甘利明

あまりあきら

比例代表(南関東)選出
自由民主党
当選回数13回

甘利明の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第189回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○甘利国務大臣 介護全体について、施設ごとに収支差というのを調べているんです。もちろん、デイサービスとか幾つかは、収支差、企業でいう利益率、これが低いところもあります。しかし、一〇%近いところもあるんです。今おっしゃった特養は、まさに収支差というのは一〇%なんですよ。しかも、一施...全文を見る
01月30日第189回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○甘利国務大臣 たまたま数字とGDPを掛けるとそういうことになるんですが、実は、計算は機械的な積み上げです。  例えば、公共事業でいえば、国が二分の一であるならば、地方分の二分の一を足した効果、あるいは、プレミアム商品券のようなものであれば、民間が足し上げた分を機械的に加算をし...全文を見る
○甘利国務大臣 経済効果にはカウントしておりません。委員おっしゃるように復興債の償還財源でありますから、先ほど御指摘のあった経済効果には含まれておりません。  なお、公共事業でいえば、マクロ経済モデルというモデルを使えば乗数効果は一・〇四、一年目ということが出ますけれども、それ...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、アベノミクス、もちろん全体の指標は非常によくなってきております。ただ、まだまだら模様という声をかなり伺うわけであります。そこで、大企業から中小企業、あるいは都市圏から地方に、しっかりとアベノミクスを肌感覚で実感される方に均てんをしていく、これがこれ...全文を見る
○甘利国務大臣 本年一月に公表しました内閣府の日本経済二〇一四—二〇一五では、ただいま御指摘の資料ですが、家計調査を用いて所得階層別、年齢別の収入、支出の分析をしておりますが、所得階層別の分析では、最も収入の少ない層において収入、支出ともマイナス幅が最も大きい。それから、年齢別の...全文を見る
02月02日第189回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) 安倍内閣が発足以降の今日までの経済運営、基調としてはいいトレンドだと思います。例えば、有効求人倍率は二十二年ぶりの高水準でありますし、昨年の賃金の引上げは過去十五年で最高でありますし、企業収益は統計以来最高水準になっている、倒産件数は二十四年来の低水準と、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 課題の分析ができました。それから、対処すべき手法も整いました。それをいつから始めるかということだと思います。来年度予算ですと、来年度予算が成立をして、いろんな準備があってスタートするというのは、当然ずれ込むわけであります。やるべきことは早くからやった方がい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 賃金は、つまり、一人当たり掛ける日本全体の雇用者の総数の賃金がどう変化していくかということが大事だと思います。  実は、ここ数か月、いや、もっと長期間ですかね、全体の名目賃金自身は上がってきています、上がってきている、名目賃金は。ただ、問題は、課題は何か...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 医療のいわゆる国際展開につきましては、日本再興戦略の柱の一つといたしまして健康・医療戦略推進本部の下に医療国際展開タスクフォースというものを設けておりまして、医療技術であるとか、あるいは医療サービスを海外へ展開をする、いわゆるアウトバウンドの取組と、それか...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) それだけが全てとは思いませんけれども、この年の最後の四半期は駆け込み需要が強烈に起きているときです。つまり、四月から消費税が上がるから、必要なものは早く買っておこうと。ということは、貯蓄を取り崩して消費に回したという可能性もかなりの要素ではあるのではないか...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 我々は、好循環をしっかり起こすということを考えております。それから、循環していく中でのひずみについては、社会保障とそれから税、税ももちろん、提言されたのは民主党の時代とおっしゃいますけれども、それを実行しているわけですね。最高税率を引き上げて再配分機能を持...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 全般的に経済指標は、ほぼあらゆるものが十年ぶりとか二十年ぶりのいい数値を示しております。好循環はしっかり回り始めていると思います。  ただ、我々が注視しなければならないのは、消費税引上げ後の消費の力が若干弱いということです。駆け込み、反動減は山と谷の関係...全文を見る
02月03日第189回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(甘利明君) 今の二回の地域振興策であります。  まず、平成十一年一月の地域振興券、小渕内閣でありますが、十一年に旧経企庁が行った調査、これはアンケート調査ですけれども、これでは受領額の三二%程度。ただし、その後、平成十四年に内閣府が家計調査を行いまして分析をしました...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 結論からいいますと、マクロ的にはやりたいと思います。ただ、個別については、地域の自主性に沿ってもう個々ばらばらにいろんなものが出ますから、それを全部調査するとなると、そのコストの方がべらぼうになるかと思いますので、マクロ的にはやりたいと思います。
○国務大臣(甘利明君) 道筋につきましては、この夏をめどに工程表、道筋を示せという指示を総理からいただいております。諮問会議でこれを議論をしていきまして、骨太にも書き込みたいと思っております。  三本の柱でやっていきます。まずはデフレ脱却をして経済を再生をさせると、それから歳出...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 諮問会議の下に「選択する未来」委員会というのを設定しました。そこで日商の会頭の三村さんが座長になって提言をまとめました。  それは、五十年後に減少する人口を止めて、そして五十年後に一億人を維持し、そしてそれ以降は少しずつ人口が増えていくという図を描いてい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 将来、人口減少する中でどうやって経済成長を確保していくか、一・五%から二%の実質GDPの成長率を確保していくと。これは諮問会議の下の「選択する未来」委員会の報告書においてなされているわけでありますが、この中では、人口規模を五十年後に一億人程度で安定をさせて...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 経済成長というのは、一人当たりの生産性掛けるどれくらいキャパがあるかということになろうかと思います。その人口のキャパが減っていく中でどうやって労働力人口を確保していくかと。  ということは、生産に、経済社会に携わっていなかった人ができるだけ多く全員参加で...全文を見る
02月05日第189回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(甘利明君) 消費税を引き上げまして、引上げに際して、まずは駆け込み需要があり、需要の高さに比例して反動減があるというのはこれは経済原則なんですけれども、問題はその後の消費の回復が悪い点、その点についての分析、御指摘だと思います。  これ、四つほど原因が挙げられており...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 消費税を引き上げるということは、今の五兆円の増収、税収増、これは永続的に続いていくわけですね。永続的に続いていくんだけれども、それによって経済が失速してしまったら、収入よりも、経済規模が小さくなって税収が小さくなるおそれがあると。だから、大事なことは、一方...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) アベノミクスは、まずデフレから脱却をすると。デフレはなぜ起きるかというと、悪循環で起きると。だったら、デフレから脱却するように好循環をつくっていくと。それぞれ関係する三者が集いお互いがなすべきことを自覚をする、そして、政府はそれに対する環境づくり、税制や予...全文を見る
02月06日第189回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) 総理からお話をさせていただきましたとおり、経済の再生、それから財政の再建、二兎を追って二兎を得なければならないというふうに思っております。  二〇一五年と二〇二〇年、具体的な節目は二つあります。二〇一五年の半減目標は達成ができそうであります。これは国と地...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 乗数効果は、一投じるとそれがGDPにどのくらい跳ね返るかということでありますけれども、これも時代とともに変化をいたします。内閣府の調査、これは経済社会総合研究所で短期マクロモデルというのを作ります。最新のモデルですと、一年目は一・一四%増加をするということ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) これは私にも原因があるんですけれども、雇用者所得というと全体を指すんですね、従来の用語で。普通、聴いている人、テレビでも見ている人は、雇用者所得というと一人当たりと勘違いするんです。それは一人当たり雇用者所得という別建てになるんです。だから、一人当たりか総...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先般来、補正予算の効果の検証とか、それから予算そのものの検証という御指摘をいただいております。  先般、一月の三十一日だったと思いますが、補正の効果について諮問会議で出させていただきました。ただ、これはどうしてもマクロ的な指標になってしまうんですね。補正...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 夏にプランを出すのは私の役目でございます。今財務大臣からお話をさせていただきましたとおり、二〇一五年のPB赤字半減の目標は、消費税を一〇%に上げることを前提に組んでありました。しかし、それを延期したにもかかわらず、できたわけであります。なぜできたかというと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 補正予算を切り出してこの部分がこれに該当するってなかなか決めづらいんでありますけれども、雇用であれば二十五万人が目標で、精査をしてみると三十一万人ぐらいになっているから、その内数で達成ができているんじゃないかなという程度の評価なんですね。さっき総理が申し上...全文を見る
02月12日第189回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(甘利明君) 経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、その所信を申し述べます。  安倍内閣では、長引くデフレからの早期脱却と経済再生を図るため、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の三本の矢を一体として強力に推進してきました。こうした政...全文を見る
02月12日第189回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(甘利明君) 経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、その所信を申し述べます。  安倍内閣では、長引くデフレからの早期脱却と経済再生を図るため、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の三本の矢を一体として強力に推進をしてきました。こうした...全文を見る
02月19日第189回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○甘利国務大臣 我が国の債務残高の状況が先進国中極めて状況が悪いということは、与野党共通の認識で、一刻も早い改善が必要であると。  これに対して、安倍政権といたしましては、経済の再生、それから財政の健全化、この両立を図っていく。両立を図るということは、お互いの改革がお互いの改革...全文を見る
○甘利国務大臣 養豚のお話が出ました。養豚の責任者は予算委員長で、議員としての団体の責任者だそうでございまして、委員長からもきつく要請をいただいております。  TPPのチームは、外務省や通産省や農水省、各省から混成チームで、現場のことがすぐ対応できるような、影響が試算できるよう...全文を見る
○甘利国務大臣 最適な実効税率というのはなかなか解がないのであります。統計的に、どのくらいの税率をもって国の税収効率がいいかというのはあるのかもしれませんけれども、国によっていろいろ変わると思います。税率が高過ぎてもかえってよくないですし、では、ゼロがいいかといったらそれでは困っ...全文を見る
○甘利国務大臣 法人税は、上げれば上げるだけ入るわけではない、企業活動が停滞すれば税収は下がってしまう。では、引き下げれば引き下げるほどいいかといえば、これも、法人活動によって入ってくるもの、その税率が低過ぎて実は実額としては少なくなるということもあるわけであります。ですから、そ...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、御指摘がありましたように、統計の問題は、統計のとり方によって数字が随分違ってくる、それから、再分配後ではほとんど変化がないというようなことが指摘をされています。  ただ、いずれにいたしましても、高齢単身者の世帯とか、あるいは非正規の世帯等々が格差問題とかな...全文を見る
○甘利国務大臣 いずれの数字も、安倍内閣の数字が出ていないから、民主党政権までの数字しかどうしてもないんですね。  ジニ係数は、再分配後はほぼ横の数字。相対的貧困率、つまり、中央値の半分以下の所得層が何%いるか、これも、厚労省のとるデータと総務省のとるデータで相当乖離がありまし...全文を見る
○甘利国務大臣 はい。  そういうことですから、答えている対象サンプルがかなり違うということで、ここは少し調査をしたいと思います。  それから、委員御指摘の、いずれにしても、ジニ係数において数字が上がっていないのに相対的貧困率が上がっているということについては、正直言って、ど...全文を見る
02月20日第189回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○甘利国務大臣 まず一つ、去年の十二月に国税庁から年金機構に情報が提供されました。これは、本来、社会保険対象の事業所で実態との乖離を埋めていく情報を提供されていまして、この乖離が、確認されているものと未確認を含めて七十五万事業所ぐらいありますか、これをしっかり埋めていくということ...全文を見る
02月23日第189回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○甘利国務大臣 総理から、二〇二〇年のプライマリーバランスの黒字化に向けて、具体的な設計を夏までにせよという御指示をいただいているわけであります。そこで、諮問会議として、今民間議員を中心に論点整理をいたしております。その論点整理に基づいて、二〇二〇年までの具体的な設計、工程表をつ...全文を見る
○甘利国務大臣 本年一月に公表しました内閣府の日本経済二〇一四—二〇一五、いわゆるミニ経済白書でありますけれども、これは、総務省の家計調査を用いて所得階層別の収入、支出の分析をしております。この総務省の家計調査とそれから厚労省の毎月勤労統計の数字が乖離がございますが、それは調査の...全文を見る
○甘利国務大臣 二〇一四年暦年の民間最終消費支出それから家計最終消費支出の実質の前年比につきましては、二〇一四年十—十二月期が、四半期別GDP一次速報値によれば、それぞれ、マイナス一・二%、そしてマイナス一・三%となっています。  それから、先ほど委員が御指摘になりました、二〇...全文を見る
02月25日第189回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○甘利国務大臣 政治資金については、私もかなり神経質にやっております。今回の事案が出たときにも、うちの事務所、こういうことがないだろうなということは確認をいたしました。  なお、私の事務所も、総理と同じように、こういうことに該当する人からは献金は受け入れませんという書面をその都...全文を見る
○甘利国務大臣 財務大臣そして日銀総裁から御答弁がありましたとおり、従来目標を変えるとか、あるいは緩めるということではございません。  民間議員の御提言は、経済再生と財政健全化に最大限取り組むことにより黒字化を実現するという考え方でありまして、今財務大臣からもお話がありましたよ...全文を見る
○甘利国務大臣 来年度が赤字幅が三・三でありますから、黒字化する、プライマリーバランスが均衡して黒字化に向かっていくというには、その具体的な三・三を縮める。黒字化というのをより具体的に言うと、三・三ということになるわけであります。  経済成長というものの大事さを強調したものだと...全文を見る
○甘利国務大臣 考え方といたしましては、分子にPBの黒字化、分母にGDPの拡大というのをイメージしていきます。  PBの黒字化というのは、これは経済規模をどんなに大きくしてもここはゼロにはならない、ここはちゃんと、その年の歳出はその年の収入、国債費以外のもので賄えるということで...全文を見る
○甘利国務大臣 そのとおりでございます。
02月26日第189回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○甘利国務大臣 全く人口減が関与していないとまでは言い切れませんけれども、それが本当に主要因かということについては、必ずしもそうではないというふうに思います。  デフレと人口減少、これが継続的に今のグラフですと来ていると。しかし、雇用者数自身は、少なくとも今の内閣ではふえている...全文を見る
○甘利国務大臣 先生の御指摘は、いわゆる貨幣流通の方程式でいうと、超長期をとるとこういう図式になるということはよく言われていますけれども、必ずしもそれが全てに当てはまるわけではない。  先ほど、消費のグラフでも、事実、これに示されているとおり、カラーテレビが満杯になったときに薄...全文を見る
○甘利国務大臣 バブルが崩壊して、若干それ以降の時期も入っていますよね、それは。  確かに、その時期に金融資産価格が十四兆円、今も同様な状況になっている。当時は確かに消費が伸びておりません。実は今は消費が伸びております、GDP統計でいうと伸びております。  その違いは何かとい...全文を見る
02月27日第189回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○甘利国務大臣 御案内のとおり、初年度で二・五一、そして次年度で、累計で三・二九下げ、数年間で二〇%台にするという目標を掲げております。一言で言えば、法人税を成長志向型の構造に変えていく。  その結果、どういうことが起きるかというと、立地競争力は上がります。投資を国内に呼んでく...全文を見る
○甘利国務大臣 具体的な見通しを立てて、法人税を引き下げますと言うことが、海外投資家、国内外の投資家に対してのアピールになっているわけです。五%以上引き下げて二〇%台にしますというのを、途中でやめますと言ったら、恐らく投資家にとっては、政策を変更するのかということになろうかと思い...全文を見る
○甘利国務大臣 もちろん、先生重々御承知で御質問だと思います。  アベノミクスで投資を呼び込むというのはパッケージになっています。基本は規制緩和であります。企業が事業を展開していく際にどういう規制が問題になるのか。もちろん、それが安全にかかわるものであるならば、それにかわる安全...全文を見る
○甘利国務大臣 正直な話、いい指摘だと思います。全体を下げて、競争力にかかわるところをその財源にしてしまって、なくしてしまったら元も子もないというのは、御指摘のとおりです。  そこで、私も、法人税改革をするときに、課税ベースを拡大する、これは別な拡大もありますけれども、租特の見...全文を見る
○甘利国務大臣 これは、二〇一四年の三月十日公表のものです。
○甘利国務大臣 六月二十七日に掲載したものは、公表日は二〇一四年の六月九日であります。
○甘利国務大臣 委員御指摘のとおり、消費税を導入すれば、それは消費の下押し圧力になりますから、導入以降は当然消費は減るわけです。  それが回復してきているのかどうか、それが過去のトレンドとどう違うのか、これは委員御指摘の十一番のパネルに表がございますね。過去は、前回は二%ポイン...全文を見る
○甘利国務大臣 恐らく、年率換算すると八%ぐらいになろうかと思います。
○甘利国務大臣 財務大臣からも御答弁があろうかと思います。  非常に政府見通しが甘かったのは事実でありますが、民間も一つ残らず全部外しているというところが、なかなか難しいというところだと。難しさは知っているのであります。  これは、やはり消費が予想を超えて落ち込んだということ...全文を見る
○甘利国務大臣 TPP枠でアメリカに五万トンなんというのは、全く何も決まっていません。報道が推測をして発信しているだけというのが正直な現状でございます。  二点お尋ねがありました。  期限内にまとめなきゃいけない。  これは、ポール・ライアン下院の歳入委員長が来られまして話...全文を見る
03月02日第189回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○甘利国務大臣 御指摘のように、二〇二〇年にプライマリーバランスを黒字化するためには、経済再生ケース、つまり経済再生がうまくいった方のケースでも、九・四兆のまだすき間があいている。この九・四兆というのはSNAベースでありますから、当初予算、国費ベースでいいますと九・一兆円でありま...全文を見る
03月05日第189回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○甘利国務大臣 TPP交渉ですから、これは全部がセットされて初めて全体が決まるということになりますから、途中経過について個々の内容を開示するということはできないので、そこは御理解をいただきたいと思います。  いずれにいたしましても、今までの議論の中で、WTOのルールに従ってきち...全文を見る
○甘利国務大臣 貿易交渉、関税交渉というのは、それぞれが関税を引き下げていった場合に、需要にどういう変化が起きるかということも考えなければいけない。自然推移の需要を見据えて事を決めるというルールは貿易交渉にはないわけですね。例えば、自動車がだんだん人口が減って売れなくなってきたか...全文を見る
○甘利国務大臣 成長戦略におきましては、何を成長分野として育てていくかというフォーカスを絞るときに、日本が抱える社会課題を逆手にとってそれを政策目標にしていこうと。つまり、それは何かというと、日本は少子そして高齢化社会を迎えていきます。そのソリューションは健康長寿社会だというふう...全文を見る
03月06日第189回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○甘利国務大臣 TPPは、項目ごとに、日本が攻めていく、チャンスを広げるところと、日本が守って向こうがこじあけたいという部分と、いろいろあるわけですね。この政府調達協定のところは、どちらかというと、日本が相手の国をこじあけてビジネスチャンスをつくっていく攻めの部分なんです。  ...全文を見る
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○甘利国務大臣 御指摘の点、結論から言えば、受け継いでいるということになります。  内閣府では、経済財政担当大臣、つまり私のもとに、有識者から成る共助社会づくり懇談会を設置いたしました。中京大学の奥野先生に座長をやっていただいているわけでありますが、平成二十五年の四月にこれを設...全文を見る
03月12日第189回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○甘利国務大臣 まず、議論の前提としてお話をしておきますけれども、今この予算委員会で議論されている数値というのは二〇一二年までです。つまり、安倍内閣になってからどう変化したかというのはまだデータがとれていません。安倍内閣になってからは……(長妻委員「第一次安倍内閣」と呼ぶ)今の、...全文を見る
○甘利国務大臣 アキラという名前の議員は、与野党とも賢明な議員が多いですから、誤解のないようにしていただきたいんです。  私は、何も片方のデータがOECD平均より低いからしなくてもいいと言った覚えはありません。現に、安倍内閣では、アベノミクス自身が全体の底上げを図る、あるいは最...全文を見る
○甘利国務大臣 例えば、総務省の調査と厚労省の調査、そしてそれを国勢調査と比較してみますと、この棒グラフで見ますと、かなり両者の特性が出ております。厚労省の調査については、七十歳代が相当多く調査対象に入っております。  御指摘のように、総務省の調査については、そこのところは国勢...全文を見る
03月13日第189回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○甘利国務大臣 経済再生担当大臣、社会保障・税一体改革担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  安倍内閣で一体的に取り組んできた三本の矢の政策のもと、日本経済は引き続き緩やかな回復基調が続いていますが、足元では個人消費などに弱さが...全文を見る
03月13日第189回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○甘利国務大臣 今後五年間でPBを黒字化させると、SNAベースで九・四兆の改善が必要です。国費、当初予算ベースでいうと九・一兆になります。  これを、歳出削減、それから収入増、構造改革等を通じて削減していくプランを夏までに策定いたします。その中では、もちろん行革努力もしっかり反...全文を見る
○甘利国務大臣 当然、担当大臣と連絡をとりながら、財政健全化に向けての、政府を挙げてのあらゆる努力を組み込んでいきます。
○甘利国務大臣 それぞれ所管大臣と具体的なプランは詰めていかなければならないと思いますが、先ほど申し上げましたように、政府を挙げてあらゆる努力、あらゆる努力は全ての努力が入っているわけであります。
○甘利国務大臣 人員を削減していくということは、きちんと所管の大臣がやっていきます。その努力も当然組み込んでいきます。あらゆる努力を組み込んでいくと申し上げたところに全て入っております。
○甘利国務大臣 成長を見込んで再生シナリオ、そうすると税収増はもういっぱい見込んだじゃないか、残りについてはSNAベースで九・四兆ある、そうすると全部歳出カットかと。  大事なことは、構造改革を通じてどういうふうに経済成長に絡んでくるのか。歳出カット自身は、では九・四兆歳出カッ...全文を見る
○甘利国務大臣 残っているのが歳出カットだけ、つまり歳出カットか税収増を見込む、つまり増税論議という単純な議論だけでもないんですよね。構造改革を通じて、そこの公的な部分が産業化すると、それが投資効果にはね返ってくるわけであります。そこは知恵の出しようです。  今、諮問会議の民間...全文を見る
03月16日第189回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(甘利明君) 手順を追って共通認識を持つ必要があるんですよ。  我々はデフレから脱却をしようとしているんです。これは異論はないと思います。デフレ下では、賃金、実際にもらう賃金が下がっても物価がもっと下がれば実質は増えたという理解になるんです。でも、これは自己満足で、経...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) バブル崩壊以降、企業にはバランスシートの悪化がありました。企業は、収益を上げるのを、そのバランスシートの改善に向かうという傾向で賃金を抑えぎみに来たんだと思います。その傾向が続いている。でありますから、バランスシートが改善された後もその傾向が続いてきている...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 政権交代前の最後のGDPと、現在の、その二年後、直近のGDPで比べますと、実質GDPは七兆円伸びました。名目GDPはたしか十七兆ぐらい伸びていると思います。確実に経済規模は大きくなっております。  そして、消費が経済に占める比率は六割です。消費をしっかり...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほど説明をしましたように、内部留保が賃金に回っていくように取組をしております。そして、先ほども説明をしましたように、全体の名目の賃金は増えてきています。一人当たりの名目も増えてきています。実質がまだ物価をオーバーライドできないわけですけれども、しかし、そ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 企業業績は過去最高を更新をしています。それが全ての企業に対して均てんをしていないわけです。かなりリーディングインダストリーに掛かっている比率が高いと思います。要は、それをどう好循環を回していくかということであります。今までは、どこを見ても景況感は悪かったん...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 安倍政権ができる前、その調査をしたらどうでしょうか、実感をしたという人なんか多分出てこないと思います。実感をしたという人が少しずつ出てきています。これを拡大していくことが大事なんです。
○国務大臣(甘利明君) その資料があるかどうかは調査をいたします。  それで……(発言する者あり)
○国務大臣(甘利明君) 正確に聞いていただきたいんですが、我々の政権ができる前にそういう調査を取っていたとしたらそうじゃないでしょうかと申し上げたんです。(発言する者あり)えっ、私はそのときの調査でこういうデータがあったとは申し上げておりません。全ての数字が、あらゆる数字が改善を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 政権交代前の十—十二月の数字が実質で五百十六・六兆です。そして、二年後の、安倍政権での二年後の数字が五百二十四・六兆であります。なお、名目について言えば、それぞれ四百七十二・二兆が四百八十九・五兆に拡大をいたしております。
○国務大臣(甘利明君) 貿易赤字についてであります。  これは、赤字が拡大したのは、原発が全停止してエネルギー輸入が増えた、エネルギー価格が上がったと。今度、今般はエネルギー価格が大体ピークの半減をいたしております。貿易赤字も改善をしております。  そして、今までは、貿易の輸...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 円安の影響というのは、輸入は損していますけど輸出は得しているんですね。日本経済全体としては……(発言する者あり)いや、貿易赤字といったって、これ、企業は輸出で、当初、輸出価格を下げないで利潤を取っていたんです。だから内部留保が膨らんでいるんです。だから、日...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 国立社会保障・人口問題研究所では、五年ごとに公表する日本の将来推計人口におきまして、将来の出生及び死亡、それぞれについて中位、高位、低位の仮定を置いて複数の推計を行っております。  御質問の中位推計でいいますと、つまり出生が中位、死亡も中位の真ん中の推計...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘の経済成長率の将来推計、これ「選択する未来」委員会の下で開催をされた成長・発展ワーキング・グループにおきまして、今後半世紀程度の長期を展望した場合に、人口動態、生産性の動向の違いが経済成長等に与える影響、これは具体的には、人口につきまして、一億人程度...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 二〇六〇年には、そのままいきますと、現状で労働力人口、これは就業者にプラス失業者を足したものですね、労働力人口、総人口は現状の六千五百七十七万人から二〇六〇年には三千七百九十五万人に減るということになります。
○国務大臣(甘利明君) 現状を放置するとどういうことになるかというのは申し上げました。それに約一千万人程度足していくには、委員御指摘のとおり、スウェーデン並みに女性の労働社会参加率九割、それから高齢者が今よりも五歳年齢働くという前提が必要になります。  労働生産性は、これに加え...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 諮問会議の下の「選択する未来」委員会と、それから石破大臣の下での試算とでは若干の年数のずれがありますから、それは人口推計で多分五百万人ぐらいのずれに変わってきていると思うんですが、いずれにしても一億人を上回るということであります。  これは、二〇二〇年ま...全文を見る
03月17日第189回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(甘利明君) 御指摘のように、骨太二〇〇六は小泉内閣の最後でありまして、当時、私のポジションにいらっしゃったのは与謝野馨大臣でありました。  この二〇〇六におきましては、二〇一一年度には国、地方の基礎的財政収支を確実に黒字化する等の財政健全化目標を掲げまして、財政健全...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、現状では一件であります。これは、被災地の女川町の水産加工団地における案件であります。  ただ、この後、新年度からは大型案件が控えております。仙台空港とか関空が控えておりまして、これは相当大規模で、民間がそれに対応できないと。民業がその種の...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) そういうわけでもないんですけれども。  総合の消費者物価指数を構成する要素の中に原油価格というのがあります。この原油価格が、当初の予測よりも極めて大きく、ピークの半分ぐらいに安くなっているわけでありまして、この大きな変化というのは勘案しなければならないと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日銀との共同声明は、二〇一五年度を目途に、目途にというのは、かっちりと二〇一二年何月何日ということではなくて、ある一定のアローアンスがあろうかと思います。  共同声明には書いてあることを月例では外したということは、共同声明は基本的な方針を書いてあります。...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 二〇一六年の電力小売市場及び二〇一七年のガス小売市場の自由化を見据えて、既に地域や業種を超えたエネルギー市場への参入の動きが活発化をしているところであります。  具体的に申し上げますと、電力の小売市場に参入した企業は一年七か月で一・八倍、三十六社から六十...全文を見る
03月19日第189回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(甘利明君) 賃金に関する用語というのはちょっと分かりづらいんですけれども、雇用者報酬というのは日本の雇用者全体が受け取る賃金の話です。名目賃金は一人当たりどう変化するか。それぞれ前の年の同じ月と比較してどうなっていくかの変化です。  雇用者報酬、つまり全体が受け取る...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 産業全体の七割がサービス産業が占めています。製造業の生産性を上げることはもちろん大事ですが、シェアの多いところの生産性を上げるということが経済全体に大きな影響を与えます。  実は、私が経産大臣のときにサービス産業生産性協議会という生産性を上げる協議会をつ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 極めて重要な視点だと思います。  日本経済が中長期的に持続的発展を実現するためには、それぞれ若者、女性、高齢者などの人材がその能力を最大限発揮をして活躍できるという社会を築くことでありますし、生産性を高める必要があると。そのためには、イノベーションを生む...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この著作権侵害の非親告罪化、主要国で親告罪を取っているのは日本とドイツと韓国でありまして、韓国も非親告罪化の方向にかじを切るやの情報があります。TPP十二か国のうち、親告罪化を取っているのは日本とベトナムだけであります。世界的な分布図でいうと、親告罪の方が...全文を見る
03月23日第189回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(甘利明君) 誤解なきように申し上げますが、委員から、景況感が悪くなってきているじゃないか、景気が悪くなっているじゃないかという御指摘がありましたので、仮に政権交代前に同じような調査があったら今よりも悪いんじゃないですかと申し上げたので、断定的に申し上げたのではないとい...全文を見る
03月24日第189回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(甘利明君) 経済再生担当大臣、社会保障・税一体改革担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  安倍内閣で一体的に取り組んできた三本の矢の政策の下、日本経済は企業部門に改善が見られるなど、緩やかな回復基調が続いています。た...全文を見る
03月25日第189回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○甘利国務大臣 安倍内閣における成長戦略というのは、向こう十年間でGDPの成長率を名目で平均三パー、実質で二パー、これを達成するためのいわば構造改革というのを取りまとめたものであります。産業競争力会議は、これを具体的に設計して推進していくことを担当いたしております。  成長戦略...全文を見る
03月25日第189回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(甘利明君) 二問お尋ねがありました。  まず、経済の好循環についてであります。  政権交代以来、三本の矢の政策を進めてきた結果、有効求人倍率は二十二年ぶりの高水準、昨年の賃上げは平均二%以上のアップと過去十五年で最高、そして企業の経常利益は過去最高水準、企業倒産件...全文を見る
03月26日第189回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(甘利明君) アベノミクスは三本の矢から構成をされているのは御案内のとおりであります。一の矢が大胆な金融政策で、二の矢が機動的な財政政策で、三の矢が成長戦略であります。  一の矢と二の矢というのは即効性がありますから、実行すれば効果がすぐ出てくると。三の矢というのは、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、景気の現状でございますけれども、生産や輸出が持ち直しているということ、それから企業収益に全般的に改善の動きが見られるということ、それから企業の業況判断の一部に改善の兆しが見られる等々、企業部門に改善が見られるということで、緩やかな回復基調が続いている...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 委員とは一次内閣で一緒に経済政策、苦労してやらせていただいた関係でありますが、おっしゃるとおり、デフレの脱却宣言というのは、今日の時点でデフレかどうかということももちろん大事なんですけれども、その状況に戻らないというところまで足腰が強くなったということを称...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日銀と政府が共同声明をして、それぞれの努力を確認をして、日銀がやるべきは物価安定目標二%を達成をすると。それは何年何月ということの明確な表現ではありませんけれども、できるだけ早期にと。それ以降、総裁が、目途は二年程度というような表現を使われたんですかね。そ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 二〇一五年度、つまり来年度予算では、新規国債発行は、前年に比べて四兆四千億減らしまして三十六兆九千億に発行額はなっております。  最終的にこのプライマリーバランスを改善していくためには、GDP比でいくと三・三をこれ削っていかなければならないわけであります...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 諮問会議で財政健全化のプランを作っていきます。その際には、デフレ脱却、成長路線に持っていく、それから歳入改革、歳出改革と三つでできているわけなんですけれども、成長路線に持っていく、あるいは公的なサービスを産業化していくという等々の規制改革、規制緩和があるわ...全文を見る
03月27日第189回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(甘利明君) TPA法案、トレード・プロモーション・オーソリティー、貿易促進法、つまり、議会はTPAの中身をパッケージとしてイエスかノーだけ答える、この部分は賛成だけどこの部分は反対という答えにならない。これがいかに大事かということは、TPPが十二か国でまとまったものに...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) Jカーブ効果というのが普通はありまして、タイムラグを置いて円安の効果が輸出に出てくるわけであります。しかし、その出方が遅かった。遅かった理由は、輸出先の景気が悪いとか、あるいは現地価格を下げずに利益を獲得する動きとか、いろいろな動きがあるということをお話し...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) そのとおりです。
○国務大臣(甘利明君) 今、過去二十年間のお話をされました。過去二十年間、二十年近く何があったかというと、デフレです。デフレというのは何が一番いけないかというと、経済規模が縮小し、シュリンクしていく最大の病気なんです。この二十年間、世界経済はどうなったかといえば、例えばアメリカは...全文を見る
03月30日第189回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(甘利明君) 大塚先生がおっしゃりたいことは、民主党内閣と安倍内閣を比較すると、統計上は、実質は民主党内閣の方が成長している、しかし名目では安倍内閣が成長している、しかし消費税のかさ上げ分があるじゃないかと、それを引いたら名目でもそんなにいかないんじゃないのということが...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 消費税を幾ら上げるとGDPにどういう影響をするかというのは一律に測ることはできないと思います。時の政府が打つ政策によって下振れ効果が薄くなったりしますからですね。ですから、我々は適宜適切に財政出動やあるいは規制緩和や金融政策を担当してきました。そして、イン...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ううん、素直にそうすとんと入ってこないんでありますけれども、我々もそのケインズ効果に頼ってやっているというつもりはありません。財政の見通し、健全化、社会保障の安定性、そのために消費税を上げているわけでありますし、そして、夏までに二〇二〇年PB黒字化の工程に...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) その中身がどこまでということがありまして、アメリカの関係者からも詳細が漏れてくるということはないんですね。どの国も、条約上の秘密保持義務と、それから国内から情報開示を迫られている、これに今悩みながら対処しているところでございまして、日本としてもできる限り、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今までアメリカ、特にUSTRは議会の要求に応えていろいろ開示すると言ってきましたけれども、実際は中身が全部分かるというわけではないんですね。  アメリカ政府自身も条約上の守秘義務というのは他国にかなりきつく言っているところでありますから、その中でどういう...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まずアメリカがどういう開示をしていくのか、それと、当然、アメリカと日本の秘密保持義務が掛かる掛かり方も違ってくると思いますから、その辺のことをしっかり精査をしたいと思っております。
○国務大臣(甘利明君) アメリカもそういう表明を今までもされてきました。しかし、実態は我々が開示している内容とそんなに変わらないんですね。これから国会議員にはそうしますと、突き上げを受けておっしゃっていますが、それがどういう形になるのか、それをしっかり見守っていきたいと思っていま...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 昨年の総選挙後、総理指示で直ちに政労使会議を開催をいたしました。総理から今春の、今やっております今春の賃上げを要請したわけでありまして、経済界の皆さんには、設備投資はもちろんしていただく、それ以外に賃上げに向けて最大限の努力、それから御指摘の原材料の高騰に...全文を見る
04月01日第189回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(甘利明君) 雇用が創出されている分野で申し上げますと、総務省の労働力調査がございます。これによりますと、安倍政権発足後に、業種別でいいますと、医療であるとか、あるいは福祉業、あるいは情報通信産業で就業者数が伸びております。職種別ということで見ますと、介護を含むサービス...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 有効求人倍率自身が上がることは悪いことじゃないと思います。そこにたくさんの人を欲しいと。これは、有効求人倍率が上がれば、人手不足になれば給料を上げていく押し上げ要因になっていきますから、待遇改善にはつながっていくと思います。  ただ、物理的人員が不足しま...全文を見る
04月07日第189回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(甘利明君) 二十六年の改正のときに、これは閣内では麻生財務大臣が言い出したことだと思いますが、中小企業には認められていて大企業には事実上認められていないと、そこをしっかりやれば経済の好循環に資するからということで、飲食については大企業も一部認められたわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 健康長寿社会の実現というのは安倍内閣の成長戦略の柱であるわけであります。このため、医療分野の研究開発につきましては、日本再興戦略、これは、平成二十五年の六月十四日閣議決定されたものでありますが、ここで掲げられた研究開発の司令塔機能の創設とともに、予算の拡充...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘がありましたように、四半期開示に象徴されるように企業の経営者の視点が非常に短期化してきて、腰を据えた研究開発がなかなか進んでいかない、その問題意識は共有しておりまして、それについてはまた新たな提言も考えているところであります。  一方で、公的機関が...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 今まで医療、つまり医薬品であるとかあるいは医療機器の研究開発というのは、厚労省と文科省と経産省、あるいはそれに関連する独法等が個々に行っていました。まあ口の悪い言い方をすると、個々ばらばらということになるのかもしれません。これではいけないということで、関係...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 医療機器と医薬品の貿易赤字は両方合わせて二兆三千億ぐらいあると思います。これだけ科学技術を売り物にしている国で圧倒的に輸入が多いというのは、まさに日本のこけんに関わることだと思います。あわせて、御指摘のデバイスラグ、ドラッグラグの問題も大きな解決すべき課題...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) はい。  ドラッグラグ、デバイスラグともかなり短縮をしてきております。  そして、先ほど来申し上げましたAMEDにおきましても、優れた基礎研究のシーズを実用化につなげていく、あるいは臨床の場に応用していく、このために関係省庁の英知を結集をし、人材を結集...全文を見る
04月08日第189回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(甘利明君) 大臣会合を行いますと、必ずこの交渉上の、特にTPPはこの点が一番うるさいんですけれども、秘密保持義務と、それから自国の関係者や議会に対してどうやって情報を開示していくか、そのはざまでみんな悩んでいて、私もほかの大臣からも相談を受けます。  そして、アメリ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) TPP交渉に加盟するときに秘密保持義務というのは厳しく問われて、言ってみれば誓約をして入っているわけなんです。アメリカも、今までも申し上げましたように、開示はしているし、していくということをおっしゃっているんです。ただ、もちろん秘密保持義務の制約の中でとい...全文を見る
04月09日第189回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(甘利明君) 内閣府のいわゆる中長期試算では、足下のトレンドで行った場合どうなるかというベースラインのケースと、それから、三本の矢を始めとする成長戦略がきちんとワークして、その結果得られる数字はどうかということを再生ケースで示しているわけであります。  過去のトレンド...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 必要があれば総理が補足答弁をされると思います。  この非親告罪化の流れ、これは参加国の中で、前にも説明しましたとおり、そういう方向で大勢が流れているということは申し上げたとおりであります。  ただ、そこにどういう懸念があるかということもよく承知を政府と...全文を見る
04月23日第189回国会 衆議院 本会議 第19号
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○国務大臣(甘利明君) 平井議員にお答えいたします。  マイナンバー制度の利活用についてのお尋ねであります。  本年十月に施行いたしますマイナンバー制度は、より公平な社会保障制度や税制の基盤となるものであるとともに、情報社会において行政の効率化であるとか国民の利便性向上を実現...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 河野議員の質問にお答えいたします。  マイナンバー制度の国民への周知についてのお尋ねがありました。  ことし一月に実施をしました世論調査では、マイナンバー制度について、内容まで理解をしている人の割合は三割、言葉は聞いたことがあるという人の割合は四割とな...全文を見る
04月24日第189回国会 衆議院 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
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○甘利国務大臣 フロマン代表にいじめられ続けているということで同情を買っておりますけれども、こっちがいじめているところもありまして、双方痛み分けかと思っています。  TPPの交渉の参加の際に、TPPというのは、従来よりももっとマルチの交渉である。もちろん従来の物品の関税交渉から...全文を見る
○甘利国務大臣 これとこれを比べてどうするということではないと思うんですね。もちろん、自動車以外にも、自動車部品も関税がかけられているままでありますから、それも含めて全体として市場アクセス、アクセスというのは、関税だけじゃなくて、その市場にどうスムーズに入っていけるかという、関税...全文を見る
○甘利国務大臣 これが細目が決まったということではありません。向こう側はできるだけ大きい数字を並べてきますし、我々は、これはいわば、言ってみればゼロからスタートしているわけであります。これならばいい、あれならばいいということは、最終的には全てがセットされて帰着するものであります。...全文を見る
○甘利国務大臣 一粒たりともというのは、私は言っていないので。私は、一粒たりともと言うことは難しいということを言っているんです。大体、今の枠だって、やはり三粒や五粒ずれることはあると思いますから、それは一粒たりともとは言えないよと。その中で、私は、できるだけこちら側、現状を変えな...全文を見る
○甘利国務大臣 除外とか再協議という言葉はWTO交渉上でもよく使われる言葉でありますけれども、では、WTO上、除外と再協議の定義が細目にわたって、これであって、これの一歩でも外に出るものではないというふうに規定されるかというと、そこはかなり曖昧なものであります。要は、やはりどの国...全文を見る
○甘利国務大臣 我々はアメリカのためにやっているわけではありません。アジア太平洋に、新しい価値観のもとに、新しい枠組みをつくろうとしているわけです。そしてその中で、チャーターメンバーとして、そのルールに我々の意思を反映させようとしているわけであります。  そしてその上で、TPP...全文を見る
○甘利国務大臣 総理の御発言は、制約されている時間の中で、全体的なイメージ、特に、日本が強調すべきところについて、あるいは御心配をおかけしているところについて表現したんだというふうに思います。  先ほど来申し上げていますとおり、TPPはアジア太平洋地域の新しい枠組みです。この枠...全文を見る
○甘利国務大臣 TPPに関するその種の試算をする適切なモデルというものがなくて、御提示しているのが唯一であるのか、GTAPモデルというものであります。これは極めて単純化されたモデルでして、関税が即時全面撤廃されたらどういうことになるか。即時全面撤廃されることはないのであります。そ...全文を見る
○甘利国務大臣 先ほど御提示されました平均所得とジニ係数の推移云々というお話であります。  これは、どの段階でどんと下がっている、下がっているというか、ジニ係数が下がる、要するに平等化が進んでいるかというこのグラフを今見ますと、時期が、リーマン・ショックでどおんと経済が落ちた、...全文を見る
○甘利国務大臣 地方創生の総合的プランについては石破大臣にお尋ねになるのが一番適切だと思いますが、地方の牽引役というのは、一次産業と中小企業、サービス産業であります。その地方の牽引役が牽引力を発揮できるように対応しているところであります。  例えば、企業の内部留保を賃上げとそれ...全文を見る
○甘利国務大臣 TPA法案が上院の委員会を通りまして、先ほど下院の委員会も通ったという報告がありました。いよいよ主戦場は上下両院の本会議に移るわけであります。  TPA法案が、いわゆる貿易促進法、一括権限を大統領に与えるという法案を、形が変わってきていると私も説明を受けておりま...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま御指摘の議論は、TPP交渉、十二カ国の中で全く出てきておりません。二国間でも、TPP交渉の中で出てきておりません。  そもそも、この種のことは、通商協定で本来扱うものじゃないわけです。話があるとすれば、IMFとか、あるいはG20とか、そういう場があるんだ...全文を見る
○甘利国務大臣 ROO、ルール・オブ・オリジン、原産地規則というのは個々の品目ごとに決められていて、つまり、それは何を意味するかというと、その枠内で付加価値を積み上げていく、それにその外側の人が参加しづらいような仕組み、だから、それが参加している人たちに参加国内のルールが適用され...全文を見る
○甘利国務大臣 守秘義務ルールとそういう情報開示と、どう整合性をつけるかというのは、各国、みんな悩んでいて、アメリカが、そういう情報が出ている、開示する。一方、では、我々が示している以上の細かなものが出ているかというと、出ていない。それから、相も変わらずアメリカの議員からは、見せ...全文を見る
○甘利国務大臣 会談に入るときの、にこにこして握手をしているイメージだけ伝わっているかもしれませんけれども、すべからく、会談というのは、にこにこして入って、だんだん険悪になってきて、最後どなり合いになるということです。私とフロマン代表との場合は、大体、毎回そういうパターンでありま...全文を見る
○甘利国務大臣 マスコミによって報道されているところは、アメリカが今のミニマムアクセスで得ているものに加えて、あとどれくらい拡大できるか。そこが、これは報道ベースで言いますよ、日本はプラス五万トンだと言い、アメリカは十七万五千トンだと言っているという報道がなされています。  結...全文を見る
○甘利国務大臣 どういうふうに情報開示をしていくかというのは、先ほど来申し上げているとおり、非常に各国とも悩ましい中で模索をしています。  議会においてどういう会を設定するからどうだというのは、それは議会でお決めになっていただくことだと思いますから、政府として、ああじゃなきゃい...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、日米でやるとき、そしてマルチでやるときも、それぞれの国にはその抱えている国情があって、当然制約もあって出てきている、日本でいえば、衆参農水委員会で決議をされている、この決議は、国会の決議だから重いものであって、その国会に最終的な条約をかけて承認をいただかなき...全文を見る
○甘利国務大臣 鼻っ柱の強いことだけは誰にも負けないと思っておりますから、アメリカとの交渉も、時にどなり合いになるわけであります。  交渉事ですから、自分としてはしっかり思いを込めてやっております。ただ、申し上げたのは、おまえがそう思っても、俺たちにはそう見えないぞという評価の...全文を見る
○甘利国務大臣 結論からいえば、終わっておりません。当然、いろいろなシミュレーションはできておりますけれども。  しかしながら、従来、よく連立方程式と申し上げていますけれども、関税を下げるにしても、エンドポイントの割合とセーフガードの割合というのは連立方程式で決まってくるもので...全文を見る
○甘利国務大臣 総理から託されました私の使命は、国益を踏まえ、攻めるは攻め、守るは守る、その中で、TPPが早期妥結に向けていくように貢献をせよということであります。  参加した以上、妥結を目指すわけであります。しかし、その妥結に向けては、しっかり国益を踏まえて取り組んでいく、そ...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃられたとおり、TPP十二カ国が妥結へと話を進めていくためには、前提が二つあると申し上げました。一つはTPA法案が成立をするということ、そしてもう一つは、日米の大筋合意が見えてくる、大筋合意がかっちりできましたというのも見えてくることということが大事だと申し...全文を見る
○甘利国務大臣 基本的には、全体のパッケージを議会が了解するかしないかで、その後、細かいところにいろいろな注文がつけづらいということで、まとまったものを、その後、注文がいっぱいつくのであればまとまったことにならない。つまり、大統領に一括権限が付託されるということが非常に大事だとい...全文を見る
○甘利国務大臣 TPA法案の違いは、委員御説明のとおりであります。つまり、要すれば、両院がノーと言った場合に本来のTPA法案の本質が適用されないというのから、片方の院、片方の委員会がノーと言ったらその効果を発するということであります。  しかし、上下両院の委員会はTPA法案その...全文を見る
○甘利国務大臣 TPA法案の果たすべき意味、本質、それを前提に議論しております。そして、TPA法案の本質が今回の変更によって著しく損なわれるということではないというふうに理解しております。
○甘利国務大臣 先ほど、議会が関与、従来も、両院がその必要性があると言ったら、その時点で関与になるんです。今回の修正は一院がということでありますから、議会が関与するという状況は、今までの法案も今回の法案も変わらないわけであります。しかし、基本的に一括して承認するかどうか、そのため...全文を見る
○甘利国務大臣 どのようなことで難航、ちょっとその意味が、具体的にはかりかねるんですが、二国間交渉について言えば、それぞれの国がセンシティビティーを大なり小なり抱えています。物品の関税について抱えている国もあれば、ルールで抱えている国もあります。知財であるとかあるいは国有企業の規...全文を見る
○甘利国務大臣 お聞きになりたいことの趣旨が、いま一つ理解していないのかもしれませんけれども、私が常にバイの会談やあるいはマルチの会談で申し上げているのは、交渉事というのは、一方が一方に一方的に寄っていくことを交渉とは言わない、双方が歩み寄ると言わないと差はもう絶対に埋まらないと...全文を見る
○甘利国務大臣 TPPの交渉過程で、いきなり全部の最終着地点にどおんと行くわけじゃないんですね。ステージワンとかツーとかスリーとかいうことがあって、ここを目指していこうみたいな形で言っていくわけであります。  だから、一月の時点で、日米間について、そこまでの協議の中で日本側が譲...全文を見る
○甘利国務大臣 TPA法案がなければ、そこまで、ある部分、具体的な数字でなくても、考え方で収れんをさせてきたものについても、法案がなければみんなパアになりますねという話です。
05月11日第189回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○国務大臣(甘利明君) 家族の在り方、私は担当大臣ではありませんので私が答えるのがいいかどうかありますが、政府としてこういうあらまほしき姿というのを国民に要請するということではなくて、それぞれ家族の在り方の思いがある、それを実現しやすいような環境を整えるということだと思うんですね...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 私のところも途中まで家内が働いておりまして、娘は親のところに預けて両方とも働いておりました。途中から家内が仕事を辞めて子育てに専念したわけでありますけれども、そのときにやっぱり、家内は、本当は仕事をずっと続けたかったということは後になって私に言いまして、そ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 若い世帯、子育て世帯の中で、親と同居、あるいは親が近所に住んでいて、子育てとか家事とか、いろいろ親に甘えて、手伝ってくれるのがいいかどうかということについては、かなりそうしていくことが実現できたらいいと思う人がおられるのも事実です。親の方の統計は私も確認し...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘がありましたとおり、本年の十月から番号の通知、それから来年の一月からの番号の利用ということで、いよいよスタートするわけであります。  再来年、つまり平成二十九年の一月からの国の機関間での情報連携の開始、それから七月からの地方公共団体等も含めました情...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、このマイナンバーというのを本格的に利用拡大をしていく、それは、法施行後、実施状況をしっかり見ながら、その中で議論していくという方針に変わりはございません。ただ、御指摘のメタボ健診情報の管理、これは健康保険組合が行うわけでありますけれども、例...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) マイナンバー制度につきましては、国民の様々な懸念に対して制度上それからシステム上の両面から様々な個人情報の保護措置を講じることといたしておりまして、国民の危惧を払拭できるように引き続き広報にも注力をしてまいりたいと考えております。  ただいま御指摘の項目...全文を見る
05月14日第189回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(甘利明君) TPP交渉における国会への情報提供についてのお尋ねがありました。  そもそも、TPPは、交渉中の情報が外部に漏れないようにするという厳しい保秘契約に各国が合意しているものであります。現時点で、TPP参加国の中で、米国のように議員へ協定案文、いわゆるテキス...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) TPP交渉における国会への情報提供についてのお尋ねがありました。  先ほども答弁いたしましたとおり、TPPは、厳しい保秘契約にサインをした後に入会が認められるものでありまして、現時点では、TPP参加国の中で米国のように議員へテキストを開示している国がほか...全文を見る
05月14日第189回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○国務大臣(甘利明君) 西村副大臣から会見後に連絡がありました。そのときには、やっぱり日米の違いがあるんで、それを踏まえて何ができるかということに言及した旨の報告をいただきました。それはそのとおりなんでありまして、ですから、できることとできないことがありますからねと言ったら、それ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) どうしろこうしろということではなくて、西村副大臣から最初に電話いただいた内容とぶら下がりの記者団が私に言ってきた内容が違ったものですから、私はぶら下がりの記者さん方に、いや、そういう真意ではないですよと、西村さんからちゃんと、日米の違いがあるからということ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 条約というのは、もう釈迦に説法だと思いますが、途中経過を公表しないということになっておりまして、とりわけTPPは守秘義務にサインをしてから入る、入会が認められるということで、より厳しくなっています。そういう中で、各国とも非常にこれは頭の痛い問題で、制約の中...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 結論から申し上げますと、確かに一時の勢いということにはならなくて減速はしているけれども、ソフトランディングに向けて中国政府を挙げて取り組んでいるし、それが期待できるのではないかというふうに思っているわけであります。  具体的に申し上げますと、中国の二〇一...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 貿易額でいいますと、日本の一番の貿易相手国は今、中国になっているわけであります。経済規模でいえば世界の二番目の経済規模の国でありますから、最悪というのはどの辺の程度までを指すのかという議論もあると思いますけれども、中国経済が日本だけじゃなくて世界経済に与え...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘の現在介護保険制度の下で提供される施設・居宅サービスの対価について、一定のものはいわゆる医療費控除の対象となっているわけであります。ただし、施設サービスのうち、散髪代など日常生活においても通常必要となる費用であるとか特別なサービスに係る費用、あるいは...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先般の決算委員会でも申し上げましたとおり、子育て世代のうち、親が近所あるいは同居をして子育てや家事を一緒に手伝ってくれたらいいなと思う子育て世代は過半数を上回っていると。親の方でもそういう要求があれば一緒に住みたいという人は同等以上の数だというふうに思って...全文を見る
05月22日第189回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○甘利国務大臣 先般、日米の閣僚会合を行いました。未明まで続いた閣僚会合、そのほとんどはワン・オン・ワンで、バイで行ったわけであります。  今回、日米が大きな山を越えることができないと、なかなか十二カ国で決着をつけるということは難しいと双方感じながら取り組んできました。まだ決着...全文を見る
○甘利国務大臣 二つの点が言えると思います。  一つは、TPPという通商経済の交渉を通じて、およそ民主主義国家が共有する価値観がルールとして根づくことが大事。つまり、自由、民主主義、基本的人権、法の支配、今、TPP参加国はこういう共通の価値観で新たな通商ルールのベースをつくろう...全文を見る
○甘利国務大臣 連休中に、アメリカから私の携帯に連絡が入りました。西村副大臣からの連絡でありました。それは、日米の違いを踏まえて、違いはあるんだけれども、何かできることがあるか検討してみるということを話をしましたという連絡が来ました。私は、とにかく、国会での要求に対して何ができる...全文を見る
○甘利国務大臣 会見議事録は、その後に私、手に入れまして、読ませていただきました。  西村副大臣が最初にアメリカから私にかけてきた電話の趣旨とこれを照らし合わせると、若干踏み込んで、言葉が走ってしまっている部分があるかなという印象は持ちました。  ただ、副大臣も、所管大臣とし...全文を見る
○甘利国務大臣 内閣委員会と農水委員会の連合審査の席で、私に野党の委員から、質問者から、何ができるか少し検討できないのかという話がありました。私は、あの時点で、非常に悩ましいことでありますけれども、何ができるかは検討してみますという答弁をさせていただきました。その後に、五月の一日...全文を見る
○甘利国務大臣 現時点で指定されておりませんし、今後も指定されることはないと思います。
○甘利国務大臣 ありません。
○甘利国務大臣 九十日ルールというのは、いついつ署名しますということを議会に九十日前に通告します。開示は、六十日ルールです。署名の六十日前には、まず妥結が当然あります、妥結でこれでいいですということになって後、各国が署名するわけですけれども、妥結後、署名から逆算して六十日には開示...全文を見る
○甘利国務大臣 個人番号カードは、個人番号の確認とあわせて本人確認を行うための書類でありまして、本人を特定するために、氏名、出生の年月日、男女の別及び住所、この四つの情報を記載することといたしているわけであります。  性別を個人番号カードの表面に記載することについては、委員の御...全文を見る
05月22日第189回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(甘利明君) 番号の通知を中止し、制度を廃止するべきではないかとのお尋ねがありました。  御要望には沿いかねます。  マイナンバー制度は、より公平公正な社会保障制度や税制の基盤として、また情報化社会のインフラとして導入するものでありまして、国民の利便性の向上や行政の...全文を見る
05月25日第189回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(甘利明君) 起点が二〇一〇年でPB赤字の幅がマイナス六・六、これを十年間掛けてゼロ、プラスゼロに持っていくわけであります。五年目の半減ということはどうやら成功しそうであります。  残りの五年間のプランをどう立てるかということでありまして、安倍内閣の基本方針で、経済再...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘の民間研究機関による試算につきましては、有識者議員より、疾病予防等の分野に多様な民間事業者が参入をして新しいサービスを創出すること等が重要であるとの御提言に関連をして、期待される効果の一例として御紹介いただいたものと承知をいたしております。  おっ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 現状がデフレでないということとデフレから脱却したということは全く別次元の話であります。デフレということが公式に書かれたのは、たしか二〇〇一年の月例で書かれたと思います。ということは、実体経済としてはその前からデフレに入っていたということで、十五年以上デフレ...全文を見る
05月29日第189回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○甘利国務大臣 TPP交渉に対する激励、ありがとうございます。  GDPのこの一—三の速報値が発表されたところであります。  実質GDP成長率は、前期比、年率でいいますと二・四%の伸びとなりまして、二四半期連続でプラス成長となりました。  それから、これも大事なんですが、名...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、議論の前提といたしまして、OECDのデータ、貧困度合いを比較するというデータが、日本の統計は、厚労省の統計と総務省の統計と両方やっております。厚労省の統計ですと、先生御指摘の一六・幾つですよね、OECDの中では劣等生。しかし、総務省のデータですと一〇・幾つで...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、大事なことは、貧困の連鎖が起きてはいけない、親が貧困なら子供も貧困というその連鎖を断ち切らなきゃならない、これは全く共通の認識でございます。  現状がどうなっているかということを申し上げると、残念ながら、子供の貧困率というのは、相対的貧困率と同様...全文を見る
○甘利国務大臣 おっしゃるとおり、地域間所得格差を分析しますと、就業者の構成比によるところが多いです。一次産業が多いところは所得が低い、製造業とかあるいは金融、保険とか情報通信のような職種の就業者が多いところは地域所得が高いというふうになっております。  おっしゃるとおり、一つ...全文を見る
○甘利国務大臣 企業収益は最高益を更新しています。次もそれをさらに更新すると思います。要は、原資はあるわけですから、それをどう経済の再生、好循環に使うかといったら、賃金を上げる、これは要請しました。下請代金を上げる、要請しました。設備投資が、若干ふえていますけれども、まだ弱いです...全文を見る
○甘利国務大臣 直接の所管ではありませんけれども、そして自衛隊員は支払われる賃金の多い少ないによって使命感が変わるということはないわけでありますが、しかし、御指摘のとおり、時に命をかけてやる任務であります。それにふさわしい処遇は必要だと思いますし、政府としても、欧米諸国の対応等々...全文を見る
○甘利国務大臣 安倍内閣の使命、至上命題は、デフレから脱却をするということです。その前提が達成される中で、社会保障をしっかり永続性を確保するとか財政再建の見通しを立てるということです。  デフレ下で財政再建というのは、これはできないと思います。デフレというのは、究極は経済規模が...全文を見る
○甘利国務大臣 日銀は、安定目標として二%近傍というのを掲げています。これは、二%より低ければ二%を目指す、高ければ二%までに抑え込むという両方の意味があろうかと思います。  そして、消費税による物価の上昇というのはワンショットであります。我々は、毎年毎年わずかな、わずかという...全文を見る
06月05日第189回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○甘利国務大臣 GDP統計は、その四半期の一月半後くらいに速報が出るわけであります。おっしゃるとおり、アメリカとイギリスですか、随分早いのは。ヨーロッパのドイツ、フランス、イタリーと比べてみますと、大体一月半、翌々月の中旬ということで、そんなにずれはないんだと思います。  おっ...全文を見る
○甘利国務大臣 マイナンバーというのは、非常に機微な情報、つまり、もう生まれたときから生涯使うナンバーであって、行政事務全般にかかわってくるということでありますが、この取り扱いは特に慎重にするということで、罰則が設けてあります。  ただ、先生、これも、意図して、故意にやった場合...全文を見る
○甘利国務大臣 まさにおっしゃるとおりでございまして、先進国は、もう既にマイナンバーは導入している。そこで起きている問題を、一番後発部隊として参画する日本は、克服したシステムを導入できる。つまり、最後に参画しながら、一番先頭に行けるという可能性があるわけですね。  ですから、こ...全文を見る
○甘利国務大臣 全国の自治体がいろいろ自主的な取り組みを行っておられます。コストパフォーマンスがいい事例は、その原因を検証して見える化をして、同じようなことをやっている自治体、同じような規模で同じような構成要素の自治体と比べてみて、片方がコストパフォーマンスが高い場合には、その原...全文を見る
06月08日第189回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○甘利国務大臣 PFI推進機構は、御案内のとおり株式会社で、民民の契約として守秘義務契約を結んでいるわけです。契約の安定性というのは法律で担保されている。国政調査権は崇高な権利だとは思いますけれども、法律で担保されている契約の安定性を侵害するということに仮になれば、日本という国は...全文を見る
○甘利国務大臣 マイナンバー制度は、いろいろな行政事務に共通して一人を特定することができます。しっかりとした制度が動いていけば、この種の事案はなくなるというふうに思っております。
○甘利国務大臣 マイナンバー制度自身は、より公平公正な社会保障制度や税制の基盤として、また情報社会のいわばインフラとして、国民の利便性の向上であるとかあるいは行政の効率化に資するものでありまして、これ自身は着実に取り組みを進める必要があると思います。  現時点においては、個人情...全文を見る
○甘利国務大臣 マイナンバー制度は、先進国では、ほぼ全てと言っていいと思いますが、導入をされています。そういう点では、日本は一番後発国になるわけであります。  しかし、後発国であるということは、先発国でどういう問題が生じているか、それをどう克服していくかということのチャンスを与...全文を見る
○甘利国務大臣 配付されるのは十月から、それを活用していくのは年明けからであります。今、全ての企業がそれらの準備を急いでいるかというふうに思います。  私も、民間のこの種のことにかかわっている事業者から話も聞いておりますけれども、大企業は何とかやっていくんだと思う、中小企業がし...全文を見る
06月10日第189回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○甘利国務大臣 マイナンバー制度は、より公平公正な社会保障制度であるとか税制の基盤として、また情報社会のインフラとして、国民の利便性の向上であるとか行政の効率化に資するものでありまして、これは着実に取り組みを進めることが重要であります。個人情報の保護にも万全を尽くしつつ、全体スケ...全文を見る
○甘利国務大臣 今回の年金機構における情報漏えいについては大変遺憾であるというふうに思っておりますが、個人情報を含むファイルにパスワードをかけずに取り扱うといったことは、国民の個人情報を扱っている機関の職員として自覚に欠ける行為であると言わざるを得ず、厚生労働省及び年金機構におい...全文を見る
○甘利国務大臣 マイナンバー制度が導入されても、各行政機関の個人情報というのはこれまでどおり各行政機関で分散して管理をされまして、個人情報が同じところで一元管理をされているということはありません。例えば、国税に関する情報は国税庁で、それから児童手当や生活保護に関する情報は市町村で...全文を見る
06月11日第189回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○国務大臣(甘利明君) マイナンバーの制度は全ての住民、全ての事業者に関係するものでありまして、この制度について広く周知する必要がある、御指摘のとおりであります。  これまでも積極的に広報に努めてきておりますが、今年の三月には、広く一般の方に制度を認知していただけるように、テレ...全文を見る
06月18日第189回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○甘利国務大臣 マイナンバー制度は、より公平公正な社会保障制度や税制の基盤として、また、いわゆる情報社会のインフラとして、国民の利便性の向上、行政の効率化に資するものであります。やがては、マイナンバーカード一枚で行政手続がワンストップでできる時代がやってくるわけであります。  ...全文を見る
○甘利国務大臣 お尋ねのマイナンバーを取り扱う主な主体としては、行政事務においてマイナンバーを利用することができる個人番号利用事務実施者と、これに協力するためにマイナンバーを扱う個人番号関係事務実施者があります。  主な個人番号利用事務実施者といたしましては、都道府県や市町村、...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のように、今回の事案については、別管理されているものを、ネットワークとつながって、いわゆるインターネットでつながっているパソコンの中に持ち込んで使っていた。これはやっちゃいけないことで、しかも、パスワードもかけないということであります。  基本的に、行政が...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、ことしの十月にマイナンバーを通知いたします。そして、マイナンバーカードは年明けから交付できるような体制がとられます。この全体の日程は、支障がないように進めていきたいと思います。  それから、御指摘の点につきましては、この事案の検証をしっかりやってもらいます...全文を見る
○甘利国務大臣 TPPを合意するためには、貿易促進法、つまり、議会はパッケージでイエスかノーだけ言える、細かいことに注文をつけるとまた蒸し返しになるということで、TPA法案がどうしても必要。TPAをとるためには、自由貿易によって影響を受ける失業対策法案、TAAが必要。ですから、T...全文を見る
○甘利国務大臣 日本は、マイナンバーを導入するということに関して言えば、先進国の中では後発部隊です。ほとんどの国ではもう既に実行しているわけです。後発部隊ですと、先発部隊がどういう問題に悩んでいたかということが検証できるわけです。大きく分けると、芋づる検索をされてしまう、それから...全文を見る
○甘利国務大臣 原因を究明して対策をしっかり打つということが確認されれば、それは予定どおりに導入ができるんだというふうに思っております。
○甘利国務大臣 誤解ないように御理解いただきたいんですが、最初は行政の枠内、つまり、税、社会保障、災害対策、その枠内に関連しているところでの追加をやっているわけであります。  あくまでも、民間利用については、行政分野でやりとりをしていって、その中から得られた知見をしっかり習得し...全文を見る
06月22日第189回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(甘利明君) 現状、二年に一度の薬価改定に関しては、問題点とそれから課題と、両面から指摘があることは承知をいたしております。  二年ではいかぬのではないかという考え方の中に、医薬品の市場実勢価格が下落しているにもかかわらず公定価格が二年間据え置かれているということは、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) テレビを御覧になっている皆様に是非認識していただきたいことが幾つかありまして、マイナンバーというのは情報化社会のインフラであるということ、それから、ほとんどの国がマイナンバー制度を導入していて、日本は言わば後発部隊になっているということ、これは事実と。そし...全文を見る
07月03日第189回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
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○甘利国務大臣 平成二十七年の一—三月期の一次速報値の公表日は、委員御指摘の一覧表にありますように、日本は五月二十日でありました。一方、主要国としてアメリカ、それからユーロ圏、ドイツ、フランス、イタリア、それから英国ですね、これを見ますと、四月の二十八日から五月の十三日にかけて公...全文を見る
○甘利国務大臣 一次速報が一月半後に発表され、二次速報は二カ月と十日後に発表され、確報は年度後の九カ月に発表されるという時系列になっているわけでありますが、我が国の最近のGDP統計において、一次速報、二次速報それから確報のデータが利用可能であります二〇一三年各四半期の実質GDP成...全文を見る
○甘利国務大臣 人員、予算の推移は今御説明いただきました。平成二十三年度以降の国民経済計算の推計、研究に係る予算のうち、二〇〇八SNA関係以外の予算につきましては、厳しい予算制約のもとで、御指摘のとおり減少傾向にあるわけであります。  一方、厳しい予算制約の中にあって、必要な分...全文を見る
○甘利国務大臣 民間の指摘によって政府の推計の数字、中身が違っていたという指摘をいただいたのは記憶に新しいところであります。  できるだけ私も統計部局に、どれくらい民間からの要求があって、まだそれに応えていけていないのかということも、やりとりをしているわけであります。確かに、民...全文を見る
○甘利国務大臣 政府の公的統計の整備に関する基本的な計画、これは平成二十六年三月の閣議決定でありますけれども、これにおきましては、国民経済計算の提供情報の整備の一環といたしまして、四半期速報について、現在公表している支出面に加えまして生産面それから分配所得面を整備し、参考系列とし...全文を見る
○甘利国務大臣 マイナンバー制度につきましては、来年、平成二十八年一月からのマイナンバーの利用開始、それから、再来年、平成二十九年一月からの国の機関間での情報連携の開始、さらには、再来年七月、平成二十九年七月からの地方公共団体等を含めた情報連携の開始、これらに向けまして、現在、関...全文を見る
07月03日第189回国会 参議院 本会議 第30号
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○国務大臣(甘利明君) TPP交渉についてのお尋ねがありました。  米国においてTPA法が成立をした現在、TPP交渉は最終局面を迎えておりまして、国益と国益がぶつかり合う厳しい交渉が続いているところであります。  衆参の農水委員会の決議をしっかりと受け止め、いずれ国会で御承認...全文を見る
08月07日第189回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
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○甘利国務大臣 七月の二十八日から三十一日まで四日間でありますが、ハワイで閣僚会合を行ってまいりました。交渉は大きく前進をいたしましたけれども、幾つか、これは限定された論点について、引き続き議論が必要という結論であります。  例えば、ルール分野でいいますと、物品貿易のルールの部...全文を見る
○甘利国務大臣 特に重要五品目については、国会の決議がある、衆参農水委員会の決議がある。これは、私は、それが事実でありますから、交渉のときにも、議会縛りがある中で我々はハンドリングをしなきゃならないということを申し上げてきました。だから、とにかく相手側の要望も、何でもかんでもゼロ...全文を見る
○甘利国務大臣 まず、我が方としては、通商交渉上は、鉱工業製品については基本的に関税はゼロにするというのは、通商交渉の大前提であります。いまだ、日米の間も、あるいはそれ以外の間も、鉱工業製品の関税がかなり残っております。ですから、目標としては、基本的に鉱工業製品は、ステージングは...全文を見る
○甘利国務大臣 全体がまとまらないのに、二国間の話がまとまってそれに対する履行要求があるということは絶対にありません。まとまらない場合は、全くそれまでの話し合いも終わりということになります。  それから、某国が日本との物品交渉でトラブって云々というのがありますけれども、その某国...全文を見る
○甘利国務大臣 ハワイでの会合のときに、一番交渉がおくれるであろうと言われた国が、最後の場面で、我々はもう一日残ってもやるつもりだ、何としてもまとめようという発言をしました。それは各国そういう思いでやってきたわけでありますけれども、一日延ばしたところで残りが全て解決するということ...全文を見る
○甘利国務大臣 誰のせい、何のせいでという言い合いは余り生産的でないなという思いがしますので、いろいろ新聞報道されていますけれども、私の口からどこの誰のせいと言うのは、なるべくその種の評価はしない方がいいかなというふうに思っています。  ただ、一言で言えば、閣僚折衝にまで持って...全文を見る
○甘利国務大臣 農産品や鉱工業製品の関税が基本的にはゼロになる方向を目指しているわけです。ただ、それぞれの国で譲れない部分がありますから、それは除いて、できるだけゼロを目指していく。ということは、どこの国の国民も、必要なものが関税なしに手に入るということになります。  もちろん...全文を見る
○甘利国務大臣 日本では、国柄を守るという言葉があります。よその国でも、文化例外という言葉を出してきています、センシティビティーの中に。つまり、ある一定の方式で統一されるんだけれども、それは、国柄の違いとか、歴史、文化の違いがあるから、それまでなし崩しに全部一緒にしようというので...全文を見る
○甘利国務大臣 分野を限って、その分野ごとにバランスがとれているかということはいろいろ議論があろうかと思います。  全体として、日本は、少なくとも工業製品では攻めているわけであります。各国の工業の関税をゼロにしろという要求をしているわけです。これはかなり進展しつつあります。一方...全文を見る
○甘利国務大臣 これは自分でつけるのもどうかと。後で評価していただきたいんですけれども。  私は、全体として、物品のマーケットアクセス、あるいはそのアクセスルール、それからそれ以外のルールとしては、TPPはかなり画期的な歴史になるのではないかというふうに思っています。  経済...全文を見る
○甘利国務大臣 今の加盟国でも、経済規模が四〇%とか言われているわけですね。もう既に入れてほしいという具体的な意思表示をしている国もあります。それがかなり連鎖をしていくと思います。  そうしますと、これは、最初に入っていてルールメークに参加している国と、そのルールに賛同してサイ...全文を見る
○甘利国務大臣 私が、各国事情を勘案しながら、時期は切られていると申し上げたのは、これは幾つかの理由があります。  一つは、アメリカの政治日程。これは、なぜTPPが進み出したかというと、オバマ大統領が自身のレガシーにするという決断をしたときからです。交渉をやっていまして、何でこ...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、少なくとも、大臣交渉あるいは首席以下の交渉で、日本は相当タフな交渉をしてきたと思います。それは、よその国に日本の交渉を聞いていただければ、日本の通商交渉史上、これだけタフにやったことはかつてないと思います。  難しいのは、時間がたって交渉のシビアさから一回...全文を見る
○甘利国務大臣 農水委員会の決議は、我々なりにはクリアするつもりで交渉をしています。その評価は、最終的に国会が、これでは自分としてはクリアしていないと思うとか、自分はこうしているとか、それはやはり最終結果を諮って判断していただくしかないと思います。  我々は、満点かどうかは別と...全文を見る
○甘利国務大臣 御案内のとおり、生乳の生産量の調整対象としてバターとか脱脂粉乳があるわけであります。ですから、バター、脱脂粉乳が足りないからすぐ輸入、それが恒常的になるということと、生乳の生産との関係がありますから、本当に恒常的にどう足りないんだと。  今まで恐らく、輸入したと...全文を見る
○甘利国務大臣 日米交渉の際に著作権の話がありました。ああ、ミッキーマウス法かと言いましたら、ハローキティ法というのもあるんじゃないかとか言われましたけれども。  これはやはり、十二カ国のうちのどれくらいの国がこのくらいが適切だと考えているかによるわけだと思います。日本としては...全文を見る
○甘利国務大臣 これはそのまま非親告罪化を全くの制約なしに認めるということはするつもりはありません。当然、ある種の制約、例えば、権利者の商業的な価値が損なわれないこと。それは、権利者がいる場合には、あなたにとって損なわれますかということを確認しないと確定はしないんだと思います。そ...全文を見る
○甘利国務大臣 私は、WTO交渉も経産大臣のときにやった経験があります。理想的には、やはり世界機構たるWTOが関係国の調整を高度にしながら自由化を図っていくというのが本来の姿だと思います。  ただ、WTO交渉、全体会合が開かれて、それから三十カ国ぐらいの会合、これでもまとまらな...全文を見る
○甘利国務大臣 最終日の大臣会合の席で、アメリカが、今回大筋合意に至る道筋については断念せざるを得ないという発表をしました。幾つかの国から、いや、このまま粘り強く、少し延長しても続けるべきだという声も上がりました。しかし、アメリカは、一旦仕切り直しをした方がいいという判断をしたよ...全文を見る
○甘利国務大臣 結論から申せば、そういう心配はほとんどないと思います。  恐らく、アメリカが一旦会を閉じるというのは、戦略を整理して、この延長線上でそのまま会議を続けるのではなくて、一旦間を置いて、戦略を整理していった方がいいという判断をしたんじゃないかというふうに思います。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 まさにメード・イン・ジャパンからメード・イン・TPP、適切な言葉だと思います。その枠内に入っているものはどこの国にあってもそこと同じ内国民待遇、最恵国待遇を受けるということで、それから、いろいろな制約から解放される、いろいろな付加的な義務がなくなる、将来展望、透明...全文を見る
○甘利国務大臣 そういうことです。
○甘利国務大臣 地方公共団体は、番号法の委任を受けた特定個人情報保護委員会規則に従って適切に評価を行っているところであります。  したがいまして、評価書について委員会の承認を得ていないことは、番号法違反に当たらないものと考えております。
○甘利国務大臣 この間のやりとりは、どう整理するかといいますと、評価の手続については、番号法第二十七条第一項の適用除外の規定によって評価の一部の手続が除外されておりまして、特定個人情報保護委員会規則においては、その除外された手続について、番号法第二十七条に準じた手続が規定されてい...全文を見る
○甘利国務大臣 御質問に対しての、どういう整理の仕方かというのは先ほどお答えさせていただいた次第であります。  そこで、マイナンバー制度自身、このスタートを延期すべきではないかという御主張でありますけれども、マイナンバー制度は、もう今までも申し上げていますとおり、より公平公正な...全文を見る
○甘利国務大臣 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国、地方ともに財政状況が極めて厳しい中で、地域における事業機会の創出や効率的なインフラ運営、さらには、民間投資の喚起...全文を見る
08月07日第189回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○甘利国務大臣 七月二十八日から三十一日まで四日間、ハワイで行われたわけであります。交渉は大きく前進をいたしましたけれども、幾つかの限られた論点について引き続き議論が必要だという結論に達したわけであります。  具体的に申し上げますと、ルール分野でいいますと、物品貿易のルール部分...全文を見る
○甘利国務大臣 残念ながら、大筋合意には至りませんでした。誰のせい、何のせいというのは余り言わない方がいいのかなとも思いますけれども、参加国全てが、今度の閣僚会議で大筋合意に持っていくという決意で臨んだことは確かであります。  そうしますと、これが最後の会合という思いで臨めば、...全文を見る
○甘利国務大臣 私だけではなくて各国がそういう思いを持って、残念ながら散会したんだというふうに思います。  おっしゃるように、今回の会合でまとめないとなかなか厳しいなと、各国の政治情勢がありますから。アメリカであれば大統領選が、予備選がいよいよ始まる、あるいはカナダであれば、も...全文を見る
08月10日第189回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(甘利明君) 先般のハワイでの大臣会合、それぞれの国が大筋合意を目指して臨んだわけでありますから、マスコミにいろいろと数字が報じられていますが、全く数字が出ないということは申し上げません。ただ、パッケージ合意でありますから、全体がセットされて初めてそれが生きてくるという...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) TPPが従来の既存型のEPAの枠を超えて二十一世紀型と言われているゆえんは、アジア太平洋地域の中で、物だけじゃなくて資本や人や情報が自由に飛び交うことができる、その中に入っていればそういう恩恵を受けることができるわけであります。物だけじゃなくてサービスや投...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 臨場感あふれる御説明をいただきましたけれども、現場に立ち会ったのは私でございまして、医薬品に関しては確かに生産国と消費国との間で思いの違いがあります。あるいは、高い薬をそのまま保険収載すると保険会計が膨らんでいくという懸念を持っている国もあろうかと思います...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 乳製品が際限なく日本に入ってくることがあってはならないと思っていますし、また、その点を一番心配されているのは共産党だと思いますが、その共産党から、過大な要求と思われるニュージーランドを後押しする声があるとは思いませんでしたけれども。  日本がもっと譲れと...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) さきのマウイ島での会議は、十二か国全てがここで大筋合意に持っていくという決意を持って臨んだんです。一番交渉が遅れていたと報道されていたカナダですら、最終日に我々はその決意で来たんだということを強く主張されました。でありますから、交渉を遅らせた方がいいだ悪い...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先般の会合は各国が大筋合意を目指すという決意をして臨んでいますから、日本といえども、ここに至ってまだ数字は何も出ていませんと言うつもりはありません。  ただ、何度も申し上げていますように、これはパッケージ合意なんです。全体がまとまって全体がフィックスする...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日本のそれぞれの分野の主張、それは当然、日本の主張として何も言わないわけにはいかないということは事実であります。そして、交渉事でありますから、お互いが一方的に相手のところに寄っていくというのを交渉とは言いません。しかし、重要五品目、なかんずく米については、...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 我々の方では、幾らならよくて幾らならいけないという現状で申し上げているわけではありません。農水委員会の中で決議があります、再生産可能な道筋を開くこと。そして、今、市場価格が下がってきております、消費量は減ってきております。そういう中で、日本の米の政策に影響...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) この交渉をしていきますと、必ず各国から言われますのは、日本はホノルル合意ということを承知で入ってこられたんですねと。ホノルル合意というのは、基本的に関税はゼロを目指していくということであります。それを九か国の首脳が合意しましたと、それは日本は御承知なんでし...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほどから申し上げていますが、私がいいとか悪いとか言うことではなくて、農水委員会の決議に従ってやっているつもりですから、最終的には国会で農水決議に適合しているか抵触しているかを判断をしていただくということですと申し上げています。
08月24日第189回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(甘利明君) 二〇一五年の四—六期の実質GDP成長率、これは前期比年率でいいますとマイナスの一・六%であります。結論、七—九はどうなるかといいますと、プラスに回復すること、見通しが大であるというふうに思っております。二四半期連続してプラスを付けて、ここへ来てマイナスが付...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 二〇一五年に半減というのは達成できる見込みです。そして、二〇二〇年にPBを黒字化するという目標は今しっかり掲げて、それに向けての道筋をつくっているところです。
○国務大臣(甘利明君) できる見通しということを申し上げています、まだ終わっていませんから。
09月02日第189回国会 衆議院 内閣委員会 第21号
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○甘利国務大臣 厳しい財政状況下で効率的なインフラの運営であるとか民間投資の喚起による経済成長を実現するためには、インフラ運営に民間の資金であるとか創意工夫を取り入れていくということが重要でありまして、コンセッション事業の推進が必要であるというふうに考えております。  コンセッ...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘のとおり、我が国の厳しい財政状況であるとかあるいは人口減少社会の中で、今後、大量の更新需要の発生が予想されます公共インフラの維持更新を着実に行っていくというためには、民間の創意工夫や資金を最大限活用することが重要であります。  中でも、コンセッション事業に...全文を見る
○甘利国務大臣 御指摘の、通常の公共施設整備、運営とのイコールフッティングにつきましては、PPP、PFIの活用を推進するために、公共施設の整備等に当たってPPP、PFI手法を用いた場合に、そうでない場合と比べて不利にならないよう、補助金や地方財政措置等に関して同等の措置がなされる...全文を見る
○甘利国務大臣 閣僚になってからは強制的に別ルートであちこち運ばれるんですが、控室で、好きなあめがありまして、それをあるだけ全部ポケットに入れて出ることをしておりましたら、航空会社の人が、私が座ると袋に入ったのを別に一個持ってくるようになりまして、ありがたいサービスだと思っており...全文を見る
○甘利国務大臣 PFI事業につきましては、PFI法が制定をされました平成十一年度から昨年度までの十六年間の合計で四百八十九件、約四兆五千億円の事業が実施をされたところであります。これによりまして達成をされた公的負担の抑制額につきましては、公表された案件のみについて見ますと、三百十...全文を見る
○甘利国務大臣 コンセッション方式を初めとするPFI事業は、民間の資金、経営・技術的能力を活用することによりまして効率的で効果的となる事業について実施すべきものであります。具体的には、VFM、バリュー・フォー・マネーが確保されること、それから民間の創意工夫が十分に生かせること等の...全文を見る
○甘利国務大臣 マイナンバー制度の導入に向けた地方公共団体のシステム整備に当たりましては、総務省と厚労省からそれぞれ必要な財政支援を行っているものと承知をしておりますが、地方公共団体の中には、各団体の判断で、自主的な判断で、マイナンバー制度の導入準備に合わせて、補助金対象外のシス...全文を見る
○甘利国務大臣 冒頭御指摘されましたこの調査であります、八月三十一日の産経新聞に掲載の案件ですが、これは株式会社東京商工リサーチがことしの六月から七月の期間に行ったインターネットによるアンケート結果として、先月十一日に公表したものと承知をしております。  マイナンバー制度の導入...全文を見る
○甘利国務大臣 今回の事案、仙台空港のコンセッション事業におきましては、ターミナルビルのみならず滑走路等の空港施設まで、幅広くその運営を民間に委ねることといたしておりまして、民間事業者に対し大きな事業運営の自由度が認められ、その創意工夫が発揮しやすいものとなっているところでありま...全文を見る
○甘利国務大臣 本法案によります公務員派遣制度は、コンセッション事業者に専門的なノウハウを確実に継承することによりまして、コンセッション事業の円滑な立ち上げを確保することを目的としているものでありまして、その際に、不必要に派遣期間が長期にわたることのないように、派遣を事業の初期段...全文を見る
○甘利国務大臣 コンセッション事業は、これまで公共が実施してきたインフラ運営を民間に委ねるものでありまして、引き続き安全性が確保されることは極めて重要であるというふうに考えています。  このために、実施契約等におきまして確保されるべき安全基準について規定すること、管理者が安全基...全文を見る
○甘利国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
09月08日第189回国会 参議院 内閣委員会 第24号
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○国務大臣(甘利明君) 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明を申し上げます。  国、地方共に財政状況が極めて厳しい中で、地域における事業機会の創出や効率的なインフラ運営、さらには民間投資...全文を見る
09月10日第189回国会 参議院 内閣委員会 第25号
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○国務大臣(甘利明君) 我が国の厳しい財政状況であるとか人口減少社会の中で、今後大量の更新需要の発生が予想されます公共インフラの維持更新を着実に行っていくためには、民間の創意工夫であるとか民間の資金を最大限活用することが重要であります。  中でもコンセッション事業は公共施設等の...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 幾つかの視点からメリットを挙げることができるかと思います。  そもそもPFIは、民間の資金であるとか、あるいは創意工夫を活用いたしまして公共施設の整備等を行うことによって、効率的かつ効果的に社会資本を整備することができる。そして、国民に対する低廉かつ良好...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) もちろん、その事業をコンセッションに付した方が先ほど申し上げた点でプラスになるということが検証されて、その上で進んでいる。事業によっては、そのまま公共主体がやった方がいいし、あるいは変わらないよという部分もあるかと思いますが、かなりの部分で民間に委ねた方が...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 事業全体としての、民間が運営したらこういう効率化が図れるとかこういうサービスの向上が図れるというのはあると思うんですね。  ただ、ある専門のその中での部分で、それが特に安全に関わるというようなところですね、それは、本来、そういう部分の運営を今まで直接やっ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 基本的にはそう御理解いただいてよろしいかと思います。
○国務大臣(甘利明君) 訪日外国人数が飛躍的に伸びております。ただ、それに対して受け入れるだけのキャパの心配が言われています、ホテルの数であるとか空港の発着枠ですね。そういう意味では、地方空港は余力はまだまだありますから、そこをどう伸ばしていくかと。プライベートジェットを地方に着...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) PPP、PFI事業の積極的な活用を図るためには、事業を検討している地方公共団体であるとか、あるいは民間事業者からの質問や要望に御指摘のとおりワンストップで応じて、どういう懸念があるのか、あるいは要望があるのか、それをしっかり聴取をしていくことが重要であると...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 我が国は幾つかの課題を抱えておりまして、一つは財政事情が厳しい、そして人口減少が進んでいる、そういう中で、今後大量のインフラの更新需要の発生が予想されると。公共インフラの維持更新を着実に行っていくためには、民間の創意工夫であるとかあるいは資金を最大限に活用...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) コンセッション事業は、これまで公共が実施をしてきたインフラの運営を民間に委ねるというものでありまして、引き続き、空港等におけるテロ対策等危機管理、これは極めて重要だというふうに考えております。  このために、実施契約等におきまして、管理職員の守秘義務、そ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先生御指摘のとおり、輸送手段は今まで高速道路とかあるいは高速鉄道、空港、船舶、そこに超高速のリニアが参画をしていくというのが現状でありますので、三十年後を見据えてどうかというのは、なかなか三十年後はどんな技術革新があるかなかなか予測しづらいんですが、新しい...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) PFI事業は、御承知のとおり、民間の資金、経営・技術的能力を効果的に活用して初めて十分な成果を上げることができるということでありますが、このために、PFI事業の手続では、実施方針の策定に際して民間事業者の意見を十分に反映をすること、そして事業者の選定手続に...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) PFIは、民間の資金であるとか創意工夫を活用して行う公共施設等の整備を広く指すものでありまして、その具体的な事業手法には様々な態様がございます。  例えば、コンセッション方式は、既存の公共施設についてその運営を広く民間に委ねる方式である一方、新規に施設整...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、前段の御質問についてお答えしますが、本制度は、コンセッション事業者が事業を円滑に立ち上げることができるように公共が職員を派遣をして事業者を支援する制度であることから、派遣期間は事業の初期段階に限定するとともに、派遣職員は派遣期間終了後に公務員に復帰す...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 御指摘のように、公的主体が抱えているインフラの維持運営について民間の資金とそれから創意工夫を導入をして、サービスは落とさず、より以上に、そしてコストはより削減をする。それから、民間主体が入ってきますと、それ自体が事業ですから、雇用が起きるわけであります、新...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) コンセッション事業につきましては、昨年六月に決定をした日本再興戦略改訂二〇一四において、平成二十八年度までの集中強化期間の数値目標として水道六件を設定したところですが、水道コンセッション事業につきましては、現在、大阪市において事業実施に向けた具体的な準備が...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) かなり私見が入っていらっしゃるんだと思いますけれども。  目的は、国民に資するということが目的です。国も地方も財政状況が厳しくなってくる、そういう中でインフラをしっかり維持管理できないとしたら、国民が一番困るわけです。国のお金で全てカバーできないとしたら...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
11月10日第189回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○甘利国務大臣 TPPは、御案内のとおり、世界最大規模の経済連携です。NAFTAやEUを超えて、世界経済の約四割が参加をします。三千百兆円であります。  規模が非常に大きいということと、それから、質が全く違うということがあります。物品の市場アクセスだけではなくて、お話しのように...全文を見る
○甘利国務大臣 七年たったら、それぞれの国から申し出があって、相手と協議が調えば仕切り直しができるという項目、これはどの通商協定にも定番で入ってくるものなんです。  直近の日豪のEPAでも、何年かたった後にお互いの国どちらかが言い出したら協議をすると。協議が調わなければ仕切り直...全文を見る
○甘利国務大臣 TPP協定の意義については既に総理からもお話がありましたけれども、とにかくWTO協議がスタックしています。私はWTO協議の少数国会合にまで参加しましたけれども、やはり百何十カ国が全部合意するというのは相当大変なことで、野心レベルも相当低く下げないと、ハードルをもっ...全文を見る
○甘利国務大臣 TPPは、御案内のとおり、新規加盟国は既存国全ての了解をとらないと入れないということになっています。日本が入ることに関して、主に途上国は、特にアジアは、日本が入ってくれれば、自分たちの側に立って悩みを聞いてくれる、アメリカにも主張してくれるということで大歓迎でした...全文を見る
○甘利国務大臣 それぞれ、アメリカと話し合ったときに、日本は、農産品の特に五品目を中心に、これは日本にとっての最大のセンシティビティーであるということを主張しました。そうしましたらアメリカは、アメリカにだって同じようなところがあるんだ、それは自動車だと。自動車というのはちょっと意...全文を見る
11月11日第189回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(甘利明君) 昨日発売の月刊誌にアメリカ代表を私が何度もどなりつけたとかいうタイトルが書いてありますが、あれは正確ではございませんで、日米協議の中で双方が声を荒らげたり、そして双方がどなり合う場面が時にあったというのが正確なことでありまして、それくらいかなり厳しい交渉で...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 経済連携というのは、それに加わった人がそこのルール、特典を得られて、その外側の人はそれが得られないわけですね。日本が鎖国をしているとしたら、日本の中だけで商売をしなきゃならない。人口は減っていく、購買力は減っていくと、経済は小さくなります。隣近所に人口がど...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) そのでき上がったものを見れば、それぞれの国がウイン・ウイン関係にあると思います。この経済連携交渉というのはゼロサムゲームじゃないですから、どこかが勝った分だけどこかがそっくり損をするということであれば、それは力の弱い国なんか入ってきません。途上国と言われて...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 全く間違っていると思います。本当に御党の中にもそういう認識で統一されているとは私は思えません。  いっぱいいろんなことをおっしゃいましたけれども、まず、日本のいろいろ、健康や医療や食品安全に関わるルールを変更されることは一つもありません、ありません。 ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) TPPに参加するためには参加十二か国の同意を取らなきゃいけないと。ですから、日本が参加するときには十一か国の同意を取るということが義務付けられていました。  その中で、アメリカとの交渉の中でお互い何がセンシティビティーかという話合いが行われて、アメリカは...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) それ、カナダのよっぽど下っ端の人とお話しされたんだと思います。  交渉を最大急ぎたかったのはカナダなんです。なぜならば、もう選挙戦に入っちゃうと。ハワイの会合のときに、最後に立ち上がったのがカナダの大臣なんです。何て言ったかというと、このままやめちゃうの...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 合意をしたということです。今何をやっているかといいますと、法的、実務的作業を行っているんです。それは英語で言うとリーガルスクラブと言うんですね。それは日本的に言い直すと内閣法制局の作業みたいなことをやっています。  ですから、それが済めばきちっとした案文...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 申し上げましたように、法的、技術的精査、リーガルスクラブ、つまり法制局的処理をしているわけですから、これが法制局処理を終わって確認が取れ次第、正式なものになるということでありまして、これから最終的にできたものが違ったものになるということはありません。
○国務大臣(甘利明君) でき上がっている文書は法的、技術的な精査がなされていませんから、その法的、技術的精査をすると。きちっとした条文にするために内閣法制局的な処理をしているということであります。
○国務大臣(甘利明君) 内容の修正というよりも、法的、技術的処理から、こういう表現はこうではないかみたいなことになるんだと思います。  もし詳しいことがあれば事務方から答弁させますが。
○国務大臣(甘利明君) まだ日本は、リーガルスクラブが済んで、そして、署名しないとこれは発効しませんからね、署名要件がそろった時点で、まあどこかでセレモニーがあるのかもしれませんけれども、それ以降、国会に提出して国会の承認を得る手続に入るということです。それは私が決めることじゃな...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) まず、SPS協定については、日本は今の制度を変えることは全くありません。日本の科学的見地に基づいた審査過程によって対応すると、これは全く変わりません。  それから、TPPの中では、再協議事項というのは、関税に関するステージング、関税に関すること、あるいは...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) いろいろな危惧が誤解によって生じていることは事実であります。一つ一つ説明をさせていただきます。  まず、我が国の国民皆保険制度、これが崩壊するというような心配をされる方があります。全くありません。社会保障及び社会保険等事業サービスを全体にわたって将来にわ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 検査というのは、それは全量検査が一番いいんですけれども、入ってくるのを一つ残らずということは物理的に難しいです。ですから、サンプル検査といいますか、十個入っていたらその中から一つ取るということをやるわけですね。その中でおかしいのがあったら全部やれという、全...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日本の検疫体制がきっちり厳しくやっているということで、要するに、輸出入業者はより注意を払っておかしなものが混ざらないようにしている証左だと思います。  ただ、輸入量が増えていくことに比例して、もちろん体制も整備をしていくということはそのとおりだと思います...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先刻御承知のとおり、日本がTPPに参加するに当たっては十二か国と交渉しました。十二か国の了解が取れないと入れません。アメリカとの交渉の中で、それぞれがセンシティビティーは持っていると、しかし、それは一旦交渉のテーブルに上げて、そして交渉力で勝ち取るものであ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ちょっと誤解がありますけれども、WTO枠は、それまで長粒種という枠組みの中で取り組んでいたものを中粒種限定をすると。ですから、それが入れ替わるということであって、その分がそっくりアメリカに何十万トン別枠で与えたということではありませんから。別枠は、TPP枠...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) アメリカ言いなりって、アメリカの要求ははるかに高い数字だったわけですよ。その中で、日本は相当厳しい交渉をしたわけであります。(発言する者あり)
○国務大臣(甘利明君) その厳しい交渉の末に、アメリカ側の要求とは相当少ない総枠に抑えた。しかも、それが市場に出回っていくということに対して農家は不安を持っていたわけであります。市場に出回っているものに対して、プラスアルファでそれが出ることはそれが影響をするかと。ということで、そ...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) ですから、関税撤廃はしないわけであります。そして、セーフガードについてもきちんとダブルで効くようにしています。  それから、新しい視点を、日本の誇る農産物は攻勢を掛けて外に打って出るんだという発想を持たなきゃいけないと思うんです。守るだけでは現状維持以下...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日米で七十何パーで、日本は一七パーぐらいですから……(発言する者あり)ええ、日本が入っていないとできません、一五パーを超えますから。
○国務大臣(甘利明君) 農産品について言いますと、定性的には品目別に影響評価をもう既に農水省はやりました。具体的な数字にまだなっていないんです。  これから政府は、与党と連携を取りながらその対策大綱を決めます。というのは、どういう政策を取るべきか、国内対策、それから攻めの農業に...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 日本の農産品が優秀でありながら検疫で排除されるということがあります。その場合には、それぞれ輸出国、輸入国の専門家が協議して、ブレークスルーを図るための作業をするという項目がございます。
○国務大臣(甘利明君) この白い方のはちょっと別として、黄色い方に関して申し上げます。  まさに聖域なき関税撤廃を前提にする限りということです。そして、この前提にする限りかどうかは、総理が日米首脳会談で確認をして、聖域なき関税撤廃を前提にするものではないと、ただし、全ての案件を...全文を見る
○国務大臣(甘利明君) 先ほど申し上げましたように、農産物については、ほかの国は九八・五%、日本は八一%で異例に関税を撤廃をしない部分が残っております。これは五品目のコア品目を中心にそういう構成になっております。  我々は、国会決議を後ろ盾に、国会決議があるからあなた方の要求に...全文を見る
12月03日第189回国会 衆議院 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第2号
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○甘利国務大臣 御指摘のとおり、党内でも議論を重ねていただきまして、政府との連携もとりながら、TPPの関連政策大綱を決定したわけであります。  具体的に言いますと三点構成になっておりまして、まず第一は、いわゆる新輸出大国を目指すということであります。  これは、大企業はもちろ...全文を見る
○甘利国務大臣 よく、国会決議の縛りがあるからTPPで交渉がやりづらかったでしょうと言われる方がいます。実は、本音で言いますと、そうじゃなくて、後ろ盾になってもらいました。  というのは、それだけ日本というのはほかの国に比べて農業のセンシティビティーが高い。その高いことを具体的...全文を見る
○甘利国務大臣 交渉の終盤でも、私に直接幾つかの国の大臣から、日本のおかげですということを、随分お礼を言われました。大筋合意が終わった後、また別の国の大臣から私宛てに礼状が来ました。日本が入ってくれたおかげでここまで持ってこられたという長い感謝状が書いてありました。  日本が入...全文を見る
○甘利国務大臣 日本がTPPに参加するときに、まずルールとして、既参加国全ての了解をとらなきゃならないというルールがあります。そのルールをとるべく、各国間でやりました。  ほとんどの国は、無条件で日本に入ってもらいたい、ウエルカムということがありましたけれども、ごく一部の国で、...全文を見る
○甘利国務大臣 これは、長引けば、それぞれ交渉の中身が出ます。各国のステークホルダーから、これじゃだめだ、あそこも変えろといろいろなものが出ます。議会の圧力にもなります。そうすると交渉はまとまりません。漂流をいたします。  WTO交渉は、私は経産大臣として七カ国の少数会合も出ま...全文を見る
○甘利国務大臣 最初から何%というのを目指したわけじゃないんですが。  委員おっしゃるように、過去のEPAでは九〇%弱ぐらいが最高値です。今回は、ホノルル合意で物品は一〇〇パーを目指すんだという首脳間の合意がありましたから、それと戦わなきゃならないので、九〇を切ることは不可能だ...全文を見る
○甘利国務大臣 国益は、わかりやすく言うと国民益です。国民益というのは、例えば、国民が享受して、いい制度であるとか、いい状況である、それは守って、さらに日本の強みをもっと大きくしていくということが国民益です。  社会保険、社会保障の制度は全く切り込まれておりませんし、そういう規...全文を見る
○甘利国務大臣 リーガルスクラブというのは、法律用語に直してくるとこの言葉はこういう整合性をきちっと持つかということが大事ですから、時間をかけているわけであります。  英語というのは世界共通語でありますから、この種の条約を結ぶときには、日本とどこかの国との二国間協議、二国間協定...全文を見る
○甘利国務大臣 仮訳の部分については、この協定が署名される、それに合わせてできるものは出したいと思っています。  さっき申し上げたのは、例えば、フランス語の解釈と英語解釈で違ってきた場合には英語が優先するんです、これは。(福島委員「それはわかっています。でも、フランス語は出るわ...全文を見る
○甘利国務大臣 仮訳で作業が進んでいるところについては、できるだけ署名がなされたときに仮訳を……(福島委員「署名がなされたときに」と呼ぶ)だって、署名がなされなければ国会に出せないじゃないですか。(福島委員「それは仮訳じゃないですよ、それは正訳です、仮訳じゃないです」と呼ぶ)とに...全文を見る
○甘利国務大臣 現状でも、例えばアメリカやカナダその他の先進国で、少なくとも工業製品は先進国だから関税はゼロなんだろう、日本はゼロだと普通はみんな思っていますよ。ところが、何十%も残っているんです。これが現実です。それが即刻相当数ゼロになり、時間をかけて全てがゼロになるんです。 ...全文を見る
○甘利国務大臣 アメリカとやっていまして、極めてわかりやすくて、極めて露骨ですよ。どこどこの製薬業界が何々議員にプレッシャーをかけて、これをやらなかったら応援しないぞと。日本で同じことをやったら、あした新聞沙汰だと思うんですよ。なかなか同じようにはできません。  アメリカは議院...全文を見る
○甘利国務大臣 内容については、それぞれ所管が英文で全部読んでおります。そして、所管ごとに概要の説明を私が受けておるということです。  今いろいろ、法的整合性とか、各国が確認作業を統合してやっております。そういう過程で、概要で出せるものは出していこうと。基本はこの協定の中で言わ...全文を見る
○甘利国務大臣 対策というのは、具体的に、その政策を受けて必要な施策を検討して、それを予算化していくわけです。ですから、それは予算編成過程の中でどういう政策が必要かということを示しているわけです。その政策をとっていくためにはどういう施策が必要で、それが予算に今年度はどう反映してい...全文を見る
○甘利国務大臣 TPPというのは、一つの側面として、チェーンリアクションの側面がある。つまり、連鎖反応を起こすということですね。  今、経済連携というのはどうも停滞しています。WTOはもうスタックしていますし、RCEPも延々として続いている、FTAAPはもう何年やっているんだろ...全文を見る
○甘利国務大臣 日本の人口は、残念ながら減っていきます。国内だけに頼れば消費力は減っていくわけです。現に、ガット・ウルグアイ・ラウンド以降、数兆円の対策を投じましたけれども、生産額は十兆から八兆に減りました。手をこまねいているんですか。家族経営といえども、例えば、中小企業、零細企...全文を見る