石井啓一

いしいけいいち

比例代表(北関東)選出
公明党
当選回数10回

石井啓一の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○石井(啓)委員 おはようございます。公明党の石井啓一でございます。  私は、本日は、デフレ対策、中小企業対策、雇用対策について質問をさせていただきます。  まず、デフレ克服策でございますけれども、総理も御発言されましたように、構造改革の推進とともに、デフレ克服というのが最重...全文を見る
○石井(啓)委員 ことしから総理はラジオ番組を始められたと、私は失礼して最初の番組は聞いておりませんでしたけれども、そういった機会もぜひ活用していただきながら、国民の皆様にぜひアピールをしていただきたい、わかりやすく御説明をいただきたい、こういうふうに思っております。  続いて...全文を見る
○石井(啓)委員 手をこまねいてデフレを放置する状況にはございませんので、やはり英知を集めて政府と日銀とで真剣にこれは御議論、検討をいただきたいと思っております。  続きまして、中小企業対策についてお伺いいたしたいと思います。  十四年度の補正予算では、中小企業対策費として五...全文を見る
○石井(啓)委員 せっかくのすばらしい制度でございますので、よく周知して利用されるようによろしくお願いを申し上げたいと思います。  続いて、公的資金注入行の中小企業向け貸し出しについて質問いたします。  公的資金注入行は、経営健全化計画において中小企業向けの貸し出しを毎年度増...全文を見る
○石井(啓)委員 では、これはよろしくお願いを申し上げます。  続いて、中小企業がやむを得ず倒産に至るケースもあるわけでありますけれども、現在は倒産するとなかなか再起できない、こういう状況がございます。私は、再起しやすい仕組み、再挑戦システムというふうに申し上げていますけれども...全文を見る
○石井(啓)委員 よろしくお願いいたしたいと思います。  続いて、いわゆるやみ金融の問題について質問いたします。  出資法の上限金利、年率二九・二%でありますが、これをはるかに超える高い金利、場合によっては何十倍、何百倍という違法な金利を取っている、あるいは貸金業規制法の登録...全文を見る
○石井(啓)委員 これは今後、与党内でも検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  もう時間がなくなってきましたので、最後、雇用対策について、若干私の方から触れさせていただきたいと思います。  今回の補正予算では、雇用対策の強化として五千億円盛り込まれ...全文を見る
02月25日第156回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○石井(啓)委員 おはようございます。公明党の石井啓一でございます。  本日は、公述人の先生方には、予算委員会の公聴会にお越しをいただきまして、大変ありがとうございます。心より御礼を申し上げたいと存じます。  まず、伊藤先生にお伺いいたしますけれども、私は、先生の本日の公述に...全文を見る
○石井(啓)委員 私も同様でございまして、熱がひどいときに熱をおさめないとやはり病気も治らないわけでありますから、やはりデフレの克服というのは非常に重要であるというふうに思っております。  ところで、先生のこの政策パッケージの中で、非伝統的な金融政策といたしまして幾つか例示がご...全文を見る
○石井(啓)委員 需要が供給をつくる、こういうことだと思います。  もう一つ、この非伝統的な金融政策の中で、通貨の信認に傷がつくと資本逃避が起きるのではないか、あるいは、最終的に国債の暴落につながるのではないか、こういう批判もございますけれども、この点についてはいかがお考えでご...全文を見る
○石井(啓)委員 次に、正村先生にお伺いいたしたいと思います。  きょうの先生のお話も大変啓発に富むお話でございまして、特に財政のあり方について、これは経済と財政の両方を考えていくべきだ、経済の中の大きなサブシステムだ、こういう指摘はもっともであるというふうに存じますし、また、...全文を見る
○石井(啓)委員 もっと頑張りなさいという御激励だと受けとめさせていただきました。  ありがとうございました。
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○石井主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願いをいたします。  本分科会は、厚生労働省所管について審査を行うことになっております。  平成十五年度一般会計予算、平成十五年度特別会計予算及び平成十五年度...全文を見る
○石井主査 この際、お諮りいたします。  厚生労働省所管予算の主要経費別概要につきましては、その説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石井主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○石井主査 以上をもちまして説明は終わりました。     —————————————
○石井主査 この際、分科員各位に申し上げます。  質疑時間はこれを厳守され、議事の進行に御協力を賜りますようお願い申し上げます。  なお、政府当局に申し上げます。  質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。  これより質疑に入ります。  質疑の...全文を見る
○石井主査 これにて上田勇君の質疑は終了いたしました。  次に、武正公一君。
○石井主査 これにて武正公一君の質疑は終了いたしました。  次に、小西理君。
○石井主査 これにて小西理君の質疑は終了いたしました。  次に、高木義明君。
○石井主査 これにて高木義明君の質疑は終了いたしました。  次に、中川智子君。
○石井主査 これにて中川智子君の質疑は終了いたしました。  午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。     午前十一時三十六分休憩      ————◇—————     午後一時開議
○石井主査 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。武山百合子君。
○石井主査 武山君に申し上げます。  答弁要求のない政府参考人ですが、答弁させてよろしゅうございますか。(武山分科員「はい、どうぞ」と呼ぶ)  真野保険局長。
○石井主査 これにて武山百合子君の質疑は終了いたしました。  次に、福島豊君。
○石井主査 これにて赤松正雄君の質疑は終了いたしました。  次に、青山二三君。
○石井主査 これにて青山二三君の質疑は終了いたしました。  次に、横路孝弘君。
○石井主査 これにて横路孝弘君の質疑は終了いたしました。  次に、保坂展人君。
○石井主査 これにて保坂展人君の質疑は終了いたしました。  次に、斉藤鉄夫君。
○石井主査 これにて斉藤鉄夫君の質疑は終了いたしました。  次に、楢崎欣弥君。
○石井主査 これにて楢崎欣弥君の質疑は終了いたしました。  次に、都築譲君。
○石井主査 都築君に申し上げます。  答弁要求のない政府参考人ですが、答弁させてよろしいでしょうか。
○石井主査 では、真野保険局長。
○石井主査 これにて都築譲君の質疑は終了いたしました。  次回は、明二十八日金曜日午前九時より本分科会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時五十五分散会
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○石井(啓)分科員 公明党の石井啓一でございます。  まず、昨年十二月五日に日立港で座礁いたしました北朝鮮船籍の貨物船チルソン号、これにつきまして質問を申し上げます。  事故発生後、地元の茨城県や日立市では、漁業活動や港湾の管理運営への被害を最小限にとどめるため、流出油の回収...全文を見る
○石井(啓)分科員 大臣、どうぞよろしくお願い申し上げます。  続きまして、今回の事故に係る船舶の撤去あるいは流出油の防除、環境汚染対策について、地元の自治体で相当の経費を要しております。  ちなみに、これまで県が負担した費用、これが代執行に係る費用、油の除去その他海洋汚染の...全文を見る
○石井(啓)分科員 これは、通常であれば船主の責任を追及するわけで、このケースもやっておるのですが、残念ながら北朝鮮ということで、国交がない、しかも今なかなか難しい状況にあるわけでございまして、非常に特異といいますか特殊な事例だという状況をよくお考えいただいて、よろしくお願いをい...全文を見る
○石井(啓)分科員 ぜひよろしくお願いいたします。  それから、ちょっと順番を変えて総務省さんにお聞きします。  この座礁事故に関しまして、先ほども答弁の中でありましたけれども、特別交付税でぜひ茨城県、日立市、ひたちなか市に支援をしていただきたいと思いますが、いかがでございま...全文を見る
○石井(啓)分科員 ぜひよろしくお願い申し上げます。  それから、座礁船に関しまして最後の質問でございますが、今後の課題といたしまして、事故発生直後から、事故に関する情報を関係の地方自治体に速やかに伝達するような体制を整備していただきたいと思いますし、また、座礁事故に関します指...全文を見る
○石井(啓)分科員 よろしくお願い申し上げます。  この座礁事故につきましては、いろいろな課題が生じましたので、今質問申し上げましたような点、よろしく御検討のほどお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、有料道路料金割引につきまして質問申し上げます。  平成十五年度の...全文を見る
○石井(啓)分科員 では、具体的に提案があった場合、ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。  それから、ちょっと時間が少なくなってきましたので、一問質問を飛ばしまして、北関東自動車道それから東関東自動車道についてお尋ねいたします。  道路公団の民営化委員会で、昨年、供用...全文を見る
○石井(啓)分科員 手法としては今度、直轄国道という手法が出るわけですけれども、これは採算性の余りよろしくない路線だというふうに認識しておりますので、私は、今申し上げた二路線については、引き続き高速自動車国道として整備されるものというふうに期待をしておるところでございます。  ...全文を見る
○石井(啓)分科員 ぜひよろしくお願いを申し上げます。  続きまして、常磐新線、つくばエクスプレスについて質問申し上げます。  今、整備が順調に進んでおりまして、平成十七年度中の開業目標に向かって鋭意進められているところでございますが、東京での端末駅が秋葉原になっておりまして...全文を見る
○石井(啓)分科員 ぜひ検討を進めていただきたいと思います。  時間がなくなりましたので、最後、百里飛行場、これは十八年度、共用を目標に進められております。この進捗状況、簡単に御説明ください。
○石井(啓)分科員 以上で終わります。ありがとうございました。
02月28日第156回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○石井主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。  平成十五年度一般会計予算、平成十五年度特別会計予算及び平成十五年度政府関係機関予算中厚生労働省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。肥田美代子君。
○石井主査 これにて肥田美代子君の質疑は終了いたしました。  次に、瀬古由起子君。
○石井主査 これにて瀬古由起子君の質疑は終了いたしました。  次に、古川元久君。
○石井主査 これにて古川元久君の質疑は終了いたしました。  次に、大森猛君。
○石井主査 指名しましたから、どうぞ。
○石井主査 これにて大森猛君の質疑は終了いたしました。  次に、石毛えい子君。
○石井主査 これにて石毛えい子君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして本分科会の審査はすべて終了いたしました。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  分科員各位の御協力によりまして、本分科会の議事を終了することができました。ここに厚く御礼申し上げます。  こ...全文を見る
03月03日第156回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○石井(啓)委員 第五分科会について御報告申し上げます。  本分科会は、厚生労働省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。  その主な質疑事項は、救命救急医療の推進方策、雇用対策の実施状況、在外被爆者の現状、年金及び医療制度改革...全文を見る
○石井(啓)委員 私は、自由民主党、公明党、保守新党を代表して、ただいま議題となっております平成十五年度一般会計予算、平成十五年度特別会計予算、平成十五年度政府関係機関予算、以上三案に対し、賛成の討論を行うものであります。  賛成する主な理由の第一は、本予算が、従来の枠組みにと...全文を見る
03月18日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○石井(啓)委員 公明党の石井啓一でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず、私も、速水総裁時代の日銀を振り返りまして、いろいろやはり反省すべき点があったと存じます。  まず一つは、ゼロ金利政策の解除ということで、これは判断を誤ったということがあったかと存じます...全文を見る
○石井(啓)委員 それではまず、当面の株安についてお伺いをいたしたいと思います。  これは言うまでもなく、イラク問題で、我が国の地政学的なリスクということから、経済のパフォーマンスでなくて、政治、外交面から株安に至っている、こういうことでありますが、これに日銀はどう対応をされる...全文を見る
○石井(啓)委員 今、与党の中で金融政策プロジェクトチームというのを設けまして、さまざまな金融政策を検討しているわけですが、当面の株安対策について検討しております。  その中で、日銀に対しましては、何せ今、株を売る圧力ばかりで買う方がないということから、今、日銀がおやりになって...全文を見る
○石井(啓)委員 ところで、新しい総裁、副総裁、三月二十日に就任をされるわけでありますけれども、非常に微妙なタイミングといいますか、イラク問題を考えてみましても、ちょうどそのころに場合によっては攻撃が開始されるかもしれないという時期でございますし、また、三月の期末を目前に控えてい...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、お三方にそれぞれお伺いしたいと思いますけれども、きょうの最初の意見の陳述の中でも、お三方の意見、それぞれに若干色合いの違いがあったと思います。私は、それは結構なことだと思うんですね。三人がいつも同じ意見だというのは変なことでございますし、むしろ日銀の首...全文を見る
○石井(啓)委員 以上で終わります。
05月09日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○石井(啓)委員 おはようございます。公明党の石井啓一でございます。  まず、株価対策について質問を申し上げます。  今、十時過ぎの株価を見ますと、八千八十四円、五十三円高、きのうの経済財政諮問会議の中身が評価されたのかどうか、これがこのまま続けばいいんですけれども、反転して...全文を見る
○石井(啓)委員 けさの各新聞あるいはテレビ等でも、昨日の経済財政諮問会議の概要は報道はされているんですけれども、まだ議事録等も発表されていませんし、株価対策でどのような議論があったのか、もうちょっと御説明いただければありがたいんでございますけれども。
○石井(啓)委員 大臣の先ほどの答弁の中で、けさの閣僚懇で総理から、関係閣僚で前向きに議論してほしい、こういう指示があったということでございますが、来週から始まります関係閣僚での議論、いつまでにどんなことを決めるという、スケジュール観といいますか目標観といいますか、そういうものは...全文を見る
○石井(啓)委員 それではしっかりと議論をいただきたいと思います。  竹中大臣、具体的な問題、ちょっとこれは質問通告していなかったんですけれども、大臣に直接関係するテーマとしては、銀行保有株取得機構の機能改善も問題がございますね。  いわゆる売却時拠出金の軽減あるいは撤廃とい...全文を見る
○石井(啓)委員 本来、これは閣法で出しましたので、与党に期待されるというより、実は私は役所みずからやってほしいなというのが本音なんですけれども、まあそこは、ストライキしてもしようがありませんから、与党の方でしっかりやるということになるかと思います。  それでは、もう一つ具体的...全文を見る
○石井(啓)委員 返上時期の前倒しについてはシステムの問題もあるということであります。私どもも、物理的に無理をしろというふうに主張するつもりはございませんけれども、大臣も五月六日の記者会見では、各界に対してプラスになるということであれば、それは十月というふうにこだわる必要はないと...全文を見る
○石井(啓)委員 買い取り枠については、確かに総裁のおっしゃるのも私も理解できます。ただ、銀行株については、信託銀行を通じて購入しているということもありますからインサイダーの心配もありませんので、そんなにこだわる必要はないんじゃないかなというふうに率直に私は思っております。  ...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、竹中大臣に同じく公的資金のお話を伺います。  金融再生プログラムの中で、新しい公的資金に関する検討をやるということで、今金融審議会での検討が進められているというふうに承知をしておりますけれども、今その検討状況がどうなっているのか。  また、そもそも...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、金融審議会の検討ですけれども、いつまでに結論を出すおつもりなのか。また、その結論というのは、例えば新しい公的資金の制度であれば、制度設計まで含めての内容まで期待をされておるのか。その点について伺いたいと思います。
○石井(啓)委員 最後、ちょっと時間がなくなって恐縮なんですが、竹中大臣にお伺いします。  銀行と生保の資本の持ち合い、いわゆるダブルギアリングと言われているものが最近とみにあちこちで指摘をされております。これは両業界が健全であれば何も問題はないんですけれども、銀行業界もあるい...全文を見る
○石井(啓)委員 時間が参りましたので、以上で終わります。
05月21日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○石井(啓)委員 公明党の石井啓一でございます。よろしくお願いいたします。  まず、繰り延べ税金資産について、まとめて何問か御質問を申し上げます。  今回の「りそな」の公的資金注入申請の経緯において、この繰り延べ税金資産の評価がどういうふうになったのかということが今の時点では...全文を見る
○石井(啓)委員 報道によりますと、この繰り延べ税金資産、五年分計上が、今回、三年分ということになったのではないかという報道がありますけれども、これはいかがでございましょうか。
○石井(啓)委員 それでは、ちょっと質問の順番を変えて、当初の質問の七番の方から先にやります。  この繰り延べ税金資産の評価でございますけれども、今回の「りそな」を担当する監査法人が厳しい評価を行った、その結果、公的資金注入の申請になったということでございますけれども、この評価...全文を見る
○石井(啓)委員 ただ、「りそな」については、かつて計上していた「りそな」の合計でいうと七千九十二億円の繰り延べ税金資産が、今回は連結で五千二百億円、「りそな」単体でいくと三千九百億円まで圧縮されたわけですね。ですから、指針が変わらずにやっていたら、なぜかつてはそんな大きくやって...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、先ほども大臣がちょっとおっしゃっていましたが、金融再生プログラムの中で、金融審が繰り延べ税金資産の算入上限を検討されることになっていますけれども、これは今どんな検討状況になっていて、いつごろ、どんな結論が出るのでございましょうか。
○石井(啓)委員 それでは、税制の問題、前の質問者で竹中大臣がお答えになっていたので、今度は塩川大臣に、直接の税の担当者でいらっしゃいますから、お聞きしたいと思います。  我が国の金融機関は不良債権の無税償却が広く認められていないがために、不良債権処理をどんどん進めようとすれば...全文を見る
○石井(啓)委員 企業会計と税会計、差があるから困る、この答弁は、私は副大臣にしてもらえれば一番、公認会計士でいらっしゃるからよくわかっていらっしゃるとは思うので。まあ、答弁は求めませんけれども。  要は、無税償却の範囲が小さいからそう差が出てしまっているわけでございまして、そ...全文を見る
○石井(啓)委員 この点については、「りそな」と取引をしている企業については不安の声も出ておりますので、丁寧に御説明をお願いいたしたいと思います。  ところで、今回「りそな」への公的資金の注入ですけれども、報道によると二兆三千億円という報道がございますが、自己資本を、「一〇%を...全文を見る
○石井(啓)委員 ちょっと後半の方の問いなんですけれども、「りそな」の方は一〇%を上回るというのはそれでわかりましたけれども、ほかの国際決済銀行、四メガバンク、ここの自己資本比率は、まだこの三月期の決算は出ていませんけれども、九%台だとか一〇%台でしょう。そういうところは、「りそ...全文を見る
○石井(啓)委員 恐らく、これはなかなか難しい問いだと思いましたので、そういうお答えにならざるを得ないかとも思います。  それで、今回の「りそな」の公的資金注入という事態を踏まえまして、改めて、公的資金の予備注入についてどういう御認識を持たれたのか、確認いたしたいと思います。 ...全文を見る
○石井(啓)委員 では、最後の質問になります。  今回、「りそな」も含めて金融機関の再生を進めるためには、やはり収益性の向上というのは欠かせないというふうに思いますが、本業で利益を出しても、不良債権処理あるいは株式の含み損で特別損失を出している。こういう状況が続くようでは、とて...全文を見る
○石井(啓)委員 時間が参りました。以上で終わります。
06月27日第156回国会 衆議院 法務委員会 第27号
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○石井(啓)議員 それでは、お答え申し上げます。  今先生御指摘ございましたように、取得枠自体は十四年度から十五年度にかけて減っておる、あるいは既に取得枠を設定する会社の数も相当多いのではないか、こういう御指摘かと存じます。  今回の自己株の取得手続の緩和といいますのは、定時...全文を見る
○石井(啓)議員 それでは、お答えをさせていただきます。  十三年の六月の改正では、自社株取得は定時総会の決議が必要になったわけでございますので、会社にとっては、定時総会後、いろいろな不測の事態に備えるためには、ある程度余裕を持って自社株の枠を設定しておかなければ、何か急な状況...全文を見る
○石井(啓)議員 これは、今も株式相場自体が、例えば銀行に対する持ち株規制等の導入等で、従来の機関投資家が大量に株を持っていた、その持ち合いの株式放出をする、こういう圧力が相当ございます。あるいは、直近でいえば、いわば年金基金が株の放出をするというような形で、その会社の本来持って...全文を見る
○石井(啓)議員 では、補足して私の方から答弁申し上げます。  現行法では、株主総会後の事情の急変に対応するということが機動的にとれないわけでございますので、不測の事態に備えて自己株式の取得枠を多目に設定せざるを得ないということになるわけですけれども、実際に取得の実績が取得枠を...全文を見る
○石井(啓)議員 お答え申し上げます。  例えば、アメリカのデラウェア州法あるいはカリフォルニア州法においては、自己株式の取得は、定款で株主総会にその決定権を留保している場合を除いて、取締役会の決議により行うことができるというふうにされております。
○石井(啓)議員 これは、先ほど委員の方からも御指摘がございましたように、株主平等の原則ということを守るために、今回、定款授権に基づく取締役会の決議による自己株式を取得する場合においては公開買い付けの方法によるというふうにしたものでございます。
○石井(啓)議員 今回の自己株の取得については、株主に会社財産を払い戻すという意味においては利益配当の場合と同じように考えられるということから、自己株の取得価額の総額を中間配当可能額の範囲に限定したものでございます。
07月01日第156回国会 衆議院 法務委員会 第28号
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○石井(啓)議員 金庫株以前は、買い取った自社株をバランスシートの資産の部に計上しておりましたが、金庫株解禁以降は、買い取った自己株は逆に今度資本の部のマイナス項目に入れるようになりました。資本の部のマイナス項目に入れまして、なおかつここは取得価額を記載するということになりました...全文を見る
○石井(啓)議員 先生おっしゃるように、株式は、特定の株主だけじゃなくて、いろいろな株主が取得しているということが望ましいかもしれませんけれども、それは、同じ株数であって、それがたくさんの方に取得されるというケースかと存じますが、ここで言っていますのは、株式の数がふえて、それで既...全文を見る
○石井(啓)議員 株価の急変の影響というのは、いろいろな影響が考えられるかと存じますけれども、今ここでお示しをしている、事前に先生に御説明をした資料の中に載っております株価の急変時の影響といいますのは、持ち合い株の放出圧力、これは時価会計の導入ですとか、あるいは銀行に持ち株制限を...全文を見る
○石井(啓)議員 これはなかなか難しい概念だったと思うんです、株価の実体水準というのは。  もともと、発行済みの株式の総数に比べて、市場で取引されている株式の数というのはごく一部ですよね。ですから、市場で取引されている価格をもって、では、残っている株式の価値を全部考えるのかどう...全文を見る
○石井(啓)議員 それは、確かにそういう見方もあろうかと思います。株価というのが、その時々の企業の価値をやはり鏡のようにあらわしているわけだから、どんな株価であれ、それはそれで受認しなければいけないという考え方もあろうかと思いますが、一方で、経営者やあるいは株主の立場にとってみれ...全文を見る
07月17日第156回国会 参議院 法務委員会 第23号
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○衆議院議員(石井啓一君) 今の委員御指摘がございましたとおり、監視のための実行体制といいますかね、人員も含めての体制の強化というのはこれは今後の課題でございますし、これは引き続きやっていかなければいけないと思いますけれども、制度的に、自己株取得に伴う不公正取引につきましては、私...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) 今回の改正で定款の授権に基づいて取締役会の決議により自己株式を取得するその手法でございますけれども、市場取引又は公開買い付けの方法によるものでございまして、いわゆる特定の株主から相対で取引をするということはできないことだと、こういうふうにされております...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) 平成十三年の金庫株の導入のときに、いわゆる今の委員の御指摘のございますインサイダー取引を防止する仕組みといたしまして、自己株の取得及び処分を重要事実に含めると、その重要事実を公表した後でなければ自己株の取得、処分はできないと、こういう制度的な担保をさせ...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) いや、それは先ほど答弁させていただいたように、一概にはそのようには言えないというふうに思っております。
○衆議院議員(石井啓一君) これは今回の改正というよりも前回の平成十三年のときの金庫株の改正そのもののお話かと存じますけれども。  法定準備金を自己株取得の財源にするに当たりまして、減資と同様の、例えば無効の訴えの手続等の債権者保護の手続は義務付けておりますので、資本維持の原則...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) まず、今回の改正で取締役会決議による自己株取得を可能にするのは、そもそも定款の授権が必要でございますから、定款を変更するために株主総会での特別決議が必要になる、そこでまず株主の判断をいただくわけでございます。  なお、前回、金庫株導入いたしましたとき...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) 先ほど塩崎議員の方からも答弁をさせていただいたんですが、現行法の定時総会決議に基づく自己株の取得の場合も、定時総会で決めるのは取得の枠だけなんですね。実際に、具体的に取得をするときはやっぱり取締役が適宜行うということになりますから、そういった意味では、...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) 今回の定款に基づく取締役会決議による自己株取得についても、そもそも起点は定款変更のための株主総会というのがあるわけでございますから、そこでまず株主が特別決議によって定款を変更するというその時点でまず株主の関与があるわけでございますね。  それと、今回...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) ですから、それは当初の定款を変更するときに、まず、先ほども申し上げましたように株主の判断があるわけですから、そこで否決をされれば取締役会にはゆだねられないということになりますので、そもそもその時点で株主の判断をいただくということがございます。  それ...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) それは、今の定時総会に基づく自己株取得につきましても枠でございますので、枠という意味では一緒でございます。
○衆議院議員(石井啓一君) 先ほどもその点についてはやり取りをさせていただいたわけですけれども、そもそも平成十三年の金庫株導入のときにインサイダー防止をするための措置を取らさせていただいておりまして、それは今回の改正案についても適用されるわけでございますから、今回の改正をされたと...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) これは、実は衆議院の法務委員会でも議論をされた点でございますけれども、現在、株主に対する取締役会決議の議事の公開については裁判所の許可を得るということになっているわけでございますけれども、これは昭和五十六年の商法改正で導入された経緯がございまして、当時...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) 現行法、平成十三年の金庫株の導入時も定時総会で決めるということですけれども、定時総会で決めるのはあくまでも自己株の取得の枠でございまして、実際に自己株を取得するというときにはやはり取締役会決議を行うんです、現行法でも。  したがって、この改正によって...全文を見る