甘利明

あまりあきら

比例代表(南関東)選出
自由民主党
当選回数13回

甘利明の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第169回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○甘利国務大臣 国会のお許しをいただいて、私、早目に出席をしまして、エネルギーサミットの二つのセッション、そして、私自身が開催をしました主要消費国会議に出席をいたしました。それ以外に、WTOの非公式閣僚会議にも出席をしたのでありますが。  エネルギーの会議では、イギリスのブレア...全文を見る
○甘利国務大臣 バイオエタノールを含むバイオ由来燃料の導入というのは、エネルギー源の多様化と環境問題から、三省で連携をとって進めているところであります。  石油業界が懸念をしていますのは、E3の場合だと、水が混入すると燃料の性能が極めて低下してしまうということと、環境問題で若干...全文を見る
01月29日第169回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○甘利国務大臣 御指摘のとおり、製紙業界というのはリサイクル社会を先導する優等生と思われておりました。これがその信頼を裏切ったということは、極めて遺憾なことであります。関係当事者を呼びまして、信頼回復それから再発防止に努めるように指導しているところであります。  現在、製紙連合...全文を見る
○甘利国務大臣 WTIの先物の価格は、ことしの初めに一時一バレル百ドルをつけました。現在は九十ドル前後に下がってはいますが、引き続き相当異常な高値であります。  今後の見通し、これはなかなか難しいのでありますけれども、新興国、中国、インドを初め、石油の実需要がかなり高まっており...全文を見る
01月31日第169回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) 国会のお許しをいただきまして、総理より一足先にダボスに入らせていただきまして、二つのエネルギーサミットのセッション、そして二つのWTOのセッション、そして私自身が招集をし開催を呼びかけました主要消費国会合を開催をいたしました。その中では、世界が言わば石油や...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この原油高、資源高の影響をどのように中小企業が受け止めているか、二回の調査をいたしました。直近はお話のとおり十一月ですが、二回目の方が更に深刻になってきておりまして、影響が極めて大きいと。しかも転嫁ができない。しかし、雇用は確保しなければならないから、収益...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) お話にありましたように、この高騰の原因は幾つかあります。ファンドの動きというのは確かにそうでありますが、それを誘発するファンダメンタルズがあるわけでありまして、それはエマージングカントリーが大量に原油を使うということで需給が次第にタイト化してきております。...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 環境大臣が答弁をした内容で大体いいんだと思いますが、キャップ・アンド・トレードも確かに一つの方法であります。ただ、それには前提がありまして、主要排出国すべてに公平なキャップが掛けられるかどうかというところです。そうでないと、キャップの掛かっていない国に産業...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 環境団体を代表するグリーンピースの創始者のパトリック・ムーアであるとか、あるいは環境学者で有名なジェームズ・ラブロック博士は今までの主張を変えました。それは、地球を守るには原子力しかないと、たとえ裏切り者と言われようと変節者と言われようとこれは変えないとい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいまの話でありますが、具体的には、自宅等で計測した胎児の心拍等のデータを遠く離れた産婦人科医に携帯電話を通じまして送信をしまして、胎児の健康状況を遠隔で把握、管理することでありまして、香川、東京、千葉、岩手の四地域で実証を今進めているところであります。...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 経産省の図をお示しで御質問をされていますので、私からまずお答えいたします。  今の枠組みというのは三割しか入っていません。残りの七割いなきゃ駄目だということはお分かりですよね。残りの七割の国が何を言っているかというと、おれたちにも経済成長の権利をよこせと...全文を見る
02月01日第169回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(甘利明君) 日本は人口減少に向かっております。そのまま放置をすれば、その範囲内では経済規模は小さくなっていきます。  そこで、日本と同様な環境下でできる経済対象エリアを広げていくというのがEPAの基本的な発想であります。アジアとは六か国でEPAを署名をいたしました。...全文を見る
02月05日第169回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(甘利明君) 実証事業として三か年でやっておりますが、二十年度で終わるわけであります。大変評判のいい案件でありますが、終了後にどうすべきか、これにつきまして、もう自治体はもちろんやってほしいということになると思います。ただ、お金が掛かる、センターコンピューターの維持費が...全文を見る
02月07日第169回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○甘利国務大臣 地方を活性化し、自立を助けていくというためには、一つは、今のお話の中にありました、企業立地をしっかり進めていくということであります。地方に企業、産業を立地させて雇用を生み出す、所得を生み出す、地方の税収を生み出す、あるいは消費を生み出す、そのための新しい仕組みを六...全文を見る
○甘利国務大臣 経済成長戦略大綱は、イノベーションの加速、生産性の向上を通じまして、持続的で安定的な経済成長を実現するということを目指しているわけであります。大綱に基づく成果も出ております。  例えば、具体的には、減価償却制度を四十年ぶりに改正いたしました。これによる設備投資効...全文を見る
02月08日第169回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○甘利国務大臣 御指摘のように、ドイツに抜かれました。抜かれるだけの理由があります、お話ちょっとありましたけれども。  要するに、電力会社が高く買い取る仕組みですね。どのくらい高いかというと、キロワットアワー当たり七十五円です。発電事業者から七十五円で引き取ってくれるんです。恐...全文を見る
02月12日第169回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○甘利国務大臣 経済界の自主行動計画、自分で目標を掲げて、言われるまでもなく努力をしていきますというのは、よその国でもやっているのか、できるのかといいますと、よその国ではできないんですね。これは、アメリカでもEUでも、要するに、産業界がみずから進んでということが一番望ましいのです...全文を見る
○甘利国務大臣 税制改正法案に関しましては、現在、与野党間で年度内に一定の結論を得る旨の合意がなされたと承知しております。  政府としては、それらの年度内成立がぜひとも必要と考える中でありますから、仮に暫定税率が廃止された場合にという仮定の話であるならば、私から余り言及するのは...全文を見る
○甘利国務大臣 これは、将来にわたって安定的に少しずつ上がるとか少しずつ下がるとか、いつから先はこの分だけはずっと上がらないとか下がらないとかあるいは下がるとかいうことではなくて、一時的な現象として、突然ある相当な額で下がる、あるいは、また近い将来に上がるということが想定をされる...全文を見る
○甘利国務大臣 与野党で合意がなされているということで、個別論議で仮定を置いて言及はしません。一般論として、そういう場合があればというふうにお答えをさせていただきました。
○甘利国務大臣 個別の議論については、与野党間で、衆参両院議長のもとに、一定の結論を得るということが合意されているわけでありますから、それを我々は、政府としては見守るということであります。  ですから、仮定の話にはお答えできませんがということで申し上げまして、仮に、上がったもの...全文を見る
○甘利国務大臣 先ほど来申し上げていますが、個別の案件に関して申し上げているわけではありません、答弁しているわけではございませんで、一般論として、そういう事態の場合、こういうことが生じることをもって混乱と言うのではありませんかと申し上げたのであります。
○甘利国務大臣 今回のその法案に関して言えば、衆参両院議長のもとの合意を見守るということであります。
○甘利国務大臣 思い起こしますと、環境税の議論のときには、リッター当たり二円とか三円に該当するというお話じゃなかったですか。一円とか二円ですね。そういう一円、二円あるいは三円のレベルで消費に相当な影響をするということは考えにくいんじゃないでしょうか。  ただ、昨今、何十円という...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、現状だけ申し上げますと、TCIの方から、一〇%以上の株式取得について、その用意があると。その場合には事前に届け出なければならないことになっておりまして、これは御案内のとおり、OECDの資本移動自由化コードの中で、国の安全と公の秩序という項目の中に電力というの...全文を見る
○甘利国務大臣 従来から、経済産業省は、農水省と連携をとりまして農産物の輸出振興をしてまいりました。  これはジェトロが深くかんでいるわけでありますが、ジェトロは、海外五十四カ国、七十三カ所に展開しているわけでありまして、ノウハウそれから人材も持っているわけであります。どういう...全文を見る
02月13日第169回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○甘利国務大臣 見ました。
○甘利国務大臣 石炭火力発電所から排出される二酸化炭素の量、これを九〇年と二〇〇五年で比べますと、九〇年が六千五百万トン、〇五年が二億トンでありますから、九〇年比でいうと約三倍になります。  石油危機以降、すぐ、脱石油ということに電力関係は一斉に投資が行われまして、原子力発電、...全文を見る
○甘利国務大臣 自主行動計画の話は私が担当でございます。  これは厳然たる数字として、製造業を中心とする産業部門、三四%の部門は、九〇年比マイナス五・六になっているのは事実なんですね。家庭部門とか運輸部門が三〇パー、四〇パーふえているのも事実です。  それから、家庭部門は送ら...全文を見る
02月13日第169回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○国務大臣(甘利明君) 先ほど環境大臣から答弁がありましたとおり、二〇一〇年度に原油換算でいうと五十万キロリットルの導入目標を掲げているわけであります。  現時点でどうかということであれば、現時点ではこのバイオ燃料の導入についてまだ本格的な導入には至っていないということでありま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 五十万のうち、当面石油業界が目標としておりますのは御報告のとおりでありますが、産構審、中環審でこの五十万キロを具体的にどうしていくかということを今詰めているさなかでございます。
○国務大臣(甘利明君) バイオエタノール・アイランド構想は、沖縄県の宮古島において、農水省、環境省と我が省と連携の下にE3ガソリンの製造から給油までの実証を行うものでありまして、本構想は先月、外部有識者による審査を経ましてNEDO、独法新エネルギー・産業技術総合開発機構であります...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私の記憶ですと、箇所数がたしか十九か所、十九か所で行うのは、当面四か所でスタートをすると。これは、その四か所に向けては石油業界もちゃんと協力をしていきますと。  何がネックになっているかというと、E3というのは途中混入でありますから、品質確保に対する法的...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 各省ごとにしか把握できておりませんが、経産省分でいうと七億であります。
○国務大臣(甘利明君) 元々石油業界は、かつての軽油のときでしたか、途中混入の事件がありましたけれども、それを懸念をして、そういう事件性のないETBE、つまり精製所でないと加工ができないということを彼らは主張してきたわけであります。  政府の政策として両方推進していこうというこ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ETBE、E3全般についての御質問でありましたので、詳細な予算データは後ほど書面で提出をさせていただきます。  ETBEの推進につきましては、石油業界は石油業界なりの考え方を持っておられるわけであります。一方で、地産地消という観点からE3は農水省も熱心に...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 詳細なデータに関して事前にお話をいただければ全部用意しておったんでありますが、政策全般に関する御質問でありましたので、細かな詳細なデータにつきましては後ほど書面で提出をさせていただきます。
○国務大臣(甘利明君) キャップ・アンド・トレードも一つの手法だとは思いますが、それには前提がありまして、公平なキャップをどうかぶせるかということ、それから空白地帯をつくらないで、まあつくると無キャップ地域に産業が流出するという危険性がありますから、全体にどう網を網羅するかと、そ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) その千九百万トンのCO2というのは、これは追加削減を要請をして達成をしてもらうという見通しが立ったということであります。それ以前の目達計画では、二千六百だったかな、二千六百だな、四千、当初の目達計画を構成する自主行動計画では、たしか四千二百でしたか、つまり...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) バイオ由来燃料を運送用燃料にするということについては、関係省を挙げて今取り組んでいるところであります。  ただ、実証実験の中でETBEがいいか、E3がいいか、とにかく両方とも実証実験をしていきましょうという段階に今あるわけであります。E3ではなくてE10...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のように、この石油を始めとする資源を担当している会社も、この世の中の趨勢というものをしっかりとらえて企業としての将来展望を描いていかなければならないと思います。エネルギー安全保障の問題、石油が非常に供給がタイトになって価格が上がってきている、この安全...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 経済界の自主行動計画というのは、政府の閣議決定をしました目標達成計画の中の相当部分を担当しているわけであります。その自主行動計画を自前で達成すると、それができなければまさに自前で排出権を買ってくるわけでありますし、それは買った時点で政府に無償で移管をされる...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 現在、政府が把握しておりますのは電力で一・二億トン、鉄鋼で四千四百万トンです。
○国務大臣(甘利明君) 産業界が自発的にやる努力が全然なされていないならいろんな評価もあろうと思います。産業界は自発的に自主行動計画を作って、それを達成しているんですね。政府の方は、達成したその上に、ほかがまだ未達だから、ほかの部門もあなたのところで引き受けてくれということで更に...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原発の稼働率は他の先進国を見ますとかなり高いわけであります。それに近づいていけるように、各種安全面をしっかり担保しながら取り組んでいこうということであります。  それから、石炭、先ほど来話題に随分出ています。コンバインドサイクルにすればLNGにかなり効率...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ですから、稼働率は冒頭申し上げましたが、日本の稼働率を先進国の稼働率並みに引き上げていくと。それは安全を大前提として何をやるべきかということをしっかりと検証していきたいというふうに思っています。
02月14日第169回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○甘利国務大臣 全従業員の七割は中小企業でありますから、日本の経済を地に足のついたものにするためには、消費を拡大することが課題。ということは、中小企業を元気にしないと、従業員の七割は中小企業ですから、消費が拡大しないということになります。大企業はいいけれども中小企業は大変、これは...全文を見る
○甘利国務大臣 どういう契約方式で企業誘致をされるか、それは誘致をされる自治体の御判断だと思います。いろいろ戦略上のことも含めて自治体が御判断をされることについて、私どもの方で、こうでなければならないということについては、意見を差し挟まないでいたいと思っております。
○甘利国務大臣 我が省で、個別の企業立地について、どういう造成方法を行ったとか、あるいはどういう契約形態で契約をしたかということについては、省として網羅的に知る立場にはありませんので、そうした詳細な情報を把握はしておりません。
○甘利国務大臣 幾つかの要因があります。そのうちの一つであることは間違いありません。
02月15日第169回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○甘利国務大臣 御指摘の火災事故の発生を受けまして、原子力安全・保安院は、この三菱化学に対しまして事故原因の報告を指示しまして、十二月二十七日及び本年一月九日、同社から報告を受けました。  この報告では、御指摘のとおり、冷却用の油、クエンチオイルの配管の工事中にこれが発生してお...全文を見る
○甘利国務大臣 今回の火災事故におきまして、四名の方々が亡くなられました。改めて心よりお悔やみを申し上げます。  御指摘のとおり、亡くなった方々の所属会社の名前が、昨年十二月二十一日、当初の三菱化学の発表と、それから、その後、十二月二十七日の原子力安全・保安院への報告とにおいて...全文を見る
○甘利国務大臣 国際競争が激化していく中で、日本の企業が雇用を守る、これは倒産してしまったら全部の雇用が失われるわけでありますから、そのためにも選択と集中ということを行っていって生産性を上げていかなきゃならない、これは宿命であります。そういった中で、三つの事業所を二つにして生産の...全文を見る
02月18日第169回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○甘利国務大臣 構想断念というのは、これは誤報でございます。  お話しのとおり、今、このE3ガソリン、これを製造から供給までの実証を行うバイオエタノール・アイランド構想が進んでいるわけであります。恐らく、断念と書いたのは、当初十九カ所のガソリンスタンドで実証を開始する予定であっ...全文を見る
○甘利国務大臣 両方とも進めておりまして、両方とも協力してできる体制になりつつあると思います。  先ほど申し上げましたように、品確法、つまり供給する者が品質に責任を持つという体制がとれれば、石油業界も自分のところでも取り扱う協力はしていくということになるはずでありますから、そう...全文を見る
○甘利国務大臣 それぞれ、利点と克服すべき課題というのがあるんですね。E3方式、これは、比率が上がってきますと、技術的な問題、例えば、エンジンのゴムとか金属部分の腐食が進むのではないか、あるいはアルコール濃度が高くなってくると、光化学スモッグの原因になる。ブラジルのような大きい国...全文を見る
02月21日第169回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○甘利国務大臣 税制の改正法案につきましては、与野党間で年度内に一定の結論を得るという旨の合意が衆参両院議長のもとでなされたわけであります。政府といたしましては、それがしっかり履行されるということを見守るというのが原則でございまして、仮定の話に答えるというのは適当ではないと思って...全文を見る
02月22日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○甘利国務大臣 第百六十九回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、経済産業行政を行うに当たりましての私の所信の一端を申し上げます。  今、日本の経済は、戦後最長の景気回復を続けてはおりますが、一方で、中小企業や一部の業種、地域については回復状況におくれが見られ、また、株価...全文を見る
02月25日第169回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○甘利国務大臣 一言で申し上げますれば、中小企業の景況感は悪化をしております。これはかなり長いトレンドで続いております。
○甘利国務大臣 これは道路に限らず、すべての歳出予算について無駄を省くということは、常に我々が心がけなければならないことだと思っておりますし、そのことを通じて実行予算の額を確保するということは、地域の振興にも当然資することだと思っております。
○甘利国務大臣 まず、GDP比当たりのCO2に関しては、GDPは国内通貨で計算をしてそれを為替ベースでドル換算する、それに購買力平価という数値を持ってくると、すべての数値が、GDPの実力とは何かということをかえなきゃならないわけでありますから、GDP単位当たりでは日本が優秀である...全文を見る
○甘利国務大臣 地産地消という視点からは極めて大事なエネルギーだと思いますし、それによって地域雇用を確保するということもおっしゃるとおりであります。  ドイツがなぜ進んだかというのは、固定買い取りで必ずもうかるように、キロワットアワー当たり約七十五円だったと思いますが、買い取る...全文を見る
○甘利国務大臣 再生可能エネルギーについて推進をしていくということの姿勢に私ども揺らぎはないと思っております。ここで大規模な、世界最大級と申し上げていますけれども、太陽光発電所を建設したいと思っておりますし、太陽光社会のロードマップも描いていきたいというふうに思っております。 ...全文を見る
02月27日第169回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○甘利国務大臣 平成二十年度の経済産業省関係予算等について御説明を申し上げます。  今、日本の経済は、戦後最長の景気回復を続けておりますが、一方で、中小企業や一部の業種、地域については回復状況におくれが見られ、また、株価や原油価格の変動、海外経済の動向が景気に与える影響について...全文を見る
○甘利国務大臣 先生の御主張は以前から伺っておりまして、ある面、説得力があるということで伺っておりました。今まであった仕組みが突然消滅をしてしまう、それに頼って業を営んでいた人たちに代替策がないということになりますと、かなりのマグニチュードが来るわけであります。  ですから、で...全文を見る
○甘利国務大臣 私が農商工連携を仕掛けたのは、仕掛けた理由がありまして、前々から、つくる人はつくってそこでおしまい、後は自分の仕事ではありません、責任ではありませんと。しかし、農業者でも、経営という感覚で農業をやっている人は、いろいろな戦略と仕掛けを持っているんですね。市場に対し...全文を見る
02月28日第169回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○甘利国務大臣 経済成長戦略大綱は、イノベーションの加速、そして生産性の向上を通じまして、持続的で安定的な経済成長を実現すること、これを目指しているわけであります。  これまでの間の経済成長戦略大綱に基づく具体的な成果として申し上げますれば、例えば、減価償却制度というのを抜本的...全文を見る
○甘利国務大臣 かつて我が国も所得倍増計画とか、具体的な目標を国民に示して夢を提示して、それに向かって一丸となって邁進をしていくという推進力になったということも事実であります。経済が成熟をしてきますと、なかなか高目の成長力を確保するのが難しくなってくる。かつて日本も二けた近い成長...全文を見る
○甘利国務大臣 昨日もこの委員会で、いわゆるグレーゾーン金利の廃止によって、小規模零細事業者の事業資金が細っているという御指摘をいただきました。  そこで、私ども、小規模零細事業者には頼りになるのがいわゆる国金でありますけれども、この国金の第三者保証人不要融資制度というのがあり...全文を見る
○甘利国務大臣 大まかに分けて三つあると思います。  一つは、実需がやはりタイトになってきているということであります。生産予備力といいますか余力が次第に少なくなってきている。それから、アメリカにおいては製品在庫がタイトになってきていると。アメリカはリファイナリーの設備がかなり古...全文を見る
○甘利国務大臣 先般も、ダボスで主要消費国会合を私の主宰で開催しました。EU、イギリス、アメリカ、それにIEAに入ってもらいまして、そこで、消費国としてそれぞれ自分の持っているルートを通じて産油国に働きかけよう、これは増産を働きかけるということであります。  それから、バイで産...全文を見る
○甘利国務大臣 日本は、ものづくりの国と言われております。そのものづくりの技術においては、世界に冠たるものという自負を持っているわけでありますが、つくる材料がなければ、これはできないわけであります。しかも、日本の先端技術を生かしたものづくり、ハイテク素材、これに必要な資源がいわゆ...全文を見る
○甘利国務大臣 私も、世界じゅうを回っていますと、中国は政府丸抱えでこの資源の確保にかかっている。日本は、どちらかといいますと、かつては民間任せでありました。もちろん、商売ベースで、政府が調達の商売をするわけじゃありませんから民間ベースなんですが、しかし、それにしても、まさに孤軍...全文を見る
○甘利国務大臣 中国は、私は毎年訪れていまして、あらゆるレベルで話をしております。  個人的にはいい人はいっぱいいるのでありますけれども、どういうわけか組織になると、そんな言い分が通るのかというようなことを平気でおっしゃってくることがあります。今御指摘のとおりであります。  ...全文を見る
○甘利国務大臣 南アとボツワナに行きまして、資源探査を共同でやるという提案をして、これは支持をされたわけであります。  衛星による資源探査、これはおっしゃるように、日本は二つの手法を持っているわけであります。二つの種類の衛星、光学とそれからレーダー、二つの種類で探査ができる。そ...全文を見る
○甘利国務大臣 未上場株式の八割の、これは正確に言うと納税猶予、続けている限りは大丈夫というものですが、厳密に言うと減免とは若干違うのでありますが、これを設けましたのは、個人事業主には、今おっしゃったような事業資産、具体的に言うと土地でありますが、これは減免でありますが、率を上げ...全文を見る
○甘利国務大臣 今国会に法改正を提出し、そして、追って税制改正がなされた際に遡及して実行されるということになるわけであります。これは、片山先生初め関係議員の皆さんに大変なお骨折りをいただきまして、自民党、そして与党で取りまとめていただいたところであります。私からしますと、よくぞこ...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、ピーク時の三分の一に生産額も雇用もなってしまっているわけであります。  伝統工芸品は、二つの意味で極めて大事だと思います。一つは、その地域の歴史、文化、そして、もろにその伝統が凝縮をされているものでありますから、その地域の歴史の具現化でもあるわけ...全文を見る
○甘利国務大臣 私、伝統的工芸品が好きで、時々デパートで行われる伝産品のフェアに顔を出すのでありますけれども、そこでつくづく、地域の歴史、文化を担っている伝産品の奥深さを感ずるわけであります。  ただ、御指摘のとおり、原材料それから用具等が次第にタイトになってきているわけであり...全文を見る
○甘利国務大臣 私、伝統的な工芸品に興味があるというお話をしましたが、実は漆芸、漆の産地にも行きましたけれども、今漆の産地での、今の先生御指摘の道具の問題は、漆絵をかくときの筆の材料がなくなってきている。あれはクマネズミという動物の、昔は日本にいたんだそうですが、その毛を使って細...全文を見る
○甘利国務大臣 どういう工程でそれができるかというのは、きちっと確認できるような映像データで保存するということは、おっしゃるとおりだと思います。  それから、材料の調達、それからつくり手の育成についても、あわせて極めて重要だということはよく認識をいたしました。
○甘利国務大臣 おっしゃいますように、これは業として成り立てていかないと、保存しようにもそれが成り立たないわけであります。業として成り立っていくために、先ほど来御指摘のある、三分の一に売り上げが落ちてしまった、どこに問題があるのかということをしっかり分析して、その中には、生活様式...全文を見る
○甘利国務大臣 平成十八年度から伝統工芸品づくりの材料とか道具、このネットワークデータベースづくりを開始いたしております。全国各地において不足しつつある原材料であるとか用具について、不足した原因、製品に与える影響、対応策の検討状況等の調査を行ってきたわけでありまして、それに基づい...全文を見る
○甘利国務大臣 伝産法によりますと、工芸品であって必要な要件に該当するということであります。でありますが、伝統的工芸品の製造に用いる生産用具そのものについて、法律での指定を行うというのはなかなか難しいかなと。  ただし、伝産法に定める振興計画というのがありますけれども、この振興...全文を見る
02月29日第169回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○甘利国務大臣 東シナ海における資源開発問題は、この東シナ海を平和友好協力の海にしていかなければ根本的な解決にはつながらないわけであります。  そこで、昨年末の福田総理訪中時には、まず、これまでの協議を通じて相互理解が一層深まったということ、それから、一刻も早く解決するとの断固...全文を見る
03月13日第169回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(甘利明君) 中小企業は体力に劣るわけでありますから、不公正取引を強要されたときに市場から退出せざるを得ないという事態に追い込まれる可能性もありますから、迅速に対応する必要があります。公取も一生懸命やっていただいていると思いますが、情報収集力あるいはマンパワー等でまだ十...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 作り出したもの自身は当然特許でありますけれども、いわゆる医療方法ですね、人間を手術をする、治療をする又は診断する方法、これについて日米欧での取扱いは随分異なっております。  アメリカはこうした医療方法自身を特許として認めております。ただし、医師や医療機関...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この問題につきまして、平成十四年から十五年にかけては産業構造審議会で、それから平成十五年から十六年にかけましては知的財産戦略本部の専門調査会においてその是非が検討されてきたところであります。  そこで、医療現場への影響などを考慮しまして、現状を維持すべき...全文を見る
03月14日第169回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(甘利明君) 御指摘のように、中小企業対策はスピード感とそれから分かりやすさというのが大切であります。  私が本職に就きましてから随分パンフレットを作り直しをさせました。役人の感覚で一人で分かっていては駄目だということで、中小企業者から見て分かりやすい、絵もたくさん入...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) そのとおりでございます。  個別企業の実情に応じた返済猶予といった既往債務の条件変更に柔軟に対応するいわゆるリスケ、それからもちろん窓口における親切な対応、それから手続を迅速化すること等々を二月二十日に中小企業庁より政府系中小企業金融機関あるいは信用保証...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のように、中小企業の資金繰りDIがかなり悪くなってきております。  そこで、お話にありましたとおり、セーフティーネット保証につきましては二月の二十九日に、現在指定をされています原油それから建築関連の五十三業種につきまして、まず三月末までの指定期間と...全文を見る
03月17日第169回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(甘利明君) 東シナ海の資源開発問題、現在交渉中でありますので、具体的な交渉の中身については申し上げることは差し控えさせていただきますけれども、これまで日中間の協議の中で、共同開発の対象海域やその在り方をめぐって重点的に議論が数度にわたって行われてきたわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 二〇〇五年のグレンイーグルズ・サミットで設置をされた対話がG20、WTOにもG20というのがあるんですが、これは途上国集団ですけれども、こっちのG20は先進国と途上国の両方代表が入っているという会議でありまして、しかも環境大臣とエネルギー大臣が参加する恐ら...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原子力を地球温暖化防止のツールとして使うということについて支持する国と、それから懸念を表明する国がありました。懸念を表明する国の方が少なかったと思っております。発電過程でCO2排出がゼロの原子力というのは極めて有効であると私自身思っておりますし、そう思う国...全文を見る
03月18日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) 第百六十九回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、経済産業行政を行うに当たりましての私の所信の一端を申し上げます。  今、日本の経済は、戦後最長の景気回復を続けてはおりますが、一方で、中小企業や一部の業種、地域については回復状況に遅れが見られ、また...全文を見る
03月19日第169回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(甘利明君) 御指摘の自動車リサイクル法でありますが、平成十七年の一月一日から本格施行されましたので、約三年強が過ぎたところでございます。料金は御案内のとおり新車販売時あるいは最初の車検のときにその所有者から預託されることになっておりますが、現在国内で使用されているほぼ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 六千数百億というのは、これから処理に使われる費用がプールされているわけであります。先ほど製造局長から申し上げましたとおり、中古車として輸出される中で、リサイクル制度、料金賦課制度が入っていないときのものが輸出されている、これは返還しようにもそのプール金がな...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) たしか近藤先生も出ておられましたですよね、初日でしたっけ。セクトラルアプローチは私が初日に提案をしましたけれども、これ次期枠組みにも関連をするということで、二日目もやろうということで二日間やりました。  その中で、もちろん私、南アとのバイ会談もやりました...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 自主行動計画がすべてとは申しませんけれども、非常に自主的に極めてよくやっていると。これに積み増しもお願いしましたし、それも実行していただいていると。それで京都議定書の目標が達成できる見通しが立ったと。よその国と話していますと、日本みたいに自主的にできればう...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 省エネ法の定期報告には企業の競争上の権利利益にかかわる情報が含まれている場合があると、そのために省エネ法上報告を公表することにはなっていませんが、事業者に対して必要に応じて意見照会を行った上で原則開示するということには情報公開法でなっているわけです。これで...全文を見る
03月21日第169回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(甘利明君) 御指摘のように、直近の数字だと六百六十二万台でありますから、かなり減ってきているわけであります。  都市鉱山という言葉が随分聞かれるようになりました。それは、御案内のとおり、リサイクルという視点で考えると日本は資源小国ではなくて大国ではないかという点であ...全文を見る
03月26日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○甘利国務大臣 自民党の元気のもとの吉田先生から前向きな御質問をいただいてありがとうございます。  福田内閣における経済成長戦略というのはかなり壮大な構想がありまして、一言で言いますと、アジアの成長に日本が貢献しつつ、アジアとともに成長していくということなんですね。  アジア...全文を見る
○甘利国務大臣 世界の経済の成長がどこを中心に行われるかということの分析をしますと、アジア、なかんずく東アジア地域の成長、経済成長それから人口の急増とあわせて注目すべき箇所なんですね。  アジアが世界の経済の成長センターと言われているゆえんは、具体的な数字として、中国はここのと...全文を見る
○甘利国務大臣 直接安全保障が加わってくるわけではありません。間接的には運命共同体になっていくわけでありますから、そういう意味で間接的な安全保障の枠組みになるかもしれませんけれども、我が省の所管に関して言えば経済に関することでありますから、経済発展をしていく際に障害となることを分...全文を見る
○甘利国務大臣 総理がつながり力ということについて、従来の日本語でこういうのがあるのかよくわかりませんけれども、強調されていますが、要するに、コラボレーションとシナジー効果というのでありましょうか。  中小企業に対して大企業が持っているノウハウを伝授する。これは、団塊の世代が大...全文を見る
○甘利国務大臣 現在は、議長を中心に与野党でぎりぎりの努力をされている最中だと承知しておりますので、これを見守りたいと思います。  うまくいかなかったときにどうするんだ、このまま期限切れが来てしまってと、仮定を置いてのお話は今の段階でするべきではないと思うんですが、とにかく一つ...全文を見る
○甘利国務大臣 日本は、ASEANプラス6、東アジア構想というのがアジアにおける目指すべき方向であります。  そのためには、ASEANを中心に周辺六カ国がEPAを結ぶこと、これはほぼ完成に近づいています。それと、質の高いものにするために、十六カ国の中のそれぞれのEPAを完成させ...全文を見る
○甘利国務大臣 大田大臣の発言がかなり話題になりました。おっしゃるとおり、世界に占めるGDP、日本のシェアが一〇パーを切ったとか、一人当たりが十八位になってしまったということでおっしゃったわけですけれども、自信を失わせるという一方で、いや、もっと頑張れということを鼓舞したんだと、...全文を見る
○甘利国務大臣 日本の市場というのは、そこそこあるんですね。一億二千万の人口がいて、日本国内市場で、あるシェアをとれば、そこそこ企業としては成り立ってしまう。このそこそこうまくいっちゃうというところが、踏み出す勇気にならないところがあると思うんです。  ノキア、フィンランドの会...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、昨年のピークからすると、日本の株価の下落率が一番多いですね。その後がドイツということになっております。  外国投資家の比率が高い。外国投資家は、日本企業が、あるいは日本経済が、外需依存型であるので外の影響を受けやすい、あるいは円高、為替の影響をも...全文を見る
○甘利国務大臣 まず一つ、日本経済の中で、いわゆる単純労働部分がゼロにはできない、そこをどうするかという問題が一つあります。それから、産業政策上、どういう方向に向かうべきかという議論が別に一つあります。  前者の話は後でお答えをするとして、後者の産業政策論としては、東アジア経済...全文を見る
○甘利国務大臣 成長戦略の重点の変更といいますか、ステージアップだというふうに思っております。  小泉政権のときには、どこもかしこもみんなだめという状況だったわけですから、その中で伸びれるところはどんどん先に行ってくれということで、牽引役をつくったんだと思います。伸びれるところ...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、内需というのをどうとらえるかということを考えた方がいいと思うんですね。国境線で仕切られている日本の国内だけを内需というのか、それとも日本と同じような条件で商売ができるところまで範囲を広げていくべきか、このことをしっかり考える必要があると思うんです。  とい...全文を見る
○甘利国務大臣 好循環が生まれるということが大事だと思います。つまり、企業の利益が家計に移転をしていく、それによって消費が伸びて企業の物が売れる、売れてまた企業収益が拡大する、拡大した企業収益が家計に移転するという、循環を通じて全体が拡大していくということが大事でありますから、御...全文を見る
○甘利国務大臣 余りこういう席で個人の感想をこの大事なときに言うのはどうかと思いますが、それも含めて、暫定税率が廃止をされるとその分歳入欠陥が生ずるわけであります。それをどうするかという問題がもう一つ出てきてしまうのでありまして、二兆六千億、七千億がなくなってしまうと、ほぼ新設の...全文を見る
○甘利国務大臣 大臣所信の中で、確かに御指摘のとおり、需要の創出に向けた戦略的対応ということで、特にアジアで勃興する新しい中産階級、これが需要を大きく喚起するというお話には触れさせていただきました。  もちろん、国内でも、従来からありますけれども、さらに昨今高まっている意識は、...全文を見る
○甘利国務大臣 人口減少下で経済規模を拡大していくということは決して不可能ではない。それはどうするかというと、御指摘のとおり、女性、高齢者、それから若者でまだ経済活動に参加していない人たちを積極的に参加させていくということであります。その際には、雇用者としてということもありますけ...全文を見る
○甘利国務大臣 今は、議長を中心に、もうぎりぎりの懸命の努力が続けられている最中でありますから、ぜひこの協議が結実するように期待をしているわけであります。  ということが大前提でありますが、それでもなおということであるならば、これはどういう混乱ということに関して言えば、これは一...全文を見る
○甘利国務大臣 先ほど来申し上げておりますとおり、政府としては、税制改正法案の年度内成立をぜひしていただきたい、それによって予算編成もなされているわけでありますし、支出も詳細に決まっているわけであります。今、議長を中心として、そのためのぎりぎりの努力がなされているわけでありますの...全文を見る
○甘利国務大臣 何度も申し上げますが、政府としては、議長が今汗をかいていただいております。議長のもとにある議会でありますから、議長の御努力のもとに事態が収拾されるということを切望しているわけであります。  何度も申し上げますが、仮定の話で申し上げるのは適切ではありません、一般論...全文を見る
○甘利国務大臣 日本は、外国からの投資が少ないとよく指摘されますけれども、実は、株主割合で見ますと、外国株主割合がかなりよそよりも高いのであります。その外国株主は、日本経済もあるいは日本企業も為替変動に弱いという認識を持っているんですね。これは随分改善されてきてはいますけれども、...全文を見る
○甘利国務大臣 北畑次官の発言は、御理解をいただいているとおり、全体の議事録を読んでいただければ極めて妥当な発言でありますが、一部が取り上げられて、一部、話をおもしろくするという意味もあったのかもしれませんが、変な強調になってしまって、そこだけが取り上げられて誤解を生んでいるとい...全文を見る
○甘利国務大臣 長期エネルギー需給見通しというのは、一定の前提条件に基づいて我が国のエネルギー需給のいわば将来像を示すとともに、今後のエネルギー関連施策の検討と評価の基礎とすることを目的に策定するものでありますが、この二〇〇五年比マイナス一三パーというのは、御指摘のとおり、最先端...全文を見る
○甘利国務大臣 極めて考え方を共有するものでございます。  事実としてCO2を減らしていくということが必要でありますし、そのために技術開発というのが大きく貢献をしていくわけであります。そして、それに投じた費用、コストというのは、技術革新の成果として競争力の強化にもつながっていき...全文を見る
○甘利国務大臣 お金があれば何でもやりたいと思っているんですが、制約された予算の中でどう効率を上げていくかということだと思いますが、(発言する者あり)例えば太陽光発電については、技術開発であるとか、あるいは実証事業、導入支援に加えまして、RPS法の着実な執行等を前提として見込んで...全文を見る
○甘利国務大臣 ロシアのキリエンコ原子力長官が日本に来るたびに私のところにやってきます。ぜひ日本と原子力協力をしたいということを当初から申されていました。その際に、私は、そうはいっても、IAEAの保障措置を前提とする原子力協力協定というのが必要ですよと言いました。そうしましたら、...全文を見る
○甘利国務大臣 インドは、御案内のような状況下にあって、極めてセンシティブな対象国であります。これからインドが人口爆発していく中で、原子力の平和利用というのは地球環境保全の点からも極めて大事だと思います。  ただ、御案内のとおり、NPTの非加盟国であるわけであります。核不拡散、...全文を見る
○甘利国務大臣 原子力の平和利用を進めていく中で、どうしてもバックエンドの問題というのは避けて通れない課題であります。  それはおっしゃるとおりでありまして、これから、各国、各地域で、核不拡散、原子力安全、そして核セキュリティーが確保された形で原子力の平和利用が進んでいく。その...全文を見る
○甘利国務大臣 御案内のとおりの事情でありますから、台湾とは政府ベースでなかなかいろいろな交渉ができないという事情は御案内のとおりであります。  そこで、民間ベースの枠組みをさらに強化、拡大していくということが大事だというふうに思っております。日台の財界人のフォーラムであります...全文を見る
○甘利国務大臣 プレパンデミックワクチンの事前接種については、厚労省が検討を行っていると承知をしておりますが、仮に事前接種が可能な事態に至った場合は、御指摘のように、本人へのインフォームド・コンセントを確保する、その上で、順番からいうとやはり医療従事者、それから社会機能維持者の順...全文を見る
○甘利国務大臣 新型インフルエンザ対策というのは、一つには、命を救う、健康被害を最小限にとどめるという意味合いがまずあります。それと、御指摘のとおり、社会的、経済的な影響を最小限にする、いかなる事態にあっても経済活動が壊滅的な打撃を受けないという、この二つの意味で大事なことであり...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、柏崎刈羽の原発は、日本の電力の安定供給並びに地球温暖化防止にとって極めて大きな役割を果たしているわけであります。しかしながら、原子力発電所の再開というのは安全の確認が大前提でありますし、それを地元の関係の皆さんに確認をしていただくということが前提で...全文を見る
○甘利国務大臣 三月の二十四日に公表された公示地価では、全国平均で、住宅地、商業地とも二年連続上昇をしました。地域別では、三大都市圏の地価が二年連続で上昇した、しかし、昨年後半、上昇基調は鈍化したわけであります。一方で、地方圏の地価は御指摘のとおり十六年連続で下落をしています。た...全文を見る
○甘利国務大臣 原油高及び資材価格の高騰あるいは建築基準法による着工のおくれによる影響等々、中小企業がかぶっている影響はかなり大きなものがあります。原油を含めて、中小企業がこうむっている影響の緩和のために、業種を指定しまして、これをセーフティーネット保証・貸し付けの対象としてきた...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、ここのところ、倒産件数は増加している。一方で、新規開業の拡大がそう顕著な数字で上がってきていない。でありますから、日本全体として、企業数が減りつつあるということになるわけであります。  十八年の倒産件数は、前年比で一〇二%、二%ふえているわけであ...全文を見る
○甘利国務大臣 今般、長期エネルギー需給見通しを発表いたしました。二〇三〇年までというのが普通の発表の仕方なんですが、二〇年に前倒しして他部門についても見通しを図ったわけであります。  この中で、自動車でいいますと、二〇二〇年には新規に購入する自動車のうちの半分が次世代型になっ...全文を見る
○甘利国務大臣 我が省は、中小企業を含めた経済対策の将来展望をしっかり示す必要があります。  その上で、金融機関が貸し出し姿勢をきちんと我々の期待するような方向にとってもらえるように要請は、先般もさせていただきましたし、これからも、金融庁も含めて、前向きな貸し出し姿勢をとっても...全文を見る
○甘利国務大臣 消費者の安全を図る、この議論が活発になってきたのは、ギョーザの事件等があって、それをどこへどう連絡をしたらいいのかわからないとかあるいはスピードが遅いということ等が発端だと思うんです。要するに所管するところがわからない。いわゆるぽてんヒットというのですか、お見合い...全文を見る
○甘利国務大臣 そのとおりでございます。
○甘利国務大臣 G20を経験しまして、つくづく、日本が新しい提案をひっ提げて、それを国際ルールにするということが大変な努力が必要だということは実感しました。  もともとCOPの会議というのはEU主導で進んでいますから、その中に新しい枠組みを打ち出すということは、それぞれ旧来の枠...全文を見る
○甘利国務大臣 福田総理は、ダボスの会議で、主要排出国とともに今後の温室効果ガスの排出削減について国別総量目標を掲げて取り組むというふうにおっしゃっているわけであります。  では、それは具体的にどうしていくかというと、科学的かつ透明性の高い尺度として、エネルギー効率等をセクター...全文を見る
○甘利国務大臣 議会のそういう慣例になっておるところでありますので、上司である私がかわって答弁をさせていただきます。  私も講演の全文を読みました。強調しているところとか修飾語とか不適切な例え話というのを外しまして全部読むと、なかなかいいことを言っているのであります。  ただ...全文を見る
○甘利国務大臣 これは行政側が答えることじゃなくて、国会の、委員会のルールでございますから、理事会マターの話だと思います。少なくとも、次官よりは偉い大臣が来ているのでございますから、それで御理解をいただきたいというふうに思っております。
○甘利国務大臣 委員会、国会の決定に従わせていただきます。
○甘利国務大臣 デートレーダーといえども株主の一人であることは間違いない、そういう認識で次官はいると思います。  恐らく、次官がああいう表現をしたというのは、話をおもしろくということも一つあるでしょうし、多分何かのニュースで、主婦がデートレーディングに夢中になってパソコンから目...全文を見る
○甘利国務大臣 先ほど申し上げました、主婦がデートレーディングにはまってというのは、次官から私に話があったわけではありません。そんな番組がたしかどこかでやっていたなということを記憶しておりましたから、多分そんな光景を危惧したんじゃないですかということは私の推測で申し上げたわけであ...全文を見る
○甘利国務大臣 その後の会見で、この問題について次官が言及をしまして、そして講演の趣旨も配付をされた中で、真意を理解されたという方は多いんだと思いますし、それ以降、国内外からそれに対する反応はない、おさまっているというところを見ると、行き過ぎた発言について訂正をした、真意を説明し...全文を見る
○甘利国務大臣 誤解は解けたというふうに思っております。
○甘利国務大臣 いわば、失言部分が誇張されて報じられた、それについて反応があったのは承知をいたしておりますし、その後、真意が説明されて、理解が深まったということも承知をいたしております。
○甘利国務大臣 講演内容全体を読んでいただければ、北畑事務次官は極めて見識ある人間だということはおわかりいただけると。部分的に、講演をクローズドで行われていますから、おもしろくするために不適切な表現があったということであって、そのことが理解されるに従って、本人の意図するところはき...全文を見る
○甘利国務大臣 鋭い御指摘でございます。  我が省は、競輪を健全なスポーツとして振興しているところでありますし、競馬も私は何回か行ったことがありますし、決して私自身堕落しているとは思っておりません。そこは、極めて不適切な発言だったと思っております。
○甘利国務大臣 ここに、当時、これは会議後の記者会見で記者からの質問に答えている形での議事録があるんですが、御指摘の話は平成十九年六月十四日に行われたものでありまして、議事録によりますと、次官は、ブルドックソースの応援演説をする趣旨の発言ではなくて、スティール側の記者会見内容につ...全文を見る
○甘利国務大臣 経済産業省は、外資の対内投資を進めている役所でありますし、先般も、アブダビのムバダラ開発という一種のソブリン・ウエルス・ファンドが日本でワークショップを開くという段取りもとったわけでありますから、決して外資に対してこれを排除しているわけではありません。  それで...全文を見る
○甘利国務大臣 一方で、日本の株式市場における外国人株主比率が非常に多いということも言われています。これは、開かれているから投資が進んで、外国人保有割合が多いんだと思います。  OECDのルールは、先進国に共通のルールであります。この共通のルールに従って粛々と審査をしているとい...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業にとって、金融はまさに生命線なんでありますが、そして中小企業者の資金調達の円滑化というのは、大変重要な政策課題であることはよく認識をいたしております。  金融機関が中小企業にお金を貸す際には、その金融機関も、責任といいますか、その能力をフルに発揮して、中...全文を見る
○甘利国務大臣 我が省は、担保や第三者保証に過度に依存しない金融を構築していくということは、金融機関が目きき能力を発揮して、担保力はないけれども、しかし将来性を見越して、見定めて、お金を貸すという道が開けてくることを要請しているんであります。  それにはやはり、金融機関は目きき...全文を見る
○甘利国務大臣 経済産業省は、中小企業政策も主要な政策の一つであります。我が国の中小企業が健全に発展していくように、自立力をつけるためのあらゆる措置について前向きに取り組んでいくことは、従来も、そしてこれからも変わらないわけであります。
○甘利国務大臣 要は、中小企業がその能力を発揮して、担保力はないけれども、事業が、道が開けるというようにどう環境整備をするかということなんですね。その際に、しっかりと目ききをするということが物すごく私は大事だと思っています。  というのは、投入される資金というのは、公的資金の場...全文を見る
○甘利国務大臣 昨年の十二月に緊急対策を取りまとめたわけであります。一定の成果は上げたとは思っております。  具体的には、原油高騰の影響を受けている中小企業への対策として、下請適正取引の推進に取り組む、信用保証協会におけるセーフティーネット保証の対象業種の追加等金融面の支援、そ...全文を見る
○甘利国務大臣 セーフティーネット保証等の対象業種の追加については、これは柔軟に考えていきたいというふうに思っております。かなり追加はしてきましたが、まだ漏れがあるということであるならば、御指摘を踏まえて柔軟な対応をしていきたいと思っております。  それから、投機資金の問題につ...全文を見る
○甘利国務大臣 特許法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国経済は、人口減少や国際競争の激化といったさまざまな成長制約要因を抱えている中で、知的財産権の創造、保護、活用の好循環の加速化によりイノベーションを一層促進し、中長期的...全文を見る
03月27日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○国務大臣(甘利明君) 安倍内閣が退陣をいたしまして福田内閣ができました。この間の大きな違いというのは、本格的に衆参ねじれ現象、つまり衆議院と参議院でマジョリティーを構成する政党が違うという中でかじ取りを行うという、本格的にこういう事態に至った中での政局運営という、言わば初めて経...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この現実をしっかりと受け止めて打開する、懸案事項を解決するための道筋を探るということであります。  いずれにしても、政権党もそうでありますし、野党もそうだと思うのでありますが、話合いをするという重要性がより高まっているわけであります。最初から一〇〇%の回...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 憲法は最高法令でありますから、最高法令に規定されていることについて否定することは最高法令を否定することだと思っております。  ただ、憲法は衆参ねじれの状態というのを想定をしてなかったんじゃないかと思うんです。規定上は、衆議院で三分の二を超える議決があれば...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 統計の上では日本経済は拡大基調にあるということになっておりますが、足下では足踏み状態に入っているというのは事実だと思いますし、もっと言えば、体感温度でいえば、景気が拡大しているという実感は恐らく多くの人が持っていないと言うのであろうと思います。  原油・...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 株安で円高であります。一般の方は恐らく不思議に思っているんじゃないかと思うんですね。  株価はその国の経済の現状を、あるいは将来、現状及び近未来を反映するとよく言われます。為替はその国の実力を反映するものであるはずであります。円高になって円が強くなってい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 食物原材料に関しては農水省が直接には所管をしておりますが、我が省の所管の資源関連に関して言いますと、これは安定供給をしっかりさせるということ、それからリサイクルを促進をさせるということ、それから備蓄をしっかりするということ、それから代替材料を開発をするとい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) その切れることに関して……
○国務大臣(甘利明君) 政府の人間としては、これ、こういうような予算を提出していますから、口が裂けてもなくてもいいということは言えないわけでありまして、これは是非維持をしていただきたいと思いますし、そのための努力を、最終的な場面に入っていますけれども、努力を今続けていていただいて...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私も福田内閣の一員でありますから、その枠内での行動ということになります。まだ来年度予算が成立をしていない、最終の努力をいただいているさなかであります。  その枠内で何ができるかということでありますが、年度末の中小企業向けの資金繰り対策については、既に御承...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) さきの委員会でも先生から御指摘をいただいた点でございます。  昨年十月に私が指示をいたしまして、産総研に設置をされた第三者委員会に関してこの二月の二十九日に最終報告書が取りまとめられたわけであります。この報告書では、まず一点として、微生物を誤って受け入れ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 三月十四日に私から産総研の吉川理事長に対しまして、問題点を指摘した元センター長に対しまして産総研として誠意を持って謝罪するよう指示をいたしました。これを受けまして、三月二十一日に、産総研の副理事長が問題点を指摘をした元センター長、これは御自宅でありますが、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 恐らく私の当初の心配と増子先生が抱いていらっしゃる心配というのは相通ずるところがあるんだと思います。私自身も諮問会議の席で屋上屋を重ねるようなことにならないようにという注文を付けました。中小企業再生支援協議会が成果を出していて、そのネットワークを強化するた...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、原発の基数でございますが、既設のものは全国で五十五基ございます。  それから、ガラス固化体に関してですが、我が国におきまして原子力発電所の運転に伴って発生した使用済燃料をガラス固化体に換算をしますと、まず平成十九年末時点で約二万一千三百本となります...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) フランスからの返還分がこうなっているということで、増えている分です。
○国務大臣(甘利明君) 私からも累次、青森県知事にはお伝えしてまいりましたけれども、国と青森県との間でなされている最終処分地に関するお約束については変更はありません。高レベル放射性廃棄物等の処分は、原子力発電や核燃料サイクルを進めていく上で極めて重要な課題であります。処分事業を着...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、原子力発電や核燃料サイクルなどの原子力の推進に伴って発生する高レベル放射性廃棄物等の処分というのは、原子力の便益を受ける我々国民一人一人が考えなきゃいけない問題でありまして、しかもほうっておけない、必ず解決をしなければならない問題であります。  こ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 条例を有する自治体とそうでない自治体に対して国がどう対処するのかと。これは、こうだからこう対処する、こっちはこう対処しないという話ではないと思います。  ただ、いずれにしても、もう原発が五十五基動いているのであります。世界中でもう数百基が動いているわけで...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほどの質問に関して申し上げますれば、つまるところ、条例の有無にかかわらず地元の意向を無視して選定することはしないということであります。  それから、青森県からもう一度その確約をしてくれと、その際に公文書の形式で発出云々というお話でありますが、青森県の三...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 約束はちゃんと守るということであります。
○国務大臣(甘利明君) 平成十二年一月十八日当時の御指摘の答弁につきましては、現在も変更はありません。
○国務大臣(甘利明君) 変更はないということであります。
○国務大臣(甘利明君) 極めて重いものだと承知しております。
○国務大臣(甘利明君) 今月の十四日に閣議決定をされました特定放射性廃棄物の最終処分に関する計画におきまして、国は平成四十年代後半を目途として最終処分を開始することとしております。  また、処分事業に係る費用については、法律に基づき電気事業者等が資金を拠出するよう必要な措置がな...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) アジアというのは世界の成長センターと言われています。その成長センターのアジアに日本も位置しているということは、アメリカにもEUにもまねができない有利な点であります。  そこで、アジアの成長に寄与して、そして一緒に成長していくという戦略を立てたわけでありま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) おっしゃるように、資源の調達自身は民間企業がやってくる、政府が直接買い付けをするというわけではありません。ですから、民間が主体なのはそのとおりであります。そして、政府の役割というのはこれをしっかり補完していかなきゃいけないと思います。  資源が有限なもの...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 資源確保というのは、言わばその国を挙げての総合力だと思っております。総合力を発揮していくための司令塔が必要であります。  海外に出まして資源確保あるいはその探査のための政府間協力の作業をしていますと、他国の政府のプレゼンスが極めて強く感じられるわけであり...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 来年のCOP15に向けて新しい枠組みをつくる際に絶対に譲れないのは全員参加、主要排出国は全員参加、これが入らなければ何をつくっても意味がないと。それから、入る際に、共通だが差異ある責任をどう確保するかということ、その際に大事なのは公平性をどう担保できる基準...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私の地元は都市農業というところであるんですが、ずっと経済産業畑を歩いてきましたけれども、都市農業についてもかなり実は自分なりに関与しているところがあるんでありまして、私が農林大臣になったら是非こういうことをやりたいということが前からあったんであります。余計...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 中小企業にとって記念すべき年になるんだと思います。この事業承継税制、恐らく今日この委員会に所属していらっしゃる委員の皆さん方全員の共通の思い、悲願だったと思いますし、これは与党、野党を問わず総力戦でなし得た成果だと思います。一昔前ならこんなことはできるはず...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 鋭い御指摘と、極めて何というんでしょうか、機微にわたる話であります。  日本の海外子会社が海外に蓄積をしている利益は、十兆円とも言われているわけであります。もちろん海外で投資をしますから、それ用の内部留保という部分は当然あろうかと思いますが、それにしても...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほどのニュースで官房長官は、まだ努力中であって、与野党が合意に至る努力はあきらめてはいないという話でありましたので、是非ぎりぎりまで歩み寄りの努力を続けてもらいたいと思っておりますし、それを祈るような気持ちで見詰めているというのが今の思いであります。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) さきの国会で、地域振興のための地域資源法であるとか、あるいは企業立地新法というのを提案をし、御賛同いただきました。  地域に企業を立地させる、産業を立地させるということは大事なんでありますが、そこに本来ある産業を元気にさせるということも同じぐらい大事であ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 平成二十年度の経済産業省関係予算等について御説明申し上げます。  今、日本の経済は、戦後最長の景気回復を続けてはおりますが、一方で、中小企業や一部の業種、地域については回復状況に遅れが見られ、また、株価や原油価格の変動、海外経済の動向が景気に与える影響に...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この次官発言に関しましては、いろいろと波紋を呼んでおりまして、昨日は大分けしからぬということで私も監督不行き届きという、絞られまして、今日は大変共感するというお話でありました。同じ党からの指摘でございまして、それはいかにこの問題がいろいろなことをはらんでい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 上場する企業、これは経営と資本は分離しているわけでありますし、資本家はお金を出して経営を委託をすると、そして従業員はいい製品を作り、いいサービスを提供することをもってその利益が還元されると。これらあらまほしき姿についてそれぞれ日米ともに模索しつつ、健全な市...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 二・二というのは国全体のGDPの実質成長であります。  国全体の成長想定をする場合に、成長の三要素のうちの少なくとも労働力人口というのは明らかに減っていくわけであります。短期的には、全人口が減っても就業人口を増やしていくと、つまり女性や高齢者や職を持たな...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 研究開発が将来を切り開く可能性というのは、日本は随所にあると思うんですね。  例えば、産総研に行きますと、あそこは幾つもの分野の研究開発がかなり進んでいます。太陽光のパネルなんていうのはエネルギー効率四割ぐらいを目指して、今最高は二二パーぐらいですけれど...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) かなり微妙な話でありまして、日本の農業というのは減反政策というのがありまして、需要に合わせて生産を調整していって食べていけるようにすると。産業政策上で言うと、生産力を縮小しながら帳じりを合わせるというのは普通は取らない。生産財をフル稼働していいものを供給し...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 新エネに関してでしょう。
○国務大臣(甘利明君) 新エネルギーの導入は、地球環境を考える、あるいは安定供給の確保の点からの多様化という観点から極めて重要であります。ただ、もちろん重要だと言っているだけじゃ進みませんで、コストの問題とか、太陽光、風力であれば出力の不安定という問題がありますから、こういう課題...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり原子力というのは経済成長と環境を両立させるエネルギーだと思いますし、百三十五万キロクラスを二基、平均的な火力と置き換えますと一%CO2が下がる。今、日本の京都議定書による責務というのが九〇年比マイナス六パーでありますから、原子力発電所二基で一...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 温暖化問題は空気の話だと思いますが、空気と同等に水が極めて重要な課題になってくると思います。中国等でも地下水の汚染の問題や河川の汚濁の問題が極めて深刻になってきているわけであります。一方で、砂漠化の中で水の確保が難しいという国も次第に多くなってきているわけ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ERIAの構想がASEANで支持され、インドネシアに、これは暫定的に、取り合いになっていましたから、設置をするということが決まったわけであります。これは意外と世の中的には知られていませんけれども、実は日本にとって、アジアにとっても歴史上の一幕になるはずなん...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原油価格の高騰原因というのは幾つかあると思います。一つには、実需自身がそう余裕、余力を持っていない。予備力といいますか、そこが少しずつタイトになってきているという実需要因。それから、もちろんカントリーリスクがあります。産油国で政情不安になりますと生産が不安...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 中小企業倒産件数全体を見ますと、十八年が前年比一〇二%、つまり前年比でいうと二%増えていると。十九年が前年比でいうと六・二%増えているというわけであります。倒産件数が増えているということは、この油価の高騰、それから建築基準法絡みのことが影響していると思いま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 石油はともかく、鉱物資源というのは、たしかついこの間までは、どちらかといえば買手市場だったはずなんであります。しかし、今や石油に引きずられる形であらゆる鉱物資源も売手市場になってしまいまして、一方的に価格の通告を受けて、その価格で引き取らざるを得ないという...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) このレアメタルはまた存在する国が極めて偏在をしているということで、本当に安定調達上は厄介であります。レアアースは中国が相当シェアを持っているのでありますが、日本と中国でレアアースに関する協議会というのを持っていますけれども、なかなかこの協議会を開かない、幾...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) クールアース50で安倍総理の時代に、二〇五〇年に世界全体のCO2を半減するということを宣言しているわけであります。二〇五〇年に半分にする、なぜ半分かというと、今地球上で出している分と吸収する分でいえば、出している分が吸収する分の二倍でありますから、半分にす...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 新エネの導入促進、あるいは省エネの推進というのは、ただいま申し上げましたように、この地球温暖化問題の解決、あるいはエネルギー安全保障という点からも重要な対策であります。この推進のために技術開発に加えて導入の支援というのが重要なわけでありまして、政府といたし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) おっしゃるとおり、いわゆるキャリア教育でありますけれども、これは極めて大切であります。経済産業省では、平成十七年度から小中高校生を対象に、地域の協力の下に、民間の知見等を生かして体系的に職業体験学習を行う、いわゆるキャリア教育でありますが、これを推進をして...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘の案件でありますけれども、平成二十年度予算、間もなく成立をしていただけると思いますが、この予算におきまして、地域力連携拠点というものを二百か所から三百か所整備をするということになっております。  もうすぐ来年度なのにまだ二百か所なのか三百か所なのか...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 企業にもたらす恩恵を考えたときの企業の果たすべき責任という点での御質問であります。  経済産業省では、御指摘の観点も踏まえまして、日系の外国人労働者問題及び支援機関についての実態調査を行いました。一部の地域では企業等の外国人労働者に対する日本語教育である...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先進的な取組事例としては、外国人労働者に対して日本語教育を実施している企業がある、あるいは外国人労働者の子供に対する学校への支援の事例。ある企業は、協力会社五十数社と一緒にブラジル人学校に対して寄附を実施をしているわけであります。  外国人の子供たちが学...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私は以前、外国メディアの取材に遭いまして、これが引っかけ取材でありました。日本企業は現状の為替レートで業績を引き続き上げ得るのかというような話で、そのときに、日本の企業の為替の設定は一ドル平均でいえば百六円ぐらいで設定してあるから、当時幾らでしたか、百十円...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘いただいてきましたとおり、足下では賃金が伸びずに家計消費が横ばいで推移をすると。そういう中で、我が国の景気回復は足踏み状態にあるわけであります。  一方で、今後経済が成長を続けていく中で、雇用が拡大をし、所得が増加をすることによって消費が拡大をし、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 大学と産業界の連携につきましては、大学発ベンチャー千社のプランにありますように、大学から大学の知財が具体的なものになって出ていく。あるいは、大学と民間企業が連携をして、大学の研究を実用化、商品化をしていくというコラボレートが進んでいるわけであります。  ...全文を見る
03月28日第169回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(甘利明君) 詳細についてではありませんが、こういう考え方に関してどうだろうかと、意見は求められました。
○国務大臣(甘利明君) 総理が関係閣僚と相談の上に決断されたことでありますから、内閣の意思だと思っております。
04月02日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○甘利国務大臣 特会というのは、なぜ設定するかといえば、それは受益と負担の関係を明確にするということであります。その意味では、登記特会も特許特会も同じ趣旨にのっとって設置をされた。問題は、その目的が達成されているか、その目的に沿って引き続き行われているかという違いだと思います。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 四月一日零時以降、ガソリンの供給そのものに多大な支障が生じるといったことは起きておりませんが、例えば、一部のガソリンスタンドでは給油待ちの列ができるであるとか、あるいはスタンドにおいて一時的な在庫切れが生じるとか、スタンドごとに価格に大きなばらつきが生じて、消費者...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、地方でいえば一日二十億、国でいえば一日四十億、予定していた歳入が見込まれないということになります。総計二兆六千億円分の歳入欠陥を放置していれば生じてしまうということは、その分の歳出がなされなくなってしまうということになります。道路事業はほとんど維持...全文を見る
○甘利国務大臣 地域経済の活性化のためには、その地域において中小企業等による知的財産の創造、保護、活用を促進するということが重要であります。  地域や中小企業が抱える知的財産に関する課題というのは幾つかございまして、例えば知財戦略が構築できていないであるとか、特許出願の審査請求...全文を見る
○甘利国務大臣 なぜ改正をするかといえば、まず第一に、前回の料金改定に係る改正特許法の施行から四年が経過をしました。法律上は施行後五年の料金見直しということになっておりますし、国会の附帯決議においても、料金体系の不断の見直しの必要性ということを指摘されているわけであります。  ...全文を見る
○甘利国務大臣 知的財産国家戦略というのは、私が党にいましたときに、労働大臣を終わってすぐ取りかかりましたから、もう八年くらい前になりましょうか。  日本が大競争社会の中で生き残っていくために何をなすべきかということを考えたときに、高付加価値政策に取り組んでいかなければならない...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃるように、次の時代を担う産業は何かということは市場から自然発生的に出てくるものであって、政府が特定してこの分野とやるべきではないという議論があることは承知しております。  ただ一方で、知見を集めて、将来伸びそうな分野あるいは伸ばさなければならない分野を先...全文を見る
○甘利国務大臣 日本にとってのフロンティアを開いていくということは、総合科学技術会議がその司令塔になっていくんだと思います。そして、総合科学技術会議で、どこのフロンティアにフォーカスを絞って資源を投入していくかということのランクづけといいますか、プライオリティーをつけていく。それ...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、IT、ナノそして環境等々、今掲げられている何項目はまさに日本にとってのフロンティアだというふうに思っております。
○甘利国務大臣 御指摘の点はよく理解ができます。どういう研修を行うか、どういうところに派遣をするか、どういう交流を行うか、これは知財戦略上も極めて重要なポイントでありますので、お話を参考にしっかり取り組んでいきたいと思います。
○甘利国務大臣 五百名の任期つき任用の審査官は、かなり優秀な方が多いというふうに報告を受けております。  この任期が終わった後にも特許庁の有力な人材として確保したいというふうには思っておりますが、正直な話をしますと、定員の枠がありまして、ふやすところはふやす、減らすところは思い...全文を見る
○甘利国務大臣 早期審査の制度は、おっしゃるように、いろいろな分野についてあるわけです。  御指摘は、大企業、中小企業云々ということではなくて、戦略分野についてのファストトラックの仕組みをつくれということだと思います。それについては、戦略性という観点からも重要な指摘でありますの...全文を見る
○甘利国務大臣 アメリカの場合、中小企業というだけで、間口が広く対応されている、日本の場合は、赤字企業であるとかあるいは研究開発型中小企業であるとかいうことに限定されてしまっていると極めて使い勝手が悪いのではないかということの御指摘であります。  料金についての中小企業優遇とい...全文を見る
○甘利国務大臣 ことしは総理が出席をされまして、基調講演をされました。たくさんの方が聞かれましたけれども、あそこで日本の洞爺湖サミットに向けての日本なりの考え方の発信をまずされたわけでありまして、それはかなり評価を受けたと思います。ダボス会議が、歴史を重ねるに従って、その年の世界...全文を見る
○甘利国務大臣 ジャパン・ブランドをかなり広義にとらえて日本らしさというものを発信していく、ジャパン・ブランドと言った場合、狭い意味でこれがそうというのはありますけれども、全体を網羅して、これぞ日本の真髄といいますか、それを一つの説明でつなぐということがなかなかまだできていないん...全文を見る
○甘利国務大臣 例えば、感性価値創造でいえば、そういう分野に携わっているファッションデザイナーとか建築デザイナーとか、いろいろな人に集まっていただいて、何回も会議をやりました。私も、ずっと通しで会議に参加をしました。ただ、そういう中でも、これぞコンセプトという、横ぐしで明確な表現...全文を見る
○甘利国務大臣 世界経済フォーラムが主催をされる本チャンのスイス・ダボスでの会議と、それからアジア・ダボスとかアフリカ・ダボスとか、いろいろあるんですよね。  実は、世界経済フォーラムが主催するアジア版について日本が積極的に参画をしていくということについては、大きな意義があると...全文を見る
○甘利国務大臣 知的財産戦略、知財立国というのは、先ほどお話ししましたように、私が党で小委員会をつくって取りまとめた提言、知財立国宣言ということで取りまとめましたが、それを小泉内閣の発足の際に提言をいたしました。小泉総理が大変乗り気で、それを採用し、戦略本部をつくっていただいたわ...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、まさにそういう危機感を持ちまして、世紀の特許とも言えるこの取り組みに政府全体として支援体制を組めという発言を、実は直後に総合科学技術会議でしたわけであります。そのときに、もうアメリカは既に追いついているのではないか、山中教授のこのアドバンテージも、総合支援体...全文を見る
○甘利国務大臣 きょうは、五百円上げて一万三千百六十円になったそうでありますが、つくづく、世界の主要国経済というのはつながっているな、世界の市場というのは相互に影響されるなという思いを強くするわけでありますが、その中でもよく指摘をされるのは、日本の東証市場の下がり幅が極めて大きい...全文を見る
○甘利国務大臣 いわゆる戻し税については、これを実行するにはそれなりの周到な準備が必要であります。よく、酒税の過去の例が引き合いに出されますが、あのときには、半年くらい前から在庫の把握、管理が相当厳しく行われたわけでありまして、そういう周到な準備の上に初めて可能になったんだと思い...全文を見る
○甘利国務大臣 個別の審査中の中身についてコメントするということは控えた方がいいと思いますが、なぜこの審査をするかというのは明確に位置づけられておりまして、公の秩序の維持の観点からということで、審査の必要性がある場合には当然する。これはOECDの資本移動自由化コードに明確に規定さ...全文を見る
○甘利国務大臣 私も理科の授業が余り好きじゃなくて、なぜ好きじゃなかったのかと思うと、化学式とか、実験でもつまらない実験とか、学者の世界みたいになっちゃってとても我々が寄りつく場ではないみたいな印象が多かったんですね。  最近、米村でんじろうさんという人がよくテレビで理科の実験...全文を見る
○甘利国務大臣 特許等の知財をどう企業があるいは産業が戦略的に活用していくかというのは、まさに企業戦略だと思うんです。  私の地元にある製造企業がありまして、なかなか優秀な企業ですが、そこの製造ラインに私が入っていこうとしても、社長からとめられまして、ここから先は代議士でも勘弁...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、世界全体で特許の出願件数が急増しております。そして、その原因の相当部分が外国からの出願でありまして、このままでありますと、関係国のマンパワーに限界がありますから、特許の付与というのはどんどん遅滞していくわけであります。そこで、国際的な審査協力、国際...全文を見る
○甘利国務大臣 まさに特許は国際間の協調と連携が必要な最たるものでありますから、基本的に主要国では特許の文献情報を国際語である英語に直してどの国も発信していくということが求められるわけでありまして、日本としても、中国政府に対して特許文献に係る機械翻訳システムの開発を促すとともに、...全文を見る
○甘利国務大臣 パテントトロールというのは、いわば訴訟ビジネスなんでしょうね。パテントを買い集めておいて、そのパテント、特許に、特許侵害してくる企業はないか、ずっと見張っていて、見つかったといったらそこに損害賠償請求を訴訟でしかけていく。そういうのをあちこちしかけて賠償金をたんま...全文を見る
○甘利国務大臣 その視点からもしっかり議論していきたいと思います。
○甘利国務大臣 大臣がしょっちゅうかわる時代でありまして、私自身も通商交渉と資源交渉をやっておりまして、やはり外交交渉にかかわる閣僚はある程度腰が落ちつかないと、国際会議に行くたびに初めましてと名刺を配るようでは困るなと思っておるんですが、幸い私は一年半やらせていただきまして、外...全文を見る
○甘利国務大臣 我が国の特許法は、すべての特許出願について公開をするということを原則にすることで、発明の利用、奨励を図っているわけであります。  しかし、御指摘の日米間における協定出願については、米国において発明の内容を秘密にする制度がありまして、その秘密とされる技術を我が国の...全文を見る
○甘利国務大臣 先ほど来話題になっておりますこの研究会というのは、非公開を前提として開催をしておりますゆえに、公開することを前提としたいわゆる議事録は作成をしていないわけであります。  この議論の内容を公開する、つまり議事録の公開については、出席者の方々の了解がいただけるかどう...全文を見る
○甘利国務大臣 iPS細胞については、再生医療の実現につながる極めて重要な技術でありまして、さらなる研究の進展により、今後の再生医療、創薬の加速につながるものと期待をしております。  そういう中で、研究開発の競争力を高め、イノベーションを促進していくために、論文とともに、特許に...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  中小企業は、多様な事業の分野において特色ある事業活動を行い、多様な就業の機会を提供する等、我が国の経済の基盤を形成しており、雇用の確保や地域経済の活性化等...全文を見る
04月04日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○甘利国務大臣 この中小企業の事業承継政策、円滑な事業承継ができるための施策というのは、中小企業政策に携わる者にとってのいわば悲願でありました。梶山先生御自身、与党の立場で大変なお骨折りをされたお一人であるわけでありますが、この問題は、与野党を問わず、中小企業に思いをはせる政治家...全文を見る
○甘利国務大臣 事業承継税制は、中小企業の事業の継続というものが雇用確保を通じた地域経済の活力維持に資するということにかんがみて、相続後一定期間、雇用を確保しつつ事業継続を行う企業に限定をしまして、自社株式に係る相続税の納税猶予の適用を認めるものであります。  この五年間、八〇...全文を見る
○甘利国務大臣 今お話しのように、個人事業主、個人事業に、法人形態をとる中小企業の事業承継政策がようやく追いついたという理解だと私も思っております。  個人事業主は、今もお話にありましたように、個人事業主の事業用資産の大半を土地が占めているわけでありますけれども、事業用宅地につ...全文を見る
○甘利国務大臣 事業承継税制につきましては、本年一月に、平成二十年度税制改正の要綱において、平成二十一年度税制改正で事業承継税制を抜本拡充することを閣議決定いたしました。具体的には、平成二十一年度税制改正で取引相場のない株式等に係る相続税の納税猶予制度を創設し、本法律案の施行日で...全文を見る
○甘利国務大臣 この事業承継に際しましては、相続税の負担に加えまして、後継者の不足、遺留分の問題などさまざまな問題がございますために、総合的な支援が必要であると認識を同じゅうしているわけであります。税制のみならず、あらゆる政策総動員が必要である、おっしゃるとおりだと思っております...全文を見る
○甘利国務大臣 これまで、中小企業の事業承継について、少しずつ、いわばちびちび対策が積み上げられてきたということはあったのでありますが、今回のように、いわば本当に抜本策として出たということは初めてなわけでありまして、そういう意味で、まさに中小企業の事業承継対策の中で一つの歴史をつ...全文を見る
○甘利国務大臣 私、この問題に取り組んで何十年とは言いませんけれども、少なくとも十数年取り組んできまして、十一月から始まる党の税制調査会で、税制調査会の幹事、副会長をずっとやってきました。  抜本的な中小企業の事業承継策を確立したいというときに何が大変だったかというと、減税規模...全文を見る
○甘利国務大臣 生涯持ち続けるということは、その次の世代に株を渡して事業を継続していくという意味でありますけれども、例えば十年とか二十年、そこで売却、手放して現金にかえるという場合にはなぜ適用されないかというと、それは、まさに事業を運営していくためのものから、財産に変わるわけです...全文を見る
○甘利国務大臣 総理からは、成長力強化のためのいろいろなメニューがある中で、前倒し実施できるものを洗い出して実施の体制をとるようにという御指示でありました。全く新規のものを新たに予算立てしてやるという、新たな歳出はありませんからねということをくぎを刺されておりまして、手持ちのカー...全文を見る
○甘利国務大臣 貸金事業者は、悪い面ばかり取り上げられてきたんですけれども、資金供給という点で一定の役割も果たしているということで、私も注視をして見てきたところであります。  それで、御指摘は、この業法改正によって、前倒しで与信を絞って信用収縮が起こっていないか、その影響はどの...全文を見る
04月04日第169回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(甘利明君) ガソリンスタンドに対する資金繰り対策についてお尋ねがありました。  ガソリンの流通面における混乱を少しでも小さくするようにとの総理の指示を受けまして、暫定税率の期限切れに伴い大きな損害を被ることが懸念をされるガソリン等の販売事業者に対しまして、その資金繰...全文を見る
04月07日第169回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(甘利明君) 小規模企業を含めた中小企業には、大きく言って二つの課題があるんですね。その一つは、財務状況だとか経営上の課題ということを的確に自分自身で把握をすること、自分の企業にどういう課題があるかということを把握することと、それから把握した課題を克服するための必要な知...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) さきの国会で新しい企業立地促進法というものを国会で成立をしていただきました。つまり、今までの企業立地よりも前広に企業立地に必要な人材の育成からインフラから全部連動して省庁連携でやろうと、中央もそうだし、地方局も連携してやっていこうというこの新しい仕組みが成...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 駆け込み寺のような窓口をつくって下請いじめに遭っている中小企業者が申し出るということもやっていきますが、なかなか自分からは行きづらいですね、親企業の立場との関係がありますから。  今公取からも話がありましたけれども、中小企業庁としても、親事業者、それから...全文を見る
04月08日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○国務大臣(甘利明君) 特許法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国経済は、人口減少や国際競争の激化といった様々な成長制約要因を抱えている中で、知的財産権の創造、保護、活用の好循環の加速化によりイノベーションを一層促進し、中長...全文を見る
04月09日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○甘利国務大臣 この種の施策を構築するときに、施策を受ける方も、そしてそれをチェックする方も、余り複雑に使いづらいものにしてはいけないと思います。できることなら共通の物差しで、この適用を受けようとする経営者も、ならばこういう方法でやってみよう、今まで子供の給与から株式を保有させよ...全文を見る
○甘利国務大臣 基本的には、長官がお答えしたとおりであります。  認定するところとか査定をするところが、目きき能力をしっかり身につけさせる、これは最大の課題で、いわば永遠の課題であると思います。これは、経験値を積み上げていくということしか、特効薬はなかなかないんだと思います。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 大企業と中小企業、上場企業と非上場企業を比較しますと、経営者の死亡等による交代が事業の存続と直接かかわってきてしまう。それによって、中小企業が培ってきた技術の蓄積が継承されないとか、あるいは雇用が崩壊をしてしまうとか、地域経済を支えてきた中小企業がその存在を失って...全文を見る
○甘利国務大臣 今回提出をさせていただいている法律で、税の手当てをきちんとするというふうに書いてあります。でありますから、少なくともその部分についてはちゃんと対処をするということであります。その部分の税制改正要綱を読みますと、その際にいろいろと課題と思っていることも一緒に検討した...全文を見る
○甘利国務大臣 これから税制調査会で議論をしていただくわけであります。この法律の趣旨が税によって逆にねじ曲がるということがないように、税制調査会のメンバーにはしっかり留意をしていただきたいというふうに思っております。  ただ、基本的に、今回の制度は納税猶予制度であります。つまり...全文を見る
○甘利国務大臣 私も党の税調の役員をずっとやっておりまして、確かに、主税局が書いてくる文章というのはなかなか素直に読めないので、気をつけないと、行間にいろいろな思いが詰まっている、割とトリッキーな書きぶりがあるということは経験上よく承知をしております。もちろん、減税要求をする場合...全文を見る
○甘利国務大臣 個人事業主とのバランス、それからこういう企業経営に参画しない方とのバランスとか、事業承継が円滑になされる、そして不公平感も醸成しない、あるいは法人企業と個人企業とのバランスにも配慮する、いろいろと勘案した上で設定した落としどころだと思っております。  この法案を...全文を見る
○甘利国務大臣 純粋な法律論でいえば、その時点でそういう法律があるかないかということでありますから、財務省の答弁のとおりだと思います。でありますから、できるだけ早く、一刻も早くこの税制改正法案を成立していただきたいというふうに思っております。  その上で、ガソリンスタンドの混乱...全文を見る
○甘利国務大臣 この八〇%の設定というのはどういう根拠かというのは、先ほど来るる述べさせていただいたところであります。先行する個人事業主の事業資産との見合い、あるいは先行する外国の税制度との見合い、あるいは課税の公平性の観点から、中小企業の事業承継者に過度に優遇措置という不公平感...全文を見る
○甘利国務大臣 かねてから、官業は民業の補完に徹すべしという議論がありました。政府系金融機関は、民間金融機関でもできる部分からは撤退をして、なかなか手を差し伸べない部分に徹せよということで、一般貸し付けからは撤退をして、その穴は民間金融機関が埋めるという話で、そういう方向にかじを...全文を見る
○甘利国務大臣 国会議員の任期というのは国民から与えられ、国民の意思を負託されているわけでありますから、特別な事情がない限り、与えられた任期を全うするというのが本来の姿だとは思っております。
○甘利国務大臣 閣議決定がなされるまでは、それぞれの閣僚、いろいろと意見を言わせていただいたというふうに思っております。それらを勘案して閣議決定をなされたわけでありますから、私も内閣の一員として、この閣議決定に沿って対処するということになります。  ただ、いずれにしても、政策を...全文を見る
○甘利国務大臣 新規性があるかないかといえば、既に二十年度予算で立てている政策でありますから、目新しい点は、もう既に発表してあるものでありますから、新規性というふうに問われると、目新しさというのは確かに欠けるというふうに思います。  若干、足元下振れリスクが高まりつつある中で、...全文を見る
○甘利国務大臣 一九八〇年代後半以降に開廃業率が逆転しているわけであります。それまでは、開業の方が多くて廃業の方が少なかった。そのときのことを私は鮮明に覚えておりまして、大変な危機に陥る、日本じゅうから会社の数が実数で減っていきますよということを講演でよくしゃべったことを記憶いた...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、会社をやめて、サラリーマンをやめて、おやじの仕事、中小企業を引き継ぐということで来たはいいけれども、収入を計算してみたら勤めていたときの方がよかったということは往々にしてあるわけでございます。そういう事態が蔓延をしますと、確かに事業承継に支障を来し...全文を見る
○甘利国務大臣 日本の産品は、中国を初めとする途上国で大変な人気でありますけれども、中国に行きまして驚いたことに、コシヒカリとかササニシキがもう登録されてしまっている。この種の話は漫画、コミックにもありまして、本家が出ていったら、にせものに本家が訴えられたというような、わけのわか...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃるように、中小企業の事業承継が困難視される理由は幾つもあります。  事業それ自体が余り魅力があるものに感じられない、一生懸命働いているけれども、汗みどろ、油まみれになって働いている父親の姿を見て、それでは自分もサラリーマンをやめて帰っていこうかと思うと、...全文を見る
○甘利国務大臣 今般の事業承継税制は、中小企業の事業の継続、発展を通じた雇用の確保であるとか、あるいは経済活力、特に地域の経済活力の維持を図ることを目的としているわけであります。  この要件については、相続税を納めるのを猶予するという大方針の転換でありますから、要件はしっかりと...全文を見る
○甘利国務大臣 私も長いこと中小企業政策を担当してきまして、中小企業に関して演説を行うときのまくら言葉が、中小企業者四百七十万と言っていたのが、直近では四百三十万であります。私の記憶の中でも、何年かの間でもう四十万社も減ってしまったわけであります。  開廃業率が逆転しているとい...全文を見る
○甘利国務大臣 五十六条は五十七条とあわせて考えるのが適切だと思いますが、青色と白色で、要するに、より正確な帳簿というか、より正確な記帳はやはり負担がかかるんだと思います。それに応じて、ある種、比較論でありますけれども、アバウトに対応するか、より厳しく、それはやはり、それだけ事業...全文を見る
○甘利国務大臣 税制というのは、ある種理屈の世界、哲学の世界であります。その税を設定するには設定するなりの理屈があるわけでありますし、哲学があります。でありますから、その税制度の理屈、哲学を整理して、その上で、どういう形態かを考えるということは、政府全体としては、この税制に限らず...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
○甘利国務大臣 まず、中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、企業規模や業種、地域により景況に格差が見られる中、我が国が、地方を中心として元気を取り戻し、活力ある経済社会を構築するためには...全文を見る
04月09日第169回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) 新指針に基づく耐震安全性評価、いわゆるバックチェックであります。これによりまして、すべての原発の耐震安全性評価というのを見直しをさしているわけであります。今その各電力会社からバックチェックの報告が、中間報告でありますが、来ております。その結果、新指針に基づ...全文を見る
04月10日第169回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(甘利明君) 電気やガス料金の伝票に二酸化炭素排出量を記載すべきとの御指摘についてでありますが、毎月の検針票にはその月と前年同月の使用量を記載しておりまして、増減の傾向を把握できることから、各家庭での自主的な省エネに寄与するものとなっております。  二酸化炭素は、電気...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 四点のお尋ねがありました。  まず、先進国全体の排出削減目標についてのお尋ねであります。  御指摘の数字は、IPCCの報告書における、一定のシナリオに基づいた場合の、先進国全体としての削減する必要がある幅について言及したものの一つであります。先進国の各...全文を見る
04月10日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○国務大臣(甘利明君) 昨今の経済のグローバル化に伴いまして、世界的に特許出願数というものが増加をいたしております。我が国といたしましては、今の御指摘のように、まず出願手続の統一化及びオンライン化、これを通じまして出願人の負担を軽減をするとともに、各国特許庁の事務処理手続の効率化...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 中国において我が国の名産ブランドであるとか地名そのものが第三者によって商標出願されている問題でありますが、これに対しては、まずは日本国内の利害関係者が中国において商標の先行取得や取消し請求の提訴等迅速に対処するということが重要であります。取られそうなやつは...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 我が国では、外国企業による国内企業の買収の結果として国の安全等が損なわれないように、国際ルールの枠内で、外為法に基づきまして、一部業種に限定して対内投資規制を講じているわけであります。  外為法の対象業種につきましては、昨年の九月に、安全保障上重要な技術...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 外為法二十七条というのは、資本自由化との見合いでOECDコードに則して定められた条項でありまして、まさに国際ルールそのものであります。  今御指摘の、例えばアメリカにエクソン・フロリオ条項というのがあるけれども、これはまさに投網で掛ける、包括的に規制をア...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私もこのマイクロソフトの技術担当者のトップが、御自身で自分も当然出資をされているでしょうし、資金を集めてファンドを形成したと、この話を聞いて、おっしゃったインテレクチュアル・ベンチャーズのようなものですね、これ聞きましたときに、アメリカの懐の深さというか、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 極めて大事な御指摘だと思います。  特会をきちんとその使命に沿って見直すというのはもちろん大事なことです。要するに、区分経理といいますか、区分会計にしていることの理由、受益と負担の関係、それからいかに効率的にその受益と負担の関係が成り立っているかというこ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 知的財産国家戦略というのは、知財を有効に活用することのメリットを大企業だけではなくて、日本の産業、経済を支えている中小企業まで周知徹底をすることであろうかと思っております。中小企業の知的財産の創造、保護、活用、このサイクルを促進をしていくということは、地域...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今回お願いしております法改正におきましては、中小企業の負担感が強いと中小企業側の声が大きい十年目以降の特許料を重点的に引き下げると同時に、中小企業が利用割合が高いものが商標権の設定登録でありますけれども、割と手軽にできるということでありますが、この登録料が...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 特許電子図書館では、出願公開制度の下で公開された特許情報というものをインターネットで提供をしているわけであります。  この出願公開制度というのは世界の主要国で採用されている制度でありまして、出願の内容を公表するということによりまして、重複研究による無駄な...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 模倣品、海賊版の世界的な拡散というのは、おっしゃるように企業利益の侵害、イノベーションの減退のみならず、消費者の健康や安全を脅かしていると。偽物の部品が自動車の事故につながったりとか、もちろん直接消費者に害を及ぼすという事案は随分報告されているわけでありま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 経産省も特許流通を促進するための事業を展開しておりまして、具体的に申し上げますと、特許技術の保有者がその技術のライセンス締結、事業資金の支援等を募る場であります特許ビジネス市、これ年三回東京、大阪でやっておりますが、これを開催をすると。それから、企業や大学...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) パテントトロール、おっしゃいますように、自らは自分で発明したりその発明によって物を作ったり一切しないで、よその人が発明したその発明の権利を買ってきて集めておいて、自分はじっとしていて、その特許に侵害する、特許侵害の可能性が出るのをじっと待ってきて、どこかが...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 中小企業の利用割合が高い商標に関する費用であるとか、十年目以降の特許料等を引き下げるということは中小企業からのニーズが高いということを認識をいたしております。今回の料金引下げというのは、まさに中小企業のニーズにこたえるものであると考えています。  それか...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 大変遅くなって申し訳ありません。ようやっと本会議終わって、答弁終わって駆け付けた次第でありまして、大変お待たせして申し訳ありませんでした。  午前中にも出た議論でありますけれども、私はこの研究開発コンソーシアムファンドといいますか、この組成がなされて、言...全文を見る
04月11日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○甘利国務大臣 既に昨年の国会で、地域資源法であるとか、あるいは企業立地促進法を成立いただきましたし、その対象案件が非常にたくさん出てきております。  ここで、あえて農商工連携という法案を出しましたのは、従来の法案でカバーできない部分があるということがもちろんございます。地域資...全文を見る
○甘利国務大臣 企業立地促進法というのは、企業であります。地域の主力産業というのは、従来からあるのは農林水産業であります。食料品製造業等の、つまり一次産業にかかわる企業、製造業、これがやはり地域振興には、一次産業にかかわっている製造業ということで地域の経済の牽引役になるし、そうい...全文を見る
○甘利国務大臣 似たような法律がいっぱい出て、出す方はわかっていても、利用する方は混乱を来すのではないか、そういう心配はあると思いますし、いろいろ組み合わせてできることもあろうと思いますが、その辺は、現場の担当者がわかりやすく説明をしようと思っております。  地域資源法というの...全文を見る
○甘利国務大臣 農商工連携というのは、省をまたいでいろいろな知恵を合わせる、施策のコラボレーションを行うということに道を開くものであろうと思います。企業経営的感覚にはなかなかなれ親しんでこなかった分野の方々が、そういう取り組みを通じて自分のところの農林水産業の課題というものを洗い...全文を見る
○甘利国務大臣 地域力連携拠点というのは、何でも相談ができるという箇所を三百カ所つくりました。経営に関する人材もそろえました。  再生機構と再生協議会というのがありますけれども、前、中央の組織があって、それの地方版というのでできたのが再生機構。それで、再生支援協議会というのは、...全文を見る
○甘利国務大臣 地方に最近、道の駅というのが整備されてきまして、そこに農産物の直売所ができるんですね。そうしますと、農家のお父ちゃんとお母ちゃんの言っていること、感覚が全く別になるんですね。  お父さんは、農業とは、いいものをこうやってつくるんだと、経験と勘によるうんちくがある...全文を見る
○甘利国務大臣 基本的には、事業として認定をするまでにきめ細かい相談に応じて、いろいろな事態を想定して、事前に対処方の相談をしていくということが大事だというふうに思っております。もちろん、認定後にもきめ細かい支援を行うということであります。  ただ案件が、この事業者とこっちと組...全文を見る
○甘利国務大臣 昨年成立をいただいております中小企業地域資源活用法は、地域の強みであります産地の技術、農林水産品、観光資源などの地域資源を活用して新商品の開発であるとか販売開拓などを支援するものであります。  これに対しまして、本法案は、第一次、二次、三次という産業構造の壁を越...全文を見る
○甘利国務大臣 我が国は、今、人口減少、そして少子高齢化が急速に進んでいるわけであります。そうした中におきまして、地域経済の活性化を図って地域格差の是正を図るということは、最も重要な政策課題の一つであります。こうした観点から、私の前任者であります二階前大臣のもとで取りまとめられま...全文を見る
○甘利国務大臣 地域の資源、なかんずく農林水産品に関して経済産業省が直接施策の手助けをするということは、今までにそうそうなかったことであります。ある意味、画期的な政策だというふうに思いました。ただ、それは、地域の農林水産品を地域資源として認識して、もっと広く、従来の手法を超えて市...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、企業立地促進法をつくります前に、財政力の弱いと言われている県の知事さんに内々に来ていただきました。議員会館に来てもらいまして、本音で言ってくれということで、そのときに、やはり財政力の弱いところは企業誘致合戦でも劣後する、そしてますます財政力が弱くなってくる、...全文を見る
○甘利国務大臣 地方分権の原則は、その地域で完結できるものは極力そこに渡すということだと思います。完結できない、エリアをまたがるもの、あるいは全国統一規格的にスタンダードとしてやらなきゃならないところは国が責任を持つということだと思います。  地域資源に関して言いますと、地域資...全文を見る
○甘利国務大臣 農業や食品製造業等のいわゆる食料産業は、国内生産額が約百兆で、就業者は千百万人、就業者総数のうちの一七%ということであります。食がなければ人類は存続ができないわけでありまして、奢侈品等あるいは電化製品はなくても死ぬことはありませんけれども、食料はなければ生存が危う...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、農商工連携を推進するに当たっては、先端的な研究開発分野において関連する研究機関の両省間の連携も重要な課題であります。現状では、こうした認識のもと、我が省は産総研と呼んでおりますが、この産総研と、農水省は農研機構と呼んでいますが、独立行政法人農業・食...全文を見る
○甘利国務大臣 統合はともかくとして、中国に米を輸出する際には、農水、経産、外務省三省が連携で中国と交渉して、再開をさせました。  また、亡くなった松岡大臣が、日本の農産物を輸出する戦略をつくる。その際に、日本食ブームにあやかって、本当の日本食レストランがあるんだろうか、そこを...全文を見る
04月16日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○甘利国務大臣 我々政治家から見ると、何でこんなことで各省が意地を張っているんだろうと思うことが間々ありますよね、それは先生が一番よくお感じになっていらっしゃったのではないかと思うんです。  経産省と農水省は、そうした中においても、中小企業それから農林漁業といういわば地域経済の...全文を見る
○甘利国務大臣 企業立地促進法を出しましたときに、地域に企業を呼んでくることも大事だけれども、もう一つ大事な点は、そこに従来からある産業を元気にするということは同列に大事だという意識が私にありました。  地方の主力産業というのは一次産業であります。これをどう元気にするかというこ...全文を見る
○甘利国務大臣 いわゆる新連携は、業種横断的に企業のライフステージに応じた支援策、創業をする、経営革新をする、新事業展開をする、その業種横断で企業のライフステージに応じた支援をする措置だと思うんですね。その際には、やはり新規性が高いということが求められるわけです。地域資源法の場合...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、地域の経済状況を見ますと、月例経済報告等でいつも報告されるのは、この地域は有効求人倍率がこうであります、この地域はこうです、なぜならば、有効求人倍率が高いところは自動車産業を中心とする部品産業があるからです、有効求人倍率が悪いところは一次産業や建設業に依存し...全文を見る
○甘利国務大臣 御質問が広範なので、何から答えていいかよくわからないんですが、今までの質問の中でもお話がありましたとおり、農家一人当たりの耕地面積で見ると、日本はEUの十分の一、アメリカの百分の一。それだけの現状を見ると、もう絶望的なことになってしまうんですが、だとしたら、その現...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃるように、食料がなければ人間は生きていけませんし、いかなる事態が生じても、食料供給が途絶するということがあってはならないわけであります。  日本の農耕地は、本来フル稼働して食料生産をすべきだと思いますが、なぜそうならないかというと、つくっても生計が成り立...全文を見る
○甘利国務大臣 農林漁業の現状を見詰めて、どこにハンディキャップがあるかということを分析し、それを克服するための政策連携をしていく、その現状分析をして、そういう条件の中で、なおかつ勝ち抜いていくためにどういう政策連携があるかということで、現場もそれから本省間も連携をとっていくとい...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
○甘利国務大臣 少子高齢化等を背景としました国内消費の縮小であるとか国際競争の激化等、小売業を取り巻く環境は大きく変化をしているわけでありまして、大規模小売店舗の撤退あるいは業態転換、こうしたものは、このような環境変化のもとで企業経営上判断をされたものであるというふうに理解をいた...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、環境大臣の始球式が暴投にならないことをお祈りいたします。  もともとまちづくり法案は、私のことでありますから、まず省庁を巻き込むことから始めました。九年ぐらい前に最初につくったときには、十三省庁をまとめてつくったわけであります。  要は、つくった後、改正...全文を見る
○甘利国務大臣 原油、原材料高あるいは円高、サブプライム問題を中心とする米国発の世界経済の下振れリスク、こういった環境の中において国内経済をしっかりと下支えしていくということが求められているわけでありまして、先月、三月十一日に、総理から早期に具体化できる経済対策、施策を検討するよ...全文を見る
○甘利国務大臣 内需振興という観点から、我が国の有する約千五百兆円の個人金融資産であるとか巨額の海外の資金を活用するために、官民の協力によりまして、大型のPPP、パブリック・プライベート・パートナーシップの立ち上げを検討するということは意義あることだというふうに考えております。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、実は、日本の伝統的な雇用形態というのをかなり評価していた政治家なんですね。終身雇用派で、年功賃金もすべてを否定すべきではないという持論の持ち主だったんです。  当時、労働大臣のときには、物すごいプレッシャーをかけられたのは、雇用の流動性、つまり、自分がした...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業、小規模零細を含めまして約一万九千社くらいの調査をしておりますが、中小企業の景況感でいえば、八四半期連続マイナスということでありますから、大規模も含めた全体としての感覚よりもさらに、中小企業に限って言えば足元は厳しいというふうに思っております。
○甘利国務大臣 政府系の金融機関の中小公庫がありますけれども、このユーザー会があります。この人たちの話を聞きますと、銀行が貸してくれないときに救いの手を差し伸べてくれて、いろいろアドバイスをもらいました、それによって今日がありますとか、あるいは、それに助けられて中小公庫を卒業して...全文を見る
○甘利国務大臣 三百選というのは、まさに他の範となり得るようなすばらしさを持っている企業を選ばせていただいたわけであります。そういう模範となり得るような中小企業が他の企業の視野の範囲内にいるということは、具体的な目指すべき道、努力する課題というのが他社にも見えてくるでありましょう...全文を見る
○甘利国務大臣 世の中が不況になってくると、どうしてもみんな守りに入る。そういう中で、自分で打って出よう、つまり業を起こそうという人というのは、極めて大事な存在だと思います。  私は仕事柄、若手経営者で自分で事業を起こして上場までさせたという人とよく歓談をする機会があるんです。...全文を見る
○甘利国務大臣 言葉が通じる方とやりとりができて本当にうれしいのでありますけれども、日本はまじめな国で、どこよりも一生懸命温暖化対策をしようという意気込みがあるということをバイアスで見られないようにすることが大事なんですが、世界にとって新しい枠組みで何が大事かというと、基準点をつ...全文を見る
○甘利国務大臣 民間住宅投資というのは、二〇〇六年度でいいますと約十九兆円、これは名目GDPの三・七%を占めているわけであります。  住宅産業は極めてすそ野が広い、材料というのは、木材から、ガラスから、繊維からあらゆるもの、それから屋根の素材、金属から、かわらからいろいろあると...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃるとおり、良質な長寿命住宅というのは、当初の建築費はある程度高くなると予想されます。当然だと思います。  しかし、数世代にわたって使用されたりするということ、それから、これまでの住宅よりも売却する際には高い額で売却できる、中古価格も高くなるということを通...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業というのは、我が国経済社会を支える重要な基盤でありますし、ITを活用して、その多くを占める中小サービス産業の成長を図っていくということは、我が国の経済活性化のために極めて重要なことであります。  そこで、経済産業省としては、中小サービス産業がITを導入し...全文を見る
04月18日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○甘利国務大臣 私、昔、ロンドン郊外に住んでおります友人を訪ねていったことがあります。そうしましたら、その近所でおじさんが塀にペンキを塗っているんですね。友人に、近所でペンキを塗っているおじさんがいたけれども、ああいう人を雇ってみんなやっているのかねと言ったら、いや、多分そこのう...全文を見る
○甘利国務大臣 私が大臣に就任をしましたときの就任のあいさつというか幹部職員に対する訓辞が、我が省こそ国富を増大する役所である、許認可権限はほとんど手放し、予算もそう多くはない、しかし、我々には知恵がある、ホモサピエンスの最高の力である知恵を結集して国富をふやすことができる役所で...全文を見る
○甘利国務大臣 ここ数年で、資源、エネルギーに対する市場の考え方というのが全く変わってきているんだと思います。つまり、以前は、資源、エネルギーは買ってあげるというスタンス、それが今や、売ってやるというふうに変わりつつある。そして、資源国の資源の国家管理化が随分進んできている、純粋...全文を見る
○甘利国務大臣 電源開発という会社を外為法上の対象にしてあるということは、もう御承知のとおり、大間のプルサーマル原発をこれからつくる、それから四島をつなぐ送電幹線を持っている、あるいは周波数変更設備の三割を持っている、ですから電力の融通をする際に極めて重要な役割をする、あるいはプ...全文を見る
○甘利国務大臣 見解だけ申し上げます。  日本には再生可能エネルギーという言葉と新エネルギーという言葉と二つありますが、海外では我々が新エネルギーと呼んでいるのは全部再生可能エネルギーに組み込まれていて、その再生可能エネルギーの主要部門を占めているのが水力発電であります。  ...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、日本はバージン資源でいうと資源小国でありますけれども、リサイクルという切り口でいいますと資源大国と言われているわけであります。  今携帯電話が例に出ましたけれども、例えば携帯電話から金を取り出す。通常の金鉱山でいうと一トンの鉱石から取り出せる金は...全文を見る
○甘利国務大臣 我々政治家は、数字にあらわれるデータと、選挙区に帰ったりあるいは地域に出向いていって受ける肌感覚との乖離にいつも悩んでいるわけであります。我々の直観が本当に正しいのか、しかし数字は客観的なものでありますから、そこの乖離というのはどこにあるのかというのをいつも思うわ...全文を見る
○甘利国務大臣 非常に厳しいと思います。
○甘利国務大臣 当初見通していた下振れ要因、これはある程度は見越したと思うんでありますが、例えば原油がここまで高くなるとか、サブプライムがこれほどの規模で世界経済の下振れリスクを拡大させるとか、あるいは円高がここまで進んでくる、想定の範囲を恐らく超えている部分があるんだと思います...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、外為法の対象案件は七百六十三件ございました。そのうちの七百六十二件は三十日以内に許可をしておりますし、そのうちの九五%は二週間以内に許可を出しております。七百六十三分の一件、極めて特殊な事例だということであります。でありますから、日本が閉鎖的だとい...全文を見る
○甘利国務大臣 この件は、答弁をぜひ控えさせていただきたいと思います。
○甘利国務大臣 それだけ大事な会社ならなぜ民営化したというのは、確かに各方面から私にいただく御意見であります。  当時、私も党でこの民営化論議にかなりかかわってきたのでありますけれども、行革論議の一環として特殊法人改革の議論が非常に吹き荒れていました。要するに、国の資源を投入す...全文を見る
○甘利国務大臣 アンバンドリング論が盛んなときに、私は、発送配電を分離したら原子力立地はまず進まないということを強く主張した一人であります。相当長いリードタイムを持って、回収に時間がかかり、地元の理解を得て、いろいろなことを組み合わせていかなければならないし、需要が見込めないと設...全文を見る
○甘利国務大臣 地球温暖化防止問題は待ったなしの世界的課題だと思っております。  日本ももちろんその努力をすること、それから、世界じゅうの主要国に仲間に入ってもらうための努力をすること、両方とも大事だと思っております。
○甘利国務大臣 御指摘の今の数字は、IPCCの報告書における一定のシナリオに基づいた場合の先進国全体としての削減する必要がある幅について言及をしたものの一つであるわけであります。  先進国の各国の目標については、国連における将来枠組みの交渉プロセスの中で議論されていくものであり...全文を見る
○甘利国務大臣 ですから、先ほど申し上げていますように、そういう指摘があったと認識しているということであります。つまり、京都議定書のグループでいろいろなことをどんどん先決めしてしまって、残りのチームが振り払われちゃったら何の意味もないんですね。  大事なことは、主要排出国が全部...全文を見る
○甘利国務大臣 総量目標と原単位改善との関係、これは、全くイコールでないにしても、アプローチとして極めて有効だと思うんですね。  日本として、総量目標はどうで、そのアプローチはどうする、これは、いろいろ世界が参加しやすい環境をつくっていく中で一つのタイミングがあろうかと思います...全文を見る
○甘利国務大臣 まだこれから、日本の方式で世界統一されたわけではありませんので、幾つかのアプローチの中に、セクトラルアプローチというのは、どのアプローチに関してもこれは基準づくりとして使えるものだと私自身が思っているんですね。  この間の答弁でセクター別に平均値を求めてという言...全文を見る
○甘利国務大臣 量は、たくさん生産するところは出るに決まっているのであって、要は、原単位なんですね、一トンの粗鋼を生産するのにどのくらいCO2が出るか。  このIEAの報告も正確さを欠いている点があって、例えば、コークスを自前で生産するのに出る排出量も加えているところと、それは...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、京都議定書の目標を確実に達成するとともに、中長期的にも温室効果ガスの排出量を削減することが求められております。温室効果ガスの約九...全文を見る
04月18日第169回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(甘利明君) 中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  中小企業は、多様な事業の分野において特色ある事業活動を行い、多様な就業の機会を提供する等、我が国の経済の基盤を形成しており、雇用の確保や地域経済の活性化等重要...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 川合議員の御質問にお答えをいたします。  まず、緊急に景気対策を取るべきではないかとの御指摘がありました。  現在、景気の下振れリスクが高まっている中で、政府といたしましては、原油価格高騰対策や中小企業の金融、下請等に関する対策を着実に実施しております...全文を見る
04月23日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○甘利国務大臣 国際交渉はすべからくそうなりやすいのでありますけれども、国益をかけた戦いでゼロサムゲームになりがちなんですね。つまり、こっちがうまくやった分だけどこかが割を食うということになりがちで、もちろん、国益をかけた交渉ですから、そういう視点は当然あると思います。  ただ...全文を見る
○甘利国務大臣 昨夜帰国しましたエネルギーフォーラムでも、上がっているのは石油や天然ガス、石炭の資源だけではない、食料も上がっているという議論も確かにあったわけであります。それが燃料価格の高騰と、それから地球環境問題にある部分起因して上がっていることも事実です。途上国は、食料をつ...全文を見る
○甘利国務大臣 今までの省エネ法で、大どころは把握をしてきました。しかし、地球環境を考えますと、それだけではカバーしきれないわけです。中小というか、中どころが枠組みに入っていただかなければいけないんですが、中どころをいっぱい持っている本部に何がしかの努力をしていただかなければいけ...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃいますように、最新の原発二基を標準型の火力発電所に置きかえますと、一%のCO2が削減をされるわけであります。でありますから、いかに原発のCO2削減貢献効果が高いかということは周知の事実でありますし、名立たる環境学者が、今までは原発に反対していた、しかし、地...全文を見る
○甘利国務大臣 日本は、目標達成計画をもとに、そしてその目標達成計画の中に経済界の自主行動計画というのが織り込まれています。私の見る限り、かなりまじめに取り組んでいる国だと思います。  さはさりながら、CO2の九〇年比、この基準年の設定の仕方が問題だということは世界じゅうで指摘...全文を見る
○甘利国務大臣 ISOの9000とかISOの14000というのがあります。ISOの9000というのは技術基準で、14000というのは環境基準ですが、実は、企業側がこれを負担として当初はとらえていたのかもしれませんが、セールストーク、売りなんですね。うちの企業はこれだけのことができ...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業は省エネのフロンティアという御指摘、まさにそのとおりだと思います。ぎりぎり省エネを進めていくところについては余力がそう多くないですけれども、これから本格的に取り組むというところは余力がある、ポテンシャルがあるということで、その対象として有望だと思います。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 何年か前に、私は、企業の経営改善を提案する事業者の話を聞いたことがあります。その事業者は、事業対象として最もおもしろくないのはトヨタだと言っていました。なぜかというと、完璧にいろいろな努力がなされているから、改善提案をする余地がほとんどないと。一番おいしい事業は何...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、この原油価格の異常高騰、直近では百十九ドルぐらいになっていると思います。百ドルを超えたら大変だと言われたのがついこの間だったはずですけれども、もう百二十ドルにも届こうとしているわけであります。このことに物すごく危機感を持ちまして、サウジとまずバイ会談を行いま...全文を見る
○甘利国務大臣 通常、価格が上がれば消費は減る、価格が上がれば購入は手控えるというのが市場原則なんであると思います。ただ、生活必需品、なくてもいいというものと、なければならないというものの消費行動は若干違ってくる。  環境税論議がありましたときに、その環境税は一円二円、二円三円...全文を見る
○甘利国務大臣 我が省は、税額の幅と抑制効果について、そういう視点から発言をしてきたんだと思います。私の前任者、前々任者、いろいろ発言があったと思いますが。  官房長官は、その上げ幅のインパクトが、二円、三円から二十五円という、かなりのインパクトがあるという意味と、それから、こ...全文を見る
○甘利国務大臣 経済政策、景気対策の一般的な手法として、減税をし、一方で歳出削減をするという手法がある、かなり主流の手法としてあるということは私も承知をいたしております。  一方で、日本の現状を見ますと、歳出削減努力、これはさらに徹底的にやっていかなきゃならないのは事実でありま...全文を見る
○甘利国務大臣 政府の目標達成計画の内数として、自主行動計画が位置づけられております。そして、それは閣議決定という形で国家の、政府の意思として内外に発出をされているわけであります。そのことについて、仮に株主代表訴訟が起こったとします。おっしゃるとおり、最終判断は裁判所がするわけで...全文を見る
○甘利国務大臣 資源エネルギー庁長官が申し上げましたとおり、企業としての経営努力を最大化して、いかにこのコストを吸収するかをまず考えていただくというのが原則でありますが、我々といたしましては、柏崎刈羽が、安全が大前提でありますから、新指針に基づく耐震安全性評価を、さらに余力を持た...全文を見る
○甘利国務大臣 二点あると思うんですね。灯油とまぜちゃうこととエタノールとまぜるということは別問題で、エタノールとかETBEというのはちゃんとまざるんですね。水割りみたくちゃんとまざって、分離しない。灯油とガソリンというのは比重が違っちゃって、分離しちゃう。だから、灯油をガソリン...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃるように、産業部門、ここでは工場部門のことを指して言いますけれども、これはマイナス六パーです。問題は、オフィスビルとか、あまたあるコンビニであるとか、あるいは家庭部門、あるいは運輸部門というのが、十数%から四〇パーぐらい伸びてしまっている。  この委員会...全文を見る
○甘利国務大臣 我々閣僚はチャレンジ宣言というのを持たされていまして、私のもあるんです。  何をやるかということになるんですが、例えば、まず私、大臣になって、車をハイブリッドにかえようということで、私の車はハイブリッド車です。もっと小さければいいじゃないかと言われるんですけれど...全文を見る
○甘利国務大臣 まじめにやっている人間がふまじめなところにお金を払わなきゃいけない、こんなことがあってはならないと思うんです。だからこそ、基準年のとり方とかベンチマーキングということが大事であって、一部には、この排出権取引をもう視野に入れて、自主的に効率改善をするのはやめろ、商売...全文を見る
○甘利国務大臣 この排出権の例えば先物市場が出て、今投機資金というのはあり余っているわけですね。向かう先がないんです。それがCO2排出権の取引市場に殺到したら、需給関係で物すごい金額がついていきます。その金額が実需を先導していくわけですね。そうすると、これはえらいことになるわけで...全文を見る
○甘利国務大臣 今の時点で決め打ちはしないということが結論なんですが、要は、いろいろな各国別の思惑も含めた主張がぶつかっているところです。  そういった中で、各国、日本以外の国も悩んでいるのは、削減をする際に、では国別に目標を設定するとすると、それはどういう根拠があるのかとか、...全文を見る
○甘利国務大臣 純粋にこの再生可能エネルギー分をオンするという金額だけでいっても、この表でいくと三百幾らですかは乗っているわけです。日本の十倍です。  なぜこれからさらに上がっていくかというと、どんどん引き取り量がふえていくにつれて、それ以外の電力よりも高く買わなければならない...全文を見る
04月24日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○国務大臣(甘利明君) 私は、四月十九日から二十二日までイタリア共和国に出張し、ローマで開催をされた第十一回国際エネルギーフォーラム、IEFに出席をいたしました。  今回の国際エネルギーフォーラムでは、私は、最初のセッションの冒頭で基調スピーチを行い、以下の点を強調しました。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  中小企業は、多様な事業の分野において特色ある事業活動を行い、多様な就業の機会を提供する等、我が国の経済の基盤を形成しており、雇用の確保や地域経済の...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 親の事業を継ぐためには、もちろん物質的な欲求以外の志は当然あると思いますが、しかし現実問題として、勤めている状態から親の事業を継いだと、給料は下がるし苦労は増えるということになると、なかなかそういう思い切った転身ということができないのは事実であります。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私、海外を回りまして資源外交を展開する際に、日本と組めばどういう利点があるか、それは産業政策上のノウハウに関してお手伝いすることもできますよと、よその国は資源をただ買うだけだけれども、日本と組めばその資源を利用して、あるいは資源と離れた産業立地政策について...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この法律の提出で、事業承継に伴う一番の問題点であります相続税の問題はまあ大体、すべてとは言いませんけれども、大宗は解決をすると。  しかしながら、事業承継というのは、それだけで中小企業がスムーズに世代が替わっても事業が続くというわけではなくて、きちんとし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いわゆるつながり力を強化する拠点、総理のキャッチフレーズはつながり力でありますが、そういう地域連携拠点を三百か所つくります。その中の百か所くらいが支援センターの機能を一緒にやるわけであります。  予算的にもそう潤沢な予算ではないんではないかという御指摘は...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 松村先生は、まさに中小企業の代表として全国の同志から推されて参議院議員になっておられるわけでありますから、もちろんそうお感じになっていらっしゃると思いますが、私を含めてこの経済産業委員会のメンバー恐らく全員にとって、今回の法案の提出、そして恐らく近い将来、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 恐らく一般の人の中小企業のイメージというのは、大企業の下請で大企業が抱えている部分をアウトソーシングして、その部品を担当して作っている企業という辺りまでが中小企業に対する意識だと思うんですね。  しかし、私は、世界中を回ってみて、その国の産業が発展するか...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 全国三百か所に地域力連携拠点というのをつくります。名前はすごいけど一体何やるんだろうという話になりますが、結論から言いますと、日本中にある経営資源を全部使えるような拠点にしたいと思っているんです。  私、昔、中小企業庁長官に指示して、日本中の公設試を地域...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) よく小泉元総理が、世の中には幾つかの坂があって、その一つはまさかという坂だとよくおっしゃいましたけれども、御指摘のとおり、まだまだ正確に言えば全部はでき上がっていないわけであります。この法律が通ってもまだ全部はでき上がっていないと。税制改正ができてそれが遡...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、冒頭に悲しいお知らせがありまして、中小企業四百三十万と申し上げておりました。あしたの発表で中小企業は四百二十万ということになります。  ただ、開廃業率の差が縮んできたということは朗報でありますから、開業率が何とか廃業率を上回るように、頑張って中小企...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 具体的な効果を定量的に測るということはなかなか難しいことでありますが、守る効果と生み出す効果と両方言えるんではないかと思います。  まず、守る方で言いますと、二〇〇六年版の中小企業白書によりますと、年間に廃業していくうちの四分の一に当たる七万社が、その廃...全文を見る
04月25日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○甘利国務大臣 家庭用の太陽光発電の設置の補助制度について、私、非常に鮮明に記憶をしておりますのはなぜかといいますと、これは平成六年からスタートしたんです。  平成五年のときに、当時、地球環境保全の世界的な活動をしていたGLOBEという組織があって、ゴア副大統領が旗振り役だった...全文を見る
○甘利国務大臣 太陽光発電というのは、先ほど来御指摘がありますように、地球環境保全という意味で極めて重要な政策でありますとともに、これも御指摘ありましたけれども、産業フロンティアとして極めて有望だと私も思うんです。  産総研に、私、視察に行きまして、日本の太陽光発電技術がどこま...全文を見る
○甘利国務大臣 補助金を組みますときに、査定をされる側からしますと、その補助金をつけることによって普及が進んで、商業ベースに乗ってきたか乗ってきていないかというところが査定を受ける側として大事な点、された方ですからよくおわかりだと思うんですけれども。そこで、できるだけ早く自立して...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、中央省庁では、平成十四年以降に、政府の実行計画に基づきまして、国の庁舎等に太陽光発電の率先導入を進めております。全体で約六百キロワットを設置しておりまして、昨年より、地方支分部局も含めまして太陽光発電の導入を図ることとしたところであります。  ちなみに、経...全文を見る
○甘利国務大臣 先般のIEF、世界七十カ国の閣僚が集まった会合で、第一セッションで私が基調講演をいたしました。その基調講演を受けて、第一セッションの議長から私に何回か追加発言が振られました。  そういう中で、私は、今の実勢の価格よりも現状の価格づけは四十ドルくらいは高くつけてい...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、基調講演でも、それから産油国とのバイ会談でも申し上げたんですけれども、産油国がひとり勝ちをするということはあり得ませんよ、世界経済がリセッションを起こしている中で産油国だけが繁栄していくなんということはないんですよ、特に途上国の経済というのはもうついていけな...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、今回の改正におきましては、複数の事業者が共同して行う省エネルギー対策の促進について、国が適切な配慮をする旨を法律上明確に規定することといたしているわけであります。  これを具体的に申し上げますと、まず、大企業による中小企業に対する省エネルギー技術...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘の件でありますが、経済産業省といたしましては、大企業が技術そして資金等を提供しまして、中小企業が削減を行った温室効果ガス排出量というものをみずからの自主行動計画等の目標達成に活用する制度、いわゆる国内クレジット制度でありますが、この構築に向けて、昨年の五月以...全文を見る
○甘利国務大臣 法文は簡略化した書き方にしておりますが、委員会の質疑の議事録あるいは附帯決議等でその意味をしっかりと具体的に位置づけていただければというふうに思っております。
○甘利国務大臣 セクトラルアプローチの有効性というのは、私は当初からかたく信じて、ありとあらゆる場面で、経済閣僚の会議ではこのPRをずっと世界じゅうでしてきました。それで、環境大臣が集う会合で公にしたのが、この間のG20、千葉でやった会合であります。  当初、EUというのは、自...全文を見る
○甘利国務大臣 まさに今御指摘の戦略的にというところが大事なんですね。  福田総理は、一月のダボスの演説で、百億ドル規模の支援を行うクールアース・パートナーシップというのを表明したわけであります。それ以降、途上国等から、既存の資金メカニズムとどう整合性をとるんだ、そこを整理して...全文を見る
○甘利国務大臣 このセクトラルアプローチの提案がなぜ大変だったかというと、従来の方式が既にあるわけですね。頭から国別に何%という、どういう根拠があるかどうかわかりませんけれどもかぶせていって、それでやっていくと。その延長線上でやればいいという主張が一方にある中で、その矛盾点を是正...全文を見る
○甘利国務大臣 日本から移転される技術、それはもちろん、民間の技術にはそれなりの対価が必要ですが、おっしゃるとおり、それは民間企業としてぎりぎりの線で協力していただくようなことになろうかと思いますし、この知財が流出しないように政府はしっかりとガードしますが、いずれにしても民間企業...全文を見る
○甘利国務大臣 私は当初から、いわゆるホットエア取引というのは信用していないんですね。これは、こういう言葉を使っていいかどうかわかりませんが、ある種のごまかしです。地球全体としてどうCO2削減に貢献しているのかといったら、これは数字の上のことだけだと思います。でありますから、GI...全文を見る
○甘利国務大臣 商業施設の二十四時間営業につきましては、平成十九年度の産構審と中環審、中央環境審議会の合同会合において審議がなされたわけであります。  この審議の中では、深夜営業の時間帯の客数は少なくて、深夜営業の必要性は薄いのではないかといった意見もありました。他方で、二十四...全文を見る
○甘利国務大臣 結論から申し上げますと、極力使わない。いきなりスタートから全く使わないということになかなかできないと思うんです。というのは、規格外のものを活用しようというアプローチがあります。  おっしゃるとおり、セルロース系とか、食料あるいは飼料とバッティングしないというのは...全文を見る
○甘利国務大臣 そういう方向が理想的でありますから、そういう方向を目指していきます。
○甘利国務大臣 新エネルギー、特に太陽光発電というのは産業としてのフロンティアでもありますし、技術開発の余地があるし、有望なエネルギーであります。これをどう推進していくかについて、先ほど来いろいろ答弁をさせていただきました。ドイツと比較しての議論は今までもたくさん出てきたわけであ...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、これらの法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
05月07日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○甘利国務大臣 初めに、中小企業信用保険法の一部を改正する法律案及び中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、手形の利用が大幅に減少しており、手形による資金の融通の機会が減少していることから、中小企業は借り入れによ...全文を見る
05月08日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
05月09日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○甘利国務大臣 中小企業といいますと、事業所数でいえば日本の総事業所に占める割合は九九・七%、抱える従業員数でいいますと日本じゅうの全従業員数の七割を中小企業が抱えているわけでありますから、我が国経済の大宗を占めると言っても過言ではないと思います。その中小企業にとってまさに命綱と...全文を見る
○甘利国務大臣 国民生活にかかわる規制の強化をするということは、そういう要請にこたえてすることでありますけれども、特に国民の安全、安心にかかわる部分については迅速な対応が必要なのでありますが、今回の件に限らず、とかく、あつものに懲りてなますを吹く状態にしてはいけないと思うのであり...全文を見る
○甘利国務大臣 当時のことを振り返ると、姉歯建築設計事務所による耐震偽装があって、震度五強で崩壊をする建物が、かかわったものの中に幾つもある、これは国民の不安を物すごく惹起したわけでありますし、あわせて、姉歯だけじゃないんじゃないか、こういうごまかしをしている設計事務所がほかにも...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、官邸での首脳会談にも立ち会いましたが、バイ会談としては二人の大臣と会談を行ったわけであります。そのうち、資源にかかわるところは国家発展改革委員会というところが担当してきたわけであります。  実は、先方から会談要請がありましたときに、当初はレアアースの話題は...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業にとって命綱の金融をどう使い勝手よくするかということで、問題は、不動産担保であるとか個人保証に過度に依存しない金融体制をどう培っていくか。  今まで、売り掛け債権の担保融資、これは確かに一兆四千億ぐらいでありますし、在庫担保に関して言いますと、スタートし...全文を見る
○甘利国務大臣 金融機関の側からすると、安全なところにはリスクが少ないですから低利で貸す、リスクの高いところにはそれを見込んで高利で貸す、確かにこれは市場の原理原則だと思います。  ただ、私どもが金融庁に再三申し入れをし、十分でないにせよ実現をしているのは、金融検査マニュアルで...全文を見る
○甘利国務大臣 この特別保証の仕組みは、最初に一兆円の枠を設定し、それが、たしか二十兆に次の時点で拡大し、さらに十兆円追加されたというふうに記憶をしておるんですが、実は、その最初の一兆の枠をつくるときに私は担当しておりました。  そのときにはどういう事態かといいますと、金融不安...全文を見る
○甘利国務大臣 関係各省と連携をとるというのは御指摘のとおりでありまして、これまでもやってきたつもりでありますが、これからもしっかり強化すべきところはしたいと思っております。  それから、保証協会の目きき能力の強化について人材資源の補強をどうするかということは極めて大事でありま...全文を見る
05月12日第169回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(甘利明君) 岩野原で、財団法人地球環境産業技術研究機構、いわゆるRITEでありますけれども、このRITEによりまして二酸化炭素を圧入をされた地層と中越地震及び中越沖地震の震源が位置する地層との間には、この二つの間には連続性がなくて、政府としては、二酸化炭素圧入による影...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今申し上げましたように、念のために本年に入りまして地震予知総合研究振興会に委託をしてこの岩野原の二酸化炭素圧入地点での計測データ分析、調査分析を行ったわけであります。その結果、因果関係がないということを類推するような調査結果が出ているわけであります。  ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) RITEが岩野原で二酸化炭素を圧入した地層と中越地震及び中越沖地震の震源が位置する地層との間に連続性がないということは申し上げましたけれども、二酸化炭素圧入による影響がこれらの地震の震源に及んだというふうには考えることができないと申し上げたわけであります。...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) フィージビリティースタディーはしっかりやっていきたいというふうに思っております。このCCSに関していろいろな影響を唱えていらっしゃる方、あるいは前向きな研究者も含めて、識者からの聴取はしっかりとしていきたいというふうに思っております。  産油国でもCCS...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この日本政策金融公庫というのは、その頭に株式会社というのが付くわけであります。それだけ見ると政府系の金融機関がなくなってしまうような錯覚に陥るんですが、これはもう特殊会社でありますから、政府のしっかりした監督の下、政府の政策をしっかりと補完するという使命は...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) おっしゃいますとおり、未納税移出という制度を使うためには元売かあるいは製品輸入事業者とこのE3の事業者の連携が必要でありまして、両者の、民民の協力と信頼関係によって初めてこういう制度が利用できるんだと思います。石油業界もきちんと責任を持って、E3が製品とし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) このE3方式を取るかETBE方式を取るかというのは、基本的に我々がこっちでなきゃいけないという強制をすることはできません。民間事業者の自由裁量権でありますが、両方とも京都議定書目達計画の実現に向けて有意義であるというふうに我々は考えているわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御案内のとおり、原発の原子炉建屋というのは、岩盤まで基礎を掘り下げて岩盤の上に乗っかっているわけであります。活断層が下から上がってくると、これが岩盤に、上がったところがもろに当たっているならばまさに真下ということになりますが、別なところに出ていますと、岩盤...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 耐震安全性の評価というのは厳密にやっているわけであります。安全なのは、岩盤という強固な基盤の上にちゃんと施設が乗っかっているということが大事なのでありまして、岩盤ごと移動する場合には、しっかり固定されていればその安全性は確保されるわけであります。要するに、...全文を見る
05月12日第169回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(甘利明君) 中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、企業規模や業種、地域により景況に格差が見られる中、我が国が、地方を中心として元気を取り戻し、活力ある経済社会を構築するためには、地域経済...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 鈴木議員の御質問にお答えをいたします。  まず、中小企業者と農林漁業者との連携のためのインセンティブについてのお尋ねがありました。  両者の連携は、農林漁業者にとっては農林水産物の付加価値の向上につながり、農林水産品を扱ったことのない商工業者にとっては...全文を見る
05月13日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○国務大臣(甘利明君) 現下の経済、景気状況に対する状況認識でありますけれども、政府の公式見解は、民間中心の景気回復が続いているけれども、足下では足踏み状態にあるということであります。ただ、恐らく与野党の委員の皆さん方の地元に帰られるなりでの肌感覚はもっと厳しいということではない...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原油・原材料価格の高騰に対する経済への影響に対してどういう処方せんを書くかということであります。一つは、対症療法として何ができるかということと、もう一つは、抜本対策として何ができるかということだと思います。  対症療法的に言いますと、昨年の十二月にまとめ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) それは、国民にガソリンは高い方がいいですか安い方がいいですかといって、高い方がいいと言う人はまずいないと思います。ただ、その暫定税率分がどういう機能と使命を果たしているのかということをしっかり説明する必要があろうかと思います。  私も地方出張することが多...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 安全に関して最新の知見を持っている人からアドバイスを受けるということは大事なことだと思います。常に安全に関しては直近の知見を吸収するということが大事なことでありますから、それは私はむしろどんどんやってほしいと思います。電力会社の関係者が自分の殻にこもった知...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 政府が対日投資を飛躍的に拡大するという目標も掲げておりますし、外資の対内投資というのは極めて重要なことであります。  私の基本的な考え方を述べよというお話でありますが、その際に望ましい投資とは何かといいますと、それによって日本の雇用が拡大をし、生産が増強...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 所管外でありますから余り踏み込んだ答弁を正式な委員会でするのはいかがかと思っておりますが、基本的に私が申し上げましたのは、投資する投資側にとってもそれを受ける側にとってもやっぱりウイン・ウインの関係を築いていくということが大事だと思うんです。他のステークホ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 独法とか特殊法人、政府持ち株会社について、つまり政府が影響力を発揮し得る直接的な因果関係が成り立っているところについての人の受入れについては、きちんとしたルールに基づいてやっていくべきだと思っております。  ただ、Jパワーはもう政府の持ち株は全部放出して...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 胡錦濤国家主席の訪日、それから同行した閣僚陣との、それぞれのカウンターパートによる会談というのはかなりの成果を得たというふうに評価をいたしております。両国首脳の今回の会談を一言で説明する言葉に、戦略的互恵関係の構築の具体化ということが進んだという表現をして...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 東シナ海の資源開発問題につきましては、福田総理と胡錦濤国家主席との首脳会談において、有益な協議が積み重ねられて、長年の懸案に解決のめどが立ったことを確認をするとともに、今後細目を詰めてできるだけ早期に合意するということで一致したわけであります。  大きな...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この日中レアアース交流会議というのは定期的に開かれてきたのですが、この場でレアアースの安定供給についての交渉をしてきたわけであります。それが、向こう側が先延ばしにして会議の開催に応じませんでした。それと同時に、それと並行して、レアアースについての輸出数量制...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) それが国際案件であれ国内案件であれ、民主国家の中で平和裏に事が解決されるということが大事であります。このチベット問題に関しましては、日本だけではなくて世界中が、多くの国が懸念を持っているわけであります。首脳会談、陪席をしましたが、総理はかなり食い下がってこ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほども一部答弁をさせていただきました戦略的互恵関係の具体化が進んだという意味で、今回の会談は大きな成果があったというふうに考えております。この首脳会談におきましては、気候変動に関する日中共同声明において、中国側が、言わば公式の席では初めてでありますけれど...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 首脳会談におきまして胡錦濤主席から一般論として御指摘のような発言があったわけであります。また、中国が二〇〇六年に発表しました外資利用第十一次五か年計画の中では、経済成長の量から質への転換、それから環境保護と資源節約の精神に基づき、外資利用もこの方針を適用す...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 中国では、今行革で省庁統廃合というのを中国もやっているわけでありますが、それにしても行政事務が多くの官庁に細分化されておりまして、関係官庁のリーダーというものが一堂に会して重要な課題を解決するという仕組みは極めて重要でありますが、それがこのハイレベル経済対...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御指摘のとおり、中国においては省エネ推進が急務でありまして、我が国は、中国に省エネを根付かせるというために、中国の中央政府それから地方政府や省エネの監督機関の職員を対象にした省エネ施策に係る受入れ研修を実施をしまして、中国の省エネ制度の構築を支援を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まさにおっしゃるとおりだと思います。  中国も、もう既に最大排出国になっているんではないかという報告もありますけれども、いずれにしても、ごく近い将来アメリカを抜いて最大排出国になることは明確であります。その中国がより責任ある形で参加をするということが、こ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 公害被害で深刻な基本となるものは、空気の汚染と土壌の汚染と水質の汚濁ですね。それぞれ中国では相当深刻だというふうに思っております。  御指摘の水に関しましても、もうこれ、中国国民が生活をしていく上でもう待ったなしの状況になっておりますし、汚染河川の下流で...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 料亭や旅館で料理のいわゆるつま物として使われる葉っぱですね、「いろどり」というのは。高齢者がこの葉っぱのビジネスに取り組んで成功している例でありますが。  それ以外にも、病児保育といいますか、健康な子供を預かる施設はいっぱいありますけれども、病気の子供、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 住宅用の太陽光発電は家庭部門における新エネルギーの導入推進に当たって最も有力な選択肢であります。いかに個人住宅への普及を効果的に進めていくかということが大事なのでありますけれども、補助制度は電力料金で償却できるということになって次第に補助率が下がり、低額に...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 載せていくということを今指示したわけであります。  総合資源エネルギー調査会に関して抜本的強化について御審議をいただいているところであります。
○国務大臣(甘利明君) 供給ショーテージを起こしているということではありませんで、現状でいえば需要に足る供給はなされているわけであります。そこまででいいですか。
○国務大臣(甘利明君) おっしゃるとおり、需給両面からの対応が重要だと思います。  そして、私は石油担当大臣ですから私の発言自身が与える影響を考えて、産油国に対してどこまで言えるかというその限界があるんでありますが、本当にこんな状態が続くと世界は脱石油に動くぞと、そういったとき...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私は、原子力とヒートポンプの組合せって最強の組合せだと思うんです、現在既にある技術でですね。原子力発電というのは、その発電時にCO2ゼロです。ヒートポンプというのは稼働時にCO2排出ゼロです。ゼロ・ゼロの組合せであります。しかも、ヒートポンプというのは投入...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) カナダにおけるオイルサンド開発に係る数件のプロジェクトに対しましては、JAPEX、INPEX、新日本石油開発が参画をしているところであります。  加えまして、経済産業省では、超重質油、タールみたいなものでありますから、この分解技術の開発など、オイルサンド...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 暫定税率の変動に伴う混乱というものをできる限り軽減すべく、まず、その安定供給面の対策、二点目としては、消費者向けの取組、消費者向けの相談、広報対応、それから三点目としては、販売事業者に対する経営安定対策、この三点を中心に全力で取り組んできたところであります...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、企業規模や業種、地域により景況に格差が見られる中、我が国が地方を中心として元気を取り戻し、活力ある経済社会を構築するた...全文を見る
05月14日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○甘利国務大臣 保証協会によります債権の譲り受けは、主たる業務であります債務の保証の遂行を妨げない限度でのみ行うことができるということをこの法案で規定しているわけであります。具体的には、各保証協会の内部留保の一定の範囲内でのみ実施を認める等の定量的な基準を定めることを考えておりま...全文を見る
○甘利国務大臣 中止勧告を行い、相手に弁明の機会を与え、反論の機会を持たせた、その反論を精査した結果、懸念が払拭できないということで中止命令を行ったわけであります。  個々のやりとりをどこまで開示できるかというのは、相手、買収をしようとする当事者、ファンドのいろいろ企業秘密にか...全文を見る
○甘利国務大臣 Jパワーは、四島をつなぐ幹線網を唯一持っている会社であります。これを維持していくためには適切な設備投資が長期にわたって必要だし、修繕費も必要なわけであります。そういういわば投資計画に支障が来ると、昨年の電力需給が部分的に逼迫したときには融通をしてもらうわけでありま...全文を見る
○甘利国務大臣 完全民営化したということは、外為法の存在がある、それを前提にいたしたわけであります。外為法によって、電源開発の民営化後の使命がきちんと果たせる、懸念が排除できる。外為法がなければ、こういう措置はとらなかったと思っております。
○甘利国務大臣 世界じゅう、外為法で対処している国はたくさんあるわけであります。これは、OECDの資本移動自由化コードに従って国際標準として取り組んでいるわけであります。  確かに、おっしゃいますように、外為法は内外差別であります。内資は、そういう電源開発に対する危惧、懸念に対...全文を見る
○甘利国務大臣 公益にかかわる事業に関しては、ポートフォリオとして株を持っていただくというのはどんどんやっていただければいいのでありますし、当然株主として穏当な要求は、経営の効率化が不徹底だとするならばどんどん要求されればいいんですね。  ただ、経営権に介入をして、それによって...全文を見る
○甘利国務大臣 外為法は、OECDのルールに従ってやっているわけですね。これについて、日本だけが特殊であるということは全く、私も各国を検証しましたけれども、ありません。  アメリカはエクソン・フロリオで、はっきり言えば何でもありで、遡及性もあり。この方が投資予見性が少ないんじゃ...全文を見る
○甘利国務大臣 言うまでもなく、中小企業にとっては、円滑な資金調達というのはまさに企業経営上命綱ともいうものであります。  従来から、担保であるとかあるいは保証人に過度に依存しない融資を促進する、それを目的として、売り掛け債権とかあるいは在庫等、いわゆる流動資産担保融資保証制度...全文を見る
○甘利国務大臣 中小企業再生支援協議会の今日までの実績を御評価いただいてありがたく思っております。  相談案件そして実行案件とも、あるいはそれによって確保される雇用数とも非常に大きくなってまいりました。ただ、地域ごとにいろいろと格差がある、能力の相当すぐれているところと、もうち...全文を見る
○甘利国務大臣 都市銀行に比べて地銀、なかんずく信金、信組の不良債権比率が、先ほどの発表のように大分落差がある。これから地域経済が足元不安定局面に入る中で大丈夫かという話と、先ほどの、予防的に資本注入をする法律、セーフティーネットがなくなって大丈夫なのかという話とあわせて、いろい...全文を見る
○甘利国務大臣 昨年十月に責任共有制度というのを開始いたしました。お話のとおり、金融機関に適切な責任分担を求めるということで、与信審査のさらなる適正化が図られる、目きき能力をつけてもらうということに資すると思っております。  他方で、保証協会自身の保証審査につきましても目きき能...全文を見る
○甘利国務大臣 今の御質問は、新銀行東京の貸出先が中小企業の割合が低いという意味でありますか。  設立した趣旨は、中小企業向けに機動的に対応していくということであったと思います。どこまでの範囲がそれの趣旨にのっとった金融行動をされているかというのは一概に言えないことでありますし...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘の本来業務をきちんとせいということでありますが、この充実につきましては、円滑な信用補完制度の運営を確保するためには、まず財務基盤の強化が必須であるということを踏まえまして、十九年度に、当初予算、補正予算を合わせて約二千五百億円、二十年度の当初予算で四百億円を...全文を見る
05月14日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○甘利国務大臣 総額二十七億でございますが、この御指摘の技術革新促進・環境整備費につきましては、今般の予算書の見直しによりまして、四点、つまり、一として、イノベーションを支える基盤の強化拡充、二といたしまして、環境重視、人間重視の技術革新、社会革新の実現、三といたしまして、研究開...全文を見る
05月15日第169回国会 衆議院 本会議 第29号
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○国務大臣(甘利明君) 特定商取引に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、悪質な訪問販売等による消費者被害が増加しており、特に高齢者に執拗な勧誘を行い、到底必要とはされないほどの多量の商品を売りつける訪問販売や、こう...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 三谷議員の御質問にお答えをいたします。  まず、既払い金返還が認められる場合の要件を示す必要があるとの御指摘でありますが、既払い金返還規定につきましては、不意打ち性や取引の複雑性が高く、消費者の自由な意思表示が困難になりがちな訪問販売など、消費者トラブル...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 大口議員の御質問にお答えをいたします。  まず、特定商取引法の適用除外の基準の考え方、その早期の明確化についてのお尋ねであります。  訪問販売等に関する特定商取引法の規制の適用除外とするべき商品等につきましては、改正法案に掲げているもののほか、訪問販売...全文を見る
05月15日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○国務大臣(甘利明君) 私が大臣に就任をしまして地域間格差の現状を分析をしました。そうするとどういうことが分かってくるかといいますと、元気な産業をサポートするサポーティングインダストリーがある地域は元気で、それ以外の地域は元気じゃないと。特に元気じゃないのは、一次産業と建設業が大...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 産業政策でよく意識改革をする際に取られますのは異業種交流というのがあるんですね。自分の分野と別な分野の人と接するとかなり覚せいされるということがございます。異業種交流をもっと大規模に、つまり一次産業と二次産業と三次産業が一堂に会するような場の中で活路を見出...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、経済産業省というのは予算規模がそう大きくない割に施策がたくさんあります。昔、私は中小企業の補助金というのはどんなものがあるんだろうかと読み始めましたけれども、途中まで読んで眠くなってやめちゃったんですけれども、経営指導員の人でこれをすべて精...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 下田先生に過分なるお褒めをいただいて本当に恐縮至極でございます。今日ほど大臣になってよかったと思う日はないんでございますが、それだけにこれは残りの任期、相当気合引き締めてやらないと大変なことになるなという思いであります。  人材育成施策についての各省連携...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 法律の条文が二本立てになっているので、ちょっと誤解があろうかと思います。  企業立地法及び地域再生法というのは地域での主体的な検討の場として協議会の設置というのが規定されているわけですが、地域再生法においては協議会の設置は地方公共団体の任意にゆだねられて...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 七条とそれから五条の方を読んでいただくと、五条の三行目に地域産業活性化協議会における協議を経て作成しということになっておるものですから、この五条、七条を合わせますとそういう手だてを経なければならないということに御理解いただけるかと思います。
○国務大臣(甘利明君) 農水省も、日本の農産物が世界で一番おいしくて、世界で一番安全だということに関しては大変な貢献をされてきたんだと思います。ただ、現状を見ますと、日本の農業というのは正直言ってじり貧状態になっているんですね。生産調整をして何とか国産品の需給ギャップを調整しなき...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私は、本職に就任をする前後、党の政策担当者として、あるいは就任した後、政策を実行していく主体の責任者としていろいろと考えてきたことは、日本といいますか世界を取り巻く状況に一種のパラダイムシフトが起きているということであります。つまり、従来、世の中を支配して...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日本の食料自給率はカロリーベースで四〇%を切りました。じゃ、生産を増強すれば自給率が上がるかといえば、はけなければ自給率は上がらないわけですね。ですから、その一つには、将来の消費者に国産のものを好きにさせなきゃいけないと思うんです。  だれかが言っていま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ありがとうございます。これで首班指名で二票だけは取れるということになりました。  三月の二十七日のこの委員会で適切な御指摘をいただいたと思っております。私自身がこの問題については同様の認識と危機意識を持っておりました。  海外に今十二兆円の日本子会社の...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
05月16日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○甘利国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
○甘利国務大臣 特定商取引に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、悪質な訪問販売等による消費者被害が増加しており、特に高齢者に執拗な勧誘を行い、到底必要とはされないほどの多量の商品を売りつける訪問販売や、...全文を見る
○甘利国務大臣 今日までこうした問題に取り組んでこられた御努力に対して、改めて敬意を表させていただきます。  経済の健全な発展を達成するためには、適正な取引ルールを整備することによりまして、消費者が安心して取引ができる市場を形成するということが不可欠であります。  近年頻発を...全文を見る
○甘利国務大臣 消費者被害を防止しつつ取引のさらなる発展を実現するというためには、御指摘のとおり、法的規制のみならず業界による自主的な取り組みが重要であると私どもも考えております。  クレジットについて申し上げますと、悪質な加盟店に関する情報交換システムの運営、それから不適正与...全文を見る
○甘利国務大臣 消費者被害に関する情報を関係省庁で共有するというのは極めて大事なことであります。消費者にとってみれば、この被害はどこでしか受け付けないなんということになれば、被害を申し出ようにも、その被害が把握できないわけであります。  国民生活センター、PIO—NETとの接続...全文を見る
05月20日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○国務大臣(甘利明君) まず、エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、京都議定書の目標を確実に達成するとともに、中長期的にも温室効果ガスの排出量を削減することが求められております。温室効果ガ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほどから委員のお話を伺っておりまして、物の見事に、クリアカットに問題点の整理と課題の分析を行っておられました。ちょっと感動を覚えた次第であります。  エネルギー行政の遂行、エネルギー政策の遂行の一義的な責任というのはもちろん資源エネルギー庁、経済産業省...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) バイオ燃料の導入というのはエネルギー源の多様化、それから地球温暖化対策の観点から有効でありますが、それ以外に、御指摘になりましたように、地域経済、地産地消を通じて活性化をしていくということも大いに期待をされているわけであります。  お手軽にできるというこ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今の話は国交省の話じゃなくてですか。
○国務大臣(甘利明君) 地球温暖化の防止に関しては何か一つだけ取り組めばそれですべてが解決するということではありません。先ほど来指摘されていますように、省エネの技術あるいは従来にない革新的な技術を投入をする、安全を前提とした原子力の推進あるいは建築物に対する省エネ、断熱性の一層の...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私の多分ホームページで、国会リポートでそういうことを報告したと思っておりますが、御覧になっていただいてありがとうございます。  日本は、太陽光パネルの技術は相当進んでおります。ただ、このところ国内設置容量も、それから世界に向けての輸出も含めた生産容量も他...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、産業部門では生産が増強されているにもかかわらず横ばい、それから運輸やそれから民生でかなり増加をしてしまっているということであります。  産業部門につきましてはいろいろな省エネ努力が図られてきましたし、各種政策も厳しく省エネを管理していくよ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) バイオエタノールを含むバイオ燃料の導入は、エネルギー源の多様化であるとか地球温暖化対策の観点から有効であります。しかし、御指摘のように、トウモロコシ由来のバイオエタノールの大規模導入等が一因となって食料価格が高騰しているという指摘もあるわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 全く我が意を得たりという思いであります。  総合科学技術会議におきましても、このヒートポンプのCO2削減ポテンシャルが高く評価されておりまして、日本全土で排出されるCO2排出量十三億トンの一〇%、一億三千万トンを削減するポテンシャルがあるということであり...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 宇宙空間に大規模な太陽光パネルを設置をして、それをマイクロ波ですか、地上に送って地上で受けて発電、電力供給をすると。これは極めて地上で受けるよりも濃密度で、極めて安定している。夜も昼もないわけでありますから、間違いなく定格出力になるわけであります。  こ...全文を見る
05月21日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○甘利国務大臣 国民の安全、安心を確保するということは、内閣全体の重要な政策課題であるということを認識いたしております。  経済産業省といたしましては、さきの臨時国会で消費生活用製品安全法それから電気用品安全法、この二法の改正を行いました。そして、今国会に現在、特定商取引法そし...全文を見る
○甘利国務大臣 建築基準法の改正とか貸金業法の改正、それから金融商品取引法の改正、それぞれ規制を変更するわけでありますが、その必要性というのは、広く国民からの声を受けてなされたものだというふうに思っております。  ただ、こうしたいわば規制強化が経済に与える影響というのはしっかり...全文を見る
○甘利国務大臣 特商法、割販法につきましては、国民の安全、安心を確保することが内閣全体の重要な政策課題であるという認識のもとに、経済産業省ならではの抜本的な改正となるよう総力を投入して改正案を策定して、今御審議をいただいているところであります。  消費者行政の実効性を上げるとい...全文を見る
○甘利国務大臣 消費者は何も知らずとも、裸でいて、すべての被害から行政が守ってくれるとしたら、巨大な行政組織をつくらなければいけないですし、日本人が海外に行ったときにもろに標的にされるということになります。ですから、行政は行政としての消費者被害防止の策はきちっと講ずる、同時に、消...全文を見る
○甘利国務大臣 邦人に関する被害につきましては、個人と企業について、企業に関しては私ども、邦人に関しては外務省が情報収集に努めているところでありますが、重大な被害はないというふうに承知をいたしております。  企業関係に関しましては、一部生産をとめたところもありますけれども、直ち...全文を見る
○甘利国務大臣 会見でこちらから発表するほどの発言もしておりませんでしたので、あえて触れませんでした。  私からはどういう発言をしたかといいますと、閣議決定の道路特定財源等に関する基本方針に基づいて、内閣の一員としてしっかり取り組んでまいりますという程度のことしか発言をしており...全文を見る
○甘利国務大臣 五月十三日の道路特定財源等に関する基本方針の閣議決定を受けて、五月十六日に第一回道路特定財源等に関する関係閣僚会議というのが開催されたわけであります。極めて短い時間でありました。  ここでは、この六項目の基本方針に関して、それぞれの関係閣僚からの発言があったわけ...全文を見る
○甘利国務大臣 ファンドに対する規制を語りますときに、不正に対しては厳罰に処すということは、これは何はばかることなくできるわけでありますから、アメリカも相場操縦という不正については厳罰に処すということであります。  我が国も、商品取引所法において、相場操縦等の不正な取引を禁止し...全文を見る
○甘利国務大臣 過剰与信にならないようにということは、対象商品によっての差別ではなくて、支払い能力をちゃんと査定して、それに基づいて与信を与えているかということだと思うんです。宝石だから与えない、布団だから与えるということではなくて、その人がそれの支払いをし得るだけの状況にあるか...全文を見る
○甘利国務大臣 産業振興というものと消費者保護というものは、見方によっては相反する、対立するものという見方をする方もいらっしゃると思いますが、私どもの取り組みは、対立をしていくものではなくて、むしろ両者が密接に連携することによってその実効性を上げていくものだというふうに思っており...全文を見る
○甘利国務大臣 消費者の利害と生産者の利害はぶつかるものだという考え方は、私は、どうなのかと思います。消費者の信頼を得ない生産者は淘汰されていきます。それが市場の原理であります。消費者の信頼をかち得たものが製品の力になるわけであります。特に、日本は安全文化に厳しい国でありますから...全文を見る
○甘利国務大臣 今、事務的に細かい詰めをやっているところでありまして、大臣折衝に上がってくる項目が何であるのか、まだ詰め切れないという状況であります。  消費者の安全、安心を確立していく、そのために今回の法改正をやっているわけでありますけれども、その目的がより効率的に迅速に的確...全文を見る
○甘利国務大臣 なぜ総理が消費者庁をつくるという、いわば一つの危機感を持たれたかといいますと、所管がはっきりしなくて中間点に落ちたぽてんヒットみたいなものはどうするんだということ、もたらされた情報に対して迅速に対処できない部分があるとしたらどうするんだということと、それから情報の...全文を見る
05月21日第169回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(甘利明君) 福山議員にお答えをいたします。  まず、我が国の長期目標についてのお尋ねがありました。  世界全体の長期目標については、我が国は二〇五〇年までに温室効果ガス半減を提唱しておりまして、責任ある対応が必要だと考えております。この提唱を前に進めていく観点から...全文を見る
05月22日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、資源政策、資源エネルギー政策というのは、産業政策上位置付けられると同時に、国家安全保障の問題でもあろうと思っております。  我が国は、二度のオイルショックの経験を踏まえまして、一九八〇年に、石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) バイオ燃料の導入につきましては、いろんな視点からの議論や問題提起があることは事実であります。食料との競合であるとか、あるいは生態系への影響だとか、供給の安定的な確保であるとか、あるいは経済性、そういった様々な課題がありますし、また、国によって普及の程度や主...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) このバイオマスエネルギーに関して言いますと、我が省のほかに環境省や農水省を始めもろもろの省庁が関係しているわけであります。そこで、関係府省が一体となって取り組めるようにバイオマス・ニッポン総合戦略推進会議というものを設置しておりまして、バイオマスエネルギー...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 七月の七日から開催をされます洞爺湖サミットのプレスセンターのわきにゼロエミッションハウスというのを造ります。これは私の提案で造ることにしてもらったわけでありますが、そこは日本の環境技術の粋を全部投入をして、それを内外プレスにしっかり見てもらおうという提案を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 我が省は、事務ベースでも、それから政治ベースでもそうですが、アメリカと密接な連携を取ってきまして、一体アメリカがどこまでこの新しい枠組みの中で入り得るかということを一番慎重に把握してきたつもりです。というのは、アメリカが入らないと、中国、インドはそれを理由...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私もアメリカ側の言い分をすべて精査しているわけではありませんが、アメリカから出てきているものは、CDMでの取組は別として、国内の排出量取引だと思います。国際的ないわゆるキャップ・アンド・トレードではないというふうに思います。  排出量取引を行う際にはいろ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 国内排出量取引制度であるとか環境税につきまして、いわゆる経済的な手法でありますけれども、地球温暖化対策における効果、それから産業活動や国民経済に与える影響など、幅広い論点について総合的に検討をしていくことが必要と考えております。  経済産業省では、今年の...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) かつてのアフリカのイメージといいますと、紛争と貧困という負のイメージでありました。しかし昨今は、資源を背景とし、それから紛争も、次第に国内的な紛争も収まってきて平和が定着しつつある国もありますので、資源を背景とした成長という光の部分のイメージが表に出てきた...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、両法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
05月23日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○甘利国務大臣 御指摘のとおり、生物多様性は、食料、健康、それから文化、産業など人間の生活基盤にとって重要なものと認識をしておりまして、生物多様性の保全と持続可能な利用を図ることは人類の責務と考えております。したがいまして、産業活動に当たりましても、生物多様性に十分配慮することが...全文を見る
○甘利国務大臣 いろいろとおもしろい例えを興味深く拝聴させていただきました。最初につかんだわらが最後は家屋敷に変わるというわらしべ長者、今ならさしずめ、税務署が飛んできて、すぐ税金を払えと言うんだと思いますけれども。  名簿ビジネスが映画にもなったということでありますが、私ども...全文を見る
○甘利国務大臣 国民の安全、安心を確保するということについて反対する人はいないわけでありまして、これについては内閣全体の重要な政策課題だということを私自身も認識いたしております。  五月二十一日に消費者行政推進会議において取りまとめに向けた議論がなされたわけでありますが、引き続...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、特定商取引法の改正に関して御審議をいただいた産構審の特定商取引小委員会が昨年十二月に取りまとめた報告書には、再勧誘の禁止措置に加えて、勧誘を受ける意思の確認義務を導入することが提言されております。そして、最終的に法案では、これは努力義務規定であると...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、今回の法改正の一番大事な点は、個別適用であったものを原則適用する。つまり、モグラたたきみたいに次から次に出てくる、そのたびに法改正をして対処してきたのは、もうイタチごっこになってしまう。それで、原則適用してそういう逃れ方に対して道をふさいだということでありま...全文を見る
○甘利国務大臣 消費者が生活していく際の商品、サービスに関して問題があると思ったときにすぐ連絡ができる、駆け込み寺的に消費者のイメージの中に浮かんでくるのはやはり消費生活センターであり、国民生活センターだと思います。とりあえずどんな苦情でもそこに持ち込んでいけば所管にちゃんと連絡...全文を見る
○甘利国務大臣 今回の法改正で、原則適用、抜け道を探して新たな悪質商法が出るという道を法律としてはふさぎました。政省令や通達というのは、法律に全部書き切れませんから、具体的なことについては政省令に書く。あるいは、先ほど来、勝手な解釈をするといけないので、法解釈は具体的にこうですと...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘の過剰与信防止義務や消費者トラブルがあった場合に適切な対処を行うということの義務については、消費者保護を目的とした措置でありますけれども、これらは、個別クレジット業者の業務の運営に関する規定でありますことから、これらの規則に違反した場合に、直ちに民事責任が発...全文を見る
05月26日第169回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(甘利明君) 新潟県長岡市岩野原で財団法人地球環境産業技術研究機構、通称RITEと呼んでおりますけれども、このRITEによりまして、二酸化炭素が圧入をされた地層とそれから中越地震及び中越沖地震の震源が位置する地層との間には連続性がないと、二酸化炭素圧入の影響がこれらの地...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 中小企業を含めた日本の産業政策で大事なことは、イノベーションをいろんなレベルでどう起こしていくかということであります。国家レベルで集中的に取り組んでいくために、国家的プロジェクトというものを掲げて具体的に技術開発に取り組むと同時に、地域でも地域イノベーショ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今回の法改正では、いわゆる特定して法律の対象とするのから、原則法律の対象とすると、原則を外す場合には個別に所管する法律がきちんとあることということを条件といたしております。これで、後追い的モグラたたきと呼ばれましたけれども、それを網羅的に把握対象とすること...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 連鎖販売取引、いわゆるマルチ商法でありますが、これをめぐる消費者相談の件数は、御指摘のとおり、ここ数年、二万件を若干超える水準で推移をしておりまして、消費者トラブルの動向について引き続き注視すべきであることは御指摘のとおりだと思っております。  先ほども...全文を見る
05月27日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○国務大臣(甘利明君) 初めに、中小企業信用保険法の一部を改正する法律案及び中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、手形の利用が大幅に減少しており、手形による資金の融通の機会が減少していることから、中小企業は借入...全文を見る
05月28日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○甘利国務大臣 訪問販売などの場合におきまして、強引、執拗な勧誘など問題のある勧誘行為が行われないのであれば、消費者のニーズを掘り起こすべくさまざまな提案を行うことまで規制をすることは適当ではないと考えますが、一方で、現行の特定商取引法におきましては、消費者が本来必要としていない...全文を見る
○甘利国務大臣 専門的な見地から、眼鏡をつくる場合にどういう検査が必要かということは、私どもの範疇というよりも若干所管が違うと思うんです。私どもの方では、事実に見合ったきちんとした対応をする。つまり、矯正が必要なのにいいかげんなものを、これで大丈夫ですと言って不良なものを販売した...全文を見る
○甘利国務大臣 どこが所掌するかわからない、ぽてんヒット、ヒットというのかぽてんエラーというのかちょっとわからないんですが、それをなくすということは消費者保護の点から極めて大事だと思っております。  そこで、消費者庁がどういう形になるかというのは、いまだ議論をしているさなかであ...全文を見る
○甘利国務大臣 特に、高齢者などが不実の告知をもとに事実上だまされて契約を結ぶ、その際に、消費者側に立証責任、立証負担が生ずる、それを立証せよということについて、弱い立場の方々にとってはなかなかつらいことである。その軽減をいかに図っていくかというのは、御指摘のとおり、極めて大事な...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、今御審議をいただいている特商法というのは、特定商取引でありますから、一般的に店舗で商店が販売しているというようなことについては対象になりません、もうよく御存じだと思いますが。ただし、キャッチセールスとかアポイントメントセールスで店舗を利用する場合には対象にな...全文を見る
○甘利国務大臣 消費者トラブルを隠すということのために、合意による契約の解除を装うということはよくないことであります。  トラブルについて、消費者と販売事業者が円満に契約解除に至ること自体は問題ないと考えておりますが、そこで契約をめぐるトラブルについて一律に報告義務を課すという...全文を見る
○甘利国務大臣 一般店舗販売というと、いわゆる地域の商店街になるわけですね。商店街は、地域の信頼性なくしてやっていけないはずなんであります。一般店舗販売についてぎりぎり規制をしていくということになると、それでなくても地域の商店街が疲弊しているという中に、過度の負担を負わせることに...全文を見る
○甘利国務大臣 悪質商法によって被害を受けた消費者の損害の回復を図る上で、返還金の原資となる事業者の財産一般の保全を図って、その資産を恣意的に散逸させないとの観点は重要だと思っております。  その一方で、その資産の全体を凍結するということは、当該事業者の経済活動を停止させること...全文を見る
○甘利国務大臣 今回の特商法の改正は、基本的に訪問販売とそれに類するもの、店舗でもキャッチセールスやアポイントメントセールスというのは対象にしていますし、展示会商法についても一部規制をしている、物産展みたいなものに影響がないようにということでやっております。  御指摘のように、...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
○甘利国務大臣 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮からの貨物につき輸入承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、平成十八年十月九日の北朝鮮による核実験を実施した旨の発表...全文を見る
05月30日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
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○甘利国務大臣 現在の油価の水準は明らかに異常であります。そして、この異常は、先進国のみならず、とりわけ途上国にとっては食料問題とともに耐えられない負担となっていまして、既に世界経済全体にゆがみをもたらしていると言って過言ではないと思います。  産油国にとっても、ただ高ければ高...全文を見る
○甘利国務大臣 要するに、私どもが取り組んでいる、日本だけじゃなくて国際社会が取り組んでいることは、北朝鮮に、国際社会の懸念に対する誠実な対応をしてくれということなんですね、核、ミサイル、拉致について。  北朝鮮はどうも、外交交渉のカードとして使いたいとか、ゼロサムゲームをやっ...全文を見る
05月30日第169回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(甘利明君) 特定商取引に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、悪質な訪問販売等による消費者被害が増加しており、特に高齢者に執拗な勧誘を行い、到底必要とはされないほど多量の商品を売り付ける訪問販売や、こうし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 中谷議員の御質問にお答えをいたします。  まず、特定商取引法の執行に当たっての他省庁や地方自治体との連携についてのお尋ねがありました。  経済産業省では、内閣府国民生活センターのPIO―NET端末の設置や関係省庁連絡会議等への参加を通じまして、他省庁と...全文を見る
06月02日第169回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○国務大臣(甘利明君) 住宅用の太陽光発電の普及促進というのは極めて重要な課題であります。それは御指摘のとおりであります。  実は、最初に補助制度を設定したときに私も関係しておりまして、環境関係の責任者の議員の方から要請があってお手伝いをしたということを思い起こすんですが。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) その番組、私は見ておらないんですが、ドイツと日本の違いは、太陽光発電事業者の電気を相当高額で二十年、固定価格で買っていくと。相当金額が高くなりますから、毎年毎年、たしかあれは五%ぐらいずつ下げさしているんだと思います。  例えば、直近では恐らくキロワット...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) こういったやるべきことを推進していく際に、コストをどこがどう公平に吸収していくかという議論は極めて大事な議論だと思います。技術開発を進めていってコスト自体の総量を減らしていくということと併せて、それを特定の者がしょい込むということによって推進力がなくなると...全文を見る
06月03日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第13号
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○国務大臣(甘利明君) 私は、五月二十八日及び二十九日、横浜にて開催をされた第四回アフリカ開発会議に出席をいたしました。  二十八日には、まず、福田総理主催のアフリカ諸国首席代表との昼食会に出席をいたしました。同昼食会にはアフリカ四十一か国の首脳級が出席をし、一時間強にわたり懇...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 総理は、恐らく具体的な政策の中身で個別に詰めるというよりも、各国から元首が来られたわけですから、一人残らず礼を尽くしたということだと思います。  私の方は、いろいろオファーもたくさん来ましたけれども、しっかり時間を取って、最低三十分、長いところは一時間以...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私がアフリカ各国首脳との会談をしていたときのことですけれども、ある国の首脳と話をしておりました。そうしたときに、相手から思わず間違えてチャイナという話が出ました。隣に大使がいて、大使が真っ青になって、ジャパン、ジャパン。やっぱり中国のプレゼンスがかなり大き...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 原油が異常高騰をしております。  石油関係者のどこに、じゃ利益がたまっているかといえば、ガソリンスタンドは恒常的な赤字の状態です。元売はもうかっているかといえば、元売の営業利益はもうわずかのものだと思います。要するに、上流の原油をくみ出す権利と価格を握っ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御承知でおっしゃっているんだと思いますが、三月なら三月下げても、結局は、その間その購入が安くなったということにしかならない、解決にはならないわけであります。今度上がるときの反動の方がもっと大きいと。それと、それによって税収が削減され、税収欠陥が起きる分は、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) もうお話にもありますが、一言で言えば、融資か現金化かの違い、つまり、返さなきゃならないお金か売掛債権と現金と交換できる手形の割引みたいなことができるということの違いであります。御指摘のように、平成十三年の十二月にこの売掛債権担保融資制度というのが創設をした...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 正確に申し上げますと、私が提案するつもりがないと申し上げましたのは、暫定税率をもう一度期限を切って廃止するという法案の提案をするつもりは政府の一員としてないと申し上げたわけであります。  中小企業対策については日々いろいろその考えをめぐらせておりまして、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 信用保証協会の経営情報につきましては、まず、平成十八年度以来、経営計画の公表を指導してきておりまして、すべての信用保証協会の経営計画が公表をされております。また、財務諸表の公表についてでありますけれども、これまで各信用保証協会が自主的に対応してきたところで...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いかなる機関もしっかりとした外部からのチェックが働くような仕組みになっていなければならないと思いますし、内々でなあなあの体制で行われるような組織、仮にそんなものであったとしたら、それはまさにガバナンスの点では極めてその能力は低いというふうに考えざるを得ない...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 極めて大事な御質問だと思います。こちらからこういう定款にせよということはできないようでありますが、こういう定款にしたいということを、いい、悪い、認可するということは大臣権限としてできるようであります。  ちょっと研究をさせていただいて、定款がガバナンスの...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘の点、しっかり踏まえまして、抜本的に精査をしていきます。
○国務大臣(甘利明君) あまたある中小企業政策にすべて精通している人はいないわけでありますし、まして、利用者にとってそれをどう活用するかということに対して親切な道を開く、ワンストップでアクセスできるということは極めて大事だと思っております。  そういう点から、平成十三年度から、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) その前に、JSOXのお話がありました。SOX法の日本版ということでありますけれども、アメリカではこのSOX法が施行されてもう六年になりますけれども、上場企業の大宗を占める中小規模の公開企業に対しては適用されていません、延期されています。日本は即刻適用されて...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 現状ではこのセーフティーネット保証がまさに建築着工件数の減少とか原油高に対応する貴重なツールになっているわけでありますが、この対象業種については適宜適切に見直すということにいたしております。御指摘のとおり、そうした中で財政基盤を強化するということは極めて重...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 商店街は、単に商品やサービスを提供するといった機能だけではなく、御指摘のとおり、祭りなどのイベントであるとかあるいは地域住民の交流に際しても、地域コミュニティーの中核として多様な役割を担っておりまして、商店街の活性化は地域活性化に向けて極めて重要であるとい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 我が国経済社会におきましては、直面する課題が、人口の減少そして高齢化が進展をするということであります。こうした中で中小企業の活力を維持向上するためには、海外への進出であるとかあるいは販路拡大など中小企業の国際展開ということも御指摘のとおり積極的に支援をして...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 政策金融改革を受けまして、中小企業金融の円滑化に重要な役割を担ってきました国民公庫と中小公庫は日本政策金融公庫に統合をされ、商工中金は株式会社化されることになったわけであります。  中小企業金融の円滑化という観点から申し上げれば、まず日本政策金融公庫は国...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 二〇〇八年版の中小企業白書におきましても取り上げたところでありますが、中小企業の労働生産性、これは製造業それから非製造業共に大企業に比べて半分以下の水準にとどまっております。また、一九九七年度から二〇〇六年度まで、この十年間の労働生産性の伸び率を見ますと、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御指摘をいただいたとおり、中小企業の景況感というものは悪化をしてきておりまして、中小企業は引き続き依然として厳しい状況に置かれております。こうした中、我が国企業数、事業所数でいいますと、九九・七%が中小企業でありますが、この中小企業の事業活動にとっ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御指摘をいただいたとおり、信用保証協会に新たな業務を追加するに当たっては、事業再生であるとか創業支援、この目利き能力を持った信用保証協会の人材の育成や確保を適切に行うことが重要でございます。  信用保証協会は、すべての協会において経営支援、再生支...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(甘利明君) 特定商取引に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、悪質な訪問販売等による消費者被害が増加しており、特に高齢者に執拗な勧誘を行い、到底必要とはされないほどの多量の商品を売り付ける訪問...全文を見る
06月10日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第15号
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○国務大臣(甘利明君) 私は、六月三日から六日までフランス共和国に出張し、OECD閣僚理事会、豪州政府主催のWTO非公式閣僚会合等に出席するとともに、各国閣僚等と会談を行いました。  最初に、OECD閣僚理事会について御報告申し上げます。気候変動の経済のセッションにおいて、私か...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 経済を発展をさせていく政策と消費者を保護する政策というのは、対峙しているように見られる方もいらっしゃいますけれども、我々の思いは、これ対立するものではありませんで、悪質な事業者を排除をして健全な市場を育成するということは、より良い消費者とより良い事業者との...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほど申し上げましたように、産業政策と消費者行政は表裏一体であります。であればこそ、最初から商売をやるつもりがない、つまり、最初からだまそう、詐欺を働こうとしている事業者は市場から追い出して退出させなければならないわけでありまして、そういう点で厳罰に処せる...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 情報通信分野に関して、とかく世間では経産省と総務省が領土争いをしているとよく言われるんですが、我が方から領海侵犯をした覚えはないと思っておりまして、この迷惑メール対策に当たりましては、総務省と経済産業省はそれぞれ適切に言わば役割分担をしながら、その中で両省...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 海外のサーバーを経由して送信をされる迷惑広告メールでありましても、広告事業主それから広告受託事業者が日本国内に所在をしているという場合には、特商法に基づく行政処分が可能であります。  他方、おっしゃいますように近時の迷惑広告メールというのは、日本国内の事...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いわゆる展示会商法でありますが、これにつきまして既に一部が特商法の規制対象となっております。昨今の消費者被害では、おっしゃいますように展示会の開催期間を長くして規制を逃れる事業者が多く見られます。三日以上やっていれば普通のいわゆる店舗販売とみなすということ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 個別クレジット取引は、クレジット業者が自ら勧誘を行うことなく、加盟店が消費者に対して勧誘を行うことによって取引が成立するわけであります。したがいまして、加盟店の質を確保する、いい加盟店であれば問題が起こらないわけでありますから、そういう加盟店の質を確保する...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今回の改正案は、被害実態に即した規制強化を図っているものでありまして、健全な事業者に対し過度な影響を及ぼす規制を設けているものではありません。  例えば、過剰与信防止につきまして改正案において導入する措置というものは、支払能力を根拠なく過大に見積もって高...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今回の改正は指定制の廃止や、過量販売、この契約の解除規定の導入等を含む大規模なものであります。改正内容の十分な周知徹底は重要でございます。そこで、改正内容の周知徹底に当たりましては、消費者はもちろんでありますけれども、事業者、消費者相談員、これは各地域の消...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、今般の法改正内容を実際に運用するに当たりましては、悪徳事業者に法律解釈の抜け穴をねらわれたり、規制内容が事業実態にそぐわなくなるような事態が生じることによって事業者、消費者などに混乱が起きないようにするということが重要でございます。このため...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) OECDでの閣僚理事会の後に青森で五か国のエネルギー大臣会合、続いてG8プラス三か国、ですから五か国にプラス、加えて、ですから八と三ですから十一か国の会合がありました。  御質問はそのOECDの気候、エネルギーの部分ですか、それとも……
○国務大臣(甘利明君) 五か国、青森の方……
○国務大臣(甘利明君) はい。  そこで、まず省エネというものが経済と地球温暖化防止を両立させる極めて効果的な方法であるということで、まず十一か国で合意ができたということは大きな成果だと思います。  今まで京都議定書の枠を超える範囲、つまり京都議定書にはアメリカが入っていない...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 金融というのはもちろん重要な、経済上極めて重要な役割を果たしておりますが、それは言ってみれば実物経済を後押ししていくといいますか、仲介していくといいますか、実物経済があってその金融が存在をすると、そういう関係であるべきだと思うんです。ところが、ツールがその...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 基本的に私は先生と考え方を全く同じゅうしております。是非、その同じゅうをする思いを我が党の中も御党の中も共有を是非したいと思っているんです。  日本は、まじめにやっていないとよくおっしゃる方がいるんですが、まじめにやっています。現状でいえば、エネルギー効...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 悪質な商法というのは弱者をねらい撃ちにします。お年寄りとか障害を持っていらっしゃる方がねらい撃ちにされると。  そうすると、そういう人たちはなかなかパソコンを自由に駆使してという具合にはいきませんから、そういう人たちと接する人、つまり社会福祉にかかわる人...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) あってはならない事故が発生し、それの迅速な対応ができなかったわけであります。これは大いに反省すべき点でありまして、このパロマのガス瞬間湯沸器の一連の事故について当時の対応を振り返ってみますと、何点かの問題がありました。  まず第一は、製造事業者からの事故...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 福田総理の消費者庁構想の思いは、省庁間のはざまで担当が分からないところに落ちてしまった事件、ポテンヒットと呼びますけれども、ポテンヒットじゃなくてこれはポテンエラーなんでしょうね、そういう守備範囲の間に落ちてしまう見逃しエラー、それから迅速性に欠けるという...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおりなんですが、経済というのは原則自由なんですね。ですから、駄目なことだけを決めてそれ以外は自由。つまり、新しい業態が起きてくることは今から想像ができませんから、そこから新しい創業の芽がどんどん出てくるかもしれません。だから、駄目なことを決めてそ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今回の改正は、悪質な訪問販売による高齢者の高額クレジット被害や、目下進展著しいインターネット通信販売をめぐるトラブルなどに対応するために提案をしたものであります。今回の改正案が成立をしていただいた後には、まずはその円滑な施行と着実な法執行に努めることが何よ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 商形態というのはいろいろあると思います。店舗販売は、そこに店舗がずっとあってその地域の人とずっと生活していかなきゃならないから、突然来る人よりは責任を持たなきゃならないと元々商売する人が考えます。しかし、出向かなきゃならない、そういう出向けない人にとっては...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(甘利明君) 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮からの貨物につき輸入承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、平成十八年十月九日の北朝鮮による核実験を実施した...全文を見る
10月06日第170回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○甘利国務大臣 ただいま御指摘の公益法人、これは、国と独法からなされている支出が十八年度ベースでいいますと九千六百四十一億円あります。これを極力削減していこうということでございます。  行政支出総点検会議、いわゆるムダ・ゼロ会議という、これは官房長官が所管されているところであり...全文を見る
○甘利国務大臣 日本のあらゆる人材は日本にとっての経営資源ですから、優秀な人材を適宜適切に使っていくということは大事です。それに中立的な立場で関与するということで、官民人材交流センターというものが省庁から離れてできるということになったわけですね。  その間、でき上がって三年以内...全文を見る
○甘利国務大臣 あっせん、わたりは各省庁がやっているわけですね。各省庁がやっていることについて、その経過措置として、監視委員会が適切かどうかを判断するわけですよね。だから、その判断をするところをつくってくださいと。(長妻委員「では、いつやまるんですか」と呼ぶ)だからつくってくださ...全文を見る
○甘利国務大臣 何度も説明していますように、現状のあっせんは省庁がやっている。それから離れて中立機関が人材を、中立的な、省庁と中立した立場の官民人材交流センターをつくって、そこがあっせんをする、現役から外れるときに。その間、三年間は省庁のそういう対応を認める。ただし、その場合には...全文を見る
○甘利国務大臣 先生の御持論は、職安に行けとおっしゃるんですね。  民間の人は雇用保険がありますから、職安で見つかるまでは、最低のセーフティーネットとして失業給付があります。公務員というのは失業保険がないんですよ。ないんですよ。だから、やめた途端に生活保障がなくなるんです。だか...全文を見る
○甘利国務大臣 官僚は、私は三高を目指そうと。つまり、高いモラルと、高いモチベーションと、それから高い能力を持つ人が集まる、そういうふうな公務員制度改革にしてまいります。そうすると、その人材は、日本という国にとっての貴重な経営資源になるんですよ。  その人たちの情報をきっちりと...全文を見る
10月07日第170回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○甘利国務大臣 昨日のやりとりが一部誤解されて報道されている点がありますので、再度御答弁をいたしますが、中立的な官民人材交流センター、これがことしじゅうにでき上がります。これができ上がりますと、わたりはなくなります。最初の、公務員をやめるときの就職支援しかやりませんから、わたりは...全文を見る
○甘利国務大臣 政令の中身を詰めていくのは私の所管ではございませんで、官房長官の所管でございます。
○甘利国務大臣 きのうも申し上げましたけれども、私は、公務員制度改革の中で、公務員というのは、国民が税金を払って雇っている職員でありますから、ですから、これから三高を求める、つまり、高いモラル、高いモチベーション、それから高い能力、それを育てていくということを申し上げました。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 企業側からも、こういう人材はいないかという要望が当然あるわけでありますし、あるいは関係団体からも、団体のガバナンスをしっかりきかせていくための適切な人材はいないかという情報も寄せられるんだと思います。そういう中で、こういう人材はこういう能力を持っておりますというこ...全文を見る
○甘利国務大臣 昨日私が申し上げたのは、公務員の身分保障がある、その見返りとして雇用保険制度がないと申し上げたのがまず一つです。(発言する者あり)まあ聞いてください。やじは、あなた、いつも多いけれども、ちょっと控えておいてくださいね。  国家公務員退職手当法の解釈という書面があ...全文を見る
10月14日第170回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(甘利明君) 幹部公務員人事の内閣一元管理というのを行います。そのために内閣人事局をつくります。  おっしゃいますように、内閣人事局が官僚の陣取り合戦になってその官僚の体制がすべての幹部の人事を差配すると、そんなことには絶対させません。あくまでも幹部人事どう登用してい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、幹部職のポストというのは採用人員の数だけありません。課長の数よりははるかに局長の数は少ないわけですから、どうしてもそのままいきますと勧奨退職ということをやらざるを得ないわけです。肩たたきですね。公務員の身分保障を言わば侵害する、これは本人が...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私も、初当選は新自由クラブで、その後自民党に渡ってはきましたけれども、一回だけでございます。  官民人材交流センターができますと、これはもう中立性、透明性をしっかり確保したものになると、それから、いわゆるわたりはなくなるわけであります。  先ほど来の、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) それ、退職金の……
○国務大臣(甘利明君) それは算出規定はきちんとあると思います。  初めて、突然の御質問でありますので、詳細は事務方にきちんと調べさせて報告させていただきます。
10月15日第170回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(甘利明君) まず、担当大臣としてお答えを申し上げます。  天下り問題、何度も答弁さしていただいておりますが、これは従来関係省庁が行うと、その際に予算とか権限を後ろ盾にしてという疑念が残ると。ですから、まず中立透明でなければならないということで、前々大臣のときにこの官...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ハローワークの件自体については厚労大臣の所管ですが、元労働大臣ということも含めてお話をさせていただきますが、民間がリストラをする場合に、すぐハローワークに行けというのは、実は行政としては勧められることではないんです。リストラを民間がする場合には最大限の努力...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほどの答弁で、後で事務方から言われて気が付いたんですが、センター、官民人材交流センターは立ち上がりましたということですが、年内ですから、立ち上がることになったの誤りでございます。おわびして訂正をいたします。
11月07日第170回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○甘利国務大臣 規制改革を担当する内閣府特命担当大臣、行政改革、公務員制度改革担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。  規制改革は、経済社会の活性化に有効な手段であります。日本を取り巻く状況が変化する中で、閉塞感を打破して新たな需要と雇用を創造し、暮らしの豊かさや利便性...全文を見る
11月11日第170回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(甘利明君) 規制改革を担当する内閣府特命担当大臣、行政改革、公務員制度改革担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。  規制改革は、経済社会の活性化に有効な手段であります。日本を取り巻く状況が変化する中で、閉塞感を打破して、新たな需要と雇用を創造し、暮らしの豊か...全文を見る
11月12日第170回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○甘利国務大臣 税金を払いさえすればすべて官がやってくれるとすると、全部やってもらうためには相当べらぼうな税金を払わなきゃならない、大きな政府ができるわけですね。  私は規制改革担当大臣、規制改革というのは、緩和もあれば、もちろん場合によっては安全、安心で強化もある、両方を使い...全文を見る
○甘利国務大臣 民であって、公的な部分を担うということではないでしょうか。
○甘利国務大臣 労働力人口が減る、そういう中で、社会の活力、なかんずく経済的活力を維持発展させていかなければならない、そういう制約の中で成長しなければならない。  そこで、いわばどういうツールを使っていくか。これは、御指摘のように、あらゆる角度から有効なものを使って社会参加をし...全文を見る
○甘利国務大臣 顧問会議に第三回目に出席をいたしました。これはフルタイムで出席をしております。  ワーキンググループについては一度、私の考え方をしっかり把握していただきたいということで、冒頭、私の考えをワーキンググループのメンバーにお伝えをさせていただきました。  以上二回で...全文を見る
○甘利国務大臣 私が大臣に就任しましたときに国家公務員制度改革のスケジュールを聞きました。そのときに、二回顧問会議が開かれて、直ちにワーキンググループの議論に入りますと。  私の経験からしますと、今まで大臣を何回かやった経験からすると、顧問会議、その下に実務の会議があるときに、...全文を見る
○甘利国務大臣 法制上の措置を講ずるということと設置するということは一〇〇%イコールではありません。
○甘利国務大臣 まず、内閣人事局というのは、法整備をするということになっておりますが、それも、最初から最終形態をつくるということでは基本法上なっていないわけですね。一年、三年の議論がありますから、その中身に応じて器をつくっていくということになろうかと思います。  私は、信賞必罰...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、私は、規制緩和担当大臣ではなくて規制改革担当大臣であります。規制改革というのは、いい方に変えていくということでありますから、緩和の方がもちろん多いのでしょうけれども、場合によっては安全、安心から強化するという部分だってあるはずであります。  そし...全文を見る
○甘利国務大臣 規制改革というのは、財政出動なしに社会を活性化する、なかんずく規制改革でも規制緩和は、お金をかけないで経済を活性化する。ですから、小泉内閣のときに、財政出動による需要の追加というのは経済効果の点からも財政再建の点からも甚だ疑問ではないか、そこで脚光を浴びたのが規制...全文を見る
○甘利国務大臣 従来、各省ごとに行われた人事であるならば、どうしても、その省に関することには意欲を持つけれども、それ以外は無関心になる。もちろん、入省年次がまだ浅い時点では自分の所管官庁のことをまさに国家的意義として取り組んでもらう、それはもちろん結構なことであります。次第に幹部...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘にありますとおり、弾力的に運用していかなきゃならない、それには、能力のある者は年次を飛び越える、あるいはない者は逆の現象が起きる、それに給与が当然絡んでくる、全体図として構築していかなければならないと思います。  それで、基本法はいわゆる二段階方式になって...全文を見る
○甘利国務大臣 麻生総理は、みずからが経営者として、斜陽産業を時代の変化を読む目を持って変革をして、発展産業にみずからがされてきた方であります。  そういった目で今の時代を見ますと、金融と実体経済との関係で、実体経済、つまり、具体的に付加価値を生む経済を円滑に動かすための金融が...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、大学生が公務員を目指す倍率はかつての半分になりました。公務員という職場が魅力的な職場には映っていないですし、民間から人材交流で来られる方の話を聞きますと、子供から、お父さん、何でそんな悪いところに行くのと言われるのが一番つらいと。公的セクターに従事...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、その前に冒頭のお話ですが、正確に私の話が伝わっていなかったのかもしれません。官民人材交流で、民間企業の人が役所に入っています。その人は男の人なんです。その人が民間企業を離れて役所に行くんだといったときに、子供から、お父さん、どうして民間を離れてわざわざそんな...全文を見る
○甘利国務大臣 今までも事務方はそうさせていただいていると思いますが、民主党の政調会のところに説明に今までも行っているはずなんですが、そこで御意見があればいただきますということであります。
○甘利国務大臣 まず前段の、レアメタルの探査、調達ですね、これを経済対策の中に入れた理由。おっしゃるように、恒常的な政策として取り組んでいくべきもの、それはそのとおりであります。私もそう思いますが、これから金融が非常にタイトになってくる。そういう中にあって、民間企業がリスクの高い...全文を見る
11月17日第170回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) 御指摘のように、会計検査院の報告書によりますと、独法職員が再就職をしている契約先の方が随意契約の件数が多いということは指摘をされています。金の面と人の面、つまり契約の在り方と再就職の在り方との両方から独法の業務の適正化を確保していくということが必要でありま...全文を見る
11月20日第170回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) ただいまお話を伺っておりまして、全体的に私の思いとかなり共通するお考えだと思います。  今回の大改革は政治主導でしっかりと事が行われると、それに対して官僚が中立性、専門性を発揮しながらそれを補佐をしていくという関係にあるわけです。でありますから、任免権と...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いただいた報告は尊重しなければなりませんけれども、しかし全部そのとおりやるということではありませんし、そこは基本法の趣旨に沿って、修正協議の趣旨に沿って御相談をし判断をしてまいります。
○国務大臣(甘利明君) 基本法が元々示していますとおり、一年、三年、五年のそれぞれ議論を詰める工程があります。一発で全部できるわけではありません。ですから、これは最初から全部完成形ができ上がるということではないんだと思います。そういう工程をどういうふうにつくっていくかということ、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 顧問会議には私が出ています。その顧問会議の議論はインターネットで外に報告をされていますから、何が議論されて、私が何を発言しているかは確認していただけると思います。その中で、私は、立法府の意思を超えて顧問会議が勝手なことをすることはできませんからねと、つまり...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 一言で申し上げますと、人間としての誇りをちゃんと持ちながら働くことができるということが大事なんだと思っております。  私、ずっと経済産業政策をライフワークとしてきているのは、それは、すべての原点は競争力の高い経済力を国が持っていることが必要と。福祉をやろ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 規制改革というものは、その中でも規制緩和は、お金を掛けずにルールを変えるだけで社会が活性化する、特に経済が活性化する魔法のツールであります。私いつも申し上げていますように、しかしこの魔法のツールには使用上の注意というのがありまして、国民の安全、安心を害して...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 世の中にはいろんな働き方があっていいと思うんです。例えば、働く側からして、一日中拘束されている働き方では働けないけれども、子供もいるし、あるいはそれ以外の、私的に手を掛けなきゃならない部分があるからこの時間帯を働きたいという働き方が用意されていても当然いい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、独法や公益法人は必要性があってできたものであります。独法でいえば、移行独法は、特殊法人からより効率性を求めて費用対効果のいい形ということで独法になり、あるいは切り出し独法というのは、本来行政府自身が行っていた企画立案それから実施のうちの実施...全文を見る
12月12日第170回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○甘利国務大臣 現時点で私、事務方に確認しましたが、把握はしておりません。
○甘利国務大臣 まず、私が本職につきましたときに、まだ具体的な作業ができておりませんでした。その一方で、法律には、この内閣人事局の設置に関する法的措置ということを六月までに行う、つまり来年度通常国会に出すと。  そうしますと、予算措置を考えると、もう一カ月しか時間がなかったわけ...全文を見る
○甘利国務大臣 顧問会議の御意見も伺い、そしてもちろん与野党協議、もともとの基本法が与野党間の修正でできたものでありますから、そこもきちんと尊重して取り運んでいきたいと思っております。