甘利明

あまりあきら

比例代表(南関東)選出
自由民主党
当選回数13回

甘利明の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第129回国会 衆議院 商工委員会 第1号
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○甘利委員 織工法の質問に入ります前に、先般の日米首脳会談について若干伺いたいと思います。  私は先週、規制緩和並びに貿易問題に関する調査団の副団長でアメリカに行ってまいりました。かなりタイトな日程の中で、USTRのカンター代表、バジェフスキー次席代表を初め政府関係者、それから...全文を見る
○甘利委員 移動体通信の合意も含めて、我が国として何ができるか、これは緊急課題として検討している。この今検討されていることは、日米会談がある部分で決裂をして、それを受けて始められたのですか、それとも従来のスケジュールに従って、ノーと言おうとイエスと言おうと従来のスケシゴールに従っ...全文を見る
○甘利委員 質問と答弁が若干かみ合っていないのですが、私が申し上げたいのは、この一週間アメリカの首脳と会いまして感じたことは、日本が決定的に間違ったことが一つあるのです。それは何かというと、一連の交渉を通じて、決裂をして、三〇一をちらつかせて、そうしたら日本は慌てでいろいろな協議...全文を見る
○甘利委員 そこで、四半期、つまり三月ごとに進捗状況をレビューをするということですね。このレビューをするということは、進捗状況を担保をすることですか。
○甘利委員 それは強制力はないでしょう。
○甘利委員 そこが大事なところなんですよね。アメリカは、わざと意識的に取り違えておれたちはこう理解するという節があります。アメリカの方は、政府が進捗状況を担保する、裏書きをしてくれているんだというふうに勝手に承知で理解をしている節があります。これは、達成できなかったらそのときには...全文を見る
○甘利委員 私は前にも、製造業がいかにして国内に残れるかというのが、その国が栄えていくかあるいは衰退の一途をたどるかの境目ですよ、アメリカの失敗というのは、製造業を安価な労賃を求めて海外にみんな出しちゃった、そこから失敗がありますよと。むしろ苦しくても、どうやって残るか。残るため...全文を見る
○甘利委員 大臣おっしゃるように、私も常に四六時中、ネクタイの方がいいかマフラーの方がいいかとか、原稿を読むよりプロンプターの方がいいかとか、廊下を歩くより表を歩いた方がかっこいいかとか、そういうことを考えておりますから、ファッションというのは非常に重要な部分でございまして、最終...全文を見る
○甘利委員 レーガン時代の繊維不況からいろいろな知恵と努力で立ち上がった。アメリカという国は、見ていると、産業政策というのは余りしない国ですね、ほうっておいて、市場原理でそれぞれ立ち上がってくればいいと。アメリカの繊維産業に関しては、政府が織工法みたいな法律をつくったりあるいは補...全文を見る
○甘利委員 先ほども質問者からMFAのことが出ました。今までMFAを発動せずに、言ってみればかなりやせ我慢をしてきた国というのは、聞くところによると、日本とそれからスイスしかないということですね。これから五月に日中の繊維雑貨協議がありますね。それからこのMFAをどうするかというこ...全文を見る
○甘利委員 改正織工法が成立をして、支援措置も今までの織工法よりはぐっと幅が広く厚くなるわけですね。  ただ、MFA、これはなかなか難かしいと思うのですよ。正直な気持ちで、ここまで我慢してきたのをぽんぽんぽんぽん簡単なカードとして使いたくはないという思いもあります。  その一...全文を見る
○甘利委員 終わります。
05月31日第129回国会 衆議院 商工委員会 第3号
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○甘利委員 先般、畑通産大臣と寺澤経企庁長官の所信を伺いました。これに関しまして四十分間質問をさせていただきます。  まず、寺澤長官から御質問をさせていただきます。  長官は、異色の登用といいますか、以前に国際機関にいらっしゃったわけであります。世界的なゲームソフトの会社、あ...全文を見る
○甘利委員 かなり慎重な言い回しをされていました。私は余り意地悪をするつもりはありませんけれども、今のお話ですと、市場の機能をもっと活性化する、市場原理の活動を抑えていくような規制については取っ払っていって、もっと民間のダイナミズムを引き出していくようなことをやっていくんだと。そ...全文を見る
○甘利委員 私は、それは非常に貴重な経験だと思うのです。大臣という役がありますとなかなか制約があるでしょうから、離れられたとき、まあ一生やっていらっしゃるなら別ですけれども、離れられたときに、自分の経験からこう思うというようなことはどんどん発言して、提言していただきたい。今までの...全文を見る
○甘利委員 貯蓄過多、投資過少という部分の是正に関しては、それを間接的に行うか直接的に行うかという両面から、正面から取り組まなければならないときがいずれ来ると思うのですね。そのときには、我々も野党であっても必要なものは必要と取り組んでいきますので、議論はぜひ、今は難しい段階ですけ...全文を見る
○甘利委員 再開に当たっての三項目とか何項目という話が新聞にちょっと出ております。その辺もちょっと触れていただけますか。
○甘利委員 大臣がそれくらい厳しい姿勢といいますか認識で取り組んでいかれる、これはそれでいいと思います。数値目標はだめ、客観基準がいい、これがまた確認をされていますけれども、客観基準ならいい、数値目標はだめというのは、これはたしか宮澤内閣時代からこのトーンでずっと来ているのですね...全文を見る
○甘利委員 マンハッタンのタイム・ワーナーの現場視察に行きました、百五十チャンネルを誇るということで。番組表をもらいましたが、百五十チャンネルでだあっと出ているのですね。何をやっているか見ているだけで一日終わってしまう。マルチメディアというと、どうしても多チャンネル。十チャンネル...全文を見る
○甘利委員 中学校だと技術・家庭で教えておるということですが、私の在学時代は技術・家庭の時間というのは休憩をとる時間になっておりまして、大体まじめに勉強しないはずなんですよ、その時間帯は。  要は、日本の教育の仕組みからいくと、試験に出ない問題というのは余り身につかないのですよ...全文を見る
○甘利委員 今、現状を聞いているのじゃなくて、パソコンに関する基本的な設問でいいのですよ。技術系の人間だけがパソコンをさわる時代じゃないのですから、全員がパソコンについて違和感なくキーボードをたたけるという、片やたたける、片や全然たたけない、この差があるのですから、これは国民全部...全文を見る
○甘利委員 最後にしますが、全然わかっていないですね。エンジニア向けの設問じゃないのですよ。そうじゃなくて、全国民がテレビのスイッチをひねるようにパソコンのキーボードをたたけないと完全におくれをとりますよと。だから、基本的な問題でいいのですよ。文科系も技術系も関係なしに、全部通し...全文を見る
○甘利委員長代理 続いて、和田貞夫君。
06月01日第129回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○甘利委員長代理 これにて小川元君の質疑を終了いたします。  続いて、額賀福志郎君。
○甘利委員長代理 以上で額賀福志郎君の質疑は終了いたします。  続いて、尾身幸次君。
06月03日第129回国会 衆議院 商工委員会 第5号
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○甘利委員 午前中に同僚議員が質問をいたしました。私は委員会にかかわる仕事で飛び回っておりまして、委員の質問を全部聞くことができませんでしたので、一部重複することがあると思いますけれども、確認の意味で御答弁をいただきたいと思います。  このPL法というのは、ある面では、言ってみ...全文を見る
○甘利委員 よく聞く話に注射針事件というのがありまして、PLにまつわる話というのは、本当のようなうその話とか、うそのような本当の話と、そういう象徴的な話がいっぱいあるのでありまして、この注射針事件はそのどっちに当たるのかよくわかりませんけれども、注射針を医者が使用して、それが患者...全文を見る
○甘利委員 その共同事業の範囲内のことしかできない。それから、日本法の裁判にかかわることについてはそれ以外の問題だ。しかし、共同事業の範囲内で取り組んでいる弁護士がPL法に関してアドバイスを求められたときにアドバイスをするということは、その範疇を超えていないということですか、超え...全文を見る
○甘利委員 御案内のとおり、アメリカでは弁護士さんというのはアシビュランスチェーサーと言われていますね。救急車を追っかけていく人とでもいうのでしょうか、事故のあるところに飯の種があるということでしょう。アメリカでは弁護士さんは請負訴訟というか出来高払い。とりあえずあなた訴えておき...全文を見る
○甘利委員 けがをしたとかいう場合はどうですか。身体の問題、体の問題は。
○甘利委員 物損とか、今のお話の体のけが、これは具体的に算定ができますよね。しかし、慰謝料に象徴されるような精神的な苦痛というのははかることができませんよね、周りから見てわからないのですから。本人が精神的な苦痛、損害を受けた、あなたにはわからないだろうけれども、私にとってはこれは...全文を見る
○甘利委員 私はPLに対して後ろ向きな考えを示しているというわけじゃないんです。PLは救済措置として非常にすぐれた面があるけれども、一方、歩み出し方を誤ると社会の害にもなるという面を備えているということを、立法するに当たってきちんとしておきたいと思うんですね。  受けた損害につ...全文を見る
○甘利委員 国の安全基準とPLというのは相互に補完するものである。そうすると、国の安全基準を守っていて、なおかつPL訴訟が起きた、事故が起きた、そして損害賠償を企業が請求をされた、一千万請求されたとします。相互に補完する、つまりある部分は国が補完をし、安全基準としてそれを守って、...全文を見る
○甘利委員 実は、この議論は、党のPL小委員会でもやりまして、なかなかすぱんと割り切れるような回答が出なかった件でありますけれども、確かにあれなんですね。  企業、つくる側にしてみれば、国が安全であるという基準を定めてくれて、それをちゃんと守った、しかしPL事故は起きた。起きた...全文を見る
○甘利委員 明確性ということで言えば、もう一つ明確になっていないものが責任主体ですね。「製造物を業として製造、加工又は輸入した者」、みずから製造業者として氏名を表示した者、こういうことになっておりますけれども、製造業者の中にはもちろん中小企業、日本の企業の九九%は中小企業ですから...全文を見る
○甘利委員 つまり、ここでは製造業者、つまり下請でなくて、自分がブランドとしてっくっているという中小企業は外しての話にしておりますけれども、それはもちろん製造業者になるわけですから、部品として納入をしている、その部品に欠陥があったために製品事故が起きた、その場合、中小企業者はどこ...全文を見る
○甘利委員 その指示がきちっとしていればトラブルはないと思いますけれども、往々にして小さな業者との取引は、そんな綿密な指示書とか設計図面が毎日、一部が変わっても出るということがないことが往々にしてある。その場合に、中小零細企業はトラブルに巻き込まれる。そうすると、もうたちまちのう...全文を見る
○甘利委員 PLの事故で、下請納入業者に責任がありと判断をされる場合でも、被害者が、元請部品メーカーではなくて、機器の製造メーカーの方にあえて損害賠償請求をするということはできますか。
○甘利委員 中小企業者は、PL法の見えない影にかなりおびえているのですね。それは、資金的にも法務的にも対応能力がはるかに劣るわけでありますから、それが新製品開発意欲をそいでしまわないようにぜひしてもらいたい。というのは、日本の活力というのは、新技術開発というものが経済活力を支えて...全文を見る
○甘利委員 PL法というと、必ず出てくるのがレンジ猫事件というものですね。これはさっきの注射針事件よりさらに真偽のほどはわかりませんけれども、大変な愛猫家、まさに猫かわいがりをしている女性が猫のシャンプーをして、タオルでふいたけれどもよく乾かない。ちょうど台所に電子レンジがあった...全文を見る
○甘利委員 まあレンジで猫を乾かす人はほとんどいないと思いますけれども、しかし、通常予見されない使用形態というのは結構あるのですよね。  私なんか、学生のころに、ふろに入って頭を洗って頭を乾かすのに、ドライヤーがもう古くて故障していたりしますと、ガスレンジの火をつけて、その上で...全文を見る
○甘利委員 つまり、取扱説明には、書かないよりは書いた方がいいということですか。
○甘利委員 PL法には、本当にいっぱいいろいろな変な話がありますよね。  アメリカでは、野球のヘルメットですか、あれで事故が起きて、ヘルメット会社が訴えられちゃって、随分と賠償金取られちゃった。しょうがないから、ヘルメット会社は注意書きをヘルメットにつける、危険なところでは使わ...全文を見る
○甘利委員 既存の機関は、公共団体に関するものでは、国民生活センターとか消費生活センターとか通産検査所、農水消費技術センターですか。民間の関係のものでは財団法人の日本電気用品試験所、こういうものがある。  それぞれ専門分野別に機関があって、そしてもちろん裁判所でも事件の内容の判...全文を見る
○甘利委員 血液製剤の話は、先ほど同僚議員からも出ましたし、また後日のこの委員会にも専門的な立場から質問が出ると思いますので、きょうは質問通告をしてありますけれども、割愛をさせていただきます。  先般、中華航空事件、大変に悲惨な事件が起きました。あれは機械のミスなのか、操縦ミス...全文を見る
○甘利委員 アメリカからの発注は、コンピューターと人為操作との闘いになってしまった場合には、ある一定の力が加わったときにはコンピューターが引いて人間の操縦を優先させるという、最後は人間だというのがアメリカ思想のようですね。ヨーロッパというのは、機械に、コンピューターに任せておこう...全文を見る
○甘利委員 最終的には裁判所が判断をする。このPLは、最終的に裁判所が判断する部分が非常に多いです。法律的な分野で法律の専門家が判断をするというのは当たり前ですけれども、技術的な部分の見きわめを法律家がするという部分が非常に多い法律なのですね。それだけに裁判所に、本来からいえば自...全文を見る
○甘利委員 製造物の製造者、製造業を所管をされている通産大臣、今までのこのやりとりを踏まえて、本法案に対する所見を最後に伺って、私の質問を終わります。
○甘利委員 終わります。
06月10日第129回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○甘利委員 先般このPL法の質疑をさせていただきました。きょうは三十分ほど時間をいただきまして、この間の質疑でまだ若干の疑念が残ったところ、あるいはさらに掘り下げて伺いたい点等々を質問をさせていただきます。  本論に入ります前に、いささか気が重い質問をしなければなりません。それ...全文を見る
○甘利委員 これに関しまして、六月六日に予定をされておりました内藤前局長の参考人招致が延期をされたわけであります。新聞等によりますと、いろいろなことが言われているわけですけれども、与党から圧力がかかったとか、一部の報道には、ほかならぬ通産省から前局長に帰国するのを思いとどまらせる...全文を見る
○甘利委員 この種の問題は、本来、こういったところで議論をされることに相なってはならない問題でありますし、私が二度とこの種の問題でこうした場で質問に立たなければならないというようなことがないように、厳正、公正な大事にぜひ努めていただきたいと思います。  そこで、本論に入ります。...全文を見る
○甘利委員 事実上の契約者である販売店との相対処理の方が迅速であり親切である、濫訴を防ぐということの話と受けとめさせていただきます。  誤使用といいますか、本来の使用目的と別に使用してトラブるということについては先般も若干伺いました。そして、誤使用を警告する取扱説明をそこに書き...全文を見る
○甘利委員 最近はマニアックな人といいますか、既製のもので満足をしないという人が非常にふえておりまして、例えばオーディオマニアなんかでも、既製のメーカーが売り出している完成品では満足をしない。自分で一つ一つ部品を調達をして物をつくり上げる、自分流の音をつくり出す。あるいは車好きな...全文を見る
○甘利委員 アメリカでのPL訴訟を見てみると、自動車の欠陥訴訟というのが結構ありまして、べらぼうな損害賠償金の判決が下っている例がありますけれども、例えばブレーキに欠陥があって車が事故を起こした、運転者もけがをしたし、たまたまブレーキがきかないということで歩いている人もはねてけが...全文を見る
○甘利委員 これは本当にその答えでいいのかしら。被害者と事故を起こした車を運転する運転者の責任というのは、どちらにどれだけ過失があったかによって支払う金額というのは違うと思いますよ。つまりこれが、例えば自動車に欠陥がなくて、運転をしていた人が信号を見誤ってそのまま行ってはねた場合...全文を見る
○甘利委員 つまり、私が申し上げているのは、PL事故によるそうした交通事故なんというのは、往々にして運転者に一〇〇%責任がないという判決が下ることが多いと思うのですよ。その場合に、責任がない人がけがをした被害者に対して支払うという義務はないわけですね。そうすると、直接的にその責務...全文を見る
○甘利委員 つまり、PL訴訟でメーカーが払う損失補てん金額、これによって、道交法上の運転者の免許が停止になるのか、全く責務を負わないのか、これは関連してきちゃうわけですよね。そうでしょう。だって、PL訴訟上、裁判所が、車の欠陥による事故であるから受けた損害は全額補てんせよという判...全文を見る
○甘利委員 そこで問題なのは、同時にはっと両方の結論が出ればいいですよ。道交法で免停になっていて、片方のPL裁判で全額補てんせよというような場合が出るのじゃないですか、そういうケースが。片方であなたに責任はないと言いながら、片方であなたに責任があるという、違った結論が出るおそれが...全文を見る
06月15日第129回国会 衆議院 商工委員会 第8号
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○甘利委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします     製造物責任法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、製造物の欠陥による被害の防止と円滑な救済等を図るため、次の...全文を見る
06月21日第129回国会 衆議院 商工委員会 第9号
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○甘利委員 本商工委員会の今国会最後の法案になりますけれども、オゾン層の保護に関する法律、これはモントリオール議定書を受けて、各国の国内での受け皿をつくるということであります。  この法律は、非常に画期的な法律であるというふうに言われております。中身もさることなが ら、地球環...全文を見る
○甘利委員 後で質問があると思いますけれども、今回の法改正以降は政令によって規制物質の追加ができる、こういう法改正手続をしなくてもいいということになる。  この法律ができて既に二回の追加規制強化措置をしているわけですが、今回の追加措置でこれはほぼすべてクリアしたことになるのです...全文を見る
○甘利委員 一つの法律ができて、それがたびたび改正をされる。必要性があるからやるというのはわかりますけれども、余り頻繁に、短期間にぐるぐるその形を変えるというのは、いかにも見通しが悪いなという感じがするんですね。こんなのは最初からわかっていたんじゃないだろうか。  これで完全に...全文を見る
○甘利委員 冒頭に、画期的な措置であると。それは因果関係が本当にかっちりする前から、未然予防という観点から世界じゅうが手を組んで立ち上がった。これが実は若干遅きに失した部分もあ りますけれども、少なくとも今までの対応よりはよくて、未然防止措置には役立っていくだろうという期待をし...全文を見る
○甘利委員 モントリオール議定書には、非締約国との貿易の規制の項目がありますね。非締約国との規制物質の輸出入の禁止がうたわれているわけであります。締約国は百三十六カ国だか八カ国だか、ほとんどの国はこの枠組みに参加をしている。参加していながら、参加してない国とのことを相当きつく規定...全文を見る
○甘利委員 私が今の質問をしましたのは、締約国になりたくてもできない国で、フロンを使った製品をつくっていて、しかし、入れないがために輸出ができない、そういう事態が起こりはしませんかということをちょっと懸念をして申し上げたのでありますが、それはそれで結構でございます。  今回追加...全文を見る
○甘利委員 先ほど質問をしましたけれども、規制をする方は簡単なんですね。これはオゾン層の破壊に何らかの影響があるとみんなで確認すれば、規制物質に挙げればそれで済むのです。使っている方というのは、ある程度の長期的な見通しのもとにそれを使って仕事をしよう、それを使った設備機器を導入し...全文を見る
○甘利委員 つくる方の規制はかなり把握ができるのですけれども、つくってしまって市場に出たもの、既に使われているものだって、一斉にそれが空気中にばんと放出されてしまったら、これはえらいことになりますから、その管理体制という か使っている間の管理、それから使い終わってしまったときの...全文を見る
10月21日第131回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○甘利委員 最初に、通産大臣に質問をさせていただきます。  橋本通産大臣、日米協議、本当に御苦労さまでございました。交渉相手としては大変にやりづらいカンター通商代表を相手に、河野外相とのタッグマッチは本当に息が合って大変に見事であった、歴史に残る交渉であったというふうに伺ってお...全文を見る
○甘利委員 こういう他国との協議というのは、非は非、是は是として筋道を立てて主張し、相手の主張が正当なものであるならばそれについての問題解決には全力を傾注をするという真摯な姿勢が大切だと思います。今回の交渉では、非常に筋道立てて、理論立てて、じゅんじゅんとアメリカ側を説得をしてい...全文を見る
○甘利委員 私はこの日米交渉、交渉の当事者というのは、割とクールに受け入れるものは受け入れるし、主張するものは主張するということでやっているのですが、一番過熱してしまっているのは日本のマスコミだといつも思っておりますし、日本のマスコミの異常過熟がアメリカ側の対応にまたはね返って、...全文を見る
○甘利委員 この景気対策といいますか、後押しをする、手を緩めるというのはぜひ慎重に今回の不況に限ってはしていただきたいというふうに思います。ちょっと時間がないので、先を急ぎます。  日本という資源小国を今日まで支えてきたのは製造業の力、製造業の不断の努力というのが大きかったと思...全文を見る
○甘利委員 済みません、時間が大分押してきました。  二番目の、いわゆる投機筋による円の売り買いのバランスがバランシングしない。これはよく言われるように、世界じゅうで一日に取引される為替資金量というのは一兆ドル、百兆円と言われておりますが、このほとんどかなりの部分が投機筋が動か...全文を見る
○甘利委員 よく言われる話ですが、アメリカの店頭公開市場、一番有名なのがNASDAQでありますけれども、ここでは日本の店頭公開市場とざま変わりですね。日本の店頭公開市場というのはほとんど消費者金融の方々の上場の場所程度で、次代を担う産業がなかなか育っていない。NASDAQではイン...全文を見る
○甘利委員 技術のシーズやアイデアの芽を育てていく施策はこっちからずっと橋を延ばしていくのですね。向こうの陸に橋をかけて、そして民間資金を集めるという作業になるのですけれども、そちら側からも多少橋を延ばさないと、フランスからイギリスにかけるのにフランス側の努力だけで、おれたちはこ...全文を見る
○甘利委員長代理 藤原課長、明確な答弁を。
10月27日第131回国会 衆議院 税制改革に関する特別委員会 第4号
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○甘利委員 既に定刻を四十分近く過ぎておりますけれども、いまだに改革の皆さんが出ておいでになりません。多分新しい党名選びその他でお忙しいんだと思いますが、良識ある共産党が出ていらっしゃっておりますので、私の質問を始めさせていただきます。  きょうは総理がおいででいらっしゃらない...全文を見る
○甘利委員 御案内のとおり、租税特別措置というのは政策税制でありますね。最も安いコストで、しかも効率的に政策誘導をしていく、そのための措置なわけですね。国内的あるいは国際的な状況の変化に機敏に対応していく、そういうふうに対応していく、政策誘導していくための一つのツールであるわけで...全文を見る
○甘利委員 租特は、いい悪いという分類で分ければ、いい方だと思うのですね、いい方。では何がいけないかというのは、大臣おっしゃったように、その租特がちゃんと当初設定したときの使命を果たしているかあるいは果たし終わったか、あるいは新しい使命を果たしていくべき必要性が、新しい租特がこう...全文を見る
○甘利委員 日本の投資家が全体に意気消沈をしているというのはそうなのですけれども、世界じゅうの投資家が同じにそうかというと、違うのですね。アメリカは相変わらず活発なのですね。日本が非常に縮こまっている。ここに一つの問題があるのですね。  空洞化を考えるときに、産業の空洞化も確か...全文を見る
○甘利委員 証券局長は非常に巧みな言い回しでほとんど差がないとおっしゃっていますけれども、これは、店頭公開、登録する意欲を持ってからは余り変わらないじゃないか。それは変わらないですよ。どのくらいの力を蓄えなければ絶対できないというのをちゃんと知っているのですから、その企業は。だか...全文を見る
○甘利委員 今回の改正で中小特例が相当切り込まれましたよね。おさらいの意味で、その内容をちょっと説明していただけますか。
○甘利委員 継続的な免税事業者、年商売り上げが三千万円以下の事業者については切り込まれたと思いますか。
○甘利委員 ちょっと間違っているんですね。ちょっと間違っている。確かに、GNPがふえていくに従って当然事業規模は拡大していくから免税事業者は減ってくる、これはそのとおりです。そこはそう変わるけれども、免税事業者について切り込んでいないというのは、これは間違いだと私は思います。 ...全文を見る
○甘利委員 時間がなくなりましたので次に移りますが、要するに、今回の改正は免税事業者には何らさわっていないというのは間違いなんですよね。適正転嫁指導を含めて、ちゃんと今度は益税がないようにしていきますよという姿勢がもう出たのですよ。だから、免税事業者の益税論議というのは従来と同じ...全文を見る
○甘利委員 私の地元の神奈川県は、昨年、つまり平成五年度から交付税の交付団体に転落をいたしました。御案内かもしれませんが、神奈川県には十九市あります。この十九市のうち交付団体は横浜と横須賀と三浦の三市しかありません。横浜があるというのはよく驚かれるのですけれども、ずっと交付団体で...全文を見る
○甘利委員 直間比率問題がよく言われますけれども、直間比率の問題は国よりも都道府県、地方の方がより深刻だということだと思います。質問通告を残しておりますが、時間が来ましたので、これで終わります。