甘利明

あまりあきら

比例代表(南関東)選出
自由民主党
当選回数13回

甘利明の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月22日第128回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○甘利委員 久しぶりに質問に立ちましたら随分景色が変わっておりまして、若干戸惑いを覚えるのでありますが、一時間質問をさせていただきます。  いわゆる五五年体制が崩壊をいたしまして、自民党は三十八年ぶりに、つまり結党以来初めて野党になったわけであります。かつて何年前でしたか、サッ...全文を見る
○甘利委員 質問個数が多いので、次に行きます。  景気対策で、政府の景気対策の以前に党の景気対策を組みまして、私が商工部会の責任者で幾つか提案をしたものがありまして、その中の一つに住宅のリフォーム減税というのを提案いたしました、ただ、これは肝心なところがなかなか現政権に踏み込ん...全文を見る
○甘利委員 このところ、自民党の商工部会で各業種団体からのいろいろな御要望を伺っているのですけれども、ここへ来て、それこそ各業界が全く足並みをそろえて、大型所得減税の要求が出てきておりまして、そのときに必ず、減税だけくれ、あとは考えるというのは困るよという質問を私がするのですが、...全文を見る
○甘利委員 それはそうでしょうけれども、長ければ長いほど、まあ要するにプラ・マイ・ゼロになる分岐点というか、それをちょっと伺いたかったのですが、それはそれでもうなかなか厳密な計算というのは出ないでしょうから、結構でございます。  私はジェントルマンでありますから、レディーをいじ...全文を見る
○甘利委員 お断りしますけれども、別に大臣と打ち合わせしているわけではありませんからね。  これからの二、三カ月というのは、日本の通商政策にとってはまさに大変な正念場がやってくると私は思います。簡単に挙げただけでも、十二月にはウルグアイ・ラウンドの最終局面がやってくるわけであり...全文を見る
○甘利委員 ぜひそうしていただきたいと思います。  ガットのこのラウンドも、ケネディ・ラウンド、東京ラウンド、そしてウルグアイ・ラウンドと、足らざるところを補完していくといいますか、最初は、この物の貿易に関してのいろんな懸案事項の処理、それからサービス貿易、そして知的所有権と、...全文を見る
○甘利委員 サザーランド事務局長といいますと、日本に着いた早々、米が解決しないとウルグアイ・ラウンドはまとまらないなんと言われて、これは弱ったなと今思っているところなんですけれども、この問題については答弁はなかなか難しいと思いますので、これについて私はお聞きをいたしません。  ...全文を見る
○甘利委員 今のお話は、非常にいいお話だと思いますが、まず、細川総理に最初にレクチャーをしていただくのが一番いいかなというふうに思います。  この間、大臣とテレビで対談をさせていただいたときも、私も規制緩和に非常に興味があって、特に経済にかかわる規制については、一つの仕事を進め...全文を見る
○甘利委員 時間が大分押してきちゃったので簡単に伺いますが、これは事務当局で結構ですが、PL法、製造物責任法について今どんな進捗状況か、それだけちょっと教えてください。
○甘利委員 PL法については、自民党でも委員会をつくってさんざん議論をしまして、これはよっぽど慎重に検討しないと、いろいろな副作用を持っている創業ですから、その辺は、安易に立法化をすると、後でむしろ消費者保護と言われながら消費者自身が利益を享受することができない社会をつくりかねな...全文を見る
○甘利委員 つまり原発推進は賛成であるというふうに理解してよろしいですね。
○甘利委員 大臣をやめられた後も同じ気持ちでいらっしゃることを期待しております。  以上です。
10月29日第128回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○甘利委員 先般に引き続いて質問の時間をいただきまして、退屈しないで充実をさせていただいております。  法案の中身につきましては、今尾身委員の方から子細にわたって政府に質問がありました。私は、法案の中身よりも、その周辺の中小企業政策の根幹というか全般にかかわる部分について主に質...全文を見る
○甘利委員 今指摘のあった点は、非常にこれから政治や行政が真剣に対応していかなくちゃならないその主要部分の御指摘だったと思います。  先ほど申し上げましたけれども、中小企業が我が国経済の活力の源泉であるというのはだれも異論がないところでありますけれども、そういった活力のある中小...全文を見る
○甘利委員 今大臣から陳情をいただきましたが、その点は非常に私も共感するところでありまして、もともと金融機関自体が、例えばこれはバブルの発生の原因の一つにもなっているのですが、担保主義とか、つまり、取りっぱぐれのない、先に押さえておくものがないと金を貸さないとか、あるいは、何とい...全文を見る
○甘利委員 起業家精神、つまり業を起こす精神ですね、これを高揚していくということは、日本の産業の活力を担うわけでありますから、今おっしゃったような各種施策、ぜひ充実をしていっていただきたいと思います。  よく大企業と中小企業との企業間格差という話が出ます。私は持論として、意欲も...全文を見る
○甘利委員 今大臣から人材の点にも触れていただぎました。このソフトな経営資源で、確かに人材も非常に大きい要素ですね。業を起こす人はどんなに優秀で能力があっても、支える人たちが大企業との人的資質での格差というものがどうしても出てしまう、これが企業全体の経営発展にかなり影響を及ぼすわ...全文を見る
○甘利委員 中小企業の人材育成がおくれているというのは、一つには、そんなことやっている暇がないよ、手いっぱいで、日曜も働いてもらわなくちゃならないし、残業もしてもらわなくちゃならないという問題と、それから私が現場を歩いてみると、意外と各種の中小企業に対する施策が浸透してないんです...全文を見る
○甘利委員 後継者難というのは、本人が、中小企業の後継予定者が魅力を感じて意欲を持ってくれるかということでありますから、このボタンを押すとすぐ結果が出てくるということじゃないものでありますから難しい点はありますけれども、ぜひ引き続き御努力をしていただきたいと思うわけであります。 ...全文を見る
○甘利委員 大臣の前段の御発言は、事務方は冷や汗をかきながら聞いていらっしゃったと思いますけれども、だからこそ、まさに現場の声なのですよね。どうしてもお役所の行政というのは、体裁が整えばオーケーを出すけれども、意欲を持ってそれから若干踏み出した形になると、要件に合わないとかいう話...全文を見る
○甘利委員 今のお話の中にもありましたように、相続税の哲学というのは、言ってみれば、人は生まれながらにして平等であります、つまり、人生をスタートさせるスタートラインはみんなほぼハンディキャップなしに並べられますよということですね。母親から生まれたときからローレックスの腕時計をして...全文を見る
○甘利委員 今の話を聞いていると、相続によって企業の存続が危ぶまれるなんということは理論上ないというようなお話に聞こえますけれども、これは上場している企業の話をしているのではなくて、もう当然おわかりになって答弁されているのはわかりますけれども、実態として、相続が企業の存続を重大に...全文を見る
○甘利委員 この問題については、きょうはちょっと時間がないので、また改めての機会にこれはもっと掘り下げていろいろ伺いたいと思います。  それから、時間がありませんが、最後にこの中小企業の事業承継に関して、土地の問題、それから取引相場のない株式の評価方法の問題がありますね。純資産...全文を見る
○甘利委員 時間が来ましたので、この議論はまた次の機会に譲りたいと思います。  終わります。