阿部知子

あべともこ

小選挙区(神奈川県第十二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

阿部知子の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第159回国会 衆議院 議院運営委員会 第9号
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○阿部委員 私も、反対をさせていただきます。  先ほど、私も予算委員会の最後で質疑をさせていただきましたが、まだまだ今回の予算案について多面的に論ずべき問題も多いと思いますし、あと、さまざまな疑惑の関連の参考人もお願いをいたしたいと思いますので、あわせて、おしり、終わりが決まる...全文を見る
02月19日第159回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  委員長初め、皆さん、長時間の熱心な御討議、御苦労さまでございます。  私は、本日、毒ガス問題を中心に質疑をさせていただきますが、実は、この予算委員会でも、イラクの毒ガス問題、盛んに皆さんの論議に上がったかと思いますが、私がき...全文を見る
○阿部委員 もちろん、旧軍と防衛庁が即関係したものでもございません。ただしかし、今防衛庁長官のお答えの中で、主管官庁が環境省であるという御認識は、そのあたりからやはり物事がずれてきているのではないかと思うのです。  今回、環境省の調査において、Aランクというのが四カ所ございます...全文を見る
○阿部委員 今の御答弁の中でも若干認識が間違っておるのではないかと思うので、あえて指摘させていただきますが、この陸軍習志野学校が所有しておりました演習地というものがございまして、そのうちの三分の一が現在の自衛隊の駐屯地になってございます。  また、環境省の聞き取り調査の中でも、...全文を見る
○阿部委員 もう一度伺いますが、防衛庁がみずからその聞き取り調査をなさっているのでしょうか。特に、この旧陸軍の習志野学校にお勤めの方で、その後自衛隊にお勤めの方もおありだと思います。  それは、ここに分厚い本を持ってまいりましたが、「陸軍習志野学校」という、これは当時習志野学校...全文を見る
○阿部委員 質問を正しく聞いていただきたいと思います。みずから聞き取り調査を防衛庁としてなさっておられますかと。端的にお答えください。
○阿部委員 私が昨日聞き及んだところにおいては、防衛庁の関係者においても県が聞き取り調査をしておるということでございました。  そこで、防衛庁長官の認識は、私は多少誤解がおありではないかとは思いますが、あえて言えば、これは公に出された書物でございますし、当時お勤めの方、そして私...全文を見る
○阿部委員 それでは、今の御決意に基づいて聞き取り調査をしていただきまして、その結果をまた私も防衛庁をお呼びして部屋で伺わせていただきますので、今お約束ですから、よろしくお願い申し上げます。  引き続いて、福田官房長官にお伺いいたします。  ただいま私は、防衛庁の主体的な責任...全文を見る
○阿部委員 私の今のお尋ねは、連絡会議では事後的な処理に過ぎるということを指摘したいのです。  例えば、毒ガス問題でこのたび寒川で被災された方も、現在、十一人被災されて五人はまだ医療継続中です。どうした形でこの毒ガス問題が健康被害として体に残るかということは、実はこれまでの大久...全文を見る
○阿部委員 今の御答弁でございますが、神栖町の住人は、例えば、環境省の方が説明に来られて、井戸を何メートル掘った、砒素がどれくらい出るという説明は受けても、その後、自分の体がどうなるのという質問をすれば、それは環境省の管轄ではないという答えが返るところで住民の不安が広がっておりま...全文を見る
○阿部委員 実際に、何度も申しますが、患者さんというか被災を受けた方はその後の健康フォローの中できちんと対策されなければ、幾ら環境省に情報があっても役に立たないわけです。その辺のリアルに、実際に被災された方に情報が還元される形でやっていただきたいということと、あとお二方、大臣にお...全文を見る
○阿部委員 私が申しましたのは、四十九年当時、その地下に入った人たちも、そこに何が埋まっているかとかいうことは認識がなかったからお尋ね申し上げます。  それから、地下ごうの深さは少なくとも十メートルくらいはございまして、これは、地形に、井戸とか、地下水の中に出ていけば今の井戸水...全文を見る
02月24日第159回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○阿部委員 社民党・市民連合の阿部知子です。  本日の集中審議、経済、金融等ということでございますが、実は、経済も金融も命あってこそと私も考えておりますし、もちろん、きょう主に質疑をさせていただきます坂口厚生労働大臣もその思いが強うございますと思いますが、事は、いわゆる労災病院...全文を見る
○阿部委員 いずれの場合も、病院の統廃合と申しますのは、その病院におかかりの方にとっては、御自身の居住区に病院がなくなるということで極めて深刻でございますが、この栃木県の足利地域にもかかわりますが、ちょうど足利銀行が破綻いたしまして、今、一応国の管理下に置かれるということと相まっ...全文を見る
○阿部委員 坂口厚生労働大臣は非常に見識も情もおありの方ですので、いろいろな形の存続はあると思いますが、必ずや存続という方向に陣頭指揮をとってくださるものと心から私も期待しております。  実は、病院を本当に存続させようというには強い思いが必要でございます。つぶすは簡単なのですが...全文を見る
○阿部委員 今、前向きにお返事をいただいたのですが、さらに、確認のために次のページの「労災病院の収支について」というところをおめくりいただきますと、ここには、私が申しました、今の二百ベッド内外の、岩手、それから福島はちょっと大きい病院で例外ですが、珪肺病院、そして大牟田病院、霧島...全文を見る
○阿部委員 正直な実感を言っていただいて、ありがとうございます。私も、それゆえ、非常に案じております。  それに、ここ、たかだか十一万弱のところで、五万五千以上の署名が、去年の十二月に廃止が言い渡されて、今日の二月までのこの短期間で集まること一つ見ても、やはりいかに地域の人たち...全文を見る
○阿部委員 私は、もう廃止という方針が決定されてスタートを切るというふうな国と地方の関係というのはおかしいと思うのです。特に、十分な合意とどのような見通しがあるかという中で打ち出されないと、例えばこの病院が廃止されるといううわさが流れただけで次年度の看護婦の募集はゼロです。そうな...全文を見る
○阿部委員 重ねて、必ずや存続の方向でお骨折りをいただくことをお願い申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございます。
02月25日第159回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  本日の熱心な年金論議の中で、だがしかし、最も聞こえてこない、そして一番まどろっこしく思っているのが、あのテレビの向こうの国民だと思います。国民にとって、どこに自分たちの声を上げればいいのか。国民不在の年金論議の中で、小泉首相に...全文を見る
○阿部委員 今の小泉首相の御意見のとおりで、特に、私は、日本の年金改革において、次いで坂口厚生労働大臣にお伺いいたしますが、若い人の国民年金の未納率が著しく平成八年から平成十四年までの間に上がっております。例えば二十歳から二十四歳は、完全納付率が、平成八年五一・四%でございました...全文を見る
○阿部委員 私は、年金の抜本改革とは、常に後世代に負荷、負担を押しつけてきた年金問題を、どうやってその世代の信頼を得てつくり直すかにあると思います。五十五歳や五十八歳では遅過ぎる。今、二十歳代の若者、ここにどんなメッセージを送るかが先決と思います。  最後に小泉首相、ブレア首相...全文を見る
○阿部委員 今の御答弁に期待して、年金に対する信頼が取り戻されることを願って、質問を終わらせていただきます。
02月27日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  委員長初め各委員の皆さんも、長時間の御審議、大変御苦労さまです。わけても、坂口厚生労働大臣は、今国会、年金国会ともまた相なりましょう、この非常に重い国会の中で、連日の各所での御答弁、そして集中した皆さんの質疑への応答も含めまし...全文を見る
○阿部委員 もう少し取りまとめの内容にも言及していただいてよろしゅうございましたが、私の質問時間が短いことを御考慮いただきました御答弁かと思いまして、次に大臣にお伺い申します。  地域の医療対策協議会というものを、大学病院と、自治体と関連の大学というか大学病院ではなくて大学自身...全文を見る
○阿部委員 そうした多面的な原因の所在を把握するためにも、私といたしましては、やはり、地域医療の実態調査というものをぜひ厚生労働省でお取り組みいただきたい。  実は、これは二月十五日の朝日新聞ですが、千六十六の自治体病院の調査で、アンケート調査でございますが、自治体病院のみなら...全文を見る
○阿部委員 森副大臣も半分前向きと評価いたしまして、しかし、今御答弁いただきましたように、実態というものをきちんと把握する、それが厚生白書でも結構であります、しかし、そこの部分を手厚くしていただきますことに全力を傾注していただきたいと思います。  と申しますのも、私は今回、国会...全文を見る
○阿部委員 ある種の希望的観測をすればそうかもしれませんし、しかし一方で、医師不足に本当に悩む、自治体病院を含めて地域病院があります。そうなりますと、逆に、先ほど申しました、きちんとした医療提供体制がしかれる以前に派遣という不安定な形で医師たちがそこの穴埋めになるということも、こ...全文を見る
○阿部委員 そうしたケースだけでないので伺ったのです。例えば、その方がお酒に酔ってなさった場合だってあると思います、お医者さんで。実際、医療ミスの数多い分析をするといろいろなことがございますから、そうした構えでこの派遣労働を取り入れるのであれば、ツケは必ず患者に行くと思いますから...全文を見る
○阿部委員 質問が違うんですけれども。あちらに寄せられた情報であちらで評価するときに、こちらの情報があちらに行くのかと聞いているんです。ちゃんと質問を聞いてください、ただでも少ない時間なんだから。それも、予告もしてあるじゃないですか。ここが報告しなければ評価が変わってくるでしょう...全文を見る
03月02日第159回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○阿部分科員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。きょうは、主には鳥インフルエンザについて農水大臣にお伺いいたしたいと思います。  実は、亀井大臣と私は同じ神奈川県の選出でございます。昨日、神奈川県で十頭目のBSEが発生したということの調査に実は神奈川県庁に行っておりまして、初...全文を見る
○阿部分科員 今大臣から、国民に対しても消費者の皆さんに対しても申しわけないというお言葉をいただきましたけれども、もともと、この家畜伝染病予防法という法の枠の中でも私は問題があると思います。  家畜伝染病予防法は、その地域で発生した疑似患畜並びに患畜の届け出が県知事になっており...全文を見る
○阿部分科員 あえて申しませば、そういう体制のところでやはり起こってしまったということもあると思うので、今の御質問をいたしました。  防疫マニュアルも、迅速に国が対応して、先ほど申しました京都府で起きたら神奈川県とか、そういう対応をなされませんと、感染の拡大、大臣も御存じでしょ...全文を見る
○阿部分科員 これも新聞報道によりますれば、自民党や民主党の中にはこの鳥インフルエンザ対策の緊急対策本部というものを設けられたということも聞いております。では、国政という大きな政治の場で、この鳥インフルエンザについての緊急対策の動きはどうであるかということについて、次にお伺い申し...全文を見る
○阿部分科員 私は、各省庁の連絡会議程度では、やっぱりこの問題の広がりとそれから深刻さはなかなか乗り越えられないと思います。国を挙げて、本当にもしも人の流行が起こった場合に、七十九年ぶりに鳥インフルエンザが発生して、人には鳥型インフルエンザの免疫というものもございません。そうする...全文を見る
○阿部分科員 同じ質問を厚生省サイドにもお願いいたします。  そして、分科会ですので、大臣、副大臣、御出席がかなわないということですので、現場サイドからお願いします。
○阿部分科員 時代が変われば、疾病、病気の様子も変わってまいりますので、現在の法体制で不備がないかどうか、重ねて検討をお願いしたいと思います。  そして、そうした観点から、今回、この鳥インフルエンザに関して、例えば養鶏にかかわっている現場の労働者、非常に暴露の可能性が強いわけで...全文を見る
○阿部分科員 答弁の揚げ足をとるようで恐縮ですが、薬剤にはいろいろな副作用がございますので、その薬剤をどういう場合に使ったらよいか、そしてその適用外に使えば、当然、医薬品の副作用の救済機構にも乗れない。いわゆる薬は、薬でもあるし毒でもあるわけです。  それで、今、課長は予防投与...全文を見る
○阿部分科員 ありがとうございました。
03月03日第159回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  国民の多くが拉致問題の解決と、そして、特にパキスタンでのカーン博士の核の多国間、特に北朝鮮等への核技術の供与という問題もあり、核の問題でまた非常に揺れる国際情勢の中で開かれたこの六カ国協議というものに注目が集まっている中で、私...全文を見る
○阿部委員 私も、その点は、小泉首相の先ほどからの御答弁のとおりと思っております。  そして、逆に、核問題においては、濃縮ウラン問題を含めて、今後の作業部会にゆだねられる。しかし、その場合には、先ほどの穀田委員の御質疑にありましたように、北朝鮮の核抑止論、そういう論の論拠も含め...全文を見る
○阿部委員 私は、実は、韓国と中国と我が国の間に横たわる溝は、まだまだ深いと思っております。そして、例えば中国では、この間、日本が戦争中に、第二次大戦中に残した毒ガス問題、これも、日本は遺憾の意を表明いたしましたが、謝罪はしておりません。やはり外交関係の基本は、きちんと謝罪する。...全文を見る
○阿部委員 次回の日朝の協議も含めて、拉致問題の一日も早い解決のために、小泉首相のリーダーシップを期待いたします。ありがとうございます。
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  本日は、主に年金問題、特に、現在、非常に新聞報道等で年金のいわば資産部分の損失というものが盛んに報道されておりまして、恐らくこのままでは国家百年の計に当たるこの年金の大改革の国民的信頼が得られまいということで、重ねて坂口大臣に...全文を見る
○阿部委員 坂口大臣御指摘のごとく、内容も理由もさまざまであると確かに思います。  この間、特にその理由の一角として大きくクローズアップされた問題に、いわゆる積立金の問題がございます。また、今回の改革でも、約九十五年という長きにわたりこれを取り崩していくということも含み込んだ案...全文を見る
○阿部委員 私は、この過去の問題がきちんと総括されないと、それ以降の論議というのは国民に受け入れられないと思うのです。私が冒頭、大臣は国民皆年金を強く推し進められる御覚悟ですかと伺ったのは、やはり国民が、本当に信頼して、これでやろうと思ってくれてこそ年金改革でございますから、私は...全文を見る
○阿部委員 私は、あえて言えば、額も運用方法も両方、国民は今、疑いを持ってしまった。例えば代行部分については、この間、代行部分の返上も含めて、しかしながら、どんどんどんどん倒産する企業の中には、倒産した場合に積み立てておくような準備金のないところもある。そうすると、代行部分の資産...全文を見る
○阿部委員 その比較的安くなるか、九十七億が本当に必要な経費であったかについても疑義が挟まれているというのが現在だと思います。  ですから、こうしたことの運用は、なるべく透明性と、データを出して国民的検証に足るようにやらないと、この場で何兆という論議があるので九十七億は些少に見...全文を見る
○阿部委員 そうした違いがより正しく次の政策に反映されるように、私は、先ほど申しました、厚生労働省が両方、年金の資金の試算、運用資産の計算とそれから実際の給付をつかさどるというところはチェック・アンド・バランスがきかないのではないかという指摘を再度させていただいて、時間の関係で次...全文を見る
○阿部委員 国民の安心と安全に向けて、坂口大臣もお体を大切にされて、またよいお仕事をしていただきたいと思います。  ありがとうございました。
03月11日第159回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第2号
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○阿部小委員 社会民主党・市民連合の阿部知子と申します。  本当に、今山口委員もおっしゃいましたが、私にとっても大変に有意義なお話をいただきまして、まず冒頭、お礼を申し上げます。  私は、まず第一に、きょうの参考人の基本的な御趣旨である議会オンブズマン、立法府の定めるオンブズ...全文を見る
○阿部小委員 あと、先生からちょうだいいたしました中に、議会に議会オンブズマンを設けるときのことに引き続いて伺いますが、現在ある行政監視委員会で、一、二、三と小分けしてございます第二に、行政監察計画ということなどについての調査であると書かれておりますが、この行政監察計画ということ...全文を見る
○阿部小委員 申しわけありません。  あと、情報公開制度がたしか一九九九年からできまして、これを逆に、鬼に金棒と申しますか、こうしたオンブズマン制度とリンケージさせて、さらに国民にとって、市民にとってよりよい行政のあり方というのを求めていけると思いますが、まだ情報公開制度も十分...全文を見る
○阿部小委員 大変示唆に富むお話で、ありがとうございます。  最後に、お礼を兼ねて、私は藤沢市でございますが、先生がかかわってくださった行政のオンブズマンのおかげをもちまして、市もより開かれた行政になっておりますので御報告を申し上げます。
○阿部小委員 私も、参考人の御意見を拝聴しながら、衆参両院で行政監視委員会というものができた経緯も、また改めて学んだ気がいたします。  そして、そうした前提に立ってなお、きょうの参考人が何回も御指摘なさいましたように、議会型のオンブズマン制度というのは、さらにこういう公平性、透...全文を見る
03月17日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  ただいまの山口委員の御質疑で、私がちょっと理解が悪いのかどうか、確認をしたいことがございまして、坂口厚生労働大臣にお願い申し上げます。  この間、保育の財政をいわば補助金という使途が明確に限定されたものから所得譲与税というこ...全文を見る
○阿部委員 こういった仕組みというのは、単純に人口で割るということでしょうか。もしそうであるならば、先ほど山口委員がおっしゃいました、明らかに地域差、そこでの子供の数が違っておりますので、非常に子供の多いところが逆に薄くなるということで、この間、国の進めてまいりましたさまざまな少...全文を見る
○阿部委員 実際に子供自身は声を上げることができないわけで、このことにかかわる保育もそうですし、児童虐待防止もそうですが、結局、大人の社会が政治の責任で子供たちの保育なり養育を考えていくということにあって、主に責任行政を担う厚生省として、ぜひとも目配りを細やかにして、子供たちのた...全文を見る
○阿部委員 恐縮ですが、私の時間は二十分しかないので、御答弁は要点を得てお願いいたします。  でも、しかし、結局、なぜピジョンが選ばれたかはやはりはっきりしないのであります。  私は、こういうことの中で、特にどのような保育の質が保証されるかということにおいて、株式会社運営、一...全文を見る
○阿部委員 何度も申しますが、この間の経緯で、一方的な選定で、そして本来はみんな手づくりで、国立病院の保育所というのは手づくりで発祥しております。私自身も国立病院に勤めて、保育所があるということでそこに勤務先を定めた経緯もあります。一生懸命、親が参加してやっていた保育ということで...全文を見る
○阿部委員 そして、この国立病院の例以外でも、例えば今多くの自治体が、民間の、保育業者というと失礼ですが、保育をつかさどる方たちに、株式会社のような、大手のピジョンやベネッセも含めて、あるいはもう少し規模の小さい民間の保育団体というものにも保育を委託する、あるいは先ほどの公設民営...全文を見る
○阿部委員 私のお願いは、勤務、労働実態の現状をぜひとも把握していただきたい。ベネッセなどは、継続勤務年数一年で平均年齢二十八歳と若くて、次の継続がない場合もございますので、ぜひとも安定雇用という点で、ベネッセだけを批判するつもりではなくて、一例データがあったものですから使わせて...全文を見る
○阿部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、政府が提案している児童福祉法等の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論を行います。  本法案に示されている公立保育所運営費一千六百六十一億円の一般財源化は、小泉総理大臣から国庫補助負担金一兆円削減という指示を受け、各省庁...全文を見る
03月19日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  毎年、この季節はいわゆる年金の物価スライド問題が論じられ、ああ、ことしまた一年がたったなと思いながら、きょうの質問に立たせていただきます。  しかしながら、去年の春とことしの春とはやはりちょっと違うかなと思うことがございます...全文を見る
○阿部委員 さもありなんと思います。いつも大臣が、いろいろな、この財政厳しい折、医療という点において頑張って防波堤になってくださっているという事情はよく承知した上で、さらにパワーアップしていただきたいと思いまして、私が幾つか指摘をさせていただきます。  実は、平成十四年の十月に...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。大臣のその認識に基づいて、それが政策的によいものを生み出してくれることを、私も心から望んでおります。  次に、民主党の対案についてお伺いいたします。  私ども社民党は、昨年の秋に、いわゆるマニフェストで、年額六十万円以下の低年金の受給者につい...全文を見る
○阿部委員 御答弁ありがとうございます。  そして、私の勘違いで、民主党が手当まで、ほかのもいっているかなと思いましたが、また次年度はそのように期待いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。
○阿部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、政府が提案している平成十六年度における国民年金法による年金の額等の改定の特例に関する法律案及び日本共産党提出の修正案に反対し、民主党提出の対案に賛成の立場から討論を行います。  政府が提出した法律案は、マイナスの物価スライドによ...全文を見る
03月24日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  本日の三時過ぎからの皆さんの御熱心な討議を伺いながら、この公衆浴場とクリーニング業法に関しての意味深い質疑はほとんど出尽くしたかなと思いながら、私も基本的にこの二法案の成立に心から賛意を表したいという態度をまず表明いたさせてい...全文を見る
○阿部委員 正しい情報が記載されねばいけないということと、その記載を消して、ある何らかの目的のために書き加えたり書きかえてしまっているのが、このカルテの改ざん問題です。一方で、この間、個人情報の保護法というものの中で、カルテに記載されたこと、患者さんの診療に関することはその患者さ...全文を見る
○阿部委員 もしもカルテ改ざんに伴う不正請求の実態が明らかになった場合は、例えば保険医の取り消しや保険医療機関の取り消しということも実際には俎上に上ってくると思うのです。私は、そうしたきちんとした適正な処置をとることによっても、カルテの改ざんというあってはならないことを未然に防い...全文を見る
○阿部委員 カルテは大事な個人情報、患者情報でございますから、改ざん等の、本当にあってはならない事態が起きないための厚生行政のかじ取りをよろしくお願い申し上げます。  ありがとうございました。      ————◇—————
03月30日第159回国会 衆議院 議院運営委員会 第17号
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○阿部委員 私も、四月の一日に与党案のみの形での本会議設定がなされるということには強く反対いたします。  理由は、年金問題というのが本当に国民的な課題であって、このような、あたかも与野党対立の構図をとって論議されることは不幸であると思います。  そして、これまで与党も本当に寛...全文を見る
04月01日第159回国会 衆議院 本会議 第19号
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○阿部知子君 社会民主党の阿部知子です。  ただいま議題となりました年金制度改正関連の法案に対しまして、社会民主党・市民連合を代表して、小泉内閣総理大臣並びに坂口厚生労働大臣に質疑をいたします。(拍手)  年金問題が今ほど国民的な関心事となった時期はなかったと思います。しかし...全文を見る
04月09日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  ただいまイラクで人質となっておられるという報道のある三人の若者の命について、冒頭小泉首相に一言お願い申し上げます。昨年の十一月の末に二人の優秀な外交官がいわば犠牲となって亡くなられました。今首相からの一言、ぜひとも、絶対にこの...全文を見る
○阿部委員 では、引き続いて質問に入らせていただきます。  小泉首相のお手元にも既にお渡ししてある資料でございますが、また、皆さんにもお手元に配付させていただきましたが、いわゆる国民年金の第一号被保険者の就業状況の変化というグラフがございます。  国民年金は、一九六一年、昭和...全文を見る
○阿部委員 そうした御認識に立った上で、やはり一元化問題並びに現在無業の方の割合の多さ、この方たちに一万六千九百円をこれから求め続けていくということの現実的な可能性のなさ等も勘案していただきまして、現在民主党の皆さんも対案がございます、ぜひ本質的な論議が党派を超えて行われますこと...全文を見る
04月13日第159回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  私は、ただいま、イラクでは発見されなかった大量破壊兵器問題で、逆に我が国において、かつての大戦中に製造され使用されたと思われる化学兵器によって生じた被害についてお尋ね申し上げます。  この間、環境省は、とりわけ、昭和四十八年...全文を見る
○阿部委員 今の御答弁ですが、問題が二つありまして、瓦れきが捨てられた、ここが一番汚染濃度が濃いだろうというところは掘削されましたが、他の部分は深く掘削されずにアスファルトで埋められてしまっていると。そうすると、当面は安全でも、土地の改変をしない限りと言いますが、いろいろな、土地...全文を見る
○阿部委員 今御紹介があっただけでも、まず青酸、弗素、砒素あるいはマスタード、マスタードというのはびらん系の化学兵器に使われるものですが、多様な化学兵器の痕跡と思われるものがそこで発見されているわけで、特にまたこの間、平塚市内の周辺の井戸調査からは、神栖でも問題になっておりますが...全文を見る
○阿部委員 今おっしゃられたような、あると認識しておるが点々みたいなあいまいさが、実際に、例えば神栖の被害に遭われた人たちの受け取る印象として、これはなぜ自分たちにこんな健康被害が起きたんだろう、それは、国は毒ガスが疑わしいと言いながら、でも本当に断定はしていないと。では、本当に...全文を見る
○阿部委員 今おっしゃられたような、個々の事案は承知していないと。これは、きのう質問通告したときに、内閣として一括してお答えになるということでしたので了解いたしましたが、実は人間はみんな個々でございます。その個々の個人が救済されなければ、それは救済とは言いません。  場当たりの...全文を見る
○阿部委員 今、大臣の御答弁にもございましたが、省庁間連絡会議が主に国内を目途としてつくられたものであるということからさらに一歩進めて、例えばSARSとか鳥インフルエンザでもそうですが、国際的な広がりを今は何でも持っており、特にこの旧軍の毒ガス兵器も不幸なことに国際的な広がりを持...全文を見る
04月14日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○阿部委員 今朝からの、特に民主党の新進気鋭の皆さんの鋭い質問、それに対する断続的な答弁、大変皆さん御苦労さまです。そして、きょう、私は三十分の時間をいただけましたので、ちょっと骨太な論議をさせていただけること、このことも大変にありがたく思います。  皆さんちょっとお疲れかと思...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。  やはりこういう大臣のもとで年金論議もやりたいなと思って、次の本格年金論議に移らせていただきます。  先ほどの山口委員と坂口大臣の質疑応答を拝聴しながら、私は、やはりここで坂口大臣に、ぜひとも現在の国民年金の実情、実態、現実というものについ...全文を見る
○阿部委員 この表からもう一つ読み取れることは、実は、この無業の方やあるいはパートや厚生年金を持たない就労者にも一万三千三百円という保険料が、極めて重く、そして現実に払い切れないという声もこれありということなんだと思うんです。  もう一枚次をめくっていただきまして、三枚目の図を...全文を見る
○阿部委員 竹本政務官もよく実は御存じで今のような御答弁なんだと思いますが、実はこれは、いかに減免制度に持っていっても、半数が減免になっちゃったらもう制度は成り立たないという単純な図なんですね。今は、例えば法定免除者あるいは申請免除者、三百五十万、合わせてそのくらいだと思いますが...全文を見る
○阿部委員 いわゆる諸外国において、基礎年金部分をこのような法外な保険料で取っているところはないわけです。その意味でも、やはり自助自立できるための基礎的年金、それは民主党の皆さんの、何とおっしゃったかな、基礎的保障年金、(発言する者あり)我が党は暮らし保障年金、それから共産党の皆...全文を見る
○阿部委員 私どもは、今回の保険料率のアップが、さらに常用雇用を減らし、派遣やパートあるいは不安定雇用に拍車をかけるということで、今回、ぜひ際限ない保険料率アップに向かう法案を考え直していただきたいと思っておりますが、また次回の審議の折に大臣のお考えを聞かせていただきます。ありが...全文を見る
04月15日第159回国会 衆議院 憲法調査会 第6号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  私は、まだ国会議員になって四年目なのですが、実は、木村先生が一九八〇年代から各地でバイオエシックスのお話をなさるときに聞きに参りまして、大変に先見性のあるお話をしておられるなと思ってお名前をよくよく覚えておりまして、実は本日は...全文を見る
○阿部委員 二点目は、現状において、例えば今の生体の移植あるいは脳死からの移植にいたしましても、個人の意思というものを最大限尊重するような法体系もつくられておりますが、ただし、例えば受精卵の取り扱いや、あるいは、今後問題になります人間の人体を用いたさまざまな医療技術ということに関...全文を見る
○阿部委員 では、最後の一問になるかと思いますが、実は私もことし年頭にベトナムに参りまして、ベトナムの戦争資料館等々も拝見し、先ほど先生のお話にありましたが、今もって十万人近い、例えばおじいちゃんがベトナム戦士であった人の孫が奇形を持って生まれたり、あるいはさまざまな健康障害を持...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございました。
04月20日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  冒頭、まず、本日の委員会が、ここに掲げられております日歯連及び中医協問題ということを論ずるには、余りにも参考人の選定のされ方が偏りがあると思います。日歯連及び中医協の、日歯連の方は歯科医師会の附属する医師連盟ですし、中医協の方...全文を見る
○阿部委員 それは相手側から、みずから辞職するというのではなくて、例えば公益委員に関しては、問題のある行動があったときは、私たちが国会で任命し、そして罷免という手続をとるわけです。事こうした業界団体にかかわることになると、途端に厚生省側は、お願いしてやめていただくと。  これは...全文を見る
○阿部委員 これは特にこうした公の発表されているもの、きょうもこれは現段階でございます。二十日の朝あけたものでございます。本当にそのまま何の、自分たちの主体的な総括もなく、厚生労働省は出しているわけです。大臣は今、求めていかれますとおっしゃいましたが、迅速を旨としていただきたい。...全文を見る
○阿部委員 私どもはこれまでも、いろいろな審議会に患者、市民サイドの代表を入れるべきであると。それは、大臣がおっしゃられたように、そのことの専門家であるかないかという考え方は、これは恐らく私と大臣が異なる点かと思いますが、患者さんたちは、自分たちの体のこと、あるいは病気のことは本...全文を見る
○阿部委員 もう一つ、同じくその医道審議会で、一昨年の十二月に、医師及び歯科医師に対する行政処分の考え方という通達が出されております。この中で「贈収賄」という一項目がございまして、贈収賄は、もともと歯科医師としての業務に直接かかわる事犯ではないが、やはり信頼感を喪失せしめることか...全文を見る
○阿部委員 私がわざわざ今読み上げましたこと、並びに青戸病院の事例、あるいは埼玉医大の事例、刑事処分が下っていないのです、まだ。しかし、医師として処分を受けました。  私は、医道審議会という場の重要性、そして今回のような贈収賄に対しての、例えば疑惑とされた段階でも医業停止がふさ...全文を見る
○阿部委員 何度も申しますが、医道審のあり方自身も、これで本当に国民は、ええ、そんな、本当にそういう人がメンバーになっていたのかと思っているやさきでございます。そうした背景ということを踏まえて、きっちりした対処をしていただきたいと思います。  あと多少のお時間があるので、申しわ...全文を見る
○阿部委員 そうしましたら、先ほど、千葉会長のいろいろな御答弁の中では、嫌疑が明らかにクロとわかってからというふうなお話でしたが、やはり国民はそれを求めておりません。会長たちのみずからの御判断で、辞任なりなんなりを検討していただきたい。  それから、笹森会長にも、これは御答弁が...全文を見る
○阿部委員 業界団体にあっては、それくらいの自己規律で臨んでいただきたいですし、厚生労働省も、もっときちんと自覚をした上で国民の側に立つ行政をお願い申し上げて、あと、委員長には、先ほど要求の参考人招致をさらに進めていただきますようお願い申し上げて、質問を終わります。
04月21日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  本日が年金問題に関する審議の本格的なものとして二日目に至っておりますが、私は、きょうの論議を聞きながら、やはり年金の制度改革問題の論議のされ方はその国の民度をあらわすものであるということを強く思っておりました。  どういうこ...全文を見る
○阿部委員 私が大臣にお願い申し上げたのは、その枠組みをまずつくっていただきたい。それは、現厚生労働大臣である坂口大臣ができる権限であり、またやっていただきたいことだからです。私はやはり、例えばスウェーデンでも、同じように年金の論議、十年近くを経て、その論議の過程でさまざまな価値...全文を見る
○阿部委員 今の年金局長の御答弁にもあったように、経験したことのない事態が起きているわけです。だからこそ、本質的、根本的な論議が必要で、これは次の見通しを見ていただきますと、今度の平成十六年度の見通しでは、二〇一〇年、平成二十二年からは減り出す形になっておりますが、果たして、これ...全文を見る
○阿部委員 例えば出生率に関しては、数値が改善した場合、現状維持の場合、低下の場合、おのおの予測を立てられております。しかし、この雇用労働形態の変化ということに関しては、実は財政再計算も全く触れておりません。そして、いい方だけを信じて論議することはとてもできません。私たちは、現実...全文を見る
○阿部委員 私がこの表から指摘したいのは、社会保険料負担のあり方が雇用の形態まで変えてしまうということです。そして、もし大臣がこれから正規雇用をふやした方がいいと思うのであれば、雇用中立的な保険料のあり方、むしろ正規雇用がそのことによって拡充されていくような向きを、ぜひとも御検討...全文を見る
04月22日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  まず冒頭、四人の参考人の、本当に今回の年金審議の中で骨格のあるお話をいただきまして、ありがとうございます。  私は、冒頭、山崎参考人にお尋ねを申し上げたいと思います。  まず、イエスかノーかのすごく簡単な質問なんですが、山...全文を見る
○阿部委員 そのときの基本認識が、無年金者が膨大に多くなり、そしてまた高齢社会も差し迫ってくるだろうという認識の中で、非常に骨格のある建議という形で出ております。付加価値税、今で言う消費税もその当時から論議されておりましたが、その具体的な解決策以前に、山崎参考人は先ほど、年金改革...全文を見る
○阿部委員 私は、今の参考人のお話にもあったように、かつて内閣総理大臣の直属のものであったものが、今、厚生労働大臣のもとに移り、しかしそのことによって、政府全体としての、政治全体としての年金問題にかかわるリーダーシップということがあいまい化されてきているように思います。  そこ...全文を見る
○阿部委員 スウェーデンの年金論議をコンセンサスポリティックスという言い方をしたり、あるいは、イギリスではブレア首相みずからグリーンレターを各関連の労働団体や企業者に出し、そしてわかりやすい形で論議を進めていった。  私は、今回の日本の年金論議の一番の不幸は、あるとき小泉首相が...全文を見る
○阿部委員 大変力強く、高山参考人もお話しになりましたように、私は団塊で、もうすぐ、逃げ切り世代と言われていますが、年金制度は、実は、私たちの世代じゃなくて、今二十代、三十代、これから私たちを支えてくれる世代のために信頼性と、そしてその人たちの現実に見合ったものでないと、砂上の楼...全文を見る
○阿部委員 この問題、積立金に関しましては、恐らく一九九八年ごろ、我が党の保坂展人が積立金のグリーンピアへの巨額の投入問題を、もう彼はそういうことを細かにやる人でしたから、追いかけて追いかけて、やり出して初めて明らかになってきた。私は、質問の趣旨は、国会への報告、やはり国民はこう...全文を見る
○阿部委員 あと、一、二分で恐縮ですが、高山参考人にお願いいたします。  今回の保険料率のアップは二〇一七年度までノーチェックで上がり続ける、こんな空手形というのは、国民は、私は少なくとも嫌だと思っているのですが、二〇一七年度まで組み込まれた保険料率アップと、それから給付の、大...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございました。
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  参考人の皆様初め各委員の皆様、大変に遅い時間まで御苦労さまです。やや座席に空席が目立つということで、参考人の皆様にはかえって申しわけございませんが、なるべくもうしばらくのおつき合いをよろしくお願い申し上げます。  冒頭、矢野...全文を見る
○阿部委員 極めて良識ある御発言だと敬服いたします。  と申しますのは、例えば、何度も申しますが、今回の政府案が百年の計のものであるというふうな提案のされ方をいたしますと、やはり幾つもの不安があり、特に私を含めて野党側の不安は、この雇用情勢、特にパート、非正規、アルバイト、きょ...全文を見る
○阿部委員 今先生に御指摘をいただいたとおりなのですが、それが理想であるのですが、現実には、人件費比率の高い分野、特にスーパーのパック詰めとか、とにかく人手をたくさん使う分野で、短時間にお人をたくさん使っているところではどうしても負担が重くなるのでという形で、半分は見送られ、あと...全文を見る
○阿部委員 女性たちも、もちろん正規労働につきたいと思ってもつけない現状もありますし、ワークシェアも、理念としては提案されながら、なかなか日本の中で進んでいないわけです。  きょうは、鴨参考人にお聞きしたい点ですが、冒頭お話しになりました、現状で、パートで働いていらっしゃる、「...全文を見る
○阿部委員 時代は確かに大きく変わりつつあるんだと思います、女性の働き方も男性の働き方も。  そこで、最後に笹森会長にお伺いいたしますが、働く者の仲間の代表としてずっと労働運動の現場でやってこられて、今、会長というお立場で、私もせんだって会長が出られたNHKの、たまたまぱちっと...全文を見る
○阿部委員 押しつけがましい質問をしましたことをおわびして、しかし、いい御答弁をいただきましたことに、御意見をいただきましたことに感謝して、終わらせていただきます。
04月28日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  私は本日の質問の冒頭に、まず坂口大臣に、先ほど、年金問題の考え方は百人百色だ、省庁間によっても差があるかもしれない、例えば経済産業省が、もしも保険料が上がった場合に百万人近い人の失業が起こるかもしれないという見解を述べることや...全文を見る
○阿部委員 そこで、この間、不払い問題が発覚した三閣僚問題。  例えば中川昭一経済産業大臣は、御自身の国民年金未納は、一方で議員年金等々がおありであることと錯覚されたか、あとは、麻生大臣は、もともと麻生セメントの経営者であり、厚生年金をお持ちであったりした時期があって、そのこと...全文を見る
○阿部委員 今三野党がほぼそろって提案しておりますのは、国民年金加入者も含めて一元化という方向をとってはいかがかという案でございます。それは、本当にこのたび明らかになりましたが、議員年金のような恵まれた年金があれば、国民年金未加入状態も全く意識しないで二十数年、二十年近く中川大臣...全文を見る
○阿部委員 そのような御答弁でしたらば、次のページをあけていただきたいと思います。  これは第一号被保険者における就業状況別世帯所得の状況という図でございます。これも今回社会保険庁にお願いして初めて出していただきました。  このような表を出しますのは、私と大臣が論議するときに...全文を見る
○阿部委員 大臣に前回お示しした図とまたこれは違うんです。また保険庁にお願いして、新たなんです。実は、こういう所得分布が出るのは初めてなんだと思うんです。  私がきょう言いたいのは、所得に比例した年金方式でいいのなら、今私どもも含めて野党が言っている所得比例を考えてくれまいかと...全文を見る
○阿部委員 この表からわかることは、大臣がおっしゃる可能でない人が一千万人規模で生じてしまうということです。年収二百万、もちろんこれは控除後ですが、そういう方たちは将来半額免除で、先ほど局長はもう五年くらいで抜けるんだとおっしゃいましたが、繰り返しいろいろな方がこの層に入ってきた...全文を見る
05月07日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  せんだっての四月二十八日、私ども野党の退席した中での与党、自民党、公明党の皆さんによるまず年金法案の採決、そしてその後、どこの場で合意されたか判然としない三党合意なるものが出てまいりまして、一体、国民にとって一番最大の関心事で...全文を見る
○阿部委員 私は政治家と言われる者になって年月が短うございますが、その中で一番感じますことは、いわゆる政治不信と言われる、政治家のやることがどうしても信頼できないと言われるような不幸な政治の状況。そして、この間、一番その政治不信にさらに輪をかけたのが、今回の年金問題の事のてんまつ...全文を見る
○阿部委員 私の質問の本来の趣旨は、より対人サービス、特に説明、その方の年金の状況の説明に社会保険庁の能力を生かしていただきたい。そのために、仕事量をどこかで軽減しないと、やはり現状のマンパワーで本当に国民が多く知りたいと思ったときを賄えないということでもございますので、よろしく...全文を見る
○阿部委員 そうした点の周知も不徹底だと思います。私は、きっちりそうしたことを論議の俎上に上せて、もう一度きちんとやり直していただきたいと思います。  ありがとうございます。
○阿部委員 先ほどのちょうだいいたしました時間に引き続いて、残り二十分を質疑させていただきます。  私は、先ほど質問が中途半端に終わりましたので、まず、坂口厚生労働大臣にちょうだいいたしました御答弁、先ほどからずうっと考えていて、ますます納得できなくなってまいりましたので、一体...全文を見る
○阿部委員 同じ質問を小泉総理に伺います。  この法案は、現役の世代の五〇%を、そのとき六十五歳で給付を受けられる方の現役世代に対しての五〇%を保障するものであるのかどうかです。
○阿部委員 その御説明も極めてわかりづらいし、そうであれば、法律の解釈がばらばらだと思うのです。坂口大臣は、一生のその方のお受けになった賃金の平均だとおっしゃいました。そのとおりでよろしゅうございますか。そして、大臣がそうであれば、総理はもう一度、何の五〇%でしょうか、はっきり、...全文を見る
○阿部委員 それを、そういうふうに私も法案をさっきからずうっと読み返してみたんですが、わからないんですよね、何を言っているのか。簡単に言えば、現役世代の若い人たちの平均賃金の、若い世代だって二十代から定年間際までの方、いろいろおられます、その方の平均賃金の、手取り賃金の五〇%とい...全文を見る
○阿部委員 そういうのを言い逃れというんです。どちらも真実で、その数値は違うことだってあるじゃないですか。現役のときに受け取っていた賃金をずっと物価上昇率とかいろいろなものを掛け合わせて、その個人ヒストリーを凝縮したものと、その時々、現在の世代のいろいろな人たちの賃金を平均したも...全文を見る
○阿部委員 わかりやすくするためにモデルをつくったわけですよ。しかし、そのモデルで用いた今の人たちの賃金の平均の半分というのと、今局長がお話しになったように、そして坂口大臣が御理解のように、その人の個人歴の中での賃金の平均というのは違うんですよ。こんな違うものを出されたら混乱する...全文を見る
○阿部委員 今の局長の御答弁は当たり前で、自分が納めた保険料に応じて受けるんですから、そんなことは当たり前なんです。しかし、この法律が国民に示したものは何なのかということを私は伺っているのです。  そこで、大臣の御説明は、この法律が示したものではないわけです。この法律が示したも...全文を見る
○阿部委員 総理、今のを、国民に向けてです、総理はすごくワンフレーズポリティックスの名手ですから、国民に安心だ、信頼だと、この安心、信頼というのはあるようでないんですよ、今政治不信なんですから。そうすると、総理は何を約束されますか。安心、信頼じゃだめです。その言葉はもう聞かない。...全文を見る
○阿部委員 少なくなった子供の数で、一人が二万、三万出して親の世代に二十万、三十万送れたら、こんなパラダイスはありません。しかし、そうじゃないからこそ、今きちんとした論議をしなければ年金制度がもたないといって、これが始まっているんです。  総理に、先ほどの山口委員とのやりとりを...全文を見る
○阿部委員 今回の法案は、例えば総理と大臣の間でも理解のずれがあったり、あるいはモデルと法律の間にもずれがあったり、あるいは、最後に総理が簡単におっしゃった、二、三万を保険料で納めて親の世代に二十万、三十万、そんなことありゃしない。ないことだらけを全部国民に提示して、これではうそ...全文を見る
05月11日第159回国会 衆議院 本会議 第30号
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○阿部知子君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となっております国民年金法等の改正にかかわる三法案並びに修正案に反対の立場から討論を行いたいと思います。(拍手)  およそ三十時間に及ぶこの国会、衆議院での年金論議を通じて、これがまず何よりも国民不在、そして国民の...全文を見る
○阿部知子君(続) 人としての真に豊かな社会保障という価値に裏打ちされた二十一世紀の年金政策のために、社民党は、国民に開かれた論議を今後も継続することをお約束して、反対の討論といたします。(拍手)
05月12日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第14号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  通常、当委員会には我が党の東門美津子が所属し、特に基地被害に悩む沖縄の現状という点から、果たして、国民保護という新たな法制をつくるに当たって、現実に、現状ですら国民は十分保護をされているだろうかということを御提起してきたかと思...全文を見る
○阿部委員 所要の措置が例えば防音の工事とかそういうことに限定されるのであれば、住民としてもこれは極めて不本意なのですね。  そこで、川口大臣にお伺いいたしますが、同じようにF18スーパーホーネットの配属を百二十機行おうとしたアメリカのノースカロライナで、これは環境団体と自治体...全文を見る
○阿部委員 水鳥以上に人間は問題なのですね。もちろん水鳥も問題です、環境破壊ですから。沖縄のジュゴンでもそうですが。しかし、その下で現実に暮らす人間は、例えば電話機をとっても、上をホーネットが飛ぶと聞こえません。窓もビリビリビリビリという物すごい騒音です。ぜひ、外務省の現状認識が...全文を見る
○阿部委員 引き続き守られた現状が今のようであれば、申しわけないけれども、それはもう……。  石破長官にお願いがあるのですが、ここは自衛隊と米軍が両方使用しているところなのですね。これまで防衛庁長官はどなたも現地に出向いてくださっていないわけです。沖縄の普天間の基地にはせんだっ...全文を見る
○阿部委員 実は、この訴訟、第三次訴訟も国は控訴なさいまして、高裁で争われております。やはり国民保護ということをうたう限りは、現状で国民がどのような状況に置かれているかということをきっちり政府の側が体感していただきたい。  そしてあわせて、川口外務大臣にお尋ねですが、実は、ここ...全文を見る
○阿部委員 まあ、そういう答弁もあり得るでしょうね。しかし、それではやはり国民は保護されないわけです。急に紛争になるわけです。そして、そのときに、そこに基地があって、百万人いるわけです。  では、井上大臣にお伺いいたしますが、自治体の方と百万人の避難計画について緻密に話し合われ...全文を見る
○阿部委員 これもまた全く国民は安心できないわけです。もう既にそこに基地があるのは既定の事実で、わかっていて、百万人、本当に住んでいます。辺野古も普天間もそうですが、人口密集地であれば、どのような態度をとるのか、日ごろからそれなりの計画があってしかるべきだと思います。  川口大...全文を見る
○阿部委員 最後の質問になりますが、何でも後々では遅いのです。言われてからやるのでは遅いのです。日本側の姿勢もきっちり示すべきですし、例えば、現在、原子力空母の寄港については二十四時間前に地方自治体に通知がなされる。これは原子力潜水艦もそうですし、あるいは生じた事故についてもそう...全文を見る
○阿部委員 今の御答弁、「通常」ということを使われましたけれども、有事というのは「通常」ということで判断できるのかどうかということも残ると思います。現実に、国民が真に保護される体系に向けてさらなる審議をお願いして、質問を終わらせていただきます。
05月21日第159回国会 衆議院 環境委員会 第13号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  まず、岩槻参考人にお伺いいたします。  岩槻参考人が園長を務めておられた東大の植物園というのは、実は私はそこの医学部を卒業したのですが、私どもにとりましては、そこに行けばちょっと日常からほっとできる、非常にオアシスのようなと...全文を見る
○阿部委員 恐らく、市民側から要求されているものは、やはりそういう科学的な判定委員会というものをきっちり形にしてほしいということ。それは、その当座はわからないところがあったとしても、そういうところで判定して一つ一つ確認していく作業が必要なのではないかという意味で、学者に要求される...全文を見る
○阿部委員 ニュージーランドのこととも関係して、引き続いて関参考人に二つお伺いしたいのですが、確かに、もし私どもの国に非常に経済優先の論理がはびこらなければ、もう少し問題を本質的に掘り下げられると思うのですが、さっき参考人がおっしゃいましたように、ワシントン条約でも分類の2と3に...全文を見る
○阿部委員 さっき、どなたかの発言だったと思います。申しわけありません。それは間違えたかもしれません。  では、同じくこれは関参考人で、先ほどのニュージーランドの例で、これはちょっとお触れになりましたし、いただきました資料の中でも読みましたが、いわゆる生物の安全保障ということに...全文を見る
○阿部委員 ごめんなさい。先生からいただきましたこの「エコシステム」という中で触れられております生物安全保障ということ、特に輸入検疫のことで今ワシントン条約も問題にしたのですが、生物多様性の国家戦略という形で述べられておりましたので参考になればと思いましたが、済みません、私の質問...全文を見る
○阿部委員 済みません。さっきのワシントン条約は、たしか吉田先生のお話だったかもしれません。お許しください。  最後に、吉田先生にお伺いいたしますが、先生のレジュメの中で、いわゆる重要管理区域の指定、日本は国という区切りで考えれば日本列島ですが、小笠原諸島、それから琉球列島、お...全文を見る
○阿部委員 生物の種の多様性ということで今回のような法律の論じる枠組みができて、そしてさらに、より一歩国会としても進めていくために、きょうの参考人の御意見を参考にしながら取り組んでいきたいと思います。  ありがとうございました。
05月26日第159回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  私ども社民党は、この間の小泉首相による北朝鮮訪問によって、さきの日朝平壌宣言並びにそれに引き続く六カ国協議が、さらに将来に向けて確定的なものとなるような道筋ができたことを一つは評価しておりますが、拉致問題、核問題、ミサイル問題...全文を見る
○阿部委員 この協定への態度は、我が党は賛成をさせていただきますので、今お願いしました、旧ソビエト圏との初めての締結になりますし、安全の確保ということを第一に進めていただきたいと思います。  続いて、外務大臣にお願いいたします。  この地域、中東地域は、従来から我が国とも極め...全文を見る
○阿部委員 地政学的にも極めて安定に貢献できる地域と思いますので、よろしくお願いします。  最後に、一問お願いします。  先ほど申しましたように、我が党は現在、中国政府との話し合いを、さらに六月下旬に向けての六カ国協議の充実のために行っておりますが、近く川口大臣は韓国を訪問さ...全文を見る
○阿部委員 韓国内に例えば米国の小型の核が配置されるようなこともあり得る想定ですので、非核化ということについて、さらに日韓連帯して取り組んでいただければと思います。  終わらせていただきます。
05月27日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第13号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  私が本委員会に出させていただくのは、実は昨年の七月末に、高村委員長と御一緒してイラクに、中谷元防衛庁長官初め中川野党理事とも行かせていただいた折から数えて十カ月ぶりになるわけですが、その間にも、あのときお会いした国連の特別代表...全文を見る
○阿部委員 川口大臣に確認ですが、このオベイド事務局長のお申し入れ、私は今、受けておられますかと聞いたのですが、残念ながら、受けている、いないが余りはっきりしない御答弁で、受けていると仮定して、それにこたえていただけますか。私は、極めて、日本が本当にできる支援で大切な部分と思いま...全文を見る
○阿部委員 およそ三分の一とみなさせていただいて、支援をするという御答弁だったと受けとめます。  同じように、日本は、八〇年代からイラクに十三の病院をODAのスキームにのっとってつくりまして、この間、約一年前にもこれらの十三病院のエンパワーメントを計画しておられるというふうに伺...全文を見る
○阿部委員 イラクの、特に中東地域、親日感情はこれまでもよかったわけです。それは、日本がそういう形で行ってきた支援が非常に相手方にも感謝されていた。今、先ほど来問題にしておりますように、状況は非常に悪い状況になる中で、例えば、自衛隊を派遣して、そこの中で、いわば一日の中、二時間し...全文を見る
○阿部委員 平和的生存権、だれもが平和のうちに生きるということを保障するような援助をぜひともお願いしたいと思います。  終わらせていただきます。
06月09日第159回国会 衆議院 外務委員会 第21号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  本日議題となっております三条約につきましては、海が、環境面からも資源の面からも、またいわゆる安全保障の面からも極めて重要な場面がこれからは展開されるだろうということをもって、基本的にこの条約には賛成の立場をとっております。また...全文を見る
○阿部委員 一方で、我が国は、特定船舶の入港禁止法案というものも近く参議院を通過する段取りになっておりますが、やはり緊張を高める方向ではなくて、本来、豊穣な海を囲んで平和構築がしていけることのためにも、今の大臣のお答えは国交正常化というプロセスを踏んでのようなお答えでありましたが...全文を見る
○阿部委員 昨年の十一月から、この騒音については騒音のエリアや強度について見直し中でございます。外務省としては、現在見直し中であるということをまず相手側にきっちりと伝えて、騒音が強まらないようなさらなる措置を講ずべきと思いますが、最後に、大臣にこの件について一言お願い申し上げます...全文を見る
○阿部委員 必ずよろしくお願いいたします。
06月11日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  この国会は、特に厚生労働委員会は、年金を中心に論議されてまいりまして、強行採決も含んで今日に至っております。  私は、冒頭、こうした年金問題を論ずるに当たって、いわゆる基礎となる実態あるいはそのことをあらわす数値ということに...全文を見る
○阿部委員 では、大臣に伺います。来年も低下した場合、例えば一・二七であった場合に、見直しに入られますか。
○阿部委員 私は、今回の年金論議のもとデータにこれを使っていなければ、今大臣がおっしゃったような御答弁もそうだと思うのです。でも、今回の年金試算はすべて、さっき申しました三つの指標で始まっております。もしも来年その数値が一・二七であれば、低位推計の数値どおりを一年早めて進んでいる...全文を見る
○阿部委員 大臣らしからぬ御答弁ですが、これは、傾向を見るということがいつまで続くのかということを今私は答弁していただきたいわけです。これは、私の気持ちだけではなくて、国民のみんながこのプランが本当に安心であるかどうかを注目しているからであります。  大臣にこれ以上お聞きしても...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。  引き続いて、本日の法案に関してですが、独立行政法人医薬基盤研究所、これは実は大臣の御尽力で、このたび、研究機関とそれから一方での規制、いろいろな安全面の規制をかける機関を別々にして、より研究機関は研究機関としての独自性を高めていこうという、...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。  最後に一点、お願いいたします。  先ほどの中根委員の御質疑にもありましたが、いわゆる日赤の組織改革の件でございます。  これは、この間、六千四百本にも及ぶ汚染血液がきちんと遡及調査をされずに、日赤の業務として、安全性に極めて問題が多いと...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。  私のお願いしたのは、患者さんへの情報公開という点も含めてですので、よろしくお願い申し上げます。終わります。
06月18日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第15号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  委員長初め各出席の大臣、そして委員の皆さんも、閉会中にもかかわらず、大変に御苦労さまと思います。  しかしながら、国民的に、本当に今、自衛隊の、継続的に多国籍軍にいわば流用、転用してよいのかどうか、あるいは、派遣されている自...全文を見る
○阿部委員 やはり、その意味では不注意外交の連続です。なぜ、先ほど来、赤嶺委員がおっしゃいました、文書を残さなかったのか。これはアメリカとであります。文書のあるなしによって、将来、例えば自衛隊員がイラクで戦闘行為に巻き込まれ、イラクの人をあやめるかもしれない、あるいは自分たちが傷...全文を見る
○阿部委員 これは極めて政治的なことでございますので、大臣に伺いました。  ここでマルチナショナル・フォースという、いわばフォーシズじゃなくてフォースという単数形を用いているということに大きな意味があります。これは一固まりという意味です、マルチナショナル・フォースという。そして...全文を見る
○阿部委員 私の質問への正しいお答えではないので、これ以外にないのかと伺いました。今のは、継続する、これは国連多国籍軍に加わるということで、以外がないかどうかは御答弁がなかったです。  そこで、恐縮です、せっかくおいでくださっているので、石破防衛庁長官に最後に伺います。  パ...全文を見る
○阿部委員 極めていい御答弁だと思います。  私は、今回の選択肢は、目は米英の方に向き、イラクの主権にはやはり向いていないと思います。なぜなら、先ほど来の御答弁で、イラクの今回の暫定政府は、あるところでは完全な主権という言葉が繰り返し出てきながら、不安定要素を持っている、あるい...全文を見る
08月04日第160回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  さきの国会での年金審議を通じまして、私自身、そして私の党といたしましても、やはり現実をしっかりと見た上で、新しい時代に見合う年金のプログラムをつくるべきだということを主張してまいりました。この現実をしっかり見てというところが一...全文を見る
○阿部委員 私が指摘したいのは、二千二百四十万人中、実質半数しかきちんと納められないという実態を見て、さらにさらに深刻な実態がもう一枚の図にあると思います。  これは、第一号被保険者の年齢構成の推移でございます。私も、さきの審議中こういうデータが出ていたのかもしれませんが、気が...全文を見る
○阿部委員 もともと、年金審議の柱の一つに多様な働き方ということがあり、そして、持続可能性ということが年金の改革の中で挙げられたテーマでございました。  多様な働き方というのは、聞こえはよろしゅうございますが、しかし、その方たちが全部国民年金にいっているような働き方である。私は...全文を見る
○阿部委員 現実を見てしっかりした審議をこそ、国会が国民が望む姿になる一歩だと思います。  質問を終わらせていただきます。
○阿部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、岡田克也さん外が提案している国民年金法等の一部を改正する法律を廃止する等の法律案に対する賛成の立場から討論を行います。  第百五十九国会に政府から提案され、与党による衆参両院での審議打ち切り、強行採決によって無理やり成立させられ...全文を見る
10月19日第161回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  イラク問題を初めとする平和の問題、あるいは年金を初めとする社会保障政策、そして食の安全に至るまで、国民生活が非常に不安と閉塞感に揺らいでいる中で行われているこの予算委員会の二日目の審議、きょうは朝から参加させていただきましたが...全文を見る
○阿部委員 ちなみに、日本医師会の会長が日本医師連盟の会長でございまして、事務所は同じ場所でございます。今の大臣の御答弁のとおりに、本当に指導していただきたいと思います。  そして、もう一つ言わせていただければ、この医師政治連盟への加入と医師会との加入がセットでなされる場合が多...全文を見る
○阿部委員 私が申しましたのは、国民に負担を強いる前に、きちんとそういうことを調べ、公表し、合意、納得を得てこそ年金の信頼性は高まるということでございます。  ちなみに、民間のシンクタンクが、いわゆる国税庁の民間給与の実態というものに照らしてどのくらい未納者がいるかという調査を...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。  O157にしても、成長ホルモンにしても、常に犠牲は子供から出ました。子供たちの健康、未来ということにおいて、農水大臣の見識ある指導をお願いいたしたいと思います。  ありがとうございます。
10月27日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  まず冒頭、尾辻厚生大臣には、今最も国民の期待と、そして逆に言えば不安も強い、この二十一世紀の社会保障政策を担当なさる省の最高責任者として、新たな御就任、大変に御苦労さまでもありますし、また、お体にもお気をつけられて、よいお仕事...全文を見る
○阿部委員 私が御指摘申し上げたいのは、いわゆる既存の社会福祉施設に限らず、ここに書かれているようなホテル、大型宿泊保養所、あるいは、私はたまたまグリーンピア津南に視察に参りましたときに、越後湯沢近辺では多くのマンションが、建てたはいいけれどもお人が入らない状態で空きマンションに...全文を見る
○阿部委員 巡回相談等で、既に症状が出てから対処いたしますと、これがまた期間も長うございます。やはり予防というのは、明らかにハイリスク群をあらかじめ処置、措置するという、措置という言葉はよろしゅうございませんが、そういう対応をいうのだと思います。妊産婦さん、子供、御高齢者、障害者...全文を見る
○阿部委員 今お話しいただきましたように、昭和二十七年の衆議院の決議と、それが閣議了解された、そしてその文面も、国民感情からして非常に放置することは忍びがたいという一文でございます。私は、本年、ちょうど明年にかけて戦後六十年の節目を迎えておる中で、ぜひとも尾辻大臣に、やはり国の責...全文を見る
○阿部委員 私も、立法化ということを望む本当の根拠は、やはり、国の責任で御遺骨を御帰還させていただきたいという、この大きな、国の覚悟の示し方でございます。それが立法という具体的形をとるか、あるいはまた国の責任ということの明確化という形をとるかは、私ども院にいる者の論議の結論にもな...全文を見る
○阿部委員 ぜひよろしくお願い申し上げます。  私は、命の尊厳、あるいは、国により赤紙、ピンクの紙一枚で出向いて帰らぬまま過ごしておられる御本人を初め御遺族のお気持ちを思うと、やはりこれは国の責務であろうかと思います。  引き続いて、私どもはこの世に生まれ、育ち、やがて朽ちて...全文を見る
○阿部委員 悲しい以上に、こういう実態が知られていないということ、やみからやみであるということが、やはり今後にいろいろな問題を私は生むように思います。  そして、今、大臣のおっしゃってくださった今後の取り組みとして、厚生省の方の指導で、焼却ということをお進めいただくという指導が...全文を見る
○阿部委員 この間明らかになりましたことは、いわゆる生命の萌芽や起源の部分が各自治体ごとにばらばらに対処され、そして場合によってはごみに扱われておるという事態でございました。  そして、そうしたことの一方で、国の厚生科学審議会というところで科学技術部会というのがございまして、こ...全文を見る
○阿部委員 審議会の委員の中からも、根本論議がないのではないかという疑義が出ておりました。先ほどから何回も申して恐縮ですが、一方でごみ、一方で使い方みたいな論議が行われる国は悲しゅうございますので、ぜひよろしくお取り組みのほど、お願いいたします。  あとBSE関連は、申しわけあ...全文を見る
10月29日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  お昼を回ります時間の中、皆さん大変御苦労さまです。私は、貴重な時間をちょうだいいたしましたので、冒頭、せんだってもお尋ね申し上げましたが、新潟県の中越地震について、引き続き質疑をさせていただきます。  きょうも大変に寒い朝で...全文を見る
○阿部委員 私は、具体的にはやはりエコノミー症候群の広報活動、きのうはそれを手書きのチラシでボランティアグループがやっておられました。それへの取り組みと同時に、先ほど申しましたクーポン券のようなもの、それは、だれかを強制的に移すことはできないけれども、こういうところでお休みいただ...全文を見る
○阿部委員 今震災で、今なんです。そんなことをよくも答弁できましたね。今です。四日も五日も寝ていない人に、看護婦寮の整備が省庁から出ているなんてとぼけた答弁をしないでください。きょう泊まるところです。岩尾さん、行ってください。冗談じゃない。  大臣、どう思われますか。私はそんな...全文を見る
○阿部委員 実は、人の派遣は東京都とか他の大学病院からも来ておられます。しかし、現地の人たちは、やはり自分の土地を愛して、そして、自分が日ごろ診ていた患者さんたちだから去るに去れないという思いもあります。今、私が具体的にお願いしたのは、その方たちの宿泊をどうにかしてほしいという、...全文を見る
○阿部委員 いわゆる弱者、寝たきりの方もここに六十床、療養型病床群がございました。その方たちは歩けないから全員で運ぶ、担いで運ぶような状態でおろされたと聞いております。ぜひとも今の大臣の御答弁を受けて、前向きに進めていただきたいと思います。  残る時間と質問通告の数が随分ずれて...全文を見る
○阿部委員 私は、確認ですが、事例集とか、そういうきちんとした記録に残され、一度おりた判断は判断として消えないわけです。そのことに基づいて次の和解のプロセスも進むわけですから、原局サイドの方で、事例集等々にきちんとした記録として残るのかどうかの御答弁をお願いします。
○阿部委員 もう一つ、大臣にお願いいたします。  こういう労働委員会の場はいわゆる裁判という場ではございませんが、やはりそこに、例えば傍聴に参加する労働者側、ゼッケンや腕章やあるいは仲間であることを意識するようなものをつけて入ることもあろうかと思うのです。現状でそういうものが過...全文を見る
○阿部委員 あと三問を残しましたが、時間の関係で終わらせていただきます。ありがとうございます。
11月02日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  尾辻大臣初め皆さん、長時間御苦労さまでございます。  本日は、今後の厚生労働行政全般にかかわります尾辻大臣のせんだっての所信表明、骨格的な部分について、まず御質問申し上げます。  この第百六十一回国会の大臣のごあいさつの中...全文を見る
○阿部委員 私は、今大臣がおっしゃったような趣旨であれば、予防という観点も加えてということで言及していただければ、より誤解が少ないかなと思います。なぜなら、今は、自助、自立、自己責任と、三つ、言葉がすぐつながっていくような風潮が、経済的な財政難ということも加わって、一方で進んでお...全文を見る
○阿部委員 それも若干舌足らずのように思います。社会貢献という言葉は、むしろここでは、衛藤副大臣もおっしゃったような共生、いわゆる障害のある方もない方も一緒に暮らすことで、よりお互いに、いわば人間的膨らみを持って生きることができるんだという表現にしていただかないと、就労支援して、...全文を見る
○阿部委員 尾辻大臣に再度確認させていただきますが、やはり、拙速に次の制度設計をする前にきちんと、この支援費制度がもたらした、光の部分と影の部分と当然あると思います、そういう総括を、行政の特に長としての大臣がなさってくださることによって、いわゆる自立支援と自己決定、これはとても重...全文を見る
○阿部委員 では、引き続いて、BSE問題に移らせていただきます。  先ほど来の泉委員との質疑を私は拝聴いたしておりまして、なるべくダブらない形で話を進めさせていただきたいと思います。  一点目、まず簡単にお伺いいたしますが、アメリカはBSE汚染国でしょうか。大臣、これを一問目...全文を見る
○阿部委員 今大臣のお話の中にありましたが、いわゆるBSE対策が十分でないという部分が、今後我が国がこの輸入の解禁を考える場合に非常に問題になってくると思います。  大臣は、重ねて恐縮ですが、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病で発病された患者さんが二〇〇三年の十二月以降にアメリカ...全文を見る
○阿部委員 やはりこのBSE問題は、どういう伝播方式で人に感染するのか。当初は、イギリスで発生した当時も、人には感染しないという形で政策が進められてきて、しかし、この間私たちの得た知見は、変異型という形での人間への伝播があるということで、極めて深刻であると言われております。  ...全文を見る
○阿部委員 今のことを繰り返せば、今が極めて危ない状態だということだと思います。血粉はまだ投与されている、交差汚染もまだ起こり得る、よろよろと歩くへたり牛についてのみこれから対策されようとしている、また危険部位はレンダリングに回る。こういう、どう考えても、私は、アメリカの畜産状況...全文を見る
○阿部委員 引き続いて大臣にお伺い申し上げますが、私は、この所信表明の文面をつらつら拝見して、一つ大きな問題で、前国会まで厚生労働省が取り組んでこられたことの中で、今回所信からは述べられていないことがあると思うので、一つお聞きを申し上げます。  今、国民の医療における最大の関心...全文を見る
○阿部委員 処分するかどうかは別とはしないでいただきたいですが、そもそも、ここの委員会に臼田さんがおられたということも含めて、この委員会のやはり信頼性にもかかわってきますし、あと、今後、患者団体の御意見もぜひ聞いていただきたいとお願い申し上げて、質問を終わらせていただきます。 ...全文を見る
11月05日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  子供たちが殺されない、そして健やかに成長していける社会にするために、長時間の皆さんの審議、本当に御苦労さまです。  私は、実は、この法案の審議を控えまして、武蔵野学院と申しまして、皆さんの御記憶にある事件とすれば、長崎で四歳...全文を見る
○阿部委員 五十万人に一カ所という基準が六十二年という御答弁でしたので、それにのっとって私の先ほどのは訂正させていただきますが、そうだとしても、特に虐待問題がこのような形で社会的に大きな問題として浮上したのはこの十年。児童虐待防止法などをもう絶対につくらなきゃいけないんだというふ...全文を見る
○阿部委員 もちろん、新しいものの設置には、建物にかかわる費用とか人件費においても地方自治体の持ち分というのがありますので、確かに一方的にはいかないと思いますが、しかし、先ほど来の尾辻大臣の御答弁で、やはりこれは国がリーダーシップをとって、今のところ、もう本当にそういうことをしな...全文を見る
○阿部委員 何だか鶏と卵の転がし合いをやっているようで、例えば、おっしゃったような、児相とか保健所とか施設でそういう経験を積んだ人をまた児相に持ってくるとおっしゃいますが、この施設が、あるいは保健所が、あるいは児相がそういう人を雇うためにはお金が要るわけです。その人たちは研修をす...全文を見る
○阿部委員 私は小児科医で、今を去ること二十年前、川崎市の保健所でも、いわゆる子供の乳幼児健診にかかわっておりまして、当時私は、保健婦さんと一緒になって、やはり今ちょうど伍藤さんがおっしゃったように、三カ月健診を受診されない家庭は必ず保健婦さんにおうちに行っていただく。必ず家庭に...全文を見る
○阿部委員 十分理解しているつもりです。それゆえにこそそれだけの人件費があるのかと。これは市町村側が出さなくちゃいけなくなってきますから。そういうお尋ねでもあります。では、それだけの補助を出されるのかという問いでもあります。  最後に、私は、来週は子供の慢性特定疾患についてお尋...全文を見る
○阿部委員 十分慎重にお願いいたします。  終わらせていただきます。
11月10日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  冒頭、本日の審議の法案外のことで、質問予告をしてございませんが、尾辻大臣に質問をさせていただきます。  十一月の八日から、アメリカがイラクのファルージャにおいて、武装勢力の一掃ということを名目に、空爆あるいは総攻撃という事態...全文を見る
○阿部委員 早急にこの件で、国際赤十字等々からも情報を集めていただきたいと思います。私は、実は、今回ここに質疑に立ちます前に、外務省が何か御存じかと思って聞いてまいりましたが、残念なことに、情報をお持ちでないということです。  そして、イラクのこれまでの、例えば、刑務所での捕虜...全文を見る
○阿部委員 では、引き続いて本法案の質疑に入らせていただきます。  本法案の質疑は、本日で二日目に入りますし、いろいろ各委員からの御指摘もございましたので、ある意味では十分論点は浮き上がったかと思います。しかしながら、論議全体を見ましたときに、まだまだ児童虐待という事態について...全文を見る
○阿部委員 私が今いわゆる小児病院を事例に挙げましたのは、各県にも小児病院がございますし、その総合として国立小児病院と従来呼ばれて、今は成育医療センターとなった箇所がございますので、事例の集積、そして検討、研修、そして、逆に言えば、欧米のいろいろな先進国に学ぶような仕組みというこ...全文を見る
○阿部委員 よろしくお願い申し上げます。  あと、具体的なことですが、今回の改正で、いわゆる心理学等を学んだ大学卒、まあ新卒者でしょうか、この方を児童福祉司として採用する場合に、一年間の実務経験というものを前提とするというふうに書き込みがございます。  私は、先回も伺いました...全文を見る
○阿部委員 それでは前回の答弁と一緒で、その答弁では、現実にそういう人を雇う余地がないんだということを私が指摘したんです。そのための資料も全部取り寄せて、私は再質問しているんです。  では、一年後、本当にそうやってそういう場で研修した人が出てくるのかどうか、一年後の結果を見てま...全文を見る
○阿部委員 私は、もう一点、具体的に、虐待児受け入れ加算をしていただきたいとお願いしました。即答ができないのであれば、検討していただきたい。  これは、一人につき二万六千円。何度も申しますが、この自立ホームでは、子供たちが働いて、そこで三万とか四万をホームに納めて、そのお金と補...全文を見る
○阿部委員 やはり今の国の少子化対策、少子化というものは、もちろん親の世代の負担がどのように軽減されるか、働き方がどのように安定するか、そして、まして障害のある、あるいは御病気のある子供を育ててくれている親御さんたちは、逆の意味でいえば、本当に頑張っているねという形で国がもっと積...全文を見る
○阿部委員 このごろの国の政策の中では、食事はあなたが食べているんだからあなたが払いなさいと、簡単に言えばこういう政策が非常に多うございますから、これは食費も含めて上限が一万円、外来は五千円だということで、これは私は心からは賛成しませんが、まだ暫定策として、とりあえずの了承をして...全文を見る
○阿部委員 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
11月17日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。冒頭、尾辻大臣に質問予告外のことでお願いいたします。  私は、先回の私の質問時間の冒頭にもお伺いいたしましたが、今イラクのファルージャ、昨日ですか、モスクの中でイラクの全く武装していない市民がアメリカの海兵隊員によって頭を撃ち抜か...全文を見る
○阿部委員 先回もお願いいたしましたが、ぜひ早急にしていただきたいです。  いろいろな形で、非戦闘員と呼ばれている方々の犠牲が広がっております。私どもの国として、それを小泉首相は支持なさるという判断をしているわけですから、逆に言えば、私どもの国がその殺りくを支持していることにも...全文を見る
○阿部委員 私は、そういう数字の操作で果たして実態が把握されているかどうかを非常に疑問に思うものです。  算出根拠をお示しいただきたいというのは、きのうの予告のときにもしましたが、実際には見せていただけませんでした。今の局長の御答弁は、今、有期という形態をとって働く方たちが育児...全文を見る
○阿部委員 私は、この法律を改正するときに、当然まず第一になすべき調査であると思います。  私が、この法案の審議に当たって、何人かの有期労働と言われる方々のお話を伺い、余りにも現実感覚から遠いという指摘を受けました。  一事例の御紹介ですが、三十七歳のプログラマーで、登録型派...全文を見る
○阿部委員 今回の改正で二点が加わりまして、何人かの委員が御質疑ですが、平成十四年のガイドライン、告示よりも後退することがあるんではないかと心配されています。  懸念の点は二つございます。同一の事業主に引き続き雇用された期間が一年以上であるということと、またもう一点は、育児休業...全文を見る
○阿部委員 その辺がやはり現状の認識、現場の認識からかけ離れていると各委員から指摘されたと思います。三カ月、三カ月、三カ月、そして一年超えちゃ困るから、その次の三カ月はどうしようという形で。  今度、一年という期限が与えられたことによって、雇用の形態自身、継続期間自身を変えてし...全文を見る
○阿部委員 先ほど、青木局長がおっしゃった告示の内容が、各事業所に配られているものが、このような「雇止めに関する基準について」という、簡便な冊子です。例えば、この中で見ましても、「業務を遂行する能力が十分ではないと認められるため」というのが雇いどめの理由には事例で挙げられておりま...全文を見る
○阿部委員 それでは全く答弁にならないのです。この法律の趣旨は、妊娠そして出産、育児ということを通じて雇用が継続されることを推進する法律です。これが、妊娠を理由に作業から抜けるあるいは仕事が云々と言われたら、もともと労働基準法すら守れないことになりますから。  しかし、現状で、...全文を見る
○阿部委員 普通の常用雇用でも、雇用の継続、解雇などについては、争議の一番大きな問題になりますが、有期という形態をとった場合に、逆に、妊娠を理由とせずとも、期間の終了だという形で、合法的に雇用が中断、継続されないということが多々起こり得る。そして、その場合に、例えば労働者の側が相...全文を見る
○阿部委員 その思いを素直に受けとめたいとは思うのですが、ただしかし、平成十四年度のガイドラインの告示前後で実態調査がしてあるわけでもなく、この法律が出るときにも実態調査がしてあるわけでもなく、そして、現実に、先ほど紹介したような派遣労働現場がこれありということですので、やはりイ...全文を見る
11月19日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  本日並びに一昨日、この障害者無年金問題に関しまして、二つの議員立法による提案がなされ、審議が進められてまいりました。そして、ただいまの山口委員の御指摘にもございましたように、国民の社会保障行政をつかさどるところの厚生労働省は、...全文を見る
○阿部委員 なかなかそれでは、若い人たちも含めて、人生設計はいろいろございますから、本当にぴったりフィットで伝わるのかな、どうかなということを私は懸念します。  例えばですが、あなたがけがをしたり何らかの予期せぬ障害などを持たれたときでもきっちり生活していけるよう、あるいはお年...全文を見る
○阿部委員 私は、この二日間の論議と、特に厚生労働省サイドの答弁の数々を聞きながら、国民年金制度とはどのような理念に基づいてつくられたのであるか、この御本はそれを生き生きとあらわしていると私は思いますので、もし、六カ月前、記憶にないとおっしゃるのでしたら、今からでも遅くはない、ぜ...全文を見る
○阿部委員 逆に、この手法で、一つは、先ほど来述べられたいろいろな加入期間をいろいろなところに問い合わせて合算すれば出てくるであろう二十五年を満たす人はここから抜ける。しかし、もともとこの調査の枠内からはなから抜けている人がいるわけですよね。そこを明確にしていただけませんか。 ...全文を見る
○阿部委員 在日の障害者のみならず御高齢者の無年金状態も、今の数の中にははなから含まれておりません。  そこでお伺いいたしますが、先ほども長勢提出者に対してたしか石毛委員が御質疑でございましたが、実態調査ということについて私も厚生労働省にお伺いしたいです。  今、社会保険庁の...全文を見る
○阿部委員 既に厚生労働省に寄せられた資料の中からも、例えば二〇〇三年の七月二十八日に、在日外国人無年金障害者のアンケート調査、四十七名分を、議連、無年金障害者の救済を考える議員連盟で提出してあるはずでございます。お目通しがないとすれば、ぜひお目通しをください。  それから、い...全文を見る
○阿部委員 御本人の同意をいただくのは当然のことですから、ここでそのような言いわけに使わないでいただきたい。  私が伺いたいのは、把握しようとする意思があるかどうかであります。そして、そういう意思にのっとって、もちろんプライバシーですから、御協力をいただくわけです。ちなみに、そ...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。  先ほど石毛委員のお話にもございましたが、京都で訴訟を起こされている在日外国人無年金者の方のみならず、極めて二重、三重の苦の中に生きております。民族差別もあり、おまけに身体に障害を持つ場合もあり、あるいは御高齢でもあります。早急な調査をお願い...全文を見る
○阿部委員 厚生労働省側が出席しておられないということ自身、極めて私は不誠実だと思います。相手方の要求される、例えば文部科学省は、在日の子弟の教育についての問題がかかわりますから、その交渉の場に出席しておられます。もし今の局長の御答弁のとおりであれば、私がきのう外務省から得た情報...全文を見る
○阿部委員 私は、もし今渡辺局長がおっしゃったような内容であれば、やはり内閣というものの質が問われると思います。今、私どもの国と北朝鮮とは、さまざまに拉致問題で対応をしております。誠実な対応を求めております。そして、誠実でないことを私どもはやはり心外と思い、さらに求め続けていくわ...全文を見る
○阿部委員 大臣には、日韓のお互いの交渉の場、あるいは無年金の在日外国人も含めた障害者の方たちの実態、あるいは無年金の御高齢者の実態調査を先ほどお約束いただきましたので、事態が進展することを心より期待いたします。この方たちは、国籍条件によって社会保険の中の医療保険もお持ちではなか...全文を見る
○阿部委員 年金制度そのものがこれからますます国民にも重要な課題になってくるというか、一番関心の高いことでございますから、本日の審議、私も必ずしも今の長勢委員の御意見に賛同するものではございませんが、そしてまた民主党の皆さんには質疑をできなかった非礼をおわびいたしまして、しかし一...全文を見る
12月01日第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  私は、本日の委員会が、三野党、民主、共産、社民党の提案したイラク特措法の廃止をめぐる法案を取り上げていただき、そして、さらに大きな二つの政治的な意思の決断をしていただきたいと思い、その観点から質問させていただきます。  まず...全文を見る
○阿部委員 長時間で丁寧な御答弁でしたが、特に私が伺いたかった国際赤十字関係、国際機関からの情報の収集、実は厚生労働委員会に私は所属しておりまして、医療関連でこれは尾辻大臣にもお願いをいたしましたが、イラクの赤新月社は、十一月十五日の段階ではアメリカ軍からファルージャの市内に入る...全文を見る
○阿部委員 私は、実は義理の父が元自衛隊でございます。そして、元自衛隊員の方々が、今回派遣される自衛隊員の身の安全を案じて千人針を贈られました。仙台から出発する部隊でございました。  私は、この一つを見ても、いかに今治安情勢をめぐって、あるいは将来戦闘地域になるかもしれないとい...全文を見る
○阿部委員 委員長、きちんと数を数えていただきたいと思います。
○阿部委員 私は、ただいまの議事運営に疑義を申し立てたいと思います。  なぜなら、委員長は当初は数をお数えにならないで、私が、引き続いて数をお数えくださいとお願い申し上げました。やはり極めて、今後の日本の政治、自衛隊員の安全、イラクの復興、そのことを決する委員会にあって、当初の...全文を見る
○阿部委員 では、賛否の数と、各委員が正しく差しかえの措置がなされているかどうかについて御確認をいただきたいと思います。
○阿部委員 私どもは、三野党提案という形でこの質疑が行われたこと自身については委員長の労を多といたします。  ただし、いろいろな先ほど来の御答弁を聞くと、イラクにおける情報収集ということについて全く政府が能力をお持ちでない、現状認識がすり合わせすらできないという中で、これ以上の...全文を見る
○阿部委員 一つお願いがございます。  まず速記をとめていただいて、差しかえの札の確認をしてください。大事な採決でございます。もし差しかえが正しく行われていなければ、それでは、その件で理事会をお開きください。  私は、こうした委員会の差しかえがいいかげんな札で、あるいは札の差...全文を見る
○阿部委員 極めて重要なこの委員会で、例えばその出席委員が本来の手続を経た方であるかどうかについてすら疑義が持たれるということは、国会審議の空洞化の象徴だと思います。  政治の意思が人命をいかようにも左右するということを私が重ねて皆さんに申し上げて、時間を終わらせていただきます...全文を見る