あべ俊子

あべとしこ

比例代表(中国)選出
自由民主党
当選回数6回

あべ俊子の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○あべ委員 私は、自由民主党・改革クラブを代表いたしまして、ただいま議題となっております雇用保険法の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論を行います。  討論に入る前に、まず、国民を代表する国会議員として、政府・与党の政治と金の問題、これは多くの国民が政権交代に大いに...全文を見る
02月18日第174回国会 衆議院 本会議 第8号
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○あべ俊子君 自由民主党のあべ俊子でございます。  私は、自由民主党・改革クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました予算委員長鹿野道彦君解任決議案につきまして、賛成の立場で討論をいたします。(拍手)  まずは、昨日、十七日の予算委員会におきまして、平成二十二年度予算案...全文を見る
○あべ俊子君(続) 昨日、私は、予算委員会で六十五分間の質問時間をいただきました。一生懸命質問を準備いたしました。私の同期である赤澤亮正先生が、国土交通省における箇所づけの漏えい問題で、内容の精査と処分の必要性、これを訴え続けて二週間、いつまでに結論を出すのかと質問をしたにもかか...全文を見る
02月19日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○あべ委員 ありがとうございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  所信表明は、私ども出席をすることができませんでした。そういう中でございますが、お届けいただきました。読ませていただきました。  日本の社会保障の水準を向上させるために、さまざまなことを書いていらっしゃる。...全文を見る
○あべ委員 無駄の削減だけではちょっと無理かなというふうにだれが聞いても思うわけでありますが、大臣は、逆に、日本をどういう国にしようとしていらっしゃるのか、中福祉・中負担なのか、そういうことをちょっと、いわゆる負担と福祉がどの程度なのかということを一言でお答えください。
○あべ委員 今、福祉のレベルを上げなければいけないというお話はされましたが、負担のことはおっしゃいませんでした。ここは委員会でございまして、質問するのは私でございますので、そこはしっかりと考えていただきましてお答えください。負担の問題はどうお考えでしょうか。一言でお願いします。
○あべ委員 消費税議論に関しては、実は、自民党、与党時代もずっと逃げてまいりました。選挙が怖くて逃げてまいりました。私は、政権がどっちでも国民には余り関係ない。そういう中で、消費税はしっかりと入れていくというのが、本当に次世代にいわゆる負債を送り継がないために必要であると思ってい...全文を見る
○あべ委員 私は、消費税議論を今しなければ余りにも無責任ではないか、今、本当に無駄遣いだけで足りる額ではないことはだれが考えてもわかっていることなので、ここは前向きにすべきではないかということを申し上げ、お考えを聞いたわけでございますが、無駄遣いを洗い出すからちょっと待ってくれと...全文を見る
○あべ委員 何度も申し上げておりますが、大臣、答弁が長過ぎて、結論なしのわけのわからない議論だけをされておりますが、私が申し上げておりますのは、無駄遣いだけでは次世代に余りに無責任で、現政権の責任を次世代に送り継いで、今結果が選挙という形であらわれれば、いわゆる国民の大切な安全、...全文を見る
○あべ委員 わかったようなわからないような、いわゆる迂回、迂回の回答でございました。  では、地域医療体制についてちょっと質問をさせてください。  大臣の所信の中に書いてございましたが、医療の立て直しは待ったなし、来年度の医学部定員、前年度に比べて三百六十人増員して過去最大の...全文を見る
○あべ委員 実は、医師の数は毎年三千五百人ずつふえておりまして、いわゆる医療崩壊ということが言われた二〇〇〇年よりは二〇〇六年の方が勤務医がふえているということ、さらには、医師数の格差に関しましても、今、二〇〇六年には、前回、九四年には二・三四倍だったのが一・九九倍までなっていま...全文を見る
○あべ委員 医師数をふやしただけでは、私は医師の偏在はなくならないと思っています。ビルの診療所で医師が足りないという話などは、聞いたことがございません。  そうしますと、ほかの仕組みが必要ではないかと考えていますが、大臣はどうお考えですか。
○あべ委員 一点十円が全国一律であるというところにも問題があると私は思っておりまして、いわゆる手厚くしていけば都会集中型の医療がますます加速するんだと思っておりますが、この地方間格差、診療報酬改定だけで乗り切れると大臣は思っていらっしゃいますか。  大臣、お願いします。
○あべ委員 単純な形での診療報酬改定では無理だと思います。足立政務官、専門分野でいらっしゃいますから、ぜひ頑張っていただきたいとは思いますが。  今、大臣にお願いしたのに政務官を指名された委員長、ちょっと問題がありますが、うちは理事が全部いないので、とめるわけにもいきませんので...全文を見る
○あべ委員 現在、二次医療圏は全国で三百八十四でございます。構成人口が二・四万人から二百六十二万人、医師数は三十一人から七千八百六十七人、これは余りにも格差があり過ぎているわけでございまして、地域に勝手に考えてねと言っても、それは考えられないと思いますが、そこに関して、大臣、御意...全文を見る
○あべ委員 すなわち、二次医療圏で、例えば三次医療圏に関して、例えば救急医療とか、がんの拠点病院とか、急がなきゃいけないものと、急がなくてもちゃんと専門性の高い医療を受けるべきであるものと、一緒にされているところに大きな問題があると私は思っています。  それを、この医療圏を枠を...全文を見る
○あべ委員 その弾力的に医療圏を設定するということでは、各地域における各医療機関がいわゆる自分たちのエゴを出したときに、本当に国民にとって安心、安全な医療体制が整備されるのかということを私は問題にしております。
○あべ委員 政務官、多分、都道府県の医療計画をごらんになったことがあると思うんですが、国が出したものに対して、コピペで、ほとんど中身があるかないかわからないものになってしまっていることは、政務官、御存じですよね。
○あべ委員 そういうレアケースを出されて四十七都道府県すべてをくくってしまうということは、ちょっと無理があるんだと思っております。  特に、その医療計画にゆだねていくということは、もともと医療計画が病床コントロールにあったということを考えたときに、そこはしっかりと、国としての方...全文を見る
○あべ委員 私が申し上げているのは、二次医療圏、三次医療圏でやってきた、中にはめ込んできた定義を変えるということではなくて、医療圏そのものを見直そうと考えていらっしゃるのか、いわゆる外そうと考えているのかということをお聞きしています。
○あべ委員 私は、医療の問題の根幹は、診療報酬などではなくこの医療圏問題にあると思っておりますので、ぜひ御検討をお願いしたいのですが、いつから始めていただくか、ある程度、中間報告がいつごろできるか、ちょっと教えてください。
○あべ委員 ぜひとも、この医療圏に関しましては、六月のときにある程度出していただければ、私は、本当にこれは党を超えてやっていかなければいけない、特に、いわゆる目先に振り回されている行政、政治を超えた形でやっていく必要があると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思うと...全文を見る
○あべ委員 絶対これは不足しているところでございますので、ぜひ大臣にお願いしたい。私は、いわゆる前職で日本看護協会の副会長をしておりました。ぜひ大臣と御一緒に、準夜勤、夕方の時間帯を、夜勤体験を三十分でよろしいので、お願いをしたいのですが、いかがでしょうか。
○あべ委員 検討というと、どっちにいってもいい形なので、行きますと言っていただければいいと思います。大臣、よろしくお願いします。
○あべ委員 では、行ってくださるということでよろしいでしょうか。
○あべ委員 夜勤の体制が不備である、これでは人が足りないとおっしゃったわけでございますから、私が質問した内容で、やはりこれでは患者さんたちが危ないと思われたわけでございますから、ぜひ大臣、御一緒に夜勤体験をお願いいたします。お返事ください。
○あべ委員 体験を御一緒してくださるということでしたら、決してひんやりとするようなことは申し上げませんので、ぜひ御一緒させていただけたらと思っているところでございます。  年金制度について、質問をかえたいというふうに思います。  年金制度に関しまして、大村議員が質問をいろいろ...全文を見る
○あべ委員 衆議院解散がそれまでないんだというおつもりで多分おっしゃっているんですが、鳩山総理大臣が日がわり定食で言葉が変わるとか、ちょっといろいろございますので、もしかすると、ぽっと解散なんて言ってしまったときはどうされますか。
○あべ委員 そうすると、いわゆる想定していないことが起きるというのが政治でございまして、私も自分が質問時間を当てられて待っていれば質問がとまってしまったりとか、本会議もいつ開かれるかわからない、いろいろな状況が起きている中で、想定していないけれども、もし解散になったら、この一元化...全文を見る
○あべ委員 想定していないことに対して考えていないというのは、ちょっと危機管理能力の欠如だと私は思っておりまして、何度も申し上げますが、皆さんの想定範囲外のことを総理が何度も何度もおっしゃっているわけでございます。ですから、ある日突然、ぽっと解散ということもありますので、そこはし...全文を見る
○あべ委員 大臣は野党のときに年金記録に非常にお詳しかったというふうに私ども承知しているところでございますが、年金の信頼回復は、年金記録と年金制度はどちらが大切だとお思いですか。
○あべ委員 大臣、野党のときだったら、一つのイシューに、年金記録問題だけにこだわってくださることは結構でございます。与党になって、大臣になられて、年金記録問題だけにそれだけ執着されると、国民は社会保障制度、医療、年金、福祉に非常に不安を感じます。制度が私は大切だと思いますが、いか...全文を見る
○あべ委員 若い人たちが、年金を払わない方が、年金記録をちゃんとしたら払うと思われているところに、私は大きな間違いがある。なぜかというと、二十代は、払ってもらえないかもしれない、自分たちは払っても、この年金はもしかしてもらえなくなるんじゃないかという不安、これが一番大きいわけであ...全文を見る
○あべ委員 一元化をするのに何年かかると考えていらっしゃいますか。
○あべ委員 一元化するのに、いわゆる法案を出すだけじゃなくて、しっかりと一元化が終わるまでに何年かかると思っていらっしゃいますか。
○あべ委員 実は、私どもが与党であった時代に、厚生年金と共済年金の一元化をまず第一にやるべきではないかということをずっと検討してまいりました。共済年金、御存じのように、保険料率が低いにもかかわらず給付が高く設定されている。それは、いわゆる多額の税金が投入されているということでもご...全文を見る
○あべ委員 私は、大臣はやはり年金を一生懸命やっていらしたし、御専門であると思っております。法案が四年以内に必ず出てくる、命をかけて、大臣、頑張りますか。
○あべ委員 ありがとうございます。  法案がまとまらなかったら、どう責任をおとりになりますか。頑張りますだけではだめです。どう責任をおとりになるかをお答えください。
○あべ委員 法案をぜひ四年以内に出していただきたい。ぜひ、大臣、政治家としてのいわゆる生命をかけて頑張っていただきたいと思います。頑張ると言ってください。
○あべ委員 では、最低保障年金についてお尋ねいたします。  これもマニフェストに入っているところでございますが、最低保障年金はすべての人が七万円以上受け取れるようにするということが書かれているわけでございます。さらには、消費税五%相当分を最低保障年金の財源とするということをおっ...全文を見る
○あべ委員 では、この七万円というのは、書いてあるけれども、すぐ上げるわけではないということですか。
○あべ委員 おっしゃっている意味は、では、すべてが整った四十年ぐらいたった後には、出る最低保障年金が七万円だとおっしゃっているんでしょうか。
○あべ委員 すなわち、移行期間がまだ決まっていないけれども、移行期間が終わった段階で出る額が最低のその七万円だという理解でよろしいんでしょうか。
○あべ委員 ちょっと質問時間がなくなってきましたので、また後ほど深掘りをさせていただくとしまして、社会保障は医療、年金、福祉というのがあります。子育てが入るかどうかということはいろいろ言われるところでありますが、この中で、国民の安全、安心の中で一番まずしっかりやらなければいけない...全文を見る
○あべ委員 その大臣の考え方が大きく政策に反映するんだと私は思っています。本人が予測もできないものは何なのかということをしっかりお考えいただかないと、年金記録だけでなく、ほかの問題もしっかりと頑張っていただきたいというふうに思うわけであります。  大臣、本当にありがとうございま...全文を見る
03月01日第174回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
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○あべ分科員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  きょうは、予算委員会第五分科会、たった一人ということでございまして、大臣がよろしかったら、私、九時から十二時まで一人でやってもよかったんですが、一時間に延ばしていただくことは無理でしょうか。
○あべ分科員 ありがとうございます。  きょうは、後期高齢者医療制度について質問をしたいというふうに思っております。  二〇〇八年四月に、七十五歳以上の高齢者を対象といたしました独立した医療保険、後期高齢者医療制度が創設されました。さまざまな批判があったところでございますが、...全文を見る
○あべ分科員 本当におっしゃるとおりだと思っておりますが、一昨年でございますが、五月二十三日、当時の野党四党、現在与党の皆様から、後期高齢者医療制度の廃止等及び医療に係る高齢者の負担の軽減等のために緊急に講ずべき措置に関する法律案ということが参議院に提出されまして、六月六日、本会...全文を見る
○あべ分科員 夏の中間報告の段階で、この後期高齢者医療制度を廃止する中身に関して、どの項目が出てくる、六項目すべてお出しになりますか。
○あべ分科員 六項目に関して、夏にしっかりとその中間的な具体的な部分も出てくるんだと私は期待しておりまして、そもそも廃案に関しましては、昨年出されたものを、いわゆる六原則以外決まっていなかったものを、マニフェストに入れたということに対しては、私はちょっと問題のある部分もあるんじゃ...全文を見る
○あべ分科員 もう一つは、その負担の重さの部分で、世代間の不公平性の部分も大きくあるのですが、いわゆる保険者システムが機能しなかった。すなわち、まじめに取り組んでも、まじめに取り組まなくても、結局、いわゆる徴収と給付の部分が別建てになってしまったというところに大きな問題があるんだ...全文を見る
○あべ分科員 保険者機能が効果があるかどうかというのは、私は、諸外国の例を見ていても、やはり、しっかりとまじめに予防に取り組んだということが評価をされ、自分たちがそのことでメリットを得るということだと思っております。  それに関しまして、まじめに取り組んでこなかった、予防も、い...全文を見る
○あべ分科員 逆に言ったら、今国保で行われている部分の調整係数を外すとおっしゃっているんでしょうか。
○あべ分科員 今回の後期高齢者医療制度に関して、地方自治体から、廃止をしないでほしいという要請がかなり出ておりましたが、理由は何だというふうにお考えですか。
○あべ分科員 きょう、役所の方はいらしていますか。いらしていない。では、いいです。  地方自治体が廃止しないでほしいと言うのは、混乱だけではなくて、実は財政負担の部分、ここがかなり大きいと私はさまざまな自治体の方から聞いておりますが、大臣、その辺の財政負担に関しては市町村の方か...全文を見る
○あべ分科員 やはり、特に高齢者が非常に多過ぎる地域、これは都会ではない、田舎のところでございますが、病気をしがちな方々を抱えているところの保険料は、努力してもしなくても上がり続けることは確かでありまして、片や都会、若い方が多いというところでは保険料が違ってしまっている。これを考...全文を見る
○あべ分科員 老人保健法に逆行するということは起きないという理解でよろしいでしょうか。
○あべ分科員 地方自治体における保険料のいわゆる調整をしていくには、私は幾つかの調整係数が必要だと思っていますが、大臣、この係数に関して、特に地方と都会、いわゆる保険料の格差があるところを見ていくためには、特にどこの部分の係数が必要だというふうにお考えでしょうか。
○あべ分科員 人口とさらには所得というおっしゃり方をしたんですが、やはりもう一つは年齢じゃないかと私は思っております。特に、中山間地区の奥に参りますと、若い衆が七十代というところとか、本当にここが制度として保険料がもつかどうかということを考えたときに、年齢に対する調整係数も御検討...全文を見る
○あべ分科員 さらには、その夏の中間報告のときに、いわゆる世代間不公平性部分の高齢者と若い世代の支払いルール、これがあいまいにならない形で結論が出ないと、私は、後期高齢者医療制度を廃止するということには、いわゆる若い世代の負担を考えたときにここは明確にすべきだと思いますが、大臣、...全文を見る
○あべ分科員 ぜひ、世代間搾取と言われる社会保障制度、若い方々がこれから先本当に将来が見えるという制度をつくっていただきたいと思います。  その中間報告に関しましては、いわゆる所得調整と年齢調整、さらには世代間の負担がわかるものにしなければ、私は皆さんが納得してくださらないと思...全文を見る
○あべ分科員 それに伴ってでございますが、地域医療体制ということで、今、医師不足の部分が、特に産科、小児科、特定の診療科の医師不足について議論が行われておりますが、実は、私は地方を回っておりまして、高齢化が進んだ地域や田舎で本当に重要なのは、そういう診療科の先生だけではなく、いわ...全文を見る
○あべ分科員 大臣がおっしゃるように、この連携部分、特に、日本プライマリ連合学会というのが四月からできるわけでございますが、諸外国に比べて、日本のほとんどの医学部ではこの目的に達した教育課程がないということを考えたときに、学会だけでいわゆる一次的な医療ができる方が育成できるとは私...全文を見る
○あべ分科員 地域の医療は大学病院が守るということを大学附属病院の方々がおっしゃっているところでありますが、実際、地元を回っておりますと、いわゆる大学病院の専門医、非常に狭い範囲の専門医が送られてきて、地域医療どころか、地域医療をゆがめてしまっているから、こちらのニーズと全く合わ...全文を見る
○あべ分科員 この問題になりますと、厚生労働だけのマターではなく、文部科学省も絡んだ医学教育のあり方にかかわっていくと私は思っておりますが、大臣、いかがでしょうか。
○あべ分科員 本当に、医療の問題は国民の安全、安心に一番かかわる部分でありますし、地域の医療がこれからどうなるかということは厚労行政に大きくかかっていると思いますので、これから先もぜひよろしくお願いします。  質問時間が過ぎましたので、終わらせていただきます。ありがとうございま...全文を見る
03月09日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  本日は、この立法府において、子供の問題、またその中でも、関口参考人の先ほどの子供の貧困の問題、本当に胸をつくような実態が御紹介され、そのことについて、国会議員、特に厚生労働委員会のメンバーが真剣に論議する場を持てたということを、私は、日...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。  次に、山中参考人にお伺いいたします。  具体的な数字を挙げて、地方の、主に現物給付を担う側からの御提起で、私は、批判というよりは大変前向きに受けとめさせていただきました。  そこでお伺いをしたいですが、今の古橋先生への御質問と同じなので...全文を見る
○阿部委員 貴重な御指摘と思いますし、政権といたしまして、ぜひ地方のお声もしっかりと聞きながら、本当に子供たちが健全に育つための施策にしたいと思います。  引き続いて、阿部彩参考人にお尋ねいたしますが、実は、子供の貧困という問題は、阿部彩さんがお書きになった岩波の御本の中にも大...全文を見る
○阿部委員 小児科医師としても、本当にそうありたいと思います。  続いて、高橋参考人にお願いいたします。  予算委員会でも、たしか介護のことでお話をしておられたと思うのですが、日本の福祉政策の中で、実は住宅政策というのは確かに立ちおくれていて、その極論が、ホームレスになってし...全文を見る
○阿部委員 貴重な御意見ですので、十分考慮というか、取り入れさせていただきたいと思います。  引き続いて、渥美参考人にお願いいたします。  いただきましたレジュメの中にも、例えば子ども手当はバウチャー給付に切りかえるべきだという御指摘もございます。今、子ども手当をもらったらど...全文を見る
○阿部委員 今、多くの国民の中で子供のために使われるものならということになっておりますので、御指摘も受けとめて考えていきたいと思います。  最後に、質疑の時間がございませんでしたが、関口参考人には、日ごろ、子供たちと最前線で、支え、そして貴重なお仕事をやってくださっていることを...全文を見る
○あべ委員 自由民主党のあべ俊子でございます。  きょうは、参考人の皆様、大変ありがとうございます。大変勉強になりました。  私は、今回の子ども手当に関しまして、社会で子育てをしていくという考え方が一歩進んだ、しかしながら、現金給付と現物給付、これは両方必要でございます。そう...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございました。  バランスを考えたときに、限定的な財源の中で何をしていくかということが、本当に国会議員として、今、政策立案能力が問われているときではないかというふうに思っております。  松阪市長である山中さんにお伺いいたします。非常に激しいプレゼンテーシ...全文を見る
○あべ委員 おっしゃるとおりでございます。  国会の方では待機児童の話がいつも話題になりますが、私の地元では子供がおらぬで、保育園の人数が集まらないという問題があるときに待機児童の話で議論されてしまうのは、全く地域のばらばらを無視していることだなというふうに思っているところであ...全文を見る
○あべ委員 おっしゃるとおりだと思います。  本当に、制度設計の部分で貧困層をまず把握するところも確かに難しいですし、例えば、さまざまな諸条件の中でどう対応していくかということは模索していきながら、そのことに対する制度設計をしていかなきゃいけないと思いますので、これからもぜひ御...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございました。  本当におっしゃるとおりでございます。  渥美先生にお聞きしたいというふうに思いますが、子育てコンペということも、文献も読ませていただきました。バウチャー制のことも読ませていただきましたが、バウチャー制といったときにいつも問題となりますの...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございました。  このバウチャー制度に関しても、本当にこれから議論を進めていかなきゃいけない部分もあるのかな。特に、子供に本当に子育て手当が使われるのかということが大きな議論になっております。私も地元に帰りますと、親のパチンコ代に消えるんじゃないかとか、ア...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございました。  今回の子ども手当に関しまして、本当に恒久的な法案とするのであれば、財源をしっかり確保しなければ、余りにも無責任な、本当に亡国論につながるような法案であると私は思っておりまして、きょう、本当に、参考人の先生方からさまざまなお立場でお話を聞か...全文を見る
03月24日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○あべ委員 私は、自由民主党・改革クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました内閣提出の雇用保険法等の一部を改正する法律案に反対、自由民主党・改革クラブ提出の修正案に賛成する立場から討論を行います。  政府提出の法律案に反対の第一の理由は、本法律案は、所得が減少しているに...全文を見る
03月26日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○あべ委員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  きょうは、介護保険に関して質問をさせていただきたいと思います。  大臣に質問をさせてください。介護保険をなぜ導入したというふうに大臣は認識していらっしゃいますか。
○あべ委員 共助という考え方ということでございますが、やはり老人医療費の問題がこの介護保険導入に非常に大きかった、特に社会的入院が多くて、特に措置ということを行政が判断し、家族がいる方、所得の高い方は後回しにされる、この不十分だった体制に対して介護保険を入れたというふうに私は理解...全文を見る
○あべ委員 高齢者がふえているだけが要因であるとは私は思いません。介護保険制度設計そのものが大きく間違えたのではないか。すなわち、認定の仕方、さらには待機の方が多くできている。すなわち、介護保険があるけれども、保険あって介護なしという状態の中で、大臣が今おっしゃった過剰介護と言わ...全文を見る
○あべ委員 大臣のお答えがこちらの質問している内容と非常にずれているということをいつも思うわけでございまして、その割にはお話が長く、言語明瞭、内容なしという形のお返事をできれば避けていただきたいとお願い申し上げるわけでございます。  先ほど申し上げました、いわゆるケアマネの独立...全文を見る
○あべ委員 すなわち、サービスを提供する側がサービスの必要度をアセスメントするということを問題だというふうに大臣がおっしゃっているわけだと思いますが、では、これから先、ケアマネをサービス提供者から切り離すということを検討されているということでしょうか。
○あべ委員 ケアマネの方々の処遇改善というお話と、ケアマネがいわゆるサービス提供体制側から全く独立したものになるということは別な話だと思いますが、それを二つ同時におやりになるということでよろしいでしょうか。
○あべ委員 その独立性を高めるという話と処遇を上げるという話は、私は連動するとは限らないと思いますが、特にこの中で大切なのは、サービス提供者の側のケアマネをこれから使わないように独立させていくという理解でよろしいでしょうか。
○あべ委員 ケアマネの独立性を、しっかりとサービス提供側と分離するということは、何年かけておやりになるおつもりでしょうか。
○あべ委員 今、私がお願いしたのは、何年かけて独立性を確立するのか、処遇改善を何年で達成し、中長期というのは、今、財政戦略などを立てている、三年ということを民主党が言っている中長期なのか、それとも二十年かかるのか、大臣が内閣にいらっしゃるうちにできるとおっしゃっているのかというこ...全文を見る
○あべ委員 何年かけてということを質問しているわけでございまして、中長期は何年ということを大臣がおっしゃっているのか、年数でお答えください。  取り組んでいるお話は六カ月間ずっと聞いておりますが、その結果が全く出ず、どう取り組んでいるのかもわからないので、この独立性に関しては、...全文を見る
○あべ委員 介護保険の改定に関しては、二年に一度というのがございますので、それが二回ぐらい以内には達成できるという形でよろしいでしょうか。
○あべ委員 その二年後のときには、処遇改善プラス独立性もしっかりと明記をするという検討内容でよろしいでしょうか。
○あべ委員 処遇改善の話と独立性の話を一緒にしていただきたくないと思います。私は、過剰介護の部分は、この独立性は大きなかぎだと思っておりますので、同時にその二年後の改定のときに前向きに入れていくのか、片側しか入れないのか、どちらですか。イエスかノーかでお答えください。
○あべ委員 関連するかどうかは方向性次第で、処遇だけ改善して独立性がないということも大臣、あり得るんですよ。それまで大臣が内閣にいらっしゃるかどうかわからないですが、そこは両方同時に入れるという確約がなければ、ケアマネの処遇だけが改善し、独立性は全く無視されたという話だってあるわ...全文を見る
○あべ委員 お聞きしたのは、独立と両方入れるかどうかということでありますから、両方お入れになりますか。
○あべ委員 大臣、独立性と処遇改善は全く違います。そこは、セットでやるか、別々でやるかは方向性が全く違いますので、またここのところはしっかりお返事をいただかないといけないと思っております。ぜひとも、両方入れるかどうか、しっかり御検討していただき、二年後の中に入れるかどうか、しっか...全文を見る
○あべ委員 どっちもやらなきゃいけないという気持ちはわかります。しかし、財源が限られた中、今トータルでかかっている額が、もう本当に、これから先、いわゆる団塊の世代の老年期を迎えるに当たって、かなりの介護費用がかかる中、どちらに集中するのかという方向性は定めていかないといけないと私...全文を見る
○あべ委員 選択と集中が全く見えない御返答をありがとうございました。特に、両方何でもやっていって、結局、最後は何もできなかったということにならないように、ぜひお気をつけいただきたいというふうに思います。  もう一つは、低所得者対策と扶養義務のあいまいさということでございます。 ...全文を見る
○あべ委員 介護保険に関しては、大臣がいかに通知を出しても、市町村負担があるかないかでやはり市町村判断がかなり変わってくる。特に扶養義務に関しましては非常に日本はあいまいでございまして、ですから、大臣がもう扶養義務は日本はないんだというふうにおっしゃるのであれば、それなりに全体的...全文を見る
○あべ委員 言語明瞭、意味不明でございまして、すなわち、私が何度も申し上げているのは、いわゆる扶養義務があるにもかかわらず、自分は面倒は見ないというふうにお子さんが言われた場合に、その被害者は高齢者であるということを申し上げているわけです。ここの部分が統一的な制度がなくて、家庭内...全文を見る
○あべ委員 やはり、介護保険を入れた瞬間に、社会が高齢者を見ていくといったときに、その社会というのはどこまでを指すのかということが私は大きな問題であると思っております。  個人で高齢者を考えるのか、扶養義務をさらに強化された形にするのか。個人で考えるのであれば、介護保険制度とい...全文を見る
○あべ委員 すなわち、動線は長い、さらには非常に転倒しやすい方々、御自宅にいらしても、六十五歳以上の方、三分の一以上は御自宅で転んでいらっしゃいます。そういう方々に、いわゆる安全、安心の環境を提供するというには、今の人員配置で個室ケアをするということは私は無理ではないかと思います...全文を見る
○あべ委員 処遇改善に関しましては、私どもが与党のときに入れたものでございますから、継続していただくことは大変感謝でございます。  そういう中でございまして、処遇を改善したら人が足りなくても頑張れと大臣は今おっしゃったんでしょうか。
○あべ委員 大臣、私は介護における人材不足、人手不足の話をしているのではなくて、今の施設基準における人員配置で足りていると思っているのかということを質問しています。
○あべ委員 この人員配置に関しては、最低基準が余りに低過ぎて、実態とずれています。実態は、本当に足りない状態で人をふやしながらやっている。  特に、私自身も、介護の現場、しばらく顔を出していないので、やはりやってみようということで夕方に一度お伺いいたしました。三人ぐらいで五、六...全文を見る
○あべ委員 今、その部分とおっしゃったのは、いわゆる施設基準としての人員配置だという理解でよろしいでしょうか。
○あべ委員 すなわち、施設の人員規制に関しまして、いわゆる上乗せ改正を入れるということで理解をいたしました。  最後になりますが、一つは、いわゆる保険あって介護なしと言われる特養の待機者が四十二万人を超えている中、箱物をつくっていくということは、ある意味、その後、いわゆる供給は...全文を見る
○あべ委員 では、大臣がおっしゃったその十六万床というのは、特別養護老人ホームを十六万床ふやすというふうにおっしゃったんでしょうか。
○あべ委員 では、すべてそういう形でやっていくので、これからはいわゆる民間が提供する高齢者の住宅に関しては余り考えていらっしゃらないということで、イコールフッティングに関して教えてください。
○あべ委員 すなわち、十六万床というのがさまざま入っている中で、その中の分の特養部分は何床ですか。
○あべ委員 いつごろ発表できますか。
○あべ委員 三年間でどういう形になるか全くわからない状態でございまして、多分ずっと検討をしていらっしゃる段階なんだと思いますが、本当に、内閣が発足して六カ月、検討だけではなく、しっかりお答えを出していただきたいと思っておりますし、私は、高齢者のための介護保険制度は安定的に、また持...全文を見る
04月07日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  本日はいわゆる法案、医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案ということでございまして、それに関連いたしまして幾つか、医療関連、質問させていただきたいと思っております。  現在、後期高齢者医療制...全文を見る
○あべ委員 そうした中におきまして、やはり保険者機能を働かせたときのインセンティブというのが弱いのではないか。健診は一生懸命やっている。レセプトも、いわゆるオンライン化がまだまだ完全には進んでいない。これが進まない限り、やはり保険者機能もしっかりと働かすことができないんじゃないか...全文を見る
○あべ委員 それはこれまでもやってきたわけでございまして、しかしながら、その保険者機能が機能していなかったということが問題になっているわけでございますから、ここの部分のインセンティブをさらに加速するためには別策が必要であると私は思いますが、大臣は、そこのところは従来どおりの保険者...全文を見る
○あべ委員 また、先ほど、医療費の明細を患者さんたちにお届けするということと、さらにはレセプトの部分をしっかり見ていくということをおっしゃっていたわけでございますが、レセプトのオンライン化に関しましては、前政権から現政権に移行する間に非常に大きな問題が出たところでございますが、新...全文を見る
○あべ委員 患者さんたちが医療費の明細を見るということは私は一歩であると思いますが、医療の問題点の中に、いわゆる情報の格差、患者さんたちが一体何を受けていることが適正であるかということがわからないということが大きな問題にある中、やはりレセプトのオンライン化を進めていくということ、...全文を見る
○あべ委員 すなわち、今大臣がおっしゃったのは、いわゆる医療費のレセプトを完全オンライン化、でも、オンライン化でなくても構わないわけでございまして、すなわち、それが検証できる仕組みになれば私は別に電子化であろうとオンライン化であろうと構わないと思っているわけでございますが、これを...全文を見る
○あべ委員 サポート体制を充実しながら最終的とおっしゃいましたが、最終的というのはいつのことをおっしゃっているんでしょうか。
○あべ委員 レセプトのオンライン化に関しましては、私は、全国の疾病構造、すなわち、どういう病気の患者さんがどこに何人いるか、それに対してどういう医療者の提供体制、全体を含めて必要かということには、私は必要であると思いますので、平成二十六年ということでございましたが、いわゆるオンラ...全文を見る
○あべ委員 日経新聞のことしの二月十五日に出ている、いわゆる高額医療機器が日本が非常に多いという新聞記事がございまして、すなわち、百万人当たりの設置台数、日本は四十二・七台、米国は二十五・九台、フィンランド十五・三台と、大きく引き離して世界一になっています。  医療費にかけるお...全文を見る
○あべ委員 特にCT、MRI、一台数億円する高額なものでございまして、やはり、機械を買えば使わないと減価償却ができないというところが大きな問題でありまして、本当に必要かどうかの判断が一つ問題になるのと、さらには、機械は持っているけれども、実際、そこに検査をした結果を読めるドクター...全文を見る
○あべ委員 そうすると、いわゆる医療機器を設置するという基準が私はもっと明確になった方がいいのではないかと思っておりまして、例えば大病院が持っているのはわかります。中小病院、開業医が経営する診療所、これを設置している。それは、医師の、いわゆるそれを使わなければいけないという診療を...全文を見る
○あべ委員 今の足立政務官の話は余りにも内容がごちゃごちゃしていてよくわからないのですが、すなわち、私が申し上げているのは、医療費がこれだけ肥大化していくのは、高額医療機器、検査機器を持ち過ぎているからだ、さらには、持っていて医療費が抑制されているのならまだしも、患者さんのサイド...全文を見る
○あべ委員 ぜひとも、その御検討はよろしくお願いしたいと思います。  高額医療検査機器に関しては、多いということはもうデータ上、わかっておりまして、それは適正に使われているかどうか。使用頻度は適正さをあらわすわけではない、すなわち、しっかりと診断ができる医師がいる医療機関が、も...全文を見る
○あべ委員 いわゆる症状が軽くて必要性が低いんだけれども、自分の都合で夜間、休日に受診する方々に対して特別料金を取っている病院が、実はふえています。  例えば山形大学の例でいいますと、一律八千四百円とか、静岡の公立病院が、八段階に分けて六百五十円から四千八百円とか、いろいろ取っ...全文を見る
○あべ委員 いや、いわゆるよくわからない方々が、本当に受診をする必要があるのか。  例えば、海外でよくされているトリアージというのがございまして、電話をして、こういう状態なんだけれどもという相談をして、日本の中でも、例えば子供に対してはそういう電話対応の相談窓口もかなり出ている...全文を見る
○あべ委員 フリーアクセスに関しては、本当に日本ほどフリーアクセスなところがなくて、それは本当にそのまま国民負担に連動するものであります。ですから、フリーアクセスをどこまでやるか、さらには、重症度の振り分け、必要性の振り分けを全くせずして、では、国の借金がどんどんふえますけれども...全文を見る
○あべ委員 実は、個々の状況も含めてかもしれませんが、救急車に関しては本当に、一台出動するたびに五万円前後かかると言われている中、平成十八年の調査によりますと、救急車の要請をした理由の中に、交通手段がなかったというのが三・六%、連れていってくれる人がいなかったというのが七%、救急...全文を見る
○あべ委員 ちょっと大臣、質問した内容と全然話がずれてきたわけでございますが、私がお話ししたのは、医療機関において、救急のレベルによって夜間体制を、オンコール、電話をしたらすぐ来るという体制ではなくてしっかりと、例えば、三百床以上の病院で薬剤師が当直制になっているところが四六%、...全文を見る
○あべ委員 全国一律的にやっていくのは無理だというお話もある反面、そこのところを余りにもざくざくにしていて、例えば、救急指定病院になっていながら救急体制が全くできない病院がある。救急車で患者さんを運ぼうと思っても、診ることができる医師がいないからと断られるということなどを考えたと...全文を見る
○あべ委員 大臣がおっしゃる、地域に医師が来てもらえないのは、医学部の定員をふやしたからといって地方の医師はふえないということは、大臣は認識していらっしゃるんでしょうか。
○あべ委員 大臣がおっしゃった、地域の受け入れ枠をふやしても、田舎に行くかどうかは全くわからず、地域の受け入れ枠で受けても、都会に出て行く、もしくは、いわゆる県庁所在地などにある医学部のところにそのまま残るという可能性は大きくあるわけでございまして、そこのところは話が全く別なんだ...全文を見る
○あべ委員 その必要数というのは、調査をかけているというのは、医療機関に聞いているということでよろしいんでしょうか。
○あべ委員 いわゆる看護師の需給予測というのがございまして、全く需給予測にならない数字が厚生労働省にございます。医療機関に、来年どれぐらい採用できそうですかとか、どれぐらい必要ですかとか聞いているものでございまして、実際、日本の医療がどうあるべきかということ、さらには、今、例えば...全文を見る
○あべ委員 足立政務官が地方の病院にどれだけいらしたことがあるのかわかりませんが、地方に行きますと、大学の医学部から送られてきた医師が例えば呼吸器外科専門という形になると、その方の必要な医療機器をそろえ、次に来たのが消化器外科の医師であると、またその医療機器をそろえ、それに合わせ...全文を見る
○あべ委員 そうすると、そのコメディカル、いわゆるME、さらには臨床検査技師、例えばMSW、医療ソーシャルワーカーですね、そういうことも含めましてある一定のものであれば、もっともっと体制を強化しなければならないというふうに足立政務官はお考えだというふうに理解してよろしいでしょうか...全文を見る
○あべ委員 大切である、さらには検討していかなければいけないということでは何も進みませんので、逆に言ったら、次の診療報酬改定に向けて、施設要件の中の見直しを、例えば三次医療救急体制に関しましては、もっともっといわゆる周辺サポートをふやしていかなければならないというふうに足立政務官...全文を見る
○あべ委員 特に夜間体制の部分で、私は、ある一定規模のところは、薬剤師、ME、レントゲン技師が二十四時間体制で勤務をしている必要があるんだと思っておりますが、逆にそこのところは、政務官、どうお考えでしょうか。
○あべ委員 三百床であってもさまざまな形があるのも存じ上げておりますし、例えば、集中的に疾病を特定して治療している機関もあるということも含めながら、その総合判断を、一律でなくて、きめを細かく、しっかりどういうレベルのどういう患者さんを診ていくのかということも含めて、そこのところは...全文を見る
○あべ委員 そういう中におきまして、やはり所得の再配分を考えたときに、多分、高額所得者にどう対応していくのかということと、本当に貧しい方々にこのいわゆる所得再配分制度をやるときに、今余りにもぐちゃぐちゃになっている保険料の問題をもっともっと私は整理をしていかなければいけないんだと...全文を見る
04月08日第174回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  本日は、大臣所信に対する質問といたしまして、青少年を取り巻く問題のうち、幾つか質問させていただきたいと思います。  先日の福島内閣特命大臣の所信では、子ども・若者ビジョンの作成に取り組んでいくとともに、ニート、ひきこもり、困難...全文を見る
○あべ委員 さらに、省庁の縦割りの中で問題となっておりまして、保育関係団体が反対をしております幼保一元化、一体化でございますが、先が見えなくて、大変現場が混乱をしております。大臣、このことに関しては、どうお考えでしょうか。
○あべ委員 その幼保一体化もしくは一元化という考え方は、ある意味、いわゆる全保育園化するという考え方なのか、それとも、大臣が非常に懸念されていた省庁の縦割りをなくした形で、財源も含め一元化をしていくことなのか、大臣の今の段階のお考えをお聞かせください。
○あべ委員 ありがとうございます。  では、現在行われている認定こども園、これを拡大していき、省庁の二つに分かれている部分は温存ということの理解でよろしいのでしょうか。
○あべ委員 例えば、保育園の保育士さんの八割ぐらいが幼稚園教諭の資格を持っている、幼稚園教諭の八割の方が保育士資格を持っている。  資格の一元化、さらには財源の一元化ということも、大臣の中ではお考えなのでしょうか。
○あべ委員 本当に、働くお母さん方にとって、子どもたちがどういう状態で保育をしてもらえるか、また幼児教育をしてもらえるかは非常に大きな点なので、子ども中心に、ぜひともこれからも御検討いただきたいというふうに思うわけでございます。  次に、いわゆる若者の就業問題について質問をさせ...全文を見る
○あべ委員 本当に、大臣がおっしゃるとおり、さまざまな対策が立てられている中、四月一日、希望にあふれた多くの方々がいわゆる入社式、入庁式に行った一方、就職が決まっていない方々もハローワークに同じ朝に通っていたということがあります。  特に、この日に入社式を迎えることができずに若...全文を見る
○あべ委員 そういう中で、いわゆる派遣法に関しても、今、改正案の部分が出てくるところでございますが、本当に正規雇用と非正規雇用の問題だけなんだろうかということも、派遣が本当にいけなかった仕組みなのかということも疑問視されております。  どういう働き方を選んでいくかということは、...全文を見る
○あべ委員 実は、きょう、自民党の部会の勉強会の一つに出ましたのが、特に、若い方々の、非正規雇用の低所得の男性が結婚ができなくて困っている、ところが、若い女性はいわゆる専業主婦志向が強い、ただ、受け入れる男性が、専業主婦を抱えるほどの収入がある方が限られてしまっていると。  も...全文を見る
○あべ委員 特に、若者の非正規雇用という働き方がいわゆる主婦層のパートの働き方と代替になっている、そういう中で、特に日本の主婦は非常に質が高いといったときに、やはり、若者を非正規雇用とするよりはパートの主婦ということで考えたときに給与が横並びになってしまう、百三万と百三十万のその...全文を見る
○あべ委員 労働条件だけではなくて、雇用の創出、さらには全体の、若者にも影響する就労問題に非常に大きく連動するんだと思うんですが、県外移設を社民党党首として主張されている大臣は、ここのいわゆる就労問題に関してもしっかりとお考えの上反対しているんだと私は思っておりますが、いかがでし...全文を見る
○あべ委員 やはり県外に移すべきであるというふうにずっと社民党の党首として先生はお考えだと思いますが、もし移設ができなかったとき、内閣の一員の大臣として、そこの部分の矛盾、大変おつらい部分だと思いますが、どう整理されるんでしょうか。
○あべ委員 頑張るのは大変よくわかりました。思いが、そのオレンジのスーツからも出てまいりました。  頑張ってもできなかったときに、社民党の党首としての福島先生のお考え方と内閣の一員の福島大臣としての矛盾点をどう整理されるんでしょうかというふうに私は質問をしたわけでございます。よ...全文を見る
○あべ委員 全力を挙げた結果、自分の中に矛盾が出てくるということに関して、やはり大臣、しっかりと御自分のお覚悟も決めていかないと、本当に大臣として、内閣の一員として考えていることなのか、さらには、社民党の党首としてどう考えるかということの自己矛盾に関しては、多分これから御自分が全...全文を見る
○あべ委員 本当に、子どもたちの安全ということが大切だと思っております。  最後の質問になりますが、ニート、ひきこもり対策に関して大臣にお伺いいたします。  これまで、いわゆるニートと呼ばれる若者無業者の定義は、非労働力人口のうち、年齢十五から三十四歳、通学、家事もしていない...全文を見る
○あべ委員 この三十五歳から四十九歳の中年層の無業者が増加することは、年金や社会保障などの、将来、生活保護の予備軍となることも十分考えられるわけでございまして、この年齢層の対策が特に重要だと思っております。  特に、生まれる時代を選ぶことができない団塊ジュニアの世代を中心とした...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  残り時間がほぼ五分ぐらいになりましたので、本当に済みません、最後の質問になりますが、児童虐待に関してでございます。  児童虐待、馳委員も一生懸命やっていますが、ここの部分に関しては、特に児童虐待は家庭環境が大きいと言われておりまして、私自...全文を見る
○あべ委員 虐待されている子どもたちは、自分が虐待されているということがわかりません。そういう家庭環境でずっと育っているわけであります。  私の選挙区の岡山県の美作市にも、親がほぼアル中で、給食費を払っていない方がいらっしゃいます。こういう給食費を払っていないということを子ども...全文を見る
04月09日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○あべ委員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  本日もまた、年金制度の問題を取り上げさせていただきたいというふうに思っております。  新たな年金制度につきまして、透明でわかりやすいことが重要であるので、現行制度の不備を踏まえて、すべての人が同じ年金制度に...全文を見る
○あべ委員 では、マニフェストを書かれたときに、ほとんど検討もされずにマニフェストを書いたのかどうかということも含めて、大臣、この三つの原則は前から何度も何度もおっしゃっていますが、逆に言ったら、マニフェストを書く前段階にこの三つの原則が決まっていてマニフェストを書かれたのかとい...全文を見る
○あべ委員 四月も中旬でございまして、この三原則の、若い人でも無理なく払える持続可能性のある制度、ライフスタイルの変化、転職を繰り返しても変わらない制度、最低保障機能、これしか出てこなかったら、では、今まで六カ月以上何をやっていたんだというふうになりますので、この三つの原則以上を...全文を見る
○あべ委員 そうすると、おっしゃっているのは、いわゆる比例に合わせたパーセントを、保険料率を掛けるということだと思っておりますが、それは保険料率も一定ではないという形を大臣はお考えでしょうか。
○あべ委員 そういうふうにすると、特に低所得者に対して、非常にその比例の部分で格差が出てくるということもいつも問題とされるところでございます。特に、雇用関係でいつも議論とされている部分の、年収百三十万以下の労働者というのが問題になっておりますが、厚生年金の扶養者、百三万以下の方は...全文を見る
○あべ委員 特に、保険料を支払う側の問題と今回の雇用問題のところで、いわゆる厚生年金の適用拡大から外そうとする動きがあるということに対して、ここの事業主負担に関しては、その最低保障年金などの一元化をするときに、大臣はどうお考えなんでしょうか。
○あべ委員 そうすると、国民年金を一元化していく中で、私自身も、議員年金がなくなりましたから今国保なわけでございますが、いわゆる所得比例ではなくて、月額一万五千百円という定額制になっています。いわゆる事業主負担がないということになっていくわけでございますが、この国保に加入されてい...全文を見る
○あべ委員 おっしゃっていることは、今事業主負担と言われている四割が基礎年金に回っているということは、大臣御承知のとおりであると思いますが、この事業主負担はすなわち継続するという形で理解をしてよろしいのでしょうか。
○あべ委員 そうしますと、いわゆる最低保障年金部分の七万円をすべて税金で賄うという理解でよろしいのでしょうか。
○あべ委員 現段階で例えばシミュレーションした場合、一元化がいつまでにできるのかわかりませんが、逆に、一元化を達成できる年度がいつぐらいと大臣の中でお考えなのか。全く考えてもいないのか。さらには、最低保障年金を全部税でやったときに、お幾らかかるとシミュレーションされていらっしゃる...全文を見る
○あべ委員 非常にそのあたりがわかりにくいのでありますが、何か最低保障年金七万円というふうにされたわけでございますが、例えば、私は国保をしっかりまじめに払っているわけでございますが、では、これがあるんだったら、アリとキリギリスのキリギリスでもいいのじゃないかというモラルハザードが...全文を見る
○あべ委員 大臣、移行期間というのは大体何年ぐらいかかりそうですか。
○あべ委員 そうですか。私は五十でことし五十一になるので、私が生きている間に間に合うかどうかわからないという感じなんだと思いますが……(発言する者あり)いや、長生きするかどうかわかりませんが。  それで、特にこの七万円の金額なんですが、七万円の金額の根拠が何なのかよくわからない...全文を見る
○あべ委員 七万円というのが、何か六万六千円が満額だからちょっとそれより多ければいいかという、えいや方式だったのか何なのか、最低保障というのは最低の何を保障したのか全くわからない金額だなと思っているわけであります。  特に、今、生活保護の受給者の半数近くが六十五歳以上の高齢者と...全文を見る
○あべ委員 今のお答えは非常に変でして、例えば税金によって最低保障年金を賄うということは、自助、共助の理念、役割を非常にあいまいなものにしてしまっている。最近、海外で、日本人とは口をきくなという、特にアジア人の方がおっしゃっているのは御存じですか。なぜ口をきくなと言っているかとい...全文を見る
○あべ委員 やはり社会保障制度、これは国民負担をいただかないと無理だということは、皆さん、わかっているところでございまして、無駄遣いで削減できる額ではないということは大臣も重々承知だと思っております。医療費も三十兆を超えておりまして、社会保障が年額一兆円ずつ自然増分がある中、一体...全文を見る
04月22日第174回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  本日は、政権交代後初めて農林水産委員会で質問の機会をいただきました。私は、以前より、社会保障に加えまして、特に農林水産に力を入れてまいりました。本日、このような機会をいただきましたことに大変感謝を申し上げ、政府提出の公共建築物等...全文を見る
○あべ委員 うわさにお聞きしておりましたが、大臣の答弁は長いということで有名だそうでございまして、改めて実感をさせていただきましたが、私、きょうは農林水産の貴重な時間をいただきまして、いつもは国対の方から命令が出て、野党らしくやれと言われておりますが、今回は、木材をともに進めると...全文を見る
○あべ委員 大変短いお答えをありがとうございました。  そういう中にありまして、林野庁は昨年末、政府の緊急雇用対策を受けまして、森林・林業再生プランを作成されました。コンクリート社会から木の社会へ転換というふうに掲げまして、十年後には木材自給率を五〇%に倍増するという計画を立て...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  十年後にいわゆる木材の自給率が五〇%に十分できるということでございますと、では、一年後には何%になるとお考えでしょうか。
○あべ委員 十年後に五割が確実に達成できるのであれば、やはり私は、いわゆる木材の利用の中間的な指標をきちんとつくっていくべきではないかと思っておりまして、自公案の方では、五年ごとに、達成に努めるべき木材自給率の目標を定めるというふうにされているんです。  では、今、一年後どうな...全文を見る
○あべ委員 やはり、数字目標がある程度できる、そのためにどれぐらいの木材を使わなければいけないのか、十年後に五割に自給率を上げるのであれば、そこを明確にしていくことが必要だと私は思っております。ぜひ、来年の六月までに立てられる計画の中に、毎年、どこまで達成できたか、なぜ達成できな...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  特に、私の地元は岡山県でございまして、選挙区のほとんどが森林でございまして、山が荒れているのを見るのが本当にせつない状態でございます。  また、持ち主のいない不在森林も非常に多くなっておりまして、そういう中で山が荒れ果て、山が荒れれば台風...全文を見る
○あべ委員 本当に、だれが持っているかもわからないというのも一点目、問題ですが、持ち主がわかったとしても、本人がほっておいてくれと言うケースも実はあります。  例えば、岡山県の真庭市では、いわゆる間伐をしっかりしていくとかなりの補助が出まして、自己負担分は五%ぐらいでいいことに...全文を見る
○あべ委員 今副大臣がおっしゃった京都の日吉町の件は、自民党の部会の中で実は四年前に私どもお話を聞いておりまして、これは本当にいいなと思って、私はその資料を持って森林組合などを歩きまして、これをやったらどうですかというふうにずっとお願いをしていました。  実は、一年ほど前に、私...全文を見る
○あべ委員 ぜひとも、不在森林の部分はしっかりと、いろいろな方法があるんだと思っておりますが、やっていただきたいなというふうに思います。  また、外国産材の輸入が非常にふえまして、国内の林業は非常に衰退したところでございますが、林業の就業者は、一九五五年の五十二万人をピークにい...全文を見る
○あべ委員 ここのところもなかなか難しいところだと思っておりまして、特に国内材が使われなかった理由の中に、やはりどこにどれだけの木があるかということがよくわからないというのが、もともと新生産システムが入った理由だと私は思っておりますが、逆に新生産システムを入れてしまったがゆえに、...全文を見る
○あべ委員 いわゆる「その他」という形であいまいにしていって、WTO上そうしておかないといけないという理由はわかるんですが、WTOも、私は、何か日本人がまじめ過ぎるんじゃないかと実は思っております。ほかの国の対応を見ていると、どうもふまじめにやってきてそれで乗り切っちゃうというと...全文を見る
○あべ委員 「建築材料として国内で生産された木材その他の木材を使用する」というふうになっております。WTO上、文言があいまいな形にわざとされているんだと思いますが、心意気としては、実は国内材がどれだけ入っているというふうにお考えでしょうか。  私は、法案に関して質問するというこ...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  事実上、ほとんどということでよろしいでしょうか。その他がちょっぴりということで理解させていただきました。  そういう中で、木材利用の対象についてちょっとお伺いいたしますが、今回、エコポイント、また現政権でも続けられたということでございます...全文を見る
○あべ委員 実は私も、自宅を建てましたときにいわゆる県産材を使いまして、四十万ほど補助をいただきました。腰板と天井と、さらには床の部分に使わせていただいたんですが、やはり木材を愛する方々にしてみれば、いい木を丸太で使ってほしいということを言っていまして、大きな柱として使ってほしい...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  ぜひともしっかりと柱の部分に使っていただくということが、ちゃんと手入れをして育てた木のためには、本当にそうやって使ってもらえることが木にもありがたいし、私自身も、夏場になりますと枝打ちに行っております。  何度か行くわけですが、本当に一時...全文を見る
○あべ委員 本当に基本的な方針がいわゆる木材促進になれば、そちらの方向性に行ってほしいなと思います。議員会館も今、建てかえていますが、あれももうちょっと木材を入れてもよかったかななんて、既に遅いですが、思っているところでございます。  政府案というのは公共建築物だったんですが、...全文を見る
○あべ委員 木材を住宅や家具に使うこと、これは、炭素を長期間にわたって固定化することになって、大気中の二酸化炭素濃度の上昇が抑制され、地球温暖化の防止につながるということは皆さんがおわかりのとおりでございまして、二酸化炭素の二五%を言ったのであれば、いわゆる公共施設に限るというの...全文を見る
○あべ委員 非常に熱い思いをいただきまして、ありがとうございました。  国内材、また木材の使用促進に関して、私は、やはり一番大きなところは建築基準法じゃないかというお話をさまざまな方からいただいています。この利用促進、推進に当たって、建築基準法の緩和、撤廃が必要じゃないかという...全文を見る
○あべ委員 ぜひ、面積要件の部分は緩和をしていただきたい。  さらに、いわゆる耐火と言われる部分も、準耐火ということで、一つ一つが、例えばそれを燃やしたときにどれだけの化学物質を出すかとか、いろいろなことも含めて総合的に考えているらしいのですが、やはり、木材の方が実は火災になっ...全文を見る
05月18日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○あべ分科員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  本日は、質問をさせていただく機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  昨日、国土交通省の方から、どういう内容かと何度もお電話をいただきましたが、私ども、野党になりますと質問が大変ふえておりまし...全文を見る
○あべ分科員 ありがとうございます。  馬淵副大臣に関しましては、本当に野党時代は追及型論客ということでいらっしゃいましたが、政府側に回ると、やはり追及型論客がちょっと、やや形を変えてくるんだなということを今実感させていただいたところでございます。  そうした中におきまして、...全文を見る
○あべ分科員 今のお話もやはりよくわかりにくいわけでございまして、都道府県に勝手に決めてくれと言われても、いわゆる高齢者がどこに住む、だれが幾ら出すのかという整理がしっかりされていない限り、そこは市町村は非常に立てにくいところでございます。  ですから、そこはぜひとも、事業仕分...全文を見る
○あべ分科員 一丁目一番地として、地域が選んでいくということでございます。いわゆる高齢者の住宅に関しては個人の選択ということでございますが、いわゆる高齢者住宅として住んで、ひとり暮らし、もしくは家族と住んでいるときの方が持ち出しが多いということに関して、個人選択なのか、いわゆる政...全文を見る
○あべ分科員 今のお話で、検討チームということでございますが、厚生労働委員会でも何度も質問をいろいろさせていただいておりますが、行政の縦割りの部分が、政治主導になってもやはり縦割りなので、ここのところはもっとしっかりやっていただかないと、関係省庁とやりとりをしていますだけで、ここ...全文を見る
○あべ分科員 地域事情に沿った政策を立てていかなきゃいけないということを、馬淵副大臣も、地方にいらっしゃるお立場で本当にわかっていらっしゃるというふうに思います。  それに関連して、いわゆる住宅関連の方々から出てくる苦情でございますが、住宅金融支援機構、この問題が事業仕分けの対...全文を見る
○あべ分科員 さすが馬淵副大臣、地方のことをよくわかっていらっしゃるというふうに今感じた次第でございます。  事業仕分けは、一生懸命やってくださって、非常に好評も得ているところですが、例えば、昨年十一月の仕分け第一弾、学校に電子黒板、これを廃止としたんですけれども総務省予算にか...全文を見る
○あべ分科員 ありがとうございます。  やはり見える化が大切ということでありますが、しかしながら、見えた、結局削減できない。では、見える化に対して一体何をしていくのかということもはっきりすべきでありますし、そんなに見える化、見える化と、透明性を大切にするのであれば、私は、政治と...全文を見る
○あべ分科員 すなわち、国会議員それぞれがそのことを要求していければ、いわゆる数の暴挙によらず、それぞれの国会議員が必要だと思ったらそれはやるべきだ、いわゆる今衆議院の方が与党対野党が三百対百でありますが、それでも必要だということを百人が言えば証人喚問はやらなきゃいけないというふ...全文を見る
○あべ分科員 大体、いろいろな形で質問させていただきますと、このことに関しては余り結論が出せない、結論を出してしまうと踏み絵になってしまうということでもございますが、これに引き続きまして、高齢者の居住安定推進のところに戻らせていただきますが、やはり副大臣がお考えのように、地方こそ...全文を見る
○あべ分科員 高齢化率が高いところということだけではなくて、採算がとれないところをどうしていくかということに関して、いわゆるそこの目標もしっかり立てていただけたらというふうに思います。  次の質問に移らせていただきますが、建築基準法に関してでございます。  今回、いわゆる政府...全文を見る
○あべ分科員 ですから、その建築基準法の改正が出たときに関して、木造の家が本当に建築確認がおくれてしまったということがあるわけであります。いわゆる野党時代は攻める一方でありまして、さらには、この建築基準改正法が出たときに、政権をとられたら、それから半年以上たたれているわけですから...全文を見る
○あべ分科員 本当に副大臣がおっしゃるように、この建築基準法の改正案で、いわゆる姉歯不況とも言われる形で木材の使用が非常におくれてしまっていることは確かなので、ここのところは、六月とおっしゃったからには、馬淵副大臣の六月は鳩山さんの普天間のいわゆる時期のお約束とは違うと私は信じた...全文を見る
○あべ分科員 ありがとうございました。時間になりますので、終わります。
05月20日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第3号
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○あべ分科員 自由民主党、あべ俊子でございます。  本日は、口蹄疫に関しまして、また、時間がございましたら、戸別所得補償に関して質問をさせていただきたいというふうに思います。  大臣におかれましては、連日、口蹄疫対策で大変な思いを今していらっしゃるのではないかというふうに思い...全文を見る
○あべ分科員 では、今大臣がおっしゃった意味は、清浄性が既に確認できている、これ以上判別をする必要がない、確実に清浄であるから、それはできればきちんと運んで屠畜をしてほしいという意味でしょうか。
○あべ分科員 そうした中におきまして、今回、ワクチンを使うという御判断もされたみたいでございますが、これに関してもさまざま議論が行われたわけでございます。  大臣、最後の御決断でこのワクチンを使うという御決断はどういうふうにされたのか。また、そのワクチンに対して否定的な考えもあ...全文を見る
○あべ分科員 今回の殺処分に関しましては、牛、豚を飼われていた方々の御心痛は本当にはかり知れないものが私はあると思っています。特に、本当に家畜に申しわけないと皆さんが思いながら、殺処分をされる当日までえさを上げて、申しわけないと牛や豚に向かって本当につらい思いをしながら、また、こ...全文を見る
○あべ分科員 大臣は、そのゴールデンウイーク中、御自分がいらっしゃらなくても、すなわち、ほかの三役の方がしっかりと初動態勢をしてくれるから、自分がいなくても大丈夫だというふうに御判断されたのでしょうか。
○あべ分科員 では、ゴールデンウイーク期間中、副大臣がしっかり執務室に毎日いらしたということでよろしいんでしょうか。
○あべ分科員 大臣に対して、いわゆる外遊期間中、さまざまな形で報告が入ったということが、今資料になって皆様のお手元に渡っていると思いますが、例えば五月一日の段階でいわゆる殺処分部分が牛一千五十頭、このとき、ちょっと時差があるにいたしましても、途中でやはり帰った方がいいのではないか...全文を見る
○あべ分科員 私は発生件数の問題を言っているのではなくて、こういう畜産の方々が、自分たちが発生を蔓延させてはならないといって殺処分の処理をしなければいけない、そういう方々のお気持ちを大臣はこの場にいたときにどうお感じかということを私は聞いているわけでございます。すなわち、発生件数...全文を見る
○あべ分科員 このときに、どなたにお会いするかというよりも、農林水産大臣であるということを考えたら、本当に殺処分をしなければいけない、そういう方々のお気持ちを酌んだら、もういち早く日本に帰って、そういう方々に、僕たちは君たちと一緒に闘うんだという気持ちを見せるのが大臣の役割ではな...全文を見る
○あべ分科員 私の質問に大臣は答えていただきたい。外遊の後に、お帰りになったときに、私一人いないとてという御発言をされましたか。イエス・オア・ノーでお答えください。
○あべ分科員 大臣、私、今回の初動態勢に関しましては政治主導があだになったというふうに思っておりまして、やはり、官僚がある程度経験上わかっていることを、三役が言わなければ、それを恐れて動きもできないような形にしてしまったことが裏目に出たんじゃないかと私は思っております。  特に...全文を見る
○あべ分科員 大臣がそういうおっしゃり方をするのであれば、自民党が大臣のところに申し入れを何度もしているわけです。殺処分をすべきではないかという申し入れもしているところでございますが、言ってくださいと今言いながら、最初の段階の発動のところで、自民党が出してきたこの意見、申し入れに...全文を見る
○あべ分科員 私はその項目すべてをやれと言っているのではなくて、その中にきちんと感染予防としての蔓延を防止する方法が入っていたわけでございまして、それすらも、すべての項目ができないからできなかったと今大臣はおっしゃるわけですか。  そういうことではなくて、例えば、消毒液も自分た...全文を見る
○あべ分科員 大臣、今、国会で話しているときに、宮崎県に問題があったやもしれないということを例えば報道でされたとしても、大臣は大臣のやるべきことをまず言うべきでありまして、特に、韓国で四月に被害が拡大していたことに対して水際に対する措置をどうするかということを農林水産省がしっかり...全文を見る
○あべ分科員 私は、やはり宮崎県の方が怒っていらっしゃるように、初動態勢は確実にまずかった、さらには、この口蹄疫の問題が発生しているにもかかわらず大臣は外遊をされるということは、大臣の大臣としての心構えが大きな問題であるというふうに思っております。民主党が国民の生活第一と言いなが...全文を見る
○あべ分科員 大臣のその答弁に誠心も誠意も感じられないから私は申し上げているんです。本当におつらい、いつ始められるかわからない、例えば開始に対してのいわゆる補助金が出ているにしても、再開がいつできるかよくわからない、この間をどう過ごすべきかということで本当に毎日毎日苦しい思いをさ...全文を見る
○あべ分科員 今回の、大臣がゴルフした、しないに関しては与党の執行部の方から出てきたみたいでございますので、ぜひとも、与党の中でも人間関係をしっかり頑張っていただきながら、口蹄疫対策もしていただきたいというふうに思います。  時間になりましたので終わります。ありがとうございまし...全文を見る
05月26日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○あべ委員 ありがとうございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  独立行政法人地域医療機能推進機構法案について質問させていただきます。  平成十四年十二月二十五日、社会保険病院の見直しに関しまして、今後、病院の整備に保険料財源を投入しないなどの社会保険病院のあり方見直し...全文を見る
○あべ委員 いわゆる社会保険病院は、平成十五年前は、職員の給与、これは全社連共通の給与規程というのがございまして、ボーナスは国家公務員の人事院勧告に準拠して支払われたわけでございますが、平成十五年から十七年、経営改善三年計画というのが出されたときに、全社連本部がガイドラインを出し...全文を見る
○あべ委員 一本にされるということになると、例えばその地方自治体、その地方において、給与の格差がかなりあるわけであります。そうしたときに、いわゆる民間といっても、大企業のある大都市の部分の民間と、いわゆる中小企業しかないところの民間と言ったときのその民間のベース、一本にされるとい...全文を見る
○あべ委員 すなわち、おっしゃっている意味は、給与体系は一応あらあらとして標準はあるけれども、地域によってそれは差別化をしていくという意味でよろしいんでしょうか。
○あべ委員 実は、これまで全社連の方では、いわゆる経営改善努力、労働組合の折衝のもとに、成果報酬というのを入れています。実は、この成果報酬は海外でも入れられているものでございまして、職員の納得と理解のもとにこの給与体系を構築した努力がこれまであるわけでございますが、これはすべてな...全文を見る
○あべ委員 法案を出されるときに、検討課題がちょっと多過ぎるかなという気もするわけでありますが、また、いわゆる再雇用する場合に、退職金を一度お支払いになるんでしょうか。そのときに、また、その退職金を支払った場合、その後の退職給付引当金に対しては新しい運営主体が通算していく形になる...全文を見る
○あべ委員 今大臣がおっしゃった、全員が行くとは限らないというのは、これは希望者のみ行くということでしょうか。それとも、いわゆる新しく移行するに当たって、この人は連れていけないという判断をどなたかがされるということなんでしょうか。
○あべ委員 すなわち、新しい運営主体になったときには、国家公務員の天下りの方はすべて新しいところには移動させないという意味だと思うんですが、特に、この医療関係者OBというのが非常に難しくて、例えば、国家公務員であったけれども国立病院に天下りしている方が実際いらっしゃいます。そうい...全文を見る
○あべ委員 私は、医系技官がそこに行くことは、資格を持っているから余り問題はないと思っているのですが、申し上げているのは、すなわち一度でも国家公務員であった方々が国立病院に天下りをされていた、そういう方に対して、医療関係者というふうに大臣はお考えでしょうか。
○あべ委員 すなわち、医療機関に勤めていたから医療関係者ではない、いわゆる一度でも国家公務員であった方を、例えば医療機関にいたからといって医療関係者と呼ばないということでよろしいでしょうか。
○あべ委員 続きまして、まだ決めていないことと新理事長がどなたになられるかということで、かなりいろいろ柔軟性がある法案なんだと思っておりますが、内部留保金に関してお尋ねいたします。  全社連の一部の病院では内部留保金がかなりある病院もございまして、独立行政法人になった際、その内...全文を見る
○あべ委員 五年後に判断されるということだと思いますが、これまでの、例えば土地、建物、設備、財産、経営権、すべて独立行政法人に移行するという理解でよろしいんでしょうか。
○あべ委員 また、今回、独立行政法人通則法、これも適用されるのだと思うのですが、病院経営をしていく上で不都合になる点は全くないと大臣はお考えでしょうか。
○あべ委員 すなわち、まだまだ検討課題がある段階だというふうに理解をいたしました。  また、運営の上で、今回機構に移ることによって本部管理が強化され過ぎるということはないのか。例えば、円滑な病院運営を行うための阻害要因となるようなことはないのか。例えば、その指導が強化されるとい...全文を見る
○あべ委員 スケールメリットとしてのコストダウンがいわゆる今回の独法化によってされるということは理解をいたします。  しかしながら、そのガバナンスといういわゆる本部機構が強化されることは、院長の権限また人事権、そういうことがどこまでそれぞれの各病院の裁量権に任せられるかというバ...全文を見る
○あべ委員 それもこれからの検討課題だということであります。  今、総務省で、従来の独立行政法人を、ゼロベースで、廃止を視野に入れて見直す法案というのがいわゆる独立行政法人通則法ということでございますが、民間でできることは民間でやっていただく、それが行政改革の原点だと思います。...全文を見る
○あべ委員 マニフェストと今回出されている法案は整合性が大変とれていると思います。しかしながら、マニフェスト全体が整合性がとれていないという問題がありまして、すなわち、通則法は独立行政法人をゼロベースで廃止を視野に入れて見直す法案なのに、なぜ新たにこの独立行政法人の法案を出すのか...全文を見る
○あべ委員 大臣は、天下りがなくなれば行政改革をやったと思われているのでしょうか。すなわち、公的病院として残すということを皆さん方がマニフェストでお約束したのはわかりました。しかしながら、官から民と言われている中、民から官にして効率がよくなるというふうに大臣は思っていらっしゃるの...全文を見る
○あべ委員 さらには、独法化が実現した後に各病院の経営が赤字となった場合の対応につきましてお伺いしてまいりましたが、赤字にならないように努力しますという形で、はっきり、どうやったら赤字にならないのかというような明確な方針が出されていない。  これに対しまして長妻大臣、先日の委員...全文を見る
○あべ委員 大臣、立法府にいる我々が、法律には書いていないけれども、姿勢でいけるんだという言い方をされたら、世の中、姿勢だけでこの立法府は要らないということになるじゃないですか。  ですから、例えば、長妻大臣が大臣の職に未来永劫おつきになっていることができるのか。今大臣がおっし...全文を見る
○あべ委員 大臣の心意気と姿勢は、確かによくわかりました。しかしながら、参議院選挙の後、同じ内閣のメンバーでそろっているかどうかもよくわからない中、責任をおとりになるというのであれば、大臣をおやめになった後も、その政治責任をかけて、長妻大臣は、税を、国民負担を強いないということを...全文を見る
○あべ委員 では、政治責任としては余りお考えになっていなくて、何となく心意気として頑張ろうというふうに理解をいたしました。  さらには、この病院の譲渡に関しまして、売却ができなかったということがずっとあるわけでありますが、現政権になりまして、もう九カ月たっています。本当に売却が...全文を見る
○あべ委員 新機構に移行したら、中期目標で、最終的に売却を目指そうと大臣は思っていらっしゃるんでしょうか。
○あべ委員 そういう内容というのは、売却を目指すという内容でよろしいでしょうか。
○あべ委員 いわゆるこの売却が認められない、当該地域の医療体制が損なわれないということを明確にしない限り、折衝をした中でたった一人でも反対したら当該地域の医療体制が損なわれると思うのか、ここのところを明確にしない限り、五年後の目標を幾ら立てても、売却する気が全くないというふうにし...全文を見る
○あべ委員 私は、ここのところは一番重要な部分でございまして、すなわち、公的な性格を持って残すのであれば、単なるいわゆる地域医療機構として、この三グループは歴史的な使命や経過が全く異なるわけです。社会保険病院、厚生年金病院、船員保険病院、これを統合していくこと、一つの理念に絞るこ...全文を見る
○あべ委員 この法案に関しましては、いわゆる公的病院として存続させるというふうに大臣が発言していらっしゃる。そういう中におきまして、公的病院として地域の医療の促進を進めていく団体とする、しかしながら、地域によって違うからよくわからない、さらには、税負担を求めない、保険料は入れない...全文を見る
05月28日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  新委員長御就任、大変おめでとうございます。  新委員長からのごあいさつの中に、適正な委員会運営に努めるというお言葉がございました。これは、どんな法案であっても、必要であれば十分な審議を尽くし、強行採決は行わないという理解でよろ...全文を見る
○あべ委員 まず初めに、労働者派遣法改正案、これまでの各党、全体の流れの中で、私は、今回、このいわゆる派遣法に関しての改悪法案とも言える法案は見送られるのかなという雰囲気を感じておりました。ところが、急にこの法案が上がってきたのは、小沢幹事長の天の一声で変わってきたのではないかと...全文を見る
○あべ委員 今大臣がおっしゃった内容と今回のいわゆる派遣の改正法案は、根本解決には全くなっていないというふうに私は思います。  特に、派遣というのは、派遣の働き方そのものが問題ではなくて、これは一つの働き方であって、解雇をいつされるかわからない、またさらには、解雇された後のセー...全文を見る
○あべ委員 大臣、質問にお答えください。それ以外のところは聞いておりません。  今回の法案でどれぐらいの人が仕事を失うと見積もられているのか、数字を御自分でおっしゃってください。
○あべ委員 それは余りにも無責任でありますし、今回の改正法案で何人が影響を受けるかという数値は、大臣、御承知のはずでございます。大臣、それはどれぐらいの数が影響を受けるというふうに聞いていますか。
○あべ委員 長妻さん、この景気の悪いときに、直接雇用ができるほど今企業は余裕があるというのは余りにも、この法案そのものがタコつぼ法案で、日本の全体の景気を全く理解していないとしか言えない。  十八万人が影響を受けるかもしれないけれども、これは直接雇用になるという保証を、大臣、こ...全文を見る
○あべ委員 では、この非常に景気の悪い状態でございますから、一応、今回の改正法案で十八万人影響を受けるけれども、今出されている大臣の政策をもってして何人ぐらい救えるかというシミュレーションをきちんと責任を持って出すべきではないですか。  国民が今非常に不安に思っているのは雇用問...全文を見る
○あべ委員 長妻さん、具体性が欠けるのは長妻さんのお言葉でありまして、何度も申し上げますが、労働者派遣の最大の問題は、雇用の安定さの問題なわけであります。  ですから、解雇ルールがしっかり守られるということがなければ、いわゆるこの派遣問題、例えば、派遣というのは働き方の一つの形...全文を見る
○あべ委員 この常用雇用に関しましては今回例外とされておりますけれども、いわゆる期間の定めなく雇用されている労働者だけではなく、過去一年を超える期間について引き続き雇用されている方、また、採用時から一年を超えて引き続き雇用されると見込まれる労働者といって非常にあいまいな形になって...全文を見る
○あべ委員 長妻さん、聞いていないことまでお答えにならなくて結構でございますので、聞いていることだけお答えいただきたい。  私は、パート、アルバイトが問題であると言っているのではなくて、常用雇用を禁止の例外としていることに対して、常用雇用でも非常に雇用が不安定であるという観点で...全文を見る
○あべ委員 ですから、働き方の問題ではなくて、すなわち雇用の安定性の部分が問題だと何度も申し上げているわけです。長妻さんもそういうふうにお答えになっていながら、この法案と全く乖離した形なのはなぜなんでしょうか。いわゆる解雇における透明性が必要だと私は何度も申し上げているわけです。...全文を見る
○あべ委員 今、本当に景気が悪い中でございまして、企業が国を選ぶことができる時代になっているということは大臣も御承知だと思いますが、今回の派遣労働の禁止により、派遣労働に依存している企業が安い労働力を求めて海外に拠点を移そうというふうに騒がれていることは御存じだと思います。  ...全文を見る
○あべ委員 本当に今回の法案で、この日本の経済に与える影響、確かに労働者を守っていかなきゃいけない、働き方をしっかりとしていかなきゃいけないというところもわかりますが、両方守らなければ、企業が海外に出てしまえば、逆に言ったら根本の雇用をなくしてしまうということになるわけです。 ...全文を見る
○あべ委員 今の経済状況を長妻さんが理解しているとは全く思えない。派遣労働者が置かれている状況と、雇用を創出しなければいけないというときに、全く逆行するような、また、雇用の安定ということであれば、正規と非正規、無期雇用と有期雇用の全体ビジョンの議論をすべきであって、今回の改正法案...全文を見る
09月08日第175回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  非常に厳しい政局の中、このような質問時間を与えていただきまして、大変ありがとうございます。  今、特に、前回質問がございました中で、介護療養病床の再編成について質問させていただきたいと思います。  先ほど大臣のお答えに、簡単...全文を見る
○あべ委員 そうですね。  実は、十一月二日の長妻大臣の答弁にも、この介護型療養病床に関して凍結しようと考えているというお答えがございました。ところが、五月十一日の答弁では「廃止ありきではない」、このようにトーンダウンしているわけでございますが、今回の調査を踏まえた、猶予を含め...全文を見る
○あべ委員 すなわち、二〇一一年度にこの介護療養に関しましてはいわゆる期限が切れてしまうわけでございますが、これを単純延長される、もしくは、その法改正ということの意味が幾つかあるんだと思っておりますが、私は、二〇一一年度の部分の法改正を抜本的にするには間に合わない、政府の空白期間...全文を見る
○あべ委員 調査結果を今ラフな形で見たときに、いわゆる患者さんがしっかりと分かれてきているという結果も出ていると思いますが、そうすると、このまま介護療養を続けていくということ、そうすると先に転換を図ったところに対して非常に不合理な問題が出てくると思いますが、その辺は大臣はどうお考...全文を見る
○あべ委員 全廃することは、政府の態度が非常にあいまいな期間が続きましたので、それは経営されている方々も様子見をされているわけでございます。  ですから、私が申し上げたいのは、大臣が野党であった時代に凍結しようと考えていたことは、凍結もまだ結論が出せない段階、すなわち、大臣にな...全文を見る
○あべ委員 私は大臣に、マニフェストの中で全廃というか、廃止を撤回するということをマニフェストで進めていたにもかかわらず、結局、凍結することもできずに、検討してみたら、調査結果がよくわからなかったと。  ですから、私が申し上げたいのは、大臣が野党で一生懸命ミスター年金として頑張...全文を見る
○あべ委員 期限を決めてやるのが無理だったら、期限を決めなかったら受け皿ができるというふうに大臣はお考えなんですか。何か、何も決まっていないように、この一年間、前政権、前政権とそればかりを盾にとって、御自分の時代に一体何を進めてきたのかよくわからないんですが、大臣、期限を決めなか...全文を見る
○あべ委員 来年の通常国会にお出しになるのなら年末までに確定をするとおっしゃっていましたが、また検討だけを確定されても困るわけでございまして、次の内閣がどうなるか全くわかりませんが、ぜひともここのところは、高齢者が、またその高齢者を支えている皆さんが、この国は一体どっちの方向へ行...全文を見る
○あべ委員 大臣がおっしゃった平成十八年最高裁の基準を踏まえた合理的な水準、これは、慢性肝炎とキャリアに共通する、持続感染者になったことについての精神的損害だけを評価したものでございまして、それ以上の損害については含まれていません。それを考えたときに、これを正当に評価して損害額を...全文を見る
○あべ委員 別途話し合いということは、もう一度お聞きしますが、ここの部分の最高裁判決に関しては、精神的損害だけを評価したものだと言われています。すなわち、そこに含まれていない損害に関しては正当に評価して算出するというふうなことをお考えでしょうか。お答えください。
○あべ委員 このことに関しては、要するにお答えができないということだと思っております。  また、接種痕に関して、接種痕もしくはこの台帳ということでございますと、接種痕が残らない予防接種があったときに、大臣、これはどうされるんですか。見捨てられるんですか。
○あべ委員 このB型肝炎の方々、被害者は本当におつらい思いをしていらっしゃいますので、ぜひとも、早急な結論をしっかり出していただき、この救済をお願いしたいというふうに思うところであります。  最後の質問になりますが、ジェネリックの処方について質問でございます。  このジェネリ...全文を見る
○あべ委員 そうすると、今回のそのジェネリックの処方に関して、医薬品の副作用健康被害救済制度の対象になっていることはわかりました。  医師が先発品でなくジェネリックを使っていいというふうにチェックをします。そうすると、調剤薬局が十種類ぐらいあった中で自分たちで選びます。これは報...全文を見る
○あべ委員 そういうことが、例えば平成十八年の十月に、厚生労働省保険局医療課長がシンポジウムで、多くの選択肢がある中で、選択した責任は薬剤師が負う、また、製品の承認審査が間違っていれば行政、メーカーも責任が問われるという議論が行われると思うというふうに見解を示しています。  そ...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  特に、処方してジェネリックというふうにしているドクターたちが非常に不安を抱いておりますので、ここは情報をしっかりと整備しながら開示をしていただきたい。特に、その処方する側の医師の立場を考え、これで大丈夫なんだろうかという不安を払拭し、自分が...全文を見る
09月08日第175回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○あべ委員 こんにちは。衆議院議員、自由民主党のあべ俊子でございます。  先日の池坊団長を初めといたしましたドイツの視察、調査、とても勉強になりました。特にベビークラッペに関しましては、日本の熊本の赤ちゃんポストと一緒でありまして、さまざまな意見がありましたところでございますが...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  八月二十五日に出ました毎日新聞にも、十五万人が行き場がないという報道がございまして、本当にこの子たちがこれからどうしていかなければいけないのか。特に私は、先ほども申し上げました、新卒でなければ就職の機会がないということが大きな問題だと思って...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  ミスマッチの雇用の問題も非常に大きいということもあります。  私、今回、池坊団長を初めとしてドイツを視察してまいりまして、日本というのは、特に児童虐待、ドイツより進んでいると実感をいたしました。また、そういう中におきまして、しかしながら、...全文を見る
10月22日第176回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○あべ委員 ありがとうございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  初めに大臣、御就任、大変おめでとうございます。お人柄がよさそうなので、野党としてはちょっとやりにくいかなという感じがしております。  牧委員長、適切な委員会運営に努めるというお約束でございましたが、強行採...全文を見る
○あべ委員 さらには、サービスの質の低下はないということでございますが、私が特に懸念いたしますのは人員体制であります。  今、御存じのように、ゼロ歳が三対一、保育士と子供の割合でございますが、一歳と二歳に関しては、子供が六人に対して保育士が一、そういう中で、三歳になると突然、二...全文を見る
○あべ委員 特に、一応、保育園などをお訪ねするときにいつも問題となっていますのが、一歳児の六対一。一人で六人はとても見れない、特に歩き始め、はいはいし、何でも口に入れてしまう、そういう時期にとても難しいんじゃないかということが言われておりまして、地方自治体によっては、北海道のある...全文を見る
○あべ委員 さらには、直接雇用ということを言われたことによって波及している問題点の一つに、いわゆる日払いに保育園がなってしまうのではないか、幼稚園がなってしまうのではないかということの懸念が非常に大きくございまして、それは雇用者にとって非常に不安定なもの、きょうは子供が多いからち...全文を見る
○あべ委員 さらには、幼児教育、保育について資格の共通化ということも言及されているところでございますが、そうしますと、今の幼稚園教諭の八割が保育士を持っている、保育士の八割ぐらいが幼稚園教諭を持っているということを考えたときに、これを一本化するのか、さらには、これまで取った資格に...全文を見る
○あべ委員 先ほどの待機児童の話にちょっと戻らせていただきますが、待機児童の部分で、特に面積要件の部分が、それはさまざまだろうということをおっしゃっていましたが、私は岡山県北でございますが、待機児童どころか子供がいなくて困っているところもございまして、そういうところの面積要件はさ...全文を見る
○あべ委員 岡山も北と南がありますからいろいろあると思うんですが、本当に、待機児童があるなし、さらには待機児童がいつあると判断するのかということはぜひとも明確にしていただき、市町村の采配でもってこれは待機児童があるから基準を緩和したんだということがないように、そこはしっかりと定め...全文を見る
○あべ委員 猶予というのはわかったんですが、質問いたしましたのは、何年猶予するのですかということをお尋ねいたしました。簡単にお答えください。
○あべ委員 その方向性を本当に早く定めていただかないと、結局どっちの方向へ行くかわからないから、早く方向性だけでも決めてくれというメールがさまざま私の事務所の方に入っておりまして、いわゆる転換することを見送っているというところが、本当に様子見のところがふえてしまっている。そういう...全文を見る
○あべ委員 そうすると、感謝するという大臣のお言葉だけではなくて、しっかり実態もそれに合わせて見ていくということだと思いますが、ちなみに、転換は促しますか。それとも、最後まで見送ってきた、様子見をしてきたところの方のごね得になるのか、これだけお答えください。
○あべ委員 本当に、前の大臣のときもそうでございましたが、検討、検討でございまして、今回の菅内閣はクリーンな内閣ということで出ていると思いますが、中身が何にもないからクリーンと呼んでは困るわけでございまして、エンプティークリーンじゃなくてしっかりとしたクリーンを目指していただけた...全文を見る
○あべ委員 大臣がしっかりと言うと、本当にしっかりしてくれるような気がしますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。  もう一つは、介護職員の方々のいわゆる処遇改善について、大臣の所信の中にございました。介護の方々の給与を上げるべきだということで、私どもが与党でございま...全文を見る
○あべ委員 いつまで時間がかかるか、教えてください。
○あべ委員 すなわち、おっしゃっていることは、介護保険の見直しまでには間に合うけれども、その前までは全く先が見えない、ただ、介護職員の給料を保障するだけは保障するということの理解でよろしいでしょうか。
○あべ委員 特に世界一の高齢社会と言われている中、その高齢者を支えている介護職員の方が本当に血のにじむような思いで働いていらっしゃる。これに対して、私どもが与党のときに、これはこのままではいけない、本当に雇用先がなくて困っている不況の中に、何でここの市場だけ人手が足りないんだとい...全文を見る
○あべ委員 本当に賛否両論のこの部分でございますが、やはり厚生年金の被用者保険が適用されていない方々に関してどうしていくかということが、いわゆる就労調整が行われている、それがプラスなのかマイナスなのか、さまざまな団体の声があるところでございますが、これから先の少子高齢化の中で、こ...全文を見る
○あべ委員 この法案に関しましては、派遣という働き方をしている方の持っている問題点を解決できると私は全く思っておりませんが、また、今回の改正法案によって影響を受ける方々がどれぐらいいらっしゃると大臣は思っていらっしゃいますか。
○あべ委員 この改正法案が出されるということで、今企業の方々はこの派遣をどうしていこうかということで転換を図っております。皆様方が予測したように、いわゆる正規雇用になっていくのではなく、パート、アルバイトがふえただけというデータが出ておりますが、大臣、それは御存じでいらっしゃいま...全文を見る
○あべ委員 すなわち、いわゆる雇用法の改正法案がマイナスの方向に行っていると私は思います。特に、どういう仕事でもいいから欲しい方が今いらっしゃる中、また、それを、改正法案を出すことによって、雇用が減るどころか違った不安定な形の雇用になってしまっている中、この法案を通していくことは...全文を見る
○あべ委員 修正をしていくことでいいのであれば修正も可能でございますが、もともとのこの法案の骨格が余りにもよろしくないので、私は、今の派遣の問題は、解雇ルールが明確になってないこと、解雇された後のセーフティーネットが完備されてないことに尽きるんだと思っております。  さらに言え...全文を見る
10月29日第176回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。このように質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  午前中に大臣からお話がございました。口頭でありましたそのお話に対しまして速記録が出てまいりました。そうした中におきまして、各種学校である外国人学校の高等学校の課程...全文を見る
○あべ委員 大臣の御説明の最後のところで、「以上が、私が現在考えている規程案の概要でございます。」というお話がございました。最終であるとは言っていないし、今回は外国人の高校無償化の問題に関しての集中審議ということでございますから、これで結論というのは余りにも誠実さに欠けるのではな...全文を見る
○あべ委員 これはすなわち最終で、この概要案というふうに言われているものは最終決定であるから、ここの委員会では幾ら議論しても全く動かない結論であるというふうな理解でよろしいでしょうか。
○あべ委員 大臣、文部科学大臣にしては日本語がおかしいです。  先ほど最終結論だと言いながら、委員会の意見は尊重して最終的に自分が決める。最終結論が出たんですか、出ないんですか。この委員会は、この高校の無償化についてこれ以上議論しても無駄なんですか、無駄じゃないんですか。これは...全文を見る
○あべ委員 最終でありながら委員会の意見も尊重するということでございましたが、最終でありながら委員会の意見を尊重するのであれば、これが紙で出てきたこの時間を軸にして、私は委員会のこの集中審議をしっかりと求めるべきだというふうに思います。  それに対して、やはり委員長、これは、こ...全文を見る
○あべ委員 では大臣、最終結論に対して委員会の意見も尊重してくださるということでございました。私が特にこの中で気になりましたのは、問題に対しまして、指導内容、さまざまなことを要求されていることが今回高校無償化の対象となる外国人学校から出てこなかったときにはどのように対応されますか...全文を見る
○あべ委員 その判断は大臣の判断だという理解でよろしいでしょうか。
○あべ委員 これまで菅内閣におきまして、政治主導と言われながらだれが責任をとるのかわからない、いざとなったら政治主導が隠れみのになって変なところに行ってしまうことがないように、文部科学大臣、資源のない日本のやはり根本は、私は教育であると思います。この文部科学大臣の態度は本当に大き...全文を見る
○あべ委員 はい、ありがとうございます。  次の問題に移らせていただきますが、就職問題に関してでございます。特にこの就職問題、高校の無償化の問題も非常に大きな問題でございますが、今回の集中審議の中には若者の就業問題も入っているところであります。  そうした中にありまして、卒業...全文を見る
○あべ委員 本日は、今回の質問に関しまして、労働関係の厚生労働省の参考人の方もいらしていると聞いております。  本当にこの景気の悪いときに就職ができない、人生一発勝負が三年間の拡大になったということは非常にありがたいことでございますが、さらに今回、現政権、与党が重点法案として出...全文を見る
○あべ委員 私、前回厚生労働委員会で質問したときは二十七万人ということでございました。  本当に、大臣も非常にお親しい労働組合の方々が自分たちの正規雇用をしっかり守りたいと思われて今回も出された法案だと思っておりますが、それに反しましてパート、アルバイトがふえてしまっている。な...全文を見る
○あべ委員 現在、小学校は十万一千十八人が特別支援学級にいる、中学校は四万四千四百十一人がいるということでございますが、今、その特別支援学級に約十五万人が在籍する中、五万人が通級指導を受けているということであります。  それで、軽度発達障害の子供たちがふえていると言われています...全文を見る
○あべ委員 データがいろいろございますが、文科が調べたところによると、軽度発達障害の児童数は全体の六・三%じゃないかというデータが出されています。調査方法とかいろいろデータがございますので、どれが正確か、どれを軽度発達障害と定義するかなど非常に難しいところだと思っております。 ...全文を見る
○あべ委員 実は最新データが出ていないので、ここは、大臣の所信のところでも特に障害問題に関してはもっと触れていただけたらなと希望もあるところもありますし、調査ももっともっとしなきゃいけないと思っておりますが、二〇〇七年で三十六県が基準を満たしていません。  そうすると、これも基...全文を見る
○あべ委員 その教育委員会判断ということでございますが、では、逆に、教育委員会判断で複式学級にしているところはどれぐらいあると認識していらっしゃいますか。
○あべ委員 今、本当に発達障害の子供たちがふえている中、障害を持つ子供たちがふえている中、クラスも、さらには教員も足りないと言われているんです。これを各教育委員会に任せますというのは余りにも無責任であり、各教育委員会で決めていいと言われたときに、では、各学校の校長先生たちが教育委...全文を見る
○あべ委員 政権交代から一年たって、いつまでも昔の政権の悪口を言い続けるような国の方向性では、子供たちが被害者になってしまう。ですから、一年たって検討ばかりしていないで、早く前に進めていただきたい。ポピュリズムばかりに走って、今実際やらなきゃいけないことが何なのかということを各種...全文を見る
○あべ委員 現場の校長先生たちからは、三十五人という問題よりも、その八人の部分の対応が本当に混乱をしていると言われておりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。  続きまして、障害者の就労に関して質問させていただきたいと思います。  法定雇用率一・八%でございますが、なか...全文を見る
○あべ委員 では鈴木副大臣、具体的には十八歳以降のフォローをどのようにしようとお考えでしょうか。
○あべ委員 本当に、障害者、障害を持つ子供たちの就労に関しては、基礎教育が一番私は影響が大きいとも思っております。  先ほど、午前中にお話に出ました翔和学園、子供たちの発達障害をいかに早期に発見し、いかに早期に教育をしていくかによって、働くことができ、納税者になることもできるん...全文を見る
○あべ委員 姿勢はよくわかりましたが、お答えいただきたいのは、学校制度を守るというのは具体的にどう守るのか。さらには、幼稚園が幼保一体化するときに、不採算部門というのがゼロ歳から二歳なんですね。まずは給食施設をつくらなければいけない。特に、保育の人員体制とさらには幼稚園の人員体制...全文を見る
○あべ委員 お答えが言語明瞭、意味不明でございまして、しっかりやるのはわかったので、どっちの方向に合わせてきているのか、林さん、お答えください。
○あべ委員 林政務官、議論しているんだったら方向性ぐらいはあるはずで、現場の声を聞くんだったら、政治主導というのは何なんですか。  ですから、方向性をどちらに持っていったら子供にとって幸せかということを政務官としてお考えは全くないんですか。保育園に合わせるんですか幼稚園に合わせ...全文を見る
○あべ委員 今、政治主導というのは現場の声を無視することではないんだということをおっしゃっておりましたが、それにしてはちょっと事業仕分けが変なところがあるなというのと、政治主導でやっているんだか財務の方の何かシナリオどおりやっているんだか、復活させたり、さらには、よくわからないよ...全文を見る
○あべ委員 地域に足りないということでございまして、本当に、地域に足りない、どの地域かということでございます。その中に、大臣がおっしゃったことに、地域医療における中核的機能を担う高度医療を開発、提供する大学病院の機能の充実に努めるというふうに言葉がございましたが、実は、地域に足り...全文を見る
○あべ委員 本当におっしゃるとおりでございます。特に、大学病院における大学院教育の重視の中、これは文部科学省の管轄でございますが、私は、臓器別専門医が日本の人口に対して多過ぎて、患者さん、国民の全体を診ることができる総合医というのが決定的に足りないんじゃないかと思っております。 ...全文を見る
○あべ委員 では、この総合診療という教育を実施している医学部を有する大学、いわゆる国が管轄している、今は独立行政法人になりましたが、全八十大学のうち、どれぐらいの大学が総合医の行っている総合診療を行っているというふうに鈴木副大臣は認識していらっしゃいますか。
○あべ委員 私は、文部科学省のいわゆる管轄するところの医学教育は、国民の安全と安心を守るべき教育であると思っております。カリキュラムの管轄が文部科学省、さらには、その卒業後の養成の資格認定の部分が厚生労働省というのは、医学教育、さらには、これは看護教育また薬学教育においてもこの矛...全文を見る
○あべ委員 さらには、医師が足りないからといって医学部の人員をふやしていく、それが医師不足の解決にならないということは、鈴木副大臣も認識をしていらっしゃると思います。  そうしたときに、例えばイギリスが、また米国の一部が何をやってきたか。臓器別ではなく総合医をつくっていかなけれ...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  本当に、地方の病院を歩くたびに、大学病院から臓器別に特化した方が送られてきて、その方に合わせて患者さんも合わせていかないといけない、全体を診るドクターがもっと欲しいということは、奥へ行くほどお声が上がっていることでございまして、ここは、文部...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。ぜひ私が死ぬときには、鈴木副大臣がおっしゃるように、しっかり人間らしく死ねたらいいなと思っているところでございます。  最後になりますが、大臣にお伺いいたします。  夏に民主党の幹部が、教育に政治的中立はあり得ないという発言がございました。大...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  では、国家公務員は政治的行為に関して罰則規定がございますが、大臣、これはなぜだと思いますか。
○あべ委員 おっしゃるとおりでございます。  では、地方公務員もこれが適用するというふうに大臣はお考えでしょうか。
○あべ委員 現状では、地方公務員、特に学校教員を含む方々に関しては、政治的な中立性に関しては罰則がございません。  大臣、ここはしっかりと教育の観点からも地方公務員にもこの中立性を保たせるべきだと思っておりますので、私ども、議員立法を出させていただきますので、大臣、教育において...全文を見る
11月02日第176回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  今回は、質問の時間をいただきまして、大変ありがとうございます。今回提出されました保険業法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、このことに関しまして質問させていただきたいというふうに思っております。  平成十七年の改正、...全文を見る
○あべ委員 特例措置の部分はよくわかりましたが、私が申し上げているのは、平成十七年度にこの改正をしたことの、いわゆる行政の指導に対しまして移行をしっかりした部分、少額短期保険業者に移行したところ、これは私が知る限り、五十二団体、一二%あると聞いておりますが、これに対して、今回この...全文を見る
○あべ委員 大臣、何かお答えいただいていないようでございますが、私が申し上げているのは、平成十七年にいわゆる移行をしたところでございます。少額短期保険業者に移行した、これは非常にハードルが高かった。例えば、最低資本金が一千万、さらには最低一千万の営業保証の供託金があるなど、厳しい...全文を見る
○あべ委員 それでは、平成十七年度に出された、それに従って移行したところに関しては、余りにもバランス感覚が悪い。すなわち、様子見をしながら待っていた、ごね得になってしまうことになりませんか、大臣。  余りにも規制を緩和し過ぎることは、私は、この移行期間にしっかり努力をしたところ...全文を見る
○あべ委員 すなわち、今回認可特定をされるところの規制は、少額短期保険に移行したところより規制が緩くなるのかならないのか。  ごね得になっていないと大臣はおっしゃいますが、政府参考人の方でございますから、このバランスに関してはこれからどう対応するか、お答えいただきたい。
○あべ委員 そもそも、平成十七年、消費者保護という形で、オレンジ共済の教訓を受けて、やはりしっかりとしたセーフティーネットをつくっていかなければいけない、経営基盤がしっかりしていないところに対して監督をしなければいけないという形で出てきたと私は理解をしております。  そうした中...全文を見る
○あべ委員 そうしますと、今回改正案を出す内容が、オレンジ共済の教訓から逆行して、加入されている方々を守ることができなかったときには、大臣、どうされるおつもりですか。
○あべ委員 ですから、その監督が、いわゆる経営基盤の監督なのか、消費者保護の観点の監督なのか、そちらはどちらに比重を置いていらっしゃるのでしょうか。大臣、お答えください。
○あべ委員 両方を見ていかれるのであれば、今回、公益法人の所管官庁、八省庁と都道府県になっているところでございますが、これはどれぐらいの数があるか、政府参考人で結構でございますので、教えてください。
○あべ委員 さらに申し上げれば、その八省庁にまたがる公益法人の所管官庁、消費者保護という観点から、いわゆる複雑だと言われる保険数理、各省庁がこれを理解しているとは私は到底思えない。  この法案を通すことによって、各省庁の、消費者保護の観点から、この法案が逆に消費者を本当に困らせ...全文を見る
○あべ委員 省庁の判断のばらつきが、消費者保護の観点からは非常に恐ろしい部分でございますが、この共同省令、このガイドラインというのはいつまでにおつくりになりますか、大臣。
○あべ委員 大臣、可及的速やかとはいつごろのことでしょうか。具体的に教えてください。
○あべ委員 先生、それはもともとの職業でございまして、今は国会議員でございますから、あうんはききませんので、大臣、お答えください。  その可及的速やかというのは、二カ月以内でしょうか、三カ月以内でしょうか、もしくは解散の後でしょうか、教えてください。
○あべ委員 半年以内ですか、一年以内ですか。お答えください。
○あべ委員 では、施行前には共同省令ができるという理解でよろしいでしょうか、大臣。
○あべ委員 また、金融庁の監督に関してでございますが、行政処分というふうになっております。私は、行政処分だけでは監督責任ができたとは思っておりませんが、行政処分以外に何かお考えでしょうか。  大臣のお考えで結構でございますが、例えば生命保険、こちらの方は保険業の中で規定されてお...全文を見る
○あべ委員 この健全性基準とは具体的に何を指すか、教えてください。
○あべ委員 まず実態把握から始めるのであれば、そのソルベンシーマージンと言われている、通常の予測を超えたリスクに対してどれだけ支払い能力を持っているかという健全性の指標がわからないのであれば、実態調査をしてからこの法案を通すべきではないですか。  大臣、私は、契約者を保護すると...全文を見る
○あべ委員 この法案を出した経緯もわかっておりますし、大臣が読まれたとおりだと私も思っておりますが、しかしながら、契約者保護の観点から、実態も把握できていない段階で、この方たちにしっかりと保護をする観点から、ソルベンシーマージンと言われる、契約者を保護できるその仕組みをいつごろ入...全文を見る
○あべ委員 大臣の手腕に期待をいたしまして、早急に契約者保護をしっかりと整備化していただけたらというふうに思うわけでございます。  そうした中におきまして、いわゆる生命保険の方にちょっと入らせていただきますが、三利源というのがございます。保険会社の三利源、どうも日本は死差益が出...全文を見る
○あべ委員 大臣、ありがとうございます。何か、何を言われているのかよくわからなかったんですが。  いずれにしても、私は金融庁がそもそも保険関係を監督するには限界があると思っておりまして、金融関係にいわゆる連鎖反応、影響を与えたときに、その監督責任は財務的な部分にはございますでし...全文を見る
11月12日第176回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○あべ委員 おはようございます。自由民主党のあべ俊子でございます。  本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  今回の廃止法案に関しまして、特定の省庁OBの天下りの温床となっていること、関連法人との不透明な随意契約など、経費の無駄遣いが指摘されておりました...全文を見る
○あべ委員 菅総理が雇用、雇用、雇用と言われましたので、いわゆるこの新機構に就職できなかった方々の就職支援の徹底、今大臣がおっしゃいましたが、雇用を支援する機構がみずから失業者を出すことのないように、十分対応をお願いしたいと思うわけでございます。  さて、地域におけるみとり対策...全文を見る
○あべ委員 私ども、生きている間に、大体自分は何歳ぐらいまで生きることができるかと考えていると私は思っております。私は今、選挙区も持ちながら、国会議員、特に野党になりまして、毎週毎週質問をさせていただく機会を得ておりまして、大変な労働力になっておりますが、八十までいかないんじゃな...全文を見る
○あべ委員 大臣、でも、穏やかな御性格でいらっしゃいますから、百までいくんじゃないかと今うわさをしていたところでもございます。  ちなみに、女性であられる小宮山副大臣、何歳の御予定でいらっしゃいますか。
○あべ委員 自分が大体自分の人生にどのようにイメージを持つかということは、私は、大きくその生き方に影響すると思っております。特に私は、自分が亡くなるときにどこで死にたいかということを一生懸命考える。特に、看護職でございましたから、さまざまな方々が亡くなる亡くなり方を見てまいりまし...全文を見る
○あべ委員 大臣、八十では老衰にはならないと思います。  ちなみに、日本の国民は在宅で亡くなりたいと思う方がどれぐらいいらっしゃると思いますか。参考人の方で結構でございます。
○あべ委員 では、自宅で亡くなりたいと思っている方がたくさんいらっしゃるにもかかわらず、病院で亡くなっている方が七八・六%という実態でありますが、自宅で亡くなるために一体何が足りないと岡本政務官、思われますか。
○あべ委員 本当にさまざまな要因で在宅で亡くなることができない方がいらっしゃる中、特に六十五歳以上の人口の増加率、これが高位なところ、一番が沖縄でございまして、大臣、何と二番が、大臣の御地元であられる埼玉県であります。  六十五歳以上が本当にふえていく中、在宅に対してしっかりと...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  特に、医療従事者の観点からお話を申し上げたいと思いますが、病床百床当たりの医師数、これは全世界でも非常に低い。それは大臣もしくは岡本政務官も御存じだと思いますが、千人当たりの医師数、これは実は、低いながらもすごく低いわけではない。また、看護...全文を見る
○あべ委員 特に、在宅に関してなぜふえないのかという問題でございますが、往診さらには訪問看護の部分がふえない限り、在宅の死亡を希望されている方々が在宅でお亡くなりになることができないということを考えましたときに、また、今在宅で亡くなる方が、スウェーデンでは五一%、日本では一三・四...全文を見る
○あべ委員 在宅で亡くなることを希望されている方々が非常に多い中、在宅で亡くなることができない。これは、いわゆる整備上の問題、サービスの不足の部分ということも大きく影響しておりますが、やはりそれ以上に、御本人がどのように考えるかという生前意思、リビングウイル、これを日本はもっとも...全文を見る
○あべ委員 実は、一度入れた制度の中に、後期高齢者医療制度の終末期相談料というのがございました。何で七十五歳以上を聞くのか、なぜそれに対してお金をつけるのか、大変評判が悪く、舛添大臣のときにこれは一たん廃止をいたしました。そのとき舛添元大臣は、これはすべての方に聞く必要があるので...全文を見る
○あべ委員 大臣がおっしゃるとおりでございまして、私は、自分で決めたくない方、また、御自分が死ぬことを一切考えない方もいらっしゃいますので、それは選択でいいと思います。  ただ、問題になりますのは、御本人が自分はここまで医療をやってほしいというその選択をしているにもかかわらず、...全文を見る
○あべ委員 生前意思を国民全体に聞いてほしいということを言っているわけではなくて、御本人がその意思を残されるのであれば、それをしっかり守っていただく体制をつくっていただきたい。  また、終末期という定義は非常に難しく、急性期であるのか慢性期であるのか、どういう疾患であるのか、さ...全文を見る
○あべ委員 私は、死に方というのは人間の生き方の最後の一番大切なときであると思っています。そのときに自分の意思がどこまで伝えられるか、伝えられない状態になったときにだれが決めていくのかということは非常に重要なことであると思っています。  私自身、アメリカで看護師の仕事をしており...全文を見る
○あべ委員 大臣、ありがとうございます。本当に心強いお言葉でございまして、ぜひとも私が死ぬのに間に合うように、大臣は老衰でございますからしばらく間があるかもしれませんが、ぜひとも、ともに頑張ってまいりたいと思います。  きょうはありがとうございました。
11月26日第176回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○あべ委員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  今回の統一地方選挙特例法、四年ごとに改正されておりますけれども、今回は地方議会の議員の選挙期日を統一するという特例法案でございます。  これに関しまして、やはり背景といたしましては、統一地方選挙の統一率の著...全文を見る
○あべ委員 関心が高まり、投票率が上がるのではないか。  大臣、どれぐらいの投票率に上がるとお考えでしょうか。
○あべ委員 どのぐらい上がるかわからないけれども上がるだろうと大臣は思っていらっしゃるんでしょうか。
○あべ委員 それなりの効果というのは何でしょうか。
○あべ委員 先ほどおっしゃった投票率のほかに、いわゆる選挙費用の削減ということもおっしゃっておりましたが、大臣、これでどれだけ削減されますか。
○あべ委員 予測でございますから、結果が出てみないとわかりませんが、もう一つ問題なのは、自治体で、例えば長の方が突然お亡くなりになるということが起きたときに、いわゆる長の選挙と議員の選挙が大幅にずれてしまうということがあります。そうすると、議会運営上非常に大きな問題が出てしまう。...全文を見る
○あべ委員 ですから、今回統一することが三割ぐらいしか見込めないということになると、自治体の裁量で行うということもこれから検討が必要ではないかというふうに思っておりますが、そのことに対して、大臣、どうお考えでしょうか。
○あべ委員 わかりました。  次に参りますが、選挙制度についてでございます。  我が国の国会議員の女性議員の占める割合、何%か、大臣、御存じでしょうか。参考人の方でも結構です。
○あべ委員 大臣、この数は、大臣としては多いと思われるか、少ないと思われるか、御意見を聞かせてください。
○あべ委員 有権者の方々が選ばれるということは確かですが、例えば、私の地元岡山、鳥取もそうだと思いますが、手を挙げる人すらいない。すなわち、非常に選挙が大変、また政治を続けることが非常に家庭に負担があるのではないかというところで、やはりどうしても全体的な住民のバランスとは違った形...全文を見る
○あべ委員 参考人の方で結構でございますので、諸外国のクオータ制の導入の数値目標なども含めて、ちょっと簡単に教えていただけますでしょうか。
○あべ委員 私、日本看護協会というところにおりましたときに、世界看護協会というのがございまして、海外の方々といわゆる女性の進出がどの程度であるかという話とかをしょっちゅうするわけでございますが、そうした中でやはりかなり日本がおくれをとっているということは事実でございます。しかしな...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございました。  やはり、女性がもう少し政治に興味を持っていくということが大切だと思います。  では次に、郵政の法案に関してちょっと質問をさせていただきたいのですが、大臣が大臣におなりになる前に、六月二十日付の北日本新聞というところで、郵政改革法案が国民...全文を見る
○あべ委員 郵政に関しては、方向性が全くわからないというのは私はある意味問題であると思っておりまして、通す通すといって今国会も何か見送る形になってしまっている。この郵政法案に関しては課題があることは確かなので、大臣、やはり懸念される課題はどうしてもこの法案の中にあると私は思うんで...全文を見る
○あべ委員 本当に宙ぶらりんな形で、通す通すといいながら、選挙が近くなると、通さない方がいいんじゃないか悪いんじゃないかという何か変な判断が働くのかどうかわかりませんが、この郵政に関しましては、ちょっと世界の非常識ではないかとやはりいろいろなものを読むと思っているわけでございます...全文を見る
○あべ委員 大臣、その閣議決定に参加されていて、このTPPの協定に参加するという閣議決定が郵政の法案と矛盾するかなという思いは頭をよぎりましたか。
○あべ委員 閣議決定する際に、情報収集するところから始まるからそれは全くわからないという、小学生じゃあるまいし、閣議決定の段階でTPPがどういう影響があるかというシミュレーションぐらいは普通は出しているんじゃないですか。そこのところ、大臣、全く郵政とここのところは関係しないという...全文を見る
○あべ委員 では、TPPの参加の話が出てきた十月末ぐらいに、亀井さんと福島みずほさんが何で反対だということを言われたんだと大臣は思いますか。何かよくわからないけれども反対したんだというふうに大臣はお考えですか。
○あべ委員 相手があるから、相手が何を言ってくるかわからないといった中で、このTPPの中で一番経済的に大きい国はどこだと大臣はお考えですか。
○あべ委員 米国が郵政の民営化の見直しに関して、郵貯の限度額を二千万に引き上げる、簡保生命の保険金上限を二千五百万に上げるときに、この見直しに波及するというふうに、大臣、TPPと郵政の関連の中で全然お考えにならなかったんですか。
○あべ委員 いわゆる民間との公平な競争条件を阻害するということは郵政の改正の中で言われていて、米国はこれに関してかなりいろいろな意見をさまざまな場面で出していたということは、大臣、御存じですか。
○あべ委員 大臣、十一月五日に、自民党の小野寺議員が農水委員会で森田総務政務官にこの話をしたときに、郵政民営化の見直しで、いわゆる非関税障壁として問題視する可能性が郵政に関してあるということを政務官が発言したことは、大臣、知っていらっしゃいますか。
○あべ委員 大臣、この問題に関しては、かなり大きな、TPPに参加をするということとこの郵政法案を通すということを閣議決定するということは非常に矛盾したことでございまして、閣議決定するということが情報収集する前段階だったということでは済まないぐらい、この閣議決定が相矛盾する。  ...全文を見る
○あべ委員 私は、TPPの情報収集の段階で、バイ、すなわち、今から九カ国とそれぞれやりとりしていく中で一体何が出てくるかということは、閣議決定する段階である程度わかっていなければ、それは参加する、しないことすらも言ってはならないことだと思うんです。  これを今から情報収集するか...全文を見る
○あべ委員 言いなりにはならないわけですが、日本がこれまでどういうことを交渉してきたか、その交渉結果を見ると本当に私は心もとない部分もあるんじゃないかと思っております。  特に、TPPにおける農業問題に関しては、日本農業がこれからもっと強くなるということでやっていくという意味は...全文を見る
○あべ委員 鳥取産のスイカ、非常に有名でございまして、ドバイで三万円で売れたという話も聞いておりますから、強い農業の中で鳥取スイカはかなり強いのではないかと思います。  いずれにしても、内閣における矛盾が余りにも大き過ぎる。マニフェストの検証をしながらどっちの方向にいくのか、だ...全文を見る