甘利明

あまりあきら

比例代表(南関東)選出
自由民主党
当選回数13回

甘利明の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第183回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(甘利明君) 補正予算、緊急経済対策の経済効果についてお尋ねがありました。  緊急経済対策の経済効果は、東日本大震災からの復興の加速、事前防災・減災等の復興・防災対策に加えまして、民間投資の喚起等の成長による富の創出、医療、子育て支援等の暮らしの安心・地域活性化等、本...全文を見る
02月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○甘利国務大臣 それぞれの役目があることは事実だと思います。つまり、リアルタイム、体感温度でどう変化しているかということと、それから、政府として指標を出していく際には、それをもとに、財政にどう反映していくか、予算をどう組んでいくか等々のバックボーンになることが考えられます。  ...全文を見る
○甘利国務大臣 一九八七年から八八年の食料及びエネルギーを除く総合、いわゆるコアコアでありますが、これは、前年比一・五%それから一・一%で、プラスであります。  それから、一九八九年から九二年につきましては、いわゆるコアコアは、それぞれ、年を追って申し上げますと、前年比二・五%...全文を見る
○甘利国務大臣 総理からもたびたび答弁がありますとおり、我々の日本経済にとって最大の課題は、十数年間にわたるデフレからなかなか脱却ができない。そこで、大胆な金融政策を中心に、機動的な財政政策、そして民間投資を喚起するような魅力的な成長戦略、この三本の矢で、この問題、いわば根雪のよ...全文を見る
○甘利国務大臣 経済産業大臣並びに内閣府の原子力安全担当大臣が担当していたと承知しております。
○甘利国務大臣 当時の、二〇〇六年十二月ですね、日本共産党の吉井英勝議員の質問主意書が政府宛てに出て、これは関係省庁が事務的に詰めて、関係大臣が確認をしてお返しをするという文書です。  これを精査していただきたいんですが、どういうことが書いてあるかというと、つまり、津波が起きて...全文を見る
○甘利国務大臣 しがらみ云々という話はないと思いますし、それが事故対策、事故対応を怠ったということではないと思いますけれども、想定が確かに甘かったということだと思います。  そういう意味で、安全神話に陥って、万全の上にも万全を期するということに手が届かなかったという点は反省をし...全文を見る
○甘利国務大臣 やるべきだと思うことは何でもやってくださいということを申し上げています。  ただ、シミュレーションをしっかりしてくださいと。一回やって失敗してもとへ戻すということになると国民的コストがかかりますから、ここはきちっとやった方がいい。というのは、分離をしている例を見...全文を見る
○甘利国務大臣 例えば、財政が悪化している国にあって、財政再建を徹底的にやると、将来への不安が少なくなって金利が下がる、そうすると設備投資がふえる、資産効果等で消費もふえる。つまり、財政再建を通じて景気が回復するという論であります。
○甘利国務大臣 過去、毎年定期的に出されておりますが、ただ、若干時間があいているときは基本要件が変わっているときですよね。政権交代されたときには少し間があいたと思います。今回もそういう状況でありますから、それを勘案して、適切な時期に検討したいと思っております。
○甘利国務大臣 短期は景気刺激、中長期は財政再建という路線を出させていただいております。  そして、これは、まず諮問会議で骨太の方針というのはこれからも出していきたい、いこうと考えております。そこであらあらの方向を示す。そして、さらに具体的に、より具体化したものを多少のタイムラ...全文を見る
02月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○甘利国務大臣 TPP交渉が他の交渉と違いますのは、私が通商交渉に臨んだ経験からしますと、それぞれ譲れないものを多少多目に抱えて交渉に参加して、その中で、うちはこれを譲るからそっちもこれは取り下げてくれみたいなことで、だんだんだんだん例外区域を狭くしていって、この辺で、これ以上譲...全文を見る
○甘利国務大臣 いろいろな場面で話が出た中で、事務的にも接触はしていると思います、その可能性は全くゼロではないということを申し上げているのであります。  ただ、これはやってみなければわからない。かたくなな姿勢が崩れないのか、建前として崩せないのか、実はそうではないのか。これは、...全文を見る
○甘利国務大臣 御承知で質問をされていらっしゃると思うんですけれども、雇用を何十万人支えるために国の事業としてこれをやりましたということではありません。この事業は、緊急に必要と国民から要求されること、それはインフラの信頼性であります。そして、インフラでも、競争力に資するようなもの...全文を見る
○甘利国務大臣 先ほど、共産党の笠井先生から資本主義市場経済のレクチャーがありましたけれども、あの中で私が共感できるのは、負の連鎖を断ち切らなきゃならないということであります。消費の停滞が生産の停滞を呼び、それが所得の停滞を呼ぶ。その連鎖でどんどんマイナスのスパイラルになってくる...全文を見る
○甘利国務大臣 いつ、この経済対策の効果が出てくるのか。これは、できるだけ予算を早く通していただきたいと思っております。そうしますと、この年度末から次年度当初、まあ、三、四、五あたりが一番効果があるようなことを我々は期待いたしております。  それで終わりではありません。経済成長...全文を見る
○甘利国務大臣 御心配はよくわかります。物価目標を掲げた、物価が安定的に二%になった、よかったね、しかし、物価が上がっただけで後がついてこないということを御心配されているんだと思います。  ですから、我々は、物価目標を掲げると同時に、もちろん、インフレ予測というものが実体経済に...全文を見る
02月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○甘利国務大臣 厚生年金であるとか健康保険の未徴収者が社会問題化しておりまして、この問題をどうやってより効率よく徴収率を上げるか、いろいろ議員から御指摘を今までもいただいてまいりました。  当面の知恵として、これも御指摘が今までもあったと思います、法務省の法人登記簿情報の活用と...全文を見る
02月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○甘利国務大臣 昨日は、経済三団体、経団連、同友会、それから日商の代表の方々においでをいただきました。  タイトルといいますか、お呼びかけした趣旨は、デフレ脱却に向けた経済界との意見交換会ということでございまして、まず、経済界の方から御要望がありまして、それは、例えば規制緩和と...全文を見る
○甘利国務大臣 今御審議をいただいております補正予算、緊急経済対策につきまして、その効果はできるだけ早く発現してもらいたいと思っております。今年度末から新年度当初の間にかなりの部分が発現してくるというふうに思っております。  大変迅速な御審議に御協力をいただいておりまして、あり...全文を見る
○甘利国務大臣 昨年の七—九の数字が年ベースでマイナス三・五になりました。底割れの危険性があるということの警鐘が鳴らされました。緊急経済対策でありますから、できるだけ早く需要ができるということが必要であります。  公共事業というのは政府が需要をつくるわけでありますから、まさに発...全文を見る
○甘利国務大臣 機械的にはじいたものでありますけれども、二%であります。
○甘利国務大臣 御承知のとおり、この二%という試算は公共事業がそのままGDPをどれくらい押し上げるかということであって、これはいわゆる、例えば公共事業でいえば、乗数効果は一・〇七と試算されています。これは加算しておりません。一で計算しております。  加えて、公共事業がなされた後...全文を見る
○甘利国務大臣 公共事業全体の乗数効果は先ほどお示しをしました。  個々の事業について、箇所づけもできていないわけであります。これは、現段階で個々に求めるということは難しいと思います。今までもそうだったと思いますよ。  それから、政策効果ということについては、いろいろな、例え...全文を見る
○甘利国務大臣 従来、この種の補正を組んだときのGDP効果というのは、今回お示しをしたような、そういう算定でなされているはずであります。その後にどこまで個別に関してできるかということは、具体的な事業の箇所づけ状況等々、いろいろな要素があるんだと思います。私も専門家ではありませんか...全文を見る
○甘利国務大臣 成長戦略の全体がそろうのは年央というふうにお話をさせていただいております。しかし、委員御指摘のとおり、できたものは早く発出をした方がいいわけでありまして、総理からは、全部が出そろう年央を待つのではなくて、具体的課題が出次第、その課題の解決に向けて、あるいは対策に向...全文を見る
02月14日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○甘利国務大臣 ただいま議題となりました株式会社企業再生支援機構法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  昨今の厳しい経済情勢のもと、疲弊している地域経済の現状に鑑みると、地域の再生現場の強化や地域経済の活性化に資する支援を推進してい...全文を見る
○甘利国務大臣 小泉内閣のとき以降、諮問会議が経済財政運営の司令塔機能を果たしてきました。これは私も、第一次安倍内閣のときに経済産業大臣として参加をしまして、ああ、ここがいわば基本的な設計の大もとになるなということを感じながら参加してきたことを思い起こします。  安倍総理は、こ...全文を見る
○甘利国務大臣 結論から申し上げますと、そのとおりであります。
○甘利国務大臣 結果として全て盛り込まれていると承知をいたしております。
○甘利国務大臣 成長戦略にとって、規制改革というのは極めて重要であります。そのために規制改革会議を立ち上げました。その長たる方は、民主党政権下でも担当されていたということでありまして、その方をその責任者として起用するということは、規制改革の大切さということを我々がきちんと認識して...全文を見る
○甘利国務大臣 指定をするつもりでございます。
○甘利国務大臣 この種の名前の組織というのはたくさんあって、本当に頭の中で整理して区別するのが大変だというのが正直な話であります。ここに至るまで名前が随分変わっていますよね、幾つも。そのたびに機能が追加されたり変更になったりしているんだと思います。  先生御指摘のとおり、個々の...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃるとおり、基本法には期限が切ってあります。それからいえば、対応がおくれているというのは、まさに国会としての怠慢だと言われても仕方がないことだと思います。  私が行革大臣のときのことを御指摘されました。思い起こすことが多々あります。何としても公務員制度改革...全文を見る
○甘利国務大臣 二%の物価安定目標を掲げてこれに取り組む、これは主体的に日銀の責任であります。一方で、インフレ目標の達成、これは実体経済の改善が伴わないと、国民経済、国民生活にとってもいいものではありません。その実体経済が伴うという方の努力は政府の責任として行っていくということで...全文を見る
○甘利国務大臣 余り突き放した言い方ではないんですけれども、二%の物価安定目標に向かって金融緩和、手段は日銀の独立性にかかわることであります。手段は日銀がいろいろととっていくということであります。これは日銀が主体的にやっていくということでありまして、その環境整備に対して政府もやる...全文を見る
○甘利国務大臣 この法案に限らず、安倍政権の基本的な姿勢は、自立しようとする力を助けるということであります。地域には地域の当然特性があります。そういう地域の力、本来の魅力、それがいろいろな事情で発揮できない、そこをどう助けていくかであろうと思います。地域の自立、自助に対してしっか...全文を見る
○甘利国務大臣 円滑化法を利用した件数は三、四十万社だったと。そして、この企業再生支援機構を利用した企業数は、二十八件の支援決定を実施しておりまして、中小企業に対する支援案件は十一件であります。
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、円滑化法を利用した企業数と、今回提案をしている組織の前の仕組みを活用した例というのは、はるかな乖離があるわけであります。  第一義的には、地域の金融機関が、対象とする中小企業に対してどういう姿勢でどういうバックアップをするかだと思います。ですから...全文を見る
○甘利国務大臣 大事なことは、単なる延命策ではいけないということでありまして、改善策にならなければいけないと。そこで、この円滑化法が期限を迎えるに当たって、改善策をより手厚くしっかりしていくと。企業が再生できる余地があるところについてはそれを最大限引き出していくということを重点に...全文を見る
○甘利国務大臣 先生御指摘のとおり、中小企業は日本経済の足腰を支える極めて重要な部分であります。  今回の法改正を通じまして、ある種のコンビネーションをしっかり図っていきたいと思っております。  まず、地域金融機関がしっかりとした対応をしてもらいたい、そのための支援措置をしっ...全文を見る
○甘利国務大臣 この六十四条におきましては、機構と金融機関等は地域における金融の円滑化に資するように相互の連携に努めなければならないこととされております。ここでいう金融の円滑化は、新たな信用供与、借りかえ、貸し付け条件の変更等を含む広い概念であります。  地域におきまして、借り...全文を見る
02月18日第183回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) IMFも指摘していますとおり、今必要なことは、短期的には景気刺激、中長期的には財政の再建の道筋を描くことだというふうなことが言われています。  私どもは、補正予算を通じて、短期的には景気刺激を取りました。ただし、その景気刺激は、先ほど来委員御指摘のとおり...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 利払い費を引き上げないためには日本国債の信頼性を維持することであります。この信頼性を維持するためにはきちんと償還をされるという道筋を示すこと、それは御指摘のとおりであります。  私ども、かつてもそうやっておりましたけれども、年央を目途に骨太の方針で大きな...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) できるだけ早く予算が市中に出回るということが必要だと思います。公共事業は、そういう面では、契約を早くする、事務手続を早くすればそれだけ早くお金が流れるということがあります。経済効果でいいますと、乗数効果でいえば一・〇七というふうに試算をされております。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 公共事業自身が効果がないというよりも、公共事業は言ってみれば政府が需要を増やすということでありますから、それが民需につながっていく、その絵図がしっかりかけるかかけないかというところだと思います。かつてそれがうまくいかなかったのは、種火から本体のまきに火が付...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 例えば、民間経済につながっていく、これは、例えばハブ空港とかハブ港湾とか、それから先の民需主導の経済を強化していく、その基盤部分、そこに予算を投じて強化をしていく、これは民需へつながっていく基本になっていくと思います。
○国務大臣(甘利明君) 先ほど財務大臣が答弁させていただきましたけれども、緊要というのは、経済成長につながっていく部分と、それから国民の命を守る、暮らしを守るという部分もあろうかと思います。そういう点では、防災・減災という視点も当然加味されています。もちろんそれ自身経済効果がある...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 公共事業がどう効果があるかないかという議論はずっとありました。そして、その公共事業自身の乗数効果が高いとか、あるいは低くなっているという議論もあります。大事なことは、公共事業で全て日本の需要を支えるということであれば財政がもたないわけであります。であります...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今回の緊急経済対策はなぜ緊急かというのは、中央道のトンネルの天井崩落事故等、国民が、自身が使っているインフラが大丈夫かという不安があるわけであります。それを除去するという意味も込めているということでありまして、全てが経済効果だけで仕組んでいるわけではありま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) できるだけ早く予算を成立させていただきたいというのが本音でありますけれども、しかし、そうだとしても、残っている期間は非常に短うございます。でありますから、今年度中に全部執行ができるかといえば、これは非常に難しいというふうに思います。
○国務大臣(甘利明君) 公共事業を集中的に発注をすると。そうしますと、もちろん人の関係もございます。これは、国交省その他関係する省庁に工夫をしていただいて、効率的、効果的に事が運ぶように、そしてそれが被災地の復興の妨げにならないように、いろいろと関係省庁に工夫をしてもらいたいと思...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 例えば、iPS細胞の研究開発等、これからの日本の経済を担っていくであろう科学技術分野を含めて、成長に資するという視点から計上させていただいております。
○国務大臣(甘利明君) 物価目標というのは、物価全体を平均をして二%を安定目標として掲げて、それに向けて日銀が主体的に金融緩和をしていくということであります。  それは時々の経済状況にもよると思いますけれども、何が上がって何が上がらないかということは、定性的にはなかなか言い切れ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 一番大事なことは、十数年間日本を悩まし続けてきたデフレを脱却することなんです。一つの政策でなかなか脱却できないということで、三位一体でやっていくということであります。この経済効果がせいのドンで全部に同時刻に出ればそれは一番いいんでありますけれども、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この円滑化法の対象企業が三、四十万社あります。その中で、恐らく五、六万社が丁寧な対応が必要だというふうに言われています。  まず、一番近い線で、中小零細企業に近い線でいきますと、地域の金融機関がございます。地域の金融機関は、メガバンクと違いまして地域の中...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) それぞれ役割分担と、それから連携があると思います。  数からいえば、一番たくさん対応しなければならないのは地域の金融機関です。その金融機関をサポートするような仕組みをつくってあるわけであります、専門家を派遣する等々ですね。  これ大事なことは、委員おっ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今までも成長戦略はありました。具体的項目もかなり挙がりました。恐らく、おっしゃりたいことは、政権が替わっても成長戦略として解決すべき技術というのはそう変わってこないんではないかと。そうだと思います。  何がいけなかったかといいますと、実施する体制、ロード...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 経緯の報告を受けてみますと、私的整理でなく公的整理、そして機構がかかわった経緯は何かといえば、私的整理ではお金の出し手がなかったという報告を受けています。当時の報告なんでしょう。それで、機構がお金を出さない限りは清算ということになってしまうと。それを避ける...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) それは、この件をしっかり参考にさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(甘利明君) お尋ねは、企業再生支援機構による公的支援と、それから会社更生手続、法的整理、この二つを併用した例はJAL以外にあるかというお尋ねだと承知をします。  併用したものは、JAL以外ではウィルコムが一件あります。ただし、このウィルコムに対する基本の支援は債権者...全文を見る
02月19日第183回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(甘利明君) 産業競争力会議のメンバーの選定に関しましては、きちんとバランス感覚を持って、幅広くあらゆる日本のポテンシャルを引き出す、そしてそれぞれの、例えば農業が持っているその本来的な意義もしっかりと理解をしている、そういう方を選ばせていただいたつもりでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘にありますように、物価だけは上がっていってそれ以外がそのままということになりますといろいろな弊害が出てまいります。ですから、物価を安定目標に向かって進めていくと同時に、実体経済をそれに見合ったように進展させていかなければなりません。  そこで、政府...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 税と社会保障一体改革も担当いたしております。  三党合意を受けまして、法の規定にのっとって今、国民会議で議論をさせていただいているわけでございます。期限はもちろん、八月の二十一日という期限が法律上決まっております。  そして、中身につきましてもいろいろ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 片山先生御心配のところが我々安倍内閣も一番注意をしているところであります。物価はうまい具合にいったと、しかし実体経済が付いてこなかった、これでは元も子もありません。ですから、実体経済が物価の上昇、安定に付いていくように、そのためにこの補正予算では政府が需要...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いわゆる十五か月予算的なものという表現をいたしておりまして、こう数えていって十五か月ということではないと思います。  つまり、それは、今財務大臣が御説明されたように、切れ目なくシームレスに続いていくということと、それから視点が何を重点にするか、めり張りを...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 期間もそうありませんし、できるだけ公共事業等手続、前倒し、簡略化を執行省庁には要請をいたしますが、この効果は今年度末から来年度上旬ということになろうかと思います。
○国務大臣(甘利明君) 先生が厚労大臣で私が経産大臣のときにライフサイエンスの規制改革の提案をいたしまして、それが今の再生医療の今日につながっていると承知をいたしております。  今までもいろんな成長戦略がありましたけれども、なぜ実行できないんだと。やっぱり政府のコミットがどれだ...全文を見る
02月20日第183回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(甘利明君) 梅村先生もたしか実務者のメンバーでいらっしゃいますから、よく先刻御承知のことと思います。  改革推進法におきましては、施行後一年以内でありますから今年の八月二十一日でありますけれども、国民会議の審議結果等を踏まえて必要な法制上の措置を講ずる旨規定されてい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 清家座長、議長を始めメンバーも、いついつまでに結論を出すということはよく御承知の上でやっていらっしゃると思います。  今までの四回は、総合的に関係当事者からの意見聴取をすると。これから更に具体的なことに入ってくると思いますが、それに合わせて、一年以内とい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 施行後一年以内に法制上の措置を講ずるというふうに規定をされております。  これ、過去の民主党政権の内閣のときにも答弁をされておりますが、この具体的な内容につきましては、例えばその……(発言する者あり)いやいや、その時期に国会が開かれているかいないか、その...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 法制上の措置の具体的な内容につきましては、改革推進法の趣旨に加えまして、国民会議における議論の状況、三党実務者協議の状況も踏まえながら今後検討していく必要があると思います。  いずれにいたしましても、本年八月二十一日の設置期限に向けて、この推進法に基づき...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私の先ほど来の答弁を補足をいたしますと、まずダブルトラックでやっていらっしゃるわけですね、先生自身も実務者の一員として。そこでいろいろ方針、議論もされているはずであります。それが相互に、国民会議の方に跳ね返り、国民会議からまた実務者の方に議論が跳ね返るとい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私に何を期待されているのか分かりませんが、私の態度も総理と全く一緒でございまして、聖域なき関税撤廃を前提とする限り交渉には参加できないということであります。
02月21日第183回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(甘利明君) GDP二%の具体的な計算といたしましては、公共事業などの政府の支出につきましては直接のGDP増加額、それから設備投資補助金などの企業への移転支出につきましては民間需要の増加額を合計しております。また、雇用創出効果六十万人程度につきましては、需要項目ごとに試...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この産業連関表は、総務省の平成十七年、つまり二〇〇五年の産業連関表を使用いたしております。
○国務大臣(甘利明君) 実は、最新のものを常に使用することにいたしまして、現時点での私どもが使い得る最新のものでございます。総務省で更にバージョンアップというかアップデートしたものがあれば、それを使うということになります。
○国務大臣(甘利明君) 希薄ということではないと思います。それは最新のものがあれば多少の誤差は生ずるかとも思いますけれども、全く的外れではないと思います。
○国務大臣(甘利明君) あくまでも、この補正の直接効果であります。  もちろん、この種の経済対策が終わってしまって、それで次につながらないというのは、民需主導の経済効果につながっていかないというところでありますから、そこは委員の御懸念は私も共有をさせていただいておりまして、そこ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) それはちょっと言い過ぎじゃないかと思うんですけれども。そういう御指摘が当たらないように全力を尽くしたいと思います。
○国務大臣(甘利明君) かつて私の発言の部分的にとらえて報道されたことで円が安くなったり高くなったりし、株が上がったり下がったりしまして、この種の発言には極めて慎重にならざるを得ないと思っております。  輸出と輸入、それぞれ円のレートによって片方が良くなったり、その反作用で片方...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 極めて大事な点であります。  財政出動をいたします補正が成立し次第、迅速な執行をいたします。それが使い切ったところで効果が終わってしまっては元も子もない。それを次のもっと大きな経済主体を動かす起爆剤にしていかなければいけないわけであります。  というこ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今回の補正でも、燃油対策とか輸入物価の高騰対策は幾つか組んであります。新年度予算でもいろいろと工夫がそれぞれ担当大臣の下になされていると承知をいたしております。  いろんな対策は、やれるものはやると。そして総理も、春闘とは、ちょっと春闘は置いて、一時金等...全文を見る
02月26日第183回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(甘利明君) 経済再生担当大臣及び社会保障・税一体改革担当大臣、経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣の甘利明でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  相原委員長を始め、理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願いを申し上げます。  ただいま議題となりま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) おっしゃるとおりでありまして、対象となる中小企業の件数、これは恐らく支援対象が、必要なのは五、六万社というふうに言われています。それぞれ役割分担があるんだと思います。  小規模の企業、数が多い企業に対しては、まず第一に地域の金融機関が支援をするということ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 機構が実効性のある事業再生支援を行っていくためには、メーン行の支援、協力が必要不可欠であると思います。そういうことを踏まえまして、メーン行と一緒に対象企業の事業再生に取り組んでいくと。  金融機関にとって貸出先はお客様でありますから、そこの再生の可能性が...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) デューデリジェンスが幾ら掛かるか分からないと、しかも、実際上掛かっている費用がかなり大きい、それが後々の再生の負担になっているんじゃないかという御指摘はよく承っております。  そこまでですか。
○国務大臣(甘利明君) この平均的な費用を調べさせたところでありますが……
○国務大臣(甘利明君) いいですか。  そこで、要するに、高く……(発言する者あり)
○国務大臣(甘利明君) ある程度想定できる費用が親切かと思います。
○国務大臣(甘利明君) 過去の事例に鑑みて、もちろん規模、内容に関してまちまちだと思います、過去の事例に鑑みて、極力親切な指導ができるようにさせたいと思います。
○国務大臣(甘利明君) 適切な御指摘をいただきました。もちろん、幾ら掛かるかを単に過去の事例から算定するだけではなくて、そういう不親切な対応が再建を図ろうとする対象者に対してやる気も起こさせないということにつながっているんであろうと思いますし、それならば相談しない方がいいというこ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私が事業者なら、多分ほかを当たると思います。
○国務大臣(甘利明君) お話を伺っておりまして、多々問題点があるということは認識をいたしました。  御指摘の問題、しっかり持ち帰らせていただきまして、どういう改善ができるか検討したいと思っております。
○国務大臣(甘利明君) 日本語で言うと何というんでしたか、資産等適正評価手続とでもいうんでしょうか。私もデューデリ、デューデリという言葉には慣れてようやくきましたけれども、恐らく世間一般では一体何の話かということになろうと思います。分かりやすい日本語でしっかり説明する必要があろう...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 支援決定基準として、この生産性向上基準であるとか財務健全化基準というのがあるわけであります。これは、公的なお金を使って支援をするわけでありますから、事業再生を図るということができる見込みをしっかりと精査をしなければならないという責任もあろうかと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 一般に事業再生に当たって債権者に債権放棄等の負担を求めるような場合には、債権者の理解を得るために経営者も相応の負担を果たすことが求められているわけであります。  ただ、この経営者が、その人がいないと経営が立ち行かないような、ある種事業継続に必要なノウハウ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この機構が直接かかわってくるのはかなりの規模の中小企業だと思います。そこには従業員も多数いるわけであります。あるいは、番頭さんがそれを受けてやっていくという道もあろうかと思います。いずれにしても、債権を大幅にカットする等々のことが対応されていくわけでありま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 民事再生の場合も、債権者の理解が得られないと、それは使えないんだと思います。ここでも債権者がどういう理解をするかということが前提となっているわけでありますから、必ずしも民事再生、じゃ民事再生だと、じゃ民事再生の中で債権者が私はそういう方法は反対ですと言った...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いや、この民事再生が予定どおりに進んでいくかいかないかという話は、これ債権者の理解は全部必要じゃないでしょうか。
○国務大臣(甘利明君) これは、先ほど来、中小企業、うんと小さい中小企業も対象というお話がありました。事実としては、この機構が対応するのは、地域にとって、地域経済にとってかけがえのない一定規模の企業以上というのが事実としての対象になっていくんだと思います。それは、機構が持っている...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 従来の経営者がそのままやるのがいいか、それ以外がいいかという判断が中心になってくるかというふうに思っております。
○国務大臣(甘利明君) 今回の改正法案におきましては、まず中小企業再生支援協議会、地域金融機関、そして事業再生ファンドなどの地域の再生現場であるとか、地域活性化の担い手の支援能力の向上を図るための機能をまず追加をいたしております。加えて、従来から個々の企業の事業再生については、中...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 委員御指摘のとおり、機構が地域活性化に資する支援を実施するに当たりまして、各関係者で相互に連携しつつ支援を進めることは極めて重要でありまして、この機構法六十七条には、国、機構、政府系金融機関などの関係者が相互に連携を図るように定めているところでありまして、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先生から指摘された各種問題提起しっかり受け止めて、より良い対応に資するように取り組んでまいりたいと思います。
○国務大臣(甘利明君) 三十億円の話でありますが、今般の改正法案に基づく機能の拡充によりまして、新たに事業再生に取り組む企業、それから新事業、事業転換を目指す企業や地域活性化事業を担う企業、これを支援対象とする事業再生ファンドや地域活性化ファンドに対して地域金融機関とともに新しい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今までの機構は、件数が非常に少ないし、大企業支援ではないか、本来の使命を果たしていないのではないかと、そういう反省もありまして、もう少し多くの対応ができるようにすると。もちろん、零細企業対象という感覚ではないと思います。地域経済を担っていく、中小でも少し中...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のように、支援協議会であるとかあるいは地域の金融機関、これを強化するという機能も機構には備わっているわけであります。ですから、機構本体が自分でやるものと、それから地域にある企業再生を支援するその機関を更に後押しするという機能も備えております。先ほど来...全文を見る
02月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(甘利明君) デフレは、持続的、継続的に物価が下がっていくことです。ということは、相対的にお金の価値が高まっていく。つまり、じっとしていればお金の価値は高まっていきます。でありますから、お金を使わないということになります。消費の停滞は、次には生産の停滞につながります。そ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 耐震化を支援する仕組みは国交省その他にありまして、そこに更に補助金が出るような仕組みも工夫をされているようであります。その民間の自助努力を進めていく方法に対してどういう方法が一番いいのか、検討をさせていただきたいと思います。
02月28日第183回国会 衆議院 本会議 第8号
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○国務大臣(甘利明君) 経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、その所信を申し述べます。  第二次安倍内閣は、まずは、強い経済を取り戻すことを最大の使命としてまいります。  日本経済は、長年にわたりデフレに苦しめられ、幾度もその克服に挑戦しては、はね返されてきました。...全文を見る
02月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○甘利国務大臣 政府と日銀との共同声明の中にも、イノベーション基盤の強化という文字が入っております。  補正でいえば、先生御指摘のように、具体的に、iPS細胞の研究を加速するとか、あるいは、公設試の設備がかなり古くなっております、これを入れかえる等々の予算措置はしてあります。 ...全文を見る
02月28日第183回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(甘利明君) 経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、その所信を申し述べます。  第二次安倍内閣は、まずは強い経済を取り戻すことを最大の使命としてまいります。日本経済は、長年にわたりデフレに苦しめられ、幾度もその克服に挑戦してははね返されてきました。そこで、安...全文を見る
03月04日第183回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(甘利明君) 日本経済の今後の見通しについてお尋ねがありました。  我が国経済は、世界経済の緩やかな回復が期待される中で、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の三本の矢に一体的に取り組むことによりまして、着実な需要の発現と雇用創出が見込まれまし...全文を見る
03月05日第183回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(甘利明君) 電力自由化についてのお尋ねがありました。  先般開催をされました第二回産業競争力会議におきまして、電力システム改革を初めとするエネルギー制約の克服とコスト低減への取り組みについて議論をいたしましたところ、民間議員の方々からも、電力システム改革が大変重要で...全文を見る
03月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○甘利国務大臣 先生御指摘の点はもっともだと思います。  いたずらに過当競争をあおるだけの規制緩和ではなくて、そこから、その規制があるために伸びていく芽が伸びないというようなところ、技術はあるのに製品化できないというところ、あるいは製品化できたとしてもスピードがかかり過ぎるとい...全文を見る
○甘利国務大臣 細野大臣が懸命に対応に取り組んでおられたのを、私は、あの痛々しいくらいの姿で、心から応援をしておりました。  私ども、過去の原子力政策を振り返ってみて、至らない点は多々あったと思います。それは率直に反省をいたしております。  一番最初の、あれは緊急避難区域です...全文を見る
○甘利国務大臣 社会保障と税の一体改革、社会保障は、まさかのときの安心、将来の安心を培うものでありまして、総理から答弁がありましたとおり、この持続可能性をしっかり図っていく、効率化と重点化をしっかりとっていくということであります。  八月の二十一日までに、推進法で決められている...全文を見る
○甘利国務大臣 国民会議は、御案内のとおり、推進法の中で位置づけられました。そこで、四項目についてそれぞれ基本的な考え方、基本方針が、もう釈迦に説法ですけれども、法律に書いてありますね。(岡田委員「そんなことは聞いていない。担当大臣は誰か」と呼ぶ)担当大臣。私が担当するように言わ...全文を見る
03月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○甘利国務大臣 経済財政政策全般を担当いたしております。(発言する者あり)
○甘利国務大臣 もちろん、補正は緊急性を要しますから、その年度内に適切な事業が見つかって、それが消化できればベストだと思います。  しかしながら、緊急経済対策とはいえ、当然、いろいろな緊要性を要するものを探していく中でも、期間が迫っておりますから、年度をまたぐという事情は出てく...全文を見る
○甘利国務大臣 先ほど、そんなに大事なものであるならば本予算でやればいいじゃないかというお話というか不規則発言がありました。もちろん、本予算の中でやるもので、早く始めた方が、早く手をつけた方がいいという案件もあると思います。そういう案件はできるだけ前倒しをして取り組んでいくという...全文を見る
○甘利国務大臣 短期的にはともかくとして、長期的にはそういうことなんだろうというふうに思っております。
○甘利国務大臣 そういう考え方があるということも承知しておりますし、カーニーさんは、ダボスで同席をさせていただきました。  指標としては、例えばGDPの四半期の指標が年四回しか出てこないとか、使いづらい点もあろうかと思いますし、日銀としては、日銀法二条に、物価安定を通じて国民経...全文を見る
○甘利国務大臣 委員の御疑問の根底には、単に日銀がベースマネーをふやしても、それは実は解決には結びつかないんじゃないかという御疑問があるんだと思います。日銀のインフレ目標の設定、貨幣現象という言葉とあわせて、それが本当にちゃんとつながっていくのかという御疑問があって、いろいろとお...全文を見る
○甘利国務大臣 名目成長の方が長期金利より高いにこしたことはない。ありがたいことでありますが、日本と世界の様子を比べてみますと、一概にどちらとも言えないということであります。  そして、その数値が一緒だと対GDP比の債務残高は変わらないですけれども、おっしゃるように、そこが変わ...全文を見る
○甘利国務大臣 産業競争力会議の中に、テーマ別会合、重点分野をつくっております。その中で農業の議論をいたします。  総理から、攻めの農業、日本の農業というのは、守るも大事だけれども、攻めるポテンシャルは幾らでもあるんだということで、そこを強くしていこうということでございます。
○甘利国務大臣 つまり、そこで、規制改革会議で議論していただくというような項目が具体的に浮かび上がってくる。それに関しては、規制改革会議にボールを渡して、そちらで議論していただくということも考えております。
○甘利国務大臣 企業のそうした行動は、将来にわたって投資をする見通しがしっかりつかない、つまり、内部留保としてためておいて体力を温存し、そして確かな投資機会のときに乾坤一てきの勝負をする、そういう環境にあることと、それから、非正規雇用がふえるということは、正規雇用というのは、言っ...全文を見る
○甘利国務大臣 決して放漫財政ではありませんで、なぜ一三年度のプライマリーバランスが悪化したかというと、これは、年度予算単体ではございません、国と地方の、しかもSNAベース、国民経済計算ベースです。言ってみれば、単体予算が企業でいえば本体の予算ベースだとすると、SNAというのは連...全文を見る
○甘利国務大臣 物価が上がると予想する人がふえてきた、デフレ予測を払拭するためにやっているわけでありますから、ふえてこないと困るのでございます。  つまり、今まで、現金を持っている方がずっと得だという意識のもとでは、消費も投資も進まないんです。だから、使った方が得ですよという環...全文を見る
03月11日第183回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○甘利国務大臣 貨幣現象という意味では、市場に流通する貨幣の量と市場に流通する物やサービスの量の関係で、売り手市場になったり買い手市場になったりします。つまり、マネーサプライの多寡によって、インフレ方向に行ったりデフレ方向に行ったりしますね。  要は、先生は、ベースマネーをふや...全文を見る
03月13日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○甘利国務大臣 経済再生担当大臣及び社会保障・税一体改革担当大臣、経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  日本経済再生及び経済財政政策について申し述べます。  我が国の景気は、一部に弱さが残るものの、下げどまっています。ただし、海外景気の...全文を見る
03月15日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○甘利国務大臣 週末、選挙区に帰りまして自治会の会合に出席をしますと、自治会長がぼやかれるのが、加入率を上げるために、未加入者のところに行ったり、あるいは新しく来られた人のところに自治会に入ってくれとお願いすると、私は税金を払っているからいいんだと断られることがあると。  地域...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、国が行う研究、あるいは研究開発独法も含めて、それをどうやって市場につなげていくかということが大事なことであります。  そこで、安倍内閣では、総合科学技術会議を真の科学技術の司令塔にしようと。そのためには何が必要かというと、単なる研究者のサロンでは...全文を見る
○甘利国務大臣 よく言われますのは、日本は技術で勝ってビジネスで負けるということを言われます。  インテルのビジネスモデルと、それからルネサスエレクトロニクスでしたかをよく比較されます。両方とも、製品市場に占めるシェアが四〇パーとか六〇パーとか言われている。ルネサスで驚いたこと...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘がありましたとおり、日本経済は十数年にわたるデフレからの脱却ができません。  そこでいろいろな対策を打ってみましたけれども、例えば、財政出動をやっている間は確かに効果がありますけれども、歳出が途切れたときにもとに戻ってしまう。言ってみれば、アクセルを一生懸...全文を見る
○甘利国務大臣 アベノミクスの第二の矢というのは機動的な財政出動とあります。機動的というのは何かというと、縦横無尽というか、柔軟というか、変幻自在といいますか、いろいろな意味があるわけであります。その意味は、短期的には景気刺激、中長期的には財政再建という思いが込められているわけで...全文を見る
○甘利国務大臣 委員が冒頭御指摘になりましたように、確かに、二〇〇二年スタートで、二〇〇七年までは、かなりいいところまでPBの赤字幅が狭まってきました。このままいったら目標値に何とかなるんじゃないかと思ったところに起きたのがリーマン・ショックでありまして、いきなり、どんと、もとの...全文を見る
○甘利国務大臣 政権がスタートして、まだ二月と少しであります。稲田大臣、我が党の女性を代表するエースの一人でありますから、これから、行革につきましても、きっと委員が納得されるような成果を上げてくれることと確信をいたしております。  消費税を上げる際にはいろいろなことを考えなけれ...全文を見る
03月18日第183回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○甘利国務大臣 西川議員は、我が党を代表する農業分野の権威者であられます。その西川議員が、農業分野、農業者に思いをしっかりはせながら、何とかこのTPP交渉に向けて党内を取りまとめていこうという御尽力には心から敬意を表している次第であります。  私も、かつて経産大臣として約二年間...全文を見る
○甘利国務大臣 私ども非常に驚きまして、というのは、私に直前に来る資料には数字のところが黒く塗り潰されておりまして、正確な数字がわからない、試算結果だとこういうことになると思います、ここに数字が入りますという説明を受けておりました。朝方、新聞に明確な数字が入っている。私はそれを切...全文を見る
○甘利国務大臣 先生御指摘の、多岐にわたる御懸念、例えば国民皆保険であります。  これまで得られた情報によりますと、公的医療保険制度のあり方そのもの等につきましては、TPPの協定交渉において議論の対象となっていないと承知しております。しかし、先生の御懸念の御指摘も踏まえる必要が...全文を見る
○甘利国務大臣 カナダ、メキシコの件でございます。  御指摘の報道は承知をいたしておりますが、報道でカナダとメキシコに送付をされたとされている念書のようなもの、それを我が国がこれまでに受け取ったということはありません。  これまで得られた情報によりますと、TPPの交渉参加国は...全文を見る
○甘利国務大臣 攻めるべきは攻める、当然の話であります。  これから臨んでいくTPP交渉における我が国の交渉戦術ということを余り事細かに示すことは、これからの手のうちを明らかにするということでありますから、差し控えた方がいいのかとも思いますけれども、しかし、例えば確保したいルー...全文を見る
○甘利国務大臣 交渉参加に当たっては、我が党の政権公約、聖域なき関税撤廃を前提とするということであるかないかということが交渉参加にとって極めて大事であります。  ただ、TPPは、原則としてテーブルにはみんなのせますよということで、それから、いろいろセンシティビティーはそれぞれ日...全文を見る
○甘利国務大臣 御説明申し上げましたように、日本といたしましては、自民党の政権公約にありますように、聖域なき関税撤廃を前提とするということだと交渉に入っていけない。しかし、それはそうではないということが確認をされた。しかし、TPP自身は、全項目についてテーブルにのせて、そしてその...全文を見る
○甘利国務大臣 これら今委員が御指摘された項目については、先ほど経産大臣から説明がありましたとおり、アメリカ側の関心ある事項ということでありまして、これは、かつて民主党の時代もそうであったと思いますけれども、日米の経済対話の中で向こう側が関心を示してきている項目であります。それは...全文を見る
○甘利国務大臣 具体的に、詳細については、協議の過程の中で余り説明をするべきではないというふうに思っております。  いずれにいたしましても、国民皆保険制度がおかしくなるというようなことは絶対にさせませんし、それから、国民の安全、安心、自動車等についても、それが損なわれるというよ...全文を見る
○甘利国務大臣 補足、同じ答えになってしまうのでありますけれども。  詳細については、今、交渉過程の中、これは、委員も外務大臣をやられた御経験がありますから御承知だと思います。つまびらかにさせることについてはこの時点で控えさせていただきたいと思います。
○甘利国務大臣 国益、それからこれからの戦術、戦略等々、まだスタートしたばかりであります。私どもとしては、まだ準備体制も、早急に整えるというところであります。今できておりますのは、主要な閣僚会議というのが先般の総理の指示のもとに設置されたというところでございますので、これから戦術...全文を見る
○甘利国務大臣 今回、極めて重要なことは、日米交渉の結果、文書として具体的なことが、懸念の案件が確認をされたということであろうかというふうに思っておりますが、そういう中で、第二パラでしたか、それぞれセンシティビティーは持っているということであります。日本には農産品を中心としたもの...全文を見る
○甘利国務大臣 私どもは、この自動車と保険という話については、かねてからアメリカは関心事項であったと。  日米の経済対話、これはいろいろなレベルで行われています。自民党時代にも過去にいろいろなレベルで行われてきましたし、あるいは、民主党政権の中でも、経済対話というのは、たしか菅...全文を見る
○甘利国務大臣 委員も外交交渉をやられた経験をお持ちでいらっしゃいますし、恐らく、このTPPの中における、今、種々の御指摘の問題、極めてセンシティブな取り扱いであることもよく御承知だと思います。  これからどう戦術、戦略を展開していくかということ等々もあります。お話しできないこ...全文を見る
○甘利国務大臣 今回のTPPがGDPに、日本にとってどうはね返ってくるかというのは、国際標準のGTAPモデルというのを使ってやったわけであります。このGTAPモデルというのは関税だけにかかわっていることでございまして、関税がゼロになった場合には、それぞれ当該国で経済、GDPにどう...全文を見る
○甘利国務大臣 私どもは、国民皆保険制度について、それを揺るがすことは断じて行いません。
○甘利国務大臣 たしか、ルース大使も、総理の交渉参加声明の後、歓迎するというコメントを出されていますが、その中で、皆保険が云々というような、それは杞憂であるというコメントを出されているはずです。
○甘利国務大臣 委員御承知のとおり、今いろいろ話題になっています案件についてはアメリカ側の関心事項でありまして、これは、TPP云々の以前から、いわば二国間の話し合いの場でいろいろ案件として出てきていることであります。それが、TPP交渉と一緒に今動いているという感はあろうかと思いま...全文を見る
○甘利国務大臣 必要に応じて総理からも御答弁があるかと思いますが、担当大臣として、先に答弁をさせていただきます。  日米首脳会談で、文書として幾つかの項目が確認をされました。これは実はそう簡単ではなかったやりとりであります。総理は相当な決意を持って、相当タフなネゴシエーションを...全文を見る
○甘利国務大臣 メキシコ、カナダに対してどういう文書か念書か知りませんけれども、出されたかというのは、関係国は一切明らかにしておりません。ただ、現時点で日本にその種のものが来ているかといえば、これはありません。  そして、交渉でありますから、もちろん、やってみなければわからない...全文を見る
○甘利国務大臣 TPP交渉は、その他の交渉、例えばWTO交渉と比べて、守秘義務というか、これがかなりきつくかかっております。ということは、外側にいるとほとんど情報がとれない。参加表明をし、そして交渉参加が認められるに従って、アクセスの密度が濃くなるということであります。であります...全文を見る
○甘利国務大臣 知財につきましては、日本側も非常に関心の高いところでございます。  実は、小泉内閣のときに、知財戦略本部というのができました。それは、私が、党の知財戦略が必要だということで調査会を立ち上げまして、申し入れをしまして、それ以来、政府に、官邸に戦略本部ができて、知財...全文を見る
○甘利国務大臣 中国のインフラとTPPの関係。これからTPPが、中国も含んで、いわゆるアジア太平洋地域の経済連携にどうつながっていくか。  これは、TPPは最終着地点ではなくて、最終着地点はFTAAPというのは、これは与野党共通の認識だというふうに思っております。そういう中で、...全文を見る
○甘利国務大臣 TPPは、もちろんそれ自体、魅力的な枠組みであります。総理が会見でお示しをしましたように、太平洋を取り囲んで周りの国が太平洋を内海として自由に物やサービスや投資が行き交う、それを考えただけで夢のあるプランだと思いますが、それが、委員おっしゃるように、それ以降のアジ...全文を見る
○甘利国務大臣 総理が交渉参加声明をされると同時に、主要閣僚会議が設置をされました。私や官房長官、そして経産大臣、外務大臣、農水大臣、そして、必要に応じてそれに関係大臣が加わるという体制ができました。  そのもとに事務局体制を今編成中でございます。各部署に、もちろん交渉部署が分...全文を見る
○甘利国務大臣 済みません、先ほど、外務大臣と、それから財務大臣が、御指摘のとおり抜けておりました。外務大臣、財務大臣、それから経産、農水等、こう入ってくるわけであります。  私は関係省庁を取りまとめる事務局役をさせていただきます。日ごろの交渉レベルは、首席交渉官といいますか、...全文を見る
○甘利国務大臣 私がWTO交渉あるいは二国間の通商交渉をした経験でいいますと、主みたいな人が必ずいるんですね。大体、外国は、大臣自身がその交渉の主みたいな者がいまして、そことどうやって力勝負をして負けないかということが大事なんでありますけれども、事務方にも、何十年前の交渉から全部...全文を見る
○甘利国務大臣 適切な人材があれば、いろいろと考慮したいと思っております。
○甘利国務大臣 これは経済再生大臣としてお答えします。  よく言われるのでありますけれども、戦後のターゲティングポリシー、「官僚たちの夏」というようなことの再現かと言われるのでありますが、少なくとも今回とろうとしている成長戦略は、今、日本が抱えて、何年かかっても解決をしていかな...全文を見る
○甘利国務大臣 後で総理にも、必要とあらばお答えをいただきたいと思います。  このTPP交渉は、今年中にまとめるというのがほぼ合意になっているようであります。まとめるときが近づいているのにもかかわらず、ぎりぎりまで参加者がそろうのを待って、それから決めるということであれば、とて...全文を見る
○甘利国務大臣 TPP交渉は、関税だけではなくて、御指摘のように、サービス、規制、いろいろな分野の障害を撤廃するという話し合いであります。  先ほどの質問の中にもありましたように、植物検疫一つとってみても、これがきちんとした知見に基づいて適切に対処されるならば、日本の農産品は幾...全文を見る
○甘利国務大臣 これは、関税を撤廃した場合にどういう経済効果があるかというのは、ちゃんとモデルがあるわけですね。確立したモデルがあって、そのモデルは年々アップデートされているわけであります。それを使って試算をした。  これは、あくまでもその分野に限ってこういう影響があります、そ...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘の御心配でありますけれども、現在のところ、遺伝子組み換え作物であるとかそのラベリングについての提案はありません。  それから、農薬の残留基準を含め、個別の食品安全基準の緩和は議論されておりません。  公的医療保険制度のあり方そのものについても、議論の対象...全文を見る
○甘利国務大臣 国民皆保険制度は日本が世界に誇る制度であります。これが揺らぐようなことは一切ありません。  そして、食の安心、安全で国民が不安を抱くようなことがない、この点をしっかりと約束させていただきます。
○甘利国務大臣 どんな議論が出るか、それは、こういう議論をしちゃいけないなんということは、口を塞ぐことはできませんけれども、少なくとも言えることは、国民皆保険制度が揺らぐというようなことはありません。
○甘利国務大臣 このTPP、前提を置きます。全ての関税が即時なくなったとした場合、そして、それに対応する国内対策がなされなかった場合ということで、まあ現実的にはあり得ないことでありますけれども、それを前提としますと、輸入輸出、輸入がふえ、輸出がふえますけれども、輸入の金額は輸出を...全文を見る
○甘利国務大臣 工業製品というのは、例えば、これくらい、この製品について販売を確保せよとか、本来、自由な市場で消費者が選択をすべきものについて具体的な数量の目標を課すというようなことは、これはあってはならないことだというふうに思っております。  安全につきましても、それぞれ、そ...全文を見る
○甘利国務大臣 済みません、もう一回言ってください。
○甘利国務大臣 それとTPPと、どういうかかわり合いがあるのかがよく理解できませんが。
○甘利国務大臣 食の安全、安心というのは、日本は、国際基準、それから国際基準の中でも、合理的、科学的な理由がある場合には上乗せ基準ということが認められているわけであります。その基準に従って日本は安全基準をつくっております。それに不安を与えるようなことは受け入れないということであり...全文を見る
○甘利国務大臣 農業については、関税が一〇%以上のもの、それから生産額が十億円以上のものについて勘案をいたしております。  農業生産額が十兆円と言われていますけれども、その関税率一〇%以上、生産額十億以上のもの、三十三品目の合計生産額は、七兆一千億円であります。では、残りの十兆...全文を見る
03月19日第183回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) 経済再生担当大臣及び社会保障・税一体改革担当大臣並びに経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  日本経済再生及び経済財政政策について申し述べます。  我が国の景気は、一部に弱さが残るものの、このところ持ち直しの動きが...全文を見る
03月21日第183回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(甘利明君) リフレ派とかリフレ派ではないとかいう議論が随分あります。正直に申し上げると、私はリフレ派ではない方の部類なんです。アベノミクスというのは、リフレの効用をもっと真っ正面から見据えてとらえているやり方です。ここは、正直言って、私も自分自身のかつての経済政策、金...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) その前に、リフレ派論議なんですが、正確に申し上げますと私はリフレ派ではありませんでした。しかし、リフレの効用ということを総理の毅然たる姿勢、正直言って、あそこまでリフレ論を持ち上げて大丈夫なんだろうかという心配がありましたけれども、それが実際に効果が上がっ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 端的に言っているつもりです。(発言する者あり)いやいや、それは理解力がないからです。  それは、目標、理想的な目標に向かって今を結んで、そこの線上にやるべきことを並べていくわけです。それで、時間軸を作っていって、ここに到達すると。そうすると、民間が本気度...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) そういう説があるのはよく承知をしております。しかし、私は慎重でなければならないと思っております。  今、日本国債の外国保有率が上がってきておりまして、今は九・一%ぐらいになっていると思います。昔はもっと少なかったですね。これからその比率は正直言って上がっ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) たしか二度ばかりありました。
○国務大臣(甘利明君) 九〇年代以降で長期金利の高騰があったのは、一九九八年十一月から九九年二月の、これはいわゆる資金運用部ショック、それからもう一点が二〇〇三年六月から九月の、いわゆるVaR、VaRショックと言いますけれども、バリュー・アット・リスク・ショック、この二回でありま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 資金運用部ショックのときには、最低値が〇・九五三%であったのが、最高値が二・六八七%まで振れたと。それから、VaRショックのときには、最低値が〇・四二二%だったのが、最高値は一・六八四ですから、両方とも一%以上振れているということです。
○国務大臣(甘利明君) この過去の二回のショックですね。往々にして部分最適が全体不最適になるという典型的な例ですね。一金融機関としては正しい行動が、全部が一斉にそれを取っちゃったら大変な振れになっていくということです。これは厳に気を付けなきゃいけないと思います。  そこでは、大...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほど、十五年間チャレンジをしてはね返されてきたデフレを自動車に例えてサイドブレーキという表現をいたしました。  このサイドブレーキをしっかり解除をして、政策効果が直接車のスピードに反映されるように取り組んでいきたいと思います。そのために、大胆な金融政策...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日本の農産品を含めまして、日本の国産品、物やサービス、文化や伝統、それから日本の原風景なども魅力的なものというふうに考えております。それらをコンテンツ戦略として海外に展開をしていく。クールジャパン政策、稲田大臣のところで今しっかりと取り組んでいただいており...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 社会保障・税一体改革担当大臣として申し上げますが、国民会議で今六回の議論をいたしました。これから大型連休前までに精力的に十時間くらい議論をしてまいります。今まで総論的な議論をしてまいりました。これから各論に入ってまいります。医療や介護や年金やそれから少子化...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 多岐にわたる質問をいただきました。  日米共同宣言で大事なことは、三項目ありますけれども、たしか二パラでしたけれども、お互いの国にセンシティビティーがあるんだということを書面上で確認をしたという点であります。これは非常に大事だと思います。  それから、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 結論から言えば、ただいま協議中ですとしか申し上げられませんが、これはTPPに対して云々という以前から、それと離れて二国間の経済対話の中でずっとアメリカ側の関心を示してきて、それに対して協議をしていることがずっと引き続いて行われているというふうに理解をいたし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 自民党の政権公約並びにJ—ファイルの残りの五項目、合わせて六項目については具体的な品目の提示はなかったというふうに思っております。その後、自民党側からいろいろ出されてきたということでありまして、とにかく自民党の政権公約、聖域なき関税撤廃を前提とする交渉であ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 成長戦略は産業競争力会議というところでやります。その上には、日本経済再生本部、全閣僚で構成される総理が仕切る会合、閣僚会議があります。産業競争力会議のメンバーにはあえて規制改革会議のメンバー、議長たる岡さんという人が産業競争力会議のメンバーを兼ねております...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 整理をさせていただきます。  先ほど答弁の中で申し上げましたように、産業競争力会議と規制改革会議は相互にキャッチボールをするということを申し上げました。それは、産業競争力会議の中で、成長戦略を作っていく中で政府がやるべきこと、規制改革とか、それから規制緩...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) これを設計するときに、要するに日本の産業を再生させるために何が必要か。基礎研究は民間企業ではなかなかできません。上流の研究としてこういう分野の基礎研究が必要だというのは総合科学技術会議で司令塔として選定します。それから、こういう規制改革が必要だということ、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ちょっといいですか。
○国務大臣(甘利明君) ちょっと全体の話をします。(発言する者あり)いや、そうじゃない。私の所管の話をしますから。  大臣折衝の話がありましたけれども、これは手順があります。問題は、一番上の日本経済再生本部に上がっていくんです。そこから総理指示が出るんです。規制改革についても総...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 開廃業率の関係で、日米のまず大きな格差があるというのは、一つには、古い産業から新しい産業へ労働移動が極めてしやすいのがアメリカだとすると、日本はなかなか、雇用を維持するという政策が中心でありますから、移動についてはなかなか図れないというふうに、その差が出て...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まさに委員御指摘の、その点が総理から初頭に指示が出ておりまして、取りまとめを待たずに、取りまとめを待たずにというのは全体のですね、全体の取りまとめを待たずに発出するんじゃなくて、既に部分的にも取りまとめができたものからどんどんどんどん発出していけという指示...全文を見る
03月22日第183回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(甘利明君) このたび政府から提出をした行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、行政機関等の行政事務を処理する者が、個人番号及び法人番号の有する特定の個人及び法人等を識別する機能...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) お答えいたします。  まず、消費税の低所得者対策についてのお尋ねがありました。  低所得者対策につきましては、自民党、公明党、民主党の三党合意を踏まえまして、昨年八月に成立しました税制抜本改革法案におきまして、給付つき税額控除と複数税率がともに検討課題...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 中丸議員から、都合九問の御質問をいただきました。  まず、所得と資産の把握についてお尋ねがありました。  政府が国民の所得や資産をどこまで把握するかは、それに伴う国民の負担等も勘案した上、社会保障制度や税制といったそれぞれの制度の中で検討されていくもの...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 高木議員からは、四問の御質問をいただきました。  まず、通知カードと個人番号カードの利用範囲の違いと、個人番号カード取得のメリットについてお尋ねがありました。  通知カードは、市町村長が個人番号を本人に通知する際に発行し、また、個人番号カードは、本人か...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) お答えいたします。  まず、個人番号に住民票コードを使用せず新しい番号を用いること、個人番号や個人番号カードを持つことについて過去の政策の総括を行うこと、説明責任についてお尋ねがありました。  住基ネットは、稼働以来約十年間にわたり、国の行政機関等に氏...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 赤嶺議員からは、六問の質問がありました。  まず、番号制度の導入による所得把握の向上についてのお尋ねであります。  番号制度を導入することにより、社会保障分野、税分野のそれぞれにおいて、個人番号または法人番号を用いて各種資料情報等の名寄せやマッチングが...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) お答えいたします。  番号制度導入の理由についてお尋ねがありました。  社会保障・税番号制度は、より公平な社会保障制度や税制の基盤となるとともに、情報化社会のインフラとして国民の利便性の向上や行政の効率化に資することから、早期に導入する必要があると考え...全文を見る
03月25日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○甘利国務大臣 政府統一試算で用いたモデルというのは、GTAPモデルというんですけれども、これは、経済連携による関税の撤廃がその国の経済全体にどういう影響を及ぼすかという試算でありまして、GDP押し上げ効果ということなのであります。  委員の御指摘は、農産物に関して農水省がはじ...全文を見る
03月27日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○甘利国務大臣 このたび、政府から提出をした行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、行政機関等の行政事務を処理する者が、個人番号及び法人番号の有する特定の個人及び法人等を...全文を見る
○甘利国務大臣 今、私も伺っていて、非常にわかりやすい事例を引き出していただいてお話をいただきました。  まさにそういうことに尽きるんだと思いますが、私なりの理解というのは、世の中がIT化、総務省に言わせるとICT化している、デジタル化している、そういう中のいわばインフラ、デジ...全文を見る
○甘利国務大臣 高木宏壽議員の御質問にお答えをいたします。  電子政府、電子自治体が進行していく、その中で、その主体、あるいは利用主体である国民がアナログ状態のままだと、この活用が非常に難しいし、行政の効率化も図れないということを基本的な理念として先ほどもお答えをいたしました。...全文を見る
○甘利国務大臣 この社会保障・税番号制度、民主党の時代にマイナンバー法案ということで議論されました。  この番号制度については、平井委員長が一番御苦労された方の一人だと思いますけれども、よりよいものにすべく、自公民の三党の実務者による協議が行われました。委員長御自身がこれにかか...全文を見る
○甘利国務大臣 この番号法は、現行の個人情報保護法制の特別法に位置づけられるわけでありますが、個人情報保護法上の主務大臣による監督体制を十分に活用するとともに、特に重要な事案や緊急性の高い事案について、委員会の資源を重点的に統括する必要があるものと考えております。  また、番号...全文を見る
○甘利国務大臣 番号制度に係る情報システム、これは国民生活に対して極めて広範に影響を及ぼすというものであります。でありますから、その整備に当たっては、セキュリティーをしっかりと確保していくということがまず重要だと考えております。  その一方で、コストパフォーマンスを高めるという...全文を見る
○甘利国務大臣 今御審議をいただいていますこの番号制度は、より公平な社会保障制度であるとか、あるいは税制の基盤であるとともに、先ほど来申し上げていますが、情報化社会のインフラとして、国民の利便性の向上や行政の効率化に資するということから、早期に導入する必要があるものというふうに考...全文を見る
○甘利国務大臣 個人番号の利用分野として災害対策分野を入れた背景には、東日本大震災の発生があったというふうに承知をいたしております。  東日本大震災を踏まえまして、被災地の地方公共団体等からの声に応えて個人番号を地方公共団体の条例に定める防災事務等に利用できるように措置をいたし...全文を見る
○甘利国務大臣 非常に重要な指摘だと思っております。  今回御審議いただいています法律の中に特定個人情報保護委員会というものの設置があって、当初は番号つき情報、それから番号なし情報についてもしっかり個人情報保護の仕組みを充実させていくという御指摘、先ほど来からあるわけでございま...全文を見る
03月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○甘利国務大臣 確かに、過去にいいところまでは行ったんですよね。そこでリーマン・ショックに遭ってしまって、世界じゅうの経済が落ち込んで、また一から出直しというような状況になってしまったわけであります。  昨年も、七—九の数字では、速報値では年率マイナス三・五で、これは底割れする...全文を見る
○甘利国務大臣 デフレは、持続的、連続的に物価が下がり続けるということであります。それを通じて、ほかの要因、賃金や雇用やあるいは投資にもマイナス連鎖が起きて負のスパイラルになってしまう、これを脱却しなければいけないわけであります。  そこで、どういう状態になったときにデフレから...全文を見る
○甘利国務大臣 これは今から何年何カ月でということはなかなか申し上げにくいわけでありますけれども、できるだけ早く、早期にということを目指していきたいというふうに思っております。
○甘利国務大臣 委員の御質問の趣旨を正確に理解しているかどうか、ちょっと自信がないんですけれども、要するに、フローベースかストックベースか、ストックベースをもっと重視すべきだという御指摘なのでありましょうか。  そうだとしたら、ストックベースのものについては、それをそのまま債務...全文を見る
○甘利国務大臣 お話が多岐にわたって、何を御質問されているのかちょっとわからなくなってきちゃったんですが、基本的に、藤井先生は、経済担当の顧問として入っているわけではなくて、国土強靱化の権威者として入られているんだと思います。  藤井先生の経済に対する考え方、それは先生の御持論...全文を見る
○甘利国務大臣 経済をどうやって再生させようかという本部のもとに、産業競争力会議というものをつくったんですよ。産業の力を伸ばしていくためにどうするか、そこの一点で識者を選んだんです。私が選定をして、総理の了解をいただいてメンバーを構成いたしました。(発言する者あり)ちょっと長妻さ...全文を見る
○甘利国務大臣 イノベーションが進むということは、研究開発にとって極めて都合のいい場所である必要があります。それは、研究開発のインフラがしっかりしている、あるいは減税措置がきちんとある、あるいは、政府が研究開発に向けて毅然たる姿勢をとって環境整備をしていくということだと思います。...全文を見る
○甘利国務大臣 具体的な成長戦略の中身について、確かに、今まで、前政権と共通するものも結果としてあろうかと思います。しかし、全体のロードマップ化がどこまでできているか、つまり、政府がどう力強いコミットをそのプランに対してしていくかということがとても大事だと思います。  まず、総...全文を見る
○甘利国務大臣 今回、いろいろな組織を設計するに当たって、事前に総理と相談をして、工夫をいたしました。  例えば、どういう成長の芽が、可能性があるかということを競争力会議で選定いたします。その選定に従って、規制緩和が必要な場合には規制改革会議にすぐにボールが行きます。ここは、規...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、内閣官房副長官を座長とする、関係省庁の政務官による検討チームを立ち上げまして、実は、歳入庁に特定しているわけではありませんが、徴収体制の強化、その中にはそういうアイデアも入っているという意味でありますが、その検討を始めさせていただきました。今、幅広...全文を見る
03月29日第183回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(甘利明君) 暫定予算の中には継続事業はその分だけ入れられますけれども、新規は原則的に入らないということになっております。そういう意味では、景気対策効果も見込んで新規の予算、それが執行できないということは、それ自体であれば確かに御指摘のとおりであります。その事態も想定を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 本来、当初予算で予定どおり事業が新規も含めて執行できるということから、そこの部分だけ純粋に比べますと景気にプラスということではないということは御指摘のとおりです。
○国務大臣(甘利明君) より分かりやすく表現した方がいいかと思いまして、諮問会議は、大きな方向性、経済財政に対する方針を決めるところであります。ですから、ある種基本設計のような形です。再生本部の方は、その下にある競争力会議でいろんな具体的な案件が上がってきます。それをきちんと成長...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) おっしゃるように、片方は法律で決まっていて、片方は閣議決定です。同列ということで考えておりますが、両方とも法律で決めればよかったのかもしれませんけれども、経済再生というのは直ちに取り組まなければならない喫緊の課題でありました。スピード感ということも考えて閣...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 設計でいいますと、経済再生本部の下に競争力会議があります。そして、その横に規制改革会議があるわけです。そして、競争力会議で出てくる問題提起はいろんなテーマがあります。その中に規制改革もあります。  そうしますと、そこの規制改革が本部に上がりまして、総理指...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 産業競争力会議では、産業競争力を高めていく、成長戦略を作っていく、それに必要ないろんな要素があります。その中の一つに規制改革もあるわけです。  規制改革会議の方では規制改革を専門に扱います。でありますから、どちらが岩盤対策でどちらが目の前対策という仕分は...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 大きな方向性につきましては、年央に向けて骨太方針、それから中期の財政計画等々、策定をしてまいります。その中で、いろいろと先生の御意見、参考にさせていただきたいと思います。
04月01日第183回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○甘利国務大臣 御指摘のとおり、いい物価上昇とそれから余り好ましくない物価上昇、存在をいたします。  当面、円安の国内的にはありがたくない影響というのが物価にはね返ってまいります。小麦の政府売り渡し価格であるとか石油製品、あるいは石油や天然ガスを燃料としている電気代、これが上が...全文を見る
○甘利国務大臣 日銀の主たる責任として、二%の物価安定目標を目指します。それに向けて経済がきちんとついてくるように実体経済を引き上げていくのが政府の責任であります。  為替の効果というのは、円安は輸出にはプラスに働きますけれども、輸入には物価の上昇にはね返ってまいります。そうい...全文を見る
○甘利国務大臣 知財戦略というのは、日本のみならず、これはアメリカも非常に、プロパテント政策ということで政策の柱として掲げています。日本としても、知的財産戦略ということを政府の中の柱の一本に据えて取り組んでいっています。  やはり、先進国がどうしてもこの分野でアドバンテージを持...全文を見る
○甘利国務大臣 私も、経産大臣当時に、このシステムに関して何か指示を出したという記憶がないものですから、調べさせました。  私の先々代の時代にプランが持ち上がって、それから、私の前大臣のときに入札の細かい具体的な指示が出て、公告が出て、私が就任して一月後にそれが実施されたという...全文を見る
○甘利国務大臣 安倍内閣は、三本の矢で日本経済の再生に取り組んでおるわけであります。  まず最初に、デフレ状況を脱することが喫緊の課題。それは、先般もちょっと車に例えてお話をしましたけれども、アクセルを踏んで、踏んでいるときには加速するけれども、ちょっとアクセルの足を緩めると減...全文を見る
○甘利国務大臣 これは、財政の中長期見通しに対して織り込んだプランを内閣府が出すべきだという御質問ですね。それは考えております。  骨太方針で大まかな方向を出します。それから、さらにもうちょっと精査して、具体的に落とし込んだ財政再建プランというのを出していくことを考えております...全文を見る
○甘利国務大臣 骨太方針は年央を目途に出したいと思います。そして成長戦略も、それとずれがないように一応のまとめをしたいと思います。  それらが出そろった時点で、それらの見通しを落とし込んだものができると思いますから、骨太方針からそう長いタイムラグはなく出せればというふうに思って...全文を見る
04月02日第183回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○甘利国務大臣 今の話をテレビで見ておられる人が、何人がこの話がわかるのかよくわかりませんが、私も専門家ではありませんけれども、それは前提条件があった場合だと思いますね。日銀がベースマネーをふやさない、マネーサプライをふやさない、つまり、金融で縛っている中においてそういうことが起...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、対内直接投資が先進国の中では極めて少ないということは、投資地として日本が余り魅力的じゃないという証左だと思います。  そのためには、経済界から言われているように、六重苦の問題、これをできるだけ取っ払うということがありますし、御指摘のように、海外か...全文を見る
○甘利国務大臣 ちょっと済みません、お待ちください。(前原委員「ちょっととめていただけますか、時間、時計をとめてください」と呼ぶ)
○甘利国務大臣 済みません、試算については、まだ出しておりません。それは、いろいろな要素が入ってくるからということであります。
○甘利国務大臣 委員、もう先刻御承知だと思いますが、プライマリーバランスに注目するのはなぜかといえば、持続可能な財政構造を実現する。それは何かというと、中央政府、地方政府を合わせた行政サービス全体に必要な歳出が税収で賄えるかどうかを見るということが大事ですよね、御承知だと思います...全文を見る
○甘利国務大臣 そういうお金のやりとりは、プライマリーバランスへの改善の寄与という視点じゃなくて、個々の繰り出し、繰り入れの必要性等を判断の上、必要な範囲に限って行われているという判断なんですね。これは、財政の持続可能性というのは、やはり政策経費がそのときの税収で賄えるというのが...全文を見る
○甘利国務大臣 消費税を引き上げますと、そのときだけは物価にはね返ります。しかし、翌年はそれがベースになります。ですから、そこからということに、翌年比で比べていくと、ベースが変わるということだと思います。
○甘利国務大臣 私ども、政権をいただいてまだ日が浅うございます。でありますので、二十五年度の実質、名目、そして物価上昇率については発表いたしておりますけれども、中長期の試算についてはまだこれからであります。  ちなみに、昨年の八月には前政権の数字が発表されております。御参考まで...全文を見る
○甘利国務大臣 ぜひ政権の存続性も心配していただきたいと思いますが。  御心配はわかりますが、結論から言えば、我々は全力を傾けるということになります。  というのは、総理から答弁がありましたように、税と社会保障の一体改革、社会保障の継続性というのは、将来に向けての安心感につな...全文を見る
04月03日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○甘利国務大臣 岡田先生は、この間までここで答弁をされていた方でありますから、全部承知で質問をされているんだと思います。  私も当時の質疑のやりとりを見ておりましたけれども、なかなか数値化が難しいようでありました。一部には、二兆とか三兆を目指すとか、あるいは、たしか北川正恭さん...全文を見る
○甘利国務大臣 全体を通してどういう効果があるかというと、申請の添付書類が省けるということ、それから給付に関しての併給調整ができるということ、それから税の捕捉がより正確になるということだと思います。  分野別に具体的にどういうことが起きるかということをお話ししますと、年金分野で...全文を見る
○甘利国務大臣 この種の発行業務にかかわる業務量自身、あるいは、それにかかわる人手が減ってくるということになろうかと思っております。
○甘利国務大臣 もちろん、業務量が効率化されて減ってくる、作業自身が減るし、人も減るし、当然それにかかわるいろいろなコスト、人件費も、それから作業コストも含めて減っていくということははっきりしているわけでありますが、それ以上に、国民の費やす手続が圧倒的に減る、それに関するコストも...全文を見る
○甘利国務大臣 民間企業、なかなかイオンと比べてそのとおりにいくかどうかというところ、勉強しなくちゃならないところはあろうかと思っております。  あわせて、今度、政府CIOが法定化されるといいますか、しっかりした権限を持って設置をされる。そこで、政府全体の電子化の作業が、今まで...全文を見る
○甘利国務大臣 少なくとも、今までよりは確実に把握は進むというふうに思っております。
○甘利国務大臣 全ての個人、全ての法人であります。でありますから、あらゆる点での、番号が振ってある対象に対しての、いろいろな情報の捕捉というのははるかに正確にできるようになると思います。
○甘利国務大臣 番号制の導入というのは、あらゆる法人、あらゆる個人に、その人には一つだけの番号が付されるわけでありますから、いろいろなその法人あるいはその個人に関する情報の突合は圧倒的に迅速に正確にできるということになりますから、御指摘のような、法人でありながら社会保障に関して果...全文を見る
○甘利国務大臣 全体の費用が二、三千億の中に、地方のシステムにかかわるのはたしか千五、六百億というふうに試算されていますけれども、先生御指摘のとおり、システムの整合性がきっちり図れないとやる意味がないのでございまして、そこはしっかりと整合性がとれるようにしていきたいというふうに思...全文を見る
○甘利国務大臣 番号法案は私が所管を……(後藤(祐)委員「内閣法ですよ」と呼ぶ)
○甘利国務大臣 先進国で番号制を導入していないという国はほとんどない。アメリカ、韓国でこの種の事件が起きて、では、番号制をやめちゃうかというと、そうではない。つまり、IT社会の中の、いわばある種、インフラの役目ですから、後戻りすることはなかなかできないんだと思います。そこで、どう...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘の特定個人情報保護委員会、構成は、もう御承知のとおり、委員長がいて委員が最大六名という人員で構成される合議制の機関でありますが、このもとの委員会事務局の体制は、おおむね数十名程度の人員でスタートをして、効果的に業務を遂行していく。  これは、個人番号を取り...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、アメリカにおきましては、本人確認が番号のみで、写真も掲載されていないということでありますので、この成り済まし犯罪というのが多々報告をされているわけであります。  他人の社会保障番号を利用した年金の不正受給等々の事件でありますが、私どもが把握してお...全文を見る
○甘利国務大臣 アメリカでどうしてこの成り済まし犯罪等が行われたかというのには、それなりの原因があるわけであります。  先ほど来指摘されていますように、個人カードに写真も掲載をされていない、そのカードを持っている人がその人であるか自身がまず基本的に確認がしづらいという点がありま...全文を見る
○甘利国務大臣 委員御指摘の例に限らず、この番号制導入によって、さまざまな手続において行政機関の間で必要な情報の連携を行うことが可能となるわけであります。従来、国民が給付申請等を行う際に求められていた住民票であるとかあるいは所得証明書などの添付資料について、手続が簡素化をされ、国...全文を見る
○甘利国務大臣 委員御指摘の一条の目的規定においては、効率的な情報の管理及び利用、手続の簡素化による負担の軽減、本人確認の簡易な手段その他の利便性の向上が掲げてありますが、三条の基本理念におきまして、行政運営の効率化を図り、もって国民の利便性の向上に資すること、及び、社会保障制度...全文を見る
○甘利国務大臣 完璧に全ての所得を捕捉するということになりますと、いろいろとコストも膨大になるでしょうし、国民がそんなところまでという支持をするかどうか。  例えば、消費者が物を買うときに、一々そのたびに法定調書を出すなんということは現実としてあり得ないことでありますし、そうす...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、歳入庁とセットで進められてきたという御指摘がありましたけれども、前政権のもとにおきましても、この番号制度の導入の検討が歳入庁とセットで進められてきたということは承知をしておりません。過去の議論でもなかったのではないかというふうに思っております。  番号制度...全文を見る
○甘利国務大臣 政府の公式見解としては、定性的なもので、具体的に数字を現段階ではじける状況にない。ただ、民間団体が幾つか試算したものについては、導入費用をかなり上回っている試算、先ほど北川正恭早稲田大学大学院教授のチームの試算等も御紹介をしましたけれども、民間ではそういう試算が行...全文を見る
○甘利国務大臣 民間に広げるか、そもそも広げるか広げないか、どこまで広げるかという議論は、三年後、この制度、税、社会保障、そして災害対応の範囲を超えての議論を、その三年間を総括してやっていただくわけであります。  確かに、民間に広げていく、今、引っ越しのときのワンストップという...全文を見る
○甘利国務大臣 番号制度におきましては、都道府県や市町村において、個人番号の独自利用によって地域の特性に応じた施策の実施が可能となっているわけであります。また、例えば市町村で独自に取り組んでいる高齢者支援施策であるとか、あるいは子育て支援施策について、マイポータルを通じて高齢者世...全文を見る
○甘利国務大臣 全体の責任は、当然、内閣にあると思いますし、その時点でこれを所管する担当大臣にあろうかと思っております。  費用対効果、先ほどから話がたびたび出ております。費用はだんだん特定しつつあるけれども、効果の方は定性的で、経団連やあるいは一部学者の方々が試算した数字はあ...全文を見る
○甘利国務大臣 メリット、デメリット、行政側、あるいはそれを使う国民側というお話であります。  メリットから申し上げますと、社会保障・税番号制度の導入によりまして、まず所得把握の正確性が向上する。ということは、真に手を差し伸べるべき人に対する社会保障の充実、負担、分担の公平性が...全文を見る
○甘利国務大臣 いわゆる三条委員会として、独立性が高い、委員長以外に最大六名の委員で構成される委員会でありますが、この委員会の仕事というのは、個人番号を取り扱う者に対する監視、監督をしっかりするということであります。  これらの者に対して指導、助言、勧告、命令、報告徴収、立入検...全文を見る
○甘利国務大臣 低所得者対策については、自民、公明、民主の三党合意を踏まえて、昨年の八月に成立をしました税制抜本改革法において、今御指摘の給付つき税額控除と複数税率がともに検討課題とされまして、また、本年二月の三党合意におきましても、引き続き協議を行うとされたところでありまして、...全文を見る
04月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○甘利国務大臣 この御質問は、産業競争力会議のテーマ別会議において民間有識者から出されたペーパー、あるいはそのときの発言がいろいろ誤解を生んだものだと思います。  私は、この間の質問でも御答弁をさせていただきましたとおり、ここでのそうした議論が、解雇を自由にさせるというようなメ...全文を見る
○甘利国務大臣 それは、使用者側の都合によってそういう制度をつくるということは全く検討しておりません。  総理が恐らく言及をされたのは、働く側から、働く側の権利として、どうしてもその場にストレスが高い中でいなきゃならない、その選択しかないのかというところに対して、労働者側の権利...全文を見る
○甘利国務大臣 今、競争力会議においては、余剰雇用を解雇という形で処理する、対応するということは検討しておりません。これは、労働移動をどうスムーズにさせるかということに焦点を当てて検討いたしております。  その上で、諸外国における金銭対応の仕方というのは、それぞれやり方があるの...全文を見る
○甘利国務大臣 労働者側の代表を入れてはおりません。これは、産業の競争力を強化するために何をすべきか、そういう識者を選んでいるわけでありまして、雇用のための会議ではありません。雇用のための会議には、当然、使用者側と労働者側が入って議論をすべきだと思いますが、これは、産業の競争力、...全文を見る
○甘利国務大臣 産業競争力会議で時間がそうたくさんとれなくて、テーマ別に十分時間をとるというテーマの中に、委員御指摘のテーマ別会議があります。  その中では、雇用制度、つまり、雇用が固定化してしまって新しいニーズに応え切れない、あるいは、短時間でも正社員に準ずるというような働き...全文を見る
○甘利国務大臣 年央を目途にできるだけ成長戦略を、まあ全部とは言いませんけれども、取りまとめたいと思います。  その中に、解雇を金銭によって行うというような手段は入れません。
○甘利国務大臣 私が担当大臣である限り、金銭を通じて解雇を自由にするというような制度は入れません。
○甘利国務大臣 逆に伺いたいんですけれども、労働者がどうしても……(山井委員「ちょっとまず答えてください」と呼ぶ)いや、私の答えに必要ですからね。(発言する者あり)では、参考にしてください。(山井委員「事後はどうなんですか」と呼ぶ)今お答えいたします。  労働者の立場として、ど...全文を見る
○甘利国務大臣 労働者側が、もうあそこには戻りたくない、戻りたくない、どうしてもそういう思いに至ったときに、あなたがそこに戻るしか解決手段はありませんということでいいのかという議論は、ゼロではないんだと思っております。
○甘利国務大臣 私、かつて労働大臣をやっておりましたから、先生よりは組合のことをよく知っている場面があるかもしれません。  その私が申し上げますが、競争力会議は、競争力を強化するために何が必要かを議論する。そこで議論されたことをそのまま安倍内閣が取り上げるわけではありません。安...全文を見る
○甘利国務大臣 今、アメリカも含めて事前協議中であります。TPPというのは、先に入っている国に対して、後から入っていく国は事前に各国の了解をとらなければならないというルールになっているようでありますから、今その作業中でありまして、アメリカのことも含めて、まだこの中身は発表できる状...全文を見る
○甘利国務大臣 基本的に、恐らく、どこの分野、これがこうなったらこうなるということは、交渉をしていく間で決まっていくことですよね。あらかじめ、ここの分野がこうなった場合といった場合には、じゃ、うちの分野はどうなるんだ、なぜうちの分野だけがどうなんだと、いろいろな議論を呼んでいくと...全文を見る
○甘利国務大臣 リンゴはスターでありますから、日本かアメリカか、どちらかになるのかと思いますが。  現状は、今、事前の交渉を、できるだけ早く各国の了解をもらうように努力をしているところでございます。  御案内のとおり、ASEAN四カ国は了解をしていただきました。チリも了解をい...全文を見る
04月09日第183回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○甘利国務大臣 前政権下で、「新しい公共」推進会議というのが開催をされております。最後に開催をされたのが、平成二十四年の十月の十六日と承知をいたしております。
○甘利国務大臣 委員から御指摘がありましたとおり、全てを公共が、つまり行政がやるとなると、これはもう大変なコストがかかる、税金がかかるわけでありますし、みんなで助け合うという共助の精神というのは、社会を支えていく上で、コスト面だけじゃなくて、その精神が極めて大事だと思っております...全文を見る
○甘利国務大臣 重要性はよく認識しておるつもりでございますけれども、委員御案内のとおり、二十三年度税制改正においてかなり使いやすくしたつもりでございます。従来の所得控除の制度に加えて、税額控除というのを導入いたしました。それから、寄附、優遇の対象となる認定NPO法人の要件の緩和も...全文を見る
04月10日第183回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○甘利国務大臣 ミクロでは、この経過の中でいろいろなことは起きます。  ただ、基本的な認識を持っていただきたいのは、我々は何をやろうとしているかというと、それは、負のスパイラルからプラスのスパイラルに変えていきたいと思っているわけなんです。  デフレマインドが続きますと、お金...全文を見る
○甘利国務大臣 政府見通しでいいますと、名目のGDP成長率で二・七、実質で二・五、民間の平均をとりますと、名目が一・八、実質が二・三の違いがあります。
○甘利国務大臣 民間の試算方法の詳細というのが細かく明らかになっていないので、詳細は承知しておりませんけれども、恐らく、政策効果のあらわれ方であるとか、景気回復の基調の強弱であるとか、経済見通しの前提などについて見方が異なるというふうに考えられます。  緊急経済対策はもちろん織...全文を見る
○甘利国務大臣 確かに、本年三月七日のこの予算委員会において、御党海江田代表の質問に対して、総理は、日本では中間層が本当に薄くなってしまったかといえば、そんなことはないのではないかという答えをいたしております。  これは、二十四年度版の労働白書の統計に基づいているんだというふう...全文を見る
○甘利国務大臣 安倍政権で、今、経済政策、何をやろうとしているかといえば、長引くデフレによる経済の停滞からデフレのくびきを外して、障害物を外して、経済効果が直接あらわれるような、発現できるような環境をつくっていこうということに取り組んでいるわけであります。少しずつその環境はできつ...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘の点は極めて重要な点だと思っております。  経済財政諮問会議でも、あるいは産業競争力会議でも、それぞれ委員から、優秀な高度人材の活用、それにはもちろん研究環境の整備、待遇もあるでしょうし、出入国管理の手続の問題もありますけれども、先ほど来指摘されているよう...全文を見る
○甘利国務大臣 成長戦略は、内外の資源、人的資源も含めて活用するということであります。  国内に閉じこもっている、もちろん、国内の優秀な人材も活用するのは当然でありますけれども、国内外の優秀な人材を日本に引きつける、そういう魅力のある国としての環境整備をしていくということは、大...全文を見る
○甘利国務大臣 内閣府が予測をした二十五年度の経済成長率というのは、名目が二・七、実質が二・五、先ほども答弁させていただきましたが、内閣として、目標としてどう設定していくのかということに関しましては、結論から言うと、これから策定をしていきます。  年央に向けて成長戦略を取りまと...全文を見る
○甘利国務大臣 できるだけ日銀の物価安定目標と平仄を合わせて実体経済がしっかりついていくように、最大限の努力はしたいと思っております。  ただ、委員も御承知のとおり、消費者物価とGDPデフレーターは微妙に違うところがございます。消費者物価が上がっていくにつれてデフレーターもプラ...全文を見る
04月11日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○甘利国務大臣 委員御指摘の指標は、国連開発計画において、開発途上国の開発目標の進捗を確保する観点から重要性が指摘されているというふうに承知をいたしておりますが、こうした指標につきましては、途上国では、先進国に比べて、経済が悪化した場合に財政が悪化する度合いがかなり強いことである...全文を見る
○甘利国務大臣 二〇一五年に二〇一〇年比でプライマリーバランスの赤字幅を半減し、二〇二〇年には黒字化に持っていく、これはかねて民主党政権のときからそういった目標を政府は掲げているわけであります。現状を見て、非常に厳しい数字であることはよく承知をいたしておりますが、これはしっかりと...全文を見る
○甘利国務大臣 別に民主党政府の責任にしているわけではなくて、これはむしろ評価をすべき点だと私は考えております。時の政府が財政再建の意欲を失ったら、恐らくその国の財政は破綻するというふうに思っております。  小泉内閣当時から掲げてきました、それに向かって政府は最大限努力をしたん...全文を見る
○甘利国務大臣 それに向かって不断の努力をしていかなければならないというのは、政府の責務だと思っております。
○甘利国務大臣 委員のお話は、フローかストックかという議論だと思います。  しかし、ストックには、例えば、年金の積立金もありますけれども、これは給付のために使われていくべきものであって、いわゆる政府の財政状況を改善するための原資ではないわけでございます。あるいは、独立行政法人等...全文を見る
○甘利国務大臣 極めて高い評価をさせていただいております。
○甘利国務大臣 専門家にお尋ねいただいたということでありますが、ほかの専門家にもぜひ聞いていただいた方がいいのかとも思います。  日銀は日銀の責任として目標を掲げられて、それに向かって、政府と日銀とのジョイントステートメントではできるだけ早期にということを確認しておりますが、日...全文を見る
○甘利国務大臣 デフレを脱却したと言えるのは、多分、振り返ってみて、あの時点で脱却したということが言えるんじゃないかと思います。  デフレの脱却というのは、物価が持続的に安定的にプラスで推移をしていく、そして、それが後戻りをしないことと、外的なショックにも耐えられる状況が確認さ...全文を見る
○甘利国務大臣 内閣府の経済財政モデルについてのお尋ねがありました。  これは経済財政、社会保障が相互に影響を及ぼし合うことを踏まえた上で、中長期的なマクロ経済と国、地方の財政の姿を整合的に示すことを目的として作成したものでありまして、このモデルの開発、改良に当たりましては、経...全文を見る
○甘利国務大臣 過去の反省に基づきというお話がありました。  過去の反省をすると、大胆な財政出動をやってきたんですよ。何度も財政出動をやって、そして成長戦略もつくりました。でも、効果がなかったんです。その効果がなかったのは何かというと、デフレから脱却をしていないから。  つま...全文を見る
○甘利国務大臣 公共事業は、五年どころか、ずっと何十年もやっております。そして、乗数効果がどのくらいだということは経済学者もはじいているところであります。諸説あります。減っているという人もあれば、いや、実は変わらないんだという説もあります。  大事なことは、財政出動というのは、...全文を見る
○甘利国務大臣 科学技術の振興が大事だ、それは私も同感でございます。そのために、今、安倍内閣では、その司令塔たる総合科学技術会議を抜本的に改革しようと、山本大臣がまさに政治生命を賭して頑張っていらっしゃるところであります。  それは何かというと、科学技術政策というのは、新しい世...全文を見る
○甘利国務大臣 産業構造の転換と脱原発の関係がよくわからないのでありますけれども、成長戦略を、今、産業競争力会議でつくっております。産業競争力会議でも、あるいは経済財政諮問会議でも、民間議員から指摘されている点は、どんないいプランをつくっても、その根幹となるエネルギーが、電力が低...全文を見る
○甘利国務大臣 学者の方々にはいろいろな説を持っていらっしゃる方がいらっしゃいます。藤井先生は藤井先生のお考えだと思います。  しかし、このお考えは、今我々がとろうとしている政策とはそう皆が皆一致するというものではないというふうに考えております。
○甘利国務大臣 先生の御主張どおりに実体経済はいっていないのではないかという部分がかなりあろうかと思います。
○甘利国務大臣 TPPにつきましては、TPPに参加をするのに既にメンバーになっている国全ての了解をとる、新規参加国は会員になっているメンバーの了解をとるというルールがあります。それについて各国の了解をいただいているところであります。  ASEANの四カ国、そしてペルー、チリ、メ...全文を見る
○甘利国務大臣 内閣支持率の低下の御心配をいただいておりまして、ありがとうございます。  各民間機関がどのような前提を置いて試算を行っているかというのは明らかではありませんけれども、直近の民間試算によれば、二〇一四年度の実質成長率の見込みは、緊急経済対策の効果の縮減であるとか消...全文を見る
○甘利国務大臣 来年四月からの引き上げについては、その半年前、つまりことしの十月に総合的な判断を行うことというふうになっております。いろいろな指標が言われていますけれども、要は、経済状況が好転しているということが確認されることが、総合的に判断されることが重要でありまして、その時点...全文を見る
○甘利国務大臣 ことしの十月に総合的に判断をする、とても消費税を上げられるような状態に経済が全くないという判断になれば、それはしないということになるんでしょうし、そこで総合的に判断をして、経済が好転しているという判断が立てば予定どおり行うということでありまして、これは、従来からそ...全文を見る
○甘利国務大臣 番号制度の導入に係る費用として、現時点で、新規にシステム開発を要するものとして、まず一として、個人番号及び法人番号の付番関係システム、この構築に約百六十億円、二点目といたしまして、情報提供ネットワークシステム、マイポータル、特定個人情報保護委員会の監視、監督システ...全文を見る
○甘利国務大臣 地方自治体など個人番号を利用する機関におきましては、制度の導入にあわせて、業務フローの見直し、システム改修への対応などによる事務繁忙が予想されるわけでありますが、その際、システム改修の委託などに伴う人件費については、先ほど申し上げた、既存システムの改修に伴う費用と...全文を見る
○甘利国務大臣 それから、人員削減効果につきましては、番号制導入によりまして業務が効率化をされ、それに伴いさまざまなコストも減ることが想定をされておりますが、定量的な効果につきましては、導入に従って数字が精緻となっていく部分もあるというふうに考えております。  いずれにいたしま...全文を見る
○甘利国務大臣 もちろん、お金をかけてシステムを導入していく際には、費用対効果を検証していくことは必須の課題だと思っております。  ただ、申し上げていますように、システムを導入していくに従って、費用についても精緻な積算ができてくるわけであります。そこで、費用対効果ということも、...全文を見る
○甘利国務大臣 再委託から再々委託、それが子から孫、ひ孫に行くに従って、事業者の規模は小規模化していくと思います。そうしますと、求められる制約に関して、それだけの体力が伴うのかという御指摘だというふうに思います。  どこまで委託をして、どこまでに、もちろん細かくなれば、情報管理...全文を見る
○甘利国務大臣 今この時点で、こういうことができるという確約は申し上げることができないのでありますけれども、委員御指摘の点も踏まえて、どうあるべきか、府内、省内で議論していきたいと思っております。     〔関委員長代理退席、委員長着席〕
○甘利国務大臣 先生は立派に人格が高潔な方だと見えますが。  大体、公的な人選をするときには決まり文句でこういうタイトルがついているわけでありまして、絶対的基準というのはなかなか難しいと思いますが、客観的に見て立派な人であるということに尽きると思います。もちろん、今までの経歴、...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、当面は、社会保障、税、それから災害対策の三分野に限って利用できるということにいたしております。  電子化、IT化が進んでいく社会ですから、これをフル活用するためには、多方面の分野で利用できる方が効率も上がるし、利便性も高くなるし、コストも下がると...全文を見る
○甘利国務大臣 傾聴に値する御意見だとは思います。  ただ、実際にやってみて、こんな利便性があるのならこういう方面でも使えるじゃないかとか、こういうリスクがあるならここのところはもうちょっと検証しないといけないじゃないかとか、いろいろな知見が積み上がっていくと思います。そういう...全文を見る
○甘利国務大臣 実際に少し行われてみて、今のところは設計図面で見ているわけであります。これが実体経済で検証されるわけでありますから、その検証過程を見ながら、じっくり立ち上げるべきか、あるいは御指摘のように、ここまでこういう知見が早い段階にそろってくるならもっと早く立ち上げるべきで...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘の話も含めて、臨機応変に対応していきたいと思っております。
○甘利国務大臣 御党は、歳入庁の必要性、設置に関して積極的な御意見を持っていらっしゃいますし、たびたび御質問を受けるわけであります。  昨年に税制抜本改革法が成立をいたしました。その際、自民、公明、民主の三党合意に基づいて、年金保険料の徴収体制の強化等について、歳入庁も含めて徴...全文を見る
○甘利国務大臣 給付つき税額控除につきましては、税制抜本改革法においての番号制度の本格的な稼働及び定着を前提に、所得の把握、資産の把握の問題、それから執行面での対応の可能性等を含め、さまざまな角度から総合的に検討することとされているところでありますが、仮に給付つき税額控除を導入す...全文を見る
04月11日第183回国会 衆議院 内閣委員会総務委員会財務金融委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○甘利国務大臣 過去、この種の話が持ち上がっては消えてきた歴史は、御指摘のようにございます。  まず、一九七〇年に、コンピューター処理に関するさまざまな標準化の一環として、事務処理用の統一個人コードの検討がなされました。しかし、このときには、国民総背番号制として管理社会につなが...全文を見る
○甘利国務大臣 番号法案におきましては、第三条の「基本理念」におきまして、「行政運営の効率化を図り、もって国民の利便性の向上に資すること。」とともに、「社会保障制度、税制その他の行政分野における給付と負担の適切な関係の維持に資すること。」を掲げておりまして、まさに、番号制度の導入...全文を見る
○甘利国務大臣 委員の初めての質問に答えさせていただくことを光栄に思っております。  自治体におきましては、委員御指摘のとおり、これまでも、効率性の確保であるとか国民の利便性の確保といった観点から、さまざまな努力や検討がなされてきたわけであります。こうした取り組みを進める上では...全文を見る
○甘利国務大臣 御案内のとおり、マイポータルは、特定回線ではなくて、ネット上に設定されているわけであります。ですから、特定回線よりもセキュリティーが甘いのではないかという懸念がよく出されているわけであります。あわせて、外国のいろいろな被害を見ますと、成り済まし等々の犯罪があります...全文を見る
○甘利国務大臣 これは放置されてきたわけではないと思います。法案まで通った例がございます。  しかし、国家の一元管理だとか、情報漏えいであるとか、個人情報があちこちに流れていくのではないか、悪用されるのではないか、そういう一般的な不安で、なかなかこの種のことに取りかかれなかった...全文を見る
○甘利国務大臣 銀行口座の利子云々について、これは法定調書でしている国も確かにあります。日本の場合は、源泉分離で、そこで納税関係が完結しているという理解のもとに、必要としていないということだと思うんですね。  もちろん、この議論は前政権の時代にもいろいろあったはずです。前政権で...全文を見る
○甘利国務大臣 四月八日の私の答弁は、解雇無効となった後に、労働者の立場からは、職場復帰よりも金銭の支払いにより契約を解消することが望ましいと考えられる場合に、そのような労働者の立場に沿った解決を図る制度を検討する余地があるのではないかと申し上げたものでありまして、一方で、使用者...全文を見る
○甘利国務大臣 そもそもの経緯は、産業競争力会議で議論をしておりました失業なき労働移動に関して、一部の民間議員からの提案の中に結果として誤解を与えるような表現があったものでありますから、私が産業競争力会議の席上で、政府としては、成熟産業から、これから将来を担う産業が出てくるところ...全文を見る
○甘利国務大臣 今回は、分野を限定してスタートいたします。社会保障、税、それから災害対策でスタートしますが、医療に関しては、今厚労大臣がお答えしたとおり、極めてセンシティブな分野でありますから対象外としたわけでありますが、今後、民間利用ということも、その必要性が出てきたときには、...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおりでございまして、個人番号というのは住民票コードをもとに生成されるということは、住民基本台帳に記載されているということが前提になるわけであります。  でありますから、対象者は、委員御指摘のとおり中長期在留者、それから特別永住者等の外国人住民についてで...全文を見る
○甘利国務大臣 諸外国の例を見ますと、幅広く使っているところ、あるいは行政分野の一部だけで利用しているところ、あるいは税分野のみで利用しているところ、いろいろあります。  日本としては、そっくりどこかの制度に入れるというんじゃなくて、おっしゃるように、日本型の制度として取り組ん...全文を見る
○甘利国務大臣 確かに、過去に、他人の医師免許のコピーを何らかの方法で取得して、その個人になりきって、にせ医者として随分長い間発覚されなかったという事件がありました。そして、委員御指摘のように、災害等で、そういう番号制度がうまく国家資格と組み合わせればいろいろなことができるではな...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘の歳入庁についてでありますけれども、昨年成立をしました税制抜本改革法におきまして、自民、公明、民主の三党合意に基づきまして、年金保険料の徴収体制強化等について、歳入庁その他の方策の有効性、課題等を幅広い観点から検討し、実施することとされているわけであります。...全文を見る
○甘利国務大臣 まさに、委員御指摘のとおり、条件つきなのであります。  情報化された社会においては、効率的に情報処理業務を行うに当たりまして、必要に応じて委託であるとか、あるいは再委託を行って効率化を図ることが一般的には行われているわけであります。そのために、個人番号を取り扱う...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のICチップの空き領域の利用でありますけれども、これは、個人番号カードの本来的な機能を利用するものではなくて、個人番号カードの利便性向上の観点から付加的に認めるものであります。  一方で、個人番号カードは、市町村が交付する信頼性の高い本人確認手段であります...全文を見る
○甘利国務大臣 先ほど来、この場での質疑でも、すぐやれという注文もつきますし、委員のような、もうちょっとゆっくり、三年よりも五年の方がいいじゃないかという御意見もあります。  要は、三年たったらやりますということではないんですね。三年の間に積み上げた知見をもとに議論をしてくださ...全文を見る
○甘利国務大臣 民間事業者に思い切り拡大するということが前提ではございませんで、行政の中でも、先ほど来、いろいろな御意見があります。そして、IT社会のインフラである以上、やはり民間にこの利用を広めて初めて利便性が高まるという御意見もあります。  最初からどこの分野を特定している...全文を見る
○甘利国務大臣 この番号制度というのは、情報化社会、電子化社会のいわばインフラということでありまして、この導入に従って直ちに便益があるというのは、添付書類が大幅に削減をされる、あるいは併給調整が極めて簡易にできる、あるいは税の捕捉が今までよりさらに正確にできる等々であります。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 先ほど来答弁させていただいておりますが、この歳入庁構想というのは、委員よく御承知のとおり、昨年成立をしました税制抜本改革法において、自民、公明、民主、この三党合意に基づいて、「年金保険料の徴収体制強化等について、」と、その「等」の中で、歳入庁その他の方策の有効性で...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○甘利国務大臣 ここでは、解雇ルールをどうするかという検討チームではなくて、産業競争力会議の本会では委員の数も多いこともあって、いろいろな競争力を強化するテーマについて十分な議論ができないという委員からの要望に従って、幾つかの、ある種、テーマ別会合というのをやりました。競争力を強...全文を見る
○甘利国務大臣 この予算委員会の席でも、総理からも答弁をさせていただきました、また私からも答弁をいたしました、使用者側にとって都合よく解雇ルールを変えていくということを検討するつもりはありませんと。  ここでは、あくまでも、成熟産業から、新しく日本経済を担っていく成長産業に必要...全文を見る
○甘利国務大臣 判例の積み上げがあるんだと思うんですね。今の四要件に関して、裁判所がいろいろな判例を出しています。ですから、その判例をまとめて、過去の判例の見解からするとこういうものですというのは、あるかもしれません。  しかし、使用者の都合で金銭解決できやすいようにこういうル...全文を見る
○甘利国務大臣 もちろん、そこのメンバーがどういう議論をする、それについて私の方から、議論はしてはいかぬということは、恐らく言えないんだと思います。そこでの議論は、自由が原則です。ただ、それを採用するかしないかは、政府の、安倍内閣の考え方ですから、そこで出た議論をそのままみんな採...全文を見る
○甘利国務大臣 繰り返し申し上げますが、そこでの議論で、どういう議論をするかという制約まではかけられません。それは、日本の競争力強化にとって、出席している有識者の方々の勉強された成果をどう御披瀝されようと、私から、こういう議論はしてはいかぬという制約はかけられないと思います。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 円滑な労働移動についての適切な案が仮にでき上がったとすれば、それは、成長戦略の中の部品の一つになることはあります。
○甘利国務大臣 整理解雇四要件に関して、これは基本的に、成長戦略が取り扱うことではなくて、厚労大臣のところの労働政策審議会ですか、きちんと労使が入っている中で取り扱える課題だと思います。  私のところで取り扱うのは、成長戦略にとって、労働が、固定化していないで移動することが大事...全文を見る
○甘利国務大臣 委員からどういう議論が出る、それについては、抑えることはできません。  競争力会議から、使用者側の都合による労働法制の変更ということを提案することはありません。  金銭解決の話は、事前には、世界じゅうで、ないはずです。事前にはそういう話はありませんよということ...全文を見る
○甘利国務大臣 この整理解雇四要件の話は、仮に議論をされるのであるならば、それは厚労大臣のところで議論をしてくださいと、ここは、きちんと労働者側が入っているところでありますから。  ですから、競争力会議のところでこの要件を変えるということを政府に提案していくことは、想定をしてお...全文を見る
○甘利国務大臣 私の所管で検討することは、考えておりません。  ほかのところでどういう検討をされるかというのは、私の所管外であります。  産業競争力会議で、使用者側に都合がいいように整理解雇四要件を変えてくれというようなことについては、仮にそれが提案されたとしても、競争力会議...全文を見る
○甘利国務大臣 この種の議論をする場というのは、政府としてどういうことにしていくかということの議論は、厚労省の議論になろうかと思います。そこは、使用者側と労働者側がきちんと入って議論をしているところであります。  私の産業競争力会議では、日本の産業の競争力を上げていくためにどう...全文を見る
○甘利国務大臣 整理解雇四要件がよくわかりづらい、つまり、民間議員から出てきたのは、どういう場合にはそれができて、どういう場合にはできないのかがよくわからぬというお話は確かにありました。しかし、それは、判例がいろいろ出ているのでありましょうから、その判例をしっかり精査をして、そう...全文を見る
○甘利国務大臣 産業競争力会議のメンバーがどういう視点からどういう論点ペーパーを出されるかというのは、私が大臣として介入することはできませんので、それは、どういうペーパーが出るかは、私が、こういうペーパーになります、こういうペーパーは一切出ませんということは、今から予断することは...全文を見る
○甘利国務大臣 事後の解決において、裁判所がいろいろと判決を出すとか、あるいは仲裁に入るというケースですか、そういうケースのときに、もちろん労働者側が、これじゃ幾ら何だって裁判所が職場に戻れといっても戻れない、とてもストレスがたまって無理だというときに、では、代替手段としてこうい...全文を見る
○甘利国務大臣 まず一つ、事前にそういうことは一切考えておりません。事後も、使用者の都合によってそんなことができるようにするということも、私は考えておりません。  ただ、裁判所が使用者側にいろいろな事情を聞いたりすることもあろうかと思います。そのときに、働ける環境ではないと思う...全文を見る
○甘利国務大臣 事後に裁判所が適切に判断をする、それを制約するということではないということです。
○甘利国務大臣 先生とは大学が宿敵同士でありますけれども、自民党の同志として、政治的にはしっかりタッグを組んでやっていきたいというふうに思っております。  成長戦略の戦略目標についてのお尋ねがありました。  私がこのポストにつきまして必ず来る質問は、今までのとどこが違うのと。...全文を見る
○甘利国務大臣 この予算委員会でもよく言われたことなんですが、民間企業は内部留保が二百六十何兆円ある、何でそれを使わないんだと。  それは使わないですよね。だって、ここなら勝負をかけられるという投資先がない限りは、お金は持ったままだと思うんですね。しかも、デフレだと、持っていれ...全文を見る
○甘利国務大臣 まさに御指摘の点がとても大事であります。  人口が減っていく、それから労働力人口が減っていく、もちろん少子化対策は大事なんでありますけれども、今から生まれた子供が生産力に貢献するには、やはり二十年ぐらいかかるわけであります。その間をどうするかということになると、...全文を見る
04月16日第183回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○甘利国務大臣 TPP担当大臣としてお答えをいたします。  日米首脳会談におきまして、それぞれ日本側、アメリカ側、一定のセンシティブな品目があるということの確認をいたしました。アメリカは工業製品の一部であり、日本は農業、農水産品の一部であるということであります。それは具体的項目...全文を見る
○甘利国務大臣 TPPは、もともと、できるだけ高いレベルの通商交渉にしようということは、発足当初からの理念であります。私どももそれを受けた上で、もちろん、センシティビティーはありますから、それはきちっと主張していきますが、TPPの理念は理解した上で交渉に参加する、そのための事前協...全文を見る
○甘利国務大臣 今回の日米で確認した文書というのは、日本がTPPに入るに際して、現参加国の了解をとらなければならないという手続があります。その手続を基本的にはクリアしたということであります。  そして、日米双方にセンシティビティーがあるということは、日米首脳会談で日本が交渉参加...全文を見る
04月22日第183回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(甘利明君) TPPに関しましては、今、今といいますか、今日まで事前協議を繰り返してきました。それは、参加するには既参加国全ての了承が必要だということであるからやってきたわけであります。米国を終え、そして残っている国、数か国、事務的にかなり詰まってまいりました。最終的に...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私からも、アメリカの交渉担当者との会談の中で、米国が議会通知をするというのは、ほかの国が全て了解をしたということが前提になっております。ほかの国が全て了解が取れたら直ちにやってほしいということは再三申し入れました。そして、全ての関係国の了解が取れたというこ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 総理が日米会談で合意文書、正式なものを作られました。その中には、アメリカには一定の工業品、日本には一定の農産品、それぞれセンシティビティーはあるということを確認ができたわけであります。そして、聖域なき関税撤廃を前提とするということではないということも確認を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御質問の趣旨がいま一つ正確に把握できていないんでありますけれども、私どもはTPPに関する知り得るルールの中で取り組んできてまいりまして、各国の了解が取れて、そして一番大きなところは米国が議会に通知をするということであります。米国が議会に通知をするということ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 農業に関しましては、一定の農産品、センシティビティーがあるということは再度書かせていただきました。  元々、TPPは本交渉の中でいろいろな交渉が進んでいくわけであります。事前交渉では、アメリカ側が日本に対して、日米の経済交渉、かねてからやっていた経済交渉...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) TPP交渉の中でいろいろな協議がなされると思いますが、関税撤廃のそのルールの中で最初のものに合わせるということであります。
○国務大臣(甘利明君) 具体的な物品の関税撤廃ルールがセットされたと、その最初のものが基準になるということです。
○国務大臣(甘利明君) これ、実際に協議が始まってみないと細目については我々も把握できませんけれども、しかし、日米間での協議は、TPPの中の協議において設定されるもの、つまり関税が撤廃される一番長いもの、そこと平仄を合わせると、そこを基準にしてということになろうかと思います。
○国務大臣(甘利明君) 非関税の部分について、これはお互いがこれ協議をするということであります。これは一方的にアメリカ側がこうしたいからこうしろということではなくて、関心のある事項について幾つか挙げられていますけれども、それについて日米で協議をすると、これは並行して協議をするとい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 非関税障壁の項目はTPPの二十一の中に既にみんな入っているわけであります。ですから、TPP交渉の中でそれが議論をされる。でありますから、日本側からアメリカ側に申し上げれば、これはTPP交渉の中で議論をされる項目でありますから御心配なくと、それは各関係国にそ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) アメリカ側の関心事項というのは公表されておりまして、それは委員も入手されているかと思いますが、そこの項目に出ていることは関心事項として協議をしていくということであります。
○国務大臣(甘利明君) 産業競争力会議で議論されておることから委員の質問が発生しておりますので、担当大臣としてお答えをさせていただきます。  従来、日本の経済を担っていく中核的な企業が未来永劫存続可能かというと、今、シャープやパナソニック、ソニー、絶対に経営危機に陥ることはない...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 規制緩和は、産業活動を縦横無尽に展開できるような環境にないとしたら、その障害が何であるかということを議論をいたしております。あわせて、労働雇用については、これ極力不安を与えないと。  私も、産業競争力会議でのこの雇用問題を取り扱った際にあえて発言をしまし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 民間議員がどういう民間議員なりの提案をしてくるかについては、私どもは事前に制約を加えることはできません。いろいろな案が出されています。それを議論をして、それを議論をして精査をいたします。その際には、雇用問題に関する議論があるときには厚労大臣に入ってもらいま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 金銭解決ルールという案は民間議員の中に一部入ってまいりました。そして、裁量労働制について、ホワイトカラーエグゼンプションという過去に議論があって誤解を生じたと、ただし、例えば研究者等々においては、もちろん本人の意思によるものでありますけれども、柔軟な対応が...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) アメリカに関しましては、日米の協議をTPPに入る前から、TPP事前交渉の前からやっておりました。その関心事に関して事前協議で回答を出したわけであります。この点につきましては茂木大臣から答弁したとおりでございます。  その他の国につきましても、TPPに入る...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) TPPに関連してですね。  TPPはまだ本交渉に我々は入っていませんので、中に入ってみないとどういう情報、やり取りが行われているかということは、厳密に言えば把握はまだできませんけれども、今までのところ得ている限りの情報によりますと、このTPP交渉におきま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 三本の矢のうち、一の矢が放たれ、二の矢が今射込まれようとしております。いよいよ三の矢でございます。日本が抱える課題をしっかり見据えて、それが解決されたあらまほしき社会像というのを目標に掲げ、その目標に到達するまでの間の道すがらにどういうやるべきことがあるか...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) キーワードは何かというお話であります。  四月十九日に総理が講演をされた、その総理のお言葉を拝借をいたしますと、挑戦・チャレンジ、そして海外展開・オープン、創造・イノベーションということになるわけでございます。  挑戦・チャレンジによりまして、人材、資...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 成熟産業というのは、国際規模で日本を代表するような企業になっていると。そして、なかなかそれが、かつてはシェアを誇ったけれども、今少し劣後していると、そういう産業をイメージできるんではないかと思います。つまり、現状のままでは市場の大幅な拡大が見込めない産業で...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) もちろん、Aという国で慣行として行われていることが国際的には行われていないということは、それはあるかと思います。  TPPで大事なことは、いろいろな国が入っています、ASEANからも入っているわけであります、大洋州からも入っている、そして北南米からも入っ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 加盟国の了解をいただいたわけでありますから、今度は本交渉に向かって情報を取っていくという作業がありますし、具体的な交渉は首席交渉官鶴岡外審が行うわけであります。日本を代表するタフネゴシエーターと言われていますから、守るべきは守り、攻めるべきは攻めるというこ...全文を見る
04月23日第183回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(甘利明君) 二の矢が財政出動でございます。この財政出動が、実際に民間契約が行われて初めて市中にお金が出ていくわけであります。直近の数字によりますと、民間契約は六〇%の数字に引き上がりました。これで財政出動が外へ出ていくわけであります。  あわせて、総理から、大企業だ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 成長戦略の中に、地域資源を最大限活用して地域の魅力を発現をし、そしてそれを成長力につなげていくという戦略がございます。これには、地域資源を利用した観光から、あるいはサービス産業へつながっていくわけであります。  委員御指摘のとおり、製造業のGDPに占める...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 最賃を引き上げる、過去の歴史を見てみますと、それこそ本当に二円、三円引き上げるのにもう大変な努力を強いられるわけです。これは、中小零細企業、賃金体系で見ますと、そこのラインにほぼ沿って集中している企業が多いんでございます。  そこで、そういう環境を整備し...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 何度もこの場で申し上げていますけれども、企業がなぜ内部留保を使わないか、それは国際競争が激化する中で乾坤一擲の勝負をすると、その見通しが立たないからなんであります。デフレマインドが払拭されなければお金は持っていればいるほど価値が上がるわけでありますから、お...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、為替の話は我々が言及することではありません。要は、日本経済が競争力を持ってくると、それに見合ったところで落ち着いてくるということであります。  何もしないで、お金だけがじゃぶじゃぶ出ていっていろんな弊害が起きるという御指摘は分かります。そこで、実際...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) おっしゃるとおり、過去に、民主党政権時代も、そしてその前の自民党政権時代も成長戦略をやりました。明確な効果があったかと。なくはなかったと思います。しかし、掲げるほどの効果が出てきたかというと、それは疑問符が付いても致し方がないと思います。  そこで、何が...全文を見る
04月24日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○甘利国務大臣 まず、答弁の前に、先般、TPPの急な海外出張に際しまして、委員長、理事、委員の皆様には大変御迷惑をおかけいたしました。御高配をいただきまして、無事、仕事をし終わって帰ってくることができました。仕事をし終わらない方がよかったんじゃないかと考えていらっしゃる方もいらっ...全文を見る
○甘利国務大臣 結論から申し上げますと、そのとおりであります。  番号法案の五十四条におきまして、特定個人情報保護委員会は、「個人番号その他の特定個人情報の取扱いに利用される情報提供ネットワークシステムその他の情報システムの構築及び維持管理に関し、費用の節減その他の合理化及び効...全文を見る
○甘利国務大臣 その情報漏えいに関して、制度的あるいは技術的にセキュリティーを設けましたといっても、今委員御指摘のとおり、のぞき見事件等がありますから、国民がなかなか、大丈夫なのか、いや、罰則を強化しますといっても、それでも、見つからない限りはかけようがないじゃないかとか、いろい...全文を見る
○甘利国務大臣 導入コストについては、新規システムで三百五十億、既存のシステムの改修、見直し等で二千三百五十億、これも、システムを具体的に検討していく中で、当初、民主党政権の時代に五千億云々というのが、だんだんフォーカスが絞られてきたわけであります。  国民や行政が受ける利便性...全文を見る
○甘利国務大臣 この番号制度の構築に当たりましては、住基ネットに係る最高裁合憲判決、これは平成二十年の三月六日のものでありますが、この趣旨を十分踏まえる必要があるものと考えております。  これに加えまして、番号制度ではデータマッチングを行うことが必須でありますから、さらに高度の...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、国民各界各層の不安を取り除いて、この利便性を理解していただく広報活動は、非常に大事なところでございます。  そういう視点に立ちまして、番号制度の導入に当たりましては、国民の理解と納得を得ていくこと、その重要性から、検討段階において二回のパブコメを...全文を見る
○甘利国務大臣 確かに、この種のシステムに完璧、一〇〇%ということはなかなか難しいかと思いますが、要は、日々、一〇〇%に向けて、ハード、ソフト面でアップデートしていくということが大事なんだというふうに思っております。  国民の皆様の懸念があることはよく承知をしておりまして、現状...全文を見る
○甘利国務大臣 TPP交渉に関しましては、まだ本交渉に入っておりませんので、中での情報はごく限られたものになっております。  政府調達は、WTOのラインに沿ってだというふうに承知をいたしております。  ただ、いずれにいたしましても、大規模なコンピューターのシステムになってきま...全文を見る
○甘利国務大臣 政府調達の中身がどうなるかということは、まだ予断を許しません。  ただ、特許庁では、日本の企業の子会社が担当してうまくいかなかった。また、別のシステムでは、米国本社の日本企業が担当して、そこでもなかなか大変で、本体がそっくり出張ってきて何とか仕上げたということも...全文を見る
04月24日第183回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(甘利明君) この試算は、御案内のとおり、ある前提を置いております。即座にゼロになった場合ということであります。農業生産額でいうと三兆円減ると、それも含めてGDPが三・二兆円増えるということになります。まず、GDPが増えても雇用に影響がないということの前提になっています...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いろいろと御説明をいただきましたけれども、はっきりしているのは米国の自動車の関税についてであります。それ以外の部分については日米で協議をしていきましょうということであります。  アメリカ側がかねてから日米の経済対話の中で関心があると、それはTPP交渉と並...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日米首脳会談でお互いにセンシティビティーがあるということを確認をいたしました。さらに、今度の文書でも日本側には農産品のセンシティビティーがありますということは引き続き書いてあります。これはTPPの中での交渉でありますから、これを今全部交渉が終わっちゃったら...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 毎回面白いアイデアを出されるなと思って感心して聞いております。  無駄が見えるということは、それが少なくなればコストが減るということと、少なくするための技術が伸びるということの二つの面でプラスがあるのかなというふうに考えておりまして、成長戦略の中でも注目...全文を見る
04月25日第183回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(甘利明君) 輸入物価が上がったときに、マクロモデルで今委員がおっしゃった〇・二との差というのは、これ、私も何度も説明を聞いたんですが、完全に転嫁できないのでその数字になっているというのとちょっと違うんじゃないかと思いますので、それはもう一回参考人に、委員に聞いてもらい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 企業が収益を上げても全部内部留保に回ってしまうと。ここで、一つ分析をする必要があると思うのは、バブル崩壊以降の一九九四、五年から今日まで企業が持っている現預金というのは余り変わらないんですね。百五、六十兆円だと思います。ただ、この一九九四、五年と今を比べま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、まさにこれから本格的に日本経済全体を回していくということになります。  成長戦略は何かといえば、委員御指摘のとおり、新しい産業分野がそこに発生をする、あるいは従来の産業分野が更に大きく伸びていくというところに肝がございます。日本は、今まで...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘の点は大変大事な点だと思います。  非正規がなぜ存在するか、それはもちろん、働く側のニーズはもちろんあります。しかし、本当は正規の方がいいんだけどという人も相当いらっしゃると思います。実態調査をしっかり行って、そして、より適切な雇用と労働の関係にあ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ほかに答弁する大臣が何か、厚労大臣が答弁されるのかと思いますけれども。  例えば介護というのは、現状でいいますと混合介護なんですね。公的な保険がカバーするところと私企業が入れるところがあります。ここの分野でもいろんな提案がなされておりまして、公的制度で病...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私どもが明らかにしているのは二十五年度の分だけであります。これは名目で二・七、実質二・五でありますから、GDPデフレーターは〇・二ということになります。それ以降につきましては、これから骨太方針、さらには中期の財政計画、あわせて中長期プラン、そういう中で図っ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 委員が補足していただきましたけれども、確かに与党自民党のプランでも名目三%以上を目指すということが政策目標で書いてあります。あるいは税制抜本改革法の附則にも、向こう十年間、名目三%、実質二%の経済成長、これを適切な姿ということで描いているわけであります。も...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 国際標準は、既にあるものを受け入れることと、それからより良い国際標準を提案していくということもあろうかと思います。  先般、総理の御指示で諮問会議の下に、あるべき市場経済の在り方ということを検討する委員会を設けました。これは、総理はいつも、日本の資本主義...全文を見る
04月26日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○甘利国務大臣 具体的な例は幾つもお示しをしているんです。先生の質問主意書は、事務にかかわるものをメリット云々含めて全部出せとおっしゃっていますから、それは、全部、現時点で全てを具体的に示すということは困難ですというお答えをしているわけであります。  この審議を通じましても、例...全文を見る
○甘利国務大臣 質問の御趣旨は、とにかく、これに否定的な国民が抱いている心配事に対して対処するということと、それから、利便性としてこんな便利なことがありますよ、こうなりますよということをしっかり認識してもらう、両方あるんだと思います。  国家管理、国家に一元的管理をされてしまう...全文を見る
○甘利国務大臣 国民の側から見た利便性の向上についてでありますが、これは、直接あるいは間接、利便性向上があろうかと思います。  具体的には、もう既に何度もこの場で議論がされてきましたけれども、さまざまな手続におきまして、従来求められていた添付書類が削減をされる。それから、マイポ...全文を見る
○甘利国務大臣 国民、ユーザーに対する被害を未然に防止するという意味で、委員のおっしゃった上流制御、この発想はとても大事だというふうに承知をいたしております。  例えば、データ及び通信経路の暗号化であるとか、あるいは侵入検知及び防止、それから改ざん検知及び防止、それから大量のデ...全文を見る
○甘利国務大臣 WTO協定の中に政府調達というものがあります。基本的には、国際基準として、各国、WTO加盟国はそれに従ってやるわけであります。  ただ、ごく例外は、安全保障に関するところとか、幾つかあります。それが該当するかどうかという議論が一つあると思います。  それからも...全文を見る
○甘利国務大臣 住基ネット訴訟では、住民基本台帳法が認めていない目的外のデータマッチングが行われる危険性があるかどうかを論点にしたものでありまして、番号制度のような法律に規定をされた目的内のデータマッチング自体を論点にしたものではないと承知をいたしております。  番号制度の構築...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、まず被害が起きないこと、被害が起きた、あるいは起きそうなときに迅速に対処する、御指摘のとおりだと思っております。  番号法は、御案内のとおり、個人情報の漏えい等を防止するために制度上の保護措置及びシステム上の保護措置を講じているところでありますけ...全文を見る
○甘利国務大臣 事故が発生した場合に、どこが、誰が責任を負うかという御質問であります。  情報漏えい等が発生した場合の責任の所在については、まずは当該個人情報を漏えいした機関が第一義的な責任を負うことになるということが考えられます。  国といたしましては、情報漏えい等が生じた...全文を見る
○甘利国務大臣 行政の側にいろいろな効用がある、しかしユーザーの側には費用に見合った効用があるのかという御指摘でありますが、とにかく、便利になるということは間違いないことであります。  住民票、それから所得証明書等々、所得制限がかかっているような給付に対して手続が簡素化をされる...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
04月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(甘利明君) 産業競争力会議がテーマ別会合を設定しております。そこで複数回にわたって民間議員の方から解雇ルールあるいは賃金による解決云々の話、議論が出たということが労働者の不安をあおっているということだというふうに承知しております。
○国務大臣(甘利明君) 私自身、労働大臣をやった経験を持っております。雇用につきましては、使用者側の一方的な都合でその政策が論じられるべきではないということは自民党の中でも割と強く認識をしている方だと思います。  何度も申し上げておりますけれども、成長に資するためのいろんな方策...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 濫用していいなんていうことが、こういう場合には濫用していいなんていうことはあり得ないと思います。
○国務大臣(甘利明君) この改革法の中に本年の八月二十一日の期限が切ってあるわけでございます。これまでに精力的な議論を続け、取りまとめ、法制上の措置をこのときに間に合うようにするということで進めているところでございます。
○国務大臣(甘利明君) この法制上の措置というのは、一般論で言いますと、法案の提出であるとかあるいは政省令の制定などが一般的には考えられますが、いずれにいたしましても、私といたしましては、この議論の結果というのは法改正を要するものだと思います。で、期限までに法改正を要するものを法...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) そのときまでにまとまったもの、もちろん、その法律改正を要する部分については間に合うようにしたいと思っております。
○国務大臣(甘利明君) 幾つか方向性が出たわけでございます。今、委員御指摘のように、国保については県単位、もっと広域で対応できるようにすべきではないかとか、あるいは医療の提供体制の重点化、効率化に関しては、ワイングラス型の構図から改革をすることによって地域医療計画の中でどう実現し...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 方向性を、方向性というのはあくまで方向性ですから、それを収れんさせていって具体的な項目にまとめていくという作業がこれからあるんだと思います。まとまったものについて、法制化が必要なものについては法制化に向けた準備をしていくという段取りになろうかと思います。
○国務大臣(甘利明君) 基本的に、三党で協議をして合意をして今の体制ができ、それに基づいて協議がなされているわけであります。そして、三党協議と国民会議というのはダブルトラックで並行して動かしていくということも三党協議でお決めをいただいたわけでございます。  三党協議について、私...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この年金の抜本改革に対して各党のスタンスが違うんだと思います。それについては、それぞれ認識を共有しながら三党協議がスタートしているんだというふうに思っておりまして、政府としては、どういうふうにまとまるのか、あるいはまとまらないのか、いずれにしてもその行方を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) その年金の抜本改革につきましては、たしかこの委員会でも厚労大臣から答弁が、やり取りがあったと思います。それは、前政権のうちにおいても、現行の仕組みというものが長期的な対応に耐え得ることがないのかどうかと。それは、前政権の中においても、総理や副総理から、自分...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 番号法案の成立後、まず一として、個人番号や法人番号の付番関係システム、二として、国や地方公共団体の機関間で情報の授受を行うための情報提供ネットワークシステム、三として、国民が自らの情報を確認したり、あるいは行政機関からのお知らせサービスを受け取ることが可能...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今御説明申し上げましたのは新しく構築するシステムでありまして、既存のシステムを改修等をする費用につきましては、約二千三百五十億でありますから、合計しますと二千七百億ということになります。
○国務大臣(甘利明君) 私、アナログ人間かデジタル人間かで分けますと、アナログの方なんですね。その私が素朴な疑問として専門家に聞いたんです、何でうまくいかないのかと。そうしたら、発注する方が本当に仕様を精密に仕上げていないんじゃないかと。だから、発注した以降にどんどんどんどん金額...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私は海外に発注するという答弁をしたつもりはありません。  一番高い技術、つまり、特許庁の失敗は価格と技術と均等評価だったわけですね。この種のものは技術評価点をうんと高くしないと請け負い切れないんじゃないか。だから、国内にその技術があればもちろんそれでいい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 選挙の際には、政権公約としてまず掲げたのが、聖域なき関税撤廃を前提とするようなTPP交渉には反対をするということ。それからあと、J—ファイルでは五項目を掲げました。工業製品等について数値目標を設けるようなことは受け入れないということとか、あるいは国民皆保険...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、政権公約の一項目めについては、日米会談の後に、聖域なき関税撤廃を入ることの前提とするというものではないということが確認されたというのは、両国の文書で明らかになっております。そして、残りの五項目については、交渉の中で勝ち取っていくものであるというふうに...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 現時点でこれがイコール聖域ということの特定はしていないはずであります。これからの交渉の作戦上も、ある表現の幅を持って臨んでいくことになろうかと思います。    〔委員長退席、理事小川敏夫君着席〕
○国務大臣(甘利明君) 自民党が、重要五品目、これが大事ということを党として決議をされたと、農林部会等ですか、それはよく承知をいたしております。  聖域というのは、これから交渉を通じて、我々が守らなければならないもの、それは交渉の中で広範な判断の下に収れんをさせていくものだとい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 交渉事です。そして、この交渉、TPPというのは、包括的でレベルの高いものにするというのは枕言葉で全参加国が共有していることなんであります。うちは最初から、これとこれとこれとこれとこれは全部話合いにも応じない、結果としてどうなるかは分かりませんよ、それはでき...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 荒井広幸先生を産業競争力会議のメンバーに入れておけばよかったかなとまでは思いませんけれども、毎回いいアイデアをいただいて本当に感心をいたしております。  確かにESCO事業というのは、省エネとそれから生産性の向上等々、いろんな意味で企業がこれから取り組む...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘の総合取引所の創設に向けた取組につきましては、委員今言及されましたように、本年一月に取りまとめられました緊急経済対策にも位置付けられておりまして、関係省庁において関係政令の整備等の準備が進んでいるものと認識をいたしております。  現在、成長戦略は年...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 一言で言えばやることは決まっているわけでありまして、あとは環境整備に取り組んでいると。これは民民の基本的に話でありますから、その環境整備をしっかりして後押しをしていくということになろうかと思います。
05月07日第183回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(甘利明君) 今アベノミクスでやろうとしていることは好循環をつくるということです。それは御理解いただいていると思います。そして、その間にタイムラグがあるということも御承知をいただいていると思います。そのタイムラグをできるだけ縮めようと思っております。そのために財政出動も...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 拝見させていただいております。
○国務大臣(甘利明君) 委員御指摘の歳入庁に関しては、元をただしますと、昨年成立をしました税制抜本改革法において、三党合意に基づいて、この合意は、歳入庁その他の方策の有効性、課題等を幅広い観点から検討し、実施するということになっております。ですから、政府としては、歳入庁に特定をし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 基本的な考え方は、世の中が電子社会化していっております。デジタル化しているわけですね。その中で対応がアナログのままであると、この電子化社会、ICT化社会の便益を享受できないというのが基本にあろうかと思います。  もちろん、マイナンバーについては、メリット...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 全体では二千七百億と申し上げていますけれども、詳細を申し上げますと、個人番号それから法人番号の付番関係システムに百六十億であります。それから、国や地方公共団体の機関間で情報の授受を行うための情報提供ネットワークシステム、それから、国民が自らの情報を確認した...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いろいろ反省点はあると思います。私もある世界企業の関係者に何でこれが失敗したんだと言いましたら、仕様が恐らくかなりアバウトであった、だから、発注仕様を作るところから当事者、もちろんその当事者に発注するということじゃないですから遮断しなきゃいけないんですけれ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 成長戦略というのは経済の規模を大きくするということです。  私、連休中にベトナムとシンガポール回ってきました。シンガポールで真っ先に現地で質問したことは、これだけ法人税を下げて、企業は集まってくるだろうけど、税収は下がるんじゃないかと聞きました。そうした...全文を見る
05月08日第183回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(甘利明君) 委員も御承知だと思いますが、かつて省庁別にいろんな試算が出て、それが全部ばらばらで混乱をいたしました。そこで、国際的な基準のモデルを使って統一化を図ったわけであります。それがGTAPモデルというものです。これは、個々の産業別に云々ということではなくて、経済...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 農業のこれは減収額ですよね、減収額で、たしか米で一兆百億、豚肉で四千六百億、牛肉で三千六百億、そして乳製品で二千九百億ですか、甘味料千五百億。これは輸入が八兆円ぐらいで輸出が四千四、五百ですから、工業製品と違って、輸出入の影響、輸出のこと等々も、本当はなく...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 前提が変わった、事前交渉ではっきりしたのは、アメリカが最終的には自動車の関税をなくすということだけであります。あと、事前交渉で何かが確定をして、結果がもう全部出たということはないというふうに承知をいたしております。  前回お示しをしたGDPが三・二兆円底...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) アメリカの関心事項というのは、TPP交渉の事前合意以前から、日米経済対話の中で従来から関心事項として持ち出されてきたものでありまして、それをその延長線上として並行交渉で行ったと。それが、TPPの事前交渉のタイミングになって両方に掛かってきているというふうに...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日米の事前協議、その前によく対比をされますのが、米韓のFTA協議の話がよく対比で出されます。  米韓の場合は、これ、韓国側に自動車の関税がありました。たしか八%ぐらいでしたか。つまり、アメリカの自動車が韓国に入る場合には八%の関税を払わなければならない。...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 交渉でありますから、相手がありますし仲間がありますから、それは最大限、いろいろ委員会等で議論された、決議をされたことについてしっかり受け止めて交渉していくということは変わらないわけでございます。  全ての品目、案件をテーブルにのせた上で、最終的なセンシテ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 元々GTAPモデルというのは国際標準の一番確かなモデルと言われています。関係国や国際機関が年に一回集まってアップデートしているようであります、一番信頼性が置けるものと。その試算の方法というのは、国ごとにまずやっているわけでありまして、そして前提条件としては...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 減収額ということで発表している農水省の数字を四十七に分散するとどういうことになるのかというようなお話なんだと思います。工業製品等々は、多分、都道府県ごとに細かくということは、これはなかなかできないんだと思います。  そこで、じゃ現状では全ての関税が撤廃さ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) TPPは、委員御案内のとおり、既加盟国、全加盟国との新規参入国は了解を取る必要があります。その過程の中で、一番大きい経済国でありますアメリカ、当然発言力も大きいと思います、そことの交渉を丁寧にやったと。ほかとも交渉は、事前交渉は全部やったわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日米協議でまず総理が確認したのは、聖域なき関税撤廃を前提とする交渉ではなかったということ、それからそれぞれの国にはセンシティビティーがあるんだということを日米間で確認ができたわけであります。そして、J―ファイル、自民党のJ―ファイルに載っております残りの五...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 自動車に関して韓国と日本が有利、有利でなかったという議論はありますけれども、先ほど来経産大臣も答弁していますとおり、日本は日本としてのカードを切っていないんです、自動車のカード。なぜならば、ゼロですから。韓国は八%の自腹を切っているわけなんです。そして、ア...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) これは別にアメリカにだけ言ったわけじゃなく、世界に対して言ったんですね。これはヨーロッパに対してもそうですよ。全ての、別にその日米協議の席上でアメリカに対してこうですよと言ったわけじゃなくて、世界の自動車輸入に対して言ったわけであります。  アメリカから...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) これはたしか財務大臣が記者から質問を受けて、それでこういうことではないですかとたしか答弁をされたのであって、アメリカからこれを言われて、それに対してこうしたということではないというふうに理解しておりますけれども。
○国務大臣(甘利明君) 我々はまだ会員になっていないわけであります。全加盟国が了解をしてくれて、今、例えばアメリカは議会手続中であります。今日の時点でまだ日本はメンバーではありません。  入ってから、これから我々は交渉していくわけでありますが、事前段階でそのセンシティビティーに...全文を見る
05月10日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○甘利国務大臣 きょうの本会議でも一部この話が出たことは承知いたしておりますが、これは委員よく御案内のとおり、昨年の六月の三党合意で、年金の問題については、「あらかじめその内容等について三党間で合意に向けて協議する。」というふうにされているわけでありまして、ダブルトラックではあり...全文を見る
○甘利国務大臣 国民会議は、三党協議でいろいろと出された方針に沿って議論をしているつもりでありまして、あらかじめ公的年金制度に係る改革については三党で協議するから、そういう方向が出て、ある程度それが先導的な議論になるんでしょう。その後、それに沿って議論を詰めていく。  しかし、...全文を見る
○甘利国務大臣 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  民間投資の喚起による成長力強化を実現するため、民間資金を積極的に活用したインフラ整備等を推進することが求められており...全文を見る
05月10日第183回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(甘利明君) お答えをさせていただきます。  歳入庁の設置についてのお尋ねであります。  歳入庁につきましては、昨年成立をしました税制抜本改革法におきまして、自民、公明、民主の三党合意に基づき、「年金保険料の徴収体制強化等について、歳入庁その他の方策の有効性、課題等...全文を見る
05月10日第183回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(甘利明君) この度、政府から提出した行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、行政機関等の行政事務を処理する者が、個人番号及び法人番号の有する特定の個人及び法人等を識別する機能を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) お答えをいたします。  まず、国民の利便性がどのように向上するのか、年金記録の管理等の具体的な例に沿って答弁せよというお尋ねがありました。  年金記録の管理につきましては、最新の住所等と関連付けて重複のないように付番される個人番号を活用することによりま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) お答えをいたします。  まず、情報の安全性確保に関しまして、昨年、民主党政権の下で提出された法案からの修正点の内容と意義についてのお尋ねがありました。  今般、政府が提出をしております番号法案は、一として、総務大臣及び情報のやり取りを行う者が情報提供ネ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) お答えをいたします。  まず、中西議員、四点目の質問といたしまして、個人番号の利用範囲拡大に当たっての正確な所得把握についての基本姿勢についてのお尋ねであります。  政府が国民の所得や資産をどこまで把握するのかは、それに伴う国民の負担等も勘案した上で、...全文を見る
05月13日第183回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(甘利明君) どんなすばらしい成長戦略を作っても、安定的に低廉な電力が供給されない限りは机上の空論になります。  そこで、普通の市場商品であるならば、供給者が増えて競争が働くと価格は安くなります。ただ、私が経産大臣に十分なシミュレーションをしてほしいと注文を付けている...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 全ての電気料金が年間十五兆ぐらいだと思っておりますが、三兆八千億円という数字はこの二十数%に当たるんでしょうか、まともに言えばそれだけ電気料金が上がってしまうと。そんなことになればとても競争力は保てません。  でありますから、できるだけこれを削減する合理...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) アメリカの場合は、他の国と違って政府と議会の関係が、議会の権限が強いようであります。ただ、その中においても情報管理には相当な機密性が保たれている中での話というふうに承知をいたしておりますが、まず基本的に、もちろん節目節目で総理や私から可能な限りでの情報開示...全文を見る
05月14日第183回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(甘利明君) 事前協議は、まず入会を認めてもらうための交渉でございます。全ての国の了解を取れないと入れないということです。全ての国の了解が取れたわけでありまして、交渉はこれからであります。で、こちらが入っていく際に、向こうがいろんなことを言ってくることはある。  その...全文を見る
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(甘利明君) 当時、私は政調会長をやっておりまして、広報にもきちんと目配り、気配りしていたつもりであります。そこに書いてありますTPP、こういう前提とするTPPには反対ということでありまして、それは、聖域なき関税撤廃が大前提になっていると、最初からなっている、そういうも...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日米間でもTPP交渉は始まってまだいないんであります。二国間の通商対話ということの延長線上でアメリカの関心事項について提示をされました。それをTPP交渉が始まったときから具体的にやりましょうということになっています。  自動車関税につきまして、じゃ何が取...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 並行協議であります。TPPが始まったとき協議し、終わったとき協議が終わるようにしていくと。基本的にこのTPPと関連してこの並行協議があるというふうに理解をいたしております。
○国務大臣(甘利明君) 常識的に言いますと、その時点でもう一度再協議ということになるんではないかと思います。TPP自身が全く機能しないということになった場合、じゃ、この二国間はどうするんだという議論になろうかと思います。
○国務大臣(甘利明君) 具体的にこれとこれとこれとこれということを特定して交渉に入っているわけではありません。交渉の中で、我々がこの分野については絶対譲れない、あるいはこの分野についてはこういう方法ならばここまでは譲れる、それは交渉の中で決まっていくことだと思います。  もちろ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 関税の部分について、当然ここはここまで、これ以上は譲れないというのは、交渉の中で我々が表明してくることだと思います。  ただし、最初から、これとこれはこうでこうですよということになりますと、全く交渉の手のうちを示すということにもなるわけであります。それぞ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) はい。日米の合意文書が全てであります。あと、アメリカ側が国内の議会対策としてどういうふうに説明しようと、それは我々が干渉することではありません。  保険の件は、記者の質問に答えて財務大臣がその答弁をされた、それが発表されたわけでありますし、自動車に関して...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) これ、アメリカ側の関心事項を、こういうものを二国間で協議をしてほしいという関心事項を並べたわけでありまして、これに関して結論が出ているわけではありません。真摯に協議をいたしますということを決めたわけであります。  そもそもこのTPPというのは、先に入会し...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 例えば、燃料価格が高くなってその企業が価格に転嫁をしなければならないと、それをしないで下請にしわ寄せをすると、これは政府の責任で下請代金支払遅延防止法等でそれをやめさせなければなりません。ただ、企業が自分の判断、努力で吸収をできるということについて政府とし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 消費税のときには、消費税というのはきちんとルートを追って最終的に納めていただくものであります。それを還元をするというような表現については、これは本旨と違いますねということで指導していくということであります。
○国務大臣(甘利明君) ですから、正しい経済原則に従ってやっていただくと。企業が吸収するというのは、生産性の向上で吸収する際には賃金には跳ね返らないはずであります。それを賃金でしわ寄せをしようとすると、その行動は正しくないということになると思います。
○国務大臣(甘利明君) これは、輸入物価が上がる、これは経済原則として価格に転嫁をしていくと。その環境がきちんと保たれる、つまり良好な循環になるように政府は環境整備を全力で行っていきます。ただ、個々の、どこどこのパン屋さんが上げなかった、どこどこのパン屋さんは上げた、これはけしか...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 例えば、燃油とか飼料の大量に使うところの高騰については事業官庁の方からいろいろな対応策を考えているところでありますし、中小企業でいえばセーフティーネット融資等々で対応していきます。我々としては、経済がしっかり回っていって、最終的に、タイムラグはあるけれども...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 委員はよく御承知の上でおっしゃっているんだと思います。  それは、短期的に急激な変化が来ると、大量にですね、そういうところは事業官庁として対応できるものはすると。しかし、経済全体としてはしっかり回っていくように、タイムラグはあります、ありますけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 経済は今更言うまでもなく生き物でありますから、何時何分にどうなりますというのはなかなか言えません。我々ができることは、好循環へのサイクルをできるだけ早めるという努力であります。  もちろん、総理が経済団体に対して、まあ若干ルール違反じゃないかという御指摘...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) トータルでいいますと、若干今年の方がいいかと思います。そう大きく変わるところではありません。一時金とベア実施率等々で改善が見られているというふうに承知しております。
○国務大臣(甘利明君) 提出させていただきます。
○国務大臣(甘利明君) 大体同じくらいで推移していると記憶をしております。私も事前に資料を見ましたけれども、たしか横ばいで推移をしていたというふうに記憶しておりますが。  ここに資料がありますけれども、パートタイム労働者、九三年辺りから大体横ばいでございます。ここにあるこの数字...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 政府が閣議決定したのは、為替の数値をたしか十二月の末から一月弱ぐらいの平均値を取って、八十六、七円でそこに固定して、それで算定していると思いますので、変化についての数値は取っていないと思っております。
○国務大臣(甘利明君) 政府としては年初に出すということでありまして、閣議決定したものはこのままであります。内閣府としてそれより少ない指標を年央に改定値として出すことはあると思います。
○国務大臣(甘利明君) 我々が経済効果を算定し得る客観基準はGTAPモデルであります。世界中の学者が集まって構築したモデルで、毎年アップデートしているはずであります。これを使って算定しますと、マクロの経済効果はGDP三・二兆円を押し上げる効果というふうに算定されます。
○国務大臣(甘利明君) これは、即時撤廃された状態がきちんと経済のシステムに組み込まれた時点で、つまり安定した時点で幾らということであります。アメリカのことをおっしゃっているんだと思いますが、これはアメリカも、最終的には関税がなくなるということをアメリカは表明したわけであります。...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) TPPは、これが最終着地点ではないというふうに私どもは理解いたしております。RCEPやFTAAPとつながっていく、つまり、新しいアジア太平洋、極めて大きなエリアでの経済連携ができる。そこに対して我々がしっかり考えられるような価値観を共有するルールを作りたい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、日銀の大胆な金融政策によりましてデフレマインドを変えていきます。つまり、お金は持っていればいるほど価値が上がるから使わない方がいいという心理を変えていきます。次に、財政出動で種火としての火を付けて需要を起こします。需給ギャップを減らしていきます。次に...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 小泉構造改革に関して、野党の皆さんからは批判的な意見が非常に多いと思います。しかし、小泉構造改革、まず最大の評価は、金融機関の不良債権処理をきちんとさせて、金融が金融としての機能を回復をさせていくと。お金が回っていきませんから、投資も消費も起こってこないと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 経済原則からいえば、経済の好循環の中で賃金を上げていくということであります。ただ、タイムラグを縮めるということに関して、従来からいえば若干ルール違反かもしれませんけれども、政府が要請するということを行っております。  これは、民民の契約に介入していくつも...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 絶望的とは思っておりませんが、先般も、これまでの議論を五項目、座長が取りまとめて発表をされました。確実に前進をいたしております。  ただ、年金の部分につきましては、三党間であらかじめ方向性を示すということであります。この方向性は必ずしも民主党の案に全員が...全文を見る
05月16日第183回国会 衆議院 経済産業委員会内閣委員会財務金融委員会消費者問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○甘利国務大臣 消費税の引き上げに関しましては、各省ごとに相談窓口は設けております。内閣府には、総合相談窓口というようなものを設けます。そこで共通の電話やメールで相談を受けます。転嫁等、それ以外の相談もあるかもしれません。指導や是正が必要な場合は、所管官庁の方にすぐ内容を連絡して...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、為替と株価。それから、前の大臣の経験から、WTI、油の価格が気になります。
05月16日第183回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○国務大臣(甘利明君) この度、政府から提出をいたしました行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、行政機関等の行政事務を処理する者が、個人番号及び法人番号の有する特定の個...全文を見る
05月17日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○甘利国務大臣 まず、天下りは考えておりません。これがまずないということ。それから、そのトップ人事について明確に言えることは、プロジェクトファイナンスに係る投融資とかPFI事業の組成等の業務に関する専門的な知識、実務経験を有する民間出身の優秀な人ということであります。  それで...全文を見る
○甘利国務大臣 諮問会議でPFIの類型が、現行からさらに踏み込んだものを何類型か提示をされています。  私は、一番最初の方の、民間資金で先につくってもらって後で払う、これは本当にPFIなのかなという思いが正直ありました。コンセッション方式、これは運営権を引き渡す契約ですから、民...全文を見る
○甘利国務大臣 まさに我々がこれから直面する日本固有の課題、世界の課題にもなってくるかもしれませんけれども、その一つに、高度成長期に整備したインフラがいよいよ耐用年数を迎え、補修とかあるいは更新の時期を迎える。そこに公費で全部対応するのか、財政再建は大丈夫か、いろいろな課題がある...全文を見る
○甘利国務大臣 今、日本が直面している課題を解決する新しい方向として、極めて重要な発想だと思っております。  国交大臣も、全体のグランドデザインをもう一度考えるときかもしれないというような発言もなされております。いろいろ前向きな方向が出てくることを期待いたしております。
○甘利国務大臣 今回の法案は、できるだけ税財源を使わずに、資金回収を行うPFI事業に金融支援を行う株式会社民間資金等活用事業推進機構、この設立を内容とするものであります。  この機構の設立は、民間投資の喚起によりまして成長力強化を図る具体策として、民間資金の潜在力を活用した、成...全文を見る
○甘利国務大臣 今までもコンセッション方式というのはありました。これ自身、運営権を民間に契約で引き渡すわけでありますが、そこに民間の知恵が入ってくることによってより効率化が図られる。それによって、コスト削減が図られる。先ほど、その図られたものを利益としてどう配分するか、捉えるかと...全文を見る
○甘利国務大臣 この法案の目指すところは、日本にインフラファンドはないわけです。世界には二十兆規模のインフラファンドがある。  やはり最初は、何らかの形で官が環境整備に出ていかないとなかなか民が育っていかない。ですから、この法律が時限立法になっておりますのは、少しずつ民間のイン...全文を見る
○甘利国務大臣 天下りはさせません。結論から言うと、そういうことであります。  従来の仕組みもありますけれども、この機構が機能を発揮するというのは、やはりプロがやっていなきゃ最終的にこの機構をつくった国の責任にはね返ってくるわけであります。プロジェクトファイナンスに関するプロを...全文を見る
○甘利国務大臣 委員の御懸念、御指摘、あるいはこの委員会でこの審議を通じて指摘されている懸念事項、それがしっかり払拭されるように、できる限りのことはしていきたいと思っております。
○甘利国務大臣 地域ごとにその地域を支えている官民の主体が、アイデア、知恵を寄せ集めて、それが町づくりに反映していくような、それがPFI手法で進んでいくような方向性、これは極めて大切な提言だと思っております。  中心市街地活性化法というのを昔つくりました。そのときに、先ほど質問...全文を見る
○甘利国務大臣 この法律の一番の目的というのは、日本にインフラファンドがない、そして、官が出ていけば、恐る恐るだけれども民も出てくるということを期待し、やがて、民にインフラファンドのノウハウが蓄積されていくと、全く官が手を引いても、そこは市場として育っていくのではないかと。  ...全文を見る
○甘利国務大臣 今まで、独立採算型という仕分けをするのは、先ほど来説明をさせていただきましたとおり、いわゆる延べ払い方式と違うという意味でそういう区分をしたと。しかし、厳密に言えば、委員御指摘のように、本当の意味での独立採算になっているかどうかということでは、その中もまた区分しな...全文を見る
○甘利国務大臣 関空が運営権を外の事業者に委ねる契約をする、これは関空側で既にそういう方向になっているわけであります。  官民ファンドがどこを選ぶかというのは、自動的にこの案件を選ぶということが一〇〇%つながっているわけではありませんで、それは、先ほど来申し上げていますように、...全文を見る
○甘利国務大臣 それが、何倍になるかはちょっとわからないものでありますから、専門家によってはじかれていく中で、対象案件として、なるかならないかは決まってくるんだと思います。
○甘利国務大臣 我が国の大きな課題というのは、高度成長期にインフラの整備を大量にやりました。それが補修や更新のタイミングを迎えております。  一方で、全て公費でこれを賄おうとすれば、財政上の制約がある。我が国は、財政再建に向かってもかじを切らなきゃならないという、いろいろな制約...全文を見る
○甘利国務大臣 委員の御指摘はまさに、諮問会議で民間議員から提出をされた、今までのフェーズ1から、コンセッション方式のフェーズ2、それからフェーズ3として、周辺に収益施設を併設するというようなことまで足を伸ばし、フェーズ4になりますと、公有地に民間提案のものでいろいろとそれを採用...全文を見る
○甘利国務大臣 PFIの被災地における活用、これは、十分考えていかなければならないと思います。  公共事業に限っていいますと、当面は復興の交付金がありますから、これを使えば使い勝手もいいですし、簡単なことですから、こちらが中心になろうかと思います。  ただ、そこの手の届かない...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
05月20日第183回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(甘利明君) 競争力会議におきましても、あるいはその下にありますテーマ別会合におきましても、この問題は取り上げられております。  競争力会議におきましては、どういうジャンルかと申し上げますと、クリーンかつ経済的なエネルギー需給の実現について、この項目でございまして、こ...全文を見る
05月21日第183回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○国務大臣(甘利明君) 国民の側にいろいろな懸念、心配があったということだと思います。個人情報を本当に丸裸にされて、国家が全て頭のてっぺんからつま先まで情報を把握してしまうのではないかと、それが悪用されたらどんなことになるんだろうかとか、あるいは、いろんな個人情報が今日までも大量...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今、後藤参考人の話にも、中にもあったと思います。法律全体で読むとそれが読み取れるんでありますけれども、目的として一条にしっかり掲げるということが国民への理解をより具体的たらしめるということ等々、与野党の皆さんで協議をしていただいて、より適切な書き方というこ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まずその前に、先ほど後藤参考人と言ってしまいましたけれども、修正案提案者でありまして、後藤提案者というところを訂正をさせていただきます。  これだけの莫大な費用を掛けて導入するシステムは、それを超えるメリットがなければ導入する意味がない、それは御指摘のと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 例えば、正確な所得が完璧にできて、税の納付が完璧にできるかといえば、これ、基本的には法定調書の突合でありますから、個人事業者であるとか、商売やって、一次産業の方々が商売にかかわる法定調書を消費者の人に全部要求ができるかと。買物をするたびに全部法定調書を出せ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今、西村副大臣から答弁をさせていただきました。私も正直な話、カードの中に、ICカードの中にはいろんな情報が入るんでしょう、これは見えません。ただ、カードに番号が記載されていてどうなのかなということを聞いたことがありました。  今日初めて裏に書くというのは...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 個人情報を国家が全て承知していて管理して、誰かが全部知っているということになると、これは非常に気持ちが悪い社会になるわけであります。  そこで、制度、システム、両面でその防護措置をしなければならないというふうに思っております。システムでいいますと、全ての...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 政府調達には、WTO上のルールがございます。日本はもちろんこれに入っているわけでありますが、基本的には、特殊な場合を除いて内外無差別ということになるわけであります。その際、実は、衆議院の審議でも質問が出ておりまして、国民の、一億二千万の情報を、全てかかわる...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日本は、この番号制の導入もそうでありますが、行政自身のIT化も随分遅れております。この行政のIT化予算は毎年相当計上されているはずなんでありますけれども、それが実行されていないと。全体を技術的にもシステム的にも見る人がいなかったということがあるんであろうと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 遅れてきた理由は申し上げたとおりであります。国民がいろいろな点で不安を持ったこと、それから、政府としては、導入すればこんなメリットがあるということを国民の間に十分周知徹底できなかったことでありますけれども、これがあればこういうことはなかったということで一番...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) アメリカや韓国で事故や事件が起きたと。アメリカでは紙に番号が打ってあるだけみたいな、私も現物を見ていないんですけれども、極めてある種粗末なものと。そうすると、これがまた、他人がそのカードを何らかの手段で取得したときにその人と確認する手だてがないとか、基本的...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まさに小さく産んで大きく育てると。それは小さく産めば利便性も確かに小さいでしょうけれども、リスクも物理的に小さくなるわけであります。その中で、細心の注意を払って、リスクを拡大しない、リスクは極小化する努力が必要ですけれども、そういう、運営面であるいは制度面...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私は免許証と同等で、常時肌身離さず持っているものというふうに理解をいたしております。家の中で鍵掛けて保管しているんだったら、多分余り使う人はいないんじゃないかと思うんですけれども。
○国務大臣(甘利明君) これ、使う頻度が定着してくると増えてくると思うんです。いろんな場面で、私はこれで私自身を証明できますということで、いろんな場面が出てくると思うんですね。当面は社会保障と税と災害時ですから、災害があったときにはそれは通帳と一緒に必ず肌身離さず持って出るものと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私、この間も書留の通知が来ていまして、郵便局に行って通知票を出しましたときに、本人確認しますから免許証を出してくださいと言われるんですね。で、免許証を出すと。免許を持っていない人というのはどうやってやるかというと、私が私であることを証明する必要がありますか...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 国民会議では、都合今まで十二回会合を開きました。大体平均、平均というか、毎回最低二時間ぐらいやっています。一番長いとき、四時間やりました。  二時間の会合は極力お付き合いするようにしておりまして、議論を全部聞いておりますけれども、今まで四分野、年金、医療...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 有識者の皆さん、それぞれの専門家が集まって議論をされているところでありますから、私がこういうものになろうというふうに結論を先回りして言うということもおこがましいし、それもできないわけでありますけれども、いかなる結論になろうとも、やっておくべきことは先に議論...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 清家会長が記者会見をされておりまして、会議中の意見の紹介をされているわけでありますけれども、その中で年金改革に関する議題というのは三つぐらいのアプローチの仕方として整理できるのではないかというふうにおっしゃっているところでありまして、一つ目は年金の財政基盤...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 行政への信頼が失われていると、過去にいろいろな情報漏えいであるとか不祥事、不正が起こるたびに行政に対する信頼が失われていく。そこは政府として信頼を取り戻していくために最大限の努力をしていかなければならないと、それは御指摘のとおりであります。  行革努力も...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この番号法案は、個人番号が振っている情報の取扱いについて規定しているんでありまして、つまり、先ほど黒塗りというお話が出ましたけれども、番号情報が黒塗りされた時点で、これは番号法案の所管の情報ではなくなるわけでありまして、個人情報保護法の本体の範疇になるわけ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 通知カードは、原則として、市町村長がその者の住民票に記載をされた住所に送付すること、これを考えておりまして、通知カードの安全確実な交付につきましては、実務に当たる市町村からの意見も伺いながら検討してまいりたいと考えております。これが基本でございます。  ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 自分自身を証明することの必要性というのはそれを持っている本人の利便性にかかわることでありまして、そういう場面で御自身が、先ほど、免許証を持っていない人がその代わりに自身を証明することが写真付きですからできるということでお使いになる場面もあろうかと思います。...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) はい。しっかり所期の目的が達成できるように、いろんな意味で常時見直しをしてまいります。
05月22日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○甘利国務大臣 これから、六月の中旬、成長戦略の取りまとめをいたします。そして、大体同時期くらいに骨太方針ができ上がる。そして、その先には中長期試算ということになってくるわけであります。中長期試算のときには、当然、具体的な数字が入っていかないと見通しができないわけであります。です...全文を見る
○甘利国務大臣 幾つかのベースになるもののうちの一つになっていくということだと思います。
○甘利国務大臣 この法律が、先ほどの十年間の経済成長の数値、これは、こういうことを視野に、消費税引き上げの判断材料、環境が整っているかどうかということだと思います。ですから、この数字以外の経済成長の姿を描いてはいけないとか、あるいは描くときにはこの法律を改正せよというのと少し違う...全文を見る
○甘利国務大臣 否定しているというつもりはありません。自民党の公約でも掲げておりますし、ほぼ同じような数字が改革法附則でも出ている。これは、消費税の引き上げを判断するときに、こういう数字が確保されているかどうかということを判断材料にすると書いてあると思うんですけれども、それはもち...全文を見る
○甘利国務大臣 中長期試算というのは、希望的観測を並べるわけではありません。具体的に直近の姿を描いて、その延長線上に描けるわけでありますから、そこは単なる希望的観測とは違いますから、具体的に政府がとっていく施策の中で、それを延長していくとこういう姿になるということになるのではない...全文を見る
○甘利国務大臣 そこは、委員が今おっしゃったように、CPIとGDPデフレーターは必ずしもイコールじゃないわけですね。  GDPデフレーターというのは付加価値の値段のことでありますから、CPIとどう沿っていくのが理想的な形かというのは、私は専門家じゃありませんけれども、当然そのデ...全文を見る
○甘利国務大臣 もちろん、アベノミクスは、その一丁目一番地に、約十五年近く続いたデフレが日本経済の健全な成長の一番の阻害要因だった、これを脱却することが一丁目一番地というふうに考えているわけでございます。
○甘利国務大臣 デフレの定義はいろいろあるんでしょうけれども、連続的に物価が下落をしていくということだと思いますが、連続的に物価が下落をしていく状況から脱して、それからそういう状況に陥らないということ、一言で言えば、そういうことだと思います。
○甘利国務大臣 三つ四つの判断材料がよく掲げられます。GDPデフレーターとか株価とか、あるいは需給ギャップであるとかユニット・レーバー・コスト等々が、判断材料の数値のバックボーンにあろうかと思います。
○甘利国務大臣 二年近く物価下落が続いた、では、一年九カ月ではどうなんですか、一年半ではどうなんですか。  内閣府が月例経済報告でデフレ状態という宣言をしたのは二〇〇一年の四月ですよ。それは本文で言いました。一月前にはトピックで言っていますね。しかし、その二年前ぐらいから物価下...全文を見る
○甘利国務大臣 これは、きょうこの時点が今デフレかデフレじゃないか、割と、こういう統計、こういう判断というのは、振り返ってみて、あそこがこうでした、ここがこうでしたと言われているわけですよね。ですから、委員が御指摘のように指標はありますよ、CPIとかGDPデフレーターとかユニット...全文を見る
○甘利国務大臣 別にこれは、紙を見ているから、見ないから答弁が変わるという話じゃないと思いますよ、これは政府の判断基準ですから。  それから、経済成長戦略は、確かにKPIを、むしろ再生本部としてしっかり掲げています。具体的に何をKPIにするかといえば、例えば、国際人材をしっかり...全文を見る
05月23日第183回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○国務大臣(甘利明君) おっしゃるとおり、十二桁程度を想定をしております。それは何かといいますと、元になるのが住民票コードでありまして、これを変換をして個人番号とすると。個人番号が何らかの事件に巻き込まれて流出した場合に、それを変えられると。大本は変えずに変換したものを変えていく...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) これは総理からも同じ答弁になりますけれども……(発言する者あり)  御指摘の御懸念はないと明言をいたします。番号に性別等の属性を設ける、あるいは意味を持たせるということは考えません、しません。
○国務大臣(甘利明君) 番号制度のシステムの導入の費用について今お尋ねがありました。御指摘のとおり、全部合わせますと二千七百億円でありますけれども、このうち、地方公共団体に関する費用としましては、住民事務に関するシステムであるとか、あるいは地方税のシステム、そして社会保障関係シス...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 二千七百億の詳細を申し上げますと、新規に必要なシステムとして三百五十億。これは付番関連システムであるとか、あるいは情報提供ネットワークシステム等であります。それから、既存システムの改修等で二千三百五十億、足して二千七百億でありますが、この二千三百五十億の内...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) これは、詳細は総務大臣にお聞きになるのがいいかと思いますが、たしか住基のときには交付税措置をしたと承知をいたしております。今回、私どもとしては、財政当局と打合せをそれぞれの部署、内閣府もそうでありましょうし、それから総務省もそうであると思いますが、財政当局...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この番号制度が入っていきますと、例えばいろいろな給付申請するときの書類が省かれるとか、あるいは併給調整が容易になるとか、あるいはもちろん税の正確な把握ですから公正な税制度に、よりなっていく等々、定性的なメリットは今もすぐ言えるんであります。  ただ、その...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 幾ら幾ら改善しようという目標はなかなか難しいんですけれども、定性的にこういう改善効果をフォローしてほしいとか、それを年限ごとに検証していって、どれくらい効果が上がったかと。国民の税金を投入するわけでありますから、その効果は投入よりももっと大きいメリットがあ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この法案を所管する大臣として、御指摘の懸念ないように、きちんと、もちろん総理とも相談してやってまいります。
○国務大臣(甘利明君) 通知カードはすぐ送付できますよね。個人番号カードは写真が付いたりいろいろ手続がありますから時間が掛かります。  恐らく本人確認の必要性が世の中で結構出てくると思うんですね。そのときに、すぐ通知カードだと渡せると。それで、写真は付いていませんから、免許証や...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 通知カードを番号カードに替えるのは、法律で強制的に全部、全員やりなさいということは言ってないわけですよね。それで不便を感じない人は替えないのかもしれませんし、不便を感じる人は替えるかもしれません。ただ、奨励策として、一枚のカードでいずれにしてもみんな済んで...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) これ、結論からいうと分散管理で、それをつなげていくという方式を取るわけですね。どのくらいの分散管理がされているかというと、都道府県、市町村まで全部入れて二千か所ぐらいになるんだと思います。それを必要に応じてつながっていくということになっていく。一元管理でき...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) カードの中に情報が、全て本人に関するものが集積されているんではなくて、そのカードは私が私であることを証明するものであり、それぞれの情報に番号が付いていますから、それを突合することによっていろいろなことができるということでありまして、そのICチップの中に自分...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いい指摘なんです。  それで、私も技術的に何かできないかと。例えば、コピーに出ないような番号ってありますよね、そういう処置をしたらどうかということを提案したこともあるんです。そうしましたら、困ることが起きると。保険会社等々で、金融機関も特定口座をつくった...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 二択でしたら、背番号と言われるとやっぱり嫌な感じがするんでしょうね。
○国務大臣(甘利明君) 法律に従って私は社会保障と税の番号とか個人番号とか申し上げておるわけであります。マイナンバーというのが国民に広く愛されるということであれば、それは自然と定着をしていくのではないかというふうに思っております。
○国務大臣(甘利明君) 個人の行政情報にかかわることの突合がまさに瞬時にできるわけであります。それらを通じて、申請書類が大幅に省かれるとか、あるいは併給調整が瞬時にできるとか、あるいは税の把握がより正確にできる、いろいろ、公平公正な社会をつくっていく、あるいは国民の利便性を拡大し...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 民主党政権下のマイナンバー法案、その後、自公民三党の実務者によりまして協議が重ねられて、恐らく前回の政府提案の中での質疑も通じてだと思いますが、改善点をいろいろと織り込んで、三党の知恵を、英知を集めてより良いものにされているんであろうというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 政府は、政府案を提出するときにそれがベストと思って提出する、それは当然のことだと思います。その後に審議の中で与野党で更にこうした方がもっといいんではないかという改善が加わると、これはこれで評価できるものだと思っております。  中身については、全体的に見れ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日本においてこの種の番号制度が導入が遅れた理由について、かつて委員会で聞かれたことがあります。そのときに、不安を払拭し切れなかったということを私は答弁しましたけれども、それと同時に、質問者から利便性の説明もまだ足らなかったんじゃないだろうかということがあり...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) マイポータルにおきましては、行政機関などの間で行われた情報提供記録等の確認、それから行政機関が保有する自己情報の確認、そして今も御指摘になりましたいわゆるプッシュ型サービスと言われる行政機関からのお知らせ情報の表示、それからワンストップによる各種申請を自宅...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) おっしゃるとおりでありまして、神奈川県が不名誉な一番というのはどうしてかよく分かりませんけれども、とにかく大事なもので紛失に特に気を付けてもらうこと、それから利便性が高いものであるということ、取扱いはしっかりしていただくと。しかし、その限りにおいて活用はか...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この番号制度を円滑に導入し、そして定着をさせていくためには、いろいろなことに取り組まなければならないと思っております。この番号制度の意義と具体的な内容であるとか、番号制度のメリット、それから個人番号や個人情報の取扱いに当たっての留意事項等について国民に具体...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今の話を伺っておりまして、委員の問題意識、かなり共有をするところであります。カードから本人を特定する、それから本人の持っている情報でその個人カードが特定できて、逆に自分が特定してもらえるということも、確かにその必要性の場面というのは出てくるんだろうなという...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今までも答弁させていただきました、年金の協議は三党であらかじめ議論をして、それが収束すればそういう方向付けができて、それに沿った議論になっていくのでありましょうが、そこのところが全く収束しておりません、基本的な考え方が違うと。そういう中でも、とにかく国民会...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 八月二十一日という期限がございます。それまでに法制上の措置をとるということになっています。法制上の措置というのは、一般論でいいますと、法律を作って国会に提出する、あるいは政省令を決定するということになろうかと思います。  先ほどの話をもうちょっと詳しく申...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
05月28日第183回国会 衆議院 本会議 第28号
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○国務大臣(甘利明君) まず、原発停止による燃料費増加についてのお尋ねであります。  原子力発電施設の稼働率低下に伴いまして、火力発電施設の稼働率が上昇し、鉱物性燃料の輸入金額の増加等をもたらしました。鉱物性燃料の輸入金額の増加は、その後も、為替レートの動向を反映した輸入価格上...全文を見る
05月28日第183回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○国務大臣(甘利明君) 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  民間投資の喚起による成長力強化を実現するため、民間資金を積極的に活用したインフラ整備等を推進することが求めら...全文を見る
05月30日第183回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○国務大臣(甘利明君) PFI、プライベート・ファイナンス・イニシアチブというと余計分かりづらくなりますけれども、要するに何をやるかといえば、従来、公共事業、公共事業というのは役所が事業の設計をしまして、そして、建設会社、建設会社以外もあるかもしれませんが、等にその事業を発注をす...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) より分かりやすくなりました。
○国務大臣(甘利明君) 具体的なイメージがあればあるほど発注する側にとっては事業、対象を選定しやすくなると思いますし、いろいろなコスト計算も具体的にできるそのやり方というのが分かってくると思います。極力このPFI手法を使って、コストもサービスも、コストも削減され、サービスも上がっ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 国も地方もこれから直面する大きい課題は、インフラが老朽化をしてきて耐用年数を迎えると、その維持や更新の費用が掛かるわけですね。これを、従来のままだとすると公費でやらなきゃならない、財政が大変な中で、その更新、維持管理等の費用が重なってくると、これは国、地方...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) どの部分をどう切り出して民間にこの種の事業形態として任せるか、まずその判断をするときに、公共がやるよりも民間がやった方がこれだけメリットが出るということは分かりやすく精査をする必要があると思います。その上で民間に仕事を発注をすると。  民間は、株式会社は...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) それはおっしゃるとおりだと思っております。  民間に任せると、民間は経営として受注をするわけですから利益を出す、出さなきゃならない、道楽でやるわけじゃないですから。その利益を出すことがどういう影響を、負の影響を及ぼしたらこれは元も子もないと。つまり、サー...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) PFIに付するということは、できるだけコストを下げる、つまり、税金、国民負担を下げるということでありますけれども、行政は行政サービスの提供ですから、そのサービスの質を犠牲にしないでという前提があるわけです。でありますから、今図書館の例がありました。図書館は...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま委員から重要な御指摘がありました。それぞれ、このPFI法を推進していくことに対して重要な御指摘だと受け止めております。  御指摘にこたえられるようなしっかりした体制を取っていきたいと思います。
○国務大臣(甘利明君) インフラの維持管理、補修、更新等に民間の資金を導入していこうということがこのPFIの原点であります。民間の知恵と資金を活用していくと、より効果的にサービスも向上しコストも下がり、あるいは公的な資金投入も少なくなるということだと思います。  ただ、委員御指...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) PFI手法がここで非常に注目をされてきましたのには、いろんな側面があります。民間資金の活用が十二分にできていない、発注する方にしてみればお金がない中でインフラを整備していかなきゃならない、その双方の事情を通じて民間資金を使って公的な施設をより良くしていくと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 昨年の通常国会におきまして、今回の改正案と同じ官民インフラファンドの設立を内容とする法案を提出したところでありますが、自民、公明、民主の三党共同による議員修正案が提出をされたわけであります。これは、公明党さんの提案に、その趣旨に自民、民主が賛同したというふ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 結論から言いますと、この今回の法案は、インフラファンド市場を育成をしていくための法案です。でありますから、時限が付いていて、役目を果たして、そういう市場が育ってきたら引いていくということになるわけであります。  先ほど来議論がなされていますとおり、インフ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) これまで全国で四百十八件のPFI事業が行われてきております。その中で、先ほども若干紹介をしましたけれども、当初のPFI事業者による事業の継続が困難となったケースが四件でございます。具体的には、先ほどちょっと触れました福岡市の運動施設、何か片仮名の名前が付い...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 回復の過程にあるというふうに認識をいたしております。直近のGDPの報告、GDP統計によりますと、一—三月期の実質GDP、前期比でいうとプラスの三・五%に回復をしてきました。この基調が次の四半期にも続いていくということを期待をしておりますし、そうなっていくた...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 総理からは、サミットに行くところまでに取りまとめてほしいという指示をいただいております。でありますから、来月の中旬を目途に今取りまとめ作業に入っているところであります。  アベノミクスは、第一弾が金融政策で第二弾が機動的な財政政策、そして今第三弾、成長戦...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今直面している課題というのは、例えば少子高齢化です。この問題は何が問題かといいますと、平均寿命と健康寿命の間が乖離が始まっているということです。それはどういうことかというと、寝たきり状態とか入院のままの状態、そういう状態で長寿社会が構成されてしまっていると...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今もすき間があって、そのすき間が何も利用されていないわけじゃなくて、民間の資産というのはいろんなところに利用されているわけですね。もちろん政府も使うし、企業も使うし、それから海外でもあるわけです。  もちろん、国内資金の余裕度ということがタイトになってく...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
05月31日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○甘利国務大臣 四年前のことで、かなり忘れちゃったんですけれども、今の議論を聞きながら、少しずつ思い起こしました。  基本的には稲田大臣の所管で、私は現在所管外でありますから、お任せすることといたしまして、当時の私の答弁を思い起こしますと、別途そこの部分はまた結論を出してもらう...全文を見る
○甘利国務大臣 経済成長をしますと当然資金ニーズが生じますから、金利は上昇傾向になるというのは経済原則であります。これは、本当に実体経済がいい方に進んでいくことに関連しての事象であるならば、ある種、いい金利上昇だと思います。悪い金利上昇というのは、国債の信認が落ちて、日本国債への...全文を見る
○甘利国務大臣 農業には二面があります。一つは地域政策としての農業、それからもう一点、委員御指摘の産業政策としての農業であります。特に、成長戦略では、産業としての農業をどう強力に推進していくかという点が大事だと思います。  地方の活性化の中で、従来のワンパターンというのは工場誘...全文を見る
○甘利国務大臣 まさに委員御指摘のとおりであります。農業を産業として捉える視点が非常に大事でして、産業として捉えていく中で、国内ももちろんですけれども輸出も伸ばしていく。  今、輸出が四千四百億ぐらいでありますけれども、ごく近い将来にこれを一兆円にするというのは、総理が早々と掲...全文を見る
○甘利国務大臣 この成長戦略の特徴は、社会課題になっているものをばねにして、新たなフロンティアにしていくという手法をとっております。  それはどういうことかというと、今、日本が抱えている課題、少子高齢化は、このまま、現状のまま手をこまねいていくと、リタイア世代がはるかに多くなっ...全文を見る
○甘利国務大臣 うちは娘が二人で、一人はもう医者をやっておりますが、一人が大学生で、将来は何をやりたいかと言うと、映画関係につきたいと本人は今言っているんですが、将来どうなるかわかりません。  いずれにしても、私が子供に言っているのは、国際人材として通用しないとどこの職業もなか...全文を見る
○甘利国務大臣 結論から言うと、日本が持っている優秀な技術だと思いますし、これは輸出戦略にも使えると思います。あわせて、リニアは、災害時等に、新幹線しか手だてがないというのもダブルトラックで対応できるという危機管理上の意味も備えていると思います。
○甘利国務大臣 確かに、生産の三要素といいますか、資本、労働、生産性、その中の労働力が、人口減少の中で従来のような伸びが見られない。そこは、全員参加型、今まで経済に参加していない、消費では全員参加するんですが、生産に参加していない女性やあるいは高齢者が参加できるような環境にしてい...全文を見る
○甘利国務大臣 株価やあるいは為替について関係閣僚がコメントをするのは、市場に対して何らかの影響を与えるということで、好ましいことではありません。でありますから、基本的にはコメントをしないということでありますけれども、この間の乱高下について、いろいろ識者の方がおっしゃっていること...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、ことしの四月時点での統計で約八千八百億円の貿易赤字であります。ずっと赤字傾向が続いているわけであります。  一番大きい原因というのは、原発停止による新たな発電用燃料の調達、これが、去年のレートでいうと三兆一千億円、ことしのレートでいうと年換算三兆...全文を見る
○甘利国務大臣 委員が言及されましたとおり、先般、経団連が、一時金、ボーナスがかなりの伸びを示したという発表がありました。ただし、これは数でいうと、たしか六十四社でしたか、全体ではありませんので、安易にそれをもって全ての企業がその割合で伸びたということを認識するのは、ちょっと認識...全文を見る
○甘利国務大臣 消費税は増税することが、前政権下の法案で決まっているわけであります。要は、環境が整っているかを我々は確認する必要があるわけであります。  財政再建と経済成長、これは両立させる、当然そうなんでありますけれども、片方が相手方をエンカレッジするという、相互の関係をつく...全文を見る
06月03日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○甘利国務大臣 バブルが崩壊をしまして、三つの過剰ということが言われておりました。債務の過剰、雇用の過剰、設備の過剰、これを何とかしなければならないと。企業は、財務体質を強化するために債務を減らしていった。その際には、賃金を犠牲にしながら体質を強化していったということなんだろうと...全文を見る
○甘利国務大臣 一部、誤解で伝わっていますけれども、別に首を切りやすくするための改革をやっているのではなくて、企業というのは同じことをやっていたら必ずだめになってしまうんですね。新しいこと、競争力のある分野にどんどん進出していかなきゃならないし、競争力を上げていかなきゃ、勝てない...全文を見る
06月17日第183回国会 参議院 本会議 第27号
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○国務大臣(甘利明君) 九問目の質問として、政治献金等についてのお尋ねがありました。  政治資金関係につきましては、法令に従いまして適正に処理をしておりまして、その収支は収支報告書に記載のとおりであります。今後とも、政治資金規正法や国務大臣等規範を踏まえまして、国民の信頼を損な...全文を見る
06月21日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○甘利国務大臣 ただいま会計検査院から大型電子計算機システムの賃貸借等に関しまして御指摘のありました事項につきましては、まことに遺憾に存じております。  御指摘を受けた事項につきましては、既に再発防止の取り組みを進めており、今後も再発防止に万全を期してまいる所存であります。
10月18日第185回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(甘利明君) 復興特別法人税の前倒し廃止と賃金上昇の関係についてのお尋ねであります。  現在、法人税納税企業のうち、企業数でいえば九八%が、そして納税額でいいますと約半分は中堅・中小零細企業によるものであります。復興特別法人税の前倒し廃止の効果は、大企業のみならず中小...全文を見る
10月21日第185回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○甘利国務大臣 成長戦略を策定する中で総理が常におっしゃっておられるのは、日本を世界で一番、企業立地、つまり投資に対して魅力的な地であるようにしたいということであります。それには、企業自身が緊張感を持つことが大事でありますし、第三者の目で企業統治というものをしっかり見る必要があろ...全文を見る
○甘利国務大臣 議会が政府に対して全体としてイエスかノーしか言えない、そういう権限を政府に与える、それをとった方が交渉は妥結しやすい、そういう意見があるのは承知をいたしております。  その一方の意見として、仮に議会がそういうことを与える場合には、細目にわたって全部注文がつくので...全文を見る
○甘利国務大臣 成長戦略にかかわることですので、一言お話をいたします。  成長戦略の捉え方は、日本が直面している社会課題にどう対処していくか。その中では、一斉に、過去、高度成長期のインフラが耐用年数を迎えてきております。そこにやはり事業のニーズが起きるわけであります。これはほっ...全文を見る
○甘利国務大臣 バリでも先生にお目にかかりまして、そのネクタイも拝見をさせていただきました。いつもされているということは、よくわかりました。  私どもは、二つの選挙で政権公約をいたしております。  一つ目は、そういうことを前提にするんだったら入れない。しかし、日米首脳会談で、...全文を見る
○甘利国務大臣 もちろん、出せる情報と出せない情報は、交渉の性格上ございます。しかし、出せる情報につきましては節目節目にそういう機会を持たせていただいているところでありますし、ステークホルダー会議もかなりの頻度で開催をさせていただいております。他国に比べましてそういう機会を持って...全文を見る
○甘利国務大臣 これは、日本に限らず、各国がTPPに加盟するときに、その最終場面で秘密保持契約にサインをいたします。そこでそれを誓約して初めてメンバーになれるわけであります。  中身について詳細に何をどうということをお話しすること自身、やはり機微な話だと思いますけれども、テキス...全文を見る
○甘利国務大臣 それでアメリカから具体的にはどういう情報が出てきたでありましょうか。  これは今、この資料の中で中略、後略とありますね。後略が大事なんでありまして、その以前は、今までの条約についてはこういうふうにしてきた、後略で、しかし、つまり、TPPは委員会メンバーと相談して...全文を見る
○甘利国務大臣 直近の公約については、先ほど御紹介したとおり、守るべきは守り、攻めるべきは攻め、そして国益に資する最善の道を選択するということが公約であります。そのもとにJ—ファイルがあって具体的なことが書いてある、あるいは農水委員会における決議がある、それはしっかり、重く受けと...全文を見る
○甘利国務大臣 別に私どもは示し合わせたわけではありません。党においていろいろな検討をなされるということであります。もちろん、政府としては、協力を要請されれば、資料の提供等々、協力をしていくわけでございます。  それで、党の検討結果を見守っていく。一方で、我々は、交渉事でありま...全文を見る
○甘利国務大臣 大事なことは、一時金というのは一時金なんです。それ以外の、将来を拘束するような賃上げであるかどうかということが大事でありまして、その認識を含めて、総理は広い意味でおっしゃったと思っております。
○甘利国務大臣 いや、入っていないと言っているんですよ。
10月22日第185回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○甘利国務大臣 総理からも昨日も答弁がありましたとおり、もともと我々は、解雇特区なんということをつくるつもりはありません。  外国投資が日本に来る際には、予見性ということが大事です。雇用制度に対する予見性。これは、最終的に、いろいろなトラブルがあったときには裁判になるわけであり...全文を見る
○甘利国務大臣 相談センターという呼び名になるかどうかはまだわかりませんけれども、相談しやすい場所をつくります。そこは、ある種、ガイドラインといいますか、裁判事例を精査して、これならばこういうガイドラインの方向に沿っているのではないかというアドバイスを与えます。  あくまでも、...全文を見る
○甘利国務大臣 これは法人税収の一〇%ですから、その税収の上下によって変わると思いますが、大体八千億円だと思います。
○甘利国務大臣 予算に計上していない法人税の上振れだけでもそれくらいは見込めるかと思います。
○甘利国務大臣 その個人が負担するという論理がよくわからないんですが、復興に関する増税というのは、所得税が二十五年間、住民税が十五年間、それから法人税の一割を三年間であります。それについて、アベノミクスによって、本来予定していた法人税収よりも、予算計上よりも上振れが相当出る、それ...全文を見る
○甘利国務大臣 先般のバリ会合で、関係国首脳から、年内妥結に向けて、残された課題について、大臣や首席交渉官以下に解決に向けての指示が出されたところであります。
○甘利国務大臣 先ほどの雇用ガイドラインに関する答弁でありますが、若干舌足らずのところがありましたので、補足をさせていただきます。  雇用ガイドラインは、判例を精査したものであります。でありますから、法的なお墨つきになるわけではありませんが、裁判では十分しんしゃくされると思いま...全文を見る
○甘利国務大臣 デフレは脱却しつつあると思いますが、デフレ脱却に至ったというところまでは至っておりません。そのために、各般の経済対策にも取り組んでいるところでありますし、成長戦略としてアベノミクスの第三の矢を放っている。それを実行するための国会が今国会だということであります。
○甘利国務大臣 まず申し上げておきたいのは、十九兆という枠を、これでは足りないということで二十五兆に広げたのは安倍内閣であります。その上で、これから先、中長期にわたって被災地を支えていくために何が必要かという議論が大事だと思います。それは、長期にわたって支えていくだけの経済力を我...全文を見る
○甘利国務大臣 雇用をふやし、賃金を引き上げていくための税制は、当初から用意をいたしました。しかし、それは、企業側にとってみれば極めて使いづらいという話でありました。  まず、賃金を引き上げるために資する税制を使いやすくいたします。どの企業でも、使ってみたい、あるいは使っていこ...全文を見る
○甘利国務大臣 これは経産大臣から答弁することかもしれません。  経産省を中心に、しっかり後追い調査をいたします。しかるべき形で適切に公表できるようにしたいと思っておりますし、さきの閣僚懇で、私から、経産省所管以外の業種に対しても各大臣に協力要請をいたしました。それは、政府全体...全文を見る
○甘利国務大臣 党の方で、五品目の中身、あるいは五品目等と言われているその外側の部分の中身の精査の作業をされるということはもちろんよく承知をいたしておりますし、党から要請があれば、資料要求等があれば協力をしていきたいと思っておりますし、その作業をまずは見守っていきたいというふうに...全文を見る
○甘利国務大臣 日本にとって守るべき、これはセンシティブな部分というと、当然、農産品ということになろうかと思います。  攻めるべきというのは、日本は、ルールの分野、例えばサービスの分野とか金融サービス。サービスでいえば、日本の小売がフランチャイズ展開をしています。そこの展開をし...全文を見る
○甘利国務大臣 聖域という言葉を、TPPに入るときに最初に確認をまず総理がされましたのは、各国においてセンシティビティーはみんな抱えている、それを最初から全廃することを前提に入るのかどうかということの確認の意味として聖域というふうに言われたわけでありまして、日本として具体的に、聖...全文を見る
○甘利国務大臣 聖域というのは、日本が守らなければならない死活的利益ということで表現しているのであって、何と何と何と何であって、タリフラインでいうとこれからこれまでですという特定はしていませんということです。
○甘利国務大臣 何度も申し上げていますとおり、聖域というのは、各国がセンシティビティーとして持っている分野がありますということでやっているわけでありまして、我が党として聖域ということを発言したのは、死活的利益にかかわる分野である。それは、今、西川委員長のところでもいろいろ精査の作...全文を見る
○甘利国務大臣 ニュージーランドやUSTRの文書については、他国のことでありますから、私の方から解説するのは適当ではないと思います。  我が国はどうしているかといえば、政府内でも相当厳しい管理をしておりますし、与党について、幹事長等、極めて限定した方に、必要な範囲で、許される情...全文を見る
10月23日第185回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(甘利明君) 日本の国、地方を含めて、今の財政状況というのは歴史的にもあるいは国際的比較で見ても相当に厳しい状況というふうに理解をしております。
○国務大臣(甘利明君) ちょっとまだ検証したことがありません。
○国務大臣(甘利明君) 日本経済の将来のあるべき姿として、向こう十年間の平均で、実質で二%の成長、名目で三%の成長をもくろんでおります。直近の姿としては、来年度では実質で二・八%、名目で二・六%、その次の年度では実質で一・〇%、名目で三・一%。そこではGDPデフレーターはプラスに...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) GDP成長率、今お答えしたとおりですけれども、向こう十年間でGDP成長率は、平均値でいうと実質で二%、名目で三%。それから、二十六年度でいうと実質で二・八%、名目で二・六%、この時点ではまだデフレーターはマイナスであります。その翌年度は、消費税の影響もあり...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 成長戦略におきましては、三年以内に現状から一割伸ばすという設定にしております。この数字は、日本が経済が落ち込んだ前の状態、そこまで、現状では六十三兆円でありますけれども、これを七十兆円に三年以内に戻すと、これは三年も掛からないというふうに思っています。
○国務大臣(甘利明君) 済みません、さっきの数字、一年ずれました。二十五と二十六の経済成長の数字です。済みません。  それから、今の御質問は何でしたっけ。(発言する者あり)  あっ、企業のですね、企業の内部留保に関して、過去の状況についてを検証しますと、一つ、一番大きな原因は...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 投資や人件費に回るような環境整備をしているということであります。
○国務大臣(甘利明君) 安倍総理が一番心を砕いておられますのは、消費税によって物価が上がります、タイムラグはあるにせよ、それを追いかけて、その物価が上がる以上に賃金が上がらなければ好循環は動かないんです。そのための努力を政府の従来の範疇を超えて取り組んでいるということです。
○国務大臣(甘利明君) 労働分配率を拡大させるという方向も含めて環境整備を行っているというところであります。
○国務大臣(甘利明君) ですから、上げるような環境整備をしているというふうに申し上げました、上げるために。
○国務大臣(甘利明君) アベノミクスでは、雇用者報酬を上げるということが単に労働政策上の問題ではなくて経済政策上も好循環を回していくために必要だと思って、二重の思いでやるということであります。
○国務大臣(甘利明君) 法人税を納めている事業所数でいうと、法人税を納めているうちの九九%は中堅・中小企業です。そして、法人税額に占める比率は中堅・中小が五〇%ぐらいあります。全国津々浦々中小企業はありますから、少なからず全国的に恩恵を受ける企業は出てくるということです。  そ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日本の企業は世界に冠たる企業がたくさんあります。あるいは、中堅・中小でも立派な企業はあります。その企業にアンケートを取ってみれば、投資に対する環境整備や研究開発に対する環境整備、これをしなければ海外に行ける企業はより適地を求めて海外に行ってしまうんでありま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 別に労働組合を代表しているわけではありません。我々が賃金が上がっていかなかったらアベノミクスは頓挫すると申し上げたのは事実であります。それは、好循環ができないと、経済って結局デフレを脱却して名目が実質成長を超えて伸びていかないんです。物価は上がりました、賃...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 基本的には市町村民税の非課税者を対象に、これは二千四百万人になると思います。これが一万円であります。そして、その中でも基礎年金等の対象者が千二百万人、これは五千円加算をするということで、合計で予算額でいうと三千億になるかと思います。
○国務大臣(甘利明君) 為替の変動に対する給付というのは今まで多分、漁船の燃費の補助等々、そういうのはありましたけれども、一般的に配るというシステムはなかったんだと思います。我々は、できるだけ早く為替の変動が経済に平準化されて、輸出の強みにもなりますけれども、輸入の弱みは輸出の強...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この経済の好循環がきちんと回っていくまでにはいろいろな弊害があろうかと思います。我々としては、できるだけ早期に好循環を回していって、この経済の好転の効果が隅々まで及んでいくように全力を尽くしたいと思っております。
○国務大臣(甘利明君) 企業の業績の好転をどういうふうに賃金であるとかあるいは下請代金に波及させていくかということの中で私どもが取った政策のうちの一つであります。
○国務大臣(甘利明君) 御案内のとおり、所得税、住民税それから法人税、それ以外の予算の投入も含めて枠を二十五兆円と確保させていただきました。  今回の増税前倒し廃止分については、法人税の剰余部分、予算計上した以上に収入が入ってくるというのが予測をされます。二十四年度でいってもた...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 税収の上振れ等が十分見込めると思っております。
○国務大臣(甘利明君) 法人税収の上振れはかなり予測をされます。それ以外の決算剰余金あるいは不用等々、これは財務省が最終的にどのくらいの規模になるかは算出するものでありますけれども、それはしっかり見込めるというふうに思っております。
○国務大臣(甘利明君) 財務大臣が答えることかもしれませんけれども、財政再建に悪影響を与えないように取り組んでいきます。  あわせて、なぜそういう企業の強化策あるいは好循環策をやるかといえば、安倍内閣で二十五兆にしました、拡大しました。しかし、それで全部完了かというと、それから...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 我々はこれを、法人税をその分一年前倒しで増税をやめますからどうぞ皆さん懐に入れてくださいとは言っていないんです。かなり厳しい選択を迫っているわけです。総理自身からも相当きつい、本来政府がやるべきことを、若干ぎりぎりのところまで含めてやっています。そして、既...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 手取りを増やすというのは確かに一つの方法です。でも、先生、今何が問題かというとデフレでしょう。名目を伸ばしていかなきゃいけないんですよ。GDPもそうだし、所得だって、見た目は、税込みは増えていないけれども見た目は増えたというのじゃなくて、税込みを含めて毎年...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) だからこそ、その一番根雪みたいにそこにある問題である十五年解決できなかったデフレを解消しようということを全力を挙げて取り組んでいるというところであります。
○国務大臣(甘利明君) アベノミクス三本の矢の一の矢、二の矢が今放たれたわけであります。そして、三の矢、それをまさに実行するためのこの国会であります。それぞれの企業が体質を強化をし、あるいは再編をし、あるいは設備投資をする、そして新しいフロンティアを規制緩和や税制で幾つも設定をし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 輸出入を考えますと、外国通貨建ての比率が輸入の方が輸出より多くなっております。この円安によるいわゆるJカーブ効果というのがまず出るわけであります。輸入の影響の方が大きく出てくるということですが、このJカーブ効果のマイナス分が出切るのが、出され切るのが九月、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 輸出先の経済がいま一つ停滞しているということが大きな原因かと思います。アメリカもああいう状態が続きましたし、中国も、まあ若干ここで良くなってきましたけれども、当初見込みよりは低い数字になってきております。それから、新興国の話等々だと思います。
○国務大臣(甘利明君) 日本を企業立地にとって魅力的なところにするということは、これから出ていくというプランを持っていたところが思いとどまって日本でやろうという決断にもつながりますし、あるいは海外、具体的な固有名詞を挙げるのはどうかと思いますが、出ていってこんなはずじゃなかったと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 衆議院の党公約に基づいてTPPに加盟をいたしました。そして、参議院の党公約に基づいて今交渉を行っているわけであります。そこで掲げられていること、そして、その党公約の政策集であるJ—ファイルあるいは委員会における決議、具体的なことが書いてあります。そこはしっ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) たしか衆議院の公約は、聖域なき関税撤廃を前提とする交渉である限りそれに入っていかないということだったというふうに思います。  あと、J—ファイルでは具体的な項目が書いてありました。  参議院の公約は、交渉力を駆使をして、守るべきは守り、攻めるべきは攻め...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 党としては、核心的国家利益だというふうに定義しているかというふうに思っております。(発言する者あり)あっ、死活的、死活的、死活的利益。
○国務大臣(甘利明君) 死に、さんずいの活、死活的利益。
○国務大臣(甘利明君) その国の存続にとって極めてクルーシャルな案件だと思いますが。
○国務大臣(甘利明君) 政府が一般的に考えるとすれば、農産物の中にそういうものがあるというふうに承知をいたして理解をいたしております。  ただ、政府として、これとこれを聖域ということを規定したということはありません。
○国務大臣(甘利明君) 党公約の中では、守るべきは守り、攻めるべきは攻めるというふうに書いてありました。その中で具体的な項目について、政策集、これは届け出る党公約ではありませんが、党としての政策集、具体的政策集の中に項目が書かれております。その中に御指摘のようなことが書いてあると...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) これは、政府から要請をしてこうしてくれといったことではございません。党の方で、検討委員会の方で五百八十六について、あるいは党の二百幾つについて精査をするという行動を取られたということであります。
○国務大臣(甘利明君) そんなに突き放すような冷たい政府ではございませんで、これはしっかり見守って、協力すべきところは例えばデータを出す等々協力をしていくということでございます。
○国務大臣(甘利明君) 私から西川委員長に具体的にこの種のことをやってくれという依頼はしておりません。
○国務大臣(甘利明君) 私の知る限り、把握しておりません。
○国務大臣(甘利明君) 閣僚会議で各国の大臣と話し合いますと、みんな悩みを持っております。TPPに参加するときに秘密保持契約にサインをして初めて入れるわけであります。その外側に一体どういう項目があるのか。質問される方もストレスがあるでしょうけれども、答弁する方もストレスがありまし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 野田政権のときには、まだ入るということになっていません。また、入りますという宣言もされておりません。ですから、制約は比較的我々よりはなかったんだと思います。  安倍政権は、入るという決断をし、そして事実入ったわけであります。そこでは秘密保持契約にサインを...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 十分というのは、どこまで出ると十分なんでしょうか。秘密保持に抵触するようなところまで出せば十分とおっしゃるのであれば、それはできません。
○国務大臣(甘利明君) 広報本部長であったことは間違いありません。広報本部長は、党が政策が決まったらそれを分かりやすく党員や国民にPRをする役職でございます。ちなみに、そのときの政調会長が誰だったか忘れましたけれども、そこの内容は、入る前にこういう情報開示が必要ではないかというこ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私の言動を精査をしていただければ、誠心誠意やっているということがお分かりいただけるかと思います。
○国務大臣(甘利明君) まず、試算は、国際的なモデルを使って、即時に関税が一つもなくなった場合にどういう効果があるかということで、これはそのモデルに従ってはじいて、恣意は入れておりません。  加えて、そこにはいろんな、即時一〇〇%撤廃という前提でそれはつくられているわけでありま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この物品関税の部分の試算は即時全面撤廃ということが前提ですから、そうでない場合には、いろいろな出っ込み、引っ込みは当然発生してくると思います。
○国務大臣(甘利明君) 御存じだと思いますが、日本はルールでは強いんです。ルールでは強いということは、相手に攻め込むことができる部分であります。そのルールの部分が初めて国際条約として本格的に取り扱えられるということなんです。  しかも、このTPPはTPPで終わらない。つまり、R...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 景気の回復というのは、大都市から地方に、あるいは大企業から中小企業にという、そういう一般的な流れはありますけれども、まず一つはそれを加速をさせるということであります。あわせて、地域でそういう動きを起こしていく、今御指摘の競争力会議の地方版を十一月から開いて...全文を見る
10月24日第185回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) この国道十六号って私の選挙区も通っていますけれども、これはまた我が選挙区の風景じゃないようですけれども。  成長戦略は、中央でいうと競争力会議を中心に作りました。今、十一月からは地方競争力会議を立ち上げます。そこで地域の方々、ブロック別に代表する方々が集...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 交渉の具体的な内容を子細に語るということは、これはできないんですけれども、過去の二国間、これ日本に限らず、よその国もそうですけれども、FTAとかEPA交渉、関税アクセスの交渉は事実として品目とか自由化率で議論していると、これは事実であります。このTPPもそ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 物品の市場アクセスは特にそうだと思うんですが、これは基本的には二国間のベースで積み上げたもので、そしてマルチで構成されるということになります。これはリクエストオファーを重ねていくと、こういうものが欲しいと、ここまではできるけどこれは勘弁ねというようなことを...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 基本的に二国間をやっていけば、今まで取れていないものをよこせというお互いの主張になるわけです。それぞれが自分のところは一歩も譲らないけどおまえのところはよこせという交渉はあり得ない、成り立たないわけでありまして、そこでどこまで国内事情を見ながら苦しい壁を乗...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 新聞報道されていますことはほとんど私関知をしていないと。そんなリリースをした覚えはないということをいろいろ書かれています。それで、後々、いろいろ訂正会見を事務方が行ったりしているところであります。  タリフラインの話については、政府側から党側にこれこれこ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 別にこれは党が勝手にやっているという、突き放しているつもりはありません。党の方は党の方でこの野心を上げていく際にいろんなリスクを考えていろいろ取り組んでいただいているんだと思います。それについては、政府は、情報提供は最大限、これは農水省を中心にやらせていた...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 毎回同じ答弁をせざるを得ないというのは、聞かれる方もストレスが高まるでしょうけれども、言う方も結構ストレスが高まるんでございます。  原産地規則というのは、そのエリアの中で原材料から製品までが調達をされるということであります。つまり、その外側から入れてき...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ISDSについてはかなり収れんしつつあると思います。これは、投資をする側にとっては予見可能性、日本は二国間でEPA、FTAを結んできましたときに、今までのですね、ISDS条項を必ず入れています。それは、投資する際に当初予測をされなかった、当初設定をされてい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) このISDS条項の中身の詳細も公開するということはできないわけでありますが、委員御心配されているのはNAFTAとの関係ですね。  これは、中身がどうなっているということは申し上げられませんけれども、NAFTAと、NAFTA以降がどう変わったかということに...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 中身がどうこうは申し上げられませんが、それぞれ国はそれぞれの案件について懸念も日本以外でも持っておりまして、それぞれの国が納得をしていく国際ルールにしていくということであります。
○国務大臣(甘利明君) 細かい条項の中を一つ一つ開示はできませんが、ラチェットというのは、投資等をする際に、やはり現状のいろいろな規制を以降で更に後退させてしまうということになりますと、これはやっぱり投資にとって予見可能性を損なうことになります。そこはきちんと透明性が確認される方...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) TPA、つまり議会と政府との関係ででき上がった案件、条約を丸ごとイエスかノーかしか議会は言えないという仕組みにする話ですね。これ、アメリカの国内事情ですから、それに日本がああしろこうしろととやかく注文を入れるのは内政干渉に近いことになってしまうので、これは...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) アメリカがどういう行動を取るかというのは私が推測してとやかく言うべきことではないと思いますが、一つ言えることは、アメリカは日本とは並行協議もやっているわけですね。この並行協議の成果というのはTPPと同時決着ということになります。ということは、TPPが決着し...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 戦後にハイパーインフレが起きました。それで対GDP比率でいうと下がったということが一番大きな原因というふうに言われていますが、それ以外にも幾つかの原因はあるかもしれません。
○国務大臣(甘利明君) 景気の回復には、それを可とするような条件の整備と、それから時間軸が当然必要であります。私どもはその環境の整備をいたしました。そして、時間軸に従って具体的な行動を起こしております。これは、景気循環をただ待つための環境整備ではなくて、それを加速するための働きか...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 社会保障自身を赤字で賄っているわけですね。そうすると……(発言する者あり)今消費税の話をしているんですよ。それをきちんと安定財源で確保しなければ持続性は確保できないじゃないですか。  復興税の話ですが、長期にわたって、あらゆる社会保障なり日本の国体全体を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 財務大臣がおっしゃると笑いを誘うんですが、実はきちんと真面目に考えておられるわけであります。  まず、二兆円というのは反動減を埋め戻すだけの金額です。それを、成長をアベノミクスで消費税がなかりせばたどったであろう成長軌道に押し上げていく。つまり、反動減を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず補正の財源は、二十四年度の剰余金とか二十五年の上振れとか、あるいは不用、これの限りで充てます。  そして、財政の健全性につきましては、中期財政計画で二〇一五年、二〇二〇年に向けての縛りがきちっと掛けてあります。そして、財務大臣から答弁がありましたとお...全文を見る
10月29日第185回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(甘利明君) 二点の質問がありました。  まず、今回の成長戦略と過去の成長戦略との違いについてのお尋ねであります。  今回の成長戦略の特徴は、いろいろな切り口があるとは思いますが、主に次の二点と考えております。  まず第一に、我が国の社会的な課題を逆手にとって成長...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今後の経済再生に向けた取り組みについてのお尋ねがありました。  消費税率引き上げによる経済への影響を乗り越え、日本経済の再生を図るためには、消費税率の引き上げによる反動減を緩和し、景気の下振れリスクに対応するとともに、その後の経済の成長力の底上げと好循環...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 二点の御質問です。  まず、規制緩和の意義についてお尋ねがありました。  規制改革は、民間投資を喚起し、生産性を高めるとともに、潜在的な需要を顕在化させるなど、豊かな国民生活を実現するために不可欠な政策ツールと考えております。  なお、いわゆるバブル...全文を見る
10月29日第185回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(甘利明君) 経済再生担当大臣、社会保障・税一体改革担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。  日本経済再生及び経済財政政策について申し上げます。  政府は、長引くデフレからの早期脱却と経済再生を最優先課題として、三本の...全文を見る
10月30日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○甘利国務大臣 経済再生担当大臣、社会保障・税一体改革担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣並びにTPP担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。  政府は、長引くデフレからの早期脱却と経済再生を最優先課題として、三本の矢を一体として強力に推進し、その効果もあって...全文を見る
11月01日第185回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(甘利明君) 社会保障制度改革国民会議の報告書についてお尋ねがありました。  国民会議は、自民、公明、民主の三党合意に基づき取りまとめられた改革推進法に基づきまして設置をされました会議であり、その報告書は、少子高齢化が進展する中、世界に冠たる日本の社会保障制度を将来世...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 長妻議員から、三点の質問がありました。  まず、財政健全化目標の達成に向けた道筋についてのお尋ねであります。  今般の社会保障・税一体改革におきましては、消費税率引き上げ分は、全額、社会保障の充実、安定化に充てられます。  経済政策パッケージは、競争...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 政権交代と国民会議の正統性についてのお尋ねであります。  社会保障・税一体改革につきましては、自民、公明、民主の三党で進めてきた経緯がございまして、国民会議につきましても、三党合意に基づき取りまとめられました改革推進法に基づき設置をされたものであり、今回...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 四点の御質問であります。  まず、本法案の意義についてのお尋ねがありました。  社会保障・税一体改革につきましては、自民、公明、民主の三党で進めてきた経緯がありまして、今回提出をいたしました法案につきましても、三党で取りまとめた社会保障制度改革推進法や...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 歳入庁についてのお尋ねであります。  年金保険料の徴収体制強化等につきましては、昨年成立しました税制抜本改革法を受け、内閣官房副長官及び関係省庁政務官による検討が進められ、諸外国における年金保険料の徴収体制についても議論をした上で、先般、論点整理が取りま...全文を見る
11月05日第185回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) おっしゃいますように、農業を一律に同じ政策で取り組んでいくというのはかなり無理があると思います。委員御指摘のとおり、産業政策として地域経済を支えていく部分と、それからどうしてもそういう産業政策になじまない部分は確かにあります。そこは地域政策、社会政策として...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日本再興戦略では、人材基盤をしっかり育てていくということは大事なインフラの一つだと思っております。  ですから、例えば意欲と能力のある学生は希望すれば全員が留学できるとか、これは意欲と能力ですから能力のない者も手を挙げれば全部海外に出すという意味じゃない...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 衆参の政治家は、国民によって選ばれている。つまり、託されてきて、代表選手としてこの場にいるわけであります。その我々が国民の声をどう聴いて、国民そして日本国をどういう方向に導いていくかということのその関係をどういうスタンスで置くかというのは非常に大事な問題で...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 一言で申し上げれば、以前より良くなってきていることは間違いありません。ただ、依然まだまだら模様ということも事実だと思いますし、それから、まだ水面下のかなり悪い状態からかなりいい状態、しかし、まだ水面下という御認識もそのとおりだというふうに思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 非常に実は大事な視点を御指摘をされたと思います。  総理から私が経済対策パッケージを策定するよう指示をいただきましたときに、まず基本的な考え方に据えたのが、消費税を引き上げることによって、事前には駆け込み需要というのがあります、事後には反動減というのがあ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 例えば、需要減を埋め戻すのに関して言えば、緊急に必要な事業は、公共事業といえども必要なものは必要、学校の耐震化とか緊急を要するような事業や、あるいは成長に資するような事業は率先してやっていくということが必要でありましょうし、あるいは税でカバーできない部分が...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今御指摘の点は与党、自民党、公明党からも厳しい指摘をいただきました。間違っても被災地が誤解を受けるような、あるいは夢を失うようなことにならないように、きちんと説明とその道筋を開示せよというお話でありました。  先ほど若干申し上げましたけれども、まず補正予...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私は、かつて経済産業大臣としてWTO協議に臨みました。最終的に少数国会合で、七か国の閣僚だけでの議論、十日ぐらい徹夜でやったこともございます。そういう経験を踏まえて見ても、TPP交渉というのは、情報の秘匿性といいますか守秘義務は相当厳しいという感じがいたし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) おっしゃっていることはよく分かります。TPPに関して言えることは、市場アクセス、市場アクセスには物品と物品以外の市場アクセスもあります。政府調達へどのくらいアクセスできるかとか、投資等々あるわけでありますけれども、そういう市場アクセスと全く新しい分野のルー...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○甘利国務大臣 現在、私の所管ではありませんので、どうしても個人的な見解の域を出ないということを前提としてお聞きをいただきたいと思います。  東電問題は、基本的に、官房長官がお答えさせていただいた路線のとおりだと私も思っておりますし、党の方で、国と東電のある種すみ分けをして、提...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、安倍政権以降の景況感、よく言われることは、大企業はいいけれども、中小零細はまだまだ景気回復の実感がないと。まだまだ足りない点はたくさんあると思います。ただ、かつてよりは改善しているかという聞き方であると、確実に改善しているということが返ってまいります。  ...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、基本的に、PFI推進機構をどうしてつくるかといえば、そこに適切な民間のファンドが育っていない。そこが育ってきた段階では、これはフェードアウトしていくんだろうと思います。ですから、時限でやっているということであります。  その上で、きちんとした基準に従って客...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘の特定個人情報保護委員会についてでありますけれども、これは来年の一月一日の設置に向けて準備中でございまして、先般、委員長及び二名の委員の人事案を衆参両院に提示をさせていただいたところでございます。国会の御了解をお待ちしているところでありまして、この委員長は、...全文を見る
○甘利国務大臣 極めて大事な御指摘だと思います。現状では特定ですから、社会保障と税と災害防災情報に限っていますけれども、昨今、いわゆるビッグデータという話がどこでも話題になっているわけであります。日々取り扱われる情報量をいろいろな分野で利活用すれば、国民にとっても極めて有効な手だ...全文を見る
○甘利国務大臣 TPPは、基本的に、この政府調達については、WTOの政府調達協定に準ずるということになっていくんだと思います。  そこで、委員御指摘の、公の秩序のために必要な場合というのは何を指すかというと、これは、軍事的それから国家安全保障上の措置、それから国内の治安とか社会...全文を見る
11月13日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○甘利国務大臣 日本を代表する政治家に将来なるであろう大岡先生の御質問にお答えをさせていただきます。  日本再興戦略におきましては、各種政策を通じて、中長期、今後十年を見据えて、平均成長率が名目で三パー、実質で二パー以上というのを目指しているわけであります。  その中で、戦略...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、昔、経産大臣をやっていましたときに、全国各地、四ブロックくらいだったと思いますけれども、地域の指導的立場の人、十数名と三時間ぐらい懇談をしたんですね。  その中で、成功している農業法人の方が各ブロックにいらっしゃいまして、たしか三ブロックでいらっしゃいまし...全文を見る
○甘利国務大臣 年末の税調に向けて、検討できることは検討したいと思っておりますが、具体的に動き出しますのは年明け以降で、その地域のニーズに合った要望が出てくると思います。それはそれで、次の機会に向けて調整をしていきたいと思っています。
○甘利国務大臣 まず答弁の前に、私は、近藤議員の御質問、きょうに限らず、非常にいい視点だといつも思っております。党内では恐らく、御党の中ではいろいろある中で信念を通される質問をいつもされると思っておりまして、ですから、本会議場でのやじに関しても、この質問者がどういう視点で発言をし...全文を見る
○甘利国務大臣 日本再興戦略では、中長期のマクロの目標としては、目標というか目指すところとしては、名目三パー、実質二パー以上ということを十年の平均値で目指しています。  具体的に、国家戦略特区が数字の上でどのくらいの効果があって、GDP押し上げ効果があるというのは、まだ具体的な...全文を見る
○甘利国務大臣 総理は、常々、日本には日本独特の伝統的文化があって、それは世界標準にしてもいいものがあると。瑞穂の国の資本主義とおっしゃっています、これはどこかの金融機関の話じゃなくて。  要は、短期資金の集まる市場はどこにもありますけれども、だんだん投資家の忍耐力がなくなって...全文を見る
○甘利国務大臣 総理みずから、この国会を成長戦略実行国会と位置づけております。そこで、幾つか新たな法案を出しているわけであります。御指摘の産業競争力強化法、国家戦略特区法、農地バンク法案、それから、従来出されている法案でまだ成立をしていないものでいえば、電気事業法改正案とか再生医...全文を見る
○甘利国務大臣 法的枠組みとしては、各省調整をやるのは内閣官房の長である内閣官房長官であります。そして、私自身も、日本再興戦略をつくる担当大臣として、この再生本部の、いわば総理のもとでの取りまとめ役をやっております。そういう権限のもとで、官房長官と、それから成長戦略にかかわる、再...全文を見る
○甘利国務大臣 さっきの答弁でちょっと誤解があるといけないんですが、規制改革担当大臣が当選年次が高い方がいいと言っている意味ではなくて、内閣の中に、内閣官房、内閣府の中に一人、つまり、内閣府の中の大臣が実施官庁との間でもめた場合、ぴしんとバックアップができる人が誰か一人必要だと。...全文を見る
○甘利国務大臣 事実でございます。
○甘利国務大臣 政府は、時々の世の中の変化に従って、一番いいと思う法案を出していると。もちろん、それが国会内で、よりいい方向で修正されることは当然あるわけであります。  私の時代のときには、とにかく政治主導をしっかりさせよう、人事に関して人事院にいろいろと相談をする、それが過ぎ...全文を見る
○甘利国務大臣 政治の意思がより強く働くということはそうであろうと思います。ただ、その一方で、公正公平性ということで危惧があるかということになりますと、そちらよりも、どちらかというと政治主導性の方に少し寄っているかなというふうに思います。
○甘利国務大臣 小さい背中でありましたけれども、しっかり押しました。
○甘利国務大臣 成長戦略はまず何をするかというと、日本が直面している社会課題、このままいったら暗い未来になる社会課題を幾つも提示して、それが解決されたあらまほしき姿を将来像として描いて、そこに達するまでに今から何をやっていくべきかという絵図の書き方をしております。  そして、国...全文を見る
○甘利国務大臣 金利がこれ以上下がりようのないところまで下がっている状態で金融緩和をしても、結局効果はない。日銀が幾ら金融緩和政策をとっても、それが本当の意味での市中に回っていかない。いわゆる豚積み、日銀当座に積み上がるだけで、市中に本当の意味で流れるわけではない。こういうことが...全文を見る
○甘利国務大臣 デフレは、主たる原因は、主たる現象、貨幣現象、それ以外にもいろいろな要素があろうかと思います。  ただ、委員御指摘の交易条件の悪化というのは、何が原因かというと、これは非常に大事な要素なんですけれども、やはり日本の産業競争力が落ちているということだと思います。輸...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、人口が減少していくと、普通、経済の方程式でいえば、経済規模が小さくなっていきます。しかし、日本は、経済成長をしなければ、社会保障を支える、あるいは財政の赤字状況から脱却していく、これはどうしても経済成長が必須要件であります。そこで、成長著しい世界の...全文を見る
○甘利国務大臣 賃金を引き上げる余地というのは、その企業がどれくらい収益率を持っているかということとかなりかかわってくると思うんです。日本の企業は、売り上げに対する利益率はかなり低いです。ですから、ここは企業自身が生産性をしっかり向上させて、しっかりとした利潤がとれる効率的経営に...全文を見る
○甘利国務大臣 人口が減少していくということは、投入量が減っていくということです。ということは、労働市場に参加していなかった人が参加できるようにしていくということが一つあります。女性や高齢者が参加しやすいような環境をつくるということです。  もう一点、実質GDPが二%とすると、...全文を見る
○甘利国務大臣 競争力会議におきましても、金融資本市場改革について、テーマとして取り上げているところであります。農業の本格的な改革案と含めて、今後取り組んでいくことになろうかというふうに思っております。  それから、現在、金融庁それから財務省においても、金融業界等、各界の有識者...全文を見る
○甘利国務大臣 国家戦略特区担当大臣、新藤大臣からもお話がありました。  国家戦略特区というのは、今までのいろいろな特区、これは主に地域からの要望で、地域振興がメーンの目的だと思いますが、国家戦略特区は、日本国経済全体を牽引していくような産業集積というのを図っていくわけでありま...全文を見る
○甘利国務大臣 国家戦略特区との絡みでいいますと、規制改革特区というのは幾つもバージョンがございます。国家戦略特区は、地域を三から五の間というふうに絞り込んでいます。ということは、オール・ジャパンを牽引するような、まだそのコンセプトはこれから決めるのでありますけれども、例えばライ...全文を見る
○甘利国務大臣 日本再興戦略の中には、いろいろなことの項目が入っております。  自動車でいえば、自動車の未来像と自動走行を促していくような規制緩和等々、もう既に実験が行われつつあるということも仄聞をしておりますけれども、そういう自動車の未来像、これは今後とも、燃料電池自動車等々...全文を見る
○甘利国務大臣 日本再興戦略の中に、それぞれその分野の産業を育成していくのをチェックするために、キー・パフォーマンス・インディケーターという達成度指標というのを百項目以上設けております。例えば、それを使って、この分野についてきちんと毎年毎年進捗状況がチェックできるように、できない...全文を見る
○甘利国務大臣 バブルが崩壊をして、資産価値が下がりました。借り入れをしている企業は、金融機関に担保の追加を申し入れられる、あるいは返済が滞らないように、いろいろと企業側は、それに対処するために、過剰債務、過剰設備、過剰雇用と言われましたけれども、かなり無理をして対応していったわ...全文を見る
○甘利国務大臣 自民党政府にも大きな責任はあろうかと思います。
○甘利国務大臣 デフレがどういう原因で起きたのか、そのメカニズムはと世界じゅうが注視しているところでありますけれども、資産価格が落ちて、企業は、いわば自己防衛をするために、一企業、一個人としては適切な行動をとったと認識をしているんでありましょうけれども、その企業が全部集まった経済...全文を見る
○甘利国務大臣 いわゆる緊急経済対策のようなものは、御指摘のように、累次行いました。  つまり、それは何かというと、政府が、公が需要をつくって、需給ギャップを埋めていくわけであります。ですから、埋めた瞬間は景気がよくなるんでしょう。しかし、その後、民需がついてこないと、その支出...全文を見る
○甘利国務大臣 バブル崩壊以降、企業は、自己防衛の考え方で個々の企業行動をとってきたわけであります。  内部留保が二百数十兆円になった。ただ、この内部留保は現預金がそのままあるわけではなくて、設備に変わったりしているわけでありますから、必ずしも現金や預金あるいは金融商品だけでは...全文を見る
○甘利国務大臣 国家戦略特区は、ただいま新藤担当大臣が説明をさせていただきましたとおり、コンセプトに従って選定された日本全国数カ所の地が、日本経済全体を牽引していく役を果たすわけであります。そこに、そのコンセプトに沿った産業集積ができ、あるいは産学官の連携ができ、そこから日本の経...全文を見る
○甘利国務大臣 国家戦略特区は、今後この法律が通り次第、国家戦略特区諮問会議が官民で形成をされますが、そこでコンセプトをつくり、そのコンセプトに沿った地域を指定していくわけであります。  その際に、国家戦略特区のタイトルになっております、世界で一番ビジネスが展開しやすい環境をつ...全文を見る
○甘利国務大臣 これから国内外の投資を呼んでくるときに、例えば五年を超えるある種のプロジェクトが起こるとしますと、その投資が起きる。しかし、今は、五年を一日でも超えますと、本人が無期雇用、無期転換を希望した場合、そうしなければならないわけであります。新たな投資のプロジェクトによっ...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、内外の投資ということで申し上げまして、これは外からの投資家に向けて用意する仕組みというわけではありません。国内外、国内でそういう事業、例えば、オリンピックが二〇二〇年に来る、オリンピックに向けてのプロジェクトを立ち上げたい、でも、それはオリンピックを過ぎたら...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○甘利国務大臣 冒頭、経済財政諮問会議においてそういう議論が出たということでありますので、担当大臣としてお答えをいたします。  自然増分についても、効率化、合理化できる部分は当然あろうかと思います。自然増が、中身の精査をしっかりされた後の増であるならば、それはきちっと対応すべき...全文を見る
○甘利国務大臣 政府は、全ての項目について聖域なき見直しをしていくという宣言をしているわけであります。  これは、社会保障分野についても、社会保障というタイトルを上げれば中を精査しなくてもいいということではないということを言っているわけであります。精査をすれば、国民から預かる大...全文を見る
○甘利国務大臣 日本が生きる生命線というのは科学技術立国だと思いますから、科学技術におけるイノベーションというのは中心的な役割を果たしますけれども、それも含めて、ビジネスモデルの革新であるとか、あるいは大学におけるいろいろな意味でのイノベーションが起きていくことが大事だと思います...全文を見る
○甘利国務大臣 アベノミクスにおきましては、世界で一番企業が立地しやすい国を目指すというふうに掲げております。  これは、企業が商売として立地しやすい、ですから、研究開発の環境がいいとか、あるいは研究開発に関する公的な施設、あるいは大学とのコラボレーションがしやすいということも...全文を見る
○甘利国務大臣 国家戦略特区は、この法案が通りましたら直ちに特区諮問会議を設定いたします。ここは何をするかといいますと、まずコンセプトを決めます。どういうコンセプトの産業集積を図るかということであります。これはもちろん、日本が強みとして直ちに即効性を発揮できるような分野にしたいと...全文を見る
○甘利国務大臣 非常にいい視点というか、おもしろい視点だと思います。お金が出るということは必ず何らかの経済効果はありますが、それが付加価値の再生産につながっていくような、そういう視点を持つということは非常に大事だと思います。  医療の世界で産業論を言いますと、医は仁術で商売の話...全文を見る
○甘利国務大臣 従来の常識からいうと金食い虫の部分が実は付加価値を生む余地がたくさんある、それはすばらしい視点だと思います。ぜひ諮問会議でも勉強させていただきたいと思います。
11月20日第185回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(甘利明君) 私には二問の質問をいただきました。  まず、二点目の御質問といたしまして、安倍政権における規制改革への取組についてであります。  安倍政権におきましては、全国単位の規制改革のみならず、国家戦略特区を通じました戦略地域単位、そして企業実証特例制度を通じま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 大企業の利益と労働者の賃金の関係についてのお尋ねであります。  これまで企業収益の増加が賃金につながらなかったのは、先の見えないデフレ状況下で企業が自己防衛に走ったことが最も大きな原因であったと考えます。次元の異なる三本の矢の政策を一体的に進める中で、デ...全文を見る
11月25日第185回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(甘利明君) TPPに入る前に秘密保持契約を結ばなければ入れないというのは、御承知のとおりです。  私も、担当大臣として、各国と同じテーブルの場で、あるいは非公式の場でいろいろとやり取りをしますけれども、各国とも、この秘密保持契約とそれから関係者への情報開示をどうすり...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いろいろ九八だとか九十幾つという数字をお示しになりましたけれども、それを私どもの方から具体的に提示をしているという情報は、私持っておりません。また、具体的なタリフラインがどうこうという話も、どことどうやり取りをしているのか、そういう情報も持っておりません。...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 自民党の公約、それに関連するJ—ファイル、そして国会決議、それぞれ私は担当大臣として重く受け止めつつ、ぎりぎりの今交渉をやっているところであります。  もちろん、聞くばかりではございませんで、こちらからも攻めるべきは攻めているところでありまして、今その攻...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日本からですか。
○国務大臣(甘利明君) 詳細は言えませんけれども、そういうことはないと思います。
○国務大臣(甘利明君) まあ総理も後でお答えになると思いますが。  TPPの試算は、経済モデルを回して即時に全ての関税を撤廃した場合にこういう数字になるということがなされたわけです。それは、経済効果としてプラスの効果がこれだけありますということでありました。この北海道モデルはど...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) これは、本年の八月に内閣府から中長期の経済財政に関する試算、いわゆる中長期試算というものを出しました。そこでは、二〇二〇年、つまりプライマリーバランスが黒になる、その話はまた後で御質問が来ると思いますが、その二〇二〇年、目途とした二〇二〇年に一般会計の国債...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) プライマリーバランスがバランスするということは、対GDP比での債務が増えないということですね、GDPが伸びていきますから。しかし、おっしゃるように、それでいいということではありません。それから更に減らしていくという努力をしていかなければならないと、それはお...全文を見る
11月26日第185回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○国務大臣(甘利明君) 経済成長と賃上げの関係について、茂木大臣からも御説明あったかもしれませんが、経産省が作った各国の景気回復データの曲線というのがあります。日米欧で景気回復局面を合わせると、たしか三年目、四年目ぐらいまでは同じような曲線をたどって、それ以降、日本だけがカーブが...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 二百万以下の雇用者が増えるというのはゆゆしき事態だと思います。これが結婚できない若者ということにもつながっていきますし、日本の一番の根本の問題であります少子高齢化という問題に根幹からかかわってくるわけであります。でありますから、この実態をしっかり分析してそ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) だんだん厚労大臣みたいな気分になってきましたけれども。  政労使の会議は、実は呼びかけるときに、連合側も経営側も警戒をしました。一体何を約束させられるんだと両方が警戒をしたわけでありますが。そこで、この政労使の会議は、経済の好循環をつくっていくためにそれ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず最初の政労使の会議における賃金の話、直近の話合いはどうなっているのかということです。  一番直近は先週の金曜日、二十二日に行われました。そこで使用者側の方から、経営側の方から、賃金に還元していくと、ベアも含めて前向きな発言がありました。  なぜ我々...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 経産大臣と同じ決意で取り組んでまいります。
11月26日第185回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(甘利明君) 十一月二十三日、土曜日の慶應義塾大学における私の講演におきまして、現在御審議をいただいております国家戦略特区法案にある諮問会議の人事に関しまして、法案が通ったらという条件付ではありますが、参議院における法案審議の前に誤解を与えるような発言を行ったことにつき...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 慶應義塾での講演に関して固有名詞を挙げたということに関してです。
○国務大臣(甘利明君) 正確に申し上げますと、慶應義塾大学の三田祭の記念講演の講師として御案内をいただきました。講演テーマはアベノミクスの今後、二〇二〇年にオリンピックが来ますから、それを見据えてこれからどういうスケジュールで経済再生が進んでいくかということについての講演でありま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 業に携わる人というのは、いろんな人が競争力会議にいらっしゃいまして、産業界の代表です。それぞれ、広義で言えば、規制緩和はそれぞれ事業に関係してくるものであります。また、ビジネスの現場からこういう問題がある、ああいう問題があると、幅広くビジネス全体に共通をし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 竹中さんがどう小泉内閣の当時関与をされて、それがどういう結果につながっているかということの検証は必要だと思いますが、あの当時行われた労働法制の規制緩和は製造業の解禁だったというふうに思います。その結果、確かに非正規の比率は上がりました。これはデータで出てい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いや、自民党から拍手が出たというのは知りませんけれども、それ、今書いてある話は週刊ポストですか。
○国務大臣(甘利明君) ああ、そうですか。  とにかく、確かに評価の分かれる方であることは私も承知をしております。そして、競争力会議のメンバーとして、競争力会議の進行役の大臣としても、正直お話ししますと、今までかなりぶつかったこともございます。  その上で、競争力会議のメンバ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私は、解雇特区なる話が出たときに、解雇特区なるものは絶対につくるつもりはありませんし、つくらせませんと明確に申し上げました。労働関係者からも、甘利さんがいるから安心しているという御連絡もいただきました。  雇用に関しては、これは労政審で扱うということに手...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 見識を持っていらっしゃる方は多々いらっしゃいますし、そういう方が競争力会議、全て入っていらっしゃると思います。  いろいろ個人個人に評価はあります。そして、企業の代表は、いかなる企業の代表といえども規制緩和とかかわってくるわけであります。それによってビジ...全文を見る
11月27日第185回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(甘利明君) 櫻井議員にお答えいたします。  私が国家戦略特区諮問会議の民間有識者の候補者の一人として竹中平蔵氏に言及したことについてのお尋ねであります。  竹中氏は、産業競争力会議の民間議員として国家戦略特区を提言いただくなど、御尽力をいただいたところであります。...全文を見る