甘利明

あまりあきら

比例代表(南関東)選出
自由民主党
当選回数13回

甘利明の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第164回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○甘利委員 自民党の甘利明でございます。  この間まではそこに座っておったんですが、随分久しぶりにこの席に立たせていただきました。  今国会は、小泉政権にとって事実上最後の国会になります。総理は、総裁任期の切れる九月で退陣を表明されていますから、ですよね、今国会は、言ってみれ...全文を見る
○甘利委員 小泉改革にいろいろ批判をされる方はありますが、国民はおおむね改革の成果を支持しているんだと思います。  先ほど来出ているんですが、小泉改革には三つの哲学というか方針があります。改革なくして成長なし、官から民へ、中央から地方へ。従来の常識からいいますと、成長なくして改...全文を見る
○甘利委員 小泉政権が、そして我々が今やろうとしていることは、日本を官主導の社会から民主導の社会に変えていこう、民間の活力とフレキシビリティーをいろいろな社会システムに取り込んでいこうというチャレンジなんですね。過去の事前規制・裁量行政型調整社会から、事後チェック、事後監視・救済...全文を見る
○甘利委員 何で事前規制、事前調整型のいわゆる裁量行政型社会から事後監視・救済型に変えていくかといいますと、事前調整型は、世の中の変化、世界の変化が緩やかな時代には何とか対応ができたと思うんですね。しかし、それで、失われた十年、閉塞感が漂って、世界の変化に日本だけが取り残されてし...全文を見る
○甘利委員 改革、規制緩和に光と影があるという言い方はしませんが、利点と課題があるということは確かだと思いますね。ですから、課題は課題として真摯に受けとめて、その痛みをいかに少なくするかという努力は続けていくのが政府の役目だと思っております。  午前中の時間がなくなってきました...全文を見る
○甘利委員 午前中の時間が終わりましたので、あとの質問は午後に回したいと思いますが、バブルが崩壊したときも、消費者物価指数だけ追っていたので対応がおくれた、消費者物価は割と安定的に推移していた、しかし、資産価格が大暴落をしていた、そこを読み切れなくて対応が誤ったというような指摘も...全文を見る
○甘利委員 午前中の最後の質疑に、日銀の金融政策に触れさせていただきました。その続きから入りたいと思っております。  政府が歳出と歳入の一体改革を行う、そこで経済成長をどれくらいまで見込めるかという判断をする、そして我々与党側は、できるだけ経済成長は高目に持っていくことができる...全文を見る
○甘利委員 デフレをまず脱却して、そして経済を名実ともに巡航速度に乗せる、これが使命でありますから、ぜひ、政府、日銀よく心を合わせて進んでいっていただきたいというふうに思います。  さて、先ほど来触れております歳出歳入一体改革、与謝野大臣が御苦労されているところでございます。 ...全文を見る
○甘利委員 日本経済の巡航速度がいろいろなバランスを考えてどの辺が適切かということは、慎重に判断をすべきことと思います。ただ、いずれにしても、日本の潜在成長力、ポテンシャルからいえばもうちょっと底力はあるのではないかと考えるのも、政治家としての当然の考え方かというふうに思うわけで...全文を見る
○甘利委員 IT装備というと、またITかという話がよく出るんですが、ITで企業競争力を高める、いわゆるIT武装というのはなぜ必要かというと、デジタル家電で日本が韓国や台湾の後発部隊に追いつかれて、あるいはある部分追い抜かれているというのは、意思決定の速さなんですね。ITの装備によ...全文を見る
○甘利委員 おっしゃるとおりですね。大学だけじゃなくて、高専や農業高校、バイオも含めていろいろな可能性をはぐくめる。地域にあるそういう一つの資源をほかの資源とコラボレートさせることによって一足す一が三とか五になっていくわけでありますから、そういう仕組みをしっかりと構築をしていただ...全文を見る
○甘利委員 自民党と公明党から成る政府は、小泉内閣が終わった後もその改革を続けていくという決意表明であります。  さて、アジア外交に少し触れさせていただきます。  私は、一月の七日から五日間、ASEAN四カ国、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナムを回ってきました。...全文を見る
○甘利委員 ASEANを回りまして、インドネシアの大統領、副大統領を初め、我々に対して、中国はこんなふうにしていますよ、日本はどうされますか。どうも、ちょっと数年前より嫌らしいなという思いがあったんですね。それは、日本と中国を少してんびんにかけながら駆け引きをしているような面がち...全文を見る
○甘利委員 終わります。
06月01日第164回国会 衆議院 本会議 第33号
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○甘利明君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました自由民主党、公明党共同提出の日本国憲法の改正手続に関する法律案及び民主党提出の日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案に関して質問をさせていただきます。(拍手)...全文を見る
10月05日第165回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○甘利国務大臣 エネルギー資源小国であります日本の中で、強みは省エネ技術であります。この省エネ技術を日本だけのものにするのではなくて、世界が共有できるものにしていく。これがエネルギー危機を克服していく一つでもあろうと思いますし、その点に関して、担当大臣として全力を投入していきたい...全文を見る
○甘利国務大臣 原油価格は、ピークでバレル七十七ドルあたりまで行きまして、今六十ドル前後で、当時から比べれば若干落ちついています。アメリカの需要が少し落ちついたということと、産油国の情勢、しばし安定というような見方を市場がしているということがあろうかと思います。  しかし、産油...全文を見る
○甘利国務大臣 原子力は、従来、我が国でいえば電力供給のベースロードとしての意味づけが高かったのでありますけれども、近年は環境という視点からも評価されるようになってきたというふうに思います。  グリーンピースの理論的な後ろ盾になっていましたラブロック博士、このラブロック博士がC...全文を見る
○甘利国務大臣 原子力の先生に生徒が答弁するような気分になってきましたが、まず、高経年化の問題であります。  もちろん、御指摘のとおり、最新の技術を用いて丁寧に検証していって対応していくということは当然のことでございます。  それから、プルサーマルと高速増殖炉のことであります...全文を見る
○甘利国務大臣 GNEPという構想の中で、つまり、原子力の平和利用についての国際間の枠組みでありますけれども、この枠組みの中で、日本だけ核兵器非保有国でフルサイクルが認められているわけであります。これは、IAEAの査察を完璧に受けて、そのいわばお墨つきをいただいているからでありま...全文を見る
○甘利国務大臣 神奈川県を除いてほかは減っているという御指摘でございます。神奈川にはきっと立派な政治家がいるんだなと思いましたが。  これは本来、お話のとおり、商工会等が経営指導事業に関する予算でありますし、三位一体に伴って税源移譲して移管した際には、ちゃんと今度は都道府県がや...全文を見る
10月12日第165回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) 事業所数でいうと九九・七%、従業員は全体の七〇%というのが中小企業のまくら言葉になっているわけであります。今、四百三十万社。  やっぱり金融面が一番弱いわけでありますから、先ほど来話題になっていましたとおり、不動産担保に依存しない、あるいは個人保証に依存...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 背景は厚労大臣の答弁のとおりだと思います。  日本の企業の社長と従業員との給与格差というのは、世界で一番その差がなかったというふうに言われていました。昨今、経営者の責任がかなり強くなってきておりますし、株主代表訴訟への道も開けてくる、つまり競争社会に見合...全文を見る
10月13日第165回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(甘利明君) 厚労大臣から正規もそして非正規も両方増えたと。これは、景気の拡大に従って雇用が全体的に拡大をされているわけでありますが、企業の態度といたしまして、完全に自分に自信が持てれば正規を拡大していくのであります。これから先も業績が間違いないということであれば正規を...全文を見る
10月18日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○甘利国務大臣 このたび、経済産業大臣を拝命いたしました甘利明でございます。上田委員長初め経済産業委員会理事、委員の皆様には、今後よろしく御指導と御鞭撻をお願いいたします。  さて、第百六十五回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政を取り巻く内外の諸課題...全文を見る
10月24日第165回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(甘利明君) 消費生活用製品安全法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  国民生活の安全、安心を確保することは、重要な国の責務であります。  他方、昨今、ガス瞬間湯沸かし器の事故などが明らかとなり、製品の安全性に関する国民の信頼が大きく...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 北神圭朗議員の御質問にお答えをいたします。  まず、パロマ工業の一酸化炭素中毒事故に対する経済産業省の責任及び事故情報の分析・評価体制の整備方針についてお尋ねでありました。  パロマ工業の一酸化炭素中毒事故によって、とうとい国民の生命が多数失われたこと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 赤羽一嘉議員の質問にお答えいたします。  まず、製品事故情報に関する経済産業省の分析・処理体制の強化についてお尋ねであります。  経済産業省といたしましては、とうとい命が失われた一連の事故に関して、省内の事故情報の連絡・共有体制に不備があったとの御指摘...全文を見る
10月25日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○甘利国務大臣 佐藤先生は産構審の委員もされていましたので、もう私が答弁をする内容は御承知だと思います。  サプライサイドの改革とディマンドサイドの問題、これは密接に絡んでおりまして、つまり、イノベーションが進んでいくと、そこに新しい消費が起きるということはあるわけでありますし...全文を見る
○甘利国務大臣 具体的な施策については今山本副大臣がお答えをさせていただきましたが、先生御指摘のように、今や、国が企業を選択するという時代ではなくて、企業が国を選択するという時代になってきております。鎖国ではありませんので、経済国境、企業の選択をするエリアが、国の間の塀が下がって...全文を見る
○甘利国務大臣 少子高齢化社会の到来をマイナス要因としてだけとらえるのではなくて、プラス思考で、だからこそこういう事業分野が開けるのではないかという御指摘は、そのとおりだと思います。  医療や介護や福祉にどう新しい発想を持ち込んでいくか、あるいは、その分野にイノベーションをどう...全文を見る
○甘利国務大臣 景気は引き続き拡大はしていますけれども、いま一つ実感がない、大企業はいいけれども中小企業はまだら模様、都市部はいいけれども地方は結構大変よという話が聞こえます。  地域間格差、これが無限に拡大していくということは避けなければなりません。全く同じにするということは...全文を見る
○甘利国務大臣 赤羽先生が本委員会に戻られたことも経済産業省のモチベーションが上がってきた要因の一つであると思いますが、確かに、戦後の復興を当時の通商産業省が支えたというのは事実だと思います。ただ、昨今は、とにかく行政は民間の邪魔をしないでくれ、それが最大の後押しだという話が随分...全文を見る
○甘利国務大臣 私も、経済産業省と長いことつき合ってきて、この役所のいいところは、新しいことにチャレンジするモチベーションと能力は極めて高いんですね。  ただ、欠点は、一回やったのをその後もフォローして続けていくというのは余り得手としないんですね。興味がなくなっちゃうんじゃない...全文を見る
○甘利国務大臣 中国と日本の貿易は、もはや対米を抜いて、なくてはならない存在になっているわけであります。さらに、戦略的互恵関係と、安倍総理の訪中の際に、日中首脳会談でメッセージが発せられました。つまり、お互いにとってプラスになることを戦略的に進めていこうということであります。御指...全文を見る
○甘利国務大臣 我が国は、持たず、つくらず、持ち込まず、この非核三原則を一貫して掲げているわけであります。安倍内閣につきましても、この問題はそれで決着がついているということで総理も御発言をされておられます。  法的に言っても、原子力基本法では平和利用に限られているわけですし、法...全文を見る
○甘利国務大臣 党の政策の責任者でございます。
○甘利国務大臣 中川政調会長は、彼も非核三原則は堅持するという前提で、しかし議論することはという表現に及んだようであります。その後に直ちに自民党総裁、つまり政調会長の上司たる安倍晋三総裁が、そういうことはありません、非核三原則を堅持し、その種の議論はしないということをおっしゃいま...全文を見る
○甘利国務大臣 私の発言は総理の発言に沿っているというふうに思います。  近藤先生おっしゃるように、日本は、原子力の平和利用に徹するということに関してお墨つきをもらっているから原子力開発が進んでいるわけであります。おっしゃるとおりです。IAEAの厳重な査察をクリアしているからこ...全文を見る
○甘利国務大臣 外務大臣の発言の趣旨を子細に外務大臣に確認はしておりませんが、私の先ほど答弁をさせていただいた日本の基本的な考え方、これの仮に障害になるというような趣旨であるならば、これは考え方を訂正していただかなければならないというふうに思っております。  ただ、外務大臣御自...全文を見る
○甘利国務大臣 もう随分前になりますけれども、サハリン1のプロジェクトがスタートをいたしまして、私もエネルギー関係にかかわる議員としてぜひ見ておきたいということで、当時の奥田幹生先生と一緒にサハリン1を視察しまして、リグにおりて中に入った経験がございます。そういう思い入れがありま...全文を見る
○甘利国務大臣 サハリン2につきましては、ロシア側が表向きは環境問題に疑義がある、そういう指摘をしてきている。一方で、国営企業の参画をもっと拡大したいとか、あるいはコストが二倍になっていることについていろいろ主張をしていらっしゃるというところなんですね。  ロシアは資源の国家管...全文を見る
○甘利国務大臣 私が就任した途端この三つの、あるいは中国の東シナ海を入れて四つの課題と直面をしているわけであります。  アザデガンの油田開発は、その規模からいっても非常に期待されるプロジェクトでありました。御承知のとおり、平成十二年の十一月に当時のハタミ大統領が来日をされました...全文を見る
○甘利国務大臣 近藤先生が石油公団のことに言及をされました。私は、きのうの閣議後会見で、石油公団に問題があった、その問題は出直し的に改革をして刷新をすべき、それはそのとおり、しかし、資源開発ということに国がかかわるということの政策まで放棄してしまうようなメッセージを与えたのは間違...全文を見る
○甘利国務大臣 そちら側にいたときとこちら側に来たときで制約をされるところが随分違いまして、政府としては、税率は維持する、一般財源化をする、消費者の理解を得ると。この三つはどこでうまく交わるのかなという非常に難しい縛りの中で活路を見出さなければならないというふうに、正直、本音ベー...全文を見る
○甘利国務大臣 政府系金融機関改革に関して、私は党側でこの問題にかかわってきました。中小企業金融をどうこれからも確保していくかということで、中小企業政策の担当者としてもいろいろと意見を申し上げました。なかなか私の思いがすべては通らなかった部分は正直ありました。  商工中金を民営...全文を見る
○甘利国務大臣 私が官邸に呼ばれまして、総理から私への第一声は、経済成長戦略をしっかりお願いしますという一言であります。  総理は、成長なくして財政再建なし、成長なくして日本の未来なしということをたびたび言っておられます。財政再建の話でいいますと、歳出歳入一体改革というのが財政...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま説明がありましたとおり、政府の予算を確保するということと民間の研究開発投資が進むようにすること、実は研究開発投資減税というのを提案いたしまして、党からですが、それは私が当事者でありましたけれども、アメリカ並み以上の研究開発促進体制を組もうということで、あの...全文を見る
○甘利国務大臣 本制度は、中小企業の技術力を高めるのに大変資する制度だと思います。日米で、片や二千億以上、片や三百数十億、格差があります。  ただ、中小企業の取り組みやすい枠組みといいますか、実用化というところ、つまり、基礎研究でない部分、中小企業が入りやすい、取っかかりやすい...全文を見る
○甘利国務大臣 実は、三角合併の議論が始まったときに、党側で、果たしてこのまま当初のスケジュールどおり行っていいものかという問題提起をしたのは私でございまして、その結果、この三角合併が一年先延ばしになったわけであります。  そのときに私は、外国のプレスから、おかしいじゃないかと...全文を見る
○甘利国務大臣 三角合併を一年先延ばしする間に、友好的買収ではなくて敵対的買収に対しても環境整備をしていくということで、私は党の企業統治委員長としていろいろな議論をし、提言をまとめました。また、同時並行で、経済産業省と法務省がTOBルールの整備も行ってきたわけであります。  私...全文を見る
○甘利国務大臣 企業が買収や合併を行う、これは国内外の戦略の一つでありますから、もちろんこれは企業の判断によって行われるわけでありますけれども、相手から攻めてこられるのは完璧に防止をして、こっちから攻めていくのは自由にできるようにするというのはなかなか難しいことでございまして、こ...全文を見る
○甘利国務大臣 今回の仕組みも、法務省と経産省で協議をしてつくった一種のガイドラインに従って法整備が行われてきたわけでございます。いろいろ御相談があればしっかりと対応していきたいというふうに思っております。
○甘利国務大臣 御指摘を踏まえまして、しっかりと対処できるように督促をしてまいります。
○甘利国務大臣 私も、党におりましたときにこの税制の議論に加わりました。実は、個人事業主の方からは、法人成りした企業と個人事業主と実態はそう変わらないところもあるのに、事業主の報酬の税制上の措置の違いがある、法人成りと同等に扱ってほしいという要望が片や出ているわけでありました。そ...全文を見る
○甘利国務大臣 企業にとっては、正規雇用がその生産、会社の運営を支える基幹部分だと思います。ただし、非正規雇用という存在が雇用者にとっても企業側にとっても必要ないかといえば、これは必要があるからそういうニーズが生まれてくるんだと思います。働く方にとりましても、正規雇用で拘束されな...全文を見る
○甘利国務大臣 企業活動は関係法令を遵守して行うというのは当たり前のことでありまして、法令違反があれば厳正に対処するというところでございます。  要は、企業もきちんと国際競争に勝っていく、そして雇用者もハッピーというのが一番いいわけでありまして、そこの接点をどう求めていくかとい...全文を見る
○甘利国務大臣 法の趣旨はもちろんそういうことでありますし、企業側もそういう要請に従ってぜひ対処をしてもらいたいと思います。  実態がその後どういうふうになっているのかは、厚労省の方で把握をしていると思いますので、そこはその報告を受けたいと思っております。
○甘利国務大臣 経済財政諮問会議での御手洗会長の発言は、請負の場合だと、指揮命令権が、受けているもとの会社に、つまり、受け入れ先ではない、送り出している会社にある、受け入れているところに関しては口を挟んではいけないと。ただし、それも、現場でのいろいろな危険の回避とか、あるいは仕事...全文を見る
○甘利国務大臣 消費生活用製品安全法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  国民生活の安全、安心を確保することは、重要な国の責務であります。  他方、昨今、ガス瞬間湯沸かし器の事故などが明らかとなり、製品の安全性に関する国民の信頼が大...全文を見る
10月26日第165回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(甘利明君) 笠議員にお答えいたします。  EPAにおける模倣品対策及び知的財産の活用についてのお尋ねであります。  EPAにおける模倣品対策につきましては、日・フィリピンEPAにおきましても模倣品の販売禁止が規定されましたが、今後とも、WTOのTRIPs協定におけ...全文を見る
10月31日第165回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○国務大臣(甘利明君) このたび経済産業大臣を拝命をいたしました甘利明でございます。伊達委員長始め委員の皆様には、どうぞよろしく御指導と御鞭撻をお願いいたします。  第百六十五国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政を取り巻く内外の諸課題の認識及び取組につ...全文を見る
11月01日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○甘利国務大臣 御指摘のように、国民の安全、安心を守るということは、我が省の所管だけではなくて、すべての分野を通じて果たすべき最大の国の責務だというふうに思っております。  我が省に関しまして、御指摘をいただきました一連の製品事故でありますが、これらの事故を通じてとうとい国民の...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、規制だけですべてをカバーするということは、事実上不可能であります。そして、事後の制度として、被害を最小限に抑えるという体制をとる。しかし、基本は、先生御指摘のとおり、製品安全文化というものを、つくる方にも、売る方にも、買う方にも、家庭にも徹底してい...全文を見る
○甘利国務大臣 お答えいたします。  経済産業省は、パロマ工業株式会社製のガス瞬間湯沸かし器事故につきまして、ガス事業者から事故報告を受けておりました。これらの事故に対しましては、個別に事故原因の分析を行い、対応してまいったわけであります。またあわせて、パロマ工業株式会社に対す...全文を見る
○甘利国務大臣 感度が悪かったのではないかと御指摘されればそのとおりだと思います。委員御指摘のとおり、要は、情報をきちんと共有し、それを分析して対処する対応が極めて甘かったというふうに反省をいたしております。  これを受けまして、具体的には先般公表しました三十一項目の対策におき...全文を見る
○甘利国務大臣 三十三条の規定は、製品の安全性を確保し、消費者への危害の発生及び拡大を防止するという観点から、主務大臣が重大製品事故に関する情報収集を行う責務を有することを改めて明示しているものであります。  御指摘の件でありますが、規定方法につきましては、こうした責務を定める...全文を見る
○甘利国務大臣 各個別の法による大臣の責務は、その省の責任者が当然きちんとした義務として受けとめているわけでございまして、各法令の書き方に準じて書いてありますが、それは、それによって義務を減ずるというような意識は、私を含め、すべての大臣は持っておりません。
○甘利国務大臣 大事なことは、重大事故が起きたら直ちに消費者に情報を周知徹底して、まず気をつけてもらうということであります。これは、真っ先にやらなければなりません。  ただし、その企業のその製品のものに明確によるものか、あるいは違うものか、その判断に時間を要することがあります。...全文を見る
○甘利国務大臣 安全な製品を製造、輸入するということは、消費者に製品を供給しています企業にとりましては、欠くことのできない基本的な姿勢であるべきだと考えております。先ほど来御指摘のとおり、こうした製品安全への取り組みというのは、企業の健全な発展や危機管理にとっても重要であるという...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、まず省内で情報を共有、集約するということと、省外との連携をしっかり図る、情報収集に関してはこの二点が大事だということで、直ちに対応をとっているわけであります。警察庁であるとか、あるいは消防庁の協力を得まして、製品事故に関する連絡会合というのを開催い...全文を見る
○甘利国務大臣 前途有為な青年を一酸化炭素事故で失った両親の思い、あるいは、小さな子がシュレッダーに指を挟まれて、両手を血だらけにして泣き叫んでいる光景、思い浮かべるだけで目を覆いたくなるような悲惨な光景であります。こういう製品に係る事故は世の中から一掃していかなければならないわ...全文を見る
○甘利国務大臣 その製品を所管しているところが情報を把握して、どういう対処をすべきかというのは、一番専門家だと思うんですね。つまり、自動車をつくっているところが冷蔵庫をつくっているところの問題点を把握というのはなかなかしづらいですから、それぞれを所管しているところが情報に対して迅...全文を見る
○甘利国務大臣 大畠先生の御指摘、問題意識としてはそのとおりだと思います。  何か事件が発生しないと対処ができない後追い方式ではなくて、事前にその種の事故を防ぐための措置が広範にとられるということは大事なことであります。これは、消費者も含めて、生産者も含めて、安全なものをつくる...全文を見る
○甘利国務大臣 きょうも一時間、民主党きっての、商工族ではない、経済産業政策のエキスパートであります大畠先生から各種御指摘をいただきました。それをしっかり拳々服膺受けとめまして、省を挙げて万全を期したいと思っております。
○甘利国務大臣 速やかに事件、事故等は関係省庁に連絡をしてもらう、これは当然の企業の社会的義務だと思います。そして、製品の優秀性は、その技術、性能ももちろんそうでありますが、安全性もその商品にとって大事な基本的な要件であります。それが企業のブランドイメージに必ずつながるはずであり...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、安全の基準たる技術基準は、時代の要請や技術の進歩、それによって不断に見直していく必要があることは事実だと思います。  パロマの問題も、まさかああいうふうに不正改造をするということを想定しない技術基準であったと思います。ですから、そこの部分は外から...全文を見る
○甘利国務大臣 時代の変化、使用形態の変化がある、その変化を迅速に把握をして、その変化に対応する技術基準となっているかどうかということを適宜見直すということは、国の責任であると思います。  ただ、その技術基準を設定した当時想定していないことが後で起こり得る、それをどれくらい迅速...全文を見る
○甘利国務大臣 当時、私は党の政調会長代理をしておりまして、この説明を聞きまして、正直な話が、なかなか、便法としては理解するけれども、かなり複雑怪奇、無理があるんではないかなという印象を持ちました。  結局、当時、中古販売事業者の方から、周知徹底の義務がなされていないではないか...全文を見る
○甘利国務大臣 これらは大くくりが化学物質関係なので、厚生労働省という仕分けをしております。  消費生活用製品をどこまでとらえるか。もちろん、プールが消費生活用製品かどうかという議論、いろいろあると思いますが、個別法できちんと対処をするもの、それから所管の省がきちんと目を配らせ...全文を見る
○甘利国務大臣 我が省に入ってくる消費生活用製品安全法にかかわる情報で、重大事故でありながら我が省の所管でないものについては、その行政指導を行う担当省に速やかに情報は伝達をするというふうにしてまいります。  個別法で各省が所管しておりますものについて不備があれば、その問題点を指...全文を見る
○甘利国務大臣 この種の安全にかかわる法案は、与党、野党にかかわらず前向きな御質問をいただいておりますし、きょうもこれからもいただくんだと思います。  我が省の所管の法案の限りにおいて来る情報で我が省以外のものについては、所管省庁に連絡をとるということはきちんとやってまいります...全文を見る
○甘利国務大臣 まだ全部精査はしておりません。
○甘利国務大臣 出動しておりません。
○甘利国務大臣 消防が火災と認知するということを要件としておりますから、入っておりません。
○甘利国務大臣 報告義務と公表をするというのは全く同列ではありません。火災でも、消防車が出動するような事態にならない、つまり本当に小さな発火事故でもすべてに報告義務をかけるとすると、これはもう膨大な数になります。  その事実認定について、消費者と報告義務者との間での見解の相違も...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、重大事故を公表するということは、同類の事故を未然に防止するという意味があります。  そして、メーカー名その他ということについては、因果関係をはっきりさせなければなりません、はっきりした時点で公表する。中には長くかかることもございます。
○甘利国務大臣 できるだけ早く、可能なものは一週間程度で公表できる……(長妻委員「製品名」と呼ぶ)ええ、ようにしたいと思います。ただ、因果関係の特定をするわけですから、きちんとした調査をしなければなりませんから、物によっては時間もかかるということであります。
○甘利国務大臣 因果関係が明確になりましたら、同意がなくても公表いたします。
○甘利国務大臣 ルーツが一緒ということで、この委員会でも仲間が一人いたということで、本当にうれしく思っております。  イザナギに並びイザナギを超えるという今の景気に関してどういう認識を持っているか、あるいはどういう実感を持っているかというお尋ねであります。結論から申し上げますと...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、地域振興に我が省とそれから関係省庁が力を合わせて具体的に取り組んでいこうということで、先般、地域資源活用企業化プログラムということに関して、我が省を含めて六省庁に集まってもらいました。そこの席でその趣旨を説明させていただきました。  ともすれば、縦割り行政...全文を見る
○甘利国務大臣 消防署や警察や国民生活センター、消費生活センターとの連携をきちっとやって重大事故の情報の漏れがないようにするということについては、当然とっていくわけであります。  私も、今お話を伺っていただけできちんと認識しているかどうかちょっと不安なのでありますが、アメリカは...全文を見る
○甘利国務大臣 この法律に基づいて製造事業者や輸入事業者に課する義務というのは当然あるわけでありますが、それ以前に、御指摘のように、企業文化として安全なものをつくっていく、それが製品の評価につながる、そういうことをしっかりと指導していきたいというふうに思っております。
○甘利国務大臣 ガス事業者から情報は届いておりました。それで、当時の通商産業省が何もしなかったかといえば、それに対する対応はしたのでありますが、それが十分でなかったために事故が防げなかったと思います。  一九九一年から九二年の間に、ガス事業者から、パロマ工業株式会社製のガス湯沸...全文を見る
○甘利国務大臣 決してメーカーをかばったわけではありません。事故に対してガス事業者なりなんなりに指導はしたわけでありますが、認識が甘かったということに尽きると思っております。
○甘利国務大臣 所管をしている品目に関する情報の迅速な収集それから対処は当然でありますが、所管外のものについて把握した情報については、迅速に所管官庁に情報伝達をして、対処方をしていただけるように要請をいたします。
11月02日第165回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) まず、御指摘をいただきました減価償却制度につきましてでありますが、これは二つの問題があると思います。一つは償却年数が長いということ、もう一つは一〇〇%償却ができない、最後に五%残ってしまうということであります。ということはどういうことが起きるかといいますと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、WTOドーハ・ラウンド、七月末に交渉中断に至りました。お話にありました三点の部分で話が膠着状態になったわけであります。いろんな手だてを使って再開をさせたいと。民間も力をかすところはかしましょうということで、経団連と日商が各国を訪問して早期再...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 東アジアEPA、ASEANプラス6、日中韓、インド、豪州、ニュージーランドであります。これは八月のASEAN等との経済大臣会合におきまして我が国から、前任者から提案をさしていただいたことでありますけれども、ASEANからはおおむね、おおむねというか、ASE...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) すべてのエネルギー政策を進めていくその原点というか方程式といいますか、それはエネルギー政策基本法、これがエネルギー政策における憲法とも言えるものでありますし、加納先生が中心的にこの政策立案についてその役割を果たしていただいたわけであります。  その中では...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 京都議定書で、参加国、それから責務を負う国の責任割合が決まりました。日本もそれに向けて努力をいたしております。  それはそれで意義はありますけれども、要は、地球全体として考えますとどのくらいの効果があるのかと。この枠組みに参加している国の総排出量を地球全...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) RPS法、リニューアブルエナジー・ポートフォリオ・スタンダード、この法律を作るときに、私と加納先生、それから公明党のたしか斉藤先生、三人を中心にこの仕組みを作ってまとめたことを思い起こします。  そのときにも、とにかくCO2を出さない、あるいは極力、建設...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 極めて見識の高いお話として拝聴いたしました。
○国務大臣(甘利明君) 我が国政府は非核三原則を堅持すると、総理はこう発言をされておりますし、それをもってこの議論は終わりにするという明確にお話をされています。全くそのとおりでありますし、日本が原子力の平和協力、GNEP構想の中でも核保有国以外で唯一フルサイクルの核燃料サイクルを...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 北朝鮮が六者協議に復帰をする、そのことはもちろん歓迎すべきことなんでありますが、実はそれで問題が片付いたわけでは全然なくて、話合いのテーブルに着いたというだけの話でありますから、これからその六者協議の場で国際社会が指摘している問題に対してどう北朝鮮が回答を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御承知のとおり、アザデガンの油田開発につきましては、平成十二年の十一月に、ハタミ大統領が来日をされました際に、我が国に優先交渉権が付与されることになったわけであります。平成十六年の二月に、日本とイランの事業者との間で開発計画が署名をされたということでありま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、核開発の疑惑にきちんとこたえて対処をしてもらうと、そのための行動を国際社会と日本が一致して取るということにいささかの揺るぎもございません。その上で、インペックス、国際石油開発が民間企業の意思と行動で石油開発をするということであります。  これにつき...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 資源国の変化というのは、直嶋先生御分析のとおりだと思います。  ロシアにしても、お金がなかったのが、油価が上がってお金が随分できてきたと。それにしちゃ、自分の国が関与している度合いが少ないじゃないかと。だんだん国家管理という方向に向いてきていると。この問...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 第三者というんですから経営に関係のない人を巻き込んじゃうわけですから、親戚、身内、知人あるいは取引先、そういう者を無関係の事態に巻き込んでしまうということでありますから、極力これは避けていかなきゃいけないわけであります。  まず、国民生活金融公庫について...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 東アジアのEPAと東アジアのOECD構想というのは、私は車の両輪だと思っています。東アジアにおけるシンクタンク、ただのシンクタンクだけじゃなくて、それを具体的に政策実行移すまで後押しをしていく、そういう仕組みであればこれは非常にいいわけでありますし、その中...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) おっしゃるように、ASEANプラス3のときには黙って見ていたアメリカがASEANプラス6になると懸念を示してきたことは過去に事実があります。アメリカの懸念は、そうするとAPECの存在意義はどうなっちゃうのさと。自分が入らない大きな枠組みができるということは...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) このスケジュール表からいうと、例えば日韓は今交渉が中断しているではないかと。そのとおりであります。呼び掛けておりますけど、なかなかテーブルにのっていただけません。韓国側からは、農業関係の日本からのオファーがこのレベルではというようなことを言っているようです...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 外国人を日本に入れる問題の中で私が非常に大切だと思っていますのは、その国を担うような人材が日本といい関係を学生のころから構築してくれると、そのことにどう政府や企業がかかわっていくかということが非常に大事だということをかねてから主張してきたわけでありますが、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) なかなかこういう場合、言いづらいところもあるんですが、文科省と経産省のうまい役割分担とそれから連携というのが大事だと思うんです。分担はできているけれども、先生の御指摘、連携はどうかしらという点は、そうであるならば反省をしなければならないと思います。  基...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) かつて石油公団に不祥事がありましたときに、不祥事といいますか、極めて効率の悪い運営ということをたたかれましたときに、議論として、世界じゅうに資源調達の市場ができているんだから、行って買ってくればいいじゃないかと。もう当たるか当たらないか分からないような上流...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) その前に、先ほど石油公団の運営効率が悪いということの際に、不祥事とちょっと言いましたけども、これは不良債権の累増の間違いでございまして、訂正をさしていただきます。  それから、中小企業の金融面での環境整備がどうあるべきかと。先ほど来答弁をさしていただいて...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先生御指摘のとおり、ほかに手段があるからよかったというんじゃ、これでは、ほかの手段も同様な故障をしていたらどうするんだということで、極めて危機意識の乏しいことになってしまいます。  私、就任をしましてすぐ、なぜ平時でも例えばそのテストをしないのかと、防災...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 北朝鮮がようやく六者協議に復帰をしたと、これは大変重要な一歩として歓迎はします。ただ、これがぬか喜びに終わってしまってはいけないんでありまして、国際社会が毅然たる姿勢で北朝鮮に対応を迫ったと。まあチキンレースのような面があったと思われます、我慢比べというか...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先般、省内で地域経済産業局の局長を集めて地域の経済状況、業況をつぶさに聴取をいたしました。九経済産業局プラス一部局、沖縄でありますが、その十地区の責任者から聴取をしたわけでございます。その中では、全体的に言えば改善傾向にあるということでありますが、地域ごと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 安倍総理と松岡農水大臣の間の話であります。  総理は数字には言及されておられません。農水大臣は確かに張り切っておられますが、総理御自身は、輸送に占める燃料の割合をガソリン、石油燃料を減らしていくための努力を一生懸命やってくれということでお話をされていただ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、再チャレンジに関して言いますと、相談窓口を創設をいたします。全国の二百八十か所。これ全国の商工会連合会、そして主要な商工会議所に設置をするわけでございます。  この窓口に相談に来られますと、恐らく、例えば月のうち第何何曜日というようなことになるんで...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 弘友先生御指摘のとおり、各国を比較をしてみますと、日本よりもイギリス、ドイツ、フランスなどの方が事業承継については手厚く対応がされています。日本では非上場株式に係る相続税の軽減措置はといいますと一〇%軽減、事業用宅地ですと八〇%軽減でありますが、例えばイギ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私は経済産業政策がライフワークではありますけれども、労働大臣をしていたこともあって、雇用の安定ということが日本の成長力の源泉、その一つにはなっているはずだという思いがあります。いつ首になるか分からない社会で果たして雇用者が能力を全力で発揮できるだろうかと、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私は、地域資源活用企業化プログラムということを今打ち出しているわけであります。恐らく我が省としては初めてだと思いますが、このプランに従って関係六省の担当者会議を開かせていただきました。経済産業省はよそのエリアに出張っていくのが好きでひんしゅくをよく買うけれ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほど、地域経済産業局長会議で業況聴取をしましたときに、ばらつきがあると、濃い薄い、全体的に持ち上がってはいるけれども濃い薄いがあると。そこは、本来の地力にもよるけれども、どういう産業に依存しているかがかなり影響を与えているというお話をいたしました。  ...全文を見る
11月07日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○甘利国務大臣 エレベーターが工業用製品であるかないかと問われれば、工業用製品であります。  今私どもが御審議をいただいているのは、従来ある消費生活用製品の安全法の改正案をお願いしているわけであります。消費生活用製品というのは、消費者が容易に売っているところに出向いてすぐ買える...全文を見る
○甘利国務大臣 今から我が省が建築基準法の勉強を始めてもなかなか追いつかないと思うんです。それは専門の部署に、設置基準なり建築基準法上の問題なり、あるいはエレベーターの安全基準なり、一連のものとして安全基準、法体系というのがあるんだと思いますし、それに従って不備は指摘をして行政指...全文を見る
○甘利国務大臣 経済産業省といたしましては、今次の一連の事故を教訓といたしまして、省内の事故情報の適切な分析と処理の体制を強化する、このために、省内の関係部局が事故情報を処理する体制の整備、そして省内共通のデータベースの構築、先ほど紙とファクスという話がありましたが、電子化して情...全文を見る
○甘利国務大臣 今回の法律を改正する趣旨は、消費者の身近にあるものに関して事故が起きた、そうすると、同じような事故が起きないように素早く手を打つということであります。  でありますから、重大な事故に関しては、その発生原因の有無を問わず、もちろん、故意に包丁で腕を刺して、この包丁...全文を見る
○甘利国務大臣 事故隠しが発覚した事業者に対しては、体制整備命令を発動するだけではなくて、報告を怠ったためにこの命令が発出されたということ、それから、事故隠しに係る製品の名称、型式、事故概要等を公表するという措置を講ずるようにしてあります。  一般的に消費者に対して幅広く販売を...全文を見る
○甘利国務大臣 今度の法改正で、任意の規定、行政指導ベースでやってもらうということを法律で義務化しました。ある限定範囲にしましたが、それは、法律に義務を書きますと、無視したらペナルティーが行くということでありますから、すべての情報に関して、それは見解の相違もありますし誤使用という...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
11月10日第165回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(甘利明君) 消費生活用製品安全法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  国民生活の安全、安心を確保することは重要な国の責務であります。  他方、昨今、ガス瞬間湯沸器の事故などが明らかとなり、製品の安全性に関する国民の信頼が大きく揺らい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 若林先生の御質問にお答えをいたします。  まず、パロマ工業の一酸化炭素中毒事故に関する経済産業省の責任についてお尋ねであります。  本件事故に万全の対応が取られてこなかったことについては、事故に係る情報の収集・分析体制が十分でなかったことが大きな原因の...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 弘友先生からいただきました七問にお答えいたします。  一連の製品事故の発生原因の認識及び事故の再発防止と消費者保護に対する考えについてのお尋ねであります。  パロマ工業製瞬間湯沸器事故等によって尊い国民の生命が多数失われたことは誠に遺憾であります。経済...全文を見る
11月14日第165回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○国務大臣(甘利明君) 消費生活用製品安全法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  国民生活の安全、安心を確保することは、重要な国の責務であります。  他方、昨今、ガス瞬間湯沸器の事故などが明らかとなり、製品の安全性に関する国民の信頼...全文を見る
11月28日第165回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、国民生活の安全と安心の確保というのは国家としての最大の責務だと思います。  そして、今回御審議をお願いをしております消費生活用製品安全法、これは正に消費者が日常活動の中でだれもが身近に接している製品の安全を確保をする、重大事故があった場合...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) パロマの事故に象徴されますが、なぜああいうものが起きて迅速に対応できなかったかを反省をいたしますと、まず情報が我が省に届かなかった。欠陥があるかないか先方の判断だけに任せていると、パロマ自身はこれは欠陥ではないと言い張る限りは報告をしないんでありまして、あ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 小林先生御指摘のとおり、いろいろ反省すべき点があるから対処が遅れた、そのとおりであります。  事故が最初に起きたときに、それを的確に事故情報を収集し、それがどういう原因で起きているか、もちろんその中にはユーザーの誤使用というのもあると思いますが、製品自体...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほど来、小林先生御指摘のとおり、個人情報保護法というものが施行されて、これに、まあ何といいますか、過剰反応で、それが壁になってほかのことが進まないということが随分あるように思うんですね。で、かなりこう警戒されて、これがありますからというのと、それをむしろ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 製造されるものに技術基準というものがあるものについて、それは、それにのっとって作らなければこれは違法ということになるわけでありますから、それはきちんとした技術基準に従って作っていただくと。国民生活センターが間違っても欠陥品の安全性をテストするみたいな変なこ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 小林先生がお話に出されていました洗濯機の話は、経年劣化でドラムの回転を止めるブレーキパッドが機能しなかったと。車であれば、機能しなければ車検が通りませんから使用ができないと。家電製品には車検がありません。欠陥でも誤使用でも、まあほぼ開ければ自動的に止まると...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 法律が成立をしてから具体的な実施、施行に至るまでに様々な手続と作業があります。それに従って、施行して、きちんと体制が取れるように準備をする期間が必要だとは思いますが、どこまで迅速に施行できるか、極力、一日も早い施行に向けて努力をしてまいります。
○国務大臣(甘利明君) 若干の補足をさせていただきます。  藤末先生からは、とにかく事業者が頑張って製品安全に取り組んでいくと、そのモチベーションが高まるような措置が必要ではないかというお話もいただいたかと思っております。  基本的には、作る方も使う方も安全第一という思想が徹...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 当委員会でも委員各位から再三御指摘をいただいております。安全がすべてに優先をすると、そういう文化を構築をすると。事業者も安全性の高い製品を供給をするということを第一義に考える。消費者も、価格や性能やデザインもさることながら、安全なもの、安全性により配慮をさ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 我が省の基本は現場主義でありますから、できるだけ早い機会を見付けて現場視察をしたい、行きたいと思っております。
○国務大臣(甘利明君) 日本は貿易立国、工業立国、まあ産業立国でありますから、製造された製品、商品が国内のみならず国際的な評価を受けなければならない、その評価が国際競争力となって生き残れるすべになるわけであります。従来、御指摘のとおり、性能が良くて価格が安い、で、最近は見栄えもい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 松先生が副大臣をしていただきまして、その辺の意識喚起も十分にしていただいたところに私が乗り込んできたというふうに思う次第でありまして、アキラが続いたというのは多分いいことなんだと思いますが、国民にとって安心、安全の構築というのは国家の第一の責務であります。...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 法律に従って、その法律を所管しているところが事業者の指導監督まで含めてやるということは一気通貫で大事なんですが、要は、一元的に情報が集まったものを、それをきちっと振り分けて、法律を所管するところがちゃんとキャッチアップするということが大事だと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず事故が起きましたら、その情報を的確に迅速に収集するということ、そして遅滞なく消費者に同様の事故が起きないようにその事故情報を伝達をする、収集をして伝達をするということを迅速に行うということであります。  御指摘のとおり、既存のいろいろな行政機関を通じ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
12月01日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○甘利国務大臣 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮からの貨物につき輸入承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  平成十八年十月九日、北朝鮮が核実験を実施した旨の発表を行いました。...全文を見る
○甘利国務大臣 いわば、単独制裁法は平成十六年に議員立法で成立をしたものでありますけれども、外為法第十条では、今般発動した北朝鮮に対する輸入禁止措置のような単独制裁措置を政府が講じた場合には、事後的に国会の承認を求めることとされております。  これは、我が国の平和及び安全の維持...全文を見る
○甘利国務大臣 このたびの北朝鮮によるミサイル発射、核実験といった一連の行為は、我が国の安全保障に対する脅威を著しく増すものでありまして、また、北東アジア及び国際社会の平和及び安全への脅威となることでありますから、断じて容認できないものであります。  我が国といたしましては、断...全文を見る
○甘利国務大臣 十月九日に北朝鮮が核実験をした旨発表したことを受けまして、北朝鮮に関する諸般の事情を総合的に勘案した上で、十一日に官房長官から輸入禁止措置を含む我が国としての制裁措置を発表いたしました。  私も内閣の一員でありますから内閣の考えと全く同じなのでありますが、こうし...全文を見る
○甘利国務大臣 今回の措置は、対北朝鮮政策、対話とそして圧力、両々相まって、北朝鮮側がきちんとテーブルにのって、日本及び国際社会が要求することに対して誠意ある対応をとっていくという措置を期待し、強く促しているわけでございます。  今般の輸入禁止措置は、北朝鮮の核実験を契機に日本...全文を見る
○甘利国務大臣 先生御指摘の医薬品につきましては、核不拡散を目的とする国際枠組みにおいて合意をされました輸出規制貨物リストの対象外になっております。そのために、御質問の医薬品は外為法に基づくリスト規制の対象とはなっておりませんで、常に輸出許可を要することにはなっていません。他方で...全文を見る
○甘利国務大臣 ああいう国でありますから、一国が何か一つを行えば決定的にきくということはなかなか難しいと思います。やはり、国際社会が毅然たる姿勢で対処する、その姿勢がどう伝わっていくかだと思います。  北朝鮮の反応を見ていますと、一番きいているのはやはり金融制裁なのかなというふ...全文を見る
○甘利国務大臣 それは委員御指摘のとおりであります。ですから、日本が走り出して、振り返ったらだれもついてこないということでは効果は半減でありますから、日本が各国に同様のことを粘り強く呼びかけていって、その必要性を説いていくという努力は、単独制裁と同等に重要なことだと思っております...全文を見る
○甘利国務大臣 詳細までは承知しておりませんが、連絡をとっていたことは事実であります。当然、各国が全部同じものということではないと思います。その国独特のものというのはそれぞれありますから、おおむねこんな感じということでは話はしていたと承知をしております。
○甘利国務大臣 これは、アメリカがいつ出すかということまでは、正確に向こうからの意思表示があったかどうかは承知しておりません。ただ、私が会見で申し上げたのは、一カ月後を目途として行うので、それに向けて最終的な詰めを行っていると思うという私の一部観測で、会見、発言をいたしました。
○甘利国務大臣 北朝鮮側が事あるごとに金融制裁を解けとしつこく言うのは、それがきいているから言うのでありまして、現状でも相当、ボディーブロー以上になっていると思います。今の段階は、六カ国協議が始まることに向けてのぎりぎりの段階になってきています。ここでの動きというのは非常に微妙に...全文を見る
○甘利国務大臣 許可は出しました。その際に、試掘を本当に実施する場合には、前もって政府とよく相談するよう帝国石油に求めているわけであります。  先生御案内のとおり、では、それが実行された場合に何の支障もなく粛々と事が進むかというと、そんなことはないだろうとだれも思うわけでありま...全文を見る
○甘利国務大臣 最初から、具体的案件、これとこれを協議するためのこういう場をというと、なかなか乗ってこられない事情もあるかもしれません。  全般的に、省エネだとか環境問題だとか、中国側自身が抱えている問題があります。日本の技術協力が必要、技術移転が必要な問題が多々あるわけであり...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、東京電力は、四年前の平成十四年に自主点検作業に係る不適切な問題が明らかになった。その後に、品質保証システムの改善を初めとする信頼回復のための取り組みを行ってきているわけではあります。こうした取り組みが行われている中で、今回、ただいま御指摘の柏崎刈羽...全文を見る
○甘利国務大臣 全体として排出水の温度が枠内に入っている、しかし、個々の場所で〇・何度、範囲から外れた、そういうことに対する認識の甘さが一番の原因だったと思うんですね。しかも、一度隠ぺいしてしまって、なかなか言い出せないというようなことが体質としてあったんだと思いますので、私から...全文を見る
○甘利国務大臣 それはないと思います。  ただ、東電だけにこの種の問題があったのかということは断言できませんから、ですから、同じようなことがほかでもありはしないか、そういう意味で、電力会社、沖縄含めて十電力、それから電源開発、日本原電、すべてに対して調査をするようにという指示を...全文を見る
○甘利国務大臣 我が国政府の対北朝鮮政策は、対話と圧力であります。対話だけで事が解決すれば、それはそれにこしたことはないと思います。しかし、歴史的事実としてそうはいかないわけでありますから、対話と圧力をコンビネーションとして国際社会の要請にこたえるということを迫っていかなければ問...全文を見る
○甘利国務大臣 各国が協調して対応することが極めて大事であります。
○甘利国務大臣 申し上げましたように、もろもろの対応措置、総合的に合わせわざで迫っていかなければならない。その中の構成要素として御指摘のことがあるということも、対応策の中の一つであります。
○甘利国務大臣 既に全国六百五十一カ所に特別相談窓口を設置しておりまして、政府系の中小企業金融の三機関のセーフティーネット貸し付けであるとか、あるいはセーフティーネット保証による支援策を講ずることによって、資金供給に問題が生じないよう万全を尽くしておるわけであります。あわせて、政...全文を見る
12月01日第165回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(甘利明君) お答えいたします。  リース料も含めた実効金利の開示等、リース業に関する規制等の必要性についてのお尋ねがありました。  一般のリース取引は、事業者双方の合意に基づく契約によりその内容を定め得るものでありまして、その限りにおきましては特段の問題は生じてい...全文を見る
12月04日第165回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、電源特会と石油特会を統合いたします。あわせて、従来、電源特会は電源開発促進税というものが直入をされておりましたが、これを一般会計をきちんと通して必要な額が支出されるということになります。これで会計の透明性が更に前進をするわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 石油公団に不良債権がたまったと、経営が極めて効率的でないという指摘が過去にありました。その際に、今や石油の調達市場が世界じゅうにできているんだから、必要ならお金出して買ってくればいいじゃないかというような論が先行したと。  ここは誤りだったと思いまして、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 企業の競争力を高めていくためには、外国の企業、競争相手と競争条件をそろえる必要があります。外国企業は新しい設備をどんどん投入できるような税制があるのに、日本にはなかなか新しい設備に更新をできないような障害があるとしたら、これは競争力を減殺をすることになるわ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のように、日本の中小企業は、個々にはびっくりするぐらいのすばらしい技術、腕を持っているところが随分あります。ただ、今までは大企業からの要請に従って、要求される仕様以上のものを納めていれば何の問題もなかったと。しかし、昨今、なかなかそうはいかないと。し...全文を見る
12月06日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○甘利国務大臣 土井先生御指摘のとおり、安倍内閣のスローガンは、成長なくして日本の未来なし、そして、その成長の具体的なキーワードとして、オープンとイノベーションであります。  オープンは、日本の経済国境を低くして、成長の中核たるアジアのエネルギー、成長を日本のものとするというこ...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、ようこそ経済産業委員会にお越しをいただきました。心から御活躍を御期待申し上げます。  安倍内閣のスローガンは、先ほど申し上げましたが、成長なくして日本の未来なしであります。成長を図っていかないと、いろいろな問題が解決できない。しかし、制約要因がたくさんあり...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま川条先生御指摘のとおり、日本全国各地、至るところに中小企業がありますが、その中小企業の中には、目を見張るような技術を持っている、あるいはノウハウを持っている、経営資源があるというところが随分たくさんあります。御自身でも気がついていらっしゃらないところもある...全文を見る
○甘利国務大臣 日本と豪州とのEPA交渉でありますけれども、日豪間のEPAの意義、先生御指摘のとおり、資源、エネルギーの安定供給の確保、それから、今後の東アジア地域における政治や経済関係の面で、我が国にとっては戦略的パートナーとなり得るという重要な相手国であります。  今、資源...全文を見る
○甘利国務大臣 減価償却制度の抜本改正、四十年ぶりにやりますが、これは国際的なイコールフィッティング、競争相手と同じようにするために必要だと思っております。  経済産業省等六省で要望しております減価償却制度の見直し案の減収見込み額でありますけれども、当省の行った試算でありますと...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、最初、前段の御質問である地方税に関することですが、なかなかここは要求をしておりますが苦戦をしておりまして、その点に関しては、近藤先生にとっては御要求どおりの流れに沿っているのではないかと思っています。  ただ、実は、古い設備をいつまでも置いておくと、結局、...全文を見る
○甘利国務大臣 輸送機器の環境対応、いわゆるグリーン化については、京都議定書の履行の上からも非常に大事になっているわけであります。  今の御指摘の電気自動車あるいはハイブリッド自動車、天然ガス自動車、これらの低公害車の普及は、今、二十八万台にまだとどまっておりまして、我が国の自...全文を見る
○甘利国務大臣 ものづくりというのは日本の競争力の源泉であります。そこには、新技術の開発ももちろん大切な要素ではありますけれども、委員御指摘のとおり、現場の技術者、ものづくりを支えてきた技術者の技能をどう次世代に伝承していくかということは同様に大切なことであります。  二〇〇七...全文を見る
○甘利国務大臣 アジア人財資金といいますか、仮称でありますけれども、人材交流を進めるということで予算要求をしているところでありますが、従来から留学生を受け入れるという枠、制度はもちろんありますが、アジアの優秀な人材はどこへ向かうかというと、今アメリカにみんな行っちゃうんですね。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 御案内のとおり、新・国家エネルギー戦略におきまして、二〇三〇年を目途に石油の自主開発比率を四〇パーに引き上げていく、現在は一五パーであります。この目標に向かってありとあらゆる努力を続けるということになります。  もちろん、資源国との二国間のいろいろなレベルの交渉...全文を見る
○甘利国務大臣 日本国政府自身が事業主体として資源開発を行っていくというスキームではありませんが、民間が出ようとすることを前後左右から支えていくという政策が大事だと思いますし、日本政府がきちんとその事業にかんでいるということが相手政府に伝わることによってその事業の信頼性が増し、推...全文を見る
○甘利国務大臣 行政改革下の制約された人員でありますけれども、地方自治体あるいは都道府県の消費生活センターあるいは国民生活センター等と連携をとりながら、効果的に実を上げていきたいと思っております。
○甘利国務大臣 大畠先生御指摘のとおり、日本の発展は中小企業があったからだと私は信じて疑いません。  今、世界じゅうの国が日本の何をねらっているかというと、優秀な中小企業を自国の企業としたいという、その標的とされているんです。シャープがどんなに優秀であろうと、トヨタがどんなに優...全文を見る
○甘利国務大臣 非核三原則は国是でありますし、歴代内閣によって累次この表明がなされている。安倍内閣においてもこれは変わらない、堅持をしていくということでございますし、先ほど原子力委員長から答弁がありましたとおり、日本が非核保有国の中で唯一核燃料サイクル、フルサイクルで認められてい...全文を見る
○甘利国務大臣 アメリカも、調べてみますと、ものづくりの中核人材というのは長期の雇用者なんですね。日本も、技能の中核的人材あるいはその伝承者、ものづくり現場の中核人材はやはり長期雇用の中ではぐくまれていくのだろうと思います。  リコールと非正規の関係、トヨタと他の自動車メーカー...全文を見る
○甘利国務大臣 いい物ができないような事態になれば、当然その会社は衰退をしていくわけであります。優秀な企業であればあるほど、そういう場面に遭遇したときには危機感を持って、人材の育成はどうあるべきか、競争力の源泉たるものづくりの現場の技術の維持はどうあるべきか、当然、企業経営者とし...全文を見る
○甘利国務大臣 間もなく自動車生産世界一になるであろうトヨタは、あらゆる面で非常に厳しい経営方針であるということは承知をいたしております。しかし、今おっしゃった通信簿が具体的にどのようなものであるかということまでは承知をしておりません。
○甘利国務大臣 半導体に象徴されますように、新しいものが開発されて、世にデビューをしたときにつけた価格、それがずっと維持できるかというと、実はそうではないわけでありまして、技術革新、量産体制、あるいは高効率生産、そういうもの、初年度と五年後も全く変わらないということはない。下請中...全文を見る
○甘利国務大臣 今の景気の回復を確かなものにするためには、高い利益を上げている大企業から、つまり企業から家計への所得の移転、そして下請中小企業に対する適正な利潤の配分、それが消費を喚起するということは、私は諮問会議等でも発言をしているところであります。タイムラグがあって、景気が回...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○国務大臣(甘利明君) 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮からの貨物につき輸入承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  平成十八年十月九日、北朝鮮が核実験を実施した旨の発表を行い...全文を見る
12月12日第165回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○国務大臣(甘利明君) 北朝鮮のここのところの一連の行為、つまりミサイルを発射し、核実験を強行をしたと。拉致問題に対する誠意ある回答はないと。これは、日本の安全保障に対する脅威を増大させるということだけではなくて、北東アジアや国際社会に対する言わば挑戦であります。平和と安全への脅...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 核を始めとする大量破壊兵器、これが拡散をする、そしてテロの勢力の手に渡る、これはもう地球規模で悲惨なことになります。でありますから、これを断固阻止していかなければならないわけであります。日本は世界有数のハイテク製品の輸出国であります。それらの輸出された製品...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 北朝鮮からのまず輸入を止めるということは向こうの外貨獲得手段を断つということでありますし、奢侈品についての輸出を止めるということは、軍部、そのトップ指導者の今までのかたくなな姿勢に風穴を開けると。その統治体制といいますか指揮命令系統を維持していくためのいろ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 非軍事による制裁、経済制裁というのは、おっしゃるようにあくまでも手段であって、それ自身が目的ではありません。目的は、国際社会が求めている核の不拡散、ミサイルを始めとする国際社会への脅威の除去、あるいは拉致問題に対する誠意ある回答、そういったものを求めていく...全文を見る
12月14日第165回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○国務大臣(甘利明君) 本日は、私のかつての師匠であります渡辺秀央先生からの御質問をいただくということで、いつもよりは多少緊張をして臨んでいるわけでございます。  先生御指摘のとおり、規制緩和あるいは大競争時代に入って、実はそれはそれで直面しなければならない課題ではあるけれども...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原子力安全・保安院長からは後ほど答弁をさせますが、その前に私から答弁をさせていただきます。  原子力発電所を始めとする発電の施設からのデータの改ざんであるとか必要な手続の不備が言わばぽろぽろ次から次へ出てきました。私は、恐らく同様なことは、特定の社だけで...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、設備投資は随分減りました。ピーク時の今は四分の一ぐらいでしょうか。
○国務大臣(甘利明君) ええ。それで、なぜ設備投資がこれだけ減ったか、それからその減ったことによって安全とのかかわりはないかということで、私もちょっと短時間でありますけれども調べてみました。  設備投資が減った原因は、新規立地が進まなくて、要するに発電所が昔ほどできなくなったと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原子力発電所で使われた使用済燃料、それが再処理をされて新しい燃料とそれから高レベル放射性廃棄物とに分かれると。国外に依頼していたもの、これからまた国内でやっていくと。要は、その最終的な高レベルの放射性廃棄物をどうするんだと。これのきちんと最終管理をして埋め...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 繊維産業は、かつて正に外貨を稼ぐ手段、日本のリーディングインダストリーでありました。そのリーディングインダストリーたる主役がその後いろいろ入れ替わって、家電とか自動車とか主役が入れ替わってきた中で劣後に置かれているわけであります。  ただし、先生もこの繊...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 新エネを導入するメリットは先生御指摘のとおりでございます。そして、現状の供給量、総エネルギーに占める供給量のお話も今のとおりでございまして、〇三年では、今一・八、これを三%でありますから、正直言って結構大変だと思います。  新エネルギーに関する技術開発、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 新エネの弱点というのは、お話ありましたように、従来のエネルギーに比べてコストが高いという点であります。従来のエネルギーの方が価格が上がってくると、相対コストの不利さは減殺をされてくるということはあります。それでもやはりまだ高いんではありますけれども、従来よ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) RPS法は私が作ったというよりも、私が座長をしただけで、加納先生とか公明党の斉藤先生が作られて、私は分かったような顔をしていればよかったんでありますけれども、そのRPS法というのは新エネ導入にかなり後押しになっていますし、電力会社のグリーン電力料金というの...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) それぞれ立場が違うともちろん意見も違いますから、当然乖離はあろうかと思います。  現在、二〇一四年、平成二十六年度までの利用目標量につきましては、総合資源エネルギー調査会に検討を諮問をして現在審議をいただいている、今検討中ということでございまして、この調...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 確かにおっしゃるように、RPS法頼みではなかなか進まないと思います。RPS法以外に新エネの導入の促進に向けては、コストを低減をするとかあるいは発電効率を向上するとかいう、そういうための技術開発等々を支援をしていくということも大事だと思いますし、いろんな導入...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 目標年次と数量ときちんと決まっているのは、二〇一〇年にバイオエタノールを含むバイオ由来燃料について五十万と、これ一つだけであります。これは政府としてきちんと決まっている目標年限と数字であります。  それ以外の数字につきましては、先ほど出ました六百万を云々...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 基本的におっしゃるとおりだと思います。  日本に限らず、世界じゅうでバイオエタノールブームみたいなのが起きておりますが、途端にブラジルからの価格が跳ね上がっております。しかも、これからは、バイオ由来というぐらいでありますから、食料との取り合いになるわけで...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この家電リサイクル法が施行されまして五年がたちまして、その前払い、後払いの話も含めて、いろんな問題が提起をされております。  今世の中に出ているその二千万台のうち、半分がメーカールート、残りの半分がそうでないルートで流れていると、その処理がですね。で、メ...全文を見る