阿部知子

あべともこ

小選挙区(神奈川県第十二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

阿部知子の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○阿部分科員 民主党の阿部知子です。  初めて馳大臣に御質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  私は、きょうは、小中高校の外国語教育並びに大学における外国人講師のあり方についての質問をさせていただこうと思っております。  まず、小中高におけるアシスタント・ラ...全文を見る
○阿部分科員 今の大臣の御答弁の後段は、いわゆるチームティーチングといって、何人かの方が教育計画を立て、主には担任の先生がそれをいろいろコーディネートしながら、ALTの皆さんも活用をするということなんだと思います。  ここでまた確認ですが、今後、文部科学省としては、子供たちの教...全文を見る
○阿部分科員 二つの確認をさせていただきまして、一つは必ず先生がおられること、そして、チームとしてALTを活用していくことは推進していきたいということでございます。  先ほど、私が四つの区分というか身分の違いがありますと申し上げたのは、実は、こうした四つの区分があることで、学校...全文を見る
○阿部分科員 もちろん、特定の雇用形態を推奨するものではございませんが、今大臣がお読みいただいたものの中に、請負では実施できないという文言がございますので、そこは、文科省の考え方として、指揮命令が生じますので当然できないことというふうに理解しております。  さて、大臣のお手元に...全文を見る
○阿部分科員 そのような御答弁にはなろうかと思うのですが、大臣に次をお開きいただきたい。資料二です。  これは、繰り返しになりますが、小学校の外国語における指導者のイメージということで、一番下にチームティーチングのことが出ております。担任が年間の指導計画を立てて、ALTと協力し...全文を見る
○阿部分科員 大臣の大変見識ある御答弁で、実は、私のお示しした資料の三にも、地域間の格差ということが課題として出ておりまして、やはり、おっしゃったように、地方が経済難あるいは人材難で、そうはいってもなかなか獲得できない、そのことが、ひいては子供たちの教育格差になってしまいかねない...全文を見る
○阿部分科員 そうなんですけれども、急にここに、外国語会話の実演という具体的なことが出てくるんですね。だから、文科省側からの、こういう場合はどうですかという何らかのお尋ねがあったのか。これは例えばですから、わざわざそこを一つ絞り込んでいったところの何か背景とかがあるんでしょうか。...全文を見る
○阿部分科員 私が申し上げたいのは、実態がここまでふえてくると、本当に受け身でよいのか。やはり、どういう場面でどういうことなのだろうというものを、立入調査といえばオーバーですが、きちんと見ていただきたい。事は子供の教育にかかわる問題ですから。  私、さっき馳大臣にも、では実際御...全文を見る
○阿部分科員 ありがとうございます。  続いて、時間との関係でちょっと急ぎ足になりますが、資料四には、これもまた先ほど小中高に分けた請負か派遣かの図でありますが、小学校ほど請負が多いので、私が懸念するのは、やはり、低学年の子たちへの丁寧な教育がどうだろうかという意味で、この資料...全文を見る
○阿部分科員 ありがとうございます。  ぜひ、子供たちの教育のために御尽力いただきたいと思います。  終わらせていただきます。
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○阿部分科員 民主党の阿部知子です。  初めて林経済産業担当大臣に御質問をさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。  きょうは、この分科会で、午後は、菅元総理が「もんじゅ」の問題、また、逢坂議員は大間原発を初めとするプルサーマルの問題をお尋ねになりましたが、私は、もと...全文を見る
○阿部分科員 今、林大臣は、私の質問は再処理そのものを見直してはいないんですねということで、民主党も附帯決議に賛成したからそのものの見直しはしていない、もうそこはアプリオリだ、再処理ありきだという御答弁だったと思います。  今、あえて附帯決議のことをお出しになりましたので、附帯...全文を見る
○阿部分科員 多田さんはわかっておっしゃっているんでしょうが、最終処分に関する基本方針、大臣、これもお手元に資料、二〇一五年五月二十二日の閣議決定を添えてありますが、幅広い選択肢を確保する観点から、使用済み燃料の直接処分その他の処分方法を調査研究はしておると。  ただ、今お答え...全文を見る
○阿部分科員 将来というのはすごく、タイム、要するに時間軸の、五年かもしれません、十年かもしれません、すぐ来るものかもしれません、そのときにあって、片一方、出口を閉めちゃったらできないじゃないですか。わかっていてお答えであれば、やはりそれは政府の、本当にこのごみ処理、特に核のごみ...全文を見る
○阿部分科員 今のお答えのとおりに、出口の方がもうそれ以外ない状態なんですね。NUMOに持っていくか再処理をしてやるしか最終処分場でも引き受けてくれないという体制を持っているから、入り口だってそれしかないということになっているということをよく大臣は認識していただきたいです。  ...全文を見る
○阿部分科員 もちろん、それは当然やらなきゃならない必要条件なんですね、そんなことは。このプルトニウムというのは、原爆の材料ですし、日本だけだって、四十八トンだったら六千発だと言われているんですから、そんなことは核セキュリティー上やらなきゃいけないんです。  と同時に、とにかく...全文を見る
○阿部分科員 今の御答弁から類推すると、国の核燃料サイクル推進のために、むしろ、電力会社は再処理も含めて押しつけられた道しかとれないんじゃないかと私には聞こえます。そして、押しつけているから、自由化したときに、これまで総括原価方式で乗せている電気代が取れなくなったらやはり破綻だっ...全文を見る
○阿部分科員 私は、今の御答弁は聞けば聞くほど、とにかくまずつくっちゃって、外部委員会でお金が幾らかかるか計算してみてやりましょうなんというのは、本当に普通の世界の商売じゃないですよね。おまけに、そこでは、国の責任というのは、この新しくできる認可法人について、国は財政的な健全性も...全文を見る
○阿部分科員 ダブルチェックということは、経産省自身も見積もるということを意味しているんですよ。それでなきゃダブルにならない。認可法人の方でもやりますが、経産省の方でも妥当性を幾らと出さなきゃダブルにならないんですね。自分たちもまた出すということですよ。  もう一つ伺うと、六ケ...全文を見る
○阿部分科員 そう言うと、さっきのダブルチェックじゃなくなるんだと思いますね。  私は、原子力の推進とは、あるときは民間だと言い、あるときは国だと言い、そして今度の拠出金の法案は多分に、認可法人を経済産業省がその妥当性も含めて点検していくわけですから、国のコミットを強めることな...全文を見る
○阿部分科員 私は、事故直後は随分、保安院の方に御説明に来ていただきましたよ。でも、同じ認識でしたね。マニュアルのことも御存じなかったし、メルトダウンだって後の後でありました。全てが事後で、その負担が全部国民に行くというのは、私は、この原子力事業がやはり非常に国民から不信を買って...全文を見る
03月11日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○阿部委員 民主党の阿部知子です。  冒頭の、東日本大震災でお亡くなりになられた方々への御慰霊に加えて、私ども国政を預かる者がその教訓を深く生かして取り組んでいくことをお誓い申し上げて、私の質問の一問目に入りたいと思います。  まず、きょうは、各大臣の所信を伺うということで、...全文を見る
○阿部委員 御答弁でお伺いしたかった部分は、拠出金が賄い切れない場合も含まれ得るという部分でございまして、私は、これは極めて重要な制度的な問題点を持っていると思います。  引き続いて河野大臣にお願いしたいと思いますが、資料の二枚目をお開きいただきますと、これは、日本原燃のいわゆ...全文を見る
○阿部委員 私は、明らかな国民負担になることが、どう見てもこの原燃の財務諸表からは、誰が見ても明らかだと思うんです。  これは民間事業者なので、会計検査院とかも入りませんし、何のチェックもなく、ただツケだけは国民負担に来るということで、この点は、確かに所掌ではないという大臣の御...全文を見る
○阿部委員 今、三・一一後、原発をどうするかということはもちろん、燃やせば必ず出てくる使用済み燃料の置き場、再処理をどうするかなど多様な問題を抱えて、これは国の将来に深くかかわるものでございます。  きょうは、もう一問、菅官房長官にお願いをしたいと思います。  実はエネルギー...全文を見る
○阿部委員 今の官房長官のお答えの審議会等々は政府が任命しますので、第三者性というのが薄いと思います。それから、原子力委員会であっても、三条委員会ですので政府からは独立いたしておりますが、正直なところ、あの事故後の原子力委員会の位置とかあり方はもう一度確定されていかねばならない。...全文を見る
○阿部委員 加藤大臣のお手元に、資料五枚目ですけれども、大阪のSACHICOと先ほど御紹介いたしましたが、阪南中央病院というところが中心になって設けたワンストップ支援センターの経費の試算がございます。  ここは、二十四時間三百六十五日のホットラインと、それから救急外来のように受...全文を見る
○阿部委員 一刻も待てない女性たちがいるということをぜひ念頭に置いていただきたいし、プラスこれは社会的損失が非常に大きい問題です。  ちなみに、アメリカの試算ですが、性暴力、性犯罪による社会的損失ということで、約十二・七兆円が支出されている。計算の仕方はいろいろあります。最近は...全文を見る
○阿部委員 次に、河野大臣にお願いいたします。  今回、犯罪被害者等の問題は、内閣府から警察の方に所管が移されてまいります。今私がるるお話しした性暴力、性犯罪でも、例えば警察の方から避妊に係ります費用とかそうしたお金は出るのですけれども、でも、それは、あくまでも被害者の方が警察...全文を見る
○阿部委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  あと、加藤大臣には、これは御質問ではなくて、覚えておいていただきたいのでお話をいたしますが、今年度の予算で、地域少子化対策強化に関する事業というのが地域少子化対策重点推進交付金として、いわゆる婚活支援ということで、三十億計上さ...全文を見る
○阿部委員 今の大臣の御指摘もさようでございますが、私がいかにも、余りにもと思うのは、例えば産休、当然産前産後保障されている休暇の間も保険料を払い続けるわけです。収入は、働いていないから当然ありません。こういう状態で一・八とか言われても、産めないじゃんと。日本死ねではありませんが...全文を見る
○阿部委員 保育園の問題にしても、こうした健康保険の問題にしても、制度的になければどうしようもないということなので、ぜひこの内閣を挙げて、女性活躍や出生率の向上に努めようということを実際に見せていただきたい。強く要請します。  次に、もう一つ、国保の大きなジレンマというか問題が...全文を見る
○阿部委員 実は、これは民主党政権のときも伺って、塩崎さんにも伺って、今、加藤大臣にも伺って、私は小児科医ですので、そのお子さんのお母さん、お父さんがどんなお仕事の職分であれ、子供は同じだと思うんです。  そこで、子供が国保にいるゆえに保険料を負担しなきゃいけないなんということ...全文を見る
○阿部委員 実は、加藤大臣も重々御承知のように、団塊ジュニアが出生年齢にあるうちというのは時限があるわけです。そこをきちんと見越して施策していただかないと、遅きに失すると思います。それでもやらないよりはいいですが、今一・八人に本気でしたいなら、私はぜひこれを提案いたしますので、政...全文を見る
○阿部委員 今、直接的にはOGPに余り踏み込まれませんでしたが、ぜひ御検討いただきたいと思います。  最後に、河野大臣にもう一点お願いいたします。  いわゆる公益法人を監査するお立場であられますので、その点について。  日本ライフ協会という公益財団法人がございます。これは、...全文を見る
○阿部委員 私は、その点もそう思います。ただしかし、事務局体制も弱いと思います。大臣はよく聞いていただいて、また改善点があれば、よろしくお願いします。  終わらせていただきます。ありがとうございました。
03月18日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○阿部委員 民主党の阿部知子です。  厚生労働委員会を外れましたので、久しぶりに塩崎大臣に御質問させていただきます。大変うれしいです。よろしくお願いします。  さっきのとんちんかんの話の続きですけれども、私も、これはちょっと変かなと思うことがありますので、冒頭は、まず、今、保...全文を見る
○阿部委員 私は、全ての閣僚の守備範囲なんだと思います、女性差別撤廃の問題は。この社会の基本だから。(塩崎国務大臣「いや、条約解釈」と呼ぶ)その上で、条約の解釈だって問題であります。  塩崎さん、わかっていらしていて、なるべくそこに触れまいと思っているのかもしれませんが、特に厚...全文を見る
○阿部委員 お役所の方がそう言ったのかもしれませんが、大臣、これを虚心坦懐に見ると、ギャップは広がっているんですね。  平成二十五年、二十六年は定員充足率が九七・〇ですよ。これが九四・二、すなわち、定員が普通でいえば割れている状態が広がっているんですね。途中で開園したから、ある...全文を見る
○阿部委員 三歳未満と三歳以上、それで結構です。数値は恐らく三歳未満のところが大変足りない。ところが、今大臣がおっしゃったように、園をつくるとき、上に行ったらどうなるのという問題が当然出てきますから、そこだけ、こっちだけふやすわけにはいかないというお考えも成り立ち得るんだとは思い...全文を見る
○阿部委員 ゼロ、一、二歳児の保育のカバー率はどれくらいですか。今、ゼロ、一、二歳児の保育のカバー率とおっしゃいましたが、政府はどのくらいに設定をしておられますか。  もう一問。実は、きょうの朝日新聞、私は余り新聞から情報をとったことで言いたくありませんが、既にお気づきのように...全文を見る
○阿部委員 目標のつくり方も間違っているし、現実を見ていないし、そんなことをしたって何の意味もないですよ。そもそも、私は、きょう午前中、内閣委員会でも言いましたけれども、お母さんが働いているから保育が必要という発想を本当に改めていかないと、あらゆる子供の健全な保育のために保育を必...全文を見る
○阿部委員 今大臣がおっしゃったように、後追いなんですよね。五十万というのを決めて、まず地方自治体の積み上げをこれくらいだろうと計算して、そして、足らざる分を企業内保育所に投げたということなんだと思いますね。  でも、大臣、今度新たにできる企業内保育所、まあ、企業の外にあっても...全文を見る
○阿部委員 それで、大臣、ここに入った子供たちは、もし五万人入れたとして、待機児童のカウントからは外れるんでしょうかね。待機児童のカウントからは、認可外なんだけれども、外れるんでしょうかね。いかがですか。
○阿部委員 今までであれば、事業所内保育所、トヨタもそうでしょうけれども、認可外なので待機児童にカウントされたんですよね。待機児童にカウントされたんです、今までであれば。  今回、補助金が出て、それによって、もちろん今までの認可外というか事業所内保育でも、百五十カ所余りは、地域...全文を見る
○阿部委員 ずっと大臣と山尾さんのやりとりが、待機児童としてカウントするかどうか。年次、厚生労働省としては、定義を変えてというか、地方におろす指導を変えて、ある意味では実態的には待機児童であろうが、しかし、それを待機児童ではないという扱いをしてきた歴史を山尾さんは指摘されたんです...全文を見る
○阿部委員 大臣、それは余りにも保育について質を軽んじていると思うんですね。  この新たにできる公募団体が、まだ影も形も何もわからない。そして、全国のものを監査するといったって、幾つできるんですか。毎日監査して、監査して、監査して、確かに定員が、保母さんもいますかと、そうやって...全文を見る
○阿部委員 大臣、自治体が勝手にポイント制をやっていると思われるかもしれませんが、実態をよく調査してくださいな。  せんだっても、山尾さんと、今保育園に困っているお母さんたちの話を聞きましたが、例えば、十二月の末に生まれたお子さんを、ゼロ歳児ですよ、四月から預けるんですね。育休...全文を見る
○阿部委員 今おっしゃったことは、もう当然、山尾さんへの答弁にあるのは存じておりますので、私は、今ゼロ歳児でもう預けられているお母さんにちょっと聞いてみていただきたいんですね、なぜそんなに早い時期からお子さんを預けようと思われたか。  いろいろな事情があると思います。私は別に三...全文を見る
○阿部委員 もっと聞いていただきたいと思いますし、私は、特に認可と無認可ということで随分処遇が、預けるお金も違いますけれども、違っている状況というのは、何とかやはり、子育て、子供たち全体を支援してほしいですから、よろしくお願いします。  最後に一問、昨年の十月に始まりました医療...全文を見る
○阿部委員 前向きな御答弁をありがとうございます。  大臣がおっしゃったように、医療安全以上に、ペーシェントセーフティーなんですね。今、世界の潮流は、ペーシェントセーフティー、患者の安全となってきておりますので、ぜひその方向に、いいかじ取りをしていただきたいと思います。  あ...全文を見る
03月18日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○阿部委員 民主党の阿部知子です。  本日は、子ども・子育て支援法の改正案として、企業の拠出による、企業内とは限らない保育所の充実を図るという改正で、ずっとお話を聞いていると、仕事、子育て両立というワーズはたくさん出てくるんですけれども、もともとは中心は子ども・子育てですので、...全文を見る
○阿部委員 私はずっと小児科医をやっていて、子育てをめぐる風景が、非常に今お母さんたちは追い込まれていると思います。虐待も、正直言って、日本は児童虐待が少ない国だと私たちは学生時代に教えられたんですね。でも、気がついてみれば、今、児童相談所に行く件数だけでも八万。それは、必ずしも...全文を見る
○阿部委員 全体を把握すると同時に、特に今回問題になっている事業所内保育について、利用者側からのニーズはどうかということで、あるだけのデータで、今のものではありませんが、かつての二〇〇三年、二〇〇五年ので拾ってみましても、大臣のお手元に資料が、一枚目はニーズ調査で、それに、もうち...全文を見る
○阿部委員 今の、ニーズがないの続きを少し細かく見てまいりますと、どうしても従業員規模の少ないところの方が、ニーズがないという比率が高いんですね。ニーズがあるというところは大規模なところ。それから、これまでも例えば事業内保育所だと愛知がやはり断トツで、二百何カ所ありますね。  ...全文を見る
○阿部委員 私は、そこに大きなごまかしと申しますと、今までだったら事業所内保育所は待機児童としてカウントされて、政府の施策の対象になりました、待機児童を減らそうと。今の御答弁だと、今度できる企業内保育所は、これまでの区分でいうと地域型保育所に近い。例えば保母さんの数とかなんとかを...全文を見る
○阿部委員 私は、御答弁が明確じゃなくて残念です。今までは、認可外保育園では必ず待機児童にカウントされたんです。これは大事な施策なんです。これで曖昧化する一穴を開くんだと思ってしまいます。  待機児童対策というのは本当に国を挙げてやらないと、私は国の未来がないくらいに思っていま...全文を見る
○阿部委員 大臣がそう思っておられることは私は信頼していますけれども、例えば認可団体が全国で一カ所だったら、企業は日本全国に広がっているでしょう。今、地域型保育についても、認可をするときに地方自治体とかを、かませていると言うと変ですけれども、そこにやっていただいているのは、目が届...全文を見る
○阿部委員 それは書いてあるからわかるんですが、幾つぐらいずつ、一年目はこのくらいできるだろう、二年目はこのくらいだろうと、やはりここ三年の事業を。その後企業側も見直すと言っていますので、何かすごく不確かな気がします。  三ッ林先生、お待たせしました。ここでぜひ伺いたいのは、実...全文を見る
○阿部委員 御丁寧な答弁をありがとうございます。  先ほどの、十三万円上がったという数値ですが、私、他の職種も計算してみて、それと比べて多いか少ないかというところがありますので、また厚労委員会で引き続き質疑させていただきます。  ありがとうございます。
04月20日第190回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○阿部委員 民進党の阿部知子です。  九州地方、特に熊本、大分などの相次ぐ余震、被災地の皆さんの御懸念、御心配、また二次災害の発生など、極めて深刻な状況にあります。  林経済産業担当大臣も、その方面でのいろいろな御尽力をいただいておる中で、本日は、この法案の審議ということでお...全文を見る
○阿部委員 それは再処理と申しまして、核燃料サイクルとは何かをお尋ねいたしました。  今大臣の御答弁は、再処理とそれを申します。
○阿部委員 恐縮ですが、大臣のお手元の資料をごらんいただきたいんです。  今大臣は、再処理をして、MOX加工をしてというところまではお話をされましたが、核燃料サイクルですので、サイクルというものは回るという意味でございます。大臣の理解する核燃料サイクルとは何なのか。再処理をして...全文を見る
○阿部委員 では、MOX燃料としてプルトニウムを循環すると申しましても、MOX燃料を軽水炉で一度燃やすのはプルサーマル、そこからまた使用済みMOX燃料が出てきます。これをどうしますでしょうか。使用済みMOX燃料は、どうすればサイクルするでしょうか。
○阿部委員 使用済みMOX燃料の再処理を含むためには何が必要でしょうか。使用済みMOX燃料の再処理を含むためには、再処理しただけではだめですね、またもう一回燃やさなくちゃいけません。このためには何が必要とお考えでしょうか。  使用済みMOX燃料、何度も申しますが、普通に、ウラン...全文を見る
○阿部委員 回収して回していくには何が必要でしょうか。  大臣、回していくといったって、皿回しじゃないんだから、回らないんですよ、現状において。  なぜ回らないかというと、この図の下に書いてございますように、普通、プルトニウムをサイクルとして回すためには、少なくとも高速増殖炉...全文を見る
○阿部委員 では、ここで多田さんに確認させていただきますが、核燃料サイクルとは、今大臣の御答弁のように、ウランについては軽水炉で燃やす、プルトニウムについては高速炉ないし高速増殖炉で回していくということで核燃料サイクルと理解してよいか。イエスかノーかの一言でお願いします。
○阿部委員 いずれにしろ、使用済みMOX燃料をプルサーマルのような軽水炉で燃やすのか、高速炉あるいは高速増殖炉で回すのか、定まっておらないということはわかっています。  私の質問は、核燃料サイクルとは高速増殖炉ないし高速炉までも含んだウランとプルトニウムのサイクルを言うのか。そ...全文を見る
○阿部委員 今回、拠出金にすることに伴って、使用済みMOX燃料についてもそれをまた燃やすときにお金を取るわけですから、当然その先も計画にある。すなわち、高速炉、高速増殖炉も、計画になければ、お金を出す方も、違反というか、いただくお金とやってくださる作業が違ってまいりますから、今、...全文を見る
○阿部委員 実はこれまでもそうだったわけです。我が国は、IAEAのもと、核拡散を行わない、核不拡散のためにもいろいろな情報を公開はしてまいりました。しかし、そのもとに、四十八トン近くのプルトニウムを既に持ってしまっているという現実がございます。その中で、今般のこの法律ができ上がっ...全文を見る
○阿部委員 それは当然なのですが、大臣から明確に御答弁いただいて、ありがとうございます。  何度も申しますが、本来はこの法律の提出段階でそうしたものがあり、原子力委員会がそれをチェックなさるというのが物の手順ですが、少なくともというところで大臣に確約いただきました。  そして...全文を見る
○阿部委員 その論理のもとに四十八トンになっちゃったんですね。今までがそうじゃなければいいんだと思います。どんどんどんどんふえてきたわけです。今の四十八トンの内訳は、海外二十四・五、国内七・三、六ケ所に四トン強。  少なくとも、こういう法案を政府の責任においてつくるときは、大臣...全文を見る
○阿部委員 それもある意味そうでしょう、イギリスでの処理後の扱いの問題。  しかし、今私の伺ったことにはお答えではないです。この再処理過程と燃やすところのバランスを伺いました。大臣は、そこは御自身がかかわれるところなんです。今のイギリスがどうこうする、これは内閣府の方でやられる...全文を見る
○阿部委員 このことを所管する大臣が今私が申し上げた再処理分と燃やす分のバランスすらとれないというのであれば、それは現実的な担保がないということです。やれるところから始めていくしかないのです、たまりたまったんだから。しかし……(発言する者あり)長期は短期の積み重ねですから、余分な...全文を見る
○阿部委員 では、改めて大臣に伺います。  直接処分等もありますが、再処理以外の方法の柔軟性はどこでどのように担保するんでしょうか。これは平成二十六年に出されたエネルギー基本計画の中にも、中長期的には柔軟性を持ってとございますし、今、多田部長がおっしゃいましたが、この法案には再...全文を見る
○阿部委員 多田部長の答弁を繰り返していただいたので、それはわかりました。  私は、それ以外の柔軟性はどのように担保するんですかと聞いているんです。この法案は再処理以外にないと今おっしゃいました、多田部長も、大臣も。では、ほかにどのような方法で柔軟性を担保されるのか。大臣、どう...全文を見る
○阿部委員 処分能力の拡大、現実的には、乾式貯蔵なども含めて、オンサイトで拡大しているところもあるとは思います。  しかし、はっきり言って、それは事業者が御自分でなさっているわけですね。この法案をつくるに当たって、国として柔軟性を担保するというところはどこにあるのかを私は伺って...全文を見る
○阿部委員 私がその点をして、やはりこの再処理という問題は、今後の方針、中長期的に見て、非常に変わり得るものだと思います。  しかし、この法案は、拠出したお金を他の目的には使えません。逆に言うと、これから事業者はそれを払うけれども、途中で変わるかもしれないリスクを抱えております...全文を見る
○阿部委員 委員長、お聞きになって、私の質問にお答えじゃないと思うんです。  私は繰り返して、この法案が再処理に固定するものであるとお考えなのか、だって、お金はそれ以外に使えないんですから。あるとお考えならそれでいいんです、あると言っていただければ。この法案はと私は伺いました。...全文を見る
○阿部委員 委員長、お聞きになっていて、大臣は苦しい答弁だと思うんですよ。  私は、この法案が、本当に中長期的に見たときに、お金はいただいて、四十年再処理するお約束の法案なわけです。事業者にとっては、途中で方針が変わったときにお金も戻ってこない、空約束になる、そんな法律をつくっ...全文を見る
○阿部委員 幾ら何でも、あるリアリティーを持ってこの法律がなければいけないと思うんですね。今大臣がおっしゃったように、だめになったら次の法改正をする。しかし、現在の法律がリアリティーが薄い方であれば、わざわざ今つくってまた次に法改正ということよりも、私は最も適切な法律を今つくるべ...全文を見る
○阿部委員 今の多田さんの答弁の中で、大臣に確認です。  回収と利用のバランスをとるということは毎年毎年ですか。毎年毎年、回収と利用のバランスをとられるおつもりですか。今の多田さんの言い方はそういう意味ですか。  では、大臣からお願いします。
○阿部委員 それでは堂々めぐりで、やはり減っていかないでしょうということですね。  そして、大臣、よく見ていただきたいんですね。今から四十年後、例えば二〇五六年には、もしも全部の原子炉を六十年寿命としたとして、これは本当にあり得ないことだと思いますが、四十年から六十年に延長する...全文を見る
○阿部委員 では、到底燃やせないプルトニウムをつくるということになり、この法案は欠陥法案だと思います。  以上で終わらせていただきます。
04月27日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○阿部委員 民進党の阿部知子です。  私も、先ほどの池内議員と同様、熊本、大分における震災被害の中でも、特に、被災者である女性たちあるいは子供たちへの支援がどうであるかということでお尋ねをしたいと思います。  四月十五日の日に男女共同参画局より、今回の被災に対して、「男女共同...全文を見る
○阿部委員 今回、男女共同参画局には大変御尽力いただいておりますし、必ず教訓として生かして、このことが定着することを私も願っております。  大臣の御答弁にもございましたが、四月二十五日に男女共同参画センターが避難所でチラシを配っておられます。どういうチラシかというと、トイレには...全文を見る
○阿部委員 今、河野大臣の御答弁にもございましたように、特別生活安全部隊という形で配置をしていただいている。そして、先ほどの池内さんの御質問、大変悲しむべき流言飛語もございますけれども、やはりその場で、フェース・ツー・フェースで被災者に向き合って不安を吸い上げ、さらにNGOなどの...全文を見る
○阿部委員 日本は、地震、自然災害の多発国であります。そういうことに対して、ハードもソフトも備えていく。ハードは建物もやはり必要ですし、ソフトは地域の力とか行政の力でありますので、重ねてお願いをしたいと思います。  さて、もう一問、性暴力のワンストップ支援センターについて加藤大...全文を見る
○阿部委員 前回もお示しいたしましたが、やはり費用がかかるということですね。しかし、物事には機運というものがあって、今は、性暴力支援センターについて、与党の中でも、また政府にあってもお取り組みを加速しようということであります。  私ども民進党においても、そうしたことを加速するた...全文を見る
○阿部委員 大臣の所掌のお立場からはそうだと思うんですね。  そこで、私どもは、被害者への支援策として、犯罪認定、あるいは警察による、これは再発防止に結びつきますから意味があるんですけれども、そういうスキームとは違う部分で、被害者支援のための予算が出るようなスキームも必要と考え...全文を見る
○阿部委員 残念なことに、死亡事故は昨今ふえております。昨年末までで十四で、ここのところ立て続けに起こったもので、十六もいっております。昨年度の集計が十七。  本当に子供の命にかかわることの基準でありますので、安易に緩められることのないよう、またその公募団体が、これからどこがそ...全文を見る
○阿部委員 失礼ながら、そうした通り一遍の御答弁を求めたものではなくて、実効性の担保を含めて御判断なさいますかということでした。  追加で、では、出てくるプルトニウムと、処理できる、MOXで燃やす、これはバランスをとって、燃やす分だけしか処理しないというふうになさいますか。済み...全文を見る
○阿部委員 世界の目が注がれております。私は、厳しく審査していただきたいと思います。  終わらせていただきます。
05月12日第190回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号
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○阿部委員 民進党の阿部知子です。  本日は、質問の時間をありがとうございます。  そして、冒頭から拝聴をしておりましたが、実は、本委員会が原子力の主には安全規制にかかわります委員会であることから、御出席がかなうのが原子力規制委員長、これは大変なお仕事をしながらの委員会を抱え...全文を見る
○阿部委員 今委員長のお手元に、川内地域のモニタリングポストの設置状況というふうにお示しをさせていただきました。ある地域には高線量と低線量がともに併設をされておりますが、地域によっては低線量計のみ、あるいは高線量計のみというところも、高線量計は赤、低線量計は黒で示されております。...全文を見る
○阿部委員 今、委員長のおっしゃいましたPAZは、その五キロは、事が起ころうが起こるまいが、そこで拡散しようがしまいが、予防的に移す、五キロですから。ところが、五キロから三十キロは、これもおっしゃいましたが、日常的なモニタリングをきちんとしていく中で危険を察知して避難をしていただ...全文を見る
○阿部委員 今委員長の御指摘にございましたように、各地域で本当に差がございます。そして、今の御提言も、学校等々は子供のいる場所ですので、そうしたこともあわせて実施をしていただきたいと思います。  さて、もう一つ。今のは三十キロ圏の話ですが、三十キロを外れるとモニタリング体制とい...全文を見る
○阿部委員 今の委員長のお答えの、確かに航空機モニタリングは精度が悪いです。ただ、きのうの御答弁でそうでありましたので。私は、委員長がおっしゃったように、モニタリングカーとか学校ごとの設置とかが重要だと思います。  そして、果たしてモニタリングカーが、三十キロ圏外、実際はどのよ...全文を見る
○阿部委員 私も、当然そうならざるを得ないし、そうした事態も、もし、あれだけ拠出金の方にしておかないとお金が足りない足りないという論議の一方で、しかし、破産する、破綻するとなれば、当然そういうことも考え得る。特に、廃炉などは三十年の長い期間でありますので、むしろその間の安全管理で...全文を見る
○阿部委員 やはり、廃炉とか廃止ということがリアルに課題になってきている中で、いろいろなケースの廃炉、廃止があり、そのときの安全管理という意味で、委員長がさらに規制庁の役割を高めていただけることを期待します。  それともう一つこの再処理法案で大変気になっておりましたのが、いわゆ...全文を見る
○阿部委員 委員長のお手元の資料二枚目に、使用済みのMOX燃料の発生する熱量について、原子力委員会の平成十六年の十一月のデータをお示ししてございます。三年ほどで確かに普通のウラン燃料と同じ発熱レベルにはあるところでなるのですが、その後ずっと長い経過をとりますと、かなりの熱量の差が...全文を見る
○阿部委員 毎回この質問を原子力規制委員長に投げて、ほぼ同趣旨のお返事であるわけです。  もちろん、事故による被曝、住民の被曝、除染作業の被曝、医療被曝、航空機に乗ったときの被曝、とにかく一人の人間が一生の中で受ける放射線について一元的なデータが残るように、これもアメリカでは原...全文を見る
05月18日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○阿部委員 民進党の阿部知子です。  本日は、貴重な審議のお時間、きょう一日で採決まで行くという、本当に短時間になってしまって残念なのですが、でも、その貴重なお時間の中をいただきまして、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  今回の児童福祉法の改正は、非常...全文を見る
○阿部委員 大臣の思いのこもった御答弁をありがとうございます。  私がこの家庭ということを考えますと、恐らく三つの機能を持っていると思います。  一つは、子供が育つ場として、誰かとの愛着関係、特に濃厚な愛着関係をアタッチメント、つくっていく。それから、大臣がおっしゃった、そこ...全文を見る
○阿部委員 実は、子供の死亡で一番多いのは、産み落としたその日なんですね。ここがはざまにおっこちてしまって、本当にたくさんの救える命が亡くなっていますから、私としてはぜひ児童福祉法の中にも明記をしていただきたいと望むものです。  次いで、十一条一項二号というところで、今の特別養...全文を見る
○阿部委員 私と大臣の思いは恐らく変わることがなく、ただ、私は、さらにそれを法律の中に明記していただくことで周知が図られると思う立場でありますので、大臣が精いっぱい御答弁いただきましたので、重ねて御尽力をいただきたいと思います。  あわせて、特別養子縁組と呼ばれるものは、これま...全文を見る
○阿部委員 これについても、前向きな御答弁をありがとうございます。  与党がお考えの議員立法でも、また私どもの検討しているものでも、そのようなことも含めて、もちろん個人情報保護には配慮した上で、なるべく選択肢を広げて、ぜひ、子供たちに家庭をプレゼントできるようなことに取り組みた...全文を見る
○阿部委員 今文科省の方で障害児などについては、その子供さんの学校においてのカルテをつくるというお話ですが、実は小学校に上がって急に障害児になるわけではありませんで、お小さいころから一連の、そして、障害児だけそれをするとスティグマになりますので、私は、ほとんど全ての子供の育ちを支...全文を見る
○阿部委員 子供の死というものを、単に虐待に遭った子供さんの死を検証するだけじゃなくて、子供の死全体を見て、その要因、原因、そして予防というふうに社会全体の取り組みとした上で、その中で、虐待問題も実はもっと発見されてくると思いますし、もっと防げると思いますので、モデルケースでやっ...全文を見る
○阿部委員 済みません、三つくらい質問を一緒にしたために、大臣には御答弁しづらかったかと思います。時間の余裕がないため、お許しください。  そして、今御答弁にもありましたが、そもそも、我が国において、全ての死に対して死因究明のための基本法が必要だと思います。これは、先ほど橋本議...全文を見る
08月01日第191回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第1号
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○阿部委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、三原朝彦君を委員長に推薦いたします。
○阿部委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
11月01日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第11号
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○阿部委員 民進党の阿部知子です。  本日は、質問のお時間をいただき、ありがとうございます。  私は、きょうは主に医療分野で質問をさせていただきたいと思いますが、冒頭、せっかくいただきましたお時間ですので、岸田外務大臣に、このTPPと直接には関連いたしませんが、我が国のまさに...全文を見る
○阿部委員 核兵器の不拡散あるいは廃絶に向けて、まず第一に、この非人道的兵器を使わない、禁止するということは不可欠な一歩だと私は思います。化学兵器も生物兵器もそういう意味で禁止されております。人道に対する罪だからであります。  特に大臣にあっては、御自身の御地元での経験もおあり...全文を見る
○阿部委員 基本的な我が国の立場とは、戦争による核の使用で被爆をしたということであります。そして、これは到底どんなことにおいても許される状況ではないんだということをまず、これは我が国が戦争による被爆国である、そこからくるものであります。  本来であれば外務委員会などで、さらに岸...全文を見る
○阿部委員 前例のないことがわざわざ、サイドレターは法的拘束力は持たないんだ、協議するだけだということでありますが、わざわざ書かれることにはやはり意味があるんだと思います。このわざわざ書かれたことの中で、もちろん、日本側にとってもメリットがあるから書かれたものと思います。アメリカ...全文を見る
○阿部委員 アメリカ側が手紙を出して、そのことを受けとめただけなのですか。私が伺っているのは、このサイドレターを取り交わしたことで日本側にメリットはあるんですかということです。  アメリカはもうずっと以前から日本の薬価、特に、アメリカはいろいろな薬剤メーカーが新薬を開発して、世...全文を見る
○阿部委員 私は、塩崎大臣らしくないと思うんですね。やはり、手紙を交換するということは、本当に、そこにおいてこれから日本がどのようなものにおいて有利な交渉を進めるのかとか、言われてもやらないよというだけではない、もう一歩踏み込んで、そうでなければメリットが見えてきません。  そ...全文を見る
○阿部委員 厚生労働省あるいは大臣が必要かつ合理的と思っても、相手の製薬会社、これは国内の製薬会社もあるでしょうが、海外の製薬会社の場合も当然生じてまいります。  今いみじくも大臣がおっしゃった、薬価改定のある意味でのルールはないというふうにおっしゃったのはちょっと違っておって...全文を見る
○阿部委員 一言申し上げれば、そういう想定が甘いのではないかと皆さんが指摘をされているわけです。  大臣も明確に御答弁のように、日米欧の各製薬会社はみんな反対をしているわけです。二年なら二年で自分たちの商品を販売するための計画を立ててやっているのに、その途中ではしごを外されたら...全文を見る
○阿部委員 私がこのヘルスケアREITを取り上げますのは、先ほどまで取り上げておりました国民皆保険制度並びに薬価の問題もそうですが、一方で、市場の原理と申しますか、市場の利潤ということを上げようという動きは全世界的に強いわけです。  医療分野とてその例外ではないし、今お話しのヘ...全文を見る
○阿部委員 今御説明いただきましたが、宅建業法というのがございまして、国土交通省が所管する法律ですが、五十条の二の三というところにもともとの宅建業法における規定があって、「その行おうとする取引一任代理等を公正かつ的確に遂行することができる知識及び経験を有しないこと。」ということで...全文を見る
○阿部委員 私は、非常に塩崎大臣の認識が甘いと思うんですね。介護離職ゼロといったって、介護職員が疲弊し果てていて、今は、いかに介護職員を担保するかが結果的に介護離職ゼロに結びつくわけです。その介護の運営というところにおいて非常にもうけを出そうとすれば、人件費を削るしかないわけです...全文を見る
○阿部委員 まだまだ審議は、私は半分も行っていないと思います、一〇%でしょうか。よろしくお願いしたいと思います。     ―――――――――――――
11月18日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○阿部委員 民進党の阿部知子です。  久しぶりの厚生労働委員会、質問のお時間をいただけて大変幸せです。  まず、年金ということが論議になりますときには、今回もそうですが、表面上、与野党が激しく言い争うような場面ばかりが国民に伝わっていくということは、私は大変にマイナスであろう...全文を見る
○阿部委員 もう少し続けて言っていただきたいですが、十四・三万人に送られて、処理をされたのが何件でしょう。御当人が、あなたはそういう対象者ですよと聞いて、その後のアクションについて教えてください。
○阿部委員 より正確に言えば、その四千五百七十八人についても、実際に年金を受給されるに至ったか、あるいは、その浮いている空期間がその後どのように記録化されているかが全くないんだと思います。理由は、第三者機関が解散をしてしまったからです。  こういう一つ一つをとりましても、結局、...全文を見る
○阿部委員 私が大臣に確認したいのは、この十四・三万人、うち、何らかのレスポンスがあったのは四千五百七十八人しかございませんので、まだまだ潜在している受給権者があり得るということで、今局長の御答弁でありましたから、きちんとこちら側から働きかける。  大体、年金というのは申請主義...全文を見る
○阿部委員 今、ややちょっと、申しわけないけれども、意図してじゃないでしょうが、わかりづらい御答弁だったと思うんですね。  例えば、夫が正社員で、そのうち妻が三号であろう人は、約半数、五四%とか五六%ですから、七〇%、七割のまた半分しかこのモデル世帯ではない。多く見積もっても三...全文を見る
○阿部委員 私がこの点を申しますのは、これまでの民進党の各議員の質問の中にも、単身者はどうか、あるいは、きょうこれから私が問題にしたい女性の低年金はどうかなどが今、社会的には大変大きな問題になっていて、モデル世帯の所得の代替率がどうかという問題では語り切れない、それをはるかにはみ...全文を見る
○阿部委員 今の大臣の御指摘を私なりに翻訳いたしますと、実は、基礎年金部分にもマクロ経済スライドがかかるので、その年月がなるべく短く終わらないと基礎年金の毀損も著しくなる、マクロ経済スライドでより多くダメージを受けるのは基礎年金部分であるのでという問題意識で、そうであるならば、年...全文を見る
○阿部委員 今、いみじくも大臣がお取り上げくださいましたように、次のページを見ていただきますと、女性の年金の将来見通し、これはいずれも先ほどの稲垣さんが発表されたものですが、パートナーと死別された方、あるいは有配偶者の夫の年金の二分の一がある方は、まだそうはいっても、年金額におい...全文を見る
○阿部委員 もう時間が限られていますので、少し続けて私が話をさせていただきます。  次の次のペーパーは、「高齢女性の貧困率の将来見通し」で、先ほどの繰り返しになりますが、未婚と離別の方は半数以上が貧困、そして、死別は遺族年金があるのでそこほどではない、有配偶者であれば貧困率は低...全文を見る
○阿部委員 はい。  出しておられることに対しての対案ですので、これをきちんと審議していただきたく、時間を延長して申しわけございませんが、ぜひ次の委員会で取り上げさせていただきたいと思います。  ありがとうございます。
11月22日第192回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○阿部委員 民進党の阿部知子です。  冒頭、委員長には通告をしてございませんが、けさ方の東京電力福島第二・三号炉の冷却用のポンプの停止、一時間半ほどで復旧をして、他のルートからの冷却水が入っているようでございますが、ここにおいて、委員長がまだこれから原因あるいは今後の対策等もお...全文を見る
○阿部委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。稼働していなくても、使用済み燃料プールの問題は非常に危険のあることですので、今の委員長の御指摘の点も踏まえて、また原子力規制庁としてもより安全な方向に進めていただきたいと思います。  私のこれからの質問は経済産業省の政務官にほとん...全文を見る
○阿部委員 これはくれぐれもお願いいたします。いろいろな資料をひっくり返しても、どうしても出ていないので、お役所の方できちんと提示をしていただきたい。  資料の二枚目でございますが、これは電力システム改革貫徹のための政策小委員会の財務会計ワーキンググループで今検討している検討事...全文を見る
○阿部委員 要は、まだあるということで、そして、これらが明示されないのに託送料だ何とかだって決めないでいただきたいんですね。大体、論議する場もないんです。私は、大変おかしなことだと思います。わかりづらくて、論議の場がなくて、結果だけが国民負担に押しつけられるというのは、民主主義の...全文を見る
○阿部委員 村瀬さんは言葉がすらすらと出ていますが、これは実は、今まで原発は安い安いと言って費用に乗せてこなかった。そのことが、事故が起きてしまって、もう取り立てられないから、将来の託送料でカバーしてもらおうと、簡単にわかりやすく言うとそういう構造をとっているんですね。  だっ...全文を見る
○阿部委員 もちろん経済産業委員会でも取り上げさせていただこうと思っておりますが、この国会はなかなか本当にそういうエネルギー政策の負担と受益の論ずる場がないと言ってもいいほどのものだと思います。  簡単に言えば、安全投資を低く踏んでいたから事故が起きたら賄えないという事態が現在...全文を見る
○阿部委員 きょうは東電問題を主に取り上げましたが、一般炉の廃炉も同じようなだまし絵のような構造がございますので、それについてもまた取り上げさせていただきます。  ありがとうございます。
11月29日第192回国会 衆議院 本会議 第15号
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○阿部知子君 民進党の阿部知子です。  私は、民進党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました厚生労働委員長丹羽秀樹君解任決議案に対して、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  賛成する理由は、丹羽君が、厚生労働省や厚生労働委員会が最優先で取り組まねばならない国民的...全文を見る
○阿部知子君(続) 以上、申し述べてまいりましたように、丹羽君が厚生労働委員長としてその職にとどまることは到底許されません。本院の全ての皆さんが解任決議案に賛成されることをお願い申し上げて、討論といたします。(拍手)
12月07日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○阿部委員 私は、自由民主党・無所属の会、民進党・無所属クラブ、公明党、日本共産党及び日本維新の会を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     民間あっせん機関による養子縁組のあっせんに係る児童の保護等に関する...全文を見る
12月09日第192回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○阿部委員 民進党の阿部知子です。  本日は、三原委員長初め与野党筆頭理事の熱心なお取り組みで本委員会が開かれましたこと、心から私は感謝を申し上げたいと思いますし、また、先ほど来、田中委員長が日ごろから多様な業務に携わられて非常に御尽力いただいていることにも感謝申し上げたいと思...全文を見る
○阿部委員 委員長から謝罪をしていただきましたので、私は別に、これだけ頑張っておられる委員長を責めたいのではなくて、やはり東電発表というものが国民に与える影響の大きさですね。特に、事故の後は、水温がどうかとか使用済み燃料プールの状況というのは、国民も瞬間的に四号炉の問題を思い起こ...全文を見る
○阿部委員 今、委員長は災害などにおける安全性の問題で御指摘いただきましたが、同時に、テロとかいろいろな問題があるかもしれませんし、ぜひまたお地元の、受け入れてくださっている地域住民の皆さんにもいろいろお話をこれからいただきまして、より安全な管理ということでお願いをしたいと思いま...全文を見る
○阿部委員 東電委員会は基本的に非公開ですし、会議の後、数値が発表されたりはいたしておりますが、国民的には確認するすべがないわけであります。  それのみならず、例えば今副大臣が御答弁いただいた数々の数値を、結局、どこからどなたに何を負担していただくかというときに、託送料金、これ...全文を見る
○阿部委員 私が改めて今の点を指摘させていただきますのは、前回も本委員会で取り上げさせていただきましたが、今後の費用のみならず、現状においても費用は多く国民が負担しております。それを私が整理したものを前回資料提出させていただいて、きょう、お手元の資料の六でございますが、これだって...全文を見る
○阿部委員 ぜひお願いしたいと思います。  先ほど申し上げましたように、今後託送料金に乗るというのは電力自由化の本旨からも外れておるということを申し上げましたが、既に計画の中でも、託送料金にという項目が余りに多過ぎます。これもお手元に資料をつけさせていただいたので、後ほど資料の...全文を見る
○阿部委員 国民は、新電力といって、原発以外の再生可能エネルギーなどを使った場合も、送電線を使ったというので託送料金で上乗せして、いや応なく取られてしまうという構造をとっておりますので、この託送料金問題は、またきっちりと論議の場を設けていただきたいと思います。  いただきました...全文を見る