あべ俊子

あべとしこ

比例代表(中国)選出
自由民主党
当選回数6回

あべ俊子の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○あべ分科員 こんにちは。自由民主党、あべ俊子でございます。  本日は、大臣に質問の時間をいただきました。大臣、今回の予算、立てるのが大変だったと思います。大臣にとって、マニフェストとは何でしょうか。
○あべ分科員 大臣、判断材料になったと。しかし、判断材料にするには、マニフェストとしてのあり方が、私は不十分ではないかと思います。特に、大臣御存じのように、マニフェストを選挙の際に掲げるときに、その財務的な、予算が幾らかかるかということを裏づけることを義務づける国があります。大臣...全文を見る
○あべ分科員 どうも現政権は、イギリスの例を特に国会運営に関してよく出されますが、大臣、イギリスのマニフェストはごらんになったことはございますか。
○あべ分科員 現政権が衆議院選挙の前に出されたマニフェストと比較して、どういう感想をお持ちですか。
○あべ分科員 要するに、細かいということですね。イギリスのマニフェストは、かなりざっくりしたマニフェストでありまして、全体的な姿勢は出ているものの、具体的なものが余りないマニフェストだと私も理解しています。  すなわち、今回予算編成をするに当たって、現政権のマニフェストは詳細過...全文を見る
○あべ分科員 大変御苦労されていると思いますが、実は私は、前回の衆議院選挙で、マニフェストを見て国民が投票したとは思っていません。自民党がだめだったから、消極的選択としての政権交代だと私は思っております。  余りマニフェストに縛られ過ぎると、これは国益にもかかわる問題なので、私...全文を見る
○あべ分科員 本当に大臣、私は、我が党から見ていて、非常に誠実な方だと思っておりますので、誠実な方が、約束しちゃったというマニフェストに非常に忠実にしていくがゆえに、この国の歳出が非常に膨らんでいくことは、私は、大臣の胸が非常におつらい思いをしながら、胸が痛いのではないかと思って...全文を見る
○あべ分科員 マニフェストをやっていこうというがゆえに、財政の破綻は、前兆は確かにございました。それを現政権で加速させているという御自覚はおありになりますか。
○あべ分科員 どこに軸を置いて考えるかでありますが、二年連続赤字国債の発行がふえているという戦後初めてのことは、特にリーマン・ショックという、これは、めったに起きないことに対して、それを標準として、基軸として考えることはいかがなことかと私は思いますが、大臣、いかがですか。
○あべ分科員 そうすると、そういう中にありまして、今大臣が、別に財政破綻にマニフェストが加担をしているわけではないとおっしゃるのであれば、マニフェストの主要施策における絶対公約の実施、これは、三年間連続可能だと思っていますか。
○あべ分科員 すなわち、マニフェストの政策に関して、財政破綻に加担していないということを前提にするのであれば、その九月の折り返し地点のときにマニフェストの見直しをされるのでありますが、それは、平成二十四年度の計画、ある程度の予算を立てた後なんですか、前なんですか。
○あべ分科員 すると、平成二十四年の予算を見ながら、マニフェストができるかどうかを見て、その結果でもって、九月のマニフェストの折り返し地点における査定を行うという理解でよろしいでしょうか。
○あべ分科員 そうすると、特に私が問題だと思っておりますのは税と社会保障の部分だと思っておりますが、特に今回、自然増部分は全く関与をしなかった、すなわち、なすがままということでございますが、この自然増分に関して、しっかりと着手をしていかなければ膨らむだけになっていくと思いますが、...全文を見る
○あべ分科員 特に、社会保障の自然増部分に関しては、上からマイナスシーリングをかけるだけではなくて、私は制度設計そのものに大きな問題があると思っておりまして、この国が、マイナスシーリングを予算にかけるだけで終わるんだったら、国会議員は要らないわけでございます。その制度設計の部分を...全文を見る
○あべ分科員 これは、QTの、党首討論の中でもあった話でございまして、特に、与野党協議をしていく上で、やはり与野党の、野党がある程度その中身が出ているのに与党が出してこないということは大きな問題でございます。  さらに、医療、年金、福祉の問題に関して、年金税方式にするかどうかと...全文を見る
○あべ分科員 野田大臣のお答えを聞いて非常に安心しましたが、私は、鼻血が出るまで無駄遣いをやめてから、消費税の話をそれまでしないということは言ってはならないことだと思っております。ですから、一般の方々にもっとわかりやすく、社会保障が、いかに今整理をしなければ次世代にツケを残すのか...全文を見る
○あべ分科員 特に、医療、年金、福祉に関しては、加えて言えば、実は農業もそうなんですが、政権交代があったからといって、政争の具にはしてならない部分だと私は思っております。  特に、持続可能性を考えたときに、その部分が政権がかわることによって非常に不安定になるということは、国民に...全文を見る
○あべ分科員 これは、いわゆる、生まれてから死ぬまで支払う税金、社会保障料の国民負担、世代間でどう違っているかという視点からのあり方を評価する仕組みですが、ただ、しかしながら、これをやっていくと、特に、医療、年金、これは会計学ではないわけでありますから、支え合っていく仕組みである...全文を見る
○あべ分科員 この世代間格差に関して、やるのには物すごい労力とお金がかかります。しかしながら、今までなぜ放置してきたのかということを考えたときに、非常にわかりやすい政策を立てた方が選挙に勝つ。また、政治に興味のある人が高齢者が多い、若い人は選挙すらも行かないという中にありまして、...全文を見る
○あべ分科員 そういう意味でいうと、次世代に負債を送る、そういう今の赤字国債の発行に関しては、財政小児虐待というふうにも言われるわけでございまして、特に、その世代にツケを残さないために今何をやらなきゃいけないのか、子供たちに子ども手当をつけたということは、諸外国でもやっていること...全文を見る
○あべ分科員 大臣、子供を育てるときに、どういう子供の時期にお金が一番かかると思いますか。
○あべ分科員 節目だけではなく、例えば、小学校時代、中学校時代、高校時代、大学時代、そういうステージがあると思いますが、どの時代に一番お金がかかると思いますか。
○あべ分科員 おっしゃるとおり、教育費でございまして、そうしますと、やはりこれは現金給付よりも、教育のお金のかかる時期に現物給付をしていくということが私は筋ではないかと思いますが、大臣、いかがでしょうか。
○あべ分科員 高校の無償化に関しては五千億の部分でございますが、しかし、その現金給付の部分で、違う部分の方のニーズが高いということを考えたときに、マニフェストでお約束されたから実行するのではなく、国民の実態に合った形で実現していくということが私は特に大切ではないかと思っています。...全文を見る
○あべ分科員 非常に難しいところでありますが、こういう中におきまして、やはり日本は、七%と言われる高齢化社会から一四%と言われる高齢社会になるまで、非常に短期間で進んできてしまったというのが世界的にも指摘されるところでございまして、日本二十四年、ドイツは四十年、スウェーデン八十五...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○あべ分科員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。きょうは質問の時間をいただきましてありがとうございます。  きょうは、特に産業政策に関してお話をしたいというふうに思っております。  日本の技術力は非常に高いと言われております。日本の技術力が非常に高い中、国...全文を見る
○あべ分科員 大臣、事業がうまくないということを、もう少しかみ砕いてお答えいただけますか。
○あべ分科員 国際化におくれているという観点ですが、国際化における何におくれているのか、具体的にお答えください。
○あべ分科員 国際標準化、ここの部分は、私は、国際競争力を上げていくためには非常に重要な部分だと思っております。  しかしながら、御存じのように、国際標準が欧米各国にとられてしまっている中、その国際標準に合わせるだけで数年間かかってしまう、このタイムラグが国際競争のネックになっ...全文を見る
○あべ分科員 大臣、飛躍し過ぎです。  TPPが国際競争力にそのまま連動するかどうかは各国との話し合いの問題でありまして、逆にこの国全体のGDPを押し下げるものであるという議論もございます。大臣、首を振られましたが、それは二十四項目に関して余りにも認識が甘過ぎるんだと思っており...全文を見る
○あべ分科員 では、国の後押し、これは具体的に何を大臣は示していらっしゃいますか。
○あべ分科員 突然研究費の話に入ったわけでございますが、大臣が入られましたので、こちらもそれに合わさせていただきますが、一つは、日本の研究費そのものは諸外国に比べてそんなに低いわけではないというのは大臣が御存じのとおりでございます。私は、ある意味問題なのが、政府研究開発投資の割合...全文を見る
○あべ分科員 ありがとうございます。  データの方はこちらも持っておりますので御説明いただかなくてもいいんですが、私が大臣にお聞きしたいのはデータではなくて、研究費を民間に依存している中、例えばリーマン・ショックなどの問題があったときに、景気が低迷するときに、民間依存型の研究費...全文を見る
○あべ分科員 この研究開発費、政府の支出が少ないというもの以上に、私が結構問題だなと思っていますのは、科学技術関係予算が文部科学省に六五%、経済産業省に一五・一%という形でそれぞれのところに入っているわけでございますが、この科学技術関係費、政府が支出している部分の配分も、文部科学...全文を見る
○あべ分科員 先ほど申し上げた、日本は技術力がすぐれているが国際競争力が低い理由に、ビジネスモデルの問題、産業政策の問題、さまざまある中にありまして、私は、技術の基礎技術分に非常に重きが置かれている、それがゆえに文部科学省の予算として入っていくと。しかしながら、大学教員を私もして...全文を見る
○あべ分科員 意見を承っていただくだけではなく、国際競争力をこれからもっと強化するという関係で、やはり各省庁が横断的に議論を進めていくことが必要だと思いますが、大臣、現時点でそれはどういう形で進められていますか。
○あべ分科員 言葉だけで貴重だか何だかと言われても困るわけでございまして、具体的なアクションをとらなければ、非常にこの厳しい中、また、予算委員会で議論している最中でございますが、二年連続国債を超える歳出の予算を組んでいる中、ここの部分は国際競争力をしっかり上げていくということが日...全文を見る
○あべ分科員 ぜひ議論をお願いしたいと思いますが、それは今年度中に議論を進めていただけますか。
○あべ分科員 では、毎日議論を行っている中で、国際競争力を上げていくために、日本が省庁の縦割りではなく、しっかり省庁横断的だという議論を必ずあすから始めるということでよろしいでしょうか。
○あべ分科員 ですから、お言葉だけではなくて具体的に、どういう会議でどういう内容で行っているかということをお答えいただければ、貴重な御意見というところで終わらないで済んだわけでございますから、ぜひとも大臣、そこは真摯にお答えをいただきたいというふうに思っております。  次の課題...全文を見る
○あべ分科員 大臣、私は、どういう努力を具体的にするかということをお聞きしているので、努力じゃなくて、どういうアクションをとっていかないといけないのか、今ある課題は何なのか、それに対してどういう対応をしていこうとされているのかということを私は具体的に聞いてありますので、お答えくだ...全文を見る
○あべ分科員 大臣、前の大臣のときと今の大臣の立ち位置をちょっと勘違いされているのかもしれませんが、私は、予算を幾らとっていますかという話をしているのではなくて、その予算を使った形で、国際標準をとっていくための具体的なアクションを、一体何が課題で、どういう対応をしていかなければい...全文を見る
○あべ分科員 大臣、お金をつければいいというものじゃなくて、中身がどうかということが大切でございますので、国際標準化に関しては、多分、今大臣もお勉強中かもしれないということで、国際競争力の次のステップに行かせていただきます。  一つは、先日、新日本製鉄と住友金属工業の合併の話が...全文を見る
○あべ分科員 経済産業省の、政府の意向を反映させるために、産業活力再生特別措置法改正案というのは出されませんでしたか。
○あべ分科員 ありがとうございます。  経済産業省が非常な危機感を持って、国内シェアが非常に高いけれども、国際競争力を考える観点から、やはりこれは公正取引委員会の判断だけにゆだねてはならないという御決断をされたのがこの法案だ、改正案だと私は思っておりまして、よくぞやってくださっ...全文を見る
○あべ分科員 この公正取引委員会の独立性ということ、また、公正取引委員会の判断指標が、国内マーケットになっているのか、今グローバル社会における、国際競争力を観点としている判断になっているのか。さらに言えば、タイムラグの問題。単年度における、国内におけるシェアの高さだけを問題にして...全文を見る
○あべ分科員 私は、新たな考え方における中で、公正取引委員会の判断をするときの透明性が余りにも確保されていない、さらに言えば、公正取引委員会のメンバーだけでやるということよりも、外部審査を入れなければ、このグローバル社会において、国際競争力における、国際のマーケットの把握を公正取...全文を見る
○あべ分科員 これに関しては、現在の公正取引委員会の独立性、さまざまな位置づけを見ますと、米国のモデルを使っているやに思えます。そうしましたときに、諸外国、これは欧米諸国、まあ米国は違うモデルでございますが、ヨーロッパが考えている公正取引委員会は、公正取引委員会の関係性を、独立性...全文を見る
○あべ分科員 公取との協議制度を創設するということに関して大賛成でございますが、私は、この産活法を超えてやっていく必要があると思っております。これは、公正取引委員会が悪いとは私は言っておりません、ただ、彼らの位置づけが固定化したものであること、さらには、独立性を持っているがゆえに...全文を見る
○あべ分科員 大臣の姿勢は大変よくわかる御答弁でございますが、具体的なアクションが全く見えないという、非常にいら立ちを感じております。大臣も不条理に関してはいろいろな形で御経験されていると思いますが、私も非常にこの問題に関しては、次のアクションを、産活法を超えて、公正取引委員会の...全文を見る
○あべ分科員 大臣、力強いお言葉ありがとうございます。  産活法は一歩目というのはわかりましたが、一歩目のときには、二歩目の準備で片方が少し上がりつつあるというのが一歩目のときの段階でございますので、一歩目を踏み締める前に二歩目の準備を始めていかないと。大臣、非常に今は厳しい時...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○あべ分科員 おはようございます。自由民主党あべ俊子でございます。  本日、片山総務大臣に質問ができるということで、大変うれしく思っております。  特に、片山総務大臣に質問するんだと岡山県の皆様に申し上げましたら、ぜひ言いたいことがあると。特に、鳥取県知事でいらして、岡山県の...全文を見る
○あべ分科員 ありがとうございます。  市町村合併が行われた中、結局、合併して、三位一体改革とは何だったんだろう、そこが、次の一歩が全く見えてこない。合併したことの評価は十年たたないとわからないと言われている中、今、そのマイナス面がかなり出ている部分もあると私は思っておりまして...全文を見る
○あべ分科員 その広域連携に関して、大臣の発言に対してちょっと聞かせていただきたいんですが、インセンティブを国として広域連携にかけていくということの理解でよろしいですか。
○あべ分科員 特に、大臣、知事をされていたときに、三位一体の合併に関しては反対されていたと。その当時、同じ名字の片山総務大臣、岡山県でございますが、今ちょっと違うところに行かれましたが、進めたときに、反対はしていらした。しかしながら、今総務大臣というお立場になって、この次何をしな...全文を見る
○あべ分科員 最初、鳩山前総理が言われた全額ということの意味が、地方にとってどういう解釈だったかということの説明が多分足りなかったということでもあるのかもしれませんが、説明、話をするときは、相手は物すごく自分に有利なように解釈するということをやはり前提として話をしていかないと、後...全文を見る
○あべ分科員 本当に大臣がおっしゃるとおりでございまして、今のままのことを続けていくと、どの党が政権をとっても、この国本当に大丈夫かという思いがすると私は思っておりまして、耳ざわりのいいことばかり言えば選挙に勝つという図式は、私は本当によろしくないと思っています。  そうした中...全文を見る
○あべ分科員 大臣、お願いされたのはわかりましたが、それは無理です。反対でございますから。  ただ、所得制限のシステム改修、非常にいろいろなものが出てくるときに、結局、国がやったことに対して、説明責任が国にある中で、矢面に立たされているのは地方自治体であるということは本当にお気...全文を見る
○あべ分科員 もう一つ、地方自治体におけるさまざまなシステムの問題でありますが、一つは、各自治体がばらばらに持っているという問題があると私は思っています。特に地方自治体、さらには国の問題もそうですが、データをベンチマークする、それは、経年的にどうであるか、さらにはほかの市町村と比...全文を見る
○あべ分科員 ぜひこれは、大臣としても進めていただけたらと思います。  それで、今回地方がもう一つ怒っているのが一括交付金でございます。特に、大臣の後に鳥取県知事を受けられた方が、定例の記者会見の中でもかなりお怒りでございまして、不透明であるとか、情報開示をもっとすべきじゃない...全文を見る
○あべ分科員 大臣、わかっていないんじゃなくて、多分説明が足りないのと、客観指標が全然出ていないところに問題があるのではないですか。  大臣、客観指標はどれぐらい先に出てくるんですか。もう出ているんですか。
○あべ分科員 そうすると、予算が可決したあたりには出てくるということでしょうか。
○あべ分科員 やはり国が政策を決めると地方の影響が非常に大きいので、可及的速やかに決めた内容と目的と方法がわかるようにしていかないと、特に小さなところは小さな財源で一生懸命やっているわけでありますから、それは片山大臣、日本の中でも小さな県の知事をされていたということから、ぜひ地方...全文を見る
02月28日第177回国会 衆議院 本会議 第6号
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○あべ俊子君 自由民主党のあべ俊子です。  私は、自由民主党・無所属の会を代表いたしまして、ただいま議題となりました予算委員長中井君の解任決議案に対し、断固賛成の立場から討論をいたします。(拍手)  以下、解任決議案に賛成する理由を申し上げます。(発言する者あり)
○あべ俊子君(続) 解任決議に賛成する第一の理由、それは、中井委員長の、過去に類を見ないほどに強権的かつ不公正、さらには傲慢な委員会運営でございます。  我々は、今国会の予算質疑に関しまして、徹底的に政策論争を挑み、予算の問題点をあぶり出してまいりました。ところが、分科会で議論...全文を見る
○あべ俊子君(続) 委員会での発言は既に修正されたとはいえ、同僚議員に対する敬意を欠いたこの発言は、中井委員長の人間性がはっきりと映し出されております。(発言する者あり)
○あべ俊子君(続) 委員長と理事の間の信頼関係は、議論を進める礎となります。委員長がこういう言動を繰り返している限りは、その信頼関係の回復は極めて難しい。菅総理がすがりついている熟議という言葉の大きな障壁は、与党の数を背景に、採決ありきの委員会運営に終始する中井委員長ではありませ...全文を見る
○あべ俊子君(続) 中井委員長を解任することが、菅総理の言う熟議国会の始まりです。国会運営のねじれを早期に解消していただくためにも、国民を代表して、強く申し上げます。  民主党の皆さんは、与野党協議の持つ意味、少数意見を取り入れる与党の責任をもっと重く受けとめるべきであります。...全文を見る
03月08日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  きょうは三つ質問をさせていただきたいと思っておりまして、一つは年金問題に関して、さらには社会保障番号、社会保障の世代間格差に関して質問をしたいというふうに思っております。  まず初めに年金の方から参りたいと思いますが、けさ、新...全文を見る
○あべ委員 三月七日の共同通信の配信では、厚生年金基金の六割に当たる三百六十四基金が積み立て不足であって、不足総額が一兆一千二百億というふうに出ておりますが、それは正確な数字でしょうか。
○あべ委員 さらに、読売新聞で二月二十八日の配信のところに、厚生年金基金の財政が特に悪化したのは五十一基金、昨年三月末現在で総額三千七百億と出ているわけでありますが、何でこんなに数値がずれているのか教えてください。
○あべ委員 副大臣が、現時点で評価をすることは難しいというふうにおっしゃっておりますが、リーマン・ショックで非常にその運用部分に影響があったということはあると思っております。しかしながら、私は、現政権の下で景気回復ができるとは全く思えない状況でございまして、そうすると、この状況が...全文を見る
○あべ委員 厚生労働の副大臣とちょっとかけ離れたお答えで、私は、そういうことではなくて、厚生労働にいらっしゃる方として、この運用に対しての問題点を、どう対策をお立てになるかというふうに質問させていただきました。お答えください。
○あべ委員 おっしゃるとおりでございますが、そうした中で、私、厚生労働省の今回の運用に関しての年金基金の積み立て不足の発表の順番がちょっとおかしいのじゃないかと思うんですね。いわゆる最悪の部分のシチュエーションとして幾ら足りないかという、一兆を超えた額をまず最初に出すべきではなか...全文を見る
○あべ委員 情報提供の要請がなければ情報が集められていないというところに大きな問題があると私は思っておりまして、いわゆる情報管理に関して厚生労働省はちょっと余りにもずさんじゃないかと思いますが、いかがお考えですか。
○あべ委員 社保庁の後に日本年金機構、これは今どこの所管になっていますか。
○あべ委員 これは年金業務監視委員会というところになりますが、それは厚生労働省ですか。
○あべ委員 ここのところの所管の部分がちょっとあいまいになっているんでしょうか。連携はしっかりとられていますか。
○あべ委員 余り聞いていないことをお答えにならないようにお願いいたします。私の質問にしっかり答えていただきたいというふうに思います。  さらに年金問題を続けさせていただきますが、リーマン・ショック以来、非常にこの運用が悪化したことに関して、株価はそんなに影響していないというふう...全文を見る
○あべ委員 いつまでできるのか検討されていますか。まだ検討中で、いつまでできるかも検討している最中ですか。教えてください。
○あべ委員 何か検討中が多くて、六月まで間に合うかどうか、とても心配なところでありますが。  ちなみに、ちょっと副大臣にお聞きしますが、厚生年金の保険料率というのは今どれぐらいですか。
○あべ委員 では、共済年金に関しての保険料率はどれぐらいだと思いますか。
○あべ委員 この保険料率が、非常に厚生年金が高目で、さらには共済年金が低目に設定してある。しかしながら、受給するときには、共済年金が高く、厚生年金が低目というところが問題でありますが、この引き上げに関して、副大臣、平成十六年、我々が与党であったときに出しました法案で改正をいたしま...全文を見る
○あべ委員 副大臣がいろいろ質問されたということで、ミスター年金ジュニアとお呼びしていいのかどうか私はわかりませんが、いずれにいたしましても、年金のいわゆる負担率の部分の格差を今から解消していくということが平成十六年の年金改正法で出たわけでございますが、それに関しては、やはりこれ...全文を見る
○あべ委員 この費用はどこから出されていますか。
○あべ委員 税金だという理解でよろしいですか。
○あべ委員 一番直近の追加費用は、一年間お幾らでしたか、副大臣。
○あべ委員 先ほど共済年金の追加費用かどうかという質問を副大臣はされましたが、厚生年金にこの追加費用は入っていますか。
○あべ委員 この部分がいわゆる共済年金と厚生年金の違い、格差を生み出すものだと思いますが、この追加費用は、皆様がおっしゃっていたマニフェストの一元化のときに、続けますか、おやめになりますか。
○あべ委員 現行制度に関しては続けなければいけない、新しい制度であればそれはやめなきゃいけない、でも四十年かかるからどこからどうかよくわからないというお答えだったと思うんです。  私は四十年後には生きていないというふうに思いますが、これは次世代のためにはしっかりやっておかなきゃ...全文を見る
○あべ委員 現政権が自治労に支えられているときにこの追加費用に関して議論ができるとは私には余り思えないんですが、ぜひともやっていただけたらというふうに思うわけであります。  さらには、この公平性の大切な部分の中で、年金扶養率というのがございます。すなわち、自分たちの年金の中で一...全文を見る
○あべ委員 副大臣、国民年金は。
○あべ委員 今のデータは何年のデータですか。
○あべ委員 これを見る限り、私が比べますと、平成十五年から二十年に対して本当に悪化をしている状況が見てとれるわけでありますが、これをならしていくことが本当に国民のいわゆる公平性につながると副大臣は思っていらっしゃいますか。平均をとることが国民の公平性と連動しますか。
○あべ委員 本当に好ましくないと私も思っているわけでございまして、特にこの年金扶養率の部分に関してでは、現役世代が何人の高齢者を支えていくのか、何人の現役世代が一人の高齢者を支えなきゃいけないのかということは、人口減少社会に突入している中で、本当にここは悪化していく部分でありまし...全文を見る
○あべ委員 特に若い方々が、二十代、三十代が、年金をもらえないんじゃないかと非常に心配をしておりまして、今七十代の方も、また特に団塊の世代の方も結構逃げ切っちゃうんではないかと私は思っておりますが、逃げ切れない、特に今、各世代で一番税金を払っている世代は何歳ぐらいだと副大臣はお考...全文を見る
○あべ委員 おっしゃるとおりでございまして、一番高い税を払っているのが四十代、五十代。特に、住宅ローンも大変、子供の進学も大変という、お金のかかる時期に一番税を払っているわけでございます。  そうした中におきまして、世代会計という言葉がございますが、副大臣、これに関して御存じで...全文を見る
○あべ委員 副大臣、論文を書いたということでございますので、その論文内容を一分ぐらいで教えてください。
○あべ委員 私は五十一歳でございますが、副大臣は今お幾つですか。
○あべ委員 同い年かどうかわかりませんが。なぜかというと、生まれた年度が違うかもしれませんし、早生まれか遅生まれかとか、いろいろございますから。  実は私、いのしし年でございますが、余論になりますが、いのしし年は政治家に多いようでございまして、我が党でも非常に、肉食系女子がいの...全文を見る
○あべ委員 特にマクロの観点からいうと、これから賃金が本当に上がっていくかということはかなり不安な部分があるというふうに考えたときに、厚生労働の方でやっていかなきゃいけないところは、このミクロの部分の受益と負担の関係だというふうに私は思っておりますが、この受益と負担の部分に関して...全文を見る
○あべ委員 副大臣がおっしゃるように、私は、消費税が低所得者に対しての逆進性に必ずしもなるわけではないという論文もかなり読んでおりまして、ここのところはかなり間違った神話になっている部分があるのではないかと思っています。  しかしながら、特に高齢者になったときは、実は余り、物は...全文を見る
○あべ委員 しかしながら、高齢者がお金を出してでも確保したいものというのは私は確実にあると思っておりまして、それは介護部分、さらには医療部分ではないかと思っているわけでございますが、ここの部分は、社会全体の公平性を重視する余り、上乗せ、横出しを、あえて負担したいと思う方をはじいて...全文を見る
○あべ委員 そうすると、金持ちだけが優遇されるのかという議論が必ず出てまいりますが、いわゆるここの社会保障制度に関してのミニマムスタンダードが明確になっていないというところが私は一番大きな問題だと思いますが、これに対して、副大臣、お考えを聞かせてください。
○あべ委員 ここのところは、本当にナショナルミニマムの部分がどんどん引き上げられてきたときに国がそれでもつのかという持続可能性の部分に言及していかないといけないというふうに思うわけであります。  いずれにしても、社会保障全般に関して、年金は寿命の不確実性がある、何歳まで生きるか...全文を見る
○あべ委員 保険者機能を強化していくということは本当に課題でありますが、具体的に、副大臣、どういう方法があるとお考えですか。
○あべ委員 ここは難しいところでございまして、高齢者はどうしても医療費を多く使う可能性が高くなる中で、それをみんなで押しつけ合っている状態が問題を大きくしているというふうに私は思っています。  ですが、いわゆる世代間格差に関して言えば、弱者は高齢者だけなのか、若者は弱者じゃない...全文を見る
○あべ委員 そこのところは私は重要だと思っておりますが、特に、国民からの視点でいいますと、ここの給付と負担というのは上から目線でございまして、大切なのは行政の縦割りの部分だと私は思っております。この行政の縦割りの部分をもっと取り払って、国民視点ですべての制度を見直していくという観...全文を見る
○あべ委員 その縦割りの部分でデータが横断的に使われるかどうかということは非常に大きな部分でございまして、特に、社会保障関係に関しましては地方自治体も絡むことでございますので、これは総務省絡みの、地方自治体のデータベースをどう連動させるかということにつながりますので、副大臣、これ...全文を見る
○あべ委員 私は、このデータベースの管理の仕方が、社会保障制度の、特にその行政の縦割りの中の穴に落ち込んだ方々をどう救済できるかということが非常に重要な部分であって、給付と負担の部分は国がどう考えるかの話であります。  ですから、横断的に、引っ越しをしても困らない、新たなところ...全文を見る
03月25日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  今回の東日本巨大地震災害に関しまして、心よりお見舞いを申し上げまして、また、命、本当に、残された命を支えてあげようと頑張っていらっしゃる支援者の皆様に心より敬意を表します。  まず最初の質問でございますが、私、自由民主党の災害...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  今、さまざまな方々が、頑張れ、特に被災地の方々は、頑張れと言われてもこれ以上頑張れない、一体何を頑張れと言うのかと、本当におつらい思いをされている。そういう中にありまして、私どもも、災害対策本部、自民党で持っている情報は、皆様方にぜひお願い...全文を見る
○あべ委員 このことに関して、特に災害救助法の三十六条の、百分の四を超える部分の九割。私は、ここの部分は、特に百分の百をどこでするかということを早目に政府が出すことが重要だと思っております。  大臣、これはいつごろまでに結論をお出しになりますか。
○あべ委員 さらには、特に避難された方々がほかの県に移る場合、その避難所にいらっしゃる方々の費用がどうなるかということが、受け入れ側も、また送る側も、非常に懸念されているところでございますが、これは阪神・淡路大震災のときには五千円という金額が出ていたかと思いますが、今回もその横並...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。やはり、受け入れ側でどういう補償が受けられるのかという、財政面のバックアップがどれだけあるかということは、私は非常に重要な部分であると思っております。  また、さらに、全国社会福祉協議会の方々がさまざま災害の場面で頑張ってくださっている中、本当...全文を見る
○あべ委員 いわゆるその発表の仕方によって身体面への影響があるのではないかというふうに思われることが農産物に非常に大きな風評被害になっておりまして、出荷制限までする必要があったのか。確かに、その研究者に言わせると、確率的影響ということをいつも言うわけでございまして、本当に避けるの...全文を見る
03月25日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○あべ委員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  まず初めに、東日本巨大地震に関しまして、お見舞いを心より申し上げます。また、今、被災地におきまして尽力されている皆様方、残されたその助かった命をもっともっとしっかり支えてあげようと御尽力されている皆様に、心か...全文を見る
○あべ委員 宮崎先生が特におっしゃいましたインクルーシブ教育ということでございますが、これは、国連の障害者権利条約の中で共生社会の実現をしていかなければいけないといった中にあるところで、加配ということは、標準ということの全国一律よりも、やはり本当に焦点を当てなければいけない子供た...全文を見る
○あべ委員 松田先生がおっしゃるように、私ども、党の方ではこの議論をずっと重ねてまいりました。特に文部科学部会の幹部会は、毎週、週に一回、二回と重ねまして、このことをどう考えるべきか、特に地方と都会の格差をどう考えるべきか、さまざまな子供がいる中、全国標準的にやっていくことの問題...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  やはり、地域、地域によって、また学校、学校によって問題点は大きく異なり、これに対しての裁量権がしっかり与えられる加配措置ということが優先されるべきではないかというふうに私は考えるわけでございます。  また、今回のいわゆる少人数学級に関しま...全文を見る
○あべ委員 小川先生が最初に今回の案に対して賛成ということをおっしゃっておりまして、先生の書かれました論文を幾つも見せていただきますと、同時にやるべきだというふうな論文が多く、さらには国庫負担に関しての御意見もさまざまな文献で拝見させていただいたところでございます。  そうした...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  あと、参考人の先生方のお話を聞いていて、教員の質ということを明確におっしゃったのが、茅ヶ崎市の教育委員会の教育長でいらっしゃいます谷井先生でいらっしゃいました。  このことに関して、教員の質、特に今、人数の話をしているわけでございますが、...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございました。  おっしゃるとおりでございまして、子供たちが希望を持って楽しく教育を受けることができる、そのためには、教員だけが苦しくて希望が持てないという状態はよろしくないでございますし、やはり学生が教育に対しての満足度を上げていくためには、教員の満足度...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○あべ委員 自由民主党のあべ俊子でございます。  特に私、今回、自由民主党の災害対策本部医療班を担当させていただいておりまして、本当に被災地からのさまざまな声が上げられてまいりました。特に最初の時期、段階によって必要なものが変わってきたわけでございますが、医薬品、この不足が出さ...全文を見る
○あべ委員 このことは、各地区で慢性的に起きていることなので、多分お調べいただいてすぐわかることだと思いますので。  特にこれに関連いたしまして、災害拠点病院というのがございます。この災害拠点病院は、阪神・淡路の大震災、これを受けた後に、やはり厚生労働省令で定めるべきではないか...全文を見る
○あべ委員 特に、拠点病院のデータを調べておりまして、今回の被災地ではないですが、九州のある県が災害拠点病院の調査をいたしました。  一年前でございますが、十ぐらいある拠点病院の中で、必要な物資を業者から調達する計画が立てられている病院が四病院、さらには、自家発電の燃料の調達計...全文を見る
○あべ委員 検討をしていくだけで入らなければ意味がないわけでありますが、特に、先ほど大谷局長がおっしゃいました被災による備蓄を備えた考え方としては、三日間生き長らえることを基本に考えているわけでありまして、この七十二時間をゴールデンタイムと言うようでありますが、この救援活動をゴー...全文を見る
○あべ委員 さらには、また後から言及をさせていただきますが、いわゆる広域災害救急医療情報システム、EMISというのがございます。ところが、つくったはいいけれども、ネットがつながれていない中では全く役に立たないものでございまして、特に、ネットがつながらない状況でその情報を、通信をど...全文を見る
○あべ委員 さらに、先ほどの拠点病院に戻りますが、病院の耐震化でございますが、二〇〇九年八月の段階では、救命救急センターを含めた災害拠点病院、耐震化率六二%でした。実は、二〇〇九年から補助金をふやしまして、二〇一一年三月末まで耐震化率を七二%まで上げる計画を立てていましたが、今、...全文を見る
○あべ委員 これは、やはり災害拠点病院というからには耐震化を早く進めないといけないと思っておりますので、ぜひともよろしくお願いしたいというふうに思います。  さらには、今回さまざまな被災地の方からお話を聞きましたときに、DMATの問題も出てまいりました。  特に、非常に緊急の...全文を見る
○あべ委員 今回は、被災地でDMATの方々、非常に柔軟性のある方々でございまして、この救命期を越えた後も、急性期、さらには亜急性期の対応もしてくださったんだと私は聞いております。  非常にありがたいことでございますが、やはりそのDMATの後の急性期の態勢を任意団体に依存する、ボ...全文を見る
○あべ委員 考えるのではなくて、そういうふうに推進していただかないと困るわけでございまして、特に私は、今回、津波で町ごとなくなったところ、そういうところは仮設住宅ではなくて恒久住宅をつくるべきだと思っております。  新しく家を建てるのはもう無理、さらには、高齢者の方々であればそ...全文を見る
○あべ委員 大臣、ありがとうございます。  そのお金に関しては、国で、あるから使ってもいいよと言っても都道府県がわからないので、今回、被災地に大臣からしっかり紙で出していただけますか。はいとうなずいていただきました。よろしくお願いします。では、大臣から。
○あべ委員 ありがとうございます。  口で言っても伝わらないことは多いものですから、紙でぜひ出していただければと思いますので。大臣、首を縦に振っていただきました。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  それと、先ほどのいわゆる医薬品に関してですが、私、岡山県の災害...全文を見る
○あべ委員 思わないでやっていただかないと困りますので、局長、よろしくお願いいたします。はい、首を縦に振っていただきまして、ありがとうございます。局長の責任において、慢性期と在宅療養のこれからの災害における対策が決まると思っておりますので、ぜひ厚生労働省挙げて、大臣も御協力いただ...全文を見る
○あべ委員 今、実はその看護部長、うちが流されておりまして、病院に寝泊まりをしていらっしゃいます。大臣のもとにとりに来れる状況ではないと思いますが、お優しい大臣がそう言ってくださったので、次の視察はぜひそちらに行っていただけたら直接渡していただけるんじゃないかと思いますので、それ...全文を見る
○あべ委員 名前を変えただけでは私は満足いたしませんし、上積みだけでも納得しないわけでございまして、前回通りました六カ月のつなぎ法案、もちろん、その後はやめるということは当然でございますが、与野党話し合ったときに、私ども自民党は、もう案は決まっておりまして、被災地に使うべきである...全文を見る
○あべ委員 子ども手当に関しての大臣の御意見は承りましたが、しかしながら、私は、今回の震災、日本全体で支えていく、これが大切でありますので、ぜひよろしくお願いいたします。  時間になりましたので、終わります。
04月19日第177回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○あべ委員 こんにちは。自由民主党のあべ俊子でございます。  今回の民法等の一部を改正する法律案、これは私は本当に賛成でございまして、特に、主な要点といたしまして、親権の停止制度、ここの部分は本当に現場からは必要とされたところでございます。また、未成年後見制度の見直しに関しまし...全文を見る
○あべ委員 大臣がおっしゃったように、親権喪失というのは余りに重過ぎて、しかしながら、親と引き離す必要があるのではないかという現場の声を受けて、また、親子の再生支援という観点からも、この停止については私は賛成するものでございます。  特に、私は看護師でございますので、医療の現場...全文を見る
○あべ委員 さらにはまた、例えば親権者の不当な主張などという例が幾つか出されているところでありますが、また、この親権停止に関連して、親権停止をしなければ、さまざまな、子供たちがやりたい、また行わなければいけないことに対して阻害をされているというケースが出されています。  報道等...全文を見る
○あべ委員 それは特に、さまざまな虐待がございますが、身体的な虐待、性的虐待、経済虐待、さらには、子供たちの思いを妨げてしまう精神的虐待みたいなさまざまなものがある中で、この親権停止に関しては、その子たちの将来を妨げるものではない、しかしながら、親にとっては非常につらい部分もかな...全文を見る
○あべ委員 本当に大臣のおっしゃるとおりでございまして、不当な介入ということに関しては議論がさまざま分かれるところでありまして、特に私がこれはどちらにとって大切なのかよくわからないことの一つに、例えば特別支援学級の例があります。  自分の子供はそこまで障害がない、普通学級で学ば...全文を見る
○あべ委員 おっしゃるとおりでございまして、本当に子供にとって何が優先順位であるかということを判断していくことは非常に難しいけれども、継続的に考えていかなければいけないことだと私は思っております。  また、今回の法案に関して非常に評価される部分が、未成年後見人の法人または複数改...全文を見る
○あべ委員 ここの部分は、後見人制度が本当に機能をしていかなければいけないということを考えたときに、このような複数もしくは法人ということは、本当に望ましい形だと思っております。  実は、今回、東日本震災のときにも、後見人の方々がお一人であったがゆえに、後見人の方々が被災に遭われ...全文を見る
○あべ委員 大臣おっしゃるとおりでございまして、私は、しかしながら、児童虐待に関して、今回の法律の第一歩は非常に大きいと思っております。二〇〇七年の改正児童虐待防止法案、これに強制調査権が入ったということは大きな一歩でありました。十年前、本当に少なかった、家庭訪問さえできなかった...全文を見る
○あべ委員 石井政府参考人がおっしゃったように、私は、法案は非常に大きな一歩だと思いますが、児童虐待に関しては、いかに予防していくかという環境が必要でありますし、学校教育、地域教育も必要だと思っております。  私、看護教育を受けたのが、二十年前、アメリカで受けたわけでございます...全文を見る
○あべ委員 ぜひともそこの部分はお願いしたいというふうに思います。  最後の質問になりますが、離婚後の面会交流権に関してでございます。  平成二十年、離婚の件数は二十五万一千百三十六、平成元年よりも十万件もふえまして、二分六秒に一組が離婚をするという状態であります。離婚時に未...全文を見る
○あべ委員 私は、子供にとっては本当に大切なことだと思っておりますが、離婚というのはそんなに簡単にされている方は余りいらっしゃらないんじゃないかということを考えたときに、元配偶者と子供が接触するということが母親の情緒的な部分に大きな影響を与えるということも実はあると思っておりまし...全文を見る
04月27日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○あべ委員 自由民主党のあべ俊子でございます。  まず最初に、大臣にお礼を申し上げたいと思います。  先般の厚生労働委員会におきまして、特に、被災された場所における病院の看護部長さんの御主人と娘さん、息子さん、家も流され、病院で寝泊まりをしている中、その娘さんが看護大学を卒業...全文を見る
○あべ委員 本年中に、ことしじゅうに災害拠点病院のあり方の見直しの結論を出すということでよろしいでしょうか。
○あべ委員 そうしますと、その中に、特に医薬品の備蓄量が急性期だけに限定されて持たれていた病院が多かった。これに関しては拠点病院のいわゆる条件の中に入っていないわけでありますが、この医薬品に関しては、もう少し踏み込んだ形で詳細になるというふうに思っていらっしゃいますか。
○あべ委員 それともう一つは、拠点病院の中で、衛星電話が条件の中に入っていなかったということがございますが、これは政務官、検討の中にお入れになる予定でしょうか。
○あべ委員 特に医薬品に関しましては、インスリンということが出ましたが、私どもが自民党の災害対策本部、私、医療班の中でニーズが上がってきておりましたのは、精神科の患者さん方のものというのもかなりありました。それに関しても御検討をするということで、政務官、よろしいでしょうか。
○あべ委員 では、ことしじゅうにその災害拠点病院の基準の見直しを、結論を出されるということであれば、第一回目は大体いつごろになるでしょうか、政務官。
○あべ委員 それは都道府県の医療計画の話ですよね、政務官。災害拠点病院の見直しとはちょっと違う話だと思うんですが、いかがですか。
○あべ委員 さらに、その医療計画のものに関して、政務官が私が質問取りで言った内容を先にお答えいただいているようでございますが、ここをもう少ししっかり聞かせていただきたいと思っております。  ことしじゅうに結論を出されるということはいいわけでありますが、都道府県の医療計画制度、こ...全文を見る
○あべ委員 では政務官、次回の開催日は私は聞いておりませんが、頑張って始めていただきたいと思うんですが、災害時の対策計画が医療計画の中に入るという認識でよろしいですか。イエスかノーかでお答えください。
○あべ委員 検討が非常に多いので、検討だけではなくて、やるとか、次にやるとか、そういうことをぜひやっていただかないと、災害時のことを検討、検討で、一カ月たった今もさまざまな問題が出ておりますから、ここは速やかにやっていただけたらというふうに思っております。  それに関連してでご...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございました。  今の仕組みはわかっているわけでございまして、届かないところが問題点になっているので、どうやったら届くかということを検討していくとおっしゃっていましたが、これがなかなか徹底しないのが難しいわけでございまして、ぜひ、通知もしくは広報以外にどう...全文を見る
○あべ委員 私は、診療報酬が医師のもとに入ることは全くそれでいいと思っておりますが、要するに衛生材料がきちんと回るということが重要でありまして、すなわち、患者さんがその医療機関で受診されたときに、診療報酬はそこに入るけれども、衛生材料がきちっと別建てで動くような仕組みにしていただ...全文を見る
○あべ委員 ぜひ議論を、いつごろしていただけますでしょうか。
○あべ委員 今月中、余り残されておりませんですが、政務官、大丈夫でしょうか。(岡本大臣政務官「議論をですよ」と呼ぶ)議論を始める、一回目ですね。わかりました。ぜひ内容を教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  特に、患者さんたちが、在宅にいらっしゃる方が困...全文を見る
○あべ委員 ぜひ、五月の大型連休にも全国から大勢のボランティアが現地入りするというふうに思われますので、その対策はお願いしたいというふうに思います。  続きまして、重点分野雇用創出事業の活用ということでございまして、先般の委員会で私が質問をさせていただきました。ボランティアだけ...全文を見る
○あべ委員 大臣、ありがとうございます。大臣が不眠不休で、本当に最近お疲れが出ている感じで頑張ってくださっているのはわかっているわけでございますが、大臣が言われたことを早くできる仕組みがやはり体制として大切なのかなと思っておりまして、次の委員会では、どういうふうに活用されているか...全文を見る
○あべ委員 大臣、いつまで検討しますか。
○あべ委員 大臣、三年じゃ政権もかわっているし大臣もいらっしゃらないかもしれないし、早目に私はこの責任をおとりになってやるべきだと思うので、これの検討会をことしじゅうに立ち上げるということをお約束いただけませんか。
○あべ委員 雇用保険というのは払った方がいいのかどうかわからないような話ですよね。  両方困っているんだと思うんですが、大臣、セーフティーネット、生活保護と働いている人との真ん中がちょっとぐちゃぐちゃになっているので、三年待っているともっとぐちゃぐちゃになると思うんです。ここは...全文を見る
○あべ委員 いつ検討しますか。
○あべ委員 既に不都合が十分だと思うんですね、私は。特に、特定求職者に関して、雇用保険を受給できない人が対象ならば、なぜこれが労使負担なのかというのも非常に変だと思いますが、大臣、これは変ではないですか。
○あべ委員 小宮山副大臣、いつから検討しますか。
○あべ委員 そのとおりであります。ですから、それに向けてすぐ始める必要が私はあるのではないかと思っておりまして、特に、既に十分検討の余地があるものが混在をしておりますから、小宮山副大臣、これはすぐにでも始めなきゃいけないことですよね。
○あべ委員 特に、再就職手当が今減少しているその原因に関しては、その中でも出ているかと思いますが、この原因は何でしょうか。
○あべ委員 これもさまざまな議論があるところでありまして、全体の職業訓練と給付と体系的に整理をしていかなければ、やはりセーフティーネットというのがシームレスな形のセーフティーネットに本当になっているのかとか、さまざまな不正な受給者なども出ている中にありまして、本当に論点はある中で...全文を見る
○あべ委員 可能な限りしっかりとというのは非常に危ない言葉でございまして、本当にやるのかやらないのか、何か言葉だけで終わっちゃう感じがしますので、検討します、検討しますということを、ぜひとも、特に雇用の関係は若い方にとって非常に大切な部分だと私は思っております。  今、景気が悪...全文を見る
05月13日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。きょうは質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。  きょうの法案でございますが、資本市場及び金融業の基盤強化のための金融商品取引法の一部を改正する法律案の概要でございますが、これは、自民党は賛成でございまして、特に異論はご...全文を見る
○あべ委員 金融市場の混乱を回避するためにということでございますが、一点目、金融市場の混乱とは一体何を指して言うのか。二点目、金融市場の混乱が起きたとすれば、このスキームをつくった政府がどこまで責任をとりますか。
○あべ委員 今、社債に関しておっしゃいましたが、社債に関しては、電気事業法三十七条の優先弁済があると思いますが、これに関してはいかがですか。
○あべ委員 すなわち、今おっしゃった市場の混乱ということに社債が入るということに対して、社債に関するこの電気事業法三十七条が適用されるということを全く知らずして、もしくは忘れていた状態で、社債に対しても市場の混乱が起きるという認識で発言をされたということでしょうか。
○あべ委員 社債に関しては実は余り影響がないのではないかというふうにおっしゃる方々もいらっしゃるわけであります。ですから、金融市場の混乱と言ったときに、一体何を指して言っているのか、何を守ろうとしているのかが明確でない中、今回のスキームが、まあ、混乱の回避ということが第一義ではな...全文を見る
○あべ委員 流動資産以外の部分はお調べになったんでしょうか。
○あべ委員 この流動資産に関しまして、また、経営状況の中で、年間どれだけ東電が出せるというふうに思っていらっしゃいますか。
○あべ委員 その収益を上げるに当たって、人件費、固定費、さまざまあるわけでございますが、私は、今回、人件費の部分をかなり削ったと言われておりますが、東電の経営体質そのものは人をかえなければ無理ではないかと思っておりますが、それはいかがでしょうか。
○あべ委員 その民間企業である東電が判断することを今回のスキームを入れた中でしっかりと見ていかなければ、本当に出せる金額なのか、無駄遣いはないのか、経営状態さらには運営上の問題点は出てこないのかということは、しっかり精査すべきだというふうに思っております。  また、今回、この救...全文を見る
○あべ委員 逆に、今回の原発の賠償のスキームに関して、私は、東京電力の支払い能力が、本当にぎりぎりまで出せるところまで出せるのか、さらに言えば、本当に東京電力ということが残っていかなければ電気がとまるのかということは分けるべきだと思っておりまして、今回の東電の問題とオペレーション...全文を見る
○あべ委員 このエネルギー政策は本当に国策としてやってきたわけでありまして、民間企業にゆだね過ぎてしまったというのは、確かに前政権の責任はかなり大きいと思いますし、さらに、政策そのものが安全性を担保できなかったという問題もあると思います。  ですから、国策として今回の原発を推進...全文を見る
○あべ委員 すなわち、上がる可能性があるということでよろしいでしょうか。
○あべ委員 私は、今回の未曾有の災害に対して、電気料金を上げるということは、上げると最初から言えばそれは全然問題ないわけでありまして、上げないと言っておいて上げるスキームにしている、その政府の、与党の発言に大きな問題があると思うわけであります。  ですから、最初から上げるかもし...全文を見る
○あべ委員 その極小化ということが非常にあいまいで、だれが一体負担するのかということが本当に不明確なんですね。  ではお聞きしますが、今回のスキームはだれが負担する仕組みになっているんですか。
○あべ委員 そうすると、原賠法に対して、それを適用するということになると、東電の支払いに対していわゆるリミテーションがかからないでしょうか。
○あべ委員 東電の支払いに上限を求めることができないということは、私は大賛成でございますし、必要な額はしっかりと支払っていかなければいけない。  しかしながら、原子力の損害賠償法、このことに対して、中身の文言をしっかり見直していくべきではないでしょうか。
○あべ委員 特に、この賠償をしっかりやっていただかないと、私が福島に行ってお会いした方々、本当に忍の一字で頑張っていらっしゃいました。お気の毒で、本当に私は涙がとまらず、特に、地震、津波、三つ目の災害として原発があった。さらには、政府の混乱ということがありまして、本当に、五重苦と...全文を見る
○あべ委員 しっかり検討したいというあいまいな言い方じゃなくて、三点お答えください。  先ほど申し上げました電気料金の総括原価方式、これをしっかり見直していただきたいということと、二点目、地域独占可能な不完全な電力の自由化に関して見直しをしていただきたい、三点目、スマートグリッ...全文を見る
○あべ委員 どのような形がいいか、前向きで検討していただくということでよろしいでしょうか。
○あべ委員 今回の問題は、何といっても被害者の方々にしっかりと損害賠償をしていくことが大切であります。それは税を使うのか、さらには電気料金に乗せるのか、それは、私は、国民全体で負担をしていくという観点からは、どちらでも国民は納得をするんだと思います。  しかしながら、今回、その...全文を見る
05月20日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○あべ委員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  本日は、社会福祉士及び介護福祉士法の一部改正案、これに関しましての、たんの吸引に関して質問をさせていただきたいと思います。  特に、規制・制度改革に関する閣議決定、総理の指示を踏まえまして、たんの吸引等の医...全文を見る
○あべ委員 それでは、安全管理体制が本当に整備されるかどうか、非常に不安な部分であります。特に、先般、特別養護老人ホームにおける医療的ケアの提供体制整備に関する調査研究の結果が出されております。  これは、平成二十二年十二月から二十三年の一月に行われたものでございまして、これに...全文を見る
○あべ委員 今から安全管理体制をどのように整備していくか。法律に書いた後でまた整備をしていく部分も大きいのかと思っておりますが、特に私は、患者さんの安全性ということが一番担保されなければいけない、法律に書いたから安全ではないんだということであります。  特に、その研修期間の妥当...全文を見る
○あべ委員 さらには、記録ということを大臣が、また政務官も強調しておっしゃいましたが、記録を書いているということが、実際現場の中で的確にされていたかどうかということを必ずしも証明するわけではない。何かあったときの連絡体制が一番大切なわけであります。  そうした中におきまして、こ...全文を見る
○あべ委員 検討課題ではなくて、患者さんの安全性を考えたときに、これはマスト、必ずやらなければいけない事項だと思っておりますので、定期的な指導監督、これをしっかりと実施してくださることで患者さんの安全性が確保できると私は思います。  この定期的指導監督ということをやっていただけ...全文を見る
○あべ委員 大臣、定期的というのはどれぐらいに一回ぐらいのことでしょうか。
○あべ委員 では、大臣、十年に一回ということはないと思いますので、三年以下という理解でよろしいでしょうか。
○あべ委員 ありがとうございます。  最後になりますが、やはり医療者との連携が大切という中、このもともとの、たんのサクションを介護職員の方にしていただこうということは、看護師不足ということがあります。先ほどの質問の中で民主党の山崎摩耶委員も質問をしましたが、先ほど大臣が三つお答...全文を見る
○あべ委員 では、施設における安全確保対策としての連携システムと在宅におけるものと、ここのところはしっかり分けながら安全管理体制を整えるという理解でよろしいでしょうか。
○あべ委員 お答えがいただいていないようでございますが、踏まえてということは、ある程度検証結果が出ている中にありまして、在宅と施設は全くその安全管理体制を変えなければ患者さんの安全性が確保できないと私は思います。  大臣、お伺いいたします。在宅の患者さんたちの安全管理体制、これ...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございました。  時間になりましたので、質問を終わります。
05月24日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○あべ委員 自由民主党のあべ俊子でございます。  本日は、参考人の皆様、現場の声を聞かせていただきまして、大変ありがとうございました。  特に、今回の介護サービスの基盤強化のための介護保険法の一部改正、私ども、これは必要な改正であると思っております。必要な改正でありながらも、...全文を見る
○あべ委員 大変力強い御意見をいただきまして、ありがとうございます。  本当に、現場の方々が一生懸命やるほど収入が下がっていく。仕方がない重症化、さらにはADLの低下以外の部分で、やはり御褒美という部分をもっと考えていただければ、諸外国では、アウトカム、さらにはリスク因子の計算...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  いずれにいたしましても、私は、介護保険の法改正に向けて、サービス利用者中心の安全が確保できる、さらには安心できるというものが一番大切であるというふうに思っております。  次に、木村参考人にお尋ねいたします。  特に、ケアマネの方々からさ...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  私は、木村参考人がおっしゃいますように、経済的、構造的ケアマネの独立、自立ということは、今後の介護サービスにおける質の担保さらには利用者の安全、安心に非常に直結するものだと思いますので、これは本当に参考にさせていただきながらこれからの審議も...全文を見る
○あべ委員 簡潔なお答えをありがとうございました。  今回の介護保険の改正法は、私は必要な法案であると思っております。しかしながら、幾つか懸念事項がありますので、このことに関してはこれから審議を進めていきたいのと、また、介護保険の改正に関しましては、私は選択と集中が必要であると...全文を見る
06月01日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○あべ委員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  本日は、文部科学行政全般に関して、特に高等教育に関して質問をさせていただきたいと思います。  特に今、人口推計、中学生、高校生、大学生が減っていくという中、二〇二五年には高校生が三百二十五万人、現在の九割ぐ...全文を見る
○あべ委員 そういう中にございまして、平成二十三年一月三十一日に、中央教育審議会における「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について」という答申が出されました。そうした中で、若者の現状が大きな困難に直面している、産業構造、就業構造の変化、職業に関する教育に対する社会...全文を見る
○あべ委員 この柔軟な対応に関して、学位授与機構と高専のこの機構との結論はいつ出るんでしょうか。
○あべ委員 早急に結論を出すために、その結論を出す時期はいつごろになるんでしょうか。
○あべ委員 今年度の専攻科の卒業生が卒業するまでに間に合うということでよろしいのでしょうか。
○あべ委員 特に、この高専の役割が実践的技術者育成ということで、世界の国際学位標準を批准していないという話もございますが、実は、企業の中には、高専の学生が非常にいい、優秀である、欲しいと言う方がかなりいらっしゃる中にありまして、大学ということの位置づけが、研究ということが入ってい...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  今、制度の上では、その学位を直接上げることができないということは理解をしております。ですから、学位授与機構とその円滑化を図るということを現在取り組んでいらっしゃるということも理解をしております。  私が大臣にお尋ねいたしましたのは、これか...全文を見る
○あべ委員 本当に、この高専の優秀な学生たちの、これからの日本の科学技術立国としての特に技術者がどのような技術者が必要なのかということを考えたときに、ここの部分は、制度を変えていってでもそのようなあり方を守っていくということは重要であると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。...全文を見る
○あべ委員 あくまでこの高校の専攻科に関しましては、初等中等教育局ということの管轄になりますので、教えていらっしゃる教員の方々も、基準をもう少し上げていかなければ大学編入ができないという制度上の問題も確かにあると聞いております。  そうした中で、私は、高等教育局に入れていく選択...全文を見る
○あべ委員 そうすると、今のお話ですと、初等中等教育局であるままにおいて大学に編入できるような制度のつくり込みを、教員の教育的バックグラウンドも含めた体制づくりの基準を明確にして、それは、今ある学校が基準が明確になった段階で選択するということですか、それとも、すべてを大学編入可能...全文を見る
○あべ委員 その結論はいつ出るんでしょうか。
○あべ委員 そうすると、基準をつくってからその基準に合わせていくのに学校が何年かかかっていく、もしくは、基準に合わせることをあきらめる学校等出ていくんだと思っております。そうすると、今から議論という話はいつも出てくるわけですが、一年ぐらいかかりそうでしょうか。
○あべ委員 大臣、一月三十一日に答申が出ておりますが、大臣として、これはどれぐらいの期間で結論を出せという御指示を出されているのか、教えてください。
○あべ委員 特に専攻科の学生たち、八千名ぐらいいる中で、編入ができないということが実は大きな障害になり、入学希望者が減っている段階であります。このままおいておくと、私はフェードアウトをしてしまう可能性もあるのではないかと思いますが、大臣、この一月末に出た結論、やはり早く出されない...全文を見る
○あべ委員 このことに関しましては、ぜひ早急に結論が出るように、大臣の方からも応援をしていただけたらというふうに思います。  次に移りますが、大学に関してであります。  今、私立大学、特に定員割れを起こしている中でありまして、大学のあり方というのが、教育研究機関だけではないと...全文を見る
○あべ委員 この各大学における判断というあたりが非常に難しく、日本の大学全体の文化として、教授会が非常に権限が大き過ぎるということがあると思っています。  そうした中で、大学経営をしていく中で三つの利害関係があるんだということが、諸外国の文献からも日本の文献からも見られるわけで...全文を見る
○あべ委員 今おっしゃった、教育の質、さらには機能の集約、さらにはガバナンスの強化ということでございますが、それは、やれと言っても、どういう形でアウトカム、すなわち結果の評価をしていくことが私は特に重要だと思いますが、これは文部科学省としてはどのようにお考えでしょうか。
○あべ委員 では、大学のこれからの改革に関してはまだまだ始まりだというふうに理解をいたしました。  ところが、この大学のあり方は、本当に、日本におけるどのような人材をどのように育成していくかということがかぎだと思っておりますし、さらには、今の教授会のその権限の強さが、大学改革に...全文を見る
○あべ委員 私は、医療系の教育に関しまして、この医学教育課が高等教育局の中に埋もれてしまっているということも大きな問題ではないかと思っています。  特に、医療というのは国民の安全、安心の部分でありますから、文部科学省がその管轄をするのであれば、厚生労働省との連携をもっともっと強...全文を見る
○あべ委員 大臣、心強いお言葉をいただきまして、ありがとうございました。  時間となりましたので、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
07月08日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○あべ委員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  きょうは、医療計画に関して質問したいのでございますが、ちょっと順番が逆になりまして、政府参考人がまだ到着していないようでございますので、ぜひとも、御質問にお答えできる方、お願いをしたいというふうに思っておりま...全文を見る
○あべ委員 そのさまざまな中で、特に重点項目として挙げていかなければいけないのが在宅医療であります。人間は、最後、施設の中で亡くなっていくのか、最後の療養生活をどこで送るのかということを考えたときに、やはりこの在宅医療ということを明確に位置づける必要があるんだと思っております。 ...全文を見る
○あべ委員 どこまでが医療か、どこからが介護か、これは霞が関の都合で考えたことでありまして、サービスを利用される方々、また医療、介護含めてでございますが、その方々にとっては、やはり自分の人生における療養期間ということでありますから、その区分けをすることが一義的に来るのではなくて、...全文を見る
○あべ委員 それに関連いたしまして、二次医療圏でありますが、都道府県が決めるということは説明を受けました。しかしながら、二次医療圏データベースというものを分析した中で出ているのが、施設整備が不足している、この不足しているサービスと地域を優先すべきではないかということが分析結果から...全文を見る
○あべ委員 その弾力的な見直しのところに、特に医療体制の連携ということが重要なかぎでありますが、何度も申し上げますが、また医政局長にお聞きをいたしますが、やはり在宅を外して連携はあり得ないと私は思っております。確かにわかります、介護、老健の方の担当とさらには医政局の担当の方とある...全文を見る
○あべ委員 また、さらには、今回、医療計画の中にしっかりとした整備目標も入れていかなきゃいけないということでありまして、特に、実数の把握をしている、さらには目標設定を医療の質として掲げていくということが前回から入ったわけであります。医療の質の指標ということでもございますが。  ...全文を見る
○あべ委員 ですから、PDCAを回すときには、これはISOを取るときにもそうなのでございますが、医療版ISOというのも実は東京大学工学部の飯塚先生を初めとしてつくられているわけでありますが、実態をまず知るということが大切でありまして、都道府県が実態把握をしていない場合には、それは...全文を見る
○あべ委員 ですから、霞が関で必須で考えるということと都道府県で必須で考えるかということは、先ほどの補助金の考え方、また採択の前提条件になるかならないかということがしっかりとしたインセンティブと入らなければ、頑張れよと言われても、頑張るだけの動機づけが全くなくなってしまうわけであ...全文を見る
○あべ委員 また、今年度末には診療報酬と介護保険の六年に一度の同時改定というのがやってまいります。しかしながら、私はこれを三年に一度の常時同時改定にすべきではないかと思っておりまして、副大臣、これに関していかがでしょうか。
○あべ委員 そうしますと、また副大臣に御質問させていただきますが、今回の都道府県作成の医療計画、市町村作成の介護保険事業計画、この整合性が全くとれないということを考えたときに、同時改定にするのか、ずらしたままにするのか。これを見直しの時期を同じ早さにしていって、特に市町村がつくる...全文を見る
○あべ委員 ぜひとも、これはよろしくお願いいたします。国民にとっては、自分たちがどういう医療、社会保障制度のサービスを受けることができるのか。今のいわゆる介護保険事業計画さらには医療計画は、供給側の都合だけを言っているわけでありまして、受ける側のことが余り明確にされていないという...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  今回の医療計画の見直し、私はこれから非常に大きく影響すると思いますし、チーム医療のあり方も大きく影響すると思います。特に、政権はいつまで続くかわかりませんが、霞が関の官僚の方々は粛々と、我々政治家の者に巻き込まれずに頑張っていただきたいと思...全文を見る
10月25日第179回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○あべ委員 こんにちは。自由民主党、あべ俊子でございます。  きょうは山岡大臣に質問させていただきたいと思います。  大臣、マルチ商法とは何ですか。
○あべ委員 また、大臣の発言の中に、よいマルチと悪いマルチということを言われておりますが、大臣、よいマルチとはどういうマルチか、教えてください。
○あべ委員 では、合法であれば、マルチというのは問題がないという大臣のお考えでしょうか。
○あべ委員 では、現在、国民生活センターにおきましてマルチ商法関連の相談が多数寄せられています。担当大臣として、山岡大臣、このマルチ商法における被害をどのように認識していらっしゃいますか。
○あべ委員 連鎖販売取引ということに関しては規制がかかっているんだと思いますが、大臣、どのような規制がかかっておりますか。
○あべ委員 マルチ商法に関して質問させていただくということは通告をさせていただきました。また、今まで出されていた議事録、さらには新聞記事からはみ出る質問ではないということも事前通告をさせていただきました。  そうした中におきまして、マルチ商法を山岡大臣が推進してきたというような...全文を見る
○あべ委員 では、個々のことではなく、限定をして質問させていただきます。  参議院の予算委員会の中で森まさこ議員が言っておりますが、九月二十八日でございます。その時点で、御自分のホームページでマルチ商法を宣伝するという行為、もしくは自分のホームページにリンクが張ってあるというこ...全文を見る
○あべ委員 中身は見たことないかもしれませんが、九月二十八日で、国会の参議院の予算委員会の場でそのような発言があった後も、全く確認をしていらっしゃらないということでしょうか。
○あべ委員 山岡大臣が発言をしたのではなく、大臣に関連する文言の中に、宣伝しているじゃないですかというふうに書いてあったわけでございますが、そういうことを言われたにもかかわらず、大臣は確認を一切していなかったということでよろしいですか。
○あべ委員 記憶にないということで済まされることとそうではないことが国会にはあるんではないかと私は思っておりますが、特にマルチ商法、これに関しては大臣が今回担当になるわけでございますよね。大臣をお受けになるときに、本当に受けていいかどうかということは胸をよぎりませんでしたか。
○あべ委員 では、マルチ商法ときっかけを持ったのは、国会議員であるから、何でもよくなればいいんじゃないかというふうにお受けになった。  よく中身はわからなかったということでございますが、今、消費者担当大臣として、一体何をよくするためのものだったのか、消費者にとってそれはよくなる...全文を見る
○あべ委員 ですから、大臣、今消費者大臣でございますから、今の話が消費者にとってよくなるものかどうか、何でもよくなればいいと思って簡単にお受けになった段階から、学習をして、現段階、どう思いますか。消費者にとってプラスなものでしたか、そうでなかったですか。
○あべ委員 違法性がないということと消費者にとって問題があるかどうかはまた別だというふうに私は思いますが、大臣もそういう認識でよろしいでしょうか。
○あべ委員 大臣、消費者担当大臣であります。消費者担当大臣として、消費者担当大臣をお受けになったときに、使命を持って臨む、特に、消費者問題の常設化が必要だと考えた理由に、長期的に生活者、消費者を守り、子供たちや子孫たちの生活を守っていく上で極めて重要だというふうにお答えになりまし...全文を見る
○あべ委員 そうしますと、今のマルチの問題に戻らせていただきますが、すなわち、違法でないということと、消費者がさまざまな問題をこのマルチ商法によって抱えるということは別だというふうにはお考えではないですか。
○あべ委員 私は、消費者担当大臣にお聞きしております。この多くの問題点が、消費者側から出されている問題は、違法でなければ全く消費者にも問題がないとお考えですかという質問でございます。
○あべ委員 しかしながら、違法でないながらも、かなりボーダーで問題があるところが多くあるんだと思っておりますが、このマルチ商法業界から大臣は献金を受けていたというのは本当でしょうか。
○あべ委員 献金を受けたものはお返しするということをおっしゃっていますか。
○あべ委員 新聞報道によりますと、四年間で二百五十四万、全部調べて返したいと言っているのが九月十三日。どこまで調査が進み、どれだけ返還が進みましたか。教えてください。
○あべ委員 いつまでに全部お返しをするということなんでしょうか。幾らかでも返したのか、全く進んでいないのか、確認すらも行っていないのか、教えてください。
○あべ委員 大臣のほとんどというのは、八割をいうのでしょうか、九割をいうのでしょうか、五割をいうのでしょうか。どれぐらいのことをほとんどというのか教えてください。
○あべ委員 さらには、大臣、ホームページをごらんになったことがないそうでございますが、今、非常にアクセス数が多くなっているユーチューブがございまして、ユーチューブを御存じですか、大臣。(山岡国務大臣「名前は聞いていますけれども」と呼ぶ)そうですか。ネット上の動画サイトでございまし...全文を見る
○あべ委員 では、マルチ商法のあいさつの中でマルチ山岡と言ったのは、マルチで有名な山岡であるというふうに言ったのではなく、多彩なマルチであるというふうに言ったということの大臣のお答えでよろしいんでしょうか。
○あべ委員 そうですか。私も今、国対副委員長をしておりまして、実は自分では政策に強いつもりですが、国対で政局の場に置かれると、両方やっていくのは非常につらい部分もございますが。そこのところは、ユーチューブがどうだったのかを私も確認しているわけではございませんでして、あいさつの中で...全文を見る
○あべ委員 ただ、国民生活センター、逆に、大臣の管轄の部分になっていくのだと思うんですが、マルチ商法を悪質として注意喚起を行っているのが実情なんですが、大臣、これに関してはいかがですか。
○あべ委員 大臣のように賢い方であれば、契約内容を読まずに契約するなんということはないんでしょうが、高齢者が、またその中身がよくわからない方がひっかかっている場合が多いと言われているわけです。特に連鎖販売取引。これはマルチ商法ではないと言っていることは、いわゆる真実を言わないとい...全文を見る
○あべ委員 大臣、ネットワークビジネスというのは御存じですか。
○あべ委員 このネットワークビジネスというのは、これから拡大していくビジネスモデルだというふうにお考えですか。
○あべ委員 本当に今回、消費者担当大臣ということで、大変な重責だと私は思っております。特に、消費者の方々がいろいろな心配がある、先ほどのほかの委員からの質問の中でも、福島原発に絡んでの話もたくさんございましたが、この消費者担当大臣というのを大臣が最初聞かれたときに、その大臣を受け...全文を見る
○あべ委員 すなわち、選択ではなくて、消費者担当大臣をやらないかというふうに声がかかったということでよろしいでしょうか。
○あべ委員 この消費者大臣をお受けになる前は、消費者問題をずっとやっていらしたから消費者担当大臣に任命されたというふうにお考えですか。
○あべ委員 では、消費者行政に関しては非常に関心をお持ちだったということをお伺いいたしましたが、改めて、消費者担当大臣としての抱負を教えてください。
○あべ委員 では、マルチ商法も含めて、非常に消費者にわかりやすいものに整理をしていただけたらというふうに思っているところであります。  また、マルチ商法の方から受けた献金に関しては、ほとんどということでございますので、何かの形で領収書などもしっかりと開示をしていただけたらという...全文を見る
○あべ委員 特に今回の問題に関しましては、そもそも消費者庁をつくったとき、これは大臣は最初のころからかかわっていらっしゃるから御存じだと思いますが、製品や事業ごとに担当する省庁、内部部局が異なる縦割り行政を排除できなかったという問題に対して、すき間事業的な消費者被害が起きた場合の...全文を見る
○あべ委員 消費者庁は来年、三年目の全体の見直し時期を迎えるわけでございまして、我が党の福田内閣のときに、真に消費者目線に立った、消費者行政の強化をうたって設置されたものでございます。ぜひ山岡大臣にも頑張っていただきたいと思います。  時間となりましたので終わります。ありがとう...全文を見る
10月25日第179回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  きょうは蓮舫大臣に幾つか、所信を受けましての質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、大臣、児童ポルノの日本の実態について今どのように考え、また御存じでしょうか。
○あべ委員 世界から批判されているということはかなり長く続いておりまして、特にG7の先進民主主義国の中で処罰をしていないのは日本だけであるというのは言うに及ばず、ICMEC、児童誘拐、児童の性的搾取などの問題にグローバルに取り組んでいる団体が二〇一〇年に発表いたしました二〇〇九年...全文を見る
○あべ委員 単純所持に関して有償かつ反復でなければ罰しないというふうにしている民主党案について、大臣はどうお考えですか。
○あべ委員 おっしゃるとおりでございます。ここのところは非常に複雑なところでございますが、しかしながら、ただであれば、かつですから、何回繰り返してもただであればいいのか。  例えば、ある子どもは入浴中の写真を盗撮されてしまった。それがネット上に流れるのではないか。小学生が、本当...全文を見る
○あべ委員 私は、今回蓮舫大臣に青少年の特別委員会の担当大臣としてお答えをいただきたいと思っているわけであります。特に、メールで勝手に送りつけられた児童ポルノをたまたま自分が所持していたからといって摘発されるか、そういう捜査権の濫用というのは確かに防がなければいけません。しかしな...全文を見る
○あべ委員 この法案そのものに対してというよりも、青少年担当大臣といたしまして、児童を守るために、私たちは今、子どもたちのために何をしなければいけないかということでもあります。  大臣、秋葉原に児童ポルノの専門店があるのは御存じですか。
○あべ委員 ここは、実は、平沢勝栄前衆議院法務委員会筆頭理事、自民党筆頭理事が視察に行っております。一定額を購入するとイベント券がもらえるそうでございます。  大臣、それは聞いたことはありますか。
○あべ委員 イベント券をもらった、そのイベントの日に行くと、そのDVDに出ているか写真集に出ている子が出てきて、生で見られるらしいです、洋服はつけていると思いますが。  かなりさまざまなことが言われておりまして、特にこの秋葉原のお店、大臣、一度視察に行きませんか。
○あべ委員 子どもが性的虐待として、性的搾取とも言える対象になっているということは、私は、青少年特別委員会としては非常に大きな問題だと思っています。  実はさまざま批判の記事がありますが、余りにも生々しくて、ここで言うことは控えさせていただきますが、ぜひ青少年特別委員会の、大臣...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  大臣が、ぜひ行きたい、一緒に行ってくださるということで、私は、児童ポルノ、このことに対して、ぜひとも日本が海外から批判されないように、ユニセフからもずっと批判が来ているところであります。日本の衆議院における、国会の青少年特別委員会で解決に向...全文を見る
○あべ委員 園田政務官がほかの委員会で大変おくれて、午前中にお断りをいただいたわけでございますが、園田政務官にもお尋ねいたします。  児童ポルノ禁止法の改正案が前国会で議論されたことは御存じでしょうか。
○あべ委員 このときに議論されていた自公案と民主案、大きな違いはどこだというふうに思っていらっしゃいますか。
○あべ委員 さすが園田政務官。  単純所持に関しましては、政務官として園田先生はどのようにお考えでしょうか。
○あべ委員 これは先ほども大臣に申し上げましたが、主要八カ国、G8で禁じていないのは日本とロシアだけでございまして、国際社会からも非常に批判のあるところなので、政府の方でしっかり議論を始めていただけたらと思いますが、大臣、この議論は全く政府の中ではされていないのでしょうか。
○あべ委員 これは国際的にも非常に注目を浴びることでございますので、先般の夏にはCNNかどこか海外のメディアが秋葉原の取材にもいらっしゃいました。児童ポルノ大国日本をドキュメントされているわけでございますので、ここをしっかり解決していく方向性はぜひお約束いただきたい。  また、...全文を見る
○あべ委員 おっしゃるとおり、子どもたちのわいせつな写真や画像が商品として出されることは大問題でございますが、それが有償でないからといって集中的にやりとりをされるということに関しても、私は、ここは、アニメーションの問題もさまざまございますが、人権がどのように考えられるかという人権...全文を見る
○あべ委員 園田政務官、そこのところはいかがでしょうか。
○あべ委員 ありがとうございます。  引き続きまして、性教育に関して、大臣に、また政務官にお尋ねしたいというふうに思います。  実は、平成二十年、文部科学省の小学校、中学校の指導要綱の中に、性教育ということがしっかり入っています。  先般、私、八月末に、HIVの国際会議に韓...全文を見る
○あべ委員 そこの性教育の部分が、文部科学省の指導要綱に入っているけれども、どう実施されているかは実はほとんどわかっていない。  私は、担任の先生が性教育をしていくのは、毎日顔を突き合わせるがゆえに難しいんじゃないかと思うんですね。ですから、ここから先は学校の養護教諭、保健室の...全文を見る
○あべ委員 家庭における性教育、これは、デンマーク、スウェーデン、いろいろお聞きしたら、かなり自宅でしっかりやっている。ただ、蓮舫大臣のようにはっきりしたお母さんだけではないので。  そうすると、親が必ず教えられるかという問題は結構難しいところがあって、特に、日本の社会がそうい...全文を見る
○あべ委員 おっしゃるとおりでございまして、特に性教育に関しましては、避妊と性感染症を防げば何をやってもいいかという話ではございませんで、ここはやはり、性とは何であるのか、人間同士のコミュニケーションとは何であるのか。倫理観も含めた道徳とのセットだと私は思っているわけでありますが...全文を見る
○あべ委員 先ほども蓮舫大臣がおっしゃったみたいに、子どもたちがネットに非常にアクセスがしやすいということもあって、通常の性交渉が、ネット上に出ている過激なものが通常ではないかと、ちゃんとした教育を受けていないと思い込んでしまう節もあるやに聞いています。ですから、だからこそ最初の...全文を見る
○あべ委員 本当に大臣のおっしゃるとおりだと思っております。ぜひ子どもたちに正しい情報、適切な情報をまずは与えなければいけない。特に、このように情報がはんらんするがゆえに、インフォメーションリテラシーといいますか、情報リテラシーといいますか、適切な情報を自分たちが取捨選択できると...全文を見る
○あべ委員 おっしゃるとおりでございまして、ぜひとも大臣に、沖縄の子どもたち、次世代を担う子どもたちのために、御一緒に頑張っていただけたらと思います。  きょうは大変ありがとうございました。特に、児童ポルノの秋葉原の専門店を御一緒に行っていただけるということで、私はとても楽しみ...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  小宮山大臣にお尋ねを幾つかしたいと思っております。最初に、たばこに関してでございます。  小宮山厚生労働大臣は、たばこの価格を含めまして、たばこの所管官庁についてさまざまなお考えをお持ちのようでございますが、現在財務省が所管し...全文を見る
○あべ委員 今回のたばこの値上げに関しましては地元からいろいろ言われておりまして、そんなに体に悪いのなら、たばこを禁止にしたらいいんじゃないかということも言われているわけであります。  そういう中で、厚生労働省が管轄をするたばこは、どういうたばこになるのか教えてください。
○あべ委員 健康を促進するという厚生労働省が管轄するたばこは、体にいいたばこになるということなんでしょうか。
○あべ委員 すなわち、もし厚生労働省がたばこ事業法に関して管轄をしていくということになれば、たばこを販売しながら、なおかつ、それに関してアクセルとブレーキを両方かけていくという形になるということなんでしょうか。
○あべ委員 引き続きまして、老齢年金の支給開始年齢、これは田村委員からも出たところでございますが、ここの開始に関しまして、現在の支給開始年齢六十五歳、これに関してどういう認識を大臣はお持ちですか。
○あべ委員 この発言があってから若者たちが大騒ぎをしておりまして、僕の年金はどうなるんだろう、僕たちはどうなるんだろう、仕事もないのに地方ではどうなるんだろうということがあるわけでございますが、特にこのことに関して、政府参考人、簡単にお答えがいただければ、三十秒ぐらいでお願いしま...全文を見る
○あべ委員 支給開始年齢が諸外国で引き上げられているというのも存じ上げておりまして、アメリカが六十六歳になっている、イギリスは、男性が六十五歳、女性が六十歳。特に、平均寿命が非常に長い日本が対応をどうしていくかということは非常に大切な部分だと思いますが、やはり、このことに関しては...全文を見る
○あべ委員 メディアに関しては、後から何を言っても、言っちゃった瞬間、言葉だけが動きますので、やはりそれは、どこを切り取られても大丈夫なようにしていかなきゃいけないというのは、非常に大変なことではあるとは思います。  そうした中におきまして、第三号被保険者の制度に関して、専業主...全文を見る
○あべ委員 大臣が今おっしゃった年金の一元化ということには、厚生年金と共済年金の一元化も入っているということでしょうか。
○あべ委員 厚生年金と共済年金の一元化を急ぐというのは、いつまでに行いますか。
○あべ委員 二千何年とおっしゃいましたか。
○あべ委員 大臣、二〇一二年のいつごろ出されますか。
○あべ委員 二〇一二年が難しいということでございますので、政権交代の後に引き受けさせていただきたいと思っているわけでございます。  そうした中におきまして、十月七日の厚生労働省の専業主婦年金に関しての大臣の発言でございますが、大臣が、個人単位ということを言うと家族を崩壊させよう...全文を見る
○あべ委員 続きまして、第三号被保険者にかかわる収入認定基準の百三十万円、これは非常に大臣がこだわってきた部分ではないかと思うわけでございますが、ここの百三十万の認定基準の部分、小宮山厚生労働大臣、どのような認識をお持ちでしょうか。
○あべ委員 では、先ほどの二分の二乗のところに参りますが、先ほど大臣が、一歩もしくは半歩前進ではないかという発言がございましたが、何が前進なのかよくわからないので、具体的に教えてください。
○あべ委員 全然整理がついていないような気がするのですが、もう一度聞かせていただきますが、何が半歩進んだんでしょうか。払う方でしょうか、もらう方でしょうか。
○あべ委員 いわゆる主婦が一生懸命御主人を支えてきたアンペイドワークに対して評価をして、年金を半分半分として考えたという話と、騎馬戦から肩車に変わってくる、いわゆる現役世代が少なくなっていく中、高齢者を支えていくという話は、全く別な話だと思いますが、大臣、いかがですか。
○あべ委員 主婦が御主人を支えてきたという支え方に関しての関係性の部分は、二分の二乗においてちょっと考え方を整理したかもしれませんが、受ける金額も払う金額も変わらない。しかしながら、先ほど申し上げた、世代間格差の考え方とは全く切り離して考えるべきだと私は思うわけであります。  ...全文を見る
○あべ委員 余り変わっていないような気がしますが、ここは次に行かせていただきます。  九万八千円の壁というのが百三十万円の枠のときには必ず議論になるところであります。特に、厚生年金の拡大というのは注意をしていかなければいけない。  九万八千円の壁というのを大臣はお聞きになった...全文を見る
○あべ委員 この拡大を、見直しを変なふうにしてしまうと、逆に優遇措置の見直しで女性の就労が本当に拡大するんだろうかということの論点になってまいります。  それを、大臣は、百三十万の枠をもし変えた場合、さらには厚生年金の拡大をした場合に、女性がもっと働くようになるとお考えでしょう...全文を見る
○あべ委員 大臣、いろいろな視点でというのはいいんですが、政治主導とずっと言ってきたのであれば、自分たちは一体何を目指すかということを政治家は言う必要があります。  大臣、これは、いわゆる就労を拡大したいと思っているんですか、それとも働く女性を応援したいと思っているんですか、世...全文を見る
○あべ委員 大臣、どんな働き方を選んでも公平な制度というのは、働いても働かなくても、頑張っても頑張らなくても同じという意味ですか。
○あべ委員 働くことがマイナスになっている人たちというのはどういう人たちでしょうか。
○あべ委員 負荷というのは何の負荷ですか。
○あべ委員 今のお話はわかりましたが、二分の二乗の話とシングルマザーもしくは母子家庭のお母さんの話は全然土壌が違うんだと思いますが、いかがですか。
○あべ委員 大臣、半歩前進に余りこだわらない方がいいんじゃないかと思います。多分、そこのところから深掘りされるとまた大きな問題になりますので、ほとんど前進していないというふうに自覚をされた方が、同じ女性議員としてちょっと御提案を申し上げます。  次に、介護福祉士の件について簡単...全文を見る
○あべ委員 そうすると、このいわゆる交付金に関してはどういう形にしていくおつもりなのか、志の部分をもう一度聞かせてください。
○あべ委員 介護報酬の中に入れ込んだときに、それが介護職員の給与に充てんされるかどうかということは非常に疑問があるところでございますが、ここはどういう形で保障をしていくんでしょうか。
○あべ委員 そうすると、介護報酬の何%分が介護職員の中に行くということになりますと、地方における差、また施設間の差ということの部分をどういうふうに読み込んでいくんでしょうか。
○あべ委員 介護職員の方々は本当に一生懸命現場で高齢者を支えてくださっています。ここのところは、やはり制度がなくなるにしても、介護報酬の中に織り込みにするのであれば、職員の方々がしっかり保障される形にぜひともやっていただきたいというふうに思うわけであります。  時間になってまい...全文を見る
○あべ委員 では、百を超えるかもしれませんし、超えないかもしれませんが、亡くなるときはどこで亡くなりたいと思っていますか。
○あべ委員 今、特に長期療養型、さらには特別養護老人ホーム、グループホームで亡くなる方とそうでない方に大きく分かれるんですが、私は、ここは人手を厚くしないと無理だと思っています。しかしながら、固定的に厚くするのではなく、外から、サービスの柔軟性を持たせる形で、訪問介護、訪問看護を...全文を見る
○あべ委員 さらに言えば、実は、死亡診断、どこで亡くなるかということが、これは診療報酬上で死亡診断書が医療の保険の中でしか書けないというふうに聞いておりますが、参考人、いかがでしょうか。
○あべ委員 すなわち、末期の方以外はできないということでよろしいでしょうか、局長。
○あべ委員 死亡診断と死亡確認は私は違うんだと思っておりますが、ここの部分をもう少し柔軟性を持たせていただかないと、最期、何時間以内かに医師がそばにいなければ死ぬことができないというのは、本当に安らかな死を迎える上では非常に妨げになっていると私は思います。  大臣、在宅で最期、...全文を見る
○あべ委員 では、時間になりましたので、終わります。ありがとうございました。
10月26日第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  きょうは安住大臣に質問させていただきたいというふうに思います。特に、今議論になっております福島の原発の話に関連いたしましてお聞きしたいというふうに思っております。  特に、今議論とされております電気料金の算定基準の問題でござい...全文を見る
○あべ委員 損害賠償の関係で国費が投入されているわけですよね、安住大臣。ですから、生活者として、また主婦の立場として、この電気料金の話と我々の税金の話とは大きく関係するのではないかと思い、きょうは質問させていただきます。  特に電気料金の算定の問題、財務省に関係するというところ...全文を見る
○あべ委員 松下経済産業副大臣、ありがとうございました。お聞きしていないことまでお答えいただきまして、ありがとうございました。私は一問一答でやってまいりたいと思いますので、質問したことのみお答えいただきたいと思います。  この電気料金のもともとのいわゆる算定は、一番の根拠の法案...全文を見る
○あべ委員 電気事業法の何条ですか。
○あべ委員 この料金設定に関しまして、能率的な経営のもとにおける適正な原価、適正な利潤を加えたものということの適正をこれまで経済産業省はどのようにチェックをしてきましたか、副大臣。
○あべ委員 副大臣、何度も申し上げますが、質問にお答えください。  適正な利潤というのは、どうやって適正かどうかを確認したかを経済産業省の副大臣としてお答えください。
○あべ委員 今の御説明では、全く適正さをチェックできているとは思えません。非常に説明があいまいであることから、この総括原価方式の見直しが出ているわけであります。  そうした中で、その議論が始まっているところは承知しているところでありますが、では、結論はいつまでに出るんでしょうか...全文を見る
○あべ委員 早急というのは、今年度中ということですか。
○あべ委員 政治家というものは、自分が一体何をやりたいのかをまず話すべきであって、そこのところが、できるだけとは、できるだけ十年かかるのか、できるだけ今年度なのか、さらには、我々の税金を上げていくということになるわけですから、電気料金を決める算定方式の見直しをいつまでにするかとい...全文を見る
○あべ委員 では、今年度中のできるだけ早い時期ということで、よろしくお願いしたいというふうに思います。  そうした中で、この総括原価方式、電気事業法そのものに対して見直しをかけていくわけですか、副大臣。
○あべ委員 もう一度質問いたします。  電気事業法を見直すということでよろしいですか、副大臣。
○あべ委員 質問を、三度目、繰り返させていただきます。  電気事業法の見直しを、副大臣、しますか。
○あべ委員 四度目、確認させていただきます。  電気事業法の見直しをするということで、副大臣、よろしいんでしょうか。
○あべ委員 繰り返します。  副大臣、含まれているというのは、電気事業法の改正案を出すということでよろしいでしょうか。
○あべ委員 では、副大臣、この見直し、今年度中のできるだけ早い時期に、副大臣の首をかけて頑張っていただけますか。
○あべ委員 首をかけている割には言語明瞭、意味不明でございまして、総括方式を見直すのはわかりましたが、根幹である電気事業法、本当に見直してくださるのかどうか、ここは今年度中に、首をかけたところで、しっかり見させていただきたいと思います。  電気料金、特に国民生活に幅広い影響を及...全文を見る
○あべ委員 安住大臣の力強いお言葉をいただきましたが、特に東京電力の料金原価、直近で、十年間で五千九百二十六億円も実際より高く設定されていたという指摘もございまして、ここのところは国民が本当に注視しているところなので、ぜひ今年度中に頑張っていただきたいと思っているところであります...全文を見る
○あべ委員 おっしゃるとおり、案の中には、番号利用開始、平成二十七年の一月ということが出ているわけです。  そうすると、システム稼働までに何年かかると大臣は思っていらっしゃいますか。
○あべ委員 そうですか。その早さによっては、私は、平成二十七年、二〇一五年に導入が可能であると思っておりますが、できるだけ速やかというのは、次の通常国会に出されるということでよろしいんでしょうか、大臣。
○あべ委員 そのできるだけ早くという法案の提出の時期ですが、来年通常国会中にできそうですか。できるとすれば、何月ぐらいまでに出そうですか。
○あべ委員 できるだけ早くというのは、次の通常国会中ということでよろしいでしょうか。
○あべ委員 来年度予算に入る時期に、この番号制における法案は出ますか。
○あべ委員 御容赦と言われて終わるようだったら委員会は成り立たないわけでございます。  さらに、特に来年度予算に間に合わなかったら、前回出した大綱がもう既に破綻し始めていると私は思っております。きょうから始めたからということは言いわけにならないわけでございまして、もう政権交代し...全文を見る
○あべ委員 もう検討中は委員会では禁止の用語にしたいと私は思います。特に、検討、検討と言って、マニフェストに書いてあった歳入庁、私は実は、これはいい考えではないかと思ったんですね。考えとしてはよかったんですが、だんだんだんだんその書きぶりが縮小していっているんです。後退していって...全文を見る
○あべ委員 副大臣、では、マニフェストに書いた段階で全く検討していなかったから、今こういう状態になって検討が必要になったということの理解でよろしいですか。
○あべ委員 社会保険庁が年金機構に変わったのは政権交代の前からですから。ですから、検討が足りなかったということですね、副大臣。  副大臣がその歳入庁の発案者だとすれば、マニフェストに書いた段階の歳入庁のときの検討と政府側に入ったときの検討の状況では、一体何が難しい壁が出てきたの...全文を見る
○あべ委員 私の記憶によると、今副大臣がおっしゃった年金税方式さらには年金一元化は、マニフェストの中に入っているわけです。  そうすると、全体の整合性を全く見ずに書き込んでいったということの理解でよろしいですか。
○あべ委員 では、マニフェストを考えた段階は視野が非常に狭かったということでよろしいですか。
○あべ委員 この社会保障番号、特に新しい年金制度、さまざまな部分で必要な部分でございますし、歳入庁の設置が前提であるかどうかということは非常に大きな影響を及ぼすものだと私は思っております。  特に、今回の社会保障番号の導入に関して、私はクラウドにするかどうかというシステム上の問...全文を見る
○あべ委員 実は、この社会保障番号は、クラウドの話は、出たり、消えたり、出てきたりしているわけであります。なぜか。それは、省庁の再編に連動するからであります。セキュリティーの問題はいつも、役所が、セキュリティーの問題があるからクラウドは無理だということもあります。また、各省庁が使...全文を見る
○あべ委員 セキュリティーの問題とクラウドの問題と、また個人情報の問題と、非常に混在をしているところでございますが、しかしながら、一体国民にとって大切なものが何なのかということをしっかり考えながら、この点は検討を進めていただけたらというふうに思います。  時間がもうございません...全文を見る
○あべ委員 では、副大臣、保険に対する広告規制をどうやっているのか。誇大広告がないかどうかをどのように見ているのかを教えてください。
○あべ委員 顧客のニーズと、さらには顧客が実際使うことができるサービスというのは、非常に乖離があります。  副大臣、特にこのことに関しまして、広告規制を強化すべきではないかと私は思いますが、いかがでしょうか。
○あべ委員 これは、各家庭、かなりの金額を割いているものでありますし、実際、社会保障の補完システムになっていない部分がある。このことを考えましたときに、私は、さらに質問させていただきたいと思いますが、時間になりましたので、終わります。ありがとうございました。
12月02日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○あべ委員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  本日、谷口代表のお話も聞かせていただきました。B型肝炎訴訟の全国原告団代表になっている谷口さんは、自民党に何度もいらっしゃいまして、谷垣総裁にも会われて、我々厚生労働関係議員も本当にそのお話に涙をしながら聞か...全文を見る
○あべ委員 大臣、ありがとうございます。  本当に、今回の集団予防接種等によるB型肝炎ウイルスに感染した方々、長年にわたって肉体的、精神的苦痛を強いられ、時には感染による偏見や差別を受けていらした方も大勢いるということであります。  長期にわたったB型肝炎訴訟が和解に至り、本...全文を見る
○あべ委員 今のお話ですと、例えば、支給の対象、すなわち、感染被害者数を四十五万人と推計しているわけでありますが、いわゆる先行の訴訟のところから基本合意までの二十三年の間に、母親もしくは年長きょうだい、兄姉が既にお亡くなりになってしまった感染被害者はどれだけになると推定しているん...全文を見る
○あべ委員 こうした方々の国の責任は、B型肝炎ウイルスの感染被害者を含む一般の肝炎患者に対する恒久対策の充実によって果たすほかないのではないかというふうに思うわけでありますが、実は、そういう方々が本当に必要としているのは、肝硬変、肝がん患者の医療費補助ではないか、医療費助成ではな...全文を見る
○あべ委員 この除斥期間二十年を経過した方々に対して、特に、通常の訴訟であれば、その期間を経過した場合、損害賠償請求は認められない可能性が高いというふうに思いますが、これを真摯に対応していくというお答えの中で、例えばこの委員会の答弁など、そういう趣旨に照らして、誠実な協議をお約束...全文を見る
○あべ委員 では、迅速な和解手続をしていくためには必要な人員確保と事務処理体制が必要でありますが、今の体制をどれだけの人数にふやすおつもりなのか、また、事務処理体制を早くするためにどのような対応を今計画されているのか、具体的に教えてください。
○あべ委員 一・九億円という予算は、何名に人員がふえるということでしょうか。
○あべ委員 質問いたしましたのは、十一名から何人にするつもりでしょうかという予定を教えてください。
○あべ委員 それは非常勤で対応するということでしょうか。
○あべ委員 人数がふえたからといって事務処理体制が加速するとは保証ができないわけでありますが、それ以外の部分で事務処理体制を加速するためにはどういう計画をされていますか。
○あべ委員 ありがとうございました。  特にこの対応に関しましては、本当に必要な人員確保と事務処理体制ができるかどうかということが非常にかぎだと思っております。  続きまして、ドラッグラグの短縮と医薬品の安全性の確保について関連して聞きたいというふうに思います。  現代の医...全文を見る
○あべ委員 薬剤の副作用がわかるには最低三年かかると言われています。そうした中で、このドラッグラグの問題と薬害の問題はいつでもセットでありまして、そうすると、私は、薬害等の救済制度に関して、もっともっと整備化するべきではないかと思うわけであります。  今般の予防接種等におけるB...全文を見る
○あべ委員 その全般的な恒久対策というのは薬害全般をカバーするものでしょうか。
○あべ委員 薬害が生じるたびに、患者さんが一度ごとに本当に大変な思いをして訴訟を繰り返していくということに関して、全般的な薬害の制度、これを検討するおつもりはあるのでしょうか。
○あべ委員 本当に、薬害は、医学が進んでいくにつれ、私はなくなることがないと思っております。  特に今、自民党内の有志で、ワクチンにおける国賠、一回ごとの問題に対して国賠をやっていくのではなく、救済制度をつくるべきではないかということで、実は米国において使われておりますコンペン...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  この制度をつくらない限り、本当に薬害に苦しむ方が、一度ごとに、これは何なんだろう、これはだれの責任だろうということを考えながら、では薬を使わないで生活ができるのか、疾病をお持ちの方はそこのところが本当に厳しいところでございますので、国全体と...全文を見る
○あべ委員 このような差別に関しては、リーフレット、さらにはさまざまな広報だけでは私は不足だと思っておりまして、特に子供たちの基礎教育においてどのように教えていくかということも重要だと思いますが、ここの部分は文部科学省と共同して行っていくおつもりでしょうか。
○あべ委員 文部科学省とやっていくのであれば、学習指導要領が平成二十年に書きかえられたばかりでありますが、通常は平成三十年まで書きかえないそうでございます。このような差別、またその正確な知識を教えるためには、私は、年度途中であっても、通達レベルであっても、しっかりと学校に通達すべ...全文を見る
○あべ委員 検討してくださって、本当におやりになってくださるということでよろしいでしょうか。
○あべ委員 大臣、ありがとうございます。  今年度末までしっかりやってくださるということでよろしいでしょうか。
○あべ委員 可能な限り速やかに今年度中にお願いしないと、解散もありますので、ぜひよろしくお願いします。  時間になりましたので、終わります。ありがとうございました。