、あるいは駆け込み需要が相当あったという反動減があって、景気は二四半期連続でマ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ですから、簡潔にお答えをさせていただきますと……(古川(元)委員「イエスかノーかで」と呼ぶ)イエスかノーかではお答えできません。  簡潔にお答えをさせていただきますと、今、古川委員がおっしゃったような状況には私たちはしないということでございまして、それは、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 総理大臣がここで経済についてさまざまな方針を示すというのは、これは国際社会に与えるインパクトを、マーケットに与えるインパクトも含めて、よくお考えいただきたい。総理大臣たるものは、そういうことも考えて発言をしなければならないんです。そんな簡単なことでは実はないん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いつ解散・総選挙を行うかということは、私は総理として申し上げるつもりはありません。そのときそのときに適切に判断したい、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 これは、そのときそのときに、そのときの状況があります。まさに天変地異のような状況の中において政治的な判断をする中において、果たして総選挙をしていいのかどうかというのは、当然これを考えますね。だから、そういうことも含めて、総理大臣はそんな簡単に、どういう状況であ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が……(発言する者あり)それは想像されるのは御自由ですが、私が今言えば、私がそれで解散するということになるわけでありまして、今申し上げましたように、その事態というのは、まさにリーマン・ショックあるいは天変地異の状況ということになれば政治判断をするということを...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当時、私は、幹事長であった父の秘書をしておりましたが、消費税導入前においては、奢侈性や便益性などに着目して、これはいわばぜいたく品だ、そうではない、そういう区別をしながら、また、便益的なものかどうかというところに着目をして課税する物品税がありました。  物品...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに夏までに、二〇二〇年のプライマリーバランスについて、これはマイナスからバランスさせるということでありますから、これは黒字化と考えてもいいんだろう、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 具体的な道のり等については、まさに今、経済財政諮問会議で議論しているところでございます。そして、夏までに、二〇二〇年に黒字化をしていくということについてお示しをしていきたい、このように思います。  今、古川委員から御指摘になった税収増だけではなくて、まさに経...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国民の皆様の努力と汗の結晶であるこの税収、私たちがお預かりをしている税収に基づくこの予算は大事に使っていかなければならない、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 松本委員からは、この道しかないと決め打ちをして、凝り固まらないようにという御指摘をいただきました。高い御見識からの御指摘だと思います。  確かに、私たちも、果たして効果があるのかどうかということは常に検証すべきであろう、こう思っております。  法人税減税に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 車体課税については、今、状況については既に委員から御説明がございましたが、税制抜本改革法第七条において、簡素化、負担の軽減及びグリーン化の観点から見直しを行うとされておりますが、あわせて、安定的な財源を確保、地方財政への配慮といった点も規定をされています。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、軽減税率、複数税率と言ってもいいんですが、それと給付つき税額控除については、これは両方とも、当時の自公民で検討していくということになり、今日に至っておりますし、自公の、与党の今度の税制改正大綱等においても、検討していくと。  その検討していく上におい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 デフレ脱却に向けて進んでいく上においては、消費税を引き上げていくというのは、確かにこれは足かせになるのは事実でございます。  しかし、同時に、我々は、もう既に累積をしている債務に対して責任を負っているわけでございますから、財政の健全化も図っていかなければいけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私自身は、きょう初めてこれは拝見させていただきました、私も忙しいですから。  しかし、今いろいろな粉飾とか虚偽とか言っていますが、これはみんな数字としては事実ですし、説明は……(馬淵委員「総理、私は言っていませんよ」と呼ぶ)馬淵さんは言っておられませんが、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、馬淵委員御指摘のように、消費税を引き上げていくということは、最初に申し上げましたように、デフレから脱却をして、経済を成長軌道にしっかりと乗せていく上においては、これは当然、可処分所得を減少させるわけですから、経済にマイナスになる。そのために我々は経済対...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど答弁をさせていただいたように、消費税については、これは景気の足を引っ張る効果が出る、他方、その必要性についてもお話をさせていただきました。  そこで、どれぐらいの影響が出るかというのは、政権内でも相当議論がございました。私の九月の終わりごろの感じとして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 このたび、西川大臣が急な形で辞任し、農水大臣が交代するという事態になったことはまことに残念でございます。その意味におきまして、任命責任は私にあるわけでございます。  農政改革も待ったなしでございますから、しっかりと政策を前に進めていくことによって私はその責任...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 急な交代となってしまったという事実、しかし、政治に遅滞を招かない、政策の遂行に遅滞を招かないように責任を果たしていきたい、こう考えているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 構造的な問題と言われれば、それは少し私にも言わせていただきたいと思いますよ。  それは、まさに今回の問題については、補助金を受けている企業から一年以内には政治献金を受けてはいけませんよということが決まっている。しかし、それは、受け手の方は知り得ない立場であり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 よろしいでしょうか。
○安倍内閣総理大臣 そこで、そういう課題に対してしっかりと対応していくということであって、構造問題ということについては、極めてそういう言葉を使われるのは不愉快であるということは申し上げておきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 先ほど、規約というのは、私の後援会への入会の規約でありまして、私の後援会への入会の規約については、日本国籍を持つことということが書いてあります。  これを渡した上において献金をしていただいておりますし、また、当然、例えば補助金を受けた企業についてもそれはでき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、個人であろうと法人であろうと、そういう意図を持っていれば、これは同じであろう、こう思うわけでございます。  そこで、先般も申し上げましたように、日本は法人社会という社会にもなっているわけでございまして、法人として政党に献金される方が多い。しかし、いわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 はい。  これは、そもそも政党助成金を入れたときには、税金として政治活動を支援していくということと同時に、民主主義のコストをどう分かち合っていくかということであって、全部税金にすべきではないですねという中において、まさに税金と、そして個人と企業、団体、こうい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 資金管理団体と政党支部は全然成り立ちが違いますよ。  資金管理団体というのは、まさに安倍晋三の政治資金管理団体であります。一方、選挙区支部というのは、私だけのものではなくて、もちろん別途、これは個人の資金管理団体にもおりますが、ちゃんと公認会計士の監査も受け...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 はい、淡々とまいりたいと思います。  そこは、大切なことは透明性、そしてそういう行為は決してあってはならないということではないかと思います。
○安倍内閣総理大臣 まず、予算委員会において西川さんを参考人として呼ぶかどうかは、まさにこの予算委員会でお決めをいただきたい、このように思います。  安倍内閣のメンバーでありましたが、今は一議員であります。しかし、内閣のメンバーであれ、与党であれ、野党であれ、議員であれば、これ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは予算委員会の運営の話でございますし、先ほどもう既に、その話は何回も出ておりまして、委員長のさばきで、後刻理事会で話をするということに決まったものと承知をしております。
○安倍内閣総理大臣 政治活動に係る費用の問題は、議員活動、ひいては民主主義の根幹にかかわる重要な問題でありまして、そのあり方については、歳費等も含めて、政治活動に係る費用全体について、金額の多寡、使用の範囲、国民への説明責任など、多角的な視点から総合的に議論すべき問題であるととも...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまさに、繰り返しになるわけでございますが、繰り返して恐縮でございますが、まさに政治活動に係る経費で、今、江田委員が御指摘の、文書通信交通滞在費ですか、これも政治活動に係る費用の問題でありまして、この点については、あり方については、金額の多寡や、使途の範囲...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、今、江田委員がおっしゃるように、維新の党で主張しておられるわけでございますが、会派として、維新の党以外には今のところ賛成している会派はないわけでございます。  いずれにいたしましても、これはまさに民主主義の基盤といっても、政治活動にかかわる費用をどの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは個々の議員がそうしたことを決めていくということよりも、新たなルールとして考えていくということであるのならば、各党各会派で議論していくことは当然のことではないか、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 これは第一次安倍政権でスタートしたことだろうと思っております。  私が三割で閣僚が二割。というのは、これは議員の歳費には食い込まない。議員の歳費に食い込んで下げますと、これは公選法の問題が出てくるわけでありますから、議員の歳費に食い込まないぎりぎりのところま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これも、もちろん御党から出される議員立法でございますが、それも、先ほど来申し上げていて、同じことを申し上げるのは恐縮でございますが、まさに議員の費用をどう考えるかという、これは民主主義の根幹にかかわることでございますから、各党各会派でしっかりと議論していただき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本年、七十年を迎えるに当たり、安倍内閣として、この七十年の来し方、そして今後の八十年、九十年、百年を見据えて、日本がどういう役割を担っていくのか、どういう役割を担っていくべきと考えているのかということについて世界に発信をしていきたい、こう考えているわけでござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、まず前提として、自民党と公明党というのは、長年の風雪に耐えた連立政権を構成してきたわけでございます。その信頼関係が強固であるということは申し上げておきます。その上においては、さまざまな事柄については緊密な連携をとりながら事を進めてきたし、これからも進め...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 二〇〇五年ですね、六十年談話。当時、私は、八月十五日、ちょっと前であれば幹事長代理だったんだろう、このように思います。郵政選挙の後に、私、官房長官になるんですが。  幹事長代理当時、あの小泉総理の六十年談話については全くかかわっておりませんし、党内で議論は一...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、完全民営化のとき、私は官房長官だったと思うんですが、基本的にその後の、さっきの麻生副総理の答弁は、いわば、リーマン・ショック等のときには民間の金融機関がなかなか頼りにならなかった中において、やはり政府系金融機関は政府系金融機関の役割を果たしているんです...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今御指摘の公開についてであります、文書通信交通費についてでございますが、ここは、ではなぜ今まで非公開だったかということも含めて、歳費との関係、あるいは全体の金額の多寡や使途についてどう考えるかということも含めて、何回も申し上げておりますが、これはまさに議員活動...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この問題については、私は今、行政府の長としてここに立っているわけでございますが、この御提案については、御党以外は、他の党は今反対をしているというのが現状でございまして、まさにその場で、国会の場で、これは議員の活動の根幹にかかわることでありますから、御議論をいた...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 議論しなければいけない問題でしょうかという御趣旨の質問でございますが、繰り返しになりますが、まさに今言った論点も含めて、政党間で御議論をいただきたい、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 こうした経費あるいは文書交通滞在費等が今まで続いてきたという成り立ちも含めて、これはしっかりと御議論をいただきたい、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 先ほど来、財務大臣が説明をしております。  この教育あるいはまた結婚に対する贈与に対する税制の問題でございますが、これは、狙いとしては、先ほど御説明をしたとおり、デフレ脱却というのはそう簡単なことではございませんから、高齢者からいわば働き盛りの若年層への資産...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 違法性について、私が今、個々の事案について、違法性があるかどうかというのをここで断定する立場にはございません。
○安倍内閣総理大臣 委員、こういうのは、普通、有権解釈をする人を、政府委員を呼んで、そこで答えさせるというのが基本的に予算委員会のあり方だと思います。
○安倍内閣総理大臣 委員は、今、違法とか違反とかいう言葉を使われましたが、そうすると、それが違法というのは、どういう法律上の構成要件になっているのかということ等についてもしっかりとそれはつまびらかにしなければいけないわけでありまして、政治資金収支報告書等について、訂正しているのは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 事実としては、訂正したということなんだろうと思います。それ以上のことは、私は存じ上げません。  そして、同時に、何回も申し上げておりますように、政治家個人であろうと閣僚の一員であろうと、与党であろうと野党であろうと、疑問が投げかけられれば、それに答えていくと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、先ほど来申し上げているとおり、この予算委員会において参考人として西川さんに証言を求めるかどうかということについては、予算委員会の運営でございまして、ですから、まさに、これは先ほど委員長がおっしゃったように、理事会において議論されることだと思います。
○安倍内閣総理大臣 これは、私が指示する、しないではなくて、議員というのは、個々の議員は選挙によって選ばれているわけでございまして、国民から負託を受けているというこの重い責任の中において個々の議員が当然説明責任を果たしていく、そういう認識の中において常に襟を正していくことが大切で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この説明責任については、議員としては当然、国民の信頼の中において政治は行うことができるわけであります、政治家としての仕事を果たしていくことができるわけでございます。だからこそ、常に襟を正していく必要があり、何か疑問が投げかけられたら、政治家としてその責任を果た...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が党が支部の数が多いというのは、当然、地方議員と合わせた数は圧倒的に多いわけでございまして、それに比例しているんだろう、こんなように思うわけでございます。  そこで、どうするかということでありますが、政治活動に対する献金のあり方については、長年の議論を経て...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、それぞれの団体がそれぞれの団体の中において求めている政策的な課題というのがございます。その課題の中において政治活動を行っていく、これは一つの民主主義の姿だろうと思いますよ。そういう方々からお話を伺うことは、まさに地に足のついた政策を進めていくことにもつ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私たちが進めている政策は、米に対する政策についてもそうでありますが、これはTPPとは全くかかわりがないことでございまして、そもそも我々は、米等も含めて五品目についてしっかりと国会決議を踏まえて交渉していくということは、申し上げているとおりでございます。  そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 TPPについては、アジア太平洋圏に自由で新しい大きな経済圏をつくっていく、日本の成長、日本を豊かにしていく上においては間違いなくプラスになっていく、こう考えているところであります。  TPPの交渉いかんにかかわらず、我が国の農業の活性化は待ったなしの課題であ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまさに、我々は、日本を、成長していく、活力に満ちあふれた国に変えていくという発信をしたわけでございます。  日本の農業というのはもう成長していかないのではないかと見られていました。そうではなくて、まさに農業という分野はこれから最も可能性に満ちあふれた分...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そこはですね、まさに物価と賃金の背比べのようなものになるというのはかつて田村大臣が言っていたとおりでございまして、しっかりと物価の上昇に賃金がついていく、そして、この賃金の上昇に合わせて裁定が、新規の裁定がなされていく。物価や賃金が上昇していけば、年金を受け取...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 年金の運用益についてでございますが、年金の運用益については、我々が政権を交代した、二〇一二年の十—十二でありますが、民主党政権もかかわっておりますが、事実上、解散してから十一月、十二月でぐっとふえているということで、二十五兆円の中に入れているところでございます...全文を見る
03月03日第189回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○安倍内閣総理大臣 今、萩生田議員がこの問題の本質について整理をされ、そして指摘をされたと思っております。  違法であるか違法でないかということは、冷静に見ていかなければいけないわけであります。  また、この国会で問題になっている補助金を背景とした課題については、これは、出し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本という国は、陰徳を積んでいくことをとうとしとするということがあります。この精神で日本は、戦後、ひたすら平和国家としての道を歩み、自由で平和な国、そして民主主義をたっとび、法の支配をたっとぶ、そういう国をつくってまいりました。アジア太平洋地域、世界の平和と繁...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もとより、委員の御指摘のとおり、自衛隊の活動全般、特に海外での活動は、国民的な支持、理解が必要だと思っておりますし、そのためには正当性、当然のことだろうと思います。  その中で、近年、国際社会の平和と安定のための活動は、国連PKO活動が多岐にわたってきている...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自衛隊を海外に派遣する場合は、民主的統制の観点から国会の関与が重要であると考えております。その中において、まさに我々も検討していかなければいけないということだろうと思います。  適切な関与について、まさに今与党で協議をしているわけでございますが、そうした観点...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今日、国際社会における防衛力の役割は多様化をしています。紛争の抑止や対処にとどまらず、紛争予防から、復興支援や、さらには人道支援、災害救援、また海賊対処など、そういった分野で重要な役割を果たすようになっています。  このため、国際協調主義に基づく積極的平和主...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 済みません。その質問、今急な御質問でございますから、記憶にございません。
○安倍内閣総理大臣 今、一々質問されておられますが、私の基本的な立場としては、例えば、後援会入会のしおりについては、まず、日本国籍を有する者と書いております。と同時に、企業側に対しては、口頭において、企業の献金が規制される場合について企業側に説明をしているところでございまして、今...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いつからということを今つまびらかに申し上げることはできませんが、外国人献金が話題になったときに、いわば外国人献金については、こちらが知っていようが知っていまいが、これは既に、構成要件から外れているわけではなくて、違法であるという観点から、いわば入会のしおりに書...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、先ほど岡田代表への補助金を受けた企業からの献金が……(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 いわば違法性がないという趣旨でおっしゃったわけでございますが、そもそも、今おっしゃった企業について、どういう企業か言っていただかないとわからないんですが、基本的には、今回も幾つか指摘をされておりますが、その中には、今、枝野委員がおっしゃったように、収益性を伴わ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今までもここでお話をさせていただいておりますように、こうしたこちら側には知り得ない寄附というのはあるわけでございます。  そして、その上において、さらには、先ほど枝野委員もおっしゃっていましたが、岡田さんに行った献金については、これは明白に収益性がない、こう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 その答弁はその答弁のとおりでございまして、現在もその考え方に変わりはございません。
○安倍内閣総理大臣 いわば、どういう事態かによります。もちろん、これは新三要件に合致するかどうかということが大前提でございまして、では、新三要件に絶対に合致しないんだということは言えないだろう。その中で、当たり得ることも当然生起し得る、このように答弁したわけでございまして、そうい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば、外形的に、国際法上、これは個別的自衛権なのか、集団的自衛権と見られるかという話でございます。  そこで、我々も検討してきたわけでございますが、もちろん、日本近海に日本を攻撃するという目的を持って機雷を敷設されたら、これは、いわば我々は個別的自衛権を発...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 直ちに、多くが餓死をしなければこの要件に当たらないとは我々は考えておりません。  と同時に、備蓄もあるし外交努力という、私は、それほど簡単なことではない、こう思っております。備蓄があったとしても、そこに機雷があれば、どこかがこれを掃海しなければそこにあり続け...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはいわば、石油が入ってこない、これはもう電力のいわば供給に基本的な、死活的な打撃を与えるのも事実でございます。そこで、当然、命にかかわることも起こり得ると私は考えているわけでございます。それが絶対に起こり得ないと言うほど、いわば全能の神のような判断を我々は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま大臣から答弁をさせていただいた、「自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合」ということでありまして、つまり、そういう意味においては、今、枝野議員がおっしゃったように、文化的な生活がこれはもう営めないということであれば、これはまさに幸...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは既に何回も申し上げておりますように、いわば武力行使を目的として自衛隊を海外に派遣する、いわゆる派兵については、これは一般的に行わないということは、今まで答弁しているとおりでございます。  まさに戦争が行われているという状況の中において、海外に出かけてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、最初、先ほど私、もう答弁をしていると思いますが、武力行使を目的として自衛隊を派遣するということは、戦闘行為を目的として、武力行使を目的として海外に自衛隊を出すことはしないということは、これはもう明確になっています。ですから、そういう状況の中で、今、枝...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはそのとおりだと思います。
○安倍内閣総理大臣 はっきりとお答えをさせていただきたいと思います。  従来より、政府は、いわゆる海外派兵、すなわち、武力行使の目的を持って、武装した部隊を他国の領土、領海、領空へ派遣することは、一般に自衛のための必要最小限度を超えるものであって、憲法上許されない、こう解釈をし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば機雷がまかれたらということで、機雷がまかれたというのは、ホルムズ海峡に、例えば機雷がまかれたということでございます。そこでまだ停戦合意はなされていないけれども、事実上の戦闘行為が終わっている状況において、その敷設された機雷を除去しなければ、まさにこの新三...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 既にもうはっきりさせていると思いますが、もう一度答弁をさせていただきます。  これは、従来より、政府は、いわゆる海外派兵、すなわち、武力行使の目的を持って、いわばアフガン戦争、イラク戦争、湾岸戦争に参加するというのは、これはまさにこれに該当するわけですね、武...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そのパネルの写真も、もうちょっといい写真もあるんですが。そういう写真を、私もいい写真を使ってもらいたいなと思いますよ。ということと同じことなんですね。どういうイメージをつくるかということになるんですね。  例えば、五人いれば五人の中でさまざまな意見があるはず...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 介入というのは、放送する前に介入するわけですよ。私は、放送されたものを見て、これはおかしいと感じたわけですよ。そこで、私の考え方を申し上げました。  今そこに書いてあったように、六割の企業が賃金を上げていますという状況を見ながら、いわばいろいろな声を聞いてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 イメージというのは大切でありまして、どういうイメージでつくっていこうか、まさに今、大串委員がつくられたこのボードの私の写真、これは、こうやってイメージがつくられるわけですよ。  ですから、我々も、選挙を前にして、いわばイメージづくりは困りますね、やはり真面目...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 端的にお答えをしたいと思いますが、現行の周辺事態法は、そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態等、我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態に対応して我が国が実施する措置について定めているものであります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、まさに、どのような整理を行っていくのかということも含めまして、今、与党で協議をしているところでございまして、さまざまな観点から議論を深めていきたいと思います。  ただ、つけ加えて言いますと、はっきりしておりますのは、これはあくまで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、下村大臣は教育再生に全力を挙げて、しっかりと実績を上げている、このように思います。  政治活動においては、たくさんの方々からの支援で私たちは政治活動を続けることができるわけでございます。その際、後援会員になっていただいたり、あるいは、任意団体というふう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ことしは、終戦から七十年目の節目の年に当たります。国の行く末を案じ、そしてまた家族の幸せを願いながら、たくさんの方々がとうとい命を犠牲にしました。この犠牲の上に、私たちは今の平和な日本を享受することができている。この平和国家としての歩みは、これからも決して変わ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、七十年におけるメッセージでございますが、それはまず、戦後五十年には村山談話、六十年には小泉談話が出されているわけでありますが、安倍内閣としては、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでおります。今後も引き継いでいく考えでありまして、戦後七十年...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国家安全保障戦略は、我が国として初めて策定したものでありますが、我が国の国益とは何かを長期的視点から見定め、それを達成するために我が国がとるべきアプローチを示したものであります。これは、国家安全保障政策を一層戦略的かつ体系的なものとして実施することを可能とする...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日米のガイドラインについては、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、平成二十五年十月の2プラス2共同発表において、紛争を抑止し、平和と安全を促進する上で日米同盟が引き続き不可欠な役割を果たすことを確保するため、これを見直すことを日米で合意したわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今与党で協議をしておりまして、その進捗ぐあいもよく見ていかなければいけないわけでございますが、基本的には、並行して、お互いに整合性をとりながら進めていきたい、このように思います。  御承知のように、安保法制が整備されていなければ、ガイドラインにおいて自衛隊の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 二十五年の十月の2プラス2に先立って、委員が防衛副大臣であったときに、平成二十四年の十一月に、当時のカーター国防副長官、今の長官でありますが、との会談において、ガイドラインについて必要な研究、議論を行っていくことが同盟深化につながるとの認識で一致したというふう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 既に大臣から答弁をさせていただいておりますが、まさにこの議論を進めていく上において、昨年、閣議決定をし、閣議決定の上に議論をしてきたということの意味において大臣も答弁されたんだろうと思いますが、今まさに法案の中身においては与党で協議をしております。この協議を進...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の段階において、法案の与党協議の進捗ぐあいについても、予見を持ってお答えすることができない状況でございますので、どのタイミングでということについて、ガイドラインも含めてこれは並行に協議を行っていますから、今ここで、では、訪米前にどうのこうのということは申し上...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政治とお金の問題について、国会議員であれば、閣内であろうと、与党であろうと野党であろうと、もし疑問があれば、その疑問に対してしっかりと説明責任を果たしていく責任があるんだろう、このように思います。同時に、政治活動にはコストが伴うわけでございまして、このコストを...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、例えば、会社の、企業の社長さんが個人で寄附もできるわけでありますから、それは個人であろうと団体であろうと、そういういわばお金でもって行政をねじ曲げよう、あるいは行政に容喙をしようという行為であれば起こり得るんだろう、大切な点は、そういう行為を断じて許し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いや、それは、個人が例えばオーナー経営者だった場合、もちろん自分が個人で献金するのは所得税を払った上でのことですよ。しかし、そうだったとしても、大きな献金、あるいは利益を得ようとして献金をするということで、自分の意思としてそれは個人献金するということもあり得る...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島第一原発の港湾外ですね、港湾外の放射性物質濃度は、従来から公表しているように、法令で定める告示濃度限度に比べて十分低いままであります。  また、これまで日本からIAEAに対し、継続して福島第一原発に関する情報提供を行ってきています。そしてIAEAからも、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、今、委員長との間で、この法文の解釈等について何回か議論しておられた、こう承知をしておりますが、先ほど答弁いたしましたように、汚染水の影響は福島第一原発の港湾内に完全にブロックされているという認識に変わりはございません。
○安倍内閣総理大臣 確かに、下地委員の御指摘のように、これは沖縄の混乱ではなくて、いわば東京に責任があったということは私は明らかなんだろう、このように思います。  安全保障政策とか基地、それにかかわる基地の政策について、やはり東京の見解が大きく変われば、沖縄の皆さんは、もう本当...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、法律については国会で御審議をいただいていることでありまして、そして、成立した法律の基本的な考え方にのっとって、省令、政令、また告示を決めていくというふうに承知をしております。
○安倍内閣総理大臣 確かに、高井委員がおっしゃったように、地域の事業者の方々、特に、小さな事業者の方々にとっては、資金を確保していく上においても重大な課題に直面しているだろうという今の委員の指摘について、ああ、そういうことが起こっているんだなということも私も理解させていただいたと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん報告も受けておりませんし、全く考えておりません。
○安倍内閣総理大臣 本件は、平成二十七年二月二十二日午前、米軍キャンプ・シュワブの敷地内に日本人の男性二名が不法に侵入し、米軍側に身柄を確保されたもので、その後、日米地位協定の実施に伴う刑事特別法に基づき、同日午後、沖縄県警が身柄の引き渡しを受け、逮捕したものと承知をしています。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この事案については先ほど述べたとおりでございますが、いずれにせよ、今御指摘があった、憲法が保障する表現の自由や集会、結社の自由を尊重すべきであることは言うまでもないわけであります。  同時に、こうした行為は、法令を遵守する形で行われるべきものと考えております...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 恐縮でございますが、昆布土地闘争、私は寡聞にして存じ上げません。
○安倍内閣総理大臣 さきの大戦において唯一の地上戦が行われた沖縄においては、たくさんの県民の方々がとうとい命を落とされたわけでございます。二度と戦争は嫌だ、この思い、当然のことでございまして、それは日本国民が共有するものだろうと思います。その中でひたすら我が国も平和国家としての歩...全文を見る
03月06日第189回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○安倍内閣総理大臣 改めて、上村遼太君の御冥福をお祈りしたいと思います。また、親御さん、そして御家族の方々に心からお悔やみを申し上げます。  今回の事件では少年が三人逮捕されていますが、なぜこのようなことが起きてしまったのか、上村君の命を何とか救ってあげる手だてはなかったのか、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 根本復興担当大臣とともに第二次安倍内閣を立ち上げたとき、復興の加速は安倍政権の最重要課題であるということ、そして、全ての大臣は復興担当大臣という気持ちを持って取り組むことということを決定しました。  そして、根本さんが今おっしゃったように、根本担当大臣のもと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島の一日も早い復興は国の責務であります。国が前面に立って、政府一丸で取り組んでいかなければならないと考えております。  根本議員におかれましては、復興大臣として、住宅再建やまちづくりへの支援にとどまらず、避難の長期化を見据えて、健康・生活支援といった被災者...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま稲津議員のお示しになったパネルを拝見させていただきまして、改めて、地方の大学、特に地方の私立大学の機能の重要性、そしてその大学生が地元に、地域に就職をすることの重要性、再確認をさせていただいたと思います。  地方から東京に若い人たちが流入する、それは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私たちが進める地方創生は、霞が関発ではありません。まさに地方発の地方創生を進めていかなければならないと考えています。各地域にはまさに知恵を絞っていただいて、実効性のある地方版総合戦略を策定し実施していただくことによって、若者が将来に夢や希望を持てる、個性豊かな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 尖閣と竹島は、御承知のように、性格が違うわけでございます。尖閣は、歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であるとともに、現に我が国はこれを有効に支配をしておるわけでございまして、したがって、尖閣諸島をめぐり解決すべき領有権の問題はそもそも存在をしないという立場で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的な立場が、我々は、存在しないという、政府としての立場がそういう立場でございますから、いわばそういう問題は存在しない。しかし、であるにもかかわらず、いわば領海等に挑戦が行われていることに対しましては、適切に我々は抗議等を行っておりますし、国際社会に発信をし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、その大会について、詳細について存じ上げません、正直申し上げて。  ですから、ここで今直ちにお答えすることはできませんが、政府の立場としては、今、通告のない質問でございましたが、基本的に、尖閣については実効支配をしておりますから領土問題は存在しないという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、今まで派遣してきた経緯があるかどうかというのはまだつまびらかではございませんが、基本的には、まさに我々、領土問題が存在しないという立場でありますから、現在、そこに派遣をするということを考えているわけではございません。  いずれにせよ、この尖閣の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま大臣が答弁をさせていただいたように、政府機関の地方への移転は、基本的な考え方としては、地方の発展に寄与すると考えられる政府の機関については、地方がまさに選んでいく、考えていくという形で進めていきたいと思っております。  また、リストについては、確かに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の私たちの進めている地方創生は、国が指導していくという形ではなくて、まさに地域の発想、また、まさに地域の皆さんが、地域はこうすればよくなるという中において進めていきたい、そして、それは国の機関の移転も同じ考え方で進めていきたい、こう思うわけでございます。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 中川政務官をめぐる報道について、詳細について私が承知をしているわけではございませんが、大臣が交代した二月二十三日についてはただいま農水省から説明があったとおりでございまして、危機管理上の問題はなかったと考えています。  いずれにしても、今後は、公人として誤解...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 文民統制と内部部局の文官の役割についての政府の基本的な考え方、これは不動の考え方でございますが、ただいま中谷大臣から答弁したとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 これは防衛省の大臣として中谷大臣が答弁し、そして総理大臣として今答弁をまさに追認した、追認というか、これは統一した見解でございまして、総理大臣として、いわば内閣を代表して答弁をしているわけでございますから、当然、政府の考え方でございまして、これは今までの考え方...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般、こうした議論は緻密な議論が必要であって、レッテル張りはやめた方がいい、こう申し上げておりました。今回も、いつでも、どこでも、誰でも、何でも、どのようにでもと書いてありますが、しかし、クエスチョンマークが書いてありますから、これは委員の御疑問なんだろう、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今まで何回も明確にかつ簡潔に答弁させていただいているとおりでございまして、政策判断ではございません。  いわば、海外に武力行使を目的として自衛隊を派遣することは、まさに三要件の中にあります必要最小限度を超えるものであると考えているわけでございますから、これは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは明確でございますが、いわば、武力行使をするに当たっては、三要件に合致をしなければならないということでございます。  ですから、この三要件に合致をするかしないかの中において、そこで必要最小限度がかかっていますから、それにおいては、海外に出ていって、つまり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはもう今まで何回も、何回も何回も何回も申し上げておりますように、つまり、例えばアフガニスタンに行って、あるいはイラクに上陸をして、部隊を送って、そこで武力行使をするということは、これは必要最小限をそもそも超えている。つまり、武力行使を目的として海外に出かけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今お答えをさせていただきたい。これは同じお答えでございますから……(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 同じ答えでございますから、申し上げたいと思います。  まさに、海外に出かけていって、いわば武力行使を目的として他国の領土に入っていくということはできないということでございます。  ですから、これはアフガン戦争にしろ、湾岸戦争にしろ、そこに自衛隊の部隊を送る...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、私は、第一、第二の要件を満たしているということは申し上げておりません。第三の要件を満たす必要がいずれにいたしましてもあるわけでありまして、第三の要件についてはまさに満たしていないということを申し上げているとおりでございます。  第三の要件は満たしていない...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 釜石市は、昭和五十年代に、当時の新日鉄釜石が七連覇を遂げた、まさにラグビーの聖地と言っていいと思いますし、当時の新日鉄釜石のチームも地元出身の人たちが大変多いチームであった、このように記憶をしております。  今回、ワールドカップの会場に選ばれたことは、地元の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 放送事業者の長に対して行政府の長として今ここでコメントすることは差し控えさせていただきたい、このように思います。  いずれにいたしましても、経営委員会によって適任と判断されたわけでございます。しっかりと放送法の精神、法令にのっとって仕事を進めていただきたい、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の法人税改革は、これは単なる減税ではありません。稼ぐ力のある企業等の税負担を軽減することによって、法人税を成長志向型の構造に変えていくというものであります。これが今回の法人税改革の基本的な考え方であります。  こうした改革と、そしてコーポレートガバナンス...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 何をもって権力者というかということでございますが、私は、内閣総理大臣として、憲法第七十二条に規定する職務に任じられております。憲法第七十二条に規定する職務とは何かといえば、いわば、内閣を代表して議案を国会に提出し、一般国務及び外交関係について国会に報告し、並び...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、行政府の長として憲法を擁護し尊重する、これは当然のことであります。我々は、憲法に反しているか反していないかの中において立法をするわけであります。  そもそも、我々が勝手気ままに法律をつくるということはあり得ないわけでありまして、我々は、まさに選挙を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、自民党はそもそも、結党以来、憲法改正を党是として綱領に掲げているわけであります。私は、自由民主党の総裁として、ではなぜ憲法を改正するかということを述べているわけでありまして、同時に、今の憲法は憲法として、まさに基本法として、我々を当然厳しく律しているわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一般に、憲法とは、主権者たる国民の意思に基づいて、国家権力の行使のあり方について定め、これにより国民の基本的人権を保障することにその基本的な役割がある根本規範であります。一方、先ほど申し上げましたように、従来から私が申し上げておりますように、一方で憲法は国の形...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、逢坂さんとは意見が違います。  私は、一般法であったとしても、手荒に扱っていいとは思いません。しっかりと遵守していくのは当たり前のことじゃないですか。一般法であったとしても、憲法であったとしても、行政府の一員として、しっかりと厳密に守っていく、これは当...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍政権としては、まず、我が国として初めて策定した国家安全保障戦略を踏まえまして、昨年の四月、従来の武器輸出三原則等を見直し、そして、防衛装備移転三原則を閣議決定し、これを公表しております。  国会においては、政権発足以降、防衛装備移転に関し、延べ四十名の議...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、何か無制限にどんどん輸出をしていくのではないかとの意味で今御批判をされたんだろうと……(逢坂委員「違います。日本国民が平和でいられるのか、より平穏になるのか」と呼ぶ)  これは、我々は、まさに、三原則をよく読んでいただければいいわけでございますが、この...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは先ほども答弁させていただきましたように、国連憲章を遵守する、平和国家の基本理念と平和国家としての歩みを引き続き堅持していく、これがまさに原則であると言ってもいいわけであります。  その上において、さらに包括的に整理をしたものでありまして、規則をちゃんと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 より詳細な説明が必要であれば大臣から答弁させていただきますが、私は総理大臣として全体的な考え方だけを述べさせていただきたいと思います。  原発の再稼働については、原子力規制委員会が新規制基準に適合すると認めた原発について、その科学的、技術的な判断を尊重し、再...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはまさに、私は委員のおっしゃるとおりだと思っております。  原子力規制委員会は、法律に基づき、再稼働に求められる安全性について、独立した立場から科学的、技術的に厳正に審査を行います。  しかし、確かに委員がおっしゃったように、自動車であれあるいは飛行機...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、逢坂議員が指摘された、避難計画をしっかりとつくっていく、我々もこれを大変重要視しております。  避難計画、地域防災計画は、住民の方々の避難ルート、避難先といった地域の実情を熟知する自治体が中心となって策定するのが適切でありますが、一方、自治体だけではなく...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、私たちが進めている改革は、地域の主体性、地域の創意工夫を国が応援していくためのものでありまして、地方公共団体が策定する地方版総合戦略は、地方の皆さんが地域の資源の活用について知恵を絞って、それぞれの地域に適した地方創生の実現を目指していくものでありまし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、行政府の長として、私の閣僚としての給与については三割カットしておりますし、昨年四月に特例による減額がなくなって以降もこの三割の削減は続けておりますし、私は三割、そして閣僚は二割、国庫に返納させていただいております。  そういう意味におきましては、行政府...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ちなみに、先ほど私が給与を三割カットしているというふうに申し上げましたら、それは前例を踏襲しているんじゃないかという指摘をいただきましたが、前例というのは、第一次安倍政権で私が三割カットというのをつくった、安倍内閣でつくった前例であるということは申し添えておき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的に、今既に担当大臣が答弁しているとおりでございますが、人事評価については、あらかじめ分布の割合を定めることはせず、また複数の者による評価を行うなど、公正性にも配慮した仕組みを設けているわけでありまして、その中で、各任命権者においてそれぞれ評価された結果と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国家公務員の総人件費については、給与水準は、労働基本権制約の代償措置である人事院勧告制度を尊重するとの基本姿勢のもと、民間の水準を踏まえて決定され、定員はその時々の行政需要に的確に対応する観点から決定されるべきものと考えています。  また、地方公務員について...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 認知症については、今後、誰もがかかわる、本人、配偶者、あるいは両親という形で、誰もがかかわりを持つ可能性のある身近な病気であろう、このように思います。  最も速いスピードで高齢化が進む我が国こそ、社会全体で世界のモデルとなる取り組みを進めていく必要があり、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 平成五年の総選挙で私は初当選を果たしたのでありますが、そのとき、まさに政治改革が最大のテーマでありました。選挙制度を変えていく、あるいは、その際、選挙制度を変えていくというのは、小選挙区制度にしていくという方向であった。私は、当時、必ずしも賛成じゃなかったんで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私どもとしては、まず与党で議論を重ねているわけでありますが、議会においては、議会でそういう場をつくるかどうかということは、まさに本院において各会派で御議論をいただきたい、このように思います。  いずれにせよ、こうした課題について各議員が、襟を正してどのように...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、閣内にあろうと、あるいは与党であろうと、野党であろうと、説明責任を果たしていく、政治とお金の問題については常に襟を正していくのは当然のことだろう、このように思いますが、国会においてそうした協議機関をつくるというのは、まさにこれは院においてお決めになるこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 地方の創生は、まさに、人口が減少をしていくという中で待ったなしだ、このように思っております。今までも何次かにわたって、地方の活力を何とか復活したい、あるいは地方に活力を与えたいということで、ふるさと創生もそうですが、そういう試みがあったのでありますが、残念なが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 地方の財政状況については、まず、バブル経済崩壊後の九〇年代の景気対策による公共事業等の大幅増に伴い、地方債の償還額の増加に加えて、高齢化の進展によって、一貫して社会保障関係費の増加が続き、義務的経費の増大が財政を圧迫してきたところであります。同時に、長引く景気...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この公共事業イコール無駄遣いというレッテル張りがいつから生まれたかという経緯は、必ずしも私は承知をしていないわけでございますが、その後、例えばコンクリートから人へというキャッチフレーズもあったわけでございます。  しかし、基本的に、公共事業というものについて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 地方がみずからの発想で、特色を持った地方、地域づくりが大変重要であるということ、まさにそのとおりだと思いますし、そのもとに我々は地方創生を進めています。その観点からいえば、自由に使える税財源を充実確保することは重要であります。  また、今回の補正予算における...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島原発のあの過酷事故の反省に立って設立をされました原子力規制委員会が仕事を開始して二年半が経過をしました。この間、さまざまな立場から厳しい意見が向けられている中、田中委員長を初め原子力規制委員会は、福島原発事故の教訓を踏まえて、世界で最も厳しい水準の規制基準...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまだでございますし、自民党総裁の私の任期もことしの九月に来るわけでございますが、今申し上げましたように、田中委員長には引き続きしっかりと職責を果たしていただけるものと考えております。
○安倍内閣総理大臣 これは、私と田中委員長が違うことを言っているのではなくて、違うことに対して発言をしているということだろうと思います。  福島第一原発では、排水路からの放射性物質を含む雨水の流出など、個々の事象は発生をしています。個々の事象としてそうした出来事が起こっている、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今大臣から答弁をさせていただきましたように、もとより田中委員長一人の双肩に全てを背負っていただくということでもありませんし、東京電力に全てを任せて国が後ろに下がっているということではなくて、こうした汚染水対策についてもしっかりと国が前面に出てこの問題の取り組み...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この避難計画あるいは地域防災計画は、住民の方々の避難ルートあるいは避難先といった、まさに地域に住んでおられる方々がよく知っている、実情を熟知する自治体が中心となって策定するのが適切であるという考え方であります。一方、もちろん、自治体だけではなく、国の関係機関が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたが、原子力防災会議で国として了承するわけでありますが、まさにこの会議の議長は私であります。まさにそういう意味において、私が責任を持って了承をしていくということになるわけであります。
○安倍内閣総理大臣 まさに私どもは、しっかりと国が向き合い、そして国もしっかりと正面に立っていく、こういう考え方のもとに、先ほど望月大臣から答弁をいたしましたように、災害対策基本法に基づく国の防災基本計画を改定して、中央防災会議、これは私が議長を務めるわけでございますが、そういう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この平成の大合併でございますが、昭和の大合併もございました。それに次ぐ大きな合併であったのでございますが、では、そもそもなぜ合併をしたのかということでございます。  一つは、ある意味、行政改革ということもあったんだろうと思います。  人口が減少していく、い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私の地元にも六連島、蓋井島と二つの離島がございますので、航路がいかに重要であるかということは十分承知をしているつもりでございます。  離島地域においては、地域住民の貴重な足を確保するとともに、豊富な観光資源を活用し、交流人口を拡大していくことが非常に重要と認...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 官公需法は、国等による物品などの調達において、中小企業の受注機会を確保し、中小企業の発展を図ることが目的であります。  具体的には、中小企業向けの契約目標額や中小企業の受注機会の増大のための措置を盛り込んだ国等の契約の方針を毎年度閣議決定し、国等が率先して中...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 答弁する前に、先ほど、官公需の中に占める中小企業向け契約額を三・四兆円と申し上げましたが、四・三兆円の間違いでございましたので、訂正させていただきたいと思います。  TPPがまさに地方の中小企業にとってマイナスではないかという御質問でございますが、TPPは、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そのとおりでございます。  私ども、浄財として、各団体に私どもの進めていく政策等について御支援をいただくお願いをさせていただいているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 決してそんなことはないわけでございまして、私どもは、私どもの政策に理解をいただいている団体、企業等から御支援をいただきながら、まさに大切なことは、政治資金の流れについては透明化を図っていくということでございますから、この透明な浄財のもとにしっかりと政策を進めて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 補助金をもらっている企業からの献金を一年間禁止する法律ができたのは、これは議員立法によってできたのでございますが、それは、今委員が御指摘になったように、税金がその企業に入る、そしてそれが収益性を持つものであった場合、その企業から一年以内に献金をもらうということ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もとより、献金によって政策をゆがめたり、あるいは、いわば政策そのものに、こういう、自分の企業に利益を誘導するということは、補助金に限らずあってはならないことだろう、このように思うわけでございます。  同時に、麻生大臣が答弁しましたように、いわば税金としての補...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、再三この委員会でも述べさせていただいておりますように、この法律については、研究費等々収益性のないものについては質的な制限の範囲外ということになっております。  同時に、受け手側の政治家については、これは知っていて受けてはならないということが構成要件に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 本質的に賄賂性を持つものという認識は持っていないわけでございます。  個人にせよ、法人にせよ、団体にせよ、いわばお金を献金することによって自分の利益を得るということはあってはならないということではないかと思います。
03月12日第189回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○安倍内閣総理大臣 もう既に田村委員の方から、どういう変化を起こしているかという、わかりやすい御説明をいただいたと思います。  かつて田村委員と一緒に勉強会をしているときに、我々はもっと名目GDPに着目をすべきだ、名目GDPをふやしていかなければ税収もふえていかないし、当然、社...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 認知症については、もはや誰もがかかわる可能性のある身近な病気と言ってもいいんだろう。本人である場合、配偶者である場合、あるいは両親、かなりの確率でかかわることになるわけでありまして、最も速いスピードで高齢化が進んでいく我が国は、社会全体で世界のモデルとなる取り...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 新たな戦略については、認知症の方を支える幅広い方策を着実に今推進していくために、具体的な数値目標を定めたものを中心に、定期的に進捗状況を把握していく。そして、それとともに、認知症や家族の方々の意見をよく伺いながら、随時点検を行い、それらの結果を踏まえて、PDC...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国民政治協会の活動については、内閣総理大臣としてはもとよりでありますが、自民党の総裁としても、これは別組織でございますから、直接お答えする立場にはないと思いますが、御指摘を受けましたので確認をいたしました。  国の補助金を受け取った企業から、政治資金規正法第...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、国民政治協会というのは、自由民主党ではないわけでありまして、別組織であります。私は自民党の総裁でありますが、この国民政治協会の責任者ではございませんから、今ここで私が国民政治協会としてどうするということをつまびらかに申し上げる立場、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、いわば献金との関係においては、これはあくまでも国民政治協会にその責任があるということだと思います。
○安倍内閣総理大臣 国民政治協会が法の制限する寄附であることを知りながら寄附を受け取ったという事実はないというふうに承知はしております。  その上で、さらにこの協会において、こうしたことが起こることのないように、問擬されることのないように、現行法制のもとで何ができるのか、党にお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の御下問は、委員会の運営と密接にかかわっていることでございます。いわば採決の前にどうすべきかどうかということについては、これはまさに私が答えるべきことではない、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 これは党として検討しているわけでございます。そして、党として、これは委員会との関係ではございません。党においてこれは検討していることでありますから、党においてそれはまとまり次第発表することになるんだろう、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 このいわば補助金との関係においては、これは我が党だけではなくて御党にももちろん該当の議員が何人かおられる、何人かたくさんかわかりませんが、おられるわけでありまして、これはまさに、閣内あるいは与党、野党にかかわらず考えていく問題なんだろう、このように思います。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が質問された件と、そもそも、先ほど、国民政治協会とあるいは企業の献金、そしてその中にいわば補助金をもらっていた企業があった、そしてその補助金の中身が果たして質的にいいのか悪いのかという課題、そしてこちら側はその事実を知らなかった、相手側も知らなかったとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、長妻委員の発言で、ちょっと誤解を生む発言があったので訂正させていただきたいのです。  私は、相対的貧困率よりもジニ係数の方が好きだということは全くないわけでありまして、先般の質問で、岡田代表がジニ係数に触れられなかったので、国民の皆様にそれを補足する...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が従来からお話をさせていただいておりますように、格差の固定化はしてはならない。同時に、許容し得ない格差が生じない社会を構築していくことが重要、このように考えているわけであります。  そして、再配分機能については、今委員がお話しされました税だけではなくて、例...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 福島の未来は、まさにそうした子供たちが担っているんだろうと思います。  今御指摘の未来学園についてはしっかりと我々もバックアップしていきたい、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 私は、一々の株の上がり下がりについてコメントする、ましてや、その中身についてコメントすることは不適切であろう、このように思うわけでございます。  いずれにいたしましても、我々は三本の矢の政策によって確実にデフレから脱却をして力強い経済成長を目指していきたい、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もともと私も指名されておりましたから答弁させていただきたいと思いますが、確かに、長い期間をもって見るのは当然のことであろう、このように思います。  そして、そもそも、安倍政権が誕生するまでの十五年間はデフレ経済下にあったわけでございます。その中でポートフォリ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大切なことは、確かに、今、細野委員が御指摘されたように、国民の皆様からお預かりをしているものであります。それを運用して、将来、年金を受け取る年齢になったときに、確実に給付を、お約束した給付を実現していかなければならないわけでございます。その上においては、しっか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、私は、これは裏で言った話ではなくて、細野さんもごらんになることができるテレビの前で、いわば国民の声としてさまざまな町の声が紹介された。その中で、いわば、実体経済として、先ほど就職の内定率等お話をさせていただきました。そして、間違いなく名目賃金においてはよ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 全くそれは認識の間違いだと思います。  いわば、選挙を前にしていて、報道は正しくしてもらいたいという考え方があります。真面目にやっていただきたい。その中で、例えば、私がその当該番組の関係者に電話して何かクレームをつけるというのとは違うんですから。その場に出て...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど自民党側から全く声が出ないというのは、私は、議論に値しないと皆さん思ったんだろう、いわば議論以前の問題だろうと。  そして、憲法改正草案につきましては、これは自民党が野党時代に、谷垣執行部のもとで議論を重ね、でき上がったものであります。そうした、それぞ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、はっきりさせておきたいことは、農林水産行政は停滞しておりません。  私たちはしっかりと前に進めておりますし、この二年数カ月でしっかりと我々は成果を上げている。今まで取り組むことのできなかった農協改革にも進んでいるわけであります。農林水産物の輸出において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いまだにたくさんの方々が不自由な生活を強いられている状況でありますし、復興は道半ばだろう、このように思っております。  その中でも、我々は住まいとなりわいに力を入れてきたところでございますが、住まいについては、高台移転で九割、そして公営住宅で八割、事業に着手...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、福島第一原発、あの過酷事故を経験したわけでございまして、その中で、我々も安全神話の中で政策を進めてきた、この反省の上に立って我々は今後エネルギー政策を進めていかなければならない、このように思います。  と同時に、福島においては、確かに、復興がなかなか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 メルケル首相の政治決断について私はコメントする立場にはございませんが、しかし、それはもう江田委員も重々承知の上質問しておられるんでしょうけれども、ドイツの置かれている状況と日本の置かれている状況は違うわけでございます。  現実に今、ドイツも、一七、八%、いわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 使用済み核燃料の問題については、確かにその問題はあります。  しかし、現在も、いわば再稼働をやめたからといって使用済み核燃料は存在をするわけでありますから、その問題から逃れるわけにはいかないわけでありまして、まさにその問題に我々はチャレンジしたい、使用済み核...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この総括については、既に竹下大臣からお話をさせていただいていると思いますが、来年の三月に最初の五年間の集中復興期間が終わるわけでございますが、次の五年間に向けて計画をつくっていく上において、当然、今までの復興についてしっかりと総括をしていく必要があるだろう、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、江田委員が御指摘になった点も含めて総括をしていきたいと考えております。
○安倍内閣総理大臣 確かにこの問題に与党も野党もないと思いますし、いいアイデアであれば我々はどんどん取り入れていきたい、このように思います。  今おっしゃった、どのように総括していくかということでありますが、集中復興期間内に、復興への取り組みがどこまで進むかの把握や、これまでの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、基本的な考え方でありますが、ここは残念ながら維新とは考え方が違うところでございますが、我々自民党、そして当時政権にあった民主党と、公明党とともに、税と社会保障の一体改革を進めていこうということで合意をしたわけでございます。今御指摘になった年金関係の措置や...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 既に紹介をしていただきましたように、同じ労働に対して同じ賃金が支払われるという仕組みをつくっていくことは、重要な考え方と我々も認識をしています。  同時に、ある時点で仕事が同じであったとしても、さまざまな仕事を経験し、そして責任を負っている労働者と、経験の浅...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 四つ、それぞれもちろん別の事柄であるわけでありますが、まず、衆議院の定数の三割カットについては、まさに現在、有識者の皆様に御議論をいただいているということであります。  そして次の、国会議員給与の三割カットということでございますが、歳費がどれぐらいの金額であ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いや、これは、項目によってというか、一番目については有識者で議論するということが決まったわけでございますから、これはそういうことであって、二番、三番については……(江田(憲)委員「特に三と四」と呼ぶ)四については、これは、いわば補助金をもらっている企業からの献...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはまさに議運の委員長でありますから、いわばこのハウスにおいてしっかりと議論をしていく、これはまさに議運の委員長の権限としてそういう見識を示されたんだろう。私が議運の委員長にそういう指示を、基本的には、自民党総裁ではありますが、行政府の長として、そういう立場...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には、まさに組合法にのっとって活動しておられる、このように思います。  しかし、同時に、例えば全中が誕生したのは昭和二十九年、私が生まれたのと同じ年でございまして、六十年もたっておりますから、ニーズ、状況、取り巻く環境が変わってきているのは事実であって...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 農協は、今御指摘になった信用事業と経済事業、あわせ行うことによって農業者を総合的に支援をしているところでございますが、信用事業を行う農協については、金融庁の監督下にもありますが、さらに今回は、他の金融機関と同様に公認会計士による監査を義務づけ、イコールフッティ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政治資金規正法の基本理念は、政治資金規正法第二条は同法の運用に当たっての基本理念を示したものでありますが、この法律は、政治資金の収支の状況を明らかにすることを旨とし、これに対する判断は国民に委ね、いやしくも政治資金の拠出に関する国民の自発的意思を抑制することの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、二十年前に政治改革が実行されたわけでございますが、当時は、選挙制度を変えていくということが一点、そしてもう一つは、いわば政治資金規正法を変えていくということだった、このように思います。  政治改革の議論の中で、政党助成、これは共産党は受け取っておられ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大臣規範は、公職にある者としての清廉さを保持し、政治と行政への国民の信頼を確保する観点から定められたものであり、その中で、「政治資金の調達を目的とするパーティーで、国民の疑惑を招きかねないような大規模なものの開催は自粛する。」旨規定をしております。  政府と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私としては、ルールにのっとり、そうしたパーティーを行っているところでございまして、そういうパーティーの趣旨に従って浄財を集めることができたわけでございまして、適切に使用していきたい、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 約二十年前の政治改革においてはさまざまな議論があったわけでありますが、まさに、政治のコストをどのように分担をしていこうかという議論であったと思います。  その中で、今委員が御紹介になったような形で、税金という形で国民の皆様に御負担も一部いただこうということと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、これは国民の皆様に政治のコストをどのように理解していただくかという中において議論を積み重ねてきた結果、政党助成金の導入が決定をしたわけでございますが、その中のあんばいについていろいろな議論がありました。  石破大臣は三分の一程度だろうという御意見であ...全文を見る
03月13日第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○安倍内閣総理大臣 昨年、消費税を五%から八%に引き上げた結果、GDPにおきましても成長率がマイナスになってしまった、二四半期連続でマイナスになったわけでございまして、個人消費が弱くなってしまったという中において、デフレから脱却をして、力強く経済を成長させ、国民生活を豊かにしてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、どんな状況になってもということではなくて、リーマン・ショックとか、そういう大きな条件変更があったときは別でございますが、今回のような景気判断は行わない。今回は、私どもの経済政策を発動してから大体一年十カ月程度においてその判断をしなければならないという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 委員はよく、重々承知をしておられる上で質問されているというふうに思います。  今委員がおっしゃったことも、もちろん一理あると私も思います。ですから、そういう意味におきまして景気判断条項をつけた、三党合意においては景気判断条項を付したわけでございます。  今...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この道というのは、まずは、日本は長い間デフレ不況の中に沈み込んでいたわけでございます。その間、税収も当然落ち込んでいくわけでございますし、国民のいわば賃金においても、物価も下がっていきますが賃金も下がっていくという状況の中にあったわけでございます。当然、税収が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 中国への道ということで、先ほど申し上げましたように、繁栄した国をつくっていくために大切なことは、しっかりと経済を成長させていくということも大切であります。それは、いわば、今委員が御指摘になったように、高齢化していく中において、社会保障の受け手側がふえていくわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大変ストレートな質問をいただいたところでございますが、為替の水準等については、市場に不測の影響を与えるおそれがございますので言及は控えた方がいいと思いますが、一般論ということで聞かれましたので、一般論として申し上げれば、経済のファンダメンタルズに沿って安定的に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そういうお答えに、私が価値があった方がいいということを答えれば、我々はむしろ実は円高に修正しようということを最終的に考えているのではないかという臆測を呼ぶ可能性というのは排除できないわけでございますし、基本的に、いわば強い方がいい、弱い方がいいという言い方もご...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、どんどんもっと多くの中国の方々に日本を訪問していただきたいと思いますね。日本の真実の姿を見ていただいて、日本人というのは優しいな、すばらしいな、美しい伝統と文化を持っているなということを感じ取って帰っていただきたいと思いますし、日本の優秀な製品をぜひ購入...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 かつて日本も、マンハッタンの一部を日本の企業が買ったこともございました。しかし、これは買って持って帰ることはできないわけでありますから、いわば投資をしていただくのは、大いに投資をしていただきたい、このように思います。投資をしていただくことについてはウエルカムと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当然、先ほど申し上げましたように、いわば安全保障上の問題が生じること等が発生するということが強く予想されれば外為法上の対応はできる、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 中小企業も含めて、いわば企業買収等については外為法で対応できる、このように思いますが、水資源につきましては我が党でもずっと議論をしてきているところでございまして、この水資源に関し、我々、この水資源を守るための議員立法措置はかつて行ってきたわけでございますが、同...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 前もってお話をさせていただきましたが、ここの場でドルベースで生活をしておられる方はもちろんいないと思いますね。いわば、給料は円でもらっていますし、もちろん年金も円でもらっていますから、円でもらう給料が上がっていかなければいけませんし、円で物を基本的には買うわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 質問にお答えする前に、エコノミストについては、この二年間で私も二回ほど表紙になっておりますので、余り私はそういうことを、謙虚な人間でございますから、申し上げることはないのでありますが、もしお読みになっていなければ、この二冊も探してお届けさせていただきたいと思い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げた法人実効税率を二〇%台まで引き下げるということと同時に国際的に遜色のない水準とすることを目指しておりますが、同時に、農業、雇用、医療、エネルギーといったいわゆる岩盤規制の改革を断行していく、そしてグローバルに通用する人材の育成をしていく、またさらに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ちなみに、対内直接投資は、昨年、約三倍になっておりますので、我々の成果は大きな効果を上げているということを、お答えする前に申し上げておきたいと思います。  次に、日本の赤字法人割合が高いことは、我が国の法人の……(古川(元)委員「今は聞いていないです。今言っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一〇%まで消費税を引き上げてまいりますが、それ以上の例えば消費税の引き上げにおいて税収をふやすということは考えておりません。  今御指摘のあった、九兆円ちょっとの額をどのように埋めていくかということについては、まさにこれは夏までにしっかりと議論していきたい、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、これから議論を行っていくわけでございます。  そこで、いわば実質成長率を二%で、名目で三という形になっているわけでございまして、今、目いっぱい税収もここでふえているではないか、こういうお話でございましたが、しかし、この夏までの議論におきましてはさらに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には最初に申し上げました前提条件で議論をしていくわけでございますが、当然、その議論の中におきましてはさまざまな深掘りをした議論も行われていくのではないか、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 リーマン・ショックや大震災のような重大な事態が発生すれば、そのときの政治判断において、新たに法律を出して国会で議論をお願いするということはあり得るわけでございまして、今御指摘のあった時期や決定までのプロセスも、まさにそのときの政治判断において決める事項ではない...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回のような、景気条項があって、あらかじめその中において経済状況を判断するという場合においては、昨年行ったようなタイミングで引き上げ延期を行ったのでございますが、今御議論させていただいておりますのは、そうした大きな事情の変更になるようなものが突発的に発生すると...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは大きな事情の変更となるような出来事でありますから、それはむしろ、そういういとまはないという状況も生まれるわけでありますから、事情の変更が明らかであるという状況でありますから、当然、私は、そういう有識者等の御議論を伺う必要はないのであろう、これはまさに政治...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 平成二十七年度の税制改正では、国、地方を通じた法人実効税率について、平成二十七年度に二・五一%、平成二十八年度に三・二九%の税率引き下げを行うこととしています。  今後についてでございますが、これは本会議で既にお答えをさせていただいておりますが、平成二十八年...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 企業にとって魅力的な国はどういう国かということを考えていく必要があるんだろうと思います。その中におきましては、いわば法人税が低いことだけではなくて、治安がいいとか政治的に安定している、あるいは、そこで働いている人々が、従業員が生活しやすい、子供の教育環境が確保...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、デフレから脱却をしていくために、若年層への資産の早期移転を促していくということであります。若い人たちはお金を実際に必要としていますし、すぐに使っていくということになるわけでございますから、経済の好循環をつくり出していくためにも必要な時限的な措置でござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 税制の抜本改革法においては、低所得者への配慮として、給付つき税額控除と複数税率がともに検討課題とされています。与党においては低所得者への配慮として軽減税率の検討が進められているところでありまして、政府としては与党の議論を見守ってまいりたい、こう思っております。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、与党において軽減税率の検討が既に進められておりますが、給付つき税額控除につきましては、今、基本的には与党の議論を見守る立場ではございますが、基本的な姿勢として、その上で、いついかなる場合でも対応できるように検討していかなければならない問題であると認識をし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そのとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 もちろん、二極目、三極目、東京、関東圏だけではなくて、近畿圏もしっかりと競争力を持って、活力を持っていくことは、日本の将来を見据えた上では大変大切なことだ、こう思っております。  今回私どもが進めているこの政策について言えば、東京圏のみならず、近畿圏や中部圏...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 世界に冠たる国民皆保険、皆年金制度を初めとする社会保障制度を次の世代に引き渡していく責任を私たちは負っていると思います。  その上において、今御指摘になったように、社会保障の充実、安定化を行っていくこと、そのために、例えば消費税も引き上げているわけでございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私自身はバイオシミラーというのは余りよく承知していなかったんですが、御質問をいただきましたので、事前に少し勉強させていただきました。  このバイオシミラー、バイオ後続品でありますが、ただいま橋本政務官から答弁させていただきましたように、いわゆる後発医薬品とは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、先発品と後発医薬品との関係にも似ているとは思うんですが、いわば先発品というのは、大量の研究開発費を投入して新しいイノベーションを起こしていくわけでありますが、後発品については、その起こったイノベーションを利用して広く患者に低価格で提供していくという役割...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国におきましては、国民皆保険のもとで、患者が自由に医療機関を選んで受診できるフリーアクセスが確保されていると言ってもいいと思います。その結果、諸外国に比べて外来受診回数や入院日数が多いという状況にあるわけでありますが、その中で、近年、減少する傾向が続いてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、厚労省からお答えをさせていただきましたが、このI歯科クリニックというのは、これは一つのクリニックでございますから……(宮本(徹)委員「I歯科クリニックだけじゃなくて、兵庫県のお医者さんの話だとか大阪の……」と呼ぶ)いわば、それプラス保険医協会というお話でご...全文を見る
03月13日第189回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○安倍内閣総理大臣 日本は、この十五年間、長く続いたデフレの中で低迷をしてきたわけでございます。その間、税収も減少していくという中で、果たして社会保障制度の基盤も大丈夫なんだろうかという不安も国民を覆っていたわけでございます。  そこで、我々は、デフレ脱却を第一に掲げて、そして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 社会保障制度は、国民が安心して暮らしていくために絶対的に必要な制度であろうと思います。  制度につきましては、自助そして自立を第一に、共助と公助を組み合わせ、弱い立場の人にはしっかりと援助の手を差し伸べることが重要であると考えております。  このような基本...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私たちが進める地方創生は、活力ある日本社会を維持するために、あらゆる施策を総動員して集中的に切れ目なく講じることによって、人口減少の克服と地域活性化を一体として実現していくことを目指すものであります。  これまでの施策の検証も踏まえまして、国の示す枠組みに一...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 阪神・淡路大震災では、六千四百名を超えるとうとい命が奪われました。また、住宅の全壊だけでも十万棟を超える甚大な被害が生じ、改めて、亡くなられた方々と御遺族に哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げたいと思います。  阪神・淡路大震災か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 子供たちを守っていく、そして子供たちの健やかな成長の環境をしっかりと確保していくことは、私たち大人の責任である、このように思います。  先般、今委員が引用されました、川崎市において中学生の殺害事件が発生しました。こうした悲しい出来事が二度と繰り返されることが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 子供たちの命はしっかりと守り抜いていく、この決意を持って取り組んでいきたいと思います。  先ほど申し上げた、川崎市の事件について、文科省にタスクフォースを副大臣のもとにつくりました。そこでしっかりと検証し、対策をつくっていくわけでありますが、そうしたことも参...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 委員が冒頭言われたように、任意団体と政治団体、そしてそれは政治資金規正法上の法的な存在であります。法的な存在と、例えば、それぞれ任意団体であったとしても、自分は下村さんを応援しようという人は当然いるわけですよね。そういう人たちを総称して、私たちは後援者と言った...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、政権交代以来、三本の矢の政策を進めてきた結果、昨年の賃上げは十五年で最高になっておりますし、倒産件数は二十四年ぶりに一万件を下回ったということでございますし、企業は、経常利益は過去最高水準になっているわけであります。  そこで、平...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、いわば平均、実質賃金の平均としては、まさに私が答えたとおりであります。
○安倍内閣総理大臣 名目というのは、まさにこれは実際の、現実に起こっていることでありまして、いただいた給料ということになるわけであります。  そこで、実質については、いわば物価上昇等をこれは差し引いたものになるわけであります。
○安倍内閣総理大臣 先ほど、ちょっとそちらに誤解があったようなんですが……(前原委員「誤解じゃないです、間違っているんだから」と呼ぶ)いやいや、違います。  私は、実質と名目について、これはそれぞれ分けて答えているわけでありまして、総雇用者所得についても、それは、実質の総雇用者...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず基本的に、私が説明をしてきたのは、いわば一人当たりの収入をどう考えるかということであります、名目賃金にしろ実質賃金にしろそうなんですが。  それを私たちは、総雇用者所得、みんなの稼ぎで見た方が正確だねという例において、いわば私が三十万円収入を得ていて、安...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 締め総とはいっても、全部閣僚がそろっているんですし、経済財政政策の専門は甘利大臣ですから、甘利大臣にも、せっかくいるんですから答える場を与えていただきたい、このように思いますし、私よりも恐らく精通しているわけでありますから、もし深い審議をしたいのであれば、そう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 質問にお答えする前に、先ほどの最後の議論でございますが、総雇用者所得で見れば、昨年の六月以来、八カ月連続、実質においても消費税の三%分を除けばプラスになっているということは申し上げておきたい、このように思います。  その上でお答えをさせていただきますと、マク...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば物価安定目標において、例えば二%を実現した中においては、〇・九ということであれば〇・九が調整されるということになるわけでございますが、これは、やはり世代間の公平性ということも考えながらいわば給付と負担のバランスをとっていくという観点で必要なものと考えてお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど塩崎厚生労働大臣から答弁をさせていただきました基礎年金と厚生年金との違いについて、我々は、基礎年金に対する考え方と厚生年金に対する考え方について、基本的な考え方は、我が党としては今塩崎大臣が答弁したとおりでございますし、私も社会部会長を務めていたときには...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 マイナンバーによって、今までフローでしか把握できなかったものが、ストックも見ることができる。特に高齢者の方々は、基本的にフローは少ない方々は多いだろう、しかし、ストックがある方はおられるかもしれないという中において、政策的な対応を変えることは今まではできなかっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 西川前農林大臣に限らず、内閣にいようとも、あるいは与党であろうとも、野党でも、政治家一人一人が、政治資金の取り扱いや透明性について国民に不信を持たれることがないように、常に襟を正すことが求められている。みずから説明責任を果たすということは、これは、政治家として...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 西川大臣は、何度も、この委員会において質問を受ける中で説明をしておられた、このように思うわけでございますが、いずれにいたしましても、先ほど申し上げましたように、現在は一議員でありますが、そうしたことを、一議員として常に襟を正しながら、求められている説明責任につ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、覚悟とかそういうことではなくて、我が党が企業・団体献金についてどういう考え方を持っているかということでございますが、企業・団体献金については、私ども、この企業・団体献金が即悪いものだということは全く考えていないわけでございまして、企業・団体であろうと、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば、これは民主主義の土台をつくっていくわけでありますから、まさにこれは、場合によっては、院において各党各会派が議論を重ねていく、あるいは、これは衆議院だけに限りませんから、これをまさに各党各会派において議論を重ねていくことが求められているんだろう、このよう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これについては、今申し上げましたように、そうした土台をつくっていくということでもありますから、そうした土台をつくっていく上においては、しっかりと各党各会派で議論を行っていくということがまず求められていくのではないか、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 今申し上げておりますように、企業・団体献金を廃止するという考え方は、我々自由民主党としては、ないわけでございます。  そういう中において、まさに国会において、それぞれの会派がどういうお考えを持っているかということで議論を行っていくということがあってもいいんだ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当然、適切に、我々、そうした趣旨にのっとって活用しているのは当然のことであります。
○安倍内閣総理大臣 これは、今申し上げましたように、適切にそれぞれが、議員の責任において、趣旨にのっとって活用しているものと思っております。
○安倍内閣総理大臣 そうしたルールというのは、議院において、まさに各党各会派がどのように考えていくべきか。それは金額の多寡もあるでしょうし、その用途そのものについてどう考えていくかということもあるんだと思いますね。そして、政治活動の自由を保障するために、どこまでそれは公開すべきか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 二〇一二年の自民党の公約のことですね。  その二兆円という数字は、地方公務員給与についても国と同様の給与削減等を実施した場合の公務員人件費の抑制額の総計をお示ししたものでありまして、そして、二十五年度予算編成におきましては、この理念、方向性にのっとって、直ち...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、国家公務員のいわば人件費、給与につきましては、復興財源の確保のために二年間に限り講じてきた特例減額措置が昨年の三月に終了したことであります。これは、我々が上げたということではなくて、それが終了して、もとに戻った分上がったということで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 財政健全化の実効性をどうやって担保していこうかということなんだろうと思いますが、その実効性の確保の手段については、法制化を含めて議論がありますが、来年度予算について、引き続き財政収支の赤字半減目標を達成する予算としたように、政府としては、定めた目標にコミットを...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々はなぜ野党時代に出したかといえば、残念ながら、当時の政府を、これは信用できませんねということだったんですね。基本的に、我々はしっかりと政府を法制によって縛っていく必要がある、こういうことでございます。  他方、私どもはしっかりと財政健全化を進めているわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げましたように、私たちは実行してきているわけでありまして、私たちは、まさに政権与党としての取り組みとしては、しっかりとそれをコミットし、国際的にもコミットし、そして進めてきているということでございます。  ですから、我々は野党時代に、私たちの考え方と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、こうした形で私たちは予算として提出をさせていただきまして、この提出している予算が財政健全化の方向を向いているかどうかということについて議論を行っているわけでございます。  いわば、財政健全化ということについては、自民党もずっと取り組んでいたわけでござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まずは、復興の加速化に重点化している平成二十七年度予算の成立に全力を尽くしていきたいと思います。  その上で、平成二十八年度以降も、必要な事業は、引き続きしっかりと実施をしていきます。財源も含めて、今後、そのあり方を検討していきます。二十八年度以降も、私たち...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安上がりを認める、安上がりという意味においては、効率化は進めていきたいと思っておりますが、それでサービスの質を低下しようということは全く考えていないわけでありまして、サービスの質を維持しつつ、しっかりと効率化を行っていく。  何といっても、介護保険につきまし...全文を見る
03月16日第189回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず申し上げておかなければならないことは、安倍内閣におきましては、各閣僚は政治資金について法にのっとり適正に対処していると、このように考えているわけでございます。  また、大臣規範についてもしっかりと遵守されており、その改正については現在のところ必...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、羽田委員がお話をされた地方を活力ある地域に変えていく上において必要なこと、もう我々は全く同感でございまして、このパネルを見ると、私はこの右側が我が党、安倍政権のパネルだと、こう思ったわけでございますが、地域のことを一番よく知っているのは地域にお住...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに地域のことは、与野党なしにみんなで慈しんで、そして育てていく必要があるんだろうと思います。ですから、これは例えば民主党の議員の案件だからこれは駄目ということは決して起こらないということはお約束させていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、農業は、日本は瑞穂の国ですし、農業は国の基であると、このように考えております。しっかりと日本人に食を供給する大切な農業、そして日本の美しい景観を守る、伝統や文化を守っている日本の農業をしっかりと守っていきたいと、このように思っております。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 岡田代表との議論において、格差が拡大している、相対的貧困率を指標として挙げられたわけでございます。それは確かに、資料は二〇一二年までしかございませんから、二〇一二年、安倍政権の誕生する前でございますが、二〇一二年までの傾向として、相対的貧困率は上昇し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 子供たちの輝かしい未来が本人の努力以前の家庭の状況によって失われてしまうことがあってはならないと、このように考えております。  これが基本的な考え方でございまして、このため、学校を子供の貧困対策のプラットホームとして位置付けまして、学校で貧困の子供...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 選挙制度改革については、議会政治の根幹に関わる重要な課題であり、各党各会派が真摯に議論を行い、早期に結論を得ることが大切と考えています。  参議院において行われていた選挙制度協議会での各党各会派における議論がなかなか収れんしない状況について報告を受...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、例えば鏡のごとく一票の格差なく反映すると、人口分布、有権者の分布によって反映されるというのをベストとして考える考え方もあるんだろうと思いますが、あるいはまた、同時に地域代表として地域の代表を担保するということも考える必要があると。様々な議論...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこはまさに様々な議論があるわけでございまして、参議院が発足した段階では三倍を超えているという状況だったんだろうと、こう思うわけでございます。  その後、最高裁が求める水準の変遷もあるわけでございますが、その中でまさに今、先ほど申し上げましたように...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、国民の安心を確保していくという意味においては、安定した生活、そして同時に、やはり今日よりもあした、今年よりも来年良くなっていく、生活が豊かになっていく、そのように皆さんが希望が持てる政治を行っていくことも私たちの責任ではないかと思います...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私ども、一人当たりの賃金の推移、それは実質賃金であれ名目賃金であれ注目をしているわけでございますが、しかし、経済の変化を見据え、経済の状況の変化を見据え、国民の所得がどうなっていくかということを把握する上においては、私たちは国民総所得で見ているわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは国民の稼ぎの和でございまして、正しくは総雇用者所得でございまして、国民が、みんなが得た稼ぎの総和で見るべきだと。  なぜ私たちがこの数値を使うかといえば、景気回復期においては、仕事を始めようという人たちが出てくる。そういう方々はパートである場...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは先ほど私申し上げました。  それは、昨年消費税が三%上がったわけでありますから、実質で見れば総雇用者所得においては下がっている。ですから、先ほど申し上げましたのは、消費税の引上げ分効果を除いたところでは上がっている。除いたところでは、昨年の六...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、マクロ経済について説明をさせていただいております。その中で、数字を正しく把握をしていくことによって初めて政策が正しいかどうか、どういう政策を打っていくことが求められているかどうかということが分析されるわけであります。  そこで、私たちは、このい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今ちゃんと説明をしているんですから、少し静かに聞いていただきたいと思います。  消費税率の引上げ分を除けば、繰り返しになりますが、昨年の六月以降八か月連続でプラスが続いているということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは全く間違っています。そういう分析では経済の状況というのはちゃんと理解できないと思いますよ。  つまり、私がなぜ消費税分の引上げ分と我々が進めている政策による物価の上昇分を分けて考えるか。つまり、私たちが進めている政策によって、二%の物価安定目...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今示していただいた数値でございますが、平成十年をピークに、これは名目の総雇用者所得が低下傾向にあるというグラフでございますが、内部留保も増えていると。総雇用者所得を使っていただきましたので、これは議論もかみ合うと思うんですが。  背景には、まず第一...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私たちの働き方の改革は、働き方が多様化をしているという中において、その多様化している中において、制度あるいは法律もそれにしっかりと対応できるようにしていこうということであります。  そうしていくことによってワーク・ライフ・バランスの実現を図っていき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、まあまあ、今の……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の大臣の答弁は、我々はどういう傾向をつくり出すことができたか、どういう経済をつくり出すことができたかということを申し上げているわけでございまして、例えば中小・小規模事業者につきましても、二十四年、平成二十四年、私たちが政権を取る前の業況判断において...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 実質においては、二十四年に比べれば一・五%だったかな、GDPは上がっているわけでございますが、そこで、民主党政権との比較についてでございますが、これは思い出していただきたいと思うんですが、民主党政権の発足前には、リーマン・ショックによって我が国の実質...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 民主党政権のこの経済成長は鳩山政権であったということでございます。  つまり、民主党政権の中で一番成果を、そういう意味においては鳩山政権であったということだと思いますが、これはどういうことなのかということで分析をしたところ、鳩山政権が果たしてそれほ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、そのGDPの見方については、実質でも民主党政権時代よりも八兆円我々は増やしておりますし、名目では十八兆円増えているということは申し上げておきたいと思います。  その上において、金融緩和においては、これは三本の矢の政策と併せてデフレマインドを払...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども傾向を見る必要があると、こういうふうに申し上げたわけでございますが、民主党政権時代のことを余り言うつもりはございませんが、二〇一九年以降、二〇一九年以降……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、統計上、二〇一九年以降二〇一二年となると、たまたまこれ民主党政権時代ということにもなるかもしれませんが、二〇〇九年以降、二〇〇九年以降二〇一二年末にかけて為替が大きく円高方向に推移する中において、製造業の生産拠点の海外展開は急激に進行したわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 質問通告をしていただければ試算をする、あるいはまたそういう資料に当たることができたのでございますが、今、急な御質問でございますから、今にわかにお答えすることはできません。もし資料があれば後ほど提出をさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この為替については、確かに為替の変動、プラスがありマイナスがあります。円安については、確かに輸入品が上がっていくというのは事実でございます。それは、今小川委員が御指摘になったように、まさに国民の皆様が物価という形で消費という段階において負担をしていく...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そうした言わば物価の上昇に賃金が追い付いているかどうかということを見なければいけないから、先ほど消費税を抜いた分について果たして賃金が追い付いているかということでお話をさせていただいたところでございますが、総雇用者所得でいえば、消費税分を取り除いた分...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の小川さんは非常に単純化されて質問しておられます、単純化されてね。それは消費面だけ。(発言する者あり)しかし、分かりやすいかもしれませんが、それは少し単純に過ぎると私は思います。  それは、つまり、消費するためには収入が必要ですよ。消費するために...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、給料は上がっているという意味においては、名目では上がっていますよ。先ほど申し上げましたよね。先ほど申し上げました。給料というのはまさに名目の世界でありますから、そこは給料というのは正確に把握する必要があると思いますよ。名目では上がっていますよ。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 手取り、手取りにおいてはまさに名目でありますから、それは上がっています。しかし、物価との関係におきましては先ほど来御説明をしているとおりでございます。  私どもは、物価安定目標にはしっかりとそれを追い付くあるいは追い抜く政策を行っており、それは実現...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 海外への投資が民主党政権時代にどれぐらい増えたかということについては、今急な御質問でございますから、それはあらかじめ質問を通告していただければ直ちにお答えすることができるわけでございますが、それについては後ほど資料を出させていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 海外投資比率は、正確な数字は、それでは後ほどお出しをしますが、民主党政権時代、かなり、倍近くそれ以前に比べて増えているのは間違いありません。その後は頭打ちになったということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、やはりこれは、景気の問題というのは自分のことに引き寄せてこれは基本的に考えるわけでございまして、そういう中においてだんだん良くなっているなという実感はあるんだろうと、これは間違いないことだと思います。中小企業においても約六割の企業が賃金を引...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) お答えする前に、先ほど旅行者の収支において日本に入ってくる方々が消費する旅行者消費支出について一兆円から三兆円と申し上げたんですが、一兆円から二兆円の間違いでございましたので、訂正させていただきます。  同時に、海外投資比率について数字を、今正確な...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、一対一でなんということは一切申し上げておりません。  言わば、例えばこの景気回復の実感にもいろんな実感の仕方があるわけであります。もちろん株という方もおられるでしょう。しかし、実際に給料が上がった方々もたくさんおられるのも事実でございますし、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 午前中の羽田委員に対する答弁の中で、参議院における一票の格差は参議院が発足した段階では三倍を超えているという状況だったんだろうと申し上げましたが、厳密には、発足時点でいえば二・六二倍でありましたが、その後、間もなく三倍を超えた、三・二七倍、すなわち発...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは様々な政治課題があるわけでございますが、一つ大きなものとしましては、まさに少子高齢化が進んでいく中において人口も減少していくということでございます。そうなりますと、支え手である人口が減少していく、現在の社会保障の基盤がこれは揺らぎかねないという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本の総人口は二〇〇八年をピークとして減少傾向が続いているわけであります。また、将来推計によれば、このまま推移すれば、総人口の減少が続くとともに六十五歳以上人口の割合が上昇し、二〇六〇年には六十五歳以上の割合は約四割に達すると推計をされているところで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一括交付金についての評価はもうここでは申し上げませんが、私どもは、まさに今、蓮舫委員が御指摘になったように、霞が関発ではなくて地方発の地方創生にしていきたいと考えております。  もちろん、その中においてしっかりと効果の検証は国として行っていくわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、地方創生の中で女性の、私どもが言っている輝く女性の枠をつくれということでございますか。ではなくて、別途女性の活躍という観点から……
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地方創生の中で。  もちろん、地方創生の中でこの概念を、言わば予算を確保するという観点からその枠を取っている、地方創生の中でそれを特出しをしているわけではございませんが、地方創生を進めていく上においては、極めて女性の活力、我々は輝く女性の活力と言っ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権においては、職場で、家庭で、あるいは地域社会で、それぞれの場で活躍している全ての女性が、その生き方や自信に誇りを持ち、輝くことのできる社会を実現することを目指しているわけであります。  そのためにも、二〇二〇年にはあらゆる分野で指導的地位の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもは、言わば最初に申し上げましたように、全ての女性がその能力を生かすことのできる社会をつくっていきたいと考えております。そして、例えば言わば一部上場企業の中で役員数が少ないという状況は事実であり、これも蓮舫委員も認められることだろうと思います。こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 子供の貧困ということについて言えば、子供の貧困率が上がってきている、これは二〇一二年までの傾向でございますが、それは、厚労省の統計によれば事実それは上がってきていると、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば、先ほど申し上げましたが、だんだん労働市場がきつくなってきているのは事実でございまして、有効求人倍率もそうですし、失業率もそうであります。その中において、だんだん人手不足の状況がつくられていく中において、言わばある程度の待遇を確保しなければ人材...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一人親家庭のお子さんがそういう家庭的な事情のために進学について自分の希望する進学を諦めなければならないという状況はつくってはならないと、こう思っております、きめ細かな支援が必要であると。  このため、市町村等を中心に、子育てや日常生活に関する相談支...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、先ほど私がお答えさせていただいた資格を取るためには高卒の資格を取る必要がございます。その意味におきましては、先ほど言わば厚労大臣から答弁させていただきましたが、平成二十七年度からの、様々な事情により高等学校を卒業されていない一人親家庭の親が高...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 幼児期の学校教育や保育、地域の子育て支援の充実を図るための財源確保が重要な課題であり、一兆円超えの財源が必要との認識は変わるものではございません。  今後も、本制度に基づいて子育て支援の質、量の更なる充実を図るため、消費税分以外も含め、財源確保にし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、財務省における査定、そしてまた各省庁においてPDCAをしっかりと回していくことが大事であると、このように思います。  その上で、〇・三兆との関係について言えば、〇・三兆については毎年毎年これは御承知のように必要となる額でございますので、安定...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本は、さきの大戦の反省の中に、戦後ひたすら平和国家としての歩みを進めてきたところでございます。その中において、アジア地域の安定、発展のために最大限の努力も行ってまいりました。そのことは、アジアの地域においても多くの国々が評価をしていただいているとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党は立党以来、憲法改正を主張しているわけでございますし、既に谷垣当時の総裁の下、憲法改正草案を発表しております。現行憲法については、日本が占領されていた時代に占領軍の影響下でその原案が作成されたものであるということ、そして、環境保全や犯罪被害...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもは、この十五年間続いてきたデフレから脱却をして、そして経済を力強く成長させ、国民生活を豊かにしていこうという大きな目標を掲げました。そして、十五年も続いてきたデフレから脱却することはそう簡単なことではございません。だからこそ、次元の違う政策、三...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 浜田先生は安倍政権の重要な経済ブレーンの一人でもございますし、現在も様々なアドバイスをいただいております。特に大胆な金融緩和については、まさに浜田先生の御意見をその主体としたものでもあるわけでございます。  そこで、浜田さんはまさにマクロ経済学者、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに日本の農産物というのは大変な可能性を秘めていると、このように思います。昨日も、防災世界会議のレセプション、おとといですね、行いまして、そこでは東北産の食材を使った食事を、すばらしい日本の和食を提供させていただきました。その中で多くが、まだ幾つか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の国連防災会議は、第三回目の国連防災世界会議になるわけでありますが、参加した国は最も多い国々が今回参加をしていただきました。  まさに我々は、阪神・淡路大震災を経験し、そして東日本大震災を経験した。こうした経験を防災に生かしていく、あるいはまた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変貴重な御意見をいただいたと思います。  この防災の主流化をより確かなものとするために、そうした形で残していくことも含めてしっかりと対応していきたいと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 対外発信は極めて重要であります。日本はこの七十年間、今年は特に終戦から七十年の節目の年でありまして、ひたすら平和国家としての道を歩み、自由で民主的な国をつくり、そして基本的人権を尊び、法の支配をしっかりと大切にする国をつくってきたわけであります。地域...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、米国より公式訪問の招待がございました。強固な日米同盟を、言わば日米双方に対して、また世界に対してアピールする極めて重要な機会だと、こう思っております。その際、様々な機会を通してしっかりと日本のメッセージを発出をしていきたいと、このように思います...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国のODAは昨年六十周年を迎えたわけでございますが、今年、終戦から七十年でございます。言わば、戦争が終わって十年になるかならないかで我々はODAをスタートした、まだまだ貧しい時代から、私たちはアジア地域の発展のために私たちもその責任を果たしていこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに企業においてしっかりと社会的存在としての意義、意味をかみしめていただきまして、払うべき税金はちゃんと負担をしていただきたいと、こう思うところでございます。  これは法人税ではございませんが、かつて松下幸之助氏が、当時は高い累進課税であった、所...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) こうした言わば租税回避ができるのは本当に多国籍企業であり、巨大な企業であって、こういう仕組みをそういう企業のみが活用できるわけでございます。まさに日本の中でこつこつ頑張っている企業はそういう仕組みをとても活用することができないわけでございまして、そう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員がお話しになられたように、もちろん海外で活躍する企業がその当該国の法令を遵守するのは当然のことではありますが、しかし、現地当局の捜査や裁判に直面した場合、言語の問題や商習慣の違いなどから大変厳しい状況に置かれることもございます。  そこで頑張...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 水産業においても成長産業化を実現していくことが極めて重要だろうと思います。一次産業としての水産業に関わっている方々はだんだん減少してきている、高齢化も進んでいる、これは農業と同じなんだろうと思います。ですから、漁業者の所得向上を図り、浜の活力を取り戻...全文を見る
03月17日第189回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 新幹線ができたのは一九六四年、東京オリンピックの年であります。ですから、まさにオリンピックが東京に来て、そして世界に誇る新幹線がスタートする。何となく日本国民みんなが、当時私も十歳ではありましたが、わくわくする、こんな思いを今でも覚えているところでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この新幹線の延伸でございます。  新幹線については、東海道新幹線ができて、その後、ひかりは西へということで、どんどん西に向かって新幹線は延びていったわけでございますし、江島委員の地元下関に駅ができたときのあの市民の喜びは今でも記憶に残っているところ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このプレミアム商品券については様々な議論がございますが、大変今、西田委員から分かりやすく御説明を既にいただいたと思いますが、このプレミアム商品券については、これは今まで千を超える地方公共団体で実施された実績があります。そして、消費を喚起する効果につい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消防防災ヘリやドクターヘリは、人命救助という観点からも極めて重要な役割を担っております。そして、その運航を確保するためにもヘリコプター操縦士は重要であります。  ヘリコプター操縦士については先般の代表質問において山口代表からも御質問がございまして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 企業収益の上昇が賃金の上昇や雇用拡大につながっていく、この動きを大企業だけではなくて中小企業そして小規模事業者に広げていかなければならないし、そうなって初めて本格的な景気の好循環に入っていくことができると、このように思います。  このため、昨年の政...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私たちが進める地方創生は、まさに今委員が御指摘になったように人でございます。  日本が直面するこの人口減少問題を克服をして成長力を確保していくためには、地方において人そして仕事の好循環をつくり、地方における安定した雇用を創出していくことが重要と考え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が初当選したのが平成五年なんですが、今から二十二年前、当時、ちょうど今委員がおっしゃったバリアフリー、そしてノーマライゼーション、この二つの概念がまさに打ち出されたわけでありまして、要は、障害の有無にかかわらず人々がお互いを尊重し共生できる社会をつ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平成二十五年に我々新しい政権がスタートして、五年間で四十万人分の保育の受皿をつくり、そして待機児童という言葉をなくしていく、待機児童ゼロを実現し、自分の子供は保育所に入ることができるかどうか、こういう不安をなくしていく、これを国民の皆様にお約束をした...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 片山先生も長年自民党で議員をなされ、幹部も幹事長もやっておられましたから、自民党あるいは霞が関、永田町との関係でどういうメカニズムで動いているか、ある意味大変鋭い分析をしておられると、このように敬服をする次第でございます。それが当たっているかどうかと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 衆議院の解散は、憲法第七条の規定によって天皇の国事に関する行為とされておりますが、実質的に衆議院の解散を決定する権限を有するのは、天皇の国事に関する行為について助言と承認を行う職務を有する内閣であると考えます。ただ、もちろん今まで様々な議論がなされて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 来年サミットがございますし、一九年にはラグビーのワールドカップ、そして二〇二〇年にはオリンピック・パラリンピックが開催されるわけでございます。かつて、ミュンヘン・オリンピックがブラックセプテンバーというテロ組織に襲撃をされた、そういう出来事もございま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、核のニュークリア、そして生物剤あるいはまた化学剤を用いたNBCテロということだと思います。  いわゆる大量殺傷型テロの一つとして、関係省庁の密接な、緊密な連携が必要であると、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘になった団塊の世代がいよいよ後期高齢者、今の段階ではまさに前期に入っておられるということでありますが、ただ、今でもお元気ですし、言わば後期高齢者の方々も、それは委員もそうでございますが、皆さん大体お元気である、そして人生で培ったノウハウ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今なお国土面積の一%に満たない沖縄県内に全国の七四%の在日米軍用施設・区域が集中していると。これが沖縄県民の皆様の大きな負担となっており、このような状況について大変厳しい声があるということは十分承知をしております。  また、今御紹介いただいたような...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど答弁をさせていただきましたように、普天間はまさに住宅地の真ん中にあります。近接地に学校もあるわけでございますが、辺野古は違うわけでございまして、まさにこれは海岸から海上部分にかけて建設をするわけでございますから、住宅防音が必要な一万以上の世帯数...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この十八年間の間、その間、政権が替わったわけでございますが、その中におきましても、民主党政権におきましても最低でも県外という姿勢が示されたのでございますが、しかしその結果、やはり普天間の移設先は辺野古しかないという結論に至ったわけでございます。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 辺野古移設に当たっては、埋立てによって消失するサンゴ礁を適切な場所に移植するなど、最大限の環境保全措置を講じることとしています。政府としては、今後も引き続き、海上ボーリング調査等の各種作業について、環境保全に万全を期して最適の方法によって作業を進めて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど既に防衛大臣から答弁をさせていただいておりますが、この岸壁の整備については、滑走路の短縮によって故障した航空機を搬出する輸送機が着陸できなくなるために、代わりに運搬船が係留できるようにするためのものであって、今までずっと委員が強調してこられまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私が答弁をいたしましたように、強襲揚陸艦の運用を前提とするものでは全くないという点につきましては、これは米軍とも共通の認識であるということもはっきりと申し上げておきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、強襲揚陸艦を運用するという前提ではないということについて、これはもう今申し上げましたように日米共通の理解であると、こういうことでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま申し上げましたように、前提とするものでは全くないということを申し上げているわけでありますので、前提とするものでは全くないということが日米共通の理解でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど中谷大臣から既に答弁をさせていただいておりますように、二百七十メートル、二百六十九・四メートルというのがこの強襲揚陸艦そのものの長さでございますが、先ほど大臣が答弁したように三百二十メートルが必要となるわけでありまして、これは、この二百七十メー...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 初の党大会、おめでとうございます。  これから党としての道を歩み始めるということでございます。自民党も今年で六十年目を迎えたわけでございますが、その間様々な困難に直面したわけでございますが、御党も直接民主主義という新たな手法を取り入れてスタートした...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもは、経済の再生と財政の健全化、この二つを同時に達成していくことを目標にしているわけでございます。  そこで、我々は、強い経済を実現する中において税収が増えていく、そしてさらに昨年の消費税率の引上げを行ったところでございまして、歳出面においても...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの年金につきましては、この年金の運用によって利益が出ているときもあれば、なかなかこれ、うまくいっていないときもあります。そうした長い期間を見ながらポートフォリオを構築をしているわけでございます。  そこで、かつ、所得代替率は将来に向かってだん...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 六月のドイツで行われるサミットまでに決定していきたいと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま中身についても財務大臣から答弁をさせていただいたわけでございますが、この資産の規模がどれぐらいかということでございますが、どのように考えるかということでございますが、この資産額の規模が特別に大きいというふうには考えていないわけでございまして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この官民ファンドは原則がありまして、原則としては民業の補完でありまして、そして民間の知恵や資金を活用するために政策性の高い分野に重点化したリスクマネーの供給等を行うためのものでありまして、こうした機能は、民間で取ることが難しいリスクを官民ファンドが取...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員にはこの官民ファンドの必要性は十分に御理解をいただいているんだと思います。  確かに、様々な課題もあるのも事実でございます。この官民ファンドをスタートさせていく上においてもしっかりとチェックをしていこうということでございますので、委員の御指摘も...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、日本郵政、JPでございますが、郵便及び基本的な貯金、保険の役務をあまねく全国において公平に利用できることを確保する、言わばユニバーサルサービスを確保するということであります。などでありましたが、NTTについては、電話の役務のあまねく日本全国にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま申し上げました公益性についてでございます。  JTについては、この関連産業としては葉たばこ農家六千戸、小規模のたばこ小売店約七万店等が含まれているわけでありますが、それぞれの地域の雇用や経済に貢献しているのは事実であろうと思います。  し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) JTについて民営化すべきだ、一つの御見識を示されたと、確かにそれは思います。その中で、既にJTの株の売却によって復興財源にしてまいりました。我々が政権を取った後、五千億だったものが、株価が上がって一兆円、ほぼ一兆円になったわけでございまして、有効活用...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 初めに、政府が株を保有している理由については御説明したとおりでございますが、また、日本郵政の株式については既に売却収入四兆円程度を復興財源として見込んでおりますが、郵政株式の最終的な売却収入は今後の株式市場の動向や日本郵政の業績によっても影響を受ける...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど厚労大臣が答弁したように、東京においても引き続き今検討しているという、条例についてですね、検討しているということではございます。  国におきましても、今、松沢委員が御指摘をされたように、開催都市がそういう条例を作っているということも勘案をしな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 十五年続いたデフレから脱却するのはそう簡単なことではないわけでございます。だからこそ、私たちは異次元の政策、三本の矢の政策でもってデフレ脱却に挑んでいるわけでございます。その中で日本銀行は、政府との約束の中において、共同声明の中におきまして、二%の物...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、共同声明を発表をいたしまして、デフレ脱却に向けて、政府は政府がやること、そして日本銀行は日本銀行がやることを進めている中において、現在はデフレではないという状況をつくり出すことができたところでございますが、確かに中西委員がおっしゃったよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々、経済財政諮問会議において現状の経済状況等についての分析も行っておりますし、また、内閣府においても甘利大臣の下で分析を行っているところでございますが、この分析の結果については透明性を持って国民の皆様にお伝えをしているところでございます。  そう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二千万人に向けて、厚労省の方でも、あるいは特区という対応においても様々な努力を今行っているところでございます。  今、中西委員から、新たな例としてインターネットを使った持家、別荘を貸していく、それは貸し手側だけではなくて借り手側の情報についても、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福島第一原発の港湾外の放射性物質濃度は、従来から公表しているように、法令で定める告示濃度限度に比べて十分低いままであります。  また、これまで、日本からIAEAに対し継続して福島第一原発に関する情報提供を行っています。IAEAからも、周辺海域や外洋...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、これはもう何回も申し上げていることでございますが、状況はコントロールされていると申し上げたのは、福島第一原発の港湾内において完全にブロックされており、状況はコントロールされていると申し上げたわけでありまして、それが港湾外にも大きな影響を与えてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 質問にお答えをする前に、先ほどの労働法制について多くの方々に誤解を与えていると思いますので訂正をさせていただきたいと思いますが、福島委員の言っていることをですね。  これは全ての労働者に適用するわけではなくて、年収において一千六十七万円ですから一千...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、もう既に厚労大臣も答弁をしておりますし、私も総理大臣として千七十五万円以上ということを申し上げているわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 新三要件に適合すれば、言わば集団的自衛権の行使ということになるわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに新三要件にこれは当てはまるかどうかということで個別に判断することだと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは様々な場において議論をしていることでございますが、言わば私たちの幸福を追求する権利、諸権利が根底から脅かされる明白な状況になった段階においてということが書かれていると思うわけでございますが、そのときの状況等においてそういう可能性があれば、まさに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があることと、そして、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないこと、必要最小限度の実力行使にとどまるべきことと、こういう観点...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この言わばホルムズ海峡が封鎖されているという状況によるわけでございますが、そこで一切これはホルムズ海峡を通る石油が入ってこない、ガスが入ってこないということになれば、石油の八割はそこを通過することになるわけでございます。もちろん備蓄もあるわけでござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 胸先三寸でできるということにはなりません。これは明確に申し上げておきたいと思います。  これから法案を作成していくわけでございますから、当然、国会の関与もあるわけでございます。そして、この三要件というものを読んでいただければお分かりのとおり、大変に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本郵政グループについては、経営の自主性を前提としつつ、多様で良質なサービスを提供することによって国民の利便の向上を図ることが求められています。また、株の売却が予定されており、その企業価値を高めていくことは重要であると認識をしています。    〔委...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原発事故により、今なお厳しい避難生活を余儀なくされておられる方々がまだまだたくさんいらっしゃる、極めて遺憾であり、心を痛めているところでございます。  委員お尋ねの裁判事案につきましては、原発事故と住民の方が亡くなられたことに相当因果関係を認めた判...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、内閣総理大臣賞として、今、荒井委員が紹介をしていただいた日本サービス大賞を今年から創設することといたしました。  日本サービス大賞の創設の目的は、おもてなしなど質の高いサービスを評価してリスペクトされるサービス産業を形作り、我が国のサービス産...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変分かりやすくいろいろと御説明をいただいていると、このように思います。  今委員が御説明をいただきました電力やガスなどエネルギー市場におきまして、今国会にエネルギー市場の一体的な改革法案を提出をしておりまして、この法案が成立することで、御家庭に届...全文を見る
03月18日第189回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま古賀委員からは御見識にあふれた助言をいただいたと、このように思っております。  先般、二十一世紀構想懇談会を立ち上げたところでありまして、自由闊達な御議論をいただくために、歴史や政治に造詣の深い学者、言論界、ビジネス界など、幅広い分野の様々...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 来年、日本は国連に加盟をして六十年を迎えます。加盟時、当時の重光葵外務大臣はスピーチの中で、日本は広島、長崎を経験した、つまり日本は核の悲惨さを知っているということを述べたわけであります。これはまさに、日本こそが核の廃絶に向けて努力をしていく、こうい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いつ解散するかは総理大臣としての最大のこれは決断、そして判断であると、このように思っております。  その中におきまして、私は、その前の二〇一二年の解散の際に我々が約束をしていなかった消費税の先延ばしの決定をしたわけであります。まさに税こそ民主主義、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 解散ということは、全ての判断を国民に委ねるわけでございます。まさに、解散によって政権そのものが交代をするかもしれない、それこそが衆議院選挙でございます。そうした全てのことを国民の皆様に御判断をいただいたと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 総理としての判断として、まさに国民の皆様の判断を仰ぐという判断をさせていただいた次第でございまして、その間において、もちろん国民の皆様に対しましては、審議継続のものも何本もあるわけでございます、衆議院にも参議院にも法案が提出をされているわけでございま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま例として挙げられた吉田忠智氏の批判について、時間が経過しておりますので少し私も今思い出していたところでございますが、何か政治資金規正法上問題があったかのごとくの今印象を受ける御質問の仕方でございましたが、これは一切問題はございませんのではっき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、何を言っておられるのか、私、よく分からないんですが。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私と吉田委員の答弁のどこが、どう今御紹介をしようとしているのか、まず御紹介していただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これ、いきなり今、吉田忠智さんとの質疑について、今ここで初めて私は、質問通告ございませんから、これについてはどういうやり取りがあって、それに対して私が捏造だと答えた、そしてそれが問題だということについては、御紹介をいただかなければ、これは常識でござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、さきの政治と金のやり取りというだけでは、私と吉田忠智さんのやり取りをこれは一々見るということはあり得ないですよ。今紹介すればそれで済む話じゃないですか。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、吉田忠智議員が二〇〇七年の週刊誌の記事を基に、言わば事実上所得税を払っていないかのごとくの質問をしたわけでございまして、これは、もう一度繰り返します、全くの捏造でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは日中間の合意として発出したものでございますが、私がサインする性質のものではございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その直接会って確認というのは、誰が誰に会ったということなんでしょうか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今言ったような御発言、今委員が言ったような中身について、先方側からこれを確認するといったことはございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 繰り返しになりますが、こういうことで理解というのはどういうことなんでしょうか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 正確にしたいと思うんですが、こういうことあるいは両首脳で確認したということは何なのか、今言っていただきたいと思います。そして、確認したということを誰が言っているかということを確認したいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 合意文書はもう発出されておりますから、御承知のとおりであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは文書に書いてあることが全てであります。だからこそ、それが共同文書というものであります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは違います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、中国の報道の一々について全てこちらが反応するということは基本的にございません。  共同文書というのは、まさに共同文書を作成する上において両国が交渉を重ね、それが全てであると、これが常識ではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本と中国との食い違いということでございますが、日本政府と中国政府ではなくて、人民日報ですか、環球時報か、そこがそういう報道をしたということでございますから、それは違うということを申し上げておきたいと思います。  そしてまた、私の政策スピーチにつき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、誤解は生じておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども申し上げましたが、ISILが出したビデオにおいても非軍事支援ということをアラビア語でISIL側の理解として示しているわけでありますから、ISILですらそれ正しく理解をしているということではないかと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府委員の出席が遅れて委員会が遅滞したことに対しましては、おわびを申し上げます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の例えばフェイスブック、ツイッターについても、これは官邸から出すものとそして私個人のもの、両方あるわけでございますが、個人の方については私個人で発信をしているわけでございます。もちろん、事務所が管理しながらやっているところでございます。また、官邸に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば個人の方は私個人と私の事務所がやっております。基本的に、私が発出する内容等についてメッセージを述べて、それを発出しているということでございます。  そして、官邸につきましても、もちろん発出する中身については私の方が発出をするわけでございますが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 個人の方についてはもちろん個人の方でそうした費用を持っているわけでございますが、官邸のホームページ、官邸のフェイスブック等々については、これは官邸で出しているものでございますから、これは公費で賄っているものでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そういう細かいことについては私も一々詳細は理解をしておりませんが、基本的に私が行うのは言わばどういう中身について発出をするかということだけでございまして、それ以外のことについては、官邸のものについては官邸のスタッフが対応していると、当然のことではない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 公務について、秘匿性の高いものについて私的なメールを使うことはございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私自身は殊更ITに強いわけではございませんが、強いスタッフがそろっております。  情報通信技術が発展し、インターネット上で便利なサービスが提供されているところでございますが、利用の際に十分な安全を確保することは大きな課題であり、政府では情報の適正管...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに手数料等を取っていない中においてなぜこれだけ会社として評価されるかということでございますが、もちろん利便性もありますが、同時に、そうしたビッグデータを収集し得る、また分析し得るということもあるという御指摘、委員の御指摘でございますが、そういう観...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 年金積立金の運用につきましては、専ら被保険者の利益のため、将来の安定的な年金給付に向けて、デフレ脱却後の経済・運用環境に対し、年金財政上必要な利回りを最低限のリスクで確保することが必要であります。変更後の基本ポートフォリオは、それを踏まえて、デフレ脱...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この基本ポートフォリオの具体的な見直しは、GPIFにおいて、経済、金融等の学識経験者から成る運用委員会の意見を踏まえ、資金運用に関し一般的に認められている専門的な知識に基づき慎重に検討を重ね、主体的に策定されたものでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この段階でもう既に当時東大の伊藤先生を中心に検討が進められていたわけでございまして、この検討の方向性において、もう既にフォワードルッキングな改革を行っていくということが事実上コモンセンスとして確立されていたという中におきまして、そう申し上げたところで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 米欧中心にITと融合したロボット開発競争が激化する中、我が国のロボット大国としての地位を更に高めるべく、先般ロボット新戦略を策定をいたしまして、今後の具体的な取組を取りまとめたところであります。この戦略に基づいて、介護や農業、中小企業にまで普及する世...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 保護者のいない児童、あるいはまた虐待等によって親の適切な養育を受けることができない児童、近年はそういう児童の方が増えているわけでございますが、より温かい家庭的な環境の中で養育することによって健全な育成を図ることが重要と考えています。  このため、保...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 選挙結果におきましては、我が党は、大阪以外では全ての都道府県におきまして第一位を取ったところでございますが、大阪においては残念ながら維新の党の後塵を拝することになったわけでございまして、次回の参議院選挙では是非頑張りたいと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政治活動に対する献金の在り方についてでございますが、長年議論を重ねてきたわけでございますが、そうした議論を経まして、企業・団体献金は政党等に対するものに限定されるなど種々の改革が行われてきたところであります。許してならないのはこれでもって政策をねじ曲...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 進学への意欲が家庭の経済状況等によって失われてはならないと、このように思います。しっかりと進学の意欲のある子供たちが希望どおり進学できるような、そういう日本にしていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 所得の低い世帯の高校生の授業料については、就学支援金によって、公立高校では無償、私立高校については今年度から支援金の加算額を拡充するなど負担を軽減してきております。  また、授業料以外の教育費については、高校生等奨学金給付により、学習に直接必要な教...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 最初に申し上げましたように、子供たちの未来が家庭の経済状況によって左右されることがあってはならないと基本的に考えております。このため、教育費負担について、高校の奨学給付金や大学の奨学金など、これまで設けられた様々な施策を通じて幼児教育から大学までの各...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福島の皆様の声として真摯に受け止めたいと思います。こうした声も十分に踏まえながら、選挙で国民の皆様にお約束をした政策を丁寧に説明する努力も重ねながら、一つ一つ確実に実現することによって国民の負託に応えていきたいと思います。  特に福島の皆様が望むの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福島の復興につきましては、我々しっかりと進めていきたいと、こう思っております。東日本大震災からの復興、これは福島だけではございませんが、更に進めていきたいと思っております。  この中で、例えば、この春までに災害公営住宅一万戸が完成の見込みでありまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現行憲法は、最終的には帝国議会において議決をされ、既に六十有余年が経過をしたわけでございまして、有効なものであるということは言うまでもございませんが、他方で、占領下においてその原案が作成されたのも動かし難い事実であります。  その上において、自由民...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平成二十七年度予算は、地方の創生を全力で応援をしていく、そしてまた、子育て支援など社会保障の充実を図っていく、そして、もちろん復興の加速化を進めていく、さらには国土強靱化、そして、外交、安全保障の立て直しなど、我が国の諸課題への対応を強力に推進すると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 経済が通常の状況であれば政労使会議というものを考えなかったと思います。しかし、十五年続いたデフレから脱却をするということはそう簡単なことではないわけでありまして、我々は、政府とそして企業と、あるいは労働組合側も、デフレ脱却の必要性について共通理解、何...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今後も必要に応じて行っていきたいと考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、私どもが労働組合の役割を果たしているわけではなくて、共通の理解をつくっていく、私たちの考えを経営者側にも理解をしていただく、あるいは働き方についてもそうなんですが、組合側にも御理解をいただきながら、そこで合意が形成され、経済がより良い方向に進...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政労使の会議を開催し、これ選挙後でありますが、今春の賃上げを要請したのでございますが、経済界からは、中小企業団体として日本商工会議所並びに全国中小企業団体中央会にも参加をしていただきました。そして、賃上げに向けて最大限努力することに合意をしていただい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地方の自立性、そして自主性を高めていく、地域自らで、自らの発想によって、創意工夫によって地域を良くしていこうという基本的な考え方は全く同じだと思います。  その中におきまして、道州制の導入は、地域経済の活性化や行政の効率化などを目指し、国と地方の在...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックにおきましては、まずは、最もアスリートにとって活躍できる、そういうオリンピックにしていきたいと、こう思っておりますし、そして日本のすばらしさ、良さを世界に発信していきたい。特に、日本の技術、そしておもてなし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、トップレベルのアスリート、オリンピック、パラリンピックにおける女性選手について、成長期の選手に対する医学面、医科学の面から指導助言、そして産前産後期の選手に対するトレーニングの支援等に取り組むとともに、来年度からは中学、高校の運動部活動...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは違います。昨年落ちたのはまさに消費税のためであり、前年比でありますから、前年、我々は民主党政権で三期連続マイナスが続いていたものをプラスに変えまして、一三年度はプラス成長、そこから比べたわけでございますから、そういう数値は出ているわけでございま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどGDPについて名目でプラスが十七・二と申し上げましたが、十七・三、もっと多かったわけでございますが、訂正させていただきます。  まず、賃金については、随分これもずっと議論をしてきているところでございますが、言わば、賃金を見るときには平均したも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは私どもがこの政策を発動する最初から予算委員会についてもお話をしてきたとおり、我々は二%という物価安定目標を掲げました。そして、この物価安定目標に向かってだんだん物価が上がっていきます。その上がっていく物価に対して賃金が上がっていくように、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま経産大臣から答弁したとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福島第一原発事故については、政府及び原子力事業者はいわゆる安全神話に陥り、十分な過酷事故への対応ができず、あのような悲惨な事態を防ぐことができなかった、この深い反省をひとときたりとも忘れてはならないと思います。  したがって、原子力の利用においては...全文を見る
03月20日第189回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) チュニジアのテロ事件では、邦人三名の方が亡くなられ、三名の方が負傷されました。犠牲となられた方々に改めて衷心より哀悼の意を表したい、お悔やみを申し上げたいと思います。  いかなる理由があったとしても、テロは決して許されない、断じて非難をする次第であ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回のテロ事案もそうでありますが、世界に広がるテロの脅威、そして大量破壊兵器や弾道ミサイルの拡散、サイバー攻撃もそうでありますが、今や脅威は容易に国境を越えてやってくるわけであります。そして、多くの日本人は海外に渡航し、あるいは海外でビジネスの最前線...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 外交、安全保障を議論するに当たっては、冷静な議論が必要なんだろうと思います。私たちが進めている、例えば安全保障における議論でございますが、これはあくまでも国民の命と幸せな暮らしを守るために何が必要かという議論であります。  それは、時代の変化を見据...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 拉致問題につきましては、北朝鮮自身がこの拉致問題を解決をしなければ北朝鮮の未来を描いていくことは困難である、こういう認識をしっかりと北朝鮮側に持たせることが必要であります。そのために、我々は対話と圧力の姿勢でこの問題の解決に取り組んできたところでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 残念ながら、いまだに多くの拉致被害者の方々が北朝鮮にとらわれている状況が続いているわけであります。我々は、全ての拉致被害者、御家族の方々が御親族をその手で抱き締める日がやってくるまで我々の使命は終わらないと、こう考えているところでございます。  外...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) TPPは、成長著しいアジア太平洋地域に一つの大きな経済圏を構築をしていく、人、物、お金が自由に行き交う、そういう大きな経済圏を構築をしていこうという野心的な試みであります。交渉は最終局面にあり、早期妥結に向けて交渉に今全力を挙げているところであります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 四面を広大な海に囲まれた、海の安全を守ることは大変重要であります。とりわけ、近年は中国公船等による尖閣諸島周辺海域への接近や徘回が依然として繰り返されています。また、小笠原周辺海域などにおいて中国サンゴ漁船と見られる外国漁船が違法行為を繰り返すなど、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、小西委員は勝手にいろんな状況を想定をして、我々が言ってもいないことに対して批判をしております。そのことを明らかにしておきたいと、このように思います。  平和に暮らしているイランの軍人を自衛隊が殺りくをする、こんなことは誰も考えていないわけでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、小西委員がどんどんどんどん論理を展開されて、独自の世界を私たちに示しておられるんだろうと思いますが、こういう議論ではなくて、やはり冷静な議論をしていく必要がありますし、私たちがどういう説明をしているかということを、これを基盤に批判をしていく、ある...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 閣議決定の中において、いわゆる昭和四十七年の憲法解釈の、日本政府の憲法解釈について述べたこの四十七年の解釈でございますが、この中におきましても、基本的な、従来から政府が一貫して表明してきた見解の根幹、言わば基本的な論理であり、昭和四十七年十月十四日に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、附帯決議は尊重させていただいていると思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) じゅうりんもいたしておりません。何回も申し上げておりますように、基本的な閣議決定の方向性については何回も国会で御審議をいただいているわけでございます。  そして、そもそも、例えば、長い間確定してきた政府の解釈の四十七年の見解につきましては、閣議決定...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小西委員、もう少し冷静になって議論をした方が私はいいと思いますよ。相手にレッテルを貼ったりとか、誹謗中傷をする場所ではございませんから、お互いにちょっと落ち着いて、相手をどんどん指さしたりとか、そういうことをするのはお互いにやめた方がいいと、このよう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まだ正式に決定を、与党で正式に決定をしておりませんので、まだ検討中ということで、それを前提に答弁をさせていただきたいと思います。  憲法上武力の行使が許されるのはあくまでも新三要件を満たす場合に限られるわけでありまして、これは国連決議の有無に関わり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私どもが検討しておりますのは、今、違法性阻却という中に、先ほど法制局長官から答弁をさせていただきましたが、国際法上違法であるということ、そしてまた憲法上これは合憲であるかどうか、これは別でございますが、国際法上これは違法である、阻却事項であるという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今指摘をしておられるのは、これは武力の行使とは関わりなくPKO活動についてですから、これはそもそも武力の行使をいたしませんから、そもそもこの武力行使が違法性がないという、とは関わりがなく、言わばPKOの中において国連の決議があるもの、関連決議があるも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) PKO活動そのものとPKOの類似行為として行うものがございます。ほとんどPKO活動と同じでございますが、国連の正式なPKO活動ではない場合もあるわけでございまして、そうしたことを想定しながら今議論をしているところでございます。  いずれにせよ、PK...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現行自衛隊法においては、自衛隊の部隊に対して武力攻撃に至らない侵害が発生した場合、我が国防衛のための重要な手段である武器や装備品を防護するため、極めて受動的かつ限定的な必要最小限度の武器の使用権限が認められています。これは先ほど委員が例として挙げられ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、中谷大臣から答弁させていただいたんですが、基本的に、先ほどおっしゃった条令についてはこれ危害要件でありまして、危害を加えてもいいということでございますが、さらに、武器等防護の場合は威嚇射撃等々も行いますので、この九十五条において行う行為として、武...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) こうした言わば安全保障の議論をする上においては、言わば政策上の必要性というものも当然考えながら議論をしなければならないわけでございますが、そこで、先ほど様々大塚委員が指摘をされておられましたが、では、起こり得ることが全部想定できるかといえば安全保障上...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、大塚委員が聞かれたのは九十五条ということではなくて、地理的概念ということだろうと思います。地理的概念について言えば、例えば集団的自衛権の一部を容認する中において行使するということについての地理的概念もございますし、周辺事態安全確保法に関わることも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、九十五条についての改正については、これはそもそも武力の行使ではございませんから、この新三要件とは関わりがないということでございまして、武器の使用に際して先ほど議論をさせていただいたところでございます。  と同時に、言わば今までの武力行使と一体...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはまさに、先ほど法制局長官が答弁をさせていただいたように、武力の行使と見られる、これは国際法上に武力の行使と見られるということにおいては、これは停戦合意がなされていなければ武力の行使となるわけでございます。  そして、この下の段でありますが、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、大塚委員、まさに国際法上の概念においてと憲法上の概念がございます。そして、言わば国際法上はまさに集団的自衛権の権利は我が国は持っている、これは従来からそう申し上げてきたところであります。しかし、行使においては憲法上認められていないというのが我が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) チュニジアのテロ事件で三名の日本人が命を落とし、そして三名の日本人が負傷されました。犠牲となられた方々に心からお悔やみを申し上げ、御冥福をお祈りしたいと思います。  また、いかなる理由があったとしてもテロは断じて許されません。そして、強く非難をいた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員からお話がございましたように、安全保障法制を進めていく上においては国民の理解が不可欠であり、かつ、自衛隊が行動していく上においては更に国民的な支持が必要であると、このように考えております。今後とも、国民の皆様に丁寧に真摯に御説明をしていき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 人間の安全保障、安全保障の前に国家ではなくヒューマン、まさに人間というこの概念を打ち出したわけでありまして、これは国連におきましても主流的な考え方、概念となりつつあると、こう思います。人間一人一人に焦点を当て、その保護と能力の強化を通じ、人々が持つ豊...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 再生可能エネルギーは、エネルギー安全保障の強化、そして今委員が御指摘になったように、低炭素社会の創出の観点から重要な電源であります。  このため、政府としては、再生可能エネルギーの最大限の導入を進め、二〇三〇年の発電電力量の約二割を更に上回る水準の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本は戦後ひたすら平和国家としての歩みを進めてきたわけでございます。そして、自由で民主的な国をつくり、人権を守り、法を尊ぶ国としてきたところでございますが、その中におきまして、多くの国々に日本のこれからの更なる役割が期待されているところでございますが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) プーチン大統領は、最近、昨年三月のクリミア併合に際して、あらゆる事態に備えてロシア軍に指令を出し、核戦力も即応態勢に入らせる用意があったとの趣旨を述べたものと、こう承知をしております。  ロシアによるクリミアの一方的併合などの力による現状変更の試み...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そのダイヤモンド構想というのは、私が総理に就任する前、国際NPO団体に寄稿したものでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに現在、一国のみで自国の平和と安全を守ることができないという考え、そしてまた、海は公共財であって、その公共財である海の航行の自由あるいはその上空の飛行の自由というものをしっかりと守っていく。その守っていく上において、法の遵守、国際法の遵守が大切で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、今申し上げましたような考え方にのっとって、例えば日米はもう既に日米同盟関係でございます。  日豪におきましては、アボット首相が来日をし、私もオーストラリアを訪問をいたしました。そして、日豪において、まさに安全保障においてもしっかりと協力を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) インドは基本的に非同盟という道を歩んできたのでございますが、安全保障環境の大きな変化の中においては、例えば日本とインドの協力、あるいは日本とインドそして米国、あるいは日本とインドと豪州といった、そうした組合せの中においての情報の共有、協力ということに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 共同訓練については、先ほど大臣から答弁をさせていただいたとおりでございます。  付言するとすると、お互いのそれは一緒に訓練する国々との関係がより親密になっていくわけでありますし、きずなが強化されていくと言ってもいいんだろうと思いますし、また我が軍の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘のように、政治改革の議論の中で政党助成制度ができたわけでございますが、政策本位そして政党本位の政治を目指すという理念の下に、企業・団体献金を同時に政党等に限定することに併せて提案されたものであると、このように承知をしております。言わば民主主義の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この補助金について、収益性のあるものが駄目ということになっているわけでございまして、収益性のない開発あるいは研究等々、これは法律的にも合法のものがあり、かつ収益性があるものについてもこれは一年以内は駄目だと、こういう縛りになっているわけでございます。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに私ども、専守防衛については今後も維持していくことには変わりはありません。これは我が国の防衛の基本的な方針と言ってもいいと思います。  専守防衛とは、ちなみに、相手から武力攻撃を受けたとき初めて防衛力を行使し、その態様も自衛のための必要最小限に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆる武力の行使との一体化論それ自体は前提とした上で、その議論の積み重ねを踏まえ、これまでの自衛隊の活動の実経験、国際連合の集団安全保障措置の実態等を勘案して検討した結果、他国が現に戦闘行為を行っている現場ではない場所で実施する補給、輸送などの支援...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今写真で示していただいている例えばオスプレイが、「ひゅうが」ですか、「ひゅうが」の上に着艦する、そういう訓練等につきましては、まさに我が国に対する武力攻撃があったときにおいても共同対処するわけでありますから、ふだんからしっかりと共同対処できるような体...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、どう見えるかということではなくて、あくまでも憲法上一体化、つまり一体化論というのは、これ世界中で取っているのは、ある意味憲法との関係においてでございますから、日本だけでございます。そもそも一体化するかどうかという議論は世界中ど...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、この安全保障法制については様々な分野があるのは御承知のとおりでございます。グレーゾーンであったり、あるいはPKO活動であったり、そしてまた、今議論をさせていただいた後方支援についてであったり、あるいはまた集団的自衛権の一部行使についてであったり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国をめぐる安全保障環境は悪化をしているわけでありますが、国家国民の安全を守るためには、安全保障や国民の安全に直接関わる情報の収集が極めて重要であります。まさに今委員が御指摘になったとおりでございます。  とりわけ、国際テロに対峙するためには、関...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在の情報収集体制は、警察庁、そして公安調査庁、外務省、そして防衛省でございまして、これが言わば情報コミュニティーと、こう言われています。拡大情報コミュニティーとしては更に金融庁や財務省や経産省や海上保安庁があると、こういうことではないかと思います。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、そうした在外情報機関を設置をしていく上においては様々な課題が多いわけでございます。その一つとして、そうした人材をどのように育成していくかということになるわけでございまして、そう簡単に直ちに育成するということにはならないんだろうと、このように思...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、早稲田におきまして講演を行ったところでございますが、その際、日本という国を、中国や韓国、そしてアジアの若者たちが夢を見る場所、そして夢を形にできる場所にしていきたい、そういう国に日本をしていきたいと、こう述べたところでございます。  それはつ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 技能実習制度については、技能移転による国際貢献という制度の趣旨や目的と実態の間に乖離があるとして、国内外から様々な指摘や懸念が表明されているのは事実でございまして、そうした御批判を踏まえまして、現在政府が一丸となって技能実習制度の見直しに取り組んでい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、せっかく日本にやってきて技能を実習しようという意欲に燃えている方々が、しっかりと技能を身に付けて、そして国に帰って、それを自分の国の発展のために活用していく、この本来の目的に資するような、そういう制度として運用していくことが求められているんだ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそもAIIBはIMFあるいは世銀やアジ銀と性格を異にするものと言ってもいいと思います。AIIBについては、日本政府としては、これまでも明らかにしてきているとおり、公正なガバナンスを確立できるか、そして債務の持続可能性を無視した貸付けを行うことによ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) インフラ輸出については、日本のインフラ輸出というのは極めて質の高いものでありますし、その後のメンテナンス等を含めれば、あるいはそれには人材の育成も伴ってきますし、質の良いファイナンスも伴っているわけでありますから、その中で競争力を我々は得ているわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘の官房長官の発言は、ロシアによるクリミアの一方的併合はウクライナの主権及び領土一体性に対する侵害であり、このような力を背景とする現状変更の試みは我が国として断じて認められないという趣旨で発言したものと承知をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、派遣するに当たっては、例えば邦人救出の際には受入れ国の同意が必要でございます。その際に、どのように、そこで活動をする、任務を遂行する自衛隊員の言わば法的な権利を確保するか等々については、当然これは議論していくわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今防衛大臣から答弁をしたように、もちろん行政処分がされるということであったわけでありますが、自衛隊法による刑事処分というのはないという中において今まで海外における活動があったわけでございますが、確かに今、水野委員から御指摘のあった点もございます。今後...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 集団的自衛権の一部容認に当たって、その武力行使の要件として新三要件を設けたところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この新三要件というのは、我が国に対する武力攻撃が発生したこと又は……(発言する者あり)一応、テレビで御覧の方々に説明をしておく必要がございますので。又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 憲法を守るのは当然のことでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在、恒久法ということについて、例えばPKO活動がございます。そしてまた、後方支援の活動もございます。そうしたものについて、どのように機動的に対応していくかという観点から議論がなされてきたところでございます。  その中において、もちろん国会の関与を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の安全保障法制については、日本人の命とそして幸せな暮らしを守る、これがまさに目的でございます。そのために、法律の不備はないのか、今までの憲法改正のままでいいのかという観点から検討を重ね、昨年の閣議決定に至ったところでございます。その上で、法整備に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊の活動に対する民主的な統制の観点から、国会の関与というのは極めて重要であると私も考えております。  その中におきまして、今回の法制というのは、集団的自衛権の行使など、憲法上許容される武力の行使を行うために自衛隊に出動を命ずるに際して、また我が...全文を見る
03月27日第189回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般、天皇皇后両陛下が御訪問されます南太平洋のパラオ・ペリリュー島においては、さきの大戦において一万人以上の犠牲者の出る激しい戦闘が繰り広げられたわけでございます。その中におきまして、遠い異国の地にあって、祖国の行く末を案じながら、そして家族の幸せを...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 道路等の社会インフラは、地域の経済のみならず、教育や文化やあるいは医療などの面で地域の生活を支える必要不可欠な役割を担っていると思います。その整備に当たっては、女性の視点が不可欠であろうと思います。  先日、常磐自動車道の全線開通にも立ち会ってまい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府情報システムについては、行政サービスの向上を図っていくとともに、徹底したコスト削減、行政の変化への柔軟な対応、そして情報セキュリティーの確保等に配慮して改革を進めることが必要であると考えています。  こうした観点から、効率性、柔軟性に優れたクラ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々が政権を奪還した際は、まだ日本はデフレ経済の中に沈んで低迷をしていたわけでございます。我々は、三本の矢の政策によってデフレから脱却をし、経済を成長させ、そして国民生活を豊かにする、この目標に向けて今着実に成果を出してきていると思います。大変分かり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) なかなか実感できないという一つの大きな理由は、昨年の消費税の引上げ、三%の引上げであります。我々は、この政策を発動させる当初から委員会等で説明をさせていただいておりますが、物価安定目標、二%という物価安定目標に向けて、デフレから脱却をし、しっかりとそ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本という国は、一人の人が豊かさを独占する、これはやっぱり良くないよねという共通のコモンセンスが形成されている国、その意味で私は瑞穂の国なんだろうと、こう思っているんです。  その意味におきまして、私たちがつくり上げたこの日本人の人生観、哲学の上に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣におきましては、経済成長と財政再建の両立を目指しています。  これまで安倍内閣としては、歳入面では、強い経済の実現を目指した取組を進めるとともに、税収を増加させる、先ほど御紹介いただきました。社会保障の充実、安定化のため、昨年四月に消費税率...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) TPPというのは、成長著しいアジア太平洋地域に大きな経済圏をつくっていく、その経済圏において人やあるいは物や、そして投資が、お金が行き交う、そうした新しい経済圏をつくっていくという野心的な取組であって、地域の発展にも、そして日本の成長、発展にも大きく...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 長時間労働は過労死等にもつながりかねない問題でありまして、昨年十一月、過労死防止法の施行に合わせて、賃金不払残業や過重労働等が疑われる企業に対し重点的な監督指導を行ってきました。また、本年一月からは長時間残業に関する監督指導の徹底を図っています。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 新たな政策に挑んでいく際には、常に批判が伴うものであります。そして、そうした批判の中には的外れなものもあるわけでございますが、同時に、誤解についてはしっかりと正していく必要もあるんだろうと、このように思っております。  また、オバマ大統領とのまさに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 祖父の業績について御紹介をいただいたことに感謝申し上げたいと思います。  その上で申し上げますと、先ほど、マスコミあるいは外国の指導者の一部の発言を取り上げていただいたわけでございますが、同時に、それ以上に私の仕事に対する賛同、支持、称賛も多くある...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 慰安婦問題については、筆舌に尽くし難いつらい思いをされた方々のことを思い、非常に心が痛む思いでございます。この点については、まさに歴代の総理と変わりがないということでございます。  そして、これまでの歴史の中では、多くの戦争があり、その中で女性の人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) たしかあの決議は、新進党は全員欠席ではなかったかと、このように記憶をしております。  同時にまた、決議であるにもかかわらず、当時、自民党においては国会決議をする際には平場で議論を重ねるわけでございますが、残念ながらそれが、我々が要求したにもかかわら...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、今般までの、今日までの国会決議、累次の様々な決議が行われておりますが、政府として国会決議を尊重するのは当然のことであろうと、こう思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の考えを申し上げます。  それは、慰安婦問題については、筆舌に尽くし難い、つらい思いをされた方々のことを思い、非常に心が痛みます。この点についての思いは歴代総理と変わりがないわけでございますし、恐らく伊吹議長もそういう観点から述べられたのではない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、日韓の関係というのは大切な関係であると思います。韓国は重要な隣国であります。  そして、その上について申し上げれば、隣国であるがゆえに様々な課題や問題も抱えているわけでございます。恐らく、世界の多くの国々は隣国との関係において様々な課題が、ま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 問題というのは、会って話をしなければ解決をしないわけであります。私は、これは韓国とということではございませんが、会う会わないということ自体を交渉のカードに私は使うべきではないと。これは基本的な私の交渉姿勢であります。つまり、会う会わないということを交...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど藤田委員が、石橋当時の社会党の議員から言われて双務性を持たせたという認識は、それは誤りでありまして、まさに安保条約の改定そのものが双務性を持たせるものでありまして、それを目的に改正をしたものである。そして、日本に対する防衛義務を、言わば五条であ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この際、私が訪問する際、これは公賓として、準国賓として招待を受けるわけでございます。私は元首ではないわけでございますから国賓にはならないわけでありますが、事実上の国賓待遇を受けて招待をされているわけでございますし、また、日本の総理大臣としては初めて上...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 沖縄との関係におきましては、残念ながら、これは鳩山総理が最低でも県外、総理大臣としてそうお約束をされて、それを百八十度変えられた。このことにおいて、言わば政府と地元沖縄との関係がこれ大変悪化をしてしまったわけでございます。言わば、失われた政府の信頼を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに安倍政権にとっては行政改革、しっかりと行っていきたいと、こう思っております。その中で、茂木大臣そして宮沢大臣から答弁をさせていただきましたように、適材適所、国民から疑念を持たれることのないような人事を行っていきたいと思っております。(発言する者...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在、行政の内部検討資料などの要機密情報については、外部サービスの利用を政府統一基準において禁止をしているところであります。  他方で、委員の御指摘のとおり、昨今、要機密情報に当たらない検索ワードやアクセス先等を大量に収集し分析することにより、政府...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘の忘れられる権利については、時間の経過等により不必要になった個人情報について削除や利用の停止を求める権利として、欧州において法制化についての議論がなされているところであります。そのような権利は我が国の現行法令においては規定されていませんが、名誉...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣では、世界で一番企業が活躍しやすい国を目指して総合的な取組を進めているところでございます。  その一環として、今回の成長志向型の法人税改革においては、平成二十七年度を初年度としまして、数年で法人実効税率を二〇%台まで引き下げ、国際的に遜色の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 海外の企業が日本へ投資をしていく、あるいは日本の企業が例えば日本に製造拠点を置いていくことの、法人税は一つの要素ではあるのは間違いないんだろうと、こう思っています。様々な面で日本の企業の立地条件を競争力のあるものにしていきたいと、こう考えております。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変、長沢委員に、分かりやすく今回の労働法制の改正について説明をしていただいたと思いますが、政府が検討を進めている労働時間制度の見直しは、基本的にワーク・ライフ・バランスの観点から働き過ぎを是正するとともに、まさに多様で柔軟な働き方を進めるものであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに若い皆さんは日本の将来を担うわけでございまして、若い皆さんがその情熱や努力やそして希望をかなえられる、そういう環境をつくっていきたいと思います。  雇用情勢としては、今年新卒を迎えた方々は、このお正月を約八割の方々が就職内定をして迎えることが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私自身、花粉症を持っておりまして、かつて自民党にこの花粉症対策の議連がございまして、ハクション議員連盟という当時の小野晋也議員が保利さんと一緒につくった議連にも加入しておりました。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も、この杉花粉の話をしているだけで何となく目がかゆくなってくるわけでございますが、松岡大臣、鳥取大学の林業の専門家でございました。後に林野庁に入られた方でございますので、まさにこの杉花粉の問題にも全力で取り組んでいただいたと思っています。  杉花...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この法案につきましては、基本的に党において、与党においてリーダーシップを取りながら先般も提出をされたところでございますが、確かに小野委員の御指摘の点で、お話を伺っていてもっともだなと、こう思う点もあるわけでございます。  他方、有村大臣が有識者の議...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この企業・団体献金については、昭和五十年に量的制限を新設をして以来、寄附を受けることができる政治団体についても徐々に制限を加えまして、現在では政党等のみ可能とするなど、長年の議論を経て厳しくなる方向での改正が行われてきたと、このように思います。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私がどういう発言をしたかといいますと、真山委員から共同訓練の意義等についての質問がございまして、その中で、きずなが強化をされていくという趣旨のことを申し上げた後、また我が軍の透明性をまさに、一緒に訓練するわけでありますから、上げていくということにおい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、丁寧に答弁させていただいたので、十分に御理解いただけると思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 違います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、前提としてはっきりと申し上げておきたいと思いますが、東電福島第一原発事故の教訓として、我が国の原子力発電所では深刻な過酷事故は起こり得ないという安全神話と決別しなければならないということであります。  このため、新規制基準には、地震や津波への...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原子力規制委員会が新規制基準で求めた様々な対策によって、万が一過酷事故が起きた場合にも、環境への放射性セシウムの放出量は東電福島第一原発事故と比べて千分の一以下と、はるかに低いレベルに抑えられることが確認をされています。このため、原発敷地外への影響は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原発の再稼働に当たっては、地元の理解を得ることは重要であると、こう考えています。その範囲や方法については、各地の事情が様々であることから、国が一方的、一律に決めるのではなく、各地とよく相談して対応することが重要であると考えています。  いずれにせよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この裁判については政府は当事者でないということでございますので、今、宮沢大臣が答弁したとおりでございますが、いずれにせよ、四年前の三月十一日の痛ましい原発事故によって福島の多くの方々がいまだに不自由な生活を強いられているということについては、我々も責...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 信書を送る事業は、かつては公営事業体の独占とされていましたが、信書便法の制定による規制緩和を行い、民間事業者による信書の送達が可能となりました。現在、特定信書便事業者には四百者以上が参入し、創意工夫による様々なサービスが提供されています。  現行制...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 年金につきましては、まさに確実に給付をお約束をするためには、これは言わば負担を、しっかりと負担をしていただくと。そして同時に、運用を、安全な運用を、確実にお支払できるような運用を行っていくということなんだろうと思いますが、給付と負担は裏腹でありまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、中野委員の地元でもある被災地仙台市で開催された第三回国連防災世界会議は、二十五名の首脳級を含む百名以上の閣僚を始め、百八十七か国の参加を得て、新たな国際的な防災の枠組みである仙台防災枠組を採択するなど、大きな成果を上げることができました。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにアジアは今後大きく成長していくわけでございまして、成長をしていくアジアにおいてインフラを整備をしていく、このインフラ需要は相当大きなものになっていくことが予想されるわけでございます。この予想されるインフラ需要に対してどのように資金を手当てをして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) リー・クアンユー首相は、まさにシンガポールという国をつくり上げた国父と言ってもいいと思います。偉大なアジアのリーダーであったと、このように思います。改めて御冥福をお祈りをしたいと思います。  学ぶべき点としては、シンガポールは資源が全くない、人材こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 様々な課題があるわけでございますが、例えば外国企業から見たアジアの投資先の関心度調査というものがあるわけでございますが、我々が政権を取る前は全ての項目で一位の項目がなかったのでございますが、二〇一三年、一位にRアンドDの拠点、あるいは販売拠点としては...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この法人税率につきましては、世界を見回す中において国際的に遜色のないものにしていきたいと、こう考えているわけでございます。しかし同時に、企業にとってビジネスがしやすいというのは法人税だけではないと思います。様々な魅力があるんだろうと。  例えば、安...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 準公用語と位置付ける考えはございませんが、しかし、グローバル人材を育成する上において、言語は大変重要なツールであることは言をまたないわけでございまして、実際に、そしてかつ使える英語を身に付けることが必要であります。  今までも日本は英語教育に力を入...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 東京の我々はこの一極集中を変えていきたいということでございまして、東京への人口流入ですね、地方からの人口流入が、たとえこれが逆に変わっていったとしても、東京の競争力というのは基本的に私変わらないんだろうと、こう思っています。  言わば、仕事等が東京...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大切なことは、市街地の真ん中にあり、近隣に学校も存在をするこの普天間基地の一日も早い移転でございます。その移転先としては、長い間これは協議を続けてきた結果、辺野古しかないという結論に至っているわけでございます。  かつ、辺野古への移転につきましては...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 民意の結果は真摯に受け止めたいと思います。  今委員がおっしゃったように、これ単なる移設ではなくて、まさに機能を縮小するわけでございます。今まで三つあった普天間の機能を一つに減らしていく。そして、面積も大幅に減少していくわけでございます。そういう意...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員がおっしゃっているのは、辺野古沖での作業停止指示についてのことですね。そういうことですね、はい。  普天間の辺野古移設に関して、沖縄県の翁長知事は作業中止の指示を行ったものと承知をしておりますが、この指示については事実や法令解釈に誤りがあると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 経済の状況をよく見ていく上においては総雇用者所得で見た方が私はいいんだろうと思います。そして、総雇用者所得の中にもこれは実質と名目があるわけでありますが、実質でももちろん上回っておりますが、その上回り方が小さいんではないかという御指摘だろうと思います...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) とうとう吉田先生にも経済の指標が良くなったということを認めていただいたということは、大変うれしい限りでございまして、(発言する者あり)ものがあることをお認めいただいたということは多としたいと思います。  そこで、御質問にお答えをいたします。  国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員のお話を伺っていてだんだん思い出してきたところでございますが、ちょうど小泉政権の後でございまして、格差が、当時も小泉政権の末期に言われたことでございますが、言わば経済の回復局面というか景気の回復局面においては、格差の議論があるという中において、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、経済成長で全てが解決するわけではありません。しかし同時に、経済成長がなければ財政の再建は絶対にできないのも事実だろうと思います。  先ほど麻生財務大臣が、二〇一五年のPB比半減、これはできないだろうと、こう言われていたわけでありますが、先ほ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 税制については、経済社会の構造変化に対応して見直していくことが必要であると考えています。まさに、今般の社会保障・税一体改革では、急速な少子高齢化の進展を踏まえて、国の信認を確保するとともに、世界に冠たる社会保障制度をしっかりと次世代に引き渡していくた...全文を見る
03月30日第189回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○安倍内閣総理大臣 昨日、シンガポール建国の父であるリー・クアンユー元首相の葬儀に参列をしてまいりました。  その際、これは、葬儀が終わりましてから、車列ができるまでの間でございますので、大体五分ぐらいしかないわけでございますが、その間、多くの、インドネシアのジョコ大統領やイン...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私たちが進めている農協改革は、農協改革も含めて農政全般の改革を行っていく必要があると思っております。  平均年齢は六十六歳を超えているわけでございますから、この農政改革は待ったなしだということについては委員も同じ考えなんだろうと思います。  そこで、先ほど...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この問題についてはさまざまな議論がなされてきているところでございますが、その中において人身売買についての議論も指摘されてきたのは事実でございまして、その観点から人身売買という言葉を使ったところでございます。
○安倍内閣総理大臣 政治資金の規制のあり方については、各政党、政治団体の政治活動の自由と密接に関係しているところである、これが基本的な認識でありますが、その中で、国から補助金等の交付の決定を受けた法人による寄附の問題については、我が党においても検討を進めているところでありますが、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、我が党と、また与党の中において議論が進められているわけでございますが、補助金にかかわる政治献金の問題については、現行法制の中においても、それは、こうしたことが起こらないようにしっかりと運用において対応できるのではないかという議論も強くあるわけでございます...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 さきの私の答弁については、共同訓練の意義等についての質問がございました、それに対する私の答えの中において、その中で、共同訓練によりきずなが強化されていくという趣旨のことを申し上げたわけであります。  その後、私はこのように申し上げました。また、我が軍の透明性...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 佐藤栄作当時の総理がこう述べたのは、政府としては、自衛隊を軍隊と呼称すること、すなわち、その名称を軍隊とし、そのように呼ぶことは考えていない、つまり、呼称でありますから、呼び唱えること、名づけることはしない、こういうことでございます。いわば軍と名づけることはし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、まさに、名づけたり、いわば軍と呼ぶということは基本的にはないということでございますが、しかしそれは、一々説明等の中で言葉尻を取り上げてどうかという、そういう議論をすることについての意味は私は余りない、このように思うわけでございまして、まさにこれは、佐藤...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、国際法的にどうすればいいかということについては既に答弁をしているとおりでございますが、いわば、呼称するということは、正式に政府の位置づけとしてそう定めるということでございます。それと、私が先ほど申し上げましたように、彼我の関係で説明をする際に、わかりや...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず最初に申し上げておきたいことは、政府が検討を進めている労働時間制度の見直しは、ワーク・ライフ・バランスの観点から、働き過ぎを是正するんです。その上において、多様で柔軟な働き方を進めていくものであります。これはもう時代の変化とともに働き方も随分変わってきたわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今までの裁量労働制について働いていた人がどう感じていたか、先ほど御説明をしたとおりでありまして、裁量労働制が全く間違っているかのごときの印象を今委員は振りまいておられるわけでございますが、それはそうではなくて、まさにこのアンケートの調査の結果によっても、七六・...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、この裁量労働制については、先ほども申し上げましたように、七六%の人が、満足、やや満足という答えをされているわけであります。その中においてそれを広げていく、これは政策として私は正しい方向だと思います。  しかし、この法令の趣旨に沿わないことをする企業が出...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 よろしいでしょうか。少し落ちついた雰囲気で議論をしたい、私はこう思っております。  そして、その上において申し上げますと、今、山井委員が言われた、健康状態がどうなっているのか、過労死というのはまさに健康上の問題が深刻になっていく、あるいは精神的に追い込まれて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 なぜ、国際法上、我が国の自衛隊が軍として取り扱われているかということについては、例えば、交戦状況になって、我が軍、我が自衛隊の方は、捕虜となった場合は軍人として扱われなければ、これはまさにテロリストと同じことになってしまうわけでございまして、当然、軍として扱わ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、井坂委員がおっしゃった、ここにいろいろなまさに課題があるわけでありますが、国際法上どう見られるかという中において、これはまず、我々が権利として保持したいものについては、しっかりと我々は当然、軍として国際法上取り扱われるものである、こう考えております。  ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは昭和二十九年の大村答弁だけではありませんよ。それは平成二十三年においても、先ほど答弁いたしましたが、今そうおっしゃったので訂正させていただきたいと思いますが、これは、昭和二十九年の答弁だけではありません、つい最近の答弁であります。  平成二十三年、これ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 余り意味のない議論をここでさんざんやり返すのは、もうやめようじゃありませんか。そういうことではなくて、やはり、安全保障なら安全保障の政策について私はもっと議論するべきだろう、このように思います。  つまり、定義については、その定義がどうこうと言う立場にはない...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 答弁する前に、もう一度申し上げておきますが、先ほどの説明の中で、私が我が軍と言ったことは全く問題がないと今でも思っておりますことは、繰り返し申し上げておきたいと思います。  その上において答弁をさせていただきますと、裁量労働制や高度プロフェッショナル制度は、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国においては、約半数の夫婦が理想の子供を三人以上としているのに対して、子育て、教育などの面での経済負担が大きいことが第三子を持てない最大の理由、こうしているわけでございますので、全ての子育て家庭を支援していく中で、三人以上子供を持ちたいとの希望を実現できる...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍内閣においては、成熟産業から成長産業に円滑に人材が移動していく、失業なき労働移動の実現を基本方針としています。これまでの行き過ぎた雇用維持型から労働移動支援型への政策転換を図り、働く人が能力を発揮し、経済成長の担い手として活躍できるよう取り組んでいるところ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 労働移動支援助成金については、行き過ぎた雇用維持型から労働移動支援型への政策転換の方針を踏まえて、その内容を見直しをし、平成二十五年度から拡充を行ったところであります。  この助成金は、事業規模の縮小等に伴い離職を余儀なくされる労働者の方々に対し再就職を支援...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 非正規雇用で働く方々の中には、仕事と育児や介護の両立のため、勤務時間の自由度が比較的高いパートや契約社員といった雇用形態を選択している方々もいます。また、景気回復局面においては、全く仕事についていなかった方々が、まず非正規という形で仕事を得る場合もあります。こ...全文を見る
03月30日第189回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、経済をしっかりと底支えするため、さきの衆議院選挙終了後、直ちに経済対策の策定に取りかかり、年内に取りまとめるとともに、その後、間断なく平成二十六年度補正予算と平成二十七年度予算の編成を行うなど、早期の予算編成に努めてまいりました。平成二...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは今までも答弁をさせていただいているわけでございますが、まさにリーマン・ショックで大きく下がったわけでございます。六%近く下がって、それがまさに鳩山政権と菅政権の初めかな、ぐらいがそれが戻ったということでございまして、しかしその後はほとんど成長は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、民主党政権で伸びたというのは、先ほど申し上げましたように、リーマン・ショックで落ち込んだものが麻生政権時代の、まあこう申し上げると申し訳ないんですが、麻生政権時代の様々な対策が言わば顕在化して、そしてそれによって落ち込んだものが戻ってきたと、し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的にはさっき甘利大臣が答弁したとおりでございまして、まずリーマン・ショックを受けて累次の補正予算を組んで、この補正予算の成果が発現してきたのがちょうど鳩山政権であったと思います。もちろん鳩山政権が何にもやらなかったとは言うつもりはございませんが、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは当時、政府と日本銀行との間で様々な議論を行ったところでございます。これは、大胆な金融政策が導入される前の日銀の金融政策では結果として長引くデフレから脱却できなかったということは確かでありますが、二〇〇六年の判断についても二〇〇七年の判断について...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ちょっとよろしいですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、私が同意したというお話でございましたが、私が別に同意をしたのではなくて、物価については、食料やエネルギー等を除いたいわゆるコアコアでありますが、消費者物価はマイナス圏内の動きであり、総合指数もゼロ近傍で推移していたことから、デフレから脱却した...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この為替については、為替に与える影響を一概に申し上げることは困難でありますが、円高方向への動きの背景の一つとしては、二〇〇八年秋の金融危機以来の欧米経済の低迷、欧州債務問題の長期化等があったのではないかと考えています。いずれにせよ、このような円高の方...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 何か使い分けるという言い方は、何か割と一つのことを別の根拠で、それぞれ適当にその根拠を当てはめているかのごときの印象を与えますが、そんな使い分けはもちろんいたしません。  国際法上、集団的自衛権とは、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも、国際法上、我が国は集団的自衛権を保有しているというのが従来からの政府の答弁でございました。  そこで、憲法との関係で、我が国は行使できるかどうかということでありました。権利として、世界中の国々は国際法上この権利を持っているわけでありまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは先ほども申し上げておりますように、国際法上は既に我が国は持っているわけであります。集団的自衛権においては持っているわけでありまして、そしてこの三要件、三要件については、これは言わば集団的自衛権の行使を行う際に憲法との関係において三要件を挙げてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、国際法上は個別的、集団的自衛権を我々は持っている。そして、それは行使できるわけであります。そして、個別的自衛権、先ほど個別的自衛権というふうにおっしゃらなかったので、まさに議論になっているのは集団的自衛権。ですから、ちゃんと……(発言する者あ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 法制局は、国際法上の解釈をする場所ではございません。国際法については外務省が有権解釈をするわけでございますが。  繰り返しになりますが、三要件は、憲法との関係において我々が武力を行使できるのはどういうときかということを定めたものでありまして、国際法...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この三要件、個別的自衛権の行使に係る三要件については、当然、国際法の許す範囲内であるということは明確なことであります。  そして、新三要件も言わば国際法の許す範囲内であるということは、それは当然のことであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国際法にはないんだよというやじが飛びましたが、それは当然なんです。つまり、憲法との関係で我々は三要件を付しているわけでございまして、そして、行使に当たっては、これは当たり前のことなんですが、国際法の範囲内で行使をするというのは当然のことでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、言わばこのニカラグア判決にある考え方も含めてですが、国際法上認められている集団的自衛権の行使しか、もちろん、これは当たり前でございますが、日本はできませんし、やらないということを明確にしております。  その中において、我が国は九条との関係にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、事実上、この新三要件の中にもこう書いてあるんですが、「我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、」と、こう書いてありますので、そこは明確、この新三要件の中でも既に、これは、この新三要件は憲...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 尊敬する儀間委員のお話でございますので重く受け止めたいと、このように思っております。  昨年、総選挙あるいは組閣、そして予算編成と大変仕事が詰んでおりまして、残念ながらまだお目にかかっていないわけでございますが、官邸としてはしっかりと対応していたと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 機会があればという言葉の響きが冷たく聞こえたのであれば、そういう意味ではございませんで、我々としては、今後、沖縄の皆様に御理解をいただく上においても沖縄県庁側に御理解をいただくことは非常に重要であると、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど官房長官からお答えもさせていただきましたが、まさに明日返還されますキャンプ瑞慶覧、西普天間住宅地区を含め、これは十五年を掛けて、人口が集中する県中南部の千ヘクタール、東京ドーム二百二十個、ディズニーランドにして二十個分でありますが、を超える大規...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはまさにそのとおりでございまして、我が国全体の安全保障上の要請により沖縄に今多くの米軍基地が集中をしているわけでございますが、この米軍の用地が返還されることはこれは地域の皆さんにとっては間違いなくプラスであるということでございまして、その意味にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私、写真では拝見しておりますが、まだ動画では見ておりませんが、米軍が訓練を通じてパイロットの技能の維持及び向上を図ることは即応態勢を維持する上で不可欠な要素であります。日米安保条約の目的達成のため、極めて重要であると考えています。他方、米軍が全く自由...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一般に、国や地方自治体の機関が、その固有の資格においてではなく、一般私人と同様の立場で処分を受ける場合には、行政不服審査法に基づく不服申立ての資格を有すると解されております。  沖縄県漁業調整規則において許可が必要であることは、国であっても特に区別...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) はい。  消費者ニーズに応えた強い農業を実現していくためには、食の安全と消費者の信頼を確保していくことが重要であると考えています。  高温多湿な我が国において、農産物を安定供給していくためには農薬の使用により病害虫による被害を防ぐ必要があります。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 七十年前、原子爆弾の投下により、広島で十数万人、長崎で七万人とも言われる尊い命が失われました。また、生き長らえた方々も、病気や障害の、また生活上の言葉に尽くせぬ苦難を強いられたわけでございます。唯一の戦争被爆国としてこの惨禍を経験した我が国は、核兵器...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は歴史に対しては謙虚でなければならないと、こう考えております。同時に、歴史については歴史家、専門家に任せるべきだろうと、このように考えております。  いずれにせよ、日本は、さきの大戦の深い反省の上に、戦後、平和国家として自由で民主的な国をつくり、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 人生の最終段階における医療の在り方については、一人一人の国民の生命観や倫理観に関連する大きな問題であります。幅広く国民の間で議論されるべきものと考えています。確かに、薬師寺委員が御指摘になったように、ほとんどそれを医師に任せていたというのがかつてであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは非常に難しい問題でありまして、終末期といっても、これはもう大体人生で様々なことを成し遂げてまさに天寿を全うするという寸前における終末期と、他方、非常に困難な病気に若年で罹患した状況の中でそうした最終段階を迎えた方、若い方、あるいはお子さんという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど麻生大臣から答弁をさせていただきましたように、金融庁の姿勢を我々は大きく変えたわけでございます。  そこで、金融機関は、個々の借り手の状況をきめ細かく把握をして円滑な資金供給に努めることが重要でありまして、これが基本であります。このため、金融...全文を見る
04月01日第189回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックは、東京のみならず、日本全体の祭典として、日本が活力を取り戻す弾みとしていきたいと思っています。  政府としては、全国の自治体とオリンピック参加国との交流を図るホストシティ・タウン構想を推進をしていきます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 医療の分業は、薬局の薬剤師が薬の重複や飲み合わせなど、医師の処方内容をチェックした上で患者への服薬指導を行うことを通じて医療の質を高めていくという取組であります。また、薬局における後発医薬品への切替えなどを通じて医療保険財政の効率化に寄与することも期...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の財政が大変厳しい状況にある中、今まさに委員がおっしゃったように、将来世代に負担の先送りをさせてはならないわけでございまして、先送りが続く状況は改善しなければならないと、このように思っています。  このため、安倍内閣としては、経済再生と財政健...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会保障の基本的な考え方としては、安心して暮らしを営むことができる社会を守っていくということなんだろうと思います。  その中で、年金や高齢者医療をしっかりと維持をしていく、これは今の段階の高齢者に対する社会保障ということだけではなくて、人間誰しも年...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二〇二〇年の東京五輪は、オリンピックであるとともにパラリンピックでもあります。ですから、日本が、障害があるなしにかかわらず全ての方々がその才能、能力を生かすことができる社会である、そういう国なんだということを世界に示していきたいと思います。  そこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御紹介をしていただいたとおり、人口が減少していくということは、生産人口が減っていく、あるいは消費人口が減っていくということでございますから、経済の規模の縮小につながっていくわけでございます。  そこで、今申し上げましたような、女性の活力、あるいは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 訪日外国人旅行者数はこの二年間で五百万人増加をいたしまして、昨年は過去最高の一千三百万人を超えました。また、外国人観光客による旅行消費額も、一兆円だったものが二兆円となりました。  この要因は、近年、まず為替が円安方向に動いたことに加えまして、成長...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、例えば八十円から百二十円に動けば、事実上、旅行する上においては五割安ということになったのと同じでありますから、その局面において、このスピードが速かったということもあり、局面において言わば日本に旅行しようという気持ちが高まるきっかけにはなった...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の経済の成長と地方創生の実現のためには、観光は大変重要な分野だと考えております。こうした観点から、日本を訪れる外国人観光客に各地方の個性あふれる観光資源を満喫をしていただくため、地方自治体と協力をしつつ地方の見どころを結ぶ広域の周遊ルートを確立...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よく聞いていただきました。やっと私の発言の機会が回ってまいりましたが、日本はこの十五年間、長く続いたデフレの中で、賃金も上がらず、税収も減少していたわけでありますし、社会保障制度などの基盤への不安が国民を覆っていたのは、これは事実だろうと思います。だ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 介護給付費は毎年五%程度伸びております。介護保険制度の持続可能性を確保するためにも、制度の重点化、効率化が必要であります。  今回の介護サービス料金改定では、例えば、特別養護老人ホームの収支差が九%程度といった経営実態を踏まえまして、適正化を行うも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まずお話をしておかなければいけないことは、言わば介護というのは、これはまさに税金と保険料と、そして御本人の負担で成り立っているわけでございます。そこで、当然、介護報酬を上げていけば、これはまた今言ったそれぞれの方々で保険料あるいは本人の負担も上がって...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 本年は被爆七十年でありまして、五年に一度のNPT運用検討会議が四月下旬から五月にかけてニューヨークで開催をされる予定であります。我が国は、唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界に向けた国際社会の取組を主導していく決意であります。  各国より外相が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、世界中の政治指導者が広島そして長崎を訪問し、先ほど外務大臣からも述べたように、まさに原子爆弾を実際に使用する、その被爆の実相について自ら知っていただきたいと、このように思うわけでありまして、被爆の悲惨さに直接触れることが核兵器のない世界...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年六月に島根県を訪問した際、地域おこし協力隊の皆さんとお目にかかる機会をいただきました。協力隊の皆さんは、皆さん志を持って、そして明確な目的を持って、かつ夢を持っている、そしてその実現をする場を与えてもらったことに本当に喜びを感じている皆さんなんで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この今委員から御説明があった夢のプロジェクトも、実証実験をしなければ、実行というか、実際にそれを運用することはできない、実践することはできないわけでありまして、極めてこの実証実験というのは大切なことなんだろうと思います。  愛知県からは、近未来技術...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 復興の加速化は安倍政権の最重要課題の一つであります。東日本大震災の発災から四年が経過をし、特に地震・津波被災地域では復興の道筋が見えつつあります。  この春までに災害公営住宅一万戸が完成見込みであります。また、水産加工施設の八割で業務を再開しました...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が使われた戦争ができる国というのは何を意味しているのか、よく私には理解をしかねるのでございますが、今般の安全保障法制の整備の目的はただ一つでありまして、国民の命と暮らしを守るためであります。今委員がおっしゃったような、戦争のできる国に変えるとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、大変漠然とした質問でございましたが、まさに我々はしっかりと議論を行いながら、昨年七月の閣議決定、憲法の解釈変更も含めた、言わばグレーゾーンから集団的自衛権の容認、一部容認も含めた切れ目のない対応を可能にするための閣議決定を行ったところでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既に、我が国は相当量の使用済核燃料を保有をしています。原発の再稼働の有無にかかわらず、高レベル放射性廃棄物の最終処分場が必要であることから我々は逃げるわけにはいかない、まずこの現実に我々向き合う必要はあるだろうと思います。その上において、最終処分場を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは様々な考え方があると思うのでございますが、いずれにせよ、先ほど申し上げましたように、既に我が国には使用済核燃料は存在をするわけでございまして、最終処分場を政治の責任において決定をしていかなければいけないということについては、これは逃れることがで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず明確に申し上げておきたいことは、経済成長だけで財政が再建できるとは、安倍政権において誰も言っておりませんし、自民党もそういう議論は誰もしていないわけでございます。  私どもが申し上げていることは、デフレから脱却をして経済を成長させなければ財政健...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 寺田さんも私の発言をよく聞いていただきたいんですが、私は民主党のミの字も言っていないわけでございまして、安倍政権のこの道のりについてお話をさせていただいているわけであります。そして、自民党政権時代も含めて十五年間ということは、今まで何回も述べてきてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 特別にとんがっているところはないということは申し上げておきたいと思いますよ。  また、ISILについても、今まで何回も申し上げてきているんですが、カイロの演説について、まさにISILと闘っている穏健派のイスラム諸国を我々も応援をしていく、彼らは一人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会保障制度をしっかりと次世代に引き渡していくためにこそこの消費税の引上げを行ったわけでございまして、その増収分は全額、社会保障の充実、安定化に充てられています。  平成二十六年度予算では、国民健康保険等における低所得者の保険料軽減の拡充、そして高...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、年金につきましては、これはまさに給付と負担のバランスでありますから、負担をしていただかなければこれは給付も確保できないという中において、十六年に改正を行い、そしてその際、マクロ経済スライドの考え方を導入したのでございます。それは、将来世代の負担...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的に、まさに年金というのは法律にのっとってしっかりと制度設計の上において給付と負担のバランスを取っていかなければならないわけでありまして、まさに平成十六年の改正の際に、給付と負担のバランスを取るという中において、マクロ経済スライド、これは生産人口...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員がお話をされましたマララさんは、女性が教育を受ける権利についてずっと強く主張されまして、そうした主張を続けると命を奪うぞという、そうした脅かしにも屈せずにその必要性を訴え続けた。まさにその意味で、勇気とその意志に多くの人たちが感動したんだろうと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 阿東牛が出ましたので私から答弁させていただきたいと思いますが、阿東牛は山口市の阿東地区で育成される和牛でございまして、大変数が少ないわけでございますが、地元の皆さんの工夫で、開発努力で、販売する長門峡の道の駅では消費者の評価は非常に高いと伺っておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは外務大臣からもお答えをいたしましたが、歴史の問題については、政治家は謙虚でなければならず、歴史家や専門家に任せるべきであると、このように考えています。そして、七十年談話についてでありますが、新たな談話の内容については、さきの大戦への反省、戦後の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) また今後、詳細な質問については望月大臣からお答えをさせていただきたいと思いますが、指定廃棄物については、宮城県や栃木県など関係五県のそれぞれで全ての市町村長及び知事が集まる会議を開催し、候補地の選定プロセスなどについて地域ごとの事情を踏まえて丁寧に議...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 突然の質問でございますが、渋谷区において条例が成立をしたことは承知をしております。  これは家族の在り方にも関する問題でございますが、憲法との関係におきまして、言わば結婚については両性の同意ということになっていると、このように承知をしております。慎...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 格差の拡大、相対的貧困率についての議論はずっと行われてきたところでございます。  ジニ係数で見た場合、日本の場合は社会保障による、言わば給付による平準化が行われているわけでございます。そうした結果は、このジニ係数による言わば数値、指標についてはずっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 相対的貧困率は、長期的な傾向としては確かにおおむね緩やかに上昇しているものと認識をしております。  また、雇用分野につきましては、雇用については言わば、もう再々答弁をさせていただいておりますように、雇用をめぐる状況は良くなっているわけでございまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、先ほど相対的貧困率についてどんどん上がっているとは申し上げておりません。長期的な傾向としてはおおむね緩やかに上昇しているものと認識をしているところでございます。  そして今、現在、我々の経済政策において経済が良くなり始めているのは事実でござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど労働法制について福島さんがべたべた貼ったレッテルを見事に塩崎大臣がぱっと剥がしたと思いますよ。  今も、我々が今進めている安保法制について、戦争法案というのは我々もこれは甘受できないですよ。そういう名前を付けて、レッテルを貼って、議論を矮小化...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員が言われたように、確かにずっと農業に人生を懸けてきた方々、こういう方々の技術や経験や知識を私たちも生かしていきたいと思っておりますし、あるいはまた、今まで地元以外の場所で仕事をしてきて、そしてリタイアして、あとは先祖代々の田んぼや畑を自分は守って...全文を見る
04月08日第189回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本はこの十五年間、長く続いたデフレの中で、賃金も上がらず、税収も減少し、社会保障制度などの基盤への不安が国民の中に蔓延してまいりました。  三本の矢の政策、この三本の矢をまさに堀内さんのように直球勝負でど真ん中に投げ込んできたところでございますが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 復興の加速化は、安倍政権の最重要課題の一つであります。  東日本大震災の発災から四年が経過をしました。特に、地震・津波被災地では復興の道筋が見えつつあります。災害公営住宅は、今春には一万戸、そして平成二十七年度末までに二万戸が完成の見込みであります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ブエノスアイレスにおけるIOC総会で、私たちは、スポーツの力、パワー・オブ・スポーツを訴えました。被災地にたくさんのアスリートが足を運んでいただき、そういうアスリートの皆さんがいかに被災地の子供たちに夢や勇気や力を与えたか、そのことをブエノスアイレス...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二〇〇九年以降、二〇一二年末にかけまして為替が大きく円高方向に推移をしていったのは事実でありまして、その中で、二〇一一年以降、輸出数量は大きく減少をしました。その後、安倍政権になってから為替が円安方向に動く中で、輸出金額は二年連続で増加をしております...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変いい質問をしていただいたと思います。  まず、日本企業が投資先として日本国内と海外のどちらを選択しているのかを把握するには、海外設備投資比率を用いることが適当と考えております。海外設備投資比率は、これは国内と海外の市場の伸びの違いを勘案すれば緩...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国内設備投資の動きが具体的な形になって現れ、地域の経済の活性化や雇用の下支えに資すること、引き続き国内の事業環境の整備に努め、更なる国内の設備投資につなげてまいりたいと、このように思います。  今申し上げたとおり、間違いなく安倍政権になって雇用が増...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 他の国や、あるいは民族、文化に対して、そうした国々あるいは人々に対して憎悪をあおるような、そういうヘイトスピーチは断じてあってはならないし、日本の国内において行われることのないような国にしていきたいと、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員がお話しになったシリアにおける邦人の殺害テロ事件、またチュニジアにおける銃撃テロ事件で浮き彫りになったように、今や全ての国がテロの脅威にさらされている、そういう時代となったと認識をしています。  したがって、事の本質は、テロのリスクをいかに低...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は中東を訪問し、カイロにおいて言わば政策スピーチを行ったのであります。これは中東世界において注目されるスピーチでありました。そこで、日本は世界の課題にどう立ち向かっていくのか、あるいはどう課題に、解決に向かって貢献をしていくのか、解決に向けて貢献を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、今、小川さんの発言に民主党から拍手が出たことに唖然といたしました。まさに、日本から人質を取れば日本の意思をくじくことができる、それでいいんだと宣言したようなものなんだろうと、このように思います。  ヨルダンは空爆に参加し、そしてパイロットを人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このようなキャラクターやマスコットを用いた地域おこしは多数の例がありますが、埼玉県上尾市のアッピー、そして福島県本宮市のまゆみちゃんのようなマスコット同士の結婚というのは画期的なアイデアではないかと、このように思います。是非、私の地元のこうしたキャラ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税率の八%への引上げによる増収分を活用いたしまして、本年一月から、高額療養費制度の見直しと難病、小児慢性特定疾患に関する対策の充実を実施をしています。  具体的には、高額療養費制度というのは、これは、手術等で医療費、お金がたくさん掛かっても、あ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣としては、自助自立を第一に、そして共助、公助を組み合わせ、弱い立場の人にはしっかりと援助の手を差し伸べていく、これが基本的な考え方であります。低所得者の方々の生活に対し、しっかりと目配りをしています。  平成二十六年度においては、高額療養費...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福島県においては、再生可能エネルギーの推進を復興の柱として位置付け、再生可能エネルギーの導入割合を一〇〇%にするという目標に向けて取組を進めておられると承知をしています。政府としても、こうした取組を全力で支援をしてまいります。  このため、福島での...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、徹底した省エネルギーと再生可能エネルギーの最大限の導入を進めつつ、原発依存度を可能な限り低減させるという基本方針に変わりはありません。我々は、あの福島第一原発の過酷事故からスタートしている、この思いに変わりはないわけでございます。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 若松委員にも御協力をいただきまして、安倍内閣の規制改革によって、昨年、夢の水素社会への幕が開きました。世界に先駆けて日本で燃料電池自動車と水素ステーションが商業化をしました。次はセルフ式の水素ステーションを規制改革により実現するなど、水素利用の拡大に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員の御指摘のように、安倍内閣におきましては、行政事業レビューの改善を行いつつ無駄の撲滅に取り組んでまいりました。  具体的な成果としては、今パネルに掲げていただいているように、内閣の重要施策も聖域とせず見直しを行い、約千億円の無駄削減を実現しまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、室井委員の御指摘を伺っていて、私も少し減塩しようという、そんな気持ちになってまいりました。まだ血圧は高くはないんですが、まあ委員会中はちょっと高いかもしれませんが。  我が国は欧米に比べまして一日当たりの食塩摂取量が高い傾向にあることから、生活...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) TPPについては、もう申し上げるまでもございませんが、成長著しいアジア太平洋地域に人と物と資本が、お金が自由に行き交う大きな一つの経済圏を構築していくという野心的な試みであります。  交渉は最終局面でありまして、早期妥結に向けまして交渉に全力を挙げ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、農業について申し上げますと、我が国の農業の活性化は待ったなしの課題でありまして、安倍内閣では、農地集積バンクの創設、輸出促進や六次産業化の推進など、農政全般にわたる抜本的な改革を進めているところであります。  ちょうど昨日も全中の萬歳会長が官...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の農協改革は、意欲ある担い手と地域農協が力を合わせ、創意工夫を発揮して、企業と連携した加工品の開発、地域ブランドの確立など、自由な経済活動を行うことにより農業者の所得向上に全力投球できるようにするため行うものであります。こうした改革は、地域農協自...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本の安全保障をめぐる様々な課題については、当然これは国の責任としてその課題に取り組んでいかなければなりません。  その上において、例えば米軍基地をどこに置くのか。自衛隊の基地も同じことでございます。そうした基地を置く上において、その基地周辺の人々...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安全保障は国政の当然最重要事項の一つであろうと、このように思います。  そこで、例えば普天間基地の移設、辺野古への移設については、住宅地の真ん中にある普天間基地の固定化は断固としてこれは避けなければならない、これは共通認識なんだろうと思うわけでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、政府として、まさに行政の責任として、当然、もちろん国会にも様々なそのための法律を作る際には御議論をいただきますが、行政の責任として、国民の命と幸せな暮らし、領土、領海を守っていくというのが政府の責任であります。そして、日米同盟の中において条約上...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府は、日本は議院内閣制でありまして、国会によって私は首班指名をされ、行政権を今行使をしているわけであります。国民の幸せを守っていく、生活を向上していくためにこの行政権を活用しているのでございますが、当然それは法律にのっとって、憲法があり、そしてその...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず申し上げておきますが、テロ特措法にしてもイラク特措法にしても、あの特措法がなければ政府は自衛隊を送ることはできません。あの法律がなければできないわけでございますので、政府として閣法として提出をさせていただき、国会で御審議をいただき法律となったわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどは地方自治に関わることでございますから高市大臣が答弁をいたしたわけでありますが、四十一条はそうではございませんので私が申し上げますが、四十一条は、「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。」ということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在、日本は、日本全体としては人口の減少、そして地方においてはまさに地方が消滅をしていくという、そういう大きな危機感が国民にはあるわけでございます。こうした危機感をしっかりと共有をしながら、今こそ、今まで累次にわたる政策を打ってきましたが、そうした政...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにこの地方創生というネーミングに恥じないように我々結果を出していきたいと。若い皆さんが地域で、地域を発展させていくために頑張っていこう、活力を俺たちが引き出していくんだ、そういう地域創生を進めていきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 様々な評価があるんだろうと思いますし、それぞれ女性の皆さんもライフスタイル、自分の生き方が違うんだろうと思います。  しかし、この二年間で八十万人の方々が仕事という面においては新たに仕事を始めています。八十万人の方、今まで仕事をしていなかった方が、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平成二十二年に策定された第三次男女共同参画基本計画を踏まえ、政府では、その翌年、海外におけるジェンダー予算の実施状況等の調査を行ったところであります。全ての女性が輝く社会の実現に向けまして、女性活躍推進のための施策を充実させることは大変重要であります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘のように、育児と介護を同時に一人の女性が担うという場合があるといった問題も含めまして、女性が置かれた状況は多様でございます。各種の状況に応じて、女性が個性と能力を十分に発揮できることができる社会をつくっていかなければならないと考えております。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦後五十年には村山談話、戦後六十年には小泉談話が出されています。安倍内閣としては、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継いでいく考えであります。  戦後七十年の談話はそれを前提として作成するものであります。その上で、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日中政府間で一致した四項目には、日中間の四つの基本文書の諸原則と精神を遵守する旨が書かれているわけでありまして、今引かれましたのは、これは小渕総理のときの日中共同宣言でございます。当然、これは両国間によって出された共同宣言であると、このように認識をし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、それを踏まえているということでございます。政府としては、当然、日中のその共同宣言を踏まえているということを今申し上げているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そのパネルについて申し上げれば、国民の不安を表しているのではなくて、国民の不安をあおっているのだろうと、このように思います。  政府としては、海外における活動を含め、自衛隊の活動に関しては、関連する情報を国民や国会の皆様に適切に公開し、その御理解を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊派遣について今委員はざくっと言っておられますが、この安保法制におきましてはグレーゾーンも含みますし、あるいは国連のPKO活動に関わることもございます。そしてまた、後方支援活動に関わることもございます。そうしたことを一緒くたに言っておられるわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いずれにいたしましても、法律ができ次第、提出をさせていただきたいと思います。そして、それぞれの自衛隊の行動に関わることについて御議論をいただければと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊が様々な任務を十全に果たしていく上においては、国民の理解と支持が不可欠であると思います。そのためにも、自衛隊の活動に対する民主的な統制が適切に確保されることが重要であると考えています。そのような観点から、集団的自衛権の行使など憲法上許容される武...全文を見る
04月09日第189回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 食料の安定供給を将来にわたって確保していくことは国民に対する国家の最も基本的な責務であり、国内農業生産の増大を図り、食料自給率と、そして今御指摘もいただきました食料自給力を共に向上させていくことが重要であると思います。  先日、閣議決定いたしました...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 高齢化が進展していく中、国民が安心して介護サービスを利用できるように介護人材を確保することは重要な課題と考えています。  このため、今回の介護報酬改定では、基本部分は、全体として事業者の安定的な経営に必要な収支差が残るようにしつつ適正化を行う一方、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二十六年度の補正予算に盛り込んだ地域消費喚起・生活支援型交付金については、本年三月、都道府県、市町村に対し交付決定を行いました。このうち、プレミアム付き商品券事業については三十四の都道府県及び九八%の市町村が域内の消費喚起策として取り組むこととしてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) また、ふるさと名物商品・旅行券としては、地域食材を活用した域内外連携型商品券事業を行っています。三重県で野生の鹿肉やイノシシ肉をみえジビエとして食事や商品購入に利用可能なプレミアム付き商品券を販売をしております。  地域のイベント、あるいはまた地域...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは山口県下関市でマラソン等のイベント開催の際に市内宿泊を割引価格で提供した、こうした例もあるわけでありまして、こうした例を今まさにテレビで見ている方々に御紹介することによって理解が深まっていくのではないか、このように思うところでございます。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 民主党政権時代に創設された地域自主戦略交付金については、手続の煩雑さなど様々な問題点が指摘されていたことから、平成二十五年度に廃止をし、地方からの意見を踏まえ、より大きな政策目的にまとめるなど運用改善を図った上で、各省庁の交付金等に移行をいたしました...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 地方創生に積極的に取り組む小規模な市町村に対し、国家公務員のほか、これは国家公務員だけではありません。御存じですか。(発言する者あり)いや、それをおっしゃらなかったから、今。国家公務員のほか研究者等を派遣する地方創生人材……(発言する者あり)国家公務...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 軽減税率と逆進性についての御指摘でございますが、消費税の軽減税率が逆進性対策になるのかという点については、軽減税率制度について様々な御意見がある中で、例えば、昨年、与党税制協議会が行った団体ヒアリングにおいては、痛税感を緩和するといった意見がある一方...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二〇二〇年までに指導的地位に女性が占める割合を三〇%とする目標については、政治分野、行政分野、雇用分野、農林水産分野など、各々の分野において達成を目指すものであります。  そして、今御指摘の指導的立場に女性が少ないことについては、就業継続年数が短い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今まで医療費助成の対象疾病を五十六に指定していたわけでございますが、この五十六疾病以外の難病の方々、難病というのは、その病気の原因が分からない中でなかなか治らないという大きな不安を抱えている、かつ政府からもその指定をもらっていないということで大きな不...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今議員が御指摘になったとおり、トラック輸送は国内の貨物輸送量の九割を担うライフラインであり、経済の好循環、地方創生を実現していく上で極めて重要な産業であると認識をしています。その上におきまして、このライフラインを支えている業界の皆さんには誇りを持って...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨日の答弁については、新たな法制が必要ではないか、辺野古に基地を建設する上においてはと、こういうことでございましたので、現状においては法令にのっとって進めているということを大体趣旨として申し上げたわけでございます。  確かに、今まで政府として粛々と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国境離島や防衛施設周辺等における外国人や外国資本による土地の取得に関しては、国家安全保障に関わる重要な問題と認識をしています。現状においては、外国人や外国資本であることのみをもって国家安全保障の観点から土地取得を規制することはできないものと承知をして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国の安全保障に関わることでございますから、様々な角度から情報の収集をしているところでございますが、現在のところ、そうした米軍基地周辺の土地あるいはまた自衛隊の施設周辺の土地において、テロ活動に関わる準備等について、そういう事象については、我々、現在の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になったような離島、国境離島も含め、こうした離島に対してどのような管理をしていくべきかということについては、先ほど申し上げましたようにNSCにおいても議論をしているところでございまして、そういう問題意識からも調査を始めております。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 法整備に関しましては、今議員が御紹介されましたように、平成二十五年十一月に当時の日本維新の会から、国家安全保障上重要な土地等に係る取引等の規制等に関する法律案が議員立法として提出されたことは承知をしております。  この法案については、議員立法でござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもの経済政策によって、経済が好循環の中に入りつつあるわけでございます。  そこで、この経済が成長していく中においてそうした果実をどのように国民の皆様に均てんをしていくかということでございますが、我々、この二年間、消費税も含めまして十二・二兆円税...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、負担能力のある企業には応分の負担をいただく必要があると、こう考えています。我が国においては、一部の企業に税負担が偏っているとの指摘もあることから、そうした状況を改善し、広く負担を分かち合う構造としていくことも必要でありまして、引き続き課税ベ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 失業率については現在低水準になっているところでございまして、同時に、有効求人倍率についても二十一年ぶりの高い水準になっておりまして、職を求める人の数よりも人を求める仕事の数の方が多いという状況を一年以上にわたって実現をしているわけでございます。こうし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政治活動に係る経費の問題は、議員活動、ひいては民主主義の根幹に関わる重要な問題だと思います。  その在り方については、政治活動に係る費用全体について、金額の多寡、使用の範囲、国民への説明責任など、多角的な観点から総合的に議論すべき問題であるとともに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、安倍内閣においては、女性が輝く社会を目指して、子育て支援そして女性の再就職支援等を力強く進めているところでございます。あわせて、昨年十月の経済財政諮問会議において、女性の就労拡大を抑制する効果をもたらしている仕組みや慣行等についても、関係大臣に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会保障の各制度では所得水準に応じて給付の制限や負担の増減を行う場合がありますが、その際、特定の個人の所得を見るか世帯の所得を見るかは、各制度の趣旨や成り立ちなどによって異なるものと承知をしております。  児童手当の所得制限については、制度創設以来...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 感想としては、大体、大学という性格上こういうことになっているのかなと思いますが、ただ一方、学習指導要領がある中学そして高校においてはしっかりと実施されていると同時に、今委員がおっしゃったように、税金によって賄われているということに鑑みれば、言わば新教...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政治分野における女性の参画拡大は、政治に多様な民意を反映させるという観点からも大変重要であると考えています。例えば、少子高齢化が急速に進展する中において、子育てなど比較的女性の関心の高い課題についての政策や方針に国民の声を反映させやすくする側面がある...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政治における女性の参画の拡大は、先ほど申し上げましたように、多様な民意を反映させ、国民のニーズに的確に応えていく上でも重要な課題であると認識しておりますが、女性議員の割合について政府として具体的な目標年次や目標割合を設定していくということは困難でござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども少し申し上げましたが、言わば数値目標を、それぞれこれは政党の考え方でございますから、そこで今政府の立場として数値目標について言及することについては困難であろうと、差し控えた方がいいのではないかと、こう思いますが、それぞれの政党が言わば政党とし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 集団的自衛権を行使する上においては三要件があるわけでございまして、この三要件に合致すれば、集団的自衛権を法令にのっとって行使をしていくことになるわけでございますが、他国の軍隊の指揮権に入るということはございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この一体化しないという考え方については、今までの考え方を踏襲するものであります。言わば、武力行使と一体化しないことによって、それは後方支援であると、武力行使にはならないという考え方は踏襲するわけでございます。その際、我々は、今までの概念である非戦闘地...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、この一体化論について基本的な考えをお話をさせていただきたいと思います。  我が国の安全の確保や国際社会の平和と安定のために活動する他国の軍隊への支援については、安全保障環境の変化等を踏まえて必要な支援活動を十分に行い得るよう検討をしています。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 他国のコマンドに入るということについて、例えば韓国の場合、在韓米軍と韓国の間においては、米軍のコマンドの下にあるということがこれは両国の間であらかじめ決まっていることでございますし、また、NATOにおいては、これはそういう枠組みになっておりますが、し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま様々な課題について委員から御指摘をいただきました。そうした課題についても政府としてはしっかりと検討しているということは申し上げておきたいと思います。  いずれにいたしましても、既に我が国は相当量の使用済燃料を保管しており、原発の再稼働の有無...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の参議院の御審議によりまして、政府が今回お諮りをさせていただきました平成二十七年度予算について、国民の皆様に御説明をさせていただく機会をいただいたと。また、質疑を重ねていくことによって、様々な課題、また私どもの取組について明らかになってきたのでは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 道徳教育は、子供たちに規範意識や公共の精神、豊かな人間性を育む上で極めて重要なものであり、平成十八年に改正した教育基本法においても、教育の目標として道徳心を培うことを規定したところでございます。  一方、これまでの道徳教育は、教師の指導力に差がある...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そのときの状況によりますが、これはやはりかばんを忘れたということを認識すれば、そのかばんを駅員さんか誰かに、さっき乗っていた人がこんな人だったけれども、忘れ物ですよといって届けるのではないかと思います。  かつて、中学校時代だったかな、傘を忘れた人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般の衆議院予算委員会におきまして、これは、かつて北海道教職員組合の違法な献金や教職員の不適切な勤務実態が明らかとなる中で、教職員の服務に関し教育委員会に対し指導、助言、さらには是正の要求や指示をする立場にある文部科学省の大臣政務官が、政務官に在職し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは構図として、その構図が大分同じような構図ではないかということを申し上げたかったところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 神本政務官に関する発言につきましても、言わば記憶の違いがございまして、それにつきましても、今申し上げましたように、遺憾であり、訂正をさせていただいたところでございますが、改めておわびを申し上げたいと思いますし、今後、尊敬する那谷屋議員のお言葉でござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 改革を進め、意欲ある担い手が新しい作物や販売、加工にチャレンジすることを促していくためには、農業経営の安定に向けたセーフティーネットを整備していくことも重要であると考えています。  一方で、現在の農業共済制度は、自然災害による収量の減少には対応する...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この医療保険制度については、各国の医療制度については、全ての国民を対象にするかあるいは一部の国民のみを対象とするか、あるいは社会保険方式でいくか税方式かなど、その国の成り立ちも含めて様々であると承知をしておりますが、このような制度は、それぞれの社会の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国では、国民皆保険の下、相対的に中位の医療費で世界最高レベルの健康寿命の長さ、乳幼児の死亡率の低さを達成をしています。国際的にも高い評価をいただいていると思います。  国民相互の支え合いにより、誰でも安心して必要な医療を受けられる国民皆保険を達...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本と米国は、そもそも国の成り立ちが違うんだろうと思います。  日本は、古来から、朝早く起きて田を耕し、そしてあぜや畝を形作って、水を分かち合い、お互いに助け合ってきたという長い歴史があるんだろうと思います。一方、米国は、ネイティブの方々は別ですが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この医療における患者の選択についてでございますが、医者と患者の間には疾病や治療方法に関する知識に大きな格差がございます。情報の非対称性がありますから、患者が医療を自由に選択することには一定の限界があるんだろうと思います。こうした格差をできるだけ縮小し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 医療制度は、国民皆保険の下、病気となった方を治療し、社会復帰につなげるなど、国民生活の安定と向上を図り、経済成長を支える重要な役割を担っていると思います。また、医療の提供に当たり、地域の雇用を生み出すとともに、革新的なイノベーションなどを通じ、経済成...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の患者申出療養は、困難な病気と闘う患者の方々の国内未承認の医薬品等を安全性、有効性を確認しつつ、迅速に使用したいという思いに応えるためであります。今までの仕組みではそれに応え得なかったのでございますが、先進的な医療について、患者の申出を起点として...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘のような痛ましい事件が起こったことは残念の極みであります。  公営住宅の滞納家賃の徴収に当たっては、入居者の置かれている状況に十分配慮をしながら行うことが重要と認識します。今回の事件を受けて、改めて国土交通省より各自治体に対し、住宅部局と生活...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会不安というか、言わば高い優先順位ということについて言えば、まずは東日本大震災からの復興であろうと。五年目を迎えたわけでありますが、まだ道半ばであり、内閣の総力を挙げていきたいと思います。  その上で申し上げれば、経済の再生が第一でありまして、経...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも、人口が減少している中においてデフレから脱却できないという説すらあったわけでありまして、金融政策においてデフレは脱却できないという説も強かったわけでございますが、まさに私たちの三本の矢の政策によって現在はデフレではないという状況をつくり出すこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的には、日米におけるTPP交渉については最終局面に入っているんだろうと、このように思います。首脳会談においてTPPの個々の事柄に対する交渉を行うということは考えておりませんが、いずれにいたしましても、このTPPについては、人、物、金がアジア太平洋...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 若い皆さんは、将来にわたって例えば年金等の社会保障は大丈夫なんだろうかという不安があるんだろうと思います。若者といっても一概には言えないわけでございますし、自分の将来について自分がしっかりとキャリア形成をしていくことができるかどうかと、そういう不安も...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私がJTの社長と会うということについては予定はしておりませんが、JT株の売却による完全民営化については、葉たばこ農家や小売店への影響等、様々な考慮すべき課題を総合的に判断しつつ検討していく考えでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国に憲法上認められるのは、我が国を防衛するためのやむを得ない自衛の措置としての武力の行使のみであります。我が国の武力の行使は武力攻撃事態法や自衛隊法に定める手続の下に行われるということは、もう委員も御承知のとおりなんだろうと思います。  お尋ね...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、多くの日本人が海外で活躍をし、そしてテロなどの緊急事態に巻き込まれる可能性があることから、領域国の受入れ同意があることを前提に、自衛隊による邦人救出を行い得るよう法整備を行う考えであります。ただし、想定しているのは、あくまでも緊急事態に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 災害救助法に基づく応急仮設住宅の提供期間は原則二年とされておりますが、東日本大震災で設置したものについては、特定非常災害特別措置法に基づき、各県において一年を超えない期間ごとに延長を行うことが可能であり、現在、被災三県において五年目までの延長を行って...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、そうした皆様の不安にしっかりと沿えるように、被災自治体とよく相談をしていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ちょっと私のところには質問の通告がなかったものでございますから、内閣府において、それについてはまた後日お答えをさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊員の諸君の任務はただ一つでありまして、国民の命と幸せな暮らしを守ることであります。これまでも、我が国有事における任務は文字どおり命懸けのものであります。そして、自衛隊員諸君が命を懸け武器を取る理由もただ一つでありまして、それは任務達成のため、他...全文を見る
04月16日第189回国会 衆議院 本会議 第16号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 田中良生議員にお答えをいたします。  改革に取り組む決意についてのお尋ねがありました。  電力システム改革を最後までやり遂げるとともに、ガス事業でも小売を全面自由化し、エネルギー分野の岩盤規制改革を断行します。  エネルギー市場の垣根を越えた改...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 田嶋要議員にお答えいたします。  エネルギー環境社会のビジョンについてのお尋ねがありました。  エネルギー政策を推進していく上で、福島第一原発事故への深い反省を踏まえ、原子力の利用については、いかなる事情より安全性を最優先することは当然であります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 鈴木義弘議員にお答えをいたします。  温室効果ガス削減目標についてお尋ねがありました。  政府として、御指摘のような温室効果ガス削減目標を打ち出す方向を決めた事実はありません。  また、二〇五〇年までに世界全体の温室効果ガスの排出量を半減すると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 國重徹議員にお答えをいたします。  エネルギー市場における競争の活性化の実現の見通しについてお尋ねがありました。  競争的なエネルギー市場を目指す政府の方針を踏まえ、製鉄会社や石油会社などによる発電所建設や、ガスと電力の業種を超えた小売の相互乗り...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 藤野保史議員にお答えをいたします。  原発再稼働についてお尋ねがありました。  高浜原発に係る仮処分決定について、国は当事者ではなく、また、あくまでも仮の処分であることから、当事者である事業者の今後の対応を注視していきます。  その上で申し上げ...全文を見る
05月12日第189回国会 衆議院 本会議 第22号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 高鳥修一議員にお答えをいたします。  派遣労働者の雇用の安定、保護等についてのお尋ねがありました。  一般に、派遣という働き方は、賃金水準が正社員に比べ低い傾向にあり、雇用の安定やキャリア形成が図られにくい面があります。  このため、今回の改正...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大西健介議員にお答えをいたします。  米議会での私の演説における、平和安全法制の成立時期に関する発言についてお尋ねがありました。  今般、米国上下両院の合同会議における演説で、平和安全法制の成立をこの夏までにと申し上げ、私の決意をお示しいたしまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井坂信彦議員にお答えをいたします。  労働市場の流動性についてお尋ねがありました。  安倍内閣においては、働く方の自発的な意思に基づく労働移動を支援するとともに、成熟産業から成長産業に円滑に人材が移動する、失業なき労働移動の実現を基本方針としてお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 伊佐進一議員にお答えをいたします。  法案の目的と意義についてお尋ねがありました。  一般に、派遣という働き方は、賃金水準が正社員に比べ低い傾向にあり、雇用の安定やキャリア形成が図られにくい面があります。  このため、今回の改正案では、正社員を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 堀内照文議員にお答えいたします。  雇用制度改革についてお尋ねがありました。  労働法制については、経済産業構造の変化に応じ、雇用の安定を図りつつ、働く方々の多様なニーズに対応した働き方を実現する観点から、今後より一層の改革を推し進める必要がある...全文を見る
05月13日第189回国会 参議院 本会議 第16号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福岡資麿議員にお答えをいたします。  国保への財政支援についてお尋ねがありました。  今回の改革では、国保の厳しい財政状況に鑑み、年約三千四百億円の追加的な財政支援を行うなど、財政基盤を大幅に強化することとしています。  その際には、赤字を抱え...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 西村まさみ議員にお答えいたします。  医療保険の保険者についてのお尋ねがありました。  医療保険制度においては、各保険者が健康づくりなどに積極的な役割を果たしてきており、このことに十分配慮しながら、高齢化の進展等に応じ、保険者間の支え合いを進めて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 佐々木さやか議員にお答えをいたします。  国民皆保険についてお尋ねがありました。  我が国では、誰もが安心して必要な医療を受けられる国民皆保険の下、世界最高レベルの健康寿命の長さや乳幼児の死亡率の低さを達成してきたところです。少子高齢化が進展する...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 川田龍平議員にお答えをいたします。  医療費適正化についてのお尋ねがありました。  医療保険制度を給付と負担のバランスの取れた持続可能なものとしていくため、医療費の適正化を進めることは重要な課題です。  今回の改革では、全ての関係者が一体となっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小池晃議員にお答えいたします。  国保制度に対する認識についてお尋ねがありました。  国保は、他の医療保険制度に加入していない方を受け入れており、国民皆保険を支える重要な基盤ですが、低所得者が多く加入するなど構造的な問題があります。このため、低所...全文を見る
05月14日第189回国会 衆議院 本会議 第23号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 齋藤健議員にお答えいたします。  農協改革の狙いについてお尋ねがありました。  我が国の農業の活性化は待ったなしであり、安倍内閣では、農地集積バンクの創設、輸出促進や六次産業化の推進など、農政全般にわたる抜本的な改革を進めてまいりました。  さ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 佐々木隆博議員にお答えをいたします。  農業、農村の所得倍増についてお尋ねがありました。  安倍内閣においては、農業の成長産業化を図るため、農地集積バンクの創設、輸出促進や六次産業化の推進など、生産性や付加価値を向上させ、マーケットを内外に広げる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 村岡敏英議員にお答えをいたします。  米政策の改革と飼料用米についてお尋ねがありました。  安倍内閣においては、農業の成長産業化を図るため、輸出促進や六次産業化の推進による付加価値の向上、リース方式を活用した農地集積による生産性の向上などに精力的...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 稲津久議員にお答えをいたします。  農業の成長産業化や農家所得の向上との関係についてお尋ねがありました。  安倍内閣では、農業の成長産業化を図るため、農地集積バンクの創設、輸出促進や六次産業化の推進など、農政全般にわたる抜本的な改革を進め、さらに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 畠山和也議員にお答えをいたします。  これまでの農政の総括についてお尋ねがありました。  これまで、農政においては、その時々の課題に対応するため、米の生産調整を初めさまざまな施策を展開し、国民への食料の安定供給等に努めてきましたが、農産物価格の低...全文を見る
05月15日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○安倍内閣総理大臣 今、八木委員から御指摘があったように、我が国が直面するエネルギーをめぐる環境変化を踏まえれば、安全性の確保を大前提とした上で、安定供給、低コスト、環境適合を実現していくことは一層重要となっていると認識をしています。  このため、今般のエネルギーミックスについ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回のエネルギーミックスについては、現在把握できる状況や実現可能性を踏まえた、十分に合理的な想定の中で検討をしております。他方で、こうした想定が今後大きく変化すれば、エネルギーミックスの姿も変わり得るものであります。  このため、少なくとも三年ごとに行われる...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 岩盤規制を取り除く、これは岩盤規制を取り除くこと自体が目的ではなくて、まさに、今、八木委員が御指摘になったように、その結果、国民生活がどうなっていくかということがとても大切なんだろう、このように思います。  電力システム改革を最後までやり遂げるとともに、ガス...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 温室効果ガスの削減目標、すなわち、我が国の約束草案についての基本的な考え方として、まず、COP21に向け、国際的に遜色のない野心的なものとすると同時に、エネルギーミックスと整合的なものとなるよう、裏づけのある対策、施策、技術の積み上げによる実現可能なものとする...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど高木副大臣からも答弁をさせていただきましたように、既に我が国は相当量の使用済み燃料を保管しておりまして、原発の再稼働の有無にかかわらず、高レベル放射性廃棄物の最終処分場が必要であることから逃げることはできません。廃棄物を発生させた現世代の責任として、将来...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま副大臣から答弁をいたしましたように、当然、地元の当局、そしてまた議会、住民の方々に丁寧に説明をし、理解を得る努力を積み重ねてまいりたい、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 当然、我々が行う努力というのは住民の皆様の理解を得る努力でございまして、そうした努力をしっかりと積み重ねていく考えでございます。
○安倍内閣総理大臣 この委員会のテーマとは異なるわけでございますが、昨日閣議決定を行ったこともございますので、お答えをさせていただきたいと思います。  安全保障にかかわる課題というのはさまざまでございますが、今回の平和安全法制につきましては、まさにグレーゾーンから、そして集団的...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、電力とガスをなぜ一緒に自由化について進めていくのかということでございますが、エネルギー市場の垣根を越えた改革を一体的に進めていくことによって、革新的な技術の導入や異なるサービスの融合など、ダイナミックなイノベーションを生み出すことができます。エネルギー選...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 法的分離については、長い導管網を保有する事業者は、ガス供給量や需要家が多い、これは委員も御同意できると思いますが、新規参入する可能性が高いため、中立化の要請が高いのも事実であります。一方、規模が小さい事業者は、会社分割に伴う情報システムなど設備投資の費用や法的...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員が御指摘になったように、我が国の上流開発企業等の強化については、資源の安定的な確保に加えて、調達費の削減を図るための重要な取り組みである、このように思います。  まさにその意味におきましても、資源外交を積極的に現在展開をしているわけでございますが、例え...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本としても、政府としても、福島第一原発の過酷な事故、あの過酷な事故を経験しているわけでございまして、安全第一に考えるという中において、原発依存度をできる限り低減していくという中において、今回、エネルギーのベストミックスの構成について検討したところでございます...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今大臣から答弁をさせていただきましたように、それぞれのエネルギーにはそれぞれの特性があるわけでございまして、その中で、我々は、まず安全が第一、これは基本的な考え方でございまして、その上において、CO2を削減していかなければならない。あるいは当然、コストは、これ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回のコスト検証においては、二〇一一年当時と同様、外部の専門家、有識者から成るワーキンググループにおいて検討が行われたものであります。その結果を尊重すべきものと認識をしています。  原発コストの試算には、賠償費用や除染、中間貯蔵等の事故対応費用、そして、追加...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 法令に基づいて実際に原発の再稼働を行うのは、事業者であります。  ただし、原子力の利用においては、いかなる事情よりも安全性を最優先するのは当然のことであります。  このため、個々の原子力発電所を再稼働するには、原子力規制委員会によって、世界で最も厳しいレベ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま大臣から答弁をさせていただきましたように、再エネの導入については最大限の努力を進めていく考えでございます。  しかし、日本の風力あるいは太陽光をめぐる状況というのは、今大臣から説明をさせていただいたとおりでございまして、しかしその中でも最大限の努力を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御指摘のとおり、全面自由化を行うに当たっては、市場の監視を行う機関の役割が非常に重要であると認識をしています。  今般設立をする委員会は、公正中立な判断をすることができる専門家を委員に任命することとしています。その上で、委員は独立してその職権を行う旨を法律に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 エネルギーミックスの骨子案は、徹底した省エネそして再エネの最大限の導入、火力発電の効率化等を進めつつ原発依存度を低減させるとの政府の方針に沿って、原発も含めた各電源について、二〇三〇年時点における電源構成上のあるべき姿を示したものであります。  原発比率は二...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 エネルギー自治というのは、どういう意味で用語を使っておられるかは私も十分に承知をしておりませんが、エネルギー政策を進めていく上において、先ほど省エネそして再生可能エネルギーの導入等のお話もさせていただきました。  省エネという観点からいえば、これは国民的な理...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 このような浄財を寄附していただいている企業に対しては感謝申し上げたい、このように思います。  なぜという御質問でございましたが、私も初めて、自民党総裁ではございますが、このようにふえているという状況を確認したところでございます。  ですから、ということは、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年四月に閣議決定を行いましたエネルギー基本計画において、電力システム改革によって競争が進展した環境下においても、原子力事業者が円滑な廃炉や安全対策、そして安定供給などの課題に対応できるように、事業環境のあり方について検討を行うこととしております。  この方...全文を見る
05月15日第189回国会 衆議院 本会議 第24号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、四月二十六日から五月三日まで、日本の総理大臣として九年ぶりに米国を公式訪問しました。その概要を御報告いたします。  ワシントンDCでは、一連の公式行事に出席をし、オバマ大統領と首脳会談を行いました。  会談では、二国間の取り組みに関して、新...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 木原誠二議員にお答えいたします。  二年前の訪米と今回の訪米の違いについてお尋ねがありました。  二年前の訪米は、安倍内閣が発足して一カ月余りの時期に行われ、オバマ大統領との会談を通じ、それまで失われていた日米の信頼のきずなを取り戻し、日米同盟の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 近藤議員にお答えをいたします。  米議会での私の演説における平和安全法制の成立時期に関する発言内容についてお尋ねがありました。  今般、米国上下両院の合同会議における演説で、平和安全法制の成立をこの夏までにと申し上げ、私の決意をお示ししました。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 柿沢未途議員にお答えいたします。  周辺事態法の地理的範囲及び専守防衛と新ガイドラインの整合性についてお尋ねがありました。  政府は、従来から、現行の周辺事態法が定める周辺事態とは、地理的概念ではなく、事態の性質に着目した概念であって、軍事的な観...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 岡本三成議員にお答えをいたします。  平和安全法制に関する米国議員や米国民の理解についてお尋ねがありました。  御指摘のとおり、集団的自衛権の行使は、あくまでも日本国民を守るためのものであります。これは、新たな日米ガイドラインの中にもはっきりと書...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 赤嶺政賢議員にお答えいたします。  昨日閣議決定した平和安全法制や、米議会での私の演説における法制の成立時期に関する発言内容についてお尋ねがありました。  今般、米国上下両院の合同会議における演説で、平和安全法制の成立をこの夏までにと申し上げ、私...全文を見る
05月18日第189回国会 参議院 本会議 第18号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、四月二十六日から五月三日まで、日本の総理大臣として九年ぶりに米国を公式訪問しました。その概要を御報告いたします。  ワシントンDCでは、一連の公式行事に出席をし、オバマ大統領と首脳会談を行いました。  会談では、二国間の取組に関して、新ガイ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 関口昌一議員にお答えいたします。  今回の訪米の総括と今後の日米関係についてお尋ねがありました。  今回の私の米国公式訪問は、戦後七十年の節目にふさわしい非常に有意義な訪問になったと考えています。  特に、議員御指摘のとおり、米国議会での演説で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 蓮舫議員にお答えをいたします。  米国議会演説での平和安全法制の成立時期に関する発言及び平和安全法制の成立への道筋についてお尋ねがありました。  先般、米国上下両院の合同会議における演説で、平和安全法制の成立をこの夏までにと申し上げ、私の決意をお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小野次郎議員にお答えをいたします。  平和安全法制の整備に当たっての方針についてお尋ねがありました。  政府が法制の整備を行うに際して憲法を遵守することは当然であり、今般の平和安全法制の整備は、昨年七月一日の閣議決定を含むこれまでの憲法解釈の基本...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 井上哲士議員にお答えをいたします。  米国議会での演説についてお尋ねがありました。  米国議会での演説では、私は、かつて戦火を交えた日米両国が、戦後、和解を達成し、今や、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値に基づく揺るぎない同盟...全文を見る
05月20日第189回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、岡田代表、岡田さんとはこの党首討論で初めて相まみえることになりました。  私自身、政治家にとって健康はとても大切だということを身をもって経験をいたしました。手術を乗り越えられて元気でここに立っておられること、私も大変うれしく思いますし、国民の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、いわゆる後方支援については、今回、二つの法律にかかわってくることでありまして、重要影響事態安全確保法と、そして国際協力支援法であります。  今までの法律の枠組みの中におきましては、今、岡田委員が指摘をされましたように、非戦闘地域で行うというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安全が確保されている場所に我々はいわば輸送を、後方支援を行う。安全が確保されている場所で後方支援を……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 済みません、先ほどから余りにもやじがうるさ過ぎますよ。  そういう場所でしっかりと支援活動を行っていくことにしたい、こう考えているわけであります。  そもそも、先ほども岡田さんから指摘がありました。なぜ七十年間日本の安全が保たれているか。これは、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの質問の答えにちょっと戻りますが、私が申し上げたのは、いわば戦闘現場ということについて、非戦闘地域において作業をしている間、ずっとこれは戦闘地域にはならないということを前提としているわけであります。前提としていることによって機動性がややこれは、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そして、いわば存立事態でございますが、この存立事態のまず要件についてでありますが、この存立事態において、いわば三要件に当てはまらなければ我々は武力行使をしないということは明白になっています。  この三要件がとても大切なんですが、新三要件というのは、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私が申し上げたような三要件に当てはまらなければ武力行使は行わないということであります。  そして、同様の質問を私は再三再四国会で受けてまいりました。その際に申し上げたように、一般に海外派兵は行わない。これは最小限度を上回るということで、我々は行わ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 限定的な解釈をしているということは申し上げておきたい、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、先ほどから申し上げておりますように、三要件の中には、最後にはっきりと書いてあることでございますが、「必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと」ということが書いてあります。そこから導き出される結論として、今までと同様、いわば海外派兵は一般に禁止...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 何をもって間違っていると言っておられるのか私はわかりませんが、我々が提出する法律についての説明は全く正しいと思いますよ、私は総理大臣なんですから。  そこで、先ほど……(発言する者あり)皆さん、少し静かにしてくださいよ。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が党の議員はみんな静かに岡田さんの議論を聞いているじゃないですか。少しは皆さん、ちょっと静かにしていただきたいと思いますよ。安住さん、ちょっと指導してください。  その中にあって、先ほどから申し上げているのは、三要件という明白なこれは要件がかかっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平和な暮らしを守るために全力を尽くしていきたい、このように思います。皆さんも真摯に議論をしていただきたいと思います。  終わります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) しっかりとした審議を行うのは、まさにこれは立法府の務めであろう、責任であろうと思います。  だからこそ、先ほど岡田さんもおっしゃったように、この審議、早くやりましょうよ。本当はあしたからでもちゃんと審議をやりたい。この時間は限られています。限られて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 例えば、北朝鮮は数百発の弾道ミサイルを配備をしていて、それに載せることが可能な核開発も今進んでいるわけであります。この十年間で自衛隊のスクランブルは、これは七倍にふえたわけであります。  これが現実なんですから、こういう現実を踏まえ、立法府の責任と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それでは、はっきりと申し上げたいと思います。  今は相当、松野代表、若々しくて私はすばらしいなと思っておりますが、大分はしょっておられましたね。  私と野田さんがどういう約束をしたか、定数削減について。消費税の引き上げを行っていく以上、私たち国会...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 意見も聞いていくべきです。共産党の志位さんもおられますが、共産党とか社民党、そうした少数政党の意見も聞いて、これは土俵をつくっていくべきだということを私は申し上げたわけであります。その意味において、やるべきことをやっていこうという強い意思を示したわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) だから、私たちは今、第三者機関にそれを委ねているわけであります。ですから、私たちは第三者機関に委ねた、第三者機関から出てきた定数削減案に対してみんながでは賛成しようということになれば、そこで決まるわけであります。  このように、まさに民主主義の土俵...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ことしは戦後七十年の節目の年であります。七十年前、戦争は終結をしました。しかし、さきの大戦において多くの日本人の命は失われたわけであります。同時に、アジアの多くの人々が戦争の惨禍に苦しんだ。日本は、その後の歩みの中でまさに塗炭の苦しみを味わったと言っ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このポツダム宣言を我々は受諾をし、そして敗戦となったわけでございます。  そして、今、私もつまびらかに承知をしているわけではございませんが、ポツダム宣言の中にあった連合国側の理解、例えば、日本が世界征服を企んでいたということ等も今御紹介になられまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、まさにポツダム宣言を私たちは受け入れて、これがまさに戦争を終結させる道であったということであります。我々は、受け入れることによって終戦を迎え、そして、まさに日本は平和国家としての道をその後歩き始めることになったということではな...全文を見る
05月26日第189回国会 衆議院 本会議 第28号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 稲田朋美議員にお答えいたします。  祖父の写経についてお尋ねがありました。  子供のころ、一心に写経している祖父の姿を何度か見た記憶がありますが、先般、高野山に伺い、その実物を懐かしく拝見する機会を得ました。  そこで思い出しましたのは、その全...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 枝野議員にお答えいたします。  我が国の領土、領海を守るための関係省庁間の連携に関する法整備の必要性についてお尋ねがありました。  政府においては、五月十四日、武力攻撃に至らない侵害に際し、いかなる不法行為に対しても切れ目のない十分な対応を確保す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 太田和美議員にお答えをいたします。  法整備に当たり、女性が紛争で傷つくことがないようにする必要性についてお尋ねがありました。  国民の命と平和な暮らしを守ることは、政府の最も重要な責務であります。  我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 佐藤茂樹議員にお答えをいたします。  我が国を取り巻く安全保障環境の変化と平和安全法制の必要性についてお尋ねがありました。  我が国を取り巻く安全保障環境は、ますます厳しさを増しています。  具体的には、御指摘のように、アジア太平洋地域及びグロ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 志位和夫議員にお答えをいたします。  活動の実施場所と攻撃を受ける可能性、武器使用及び支援活動と武力の行使との関係についてお尋ねがありました。  重要影響事態法や国際平和支援法に基づき実施する補給、輸送などの支援活動は、そもそも戦闘の前線のような...全文を見る
05月26日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の法案は、少子高齢化が進展する中、給付と負担のバランスの取れた持続可能な医療保険制度としていくため、国保について財政運営の責任主体を都道府県とした上で財政基盤の強化を図るほか、後期高齢者医療への支援金や入院時の食事代について負担の公平化を図る、予...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 未承認薬を早く使いたいという気持ちを持っておられる難病等、病気に苦しんでいる方々がたくさんおられるのは事実であります。  患者申出療養は、そうした思いに応えていくために、先進的な医療について、患者の申出を起点として、安全性、有効性を確認しつつ、身近...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 患者申出療養は、規制改革会議からの選択療養の提案も踏まえまして更なる検討を加えた結果、困難な病気と闘う患者の申出を起点とする、国が安全性、有効性を確認する、将来的な保険適用を目指すという点を付加又は明確化して創設することとしたものであります。このよう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現行の先進医療制度は医療機関を起点として先進的な医療を受けられるようにするものでありますが、今般の患者申出療養は患者の申出を起点としている、先進的な医療を身近な医療機関で迅速に受けられるようにするという点が異なるということでございまして、医療機関を起...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) こうした制度につきまして、何割を税で持つ、何割を保険で持つ、あるいは全てを保険で持つ、あるいは全てを税で持つ、様々な考え方があるわけでありますが、現行の後期高齢者医療制度は、限られた財源の中で公費を重点的に投入する観点から高齢者を対象に独立した制度と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、安全性というのは、これ当然のことでありまして、治療行為、医療行為を行っている以上、患者さんの病気を良くする、あるいは命を救うわけであって、逆に、病気が悪化したり、あるいは命が危うくなることがあってはならない、これが基本的な姿勢であります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 負担軽減というのは、まさに掛かる治療費が軽減されるということであります。  その中におきましては、例えば難病の方々に対しましては今回も大幅に対象の疾病を増やしたわけでございます。そしてまた、今回の患者申出療養制度につきましても、これは完全な自由診療...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今これおっしゃっているのは、紹介状なしで大病院を受診した場合に定額負担を求める措置ということだと思いますが、これはかかりつけ医と大病院の間で外来の機能分化を更に進めるとともに、勤務医の負担軽減を図るための一つの方策として実施するものであります。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 保険料や、あるいは税を負担し、国民皆保険を支え守っていくのは国民であります。改革の推進に当たりまして、国民の皆様の御理解をいただくべく努力していくのは当然のことだろうと思います。このため、国民一人一人の視点に立って国民皆保険の意義や改革の考え方につい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国保は国民皆保険を支える基盤であり、今回の改革では、低所得者が多いなど厳しい財政状況に鑑み、年三千四百億円の追加的な財政支援を行うなど、財政基盤を大幅に強化することとしています。  また、主に中小企業の従業員が加入する協会けんぽについては、財政基盤...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国では、国民皆保険の理念の下、必要かつ適切な医療は基本的に保険給付の対象とすることとしています。その上で、患者申出療養については、今回の法案において給付の対象とすべきか否か評価を行うものとして位置付け、将来的な保険収載を目指すものとしています。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の国民皆保険制度では、国民皆保険の中で相互扶助の理念の下、疾病リスクにかかわらず誰もが必要な医療を受けられることを原則としています。このため、疾病リスクにより保険料に差を設けることは結果としてリスクの高い方が保障を受けにくくなるおそれがあり、適...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど私が申し上げましたのは、言わば自分でちゃんと健康管理をして生活習慣病にもならないように努力している人たちに対して、そういう努力を続けていくと何かいいことがあるなというインセンティブとして考えていくのは当然のことだろうと思いますが、言わば医療保険...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 質問通告が来ておりませんので……
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、私のところには来ておりませんから、事前に私もつまびらかに承知をしておりません。  その上で、今、九大における事象について大臣が答弁したわけでございますが、政府としては、今後とも、臨床研究の実施に当たっては、研究者等に対し倫理指針の意義について...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会保障関係費の伸びについては、過去三年間、経済雇用情勢の改善等の効果と制度改革の効果が相まって、消費税増収分を活用した社会保障の充実等を除き、平均〇・五兆円、五千億円程度と、高齢化による伸び相当の範囲内となっています。これは、それにキャップを掛けて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、今後の社会保障費の伸びの在り方については、現在、財政健全化計画の策定に向けて検討している最中であります。具体的なことは申し上げませんが、いずれにせよ、社会保障費の削減額を機械的に決めるやり方ではなく、国民皆保険を維持するための制度改革に取り組...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) では、きちっと説明させていただきたいと思いますが、この自然増を八千三百億と見込んでおりました。しかし、私たちが進めた経済政策によって経済が良くなった、その結果、経済雇用情勢の改善等を反映した生活保護費、雇用関係費が減ったんですね。これ、二千五百億円減...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど来答弁しておりますように、世界に冠たるこの社会保障制度、国民皆保険制度、こうしたものを次の世代にしっかりと引き渡していくために消費税を引き上げたわけでありまして、そして、消費税引上げによって、平成二十六年度予算において国民皆保険における低所得者...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 消費税の増収分は、当然、全額社会保障費に充当しています。これは何回も言っているとおりでございますが。  じゃ、例えば二十七年度消費税増収分の内訳でありますが、これは八・二兆円でございます、増収額計。このうち、まず三兆円は基礎年金の国庫負担割合の二分...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それぞれ見識を持った方々にお集まりをいただいたと、このように思っております。  そしてまた、言わば創薬について、もちろん、いいお薬ができて、そのお薬が廉価に安定的に患者さんの手に届くということも重要でありますが、当然創薬の分野においてもしっかりとし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) じゃ、簡潔に。  これは単に製薬メーカー等々だけではなくて、アカデミックな世界の方々からも入っていただいておりましてバランスが取れていると、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 患者申出療養制度は、規制改革会議からの選択療養の提案も踏まえまして更なる検討を加えた結果、困難な病気と闘う患者の申出を起点とする、国が安全性、有効性を確認する、将来的な保険収載を目指すという点を付加又は明確化して創設することとしたものであります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど大臣が説明させていただいたものは、言わば保険収載を目指して患者申出の療養制の中で投薬を例えばしていく上において、例えばほとんどの、効果が全く認められないということになれば、これは保険収載への道ということは無理ですねということになってくるわけであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど塩崎大臣から答弁させていただきましたように、いわゆる混合診療は取らないということについては、政府の立場として申し上げさせていただいているわけでございます。  しかし、その中におきまして、既に先進医療等におきまして保険と併用する形においての治療...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) はい。  先ほど大臣からも答弁をさせていただきましたが、税制抜本改革法において医療に係る課税の在り方については引き続き検討していくということでございまして、ただいま与党で議論をしているところでございますので、それを見守っていきたいと、このように思っ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国においては、国民皆保険の理念の下、必要かつ適切な医療は基本的に保険適用とすることとしております。少子高齢化が進展する中、給付と負担のバランスの取れた持続可能な医療保険制度としていくため、重点化、効率化に取り組み、医療費の適正化を進めることは重要...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、この制度は、基本はまさに、患者申出療養というのは困難な病気と闘う患者の皆さんの要望に応えるわけであります。同時に、先進的な医療の開発を促進するという点において、成長分野としての我が国の医療のイノベーションにも資すると、こう考えております。言わば...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣においては、経済再生と財政健全化の両立を目指し、本年六月末頃までに取りまとめる骨太方針二〇一五の中で二〇二〇年度の財政健全化目標を達成するための計画を策定することとしております。  五月十九日の経済財政諮問会議では、経済・財政一体改革に向け...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 患者申出療養は、先進的な医療について、患者の申出を起点として、安全性、有効性を確認しつつ、身近な医療機関で迅速に受けられるようにするものであり、困難な病気と闘う患者の思いに応えると同時に、成長分野としての我が国の医療のイノベーションにも資するものであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにこの制度は、患者の皆さんの先進医療を受けたいという申出を起点といたしまして、安全性において国がしっかりと責任を持つ中において、保険と言わば自由診療の併用において患者さんの負担も軽減をしていくと。同時に、そうした形で新たな先進的な医療へのアクセス...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国保は、医療費水準が高い一方で所得水準が低いなど、構造的な問題があります。このため、低所得者の保険料軽減措置等を講じるとともに、滞納者に対しては納付相談などを通じて個々の実情に応じたきめ細かな対応を行っています。  平成二十六年度には、消費税引上げ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今いろんなことをおっしゃいましたが、社会保障に充てるべき予算はしっかりと社会保障に充てていくという方針には全く変わりはないということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会保障費については、いわゆる削減ではなくて、伸びが抑制されているわけでありまして、そこが違うんだということはまず申し上げておきたいと思います。  また、先ほど介護報酬についてお話がございました。介護報酬については、例えば介護報酬は、施設者の方々に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 都道府県が策定する医療費適正化計画は、現在、医療費の見通し、そして特定健診や保健指導の実施目標等を内容として五年を計画期間としています。医療保険制度を給付と負担のバランスの取れた持続可能なものとしていくため、医療費の適正化を進めることは重要な課題であ...全文を見る
05月27日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第3号
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○安倍内閣総理大臣 ただいま、高村委員が、自衛隊、結党にも触れながら、今までの抑止力議論と平和との関係について大変わかりやすく御説明をいただいたと思います。  抑止力にしろ、外交にしろ、これは紛争を未然に防ぐためのものであります。紛争を未然に防ぐために、我々は、自衛隊を堅持し、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 民主主義において大切なことは何かということであります。  大切なことは、政治家にしろ、政党にしろ、私たちは選挙において、政権を担ったときにはこういう政策を進めていくというお約束をすることであります。透明性を持って、国民に対して、こういうことをやっていくという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに今、高村委員から、抑止力とは何かということについて本質的な議論をしていただいた、このように思います。  まさに抑止力とは、日本に対して攻撃をする、あるいは日本を侵略しようとすれば相当の打撃をこうむらなければならないということを覚悟しなければいけない、と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま高村委員が引かれましたように、昭和三十四年の砂川事件の最高裁判決で示された「わが国が、自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置をとりうることは、国家固有の権能の行使として当然のことといわなければならない。」、これが砂川判決...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この二、三十年の間、安全保障環境は大きく変化をしてきているわけであります。特に、アジア太平洋地域をめぐる安全保障環境は変化をしています。  例えば、自衛隊のスクランブル、防空識別圏に通告なしで入ってくる外国の爆撃機やあるいは戦闘機等々、外国というか国籍不明機...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、個別的自衛権そして集団的自衛権というのは国際法の概念でありますから、我が国においてこれは個別的自衛権と言い張っても、外形的に他国が武力攻撃を受けた際、例えば日本の三要件に当たって、日本の三要件というのはまさに我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由そし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自衛隊が、武力行使を目的として、かつての湾岸戦争やイラク戦争での戦闘、すなわち、一般の方々が思い浮かべるような、敵を撃破するために大規模な空爆や砲撃を加えたり敵地に攻め入るような行為に参加することは決してないと昨年来委員会でも繰り返し申し上げてきたわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 三要件に当てはまればそれは法理上あり得るということも今まで申し上げてきたわけでございますが、しかし、新三要件、そして第三要件の必要最小限度の実力行使にとどまるべきことということの中、これは非常に厳しいですから、この中において想定し得ることについては、ホルムズが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府は、従来より、周辺事態について、事態の性質に着目した概念であって、地理的概念ではない、これは当時の高村大臣が何回も説明されたとおりであります。したがって、我が国の平和と安全に重要な影響を与える事態について、法的な概念としては、あらかじめ事態が生起する地域は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに今委員が例示として挙げられましたように、テロ特措法と補給支援特措法に基づいて、米軍に限らない、諸外国の軍隊に補給活動を実施しました。十一カ国に対して実施をしたわけでありますが、この活動は、テロを封じ込めていく上においては大きな貢献であった、このように思い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、答弁の中で、インド洋における給油活動で十一カ国と申し上げましたが、米軍以外に十一カ国ということでございますので、念のため申し上げておきます。  いわば正当防衛と緊急避難、相手に危害を加えていい、危害要件でございますが、これは変わらないということであり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば相手に危害を与えていいものはまさに正当防衛と緊急避難に限られるわけでありますから、せん滅するとか、相手をいわば一切破壊していくということ、掃討戦のようなものは、当然それは行い得ないわけであります。  今申し上げましたのは、駆けつけ警護等々は行うことがで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 高村委員には、日中友好議連の会長として、また自民党の副総裁として日中関係の改善のために大変な御努力をいただいたこと、感謝申し上げたいと思います。  昨年のAPECにおける首脳会談、そして今回、バンドン会議の際にインドネシアにおいて二回目の首脳会談を行いました...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大切な隣国である韓国との関係も改善していきたいと考えております。  先般、リー・クアンユー元首相の国葬の際に朴槿恵大統領とお目にかかりまして、日中韓の外相会談を日中韓の首脳レベルの会談につなげていく上においてお互いにリーダーシップを発揮していこうという話をし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それでは、わかりやすく丁寧に御説明をさせていただきたいと思います。(岡田委員「余り長くならないようにね」と呼ぶ)どうしても、丁寧に説明しますと、ちょっと時間はとらせていただきたいと思いますが。  六〇年の安保改定とは何であったか。あれは、新しく日米同盟を結ん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、私はちゃんと答えておりますが、つまり、旧条約と比べて巻き込まれるリスクというのが新たに発生したかといえば全くそんなことはないわけでありまして、的外れであるということは、今私が、この条約の改定はどういう性格のものだったかということをそこで御説明しているわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは安保とは別の話ですか。今度の法制について……(岡田委員「いやいや」と呼ぶ)ああ、日米安保条約ですね、安保条約の改定によって……
○安倍内閣総理大臣 日本がアメリカと同盟を結ぶことによって、同盟によってリスクが明らかに増大するということであれば、同盟自体が間違っているということになるのは当然の帰結だろうと思います。  なぜ同盟を結ぶかということは、これはまさに、国民の命や幸せな生活そして領土、領海、領空を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 リスクという言葉、いろいろな場面でリスク、リスクという言葉を使われますが、今申し上げましたような背景において、日米安保条約を改定して今日に至ったことによって新たなリスクが、このことによって新たなリスクが生じたということは、今私はいろいろ考えてみたんですが、それ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、岡田代表が言っておられるのは、事前協議の対象になる一つである、日本から作戦行動に出ていくということだろうと思います。それは事前協議の対象になります。  今、個々の事象についてお答えすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、当然、事前協議においては...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば、私はリスクがないとはもちろん言っておりませんよ。しかし……(発言する者あり)よろしいですか。五二年の協定に比べて六〇年の安保条約が、リスクがそれによってふえたとは全く考えていないということを申し上げているわけであります。そして、日米の同盟の強化をするこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本国憲法のまさに理念である平和主義、基本的人権そして国民主権、この平和主義に貫かれた道を日本は戦後七十年歩んできたわけであります。その歩みは、国際社会から大きく評価されているということであります。  国際社会から評価されているということは、これはひいては日...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法九条に、まさに我々は戦争放棄の趣旨を書き込んでいるわけでございます。それとともに、前文において、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らの生存と安全を保持しようと決意したという趣旨のことが書かれているわけでございます。  つまり、日本においてしっか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 コメントとしては、先ほど私と高村委員のやりとりを聞いていた皆さんにはもう十分に既に理解をしていただいたのではないのかな、このように思います。  繰り返しますが、武力行使の目的を持って武装した部隊を他国の領土、領海、領空へ派遣するいわゆる海外派兵は、一般に自衛...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、もう去年の七月の一日からさんざん繰り返し答弁してきて、その答弁は一貫をしている。  今の答弁も、別にどちらの立場ということではないわけでございまして、まさに、武力行使の目的を持って武装した部隊を他国の領土、領海、領空へ派遣するいわゆる海外派兵は、一般に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、まさに三要件に当てはまるかどうかということであります。先ほど来法制局長官が答弁をしているわけでございます。  そこで想定し得るものは近隣諸国における紛争ということになるわけでありますが、しかし、邦人が多数住むところ、その場所自体、その国そのものといわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 総理大臣としては、特定の国の名前を挙げて議論することは差し控えさせていただきたいと思いますが、そこで、先ほども私、その趣旨を述べたところでございますが、まさに、領海と公海においてはいわば一般に海外派兵が禁じられているかどうかということでございますから、一般に海...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、今お触れになりましたが、ガイドラインの中に明確に書き込んであるわけでございます。  国会演説というのは、いわば日本とアメリカがしっかりと手を結んで、地域の安定そして平和、また国際的なさまざまな課題にともに取り組んでいこうという私たちの未来へ向かった意...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨日の志位委員長とのやりとりにおいては、武力行使ではなくて、国際協力支援法等においての後方支援において、あるいは重要影響事態安全確保法といった後方支援自体について、志位さんから、先制攻撃をやった国に対する後方支援も行うのかという御質問でございましたが、それはあ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨日は、志位さんの質問は両方にわたるものでありまして、後方支援とあと武力行使、両方でございまして、国連憲章上武力攻撃の発生が自衛権の発動の前提となることから、仮に、ある国、国家が何ら武力攻撃を受けていないにもかかわらず違法な武力の行使を行うことなどは、国際法上...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今まさに申し上げたのは、今、岸田大臣が答弁したとおりでございまして、国連憲章上武力攻撃の発生が自衛権の発動の前提となることから、仮に、ある国家が何ら武力攻撃を受けていないにもかかわらず違法な武力の行使を行うことなどは、国際法上認められていない行為を行っているこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば国連憲章上違法とされる先制攻撃においては、当然それは今申し上げた答弁のとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 いわば国連憲章で先制攻撃は違法とされているわけでございますから、そのとおり私は先ほど答えたのでございます。
○安倍内閣総理大臣 これは曖昧でも全く何でもないんですね。これは明確なんですよ、我々、再三再四答弁をさせていただいておりますように。まず、今まで、先ほど来答弁しているように、国連憲章に反するいわば先制攻撃ということについては、我々はその違法行為を支援することはないということは当然...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、私はあえて繰り返し今の三要件を読ませていただいたのは、ここを聞いていただきたかったわけなんですね。我が国に対する武力攻撃が発生したこと、または我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生したことであります。つまり、その時点でこの三要件が満たされていけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 後方支援は、その性質上、そもそも、危険を回避して、活動の安全を確保した上で実施するものでありまして、安全な場所でなければ有効な後方支援を実施することはできない、これが大前提でございます。  かつての非戦闘地域という概念における法律においては、自衛隊が例えばサ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 従来のいわゆる戦闘地域は、我が国の活動が他国の武力行使と一体化することがない制度的枠組みとして設けられたものである、これは岡田代表も御承知のとおりだろうと思います。そこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められる地域であります。いわば...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、私の記者会見での答弁を引用されましたが、死傷者が出るかもしれないではないですかという質問がありました。ですから、今までまるで死傷者が出ていなかったかのごとくの認識ですから、それは違いますよということを私は申し上げたわけであります。  自衛隊員の諸君は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 よろしいですか。ちゃんと最後まで聞いてくださいよ。全体についてわかりやすく、これはどういうものだ、何のための法制だという説明をしているんですから。国民にわかりやすく説明するということはそういうことなんですよ。なぜこの法律が必要かということについても言及しながら...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大串委員が言われたことは全く逆だと思いますよ。私は、全く逆だ、このように考えます。なぜかということについて、これからしっかりと説明させていただきたいと思います。  つまり、現場で指揮官が判断することが大きな負担となり、危険が高まるかのごときの今の議論でござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ここは国会の場です。皆さん、国民に選ばれて政策を議論する立場ですね。国民全体に対して、私たちはその生命、幸せな暮らしに対して責任を持っているんですから、私たちは木を見て森を見ない議論をしてはいけないんですよ。全体を見る、そういう議論が私たちには求められているん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、先ほど申し上げましたように……(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 現行の法案との違いについては、現行の法案については、先ほど申し上げましたように、サマワならサマワ全体が非戦闘地域だということであります。今回は、サマワならサマワでオペレーションをしている区域をいわば非戦闘区域とするということでありますから。  ですから、概念...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、再三再四答弁させていただいておりますように、一般に海外派遣は認められないということであります。  つまり、これは、三要件目の、必要最小限度の実力行使にとどまるべきこととあります、そこから論理的に導かれる、つまり……(大串(博)委員「私の質問と違うんで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 だから、満たされないんですよ。ですから、イラク戦争のようなああいう戦闘に武力の行使を目的として参加することはないと言っています。つまり、満たされないんです。大串さんが言っている前提はないんです。
○安倍内閣総理大臣 いわばイラク戦争のような戦闘に参加することはないということは、再三再四申し上げているじゃないですか。それは、一般に禁止されている海外派兵に当たるからであります。
○安倍内閣総理大臣 大串さん、話を整理しましょう。(大串(博)委員「整理してください」と呼ぶ)整理します。  つまり、ホルムズ海峡に機雷が敷設されたという状況が発生したということですね。この敷設された機雷を除去するかどうかということを今おっしゃっているわけですね。  そこで、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 最初から私の話を、ちゃんとしますから、よく聞いていただきたいと思います。  イラク戦争のような、あのような紛争に対して武力行使を目的として戦闘に参加することはないということは明確に申し上げているとおりでありまして、それと機雷掃海の問題をいわば混同させているわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 わかりやすく、先ほど大臣も答弁させていただいておりますが、改めて答弁をさせていただきたいと思います。  今般の整備に当たって、専守防衛という考え方は全く変わりがありません。なぜ変わっていないかということをこれから説明申し上げます。  今般の平和安全法制の整...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば、先ほど申し上げました砂川判決と四十七年の政府見解は軌を一にするものでありまして、その考え方について申し上げますと、まさに砂川判決においては「わが国が、自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置をとりうる」、こう書いてあります...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、関係ないことではなくて、これが本質なんですよ。本質ですよ。  ですから、専守防衛とこれは密接にかかわっていますよ。それは専守防衛ではないと長妻さんはおっしゃるんですか、今私が申し上げた例は。これはまさに専守防衛だというふうに申し上げているわけでありま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 法制局長官がただいま政府を代表して見解を述べているとおりであります。
○安倍内閣総理大臣 海外での武力行使、いわば一般に海外派兵は認められない、これはまさに一貫した立場でございます。その立場には変わりがないということであります。  先ほども法制局長官が答弁をいたしましたが、いわば四十七年の基本的な論理というのは、自国の平和と安全を維持しその存立を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、長妻委員の理解は間違いです。まず、間違いだということを明確に述べておきたい。  それは、もう再三再四外務大臣が答弁しているとおりでありまして、国際法上は、まさに均衡論としての必要最小限度、いわば武力行使が認められる中においては必要最小限度の中にとどまる。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、我が国の今般の平和安全法制における集団的自衛権の行使については、他の国々とは当然違う。それは、今委員がおっしゃったように、これはフルに集団的自衛権が行使できないということでありまして、その中で、三要件の中に入らなければ行使できないということであります。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 憲法改正については、我が党は、立党以来、憲法改正を綱領として掲げてきているわけであります。我が党にはちゃんと綱領がございましたから。そこで、九条も含め憲法全般について我が党の考え方について述べさせていただいている。この改正案については、谷垣総裁の時代に、自民党...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安全保障のジレンマというのは、基本的に、これはまさに、抑止力をきかせるためにこちらが軍事力を増強していくことによって、いわば相手方も反応していくということになっていくわけでございます。  ただ、それはまさに、抑止力を全くきかせなくていいということにはならない...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどのいわば抑止力のジレンマについて言えば、これは相手方がいろいろな疑念を持ってくるということにもつながっていくわけでありますが、我が国の場合は透明性を持っています。一〇〇%透明性を持って防衛費も防衛力についてもお示しをしているわけでありますから、他国が、我...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安保条約に記されている五条と六条、これがあります。条約上の義務は全く変わることはありません。つまり、新たに我々に条約上の義務が発生するわけではないということは申し上げておきたいと思いますし、新ガイドラインにおきましても、このガイドラインによって新たな義務が発生...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安保条約の条約上の義務は双方にとって全く変わらないというのは、申し上げたとおりであります。  六条において、我々は基地の提供を、供与するという義務を負っているわけでございますが、その中において、基地が沖縄に偏在をしている。沖縄の基地負担の軽減に向けて、我々は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が議会で申し上げたのは、まさに積極的平和主義について説明をさせていただきました。今まで以上に世界の平和と安定のために貢献をしていくということを申し上げた。  今回、PKO法についてもそうです、改正をします。そして、任務遂行型の武器の使用もできるようになるこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 四十七年の基本原理、これは砂川判決と軌を一にするものでありますが、これは、自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために必要な自衛の措置をとることを禁じているとは到底解されず、外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば四十七年当時とは大きく安全保障環境が変わっているわけでございます。  当時は、米ソ冷戦時代であったわけであります。西側のリーダーが米国であり、そして日本の自衛隊はまだまだ現在と比べれば脆弱であった、こういう状況であったんだろう、今と比べれば。しかし、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 では、危機が起こらないと言えるのかどうか。松野さんみたいに自信を持って言えるのであれば、こんな法律をつくる必要はないわけであります。しかし、私たちは、国民の命や幸せな生活に責任を持っています。  起こらなければいいわけであります。起こらないにこしたことはない...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 どこの国が危機かということについて、私は再々、名指しをすることは控えさせていただきたいと。その地域に対しての関係がございますから、控えさせていただきたいと思います。  繰り返しになりますが、これは名指しになりますが、北朝鮮においては数百発の弾道ミサイルを持っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今まで申し上げているように、一般に海外での武力行使は禁じられている、これはもう述べてきたとおりであります。新しい三要件になっても、必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと、こう書いてありますから、当然の帰結として、一般に海外派兵は禁じられているということでござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 事実上、オペレーションとしてはそれはなかなかできないわけでございます。私の地元にも掃海艇の基地があるわけでございまして、その演習風景を見に行ったこともあるわけでございますが、つまり、それは非常に、もし戦闘行為が行われていれば相当の危険が伴う行為でありまして、事...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 三要件の三要件目というのは、必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと、こうあります。いわばこの考え方による論理的帰結として、海外派兵は一般に禁じられているというのが、憲法の、我々の解釈であります。  しかし、一般にということを申し上げましたのは、いわば機雷掃...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いかなる事態が存立危機事態に該当するかについては、実際に発生した事態の個別具体的な状況に即して判断する必要があるため、一概には申し上げることはできません。いわばこれは総合的に判断しなければいけませんから。しかし、それは国の存立の基盤である経済が脅かされるかどう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず最初にはっきりさせておかなければいけないことは、国際社会が行っている経済制裁は、いわば北朝鮮がそれによって自衛権を発動することに対する、正当化する理由にはなりません。これは全く間違いないことであって、国際社会が行っている経済制裁に対して北朝鮮がミサイルを撃...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 危機がどういう危機になるかということについて、個別具体的に今、こうとこうとこうということは申し上げられないわけでありまして、それはむしろ私は無責任ではないか、このように思うわけでございます。
○安倍内閣総理大臣 私は、昨年から、このリスクについての議論をずっと行ってまいりました。  昨年からも、私は、自衛隊員はそもそも、任官の宣誓がそうでありますが、まさに身をもって責務を完遂するわけであります。それをもって国民の負託に応えていく、この宣誓をするわけであります。つまり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに私の本の記述について引用していただいたんだろうと思います。  まさにそれは、フルの集団的自衛権を認めることになれば、これは完全に対等になるわけであります。  しかし、今回の集団的自衛権に限って言えばそれは違うわけでありまして、新三要件のもとで、国の存...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 半年間戦闘がないと見込まれる地域であります。  実際上は、自衛隊は一カ所にとどまらず、さまざまな場所で活動しますが、ある地域で一週間でも活動するためには、そこで半年間戦闘がないと見込まれる場所を指定していたわけであります。(発言する者あり)ちょっと済みません...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 わかりやすく説明……(発言する者あり)ちょっと静かに。静かに。柿沢さん、興奮しないで。今、わかりやすくこれを手短に説明しますが、国民の皆様に対してわかりやすく説明をしなければいけないんですよ。ですから、説明を再三中断するのはやめてください。  いわば、自衛隊...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず初めに、繰り返しになりますが、私が答弁を変えたかのごとく、リスクについて、自衛隊にリスクがいつもないと言っていたにもかかわらず、突然リスクがあると言ったように今発言されましたが、そんなことはありませんよ。  今まで私は何回もこの場で、今でも自衛隊の諸君は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 よろしいですか。  それで、憲法上我が国による武力の行使が許されるのは、あくまでも三要件ということは申し上げてきているとおりであります。その趣旨を党首討論でも答弁させていただいたわけであります。  それは、つまり、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いきなり、柿沢さんは自発的にとおっしゃった。しかし、その前に、三要件を言わない。三要件を言わないわけですよ。三要件の中身を言わないから、飛ばして、いわば跳躍になって、国民をそれこそミスリーディングしますよ。国民をミスリーディングしますよ。つまり、国民の生命やあ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 よろしいですか。今、柿沢委員は武力行使と後方支援を、先ほどもそうなんですが、混同しておられるんですね。混同しておられるんですよ。(柿沢委員「ほぼ同じことになると言っているんですよ」と呼ぶ)いや、違いますよ。混同しておられる。  私が答えたイラク戦争、湾岸戦争...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 何回も申し上げますが、いわば武力行使と一体化すれば海外における派兵は一般に許されない、憲法違反になりますから、これはないわけであります。ですから、これは、非戦闘地域という概念をつくったときもそうなんですが、武力行使と一体化しないという論理の中において今までの法...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今までの法律から、今度私どもが出している重要影響事態法やあるいは国際平和支援法においては、後方支援の考え方については、今、志位委員が説明した、説明したというか、パネルに書いてあるのはそのとおりであります。
○安倍内閣総理大臣 その可能性が一〇〇%ないとは、私、申し上げたことはございません。  そこで、先ほど、昨日もお話をさせていただいたわけでありますが、新たな仕組みのもとでも、部隊の安全等を考慮して、今現在戦闘行為が行われていないというだけではなくて、自衛隊が現実に活動を行う期間...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは自己保存型の武器の使用になるわけでありまして、危害要件については、当然これは正当防衛と緊急避難に限られるわけでございます。
○安倍内閣総理大臣 今大臣から答弁させていただいたように、先ほども答弁いたしましたが、いわば自己保存型の武器の使用しかできないわけでございまして、その中においては、もし攻撃を受けた場合には、そこで応戦するということではなくて、直ちに退避に、応戦しながら業務を継続するということ……...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、そもそも後方支援をする目的を考えなければならないわけでありまして、重要影響事態については、まさに我が国の平和と安全を確保するために後方支援を行うわけであります。我が国の平和と安全が脅かされる危険の中において行うということでございます。  そして、国際平...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 イラク派遣についても、非戦闘地域ということをいわば確定して、その任務を行っている期間を通じて非戦闘地域、戦闘地域とはならないという地域を選んで自衛隊が駐留し、そして復興支援活動に当たったわけでございます。  まさに、復興支援活動に当たる上において、先崎さんは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当時も私は官房副長官として官邸にいたわけでございますが、小泉総理も、自衛隊を派遣する上において、安全な場所に派遣をするという気持ちはもちろんこれはさらさらなくて、まさに危険が伴う仕事の中において自衛隊の諸君にイラク復興の支援のための活動をしてもらう、こういう思...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 柳沢さんは重大な間違いを犯しておられます。  まず、自衛隊が、輸送して、届ける先の部隊の指揮下に入ることはありません。これは明確に申し上げておきたい。  柳沢さんは何でこんな初歩的なことをわからずにべらべらしゃべっているのか、私も大変驚いている。これは極め...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私がかつて官房長官のときに、自衛隊において他の公務員と比べても自殺率が高いという話を聞きまして、そのカウンセリング等、対応をとるように指示したわけでございますが、いずれにいたしましても、そうした形で死を選んだ方々がおられる、大変胸の痛む話であります。  しか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、今、志位委員が御紹介されたように、兵たんというのは重要なんですよ。重要であるからこそ安全を確保しなければいけない。  つまり、兵たんの安全が確保できないようであれば作戦行動というのは成り立たないわけであります。ですから、我々が支援するのは、いわばしっ...全文を見る
05月28日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第4号
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○安倍内閣総理大臣 質問にお答えする前に、冒頭、委員長より一般的な御指摘があったことを踏まえまして、私としては、国民にわかりやすく、丁寧に答弁をしているつもりでございますが、簡潔に答弁することの大切さを踏まえまして、今後とも留意してまいる考えであります。  そこで、ただいま北側...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま北側委員から極めて重要な御指摘があったと思います。  昨年の五月十五日に安保法制懇から考え方についての取りまとめが提出をされました。そして、七月の一日に閣議決定をしたわけでございますが、その際にも、私は何回も御説明をしてきたわけでございますが、まさに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま、北側委員の御質問、そして法制局長官の質問と答弁、やりとりから、これは極めて明らかだろうと思います。  いわば、新三要件の中において、国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるおそれがある、そのおそれとはということで、北...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いかなる事態が影響重要事態に該当するかについては、事態の個別具体的な状況に即して、政府が全ての情報を総合して客観的かつ合理的に判断することとなるわけでありまして、一概に述べることは困難ではありますが、その判断要素についてより具体的に申し上げれば、実際に武力紛争...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 政府としては、本年三月に与党協議で合意された具体的な方向性を踏まえて、自衛隊の海外における活動の参加に当たっては、国際法上の正当性の確保、国会の関与等の民主的統制、自衛隊員の安全確保が重要であり、これらを関係する法律に規定する方向で検討してきたところであります...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私どもが行ういわば後方支援活動は、他国の武力の行使と一体化することにより我が国自身が憲法上認められない武力の行使を行ったとの法的評価を受けることがないよう、支援対象となる他国軍隊により現に戦闘行為が行われている現場では支援活動は実施しないこととしております。こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本は、過激主義と相対峙している穏健派イスラム諸国を支援しております。それは例えば、難民、避難民支援。中身としては、食糧やあるいは医療品、そうしたものをしっかりと供給をしていくなどの非軍事的な人道支援を行っているわけでございますが、そのことによって我々は今高い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国家安全保障の要諦とは、これは紛争等を未然に防ぐことであります。  未然に防ぐとは、まずは外交努力によって未然に防ぐ努力をしていく。そうした紛争に日本が巻き込まれない、あるいは海外から武力攻撃が発生しないように、最大限の外交努力を行っていく必要があります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まだ、まさにこの委員会がスタートしたばかりであるということでもございますが、同時に、我が国の安全保障議論というのは、政策的な議論よりも、むしろ、憲法の解釈との関係、法律上の正当性についての議論が非常に多くなってくるわけでございまして、その点、これはなかなか議論...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安保法制懇においても種々議論をしていただきました。一つの考え方として、法制度をつくっていくという御提示をいただきました。  私も、官房副長官として三年、そしてまた官房長官として一年、そして総理大臣として三年半、官邸で仕事をしております。不審船のときも、不審船...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 さきの国会で法案を出されて廃案になったというふうに承知をしておりますので、ただ、これは実際に提出をされていないわけでございますので、コメントは基本的には差し控えさせていただきたいと思います。  先ほど来御説明をしているとおり、我々も相当の議論をしてまいりまし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 累次中谷大臣から答弁をさせていただいているとおりでありまして、これをそのまま読んでいただければいいわけでありますが、我が国に戦禍、この戦禍は災いで、火ではありませんから、戦争によって起こり得る災いでありますから、それが及ぶ蓋然性、それが及ぶ蓋然性というのは、ま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは重要なことでありますから、総理大臣として答弁をさせていただきたいと思います。(辻元委員「総理、ちょっと待って。中谷大臣に今聞いているわけです。中谷大臣にお聞きしているわけですから、ちょっとやめてくださいよ。中谷大臣にお聞きしているわけですよ。だめです。私...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一言答弁させていただきます。(辻元委員「総理、大臣の後にしますから」と呼ぶ)  ただいま委員長に指名をいただきましたので、答弁をさせていただきます。  その上で……(辻元委員「何でですか。だめです、だめ」と呼ぶ)いや、だめって……(辻元委員「総理、指名して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはつまり、今まで答弁しておりますように、他国の領土、領海、領空における武力行使というのは、いわば海外派兵の一般禁止、海外派兵は、三要件における、必要最小限度の実力行使にとどまるべきことにこれは反するということでありますから、一般に海外派兵は許されない、こう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、昨日も累次答弁をさせていただいておりますが、基本的に、必要最小限度の実力行使にとどまらなければならない、これはもう明確に書いてあるわけでございます。そこから導かれる論理としては、一般に海外派兵は認められないというのは、これは基本であります、基本。  ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 法理上、法理上においては、そのために法制局長官がいますから、法理上の答弁をするのは法制局長官がふさわしいんですが、答弁の中身からいっても。いわば、答弁の中身からいっても、純粋法理上ですから、純粋法理上にはあり得るというのは先ほども申し上げたとおりですよ。それを...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 指名権は委員にはありません。そのことをよく勉強した方がいいと思いますよ。指名権は基本的に委員長にあるわけでありまして、委員長がいわばこの委員会の議事進行を仕切るわけであります。指名権については委員長が持っているということは申し上げておきたい、このように思います...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに私は総理大臣として責任を持っておりますから、最終的に答弁をするのは私がやはり答弁をしなければいけないということで、再三手を挙げて委員長に指名していただこうと思ったわけでございます。そこで委員長から指名されたら答弁するのは、私は、委員会の運営として、議事運...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、もう私は再三答弁をさせていただいております。  ですから、いわば新三要件の三番目の第三要件は、必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと、こう書いてあります。それはすなわち、そこからの論理的帰結として、海外派兵は一般に許されないということでございます。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が答弁してきたことでありますから私が答えますが、それは別に、それは書いてあるとおりでありまして、武力行使の目的を持って、これは私が再三答弁してきたことであります。  それはいわば、個別的自衛権のための武力行使ということを申し上げたことは一回もございません。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いや、まさに武力行使は武力行使と素直に読んでください。もし武力行使の用語の解説が必要であれば、長官から詳しく御説明をさせていただきますが、まさにそこに書いてあるのは武力行使であります。別に、集団的自衛権の目的を持ってとか、個別的自衛権の目的を持ってなんというの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは非常に簡単なことなんですけれどもね。非常に簡単なことなんですけれども、三要件に反したら武力行使できません。これが全てであります。そして、その中の三要件目に、必要最小限度の実力行使にとどまるべきことと書いてあります。  そして、それはつまり、一般に海外派...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは当然、当然、我々は憲法違反な武力行使はしません。それはまずはっきりと申し上げておきたいと思います。  そこで、いわば一般に認められていないわけであります。一般に認められていない海外派兵の中で、例外的にホルムズの例を挙げました。これは第一要件にも当てはま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今想定し得る、念頭にあるのは、なぜホルムズかといえば、あそこを通って八割の石油が入ってくる、多くの天然ガスが入ってくるわけであります。あそこがいわば封鎖されれば、かつて、あそこは封鎖には至っていませんが、イラン・イラク戦争のときですら三倍ぐらいに油価は上がった...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安全保障においては、これが全てだと言うことは差し控えた方がいいと私は思っておりますが、今念頭にあるのは、再三再四申し上げてきたように、ホルムズの例である、こういうことでございます。
○安倍内閣総理大臣 いや、委員長から指名されました。だって、委員長から指名されたんですから。(発言する者あり)いや、委員長に指名権があるというのは、これは委員会の基本だと思いますよ。  そこで、お答えをいたします。  なぜホルムズ海峡かといえば、あそこはまさにぎゅっと締まって...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いや、私が何と言ったかということを正確に聞き取っていただきたい、このように思いますが、基本的には、今申し上げましたように、ホルムズ海峡の場合は、あの狭い海峡を八割の、いわば日本にやってくるうち八割の石油があそこを通過するわけでありまして、あそこを封鎖されてしま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 存立事態はまさに日本の周辺で十分に起こり得るわけでございまして、公海上で日本の警戒の任に当たっている米艦に対するミサイル攻撃があったというときにおいて自衛艦がそのミサイルを撃ち落とすということ、これはまさに典型的な例としての存立事態における集団的自衛権の行使で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、大いにはないということはまず申し上げておきたいと思います。  それと、繰り返し答弁をしておりますが、第三要件に必要最小限度の実力行使にとどまるべきことと書いてありまして、この第三要件から導き出される論理として、まさに論理的帰結として、一般に海外派兵は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 個別的自衛権とは、一般に、自国に対する武力攻撃を実力をもって阻止することが正当化される権利をいい、そして、集団的自衛権とは、一般に、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止することが正当化される権...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 簡潔にお答えします。  ただいま、国際法については有権解釈を外務省が行いますので、外務大臣からお答えをさせていただいたように、国際法としては、基本的に、国際法的には、発生したかどうか、我が国に対する武力攻撃が発生したかどうかということでありまして、他国に対す...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、繰り返しになりますが、集団的自衛権か個別的自衛権かについては、いわば攻撃が発生しているかいないかで明確にこれは分かれるわけでありますし、そしてまた、いわばこれは個別的自衛権を拡大しているのではないかという疑義を持たれることは、決してこれは日本にとってはい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、周辺事態安全確保法自体、極東に地域を限定したものではないということは申し上げておきたい。それは、江田委員がよく御承知のとおりであり、そういう質疑もありました。極東なんですかという議論がありました。しかし、その際、いわば、これは地域に着目をしたことでは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 江田委員は、状況判断がまさにこの周辺事態安全確保法制定時の状況で停止をしているのではないか、このように思います。  まさに、そのときの小渕総理の答弁は、当時の国際環境等々に基づきまして答弁をされているわけでありまして、我が国の平和と安全に重要な影響を与える事...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、個別具体的な場所を言うことは差し控えさせていただきたいと思います。  それは、今、事態が、さまざまなことが生起をしているわけであります。南シナ海においてある国が例えば埋め立てをしているわけですね。東シナ海の中においてさまざまな埋立行為を行っている等もござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 失礼しました。  我が国が国際社会の平和及び安全の維持のために活動する外国に対して支援を行うためには、当該活動が十分な国際的な正当性を有していると判断することが重要であると考えています。  この観点から、国際平和支援法は、当該外国がそうした活動を行うことを...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国連総会における決議については、これは先ほど朝鮮戦争の例として挙げられましたが、三分の二ということでございまして、これはハードルが低いわけではないわけでございます。  そしてまた、先ほど申し上げました自衛権に基づくものとしては、例えばインド洋における給油活動...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 考え直せということでございますが、私どもは、今までの活動経験の上に立って、弾薬の提供あるいは輸送等についても、今までの経験の中から積み上げてきたものでございます。  例えば、これは活動は別でありますが、PKO活動で、南スーダンにおいて、私どもは、韓国に弾薬を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国は、弾道ミサイルの脅威に対しては、我が国自身の弾道ミサイル防衛システムを整備するとともに、日米安保体制による抑止力、対処力の向上に努めることによって適切に対応することとしております。  我が国の弾道ミサイル防衛システムについては、海上自衛隊のSM3ミサ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 打率でございますが、これは、打率がどれぐらいだということについて、何発発射して何発迎撃できるかということについては、まさにこれは、いわば我が国の防衛力そのものを相手国に知らせることになりますので、これは発言は控えさせていただきたいと思います。  私はかつて、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的に、いわば武力攻撃が発生したというのは、着手がなければ武力攻撃が起こったとは言わないわけでございますから、我々は、着手以降でなければ武力行使はしないということであります。
○安倍内閣総理大臣 着弾ではなくて、着手ですね。着手も含めて、着手から武力攻撃が発生している、こういう状況で、いわばこれは武力攻撃が発生した段階、我々は武力行使できる、こういうことでございます。
○安倍内閣総理大臣 これは安倍政権で変えたわけではなくて、旧来から、着手、武力攻撃事態法において、武力攻撃の予測事態において、いわば防衛出動の待機命令が出せるわけですね。その後、いわば武力攻撃が発生して初めてこちらは武力攻撃ができるということでありまして、この武力攻撃の発生とは着...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 極東という概念は、まさにこれは安保条約の概念でございまして、安保条約の中における六条の考え方において、我が国が基地を提供する上において、これは極東の平和と安全のために米軍は基地を使用するということでございまして、日本側に義務がかかっているという、これは安保条約...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまさに、安全保障環境の大きな変化を踏まえまして、重要影響事態への対応については、日米安保条約の目的の達成に寄与する行動を行う米軍だけではなくて、国際社会の平和と安全の確保という国連憲章の目的の達成に寄与する活動を行っているその他の軍隊等との連携をも強化す...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたのは、まさにこれは、周辺事態安全確保法においても極東に限られていたわけではないことは再度申し上げておきたいと思いますが、地理的概念ではないわけでございます。  しかし、当時、小渕さんの答弁がありました。それは、想定していない、これは当時の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、地理的概念ではないということは申し上げましたが、しかし、ただ、さはさりながら、現実の問題として、我が国に近い地域で起こることの方が当然これは蓋然性が高い、我が国の平和と安全に重要な影響を与えるということについては当然そうであるけれども、それ以外は排除はで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そこは安保法制懇の提言をとらなかった点でございまして、我々は、一体化しないということによって、いわば我々は、武力行使と一体化しないことによって海外での武力行使とはならない、つまり、武力行使となることは必要最小限度の実力行使を超えるものであるという中から導き出さ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、現行憲法を我々は遵守するという義務を負っているわけでありますから、当然のことでございます。
○安倍内閣総理大臣 弾薬の提供でございますが、弾薬の提供については、現行の周辺事態法や過去の特措法の制定時にはこのような支援を行うことが想定されなかったことから、自衛隊が実施する物品の提供の内容には含めないこととしたわけでございます。これは、当時も、憲法との関係ではなくて、そうい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、後方支援の中において、では、どういうメニューを行ったら武力行使と一体化するかというさまざまな議論がありました。かつては、医療活動を行うこと自体が、これは武力行使と一体化するのではないかという議論すら実はあったわけでございます。  しかし、冷静に議論し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、加担という言葉をどう理解するかでありますが、そもそも支援をしているのは、今までも支援しているわけでありますし、今回も支援をするわけでありまして、支援をしていないと見られようとはしていないわけでありまして、まさに支援するために後方地域で支援をする、こう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、女性、男性にかかわらず、いわば日本人は、絶対に戦争に巻き込まれたくない、戦争の惨禍を二度と繰り返してはならない、こういう誓いのもと、戦後七十年の歩みを進めてきたわけでございます。まさに国民の命と幸せな暮らしを守るための法整備であります。  しかし、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回のいわば武力行使、武力行使というのは集団的自衛権に伴う武力行使でありますが、これはまさに三要件の上における武力行使でありまして、それは、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、そして幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があるか……(太田(和)委員「...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまさに明確な定義があるわけでありまして、それは、憲法との関係において、先ほど来申し上げておりますように、三要件でございます。  三要件、集団的自衛権を、いわば自衛権を行使する場合、個別的自衛権もそうでありますが、この新三要件において武力が行使できるとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今般、PKO法の改正により新たに規定するいわゆる安全確保業務は、防護を必要とする住民等の生命、身体及び財産に対する危害の防止及び抑止、その他特定の区域の保安のための監視、駐留、巡回、検問及び警護を行うものであります。  安全確保業務を実施する場合には、紛争当...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そういうことでございます。
○安倍内閣総理大臣 最初申し上げたとおり、まさに、停戦合意があって、ちゃんとそれが履行されているということが大切であります。  今志位委員が言われた状態というのは、今ここで再現してそれを判断することが困難でありますから、すぐには一概には申し上げられませんが、このPKO五原則、果...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の質問にお答えする前に、先ほどのアフガンの例で、誤解を持たれないようにもう一度申し上げておきますが、答弁をいわば行うに際しても、本会議において、アフガンの状況を今再現してそれを判断することは困難というふうに申し上げましたが、しかし、当然、五原則があるというこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、今、一般原則として、原則として申し上げているわけでありますから、当然これは、対象となるのは、全ての国々が対象となっているということでございます。
○安倍内閣総理大臣 特定の国が違法なことをするということを前提に答弁するのは差し控えさせていただきたいと思いますが、私が申し上げているのは、いわば原則としてこのように申し上げているわけでありますから、そうした国連憲章上違法なことをした国に対して日本が武力行使をもって協力することは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 他国の安全保障の基本的な考え方の個別な文言に対して論評することは差し控えさせていただきたい、このように思いますが、いずれにせよ、先ほど申し上げましたように、国連憲章に反する、国際法に反するいわば先制攻撃ということでございますが、武力攻撃が発生していないにもかか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは先ほども、遺憾の意は表明しておりますし、同時に、理解も示しておりますが、支持はしていないわけでありまして、支持をしていないわけでありますから、当然、後方支援とかあるいは集団的自衛権の行使としての武力行使とかいうことは、全くそれは考えられないわけでございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ベトナム戦争につきましては、トンキン湾の事件等について、当時の外務大臣が当時の認識について答弁をしているわけでございますが、もちろん、我々が今想定しているような協力あるいは武力の行使ということとはかかわりのないことでございまして、当時の外務大臣が、いわば外務大...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、イラク戦争に対する我が国の立場については岸田大臣から答弁させていただいたとおりでありまして、当時、フセイン大統領は大量破壊兵器を所有していないことを証明できる立場にあったにもかかわらず、それを行わなかった。そして、累次の、三次にわたる国連決議に違反し続...全文を見る
05月29日第189回国会 参議院 本会議 第22号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 磯崎仁彦議員にお答えをいたします。  改革に取り組む決意についてお尋ねがありました。  電力システム改革を最後までやり遂げるとともに、ガス事業でも小売を全面自由化し、エネルギー分野の岩盤規制改革を断行します。  このように、エネルギー市場の垣根...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小林正夫議員にお答えをいたします。  今夏の電力需給などについてお尋ねがありました。  現在の電源構成は、火力発電が約九割と、火力依存度が極めて高くなっています。また、火力発電設備のうち約四分の一が運転開始から四十年を超えている老朽火力となってい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 河野義博議員の御質問にお答えいたします。  一連のエネルギー市場改革に向けた決意についてお尋ねがありました。  エネルギー政策は国力の根幹を左右する国家の重要政策であり、単に全てを市場に任せるのではなく、安定供給、エネルギーミックス、地球温暖化対...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 東徹議員にお答えいたします。  電力不足による存立危機事態の該当性についてお尋ねがありました。  いかなる事態が存立危機事態に該当するかについては、実際に発生した事態の個別具体的な状況に即して判断する必要があるため、一概には申し上げられません。こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 倉林明子議員にお答えいたします。  原発事故の収束と原因究明についてお尋ねがありました。  世界にも前例のない廃炉・汚染水対策については、技術的難易度が高い取組への財政措置を行うなど、東電任せにせず、国も前面に立って取り組んでいます。  福島原...全文を見る
06月01日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第6号
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○安倍内閣総理大臣 二十八日木曜日の本特別委員会における辻元委員の質問の際に、私の不規則発言に関して、言葉が少し強かったとすればおわび申し上げたい旨申し上げました。さらに、先ほど委員長の御指示もいただきました。  私の発言に関して重ねておわび申し上げるとともに、御指示を踏まえて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党と友党公明党との間で、そして政府も交えて、二十五回にわたって法案作成に向けて御尽力をいただいた、岩屋委員にも中心的な役割を果たしていただいたことに御礼を申し上げたいと思います。  そこで、今御紹介をいただきました三原則でありますが、北側三原則とも言われ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の法制は、まさに岩屋委員が御指摘になったように、この法制をつくったから、直ちに自衛隊がどこかに出ていくというものではありません。今おっしゃったように、危機が起こったときに、国民の命と幸せな暮らしを守るために、切れ目のない対応をできるようにしていくためのもの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 武力行使の目的を持って武装した部隊を他国の領土、領海、領空へ派遣するいわゆる海外派兵は、新三要件にある第三要件に照らして、必要最小限度の実力行使にとどまるべきことに照らして、自衛隊のまさに必要最小限度を超えるものであって、憲法上、一般に許されないと解しています...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党と公明党の議論の中で大きな重要なテーマが自衛隊員の安全確保であったわけでありまして、参加する自衛隊員の安全の確保のための必要な措置を定めることという明確な方向性が示されたわけであります。この方向性の中で、法制度をつくり、そして運用をしっかりと行っていく。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 前原委員はもうよく御承知の上で答弁をされているんだろうと……(発言する者あり)いや、質問しておられるんだろうと思います。  いわば九三年、九四年に至る状況について、まだ私は政府のメンバーでもございませんし、そのワーキングチームにも入っておりませんでしたが、し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはもちろん、前提として、我々は主体的に判断するわけでございますが、今委員がおっしゃったのは、重要影響事態に当たるかどうかということだと思いますが、この重要影響事態法に基づく後方支援活動を行うに当たっても、国際法を遵守するのは、これは当然のことであります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ここは、重要影響事態安全確保法については先ほど申し上げた形で、我々が支援することはない。  そして、存立事態については、我が国か、または我が国と密接に関係のある国に武力攻撃が発生したということによる三要件ということになってくるわけでありますから、そもそも当該...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 たてつけとしては、まさに委員がおっしゃったように、これは、我々は国際法を遵守する、当然のことでございますし、この三要件の中にも、我が国または我が国と密接な関係にある国に対する武力攻撃がなければならないわけでございます。  そこで、今、特定のさまざまな例、仮定...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国際法上違法な攻撃をした、どこの国ということはあえて申し上げませんが、違法な攻撃をした国に対して、国際法上、国連憲章上、その国に協力することはないということはもう答弁しているとおりであります。
○安倍内閣総理大臣 当然、日本として主体的に我が国を守る、これが基本的な考え方であろうと思います。しかし、その中において、今や世界で、どの国も一国のみで自国を守れる国がない状況になっている中で、日本は米国との同盟が安全保障政策の基軸であることも事実であります。  しかし、前原委...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 存立事態は、そもそも三要件がございまして、我が国に武力攻撃が発生したこと、あるいは我が国と密接な関係に対して武力攻撃が発生したことでございますから、これはまさに武力攻撃が起こったということでありますから、軍事的観点そのものでございます。
○安倍内閣総理大臣 まさに我が国に対する武力攻撃が発生した、そして我が国と密接な関係にある国に対する武力攻撃が発生した、そのことによって我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由そして幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険という状況が第一要件に定められているわけであります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、機雷を敷設するということは、これは武力行使に当たります、国際法上。そして、機雷について、いわばこれを当該敷設した国が停戦を行い、しかし、もうこの機雷について、いわば武力行使の一環としてここにある、存在するものではないということが明らかになってきた中にお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 具体的に申し上げれば、重要影響事態に対処する上において、先ほど来答弁をしておりますように、日米安保条約の目的の達成に寄与する活動を行っている米軍だけではなくて、国際の平和と安全の確保という国連憲章の目的の達成に寄与する活動を行っているその他の外国軍隊等との連携...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本の基本的な立場は、力による現状変更は許せないということであります。まさに、それに対しては国際社会が一致協力して声を上げていかなければならない。  本年のシャングリラ会合においても、中谷大臣から日本の立場について明確に申し上げたところでございますが、私も、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今例として挙げられた南シナ海でありますが、基本的には、余り特定の地域についてコメントは行わないところでございますが、あえて申し上げますと、この南シナ海のケースにおいても、我が国が輸入する原油の八割、そして天然ガスの三割が南シナ海のシーレーンに依存しているのも事...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 集団的自衛権の行使については、まさに、申し上げておりますように、これは三要件に当てはまるかどうかということに尽きるわけでございまして、我が国あるいは、まさに我が国と密接な関係にある国に対する武力攻撃が発生して、かつ、我が国の存立が脅かされ、国民の生命や自由や幸...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 他国の領域ということにおいては、いわば他国の領海、領空、領土ということでおっしゃったんだろうと思いますが、それについては、再三答弁させていただいておりますように、第三要件にございますように、必要最小限度を超えて実力行使をしてはならない、必要最小限度の実力行使に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今まで再三答弁をさせていただいておりますが、まさに一般に許されないということでありますから、いわば公海におけることと他国の領海等で行うことについては、この当てはめについては、それはもう慎重の上にも慎重となる、こういうことでございます。  これについては、既に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 例えば船舶検査、これは武力の行使ではございませんが、八から十五まで、これが全部武力行使ということで申し上げているわけではありません。
○安倍内閣総理大臣 武力行使の一環として行うということについては、一環として船舶の検査を行うということについては、これは当然三要件の中で行い得るということでございます。
○安倍内閣総理大臣 これは、今お示しになっているものが武力の行使になり得る、そして集団的自衛権の行使になり得るということについては、三要件によるということでございます。
○安倍内閣総理大臣 それはまさにそのとおりでありまして、そのための安保法制懇での議論を積み重ねてきたわけでございまして、集団的自衛権としての武力の行使においては三要件に当てはまらなければならないということでございますが、三要件に当てはまれば行い得るということでございます。
○安倍内閣総理大臣 他国の領域につきましては、三要件の第三要件にありますように、必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと、こう書いてあります。これは、いわば憲法の要請でございます。  そこで、政府としては、海外派兵は一般に許されないという立場でございまして、武力の行使を目的とし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、いわば第三要件の、非常にこれは厳しいものでありますから、一般にというものは、ほとんど、これがまさに通例であるということ、一般にということはほとんどのものが該当していくということでございまして、ですから、その上において、果たして、では...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、これは憲法上の要請でございますから、憲法上の要請として、ここで再三答弁をさせていただいておりますように、武力行使を目的として自衛隊を海外に出す、派兵するということについて、これは一般には許されないというのが基本的な一貫した立場であります。  繰り返し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、例えば、敷設をされてしまった、いわば領海が属するオマーンあるいはイラクでございますが、同時に……(発言する者あり)イランでありますが、オマーンとイラン、また同時に、例えばここを航行していて触雷してしまうということが発生した場合、触雷した場合もこれは想定...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、今議論しているのは国際法上の要請でございまして、まさに三要件につきましては、憲法上の要請においてこれは設けられた要件でございまして、この趣旨は法律に書き込んでいる。  当然、集団的自衛権の行使がなぜ許されるかというと、これは国際法上合法である。合法の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、集団的自衛権の行使から、今委員がおっしゃったような条件が整って集団安全保障措置に変わったとしても、それが三要件であり続ければ、当然、機雷掃海は行い続き得るということであります。  これは、例えば、個別的自衛権を発動している中において、安保理の決議があ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、新三要件に該当しなくなれば、これは終わります、撤収する。しかし、当たれば、例えば、集団的自衛権の行使の一環として機雷掃海を行っている、しかし、そこで国連決議等々があって、これは集団安全保障措置となったとしても、三要件に該当すれば、当然それは継続するという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、つまり……(玄葉委員「そのとおりでしょう」と呼ぶ)そのとおりでありまして、つまり、正確に言うと、武力行使を続けるということでありまして、その武力行使を続ける形態が、先ほどもちょっと言い間違えましたけれども、個別的自衛権が集団安全保障措置に変わった中にお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、先ほど三要件について中谷大臣から答弁をさせていただきましたが、三要件目の、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由そして幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険、明白な危険とは何かといえば、それはすなわち、その状況のもと、武力を用いた対処を行わなけれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 中谷大臣がお答えした、純粋、机上の理論としての法理上のいわば解説と、実際に起こり得るかどうか。我々は、常に、政策的に実際そういう判断をするかどうかということについても考えなければならないわけでございまして、先ほど来答弁しているように、三要件、何回も話をさせてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 やれることができるから全く同じではないかというふうにおっしゃったんですが、それは全く違うわけでありまして、目的が違うんですから。目的が違うから二つの法律に分けたわけであります。  重要影響事態法は、重要影響事態に際して、我が国の平和及び安全の確保に資するため...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、中谷大臣から答弁をしたのは、海外で活動をする自衛隊には特別な訓練を施すわけであります。実際、武器を使用する、これは後方支援の場合は自己保存型に限られるわけでありまして、正当防衛と緊急避難、正当防衛かつ緊急避難においても、これは相当の状況でなければ撃たないと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、再三もうここでも答弁させていただいておりますが、まさにこの後方支援においては、武器の使用も自己保存型であります。任務遂行型の武器の使用ではない、自己保存型の武器の使用ということになっています。  そして、後方支援を行う上においては、戦闘行為が行われな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 その前に、途中でやめるということについては、ゴラン高原のときも、UNDOFの活動についても、シリアにおける情勢が悪化しましたからまさに自衛隊は撤収をしたわけでありますし、あるいはまたテロ特措法のときにも、給油活動を途中で、ほかの部隊がやっている中で、それは民主...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 党首討論の場というのは、お互いに資料は持ち込まずに率直に見識、見解をぶつけ合うものだと思っておりますから、私も資料は持ち込んでおりませんが、志位委員長が資料を持たれてポツダム宣言を読まれたわけであります。  もちろん、私もポツダム宣言というものは読んだことは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいまポツダム宣言の第六項について、世界征服の部分について、田中上奏文との関係についても解説をしていただいたのでございますが、日本は、降伏する上において、このポツダム宣言というのは、この第六項の世界征服を含めて、当時の連合国側の政治的意図を表明した文書であり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国としては、サンフランシスコ平和条約第十一条によって極東国際軍事裁判所の判決を受諾しており、それに異議を唱える立場にはそもそもないわけでございまして、東京裁判によって、多くのいわば裁かれた日本人が死刑判決また体刑を受けているわけでございます。それは我々はま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 かつて、大橋法務総裁の答弁をかりまして、いわば平和条約、サンフランシスコ平和条約を結んだ時点において不可逆的にこれはまさに終結をしたわけでございまして、その中において、通常であれば、いわばまだ収容されている戦犯の人々については釈放を普通するわけでございますが、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、そういう法改正が、今回の法改正がなされていたら、NGOの方々の救出、あるいは他国のPKO部隊に対する駆けつけ警護の任務が可能になるわけでありまして、当然、それを前提に連携をとっていくことになります。そして、それを前提に、我々はいわば警護的な任務も担うこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 だから、最初に申し上げたじゃないですか。いわばあのときは、カンボジアのときの例は、まさに道路建設等しかできなかったわけですよ。駆けつけ警護もできなければ、警護そのものができないというたてつけになっています。ですから、NPOの人たち、NGOの人たちが活動している...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 新三要件の第一要件にあります我が国と密接な関係にある他国とは、一般に、外部からの武力攻撃に対し、共通の危険として対処しようという共通の関心を持ち、我が国と共同して対処しようとする意思を表明する国を指すものであります。  従来から申し上げているとおり、具体的に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいまこういう表を出していただきまして、ここは該当しそうだけれどもここは違うということは、これは申し上げることはできません。  そこで、まさに共同で対処していく可能性のある国として、そもそも米国は、日米同盟の中で、第五条で、我が国が侵略されたときには共同対...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、委員は、機雷を敷設する範囲において、ホルムズ海峡だとして、オマーンあるいはイランの領海に敷設されるということになる蓋然性が高いだろうということだと思いますが、同時に、これは、多くの国々、そこを通ろうとする多くの国々に対しても機雷というのは脅威になるわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、機雷をどこかの国が敷設したということにおいて、いわば沿岸国としてイランとかオマーンということがあり得ます。もちろん、活動を行う上においては、そうした国々の了解というのが恐らく、実際は必要となるんでしょう。  ただ、このホルムズ海峡を通っている船は日本...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはそういうことではありません。  日本の置かれた状況について今委員は状況を説明されて、日本が置かれた状況が、いわば死活的な状況、多大な、日本が武力攻撃を受けたと同じく、重大、深刻な状況が発生し、被害が発生したことのみをもって、もちろん、これは三要件が当て...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、今までの国会で、これはもう昨年の五月十五日以来ずっと、長々と、私も何回もこの場に立って議論をしておりますから、そこを見ていただければ御理解をいただけるんだろう、このように思いますが、このホルムズの例を挙げるときに、そこで国の存立にかかわるのかという議論...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は合法的な武力行使しか当然できないわけでありまして、それは、今、今井委員がおっしゃるのであれば、そういう立法をするために努力をなされるべきだと思いますよ。  我々は、そうではなくて、まず、常識的に、ホルムズ海峡に機雷が敷設されないような外交努力を重ねてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 原点に戻りますと、我々は、国際法に許されている集団的自衛権の行使、しかし、それも三要件の中に当てはまれば行使するわけでありますが、では、原点を見て、国際法で許される集団的自衛権の行使は、密接な関係のある他国ですから、そこが崩れたら国際法上も違法でありますから、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはすなわち、いわば、集団的自衛権の行使、これは国際法上の概念であって、この国際法上の概念の中においては密接な関係にある他国でありますから、この密接な関係にある他国でない国に対して、我々がその要請のために武力行使をするということであれば、これは国際法上違法な...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、先ほども申し上げておりますように、我が国の憲法との関係において三要件が設けられているわけでありますが、この三要件にも密接な関係にあると書いてあるんですから、これは当てはまらない。そして、国際法上も違法なことになってしまいますから、それも当然できないとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは触雷することがどうかということではなくて、いわば機雷を敷設することが組織的、計画的であるかどうかということでありまして、それは、いわば目的を持って、組織的に、計画的に敷設したものであるかどうか。  例えば、機雷ということは、日本海にもまだ機雷が残ってい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 グレーゾーン事態について、いわば海上保安庁あるいはまた警察が対応していて、それが難しい、あるいはその対応能力では対応し切れないという相手であれば、スムーズに自衛隊とチェンジする、その必要性についての認識は丸山議員と同じだと思います。  そこで、果たして法制が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、三例挙げられましたが、他国の領海、領土、領空ということにおいては、これは一般に海外派兵は許されていないわけでございますので、その中で念頭にあるのはホルムズ海峡だけでございます。  今例として挙げられた、いわば敵のミサイルが攻撃される、策源地攻撃ということ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 丸山委員は経産省におられたから、いろいろとエネルギーの輸送についてもお詳しいんだと思いますが、このマラッカ海峡については、さまざまな、今既に御指摘がございましたが、迂回路があり得ることは事実であります。  ただ、マラッカ海峡プラス迂回路も全てということを想定...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々としても、政府としても、こうした審議を通じてしっかりと国民の皆様に訴えかけていきたいと思いますし、テレビ等を通じて、そうしたさまざまな討論番組等におきましても努力をしていきたい、また、党においても、各地域においてこの御説明をしていきたい、こう思っております...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 同盟関係というのは信頼関係によって成り立つわけであります。もちろん、条約の中においてお互いに義務、責任が生じているわけでありますが、それがさまざまな事態に自動的に発動されるかといえば、やはりこれはお互いに信頼関係がなければ有効に機能していかない、こう思うわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一つは、おととしはまだ私も就任したばかりでございまして、人間同士というのは、首脳同士というのもそうなんですが、何回か会談を重ねながら対話を深め、お互いの考えていることを、思考回路を理解し合いながら、そして、それぞれお互いに会談において自分の国のなすべきことにつ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ガイドラインについてはもうここで答弁をしておりますのであえて申し上げませんでしたが、当然、このガイドラインについて、新たなガイドラインを発出したこと、これは極めて重要であったと思います。  そして、このガイドラインとともに、今回の安保法制において、ガイドライ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは大分違うと思います。  そもそも、前政権のことは余り言いたくありませんが、約束を果たす気があったのかという根本的な疑念を持たれたことに大きな問題があったんだろうと思います。  そして、ガイドラインの性格でございますが、まさにこのガイドライン、新しいガ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 北朝鮮によって拉致をされた被害者の全員の帰還を目指して、我々全力を尽くしているところであります。拉致被害者の方々の安全確保は極めて重要であり、政府としても、さまざまな状況を想定して対応を考えるべきことは当然であります。北朝鮮の情勢も注視をしながら、六者協議等を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この三要件は、再々ここで申し上げておりますように、極めてこれは厳しい三要件でございまして、我が国あるいはまた我が国と密接にある他国に対する武力攻撃が発生して、それが国の存立をまさに脅かし、国民の生命、自由及び幸福追求の権利、諸権利が根底から覆されるおそれという...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 既に中谷大臣が答弁をしておりますが、基本として、武力行使の目的を持って武装した部隊を他国の領土、領海、領空へ派遣するいわゆる海外派兵は、一般に自衛のための必要最小限度を超えるものであって、憲法上許されない、こう考えています。  このような従来の考え方は、新三...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 なぜそれが可能かという御質問だったと思いますが、それは、例えば、四十七年見解の基本的な論理は今も維持をしているわけでありますが、この基本的論理、すなわちそれは、「自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な自衛の措置をとることを禁じているとはとうてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当時、私は官房長官でございましたが、そういう文書は承知をしておりません。  まさにそれは、政府で共有されている考え方ではなくて、一部局の内部文書においてさまざまな研究は行うわけでありまして、いわば戦略的な状況を考えるわけでございまして、まさにそういう資料であ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、今、中谷大臣が答弁したとおりでありまして、我が国を守るために、軍事の専門家の観点から、技術的、軍事的な、純粋に必要性等についてさまざまな議論を行うということは、検討を行うということはあり得るんだろうと思います。  しかし、それを政策的にとり得るかとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、今委員がおっしゃっているのも、二つのことをおっしゃったんですが、法律や憲法を乗り越えてやるということではないわけでありまして、いわば、この安全保障環境が変わる中でどのようなことを我々は考えるべきかという中において研究をしているということだろうと思います...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 F35に我々が期待している主な役割は、まさに相手戦闘機との戦闘においてそれを撃墜することにあるわけでございまして、その能力にまさにF35はすぐれているということでありまして、いわば相手機に発見されない、先にこちらが発見して、その相手機を撃墜するということになる...全文を見る
06月12日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○安倍内閣総理大臣 日本年金機構で今般、個人情報が流出し、国民の皆様に不安を与えていることについて、大変申しわけなく思っております。  現在、年金受給者の方々のことを第一に考え、万が一にも大切な年金の支払いに影響が出ないよう、実態把握と二次被害の防止を徹底的に行い、対応に万全を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨日の年金問題の集中審議に民主党そして共産党の皆さんが出席されなかったことは、大変残念なことであります。(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 この問題については、今後も、与党、野党なく、しっかりと審議をしてまいりたい、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 一般に、派遣労働については、働きたい仕事を見つけやすい、そしてまた、あるいは希望する勤務地、勤務時間等の条件を満たす職につきやすいという特徴があるのは事実であります。いわゆるフリーターやニートの方々にとって入職しやすいという面もあります。  このような若者を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま質問のございました、労働環境の変化をしっかりと把握していくことがまず極めて私は重要だと思います。  我が国の労働環境については、少子高齢化が進んでいる、あるいは経済のグローバル化が進んでいるといった大きな動きの中において、雇用の安定を図りつつ、働き方...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 柔軟で多様な働き方を進め、全員参加型の社会を実現していくことが求められていると思います。(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 労働生産性を図っていくことが極めて重要であります。  こうした観点に立って、非正規雇用の方々のキャリアアップを支援し、そして処遇改善や正社員への転換を進めるための労働者派遣法の改正、そして、高度専門職が創造性を存分に発揮できるようにする新たな制度の創設も必要...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一般に、派遣という働き方については、雇用の安定やあるいはまたキャリア形成の面で、そうしたものが図られにくいという面があるのは事実であります。また、賃金水準は、契約社員やパートなど他の非正規雇用より高いものの、正社員に比べ低いという傾向があります。  このため...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 正社員になったり、別の会社等で働き続けられるようにする雇用安定措置を義務づけるとともに、派遣先に対し、派遣労働者への正社員募集に関する情報提供を義務づけることとしています。  これらによって、働く方の意欲に応じてその可能性が発揮され、企業活動にも生かされるよ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、足立委員から御指摘がございました。かつて、五五年体制と言われた、自民党対社会党という時代がございました。その中において、いわば予定調和のように対立が繰り返されていたわけでありまして、その中で、残念ながら議論が深まらなかったという歴史があるわけでありまして、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 新たな政策あるいは価値が生まれていく、このように確信をしているわけでございまして、何か問題が起こったら、その問題についてしっかりと議論をしていく。  その意味におきましては、年金の問題につきましても、昨日集中審議が行われ、維新の党からも突っ込んだ議論がなされ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに足立委員の昨日の厚生労働大臣への質問、質疑の中で明らかになったことでもございますが、年金機構で起こった問題は、いわば国税においては起こっていないということでありますが、なぜ起こっていないかということにつきましては、これはまさにシステムの問題、そしてまた、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現行制度においては、専門的な二十六業務について、派遣受け入れ期間の制限対象から除外をしています。  平成二十二年に行った専門二十六業務派遣適正化プランは、この二十六業務と称して違法派遣を行う事業者に対し集中的な指導監督を実施したものと承知をしております。この...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 社会保険制度は、今委員がおっしゃった格差の問題、あるいは貧困の防止という意味においては、大きな役割を果たしています。  今後ともその機能を果たし続けていくことができるようにするためにも、短時間労働者に対して被用者保険の適用拡大を進めることが重要であると考えて...全文を見る
06月16日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第17号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) LNG基地をつなぐ広域的なガス導管の整備は、災害時の供給体制の強化など、個々の事業者にとってのメリットにとどまらない意義も有しています。  今回の法案では、ガス導管の整備を促進するため、国が導管整備に係る事業者間の協議を命令、裁定できる制度などを創...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原子力防災対策の充実は、地元の住民の方々の安心、安全を高めていく上で極めて重要であると考えています。  政府としては、原子力発電所が立地する各地域ごとに関係自治体と関係府省が参加する地域原子力防災協議会を設置をし、関係自治体と一体となって地域防災計...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 直嶋委員と田中委員長の当委員会でのやり取り、議事録拝見させていただきました。  原発の安全性に関し田中委員長が発言された趣旨は、我が国が原子力を利用していくためには、避難計画、地域防災計画の充実強化について政府を挙げて取り組むことが重要であること、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 高レベルの放射性廃棄物の最終処分場をしっかりと確保することは政治の責任であります。最終処分場の選定は、国民や地域の御理解をいただきながら一歩ずつ進めていくことが不可欠であると考えています。これまでのやり方を見直し、国から科学的有望地を提示するなど、国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 福島第一原発のあの過酷事故を経験したわけでございますから、原子力政策につきましては、分かりやすく丁寧に国民の皆様に説明をしながら進めていくことが重要であると考えております。  御指摘の放射性廃棄物の処分につきましては、着実に行われることが重要であり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 避難計画、地域防災計画は、住民の方々の避難ルート、避難先といった地域の実情を熟知する自治体が中心となって策定するのが適切であると考えています。  一方、自治体だけでなく、国の関係機関が大きな役割を担わなければ実効性ある計画はできないわけでございまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘の八木参考人の発言は、民間事業者が原子力事業を行っていくことを前提に、巨額な初期投資が必要であり、事業が超長期にわたるといった原子力事業の特殊性を踏まえて、事業の予見性があることが重要だという趣旨であるというふうに承知をしております。  政府...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今申し上げましたように、最初の初期投資が必要であり、また、事業が超長期にわたるという中において、事業の予見性があることが重要だという趣旨で御意見を述べられたわけでございまして、今後必要にまさに応じまして具体的な政策措置の検討を進めていきたいと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 電力システム改革を最後までやり遂げていくということと、ガス事業でも小売を全面自由化して、まさにエネルギー市場の垣根を越えた改革を一体的に進めてまいります。このことによって、革新的な技術の導入や異なるサービスの融合などダイナミックなイノベーションを生み...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 再生可能エネルギーは、エネルギーの安全保障の観点、そして低炭素社会の創出という観点、さらには今委員が御指摘になったような地方創生の観点からも重要なエネルギーである、電源であると考えておりまして、政府としては最大限導入を進めていくということが基本方針で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 改革によって自由な競争が促され、電気・ガス料金の抑制効果が働くことを期待しており、今般創設する電力・ガス取引監視等委員会は、こうした競争が行われているかを厳しく監視していくことになります。  また、託送料金や経過措置期間中の小売料金といった規制料金...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま大臣からも答弁させていただきました。  確かに、石油火力については中東依存度が高いなど、燃料の供給安定性の問題なども含めて、委員が御指摘された様々な問題もあるというふうに承知をしておりますが、一方で、大臣が答弁いたしましたように、貯蔵がしや...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 固定価格買取り制度は、制度開始以来、約二年半で再生可能エネルギーの導入量が約八割増加するなど、再生可能エネルギーの推進の原動力にはなっております。一方で、太陽光中心の導入が進んだ結果、国民負担上昇の懸念等の課題が顕在化していることは承知をしております...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) エネルギーの特性を考えますと、安定供給、そしてコスト、また環境負荷、安全性といったあらゆる面で優れたエネルギー源は残念ながらないわけでありまして、このため、エネルギー資源に恵まれていない、そして海に囲まれている我が国としては、各エネルギー源の強みが生...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 再生可能エネルギーの接続保留問題への対応措置は、今御紹介がございましたように、前回申し上げたとおり、電力会社が停電を起こすことなく、これからも再生可能エネルギーをしっかり受け入れていけるために講じたものであります。  すなわち、大規模太陽光の接続申...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 電力システム改革によって、総括原価、地域独占が撤廃されることにより、事業者にとって事業の予見性、安定性が低下することは事実であります。  このため、昨年四月に閣議決定を行ったエネルギー基本計画においては、電力システム改革によって競争が進展した環境下...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今日、朝、事務方から再び松田委員の御提案について説明を受けました。こうした課題について建設的な議論をしていただくことについては敬意を表したいと思います。  その上で、この所有権分離については、安定供給確保のための資金調達に支障が生じるおそれや、ある...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、ああした過酷事故が二度と起こらないように、原子力規制委員会において厳しい基準を定め、その基準に適合したものしか我々は再稼働をしないということを前提としているわけでございますし、また、避難についてもしっかりと自治体と協力していいものを作ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は、デフレから脱却をして、そして経済の再生と財政の健全化、これを同時に達成していかなければならないと、こう考えております。もちろん、経済の再生がなければ財政の健全化を行うことはできません。その中でしっかりと成長戦略を進めていくことが大切であろうと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 東日本大震災、そして原発事故以来、我が国は、化石燃料に対する依存度増加、原発停止による燃料費の増加、そして電気料金の上昇、さらにはCO2排出量の増加など、新たなエネルギー制約に直面をしています。  エネルギー政策においては、各エネルギー源の特性を考...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 再生可能エネルギーやコージェネレーションなどの分散型エネルギーを導入をし、これから生じる電気や熱を面的に利用するスマートコミュニティーの取組は、電気や熱の有効活用によるエネルギー利用の効率化、そしてエネルギーシステムの強靱化、さらにはエネルギーの地産...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の改革の評価に当たっては、その目的である料金の最大限の抑制あるいは消費者の選択肢や事業者の事業機会の拡大といった点が非常に重要であります。  したがって、例えば、改革後、電気料金やガス料金が抑制されているか、料金メニューやサービスの多様性が進展...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年四月に閣議決定されましたエネルギー基本計画において、天然ガスは、その役割を拡大していく重要なエネルギー源と位置付けられ、コージェネレーションなど電源の分散化や水素源としての利用などにより、産業分野における天然ガスシフトを促進する方針が示されていま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この度の口永良部島の噴火により被災された皆様に対しまして、改めてお見舞いを申し上げたいと思います。  私自身も、被災地の皆さんから直接現状を伺うため、十三日に避難先の屋久島を訪問いたしました。火山活動がいつ終息するのか見通せない状況にありますが、気...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、御質問にお答えをする前提といたしまして申し上げておきたいことは、東日本大震災における原発事故による被害に対しては、政府として、東京電力に対して、被害者に寄り添った迅速、公平かつ適切な賠償を行うよう指導を行ってまいりました。  そして、その上で...全文を見る
06月17日第189回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、お答えをさせていただく前に、こんなことは本当は申し上げたくないんですが、先週の金曜日の厚生労働委員会の質疑におきまして、渡辺委員長が入室することを物理的に、物理的にということは暴力を使ってということでありますが、入室をさせないように阻止をした、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が大きな声で話さなければいけないという状況を是非変えていただきたいと、こう思うところでございます。安住委員からも指示をしていただいていることは大変有り難いと思います。  そこで申し上げますと、まさにどの国も一国のみで自国の安全を守り得る時代ではな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 前回の質問において、岡田さんは、外国の領土、領海で行使をする集団的自衛権ということについて質問をされましたから、それは、私はホルムズ海峡の例を挙げたわけでありますし、ホルムズ海峡しか念頭にないということで申し上げたわけであります。  私たちの説明に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その米艦を守らなくていいのかどうかということであります。  それは、必要最小限度の範囲内にとどまらないのか、あるいは集団的自衛権という言葉が使われているから駄目なのか、あるいはまた党内をまとめられないから駄目なのかということについてお伺いをしたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 残念ながら、岡田さんは、私の問いに二つ答えられなかった。  一つは、委員会で暴力を振るっていいのかどうか。事実上、岡田さんは暴力を肯定する発言をされた。私は大変驚いたわけであります。  もう一点は、公海上において米軍の艦船が、朝鮮半島で有事があっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 同時に、先ほど岡田さんも私が質問した二つには全くお答えにならない。これは恐らく、もしかしたら岡田さんは私は答えられないのかなとも思うわけでありますが、是非答えていただきたいと思います。  これは基本的な問題ですよ。民主党の集団的自衛権の行使に対する...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) やっぱり、皆さん、ルールはしっかりと守っていこうではありませんか。私が自分でしゃべっている声が聞こえないほどのやじは是非やめていただきたいと、このように思います。それは岡田代表も指示されていますから、皆さん、静かにしていただきたいと思います。  そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よろしいでしょうか。そこで、まさにどういう事態になるかということは、その事態が起こって様々な状況を判断をしなければいけません。今、あらかじめ、こうした、こうしてこうした事態があるということを今ここで申し上げるということはいかがなものかと思うわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いまだに、私が問いかけた質問に岡田さんが答えられない。まさに、民主党は、この平和安全法制に対して対案も、あるいは現実に対する国民の生命やあるいは国の安全に対して責任感がないと私は断じざるを得ない。そうでないのであれば、私の問いかけに答えていただきたい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) しかし、先ほど申し上げました砂川判決で出た必要な自衛の措置とはどこまで含まれるんだということを、私たちは常に国際状況を見ながら判断をしなければいけないんです。国際状況に目をつぶって国民の命を守るという責任を放棄をしてはならないと思います。  そして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そして、まさに、最後に、岡田党首には私の問いには最後には答えていただきたい、そのことをお願いをしたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変いい質問をしていただいたと思っております。  つまり、この平和安全法案の中においては、集団的自衛権に伴う武力の行使を行うものと、武力の行使を行わずに国際社会の平和と安全を守るために日本が協力をするための法律があります。また、PKO活動において、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そして、もう一問……
○内閣総理大臣(安倍晋三君) じゃ、もう一問は答えなくてもよろしいですか。もう一問ですね、もう一問、答えた方がいいですね。  もう一問についてお答えをさせていただきますと、それはまさに今、国会を開いている最中でありますから、きっちりと、きっちりと国会の中で審議が深まっていくこと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、最高裁の判決については当然真摯に受け止めなければならないわけでありまして、立法府においては立法府の責任を果たしていくということは当然のことであろうと思います。  その上において、来年の参議院の選挙に間に合わせるべく最大限努力をしていく。私も自...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一体化論については、これは国際法上の観点から議論していることではなくて、憲法との関係において概念を整理したものであります。それはもう委員長も御承知のとおりでありまして、憲法の言わば禁止する武力の行使に当たらないという言わば後方支援、一体化しない後方支...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど私はまさに、国際法上の概念ではなくて、憲法との関係で一体化しないという話について申し上げたわけでありますから、東郷局長もその考え方と同じ答弁をされているわけでございます。  そこで、志位委員長と私がこの世界の常識等々について議論したということ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、この一体化論というのは、これはもう従来から答弁をしているように、憲法との関係において一体化論を我々は取っているということは申し上げているとおりでありまして、国際法上それが、一体化論というのが通るということを私は申し上げたことは一回もないわけで...全文を見る
06月18日第189回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○安倍内閣総理大臣 ただいま小野寺委員から、まさに、私たちがなぜ今回、平和安全法制を整備しようとしているのか、その核心についてお話があったと思います。  かつては、自衛権があるかないかという論争すら行われていたわけでございます。  そして、昭和三十四年の砂川判決、最高裁の判決...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私たちは、七十年前、二度と戦争の惨禍に苦しむことがない、そういう世界を、国をつくっていこう、こう決意をしたわけであります。そして、七十年、ひたすら平和国家としての道を歩んできた。同時に、日本人の命と平和な暮らしは断固として守り抜くという決意の中で、自衛隊を創設...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本年金機構で、今般、個人情報が流出をし、国民の皆様に不安そして御迷惑を与えていることについて、大変申しわけない思いでございます。  現在、年金受給者の方々のことを第一に考え、万が一にも大切な年金の支払いに影響が出ないよう、実態把握と二次被害の防止を徹底的に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、社会のサイバー空間への依存度が高まっているわけでありまして、国家の関与が疑われるような組織的で極めて高度な攻撃の登場によって、サイバー空間における脅威は、経済社会活動のみならず、安全保障や危機管理の面からも深刻化している状況にあると認識をしています。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本年金機構で個人情報が流出したことに対しまして、まずは国民の皆様におわびをしたい。申しわけないと思っているところでございます。  現在、年金受給者の方々のことを第一に考え、万が一にも大切な年金の支払いに影響が出ないように、実態把握と二次被害防止を徹底的に行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 サイバーセキュリティーの確保は、さまざまな分野でのITの利活用を進め、成長戦略を実現するために必要不可欠な基盤であると認識をしております。さらには、国民生活の安全確保、国家の安全保障、危機管理にとって極めて重要な課題と認識をしています。  こうした中、昨年十...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 経済の再生なくして財政の健全化なし、これが安倍内閣の経済財政運営に関する基本的な哲学であります。  経済再生と財政健全化の両立を目指し、本年六月末ごろまでに取りまとめる骨太方針二〇一五の中で、二〇二〇年度の財政健全化目標を達成するための計画を策定することとし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 高村先生が述べられたのは、政治家の責任とは何かということについて述べられたんだろう、このように思います。  先ほども御紹介をさせていただいたのでございますが、憲法九条との関係で、我が国に自衛権は果たしてあるのか、それを行使できるのか、議論があったわけでござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今ここにおられない高村先生の発言を、一部を取り出してこれがどうだということを私に聞かれても、不正確になるおそれもありますし、ある意味、高村先生にも失礼なんだろう、このように思います。  高村先生も、ずっと外務大臣、防衛大臣を務める中において、国民の命、そして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに海外派兵は必要最小限度を一般に超える、その意味において、一般に海外派兵は許されないという考えであります。そして、その例外として、機雷封鎖された際の機雷を排除していくということについて述べたわけでございます。
○安倍内閣総理大臣 これは、つまり、今、中谷大臣がお答えをいたしましたように、例えばホルムズ海峡における機雷掃海ということが例外的にあり得る。そのときには、いわば武力の行使と国際法上これを解されるわけでありますから、防衛出動をしていく、機雷掃海に行くわけであります。そして、今、中...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 三要件について正しく解説をさせていただきますと、まず、「我が国に対する武力攻撃が発生したこと、」ここで一旦切れるんです。「又は」で以下がつながっていくわけでありますから、「又は」の後は一つのパラグラフだと考えていただいた方がいいんだ、いただくべきなんですが、「...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の玉木委員の説明も、一般国民からは確かにわかりにくいんだと思いますよ。それは、いわば法理的な話をしておられますから。  ですから、少し具体的にお話をいたしましょう。  まず、切迫事態とは何かということで、一度私はここでお話をしたことがございます。基本的に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本年金機構で、今般、個人情報が流出をし、国民の皆様に不安を与えていることについて、大変申しわけなく思っております。  御指摘のとおり、国民の不安の払拭は最優先であります。現在、年金受給者の方々のことを第一に考え、万が一にも大切な年金に影響が出ないよう、実態...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、先ほど委員がおっしゃった、我々が幕引きを図っている、これはとんでもない発言だと私は思いますよ、そんなこと考えていないんですから。それを前提にいろいろな質問を組み立てられても、私たちは答えようがないわけでありますが、今、厚生労働大臣、所管する大臣から答弁さ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 徹底的にやるのは当然のことでございます。
○安倍内閣総理大臣 ただいま塩崎大臣がお答えをさせていただいたように、まずしっかりと検証を進めながら、どのような原因においてこの事案が発生した、どういう問題があった、それを当然究明しなければいけません。そしてまた、どういう対応をしていくか、あるいは、今後、再発防止のためにどういう...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 山口大臣との関係におきましては、先ほど山口大臣が答弁したとおりでございまして、本部長である官房長官に報告がなされ、そしてその後、副本部長であった山口大臣に報告がなされた。この二人への報告の時差によって特別、今回の対応に差が出たということについては報告は受けてお...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私に対しては、五月二十九日の夕方に、秘書官を通じて今回の情報流出問題の概要の報告がございました。私からは、早急に事案の徹底的な解明に当たること、そしてしっかりとした対策をとることを指示いたしました。  六月の一日、厚生労働省において、流出した情報の具体的内容...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この問題については、そもそも、こうしたシステムを発注し、こうしたシステムを構築したときにさかのぼりまして、これはしっかりと現在の対応も含めて検証していく必要があるんだろう、こう考えているわけでございます。  この問題、システムに起因する問題もあります。そして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 監督官庁としての厚生労働大臣は、当然、今答弁させていただいたとおりでございますが、内閣において最終的に行政全般の責任をとるのは私でありますから、責任を感じております。  その上において、こうした事態になったことについて、国民に心配をおかけしている、大変申しわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ですから、ただいま厚生労働大臣が答弁をいたしましたように、まずは百二十五万件の中において、しっかりと皆様にお知らせをしていくということに全力を尽くしているところでございます。現在においては、それ以外については確認されていないわけでありますから、当然まずはそちら...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは全く違いますね。  これはまさに、いわばサイバー攻撃があったのは我が政権のときにあって、こういう事態になったことは申しわけないと思っています。では、これは四年前、五年前にあればそうではなかったのかとは言い切れないと思います。同じシステムの中でやっていて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当然、この一報を受けた後、秘書官を通じて指示を出しております。また、官房長官ともしっかりと対策について議論をしながら、また厚生労働大臣にも指示をしているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 私は行政府の長でありますから、当然、行政上のさまざまな課題、問題については、最終的に責任を負うのは私であります。  今までも、各部門、行政府においていろいろな出来事、事件もございました。もちろん、私が最終的に責任を負うわけでありますが、私の責務とは、そうした...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 年金記録問題については、これまで、全ての加入者等にねんきん特別便を送付いたしまして、紙台帳とコンピューター記録の突き合わせを行うなど、さまざまな取り組みを行ってまいりました。システムによってできる突き合わせ作業は、平成二十五年度末までに終了しております。さまざ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国が取り組むべき課題、最初は景気対策だったと思います。私も、アベノミクスを進めていくというお約束をしました。三本の矢の政策。これが成果を上げて、この二年半、GDP、名目においてはプラス五・四。ですから、大きな成果を上げています。企業は最高の収益を上げ、そして、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 質問の冒頭部分で、我々の平和安全法制について、油がないから武力行使、サイバー攻撃だから武力行使という可能性を含むかのごとく、見識ある柿沢委員とは思えないレッテル張りをされましたから、そういうことではないということも我々も御説明をしたいと考えておりますので、ぜひ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員に御紹介をいただいたように、ことしの三月十日に、総理大臣としては初めて東京大空襲の慰霊法要に参列をいたしたところでございます。随分お年を召した方々もたくさんの方々が参列をされていたわけでございますが、東京大空襲だけではなくて、全国において空襲が行われ、多...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の出来事について、年金機構のシステムやその運用に基本的な問題があったのは事実であろうと思います。厚生労働省の対応も含めて、大切な年金に関し不安が生じていることについて、大変申しわけなく思っております。  旧社会保険庁については、年金記録問題や職員の不祥事...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、歳入庁設置については、柿沢委員、従来からの御主張でございますが、今回の問題につきましては、年金機構における情報セキュリティーや情報管理のあり方の問題であり、また、年金機構職員の質向上をいかに図るかということではないかと考えています。  いわゆる歳入庁に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、今井委員が御指摘になられたように、私も八年前にいわゆる五千万件の件で経験をしております。あのときも十分に、残念ながら状況を把握できていなかったとの反省から、この年金の問題については細心の注意を払うようにしていたところでございます。  その上におきまして、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そのときもそうでありますが、大切な年金でありますから、いわばこれをギブアップするということは絶対にあってはならないわけでありますから、当然最後のお一人に至るまでしっかりとお支払いをしていくという考え方のもとに、この五千万件、まだ残念ながら随分、時を経て約二千万...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当時、新藤総務大臣から概要については説明をいただいておりますが、最終的には、先ほどお話をさせていただいたような経緯で判断をさせていただいたところでございます。
○安倍内閣総理大臣 御党において、国民の命と幸せな暮らしを守るために、切れ目のない対応をするための法案について、独自の法案を今検討されているということについては敬意を表したいと思います。  御党の法案と我々の法案が並んで審議されるとすれば、それは、ある意味で、国民の皆様に選択肢...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに今、村岡委員がおっしゃったように、農協改革を進めていく上においても、農水省がしっかりと改革意識を持って、また、我々も、改革のための改革ではなくて、何のための改革なんだ、それはやはり農業者の皆さんがしっかりと収入をふやしていく、日本の農業をしっかりと未来の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国会議員であれば、パーティー券の取り扱いについては法律にのっとって適正に処理すべきことは当然だと考えておりますし、また、山田議員もそのように、その旨説明をしているというふうに承知をしておりますが、同時に、国民の信頼を私たちはしっかりと得ていかなければ政策は推進...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども議論であったわけでございますが、政府に対するいわばサイバー攻撃は恒常的に相当の件数行われているわけでございまして、そのために、内閣官房に内閣サイバーセキュリティセンター、いわゆるNISCを体制として整えたところでございます。今後、体制の充実を初め、各府...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 確かに、今、高橋委員が御指摘のように、初動について、しっかりと現状把握をしていくということにおいては、二〇〇七年の反省の上に立って、今回も謙虚に対応していかなければならない、こう考えているところでございます。  二〇〇七年二月以降、さまざまな問題が明らかにな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 あわせてお答えをいたします。  御指摘の会見においては、年金手帳や健康保険証、介護保険証の役割を社会保障カードに一元化し、簡単で便利な仕組み、確かな仕組みをつくっていくということを申し上げたものでありまして、偽造や不正使用が難しく安全性の高いICカードを用い...全文を見る
06月19日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
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○安倍内閣総理大臣 ただいま中島委員から御指摘がございました。現状で派遣の方々がさまざまな困難を抱えている、そういう現状があるではないか、そういう御指摘がありました。そういう現状があるからこそ、私たちは派遣法を改正する必要がある、こう考えているわけであります。  いわば、派遣で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、中島委員はこの法案に対する懸念を表明されたわけでございますが、繰り返しになりますが、やはり委員会で議論を重ねなければ、まさに政府側も説明をしていく、そして議論をかみ合わせていくという機会を失うわけでありますから、ぜひ委員会には御出席をいただきたい、こう思う...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいまの御質問は、今現在のままでいいのかという御質問でございましたから、私たちはそう考えていないわけであります。だからこそ、今回、この改正案を提出しているわけであります。  正規になりたいという方々のまさに希望に応えるために、計画的な教育訓練をしっかりと行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私はそのペーパーをもとに答弁したことはございません。これははっきりと申し上げておきたいと思うわけでありまして、塩崎大臣は、大臣としての、厚生労働省の責任者としての所感を先ほど述べられたわけでございまして、重ねて申し上げますと、私がそのペーパーをもとに答弁をした...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 事実の認識についての御質問でございますから、事実についてお答えをしたいと思います。  いわゆる専門二十六業務については、これまで期間制限の対象外でありましたが、その多くは、先ほど答弁いたしましたように、有期の雇用契約であります。雇用契約が終われば、雇いどめの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 阿部委員、今でもそれは、期間が来ればそういう可能性があるわけでありまして、先ほど申し上げましたように、有期の雇用契約なんですよ。(発言する者あり)これは話をずらしているんじゃないです。
○安倍内閣総理大臣 ファクトとして申し上げているのであって、八六%は有期雇用契約なんですよ。ですから、今でもそれはあるんですよ。ですから、今度は、改正するに当たって、まさに私たちは雇用安定措置をしている。  それで、今、雇用安定措置を説明しろという御質問ですか。(阿部委員「いい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま阿部委員が例として挙げられたように、トライアル雇用の場合は補助金を出していくわけでありますが、いわばトライアル雇用も、これは補助金というものは別途ありますが、まさにそういう形でニートやフリーターの方々が働き始める、自信をつけながら正社員への道を探ってい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば、まさに時代は多様な働き方を求めているわけであります。この多様な働き方の中の一つに派遣という形がある。しかし、その派遣という働き方の中において、非正規社員としての派遣という、不本意な思いの中で働いている方々もおられるわけでありますから、そういう方々に対し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまさに、現状と、この法案によって何が改正されるかをぜひ比べていただきたい、このように思います。  先ほども答弁させていただきましたように、派遣という働き方については、賃金水準が正社員に比べて低い傾向にあり、雇用の安定やキャリア形成が図られにくい面があり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど大臣の方からも答弁をしておりますが、今回の改正案においては、派遣期間が満了した場合、派遣元に対し、正社員になったり別の会社等で働き続けられるようにする雇用安定措置を新たに義務づけることとしております。こうした措置によって、派遣で働く方の雇用の安定は現行よ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 具体的には、派遣元に対して、派遣期間の満了時に、正社員になったり別の会社等で働き続けられるようにする措置や、計画的な教育訓練等を初めて義務づけるわけであります。また、派遣先においても、派遣で働く方への正社員募集に関する情報提供を新たに義務づけるとともに、正社員...全文を見る
06月22日第189回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国が世界で最もイノベーションに適した国を目指し、将来にわたり持続的に発展していくために、来年度からの五年間を見据えた第五期科学技術基本計画の策定に向けて、未来への投資としての研究開発投資の目標や科学技術イノベーション人材の育成等について検討すると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本年金機構で、今般、個人情報が流出をいたしまして国民の皆様に不安を与えていることについて、大変申し訳なく思っております。年金機構は、旧社会保険庁の組織体質を一掃し、信頼を真に回復するために設置したものであります。以来、改革の努力が重ねられてきたにも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 復興の加速化は安倍内閣の最重要課題の一つであります。  本委員会でも御指摘をいただいたとおり、資材や人手の確保は復興工事を進める上で大きな課題の一つであり、生コンクリートのプラント増設、実勢価格を適切に反映した労務単価の引上げ、発注規模の大型化など...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 参議院選挙制度の改革は、これは議会政治の根幹に関わる重要な課題であります。小さな政党も含め、各党各会派が真摯に議論を行っていくことが重要でございます。  そして、参議院の一票の格差の問題は、委員が御指摘のように、待ったなしの問題であります。先般も党...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、当然、来年に行われます参議院選挙においては、まさに新たに改革案の成ったこの法制度の下で行われなければならないと、こういうことでございます。その意味において、取りまとめをお願いをしたいと、このようにお願いをしたところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、まさに来年の参議院選挙が、新たな改革が成った、格差の是正が行われたこの制度の下で実施されることが重要でありまして、そうしたことをしっかりと念頭に置きながらまとめていくべきものだと、こう考えております。その上において指示をしたところでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、この十八歳の選挙権が新たに付与されるわけでございますから、その皆さんがやはり初めて参加する国政選挙、参議院選挙になるわけでありますから、当然そうしたことも念頭に置きながら、最高裁から今おっしゃられたような違憲無効と言われているという、この状態か...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 社会保障費が毎年一兆円ずつ増えるとの御指摘は、近年、当初予算の概算要求において、高齢化等に伴ういわゆる自然増が一兆円前後となっていることを指しているものと考えられます。  一方、社会保障関係費の決算額については、平成二十一年度から二十五年度までの五...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 近年の医療費の伸びは大体年二%から四%前後と、こうなっておりますが、これはもちろん、診療報酬改定だけではなくて、今委員が御指摘になったように、高齢化あるいはまた高度化等の要因によると考えています。  いずれにいたしましても、平成二十八年度の診療報酬...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、厚労委員会で御質問をいただいたのは高齢者医療に特化した御質問だったと思いますが、今回は全体の仕組みとして医療費の負担をどのような割合で行っていくかと。  保険は、これはリスクの分散であり、そして税は再分配機能であるから、それはそれぞれで考える...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御指摘がございました。一九六四年、パラリンピックとしては初めて開催されたわけでありますが、二〇二〇年のパラリンピックは六四年のパラリンピックとは大きく姿を変えて、もっともっと全国や世界に発信できるパラリンピックに変えていきたい、そのために、様々な今...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、日本の総理大臣としてギリシャの状況についてこの国会においてコメントするのは差し控えたいと、このように思いますが、我が国においては現在、国債の大宗が国内で保有されているということが例えばギリシャとは大きく違うという点ではないかと思います。そしてさ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまいろんな議論を開陳をしていただいたところでございますが、ドイツがハイパーインフレになった、これはもちろん戦費調達と、あるいはまたこれは賠償金を払わなければいけないということでありますが、しかし、それ以上に一番大きな原因は、戦争によってほとんど...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、オスプレイの配備は我が国の安全保障において大変重要であると認識をしています。その上において、この運用に際しては、安全確保はもとより、周辺住民の方々の生活への最大限の配慮が大前提であります。  政府としては、MV22オスプレイの普天間飛行場への...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど中谷防衛大臣から答弁をさせていただいたように、安保条約によって、もし日本を侵略する国があれば日米で共同対処をするわけであります。そのことによって抑止力が効き、地域の平和や安定、日本の平和が守られている、これは国民みんなの、多くの方々の共通の認識...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既に防衛大臣から答弁をさせていただいておりますように、日本国内における飛行運用に際しては、地域住民に十分に配慮し、最大限の安全対策を取ることとしておりますし、既に配備されているMV22オスプレイに関する日米合同委員会合意の内容を含め、既存の全ての日米...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 防衛費につきましては、今御指摘があったように、我々防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画を閣議決定をしているわけでありまして、一層厳しさを増す安全保障環境に対して自衛隊の体制の充実強化を図っているわけでございます。このうち、中期防衛力整備計画においては...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの予算と今回の法制との関係でありますが、まさに今持っている能力において日米が協力をしなければいけないのに、その能力を使わなくていいのかということであります。ですから、新たな能力を我々が得て、それを実行するということではなくて、既にある能力を、言...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは議会、委員会で決めることでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員が御指摘をされたように、子供たちの健康をしっかりと守っていかなければなりません。そのためには、専門家の御意見を踏まえて必要な対応を講じていくことが求められると思います。  これまで、栃木県を含む福島周辺県が開催した専門家による有識者会議において...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 汚染水対策を着実に進めるためには、地元関係者との信頼関係が極めて重要であります。福島第一原発の排水路からの放射性物質を含む水の流出をめぐる東京電力の不十分な情報公開によって信頼関係に影響を与えたことは、大変遺憾なことであると認識をしています。  廃...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、会計検査院の機能の重要性については十分認識をしております。検査活動が円滑かつ厳正に行われ、その機能が十分発揮できるように、検査体制等の充実強化については今後も引き続き配慮していきたいと考えています。  検査報告の指摘事項については、委...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この度の口永良部島の噴火により被災された方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  公明党の災害対策本部よりいただいた緊急要望については承知をしております。現地の実情を踏まえた生活再建支援策について貴重な御意見をいただいたものと受け止めていま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま下村大臣からも答弁させていただきましたが、意欲を持った若い皆さんがその夢や希望をかなえることができるように我々としてもしっかりと支援をしていきたい。そういう方々が海外に出ていって、いろんなものを見たい、いろんなものを学びたい、そういう方々こそ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この二年間、我々三本の矢の政策において、デフレから脱却をしてしっかりと経済を成長させていく、そのことによって税収も増やし、そして財源をつくって、復興もしっかりと加速化していきたいと、こう考えていたわけでございますが、二年間で、実質GDPについてはプラ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の問題については、まずは二次被害の防止を徹底的に行っていく必要があると考えています。原因の究明や再発防止策の検討に万全を今、期しているところでございますが、その結果も踏まえつつ、関係機関を挙げてセキュリティー対策を更に強化、徹底していく必要がある...全文を見る
06月25日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○安倍内閣総理大臣 TPA法案が可決をしたことは大きな前進であると思います。歓迎をしたい、このように考えます。この上は、日本とアメリカでリーダーシップをとって、早期妥結に向けて力を尽くしていきたい、このように思います。  当然、最終段階に至れば、閣僚が集まって議論をするという段...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この二十年間、農業が衰えてきたということは、これはまさに、残念ながら、農業の分野に新しい人たちの参入がない、あるいはまた農家において、若い皆さんが農業を継いでいこうということにはなっていないということがあるわけでございまして、そこで、農業の分野において、自分た...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国の農業の活性化は待ったなしであるということについては玉木委員も同感をしていただけるのではないか、このように思います。  そこで、私たちは、農地集積バンクの創設あるいは輸出の促進や六次産業化の推進など、農政全般にわたる改革を行っていきたいと考えているわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げましたように、この六十年間、まさに昭和二十九年以来、農協の改革は全く行われてこなかったわけであります。その中において、今回の制度改革によって、中央会制度を含む農協システムの見直し、いわば全体的な見直しを行うわけであります。  そして、先ほど申し上げ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 中央会制度は、農協の数が一万を超え、経営的にも困難な状況であった昭和二十九年に発足して以来、経営悪化した農協の再建や合併の推進などに役割を果たしてきたのは事実であろうと思います。  今や、農業、農村をめぐる環境は大きく変わってきているわけでありまして、地域農...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、この四人の方々の例を挙げて、今までの農協の体制で、中央会の体制で問題ないではないかというふうにおっしゃっておられるわけでございますが、小池さんも、こういう発言をしておられるわけでありますが、同時に、農協改革は、農家、農協が時代の変化にフレキシブルに対応して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、安倍内閣においては、農業を成長産業に変えていきたい、こう思っています。そのために、農地集積バンクを創設いたします。生産性を上げていく。生産性を上げていくことによって、当然それは収益につながっていくだろうと思います。  そしてまた、輸出促進を行っていく。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 玉木委員、決めつけないでいただきたいと思いますし、我々は、輸出をすれば全部解決するとも言っておりませんし、中央会制度を解決すれば全部解決するとは全く言っていないわけであります。  そうしたことを全体的に変えていく、新たな農業に変えていくことによって、我々は農...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 詳細については、今ここでお話しすることはできないのでありますが、先方との関係もございますので。  この流し網漁につきましては、議会でそうした議決が行われる、こういうふうに承知をしているけれども、これは地域の漁民にとっては大変憂慮すべき事態であるので配慮してい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 首脳会談のやりとりにおいては、こちら側の発言については証明できる範囲でお話しすることができますが、相手側の発言については、これは相手側の了解がなければお話しすることができないということでございます。
○安倍内閣総理大臣 農業と経済界というのは対立しているのではないか、そういう認識を持たれているのは事実なんだろうと思います。  農業界と経済界においては対立的な議論が行われたことがあったのも事実だろうと思いますが、平成二十一年のリースの解禁で、企業の農業参入が完全自由化となった...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさにこの六十年間、農業団体と自民党はお互いに力を合わせながら、地域の農業を守りつつ、農業者の所得を保障し、そして消費者の安全と安心を確保するべく努力を重ねてきたわけでございます。  しかし、この六十年の経過の中において、先ほど申し上げましたように、大きく農...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 集積バンクと農業委員会の改革についての重要性については、まさに委員のおっしゃるとおりだろうと思います。  ただ、結論のところが少し違うわけでありますが、農地集積バンクは、担い手への農地の集積、集約を進めるための究極の手段として、バンクみずからが農地を借りて担...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ぬるいというのはどういう意味で使っておられるか定かではないわけでございますが、我々は、改革のための改革を行う気持ちは全くないわけでありまして、結果を出さなければならない、こう考えているわけであります。  その中で、我々与党の中で大いに議論を重ねる、議論百出し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまさに一致をしているわけでありまして、最初に申し上げましたように、我々は目的を定めたわけであります。このままでは農業に携わる農家の方々の年齢はどんどん上がっていくわけでございます。まさにじり貧になる中において、大切な農業を守っていくために大きな改革が必要...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国には、自立自助を基本として、誰かが困っていればみんながお互いに助け合っていくという共助の精神が生きている、こう思います。  農協は、こうした助け合いの理念のもとに設立をされました農業者の協同組合であり、昭和二十二年に農協法が制定されて以降、小規模で多数...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これまで、政府や自民党の検討の場では、地域農協を初めとするJAグループの関係者のみならず、東北の米生産農家、九州の露地野菜中心の法人、都市近郊の畜産経営体など多様な農業者からヒアリングを行ってまいりました。本年二月には、最終的にJAグループの合意を得て改革の骨...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の改革は、今委員がおっしゃったような目的では決してないわけでございまして、まさに先ほども申し上げたように、今や農業者の平均年齢は六十六歳以上になろうとしているわけでございまして、このままでは大切な農業を守り抜くことはできないだろう、こう思うわけでございます...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々も、今おっしゃった米価についての価格安定についての対応というのは当然手当てをしているわけでございますが、私たちが進めている改革については、法人経営であれ家族経営であれ、幅広く我々は支援をしていくわけでございます。  また、今回の農協改革では、地域農協が意...全文を見る
06月26日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第14号
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○安倍内閣総理大臣 かつては冷戦構造が存在をしたわけでございまして、米国とソビエト、この超両大国のパワーバランスがございました。その後、冷戦構造が崩壊をして米国一強と言われた時代もございましたが、近年、アジア太平洋地域を含むグローバルなパワーバランスの変化が起きているわけでござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 平和安全法制について、憲法との関係では、昭和四十七年の政府見解で示した憲法解釈の基本的論理は変わっていないわけであります。これは、砂川事件に関する最高裁判決の考え方と軌を一にするものであります。  そこで、砂川判決とは何かということであります。この砂川判決と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、上田委員に御紹介をいただきましたように、安倍内閣としては、国家安全保障戦略を策定しまして、国の基本的な安全保障、外交の考え方を内外に示すことによって透明性を上げ、日本が何をやろうとしているかということについて理解していただくということでございます。  私...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、上田委員が指摘をしていただいたように、我が国は、戦後一貫して平和国家としての道を歩み、そして専守防衛に徹し、他国に対して脅威を与えるような軍事国家とはならず、非核三原則を堅持してまいりました。この平和国家としての歩みは、これからも決して変わることはありませ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、世論調査等において、まだ十分に政府は説明を果たしていないという御意見の方が多い、あるいは国会での議論が不十分であるという御意見が多いということは十分に承知をしております。  その中におきまして、私どもは、国会の会期、過去最大幅の会期の延長をいたしまして...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今まで、さまざまな国の判断あるいは議会の判断がございました。そのたびごとに、残念ながら国民の支持が十分でなかったものもございます。典型例が、六〇年の安保改定もそうではなかったかと思いますし、またPKO法案が成立をしたときもそうではなかったかと思います。しかし、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、岡田委員が指摘されたように、重要影響事態と存立事態。重要影響事態については、後方支援をするわけでありまして、武力行使はしない。存立危機事態については、まさに我が国の生存そして国民を守るために武力行使をする。これは大きな違いがあるわけであります。  この重...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 重要影響事態という中においては、まさに例えば近隣国の中において紛争が発生し、その中で米軍あるいは米軍を含む他国の軍隊がこの対応に当たっているという状況の中において、そこで我々も重要影響事態の中において後方支援をしているということであります。  そこで、しかし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ちゃんとした法律を用意しておいても、能力のない政府であっては当然正しい判断はできない、残念ながらそれはできないわけであります。いずれにせよ、ですから、法律を正しく活用しながら状況を正しく分析し判断するということが時の政府には当然求められるわけでありますが、その...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはもう既に何回も御説明をしているとおりであって、まさに第一要件の中にあるように、我が国か、我が国と密接な関係にある他国に武力攻撃が起こらなければ当然何もできません。それは第一要件で明らかなんですよ。  つまり、武力攻撃が発生して初めて、ですから武力攻撃が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もう既に明確にお答えをしていると思いますが。  まず最初に前提として、我が国か、我が国と密接に関係のある他国に武力攻撃が発生しなければならない。その上において、今申し上げましたように、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆され...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、近隣諸国で紛争が起こり、この対応に当たっている米軍との関係において、そこで米軍に武力攻撃が発生したとしても直ちに存立事態になるわけではないわけでありまして、ここでは重要影響事態において我々は後方支援をしている。しかし、その中において先ほど申し上げたような...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員がおっしゃった例えば制空権を確保してということにおいて、いわば我が国の戦闘機等々が相手の領土に行って基地を攻撃している、こういうことはまさに必要最小限度を超えることになるのではないか。正確には法制局長官に答弁をしていただきたいと思うわけであります。  ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 安倍政権としては、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいるわけでありまして、今後も引き継いでいく考えであります。  そして、戦前のさまざまな出来事、日韓間の出来事につきましては、一九六五年の日韓基本条約で完全かつ最終的に解決しているものと認識...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、岡田代表が今おっしゃったように、相手の立場、相手の国の立場に立つ、国民の立場に立って考えるということは大変大切なことではあろうと思います。また同時に、そのときの世界史的な意味、状況等についても思索をめぐらせていくということも大切だろうと思います。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに日韓関係においては、その時々の政権が改善すべく努力をしていくわけであります。  ただ、改善をしていく上においてはお互いの努力も必要であって、そこは単に我々がどんどん主張すべきことを主張せずに国益を削っていけばいいということではなくて、ここはやはり外交で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさにこれはお互いが努力することが必要でありまして、民主党政権時代に李明博大統領が竹島に上陸しましたね。これは初めてのことであります。そして、そのことによって関係は悪化していくわけであります。かつての自民党政権時代にはそれはなかったことと言えるわけでございます...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは委員会ですから、場外の方まで参加されるとやはり委員会としての統率がとれていないということになりますから、よろしくお願いをさせていただきたいと思います。  そこで大切なことは、まさにこれは両国が努力を積み重ねていくことであろう、こう思っております。  ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 世界の多くの国々の中においても、憲法の中において平和主義を明記している国は多数あるわけでありますが、日本もその一国であります。  まさに、さきの大戦の反省の上に平和国家としての歩みを進めてきた、その中におきましては、もちろん憲法の中における平和主義、基本的人...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは仮定の質問でございますから、しかも日米両国にかかわることでございますから、お答えは控えさせていただきたい、こう思うところでございます。  まさにイラクのときには、その後、復興の支援を日本は行っているわけでありますし、そのことはまた大きな評価にもつながっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 議論は正確にしていかないといけないと思うんですが、武力行使ということにおいては、まさに海外で武力行使、これは我々は今でも認めていないわけでありまして、例外として、限定的なものとして危険物の除去に近い機雷の除去を挙げております。つまり、海外における武力行使は今度...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、今ここで御議論をいただいている法案については、現行憲法の中において砂川判決と軌を一にする昭和四十七年の政府見解の中の、基本原理の中の解釈から導き出されてきた当てはめの中における集団的自衛権の行使、これは国民の命と幸せな暮らしを守るためには必要であろう、我...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは従来からお答えをさせていただいておりますように、戦後七十年を迎えて、安倍内閣としての考え方、過去の日本の歩み、そしてこれから日本はどのような貢献をしていくかということについて発信していきたい、こう申し上げているわけでありまして、どういう形式で談話を出して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず一番目については、今既に中谷大臣が答弁をしておりますように、私からも申し上げますが、まさに砂川判決は合憲としての根拠たり得る、これは当然のことであろう、このように思うわけでございます。  それと、二番目につきましては、砂川判決の中において、今、中谷大臣か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この図がいいか悪いかというのは直ちには申し上げることはできませんが、基本的には新三要件が満たされれば認められるわけでありますが、しかし、従来から申し上げておりますように、基本的には一般には海外派兵は認められない。なぜ認められないかといえば、これは必要最小限度を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大変いい質問をしていただいたと思います。  つまり、それは、機雷の除去、これは極めて受動的で……(大串(博)委員「一般例」と呼ぶ)一般論としてですね。しかし、一般論として私が挙げているのはホルムズしかないわけでございますから、ホルムズの例に限って申し上げます...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一つは、今回の安全保障法制については、例えば年金の法案とか税の法案と違って、国民の生活に非常に密接にかかわっている、つまり自分の身の回りのものに置いて理解しにくい、そういう課題もあるわけでございます。  今回の法制については、憲法との関係、そして国際法との関...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は誠心誠意お答えをさせていただいております。  ただ、委員会における答弁ということになりますと、どうしても、いわば憲法との関係、そして今までの答弁の積み重ねの中においての答弁になってまいりますので、言い回し等あるいは用語等で国民の皆様にとって多少わかりに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、私は報道を承知しておりません。そしてまた、今委員は伝聞を事実としてここで述べておられるわけでございますが、私は、まず報道自体を知らないわけでございます。  そしてまた、党においてさまざまな議論が行われるわけでありますが、私は、基本的には、まさに自民党と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は政府の立場でありまして、ここに立っているのはこの法案の審査でございまして、党においてはさまざまな会合が開催をされるわけでありまして、その一々の会合について、出席者は誰か、あるいはどういう発言をしたかということをこの委員会において、私がいわば政府の立場として...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そういう報道があるということについて私は存じ上げませんが、今、寺田委員が指摘されたような報道がもしあって、それが事実であるとすれば大変遺憾ではありますが、当然、党に、これは党の正式な会合ではないわけでありまして、有志が集まった会合でありますし、その中の発言がど...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げたとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 まず、私は総理として、行政府の責任者としてここに立って、まさにこの法案の審査において私はきょう出席しているわけであります。まさにこの集中審議に対して、この法案に対して答弁する上においてここに出席をしているわけでございまして、その中におきまして、党において行われ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国には憲法第九条があるわけでありまして、その二項の中におきまして、自衛隊の存在が違憲と言われたこともございます。そして、日米同盟も違憲である、こう言われてきたわけでございます。その中において昭和三十四年に砂川判決が出されまして、いわば国の存立を全うするため...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 浜田委員長の発言を踏まえまして、いずれにせよ、報道の自由、民主主義のまさに根幹をなすものであり、尊重されるのは当然のことであろう、このように思います。  その上で、今、寺田委員からも御紹介がございましたが、平和安全法制について国民の理解がなかなか進んでいかな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、総理大臣でございますので、総理という立場でございますので、確認をしておりませんが、委員長からの御発言を受けて答えたところでございます。
○安倍内閣総理大臣 今、寺田委員は、けしからぬ、私にけしからぬとおっしゃった。  でも、私は、あの後、委員会が終わった後から、オリンピック・パラリンピック推進室の事務局がスタートしたわけでございます。そして、そのスタートのときに看板かけを行って、そしてまさにそこで訓示を述べなけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 最初に、冒頭申し上げましたように、浜田委員長の御発言を踏まえというふうに申し上げたじゃないですか。私自身は、そういうことで、残念ながら一々調べるという時間がなかったわけであります。そのことをけしからぬと言われても、私は総理大臣としての仕事がありますから、それは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 寺田委員の質問は、なぜこの昼休みの時間に、総理は何をやっているんだ、何で自分で確認しないのかというふうにおっしゃったじゃないですか。そういうことを自分で確認しろとおっしゃったから、私はそれは確認できないという理由を、私自身がそういう時間が残念ながらなかったとい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 最初に寺田委員は、私が調べたのか、この休みの間に何で調べていないんだ、それはけしからぬじゃないかと言われたから、私は最初にそのように申し上げたわけであります。  私が最初に申し上げましたように、委員長が委員長の職権としてお調べになられた、この発言を承知した上...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党にはさまざまな講師の方が来られて、いろいろなお考えを述べられます。我が党の考え方と大分離れた考え方のことを述べられる方も往々にしておられるわけでございまして、百田さんだけではなくて、さまざまな方々がいろいろな発言をされるわけであります。その方々が発言され...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自由民主党が、いわば企業に圧力をかけてスポンサーをおりろとか、そんなことは考えられないわけでありまして、それは当然それぞれの企業が判断されるわけであります。当然その考え方については共有されているんだろう、私はこのように思います。
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げたとおりでございます。  また、講師がどのような話をされたか、これは議事録が残っているわけでもないわけでございまして、私自身はこれを確認のしようがないわけでございますし、そもそもお話しになった内容は、外に出すということは前提にしていない中におい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど私が話した言葉だけでも、辻元さんの紹介になると、秘密の会であれば何を言ってもいいんだと私が言ったかのごとくになりますね。実は違いますよ、全然。私はそんなことは言っていないじゃないですか。  私が言ったのは、講師が、自分がしゃべった内容が公開されないこと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そのこととこの平和安全法制がどういうかかわりがあるかはなかなか理解が難しいのでございますが、私と百田さんとの関係においては、いわば対談でお話もさせていただきましたし、会食したこともございます。意気投合することもございますが、ただ、お互いに全ての主張が一緒という...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私自身は発言について、つまびらかに承知をしておりません。そして、百田さんにつきましては手順を踏んで、国会の議決があり、そして経営委員に就任されたというふうに私は承知をしております。  いずれにせよ、今紹介されたような意見に我々は全く賛同しているわけではないわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、憲法学者について、人選ミスだと発言したことは一回もございません。  ですから、まず、私の発言を正確に引用していただきたいと思います。私が発言していないことを発言したとして、それを前提に質問されてもまさにこれは答えようがないわけでありまして、まさに議論と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、辻元委員は、この短い議論の間に、二つも私が言っていない発言を、言ったといって発言された。しかも、結構重要な発言であります。そういうことはお互いにやめましょう。だから、そういうことがありますねと。実際そうなんですから。  私が言ってもいないことを、辻元さ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、一民間人の発言について、私がそれを間違っているかどうかと言う立場にはありませんが、政府の考え方は、先ほども申し上げましたように、普天間基地の固定化はあってはならないと申し上げているじゃないですか。  危険性を除去しなければならないというのがまさに安倍政権...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 七十年前、沖縄の地において二十万を超える貴重な人命が失われたわけでございます。
○安倍内閣総理大臣 翁長知事も自民党の県連の幹事長として、そしてまた市長時代も、普天間基地のいわば移設先は危険の除去のためには辺野古しかないということで、我々とともに汗を流していたのは事実なんですよ。なぜここまでになってしまったか。これは繰り返し申し上げたくはありませんが、民主党...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、先ほどの辻元さんの発言ですが、民主党政権が悪かったから罵声を浴びせられたと私が言ったかのごとくの発言は取り消していただきたいと思います。この短い間にもう三つも、私が言っていないことを言ったと言う、こういう姿勢はぜひ改めていただきたい、このように思います。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど私の本を引用されました。確かに、血の同盟というのはまさに軍事同盟でありますから、日本の安全のために若い兵士が命をかけるのは事実であります。それは事実であります。しかし、我々は米国のために、彼らを守るために命をかけるということはないということはその本にも述...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさにこれは党の中で、私的な勉強会の中にあって、いろいろな自由闊達な議論があります。党としては党としての考えがあるわけでありまして、まさに言論の自由というのは民主主義の根幹をなすものだ、尊重しなければならないということであり、実際我々は尊重しているわけでござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この概念図でございますが、我々が考えている案も、これは事実上、我々がそこで武力の行使をしなければ我が国がまさに多大の損害をこうむるというか、いわば国の存立が危うくなるという事態であります。  国の存立が危うくなって国民の生命や自由や幸福追求の権利が根底から覆...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在の憲法下で認められる集団的自衛権の解釈変更においては、我々の解釈が、私としてはこれが限界なんだろうと考えております。  まさに、砂川判決があって自衛権は認められて、そしてその上において軌を一にする四十七年の見解がございます。この四十七年の見解の中において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今私が十年後を軽々に予測することは避けさせていただきたいと思います。  しかし、我々は、五年ごとに中期防の計画を立てているわけでございますが、その中においてしっかりと国の安全を守っていきたい、こう考えております。  その中におきましても、今の現状の中におい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず前提として、機雷の敷設自体が武力行使であります。ですから、武力行使のない機雷の敷設というのはないわけでありまして、いわば、機雷の敷設をしてしまったら、それが例えばオマーンの領海であれば、これは常識的にはオマーンとしては自国に対する武力行使と考えることもでき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、今申し上げましたように、オマーンとイランの領海上ではございます。しかし、この海峡は国際海峡として多くの艦船が通るわけであります。ですから、日本が消費をしている八割の輸入はここを通っていく、ガスの四分の一はここを通ってくるということになるわけであります。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、先ほど申し上げましたように個別の状況を見ながら判断するわけでありまして、状況に即して判断することになるわけであります。当然我が国と密接な関係にある他国の要請または領海ということが前提になるのは、もう何回も申し上げているとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 いや、専守防衛というのは、まさに日本の安全にかかわることに対して、いわば攻撃を受けた中において、武力攻撃が発生した中においてこれは受動的に武力を行使するということでございます。  いわば機雷を敷設されてそれを除去するということについても、まさにこれは武力行使...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん法整備との関係においては今大臣が述べたとおりでございますが、法整備によって何ができるかということではなくて、この法整備を行っていくことによって日米の関係が極めて緊密になるわけでございまして、いわば日米の同盟の効力が完全に機能していく、機能が完全に、しっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今までも安全保障環境の変化について申し上げてまいりましたが、例えば、北朝鮮というのは今や弾道ミサイルを数百発配備しているわけでございますし、それに核兵器等の大量破壊兵器を載せる技術についても進歩させているところでございます。これは昭和四十七年の見解を発出したと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には、私どもの案におきましては、政府として情報収集に努めながら客観的に判断をしていくわけでございますが、その上で、存立危機事態ということについては国会の承認を得ることになります。  今御提案をいただいたのは、それは国会議員全部ではなくて少人数ということ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさにこの安倍政権になって初めて、国家安全保障戦略というものを定めたわけでございます。これはまさに国の防衛、外交も含めておりますが、戦略を定めている。この上に立ってさまざまな防衛のための戦略を進めていく、細部も決めていくということでございます。  そして、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、今御審議をいただいている平和安全法制は、憲法九条の範囲内であります。合憲のものであるのは当然のことでございます。そして、憲法改正につきましては自民党で、九条の一項は残しつつ、九条の改正案についても当時の谷垣執行部で憲法改正草案を出しておりますが、何と...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 質問に答える前に、ホルムズを典型例として挙げているという御指摘でございますが、それは全く違うということは申し上げておきたい。  それは……(発言する者あり)皆さん、エキサイトしないでくださいよ。ちゃんと今わかりやすく御説明をいたしますから、黙って静かに聞いて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに今、この委員会においてはしっかりとこの法案について議論をしていくことが大切であろうと思います。議論をすることがまさに私たちの使命であって、委員会に出ていかないとかそういうことではなくて、まさに出ていって私たちに質問をしていただく、私たちは誠意を持ってお答...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに委員会において法案そのものについて御議論をさせていただきたい、こう思っているところでございます。法案そのものについて御議論をさせていただかなければ我々はお答えのしようがないわけでございますから、理解は深まっていかないということになるんだろうと思います。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろんこれは委員も御承知だと思いますが、委員会で法案についてどのように処理をしていくかということは、政府ではなくて委員会でお決めになることでありまして、ここにはきっちりとした一線が引かれなければならないと思います。  これはまさに委員会において、どれぐらい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、この平和安全法制について、これはマニフェストに書いただけだ、こうおっしゃっておりましたが、私が出た、選挙中に行われたほとんどのテレビ討論においてはこれが議題になりました、テーマになりました。  私はそこで、七月の一日の閣議決定にのっとって次の通常国会...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ここで答弁に立って、出し直すかどうかについて答弁しても、なかなか国民の皆様の理解は広がらないわけでありまして、もとの理論に立ち返って、ぜひ私に、今ここで説明をさせていただいてよろしいでしょうか。理論について、なぜ合憲であるかということについて。  これは既に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 七月一日にまさに我々は閣議決定を行ったわけでございまして、この閣議決定を行い、まさに三要件を付して、そして三要件に当てはまれば武力行使をする。これは、我が国と、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生したこと、こう書いてあるわけでございまして、その中...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 事前にこれは通告をしていただかないと、一々全てを私は知り得ているわけではございませんから今お答えすることはできないということでございまして、それをしっかりと、まずそれが事実かどうかということも含めて、確かめさせていただきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 まず確認してからお答えをさせていただきたいと思います。  いずれにいたしましても、昨年の七月一日に我々は閣議決定をしているということでございまして、この閣議決定にのっとって平和安全法制を作成したところでございますが、そこにおいては、まさに新三要件からも明らか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさにこの砂川判決によって、自衛隊の前提である自衛権が最高裁によって、憲法九条があると同時に存在するということが認められたわけでございます。そして、その中において、先ほども例として挙げさせていただきましたが、いわば統治行為として、いわば必要な自衛の措置とは何か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 解釈改憲はいたしませんので、解釈改憲の根拠たり得ません。  その上で申し上げれば、まさにこの砂川判決の中で必要な自衛の措置という言及があります。先ほど申し上げましたように、国連憲章を引いて個別的自衛権、集団的自衛権について触れた箇所がございますので、これを認...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 矛盾していないと思います。
○安倍内閣総理大臣 自民党の考え方についてはもう既に申し上げているとおりでございまして、まさに報道の自由というのは民主主義の根幹をなすものでございまして、当然尊重されなければならない、今までもそうでありますし、今後ともそうあらねばならない、こう考えているわけでございまして、自民党...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 既に黒江氏から答弁をさせていただいておりますが、まさにこれは検討を要すると当時の大森長官も述べているわけでございまして、今回、新たな法整備をする際には、まさに検討を行ったわけでございます。  そこで、発進準備中の航空機への給油及び整備は、当該航空機によって行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 空中給油機が導入された経緯については既に大臣から答弁をいたしているとおりでありまして、いわゆるCAP、空中警戒待機のためであるということは明確でございますが、しかし、その中において、いざというときについては日米共同対処も想定、我が国の防衛でありますが、我が国の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この覚書が結ばれたのは、附属書も含めまして、まさに民主党政権のときに結ばれたものでございまして、それは我々がまさにこの法制を進める前の話でございます。その中において、これが私は悪いと言っているわけではないわけでございまして、それは民主党政権時代に結んだものであ...全文を見る
07月01日第189回国会 参議院 本会議 第29号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの御決議に対しまして所信を申し述べます。  政府としては、従来から国の諸施策の推進に当たって、適正かつ効率的に執行するよう最善の努力を行っているところでありますが、今般、六項目にわたる御指摘を受けましたことは誠に遺憾であります。  これら...全文を見る
07月03日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第17号
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○安倍内閣総理大臣 北朝鮮が特別調査委員会を立ち上げ、拉致被害者の調査を開始して以来、あすでちょうど一年を迎えることになります。我が国は、昨年五月のストックホルム合意を誠実に履行してきています。調査について、日朝間に合意された具体的な期間があるわけではございませんが、調査開始から...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御指摘のように、政治家に期待される役割あるいは責任は、憲法学者の役割とは別であろう、このように思います。  我が国を取り巻く国際情勢は、日々変わっていく、年々大きく変わっていくわけでありまして、そうした情勢をしっかりと分析しながら、それに備えていく、国民の命...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 御指摘のとおり、武力行使を目的として、かつての湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加することは、これは政策判断ではなく、憲法上許されないと解しております。  従来から、武力行使の目的を持って武装した部隊を他国の領土、領海、領空へ派遣するいわゆる海外派兵は、一般に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、この法案が特定の国を想定しているものではございませんが、日本をめぐる安全保障環境は厳しさを増しているのは事実でございまして、中国においても、この二十何年間の間、軍事費を四十一倍にしてきているという現実がございますし、この十年間でスクランブルの回数は、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国が武力の行使を用い得るのは、今そこで御紹介をいただいている新三要件を満たす場合に限られますが、委員御指摘のとおり、これは憲法上の明確かつ厳格な歯どめになっております。今般の法整備において、過不足なく明確に書き込まれています。  新三要件は国際的に見ても...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には、存立危機事態は、生起した個別具体的な事態に即して、新三要件を満たすか否かを総合的に判断する必要がありますが、今御指摘いただいたような事例につきましては、存立危機事態に認定され得るものと考えるわけであります。  六月二十六日の岡田委員に対しての答弁...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 委員の御指摘は、六月二十六日の岡田委員との質疑を踏まえたものと考えられますが、当該やりとりは、どのような状況になると存立危機事態と認定されるのかということをわかりやすく説明する中で、あえて一例として、事態の流れを順に追いつつ、切迫事態の段階ではいまだ個別的自衛...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに今委員がおっしゃったように、個別的自衛権の行使の前提となる我が国に対する武力攻撃とは、基本的には、我が国の領土、領海、領空に対する武力攻撃をいうものであり、これは、これまで政府が一貫して述べてきた考え方であります。したがって、公海上にある米国の艦艇に対す...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般の自民党の若手勉強会における発言につきましては、党本部で行われた勉強会でございますから、最終的には私に責任があるもの、このように考えております。  報道の自由そして言論の自由を軽視するような発言、あるいはまた、沖縄県民の皆様の思いに寄り添って負担軽減、沖...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 新聞の報道姿勢について総理大臣として私が意見を述べることも、これは不適切であろうと思います。  大切なことは、私が一々いろいろな新聞の報道姿勢がどうであるかということを述べるのではなく、そうした新聞が自由な言論を行うこと、それを確保する、そういう国であるべき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、民間の報道機関は多くの広告等で成り立っているわけでありまして、そうした広告等に、いわば我々が権力を使って企業に圧力をかけて広告を出さないようにする、こういうようなことはあってはならないと思いますし、自民党はそんなことはやったことはございません。
○安倍内閣総理大臣 そういうランキングが出ていることは承知をしておりますが、具体的な数字についてまで、詳細については存じ上げておりません。
○安倍内閣総理大臣 それは、いわば一機関が示されている。実際に国民の皆様が、今の枝野委員の御発言を聞いて、本当にそうなのかなと思った方々もむしろおられるのではないだろうか、このように思います。  実際に、残念ながら、私の不徳のいたすところもございまして、安倍政権は大きな批判にさ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 NHKの経営委員は、文化、教育、産業、科学など、さまざまな分野を代表する方を選ぶことになっています。  当時、幅広いジャンルで執筆活動をされていた百田氏も、委員の一人として提案させていただいたところでございます。その提案を受けて、一部野党の賛成もいただきなが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまさに、今申し上げましたとおり、NHKの経営委員は、文化や教育、産業や科学などさまざまな分野を代表する方を選ぶことになっているわけでございまして、その中から、いわば文化、あるいは作家の方々の中からも選んでいる。つまり、そうした中でバランスをとりながら、ま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまさに、今、百田さんの先般の発言というのは、経営委員を退任された後、我々が提案をしていなかったこともございますが、退任された後の出来事でございまして、もちろん、それを知り得るすべというのは誰にもないわけでございます。  その上において、私が先ほど申し上...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは今申し上げたとおりでございまして、そもそも知っていたか、知っていたかというその設問自体が私もよく理解をできないのでございますが、つまり、これは任命したときの発言ではないわけでございまして、それは先般の発言であります。  その上において……(発言する者あ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、これは当時の我々がどのように選んでいたかという認識を聞かれているわけでございますので、NHK経営委員は、まさに文化や教育や産業や科学など、さまざまな分野を代表する方々を選ぶことになっているわけでありまして、幅広いジャンルで執筆活動をされていた百田氏も委...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、先般の御発言が、先般の御発言をされる、この手のというおっしゃり方をしましたが、この手のというよりも、それはやはり、その発言ということで言わなければいけないんだと思うんですが、いわばそういう発言をされる方かどうかということを、我々、おととしの段階でこれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは既にお答えをさせていただいておりますが、いわば、制海権や制空権を取り戻すために大規模な空爆あるいは地上におけるせん滅的な攻撃を行うということは、これは三要件を満たすものではない、こう考えているわけであります。いずれにいたしましても、これは必要最小限度を超...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず最初に、起こり得ないとおっしゃっていましたが、起こり得なければそれが一番いいんですね。百年でも二百年でも起こらなければ、我々は実際に武力行使をしなくて済むわけであります。しかし、起こり得るかもしれない。これはまさに、そういうときに備えて法整備を進めていくの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 デメリットというのは、どういう意味でデメリットということをおっしゃっているのかわかりませんが、そもそも私たちの使命とは何かといえば、それは国民の生命とそして幸せな平和な暮らしを守り抜くことでありまして、それを守り抜くために必要な法制を整備しているところでござい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は、行政府の長として、まずこの法制の答弁にここに立っておりますから、自民党の改正案について一々お答えする立場にないということは申し上げておきたいと思いますし、自民党の改正案と今度の法制は全く関係がないわけでございます。  自由民主党は、結党以来、憲法改正を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに自衛権でございます。  あと、ここはこれ以上、憲法草案について私はお答えをする立場にはございません。自民党の総裁としてここで憲法草案について議論をしているわけではなくて、いわばここでは今度の平和安全法制について議論をしているわけでございまして、そのこと...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば、自衛権につきましては、我々は自衛権と明記をしているわけでありまして、これは国連憲章上の自衛権と相通じるものになっている、こう思うわけでございますが、いずれにいたしましても、今ここでこれ以上私は議論すべきではないと思いますので、いわばこの法制そのものの議...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどの議論において、我々政治家の責任とは何かということについて議論をいたしました。それはまさに、必要な自衛の措置とは何かということでもあります。  砂川判決に示されているように、我が国が、国の安定とそして平和を維持し、国の存立を全うするために必要な自衛の措...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 放棄ではないかということを今御説明しているところでございます。(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 これを着手と見るかどうかということでありますが、これを着手と見て、そして個別的自衛権を発動するということは、やはり国際的には、これは個別的自衛権ではなくて、まさに先制攻撃とみなされる可能性が極めて高いと言わざるを得ない、こう思うわけであります。  先ほど来も...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 つまり、基本的には、個別的自衛権というのは我が国の領土、領海、領空に対する攻撃であります。公海上における米軍の艦艇に対する攻撃が発生したからといって、それだけで我が国に対する攻撃、武力攻撃と認定できるわけではない、このように思います。  そこで今、例としてこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 岡田さんのときに説明したのも今説明したのも、つまり、三要件に当てはまるということについて、まさに、ある国が弾道ミサイルを数百発持っている、そして、東京を火の海にする、こう言っている。そして、その中にあって、いわばミサイル防衛網については、米国と日本のこれはまさ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 例えば近隣で紛争状態になる、そこで例えば米国が戦闘を行っているということが考えられます。しかし、その近海において、いわば我々は、存立危機事態において、米艦を防護する、あるいはまた避難してくる邦人を乗せている外国の船を守るということは、三要件に当てはまればこれは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに今、存立危機事態という事態が起こっていることはよくないというところまでは認めていただいたのかな、このように思います。  そして、それが、何もできないというのが現在の状況であります。何もできない、事実上何もできないと言ってもいいという状況だろうと思います...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 武力行使においては、そうでございます。  もちろん、これは存立危機事態と重要影響事態が合わさる場合もありますから、重要影響事態で我々が行う行為については、これは武力行使ではない、後方支援ということでございますが、しかし、武力行使を行う存立危機事態においては、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今挙げられました決議書なるものを私はまだ拝見をしておりませんから、よく見てから本来コメントすべきであろう、このように思うところでございます。  いずれにいたしましても、先般の勉強会における発言が極めて不適切であったことは先ほど申し上げたとおりでございまして、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まだ私はそのものを読んでおりませんので、どういう文面になっているか確かめさせていただきたいと、いずれにいたしましても思う次第でございます。  そして、その上で申し上げれば、もう既に当該勉強会で行われた発言については、党として、それぞれの議員を呼んで谷垣幹事長...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、後藤委員が少し混同されているんだろうと思います。  私が記者会見でお見せをしたこのパネルは、まさにこういう状況になったとしても我々は助けることができませんねという、まさにこの問題意識を皆様に共有していただこうとしたのでございます。このパネルをお見せし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この事例については、既に二月十六日の衆議院本会議における答弁を含め、従来より政府は一貫して、我が国近隣で武力攻撃が発生し、米国船舶が公海上で武力攻撃を受けている、攻撃国の言動から我が国にも武力攻撃が行われかねない、このような状況においては、取り残されている多数...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 存立危機事態を判断するに当たっては、さまざまな要素を考慮して総合的に判断するということは先ほども申し上げているとおりでございます。  先ほど申し上げましたように、まさにそういうことを行うことができないということについて我々は五月の十五日にお話をさせていただい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これで三要件に当てはまるということは、私も先ほど答弁でお話をさせていただいたとおりでありまして、これで三要件に当てはまるということにつきましては、まさに、申し上げたように、我が国近隣における武力紛争の発生といった前提条件がなければ米国船舶による邦人の輸送を行う...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国近隣で武力攻撃が発生し、米国船舶が公海上で武力攻撃を受けている、攻撃国の言動から我が国にも武力攻撃が行われかねない、このような状況においては、取り残されている多数の在留邦人を我が国に輸送することが急務になる。そのような中、在留邦人を乗せた米国船舶が武力攻...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 全体のものをちゃんとつくっているということはあわせて申し上げておきたいと思います。
○安倍内閣総理大臣 それはまさに、存立事態に当たり得るかどうかということは、これはもう新三要件でありまして、我が国に対する武力攻撃が発生したこと、または我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、委員はミサイルだけを例として挙げられましたが、ミサイルだけではないわけでありまして、潜没潜水艇等も保有をしているわけであります。そして、この潜没潜水艇等は、特定の国ではございませんが、潜没潜水艇等を保有している可能性も高いわけでありまして、そこに力を入れて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、今法制局長官が答弁されたのは、さまざまな要素を考慮して総合的に判断することを申し上げているところであり、その判断要素のうち一つだけを取り出しても、それだけで存立危機事態には該当しないということだろう、こう思うわけであります。だからこそ、だからこそ総合的...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今私が申し上げているのは、北朝鮮ということをもし例として挙げれば、そこで、今後藤さんがおっしゃったように、ミサイルも撃ちませんよ、潜没潜水艇が活動することもありませんよ、工作員が活動することもないということを、例えばそういう事態があす起こったとして、それは当然...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 該当するかどうかは、今申し上げておりますように、その規模とか能力とか意思とか様態とかそのときの国際情勢とか、それを総合的に判断しなければならないわけであるということを申し上げているわけでありまして……(後藤(祐)委員「全ての条件がそろっているときに該当すること...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 しかし、今おっしゃっているのは、そうすると、では、具体的な問題とかをおっしゃれば、具体的に一つ一つ潰していく必要があると思いますよ。ミサイルがなくて潜没潜水艦がなくても、航空機がある場合もあるわけでございます。(後藤(祐)委員「そういったものが全てない場合の話...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この後藤委員の設定が果たしてあり得るかという設定でありまして、我が国近隣、まず近隣ですね、近隣の国であって、そして、ミサイルや潜没潜水艇や特殊部隊はあるけれども、それは日本に使わないとこれは宣言しているということですか。宣言を……(後藤(祐)委員「明白な危険が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはつまり、日本人が乗っている船を破壊する、多数の日本人を殺傷するということを決意しているわけであります。当然、これはまだ確定的ではありませんで、ここで確定的なことを申し上げるわけにはいきません、総合的に判断するんですが、そこで多数の日本人を殺傷するというこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 存立事態においては、まさに、これはこういう状況になっても集団的自衛権の行使が禁じられていますから、我々は守ることができませんねということで申し上げているわけでありまして、今般の法改正を行わなければ、それはできないままであるということはまず申し上げておきたいと思...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 外務大臣から既に答弁をいたしましたが、つまり、実際に三要件に当てはまるかどうかということでありますが、そういう事態にならなければもちろんいいわけでありますが、遺棄機雷かどうかという認定が難しいということになれば、これはずっと遺棄機雷ではないという状況が続いてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国民の皆様の理解が進んでいないことは大変残念なことでございます。  今回の平和安全法制について申し上げれば、集団的自衛権の行使にかかわるものから、後方支援、あるいはまたPKOに至るまで、幅広い法制でございます。かつまた、憲法との関係、あるいは国際法との関係、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、長島委員がおっしゃったことについて、大体、考え方として私も共有できると思います。国民の皆様の懸念を払拭していくためにも丁寧な説明を行っていく必要があるんだろう、そのためにも建設的な議論が必要であろうと思います。同時に、今長島委員が質問をされました後半の部分...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 南シナ海における航行の自由及びシーレーンの安全確保は、我が国にとっても重要な関心事項であり、言うまでもなく、外交を通じた平和解決を追求していく考えであります。私も、その観点から、平和と安定の維持のために積極的な外交を展開してまいりました。  特に、国際社会に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 民主主義の根幹である報道の自由、そして言論の自由を尊重すべきことは当然のことであります。これは一貫した私の立場であり、党の立場であるということでございます。  そうした中で、御指摘のように、報道の自由、言論の自由を軽視するような発言が行われたことは大変遺憾で...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 中国が平和的に台頭していくということになれば、また平和的に発展していくということであれば、日本にとっては大きなチャンスであろうと認識をしております。繰り返し述べているとおりであります。  その上で申し上げますと、中国の公表されている国防費は、一九八九年度から...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、何でもできるという、これはもう、私の尊敬する柿沢先生とも思えない決めつけでございますが、我々は何度も、これはできない、これはできないという答弁を相当しているんだろうと思います。  例えば、かつてのイラク戦争や湾岸戦争、ベトナム戦争に武力行使を目的として...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、柿沢委員が繰り返していただいたように、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険ですから、これはかなりしっかりと縛ったものなんだろう、このように思います。  柿沢委員がおっしゃったようなことを国民の皆様の中に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、下地委員がパネルで示されましたが、まさに旧安保条約は、サンフランシスコ平和条約によって独立を果たした日に、同じ日に調印がなされ、そして翌年に発効したわけでございますが、なぜサンフランシスコ平和条約が調印された日に日米安保条約を締結したか。  それは、それ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今から七十年前、沖縄の地において二十万人を超える貴重な人命が失われたわけでございます。そして、その後の七十年間、日本が独立を回復した後も、長い間沖縄は米国の施政権下にあったわけでございます。そして、その後も、多くの米軍基地が、日本全体の七〇%が沖縄に集中をする...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回、私どもは、私どもが提出をしている法案がベストだというふうには考えております。  しかし、御党において、やはり、国民の命を守るために、平和な暮らしを守るために何が必要かという真摯な議論を行われ、そしてそれを法案として取りまとめられた、敬意を表したいと思い...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは……(発言する者あり)今、読んでと言われましたが、これは読むということではなくて、まさに、いわば一つ一つの与えられる任務、それ自体は、できることがふえていくわけでありますから、そういうニーズが起これば、今度は新たなことができるようになります。もちろん、他...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、憲法九条、特に二項でありますが、二項において、戦力、そして交戦権、我が国はこれは行使できない、あるいは持てないということが明確に書いてあるわけでございまして、そこで、日本においては、自衛隊の存在すら、これはずっと、違憲ではないか、こう言われてきている...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ざっと今御説明をいただきました。また、我が党の方にも、高村副総裁に提出をしていただいたというふうに承知をしております。私も、詳細について存じ上げているわけではございませんが、要旨については説明を受けております。また、今ざっと丸山議員から御説明をいただきました。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も、官房副長官を務めていたときに工作船の事件が発生をいたしました。当時感じましたことは、今委員がおっしゃったように、自衛隊と警察、あるいは、当時防衛庁と警察庁あるいは海上保安庁、これはやはり縦割りで、十分に情報が共有されていない、こういう認識がございました。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 このホルムズ海峡の例は、いわば集団的自衛権の行使の一例ではございますが、我々、たびたび申し上げておりますように、海外派兵は一般には憲法上許されないという考えでございますが、その例外的な例として、ホルムズ海峡のこれは機雷の掃海であります。  かつ、そして、掃海...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 しっかりと中身のある、意義ある審議がこの委員会で行われることを期待したい、こう思っております。  しかし、同時に、我々議員は、議論が熟した段階においては、どこかの段階でこれは採決をしなければならないんだろう、決めるべきときには決めていく必要もあるんだろう、こ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 最終的な責任は、当然、総裁としての私にあるわけでございますが、内閣総理大臣としての職務に専念するため、党の実務上の運営は谷垣幹事長に任せているところでございます。  今回も、谷垣幹事長のもと、出席していた関係者に対し、具体的な調査が行われたと承知をしておりま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 沖縄につきましても、自民党は、一貫して、沖縄の皆様の思いに寄り添いながら、基地負担の軽減、沖縄の振興に力を尽くしてきたわけであります。  しかし、今回のさまざまな発言が、自民党のそうした姿勢に疑義を抱かせ、政権を負託してくださった国民の皆様の信頼を大きく損な...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党の懇話会において講師が民間人として述べられたことについて、政府として一々コメントすることは差し控えさせていただきたい、こう思うわけでございます。  その上で申し上げれば、普天間飛行場につきましては、その場所については、戦前、役場や国民学校、郵便局、病院...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 形成過程については、先ほどお話をさせていただいたように、戦前、役場や国民学校や郵便局や病院などが所在し、街道が通るとともに集落が点在し田畑が広がっていた、そして、戦時中の昭和二十年四月に米軍が上陸した後、土地を接収して普天間飛行場が建設されたものと承知をしてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 自民党は、まさにこれは、橋本総理時代に、この普天間の危険性を除去しなければいけない、沖縄側からの強い要望に応える形で、当時のモンデール大使、そして米国側と交渉を重ねた結果、普天間の辺野古への移設を決定したわけでございます。  その後、残念ながら紆余曲折がござ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私ども自由民主党におきましては、まさに七十年前、沖縄の地で二十万人以上の方々が命を落とし、そして、戦後長らく苦しい、苦難の歴史があった、日本が独立をサンフランシスコ平和条約によって果たした後も米軍の施政下にあったということも含めて、そしてまた、多くの米軍基地が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど来お話をいたしておりますように、我々といたしましては、安倍政権としては、沖縄に集中している米軍基地の負担を少しでも軽減していくべく、この二年半努力をしてきたところでございますが、今後ともこの努力を積み重ねていきたい、こう考えているところでございます。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基地につきましては、例えば山口県の岩国にも、地元紙というものもかつてあったわけでございます。そして、それぞれの地域においては、地域の抱えている大きな問題について当然それは報道がなされるのだろう、このように推測するわけでございます。  いずれにせよ、沖縄にも、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 民主主義の根幹である言論の自由、報道の自由、これは我々はしっかりと尊重していかなければならないということでありまして、安倍政権において、また自由民主党において、これは一貫した姿勢でございます。  そうした姿勢が疑われることのないよう、我々も襟を正していかなけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今まさに申し上げましたように、言論の自由そして報道の自由というものは民主主義の根幹をなすものであり、そういう姿勢が疑われるかもしれないという発言があったことはまことに遺憾だということは、先ほど来申し上げているとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 まさに、言論の自由、報道の自由は民主主義の根幹をなすものであり、これは安倍政権において、また自民党の一貫した姿勢であります。その姿勢が疑われるような、そういう発言があったことはまことに残念であり、遺憾であります。  今後とも、こうした疑いを持たれることのない...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、まさに我が国が武力行使を行う三要件、新しい三要件を定めたわけであります。  この新しい三要件においては、まずは、我が国が武力攻撃を受けたこと、そしてまた、我が国と密接に関係のある他国に対して武力攻撃がなされたとき、それによって我が国の存立が脅かされ、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、ただ単に日本と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生したことだけではなく、そのことによって国の存立が脅かされ、これは我が国の存立でございます、我が国の存立です。他国の存立ではありません、日本と密接に関係のある他国の存立ではなくて、我が国の存立が脅か...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げましたように、この三要件に当てはまる、それは、そのままでは、すなわち、その状況のもと、武力を用いた対処をしなければ、国民に我が国が武力攻撃を受けた場合と同様な深刻、重大な被害が及ぶことが明らかな状況であるということをいうわけでございまして、事態の個別...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、そうならないように我々は三要件を定めているわけでございまして、単純に、A国が我が国と密接に関係のあるB国を攻撃したからといって、我々は、直ちに、私たちが認めている存立危機事態と認定して武力の行使をするということは、これはないわけであります。  ここは...全文を見る
07月08日第189回国会 参議院 本会議 第31号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 羽生田俊議員にお答えをいたします。  雇用制度の将来像についてお尋ねがありました。  我が国の労働環境は、少子高齢化や経済のグローバル化といった大きな動きの中、雇用の安定を図りつつ、働き方の多様なニーズや経済社会の変化に的確に応えていかなければな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 津田弥太郎議員にお答えをいたします。  労働者派遣法改正法案が廃案となった理由及び責任の所在についてお尋ねがありました。  昨年の通常国会に提出した改正法案は、条文の一部に誤りがあったこと等により、審議未了で廃案となったものと認識しております。ま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの津田弥太郎議員の御質問、法案はなぜ二度にわたって廃案となったのか、その理由と責任の所在について総理の見解を伺うという中におきまして、昨年の通常国会に提出した改正法案は、条文の一部に誤りがあったこと等により審議未了で廃案となったものと認識してい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 長沢広明議員にお答えいたします。  労働者派遣制度の位置付けと改正案の意義についてのお尋ねがありました。  労働者派遣制度は、働く人にとって、希望を満たす職に就きやすい、企業にとって、必要な人材を迅速に確保できるといった労使のニーズに対応し、重要...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 清水貴之議員にお答えをいたします。  非正規と正規の均等待遇等についてお尋ねがありました。  同一労働に対し同一賃金が支払われるという仕組みは、働く方の職務を明確にし、困難度等に応じて賃金を決定するものであり、一つの重要な考え方と認識しています。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 辰巳孝太郎議員にお答えをいたします。  非正規雇用と格差等についてお尋ねがありました。  政権交代後、有効求人倍率が二十三年ぶりの高水準となるなど、雇用環境が改善している中、最近の非正規の増加については、高齢層やパートなどで働き始める方の増加とい...全文を見る
07月10日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第19号
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○安倍内閣総理大臣 ただいま小野寺委員から、いわば憲法学者がきわめているものは何か、彼らは何を責務と考えているのか、そして政治家の責務とは何か、大変わかりやすく御説明をいただいた、このように思います。  PKO法案を審議し始めた平成三年において、これは朝日新聞が憲法学者の皆さん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々、この十数年、いろいろな経験をいたしました。かつて、北朝鮮が工作船を日本に派遣し、それに対して海上保安庁の船が対応し、最終的にはこの工作船は爆沈をしたのでございます。  その際、当初は漁船を装っていた、しかし、その後は蛇頭を装うということを繰り返したわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我が国を取り巻く安全保障環境は間違いなく厳しさを増しているわけでございまして、その中において、米軍と自衛隊がともに活動することによって抑止力を高め、結果として地域の平和を守っていくことができると思います。  その中において、今後、平素から自衛隊と米軍等が連携...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 重要影響事態法に規定する重要影響事態とは「我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態」であります。我が国に対する影響であります。一方、国際平和支援法に規定する国際平和共同対処事態は「国際社会の平和及び安全を脅かす事態であって、その脅威を除去するために国際社会...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに重要影響事態、これは、我が国に対して、先ほど御説明をいたしましたように、我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態でございます。そして、当然これは緊急を要する、我が国の国民に重要な影響を与えるわけでございますから、これは緊急な対応も必要になる場合もある...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、もちろん我々は公明党の皆様と、与党で何回も議論を重ねました。その中において、自民党と公明党が完全に一致をしたものが今回の法制でございまして、我々も、今出しているこの国会承認との関係においては全くそのとおりだと思っているからこれを出しているわけでございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに自民党と公明党で議論をしてきたわけでありますが、重要影響事態とはどういう事態かということを、これは端的に、わかりやすく、典型的に示す例としてここに挙げたわけであります。ただ、同時に、典型例ではありますが、これ以外にも、いわば事態というのは相手があることで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、今、中谷大臣から答弁をさせていただいたように、これは典型例として挙げたわけでありますが、しかし、重要影響事態という事態は、これはまさに、我々は常に国民の命や幸せな生活を守らなければいけないという観点からも、この重要影響事態という概念を定めて、それに対応...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 周辺事態安全確保法も、これは地理的概念ではありません。その点においては今回と同じでございます。しかし、周辺という言葉も使われているということもございまして、いわば地理的概念と誤解される可能性もございますので、今回は、重要影響事態という、いわばまさに事態に着目を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、今、岡田委員からいろいろな例示がなされました。(岡田委員「一つだけですよ」と呼ぶ)いろいろな例示というか、幾つかの条件が、例示は一つでありますが、条件が付されたわけでございますが、基本的には三要件に当たらなければならないということでございます。  三要...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはもちろん総合的な判断になるんですが、まず、米国への攻撃が発生しているということ、それと、今岡田委員が挙げられて議論を行ったのでございますが、日本に対して攻撃が切迫している、あるいは予測事態であるという条件が重なっているということもあります。その上において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私と岡田代表とのやりとりにおいて、党首討論においても、この際どうするんですかということを、これは政治家同士としての、お互いに党を代表する者同士としての問いの投げかけに対して、残念ながらお答えはいただいていないわけでございますが、最初に申し上げましたように、第一...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の警察権というお話でございますが、相手は既に武力攻撃をしています。米国に対して武力攻撃をしている中で、そうした武力攻撃の一環で武力攻撃をしている中で、とても警察権で、これはとても警察権で対抗はできないという事態であるということは、ミサイルに対してまさにピスト...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはもちろん集団的自衛権ですから、まず、我が国と密接に関係のある国に対して武力攻撃が発生していることでありますから、先ほど来申し上げておりますように、まずは米国への武力攻撃が既に発生しているということであります。その中において、武力攻撃が発生している中におい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、まずは武力攻撃が発生していることということであります。これは、三要件においては、まずは我が国に対する武力攻撃が発生していること、これであれば個別的自衛権でいくわけでありますが、と同時に、我が国と密接にある他国に対する武力攻撃が発生したことでありますから...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いや、我が国に対する武力攻撃事態、これは個別的自衛権で対応する事態と、我々が限定的に認定した集団的自衛権で対応する存立危機事態は、これは事態が違う事態でありますから、まさにこれは別の概念ということで御理解をいただきたいと思います。  まず、我が国事態において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そうではないということでありまして、まさに最後に申し上げましたように、密接に関係のある他国が武力攻撃を受け、さらには攻撃が切迫をしているという中において、ミサイル警戒に当たっている、あるいは邦人輸送中の米艦が攻撃をされる明白な危険の中において存立危機事態と認定...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさにこれはもう繰り返し答弁させていただいていると思いますが、新三要件においては、我が国に対する武力攻撃が発生したこと、また我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生したことでありまして、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 談話につきましては、我々、まさに七十年前、二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない、この誓いのもと、その後の日本の平和国家としての歩みがあるわけでございます。  つまり、痛切な反省、そして、それに至るまで、二十世紀という世界はどういう時代であったか、その中で日...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 簡潔にまず申し上げますと、明確に、河野談話のときと混同させようという意図を感じるんですが、明確に、明確に違います。  なぜ明確に違うか。  意に反してという言葉については同じであります。河野談話についてはそうであります。今回も、確かに意に反して。これは、徴...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいまの大串さんの御説明の時間を使って三問ぐらいは法制についても質問できたのではないかと思いますが、これはまさに委員会において御議論をいただき、深められ、そして委員会において時期が来れば採決をするということがまさに民主主義の基本ではないか、このように思うわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今委員は、私の存立事態等に対する概念の答弁が二転三転して撤回したとおっしゃったけれども、私、撤回したこと、ございませんよ。私の答弁が二転三転したこともございませんし、一度も撤回をしたことはないということを申し上げておきたい。  私は一回も、今、大串委員は、私...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 済みません、少しおとなしくしていただけますか、静粛に。  そして、当然、委員会においてしっかりとした議論がなされる、正確な事実に基づいて冷静な議論をしていく。国民の命と幸せな暮らしに結びつくことでありますから、冷静な議論をしていったり、レッテル張りをしない、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私の発言をちゃんと全部聞いて、かつそれを紹介していただきたいと思います。  私はこのように申し上げたわけでありまして、つまり、木を見て森を見ない議論はだめですよ、一足す一足す一が三になるという話ではありませんね。この法制全体をまず見てください。そして、国民の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 済みません、少し、ずっとやじり続けるのはやめてくださいよ。  そこで……(発言する者あり)今、おまえに注意する権限はないという、そういう言い方は、少し品のいい言い方に変えていただけませんか。  そこで、一つ一つの……(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 一つ一つの権限や任務が加わるわけでありますから、それに伴うリスクも高まっていくわけでありまして、それを低減させていくことが大切ですね。  ですから、例えば、恒久法になることによって、あらかじめさまざまな情報収集活動もできますね、海外から情報も収集できるし、共...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それがまさに、新たな任務に伴う新たなリスクを軽減させていく、あるいは全体を見る、これが私は正しい議論ではないか、こう申し上げているわけでございます。
○安倍内閣総理大臣 先ほど来ずうっと、年がら年じゅうやじり続けている方がおられますが、その中において、その中において、おまえがとか、あんたがと言われて、事実としては、おまえがではなくて、あんたが、あんたがということであったということでございます。(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 この東シナ海における油田の問題については従来からずっと日中の間で交渉を続けてきたところでございますが、これは私が官房長官のときも、あるいはまた首相時代にも、この問題について交渉を始め、福田政権時代に一定の合意がなされたわけでございます。こうした合意から鑑みても...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 さすがに辻元委員ですから、我々が突き進もうとしているというイメージをうまく描いておられると思いますが。  この新国立競技場につきましては、これはまさに、オリンピックを誘致する際に国際コンペをやって、そしてザハ案というのが決定されたわけでございますが、そのとき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現段階においては、これは、いわばこれから国際コンペをやって、新たに新しいデザインを決めて、それで基本設計をつくっていくということでは、時間的に間に合わない。それはつまり、二〇一九年のワールドカップラグビーには間に合わないということになるわけでございまして、オリ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはもう、我々は、そういう運用で今回法律をつくっているわけでございますから、当然これは、確かにそういう状況になれば自衛隊は撤収をするわけでございます。後方支援をやめる、戦闘現場になれば。ですから、補給を受ける方にとっては、確かに辻元さんがおっしゃったような意...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、辻元委員のおっしゃっていることは、述べていることはPKOについて……(辻元委員「いやいや、サマワのオランダ軍。ちょっと見てください。イラクの」と呼ぶ)ああ、イラクのですね。いや、それは結構です。  イラクのオランダ軍につきましては、それは基本的に後方支援...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに私の念頭にあったのは、基本的に、他国部隊が襲われたときには……(辻元委員「違う、違う、よく見てよ」と呼ぶ)いや、私の念頭にあったことでありますから、他国部隊が襲われたときに、その部隊から助けてくれと言われても、それは襲われたという状況になったことを鑑みて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに、日本は、七十年前、二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない、この決意のもとに平和国家としての歩みを進めてきたところであろうと思います。そして、自由で民主的な国をつくり、基本的人権を守り、そして法の支配をたっとぶ国をつくり上げてきた、こういうことではないか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 なかなかこの議論がわかりにくいのは、憲法に、いわば自衛権があるかどうかという明文規定がないわけでございます。  そこで、砂川判決、昭和三十四年に、自衛権については、自衛権の行使については、「必要な自衛のための措置」は「国家固有の権能の行使として当然のこととい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回、対案を出していただいたことに対しては敬意を表したいと思いますし、村岡委員が対案を出しますよとこの委員会でお約束をされたことを実行したことを多としたいと思います。  もちろん、もうちょっと早く出していただければなという思いはありますよ。しかし、きょう出し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 三要件が、先ほど柿沢委員がこれは曖昧、不十分という趣旨の御発言をされましたが、まさにこれは明確だろう。つまり、我が国の存立が脅かされるわけでありますし、これは我が国でありますし、そして、日本の国民の命と自由とそして幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険であ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 村岡委員は説明が大変お上手なので、それをそうだなと思う方もおられるかもしれません。  しかし、例えばホルムズについても、これは別に他国を防衛するためにやっているのではなくて、国際法上他国も防衛する形になりますから集団的自衛権の行使に当たりますが、あそこに頼っ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、憲法の適合性は、これはもちろん基本だと思います。まさに、従来より御説明をさせていただいておりますように、砂川判決があって、これと軌を一にする四十七年見解があって、その基本的な論理を維持しつつ、この論理の安定性もしっかりと維持をしながら、今回、我々は、当...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに今回、維新案を初めて議論したのでございますが、政府案と維新案の違いは大変明確になったと思います。  そして、維新の皆様が、いわば政府案を、ずっとこの審議を通じて、まさに八十時間を大幅に超える審議を通じて指摘をして議論が深まったからこそ、まさにその深まっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは明確でございまして、武力行使とは一体化しないということでございまして、武器弾薬の提供が武力行使と一体化するという政府の見解を示したことはもちろん一度もないわけでございます。先ほど中谷大臣から答弁をさせていただいたように、そういうニーズがないということであ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この二年半、GNIが急成長しておりますので、その点、このGNI比については残念ながらだんだん順位が落ちてきているということもございます。限られた財源の中で我々も国際貢献を果たしていきたいと思います。  小熊委員が指摘をされたように、なかなか国民的に、私も地元...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々、イラクにおける復興支援活動の経験を生かしながら今回の法制を行ったところでございます。  かつての非戦闘地域につきましては、いわば自衛隊がそこに所在する間は戦闘行為が行われない、例えば半年という期間、サマワはそうである、このように認定したわけでございます...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまさに整理をし直したわけでありまして、先ほど申し上げましたように、戦闘地域と非戦闘地域という考え方について、一定の期間、自衛隊がそこにとどまる期間は、その地域、例えばサマワは、これは非戦闘地域であるという認定をしたのでありますが、今回の経験から、サマワの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも国際法的に、先ほど答弁したように、これは武力行使とし、そしてそれは集団的自衛権に当たる、こう言っているわけであります。  なぜ受動的、制限的という説明をさせていただいているかというと、これは、日本国憲法との関係において、必要最小限度を超えるという関係...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 機雷の除去にもいろいろあるわけでありまして、いわば機雷を敷設して軍艦が進入するのを防ぐ場合、例えば、米国は、その機雷を除去して、さらにその後、戦闘行為に入っていくということを考え、それはまさに能動的に機雷を除去して、さらに相手を撃破していくということはあり得る...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはまさに、先ほど来申し上げておりますように、いわばイランが機雷を敷設した段階において、地域には米軍の施設等々もございます、例えばここで交戦状態になっているようなときには、これは当然掃海も行えませんし、このときに掃海をすれば、これは当然、いわば純粋なる敵対行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 掃海部隊は私の地元の吉見というところにおります。そこで私は毎年ここの新たな入隊式等に出席をしておりますから、そうしたさまざまな出来事については話を伺っておりますが、機雷掃海の仕事そのものが触雷の危険性もあるわけであります。私、その訓練も何回か拝見したことがある...全文を見る
07月15日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第22号
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○安倍内閣総理大臣 私たち政治家は、国会あるいは政府は、国民の命を守る、幸せな生活を守ることに大きな責任を有しているわけであります。その意味において、必要な自衛の措置とは何か、このことを考え抜かなければいけない。その上においては、国際社会の情勢、安全保障環境の変化に目を凝らさなけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ホルムズ海峡における機雷封鎖に起因して存立危機事態を認定し、自衛隊に防衛出動を命ずる場合には、基本的には国会の事前承認を求めることになると想定しています。また、重要影響事態において自衛隊の部隊等が対応措置を実施する必要があると認められる場合には、可能な限り国会...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 平和安全法制においては、存立危機事態や重要影響事態等における自衛隊の活動について、民主的統制を適切に確保するため、国会承認に係る規定をしっかりと定めています。したがって、実際に自衛隊に活動を命ずるに際しては、法律の要件に従って政府が判断するのみならず、国会の判...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 委員御指摘のとおり、今般の平和安全法制の中には、事前の国会承認によりがたい場合に事後承認が認められているものがあります。そのような手続が認められているものについても、原則はあくまでも事前承認であることから、政府として可能な限り国会の事前承認を追求していく考えで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現行自衛隊法に基づく海上警備行動の発令や新設する米軍等の武器等防護の実施等については法律上国会報告の対象とはされていませんが、国会及び国民の皆様に対する説明責任を果たすため、可能な限り最大限の情報を開示し、丁寧に説明する考えであります。
○安倍内閣総理大臣 存立危機事態と武力攻撃事態等とは、それぞれ異なる観点から評価される概念である一方、国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという根幹において共通する考え方に立脚しているものであります。  このため、現実の安全保障環境を踏まえれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 明確にお答えをいたしましょう。  それは、まず武力行使の三要件、これは今まで一貫して申し上げているとおりでございますが、最後でございますからもう一度申し上げますと、我が国に対する武力攻撃が発生したこと、または我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 短い質問の時間の間に随分間違った御指摘をされました。  例えば、私はホルムズの例を典型例として挙げたことはございません。これはまさに私が、まず、質問……(発言する者あり)済みません、少し静かに。大切な質疑ですから、質問者以外の方はちょっと黙っていていただけま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 歴史的な事象について一々私がここで論評することは控えますが、いずれにいたしましても、今の民主主義そして自由、言論の自由そしてまた基本的人権がしっかりと確立をした日本ではあり得ないことでございます。まさに今委員が御指摘された、現役の軍人が閣僚になる、こういう仕組...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 るる申し上げておりますように、我々は歴代の内閣の立場を基本的に踏まえているわけでございます。歴史認識において歴代の内閣の立場を踏まえているということは、引き継いでいるということは今まで繰り返し申し上げているとおりでございます。
○安倍内閣総理大臣 従来から申し上げておりますように、歴史認識においては従来の内閣の立場を受け継いでいるということでございます。  そして、いずれにいたしましても、我々は、さきの大戦の反省の上に立って、戦後、平和国家としての歩みを進めてきたところであります。同時に、自由で民主的...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに今の日本の国民が、指導者がいいかげんなことを言えば烏合の衆のようにそちらに従っていく。それは、長妻さん、国民に対して失礼じゃありませんか。戦後の歩みというのはそんなものだったのですか。  日本は戦後七十年、まさに民主主義を徹底し、自由をたっとび、報道の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども答弁をさせていただいたように、我々自由民主党は、二〇一二年の総選挙において、今回の平和安全法制、つまり集団的自衛権の行使を認める、一部容認も含め、こうした法制を進めていくということをしっかりと国民の皆様にお示ししながら総選挙を行い、政権に復帰をしたわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大串委員も、論点を先般も挙げられました。しかし、あの質問の最中にも、今回もそうでありますが、その論点についての質問をやはりしていただきたい、こう思うわけであります。  きょうもそうでありますが、与党はまさにきょうも九分ずつしか三時間において質問時間が割り当て...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私も今まで申し上げているとおり、世論調査等の結果から、残念ながらまだ国民の皆様が十分に御理解をいただいているという状況ではないということは答弁してきている、再々答弁してきているとおりでございます。  その中において、国会議員はまさに国民から責任を負託されてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般の私の発言をかなり正確に理解しておられない上において簡単な御紹介をいただいているので、そこをまず訂正させていただきたいと思います。  憲法との関係においては、まさに違憲立法かどうかということも含めて、最終的な判断は最高裁判所が行う、これは憲法にも書いてあ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この当てはめについて、集団的自衛権が、これは全てだめだということがあった。  そして、その上において我々が今回の閣議決定を行ったということでありまして、いわば四十七年見解とは違うということについて、今回の我々の考え方については、憲法解釈の変更については閣議決...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど来、私の発言をまさに誤解を生むような形で紹介しておられるわけでございますが、例えばカフェスタの発言で、閣議決定をしたから立憲主義に合うと言ったわけではなくて、先ほど御説明をしたように、砂川判決からずっと引いて、まさにその全体において、これは立憲主義にかな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ずっと先ほど来、典型例、典型例と述べてこられたけれども、その前提も違っていたということは申し上げておきたい。  皆さんが否定されたら、間違ったからといって、そんなに騒がないでくださいよ。少しちょっと、委員長……(発言する者あり)
○安倍内閣総理大臣 委員長の注意にはしっかりと、ちゃんと応えていただきたい、従っていただきたいと思います。  そこで、米艦につきましては、これは一つの典型例として先ほど申し上げたとおりでありまして、これは典型例であります、米国への攻撃が発生をして、そして我が国への攻撃が切迫して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 大串委員は、別の例について私が説明したことについて、それぞれについての御理解が十分でなかった、こう思うわけでございます。  例として二つあるわけでございまして、一つは、まず、米軍に対する武力攻撃が既に発生しているという状況であれば、ミサイル警戒に当たっている...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それに似たようなものを見たことはあると思います。現物を目の前で、いわば報道等で見たことはございます。
○安倍内閣総理大臣 削除されたというか、これは、インターネット放送の際に、インタビュアーの議員からピースボートについての言及があった、そこに正確性が欠けていたということであります。  インターネット放送の際に、ピースボートを創設したのは民主党の辻元議員と紹介すべきことを、ピース...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、いつですかという私の内面のことについての御質問だと思いますが、そもそも、いわば自衛権があるということについては、最高裁の判決としては砂川判決であるということは常識でございます。  従来から申し上げているとおり、必要な自衛の措置をとり得るべきということ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 ただいま岸田大臣が国際法の観点から、いわば有権解釈をする外務省を代表して外務大臣が答弁をさせていただきました。  私がテロリストとこれは認定されてしまうと言うのは、我が国が武力行使を行った際にいわば自衛隊員が捕虜となったときには当然軍隊として取り扱われなけれ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国際法的に定義が定かでないというのは、これは政府として一貫している、答弁が一貫しているわけでございまして、これはかつての村山政権時代にもそうでありますし、当時の村山総理もそういう趣旨の答弁をしておられるわけでございます。  そこで、私がいわば侵略戦争に加担し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 充実した審議というのは、まさに委員の皆様はずっとこの席に座って質疑を見守り続けているわけでありますし、時には質問者として政府側との質疑を行うわけでございます。委員会において質疑が充実しているという御判断をされる、そして質疑が熟してきたという御判断をされるときが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 質疑の中身でございますが、基本的に、この委員会においても申し上げてきているわけでございますが、一つは憲法上の制約の問題、同時に国際法との関係もございます、そして安全保障上の必要性の観点もあるわけでありまして、こうした三つの観点からの議論でございますが、それゆえ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日本国憲法の中においては、自衛権がある、自衛隊は合憲であるということは明文に規定されていないわけであります。そこでまさに、それは果たして合憲なのかどうかと議論がありました。憲法学者の多くは、自衛権はないんだという、いわば個別的自衛権すら否定する意見が主流であっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわば憲法との関係で、今、国民の理解という御議論もありました。専守防衛の中で国民の理解が深まった、PKOについては国際貢献という中で国民の理解が深まったというのはまさにそのとおりなんだろうと思いますし、同時に、しかし、憲法学者との関係においてはこれはまさに純粋...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 存立危機事態に対して皆様が出された法案については、そうした独自案を出されたことについては先ほど申し上げましたように敬意を表したいと思いますが、私どもの考え方としては、憲法との関係そして国際法との関係について整理をし提出させていただいたところでございまして、与党...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども答弁させていただきましたが、世論調査の結果を見れば残念ながら国民の理解は進んでいないということでございまして、我々は、国民の理解が進むように、深まっていくようにさらに努力を重ねていきたい、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 石破大臣も、残念ながら今、世論調査の結果から見て国民の理解が進んでいないという状況にある中において、これは政府においても、また与党においても国民の理解が深まっていくように努力をしていかなければいけない、こういう観点から御発言されたのではないか、このように思いま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさにこれは委員会においてお決めになることであろう、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 私は決める立場ではございません。まさにこれは三権分立の考え方から、私が今、いつ決めるということをこの場でどうこう言うべきではない、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 もちろん、地方の方々に対して御理解を得るように我々も働きかけていく、あるいは努力をしていくことも当然必要だろう、このように思うわけでございますが、同時に、国会は国会としての大きな責務があるわけでございます。自衛隊に対して、今回の存立危機事態においてもそうであり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的には、中谷大臣が政府の姿勢として答弁をさせていただいております。その中でも明らかにさせていただいておりますが、危機にどのように対処するかという基本的な我々の姿勢については、これを開示することによって、今後、さまざまな自衛隊の海外での活動に対して危険が及ぶ...全文を見る
07月27日第189回国会 参議院 本会議 第34号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山本順三議員にお答えをいたします。  我が国を取り巻く安全保障環境の変化についてお尋ねがありました。  我が国を取り巻く安全保障環境はますます厳しさを増しております。例えば、北朝鮮は、日本の大半を射程に入れる数百発もの弾道ミサイルを配備し、核兵器...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北澤俊美議員にお答えをいたします。  さきの総選挙において限定的な集団的自衛権の行使について争点となったのかとお尋ねがありました。  さきの総選挙では、昨年七月一日の閣議決定に基づき、平和安全法制を速やかに整備することを明確に公約として掲げました...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 荒木清寛議員にお答えをいたします。  国民に対する説明についてお尋ねがありました。  平和安全法制は、我が国を取り巻く安全保障環境がますます厳しさを増す中で、憲法九条の範囲内で国民の命と平和な暮らしを守り抜くために不可欠な法案です。政府としては、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小野次郎議員にお答えをいたします。  衆議院での採決及び参議院での審議の進め方に関するお尋ねがありました。  平和安全法制は、国民の命と幸せな暮らしを守り抜くために不可欠な法案であり、審議は拙速であってはならないと考え、過去最長の九十五日間の延長...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 市田忠義議員にお答えいたします。  衆議院における法案の採決及び国民の理解についてお尋ねがありました。  衆議院における採決は、PKO法や有事法制を上回る百十六時間もの審議を行い、熟議の後に、決めるべきときには決めるという観点から衆議院において判...全文を見る
07月28日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第3号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国民の命、そして平和な暮らしを守り抜いていくことは、私たち政治家にとって最も大切な責務であります。これは政府に課せられた重要な責務であり、政治家に課せられた使命であります。本来、与党もない、野党もないんだろうと、こう思います。  我が国を取り巻く安...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になったように、まさに自衛隊の活動においては、訓練も含めて、法的根拠をあらかじめ明確にしておくことが必要であります。法的根拠を明確にしていくことによって、平素より各国とも連携した訓練や演習等を可能とすることができ、これは極めて重要...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま佐藤委員と中谷大臣とのやり取りにおいて、多くの国民の皆様も、我が国をめぐる海の状況が大きく変化をしているということは御理解をいただいたのではないかと思います。  残念ながら、南シナ海において中国は大規模な埋立てを行っているわけでございます。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日米同盟は、我が国の安全保障の基軸であります。また、我が国に駐留する米軍のプレゼンスは、地域における不測の事態の発生に対する抑止力としても機能しています。他方、我が国を取り巻く安全保障環境につきましては、先ほどのやり取りで、一層厳しさを増しているとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府がいわゆる四十七年の見解を出した、つまり、必要な自衛のための措置の中には集団的自衛権は含まれないという政府の考え方を示したあの時代には、まだ北朝鮮は弾道ミサイルを保持をしていない、そしてまた同時に、核開発も行っていなかったわけでございます。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の近隣で武力紛争が発生し、米国も武力攻撃を受けている状況、既に武力攻撃を受けているという、武力攻撃対武力攻撃という状況が発生している状況でありますが、その状況下において警察活動において米国の艦艇の防護を行うことは、まさに今委員が御指摘になったよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ホルムズ海峡は、我が国が輸入する原油の八割、天然ガスの三割が通過をする、エネルギー安全保障の観点から極めて重要な輸送経路でございます。  例えば、我が国周辺に、周囲にですね、我が国の周囲に機雷が敷設されれば、物資の輸入がストップをします。国民生活に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊員の使命は、国民の命、そして平和な暮らしを守ることであり、国民のリスクを下げることであります。そのためにこそ、自衛隊員は自らリスクを負うことになります。このため、自衛隊員の任務はこれまでも常にリスクを伴うものであります。我が国有事における任務は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今までの非戦闘地域という区分の仕方、これは武力行使と一体化しないという憲法の要請による概念でありますが、この非戦闘地域という概念の中で、委員が実際に活動を行われたサマワについては、これは非戦闘地域という指定をしたところでございますが、これ半年間にわた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにこの新ガイドラインに書いてありますように、日本の存立を全うし、日本の国民を守るためと、このように書いてあるわけでございまして、これはまさに日米の合同の、共通の認識と言っていいと、このように思います。  日本が武力行使をするのは日本国民を守るた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国の安全保障に関わる法案につきましては、先ほど佐藤委員との間の議論も行いましたが、基本的には安全保障環境が大きく変化をしている中において、その必要において法制を変えていくところでございますが、なかなか肌感覚でそれが果たして必要なのかどうかということを...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 衆議院において百時間以上の時間を掛けまして、PKO法以上、あるいはまた有事法制以上の時間を掛けて審議を行ったわけでございます。そして、衆議院において、審議は熟したとの観点から、決めるときは決めるということで採決がなされたと、こう承知をしているところで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この数十年間、あるいはまたこの三十年、四十年の変化でございますが、言わば四十七年見解をお示しをした四十年前と比べますと、米軍は現在も圧倒的な軍事力、最強の軍事力を持っておりますが、しかし、兵隊の数あるいは艦船の数、そして航空機の数もこれはそれぞれみん...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日米同盟関係は揺るぎない同盟関係を確立をすることができたと、このように思っております。  オバマ大統領との間におきましても、昨年は四月に国賓として訪日をされました。一昨年は訪米をいたしまして、TPPについて交渉に参加することについて議論をしたところ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権ができまして、国家の安全保障戦略を定めたところでございます。これはまさに日本の安全保障の基本方針を示したものでございますが、まずこの基本方針を徹底的に理解をしていただくということと同時に、その上において、国民の命と幸せな暮らしを守るためにどの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 七十年前、日本は敗戦を迎え、二度と戦争の惨禍を引き起こしてはならない、この決意の下に、戦後、平和国家としての歩みを進めてきたわけでございます。その中におきまして、自由で民主的な国をつくり、基本的人権、そして法の支配を尊んできたわけでございます。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この平和安全法制が、この良識の府である参議院において、しっかりとした、また建設的な議論を行うことによって国民の理解が進んでいくことを期待したいと思いますし、私も、院から求められればもちろん出て説明をするという責任を負っていると、このように思っておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回我々が容認をした集団的自衛権、これは言わば一般に言われる集団的自衛権の全てではなくて、まさに三要件に当てはまるものに限るわけでございます。  それはすなわち、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、福山委員がおっしゃっているのは、いわゆる集団的自衛権をフルに認めているときの例として私に質問をしているわけでございまして、まさに密接な関係にある他国に対する攻撃に対してこちらが言わば攻撃をするということでございますが、まさにそれに対しては我々は三...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、まさに今ポイントについて説明をさせていただいているわけでありまして、ここが、ここが大切なところでありますが、A国とB国がこれ紛争状態にあって、このB国がA国から攻撃を受けたときに言わばB国から依頼を受けた。そこで、今、福山委員が示している、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、三要件についてお話をしましたが、つまり……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) はい。委員長の……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そこで、言わば我が国の存立自体が脅かされている、これを、この危機を排除するための武力行使を行うということでありまして、ですから、その違いは何かといえば、例えば近隣諸国においてA国がB国を攻撃をしたと、これに関わって、言わば我が国に対する存立を脅かす危...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはまさに三要件にある必要な言わば自衛の措置を、必要最小限度の実力行使を取ると。そして、それはまさに、我が国の存立に関わる脅威に対してそれを排除するために取るということであって、その国に乗り込んでいって撃滅をするというのとは違う。  つまり、その...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 礒崎補佐官の発言は、平和安全法制を議論していく上で、憲法との関係とともに、我が国を取り巻く安全保障環境の変化を十分に踏まえる必要があるとの認識を示した発言と承知をしております。  法的安定性を確保することはもとより当然のことでありまして、私も従来か...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中身については秘書官から報告を受けているところでございますが、まさに今申し上げましたように、法的安定性につきましては、我々、今回閣議決定をする際にもこの法的安定性の重要性について申し上げているとおりでありまして、それに誤解を与えるような発言は当然慎む...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げたように、礒崎補佐官の発言について、こういう趣旨の発言であったということについて秘書官から報告を受けておりますし、同時に、そのテキストに、彼が発言したもの、文字に起こしたものについても、もちろん私は、全て詳細には見ておりませんが、基本的...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどもお話をさせていただきましたが、礒崎補佐官の発言は、平和安全法制を議論していく上において、憲法との関係とともに、我が国を取り巻く安全保障環境の変化を十分に踏まえる必要があるとの認識を示した発言であると承知をしているわけでございまして、こうした誤...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども申し上げましたように、官房長官から、官房長官が礒崎補佐官から状況を聞き、そして注意をしているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当時、田中内閣でございまして、吉國さんだったんですかね。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、もう従来から答弁をしておりますように、言わば四十七年のときの政府の解釈においては、これは砂川判決と軌を一にするものでありますが、必要な自衛の措置について自衛権を、これは発動することについては認められるけれども、個別的自衛権については認められる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、当時の田中内閣のときに出した、これは内閣法制局の言わば参議院に提出したもので、参考の解釈の提出であったわけでありますが、そこで、言わば今ここにお示しをしていただいている基本的な論理としては、自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、まさにこの答弁の後に、これは言わば政府に解釈として出された、提出をされたものだというふうに承知をしております。そして、いずれにいたしましても、吉國長官は、まさに集団的自衛権は行使できないと、そのときの状況から、国際状況等から鑑みてもこの集団的自...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま法制局長官が答弁したとおり、まさに法制局としては、言わば数量的概念等々については議論をしていないと。今般、三要件において、規範として新たに認められる集団的自衛権の行使があり得ると、このように答弁をしているわけでございますから、私は一貫している...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにこの砂川判決において、必要な自衛のための措置をとり得ることは、国家固有の権能の行使として当然のことと言わなければならないと、このように判断を下しているわけであります。つまり、ここでは自衛権、必要な自衛のための措置をとり得ることは国家固有の権能の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど横畠長官が答弁いたしましたのは、旧来、言わば昨年の七月の一日に閣議決定をし、そして三要件の下において行使し得る集団的自衛権の行使は容認したわけでございますが、それ以前は、これはまさに福山委員が指摘されたとおり、この三要件という概念がないわけであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは例え話で概念整理を行ったところでありまして、言わば先ほど来議論になっておりますフルスペックの集団的自衛権の行使と我々三要件における集団的自衛権の行使を分かりやすく説明しようとしたところでございまして、見ていた方も、当然これは言わば武力の行使とは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、言わば消火活動ということにおいても、例えば消防士の方々もそれは危険が伴う仕事であります。言わば危険が伴う仕事を例として挙げまして、言わばアメリカの敷地内に入っていくかどうかということも含めて分かりやすく説明をさせていただいたところでありまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 他国の領海、領土、領空に入って武力の行使をする、武力の行使を目的に他国の領土、領海に入っていく、一般にこの海外派兵は必要最小限度を超えると、憲法によって禁じられているということは今まで申し上げているとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは従来から答弁をさせていただいておりますように、必要最小限度を超えると、一般に海外派兵は禁じられていると、こう答弁をしているとおりでございまして、その例外として、ホルムズ海峡に敷設された機雷をこれ掃海することについては限定的、受動的であるというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、憲法上海外派兵は一般に禁じられているということはもう既に申し上げておりますから、この条文の中にはないということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 個別的自衛権においても集団的自衛権においてもこれは変わらないわけでありますが、武力行使を目的として他国の領土に入っていくこと、これは憲法違反であると、こう申し上げているわけでございます。同時に、ホルムズ海峡における機雷の掃海というのは受動的、限定的で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、ずっと従来より申し上げておりますように、一般に海外派兵は禁じられているということでありまして、まさにこの一般における例外としてホルムズについて挙げているわけでありますが、これは受動的、限定的であることから必要最小限度の範囲内であるということを...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、個別的自衛権においてもそうなんですが、言わば海外派兵というのは、武力行使を目的として、例えば、かつての湾岸戦争での戦闘、大規模な空爆や砲撃を加えたり敵地に攻め入るような行為に参加することは必要最小限度の自衛の措置の範囲を超えるものであって、憲...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、一般に海外派兵は禁じられている、つまり、武力行使を目的として大規模な砲撃を加えたり、兵隊を派遣してせん滅を目的に相手の国に入っていくことはできないというのが、これは一般にそうですから、そしてそれ以外に念頭にあるのはホルムズだけでありますから...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、まさにずっと従来から一貫して申し上げておりますように、一般に海外派兵は禁じられているということでありますから、そのように説明をしたわけでありまして、例外としては、念頭にあるのはホルムズにおける機雷掃海だけであるということはもう何回も申し上げて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 質問にお答えをいたします。  この例として説明したかったことは、まさにフルスペックと我々が認めるもの、集団的自衛権についての典型例として説明をしたわけでありまして、まさに母屋が燃えているけれども、この母屋を消しに行く、先ほどの委員とのやり取りにおい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、フルスペックとの違いにおいては、母屋が燃えている、けれどもこの母屋が燃えている火はこちらには届いてこないということであります。しかし、その母屋の火が離れに移った段階で、ここでもまだこちらには移ってこないんですが、ここから風向き等でこちらに移って...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この新三要件に当てはまるもので念頭にあるのは、言わばホルムズ海峡における機雷の掃海のみでございます。これは従来から申し上げているとおりでありまして、これは、形式上は、機雷の掃海についても停戦合意がなされていなければ、日本にだけ向けられたというものが極...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 他国のですね、武力行使を目的に言わば自衛隊を派遣をする、これは、武力行使を目的として戦闘をし、そしてせん滅を図る、あるいは空爆、砲撃を行うということは、これは必要最小限度を超えるということはもう何回も申し上げているとおりでありますから、よって第三要件...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、小川委員は、我が国の存立に関わる場合ということをおっしゃった。これはまさに第一要件でありますが、必要最小限度を超えるというのは、まさに第三要件の「必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと」と、こう書いてあるわけであります。そして、これは、旧三要件...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、そうは考えておりません。法的安定性において、言わば四十七年の見解の基本的な論理は維持したものであると、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど答弁をいたしましたように、法的安定性について、これはしっかりと我々は維持をしていかなければいけないと、そうではないような発言をしていると誤解を与えることは厳に慎まなければならないと、官房長官から本人に注意をしているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、第三要件に「必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと」と書いてあります。つまり、最小限度を一般には超えるわけでありますから、これを超えないという前提自体は基本的にないわけでありまして、ですから、三要件において、言わば一般にこれは超えるというの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに法的に、これは一般に海外派兵は必要最小限度を超えるわけでありますから、つまり、できないというのは、これはもう政府の一貫した立場であります。これは、先ほど防衛大臣が答弁しているように、個別的自衛権においても同じであります。  なぜ一般にというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、我々が答弁しているのは、満たせば行けるわけですよ、満たさなければ行けない。そして、第三要件については、武力行使を目的として言わば攻撃をしているわけでありますから、当然、自衛隊を送る以上、武力行使を目的としてその国に対して攻撃を加えるわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず初めに、先制攻撃を追認するのかという質問がございました。私は追認したかのごときの答弁をしているようでありますが、私が答弁をいたしましたのは、憲法上、武力の行使が許されるのはあくまでも新三要件を満たす場合に限られ、我が国と密接な関係にある他国に対す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国に攻撃が発生していないにもかかわらず、他国に対する攻撃が発生し、そして密接な関係にある他国であって三要件に関わった場合は、これは先制攻撃ではなくて集団的自衛権の行使、日本は一部行使を容認している中において三要件に当てはまればその行使を行うわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、しかし、意思が全くないかどうかということでありますが……
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ええ、推測をしなければいけないわけでありますが、この三要件について、これ該当するか否かについて、攻撃国の意思、能力、事態の発生場所、その規模、態様、推移など要素を総合的に判断するわけでございますが、当然意思についても、この意思の推測というのは、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、もう既に大臣が答弁をしておりますが、自衛隊法の第三条第一項を改正して、我が国に対する武力攻撃を意味する「直接侵略及び間接侵略」、これは我が国に対する武力攻撃を意味する表現として使われているわけでありますが、この文言を削除いたしまして、自衛隊の主た...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、個別的自衛権も集団的自衛権も自衛権の行使でありまして、我が国を守るためという考え方の下に自衛権を行使するわけでございますから、この考え方の下に我が国を防衛するために自衛権を発動するということでありますから、何ら問題はないんだろうと思います。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま中谷大臣が答弁をいたしましたように、まさに武力攻撃事態におけるその言わば戦闘下における医療行為、これは普通の病院で行う医療行為とは違うわけでございますし、優先順位も違うわけでありますから、そこでどう判断するかということを当然検討していくのは当...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このリスクにおいては、なぜ平和安全法制を整備するかといえば、これは我が国を取り巻く安全保障環境が厳しくなっているわけであります。その中において、国民のリスクを低減させていく上において、この法制を整備をしていく、当然、国民のリスクを低減させていく上にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の法制につきましては、言わばグレーゾーンから集団的自衛権の行使に至るまで切れ目のない対応を可能とするものでございます。  その中におきまして、集団的自衛権の行使に関わるもの、あるいは後方支援に関わるもの、あるいはまたPKO活動等に関わるもの等々...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 衆議院におきましても、御党、またあるいは維新の党から対案も出されたわけでございます。米艦を防護するための法律についても維新の党から対案が出された。これは、長い時間を掛けて議論した中において、論点がかなり整理された上において出された対案でもあったんだろ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、野党が出さないから理解が進まないということを申し上げたわけではなくて、むしろ出していただいて理解が進む一助になったのではないかという評価をさせていただいたところでございまして、言葉どおり受け取っていただきたいと、こう思うところでございます。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、今大臣から答弁をさせていただいたように、我々は五月十四日の、武力攻撃に至らない侵害に際し、離島等に武装集団が不法上陸する事案等に対しては、切れ目のない十分な対応を確保するため、海上警備行動、治安出動の発令に係る手続の迅速化のための閣議決定を行...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、グレーゾーンにおいては、ですから、閣議決定を行うことによってスムーズな対応が既に可能になっているということについて新たに法制を行う必要はないと、このように考えているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この尖閣に対する、先ほど申し上げましたように、不法漁民の上陸等について対応していく必要はもちろんあるわけでございますが、そのためにも、現在、警察や海上保安庁などの関係機関が各々の対応能力を向上させ、情報共有を含む連携を強化するほか、各種の訓練を充実を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々も、法整備が必要であるかどうかということについては党において検討をしていたところでございますが、その結果、言わば先ほど申し上げましたように閣議決定を行ったところでございまして、五月十四日に、武力攻撃に至らない侵害に対して、離島等に武装集団が不法上...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう既に廃案になっておりますので言及をしなかったのでございますが、言わば衆議院で御党が維新の会とともに出したものについて今お話をさせていただいたところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々自民党、また与党は、選挙に際し、政権を取れば何をするかということをお約束をします。それがまさに選挙における公約であります。この公約について、公約でお約束をした以上、もし政権を取ったらその公約を実現するために努力をするのはこれ当然のことであろうと、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは先ほど答弁をさせていただきました。確かに、我が党の中においても議論を行いました。そして、公約の中にそうした趣旨のことを書いたこともございましたが、しかし、議論を重ねた結果、むしろこれは、大切なことは、しっかりと日頃から連携を密にしていくこと、情...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば、かつての経験からいえば、つまり海上保安庁、そして警察、そして防衛省があるわけでありますが、それぞれの役所間のある種のセクショナリズムが常にこれは伴うわけでございます。その中におきましての権限をある種守ろうとするという本能のようなものがあって、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この数年間、尖閣の領海、接続水域に公船が何回も侵入をしてきているわけでございます。そこで海上保安庁が対応しているという状況が事実あるわけでございます。  そこで、現在は、その間においても海上保安庁と自衛隊においては緊密な連携を取っております。この二...全文を見る
07月29日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第4号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 西田委員御指摘のとおり、国連憲章の下では戦争は違法化されています。国連憲章の下で違法でない武力の行使は、個別的自衛権によるもの、集団的自衛権によるもの、国連安保理決議に基づく集団安全保障措置の三つのみであります。これらは、国連憲章の下で違法とされてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず前提として、この国家安全保障戦略を策定していく上においても、ここに書かれておりますように、日本を取り巻くアジア太平洋地域の戦略的な安全保障上の環境が大きく変わっている。その中においては、パワーバランスの変化、軍事技術の向上、委員が御指摘された大き...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、中国の軍拡の状況、東シナ海、南シナ海における行動についてお話をさせていただきました。まずは、国際社会において、こうした力による現状変更は認められないというこの認識を共有することが極めて大切であろうと思います。  ですから、問題が生じたときに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日中関係というのはまさに最も大切な二国間関係の一つであろうと、重要な二国間関係の一つであると、こう考えておりますが、例えば東シナ海につきましては、この海を平和、協力、友好の海とするため協力していくことで一致をしております。東シナ海の資源開発に関する日...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 七十年前、我が国は二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないとの不戦の誓いを立て、これを七十年間、ひたすら平和国家としての歩みを進めてきたところであります。同時に、地域の平和、安定、繁栄のために貢献をしていくことはまさに日本の平和にもつながっていくという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員がお示しをいただきましたように、我が国として武力の行使を行うことが憲法上許容されるのは新三要件全てを満たすときだけであります。  そして、委員御指摘のとおり、新三要件のうち第二要件については、今回の法整備において、新たに事態対処法改正案第九条...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現実の安全保障環境を踏まえれば、存立危機事態に該当するような状況は同時に武力攻撃事態等にも該当することが多い、委員の御指摘のとおりでありますが、そう考えられますが、存立危機事態に認定されるような場合が同時に我が国に対する武力攻撃が予測あるいは切迫して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊による後方支援の実施に際して円滑かつ安全に実施することができるように実施区域を指定するとの規定は、法律上、防衛大臣に対して安全に活動できる場所を指定することを義務付けているものであります。円滑かつ安全に活動できるという要件は重いものであり、今現...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員が今御指摘になったように、この平和安全法制が整備されれば、その要件、法律の要件を満たせば必ず自衛隊員が派遣されるわけではこれは全くありません。派遣ができるようになるという法制を整えたということでありまして、そして、その上において自衛隊を派遣するか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊の活動の実施に当たっては、我が国として主体的な判断に基づきこれを実施をしていくことは当然のことであります。  この主体的判断に当たっては、まず、政府として入手できるあらゆる情報を総合的に判断、分析をしまして、国家安全保障会議において十分な審議...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御指摘をいただきましたISILに対する作戦の後方支援について、国際平和支援法の下で我が国が後方支援を行うためには、要件となる国連決議の存在に加えて、我が国が国際社会の一員として主体的かつ積極的に寄与する必要があるかを含め、法律に定めた要件を満たすか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊にふさわしい活動は何かということでございますが、国際協力を行うに当たりましては、自衛隊にふさわしい役割を果たすことが重要と考えています。したがって、今回の法整備が行われた後であっても、実際の自衛隊の派遣に当たっては、当該派遣が国益に資するもので...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国は、人間の安全保障の視点に立ちまして、紛争終結後の平和と安定、安全の確保のため、ODA等を活用して緊急人道支援から復旧復興・開発支援まで切れ目のない支援を行うなど、国際社会から高い評価を得ています。  また、今回の法整備においては、紛争終結後...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに今、片山先生が御指摘になられましたように、国民の理解が進んでいない。私どもから考えますと誤解されている面も多いわけでございますが、答弁等において、片山先生がおっしゃっておられるように、なるべく歯切れよく、国際情勢に関わるものでございますから、完...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 法的安定性については極めて重要なことでございまして、補佐官に対しましても、官房長官からも、私からも、昨日の答弁におきましても、こうした誤解を与えることのないように気を付けなければならないと、このように申し上げているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに参議院の審議は昨日から本格的にスタートしたばかりでございまして、この良識の府たる参議院におきまして議論が深まっていく、参議院側の御判断に従うべきことと、こう考えているわけでありますが、いずれにせよ、国民の皆様の御意見に真摯に耳を傾けながら、今後...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 衆議院におきまして維新の党には法案を提出をしていただきまして、国会での審議は更に深まり、建設的な議論になったと、このように思います。  六十時間以上の審議を重ねてきた上において、その論点を踏まえて維新の党において法案を出されたわけでありますから、あ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の平和安全法制の整備は、これはあくまでも憲法の許容する範囲内でこれを行うものであり、これは当然のことであります。憲法改正ができないから解釈変更を行うものではないということは、はっきりと明確に申し上げておきたいと思います。  我が国を取り巻く国際...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 七十年前、二度と戦争の惨禍は繰り返してはならない、この不戦の誓いの下、戦後、日本は平和国家としての歩みを進めてきたわけでございます。この日本の歩みは国際社会からも評価されている。そして、平和を守っていくためには、日本一国のみではなくて、国際社会と協力...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも、日本は憲法九条、特に二項の制約があるわけでありまして、その中で、果たして我々は自衛権があるのか、自衛のための措置を、対応を取ることができるのかどうかという議論があったわけでございますが、憲法の最終的な判断を行う、これは憲法にも書いてあります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 砂川事件、そしてまた昭和四十七年の見解、それぞれ確かに古いわけでございますが、自衛権について判断が下されたのは砂川判決でございます。古くてもこれは最高裁の判決であり、そしてまた四十七年の見解も、今日までこれは維持をされてきたものでございます。かなりの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、片山先生がおっしゃったのも一つの御見識だと、こう思っておりますが、我々は、今申し上げましたように、大きく国際環境が変化している中において、国民の命を守るために必要な自衛の措置はどこまで認められるかということを、これも考えているわけでありますし、先...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、もちろん私どもがお出しをしているこの法制はベストなものと考えておりますが、まさに、今この参議院の委員会において議論をしていただいておりますので、この中におきまして、様々な御議論、また御党から案が提出をされるでしょう、また協議が進んでいく...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに今委員がおっしゃったように、我々も三要件を、この三要件満たす場合は集団的自衛権、武力行使ができることになっておりますが、三要件は、まさに我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される危険ということでございますから、今...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、言わば政府案を更に限定したもの、つまり、例えば条約締結国の軍隊といえば、もうこれは米国だけでございます。実際、安保法制懇においてもいろんな議論がなされました。私自身も、議論をする中において、これは、同盟国である米国にだけこれは限定すべきかどう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、今こうして考え方の政府案との違いを示していただきながら、同時に、我が国に対する武力攻撃が発生していない中においても、我々は、武力攻撃が発生していない中においても武力の行使が憲法との関係でもこれはできるという考え方は、ここは同じだということは、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の委員の御指摘はもっともだと、このように思います。  この法制が成った段階においても、もう既に我々、中期防衛計画で自衛隊の予算というのはこれ〇・八%ずつ伸びていくという計画が決まっております。その範囲内において、先ほど防衛大臣から答弁をいたしまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一般に海外派兵は禁じられている。これは、必要最小限度を上回るものという観点からこれは海外派兵はできないということでございますし、この新三要件におきましても、第三要件に必要最小限度の実力行使にとどまるべきこととございますから基本的には海外派兵はできない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このホルムズ海峡においては、まさに一般に禁止されている海外派兵の例外として扱っております。ですから、片山委員が御指摘になられるように、国民の皆様にとりまして論理的な面において複雑だという印象を持たれるかもしれないと、こう思うところでございますが、この...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは五月十四日に閣議決定を行い、スムーズな海上警備行動を発令できる手続を行ったところでございますし、また、現在、警察や海上保安庁など関係機関が各々の対応能力の向上を行い、情報共有を含む連携をかなりこれは強化をさせているわけでございます。  また、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々、今般の閣議決定において、先ほど申し上げましたように十分に対応できると、こう思っておりますが、片山委員からの御指摘、また法案の提出をしておられるわけでございますから、この委員会においてまた議論が進んでいくことを期待をしたいと、こう思っておりますし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦後七十年を迎えたわけでございますが、七十年前、我々は戦争の惨禍を二度と繰り返してはならないと、この決意の下、そして不戦の誓いの下に平和国家として歩んできた。我々、過去への反省、そしてこの七十年の歩み、そして日本はこれからどういう国として歩んでいくの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはその時々の、八十年、九十年、百年とあるわけでありますが、未来はあるわけでありますが、それはその時々の総理が判断されるんだろうと、こう思うところでございますが、私どもの談話につきましては、基本的には、今後、更に今後の十年後、二十年後、三十年後等を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中国、そして韓国とも関係を改善していきたいと、こう思っております。  中国につきましては、習近平主席と二度にわたる首脳会談を行いました。先ほど御紹介をいただきました海空の連絡メカニズムについて発動させていくということについても一致をしているところで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今御紹介をいただきましたように、私の祖父の安倍寛は、翼賛会選挙の際に、非翼賛会、翼賛会の非推薦で当選を果たしたところでございます。言わば、日米の開戦につきましても、東条内閣に反対の立場であったわけでございます。しかし、それは、当然そのときの国際情勢を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、国際法上、自然権的武器の使用という特別な概念や定義があるわけではありません。しかし、国際法上合法な活動を行っている自衛隊の部隊等が急迫不正の侵害にさらされている際に、生命や身体を防護するという言わば自己保存のための自然権的権利というべきものと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず前提として、重要影響事態、我が国に極めて重要な影響のある事態が発生したと、そのままではまさに我が国に対して大変大きな重大、深刻な影響があるという、そういう事態、そしてまた、あるいは国際平和協力法において国連決議等々がある場合に後方支援をするわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、魚雷の射程の外であればできるということではなくて、魚雷の射程の外であればどこでもできるということではなくて、実際に戦闘現場でないところで行うということを私は先ほどから申し上げているとおりでございます。そこで実施区域を定めるわけでございます。そこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) だから、先ほど答弁しているように、これは、我が国としてはまさにこれは一体化しないと判断をしているわけでございますし、我々も、国際社会に対しましては、我々が行い得る活動は後方支援に限られ、そしてそれは武力行使と一体化しないものに限られると、これは憲法上...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般も答弁をしたことがございますが、軍事技術が発達した今日においては、部隊は食料や物資の供給がなければ、いや、今日においてもですね、今日においても、部隊は食料や物資の供給がなければ活動はできず、後方支援は不可欠であります。また、補給を受けている間は攻...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、小池委員の御質問に答えますが、確かにこれ軍事技術は発達をしておりますが、同時に、これは攻撃能力だけではなくて、情報収集能力も大幅に向上しているのも事実でありまして、情報部の分析や評価の技術も発展しております。衛星等からの情報を収集し、それを分析を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) アフガンにおける今活動についてのお話でございますが、我が国はアフガンに部隊を送っているわけではございませんので、諸外国が実施した諸活動や派遣に係る制度の詳細について我が国として把握をすることは困難ではありますが、我が国は、憲法第九条の制約や法律上の規...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、先ほど大臣からも答弁をいたしましたように、イラクにおいても、IED、これは簡易爆発物でありますが、この簡易爆発物や自爆テロによって諸外国には犠牲者が出ていたものと承知をしておりますが、我が国はこれは一人の犠牲者も出ておらず、これは我が国による...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、小池委員も、イラクにおいては自衛隊においてIED、簡易爆発物や自爆テロ等について犠牲者が出なかったということをお認めになった。それは非戦闘地域という区分を切っていたわけでございますが、非戦闘地域については、これはまさに、例えば半年間の間、サマワを...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) テロというのはまさに過激主義の中から発生してきている、近年のテロについては過激主義の中から発生をしてきているわけでございます。こうしたテロに対して国際社会は協力して闘っていこうという決意をテロ発生以来我々は示しているわけでございますが、しかし、その中...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、まさに九・一一のテロがございました、それに端を発するものでございますが、こうした過激主義に対抗していこうということは、これは国際社会のかなり共通した認識であり、累次これは国連の決議もあるわけでございます。そうした中において、言わばテロに対抗し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 九・一一に対応して、世界はテロと闘うという決意において様々な試みを行っているわけでございます。  それは、例えば先ほど申し上げましたように、アフガニスタンをしっかりと平和で安定した国にしていくための努力を我々もしております。言わばテロリストだった人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 七十年前、我々は、二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない、この不戦の誓いとともに七十年間ひたすら平和国家としての歩みを進めてきました。同時に、地域の平和と繁栄のためにも貢献をしてきたところでございます。  今後とも、日本は大きな経済力をその間得るこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど答弁いたしましたように、日本はこの七十年、ひたすら平和国家としての道を歩んでまいりました。と同時に、世界の平和の構築のためにも努力をしたわけでございます。  かつて、PKO法において自衛隊をカンボジアに派遣するかどうか大変な議論になったわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、既存の十本の法律について改正を行うということにしておりますが、この十本の改正の目的は、いずれも我が国の平和と安全の確保及び国際社会の平和と安全の確保という点に集約されることは事実でありますし、明確だと考えています。  また、法律案の条項につき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 急な御指摘でございますから、既存の法律でございますが、一々今それにお答えすることはできませんが、今まさに申し上げましたような目的においては、この十本の改正する目的は明確であろうと、このように考えているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもが法律を提出をしているこの意味は、国民の命と平和な暮らしを守るために、我々はその責任を果たさなければならないという考え方の下に法案を提出をさせていただいているわけでございますし、そして、まさに今こそこの法律を成立をさせなければならないという決意...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもがこの法律、法制を提出する上において、例えば集団的自衛権の一部行使容認におきましても、二〇〇六年、第一次安倍政権ができたときに有識者の懇談会、安保法制懇を立ち上げまして、様々な御議論をいただいたところでございます。その際に、例えば個別的自衛権を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 諸外国において、例えば米国、英国において検証を行っております。第三者が関与する形で行われた例もございます。  検証の目的や対象、調査の手法は検証ごとに異なるものでありますが、そもそも、人道復興支援や後方支援のみを行った我が国と、言わば武力行使そのも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊の活動に対する民主的統制について国会の承認が必要であるという認識は、委員の御指摘のとおりだと思います。  今回の平和安全法制の策定に当たっては、自衛隊の活動について民主的統制を確保するため、国会の関与について適切に規定をすることとしました。国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 武力攻撃事態等、これは予測事態も含みますが、予測事態、そして切迫事態、武力攻撃が発生するという事態を含めての武力攻撃等ということでございますが、これと存立危機事態は大体重なっていくわけでございますが、この外にある存立危機事態としては、念頭にございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 次世代の党からは、本年二月に国家安全保障基本法案及び領域警備法案について申入れをいただきました。一層厳しさを増す安全保障環境についての認識や現状について危機感を共有していただいていると思います。また、政府案に先立ち、法案の形で自らの政策や立場を明確に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、和田委員から御指摘になられたように、四十七年の見解もそうでありますが、我が国は国際法上は集団的自衛権の権利を保有しております。これは世界各国が、国連憲章に書いてあるわけでありますからそうでありますし、安保条約の前文にもこれは書いてございますし、日...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ホルムズ海峡につきましては、これは言わば海外における、一般的に海外派兵は禁止されている中における、領海内におけるこれは国際法上は集団的自衛権の行使、武力の行使に当たるという例として、例外的な例として申し上げているわけでございますが、もちろん、どの場所...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ASEAN諸国等との安全保障協力については、一昨年の日・ASEAN特別首脳会議、昨年の日・ASEAN防衛担当大臣ラウンドテーブル、今月の日・メコン首脳会議等、様々な機会を通じて、ASEAN諸国との間で平和安全保障分野での協力の強化について話合いを行っ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、十本の法律、既存の法律について改正を行うとしておりますが、十本の改正法の目的は、いずれも我が国の平和と安全の確保及び国際社会の平和と安全の確保という点に集約されていることは明確であります。  また、法律案の条項は相互に関連をして一つの体系を形...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも、国際法上要請がなければ、これは集団的自衛権の行使は行えないわけでございます。そして、同時に、要請が行われて我々が集団的自衛権の行使を行うのは新三要件に合致をするということでありまして、これは我が国の存立が脅かされている、そして生命、自由、幸...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、存立危機事態においては、言わばこの存立危機事態を生起している攻撃を排除していくということでございますから、言わば一般のこれ集団的自衛権の行使とは違って、A国がB国に攻撃をしていると、そして、そのA国に対してこれは壊滅的な打撃を与えるために攻撃...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) さきの委員会でお答えをしたのは、私が北朝鮮以外は含まれると言ったのではございません。これは、北朝鮮が我が国と密接な関係になることは全く考えられないと答弁したわけでありまして、北朝鮮以外があるというふうに答えたわけではないわけでありまして、質問に対して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど中谷大臣から答弁させていただいたとおりでありまして、これ、本号の法定刑は一年以下の懲役又は三万円以下の罰金でございまして、刑法上の国外犯処罰規定が事実上三年以上の懲役を伴う罪とされているということとの均衡、先ほど申し上げたとおりでございまして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が申し上げていることは、今回、言わば国外においてどういうこれは量刑にしていくかということについて均衡を図った中において、国内と国外の均衡を図るということにおいて今回はこの法律の中に付け加えなかったところでございますが、それとはまた別途、自衛隊法の中...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、言わば、水野委員は私が問題があるというふうに発言したというふうにおっしゃっていますが、私は問題があるという発言をしたわけではございません。言わば、今回、国内法との関係におきまして、この本号の法定刑は一年以下の懲役又は三万円以下の罰金であり、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この平和安全法制は、国民の命と平和な暮らしを守るために必要な自衛の措置とは何かということを我々は議論し尽くし、とことん考えた末にこの法制を法案として提出をさせていただいているところでございまして、もとより憲法の範囲内であることは間違いないと我々は確信...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国に対して弾道ミサイルが発射された場合には、自衛隊が米軍と協力をしつつ、弾道防衛ミサイルシステムによってこれを迎撃をいたします。具体的には、イージス艦とPAC3により二段階で対応することを考えております。  その際、我が国に弾道ミサイルが飛来す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、当然、数百発のミサイルを保有していて、核を開発している、搭載能力を向上させているということについて脅威と考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府においては、国民の生命、財産を守るため、平素から、様々な事態を想定して、地方公共団体、関係機関を通じた対処能力の向上が図られるよう各種のシミュレーション、そして政府機関が連携した対処訓練や地方公共団体と共同した国民保護訓練を実施をしているところで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 武力攻撃事態は、その手段、規模の大小、攻撃パターンが異なることから、これにより実際に発生する被害も様々であり、一概にお答えすることは難しいということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 武力攻撃による原子力災害への対処については、国民保護基本方針に基づいて、原発からおおむね五キロ圏内は直ちに避難、原発からおおむね三十キロ圏内はまずは屋内退避といった対応を取ることがこれは基本であります。  他方、武力攻撃によって五キロ圏、三十キロ圏...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このシミュレーションにつきましては、先ほど申し上げましたように、各種テロや武装グループによる攻撃など緊急対処事態を主として、警察、消防、自衛隊など関係機関が参加した総合的な訓練を行っております。  原発に対するテロ攻撃を想定した訓練も行っております...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、従来から政府の立場は御説明をしておりますが、原子力規制委員会において安全基準、これは非常に世界でも厳しい基準でありますが、この基準を満たしたものについては再稼働していく方針でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、私どもベストな案を提出をしたと、このように考えておりますが、この参議院の委員会の御議論に対しましては、謙虚に、真摯に受け止めていきたいと、このように思っております。また、さきの衆議院の委員会におきましても、自民党、公明党、与党と維新の会...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この委員会の議論において、更に議論が深まる中において、より広い我々も賛同を得ていくべく努力をしていきたいと、このように思いますので、いい提案があれば、当然、政党間の協議が進んでいくものと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が御指摘になられたように、憲法の七条も引かれたわけでございますが、九条においてもまさに自衛権について言及がないわけでございます。  そこで、果たして自衛権を持つことができるかどうか、これは九条の二項との関係もあるわけでございまして、自衛...全文を見る
07月30日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第5号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに、日本人は誰もが戦争を憎んでいます。東京大空襲において、私も慰霊式に出席をいたしましたが、一晩で十万人の日本人が焼き殺されたわけであります。七十年前、二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない、この不戦の誓いとともに七十年間、平和国家としての歩みを...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) PKO法案のときにも、あのときも自衛隊を海外に派兵するとの批判がありました。憲法学者からも批判があった。しかし、今や多くの国民の皆様に強い支持をいただいております。  先般、来日をしたカンボジアのフン・セン首相、あのときも日本が自衛隊をPKO部隊と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) アフガンにおいては、当時米軍は、タリバンの掃討作戦など後方支援以外の任務も担っていました。国際平和支援法に基づき現に戦闘行為が行われていない安全な場所で後方支援のみを行う我が国とは前提が異なりますから、それを安易に同じに扱うことは間違っていると思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 徴兵制は、憲法第十八条が禁止をする意に反する苦役に該当します。明確な憲法違反であり、徴兵制の導入は全くあり得ない。このような憲法解釈を変更する余地は全くありません。いかなる安全保障環境の変化があろうとも、徴兵制が本人の意思に反して兵役に服する義務を強...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自民党は、野党時代に谷垣総裁の下で憲法草案を作ったわけでございますが、その新しい草案の中におきましても意に反する苦役という文言はそのまま維持をしておりまして、徴兵制の採用は全く考えておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊は、ハイテク装備で固めたこれはまさにプロの集団であります。世界はもうそういう傾向になっていて、隊員の育成には長い時間と相当な労力が掛かるわけでありまして、短期間で隊員が入れ替わっていくという徴兵制では精強な自衛隊はつくれないということになるわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 徴兵制と集団的自衛権があたかも関係するかのごときの議論があります。集団的自衛権を一部容認するから徴兵制に日本はなっていくんだと、そういうビラもありますが、それは全く間違いであります。  例えば、永世中立国であるスイスは、集団的自衛権を行使をしません...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛官の応募者数の動向は景気や雇用の動向に影響を受けるわけでありますが、ここ数年七倍を上回る水準を維持をしております。集団的自衛権に関する閣議決定を行った昨年度も七倍を上回っておりまして、依然高い水準のままであります。  また、少子化や高学歴化が進...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国が戦争に巻き込まれるのではないか、こういう不安の声を私も聞いております。  巻き込まれるということは、我が国にとって、我が国の安全や国民の命に関わりがないにもかかわらず、まさに他国の紛争に協力をさせられる、戦争に協力をさせられる、そういう不安...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどパネルで様々な日本をめぐる状況について御説明をいただきました。  まずは、外交手段をもってそうした状況を変えていく努力を今私たちは行っているわけであります。世界は国際法の下において、この国際法にしっかりと従って行動することによって紛争を防いで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、外務大臣、そして防衛大臣から答弁をさせていただきました。  まず初めの北朝鮮の核危機に際しては、あのときKEDO合意を結んだわけであります。黒鉛減速炉をこれは廃棄をすると、その代わり日本と韓国でお金を出す、そして軽水炉を造っていく、同時に、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の平和安全法制は特定の国を対象としたものではないということは御理解をいただきたいと思いますが、政府がこれまで繰り返し説明をしている存立危機事態となり得る事例を申し上げれば、我が国近隣において、我が国と密接な関係にある他国、例えば米国に対する武力攻...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 全ての拉致被害者の日本への帰還、帰国、これは安倍政権の最重要課題であります。御指摘のような事態において、拉致被害者の安全確保、極めて重要であります。その際、同盟国である米国との協力は極めて重要であると認識をしています。  これまで米国に対しまして拉...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) こうした事態に立ち至ったときには、今、塚田委員がおっしゃったように、我が国の場合は今回の法案が成立をしたとしても受入れ国の同意が必要でございますから、残念ながらそれは考えられないという状況であれば、その際、米国がこの混乱の際、拉致被害者に対して救出を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今までは、日本に対する武力攻撃がなければ、例えば紛争当事国の国から逃れて日本に帰ってくる邦人を乗せた米国の艦船が攻撃をされても守ることはできなかったわけでございますが、今回は、三要件を満たすことになれば、そうした邦人を乗せた船を、他国、例えば米国の艦...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 調査開始から一年たった今においても拉致被害者の帰国が実現していないことは、誠に遺憾であります。御家族の方々からも強い憤りとともに対北朝鮮措置の強化を求める声が上がっているということは、重々承知をしております。  北朝鮮からの具体的な動きを早急に引き...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮に対して我々は制裁を行っているわけであります。  先ほども御説明をしたように、かつては制裁をする手段すらなかったのでありますが、二〇〇四年、塚田委員も始め、多くの有志の皆さんとともに制裁を可能とする法律を作りました。その際は、制裁をする、この...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も御家族からお手紙もいただきました。もう待てないというお気持ちは本当に私もよく分かります。  そうした被害者の皆様の声を我々も北朝鮮側に伝えておりますが、今回の強い決意も北朝鮮側に伝えつつ、我々は、残されている時間、御家族がだんだん年を重ねていか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この法的安定性につきましては、今回の解釈についての変更、一部変更につきまして、我々は四十七年見解の基本的な論理は維持しているわけでございます。そのことによって法的安定性を維持していると。  そして、法的安定性の重要性についての御下問でございますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この法的安定性については、私は今まで何回も繰り返し国会で答弁をしているわけでございますから、礒崎補佐官も、私の考え、政府の考えは十分に理解をしている、同じ立場に立っているものと考えております。  礒崎補佐官の発言は、平和安全法制を議論していく上にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げたように、私もずっと法的安定性の重要性について答弁を繰り返しているわけでございますから、当然そのことは認識をしているものと思います。その認識を持った上において、平和安全法制を議論していく上で、憲法との関係とともに、我が国を取り巻く安全保...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この件につきましては、官房長官からも注意をしておりますし、私はその場以外の場で、これは電話等において注意をしているわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この場の以前に既に注意をしているわけでございまして、この場は多くの議員がいる場でありまして、私はその中で多くの他の議員との話をしていたわけでございます。そして、私以外にもいろんな議員がいろんな発言をしているという状況でございまして、その場で注意をする...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 法的安定性につきましては、閣議決定においても明記しているわけでございますから、我々は、法的安定性はしっかりと確保されている、それは基本的論理を、四十七年の基本的論理を踏まえたものであり、法的安定性は確保されているということをずっと答弁をしてきたわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 礒崎補佐官は、安全保障全般について補佐官として担当しているわけでございます。ですから、この平和安全法制につきましては、これはまさに我々総掛かりでこの法案について作成を行ってきたわけでございます。もちろん、その中の一員として礒崎補佐官も加わっているわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、安全保障の担当者でございます。そういう意味におきましては、もちろん担当者の一人でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大切なことは内閣としてどう考えているかということでございまして、内閣としては閣議決定において法的安定性について明記しているわけでございまして、まさにここで内閣としての姿勢は貫徹をされているわけでございまして、この法制に対する言わば法的安定性の重要性に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、委員会の運営についてでございますから、この当委員会において決めていただきたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この専守防衛について、国民の皆様の中に疑義があると、これは広田委員の御指摘のとおりでございますが、専守防衛とは、相手から武力攻撃を受けたとき初めて防衛力を行使し、その態様も自衛のための必要最小限度にとどめ、また、保持する防衛力も自衛のための必要最小限...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、私どもが今回容認したのは、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があることということを明記をしているわけでございます。さらには、他に手段がない、我が国の存立を全うして国民を守るために他に手段がない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先制攻撃は、まさにこれは国連憲章にも反するわけでございますから、国際法にも反することは当然しないということはもうこれ自明の理でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、広田委員は、この専守防衛の定義を示されまして、文理上、この赤いところが言わば変わることによってフルスペックになったではないかとの御議論でございますが、ここはまさに、専守防衛の定義はこれ全体でございまして、まさにここに書いてある、「憲法の精神にのっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、平成二十七年の五月十九日の質問主意書に対する答弁においても専守防衛について答弁をさせていただいておりますが、先ほども私が答弁をいたしましたように、言わば専守防衛とは、この①と②について、この後半の「限るなど、憲法の精神にのっとった受動的な防衛...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、先ほど申し上げておりますように、言わば、我々が変更した集団的自衛権の行使容認につきましては、繰り返し申し上げているように、まさに国の存立が脅かされる、国民の命が危うくなる、生命や自由や幸福追求の権利が根底から危うくなる、この明白な危険があると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 良識の府であるこの参議院の委員会において、私どもの出している国民の命や幸せな平和な暮らしを守るための法案がより理解されるよう努力を重ねていきたいと、こう思うところでございます。  憲法また法律の専門家である前川委員からもいろいろと御教示いただきたい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 四十七年の見解を出した当時については、これは、北朝鮮は弾道ミサイルを持っていなかったと、そのことについても申し上げたわけでございますが、同時に、ミサイルを迎撃をする、言わばミサイル防衛の能力もなかったのでございます。もちろん、今、前川委員がおっしゃっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今では、日本もそうでありますが、今こうした世界の安全保障環境が変わっている中においては、どの国も一国のみでは守れないという状況になっているということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、定めている、この三要件に書き込んでいる密接な関係にある他国ということは、国際法上における言わば集団的自衛権の行使の表現として用いられている中において書いたわけでございますが、しかし同時に、我々は、この三要件、またあるいは憲法の九条の制約がある...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはまさにこの国会答弁において、我々が有権解釈をこの法案についても行うわけでございますから、確定した解釈としてこの法案については、先ほど中谷大臣が答弁させていただきましたような、密接な関係にある他国の解釈はああした解釈となっているところでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の存立が脅かされるということと、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険は、これは表裏一体となるわけでありまして、国の存立が脅かされるということはどういうことかというと、後半で述べたこととなっていくということでもある。まさに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、つまり今私が表裏一体と申し上げましたのは、国の存立が脅かされるということについて、これを国民に着目をいたしまして、それは、すなわち国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があると明記したものでありまして、両者は加重要件でも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ホルムズ海峡の例を挙げましたのは、一般に海外派兵は禁じられている中における例外の例、例外例として申し上げているわけでございますが、そこで、今、前川委員が指摘をされた、先ほどの防衛大臣からの答弁において、日本国籍を有する者、それは海外にもいるではないか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が当たり得る場合があると言ったのは、言わばホルムズ海峡が封鎖されて、そのときの国際状況でありますし、そういう状況の中、例えばどういう時期にそういう封鎖が起こるかという状況もあるでしょう、その中でこの第二号に当たり得るということで申し上げているわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま前川委員も、この二項にある「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と、こう書かれているけれども自衛権はあると、これは自然権という表現を使われた。  憲法の前文にも平和的生存権、そして十三条に生命、自由、幸...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 憲法学者の例として挙げていただいておりますが、この百二十二人の中で、例えば自衛隊は違憲かどうかという質問に対して、この中で、六〇%を超える方々が違憲と答えているというのも事実でございますが、しかし実際は、自衛隊は、これは前川委員も評価をされているよう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 七十年前、長崎そして広島において、それぞれ一発の爆弾、原爆によって多くの命が失われ、そして人生も将来も失われたわけであります。生き残った方々も辛酸をなめながら塗炭の苦しみの中で人生を送ってこられたわけでございまして、我が国は世界で唯一の戦争被爆国とし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま谷合委員から、実際に平和構築の現場はどうなっているんだということを御説明いただいたと思います。平和構築の現場においては、軍事部門と文民部門が連携を行う、言わば民軍連携が重要でありまして、国連PKOミッションにおいても人道支援や開発支援の活動と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 新たなこの法制につきましては、世界における安全保障環境が厳しくなっているわけでありまして、まさに国際社会がお互いに様々な場面、様々な場所で協力し合って平和を守っていくことが極めて重要であります。例えば、国際社会の平和及び安全が脅かされて、国際社会が国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、政治の場において政策を実行していく上において、国民の皆様からの信頼、これは基本だろうと、このように思っております。  その上におきましては、私たちが進めていく政策について御理解をいただき、御支持をいただくことが、まさに政治においてそうした...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、自衛隊が海外に出て、例えば他国の領土に入っていく、あるいは領海に入っていく、上空に入っていって、武力の行使を目的に他国に行って自衛隊を派遣をする言わば海外派兵は、これは一般に憲法で禁じられているというこの考え方は変わりがないわけでございます。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変いい御質問をいただいたと思います。  宣戦の詔書の中に自存自衛という言葉がありました。油を止められたこと等々も含めまして、それを言わば力によって解決をしようとしたわけでございます。つまり、こちらから力を行使することによって解決をしようとしたこと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもが憲法の解釈の一部を変更いたしましたのは、そもそもこの憲法の中に自衛権というものが明確な記述がない中において、必要な自衛のための措置は何かということをずっと考えてきたわけでありまして、そして昭和四十七年には、その中には個別的自衛権は入るけれども...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、真山委員が御指摘になったような部門、やっぱり研究職とか非常に専門性の高いところについては、これは既に教育段階から、例えば防衛大学等々においてそういう言わば研修や勉強を重ねてきた、研修を重ねてきた、そしてさらに、その上の幹部学校等々においてそうした...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) イラク戦争においては、米軍はこの戦闘行為そのものを含めて後方支援以外の任務もこれは負っているわけでございますし、国際平和支援法に基づき現に戦闘が行われていない場所で後方支援のみを行う我が国とは前提がこれは基本的に違うということであります。  自衛隊...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大学ですか。大学ほど違うという表現を使われましたが、これはまさに我々、イラクでの活動、佐藤委員がまさに経験してきたことではありますが、先般の佐藤委員の質問の中にもありましたが、まさに経験してきた中において、非戦闘地域、戦闘地域という区分、あのときは、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 領域警備法について、対案として出されていることについては敬意を表したいと思います。  私どもは、いかにスムーズに海上警備行動をこれは発令できる、言わば海上保安庁で対応できないときに海上警備行動を発令できるかどうかという観点から閣議決定を行ったわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは阪田長官が間違った認識をしておられるんだろうと思います。  それは、つまりフルに集団的自衛権を認めたということであれば、そうではないかと思います。そこで、私たちはまさに三要件を付してこれを認めているわけでありまして、三要件を付すことによって必...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに必要最小限度というこの範囲、一般に海外派兵はこれは認められないということは申し上げているとおりであります。そして、なぜホルムズがこの例外に当たるかといえば、先ほど委員が質問されたように、受動的、限定的であるからでありまして、つまり、現在において...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、先ほども申し上げましたように、ホルムズ海峡における機雷掃海のように他国の領域において武力行動を取ることも法理論上あり得るわけでありますが、これは、限定的であり受動的であるという中において必要最小限度の中にこれはとどまるということでございますが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、日米のこの安保条約の第五条において、日本が侵攻を受けたときには日米で共同対処するわけであります。共同対処をする上においては、常にこうした訓練を共に行いながら、共に相手に対処していくことが必要でありまして、そのための場所として、米陸軍戦闘訓練セ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは八年越しということでありますから、この法案は全くこれ関係ないということの証明でもあろうと、こう思うわけでありますし、そして、砂漠を選んで行ったんではないんですよ。この米陸軍の訓練センターがある場所でやったということでございまして、そして、まさに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回に当たっての、まさにこれ、中核については、今委員がおっしゃっているのはこれは存立危機事態についてだろうと思います。ほかにもこれ法制がございますから、恐らくそれについての質問だろうと、このように思いますが。  存立危機事態につきましては、これは今...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然これは歴代の内閣の立場を述べたものであります。そして、どういう意味について述べたかといえば、それはまさに一般的に認められている、国際法によって認められている集団的自衛権の行使、言わばフルのスペックについてはそれは認められていない、行使は認められて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の平和安全法制の策定に当たっては、自衛隊の活動について民主的統制を確保するために、国会の関与について適切に規定することとしました。国会の関与が必要な活動については、国際平和支援法は例外なき事前承認としています。そのほかのものについては原則事前承認...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) イラク戦争に係る経緯については、外務省において当時の政策決定過程を検証して、もって教訓を学び、今後の政策立案、実施に役立てるとの目的の下、しかるべき体制の下で検証が行われ、平成二十四年十二月にその結果のポイントが公表されたものと認識をしています。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の平和安全法制の検討過程においては、海外におられる邦人の命をどのように守るべきかということも考慮に入れました。そのような邦人の中には拉致被害者の方々が含まれるのは当然のことであります。  一方で、自衛隊の活動については、国際法上の観点や我が国憲...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 新たに設けます在外邦人等の保護措置は、昨年の閣議決定でお示しをしたように、領域国の同意に基づいた武力の行使を伴わない警察的な活動として行うものでありまして、領域国の同意がある場合にその同意が及ぶ範囲、すなわちその領域において権力が維持されている範囲で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員がおっしゃったように、確かに海外の在外邦人の保護については日本国政府が責任をこれは持って保護に努めなければならないと、このように思います。そして、安保法制懇においては、いかなる事態においても国民の命と平和な暮らしを守るために何をなすべきかについ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにこの拉致問題については私が総責任者としてオールジャパンで取り組んでいるところでございます。今後とも総力を挙げて拉致被害者の帰国を実現したいと、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私自身が何割かという正確な数字を持っているわけではございません。各種世論調査等によると、残念ながら国民の理解は進んでいない、また随分誤解もあるんだろうと、このように思っております。  戦争法案であるとか、あるいはまた徴兵制が始まる、これは全く理由の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 三割とか四割とか五割とか、そういうこれは具体的な数字を念頭に置いているわけではございませんが、一人でも多くの方に御理解をいただくべく努力をしたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このホルムズ海峡の機雷掃海については、当初、言わば個別の事例について挙げて、そしてそれに対して幾つかの新聞社が世論調査をしたところ、この必要性についてはむしろ七、八割の方々が、その必要性について必要だというふうに答えておられたわけでございます。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この三要件が満たされた場合、ホルムズ海峡における機雷の敷設が存立危機事態に該当する場合には、我が国が行う機雷の掃海はあくまでも我が国を防衛するための自衛の措置であって、その国際法上の根拠が集団的自衛権からあるいはまた国連安保理決議が採択をされまして集...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この機雷掃海は、広い海域を各国が協力して実施をしていくということが通例であります。湾岸戦争の際にも各国が協力をして、ピーク時では約三十隻の掃海艇が約七か月掛かって掃海作業を行いました。また、我が国が高い機雷処理能力等の実績を有していることから、存立危...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 石油については、言わば電力に使うためのエネルギー源についてはお示しされたとおりでございますが、石油はそれ以外にもガソリン等も含めて様々な用途になっていくわけでございます。言わば石油から生まれていく熱源というものもあるわけでございまして、そうしたものも...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国が輸入する原油の約八割がホルムズ海峡を通過をしております。これが途絶えれば、生活の足である乗用車の使用に支障が生じる。これに支障が生じるということは、例えば救急車等のガソリンはどうなのかということだってこれは生じるわけでございます。  また、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ホルムズ海峡は、我が国が輸入する原油の約八割、そして天然ガスの約三割が通過するわけでありますが、エネルギー安全保障の観点から極めて重要な輸送経路であるということは委員もお認めになるんだろうと、このように思います。この全量を輸入するための迂回路はござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この国際平和支援法の活動は、国連決議等、まさに国連憲章の目的にかなう措置として実力の行使をしている国々に後方支援をする、これはまさに世界の平和のために、平和を回復をし、平和を創出していくための活動に対する後方支援でございますから、福島委員のおっしゃっ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、国際平和支援法については、まさに国連決議がある等、国連憲章の目的にかなう活動に対して我々は支援をしていくということでございまして、これは集団的自衛権の行使との関係とはまた別の話でございまして、言わば国連憲章にかなう活動をし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 航空自衛隊は、イラク特措法に基づきまして、平成十六年三月から平成二十年十二月までの間、クウェートを拠点としてイラク国内の飛行場との間で人員、物資を輸送をしていました。  具体的には、イラクの復興状況や国連、多国籍軍の輸送ニーズ等を踏まえまして、国連...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それに間違いはないわけでありまして、今御答弁申し上げたとおりでございまして、国連や多国籍軍の輸送ニーズを踏まえまして、国連、米軍等の要員や事務機器、医療機器、車両、航空機部品、テント等を輸送したわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、イラク特措法に基づく活動として、クウェートを拠点としたイラク国内の飛行場との間で人員の、物資の輸送をしたわけでありまして、あくまでもこの特措法に基づく活動をしていたわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この法律によって、まさにこれは人道復興支援活動と安全確保支援活動を行うということになっているわけでありまして、そしてまた、自衛隊の部隊は物品の輸送に際しては武器の輸送は行わないことにしているわけでございますが、今、私はその詳細についてはここで承知をし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よろしいですか。  輸送した米兵については、イラク国内において復興支援又は治安維持のいずれかの活動に従事していたというふうに認識をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 爆撃した回数は、回数までは今お答えすることはできません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、我が国は、我が国として国連憲章上違法な武力の行使を行う国に対して支援や協力を行うことはないわけであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、そもそもなぜ米国、多国籍軍がイラクを攻撃したかといえば、大量破壊兵器、当時のサダム・フセイン独裁政権が、これはかつては間違いなく化学兵器を持ち、そしてそれをイラン・イラク戦争でも使用し、多くの人々を殺し、自国民であるクルド族に対してもこれを使用...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) さきの大戦の結果、我が国は焦土と化したわけであります。あまたの人命を失い、そしてその後の日本の歩みの中におきましても多くの方々が塗炭の苦しみの中にあったことは事実であります。そして、アジアの人々、多くの人々が命を失った、そうした事実を厳粛に受け止めな...全文を見る
08月04日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第7号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) この平和安全法制につきましては、衆議院におきましては百十時間以上の質疑を行ったわけでございまして、初めて自衛隊を海外へ派遣をするPKO法案以上の審議を行ったと、このように思います。参議院に参りましてからは、この法案の合憲性、そしてまた安全保障環境の具...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 衆議院におきまして六十時間、七十時間、審議を重ねまして、大分この論点が絞られてきたところにおきまして、維新の党から対案が提出をされたところでございます。  そうした論点を踏まえて、更に議論は深まった。そしてまた、先般、片山委員から御質問がございまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 七十年前、私たちは、もう二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない、この不戦の誓いの下に歩みを始めたわけであります。ひたすら平和国家としての歩みを進め、そして同時に、アジア地域の国々の発展のためにまだ貧しい時代から貢献を行ってきたところでございます。そし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、備えについてお話をさせていただきましたが、しっかりと備えをしているということは国民の安全につながるわけであります。  例えば、一九七七年の秋に久米裕さんが拉致されました。そして、実行犯と思われる人物を逮捕し、ガサ入れをしたわけでございますが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本と中国は、現在、貿易量においては日本にとって最大の貿易相手国であります。日本の企業は中国へ物を輸出する、あるいは中国に進出する、投資をすることによって大きな利益を上げています。同時に、中国は、日本の企業が投資をすることによって一千万人以上の雇用を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 第二次政権において、山本委員には国務大臣として海洋権益を守ることについて取り組んでいただきました。東シナ海における日中の境界が画定していない中で、中国が日中中間線の中国側において一方的な資源開発を進めていることは極めて遺憾であります。我が国は、こうし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) かつては、集団的自衛権、つまり我が国と密接な関係にある他国に対する攻撃に対して、これは我が国が攻撃をされた国とともに戦う、これは必要最小限度を超えますねという考え方でありました。しかし、その考え方ができたのはもう四十数年前の話であります。  そこで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) お答えする前に、先ほど抑止力という言葉を使いましたが、まさにミサイルで北朝鮮が日本を攻撃をしようとした、そのときに、日本とアメリカの連携が完全だと、パーフェクトであると、自分たちが撃ったミサイルについて日本とアメリカが完全に協力してそれを迎撃する体制...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 個別的自衛権の行使の前提となる我が国に対する武力攻撃とは、基本的には我が国の領土、領海、領空に対する武力攻撃をいうものであって、これはこれまで政府が一貫して述べてきた考えであります。  したがって、公海上にある米国の艦艇に対する武力攻撃は、基本的に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに、近国において米国に対する武力攻撃が起こり、そしてその国が日本に対して数百発の弾道ミサイルを持っている、また大量破壊兵器を載せる能力も手に入れつつある、そして日本に対して日本を火の海にする等々の発言をしていた、あるいはいるという状況の中において...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この新三要件に当てはまらなければこれは憲法上できませんから、明確にノーと言うことは自明の理であります。この新三要件に当てはまった上で、この新三要件というのは、国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険であります。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この日本をめぐる安全保障環境が大きく変わったということは、今の質疑においても十分御理解をいただけたのではないのか、このように思います。  四十七年の見解を言わば政府が出したときには、北朝鮮は数百発の弾道ミサイルはなかった、ミサイルなかったんですから...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、佐藤委員がおっしゃったように、十二名の大学教授による安全保障法制を考える有志の会が参議院の各会派に対して要望書を提出されたと承知をしております。  要望書については、今議員が御指摘になったように、地域の平和と安定、繁栄にとって大きな意義を持つと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、国際協調主義に基づく積極的平和主義の立場から、国際社会の平和と安定のために活動する他国の軍隊に対し、我が国として実施できる範囲で必要なあらゆる支援を行うことができるようにするために国際平和支援法案を作成するとともに、国連PKOなどの国際...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 法律が不十分であったり不整備であることのこの問題を現場の自衛官に埋めさせてはならないと思います。法律の不備を埋めていくのは、まさに行政と、そして国会、立法府の責任であろうと。まさに今回の法整備はそのための法整備であります。  ただいま佐藤委員から様...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の法制においては、後方支援を行うに際して、現に戦闘行為が行われている現場では活動を実施しないと規定し、武力の行使との一体化の問題を回避することに加えまして、防衛大臣は部隊等による活動が円滑かつ安全に実施することができるよう実施区域を指定すると、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、国民のリスクを低減していくために、自衛隊の皆さんにはリスクを負って様々な場面で活動をしていただいております。日本を守る、あるいは日本と密接な関係にある国に対する攻撃であっても我が国の存立に関わるときに、自衛隊の皆さんはまさにリスクを負って国民を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨日の礒崎補佐官の質疑については拝見をさせていただきました。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨日、礒崎補佐官はこの委員会において質疑を行ったものと承知をしているわけでございます。その中で、自らの発言を取消しを行ったということでございまして、法的安定性の重要性はもとより、これは我々御説明をしているとおり、極めて重要であり、礒崎補佐官もそのこと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 参考人質疑の後については、礒崎補佐官と話はしておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 礒崎補佐官の発言につきましては、昨日、礒崎補佐官自身が当委員会の参考人質疑において説明、おわびをしたところでありまして、私自身も礒崎補佐官に対して、誤解をされるような発言は慎むべきであるとの注意をしております。礒崎補佐官は、法的安定性は関係ないという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま申し上げましたように、礒崎補佐官は自身の発言の一部を取消しを行っており、法的安定性についての考え方についてこの委員会においてもるる述べていると、このように承知をしております。その上において、しっかりと職務を果たしてもらいたいと、このように思っ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私もその発言について詳細に読んではおりません。  従来から、政府の立場において、自民党の憲法改正草案においても現在のこの憲法の三大原則についてはしっかりと堅持をしていくということが党で決めていることでございます。これは周知の事実であろうと、このよう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 党としての考え方については、我々、我が党の憲法改正草案におきましても、平和主義、主権在民、そして基本的人権、この憲法の三大原則については堅持しつつ我が党の考え方を示しているわけでございまして、私はこの議員のまだ発言の詳細についてつまびらかではありませ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 党のことにつきましては基本的に幹事長に任せているわけでございますが、党において、もし必要とあれば、そうした精査を行うということになるんだろうと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 「第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 具体的な米国のオペレーションについて今ここで申し上げるわけにはいきませんが、しかし、米国のイージス艦と我が方のイージス艦がデータリンクを行い、そして相互に補完しながら対応するということは十分にあり得るわけでございますし、事実、今回の法改正を、先般来日...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員から御指摘の、イージス艦は一隻で来るかということでございますが、では、何隻で来てどういう体制だということについては、これは委員もよく御承知のとおり、米軍はオペレーションについてはこれは外には基本的に出さないわけでございまして、そのオペレーション...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、例えば空母部隊が、運用部隊が何隻で来るかということについては、これはもちろん一隻で来るわけはないわけでございますし、このイージス艦等の運用においてもこれは空母部隊とは基本的に違うわけでございますが、もちろん、単騎ということについては、これは今...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはもう先ほど答えております。つまり、一隻で単独で来ることはございませんが、どういうフォーメーションかということについては、これは運用に関することでございますから、答弁を控えさせていただきます。  いずれにせよ、それであったとしても、もちろん米側...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、日本の例えばイージス艦は高い能力を持っている、これは小川委員も認められたとおりでございます。  そして、イージス艦、米側も多数これは保有しておりますが、同時に、米国は七つの海に展開をしている中において様々な事態が同時に生起することもあるわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) アメリカがどう報復するかは、これはアメリカが判断することでございまして、私が答えることではございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは全く違います。  まず、米国が攻撃を受けるわけであります。日本と密接に関係のある米国が攻撃を受ける中において、この図にあるように、言わば日本に対する攻撃の意図もそのA国という国が、米国に対して攻撃をしたA国が示しているという状況の中において、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 民間であるウィキリークスの出所不明の文書についてコメントすることは差し控えたいと思います。  その上であえて申し上げれば、仮に事実であれば同盟国として極めて遺憾であります。本件については、クラッパー米国家情報長官と連絡を取っているところであり、引き...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げたとおりでありまして、民間の機関であるウィキリークスの発表に対して一々我々は直ちに反応するのではなくて、まず同盟国である米国に対してその真偽について確かめることが重要であろうと、このように判断したところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、サルコジ政権等に対する言わばウィキリークスの発表の中身と、我が方に今回発表された中身については違いがあるわけでございますが、その上においても、もしこれが事実であれば遺憾であり、我々は米側に真偽を確かめているところでございますが、先ほど申し上げ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が述べたのは、自由民主党もそうでありますが、言わば自由民主党自体も綱領の中に、我々の手で憲法を作り上げていくということを述べているわけでございます。これは、まさに現行の憲法が、極めて短期間の間に米軍が案を作り、それを基に作られたことは間違いないわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、悪い影響というふうに申し上げましたのは、つまり、先ほど申し上げましたように、自分たちの手で憲法を作ることができると、こういう精神を取り戻す必要があると、こう申し上げたわけでございます。新しい時代を切り開いていくためには、その精神を切り開いてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自由民主党は、この前文も含めまして、この前文を全て変えていく案を作っているわけでありまして、私たちとしてはそれがベストだと、こう考えている次第でございます。  先ほどの、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を維持しようと決意し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その意味は、今申し上げたところでありますが、今、日本はというふうにおっしゃったわけでありますが、日本は平和を愛し、専制と隷従、圧迫と偏狭をこの地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において名誉ある地位を占めたいと、こう述べているわけでありますが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは米国から言われたからではなくて、まさに三要件に当てはまるかで日本が主体的に判断をするわけでありまして、アメリカの事情ということではなくて、まさに日本の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される危険がなければ我々はそれはや...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 率直な御質問だと思いますが、それはそうではなくて、やはりこのホルムズ海峡を日本の需要のある石油の八割がここを通過をしてくる、そしてガスについても三割近くであるということでございまして、かつてもこのホルムズ海峡、この近傍においてそうした事態が生起したこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、まさに我々、今回の法改正においてやることができ得ると、可能性があるということを考えているわけでありまして、実際にそういうことが起こらなければこれは一番いいわけでございますし、実際、日本も、これはイランがそうした行為を行うということを想定してい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、このリスクが減るということをこの機雷の除去について申し上げたことはないわけでございまして、PKO活動について、同じ基地を共に警護できるようになるという文脈で申し上げている、これは明確にそう申し上げているわけでありまして、この機雷の掃海任務につい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 東電福島第一原発の事故直後、原子炉から大気中に放出された放射性物質が東京都に降下し、汚染された廃棄物の焼却灰が生じたことは事実であります。これらは適切に保管されているため、周辺環境への影響は生じていない。また、事故後の二日間、東京都の浄水場の水道水か...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは先ほど申し上げたとおりでございますが、まさに私がIOC総会においてのスピーチをしたときの最大の問題というのは、これは汚染水であったのは間違いないことであります。そして、その場で汚染水に対する、当時の記事を見ていただければこれは明らかでありますが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私のIOCでの発言は、まさにそのときに大量の報道がこの汚染水に対してあったわけでございまして、IOC側からもこの汚染水に対する対応、この汚染水に対する心配に対してどう我々が対応しているのかというのが、これがまさにメーンテーマであって、その中において私...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、先ほど申し上げましたように、まず、櫻井委員が取り上げた出来事につきましては、これは事故直後に放射性物質が原子炉から大気中に放出されたことが原因であって、これは汚染水によるものではないわけでありますが、そして法令の基準に比べて十分に低いままであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私のその著書の一文を引いていただいておりますが、そこに、どこに自衛隊が血を流せと書いてあるんですか。全く、どこに書いてあります、櫻井先生、先ほどから何回か、私が血を流せと書いたと。どこにもこれ書いていないわけでありまして、それは、完全なイコールパート...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 集団的自衛権においては、これは国際法の概念であります。これはまさに、我々はフルスペックの集団的自衛権の行使と、こう言っているわけでございますが、集団的自衛権とは、国際法上、自国と密接な関係がある国が攻撃された場合、それに対して言わば自衛権の行使として...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば国際法上の集団的自衛権の行使としては、我が国と密接な国に対する攻撃が発生し、その要請、同意があった場合は、これは言わばフルの集団的自衛権の行使としてはあり得るというわけで、これは要請か同意でございますが、あるわけでございますが、同時に、我が国の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま委員が説明をしていただいたように、弾道ミサイルが発射されれば千キロを僅か十分間という高速で飛翔、落下、また、そのミサイルに核兵器や化学兵器のような大量破壊兵器が搭載される場合もあり、このような兵器による攻撃への対処は我が国の安全保障上極めて重...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも、個別的自衛権の行使の前提となる我が国に対する武力攻撃とは、基本的には我が国の領土、領海、領空に対する武力攻撃をいうものであり、これはこれまで政府が一貫して述べてきた考え方であります。したがって、公海上にある米国の艦艇に対する武力攻撃は、基本...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) かつて、これは政府答弁において、できる場合があるという法制局長官の答弁があるわけでございますが、これは、状況によってはあり得るのではないか、法理として排除されないということを述べているわけでありますが、例えば、たまたま日本の艦艇よりも近接する形で前に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 憲法第九条の下で許される、国民の命と平和な暮らしを守るための必要最小限度の自衛の措置としての武力行使のみであります。  今回、新三要件を満たす場合には限定的な集団的自衛権の行使を容認しましたが、これはあくまでも自衛の措置に限られ、他国を防衛すること...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに戦後七十年の平和国家としての歩みは寸分も変わりはないわけであります。そして、平和安全法制は、戦争をするためのものではなく、あくまでも戦争を未然に防ぐためのものでありまして、今後とも自衛隊が戦争をする国になるための能力や装備を持つことは一切ないわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が専門家ということをおっしゃったわけでありますが、国際関係論等、言わば国際政治学関係の方々からは、また安全保障の専門家からは高い評価もいただいているわけでございます。  しかし、憲法学者の間においては、今も小野委員もうなずいておられるわけであ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはまさに、憲法学者の方々は、まさに憲法違反だと、こう言われているわけでありますが、先ほど申し上げましたように、そもそも自衛権そのものを否定しておられるわけでございますから、これは自衛権そのものを否定しておられるわけでありますから、個別的も含めて集...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、先ほど説明したとおり、つまり基本的な考え方、四十七年の基本的な考え方というのは必要最小限度にとどまらなければならないと、こういうことでありまして、その中において、必要最小限度とは何かという中において、新三要件の下では限定的な集団的自衛権の行...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、二つの点で大きく間違っていると思います。  まず一点目。まず一点目は、この三要件、これは極めて厳しい制約であります。集団的自衛権の行使であるにもかかわらず、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、我々は、まず前文において平和的生存権があるわけでありまして、そして十三条において言わば生命、自由、幸福追求の権利があるわけでございます。ここから引かれた考え方として、我々は非武装のままでいいわけではないと。つまり、必要な自衛のための措置をとり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、A国とB国が紛争が生じただけではもちろん我々は集団的自衛権の行使はしません。それは、この三要件に当てはまらないということであります。そこを聞いていただかなければいつまでたっても平行線になるわけでありますが。  そこで、この三要件においては、我...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、もちろんあくまでも我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃の発生を前提とした上で、例えばエネルギー源の供給が滞ることによって、単なる経済的影響にとどまらない、単なる経済的影響であればそれは当たらないわけでありますが、生活物資の不足や電力不...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昭和二十九年は私が生まれた年でありますが、今その条文、答弁ですか、答弁ということについてはちょっと私は存じ上げないわけであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これを基に我々、今回の法整備の中でホルムズの例を挙げているわけではありません。  そもそも機雷封鎖をすること自体、機雷敷設事態自体がこれは武力行使でありますから、そこで武力行使は発生しているわけでありまして、ですから、これは経済的な封鎖をするという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、もちろん重なる場合が多いということをお話を申し上げているわけでありますが、我が国事態になれば、当然これは国民保護法制の対象となります。  しかし、先ほど申し上げましたように、公海上において米艦を俺は守るという行為等においては、これは、国民保...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般も片山委員からのお話がございました。  私ども政府としては、私どもが提出をしている政府案はベストなものと考えておりますが、この委員会で御議論が深まっていく中におきまして、御党も既に対案を提出をしておられる中において、政党間の協議が進んでいけば我...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは一枚の紙に描いた、ある意味では単純なイメージ図であります。  基本的には、従来からお答えをしているように、掃海艇自体が木造あるいはプラスチックでできているという脆弱性を持つものであり、事実上、戦闘行為が行われているさなかにおいて機雷掃海をする...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いかなる事態が存立危機事態に該当するかについては、個別具体的な状況に即して、政府が全ての状況を総合的に、客観的、合理的に判断する必要がありますが、その上で申し上げれば、今挙げていただいた存立危機事態として認定されていることを前提とすれば、機雷掃海や米...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この絵は、これは非常に単純化をしているわけでございますし、この概念図においても、防衛省内あるいはもちろん官邸ともこれ認識を共有しているものでも全くないわけでございまして、実際に我々がやれること、やろうと考えていることについては既にるるこの委員会等を通...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、まさに法律が成立をした場合の存立危機事態、言わば我が国の存立が危うくなる、この三要件の範囲内の中において何ができるかということについて、これは単純なイメージ図で、できることをこの一枚の紙にまとめて書いているわけでございますが、当然、前提となる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の平和安全法制によって海外の邦人を守るための制度の充実を図ったところでございまして、これは、受入れ国の同意はもちろん必要でありますが、今までできなかった邦人の救出ができるようになるわけでありまして、武器の使用についてもそうした目的のために使用がで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御質問いただいただけの前提条件だけで断定的に答弁することは困難であるということは御理解願いたいと思いますが、その上においては、これまで繰り返しているように、三要件に当てはまった場合、例えば、これはやはり基本的には我が国の、繰り返しになりますが、想定し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自民党は、立党したときから憲法を我が国独自で国民の総意によって作るべきだと、こう考えてきたわけでございまして、谷垣総裁時代に自由民主党の案を既に作っております。もちろん、その中におきましても、国民主権、そして基本的人権の尊重、平和主義、この基本的な三...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一九七二年の政府見解を、政府解釈を出したときから、我が国をめぐる安全保障環境は大きく変わったわけでございます。  委員が一つの大きな節目であったと挙げられた一九九一年は、まさに冷戦体制が終わった年と言えるわけでございます。それまでは、二つのスーパー...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本は、憲法の制約の中において、必要な自衛のための措置として自衛隊を整備し、そして日米同盟によって紛争を事前に防ぐ力としての抑止力を強化をしているわけでございます。  そして、日本を防衛する力としましては、先ほど来議論がございましたが、打撃力につい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 東シナ海、またこれは南シナ海もそうでありますが、いずれにいたしましても、このアジア太平洋地域の海の安全、航行の自由を確保することは極めて海洋国家である日本にとっては重要であります。その上において、日米同盟の連携、強化においてはアジアの多くの国々も強く...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、先ほど来ずっとこの委員会を通じて答弁をいたしておりますように、三要件に当たるかどうかがこれは全てでございまして、言わばこの三要件に当たる国に対して、そしてこの存立危機事態を生起している武力攻撃を排除するために我々は必要な自衛のための措置をとる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 三要件を満たさなければ自衛のための必要な措置はとれないということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、我々、憲法の範囲内で許される必要のための自衛の措置は三要件を満たさなければならないということであります。  基本的に、日本の近隣でそうした紛争が起こるときを想定して様々なエバキュエーションの計画が既に立てられているわけでございますが、その中...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 外形的には、まさに国際法上は、日本に対する武力攻撃がないにもかかわらず、他国に対する武力攻撃があったときには、他国あるいは他の艦船に対する武力攻撃があったときには、それに対して武力を行使することはこれは明白に集団的自衛権の行使になるわけでありまして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 礒崎補佐官は当委員会において昨日答弁をしたところでございますが、法的安定性について講演会で述べた自分の発言を取り消し、撤回をしたと承知をしているところでございます。  その上において、我々は、政府としては法的安定性は重視していると、まさに四十七年の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既に法制局長官が述べておりますように、国際法上戦争は違法でございまして、個別的自衛権、集団的自衛権の行使、そして国連決議がある場合ということにおいて自衛の措置がとれると、こういうことでございます。  その上で申し上げますと、我々が行使する集団的自衛...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 弾薬と武器の定義についてはもう既に防衛大臣から答弁したとおりでございますが、クラスターについては、これはもう禁止条約に日本は加盟をしておりますから、クラスター爆弾については日本は所有をしておりませんから、そもそも所有をしておりませんから、このクラスタ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 合憲の範囲内であります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛の措置としての武力の行使の新三要件は、我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること、これを...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年の七月一日の閣議決定では、安全保障環境の大きな変化によって、他国に対する武力攻撃であったとしても我が国の存立を脅かすことも現実に起こり得ることを踏まえて、新三要件に基づく限定的な集団的自衛権の行使は、従来の政府見解の基本的な論理に基づく自衛のため...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの砂川判決については、これは最高裁の判事が全員一致で出した結論でございますが、集団的自衛権についての概念を持ち合わせていなかったのではないかとの議論がございますが、それは間違っておりまして、この判決の中におきましても、国連憲章に触れ、個別的自衛...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 朝河貫一博士は委員と同じ福島県の出身であったと承知をしておりますが、まさに七十年前、我が国は二度と戦争の惨禍は繰り返してはならない、さきの大戦の痛切な反省の上に立って、戦後ひたすらに平和国家としての歩みを進めてきたところでございます。そして、国際協調...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 事実関係をアメリカ側に問い合わせているわけでありますが、事実であれば極めて遺憾であります。もし事実であるということが分かったら、しかるべき我々は当然抗議をすることになるわけでございますし、この対応措置、言わばこうしたことが起こらないような対応を考えな...全文を見る
08月07日第189回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○安倍内閣総理大臣 今、御法川委員がおっしゃったように、パラリンピックという名称を使った大会としては初めての大会が一九六四年の東京オリンピックにおけるパラリンピックであったわけであります。  パラリンピックは、スポーツを通じて障害者の方々の自立や社会参加を促すとともに、さまざま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 TPPは、二十一世紀のアジア太平洋地域にフェアでダイナミックな一つの経済圏を構築する挑戦的な試みであります。この地域の成長を取り込み、アベノミクスの成長戦略の核となるものであります。  TPP交渉は、先ほど甘利大臣から御説明をさせていただいたように、先般の閣...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 新国立競技場の整備につきましては、これまでの経緯を検証するため、文部科学省に第三者委員会を設置したところでありまして、客観的な立場から適切に検証が行われるものと考えています。文部科学省の第三者委員会では、経緯とあわせて責任の所在についても議論していただくことに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨日、私は、私自身は総理大臣として四回目の平和記念式典に出席をさせていただいたところでございます。  非核三原則は、これは当然のことでございまして、その考え方に全く揺るぎはないということは明確にしておきたいと思います。  昨日の平和記念式典の挨拶では、これ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々が政権についた段階においては、いつどこに何戸の住宅が完成するかの見通しすら立っていなかったのは事実であります。そして、県、市町村の住宅再建計画等について、住まいの復興工程表の取りまとめをスタートしました。工程表のもとで住宅再建に取り組んだ結果、今や、高台移...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 復興大臣は、まさに被災地の皆様とともに、住まい、そしてなりわいの復興に全力を挙げているところでございます。  そして、今、集中復興期間を終えるに当たり、新たに緊張感を持って被災地の方々とともに力強く復興を進めていきたい、いつもこの考え方のもとに発言をしておら...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 東日本大震災の復興事業費については、町全体が壊滅的な打撃を受けたことや膨大な復興事業を実施していく際には十分な財源がないと見込まれる被災自治体が多かったことを踏まえまして、集中復興期間中の自治体負担を実質ゼロとしてきたところであります。  二十八年度以降の復...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もう先ほども申し上げたとおりでございまして、今まで三回、以前に三回、平和記念式典には出席をしております。その際、非核三原則は堅持するということは申し上げておりますし、また、国会等においてもそうした発言をしているわけでございます。  それを前提として、まさに核...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど来、当然の前提として申し上げているわけでございまして、毎年毎年私の場合は、今、連続して出席をさせていただいているわけでございますし、二つの式典にも出るわけでございますが、長崎の式典におきまして、この文言は入っているものと承知をしております。
○安倍内閣総理大臣 戦後五十年には村山談話、そして戦後六十年には小泉談話が出されているわけでありまして、安倍内閣としては、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継いでいく考えであることは、累次申し上げてきているとおりでございます。戦後七十年の談話は、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも戦争は違法化されているわけでございまして、いわば、その阻却の理由としては、個別的自衛権、集団的自衛権の行使、あるいはまた国連決議があった際ということになっているわけでございます。いわば戦争というのは違法化されているということを、まず認識として我々申し上...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、そもそも戦争は違法化されているわけでございます。その上において、そういう認識を持った上において、我々は今法案を審議しているところでございます。  この武藤議員の発言がどういう文脈でなされているかということを私は詳細には存じ上げませ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、武藤議員の発言につきましては、今申し上げましたように、戦争は違法なんですから、その違法なものに参加しなければならないというのは、前提そのものが本人の発言として間違っているということは、はっきり申し上げたではないですか。  その上において、これは党の、私...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 このザハ案につきましては、先ほど御法川委員からも御紹介をいただいたように、民主党政権下において、国際的なデザインのコンペを行い、ザハ案に決定をし、いわばIOCとの関係においても、国際コンペを行ったということ、そしてそのザハ案を採用したということについて、これは...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国立競技場について政治利用しているのは委員の方じゃないですか。  我々はあえて余り言っていませんけれども、では、なぜ、国立競技場を、今までの国立競技場を壊して新しいものをつくる、そういう案を決めたんですか、民主党政権時代に。民主党政権時代に決めて、それを、ま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は常々申し上げているわけでございますが、行政府の長として、また、政治家は歴史に対して謙虚でなければならないということでございます。  これは二つの意味がございまして、常に我々は歴史を直視し、そこから教訓を酌み取り、現在、未来に生かしていく、そういう責任を負...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この報告書と、どういう議論がなされたかということも同時に公開をされているものと承知をしておりますが、おおむね、委員の方々が、認識として合意に達したところとそうでないところもあるのは、読んでいただければおわかりのとおりだろうと思います。  事ほどさように、歴史...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに報告書をいただきました。この報告書を十分に熟読をさせていただきながら、私の考えといたしまして、この七十年の節目に当たる談話を作成していきたい、このように考えております。
○安倍内閣総理大臣 従来から、政府は、いわば核の持ち込みについては当然事前協議の対象になるということでありまして、事前協議の対象となればそれはお断りをするという立場で申し上げてきたとおりでございます。  その中において、御党の岡田外務大臣時代に、いわば密約について調査をし、発表...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それと、つけ加えさせていただきますと、核弾頭の運搬等は、これはあり得ない話、基本的にこれは全くあり得ないわけでございまして、これは周辺事態安全確保法においても、純粋法理論上はあるという、全く机上の空論について、空論に対して空論でお答えをしたにすぎないわけであり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、皆さんのときに決められたザハ案、これは千三百億円というのを前提としているわけであります。当然、そういうしっかりとした契約になっているということを前提としなければならないわけでありますし、そもそも、千三百億円の中に入るまさにデザインを選ぶという責任があった...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、JSCの建物というよりも、青年館も移るわけであります。全国の青年団の皆様のまさにこれは象徴的なビルとして、今多くの人たちが使っているわけでありまして、そこも立ち退きが必要になりますので、その建てかえもあるということは、先ほど下村大臣が述べたとおりであり...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 労災認定に係る労働時間の把握については、タイムカードの確認や、同僚、取引先への聞き取りなど、さまざまな方法により労働基準監督署が独自に調査を行い、実労働時間を把握し、適切に対処しているところであります。  また、過重労働等が疑われる事業場に対して監督指導を行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 過労死はあってはならないことであり、政府としては、長時間残業に関する監督指導を徹底するとともに、社会的に影響力の大きい企業が違法な長時間労働を繰り返している場合には、これまで、書類送検を行った段階で原則公表する取り扱いとしてきたところでありますが、一歩進めまし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども答弁をしておりますように、まさに国是として、この非核三原則を前提のもとに、広島におけるスピーチにおきましても、核のない世界を実現していくために、日本は国際社会の中においてその実現のためにリードをしていく、国際社会をリードしていくということもしっかりとる...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これはもう国是でありますから、不動の政府としての考え方であります。ですから、その意味におきまして、私も総理大臣として既に何回もこれは申し上げているとおりであります。  ですから、その上におきまして、いわばこれは御挨拶の中で、それを前提として、核兵器のない世界...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いずれにいたしましても、もうそれを前提として我々はお話をさせていただいているわけでございます。  その中で、いわば広島の御挨拶と長崎での御挨拶、それぞれでどういう御挨拶にしていくかということで案文を起案していくわけでございますが、いずれにいたしましても、これ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もともと、広島での御挨拶の案と長崎での挨拶の案は、これは基本的にセットで起案をしているわけでございまして、その中で、重複する言葉もあればそうでない言葉もありますし、前年まで使ってきた言葉をどう調整するかということにつきましても、外務省、厚労省、そして官邸におい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、周辺事態安全確保法においても変わりがないわけでありますが、そもそも、政策的選択肢としてないものをどうだという議論をすること自体が私は意味がない、このように思います。
○安倍内閣総理大臣 先ほどそれは答弁しているとおりでありますが、そもそも、政策上、これはあり得ない話であります。いわば政策的な判断をする私が、あり得ない話について、政策的な判断をする私が答えることは、まさに政策的な判断をしているという誤解を与えさせようと山井さんは考えておられるん...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほども申し上げたとおり、これは法理上の話であって、本来、法理上の話ではなくて、政策上あり得ないと私は言っているじゃないですか。政策上あり得ないということは、それは起こり得ないんですよ。起こり得ない。起こり得ないことをまるで起こるかのごとくそういう議論をするの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは、先ほど申し上げましたように、周辺事態安全確保法、今既にある法律においても同じことなんですよ。法理上は同じだということは中谷大臣も述べているじゃないですか。ですから、それはそもそもそこでも起こり得なかった、これはあり得ないことだからであります。  私は...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、いわば輸送する段階において、実際の運用においてはそうしたものを確認していくのは当然のことなんだろう、このように思うわけでございます。  そして、今、毒ガス等々とおっしゃった。それはまさに国際法に違反するわけでありますから、国際法に違反するものを我々が...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、山井先生、先ほど私が答弁したように、一々確認しますよ。当たり前じゃないですか、運び方が違うんですから、それぞれ対象物がどうなるかによって。何でも同じように運ぶわけではないんですよ、そうしたものを運ぶ際には。ですから、一々確認をしながら、それに対応した運...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 国是として非核三原則を我々は既に述べているわけでありますし、はっきりと表明をしております。それを例えば全ての法律に落としているかといえば、それはそうではないわけでありまして、国是は国是として確立をしているわけでありますが、この国是の上に法律を運用していくのは当...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 山井委員が前提としていることは、全て間違っています。
○安倍内閣総理大臣 米国におきまして、この夏までにと平和安全法制の成立について決意を述べたところでございますが、この平和安全法制につきましては、二〇一二年暮れの総選挙、そしてその翌年の参議院選挙、また昨年暮れの総選挙におきまして、それぞれ、我々は我が党の公約として、法整備を進めて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 昨年末の総選挙におきましては、いわば、我々、消費税の引き上げについて、これはもう三%、二%という順番で引き上げることをお約束しておりまして、これは法律にも書いてあったわけでありますが、この法改正を行ってそれを変更するわけでありますから、これは国民に信を問うべき...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに私も自民党の総裁でございます。誰がどうのこうのということではなくて、自民党の議員の皆様によって私は首班指名を受けたわけでございます。これは公明党も含めて、与党の皆様から首班指名に一票を投じられている、その責任の重さをかみしめながら、今も仕事をしているわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 法的安定性が重要であるということは、もう何回も何回も、繰り返し繰り返し繰り返し申し上げているとおりでございまして、我々は、憲法解釈の変更を行うに際して、四十七年の基本的な論理である必要最小限度、この中においての、いわば必要な自衛の措置をとるというこの基本的な考...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そもそも、自民党として、谷垣幹事長のもとに憲法改正草案を我々はつくりました。この草案をつくったときにも、この三原則を堅持していくということは明確にしているわけでありまして、これはもう自由民主党の考え方としてそれはまとまっているということでございます。ですから、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 民営化の議論というのは小泉内閣のときにもありました。そこでもさまざまな党においてもいろいろな議論がなされたことを記憶しております。  そうしたことも踏まえまして、我が国の放送は、長い間、民間放送と公共放送による二元体制のもと、お互いが切磋琢磨することによって...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の東芝のケースについては、先ほど麻生大臣から答弁をしたように、まさに経営者のモラルが欠けていた。これは、低い収益性を見せかけでごまかしていたということでありますが、これを一般的な日本の問題とすることは適当ではないと思います。  一方では、形だけではなくて...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 浜田先生がA、B、Eという評価をつけられたのは二年前のことでございまして、A、B、Eというのはアベになっておりまして、実はユーモアを込めておられたわけであります。  そして、この夏の国会はまさに改革断行国会でありまして、電力の自由化、これは木内委員も主張して...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 三・一一の東日本大震災に伴う福島第一原発の過酷事故を我々は経験しているわけでございまして、そうした中におきまして、まだ国民の皆様が原子力発電所の稼働に大きな不安を持っておられるんだろう、このように思うわけでございます。  だからこそ、世界で最も厳しい基準であ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 原発につきましては、先ほど答弁させていただきましたように、福島の事故の教訓を踏まえ、いかなる事情よりも安全性を優先し、独立した原子力規制委員会が科学的、技術的に審査し、世界で最も厳しいレベルの規制基準、新規制基準に適合すると認めた原発について、その判断を尊重し...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 川内原発の火山対策については、原子力規制委員会が、桜島で過去最大規模の噴火が起こることを前提に、それでも火砕流が敷地に到達しないこと、また、火山灰が積もっても原子炉の安全性を損なわないことを確認しています。  また、九州全域に壊滅的被害をもたらすような破局的...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど私から答弁をさせていただいたとおりでございますが、これはまさに、三つに分けて考えていただければいいと思うわけであります。  過去最大規模の噴火が桜島で起こったことを前提にしても、火砕流は敷地内には到達をしないし、火山灰によって原子炉の安全性は損なわれな...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 再稼働に当たっては、地元の住民の皆様の御理解をいただくことが極めて重要であると思います。  避難計画を含む地域防災計画は災害対策基本法に基づいて自治体に策定が義務づけられておりますが、避難計画、地域防災計画を策定し地域の防災体制を整備することは、住民の方々の...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 もちろん、望月大臣のところにおいてそうした声を集約しながら、適時、望月大臣から私は報告を受けているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 先ほど望月大臣からも説明をさせていただきましたが、まさに避難計画については、不断の見直しを行っていくことは当然のことだろう、このように思います。  そして、万が一の事故の際には、鹿児島県が、このシステムを使って、放射線のモニタリング結果に基づいて、一時移転等...全文を見る
08月10日第189回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 非核三原則の堅持は当然のことであり、その考え方に全く揺るぎないということは明確にしておきたいと思います。  広島の平和記念式典における挨拶ではこれを当然の前提として、我が国は世界で唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向けて国際社会の取組...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二年半前、安倍政権が発足した際、我々は、デフレから脱却をして力強く経済を成長させ、この経済成長の恩恵を多くの国民が受け取ることができるようなそういう経済をつくっていく、そうお約束をしたところでございますが、現在はデフレではないという状況をつくり出すこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 経済再生なくして財政健全化なし、これが安倍内閣の経済財政運営の基本哲学であります。二〇二〇年度の財政健全化目標を堅持し、経済・財政一体改革を不退転の決意で断行していく考えであります。  本年六月に、経済と財政双方の一体的な再生を目指す経済・財政再生...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、最重要課題である郵政三社の株式上場を成功させるとともに、郵政民営化を適切に推進していくことが重要であろうと考えています。  先般、金融担当大臣及び総務大臣から郵政民営化委員会に対して、株式上場の動向等を踏まえた今後の郵政民営化の推進の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の見直しについてでございますが、例えば、既に日本スポーツ振興センターは、計画の白紙撤回の前に設計者等と幾つかの契約を締結をしていたのは事実であります。しかし、当初の計画ではコストが予定よりも大幅に膨らみ、国民やアスリートの方々から大きな批判がござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府は本年二月にロボット新戦略を決定し、二〇二〇年までに日本を世界一のロボット利活用社会とすることを目指しています。ロボットが介護、農業、中小企業など幅広い分野に応用されることで新たな開発が活発に行われる環境を生み出していきたいと考えています。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 非核三原則は当然のことであり、その考え方に全く揺るぎはないわけであります。その上において、広島の平和記念式典における挨拶では、これをまさに当然の前提として、我が国は世界で唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向けて国際社会の取組を主導してい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、文案ができ上がる過程においては、これは官邸と外務省、そして厚労省において協議をするわけでございますが、その中において、協議をしたものについて最終的に官邸でそれを見るわけでございますが、その段階で、言わばそれを使用するかどうかというのは最終的に私...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、もとより非核三原則を堅持をしていくということは大前提でございまして、先ほどは岡田委員の方からも様々な他の御挨拶等の例としても挙げられたわけでございますが、当然それを前提としてそれぞれ御挨拶を申し上げるわけでございます。  私の場合におきまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、今申し上げましたように、大前提として、非核三原則を堅持をしていくということが大前提の上にお話をさせていただいているわけでございますが、しかし、委員会においてそうした御指摘もいただきましたので、誤解のないように長崎においては言及したわけでござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私どもは、まさに憲法の平和主義、この理念に基づいて、今回の法案におきましても、最大限まず外交において努力をしていく。そしてまた、七十年前の戦争の惨禍は二度と繰り返してはならないと、この決意の下に歩んできた平和国家としての道はいささかも変わりがないわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 麻生副総理がどのように注意されたのかということを、私はつまびらかに承知はしておりません。また、武藤議員の発言の全文を私も詳細に見ているわけではございません。一々の議員における発言につきましては党に任せているわけでありまして、党において、これは幹事長の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 白紙撤回につきましては、これは建設費がだんだんかさんできたということの中において、国民的な批判もあり、またアスリートの皆さんからも、こうした競技場の建設に膨大な予算を使うよりも、アスリートの育成等に、強化費も含めた、あるいはスポーツ環境をより改善して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは国民の皆様の大会でありますから、国民の皆様の大会として、その大会の主な競技場となる競技場に対してこのままではおかしいという声が上がっている以上、それは変えるべきだと、このように考えたところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政策一つ一つについて世論調査の結果に沿って判断するのであれば、これは国会議員も政府も要らないということになってしまうわけでございまして、我々の見識の中において判断をせねばならないこともあります。  そして、まさにオリンピックのこの競技場につきまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回見直さなければならなくなったという原因は何かということでございますが、第一に、まずこれは当初の予定よりも費用が大幅に膨らんできたということでありまして、白紙撤回しなければならなかった理由は、その費用が膨らんだことの根本はデザイン自体にあったわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 六月にザハ案と見直し案について下村大臣から説明を受けた際、それぞれの案のメリット、デメリットについて説明がありました。下村大臣からは、見直し案でも特にラグビーワールドカップには間に合わない、また、オリンピック・パラリンピックにも間に合うかどうかについ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 下村大臣は一か月前から見直しの検討を行っていましたが、七月九日の時点では見直し案でも特にラグビーワールドカップに間に合わないと考えられ、またオリンピック・パラリンピックにも間に合うかどうかについても確信が持てなかったことから、JSCが施工予定者と最小...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この新国立競技場の問題は、我々が政権を取った段階においては、言わばザハ案、キールアーチ案が決まっていたのは事実でございます。そして、これは言わば国際コンペで決まったものであって、そのとき千三百億ということになっていたわけでありますが、同時にザハ氏が監...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 責任は私にあるわけでありますから、政府としては、下村大臣もまさに白紙撤回をした中において新しい案をしっかりと作成をし、遠藤大臣とともに作成し、そしてオリンピックを成功させることによって我々は責任を果たしていきたいと、こう決意をしているところでございま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先月、ザハ・ハディド氏から私宛ての書簡が届きました。文部科学省の事務方がザハ事務所に確認したところ、書簡は私宛てに送付したものであり、ザハ事務所として現時点で書簡の内容を公表することは考えていないということでありました。したがって、私から書簡の内容に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま下村大臣から答弁をさせていただきました。国民の皆様の負担ができる限り低減していくように我々も検討していきたいと思います。  また、今回の出来事について、JSCの責任についても今この検証委員会で議論をしているところでございます。そうした議論の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 遠藤大臣はオリンピック・パラリンピック担当大臣であるからでありまして、遠藤大臣にリーダーシップを発揮をしていただいて、しっかりと取りまとめていただきたいと考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、これは、新たに担当大臣を置くこととなりましたので、当然、新たにオリンピック・パラリンピック担当大臣となった遠藤大臣にしっかりとリーダーシップを発揮していただこうということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 繰り返しになりますが、四百四十億円というふうにおっしゃったんですが、その六十一億については、これは先ほど申し上げましたように、申し訳ないという思いでございます。しかし、五十六・六億円につきましては、これはほぼ計画が未履行でございますから、大部分は支払...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 賃金は、先ほども岡田委員の質問に答えたんですが、十七年ぶりの上昇率になっておりますし、それは二年連続となっているわけでありまして、これは間違いのない事実でございます。  また、年金につきましても運用の益が三十八兆円プラスになっているわけでありまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本は、戦後の成長において、ガットに加盟したことも大きなプラスになったことは間違いないことであります。TPPは、二十一世紀のアジア太平洋地域にフェアでダイナミックな一つの経済圏を構築する挑戦的な試みであります。この地域の成長を取り込み、アベノミクスの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本は自由主義社会でありますから、本来であれば、企業が利益を上げて、その利益をどう使うかは企業が自主的に判断する、あるいは労使において賃金の交渉をするわけでございますが、長い間デフレを続けてきた、この長い間の、十五年続いてきたデフレから脱却をするため...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 経済財政諮問会議においてもこの最低賃金について議論をいたしました。最低賃金は賃金のセーフティーネットであり、賃金上昇と企業収益の好循環を持続、拡大させていくためにも最低賃金の引上げに努めていくことが重要な課題であると認識をしています。  先月、中央...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員から御指摘があったように、最低賃金の最高額の東京と最低の県との格差が拡大をしている。この理由は、近年、生活保護水準との乖離解消等のために、乖離幅の大きい東京都等を引き上げた結果によって拡大をしてきているということでございます。しかし、今委員が言...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 十五年もデフレが続きますと、なかなか経営者は賃金を引き上げることに対して非常に臆病になっているわけでありまして、それを変えていくために我々は、異例ではありましたが、政労使という仕組みをつくって、政府からも強く促し、共通の認識を持って一緒にデフレから脱...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の事案について、日本年金機構のシステムやその運用に基本的な問題があったのは事実であります。厚生労働省の対応も含め、大切な年金に関し不安が生じていることについて大変申し訳なく思っております。  御指摘のとおり、旧社会保険庁は、多くの問題が生じ、国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 維新の党がサイバーセキュリティ基本法の改正案を提出をしたことは承知をしております。多角的な観点からの問題意識が示されていると思います。今後、各党各会派において国会において議論されるものと認識をしております。現時点で政府としての、その個々の内容について...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 経緯はいろいろございますが、この二年半においては我々責任を持っていたわけでございます。その間、最終的に見直しを判断する間において経費が発生し、それを国民の皆様に御負担いただくということについて申し訳ないという思いでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) TPP交渉における医薬品分野の知的財産保護については、医薬品の開発の促進による医療の質の向上、これも確かにあるんだろうと思います。しかし同時に、ジェネリック薬品の利用促進による医療のコスト低減、今委員がおっしゃったように、なるべく廉価で患者さんたちが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既に私の答弁の一部を紹介をしていただいたわけでありますが、九州大学の認識のとおりであったとすれば極めて遺憾なことであります。    〔理事岡田広君退席、委員長着席〕  戦時中に行われたとされるこの事案と現在の臨床研究は全く異なる次元のものでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は、原爆投下は人道に反する行いであり、二度と繰り返されてはならないと、こう固く決意をしているところでございます。  その中において、様々な国のリーダーや若い人たちが被爆地を訪問し被爆の実相に触れることは核を廃絶をしていく上において有意義であると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦後、シベリアやモンゴルで強制抑留され、抑留中に亡くなられた方々は、酷寒の地において長期間にわたって劣悪な環境の下で過酷な強制労働に従事をさせられ、大変な苦難を強いられました。改めて、この皆様に対しまして哀悼の誠を表したいと思います。  政府として...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 詳しくは甘利大臣の方からお答えをさせていただいた方がいいと思いますが、先般の七月末のTPP閣僚会合においては交渉は大きく前進したと思います。しかし、この最後の最後の段階になりますとそれぞれの国が自分の主張を更に強くするということも起こってくるわけでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 重要五品目の中でも米は極めて重要でございます。当然、農水委員会の決議等を踏まえて、国益にかなう最善の道を得るべく交渉を進めているところでございまして、その考え方に立って甘利大臣もTPP交渉を進めていると、このように認識をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 食料自給率また自給力について、我々、向上を図るために農政改革も進めているところでございます。今後とも、生産者、消費者双方に安心をしていただく農政を進めていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて、文部科学省のみならず関係各府省が関連施策に取り組んでいます。オリンピック・パラリンピックに関連する予算は文部科学省予算に限られないわけでありまして、オリンピック・パラリンピック関連予算について...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権の基本的な姿勢としては、家庭の経済状況によって進学が妨げられることがないように、学生の経済的負担の軽減に取り組んでいくというのが基本的な姿勢であります。そして、取組については既に文科大臣から御説明をさせていただいたわけでございますが、限られた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の関連施設の整備等について、多様な財源の確保に努めることが重要であると思います。  先般、委員から遠藤大臣に対し、スポーツ振興くじや宝くじなど多様な財源の確保について提言があったと承知をしております...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 学校は子供たちの学習の場であり、子供たちの命を守る観点からも耐震化は必要ですし、また地域の拠点にもなっているという観点の重要性もあります。このため、平成二十七年度予算において耐震化に必要な経費を確保し、その予算執行後には公立小中学校の耐震化がおおむね...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も製造業の出身でありまして、鉄鋼業界におりました。  そこで、いかに創意工夫が進められ、ラインにおいて言わば改善に取り組んでいくか、その中において競争力を確保し、そして世界の競争の中においても製造業においては日本は高い生産性を維持をしていると、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 製造業におけるITの活用は、日本が世界の中でも進んでいるというふうに認識をしています。今般の世界の動きを受け、海外企業と協力する点、そして日本の強みを更に高めていく点について国としてもしっかりと支援をしていきたいと、こう思っているわけでございます。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘の表現の自由や通信の秘密は日本国憲法で保障された基本的人権の一つであり、それを尊重するべきであるということは言うまでもないと思います。  一方、例として挙げられた児童ポルノは、厳正に取り締まるべき犯罪行為であります。関係業界の協力を得ながら取...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の見直しに伴う費用の発生でございますが、この言わばザハ案の経緯はともあれ、ザハ案に決定された経緯はともあれ、この二年半、安倍政権において検討を重ねてきたわけでございますから、我々に大きな責任があると、こう思っております。費用がかさんできたこのザハ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、私は、オリンピック組織委員会の会長に誰かを任命するとか、あなた辞めなさいと言う立場ではないわけでございます。  そしてまた、森組織委員会の会長は、会長に就任してそんなに長い年月がたっているとは思わないわけでありまして、その職がずっと長いという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国において晩婚化、また未婚化、晩産化が進行し、また、夫婦が持つ子供の数が減少してきておりまして、少子化の進行は深刻さを増していると、こう認識をしています。  このため、安倍政権においては、子育て支援を更に強化をするために、平成二十五年からの五年...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今年三月に策定した少子化社会対策大綱においては、個々人が結婚や子供についての希望を実現できる社会をつくることを基本的な目標としているわけでありまして、この希望が実現できれば少子化に歯止めを掛けることができるわけであります。  このため、新たに結婚の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま大臣が答弁したとおりでありますが、安全神話に陥ることなく、事業者と規制当局の双方が更なる安全性の向上を不断に追求していくことが何よりも重要と考えているわけでございます。  いずれにいたしましても、世界最高水準の新規制基準に適合すると認められ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 重要影響事態においては言わば国連の決議は必要なものではないわけでありまして、我が国に重要な影響を及ぼす事態に対しては後方支援をするというものでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 存立危機事態と重要影響事態が重なる場合もございます。しかし、重要影響事態においては、これは武力行使ではなくて後方支援を行っているわけでございます。  一方、存立危機事態においては、存立危機事態武力攻撃を排除するために武力を行使するわけでございまして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども申し上げましたように、この重要影響事態から存立危機事態に突き進むということはないわけでありまして、それぞれ憲法の要請に従って憲法の範囲内で行動していくことは、先ほど申し上げたとおりでございます。  その上で、憲法改正については、これは国民的...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 憲法改正については、自民党の結党以来の大きなこれは政策的な柱であることは間違いないわけでありますが、しかし、これは国民的な議論が広がっていかなければ、たとえ衆参でそれぞれ三分の二の発議を得たとしても、国民の過半数の賛成を得なければこれは改正はできない...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 東京オリンピック・パラリンピックは、東京のみならず、これ日本全体の祭典であろうと思います。  我が国が活力を取り戻す弾みとなるようなものにしたいと考えていますが、特に福島を始め東日本大震災の被災地については、復興五輪として大会が復興の後押しとなり、...全文を見る
08月21日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第11号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国を取り巻く安全保障環境は日々変化をしているわけでありますし、年々大きく変わっていると言えると思います。このような状況の中で、情勢をしっかりと分析をし、評価をし、国民の命と平和な暮らしを守るため、そして領土、領海、領空を守り抜くために、砂川判決で...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど議事録から当時の岸総理の言葉を紹介をしていただいたわけでございますが、回顧録にはこんな言葉もあるわけでありまして、当時、野党から、戦争に巻き込まれる、あるいはまた、夫や息子が戦場に行かされるといった極めて無責任な批判があったことは残念であったと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の平和安全法制が実現すれば、国民の命や平和な暮らしを守るために、グレーゾーンから集団的自衛権に関するものまで、あらゆる事態に対して切れ目のない対応を行っていくことが可能となります。  米軍は、日米安保条約上の義務を全うするため、日本近海で適時適...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま御指摘をいただいた分野は、いずれも国際社会の平和と繁栄の基盤を強化し、脅威の出現を未然に防ぐ上で重要であると思います。これらの分野では、我が国は、地域や世界の平和と発展にフルスペックで貢献し、実績を上げてきております。我が国の取組は、国際社会...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、党に多大な迷惑を掛けたと、本人の意思で離党届が出されたものと承知をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 幹事長に報告があったと承知をしておりますが、本人が、さきのインターネットにおける発言、そしてまた今回、未公開株における疑惑について、党に対して迷惑を掛けたことをもって離党すると、そういう説明があったというふうに聞いております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 党の方から本人に対しまして、しっかりと説明責任を果たすようにということでございました。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は、政府の総理としての立場としては、事実を確認する立場にはないと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々自民党においては、総裁が総理になった際には、言わば政府の長としての責任を全うすることに全力を尽くす、党においては幹事長がその任に当たる。私はかつて、小泉政権時代、幹事長でございましたが、党で起こった様々なことについては全て私が責任を持っておりまし...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、責任の所在ということでいえば、最終的には総裁たる私であります。しかし、事に当たって、事に当たってどう対処するかについては、これは幹事長が対応するということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそも私は、それについて全く存じ上げておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 武藤議員は個人の判断として離党届を提出をし、党として既に受理したとの報告を受けております。  国会議員は、自らの行動に責任を持つべきであり、国民の信頼を損なうことのないよう常に襟を正さなければなりません。自身の行動に関しては、政治家本人がしっかりと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、私は行政府の長ですから、それが立法府の議員に対して議員を辞めろというのは、これは三権分立の関係から適切ではないと、こう思うわけであります。  一方、党としてこの案件についてどのような判断をするかということは、私は党に任せている、一議員の行動に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 本人から事情等を聴取したのは、これは幹事長であり党でございますので、そうした対応については党に任せているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 礒崎補佐官の発言については、これまで繰り返し申し上げてきているとおりでございますが、先日、礒崎補佐官自身が国会において説明をし、おわびをしたところであり、私自身も礒崎補佐官に対し、誤解をされるような発言は慎むべきであるとの注意をしているところでござい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま申し上げましたように、この委員会において礒崎補佐官は既に自分の発言について説明をし、そして本人も不適切だと考えた部分については取り消したわけでございまして、今後、法的安定性に対するこの考え方は、基本的に我々が示している、政府として示していると...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この九十五条は、九十五条の二と同じでありまして、我が国の自衛艦を、自衛艦を自衛隊員が守る場合とこれは同じであります。そして、この武器の使用については、任務遂行のための武器の使用でありますから、当然、これは任務として遂行するわけでありますから、指揮官が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はどうでもいいなどと言ったわけではなくて、私から先ほど、それは大森六原則ではなくて野呂田六原則ですよと、こう言ったわけでありまして、それを間違えただけで、言わばそれは本質とは関わりがないことであってということを申し上げたわけでありまして、どうでもい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど大臣から大森六原則と、こう答弁したわけでございまして、理事が出てこられましたので、私の方から、それは野呂田六事例だと、こういうふうに申し上げたわけでございまして、それで、私が申し上げた、ここから申し上げたわけでありますが、これで、今大臣から、大...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、私は、中谷さんが大森六原則と言ったので、私がそこで訂正するときに、野呂田六事案と、このように訂正を私からしたわけでありますが、それでもういいでしょうと言ったわけでありますが、でも、私が自席でそう発言したことについては撤回させていただきたいと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、個別的自衛権でもそうですし、集団的自衛権においてもそうでありますが、個別的自衛権においても、座して死を待つべきじゃないとの答弁がございます。  そしてまた、先ほどの九十五条についても、現行法においてもそれは書いていないわけでございまして、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 九十五条の現行法においても、これは地理的概念はないわけでございますから、それは変わりがないということは申し上げておきたいと思います。  そして、敵基地攻撃についての従来からの考え方は、法理上、つまり法的な理屈の上では、新三要件の下でもこれは変わりが...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、個別的自衛権においてもそれはそもそも書いていないわけでございまして、そこに書いてありますような、例えばかつて議論になった核弾頭のミサイルを運ぶかどうかということについても、これは現行法においてもそれは禁止するものはないわけでございます。それは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) アベノミクスは失敗はしていないということをまず申し上げておきたいと思います。大きな成果を上げております。実際は、賃金も上がっておりますし雇用状況も良くなっている。  その上で申し上げれば、策源地攻撃については、個別的自衛権においても、これは旧三要件...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 七十年前、私たち日本人は、二度と戦争の惨禍は繰り返してはならないとの不戦の誓いをしたわけでございまして、この不戦の誓いは今後とも決して変わることはないわけであります。    〔委員長退席、理事佐藤正久君着席〕  今回の平和安全法制は戦争を未然に防...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の安全を守る、子供たちの命と未来を守り抜いていくために、そして戦争のない平和な社会を次の世代に引き継いでいくために我々は全力を尽くしていく、これは政治そして政府の最大の責務であろうと思います。  我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員御指摘のとおり、法的安定性は極めて重要であり、御紹介いただきましたように、昨年七月一日の閣議決定におきましても、政府の憲法解釈には法的安定性が求められると明記しているわけでありまして、平和安全法制の整備に当たって憲法解釈の法的安定性は十分に保たれ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の平和安全法制の整備の検討過程で実施をした与党協議会においては、二十五回にも及ぶ濃密な協議をしていただきました。その中で、御党から、国民の理解が得られるよう国会の関与等の民主的統制を適切に確保することが重要である旨御提案があり、これを受けて、国際...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 紛争下で最も被害を受けるのは女性や子供たちであります。女性の視点に立った支援を実施をし、女性の参画を促進することは極めて重要であると思います。このためには、国際協力の分野における女性の活躍が不可欠であると認識をしています。  これまでも、国連PKO...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘の南シナ海における機雷の掃海に関する私の答弁については、これは議事録を全部見ていただければ明らかでありますが、衆議院においても参議院においても一貫したお答えを行っているわけであります。  まず、衆議院の答弁、これは六月一日の平和安全特委におい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当初は、この委員会、本委員会において質問として中国の南シナ海における活動例等の質問がございましたので、それに答える形でも御紹介をさせていただいたわけでございますが、同時に、安全保障環境の変化において、中国がこの二十七年間で四十倍以上軍事費をこれ拡大を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中国は日本にとって重要な隣国でございます。言わば中国のこれ経済的な発展は日本にとってもチャンスであり、これは大きな利益につながっていくんだろうと思います。日本は、中国に様々なものを輸出をして利益を得ておりますし、また投資をして利益を得ている。中国も、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平和安全法制については、グレーゾーンから集団的自衛権に関わる事態まで、また国際平和協力に関するものなど広範な内容を含むものであります。部隊運用を担当する統合幕僚監部として、法案の内容や政府の方針について現場の部隊指揮官に対して丁寧に説明するとともに、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 軍軍間と、こう表現をされておりますが、これは自衛隊と米軍のことでありまして、まさにミリタリー・ツー・ミリタリー、ミリタリー・ツー・ミリタリーを日本語で軍軍間あるいは軍軍間の調整所と言うことがあります。  御指摘の記述は、新ガイドラインの下でも日米の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはまさにそのとおりであって、実力組織の暴走があってはならないわけでありまして、これは、まさにシビリアンコントロール、文民統制は完遂されているわけでありまして、中谷大臣の指示の下に分析、研究を行っているわけでありますし、ここに書いてあるのは、言わば...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 礒崎補佐官の発言については、これまで繰り返し申し上げているとおり、先日、礒崎補佐官自身が国会において説明、おわびをしたところであり、私自身も礒崎補佐官に対して誤解をされるような発言は慎むべきであるとの注意をしているところであります。礒崎補佐官は、法的...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平和安全法制の策定に当たっては、自衛隊の活動について民主的統制を確保するため、国会の関与は極めて重要であると考えています。国会の関与が必要な活動については原則として事前承認としておりますが、あくまでも例外として事後承認を認めているものであります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、中国においても国際社会における普遍的価値である人権及び基本的自由が保障されることが重要と考えておりまして、ウイグル自治区やチベットについても関心を持って人権状況を注視しております。  中国との間では人権対話等の対話の枠組みもあり、今後...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そのような事実はございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 礒崎補佐官の発言については、これまで繰り返し申し上げているとおり、先日、礒崎補佐官自身が国会において説明、おわびをしたところであり、私自身も礒崎補佐官に対して、誤解をされるような発言は慎むべきであるとの注意をしております。礒崎補佐官は、法的安定性は関...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 法的安定性につきましては、今回の平和安全法制は、自衛のための必要最小限度の武力の行使しか認められないとの従来の政府見解における憲法第九条の解釈の基本的な論理は全く変わっておらず、合憲性と法的安定性は確保されているわけでありまして、先ほども答弁いたしま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の法案については、特定の国を対象としているものではない、念頭に置いたものではないということは累次申し上げているとおりでありますし、そもそも、まずもっては外交を通じて解決をしていくのが基本姿勢でございます。  その上で申し上げますと、北朝鮮につき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国民の命を守るため、平和な暮らしを守るためにはこの平和安全法制は必要であると、このように確信をしているところでございます。  まさに、法の遵守、これは国際法をしっかりと各国が守っていくべきだと、こう申し上げているわけでありまして、力による現状変更は...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 世論調査等によると、残念ながらまだまだ国民の皆様の理解が進んでいると言えない状況であろう、また様々な点で誤解もされているんだろうと、こう思うところでございまして、こうした審議等を通じまして、そうした誤解を解きながら、国民の皆様の御理解を得るべく努力を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、委員会の運営におきましては委員会の委員の皆様方でお決めになることでありまして、その要請には当然行政府の長として応じなければならないと、こう考えているところでございます。  その中において、例えば総理として予算委員会や様々な委員会もあるわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、委員会の運営については委員会においてお決めになることでありまして、それに対して行政府としては対応していくというのが基本的なルールでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、この委員会だけではなくて予算委員会でもそうでございますが、まさに委員会から総理の出席を求められれば当然我々は出席をするという義務を負うわけでございます。  そういう運営を行っていくわけでありますが、同時に、予算委員会においては主務大臣として...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、ルールは横には置けないんですよ。  つまり、委員会や議会の運営というのは、慣例またルールに従って運営することが求められているわけでございまして、その中において行政府と立法府との関係、守るべき関係というものがあるわけでございまして、その中で当...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 懇談会において徹底的な御議論をいただいたわけでありますが、その結果、報告書を提出をしていただきました。その懇談会の報告書におきましては、「明治以来、アジアで初の民主主義国家として発展してきた日本であったが、明治憲法は多元的で統合困難な制度であって、総...全文を見る
08月24日第189回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) アジア太平洋地域の地政学的変化でありますが、二十世紀の冷戦時代には米ソを頂点とする二極体制が存在をし、米国は西側のリーダーとして圧倒的な軍事力、そして経済力を有していました。しかし、冷戦が終結をし、二十一世紀の現在においては、アジア太平洋地域でも地政...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに武見委員御指摘のように、米ソ冷戦構造時代には、ソビエト連邦と日本、ソビエト連邦とアメリカの貿易関係というのは非常に希薄であったわけでありますが、しかし、今は、まさに冷戦構造が崩壊した後は、経済の関係は非常に複雑に、かつ深く広く結び付いているわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二十一世紀においては、常々私が申し上げておりますように、もはや一国のみで自国を守ることができない時代になっている。安全保障においてもそうでございますが、同時に、国際的な課題は、まさにこれは多くの国々が協力をしなければその課題は解決することができない。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 人間の安全保障は、一人一人、人間一人一人に焦点を当て、その保護と能力の強化を通じて国の発展や社会の繁栄を実現していくという考え方であり、委員御指摘のとおり、国際社会の平和基盤の構築に資するものであります。  私自身は、先ほど御紹介いただきましたよう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 健康とは、一人一人が生涯にわたり心身共に健やかな状態で、社会参加をしながら生きがいを持って生活できることと考えています。このためには、健康な状態で生活できる期間である健康寿命を延ばしていくとともに、介護等が必要な状態になっても尊厳を持って最後までその...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本が戦後の復興から経済成長へと歩みを進める中において、ただいま武見委員が御指摘になったように、そのときにまさに皆保険制度、健康保険、そして年金制度を導入し、また最低賃金も導入をしたわけでありますが、このように再配分機能とセーフティーネットをしっかり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) エボラ出血熱の感染拡大にも見られるとおり、グローバル化の進展に伴って国境を越える感染症の脅威が増大をしております。  このため、将来の感染症発生の予防や発生後の対応について、国際機関や援助供与国、NGO等の間の効果的な連携の在り方を促進する国際的な...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の朝鮮半島の事案につきましては、そもそもは今、岡田委員が御紹介されたように、地雷の爆発、それに対応して韓国側の北朝鮮への放送に対する対応であったわけでありますが、それがまさに、話合いをするとともに、同時に、朝鮮戦争以来の数十隻の潜水艦の港からの離...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この週末にメドベージェフ首相が択捉島を訪問したことは、北方四島に関する日本の立場と相入れず、また日本国民の感情を傷つけるものであり、極めて遺憾であります。そのため、我が国として、直ちに岸田外務大臣よりアファナシエフ大使に対し強く抗議を申し入れました。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) さきの発表いたしました七十年談話におきましては、私たちは何を反省し、その反省の中から何を教訓として今後生かしていくかということを明確にすることに力を入れたところでございます。  二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。戦後、我が国は、この不戦の誓い...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本は、十五年以上続いたデフレの中で、賃金も上がらず、税収は減少し、社会保障制度などの基盤への不安が国民を覆っていました。  そこで、二年半前、安倍政権が発足した際、デフレから脱却をし、力強く経済を成長させ、その恩恵を多くの国民が受け取れるようにす...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々が目指している経済政策は、経済の好循環を回していく、そしてその好循環の地方への波及であります。我が国経済が四半世紀ぶりの良好な経済状況を達成しつつある中、全国各地においても前向きな動きが見られています。  各都道府県において有効求人倍率が大幅に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政権交代後、三本の矢の政策によってデフレではないという状況を私たちはつくり出すことができました。  GDPでは実質二・二%、名目では五・八%、二十七・六兆円増加をしました。株価は約二倍に上昇し、国民の皆様の年金資産にも四十兆円近い運用益が見込まれて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私が申し上げている責任というのは、このときも説明をさせていただいておりますが、日本銀行に説明責任が生じるわけであります。  政府と日本銀行の間において、政府と日本銀行の間において取り交わした約束は、まさに日本銀行が二%という物価安定目標に向けて金融...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まあ一%という、申し訳ないんですけれども、そういうやや弱々しい目標では、市場の、市場の空気を我々は変える……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そういう、その目標の設置自体では市場の空気を変えることができないというのが我々の考え方でありました。その中で二%という目標を掲げ、そして、その二%に向けて黒田総裁がしっかりとした金融的な手段を表明したことによって市場の空気が大きく変わったのは事実なん...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 金融緩和の政策的な手段においては日本銀行が行うわけでありまして、それについて政府がどうこう申し上げる立場にはないわけでありまして、私は、黒田総裁の言わば手腕を全面的に信頼をしているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 存立危機事態においては、先ほど中谷大臣が答弁したように、存立危機事態における攻撃を排除するわけでございまして、言わば、例えば隣国が米国を攻撃をする、隣国国内において、例えばAという国と米国が戦闘状態になると。しかし、その後、A国からのミサイルの攻撃を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、他国の領域に入っていって大規模な空爆を行ったり砲撃を行う、そうした武力行使を目的として自衛隊を派遣する、これは海外派兵に当たることであって、三要件にある必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと、これから出ると、これに反するということに明確にな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 法律上はそうなりません。(発言する者あり)  それはですね、それはこれから説明いたしますが、新三要件であります。新三要件をよく見ていただければこれは自明の理でございまして、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより、これにより...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 三要件に当たるか当たらないかであります。先ほどの小川委員の想定において、我が国が、我が国に危機が及んでいない中において我々がいきなり自衛隊をその国の領土に派遣するということについては、第一要件に当てはまらないし、またそもそも第三要件の必要最小限度を超...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは排除されておりません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、様々な事態において三要件に当てはまるかどうか、それは総合的に常に判断する。これは、韓国であろうとどこであろうと、それを常にそのように判断するというのは、これはもう最初から繰り返し御説明をしてきているとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これも先ほど来申し上げているように、韓国の領土、領海、領空に自衛隊を派遣をして、武力攻撃を目的として派遣することは、これは必要最小限度を超えるものとして、一般に海外派兵は禁じられているということで御理解をいただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々が排除をする武力攻撃は存立危機事態武力攻撃であって、武力攻撃全般を申し上げているわけではないわけでありまして、それはつまり、昨年の閣議決定において集団的自衛権全般を認めたのであれば武力攻撃全般を排除することになるわけでありますが、我々が認めている...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどお答えしたとおりなんですが、この新三要件については、自衛隊法第八十八条二項において、「事態に応じ合理的に必要と判断される限度をこえてはならないものとする。」という規定がございます。  それはそのまま維持をされているわけでございまして、これは個...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) できないということを申し上げます。  第三要件については、自衛隊法第八十八条二項において、「事態に応じ合理的に必要と判断される限度をこえてはならないものとする。」との規定をそのまま維持をしているわけでありまして、先ほど答弁したとおりでございます。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 済みません、少し静粛にしていただけますか、静粛に。静粛にしていただけないと答えられないのですが。よろしいでしょうか。  これはつまり、武力攻撃全般を言っているのではなくて、まさに存立危機武力攻撃というこの法律は立て付けになっているわけでありまして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 小学四年生時代はもう遠い過去になりましたので、なかなかちょっと思い浮かびません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いただいた質問に対してできる限り正確に端的に答弁に努めるということは当然の前提としつつ、特に国民の皆様に十分御理解をいただいていない点や誤解をされているような点について、工夫を凝らして分かりやすく丁寧な説明を行うよう心掛けていきたいと思っております。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このまさに私たちはと、日本としてこの法律を成立をさせていくという意思の表示をしたわけでありますが、政府としてその方向で全力を挙げているという意思の表明をしたところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この平和安全法制の整備については、平成二十四年の総選挙以来三回の選挙で公約として掲げ、一貫して訴えてきた課題であります。  さきの総選挙では、昨年の七月一日の閣議決定に基づいて、平和安全法制を速やかに整備することを明確に公約として掲げました。このた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 専守防衛の理念、考え方については、広田議員とのやり取りの中でも申し上げたとおり、いささかも変更がないわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 米国のまさに立国の理念として、自由、民主主義、そして法の支配、信仰の自由ということなんだろうと、こう思うわけでありますが、全ての民族の自決の権利、これは、我々はさきの大戦の反省からこの権利をしっかりと確立をしなければならないと、こう深く決意をしたとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 談話につきましては多数の国々から歓迎又は評価するコメントが出されておりまして、米国は、国家安全保障会議報道官のステートメントで、談話を歓迎し、今後も国際的な平和と繁栄に対する貢献を拡大していく日本の意思を評価するとともに、七十年にわたる平和、民主主義...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この週末にメドベージェフ首相が択捉島を訪問したことは、北方四島に関する日本の立場と相入れず、また日本国民の感情を傷つけるものであり、極めて遺憾であります。そのため、我が国として、直ちに岸田外相よりアファナシエフ大使に対し、強く抗議を申し入れました。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ロシア水域での流し網漁業を禁止するロシアの法律については、私からもプーチン大統領に対し、我が国のサケ・マス流し網漁業が継続できるよう数次にわたり働きかけを行ったところでありますが、最終的に成立をし、大変残念であります。これにより、来年一月一日からロシ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍政権では、デフレ脱却を目指し、三本の矢の取組によって経済最優先で政権運営に当たってまいりました。  金融政策については、日本銀行が大胆な金融緩和を推進してきたことにより、固定化したデフレ予想の払拭につながったものと考えます。  一本目の矢のス...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 水道は国民生活や産業活動に欠かせないライフラインであり、平常時はもちろん、地震等の災害時においても、生命の維持、消火活動など、まさに命の水として安定的供給を確保する必要があります。  水道施設については、本格的な整備が行われた高度成長期から四十年以...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の農業の成長産業化を進めるためには、担い手への農地集積、集約化などの農業の構造改革を進めるとともに、付加価値の高い農産物を生産して輸出するなどの取組によって農業所得の向上を図ることが重要であります。特に、基盤整備が進んだ地域においては、農地の大...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 沖縄は、米国本土、ハワイ等と比較して東アジアの各地域に近い位置にあると同時に、我が国の周辺諸国との間に一定の距離を置いているという利点を有しています。また、南西諸島のほぼ中央にあることや、我が国のシーレーンに近いなど、安全保障上極めて重要な位置にあり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 二十一世紀構想懇談会の報告書においては、日本がかつて台湾や韓国を植民地化したこと、そして戦争への道を進む中において、一九三〇年代後半以降、植民地支配が過酷化していったことが記載されています。懇談会において有識者の方々が共有した認識、その報告書の上に立...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この談話については、言わば談話全体が一つのメッセージになっているわけでございますから、一つ一つを切り取って、それを一部分だけを切り取って議論するのは、より幅広い国民とメッセージを共有するという観点からは適切ではないと、こう考えるわけでありますが、今回...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の談話作成に当たりましては、例えば今御紹介をいただいた村山談話における国策を誤りといった抽象的な用語で終わらせず、どのように針路を誤ったのか、歴史の教訓を具体的に酌み取らなければならないと考えました。ただし、政治は歴史に謙虚であるべきとの考え方の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 進むべき針路を誤り、戦争への道を進んでいきましたと記しているわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは先ほども申し上げましたように、二十一世紀構想懇談会の報告書において、日本がかつて台湾や韓国を植民地化したこと、そして戦争への道を進む中において、一九三〇年代後半以降、植民地支配が過酷化していったことが記載されているわけでありまして、この懇談会の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 談話においては、「我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。その思いを実際の行動で示すため、インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など、隣人であるアジアの人々が歩...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、専門家の皆さんにお集まりをいただいて、そして二十一世紀構想懇談会の中で様々な御議論をいただき、一定の共通認識を得るに至ったわけでございます。その上において、それを一つの歴史の声として受け止め、それを前提に今回談話を作成し、それを閣議決定したわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに談話で、安倍内閣の談話で示しているとおりでございます。  まさに、ここに書いてありますように、事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。植民地支配から永遠に決別し、全ての民族の自...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回なぜ有識者懇談会をつくったかということでありますが、言わば政治は、政治は……(発言する者あり)まず、ここから話をしなければ御理解いただけないのではないかと思います、残念ながら。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、政治は歴史に謙虚でなければならないということであります。それは常に、一つは、政治は歴史から知恵を学ばなければならないということであります。同時に、歴史を見るときに、政治的、外交的な配慮をすることによって事実をねじ曲げてはならないということであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、それぞれの総理の見識においてなされた発言だろうと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この談話の中において、二つ目のパラグラフ以降、百年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が、広がっていた。圧倒的な技術優位を背景に、植民地支配の波は、十九世紀、アジアにも押し寄せました。その危機感が、日本にとって、近代化の原動力とな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ここで一つ一つの歴史的な事実について委員と議論することは差し控えたいと思いますが、この表現については、言わば朝鮮半島との関係で申し上げたわけではなくて、まさにパラグラフ全体を見ていただければお分かりのように、百年前は広大な植民地が広がっていた、西洋諸...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはまさに多くの人々ということで、一般的に表現したものでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日露戦争についてのこの記述については、先ほど申し上げましたように、今回、言わば世界史の中で日本はどういう立場にあったのかということから記述を説き起こしたわけであります。  二十一世紀構想懇談会においても、日本の歴史だけを見る、あるいは日本や周辺国と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはこの談話にあるとおりでございまして、この談話にありますように、「我が国は、先の大戦における行いについて、」でございまして、行いとは、まさにさきの大戦への深い悔悟の念として日本が胸に刻んでいる、そう誓ったものでございまして、その中で国名を挙げてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の談話は、二十一世紀構想懇談会において有識者の方々が共有した認識、その報告書の上に立って作成したものであります。  報告書にもあるとおり、中には侵略と評価される行為もあったと私も思います。だからこそ、談話においては、事変、侵略、戦争といった言葉...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げたとおり、報告書にもあるとおり、中には侵略と評価される行為もあったと私も思いますと先ほど述べたとおりでございます。その上において、ここに書いてありますように、事変、侵略、紛争。いかなる武力の威嚇や行為も、国際紛争を解決する手段としては、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本はポツダム宣言を受け入れ、敗戦をしたわけでございます。その後、まさに我が国は、戦争の惨禍を二度と繰り返さないとの不戦の誓いの下に、平和国家としての歩みを進めてきたわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに日本はポツダム宣言を受け入れ、敗戦をし、まさにポツダム宣言を受け入れたわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 突然の質問でございますので私はまだその現状をよく把握をしておりませんが、臓器移植においてドナーとなるという希望を示された方、これは御両親なんだろうと思いますが、御両親の御希望が、施設に十分にその体制が整っていないがためにそれがかなわなかったということ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ゲーリングというのは空軍大臣だったゲーリングだと思いますが、言わばドイツが敗戦後、ヒトラーが自死した後、ドイツの責任者になった、一時的にですね、というふうに承知をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の法案については、いまだ国民の皆様には十分な御理解をいただいていない面があると考えておりますが、政府としては、今後の法案審議においても国民の皆様の幅広い御支持が得られるよう、できる限り分かりやすく丁寧な説明に努めてまいりたいと思います。  もち...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘の点につきましては、既に外務大臣から答弁をさせていただいておりますが、そもそも砂川事件に関し、その審理過程で裁判の取り進め方や判決内容等について日米間で交渉したという事実はございません。その上で、政府として、米国において公開された米国政府作成文...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今後とも、国民の命と平和な暮らしを守る、そして国際社会の平和と安全に貢献をするという自衛隊の任務に全く変わりはないわけでありまして、法整備の主眼は、このような任務を切れ目なく、より一層効果的に果たすことができるようにすることにあります。  このため...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦後七十年という大きな節目に当たって、さきの大戦への道のり、二十世紀という時代を大きく振り返り、その教訓を胸に刻んで、戦後八十年、九十年、百年に向けてどのような日本をつくり上げるのか、世界に向けて発信したいと考えました。  国民の皆様とともに日本が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中国に対しては、今、中野委員が御指摘のように、一九七〇年代の支援開始以来、北京首都空港を始め、総額三兆六千五百億円を超える支援を実施しました。中国の改革・開放政策を促進し、今日の目覚ましい経済発展の基礎づくりに寄与してまいりました。  韓国に対して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会の関与が必要な活動については原則として事前承認としておりますが、あくまでも例外として事後承認を認めるものでありまして、やむを得ない場合、まさに、においてのみ事後承認となることもあり得ますが、原則はあくまでも事前承認であって、政府として可能な限り国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 突然の質問でございますが、この言わば共有財産になっているものをどうするかということについては、これは既に法務省からも答弁をさせていただきました。そしてまた、石破大臣からは、その中で何か知恵を出すことができるかどうかということで答弁があったところでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の談話は、二十一世紀構想懇談会において有識者の方々が共有した認識でありますその報告書の上に立って作成したものであります。  報告書にもあるとおり、中には侵略と評価される行為もあったと思います。だからこそ、談話においては、事変、侵略、戦争といった...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今の答弁はそういう単純な答弁ではないわけでありまして、今申し上げましたように、今申し上げましたように……(発言する者あり)端的に申し上げましょう、報告書にもあるとおり、中には侵略と評価される行為もあったと思うということでございます。だからこそ、談話に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) さきの大戦における行いに対する痛切な反省と心からのおわびの気持ちは、戦後の歴代内閣が一貫して持ち続けてきたものであります。そうした気持ちが、戦後五十年に当たり村山談話で表明され、さらには、戦後六十年を機に小泉談話においてもその反省とおわびの気持ちは引...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、福島委員は、私がということをおっしゃったわけでありますが、私が私的に安倍晋三として談話を出したわけではないわけでありまして、日本国総理大臣として閣議決定をして談話を出したわけでありまして、私がという私的な感想を述べるべきものではないと、こう思って...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう既に何回も、この委員会等も含めまして、いわゆる慰安婦の方々が辛酸をなめたということにつきまして心が痛む思いであるということは申し上げてきたとおりでございます。そうした方々も含め、多くの女性たちが戦争の陰で名誉と尊厳が傷つけられたということを申し上...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 他国の領土や領海や領空に武力行使を目的に自衛隊を派遣する、これはまさに一般に海外派兵と言われていることでありますから、これは憲法上できないということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦争法案とはどの法案のことでしょうか。平和安全法制についてもし御指摘になっておられるのだとすれば、今申し上げたように、当然憲法の制約を受けるわけでありますから、他国の領土、領海、領空に自衛隊を、武力行使を目的として空爆とか大規模な砲撃等々を行うために...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはまた同じ答えになるんですが、海外でということが、海外でということがまさに他国の領土、領空、領海を指しているのであれば、それは個別的自衛権のときとも同じでございますが、必要最小限度を超える、つまり武力行使を目的に自衛隊を派遣する、そして空爆を行っ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 全くその国際情勢の認識が違うと、このように思うわけであります。残念ながら、国際情勢の中において武力による威嚇や現状変更、力による現状変更は行われているわけでありまして、それがない世界にしていかなければならないということでございます。まさにそれこそが、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御紹介のございました福島県の福島県立川口高等学校は、福祉の資格につながる選択科目や地元の特別養護老人ホームでの実習など、大変先進的な教育を行っており、地元の福祉関係の仕事に就く卒業生も多いというふうに聞いております。  介護に関する学習は、介護福祉...全文を見る
08月25日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第12号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の事案は、地雷の爆発により韓国側に被害が出て、それに対抗する形で韓国側が北朝鮮側に対して放送を開始をしたという事案に対して、北朝鮮側が抗議の意味を込めて砲撃を行ったということであります。  が、しかし、金正恩政権についてはなかなか予測が難しいわ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、まずは北朝鮮に対して外交によって彼らが暴発的な行動を取ることを抑止していくことが重要であり、六者会合の仕組み、あるいは日朝で今協議も行っております。米朝あるいは中国も巻き込んだ形での北朝鮮に対する働きかけ等々も行いながら、北朝鮮が軍事的な冒...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 存立危機事態や重要影響事態における活動の実施は原則事前承認でありますが、例外として緊急時の事後承認を認めております。これを認めなければ我が国の平和及び安全の確保に支障を来す可能性があるからであります。  いかなる場合が国会に事前承認を求める時間的余...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま岸田外務大臣から御紹介をさせていただきましたように、各国から高い評価をいただくことができました。それは、さきの大戦から日本は何を教訓として学び、そしてそれを胸に刻み、今後どう行動していくかということを明確に示したことに対する評価ではなかったか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平和安全法制の趣旨説明が衆議院で行われた五月二十六日、一枚の写経が高野山より届きました。これは祖父、岸信介が写経し奉納した一千百五十巻の一部でございまして、手に取ってみますと、一心に写経していた晩年の祖父の姿が思い出されて感慨深いものがあったのでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の談話作成に当たりましては、戦後七十年を期して、さきの大戦の反省、そして戦後の平和国家としての歩み、そして今後、この反省の中から何を教訓として酌み取り、どのように行動していくかを世界に対して発信していきたい、こう考えたところでございます。  と...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦後七十年が経過をし、今を生きる私たちの世代の責任として、戦争と何ら関わりのない私たちの子や孫、その先の世代の子供たちが謝罪を続けなければならないような状況をつくってはならないと考えます。  しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて過去の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 徴兵制は、憲法第十八条が禁止する意に反する苦役に該当するなど、明確な憲法違反であります。徴兵制の導入は全くあり得ませんし、導入する余地は憲法上全くないということは明確に申し上げておきたいと思います。  このような憲法解釈を変更する余地は全くないわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一昨年の国連総会演説で、私は、紛争予防と解決、平和構築に至る全段階で女性の参画を確保するとともに、紛争下で危険にさらされる女性の権利、身体を守る対策に尽力していく意向を表明しました。昨年は、同じ場で、二十一世紀こそ女性に対する人権侵害のない世界にして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国は、七十年前、二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないという不戦の誓いを立て、戦後一貫して平和国家としての道を歩んでまいりました。まずもって、外交を通じて平和を守ることが重要なのは言うまでもないわけでありまして、今後も積極的平和主義を展開をしてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 抑止力とは、非常にこれ分かりやすく言えば、日本を攻めるのはやめようと思いとどまらせることであります。  この法案はまさに紛争を未然に防ぐためにあるものでありまして、平和安全法制の整備によって、日本が危険にさらされたとき日米同盟は完全に機能するように...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦後、我が国は、二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないとの不戦の誓いの下に、ひたすら平和国家としての道を歩んでまいりました。外交によって多くの国々と友好関係を構築してきたことも日本の平和と安定に大きく寄与したと考えます。  同時に、戦後の日本の平和...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まずもっては、外交によって平和を守ることが重要であります。我が国は、法の支配を重視する立場から、主張するときは国際法にのっとって主張すべき、力の威嚇や力による現状変更は行ってはならない、問題を解決する際には平和的に国際法にのっとって解決するとの三原則...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 近年、北朝鮮は数百発もの弾道ミサイルを保有し、日本の大半を射程に入れています。そのミサイルに搭載できる核兵器の開発も深刻さを増している。弾道ミサイルを発射されれば、千キロを僅か十分間という高速で飛翔し、落下し、また、それらのミサイルに核兵器や化学兵器...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中国とは、習近平国家主席との二度にわたる首脳会談を通じ、戦略的互恵関係の考え方に基づいて関係を改善していくことで一致しています。日本と中国は、地域の平和と繁栄に大きな責任を共有しており、今後も様々なレベルで対話を積み重ねながら、安定的な友好関係を発展...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今や、海外に住む日本人は百五十万人、さらに年間千八百万人の日本人が海外に出かけていく時代であります。その場所で突然紛争が起こることも考えられ、皆さんの家族や友人が巻き込まれてしまうということも起こり得るわけであります。  例えば、海外で発生した紛争...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま大臣からどのように法案の中に明記されているかと述べたとおりでございまして、そのとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは答弁したとおりでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 米軍行動関連措置法ですね。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この規定が、定めた規定が、安全確保義務あるいは活動区域を定めた規定がないというのは承知をしておりました。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この北側三原則につきましては、与党間で何回も議論を行ってきたところであり、そしてこの三原則の法的担保をどの条文から読んでいくか、あるいは条文としてしっかりと規定していくかということについては与党で議論をしたところでございます。  そこで、米軍等行動...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私が申し上げましたのは、武器使用を定めたものではございません。まさにこれは後方支援を定めたものでありまして、その中の行動関連措置について、どういう行動をするかということでありまして、これは武器の使用の限度を定めたものではなくて、その行動の中におきま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、これはまさに武力攻撃事態の中にある条文でありまして、この中にある条文において、今申し上げましたように、これは武器の使用の権限ではなくて、まさに後方支援について書き込まれた、この行動について書き込まれているものであります。  その中において、今...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 同じことなんです。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の答弁と中谷大臣の答弁においては、趣旨としては同じことを述べているわけでございまして、その件において先ほど委員長預かりになったわけでございまして、その中でまさに我々がこの答弁に対して善処するということにおいては当然同じことを私も答弁をするわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどこの四条について答弁をさせていただいたわけでございますが、更に質問をいただきましたので、席上において同じ答弁になるということについて申し上げたことについては撤回をさせていただきたいと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは四条であることには変わりがないわけでありまして、この四条の中において、これは先ほど申し上げましたように、政府としては、まさに後方支援の中において、「事態に応じ合理的に必要と判断される限度を超えるものであってはならない。」と規定をしており、この目...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 限定的な集団的自衛権の行使の容認について、憲法との関係では、昭和四十七年の政府見解で示した憲法第九条の解釈の基本的な論理は全く変わっていません。これは、砂川事件に関する最高裁判決の考えと軌を一にするものであります。憲法には自衛権について明記されていま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま法制局長官が答弁したとおりでございまして、基本的に、集団的自衛権の行使ということについて政府がるる今まで答弁をしてきた、これは我々が閣議決定する以前のことでありますが、それはフルの集団的自衛権の行使についてでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、今までこれは何回も説明をさせていただいているわけでございますが、昭和四十七年の政府見解については、「憲法は、第九条において、同条にいわゆる戦争を放棄し、いわゆる戦力の保持を禁止しているが、前文において「全世界の国民が……平和のうちに生存する権...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それはまさに当時の認識でありまして、当時の認識が変わりましたから、昨年の七月の認識にですね。我々は、現在の安全保障環境に合わせて日本国民の命とそして幸せな暮らしを守り抜いていく我々には責任があるんです。その責任の中において、我々は必要な自衛のための措...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、まさに当時の吉國長官は、この当てはめの上において必要な自衛のための措置とは何かということについて、それを当てはめていく上においては、当然状況の中においてそれは変わってくるわけであります。時代においてそれは変わってくるわけでありまして、その中に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、当然これは法律論として述べているわけであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども説明をさせていただきましたように、長いというふうに言われたんですが、第一の論理、そして第二の論理、もう読み上げませんが、これはもちろん生きているわけであります。そして、それから導き出される結論において必要な自衛のための措置、そして必要な自衛の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的論理は全く変えていないということは最初に私が答弁したとおりでありまして、第一の論理、そして第二の論理から、四十七年当時は、「他国に加えられた武力攻撃を阻止することをその内容とするいわゆる集団的自衛権の行使は、憲法上許されないといわざるを得ない。...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、まさにこの基本的な論理の中で言っておりますね。  外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫不正の事態に対処して、国民のこれらの権利を守るためのやむを得ない措置として初めて容認されることであると。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、テロの脅威に対しましては、先ほど国家公安委員長から答弁をさせていただきましたように、各国からの情報をしっかりと収集しながら分析し、対処していく。各国とそうした情報を共有することによって、テロリストをあぶり出すことによって、テロリストを水際で入国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 他国の例について論評することは控えさせていただきたいと、こう思うわけでございますが、我が国においては、様々な情報を得る中において、当然、そうしたテロリストを水際で阻止をする、あるいは国内にもしこれは既に入国をしているという状況になれば、それを、その人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、平木委員から御指摘になったように、日本を取り巻く安全保障環境はますます厳しくなっているわけでありまして、北朝鮮については日本の大半を射程に入れる数百発もの弾道ミサイルを配備し、発射されればおよそ千キロメートルを僅か十分で到達する状況にあります。ま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本はほとんどの資源を海外に依存しているわけであります。海を通って多くの、またあるいは空を通って様々な資源が日本に入ってくる中において、それを加工し、あるいは使用し、日本は繁栄を享受しているわけであります。また、たくさんの日本人が今や海外で活躍をして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) PKOであれば、これはまさに世界の平和と安定のために自衛隊の皆さんに汗を流していただくわけでございますが、今般の法整備により行う限定的な集団的自衛権については、あくまでも限定的でありまして、これは国民の命と平和な暮らしを守ることが目的であって、専ら他...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年の七月一日の閣議決定でございますが、委員御指摘のとおり、限定的な集団的自衛権の行使を容認しましたが、それは昭和四十七年の政府見解で示した憲法解釈の基本的論理を全く変えるものではないわけでありまして、砂川判決の言う自衛の措置に限られるわけであります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年五月十五日に提出をされました安保法制懇の報告書では、二つの異なる考え方を示していただきました。  一つは、芦田修正の経緯に着目し、個別的か集団的かを問わず自衛のための武力の行使は禁じられていない、また、国連の集団安全保障措置への参加といった国際...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにこの四十七年の見解においては、我が国の存立が脅かされ、そして国民の生命や自由、幸福追求の権利が根底から覆される状況というのは、まさに我が国が攻撃される、自体が攻撃されるということしか考えられなかったわけでございまして、そこで、結論としてこれは個...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今でも日米安保条約の義務を全うするため、日本近海で適時適切に警戒監視の任務に米軍は当たっているわけであります。しかし、その中におきまして、今、日本を守るために警戒に当たっている米艦艇が攻撃をされたときに、もし日本がそれを守れるのに守らなかったらどうな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦争は国際法上違法でございますから、日本は違法なことはしないということであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦争は、国際法上もうこれは違法でございます。一方、自衛権は各国が有するわけでございまして、その自衛権の中には個別的自衛権と集団的自衛権があるわけでございます。日本はこの個別的自衛権、集団的自衛権を国際法上は有しているわけでございますが、憲法の制約によ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、合憲な法案を提出をさせていただいております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年の十二月の総選挙の結果、議席が決まり、私は国会から首班指名を受け、総理に再び就任したわけでございます。  その中におきまして、我が党は、衆議院においては大きな議席をいただいておるわけでございますし、参議院でも与党で過半数を持っているわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年の七月の一日に閣議決定をいたしまして、そしてその閣議決定において、法的安定性を重視し、そして四十七年の政府見解の基本的な論理を維持しつつ、国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があるときには、言わば三要件...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 礒崎補佐官は、当委員会において答弁をいたしましたように、法的安定性について十分これは認識をしていると、しかし、他方、自分が発言したことについては誤解を与えたということで撤回をしたというふうに承知をしております。  安倍内閣としては法的安定性を重視を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮については、これは従来から私は委員会等の場において、弾道ミサイルを多くをこれは保有し、そしてその多くは日本を射程に入れているわけでありますし、またさらには、核兵器を開発をし、そしてこの弾道ミサイルに搭載できる技術、能力を得つつあるわけであります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私が申し上げておりますのは、私のみならず、これは多くの国々も懸念をしていることでございますし、軍事費の透明性を高めろということは多くの国々が中国に求めていることでもあるわけでありまして、私は刺激をしているつもりは全くないわけでございまして、問題は、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一国のみというのは、日本プラス一国ということではございません。これは、もはやどの国も一国のみで自国を守れないという意味でございますから、日米同盟は極めて重要であると、このように申し上げているわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年の衆議院選挙におきましても、我々は今回の平和安全法制について公約として掲げているわけでございますし、その後、第三次安倍政権を成立をさせた際の記者会見においても、速やかに成立を図ると、このように述べておりますし、また、衆議院の本会議におきまして質問...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 是非御審議をいただき、しかるべく時が来れば、議論が熟したときには採決をしていただきたいと、このように思うところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 防衛につきましては、我々は中期防にのっとって我が国の安全を、国民の命を守るための防衛力整備を進めてまいります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の事故の発生は地元の方々に多大な不安を与える極めて遺憾なものであり、政府としては、米側に対し遺憾の意を表明するとともに、原因究明、再発防止等を申し入れたところであります。これに対し米側からは、地元住民の不安を理解し、我が国における米軍機の安全な運...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど中谷大臣から答弁をいたしましたように、平成二十一年度より米陸軍特殊部隊の訓練を研修をしている、特殊作戦群は研修をしているわけでございますから、この法案とは関わりがないということは申し上げておきたいと思いますが、いずれにせよ、我が国を取り巻く安全...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この委員会における議論を深めていく上においても是非建設的な修正案を御提出いただきたいと思うわけでありますし、また、国会の関与ということについては、これは民主的統制を確保していく上で重要と考えておりますし、我々も基本的には原則として事前承認という考え方...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど、中口論についてちょっと追加で答弁をさせていただきたいと思いますが、政府提出の平和安全法制においても、国際平和支援法に基づく自衛隊の全ての活動とPKO法に基づく一部の活動については、活動を継続する場合には二年ごとに国会の承認を求めなければならな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 入口、中口、出口について、それぞれ御党が修正案を提出をするということでございますが、まずはこの修正案を提出をしていただいて、その上で我々も対応していきたいと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日米安保条約は、五条において米軍が日本に対する防衛義務を負っているわけでございますが、六条において極東の平和と安全のために日本は米国に基地を提供しているわけでございますし、米国がアジア太平洋地域においてプレゼンスを維持する上においては、これは死活的に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中国がそういう考え方を示しているということについては私も十分承知をしているわけではございませんが、いずれにせよ、南シナ海において力による現状変更の延長線上において埋立てを強行することについて、我が国もあるいはまた東南アジアの多くの国々も懸念を表明して...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本とロシアを鉄道で結ぶという壮大な計画があるわけでございますが、しかし、いずれにいたしましても、そうした計画を実行する上においては、日ロ間において平和条約が締結されている状況にならないと何らこれは実現に向かわないと、このように思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 近年、日ロ間の人の交流は増えて、この足下ではちょっと減っているんですが、基本的には増えているわけでありまして、人的交流が増えていくことは両国関係が発展していくことにおいてはプラスになっていくだろうと、このように思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々、この委員会におきましても、御質問に対して真摯にお答えをしているつもりでございます。今後とも、当委員会における審議を通じて国民の理解が深まっていくよう、努力を重ねていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど中西委員が例として挙げられたのは、既に日本への攻撃が発生しておりますから、我が国事態が既に発生している上においては、日本への物資が運ばれている船を、それは、個別的自衛権の延長線上でそれはもちろん守り得るわけでありますし、また邦人を乗せている船に...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) イラク戦争については、言わば累次の国連決議に反してサダム・フセインが大量破壊兵器がないということを証明しなかったということの結果、国連決議に基づいて多国籍軍が武力行使をしたわけでございますが、いずれにせよ、日本自体は、後方支援をしたのではなくてイラク...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 給油についてお尋ねでありますが、給油に当たっては、このような我が国の立場も踏まえ、先ほど来中谷大臣が答弁している立場を踏まえ、我が国として主体的に判断するものであります。クラスター弾や劣化ウラン弾を搭載した戦闘機に対して給油することは想定していません...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その中で、例えば駆け付け警護でございますが、いわゆる駆け付け警護は、現地治安当局等が対応できないときに、施設整備等のPKO活動を行う部隊が、他のPKO参加者やNGO等からの緊急の要請を受け、その侵害や危難から救うものであります。これまでは、駆け付け警...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊が活動をするに当たって、国際法を遵守し、国際法上違法な行為に対する支援を行わないことは当然なことであります。  ある国がジュネーブ諸条約を始めとする国際人道法に違反する行為を行っている場合、そのような行為に対して我が国が支援や協力を行うことは...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 仮にある国が国際人道法上の原則に違反する行為を行った場合、我が国がそのような行為を支援することがないのは当然であって、自衛隊が御指摘のような共犯者になることはございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げましたように、自衛隊が活動するに当たっては、国際法を遵守し、国際人道法に違反する行為に対する支援を行わないことは当然のことでありまして、これは支援対象国のいかんにより変わることはありません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、山本議員から御紹介した事案について私は承知をしておりませんので、今ここで論評することは差し控えたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 実際そういう行為が行われていたかどうか、今私は、私自身確認のしようがございませんので、米軍の行為として今例として挙げられたわけでございますので、それについて確認しないでお答えすることは差し控えたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま山本議員がるるお話をされたわけでございますが、私は、今それが、その中身について検証する材料を持っていないわけでございますので、コメントは差し控えたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの山本議員の述べられたこと自体がどの程度事実に基づいているかどうかということについて私も今承知をしていないわけでもございますし、当時はもちろんそういう事実を承知をしていなかったわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど答弁を行ったように、自衛隊が活動をするに当たって、国際法を遵守し、国際人道法に違反する行為に対する支援は行わないことは当然のことであり、これは支援対象国いかんにより変わることはない、これはもう明確にしておきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 防衛力は、侵略を排除する国家の意思と能力を表す安全保障の最終的担保であり、他のいかなる手段によってもこれは代替できないわけでありますが、他方、今日の国際社会において自国の意思と力のみで国の平和と独立を確保しようとすれば、核兵器の使用を含む様々な侵略事...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 七十年前、日本は二度と戦争の惨禍を繰り返さない、この不戦の決意の下、平和国家としての歩みを進めてきました。憲法の中にも平和国家としての原則があるわけでございます。  その中におきまして、我々は、先ほど申し上げましたが、専守防衛の中において国民を守り...全文を見る
08月27日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘の記事は、調査対象の属性が必ずしも明らかではございませんが、日本農業新聞による読者モニターへの意識調査の結果に関するものと承知をしております。  我が国の農業の活性化は待ったなしの課題であり、安倍内閣においては、農業の成長産業化を図るため、農...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう既に農業人口の中における高齢化は進んでいるわけでありまして、平均年齢は六十六歳を超えているわけであります。まさに農業、農協の改革は待ったなしであり、このままでいいと思っている方はおられないんだろうと、こう思うわけであります。  地域農業を活性化...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も、また林農林水産大臣もそうでありますが、地元は農村地帯であります。しかし、今のままではだんだん担い手は減少していくわけでありますし、農業、農地を受け継いでいく若者も残念ながらいない状況になっていく、これは地域の崩壊につながっていくという強い危機感...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦後の民主化の一環として行われた農地改革は、戦前の不在地主による土地所有を解体し、小作人に農地を売り渡して自作農を創設したものであります。  その後、高度経済成長などの経済、社会の変遷を受け、農地政策の課題は、農業者が減少する中で農業の生産性を高め...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本という国は、古来から瑞穂の国と、こう言われてきたわけであります。朝早く起きて額に汗して田畑を耕し、水を分かち合いながら、みんなで五穀豊穣を祈ってきたわけであります。誰か病気になった人がいれば、みんなで米を持ち寄りながら助け合ってきた。これが日本の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々も、今まで農協が果たしてきた役割、これは評価をしております。しかし、農協が設立をされてもう随分時間が経過をしたわけであります。その中で、果たして現在のこの状況に合っているのか、あるいはこれから新たな農業をつくっていく上において今のままでふさわしい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これまで担い手への農地利用の集積、集約化や耕作放棄地の発生防止、解消、新規参入の促進などがなかなか進んできませんでした。これは、農地所有者が農地を他人に貸すことに消極的、こうした中で、農地所有者が安心して貸すことのできる農地の中間的な受皿がなかった、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣では、農業の成長産業化を図るため農政改革を進めておりますが、将来に向けて農業で生計を立てていく意欲と能力のある農業者、すなわち地域農業の担い手であれば、法人経営であれ家族経営であれ幅広く支援することとしております。  今回の農協改革により、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 農業の改革は待ったなしの課題であり、手をこまねいていていいと思っている方はおられないんだろうと思います。地域農業を活性化させるためには、地域農業を牽引する担い手が活躍しやすくなるようにしていくことが必要であり、農業者にとって身近な存在である農協が、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 米は国民の主食であります。また、最も重要な基幹的な農作物であるとの認識の下、政府としても交渉を進めております。  日米間の交渉の詳細についてはお答えを差し控えたいと思いますが、日米間の重要五品目を含む物品市場アクセスでは解決すべき課題が依然として残...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) TPP交渉は、全体をパッケージとして交渉しているわけでございまして、米の扱いについても何らこれ確定しているものではありません。確定していない交渉の内容について、これをコメントすることは差し控えさせていただきたいというふうに思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日米間の交渉内容について、私は総理としてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。  TPP交渉では、米について米国側から非常に激しい要求がなされていることは事実でありますが、我が国においては、米は国民の主食であり、また最も重要な基幹...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにTPPについては現在交渉中でございまして、大変厳しい交渉をしているわけでありますが、その厳しい交渉の中におきまして、私たちの基本的な立場というのは、衆議院、参議院農林水産委員会で決議をいただいているこの決議を踏まえて、日本の主食である米を基幹的...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、委員会において紙委員の御質問に甘利大臣からもお答えをさせていただいていると、こう思うところでございますが、まさに現在交渉中であるわけでございます。その交渉の中におきましても、米については国民の主食であるとの認識の下に日本もしっかりと慎重に今交渉...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の農水産物は、海外展開に向け大きな可能性を有していると認識をしております。私も外遊の際にレセプション等を通じて各国の首脳に紹介をし、毎回好評をいただいています。また、首脳会談などの折に触れて、私自ら、放射性物質に係る輸入規制の撤廃を各国に働きか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、従来から、存立危機事態に該当する可能性のある事例としてホルムズ海峡の機雷封鎖の例を御説明をしてきております。これは、我が国のエネルギー自給率が僅か六%であることに加え、ホルムズ海峡は、我が国が輸入する原油の約八割、天然ガスの約三割が通過...全文を見る
09月03日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第32号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣としては、働きたいと希望する全ての方々が活躍をする場を見出せるよう、柔軟で多様な働き方が可能となる世界を目指しておりまして、今回の改正案はその実現に向けた重要な取組と考えております。  改正案では、派遣元に対し、派遣期間が満了した場合の雇用...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 八月十一日、本委員会において、派遣先から派遣元に支払う対価、派遣料金でありますが、について、会計処理上、例えば物件費といった名称で分類されることがあるのは問題ではないかとの御指摘があり、厚生労働大臣から、厚生労働政策の観点に立って何ができるか検討する...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の改正案は、正社員を希望する方にはその道を開き、派遣を選択する方には待遇の改善を図るためのものであります。  改正案の検討過程においては、労働政策審議会に先立つ検討会において派遣で働く方からヒアリングを行ったほか、派遣労働者の実態調査を行うなど...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この日経新聞の記事は承知をしておりますが、この派遣法の改正に当たりましては、我々もしっかりと派遣で働く方々の意識等を調査した上において、最初に申し上げましたように、正社員を希望する方にはその道を開いて、また、派遣で頑張っていこうという方にはその待遇の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 事実関係のみお答えをさせていただきますと、私自身は派遣労働者の方から意見を伺っておりません。それは、先般も答弁をさせていただきましたように、労働大臣がこの法案の担当大臣として責任を持って直接ヒアリングを行い、四人の方から意見を伺い、そしてそのうち二人...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の改正案では、派遣先の事業所単位で受入れ期間の上限を三年とした上、延長する場合には現場の実態をよく知る過半数組合等からの意見聴取を義務付け、正社員から派遣労働者への置き換えを防ぐこととしており、そのための規定を法第四十条の二に設けております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 同一労働に対して同じ賃金が支払われるという仕組みについては、一つの重要な考え方と認識をしております。これについては、中高齢期に多くの支出が必要となる生活実態に適合した賃金体系、経営環境の変化に対応した柔軟な配置転換など、労使双方にメリットのある我が国...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現行制度では、派遣先での受入れについて、専門的な二十六業務を除き最長三年という期間制限を設けておりますが、専門性が時代とともに変化する、対象業務に該当するかどうか分かりにくいといった課題があります。  このため、改正案では、現行の期間制限を廃止し、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 何をもって駄目だということをおっしゃっているのかは今の質問ではすぐには理解ができないわけでございますが、いずれにいたしましても、これは派遣の期間制限を廃止をして全ての業務を対象としたわけでありまして、先ほど申し上げましたように、同じ職場への派遣は三年...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 組合からそういう意見が出れば、そうした意見についてこれは対応を検討するということになるわけでございます。そして、今までの労働慣行からいえば、言わば、しっかりと生産性を維持をしながら現場の環境を良好な環境の中にもたせることによって業務も順調に進んでいく...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、一般に、派遣という働き方では、賃金水準はパートなど他の非正規雇用よりも高いものの、正社員に比べれば低い傾向にそれはあります。また、雇用の安定やキャリア形成が図られにくいという面もありますが、このため、今回の改正案では、派遣元の責任を強化をし、派...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) だから、先ほどの質問にちょっと付け加えて申し上げますと、労働者の意見を無視して一方的に受入れ期間を延長することは想定しにくいと、こう考えてもいるわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この広告をそもそもこの法案の前提として議論するという考え方自体、私は間違っていると思います。そもそもこういう広告をするような言わば派遣業界ではなくて、そういう業界を変えるために今回は許可制にしていくわけでございまして、それは大きな違いであるということ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はそこまで言っているわけではございません。言わば、しかし許可制にするということによって、よりこれはやはり派遣元に対して責任感を持たせるということにつながっていくことは間違いないわけであります。  今までの仕組みのままであれば、石橋さんおっしゃるよ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の法律については、新たな義務として、先ほど申し上げましたようなキャリアをつくっていく上において必要な様々な教育訓練を行っていくということを義務付けたわけであります。  そして、それはまさに正社員化につながっていくわけでありますから、今まで正社員...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はそのようには考えておりませんし、この委員会を通じて、政府側としても、まさに正社員を望む方についてはキャリア形成について今回しっかりと教育の場が与えられると、言わば正社員化への道が切り開かれていくものであり、そしてまた、派遣で頑張るという方々に対し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 派遣労働者の処遇の改善、これは極めて重要なポイントであろうと思います。一般に、派遣という働き方では、賃金水準はパートなど他の非正規雇用よりも高いものの、正社員に比べれば低い傾向にあるわけでありまして、待遇の改善を図っていくことが重要と考えます。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の改正案では、派遣期間が満了した場合の雇用安定措置や計画的な教育訓練を新たに派遣元に義務付けることとしております。これらが確実に履行されるよう、労働者派遣事業について、現在の一部届出制を全て許可制とし、必要な措置を講じない派遣元には厳正な指導等を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、今回の改正案の前提として、これまでも答弁しているとおり、派遣労働者を増やすべきだとは全く考えておりません。  働き方が多様化する中で派遣という雇用形態を選択する方があり、育児などで仕事から離れていた方が職場復帰のステップとしてまず派遣という形...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、この二十六業務の見直しの考え方についてでありますが、現行制度であれば、派遣先での受入れについて、専門的な二十六業務を除き最長三年という期間制限を設けておりますが、専門性が時代とともに変化する、対象業務に該当するかどうか分かりにくいといった課題が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の改正案では、同じ職場で漫然と派遣業務が長期間続けられるのではなく、キャリアを見直す機会となるよう、派遣労働者ごとの個人単位で同じ職場への派遣は三年までとする期間制限の対象として、雇用が途切れないよう、派遣元に対し、派遣期間が満了した場合、正社員...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 厚生労働行政は、国民の生活や健康に直接関わるものであり、その実施状況について常に自己点検を行い、不断の見直しを行っていくことが重要であると考えています。  このため、政策目標を明確にした上で、有識者の意見を伺いながら、目標に沿った効果が得られている...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 忌引休暇は、企業が働く方に付与することが法律上義務付けられているわけではありませんが、一般企業における福利厚生の一環として実施されているものでありまして、派遣先においては忌引休暇が実施されている場合であっても、そこに派遣される方については派遣元が忌引...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日経新聞のこの調査結果についても先ほども紹介がございましたが、その中で、その反対理由について今三つおっしゃったわけでありまして、根本的な地位の向上にならない、あるいは派遣社員に任せ続けられ、派遣社員が固定化するというのと二十六業務の問題でありますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平成二十四年の法改正により設けられた労働契約申込みみなし制度は、派遣受入れ期間の制限に反するなど違法な派遣の受入れがある場合に、派遣先がその派遣労働者に直接雇用を申し込んだものとみなす仕組みであり、本年十月からの施行が予定されております。  他方、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一人当たりの平均賃金については、名目賃金は政労使会議などの取組によって二%を超える賃上げを実施しているわけであります。昨年もそうでした。十六年ぶり、十七年ぶりの高い比率の賃上げであります。そして増加傾向にあります。また、実質賃金におきましても、四月、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平和安全法制につきましては、国民の理解が進んでいくように、国会審議等も通じまして更に努力を進めていきたいと、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 労働契約上の雇用主と業務の指揮命令を行う者が異なるいわゆる間接雇用については、中間搾取や強制労働が行われやすい、雇用主責任が不明確になりがち、受入先において正社員からの代替が生じやすい等の問題があると言われています。  このため、職業安定法で間接雇...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の改正案では、派遣先の事業所単位で派遣受入れ期間の上限を三年とした上、これを延長する場合には現場の実態をよく知る過半数組合等からの意見聴取を義務付けることとしています。  この意見聴取の実効性を確保するため、派遣先に対し、反対意見が表明された場...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現行制度では、派遣先での受入れについて、専門的な二十六業務を除き最長三年という期間制限を設けておりますが、専門性が時代とともに変化をする、対象業務に該当するかどうか分かりにくいといった課題があります。  このため、改正案では、現行の期間制限を廃止を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が少し触れていただいた女性の力を生かしていくことは、生産年齢人口が減少する中で労働力人口を維持し、我が国の持続的な経済成長を支えていくことにもつながるものでありまして、多様で柔軟な働き方が可能となる社会を構築するとともに、その待遇の改善を図って...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 行政ニーズが多様化、高度化する中、地方公共団体の臨時・非常勤職員については働く場がこれまで以上に拡大しており、御活躍をいただいているところであります。政府としては、これまでも、これらの職員の勤務条件等について、地方公務員法等における制度の趣旨、勤務の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま薬師寺委員から御紹介がございましたが、派遣という働き方を選んだ理由について、好きな勤務地、勤務期間、勤務時間を選べる、働きたい仕事内容を選べる、私生活との両立を図れるといった理由が上位に来ております。これは、労働者派遣制度が一定程度働く人の多...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず一般に、この派遣という働き方につきましては、派遣期間が終了すればそのまま職を失うこともあるなど雇用の安定が図られにくい面があるわけであります。そこで、このため、派遣元に対し、派遣期間が満了した場合に正社員になったり別の会社等で派遣を続けることがで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の改正案では、派遣で働く方について正社員への道が開けるようにするとともに、待遇の改善を図るものであります。これらを早期に実現するためにできる限り早期に施行することが必要と考えています。  与党からは、既に政府案の施行日である九月一日を過ぎている...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 同一労働に対して同一賃金が支払われるという仕組みは、働く方の職務を明確にし、その困難度等に応じて賃金を決定するものであり、一つの重要な考え方と認識をしております。  これについては、中高齢期に多くの支出が必要となる生活実態に適合した賃金体系、経営環...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この派遣法の改正は、先ほど来申し上げておりますように、正社員を希望する方にはその道が開かれ、そして派遣で頑張る方につきましては待遇が改善される、そのための法制であるということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 規制ということについて言えば、現行法に比べれば、それは幾つかの義務を課していくわけでございますし、届出制からまた許可制にも変えていくということでありますから、規制については強化されていくということではないかと思います。
09月11日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第19号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、この度の災害により亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に対し心よりお見舞いを申し上げます。  台風十八号に伴う豪雨は、地域においてこれまで経験したことのない異常な事態であり、茨城県や栃木県、そして本日には宮城県など、被...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 様々な災害から国民の生命そして財産を守り抜いていくためには、常に最新の科学的知見を取り入れつつ的確な体制整備を行うとともに、あわせて、情報伝達や防災訓練などの対策を適切に組み合わせていくことが重要だと考えています。場所を問わず様々な自然災害が発生しや...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 百九十か国以上の国が加盟する国連は中立であるべきであると考えます。国連事務総長は、いたずらに特定の過去に焦点を当てるのではなく、自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値に基づく国際社会の融和と発展を推進する立場から、未来志向の姿勢を取るよう加...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国は、民主主義などの基本的価値を共有する米国との間で同盟関係を継続をし、その抑止力と我が国自らの防衛力により隙のない体制を構築をして、我が国の安全を確保することを防衛の基本としております。  今日の安全保障環境の下では、もはやどの国も一国のみで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 装備だけからお答えをいたしますと、自衛隊は従来から、いわゆる策源地攻撃を目的とした装備体系を保有しておらず、また保有する具体的な計画も有しておりません。このため、自衛隊の能力上、策源地攻撃を行うことは極めて困難でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今日の安全保障環境に鑑みれば、米国でさえ一国のみで自国の安全を確保することは困難な状況にある中において、我が国が一国のみでその安全を確保することは極めて、極めて極めて困難であります。  我が国は、日本憲法の下、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるよう...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 八月二十五日の本委員会において、福山委員から自衛隊の安全確保について御質問がありました。  政府は、平和安全法制の国会審議において、自衛隊員の安全確保のために必要な措置を法案の中で盛り込んだ旨を答弁してきておりますが、自衛隊員の安全確保は円滑な活動...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もう既に防衛大臣が答弁をしているわけでありますが、まさにA国は日本に対して攻撃をしているわけでありますが、B国は日本に対して武力攻撃をしているというわけではない中において、このB国が行っていることがA国と完全に、その武力攻撃、武力行使の一体化が行われ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、当然、このA国がまさに我が国に対して武力攻撃をしているわけでありますから、これ全力で対処するわけであります。  それで、しかし、構成している、急迫不正の侵害を構成しているということが定かでない他国に対していきなりこれを攻撃することは、まさに...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、当然、急迫不正の侵害を構成すると認められるときは、これは高村大臣が答弁しているとおりでありまして、中谷大臣は認められなければそれはできないと、ですから、これは同じことを裏表から言っているわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほどの福山委員の解説も、あれは間違っていますよ。我々は同じ答弁をこれは従来からしているわけでありますが、このA国とB国の例で、これ補給をしているわけでありますから、後方支援をしているのは武力行使ではないですからね。その武力行使をしていないところに対...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、政府が再三御説明をさせております昭和四十七年見解の基本的な論理を、これを分かりやすく言えば、憲法第九条の下でも、外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫不正の事態に対処する場合には、例外的に自衛のた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど申し上げたとおりでありまして、一番最初に私はこの基本的な論理を申し上げたわけであります。まさに国の存立が脅かされ、国民の生命や自由、幸福追求の権利、これは憲法で保障されているものでありますが、まさにこの平和的生存権、そして憲法で、憲法十三条で保...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は、解釈変更に当たって、しかし、これは解釈の変更、安全保障に関する基本的な考え方についての解釈の変更でありますから、これはしっかりと閣議決定を行ったということを申し上げております。  そして、立憲主義との関係においては、これは、まさにこれは基本...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これまでも繰り返し述べているとおり、政府としては、政策判断として、ISILに対する軍事的作戦を行う有志連合に参加する考えはありません。ISILに対する作戦への後方支援を行うことは全く考えていません。今回の法案が成立した後であってもこれは変わらないとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 個別的自衛権の行使の前提となるこの我が国に対する武力攻撃とは、基本的には我が国の領土、領海、領空に対する武力攻撃をいうものでありまして、公海上にある米国の艦艇に対する武力攻撃は、基本的には我が国に対する武力攻撃の発生と認定できるものではありません。実...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに私たちが行使できるのは、新三要件の中においてのみ武力の行使ができるわけでありまして、我が国と密接に関係がある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、平和安全法制について法整備を進めてまいりますが、前提はしっかりと平和外交を進めていくということであります。外交によって平和を維持し、様々な紛争を抑止していくことだろうと思います。  就任以来、五十四か国を訪問いたしまして、三百回近い首脳会談を...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、今まで何回も申し上げているとおりでございますが、新三要件に当てはまらなければならないわけでありまして、単に米国本土が攻撃をされる、米国の艦艇が攻撃されることによって我々は存立危機事態になるわけではございません。まさに、それが我が国の存立を脅か...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そもそもこの法律はホルムズ海峡の機雷掃海をするための特措法ではございませんから、それをするための法律ではなくて、我々はそれも可能であるということは申し上げたわけでございます。そのことをまず申し上げておきたいと思うわけでございます。  その上で申し上...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、オスプレイの安全性に対し地元の皆様に御不安の声があることは地元自治体等からの要請等によって十分に認識をしております。  なお、仁比委員が示された資料と同一のものの存在は確認できなかったものと認識しております。  その上で、昨年十二月...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) オスプレイについては、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増していることを踏まえ、島嶼防衛能力の強化を図るため自衛隊への導入を図るものであります。昨年七月以降、地元自治体や漁協などに対して、自衛隊が導入するオスプレイの佐賀空港への配備等について...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、どの時点で存立危機事態と認定し、その存立危機武力攻撃をこれ排除していくかということになるわけであります。  つまり、日本をミサイルから防衛をしているイージス艦に対して、ミサイルがこれに対して、このイージス艦に対して攻撃が起こった段階では、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど私が言った例は、当然、もう米国に対する武力攻撃は既に発生していて、当然その中で要請があるということを含めて申し上げているわけでございます。  そこで、例外なきということでございますが、今回、この流れの中で対処基本方針の策定が必要になるわけでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まずもって、外交を通じて平和を守ることが基本である、重要であることは言うまでもありません。  私は、就任以来、五十四か国を訪問し、そして三百回近い首脳会談を行ってまいりました。そして、法の支配を重視する立場から、主張するときは国際法にのっとって主張...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の平和安全法制の策定に当たっては、自衛隊の活動について民主的統制を確保するため、国会の関与は極めて重要であると考えております。  国会の関与が必要な活動については原則として事前承認としております。あくまでも例外として事後承認を求めているものもあ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大変いい質問をしていただいたと思います。  まず、なぜああいう説明をしたかということでありますが、あのパネルで説明をしたように、まさに紛争から逃れようとしている日本人、日本人親子でもいいんですが、それを運んでいる米国の艦船が攻撃をされても近傍にいる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それを先ほどの答弁の中でも申し上げましたように、まさに日本に逃れようとしてきている日本人が乗っている船が、これが、まさにこれは米国が運んでいる船が攻撃をされる可能性がある場合は、それは存立危機の認定のこれは要素になるということは私、今申し上げたとおり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 皆さん、静かな環境の中で議論しましょうよ。よろしいですか。  それで、その中で大切なことは、まさに三要件がこれは認定要件であります。そして、例えばその中において、今例として申し上げたように、近隣で紛争が発生をして、そしてまさにそこから、そこから逃れ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今私が申し上げましたのは要素の一つなんですが、あくまでも三要件でありまして、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険であります。つまり、明白な危険があると我々は判断する中において、これは当然、今委員が挙げ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) よろしいでしょうか。今、私は中西先生にお答えをしているわけでありますから、私の言葉が通じないというふうに考えるわけでございますので、少し静かにしていただきたいということを今委員長に申し上げているわけであります。  そこで、まさにその国から、当該国か...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国を取り巻く国際情勢が大きく変化する中で、国民の命と平和な暮らしを守り抜くためには、砂川判決の言う必要な自衛の措置とは何かをとことん考え抜き、万一のために隙のない備えをつくっておく必要があります。これが政治家や政府に課せられた最も重要な責務である...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 元最高裁長官の御意見についてでございますが、今やこれはもう退官をされまして一私人になられている方でございまして、その私人の方について一々コメントをするのは差し控えさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現役の方がおっしゃっているのは、完全な集団的自衛権の行使を認めるなら憲法違反、改正する必要があると、こうおっしゃっているわけでありまして、我々は、これは三要件付きでありまして、限定的な行使の容認でございます。まさに、完全なということは、当然それを意識...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その上で、今、吉田委員からお渡しいただいたところに書いてあることを今、私、読んだわけでありまして、これをちょっと読んでいただきたいと思いますが、完全な集団的自衛権の行使を認めるなら憲法を改正するしかないだろうと、このように述べておられると承知をしてお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その考えはございません。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国の憲法には第九条があって、一項、二項があります。自衛権の行使については、全くこれは触れられていないわけでございます。  そこで、昭和三十四年の砂川判決によって、平和的生存権を引いた上で、そして憲法十三条にもありますように、生存権そして幸福追求...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 他国防衛そのものを、そのために今るる説明をしたわけでございますが、他国を守るためのものでは、それは確かに今おっしゃるように、他国を守ることを目的とするものであれば、それはまさに、これはフルに認めていくという集団的自衛権の行使であれば、これは憲法改正を...全文を見る
09月14日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第20号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国を取り巻く安全保障環境は、グローバルなパワーバランスの変化や、あるいはまた弾道ミサイル技術の急速な進展、そして大量破壊兵器などの脅威等によって、従来の政府見解が示された一九七二年当時からは想像もできないほど変化をし、大変厳しさを増しています。何...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々はみんな平和を願っています。しかし、平和と唱えるだけで平和を実現することができるわけではありません。だからこそ、世界の各国がそれぞれ努力をしながら、また協力をして平和で安定した世界をつくっていこうと、このように協力をし合っているわけであります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘のとおり、今般、小笠原村議会で「今国会で平和安全法制の成立を求める意見書」が可決されました。小笠原諸島周辺海域では、これまでに中国サンゴ船と見られる船舶が多数確認されるなど、村民の方々は我が国の安全保障環境の変化を日々言わば肌で感じておられるの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国は島国であり、そして海洋国家であり、周りを海に囲まれております。その観点からも、領土、領海を守るため、我が国周辺海域の警戒警備に万全を期していく必要があります。  政府においては、五月十四日、武力攻撃に至らない侵害に際し、切れ目のない十分な対...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中国については、御指摘のとおり、東シナ海において、尖閣諸島周辺の海域において、中国公船による侵入が繰り返され、境界未画定海域における一方的な資源開発が行われています。このように、既存の国際秩序とは相入れない独自の主張に基づき、力による現状変更の試みを...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日米同盟は、我が国の安全保障の基軸であります。また、我が国に駐留する米軍のプレゼンスは、地域における不測の事態の発生に対する抑止力としても機能しています。日本が攻撃を受ければ、米軍は日本を防衛するために力を尽くしてくれます。そして、今でも、日米安保条...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 防衛大臣から答弁させていただきましたように、海上警備行動、治安出動等の発令に係る手続の迅速化のための閣議決定や、警察や海上保安庁などの関係機関の対応能力の向上、機関相互の連携強化など、必要な取組を一層強化していくこととしております。  また、仮に自...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今日、我が国を取り巻く安全保障環境は、昭和四十七年、一九七二年に政府見解がまとめられたときから四十年以上を経て、想像も付かないほど変化をしています。今や脅威は容易に国境を越えてきます。もはやどの国も一国のみで自国の安全を守ることができない時代となりま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 御指摘のとおり、日本国憲法には自衛、自衛権、自衛隊という言葉は、用語は書かれていないわけであります。政府としては、従来から憲法前文で確認している国民の平和的生存権や憲法第十三条で示している生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利を国政上尊重すべきこと...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま外務大臣から他国の歯止めの例について御紹介をさせていただいたところでございますが、今回の平和安全法制は、憲法との関係では昭和四十七年の政府見解で示した憲法解釈の基本的論理は全く変わっていないわけであります。これは、砂川事件に関する最高裁判決の...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに佐藤委員が御指摘をされたように、私たち政治家には、そして内閣には、国民を守るため、国民の命を守るために必要な自衛の措置とは何かを考え抜く大きな責任があります。  国際情勢は日々変わっていくわけであります。四十数年前の解釈のままで果たしていいの...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、必要な法案かどうか、国民の皆様に必要な法案であるという御理解をいただき御支持をいただくことがベストであると、こう考えております。我々もそのために丁寧な説明を繰り返してきたところでございますが、また国会においても長い時間を掛けて審議を行ってきた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦後七十年を迎えるに当たりまして、八月十四日に安倍内閣として閣議決定をいたしまして、談話を発出をしたところでございます。  この談話を発出するに当たりまして、七十年前、日本を取り巻く状況、そしてまた、さらには百年以上前に遡りまして、日本を取り巻く状...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 何が原点であったかという御質問でございます。  政治家になろう、職業として政治家を選ぼうということについては、言わば私においては、父親も祖父も現職の総理大臣、幼少の頃からそうであったということでありまして、子供は親の背を見て育つということもあるわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平和安全法制につきましては、そもそも二〇一二年、我が党が政権を奪還する際の政権の公約にもしているところでございますし、総裁選挙を三年前に五人の候補で争ったのでございますが、五人の候補者全員が、例えば集団的自衛権の解釈変更についてこれは行うべきだと、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国際法上は個別的自衛権も集団的自衛権も我が国はそれを有しているわけでございますし、政府はずっとそのように答弁をしてきたところでございます。しかしながら、憲法の要請において必要最小限度を集団的自衛権のフルの行使は超えると、このように考えてきたところでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 翁長知事がよく言われておられますが、我々は、沖縄がさきの大戦において悲惨な地上戦を経験し、またサンフランシスコ平和条約の発効以降も一定期間我が国の施政権の外に置かれたという苦難の歴史を忘れてはならないと、こう考えております。  戦後七十年を経て、な...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中国は日本にとって最大の貿易相手国であります。日本は中国に輸出をし利益を得ておりますし、また投資をし大きな利益を得ています。同時に、中国も日本の投資によってたくさんの雇用をつくり出し、そして日本にしかできない半製品を輸入して、それを輸出して大きな利益...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の立ち居振る舞いについて御指摘がございました。北澤先輩のお言葉でございますので真摯に受け止めていきたいと思いますし、至らないところも多々ございますので、改めるべきことは改めていきたいと考えております。  この法案についてでございますが、残念ながら...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この平和安全法制につきましては、この法制を実際に成立をした際、運用の様々な規定が決まっていくわけでございますが、それはまさにこの国会を通じて答弁をさせていただいたこと、それを体してしっかりと運用規定等に決まっていくわけでございます。  私と中谷大臣...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊の諸君は、まず任官の際に、事に臨んで危険を顧みず、身をもって任務の完遂に務め、もって国民の負託に応えていくという宣誓をするわけであります。  今、北澤委員が例として挙げられましたように、大臣当時、自衛隊員に指示を出し、命令を出して、下令し、あ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は、日本国民の命を守るため、平和な暮らしを守り抜くためにこの法制は必要不可欠であると、こう判断をして提出をさせていただいているところでございます。  衆議院でも百時間以上にわたって審議が行われ、参議院でも長い時間の審議が行われてきたところでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 武力行使の目的を持って武装した部隊を他国の領土、領海、領空へ派遣するいわゆる海外派兵は、一般に、自衛のための必要最小限度を超えるものであって憲法上許されないと解してきております。このような従来の考え、従来からの考え方は、新三要件の下、集団的自衛権を行...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは今申し上げたとおりでございまして、武力行使の目的を持って武装した部隊を他国の領土、領海、領空へ派遣するいわゆる海外派兵は、一般に、自衛のための必要最小限度を超えるものであって憲法上許されないと解してきております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは先ほど答弁をさせていただきました。  武力行使の目的を持って武装した部隊を他国の領土、領海、領空へ派遣するいわゆる海外派兵は、一般に自衛のための必要最小限度を超えるものであって憲法上許されないと解してきているわけでありまして、まさに憲法上の要...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは個別的自衛権においても同じことでございまして、法理上、法理上ですね、まさに一般に海外派兵は禁じられていると、これはこの法律上の要請でもあるわけでございますが、しかし、同時にですね、同時に、座して死を待つべきではないという考え方において、策源地攻...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、法理上においては、まさに座して死を待つべきではないと、策源地の攻撃はできますが、しかし政策上、政策上は今打撃力は持っていないということでございます。そして、集団的自衛権においてもそれは同じことでございまして、まさに法理上においてはこの武力行使...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 現在、我々は日米の共同対処によって我が国の防衛を図っているわけでございます。個別的自衛権においても、我々は今、打撃力においては基本的に米国側に依存をしているわけでございます。  日米共同対処をしていく中において、日米で共同して抑止力を維持し、そして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、従来から答弁をしているように、武力行使の目的を持って自衛隊の部隊を派遣をする、他国の領土、領海、領空に派遣をする、言わば一般に海外派兵は行わないという考え方はこれからも変わっていかないわけでございます。  そして、加えまして、策源地攻撃につ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この打撃力については、言わば、まさに現在、我々はこの打撃力については米側に依存しながら共同で対処していくということになっているわけでございまして、将来というのは、例えば安倍政権ということについては、我々は想定はしていないということは申し上げます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは存立危機事態において集団的自衛権を行使する際においても、これは先ほど申し上げましたように、一般に海外派兵は禁じられているわけでございますから、武力行使を目的としてですね、武力行使を目的として自衛隊を海外に派遣することはないということは今までも申...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、従来から、個別的自衛権において、個別的自衛権においてもそれは基本的に、これは個別的自衛権と集団的自衛権とこれは同じことでございますから、これは従来と変わらないということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、直ちに情報連絡室を設置をいたしました。そして、警察、消防、自衛隊を出動させまして被害状況等の把握に当たっております。  今後、地方自治体と連携を密にいたしまして、人命を第一に安全の確保に万全を期していきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、我が国が武力攻撃を受けた、これは、蓋然性については、まさに──ちょっと待ってください。(発言する者あり)  これは、攻撃国の我が国を攻撃する意図については、我が国に及ぶ蓋然性ということについては、これはまさにその国の様態とか規模等、また意思等...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛官の責務は、我が国の国民の命を守り、領土、領海、領空を守ることであります。そして、事に臨んで危険を顧みず、任務を完遂するように務め、もって国民の負託に応えていく、そういう宣誓を行うわけであります。つまり、国民のリスクを減少させるために自衛隊員自ら...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、当然、国内法の要請によって我々は五原則を貫いていくわけでございます。と同時に、国連の要請する三原則についてでありますが、今後、安全確保業務等を行っていく、また駆け付け警護等も行っていくわけでありますが、その中におきまして、当然、この国連の三原則...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国民の命と平和な暮らしを守り抜いていく、また子供たちや未来の子供たちにこの平和な日本を引き渡していく、その責任が私たちにあるわけであります。  その中で、我が国を取り巻く安全保障環境は厳しくなっております。まだ危機が発生していない今のうちにあらゆる...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊の活動において民主的統制を確保するため、国会の関与は極めて重要であると認識をしております。一部の野党の皆様とも認識を共有していると考えております。政府としても、今回の平和安全法制においては、そのような考えの下、民主的統制の確保のために、国会の関...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本は資源の多くを輸入に頼っておりまして、生産された製品の市場を海外に求める貿易立国であります。日本の生命線である海上交通路の安全確保は、日本のみならず、国際社会全体の繁栄と発展に不可欠であります。  ホルムズ海峡については、岸田外務大臣が二〇一三...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 他国に対する武力攻撃の一環として敷設された機雷を除去する行為は武力の行使に当たり得るわけでありますが、政府が想定しているホルムズ海峡における機雷掃海については、機雷が敷設された後、事実上の停戦状態となり、戦闘行為はもはや行われていないが正式停戦が行わ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年秋以降、中国サンゴ船と見られる外国漁船が多数確認され、緊急的な対応として、水産庁、海上保安庁等が連携し、特別な体制をしいて厳正な取締りを行うとともに、外交ルートを通じた累次にわたる中国側への申入れや議員立法による外国漁船の違法操業の罰金の上限の三...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まずもって、外交を通じて平和を確保していくことが重要であることは言をまたないと思います。その上で、万が一の備えも必要であります。平和安全法制は紛争を未然に防ぐためのものであります。  先般、米国防省はアジア太平洋地域における海洋安全保障戦略に関する...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国は、日中韓の首脳会談について早期開催をずっと要請をしてきたところでございます。確かに、日中、日韓、これ隣国であるがゆえに様々な課題があります。しかし、様々な課題があるからこそ常に意思疎通をしていくことが大切であろうと、こう思います。そのために首...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさにこの大きな安全保障環境の変化に対する認識、そしてまた、あるいはそれに対する現状の法制度に対する危機感については、片山先生を始め御党と大体我々は共有しているのではないかと思います。  ただ同時に、この国際法との関係における整理等も含めて我が党案...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、急いではならないということもございまして、私は二〇〇六年に総理に就任をしたわけでございますが、一年間近く安保法制懇において議論を進めてきたわけでございますが、当時はもちろんまだまだ国民的な、また与党の中におきましても、当時は自民党の幹事長を務...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 尊敬する片山先輩のお言葉でございますから、十分に拳々服膺をしていきたいと、このように思うわけでございますが、この法案につきましては、安全保障環境が変わる中において、これは一日も早く成立をさせたいと思っておりますが、ただ、多くの国民の皆様の中で理解が広...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、我が国に対する直接の武力攻撃が発生していない段階においても自国防衛のための自衛権行使を認めるという点においては、維新案と政府案は方向性を同じくするものであると考えられます。その上で、政府案では我が国が武力の行使を行い得るのは新三要件を満たす場合...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊法第八十四条の二に基づいて機雷を除去するためには機雷が遺棄されたと認定されなければならないわけでありまして、しかしながら、事実上の停戦状態になったとしても、それだけでは機雷が遺棄されたと、こう評価されるものではないわけでありまして、他方、存立危...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この遺棄機雷の認定についてでありますけれども、停戦状態になったらすぐにそれは自動的に遺棄機雷と、こうなるわけではなくて、遺棄機雷が、停戦状態になり、かつ遺棄機雷、機雷が遺棄されたと評価されるという必要があると我々は考えるわけでありまして、それまでには...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々もかつてこの領域警備を検討したことがあったわけでございます。しかし、その後、海保、自衛隊、警察の連携が大変強化される中におきまして、様々な場面を想定した合同の訓練も行われるようになってきたわけでございます。その中におきまして閣議を電話で瞬時に行う...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 集団的自衛権というのは、自国が攻撃していないにもかかわらず、密接な関係にある他国を防衛することをいうわけでございますが、その中でも我々は、憲法との関係において、存立が脅かされ、国民の生命や自由や幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があるときとい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は、現在の国際法の解釈においては、これは自国の領土、領海、領空に対する攻撃ということであり、言わば重なっているところはないと、こう考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日米間では、ガイドライン見直しと平和安全法制の整備との整合性を確保することの重要性を確認した上で、平和安全法制の整備の進展を踏まえながらガイドライン見直し作業を進めてきたところであります。したがって、新ガイドラインの内容には、平和安全法制において、改...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 言わば、今回の平和安全法制における存立危機事態については、これは条約上の義務を果たすためのものではないわけでございまして、まさにこれは我が国の平和と安全を守るため、つまり、国の存立が危うくなり、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国が武力の行使をするのは、あくまでも新三要件の下に自主的に判断をして武力の行使をするわけでありまして、それはまさに国の存立を全うし国民を守るためのものであります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 民主的統制、自衛隊が活動する上において民主的統制を確保する上において、国会の関与は極めて重要であると考えております。その中において、御党からも、事前、この例外なき事前の承認、あるいはまた、途中において、活動を行っている中口における検証、そして、行動が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府としては、政策判断として、ISILに対する軍事的作戦を行う有志連合に参加する考えはありません。ISILに対する作戦への後方支援を行うことは全く考えていないわけでありますが、これは今回の法案が成立した後であっても不変であります。  シリア難民問題...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回の平和安全法制により海外の邦人を守るための制度の充実を図ったところでありますが、派遣先国の同意が得られない場合に、部隊を派遣して自国民を保護、救出することは、国際法上の観点から、私が昨年三月五日の参議院予算委員会で答弁した点のみならず、我が国の場...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 北朝鮮がそうした状況に陥ったときに、残念ながら、先ほど申し上げましたように、受入れ国の同意がない状況の中におきましては邦人救出の仕組みを使うことはできないのでありますが、しかし、あらゆる事態において拉致被害者の安全を確保することは極めて重要であります...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 徴兵制につきましては、憲法第十八条にあります意に反する苦役に当たると、こう考えているわけであります。徴兵制とは、まさにこれは強制的に戦闘部隊に従事させるということでございますから、その本質はこれ変わらないわけでございます。  これは憲法に明確に反す...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、受入れ国の同意があることによって、当然これはスムーズに救出が、救出作戦が取り運ぶことができるのでございますが、同時に、警察の治安維持がなされていると、基本的にですね、という中において、しかし、その中において我々が自衛隊を出さなければ救出できな...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然それは同意はしないわけでありますし、先ほど申し上げたのは、今般新たに設ける在外邦人等の保護措置は武力の行使を伴わない警察的な活動として行うものであって、領域国の同意がある場合に、その同意が及ぶ範囲、すなわちその領域において権力が維持されている範囲...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは当然受入れ国の同意が必要でありますし、武力行使ではないわけでありまして、言わば警察的な活動として行うものでございまして、その地域においては権力が維持されているわけでございますから、維持されている権力と、受入れ国と当然その内容等についても話をして...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 個々の歴史的な事象についての、そして今委員がおっしゃったような確定的なことについては政府として申し上げることは差し控えさせていただきたいと、このように思うわけでございまして、具体的な事象に関する評価については専門家等により議論されるべきものと考えてお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、一々、今、政府として今まで統一的なことを申し上げてきたことはないわけでございます。一々の歴史的な事象についての評価については差し控えさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政府として、歴史的な出来事一つ一つについて確定的なことをお答えすることは適切ではないと、このように考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 三要件を満たせば武力攻撃が、武力行使ができるということでございます。それは、我が国の存立を全うし、国民を守るためのものでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 他国の領域、その領域というのがちょっとよく聞こえなかったんですが、領域においては、これは一般に海外派兵は認められていないわけでございまして、武力攻撃、武力行使を目的として自衛隊を外国の領土、領海、領空に派遣することは一般に禁じられているということでご...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この存立危機事態においては、一般に、存立危機事態におきましても一般に海外派兵は禁じられているわけでございますが、その中におきまして、ホルムズ海峡における機雷の敷設に対しましては、この敷設された機雷を、これを排除をしていくことは限定的、そしてかつ受動的...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この例外は、まさにこの三要件に当てはまるということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに集団的自衛権の行使というのは武力の行使でありまして、今、福島委員が言われた武力の行使に当たるわけでございますが、この三要件に当てはまるものが、これは憲法の範囲内ということでございます。その中におきまして必要最小限度にとどまるべきもの、それが要件...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それが今申し上げました三要件が要件であるわけでありますが、その中で、三番目の必要最小限度というのにこれは当てはまるかどうか、必要最小限度を超えるかどうかということでございまして、その中で判断をしていくことになります。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 三要件は要件であると申し上げております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 三要件の、まさに第三要件である必要最小限度の実力行使にとどまるべきことということに対しましては、これはまさに武力行使を目的として外国の領土、領海、領空に自衛隊を派遣をすることは、これは一般に禁止されていると、この三要件目において我々はそう理解をしてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは個別的自衛権においての旧三要件も同じことでありまして、必要最小限度を超えることによって、従来から、個別的自衛権におきましても一般に海外派兵は禁じられていると、こう政府は一貫してお答えをしてきたところでございます。  そして、今回の新三要件にお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはもう要件としては、今までお答えをしているように、新三要件であり、そして、この三要件目の必要最小限度の実力行使にとどまるべきことということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 念頭にあるのは、従来から答弁を積み重ねてきている、再三答弁をしておりますように、念頭にあるのは、ホルムズ海峡における機雷の敷設の除去で、除去のみでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この法案はホルムズ海峡の機雷除去のためだけの法案ではないわけでございまして、その中でホルムズ海峡の機雷除去も可能になるという法案でございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ちょっとよく、今、早口で言われたのでよく理解ができなかったので、申し訳ございません、もう一度最後のところ、最後のところだけ質問していただきたいと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 戦争は国際法上違法でございますから、それを目的とした法律を作るはずがないのでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、集団的自衛権の行使となるわけでありますから、国際法上の要請は満たしていなければならないわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 重要影響事態は、まさにそのまま推移すれば我が国に重要な影響を与える事態でございますから、この安保理決議等は必要としないわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 集団的自衛権の行使につきましては、これはまさに我が国の存立に関わり、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある中において武力の行使をするわけでございまして、この国連決議は必要ないわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当時のフセイン政権が累次にわたる国連決議に反していたということでございます。そして、かつて大量破壊兵器を使った、使用したという実績があったわけでございます。そして、それを持っていない、造っていないということを証明できるにもかかわらずその証明を行わなか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) しかし、フセイン政権が大量破壊兵器について、これは保持をしていない、あるいは作製をしていないということを証明できるにもかかわらず、証明しなかったということでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 妥当性は変わらないというのが政府の考えでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、自衛隊が活動をするに当たって、国際法を遵守し、国際法上違法な行為に対する支援を行わないことは当然であって、ある国がジュネーブ諸条約を始めとする国際人道法に違反する行為を行っている場合、そのような行為に対して我が国が支援や協力を行うことはないわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、我が国としては、原爆の投下については人道上非道な行為であるということを、非道な原爆の投下ということを申し上げてきているとおりでございますが、国際法上の言わば視点について言えば、我が国としては既にサンフランシスコ講和条約を受諾をしているという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 写真を拝見して、今、存じ上げないわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) その手紙については拝見させていただきました。御指摘のお手紙については拝見させていただいておりますが、手紙の中におきましては、沖縄における日本で唯一の地上戦が展開され、多くの人々が貴重な命を失ったということ、いかに悲惨であったかということが記されていた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 膨大な手紙はいただいておりますが、その中でこれは総理に読んでもらった方がいいというものを事務方が整理をして私のところにコピーを届けてくるわけでございまして、いつ読んだということは正確ではございませんが、拝読をさせていただきました。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 沖縄におきましては、唯一の地上戦が行われ、そして多くの尊い命が失われたわけであります。我々は、そのことを胸に刻みながら、二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないと、こう考えているわけでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、工事を一か月間停止をいたしまして、沖縄県側とお話合いを進めてきたところでございますが、普天間基地はまさに住宅地に囲まれた基地でありまして、この危険性の除去につきましては一致しているわけでありますし、その固定化は断じてあってはならないと、このように...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、委員に利権という言葉については取り消していただきたいと。何の根拠もなく極めて名誉を傷つけるような発言は控えていただきたいと思います。そのことをまず強く申し上げたいと思います。  そして同時に、この普天間の移設につきましては、例えば民主党におい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、山本委員が指摘された文書においては、政府として、米国において公開されたとされる文書の中身について一つ一つコメントすることは適当でないと考えます。米国も、一般に公開された文書につきコメントを行わないものと承知をしております。  また、地位協定につ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 自衛隊の活動につきましては、民主的統制を確保する観点から国会の関与は極めて重要であると考えております。  政府としても、今回の平和安全法制においては、そのような考え方の下、民主的統制の確保のために国会の関与について適切に定めております。その中には例...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今まさに協議を、五党で協議をしているわけでございますから、その協議が調う前に私がこれ判断して決めるということは適切ではないと考えますが、先ほど申し上げましたように、私の基本的な考え方としては、できるだけ多くの政党に賛成をしていただくことによってこの法...全文を見る
11月10日第189回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○安倍内閣総理大臣 日中韓三カ国、そして特に首脳は、地域の平和と繁栄に大きな責任を共有しているわけであります。だからこそ、三首脳が顔を合わせて、地域のさまざまな課題について国民の前で、地域の方々の前で、国際社会の前でしっかりと議論していくこと自体が大変意義あることであります。その...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、このTPPの意義でありますが、TPP協定は、アジア太平洋地域に自由や民主主義や基本的人権そして法の支配、こうした価値を共有する国々とともに二十一世紀にふさわしい新たな経済のルールをつくって、人口八億人、世界経済の四割近くを占める広大な経済圏を生み出し、そ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、稲田委員が言われたように、まさに農業は国の基であろうと思っております。委員の地元の福井県も私の地元の山口県も、日本海側の美しい田園風景を持っているわけであります。大体農地は山間にあるわけでありまして、そこで美しい田園風景を守り、地域の社会を、そして文化や伝...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、政権を奪還して以来、約三年間の間、三本の矢の政策によってデフレ脱却という大きな目標を掲げましたが、デフレ脱却まであと一息のところまで参りました。就業者の数は百万人ふえ、そしてまた賃金も増加を続けています。ことしは十七年ぶりの高い伸びになっています。間違...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、政権を奪取後、稲田委員が言われたように、経済の再生なくして財政の健全化はない、このように申し上げた。それはなぜかといえば、デフレ経済のままでは残念ながら税収は上がらない、税収が上がらなければ、それは財政の健全化もできないということであります。  そし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 南シナ海をめぐる問題は、地域の平和と繁栄に直結をする、我が国を含む国際社会共通の関心事項であり、法の支配が尊重されることが非常に重要であります。  私は、国際社会における法の支配を重視する立場から、主張するときは国際法にのっとって主張すべきである、そして武力...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 TPPに向けて、基本的な考え方でありますが、日本は残念ながらしばらくは人口減少が続いていくわけであります。人口が減少していくということは、生産人口も減っていますし、消費人口も減っていくということであります。  生産人口が減っていくことをカバーしていくためには...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まさに石田委員が言われたように、一億総活躍とは、それぞれの人たちが自分の行きたい方向に向かって進んでいくことができる、自己実現をしていく上でのチャンスをしっかりとつかんでいくことができる社会をつくっていこう。それは、例えば若者もあるいはお年寄りも、女性、男性、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今お示しをいただいているのは、平成二十四年四月、当時の谷垣総裁のもとに制定された自民党の憲法改正草案でございまして、九条において、当時、自民党としての考え方を示したものでございまして、集団的自衛権におきましても、それは国際社会における標準の集団的自衛権の行使を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回の平和安全法制の整備によって切れ目のない対応が可能となったわけでございまして、喫緊の課題としての集団的自衛権の一部解釈容認を行うことによって、日米同盟を強化し、そして切れ目のない対応を行うことは、私は可能になった、こう考えているわけであります。  同時に...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、これをやみくもに国民投票にかけても賛同を得られるかどうかということはわからないわけでございますし、我々は、憲法草案については、先ほど申し上げましたように、憲法の前文から改正条項等々に至るまで全て我々の考え方をお示ししている中において...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 数がそろえばということは、これはしかし民主主義のルールでありますから、数がそろうために我々は国政選挙で衆参ともに、国民のいわば支持を受けて大勝しなければならないわけであります。  そして、その上において、国民の支持を受けて、過半の国民の理解と支持のもとに成立...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私の主張は一貫しております。  どういう主張かということについて申し上げますと、日中韓はお互いに隣国同士であります。隣国同士であるがゆえに難しい課題もあります。しかし、そうした難しい課題があるからこそ、首脳間において胸襟を開いて話をすることが求められているわ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 信頼関係というものはお互いに培っていくものであります、お互いにですね。そのためにも、まずお互いが会わなければ、何を考えているかがわからないわけでありますから。果たして日本や中国や韓国の世論はどうなのか、それぞれの国がそれぞれの国をどのように考えているかというこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私は全くそうは考えていません。まず、そのことをはっきりと申し上げておきたいと思います。  国と国、国が違うわけでありますから、当然、お互いが求める国益がぶつかる場合もあります。隣国であるがゆえに歴史的な課題が存在するわけでありますが、その国からの見方はそれぞ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、村山談話がありました。しかし、先般、八月十四日に安倍内閣としての談話を発表いたしました。まさに閣議決定を行いましたから、これが今まさに我が国における一番新しい、いわば七十年の談話である。我が国の歴史を振り返り、何を教訓とするか、そしてその教訓をどう生かし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 歴史を直視する、これはもちろん、日本だけではなくて、日中韓それぞれが歴史を直視していくということであります。それはまさに正しい歴史を見ていくということであって、同時に、特定の歴史に焦点を当て過ぎることは、過度に当てていくことは生産的ではないわけであります。 ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先般、メルケル首相が来日されたときにも言っておられましたが、独仏の和解というのは、これはお互いが歩み寄ったから、まさにフランスも寛容な姿勢を示したからであるということを述べられておられました。もちろん、ヨーロッパと東アジアとはさまざまな状況は違うわけでございま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この全体の中から私が言わんとしているところを酌み取っていただきたいと思いますが、「日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりま...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今申し上げたことが全てでございます。  先般この発表を行った際、記者の質問にもあったわけでございますが、ドイツのワイツゼッカー大統領の荒れ野の四十年の中においても、今や、さきの戦争にかかわりのない人たちが非常にふえている、子供であったか、かかわりのない人たち...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 慰安婦問題については、政府としては、一九六五年の日韓請求権協定で法的に解決済みとの立場には変わりはありません。その上で、本年八月十四日の内閣総理大臣談話では、戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去をこの胸に刻み続け、二十一世紀こそ、女性の人権...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、正規において、これは今委員が示された、安倍政権で五十六万人減っているではないかということであります。  しかし、民主党政権においても、その前の二〇〇九年から比べれば六十五万人減っているわけでございまして、これは民主党政権のときの方が減っているではないか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それは当然、我々も、それぞれの年齢層ごとにしっかりときめ細かく分析をしながら、正社員になりたい人がその目的を実現することができるように、そうした雇用に向けてのいわばキャリア形成等も含めて支援をしていきたい、このように思っております。
○安倍内閣総理大臣 まず、この実質賃金を見れば、実質賃金指数が安倍政権になって下がっているということは、これは、いわば働き始める人が多いわけですから、安倍政権になって百万人新たに働き始めました。しかし、それは最初はどうしても慎重にいきますから、パートで働き始める方が当然多いんです...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 そして、実質総雇用者所得については、稼ぐ額、総額ですね、それは、民主党政権下の二〇一〇年から二〇一二年までの平均値と、安倍政権下での二〇一三年から二〇一四年までの平均値を比較すると、これはほぼ同じ水準でありました。我々が、デフレ脱却に向かいながら、かつ、消費税...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどの答弁につけ加えてちょっと言わせていただきますと、一人当たりの実質賃金も七月以降プラスでありまして、実質総雇用者所得もプラス基調が続いておりますし、冬のボーナスについては昨年、プラス五・二六%の上げでありまして、これは二十四年ぶりの出来事であります。そし...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 示されたこの図についてはよくまた精査させていただきたい、こう思っておりますが、我々はまさに過去最高の水準で上げているのも事実であります。  そして同時に、ただ紙に書けば実現するというものではなくて、これはやはり地方の零細企業等も含めて雇用も確保しなければいけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、政府に求められているのは、どういう問題意識を持っているのかということであります。  我々は、三本の矢の政策によって、デフレから脱却しつつあるという状況まで来ました。名目GDPもふえて、税収もふえてきた。こうした果実をしっかりとこれからも生かしていく。ど...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 どの程度の金額が必要かということは、まさにこれから議論を深めていくのは当たり前のことでありまして、我々は、まずは、問題意識と、国としての目標と、どういう手段をもってそれに到達をするかということを発表させていただいたわけでありまして、そこで全てができているわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 それはどんな政策もそうなんですが、政府として、まず、総理大臣として大きな方向性を示す中において、当然、夢を語るだけではありません、私は総理大臣ですから、実現可能性がなければならないわけであります。そのための予算の裏づけ、これは当然のことであります。  まさに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 基本的な考え方は、既に私たちが示している考え方の中において、我々が新たな三本の矢を打っていくということでございます。子育ての支援においてもそうですが、また同時に、特に介護離職ゼロについては、これはさまざまなアイデアを持ち出していくことによって効率的な対応も十分...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、まず経済再生を進めていく。経済再生を進めなければ財政の健全化ができないというのは、これは岡田代表も同意をしていただけるのではないかと思いますが、その中で、デフレ脱却までもう一息というところまで来たわけであります。  税収は約三割、十二兆円以上ふえてい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 茶の関税については、ベトナムについては現行で二二・五%の関税が四年目に撤廃されます。メキシコについては五百トンの枠内で一〇%、そして枠外では二〇%の税率が即時撤廃されます。また、ペルーについても関税が即時撤廃となります。こうした機会を捉えて、これらの国々に対す...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 交渉内容について深い議論をするのであれば、甘利大臣を呼んでいただければよかったと思うんですが、甘利大臣に反論されたら困るのかもしれませんが。  そこで、この二五%、これはライトトラックでありますが、確かにこの図のままでありますが、現状は、御承知のように、今、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど、韓国との米韓FTAに劣後するのではないかという話があったので、一言だけ反論させていただきますと、韓国で販売する車においては、韓国は七割は輸出でありますが、日本は二割、日本車については二割にすぎないわけでありまして、日本で大切なのは自動車部品、部品につい...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 食料自給率への影響については、今回のTPPの大筋合意に加えて、これに対する対策も踏まえて考える必要がもちろんあるわけでございますが、同時に、自給率への影響等につきまして、農林水産物全般の影響については、各品目ごとに異なっておりますので、農林水産省において品目ご...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 「もんじゅ」については、エネルギー基本計画において、廃棄物の減容そして有害度の低減等の国際的な研究拠点と位置づけておりまして、あらゆる面で徹底的な改革を行い、研究の成果を取りまとめることを目指し、克服しなければならない課題について、国の責任のもと、十分な対応を...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 当然、政治資金にかかわることについては、これは、内閣の一員であろうと、また与党であろうと野党であろうと、政治家である限り、しっかりと襟を正して説明責任を果たしていくことが大切であろうと思います。当然、高木大臣は、このような委員会におきましても、求めに応じてしっ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今、山井委員の質問を聞いておりますと、今までのままでいいのかということなんですね。  やはり学生の本分は、大学の場合は、大学でしっかりと勉強していくことであります。その中において、企業側がどんどん就活をすることを早めるような、そういう採用活動を行ってきた結果...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 障害者報酬について、質問通告がありませんので、すぐに定かにお答えはできませんが、それは実質について御質問されているわけですか。(山井委員「そうです」と呼ぶ)障害者報酬が。(山井委員「はい。四月から下げたじゃないですか、あなたが」と呼ぶ)  いやいや、あなたが...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 まず、先ほどの障害者の報酬については、これは質問通告はありませんよ。もう一度はっきりと申し上げておきます。こういう議論を深めたいんだったら、そういうことをちゃんとやってください。  と同時に、障害者施設についての報酬等については、これはマイナスではなくて、プ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほどの介護報酬については、これはもちろん、私たちだって介護報酬をふやしたいですよ。しかし、どんどんふやしていけば、これは介護保険料にはねていくわけでありますから、介護保険料が上がっていくんだということも当然頭に入れる必要があるわけでありまして、その中で私たち...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 一般的な考え方を申し上げれば、臨時国会の召集要求について定める憲法第五十三条後段は、「内閣は、その召集を決定しなければならない。」と規定することにとどまっておりまして、召集時期については何ら触れられていないわけでありまして、当該時期の決定を内閣に委ねているわけ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 私が逃げているのであれば、通常国会、過去最高の延長幅なんかとりませんよ。そこでしっかりと議論をしたわけでありまして、暴力的な採決とおっしゃったけれども、私どもから言わせれば、いわばちゃんと議論をせずに暴力的な反対ではなかったのかなと思いますよ。そのことは申し上...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 いわばリーマン・ショック級の国際的な大きな経済的なダメージがある出来事があるということを、これは百年に一度かどうかはわかりませんけれども、そういう事態になったと我々が判断するとき以外は、基本的には引き上げを行っていくというのが我々の考え方でございます。
○安倍内閣総理大臣 まさにそういう意味で申し上げたところでございます。
○安倍内閣総理大臣 消費税の軽減税率制度については、昨年末の自民党の税制改正大綱、そしてまた選挙公約及び連立政権合意がございまして、その中において、関係事業者を含む国民の理解を得た上で、税率一〇%時に導入する、そして、平成二十九年度からの導入を目指して、対象品目、区分経理、安定財...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 現在、まだ税調において、そしてまた与党において議論の過程にございますから、国会での審議日程についてまでここで申し上げるのはまだ少し早いのではないかと思いますが、あらゆる可能性について検討をしているところでございます。
○安倍内閣総理大臣 現在の議論の状況としては、これまでも、自民党、公明党において低所得者対策として軽減税率の議論が続けられてきたところでありまして、平成二十九年四月の一〇%への引き上げ時に軽減税率の導入が間に合うよう、中小事業者の負担にも配慮しつつ、両党間でしっかりと検討し、具体...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 課題としてそういう課題があるということを申し上げたわけであります。  この選択肢の中からどれを選ぶかは、これはまさに与党における協議でもあるわけでございまして、その与党における協議の中におきましては、先ほど申し上げました連立与党の合意あるいは選挙における公約...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今私が申し上げたのは、問題があるということではなくて課題があるということを申し上げたわけでありまして、課題があると私の言ったことは、まさに課題があると申し上げたわけでありまして、給付つき税額控除については、軽減税率よりも低所得層に絞った効率的な支援が可能となる...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 先ほど申し上げたとおり、それは同じ認識だと思いますが、まさに所得の把握や資産の把握、これについては、先ほどおっしゃったように問題と言ってもいいんですが、そうした問題を、執行面においては課題として存在をするわけでありまして、そうした課題をどのように対処していくか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、まさに、それぞれ一長一短が私はあるんだろうと思います。  しかし、確かに、給付つき税額控除については、低所得者に対して効率的に給付が行くということにはなるわけでございます。低所得者対応にはなる。他方、課題があるということも申し上げたわけでございます。...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 マクロ経済スライドについて、〇・九%、これはフルに効力を発揮するというふうにおっしゃった意味は、まさに、デフレ下においてはデフレスライドは長い間させてきませんでしたから、このマクロ経済スライドは機能していなかったのでありますが、インフレ期になって〇・九というも...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々、八%から一〇%に引き上げる際について、先ほど申し上げましたように、与党の連立政権の合意もございますし、その前の選挙公約もあるわけでございます。そして、自民党の税制大綱においても、昨年末の税制大綱においても、軽減税率について、先ほど申し上げたように、国民や...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 TPPについては、当然これはいずれ国会の承認をいただかなければならないわけでありますから、その際に、しっかりと我々も情報を提供しつつ、これは当たり前でございますが、御議論をいただきたい、こう思っているところでございます。  そしてまた、臨時国会につきましては...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今回も、TPPが合意に至り、そしてまた国会で御議論をいただき、批准に進んでいくわけでございますが、当然、対策はしなければならないと考えております。  ただ、ウルグアイ・ラウンドと今回の大きな違いは、ウルグアイ・ラウンドのときは、もう守りしか考えなかったわけで...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 これは、大まかに幾らの規模ということではなくて、しっかりとまずは分析をしていかなければなりません。農産品についても、品目ごとに分析をしていく必要があるんだろう。そうした分析の中でどういう対策をするかということを今検討している最中でありますから、今幾らかというこ...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 今の段階では、ここで幾らとか補正予算ということを申し上げることはできませんが、まずは、先ほど申し上げましたように、中身について政府・与党において議論を進めていきたいと考えております。
○安倍内閣総理大臣 安倍政権における三年間の農政の改革というのは、かつての、長い間の、これは自民党政権ではありますが、その農政も、農業政策も含めて白紙から見直しをしていく、まず反省の上に立っているということを申し上げておきたいと思います。  その上に立って、例えば農協の改革も行...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 この放送倫理・番組向上機構は、これはまさに、放送局が集まってお金を出して、そして謝礼等を出して、つくっている組織でございます。こうした組織において、放送の倫理あるいはいわば番組の向上がなされることは望ましいことであろう、こう思っておりますが、この最後のところに...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 「もんじゅ」につきましては、先ほど答弁したとおりでございまして、これは政府の一貫した立場でございまして、その中において我々はさまざまな検討をしていくということになるわけでございます。  それと、先ほど委員が、BPOについて私が、偏向していると。第三者機関だか...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 原発については、いかなる事情よりも安全性を最優先していく、これが基本であります。  そして、原子力委員会が科学的、技術的に審査をし、世界で最も厳しいレベルの新規制基準に適合すると認めた原発について、その判断を尊重し、地元の理解を得ながら再稼働を進めるというの...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 結婚したい、あるいは子供が欲しいという一人一人の願いが全てかなえられればそれだけで出生率一・八へと上昇していくわけでありますが、これが希望出生率一・八の目標であります。二〇二〇年代半ばまでに実現しなければならないと考えています。  特に、御指摘の結婚について...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 我々は、希望出生率一・八の実現や介護離職ゼロを目指す上においても働き方が極めて重要であろうと思うわけでございまして、働き過ぎという状況がある中において介護と一緒にあるいは子育てとともにということは無理でございますから、その中でいかに働き過ぎを是正させていくか、...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 日米のロードマップについては、我が国を取り巻く安全保障環境を踏まえ、抑止力の維持と沖縄を初めとする地元の負担軽減を両立させるための基本的な考え方でありまして、まず普天間飛行場の辺野古への移設、そして海兵隊のグアムへの移転、嘉手納以南の土地の返還といった在日米軍...全文を見る
○安倍内閣総理大臣 防衛大臣からも答弁をいたしましたように、普天間の返還は一日も早く実現しなければならない、まず、この基本的な考え方の上に立って、このため、移設作業の事業者である沖縄防衛局長は、一刻も早く移設事業を再開するため、迅速な手続である審査請求を行うとともに、執行停止の申...全文を見る
11月11日第189回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) TPP協定は、アジア太平洋地域に、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった普遍的価値を共有する国々とともに、二十一世紀にふさわしい新たな経済ルールをつくり、そして人口八億人、またGDPでいえば世界のGDPの四割近くを占める広大な経済圏をつくってい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々、この約三年間、三本の矢の政策によってデフレ脱却までもう一息というところまでやってまいりました。就業者数は百万人以上増えたわけでありますし、賃金も増加を続け、今年は十七年ぶりの高い伸び率となるわけでありまして、雇用・所得環境とも確実に改善をしてお...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 拉致問題の解決は安倍政権の最重要課題であります。残念ながら、まだ今の段階でいまだに解決できていない、大変じくじたる思いであります。固く閉ざされた交渉の扉を何とかこじ開け、現在、困難な交渉を進めているところであります。しかし、北朝鮮による調査開始から一...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) このインテリジェンス機能の強化、なぜ大切かといえば、今、山谷委員がお話をされたように、国際テロリズム、そしてサイバー攻撃、そうした動きを未然に察知をしながら、どういう意図を持っているのか、どういう攻撃を考えているのか、我が国の国民や国家に対してどうい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大規模な災害が発生したような緊急時において、国民の安全を守るため、国家そして国民自らがどのような役割を果たしていくべきかを憲法にどのように位置付けるかについては、極めて重く大切な課題であると考えています。憲法改正には国民の理解が必要不可欠であり、具体...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今回、まず三年半ぶりに日中韓サミットを再開することができました。私は、かねてより、互いに隣国でありますが、隣国であるからこそ様々な課題や難しい問題がある、問題があるからこそ首脳間で胸襟を開いて話し合うべきだということを申し上げてまいりました。三年半ぶ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私の地元は、今、町村合併をいたしまして長門市となっているんですが、元々は油谷町と呼ばれまして、日本海側の小さな町であります。そこにはずっと棚田が広がっておりまして、選挙運動で回っておりましても、一瞬選挙運動を忘れるほど、息をのむほど美しい景色が広がり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) きっちりとしたルールの下に自由貿易を行っていく、これは日本にとって大きな利益があったのは事実であります。例えば、日本の高度経済成長に向かって成長していく中においては、日本がガットに加盟をしたことは大変大きかったわけであります。また、中国がこれだけ経済...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 付加価値を付ければしっかりとその付加価値が真っ当にこれが評価される、そういう大きなマーケットをつくり出すことができると、こういうことでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 質問の中でおっしゃったジェネリック品の点なんですが、この結果、日本でジェネリックが出にくくなるのではないかという、このデータ保護の関係でですね。これは全く違いまして、言わば米国と日本は新薬を製造できますから、新薬を作れる企業にとってはなるべくデータ保...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まだこれは日程的に明らかになっているわけではございません。合意はいたしましたが、まだ法的、技術的な処理が残っておりますし、そしてまた、これは各国首脳において言わば例えばTPPの首脳会合のようなものを最終的に開く必要等もあるかもしれませんし、そうしたこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 規制改革会議では、学識経験者のほか、弁護士や企業経営者、マスコミ、シンクタンクなど、幅広い分野から優れた識見を有する方々を委員として任命をしています。また、関係する分野の現場に近い方に専門委員として議論に参加をいただいているほか、関係省庁等からも十分...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 憲法第六十三条は、内閣総理大臣その他の国務大臣は、議院から答弁又は説明のため出席を求められたときは出席しなければならないと規定しておりますが、病気その他出席しない正当な理由がある場合は出席しないことも認められていると解されています。  御質問の平成...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今二つ理由を申し上げたわけでありまして、一つは、与野党の協議で合意されたものではなく、これに加えまして、先ほど申し上げましたように、参議院議長に対する不信任決議案も提出をされていて、その処理もなされていない状況にあったと、こういうことでございますから...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一般的な考え方を申し上げれば、臨時国会の召集要求について定める憲法第五十三条後段は、「内閣は、その召集を決定しなければならない。」と規定するにとどまり、召集時期については何らこれは触れられていないわけでありまして、当該時期の決定をこれは内閣に委ねてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、中谷大臣が答弁をされた日韓の防衛相会談について、私も記録を読んでおりますからちょっと補足をさせていただきますと、小川委員の説明に対して、平和安全法制について中谷大臣は説明をしたと、こういうことでございますね。平和安全法制について説明をいたしますか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 実質賃金指数が安倍政権になって下がっているではないかと、こういう御指摘がございました。確かにそれはそのとおりでございます。では、なぜ下がるのかということであります。  安倍政権になって百万人雇用者は増えました。しかし、百万人増える中でいきなり、いき...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、私が反論したら、反論を遮るためにやじを飛ばすのはやめてもらいたいと思いますが。  そこが大切なところなんですが、景気を良くしていかなければ働く人の数は増えない。ですから、その働く人の数が増えた実数を見るためには、総雇用者所得、その中でも実質を見...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、正規が減っているではないかということでありますが、昨日発表された数字を見ますと、とうとうこの正規についても増えているわけでございます。二万人増えているわけでございまして、これは、例えば、民主党政権下においても、民主党政権下、九年と一二年、政権が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほども御説明をしたとおり、言わばずっとデフレが続く中において、これは縮小志向にあったのは事実であります。経営者もそうであります。この中において、そして、ずっと、企業はなるべく人員は削減をしていく、あるいは同時に低賃金で安いものを作っていくということ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国林業を活性化させていくためには、地域の豊富な森林資源を活用して、林業の成長産業化を実現していくことが重要であると思います。今回のTPP合意に関しては、合板など林産物への影響は限定的と見込んでおりますが、国産品と輸入品は厳しい競争関係にあることか...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 浜田委員には副大臣として何回も現地で御一緒させていただきまして、大変な御尽力をいただいたことを御礼申し上げたいと思いますが、東日本大震災からの復興は安倍内閣の最重要課題でありまして、避難者はピーク時の四十七万人から十九万人まで半減をいたしましたが、ま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 災害から国民の生命や財産を守っていくためには、国と地方公共団体、そして地域住民等の関係者が一体となって災害に備え、対応していくことが大切だろうと思います。  御指摘の津波対策や事前に防災行動を定めるタイムラインは、住民と一体となって整備することで災...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) TPP協定の締結によって、我が国から締約国へ対する食品の輸出促進が期待されますが、一方、我が国の食品の安全、安心が守られることは重要なことであると思います。  TPP協定では、締約国が自国の食品の安全を確保するために必要な措置をとる権利を認めていま...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 全くアメリカ言いなりではありません。  日本には一定の農産品、そして米国には一定の工業製品といったセンシティビティーがありますねというのが日米の共同認識であります。そこから交渉をスタートさせているわけでありますが、米国の自動車関税はTPP交渉におけ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々、交渉参加の原則として、例外なき関税撤廃である以上、聖域なき関税撤廃である以上、我々は交渉には参加をしないということであったわけでありますが、しかし、交渉の結果、お米や牛肉などの重要品目について関税撤廃の例外をしっかりとこれは確保することができた...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 農家の方々のそうした環境が変わることに対する御不安ということについては十分理解できるわけでございますので、我々、実態についてよくこれからも御説明をしていきたい。  今、実際はどうだったのかということについて、例えばセーフガードもちゃんと我々は確保し...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 一番最後の言わば医薬品についてですが、これは保護期間だと思いますが、この保護期間については、米国が十二年という長い期間を主張していたわけでございます、日本は八年なんですが。そこで、日本と米国は新しい薬を作る、新薬を、画期的な新薬も含めて作る能力を持っ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆる兼業農家でありますが、私の地元にも二種兼の方々がたくさんおられます。主な仕事はどこかに、役所に勤めていたり会社に勤めていて、しかし代々の農地もありますねと、これも大切にしていきたいということであります。  例えば、私の事務所に勤めている秘書...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) ブランド化を進めていく、これは付加価値を高めていく上においては極めて重要であります。  しかし、ここで大切なことは、ブランド化を進めていくというのはやはりプロの農家でなければならないわけであります。プロの農家でなければ、ブランド化を進めたものを、か...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 第一次安倍政権のときに、我々はゲートウェイ構想というものを掲げたわけであります。日本に来て、日本からアジアに行くと。日本に来ればもういろんなアジアのものが全部そろっていると。あるいはまた、アジアの人々は日本に来れば世界の様々な情報が集まっているという...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 家庭の経済状況によって大学への進学が妨げられるようなことがあってはならないと考えています。学生の経済負担の軽減に取り組むことが重要と思います。  御指摘の法案の趣旨は、高等教育に係る家計負担の軽減を図るため、給付付き税額控除、大学等への寄附の促進、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国連では、先月、拉致問題の早期解決を求める北朝鮮人権状況決議案をEUと御指摘のように共同で国連総会に提出をし、各国に支持を精力的に働きかけているわけでございますし、私も首脳会談をやるたびにこの案に対しての支持を訴えて、多くの国々から支持をいただいてい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中央アジアは、まさにこのアジアの真ん中にあって、東西の結節点であります。そしてまた同時に、今委員が紹介をしていただきましたように、豊富な天然資源に恵まれておりまして、大変日本にとっても戦略的にも重要な地域であろうと思います。  私もこの五か国を訪問...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 南シナ海については、我が国が輸入する原油の約九割、天然ガスの約六割がそのシーレーンに依存しており、資源やエネルギーの多くを海上輸送に依存する我が国にとって、南シナ海における航行の自由及びシーレーン安全確保、重要な関心事項であります。  我が国として...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 既に、現在も我々、米海軍とともに共同訓練等は実行しているわけでございます。そして、先ほども少し申し上げましたが、まさに片山委員が御指摘をされたように、ベトナムやフィリピンからも能力向上の協力を依頼されておりまして、我々も能力向上の協力を行っているとこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 基本的な考え方としては、まずは、沖縄において大きな基地負担を負っていただいている、このような現状は是認できるものではなくて、その負担を軽減することは政府の大きな責任であると思っております。  そして、その中でも最も大切なことは、住宅や学校に囲まれて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 確かに、地元の皆様の理解が大切であります。まだ沖縄において厳しい御批判をいただいておりますし、移転先の名護においても、選挙において、言わばこれは慎重な方が選挙で勝利を収めたという現実も我々はよく理解をしております。  他方、沖縄の負担の軽減を進めて...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、我々も話合いで決着をしたいと考えております。  事実、八月から一か月間、工事を停止をいたしまして話合いの場を持ったわけでございまして、官房長官も何回か沖縄側と話合いをされまして、私もお目にかかってお話をしてきたところでございますが、残念な...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 副首都構想でございますね。副首都構想については、確かに、かつて遷都についても議論なされたわけでございますが、当時かなり活発な議論があったというふうに記憶をしております。  今後、この東京にある、集中している首都機能の、また行政機能のバックアップをど...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会決議との関係におきましては、この農林水産品については、これ言わば私たちは聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、交渉参加しない。しかし、そうではないという確信を得て我々は交渉に参加したわけですね。そして、交渉した結果、基本的には農水産品、他の国々が...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私もまさにそのとおりだと思います。我々が進めようとしている一億総活躍社会は、若い人たちもお年寄りも男性も女性も、難病に苦しんでいる人も、障害がある方も、一度失敗した人も自分のやりたいことができる、そういう機会を持てる社会をつくっていく、一歩前へ出てい...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先般、日中韓のサミットが三年半ぶりに開催をされました。日本は、それぞれこれ隣国でありますから、隣国同士であるがゆえに様々な課題がある。難しい問題もありますが、そうした問題を解決をする上においては、これは首脳同士がこれ話し合わなければならないわけであり...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年、我々、今年の十月からの消費税八%から一〇%への引上げを延期をいたしましたのは、何といっても、まずはデフレからの脱却を成し遂げなければならない、そうでなければ税収も増えていきませんし、財政健全化という意味においても、それはむしろそのこと自体が危う...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 安倍内閣においても、これまでも所得が低い方々や子育て世帯への配慮を行っています。所得の低い方への臨時福祉給付金の支給や介護保険料軽減の拡充、また子育て世帯への臨時特例給付金の支給、また子育て世帯を応援する自治体への支援などを行っております。また、今ク...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 中野議員が長年、フィリピン残留日系人の方々のこの問題について取り組んでこられたことに対しまして、敬意を表したいと思います。  本年七月に訪日をされましたフィリピン残留日系人の方々とお会いをいたしました。代表の方からこの件についてお話を伺ったところで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 共有持分は所有権の一形態でありまして、共有物の変更については共有者全員の同意がない限りできないとされています。  特区の活用に関する御提案については、こうした民法の原則を超えることは基本的に困難とは思われますが、地方創生に資するという観点から何がで...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 平和安全法制が整備されましたが、今後とも、国民の命と平和な暮らしを守る、そして国際社会の平和と安全に貢献するという自衛隊の任務には全く変わりはありません。  法整備の主眼は、このような任務を切れ目なく、より一層効果的に果たすことができるようにするこ...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 国会審議に関わることでございますから国会が御判断されるものでありまして、参議院における採決についても、熟議の上で決めるべきときには決めるとの観点から参議院において御判断されたものと、このように承知をしております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、多くの米軍基地が沖縄に集中している、この現状を変えなければならないと思っております。中でも、住宅や学校に囲まれ、市街地の真ん中にある普天間の固定化は断固避けなければならないということでありまして、これは政府と沖縄の共通認識であると考えております...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この通知書は担当の大臣宛てに出されたものでございますが、報告を受けております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは大臣宛てに出されたものでありますから、私は当該大臣から報告を受けるのは当然のことでございます。  それとともに、これはまさに手続においては仲井眞知事の時代に淡々とこれは進めてきたわけであります。十分に精査をしながら進めてきたわけでありまして、...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 希少病に苦しむ方々の視点に立って政策を推し進めていくことは私のライフワークであると、こう考えております。一億総活躍社会においても、難病を持つ方も含めて、誰もが一歩前に進んでいくことができる、活躍できる社会をつくっていきたいと考えております。  この...全文を見る
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 荒井議員らしい御提案だろうと、このように思っておりますが、いずれにいたしましても、この景気の回復によって企業は最高の収益を上げているわけでありますから、ここはしっかりと人材や設備に投資をしていただきたいと、こう考えております。