阿部知子

あべともこ

小選挙区(神奈川県第十二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

阿部知子の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第201回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○阿部委員 立憲民主党の阿部知子です。  本日は、通告してございます質問の順番を、加藤大臣が新型コロナウイルス対策でお忙しいと思いますので、冒頭、加藤大臣から始めさせていただきます。  けさの発表がございましたが、今、横浜に停泊することになった豪華客船ダイヤモンド・プリンセス...全文を見る
○阿部委員 その御答弁は先ほど橋本副大臣がなさっておりますので、私が伺いましたのは、今回、十、十、おっしゃったように、四十出て、六十一になったということで、この四十一人の状態を早急に把握をしていただきたいと思います。  今の大臣の御答弁にもありましたが、私の資料の、あけて三枚目...全文を見る
○阿部委員 結局、この方々も下船されずにまた残っているという理解でよろしいかと思います。  そうして、健康観察期間と言われましたが、先ほど、感染から発症させない、要するに、病気を顕性化させないためにも、生活環境というのが極めて重要である。ストレスも、悪化させる、発症要因にもなり...全文を見る
○阿部委員 検疫官というのは、必ずしも日常疾患の健康管理には、向き不向きと言うと変ですが、専門専門、つかさつかさもあろうかと思いますので、今回乗られる自衛隊の医官の活動に期待するわけですが、この医官の皆さんも、あるいは食品の運搬にかかわる自衛隊員も、他の民間船舶に、停泊して、ここ...全文を見る
○阿部委員 私が申し上げたのは、こうやって濃厚接触者、濃厚接触者と後追いしても、なかなか本当の経路が今わからなくなってきているのではないかという懸念で、蔓延フェーズに入ったのではないかと申し上げました。  一方、それでは、三千七百人という膨大な人数ですから、それをどのような手順...全文を見る
○阿部委員 私は三日ほど前から、この体制を早急にチェックして、国立感染研究所はもちろん二百幾つできるでしょうが、各地方のキャパ、これが全然把握されていないと思うんです、厚生労働省に。加えて、もしパンデミックになった場合を、さっき申し上げましたように、感染力が強いと思わなければいけ...全文を見る
○阿部委員 この問題が審議されましてからももう数日たっておりますので、そういうことは早急に国民にメッセージできるよう、加速してお願いをしたいと思います。今、いろいろなところで聞きますと、保健所で調べてほしいけれども、断られるというか、じかに接触しても断られるというようなことも聞い...全文を見る
○阿部委員 加えて、差別的な言動が起きたときに早急に把握して対処するということも極めて重要だと思います。ただでもヘイトスピーチとかいろいろな問題があるわけですから、これは、感染症を契機にそうしたことを増幅させないような厚労省の対策を、また連携した対策を求めます。  では、結構で...全文を見る
○阿部委員 引き続いてコロナウイルスについてお伺いいたしますが、新型と言ってもよろしいかと思いますが、これは萩生田文部科学大臣に伺いたいと思います。  我が国で、人と野生動物あるいは家畜との共通感染症、人獣共通感染症の問題が話題になって実は久しいのです。BSEも、最初は牛の病気...全文を見る
○阿部委員 今の御答弁を要約すると、学生が二年間教育課程におって、実際、研究課程の方は進んでおらないということなんだと思います。講座を開いていただいても、それは研究とは申しませんで、私は、やはりあれだけ、鳴り物入りというんだと思いますが、いいことです、そういう人獣共通感染症の我が...全文を見る
○阿部委員 萩生田大臣、確認ですが、その九つの、海外に情報収集を、送っている九つの大学の中には加計学園は入っておりませんよね。いかがでしょう。
○阿部委員 学生教育というのは、教育だけがあって別途研究とやるのではなくて、これは、機動性を持つ大学をつくるんだとおっしゃっていたので、私は、ぜひここからスタートさせるべきだと思います。  そして、今、加計学園は、例えばバイオセーフティー、生物学的な安全性から見ると、BSLの二...全文を見る
○阿部委員 では、私の発言も一部訂正させていただいて。ただ、鳥インフルも二・五という扱いです。それから、コロナは三です。  北村大臣の御答弁に対しては、確かに、地域的に研究が進んでいる分野も、ダニで、あるのだとは思います。私が指摘したいのは、今これだけ国民的関心事、国民的不安に...全文を見る
○阿部委員 私が申し上げたのは、せめて、他に、海外に情報網を求めて人を送っている九大学、あるとおっしゃいましたから、そこに加計学園も同じように努力をしていただきたいです。それでないと、本当に、何度も申しますが、うたったことと、資料の最後につけてございますが、国際的な云々というのも...全文を見る
○阿部委員 私の残りました時間で、カジノのことについてもお尋ねをしたいと思います。  この間、国土交通大臣が三つのサイトを選んでIRをつくっていく、カジノを含んだ統合リゾートをつくるということが、今、基本方針も作成中であります。その間に、あきもと司さんの問題を始め、幾人かの国会...全文を見る
○阿部委員 別に伺います。ありがとうございます。  赤羽大臣、私は、各自治体、大阪も横浜も、そのようにカジノ事業者の計画にのっとってしか事を出せないということがおかしいと思うんです。それで、わざわざ宮城県の例を引きました。  大臣は、それは自治体が上げてきて、整備計画のところ...全文を見る
○阿部委員 私が指摘したいのは、本当に財政の改善効果があるかどうかということが極めて不確かであります。そして、加えて、国会決議の中に、先ほど赤羽大臣は自治体がおのおのでやるでしょうとおっしゃいましたが、国会決議、これは参議院に行ってからの国会決議ですが、国、都道府県等は、海外のカ...全文を見る
○阿部委員 今のは御答弁になっていません。兼任していいのか、ここでアドバイザーをやり続けていいのかと伺いました。そういう委員会にしてはいけないんです、カジノ管理委員会は。  武田大臣、しっかりと考えていただきたい。やはり、そういう起こりやすい構造なんです、今大臣がおっしゃったよ...全文を見る
02月25日第201回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○阿部分科員 立憲民主党の衆議院議員の阿部知子です。  本日は、初めて小泉環境大臣に質疑をさせていただきます。特に、いただきました分科会の時間はじっくりしたやりとりができる時間と思いますので、私は、もう九年前になります東日本大震災、さまざまな人体への影響あるいは環境汚染の懸念が...全文を見る
○阿部分科員 私の御質問は、予想しておられましたかということで、今の御答弁はどちらともとれるように思います。  災害というのは常にそうした側面を持っておりますが、最悪の事態も含めて備えていかないと、特に放射性物質の管理でありますから、大臣がおっしゃったように、住民の不安も、また...全文を見る
○阿部分科員 私のいただきました資料では全て回収をされておりませんで、すなわち未回収の袋もありますが、内容がない又は破損というものも三百袋以上ございます。  大臣、全て回収というのは袋ごとの回収をいうのであって、実は三分の二以上は流れていると言わなきゃいけない。四百四十八のうち...全文を見る
○阿部分科員 大臣が御答弁を訂正していただきましたが、更に正確に申し上げますと、回収された四百四十三袋のうち、健全な袋は百四十三しかございません。これは飯舘の事案です。ですから、内容物がない又は破損が三百袋、見つからないのが五袋。  そうすると、全体の三分の二は溶けて流れていっ...全文を見る
○阿部分科員 今の御答弁は、中間貯蔵に運ぶときに、そのときの管理台帳をきちんと確認しておると。  物によっては保管記録がないものもある。果たしてどのくらいのパーセンテージ、保管記録がなかったでしょうか。それはまれなことでしょうか。それとも、流れてしまって、あるいは消えてしまって...全文を見る
○阿部分科員 大臣、お聞きになりましたか。そんないいかげんな状態で、管理ととても言えないんです。自治体に管理を委ねたものも、中間貯蔵に運ぶときには国がチェックする。しかし、どれくらいなくなっていて、どれくらい台帳にも記載漏れがあるのか。これは、これから私が次に質問いたします、汚染...全文を見る
○阿部分科員 省令案には何ら具体的な記載がないのですね。パブリックコメントを出す方も困ると思います。  大臣は御存じでしょうか。平成二十三年の九月から十一月にかけて、福島県の二本松市で売り出された新築マンションの中で非常に放射線量が高いということが、そこに住む御家庭の中学生によ...全文を見る
○阿部分科員 私は、できないことをできると言うよりも、何がどこまでできているのかということを正直におっしゃる方が信頼になると思います。  その観点でお伺いいたしますが、実は、汚染土壌問題は、福島に限らず、全て公共事業の中で、例えば高速道路の下などにも使われることも今後あり得ると...全文を見る
○阿部分科員 私の今の指摘は、事は福島にとどまらない。公共事業というふうに言われたら、全国どこでも行われます。  そして、これは環境省にお尋ねいたしましたが、現在、八千ベクレル・パー・キログラムの土壌、セシウム換算を使うと、原子炉等規制法のクリアランスレベル、百ベクレルに到達す...全文を見る
○阿部分科員 規制は、そうやって緩めていくことがいかに環境に対して問題かということを大臣は強く認識すべきです。何のためにこれまで炉規法で百ベクレルだったんですか。八千ベクレルに上げるということは、人為的にルールを変えるんですよ。変えたら、とことんそこまで、せめてフォローする。 ...全文を見る
○阿部分科員 もう時間がありません。  私は、二つ伺いました。有価物か無価物かについて、これは環境省がずっと言ってきたことですので、基準の問題も含めてもう一度、時間があれば再度お尋ねしたいと思います。  以上で終わらせていただきます。
02月26日第201回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○阿部委員 立憲民主党の阿部知子です。  本日は、質疑のお時間をありがとうございます。  冒頭、先ほどの高橋ひなこ委員のお尋ねの子供たちへの養育費の問題、立憲民主党の子ども子育てプロジェクトとしても鋭意この間取組をいたしておりますので、ぜひ、与野党の協力で、一日も早く子供たち...全文を見る
○阿部委員 何事におきましても、危機対応でありますので、それが完全に結果としてうまくいく場合も、そうでない場合もあろうことは承知した上で、しかし、ただいまの菅官房長官の御答弁では、私が冒頭申し上げた国民の思いと全くすれ違っている。今国民が感じている危機や、果たして対策が本当に成功...全文を見る
○阿部委員 私は、何度も申し上げますが、素直に多発させたということは認めた上で、次の対策を考えなければいけないと。  この間の政府の対応を見ておりますと、一つ一つ、ごまかしや失敗を、いや、大したことないんだと言いくるめていくような形で、国民にいろんな場面で、もちろん森友も加計も...全文を見る
○阿部委員 何度も申しますが、一週間、きちんとした治療も受けられず、死を待つしかなかったんですよ。私は、もっと真剣な総括が必要です。もし医療現場でこういうことが起これば、患者さんに適切な治療をしなかった、医療過誤であると言われても仕方がないような事案であります。その認識が政府から...全文を見る
○阿部委員 職員のPCR検査については、後ほど加藤大臣に改めてお伺いをいたしますので。  私が伺いたかったのは、このことが対策本部で論議に上がったかどうかなんです。政府職員に感染者が出たということは、対策本部で取り上げられましたか。恐縮ですが、菅官房長官にお願いいたします。(加...全文を見る
○阿部委員 そうしましたら、これは、対策の不備、若しくは非常に感染力が強いという可能性も示唆しております。その上にのっとって対策をしなければならないので、後ほどこれは加藤大臣にお伺いをいたします。  さらに、四点目。今一番問題とされておりますのは、下船された方の中から感染者が出...全文を見る
○阿部委員 私は、野方図に放ったとかは言っておりません。ただ、結果を見れば、下船者から感染者が出た。  今、菅官房長官は、専門家の知見に従うとおっしゃいましたが、この国立感染症研究所の知見自身が、おそれがないと言っていたことが誤りであったわけです。そういうことはあり得ますし、私...全文を見る
○阿部委員 申しわけありませんが、これまでの経緯の中ではそういう姿勢が見えないということを申し上げました。  例えば、十八分が長いか短いか。もちろん、会話の濃度、対策本部での話題の問題もありましょう。ただしかし、きょうも全世界株安であります。このコロナウイルス感染症が与えている...全文を見る
○阿部委員 加藤大臣は正直でいらっしゃいますから、目詰まりがあることはお認めになりました。  そして、患者さんたち、不安な国民が受けたくても受けられない、右往左往している状態の中で、この出された基本方針はなるべく受診を手控えよというもので、それでは国民の思いとすれ違う。きちんと...全文を見る
○阿部委員 予算の健全性を毀損しますので、予算の審議までにお出しいただきたいと思います。  終わらせていただきます。
03月11日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○阿部委員 立国社の阿部知子です。  本日は、労働基準法の改正についてまずお伺いをいたしますが、非常に、コロナウイルス感染症の問題もあってタイトな日程の中、急がされる審議ということで、実は大臣の所信も伺っていない中、質問に入らざるを得ない。厚生労働行政の全般的な姿勢というものを...全文を見る
○阿部委員 大臣、ごらんいただければ、この五年間、ある意味で一貫して改善していないんですね。一割弱です。全体の監督数の中の一割弱、相変わらず一割弱。監督数、立入りに入ったりすることが多いのは、それはそれで労働基準行政上いいことでもありますが、しかし、五年間積み重ねてきてほとんど改...全文を見る
○阿部委員 私は正直言ってびっくりしたんです。だって、民法改正に平仄を合わせなきゃいけないという要請は、きのう、きょうに始まったわけではない、少なくとも昨年に始まったわけではない。しかし、そのときに、どんな労働現場にあって、例えば三年の保存を要請されているものが賃金台帳以外にたく...全文を見る
○阿部委員 大臣、一年分ですよ、せいぜい示されても。私が、ここに五年をデータで出してくれと、これを出していただくまでに当の部局には御負担はかけましたが、一体改善しているんだろうかという目を持って見ないと、漫然と五年を過ぎて見直して、また、状況が変わっていないから、いや、労側だけじ...全文を見る
○阿部委員 総論的に言えば、そのような御答弁にならざるを得ないでしょう。でも、私は大臣にもっと深刻にこの状況をお考えいただきたいんですね。  ここに保存が要請されているものは、賃金台帳のほかにも極めて重要なものであります。労働者名簿にしろ、さまざまな解雇に関する書類にしろ。もし...全文を見る
○阿部委員 申しわけないけれども、よくわかりませんでした。  私は、労災というのも賃金と並ぶ重要な労働者の権利であります、ただ、その請求が今の二年という形では、自分の権利の行使に結びつかないこともあろうかと思います。一般の民法上十年とおっしゃいましたが、せめて五年、ここを延長す...全文を見る
○阿部委員 おっしゃったように、コロナウイルスの一種、SARS―CoV―2と言われているものであります。これが病原体です。病原体がどのくらいの病原性、人間に、あるいは、大臣にこんな変なことを聞いて済みませんが、O157、これはばい菌ですが、これは牛には病原性を持ちません、牛の中で...全文を見る
○阿部委員 私がこんなことを伺いましたのは、例えば、重症急性呼吸器症候群、いわゆるSARSについては、ある程度病像が固まって、理解されております。それから、中東呼吸器症候群というものについても、MERSですが、ある程度病状と病態が把握されております。  さて、新型コロナウイルス...全文を見る
○阿部委員 私は、特措法を振り回す前に、まず、そういう状況、中国から学んだことをしっかり国民にもメッセージすべきだと思います。  大臣がおっしゃったように、私がお示ししたこのグラフでも、当初の発症当時の死亡率と現在の死亡率は明らかに異なっております。それだけじゃなくて、武漢とそ...全文を見る
○阿部委員 私は、行政は連続性だと思います。たとえ政権がかわろうとも、一回休校措置ということをとった政権があって、そのとき学んだことがあります。それを生かさないで、極めてファジーな印象で突っ込んだのが小学校の休校だと今も思っております。  例えば、提言のAの二を見ていただくと、...全文を見る
○阿部委員 私は、求めるべき基準を求めていない、あえて言えば政府の怠慢によって基準は出ないんだと思いますので、次の質問に行かせていただきます。  次に、大臣にお示ししたのは、新型コロナウイルス感染症サーベイランス体制、これは私の事務所の責任でつくりましたが、今、大半が、症状があ...全文を見る
○阿部委員 大臣は今、あえてわかって抜かれたのでしょうか。相談件数等々のお話でしたが、私が求めているのは実施した検査件数と陽性率です。五十検体を検査して一出るときと十出るときでは、その地域の感染状況は違います。それが今のところ一番確実に地域をつかまえられる数なんです。私は、それを...全文を見る
○阿部委員 大臣は与党です。そして、今、歴史的緊急事態とか新型コロナ特措法をやれ、やれと言っています。まず大臣が地方の状況を、衛生研究所が、私が聞く限り、公表してよいかどうかの法の定めがない、このことがネックだというふうに聞いてまいりました。大臣、手間暇がかかる、それは当然です。...全文を見る
03月18日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○阿部委員 立国社の阿部知子です。  昨日に引き続き、昨日は、夜なべ、大変長時間の質疑で、大臣始め各委員の皆様、また裏方をやってくださる官僚の皆さんも大変御苦労なことかと思います。  そして、そうした上で、今回のような拙速過ぎる審議のあり方、本当にこれで立法府がきちんと国民の...全文を見る
○阿部委員 雇用類似の働き方で中間整理をしている、引き続き論点整理をしていきたい、その間にも、女性たちは、産みたいと願いながら、生活が成り立たないから産めないという状況も来しているんです。なぜ、労働者性をもってして、女性の産む、産まないの、その産むことの当然の権利が侵害されるのか...全文を見る
○阿部委員 そういうのを詭弁というんです、大臣。もっと真面目に考えてくださいな。  あなたの想像の中のフリーランスで構いませんよ、フリーランス一般が規定できないんだったら。みんな、働き方なんて個々人じゃないですか。いいですか、個人事業主と言いかえてもいいですよ、実際にそういう女...全文を見る
○阿部委員 いいですか、大臣、担当課で受け取って、あなたが大事なんですよ。厚生労働大臣で、女性活躍の旗を振り。女性たちに本当に出産すら保障されていないことをもし御存じなく、聞く気もないんだったら、加藤厚生労働大臣はどんなに優秀でも今の時代の厚労大臣にはふさわしくないですよ。大臣は...全文を見る
○阿部委員 何度も申し上げますが、この点については四年間、一つも、何一つです、改善しておりませんので、私が再び取り上げさせていただくことになりました。  多様な働き方。働き方は、個々人、みんな違います。百人いれば百通り。ただ、出産というときに、実際に就労できない、あるいは、自分...全文を見る
○阿部委員 大臣のお手元にも資料でつけてございます。大体、二十歳から二十四歳が四十八万、二十五から二十九が四十六万、そして、三十から三十四、五十一万、三十五から三十九、五十八万、四十から四十四、七十万、これらの方々は出産のとき、自分は保険料を払っています、だけれども手当金は来ない...全文を見る
○阿部委員 まず、前段については、今回のコロナの問題で傷病手当は出すようにしたんだと。いいことです、国保だと傷病手当もないから。  私は、コロナは感染症の危機です、でも、我が国にとって少子化も危機だと思います。産みたくても産めない。  私は、この間、不妊症のワーキングを立憲民...全文を見る
○阿部委員 働きやすく安全な職場で、そして、万が一そこで事故が起きた場合は速やかな労災の認定につながる、だけれどもこれは労働者性がないとなかなかそうはならないというところで、ここでまた同じ問題が惹起いたします。  では、昔から、大工さんとか、建設現場の一人親方は、いわゆる特別加...全文を見る
○阿部委員 大臣も、SDGs、最近国連でもこれが皆さんの共通目標になっていますから、その中に必ず、ジェンダー、性別の視点を入れるべきということが出されております。全ての統計に、男女比をきちんと見ること。特に、高年齢で働く方の場合に、男性というイメージが皆さんの中にはあるかもしれま...全文を見る
○阿部委員 ぜひ、これを契機によろしくお願いしたいと思います。  引き続いて、法案については以上で、今問題になっております新型コロナ感染症についてお伺いをいたします。  大臣のお手元に、資料の一番最後につけさせていただきましたが、三月十六日現在、厚生労働省からいただきました資...全文を見る
○阿部委員 私が指摘したいのは、我が国の医療実態、あるいは医療者の頑張りからして、三・数%は多過ぎます。なぜか。やはり検査の絞り込みが大きな要因で、一体何日目に検査されて、発症からです、この期間も長過ぎます。なぜそこまで遠ざけるのか。  私は、実は、日曜日、夜間、休日診療の担当...全文を見る
○阿部委員 私が申し上げたいのは、安全に検査ができる、例えば、ここに遮断があればいいんです、真ん中に穴があいていて、そこからこうやってとれれば。そういう工夫も何もないんです。そして、やったら飛沫が来るぞとなったら、みんなやりません、やれません。そういう中で、患者さんの発見がおくれ...全文を見る
○阿部委員 前段のお答えは、簡単に言うと通達ですよね。要するに、根拠が法的にないんです。それから、感染症法上にもないんです。特措法上は、法律にはなくて、行動計画にあるだけなんです。  大臣、ここでぜひ見直しをすべきです。なぜなら、地方衛生研究所は、自分たちの報告や公表を何に基づ...全文を見る
04月06日第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○阿部分科員 立国社の阿部知子です。  本日は、環境大臣の小泉進次郎衆議院議員にお尋ねをいたします。  ただいま、国の内外においてコロナの感染症が非常な猛威を振るっておりまして、政府としても、また各自治体としても、これに全力を挙げておられるところと思います。  感染症の原則...全文を見る
○阿部分科員 事業者が申請をされて、それを原子力規制委員会が確認をする、第三者確認と言わせていただきたいと思います。  ところで、今回、先ほど申しました二〇一二年の一月から施行されております放射性物質汚染対処特措法では、この放射性物質によって汚染されたものの扱いはどのようになっ...全文を見る
○阿部分科員 大臣のお手元に資料を出させていただきましたが、この事故の後、発生した焼却灰や農業系の副産物、これは稲わらとか堆肥、そして上下水道から出てまいります汚泥などは、八千ベクレルというところで三つの区分をして、八千ベクレル以下は管理型処分場、そして、八千から十万は管理型処分...全文を見る
○阿部分科員 今、大臣が御答弁のように、ポイントは適切な管理ということであろうかと思います。百ベクレル以下であれば今までも使われていた。これを八千ベクレルにして、処分されていたものを、逆に土壌であれば使ってよい、しかし、適切な管理のもとでということで、いろいろこの間、施行令の改正...全文を見る
○阿部分科員 そうですね。申請しなければ指定廃棄物にもならず、高濃度なものもそのまま置かれてしまう。これは、現在のこの特措法の大きな問題なんだと思います。  加えて、もしも申請されたとしましても、そこからもまた問題が発生してございます。大臣は、同じように指定廃棄物として台帳に載...全文を見る
○阿部分科員 大臣もお聞きいただいたかと思います。これは、写真も載せてございますが、非常に大きな、一と書いてある、下の写真です。大きなため升が砕かれて、土木業者に行っていたという事案です。  今の御答弁のように、地方環境省が、処理台帳との突合も曖昧であったし、現場確認もしていな...全文を見る
○阿部分科員 こうやって、ものが発覚すれば、それからいろいろな教育をするとか再発防止に努めるといいますが、もう一つまた、もっと深刻なというか、どっちもどっちという事案があります。  実は、この事案、コンクリートため升が粉砕されて建築資材に使われていた事案がわかったのは、それをさ...全文を見る
○阿部分科員 繰り返し申し上げさせていただきますが、台帳とかペーパー上だけで見ていると、繰り返しこういうことになると思います。やはり、目視確認ということが規制官庁である環境省には非常に重要であります。これも、たまたまわかったということで、調べなければわからなかったかもしれない。ど...全文を見る
○阿部分科員 幾ら経緯を尊重しても、実際に冠水したり浸水したりしてしまったんですね。そこから出発しないと、今の、環境大臣であれば御存じと思います、地球温暖化の及ぼす問題は、これまでの想定とか予測を上回ることが多々ございます。そして、そういう指摘があったときにどういう誠実な対応をし...全文を見る
○阿部分科員 国民の理解醸成といっても、ほとんど知りません。そして、何度も言いますが、手引書にないものを勝手にやって、それで国民への理解醸成なんてできないんです。まず、手引書をちゃんと示すこと、そこでパブコメをとること。  プラス、パブコメをとればそれでいいというものではないで...全文を見る
○阿部分科員 確認ですが、八千ベクレル以下を広く公共事業に使うことは国民的合意を得ておりません。それから、今大臣がおっしゃったのは、ある管理下で行うということですので、その管理のありようが問われますでしょう。  最後に申し添えますが、実は、中間貯蔵施設に土地を提供した、ある女性...全文を見る
04月10日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○阿部委員 立国社の阿部知子です。  本日は、私が午前中のラストバッターになりましたので、よろしくお願い申し上げます。  先ほど尾辻委員が指摘されましたように、厚生労働省で仕事をされている皆さんは、この間、大変に負担が強く、そして、特に、ことしに入ってすぐにこのコロナ問題が発...全文を見る
○阿部委員 大臣、よくお聞きいただきたいんですけれども、感染症の問題がこれだけ国家的な問題になっている中で、いわゆるダウンサイズすることによって補助が出るという対象に、約五十三施設、指定感染症病院が入っておる。この病床が七百六十七となっております。  私は、そもそもが、公立・公...全文を見る
○阿部委員 大臣、それでは答えになっていません。  今大臣がおっしゃったウは、救急・小児・周産期・災害・精神、それで、などというところに感染症が含まれているんです。しかし、あの病床の機能評価の中には、感染症については全く加味されていないのです。そういうことをやっているから、いざ...全文を見る
○阿部委員 今を生き延びなければ、二〇二五年もありません。そして、今の公立病院改革、公立というか、今大臣は、公立だけではないと言いました。地域医療の見直しの中には、感染症は全く視野になかったわけです。このことは素直にお認めいただいて、見直しをされた方がいいと思います。  戦後、...全文を見る
○阿部委員 昨日、一昨日とお尋ねしたのは、新型インフルの行動計画において、果たして幾つの医療機関のリストがそこにあったか、どのくらいの病床がそこにあったかというのが一点。そして、いただきましたお答えはありますので、御答弁ができるはずです。(発言する者あり)
○阿部委員 時間をとめてください。  私は、ちゃんと予告もしました。お答えもいただいています。でも、委員長、それくらい厚労省の中は混乱しているんです。私は、本当に不確実な答弁で、こんな中身のない委員会をやってはいけないと思います。  いただきました答弁は、医療機関のリスト、千...全文を見る
○阿部委員 私の質問をよく聞いてほしいし、今の御答弁ぶりは健康局に聞けという意味なんだと思いますが、四月五日に、いただいたデータを合わせれば、この一が一千床、二千床あるけれども一千床は埋まっていると。二、三、四、おのおのどうかということなんです。緊急事態宣言を出しながら、その病床...全文を見る
○阿部委員 逆に言うと、それではますます把握できるはずであります。既に皆さんが管理している、今までの既存の病床なのですから。それについて具体的な内訳もない、本当にこれで、きょうも実は埼玉で自宅療養という形になった方が百人以上おられると。本来であれば、この受皿病床の中に入るべき方だ...全文を見る
○阿部委員 私は、厚労省が一方的にそういうオーダーをされても、本当になかなか難しいと思います。よく地方自治体とお話合いをされて、実現可能性のあることを出していただかないと、数値は躍る、されど実際に患者さんは受け入れられないとなってくると思います。  そして、今現場の病院が一番抱...全文を見る
○阿部委員 医者は、診療上の必要性のない検査などしません。  大臣、もし何かで、お産というのは駆け込みがあるんですよ。その人の感染歴とか渡航歴とかを聞いている間もないんですよ。あらかじめ検査できる場合はいいですよ。それから、お産というのは、医師も看護師も長い時間そこにいなければ...全文を見る
○阿部委員 そういう現場は不足しております。  きのうも私は、産婦人科医会の先生たち何人かにお尋ねをいたしました。さっきの、救急車に同乗するときも、救急隊は持っていて、それをもらうことで辛うじてやれているけれども、自前はもうないです。そうしたら同乗もできないです。  大臣、私...全文を見る
○阿部委員 遅いです。本当に、この問題、始まってもう二カ月以上。  そして、先ほどお答えはなかったですが、新型インフルのときの備蓄のさまざまなグッズですね、でも、これは十六万八千百五十六人分しかありません。もう使っちゃっているんです。十六万人分というと、多いように見えて、しかし...全文を見る
04月17日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○阿部委員 立国社の阿部知子です。  本日は年金の審議ということになっておりますが、もう何人かの委員がおっしゃられたように、今なぜ緊急性があるんだろうということで、もっと深い論議がしたいと私も思っております。  そして、きょうは、特に、緊急事態宣言が全国に広がる、また一方で、...全文を見る
○阿部委員 私は、国民には、ぜひそういうしっかりしたメッセージというか、これからどうやって国民を、都民を支えられるんだろう、あるいは、全国に広がった緊急事態宣言の中、まさに全国に散らばる地域医療推進機構がしっかりと支えになるんだというメッセージも送っていただきたいと思うんですね。...全文を見る
○阿部委員 済みません、尾身理事長には私の資料がお手元にないかもしれませんが、あけていただきますと、例えば、総務省の広域防災拠点三要件ということを示してございます。  利便性、住民が行きやすいこと、これは総務省の定める広域防災拠点の要件ですが、それから、自立性というところに、液...全文を見る
○阿部委員 尾身先生、ありがとうございます。お忙しい時間を大変ありがとうございました。これからも頑張っていただきたいと思います。ありがとうございます。  今の答弁、今度は加藤大臣に伺いますが、私は病院こそ立地基準をつくってほしいんですね。浸水、津波がないところ、液状化はないとこ...全文を見る
○阿部委員 ありがとうございます。千曲川の浸水でも、多くの介護施設等々が浸水するところにあったんですね。これを見ると、この視点は抜きに今後の医療、介護、福祉施設はつくれないと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  本来の年金の質問を幾つか挙げてございましたが、時間の制...全文を見る
○阿部委員 先日、四月の十日だったと思いますけれども、沖縄の那覇医師会の皆さんが、マスクもガウンも何もかもあと十日しかないんだと切実な記者会見をなさいました。私は、今の大臣の御答弁がその方たちに本当に届いていればいいなと思います。皆さん、それくらい切実です。阪大では、ガウンがない...全文を見る
○阿部委員 考え方を聞いたんじゃなくて、各都道府県に投げて、その結果がどうでしたかと聞いているんです。一万そこそこでしょう、まだ。そのギャップはどう考えるんですか。机上の空論というんです、こういうのを。  自治体だって、一生懸命、要請だから出していますよ。でも、到底、この二万七...全文を見る
○阿部委員 先週も同じ答弁ですよ。  なぜ自治体がこれを提出できないのか、何がネックなのか。皆さんのつくっている数値だけの、表向きだけの、あいているからそこを全部使えるでしょうという考え方がだめなんですよ。指定感染症病棟があって、病院があって、使っていないところは全部使えるでし...全文を見る
○阿部委員 備えあれば憂いなしと申しますが、平成二十九年に出た勧告をいまだに厚労省が実施していない、その備えのなさが、こういう感染症の流行にあって、実は保健所に一番負担をかけているんです。保健所は、帰国者・接触者外来の窓口で受けて、検査して、さて入院病棟はどうだろうと思ったとき、...全文を見る
○阿部委員 私が申し述べたのは、国民に送るメッセージの基本なんですね。  例えば、大臣、最後のページにつけた資料を見ていただきたいですが、軽症者等が医療従事者と同居している場合にも、高齢者等と同居している場合と同様に生活空間を必ず分ける等の対応をとることと出ていますが、医療従事...全文を見る
05月13日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○阿部委員 立国社の阿部知子です。  本日は、この間、法案質疑が続いておりましたが、一般質疑のお時間を頂戴いたしましてありがとうございます。  そして、特に喫緊の課題であるコロナ感染症、あす、ないしは近くでしょうか、政府は出口戦略を発表なさるというようなことも承っておりますが...全文を見る
○阿部委員 私がこの問題を取り上げますのは今回で三回目であります。当初から答弁というのが極めて曖昧で、五万床が確保できるであろう、あくまでもできるであろうというお話でした。じゃ、そうするために何が必要なのか、そこが最も審議や論議の対象になると私は思うんです。  今、加藤大臣の御...全文を見る
○阿部委員 今、具体的な金額を教えていただけませんでしたが、現状、受け手側では到底そのお金では足りないということだけ申し添えて、また内容を少し教えていただけましたら。とにかく積み上げていって、今の病床を倍にする。本当にハードもソフトも手当てが必要であります。もう到底足りないと思い...全文を見る
○阿部委員 大臣の今の御発言にもありましたように、このコロナ感染症について、当初は重症者をどうするか、これはインフルエンザの概念からきていると思いますが、重症になってお亡くなりになる方を少なくしたい、専門会議のお話もずっとそう流れてきたと思うんです。  でも、一番大事なのは、中...全文を見る
○阿部委員 私は、もし仮にこの結果をもっと早く取りまとめていれば、今回のこの混乱も少しは調整がつき、感染症対策についての感染症病床の大切さももっともっと違ったのではないかなと思います。このときの指摘、繰り返すことになりますが、二次感染の防止の措置が必要という指摘とか、院内感染防止...全文を見る
○阿部委員 私は、単に大事な観点ではなくて、景色が変わるくらいに重要な観点なんだと思います。感染症対策の、蔓延予防や院内の全ての行動がそこに重きを置かなければいけなくなっていく、これはクリニックレベルからセンター病院まで全てそうだと思います。コロナとの戦いが一朝一夕に終わるわけで...全文を見る
○阿部委員 済みません、答弁になっていないんですけれども。  私は、公表しなさいと言っているんですよ、共有しなさいと。もちろん、起きてしまった感染のクラスターは、大変切ない、病院にとっても大きな課題です。ただ、それはその病院が悪いから起こるというものではないのです。新たな感染症...全文を見る
○阿部委員 コロナ感染症というのは国家的危機であります。自治体にそこまで丸投げしてはいけません。起きた出来事をきちんと国として集約して再発防止に努めるというのが当然の姿勢です。  次に、尾身理事長に伺いますが、東京メディカルセンターにおける感染の、恐らく四十名余りの院内感染にな...全文を見る
○阿部委員 終息に向けて頑張っていただくのは大変重要なことですし、私が繰り返し申し上げているのは、そうした知見を共有する、隠さないということであります。そうすると、どういうことに注意すれば次の感染が防げるかということが出てくるかと思いますので、尾身理事長の大事な役割と思いますので...全文を見る
○阿部委員 私がいただきました情報によれば、大分の医療センターの病院長のお話ですが、やはり入院時に全ての患者さんを検査する。これは、今楠岡理事長がおっしゃったように、症状のない方から発生してしまうんですね。そう考えると、症状があるから検査していたら遅い。それから、今般の北海道がん...全文を見る
○阿部委員 では、加藤大臣にお伺いいたしますが、今、楠岡理事長の御答弁にも少しございましたが、実はこの機構の第四次中期計画の中には感染症という大きな柱が抜けていると思うんですね。  楠岡理事長になられてからつくった第四次中期計画は、非常によくできておるのですが、何せコロナ前のも...全文を見る
○阿部委員 ぜひそうしていただきたいです。二〇二三年までの計画ですから、大臣がおっしゃったように、まだ三年あります。その三年とは日本にとってとても重要な三年と思いますし、国立病院機構にも頑張っていただきたいので、お願いをいたします。  最後にもう一つ、楠岡理事長にお尋ねというか...全文を見る
○阿部委員 私が今のことを伺いましたのは、移転先の北海道医療センターにおいても看護師さんの感染が出ているということで、全体的に今この時期というのは非常にまだ対処できない時期かと思いますので、今理事長のおっしゃったことをしっかりと安心のメッセージに変えていただいて実施していただくよ...全文を見る
05月20日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○阿部委員 立国社の阿部知子です。  本日は、この間大変お忙しい加藤厚生労働大臣に、ただいま出口戦略という言葉が使われ、緊急事態宣言から、いかに日常の、ある意味でコロナと共存と言ったらいいのか、そこにあるということを前提にした体制をつくっていくかということが問われている中であり...全文を見る
○阿部委員 私も日にちがずれるくらいですから、もっとお忙しい大臣にあってはさもありなんと思いますが、私は、この間のコロナ感染症対策において、やはり基本は検査と医療体制だと思います。それをますます、この緊急事態の出口と言われるものに当たって日常的に何を準備しておくかということで、ぜ...全文を見る
○阿部委員 スクリーニングとして検査ができるのかと聞くと、必ず厚生労働省は言を左右に、言葉を濁すわけです。  私たちは、今大臣がおっしゃったように、ほとんどの大学病院等では入院時に新規の入院の患者さんそして出産の患者さんにPCRを行います。おっしゃったように、DPCに入っていな...全文を見る
○阿部委員 ぜひそれを前提にやっていただきたいと思います、病院機能が立ち行かなくなりますので。  引き続いて、今お尋ねいたしました分娩時のPCR検査について伺います。  これは、公明党の高木議員も前回の御質疑で、私も準備いたしましたが、きょうに送らせていただいてお伺いをいたし...全文を見る
○阿部委員 そういうとろいことを言っているから、失礼な言い方ですが、本当に妊婦さんは守られないんですよ。  確かに母子感染の予防のためでもあります、エイズも、B型、C型も。同時に、そこに介助する、働く皆さんの問題でもあるんですよ。今おっしゃったように、妊産婦健診のルーチンには入...全文を見る
○阿部委員 前向きな御答弁をありがとうございます。  先ほど私が御紹介した、PCR検査実態調査と利用推進タスクフォースの中でも繰り返し触れられております。もちろん、PCRを公費でやっていただいて結構です。お産が保険適用外だから、今、実は先ほど申し上げましたような妊産婦健診のスタ...全文を見る
○阿部委員 大臣が今御指摘されたように、根本原因は医療側の受皿がないということに起因しています。千葉の老人保健施設で大量に亡くなったのもそうです。今、札幌で起きていることもそうです。  実は、この間、私は病院の体制整備を何度もお尋ねしてきましたが、圧倒的にこうやってハイリスクの...全文を見る
○阿部委員 ですから、当然、そういう中で、公立病院改革とか公的病院改革で削減している場合ではない、このことも申し伝えます。むしろ、もっと機能的に機動的に患者さんの転院やお互いの協力ということをつくっていく時代です。  最後にお伺いいたします。  先ほど岡本議員も御質問でありま...全文を見る
○阿部委員 私は協議の内容を教えてほしいと申し上げたんです。そうやっていつまでも結論がない、何をしたかも明示しない、そんなことでこの法案を審議はできません。  委員長にお願いがあります。  理事会に、このフィリピンとの協議の内容についてきちんと提示していただきたい。そんなもの...全文を見る
○阿部委員 私は全部を示せと申したわけではありません。しかし、この審議の前提として必要です。  委員長、お願いいたします。  理事会でお取上げいただきまして、もし公で聞けないんだったら理事会で聞いていただいて結構です。そうでなければ、大体、平成二十三年から、EPAでフィリピン...全文を見る
05月22日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○阿部委員 立国社の阿部知子です。  地域共生社会の実現のための社会福祉法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対の理由は、審議の前提が整っていないことに尽きます。  第一に、新型コロナ禍に見舞われているさなか、まして黒川検事長辞任問題で総理の任命責任が問わ...全文を見る
07月01日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○阿部委員 立国社の阿部知子です。  本日は、六月十七日に国会が閉会いたしまして、先ほどの桝屋議員の御質疑にもありましたが、国民生活が非常にコロナの影響を受けて苦しい中にある。あわせて、私が本日取り上げさせていただきます医療機関の問題も、大変深刻な、危機的な状況がコロナのいわゆ...全文を見る
○阿部委員 今大臣は、もろもろの通知を発出されて、また、特に個別の医療機関についても労災発生ということで申請を上げるように推奨されているとおっしゃいましたが、果たして、六月八日段階で九十九医療機関、個々は報道されておりますが、これは事務方で結構です、一体この九十九のうち幾つの医療...全文を見る
○阿部委員 後半のクラスターとして登録されたもの八十五件、五月の段階、十一日とおっしゃいましたが、そこで現在に至るも三十七件しか勧奨がされていない。クラスターとして把握されて、なおかつ何でそんなに少ないんでしょうか。大臣、私は、クラスターを研究班で一生懸命追跡して、いいことだと思...全文を見る
○阿部委員 次の第二波、第三波のことが話題になっている中で、これまで起こった労災についてもまだ申請をされていないということは、何らかの問題があるんだと思います。今大臣がおっしゃいましたが、積極的に労働災害として把握される努力を更に進めていただきたいし、もう一点、例えば国家公務員の...全文を見る
○阿部委員 今の御答弁も二月の事案ですからね。それが、今もう七月になりました、なぜそのように手間取るのか。それも足下の、大臣の足元の厚生労働省でありますから、まず隗より始めよで、迅速にやっていただきたい。  あわせて、じゃ、他の職種はどうであるか。今、東京都で特に夜の町感染云々...全文を見る
○阿部委員 今の大臣の御答弁の後段、これは主意書においてもそのような御答弁に近いことをいただきましたが、具体的なケース、こういうのが労災に当たるんだということを労働者側にも通知していただきたい。  例えば、ここの文章だと、顧客等との近接や接触の機会が多い労働環境下での業務とか、...全文を見る
○阿部委員 私がお手元に御紹介したのは、和歌山県の仁坂知事の御発言というかお考えです。もともと、ここに本当に端的に、赤で入れさせていただきましたが、感染症法の原点に戻ることで、保健所の権限で早期隔離ができることが日本の最大の武器で、政府は接触の制限だけを強調したが、営業自粛、行動...全文を見る
○阿部委員 今の御答弁、確かに伺いました。要らない、足らない、そんなことを急に言われても本当に困るんです。病床は、要らないからぽい、足らないからつくるというわけにいかないんです。持続性を持って運営しないと。そして、臨機応変にその使途を変えることは、私は各都道府県がやったらいいと思...全文を見る
○阿部委員 今お示しいただいたように、大変に、二十六年に発足して以降ずっと黒字計上してきたJCHOですらほとんどの病院が赤字であります。そして、多くの病院が、今、単に診療報酬を上げるだけじゃなくて、減収分の補填を求めています。これは、大臣、継続していくためにいろいろな無利子無担保...全文を見る
○阿部委員 私は、そのプロセスを国民に見える化する必要があったと思います。大変唐突に映りましたし、尾身さんの戸惑ったような表情もそのまま国民に伝わっていきました。  専門家会議はそれなりの役割を果たしていただいた。私は、要望するのは、医療の経営状態が本当に逼迫していることに発信...全文を見る
11月11日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○阿部委員 立憲民主党の阿部知子です。  田村大臣の再びの御就任、心から期待を申し上げております。今、生活全般、並びに、きょう取り上げさせていただく医療現場も、もう本当に四苦八苦の状況ですので、大臣のリーダーシップのもとに、この国の医療が崩壊しないようお願いしたいと思います。 ...全文を見る
○阿部委員 必要あればとおっしゃっていただきましたが、この数値を見たら必要だという数値でございまして、実は七月以降さして大きな改善はございません、実感としても。今お取り上げいただいた小児科や耳鼻科のことは後ほども更に問わせていただきますが、病院本体も同様な経営的な困難を抱えており...全文を見る
○阿部委員 まことにそのとおりで、次のページの資料を見ていただけましょうか。これは、厚生連、JA関係の病院で、相模原協同病院というところの資料で、大変わかりやすくできておりますので、ぜひお目通しをいただきたいですが、この相模原協同病院は、実は、一月の十日、日本で初めてのコロナウイ...全文を見る
○阿部委員 大臣は幾つか重要なポイントを御答弁くださいましたが、今いろいろな補助金や診療報酬の加点で行われておりますものは大半は四月からで、この一、二、三月は全く補填がありません。だから、いつまでも立ち上がれない。  そして、プラスです。その加点の仕方にも問題があって、例えば、...全文を見る
○阿部委員 今御答弁いただいた包括支援金は、先ほど大臣も言われたように、まだ来ていないんですね。県のところでまだとまっている、遅い。これも空床補填のためですが、一月までさかのぼっていただきたい。  それから、地方創生臨時交付金も、人口規模が多いところは、正直言って不利になります...全文を見る
○阿部委員 いずれの事業、あるいは暮らしも大変な中ですから、小児科のことばかり申し上げて恐縮ですが、でもやはり、本当にそこにないと子供さんも安心できないと思いますので、今の大臣の御答弁、前向きと受けとめましたし、ぜひ策を検討していただきたい。  小児科医会の神川先生も何度も要請...全文を見る
○阿部委員 今の御答弁の認識が違っているんです。発熱してから行くんじゃないんです、いいでしょうか。発熱は症状があってのことです。そうではなくて、無症状でも感染を広げやすいということなんです。  そこで働く皆さんに、例えば二週間に一回とか、一カ月に一回かもしれません、財源がありま...全文を見る
○阿部委員 たしか長妻委員の御質疑の中でも、この検査についても、厚生労働省の方針は、正直言ってアクセルとブレーキ両方みたいなところがあって、私は、やはり感染症ですから、検査しなければわからない、隔離しなければ広がる、そして早く治療すれば軽症化する、当たり前の原則に戻るべきだと思い...全文を見る
○阿部委員 入所者の皆さんは、公文書管理法にのっとると、国立公文書館とか現地じゃないところでの保存になる、そこにおいては、やはり現地の歴史と自分たちの生きたしるしですから、そこで残して、そして、そこでいろいろ今後も検証が続くことを願うということであります。  今大臣も御答弁いた...全文を見る
○阿部委員 では、これが最後の質問になろうかと思いますが、大臣ももしかしてお目にとまったことがあるかもしれませんが、菊池恵楓園では、金陽会、入所者の皆さんの絵画サークルがあって、大変貴重な作品が八百点余り保存をされております。  正直言うと、各地の療養所を回ると、みんな、その方...全文を見る
○阿部委員 ぜひよろしくお願いいたします。  その方たちの生きた歴史と尊厳の回復ということで、多く私たちが学ばねばならないと思うので、大臣の御活躍を期待しながら、終わらせていただきます。ありがとうございます。
11月18日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○阿部委員 立憲民主党の阿部知子です。  本日は、予防接種法の改正の質疑の時間ですが、冒頭、子ども・子育てにかかわります問題で、今大変お母さんたちに不安を呼び起こしております報道等々がございますので、いわゆる児童手当の給付のあり方の変更を検討しておられるということについて、内閣...全文を見る
○阿部委員 今使われました重点化という言葉は、同じ子育て世帯内から、比較的所得のあるところからより所得の少ないところにつけかえるということを意味しているように思います。  しかし、子育て支援というのは、本来、子供自身に対して、現金給付であるところの子ども手当ないし児童手当という...全文を見る
○阿部委員 大臣は極めて賢い答弁でありまして、すなわち曖昧模糊なのであります。  ただ、私は、子ども手当が児童手当に変わったときも、例えば、この問題は公明党の皆さんはとても熱心で、むしろどうやって給付を充実させようかということでお取り組みであったし、一定の所得層のお子さんをそこ...全文を見る
○阿部委員 私が申し上げているのは、現金給付と保育や教育の現物給付というのは、片っ方から片っ方につけかえるものではないんだろうと思います。ここを踏まえて御検討をよろしくお願いいたします。  済みません、御趣旨、理解しましたので、どうもありがとうございます。これにてこの質問は終わ...全文を見る
○阿部委員 されておりますでしょうか、実施はと聞いたのが質問です。  申しわけありませんが、今の答弁は全部無駄です。答えていないじゃないですか。医療機関や介護施設で実施されていますかと聞いたんです。あなたは、北海道の感染状況、あるいは出した通達のお話をされました。私は、九月十五...全文を見る
○阿部委員 私は、再通知という形で通達が出た意味が全くないと思うんです。やれ、やれと言ったって、もしかして、やれない。今大臣がおっしゃったマンパワーの問題もあるんです。全ての介護施設や病院の従事者を検査するにはそれなりの検査体制とマンパワーが必要です。  通達が紙に終わらないた...全文を見る
○阿部委員 今の御答弁も、沖縄の場合もそうでしたし、保健師さんの派遣の応援をなさったということは、やられたことであります。  私の質問は、ごみの収集の方から出たということは一つフェーズが上がったということではないですかということなんです。私は冒頭、医療機関とか介護施設を伺いまし...全文を見る
○阿部委員 今大臣がおっしゃったように、ある意味、北海道のこのクラスターを厚労省を始め政治側のサポートによってとどめられるかどうかが今後にかかってもいると思いますので、私はこの場で強く求めたいと思います。  同時に、この前御紹介申し上げました、横浜にダイヤモンド・プリンセス号が...全文を見る
○阿部委員 暫定的にでも、みなしで給付していく、出していくということがなければ、これはおくれにおくれているわけです。次の波が来て、運営上本当に厳しいと私は思います。今の局長の御答弁、その一部は給付されているんだということですが、更にスピードアップをしていただかないと、人も、さっき...全文を見る
○阿部委員 今おっしゃったような大臣の認識の上に、それでは、今度は国民にワクチンということを説明するときにはどんなふうに御説明されますか。今のを要約すると、八割は軽い、御高齢者は重症化しやすい、八割は余りうつさないだろうなどなどですけれども、そこにワクチンということを、これは臨時...全文を見る
○阿部委員 今、大臣の御答弁のように、実は、このワクチンは、これまでわかったところ、感染予防ではないだろうと、その効果はまだわからない。発症予防は少しあるかもしれない。重症化予防のところが大きいだろうと。  そういたしますと、私が伺いたかったのは、臨時の予防接種というのは、感染...全文を見る
○阿部委員 今大臣がおっしゃったように、報道ベースでこれを評価するしかないというところがまたとても問題なんだと思います。アメリカのファーマあるいはモデルナ社などが、感染予防について、打った群と打たない群でこれこれの、例えば、片っ方が九十人出て片っ方が五人とか四人とか、報道ベースで...全文を見る
○阿部委員 そこが極めて怪しいところなんですね。国内でのしっかりした治験がなくてもと言ってしまえば、やはり人種差を見ていないんです。だって、なぜこのコロナはこんなに発生率、重症化も含めて、違うのでしょうか。そこを真面目に考えたことはおありですか。私は、まずそこが科学されていないと...全文を見る
○阿部委員 これは承認段階では出ません。動物実験でも出ません。なぜならば、承認段階、この抗体依存性の感染増悪というのは、ワクチンを打った後、かかった場合の問題なのです。今おっしゃったことは妥当な答弁ではありません。そこまで見られるんですかということを私は伺ったんです。  最後の...全文を見る
○阿部委員 ぜひ、しっかりしたフォローをお願いいたします。  終わらせていただきます。
11月27日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○阿部委員 立憲民主党の阿部知子です。  私は、きょう冒頭、拡大しておりますコロナ感染症について、とりわけ、前回も質疑させていただきました札幌市での、あるいは北海道での対応を中心にお伺いをいたします。  前回も指摘させていただきましたが、感染拡大とともに、医療や介護施設でのク...全文を見る
○阿部委員 今御紹介いただきましたように、札幌がとりわけ多い。このごろは旭川市等々でも病院のクラスターの報告がございますので、札幌のみではございませんが。  このうち、医療介護施設が幾つありますかというのはわかりますか。お願いします。
○阿部委員 よくお調べいただいて、ありがとうございます。  四十五件のうち半数以上は医療や介護施設であるという実態がございますし、全北海道的に見ましても、やはり三分の一くらいがそうであると。やはり深刻な実態なんだと思います。  そういうことにのっとって、先回の御質問は、医療や...全文を見る
○阿部委員 大臣は私の問題意識をよく御理解であるので、発熱者が出たところはまだ今までの保健所スキームでも、出ていないところで、しかし予防的にやらないとそこからクラスターが出てくることがございます。  次のページ、実は世田谷区でやってございます予防的検査、社会的検査というものの御...全文を見る
○阿部委員 感染が拡大し切ってからでは遅いので、今が大事なときだと言われております。  例えば、医療機関でクラスターが起こると、もう入院患者さんを受け入れられない、他の業務も差し支える、救急もストップだ。介護施設で起きると、今度は病院から退院してこられる方を受け入れられない。本...全文を見る
○阿部委員 続いて、いわゆる年齢制限、これは、卵子、精子を提供する側、もらう側、される側、その技術を使う側等々全般を見て、今御答弁のような、これは制約する、これは行ってはならない等々の審議会の報告でありますが、その中で、年齢についても制限がございます。  提供される側の年齢制限...全文を見る
○阿部委員 一つ飛ばして御答弁だったと思いますが、それは提供する側の条件ですね。三十五歳を過ぎると卵子が老化をしてくると言われておりまして、あと、男性についても、五十五歳未満の成人、精子提供は五十五歳未満というふうに書かれてございます。  さらに、提供される側、もらう側はどうか...全文を見る
○阿部委員 私がこの審議会の報告書を取り上げさせていただくのは、既に十数年前、そうした女性の体への配慮、あるいは生まれてくる子供への配慮などが報告をされておる、しかしながら、その後、法制化等々がされておらないで今日まで来ている。  もう一つ大きな問題は、その報告書の中では、卵子...全文を見る
○阿部委員 厚生労働の審議会の報告書になったということは、本来、生殖医療における行為規制と申しますが、例えば年齢はどうか、採卵は何回までかとか、行為規制というのですが、そういうのは、本来的にはやはり厚生労働省が一定程度、ガイドラインをつくったり法制化したりすべきものであろうと私は...全文を見る
○阿部委員 日本学術会議の報告も読んでいただきますと、今大臣がおっしゃったような、与える社会的な影響、あるいは出自を知る権利をどう保障するか、そして、特に、障害を持つお子さんの、いろいろな出生前検査で、生まれ出る権利はどうなってくるのかなど、いろいろな多面的な検討もしてございます...全文を見る
○阿部委員 私が大臣に、御理解されていると思いますけれども、受けとめていただきたいのは、アイデンティティーの一部だということなんですね。  私も長年小児科医をやってきて、やはり自己肯定感の持てないお子さんは本当にいろいろな意味で生きづらい。そして、自己肯定感というのはどこから来...全文を見る
○阿部委員 やっと調査が始まったという段階で、必要な措置をどうするかというところまであと一年半くらいなんだと思います。  附帯決議と言われるものは、つけるだけではなくて、それが本当に動くということが大事で、私は、子供の意見表明権も子供の出自を知る権利も不可欠と思っておりますので...全文を見る
○阿部委員 想定された被害者が二万五千人で、支給決定が八百十四。この前、桝屋先生が肝炎のことでお取り上げでありましたが、とにかく、情報が届いていないのか、認定数は、頑張っていただいていますけれども、まだまだ少ないと思います。  そうした中で、実は、この一時金支給の現状も踏まえて...全文を見る
○阿部委員 今の御答弁、突き詰めて言えば、ヒアリングはするけれども、どういう相手にヒアリングするか、企画段階は関与できないと。  繰り返しますが、障害者の権利条約は、私たちの声抜きに私たちのことを決めるなということであります。  とかしき委員長に、ぜひ委員会として御検討いただ...全文を見る
○阿部委員 何度も申しますが、説明聴取という対象ではなくて主体なんだというふうに考えていただければと思います。  最後に、残された時間で、私は、本当はきょう参考人として、このJDの代表の藤井さんをお願いをしたかったですが、一般質疑の場ですので、それがかないませんでした。藤井さん...全文を見る
12月02日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○阿部委員 立憲民主党の阿部知子です。  ただいま中島委員からも御指摘のありましたように、年末を迎えて、感染の拡大あるいは生活の破綻、深刻な状況にあります。くれぐれも国会を閉会することなどないように、ここで、厚生労働委員会も含めて国会が必要な対応をしていくということだと思います...全文を見る
○阿部委員 大臣、今の数をお聞きいただきますと、到底、現状、行き場を失って身の置きどころがない方々のシェルターにはなっておらない現実があろうかと思います。  今の当局の御答弁では、人権侵害的な事由があって、暴力を振るわれたとかそういうことで保護となっておりますが、失業して収入な...全文を見る
○阿部委員 前向きな御答弁、ありがとうございます。そして、緊急時には間に合わない、今は間に合わない、おっしゃるとおりです。  多くのこの職を失い居場所を失った技能実習生や留学生が、実は、SNSなどで、民間NPOの構えているシェルターに身を寄せております。大臣も御承知かと思います...全文を見る
○阿部委員 報道されておりますように、食べるものがないからカエルをとって食べたり、あるいは豚を盗んで食べちゃったりとか、いろいろな問題がございます。それは、ひいては、日本という国の、外国籍の、つながる方の遇し方になりますので、ぜひ今の御答弁のように、多く今NPOがやってくださって...全文を見る
○阿部委員 公的保険で対応するには、少なくともまず監理団体がその職を失った方の住所を確保して、そこから国保の手続をしなければなりません。まず住居が確保されない場合が大半で、そこから国保にもたどり着かないという悪循環をいたしております。  もちろん、監理団体への指導というものは更...全文を見る
○阿部委員 一時保護の場所もわからない、労災保険もない、失業保険もない、健康保険すらないという中で過ごしておられる外国人がたくさんおられます。ぜひ、大臣のしっかりしたお取組を進めていただきたいと思います。  終わらせていただきます。
12月03日第203回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○阿部委員 立憲民主党の阿部知子です。  私の頂戴いたしました時間は十分でございますので、少し駆け足でお尋ねをいたします。  きょう、更田委員長から所信に当たる聴取をさせていただいて、その上での質問とさせていただきます。  原子力発電には、それに賛成であれ反対であれ、必ずつ...全文を見る
○阿部委員 ちょっと、正直よくわからなかったんですが、通常考えれば、概要調査のところでそうした一定の基準が示されるというふうになっておるかと思います。  文献調査においてもそういうものが必要ないかどうかは別として、更田委員長に再確認ですが、少なくとも概要調査に入る段階では一定の...全文を見る
○阿部委員 では、確認ですが、文献調査は約二年と書いてございます。その次に、概要調査に入る段階で必要なものを定めていくということであると確認をさせていただきます。現在はまだ何もないということでございましょう。  次の質問をお願いいたします。  二枚目の資料にお示ししましたが、...全文を見る
○阿部委員 私は、問題があるからこういうことが他から指摘されるんだと思います。原子炉等規制法は委員長もおっしゃった原子力施設内、外の環境は他の省庁に任せる。しかし、抜け穴ができている、特に地下水の動向ということであります。このことは、恐らく、次に私が御質問したい原子力規制のあり方...全文を見る
○阿部委員 アドバイザリー・ボードのますますの活用、特に、十年にかかろうとするときの見直しの御助言等々も重ねてお願いしたいと思います。  ありがとうございます。