甘利明

あまりあきら

比例代表(南関東)選出
自由民主党
当選回数13回

甘利明の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月09日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○甘利委員 本当に随分久しぶりに質問をいたします。七、八年ぶりですか。ここのところずっと答弁ばかりしていたものですから、質問して自分で答えちゃわないように気をつけながら質問をさせていただきたいと思います。  ようやく国家公務員法改正案の審議が始まるわけであります。  思い起こ...全文を見る
○甘利委員 私が就任したときも、週刊誌からアングラ週刊誌からいろいろなことが入ってくるし、いろいろなことが言われるし、私が発言してもいないことが報道されたり、ひどい目に遭いましたよ。そして、この人はあっちの方を向いているんじゃないか、この人はあっちの方を向いているんじゃないかとい...全文を見る
○甘利委員 この質問をするに当たって、菅さんの発言していらっしゃる資料をかなり集めてみました。  菅さんは、たしか六月にイギリスに行かれて、前の労働党の副首相と話をされて帰ってきているわけですね。我々は、こういう政と官のあり方、もっと言えば公務員の制度、これを我々が政権をとった...全文を見る
○甘利委員 済みません。これはいきなりの質問だったので、ちょっと戸惑われたかもしれませんけれども。  結論から言うと、公務員の人事権は大臣にないんですよ。不思議なことですけれども。菅副総理が目指すイギリスには、官僚に対する人事権は大臣にないんです。  どういうスタイルになって...全文を見る
○甘利委員 今、国家公務員法の改正では何をやっているかというと、幹部職すべてについて大臣の人事権が、明確にやろうということをやっているわけですよ。  先ほどの、大臣に人事権がないというのは、私は何度も向こうの公務員局長に、女性でした、今もそうでしょう、では、こういう場合はどうな...全文を見る
○甘利委員 私、昨年、法案を提出するとき、あるいはその前に工程表を綿密につくるときに、基本法を何度も何度も読み返したんです。基本法は何を要請しているんだろうかということを何度も読み返しました。そこの一条、要するに、どういう社会をつくるんだ、どういう政治と官僚制度のかかわり合いをつ...全文を見る
○甘利委員 基本権の問題が解決しないというのは、これは人事院の主張なんですよ。いいですか。  なぜ基本権が必要かといえば、公務員は自分で給料を交渉して決められないんです。決められないから、民間の調査をして、この辺が民間であれば該当する賃金ですよというのを人事院が調べて、その調べ...全文を見る
○甘利委員 せっかく御質問がありましたから、お答えをいたします。  なぜできなかったのか。これは、当時の為政者が途中で腰砕けになったからですよ。歴史を全部ひもといてみました。何回もトライしているんです。要するに、人事院はそれを単に拒否してきたからなんですよ。機能的にできないんじ...全文を見る
○甘利委員 内閣人事局が機構・定員、級別定数の管理機能をきちんと持つことという意味です。
○甘利委員 それはぜひやってください。  級別定数管理機能を移管するときに、それが基本権とかかわると人事院はおっしゃったんですよ。何でかかわるんですか、私にはわかりませんと。民間企業の会社の社長に、戦略的に、時代の要請にこたえて、ポストの重要度を上げたり下げたり、ポストを改廃し...全文を見る
○甘利委員 大臣がこの人を任命するというのは、乱暴な言葉で言えば恣意性なんですよ。こいつの方がおれと相性が合う、どっちを選んでもいいんだったらおれはこっちを選ぶよと。どっちを選んでいいものまで、ある書式で決められていたら、大臣に人事権なんかないんですよ。大臣は、この中から自分の好...全文を見る
○甘利委員 有識者会議に議論をさせたら、有識者会議から私に上がってきた原案がどういうものだったかというと、各大臣の恣意が働かないように、各局長ごとに、何とか局長はこの二人から、何とか局長はこの二人からと、みんなこうやって、一ポストごとに限定するという案が来たんですよ。そんなことを...全文を見る
○甘利委員 冒頭申し上げましたように、この改革は、時代の変化を先取りして手を打っていく、そのために政府が政策を立案して、その実施体制をどうするか。これだけの予算とこれだけの人員でこれだけの政策を進めていきます、その点からも、総人件費管理というのは政府のもとに置かなきゃいけないんで...全文を見る
04月28日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○甘利委員 公務員制度というのは、国民全体にとってのいわば共有財、インフラであります。それぞれの政党の後ろには、それぞれ考え方を一にする国民が控えているわけであります。特定の国民の声だけを聞いた制度ではなくて、共通財、インフラである以上は、できるだけ多くの国民の声、その声を代表す...全文を見る
○甘利委員 ということは、そこの部分は前回の提出法案と一緒だという理解でよろしいということだけ確認をさせていただきました。これが入ってくるとちょっとまた複雑になってきますね、課長級の中で特別扱いということになりますから。それはそれで整理をいただいたということであります。  そこ...全文を見る
○甘利委員 この問題、ちょっと見過ごしがちですけれども、とても大事なんですよ。  恐らく、内閣人事局が極めて小さい機能でスタートしていますから、スタッフがそんなにいないんだと思うんです。そこで、全体の人数を、何百人という人数を全部そこで配置ができない、だから各府省の手をかりると...全文を見る
○甘利委員 ということはつまり、名簿をつくる段階でも有識者に関与させる、それから、その名簿から各ポストへ配置をする際にも有識者の意見を聞くということでいいんですね。
○甘利委員 ちょっと副大臣と政務官の答弁が違うように私には思われるんですけれども。
○甘利委員 ちょっと時間があれですから、まだこれから、きょうだけで質疑は終わらないそうですから、またその差異については質問していきますが。  次に、まず政府に伺いますけれども、人事院がこの幹部人事に関して、どこの部分にどの段階で関与してくるんですか。
○甘利委員 今の大臣の答弁は、大島副大臣が四月二十三日に答弁されている内容ですよね。つまり、適格性審査の客観的かつ公正な実施を確保することを考えていることから、人事院の関与については、この段階、つまり、適格性審査、標準職務遂行能力の点に関しての人事院の関与については考えていないと...全文を見る
○甘利委員 前回、総裁が御答弁なさったのをそのまま読み上げますと、「標準職務遂行能力の評価は、部長、局長、次官が一括して同一の基準で行われますので、その分、具体的人事の発令の際には、個々により厳正に適性を審査するということが大事になります。すなわち、次官、局長、部長、それぞれの具...全文を見る
○甘利委員 私がこの点を聞こうと思ったその前に、後藤さんがかなりきつく追及をしました。恐らく同じ懸念があったからだと思うんですよ。何のことはない、政治主導で改革をしたと思ったら、さじかげんはみんな人事院がやっているんじゃないか、官主導がもっと強くなったじゃないかということになりか...全文を見る
○甘利委員 失礼ですけれども、大臣はほとんどわかっておられませんね。  階層を、職制を一つにした、それは客観基準で一つにしているから、それからどれを引っ張ってこようとも抜てき人事なんです。だから、もしそうであるならば、人事院が言っているように、階層が一つしかないから、それじゃ極...全文を見る
○甘利委員 前の基本法の議論のときに与野党修正で、公務員に協約締結権を、それから先の話はそのときはなかったと思いますけれども、付与するかどうか、自律的な労使関係を措置するということについて、これは与野党でやはりかなりもめた部分ですよ。  そのときに私は思ったんですけれども、自分...全文を見る
○甘利委員 政府に公務員制度全体のマネジメントをする意思も機能もなかった云々というお話がありましたけれども、この内閣人事局は、基本法で、単に幹部公務員の人事云々ということだけじゃないんですね。管理職についてもこういう制度をつくる、あるいは一般職についても府省横断にこういう基準をつ...全文を見る
○甘利委員 終わります。
11月16日第176回国会 衆議院 本会議 第9号
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○甘利明君 自由民主党の甘利明です。  私は、自由民主党・無所属の会を代表し、過去に経済産業大臣としてAPECに二回出席した経験も踏まえて、ただいま報告のありました横浜における第十八回APEC、アジア太平洋経済協力会議の結果につきまして質問をいたします。(拍手)  まず最初に...全文を見る