阿部知子

あべともこ

小選挙区(神奈川県第十二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

阿部知子の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第180回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  野田総理にお伺いいたします。  今、赤嶺議員の御質疑の件ですが、事の重大性に鑑みて、即刻お出しいただきたいが、いかがでしょうか。こんなことはあってはならない。特に、公務員に対して職権を利用して行うことなどあり得てならないです...全文を見る
○阿部委員 はい、もちろんそうであります。しかし、こういうことが行われること自身、もう本当に政治の信頼の根幹ですから、中井委員長がおっしゃったように、では、明日、きちんとした形でやっていただきたい。危機感はしっかりと総理にも持っていただきたいと思います。  私は、本来予定されま...全文を見る
○阿部委員 ぜひ総理にお伺いしたかったのですが、次は総理にお願いいたします。  では、次のパネルでありますが、ふえない勤労者の所得の一方、一体何がふえているかであります。  企業は、企業活動を行い、その利潤を株主配当やあるいは内部留保などに回しておられますが、ここにお示しした...全文を見る
○阿部委員 今の総理の御指摘は、業種別によく見よと。  輸出企業と、そして国内のもしかして中小というものもございます。一枚目の図、もう戻しませんが、見ていただくと、実は大企業ほど労働分配率も低くなっておりますので、きょう私の時間は十五分ですからやりませんけれども、今後、今の総理...全文を見る
○阿部委員 総理に欠けているのは対話なんですね。言い放つだけでは相手の不安も解くことができません。  また、きちんとした実態の調査なんですね。もちろん、アメリカの言い分、あるいはブルネイ、ベトナム、相手国のいろいろな要求もございますでしょう。でも、そのことが日本に、農業のみでは...全文を見る
○阿部委員 TPPの問題は、この間アメリカが金融緩和などもいたしておりますし、むしろ、ドル安・円高、デフレの中で突入することが正しいかどうかという大局判断と、そして実際の雇用やいろいろな農業に与える影響などの綿密な分析、大局を見る目と現実の細やかな対応が必要であります。その双方が...全文を見る
02月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  私は、今回の予算が、冒頭、仙谷委員がお尋ねになったように、安心と安全の確保を主眼とするという観点から、果たして今我が国の国民の食の安全はどのような状態にあるのかということで、特にセシウム汚染との関連でお伺いをいたします。  ...全文を見る
○阿部委員 今おっしゃったのは、トレーサビリティー法があっても追跡できなかった、逆に、出口のところで、肉になるところでなるべくやっているということですが、この全頭検査体制というのも、委員長の三重県などではやっておられる、あるいは東京都も充実しておられますが、これは非常に地域差があ...全文を見る
○阿部委員 農水大臣の御答弁も、やはり結果を見て言っていただきたいんですね。私は、迅速に最初から、高いか低いか、相手がはかってから買い取るという手法をとらないで、もう農水省はこの可能性があるものは買い取りますよとおっしゃっていただいたら違ったであろうと。どんどん追えなくなるんです...全文を見る
○阿部委員 原因究明も大事ですし、再発防止ももちろん、今農水大臣がおっしゃったように、大事です。でも、私がお願いしているのは、目の前の農家の皆さんにどんな支援の手、救済の手が差し伸べられるかです。米は、もう私より鹿野大臣が御承知のように、米農家にとって一年に一回の大事な現金収入の...全文を見る
○阿部委員 もう最後、もう一度申します。  昨年十一月から全部を買い上げてくださいという声は、地域の声であります。よく聞いていただきたい。鹿野大臣ならわかるはずと思います。  そして、国による検査体制の不備というものを次に問題にさせていただきたいと思います。  これは今、私...全文を見る
○阿部委員 今回組まれました四次補正、あるいは三次補正においても、まだまだ現実には足りておりません、金額もそういう機器も。  小宮山大臣は厚労大臣ですから、私は、特に保育園のことを申し上げたいです。  小さな子供を預かっております。保育園は空間線量の測定もおくれました。食品に...全文を見る
○阿部委員 済みません、一言だけ。  同じ検査を、継続性が大事だから、再開していただきたいと思います。  終わります。
02月02日第180回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。私の質疑時間は九分ですので、御答弁はなるべく簡略にお願いいたします。  まず、二月の十日に発足することになる復興庁についてですが、阪神・淡路の大震災でもそうでしたが、震災に伴って、高齢者や女性、子供、あるいは障害者など、いわゆる弱...全文を見る
○阿部委員 復興基本計画の中にも、共生社会の実現ということが主なメーンテーマでありますから、今の復興担当大臣の御答弁どおり、組織においても、実際に担えるような体制をぜひよろしくお願いしたいと思います。  引き続いて、細野原子力災害担当大臣にお伺いいたしますが、昨日、私がずっと求...全文を見る
○阿部委員 明確な御答弁、ありがとうございます。  それでは、田中防衛大臣にお伺いいたしますが、先ほど笠井委員がお取り上げになりました、いわゆる局長の講話については、公務の中で行われ、そのメモの所在も含めて、今後調査がされていくということでありましたが、総務部から出されたメール...全文を見る
○阿部委員 では、委員長にお願いがございます。  明日、集中審議であります。どんな形式のものが要求され、そこに御親戚、どこまで書けという例示もあるようです。このメールの原文をぜひ集中審議というか参考人のときにお出しいただきたいことを理事会でお諮りいただきたいですが、よろしくお願...全文を見る
○阿部委員 ひな形ですから触れないと思います。お願いします。
02月03日第180回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○阿部委員 私は、二〇一一年度一般会計補正予算及び特別会計補正予算につきまして、社会民主党・市民連合を代表して、賛成の立場で討論を行います。  冒頭、情報管理と公開をめぐるこの間の政府の対応について一言申し上げます。  原子力災害対策本部などの議事録の不在、沖縄防衛局長の講話...全文を見る
02月10日第180回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  冒頭、予告をしておりませんが、委員長にお願い兼、小宮山厚生労働大臣に伺います。  午前中の最後の鴨下委員との質疑を聞いておりまして、今、基礎的な暮らしにも事欠くようないわゆる低年金の皆さんに、何とか暮らしが成り立つように政府...全文を見る
○阿部委員 国民にとって一番迷惑なのは、何がどこで論じられているかということが見えないで、そしてまた、きょうの御質疑で一番思いましたのは、小宮山大臣のきょうの御説明は、去年までのことでは全く触れておられなかった部分なんですね。それが突然出てくる。あるいは、今の岡田さんのお話も、政...全文を見る
○阿部委員 再び周辺住民が避難しなくていいような状態であることを私も何よりも願っています。今私の、よく聞いていただけたらいいと思うんですけれども、水をかけなきゃとめていられない。この水が海に出続けているわけです、行き場がない。もちろん、きれいに浄化もいたします。浄化はしているのも...全文を見る
○阿部委員 それは量と程度の問題というのもあると思います。何度も私も、大量に出ているわけではないと申しました。また、このものの動態というのは、これから先、濃縮したりしてさまざまに影響を及ぼします。だから、私は、収束宣言と言うべきではないことのたちだと言っているんです。ばんと爆発す...全文を見る
○阿部委員 今の枝野さんの認識で、一つきっと勘違いがあると思うんですけれども、災害対策本部の中に、オフサイトセンター担当とこの総括班とあるんですね。私が今問題にしたのは、総括班で議事録をとる。だから、オフサイトセンターがないからとか云々じゃなくて、総括班は総括班でとらねばいけない...全文を見る
○阿部委員 では、最後の質問をお願いいたします。  今回こうした事故が起きまして、原子力関係予算と、そして国民の多くが願っている、もっと安心で安全な、そして地域で自分たちが決めていけるエネルギーの選び方、すなわち再生可能エネルギーについて、今回の予算がどのような形になっているか...全文を見る
○阿部委員 もう一問ありますが、時間ですので終わらせていただきます。ありがとうございました。
02月21日第180回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。いただきましたお時間、十三分ですので、答弁を簡潔に、よろしくお願いいたします。  きょう私が取り上げますのは、原子力行政等における利益相反の疑いという問題であります。  お手元一枚目の資料を見ていただきたいですが、昨年末からことしにかけて...全文を見る
○阿部委員 今、枝野大臣がおっしゃったように、少しは進歩したのですが、国民の受けとめと現実の間には大きな乖離があると思います。  今お取り上げになった保安院関係では、特に、ストレステストにかかわる二人の委員がいろいろ寄附を受けていらした。そのことがストレステストの審査の中でも問...全文を見る
○阿部委員 これは塩崎委員もよくお取り上げになりますが、例えばアメリカの原子力規制委員会、NRC等々では、非常に厳しい基準になっております。それは原子力規制が、政治家からの独立、政治からの独立と同時に、利害団体、当事者と一線を画すように、本当にきめ細やかな基準がつくられております...全文を見る
○阿部委員 お二人の大臣の答弁、しっかりと実行していただくことをお願いして、私の質問を終わらせていただきます。
02月22日第180回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  野田政権、とりわけ野田総理は、この税と社会保障の一体改革に政治生命をかけるとおっしゃいました。大変に強い意気込みがあるものと受けとめていますが、しかし、一体、今の社会保障の何が問題で、どこをどう変えようとするのかということにお...全文を見る
○阿部委員 今、総理がおっしゃったように、なかなか我が国の景気が低迷しておりますので、当然、そこから得られる所得税や法人税が少なくなっておる。そして、今の御答弁では、個人が負担しておりますいわゆる社会保険料というものについては、一体、重いのか軽いのか。ここについては総理の御認識は...全文を見る
○阿部委員 社会保険料方式をこの国の中できっちり堅持していくかどうかは、私は、人の意識、暮らし方にかかわると思うんですね。  後ほど触れさせていただきますが、今民主党が検討しておられる年金方式は、ある種、モラルハザード、保険料等を納めなくても最低年金が来るというふうに受けとめら...全文を見る
○阿部委員 私は、市町村国保に、例えば広域化しても、あるいは二千二百億基盤強化をしても、実は個々の御家庭の持つ根本構造問題には切り込みが入っていないと思うんです。私がわざわざお子さんが二人いますよと申しましたのは、実は、国民健康保険においては、お子さんがいる分だけ、均等割の負担、...全文を見る
○阿部委員 子供ですので、介護保険料の負担はございませんので。  実は、この子供たちの分の保険料をゼロにすると六百億という試算であります。これは、私が、まだ長妻大臣が大臣であったころに、せめて、本当に子育て世代を大事にするなら、サラリーマンの皆さんは、子供が何人おられてもそれで...全文を見る
○阿部委員 前向きな御答弁ありがとうございます。  引き続いて、社会保険料負担の問題であります。  総理には、恐縮ですが、御存じかどうか伺いたいのですが、我が国では家計調査というものを総務省がやってございます。家計調査報告というのが、せんだって二月の十七日に発表されておりまし...全文を見る
○阿部委員 私もきのう勉強したばっかりですから、同じです。  高野岩三郎という、これは日本国憲法の社会権、社会的な生存、二十五条等にかかわる項目を起草された社会学者というか社会統計学者でありますが、その方が家計の実際の収入と支出をきちんと聞き取って調査にしてやっている。実は大正...全文を見る
○阿部委員 私は、今回の税と社会保障の一体改革では、ぜひこの保険料の構造的な問題を解決していくべきだと思います。  午前中、鴨下委員も、この国の持続可能性をどうやっていくかということにおいて、社会保険方式ということにもう一回着眼せよということであり、そして私の場合、鴨下委員より...全文を見る
○阿部委員 三七%でも結構です。でも、そんなに高い国もないんですね。四割近いということです。世界を見ていただきたいと思います。かなり消費税に過度に依存する、もちろん、ここには金融・証券課税とか入っておりませんから、それから、今、安住財務大臣がおっしゃった法人税の引き下げ競争は各国...全文を見る
○阿部委員 時間を何十時間とやると、それ以下で働かせるという方向になってしまいます。企業も重いんだということを考慮した上で、しかし、支えられる仕組みを、どこに国が手を入れるかです。  野田総理、一言お願いします。この女性の貧困問題、どうお考えですか。
○阿部委員 こうした論議が、きょうはまだ初回と思います。国民にわかりやすく伝わり、そしてみんなで知恵を集めて、真に信頼に足る社会保障の実現できる国になることに私も参加したいと思います。  ありがとうございます。
02月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  昨日の社会保障と税の一体改革の審議に続いて、きょうは経済政策、特に円高、デフレ、あるいは第一次産業等がテーマですが、実はきのう扱われたテーマは、ほとんど消費税、消費税、消費税と言われて、国民にとっても暗くなっていくようなメッセージだった...全文を見る
○阿部委員 確かに、おっしゃったように、一次、二次は一月三十一日現在で七割になった。私が申し上げたのは、三次までも含めて五十数%ということで、違いはないと思いますが、今総理の御答弁にあった、もし人的な、要するに、このことに対応するための人材の不足であれば、そのことも含めて、本当に...全文を見る
○阿部委員 では、引き続いて、本来の質問に入らせていただきます。  総理は覚えておいでだと思いますが、昨年の暮れに、日本再生の基本戦略、総理の言葉ではフロンティア戦略と申しますけれども、これを決めておられます。私が今復興復旧のことをお伺いしたのは、このフロンティア戦略の一番冒頭...全文を見る
○阿部委員 私は、緻密な分析が必要であると。それは、小泉政権下に輸出中心に、トリクルダウンというお話もありました。しかし、結果、格差が広がったということもあるわけです。私たちは今、そのいろいろな経験を踏まえてこれからの日本のモデルを出さなきゃいけないということなので、ぜひ今の枝野...全文を見る
○阿部委員 ちょっと時間の関係で古川さんにお伺いできないかもしれませんが、総理にお伺いしたいです。  総理は、一九七〇年代の終わりごろ、大分県に一村一品運動というのがあって、これが実はアジアのタイなどに行きましても、その村の特産品をどうやって付加価値をつけて売っていこうかという...全文を見る
○阿部委員 もう一つ、エネルギー問題で、これも総理にぜひ御理解いただきたいですが、我が国は、原子力発電所の事故の後、やはりエネルギー不足、電力不足という問題の影におびえております。ここには、二十年間のドイツと我が国のエネルギーとGDP等々の比較がございます、ついでに言えば温暖化対...全文を見る
○阿部委員 やらなければならない法整備も多々あります。一つは、再生可能エネルギー法が成立しましたのでこれは前向きですが、地球温暖化対策の基本法や、あるいは環境税の問題や、あるいは固定価格買い取りや、具体的に政策を本当に遂行していくエンジンになるのが国家戦略室ですから、ぜひよろしく...全文を見る
○阿部委員 汚染の出た農家だけでは、その地域全体、私は市町村名を挙げましたが、二本松市という市のお米ももう売れなくなっているんですね。ここを、ぜひ大臣、よく御理解いただいて、もう一歩検討していただきたい。  そして、最後の図ですが、これは日本の輸出の落ち込み、特に、農産物、水産...全文を見る
○阿部委員 食料は国民の命に直結しております。よろしくお願い申し上げます。  終わらせていただきます。
02月27日第180回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  きょうは、それぞれに本当に貴重な御意見をありがとうございます。私ごとになりますが、私は、議員になりまして十二年になりますが、直前は、この千葉で、松戸や船橋で小児科医をしておりましたので、きょうは懐かしく、この千葉に来させていただきました...全文を見る
○阿部委員 次に、松崎市長にお伺いしたいのです。  私が今の質問をいたしましたのは、とりわけ学校等が避難の拠点になるということでお力を入れて、また、先ほど見せていただいたような、こうした基準がありながら非常に液状化が強くあらわれてしまっているところで、私は、もう一つ、病院という...全文を見る
○阿部委員 市長は、ことし、年頭の所信表明でも、今後浦安市が環境未来都市としてやっていきたいというお取り組みの決意のほどを述べていただいていて、私は、大変心強くも思いますし、起きた災害というものに学んで、もう一歩よりよい条件に、暮らしやすいところにしていこうという、そういう思いが...全文を見る
○阿部委員 今の御意見は、町村会の皆さんも市長会の皆さんも何度も決議を上げていただいていて、国には当然、説明責任があるし、それ以上に今、自治体の皆さんが、御自身の町を、あるいは暮らしを、あるいは国民の食をどう守っていただけるかというところで、これからますます相互交通というか意見交...全文を見る
○阿部委員 今の給食問題は、松崎さんあるいは宇井さん、お二人の首長としてもきっとお母さんたちからも要請のあるところと思いますが、そのことでもし御意見があれば。  もう一つ、この間、各自治体、大変に被災されて、ただでも大変な職員の業務が、もうオーバーワークになるほど、あっちもこっ...全文を見る
○阿部委員 短いお時間で的確に教えていただいて、ありがとうございます。  終わらせていただきます。
03月02日第180回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  私の持ち時間は十分でございますので、よろしくお願いいたします。  少子高齢化、そして経済のグローバル化、さらにはいわゆる環境問題や災害問題も含めて、持続可能性が問われる時代であります。この時代をどう新しい目でつくり変えていく...全文を見る
○阿部委員 食は命のもとでありますし、また、地産のものを使われて経済の活性化にも役立つと思いますし、何よりも地域とのきずなということもできてまいりますでしょう。ぜひ先進的なお取り組みをよろしくお願い申し上げたいと思います。  引き続いて、湯元公述人にお伺いいたしますが、きょう、...全文を見る
○阿部委員 次に、TPP問題でお尋ねいたします。  まず、仲川公述人にお願いいたしますが、この間、政府が進めますTPPについては、市長会や町村長会等々からも、十分な情報が伝わっておらないというお声が上がっていると思います。  市長は、若くもあり、これからの時代を生きるという意...全文を見る
○阿部委員 再生可能エネルギー分野は待ったなしでございますので、ぜひよろしくお取り組みいただきたいと思います。  終わります。
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  いただきましたお時間は十分ですので、よろしくお願いします。  まず冒頭、三木公述人にお伺いいたします。  かつて社民党が与党におります当時、税調では大変いろいろ教えていただきまして、ありがとうございます。きょうは三点伺いた...全文を見る
○阿部委員 それにいたしましても、いかにしてもデフレでありまして、今もし消費税を上げたとしても、与える影響の方が大きいのではないかと私は考えるんですね。  そして、税収構造の縮みは、せんだって私が問題にしましたように、実はさまざまな保険料の方を上げておりまして、結局、社会保障の...全文を見る
○阿部委員 確かに、使用済み燃料棒等にも課税して、それをまた財源でふやしていくということもあろうかと思います。とにかく、今の私たちの時代は、エネルギー問題も食料問題も少子化問題も、いずれも大きなドラスチックな変化の時代ですので、やはり消費税だけに着目しない、トータルの賢い選択があ...全文を見る
○阿部委員 菊池公述人にお伺いいたします。  オバマ大統領時代に、約七十兆、二年間の財政出動。私も、老朽化したインフラ整備、今日本の国土は災害に弱くなっていますから、重要な方向だと思います。賛意を表します。  あわせて、公述人もお取り上げでありますが、今、エネルギー改革、再生...全文を見る
○阿部委員 時間の関係で浦野参考人には伺えませんでしたが、きょうのお話は大変にためになって、特に、租税法律主義と、税制全体がもともと日本国憲法のもとで福祉というものに向かっているんだというお話は、肝に銘じたいと思います。  あと、いろいろな意味で他を圧倒していた小室公述人には、...全文を見る
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○阿部分科員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  平野大臣には、長時間多様なテーマでお疲れさまですが、よろしくお願い申し上げます。  私は、文部科学省並びにその担当大臣というのは、最も大事な、日本における未来の人材をお育てになるという分野でのお仕事でございますので、多くの...全文を見る
○阿部分科員 実は、政権交代をいたしましてからも、平成二十一年の十一月二十七日には自殺対策百日プラン、そして二十二年の二月五日には、いのちを守る自殺対策緊急プランとして、民主党政権、民主党を中心とする政権のもと、自殺を減らしていこうというお取り組みはあるのですが、もう一歩具体性と...全文を見る
○阿部分科員 急に聞いて申しわけありません。設置している市町村というのは恐らく十くらいなんですね。北海道札幌市、東京の目黒、豊島、川崎、岐阜の多治見、十よりちょっとありましょうか、川西市も含めて。でも、これは実は網羅的な確認はしておらず、インターネット等の情報から確認したものに限...全文を見る
○阿部分科員 よろしくお願いしたいと思います。  もう一つは、先ほど永江さんがお取り上げになりましたスクールソーシャルワーカーでございます。  実は、このスクールソーシャルワーカーというのは、五年ほど前に私がここの分科会で取り上げさせていただいて、当時、大臣は伊吹先生であった...全文を見る
○阿部分科員 先んじてこうした分野が取り入れられたのが医療界でございまして、医療では、心理のカウンセラーとメディカルソーシャルワーカーというと、全くと言っていいほど役割は違うわけです。  簡単に言えば、メディカルソーシャルワーカーの方は、退院後のいろいろな福祉的なもの、財産とい...全文を見る
○阿部分科員 これも永江さんの御質問のときの答弁を聞きながら思ったのですが、実は、平成二十年度からモデル事業で行われまして、例えば、北海道では四十八人配置、あるいは京都では二十三人配置というのをモデル事業でやりました。  翌年には、モデル事業ではなくて、国が三分の一の補助をして...全文を見る
○阿部分科員 ありがとうございます。地域にいろいろな人材がいるのをつなげていくためにもソーシャルワークスキルは必要ですので、ぜひよろしくお願いいたします。  次に、同じく学校問題で、給食の問題に移らせていただきます。  大臣とは先般の予算委員会におきまして、文部科学省が長年、...全文を見る
○阿部分科員 これも前向きな御答弁で、ありがとうございます。  最後の資料、ちょっとだけお目通しください。  これは、グリーンピース・ジャパンというところが測定している、スーパーなどで食材を抜き打ち的にとってきてはかっているものの値でございますが、産地と買った場所とを書いてご...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  本日は、大臣の所信への質疑でございますので、なるべく小宮山大臣にお願いをしたいと思います。  冒頭、通告をしておりません事案ですが、この間、民主党の政権、国民新党と連立の、皆さんで進めておられる政策運営の現状を見ると、非常に...全文を見る
○阿部委員 消費増税というのは生活にもろにかぶってまいりますし、今のように経済雇用情勢がよくない中ですと、やはり、かなりの部分、無理が強いんだと正直言って思います。  そして、おっしゃったように、民主党政権では、子供の問題、高校生の無償化問題、あるいは若者の就労問題など、新たな...全文を見る
○阿部委員 現状のお取り組みについての報告を受けましたが、私の質問は、藤田政務官がおっしゃってくださったように、もう少し、我が国の被曝医療というか原爆投下後のいろいろな苦しむ皆さんへの取り組みについて、もちろん、やれたことと、また、だんだんわかってきたり、あるいは、これは坂口先生...全文を見る
○阿部委員 私は二点あると思うんです。  一つは、最初、原爆の場合は直接被爆という、ピカドンと言われる、ぴかっと落ちた、そのことの被爆の後、いわゆる黒い雨が降って、これが放射性の物質を細かにして散らして、それが今でいうところの内部被曝と同じ問題を含んでいるわけです。  厚生労...全文を見る
○阿部委員 正直申しまして、今のままだと立法根拠もございませんし、県民のフォローということ、あるいは県だけじゃなくて、県を越えた、先ほどホットスポットとか言われる、これは被曝といってもさっきの原爆の場合とは違いますが、しかし、あるレベル以上の線量にさらされた状態の追跡というのはな...全文を見る
○阿部委員 特に、せめて除染までの間でも、二重住所ではありませんが、本当はこっちにあるんだけれども、その間、お子さんも小さいし、例えば公営住宅に入れる、県営住宅でも雇用促進住宅でもいいんです、移って入れるということが、逆に私は福島で、そこが安全になれば、もしかしてその後帰るという...全文を見る
○阿部委員 最近、川の汚染や湖の汚染やいろいろなことが明らかになってきております。どこでお子さんをお育てになっても安心できる、あるいは特に妊娠とかの問題もあることですので、ぜひもっと広げることを御検討よろしくお願いいたします。  それから、先ほどの藤田さんの御答弁には、ありがと...全文を見る
○阿部委員 働き方の改革ということが私は第一であると思います。  終わらせていただきます。
○阿部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案の原案に賛成、修正案に反対の立場から討論をいたします。  昨年秋の臨時国会の会期末に、民主、自民、公明の三党によって修正案が突然...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  私は、本日二十分お時間を頂戴いたしましたので、よろしくお願い申し上げます。  三月十一日の震災、津波並びに東京電力福島第一原発事故から、やがて一年がたとうとしておりますが、とりわけ被災地の復旧復興は、きょうも皆さんがお取り上げでありま...全文を見る
○阿部委員 御説明はそのようなのだと思いますが、長く文部科学省がやってこられて、実際の、手なれているというか、そういうものでもあったわけです。  やはり、事故が起きますと、実は三つの要件が必要になると思います。一つはモニタリング、そしてもう一つは原子炉から放出される放射性物質の...全文を見る
○阿部委員 今、有事のコントロールタワーを新しい規制庁が持ち……(細野国務大臣「違います、平時もそうです」と呼ぶ)平時も。では、両方持つということでありますが、当然なことですね。有事は突然やってくるわけで、平時からやっていないと。  それにしては、正直言って、きのうもずっと省庁...全文を見る
○阿部委員 では、最後に、原発の再稼働のことについて伺います。  民間の検証委員会の中で、私にとって大変に有意義であった点は、福島の第一原発事故は、実は六基ございまして、四基、あと、事故には今直接関係しておりません五号機、六号機、問題がなかったわけではありませんが、これらが狭い...全文を見る
○阿部委員 済みません、一言だけ。  今、枝野さんのおっしゃったことでちょっと違うのは、ストレステスト以上の、シビアアクシデント以上の問題が隣接問題であります。重ねて御検討をよろしくお願い申し上げます。  終わります。
03月08日第180回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  九分ですので、端的にお願いいたします。  復興交付金についてお伺いいたします。  地方自治体の使い勝手のいい、そして復興に資するための交付金として出されたこのスキームですが、実はいろいろな問題がございます。地方自治体側から...全文を見る
○阿部委員 そういう形でやるから、三重苦に苦しむ福島が最もこの交付金が使えなくなるわけですよ。総理、果たしてそれでいいわけですか。建物が激しく壊れなくても、降った放射能によって町は壊れているんですよ。見た目に壊れていない分だけ、心も、そして将来も壊れているんですよ。  この復興...全文を見る
○阿部委員 それが総理の冷たさなんですよ。国民があなたに求めるものは、この災害から本当に手を差し伸べて、戻りたいというだけなんですよ。そういう政権では到底国民の支持はないものと思いますから、よくよく考え直して、今の平野さんの答弁とQアンドAと突き合わせて、そして被災地の声を聞いて...全文を見る
○阿部委員 それじゃ遅いというのが私の指摘で、だって、よそに持ち出そうとしているんですから、特措法が福島の八千ベクレル以上のものを主なる対象としているということで、関連する法律を待たずに改正すべきだという私の指摘であります。  ここをちゃんとやらないと、幾ら持ち出すの何のといっ...全文を見る
○阿部委員 残念ながら、枝野さんのおっしゃったような一次評価、ストレステストはなっておりません。これはまた引き続いてやらせていただきます。  終わります。
○阿部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、二〇一二年度政府予算三案並びに自民党及び共産党、みんなの党提出の撤回のうえ再編成を求める動議にいずれも反対する立場から討論を行います。  大震災後初めての本格予算編成となった二〇一二年度政府予算案は、震災と原発事故からの復旧復興...全文を見る
03月21日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  この児童手当の改正に始まりまして、今回出されました法律改正まで、二年半余りの間、五回の、一つの法律のあり方についての審議が行われました。  私自身は、小児科医を長くやっておりますから、子供の問題は、それを児童と言いかえてもい...全文を見る
○阿部委員 今の大臣の御答弁のように、野田総理は分厚い中間層と言っていらしていてなぜそこの手取りを減らすようなことをするんだろうと、私は本当に大きな疑問ですし、結果的に、子育て世代内で、中学生のいる世帯には少し増収になり、低所得、三百万円以下には増収になったとしても、中間所得層よ...全文を見る
○阿部委員 次の子ども・子育てビジョンの実施に当たっては、ぜひそういうことをきちんと検証して、本当に、家庭や社会で子供を守っていける国の政策であっていただきたいと思います。  次に、修正案の提出者、田村委員にお伺いをいたします。  お手元、二ページ目の資料を開いていただきます...全文を見る
○阿部委員 今の点について、民主党の皆さんには、この年少扶養控除等々は今度は税額控除で何とかしたいというお気持ちがあるのは知っております。ただ、それが同時でないと、こうやって片っ方は控除を外しちゃって手当が行き渡らないとなれば結局家計は苦しむわけで、その間、どちらが一番よいのか、...全文を見る
○阿部委員 健康保険、国保については国庫負担分が減りますので賛成しかねますが、今の小宮山大臣の答弁は、ぜひよろしくお願いいたします。  終わります。
○阿部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、児童手当法の一部を改正する法律案並びに修正案について賛成をいたします。  しかしながら、この賛成は、平成二十一年度以前の水準に逆戻りすることによって受給者、自治体へ大きな混乱を及ぼすことを避けるためのものであり、積極的な賛成では...全文を見る
03月23日第180回国会 衆議院 本会議 第10号
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○阿部知子君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、児童手当法の一部を改正する法律案に賛成の立場から討論を行います。(拍手)  しかしながら、この賛成は、児童手当が平成二十一年度以前の水準、対象に逆戻りして、受給者、自治体へ大きな混乱を及ぼすことを避けるという一点のためであり、...全文を見る
03月28日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  民主党の皆さんには、この数日、大変に長時間の消費税の御論議でお疲れでもあり、また、私から見れば、国民の側から見れば、社会保障がどうなるんだろう、年金もそうです、AIJの問題で大変に深刻、そして、ある意味では最も深刻なのは医療の問題で、そ...全文を見る
○阿部委員 今の私の指摘は、都道府県が一般会計から繰り入れねばいけない分はどんどんふえる一方で、果たして国の責任というものは十分これまでも担われてきただろうかという目で見ていただきたいということと、それから、地方格差を本当に、これから給付事業がまた三十万円以下のものも含めて拡大し...全文を見る
○阿部委員 私がこういう直截な聞き方をしたのは、今大臣がおっしゃった、医療機能が維持されるとは何かということなんです。医療は人によって担われているんですね。ですから、人がある意味ではやる気になり、ある意味ではみんなが力を合わせて頑張っていこうと思っていただかないと、病院の機能とい...全文を見る
○阿部委員 病院が立地しているところはどこかの自治体なんですね。その自治体がどう思っているかを、厚労省がおとりになったから伝えられないという今の御趣旨はわからぬではないですが、しかし、それではうまく地域の医療機能も保持していけないと私は思うんです。そういう意思疎通がないままに、ぽ...全文を見る
○阿部委員 私がお願いしたいのは、そもそも、医療をやっている当事者に寝耳に水で、あんたのところを売るよというのだけは、簡単に言うとやめていただきたい。これが一番士気が、びくびくしながらやらなきゃいけなくなるからです。ぜひ大臣にはこの点を御理解いただきたい。  きょうは、黄川田副...全文を見る
○阿部委員 お願いですが、このガイドラインに沿って報告書を出さねばならないと必死に思っている各病院に、今はその時期ではないよというメッセージを出してあげていただきたいんです。  そうでなければ、読ませていただきますが、例えば本吉病院は全ての指標が未達成なんですね。当然ですよ、入...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。  終わります。
03月30日第180回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  けさの消費税の増税法案の閣議決定、並びに、本日こういう形で暫定予算を組まねばならなかった事態は、ひとえに民主党の政権運営の優先順位のあり方が問題なのだと思います。  三月十一日、我が国が経験した地震、津波、そして原子力発電所の事故を通...全文を見る
○阿部委員 私が言いたいのは、事故が起きてからそのことに対応しないで、予測して対応しなきゃいけないというのが今回の三・一一から学んだことなんですね。でも、こうやって聞く都度、漏らしていません、海にも大丈夫ですと言って、次に聞けば、やはり漏れていました、これから対応しますと。こうい...全文を見る
○阿部委員 国民には安全性の中身が全く伝わらないんですね。  班目委員長に伺います。  三月二十三日の会見で、今、枝野さんがおっしゃったこの間の御答弁で、今まで一次評価というものを大飯の原発でやってきました。炉の安定性とか、そうしたことを含めてですね。でも、班目委員長は言って...全文を見る
○阿部委員 最後に、野田総理に伺います。  総理が国民の生命に責任を持つわけです。今、福島では、まだ自分のふるさとにも帰れない、東電も賠償もしていない、そして原子力の炉も不安定である、配管も漏れる。こうした事態の中で、果たして総理は政治責任で、今、班目さんもおっしゃったような、...全文を見る
○阿部委員 その安全性の担保が、今、班目さんがおっしゃったように、不十分というかできていないんです。ここをしっかり受けとめて、国民に応えるようお願いいたします。  終わらせていただきます。
04月13日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  本日の早朝、北朝鮮によるミサイルの発射、直後に分解、落下したようでありますが、我が国政府においては、この情報収集が極めて不備であり、また対応の問題も、今回はこのような形であったとしても、今後も緊急対策、対応ということで、危機管...全文を見る
○阿部委員 大臣の御答弁は前向きであり、なおかつ、では何でそんな段階で大飯の原発を再稼働するんだろうかと。これは大臣の担当ではありません。しかし、大臣は、そこにいる患者さんや要介護の方たちの命の責任は持っておられるわけです。まだ政府の原子力災害対策本部でも、実は、なぜ五十四人も死...全文を見る
○阿部委員 何度も言いますが、見直しをしている間に、どうして稼働、次を考えますか。  小宮山大臣、よく聞いてください。この二十キロ圏内には保健所などないのですね。各医療機関の情報を、今医政局長が言いましたが、保健所がサポートして集めるといったって、保健所はないんですよ。大飯はど...全文を見る
○阿部委員 防災計画もありました。オフサイトセンターもあるはずでした。でも、全く機能していません。病院には情報も行きません。保健所が収集するといったって、保健所がありません。なぜこんな状態で、この国はまた愚かに再稼働するのか。  小宮山大臣、少なくとも大臣の任務の中において、そ...全文を見る
○阿部委員 犠牲を犠牲に終わらせることのない取り組みをお願いいたします。  終わります。
04月17日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  岡田副総理にあっては、ようこそ厚生労働委員会にお越しいただきました。そして、きょうは三十分お時間をいただきましたので、少し応答の形式になれるかと思いますが、これまでの各委員と岡田副総理とのやりとりを聞いておりまして、まず、疑問...全文を見る
○阿部委員 もちろん金融危機が加わったわけですから、経済も社会も不安定になったと思います。でも、同時に、今だと、そのもともとの社会のベースが、先ほど申しましたように、貧困層というものを膨大に抱えておられるわけです。  副総理は今、例えば単身の女性、シングルマザーの問題等をお取り...全文を見る
○阿部委員 今回の、政府が打ち出される税と社会保障の一体改革、副総理のお言葉をかりれば、社会保障、安心してもらえて財布のひもが緩むように、非ケインズ効果とかいいますが、そういうものが十分、本当に国民に受けとめられるほどに今政府のお出しになった案が社会保障の充実をメッセージしている...全文を見る
○阿部委員 まさに鶏が先か卵が先かのそういう論になってしまいますので、逆に、政権交代してからずっと、何とか雇用をふやし、経済をよくしようとしてきたわけです。そのことの立ちおくれの方を深刻に受けとめていただきたいし、私とて、これを全部所得税でやれとは当然思っておりません。ただ、今の...全文を見る
○阿部委員 今度の税と社会保障の一体改革をいろいろ拝見しても、やはりこの側面が非常に弱い。そして、政府にあっては六月に若年雇用戦略を雇用戦略対話の中でつくられるということですが、今の若者たちに本当に訴え得るメッセージ、あるいは御高齢者に対しても、私は、社会保障の安定の実感が、メッ...全文を見る
○阿部委員 本当に、今、都市部においては、保育所はつくってもつくっても足りないし、一方、地方においては、過疎化が進んで子供たちがいない。実は、一九九〇年代から、我が国の人口構造は、特に東京を中心として非常に都市に集中をしてしまって、これもまた、いびつな形をとっておる。その結果、若...全文を見る
○阿部委員 まだ十分工夫の余地があると思いますから、よろしくお願い申し上げたいと思います。  そして、きょう、せっかく岡田副総理に来ていただいていますので、最後の質問に移らせていただこうと思います。  おめくりいただきまして、四枚目の資料をごらんいただきたいと思います。  ...全文を見る
○阿部委員 前向きな御答弁、ありがとうございます。手順を間違わずに、本当に国民に安心をメッセージしていただけることをお願いします。  終わります。
04月18日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  ただいまの高橋さんの最後の表明、きょうは、実は私の事務所からも、六十九人の障害のある当事者の方も含めた傍聴の要請を受け、お取り次ぎをいたしました。各委員会がある中でこれだけたくさんの方が傍聴を希望される、それも障害の当事者が希...全文を見る
○阿部委員 今、大臣の覚悟のほどは伺いましたが、私は、先ほどの高橋委員とのやりとりを聞いていても、例えば、原則を応能負担にするのと、逆に、現実的に応能負担になったけれども、やはり原則応益負担の考え方が残っているのではないかということと、これは違うと思うんですね。  これまでのと...全文を見る
○阿部委員 そういたしますと、応能のときに、もちろん障害者御自身の収入とかそういうことが認定根拠になるわけで、そこを先ほど副大臣の西村さんが、介護保険との並び等とおっしゃいましたが、実は、障害者の権利条約とは、障害者の権利としてそういうことを、御自身の権利として保障するということ...全文を見る
○阿部委員 特に障害者の問題は、家族という問題が、あるときは桎梏であったりしたわけです。だからこそ、世界じゅうで、障害者権利条約のときには、本人の例えば権利であり、収入やあるいは生活に着目をするわけです。  今のようなやり方では、障害者の権利条約が批准できなくなります。他の法律...全文を見る
○阿部委員 先ほど来私がお願いした当事者の参加、工程表、そして基盤整備、これらは、行政としてなさるときに、同時に、行政がきちんと進んでいるかどうかをある種チェックしていく体制が必要だと思います。  大臣はそうした意識は強くおありと思いますけれども、もともと障がい者制度改革推進会...全文を見る
○阿部委員 津田副大臣はさっきもそうお答えになりましたので、わかっているんですけれども、余りに抽象的過ぎて。そして、例えば関係団体のヒアリングをしただけでも障害者の声を反映したと言われてしまいますので、私の申し上げた、一つはどのくらいのスピードで工程が進んでいるかのチェック機能、...全文を見る
○阿部委員 いつかは明確ではない、難病のための審査部会といいますか検討部会を待ちながらということをほかの委員の御質問にお答えでしたが、そうではなくて、ここは、本当に障害者基本法の改正にうたわれたような理念を現実にするものとしてやっていただきたいと思います。  最後に、自立支援医...全文を見る
○阿部委員 私は、それだからこそ、そもそも自立支援医療というふうに変えるところからそごが生じますよと。今、津田政務官がおっしゃったような認識があるからです。医療保険制度での仕組みと違ってまいります。そしてまた負担増になる。なったからこそ軽減措置が行われたわけです。  その結果、...全文を見る
○阿部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律案に反対の立場で討論を行います。  二〇〇六年、自公政権下において、障害者自立支援法は、私たちのことを私たち抜きに決めないでというシ...全文を見る
05月08日第180回国会 衆議院 本会議 第18号
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○阿部知子君 社会民主党の阿部知子です。  私は、社会民主党・市民連合を代表して、年金機能強化法案並びに被用者年金一元化法案について質問をいたします。(拍手)  冒頭、野田総理に、原発再稼働に関してお尋ねしたいと思います。  三月十一日の東京電力福島第一原発事故以降、政府は...全文を見る
05月29日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  本日は、皆様、大変遅い時間までお疲れさまです。私で最後になりますので、よろしくお願いしたいと思います。  冒頭、予告、通告外のことですが、小宮山大臣にお伺いしたいことがございます。  実は、昨日、千鳥ケ淵で拝礼式がございま...全文を見る
○阿部委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  引き続いて、通告してある質問に入ります。  民主党の皆さんと御一緒に政権交代をいたしまして、私どもも大変この国の貧困化ということを懸念して、それを何とかしたいと思ってやってまいりました。高校の無償化や子ども手当の問題も、そう...全文を見る
○阿部委員 では、岡田副総理に伺いますが、その方たちに対して、もしもその方が一切保険料を納めておられなくて、そうした状態、先ほどおっしゃった六万四千円以下になっている場合も六千円給付されるんでしょうか。一度も保険料を納めていなくて、たまたま基準は他の所得等々で考えて、でも六万四千...全文を見る
○阿部委員 そうすると、これは福祉的加算とは言わないんですね。保険の世界に入ってまいります。  安住大臣、お伺いいたします。  先ほど岡田担当大臣は、介護保険等々の並びで使われる低所得を参考にしたとおっしゃいました。朝の質問で、あべ俊子さんとのやりとりの中で、私は、いや、ここ...全文を見る
○阿部委員 やはり余りにもおかしいと思うんですね。  どんなに金融資産をお持ちでも、どんなに立派な家に住んでいても、今手元にある現金が六万四千円以下の月収であると言えば、そうしたら六千円出しますといったら、私は、これは本当にモラルハザード、不公平感が強い。私は皆さんが低所得者の...全文を見る
○阿部委員 そんな割り切り方をしていただいては困るんですね。例えば、住宅をお持ちであればリバースモーゲージにしようとか、いろいろな他の施策をやっているんですよ。そこでお互いの公平性を担保していこうとしているんですね。私は、国の仕組みが本当に国民から見ておかしいなと思われた途端、全...全文を見る
○阿部委員 そうすると、また今回やることと次やることは変わっちゃうんですよ。そんなにころころ変わったら、国民が制度を理解し、本当に納得していただくことができなくなりますよ。せめてそこくらい統一させるべきですね。そして、統一できないなら、今こんなことを焦ってやるべきではないですよ。...全文を見る
○阿部委員 今おっしゃったように、自己負担の軽減なんですね。加算して給付しているわけじゃないんですね。それは保険制度を成り立たせるためなんですね。保険料を応能負担になるべく近く、払えない方は減免、これはあってもいいんですよ。でも、今皆さんのやろうとしていることは、それを逸脱してい...全文を見る
○阿部委員 実は、免除期間の加算も同じような問題を持っています。  とにかく、先ほどの、年金の保険方式を逸脱して、六千円ただで渡しますとやったら、あらゆる保険料を払って、長年払って、支えていこう、自分も支えられようという気力が失せちゃうということなんですね。  もっと言えば、...全文を見る
○阿部委員 それぞれの仕組みの中できちんと完結していくような整合性を持たないと、国も社会も壊れるということです。  終わらせていただきます。
05月30日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  冒頭、社会保障と税の一体改革と言われながら、医療関係の法案もない、介護関係の法案もない、年金もない、ないない尽くしで、あるのは消費増税だけではないかと皆さんに指摘されております。私も本当にそう思います。  そして、昨日お尋ね...全文を見る
○阿部委員 まず、子ども・子育て関係の法案を出しているじゃないかとおっしゃいますが、これはきのうでしたか、小渕委員が非常にクリアに指摘されたように、子ども・子育て新システムというところのこども園だけが突出していて、先ほど私が申しましたように、例えば子育て中の世帯にアンケートをとり...全文を見る
○阿部委員 所得減税といえば所得減税なんですけれども。  安住さん、ほかにお答えありますか。
○阿部委員 私は、この二回の消費増税には、おっしゃったように、一回目が直間比率の見直しであったと思いますけれども、このときに公的年金控除を入れました。それから、いわゆる手元に残る可処分所得を毀損しないために、例えば配偶者控除の見直しとかもろもろ、要するに生活をしていくのに大事なも...全文を見る
○阿部委員 今の御指摘は私の質問への答えではありません。私は、暮らしが成り立つように、少なくとも今までの消費増税の中では目配りをしてきた部分があるのに、今回なぜないのですかと伺ったわけです。  税収全体でいえば、今安住大臣の御答弁のように、では、所得税の累進度を上げるといったっ...全文を見る
○阿部委員 私は、悪いと言っているんじゃなくて、足りないんじゃないですかと言っているんですね。  というのは、生活保護見合いであれば、国からのさっきの補助の額がまだ残っています。でも、そうでない部分は一般財源化されました。二〇〇五年のことであります。一般財源化されると、それは地...全文を見る
○阿部委員 ぜひ、そのようにお願いしたい。子供たちにとっては、学校に行き、勉強し、給食を食べる。食事などの問題も、学校だけが唯一、きちんとした食事が食べられるような場になっているというのも多いです。  私は、国の方もまたしばらくすると資料が出るそうですので、自治体にいろいろ問い...全文を見る
○阿部委員 もちろん、この震災に対して、国だけでなく、多くのNGOや、あるいはユニセフまで来ているわけですから、今、安住大臣の言ったとおりです。しかし、これは基本的な就学に係るお金の問題であります。  もちろん、それ以外の、例えばNGOの皆さんが中学生のために、山田町では四十人...全文を見る
○阿部委員 今、東北三県で、去年が三十九、ことしが五十四とおっしゃいましたが、学校の数は、例えば岩手、小中五百六十二校、宮城六百六十校、福島二百三十八校です。子供たちが学校で問題を抱えながら、家計も、家庭の親の仕事の問題も全部含めて、いろいろな福祉的な支援を必要としているという状...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。
06月08日第180回国会 衆議院 環境委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
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○阿部議員 社会民主党の阿部知子です。  いただきましたお時間は十五分でありますので、御答弁も端的にお願い申し上げます。  原子力の規制にかかわります委員会は、自公民の三党の皆さんで大分修正協議が進まれて、恐らく三条委員会という形で、独立性が高いものとして発足するやに聞いてお...全文を見る
○阿部議員 金銭の授受は、例えばミカン一個ももらわないと私どもは医者で言っていますけれども、本当に微妙なものですから、やはりこれは全部をクリアにして、そしてその判断も国民とともに考えていくということが重要だと思います。また、その方のキャリアについても全てオープンにして同意人事にか...全文を見る
○阿部議員 もう既に、抽象的なことではなくて、例えばこの間、何回かの秘密会議があったり、あるいは多額の献金があったり、そういうことを一つ一つ国民は見ているわけです。それが原子力行政の不信の塊になっています。  塩崎さんの今の御答弁の方が幅がありますので、行為とは何か、そこまで含...全文を見る
○阿部議員 くれぐれも、今後、秘密会議と呼ばれるようなものが現実に行われないよう、また、国民から見て、その方のキャリアや、あるいはお金の授受が明確になるという仕組みをつくっていただきたい。  申しわけありません。枝野大臣には次回どこかで伺わせていただきます。時間がなくなりました...全文を見る
06月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  私は、本日、二十五分ですので、原発の再稼働と我が国の原子力政策についてお尋ねを申し上げます。  六月の八日、総理が国民の皆様にということで表明された、再稼働が必要と思われる旨の会見は、正直言って、落胆もいたしましたし、大きな...全文を見る
○阿部委員 安全をどう高めていくかは日進月歩です。それでも事故が起きた場合に、現実にそこに住まう皆さんや環境をどう保護できるかということを、この東京電力福島第一事故を踏まえて、そこまで総理は提言されないと、国民は安心できません。  後ほど福島県の双葉町長のお手紙を紹介したいと思...全文を見る
○阿部委員 チャンスはつくるものなのです。  何を言っているかというと、今回の総理の表明は、福島の皆さんには、切り捨てられた、国民の中に福島県民は入るんだろうかと思われたんですよ、総理。  なぜならば、あなたの言葉の中には、福島の人々の気持ちはよくよくわかる、しかし、人々の暮...全文を見る
○阿部委員 私は、その最低限が住民側にとってなされていないと思います。  これは、原子力安全委員会班目委員長、来ていただいていますが、三月二十二日に出された見直しです。原子炉の耐震性や炉自身の安全設計を見直すと同時に、私が今問題にしている防災指針、すなわち、事故が起きた後、どこ...全文を見る
○阿部委員 期待していても、なされていないんですね。委員長のお立場でそこを言いづらいと思いますから私があえて言いますが、期待しているということは、期待して、まだなされていないということなんですね。  細野さんに伺いますが、今、環境委員会で、新たな原子力規制庁、審議のさなかです。...全文を見る
○阿部委員 誰が責任を持って、その防災指針にのっとって、自治体の連絡や、あるいは沃素も配らなければいけません。そうしたことはまだ策定されていないじゃないですか。だって、法律はまだできていないじゃないですか。法律ができて、その後、指針ができて、自治体の計画ができるんですよ。なぜ、そ...全文を見る
○阿部委員 原子力委員長はあくまで公人であります。そして、原子力委員会のメンバーを集めることも公務としてなさっているわけです。そこに官僚が行くことも事業者が行くことも、恐らく私的なものではありません、会社にも報告をなさるでしょう。そういうものの議事録もない体制で日本の原子力政策が...全文を見る
○阿部委員 一言だけ。  官僚の皆さんが出ていて業者がいなかったかどうかも実はわからないじゃないですか。なぜそんな決めつけるんですか。そういうことだから、外部の委員を入れないとだめだということです。  終わります。
06月13日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会 第2号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  冒頭、今、自公民の三党で消費税の引き上げ率だけ先に決めるようなお話もありますが、やはりそれは、国民の信頼を失うやり方だと私は思います。今の上念さんのお話でもそうですが、消費税を上げて本当に税収が上がるかどうかの見通しもありません。社会保...全文を見る
○阿部委員 私は、成長戦略の場合に、もちろん輸出もそうでしょうが、もっと地方のおのおのが分権化していけるような、足腰の強いとは、地方自治体がしっかり生きていけるような、そこで住民がしっかり生きていけるような経済体質にすることだと思います。  そこで、石澤参考人にお伺いいたします...全文を見る
○阿部委員 今御指摘のようなことは、東日本の震災の後も、復興の中で、何か大きなお金を投入して箱物だけをつくればいいのではなくて、そこに人のネットワーク、その本当に中核に商工会がおられると思います。  私は、そのさなかに、今なぜ消費増税なんだろうと。本当に、先ほど高橋参考人にもお...全文を見る
○阿部委員 税は民主主義の基本でありますから、今おっしゃったような方向に、私も、ぜひ、本当の改革であれば向けていく、今しかチャンスはないと思います。  実は、一九九七年、橋本政権下に消費増税のときに、それを決めた村山政権下で、地方消費税の一%ということを初めて導入しました。しか...全文を見る
○阿部委員 野田総理によくお伝えいたします。  終わらせていただきます。
○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  本日は、午前並びに午後と、本当に貴重な御意見を頂戴いたしまして、国会での審議にぜひ役立てていきたいと思います。今、自公民の三党でなさっている協議も、しっかりこういうものを踏まえて結論をお出しになるなら出されたらいいかなと思いながら聞いて...全文を見る
○阿部委員 私は、たかが二千億のために失う、その波及効果が大き過ぎると思います。人は誰も望んで病気になるわけではない。だけれども、そうなったときも安心だということが、この国の社会保障を実は夢のあるものにするわけです。  先ほど来お話しの非ケインズ効果なるものも、そういう安心感が...全文を見る
○阿部委員 それこそ消費増税の前にやるべきことがあるというのは、商店街の活性化も含めてだと。コミュニティーのきずなの再生をもう一度しないとということがあの東日本の大震災でわかったことでありますから、私も今の御意見と同じであります。  加藤先生に伺います。  きょういただきまし...全文を見る
○阿部委員 私はよくなると思っているんですね。それは、私は日銀がお金を刷ること以外にもあると思っているんです。  高橋参考人に最後に伺いますが、今、電力システム改革、日本は原発事故の後、電力不足があるんじゃないかとみんな不安です。でも、世界は、再生可能エネルギーに向けて、物すご...全文を見る
○阿部委員 山家先生には共感を強くいたします。質問時間がなくて済みません。  ありがとうございます。
06月19日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  昨年の東日本大震災の中で生じた東京電力の福島第一原発事故から、もう一年以上が過ぎました。そして、今回、参議院の皆様の御尽力で、不安を抱える子供を初めとする被災者の皆さんへこうした支援のための立法がつくられたことを、私も心から感...全文を見る
○阿部委員 今のような立法者の趣旨を踏まえて、平野文部科学担当大臣にお伺いいたします。  この法案では第六条に、放射性物質の種類ごとのきめ細やかなモニタリングということも規定してございます。これまで文科省が中心になりまして、さまざまなモニタリングの調整をなさってこられました。今...全文を見る
○阿部委員 ぜひ、そうお願いしたいと思います。  実は、放射能はある県でとまるものでもありません。そして、三百キロ圏に飛散したと言われて、静岡のお茶でも問題になりましたけれども、それをも超えて、今度は水の流れでさまざまに拡散しておりますので、十分なモニタリング体制というのは今後...全文を見る
○阿部委員 それはもうのけぞってしまいますね。例えば二十ミリシーベルトで五年おられたら、実効線量はわかりませんけれども、概念的には百ミリシーベルトに五年でなってしまう、生涯を通じて百ミリシーベルトと一方で決めて、二十ミリシーベルトで帰れるよというのは、やはり何を大事にしているかと...全文を見る
○阿部委員 吉野委員の冒頭の御質疑でもありましたが、福島という言葉ではなくて、東京電力の第一原発事故が及ぼしたものについて国がどう対策するかというところがみそであると私も思います。それは福島の皆さんのためにもそうであろうし、これは国策として進めた原子力政策の結果を受けたものであり...全文を見る
06月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第21号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  本日は、冒頭、通告外ですが、野田総理にお伺いいたします。  総理が、六月の八日の日に、大飯原発の再稼働を発表なさいました。それ以降、実は、総理官邸に毎週金曜日夜、国民の不安や怒りの声を集めたように、自然発生的だと思いますけれども、人が...全文を見る
○阿部委員 総理の対話が足りないということなんだと思います。  日曜日でしたか、NHKでも、双葉町の皆さん、この前もお伝えしましたが、埼玉の騎西高校、廃校の跡にいまだ身を寄せている方のお話がありました。中には、一年以上たって、恐らくアルコールに依存されているだろうと思われる男性...全文を見る
○阿部委員 答えになっていません。解散まで有効でなくてはおかしいでしょう。その後、民意が、当然そこに新たなものも含まれるわけですから、いつまでも三党合意が亡霊のようにあってもらっては困ります。  大体、私どもと御党とは、政権交代のときに、連立政権に向けた合意文書を取り交わしまし...全文を見る
○阿部委員 それは、民意を酌んでいないということなんですね。  御党が第一党であるかどうかもわからないし、御党は御党のマニフェストで戦われるわけですよ。それを国民が選ぶわけです。当然変わってまいります。そうでなければ主権在民ではなくなります。あるいは租税法定主義でもなくなります...全文を見る
○阿部委員 そういうこそくなことを言わないでください。  一九九七年、五十四兆、今安住さんが言った、小泉政権時代でしょう、地方に三兆くらい渡しました。そこがあるから一貫しての低下じゃないとおっしゃいますが、消費増税をしたときの税収を上回っていないということを問題視しているんです...全文を見る
○阿部委員 まさに、しっかりしていただきたいです。今回の東日本大震災でも、東北地方は人口が減り続けて高齢化もしている。でも、高齢化だけについて言えば、数の問題は首都圏の方がうんと深刻であります。そこにあまねく医療や介護をどうつくり出していくか、そういうメッセージがあれば、国民も消...全文を見る
○阿部委員 ぜひそうしていただきたいです。  総理もおわかりのように、日本は本当に美しい国であります。水豊か、森もあります。海にも囲まれている。我が国ほど自然エネルギーの資源に恵まれた国はございません。しかし、この十年、否、二十年だと思います、失われた二十年で、そうした産業に本...全文を見る
○阿部委員 私が冒頭申し上げた、税収が減り続けることと、しかし、それを本当に税収の上がる構造にするためには、きちんと所得がこうした働く盛りに保障されること、それは将来の子育ての保障でもあること、ここを間違わないでいただきたいんです。目先の財政再建ということで今回の消費増税が先走る...全文を見る
○阿部委員 実は、小宮山さんはもっと明確に答えていただきたいです。八%にするときからなんですよと。  そうであればまだしもです。私は、今回の増税、何もいいことはないけれども、もしかして、子育て世代に少しはほっとしていただけるのであれば、一九九〇年代の北欧の改革のほとんどは、子供...全文を見る
○阿部委員 それでは、量だけ拡充して質が追いつかなければ、子供は手荷物のように預けられて、事故もふえてしまいます。私は、子供を育てるということは国の根幹だと思います。そのことがこの場で約束されないこの委員会は何なんだと心から怒りを持って思います。  先に量だけ拡大して質が後から...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。
07月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  冒頭、私は、きょう何人かの委員が御質疑になりました、あす金曜日、また恐らくたくさんの、再稼働をめぐって不安を訴える国民の皆さんが官邸にお集まりになると思います。恐らく、一九六〇年の安保改定のときを上回る方が官邸に来られておると...全文を見る
○阿部委員 まず、総理はデモとおっしゃったけれども、全然デモじゃないんですね。普通総理がイメージするデモでもありません。本当に、ただ来られている。それは、総理が出てみないからわからないんですよ。そして、そうやって決めつければ決めつけるほど、総理と不安を抱えた国民の距離が開くんです...全文を見る
○阿部委員 総理がおっしゃったように複雑な感情だからこそ、私はお会いになったらどうですかと言ったんですね。本当に複雑なんだと思います、今国民が置かれた状況は。そして、そのことに対して表面的に論じたら絶対に禍根を残します。  私は、これ以上総理と問答いたしませんけれども、官邸から...全文を見る
○阿部委員 総理がそう説明を事務方から受けておられるんでしょうけれども、間違っています。四十年で廃炉していく、新規をつくらないという前提に立つと、この二〇三〇年時点で動かしている原発の中には、先ほど申しました中部の浜岡四号炉、五号炉、東京電力の柏崎刈羽の二、三、四、五、六、七、こ...全文を見る
○阿部委員 だったら、何度も申しますが、二〇三〇年はどうひっくり返っても一五%になりません、浜岡をとめたら。浜岡を動かすんですか。総理、しっかりと点検していただきたい。  個別のものを云々していないと言うけれども、具体的、個別なんです。原発はそこにあって、何年たっていて、例えば...全文を見る
○阿部委員 私の問題意識は全然違うんですね。低所得者対策で聞いているんじゃないんです。この増税は中間層に重い。そして、この二百五十万円から三百万は、実は二百五十万円以下は相対的貧困と区分けされるんです。これ以降は、恐らく野田総理の頭の中でも中間層でしょう。でも、何の配慮もありませ...全文を見る
○阿部委員 なぜ質問に答えていただけないんですか。子供さんが多いほど保険料が多くなることにどう対処していますかという答え、どれでもないじゃないですか。不誠実ですよ、小宮山大臣。私は、きのう投げたんです、これは。もう三回目なんです。結構です、最後の一問がありますから。  そんな、...全文を見る
07月25日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。  私も、今の高橋委員の御指摘と同じで、今回の労働契約法の改正が、大変インスタントに、わずか二時間半そこそこで、審議も不十分なまま行われようとしていること、まず冒頭、とても残念に思います。労働者派遣法の折もそうでしたが、逆にそのと...全文を見る
○阿部委員 私がお願いしたのは、事が何か事件になって露見する以前の実態調査ということができる、そして、しなければいけない。  なぜなら、このような事故というのは我が国は経験したことがなく、そして、毎日三千人にわたる現場の労働者が、ある意味で命を削りながらこの事故の収束のためにや...全文を見る
○阿部委員 前向きな御答弁、ありがとうございます。国策として進めた原発のその結末ですから、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  では、副大臣、ありがとうございます。  そして、本来のきょうの質問に移らせていただきますが、先ほど、高橋委員と小宮山大臣の質疑応答を聞きながら、本...全文を見る
○阿部委員 たくさんの御答弁、ありがとうございます。  しかし、このクーリング期間があることによって、この法律の肝である無期転換申し出権が阻害というか阻止されてしまう。これはもともと無期転換の申し出権を労働者に付与したいための法律なのですが、四年十一カ月で、その後クーリングして...全文を見る
○阿部委員 今の御答弁、前向きでいいと思います。実態から見て、この不更新条項が有期の反復につながるようなものは厳しく制限していくというふうに受けとめました。  終わります。ありがとうございます。
○阿部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、労働契約法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論をいたします。  一九九〇年代半ば以降、急速に増加した非正規労働者は、今や全雇用労働者の三分の一に達しており、希望を持って働くはずの若者や日本経済を支える中堅層も非正規化が進ん...全文を見る
08月01日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。よろしくお願いします。  今回の高齢者の雇用安定法改正案は、そもそもの政府原案は基本的に評価をしておりました。すなわち、就労人口が減少して、また高齢者の雇用促進は経済の活力の維持向上のためにも必要であるという観点と、一方で、厚生年金の支給開...全文を見る
○阿部委員 もちろん、この提案にそんな恣意的なものがあっては困るわけで、それがないことはもう前提であります。  しかし、今までの例えば雇用継続制度における基準などは労使の話し合いの中で決められておりましたから、端的に言って、それより後退する提案だと私は思います。改正案が最もよい...全文を見る
○阿部委員 もともと就業規則で書いてあるのですから、そのこと自身は、わざわざ今回のその「等」の条件にしなくてもいいことではないかと言っているんですね。  そして、まして、労使の間の今までのさまざまな取り決めを外してしまうわけですから、これはやはり弱い労働者側と使用者側の恣意性と...全文を見る
○阿部委員 特に、これからの高齢社会は女性の方が長寿であります。そして、その長い老後の生活保障のスタートというか、非常に重要な地点がこの雇用の継続にかかっておりますので、ぜひそういう観点でやっていただきたいと思います。  そして、もう一つ大きな問題がございます。実は、これは主に...全文を見る
○阿部委員 我が国が自殺大国と言われて、実は、あれほど熾烈、苛烈な競争があるアメリカの二倍であります。その要因を一つ一つ丹念に分析し、取り除いていくこと、ある意味で、それしか私はこの今のありようを変える道はないと思います。今の大臣の御答弁も前向きで、ありがとうございます。  そ...全文を見る
○阿部委員 私は、指針の作成はもちろん重要ですし、それが、さっきも申しました、労使の間で、まだ労側としてまとまって守られていたものも外れていきかねない中でのガイドラインですから、必要と思いますが、それと同時に、大きなバックグラウンド、まず社会的バックグラウンドにきちんと手をつけて...全文を見る
○阿部委員 大臣も、よく考えると、でも実は何が違いだろうと思われると思うんですね。  例えば、総合職に比べての一般職のコース別管理の類型では、一般職は主に定型的業務に従事し、転居を伴う転勤がない。それから準総合職は、総合職に準ずる業務に従事し、一定地域エリアのみ転勤がある。もう...全文を見る
○阿部委員 今の大臣の御答弁のように、大切なのはキャリアアップ、スキルアップのためのさまざまな機会を得ることだと思いますね。一番、非正規の皆さんはそれが到達しがたいし、また、ずっとこれまでの、いわゆる雇用の継続が当たり前であった時代には、会社の中でおのずとそういうことができた時代...全文を見る
○阿部委員 一言申し添えますが、私は医療現場で、准看と正看という、同じ業務をやりながら身分の格差のある実態を見てきました。本当にそういう格差は問題が大きいと思います。  今お進めの政策がその二の舞になるのではないかと懸念しておりますことを申し添えて、終わらせていただきます。
○阿部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正する法律案の原案に賛成、民主、自民、公明三党提出の修正案に反対の立場から討論をいたします。  超少子高齢化社会の到来と労働力人口減少時代に突入した今日、高年齢者の労働力率を上げるこ...全文を見る
○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  大臣初め皆様、長時間、本日はお疲れさまです。私の質問で最後ですので、よろしくお願いいたします。  私は、きょう、臓器移植を取り上げさせていただきます。  せんだって、二〇一二年六月十四日のことでありますが、富山大学の附属病院で六歳未...全文を見る
○阿部委員 恐らく、救急対応のものも微増はしておるのだと思いますが、それらが確実に数値として上がってくることがやはり重要だと思います。整備をしてふやしていくということが重要ですので、よろしくお願いしたいと思います。  あわせて、もう一点あります。  先回の臓器移植法改正以降、...全文を見る
○阿部委員 慌ただしい臨床現場で、親御さんにとっても、脳の回復の可能性がないというふうに言われることと、臨床的脳死と、その次の法的脳死とも、ほとんど絶望の中で聞きますから、わけがわからなくなるわけであります。今大臣御答弁のように、十分な救命治療ということが原点ですし、また、検証会...全文を見る
○阿部委員 私が指摘したかったのは、この一例目となった事案でも、自殺は除外できない、自死は、それだけの情報が集められていなかったんじゃないかということであります。  だって、大津の事案だって、警察も実は情報を得ていたけれども、そこにアクションしていないということがあるわけです。...全文を見る
○阿部委員 私は少なくとも有識者会議のようなことを設けていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  次に、臍帯血の移植について伺います。  元厚生労働大臣、長妻さんのときに、私的臍帯血バンクというのが問題になりました。  臍帯血、赤ちゃんのへその緒をバンクに置いて...全文を見る
○阿部委員 そのやり方では、さっき申しましたように、片っ方を規制強化する、しかし、そのざるから抜けたところに広範な、それも再生医療に使われているといいながら実態はわからないわけです。大臣、官僚から聞かれて、再生医療に使われていると聞いていると言うけれども、何をしていると思われます...全文を見る
08月07日第180回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  本日は、主に、低炭素社会の実現ということで、古川国家戦略担当並びに科学技術・イノベーション担当の大臣に伺います。  低炭素社会の実現というのは、実は、昔の三党合意、政権交代当時に、御党と社民党と国民新党でつくった合意文書の中で、冒頭に...全文を見る
○阿部委員 私は、重ねて申し上げますが、それを解決すべき課題がグリーンイノベーションなんだと思っています。  その観点からお尋ねいたしますが、今、大臣のお手元に、今回のエネルギーの選択肢に当たって、私が最も問題と感じます省エネということが十分に国民に伝わらない選択肢ではないかと...全文を見る
○阿部委員 そうした数値であることは理解しているんですけれども、その数値には実績が組み込まれていないということを指摘させていただくために冒頭の一枚を載せました。  二〇一〇年までの年次年次の省エネがそのように続くと考えると、二〇三〇年で、さっきの一・一から一・〇兆キロワットアワ...全文を見る
○阿部委員 私からは、省エネの深掘り、そして、国民の生活の具体像、低炭素社会が明るく豊かなものである、そして、原発は動いているのか動いていないのか、つくるのかを明確にしていただきたいと思います。  終わらせていただきます。
11月01日第181回国会 衆議院 本会議 第3号
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○阿部知子君 社会民主党・市民連合を代表して、野田内閣総理大臣所信表明演説に対し、質問をいたします。(拍手)  まず、冒頭に指摘をいたしますが、十月二十九日の所信、さらに各党質疑への御答弁を拝聴しながら、現下の社会経済情勢に対する野田総理の危機感の乏しさ、加えて、政権交代後三年...全文を見る
11月14日第181回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。  本日は、前回、三井大臣の所信に対する表明を、私が党務で来られませんで、照屋寛徳先生にお願いいたしました関係で、三井大臣の御就任に際して基本的なお考えをさらに伺うということで、御答弁は、申しわけありませんが、三井大臣にお願いを申し上げます...全文を見る
○阿部委員 その当時の総務省の調査の中で、人間が生活するのに必ず必要な、すなわち、いろいろな消費の動きがあっても固定的に要る部分、この部分をいわゆる支出弾力性と称して、総務省が、どの部分が、全体が動いても動かない、固定的に必要となる部分かという検証をいたしました。  そこには、...全文を見る
○阿部委員 基礎年金ですから、先ほど申しましたように、総務省から見たら必需品だと言われている医療支出項目が、厚生労働省が組み立てた基礎年金の中にはそもそも含まれませんでした。私は、ここから今に至る問題がそもそも派生していると思いますので、その観点から伺わせていただきます。  そ...全文を見る
○阿部委員 でも、大臣も御承知のように、今、高齢者の単身世帯が著しいスピードでふえています。そして、医療にも結果的にはかかれません、今の年金の満額もらっても。私は、このことは極めて深刻な社会状況にあると思うんですね。  三井大臣は、もともと民主党の中でも、御党の言い方で言うと、...全文を見る
○阿部委員 私は、三井さんはすごくお人柄がいいから、余り意地悪おばさんでやりたくないのですけれども、でもやはり、試算根拠、子ども手当の場合も試算根拠がおありになったんですよね、実は。  やはり、国民に納得してもらうには、私たちはこれとこれとこれだけはあなたの暮らしを支えますよと...全文を見る
○阿部委員 そのとおりで、当時の基礎的消費の支出の実態は七万円だったんですね、平成六年。ところが、基礎年金は六万五千円になっちゃったんですね。すなわち、衣食住というところも欠くくらいの基礎年金になりました。  それは、先ほど糸川さんのおっしゃった、いろいろな勘案すべきものが、他...全文を見る
○阿部委員 高齢者層にも年金の給付抑制が加わってまいりまして、私は、今の経済の悪化、消費増税、特例水準の解消、どれも、もとが欠けているのにさらに下げるんですかと思います。  そして、実は、高齢者の医療扶助は、医療扶助の中の六八・三%です。一兆五千億の六八・三%は高齢者がお使い。...全文を見る
○阿部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案並びに年金生活者支援給付金の支給に関する法律案について、反対の立場で討論を行います。  また、みんなの党の修正案は、検討の時間、ゆとりなく、反対せざるを得ません...全文を見る