荒井聰

あらいさとし

小選挙区(北海道第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

荒井聰の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月10日第198回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○荒井委員 委員長、定足数、足りていますか。確認してください。
○荒井委員 きょうは、この機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  今まで私もアイヌにかかわる施策についていろんな措置で携わってまいりました。その意味では、今回このアイヌ新法の法制定というのは感慨深いものがあるんですね。  もともとアイヌにかかわる国の政策というの...全文を見る
○荒井委員 阿達政務官、随分勉強されたようですので、積極的に答弁に立たれてください。  ところで、今度の法案というのは国連宣言を受けた形になっていると思うんですけれども、十分、国連宣言がうたっている、その法案の、趣旨に沿っているのかどうか。このあたりは不十分だ、しかし将来このあ...全文を見る
○荒井委員 アイヌの方々が、自分たちのアイデンティティーの一番の基本になっているのは、やはり言葉、言語だと思うんですね。  ところが、少数民族である、あるいは先住民族は、概してその独自の言葉が消滅言語と言われていて、なかなか保存ができないというか失われていく、そういう現象があち...全文を見る
○荒井委員 ここに「アイヌ神謡集」という本を持ってきました。これは、当時十九歳の天才少女と言われていたアイヌの女の子、少女ですね、知里幸恵という方ですけれども、その方が死の間際に書いた「アイヌ神謡集」という本です。ぜひ、阿達さん、読んでみてください。  アイヌに伝わるいろいろな...全文を見る
○荒井委員 この法案の成立を契機に、アイヌ語の研究、あるいはアイヌの歴史についてもっと研究をされたらいいと思います。  きょうは私の秘書がそこに来ていますけれども、私の秘書は、おじいさんが静内の町長をしていたんですけれども、その町長時代にシャクシャインという、近代になる、江戸時...全文を見る
○荒井委員 恐らく、アイヌの人々にとっては、この慰霊の施設というのが一番心を打つのではないか。つまり、藤波孝生さん流に言うと、和人が慰霊の祭りを助けてくれたというか、そして、ある意味で謝罪をしてくれたということにつながるのではないかというふうに思うので、ここのところは遺漏なきよう...全文を見る
○荒井委員 これは私が小学校のころもそうだったんですけれども、アイヌ人というのは白系だ、アジア人ではなくて白人なんだ、そういうふうに言う人が結構いたんです。  それはどうしてなのか。当時、アイヌ人の研究、特に自然人類学の研究はドイツ人が非常に中心になってやっているんです。最初に...全文を見る
○荒井委員 それと関係するのかどうかはちょっと定かではないんですけれども、いまだにアイヌの人々に対するヘイトスピーチというのがあるんですよね。  アイヌの人々に対するヘイトスピーチを、どういうふうに連携をとられていて、その解決のために、ヘイトスピーチ禁止法という法律までできてい...全文を見る
○荒井委員 私も道庁時代に、アイヌの人々の生活水準といいますか、そういうものの調査に携わったんですけれども、やはり、アイヌの人々の貧困の度合い、あるいは教育格差の問題というのは相当激しいです。ここを解決してやらないと、解決する対策を練らないと、貧困から脱出することができなければ、...全文を見る
○荒井委員 室長、何かある。
○荒井委員 国連の先住民族宣言では権利の復活ということがうたわれていて、ここのところが、いつも各国で対応が異なる、あるいは実際はできない、そういうことにつながっているんだろうというふうに思います。  しかし、サケの採捕だとか森林資源の活用だとか、そういうものに関しては、ある種の...全文を見る
○荒井委員 それでは、最後の交付金の話、多くの方々から交付金の話が出ましたので。  この交付金は、ある意味では画期的だろうと思うんですけれども、ある意味では、具体的にどういうふうに使われるのかな、あるいは使う手段はどうするのかな、その手段の中でアイヌの人々がどういうふうに実質的...全文を見る
○荒井委員 実施主体がアイヌの人々が想定されるとおっしゃっているけれども、そこのところは確認できているんでしょうか。  市町村の方にとっても、アイヌ対策というのは、特定の市町村だと経験がありますからできるでしょうけれども、そうではない市町村にとっては、担当者も少ない、あるいはア...全文を見る
○荒井委員 交付金というのは、年間四十億か五十億くらいでしたよね。違いましたか。交付金総額は大体どのぐらいですか。そして、その交付金総額の単体は、何億から何億くらいを想定をし、何年ぐらいで、ある事業をやろうとしているのか、そういう具体論というのは検討に入っていますか。
○荒井委員 私も、全く新しい事業というのは何回か経験をしているんですけれども、そのときには、本省自身が、つまり予算編成をしたところ自身が直接指導してやらないと、下の方は、町村ではわからないと思います。  だから、一、二年はモデル事業のような形で、内閣府、官房あるいは国交省が丁寧...全文を見る
○荒井委員 それでは、これで終わります。  ぜひ、この法案をつくられた実務者の方々に、この法案に魂を入れるべく、しっかりとした指導の仕方を市町村に対してなされるように、あるいはアイヌの人々と寄り添うということを体現するような、そういう対策を念願をしてございます。  ありがとう...全文を見る
10月04日第200回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第1号
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○荒井委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○荒井委員 ただいまの斉木武志君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○荒井委員 御異議なしと認めます。よって、江渡聡徳君が委員長に御当選になりました。  委員長江渡聡徳君に本席を譲ります。     〔江渡委員長、委員長席に着く〕
11月27日第200回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○荒井委員 荒井聰であります。  私は、最初に選挙に当選したときが奥尻の津波のあったときであります。二百人死んだかな。それから、九五年ですか、阪神・淡路大震災があり、そして二〇一一年に東北大震災があった。いずれも、私がたまたま与党にいたときに大きな地震、災害が起きるという。災害...全文を見る
○荒井委員 この話はもうこれぐらいにしたいんですけれども、実は電柱地中化の話というのは、二十数年前に、当時、今参議院議員をやっている佐藤信秋君が、道路企画課長だったと思いますけれども、彼を中心に勉強会を設置しまして、電線の地中化というものの法案もつくり、その予算も計上するという、...全文を見る
○荒井委員 治水関係の最高責任者でありますから、今まで相当な公共予算を使って治水ダムを、あるいは多目的ダムをつくっているわけで、その運用についてどのように考えているのか、事前放水をしたのかしなかったのか、あるいは、河川法の五十五条を使って、治水目的のダムだけではなくて利水のダムに...全文を見る
○荒井委員 私は、もっと事前放流あるいはそれに備えるための準備というのをやるべきではなかったかなというふうに思います。  先ほど気象と医療とを研究しているあるドクターの発表を聞いていたんですけれども、先ほど小宮山委員もおっしゃっていましたけれども、障害者とかあるいは病人とか、そ...全文を見る
○荒井委員 この資料、お出しをいたしました。これは気象庁が、二年前から危険度分布を、予測するそういうシステムが動き出したんですけれども、ちょっとこれについて、気象庁長官、説明してください。
○荒井委員 このシステムをもっと活用したら、もっと精度の高い、洪水被害の地域がどういうふうになるのか、あるいは、その際にどこのダムをどういうふうに運用したらこれが縮むのか広がるのかとか、そういう議論ができると思うんですね。  大臣、ハードの予算は何百億、何千億とすぐ出ますけれど...全文を見る
○荒井委員 次にハザードマップの話なんですけれども、ハザードマップというのが、一番、住民あるいはそこの被害に遭いかねない人たちにとっては頼りの綱だったと思うんですけれども、必ずしもうまく利用されていなかったんじゃないか。それは、ハザードマップがつくりづらいということで、各市町村で...全文を見る
○荒井委員 それは大変いいことだと思います。  それはいつぐらいから運用しているんですか、その簡単なツールというのは。
○荒井委員 今度の台風で一番国民がよく見ていたのは、やはりNHKではなかったかというふうに思うんですね。NHK、その次に気象庁、そして最後に旧河川局、こんな順番で関心を呼んだんじゃないかと思うんです。ここは、国民にどう危険性をわかってもらえるのかということにもっと集中して、その仕...全文を見る
○荒井委員 本当に旧河川局と緊密な連絡をとってやれているんですか。何となく不安なところがあります。  技術者というのは、私も技術者ですからよくわかるんですけれども、自分の世界を持っていて、自分の世界で完結しているところがあるんですね。それを人に伝える、あるいは外にアピールしてい...全文を見る
○荒井委員 飛んでくるかどうかわからないような北朝鮮からのミサイルに対してはJアラートというでっかい警戒情報を出しましたけれども、もっと身近な危険なことに関して、こういう対策をしっかりと政府として構築をしておくべきだというふうに思います。  今回の浸水で亡くなった方の四分の一が...全文を見る
○荒井委員 通告していましたので、最後に大臣からお答えいただきたいんですけれども。  今回の災害で、東京のタワーマンションが水浸しになって、受電設備が水浸しになって電気が来なくなったということが言われていましたけれども、これは何度も経験しているんですよね。福島第一原発のあの受電...全文を見る
○荒井委員 以上です。終わります。
11月28日第200回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○荒井委員 今、玄葉さんから、最後に処理水の話をちょっとしたんですけれども、私からも少し処理水の話で。  凍土壁は、今の状況はどうなっているんでしょうか。あれは、凍土壁を始めるときに、水というのは浸透性が非常に高くて、水をとめるのは非常に難しい技術ですよ、それを凍土壁という状況...全文を見る
○荒井委員 どのぐらいとめられましたか、全体の流入、地下水の。
○荒井委員 五百四十トンが百四十トンに減ったというのは、凍土壁の最初の予定したそれから見れば、私は小さいというふうに思います。数百億かけて、凍土壁のこの工法が本当に効果的なのかどうかというのは、一度ちゃんと議論するべきじゃないかなというふうに思います。  委員長との議論はちょっ...全文を見る
○荒井委員 今回の台風十九号の被災で、除染廃棄物のフレコンバッグが相当流出したという新聞記事が出ていました。記事によると、六十六袋だというようなことも書いているんですけれども、そのうちのかなりの部分が中身が流出してしまって、せっかく除染して集めたのにそれが流出してしまったというよ...全文を見る
○荒井委員 今回の災害で、災害特やあるいは国土交通委員会でも議論したんですけれども、ハザードマップの活用が余りうまくいっていなかったのではないかということも踏まえて、この仮置場とハザードマップとの関係がどうなっているのか。そういうところは当然流される可能性があるわけですから、そう...全文を見る
○荒井委員 これはなかなか定着しないというか、甲状腺がんの検査について、政府の信頼感あるいは県の信頼感が得られていないというのは、基本的に、最初のときに内部被曝のやつをやめてしまったとか、あるいは、周りの全体の被曝、放射線量がどのくらいかということを空中だけではかってしまって本当...全文を見る
○荒井委員 環境省においては、ぜひ継続して調査をするということを確約していただきたいと思います。  時間がなくなりましたけれども、更田委員長、私、田中委員長とは随分議論をした覚えがありますけれども、今こうやって更田委員長と議論をしていて、田中委員長時代に築かれた規制委員会の伝統...全文を見る
○荒井委員 最後になりますけれども、牧原副大臣も来られていますので。  今、韓国との間が、いろんな意味でぎすぎすしている。そのことと関係するのかどうかわかりませんけれども、韓国が、福島の汚染水の海洋放出を言っているんでしょうと思いますけれども、その件に関して、国際機関に訴えたり...全文を見る
○荒井委員 まだ時間はありますね。  自主避難を扱っている復興庁の担当の政務三役というのは、きょうは来ていないですか。まあ、いいです。  自主避難者に対して冷たいじゃないか。せっかく、子ども・被災者支援法という法律、あれも超党派ですよ、全党一致でつくった法律で、その法律では、...全文を見る
○荒井委員 原子力政策は今大きな曲がり角にかかっていると思うんですけれども、その中の最大のものは、被災を受けた人たちに対する信頼をどういうふうに回復するか、つまり福島の復興なんですけれども、それが十分にまだなされていないのではないかというところ。F1の廃炉にしても、そこが一番の課...全文を見る