荒井聰

あらいさとし

小選挙区(北海道第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

荒井聰の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月25日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○荒井(聰)委員 民主党の荒井聰でございます。  約四年ぶりの厚生委員会であり、四年ぶりの質問で、当時介護保険制度の創設に携わったのですけれども、あのときにした議論が今現状で随分変わってきているな、そんな思いも持っております。  ところで、年金、介護、医療とか、社会福祉全体の...全文を見る
○荒井(聰)委員 子供を持っておられない女性にアンケート調査をして、どうして子供を持たないのか、つくらないのか、そういう話を聞きますと、あるいはどんな手当てが一番自分たちに必要なのかというような話をしますと、一番多いのはやはり雇用環境。子供が産まれたら、結婚したら会社をやめてくだ...全文を見る
○荒井(聰)委員 働く女性がなかなか子供を産まなくなったというのは、社会や政治に対する不信あるいは不安というものも大きな要因です。その不信とか不安とかというのは一体どこから出てくるかというと、政治や政府の言っていることがころころ変わる、あるいは、何年かしてそのときの説明が全く違っ...全文を見る
○荒井(聰)委員 本当に大きく好転しているのですか。私は、大きく好転しているならば、老人医療費はもっと下がってしかるべきだと思うのですけれども、どうでしょうか。
○荒井(聰)委員 局長さん、実際の現場をもう少しお調べになって、本当に社会的入院といったような状況が、あの当時考えていたほど改善しているのかどうか、本当に介護保険に移行しているのかどうか。移行していないならば、それを進めるような対策をぜひとってほしいと思うのですよ。  介護保険...全文を見る
○荒井(聰)委員 大分認識が違うように思うのですね。  私は、厚生省という役所は大変重要な仕事を一生懸命やっていると思うのですけれども、産業政策という観点の視点が非常に抜け落ちているような感じがするのです。  それで、大臣にお伺いしたいのですけれども、一九七〇年代から八〇年代...全文を見る
○荒井(聰)委員 私が話しましたのは、当時のアメリカの先端産業である自動車でありますとか鉄鋼でありますとか、そういうものを構造改革すれば、確かに知的な部分、インテリのホワイトカラーの部分は、IT産業でありますとかバイオテクノロジーでありますとかそういうところへ移行できるんです。し...全文を見る
○荒井(聰)委員 この併算の算入というのは、この三月まで各県ほとんど行われていたというのです。それは、どういうような形で厚生省が指導されていて併算というものが認められたのかわかりませんけれども、突然こういうふうになってくると、在宅医療を行っているお医者さんにとっては、突然出てきた...全文を見る
○荒井(聰)委員 この制度を支えているさまざまな人たちが希望を持って働いて、この制度をよりよくしていく、そういう役割を担っていただけるようなバックアップ体制というのをぜひ充実してもらいたいというふうに思います。  ところで、文部省、来ていますか。最近、大学病院での医療事故が大変...全文を見る
○荒井(聰)委員 私の知り合いで大学病院に入院したいという人がいまして、それで、大学病院のドクターに、私の知り合いでこういう病気なんだけれども、大学病院に入院したいと言うのでぜひあっせんしてくれという話をしましたら、そこのドクターですから、いつでもいいよと。しかし、おれなら大学病...全文を見る
○荒井(聰)委員 理解していないから質問したんだよね。この話は奥が深いですね。  私は、今の日本の医療制度というのは、実は大学病院の文部省と厚生省とに分かれていて、しかも、根っこのところというか入り口のところ、つまりお医者さんを供給するところ、あるいは薬をつくるところでも医療技...全文を見る
○荒井(聰)委員 行政のスタイルというのは、物が不足していることに対応するようなシステムにつくるか、物が余っていることに対応するようなシステムにつくるかという二つ大きな性格があるんですね。  私は農林水産省に勤務してございましたので、米価がその典型なんですけれども、米価政策とい...全文を見る
○荒井(聰)委員 今の大臣の御答弁なんですけれども、また時間がありましたらゆっくり議論をしたいなというふうに思うんです。  医療機関の情報開示ということがさまざまな形でキーワードになってくるんじゃないか。実際に、特色ある病院や優秀な病院は自分たちでホームページをつくったりしてど...全文を見る
○荒井(聰)委員 ITというのは、森総理も大変重点化いたしまして、随分積極的に進めようとされているわけです。私は、これからの世の中は、確かにITによって大きく変わってくる、医療の世界もあるいは介護の世界も大きく変わっていく一つの大きな要素だと思っています。あとは、これを上手に使え...全文を見る
11月02日第150回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○荒井(聰)委員 きょうは、堺屋担当大臣に質問できることを大変光栄に思っております。私の若いころ、「油断!」という著書や、あるいは「知価革命」というような著書で大変啓発された思いもございます。  先ほども大畠委員のときに大変たくさんの省庁の方に来ていただきましたし、私もまたそう...全文を見る
○荒井(聰)委員 なるべくでしたら、この法案の趣旨説明のときにも、そういうパッケージ部分、この部分はこういう形で次期通常国会に出すとか、そういう説明があったら大変わかりやすかったんだろうな、あるいは、この国会でもこういう形の法案をこれからしていくんだ、そういう説明もまた必要だった...全文を見る
○荒井(聰)委員 私も三年八カ月浪人をしておりましたので、若干時間がございました。自分でメールを操ってみたり、自分でホームページをつくってみたり、そういうことをやりました。  このITというのは、自分で実際にやってみるとがらっと世界が変わってくる、あるいは、雲の向こう側に、かす...全文を見る
○荒井(聰)委員 きょうはたくさんの人に来てもらっちゃったものですから、少し短い御答弁でお願いいたします。  このITというのは、アメリカなんかの場合では、ベンチャービジネスが中心になって推進していった、あるいはその技術を開発していったということがあろうかと思います。また、アメ...全文を見る
○荒井(聰)委員 ITというのは、私は極めて個人主義的な、そういうものをベースにしているものだと思うんですね。ですから、組織に帰属する、組織に依存するというような従来型の日本の企業タイプからはベンチャービジネス、ベンチャービジネスだけじゃなくて、IT関連のものというのは非常に出に...全文を見る
○荒井(聰)委員 ルールづくりは一刻も早い方がいいと思います。これも今改正しておかないと、世界じゅうでホームページを使った選挙戦が展開できないなんという国は日本だけになっちゃっている、そういう時代になっちゃっていると思います。今まさに、政治家の中で技術のギャップがあってなかなかう...全文を見る
○荒井(聰)委員 ITが持っている非常に重要な、致命的とは言わないですけれども、極めて大きなポイントはここにあるように私には思えますので、ぜひこの点、特にヨーロッパの動きに注目をしながら、日本政府としての対応というのをとるべきだというふうに思います。  ところで、ITというのが...全文を見る
○荒井(聰)委員 最近おもしろいホームページを見たんですよね。立花隆という大変優秀な文芸評論家、大変優秀な方なんですけれども、その方が怒りのホームページというのをつくっていまして、私は、インターネットというのを最初に勉強したのも彼の本だったんですけれども、その彼がホームページ上で...全文を見る
○荒井(聰)委員 IT化を進めるために、さまざまな施策がこれからも必要でしょうし、あるいは新しい分野での調整ということも大変必要なんだと思うんです。  私は、かつて北海道庁におりまして、苫東開発という、国際的なと言えるかどうか、日本的、日本でも最大のプロジェクト、そのプロジェク...全文を見る
11月09日第150回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○荒井(聰)委員 荒井聰でございます。  最後の御質問を、堺屋国務大臣と議論を申し上げたいと思います。  さて、前回もお話ししたのですけれども、この政府の提案しているIT法案というのは、どうも急ぎ過ぎているなと、森政権の人気を浮揚させるという目的がおありなんでしょう。急遽担当...全文を見る
○荒井(聰)委員 今大臣のおっしゃったように、革命である、単なる技術的な革新というものを超えている、私もそう思います。  その革命なんですけれども、革命というのは人間の生き方とかあるいは発想とか、そういうものも変えていく、それが革命だと思うんですけれども、このIT革命というのは...全文を見る
○荒井(聰)委員 革命というのは、いつでも、成功するか失敗するか、その渦中にいる人たちは大変心配なわけであります。  そこで、IT革命と言われている中で、よくわからない、あるいはこれに置いていかれるのではないか、そういう不安を持っている人たちが日本の社会の中のかなりの部分で存在...全文を見る
○荒井(聰)委員 そのとおりなんですね。一時的に相当な失業状態が発生するのではないか。特に、その失業状態の階層というのは、私は、中間管理職のところに多く発生するのではないか。年齢でいきますと、四十代後半から五十代にかけてというところが雇用不安の状況になるのではないか。そこについて...全文を見る
○荒井(聰)委員 今大臣がおっしゃったのは、まさしくそのとおりだと思うんですね。  私は、この技術というのはアメリカ発でありますけれども、本当に日本に定着するのかどうかというのはまだわからないところがあるのではないか。  今、危険な部分というか、影の部分をいろいろ御質問させて...全文を見る
○荒井(聰)委員 IT化というのは、使い方によっては弱者に対して大変強力な武器になるというふうに思います。  アメリカの場合なんですけれども、耳の聞こえない人たちのために、テレビの中に字幕スーパーを入れるチップを入れるようなことが法制化されているという話がございまして、これはワ...全文を見る
○荒井(聰)委員 今の大臣の御答弁なんですけれども、私はかなりいろいろなことをその点について経験してございまして、日本の場合には各省庁の力が強い、省の中でも局ごとの縦割りぐらいの権限になっていて、非常に強い権限争いが行われていて、結果的にはこういう寄せ集めの省庁というのは強いリー...全文を見る
○荒井(聰)委員 ITを進めていくためには、これから地域間格差をなくしていく、あるいは人による技術格差をなくしていくということも大事だと思うのですね。そのための基盤というので、恐らく光ケーブルとかそういうものを一生懸命やっているのだと思うのですけれども、しかし、それは経済原則にの...全文を見る
11月28日第150回国会 衆議院 本会議 第18号
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○荒井聰君 民主党の荒井聰でございます。  さて、初めに、ある政府高官が我が党議員に対し大変遺憾な発言をしたことが報ぜられております。  政治家とは、言葉に真実と命を吹き込み、多くの人に勇気を与える職業だと信じています。その政治家から餓鬼なる言葉が発せられるなど、信じがたいこ...全文を見る
○荒井聰君(続) 厚生年金基金や適格退職年金など、企業年金はそれぞれの根拠法によって規定され、所管官庁も、その運営もばらばらの状態であります。そのため、加入者や年金受給者の受給権保護の対応も不統一、不十分であるなど、さまざまな問題が指摘されています。  このように企業年金制度の...全文を見る