石井啓一

いしいけいいち

比例代表(北関東)選出
公明党
当選回数10回

石井啓一の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第132回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○石井(啓)委員 私は、新進党の石井啓一でございます。  まず、今回の阪神大震災で亡くなられた五千名以上の方々に衷心より哀悼の意を表しますとともに、被災された多くの方々に心からお見舞いを申し上げたいと存じます。  さて、昨日、青森県知事選挙、これが投票になりました。結果が出ま...全文を見る
○石井(啓)委員 確かに一つの県の知事選の結果でございますけれども、この阪神大震災の大変な中、たくさんの大臣が行かれて応援をされた候補が負けたということはやはり謙虚に受けとめなければいけない、私はそのように思います。  それでは、阪神大震災についてお伺いをしたいと思いますが、こ...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは当日、テレビで、ちょうど午前八時十五分ぐらいからヘリコプターからの生中継を流し始めているのですけれども、あの阪神高速の倒壊をした物すごい映像、あるいは市街地が壊滅的に破壊された生々しい映像が出たのですけれども、総理はあれをごらんになりましたでしょうか。
○石井(啓)委員 その映像をごらんになって、どのようにあの被害をお感じになりましたですか。
○石井(啓)委員 私は、生々しいテレビの映像をごらんになって、総理がどのようにお感じになってどういう手を打ったかということがいわばポイントだと思うわけです。  というのは、あの阪神高速の倒壊した映像、ああいう日本の高架橋がひっくり返るような被害というのはこれまでの地震では起こっ...全文を見る
○石井(啓)委員 失礼ですけれども、私は、総理が本当にそういうふうにお感じになっていたら、もっともっと迅速な対応ができていたのではないかと思うのです。これは自衛隊の災害出動だってそうですね。例えば閣議についても、これは定例どおり十時におやりになっていますでしょう。あのテレビの映像...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは自衛隊の出動について伺いますけれども、総理、自衛隊の出動について、いつ、どのような報告を受けられて、どういうふうに指示をされましたか。
○石井(啓)委員 自衛隊の出動は、初動について遅いということは随分指摘されていますけれども、その後のいわゆる動員の状況というのも非常にペースがゆっくりなんですね。  出動状況を見てみますと、初日十七日に出動できたのは二千三百人、二日目十八日の昼間に五千人規模ですか、夜に九千人規...全文を見る
○石井(啓)委員 総理は、そういう動員の状況の報告を受けてどう指示されたのか。総理にお伺いをしたい。
○石井(啓)委員 自衛隊の出動については、その初動の四時間、これが人命救助については致命的である、こういう指摘がありますけれども、その後の出動の状況を見ても、早期に大量出動が決断されていればもっと助かるべき人命が助かったのではないか、最初の四十八時間が勝負というふうに言われており...全文を見る
○石井(啓)委員 。いや、私が聞いておりますのは、体制ではなくて、総理御自身の行動で御自分で反省する点がなかったのか、最善の策だったのかどうか、万全の策だったかどうか、総理御自身の御感想を聞いております。
○石井(啓)委員 地震そのものは天災でございますけれども、その後の対応のおくれにより助かるべき人命が助からなかったとしたら、これはもう人災と言わざるを得ないわけです。そして、この責めはやはりトップリーダーである総理御自身の御責任であると思います。私は、総理が御自分の責任をどのよう...全文を見る
○石井(啓)委員 復旧に全力で取り組むことはもちろんそのとおりであると思いますけれども、それでもって政治的な責任が解消されたとは私は思いません。総理の、謙虚に御自身の行動なりその折の意識なり等を御反省をいただきたい、このように思います。  それでは、私は今回の震災を振り返りまし...全文を見る
○石井(啓)委員 今回被災された地域はもちろんでございますけれども、全国の他の地域の方も非常に不安を抱いておりますので、この点検そして補修、補強についてはしっかりこれはやっていただきたい、このように思います。  また、今回の震災の教訓を生かしまして、私、公共投資の配分を見直すべ...全文を見る
○石井(啓)委員 私も公共投資基本計画、手元にありまして、つらつら見ました。確かに今長官がおっしゃったようなことが、記述ではあります。ただ、数字の目標としては今ないんですね、この計画の中では、どれだけそういう防災関係に投資をするか。これは大都市圏だけではないわけでありますけれども...全文を見る
○石井(啓)委員 いや、ですから、何というんでしょうかね、生活環境・福祉・文化機能というのも公共事業の一側面なわけですね。ですから、防災に関するものも一側面なわけですから、そういうものがどれぐらいあるかという目標をきちんと立てるべきじゃないか、こういうふうに主張しているのですけれ...全文を見る
○石井(啓)委員 ですから、そうすると、公共投資全般にわたって防災という観点を重視してやるべきだという、そういうことですね。ぜひそういう形でやっていただきたいと思います。  次に、防災訓練について伺いますけれども、昨年九月一日、総合防災訓練が行われておりますが、具体的にどういう...全文を見る
○石井(啓)委員 昨年の九月一日の総合防災訓練の折に、総理はどういう参加をされたのでしょうか。
○石井(啓)委員 私は、昨年のことをもうとやかく言うつもりはないのですけれども、二月一日の本委員会で我が党の伊藤委員から指摘をしましたように、総理みずからが初動段階にいかに情報を入手をするか、指揮、運営をするか、そういう訓練に今後は改めていただきたいのと同時に、被災想定地における...全文を見る
○石井(啓)委員 よろしく御検討いただきたいと思います。  続きまして、避難所の件でございますけれども、今回の震災で、私は、改めて学校が避難所として非常に有効に利用されている、活用されているということで、大変私自身見直しをいたしました。ちなみに神戸市では小中学校を中心に百八十二...全文を見る
○石井(啓)委員 地域の意思がまず最初だということはわかりますけれども、国としてもできる限りの支援をしていただきたいと思います。  続いて、観測、予知に移りますけれども、これは観測、予知が、活断層による直下型地震の観測、予知ができるかどうかと聞こうと思ったのですが、これまでの答...全文を見る
○石井(啓)委員 一生懸命やっていただいているようですが、現在の地質調査所の人員なり予算なりもなかなか少ないようでございますし、これは地質調査所のみならず、他の研究所あるいは大学等々とよく連携をとっていただいて、相当の人と金が必要になると思いますけれども、最優先的にこれはやってい...全文を見る
○石井(啓)委員 ところで、これは報道によりますと、今国でつくられている立川の広域防災基地ですか、この周辺に活断層があるというふうに報道がなされておるのですけれども、これは大丈夫なんでしょうかね、活断層がこの近くにありましても。
○石井(啓)委員 御説明はそういうことだと思うんですけれども、まさか起こるまいと思った神戸で地震が起こったぐらいなんですから、念には念を入れて、霞が関と立川と両方やられちゃったらどうするんだということを考えてやっていただくのがやはり危機管理ではないかと思います。  では、震災関...全文を見る
○石井(啓)委員 特に東京一極集中の是正につきまして私は真剣に議論すべきときが来たと思います。今回のような直下型地震が東京の都心部を襲った場合、まさに我が国としての中枢機能が集まっているわけですから、政治、行政、経済、東京圏のみならず、日本の国がもう麻痺してしまう、こういうことに...全文を見る
○石井(啓)委員 国会が移転するのはもちろんですけれども、国会だけ安全なところへ行くということではなくて、首都機能の分散として全総計画の中で、今までもずっとやってきましたけれども、これからは実行すべき段階ではないかと思いますので、その点についてもよろしくお願いします。  それで...全文を見る
○石井(啓)委員 私は総理にお尋ねしたんですけれども、要は、なぜ今特殊法人が緊急的であって当面中央省庁は手をつける必要がないというふうにお考えなのか、総理、お答えください。
○石井(啓)委員 いや、そういう段取りといいますか手順というのはもう何回も伺っておるのですけれども、なぜそういう段取りになるかというのを私はちょっとお聞きをしたかったのです。  いずれにしましても、私、昨年ですね、亡くなられた鈴木永二氏、臨時行革審の会長をされた鈴木さんからお話...全文を見る
○石井(啓)委員 私、決して言葉じりをとらえるつもりはないのですけれども、一月二十七日の本委員会で、武村大臣、何とおっしゃったかといいますと、これは特殊法人について聞かれたときに、「大蔵省としましても、政府系金融機関と塩の専売等を抱えておりますが、ぜひ他省庁におくれをとらないよう...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、先日のこの委員会では、特殊法人については二月十日まで、最終報告だというふうにおっしゃいましたけれども、その政府系金融機関についての検討もこの二月十日までに最終的な報告が出るというふうに考えてよろしいのですか、武村大蔵大臣、いかがですか。
○石井(啓)委員 私は大蔵大臣にお伺いしたのですけれども、大蔵大臣が今、大蔵省の主管の政府系金融機関については全体の政府系金融機関のあり方の中で議論を詰めるというふうに、財投も含めましておっしゃいましたものですから、二月十日の最終報告までにそういう議論をお詰めになるのですかと確認...全文を見る
○石井(啓)委員 私は、二月十日にこの案が出る、ただ若干懸念いたしますのは、今各省庁とも震災対策に優先的に取り組んでいる中で、果たして本当に十分な検討ができるのかどうか。逆に言いますと、不十分なものをもって最終報告にされたのではこれはかなわないなというふうに思うのですけれども、そ...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、しつこいようですけれども、再度確認をいたしますが、二月十日にその最終報告が出る、三月末までに政府案を決める、これは閣議決定するということですね。そうすると、二月十日に出てくる案はそのまま閣議決定にできる案だ、こういうように考えてよろしいわけですね。
○石井(啓)委員 それでは、だんだん時間も迫ってまいりましたので、ちょっと具体的にお伺いしますけれども、農水大臣、昨年十二月二十六日の記者会見で、蚕糸砂糖類価格安定事業団と畜産振興事業団との統合について検討されている、こういうふうに統合の検討をお認めになっていらっしゃいますけれど...全文を見る
○石井(啓)委員 今具体的なことは恐らくおっしゃらないと私も思いましたが、いろいろ伝えられている、報道等で伝わってくるところによりますと、統合といっても業務あるいは事業の内容はそのままで、ほとんど変わらない。私は、これではやはり内容のない数合わせに終わってしまうのではないかという...全文を見る
○石井(啓)委員 今大臣おっしゃったような形でまとまれば私どももいいわけでありますけれども、二月十日、具体的に出してこられます案を見させていただきまして、私どももきちんと点検をさせていただきたいと思います。  時間もなくなってまいりましたが、最後に公益法人についてちょっとお伺い...全文を見る
○石井(啓)委員 わかりました。特殊法人それから認可法人、公益法人、いろいろ課題があるかと存じますので、これらについてしっかりやっていただきたいと存じます。  時間が参りましたので、終了いたしますが、最後に、私の質問の中で若干失礼な言葉があったかと存じますが、若さゆえと御理解を...全文を見る
02月08日第132回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○石井(啓)委員 新進党の石井啓一でございます。  公述人の先生方には、大変御多用のところ本委員会にお出ましいただきまして、また貴重な御意見を賜りまして、心から感謝申し上げます。  私は、阪神大震災関係と、また行政改革の関係につきまして主に質問をさせていただきたいと存じます。...全文を見る
○石井(啓)委員 ありがとうございます。  それでは、引き続きまして、屋山先生でいらっしゃいますけれども、先ほども危機管理のお話がございまして、特に情報入手が非常に遅かった。今回私どもの大きな反省といたしまして、官僚機構と申しますか、これは平時といいますか、ルーチンの仕事であれ...全文を見る
○石井(啓)委員 ありがとうございます。  それでは続きまして、浅沼先生にお伺いをしたいと存じますが、先生の御経歴を拝しますと、長く警察にお勤めになっていらっしゃって、警察庁長官も先生お務めでいらっしゃいます。恐らく、警察に御在職中は幾たびか緊急事態あるいは非常事態、こういった...全文を見る
○石井(啓)委員 ありがとうございました。  それでは、行政改革につきまして、話題を変えてお聞きをしたいと存じます。  屋山先生は、今お話を承りましたとおり、十二年間にわたり行政改革にも携わっていらっしゃいまして、この間、恐らく官僚機構の厚い壁との闘いというのが相当あったかと...全文を見る
○石井(啓)委員 屋山先生、恐縮ですが、続けてお伺いをしたいと存じますが、現在、政府でも行政改革、特にこの二月十日には特殊法人の改革について案が出されるということで鋭意今進められておりますけれども、私自身は、いろいろ伝えられているところを見ますと、どうもそれぞれの法人の業務あるい...全文を見る
○石井(啓)委員 大変ありがとうございました。  それでは引き続きまして、宮内先生に今度は規制緩和につきましてお伺いをしたいと存じます。  まず、先生は第三次行革審において専門委員でいらっしゃいまして、規制緩和についてお取り組みになりましたけれども、その折の御感想なりいろいろ...全文を見る
○石井(啓)委員 それではお尋ねをしたいと存じます。  今度は屋山先生と宮内先生、両先生に引き続いて規制緩和についてお伺いをしたいと存じますが、私は、この規制緩和の問題で国民の声がいま一つ盛り上がってこないと申しますか、どちらかというと経済界の方が非常に中心になって申し上げてい...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは最後に、屋山先生、宮内先生両先生にもう一問お伺いをしたいと存じます。  この規制緩和を進めるに当たりまして最大の課題となると思いますのは、やはり労働問題、失業問題かと存じます。国内での保護産業、ここでやはり雇用の調整というのが出てまいると思いますが、二...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは以上で終わります。先生方、大変ありがとうございました。
02月13日第132回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○石井(啓)委員 私は、まず、特殊法人の問題につきましてお尋ねをいたしたいと存じます。  午前中から同僚議員からもいろいろ質疑がございましたけれども、その中で、政府においては、今回の特殊法人の改革案では、数も十一法人削減をした、全力を挙げて努力をされた、いわば自画自賛をなさって...全文を見る
○石井(啓)委員 今の御説明ですと、一生懸命頑張ったけれども残念ながらまとまらなかったという、単純に言うとそういうことかと思いますが、しかし、それで理由になるのかなという私は思いがいたします。  と申しますのは、総理はもうたびたび今年度中にすべての特殊法人について見直しをする、...全文を見る
○石井(啓)委員 政府系金融機関について複数の省庁にまたがっているというのは、そんなことは言われなくてもだれでもわかっている問題であるわけですね。それは二月十日になって初めてわかった問題ではないはずですよ。  それから、もう一つ言っておきますけれども、私ども、震災対策が大変です...全文を見る
○石井(啓)委員 これ以上申し上げても水かけ論になりそうですのであれですけれども、しかし、明らかに総理は、年度内にすべての特殊法人について見直しをする、こういうふうに明言をされておるわけですから、政府系金融機関だけ別問題だというふうには一切おっしゃってなかったわけですよ。政府系金...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは確認をいたしますけれども、大蔵大臣の出された提案というのは、開銀と北海道東北開発公庫との統合が一つ。二つ目に、国民金融公庫それから中小企業、環境衛生の三金融公庫の統合、これが二つ。この二案でございますか。確認をさせていただきたいと思います。
○石井(啓)委員 いずれにいたしましても、この大蔵省の出された提案というのは、いわゆる他省庁とかかわる問題でございますね。これは御提案をされた際に、通常であれば、他の省庁と十分連絡、連携、調整をとられた上での御提案かと思いますけれども、今回の提案においては、そういう事前の連携なり...全文を見る
○石井(啓)委員 二月十日の報告日の最終段階になって、他省庁とも調整をなさらない案を出された。これは普通で考えると非常に、非常にといいますか、余りに唐突である、私はこのように言わざるを得ない。うがった見方をしますと、初めからおまとめになる気があったのかどうか、これは非常に疑わしい...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、総務庁長官にもう一つお尋ねしますが、政府系金融機関については与党三党で協議を続けられるということでいらっしゃるようですけれども、どういう協議がなされるのか、全く白紙でゆだねたということではないと思いますけれども。統合、民営化など経営形態や組織の改編、簡...全文を見る
○石井(啓)委員 私は、本来、政府系金融機関の資金の入り口である財政投融資とやはりセットで議論しなければ、この財投の使い道である特殊法人だけを議論しても意義が薄い、多くの識者がこういうふうに指摘しておりますので、これはぜひやっていただきたいと存じます。  じゃ、最後に、大蔵大臣...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、話題を変えまして、別の問題につきまして御質問したいと思います。  厚生大臣、お待たせいたしました。国立病院それから療養所の再編成合理化問題でございます。これは行革の一環として御質問をしたいと思います。  これは長年の政府の課題になっているわけであり...全文を見る
○石井(啓)委員 よろしくお願いしたいと思います。  今厚生大臣、実績で十七病院、予定で十九病院、そのとおりでございますけれども、私が指摘しましたのは、それによって減少する数がそれぞれ九、十一ということでございますので、しっかり御検討をいただきたいと思います。  それでは、具...全文を見る
○石井(啓)委員 経営改善の努力はもちろんでございますけれども、私、一つ提案を申し上げたいと思いますけれども、今現在印刷局病院の収支は印刷局の特別会計の一部をなしておりまして、予算書の上では病院独自の収支会計はございません。印刷局の特会としては黒字でありますけれども、かといって、...全文を見る
○石井(啓)委員 いや、小さな問題のようですけれども、やはり足元からきちんとやっていただかないと、本当に行革というのは実のあるものはできないと思うのですね。そういう意味では、技術上の問題があるとおっしゃるようですけれども、この点についてはより検討をいただきたいと思います。  も...全文を見る
○石井(啓)委員 国民の生命と財産に関する問題ですので、簡単に廃止云々ということは私は申し上げませんけれども、やはりその中でもきちんと行革への努力をしていただきたいと思います。  時間が参りましたので終了いたしますが、ちょっと時間配分が悪くて、質問通告をしておきながら質問できな...全文を見る
02月16日第132回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○石井(啓)委員 新進党の石田啓一でございます。  私、本日は、恩給法の関係の質問、さらに行政改革に関係いたします質問をさせていただきたいと存じます。  まず恩給法でございますけれども、今回の改正案の要点について、長官の方から御説明をいただきたいと存じます。
○石井(啓)委員 それではちょっと個別にお尋ねをいたします。  まず、引き上げ率が一・一%、この決定根拠でございますが、公務員給与の改善率一・二%と消費者物価上昇率〇・七%を総合勘案しております。これもこれまでの本委員会で幾たびも質問がなされているようでありますけれども、公務員...全文を見る
○石井(啓)委員 総合勘案方式というのは非常に便利な言葉でありまして、総合勘案すれば何でもできるという、まさにマジックみたいな数字でございます。  これは、過去の経緯を調べてみますと大体どういう重みづけをしているのか分析はできますけれども、たまたまこれまでは公務員給与の改善率に...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは大臣、政治家としての御発言がございましたので、これからも大臣御在職の間は頑張っていただきたいと存じます。  それではもう一つ、最低保障額のうち七十五歳の年齢区分が廃止をされておりますけれども、その理由を御説明をいただきたいと存じます。
○石井(啓)委員 ですから、六十五歳から七十五歳の方も従来の七十五歳以上の額と同じになったということですね。それはそれで結構だと思うのですが、私が指摘したいのは、これは平成五年度ですよね、わずか二年前に導入された制度をこの二年間で廃止をする。それも、特に高齢者の優遇を図るという趣...全文を見る
○石井(啓)委員 それにしても、余りにも朝令暮改というそしりは免れないのではないかと私は思います。  ちょっと質問を変えまして、平和祈念事業関連の質問をさせていただきたいと思いますが、恩給欠格者への贈呈事業、平成元年度から制度発足して始まっておりますけれども、この請求件数の推移...全文を見る
○石井(啓)委員 贈呈事業の対象者は百八万人いるわけですね。百八万人で三十五万人でございますから、三〇%ちょっとという方しか御請求をなされてないわけでございます。今御説明ありましたように、ここ数年を見ますと、最初の二年は非常に多い数でございますけれども、ここ数年二万ないし三万人と...全文を見る
○石井(啓)委員 この件については、これまでの本委員会において過去においても指摘をされております。その際、政府委員の方から、努力している、もう少し推移を見守ってほしい、そういう答弁もあるわけでありますけれども、どうも推移を見守っておりましてもなかなか数がふえてこないようでございま...全文を見る
○石井(啓)委員 いずれにいたしましても、これは請求期限がないようでございますけれども、対象者の方の年齢も高齢ということもございますので、この努力は積極的にやっていただきたいと存じます。  同じく、平和祈念事業のうち、引揚者への贈呈事業でございますけれども、これも平成三年度から...全文を見る
○石井(啓)委員 これについては、贈呈事業の対象者が百二十五万人ですね。それで、現在まで四万四、五千人ということでございますから、これは四%弱ということでございます。なおかつ、この請求期限が平成八年三月三十一日ということでございますから、あと一年少ししかない。極めて限られた期間の...全文を見る
○石井(啓)委員 これはちょっと質問通告は申し上げてなかったのですけれども、戦後強制抑留者の方の請求期限ももう終わっていますね、平成五年三月三十一日。この後、請求期限が切れた後、請求が来たという事例はあるのでしょうか。そのときどういう対応をされているのでしょうか。ちょっと御説明い...全文を見る
○石井(啓)委員 私も法律を見ましたら、確かに法律に明記されておりますので、これは法律を改正しない限りはなかなか難しいかと思いますけれども、今言いましたように、引揚者の方も来年三月三十一日で期限が切れますので、今おっしゃったような弾力的な措置、問い合わせ等ある方については措置をと...全文を見る
○石井(啓)委員 先ほどから大臣、政府系金融機関についても二月十日に見直しの報告を出したということでございますけれども、私、手元にございますが、これは、見直しの報告を出したといっても、非常に抽象的なんですね。  ちょっと読み上げますが、「日本開発銀行については、民間金融機関の補...全文を見る
○石井(啓)委員 わかりました。  それでは、政府系金融機関についてはさらに年度内に行うということでございますね。  その「さらに」という内容でございますけれども、どういう検討を行うのでしょうか。これは、さらにといいますか、ここで、二月十日で出しているのはほとんど検討していな...全文を見る
○石井(啓)委員 私は本来、総理もみずからやるというふうに言明されておりましたので、政府が責任を持ってやらなければいけない。与党の検討ということを、失礼ですけれども、何となく隠れみのにしているような、そういう印象を受けざるを得ません。  では、質問をちょっと変えます。  先ほ...全文を見る
○石井(啓)委員 各省庁の定員削減に準じてやっているということですけれども、ちょっと具体的にどういうふうにやっているのか、御説明いただけませんか。
○石井(啓)委員 では、国家公務員が四・五%削減をする。それに準じて各特殊法人も四・五%削減という目標で定則をやっているというのが現状なのですね。それは大蔵省が予算の管理という中で見ている。  ただ、実態をもう少し詳しく見ると、定則の、片や新規の増員があるわけでございますから、...全文を見る
○石井(啓)委員 いや、私が申し上げたのは、方針は明確にするのはそれで結構なのですけれども、それを具体化する仕組みが今の大蔵省の予算管理を通じる仕組みではなかなか難しいのではないかということを申し上げたわけです。これについても、ちょっと真剣に検討をいただきたいと思いますが、ほかの...全文を見る
○石井(啓)委員 いずれにしても、これは早急に検討してください。検討、検討と言っているとまた先送りになりますし、先ほど中井担当の方からもありましたけれども、五十四年に閣議了解をしておきながら、もう十五年以上たってまだ守られていない。もう一つ言うと、これは本来は、総数で五〇%以下じ...全文を見る
○石井(啓)委員 特殊法人全体ですか。じゃ、特殊法人全体でも結構ですけれども、少なくとも閣議了解の目標が守られておりませんので、さっき四六・三%と言いましたけれども、それは特殊会社を含んでですよね、民間移行した。特殊会社を除くとなると六〇%以上になるわけですから、それについては早...全文を見る
○石井(啓)委員 この間、四十二年から五十六年の間には沖縄返還というのがありましたから、若干、数はベースが変わっているかと思いますけれども、しかしながら、この間の国家公務員の削減数を見てみますと、四十二年が八十九万九千人、五十六年が八十九万八千人、平成七年で八十五万七千人ですか、...全文を見る
○石井(啓)委員 私も、事前にちょっと説明を受けて勉強したのですけれども、いわゆる地方財政計画の中で組み込まれている普通会計ベースの職員数については、これは削減になっているのですけれども、いわゆる公営企業等の職員を含めた総数でいくと微増ですね。毎年少しずつふえている、そういう状況...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、もう時間も大分迫ってきましたので、最後コメントをして終わりたいと思いますけれども、今後地方分権を進めるに当たって、さっき長官おっしゃっておりましたように、国がスリムになり得ると。ただ、その分地方の機構なり組織、人員が肥大化するということであっては、全体...全文を見る
02月20日第132回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○石井(啓)分科員 それでは、私はまず営団地下鉄の民営化の問題につきまして、大臣に主にお尋ねをしたいと思いますが、営団地下鉄の民営化につきましては、政府の報告書の中では、「第一段階として現在建設中の七号線及び十一号線が完成した時点を目途に特殊会社化を図る」というふうにされておりま...全文を見る
○石井(啓)分科員 いろいろこれから財政当局等との調整もあると思いますけれども、運輸省の意向としては、既に運政審で答申がなされている八号線、十三号線あるいは十一号線の残りは営団で実施するという意向であるということでよろしいのでしょうか。
○石井(啓)分科員 それでは、そういう方向で御努力されるということだと思いますけれども、今申し上げました八号線、それから十三号線、それから十一号線の残りの区間、この三区間の中で、私は、都心の中心部を走ります十三号線の利便性あるいは採算性というのは、他の二路線に比べ高いものと思って...全文を見る
○石井(啓)分科員 今の段階でそういう御答弁になるとは思いますけれども、それでは一般論で結構ですけれども、優先順位の考え方といいますか、着工順位の考え方といいますか、どういう要素を重点に考えていらっしゃるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○石井(啓)分科員 それでは、ちょっと民営化の問題にまた戻りましてお尋ねをしたいと思いますけれども、営団の民営化については既に行革審の答申において、昭和六十一年だと思いますが、「五年以内に可及的速やかに特殊会社に改組し、地下鉄のネットワークがほぼ概成し、路線運営が主たる業務となる...全文を見る
○石井(啓)分科員 ちょっと確認をしたいのですけれども、これまでのこの行革審の答申を受けて、行革の大綱の中でも、特殊会社化をして、さらにその地下鉄ネットワークの概成後に完全民営化を行うということだったわけですが、今回の見直しでは、民営化を前倒しをしたということになっておりますけれ...全文を見る
○石井(啓)分科員 先ほどのあれですけれども、民営化といいますけれども、その一段階として特殊会社というのが挟まっているわけですね。先ほどの三路線も、今までのを大体説明すると、特殊会社が大体やる、三路線やった後で大体、そこら辺の時期はちょっとまだあれですが、株を市中に放出して完全民...全文を見る
○石井(啓)分科員 今のお話で大分わかってきましたけれども、そうしますと、議論を整理いたしますと、まず七号線、十一号線の完成した段階で特殊会社化をする、さらに残りの三路線については、その資金調達等の対策をきちんととって、場合によっては、完全民営化をしたから残り三路線の区間が完成す...全文を見る
○石井(啓)分科員 それでは、もう一つ確認をしたいのですが、今までの行革審の答申、可及的速やかに特殊会社化をして、なおかつ地下鉄のネットワークが概成後に完全民営化するという、この答申がなかなか実行されてこなかったということは、一つは特殊会社に対して財政投融資を導入するのが難しいと...全文を見る
○石井(啓)分科員 もう一つ、営団についてお尋ねしますが、東京都との関係でございますけれども、営団地下鉄は現在東京都が四七%を出資をしております。現在、鈴木都知事は営団地下鉄を買い取って都営地下鉄にしたいというような意向があるというふうに伝えられておりますけれども、今後の都の議論...全文を見る
○石井(啓)分科員 それでは、ちょっと話題を変えまして、自転車等駐車場、いわゆる駐輪場の件についてお尋ねをします。  昨年六月に施行された改正の自転車法では、鉄道事業者は、地方公共団体及び道路管理者との適切な連携のもとで、放置自転車問題の解決にみずからも主体的に取り組むというふ...全文を見る
○石井(啓)分科員 ところで、昨年六月にこの改正自転車法の施行に伴い出された鉄道局長の通達の中では「新駅設置または駅施設若しくはその周辺の大改良の際には」ちょっと中略をいたしますが、「計画段階において必要な自転車等駐車場の確保が図られるように努めること」というふうにされております...全文を見る
○石井(啓)分科員 それでは、西武池袋線の現在進められております高架の複々線事業、連続立体交差事業についてお尋ねをしたいと思います。  昨年十月には桜台駅それから練馬駅間の下り線の高架が完成をいたしまして、また、十二月には地下鉄有楽町線が練馬駅まで単線の乗り入れを開始しました。...全文を見る
○石井(啓)分科員 現在、特定都市整備事業で認定されている桜台それから石神井公園間のうち、石神井公園駅付近の事業化の見通しがまだ明らかになっておりません。この箇所の立体工事による踏切渋滞の解消、この効果は非常に顕著でございますし、また、駅周辺の町づくりを推進するためにも、一日も早...全文を見る
○石井(啓)分科員 もう一つ、西武池袋線ですけれども、現在、地下鉄有楽町線が単線で練馬駅まで乗り入れをしているわけでありますけれども、これの直通乗り入れのめどにつきまして説明をいただきたいと思います。
○石井(啓)分科員 ちょっと確認したいのですが、上下線の高架化が完成した時点ということでありますけれども、物理的に考えますと、まず練馬駅で上り線が完成をいたしますと、有楽町線は複線で練馬駅までには乗り入れが可能になります。さらに、練馬の西側の中村橋駅あるいは富士見台駅で高架が、こ...全文を見る
○石井(啓)分科員 いや、それを前提として、練馬の上り線はできたとして、さらにその練馬の西側は、上下線高架ではなくて、第一期で高架になれば可能なはずですよということを確認をしたいと思うのですが……。
○石井(啓)分科員 それでは、最後でございますけれども、西武新宿線でございますが、この地下線による複々線計画が延期になりまして、特定都市鉄道整備事業から除外をされました。地元の自治体及び住民、利用客は大変大きな失望を生じているわけでございますけれども、いろいろ説明を伺いますと、特...全文を見る
○石井(啓)分科員 この利便性の向上がなくなった現在、それにかわるサービスの提供、具体的に申し上げますと、線路の片側にしかない改札を両側に設けるとか、跨線橋をつくったりとか、あるいは時間制限のある改札口の時間延長をする等のサービス向上を図る、あるへは踏切遮断時間が、これは急行が地...全文を見る
○石井(啓)分科員 以上で終わります。
03月30日第132回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○石井(啓)委員 新進党の石井啓一でございます。  関連して質問をいたします。  あなたは長銀の関与について先ほどから極めて重大な証言をされておりますので、私はそれをさらに質問したいと思いますが、まず、長銀から出向されてこられた日暮氏、これが顧問で来られたときに、翌年、平成三...全文を見る
○石井(啓)委員 続いて、平成二年の五月に、長銀は関連会社から東京協和に大口出資十五億円、出資率五〇%ですね、この出資の趣旨、これは単に自己資本を充実させるためなのか、あるいは長銀への経営肩がわりの一環として行われたというふうに考えているのか、どちらでしょうか。
○石井(啓)委員 続いて、東京協和は長銀の関連会社のビルに本店を移されていますね。これは、理由はどういう理由ですか。
○石井(啓)委員 あなたは先ほど、日暮氏が顧問にいる問、個別の案件について理事長、山田常務理事と協議をしていたというふうに証言をされましたが、これは日暮氏がイ・アイ・イ・インター 社に移られた後ですね、これはイ・アイ・イ社がリストラの段階に入った状況でございますけれども、こうい...全文を見る
○石井(啓)委員 今おっしゃったのは、日暮氏の方から、こういう案件について貸し出しをしてはどうかという提案があったのですかそれとも確認をされたということですか。
○石井(啓)委員 これについて堀江氏は、融資の案件の決定というのは、会社の内容とか、事業計画とか、担保の評価、金利等を知って判断できるんだ、電話一本で照会されても判断できない、貸し出しにより資金繰りに穴があかないかどうかの確認をしていただけだ、こういうことをおっしゃっておるのです...全文を見る
○石井(啓)委員 個別の融資案件について、その内容を報告する、あるいは相談をするということがありましたか。
○石井(啓)委員 それでは、長銀からイ・アイ・イ・インターに出向された田中副社長の東京協和への関与でございますけれども、先ほどあなたの証言では、田中副社長と高橋氏とあなたの三名が東京都の信用組合課に二度行った、それで、田中副社長は長銀が東京協和に協力する、こういう趣旨を述べだとい...全文を見る
○石井(啓)委員 この件について堀江氏は、田中副社長が行ったのは、第一次リストラ計画を、これはイ・アイ・イ・インターの第一次リストラ計画を説明するために都に行ったんだ、それで、イ・アイ・イ・インター社の第一次リストラを推進する上から協力するというふうに述べたんだ、こういうふうに証...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、田中副社長はその東京都の信用組合課に行かれた際にこれは協力するとか責任を持つという発言をされたようですけれども、どういう協力をする、あるいは何について責任を持つというふうに、具体的にその発言の内容をお聞かせいただきたいと思いますが。
○石井(啓)委員 今大変重要なことをおっしゃいましたけれども、東京協和の経営についてちゃんと見ていくというふうにおっしゃったのですね。これは大変重要なことなので、もう一度確認をいたします。
○石井(啓)委員 ありがとうございます。  それでは東京都の、これは平成五年七月以降、長銀が引き揚げて以降、東京都の監督についてお伺いしますけれども、先ほどあなたは、アバイディンクの融資について東京都はやむを得ないということで、まあ黙認といいますか、こういうことを御証言なさいま...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは時間が参りましたので、最後に質問をいたしますけれども、平成六年の六月七日から七月二十一日の間、そして十月二十五日から十一月二日の問、二回検査が行われておりますね、平成六年に二回。  で、十二月六日に最後通牒のような示達が来ておりますけれども、この間、東...全文を見る
○石井(啓)委員 以上で終わります。
06月09日第132回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○石井(啓)委員 新進党の石井啓一でございます。まず、質疑に先立ちまして、本法案の取りまとめに当たりまして大変御苦労いただきました野沢先生を初め参議院の諸先生方に敬意を表したいと存じます。  まず、何点か基本的な問題につきましてお尋ねをしたいと存じます。  本法律案は三年間の...全文を見る
○石井(啓)委員 続きまして、この調査会の組織でございますけれども、「調査会は、委員十二人以内で組織する。」そしてその委員は、「大深度地下の利用に関する諸問題について優れた識見を有する者のうちから、両議院の同意を得て、内閣総理大臣が任命する。」このようにされております。  ここ...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、この調査会の出されます意見あるいは答申の取り扱いでございますけれども、法案によりますと、内閣総理大臣は、これを尊重し、国会に報告するというふうになっておりますけれども、当然のことながら、この意見、答申をもとにして大深度地下の利用に関する基本的な法律の制...全文を見る
○石井(啓)委員 ありがとうございました。  それでは、これから大深度地下利用に関する課題について幾つかお尋ねをいたしたいと存じます。  この課題につきましては今後この調査会で審議される事項でございますから、確定的なことはおっしゃれないことは承知しておりますけれども、現時点に...全文を見る
○石井(啓)委員 ありがとうございます。  続きまして、法案の趣旨説明の中では「大深度地下の範囲の確定」ということが触れられていらっしゃいますけれども、私は、この深さ方向の範囲、これに加えまして、いわば面的な範囲といいますか、対象となる地域がどうなのか、この件についてもぜひ御検...全文を見る
○石井(啓)委員 ありがとうございます。  続いて、この法律案の中では、この調査審議に当たっての配慮事項といたしまして「安全の確保及び環境の保全に関する事項」が特記をされております。  そこで、大深度地下においては、従来の地下施設に比べまして、安全あるいは環境保全の面で、どう...全文を見る
○石井(啓)委員 ありがとうございます。  それでは続いて、大深度地下を利用する施設といたしましては、趣旨説明にもございますように道路、鉄道等々が考えられるわけでありますけれども、これらの施設は大深度の地下空間で完結をするものではなく、必ず地上との連結部分、あるいは従来利用して...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは続いて、この法律案の目的にもうたわれておりますけれども、大深度地下の計画的な利用ということでございます。  これはいろいろなアプローチがあるかと思いますけれども、個々の施設が事業実施の都度、事業間で調整するというやり方もこれはあるかと私は思います。また...全文を見る
○石井(啓)委員 大変にありがとうございました。  それでは、以上をもちましてこの調査会設置法につきましての質疑は終わらせていただきます。野沢先生におかれましては、大変御丁寧な答弁をいただきましてまことにありがとうございました。  それでは、残る時間九分ぐらいございますので、...全文を見る
○石井(啓)委員 それも一つの考え方かと思いますけれども、私は、せっかく三カ年に前倒しをされたのでありますから、七年度におやりになることは、これはもう着実にやっていただくことは当然といたしまして、七年度においてもできるものについては前倒しでやっていただく。あるいは七年度末改定にな...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは官房長官がお越しでございますので、ちょっと一問お尋ねをしたいと思います。  この規制緩和推進計画の前倒しを含めました緊急円高・経済対策、これがどの程度の効果があったのか、どういうふうに評価をなさっているのか、お尋ねをしたいと存じます。
○石井(啓)委員 時間が参りましたのでもうやめにいたしますけれども、はっきり言いまして大変抽象的な表現でございましたのでよくわからなかったわけであります。為替相場を見てみましても、今八十五円前後でございましょうか、一時の状況と比べますと若干修正をされているわけでありますけれども、...全文を見る
10月19日第134回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○石井(啓)委員 新進党の石井啓一でございます。本日は、審議会等の運営に関しまして質問をさせていただきたいと存じます。  まず、平成六年六月二十四日付で「審議会等及び懇談会等行政運営上の会合の運営等に関する指針」、これが「審議会等ガイドライン策定のための関係省庁連絡会議申合せ」...全文を見る
○石井(啓)委員 さらに、本年の九月二十九日の閣議決定におきまして、「審議会等の透明化、見直し等について」、これがなされているわけでございますけれども、この閣議決定がなされた経過、背景並びにその目的と趣旨をお述べいただきたいと存じます。
○石井(啓)委員 そういたしますと、平成六年に申し合わせがされたこの指針と本年九月に閣議決定された内容との関係につきまして、ちょっと簡単に御説明をいただきたいと思います。
○石井(啓)委員 わかりました。そういたしますと、趣旨、目的は同じである。考え方は一緒であって、なおかつ指針に比べて今回、閣議決定において進んだ内容になっている、そういうことでございました。  それでは、その指針に戻りまして確認をさせていただきたいと存じますが、この指針の中で対...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、閣議決定について伺いますが、指針と閣議決定というのはその趣旨、目的が同じであるということでございますけれども、この閣議決定においては「行政処分、不服審査、紛争処理、補助金等の交付及び試験、判定、検査その他これらに類する事務を行う審議会等を除く審議会等」...全文を見る
○石井(啓)委員 いや、ですから、その閣議決定の考え方を御答弁いただきたいと思います。
○石井(啓)委員 大臣が御答弁いただきましたので、私の申し述べた考え方のとおりであると。すなわち、閣議決定においてもその審議会の機能、その事務の性格に応じてこの適用を仕分けするのだ、そういうことでございましたけれども、今大臣からも御答弁ありましたけれども、こういう仕分けを、区分を...全文を見る
○石井(啓)委員 よくわかりました。  それでは、大臣先ほど御答弁されたとおり、今審議会等二百十九あるわけでありますけれども、そのうち今回の閣議決定対象外の審議会等は二十七あるわけでございますが、この二十その審議会を閣議決定対象外にされた、どういうふうにこれをお決めになったのか...全文を見る
○石井(啓)委員 そういたしますと、この閣議決定対象外とされた二十その審議会というのは、これは専ら行政処分等を行う審議会というふうに考えてよろしいわけですね。
○石井(啓)委員 先ほどの私が述べた、確認をした考え方では、その審議会の事務の性格に応じてこの適用のルールを仕分けるという御答弁でございましたから、当初から閣議決定対象外とされるということは、その理屈からいきますと、これは専ら行政処分等を行う審議会であるから閣議決定対象外となると...全文を見る
○石井(啓)委員 そういたしますと、閣議決定対象外の審議会においても政策、制度の審議を行う場合があり得るという御答弁でありましたが、そういった場合にも、先ほどの基本的な考え方からいたしますと、閣議決定対象外の審議会において政策、制度の審議を行う場合にはやはりこの閣議決定のルールに...全文を見る
○石井(啓)委員 ちょっと政府委員の方から答弁してくれますか。
○石井(啓)委員 だから、その関連する審議を行う場合にはやはりこの閣議決定のルールを適用するというのが、先ほどの基本的な考え方からいきますとそうすべきであるというふうに私は思いますけれども、そこら辺はどうなっているんでしょうか。
○石井(啓)委員 よくわかりました。  それでは、この閣議決定の内容についてもう少しお伺いをしたいと思いますが、ここで、閣議決定の二番目で「審議会等の会長等の人選」ということで、一般の審議会においては、「当該省庁の出身者又は現在当該省庁の顧問、参与等の職にある者は、原則として、...全文を見る
○石井(啓)委員 役所の隠れみのであるという批判にこたえるためということであろうかと思いますが、その中でも会長等に任命しないというふうに特に厳しく定められている理由はどういうことでございましょうか。
○石井(啓)委員 それでは、会長に任命しないということでありますけれども、その審議会のルールで委員の互選により会長を任命するというふうになった場合、この閣議決定の趣旨というのはどういうふうに徹底をされるのでしょうか。
○石井(啓)委員 わかりました。  それから、閣議決定の四番目に「審議会等の公開」というふうにされておりまして、「一般の審議会は、原則として、会議の公開、議事録の公開などを行うことにより、運営の透明性の確保に努める。」こういうふうにされております。さらに、「一般の審議会は、特段...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、政策あるいは制度を審議する場合には、当然具体的な事例、個別の事例を踏まえて審議をするということは間々あるかと思いますけれども、こういう個別の事例について検討した、そういった場合について、この「特段の事情」に当たることになるのでしょうか、確認をしたいと思...全文を見る
○石井(啓)委員 時間が参りましたので、もう終わりにいたしますけれども、きょうの朝日新聞の一面によりますと「審議会公開、省庁動かず」、閣議決定がされ、九月二十九日でありますからまだ日がたってないわけでありますが、役所側の反応は鈍いというような記事も出ておりまして、総務庁さん御自身...全文を見る
10月26日第134回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○石井(啓)委員 新進党の石井啓一でございます。  まず、午前中の石田委員の質問に関しまして政府委員がちゃんと答えない、こういうやり方は私は極めて遺憾でありますし、また、委員長が強引に審議を打ち切った、こういう議事運営のやり方につきましては、私どもまず厳重に抗議をさせていただき...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、二十九日以前の審議会においてこういう発言があったのかどうか、もう一度答えてください。
○石井(啓)委員 じゃ、確認しますが、今あったというふうにおっしゃいましたけれども、もたもたしていると各政党から議員立法で法案が提案されますよ、こういうことをいろんな説明の中の一環としておっしゃったということですね。
○石井(啓)委員 いや、客観的な状況ではなくて、各政党から議員立法で法案が提案されますよ、こういう形で文化庁の幹部がこの宗教審議会の委員に対して誘導するような発言をしたのかどうか、このことについて聞いているわけです。もう一度答えてください。
○石井(啓)委員 だから、そういう抽象的なことを聞いているのではなくて、そういういろいろ説明した中で、各政党から議員立法で提案が出されますよ、こういう永田町の空気を伝えるような発言をしたのかどうか、このことを端的に答えてください。
○石井(啓)委員 各政党でいろいろな議論がある、その中で、議員立法で法案が提案されますよ、こういう発言をしたのかどうかということなんですよ。これは、すなわち宗教法人審議会で早く報告をまとめなければ、片や政党の方で別の法案が出されてしまいますよ、文部省がこのような形で宗教法人審議会...全文を見る
○石井(啓)委員 委員長、私の質問に政府委員がちゃんと答えてくれていないのですよ。議員立法で法案が提案されますよということを言ったかどうか、このことを私は聞いているのですから、そのことについてちゃんと答えさせてください。
○石井(啓)委員 だめですよ、こんな答弁じゃ。私の質問に対してちゃんと答えていないじゃないですか。このままでは質問を続けられません。
○石井(啓)委員 じゃ、議員立法という動きがあるかもしれませんということはお答えになったんですね。ちょっと、もう一度ちゃんと答えてください、そこの点だけ。
○石井(啓)委員 わかりました。そうしますと、やはり文化庁は議員立法の動きがあるということを審議会で伝えているわけですね。このような形で誘導するような発言をしている。客観的な状況じゃをいでしょう、まだ国会も開催されているような状況じゃないですから。こういうことは極めておかしい、こ...全文を見る
○石井(啓)委員 これは、この九月二十九日の審議の内容を把握するというのが、今後の議論の一番ベースになるわけですよ。大前提なわけですよ。だから、ここで、この会長のこの発言、言ったかどうかというのは、これは極めて重大なことなんです。「今日報告書を文相に出せなかったら私は成仏しきれな...全文を見る
○石井(啓)委員 まとめてほしいと言っても、委員の方からは、そんなふうに言われても困るというのがあったんでしょう。それで混乱して、一任を取りつけられないまま終わったわけじゃないですか。  このときの会長の立場がどういう立場だったのか。私は、この発言を聞くと、これはやはり文部省の...全文を見る
○石井(啓)委員 私の聞いていることと全然別の答弁をされていますけれども、私はそんなことを聞いているわけじゃないのです。  会長が、きょう報告書を出せなかったら成仏し切れない、こういうような発言をしたのかどうか、あなたはその発言を聞いたのかどうか、それを答えてください。
○石井(啓)委員 ということは、聞いているけれども、ここでは発言できないということですか。
○石井(啓)委員 いずれにしても、この二十九日の審議会の議事録をきちんと提出してもらわない限り、私たちは、これがやはりベースになって、この報告書がベースになって法律案ができているわけですから、この報告書のまとめ方に疑義があるのであれば、この法律案自体も、私たちはこれはおかしいと言...全文を見る
○石井(啓)委員 そういたしますと、やはり今回の宗教法人審議会の場合は、この審議会が確かに行政処分等を行うことは事実でありますけれども、今回の場合はまさに宗教法人法の改正について議論をしているわけでありますから、制度、政策を審議する場合はこの閣議決定のルールを適用する、この基本的...全文を見る
○石井(啓)委員 今、非公開が前提であるから改めてこれを公開すると信義にもとるということでありますけれども、私たちは、何も国会の会議録のようにすべての発言者を明確にして、そういう形での議事録を出しなさいというふうに要求しているわけじゃないのです。過日のこの委員会で草川委員からも要...全文を見る
○石井(啓)委員 これが通常の審議会であれば、私たちここまでしつこく議事録の公開を求めるようなことはございません。何でここまでしつこく言うかといいますと、先ほど申し上げましたように、この宗教法人法の改正案が、この九月二十九日の審議がもうすべてのベースになって行われている。なおかつ...全文を見る
○石井(啓)委員 ですから、申し上げますように、普通の運営のあり方だったらここまでしつこく申し上げないんですよ。一人や二人じゃないですよ、委員の中から再開を求める声は。十五人の中から七人も委員が出ているわけですよ。そもそもこの閣議決定の趣旨というのも、審議会というのが役所の隠れみ...全文を見る
○石井(啓)委員 これは水かけ論になりますけれども、実際に出席した委員の方からは、ちゃんと一任が取りづけられていない、進め方に疑義がある、こういうふうに言っているわけですから、大臣は事務局から伝え聞いていらっしゃると思うのだけれども、私たちは委員から直接そういうことを聞いているわ...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、ぜひビデオでも見ていただいて、自民党としての見解をぜひこれは求めたいと思いますね。  それから、総理は政争の具とする意図は全然持っていない、こういうふうに答弁をされておりますけれども、しかし現実に、総理の意図は私は信じたいと思いますけれども、総理の意...全文を見る
○石井(啓)委員 私もその総理の発言というのは素直に受けとめたいとは思うのですけれども、片や一方、具体的な動きとして、総理の意図と反するような動きがあるということなのですよ。テレビで公衆の電波を使ってそういうふうに言っているわけですから。そのことは総理の意図にもかかわらず、今回の...全文を見る
○石井(啓)委員 平議員だったらまだしも、自民党のいわば執行部の一員でしょう。与党の有力議員が言っているわけですから。これは総理の意図にもかかわらず、与党の有力議員が実際にこういう動きをしている、テレビで発言をしている。総理の意図にもかかわらず、政争の具として使われているような実...全文を見る
○石井(啓)委員 党としてはそういう見解を持っていないにもかかわらず、議員が、執行部の一員が勝手に言っている。大変おかしな形になっていると思いますけれども、いずれにしても、私何回も申し上げますように、総理の意図にもかかわらず、政争の具と実際になっているようなこの現状というのは、私...全文を見る
○石井(啓)委員 今総理は世論にこたえていくというふうにおっしゃいましたけれども、宗教法人法の改正を求める世論というのはオウム事件をきっかけとしていることは確かです。ただ、これは、オウムに対する恐怖、恐れとか憤りから出ていることも間違いありませんね。じゃ、この宗教法人法の改正とオ...全文を見る
○石井(啓)委員 あと、橋本大臣にお伺いしますけれども、自由民主党組織広報本部長の肩書で、名前で「宗教法人法改正案についてのお願い」という文書を配布している事実を御存じですか、お伺いします。
○石井(啓)委員 私どもの手元にその文書があるわけですけれども、これはどういうことで、総裁が把握せずに一方的に何か勝手に出しているというのもちょっと解せないわけでありますが、これは政党、自由民主党ということで出しておりますけれども、これは、じゃ総裁の知らないうちに勝手に組織広報本...全文を見る
○石井(啓)委員 先ほど総裁の答弁では、亀井発言の趣旨にのっとるような文書なりあるいは綱領なりというのはないというふうに言っておりますけれども、実際に亀井本部長の名前でこういう文書が出ているんですよね。ここで創価学会云々ということも明確に記されているわけですよ。これはどういうこと...全文を見る
○石井(啓)委員 いずれにいたしましても、こういう形でこういう文書が今自由民主党の方から出ているわけでありますけれども、こういう形で今いろいろと宗教法人法の改正について政争の道具として使っている。新進党云々ということを書いてあるんですよ、ここで。宗教法人法の改正を使って私たち新進...全文を見る