甘利明

あまりあきら

比例代表(南関東)選出
自由民主党
当選回数13回

甘利明の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第166回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○甘利国務大臣 先生御指摘のとおり、大企業は相当元気、しかし中小企業はなかなかそのスピードについていけない。その中でも、製造業はそこそこになってきているけれども、それ以外は相当大変というところであります。また、地域によってもばらつきがありますし、そのばらつきが地域全体の好不況とい...全文を見る
○甘利国務大臣 安倍総理がよく引用されますお話が、広島県熊野町の筆の話であります。書道の筆というのはもう使う人がどんどん減って、こういう言い方は余り好きじゃないんですが、いわば斜陽産業。しかし、あれだけ優秀な素材なんだから、視点を変えると別なものができるんじゃないかということでで...全文を見る
02月07日第166回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○甘利国務大臣 経済財政諮問会議の議事録は公開されていますから、お読みになった上でのお話だと思います。  お読みになっていらっしゃらない方もいらっしゃると思いますが、これは、前段にキヤノンの御手洗さんからどういう問題提起があったかといいますと、派遣は、指揮監督権がこちらにあるか...全文を見る
02月09日第166回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○甘利国務大臣 アメリカのプロバスケットボールリーグに、コービー・ブライアントというスーパースターがいます。彼の父親がその昔日本に来まして、神戸牛を食べて、その余りのおいしさに感動して、やがて生まれてきた自分の子供にコーベという名前をつけました。英語読みをするとコービー。コービー...全文を見る
02月15日第166回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○甘利国務大臣 先生の御指摘で大事なことは、経済成長と地球環境、これを両立させるという点なんですね。  日本は、過去の三十年間にGDPが二倍になりました。しかし、エネルギーの使用量は四割だけしかふえていないんです。一番いいことは、経済が二倍になってもエネルギー使用量がふえないと...全文を見る
○甘利国務大臣 二〇一〇年、五十万キロというのは必ず達成します。今、農水省と我が省と連携をとりまして、バイオ燃料の推進に向けて、技術開発も含めていろいろ取り組んでおります。  ただ、先ほどの質問でも御指摘があったと思うんですが、食料系と木質系でうまくバランスをとった方がいいと思...全文を見る
02月16日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○甘利国務大臣 第百六十六回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、経済産業行政を行うに当たりましての私の所信の一端を申し上げます。  現在、我が国経済は、総じて見れば、堅調な景気回復を続けている一方で、消費に弱さが見られます。企業部門の好調さが家計部門に波及することにより...全文を見る
02月16日第166回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○甘利国務大臣 今、厚労省で事業者向けのガイドラインのパブコメ中であります。並行して私どもは事業団体とやっておりまして、恐らく三月一日の期限のパブコメを受けて、三月中には詳細が決まると思います。  我が方もそれに即して対応してまいりますし、特に、電力、社会インフラを担当しており...全文を見る
○甘利国務大臣 この事故で三名の方が亡くなられ、十一名が負傷を負われました。亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りし、負傷された方々が一刻も早く回復されるようお祈りをいたしております。北見は先生の御地元と承知しておりますし、心を痛めております。  一報を受けたのは、私が公務で九...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、一酸化炭素系のガスを使っているというところを天然ガスに切りかえなきゃならないと思います。御案内のとおり、天然ガスとかプロパンは、多少吸い込んでも体がどうこうするということはありません。ただ、一酸化炭素系のガスは、直ちに一酸化炭素中毒を起こして死に至る危険性が...全文を見る
○甘利国務大臣 ネズミ鋳鉄管について、点検基準というのがあります。これは、四十カ月に一回、全部点検せよという指示が出されています。  北見市から北海道ガスに移管するときに、一体全体いつ点検したんだということもすぐ調べさせました。これは、十八年の四月一日なんですね。十八年の四月一...全文を見る
○甘利国務大臣 一義的にはガス事業者であります。  それと、もちろん、点検の間隔がこれでよかったのかという点を問われれば、この期間中、ちゃんと点検をしていたのにもかかわらずこういう事故が発生をした。ただ、もちろん、原因を究明していかなければ何とも言えないのでありますが、こういう...全文を見る
02月20日第166回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(甘利明君) エンジェル税制の拡充についてのお尋ねがありました。  先ほど財務大臣からも答弁がありましたが、平成十九年度税制改正において、ベンチャー企業の重要性にかんがみて、ベンチャー企業の要件の緩和、さらには、資金調達の円滑化の観点から、ベンチャー企業が投資を受ける...全文を見る
02月20日第166回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○甘利国務大臣 先生御指摘のとおり、商店街というのは、地域の例えばお祭りだとか自治会活動だとか、今お話しの防犯の意味も含めて、あるいは消防団の運営も含めて、地域社会を担っていく重要な部分を、単に物を売るとかいうこと以外に担っています。この地域の商店街がシャッター通りということで寂...全文を見る
○甘利国務大臣 確かに、大店法が大店立地法になった、そこらあたりから中心市街地のいわゆる従来型の商店が疲弊を始めるという、その軌を一にしているというふうに思います。  そこで、当時、私は自民党で、そういう地域の中心市街地が崩壊していくという危機感を持って、この中心市街地の活性化...全文を見る
02月21日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○甘利国務大臣 平先生御指摘のとおり、リスクに応じてローからハイまで直接、間接の金融市場があるということが大事であります。  そもそも、不動産担保主義とか個人保証主義が横行して、その企業の技術力とか将来性とか人的な資源とか、従来の金融審査以外の部分の審査能力が育っていないという...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、今日まで、先生のお父様、武藤嘉文先生の御薫陶を受けて歩んでまいりました。私に落ち度があるとするならば、それは先生の御指導に手抜かりがあったというふうに理解をしていただきたいと思っております。  大都市、都市部はいいけれども地方はまだまだ疲弊したまま、大企業...全文を見る
○甘利国務大臣 サービス産業といいますとGDPの七割を占めているとよく言われるわけでありますけれども、これがまた幅が広いというか、広過ぎるんですね。情報通信から金融から運輸、物流あるいは小売、そして、いわゆるBツーCの、いわゆるエステから何からのサービスまで大変幅が広いんですね。...全文を見る
○甘利国務大臣 確かに、かつては大企業も中小企業も、都市部も地方も、全部だめだったんですね。そこから立ち上げるために、先行して牽引力になり得るものはどんどん順番を、別に全部一緒じゃなくて、早く行けるものからどんどん立ち上がっていけということが必要であった。債務、雇用、設備、この三...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃるように、従来の融資形態といいますか、不動産担保主義、そこには、借り手の事業の審査をする能力も必要なければ企業とのつき合いも必要ない、とるものだけとっておけば、しかも、不動産は当時は下がるということは想定していない、とってさえおけば何があろうと関係ない、企...全文を見る
○甘利国務大臣 経済財政諮問会議で民間委員と私とちょっとドンパチをやりましたけれども、商工中金の民営化に向けてのプロセスはもうコンクリートしているんですね。こういうふうな手だてでこういうふうにいきますというのも決まって、法案も出す、だから、もう議論をすることではないんです、粛々と...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃるとおり、中川政調会長のもとで、いわゆる上げ潮政策の旗振り役の一人を務めたことは事実でございます。
○甘利国務大臣 安倍内閣のスローガンというのは成長なくして日本の未来なし、なぜ成長がないと未来がないかといいますと、日本は制約要因をいっぱい抱えている。人口が減少していく、高齢者がふえて労働力人口は減っていく、そうすれば成長は減速していくに決まっているわけでありますし、そういう中...全文を見る
○甘利国務大臣 ぜひ行間を読んでいただきたいんですが、経済成長を健全に続けていくということは、GDPの構成比でいうそれぞれの要素が健全に大きくなっていかなければならないと思うんです。いびつな形で経済をある部分だけで牽引するということはやがて限界がやってくるわけであります。  日...全文を見る
○甘利国務大臣 今の日本の状態はお金に使用料がついていない。お金に使用料がつかないと、お金は、本来必要なところに重点的に行かないで、効率のいいも悪いもべたで張りつくという議論があります。これはそのとおりだと思います。  金利水準、金利政策に関しては、日銀の専管事項でありますから...全文を見る
○甘利国務大臣 為替レートは人為的に設定するものではなくて、市場が決めるものでありますから、市場がもろもろの材料でそう判断したんだというふうに思っております。  日本の製造業、ものづくりの強さというのは技術革新にある、その技術革新は競争にさらされているからこそ磨かれる、それはそ...全文を見る
○甘利国務大臣 最低賃金の算定のもとになっている最低賃金法につきましては、厚労省の労働政策審議会において、先日、改正法案の要綱が取りまとめられたところでございます。  この改正案では、最低賃金の決定の際に考慮する労働者の生計費について、新たに生活保護との整合性に配慮するものとい...全文を見る
○甘利国務大臣 企業の環境への配慮をいかにしているかということの一環として、グリーン電力の購入をしている、これが寄附金扱いなのを経費扱い、損金算入をしたらいかがかと。これは、検討する余地はあると思います。私も、個人的には二口入っているんですが、個人のはどうなんですかね。それも含め...全文を見る
○甘利国務大臣 御専門の分野でありますから、大変多岐にわたって問題の御指摘をいただきました。  まず、労働分配率でありますが、これは、国民所得を母数として、国民所得分の雇用者所得の比率、国民所得は雇用者所得プラス企業所得プラス財産所得でありますが、その比率がだんだん下がってきて...全文を見る
○甘利国務大臣 正規雇用と非正規雇用と言われていますが、企業が非正規雇用を使うというのは、生産の季節変動値が激しい部分について、すべて正規雇用で賄おうとすると、忙しいときに合わせると忙しくないときには従業員に仕事がない、忙しくないときに合わせると忙しいときには手が足りなくてどうも...全文を見る
○甘利国務大臣 大企業と中小企業の間、あるいは製造業と非製造業、都市と地方、この間に格差は明確に存在をいたします。大事なことは、その格差が固定化してしまったりとか、あるいは際限なく拡大をしていくということがないように、どういう施策をとるかということだというふうに思っております。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 景気が立ち上がっていく段階で、伸びれるところから伸びていく、ばねのように、先頭部分が先に行っても後ろがまだついてこない、そういうタイムラグの要素は当然あろうかと思います。  一方で、抜本的な問題も当然そこにはあるわけでありまして、都市対地方の格差でいえば、労働力...全文を見る
○甘利国務大臣 同じような働き方をしているのに正規と非正規で給与格差が大きい、これは今、非正規部分の待遇の改善に向けた種々法律が、我が省だけでなくて提出をされている。給料が安く、人件費が安く使えるから、全く同じような仕事だけれども非正規雇用者を使うという選択肢は弱くしていかなけれ...全文を見る
○甘利国務大臣 日本型経営というのは総合力なんですね。日本の経営者は当然気がついているはずなのでありますけれども、そういうみんなで一緒になって改善提案をして、みんなでチームとして頑張るというところに競争力がついてくるわけでありますから、私は部外者だと思っている人ばかりで構成されて...全文を見る
○甘利国務大臣 川端先生のお話の展開からすると、雇用形態、つまり、非正規雇用に依存する割合が高くなって、そして総合力が落ちて、やはり見落としている部分が出てきたのではないかという展開になるんでしょうか。(川端委員「違います」と呼ぶ)違いますか。(川端委員「残念ながら」と呼ぶ)
○甘利国務大臣 私が労働大臣のときにこれがポジリストからネガリストに変わった、非常に鮮明に覚えております。しっかり残しておくところをどこにするかという議論で大議論がありました。連合ともいろいろと話し合いを事務的にも行ったということを思い起こしますけれども、そこで、ものづくりの現場...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、非正規労働者を企業が使う、それは、先生も私も共通の認識だと思いますが、変動要因に対応するためということで、安く使えるからという目的で使うんではないと。だとすると、安く使えるというメリットを少なくしていくという待遇の改善は当然、ならば、正規雇用にしていこうとい...全文を見る
○甘利国務大臣 私の政治資金については、すべて法律にのっとってきちんと報告をしているつもりでありますし、この公開のあり方については、党で取りまとめ中というふうに聞いております。取りまとまった方法に従って粛々と対応させていただきます。
○甘利国務大臣 私も興味を持っておりまして、実は、ある人からその本をいただきました。ぱらぱら見させていただきましたし、テレビでこのダイジェスト版みたいな感じで報道されているのも見ております。  ただ、私の選挙区でシネマコンプレックスが二つあるんですが、全部サイトを調べてみました...全文を見る
○甘利国務大臣 一メーター水位が上がると四百……(細野委員「四百十万人」と呼ぶ)日本国民がですか。(細野委員「はい」と呼ぶ)  私は、京都会議のときに、NGOの会議に実は参加をしまして発言もしました。そのときに何を発言したかというと、原子力の重要性の認識をしてほしいということと...全文を見る
○甘利国務大臣 アザデガンの出資比率が七五から一〇になった。これは、どうなるんですか、どうするんですかと随分記者から質問攻めに当時遭いました。  非常に難しかったのは、いわゆる核開発の疑惑がなければどんどん後押しをして進めていけるんですが、この問題がある。それでは、完全に撤退を...全文を見る
○甘利国務大臣 アザデガンはちょっと核開発疑惑という特殊な要因がありますが、それ以外のものに関して、政府としてどうコミットしていくんだ、どう交渉に割り込んでいくんだというような質問を大分受けました。しかし、今までの枠組みですと、純粋に民間企業がなさることで、そこに出資をしている株...全文を見る
○甘利国務大臣 新エネはいろいろな種類がありますが、それぞれを推進していく、そして量産効果をもってできるだけコストを下げていく、あるいは技術開発を通じて効率を上げていく、このためのしっかりとした支援措置をとるということであります。  ただし、新エネがベースロードになり得るかとい...全文を見る
○甘利国務大臣 RPS法というのは、電力に占める新エネ比率なんですね。これは、つまり、そういう意味では二次エネルギーというのでしょうか。これの表、図は、一次エネルギーの比率を言っているんじゃないでしょうか。そうしますと、自動車燃料をだんだん水素化していくとか、あるいはハイブリッド...全文を見る
○甘利国務大臣 電力はもともと原子力が三三、四%を占めています。私自身、CO2を全く出さないということで言うならば、地球環境を考えれば、原子力は優等生だと思うんです。それに加えて、RPS法では原子力を入れる入れないの議論はありましたけれども、結局外れました。それ以外のエネルギーで...全文を見る
○甘利国務大臣 実現可能性の一番の上限をぎりぎり求めたものとして、私自身は評価をいたしております。
○甘利国務大臣 できるだけ前倒しでやってきたということもあるんではないかというふうに思っております。  何度も申し上げますけれども、電気のエネルギーというのは質が必ず問われるわけであります。その新エネの場合だと周波数変動が極めて大きいわけでありますし、では、何でヨーロッパと日本...全文を見る
○甘利国務大臣 この新エネの分野は技術開発が飛躍的に進んでいるところでありますし、水素エネルギーの開発も、燃料電池等、現実味をどんどん帯びてきているわけであります。長いスパンでそういうものがどう図れるか、私は、八年先の見通し、四年ごとの見直しということだけ承知しておりますから、そ...全文を見る
○甘利国務大臣 さっきのRPS法ですが、長期エネルギー需給見通しでの二〇三〇年においての再生可能エネルギーの目標値は一〇%というふうに設定をされております。
○甘利国務大臣 水力はこれから先飛躍的に伸びていくということはまず日本ではありません。でありますから、伸びていく部分の大部分は水力以外の新エネということに引き算でなっていきます。
○甘利国務大臣 二〇三〇年においてのシェアを書いているわけでありまして、おのずと、何度も申し上げますが、水力について、ダムをこれから先たくさんつくっていくというわけには当然いかないと思います。そうしますと、一〇%、今水力が占めている比率が四・六でありますから、将来にわたってこれが...全文を見る
○甘利国務大臣 日本は、原子力発電の最先進国だと思います、フランスと並んで。その技術を後続国等に供与するということが一番大事だと思います。  核燃料サイクルの中で、よその分も引き受けるのか、自分の分だけやるのかというお話だと思いますが、結論からいえば、自分の分で手いっぱいで、外...全文を見る
○甘利国務大臣 成長なくして日本の未来なしというのが安倍内閣のスローガン。この成長を確保していくために、税と予算と法律を駆使する。  税につきましては、減価償却税制、これは四十年ぶりに抜本的に見直しました、一〇〇%償却。それから、競争の激しい部分については、法定耐用年数そのもの...全文を見る
○甘利国務大臣 先生が御提出をされた資料で、平成十三年から十七年までの間のそれぞれの数字の伸び率を拝見させていただきますと、確かに人件費の比率が他に比べて極めて鈍化した伸びしか示していない。  配当金の方は、役員賞与とは違った要素もあるのかもしれません。それは、MアンドAがかな...全文を見る
○甘利国務大臣 柳澤大臣は基本的に極めて頭のいい人で、政策にも明るいので、ただ、時々、自分の言いたいことをわかりやすく強調する余り違った理解をされてしまうという点があるんだと思います。  恐らく彼が言いたかったのは、内容を見ていませんからわかりませんが、工場のラインに入っている...全文を見る
○甘利国務大臣 私が知る限り柳澤大臣というのは極めて人格者で、女性に対しても、もちろん男性に対しても、労働者に対しても極めて敬意を払う人だと私は思うんですが、このところ何か、ちょっとどうしちゃったのかなという、何か歯車のかみ合わせがちょっとうまくいっていなくて、御本人も歯がゆい思...全文を見る
○甘利国務大臣 一九九九年の当時に、通商産業省においては、不完全燃焼防止装置が作動した後に、再点火を繰り返すことによって、今おっしゃったように不完全燃焼防止装置の機能が、すすが堆積をして失われる、その可能性のあることについて認識をしていたと思っております。(塩川委員「九五年ですか...全文を見る
○甘利国務大臣 再点火防止装置が働いて消える、しかし、また使用者が再点火させようとする、その繰り返しが数百回に及ぶと、防止装置自身が機能しなくなる。恐らくそういう使用例は極めて特殊だと判断したんだと思います。  ただし、そういう特殊な事態に至らないように、この再点火防止装置とい...全文を見る
○甘利国務大臣 経済産業省といたしましては、ガス機器事故の再発を防止できるように、幅広い事故情報の提供とともに、消費者への注意喚起を徹底していくことが極めて重要だと認識をいたしております。  このため、経済産業省では、ガス機器の業界団体に対しまして、過去のすべての重大事故案件に...全文を見る
○甘利国務大臣 元請と下請との価格設定は当事者間が話し合いをして決めるということが基本でありまして、政府からこれでやりなさいということを指示するわけではありません。  ただ、下請法にきちんと、親会社が優越的地位を濫用して不当な価格設定をしてはいけないということで、その法律の趣旨...全文を見る
○甘利国務大臣 単価がそのままずっと、一〇〇のものが一〇一になり一〇二になり、あるいは一〇〇のままということも、これは一概に、だからいいということでもない。つまり、生産性の向上というのは当然ありますから、大企業自身が十年前も今も同じものをつくるのに同じ単価だったら競争に勝てない、...全文を見る
○甘利国務大臣 限られた予算の中で、最善を尽くしていきたいと思っております。
02月23日第166回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○甘利国務大臣 経済成長戦略は経済のパイを大きくしていく、その過程で格差が固定したり拡大しないようにするために底上げ戦略がある。そして、その底上げをする際に、中小企業がどういう影響をこうむるかということをしっかり注視して対策を打つようにということを総理から指示をいただいているわけ...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃるように、中小企業は事業所の比率でいって九九・七パー、雇用をどれくらい引き受けているかというと、七割であります。今、大企業はいいけれども、なかなか中小企業に景気の実感がないというのは事実だと思います。  先般、総理が経団連に行かれまして、数百人の経営者を...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃるとおり、設備投資というのはあすへの投資であります。あすの競争力をどう培うかということです。  かつて研究開発減税というのを、世界一にしようという目標を掲げてこの研究開発減税というのをつくることができました。中小企業には深掘りをいたしております。あわせて...全文を見る
○甘利国務大臣 地域間格差を縮小していくのに補助金や交付税という手法も当然大事なんでありますけれども、自立という点を考えますと、抜本的にはその地域ごとに雇用と税収を生み出す仕組みをそこにつくっていかなきゃならない。これは、企業立地、産業集積をつくるというのは極めて大事な仕組みであ...全文を見る
○甘利国務大臣 官公需法ができて中小企業に配慮するということがスタートしたときには、二五、六%台でありました。毎年上げていって、今は実績値で四六・九ぐらい行っているのでありましょうか。  目標を設定すると、実績は若干それよりも上回って出てきます。その実績をもとに少し乗っけて出し...全文を見る
02月26日第166回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○甘利国務大臣 発電をする方としては、価格が高ければ高いほどしやすいのでありますけれども、買い取る方としては、その価格をどこかにツケを回さなきゃならないということになります。そうすると、電気料金に加算をしていくと、買い入れれば買い入れるほど電気料金が高くなるということになりますか...全文を見る
02月27日第166回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○甘利国務大臣 新聞報道は、まだ委員会として取りまとめた結論ではありません。どういう経緯でどういう掲載になったのかというのは、詳細は存じ上げておりませんが。  今、この北見の事故につきましては、もちろんこれからの現地調査も含めて、専門家の知見を結集してできるだけ正確な結論を出し...全文を見る
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○甘利国務大臣 平成十九年度の経済産業省関係予算等について御説明申し上げます。  我が国経済は、総じて見れば、堅調な景気回復を続けている一方、消費に弱さが見られます。企業部門の好調さが家計部門に波及することにより、バランスのよい景気回復が実現されることが必要です。また、我が国は...全文を見る
○甘利国務大臣 総理が最大限努力をされるという決意を述べられた以上、内閣として最大限努力する。特に、中小企業担当大臣の私は同等以上の努力をするということになろうかと思います。  中小企業者の官公需の受注機会の増大につきましては、官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律...全文を見る
○甘利国務大臣 どういう方法が実効性が一番上がるか、省内でよく検討していきます。
○甘利国務大臣 御提案の内容も含めて、検討します。
○甘利国務大臣 何が一番効果的かということは、従来のやり方に加えて何かをするということもあるでしょうし、従来のやり方はやめて新しいことをやるということもあるでしょうし、その辺を、従来のやり方でどういっていたのか、それからそこに補完することが何があるのか、あるいは従来のやり方はやめ...全文を見る
○甘利国務大臣 それも一つの方法だと思いますが、どういう方法がいいかは少し考えさせていただきたいと思います。
○甘利国務大臣 いろいろな方法があると思いますし、閣僚懇で私が言及するのも一つの方法だとは思います。
○甘利国務大臣 これは入札参加の機会を与えるわけですよね。強制的に中小企業にとらせることはできません。ですから、そういう機会を与えて、頑張ってこのぐらいいくんじゃないですかというところだと思いますし、それから、この制度で、もうちょっと前倒ししてできないのかということもちょっと議論...全文を見る
○甘利国務大臣 法令に違反するということは、これはあってはならないことですし、こっちの形態が違反だからここを直してくれというのも、それはあってはならない要望です。  諮問会議で御手洗委員が発言されたのは、私の記憶をたどると、労働者にとってよかれと思ってすることが法律違反になっち...全文を見る
○甘利国務大臣 RPS法は既存の電力事業者、それから後発のPPS事業者に義務を課している、自家発には課していないというのは御案内のとおりであります。  RPS法というのは、イニシャルコストを低減して、あといろいろな分野で自発的に進んでいくように、その初期動作を助けるという仕組み...全文を見る
○甘利国務大臣 ゼロのところから立ち上げるのは、ゼロですから、導入していくのはかなり加速度的にできると思うんですが、一〇〇%というわけにはいかないわけですから、だんだんだんだん限界値が出てくる。そういう感じで、絶対やらなきゃいけない目標値というか義務値でありますから、こういう結果...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、かつて自民党の環境部会で、環境部会のメンバーは全員グリーン電力料金に参加してくれという演説をしつこくしまして、ひんしゅくを買ったことがありました。  これは、やはり議員みずからが意識を持って国民運動としていくということと並行して、それ以外の企業や団体を巻き...全文を見る
○甘利国務大臣 経済産業省としては、新エネの促進に向かってのいろいろな導入誘導措置について過去も提案をしておりますし、これからも提案をしていきたいと思っております。
○甘利国務大臣 きょう、日ロの首脳会談があります。そこでこの話がセットされるということであります。そうされましたら、されましたらというのは、並行にいろいろやっているのでありますけれども、核燃料の再処理に関して日ロで協力をするということは有力な選択肢の一つになると思います。
○甘利国務大臣 日ロ首脳会談でそういう方向が合意されれば、そうしていくということになります。
○甘利国務大臣 ロシアに集中するということよりも、日本からいえば分散してロシアにもさせる、つまり、日本側のリスクを軽減していくということであろうと思います。
○甘利国務大臣 細野先生と私とは、恐らくこの点に関してはかなり意思の疎通ができると思うんです。  ただ、それは民主党の考え方ですか、確認したいのは。先生と同じ考え方で御党が、全部とは言いませんけれども、大多数がまとまっていただくと、これは極めて力強いことになると思います。私が今...全文を見る
○甘利国務大臣 日本が核保有国でなくて、唯一フルサイクルを認められている。それは恐らく、世界で日本以上にないくらい厳格なIAEAの保障措置を受け入れているわけですね。  私も二度にわたって六ケ所を見てきましたけれども、コンマ一ミリのデータのずれでも、全部IAEA用のコントロール...全文を見る
○甘利国務大臣 私とオーストラリアのトラス貿易大臣との会談をやりました席でも、資源の日本への安定供給という項目は大事ですからねということを、何回か会合をしておりますが、たびごとに申し上げておりまして、それは先方もよく理解をいたしているわけであります。  鉱物・資源エネルギーに関...全文を見る
○甘利国務大臣 今の先生の御指摘の面、それからもう一つは安定供給の確保という面等々あろうかと思います。核拡散にならぬように、ウランの平和利用に限定して、価格が安定していく、供給が安定していくように、両方に目配りをした対応をすべきだと思いますし、そうしていきたいと思います。
○甘利国務大臣 ブッシュ大統領の一般教書演説と総理の施政方針の全体に占めるエネルギーの比率を比べてみたことはないんですけれども、ブッシュ大統領の一般教書演説の中では、恐らく、今まで京都議定書にも参画をせず、どちらかというと環境に対して後ろ向きな政権であるという印象を払拭するために...全文を見る
○甘利国務大臣 平成十四年に石油公団が廃止をされました。そのときに私も議論に参画をしておりまして、経営状態がずさんであるということをもって機能も否定するのはいかがなものか、経営状態をきちんとさせる、リスク管理をきちっとさせるということが大事で、上流開発そのものの機能を放棄してしま...全文を見る
○甘利国務大臣 今の答弁どおりでございますが、ロシアと日本は互恵的な関係になり得るという点が両国の一致している点で、それで、各分野に従って協力はし合おうということでありました。  きのうはフリステンコ・エネルギー大臣それからフラトコフ首相、そしてきょう、先ほどキリエンコ原子力長...全文を見る
○甘利国務大臣 サハリン2の方はLNGで供給するということが、開発事業者、投資家と需要家の間で決まっている話でありまして、それからサハリン1の方に関して、需要家の方から、LNG供給があるならいつでも受けたいというような発信は出ているようであります。  要は、需要がパイプラインの...全文を見る
○甘利国務大臣 自民党の中にパイプラインの構想の議員連盟がありまして、アジア大でいろいろパイプラインネットワークを持とうという議連があって、実は私も入っておりまして、これができると、いろいろ相互依存関係も深まって、エネルギー安保以上に、もっと広範囲の安全保障上いいのかなというよう...全文を見る
○甘利国務大臣 総理御自身も、御自身の方針として、いつまでにこれだけということではないんです。政府全体で取りまとめて、工程表の中でも、具体的に六百万ということに言及しているわけではなくて、これは農水省が別紙として、農水省として、実現可能上限はこのくらいあるのではないかという試算を...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、現状を二〇一〇年度には三%まで引き上げていく。  これから先のより長期的な目標でありますけれども、二〇〇五年三月に策定をされました長期エネルギー需給見通しの中で、二〇三〇年度に再生可能エネルギー、この再生可能というのは水力も含むという意味ですが、...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘の景観についてでありますが、国の新エネルギーに関する助成制度におきまして、事業者による環境アセスメントを実施することとしておりまして、NEDOが策定をしました風力発電のための環境影響評価マニュアルなどを参考にして、事業者が景観との調和を図りつつ、風力発電施設...全文を見る
○甘利国務大臣 風力や太陽光の弱点というのは、周波数変動があるということです。風が吹いているときにはしっかり発電できますけれども、吹かなくなっちゃったらとまっちゃうということでありまして、これをちゃんと定格のエネルギーとしてアウトプットさせるために、バッテリーを入れるということが...全文を見る
○甘利国務大臣 スタート当初に、外国メーカー、デンマーク、ドイツを初めとする海外メーカーが多かった、これは先行していたからだと思いますが。  導入量で見ますと、平成十二年度末においては、国内メーカーは三%、しかし、五年後の十七年度では五七パーにふえたということでありますから、後...全文を見る
○甘利国務大臣 京都議定書はしっかり達成できるように最大の努力をするということがまず前提です。  ポスト京都に関して、これはやはり日本が、経済産業省とかあるいは環境省という省の間の陣取り合戦ではなくて、政府として、各省、関係省庁まとめて、国際社会のリーダー役として打って出るとい...全文を見る
○甘利国務大臣 八年前に中心市街地活性化法というのをつくったのは、責任者は私でございまして、自民党の中に中心市街地再活性化調査会というのをつくりました。その当時は、大店法の規制緩和ということが先行をして報じられて、一体全体、町はどうなるんだろうかと。  その当時の図式というのは...全文を見る
○甘利国務大臣 中心市街地活性化法は、活性化本部、総理がその本部長でありますが、そこで計画の認定を受けてトータルの支援措置が受けられるということですが、いわゆる中心市街地活性化法の対象でないところについてもいろいろなメニューがございます。それを個々に受けることは可能であります。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 上場企業では株主の相続が事業の存続にかかわるということはまずない。よっぽど、特定の者で株を圧倒的に保有しているもの以外は普通はあり得ないんですが、中小企業では経営者、株主の相続が企業の存続と密接な関係になってしまう。事業が好調で、従業員も一生懸命働いているのに、そ...全文を見る
○甘利国務大臣 成長戦略があって、さらに底上げ戦略があります。  成長戦略というのは、経済のパイを大きくしていくということです。これが現状のまま、あるいはシュリンクしていくと、幾ら取り分をふやそうと思っても、だれかふやせばだれかが減っていくというゼロサムゲームになっちゃいますか...全文を見る
○甘利国務大臣 事業所別でいいますと、世の中の事業所の九九・七%が中小企業でありますし、雇用の七割は中小企業に支えていただいている。しかも、技術の源泉といいますか、最新の技術もそれからたくみのわざも含めて、日本のものづくりの相当部分を支えているのが中小企業だというふうに思っており...全文を見る
○甘利国務大臣 確かに、失われた十年というときに、エンジニアがエンジニアの道に進まないで金融の世界に進んだ、金融工学というのも確かにあるはあるんでしょうけれども、ものづくりの技術者がそちらに行かなかったという事態がありました。  日本のGDPに占めるものづくりの比率は、確かにシ...全文を見る
○甘利国務大臣 やはり今日まで日本が来たのは、中小企業、なかんずく、ものづくりを大切にしてきたということだと思います。これからもその精神をしっかり尊重して、そして、大企業の技術を支える中小企業という視点からも、中小企業政策、遺漏なきを図りたいと思っております。
○甘利国務大臣 WTO交渉を進めた場合に、農業分野でGDP規模でいうとどのくらいのマイナスになって、それ以外の分野でどうプラスになるかという試算はあります。プラスが四十八兆で、マイナスが今のGDP比九兆で、差し引きプラスだからいいという話ではないわけですね。農業は農業としての当然...全文を見る
○甘利国務大臣 互助会事業につきましては、会員からの掛金の前払いと冠婚葬祭役務提供に至るまでの期間が比較的長いこと等から、割賦販売法に基づきまして許可制といたしているところであります。よって、会員保護の観点から、定期的な立入検査等によりまして財務あるいは業務の状況をチェックします...全文を見る
○甘利国務大臣 数字の上からいうと景気はいいんだけれども、肌感覚からいうとそんなによくない。一部の大企業は史上空前の利益、しかし非製造業を中心とする中小企業はまだまだ大変、都市はいいけれども地方はだめ、こういうまだら模様であります。  要は、御指摘のとおり、大企業と中小企業の目...全文を見る
○甘利国務大臣 商工中金は、行革推進法とそれを踏まえた制度設計にきちんと従って粛々と民営化が図られているわけでありまして、この移行期それから最終的な形態については、もう議論が全部終わっているわけであります。それに従ってきちんとやっておりますので、今になってまだいろいろ、あれじゃい...全文を見る
○甘利国務大臣 文献調査というのは判断材料を求めるという意味があると思いますが、文献から概要、概要から詳細、それぞれ調査内容が変わるときに、地元、そして知事の了解なしに次のステップに進むことはできないということはそのとおりであります。
○甘利国務大臣 地元の反対を押し切って強引に進めるということはしないということであります。
○甘利国務大臣 文献調査から概要調査に移るときには、何らかのデータ、資料がないと、知事が賛成、反対の判断材料がなければいかぬと思います。その判断材料を提供しなければならない。その時点で知事がどういう判断をするかということはちゃんと見ますということになっているわけですから、判断する...全文を見る
○甘利国務大臣 最終処分場にしないことを前提に調査するというのは、何を調査するんですか。文献調査は最終処分場をつくることとイコールではない、これは従来も申し上げましたし、今も申し上げます。  文献調査から始まって、それぞれの次に移るステップのときに了解を求めるという手続がありま...全文を見る
○甘利国務大臣 何度も申し上げますが、文献調査というのは、文献の調査なんですね。具体的な調査というのは、概要調査であり、そして詳細調査というのがあって、そこに行くためには、ちゃんと了解をとらないと行きませんということを申し上げているわけです。その判断をするための材料はそろえなきゃ...全文を見る
○甘利国務大臣 現行法でも、土壌汚染がある場合には、土壌汚染対策法に基づく必要な対策を的確に実施することが必要でありますが、御指摘の点でどう不備があるのか、よく環境省と話をさせていただきたいと思います。
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○甘利国務大臣 雇用の七割を中小企業が支えています。  中小企業は、直近の業績で見ますと、売り上げが伸びて利益が減っているというところであります。中小企業の底上げを図ることはすなわち地域の底上げにつながる、そして、中小企業の底上げを図ることは、すなわち、その雇用の大宗を占めてい...全文を見る
○甘利国務大臣 企業が国境を越えてMアンドAと直面しなければならない、その際に、日本の企業はお買い得だ、同じ業績でいながら時価総額が極めて低いから買収しやすいというリスクにさらされるわけであります。そういった中で、配当性向を強める、株価を上げる、これは、企業防衛上選択をしなければ...全文を見る
○甘利国務大臣 例えば中小企業でいいますと、最低賃金を引き上げる、中小企業が頭を抑えられたままで最賃が引き上げられますと、中小企業がよりその利益を吐き出すということだけの結果になってしまいます。そこで、中小企業のさらに生産性を上げるという作業が必要です。ただ、これは時間がかかるこ...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○甘利国務大臣 私が経済産業大臣に就任をしまして直ちに指示をしたことが幾つかございます。その指示の中の一つに、国際標準に関して積極的に作成にかんでいけということを指示いたしました。今までの日本の感覚というのは、そういうグローバルスタンダードというのはだれかがつくって、それに後で参...全文を見る
○甘利国務大臣 日本と中国で、日本は中間線を主張し、中国は大陸棚を主張しているわけであります。中国の主張ですと、日中のいわば境界線というのは沖縄トラフまでぐっと日本側に近づいてしまう。これは日本の主張と相入れないということで、双方の主張がかみ合わない。その中で、ちょうど日本主張の...全文を見る
○甘利国務大臣 まさに、資源開発に関して国がもっとコミットしていく、意思表示をしていく、発意をしていくということは非常に大事です、これからもっと大事になってくると思います。どうかんでいくかということで具体的に踏み出したのが、先生御指摘のとおり、JOGMECや貿易保険で、国が関与を...全文を見る
○甘利国務大臣 確かに御指摘のように、中国全体としては、公害に対しての危機感はあります、土壌汚染、水質汚染等々、実際の自分の健康と生活にかかわってくる問題でありますから、これの危機感は相当ありますが、温暖化に対しての、ではあしたすぐどうなるのという感覚ではないですね。  ただ、...全文を見る
○甘利国務大臣 若干付言しますが、先生の御指摘、頑張れば頑張るほどそれが基準になるから自分の首を絞めることになる、確かにそういう点はあります。  しかし、日本の産業界の強みというのは、困難を乗り切る、ブレークスルーする、そのもがき、苦しみの中から飛躍的な発展をしてきたということ...全文を見る
○甘利国務大臣 財政再建に本格的に向かうという制約がある中で、どうやってめり張りをつけるかということだと思います。  ほとんどの分野がみんなカットされている中で、中小企業予算は、そんなに偉そうに胸を張るほどの額ではありませんが、プラスに転じているということと、それから、今回の予...全文を見る
○甘利国務大臣 地域資源は、私、この地域資源プログラムを立ち上げるときに、六省庁を一堂に集めて意義を申し述べましたときに、我が省でいえばものづくり関連ですが、農産品、観光資源あるいは文化財、それぞれ他市に誇る我が町のというのがたくさんあるでしょう。それをどうプレーアップしていくか...全文を見る
○甘利国務大臣 私どもとしては、この法案、いろいろ検討した結果、ベストなものを出したと思っておりますが、御審議の中で御指摘をいただく点あるいは取り込むべき点がありましたら、いろいろと御指摘を具体的にいただければと思っております。
○甘利国務大臣 暖冬の影響で、地域ごとに例年とは違う現象が経済的にも出ている、御指摘のとおりであります。暖冬がプラスに働いている地域もあるでしょうしマイナスの地域もある、あるいは、同じ地域の中においてもマイナスの業種もあればプラスの業種もあろうかと思います。  確かに、新潟県三...全文を見る
○甘利国務大臣 総理から、地域を限定して具体的な指示というのは私は直接は受けておりませんが、ただ、総理からは、地域の中小企業を力強く支援していく、そのための政策の構築、あるいは具体的な行動について指示をいただいております。  さらに、今回の中小企業底上げプログラムに関しましても...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業が資源価格や材料価格の高騰を転嫁できない、これに対する対処方については総理から指示をいただいております。  きょう昼に経団連を訪問することになっておりますが、それは、そうした価格の転嫁、これは下請二法で、中小企業、下請企業は適正な利潤ということを含む下請...全文を見る
○甘利国務大臣 基本的に、資本主義市場経済では、企業が自由にその活力を競い合うということであります。ただ、最初からハンディキャップを負わされるということで競争に参画するということではいけないと思いますので、みんなが同じ条件で競うことができる環境整備については、これからもしっかりと...全文を見る
○甘利国務大臣 先生御指摘のとおり、SBIRが中小企業の潜在力を引き上げるということに大きな貢献をしているということはそのとおりだと思いますし、これからもそういった点への目配りをしっかりしていきたいと思っております。  日本の企業、事業所別に言えば、ほとんど、九九%は中小企業。...全文を見る
○甘利国務大臣 欧米の学校では、小学校から株の取引のバーチャル体験をさせる、それらを通じて、実体経済あるいは金融経済がどう動いているかというのを肌感覚で理解させるという教育をかなりやっていると聞いております。日本でも、ある小学校では、具体的に商売を体験させるという授業もあるようで...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、インターンシップは大学生から高校生まで広げているわけでありますし、高校で、現場体験といいますか、企業訪問、あるいは若干の現場を模擬体験するというようなことをやってきているわけでありますが、御指摘のとおり、もっと低学年から実体経済の仕組みというのを肌...全文を見る
○甘利国務大臣 電子マネーというと、実体のお金の電子化と、企業が発行するポイントと両方指すと思いますが、私どもの方で企業が発行するポイントについて申し上げますと、新たな顧客サービスとして採用する企業が随分ふえているわけでありまして、発行額は四千五百億というふうに言われています。 ...全文を見る
03月06日第166回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(甘利明君) 発電設備、なかんずく原子力発電は安全ということが大前提であります。何があっても事故が起きないという体制をしっかりしくということが大事であります。  美浜の事故に関しましては、徹底した原因究明を行った上で、再発防止の取組について厳格な確認を行ってまいったわ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原子力発電所は安全なんであります。そのために、多重防護という安全の上にも安全を期する対策をしております。しかし、言わば迷惑施設の一つであります。  それに対して、立地地域から御理解と御協力をいただいてエネルギーの安全保障政策に貢献をいただいているわけであ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 高知県の東洋町から文献調査の申出がありました。大変に有り難いことだと思っております。  これは文献による調査をするわけであります。調査段階は、概要調査、それから精密調査、そして建設という段階を踏んでいくわけでありますが、文献調査は文献による調査をする、そ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、中小公庫におきまして本年四月より経営者の本人の保証が免除される保証人猶予特例制度を創設をいたします。これ、約束を守ってもらう必要があります。それは定期的な財務報告等でありますけれども、そうしますと、プラス〇・一%だけ金利を上乗せしていただき...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 定期的な財務報告等、これはもちろんその債権を担保するためにも、例えば財産を勝手に売っちゃったりされると困ります。ただ、財務報告というのは貸す側からして経営をしっかり見てあげるという意味もあろうかと思います。そして、言ってみれば税金から貸し出すわけであります...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 資金調達手法が選択肢が広がるということは極めていいことだと思いますし、従来は個人保証であるとか不動産担保もう一辺倒でありました。その個人保証についても極力徴求しない、第三者保証も徴求をしない方向。  それから、動産担保、売り掛け債権であるとかあるいは、い...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 起業の成功率を見ますと、初めて事業を起こすものと、一度失敗してそして再チャレンジで事業を起こすと、これなかなか今は難しいんですけれども、まあ一年、二年たって、三年目くらいが評価ができる年ですけれども、その時点で評価をしますと、再チャレンジ型の方が黒字化は一...全文を見る
03月07日第166回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(甘利明君) 加納先生御指摘のとおり、石油や天然ガスは再生産が利きませんし、存在している地域がある一定、世界に公平に分布をしておりません。で、資源ナショナリズム、国家管理も進んでいく。ですから、これはきちっとした国家としての戦略を持っていかないと、市場で買ってくれば事足...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 石油は現在でも一次エネルギーの四九%を占めているわけでありますし、将来、二〇三〇年、その比率は下がるにしても四〇%ぐらい、やっぱり一次エネルギーの大宗を占めているわけであります。  要は、どう石油を効率的にクリーンに活用していくかということが御指摘のとお...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今先生の御指摘は、第一生命経済研究所が試算をしてはじいた、要するに半年間、土日祝日こもって外へ出ないで、そうすると消費がその分だけ減りますから、それがGDPに与える影響ということだと思っております。  今経済産業省では、企業向けのガイドライン、これは厚労...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のように、こういう事態のときにライフラインがちゃんと機能するということが一番大事であります。今具体的には、交代要員の確保だとか従業員等への感染の拡大の予防をするための措置について検討を進めているわけであります。  更に申し上げますと、この電力分野に...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私は、昨年秋以降、電力会社でデータ改ざんが相次いで発覚したことを受けまして、昨年の十一月三十日木曜日に、全電力会社に対しまして、今までの問題をすべて洗い出すように大号令を掛けました。これは私は、全電力会社に向けて、あらん限りの作業をして、過去のそういうデー...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いかなるものであれ、不正は極めて遺憾なことであります。
○国務大臣(甘利明君) 平成十四年八月に東京電力の自主点検の不正問題が生じました。このため国は、平成十五年の十月に原子力について検査体制を大幅に改正し強化をしたわけであります。今いろいろと出ていますものは、この前の、それ以前の調査で拾い切れなかったところ、これを面接調査等々までし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ダブルチェック体制というのは現在あるわけであります。原子力安全委員会というのが経済産業省の行政の外側にあるわけです。それとは別に原子力行政の中に保安院が、独立して経済産業省の外にありますけれども、あるわけです。これも外して、つまりブレーキを二つとも外側に置...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 最終処分場がなければ完結はしません。そして、最終処分場は安全なものなんであります。そして、文献調査はそれが終わって概要調査に強引に進めていくという仕組みにはなっておりません。理解を進めるための文献をそろえるということでございます。
03月08日第166回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(甘利明君) 私には、雇用創出の施策と効果について質問がありました。  中小企業は、日本の全体の雇用の七割を支えているわけであります。同時に、中小企業は地域経済を支えているわけであります。今日まで、予算、税制そして金融を通じて、各般の中小企業政策そして雇用政策に取り組...全文を見る
03月08日第166回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(甘利明君) 電源立地交付金は、もちろん火力も一部ありますが、主は原子力であります。原子力の立地、そしてもちろんその維持について地元の理解をいただくと。協力していただいている地域に公共施設であるとかあるいは住民福祉の向上に資するような予算であります。  先ほど環境大臣...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 国民、各地域がひとしく原発の意義を理解していただいて、何も国の政策がなくても受け入れると言っていただけるんであればそれはいいんですが、まだまだいわゆる迷惑施設という認識ですから、それを受け入れていただくという努力に対して国としていろいろ対応していくというこ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原子力発電所ができるかできないかということは、京都議定書の目標を達成することに極めて重大なかかわり合いがあります。  たしか京都会議のときにもそういう話がありまして、私はNGOの会議に出席をしました。そこで二つのことを言いました。一つは全員参加型じゃなけ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 部門別に数字を挙げるんですか。
○国務大臣(甘利明君) 分かりました。  経団連の自主行動計画なんでありますけれども、産業・エネルギー転換部門三十五業種につきましては、二〇〇五年度の排出量が基準年度比、つまり一九九〇年比で〇・六%減少しております。経団連の目標であるものについては、これは達成をしているわけであ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 経団連の自主行動計画というのは目標を達成しているんであります。要は、それ以外のところがなかなか難しいというところでありまして、一九九八年度以降、つまり京都会議の翌年以降、経団連に任せっきりじゃなくて、進捗状況のフォローアップを経産省はやっております。そして...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 高知県東洋町におきましては、まず町として国のエネルギー政策に貢献できる可能性があること、また、交付金を活用した種々の事業展開により町の発展を図る絶好の機会であること等の理由から、最終処分事業に係る文献調査について町長を中心に関心を持っていただけたものと思っ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 国の原子力政策として最終処分場は欠くべからざるものであります。そういう政策を御理解いただいて文献調査に応募をいただいたと高く評価をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(甘利明君) 原子力発電所を立地するときにも賛否両論があります。同様に、この最終処分場、一般的な意識からいえば迷惑施設になるわけであります。そこには誤解も随分あるかと思います。安全なものであるための万全の措置をしているわけでありますが、そうした危険な施設を造るかのような...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 申請をいただきまして、NUMOから提出を我が方にされているわけであります。最終処分法という法律に基づいてNUMOの業務の適正かつ確実な実施に支障がないかどうかを適切に判断をして結論を出したいと思っております。
○国務大臣(甘利明君) 先生も御承知で聞いていらっしゃると思いますが、文献調査なんですね。これで具体的に概要調査をするということではありません。文献上どうであるか、つまり地域の方や地域の首長さんが判断する材料を整えるということでありますから、これは法律にのっとって適切に判断したい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 何度も申し上げておりますが、文献調査の後の概要調査に移る視点で、これ地元の反対、小さな反対があるのを強引に押し切って進めるということではないという仕組みでありますし、段階ごとにそういった地元の了解ということを前提として進めていくスキームになっております。
○国務大臣(甘利明君) 地元の事情を勘案するというのはきちんと節目節目にあるわけであります。これは地元やあるいは県が判断をする際の判断材料をそろえるということでありますから、法にのっとって適切な判断をするという以上のことではありません。
○国務大臣(甘利明君) これ、概要調査を決めたわけでもないし、ましてや設置を決めたわけじゃ全然ありません。概要、それから精密調査、その後で立地ということになる、設置ということになるわけでありまして、その一番最初に入る判断材料をそろえるというだけの話であります。これはやっぱり正確な...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 放射性廃棄物の持込禁止条例制定の本請求が受理されたということは承知しておりますが、条例が成立した場合という仮定の御質問に対しては回答を差し控えたいと思っております。
○国務大臣(甘利明君) 現時点でまだ条例が成立したということになっておらないからであります。
○国務大臣(甘利明君) した時点で検討し、お答えさせていただきます。
○国務大臣(甘利明君) 予断を与える回答は控えさせていただきます。(発言する者あり)
○国務大臣(甘利明君) 地元には賛成派の方もあれば反対派の方もあります。その方々がそれぞれ真摯にいろいろと情報を集めながら、双方とも自分たちの理解をしていただくための努力をされているんだと思います。それをやっぱり見守らなきゃいけないんであります。私自身が先に結論を出すということは...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 必要な審査を今行っているところであります。今、最初からいつごろという目途を決めて作業はしておりませんが、その必要な審査の後に適切に判断をしたいというふうに考えております。
○国務大臣(甘利明君) そんなに何か月も、五か月も六か月もということは掛からないとは思いますが、私もこの法にのっとった技術的なことも含めて詳細を承知しておりませんので、迅速にやりたいとは思いますが、迅速かつ慎重にやりたいと思います。
○国務大臣(甘利明君) こういう施設ですから、もろ手を挙げて皆さんが是非来てほしいという環境がなかなかできておりません。日本にとって必要なものですということと、それから安全なものですということをしっかりと理解していただかなきゃなりませんし、まだその途上にあると思いますから、私とし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今までは年二億一千万でありまして、これを十億に引き上げました。具体的な詳細な積算をしたということはちょっと私まだ承知をしておりませんが、とにかくいろいろ、何といいますか、言わば迷惑施設を受け入れる政治的リスクも当然あると思います。それを乗り越えて、勇気を持...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) その点は訂正させていただきます。訂正します。  世間でそう言われている人がいるということで、この施設は日本のエネルギー政策にとって必ず必要な大事な施設であります。
○国務大臣(甘利明君) まあどういう方法を使った方が最終処分場の立地に資するという御提言があったら是非していただきたいと思います。  私どもは、世界じゅうを見て一番いい方法として地域から手を上げていただくと、やっぱり地域の理解が一番必要でありますから。国が科学的根拠でここが一番...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) それは先生個人の御意見でしょうか、それとも御党の御意見なんでありましょうか。
○国務大臣(甘利明君) ああ、個人の御意見で。  かつて、動燃事業団は昭和五十二年から六十二年までの間に、衛星写真等によりまして国内各地について候補地選定の基礎的な調査を行ったということがあります。で、関係する地元の反発を招いたわけです。つまり、動燃が勝手にやるとは何事だという...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 下請取引の適正化に関しては法律があるんです。その法律がちゃんとまず守られるということが大事です。例えば、下請代金支払遅延防止法、これは公取の所管するものです。それから、中小企業庁では振興法というのがあります。この運用基準、そして振興法の振興基準、これに沿っ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) おっしゃるとおりでありまして、これが難しいのは、きちんと話合いによって決めてくれというふうになっているんです。ところが、下請が、元請からこれでいきますよといった場合、いや、それじゃうちに都合が悪いからという議論をして協議ができるかというと、そううまくはでき...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いろいろと内部告発文書が来ます。それについてはきちんと我が方もそれから公取も、もちろん真偽も含めてでありますが、調査をしたいと思っておりますし、公取には法に規定してあることを厳正に取り組んでもらうよう一緒に連携を取ってまいります。
03月09日第166回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(甘利明君) 産業界は自主的に目標を設定して行動計画を作っております。御指摘のとおり、九八年から、つまり京都会議の翌年からはこれを我が省はフォローアップを毎年しています。今年度からは、経産省と環境省と中央環境審議会の三者でフォローアップをしています。  これいいことは...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いわゆるCDMと違って、つまりCDMは途上国のエネルギー効率を良くしてそこで稼いだ分を取引するということですが、そうじゃなくて、一国のエネルギー多消費型の企業ごとに全部キャップをかぶせて、その間で取引をするということなんですが、実はいろいろ問題もあって、E...全文を見る
03月12日第166回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(甘利明君) FTAやEPAは、一言で表現しますと、日本の経済国境を広げるという意味があるんですね。つまり、日本の中でしている商売と同じ環境でできるところのエリアを増やすということになります。ですから、これはいろんな意味でプラスが極めて多いわけであります。昨今はエネルギ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 電動車いすは速度、時速が六キロ以下であります。これは六キロを超えると車両扱いになりますし、六キロ以下ですと歩行者扱い、歩行者の行動を助けるものということの枠内になります。  そうしますと、日本工業規格によるいろいろな安全に対する基準になるわけでありますが...全文を見る
03月13日第166回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) 第百六十六回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、経済産業行政を行うに当たりましての私の所信の一端を申し上げます。  現在、我が国経済は、総じて見れば堅調な景気回復を続けている一方、消費に弱さが見られます。企業部門の好調さが家計部門に波及することに...全文を見る
03月13日第166回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(甘利明君) まず、外交案件に御配慮いただいて質問順位入れ替えていただいて感謝をいたします。ありがとうございます。  ただいまの御質問であります文献調査に関して市町村の長が単独で申請をするということに対してのお話であります。  私どもは、地方自治法上、市町村長がその...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) これをもってすべてが決まってしまうというようなことになると、確かに先生の御指摘のとおりであります。  これは何段にも手順がありまして、その最初の文献による調査に関して首長が立候補することができるということであります。先般申し上げましたが、この文献調査から...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この間に、NUMOもそうでありますし、それから我が省も含めまして、理解がしっかりと進むような努力は必要であるというふうに思っております。
○国務大臣(甘利明君) 先生御自身も、原子力政策が日本にとって極めて大事な政策だということは御理解をいただいていると思います。しかも、昨今は世界じゅうで原子力の回帰といいますか、地球温暖化とのことを考え合わせれば、もう原子力をしっかり進めていく以外に地球を救える方法はないんではな...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) これをもってすべて決めてしまうとするならば、御指摘はそのとおりだと思います。しかしながら、これから概要調査、詳細調査、その後に実際の設置ということになるわけであります。そのステップが進むごとに地元の理解が取れているかということが法律の中で、前回、たしか民主...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 文献調査というのは、あらゆる文献を通じてどうであるかということを判断する、その資料を整えるということであります。何もデータがないところでその判断ができないということで、データを整え、資料を整えるということでありますから、この部分は、地方自治法上、地域住民を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律、この四条五項に、都道府県知事及び市町村長の意見を聴き、これを十分に尊重しなければならない、これはたしか、当初の原案を民主党さんの修正で、そして社民、共産を除く全党の賛成で修正をされた案が成立したと記憶をしております。
○国務大臣(甘利明君) この修正提案をなされたのは御党でいらっしゃいます。その趣旨にのっとって、社民、共産を除く全党で賛成をしたということでありますから、その御党の趣旨に従って手順が進んでいくと。地元の反対を無視して強引に突破していくことはないということであります。
○国務大臣(甘利明君) 済みません。先生は民主党所属でなかった、申し訳ありません。
○国務大臣(甘利明君) 済みませんでした。  当時もこの旨を答弁しておりまして、その答弁は、反対の意見を示している状況においては、当該都道府県知事又は市町村長の意見に反しては概要調査地区等の選定が行われることはありませんということであります。
○国務大臣(甘利明君) そういうことでございます。
○国務大臣(甘利明君) 原子力政策を進めるに当たっては、地元の理解をしっかりと得ながら慎重に進めてまいります。
○国務大臣(甘利明君) 企業が立地地点をどこにするかというのは企業の主体的判断ですが、その企業がどういうニーズを持っているか。海外に進出した企業もそれから国内にいる企業も、ほぼ共通している項目がございます。それは行政の透明性とかそれから即断性、つまりワンストップサービスができるか...全文を見る
03月14日第166回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(甘利明君) 先生御指摘のとおり、原子力発電所というのは、発電過程では二酸化炭素ゼロでありますから、しかも大容量で安定的に供給できるという、CO2に関しては優等生であります。  過去、東電のトラブルで原発が止まったと、それがCO2を二・三%増やすという押し上げ効果にな...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 京都議定書の目達計画、目標達成計画、この中に産業部門は自主的な取組として自主行動計画を作っております。現在では、経産省だけじゃなくて環境省や中環審も含めてこれをトレースしているわけでありますが、大変有り難いことは、参加する業界がどんどん増えていってくれると...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) バイオエタノールにつきましては、経産省、農水省、そして環境省と連携を取りつつ、この政策を推進していくということで具体的にいろいろ着手をいたしております。  ただ、御指摘のように、どういうその懸念材料を克服すべきかというお話ですが、一つは供給の安定性であり...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 中小企業政策の専門家であり、正に現場で指揮を執っていただいた先生が戦列に加わっていただいて大変心強く思っているわけでありますが、中小企業にとってやっぱり一番深刻なのは円滑な資金供給でありますので、過去にも、この円滑な資金供給を柱として、新事業への挑戦とかあ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) おっしゃいますように、中小企業といってもその大部分が小規模企業であります。御案内のとおり、八七・一%は小規模企業。その小規模企業というのは地域密着型でありますから、地域の雇用を支える、あるいは地域のいろんな行事や文化面を支えているという、業として以外の地域...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘の小規模事業経営支援事業費補助金、これ、商工会等の経営指導事業に関する国の補助金で、これがいわゆる三位一体改革によりまして国から都道府県に移管をされたと。で、都道府県が自ら補助事業を行うと、税源移譲の下に。そのときにきちんと注文を付けたんであります。...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 国民の健康志向の高まりであるとか、あるいは高齢化が進展をします中で、健康、医療、福祉等のサービス産業は、市場として、市場と雇用の拡大が期待をされる重要な分野であるというふうに認識をしております。  二〇〇五年現在でありますけれども、健康、医療、福祉関連サ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 特会がたくさんありまして、全体で三十一でしたか、これの整理合理化、統合を行う、併せて透明性を確保するということで、きちんと一般会計に入れて、そこをスルーして必要な予算を出すということにしたわけであります。その際に、エネルギーの特別会計ということで石油特会と...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 本来、電促税は入りも出も法律で縛りがありまして、こういう対策に使うためにこれだけ要するに税を掛けると。これ、消費者がその分だけお金を払うわけでありますから、消費者に対して、消費者が払う分がきちんとその目的に沿って使われている、これ流用されちゃうとこれは本来...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 我が国におきまして、原子力発電所の運転に伴って発生をした使用済燃料をガラス固化体に換算をしますと、平成十七年末現在で約一万九千三百本になります。それから、今後原子力発電所の運転に伴い年間約一千百本から一千五百本ずつ発生することになりまして、平成三十二年、二...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 済みません。先ほどの御質問で答弁漏れがありました。外から入ってくるやつの数がお話をしておりませんでした。  フランスからは平成七年以降順次返還されておりまして、十九年二月末現在で千百八十本が返還されています。今後、フランスからは百三十本、イギリスからは平...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ガラス固化体として外国から返ってくるもの、そして国内でガラス固化体化するもの、それぞれその強度に応じて耐震能力はきちっと測っていかなければならないというふうに思っております。  ちなみに、どう保管するか。ガラス固化体自身、安全でその辺に置いて大丈夫ですと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ちょっとその当時の村山総理が答弁された内容は確認しておりませんが、それは、既に国外でガラス固化体化されたものについて、その強度云々という発言なんですか。
○国務大臣(甘利明君) きちっと外国で作られたもの、国内で作られたもの、その評価をいたします。そして、ステンレスの筒とかあるいは特殊金属の筒、あるいは地層深くといったこと……(発言する者あり)
○国務大臣(甘利明君) 青森県六ケ所村にある高レベルガラス固化体の貯蔵施設及びガラス固化体の海外からの返還の受入れについて、原子炉等規制法におきまして、廃棄物管理事業及び返還廃棄物に関する確認として安全規制を行っております。  具体的には、この法律に基づきまして、海外からの返還...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) お尋ねの件でありますが、青森県知事の了承なくして青森県を最終処分場にしないとの国と青森県知事との間でなされた約束については変更はありません。
03月15日第166回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、情報通信省というこの構想は、一つの問題提起ではあると私も受け止めております。そこで大事なのは、安倍内閣でも、イノベーションの創造とか、あるいは国際競争力を強化するというこの視点が大事と主張しているわけでありますから、まず、どういう機能が必要...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、ITはそれ自体が産業としての無限のポテンシャルがあるんですね。それと同時に、ITがそれ以外の分野の革命を起こすということなんです。ですから、IT革命というのは、自身が産業として大変なポテンシャルがあるということと、それからそれを使って既存の...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、先生が冒頭御引用になったこの書籍からのお話であります。  この話は、一つ大事な視点が欠けているんだと思います。今の政策で地域の自立性、自主性を高めていくと。つまり、地方分権の思想からいえば、中央がこの地域はこれぐらいにしなさいとか、この地域はこれが...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいまの先生が御指摘をされた点は、ポスト京都に向けて極めて大事な点だと私は思っております。  御指摘のとおり、今の枠組みでは、CO2、全世界の三割の分の対策しかないと。これは、それ以外の排出国の排出量は今の伸び率でいうと恐らく世界の七割からたちまち八割...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 要するに、各国ともその体力に見合って努力をするということを決めなきゃいけないんですね。体力を超えた努力をみんなに強制するといったら脱落する人が出てきて、結局、少数国の、何といいますか、自己満足で終わってしまうと、自己満足にもならないかもしれません。ですから...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 一次エネルギーに占める比率が現状では二%弱、二〇一〇年で三%、これは恐らく先生の感覚からすれば極めてシャビーな、みすぼらしい数字だというふうに映るかもしれません。EU等では新エネという概念よりも再生可能エネルギーという概念ですから、それに水力や地熱が入って...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 我が省はETBEに決めちゃっているということじゃないんです。ETBEも石油業界が研究しているのを支援していますし、E3についても農水、環境両省と一緒に研究をやっております。  技術的に言いますと、自動車のエンジンというのはどちらも使えるんだそうであります...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) おっしゃる点も大事な点であります。  食料もいずれ人口が増えていく中で食料供給がタイトになるんではないかという一つの要素があります。そういう中で、食料に向かうべきものあるいは飼料に向かうべきものが燃料に向かったら、その分だけ食料やあるいは飼料が減るわけで...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほど資エ庁長官が答弁いたしましたとおり、次世代自動車燃料イニシアティブというところでは、将来の運輸燃料の在り方、技術の課題等々いろんな問題を全部含めて、関係業界と我が省との方でいろいろ協議、議論をしていくという場を設けました。その場でもしっかりと先生の御...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 時代時代にリーディングインダストリーというのは確かに変わっていくわけであります。    〔委員長退席、理事加納時男君着席〕  産業政策としては、新しい牽引役の産業を探し出す、育てていくということはもちろん大事でありますが、かつてのリーディングインダスト...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、現状でありますが、今年の二月に富山と青森、第一号認定がこの二つの都市で内閣総理大臣によって行われたわけであります。それから、二市に続いて中心市街地活性化協議会が設立されたのは全国で三十四の地区であります。それから、三十を超える自治体が認定事務を担当す...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 正確な情報が開示されるということが一番大事であります。きちんとした取りまとめ、報告、検証がない中でこの情報がリークされて、それが疑心暗鬼をあおったり、エネルギー政策に重大な影響を与えるということは、極めてゆゆしき事態でありますから、そこの管理はきちんとやっ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私は、昨年末にすべての電力会社に、ありとあらゆる過去にさかのぼってデータ改ざん等がないか洗いざらい調べてくれということを大号令を掛けました。なぜこういうことをしたかといいますと、今お話がありました、ささいなことで、原子力安全に全く問題がないのに発表して騒ぎ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今回提出をします法律、法案の一つに地域資源活用企業化促進法というのがあります。これは、地域の産地の技術であるとか農林水産品であるとかあるいは観光資源、これを活用して新たな商品やサービスを生み出していくと、それを市場にどう売り込むかということも含めてトータル...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先生は気付いていただいておりますけれども、実はマスコミはこの今回の官民対話の重要性を余り認識していただいておりません。これは実は相当画期的なことなんであります。今まで革新的な創薬への技術開発をしていくと、しかしその治験とか審査体制が極めて脆弱であるし、よく...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ODAに関しては、戦略的ODAという視点で今ODAの設計をし直していこうという話が進んでいるわけであります。  資源確保に関しましても、円借や技術協力をそのツールとして取り組んでいく。もちろん、資源国は豊かな国があって円借が使えない国もありますけれども、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私、京都会議の時代から原子力が地球環境保全、CO2に関しては極めて有効だということをずっと主張してきたんですが、どうしてもその枠組みに入れてもらえませんでした。  近年、原子力発電への回帰をするという現象が少しずつ起こってきました。EUでもそうであり、ア...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先般の協議におきましては、残念でありますが、拉致問題あるいは不幸な過去の清算をめぐっての議論について日朝間の立場が依然として大きく隔たっているということが明らかになったわけであります。北朝鮮側から拉致問題の解決に向けて誠意ある対応が示されなかったということ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) お話しのとおり、この制裁措置は一応期限が半年でありまして、その半年のときに次はどうするかはまた考えるということになっているわけであります。そこで、その半年が四月の十三日であります。これが近づいてきていると、そこでどうするんだということであります。  北朝...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) エネルギー政策基本法の中にエネルギー基本計画を作って、そして国会に報告をするということが規定をされているわけであります。エネルギー基本計画は、先十年を見通して三年ぐらいで見直していくということで、ちょうどその期間が来たわけであります。  変更点は何点か、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) イランの問題は安全保障上の問題が絡んでいて極めて言わばタッチーな案件でありました。民間の企業とはいえ政府出資の会社でありますし、これがどういう対応を取るかというのは、資源外交だけではないいろいろ波及をする問題がありました。そういう形で、七五パーを一〇パーま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、ベンチマークのことであります。  ちょっと分かりづらいということですが、要するに省エネというのを客観的に測る指標ですね。自分のところとよそのところを比較して、同業他社を比較して、あっ、この点がまだうちは足りないとか、この点は頑張っているとかいうのが...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) おっしゃいますように、日本全体で取りますと緩やかな景気拡大でありますが、地域間格差がかなりあるということであります。  東北地域の経済全体、全体でいえば、やはり緩やかであるけれども改善していると。しかし、雇用とか個人消費の動きは必ずしも強くはないと。一人...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 一番私が大事だと思っていますのは、その地域ごとに雇用とかその地域の税収を生み出す仕組みをどうつくっていくかということが大事だと思うんですね。もちろん、財政の豊かなところから税収が上がって、それを国が再配分機能で財政事情の厳しいところに交付税その他で配分をし...全文を見る
03月16日第166回国会 衆議院 本会議 第14号
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○国務大臣(甘利明君) 初めに、産業活力再生特別措置法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国経済は、足元の景気は回復基調であるものの、人口減少社会の到来、国際競争の激化等、成長の制約要因を抱えております。こうした制約を克服するため、経済成...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、りそな銀行の自民党に対する融資に関してのお尋ねがありました。  個別金融機関の個別の融資につきましては、各行の経営判断で行われるものでありまして、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。  次に、中小企業政策についてのお尋ねであります。過...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) りそな銀行の自民党に対する融資の件について、再度お尋ねがありました。  もう一度お答えいたしますが、コメントは差し控えさせていただきます。  なお、中小企業政策、なかんずく中小企業金融につきましては、個人保証や不動産担保に過度に依存しない融資等、今後も...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 公明党、伊藤先生にお答えをいたします。  まず、企業や業種、地域の間での格差についてお尋ねがありました。  我が国経済は、民間主導の息の長い景気回復を続けている一方で、企業規模や業種、そして地域によってばらつきが存在をし、回復の実感が得られていないこと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 塩川議員の御質問にお答えします。  都合十一問だったでしょうか。まず、北陸電力志賀原子力発電所一号機における臨界事故についてお尋ねがありました。  私は、北陸電力の臨界事故に対しては厳正に対処しなければならないと考えておりまして、原子炉を停止して安全対...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 一点答弁漏れがございました。  下請取引の単価を構成する労務費と最低賃金との比較についてお尋ねがありました。  下請事業者におきましても、最低賃金がきちんと守られることが当然必要であると理解をいたしております。  下請代金法は、親事業者と下請事業者間...全文を見る
03月19日第166回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(甘利明君) 極めて遺憾なことでありまして、断じて看過できません。
○国務大臣(甘利明君) 平成十五年の十月に法改正をいたしました。そのときに、検査体制とかあるいは罰則とか厳しくしたわけであります。それ以降の事故隠しとかデータ改ざんの報告はありません。  それ以前の問題でありますが、実はそれ以前の問題についてぽろぽろ私が大臣に就任以来出るもんで...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 根拠を問われると、これ、仮にそうであったならばそうではないかという私の思いでありますが、それは、臨界ということに対して関係者に啓蒙が相当行き届いて注意が払われたんではないかという思いが致すということであります。
○国務大臣(甘利明君) 現在調査中でありまして、組織ぐるみであるとするならば極めて悪質だと思います。
○国務大臣(甘利明君) 最初に先生と認識を共有させていただきたいんですが、そのジェー・シー・オーの事故の後、検査官が常駐して常時どこでも見れるということにしました。それから、東電のシュラウドの傷の隠ぺい以降、法律を改正をして更に強化をいたしました。そういう体制を取って、隠ぺいがで...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今回きちんと検証いたしまして、現在の、つまり平成十五年十月以降行った法改正で足らざる部分が例えば仮にあるとするならば、それに対してきちんと対処をしていきます。その上で、しっかりと責任を持って原子力発電所の運営をさせていきたいと思っております。
○国務大臣(甘利明君) 今国会に地域振興の二法案を出しております。地域の中小企業の再生ということまで含めると三法案になるわけでありますが、その中で企業立地の新しいスキームを提案をいたしております。  企業が立地するには、工業団地を用意する、税金をまけるというんじゃ実は駄目なんで...全文を見る
03月20日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○甘利国務大臣 初めに、産業活力再生特別措置法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年の我が国経済は、足元の景気は回復基調であるものの、人口減少社会の到来、国際競争の激化等、成長の制約要因を抱えております。こうした制約を克服するた...全文を見る
03月20日第166回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○国務大臣(甘利明君) 平成十九年度の経済産業省関係予算等について御説明申し上げます。  我が国経済は、総じて見れば、堅調な景気回復を続けている一方、消費に弱さが見られます。企業部門の好調さが家計部門に波及することにより、バランスの良い景気回復が実現されることが必要です。また、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日本の国土面積は、御案内のとおり三十七万八千平方キロしかありません。その中で一億三千万人が生活、経済活動を行っているわけであります。人口が減少していく中では、消費人口も減っていく、あるいは労働力人口も減っていく、手をこまねいていればそうなってしまうし、経済...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 渡辺先生が各党を取りまとめ、日韓関係の改善、発展に御尽力をいただいている、また議員外交を展開していただいているということに関しては本当に感謝を申し上げます。  御指摘のとおり、二〇〇四年の十一月以来中断をしております。私、APECの会合がベトナムでありま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のお話、つまり原子力発電所とか、あるいはそれ以外の水力でもしかりですが、設置をする、それをお願いする地域に対しては電源立地交付金等、何らかの引き受ける地域に対する配慮というのがあると。エネルギーという点では、天然ガスも大事な資源であるし、それの施設を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私が就任して以降ぽつぽつとデータ改ざんの案件が表に出てきました。私が一番懸念したのは、原子力発電がいろんなフェーズで次の段階にステップアップするというときに何かまたぼろぼろ出てきて、それによって計画全体が止まってしまうという不信感を醸成することについて極め...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、一九九〇年、基準年比で現在八・一%、正確に言いますと東京電力の原発が止まったのがカウントされていますから、それがもう稼働していますから、これからマイナス二・三ですからプラス五・八パー、先ほどの御質問いただいた志賀の停止がまたこれに、マイナス...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 若干の補足と、それから後段の質問にお答えしますが、東アジアEPAとAPECでのEPA、FTAとのかかわり合いなんでありますが、東アジアのEPA構想についてはほぼ参加国はみんな歓迎であります。APECのEPA化については参加国から、APECというのはもうちょ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 三角合併が解禁をされると、そういう中で、私は、党の当時、企業統治委員会というものを自分でつくりまして、その委員長としてMアンドAの公正なルールというのを、できていなかったものですから整備をいたしました。そして、提言をして、それに沿った策定案がなされて、企業...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 我が国は今まで複数の国とのFTA、EPA交渉を行ってきました。今回、オーストラリア、豪州とのこのEPA交渉を進めるに当たって、与野党双方から、今回の交渉は今までとは少し違うぞと、相当留意をしながら慎重に進めるようにという要請をいただいております。  先ほ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、前段の資源外交に関して、首脳レベルあるいは閣僚レベルで積極的に取り組んでいくという、これはおっしゃるとおりであります。  私自身もインドネシア、カタール、イラク、これらの国との間でエネルギー分野の協力を含む共同声明の署名を行ってきましたし、ゴールデ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) コンテンツ戦略を進めていく上で、日本のアーティストが海外に行き、海外のアーティストが日本に来ると。それで芸術活動を相互に促進をしていくと。そういう点に関して両国間の納税に関する整合性が取れていない、いわゆる移転価格税制の問題は過去からたくさん続いている問題...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 三月一杯をめどにあらゆるこの種の情報の洗い出しを進めているわけであります。その中ですべてを精査しまして、事故につながるような案件の提出事項が義務化されていないということが仮にあるとするならば、それはきちんと追加をしていきたいと思っております。  いずれに...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ジェー・シー・オー事故以降、保安検査官というのを常駐させるようにしました。これは二十四時間どこでも立ち入っていける権限を持たしてあります。ですから、今回のような、それ以降事故隠しはできない体制にしましたし、それから記録をちゃんと保存をする、それから自主点検...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先生のお話に全く共感をするところであります。  私は、昔、商工委員会の委員長をやっているときに、フランスの原子力の委員長と対談をしました。そのときに、原子力を一生懸命先頭に立って進めていくのはフランスと日本だと。原子力を進めるに当たって何が大事かといえば...全文を見る
03月26日第166回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(甘利明君) 志賀原発の建屋の地点におきましての水平方向の最大加速度は今回二百二十ガルが測定されております。百九十ガルを超えますと運転停止になるわけでございますから、仮に運転していた場合でも、百九十を超えておりますから停止をしたということになります。  なお、耐震設計...全文を見る
03月27日第166回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○国務大臣(甘利明君) 自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  刑法の特例として法律に基づき実施をされている競輪及び小型自動車競走は、これらの売上げを通じて機械事業の振興や公益の増進に寄与するとともに、地...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○甘利国務大臣 回復基調にある日本経済の現状の問題点がいろいろと指摘をされています。大企業はかなりいいけれども中小企業はまだまだ大変だとか、あるいは、特に地域間の格差が拡大しているのではないかという御指摘をいろいろな場面で受けているわけであります。それは、御指摘のとおりの部分もあ...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、五年間に千、もっと多ければ多いほどいいと思いますが、事業を立ち上げたいと思っております。  国が基本方針をつくって、それを受けて県が基本構想をつくるということです。その際に、その県内の市町村や商工会、商工会議所とよく連携をとって、うちの県はどうい...全文を見る
○甘利国務大臣 地域の振興をしていくということは、地域間格差を是正していく、それから、地域に自律的な成長の仕組みをつくっていくという点で極めて重要であります。  おっしゃるように、地域には、その地域の人が実は気がついていないすばらしいポテンシャルがある。それを、外部人材も登用し...全文を見る
○甘利国務大臣 当時、私は党の政調会長代理を務めておりまして、この成長戦略大綱の策定に深くかかわった一人であります。  安倍政権の基本的なスローガン、成長なくして日本の未来なし、経済成長をしていかないと、諸問題の解決がなかなか難しくなる。いろいろ制約要因がありますから、それを乗...全文を見る
○甘利国務大臣 華々しくぶち上げましたけれどもろくなものがないということであると、政策効果はいかがなものかとなります。おっしゃるとおり、まずこの政策を立ち上げて、一つ二ついい事例をつくって、こういうのができましたということをてこにするということが大事だと思います。  それから、...全文を見る
○甘利国務大臣 経済成長というのは、毎年毎年の経済規模の拡大のパーセンテージを言うわけですね。日本経済が、一口に五百兆と言われますけれども、その経済を構成していく要素というのは、労働投入量、資本投入量あるいは回転率、そして生産性、その三つで構成されているわけです。  日本は、こ...全文を見る
○甘利国務大臣 十年間を見通して、平均成長率、実質二・二%以上を達成する、もろもろの施策を講じていけば、これが視野に入るということであります。十分に私は達成可能だというふうに思っております。  それはどうやってやっていくかというと、強みはもっと伸ばしていく、弱いところはどうやっ...全文を見る
○甘利国務大臣 厚生労働大臣の答弁の中で、非正規雇用というのは、もちろん使う側、企業側のニーズもあるけれども、働く側の選択肢でもあるという答弁がよく行われています。  どちらのニーズが高いかというと、いろいろ議論はあると思います。恐らく今まで出ていた議論は、使う側のニーズの方が...全文を見る
○甘利国務大臣 従来の紋切り型の企業形態、企業経営から新しい形態が生まれる、その一つがアウトソーシングだと思うんですね。コアの部分を自社で抱えて、それ以外の業務分野については外に委託をして効率的な経営を行っていくというのは、経営戦略の一つであります。そういった意味で、従来型の仕事...全文を見る
○甘利国務大臣 日本経済を安定的な成長軌道に乗せていくためには生産性の向上が大事で、経済の七割を占めるサービス産業の生産性を引き上げていくことがかなめであるという割には、シャビーな政策じゃないかという御指摘であります。  私は、就任して、産学官の関係者、有識者に、サービス産業生...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃるように、ウォルマートは大変な生産性の向上を遂げましたが、これはやはりITの導入でありますね、象徴的なもの。ICタグを使って、流通の圧倒的効率化を図ったわけであります。日本の企業も、ICタグを初めとするITのハード、ソフトを駆使して流通コストを下げていくと...全文を見る
○甘利国務大臣 我が省で言う明るい未来というのは、国民生活の安定と向上であります。つまり、日本国民が、去年よりもことし、ことしよりも来年、主に質的でありますけれども、質量ともに充実した社会生活を送ることができるということが明るい未来だというふうに思っております。  そのために、...全文を見る
○甘利国務大臣 いわゆる二〇〇七年問題、これは団塊の世代が大量退職をする時期がやってくる、団塊の世代、いわゆるベビーブーマーでありますが、私も昭和二十四年ですから、その一番最後になるわけでありますが、ベビーブーマー世代が戦後の復興を支えてきて、技術の集積を担って、日本のものづくり...全文を見る
○甘利国務大臣 先生御指摘のとおり、技術の伝承という点でも、その分野で非正規雇用が取ってかわるというのは、私は余りいいことじゃないと思います。幾ら先輩が一生懸命技術の伝承をしようとしても、それを受ける側が、来年ここにいるかどうか、おれ、わかんないからねと思っていたら、一生懸命自分...全文を見る
○甘利国務大臣 まず第一には、革新的な技術を創造し続ける、そのための環境整備をする。私は、かつて、党にいましたときに、研究開発税制の抜本是正案を私の私案として提案いたしました。それを党が採用し、政府が採用して、今の、いわゆる試験研究費が過去のある時期の平均値よりも超えた分だけに対...全文を見る
○甘利国務大臣 よく精査をしていかなければいけませんが、一般論として言えば、分配率が下がるというのは、働く側のモチベーションが落ちるわけでありますから、プラスには働かないと思います。
○甘利国務大臣 利益を上げなきゃいけない、これは、企業ですから、企業が利益を上げなかったら存在意義がないのでありまして、その利益を上げることに参画した人たちに、どう貢献度に従って分配をするか、そこが大事だと思います。
○甘利国務大臣 例えば、ITを導入して、仮にその分だけ人が要らなくなった、そうすると、それは雇用という視点からいうとマイナスに働くではないか。それは、その局面だけ見ればそうかもしれません。今、日本は、中小企業の数が四百三十万です。ついこの間までは、私の記憶だと四百七十万と言ってい...全文を見る
○甘利国務大臣 地域にある格差の原因というのは、そこの地域がどういう産業に依存しているかと大きくかかわりがあります。一次産業、農業や、あるいは建設業、公共事業依存の地域は、現状、かなり疲弊をしております。一方、好調な産業、例えば自動車産業集積があるとか、電子・電気でも好調な分野の...全文を見る
○甘利国務大臣 税金をたくさん払ってくれる本社が東京にあって、その本社がもうかるために苦労している下請企業が地方にあって、そこは元請ほどもうからないから、もともと、税が集まる、その大もとの配置が地域間格差を生んでいる、それは一側面だというふうに思います。なおかつ、実は、下請の中小...全文を見る
○甘利国務大臣 予算の金額が制約をされているものでありますから、使えるものは全部使おうと思いまして、中小機構の高度化資金が返ってきて、従来のニーズがかなり落ちているわけです。これをどうやって財務省にとられないで、こういうの、議事録に残るとまずいのかな……(鷲尾委員「正直にどうぞ、...全文を見る
○甘利国務大臣 県が主体的に、我が県内の資源はこういうものですということを精査するわけですね。その過程において、市町村とか、あるいは商工会、商工会議所からしっかり意見聴取をします。漏れなく我が県の強みというものを洗い出すという作業をやります。そのときには、今申し上げたように、県が...全文を見る
○甘利国務大臣 経済成長戦略大綱関連三法でありますので、どう経済成長を確保し、十年間実質成長二・二を視野に入れていくかということに資する法律であります。産活法は、従来の事業再編から、さらにイノベーションという視点を加えて成長させていこうというための法律改正を行ったわけであります。...全文を見る
○甘利国務大臣 地域の資源を活用して地域に、ちょっと御質問の意味がよくのみ込めていないんですが、少なくとも、地域資源というのはそこの地域に独特に存在するものですから、それを商品化、製品化、サービス化、あるいは看板にして業が立ち上がるということは、直接間接、その地域に恩恵がもたらさ...全文を見る
○甘利国務大臣 法律に違反するようなことがあれば、これは是正をするというのは当然のことであります。  同時に、先ほど来申し上げていますが、生産のフレキシビリティーを確保していくという意味で非正規は大事でありますけれども、あくまでもそこの視点は、安い、都合のいい労働力だという視点...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、我が省に限って申し上げても、十八年度予算額が五千五百八十一億、そして十九年度予算額が五千三十三億であります。御指摘のとおり、減っているわけであります。日本の成長の生命線というのは技術開発でありますから、この予算を充実させていくというのは、御指摘のと...全文を見る
○甘利国務大臣 量をふやすということについても大事ですけれども、再度申し上げますが、質を高める、あるいは経費の中に無駄がないか、これは不断の努力であります。あるいは、税制の整備もそうであります。私自身が研究開発税制を提言した当事者でありますし、それが今施行されているわけであります...全文を見る
○甘利国務大臣 イノベーションを加速して生産性の向上を図る、地域中小企業の活性化などの施策を通ずる、あるいはオープン、FTA、EPAを通じてアジアの成長力を取り込む、そこで、今後十年間で実質二・二%以上の成長を目指すということであります。  経済成長戦略大綱における二・二%の実...全文を見る
○甘利国務大臣 それまで派遣や請負で働いておられた方々三千五百人を正社員及び期間社員として採用する計画というふうに聞いております。  個別企業の点に関してというよりも一般論としてお答えさせていただきますが、正規雇用を希望する方が正規雇用に進む道が開けるということは歓迎すべきこと...全文を見る
○甘利国務大臣 私の意図が正確に伝わっていないのかもしれませんが、あのときのやりとりは、派遣はともかく、請負は指揮監督権が受けている側にない、そうすると、労働安全上問題があると思っても手が出せないという話で、だから、労働者の安全のために現行のままでいいんだろうかという問題提起があ...全文を見る
○甘利国務大臣 私の所管でありませんので、閣僚としての発言は控えさせていただきますが、とにかく、法令があってそれを守らないということは、それは許されることじゃありません。より守れるようにどうあるべきかということは日々検討していかなければならないと思っておりますし、当然、この間の問...全文を見る
○甘利国務大臣 現行の法制下でも、もちろん違反があれば厚生労働省がきちんと勧告をし、それに従わない場合には次なる処分が打たれるということになっていると思います。  より迅速に法の効果をあらしめるためにどういう改善点があるかということは、私どもの方でももちろん考えますが、主体的に...全文を見る
○甘利国務大臣 この二つの法案について、こういうことをやろうと提案したのは私でございますから、趣旨についてはぜひ御理解をいただきたいと思うのは、私自身も地方の主体性を大事にしたいと思っています。  今まで、企業誘致がどういう形で行われたかというと、かつては再配置法で、集まってい...全文を見る
○甘利国務大臣 ワンストップというのは、私が言っているのは、県なり市なり、ワンストップの窓口をつくってくださいということなんです。中央省庁も、もちろん言うからには、出先の省庁の機関のワンストップ化をやれということを言っています。  それから、地域資源をどれを使うか。これは、県が...全文を見る
○甘利国務大臣 今、新しい人材バンクをつくろうと。これは今までもあるんですが、それがほとんど機能していないということで、機能する人材バンクにすると。その機能する人材バンクの発想の中には、公務員が早期にやめる、あるいは年金開始年齢前にやめるという際に、新しい職場を紹介するということ...全文を見る
○甘利国務大臣 できるだけ早く新人材バンクが、これはスタートするというよりも機能するようにしなきゃいけないと思います。  私の基本的な考え方は、民間準拠で、民間がやっているような方向を、官でもそういうスキームでできればということをいつも思っているわけであります。  組織は、新...全文を見る
○甘利国務大臣 もう人材バンクをつくるということが総理指示で決まりましたし、それを、恐らく近々、いつまでに本格スタートさせる、何年以内というのが出ると思います。それに向けてソフトランディングさせていかなきゃいけないわけでありまして、極力、新制度にスムーズにつながっていくように努め...全文を見る
○甘利国務大臣 スムーズに移行するために努力をしてまいります。
○甘利国務大臣 私は、党にいるときに独法の改革というのをやりまして、そのときに、予算の無駄がないか、効率的な運営がされているか、あるいは、年度末締めてみて、当初立てた目標にどれくらい達成度が上がっているか等々、いろいろ独法改革の仕組みに関与したことがございます。  かなり改革が...全文を見る
○甘利国務大臣 先生は、もうすべて御承知の上でずっと質問をされてきたんだと思います。  WTOの政府調達協定では研究開発と安全保障、しかし、恐らくこの安全保障というすそ野をどんどん広げていっているのがEUで、日本はかなり狭く解釈している。では、それは何でといえば、おっしゃるとお...全文を見る
○甘利国務大臣 まずその前に、私がシャビーな内容と申し上げたわけじゃなくて、シャビーな内容と御指摘がありますが、実は予算だけじゃなくてこういうことをやっていますからと申し上げたのでございまして、つくった者みずからがシャビーと言うと、ちょっとこれは問題になってしまいます。  小泉...全文を見る
○甘利国務大臣 私と金融担当大臣と総務大臣が官邸に呼ばれました。事実でございます。
○甘利国務大臣 今回の三大臣が呼ばれたというのは、地域金融の側面から地域の中小企業の活性化を図っていくということだと思います。  先ほど来、話が出ておりますが、都市銀行の不良債権比率は極めて劇的、効果的に下がりましたが、地方銀行、信金、信組の不良債権比率はまだ高いわけであります...全文を見る
○甘利国務大臣 今、具体的には検討中なんでありますが、おっしゃいますように、リレーションバンキング、つまり、大銀行が決済処理機能としての金融機関、トランザクションとしての機能は、どちらかというと機械的な精査になりますね、企業診断。ところが、地域金融機関というのは、その経営者の能力...全文を見る
○甘利国務大臣 安倍総理は皆承知の上で号令をかけていらっしゃると思うんですが、安倍総理は割と人使いがうまい人でありまして、恐らく、金融担当大臣は再チャレンジ担当でもありますし、金融の側面から今までの政策をさらに補完して、揺るぎのないものにせよという、金融担当大臣を中心のスキームで...全文を見る
○甘利国務大臣 消費を拡大させるのに、御専門でしょうけれども、サプライサイドとディマンドサイドと両方があるんだと思います。つまり、可処分所得をふやして購買力を上げていくというのは消費拡大に当然つながります。ですから、企業側の上げている収益を家計に移転していくということが大事で、今...全文を見る
○甘利国務大臣 耐震ということに関して申し上げますと、新しい知見を入れて昨年の九月に新指針を策定して、これに従って全部検証しているわけであります。  この新指針は、今までですと直下型でマグニチュード六・五、先ほど来お話が出ているガルという数値でいいますと三百七十ガル、これを新指...全文を見る
○甘利国務大臣 以前、私もコンビニの、ある生ジュースが大好きで、行くたびに全量買い占めてきたんですけれども、健闘むなしく、二月ぐらいで商品ケースからなくなってしまって、どこを探してもなかったということがありました。物によって、商品のライフサイクルが非常に短くなってきている、小ロッ...全文を見る
○甘利国務大臣 専門家が手伝うのはマーケットへのアクセスであります。マーケティング、市場がどういうニーズを欲しているかとか、あるいは販路の開拓の分野でアドバイスをしていく。  物をつくっていくというのは、やはり、その発想の原点は、地域資源を企業化しようとする人間あるいは中小企業...全文を見る
○甘利国務大臣 やはり、景気が本格的に回復をしない、あるいは、金融がかつては個人保証や不動産担保に頼っていたという点ではないかと思います。
○甘利国務大臣 産業政策を担当する役所でありますから、企業行動についてしっかりと把握をしておく必要性はそのとおりだと思います。  ただ、恐らく先生おっしゃりたいのは、出る方と受け入れる方のマッチングをうまくということだと思うんですが、企業戦略にかかわる部分についてなかなか外に開...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、いわゆる企業立地、産業集積の新法、今出しております法律をつくるに当たって、実は役所に内緒で財政力の低い県の知事さんとお話をしました。わざわざ議員会館に来ていただきまして話を聞きました。そのときにこの話が出まして、補助金の引き上げ合戦、税のダンピング合戦、これ...全文を見る
○甘利国務大臣 私が、表現が適切だったかどうかちょっとわかりませんが、わかりやすく、たらい回しランキング、ワーストランキングということをあえてカメラの前で言いましたのは、市長なり知事さんの積極的な姿勢ですよ、お金がある富裕県だから市だから引っ張れるという話とは違いますよということ...全文を見る
○甘利国務大臣 私も大分キヤノンの工場を視察しました。  私が行きましたときには、ちょうど、生産がピークを過ぎてかなり低い状態でありましたから、セル方式というもののセルがずっと、スペースがあいておりました。フル生産に入ってくるとこれが全部埋まりますという説明でした。  あのデ...全文を見る
○甘利国務大臣 大きな工場が撤退する場合には、確かにそこの雇用に大きな影響を与えるわけであります。そういう場合は、事業者は、雇用対策法に基づいて、相当数の離職者が発生する場合には再就職援助計画を作成して、公共職業安定所の認定を受けることが義務づけられているわけであります。この一定...全文を見る
03月29日第166回国会 衆議院 本会議 第18号
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○国務大臣(甘利明君) 中小零細企業への資金供給機能についてのお尋ねであります。  中小零細企業は、日本経済の発展を支えていく原動力であります。その資金調達の円滑化は極めて重要であると考えております。  このために、政策金融機関の再編におきましては、中小公庫や国民公庫が担って...全文を見る
03月29日第166回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○国務大臣(甘利明君) 私も生まれて初めて競輪場に行きました。加納先生が行かれた翌日、平塚競輪場でございまして、その日は日本選手権で総理大臣杯と経済産業大臣賞の交付を私からしたわけでありまして、カップ、賞状を優勝選手にお渡しをいたしました。  私もそれまでのイメージというのは、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 刑法の賭博罪の特例を設けるわけでありますから、きちんとした哲学に基づいて位置付けていかれないといけないと思うんですね。  おっしゃるように、刑法の特例ですから、公益性ということをちゃんと担保をする。それから、発足の趣旨が地方財政の健全化にも資すると。それ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今回の交付金の扱いに関して、施行する自治体の関係者が大挙、私のところに還元額を増やせという要請にいろんなところから来られました。そのときに私が申し上げたのは、これ金額を増やせといっても、ただそれだけでは一時しのぎにしかならなくて、何年か後に同じ話でもう一回...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 小手先の改善策ではなくて、競輪、オートレースの在り方、十年二十年先を見通してどう位置付けるかということを基礎から考えるべきという若林先生のお考えは、私も割と共通していると思います。でありますから、陳情の方々に、還付分を増やせという陳情、要請だけではこれは焼...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この二つの統合は、直接的なきっかけというのは行革であります。  具体的に申し上げますと、平成十七年十二月に閣議決定をされました「行政改革の重要方針」におきまして、「指定を受けた一つの公益法人が継承する」という旨が定められたと、これを踏まえて実施するわけで...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今回の改正によりまして特殊法人である日本自転車振興会、日本小型自動車振興会の業務を公益法人が承継することになるわけでありますが、法人の機動的な組織運営が可能となる、それから予算や人員を柔軟に変更できることになる、外部から有能な民間のスタッフを導入することが...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 施行者によっては事業が閉鎖されちゃうと、もうこれは全員が職を失うわけであります。そうならないように最善の努力をすると。それから、雇用条件が激変するようなことがないような努力を結集するということが基本だと思っております。  ただ、その危機感を共有していただ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 前段の重勝式の話は、要するに新商品をいろいろ提供することによってファンを増やそうということだと思います。ネーミングライツの話も含めてアイデアをどんどん出すというのが今極めて大事だと思いますから、いいものはやっていくという方向でいいかと思います。  あと、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 確かに、私もこの事件が起きましたとき、何かよく分からない事件だなと。自転車振興会から通産省の財団に行って、それがまたどうして通産省に戻るんだろうというような、ちょっとよく分からない話だなと思いながらあの事件を聞いておりました。  その一昨年の不祥事の問題...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今、ただいま御指摘の交付金の猶予制度の猶予期間、三年から五年に延長したわけであります。前回の改正では財務体質の強化と、今回は事業の魅力化ということにも思いをはせるということで、五年間で四百億、一年平均でならすと八十億円を投ずるわけであります。そうしますと、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、本場、つまり競輪場に来て、その売上げの比率が下がっていると、それ以外の部分のシェアの方が多いというお話ですよね。  今、電話投票、携帯電話でうちの秘書なんかも競馬はよくそれをやるんであります。私も時々頼むことがありますが、ほとんど、全部外...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 前回の改正が財務体質の改善であるとするならば、今回は事業の活性化に言わば軸足を置いた改正であります。  交付金の一部を還付する制度、五年間四百億、年平均にならしたとすると年間八十億、かなりの金額になるわけでありますが、それを還付する制度を創設をすると。あ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 欧米では自転車競技というものは極めて人気が高いですし、競技としてのステータスも相当高いですよね。日本でも、先生御指摘のとおり、オリンピックに採用され、競輪というその名前がそのまま通用するようになったと、これは大変な契機になっているはずなんでありまして、これ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(甘利明君) 弁理士法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、企業における知的財産重視の経営戦略が進展し、産業競争力強化の基盤としての知的財産制度の重要性が高まってきている中で、その専門家としての弁理士制度の充実強化を図...全文を見る
04月04日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○甘利国務大臣 外国に出ている企業が撤退をするとか、あるいは再投資をためらう理由の中に、行政に対する不満というのがあります。それは、行政が不透明であるということと、結論がちっとも出ない、見通しが立たない。ですから、それを逆手にとって、今回の企業立地産業集積法では、できるだけワンス...全文を見る
○甘利国務大臣 いろいろな許認可手続があります。そういう中、もちろん、整合性をとって迅速に進めていくために連携体制というのはとっておりますし、それは中央でも現場でもとっているわけであります。  そうした中から、現場の知恵として出てくるものについては、行政の側で、組み入れることの...全文を見る
○甘利国務大臣 中小機構の高度化資金、具体的には、商店街の高度化であるとか工場団地の整備に使われているわけであります。  まず、全体の規模と中身がどうなって、例えば不良債権比率はどうだとかいうことに関してですが、十七年度末で六千百億が融資残高であります。このうちの不良債権と言わ...全文を見る
○甘利国務大臣 私みずから、今回提出をしている法案の中で、ワンストップサービスが大事だ、行政の透明性とスピード感が大事だと言っている当事者のスピード感がないのではかなえの軽重が問われる、おっしゃるとおりであります。企業にとって、投資判断をするのは、結論を早く出してもらわないと、事...全文を見る
○甘利国務大臣 先生お話しのように、事業の大半が補助金で行われている、それから、発注は財団でありますけれども、財団に対して、そういうこともこれあり、競争入札で業者の選定を行うようにという指導がなされているわけであります。にもかかわらず、談合を疑われるような行為があったということで...全文を見る
○甘利国務大臣 結論から申し上げますと、目的が達成をされたと理解をしたわけでありまして、天然ガスも含めて、天然ガス以外にもあると申し上げましたが、電気とかエタノールとかありますが、全部含めて全国に三百七十カ所の整備が行われた。エコ・ステーション補助事業が所期の目的を達成したという...全文を見る
○甘利国務大臣 当省に限らず、その役所が所管する業務に関して、公益法人に事業のための補助金が出る。その補助金が、この一部がフィードバックをされるようなスキームではないかと疑われるようなことは排除していかなきゃいけない。そのための改正の指導は行ったわけであります。  そうした公益...全文を見る
○甘利国務大臣 出た補助金、さっきフィードバックと言いましたけれども、正確にはキックバックですね。(馬淵委員「ごめんなさい」と呼ぶ)いやいや、私が間違えた。先生の表現が正しいんだと思います。そういうことを疑われるようなことは排除していくというきちっとした姿勢で、その種のことがある...全文を見る
○甘利国務大臣 先方は二月の十四日に決めたわけでありますが、こういう政策は国が主導しますけれども、最終的には民間でやってもらわなきゃならないわけであります。いつまでも補助金漬けでやるということは民間経済上も適切ではない。ですから、基本的に、この種の政策はすべてフェードアウトしてい...全文を見る
○甘利国務大臣 私がずっと通して申し上げているのは、透明な仕組みをつくらなきゃいけない、それから、公務員のモチベーションが喪失するような仕組みであってはならない、国家のために奉職しようという意気に燃える才能豊かな人間が集まってくれるような仕組みでなければならないというのが基本であ...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、前段の景気の状況、日銀短観等々に関してでありますが、四月の二日に日銀短観の三月調査が公表されました。製造業や中小企業で景況感に一服感が見られるのではないか、立ちどまってはいないけれども、ちょっと一息ついているという部分が見られるということであります。業況のよ...全文を見る
○甘利国務大臣 景気の回復過程というのは、まず製造業から立ち上がってくる、それで非製造業がついてくる。もう一つの見方は、大企業が立ち上がって、後で中小企業がついてくる。だから、この二つをあわせると、一番時差があるのは、大企業の製造業から立ち上がって、一番最後は中小の非製造業という...全文を見る
○甘利国務大臣 今、具体的事例として出されましたNOVAは、この案件は私は別に悪質な案件だとはこの今の解約に限って言えば思っていないのは、我が省もそれでいいですよと言ったわけですから。  例えば、スケールメリットの話ですね。百まとめて買うのと五十まとめて買うのと、一個当たり単位...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃるように、平沼プランがスタートして、改善しない、事態が悪化しているじゃないかと。開廃業率の変化を見ますと確かにそうなんでありますが、ただ、平沼プランの中にはいろいろな案件があって、大学発ベンチャー千社とか、それはうまくいったわけであります。  それで、政...全文を見る
○甘利国務大臣 サービス産業に製造業の改善手法を持ち込むということはできるし、やるべきだということはよく理解しますけれども、サービス産業の効率というのを他の産業の効率性でそっくり当てはめることができるかというと、そうもいかないところがある。サービスは目に見えないし、供給と消費が同...全文を見る
○甘利国務大臣 政策はすべからく、一省庁の範囲ではなくて、政府全体として効果が上がるように取り組んでいかなければならない、おっしゃるとおりであります。  破産法制と自由財産の関係は、法改正をして、これがどれくらい自由に合っているものかを見定めなければならない。確かに、先生がおっ...全文を見る
○甘利国務大臣 このスキームは、国が基本方針をつくる、それに準じて県が基本計画をつくって、その際には、県がつくりますけれども、市町村や商工会、商工会議所等々とよく意見交換をし、議論をします。我が県内の地域資源とは何ぞやということで具体的に挙げていくわけであります。それを活用した事...全文を見る
○甘利国務大臣 従来から、専門家を派遣するとか相談するという仕組みはありますが、今度の地域支援策では、もうちょっと腰を据えてやろうというふうに思っております。やはり、地域資源はあっても、それをうまくデビューさせていく人がいないとうまくいかないというのはよくわかっておりますから、そ...全文を見る
○甘利国務大臣 安倍内閣のスローガンは、成長なくして日本の未来なしであります。これは何を意味するかといえば、ほうっておけば、日本は、制約要因を抱えているし、経済はマイナス成長になりかねない。つまり、人口が減っていきます。少子高齢社会にもう既に突入をしている、労働力人口はどんどん減...全文を見る
○甘利国務大臣 経済財政諮問会議でも私と民間委員がよくぶつかる場面があります。それは、私は、規制緩和というのは、経済を発展させる、企業の競争力を伸ばす有力な武器であることは間違いない、間違いないけれども、しかし、これは極めてよく切れる刀だから、扱い方を慎重にしないとけがをするおそ...全文を見る
○甘利国務大臣 先生の許可をいただかないで行ってしまったんですけれども、行ってみまして、やはり現場に行かないとだめだなという思いを強くしたのは、地域資源というのは、私が期待している以上に結構すごいのがあるなという思いがいたしました。これは、ブラッシュアップしてそれからデビューさせ...全文を見る
○甘利国務大臣 山形カロッツェリアを訪問したときには、そのプランは直接出ませんでしたけれども、今お話を伺って、おもしろいなと思いますし、夢と勇気がわいてくるような象徴的プランになりそうだなと。フェラーリデザイナーがデザインをしたミニ新幹線、内装、あそこはオリエンタルカーペットでし...全文を見る
○甘利国務大臣 幾つかの理由と思いがあって訪問したわけであります。  一つは、最低賃金の論議がございます。全体の底上げを図るという戦略上、最低賃金の引き上げについて議論をし、結論を出す、これは悪いことではないわけでありまして、ただし、そのまま実行した場合、一番影響を受けるのは中...全文を見る
○甘利国務大臣 法律違反があれば、中小企業庁から告発もした案件もあります。これは調べてくれと、公取に。そうやって対応していますし、公取も、先ほど来委員長が意欲的に、実効が担保されているか調査をし、時として立ち入りをするわけであります。ただ、法律は守られていても、法律の構成からはち...全文を見る
○甘利国務大臣 法律を守れということについては、指導であります。実は下請企業に聴取をしますと、法律は守られているかどうかということでいえば、書面を交わして、こうして両方納得していますということですけれども、しかし、相当無理をしている部分があるんですという話もあるわけですね。もちろ...全文を見る
○甘利国務大臣 新企業立地法といいますか、新産業集積法は大がかりな仕掛けでありますから、もちろん、半年、一年ですぐ効果が出るというものではありませんから、ある一定の期間が必要であります。  しかし同時に、政策効果というのを適宜見直していかなければなりませんし、効果が期待されて出...全文を見る
○甘利国務大臣 日本及び日本国民の安全にかかわる、あるいは生活に重大な影響を及ぼすようなことについて、外為法での縛りがかかっているわけであります。  アメリカは、まさに一網打尽に、何でも投網をかけて個々を精査できるようになっておりますが、日本は具体的な案件を列挙されているわけで...全文を見る
○甘利国務大臣 MアンドAが行われる際に、それ自身に反対する少数株主は、直ちに会社側に対して自己所有の株を買い取るという請求の権利がありますから、事が終わってしまった後に買いたたかれるということではなくて、そのこと自身に反対する意思表示をする者について、買い取り請求をかけるという...全文を見る
○甘利国務大臣 偽装請負等、法令に反するようなことがあれば、これは直ちに改善をさせていくというのは当然のことであります。
○甘利国務大臣 これは企業の事業再編を促す仕組みでありましたけれども、それがきちんと法律どおりにやっておらないというのであるならば、それは当然正していくべきだと思いますし、当時どこまで通産省が把握できたのか、ちょっと私も確認をしておりませんけれども、法の施行を担当する役所としては...全文を見る
○甘利国務大臣 今、具体的な数字に言及をされましたが、私の考え方は、ベース労働になる雇用者、労働者は極力正規雇用であってほしいと思いますし、フレキシビリティーの部分は、なかなか正規ですと、その人の労働力が要らないときも抱えていなきゃならないということがありますから、非正規を活用す...全文を見る
○甘利国務大臣 派遣や請負の労働の方が圧倒的にコストが安いということであると、企業側にとってはそういう思いに駆られるというのは当然起こり得ることだと思います。  そこで、安倍内閣では、同一労働、均衡待遇ということを掲げています。同一労働を同一としないのはなぜかというと、正規には...全文を見る
○甘利国務大臣 企業の競争力と、そして働く者の待遇の改善に向けて、我々も努力をしていきますし、企業側もしっかりと対処していただきたいと思っております。
04月10日第166回国会 衆議院 内閣委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
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○甘利国務大臣 行革推進法で定められている対GDP比半減というのは、これは確実に達成するということが求められるわけであります。  あわせて、なぜ政府系金融機関の改革をやるかというその原点、原理原則でいいますと、基本的に、政府の金融機関というのは民業補完ということがその使命である...全文を見る
○甘利国務大臣 そもそも、行革推進法の考え方は、官は民の補完に徹せよということでありますし、民業ができるところに官業が出張っていってはいけないということでありますし、平成十七年の十二月二十四日に閣議決定をされた行政改革の重要方針におきましては、一般貸し付けは量的補完であって、国全...全文を見る
○甘利国務大臣 巡航速度の中にあって一般貸し付けについて政府系が出張っていくことは民業圧迫になる。ただし、金融危機とか大災害とか非常事態のとき、いわゆる危機対応については、政府系もやりますけれども、民業がそれをやっていけるような支援策を講じて、一丸となって取り組むということはやり...全文を見る
○甘利国務大臣 基本的には、民間がやるべきところに出張ってはいけない。ただし、本当に民間がやってくれるかどうかというのは、現実の話としては、やってみなければわからないところも当然あるわけです。その際に、想定していた政策どおりに事態が進行していくように、リスクを引き取ってやるような...全文を見る
○甘利国務大臣 一般的に、民間金融機関がほっておいてもやってくれるところに手をというか、出張っていく必要はない。政策的に重要なことで、そこの部分を民間金融機関がなかなか手を出しづらいということは、新しい政策金融機関がやっていかなきゃならないわけであります。  ベンチャー支援や事...全文を見る
○甘利国務大臣 新しい日本政策金融公庫が民業補完に徹していくということは、補完機能はちゃんとやっていくということであります。従来、例えばマル経に象徴されるような政策上必要なことについては、きちんと新政策金融機関が引き継いでいくということであります。行革法が規定しているような、新政...全文を見る
○甘利国務大臣 これはもう法律で、官民の役割分担というのは線が引かれているわけですね。もちろん、特別貸し付けの柔軟性を通じていろいろな対応の幅はあると思います。きちんと民間が出てきてくれるための環境整備もしていくわけでありますから、先ほど来議論がありますように、政府系が引いちゃっ...全文を見る
04月10日第166回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(甘利明君) 株式会社商工組合中央金庫法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  日本の産業競争力の源泉は、大企業に部品や素材を供給する中小企業にあり、また、地域の経済を支えているのも、各地域で特色ある事業活動を行う中小企業であります。商工組合中央金庫は、こう...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) お答えいたします。  まず、中小企業の現状と対策についてのお尋ねであります。  中小企業の景況につきましては、業種や地域によって回復度合いにばらつきが見られ、全国の中小企業はいまだ景気回復を実感できていない状況であります。こうした中で、全国四百三十万の...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 後藤議員にお答えを申し上げます。  まず、発電設備の総点検結果についてお尋ねがありました。  総点検について、電力各社から三百を上回る多くの改ざんの事案につきまして報告がありましたことは、まことに遺憾であります。過去の案件がここまで多数に及ぶことは予想...全文を見る
04月10日第166回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○国務大臣(甘利明君) 我が国の知財戦略は、まず知財を生み出す環境を整備をすると。そして、生み出された知財の権利化を迅速に図ると。同時に、速いだけではいけませんから、正確で強固なものにしなければならないわけでありますから、迅速かつ正確な審理を行うということ。そして、権利化された知...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、知財自身の中身がどんどん変わってくるというか、新しいものがどんどん追加をされてくるわけであります。金融にかかわる特許とか、あるいはインターネットにかかわる特許とか、従来想定していなかったものがどんどん新分野に対する対応を迫られてくるわけであ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今回の地震で産業基盤が相当甚大な被害を受けているわけであります。なかんずく、中小企業は所によっては極めて壊滅的な打撃を受けているところもあると承知をいたしております。直ちにこれらに対する対応は指示をいたしておりますが、さらに今被害状況を精査をいたしまして、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 平成十八年度の審査請求件数でいいますと、前年度に比べまして若干減少しておりますが三十八万件、約三十八万件でありますから、かなり高い水準が続いているわけであります。それから、審査順番待ちの期間の平均は前年より長期化しておりまして、これは二十七か月、欧米と比較...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) たまっているいわゆる根雪の部分を処理すればかなりペースが進んでいくというふうに思っております。  それから、いろいろな外国から来るやつも受けるわけです。日本からももちろん外にも行っていますけれども、これを迅速に処理をすると。今は様式が全然各国ごと違います...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 企業の事業活動というのはますますグローバル化をしていくわけでありまして、おっしゃいますように、日本だけがしっかり権利を守ると、しかし、グローバル展開をする相手の国では知財侵害やり放題では何の意味もないわけであります。  そこで、日本と同じようによその国、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) アメリカのプロバスケットボールリーグのスタープレーヤーでコービー・ブライアンという人がいるんですけれども、あれ、あのスペルを見ましたら本当にKOBEと書いてあるんですね。私はうそか本当かと思っていましたけれども、どうも本当らしいというのは、お父さんが日本に...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) WTO交渉の中でEUから提案されて、これは大事だというのにGIというのがあるんですね。これは地理的表示でして、EUもその地域の特産品が侵害されるということに関して極めてナーバスになっているわけであります。我々の地域団体商標の国際版みたいなものだと思いますけ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 最近、国際弁護士という名の方の数が増えてきました。同様に、国際弁理士の必要性も高まってきているわけであります。先ほど来、国内出願も増えていますけれども、それと同時に、企業がグローバル展開をする際に国際出願をしていく件数が増えてきたというふうに申し上げました...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 地域の振興に関しましては、地域に存在をする資源をブラッシュアップをして、それを戦略的に市場に商品や製品としてデビューをさせていくということが極めて大事でありますが、その際に、地域のブランド戦略とかあるいは特許戦略等々、知財にかかわる戦略を地域とその地域の中...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
04月11日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○甘利国務大臣 実は、このファンドの組成は、私が本職に就任する以前、党の政策担当をしているころから、画期的な中小企業施策はないだろうかということで、事務方といろいろプランを練っていたものであります。というのも、中小企業予算が、もうそれこそ千数百億で限定をされておりますので、これを...全文を見る
○甘利国務大臣 地域資源を活用した商品、サービスの事業化、企業化ということは、大事なことが何点かありまして、一つは、もちろんいい地域資源があること、それをブラッシュアップする。そこから先が極めて大事でありますが、市場とどうつなげていくかということであります。いい資源といい人材が結...全文を見る
○甘利国務大臣 地域資源というのは、思いもよらないアイデアが地域の牽引力になるという例があります。でありますから、フレキシブルに、そしてスピーディーに対応していきたいというふうに思っております。
○甘利国務大臣 今まで地域への企業立地というと、どちらかというと、国が画一的に施策を用意して、これでどうぞと。それから、地域も、自分たちに何が求められているかということの調査よりも、成功している企業の本社もうでをして、何とかうちに新しい工場をつくってくれという陳情誘致型だったんで...全文を見る
○甘利国務大臣 片山先生は主計局で予算を組んでおられる立場におられましたから、この政策の勘どころはよくおわかりだと思います。  私は、内閣の一員になりましたときに、すぐ総務大臣と新しいスキームをつくりたいから一緒にやろうという話をしました。彼は、ぜひ協力してやりますという返答を...全文を見る
○甘利国務大臣 確かに、肝いり政策の割に、我が省の枠についてはちょっと小さくはないかということであります、たくさんとれればそれにこしたことはないと思いますが。  今回の施策は、各省連携でシナジー効果を上げようということで、ほかの省の予算も使いますし、ほかの省の政策との連携をとっ...全文を見る
○甘利国務大臣 この三法案は、この三法案を活用することによって、是正が叫ばれております地域間格差あるいは格差の固定、格差の拡大を改善する有力な処方せん、これが期待されているわけでありますが、実は、その処方せんを使ったらかえって格差が拡大したということであってはならぬという御指摘だ...全文を見る
○甘利国務大臣 身近に成功事例があるということが一番の勇気になると思うんですね。どこかの地域に全部偏在していて、例えば東北、北海道には一件もありませんといったら、一体全体、どういう事例に向かって我々も努力をすればいいのかという目標もなくなってしまいますから、機構の出先が存在する十...全文を見る
○甘利国務大臣 例えば、地域資源で採用されなかった、その場合には、どういう点が弱いか、どういう点に工夫が必要か、これも可能な限りアドバイスをしてあげる。逆に言えば、採用されたところは、こういう点に強みがあるからということで、こういう点もうちょっとプランをしっかり練った方がいいんじ...全文を見る
○甘利国務大臣 例えば、企業立地促進法案では、予算とか交付税措置において、具体的な指標、有効求人倍率であるとかあるいは財政力指数に配慮、これは役所のさじかげんじゃなくてきちんとした算定値ということを、計算式ということが行われるわけでありますけれども、そういうめり張りをつける際に、...全文を見る
○甘利国務大臣 全体の動向調査はして、経済産業省で把握をしていなければならないと思います。  ただ、例えば、その甘利産業が国内にどこに立地をし投資を考えるか、これは多分に企業戦略の部分があります。こことここを攻める関係から、ここが拠点としていいということを発表した途端に、競合他...全文を見る
○甘利国務大臣 政策は、つくって実行した後、検証しなければなりません。プラン・ドゥー・チェック・アクションというこのサイクルが、企業だけじゃなくて行政にもしっかり定着をしつつありますし、政策評価という部署もできているわけであります。  平沼プランのうまくいった点あるいは思うに任...全文を見る
○甘利国務大臣 世界の貿易や投資の障壁をなくしていくという最終目的に向かっては、やはり私はWTOだと思うんです。ただ、その二国間のFTA、EPA、EPAはFTAをさらに深掘りした、物やサービスの交易だけじゃないもっと幅広い分野についての障壁をなくしていくということになるわけであり...全文を見る
○甘利国務大臣 GDPの六割を占める消費を喚起するためには、消費者にきちんとした原資が渡るということが大事、それはおっしゃるとおりであります。預金の金利が上がらない、利子が預けていても全くつかない、あるいはお年寄りの世帯で言えば、毎月の収入が年金以外ない、預金の利息を消費に向けて...全文を見る
○甘利国務大臣 減価償却制度を四十年ぶりに大改正しました。これは、競争相手国とのイコールフッティング、ハンディをしょって戦っていたわけでありますから、国際競争という点では競争条件を同じくするということになるわけであります。そして、産活法でさらにこれを加速させる。  税額控除では...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま御決議のありました三件の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、これらの法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
○甘利国務大臣 まず、株式会社商工組合中央金庫法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  日本の産業競争力の源泉は、大企業に部品や素材を供給する中小企業にあり、また、地域の経済を支えているのも、各地域で特色ある事業活動を行う中小企業であります。商工組合中央金...全文を見る
○甘利国務大臣 エネルギー政策を語りますときに、エネルギーセキュリティー、これは安定確保というイメージも大きいのでありますが、その安定確保、安定供給にどう対処するかということが極めて大切であります。そのためには自主エネルギーを持つということが一番安全なのでありますが、日本は自主エ...全文を見る
○甘利国務大臣 その可能性は想定しがたいということであります。
○甘利国務大臣 実は私も七時のニュースを見ておりました。七時に車が迎えに来るというので、その前からNHKをつけておりましたら、突然そういう報道がありまして、水蒸気爆発という言葉が飛び込んできました。原子炉が何やら爆発する可能性と言われて私はびっくりしまして、それで、登庁しましてす...全文を見る
○甘利国務大臣 私が総点検を指示したというのは、ある面、業を煮やして、徹底的にやれという指示をしたわけであります。なぜ業を煮やしたかといいますと、就任以来、ぽろぽろぽろぽろ、まあ少しずつではありますけれども、いつまでたったらこの状況は終わるんだというようなことが続いたわけですね。...全文を見る
○甘利国務大臣 私が就任をして、ぽろぽろぽろぽろ、いつまでたってもこういう問題が出たものですから、保安院長を呼びまして、大臣名で指示を出せ、徹底的にやれということを相当強く言ったのであります。恐らくその東電問題のときも指示は出たと思いますが、恐らく、一般的に行政から行政指導として...全文を見る
○甘利国務大臣 恐らくトップの危機感が現場までしっかりと伝わり切れなかったんだと思っております。
○甘利国務大臣 今の近藤先生の御指摘とほぼ近い思いを私も抱いております。きょうこの時点で結論づけるわけにはいきませんけれども、各社からの報告、再発防止を受けて、今、省としての再発防止策をきちっと組んで、行政の対応も近々にどうしていくかを結論づけていかなきゃならないわけであります。...全文を見る
○甘利国務大臣 私、この制御棒の引き抜けの事案を全部並べて、原因の項目、どうして起きたのかというのを全部チェックしました。そうしたときに、構造上の問題ではないということは確認されています。操作上のソフトの部分、マニュアル上の問題がないかと。見ましたら、なぜそういう状態が起きるかと...全文を見る
○甘利国務大臣 今回、電力各社が総点検をしたというその点検作業を見てみますと、相当な決意、ここできちんとできなかったら、電力事業の信頼性、なかんずく原子力発電の信頼性は永遠に回復できないという危機感を持ってやったと思うんです。これは、そこまでするんですかとマスコミから聞かれたほど...全文を見る
○甘利国務大臣 今やっておりますのは、これから見つかったものでも、見つかった時点ですぐ開示をしなさいということをやっているわけであります。そういう体制をとりながら、重大案件について隠ぺいをしようとする行為があるとしたら、これは見逃せない行為だと思っております。
○甘利国務大臣 間もなく投票が行われます。その前に私がこの点に関する評価の発言をしますと、それが恐らくひとり歩きをする事態になると思います。ですから、投票が終わった時点で、どう考えているか等々いろいろ御質問が来ると思いますが、それにお答えをしていきたいと思います。  今の時点で...全文を見る
○甘利国務大臣 よくおわかりで御質問をされているわけであります。  今、東洋町初め、それ以外の地域からもぜひ立候補地点が出てきてほしいと思っているさなかでありますから、原則的には国内で候補地が一刻も早くできるように最大の努力をしたいと思っております。
○甘利国務大臣 キヤノンも一部上場の日本を代表する企業の一つでありますから、きちんと法令に従って対応しているというふうに信じておりますし、もし法令に違反するようなことがあれば、それは法令違反として監督行政庁から改善命令がその会社に向かうということになります。
○甘利国務大臣 企業がどういう生産方式で生産をしていくかというのは、企業の生き残り戦略と極めて重要な関係があります。法の範囲内でどういう労働力を調達していくかというのは企業の自主的な判断であります。その中に法令違反があれば、それは、厚生労働省は厳正に指導をしていくものと理解をして...全文を見る
04月18日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○甘利国務大臣 現状、政府出資の四千億を加えて、自己資本比率はおっしゃるように八・〇一で、仮にこれがなかりせば三・五二、国内基準も満たさないということになります。でありますから、きちんと自己資本比率が満たされていて、今後ともそれが担保されるということが極めて大事であります。  ...全文を見る
○甘利国務大臣 四千億のうちの一千億を政府保有株式、そして、これは民営化をして五年から七年かけて売却していくと。その際、つまり、中小企業団体、それから構成員がその株を保有するということですから、引き受ける側の体力にも関係しますから、十分な時間をいただきたいと思いますし、特別準備金...全文を見る
○甘利国務大臣 商工中金は、今までもそうでありますが、これからも、中小企業金融として完全民営化後も生きていってもらわなきゃならないわけであります。いわばその縛りをかけるために、株主はそういう関係者でいていただかなきゃならぬ。しかしながら、一般に売り出せばすぐ市場消化はできるのであ...全文を見る
○甘利国務大臣 商工中金は、政府系金融機関として、政府系とはいっても、今までもほぼ民間だ、政府出資がある以外はほぼ民間でやってきたんだと私は思います。他の金融機関、純粋民間金融機関が貸し渋りのときにも、純粋政府系と一緒になって中小企業にしっかり対応してくれていました。  ここは...全文を見る
○甘利国務大臣 厳密に言えば、民間金融機関ではありません。しかし、例えば中小公庫とか国金と比較すると、民間により近いわけでありますから、中間に位置するものだというふうに思っております。  そして、今まで果たしてきた機能の評価でありますけれども、一言で言いますれば、最小の投資で最...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、本職につきます前に党の政調会長代理をやっておりました。商工中金のコストパフォーマンスを極めて高く評価しておりました。今、先生が御質問のような思いを持って行革関係者と大議論をしてまいりました。仮に、今法案が提出されていますが、この法案によって完全民営化された後...全文を見る
○甘利国務大臣 商工中金の完全民営化は何を意味するかというのは、先ほど行革当局からお答えがありました。これは、根拠法を一般法、つまり会社法とするということであります。そして、その規制は、銀行法等、一般の金融機関が受ける法律に基づいて規制監督を受けるということであります。それが土台...全文を見る
○甘利国務大臣 もう既に、法の中にちゃんと中小企業向けについての手当てをするということは書いてあるわけでありますから、これをこれから決めるということではありません。  ただ、いろいろな債券の発行を可能にする、ここのところに商中債が入るのか入らないのか。これは私は、当然、少なくと...全文を見る
○甘利国務大臣 そういうふうに理解しております。
○甘利国務大臣 現状で政府出資が四千億であります。それを、一千億が政府出資、三千億を特別準備金というふうに考えております。
○甘利国務大臣 特別準備金を置くということは主務大臣が決めるわけですね。これは、財務基盤をしっかりするために必要欠くべからざることなんです。これがなくなれば直ちに、それこそ自己資本比率でいって、国際金融はもちろんできないし、国内も、一千億が残るだけですから、一千億、民間の一千億で...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業基本法には、御案内のとおり、第二節に「中小企業の経営基盤の強化」、そして、第四節に「資金の供給の円滑化及び自己資本の充実」という項目が書いてあるわけであります。こうした視点に沿って商工中金を民営化するということをいたしますと、本来、中小企業のための金融機関...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業政策で大事なのは自立政策なんですね。中小企業補助金が多いとは私はちっとも思いません。規模はまだうんと小さいし、拡大しなきゃならない。しかし、要は、補助金漬けであっては絶対いけないのでありまして、自立するための補助金、自立するための中小企業政策なんですね。そ...全文を見る
○甘利国務大臣 金融の面で中小企業政策を語るときに、組織化という点が基本法上規定されている。商工中金は、それをしっかり受けて、中小企業組合金融である、もちろんその構成員の。そういうところから、組織化を金融の面からバックアップするだけの機能がある、それが薄れてくるのではないかという...全文を見る
○甘利国務大臣 政府系が一般からフェードアウトしていく、そこに民間がフェードインせずに、埋まらずに空白ができちゃうというのであれば、これは重大なことだと思うんです。ただそれが、民間側からすると、自分たちができるところを政府が出張ってきている、社会主義国じゃないんだから、我々の庭先...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業政策が大事で、それに政府がきちっとコミットをし、そして、それに見合った施策が具体的に進んでいるか否かということなんですけれども、直接に政府系が貸し付けるというのと、政府系が先導して、中小企業金融の弱さをカバーするような商品開発をして、それを民間に伝授してい...全文を見る
○甘利国務大臣 商工中金だけではなくて、政府系金融機関全体の大きな改革が行われたわけであります。もちろん我々は、この改革が民間経済にも資する、中小企業政策にも資すると思ってここに立っているわけでありますので、所期の目的がきちんと達成できるようにしっかりとフォローしていきたいという...全文を見る
○甘利国務大臣 先生が冒頭おっしゃいましたように、シェアでいえば、雇用でも圧倒的ですし、事業者数でいえば、ほとんど、九九・七%が中小企業であります。  ただ、それだけじゃなくて、大企業は広くあまねく全国に散らばってはいませんけれども、中小企業は、業種の差はあれ、広く全地域に分布...全文を見る
○甘利国務大臣 金融に関するDIはかなり改善をしてきていると思いますが、特に小規模中小企業の分野においてはまだまだ難しい点があるという御指摘であります。  私どもも、中小企業庁を通じて、現場の資金ニーズ、供給状況がどうなっているか、あるいは理不尽な対応を受けていないか、子細に調...全文を見る
04月20日第166回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(甘利明君) 初めに、産業活力再生特別措置法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国経済は、足下の景気は回復基調であるものの、人口減少社会の到来、国際競争の激化等、成長の制約要因を抱えております。こうした制約を克服するため、経済成...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 小林議員の質問にお答えをさせていただきます。  まず、経済成長戦略大綱の施策の進捗状況についてお尋ねがありました。  大綱の施策といたしましては、本三法案を含めまして三十二本の法律案の国会への提出、そして百項目のアクションプラン等の策定、さらに三千九十...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 民主党の小林議員の御質問にお答えをいたします。  まず、景気回復の現状とばらつきの原因についてのお尋ねであります。  我が国経済は民間主導の息の長い景気回復を続けていますが、いまだ景気回復を十分実感できない地域や中小企業が多く見られます。地方につきまし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 松議員から七問の御質問をいただきました。  まず、成長戦略を実現する中での格差への懸念についてのお尋ねであります。  成長によりまして経済全体のパイを大きくしていかなければ、社会保障の財源を確保することもできませんし、格差を是正することもできないと考え...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○甘利国務大臣 平成十七年度経済産業省所管の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入歳出決算につきまして、御説明いたします。  経済産業省主管の歳入でありますが、歳入予算額百九十五億円余に対し、収納済み歳入額は三百三十億円余であり、差し引き百三十...全文を見る
○甘利国務大臣 平成十七年度の決算検査報告において掲記されております事項につきましては、会計検査院の御指摘のとおりでありまして、まことに遺憾に存じております。  これらの指摘事項につきましては、直ちにその是正の措置を講じたところであり、今後このような御指摘を受けることのないよう...全文を見る
○甘利国務大臣 まさに御指摘のとおり、宇宙というのは新たなフロンティアだというふうに思っておりまして、これに係る技術開発が国民生活の向上に還元される、そういう素地が極めて高いところだというふうに思っております。  ロケットや衛星に係る宇宙開発技術というのは、通信や放送や資源探査...全文を見る
○甘利国務大臣 GPSに関しては、次世代のものに関して言いますと、この種のことは関係する省庁がまたがっていますので、そういうときには内閣府がその全体の取りまとめ事務局的なことをやるのであります。もちろん、我が省に担当させていただいている部分については精力的に取り組んでいるわけであ...全文を見る
○甘利国務大臣 もちろん、文科省さんの所管の専修学校や各種学校としての予備校というのもあります。それは大規模なところです。  小さいところについては、考え方は、教育にまつわる各種サービスを提供するサービス産業としての位置づけとして我が省が所管をしている。株式会社何々というところ...全文を見る
○甘利国務大臣 規模もいろいろあると思うんですね、大きいものから小さいものまで。それから、教える方式のノウハウもいろいろあると思うんです。  教員資格を持っていた人が、では教え方がうまいかというと、実はそうじゃなくて、むしろ会社で何か仕事をしていた人の方が、こう言う方がわかりや...全文を見る
04月24日第166回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○国務大臣(甘利明君) 初めに、産業活力再生特別措置法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年の我が国経済は、足下の景気は回復基調であるものの、人口減少社会の到来、国際競争の激化等、成長の制約要因を抱えております。こうした制約を克...全文を見る
04月25日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○甘利国務大臣 おっしゃるように、有識者から成る評価委員会を設置しまして、そこでいろいろ御議論をいただいて、その議論を、目安といいますか一つのメルクマールとして、最終的には私と財務大臣とで決定するということに手続上なっております。  でありますから、私が申し上げたのは、確かに決...全文を見る
○甘利国務大臣 二十年十月に株式会社としてスタートしまして、五年から七年かけて完全民営化、つまり、政府出資の一千億分について構成員、構成員といいますか中小企業団体及び構成する中小企業者が引き受けていくということになります。三千億の特別準備金につきましては、移行期間中に返すことがで...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、財務基盤が確立をされてくる、その余力に従って特別準備金に関して国庫納付をしていくという仕組みになっております。  そうすると、頑張ると財務基盤を減殺することにならないか、それが職員のモチベーションを下げないかという御指摘でありますが、財務基盤の確...全文を見る
○甘利国務大臣 従来、我が国の金融機関の融資について何がまず必要かというと、不動産ありますか、土地ありますか、建物ありますかということだったんですね。これは土地神話、つまり、土地は絶対下がらないという神話に裏打ちされていたと思うんですけれども、ことし一億の価値は来年は一億一千万な...全文を見る
○甘利国務大臣 現状では、ABLは商工中金が先行的に実施をしている、そして、商中以外の民間金融機関もこれに倣って対応してもらえるように、保証協会が保証をつけて民間金融機関のリスクの軽減をするという仕組みになっているわけであります。  ただし、現状の保証協会の保証については、中小...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、現在の景況感、総じて言えば、いい方に引き続き向かっているけれども、地域のばらつきはまだまだ多い。特に中小企業にとっては、まだそう楽観的な見通しではないという点は御指摘のとおりだというふうに思っております。そして、日本の経済がここまで来ることができた...全文を見る
○甘利国務大臣 商工中金は、七十年の歴史の中で、いわゆる他の民間金融機関にない強みを持っている。それは、その企業の経営力をしっかり見定める目きき能力を持っている、そして融資と経営指導が一体となってその企業を育てていく。ですから、商中がてこ入れをして大きくなっていった中小企業はたく...全文を見る
○甘利国務大臣 今の天下り問題につきましては、商中が完全に民営化されたとき、いずれにしても、民間会社が自分の企業としての能力を高めるためにどういう人材が必要かというのは自身の判断でありますし、そこは適材適所で御判断をされるものだと思っております。
○甘利国務大臣 今回の民営化は、国の関与を次第に小さくしていって、経営の自由度をそれに従ってどんどん大きくしていこうということであります。これまで七十年間培ってきたノウハウを武器として、中小企業金融として自由自在に頑張ってくれということなのであります。縛りを解くということでありま...全文を見る
○甘利国務大臣 今後できます官民人材交流センター、前の呼び方は新人材バンクとか呼んでいましたけれども、そこを通じていろいろ人材の登用が図られるんだと思いますし、完全民営化後は、まさに株式会社商工中金の経営判断によって、どういう人材が欲しいということを判断されるんだと思います。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 不動産鑑定士に対して動産鑑定士というような制度になるかと。不動産は、種類というのはほぼ限定されていますし、その評価手法もそうむちゃくちゃ複雑怪奇じゃないと思うんですが、動産となりますと、ありとあらゆるものがあるわけですね。豚の評価からワインの評価から骨とう品の評価...全文を見る
○甘利国務大臣 六月に発足するABL協会において、そういう人材育成を図っていく。それと、もちろん信頼性、信用性がなければ、その評価自身が正しい評価かということにかかわってくるわけでありますし、ひいては融資の信頼性にかかわることでありますから、御指摘の点はよく踏まえてやるべきだと思...全文を見る
○甘利国務大臣 ことしの二月に金融検査マニュアルが改定をされて、適切な管理等が行われている動産担保を資産査定に当たり一般担保として取り扱う旨、規定されたわけであります。これは極めて重要な改定、前進だったと思います。つまり、動産担保がリスク債権から正常債権になるわけでありますから、...全文を見る
○甘利国務大臣 私もアメリカでの事情はよくわからないのですが、アメリカでは大型案件が中心というお話。日本でも導入されたら、大型案件に比重が移っていって、中小企業はせっかくの制度が利用できないのではないかという御指摘だと思いますが、現状は、商工中金が、もちろん商工中金ですから、中小...全文を見る
○甘利国務大臣 済みません。今のお話は、政府系をまとめて、まあ民営化するものもありますけれども、政策公庫にする際に、合流する際にどういう処理をするかということですね。  これは、しっかりデューデリをして、必要なものはきちんと財務基盤を確立させていくということだというふうに思いま...全文を見る
○甘利国務大臣 現状では、たしか四一%ぐらいだったと思います。そのくらいまで株主としての外国人比率が高まるかどうかを予想していたか。ある程度、優良企業とみなせば、外国株主はふえてくるであろうということは予測をしていたと思います。  私もこの議論にはかなりかかわってきましたけれど...全文を見る
○甘利国務大臣 難しい御質問ですが、確かに完全民営化は何をもって完全民営化というのかと。つまり、政府が株主として関与していないということであるならば、民間電力会社が持っていても、それは完全民営化ということになりますが、ありとあらゆるくびきを解くという思いで閣議決定をされたのかは、...全文を見る
○甘利国務大臣 株主資格に制約をかけます。限定するということです。
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、移行期間中は早期是正措置の対象外であります。それが過ぎますと対象外とはならないということでありますが、一定の補完措置はありますということを、今副大臣からの答弁でありますが、それで十分かどうかということはきちんと精査をしなきゃいけないというふうに思っ...全文を見る
○甘利国務大臣 金融政策そのものは私の所管でありませんから、そこの部分までは答弁はできませんが、少なくとも商工中金を所管する大臣として、商工中金が政府系から完全民営化へ移行していく、その際にも指定金融機関として期待されるであろうし、恐らく内々の要請はあるのだと思います。  その...全文を見る
○甘利国務大臣 商工中金が行ってきたことは、中小企業団体を核とした組合金融を担ってきたということですね。もちろん、その構成員の金融も担ってきたわけであります。そういう中小企業のよって立つ基盤をしっかり支えていくという性格は、しっかりこれからも持っていかなければならないというふうに...全文を見る
○甘利国務大臣 融資をする資金調達手段を広げるということであります。一般の銀行でありますから、預金を広くあまねく集めることができるということでないと、腕を縛られたまま他のものと一緒に競争するということになろうかと思います。  そこで、融資する、貸し出すための原資を幅広く集めるこ...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、現状でも員外貸し付けの枠はあります。二割だったなということで今確認したんですが、二割あります。ただ、運用実績は余りありません。これは、現状で員外貸し付けの枠があるという以上、政府系でなくなったときにこれがなくなるということは理論上ありませんから、これはあると...全文を見る
○甘利国務大臣 完全民営化後は、ほかの民間の金融機関と全く同じになるわけであります。でありますから、ほかの金融機関に要請するのと同じ要請を政府はするわけであります。でありますから、商中だけ危機管理対応を国の要請に従ってやるということを書きますと、これはもうその時点で完全民営化では...全文を見る
○甘利国務大臣 根拠法は、ほかの金融機関と同じなんです。会社法で設立をする、そして銀行法によって縛りをかけられるということであって、そこのベースは共通なのであります。その上に、商工中金は、株主の縛りをかけるし、そしてその貸出先は中小企業にということで、根拠法自身を株式会社商工中金...全文を見る
○甘利国務大臣 いわゆる天下り問題については、官民人材交流センターに係る法律がこの国会に提出をされます。恐らく成立すると思います。そこにおいて透明性を持ってきちんとやっていただくということであります。  完全民営化した後にだれをトップに持ってくるかはこの会社としての判断でありま...全文を見る
○甘利国務大臣 最適任の人が選ばれるというふうに思っております。
○甘利国務大臣 可能性という点で発言すれば、それはもちろんゼロではないと思います。
○甘利国務大臣 私、保証協会を見ていまして、保証協会自身に目きき能力がきちんと備わっているかどうか、このところはさらに人材をしっかり充実させる必要があるということを考えてきました。  そういう体制、とにかく保証協会の保証がつくということは、民間金融機関がそれだけその融資にほぼ、...全文を見る
○甘利国務大臣 人件費については、公務員の人件費を削減していく、その延長線上に独法の縛りも当然かかっていますから、当然その枠内でやっていくことになろうかというふうに思っております。  貿易保険を独法化していく際に、外部からの専門家を登用するという経緯もこれあったというふうに承知...全文を見る
○甘利国務大臣 貿易保険を運営していくに当たって、より効率的な運営を行うということは当然のことでありますし、独法化も基本的にはそういう趣旨で行っていったんだというふうに思っております。  今、三者の関係に関して、非効率的な部分の御指摘が多々あったわけであります。これは、御指摘は...全文を見る
○甘利国務大臣 財団への事業の委託についても、しっかりとした入札制度を導入していくという検討がなされていますし、それから、貿易保険自体の民間参入ということも門戸を開いているはずであります。  ただ、私が資源外交をやっておりまして、民間に任せて相手側が信用する度合いがどれくらい高...全文を見る
○甘利国務大臣 いわゆる天下りと称される問題に関しましては、先ほどもお答えしましたが、官民の人材交流センター、いわば新人材バンクと称していたものができ上がる、今国会に提出をされるわけであります。それを通じて透明性を確保して、適切な人材が再就職をしていくというふうになるであろうと思...全文を見る
○甘利国務大臣 公務員の再就職については、当然、新しい人生があってしかるべきだと思いますし、勧奨退職ということもありますから、その後自分でハローワークに行って探せというわけにもいかないわけであります。まさにこれは公務員のモチベーションにかかわることでありますから、きちんと第二の人...全文を見る
○甘利国務大臣 つまり、それは先ほどの質問の延長線上だと理解しますが、株式会社商工中金の長に、株式会社ですから社長にどういう人が就任するか、それは適材適所でふさわしい人が就任をするということであります。  公務員からの登用については、新しい仕組みを使って透明性を確保するというこ...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、なぜ特別準備金を置くのかという御質問に関してでありますが、これは、商中の民営化に従って、財務基盤を確かなものにすることによって、格付が落ちないようにしていくということであります。格付が落ちないということは、調達コストを極小化していくということでありますし、貸...全文を見る
○甘利国務大臣 現状でも商工中金は、民間金融機関が将来開発すべき商品の先行販売といいますか、そういう役割を担ってきているわけであります。それは、七十年のノウハウがあるからこそ、そういうことができるんだと思います。今回の、例えば動産担保融資に関しても先行して商工中金が取り扱う、そし...全文を見る
○甘利国務大臣 今、日本の大学から原子力と名のつく学科がなくなってしまった。原子力工学科とか原子力何とか科とつけると、不人気で生徒が集まらないなんということをぼやく関係者がいらっしゃいました。これは、日本のというか世界の原子力の平和利用、原子力政策に関しては極めて不幸なことだとい...全文を見る
○甘利国務大臣 今回の発電設備の総点検は、公益事業の担い手である一般電気事業者十社、及び原子力発電を手がけております卸電気事業者二社を対象として行ったものであります。事実を隠さずに出すようにということで、私が大臣名で、その指示だと伝わるようにしようとしたわけであります。  他の...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、新町長からNUMOに対して受け入れの撤回を文書で意思表示をされる、NUMOは地元の意向を尊重するということでありますから、NUMOからその旨の意思表示が我が方になされれば、私どもも、地元の意向を尊重するということで、それを認めるということになると思います。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 二階大臣の答弁の中で、一つだけ勘違いがあるのは、運転資金ではありませんで、特別準備金というのは、勝手に取り崩しができませんから、自己資本勘定にカウントされるものであります。(後藤(斎)委員「間違っていましたね。失礼しました」と呼ぶ)それは、記述が間違っているんじゃ...全文を見る
○甘利国務大臣 商工中金の民営化というのは行革推進法の意を受けて取り組むものでありますが、どう民営化するかのときに、根拠法を持った特殊会社として民営化ということにするのか、それとも一般法に基づくのかということに関しましては、与党と政府でもけんけんがくがく議論がありました。それで、...全文を見る
○甘利国務大臣 何らかの措置の中に株主資格の制限も一つにあるんですけれども、かつての議論の中で、それは定款で書けばいいんだという議論が一部ありました。  しかしそれは、定款というのはいつでも変えることができる。そうすると、民営化した後の向かうべき姿に対して担保がされないという議...全文を見る
○甘利国務大臣 これからも、今までと同じようにといいますか、今まで以上に中小企業金融としてしっかりその機能を果たしてもらうべく環境整備はいたしますし、そう向かうことを期待いたしております。
○甘利国務大臣 あの記者さんは、私の発言を正確に報道していないと思うんです。  まず、この結果をどう受けとめますかという質問がありまして、私は、原子力政策に理解をしていただいている現町長が敗れたというのは残念に思いますと。では、その原因は何なのか、どう受けとめているかと聞かれた...全文を見る
○甘利国務大臣 今読み上げますが、これが正しい判断の源になると思われますか。いいですか。当選された町長が配布をされていたチラシや発言の内容であります。  まずチラシです。「特に巨大な南海地震が定期的に来る室戸半島の上では、大地震による地層の断裂、地下施設の挫滅」、挫滅というのは...全文を見る
○甘利国務大臣 選挙は、候補者を選ぶ際に、候補者の政策、主張を比較してどっちにしようかと選ぶんじゃないでしょうか、普通は。ですから、このビラの主張が何の影響もなかったとは私は思いません。  私は、民意の否定をしているわけではありません。やはり民意を諮るには本当に正確な情報を提供...全文を見る
○甘利国務大臣 私も党の方でこの議論に参加をしていましたが、私が参加した限りではそういう議論はありませんでした。  今の形態のままでも十分に機能を果たせるじゃないか、あるいは、事実上民営化をしているんだからそれでいいではないかというような議論はかなりありました。ただ、協同組織に...全文を見る
○甘利国務大臣 部分保証といっても八割ですからね、大部分保証なんですね。なぜ二割を金融機関の責任に帰するかといえば、貸している先に対して一生懸命経営指導して、立て直さなきゃというか、もっと元気にしなきゃ、しないと二割が返ってこないぞということになるのでありますから。  今まで金...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
○甘利国務大臣 特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国においては、供給安定性や環境適合性にすぐれている原子力発電を基幹電源として位置づけており、これを的確に推進していくため、原子力発電に伴...全文を見る
04月25日第166回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(甘利明君) 福山議員の質問にお答えさせていただきます。  まず、地球温暖化対策において世界を主導すべきではないかというお尋ねであります。  気候変動枠組条約の究極目的である温室効果ガス濃度の安定化の実現に向け、地球全体として排出量が削減できる実効性ある枠組みとする...全文を見る
04月26日第166回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○国務大臣(甘利明君) お話しのとおり、産業活力再生特別措置法は平成十一年にできまして、十五年に改正され今日に至ったわけであります。  平成十九年三月までの実績で申し上げますと、四百五十二件の計画を認定をしまして、生産性向上に向けた事業者の取組を支援をしてきたわけであります。こ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 我が国には四百三十万の中小企業があるわけでありますが、この中小企業の活力を高めるということがすなわち日本経済全体の活力を高める、特に地域経済の活力を高めるということになるわけでありまして、極めて中小企業の政策は大事であります。  今日まで御指摘のいろいろ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 結論から申し上げますと、時代時代にその時代が要請することに対する法律を作って、その実効を上げてきたということだと思います。時代が要請する政策は時代ごとに変遷をしてくると。ですから、時代を先取りして政策を展開をして産業の活性化、国際競争力を付けることが大事だ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 正に先生御指摘のとおり、公共投資依存度と工場立地件数との分布図を作ってみますと、公共投資依存地域ほど立地件数が少ないと、依存していない地域ほど高いという図が出てまいります。手をこまねいていればそれが加速をすると。工場集積、工業集積があるということはそれだけ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 正に先生御指摘のとおり、今までの策では正に補助金合戦、税引き合戦になってしまって、実は地方の自立には余り効果がないということになりかねない、あるいは財政力の強いところにどんどんどんどん牽引をされてしまうと。  私は、この法案を提出するときに何人かの知事さ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この間、私の選挙区にサントリーの飲料水の大工場ができました。オープニングに私も行きましたけれども、太陽光や風力を使って電気を起こして、緑の地域は地元に開放して、大変自然環境となじんでいるすばらしい近代的な大工場であります。さぞかし雇用に貢献してくれると思い...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、輸出と設備投資が牽引をしたこの持続景気拡大でありますが、肝心な消費にまだ転嫁していないというところが最大の問題。これは企業所得が伸びる中で雇用者所得が思うに任せないと。もちろんタイムラグはあると思います。いわゆる固定費というのはそう景気変動...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 詳細な、どこの部分ということについては後で事務方に補足をさせますが、先ほど小林先生の御質問では、十一年の成立以降今日までということでありますが、例えば直近で申し上げますと、改正が十五年でありますから、それ以降の効果、先ほど八六パーという話がありましたが、直...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まずおわびを申し上げます。私の質問まであと三問ぐらいありましたものでありますから、ジャンプしてくると思いませんでトイレに立っていまして、申し訳ありません。  この産活法が、従来型はどちらかというと再生、それもまだ大事なんですが、それに加えてイノベーション...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御趣旨はよく分かりました。  それで、正に先生が御指摘をされた地域の金融機関の不良債権比率ともかかわってきまして、それと地域中小企業とのかかわり合いもあります。ですから、産業再生機構では金融機関と一体とした処理で不良債権比率を下げ、企業も再生させたという...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御案内のとおり、現状の常駐の専門家の内訳は、弁護士、公認会計士、税理士、中小企業診断士、そして銀行出身者が全体の半分を占めているわけであります。総勢で百九十五名が相談窓口を行っているわけでありますし、今地域に展開をする中小企業再生支援協議会は四十七でありま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、技術開発力を備えるだけでは駄目なんでありまして、要は、そうした研究成果が市場にどうやって結び付いていくか、新しい商品、新しい製品としてデビューをしていく道をしっかり付けなければいけない。ですから、技術開発力とそれからその成果を生かす、マネー...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほども小林先生の御質問にお答えをさせていただきましたが、過去のそれぞれの産業政策に関する法律は、その時代の要請を踏まえて一定の効果は上げたんだと思います。ただ、時代の要請が随分変わってきたということと企業の競争環境が随分違ってきたという点があろうかと思い...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、地域産業集積活性化法は十年間の時限立法でありますから、本年六月に廃止時期を迎えるということであります。  そこで、新たに施策の強化充実を図るためにこの法案を廃止し、新たに二つの法案を今提出をしているところであります。一つは企業立地促進法案...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 地域間の格差というのは、厳として存在をすると思います。その格差の是正策としては、まず物理的に税の再配分で是正するという方法はあります。しかしこれは、ある一定、憲法で保障する文化的な生活を営むというところの水準はちゃんとカバーしなければいけない。  そうい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、おれのところ意欲はあるよと、ファイトあるよと、だけどどうしていいか分からないというところは確かにあるんです。何かあればやっていきたいけれども、何から手付けていいか分からないと。  そこで、やっぱり一番いいのは、いい実例を体感している人たち...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この緑地の制限の緩和を自治体にゆだねるということの話が出たときに、私は素朴な疑問として、工場、企業立地を要求しているような地域は、緑地があり過ぎてむしろそんなことを考えなくてもいいんじゃないのという素朴な疑問を呈したことがあるんですが、そうしましたら、やっ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおりだと思います。  今回は、海外に進出している日本企業がいろんな意味で国内回帰の要素が一つあります。それは技術流出の問題もあろうかと思いますし、先ほど申し上げた行政の不透明性の問題からどうなのかなという思いを抱いていると。そこで、周辺技術集積...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) エルピーダメモリが、これは広島に工場がありますけれども、広島を選ばないで台湾を選んだと。おっしゃるように、投資額が一兆五、六千億であると、雇用効果も物すごいと。なぜ、台湾を選んだって、あの情報を聞いたときに私も衝撃を受けました。  そのときに、実は広島で...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 藤末先生と議論をしておりますと、自民党の経済産業部会で意見交換をしているような錯覚にとらわれるんですけれども、恐らく党内でその見解を展開するのはなかなか厳しい立場になるのではないかと思いますが。  確かに、国際的な競争という視点からしますと、先生の御指摘...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 極めて重要な御指摘だと思います。  通商交渉や資源外交等でスタッフが出向いていく回数は増えているんでありますが、私が非常に困っておりますのは、旅費の規定の改定が不十分、これは財務省なんですけれども、下手に行かせて自己負担になるところがあるんですね。規定の...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私も法人税自体まだまだ高いと正直思っています。ただ、インパクトのある下げ方はなかなか理解が得づらいかなということを思っておりまして、ならば、競争力の源泉になる部分の、言わば租税特別措置的な対応は大胆にやるべきだというふうに思っております。  私事で恐縮で...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) アジアワイドでどう産業政策を設計するかという御質問であります。極めて大事な戦略的な課題だと思っています。  私は今、東アジアEPA構想を進めている当事者であります。これは、先ほど御懸念として、あのEUの統合の際にコストの安いところに全部企業立地が流れたと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 遅参をして申し訳ありませんでした。  松村先生は正に中小企業団体の青年部の長をされていましたから、中小企業のポテンシャルといいますか可能性については相当御理解をされていると思います。私が全国を回りまして、勇気付けるつもりで回って勇気付けられて帰ってくるん...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 経済指標で測れば、当然格差はあります。恐らく企業でも、東京に立地している企業と地方に立地している企業の従業員の平均給与を比べれば、それは差があるのは歴然としておりますし、恐らく東京都の職員と地方の県の職員との格差もあろうかと思います。あるいは有効求人倍率で...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私が大分にお邪魔しましたときに、地域資源を活用して頑張っていらっしゃる方、九州じゅうから集まっていただきました。たしか、陶器、陶磁器の関係者、佐賀県からだったと思いますが、それは有田焼の窯業の青年部の方でありました。  有田は作家物、有名作家物はそこそこ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 工業用水のニーズが、つまり我が省に上がってくるニーズがこのところずっと減ってきました。予算要求をするときにはこういうニーズがあるからということで出すわけでありますが、それが今三十億オーダーになってしまったわけでありまして、それと併せて、予算のシーリングが項...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 公共事業というのでは枠が縛りが掛けられちゃっているんです。歳出歳入一体改革で、これによって政府が何年間かの財政再建計画を立てていますから。だから、この枠自身をぼんと、ぼんと言ったって工業用水ですからそんなべらぼうな金額じゃないと思うんですけれども、増やすと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いろいろと地域再生のスキームができております。それがそれぞれ勝手にばらばらに連携もなしに進んでいくんでは効果が薄れます。  それぞれ他の政策との整合性が取れるように配慮規定を置いております。例えば、企業立地促進法案では、基本計画の策定に当たって他の法律に...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 後継者がいなくて企業の存続が難しいと。これは、企業の業績はそこそこだけれども身内が継がないという場合と、企業に将来見通しがなくて息子が継ぐと言わない、もうよその大企業に勤めていて、今の地位を離れてやるだけの勇気がわかないと、今、二種類の問題に直面をしており...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 以前の中小企業基本法で格差の是正ということが明記されていて、今度、新中小企業基本法ではそれが削除されていると。それで、いわゆる大企業と中小企業、都市と地方の格差是正に取り組むという基本的な土台の考えは大丈夫かという御指摘だと思います。  大企業と中小企業...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
05月09日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○甘利国務大臣 大変広範にわたる御質問であったので、足りないところがありましたらまた御指摘をいただきたいと思います。  まず、社員教育あるいはスキルアップについて、私の所管する分野についてお答えをさせていただきます。  企業の、国際競争力の中で、従業員の能力アップをどう図って...全文を見る
○甘利国務大臣 この法律は委員長提案でありますから、委員長に聞いていただくのが一番いいのかもしれませんが、私も映画関係者といろいろ話した経験があります。与党議員としてはこの法律にかかわっておりますので、そういう点からお答えいたします。  まず、いきなり携帯電話で十秒撮ったら逮捕...全文を見る
○甘利国務大臣 ですから、打ち合わせをしているその結果として、ちゃんと上映前にこういう広報が流れるというお話をさせていただいたのでありまして、これからも、間違っても、高校生がちょっと撮ったのをいきなり逮捕するぞというようなことがないように指導はしてまいります。(発言する者あり)
○甘利国務大臣 善意の観客を犯罪者に仕立てるような法律では決してありません。  今までも、映画関係者に話を聞きますと、いろいろ努力はしました、とめもしました、それを振り切って強行するのを、最後それを防止する手だてがありませんということでありました。今までも、持ち込みを禁止すると...全文を見る
○甘利国務大臣 私は自民党のコンテンツ議連の会長をしております。少なからずこの法案に関心を持っておりました。実際の策定作業は、その議連の中心メンバーや各党間でおやりになったものと承知をいたしておりますが、少なからず強い関心を持っておりました。  確かに、法律がないにしても、海賊...全文を見る
○甘利国務大臣 改正容器包装リサイクル法におきましては、新たに、小売事業者に対しまして、容器包装の使用の合理化等を求める措置を講じまして、容器包装廃棄物の排出抑制を一層促進することといたしておるわけであります。  現在、小売事業者におきましては、主務大臣が定める判断基準を勘案し...全文を見る
○甘利国務大臣 IPCCの第四次報告書というのは、過去三年間にわたる検討作業を経て、地球温暖化に関する最新の科学的知見を取りまとめたものというふうに承知をいたしております。  アメリカのアル・ゴア元副大統領の「不都合な真実」の映画でも、いかに地球温暖化が深刻な影響を与えているか...全文を見る
○甘利国務大臣 経済産業省といたしましては、環境税の導入につきましては、初めに導入ありきということではなくて、地球温暖化対策の中での具体的な位置づけ、効果、国民経済であるとか、御指摘がありましたけれども、産業の国際競争力に与える影響等を十分に考慮し、国民的議論を踏まえて、総合的に...全文を見る
○甘利国務大臣 エネルギー資源や鉱物資源に関しまして、それがいわゆる日用品と同等に、市場でいつでもどこでも適正な価格で調達できるということが確立をされているとするならば、民間が民間の努力で調達してくればいい話だと思いますが、実は、そうはいかないところに問題があるんだと思います。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、昭和五十八年にレアメタルの備蓄制度を創設しまして、ニッケル、クロム、タングステン、コバルト、モリブデン、マンガン、バナジウム、この七鉱種を備蓄対象として運用してきたところであります。  最近でいいますと、アジア諸国を中心とする金属消費量の拡大があ...全文を見る
○甘利国務大臣 今回、中央アジアそれから中東を回ってきたわけでありますが、カザフスタンに行きましたときに、カザフからは、石油やあるいはウランだけではなくて、およそありとあらゆる鉱物資源が我が国の地中には眠っているということを、ナザルバエフ大統領から私に表明されたわけであります。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 本通常国会で二つの法律が成立をいたしました。お話しの海洋基本法と海洋構築物等に係る安全水域の設定等に関する法律であります。  これによりまして、資源開発施設の周辺に安全水域の設定が可能になるわけでありまして、海洋での資源開発を行う上での安全確保に意義があるという...全文を見る
○甘利国務大臣 地方公共団体の運営するいわゆるPPSに関しての民営化のお話ですね。  いわゆる自由化が進んでいく中で、IPPやPPSの事業者が多く参入した。しかし、その後の一次エネルギー価格の高騰で、それに耐え切れないで撤退をしていく、それが逆に地域独占を強くしてしまって競争原...全文を見る
○甘利国務大臣 北陸電力からの三月三十日と四月六日の経済産業省に対する報告書におきましては、平成十一年の当時に、志賀原子力発電所一号機の臨界事故後の対応策の検討が発電所内で行われた際に、発電所長が事故を社外に報告しないことを決断したということ、それからまた、原子炉の運転に関して保...全文を見る
○甘利国務大臣 保安院長がお答えしましたとおり、まず、事故が今後発生することが決してないように、過去にその種のものがあったらそれを経験としてみんなが共有して、どこに問題があったかを共有する、これがまず第一の目的であります。そして、問題は、現場の重大な事案がトップに報告をされていな...全文を見る
○甘利国務大臣 今回私が総点検を命じましたのは、違反の再発を防止する体制をつくる、保安の体制をつくっていくということが目的で、見せしめをするためにやったわけではないのであります。  炉規制法が定めていますことは、停止命令をかけるということは、その時点で安全が確保されないから安全...全文を見る
○甘利国務大臣 あくまで法の構成は、ちゃんと安全を確保するということであります。安全が確保されているかいないかというのが最大の視点でございます。
○甘利国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を尊重し、映画産業の一層の振興等に努めてまいりたいと考えております。
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、原子力発電というのは、エネルギー安全保障、つまり安定供給の確保でありますが、その点と、それから地球環境保全、CO2を運転時には全く出さないという、その二点で極めて有意義なエネルギーであります。我が国はエネルギーの自給率の低い国でありますから、ベース...全文を見る
○甘利国務大臣 もちろん、最終処分地を実際に選定していくその過程において、知事や市町村長の理解、地元の理解を求めるということは前提になっているわけであります。  そこで、どう探していくかということでありますが、かつて、旧動燃事業団における処分予定地の選定に係る調査というのがあり...全文を見る
○甘利国務大臣 冒頭先生が御指摘されたとおり、原子力政策に反対の方もいらっしゃいます。では、今ある使用済み燃料をどうするんですかということは、その人たちにも問われている話であります。これから始めるのならともかくとして、もう原発は基幹エネルギーとして動いていて、現実に使用済み燃料が...全文を見る
○甘利国務大臣 正確に、手続上の問題や処分場の安全性、あるいは原子力発電政策について、どういう施設が必要で、現状の問題を処理するためにも何が必要かということの情報が届いているかといえば、まだまだ不十分だというふうに思います。  では、この期間に国はもっと前へ出てどんどんやるべき...全文を見る
○甘利国務大臣 この事業自身は、原子力発電政策の一つの輪をつなぐものでありますから、民間事業者の事業の一部を担うということになるわけでありまして、そして、発電事業者が関係して中間法人を設立する。これに国が恒久政策等で密接に絡んでいくわけでありますから、言ってみれば間接的に国もその...全文を見る
○甘利国務大臣 小委員会では、文献調査への理解のあり方、そこに国がどう関与するかということが中心になろうかと思います。  ただ、おっしゃいますように、四十年に一つの施設が必要だとすれば、それは、すべての原子炉を正常に稼働させていくために引き受けるわけでありますから、一つの原子炉...全文を見る
○甘利国務大臣 現状では、市町村長が文献の応募をするということについても、政治的には今回の選挙が示すようなリスクがあるわけでありまして、地域の理解とともに歩んでいくということで、文献の時点から、いわば交付金といいますか、それを出すという仕組みになっているわけであります。  ただ...全文を見る
○甘利国務大臣 この問題は、政府もそうでありますが、国全体の問題で、申し上げたように、これから原発が始まるのではなくて、既にもう始まっていて、使用済み燃料が既にあって、これは避けて通れない。そういう意味では、国民を代表するすべてがやはり責任を負わなきゃならない、避けて通れない課題...全文を見る
○甘利国務大臣 日本だけでなく、国際的にも、自国の廃棄物については自国できちんと管理をせよというのが大原則であります。  今、最終処分場についての法案を審議しているところでありますし、国際管理云々という議論になりますと、まず、では、うちのところでつくろうという話はさらに進めづら...全文を見る
○甘利国務大臣 原子力関連施設の広報広聴に関しては、今までもやってきているつもりではありますけれども、しかし、今回の案件を見ても、まだまだ不十分だという気がいたします。  私の思いとしては、おっしゃるように、国民の理解を高めるためにしっかり前へ出てやりたいというふうに思っており...全文を見る
○甘利国務大臣 その辺のところは、プラス、マイナス、どういうメリット、デメリット、しっかり調査した上で方向性を出したいと思っております。
○甘利国務大臣 おっしゃるように、この輪っかは、七番から、量は少ないのでありましょうが回収ウランを回収して、それを今度三番の転換をしていく、あるいはウラン鉱山からのイエローケーキを気化させていく、それをまた濃縮したものを再転換で今度はグレーケーキとでもいうんですかね、それに戻して...全文を見る
○甘利国務大臣 まず日本側にとって、ウラン鉱山を確保して、そして転換をしてもらう。当時、ソ連邦時代は、ソ連邦の政策として、一共和国に完結させない、周辺に散らしています。ですから、濃縮がロシアなんですね。ロシアとも日本はいろいろやっているものでありますから、三国関係でつながっていく...全文を見る
○甘利国務大臣 もちろんそのとおりでございます。
○甘利国務大臣 私は、まだその全部の工程を申し上げているわけではありません。施設として、ロシア側に、ソ連の政策としてそういうふうに散らしていますから、全部はくっついていませんよというお話をしたわけでありまして、これからいろいろな議論、選択肢があろうかと思います。
○甘利国務大臣 核兵器に流用されるおそれがあるものについては、これはその船籍がどこに所属するかで、その国の武装警察あるいは軍、日本でいいますと海上保安庁が警備を担当するということになります。
○甘利国務大臣 私もこの辺のところは余り詳しくないんですが、一応国際ルールとしてそういうふうにやっているんじゃないでしょうか。もちろん、一気通貫で、自分の国へ来るのは自分の国がという考え方もあるとは思いますが、一応、今私が知る限りは、国際ルールに従って日本も行うということでありま...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘の問題性はよく理解をいたしました。我が省の所管を超える部分がかなりありますが、この種の問題については、関係省庁とこれからも鋭意協議をしていきたいと思っております。
○甘利国務大臣 まさに、その構想をアメリカがGNEP構想として提案をして、日本とフランスが名乗りを上げている。アジアにおいて、温暖化問題等もあり、あるいは化石燃料の需給がタイト化するということもこれあり、やはり原子力と正面から向かっていかなきゃならないというふうに思います。  ...全文を見る
○甘利国務大臣 ついこの間までは、国内的にも原子力政策を進めるのがなかなか大変な中で、再処理施設が完成をし、二〇一二年を目指しMOX工場をつくりと、矢継ぎ早に原子力政策が今前へ進んでいっているわけであります。  そういう中で、アメリカからGNEP構想が提案をされました。この中で...全文を見る
○甘利国務大臣 日本がどこまで踏み込んでできるか。これはなかなか、正直、現状の私の立場で、一人で原子力政策の機微にわたる部分について進んでいくことができないという立場は御理解いただきたいと思いますが、私自身、日本の原子力政策を支えてきた技術が、世界、特にアジアをしっかり支えていく...全文を見る
○甘利国務大臣 このユーラトムの構想は、NPT条約ができる前に、保障措置を自分たちでやると。その後、IAEAができて、両方で査察するということになっているし、それが一番のスタートの、発想の原点だと思うんですけれども、アジアでそういう枠組みを考えるというのは一つのお考えだと思います...全文を見る
○甘利国務大臣 恐らく、最終処分施設に対する住民の方々の漠とした印象が、何となく危険なものがやってくるという漠然とした不安を払拭し切れなかったんだと思います。  現実に、選挙に関してまかれているビラが、この間もちょっと触れましたけれども、事実誤認も甚だしい内容ですね。極めて不安...全文を見る
○甘利国務大臣 世界じゅう見ても、公募方式のところと政府が主導的に候補地を選定して理解を求めるところと両方あります。やはり、どっちでやっても難しいですね。政府が候補地を絞り込んでいってここということがスムーズにいくかといえば、それはそれでやはりかなり悩みもあるようでありますし、今...全文を見る
○甘利国務大臣 今回は、それこそ国が過去のトラウマも引きずってなかなか前へ出られないということもあって、我々の反省点もたくさんありますから、現状の枠組みの中で何が足りなかったかということを中心にやらせていただきたいと思います。方式を全く変えると、またゼロからの組み立て直しというこ...全文を見る
○甘利国務大臣 原子力委員会の平成十七年の原子力政策大綱では、放射性廃棄物の処理処分は、発生者であるとか発生源によらずに一元的になされることが効率的かつ効果的である、国は必要な検討をすべきであるとの方針が示されたわけであります。  このことから、将来、これらの放射性廃棄物の処分...全文を見る
○甘利国務大臣 なかなかうまく機能をするような手だてが不十分であるために、今回の東洋町の選挙でも、事前予測はぎりぎりまでかなり拮抗しているものだという声が、圧倒的な差になったのではないかというふうに思っております。  公募方式は、世界でもその方式で順調に、順調にというか、大変な...全文を見る
○甘利国務大臣 原子力関連施設の必要性そして安全性、なかんずく、今最大の問題になっております最終処分地の設置について、国が積極的に前に出て、情報をきちっと住民の方々に伝達できる、そして住民の意思を尊重するという方式と、それから、いかに安全な施設であるかという情報がきちんと届くよう...全文を見る
○甘利国務大臣 これがなければ原子力政策がやがては行き詰まるというくらい大切な施設であります。そして、放射線の危険性でいえば、完璧に封じ込める、極めて多重防護体制になっています。そして、一言で言えば、先ほどから申し上げているとおり、熱と放射能の両方を冷ますというだけの施設でありま...全文を見る
○甘利国務大臣 その記事は何……(田名部委員「地元の新聞です」と呼ぶ)新聞に。極めて事実誤認が甚だしい記事だというふうに思っております。  六ケ所は、青森は、知事さん以下、極めて原子力政策に理解を示していただいて、住民の皆さん方にも本当に前向きな姿勢をとっていただいております。...全文を見る
○甘利国務大臣 その前に、「六趣」は私は飲んだことがありますし、一本、封を切らずに大事に持っておりまして、これは今プレミアがついていて全く手に入りません。極めて人気が高いものであります。  それで、正確な情報が行き渡らないと、今回も東洋町において、選挙活動に抵触しない範囲でNU...全文を見る
○甘利国務大臣 二つあるんだと思います。  一つは、既にしている、例えばホームページでも、わかりやすくできているかとか、思わずアクセスしたくなるような魅力的内容かということがあります。  それから、テレビスポットもNUMOは流しておりますが、もちろん安全で必要な施設、大切な施...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、エネルギー政策基本法を議員立法でつくりました。そのときに、エネルギー教育、なかんずく原子力教育というものをきちんと学校教育の中からしていかなければならない。それは、もちろん、おっしゃるように、国側の考えを押しつけるのではなくて、正確な知識を持ってください、い...全文を見る
○甘利国務大臣 これは、文献調査というのは資料を集めるという段階ですが、そして、次の概要調査に行く段階には、やはり地元の理解というものをもらわなければならない。概要が終わって、具体的に精密な調査に入るというときにもやはり了解をとらなきゃならぬ。そういうステップアップをしていくとき...全文を見る
○甘利国務大臣 現在は、いわゆる公募方式という方式に従って進めているわけであります。そこで、その足らざる点を、今月にも総合資源エネルギー調査会の小委員会でしっかり議論をさせたいと思っております。  そして、青森でお引き受けいただいているものを、きちんと最終的に処分場を設置してそ...全文を見る
○甘利国務大臣 先ほど来申し上げていますが、世界で最終処分場を決めるやり方というのは両方ともあるわけであります。その両方で、めどが立っているところもあれば、やはり悩みを抱えているところも当然あるわけであります。  私どもは公募方式を選択しているわけでありますが、今回の事態も踏ま...全文を見る
05月10日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○甘利国務大臣 経産省や大企業に対しての未収金が多い、そうでないところは少ないというのは、もちろんいろいろな要素があるかもしれません。その中には、経営に影響を与えないということもあるのかもしれません。  それで、随意契約自身は、随意契約をする際にその理由を明示しなければならない...全文を見る
○甘利国務大臣 最終的な契約の結果が、質あるいは量の面で、国民に対してプラスに働くということが基本的な基準だというふうに思っております。量と質の問題だと思います。
○甘利国務大臣 先生も民間企業にいらっしゃった、そして海外経験もおありですよね。民間で海外へは御経験ありますか。(田嶋(要)委員「はい」と呼ぶ)  私も海外に行っていまして、独法の、つまり、政府系の政策執行機関の必要性を痛感して帰ってきました。政府があって、本省があって、あと民...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○甘利国務大臣 御案内のとおり、原子力発電というものは、一度燃料を装てんしますと、他の電源と違って頻繁に装てんし続ける必要がない、年単位でそのまま動くわけであります。ですから、極めて燃料供給遮断に対して強い電源であります。加えて、再処理をしますと、つまり、従来捨てていた部分をさら...全文を見る
○甘利国務大臣 ウラン価格は、この七年、二〇〇〇年から二〇〇七年を比較しますと十六倍に価格が上がりました。それこそ数年前まで、ウランは幾らでもあるし、核兵器を解体した高濃度ウランを薄めていけば幾らでも使えるし、再処理・リサイクル政策をする必要すらないのではないかという意見も実はあ...全文を見る
○甘利国務大臣 広大な国有地もどこかあるんだと思いますが、その場合にも、その地域の理解は得なければなりません。それは大前提でありますが、いずれにいたしましても、先ほど来の万般にわたる御指摘を踏まえまして、さらにこの政策が加速できるように、反省すべき点はしっかりと反省をして対応して...全文を見る
○甘利国務大臣 諸外国でもいろいろと苦労はしておりまして、いろいろと努力の末に決定したところ、進行中のところがあります。  具体的に申し上げますと、まず、フィンランドでは、実施主体は民間会社であります。民間会社が全国的な調査と段階的な絞り込みを行いまして、地元合意と国会承認を経...全文を見る
○甘利国務大臣 日本のアニメーションの祖と言われる手塚治虫さんの「鉄腕アトム」というのは、まさに原子力が未来を開くという夢を与えてくれたアニメーションでありました。我々は、原子力エネルギーによって夢の未来が描けるという思いを共有したわけであります。  私の中選挙区時代のある町の...全文を見る
○甘利国務大臣 私の手元に、この間も答弁しましたけれども、高レベル放射性廃棄物の処分地に関して、決定した、あるいはそういう設置に向けての作業をしているという国が六カ所あります。やはり、どっちの方式でも、こちらから決めて、ここでお願いしたいと申し入れる方式でも、あるいは公募といいま...全文を見る
○甘利国務大臣 できるだけ早く総合資源エネルギー調査会の小委員会を立ち上げて、我々がたどってきた道について何が足りないかということをしっかり検証したいと思っております。  いつまでにという話でありますけれども、なかなか何年何月までにこのめどを立てるということは難しい話であります...全文を見る
○甘利国務大臣 まさにおっしゃるように、高速増殖炉というのは、ウラン使用、夢のエネルギーであります。燃料を消費している間に、消費した以上の燃料が新しく生まれるという夢のような話。そして、高速増殖炉が完全に完成し、回っていきますと、最終処分地に回すごみの量が圧倒的に減る。しかも、半...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃいますように、法律上、供給責任を負うのは、第一義的には電気事業者であります。そして、その電気事業者を所管、監督し、エネルギー政策、電力政策に責任を持っているのは国でありますし、国の担当大臣は私であります。  でありますから、第一義的には電気事業者が供給責...全文を見る
○甘利国務大臣 最終処分場を設置するということはNUMOがやる仕事であります。しかし、原子力政策全体について国が所掌しているわけでありますから、その後ろ盾として国がしっかりいなければならない。NUMOに任せて傍観するということはできないわけであります。  政策というのは、すべか...全文を見る
○甘利国務大臣 原子力政策は、毎回申し上げますが、安全の確保が大前提であります。まさにすばらしいエネルギーでありますけれども、その大前提として安全の確保ということがあるわけであります。だとしますと、最終処分地を取り扱う事業者は、相当な原子力に対する知見を有していなければならないと...全文を見る
○甘利国務大臣 企業買収に対する安全保障の規定というのは、各国でいろいろ違うわけであります。アメリカのように、大枠で網をかぶせて、それから個別にチェックをしていくというのもあれば、業種別に、具体的にネガティブリストで挙げて、これ以外ならいい、これはだめという方式をとっているところ...全文を見る
○甘利国務大臣 恐らく長官の発言は、要するに、自分たちが反省しているわけです。何万人もいたからできませんでしたと言うなら言いわけになるけれども、二千人、三千人にできなかった怠慢を反省しているという意味に私はとらえたわけでありまして、これしか有権者がいないのにという意味ではなくて、...全文を見る
○甘利国務大臣 この最終処分事業につきましては、今後とも引き続いて、民間を主体として実施しますが、一方で、国が責任を持って監督と安全規制を行う、後ろ盾にしっかりと国が立つ。なおかつ、この最終処分事業というのを着実に推進していくためには、国として、全国各地における理解活動を推進して...全文を見る
○甘利国務大臣 何度も申し上げていますが、最終処分場をつくるまでには幾つものステップがあるわけであります。そのステップごとに理解を求める手順がある。つまり、地域の方々に判断をしてもらわなきゃならないんですね。  文献調査というのは、まず文献で資料をそろえますと、この資料をそろえ...全文を見る
○甘利国務大臣 最初に、白地の状態で正確な情報が入ってくるということの時点での判断と、最初に、ある情報が刷り込まれる、事実とはかけ離れた情報が刷り込まれる、その後で事実を説明して理解いただけることとの度合いというのは、全然違うと思います。それは、我々はいろいろな場面で経験をしてい...全文を見る
○甘利国務大臣 答弁申し上げましたように、きちんと、英国とのやりとりをする場合には、外交ルートを通じて確認をしておりますし、また、新たな申し出があった場合にも、きちんとその手続をして確認をするということでございます。
○甘利国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
○甘利国務大臣 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮からの貨物につき輸入承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、平成十八年十月九日の北朝鮮による核実験を実施した旨の発表...全文を見る
05月11日第166回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(甘利明君) 株式会社商工組合中央金庫法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  日本の産業競争力の源泉は、大企業に部品や素材を供給する中小企業にあり、また、地域の経済を支えているのも、各地域で特色ある事業活動を行う中小企業であります。商工組合中央金庫は、こう...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 藤末議員の御質問にお答えをいたします。  まず、中小企業の資金調達の円滑化についてお尋ねがありました。  中小企業が安定した事業運営を行っていくためには、その資金調達の円滑化が重要な課題であると考えております。そのため、経済産業省といたしましては、動産...全文を見る
05月21日第166回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(甘利明君) 日本は資源小国、資源がない国でありまして、外からの調達に頼らざるを得ないわけであります。その外からの調達が時代の変化に正直、かなり振り回されてきました。オイルショックのときには、とにかく一部マスコミから、それこそ札びらで産油国のほおをたたくのかみたいな表現...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 二〇一〇年度に原油換算で五十万キロリットルを導入するということを目標といたしております。それは先生御指摘のとおりであります。  ただ、幾つか課題がありまして、それは、例えば経済性とか供給安定性とか品質の確保、これは今後克服をしていかなければならない課題で...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原子力の安全につきましては、平成十五年の十月の法改正をした以降のデータ改ざんは出ておりません。ただし、それ以前のデータ改ざんが、私が大臣就任以降ぽろぽろと続きました。そのたびに、現在のそのデータ改ざんが、今時点でもどんどん出ているんではないかというような不...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先生御指摘のファクスの機能であります。原子力発電所緊急時連絡網システムと、そのファクスの機能が故障したままの状態で二年間近く放置されていたと。私は、確かに緊急時対応だから緊急時にやるのは間違いないけれども、しかしふだんからテストをしないのかということをまず...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 中小企業や個人事業者が相続という事態に遭遇すると、そうしますと、大企業では社長に相続が発生しても企業自体が立ち行かなくなるとかいう事態はないわけであります。しかし、個人事業者や中小企業は個人の相続が企業の存続にかかわるという事態が発生をいたします。そこで、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、地方公共団体出身者がどのくらい入っているかということでありますが、平成十九年の四月現在、全国の五十二の信用保証協会におけます常勤役員が二百三十七名でありますが、このうち地方公共団体出身者が九十八名であります。これは都道府県の行っている人事でありますが...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) こうした金融機能を担う機関にとって一番大事なのは目利き能力だと思うんですね。ルーズに上がってきた案件を全部保証をしてしまうとなりますと、保証事故、代位弁済ということがどんどん起きてしまうわけでありますし、厳しくすればするほど中小企業にとっては頼みの綱とする...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず最初の、安全文化の劣化が起きているんではないかというお話であります。  電力設備の総点検を行いました。なかんずく原子力に関する施設は特に安全ということを第一に考えなければならないというふうに思っております。それ以外の設備ももちろん安全第一なんですが、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、前段の方の御質問であります。  二十四時間リアルタイムでの監視云々というお話でありますが、平成十四年の電力会社の自主点検記録問題を踏まえまして、平成十五年十月に原子力発電施設に対する検査制度の抜本的な改善を行ったわけであります。この改正におきまして...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この事件になっている一覧を見ますと、本当に名前が通っているところがクレジット会社としてかんでいるということがこれだけの件数あるわけでありまして、これは本当に放置ができないと思っております。  個人的にどう思うかと言われれば、それはもう返すべきだと思います...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今日のこの委員会における御審議も含めまして産構審で適切に措置を検討をいただくということでありますし、経産省といたしましても審議会の議論を踏まえて更なる対策について検討を深めてまいりたいと思っております。
○国務大臣(甘利明君) どうしてこうしたデータ改ざん、隠ぺい体質ができたか。それはもちろん、記録をきちんと保持する、検査体制を更に充実する、それらも当然あったと思いますし、それから技術屋さんにとってみれば、例えば排出温排水の数字が大体この範囲と地元に通告していた範囲を〇・何度上回...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いいですか。  そういう体制をしっかり組んでいって、安全はもちろんのこと、安心もしっかり構築していきたいというふうに思っております。
○国務大臣(甘利明君) 東洋町の前町長におかれましては、日本の原子力政策に多大なる御理解をいただいておりまして大変感謝をしておりましたが、残念なことに選挙での判断は新町長の方に下ったわけであります。新しい町長は、文献調査に応募したら、もう足が抜けなくなって設置まで行っちゃうんです...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) そういう制度になっておりません。
05月22日第166回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○国務大臣(甘利明君) まず、株式会社商工組合中央金庫法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  日本の産業競争力の源泉は、大企業に部品や素材を供給する中小企業にあり、また、地域の経済を支えているのも各地域で特色ある事業活動を行う中小企業であります。商工組合...全文を見る
05月23日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○甘利国務大臣 我が国の北朝鮮に対する対応は、いわゆる対話と圧力、硬軟合わせわざで対応しているわけであります。それは、北朝鮮が我が国及び国際社会に対してきちんと誠意ある対応を見せるかどうか、それにひとえにかかっているわけであります。我が国といたしましては、国際社会が要求している問...全文を見る
○甘利国務大臣 先生御自身も、農水省時代、いわゆる通商交渉、WTO交渉の現場で大変御苦労された御経験をお持ちということを私も承知しております。  昔の私の記憶をたどりますと、WTO、世界全体の交渉があって、エリア交渉があって、個別交渉があって、日本は、とにかくWTO、世界ルール...全文を見る
○甘利国務大臣 大統領による一括承認権限といいますか、いわゆるTPAでありますけれども、これが六月末に切れます。  正直申せば、なかなかしたたかでありますから、それを逆に交渉の材料に持ってくるわけですね。余りアメリカに無理難題を言ってくれるな、TPAの延長がスムーズにできないじ...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃいますように、国連決議に基づく制裁は、基本的には、合意したことは国連加盟国の義務でありますから、みんな勢ぞろいしてやるというのは当然であるし、効果も高い。今のところ、これに参加している国は七十カ国ですから、全加盟国でいえば三分の一弱。特に、アフリカがなかな...全文を見る
○甘利国務大臣 先生御指摘のように、レアメタルの制限貿易的な取り扱いはWTO上提訴対象になるのかという疑問、できるのかという思いを持ちまして、ちょっと調べさせたんですが、一般資源はどうかわかりませんけれども、レアメタルについて安全保障上の枠組みということで主張されると、なかなかこ...全文を見る
○甘利国務大臣 北朝鮮は、国際社会からの非難にもかかわらず、あるいは制止にもかかわらず、ミサイル実験、核実験を強行し、そして、我が国でいえば、拉致問題について、一部対応はしましたけれども、それ以降何ら誠実な対応をしてこないということで、国連決議に基づく制裁と、それから我が国独自の...全文を見る
○甘利国務大臣 先生御指摘のとおり、日本の需要総量が一定割合ありますから、調達先を変える、そういう事由は当然あろうかと思いますし、中国からの輸入も正当なものが大部分だと信じておりますが、そういう事例が出たという事実に基づきまして、どういう経緯でそうなったかはきちんと外交ベースで確...全文を見る
○甘利国務大臣 基本的に外為法は、内国法人に対しての対応措置といいますか法的権限ですから、そうでないものについては法律の効力が及ばないというふうに承知をしておりますが、詳細は局長から答えさせます。
○甘利国務大臣 先ほどから事務方からも答弁がありますとおり、我が国は、別に棒をのんだようにただ圧力をかけているわけではなくて、対話と圧力、硬軟合わせわざで対応している。六者協議の中でも、誠意ある対応をするのであるならば、いつでも話し合う場を持ちましょうということを投げかけはしてい...全文を見る
○甘利国務大臣 自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  刑法の特例として法律に基づき実施されている競輪及び小型自動車競走は、これらの売り上げを通じて機械事業の振興や公益の増進に寄与するとともに、地方財政の...全文を見る
05月24日第166回国会 参議院 経済産業委員会 第13号
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○国務大臣(甘利明君) ただいま御審議をいただいておりますこの二法案、つまり中小企業信用保険法の一部改正そして商工中金法案でありますが、この法案はいずれも中小企業金融の今後の在り方に関する法律案でありますが、まずこの信用保険法の一部改正の法律案につきましては、不動産担保を有しない...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先生のこの質問の冒頭の方の話にも関連するんですが、政府系金融機関と民間金融機関との間の関係で二つの論が従来からありまして、一つは民業圧迫論であります。本来ならば民業がそこの部分は担当してもいいんだけれども、官業の方がより有利な条件で融資オファーするから取ら...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 出資者は、御案内のとおり、今まで中小企業組合、これが組合とその組合の中に入っている企業、企業の中には個人企業もあります、そういうふうに幅を広げるというわけであります。  同時に、今の政府出資と組合出資、みんな合わせて全部が確保されるとして、国際金融をやる...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) はい。結構です。
○国務大臣(甘利明君) 商工中金は中小企業向け金融機関であります。要するに、株主構成を変える。つまり、これは、会社法上で言えばオーナーですね。オーナーを中小企業以外に広げるということは、株主が貸出し先についてももっと有利ないい大企業のところがあるじゃないかという発言権を持つという...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 定款論というのは確かに議論であります。ただ、定款というのは株主総会で幾らでも変えられるわけでありますから、オーナー会議で、オーナーたる株主会議でその企業の方向性、基本的な考え方は幾らでも変えられるわけでありますから、一番の基本的な経営判断をしていく方向性を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今五千億のうち四千が政府、千が中小企業団体、これを、千、千とすると三千という割合になっていくわけですね。政府出資のものは、いずれ政府出資を政府が手放して、そこで名実ともに完全民営化が完了ということになるんですが、それは、株主は限定をされるわけですから、中小...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 後でちょっと補足させますが、単にその配当の件だけで言いますと、今は国庫分の配当を免除してもらっていますから国に配当を出してないんですね。中小企業組合の株主には配当を出していますけれども、国には出していませんから、その配当金が、例えば国に入ったのがその分が民...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) お話しのとおり、移行期間というのは五年から七年を取っております。ある程度幅を持たせていると。それは、引受手が中小企業団体を構成する中小企業及び中小企業者ですから、法人企業もあれば個人企業もあるわけであります。数はたくさんありますけれども、元々そうべらぼうに...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 実は、この法案を提出して、移行期、つまり格付機関は、政府出資四千億、つまり政府の後ろ盾がしっかりしているというときの評価と、これが民営化法案が出てどう変わっていくかというのを見極めて評価を下すわけですね。  この法案が出てこういうふうに変わっていきますと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 若干補足をさせていただきます。  今、藤末先生の御質問の中に、中小企業向けも間接金融だけじゃなくて直接金融の面も広げていく必要があるんではないかと、それは御指摘のとおりだと思います。  新しいファンドの組成もいたしますし、エンジェル税制の拡充というのも...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先生御指摘のとおり、保証協会が一番大事なところは目利き能力ですね。中小企業が担保力は乏しくとも将来性があるとか、いいアイデアを持っているとか、この経営者なら任して大丈夫だと、ここを乗り切れば自治体や国、納税者になってくれると、そういうのを見抜いて苦しいとこ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 極めて大事な御指摘だと思います。  この官民交流法による出向、現場の状況を肌感覚で知るということが特に中小企業政策では大事であります。我が省としては、官民交流法による出向ではありませんけれども、入省二年目のⅠ種の職員を一か月程度民間企業へ派遣をして現場感...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ABLにつきまして言いますと、商工中金が先行でやっていると。ただ、民間はまだノウハウもないしリスクも高いし、恐る恐るですから、なかなか踏み出してくれないと。そこで、保険でカバーをしてリスクを取りやすいようにするということで後押しをしたいということなんであり...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 松村先生は、全国の中小企業者の声を代弁して国会にお出になっていらっしゃる、そういう立場の方でおられますから、中小企業政策にとって何が重要か、そして商工中金のどういう利点が中小企業政策を支えてきたかよく御存じだと思っておりますし、かつては借りる側から見た商工...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、商工中金は正に中小企業のための金融機関であります。そのためのというのは、単に融資をするというだけではなくて、中小企業を育ててきたノウハウを持っていると、これが極めて大事でありまして、ノウハウと融資が一緒に中小企業に入っていく、だからこそ日本...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 有識者の方は知識も経験もすばらしい方が集まっていらっしゃるので有識者と呼ばれるのでありましょうから、そう期待をし、信じているところであります。確かにおっしゃるように、私も党にいましてこの議論をしましたときに、時々かなり極端な論陣を展開する有識者の方もいらっ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 恐らく、この委員会にお集まりの先生方、与野党を問わず思っていらっしゃることは、結果平等よしとはしない、しかし、能力と意欲のあるところにはきちんとチャンスの平等はあってしかるべきだという思いだと思います。それは、東京だからチャンスがあり、地方だからチャンスが...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 仮に株主資格制限がなければ、これはファンド等の対象とされるおそれは当然あると思います。しかし、株主資格制限をきちんと掛けて、従来の中小企業組合、そしてそれを範囲を広げてその構成員たる企業、個人企業も含めてですが、そこまで広げたわけであります。中小企業金融と...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 商工中金のいいところといいますかすばらしいところは、民間金融機関がまだ乗り出せない新しい商品開発といいますか、そこの金融の部分に自ら乗り出してリスクがあるところに、それをまた逆にノウハウとして強くなっていっているということだと思うんです。  そこで、AB...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
05月29日第166回国会 参議院 経済産業委員会 第14号
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○国務大臣(甘利明君) 特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国においては、供給安定性や環境適合性に優れている原子力発電を基幹電源として位置付けており、これを的確に推進していくため、原子力発...全文を見る
05月30日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○甘利国務大臣 結論から申し上げますと、極めて立派にお務めをいただいております。  今は、オーストラリアで開催をされておりますAPECのエネルギー大臣会合、本来、私が出なければならないんですが、国会開会中でそう頻繁になかなか外に出られませんので、副大臣にお願いをしまして、私の代...全文を見る
○甘利国務大臣 私が就任して八カ月でありますけれども、この経済産業政策の道をずっと歩んできたわけでありますから、当然そうであろうという予測をしていたことと、その予測以上だったことといろいろあります。  予測を超えていたことは、極めて忙しい役所、私の想像を超えて忙しい役所であると...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、経済連携の時代認識といたしましては、いよいよ新しいステージに世界が入りつつある、それは大消費国との経済連携にそれぞれの国が踏み出しつつあるということであります。韓国は、アメリカとのEPAの後に、直ちにEUと始めたわけであります。  政権とのかかわ...全文を見る
○甘利国務大臣 今、日本は人口減少社会に入っております。これはそのまま何もしないでいますと、労働力が減る、もちろん総雇用数も減っていくわけであります。そうしますと、経済成長は望み得ない。でありますから、その総数を減らさないために、労働市場に参画をしていない方にどう加わってもらうか...全文を見る
○甘利国務大臣 いよいよ国際化が本格的に進んできました。いろいろな国際機関で活躍をする日本の若者もふえてきました。しかし、まだまだ経済規模に比例しているとは言えないわけであります。  国内で完結をするということがどんどん少なくなって、地球規模で処理をされるという案件がふえてくる...全文を見る
○甘利国務大臣 私が国会議員になりまして何年かたったころ、まだ三十代のときでしたけれども、ある先輩議員から、石田博英労働大臣の功績を聞かされたことがありました。石田博英先生は、石田労政と言われているぐらい労働大臣を長く務められて、労働政策に石田ありと言われた方でした。その方が私に...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘の点、極めて大事なところだと思っております。しっかりと検討し、成果が上がるようにしたいと思います。
○甘利国務大臣 一言で申し上げますれば、痛恨のきわみであります。  松岡大臣とは、WTO交渉で私のパートナーとして二人三脚で取り組んできたわけであります。ことしに入りましても、一緒にWTOの会議に出たのは三度ぐらいでしたでしょうか。この交渉は、農水省と経済産業省がしっかりタッグ...全文を見る
○甘利国務大臣 今回の事態を外国の政府がどういうふうにとらえているか、正確に把握はいたしておりませんが、一つのスキャンダルとして報じているマスコミがかなりあるということは承知をいたしております。  それ自身、交渉相手国にとって驚きであろうと思いますし、交渉相手がどういう思いを持...全文を見る
○甘利国務大臣 国対から云々という話は私は承知しておりませんが、自民党国対はそのことを直ちに、そういう事実はないということを、否定をしております。  私は、彼と一緒にやっておりまして、国際交渉をやる際にはかなり意気揚々としていましたし、自分でなければできないという思いを強く持っ...全文を見る
○甘利国務大臣 今国会で成立をしていただきました仕組みは、従来四十七都道府県にあります地域の再生支援協議会のネットワークをしっかり地方組織で結んで、それぞれの機能に足らざる部分をバージョンアップして、より再生の効果を上げようというもので、多くの御理解をいただいたわけであります。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 これは、国内市場だけですとどんどん小さくなっていきますから、縮小していきます。外に打って出なければなりません。打って出るときには競争があるわけでありますから、その競争に勝つということが必要なわけであります。国際化が進んでいきますと、株はだれでも買えるわけであります...全文を見る
○甘利国務大臣 先生も言及されましたように、総理は、予算や権限を背景にした押しつけ的なあっせんはすべきではないと。  公務員の再就職支援というのは、当然あってしかるべきだと思いますよ。一流の民間企業は全部そういう組織を持ってやっているわけでありますし、しかも、現実問題として、勧...全文を見る
○甘利国務大臣 勧奨退職ということが、いい悪いは別として厳としてあるわけですね。そういう中で、後は自分で考えてくださいと、民間企業はそんなことはやっていませんよ。だって、皆さん方は、民間企業の労働者に対して、労働者の権利を守れ、ちゃんと後の世話もしろということを主張されているんじ...全文を見る
○甘利国務大臣 民間企業をよく調べてください。ちゃんと一流企業は、再就職の紹介、あっせんについてできるだけ努力をしているはずですよ。それが企業としてのいい態度といいますか、アティチュードだというふうに思っております。途中でほうり出して、後は自分で探してくださいということについて、...全文を見る
○甘利国務大臣 私から申し上げましたのは、先ほどもちょっと答弁しましたとおり、今国会で承認をされた仕組み、つまり地域の再生協議会をバージョンアップしていく、それで何が救えないかということをまず作業としてやっていただきたい、その上で組織を考えるべきではないかということは申し上げまし...全文を見る
○甘利国務大臣 誤使用が原因であれば使った側、そうでない、製品に内在する欠陥であればつくった側であります。
○甘利国務大臣 いろいろな個別のケースはあろうかと思います。一概に言えませんが、いついつまでにこれこれこうするという場合もあるでしょうし、恐らく国会の中の議論でも、それで終わってしまっていいのかという議論も当然出てくるし、それはケースによって、一概にすべてこうであるべきだ、なけれ...全文を見る
○甘利国務大臣 私は私の所管に関して申し上げているのでありまして、社会保障関係の御議論はぜひ厚生労働委員会で活発な御議論をお願いしたいと思います。
○甘利国務大臣 御案内と思いますが、次世代自動車・燃料イニシアティブというのは、私は会見等で三掛ける三掛ける三というふうに申しているのでありますが、それは三つの目標を同時達成していく。最初の三、これは、エネルギー安全保障の向上、環境保護、それから競争力強化の三つの目標を同時進行で...全文を見る
○甘利国務大臣 岡山県におきましては、木材等のバイオマス資源を自動車産業に活用するバイオマス自動車プロジェクト推進事業を進めておられると承知をいたしております。我が省では、本事業のうち、製材所の端材を原料としてエタノールを製造する実証プラントについて支援をしているわけであります。...全文を見る
○甘利国務大臣 うちが今ETBEに絞っているというわけじゃなくて、これは石連が石連なりのメリット、デメリットを比較してETBEだと言っているのでありまして、現段階で我が省が絞り込んでいるということではありません。  両方ともメリット、デメリット、御案内と思いますけれども、それぞ...全文を見る
○甘利国務大臣 セメントとか鉄鋼とか、大きなセクターを六つか七つ合わせますと、世界じゅうのCO2の半分をそこで排出しているわけです。そこでエネルギーの効率を日本並みに上げますと、相当な効果が上がる。つまり、これは夢のような話じゃなくて、日本が持っている技術レベルにセクター別にみん...全文を見る
○甘利国務大臣 消安法の三十九条で、危害防止命令、回収も含めていろいろな措置をとれることになっております。ここでカイシュウが二つ出てくるんですが、修繕する方の改修と引き揚げる方の回収と両方あるんですが、事案によって、引き揚げる方の回収も含めて、発動することを別に否定しているわけで...全文を見る
○甘利国務大臣 特に把握率がおくれているところには、どういう把握の仕方をしているのか、それでこういう把握の仕方に努力せよということをいろいろと指導していっているところでございますし、これからもやってまいります。
○甘利国務大臣 まず、スポーツとして日本選手が頑張っている。これは、アテネ・オリンピックで、チームスプリントという競技で日本の競輪選手が銀メダルを獲得した、こういうスポーツとしての認知度を上げる。それからレジャー性、それから、そもそも競輪場自身が、あるいはオートレース場が一種のテ...全文を見る
○甘利国務大臣 公営ギャンブルというのは、刑法の特例を設けて、本来はやってはいけないことを特別に許可してやってもいいということにしているわけでありますから、きちんと公共性が担保されていなければならない。その前提でまたお話を申し上げますが、施行者の方々から私も随分と陳情をいただきま...全文を見る
○甘利国務大臣 千数百万ですか。
○甘利国務大臣 まとめるわけでありますから、当然、スリム化がどこまでできるかを見ていかなければならないと思いますし、職員と役員の配分比率も含めて、適正、要するに、組織は余り肥大化しない、極力スリム化する、その中で効率的な運営ができるようにしていくということが大事だと思います。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいまいただいた御指摘を真摯に受けとめまして、私自身、この問題はさらにどういう取り組みが可能か、勉強させていただきたいと思います。
○甘利国務大臣 公営競技たる競輪事業は、御指摘のとおり、特別法によりまして、国の厳格な管理のもとで、地方公共団体がその収益確保を目的とすると同時に、売り上げの一部を広く社会に還元することを前提に刑法の特例として認められているわけであります。  具体的には、非営利を目的とする地方...全文を見る
○甘利国務大臣 いろいろ指摘をいただいて、私も初めて知ることも多うございました。  本来の趣旨にのっとって、きちんと事業が周辺も含めて実行されるよう、しっかり監督していきたいと思いますし、確かに、自転車競技から派生しているものでありますから、それが中心ではあろうと思いますが、そ...全文を見る
○甘利国務大臣 私も、今まで競馬は行ったことがあったんですが、競輪は大臣に就任して初めて平塚に行きました。イメージと違ってきれいな場所だったということで、結構楽しめたわけであります。やはり、競技をする場所をきれいな施設にする、それからオーロラビジョンでダイナミックな映像が見られた...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、具体的な合理化の規模についてでありますが、今後、日本自転車振興会及び日本小型自動車振興会において検討されていかれるというふうに承知をしておりますが、先ほど申し上げましたように、役員の部門、あるいは総務部門、補助事業関係部門、これらにつきまして一定の合理化が行...全文を見る
○甘利国務大臣 確かに、学生の本分は勉強であるということは今も変わらないと思います。  ただ、昔も競馬場に学生らしき人というのは結構いたんじゃないんですかね。だんだん大学進学率が上がってきまして、最近は、一回社会に出てからまた学び直して大学に帰ってくるという学び方も出てきました...全文を見る
○甘利国務大臣 私も余り競輪、競馬は詳しくないんですけれども、馬券は今も買いますけれども、重勝式というのがあるというのは、実はこの法案を勉強して初めて知ったわけであります。  要は、魅力的な商品ぞろえをするということが大事だと思いますが、余り商品が散ってしまって逆に売り上げが減...全文を見る
○甘利国務大臣 私、競輪をやったことがないんですけれども、何年か前に「ギャンブルレーサー」という競輪の漫画がありまして、ただ、この「ギャンブルレーサー」の漫画のイメージは、いわゆる昔の鉢巻き締めたおっさんが集まってくるという中でのレース場の模様がよく描かれていたんです。  私が...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、競馬もモーターボートも競輪もオートレースも、全部激減していますね、売り上げが。特に競輪とオートレースは減り方がかなり激しい。競輪はピークの半分近くに減る、オートレースに至ってはピーク時の三分の一になってしまっているわけでありますから、こういう中で施...全文を見る
06月01日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○甘利国務大臣 数年前には一バレル二十ドル前後であったものが、現在はバレル六十ドルを超えているわけであります。数倍の高騰になっているわけであります。  ただ、かつての石油ショックほど国民経済への影響がないということは、為替の関係も若干あると思いますけれども、省エネ体質にしてきた...全文を見る
○甘利国務大臣 ブラジルに住んでおられる日系の方と何カ月か前にお話をしましたら、向こうでも穀物価格が急騰をしていますと。そのときに、穀物メジャーの一種の仕掛けなんて言う人がいますよねということを言いましたら、その方は、そのとおりです、そういう話はかなり真実味を持って伝えられていま...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃるように、国内市場が二千億前後あって、それから、自国生産がその一割、二百億ぐらい。そうすると、二百億の国内生産の規模のためにこれだけ大がかりな仕掛けをするんですか、あるいは、昔は自転車産業が国の基幹産業だったかもしれないけれども、今はそれ以外の産業がリーデ...全文を見る
○甘利国務大臣 この部分は、法律の精神を受け継いで、新たな受け皿がそれにのっとってそういう判断をするということだというふうに理解をしておりますが、きちんと明記をした方がよかったという御指摘は、その趣旨がきちんと新しい受け皿に伝わっていくようにしたいと思っております。
○甘利国務大臣 刑法の特例を設けて行っているわけでありますから、当然、一定の制約はあると思いますが、その中でどうやって魅力を高めていくか、一種のコンテンツとして魅力を上げていくか。その中には、規制を緩和していく、その部分に切り込んでいかないと魅力向上につながらない部分も当然出てく...全文を見る
○甘利国務大臣 この間、サッカーくじtotoで、キャリーオーバーで当せん金が六億という話が流れました。途端に低迷していた売り上げが一挙に伸びて、爆発的に売れたという事象が発生しました。ですから、射幸心をあおると売り上げが上がるというのは、事実としてあるようであります。  ただ、...全文を見る
○甘利国務大臣 これは地元の意向をすべて無視してしゃにむにという規定ではないのであります。御指摘の点、場外車券売り場の設置の申請に当たりましては、当該施設の設置によって直接的影響を受ける周辺住民の意見を尊重するという観点をしっかり持っているわけでありまして、町内会等の同意を証する...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
06月05日第166回国会 参議院 経済産業委員会 第15号
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○国務大臣(甘利明君) 私が昨年の九月に就任をしましてから以降、電力会社におけるデータ改ざん、隠ぺい案件がぽろぽろと、次から次と発覚をしまして、過去のものとはいえ、それによって現在の信頼がそのために揺らぐということに言わば私も業を煮やしまして、その徹底的な洗い出しをして現在の信頼...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原子力発電というのは、エネルギー安全保障とそれから地球温暖化防止、同時に達成ができる魔法のツールであります。近年、環境学者の方々から、やはりいろいろ考えてみたけれども原子力しか地球を救える道はないという発言すら出ているわけであります。これの最終的な処分を安...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、前段のエネルギー教育、なかんずく原子力に関する正確な情報を子供たちに提供するということが大事ではないかという御指摘からお答えをさしていただきます。  結論から申し上げれば全くそのとおりでありまして、原子力基本法を、加納先生もいらっしゃいますが、みん...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この種のことをだれが責任を持って進めるかと。発生者による責任が第一主体ということであるわけですが、こういう国家的な案件について、じゃ国がどれくらいそのサポートをするかということは、御指摘のとおり極めて重大な課題だと思います。  広報広聴、つまり安全である...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 細目については今長官がお答えさせていただいたとおりでありますが、県に一括して交付をして県の采配でいろいろと裁量権があればより効果的ではないか、確かにそのお考えも分かるのでありますが、結局立地市町村が立地を決定する際には、これは物理的には全く安心、安全な施設...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先生からの問題提起、本来その使用目的が決まっていて、そのために掛けている税が一般会計経由で来ると。当面必要のないものは従来の特別会計のダイレクトに下りてくるお金と違って、その分がどこに行ってしまうんだと。必要なときに、つまり原発立地が進んできたときにちゃん...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) GNEPその他、原子力協力の枠組みが国際的に展開をされつつありますし、そういう中で日本が極めて重要な役割を果たすということは、今日まで原子力を推進をしてきた努力の成果の裏返し、その評価の結果だというふうに思っております。  ただ、廃棄物の最終処分に関しま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今回の一連のエネルギー外交、もちろん資源エネルギー庁が大中核となって進めていきましたし、長官の陣頭指揮で綿密な根回し、下打合せの下に進めていきましたし、もちろん通政局もサイドから協力をしてということでやったわけであります。    〔委員長退席、理事加納時...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この高レベル放射性廃棄物処分の研究開発につきましては、昭和五十年代から長年にわたって取組がなされてきたわけでありまして、平成の十二年に原子力委員会において、我が国においても安全な地層処分が可能という判断がなされたわけであります。  今後、高レベル放射性廃...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
06月06日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○甘利国務大臣 三菱が開発をしている今回のいわゆるMRJでありますけれども、このクラスの航空機は、一つはエアラインの要望が相当強くなると思われるという点、それから、航空機産業自身が部材、素材等の高度化のまさに大競争の中にありますから、他産業への波及効果も極めて高いという点で、注目...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、基本的には、民間の商売でありますから、民間が当然主体的にやっていくということは、それはそのとおりなのでありますが、国益にかかわる、産業全体にかかわるような重大なことに関して国が後ろ盾になってあげる。  というのは、私は、海外に行きますときに、政治...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業は、単に数が多いというだけではなくて、中小企業の品質、資質の高さということが日本の産業競争力につながっているわけであります。  中小企業の活性化のためにどういう施策があるか。税制面からも取り組んでおりますが、御指摘のお話は、法人税本体を、いわゆる大企業に...全文を見る
○甘利国務大臣 もちろん地域との共生ということがありますから、地域の理解をいただくということが当然前提ではありますけれども、より使い勝手のいいように、アクセスがしやすいように改善をしていくということは当然のことであろうと思っております。
○甘利国務大臣 この辺はずっと質問通告をいただいておりません。国交省さんから答弁があろうかと思いますが、成田と羽田の役割分担をどうするかということ等々もあろうかと思います。いろいろな約束事もあるんだと思います。それらを踏まえて、理解をいただきながら利便性を上げていくということは、...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、国全体の戦略として、成田と羽田を効果的にどう組み合わせていくかという前提があろうかと思います。  その上で、羽田に事実上貨物が着いたときに、その手続がやたら煩雑というか、遠隔地で行われるということは、物流効率上は適切なことではないというふうに思っております...全文を見る
○甘利国務大臣 外国人研修・技能実習制度は、研修・技能実習生の企業現場でのOJT、オン・ザ・ジョブ・トレーニングを通じた技術移転による国際貢献の制度、これが制度の根幹であります。その過程で受け入れ機関は彼らの技能を活用することができる仕組みとなっているわけでありまして、多くの受け...全文を見る
○甘利国務大臣 あくまでも、この制度は、相手国の発展に資するような技能移転を図っていくということが建前なんですね。本当の建前化してしまっているのではないか、だったら本音でやればいいじゃないかという御指摘かもしれません。  しかし、中小企業といえども、やはり歯を食いしばって頑張る...全文を見る
○甘利国務大臣 先ほど来申し上げております私の危惧をまさに顕在化させてしまうのではないかと思っております。  日本は、大企業は当然でありますけれども、中小企業といえども、やはり高付加価値化をねらっていかなきゃいけないんですね。中小企業の中でも優秀な技術を持っているところはたくさ...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、産業として競争力のなくなったものがどうあるべきか。これは、いろいろな施策を講じて競争力を回復できるという余地があるものは、産業政策としてしっかり取り組んでいく必要があると思います。どうやっても勝てないというものについては、それは市場から撤退せざるを得ないこと...全文を見る
○甘利国務大臣 政府の方針は、専門的、技術的分野の労働者の受け入れは積極的に対応する、一方、単純労働者については、慎重に対応するというのが基本であります。  この専門的、技術的分野の労働者につきましても、日本に留学をして、そのままその知識を生かして就職をしていく、あるいは、国に...全文を見る
○甘利国務大臣 我が国におけるフランチャイズ事業というのは、現在も着実に成長を遂げているものというふうに認識をしておりまして、このフランチャイズ事業は、加盟店にとっては、本部からすぐれた商品であるとか、あるいは経営ノウハウ等の提供が受けられる、一方で、本部にとってみますと、急速な...全文を見る
○甘利国務大臣 委員御指摘の点につきましては、私もこの質問で初めて承知をしたところでありますが、さらに実態把握をしっかりと行って、制度上の対応について関係省庁とも協議しながら検討を行いたいと思います。
○甘利国務大臣 先生の御指摘はよくわかります。受けとめさせていただいて、検討させていただきたいと思います。
○甘利国務大臣 弁理士法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、企業における知的財産重視の経営戦略が進展し、産業競争力強化の基盤としての知的財産制度の重要性が高まってきている中で、その専門家としての弁理士制度の充実強化を図ることが...全文を見る
06月06日第166回国会 参議院 本会議 第33号
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○国務大臣(甘利明君) 夕張市の財政破綻と石炭政策の変更との関係についてのお尋ねであります。  政府は、石炭産業の構造調整による影響を是正するために産炭地域振興臨時措置法により措置を講じてきましたが、同法は目標をおおむね達成し、平成十三年に失効をいたしました。夕張市と同様に炭鉱...全文を見る
06月07日第166回国会 参議院 経済産業委員会 第16号
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○国務大臣(甘利明君) 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮からの貨物につき輸入承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、平成十八年十月九日の北朝鮮による核実験を実施した...全文を見る
06月08日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○甘利国務大臣 知財立国を進めていくためにマンパワーの充実をしていかなければならない。質を高めて、量をしっかり確保するということであります。  今回、弁理士になろうとする人に対して、約三カ月間程度の期間で六十時間から七十時間程度の実務実習を導入するということを考えているわけであ...全文を見る
○甘利国務大臣 現状は、弁理士が一人のところで例えば年間四百案件を処理、これは本当にその弁理士さんが全部自分でできるのかしら、恐らく事務職員がいろいろ打ち合わせに行くわけですね。それが単なる事務打ち合わせならいわゆる名義貸しとはならないと思うんですが、具体的な中身を弁理士さんにか...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、前段の御質問であります。  中小企業に対しては、経済産業省では、従来から、研究開発型の中小企業に対する特許料金の軽減、審査請求料金、これを半額にしているわけであります。それから、先行技術調査に要する費用の補助をしているわけであります。  外国出願する場合...全文を見る
○甘利国務大臣 市場は日本だけじゃないわけですね。日本の市場は人口減少の中でいわば狭くなってくるわけでありますから、世界に向けて特許を活用していかなければならないわけであります。  ただし、特許というのは、販売する市場ごとにちゃんと権利確保をしていかないといけない。そうすると、...全文を見る
○甘利国務大臣 予算編成に当たっては、量的拡大、国家予算全体の拡大というのは財政再建上難しいわけでありますから、予算の質を高めていく、つまり、めり張りをつけるということですね。時代的な要請が終わっているものはフェードアウトしていく、これから次代を担っていくのはフェードインしてきて...全文を見る
○甘利国務大臣 詳細は長官から答えさせますけれども、確かにアメリカの方が使い勝手がいい、中小企業というだけでほぼ利用できるようになっている。日本はいろいろ面倒くさくてなかなか寄りつきづらいという御指摘もいただいていることを承知しております。現場の声をできるだけしっかり聞いて使い勝...全文を見る
○甘利国務大臣 前段の質問、今高木政務官からも答弁をさせていただきました。  確かに、おっしゃるように、国際展開を強力にしていかなきゃならないという潮目の変更があります。それに弁理士が対応し切れるか。だから、むしろ条約とか外国法令について今まで以上にそのニーズが高まっているので...全文を見る
○甘利国務大臣 アメリカはレーガン時代、ヤング・レポートを機に、アンチパテントからプロパテント政策、パテント重視に変わって、それが競争力になっていったわけであります。日本も遅まきながら、与野党、志を同じゅうする議員の思いで知的財産戦略がここまで進んできたわけであります。  これ...全文を見る
○甘利国務大臣 北神先生と大畠先生の知財は剣道つながりだというのを初めて伺いましたが、剣道というのは集中力を高めるスポーツで、実は頭がよくなるスポーツなんだそうであります。適度に頭を刺激される。余りたたかれ過ぎちゃうとよくないらしいですけれども、そんなことはおいて。  知財が国...全文を見る
○甘利国務大臣 試験科目に入れれば勉強せざるを得ない、それが短答式よりも論文式に入れば、より筋道立てて理論的、論理的に理解しなきゃならない、そういう知識が必要となるから、当然もっと勉強するようになる、それはそのとおりだと思います。  そこで、現時点で、短答式に加えて論文式で、法...全文を見る
○甘利国務大臣 先ほどの質問とも関連しますけれども、アメリカが中国を知財違反ということでWTO提訴をしました。そのときに、日本にもいわばその共同提訴をしてほしいという働きかけがありました。我が方は、検討した結果、第三国参加ということにしたわけであります。  これは、なぜそうした...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業が知財をてこに競争力を高めていく、あるいは海外進出をしていく、このためにてこになりやすいような環境整備を整えるということは、御指摘のように、極めて大事なことであります。  権利をスピーディーに取得し、強力に保護し、活発に活用できる、創造、保護、活用の利便...全文を見る
○甘利国務大臣 総合的な件数で情報開示がされる。それ以外に、例えばこういう分野を取り扱っている件数、分野ごとに、専門性の問題、そして表示される。一定の順番は何らかの順番で公表しなきゃならないと思うのでありますが、そこが、件数ごとの案件で公表すると、多い順からくると、その多い方が、...全文を見る
○甘利国務大臣 長官から説明をさせていただきましたとおり、現行では、懲戒制度に戒告があっていきなり業務全面停止という、死刑になっちゃうわけでありますけれども、その間に、中間的な一部業務停止といういわば刑を設けるということにするわけであります。  これは、弁理士法というのは企業内...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
06月11日第166回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(甘利明君) 原子力施設の立地地域には、まず地元の皆さんの理解の促進が必要不可欠であります。そのために、国の広報事業の一環としてこれは青森に委託しているわけであります。何よりも核燃料サイクルの先進国とも言えるフランス等を、現場を実際に視察していただいて、現地で意見交換を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 県にですね、青森県に委託して行っていることでございます。
○国務大臣(甘利明君) ただいまの原子力発電所の臨界事故等トラブル隠しについての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも一層努力してまいる所存であります。
06月12日第166回国会 参議院 経済産業委員会 第17号
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○国務大臣(甘利明君) 北朝鮮からの輸入禁止措置というのは、北朝鮮が外貨を獲得する手段を封ずるということで、これは制裁としての効果、一定の効果があろうかと思いますが、しかし御指摘のように、第三国を迂回して物が入ってしまって、これを阻止できなかったらほとんど意味はないということにな...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほど来御審議をいただいておりますとおり、この制裁措置というものはあくまでも事態を解決する、打開をする手段でありまして、じゃ目的は何かといえば、御案内のとおり、核とかミサイル、これは国際社会への平和と安全に対する脅威でありますから、これを取り除いていく、そ...全文を見る
06月15日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○甘利国務大臣 まだ会期末まで一週間ありますが、今国会を振り返ってみますと、先生を初め与野党の委員の先生方の本当に熱心な御議論をいただきまして、提出案件、八法案ありましたが、おかげさまですべて成立をいたしました。  その八本の中には、経済成長戦略大綱関連の三法案、これは、日本の...全文を見る
○甘利国務大臣 今回のドイツ・ハイリゲンダム・サミットにおいて最大のテーマというのは、エネルギーと気候変動の問題でありました。  我が国は、安倍総理が、クールアース50、美しい星50という構想を既に発表しておりましたけれども、これを起点に各国間の合意形成をリードされたわけであり...全文を見る
○甘利国務大臣 違法行為に対しまして厳正な対処というのは当然のことでありますけれども、御指摘がありました官製談合防止法案における損害賠償の構成要件を、重過失とするかあるいは過失とするかという議論でありますが、この点につきましては、昨年の臨時国会において審議がされたというふうに承知...全文を見る
○甘利国務大臣 商務流通審議官から答弁させていただきましたとおりが事実でありますが、NOVAは消費者等からの苦情が近年かなりふえてまいりました。これは、多店舗展開をかなり無理をして行っているのかなと思われますが、それに従って優秀な外国人講師の確保がままならなかったのであろうと思い...全文を見る
○甘利国務大臣 私も、この件は新聞報道で知ったわけでありまして、中山さんの行動によって行政判断が変わってくるということはありませんし、今回の行政処分の結果を見ていただければそれは一目瞭然だと思っております。
○甘利国務大臣 御本人がどういう思いでそういう行動をとられたかというのは本人に聞いていただかないとわからないんですが、私個人は、うちの秘書には、事業者と同道するということは誤解を招きやすいから慎重にするようにと、私自身はそう言っておりますが、中山先生の御心配はどういう点であったか...全文を見る
○甘利国務大臣 特定商取引法を適切に運用し、厳正な行政処分を行っていくということは、消費者保護の視点から必要不可欠なものでありまして、今後とも、執行体制の強化をより一層図りつつ、悪質な事業者に対して厳正に対処してまいります。
○甘利国務大臣 近年、クレジットを利用した訪問販売等によりまして、特に高齢者に対する高額な被害が深刻化していると認識をしております。その場で現金を払う必要がないのでありますから、どうも口車に乗せられやすいという点はあろうかと思います。  そこで、これまで、特商法に基づいた悪質訪...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業全体に対する融資額、融資残高のうちの一割強が信用保証を利用されているわけでありますし、地域の中小企業にとっては頼みの綱になっているわけであります。それだけに、ただいま高木政務官から御答弁させていただきましたとおり、地域の実情とか地域の中小企業の実態をちゃん...全文を見る
○甘利国務大臣 御案内のとおり、現状、理事長、副理事長は経産省出身で、理事は、ジェトロプロパーが五名中三名、監事は、ジェトロプロパーと、非常勤では三井物産出身の民間であります。  先生おっしゃるように、ジェトロプロパーのモチベーションをしっかり保っていくということがとても大事で...全文を見る
○甘利国務大臣 これ以上必要か、それとも必要でないかという設問に対して、もうこれ以上はいいかなという方が逆転してふえたということであります。  その理由には、大型店の立地による交通渋滞とかあるいは交通事故の心配、自分たちの住環境が変わる、生活環境が変わるということ、それから中心...全文を見る
○甘利国務大臣 大型店の問題は、遠くさかのぼっていきますと、ピンポイントで一店ごとに許可をするかしないかという縛りをかけていた大店法の時代に、それは極めてアンフェアだといういわば通商摩擦になっていって、そこで、環境という視点から大型店に対して対応を求めるという大店立地法に変わった...全文を見る
08月07日第167回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○甘利国務大臣 まず、改めて、新潟県中越沖地震でお亡くなりになった方々の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、おけがをされた方、避難所等で不自由な生活を送っておられる皆様、さらには、被災された事業者の皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。  最初に、地震による東京電力柏崎...全文を見る
10月04日第168回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(甘利明君) 太田議員から中小企業対策についてのお尋ねがありました。  景況感の回復におくれが見られる中小・小規模企業の活性化は、緊急に取り組むべき最も重要な政策課題の一つであると認識をいたしております。  厳しい状況の中にありながら頑張っておられる中小企業の方々の...全文を見る
10月09日第168回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○甘利国務大臣 余剰資金と投資先をつないでいくのがファンドの役割でありますが、願わくは、その投資先が投機ではなくて実体経済と結びついている投資であればベストである。しかも、ふだんなかなかその資金が回りづらいところに回してくれる役目をファンドがやってくれればいいと思います。例えば、...全文を見る
○甘利国務大臣 最大級の電源でありますし、首都圏に供給をしている大事な供給地点でありますから、一刻も早く復旧させなければならないと思っておりますが、安全確認が大前提でございます。これをしっかり丁寧に今やっているところでございまして、もう間もなく炉の内部の点検に入るわけであります。...全文を見る
○甘利国務大臣 総理から答弁がありましたように、中小企業自身が、その生産性向上のためにIT化を図る等々の支援、あるいは事業承継にかかわる今後の支援、大事な課題としてこれからも取り組んでまいります。  大企業と中小企業の関係、下請取引の適正化に関しましては、三月に私自身が経団連の...全文を見る
○甘利国務大臣 上田委員には、今日まで経済産業委員長として大所高所から下請取引の適正化についていろいろとアドバイスもいただいてきておるところでございます。そうしたことを踏まえまして、御提言にありますような相談の窓口、あるいはあっせんをするある種第三者機関といいますか、そういうもの...全文を見る
○甘利国務大臣 先般、赤羽先生、公明党部会長からお申し入れをいただきまして、全国の信用保証協会それから経済産業局等に相談窓口を設置させていただいたわけであります。  もともと、この責任共有制度の趣旨はおっしゃったような趣旨で、金融機関に本来の機能を果たしてもらう、貸したら貸しっ...全文を見る
10月10日第168回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○甘利国務大臣 とにかく、日本が約束をしたことを全力で実行するということであります。現状の目達計画を全力で仕上げたとしても、恐らく一・五パーから二・七パーぐらいまだ足りないと思います。それで、それを上積みして、死に物狂いで達成する。  環境税についてはいろいろな議論がありまして...全文を見る
10月12日第168回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○甘利国務大臣 低迷している経済から成長経済に移行する際に、全体がきれいに底上げできれば一番いいんですが、伸びるところから先に伸ばしていくということがありますから、一時的にばねが伸びるように、利益を上げるところはいきなり上げていく、取り残されているところは取り残されていく、これが...全文を見る
10月15日第168回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(甘利明君) 景気が立ち上がっていくときにはまず大企業から立ち上がって、その後中小企業が追随をすると。ただし、今回の景気回復を見ていますと、今の委員のグラフにも示されているとおり、利益率の格差がなかなか縮まっていきません。  それには幾つかの原因があろうかと思います。...全文を見る
10月16日第168回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) 経済産業省と環境省は産構審と中環審の合同審議を行っておりまして、かつてないくらいこの地球温暖化対策に対して協力体制はしいております。ただ、その中で、今御指摘の次官発言でありますけれども、環境税に関してですね、これ、環境税というのは検討課題の一つとして議論を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いやいやいやいや、うまくいかなかった点ですよ。点というのは、みんなに呼び掛けたけれども、参加したのは三割の人で、つまり逆に言えば、三割の国で、三割のメンバーで、逆に言えば七割はそんなの関係ないということになっちゃうと、それじゃまずいと。だから、次の枠組みは...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 全力を挙げて達成しなきゃならぬと思っています。
○国務大臣(甘利明君) 太陽光の技術は日本は世界に冠たるものがあると思います。確かにおっしゃるようにドイツに近年抜かれました。これは、ドイツは補助政策が加速をさしていると。買入れ価格を一キロワット……
○国務大臣(甘利明君) これは補助金がべらぼうに、固定で二十年間払うんですね。それについてどう思うかということなんです。
○国務大臣(甘利明君) だから、それはそういう原因で抜かれているということなんです。七十五円ぐらい払っています、日本は二十三円ですから。これは、市場原理でちゃんといくということが大事ですから、無理やりにそういう原理をはるかに超えた金額で買い取るということについては、当然その技術開...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 当初は半分ぐらい補助していました。それは、半分補助すれば残りの半分は二十年間ぐらい電気料金と換算すると相殺ができるということで導入が進むと。近年は極めて安くなりました。電気料で換算すると十分に導入するメリットがあるというふうに判断をしたからであります。
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、二〇一〇年度に原油換算で千九百十万キロリットルを達成をするということになっております。現状は千百五十万でありますから、かなり頑張らなければならないわけであります。  これには、技術開発だとか導入支援、それから太陽光発電の実証実験、あるいは...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原子力発電所は、エネルギーのセキュリティー、それから地球温暖化への対応、この二つを満たしてくれる、日本にとって、日本以外にとってもそうですが、救世主のような存在でありますが、委員御指摘のとおり、その推進には安全、安心が大前提、これは言うまでもありません。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 耐震指針、旧指針に基づいて設計、施工されております。設計値と実際の安全度合いというのはかなり余力がありました。先ほど申し上げましたように、基本的な安全の三要素は今回の想定をはるかに超えるものの更に三倍から八倍の強度があるということが確認をされているわけであ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 従来考え得る知見を基に調査をし、それに基づき耐震設計をしたわけであります。現実問題としては、その上限を更に超える基本的な強度はあったわけであります。そういうふうに造られていました。さらに、新指針では一番最近の知見を加味せよということになっております。過去に...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 大事なことは、炉、原子炉、格納容器、建屋、これがしっかりと地震に耐え得るということが大事なんであります。  今、わずかな傾斜というお話がありました。四千七百分の一であります。つまり、四十七メーターの長さを取ってみて一センチのずれがあるということで、傾きが...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原子力発電所が受けた影響について、経済産業省として原因を徹底的に調査をして、必要な対策について検討していくことが重要であるということを当然考えているわけであります。そこで、この中越沖地震における原子力施設に関する調査・対策委員...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今は専門家による厳格な調査を行っているところであります。その調査結果を見守りたいと思っております。
○国務大臣(甘利明君) 我が国の英知を集めてその安全の確認を行っているところであります。まだ結論が、その結論が出てない時点で軽々に私からの発言は控えたいと思っております。
○国務大臣(甘利明君) 今からある結果を前提に発言をするということは控えたいと思います。これは我が国の原子力政策について重要な課題でありますし、安全を大前提ということで今綿密な調査をしておるところであります。その具体的な結果が出た時点でコメントをしたいと思います。
○国務大臣(甘利明君) まず、情報公開でありますけれども、冒頭から申し上げておりますとおり、原発というのは、国民の安心と安全の下に国民の理解を前提とするものであります。徹底した情報の公開が必要であると認識をしております。  今回の地震に係る諸データにつきましても、こうした基本認...全文を見る
10月17日第168回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(甘利明君) 相続に関して大企業と中小企業の違いを述べますと、お話にありましたように、中小企業の場合は経営者の相続が正に企業の存続と直接かかわってしまうと。その理由は、もう既にお話にありましたように、事業用資産の多くが経営者の個人資産であると。でありますから、相続が発生...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、負債総額は減っておりますけれども、件数がここへ来て若干また増えております。ということは小規模倒産が増えている、小規模企業の倒産が増えているということであります。これは、開廃業率と相まって日本の企業総数自身がまだ減っていくということであります...全文を見る
10月18日第168回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○国務大臣(甘利明君) おはようございます。  第百六十八回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政を取り巻く内外の諸課題の認識及び取組につきまして申し述べさしていただきます。  現在、我が国経済は民需主導の成長を続け、戦後最長の景気拡大を享受しておりま...全文を見る
10月19日第168回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○甘利国務大臣 第百六十八回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政を取り巻く内外の諸課題の認識及び取り組みにつきまして申し述べさせていただきます。  現在、我が国経済は、民需主導の成長を続け、戦後最長の景気拡大を享受しておりますが、一方で、中小企業や一部...全文を見る
10月23日第168回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) 国会開会中にもかかわらず、総理が突然の辞任をされまして、その結果、何週間かの国会に空白をつくってしまったということに関しましては、内閣の一員、そして与党の一員として深くおわびを申し上げます。  参議院選の結果をどう受け止めるかということでありますが、私も...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、中小企業はその雇用の七割を支える、事業所数で言えば九九%が中小企業であります。大企業がいかに高収益を上げようと、サポーティングインダストリーたる中小企業の存在がなければこれは成り立たないわけであります。大企業の好況は中小企業の頑張りに支えら...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 経済産業大臣だから言うんではなくて、これは日本の政治家として確信を持っておりますことは、いかなる場合でも経済成長がなければすべては水泡に帰してしまうということであります。つまり、日本が抱えている課題というのは、財政再建は待ったなしで、先進国中最悪の債務残高...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日本が先進国中最悪の財政状況にあるということはほぼ共通認識だと思います。それを、つまり現役世代が享受したそのツケを我々の子や孫の世代に払わせるということは極力、将来の世代へのツケ回しは少なくしていくというのが今の世代の責任だというふうに思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 閣議決定は、その決定が更なる閣議決定で変更されない限り、内閣としては遵守すべきものというふうに考えております。
○国務大臣(甘利明君) 昨年十二月の閣議決定があるわけであります。内閣の一員である以上、この閣議決定に当然その決定をされているわけでありますから拘束をされるわけであります。  この真に必要な道路整備は計画的に進めることとし、十九年中に今後の具体的な道路整備の姿を示した中期的な計...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 既にある閣議決定を変更する際には、閣内あるいは政府内でいろいろな議論が必要だというふうに思っておりますし、その議論の結果閣議決定が変更される際には、その議論を踏まえて変更がなされるものと思います。  私自身、この道路財源、その問題について、一部オーバーフ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のように、本則税率があって、暫定税率がそれに乗っかっているわけであります。ほぼ同額近い上乗せだったというふうに記憶をしておりますが、暫定というのはいつかやめるということが暫定の日本語的な意味なんだと思います。私自身が党の商工部会の時点で、税制調査会で...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 影響の深刻さにかんがみ再調査を指示したわけであります。速やかな調査の後に、我が省として取り得る選択肢、あるいは政府として取り得る選択肢をいろいろ掲げて問題提起をしていきたいというふうに思っております。  私一人でできることではありませんし、政策全体の整合...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今回御指摘の事件につきましては、一つはマニュアルがきちっと整備をされて、それに対応するような対処方ができていなかったと。それから、もう一つはコンプライアンスの問題だと思います。こういう危険にかかわる情報はきちんと関係者が共有をして、しかるべき対処が適切に行...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私、昨年九月に就任をしましてすぐ、電力施設のデータ改ざんや隠ぺいの事案がありまして、十月三十一日付けにすべての電力会社に対して、このデータ改ざんとか隠ぺい体質の洗い出しと抜本的対処の仕方を直ちに要請しました。その要請している当事者の役所がそういうことであっ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 経済産業政策は、すべからく国民、消費者の安全、安心が推進の前提であります。御指摘のとおりであります。  関係者の処分につきましては、検証を第三者委員会にしていただきまして、その結果でしかるべく対処をしていきたいと思っております。  それから、大変にこの...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、日本は経済大国だと胸を張っていても、国別比較でいえば世界第二位でありますけれども、パーヘッド、一人当たりでいきますと極めて劣後するようになってしまったわけであります。これから一人当たりGDPをしっかりと引き上げていかないと、先ほど申し上げま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 国際的にCDMという手法があります。途上国の効率の悪い設備を効率のいいものに入れ替えて、その入れ替える前に出していたCO2量と入れ替えた後出すCO2量の差を自国で減らしたものとみなして買ってくるという仕組みであります。  国際的にできるのであるならば国内...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 正に、あつものに懲りてなますを吹く状態に新興市場がなってしまっております。もちろん、事件が起きたことも起きたことなんですが、上場条件を極めて厳しくして上場できないようになってしまっていると。  もちろん、単に緩めればいいということではありませんが、情報開...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) アメリカとかEU、いわゆる大市場域に対するEPAを相当真剣に考えなきゃならない時期になっています。  アメリカの場合はEUと比べてまだ関税率が低いと。それから、日・メキシコのEPAが成り立っていますから、メキシコを基軸に展開できる余地はまだあると。しかし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) センシティブ品目が存在する国との間のFTA、EPA交渉の際には、当該国と連携を取って、モデルを回して影響評価というのはよくするんでありますが、すべてで行っているわけではありませんし、御指摘のとおり、韓国に比べるとその深掘りの仕方はまだかなり浅いと思います。...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私も農水大臣と連携を取りながらWTO交渉やEPA交渉をやっておるわけであります。  その中で、国内補助がどこまでできるか、御提案の民主党さんの補助金についてまだ詳細が明らかでないのでどこまでが対応できるかという計算は完全にはしていないんですが、WTO上は...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今取り組むべき喫緊の課題に格差是正があります。御指摘の大企業と中小企業の格差、都市と地方の格差、これが努力をしても回復できないという状況が定着をしてしまいますと、正に日本全体の活力の減衰になってしまうわけであります。  中小企業に成長の果実の均てんがない...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 不動産等、担保力の弱い中小企業にいかに適切に必要な資金を流していくかということは、中小企業政策にとって極めて大事なことであります。  御指摘のとおりでありまして、本年八月から、全国の信用保証協会におきまして、流動資産担保融資保証制度というのを開始をいたし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 確かに租税特別措置、租特というのは物すごくたくさんありまして、私も産業税制をずっとやってきましたけれども、全部頭に入っているかどうかよく分かりません。利用する中小企業者も、どれが自分のところで使えるのかというのを全部把握していないと思います。これは、私は、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 大企業と比べて中小企業がいろんな面で競争力が弱いわけであります。しかし、中小企業がなければ地域経済も大企業も成り立っていかないと。そういうところで、中小企業の弱さをカバーするためにいろんな施策があると。金融政策や税制政策もあります。そういった中で、法人税に...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) たしかこの「いろどり」って、テレビでやっていましたですね。私、見た記憶がありまして、なるほどと思いました。こういったコミュニティービジネスが、地域の雇用と連帯を支えていく、その地域コミュニティーを正に形成していく中核になろうというふうに思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) オイルショックがありまして、その後にはもう何が何でも政府が前へ出て石油の調達をしなければと、時に土下座外交とやゆされたこともありましたけれども、政府が前へ出てかなり取組を進めました。しかし、その後、市況が安定をしまして原油価格が随分と低迷をする時期がありま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 石油公団を解体をしましたときに、和製メジャーという話がありました。いつの日かメジャークラスの石油開発会社を日本にもという夢を見たわけでありますが、現状は御指摘のとおり、規模でいって十分の一、スーパーメジャーの利益額にも取扱量が、売上げが該当しないというぐら...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原子力はエネルギーセキュリティーとそれから地球温暖化防止に貢献できる極めて大事な電源であります。ただし、その推進には安全、そして更に加えて安心の絶対的構築が前提条件であります。  今回の中越沖地震で学ぶことがたくさんありました。  まず安全面でいいまし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) FTA、EPA交渉がなぜ大事かということは釈迦に説法だとは思いますが、日本の国内だけでの商売は、人口が減っていく、消費人口が減っていくわけでありますから、だんだん商売の規模が縮小していってしまうわけであります。でありますから、外に向けて日本と同じ条件で商売...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) とかくに日本の金融機関は、晴れている日に無理やり傘を押し付けて賃貸料を取ると、雨の日に必要な傘を頼もうとすると貸さないと、あるいは、金持ちにみんな貸しちゃって全部出払ってしまいました、傘がありませんというような回答が往々にしてあるということをよく中小企業関...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御案内のとおり、今年からJAPAN国際コンテンツフェスティバルというふうに銘打ちまして、日本が誇るコンテンツを四十日間に集結をいたしました。スターティングは東京ゲームショウでありまして、今クロージングの最中ですが、クロージングは東京国際映画祭であります。映...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日本経済は堅調と一口に言われていますけれども、課題は多々あるんでございまして、それは今日のこの委員会でも各委員から指摘をされているところであります。それほど足腰が強くない、低成長が長いこと続いている、これをもっと高い目標に持っていけるように、あるいは一人当...全文を見る
10月24日第168回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○甘利国務大臣 御指摘のように、今回の景気回復は、長さでは最長でありますが厚みがないということと、それから、地域間、企業間の格差がかなりあるということであります。  地域間格差を有効求人倍率ではかってみますと、愛知県が一・九九に対して、沖縄は〇・四四、四、五倍の差があるというこ...全文を見る
○甘利国務大臣 一口に中小企業と言いますと、四百三十万社と言われています。製造業でいえば、従業員規模三百人以下でありますが。しかし、この四百三十万のうち、実は大部分が小規模企業、製造業でいえば二十人以下ですね、これが三百八十万ですから、中小企業というのは大部分が小規模企業なんだと...全文を見る
○甘利国務大臣 経済産業省、中小企業庁といたしましても、会議所や商工会に対してきめ細かな対応を要請しているわけでありますし、それ以外に、中小機構の中にもいろいろな相談窓口を設ける等、考え得るツールを最大限使って、施策がきちんと中小企業者、なかんずく小規模事業者に届くように努力をし...全文を見る
○甘利国務大臣 大手の企業は、バブル時の収益をさらに更新しているというような報道があるわけであります。一方で中小企業は、このところ営業利益が圧縮をされてきている。その原因は、原油・原材料高が転嫁できない、あるいは、仕事量はふえても発注単価が上がらないということで人をふやす、その人...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業にとりましては、大企業と違って、経営者の相続が事業の存続と極めて深い関係にあるわけであります。でありますから、事業が継続をしていくということが相続によって遮断されないように、しっかりとした政策的配慮が必要であります。  谷本先生御自身が中心的な人物のお一...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、改正貸金業法では、いわゆる消費者金融に関しまして、年間の収入総額、給与総額の三分の一を超える与信の禁止という内容が成立をしたわけであります。クレジットの場合、そっくりそのまま適用できるかというと、実際に物が残るわけでありますから、そっくりそのままと...全文を見る
○甘利国務大臣 日本はものづくりの国でありますけれども、そういうものづくりの中でも製造業全体への波及効果の高いものを高信頼性産業と呼んでおります。次世代原子炉でありますとか、ただいま御指摘の次世代航空機であります。その理由は、おっしゃいますように、部品点数が多い、部品産業の革新に...全文を見る
○甘利国務大臣 全体の景況感、政府の認識としては、引き続き景気は拡大基調にあるということになっております。  ただ、私自身も先生が抱いておられるような危機感を実は持っておりまして、サブプライム問題を中心にアメリカの景気が減速をしている。あるいは、国内、足元を見ますと、建築基準の...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃいますように、責任共有制度というのは何の責任を共有するかというと、もちろん返済の責任を共有するということもありますけれども、金融機関に本来業務に目覚めてほしい、つまり、本来業務というのは、貸し手責任ですから、お金を貸した企業がきちんと健全に業を続けて育って...全文を見る
○甘利国務大臣 極めて遺憾に思っております。  この報道に接しまして、すぐ、直ちに、午前中か昼過ぎだったか、ちょっと時間帯は忘れましたが、関係者を緊急招集いたしまして、私から何点かの指示をいたしました。  その一つは、もちろんコンプライアンスについてであります。それから、受け...全文を見る
○甘利国務大臣 処分をすると言った人間が処分の対象になるようでは余り話にならないことでありますし、説得力もなくなるわけであります。  コンプライアンスを含めた今回の問題がどこにあるのか、客観的な目で、もちろん専門家を交えてしっかり検証したいと思っております。数人で構成する第三者...全文を見る
○甘利国務大臣 微生物の保管、管理に関しては、一つは、例えばワクチンをつくる等々、病気への対策についてという分野が一つあると思います。もう一つは、今御指摘のバイオ特許、知財にかかわる申請に関してその保管をどうするかということ。  これは私、おっしゃるように日本はレベル2までしか...全文を見る
○甘利国務大臣 この経済産業委員会の関係者を中心に、我々が抱いているいら立ちというのは、上がってくる数字と体感温度の差が漠然とした不安になっているんだというふうに思います。  御指摘のボーナスが三年ぶりにマイナスになった、そして支払い給与総額がなかなか上がってこないということと...全文を見る
○甘利国務大臣 WTI、ウエスト・テキサス・インターミディエートが九十ドルを超えた、これは私は、必ずしも実体経済を反映していない、ということは、何を反映しているかというと、投機的要因が随分入っているというふうに思います。しかも、投機的要因が、オイルマネーがオイルを高くするという側...全文を見る
○甘利国務大臣 石油元売、確かに利益は上げていますけれども、利益率でいえば三%ちょっとだと思います。日本の製造業の平均が七パー強でありますから、それと比べても低い。しかも、その流通に関しては利益は上がっていない。上流開発ですね。日本は上流開発が弱いものですから、そう利益がない。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 前回はたしか七十ドルを超えたときに影響調査をさせました。ここで私はこの異常高に直面して、どういう影響が、家計もそうでありますが、中小企業を中心にあるかというのを緊急調査をさせております。それへの処方せんが、我が方でとれる手段というのは限られていますけれども、どうい...全文を見る
○甘利国務大臣 これは、結構深刻だと私は思います。というのは、住宅建設から、特にピアチェックの大規模なものがみんなとまっています。これは、工場建設なんというのはやはりこれにかかわるわけでありまして、そうしますと、これは設備投資です、つまり、住宅建設という視野から、設備投資にまでそ...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、経済界のみならず法曹界からも、まさに先ほどの言葉でありますが、検事が裁判官を兼ねるようなもの、経済憲法を所管するところであるならば、より公正性が保たれるような対応にすべきではないかという声が多いと思います。  我が省としても、そういう考え方であり...全文を見る
○甘利国務大臣 来年の洞爺湖サミットでありますけれども、日本側としては恐らく、温暖化の問題、これはいよいよポスト京都に向けて議論が本格化してくるわけでありますから、この問題とか、それから、TICAD4を控えていますから、アフリカ開発、あるいは核不拡散、そういうものが日本側として考...全文を見る
○甘利国務大臣 ございます。
○甘利国務大臣 WTOの主要国会議が開かれました。そこでWTOドーハ・ラウンド交渉が頓挫したのを立ち上げるいわばきっかけになった会合だったと思いますし、あわせて、別のセッションでパネラーの一人として御招待をいただきました。その種の会議があちこちで開かれていたようでありますし、今や...全文を見る
○甘利国務大臣 先生の御認識のような形に次第になってきていると思います。  年明けですぐたちまちの極めて大きな会議でありますし、サミットに向けてのいわばのろしを上げるような役割を次第に果たしてきているということでありまして、民間、シュワブさんが立ち上げてここまでにされた会議であ...全文を見る
○甘利国務大臣 世界じゅうが次第にそうなってきていると思いますし、日本はまだこのダボス会議をどううまく活用していくかという認識は若干浅かったのかなとも思いますが、次第にそういう認識になってきておりますので、ここで、年明けの会議ですから、その一年の世界が取り組む主要テーマの方向づけ...全文を見る
○甘利国務大臣 過去の例を見ますと、ダボス会議で取り上げた主要テーマがそのままサミットの主要テーマになるケースが多い。逆に考えれば、サミットで取り上げたいテーマは早くから仕掛けをしておく、そういう場にもなるわけだと思います。  世界の政界、経済界、学界の識者が集まる場であります...全文を見る
○甘利国務大臣 なぜスイスとEPAをやるかというと、ヨーロッパの真ん中にあって拠点になり得るということと、センシティブ品目がお互いにそうないということでスムーズにいくという両方の点があるわけであります。  今作業を進めておりますけれども、加速をして来年の一月までに間に合うかどう...全文を見る
○甘利国務大臣 世界経済フォーラムがこれほど国際社会に影響力のある会議を主催するようになった。冬はダボスで開催をし、夏あるいは秋の開催を日本に引っ張ってくる、これはなかなか魅力的なことだと思います。それと同時に、世界経済フォーラムの国際会議的なものを日本で、ダボス会議に匹敵するよ...全文を見る
○甘利国務大臣 私個人は極めてその意義、有用性を理解しているつもりであります。  政府全体として、どこが一番音頭をとって全体をまとめるか、あるいは、民間それから学者も加わることでありますから、少し検討してみたいと思っております。
○甘利国務大臣 規格、国際標準、グローバルスタンダード、私はもう随分前から、国際標準化について日本がもっと乗り込んでいって影響力を発揮しなければだめだということをずっと言い続けてきまして、幸い大臣になったものでありますから、すぐにこの問題の会議を立ち上げたわけであります。  国...全文を見る
○甘利国務大臣 先ほど中野副大臣から答弁がありましたように、日本がどうやってリーダーシップを発揮していくか、それについて、省内を含めていろいろと検討していきたいというふうに思っております。
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、現状では、これから払う分についてはそれは払わなくていい、しかし、払った分についての対処が適切にできておりません。その際、消費者にとって負担の重い制度であってはならないわけでありまして、つまり、立証責任を消費者の方が負えとか、そういう過大な負担があっ...全文を見る
○甘利国務大臣 国交省から答弁がありましたとおり、これは地元自治体の同意がなければできない話ですから、許可はおりないんですね。おりないのに申請を受理したのか、それとも黙って置いていっちゃったのかよくわかりませんが、いずれにしても、これはおりませんから。  基本的には、自治体のま...全文を見る
○甘利国務大臣 すべてのプラントに地震計がついているわけではない、それは御指摘のとおりであります。ただし、すべてのプラントに感知器はついているわけであります。  大事なことは、地震が来たときに安全に原子炉が停止をする。とめる、冷やす、閉じ込めるという機能が発揮されるということが...全文を見る
○甘利国務大臣 専門家の検討結果も、恐らくそういう方向になるんじゃないかと思います。
10月26日第168回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○甘利国務大臣 まず、消費生活用製品安全法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  昨今、消費者が日常生活で用いる一部の製品について、長期間の使用に伴う経年劣化による重大な事故が発生しており、消費者の安全、安心を確保するためには、こうした...全文を見る
10月31日第168回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○甘利国務大臣 製品の経年劣化による事故をどう未然に防止していくかというのは、我々にとってのいわば長年の懸案事項でありました。今回、世界に先駆けて法改正をするわけであります。恐らく、私の知る限り、世界じゅうで経年劣化に対する法整備がきちんとできているという国はまだないんだというふ...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、処理が二つのルートになってしまう。つまり、お話のとおり、消費者が買って持ってきてそのまま行政のルートに乗せると一般廃棄物で、これは容リ法の対象として分別回収されて、そういうルートに乗っかっていく。ところが、小売事業者に持っていってくれと言うと、これ...全文を見る
○甘利国務大臣 ばらつきのある、特に財政力指数の厳しいところの地域をどうやって底上げしていくかというのは、喫緊の課題であります。十月の五日に大臣特命プロジェクトチームを設置いたしまして、私が陣頭指揮に立って、十一月中を目途に地域経済再生の施策のパッケージを取りまとめるべく、今検討...全文を見る
○甘利国務大臣 電安法の新法と旧法で、新法では出荷時全品検査をするという義務が課せられる、旧法ではそれがなかったものでありますから、それに該当することをせよと。  実は、中古品というものが、メーカーの在庫部分を対象として想定していたところ、それ以上に中古品流通の方がむしろ重大な...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、事故の発生確率というのは、高齢者であるとか単身赴任世帯で多いという数字が出ております。  そこで、何よりも表示にはわかりやすい、注意を喚起しやすいような工夫が必要だというふうに思っておりますし、単に表示するだけではなくて、政府や地方自治体を通じた...全文を見る
○甘利国務大臣 昨年成立をさせていただいた消費生活用製品安全法の改正案でありますけれども、これは重大製品事故の報告、それから公表制度の創設をしたわけであります。  ただ、私どもがずっと思い悩んでいたというか抱えていた課題の一つに、経年劣化にどう対応するかという課題がありました。...全文を見る
○甘利国務大臣 いわゆる今回の法改正に伴うどたばた劇は、幾つかの配慮すべき点への配慮を怠ったという点があると思うんですね。  一つは、新法、旧法の技術基準、安全にかかわる基準に相違がないということの確認がおくれたということと、それから、PSEについて、メーカーが在庫をはいていく...全文を見る
○甘利国務大臣 そういう制度があるとは承知しておりません。
○甘利国務大臣 このところ、行革論議の中で、ともすれば役人のモチベーションが下がるような議論ばかりが先行しているという指摘もよくいただくわけであります。やはり、優秀な人材を集めている以上、その優秀な人材が能力を一二〇%発揮して国家国民のために貢献をしてくれるということが大事であり...全文を見る
○甘利国務大臣 我が省に入省してくる役人の多くはだと思うんですが、民間企業も受かって、そっちの方がうんと待遇がいい、しかし、それをけってMETIに入ってくる。それは、やはり志の高さといいますか、自分がいろいろ政策を提案して、それによって日本をいい方向に少しでも持っていく、そういう...全文を見る
○甘利国務大臣 原油価格の上昇でガソリンや灯油、あるいはこれで電気料金やガス料金が改定をされると、家計負担が上がっていくわけであります。まだ立ち行かなくなるというほどの深刻な影響は与えておりませんけれども、しかし、じわじわと家計を圧迫しているということは現実の問題であります。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 原油がバレル九十ドルを超えると、普通は代替エネルギー開発がもっと進んでいいはずなんですけれども、それが進んでいかないんですね、コストは合うはずなのに。ということは、まだ市場が高値でずっと張りつくということの認識はしていないのかなという点も一つあります。ただ、中東情...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘がありましたとおり、エネルギー価格と原材料価格の転嫁がスムースにできているかと調査をいたしますと、大企業は、全部とは言いませんけれども、比較的できているという回答でありますが、中小企業はその大宗はできていない、ですから、つまり自分でかぶっているわけです。これ...全文を見る
○甘利国務大臣 今や、電気製品に限らず、例えば食料品も含めて、安全というのが販売をする際の競争力の要因の一つになっているわけであります。  でありますから、日本のものは安全であるということが、これは消費者にとって購買意欲をそそるということになるわけでありますから、日本は国内でこ...全文を見る
○甘利国務大臣 IT人材をどう育成していくかということは、我が国の国際競争力、そしてGDPをしっかり確保していく上で極めて重要な問題でありまして、このIT人材の育成に関しては、今官民一体となって取り組んでいるところでございます。なかなか量的には中国やインドにはとてもかなわないとは...全文を見る
○甘利国務大臣 レアメタルは、レアであるから確かに希少でありまして、レアメタルというのは日本語なんですね、あれは。日本語の造語なんだそうでありまして、きのう、南アフリカの資源大臣と話していましたら、レアメタル、希少金属のことをプレシャス・グループ・メタルという表現をしていまして、...全文を見る
○甘利国務大臣 我が国のいわゆる宝石産業、需要の低迷、それから原材料高で全体の売り上げが半分以下になっている。従来から、展示会の開催への助成とかブランド育成支援策は行ってきましたけれども、地域資源法がさきの国会で成立をしまして、今、山梨では既に宝石を地域資源として指定されているわ...全文を見る
○甘利国務大臣 経年劣化する製品に対して消費者安全を図っていくということで、抜本的な対策はまさに世界に先駆けてこの法律が規定をするところであります。  そこで、Sランク、Aランクというのですか、特別に注意を喚起しなければならないもの、それからAランクは一般的な注意喚起を要請する...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま答弁させていただきましたとおり、省内でその必要性を踏まえてしっかりと検討してみたいと思っております。
○甘利国務大臣 おっしゃいますように、経年劣化というのは経年しないと起きないわけでありますから、これから新品に対していろいろな対処方針を定めるというのは、これが経年した後のことを考えて、それよりも既販品について気をつけなきゃならない。それで、この既販品についてどこまで義務を課すこ...全文を見る
○甘利国務大臣 今回のことに関する懸念については先生が以前から随分指摘をされていたということを私も聞きました。まさにそういう点、御指摘の点が極めて適切であったという部分があるんだと思います。  電安法ですが、旧法と新法、技術基準は同一でありますけれども、安全性が同等であるかどう...全文を見る
○甘利国務大臣 法律を改正する際に、我が省の法律施行に至るまでの対応に適切さを欠いた部分がありました。結果として随分どたばた劇になってしまいまして、中古事業者の方々には大変な御迷惑をおかけいたしました。謹んでおわびを申し上げます。
○甘利国務大臣 産構審に中古品を扱う事業者の方の意見が適切に反映されていないという先生初め関係者の御指摘をいただいて、産構審の製品安全小委員会に中古事業者の方、代表二名に入っていただいたわけであります。  ここでいろいろ議論を、検討を重ねていただいた中で、この製品安全小委員会か...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、事故には経年劣化による事故のほかに、設計上の問題とか、使用上の問題とか、御指摘の工事にかかわる問題、それによって事故が生じているケースがございます。  したがいまして、経年劣化対策以外に、使用上の注意を消費者に呼びかけるとか、あるいは適正な工事が...全文を見る
○甘利国務大臣 こうした設置工事にかかわる事業者、それに対する仕事を発注する当事者、ハウスメーカー等に対しまして、適切に法令に従ってそういう工事が行われるようにきちんと指導してまいります。
○甘利国務大臣 大変に重要な鋭い御指摘だと思います。  消費者は無防備であってもすべて行政が守るということではなくて、やはり消費者も賢い消費者になっていただかなければならないわけであります。この兼ね合いをどうするかというのは悩ましいところであります。  規制緩和に関しましては...全文を見る
○甘利国務大臣 通知を行うこと自身が注意喚起を促すわけでありますが、それ以外、業界団体の取り組みのPR、消費者に対する啓蒙の機会等々、いろいろな機会をとらえて、長く使っていればそれだけ事故の発生するリスクが高くなるという意識喚起を徹底していきたいというふうに思っております。
○甘利国務大臣 おっしゃいますとおり、かつては町の至るところにいわゆる電器屋さんがあって、もちろんそこで買うこともできますし、あるいはぐあいが悪いということで持ち込む、あるいは親切な人は来ていただいたりするわけであります。そういうネットワークがしっかりしていますと、今回の法改正の...全文を見る
○甘利国務大臣 身近なところに修理に出せる、あるいは場合によっては見に来てもらえるということがこの法の趣旨をしっかり実施していくために重要であります。地域の電器店等、身近なところに依頼できるようなところがあれば、そこと大型店が連携をとるということはぜひやってもらいたいと思いますが...全文を見る
○甘利国務大臣 過去のどたばたした対応で中古品販売事業者の方々に御迷惑をおかけした。この反省を踏まえて、今後のこの種の安全行政に関して、あるいはその体制をとっていくのに際して、中古品販売事業者の方々の意見をしっかりと織り込んでいくということが大事だと思っております。つまり、御迷惑...全文を見る
○甘利国務大臣 私から償いという話はしてはおりませんが、私自身がこの経済産業政策にかかわる責任者として現状で思っていることは、行政対応の適切さを欠いた部分、そのことによって迷惑をかけた、それをしっかりある種の糧として次の行政にしっかり生かしていくということが大事だというふうに思っ...全文を見る
○甘利国務大臣 実態の把握がまだ正確にできておりません。どういう被害をこうむられたのか、そして、我々として、中小企業政策、零細個人事業政策の中でどういう対応がなされ得るのか。いずれにしても、実態を把握することが先決だというふうに思っております。
○甘利国務大臣 新法と旧法の技術基準は同一である、よって安全性にも差異がないということを確認する作業をきちんとやって間に合わせておけばよかったんだと思います。それが確認できないものでありますから、やはり安全行政については、不安があれば安全を優先するという立場でああいう対応をとった...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、これら法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
○甘利国務大臣 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮からの貨物につき輸入承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、平成十八年十月九日の北朝鮮による核実験を実施した旨の発表...全文を見る
11月02日第168回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○甘利国務大臣 我が国といたしましては、これまでに、六者協議などの北朝鮮との対話の努力を続けるとともに、我が国独自の措置であります輸入禁止措置及び国際連携の取り組みである安保理決議に基づく奢侈品の輸出禁止措置などを実施してきております。  今般、北朝鮮は、寧辺の核施設の活動を停...全文を見る
○甘利国務大臣 国連決議に基づいて共同でやる制裁と、我が国独自のものとあるわけであります。  国連決議に基づいて行っている、大量破壊兵器の関連物は、これはもう核拡散を防止するという意味で当然のことですが、奢侈品につきましては、現状の態度を変えようとしない北朝鮮政府軍の幹部が、そ...全文を見る
○甘利国務大臣 安全保障に関して、貿易管理とか投資規制を若干間口を広めてきちっと対応していくというのは国際的な流れでもあると思いますが、おっしゃいますように、経済の発展、技術開発と安全保障とのすり合わせといいますか、これは慎重に見きわめていかなきゃならないと思います。  もちろ...全文を見る
○甘利国務大臣 世界にはたくさんの国家と民族があり、共存しているわけであります。それぞれの存在をしっかりとお互いが尊重するということが、国際社会、共存社会の中の前提であります。民族の歴史、文化、伝統に、あるいは国家の歴史、文化、伝統にお互い敬意を払うというところから、国際社会とい...全文を見る
○甘利国務大臣 御案内のとおり、我が国は、昨年十月から、北朝鮮が核実験を実施したとの発表を受けて、北朝鮮からの輸入の禁止措置等を実施してきたところでありますが、拉致問題について具体的な進展がないこと等、北朝鮮をめぐる諸般の事情を勘案し、今般、政府として輸入禁止措置等の延長を決定し...全文を見る
○甘利国務大臣 今日まで北朝鮮は、ミサイルを発射し、そして核実験を行ったと発表し、さらに拉致問題に対して、その後誠意ある対応がなされていない。もろもろが重なって、国際社会の制裁あるいは日本独自の制裁になっているわけであります。  この制裁は、もちろん対話と圧力でありますから話し...全文を見る
11月08日第168回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○国務大臣(甘利明君) まず、消費生活用製品安全法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  昨今、消費者が日常生活で用いる一部の製品について、長期間の使用に伴う経年劣化による重大な事故が発生しており、消費者の安全、安心を確保するためには、...全文を見る
11月13日第168回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○国務大臣(甘利明君) 今回の一連の騒動、御迷惑をお掛けをいたしましたが、反省点が何点かあると思います。  一つは、既にお話が出たとおり、中古品販売事業者に対して五年間の言わば猶予期間があったにもかかわらず周知徹底されていなかったということ、法をいよいよ施行する段階に、実行する...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 昨年御審議をいただいて成立をしました消安法の改正というのは、重大製品事故の報告・公表制度の創設でありました。これは、その制度を創設することによりまして、同様の事故が起きる再発とかあるいは事故の拡大を防止をするということでありましたが、長年の我々の課題という...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 製造事業者は、消費生活用製品をより安全なものを作っていくという永遠の努力が必要であります。同時に、消費者も言わば賢い消費者になっていかなければならないと思います。  先ほど来、フェールセーフという話が出ました。つまり、たとえ誤使用をしても事故が起きないよ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 改正法施行までの周知期間の間に中古販売事業者の方々に情報が的確に伝わっていませんでした。その結果、多大な御迷惑をお掛けをいたしました。さらに、併せて申し上げますれば、旧法と新法の技術基準が同じであるならば安全性能も同じだと、この結論が出るのに時間を要しまし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 物を作る方も使う方も、それぞれ安全文化について高い意識を持っていただくことだと思います。  作る方は、技術基準をクリアする、これは当たり前の話でありますが、より安全なもの、フェールセーフというお話も先ほど来ありますが、誤使用しても事故にならないという、安...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 製品安全の確保を図るためには、事業者それから国、消費者、三者が正に三位一体となって、まあ三位一体の印象がいい人と悪い人いらっしゃるようですが、三位一体となって製品安全文化を醸成していくということが大事なことでございます。  製造をする、輸入をする、販売を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 資源は有限でありますから、それを大事に保守点検をしながら長く使うということは大切な考え方だと思います。  もちろん、その一方で、例えばCO2対策のように、新しい製品は電気の消費量が少なくてCO2をそれだけ出さないと。ですから、地球温暖化の観点からはそうい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 蓄電池を使う物の進化というのは、正に電池の進化であるとよく言われます。携帯電話がその例でありまして、あれは電池を高性能化する、小型化するという歴史が携帯電話の発展の歴史の大宗を担っているというふうに言われます。  高エネルギーを凝縮していきますと、どうし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、これら法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(甘利明君) 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮からの貨物につき輸入承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、平成十八年十月九日の北朝鮮による核実験を実施した...全文を見る
12月04日第168回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○国務大臣(甘利明君) 私は、十一月十四日から二十二日まで南アフリカ共和国、ボツワナ共和国及びシンガポール共和国に出張し、各国政府関係者と会談を行うとともに、一連の閣僚会議に出席いたしました。  最初に、経済産業大臣として史上初めて訪問した南アフリカ共和国とボツワナ共和国への出...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、途上国が発展するに従ってありとあらゆる資源の消費量が増えております。そして、発展をしていくそれぞれの国は、正に国を挙げて総掛かりで資源の争奪戦にみんな参入しているわけであります。  日本は、どちらかといえば資源は市場調達というのが恐らく主...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今報告がありましたとおり、事実解明を正確に第三者委員会で識者を交えてやっております。その結果をしっかり見極めて、省としてどこにどう対応するかということを見定めたいというふうに思っております。
○国務大臣(甘利明君) 前回も本委員会でこの原油価格の上昇の国民生活への影響についてのお話がありましたときに、前回調査、そして直近の調査を行いますというお話をさせていただきました。  今般、十一月の二十七日発表しましたが、調査結果を発表いたしました。前回が八月七日に発表したもの...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 我が省の範囲でできること、それから省を超えてやらなければならないこと等々あると思います。今の先生のその福祉灯油券の話、一部自治体で行っているということも承知をいたしておりますが、政府全体として、どこが担当するか、いろいろ対応によって分かれると思いますが、政...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 国連の下にありますIPCC、つまり気候変動に関する政府間パネルの統合報告書、今後の地球温暖化対策のための様々な議論に科学的根拠を与える重要なものだというふうに評価をしております。  もちろん学者の中にはいろんな説を唱える方がいらっしゃいます。いらっしゃい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) バリでのCOP13に政府代表として出席するのは環境大臣でありますけれども、しかしエネルギーと環境というのは正にコインの裏表の関係にあります。そういう意味で極めてエネルギー政策を担当する私の責任は重いというふうに思っておりまして、私自身が政府代表ではありませ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 正におっしゃるとおりでありまして、先進国ではまずアメリカを巻き込む、途上国では中国、インドを巻き込むと。この三か国が参加できない枠組みは、どんな枠組みでも単なるきれい事にすぎないと私は思っているんであります。  そこで、アメリカとまず連携を取らせました。...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私も、地球環境に負荷を与えないエネルギーをどんどん推進をしていくということについてもう大賛成で、全く異論はありません。例えば、ドイツ等を見ますと、太陽光、風力の供給比率というのが相当伸びております。  ただし、申し上げておりますとおり、技術的な問題は克服...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いわゆる地域振興策と新エネの組合せについての御提言だと思います。地域独自のやり方の、バイオマスも含めた新エネの取組、それが地球環境にも貢献をするし、地域振興にも貢献をしていくというお話だと思います。  どういうスキームが妥当であるのか、あるいはその地域振...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この法律は、姉歯問題に端を発して、消費者、生活者の安心、安全を確保するという点からなされた改正でありますが、その施行の詳細については国交省の中で行われることでありまして、私どもが特に相談を受けたということではありません。  私は、この問題、施行が、あれは...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、今、海外から返還をされたガラス固化体について、六ケ所で保管をいただいているわけであります。これは、青森県それから六ケ所村と日本原燃との間で電気事業連合会の立会いの下に協定書が結ばれたわけでありまして、平成七年から順次貯蔵されているわけであり...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原子力発電というのはエネルギーセキュリティーのみならず、昨今は地球環境保全という視点からも注目をされておりますし、世界じゅうで一斉に向こう二、三十年間の間に百数十基が新設をされるという予測もあるわけであります。そこで、一番大事なことはこの平和利用が貫徹され...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今までは、伸びるところは伸ばして、付いてこれないところをどう補完するかというやり方だったと思います。これは、大企業と中小企業の関係も、都市と地方の関係も、どうやって底上げをするかということだったんですが、これからはコラボレーションというか連携でシナジー効果...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 経産省は他省からおじゃま虫官庁とかよく言われて、人の領域にすぐ踏み出してくると言われるんですが、ここは誤解ないようにお互いに領分を越えたいと思います。  その第一歩は売る方と作る方をつなげていくという作業があります。更に進めると、農林水産業の産業革命を起...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先般、日・ASEANの経済閣僚会議で日・ASEAN・EPAについて妥結を確認をしたわけであります。あわせて、ERIAと呼んでおりますけれども、東アジア地域の経済研究拠点、共有の経済研究拠点というものの設置が暫定的な場所も含めて決定をいたしました。  日・...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 南アの大統領ともボツワナの大統領とも会見をいたしましたし、両国の重要閣僚と突っ込んだ話合いもバイ会談でしてまいりました。  そのときに私が申し上げたのは、戦後六十年で世界がアフリカに投じたODAの総額とアジアに投じたODAの総額は一緒ですと。ただし、結果...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原油の異常な高値を付けている原因については、先ほど長官からも説明があったとおりであります。実需がタイトになっているということと、それから、いわゆる投機のお金が石油市場に流れ込んできている、あるいは地政学的なリスクが高まっているというような原因が言われている...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) おっしゃるように、各国とも国を挙げて、正に国益を懸けて争奪戦に参画をしております。まだレアメタルほど偏在ではない石油の権益確保ですら、石油メジャーがどうしているかといえば、規模でいえば、日本の例えば純利益でいえば十倍、数十倍の規模のものと戦わなきゃいけない...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいまの冒頭のお話で極めて適切な御指摘があったと思います。つまり、中国は今までは世界の工場と言われた、確かにこれからも工場であるでしょうけれども、世界の今度は市場という点が強く加味されてくると。であるから、余計世界じゅうが競って向こうに行くのであります。...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 地域経済の活性化ということが現在の、現下の我が国政府の大きな課題だと思います。そのためには幾つかの手法がありますけれども、企業が来ないと元気が出ないというだけの処方せんではいけないと思うんですね。そうすると、農地を減らして工場を増やせば増やすほど地域は元気...全文を見る
12月10日第168回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(甘利明君) 二千億に満たない、かき集めてもですね、中小企業予算を称して、ガット・ウルグアイ・ラウンド対策の子牛の予算にも至らないではないかというふうにやゆされたことがあります。日本の経済は大企業がしっかりしていますけれども、それを支えるいわゆるサポーティングインダスト...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まちづくり三法の見直しの座長をさせていただいて、先生に大変な現場のお知恵をいただきました。  従来の言わば見直し前の法案では、大型量販店対地元小売商店で、この綱引きが地元を冷えさせていたと、強い方にどんどん引っ張られてしまって地元の商店街が疲弊をすると。...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、ITをどうやって小規模企業者に活用して経営効率を上げていくかというのは非常に大きな課題であります。  そこで、先生は全国連の青年部の長をやっておられましたけれども、商工会連合会等あるいは商工会議所では、中小企業、零細企業と結んで、インター...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いわゆる大企業は、あらかじめ枠を決めておいて、それから必要に応じて資金調達をすると、いわゆるコミットメントラインというのがありますが、この制度を中小企業にもつくり出すことができないかと。それは、先ほどの先生のお話と合わせて中小企業金融をしっかりさせるもので...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 近年、倒産の実態を分析をしますと、負債総額では減っておるんですが、件数が増えております。ということは、御指摘のとおり小規模倒産が増えている。ということは、中小、中でも小規模の事業者にとって厳しい状況になっているということだというふうに思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 地域振興を図る際に、よく従来言われたのが企業誘致であります。しかし、それは大事なことでありますが、その論法に頼りますと、結局、その地域の一次産業がなくなって全部企業立地がなされたときに繁栄をするということになってしまいます。そうではないと思うのでありまして...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 陶磁器を始めとする伝統的工芸品は、その地域の地場の産業で、雇用を支えている、地域経済を支えている、加えて地域の伝統と文化が息づいているわけであります。その産業の活性化というのは、経済のみならず、地域コミュニティーあるいは地域の文化を守っていくという点からも...全文を見る
12月13日第168回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○国務大臣(甘利明君) 現状の経済の状況は、直近の数字で見ますと、大きい数字ではありませんが、回復が継続をしているということになります。しかしながら、先行指標は五〇を割る状態が三か月連続して続いている、つまり将来には警戒感が必要だと思っています。  その将来に向けての警戒感とい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 過去には想定をしていなかったことが現在いろいろと顕在化をしているわけであります。  かつて、石油は世界じゅうにその調達のための場ができて、価格形成が市場取引、需給関係で適切に形成をされると、そこに次第に恣意は入らなくなってくると、だから民間調達に任せれば...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほど、その前に、「もんじゅ」に関しての御指摘と言わば激励をいただきまして、本当にありがとうございます。国が最終的な高レベル放射性廃棄物についてもっと前に出よという激励については、それをしかと受け止めて前に出ていくつもりであります。  そして、「もんじゅ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) IEAは消費国連合でありますが、これに加盟するにはIEA設立の趣旨に沿った義務の励行が必要であります。それは、加盟国は自国の消費量の九十日分の備蓄を持つことというのがこれは義務であります。日本は百四十四日分の備蓄を持っております。官民比率でいえば六、四ぐら...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 激励をしていただいて本当にうれしく思っております。  私も、石油公団を解体するときに、経営効率の悪いという問題とその存在の必要性がないということとは別問題だから、経営効率が悪いのは徹底的にメスを入れて効率よく徹底的にすべきだと。しかし、だからなくしてしま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この原油の高騰に関しまして直近で二回の中小企業に与える調査をいたしました、大企業も含めてでありますが。二回目の調査のときには前回調査よりも事態は更に深刻になってきていると。大企業についての影響の度合いよりもはるかに中小下請の方が大きいということでございます...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原油価格の高騰が中小企業にどういう影響を与えているかと、以前にも調査をしましたが、今回調査をしてその調査結果を公表を十一月の二十七日にいたしました。  その内容は、まず収益が圧迫されている中小企業の割合というのは、前回調査、つまり今年の夏の調査時より更に...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 中小企業関係者とお目に掛かる際には、価格転嫁の困難さということについてお話を伺うことはよくありますし、また地方に出る際にも中小企業事業者の方々に経営への影響等お話を伺っております。事態が次第に中小企業にとって深刻さを増しているということは肌感覚で感じており...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 具体的にいつからということはなかなか申し上げづらいんでありますけれども、原油価格上昇の影響だけではなくて、資材価格の上昇の影響、これも実は適正な転嫁ができていないわけでありまして、これを元請事業団体等々にかねてから要請をいたしておりますし、元請と下請のあら...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 景気が一方で回復をしているという報道が大々的になされていながら、中小企業自身はその景気拡大の恩恵に余り浴していないのではないかということが指摘をされているわけでありまして、景気回復をしているならば、その果実をそれに貢献している中小企業にも均てんしていくとい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 租税特別措置、いわゆる租特というのは、ある政策効果を期待をしてそれに向けて努力をする人に対しては税の恩典が付くということでありまして、つまり政策効果に向けて汗をかく、挑戦をする、そういう人たちに対してのインセンティブとして極めて効果が高いものだというふうに...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 中小企業事業者四百三十万といっても、その中のかなりの大宗を占めるのが小規模事業者でありまして、この小規模事業者は二つの課題があると。一つは、自分のところがどういう問題点があるかということを洗い出す力が欠けているということ。それから、今度は、洗い出されたその...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この原油高騰対策につきましては、上流対策と下流対策といいますか、供給する元とそれから提供される環境に対して施策を打つということが大事だと思っております。  上流対策というのは、産油国に対して適正な行動を呼び掛ける、あるいは金融当局者に対して適正な行動を呼...全文を見る
12月21日第168回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○甘利国務大臣 一昨日の政府の経済見通しでは、来年度、実質二・〇、名目二・一と見通しているわけであります。  ただし、おっしゃいますように、不確定要素が三点あります。サブプライム、原油、建築基準法、この三つがあるわけですね。  サブプライムも、アメリカ政府が相当本腰を入れて取...全文を見る
○甘利国務大臣 人の為と書いてこれが偽と。つまり、よかれと思ってしたことが、結果的に裏目に出るということもあるということなんだと思います。よかれと思ってなすことがいい結果に結びついていくような不断の努力を我々はすべきだというふうに思っております。  年当初に予測できない事態とい...全文を見る
○甘利国務大臣 国際機関の原油需要の見通しからいくと、二〇〇五年比で、二〇三〇年は四〇%ぐらい伸びるのではないか。これは、中国を中心とする新興国のエネルギー需要が飛躍的に増大をしていく、そうすると、需給は相当タイトになりますから、まだまだ上がるという要素になってしまう。  一方...全文を見る
○甘利国務大臣 厳冬を迎えるに当たって、寒冷地の、例えば暖房用灯油の高騰に対して政策的にどういう手だてを打つかということについては、民主党さんからもあるいは与党内からも、いわゆる福祉石油構想というのが出ております。これは、自治体がいろいろ取り組んでいくことについて、国が、総務省が...全文を見る
○甘利国務大臣 現状、中小企業が受けているマイナス要因をできるだけ減殺するということがまず第一であります。  原油の高騰、それから建築基準法改正の影響、これに対しては、政府系を中心に、セーフティーネット保証・融資ということの対処に加えて、既往債務についての返済条件の緩和というこ...全文を見る
○甘利国務大臣 少しずつではありますが、中小企業比率は伸びております。これについては引き続き、我が省だけではなくて、関係各省に働きをかけて、中小企業の受注がふえていくような努力を促したいと思っております。
○甘利国務大臣 御指摘をいただきまして、表彰制度も実は検討したんですが、なかなか、いきなり設定は難しいというので、それでは、2種、3種も含めて、若手、課長、課長補佐、あるいはそのもっと手前の方々との懇談をやろうということで、昼休みを使って、食事をしながら一時間半ぐらいずつやりまし...全文を見る
○甘利国務大臣 そのお話を、大バトルをずっと渡辺大臣と私がやってきました。株式会社というのは、少なくとも政府が一時的に最初は持っていようとも、民間に放出していくということの一里塚であるはずだ、そうでなければなぜするんだということ等は、そっくりそのまま私が大バトルをやってきた経緯で...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、交渉に当たって行革大臣に、私が答弁するんですから、私が納得できないものは納得できませんということからスタートしているんですね。カントリーリスクがあるところを対象にやるからこそ、国家の意思の反映できる、つまり国か国に関連する機関ということになっているのでありま...全文を見る
○甘利国務大臣 ガソリンに占める税の割合、これは消費税を除きますけれども、実額は、たしか五十一円ぐらいだったと思いますが、ちょうど本則と暫定が半々ぐらいですね。本則が二十五円で暫定が二十六円でしたか。要は、道路に使いますというその道路が、シーリングが厳しく行われていますから、その...全文を見る
○甘利国務大臣 その前に、揮発油税、ちょっと私の記憶と間違っていました。本則、暫定とも二十四・三円だそうです。済みません。間違えていました。  キャップ・アンド・トレードは、選択肢の一つとして挙げられています。それを私は否定はしませんけれども、しかし、気をつけなきゃならない点が...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業が企業として存続をしていく、これは、雇用の点でも日本経済を下支えしていくという点でも極めて重要なことであります。  問題は、個人の相続が企業の存続と直接結びついてしまうというところに問題があって、業績はいいのに事業をやめなきゃならないという事態になってし...全文を見る
○甘利国務大臣 先ほど来御指摘のとおり、当面行う対処策というのは、これは抜本解決にはならない、おっしゃるとおりです。いかにセーフティーネット貸し付け・保証、あるいは既往債務の返済条件の緩和をしても、それ自身が抜本解決にはならないというのは御指摘のとおりです。  それで、もとを適...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、暫定税率が本則税率と同じ二十四・三円かかっている。道路の特定財源としての財政需要、つまり道路需要が本則分では賄えないという現実があります。あわせて、日本の財政状況は先進国中最悪の状況にある。つまり、我々は何重苦かの中で対策を講じなければならないわけであります...全文を見る
○甘利国務大臣 インド洋沖における対処は、湾岸地域から油を運んでくる、その海上ルートの安全性の確保というのは、一番裨益しているのは日本でありますから、別な視点から日本がとるべき行動というのは当然あったわけであります。  国内的には、やはり経済ですから、政府として抜本的対処をして...全文を見る