あべ俊子

あべとしこ

比例代表(中国)選出
自由民主党
当選回数6回

あべ俊子の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第180回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  本日は、社会保障全般に関する世代間格差、この質問をする予定でございましたが、本日、午前中に中川大臣から交付国債の取り下げという発言がございました。将来の消費税率の引き上げによる税収を見込んだ交付国債について、税率引き上げの見通し...全文を見る
○あべ委員 では、安住財務大臣、御存じでしょうか。
○あべ委員 これは、では、中川大臣の個人的な発言だとおっしゃるんでしょうか、財務大臣。
○あべ委員 中川大臣の発言は非常に筋の通った話でございます。なおかつ、個人の発言ではなく、閣僚の大事な発言でございます。今は予算の、この予算委員会という場でございますから、安住大臣、これは知らないというのでは筋が通りません。内閣統一見解を予算委員会の中で求めます。
○あべ委員 大臣、閣僚の発言でございますから、予算委員会の中で内閣における統一見解を求めます。
○あべ委員 閣僚の発言でございます。これは予算関連の話をする委員会でございますから、閣僚の統一見解を求めます。
○あべ委員 閣僚の発言でございますから、それは閣議の後に、大臣としての発言でありますから、予算委員会において、その閣僚の統一見解を求めます。
○あべ委員 所管外であっても、閣僚の発言は非常に重いものであります。閣僚の統一見解を求めます。
○あべ委員 中川大臣にお尋ねいたします。  午前中に、閣議の後の記者会見で、交付国債の取り下げの発言をなさいましたか。
○あべ委員 閣僚としての今の発言は非常に重いものがございます。  では、いろいろな選択肢というのは、中川大臣、何をおっしゃっているんでしょうか。
○あべ委員 今、中川大臣がおっしゃったいろいろの選択肢というのは幾つぐらいあって、具体的などういう中身か、教えてください。
○あべ委員 中川大臣は非常に、この交付国債に関して、誰が考えてもわかる粉飾の予算であり、やはりこれは取り下げるのが筋ではないかと思っているのではないかと私は思います。  与野党と話し合いの中でということは、与野党の話し合いということは、中川大臣、どういう話し合いか、教えてくださ...全文を見る
○あべ委員 大臣、全力を尽くしていくという前に、この交付国債という禁じ手に関しては、中川大臣、もしくは個人としてでもいいですが、これは問題だと思っていらっしゃいませんか。
○あべ委員 全体の整合性という中川大臣の発言がよくわからないんですが、何と何と何の整合性か、教えてください。
○あべ委員 財源と歳出の整合性ということでいうと、中川大臣が発言された、消費税の引き上げによる税収を見込んだ交付国債、この消費税引き上げが見通しが立たない場合という発言をされました。見通しが立たないというのをいつ判断しますか。
○あべ委員 財源と歳出の整合性といったときに、消費税の、その財源が明確にならなければ、これは整合性がとれないということになると思いますが、どう考えても、この選択肢といったときに、野党との話し合いは国対レベルでやる予算の話なんでしょうか。
○あべ委員 この二十四年度の予算案の中で、基礎年金の国庫負担分の二分の一を維持するための財源二兆六千億、これが消費税率の部分で引き上げによって賄われるというふうに前提をとっているわけですから、整合性を考えたときに、この消費税の部分が通らなければ整合性は通らないということで、中川大...全文を見る
○あべ委員 では、安住財務大臣、所管でございますから、いろいろな選択肢があるという中川大臣の発言に関して、いろいろな選択肢とは何か思いつかれますか。
○あべ委員 安住大臣がおっしゃった、交付国債がベストの選択肢であるとおっしゃいました。オンリーワンの選択肢だということでよろしいですか。
○あべ委員 財務大臣、これがベストだということは非常に重い発言だと私は思っております。特に、財務という所管大臣がおっしゃるベストというのが本当に社会通念的にベストであるかどうか、今までの、禁じ手と言われた、粉飾ではないかと言われた部分もあわせ持って安住財務大臣としてはベストである...全文を見る
○あべ委員 では、税と社会保障の担当でございます岡田副総理にお伺いします。  今回の中川大臣の発言に関しまして、野党との話し合いの中でいろいろな選択肢があるというふうに思われますか。
○あべ委員 中川大臣から、消費税引き上げの見通しが立たない場合という発言がありましたが、岡田副総理、消費税は必ず通ると思っていらっしゃいますか。
○あべ委員 岡田副総理、この消費税の税率の引き上げに対して閣議決定を行って出してくるということでございますが、これはいつごろ出る予定ですか。
○あべ委員 岡田副総理の税と社会保障の御担当の中で、この部分に関しての意気込みはわかるわけでございますが、閣議の後の中川大臣の発言を考えると、与党内が取りまとめが今難しい状態ではないんですか。岡田副総理、お答えください。
○あべ委員 そうしますと、この消費税率の引き上げに対しての見通しというのは、いつごろ立つ予定ですか。
○あべ委員 三月中という理解でよろしいんでしょうか。
○あべ委員 法案はそんなに時間かからないと思うんですが、その後の調整に時間がかかるんだと私は思うんですね。その調整がどれぐらいかかると思いますか、大臣。
○あべ委員 そうすると、その法案の作成に今取りかかっている。では、野党との話し合いというのはもうなしということで進めるということでよろしいんでしょうか。
○あべ委員 与野党協議は、やはり与党内をまとめてから、しっかりさせていただきたいと思うわけであります。  最後になりますが、中川大臣に改めてお伺いいたします。本日の組み替え発言、撤回されますか。確認させてください。
○あべ委員 御迷惑は、撤回するという理解でよろしいですか。
○あべ委員 すなわち、組み替えということに対しての発言の撤回でよろしいでしょうか。
○あべ委員 では、閣議の後の記者会見の内容全てを撤回するという理解でよろしいんでしょうか。
○あべ委員 質問時間を過ぎましたので、終わります。
03月02日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  きょうは、質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。  AIJの年金消失問題に関して質問させていただきます。  厚生労働省の方からも答弁者としていらしていると思いますが、この問題に関しまして、特に平成八年、金融ビッグ...全文を見る
○あべ委員 このガイドラインは、どれぐらい努めるかどうかということ、すなわち、ガイドラインというのはそもそもどれぐらいの拘束力があるんでしょうか。
○あべ委員 では、自己責任であるなら、ガイドラインを出している厚生労働省としての責任は全く問われないということなんでしょうか。
○あべ委員 そうしますと、そのガイドラインを出している厚生労働省のいわゆる責任、さらには、このガイドラインの見直しをしただけで今回の問題はもう起きないというふうに考えるんでしょうか。
○あべ委員 自己責任であるものに対して報告書を受けていたわけですが、報告書には何が書いてありましたか。
○あべ委員 その報告書は、一体、何を把握するための報告書なんですか。
○あべ委員 それを把握してあったのであれば、分散投資義務の部分はしっかりと体制としてチェックをしていたということでよろしいんですか。
○あべ委員 ガイドラインは出している、報告書は受けている、かといって、見ているからといって責任があるわけではないということなんでしょうか。
○あべ委員 ガイドラインを見直しただけでこの問題は再発しないというふうにお考えですか、副大臣。
○あべ委員 何を言っているかよくわからないんですが、そもそも、ガイドラインとは厚生労働省にとってどういう意味を持つんですか。
○あべ委員 ですから、厚生労働省にとっては、ガイドラインというのは責任をとらないためのガイドラインなのか、責任を一緒に共有するためのガイドラインなのか、どちらなのか、二択でお答えください。
○あべ委員 ガイドラインに思いを込めて、責任はこもっているんですか。
○あべ委員 副大臣、その平成九年のときの話の思いを込めたのは、あなたが思いを込めたわけじゃないわけですから。しかしながら、今現職で政府にいるのがあなたなわけですから、そこのところはしっかりと整理をしていただきたいと思います。  現時点で政府側にいる副大臣に、このガイドラインとい...全文を見る
○あべ委員 ですから、自己責任であるときに厚生労働省がガイドラインを出すということは、責任を逃れるためのものなのか、責任を逃れるためのガイドラインでないとすれば、では、報告書はなぜ厚生労働省に出しているのか、教えてください。
○あべ委員 では、時間になりましたので、午後、引き続きさせていただきます。  ありがとうございました。
○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  午前に引き続きまして、AIJの年金消失問題に関して質問させていただきます。  厚生労働省が出しているガイドラインの分散投資義務に関してでございますが、高い運用利回りを売りにする投資顧問に資金が集中している基金があるということに...全文を見る
○あべ委員 そうすると、報告書の中には運用利回りが入っていなかったということでよろしいですか。
○あべ委員 ガイドラインの見直しをするときに、運用利回りは次はしっかりと報告書の中に入れるということを検討されていますか。
○あべ委員 規制のあり方と関係する。規制のあり方と責任とも関係するということではないでしょうか。いかがですか。
○あべ委員 すなわち、企画、運営を厚生労働省がし、運用はお任せである。そこのチェックは、では誰もしないということなんでしょうか。
○あべ委員 いわゆる運用に関しての報告書を出させている厚生労働省が企画立案をする。しかしながら、それに関しての評価は自己責任としてくくっていく。そうすると、報告書そのものが、運用利回りも入っていないような、そういう中身であるとすれば、もともと企画立案を厚生労働省がすること自体無理...全文を見る
○あべ委員 すなわち、事前規制だけではなく事後チェックに関しても行っていく、ガイドラインだけではないということだと私は理解しておりますが、そうしますと、そもそも、報告書が出て、それを見てわかる人が見ていたんでしょうか。
○あべ委員 そうすると、この代行部分の部分、特にこれは国からお借りしている報酬比例部分の部分が出ているわけでございますが、年金制度改革を民主党が今するとすれば、副大臣、この代行部分の厚生年金基金はどういうふうにするおつもりなのか、ちょっと教えてください。
○あべ委員 税と社会保障の一体改革、それを皆さんが一生懸命つくられて、そして、今の現行制度に関して、ここの代行部分の部分はしっかり整理するべきだと思いますが、これはいつごろまでに検討ができますか。  今、与野党協議をしてほしいと何度も何度も言っているのに、まだ今の制度をどうする...全文を見る
○あべ委員 何を言っているかよくわからないのですが、AIJに委託をしている総合型の厚生年金基金、これは多分皆さんが野党時代にもおっしゃっていたように、旧社会保険庁のOBまたは天下りの方が多くいるんじゃないかという質問を、私ども与党のときに大変受けたと思うんですが、今、現状として、...全文を見る
○あべ委員 では、近々、委員会に御報告いただくということでよろしいですか。
○あべ委員 委員長、近いうちにそのものをしっかりと委員会に出していただきたい。近々というのは、私は今年度中だと思っておりますので、三月中に、委員長、お願いしたいと思います。
○あべ委員 ありがとうございます。  では、続きまして、そのAIJに絡みまして、金融庁の方にお尋ねしたいというふうに思います。  金融庁の部分でお聞きしたいのですが、証券取引等監視委員会は一年に何社ぐらい検査しているか、金融庁、教えてください。
○あべ委員 そうしますと、今回のAIJに関しては検査はされたのでしょうか。
○あべ委員 それは、この問題が起きる前に、検査をしなくてもいいという判断を金融庁がされたということでしょうか。
○あべ委員 今おっしゃっている意味は、すなわち、検査をする体制が金融庁で完全であるとは言えない、なおかつ、リスクベースという点で検査をしているということであれば、今回のAIJはリスクがないと判断したということでよろしいですか。
○あべ委員 二〇〇九年、R&I、格付投資情報センターの顧客向けニュースレターというのがございます。ここで、名指しこそしていないけれども、年金の専門家なら、これはまさしくAIJを指しているのではないかという書き方で、この運用利回りは不自然に安定しているという警告を発していたという情...全文を見る
○あべ委員 すなわち、不自然に運用利回りが安定しているという情報は入っていたわけですね。そこを確認させてください。
○あべ委員 情報収集はしていた、でも判断は、リスクがあるとは思わなかった。もともと、情報収集している方々が、こういうことに関して精通している方々が情報収集をしているんでしょうか。誰がしているのか教えてください。
○あべ委員 監視委員会が、十分にその情報が判断できる体制になっているのか、また、検査ができる体制になっているのかということはいろいろあると思いますが、二〇〇七年に投資運用業として登録制になったということも大きく影響しているわけでございますが、AIJは、登録要件上、何か問題はありま...全文を見る
○あべ委員 金商法第二十九条の四第一項第一号ニ「金融商品取引業を適確に遂行するに足りる人的構成を有しない者」というのがありますが、その登録段階ではAIJが抵触していなかったということでよろしいですか。
○あべ委員 認可の段階にはその失格要件というのが入っていなかったということですか。すなわち、金商法の「適確に遂行するに足りる人的構成」の部分であります。これはその当時はなかったということですか。
○あべ委員 わかりました。  そうすると、今回、登録制の部分がやはりいろいろ問題もあったのではないかと思われるところもあるわけですが、これは許可制に戻すということも検討されますか。
○あべ委員 中塚副大臣、このことに関して、登録制から認可制ということはいかがでしょうか。
○あべ委員 そうすると、行為規制の強化ということも必要ではないかと思うわけであります。例えば、運用財産の分別管理義務に関しては、現状、法人が三億円以下の罰金になっていますが、余りにも緩いのではないかと思いますが、これは強化されますか。
○あべ委員 政治主導と御自分たちで名乗っているわけですから、副大臣、いかがですか。  このことに関しての罰則、特に運用報告書の交付義務に関しては、虚偽の報告書、法人がたった五十万円以下です。これは強化されないといけないと思いますが、副大臣、いかがですか。
○あべ委員 ぜひ、ここは皆さんの大切な年金が絡むところなので、制度上の問題の部分も非常に大きいというふうに思うわけでありますが、やはりそこは体制を強化していかなければ、被害者がもっともっと出るのではないかと思います。  厚生労働省の方に戻らせていただきますが、厚生労働省が、運用...全文を見る
○あべ委員 予定利率を引き下げると一体何が起きますか。なぜ下げようとしないのかの理由は御存じですか。
○あべ委員 掛金が足りないから予定利率が下げられない、では、これに対しての対応は厚生労働省としては何をしていらっしゃるんでしょうか。
○あべ委員 一般的に、予定利率を一%下げますと、掛金の二〇%の引き上げが必要だと言われています。これはなかなかできることではない。さらには、解散もし切れないという問題があるわけでありまして、その中で、特例の中で、最長十五年という分割納付も可能になりましたが、しかしながら、代行部分...全文を見る
○あべ委員 では、分割ができないぐらいになったときに、これは誰が負担するんでしょうか。
○あべ委員 その企業が支払えないときはどうするんでしょうか。その企業が支払えないときは誰が支払うんでしょうか。
○あべ委員 今回の問題は制度上の問題だけではない問題もございますが、やはり国民にとって大切な年金でございますので、制度設計はもっともっとしっかり頑張っていかなければいけないと思います。  時間になりましたので、質問を終わらせていただきます。
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○あべ分科員 こんにちは。自由民主党のあべ俊子でございます。  きょうは通告どおりの質問をさせていただきたいと思っております。特に、私は、税と社会保障の一体改革、大変期待をしておりましたところでございまして、きょう直接岡田副総理に質問ができるということは本当に感謝の限りでござい...全文を見る
○あべ分科員 そうしますと、今、総合合算制度、特に高額医療の部分と介護保険の合算制度は既に行われているわけでございますが、今は申請主義になっています。岡田副総理、これは次はどういう形になっていくんでしょうか。
○あべ分科員 副総理、もう少し歯切れよく、今から検討していくじゃなくて、申請主義であって今までこぼれていた方が非常に多く、制度そのものを知らない方もいらっしゃったわけです。  今回、社会保障番号を使いながら税と社会保障の一体改革を行っていくときには、これまでの申請主義からそうで...全文を見る
○あべ分科員 ありがとうございます。  私、国会議員になって七年目になりますが、一年生のときから、この社会保障番号、ソーシャルセキュリティーナンバーをぜひとも入れないと、シームレスの、国民中心の社会保障が実践できないと思って言っておりましたが、当時、先輩議員から、百年かかるけれ...全文を見る
○あべ分科員 私が申し上げておりますのは、その合算制度の中に、別にどういう治療の内容であったかとか介護の内容であったかということでなくて、総合合算制度でございますから、幾らかかったかの情報が必要であるということを申し上げているわけであります。  そうしたときに、社会保障番号の総...全文を見る
○あべ分科員 すなわち、今のお話を整理いたしますと、社会保障番号を入れたときに総合合算制度になる、総合合算制度になるけれども、それは申請主義にはならない、しかしながら、それに対しては、病院、医療機関、介護機関では把握ができないので、後から償還する形になるという形しかとれないという...全文を見る
○あべ分科員 中村室長、大変丁寧な御説明をありがとうございますが、私の質問の百倍ぐらいでお答えいただかなくても結構でございますので、もう少し簡潔にお願いしたいというふうに思います。  副総理、ではお聞きします。  今の総合合算制度の話を聞いておりますと、事後精算になるかもしれ...全文を見る
○あべ分科員 確かに省庁の縦割りがあるのはわかりますが、副総理は総理の次に偉い方でありますから、やはりそこのところは、税と社会保障は、行うときに、社会保障番号を、マイナンバーをどうしていくかということの整合性がとれなければいけないと私は思っておりまして、特に、このマイナンバー法案...全文を見る
○あべ分科員 私は、この税と社会保障の一体改革、岡田副総理はほかの方々よりも非常に強い思いを持っていらっしゃると常日ごろ考えております。ですから、本当に言いたいことは山ほどあるけれども、副総理という立場上、言えないおつらさもわかるわけでありますが、もう少し岡田副総理の個性が出た方...全文を見る
○あべ分科員 そうすると、この給付つき納税方式は実は無理じゃないかという、財務にお詳しい方々が何人もいらっしゃるわけでございます。それは、所得が把握できないのではないかということでありますし、さらには、税を徴収するところと、税を払ってもいない人たちを追いかけてお金を払うのかという...全文を見る
○あべ分科員 そうしますと、そもそも、今、岡田副総理のもとで歳入庁の構想の部分が話し合われているということでございますが、歳入庁をつくる一番の目的は何でしょうか。
○あべ分科員 そうすると、徴収の一元化ということが一番の目的ではないかと思うのですが、それでよろしいでしょうか。
○あべ分科員 そうすると、歳入庁の一番わかりやすい形というのは、国税庁と社会保険庁の機能の一体化ということなんでしょうか。
○あべ分科員 実は、国税庁も、名前は変わりましたが旧社会保険庁も、結構嫌がっている話らしいんですが、なぜ嫌がっているか、岡田副総理、御存じですか。
○あべ分科員 副総理になると、腹膨るるわざが非常に多くなって、おつらいことじゃないかと思っているところでございますが。  さらには、全世代対応型と言われている税と社会保障の一体改革、どうも全世代に余り見えないんですが、岡田副総理、これは全世代対応型とはっきり明言できますか。
○あべ分科員 特に今、格差が広がっている中において、私は、特に社会保障部分は、ジニ係数と言われる所得格差、特に再配分機能が非常に大きいと思っております。  ただ、税に関してはそろそろ限界部分もあるのではないかと私は思っておりまして、この格差を縮小していくという効果に関しまして、...全文を見る
○あべ分科員 そうすると、特に給付つき納税方式、ここの給付の部分を実は保険料と代替している国も幾つかあるわけでございまして、副総理はそこの部分を、これは現金だけですか、それとも社会保障の自己負担分を支払わなくて済むという形の、ある種、いわゆる公助としての考え方としての給付というこ...全文を見る
○あべ分科員 私は、消費税に関しましては、いつまでも反対ができるものではないと思っております。そうしましたときに、消費税を導入するのであれば国民の理解を得なければいけない、これは議員定数の削減と歳費の削減だけの話ではなくて、私は、国民の一人一人の生活がどう変わるかということが一番...全文を見る
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○あべ分科員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  きょうは大臣に幾つか質問がございまして、最初に、墓埋法について質問させてください。  これに関しましては、日野原重明先生という、百歳におなりになる聖路加の名誉院長がいらっしゃるわけでございますが、その方は...全文を見る
○あべ分科員 これに関連いたしまして、もう一度言いますが、東日本大震災で何か関連の問題が、幾つか対応しなきゃいけないことがございましたか。
○あべ分科員 わかりました。  その東日本のときにもさまざま問題があったわけでございますが、もう一つは、やはり、自分の最期は自分で決めたいという方が物すごくふえているんですね。さらには、ですから、本人が生きている間に自分の葬儀の方法を決めるとか、どういうお棺にするかとか、何かい...全文を見る
○あべ分科員 私も実は、我が家が分家なものでございますので、今、両親の墓も含めて考えなきゃいけないときに、いろいろ調べてみますと、散骨、この部分に関しましては、墓埋法、墓地埋葬法に抵触しないというふうに解釈はされているものの、特に環境維持の問題と農作物の風評被害、これは、平成十六...全文を見る
○あべ分科員 やはりかなり前のことで整理をされていて、今、家族形態が変わっているということも私は一つあるなと思っておりまして、孤独死が非常にふえているとか、そういう方々、例えば、お葬式ができない、自宅から焼き場の方に直送するという方も実は結構いらっしゃるみたいでありまして、そうい...全文を見る
○あべ分科員 大臣、これはぜひお願いしたいところでございまして、実は、超党派でそういう方々の御希望のお話を聞かせていただいたんですが、私は、何でもかんでも新しい法律をつくるというのは実は余り賛成ではなくて、これまでの考え方にどのように考え方を足していったり引いていったりするかとい...全文を見る
○あべ分科員 ありがとうございます。  ぜひこれはお願いしたいというふうに思います。やはり、議員だけで話し合うよりも、全体のバランスの問題でございますので、ぜひお願いしたいというふうに思います。  次に、精神疾患に関してちょっとお尋ねしたいわけでございますが、今、実は国会の方...全文を見る
○あべ分科員 それと関連しますと、やはり私は精神障害者の方々の住まいの整備をもっともっとしていかないといけないと思っておりまして、今回、報酬を介護保険で訪問の看護と介護の方はしっかりつけていただきましたが、やはり在宅という考え方が、今まで住んでいる家と今から終末のときの家というの...全文を見る
○あべ分科員 その住宅の確保のときに、障害者の方々の住宅を探しているときの調査の結果も幾つかあるわけでありますが、やはり受け入れたがらない話、さらには保証人の問題、やはりちょっとだけヘルプが必要な部分があるんですね。これに関しては、今どのように検討されていますか。
○あべ分科員 その一つ一つのサービスを総合活用というのは、ワンパッケージにはなっているんですか。それとも、自分で探していく形になっているんですか。
○あべ分科員 この精神疾患をお持ちの方々の住まいは本当に重要な部分なので、ワンパッケージとして、そういう方々が、やはり住むところの確保、その住むところに対しての保証、さらには、サポートの部分ということが全部セットになっていないと地域社会に出ていくことはできないので、この検討を大臣...全文を見る
○あべ分科員 ありがとうございます。  さらには、もう一つ言われているのが、大きい総合病院の中に精神科病棟がないというのが言われておりまして、今四割しかないんだそうであります。なぜ四割しかないかというと、精神科の診療報酬点数が採算がとれないので、病院はそこを切り離したがるという...全文を見る
○あべ分科員 今回、その五疾病の五事業ということで精神疾患が入ったことは、私は本当に第一歩だなと思っているわけですが、医療計画に入ったからといって、採算がとれないけれどもやれよという話は、私はないのではないかと思うわけであります。総合病院、大きい病院が切り離したがっているその病棟...全文を見る
○あべ分科員 そうすると、充実ということは言われていながら、点数が十分でなければ一般病院は採算が割れるとわかっていても、その病棟を抱えていくということを厚生労働省は進めていくということでいいんですか。
○あべ分科員 その必要な措置というのは、どれぐらいのオプションがあるのか、どういう内容か、教えてください。
○あべ分科員 そうすると、精神科病棟に関しては、それを持つことが必須であるという形に、義務づけの施設基準に入っていくのか、それとも努力義務になるのか、これはどちらか、教えてください。
○あべ分科員 私は、一般病院の中に精神科病棟と言っているときには、精神科疾患単独の話をしているわけではなく、精神科疾患を持っている方々がほかの複合的な疾病にかかったときにかかる機関が整備されなければいけないのではないかということを申し上げているわけでありますから、そこは勘違いをし...全文を見る
○あべ分科員 では、抜本的な検討ということで、この精神科対策に対して、何か審議会が起きるとか、そういう計画が今あるということなんでしょうか。
○あべ分科員 時間になりましたので最後にいたしますが、大臣、ぜひ、この精神科疾患の方々、今まで本当に議論もされずに、特に、医療が非常に広い分野なものでありますから、自分たちでロビーイングもできない中、お困りの部分がありますので、これは一本立てていただきながら、特に、精神疾患の方々...全文を見る
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○あべ分科員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  本日は、ODAに関して質問をさせていただきます。  まず初めに、けさの朝日新聞に、緒方JICA理事長、この方が事業仕分けに対して非常に怒りの言葉を発しておりましたが、やはり、お金が幾らかかるかという形では...全文を見る
○あべ分科員 反転というには数字がちょっとかわいいんじゃないかと思うわけでありますが、全体の、技術提供とかいろいろある中で、外務省に予算をふやした理由は、大臣、何ですか。
○あべ分科員 そうすると、発展途上国に対する支援というのはさまざまあるんだと私は思っております。例えば、インフラ整備、健康、医療、さらには教育とかありますが、各省庁につけていた予算があるわけでありますが、外務省だけに特化してつけたというのは、それはプロジェクトマネジメントとしての...全文を見る
○あべ分科員 そうすると、大臣がおっしゃったパッケージ型インフラ海外展開という会合の資料があるんですが、その部分に関して、重点分野というのはどこだとお考えですか。
○あべ分科員 そうすると、何かインフラに集中している感じがするのですが、この重点分野というのは、どれぐらいの割合で重点というふうに考えていらっしゃるんですか。パーセントでお答えください。
○あべ分科員 インフラに偏ったODAに関してさまざま批判があるところはあるわけでありまして、国の支援をしていくのか、何の支援をしていくのかということが私は非常に重要なのだと思っています。  こうした中において、特に日本の援助に対する批判があった中で、貧困者に本当に役に立っていな...全文を見る
○あべ分科員 そうしますと、やはり海外に行うときには、海外支援協力という形が、インフラに偏らない形が私は重要である。特に、お魚を差し上げるよりは、お魚のとり方を教えてあげた方がいいという話があるわけでございますが、そういう観点からいうと、もっともっと人を入れていくということも重要...全文を見る
○あべ分科員 政府の方から何かございますか。参考人の方から。
○あべ分科員 ここは本当に志高くして、発展途上国の方々の状況、貧困を救いたいと思って行っている方が、私の教え子はみんな看護師なんでございますが、また助産師もいるわけでございますが、一病院の中のICUの中に入れられて、言語も学んで行ったのにそこで終わってしまうということは、私は、相...全文を見る
○あべ分科員 どういう形でいつまで頑張るのか、教えてください。
○あべ分科員 努力するではなくて、それをしっかりとガイドライン上に盛り込んでいただくことはできませんでしょうか。参考人。
○あべ分科員 大臣、このことに対していつまで文書で出していただけますか。
○あべ分科員 私は、今非常に厳しい財政状況の中で、ODAが効果的に使われるということは本当に重要な課題だと思っております。ですから、近いうちにではなくて二カ月ぐらいで、局長、よろしいですか。
○あべ分科員 続きまして、ODAに関しての、タイド援助に関してちょっと質問させていただきたいと思っております。  このタイド援助に関しましては、いろいろございますが、OECDに加盟している国はやはり制限がされるところでございますが、このことに対して、かなり日本のアンタイド率が高...全文を見る
○あべ分科員 何か、私はタイド援助をふやすべきじゃないかと申し上げたので、ちょっとお答えが違っているんじゃないかと思うんですが。  参考人の方で結構でございますので、今タイドの援助は、いわゆるひもつき援助と言われるものですが、どれぐらいになっているか教えてください。
○あべ分科員 そうすると、これは、OECDのアレンジメントに関しての規制の理念の部分に遵守するとそれが目いっぱいの数だということでしょうか。それとも、もっと工夫の余地があるということでしょうか。
○あべ分科員 そうすると、今、二・四%とおっしゃったものが、どれぐらいまで目標にしていらっしゃるのか。タイド援助を行うときの案件の適格性という、例えば被援助国の適格性、プロジェクトの適格性などがございますが、ここのところは全く修正ができないのか、それともある程度自分たちが幅を見る...全文を見る
○あべ分科員 アンタイド化に関しては、昔やはり悪いことをした人もいたようでございますし、さまざまなことがあってアンタイド化がされたわけでございますが、私は、何度も申しますように、国益に資するODAということ、さらには日本のこれからの発展を考えたとき、また日本の持っている技術力も考...全文を見る
○あべ分科員 私は、ODA予算が非常に減っていく中、どこからそのODA予算を捻出するかという観点から、航空券という考え方は非常にすっきりするのではないかと思っているんですが、これに関しては国土交通省の反対もあるみたいでございますが、大臣はいかがお考えですか。
○あべ分科員 これは、継続検討というのは我々が与党だったときもよくあったんですが、前向き継続検討なのか後ろ向き継続検討なんですか、どちらか、大臣、ちょっと感触を教えてください。
○あべ分科員 やはりどうしても、今、日本人が自分たちのことばかりの内向きになっているということも私は非常に大きな要因ではないかと思っております。  いわゆる国益を考えるということと、さらには国際益を考えていくということがございまして、私ども、与党のときにも、党内の議論の中で、今...全文を見る
○あべ分科員 我々、東日本大震災のときには、貧しい国の方々も、私たちの金額にしてみれば本当に缶ジュースも何も買える金額でなかったけれども、発展途上国の方々にしてみれば大金を皆さんが集めて、日本のために応援しようということでさまざま寄附金も下さったわけであります。そういうことを考え...全文を見る
○あべ分科員 ありがとうございました。  時間になりましたので、終わります。
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○あべ分科員 自由民主党、あべ俊子でございます。  きょうは、質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。大臣に、TPPに関して、何度も聞かれて大変だと思いますが、質問したいというふうに思っております。  TPPが国益に資するかどうかという議論が何度もされておりますが、...全文を見る
○あべ分科員 TPPに関しては反対議論もたくさん出ておりますが、国際社会の中で参加表明をしたからには、急に手をおろすということはできるのか、できないのか。大臣、このことに関しては、今、反対して、では、やめましょうということは、国際社会の中における日本は可能なんですか。
○あべ分科員 では、今から交渉参加に関しての手を挙げたものをおろすという可能性もまだあるということでしょうか。
○あべ分科員 そうすると、今、国民も、判断するには余りにも材料がなさ過ぎる、一体何が起きるかさっぱりわからないというのが現段階だと思います。私たちよりも鹿野大臣の方がいろいろ御存じなんだと思いますが、私たち以上に知っているけれども出していない情報というのが何かあるんでしょうか。
○あべ分科員 そうすると、さまざまな意見がもう既に出ているということは大臣御承知のとおりでございますし、また各団体の方も言っているわけでございますが、特にUSAのライス連合、アメリカ産米の輸入条件として、八百に上る化学物質の最大残留基準値検査を必要としているから、これは科学的根拠...全文を見る
○あべ分科員 まだ示されていないんですが、示されたら、大臣、どうされるんですか。
○あべ分科員 では、そのような、食の安全の部分で守れるかどうかわからないような遺伝子組み換えのところの規制緩和が入ったときには、もう絶対ノーということではなく、それをまた検討して協議して判断をされるということで、大臣としては、食の安全を何が何でも守ってくださるという、守るべきもの...全文を見る
○あべ分科員 ですから、TPPの国民的議論と言われましても、余りにも材料がなさ過ぎて、前提条件としてそういう仮説も立てられないということを政府側の皆様、また与党の皆さんがおっしゃるものですから、全く国民的議論ができずに、相変わらず、全く違う立場で全く違うことを言って、賛成だの反対...全文を見る
○あべ分科員 では、農地の集積の推進をしていけば強い農業になると大臣はお考えですか。
○あべ分科員 私は岡山の県北でございますが、中山間地区であります。土地を幾ら集めても効率化はできません。なぜか。それは棚田であるからであります。ここの部分は、大臣、どのように整理をされますか。
○あべ分科員 岡山県の鏡野町、有名な山田養蜂という蜂蜜屋さんがあるところでございますが、そこの奥の方でも、実は、農地の集約化をしたところがございます。全然効率化にならず、のり面の草刈りが非常に大変で、また集約化した農地をお返しするということが起きています。  ですから、中山間地...全文を見る
○あべ分科員 のり面が非常に多くて、稲刈りのときも田植えのときにも機械が入らないんです。手でやらなきゃいけない。また、のり面は、本当に事故に遭うようなところを、私どもの中山間地区の奥に行けば、若い衆は七十代ですから、その方々が草刈り機を振り回して、時々、草刈り機と一緒に振り回され...全文を見る
○あべ分科員 私ども自民党は、やはり中山間地区における農業というのは、食料を守るという観点だけではなく、環境を守り、国土を守り、地域を守るという総合的な地域政策みたいなものだと思っています。六次産業にはならないけれども、しかしながら、農業政策としては、私は、別建ての政策が必要なの...全文を見る
○あべ分科員 中山間地区において、中山間地区じゃなきゃできない農産物も確かにあるとは思います。  しかしながら、中山間地区に行くと実は鳥獣被害が大変でございまして、つくった先から食べられる。少子化何のその、年に六回ぐらいイノブタさんは出産をなさいまして、いろいろな対策を立てても...全文を見る
○あべ分科員 農地の集約化と戸別所得補償というのは相矛盾する政策ではないか。特に、農地の集約化を私ども自公政権が与党であったときにどんどん進めていったものが、戸別所得補償によって貸し剥がしが起きているんですが、大臣、このことは聞いたことはございますか。
○あべ分科員 ですから、今回の強い農業ということに対しても、中山間地区への配慮ということに関しましても、やはり限られた財源の中でやっていくわけですから、めり張りをつけていくということが非常に重要ではないかと私は思います。  特に、今回は農業者の所得がふえたということもございます...全文を見る
○あべ分科員 大体、米に対して補助金が出ると、足元を見られて、それと値段が連動するということは、大臣、お聞きになったことはございますか。
○あべ分科員 さらに、大臣、食料自給率五〇%達成が三十二年だということは、これは変わらないことでよろしいんですか。
○あべ分科員 そうしますと、平成二十四年には自給率何%ぐらいになっていますか。
○あべ分科員 では、二十五年には自給率はどれぐらいになっていますか。
○あべ分科員 年ごとは難しいと思いますが、では、三十二年に五〇%だとすると、四五%は何年ごろですか。
○あべ分科員 大臣、そんな急に食料自給率は上がりませんので、大体、四五%が何年ぐらいまでに達成しないと五〇%が三十二年に達成できるかどうかなんということは考えればわかるわけでございまして、そうすると、真ん中とったところで四五%行くでしょうか、大臣。
○あべ分科員 大臣もおつらい立場であると思います。非常に言語明瞭、意味不明でございまして、一体、達成できるのかどうか、全くわからないという感じでございます。  では、TPPに関連しまして、特に木材に関してでございますが、TPPの参加表明、参加をした場合において、木材業者に対して...全文を見る
○あべ分科員 そうしますと、林業が多い地域の中山間地区において、特にその部分の影響があったときに、これに対してはどういう対策を立てるおつもりでいらっしゃいますか。
○あべ分科員 では、集成材に関しまして、もし参加が決まれば対応をするということでよろしいですか。
○あべ分科員 国民的議論を喚起してと言うには、喚起できるほどの情報もお持ちにならない、全くその中身もよくわからないし、影響だけはわかっているけれどもどういう対策を立てるかわからないということは、私は大きな問題ではないかと思っておりますが、国内材が今実は動かなくなっております。 ...全文を見る
○あべ分科員 これに関しまして、特に在来工法、住宅というのが私は木材を使うのに一番重要な産業であると思っておりますが、ところが、固定資産税が、国内のいい木を使えば使うほど高くなるという仕組みになっているわけでございます。  きょう総務省の方からその担当の方がいらしておりますので...全文を見る
○あべ分科員 このことに関しては、今、国内材を使っていくということは、私は、森林を守り、国土を守り、水源林を守りという観点から、非常に重要であると思います。  平成二十四年の見直しはもう終わったそうでございますが、次は平成二十七年と聞いております。  大臣、ぜひ、これの見直し...全文を見る
○あべ分科員 ありがとうございます。  大臣のお地元のように、中山間地区の日本をどのように守っていくか、日本の国土をどう守っていくか、都会だけで日本は成り立たない、地方があってこその日本でございますから、ここのところは、大臣、地域政策としての農業政策がどのようにあるかが大きく影...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○あべ委員 おはようございます。自由民主党のあべ俊子でございます。  まず、岡田副総理にお尋ねいたします。  予算委員会でございますが、これは国会での正式な与野党協議の場ではないんでしょうか。
○あべ委員 ほかにも場があった方がいいというお答えでございますが、これは正式な国会での私ども野党が与党案に対して意見を言う会というふうに理解してよろしいんでしょうか。安住大臣、いかがですか。
○あべ委員 では、委員会における私どものいわゆる問題提起に関しては、さまざまなところに反映されるために委員会をやっているということの理解は、私は間違っているんでしょうか。小宮山厚生労働大臣。
○あべ委員 そうしますと、委員会の意味というのは、私どもが質問したことに対して政策に反映されるという位置づけは間違いではないでしょうか。岡田副総理。
○あべ委員 岡田副総理、私ども、こういう予算委員会の中で、野党となりまして、与党提案に対しまして私どもが政策に反映していただくということは、委員会にとって私どもに重要な点でございますが、しかしながら、一月六日の税と社会保障の一体改革素案という素案にもならないぐらいあらあらだったと...全文を見る
○あべ委員 その素案が一月六日に出てから閣議決定二月十七日まで、予算委員会、四十九時間七分行ったわけであります。そのときに税と社会保障の話がいっぱい出てきたわけでありますが、協議ではないから、委員会で言われたことは全く無視されたということは私は理解ができません。特に、一生懸命、丁...全文を見る
○あべ委員 私どもが委員会で質問するときに、揚げ足をとるだけではなく、ここのところがよくわからない、ここのところはもっと明確にしなければやはり国民の皆様が納得ができないんじゃないかということでも質問させていただいているわけであります。  今回の毎日新聞の三日、四日の世論調査にお...全文を見る
○あべ委員 おっしゃるとおり、ここのところはしっかり整理をしていかないといけない部分でございますが、何度も申し上げますが、素案から閣議決定になったら議論をすると言われたけれども、余りにもあらあら過ぎる素案を、私は、四十九時間七分を経た中で、閣議決定しなければいけないからといって、...全文を見る
○あべ委員 私どももまとめさせていただきますので、ぜひ与党の皆様の御意見も取りまとめていただけたらと思うわけであります。  特に、税と社会保障の一体改革、私は本当にこれは重要だと思っておりますが、本当に一体改革になっているのか。特に税の部分の、消費税を上げる部分、これはやらなけ...全文を見る
○あべ委員 それで、何合目か教えてください。
○あべ委員 私は、岡田副総理が本当にやらなきゃいけないことが、社会保障に関してはまだまだ書き込めていないのではないかというふうに思うわけであります。  内閣府で、「社会保障を通じた世代別の受益と負担」という経済社会総合研究所から出された世代間格差の報告書でございますが、これは副...全文を見る
○あべ委員 安住大臣、お読みになりましたか。
○あべ委員 岡田副総理、岡田副総理は何年生まれでいらっしゃいますか。
○あべ委員 安住大臣、何年生まれですか。
○あべ委員 済みません、委員長にはお尋ねいたしません。また、女性である小宮山大臣にもお尋ねいたしませんが、この報告書で、一九五五年生まれ以降は支払い超過という世代間格差が新聞報道で出されたわけであります。すなわち、安住大臣は逃げられない。さらには、五三年生まれである岡田副総理。 ...全文を見る
○あべ委員 では、今回の税と社会保障の一体改革閣議決定の中で全世代対応となっておりますが、小宮山厚生労働大臣、これはどこの部分がそうですか。
○あべ委員 私は、この税と社会保障の一体改革、何が欠けているかといえば、景気回復対策と、さらには、先ほど大臣もおっしゃいました、雇用の部分をもっと強く書いていかなければいけないと思っているわけであります。  なぜかといえば、子育てどころか結婚もできない低所得者対策、これをどうし...全文を見る
○あべ委員 そうしますと、皆様のお手元に配付資料がございます、所得が低いというのは一体何の所得なんでしょうか、安住大臣。
○あべ委員 そうしますと、ストックの部分は全く無視した形で低所得者を区切るということで、岡田副総理、これに関してはいかがですか。
○あべ委員 この所得の捕捉というのが非常に難しいと言われているのが、給付つき税額控除に反対される方々の理屈でもあるわけでありますが、しかしながら、世代間格差をここの表で見ていただきますと、現金が、すなわち当初の所得が多いのは五十代でありますが、所得が少ないけれども宅地資産が多いの...全文を見る
○あべ委員 そうしますと、ここのフロー、ストックの両面の所得把握の格差ということが、いわゆる給付の不平等をつなげるというふうに思うんですが、マイナンバー法案で、国税と地方税、さらには所得税と住民税、さらには固定資産まで把握できるわけでありますが、しかしながら、金融資産が把握できな...全文を見る
○あべ委員 大臣、この議論は非常に難しいことはわかっておりますが、勝手に違う方向の深みにはまらないでいただきたいと思います。私がお話を聞いているところの部分ではまっていただけたらありがたいわけでございます。  そうしますと、この相続税の強化と贈与税の緩和の政策ということも含めて...全文を見る
○あべ委員 そうしますと、今言われた相続税の部分は、実は四・一%ぐらいしか支払っていないわけであります。資産移転が進まないと、ここのところの、なぜ進まないかといえば将来不安が大きいからなんですね。  ところが、もう一つ問題は、相続税を上げただけでは、老老相続が続いているわけです...全文を見る
○あべ委員 六十七歳というふうに言われているわけでありますが、六十七歳で相続しても、余り欲しいものがある人ばかりではないと思うんですね。そうすると、お金がもっと市場に回るということが大切だと考えたときに、高齢者に富が集中しない仕掛けをしなければ、この高齢者に富が集中していること自...全文を見る
○あべ委員 このストックとフローに関しては、やはりマイナンバーとあわせてしっかり議論をしていかなければ、相続税だけの話では、私は、この世代間格差、各世代の中でもかなり格差があるということは存じ上げておりますが、議論をもっと深めなければいけないと思っております。  さらには、財産...全文を見る
○あべ委員 やはり、自助、公助、共助、働く人が本当に自分たちが報われる。若い方々が、自分たちの将来はどうなるんだろう、働かない方が得かもしれない、そんなふうに思う社会は本当にいけない。二十代、三十代が、自分たちが頑張ればこの日本は必ずよくなるし、自分たちも頑張っていけば報われるん...全文を見る
03月16日第180回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○あべ委員 自由民主党のあべ俊子でございます。  本日は、大臣所信に関連いたしまして幾つか質問させていただきたいと思います。  大臣所信におかれまして、大学改革に関しての検討を行うというふうに大臣がおっしゃったわけでございます。  そうした中におきまして、私、前職、大学にお...全文を見る
○あべ委員 特に、人が、質の部分もさることながら、やはり数の部分も重要でございまして、ことし百歳になられた日野原重明先生、聖路加国際病院の理事長でいらっしゃいますが、その方が書かれた文献を見ますと、数字がちょっと古いものになっておりますが、京都大学医学部が七十二人の教員であるのに...全文を見る
○あべ委員 実は、旧国立大学、今は独立行政法人になっておりますが、看護学部に関しては、大学設置基準、教員標準数は、学生二百人に十二名、すなわち、学生一人当たりの教員数〇・〇六となっているわけです。これは十分な数だと思いますが、実際どれぐらいの数になっているか、大臣もしくは政府参考...全文を見る
○あべ委員 今の大学設置基準の部分は、学生一人当たりの教員数〇・〇六でありますが、実際、平成二十二年度の学生一人当たりの教員数は〇・一〇になっています。  これはなぜかというと、そのままでは実習指導などが回らないからふやしているわけでございますが、この充実した教育を行うために標...全文を見る
○あべ委員 私は、特に、大学教員を実際自分でやってきた立場として、大学教員が、やはり、特に医療系に関しましては、臨床指導、さらには普通の座学における知識における教育、さらには研究を、三つやっていかなきゃいけないというのは、かなりアクロバットなことじゃないかと思っています。  特...全文を見る
○あべ委員 実は、看護職、一割ぐらいが、大学もしくは看護学校を出てから一年以内に離職をしてしまいます。その中の一つの大きな理由が、リアリティーショックといいまして、すなわち、教わったことと現場が余りにも違うということが大きい。私は、やはり臨床指導は臨床の方々がやっていく方が、その...全文を見る
○あべ委員 ぜひとも、必ず検討いただきまして、どのように検討するか、大臣、ちゃんと私に教えていただけますでしょうか。
○あべ委員 ありがとうございます。  医学はかなり進んでいるわけでございますが、看護に関しても、臨床の実態を学生がしっかり知っていって、リアリティーショックがないような教育をしていくということが非常に重要であります。しかしながら、今、薬学に関してもそうでございますが、臨床者が忙...全文を見る
○あべ委員 では、唐澤官房審議官、この数値に関して、特に妊娠中絶、十五歳以下、十五歳未満と十五歳、さらには性感染症を簡単に教えていただけますか。
○あべ委員 私が持っている数字ですと、平成二十一年、九百六十一の定点医療機関、これは、ですから全数ではないということでございますが、十五歳から十九歳の性器クラミジア感染症が二千九百五十五件、性器ヘルペスウイルス感染症が三百二十件。人工妊娠中絶に関しては、これは報告をするということ...全文を見る
○あべ委員 大臣おっしゃるとおりでございまして、実は、文部科学省が出している学習指導要領の中では、性に関する指導の内容がしっかりと書き込まれてはいます。書き込まれてはいるんですが、実際それがどう行われているのか、また、子供たちがしっかり理解をしているのかという話は、実は整理はされ...全文を見る
○あべ委員 今、インターネット情報が、本当に性情報が氾濫していく中、正しい情報が子供たちに伝わるということが極めて重要だと私は思っているわけであります。  先ほども申し上げましたが、性に対する興味をあおるということではなくて、また、要領の中にしっかり書き込まれているコンドームの...全文を見る
○あべ委員 おっしゃるとおりでございまして、特に低年齢で妊娠中絶をいたしますと、そのまま不妊につながる確率が非常に高い。また、やはり出産というのは、女性の場合は卵子が年をとっていくんだということは子供のときに教える必要があるんだと私は思っておりまして、そこは、言い方はなかなか難し...全文を見る
○あべ委員 ぜひとも、日本の宝である子供たちを守っていくためにも、よろしくお願いいたします。  時間になりましたので、終わります。
03月21日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  本日は、提案者と政府に対しまして、児童手当に関しまして、子ども手当の修正案に関しまして、質問させていただきたいと思っております。  この議論、非常にわかりにくいと私は思っております。新聞報道を見ましても、その理解度が非常にばら...全文を見る
○あべ委員 では、名称が児童手当となったということは、自公時代の拡充してきた児童手当の精神が復活した、なおかつ具体的になったということでよろしいんでしょうか。
○あべ委員 所得制限に関してお尋ねいたします。  子ども手当制度においては所得制限がなかった。高所得者にも手当が支給されていた。政府案が削除することとしていた児童手当法第五条、この所得に関する記述の規定は修正案により維持されましたが、しかし、今回の改正案、三党合意で所得制限を設...全文を見る
○あべ委員 では、修正案を出された側の御意見も聞きます。
○あべ委員 そうしますと、年少控除の復活も検討されるということを今言及されたわけでございますが、その年少控除の復活というのはどれぐらいかかるというふうに修正案の提出者としてはお考えですか。
○あべ委員 速やか、一年以内という理解なんでしょうか。
○あべ委員 では、政府に質問させていただきます。  年少扶養控除の廃止の影響について伺わせていただきたいと思います。  この平成二十四年の四月、五月、所得税の年少扶養控除廃止の影響によって、従来の児童手当当時より実質手取り額が減少するケースが一部の高所得者に見られるわけであり...全文を見る
○あべ委員 中間所得層と言われるのはどれぐらいの幅の方々であって、どれぐらいの影響があるか、具体的に数字が出せますか。
○あべ委員 このことに関して、では、申しわけなかったということで、対応は全くなされないのでしょうか。
○あべ委員 中間層に手厚くしなきゃいけないという中で、前の阿部委員からの質問もございましたが、やはりやっていることが全くちぐはぐで、そこのところは制度上非常に穴があったのでごめんなさいで済む話なのかというふうに私は思うわけであります。  ですから、本当は自公政権時代にあった児童...全文を見る
○あべ委員 通らなかったら、その法案を取り下げるということなんでしょうか。
○あべ委員 厚生労働大臣としては余り財源は考えなくていいのかどうか、私はよくわかりませんが、この新システムの所要額一兆円、そのうちの、消費税の増税分から七千億を充当するということで一応予算は出ているわけでありますから、消費税の引き上げができなかった場合に、消費税を財源としている新...全文を見る
○あべ委員 ですから、そこのところの消費税が、理解をするかしないかではなくて、財源の整合性のことでございまして、今回の税と社会保障の一体改革、全世代対応型といいながら、高齢者と子供に焦点を当て、若者世代の部分が余りにも少ないと私は思っております。  今、本当にニート、フリーター...全文を見る
○あべ委員 いずれにしましても、やはり自公政権時代の、子ども手当になる前の児童手当に関してもっと修正を加えていけば、こんなに無駄も出なかったのではないかと私は思っているわけであります。  今回のものに関しまして、特に所得制限の完全実施ということになりますが、今後の子育て支援策に...全文を見る
○あべ委員 今、田村議員がおっしゃった、夫婦の場合でありますが、世帯主とは私は限らないと思うんです、奥様が給与が高い場合もございますので。  そうすると、夫婦合算ということも考えるということでございますが、夫婦合算にした場合はどれぐらいの影響があるかということはお考えになってい...全文を見る
○あべ委員 本当に今、夫婦共働きでないと生活が支えられない方も非常にふえていく中、私はここの部分は大きな影響があるのではないかと思っているわけでございます。  いずれにいたしましても、ばらまきと言われていた子ども手当でありますが、本当に子供のために使われていたのかよくわからない...全文を見る
○あべ委員 百億であったわけでございまして、本当に、事務の部分の無駄と、さらには、子供を持った世帯に対する混乱をさせ、やたらばらまきをしてきたあげくに、また児童手当の修正案に戻るということは、私は、この二年半の政権交代そのものの無駄だったことの象徴ではないかと思っております。やは...全文を見る
03月23日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○あべ委員 おはようございます。自由民主党、あべ俊子でございます。  本日は、保険業法の一部改正案に関して質問させていただきます。  特に、保険募集の再委託についてでございます。今回、このことに関しましては、再委託のあり方ということで、平成十五年、規制改革推進三カ年計画の閣議...全文を見る
○あべ委員 おっしゃっていることが、契約者にとってのメリットとはちょっと聞こえなくて、経営者にとってのメリットばかりが重点を置かれていたかのように思うのですが、すなわち、強い販売力を大手の保険会社が持つことによって、それが本当に契約者にメリットになるかという説明が今なかったわけで...全文を見る
○あべ委員 話がつながっていません。  すなわち、グループ化が行われることによって効率化があり、顧客の抱え込みができるというところまではわかりましたが、契約者にとってのメリットが全く整理されていない。これは、どこから要望が来て、今回グループワークを立ち上げたわけですか。
○あべ委員 すなわち、契約者からのニーズが直接出てきたわけではないということはわかっているわけでございまして、そうしますと、契約者をどう守るかということが私たちは一番気になるところでございます。  特に、再委託をしていくことによって、代理店が、しっかりとその情報が伝達できるのか...全文を見る
○あべ委員 大臣にもお尋ねいたします。  契約者、この方々をお守りする利用者保護の観点から、この詳細に関して、やはりガイドラインや基準を金融庁として出すべきだと思いますが、大臣、いかがですか。
○あべ委員 答えがちょっと曖昧でした。方向性はわかりましたが、やるかやらないかでございますので、基準やガイドラインを、大臣、利用者の保護の観点から進めるかどうか。進めるか進めないか、その一言だけで結構でございます。
○あべ委員 自見大臣の力強いお言葉、ありがとうございました。  続きまして、少額短期保険業者にかかわる規制の見直しに関して質問させていただきたいと思います。  今回の見直しに当たって、現在の特例をそのまま延長するのではなく、当初の経過措置期限経過後に当たる平成二十五年四月一日...全文を見る
○あべ委員 何を見ているのかよくわからないんですが、セーフティーネットに関しての整備はしないまま放置をするということなんでしょうか。それとも、セーフティーネットに関して、金融庁として責任を持ってこれから取り組んでいくということなんでしょうか。それをお答えいただきたいと思います。自...全文を見る
○あべ委員 今おっしゃった今後のあり方というのは、これから先、金融庁は、許可特定保険業者も含めて、どういう方向性に見直していくんですか。縮小するんですか、廃止するんですか、統合するんですか。どうするんですか、方向性を教えてください。
○あべ委員 当面とはいつまでですか。
○あべ委員 責任を持って判断するまでに、どういう情報が必要だと思われていますか。
○あべ委員 現在、その情報は収集中ですか。
○あべ委員 非常にお答えが曖昧なのでございますが、業界の適正な競争を私は促すべきだと思っておりまして、そういう観点から、やはり適正な制度設計を進める必要があるのではないかと思うわけであります。  今回、再委託に関しては認める。しかしながら、少額短期保険業者の部分に関しては当面の...全文を見る
○あべ委員 両方にらみながら、判断基準が非常に曖昧で、私はそこが一番無責任なのではないかと思っております。当面という形でずるずるするような形では、本当に保険業界における適正な競争を促すことができないということを考えたときに、これは、この少額短期保険業者を残す方向なのか残さない方向...全文を見る
○あべ委員 大臣、何か、自由社会でありながら、監督しながら安全性も確保という話でございますが、金融庁の役割としては、私は、ある意味、自由市場主義ということであれば、保険会社の適切な競争を促すという観点と利用者保護の観点、この二点が一番重要だと思っております。  特に、この少額短...全文を見る
○あべ委員 ですから、そのように少額短期保険に関して位置づけていくのであれば、セーフティーネットの整備が必要なのではないかと私は申し上げているわけです。  ですから、このことに関してセーフティーネットの整備を前向きに検討されるということでよろしいですか。
○あべ委員 何度聞いてもお答えは出てこないのかもしれませんが、やはり、この業界に関して、適切な競争を促し、少額短期保険の存在意義があるのであれば、利用者保護の観点から、セーフティーネットを前向きにぜひ御検討いただきたいと思うわけであります。  最後の質問になりますが、民間保険会...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  特に、保険を皆さんが安心のために買われるといったことを考えたときに、客観的でわかりやすい情報が提供されるということは非常に大切なことだと私は思います。十二月二十日付で、自見大臣の、医療者としてやはりここの部分は明確にしてさしあげないと国民が...全文を見る
○あべ委員 具体例かどうかは、私は、契約者を保護する観点から決定すべきだと思っております。特に民間医療保険に関しましては、誰でも入れるけれども誰にも支払わない民間医療保険とやゆされる、そういう商品もございますし、例えば、がん保険といいながら、本人にがんの告知をしていなければそれは...全文を見る
○あべ委員 大臣、ありがとうございます。  答弁書を真面目に読んでくださって、私の質問に対しては余り答弁してくださらなかった感はございますが、監督指針、ぜひとも書きかえてください。  時間になりましたので、終わります。
05月29日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  おはようございます。朝一番の質問でございます。本会議が入りましたので、突然時間が変わったわけでございます。  では、まず初めに、今回の一体改革、そもそも何が目的か、それぞれの大臣、一言ずつお答えください。
○あべ委員 それぞれの大臣、それぞれおっしゃいましたが、今議論されている一体改革と本当に乖離したお話ではないかと私は思います。  特に、消費税、一〇%に上げるに当たって、五%しか上がらない中、余りにも消費税対策の逆進性対策やばらまきが多過ぎて、安定財源どころか不安定財源のもとに...全文を見る
○あべ委員 岡田大臣、何かさまざまなという、そのさまざまなが聞きたくて私はお話をしているわけでございまして、消費税以外の特に効率化の部分、マクロスライドに関しては我々が政策を立てました、ただ、実行ができていなかったことは確かでございますが。それでは、自分たちが一体改革をしようとし...全文を見る
○あべ委員 世代間に関してはわかりました。足りないとは思っておりますが、では、制度間の不公平に関しては、岡田大臣、いかがですか。
○あべ委員 その全般に関して、制度間に関する不公平さはあると思いますか、ないと思いますか。
○あべ委員 では、大臣が年金のお話をされたので、ここの部分で質問させていただきます。  最低保障年金、これはおやりになりますか、できませんか。どちらですか、岡田大臣。
○あべ委員 では、岡田大臣としてはおやりになりたい。では、できるとお考えですか。
○あべ委員 最低保障年金の話が出て以来、年金の未納率はどのように変化したか、岡田大臣、把握していらっしゃいますか。
○あべ委員 難しいと思いますが、未納率はどのように変化しましたか。
○あべ委員 それを加速させたのは現政権ではないですか。特に、年金に対する信頼感、そこの部分が失われた。政権交代の前に皆さん方が、年金は破綻している、年金は当てにならないと言い続けながら、そのことに対して、特に財政検証、再計算に対しましてほとんど何もしていない、無策であるということ...全文を見る
○あべ委員 そうすると、年金に対する信頼感は、私は記録だけの話ではなかったと思っています。  特に最低保障年金の話で皆様方は選挙を戦われたわけですから、そうすると、年金なんて払ってもしようがないんじゃないかということが出ていることは確かでありまして、先ほど申し上げたように、では...全文を見る
○あべ委員 私がお聞きしているのは、最低保障年金制度があったときに、では、年金の保険制度を保って、一生懸命働いた方が保険料を納めると、最後どんなふうに違いが出るのですか。それは、今のまま、特に月額の六万五千円が乗らないんだとすれば三万円なのか。すなわち、今支払っている額の、しかし...全文を見る
○あべ委員 いろいろと試算を、もう政権交代して三年になるのに、まだ試算していらっしゃるんでしょうか。  私は、この最低保障年金に、一生懸命頑張って働いて保険料を納めた方々が一体最後どうなるかということは、自助、共助、公助という考え方からは非常に重要なことだと思っております。 ...全文を見る
○あべ委員 すなわち、年金をしっかりと支払った納付者に関しまして、一体最後どういう年金制度になるかということの全体像がわかりたいということであります。
○あべ委員 そうしますと、逆に、所得比例の保険料を払った方々が、払わなかった方に対して逆転するということは全くないわけですか。すなわち、一生懸命払った人が払わなかった人よりも額が減るということは全く想定されていないという理解でよろしいですか。
○あべ委員 今のお話の中で、非常に年金制度に対しての混乱が起きておりますが、例えば、ちょっと話をかえますが、低所得者に対する年金加算のお話を、岡田大臣、されていますよね。この年金加算に関してですが、月六万六千円以下の方に月六千円を加算するという話があります。これは今も継続されてい...全文を見る
○あべ委員 この月六千円というのは、一年で七万二千円ですから非常に大きいわけです。  加算の対象者は、老齢基礎年金を受けている、年金その他の収入が老齢基礎年金の満額以下、さらには家族全員が市町村の税の非課税者、この三条件を満たす人となっています。  そうすると、ここで逆転現象...全文を見る
○あべ委員 そこは、違う話に移りますと私申し上げたはずでございます、岡田大臣。  ですから、今の低所得者の年金加算に関しての逆転現象に関しては、特にその逆転に対する対策は、岡田大臣、何か立てていらっしゃるんでしょうか。
○あべ委員 非常に今のお話、わけがわからなくて、例えば、一貫して自営業で未納も免除もなく四十年こつこつと国民年金保険料を納めた人、少しでも年金をふやそうと頑張って保険料を自助努力で納めた人、そういう人も満額を超えれば加算がないわけでありまして、厚生労働省年金課は、この、その他の収...全文を見る
○あべ委員 そうしますと、今回の論点で、合計所得ということになると何が起きるか。給与収入なら給与所得控除、年額の下限が六十五万円を、自営業で青色申告特別控除の対象なら、これを控除できるということなんです。ですから、所得で考えたときに逆転現象が、皆さんが想定していらっしゃるよりも起...全文を見る
○あべ委員 最初に私は、この一体改革の目的は何かと皆様にお尋ねいたしました。財政の健全化、社会保障の安定化、全くできないではないですか。私は、本当に一生懸命働いた方が報われる社会にならなければいけないと思うわけであります。  そういう中において、保険料を多く納めた人が加算がもら...全文を見る
○あべ委員 そうすると、低所得者対策に全くならないわけでございますが、そこの部分に対する手当て、さらには、その配慮はどのように検討していらっしゃるんでしょうか。小宮山大臣。
○あべ委員 まず、閣僚の方が皆さんでコンセンサスをとってから、この委員会に挑んでいただきたいというふうに思うわけでございます。  そういう中におきまして、ちょっと次の質問に移らせていただきます。  給付つき税額控除、この部分に関してですが、給付つき税額控除はベストなチョイスだ...全文を見る
○あべ委員 給付つき税額控除は、やはり、どなたが必要な収入もしくは所得が得られているかということを把握するのが前提でございまして、私よくわからないので岡田大臣に教えていただきたいんです。  この給付つき税額控除をやるに当たって、マイナンバー、社会保障番号というのは必須だと思うわ...全文を見る
○あべ委員 では、国対間の話し合いだというふうにおっしゃっておりますが、一体改革をするつもりがあったら、ここの部分は譲れない部分だったんじゃないですか。なぜ譲ったんですか。
○あべ委員 一体改革をするのに、このマイナンバーなくしては私は一体改革は無理だと思うわけであります。  そうすると、そこの部分は、話し合ったからではなくて、譲っちゃいけないところは譲っちゃいけないわけじゃないですか。岡田さん、中身をよくわかっているからこそ、そこのところは譲っち...全文を見る
○あべ委員 立場にはないかもしれませんが、社会保障に関して非常に精通していらっしゃる岡田大臣に、改めて、このマイナンバーがないと社会保障の一体改革はできないというふうに個人的に思っていらっしゃるかどうか、お尋ねいたします。
○あべ委員 そうしますと、その給付つき税額控除に関してマイナンバーが必要であるというふうに個人的に思っていらっしゃるとすれば、政府は本格的な稼働と定着ということをマイナンバー、番号制度に関して言っているわけでございますが、本格的な稼働と定着とは何なのか。ここを、安住大臣、お聞きし...全文を見る
○あべ委員 すなわち、諸外国の例を見ながらしっかり整備をしていきたいというのは、金融資産所得の捕捉をするということでいいんでしょうか、安住大臣。
○あべ委員 そのターゲットの中に金融資産ということは、今、安住大臣の頭の中にはないということなんでしょうか。
○あべ委員 それは具体的に何ですか。
○あべ委員 それは、では法案が通るまでに検討は終わりますか。
○あべ委員 そうすると、マイナンバーが通るまでの間、低所得者対策というのは本当の低所得者ではなくなるという可能性はないですか。岡田大臣、いかがですか。
○あべ委員 ですから、一時的の後に、私が申し上げているのは、所得を把握するために、金融資産の部分は、それを入れていくのかいかないのかということの方向性でございますから、岡田大臣、その方向性だけ教えてください。方向性も検討中なんといういいかげんなことで、この委員会ができるはずがない...全文を見る
○あべ委員 低所得者ということに対する考え方において、金融資産を把握するかしないかということの、その制度の根幹の部分の質問をしております。
○あべ委員 大臣、私はそんな難しいことを言っているんではなくて、所得把握において金融資産は入るか入らないかという単純なことを聞いているだけなんです。大臣、お答えください。
○あべ委員 言いわけばかりの委員会なのか、本当に議論するつもりがあるのか、税と社会保障の一体改革の中身の根幹が整理されていない中、皆さん方は社会保障をどうしようと思うのか、次世代へのツケをますますふやそうと思っているのではないかというふうに私は思うわけであります。  年金に関し...全文を見る
○あべ委員 雇用に関して余り書き込みが足りないと思いますが、そうおっしゃるのであれば、短時間労働者への社会保険の適用拡大に関してちょっと、小宮山大臣が立たれたので、お尋ねいたします。  これに関しましては、特に適用拡大、私どももこれは自公でやってまいりましたことでございますが、...全文を見る
○あべ委員 そうしますと、対象者はどれぐらいになるか、計算してありますか。
○あべ委員 これは、非正規労働者全体から見るともっとふえませんか、大臣。
○あべ委員 三年以内に拡大すると、そこの影響は非常に大きくなりますが、来年、本当に法案を提出されますか。業界の反発もかなり大きくなるのではないかと思いますが。
○あべ委員 そうしますと、今回の年金の拡大に伴いまして、九万八千円から七万八千円という形で標準報酬月額が決まっていくわけでございますが、ここの部分を変えていきますと、ほかの今まで持ってきた整合性が非常に合わなくなってくるのではないかというふうに思うわけであります。  特に、公平...全文を見る
○あべ委員 そうすると、配偶者控除に関しましては、そこの部分を見直していくということでよろしいですか、大臣。
○あべ委員 この委員会ももう何十時間もやってきていると思うんですが、やはり中身が余りにもなくて、のれんに腕押し、ぬかにくぎという感じでございまして、何を言っても検討中、党が検討しているということで、一体政府は、その話を聞いて、政府と与党は一体だったのではないかということの疑問点も...全文を見る
06月07日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第16号
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○あべ委員 こんにちは。自由民主党、あべ俊子でございます。よろしくお願いいたします。  まず初めに、ひげの殿下で親しまれました、福祉に御尽力いただきました殿下の御逝去に対しまして、心からお悔やみを申し上げます。  さて、私、本日は、後期高齢者医療制度に関して質問をさせていただ...全文を見る
○あべ委員 小宮山大臣、後期高齢者医療制度、廃止の方向性でしょうか。お答えください。
○あべ委員 小宮山大臣、何をおっしゃっているかわからないんですが、廃止の方向性ですか、そうではないんですか、お答えください。簡潔にお答えください。
○あべ委員 非常に曖昧なお答えでございますが、岡田大臣、改めて聞きます。  今回の後期高齢者医療制度に関しまして、パート年金保険料の拡大の軽減措置に対して、後期高齢者支援金の特別措置を平成二十八年四月から施行するということが入っているんですが、このことが入っているということは、...全文を見る
○あべ委員 岡田大臣、改めてお聞きします。  廃止という方向性は、岡田大臣としては変わりないでしょうか。
○あべ委員 改めて岡田大臣、後期高齢者医療制度の問題点は何でありましたか。
○あべ委員 ネーミング、違和感。制度の問題とこれは全く違う話でございますが、小宮山大臣に改めてお聞きしますが、後期高齢者医療制度の問題点は何であったと思っていらっしゃいますか。
○あべ委員 この制度を導入してから、実は政府の方からその制度導入後の効果というのが出ておりますが、小宮山大臣、それは御理解していらっしゃいますか。政府参考人で結構でございます。紙だけ読まれても困ります。
○あべ委員 改めてお聞きしますが、一つは、保険料負担の割合に関してどのような形になったかというのが一点目と、また、保険料負担の地域間の格差に関して、厚生労働省、どういう効果が出ているか教えてください。
○あべ委員 今、外口さんがおっしゃった高齢者の保険料負担、地域間格差がなくなったということは非常に大きいわけでございますが、もう一点大きいのは、公費、現役世代からの支援、高齢者の保険料という負担の割合が明確になったということであると私は思いますが、外口参考人、いかがでしょうか。
○あべ委員 このように、世代間格差の部分と地域間格差を解消しようと思って行ったのがこの制度でございまして、岡田大臣、ネーミングが悪いなどという批判をそのまま今内閣にいらっしゃる方が受けとめられるというのは、ちょっと私は大臣としていかがなものかと思いますが、この二点、特に制度を導入...全文を見る
○あべ委員 では、この制度を廃案にするという理由が私はよくわからないんですが、岡田大臣、廃案にする理由は、ほかに何か私にまだ言っていないことがあるのであったら、教えてください。
○あべ委員 今おっしゃっている差別というのは、具体的に、年齢以外に、小宮山大臣、何があるんですか。
○あべ委員 それは制度の話ではなくて、国民目線の部分でシームレスにできるかどうかというだけの話でございまして、この制度そのものを入れた動機づけは、先ほども申し上げたように、地域間格差の問題、さらには世代、特に高齢者の医療費がかかるのに現役世代のお金を幾ら使っているかわからないとい...全文を見る
○あべ委員 私は大臣にお聞きしているのであって、一国民にお聞きしているのではありません。  年齢で差別をするということが、本当に必要じゃない場合、本当に差別でやっている場合と、私はしっかり分けるべきだと思います。  例えば、自民党の青年局、これは四十六まででございまして、それ...全文を見る
○あべ委員 大臣、制度として、この後期高齢者医療制度は制度上の差別があるかどうかということを簡潔にお答えください。
○あべ委員 そういう意味でおっしゃったら、逆に、この後期高齢者医療制度が差別があるとすれば、高齢者の負担を軽減する、すなわち、現役世代と企業の負担をふやして制度の持続可能性が確保できると大臣は思っていらっしゃるんでしょうか。
○あべ委員 今、それはどこでどのように議論をしているか、進捗状況も含めて教えてください。
○あべ委員 法案はいつ出てきますか。
○あべ委員 では、得られなかったら出さないということでよろしいんでしょうか。
○あべ委員 政権がいつ交代するかわからないんですが、在任中に出せそうかどうかの見込みだけでも教えてください。
○あべ委員 この後期高齢者医療制度を廃案にするとおっしゃって、まだ関係者の調整もできないと言って、皆さん方、実は、四野党提出の後期高齢者医療制度廃止法案を、私どもが、自公が与党であったときに出されているんです。覚えていらっしゃいますか、小宮山大臣。
○あべ委員 岡田大臣、どういう法案を出されたか、覚えていらっしゃいますか。
○あべ委員 そのときに、出されたときの提案理由というのがございまして、年齢で区切ることの合理的な理由がない、低所得者に対しても従来よりも保険料負担が高くなっている、後期高齢者医療制度加入者の保険料の伸び率が現役世代よりも高くなる可能性がある仕組みとなっているという法案提出理由でご...全文を見る
○あべ委員 岡田大臣も難しいところがたくさんあって大変だなというふうに思いますが、そういう中にあって、後期高齢者医療制度の廃止というのは、何を廃止すると廃止することになるのか、ちょっと具体的に教えてください、小宮山大臣。
○あべ委員 私は、今大臣がおっしゃったことは制度上の根幹の部分ではないと思っております。それは、それぞれに対応していけばいい話であって、私どもが財政的に特にこの高齢者の医療費を賄うときに、先ほど岡田大臣がいわゆる拠出金を出していけば保険としての機能がわからなくなるとおっしゃってお...全文を見る
○あべ委員 さらに言いますと、後期高齢者医療制度を本当に皆さんがやめようと思っているかどうかの覚悟、看板のかけかえだけにならないかということはいろいろ批判をされているところでございますが、この看板のかけかえにならないというふうなことは、本当に制度そのものの根本の部分を見直している...全文を見る
○あべ委員 すなわち、今回の医療制度に関しまして、国保というのは、高齢者が多い、病気をなさっている方が多い、現役世代が少ない、収入、さまざまなことの影響があるわけでございますが、ここの部分の格差をどのように解消していくかということは私は非常に重要なことだと思っておりますが、このこ...全文を見る
○あべ委員 この都道府県単位に関しまして、今も調整がされているわけでございますが、調整項目、政府参考人で結構でございますので、一体どういう項目があるのか教えてください。
○あべ委員 特に今おっしゃった中で、医療水準に関する配慮でございますが、都道府県、市町村を見ても、医療費が高いところと低いところがあるわけでございます。これは年齢、疾病にかかわらず、医療提供体制の部分が非常に大きく影響するところだと思っておりますが、この医療提供体制が、都道府県ご...全文を見る
○あべ委員 この医療提供体制、特に医療の水準によっての部分を調整係数でどこまで見るかということは、市町村さらには都道府県の提供体制をどこまで計画の中に入れ込んでいるかということも含めて、全体で見ていくのは本当に注視をしていかなければいけないと私は思っているところでございます。 ...全文を見る
○あべ委員 ちなみに、この中で、中間層というのは何百万から何百万の範囲というふうに考えていらっしゃいますか。
○あべ委員 分厚い中間層、その前提条件の中間層がどういう人かわからないで、低所得者対策、分厚く、どのようにしていくかも含めてよくわからない。  安住大臣、この中間層というのはどこからどこですか。
○あべ委員 ありがとうございます。  皆さんが前提条件を全く考えずしてわけのわからないことを言っていることがよくわかりました。  ありがとうございました。
06月11日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第18号
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○あべ委員 自由民主党のあべ俊子でございます。  税と社会保障の一体改革、野田総理が政治生命をかけていらっしゃる。私は、野田総理、本当に頑張っていらっしゃるんじゃないかと拝見するわけでございます。姿勢は非常に低姿勢、誠実そうな感じもする。しかしながら、全国で、増税の前にやるべき...全文を見る
○あべ委員 そうしますと、野田総理、十六日からG20のためにお出かけになる。十五日まで修正協議を行う。この修正協議が行われた後、メキシコにお出かけになって、二十日の朝に戻られるという中、クーデターが起きるのではないかという御心配はございませんか。
○あべ委員 では、政治生命をかけた野田総理、この修正協議ができた後、二十日か二十一日に衆議院の本会議で採決をするということでよろしいでしょうか。
○あべ委員 そうしますと、今国会中、二十一日まででございますが、衆議院は可決するといたしましても、参議院が可決をしないわけでございます。二十一日までにできないということがどう考えてもわかるわけでございますが、そうすると、野田総理、政治生命をかけてこの国会を延長するということでよろ...全文を見る
○あべ委員 野田総理、命をかけている割には、文言が曖昧でございます。  本当に命をかけて修正協議をし、衆議院で採決をし、さらに参議院に送らなければいけないということを考えたときに、延長は不可避であると考えますが、野田総理、これはお答えいただけないんでしょうか。
○あべ委員 そうしますと、修正協議でございますが、修正協議がもしまとまらなかったら、二十一日までに政府原案を採決するという理解でよろしいんでしょうか、野田総理。
○あべ委員 この税と社会保障の一体改革の協議、ぜひともまとめたいという岡田副総理の言葉でございましたが、改めて確認させていただきます。  野田総理、この税と社会保障の一体改革、その目的を一言でおっしゃってください。
○あべ委員 今のお話でございますが、これにあわせて、昨日、総理、旗をおろせ、理念をおろせではなく、現実的な制度の議論が必要ではないかという発言をされましたか。
○あべ委員 野田総理、具体的に、旗というのは、どういう旗を指しておっしゃった発言なんでしょうか。(発言する者あり)
○あべ委員 私ども自民党が具体的な制度の議論をしていく上において、やはり皆様方が変な旗を上げていることは事実であります。これは、消費税の前にやらなきゃいけないことがあるという旗ののぼり旗ではなくて、私が申し上げているのは、皆様の特におっしゃっている最低保障年金、後期高齢者医療制度...全文を見る
○あべ委員 最低保障年金の部分が非常に誤解が多いがゆえに、自助をしなくてももう公助に入れるからいいんじゃないかと思っている方々がたくさんいらっしゃるわけであります。ですから、その変な、マニフェストの、約束したことはやはり撤回していただかなければ、制度上の話し合いの議論に入れないで...全文を見る
○あべ委員 改めて、岡田副総理ではなく、野田総理にお聞きいたします。  今の最低保障年金に関して、これはおろせない、自分たちはやるんだというお考えでしょうか。
○あべ委員 では、改めて野田総理にお聞きします。岡田副総理ではございません。  そうした中におきまして、最低保障年金、やはり、到達点であるとすれば、次の衆議院選挙のマニフェストにも民主党としてお書きになるということで、野田総理、よろしいですか。
○あべ委員 到達点という非常にきちんとした言葉の割には、迷いがまだまだおありになるという感じがしたわけでございます。  では、野田総理、改めて、後期高齢者医療制度廃止となった中で、皆さん方が政権をとる前に差別だとおっしゃっておりましたが、後期高齢者医療制度、一体何が悪かったと総...全文を見る
○あべ委員 ネーミングが悪かった、さらには、その政策に対しての私どもの説明が、また政府の説明が足りなかったというのは事実でございます。  しかしながら、この後期高齢者医療制度、導入してよかったことも幾つか挙げられているわけでございます。これは、野田総理、承知していらっしゃいます...全文を見る
○あべ委員 おっしゃるとおりでございまして、この地域間の格差、特に国保におきましては地方の若い世代が一番大変な思いをしているわけであります。そこの問題を解決しなければいけない。さらには、この負担の割合を明確にしていかなければ、今非常にふえている高齢者を支えていくために現役世代が疲...全文を見る
○あべ委員 私ども、本当に考えに考え抜いて行った制度であります。しかしながら、やはりネーミングが悪かった、私どもの、政府も含めた当時の与党の説明が足りなかったということは事実でございますが、しかしながら、余りにもメディアが、また余りにも皆さんが言ったがゆえに、その問題点だけを指摘...全文を見る
○あべ委員 安住大臣、大変よく読めました。  私どもが以前から考えていたことの答えでございまして、そのとおりでございますが、しかしながら、今皆さんが何を思っているかといえば、先ほども申し上げました自助、公助、共助の考え方、自分で頑張っている方に関して、自分で頑張って、自分がこれ...全文を見る
○あべ委員 岡田副総理には一切お聞きしていないのに、なぜ出てきて時間を消費するのか、私にはわかりません。  野田総理、改めてお聞きいたします。  分厚い中間層のための勤労インセンティブ、働いて頑張っている人がペナルティーにならない、そういう制度に関してはどうお考えでしょうか。
○あべ委員 野田総理がおっしゃるとおりでございまして、今回の税と社会保障の一体改革、待ったなしではございます。そうした中、増税の議論が先行し、社会保障も共助が先行し、使う額の方がふえてしまっている。これでは将来不安を本当にあおるだけであります。  若者も不安、高齢者も不安、そう...全文を見る
○あべ委員 本当に、税と社会保障の一体改革の中で、景気回復さらには雇用の創出も一緒にしていかなければいけないわけでございますが、私ども、この議論は真摯に協議に応じてまいりました。  そうした中、まだまだ社会保障部分が足りないということは確かでございまして、増税だけが先行している...全文を見る
○あべ委員 一体になっていないから私が申し上げているわけでございまして、医療部分、介護部分、ここの部分を放置することはできないわけであります。  ですから、今回の修正協議の中で、残される課題に関して、野田総理、それは放置されるおつもりですか。修正協議の部分だけをとって一体改革と...全文を見る
○あべ委員 その議論の場とはどこか、具体的にお聞きしたいと思います。
○あべ委員 税と社会保障の一体改革、本当にやらなければいけないことが山積でございますが、やはり、国民の負担がどう変わっていくのか、国民の生活がどう変わるかという視点が私はもっともっとわかりやすく出るべきだと思っております。増税の部分だけが先行し、公助に充て過ぎ、自助を頑張ろうとい...全文を見る
06月19日第180回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  きょうは、質問の時間をいただきまして、中川大臣にお尋ねいたします。  大臣のお地元には青年団がおありですか。また、青年団について御存じのことを教えてください。
○あべ委員 青年団に関して、非常に多かった時期は四百三十万人、一九五一年当時でございますが、いたと言われておりますが、今、十五万から二十万ぐらいではないかと言われているところであります。  青年団が減った理由を、大臣、どうお考えですか。
○あべ委員 大臣がおっしゃるように、地元密着型から通勤型の生活様式になった、また、地方においては、やはり仕事がないから青年そのものが地域にいることができないということもかなり大きかったのではないかと思うわけであります。  実は、岡山県に青年団がありまして、その青年団の子どもたち...全文を見る
○あべ委員 そういう中にありまして、この青年団の位置づけでありますが、社会教育法の五条の中で置かれているわけであります。  きょうは担当の政府参考人がいらしておりますので、青年団の位置づけに関しての、法律の書き込みの部分をちょっと教えていただけますか。
○あべ委員 それに関連して、多分、十条、十一条の部分も大きいのではないかと思います。  そうした中にあって、特に教育委員会が青年団に関しては見ているということで、文部科学省、よろしいでしょうか。そこに関してちょっと具体的に説明をいただきたいと思います。
○あべ委員 資すると言っている中で、実は、ここの部分が各自治体の教育委員会に任せられている。すなわち、各自治体で教育委員会が青年団に対してどのように取り組むかということのばらつきがかなり大きいんだと思いますが、このあたりに関しては、文部科学省はどのように把握していますか。
○あべ委員 そうすると、かなりのばらつきの中で、教育委員会が、本当にそのことに関して、地方における事情を鑑みてやっているだけではない、すなわち、文部科学省におけるリーダーシップの部分がもう少しあっていいのではないかと思うわけでありますが、それに関してはいかがですか。
○あべ委員 地域事情に鑑みて行う社会教育ということになると、やはり担当の方は、社会教育課、生涯学習課になるんだと思いますが、地域の人である必要がありますよね。上月さん、いかがですか。
○あべ委員 実は、文部科学省から地方公共団体への出向者についていろいろお伺いいたしました。社会教育、特に地域事情に詳しいポジションのところにも、どうも文部科学省の国の施策を担う方が行っていらっしゃるやに聞いていますが、そのことは、参考人、把握していらっしゃいますか。
○あべ委員 国から出向していくときに、都道府県の要請というのが、都道府県が本当に文部科学省に知ってほしいところに出ているか、もしくは、文部科学省の方が来ても差し支えがない業務のところに要請があるかというのは、私は非常に難しい部分だと思っております。  そういうことを考えたときに...全文を見る
○あべ委員 青年団のあり方に関しまして、地域のきずなという観点から非常に重要な部分だと私は思っておりまして、文部科学省からの参考人の方々も皆さん首をぶんぶん振っていただいているわけでございますが、であれば、私は、地方自治体に任せるのであれば、文部科学省における、教育委員会という形...全文を見る
○あべ委員 自主性といいながら、では、そこの部分が、教育委員会との連携のところが非常に曖昧な部分もあって、今有松さんがおっしゃった子どもゆめ基金、これは今の与党によって事業仕分けにあったものでございますが、子どもゆめ基金は子どものものでございまして、青年団にすごく直接連携するもの...全文を見る
○あべ委員 積極的に、大臣、どちらの方向に行くんでしょうか、この性的合意年齢に関しましては。
○あべ委員 政府参考人が来ておりますので、この強姦罪の十三歳というのがいつごろ決められたか、答えることができますか。  ちょっと無理ということでございましたので、実は明治以来変わっていないことでございまして、昔は、ねえやは十五で嫁に行きとか歌にございますように、いろいろなことが...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございます。  いろいろな団体から、これは年齢の引き上げをすべきだという意見の方が私のところには多く入っておりますが、なぜずっと放置されてきたのか。立法府にいる我々の大きな責任ではないかと思っているところでありますので、ぜひとも、国会が延長されれば、この青...全文を見る
○あべ委員 大変、中川大臣の子どもたちを守ろうという思いが伝わる、いい、すばらしい答弁をいただきまして、ありがとうございます。  ところが、大臣がいらっしゃる民主党の児童買春、児童ポルノ禁止法改正案は、私どもの自公案と違って単純所持の禁止が盛り込まれていないんです。大臣、御存じ...全文を見る
○あべ委員 ぜひ、話し合いをして、私はこれを進めていかないといけないと思っているんですね。  特に、ことしの六月二日に、スウェーデン大使館の主催で第三回児童の性的搾取に反対する世界会議というのがございまして、このフォローアップセミナーでございますが、スウェーデン国の王妃のシルビ...全文を見る
○あべ委員 大臣、一歩でも二歩でも話し合うんですが、どちらの方向に、単純所持の方の、それをどのようにお考えかということは大臣に私はお聞きしたいのです。
○あべ委員 やはり、さすが国際派の中川大臣でございます。  国際的にこの日本が児童ポルノ大国と呼ばれるのは、私は本当に憤慨でございまして、日本とほかにもう一国ございますが、先進国の中では児童ポルノが非常に前面に出ていて、子どもたちの虐待が非常にされているところではないかみたいな...全文を見る
○あべ委員 大臣、本当によろしくお願いしたいというふうに思います。  その国際的に批判されている児童ポルノに関して、実は、私が児童ポルノに関して質問した瞬間から、さまざま、ネット上、またファクスも入りました。  しかしながら、私は、子どもたちを守る、それも、自分たちが本当にわ...全文を見る
07月24日第180回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  きょうは、質問の時間をいただきました。  東日本大震災、私は災害対策本部に震災後おりまして、さまざま情報が入ってくる中、三週間たったときには、やはり現地に入れ、一体何が起きているかをしっかり見てこいと言われました。  福島県...全文を見る
○あべ委員 大臣、八月末までに、東日本大震災を受けて、この消防のあり方も含めて結論が一応出される予定であると言われておりまして、三月に中間の報告が出ておりますが、いろいろ言われているといった今の曖昧な答弁に加えて、一体いろいろどのように、この消防団の位置づけがもう少し明確になるべ...全文を見る
○あべ委員 大臣、聞いているだけだったら誰でもできるわけです。聞いて、それに対して何をするかということが大切なわけですから、やはり今の位置づけの議論の中で、この立ち位置が、消防団ということが一体どういうふうな位置づけにされているかということをもっと明確にするべきではないかという意...全文を見る
○あべ委員 その最終取りまとめは八月がめどだと聞いておりますが、これは出てきそうですか、八月まで。
○あべ委員 私が担当の方に、中間取りまとめの後、最終報告までの、それまでどれだけ進捗したかをお答えいただきたいということをお願いしたら、報告するものはございませんと言われました。この中間の報告から八月、すなわち来月、もう少しでございますが、進捗したことをちょっと項目として挙げてい...全文を見る
○あべ委員 そうした中におきまして、その消防団のどういう活動内容かということが位置づけられている防災基本計画というのがございます。  これは、地域防災計画に基づくものでございますが、これは昨年の十二月につくられておりますが、東日本大震災に対しまして一体どういう点が反映されたのか...全文を見る
○あべ委員 では、今おっしゃっていたので、装備の充実の観点からいいますが、特に、今回の東日本大震災に関しまして、やはり通信条件の部分がもっともっと充実すべきだというふうに言われているわけです。  特に、携帯が通じなかったことなどを考えたときに、双方向の無線の通信機器が必要だとい...全文を見る
○あべ委員 さらには、そういう防災のときに、特に東日本大震災のときには、消防団が持っていた発電機、これが役に立ったということが報告の中に見られているわけでありますが、発電機を持っている消防団はどれぐらいあるか、消防庁、知っていますか。
○あべ委員 やはり、市民また地域の方々の安全と安心を守るということと、その守ろうとしている消防の方々の命を守るということは、私は重要なことだと思っております。  今回の中で、いろいろな文献を読みましたら、特に言われているのが長期間の活動の備え、すなわち、団員の食料の問題、水の確...全文を見る
○あべ委員 そういう意味でいったら、やはり装備ということをもう少し、どういう部分を強化していくのか、目標を定めてやらないと、住民の安全を守るということと消防団員の安全の確保ということを両方やらなければいけない。  さらには、今回、消防団が自分たちの任務を果たそうとする余りに、い...全文を見る
○あべ委員 八月の何日ぐらいに出てきそうですか。
○あべ委員 それまでに解散があるかもしれませんが、八月中にはつくっていただきたいというふうに思うわけであります。  また、消防団の報酬、手当についてです。これは市町村の条例で決まっておりますが、かなり格差があるということを私は前回データで見ましたが、消防庁の方で、最大何倍ぐらい...全文を見る
○あべ委員 条例によってかなり格差があるというところは、やはり、地域の安全、安心をどこまで消防団の方々にお願いするかという市町村の態度がそのままあらわれているのではないかというふうに私は思うわけであります。  また、団員に関しても、一時二百万人いたものが今は八十八万ぐらいになっ...全文を見る
○あべ委員 ぜひとも検討より一歩進んでいただきまして、前向きにその位置づけの部分を、特に、消防法に関しても見直しをお願いしたいところであります。  最後になりますが、ちょっと携帯電話に関して質問させていただきます。  SIMロックに関してでございますが、今、私はちょっと電話を...全文を見る
○あべ委員 アイフォンとドコモのSIMというのが最強のマッチというふうに言われているわけですが、そうすると、SIMロックフリーのものを入手しようと思うと、まあ脱獄、そのSIMロック解除のソフトを入手するか、もしくはアマゾンでSIMロックフリーのものを買うか、海外へ行って買うかとい...全文を見る
○あべ委員 このミニSIM、海外で使っているところがどれぐらいあるか御存じですか。
○あべ委員 参考人、御存じですか。
○あべ委員 ですが、先進国に行ったときはいいんですが、そうじゃない場合にはミニSIM対応じゃない場合があるわけでございまして、アクロバットで、それをカットしてアダプターがあるから入れろという方法もあるんですが、非常に壊れやすいということのウオーニングはずっと出されているわけでござ...全文を見る
○あべ委員 ぜひ大臣在任中によろしくお願いいたします。  以上、質問を終わります。
07月26日第180回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  本日は、特に家庭用の電気料金の値上げに関して質問をさせていただきたいというふうに思っております。  消費者庁から出たペーパーが私の手元にございまして、七月二十四日のものでございますが、この七月二十四日のいただきましたペーパーの...全文を見る
○あべ委員 実は何度もおっしゃっておりました。  そうした中にあって、今回、電気料金の値上げ。東京の住民は、やはり福島の被災地の方々を考えたときにこれはある程度やむなしと考えている方もいらっしゃいます。しかしながら、東京電力の管轄下にある茨城県、これは特に、被災地でありながら電...全文を見る
○あべ委員 消費者の立場に立たなければいけない大臣でございますから、そこはしっかりと御自覚をいただきたい。  きょうは柳澤経済産業副大臣にいらしていただいておりますが、電気料金の値上げに関して経済産業大臣が言及したことはあったでしょうか、なかったでしょうか。電気料金を上げないと...全文を見る
○あべ委員 非常に記憶力がよろしいのかどうか、私はよくわかりませんが、電気料金は上げないという発言が何回もあったということは事実でございます。  そうした中にあって、総括原価方式、私、特に、委員会の中で、その総括原価方式に関しての見直しを早くしてほしいということは申し上げました...全文を見る
○あべ委員 そういう点におきまして、総括原価方式の撤廃、私のところにもございますが、電力システム改革の基本方針概要のところにも出ておりますが、今、副大臣がそのままペーパーをお読みになったとおりでございます。  そうしますと、総括原価方式に関しまして撤廃をしたときに、その選択肢と...全文を見る
○あべ委員 その総括原価方式に関しましては、支出の認められる費用項目であれば非効率の支出も認められるという、費用削減をするインセンティブが全くないということが大きな問題でありました。  しかしながら、効率のいい経営をしていくというインセンティブを与えることは、それだけではなくて...全文を見る
○あべ委員 今回の中には、広告費さらには寄附金、いろいろなものを外すということの選択がされたわけでございますが、私は、これだけではまだまだ足りない。特に人件費の部分、福利厚生の部分でございますが、皆さん方で出されました、人件費の部分の、特にこの部分だけではなく福利厚生の、健康保険...全文を見る
○あべ委員 それはすなわち、給与という形、収入という形にはならないけれども、そういう形で、福利厚生の恩恵がこれまでほかの法定割合よりも高目に設定されていたということで、社長、よろしいでしょうか。
○あべ委員 会社の経営が普通だったという普通が、私はどれぐらいが普通なのかよくわからないですが、特に、今まであった電気料金の総括原価方式における事業報酬部分というのがございまして、事業資産の価値、すなわちこれはレートベースでございますが、報酬率が三%になっていました。  なぜ、...全文を見る
○あべ委員 二・九%で、微々たる下げだと思いますが。  ちなみにお聞きいたします。内部留保は今どのぐらいお持ちですか。
○あべ委員 そうしますと、今回の二・九ということは、これまでの内部留保、さらには効率的な資金調達の促進という観点から、ここの部分を、ちょっとだけ下げた二・九ということを維持する意味というのは何なんでしょうか。
○あべ委員 それは読ませていただいてわかっているところでございますが、今回のいわゆる電気料金制度・運用の見直しの有識者会議の報告書の中においては、正当な理由なく著しく低い稼働率となっている設備は、レートベース対象資産、この事業報酬の算定の基礎となる資産の対象外となっているとなって...全文を見る
○あべ委員 今回の電気料金の値上げに関してでございますが、特に、国家戦略室のエネルギー・環境会議では、二〇三〇年時点における電気料金、標準家庭で一万二千円から二万一千円に達するという形の試算になっているわけであります。そうしますと、今回、東京電力の値上げということが出てきたわけで...全文を見る
○あべ委員 何かよくわからない答えだったんですが、波及をできるだけ抑えようと、消費者の立場に立った大臣としてどのように対応していくか。やはりこれは東京電力だけの問題だと考えるのか、それとも全国の電気料金に乗っかっていくのかということを明確にお答えください。
○あべ委員 昨年度以来ずっとこのことは言われていることでございますが、特に総括原価方式に関して、いろいろ考えてみたいという曖昧なお答えを柳澤副大臣はされたわけでございますが、経済産業省として、電気料金の計算方式というのは実は余り数があるわけではないわけでございます。そうすると、議...全文を見る
○あべ委員 電気料金が上がるということに関して、また、今現在福島にいらっしゃる被災地の方々の問題、本当に切り離して考えなきゃいけない部分とそうじゃない部分といろいろありまして、特に、福島の方々にお聞きすると、ふるさとに帰りたい、本当に帰りたいんだけれども、どのようにして自分たちの...全文を見る
○あべ委員 いずれにしても、今回の賠償は、足りない部分はどうしても電気料金もしくは税金という形で出していかなければいけないわけであります。  福島県の方々、本当に将来が見えない中にあって、やはり私どもも支援しなきゃいけないという気持ちは確かにたくさんあるわけでございますが、しか...全文を見る
○あべ委員 精いっぱい頑張って、今まで一年四カ月、一体何で、この電気料金に関しても、最初から総括原価方式の問題点とか東京電力の体制の問題とかずっと出ていたにもかかわらず、ここまで放置してきたことは、まさに私は政治家の責任であると思っております。  私ども、何度も何度も、このまま...全文を見る
08月01日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  本日は、一般質疑の時間をいただきまして、ありがとうございます。  最初に、市町村国保に関して質問させていただきたいというふうに思います。  特に、今国会におきましても、市町村国保の財政運営の都道府県単位化を推進する観点から制...全文を見る
○あべ委員 そういたしますと、この医療費の地域間格差に関して、高齢者が多いのに関してはさまざま調整もされているわけでございますが、特に供給側の問題の、医療が充実しているということに関しての、厚生労働省として、ここの部分に対する抑制ということはきちんとしていらっしゃるんでしょうか。
○あべ委員 特に患者側の、高齢者が多くて医療費がかかるということに関しては、やはりしっかりと財政調整の部分はしていかなければいけないと思うのですが、供給体制の充実し過ぎている部分も含めた部分に関して、都道府県にお任せということでは、私はこの医療費の抑制ができないのではないか。特に...全文を見る
○あべ委員 これは昔つくられたのではないかと思うんですが、私は、これが余り機能しなくなっているのではないか。特に均等割、世帯一人当たりの定額に関しまして、今おっしゃった数字だと思うんですが、特に家族が大家族であることのある種のペナルティーみたいなものなんだと思います。さらに言えば...全文を見る
○あべ委員 私は、今回、大臣に質問せずに外口保険局長に質問しているわけでございますが、外口保険局長が説明が何か曖昧になるような部分をやはりつくっていくのはいけないと思っておりまして、現在の複雑な保険料の方式をもっと簡素化しないと、保険局長がその状態であるのに、国会議員なんか多分中...全文を見る
○あべ委員 特に、国民健康保険という医療保険制度であるわけでございまして、保険制度という名前がついているからには、私は、応能部分をもっとしっかり制度化するべきでありまして、応益部分を余りにも詳細にしていくと保険ではもうないのではないか、国民皆保険制度に関して本当に日本は皆保険なの...全文を見る
○あべ委員 さらには、日本は専門医の数が多過ぎるということも言われておりまして、この専門医の認定の制度そのものをやはり変えていかなければ、本当に質が伴った専門医がどうかということに関しても、さまざま議論が出ている部分でございますが、特に、かかりつけ医というのも今まであったわけでご...全文を見る
○あべ委員 大変失礼いたしました。政府参考人が外口保険局長しかいらっしゃらないので、本当に、医政局長であったときのお顔の方が実はなじんでおりまして。  いずれにいたしましても、この総合診療医に関しましては、さまざまなところで反対意見も出ているところであります。しかしながら、疾病...全文を見る
09月07日第180回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第9号
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○あべ委員 私は、自由民主党・無所属の会を代表いたしまして、ただいま議題となりました西野あきら君提出の政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員長赤松広隆君の不信任動議に賛成の立場から討論をいたします。  民主党と赤松委員長は、与野党の合意なしに、一方的に民主党提出の選挙...全文を見る
11月07日第181回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○あべ委員 自由民主党、あべ俊子でございます。  三井大臣にお伺いいたします。  今、同じ時間に文部科学委員会が行われておりますが、田中眞紀子大臣の御発言に関しまして、特に大学の設置認可に関して議論が進められているところでございます。  三井大臣にお伺いいたします。大臣のお...全文を見る
○あべ委員 文部科学大臣の発言に関して厚生労働大臣が発言できないということは理解をしております。  お地元の事情で、特に医療者確保が本当に北海道民の安全、安心の確保に関して必須であるということ、さらには、厚生労働大臣としては、厚生労働省としてどれだけの人材が不足しているというこ...全文を見る
○あべ委員 このことに関しては、認可の見直し、あり方の検討ということで、これもずっと行われていたことでございますが、大臣の考え一つで行政の継続性がこのように大きく変わるということはいかがなものかと私は思っております。大臣が認可するにしても、その行政の継続性の部分が、このように政権...全文を見る
○あべ委員 この医療法人の理事長の辞任に関しても、速やかに理事長を辞任していると説明した後で、無報酬で理事長は続けていたのではないかということに対して、勘違いをしていたというハプニングもございましたが、これは東京新聞に出ておりましたが、このことは、大臣、いかがなんでしょうか。
○あべ委員 私ども自民党が与党であったときには、少なくとも、医療法人の理事長をされていた方がその利益の相反するところの、また、いろいろ利害関係が絡むところの大臣になるということはかなり自粛をしていたのではないかと思うのですが、私は、ここのところはちょっと現与党のあり方がなかなか理...全文を見る
○あべ委員 予算編成の中でということでございますが、平成二十五年度以降、七十歳代の前半の患者負担に関しては検討が決まっているところでございますが、大臣がおっしゃった潤いのある社会保障というのは、高齢者にとっても若い世代にとっても潤いがないといけないと思うわけでございます。  二...全文を見る
○あべ委員 両論あるので検討したいということで、大臣になられてから一カ月近くなるわけでございますが、どれだけあと検討期間が必要なのかわかりませんが、結論はいつ出ますか、大臣。
○あべ委員 そうすると、七十歳から七十四歳の医療費の自己負担を、二割にするか一割にするか、一割は予算措置でするかということの二択だけではないはずだと思っております。  第三の選択ということを大臣はお考えか。その第三の選択というのはどういうものになるか。大臣、何かお考えがありまし...全文を見る
○あべ委員 そうしますと、一割か二割という選択以外に、私は、一割と二割を同時に行いながら、新たに七十歳になる方からの段階的引き上げ案というのがあると思うんですが、その選択は、大臣、あると思われますか。
○あべ委員 大臣、平成二十年の後期高齢者医療制度の実施に当たって激変緩和として、制度上は自公で残していたもの、二割と残していたんですが、それを予算措置で一割でやったということでございますが、これは、一割にするために年間予算はどれぐらいかかっているか、御存じですか。
○あべ委員 そうしますと、この二千億、予算措置をするかしないか、また段階的に引き上げをしていくということも考え方に入れていくことによって、次の、来年度の予算が幾ら組まれるかによって、すなわち一割負担のまま全員おいておくのか、それとも二割負担と一割負担と段階的に行っていくのか、幾つ...全文を見る
○あべ委員 この影響に関して、今やっている、木倉保険局長がおっしゃったことの結論はいつ出ますか。
○あべ委員 その間に合う時期というのは、もう少し具体的にはっきりおっしゃっていただけますか、局長。
○あべ委員 今回の議論をするに当たって、七十代前半の方々の医療費を二割にするか一割にするかという議論の中で、高齢者の、実際に一割になるか二割になるかという対象者の方も入っているんだと理解しておりますが、逆に、このことによって若い世代がどういう影響を受けるかという観点から、若い世代...全文を見る
○あべ委員 そうしますと、この高齢者の、予算措置で二割という制度から一割にしていくということに対して、次世代に関してどのように影響があるかということのシミュレーションは既に出されていますか、いませんか。
○あべ委員 議論をするのに、数字がなければ議論はできません。社会保障は、保険料と自己負担と、さらには税金で払われているわけであります。今、補正でもって二割負担を一割にするということは、税を入れることになるわけでありますから、保険料と、自己負担、これを一割にしたということによって保...全文を見る
○あべ委員 直接的に影響がないからといって数字を出さないということは、私はあってはならない。間接であっても、やはり次世代がその負担を保険料もしくは税として出していかないといけないのであれば、それは数字を出さなければ、潤いのある社会保障になるに非常に足らぬ審議になるわけでないですか...全文を見る
○あべ委員 いろいろ失言が多くて前言撤回が多かったので、非常に慎重な答弁を大臣がされているのはわかりますが、余り慎重過ぎて何も進まないというのでは非常に困りますし、ぜひともそこは御尽力いただき、若い世代が特に無視されてきたと私は思っておりますので、潤いのある社会保障というには、そ...全文を見る
○あべ委員 ありがとうございました。  時間になりましたので、終わります。
11月15日第181回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○あべ委員 自由民主党のあべ俊子でございます。  本日、〇増五減、この自民党案、さらには民主党案、修正案の議論をさせていただきます。  そうした中において、特に今回の民主案に関しましては、連用制、さらには少数政党を優遇するという中身が一緒になっている。私は、一票の格差問題を論...全文を見る
○あべ委員 最高裁が一票の格差について違憲状態判決を出して一年半が経過しているわけでございます。この間に審議会の区割り改定案の勧告期限も経過いたしまして、違法状態にもなっているわけであります。  これを、今回出してきた民主党の案のように、違憲状態であるものと、みずからの身を切り...全文を見る
○あべ委員 前回の例を見ますと、ここの、特に区割りの審議会の部分なども含めて、政府に勧告するまで二、三カ月、それに基づく公選法改正法案を提出して周知をするのに一カ月が必要ではないかということも言われているわけでありますが、この辺は、米田参考人、いかがでしょうか。
○あべ委員 では、もう一つでございますが、この一票の格差是正について、人口をもとに区割りを行うことの妥当性でございます。  我が国では選挙区の区割りについて国勢調査人口をもとにしているわけでございますが、諸外国の例を見ますと、例えばイギリスなどでは有権者数をもとに区割りを行って...全文を見る
○あべ委員 選挙区割りの安定性ということを考えたときに、その安定性が国民の不公平につながるということが私は大きな問題ではないかと思います。ぜひとも人口の区割りに関しては、有権者数というふうにすることによって地方の声が上げられる。  さらには、私がいつも思いますのは投票率でござい...全文を見る
○あべ委員 かなり、どのぐらいの差があるか、アバウトで結構でございますから、教えてください。
○あべ委員 この投票率をしっかり見て、一票の格差といったときに、投票に行く方と行かない方のその一票の格差ということが、本当に行っても行かなくても一票は一票だというふうに考えられるかどうかも含めて、私はしっかりと投票行動に関しても見ていく必要があるのではないかと思っております。 ...全文を見る
○あべ委員 人口十万人当たりの議席数で見ると、日本は〇・五七。英国が二・四二、フランス一・四八、ドイツ〇・八四を下回っておりまして、必ずしも日本は議員が多いとは言えないということがありますが、いずれにいたしましても、〇増五減、これに関しては違憲状態でありますので、速やかに私どもは...全文を見る
12月26日第182回国会 衆議院 本会議 第1号
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○あべ俊子君 議院運営委員長の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
○あべ俊子君 日程第七及び第八は延期されることを望みます。
12月27日第182回国会 衆議院 本会議 第2号
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○あべ俊子君 各常任委員長の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。