阿部知子

あべともこ

小選挙区(神奈川県第十二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

阿部知子の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第174回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  昨年の九月十六日、新政権が発足して、そして本日が私、阿部知子にとって初めて迎えるこの通常国会の質問でございます。  私は、今の社会が経済的にも低迷し、また政治と金の問題等々、国民のいろいろな疑惑、不安が生じている中、本当にこの社会が次...全文を見る
○阿部委員 実は、このグラフから二つの問題が読み取れると思います。  一つは、平成十四年の待機児童数二・五万人となっておりますが、実はこの年は、二〇〇一年になりますが、待機児童ゼロ作戦というものが前政権のもとで開始された年であります。このとき、前年度、平成十三年度の待機児童は三...全文を見る
○阿部委員 今、サンプル調査であれ、やっていただけるということでしたので、大変前向きだと思います。  と申しますのも、昨年、厚生労働省の方で、いわゆる相対的貧困率といって、家計の世帯所得が平均世帯所得、平均の世帯の半分以下の家庭がどんどんふえておる、子供についても一四・二%とい...全文を見る
○阿部委員 私のきょうの冒頭の質問が待機児童という、待っておられる方を何とかしようという、いわば受け身的な設問で開始しましたが、実は、この少子高齢社会にあって、そして貧困化が進む中にあって、保育にはもっと積極的な意味が課せられているんだと思います。  そこで、潜在的な待機児童の...全文を見る
○阿部委員 お二方に、長妻厚生労働大臣と福島少子化担当大臣に数値目標を伺います。  十年後、保育はどのくらい拡充したらいいと思われますか。十年で、目標。どちらからでも結構です。
○阿部委員 これは前政権から引き続く社会保障審議会少子化対策特別部会の中でも、いろいろなデータが出て論じられております。十年後で百万人、すなわち一年で十万人、スウェーデン並みの数値であります。さっき福島大臣のおっしゃられた、四割くらいが保育のそこでカバーされると。これを急がねばな...全文を見る
○阿部委員 総理には物の本質をよく御理解いただきました。そして、さらなるリーダーシップを心より期待いたして、終わらせていただきます。
01月25日第174回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  本日は、三与党の皆さんのある中で私にお時間をいただきまして、大変にありがとうございます。  与党の皆さんが新政権をしっかりと担っていき、国民の思いにこたえたいという熱い思いをお持ちなことを十分反映できるような質問をいたしたい...全文を見る
○阿部委員 この名護の市民の皆さんの本当に厳しい選択であったと私は思います。基地が置かれた町は基地以外に頼る経済的なすべがないという中に置かれてきたこの十数年でありました。  そこで、昨年、ただいま総理が御答弁でございますように、三党で沖縄の基地の移設検討委員会というものを立ち...全文を見る
○阿部委員 ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。  この稲嶺新市長は、もともと子供の教育に深くかかわってこられた方であります。先般、福島少子化担当大臣が、今一番待機児童の多い沖縄の待機児童の解消に向けて何ができるか、あるいはこの稲嶺新市長も選挙戦の中でも、子供たちの教育をもっ...全文を見る
○阿部委員 今、岡田大臣が挙げられた例は緊急災害時の派遣等々で、確かにその海兵隊の役割は私は否定はいたしません。  ただ、現在、先ほど申しました定員一万八千のうち八千がグアムに行く、これは、ラムズフェルドが政治的に大きな決断をしたことでございます。この一つとっても、結局、軍事的...全文を見る
○阿部委員 それも存じています。緊急災害あるいは現場に行くという表現の部隊の数は果たしてどのくらいが想定されるのか、二千名規模ではないかという論議もございます。  ぜひ、このあたりは、抑止力とばくっと言わないで、現実の論議を進め、よりよい着地点を設けたいと思います。  ありが...全文を見る
○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  私は、社会民主党・市民連合を代表して、二〇〇九年度補正予算二案に対し、賛成の討論を行います。  雇用情勢の一層の悪化や長引くデフレ、急速な円高、海外景気の下振れ懸念などを踏まえ、暮らしの再建、地方の活力の回復、環境を中心とした未来に向...全文を見る
02月09日第174回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  季節は立春を過ぎ、本当は来る春を喜びたい子供たちが、しかし喜べない状況があることについて御質問をいたします。  私は、新政権が取り組んだ最大の、本当にこの社会を希望のものに変えていこうとする施策は、子ども手当、そして高校の無償化と、大...全文を見る
○阿部委員 私は、残念ながら、その認識はちょっと、本当に残念です。先に手を打てば打つほど、学業を途中であきらめねばならない子供が減るわけです。  二ページ目の資料をごらんいただきたいと思います。  これも同じように私学高校の学費滞納問題で、例えば二〇〇六年をごらんいただきます...全文を見る
○阿部委員 私どもの暮らす今日の社会は、いわゆる貧困と格差が広がっていると言われます。その中で、高校に行きながらアルバイトをしたり家計を助けている子、あるいはその家庭がどうであるかなどについては、今総理の御答弁のように、本当にきめ細やかなサポートが必要なんだと私は思います。学校に...全文を見る
○阿部委員 人に本当に力を注ぐ政権として、鳩山総理には頑張っていただきたいと思います。  終わります。
02月12日第174回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  去る八月三十日、有権者の貴重な一票をもって、私ども社民党、民主党、国民新党の新しい政権が誕生するところとなりました。九月十六日、連立合意に基づいて発足したこの内閣にあって、私ども社民党は、とりわけ今般、鳩山総理という視野の広い...全文を見る
○阿部委員 前向きな御答弁でありがとうございます。  環境問題の鳩山イニシアチブも、またこれからのODAも、いろいろなところで、あるいは人間の安全保障、医療や衛生面でもさまざまに支援、協力、連携、そして信頼のきずな、まさに友愛を築いていけると思います。ぜひ鳩山総理のリーダーシッ...全文を見る
○阿部委員 もう時間がないので、私の、今度は一方的な意見で終わらせていただきますが、私ども社民党は、そうした場合に、議員みずからの思いを述べたり経緯を述べたりして国民にきちんと立法府が説明していく場としての政治倫理審査会というものを重く見ます。そしてそれは、今ある政治倫理審査会の...全文を見る
02月22日第174回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  私にいただきましたお時間も十分ですので、どうか御答弁等よろしく御協力をお願い申し上げます。  ことしは日米安保条約の改定から五十年という節目の年を迎えております。我が国を取り巻く環境も、またいろいろな意味で大きな変化がございます。そう...全文を見る
○阿部委員 大臣も時間がない関係で端的にお答えいただいたのかなと思いますが、このア、イ、ウ、エ、オのいずれも、この間、自衛隊がかなりいろいろな意味で米軍と協力して活動するようになってまいりまして、少なくともミサイル防衛ということと海兵隊は直の関係はないだろう、あるいは、特殊部隊、...全文を見る
○阿部委員 前回の一月二十五日の岡田大臣とのやりとりも、災害救助あるいはさまざまな人道支援、新たな感染症も勃興しますし、そういうものについて海兵隊もまた人心の安定やさまざまな役割を担うであろうことはよく理解をしております。ただ、だがしかし、本当に沖縄の地理的優位性があるのかどうか...全文を見る
○阿部委員 そのための国民的論議を期待して、私の質問を終わらせていただきます。
02月23日第174回国会 衆議院 本会議 第9号
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○阿部知子君 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  社会民主党を代表して、平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律案について質問を行います。(拍手)  ことしは、子どもの権利条約が国連で採択されてから二十一年目に当たります。日本政府は、一九九四年に同条約を批准して...全文を見る
02月24日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  先ほど来、新人の、本当に新鮮な議員の皆さんの御質疑を伺いながら、私はちょっと、ああ、もう古手になったのかなと思いながら、質問をさせていただきます。  子ども手当の問題は、本会議の代表質問でも申し上げましたが、初めて子供という...全文を見る
○阿部委員 さきに長妻大臣は相対的貧困率を御発表なさいましたが、実は、こういう現金型の給付を行いますと、相対的貧困率は改善をしてまいるものと思います。その意味からも、どれか一つとは言えませんが、やはり家計への直接支援ということで、二番目が一番大きな効果というか、目標にもなるのかな...全文を見る
○阿部委員 平成十六年段階のマニフェストを拝見いたしますと、給付水準は、食費、被服費を賄えるものとするという記載がございます。この食べるものと着るものというのは、最低限のというか、ある意味で、生存の基本を支えよう、これを社会で支えようというお考えかと思います。それにのっとって、平...全文を見る
○阿部委員 民主党のマニフェストの記載にのっとれば、そして、大臣は未来財団の数値を根拠にしただけではないとおっしゃいましたが、未来財団から出されたところの数値の基礎的学費を含めて試算いたしますと、恐らく二万六千円に近くなります。  今、大臣はるる、例えば控除を外すから実際の手取...全文を見る
○阿部委員 私は、この問題はもっと綿密であるべきだと思うんです。  何を言っているかというと、対GDPではかられるものは、保育に係るお金とかその他もろもろ、子供施策全体に係るもので対GDP比を出すわけです。現金給付だけで対GDP比をはかるものではないということです。そうすると、...全文を見る
○阿部委員 何度も申し上げて恐縮ですが、さまざまな部分にはさまざまにしたらいいんですね。貧困な家庭と裕福な家庭は違っていいし、特に、お金がない、就学援助とかは高校生までやったっていいと私は思うんです。それが本当の温かな政策です。  恐らく大臣が二・六万円にこだわっておられるのは...全文を見る
02月24日第174回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  本日は、早朝から大変内容のある陳述をいただきまして、勉強になりました。私にいただきましたお時間が十分ですので、恐縮ですが、お三方にそれぞれちょっと違う質問を投げ、そしてお答えをお聞かせいただきたいと思います。  まず冒頭、逢...全文を見る
○阿部委員 大変貴重な御意見、ありがとうございます。骨太な論議に役立たせたいと思います。終わります。
02月25日第174回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○阿部分科員 社会民主党の阿部知子です。  ただいま岡田外務大臣から、我が国が直面する外交上の課題についてるる御説明がございました。  ことしは日米安保改定からちょうど五十年、また、沖縄の普天間の基地問題を初めとして、日米の信頼関係をどう築いていくかということが本当に極めて大...全文を見る
○阿部分科員 大臣がお答えくださって、ありがとうございます。  では、一方の原子炉はいかがでしょうか。
○阿部分科員 私がこの質問を投げましたときに、では、リアクターいわゆる原子炉と、動力装置、パワープラントは同じ概念ですか、どうですかと伺いました。簡単に言えば、原子炉の炉の部分に、そこから出てくる冷却水の、一次冷却、二次冷却とあって、一次冷却のところまでを含んで動力装置というので...全文を見る
○阿部分科員 同じではないのではないかというのが私の質問で、パワープラントということの説明を米軍の関係文書ではどのように書いてあるのかを探していただきたいというのが第二でした。  第二で、どうしても、探しても、ないというので、私の方からお手元に、これは米海軍のホームページからと...全文を見る
○阿部分科員 私は、申しわけないが、そういう確認の仕方はやはり不十分だと思うんですね。こういう記載にワンシャフトがあれば、当然、これを目にした市民は、そこに故障が起きた場合はエードメモワールではやらないんだ、だけれどもファクトシートではやるんだとなるわけです。大臣にはさらにその間...全文を見る
○阿部分科員 では、グアム協定の理解にさかのぼります。  少なくとも、日本の国民が理解しているのは、沖縄におられる海兵隊が移動される、するとその御家族が当然向こうに移動される、その分については、これは、さまざまに沖縄の負担軽減でもあり、日本の税金を使ってというか、正確には真水で...全文を見る
○阿部分科員 では、最後にもう一点確認ですが、建設する住宅数が三千五百とされていたのは、これから検討するということでしょうかというのが一点です。  三千五百の根拠は、アメリカから言われたものですか。三千五百とこれまでは伝えられておりました。これは各委員会、ちょっともう時間がない...全文を見る
○阿部分科員 では最後に、冒頭申しました密約問題で、今、岡田大臣がお進めになっておる、有識者による委員会についてお尋ねをいたします。  これもまだ正式な御答申等は出ていない段階と思いますので、大臣がこの段階でお考え、あるいは発表できることで構いませんが、四つの課題を検討しておる...全文を見る
○阿部分科員 では、御回答というか、そうした御意見を取りまとめたものの早期の提出を心からお待ち申し上げます。  最後の最後に、その核密約問題、あるいは密約問題と申しましょうか、全体の取りまとめに当たっておられます北岡伸一東大教授のことについて、私が若干懸念いたしますことに出会い...全文を見る
○阿部分科員 今大臣もおっしゃられたように、確かに言論の自由はあります。しかし、それは人を誹謗したり悪く言ったりすることとはやはり違いますし、特に外交の場は大変に重要だと思います。  私は、岡田大臣に大変期待するものですし、我が国の新しい政権がどのようなスタンスでアメリカと真の...全文を見る
02月26日第174回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。本日、私にいただきました十分で、児童虐待問題を取り上げさせていただきます。  我が国の経済は低迷し、そして、思いやりのない社会が最も弱い子供たちの命を奪っております。近年では年間にして百人以上の子供たちが、親御さんによる虐待、ある...全文を見る
○阿部委員 私がお願いいたしましたのは、児童福祉司というのは非常に大ぐくりなものなんです。児童相談所にお勤めで一年、二年たてば、そう呼ばれてしまうんです。これからお尋ねするスクールソーシャルワーカーも含めて、福祉を本当につなげてコーディネートできる人材が必要です。介護ではケアマネ...全文を見る
○阿部委員 総理にお願いしたかったですが、ぜひ、今お聞きいただきましたので、鳩山政権の本当の取り組みをよろしくお願いいたします。  終わらせていただきます。
○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  本日は、予算委員長の御高配で、この新潟という、大変に命をはぐくみ、水と緑が豊かな地域に来させていただきました。  鳩山内閣では、命ということをキーワードに、とりわけその中でも子供、そして農の営みということは大変重要な政策と考えて、いろ...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。  家庭のはぐくみ育てる力も弱まっていて、それのまた一つ外側にある社会の力もなかなか、無縁社会と言われる中で、ぜひこれからもお取り組みをよろしくお願いしたいと思います。  そして、今の御指摘の中にもいみじくもございましたが、やはり教育という問...全文を見る
○阿部委員 そうした家庭の格差あるいは生活の厳しさゆえに子供たちの本来の力が抑えられることのないよう、子ども手当の問題も一方でございますが、やはり現物給付、あるいはそういう保育や教育、幼稚園の場の確保ということをさらに両輪で回していきたいなと、今伺って思いました。  堀井さんに...全文を見る
○阿部委員 では、五十嵐さんにお伺いいたします。  いただきました資料を見て、改めて、農業がここまで今日持続され、またこれからもさらに続けられていかねばならないということを教えていただいて、本当にありがとうございます。  私は、特に三ページ目の「芦沼時代の農作業」というこの写...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。  私は実は神奈川なのですが、よく上越地区に、中学生が修学旅行とか、あるいは不登校の子たちのフリースクールをやっていただいたりして、大変お世話になっています。これからも、どうか皆様の御助力で、政治の中でも取り組んでいきたいと思います。  あり...全文を見る
03月02日第174回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  私が今回の総括質疑にいただきました十分の中で、鳩山内閣の基本理念、特に鳩山総理にお伺いをいたします。  いわゆる高校の無償化問題にあって、先般、二月の二十六日、総理は記者会見の場で、いわゆる朝鮮学校に通う子供たちについての無償化問題に...全文を見る
○阿部委員 鳩山総理らしい御答弁で、安堵いたしました。  総理は、所信表明の中でも、「差別や偏見とは無縁に、人権が守られ、」ということもおっしゃっておりますし、「すべての意志ある若者が教育を受けられるよう」、私たちはこの子たちには学びの意志があると思います、この意志ある若者を伸...全文を見る
○阿部委員 今御答弁にございましたように、そういう世帯が発生しないようというのは、一方で、多様な学びを文部科学省として今子供たちに提供していくということでもあります。時代は国際化し、そしてさまざまな生き方、学び方がある時代であります。ぜひ、川端文部科学大臣にあっては、そのことに鋭...全文を見る
○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  私は、社会民主党・市民連合を代表し、二〇一〇年度の政府提出予算案に賛成、自民、共産各位が提出の組み替え動議に反対の立場から討論を行います。  三党連立政権が初めて編成した二〇一〇年度予算は、小泉構造改革の負の遺産に対し、雇用や医療、福...全文を見る
03月10日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。初質問の後は、久しぶりのラストレディーになりました阿部知子です。  私は、この子ども手当の問題は、実は、政党同士の対立を超えて、本当の大事な点は国民の納得にあると日ごろ申しております。先ほどの自民党の加藤議員の御質疑の中で、後ほど理事会マタ...全文を見る
○阿部委員 そうなりますと、加藤議員のお示しいただいた資料の五ページ目の、この表の中の上段の学校教育費と、真ん中に学校給食費と書いてあって、以下、家庭教育費と分けてございます。この学校教育費と学校給食費、これらを合わせたものが、恐らく基礎的教育費の中身だと思います。  実は、大...全文を見る
○阿部委員 その発想は、申しわけないが間違っていると思います。最初に二・六万円ありきでその半額という、その二・六万円の根拠が問われているわけです。それで、明らかに諸外国よりも多いんです。でも、日本はほかの施策がおくれているから、それで諸外国より多くしましたという論があったって私は...全文を見る
○阿部委員 山井議員の後段おっしゃったのは、申しわけないけれども、現実でそういう声があることは知っていますが、それは本当に本質のごく一部でしかありません。そういうケースがあることも、親御さんがお金を欲しいがために子供を手放さないというのもありますから、それは理解しますが、本質をつ...全文を見る
03月17日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  初めてトップバッターをやらせていただきます。よろしくお願いいたします。  政権が発足してから六カ月、各メディアも含めて、この新政権の評価について多々論じられるところであります。  しかし、先ほど長妻厚生労働大臣もお話しになったように...全文を見る
○阿部委員 今大臣がお示しいただいた数字、昨夜、深夜にいただきましたけれども、平成六年段階の百二十万から現在百八万と、徐々に減ってきてはおりますが、現在でも、これは総務省調べだと思いますが、百万人以上の方が日々雇いという就労形態をとっておられる。一方、さてさて仕事がない、あるいは...全文を見る
○阿部委員 大変明確な御答弁、ありがとうございます。  やはり、港湾の荷揚げ等々、あるいは建設現場で働く皆さん以外にも、この日々雇いという労働形態がふえておって、それは大臣がおっしゃったような学生のアルバイトも含むでしょうが、まず実態を把握していただくということが重要になってく...全文を見る
○阿部委員 ぜひそのようなお取り組みをお願いしたいと思います。  本当に、総体的に仕事が少なくなっている。そしてそこで、働きたいけれどもなかなか仕事にありつけないという状況はこの間広がっています。しかし、それだからといって、収入がなければ、当然いろいろな、極論すれば生活保護等々...全文を見る
○阿部委員 憲法二十七条に、労働は権利であり義務であるという一文がございます。本当に働く権利ということが担保され、そして社会がより発展しますように、これからもお取り組みをよろしくお願いいたします。  終わらせていただきます。
03月18日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○衆議院議員(阿部知子君) お答えを申し上げます。  子ども手当は子どもたちの育ちを社会全体で支援していくという制度でありますが、実は現在、養護施設やあるいは乳児院等々、親御さんの直接の愛護の下にはおられないが、しかし大事な私たちの宝とすべき子どもたちの存在がございます。こうし...全文を見る
○衆議院議員(阿部知子君) 従来の児童手当が子どもさんをお育てになる親御さんの家庭的安定のためということを目的にうたっておりましたことに比べ、今回の子ども手当は一人一人の子どもの育ちを支援するという意味で、まさに子どもの権利条約、子ども自身が権利の主体であるというふうな考え方にの...全文を見る
○衆議院議員(阿部知子君) 課題は七つほどあるかと思います。  一つは、先ほど来の御指摘の保育あるいは医療も含めました現物給付とのバランスをどう取るか。一方のみが先行すれば、当然他方は限られた財源の中ですから遅れが生じ、そのことによって子どもの本当の子育ち支援ではなくなるという...全文を見る
03月31日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  本日は、参議院でも同じ時刻に質疑が行われておりますために御答弁者の予定が少し立ちませんでしたので、改めまして、通告いたしました質問の順番を少し変えさせていただきます。  冒頭、介護保険についてお伺いいたします。  長浜副大臣にお願い...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。  施設は、地域において、いろいろな介護サービスや地域の介護力を高めていくための拠点にもなるところでございますから、ぜひその点について、今山井さんの御答弁のように進めていただきたい。せんだっての審議の中で、三年間で十六万人施設系をふやすというこ...全文を見る
○阿部委員 山井政務官の思いはよくわかりますから、私は、通達行政から、この通達自身をやめたらどうかと。  坂口元厚生労働大臣がおられますが、例えば在外被爆者の場合も、たった一枚の通達によって、在外に居住しておられる方が長年被爆者として認められなかったんですね。これを変えるために...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。  続いて、足立政務官にお願いをいたします。  まず一問目は、臨床研修の問題についてお伺いをいたします。  足立政務官は、この間、インフルエンザ対策も含めて大変多忙な任務を担われて御活躍でありますが、私として特に頑張っていただきたいのはこの...全文を見る
○阿部委員 パブコメは、四百七十件寄せられたうち、最も多い二百二十七件が、この三千人以上の根拠がわからないとするものでありました。  今、足立政務官がおっしゃったように、やはり医師の研修によって磨かれるべき能力、そして当初の理念は、プライマリーケアで、いろいろな地域で本当にその...全文を見る
○阿部委員 では、子供たちの脳死にならないための治療はどのように担保されるのかということで、お手元の資料を見ていただきたいと思います。最後の資料になるかと思いますが、ここには、私が何度も取り上げました、日本の医療の中で小児の集中治療室はどのように整備されておるかということです。 ...全文を見る
○阿部委員 ミックスと言われると、何だかちょっとよくわからないのですが、端的に言うと、その場で治療に当たっておらず、脳死判定のためだけによそからお医者様が来られて、この子は脳死ですよと言われても、はっきり言って御家族は受け入れがたいと思います。足立政務官がおっしゃるミックスの意味...全文を見る
○阿部委員 治療過程にかかわらない医師の突然の脳死判定というのは受け入れがたいと思います。  終わります。
04月02日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  本日は、三十分のお時間をちょうだいいたしまして、ありがとうございます。  冒頭、母子加算の廃止の問題で訴訟が起きておりまして、新政権にあって母子加算を復活いたしましたことを受けて、昨日、この訴訟についての取り下げと、原告の方と新政権の...全文を見る
○阿部委員 私は、今回母子加算の復活は喜ぶものですが、やはり本当に人間、命有限で、御高齢期の、人間の最後というか、後半戦ですよね、そういう部分をこの国がどんなふうにサポートしていくかというのはとても大事と思いますので、ぜひこの部分の御論議も、今すぐこの政権で老齢加算の復活がなかな...全文を見る
○阿部委員 大臣が今どういう文脈でその六百億のことを言われたのかわかりませんが、逆に、子ども手当二・七兆円であります、来年度五・四兆円となるのであれば、私は本当に有効なお金の使い方というのがあるように思います。だから、お金の額で言ってほしくなかったです。  子供たちが頭数でふえ...全文を見る
○阿部委員 私も大臣も、野党時代、この後期高齢者医療制度の保険料の設定は、上がるスピードが著しくて保険料負担にたえられなくなるということを繰り返し申し述べた記憶がございます。そのときの御答弁の数々は、今大臣がおっしゃったように、例えば七年間で三三%であるという試算とか、これは数値...全文を見る
○阿部委員 今、大臣のお手元の二ページを見ていただきたいですけれども、いわゆる今回一四%保険料が上がったことの分析をしたものが上段にございます。  保険料が増加する要因。一、医療費が伸びた。二、若年人口の減少に伴って、この後期高齢者医療制度は御高齢者がふえればふえるほど御高齢者...全文を見る
○阿部委員 三党合意で後期高齢者医療制度廃止と申しましたのは、やはりこれが国民皆保険の思想にかかわる問題だからであります。何でも見直し、検討とおっしゃらないで、やはり本質的な部分については大臣がしっかり考えて、方向性を持っていただきたい。こんなことをしたら、現段階で国民皆保険の土...全文を見る
○阿部委員 ぜひそのように、本当にフェアで責任を持った施設になりますようお取り組みいただきますようお願いいたします。  終わります。
04月09日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  本日、全会派で採択されるところになります年金に係る二法案については、基本的に、受給権の確立をさらに充実させるものであるということにおいて、賛成をいたします。  きょう私のいただきましたお時間は、先般、一般質疑の時間がございましたが、長...全文を見る
○阿部委員 今、大臣の御答弁の中に、では改善とは何なのかということをもう一度、リハビリ医療の観点からお伺いしなければならないんだと思います。  これは、大臣も同じように、質問主意書の中でも問いかけておられます。例えば、リハビリをしても改善が見られない維持期である場合、リハビリは...全文を見る
○阿部委員 何をもって大臣は機械的と言われるのかであります。  私の質問をよく聞いていただきたいんです。落ちていく能力のスピードを緩徐にすることも含めて、リハビリという医療はあるんだと思います。改善とか維持とかは何を意味するのかであります。  例えば、WHOはリハビリについて...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。  このリハビリの日数制限は、そもそもが二〇〇六年のことでありました。時は二千二百億の社会保障費削減に向かってまっしぐらのさなかで、その中で浮かび上がったのがこのリハビリの日数制限です。当時、さまざまな審議会が開かれ、しかし、その中で、審議会で...全文を見る
○阿部委員 そういうふうな言い方がおかしいんだと私は思うんですね。因子についてはちゃんと通告をいたしました、昨夜。  今、足立さんがおっしゃった二つの因子も大事です。  例えば、在宅に帰られて、そこでもいろいろな在宅リハとかあるいは通所リハとか受けられるかどうかは大事な因子で...全文を見る
○阿部委員 では、温泉のあるリハビリテーション病院に移りたいといった場合はどうですか。温泉のある、これから法案の審議にかかりますでしょうが、厚生年金病院等々のリハに移りたいといった場合はどうですか。
○阿部委員 今現場で起こっていることはそうではありませんで、とにかく一回おうちに帰ってくれ、家に、自宅に。これが在宅復帰率とみなされているんですね。引き続いてそうしたリハビリを受けたくても、とりあえず病院側としては家に帰ってもらわないことには、これが達成されないということになって...全文を見る
○阿部委員 済みません、時間がない中。  大変残念ながら、今の大臣の現状認識は誤っております。臨床研修病院はおのおのプログラムを持って、どんな小さな、大臣が言われる小さなとはどうでしょう、百五十から二百ベッドかもしれません。きちんと基準を満たしたものが臨床病院です。そこで症例が...全文を見る
04月13日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  本日は、各参考人の皆様に多岐にわたる論点の御指摘をいただきまして、本当にありがとうございます。  ちょうどアメリカでは、オバマ大統領が国民皆保険に向けて、いろいろな困難がありながらも一歩でも二歩でもそれに道筋をつけよう、そうした段階で...全文を見る
○阿部委員 私は、御高齢者についての最も基本的な健康保険の責任者がはっきりしないまま定着といっても、定着とは言えない、切り捨てたに等しくなってしまうのではないか。その辺は恐らく各市長の皆さんも大変苦慮しておられる。  あとお二方、実は山崎参考人と芝田参考人には、では、保険者機能...全文を見る
○阿部委員 では、小林参考人にお伺いをいたします。  今回、もともと政府管掌保険と呼ばれた、今日は協会けんぽと申しますが、これは、国の医療政策の上で、保険料の設定と同時に、提供する医療の診療報酬も決めながら、もともと根幹的な役割を果たしてきた健康保険であったと思います。それが都...全文を見る
○阿部委員 都道府県格差や健康増進をどう進めるか、これからの課題と思います。また、どうかよろしくお取り組みください。  ありがとうございます。
04月14日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○阿部委員 政権交代を受けた激しい御論議の後でありました。しかし、国民から見れば、やはり後期高齢者医療制度の問題をとっても、御高齢期も含めて、どうやってきちんと、人間が尊厳を持って権利である医療を受け、その寿命を全うできるかという問題は、実は私は、今の厳しい経済状況の中で、与野党...全文を見る
○阿部委員 実施率ですが、貧血は三三%、心電図は二九%、眼底は二三%の市町村しか実施していません。1で項目を満たし、異常だから健診をしたいと思っても、市町村自身がやっていないんです。そうなると、どうなるか。自費とは言いません、自分で健康保険を使ってやられるわけです。七十五歳以上の...全文を見る
○阿部委員 実は、通告はしたのですが、お返事が遅くて、なかなかそろわなかったんだと思います。  でも、副大臣には申しわけないので、私から数値を申し上げますと、七十五歳以上の方で老人保健制度下の基本健診をお受けになると、何と、六五%が要医療、三割近くが要指導であります。普通に考え...全文を見る
○阿部委員 私が言っているのは、待てないということなんです、人の一生は。その瞬間にも、御病気というのは襲ってくるかもしれないんです。四年間待てというのは、その四年の一日一日の重みをどう考えておられるかです。  山井さんに答えてほしいのは、健診をして、その結果をどう生かして、本人...全文を見る
○阿部委員 理念なき制度は必ず失敗しますから、高齢社会を本当に健康に生きるため、御努力いただきたいと思います。  終わります。
04月23日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  ただいまの足立政務官の訂正の御発言は確かに伺いましたが、それを踏まえて再質問をさせていただきます。  去る四月の二十一日、私が先回この質問に関連して取り上げた多田富雄先生がお亡くなりになられました。七十六歳でありました。  ちょうど...全文を見る
○阿部委員 後期高齢者医療制度にしても、このリハビリの問題にしても、現実に、そこで生きている人間の一刻一刻は、検討している間にも奪われていくということであります。私は、これはいつも指摘するところであります。  そして、今、足立政務官がるるお述べいただきましたが、実は、事の背景は...全文を見る
○阿部委員 では、引き続いて、本日のテーマの労働者派遣法に移らせていただきます。  先ほど長妻大臣からこの法案の御説明がございましたが、私の理解が間違っているのか、最後に、このほか、法律の名称と目的を変更いたしましたと。このほかと述べられましたが、そもそも、今回の労働者派遣法の...全文を見る
○阿部委員 新政権が発足いたしましてこの法律を与党として出す以前に、既に、政権交代前に三党でこの労働者派遣法の改正案もつくり、しかし、実際には成案を見ませんでしたけれども、今与党にある三党は、もともと、この労働者派遣という形態が今の働く人たちにもたらしているさまざまな問題に着眼し...全文を見る
○阿部委員 前段の長妻大臣の御答弁には、平成十七年の調査でありますし、今般、この派遣法の改正に伴ってぜひ再調査をしていただきたいと思います。  と申しますのは、さっき大臣もおっしゃったように、次の派遣までの間が、何も仕事がなくて休業補償がある人が半分であれば、残る半分は何もない...全文を見る
○阿部委員 ちょっと後段は私の聞き方が悪かったのかもしれません。派遣先との契約は終わって、そして、そのときに派遣元で、それがもう派遣元との契約の終わりになっているようなケースがあるのではないかということであります。今大臣のお答えは、派遣先が中途で解約したことのお話でありました。 ...全文を見る
○阿部委員 派遣元との契約関係の終了も、他の正規労働者と変わることがない、きちんと要件が必要と思いますから、そのような方向に御検討していただきたいと思います。  終わります。
05月14日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  ただいま室井委員は、これまで光の当たらなかった父子家庭の問題が、今日、児童扶養手当が父子家庭にも支給されるようになるという大変画期的なこの今回の法案について、評価の御発言をされて、本当によく資料も集められて、すばらしい御質問だったと思い...全文を見る
○阿部委員 今の大臣の御答弁のように、よいものは続け、足らざるはもう一度何が問題であったかを見直すということなんだと思います。確かに、高等技能訓練、これは資格を得て収入が安定するということで一つ評価はできると思うのですが、まず、もともと全体の収入はどうかというところも、ぜひこれは...全文を見る
○阿部委員 一定の評価といったって、百万人からの母子家庭のお母さんがいるんですから、四百三十何人とか言われてしまうと、時限立法がそれだけなのかという感じがしますね。  確かに、時限立法の初め、平成十六年、百七十九人、平成二十年度が四百三十二人、これは地方ですね。国が四十四で、平...全文を見る
○阿部委員 何も非常勤の国家公務員にしてくれと言ったのではないですから、大臣の前半の御答弁の趣旨をよくとりまして、とにかく国として努力できるところは率先してやるということだと思います。母子家庭の生活の安定、就労の安定ということも必要だと思いますので、お願いいたします。  次に、...全文を見る
○阿部委員 今御答弁いただきましたけれども、なるべく私の質問で言ったところは簡潔にお答えをいただきたいと思います。  二ページ目のデータでお示しさせていただいたように、今局長もおっしゃったように、一部支給停止となった受給資格者数は平成二十二年一月においては三千九百五十八人。五年...全文を見る
○阿部委員 私がお願いしたサンプル調査は、もっと母集団は多いのです。母子家庭、あるいはこれから父子家庭も入れますけれども、その働き方と収入の推移というものをきちんと国としてデータベース化して、できるものはですよ、プライバシーがありますけれども、協力していただける場合はやっていくべ...全文を見る
○阿部委員 こども未来財団の調査によれば、例えば措置入所部門の同伴児八十四人のうち、学齢児は二十一人いて、通学しているのは三人だけ。結局、学校に行っていないんですね。  今、局長もおっしゃったけれども、もともと最初にできたのは売春防止法にのっとります。でも、その後、実際には今ふ...全文を見る
○阿部委員 今の大臣の御答弁もぜひそうしていただきたいですが、もう一つ知っていただきたいのは、子供にとって、そうした親の暴力から一緒に逃げて、やはり不安定な最初が大事なんですね。鉄は熱いうちに打てではないですが、そのときしっかりと受けとめてあげるかどうか。  特に、非常に不安定...全文を見る
○阿部委員 新しい公共とは、ターゲット、対象を絞ることなく、その地域に住むすべての、今、フードアクセスといって、食になかなか到達できない御高齢者もいますから、そういう方にとってその地域の核になるような取り組みをいいます。ぜひ大臣にも、また閣内で積極的に御発言をいただきたいと思いま...全文を見る
05月19日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  先ほど、皆様の全会一致で成立いたしました父子家庭への児童扶養手当の施策、並びに、地域での医療の拠点を何としてでも存続させてほしいと願う多くの住民あるいは自治体の首長の皆さんからの要請を受けての新たな地域医療機能推進機構法、本日...全文を見る
○阿部委員 先ほど高橋委員もお取り上げになりました保育、あるいは今議題になっております医療とかは、必ずしも採算のみで語れないものである。地域を支える社会インフラでもありますし、それから、それを十分に黒字でないから売っ払えばそれで逆に地域が元気になれるかというと、そういうものでもな...全文を見る
○阿部委員 地域のネットワークの推進役となることというふうに御答弁いただいたと思いますが、今、私どもの身の回りで特に疲弊が著しい小児医療や産科医療、救急医療から始まり、また、特に社会保険病院等々は御高齢期の介護保険にもかかわりますようなところまで視野に入れて、いわば非常に幅広い部...全文を見る
○阿部委員 具体的で、なおかつ的確な御答弁をありがとうございます。  今、足立政務官のお答えのように、臨床研修を担う病院も数多く、もう一つ、看護師さんたち、特に新人で入職された方を、各科をローテートさせながら、看護師さんたちが本当に自信を持って仕事に向かっていけるような研修も、...全文を見る
○阿部委員 今大臣がおっしゃったように、法案成立後、設立委員会がつくられ、この法案を読み込みますと、その後は恐らくあり方委員会といいますかあり方検討会、この独法とはどうあるべきかのあり方検討会というものが独法の発足までの間また行われる、二年間ほどありますから。  今の政務官のお...全文を見る
○阿部委員 今私が伺いましたのは、この新政権下では、公益法人のあり方と、独法のあり方も含めてですが、見直していくということはもう大前提であります。特に何を見直すかといえば、前々から言われておりますような天下り、あるいは、その事業運営に住民の声、利用者の声が反映されるような、本来的...全文を見る
○阿部委員 同じようなことをしつこく聞いているなと思われたやもしれませんが、今私どもにとって、新たに独法を発足させるということは、よほどその意味と運営方法をきちんとしないと方針にたがうことになると思いましたので、お尋ねをいたしました。  最後に、リハビリの問題について、足立政務...全文を見る
○阿部委員 そうすると、今私が挙げた例示ケースはできないケースになるんですよね。  政務官のお答えは、介護リハを受けてから一カ月のケース、あるいは、急性で増悪して非常に状態が落ち込んだから、もう一度急性期リハをかけましょうと。  でも、大半、この湯布院もそうでしょうし、玉造も...全文を見る
○阿部委員 いずれにしても、それでは連動にならないんですね。一度介護リハに行っちゃったら、強化リハも受けられない。本当に矛盾だと思います。ぜひ、鋭意改善していただきたいと思います。  終わります。
05月28日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  本日議題となりましたこの障害者自立支援法、与党案では、二十五年の八月までの時限立法というものを提案しておりますが、それであっても、実はきょうは、大変に障害者団体からの異論、そして抗議の声が強い中で審議が行われます。傍聴申込者は...全文を見る
○阿部委員 当時の象徴的な言葉で、私たち抜きには私たちのことを決めないでと言われて、これは、実は私は医者ですので、大変に耳の痛い言葉なんですね。医師としてこの治療法がいいと思うけれども、それは受け手の患者さんにとって、その方の人生にとって、どういうところに位置して、本当にそれをそ...全文を見る
○阿部委員 私が申し上げたのは、移動の支援とは、単なるこの者をここに移動する支援ではないんですね。社会参加ということの支援の一環として多様に考えてほしい、それが障害者の願いなんです。それを、私どもは、やはり重い方を先に助けてあげようと思います、それは常識だから。でも、そうではない...全文を見る
○阿部委員 大臣の御発言はありがたいと思いますし、そのとおりだと思います。だからゆえに障害者団体は、その調査をしてから必要な施策に手を打ってくれ、立法化してくれというお声なのです。ここに生じた悲しいねじれだと私は思います。本当にそれは障害者から見てどうかということで、その視点で調...全文を見る
○阿部委員 福祉分野の人材不足は極めて深刻だと思います。虐待問題でもそうですし、障害のある方のこういう日々の生活の支援問題でもそうであります。このことは厚生労働省が大きくかじを切らねば、絶対に、障害者が望む、私たちのことを私たち抜きに決めないでということを担保することができません...全文を見る
○阿部委員 それが明記されない法案には反対をいたします。  ありがとうございます。
08月03日第175回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  きょうは、いわゆるRFO、この機構の二年延長の法案を審議するわけですが、本来であれば、さきの国会で地域医療機能推進機構法案ができて、そして、各関連する病院や働く皆さん、地域の皆さんが安心して自分たちの日々の診療に取り組める状態が来ること...全文を見る
○阿部委員 やはりそれが、大臣は医療の実態を御存じないんだと思いますね。  足立政務官に伺います。病院を安定的に運営するために何が一番必要でしょうか。お願いします。
○阿部委員 今、足立政務官からは、例えば、社会保険関連病院は老人保健施設もやっておられたり看護学校も持っておられたり、ある意味では、医療に必要なさまざまな側面、あるいは厚生年金病院であればリハビリのための保養施設を持っておられたり、そういうものが総合的に運営されるということで地域...全文を見る
○阿部委員 四番目は院内に虐待防止委員会等が設置されているということだと思いますが、きょう私は予算委員会でも質問させていただきましたが、今、虐待は、毎年百人以上の子供がそれで亡くなり、それの受け皿体制は、大臣もきのう記者会見されておっしゃっていましたが、医療の場面だけでなくても、...全文を見る
08月03日第175回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  菅総理には、六月に御就任になって、きょうが初めての質問をさせていただく機会を得ました。  午前中から何人かの方がお取り上げでございますが、特に、菅総理は、就任に当たって、国民の生活が第一ということと、この日本を元気にしたいという二点を...全文を見る
○阿部委員 国民の生活の現状についてよく御認識であると思います。一言で言えば、底が抜けてしまったような不安感と孤立感が広く社会を覆っている中であります。  そこで、今、菅総理は、社会保障も大変だ、経済財政、特に財政の赤字も大変である、あるいは人の縁がないのも大変であるとお述べに...全文を見る
○阿部委員 今の御認識も全く同感するものであります。かつて、去年の八月三十日の選挙の後、三党連立政権を発足させていただきまして、社民党もそのときは一翼におりました。緊急雇用対策本部をつくりまして、今、菅総理のおっしゃったようなさまざまな政策も打ってまいりました。そういう緊急対策と...全文を見る
○阿部委員 今総理も御答弁でありますが、実は、各省庁にそれぞれ頑張ってくれよと投げても、これを調整していった先に未来が見えるわけではなくて、ここはリーダーシップが一番必要とされる分野なんだと思います。  逆に、二〇二〇年までに二酸化炭素を二五%削減するということを鳩山前総理がお...全文を見る
○阿部委員 はっきり申しまして、この一年間はロスであったと思います。政権交代直後から、三党連立合意にあった低炭素社会に向けてとかじを切っていただきたかった。そして、次お伺いいたしますからちょっとお待ちください。手を挙げていただいてありがとうございます。  例えば、制度をどう担保...全文を見る
○阿部委員 今御答弁にありましたように、実施が大事です。やることが、進むことが、進めることが大事だと思います。  次に、菅総理に伺います。  もちろん、今の小沢環境大臣の御答弁を菅総理も同じ思いで聞いておられることと思いますが、次に、お手元にある資料を見ていただきたいのですが...全文を見る
○阿部委員 実は、前政権のころから、この税制のグリーン化、環境税については意識はあったんだと思います。あとは政治がどこで踏み込むかです。せっかく小沢環境大臣、頑張って御答弁なのですから、ぜひ菅総理がここはリーダーシップをとって、総理であれば、御配慮が必要なのはわかります、国民全部...全文を見る
○阿部委員 原口大臣は先ほど、公務員バッシングをするのではなくて、公務員が本当にいい公共サービスを出してくれるようにとおっしゃったと思います。日本の行政、福祉についても、すべて申請主義で、知らないと何も利用できません。そうではなくて、情報弱者になりがちな方に行政全体がサポートする...全文を見る
○阿部委員 原因の究明、感染ルートの究明と、そして今大臣がお答えいただきました生活再建のためのさまざまな手だて、現政権には鋭意邁進していただけることを重ねてお願い申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございます。
09月08日第175回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  私も今の高橋さんの御質問と同じ趣旨ですので、続けて御質問をさせていただきます。  今お尋ねのあった塩原の障害者のための視覚訓練センター並びに伊東の頸椎損傷、脊椎損傷のための訓練センターの廃止をめぐる問題は、厚生労働行政にとって、また障...全文を見る
○阿部委員 長妻大臣も、障害者施策において、障害者の皆さんに、自分たちの声を聞かないで、自分たちのことを抜きに自分たちのことを決めないでと、これが一番だと言い続けてこられたはずです。よもやお忘れではないと思う。であれば、先ほど大臣がおっしゃられた共産党の田村智子さんへの答弁書の中...全文を見る
○阿部委員 果たして、それでいいのでしょうか。  五つの団体のうち実はお一人は、聾唖者団体の代表の方は御自身が聾唖者であります。五団体のうちお二人は厚生労働省の天下ったお役人であります。私は、役人だから悪いというのではない。でも、大臣もおわかりかと思います。当事者と、例えば自分...全文を見る
○阿部委員 大臣、五ページ目の資料を見てください。これは頸椎損傷の方の、今、伊東と別府と国リハでやっているものの数ですよ。百二十名前後でずっと推移しています。しかし、頸椎損傷の発生数からすれば、今でも足りないんです。  今の計画は、伊東をやめて国リハに移すということです。総量が...全文を見る
○阿部委員 それでも障害者の権利条約の精神は守られません。身近なところで訓練ができるということ、資料をつけてありますから、よくお読みになって、逃げることなく頑張っていただきたいと思います。  終わります。
10月22日第176回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  新しく三役になられた皆さんには、国民の期待の高い分野ですので、ぜひよいお仕事をたくさんしていただきたいとまず冒頭お願いを申し上げます。  そして、質問にあらかじめ投げてございませんでしたけれども、先ほど公明党の古屋委員が御質疑をしてく...全文を見る
○阿部委員 ぜひそうしていただきたいと思います。  先ほど古屋さんの御指摘にもありましたが、まだ今夕飛行機が飛ぶかどうかがわからない状況でありますので、現地の状況の把握も、県も一生懸命やっておられますけれども、道路も寸断で厳しい状況ですので、ぜひまた厚労省の三役の皆さんのこの件...全文を見る
○阿部委員 雇用というのは社会を支える基本ですので、私ども社民党からも、そのほかにも、地域ですぐ雇用の起きるような、公共事業と言われているものですが、身近な公共事業も含めてトータルでやっていただきたい。若年雇用の問題も、ロストジェネレーションと言われた三十代の後半から四十歳代の皆...全文を見る
○阿部委員 今は働き方が本当の意味で崩壊、破壊されて、それが社会の崩壊につながっているという認識はきっと細川大臣も共有していただけると思いますので、そういうお立場でよろしくお願いしたいと思います。  引き続いて、この前の委員会から持ち越しております、国立の更生援護施設関連の統廃...全文を見る
○阿部委員 正直なお答えをありがとうございます。三役が知らないところで物が運んでは困るので、私はぜひ、政治主導を掲げる内閣らしい、そして厚生労働行政らしいことをしていただきたい。  今も藤村副大臣が時間がない私をサポートすべくあれもこれもそれもと言ってくださいましたが、次のそれ...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。障害者施策はこの内閣にとっても重要なものと思います。ぜひよろしくお願いいたします。  最後に、臓器移植問題で御質問をさせていただきます。  本年七月に改正臓器移植法が施行されてからこれまで十五例と、今までにないスピードで臓器移植が進んでおりま...全文を見る
○阿部委員 この例についても、先ほどおっしゃったように、もし交通事故で亡くなったのであれば加害責任の度合いが違います。当然、検視が必要です。  幾つものそごがあると思うんです。実際には、手術室での不測の事態で脂肪が飛んだと。これはお父様のお話ですからそうだと思います。お父様は実...全文を見る
○阿部委員 事後の処置よりも、事前に虐待防止委員会の内容も点検していただきたいと思います。  終わらせていただきます。
11月04日第176回国会 衆議院 本会議 第6号
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○阿部知子君 社会民主党の阿部知子です。  ただいま議題となりました政府提出の平成二十二年度補正予算に関しまして、社会民主党・市民連合を代表して質問をいたします。(拍手)  冒頭、去る十月二十日奄美を襲いました豪雨によってお亡くなりになられた三名の御高齢者の方々、また、被害に...全文を見る
11月09日第176回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  本日私にいただきましたお時間は、今の北澤防衛大臣の御答弁がございましたので、三十五分でやらせていただきます。  まず冒頭、けさは、この委員会の冒頭で、海上保安庁長官から、被疑者はどなたかわからないが守秘義務違反容疑で告発をなさるという...全文を見る
○阿部委員 仙谷官房長官がおられませんので聞けませんけれども、処罰のお話ばかりでは本当に現場の士気は上がらないと私は思います。予算は一千八百億くらいでやっていて、船も老朽化したり、本当に人材でもっているような組織でありますから、ぜひ総理は、ユーチューブも見ていないとおっしゃいまし...全文を見る
○阿部委員 では、予告しました質問に行かせていただきます。  十月の十八日から二十九日まで名古屋でCOP10が開催されまして、日本は議長国として一定の大きな役割を果たしたと思います。暗い話題が多い中のこの現政権においては、私は、このCOP10、松本環境大臣が本当にここで活躍をさ...全文を見る
○阿部委員 今、松本環境大臣からは、環境省と農水省と文部科学省等も寄って集まって里山保全に力を入れていこうという御答弁でありましたが、私は、もう一つ、きょうは自見金融大臣にお願いがございます。  実は、さっき申しましたが、この里山は、もともと個人の所有で、相続税が払えず、業者が...全文を見る
○阿部委員 今、自見大臣がお答えくださいましたように、企業にも社会的責任があるわけです。社会を構成する大事な一員が企業であるからこそ、その企業が例えば里山の破壊には融資をしないような、いい方向への領導というのをいろいろな形でお願いしたいと思います。  私が、きょう、冒頭この里山...全文を見る
○阿部委員 私は、そうであれば、せめて韓国くらいの賢さがないと、今総理がおっしゃったことは実現不可能だと思いますね。  韓国は、このたびTPPには自分たちは、もうさっき何人もおっしゃいましたから、ほかのEPA、他国とのEPA、EUとのEPAなどをやりながら、これは様子見をすると...全文を見る
○阿部委員 今の大臣の御答弁だと、何か地域医療を担う教官を百名余りふやしていただいたように聞こえますけれども、そうではありません。大学の教官全体でそれだけがふえただけであります。解剖にだって教師が必要です。全部に必要なんです、人のキャパをふやせば。本当に地域医療を地域医療講座とし...全文を見る
○阿部委員 現場の御経験があるので、大変にいい御答弁をいただきました。  最後に、菅総理にお願いいたします。  今、片山総務大臣もおっしゃいましたが、この自治医科大学の設立の理念は、総合医をつくろうと。  今、お医者さんに行っても、見ざる言わざる聞かざる、患者さんは見ない、...全文を見る
○阿部委員 この質問については、長崎大学の地域医療学講座の前田先生と島根大学の皆さんに御協力をいただきました。ありがとうございました。  終わります。
11月10日第176回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  本日は、私は、国とは何か、国益とはということでお伺いをいたします。  まず海上保安庁長官にお伺いをいたしますが、きょうもまた、神戸の管区の海上保安庁職員がみずから船長に申し出て、自分がこのビデオ流出にかかわったということを言われたとい...全文を見る
○阿部委員 では、今の段階で研修用のものはおつくりでないという御答弁でありましたので、そのように受けとめておきます。  そして、一昨日、月曜日の石破委員と総理のやりとりの中で、これもまた大変懸念する御答弁がございました。簡単に言うと、今回の、船長を捕まえ、釈放したのは、海上保安...全文を見る
○阿部委員 総理には、私が時間がないので、石破さんへの御答弁を読み返すことはいたしませんが、簡単に言うと、おのおののつかさつかさでやっていただいてという事案だと考えておるということでありました。  しかし、私はそうではなかったんだろうと思います。それは、中国とのよりよい関係を考...全文を見る
○阿部委員 国民が知りたいのは、たくさんの言葉ではなくて、絶対に自給率は落とさない、飢えさせることはないという政府の、総理の決意であります。  私は、玄葉さんは政調会長ですし、いろいろなことをよく御存じなのは知っています。そして、対策もしていただきたい。だがしかし、国民に約束し...全文を見る
○阿部委員 EPA等々で、よその国でも、二国間で国を総理の言うように開くということはありますが、やはりそこで国にとって大事なものは開かないんですね。ここがずっと論議になっていて、今の総理のお話では、本当は国民は安心して、あしたの米びつ、あしたのパン、あしたのしょうゆ、みそ、食べる...全文を見る
○阿部委員 予防接種法ができたのが昭和二十三年ですから、それからずっと同じ針あるいは筒で注射が行われてきた。しかし、国がこれを公式に認めたのは平成十八年だった。遅きに失するし、その間にさまざまな問題が派生しているわけです。  そして、きょうここにお示しするのは、そうやって生じて...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。
11月12日第176回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  新政権が発足して一年余が過ぎまして、現政権は、菅総理のもと、この社会をつくり変えていくために、もっと住みやすい人間的な社会にするためにということで、雇用問題にはとりわけ力を入れたお取り組みのさなかであると思います。  そして、そうした...全文を見る
○阿部委員 では、私がお一人目の委員の質疑に対して御答弁されたところから引用いたしましたが、私の聞き違いなのかもしれません。  しかし、それでもなおです。名は体をあらわすと申します。先ほども同じような御質疑でありましたが、高齢者・障害・求職者雇用支援法は、だったら、今、細川大臣...全文を見る
○阿部委員 到底理解できないです。今の主たるというのも違うんだと思います。あらゆる人に保障された権利なんです。もちろん、緊急度には差があるかもしれません。ただしかし、大臣たちは今、TPPでもそうです、新たに開いて、いろいろな職業分野だってこれからどのようになっていくかわからないと...全文を見る
○阿部委員 理解はできませんが、細川大臣のおっしゃろうとすることは、そのとおり真正面から受けとめます。  でも、この法律をよく読むと、例えば、その他の安定した職業についている労働者に対して行う職業訓練は、真に高度なものであって地方公共団体が云々と続いていくわけです。ここで職業能...全文を見る
○阿部委員 充実していただくという方向で大臣に明確に御答弁いただきましたので、ここでは、新たな訓練の質もどうしていくか、そのコースもどうしていくかが問われます。  最後に、一つお願いがあります。  何人かの委員もお尋ねでありましたが、ことし、労働政策審議会の職業能力開発分科会...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。終わらせていただきます。
○阿部委員 社会民主党・市民連合を代表して、内閣提出、独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案に対し、反対の討論を行います。  独立行政法人雇用・能力開発機構は、スパウザ小田原や私のしごと館など、本来の職業能力開発業務とは別に、箱物を中心としたサービスに流れるなど、行政...全文を見る
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  私は、きょうはB型肝炎の問題、ちょうどきょう、札幌地裁でしょうか、国の側からの論点整理も出されるやに伺っておりますので、この問題を取り上げさせていただこうと思います。  実は、昨日も予算委員会の集中審議で取り上げましたが、時...全文を見る
○阿部委員 何もかも一緒くたに答えるとそういうごまかしになるんですね。何を言っているかというと、肝臓がん、死亡されるんですよ。肝硬変、これもかなりの確率で死亡なさいますよ。そちらの死亡は二千万、片一方の死亡は四千万。今、岡本さんの言ったのは、二千万にもともと判決の五百万を足して二...全文を見る
○阿部委員 それはやはり挙証責任が反転、逆さになっているんですよ。だって、子供は逃げることができない状態で接種されるんです。そして、今度、あなたが確実にこの接種で自分が肝炎をもらったという証明をしなさいよと言われたって、そんなこと現実的にはできないですよ。その結果どうしなければな...全文を見る
○阿部委員 逆にそんなに一般化しないでほしいんですね。就職差別だってありますよ。それから、だれかパートナーができたとき、自分がうつしてしまうという不安を持つわけですよ。  あともう一つは、常に、これは頻度が少なくても、B型肝炎の場合は、岡本さんがだれよりも知っているように、肝硬...全文を見る
○阿部委員 最高裁の根拠は、無症候性キャリアでも五百万、最低ラインです、慰謝料です。慰謝しなさい、そこから症状に応じて積み上げていきなさいということであります。ゆめゆめそれをたがえることなくお願いしたいと思います。  大臣、最後にお願いします。
○阿部委員 委員長にはぜひ、この問題はまだ発端です。私ももっと聞きたいし、もっと患者さんのためにみんなで論議したいと思います。ぜひ集中審議などのお取り計らいをよろしくお願いいたします。  ありがとうございます。
11月17日第176回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  坂口先生の穏やかな質問のように、まねて頑張りたいと思いますが、どうなるやら、やってみたいと思います。  前半を年金関係の御質疑で、そして後半は、実はきょう午後にも自民、公明、民主の三党の皆さんが障害者自立支援法の一部改正を提...全文を見る
○阿部委員 副大臣、利子は払わなくていいんですよね。脱退手当金をもらっちゃって。
○阿部委員 私が利子にこだわりましたのは、今、五十嵐財務副大臣が来ていただきましたが、きっとお時間がございますでしょうから、先に五十嵐副大臣にお伺いをする案件に移りたいと思います。  今のは脱退一時金ですが、今度は退職一時金という問題を取り上げたいと思います。これは、三公社、い...全文を見る
○阿部委員 今、五十嵐副大臣から教えていただいた数値を合わせると、三万人近い方が退職一時金の返還を迫られる。でも、一時金をもらったときに、返す予定じゃなかったんですよね。返すなんてことは全く言われずに、だって返さなくてよかったんですから。でも、その後、法改正で返さねばならなくなっ...全文を見る
○阿部委員 温情なのかもしれないけれども、この場合は、副大臣もよく御存じのように、ここに「退職一時金返還のご案内」というのがあるんですけれども、将来において返還が必要になることなど退職当時には予測されていませんでしたが、要するに、返せと言われないんだよと書いてあるんですよね。昭和...全文を見る
○阿部委員 難しい御答弁をありがとうございます。まだ影のないものを、形もないものを聞きまして。  ただしかし、大変現実的に懸念されます景気動向を考えたときに、せっかく無年金、低年金をなくそうという法案なのですから、その趣旨を十分に厚生労働大臣として御理解いただけたと思いますし、...全文を見る
○阿部委員 私どもの質問通知が副大臣にきちんと伝わっていないのやもしれませんが、今回、個別のことでお伺いしたいのではございません。  中途で光を失われた、頸椎損傷でそういう状態になられた方たちは、頸椎損傷は毎年五千人おられます。お目が悪い方、中途失明者は全体で三十万人おられます...全文を見る
○阿部委員 それはありがたいことです。でも、私が主張したいのは、そんな全体のニーズ調査もなくて、なぜ最初に廃止が決まっちゃうのと、素朴に疑問であります。さっき私が言ったノーマライゼーションとリハビリテーション、全人間的復権というのが障害者施策の根本であるべきです。実態も把握しない...全文を見る
○阿部委員 ぜひそうお願いしたいと思います。  この基本合意は、皆さんのお手元の2を見ていただければ、国と、要するに政府、厚生労働省との基本合意であります。民主党の党内の方で御尽力いただいているのは漏れ承っております。しかし、これを結んだ相手は厚生労働省、国となっておりますから...全文を見る
○阿部委員 では、残り二、三分でもう一問お願いいたします。先ほど、後にいたしますと言った年金の納付率の問題であります。  国民年金納付率は、今や六割前後で低迷しておりまして、前政権のときにいわゆる市場化テストというのを行って、昔で言う社会保険庁じゃなくて、競争入札して、これをや...全文を見る
○阿部委員 もともと、自治体がやっていたときには、それこそ丁寧に、そうした戸別もあったと思います。  納付率を上げようと思ったら、やはり対面で、あるいは年金の疑問も聞いてということは当然必要となると思いますので、新政権としては、この市場化テストの教訓を踏まえて前向きにお取り組み...全文を見る
○阿部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、障害者自立支援法改正案に反対する意見表明を行います。  本改正案には障害者施策の基本哲学が見えず、障がい者制度改革推進会議や総合福祉部会の議論とも方向性を異にしています。政府は、六月二十九日の閣議で障害者制度改革の基本方針を決定...全文を見る
11月25日第176回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  いただきましたお時間は八分ですので、二問、問わせていただきたいと思います。  今回の北朝鮮による韓国への攻撃と申しますものは、朝鮮戦争が終わっていないという現実を私たちの前に明らかにしたと思います。思えば、私たちの暮らす東ア...全文を見る
○阿部委員 これまでの事案を考えればやはり遅いし、トータルで把握されていないということは国の危機を強めると思いますから、ぜひこれは菅総理のリーダーシップのもとにやっていただきたいことだと思います。  そして、今回の個別の事案について言えば、先ほど来御答弁のように、韓国の対応をき...全文を見る
○阿部委員 韓国が極めて抑制的に、しかし、なおかつこの東アジアの平和を願っての行動ですので、菅総理には、ぜひ韓国とも密接に連携して日本の取り組みを進めていただきたいと思います。  終わらせていただきます。
11月26日第176回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  本日は、天野参考人初め、お忙しい中、また急遽の中お越しいただきまして、さまざまな医学分野からのお話、あるいは裁判に上っております現状のこのB型肝炎の訴訟、そして和解に向けたお取り組みについてのお話を伺いました。  私は、きょう、こうや...全文を見る
○阿部委員 私があえてウイルスを入れてしまったことへの慰謝じゃないかと申しましたのは、これはもちろん、医学の進歩等々で、その後、そうしたことは当然防がれるべきだということが明らかになるわけですが、しかし、その当時、さまざまな行政的な瑕疵があり、現実には一生消えることのないウイルス...全文を見る
○阿部委員 医学的な知見の進歩からも、この除斥期間には問題があるんだと私も思います。  続いて戸田参考人にお伺いいたしますが、いわゆるB型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスはウイルスのタイプが違うということで、特にB型肝炎の場合は、炎症の時期を経ないで肝がんが発症するということは知...全文を見る
○阿部委員 今のお話は了解をいたしました。  私がもう一つ伺いたかったのは、B型肝炎においては、いわゆる先ほど来のチャイルド・パフ分類でAとBだったらば軽症、Cだったら重症と分けて、ここでまた金額を変えてしまいます。これはC型肝炎においても、天野さんおっしゃったように、この分類...全文を見る
○阿部委員 溝上参考人にはお話を伺えなくて、また天野参考人にも、済みません、時間の配分で。  ありがとうございました。
11月26日第176回国会 両院 平成二十二年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会 第1号
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○阿部知子君 参議院の御意見に対しまして、社会民主党・市民連合の立場から見解を申し上げたいと思います。  社民党は、国民生活の再建を進めるため、低炭素・グリーン経済社会への転換、若年非正規を中心とした雇用対策、貧困の解消、地方の活性化、中小企業支援の強化を柱とした四・七兆円の緊...全文を見る