荒井聰

あらいさとし

小選挙区(北海道第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

荒井聰の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○荒井分科員 民主党の荒井聰でございます。  初めて下村大臣とこのように議論する機会に恵まれました。実は、私は下村さんに関心を持っていました、あるいは親近感と言っていいかもしれません。  と申しますのは、私の父も、私が小学校六年生のとき、十二歳のときに心筋梗塞で突然亡くなった...全文を見る
○荒井分科員 そうなんですね。復興というのは、特に今回の原発事故は、東京電力だけではなくて、政府に対する不信感にも一つ根差しているところがあるんですね。それを復活するのには、顔の見える一人一人が真摯に被災者あるいは関係者と向き合っていくという、これは結構時間がかかるんだと思うんで...全文を見る
○荒井分科員 ありがとうございます。  教育委員会は、ともすると、狭い範囲の中での社会というか、教育者だけの社会に閉じこもりがちで、もっと広い、さまざまな経験を踏んだ人を教育界の中に取り入れていく、そういう努力を文科省はするべきなんじゃないかなというふうに思います。  そこで...全文を見る
○荒井分科員 福島では、有名な相馬野馬追というお祭りがあるんですけれども、これも、被災した翌年、福島の昔のお殿様の末裔がやろうじゃないか、復活させようじゃないかということで、相馬市長と相談をしながら復活させたんですね。これは、やはり一つの浜通りの地域の象徴になった、あるいは福島全...全文を見る
○荒井分科員 二十八分までしか時間がないようですので、少し急いでください。  その意味では、赤羽にあるナショナルセンター、あれは非常に大きな成果を上げたと思います。あれは東京につくるだけではなくて、もっと地域ごとにつくるべきではないか、そこで、選手の育成だけではなくて、コーチの...全文を見る
○荒井分科員 きょうは、時間がありませんのでこの程度にしたいと思いますけれども、今、下村さんの周りでいろいろと批判があるのも私は承知しております。一刻も早く説明責任を果たしてこれらを払拭し、そして力強い文科行政を復活されることを指摘いたしまして、私の質問を終えたいと思います。 ...全文を見る
04月16日第189回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○荒井委員 民主党の衆議院議員、荒井聰でございます。  先ほど自民党の先生方から低線量被曝の話がありましたけれども、低線量被曝というのは、民主党政権のときに初めて法律事項にしたんですね。それまで低線量被曝の話というのは法律事項にさえなっていなかった。  そして、何ミリシーベル...全文を見る
○荒井委員 この福井地裁の考え方というのは、ドイツのメルケルが原発をやめたときに、あのときにメルケルは、委員会をつくって検討したんですけれども、その中に哲学者とか歴史学者とか倫理学者とかを入れたんですね、単なる技術者だけではなくて。それが結果的には国民の理解を得るんだということで...全文を見る
○荒井委員 この中に、今まで私もほとんど考えたことがなかった磁気嵐の話が出てくるんですね。磁気嵐というのは、かつてカナダで大停電を引き起こして、ある地域が全く全電源喪失をした事象がありました。これは天文学者とかあるいは物理学者なんかではよく知られた事象だと思うんですけれども、こう...全文を見る
○荒井委員 アメリカ議会はこの種の調査は物すごくたくさんやっているんですよね。それが日本に直接影響を与える場合も物すごく大きいんです。例えば従軍慰安婦の慰安婦の問題なんかも、あれはアメリカの上院だったと思いますけれども、それの調査レポートに基づいてどんどん大きくなっていった事例だ...全文を見る
○荒井委員 それで、今、皆さんの手元に国会事故調の提言書というのをお渡ししてございます。  この国会事故調の提言書の第一、「国民の健康と安全を守るために、規制当局を監視する目的で、国会に原子力に係る問題に関する常設の委員会等を設置する。」この第一の提言でこの特別委員会は設置され...全文を見る
○荒井委員 もう一つ、もう一つというか、これは苦言を呈するんですけれども、原発行政の信頼性を回復するということの二つの大きな軸があると私は思うんですね。一つは安全性の問題です。もう一つは被災者の支援の問題であります。  その支援の問題の中に低線量被曝の話もあるんですけれども、そ...全文を見る
○荒井委員 私は、役人時代によく上司から言われたものですよ。三カ月でできないのはできないんだと。三カ月でできない場合には、できませんと言えというふうに言われたことがあります。  これは一年半ですよ。どういう事情があったか知らないけれども、やりたくなかったということが根底にあった...全文を見る
○荒井委員 調整とは何ですか、何のことを言っているんですか。具体的にもう少し説明してください。
○荒井委員 被災者にとって一番関心があるのは、今行われている住宅支援策、それが打ち切られるのかどうかということですよね。  現在、支援されているわけですよね。それを、今回のこの調整によって打ち切られる可能性があるということを言っているんですか、どうぞ。
○荒井委員 現在、災害救助法で避難した人に対して避難を、何かよく、東電との関係で云々かんぬんという、そういう形で打ち切るとしたら、これはそんなことにはならないというか、なり得ない、行政としてそれは避けなければならないというふうに私は思います。ということを指摘しておきます。  あ...全文を見る
○荒井委員 福島の第一原発、最初に爆発した事故の、あれは四十一年目の原子炉ですよ。四十年の原則、あのときもあったんですけれども、弱かったんですね。あれがしっかり守られていれば、あの福島の第一原発の事故というのはなかった可能性が高いんですよ。  それで、この原則ということを非常に...全文を見る
○荒井委員 それがだからおかしいと言っているんですよ、僕は。原則をほっぽっておいて例外を大々的に取り入れるような計画をつくること自体が、政府の姿勢としてはおかしいということを私は言っているんですよ。そうじゃないですか。  それでは、百万キロワットの原発一基を稼働させるとどのぐら...全文を見る
○荒井委員 これは、エネルギーミックスですから、エネルギー全体の話をしているわけですよね。エネルギー全体で、電力のところのエネルギーというのは大体全部で三割、三〇%ちょっとでしょう、三〇%以下でしょう。その三〇%ちょっとのところの一五なのか、二〇なのか、一〇なのかというそこのとこ...全文を見る
○荒井委員 今私が最後に言いましたように、原子力行政をもう一回再構築するということは並大抵のことじゃないと思うんです。その意味では、田中委員長も頑張っておられるし、それぞれの人たちがそれぞれの立場で頑張っておられると思うんですけれども、もう一回国民の信頼を取り戻すためには何が一番...全文を見る
04月21日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○荒井委員 民主党の荒井聰でございます。  きょうは、一般質疑ですので、大臣と一般的な議論をしたいというふうに思っております。  私は、民主党政権時代に、成長戦略づくりの責任者、担当官をやりました。そのときに議論があったんですけれども、新しい概念、理念というものを、これからの...全文を見る
○荒井委員 同じ考えを共有させていただいております。ありがとうございます。  塩野七生の「ローマ人の物語」という、全二十巻ぐらいですか、その中で、ローマ人が道路を非常に大切にした。道路だけではなくてインフラ。ローマが衰亡していくのは社会インフラが衰亡していくその歴史と同じだとい...全文を見る
○荒井委員 これは一般的な災害の場合もよく生じていて、災害復旧のときに、その地域の地権者が確定しない、あるいは地籍が確定していないということで工事がなかなか進まない。  今度の東北大震災なんかでも高台移転がなかなか進まないのは、高台移転にかかわる地権者が確定をしていないというこ...全文を見る
○荒井委員 そこで、地籍調査が一番基本だと思うんですね。ところが、地籍調査、例えば東京では、港区だとかあるいは渋谷区などというのはほとんど進んでいないんですね。六本木ヒルズという大きな再開発のビルが、あれは港区かな、つくられましたけれども、あれは権利関係を調整するだけで四年から五...全文を見る
○荒井委員 ぜひ粘り強く、しかし着実にやるべきだというふうに思います。  この問題に詳しい方というのはそんなにたくさんいるわけじゃないんですけれども、東京財団で吉原祥子さんという研究員がおられます。その方は、日本には確立された土地情報基盤がない、人口減少に伴う土地の管理放棄など...全文を見る
○荒井委員 今経産省からの説明がありましたけれども、中古自動車市場というのも簡単に、単純に伸びていったわけではなくて、いろいろな紆余曲折があって、その障害を乗り越えていったんですね。私は、今の説明の中で一番何が大事だったかというと、優良な業者といいますか、良心的な業者が残るような...全文を見る
○荒井委員 二〇一三年ごろから、住宅局を中心に、中古住宅市場に関するいろいろな検討が具体的に進み出したというふうに私は思います。ただ、まだまだ弱いんじゃないか、もっと強力に進める必要があるのではないか、特にインスペクション、中古住宅に関するインスペクションの制度が非常に弱いんじゃ...全文を見る
○荒井委員 私は、財務省の考え方は今の時代から離れていると思いますよ。もう少しちゃんと考えた方がいいと思いますよ。財務省としても、中古住宅市場が大きくなって、そこの流通が大きくなれば、それだけ税収入が入りますよ。そっち側の方がずっと大きいというふうに思います。私の試算では、中古住...全文を見る
○荒井委員 そうなんですよね。だから、この中古住宅市場の伸びる大きな原因の一つに、融資とか、あるいは瑕疵保険の話は余りしませんでしたけれども、瑕疵保険という、そちら側の、消費者サイドの方のいろいろな対応策というのも必要だと思うんですね。  どうも政府なり国の方は、供給サイド、つ...全文を見る
○荒井委員 この中古住宅市場をちゃんとつくっていくためには、金融庁やあるいは財務省、それから、もちろん国交省が中心になって、そちらの方の協力も得ながら、まさしく成長戦略として、私は民主党ですけれども、別に安倍さんの第三の矢を支援するということではないですけれども、国としては、やは...全文を見る
○荒井委員 私は、相当進み出したな、その芽は非常に大きくなっているなというふうに評価をするんですけれども、ある昔の財務省の高官がこの話を聞いて、三十年前もこの議論をしたよなと言われまして愕然としたんですけれども、なかなか、手を抜くと結局はできないということになるんだろうというふう...全文を見る
○荒井委員 大臣、ありがとうございます。  ところで、昨年の十一月だったでしょうか、国会の最終日だったですね、空き家法案を超党派の議員立法で通しました。当時、共産党さんまで理解を示していただいて賛成をしていただいたんですけれども、私はあの法案は絶対必要だと思っておりましたけれど...全文を見る
○荒井委員 大臣、今お聞きになったように、中古住宅市場というのは大きな可能性があるだろうと僕は思っています。  そのための動きも具体的になりつつあるんじゃないかと思いますけれども、しかし、障害は大変大きいものがございます。各省庁との折衝あるいは調整も非常に大きなものがあると思い...全文を見る
05月15日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○荒井委員 民主党の荒井聰でございます。  きょうは、太田大臣とこういうふうに議論するのは二度目でございます。  先般、私は東京駅を視察させていただきました。東京駅の駅長室に後藤新平の写真があったんですね。後藤新平が初代の鉄道院総裁であるということをそのとき初めて知りました。...全文を見る
○荒井委員 では、JR九州の社長さんにお聞きしたいんですけれども、将来、運輸事業で収益を出せる自信はおありですか。あるいは、それはいつぐらいを考えておられますか。どういう抜本的な方策をとろうとお考えですか。
○荒井委員 大臣、JR九州は物すごく頑張ったんだと思いますよ。思い切った決断をしたんだろうというふうに思います。  私の調べたところで、鉄道本体が赤字で経営をしているという民鉄はないのではないかというふうに思います。ここに京王電鉄を出しましたけれども、そのほかに東急だとか京急だ...全文を見る
○荒井委員 民間企業で、かつて製造業で最大の赤字を出したのは日立製作所だと思います。年間で七千八百億だったかな、赤字を出したんですね。それを、川村さんという、かつて副社長で、子会社に転じていた人が戻ってきて、二年間で二千二百億円の黒字に会社を転換いたしました。  そのとき川村さ...全文を見る
○荒井委員 この場で質問する多くの同僚議員は、鉄道網を維持しろ、赤字であってもそれを維持することが地域ネットワークの維持であり、あるいは地域住民の利便性、公共性を持つゆえんである、そういう主張をされております。私もそうだとは思います。  しかしながら、先ほど、民間企業の原理とい...全文を見る
○荒井委員 大臣、ありがとうございます。  そうなんですよね。鉄道気違い、鉄キチというのは我が党にも何人かいますけれども、鉄キチと大威張りで胸を張って言う国民性というのは、ひょっとすると日本ぐらいかもしれないですよね。鉄ちゃんというんですよね。鉄ちゃんにもいろいろ種類がありまし...全文を見る
○荒井委員 どうもありがとうございました。終わります。
06月09日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○荒井委員 民主党の荒井聰でございます。  きょうは、再び一般質疑でこうしてこの委員会で太田大臣と議論ができることを大変うれしく思ってございますので、きょうもどうぞよろしくお願いいたします。  さて、私は、今、日本の抱えている大きな課題というのは、人口減少に伴い経済成長が停滞...全文を見る
○荒井委員 そうなんですね。今外務省からお話がありましたけれども、これは一九九五年のWTO、多分ウルグアイ・ラウンドだと思いますけれども、ウルグアイ・ラウンドのときにこういう基準化とか標準化とか認証制度とかそういうものを統一化していこうということがWTOの中でもうたわれ、それを契...全文を見る
○荒井委員 今の大臣の御発言は大変心強いと思います。  日本はやはりアジアの中の先進国として数少ない国でありますから、相手国がヨーロッパはたくさんありますので、ヨーロッパの国が共同すると、なかなか日本は、国際標準化とかそういうものについては劣勢、劣後に陥ってしまうというのが今ま...全文を見る
○荒井委員 ところが、四輪における相互の認証制度の協定というのはかなり進んでいて、二〇一六年度にもその制度が四輪については運用されるのではないかという見通しが述べられていますが、しかし、いち早く国際化していった二輪の方は少し立ちおくれているのではないだろうか。  二輪の方も頑張...全文を見る
○荒井委員 今、国交省からそういう説明がありましたけれども、まさしく、この認証制度を中国やインド、あるいは需要国であるアジアの国々と連携をしてうまく促進することができれば、二輪車の市場、あるいは日本がリードしていく体制というのはそろっていくんだと思うんですね。  これは、もっと...全文を見る
○荒井委員 人口減少地域がふえてくることによりまして、救急車がなかなか行けないとか、そういうところもふえてくると思います。そういうときに、緊急に自動二輪をもっと上手に使えるような体制というものを防災の面からも組み込んでいくということが極めて有効なのではないかというふうに思います。...全文を見る
○荒井委員 大臣、どうもありがとうございます。  きょうはそのほかにも幾つか質問をしたかったんですけれども、国交省が抱えている行政担当分野の中に、国交省というと、どうも公共事業担当省庁というイメージと、あるいは職員もそういうマインドを少し強く持ち過ぎているのではないだろうかな。...全文を見る