石井啓一

いしいけいいち

比例代表(北関東)選出
公明党
当選回数10回

石井啓一の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第162回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○石井(啓)委員 おはようございます。公明党の石井啓一でございます。  まず、防災に関しまして質問させていただきますが、昨年は、国内外ともに大変な災害が相次ぎました。ここに、亡くなられた方々と御遺族に対して深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げた...全文を見る
○石井(啓)委員 総理の強い御決意を確認させていただきましたので、しっかりお願いを申し上げたいと思います。  続いて、国土交通大臣に伺いますが、水害の関係でございますけれども、昨年の水害では、局所的な集中豪雨が多発をいたしまして、中小河川における堤防の破堤、それから土砂災害が多...全文を見る
○石井(啓)委員 ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。  ほかの、地震あるいは津波等の災害については、後ほど関連議員から質問させていただきたいと思います。  続いては、最近、各種の詐欺被害が出ておりますので、詐欺被害対策ということできょうは幾つか取り上げさせていただきた...全文を見る
○石井(啓)委員 これはぜひしっかりと指導していただきたいと思います。  続いて、架空請求詐欺でありますけれども、通常は、身に覚えのない請求が来たときは、これは無視しておくのがいい。そこに、通知に来ている連絡先にも連絡しない方がいい、新たに個人情報を伝達してしまうようなことにも...全文を見る
○石井(啓)委員 大臣は制度の改善は難しいという御答弁でありましたが、裁判所の手続が架空請求詐欺の何か下請のように使われているというのはまことに遺憾なことでありまして、本来は架空請求を排除できるように制度を改めていただきたいと思いますけれども、当面、自衛策としては、発送元が裁判所...全文を見る
○石井(啓)委員 ちょっと伊藤大臣、もう一度確認しますけれども、来月末をめどに新たに要請すると。より実効性のある利用者保護策の検討を要請するということでありますが、これは、被害補償のルールの検討を要請するという理解でよろしいんでしょうか。
○石井(啓)委員 補償のあり方ということでありますから、被害補償策をしっかり検討していただきたいと思います。  もう一つ確認ですけれども、これは、今後の被害は当然のことでありますけれども、過去に受けられた被害者の方への対応も含んでということでよろしいでしょうか。
○石井(啓)委員 これは、利用者保護はもちろんでありますけれども、先ほど日銀総裁お答えになりましたように、金融機関に対する信頼性ということにかかわる重要な問題でございますので、これは被害補償策が必要であることを重ねて申し上げたいと思います。  残りの時間、同僚議員に譲りたいと思...全文を見る
01月28日第162回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○石井(啓)委員 私は、自由民主党、公明党を代表して、ただいま議題となっております平成十六年度補正予算三案に対しまして、賛成の討論を行うものであります。  以下、本補正予算に賛成する主な理由を申し述べます。  その第一は、追加の内容について十分に吟味した上で、緊急かつ真に必要...全文を見る
02月23日第162回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○石井(啓)委員 公明党の石井啓一でございます。  私は、少子化対策を中心に質問させていただきます。  ことしに入りましてから、いわゆる二〇〇七年問題というのがクローズアップされてまいりました。二〇〇六年に我が国の人口はピークに到達して、二〇〇七年以降人口が減っていく。人口減...全文を見る
○石井(啓)委員 もう一つ、企業の方が積極的に仕事と生活とを調和する働き方を導入していくことが必要という御意見ですが、そのためには、経営者あるいは事業主の意識を啓発していくといいますか、そういう働き方を取り入れた方が企業にとってメリットがあるんだということをやはり理解してもらわな...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、最後の質問になるかと思いますが、子育ての経済的支援という意味で、先ほど武石公述人の方は、手当というよりも、むしろ女性が働き続けられる方が家庭としての収入が確保できるので、そちらの対策が優先ではないかというお話がございました。  確かに、北欧等を見ます...全文を見る
○石井(啓)委員 時間が参りましたので、以上で終わります。ありがとうございました。
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○石井主査 これより予算委員会第八分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願いを申し上げます。  本分科会は、国土交通省所管について審査を行うことになっております。  平成十七年度一般会計予算、平成十七年度特別会計予算及び平成十七年...全文を見る
○石井主査 この際、お諮りいたします。  ただいま北側国土交通大臣から申し出がありましたとおり、国土交通省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石井主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○石井主査 以上をもちまして国土交通省所管についての説明は終わりました。     —————————————
○石井主査 この際、分科員各位に申し上げます。  質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力を賜りますようお願い申し上げます。  なお、政府当局におかれましても、質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。  これより質疑に入ります。  質疑の...全文を見る
○石井主査 これにて高木陽介君の質疑は終了いたしました。  次に、木村太郎君。
○石井主査 これにて木村太郎君の質疑は終了いたしました。  次に、塩川鉄也君。
○石井主査 これにて塩川鉄也君の質疑は終了いたしました。  次に、谷川弥一君。
○石井主査 これにて谷川弥一君の質疑は終了いたしました。  次に、中西一善君。
○石井主査 これにて中西一善君の質疑は終了いたしました。  次に、高井美穂君。
○石井主査 これにて高井美穂君の質疑は終了いたしました。  午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。     午前十一時五十九分休憩      ————◇—————     午後一時開議
○石井主査 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。萩生田光一君。
○石井主査 これにて萩生田光一君の質疑は終了いたしました。  次に、早川忠孝君。
○石井主査 これにて早川忠孝君の質疑は終了いたしました。  次に、三ッ矢憲生君。
○石井主査 これにて三ッ矢憲生君の質疑は終了いたしました。  次に、城内実君。
○石井主査 これにて城内実君の質疑は終了いたしました。  次に、太田昭宏君。
○石井主査 これにて太田昭宏君の質疑は終了いたしました。  次に、井上信治君。
○石井主査 これにて井上信治君の質疑は終了いたしました。  次に、中野清君。
○石井主査 これにて中野清君の質疑は終了いたしました。  次回は、来る二十八日月曜日午前九時より本分科会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時三十三分散会
02月28日第162回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○石井主査 これより予算委員会第八分科会を開会いたします。  平成十七年度一般会計予算、平成十七年度特別会計予算及び平成十七年度政府関係機関予算中国土交通省所管について、前回に引き続き質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。内山晃君。
○石井主査 これにて内山晃君の質疑は終了いたしました。  次に、計屋圭宏君。
○石井主査 これにて計屋圭宏君の質疑は終了いたしました。  次に、岡本芳郎君。
○石井主査 これにて岡本芳郎君の質疑は終了いたしました。  次に、城井崇君。
○石井主査 これにて城井崇君の質疑は終了いたしました。  次に、田島一成君。
○石井主査 これにて田島一成君の質疑は終了いたしました。  次に、遠藤乙彦君。
○石井主査 これにて遠藤乙彦君の質疑は終了いたしました。  午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。     正午休憩      ————◇—————     午後一時開議
○石井主査 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。奥村展三君。
○石井主査 これにて奥村展三君の質疑は終了いたしました。  次に、中野譲君。
○石井主査 これにて中野譲君の質疑は終了いたしました。  次に、小宮山泰子君。
○石井主査 これにて小宮山泰子君の質疑は終了いたしました。  次に、神風英男君。
○石井主査 これにて神風英男君の質疑は終了いたしました。  次に、山井和則君。
○石井主査 これにて山井和則君の質疑は終了いたしました。  次に、楠田大蔵君。
○石井主査 これにて楠田大蔵君の質疑は終了いたしました。  次に、鈴木淳司君。
○石井主査 これにて鈴木淳司君の質疑は終了いたしました。  次に、西村智奈美君。
○石井主査 これにて西村智奈美君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして本分科会の審査はすべて終了いたしました。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  分科員各位の御協力によりまして、本分科会の議事を滞りなく終了することができました。ここに厚く御礼を申し上げます...全文を見る
03月01日第162回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○石井(啓)委員 第八分科会について御報告申し上げます。  本分科会は、国土交通省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。  その主な質疑事項は、首都圏における災害対策、バリアフリー化の推進、ビジット・ジャパン・キャンペーンの取...全文を見る
03月02日第162回国会 衆議院 本会議 第8号
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○石井啓一君 公明党の石井啓一です。  私は、公明党を代表して、平成十七年度一般会計予算、平成十七年度特別会計予算、平成十七年度政府関係機関予算、以上三案に対し、賛成の討論を行うものであります。(拍手)  我が国の景気は、足元は踊り場的な状況にあるものの、基調としては、民需主...全文を見る
03月16日第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○石井(啓)委員 おはようございます。公明党の石井啓一でございます。きょう、私の持ち時間は十分でございますので、お答えの方も端的によろしくお願い申し上げます。  きょうは、企業再生を中心にお話し申し上げたいと思います。  今、社長の方からの説明で、企業再生案件、これまで三百六...全文を見る
○石井(啓)委員 今回の資料を見ますと、例えば金融再生法五十三条勘定については回収率が一〇〇%を超えていますね、一〇〇・八%。そうしますと、これ以上回収した分というのは預保の方に全部納付していくということになりますね。その納付した分は住専とかRCB勘定の方の穴埋めに使われるわけで...全文を見る
○石井(啓)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、私は、回収の価値というものを、短期間ではなくてもう少し長期で見れば再生できる案件がより広がるのではないか、こういうことを申し上げているのでありまして、よく検討していただきたいと思います。
03月29日第162回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○石井(啓)議員 今委員御指摘のとおり、一昨年より、いわゆるおれおれ詐欺あるいは架空請求詐欺等の振り込め詐欺が多発をしておりまして、大変大きな社会問題化しております。  この振り込め詐欺については、犯罪のツール、道具が三つあると言われています。一つは他人名義の銀行口座、二つ目に...全文を見る
○石井(啓)議員 警察署長によります契約者確認をすることの求めは、契約者を特定できない匿名の携帯電話を排除することによりまして、振り込め詐欺等の犯罪の被害拡大を未然に防止する目的で行うものでございます。  したがいまして、委員が御指摘のとおり、この規定は警察署長に犯罪捜査のため...全文を見る
○石井(啓)議員 第八条の意義は先ほど答弁したとおりでございますけれども、警察署長によります契約者確認をすることの求めといいますのは、特定の犯罪の嫌疑を前提とする犯罪行為にかかわる携帯電話の契約者を探知しようとするための捜査活動ではなく、また、契約者情報の捜査当局への提供を求める...全文を見る
04月07日第162回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○衆議院議員(石井啓一君) 本人確認の具体的な方法につきましては総務省令にゆだねられているわけでございますけれども、具体的にどのような方法を想定をしているかということでありますが、まず対面による確認につきましては、法律に書いてございます運転免許証の提示を受ける方法のほかに、健康保...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) このレンタルの、第十条でございますけれども、これは、身元を明らかにしない借主にレンタルを行うということによりまして匿名の携帯電話を生み出す、そういう行為を禁止しようとするものでございます。  通常のレンタルの場合は当然返していただくということが前提に...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) これは、先ほど答弁ございましたとおり、匿名の携帯電話を排除して振り込め詐欺の犯罪の被害を未然に防止するという目的でこの条文作っております。  したがって、本人確認をいたしますけれども、警察の方が契約者確認の情報を求めることは、この法律ではできません。...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) 恐縮です。突然のお尋ねでございましたので、十分お答えできるかどうか分かりませんけれども。  今、政令で定める罪というのは、犯行に携帯電話が多く利用されていて、かつ当該行為による被害を防止する必要が高いものを定める予定にしておりまして、今検討中でござい...全文を見る
04月20日第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
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○石井(啓)委員 おはようございます。公明党の石井啓一でございます。  今回の改正案の柱の一つは公開買い付け規制の適用範囲の見直しでございますけれども、これは言うまでもなく、ライブドアの事案が直接的な契機になっているわけであります。二月八日に、ライブドアが立ち会い外取引によって...全文を見る
○石井(啓)委員 想定外だったという御答弁であります。  次の質問は、これは具体論で聞くと、答えるのは適当ではないという回答になると思いますので、一般論で聞きます。  現行証取法では、立ち会い外取引で、会社支配を目指すような大量取引を相対で行うということは、公開買い付け規制の...全文を見る
○石井(啓)委員 公開買い付け規制の形骸化を招くということは、法律の抜け道になる、抜け穴になるということでありますから、これは脱法行為ということでお答えになったというふうに理解をさせていただきたいと思います。  次に、今回の改正のもう一つの柱でございます、上場会社の親会社に対す...全文を見る
○石井(啓)委員 今回の法改正、今申し上げました公開買い付け規制の適用範囲の見直し、あるいは上場会社の親会社に対する情報開示の義務づけ、いずれにいたしましても、具体的な、ライブドアなり西武鉄道なりの事案が出てきて、それに対応する応急対策ということになろうかと思いますけれども、今回...全文を見る
○石井(啓)委員 引き続き迅速な制度改正に努めていくというお話であります。  確かに、現在は想定されていないようなものであっても、今後、市場の変化、具体的に言えば、情報関連技術あるいは金融技術の発展、また新たな金融手法や商品が出てくると、現在想定されていないような新たな規制回避...全文を見る
○石井(啓)委員 最後の質問になりますが、今回の法改正の三つ目の柱であります、外国会社等の英文による企業情報の開示であります。これは、我が国の証券市場で上場している外国会社数が年々減少している、その原因の一つで、日本語による開示、このコスト負担があるということでありますね。  ...全文を見る
○石井(啓)委員 時間が参りましたので、以上で終わります。
05月17日第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第23号
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○石井(啓)委員 公明党の石井啓一でございます。  まず、日銀の金融政策についてお伺いいたします。  きょうは、武藤副総裁、大変御苦労さまでございます。  ことしに入りましてから、日銀の資金供給に応じないいわゆる札割れが頻発しているということから、当座預金残高目標の引き下げ...全文を見る
○石井(啓)委員 武藤副総裁、大変ありがとうございました。  私の質問は以上でございますので、退席していただいて結構でございます。ありがとうございました。  それでは、引き続きまして、郵政民営化に伴う国債の問題について質問を申し上げたいと思います。  予算委員会でも何回か取...全文を見る
○石井(啓)委員 実は私もそんなに心配はしておりませんで、といいますのは、先ほどの日銀の資金循環統計を見ましても、民間の金融機関でも二百三兆三千億という大量の国債を保有しているわけでございますね。ですから、現在の超低金利の金融環境、すなわち、民間セクターの方は余り資金需要がない。...全文を見る
○石井(啓)委員 そこで、郵政民営化にかかわらずやはり財政健全化をしっかりとやっていくということが、先ほど第一番目というふうに大臣はおっしゃいましたけれども、私も全くそのとおりだと思うわけであります。  そこで、プライマリーバランスの均衡化について、次に質問をさせていただきたい...全文を見る
○石井(啓)委員 時間が参りましたので、以上で終わります。ありがとうございました。
05月30日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第4号
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○石井(啓)委員 おはようございます。公明党の石井啓一でございます。  本委員会では、私も何回か質問をさせていただくことになると思いますけれども、きょうはまず第一回目の質問ということで、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。  本日は、骨格経営試算と郵便局の配置、この大...全文を見る
○石井(啓)委員 簡易局か特定局かというのは地域住民の意向等を踏まえて適切に判断をされるということであります。  今、過疎地域では、先ほど申し上げましたように、特定局が約三千四百、簡易局が千三百あるわけですね。二〇〇七年の民営化開始時において、三千四百、千三百というこの数が大き...全文を見る
○石井(啓)委員 想定していないということでありますけれども。  それから、二つ目の水準の維持ということは、当然、民営化当初のみならず民営化後もというお話でありますから、これを維持するためにいろいろな工夫がこの中に盛り込まれているということかと思いますけれども、将来、人口の動向...全文を見る
○石井(啓)委員 今、西川副大臣が御答弁いただいたのは、現行の公社法の郵便局の設置基準でございますね。これを参考に、特に三つ目の「交通、地理その他の事情を勘案して地域住民が容易に利用することができる位置に設置されていること。」ということでありますが、この基準としても、ちょっと抽象...全文を見る
○石井(啓)委員 これはぜひ具体的な基準を決める前に御相談をいただきたいと思います。  特に、私どもも、都市部で現状の郵便局のネットワーク水準をそのまま維持しろというふうに主張するわけではありませんけれども、例えば、最近は銀行のリストラ等によって支店がどんどん閉店されるというよ...全文を見る
○石井(啓)委員 今、大臣から確認をさせていただきましたので、これはよろしくお願いを申し上げたいと思います。  それでは次に、テーマを変えまして、骨格経営試算、それから採算性に関する試算について質問をさせていただきます。  骨格経営試算でございますけれども、これはあくまでも一...全文を見る
○石井(啓)委員 そこで、ちょっと確認したいのですが、郵便会社については取扱郵便量が減っていけばそれだけ、労働生産性が一定とすれば、人件費が少なくて済むということでありますけれども、窓口会社の場合は、郵便量が減る、あるいは貯金の残高が減る、保険の残高が減るということによって本当に...全文を見る
○石井(啓)委員 試算ですから余り突っ込みませんけれども、私、本当に窓口は大丈夫なのかなという懸念が若干ありますが、大臣、いかがですか。
○石井(啓)委員 そこで、今大臣おっしゃいましたように、生産性は何とか維持をしてほしいというお話でありますが、人件費、物件費が一割減、事業に応じて一割減、これは生産性一定だという中で、一方で、そういう状況の中で新しい業務に着手できるんだろうかという基本的な疑問がございます。  ...全文を見る
○石井(啓)委員 では、きょうの質問はここまでにしておきまして、残りはあす以降またやらせていただきます。よろしくお願いいたします。
05月31日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第5号
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○石井(啓)委員 おはようございます。公明党の石井啓一でございます。昨日に引き続きまして、質問させていただきます。  まず、昨日の質問の続きでありますけれども、骨格経営試算、採算性に関する試算について質問を申し上げます。  まず、採算性に関する試算で、郵便貯金銀行の新規業務を...全文を見る
○石井(啓)委員 これはなかなか、言うはやすく行うはかたしだと思うんですね、三十五兆円も。  ちょっと麻生大臣、済みません、通告していないんですけれども、なかなか御質問する機会がないものですから。  大臣、企業経営の御経験がおありかと思いますので、新しい事業に着手するというの...全文を見る
○石井(啓)委員 では、竹中大臣にちょっと引き続きお尋ねします。  人材を確保する、あるいはノウハウを身につけるということですぐに頭に浮かぶのは、他の金融機関と提携をする、あるいは合併をするということでそういう人材、ノウハウを身につけるということは通常考えられますね。完全民営化...全文を見る
○石井(啓)委員 郵便貯金銀行の新規業務の想定条件といたしまして、先ほどの御答弁にもちょっと触れられておりましたけれども、今後の景気回復による資金需要増大、公的金融改革などを考慮し、こういうふうにされていますけれども、これは民業圧迫を避けるという趣旨かと思います。  これは、新...全文を見る
○石井(啓)委員 公的金融改革については、今、住宅金融公庫のことが言及されましたけれども、住宅金融公庫については、もう既に貸出量が相当減っておりまして、むしろ保証の方にだんだんウエートが移っているんですよね。郵政民営化を待たずして、住宅金融公庫についてはそういう方向がはっきりして...全文を見る
○石井(啓)委員 正確に言うと、政策金融改革では、将来的にGDP比で半減を目指すというふうになっていて、貸出量半減というわけじゃないんですよね。それから、将来的というのはいつの時点かというのはまだ決まっていません。  そういう意味で、試算ですからここで余り詰めるつもりはありませ...全文を見る
○石井(啓)委員 具体的に申し上げますと、貯金が大体百四十兆ぐらい、保険が七十兆ちょっとということになるんですが、この程度が郵便貯金銀行あるいは郵便保険会社の大体適正な規模だ、こういうお考えでいらっしゃるんでしょうか。
○石井(啓)委員 試算の考え方ですから細かくは追及申し上げませんけれども、別の質問で用意していたんですけれども、完全民営化後の貯金銀行あるいは保険の経営というのもそう簡単ではないというふうに思いますので、その点については申し上げておきたいと思います。  それから、この試算につき...全文を見る
○石井(啓)委員 当事者間での交渉妥結という、それは当事者で決めるということでありますけれども、先ほども申し上げましたように利害相反するわけで、どこかでそれは妥結しなきゃいけませんけれども。  もう少し言いますと、民営化しますけれども、完全民営化のことを考えると、その時点で持ち...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、次のテーマに移らせていただきますけれども、次に、郵便貯金と郵便保険のユニバーサルサービスについて質問をさせていただきます。  政府・与党合意では、郵便貯金銀行、郵便保険会社に対しましてみなし銀行、みなし生命保険業免許が付与される場合に必要とされます安...全文を見る
○石井(啓)委員 ちょっと今の伊藤大臣の御答弁ですと、結論的に言うと、経営判断で申請されたものを審査するということになるんでしょうか。そうすると、経営者が何年でやってくるかわかりませんけれども、金融監督上は特に望ましいというレベルというのはないということなんでしょうか。一般的には...全文を見る
○石井(啓)委員 もう一つ確認ですが、一括契約が移行期間を過ぎても続いたとしても、契約の中身は変わる可能性があるということでよろしいですね。
○石井(啓)委員 次の質問に絡む御答弁なわけですけれども、といいますのは、銀行とか保険会社の経営者の立場から考えると、採算性の悪い郵便局との契約はなるべく早く見直そうというふうに考えるはずだと思うんですね。ですから、民営化当初の一括契約は移行期間だけにとどめたい、あるいは、移行期...全文を見る
○石井(啓)委員 ところで、郵貯銀行、郵便保険会社が窓口会社と一括契約を結ぶわけでありますけれども、現在、十五年度末で、郵便貯金を取り扱っている郵便局は二万四千百二十二局あります。簡易生命保険を取り扱っている郵便局は二万二百三十局あると。これらの郵便局がそのまま取り扱うことになる...全文を見る
○石井(啓)委員 全国一括の契約は維持される、それは承知しているんです。でも、この一括というのは窓口会社と一括して契約するという意味で、個々の郵便局と個別交渉という意味ではないですね、そういう意味での一括ということですけれども。  一括契約はわかるんですけれども、一括契約をして...全文を見る
○石井(啓)委員 基本的には変わらないということで確認をいたしました。  それでは、続いて、民営化当初の一括契約を続けている間は、郵便貯金銀行、郵便保険会社というのは、採算性の悪い局であっても郵貯・保険サービスを提供する義務が生じると思いますね。そういたしますと、完全民営化以降...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、このテーマの最後の質問になりますけれども、先ほどの試算のところでもお尋ねしましたが、窓口委託料の設定の仕方によって、金融のユニバーサルサービスの維持のあり方というのも大分状況が変わってくると思うんですね。  といいますのは、先ほどの、例えば骨格経営試...全文を見る
○石井(啓)委員 要は、今の時点ではよくわからないという御答弁だったと思いますけれども、この点は非常に重要なポイントだと私は思っておるんですね。場合によっては、実はもう時間がなくなったから余り質問はできないんですけれども、基金の支出のあり方についてもこれは関係してくる話なんです。...全文を見る
○石井(啓)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
06月02日第162回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○石井(啓)委員 公明党の石井啓一でございます。  まず、郵政民営化関連法案に関しまして質問させていただきます。  この法案に関しましては、政省令が多いという批判がございますけれども、ただ、ほかの法律でも、専門的、技術的な問題あるいは手続に関する問題につきましては政省令にゆだ...全文を見る
○石井(啓)委員 具体的な事例で申し上げますと、これまで行われてまいりました郵政民営化特別委員会の審議の中で、郵便局の設置基準についてどうなるのかということが話題になりました。  昨日、議運の方で総務省令案を出されまして、その中で、特に過疎地の郵便局、その過疎地はどこかというこ...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、またあす以降、特別委員会も正常化の上の十分な審議が行われるということでありますから、その審議の中で重要事項については順次明らかにしていただきたいと思っております。  続いて、この郵政民営化に関しまして、かねてより、完全民営化した郵便貯金銀行あるいは郵...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、最後、日銀総裁、きょうはありがとうございます、お伺いさせていただきます。  さきの金融政策決定会合では、日銀の当座預金残高目標の引き下げは行わずに、一時的な残高目標の下限割れを容認する方針を決定されました。内外の市場に混乱はございませんでしたので、ひ...全文を見る
○石井(啓)委員 時間が参りましたので、以上で終わります。
06月07日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第9号
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○石井(啓)委員 公明党の石井啓一でございます。  まず、先週の本委員会での総理答弁を踏まえて、郵便局の配置について御質問を申し上げたいと思います。  六月の四日、先週土曜日の大手紙の朝刊に前日の本委員会での総理答弁が取り上げられまして、「都市部の郵便局 「無くなる可能性出る...全文を見る
○石井(啓)委員 今の大臣の答弁を聞いて安心をいたしました。  続いて、社会・地域貢献基金について質問申し上げたいと思いますけれども、ちょっと順番を変えて、まず地域貢献基金の方から質問を申し上げます。  地域貢献業務の額として百二十億円が想定をされているんですけれども、それが...全文を見る
○石井(啓)委員 六百万円の根拠が平均的な収支差額ということでありますけれども、これは大体、従業員一人の年間人件費相当額ということなんでしょうか。
○石井(啓)委員 それからもう一つ、二千の方ですが、これは過疎地域の無集配特定局を中心に将来過疎化が進行した場合にということでありますけれども、二千よりふえる可能性も相当といいますか当然あるということですから、百二十億円でおさまらないということも当然ありますよね。これは、百二十億...全文を見る
○石井(啓)委員 いや、お尋ねしましたのは、それはそういうふうに想定をされているんだけれども、想定どおりにいかない可能性もあるわけですから、そういうときはどうされるんですかということを聞いているんです。
○石井(啓)委員 それから、この地域貢献業務の対象が郵便局会社法案の第六条三項にございますけれども、「次の各号のいずれにも該当すると認められるもの」ということで、一号で「地域住民の生活の安定の確保のために必要であること」、二号で「会社以外の者による実施が困難であること」、三号で「...全文を見る
○石井(啓)委員 過疎地域以外の都市部であっても、将来的に採算性が悪化して、なおかつこの第六条三項に合致すれば、それは対象になり得る、こういうことですね。もう一度確認。都市局でも対象になり得るかどうか。
○石井(啓)委員 そういたしますと、今現状二万四千七百ある郵便局の中で、採算性が悪化して、なおかつこの六条三項に合致するようなところについては地域貢献業務の対象になるということですから、個々の郵便局ごとの採算性を明らかにしていくことが必要になってくると思います。  現在、郵政公...全文を見る
○石井(啓)委員 ちょっと大臣にお尋ねしますけれども、今郵政公社から御説明ありましたように、現在の試算では、全体損益方式と収支相償方式で赤字と黒字の数がまるっきり違ってきちゃっているんですね、全体損益方式では黒字が一万七千、赤字が二千九百ですか、収支相償方式では黒字が六千、赤字が...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、最後の質問になりますが、地域貢献業務計画では、郵便局単位に地域の有識者の方の御意見を伺う、こういうふうになっておりますけれども、五月二十七日の答弁では、地域のことに詳しい、実情に識見を有する方ということでありますけれども、具体的にどういう方を想定されて...全文を見る
○石井(啓)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
06月08日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第10号
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○石井(啓)委員 公明党の石井啓一でございます。昨日に続きまして質問させていただきます。  社会・地域貢献基金の中で、きょうは、社会貢献業務についてまず質問させていただきます。  郵便事業会社法の第四条第二項では、社会貢献業務とは、郵便事業会社が社会貢献資金の交付を受けなけれ...全文を見る
○石井(啓)委員 今の御答弁ですと、郵便事業の全体の中で収支を償うことができずに値上げせざるを得なくなるようなケースが困難性ということですが、この郵便事業全体というのが、どこまでの範囲になるんでしょうか。  といいますのは、郵便事業会社は、必須業務としては内国郵便、国際郵便をや...全文を見る
○石井(啓)委員 では、もう少し聞きますと、社会貢献基金としては、第三種、第四種の一部で六十億円まで想定していますけれども、そうすると、六十億円赤字になるというときにその満額出るということなんでしょうか。赤字額が六十億円に満たない場合は、それまでの範囲という考え方でしょうか。
○石井(啓)委員 それでは、この社会貢献業務で対象としているのが、第三種郵便のうち心身障害者団体の発行される定期刊行物、それから第四種郵便物のうち点字ですとかあるいは盲人用録音物等ということで、第三種、第四種のそれぞれ一部にしているのはどういう理由でしょうか。
○石井(啓)委員 先ほどの答弁の中で、最大六十億という答弁がありましたけれども、それは、今おっしゃった第三種の心身障害者団体の定期刊行物、第四種のうちの盲人用郵便それぞれが、合わせて今想定されるのが六十億ということであって、それが額がふえれば例えば七十億でも八十億でも、それはあり...全文を見る
○石井(啓)委員 わかりました。出せないものではない、対象とする業務で困難性の判定がなされればそれは出される、こういうふうに受けとめさせていただきました。  そういたしますと、第三種、第四種の中で、社会貢献業務の対象外のものもたくさん含まれているわけですね。例えば、第三種でいえ...全文を見る
○石井(啓)委員 認可を受けるということですけれども、先ほど答弁にありましたように、まず効率化するということが大前提なわけですね。効率化して、なるべく郵便事業全体の中で収支が整うようにする。ただ、その中で、効率化しても効率化の限界があるものについては社会貢献基金の対象になる。 ...全文を見る
○石井(啓)委員 いずれにしろ、第三種、第四種という政策的に低料金を行っている、このことは現状のレベルの料金でやれるように最大限努力していただくということは間違いございませんね、大臣。
○石井(啓)委員 では、続いて、この基金の全体のことに関して質問をさせていただきます。  先ほども質問がございましたけれども、政府・与党合意においては、この社会・地域貢献基金については二兆円に達するまで積み立てを継続できるというふうにされております。ただ、これは法律事項ではなく...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、ちょっと順番を変えて質問しますけれども、この一兆円の基金の積み立てというのがどれだけ難しいといいますか、可能性がどうなのかという話なんですけれども、そもそも、ベースの一兆円の基金というのはいつまでに積み立てなければいけないという期限は、法律上設定はされ...全文を見る
○石井(啓)委員 ちょっと質問通告していないので恐縮なんですけれども、この持ち株会社の株というのは、これは早期に政府保有割合を三分の一までにする、努めるというふうになっているんですが、いつから売却するかというのは、実は法律を読むとよくわからないんですね。これは経営者の判断なのかよ...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは最後の質問をさせていただきますけれども、この社会・地域貢献計画の策定というのがいつから行われるのか、民営化移行期間においても、この基金からの支出があるのかどうか。これまでの質疑によると、通常は移行期間はないのかなというふうに思うんですけれども、あるとすれ...全文を見る
○石井(啓)委員 時間が参りましたので、以上で終わります。
06月14日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第14号
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○石井(啓)委員 おはようございます。公明党の石井啓一でございます。  本日は、株式処分、株式持ち合いを中心に質問をさせていただきたいと思います。  まず、軽い質問から始めさせていただきたいと思います。法案によりますと、民営化後の会社間における株式の持ち合いでございますが、特...全文を見る
○石井(啓)委員 一応確認させていただきました。これを通じて私も改めて理解したのは、郵便局会社というのは、非常に柔軟な制度設計になっていて一応多様な業務ができる構成になっているなと。逆に言うと、そういういろいろなことをやらないと、郵便局というのは生き残りが難しいといいますか、そう...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、済みません、麻生大臣よろしいですか、また通告なしで申し上げて。主務大臣が総務大臣になりますので、ちょっと麻生大臣にお伺いいたします。  移行期間終了後、持ち株会社、郵便事業会社が、資本参加として郵貯銀行それから郵便保険会社の株を取得する、これは総務大...全文を見る
○石井(啓)委員 続いて、株式の処分の方ですけれども、持ち株会社は、移行期間中に郵便銀行、郵便保険会社の株式全部を段階的に処分しなければならない、完全処分義務がかけられているわけですけれども、先日、社民党の阿部委員に対する答弁の中で、処分とは、要するに関与を断ち切ることだ、処分の...全文を見る
○石井(啓)委員 もう一つ、処分の手法で確認ですけれども、議決権を保有しない状態にするということでは、貸し株ということも考えられますよね。持ち株会社が第三者に貸し株をする、あるいは郵貯銀行、郵便保険会社でも構いません、そういう貸し株というのも処分の方法に該当しますのでしょうか。
○石井(啓)委員 わかりました。そうすると、処分としては、貸し株は、形式上は移行期間終了時に議決権がないということになるんだけれども、またその後返してもらうということではいわば脱法行為的になるからだめだということですね、処分の方法には該当しない。だけれども、自社株取得をさせること...全文を見る
○石井(啓)委員 そうすると、株式の連続的保有というのは、一たん、移行期間終了時に手放すけれどもその後直ちに保有をすることを連続的保有、こういうことですか。  先ほどの竹中大臣の答弁の中では、株主総会での議決権や配当を受ける権利を引き続き持つようにするということの答弁もちょっと...全文を見る
○石井(啓)委員 基準日を二〇一七年三月三十一日以降にずらすことによって、それ以降、株を取得すれば株主権の連続的行使が可能になるということになるわけですね。それは定款でおやりになるということですけれども、そうすると、特殊会社の方は、定款で、移行期間終了時の年度に限ってこの基準日を...全文を見る
○石井(啓)委員 ここまでのところで、株式の処分という意味、あるいは連続的保有の意味ということを確認させていただいたんですけれども、移行期間終了後に株式を連続的保有するというのは、一般的には、先ほどの中城審議官の答弁にありますように、移行期間終了後速やかに、一たん手放した郵貯銀行...全文を見る
○石井(啓)委員 そうすると、あらかじめ規定していなければ大丈夫だということですね。ちょっと確認。
○石井(啓)委員 それでは、最後の質問になりますけれども、政府・与党合意では「株式の連続的保有が生じることを妨げない。」こういうふうになっています。この妨げないというのは、これはあくまでも経営者の判断にゆだねる、こういう意味かと思います。  ただ、これまでのこの委員会の質疑の中...全文を見る
○石井(啓)委員 時間が参りましたので、以上で終わります。
06月16日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第16号
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○石井(啓)委員 おはようございます。公明党の石井啓一でございます。  参考人の先生方には、本日は早朝から、お忙しいところ大変恐縮でございます。ありがとうございます。  それでは、まず田中参考人から質問をさせていただきます。  田中参考人の郵政民営化の必要性に関する著述をち...全文を見る
○石井(啓)委員 ありがとうございました。  続いて、田尻参考人にお伺いさせていただきます。  先ほどの参考人の御意見の中で、官から民へお金は流れないということで御説明がございましたけれども、私の理解では、資産運用という面では、民営化することによって民間部門に流れる部分もある...全文を見る
○石井(啓)委員 続いて、北城参考人にお伺いをいたします。  きょうの御意見の中で、二つお伺いしたいと思いますけれども、将来はすべての会社を完全民営化する方向に向かうべきであるということで、株式持ち合いによる一体性の維持は、国の関与が残ることにより民業圧迫の懸念がある。  実...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、最後の質問になるかと思いますが、田中参考人、北城参考人にお伺いします。  実は、先日の参考人質疑をやった際に、加藤寛先生の方から、郵貯、簡保を完全民営化するのは、これはいいことだ、ただし、地域分割をしなきゃいけない、地域分割をしないから五十点だ、そう...全文を見る
○石井(啓)委員 大変ありがとうございました。
06月23日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第19号
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○石井(啓)委員 おはようございます。公明党の石井啓一でございます。  きょうは、生命保険協会様にお越しをいただいておりますので、まず生保協会さんにお伺いをいたしたいと思います。  まず、今回の郵政民営化関連法案に関しまして、生保協会としてどういう御見解を持っているのか、お伺...全文を見る
○石井(啓)委員 今、副会長の方から、規模が大変巨大なので、民営化すると、このままでは怖い存在だというお話がございましたけれども、政府の方で行いました骨格経営試算あるいは採算性に関する試算によりますと、郵便保険会社の保険残高が民営化移行期間中の十年間で約三分の二、二〇一六年度末で...全文を見る
○石井(啓)委員 それから、先ほど、競争条件の公平化は徹底してほしい、こういうことでありましたけれども、特に完全民営化するまでの移行期間中の業務の拡大ということが焦点になろうかと思いますけれども、採算性に関する政府の試算におきましては、民営化移行期間中の新規業務といたしまして、郵...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、生保協会さんに関しまして最後の質問になろうかと思いますけれども、移行期間中の郵便保険会社の業務の拡大につきましては、民業をどの程度圧迫するのかという民業圧迫の程度、それから株売却による政府の関与の度合いがどの程度になるのか、あるいは郵便保険会社の経営状...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、生保協会の瀧島副会長、大変ありがとうございました。私の質問は以上でございますので、御退席いただいて結構でございます。  それでは、引き続きまして、今話題に出ました郵政民営化委員会につきまして、政府の方に確認をさせていただきたいと思います。  郵政民...全文を見る
○石井(啓)委員 ところで、民営化委員会は進捗状況について検証を行うというふうになっているんですが、十年間の移行期間中の民営化のプロセスについては、二〇一七年度までに完全民営化するということは決まっていますけれども、その間どういうプロセスで民営化が進んでいくかということははっきり...全文を見る
○石井(啓)委員 ところで、法案を見ますと、民営化委員会は意見を述べる、あるいは主務大臣が認可をする際に意見を聞くというふうになっているんですけれども、述べられた意見について、尊重義務というのは法案を見てもないんですけれども、この述べられた意見というのはどういうふうに扱われるんで...全文を見る
○石井(啓)委員 尊重義務というのは、特段法文の表面上はないけれども、これは当然尊重されるということですね。大臣、ちょっと一応確認です。
○石井(啓)委員 ところで、移行期間中の、先ほども郵便保険会社でお話をしましたが、郵貯銀行もそうですけれども、経営の自由度を拡大していくということと民業圧迫というのは裏腹の関係にありますので、どちらに重きを置くかということで相当判断が変わってくるわけです。これは民営化委員会の判断...全文を見る
○石井(啓)委員 ところで、この判断の基準というのが非常に重要なわけですよね、この業務の拡大を認めていく判断の基準というのが。  したがって、あらかじめ民営化委員会の判断のガイドラインを設ける、あるいは、民営化委員会の意見を聞いて主務大臣が認可をするわけですけれども、認可の審査...全文を見る
○石井(啓)委員 それで、きょうも、生命保険協会、あるいは先ほどの質問者の中では地銀協会さんに来ていただいて、民業圧迫に対する御心配を述べられていらっしゃいましたけれども、郵貯銀行、保険会社が移行期間中に業務の段階的拡大をされていくわけでありますけれども、どういう順序で、どういう...全文を見る
○石井(啓)委員 今大臣の方から、民業圧迫のおそれが少ないものから、あるいは今公社がやっている業務に近いものから、親和性ですね、具体的に言うとABSとか私募債とかシンジケートローンから段階的にやるんじゃないかという御答弁がありましたので、大分そのイメージが少しずつ広がってきたかな...全文を見る
06月29日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第20号
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○石井(啓)委員 公明党の石井啓一でございます。座らせていただいて質問させていただきます。  まず、陳述人の皆様には、きょうは、お忙しいところ、また大変な雨の中お越しをいただきまして、私からも感謝申し上げたいと存じます。  また、新潟県の皆様は、昨年、豪雨災害あるいは中越地震...全文を見る
○石井(啓)委員 ありがとうございます。  まず、郵便につきましては、民営化しても、いわゆる全国津々浦々郵便を届けるという義務づけを郵便事業会社に引き続き課しておりますので、その点についてはどんなところでもこれはやるということは間違いございませんので、その点については御安心をい...全文を見る
○石井(啓)委員 ありがとうございます。  ここのところは、三事業一体であることが地域の方の信頼を得ているということは、確かにそうかと思います。ただ、今回、四分社化したといたしましても、窓口会社としては、貯金あるいは保険のサービスも代理店あるいは保険募集人という形で委託をされる...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、最後の質問、もう一度水間陳述人にお伺いしますが、今の民業圧迫という面で、そんなに心配要らないんじゃないかという、今度は逆の面での御質問なんです。  実は、政府の方で骨格経営試算というのをやっておりまして、郵便貯金銀行で申し上げますと、民営化開始時点で...全文を見る
○石井(啓)委員 時間が参りましたので、以上で終わります。
07月01日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第22号
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○石井(啓)委員 おはようございます。公明党の石井啓一でございます。  ちょっと場内が騒がしいんですけれども、私の質問ですので、静かにしていただきたいと思います。  先日の地方公聴会で私は新潟県の上越市に行ってまいりました。郵便の父でいらっしゃる前島密翁の生誕地ということを伺...全文を見る
○石井(啓)委員 今は過疎地の話をさせていただきましたが、今度は都市部の方の話をさせていただきたいと思うんです。  六月三日の本委員会での総括質疑の総理の答弁を受けて、翌日の大手の新聞では、「都市部の郵便局「無くなる可能性出る」」という見出しが打たれて、何か、あたかも都市部の郵...全文を見る
○石井(啓)委員 それは私もそのとおりだと思います。ただ、その統廃合というのが、あくまでも国民の利便性に支障が生じない範囲でやるんだ、このことをぜひ確認をさせていただきたいと思いますので、もう一度総理、お願いをいたしたいと思います。
○石井(啓)委員 国民のためにいかにいいサービスを提供するか、こういうことだということで確認をさせていただきました。  続いて、修正案の提出者に確認をさせていただきたいと思います。  今回の修正案におきまして、郵政民営化委員会の所掌事務について、三年ごとに郵政民営化の進捗状況...全文を見る
○石井(啓)委員 見直すということによりまして、検証した上で改善策まで意見を言うという範囲に広がった、こういうことでございますが、それでは次に、政府に確認をいたします。  では、その見直しの対象範囲というのがどこまでを含むのかということで、整理して三つ申し上げたいと思いますけれ...全文を見る
○石井(啓)委員 ありがとうございました。  提出者の方、大変ありがとうございました、私の質問は以上でございますので。  それでは次に、これまで私も六回ほど一般質疑をさせていただきましたが、その中で残っている問題にこの最後の時間を使わせていただいて、確認をさせていただきたいと...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは続いて、郵政民営化法案の百五条それから百三十四条では、郵貯銀行、保険会社の株式を完全処分しない段階でも、政府が民間とのイコールフッティングが実現したと判断する決定をした場合は、移行期間中の制約は外れて、郵貯銀行、保険会社は普通の銀行、保険会社になります。...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、最後の質問をさせていただきます。  この郵政民営化法案の百五条、百三十四条の決定がなされた場合は、郵貯銀行、保険会社の株式が多少残っていたとしても、郵貯銀行、保険会社は完全な普通の民間の銀行、保険会社となるということですから、完全民営化が達成されたと...全文を見る
○石井(啓)委員 そこは若干見解の違いといいますか、考え方に少し幅があるところかもしれません。  私は、株式処分というのは完全民営化するための手段でありますから、完全民営化という目的が達成されれば余り手段にはこだわらなくてもいいのかなという感じを持っておりますけれども、そこは若...全文を見る
07月04日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第23号
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○石井(啓)委員 おはようございます。公明党の石井啓一でございます。  参考人の皆様には、きょうは大変お忙しいところをお越しいただきまして、ありがとうございます。  私にとりましても、本日の質疑で長いこの特別委員会の質疑が終了ということになりまして、参考人質疑も含めまして私は...全文を見る
○石井(啓)委員 続いて、福田参考人にお伺いいたしますけれども、郵貯銀行については、完全民営化以降に、これは経営者の判断によりますけれども、分割が可能だというふうにされております。  この委員会で一番最初に参考人質疑させていただいたときに、加藤寛先生がお越しになって、加藤先生は...全文を見る
○石井(啓)委員 福田参考人、最後の質問にさせていただきますが、先ほどの三点の御指摘の中で、公正な競争条件の確保、二点目におっしゃいましたが、その中で、移行期間中は中小企業や個人への貸出業務は認められるべきではない、端的に申し上げますとそういう趣旨のことをおっしゃったかと思います...全文を見る
○石井(啓)委員 続いて、石井参考人にお伺いいたします。  先ほどの意見陳述の中で、消防や警察と並んで郵便局は地域の安心のベースになっている、こういうお話でございました。また、特に金融については、民営化すれば利潤追求ということが中心になる、したがって、採算性が悪くなれば過疎地の...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、跡田参考人にお伺いいたします。  この郵政民営化に関しては、公的金融改革の入り口である郵貯、簡保の改革より、出口である特殊法人なりあるいは政府系金融機関の改革をまず先にやるべきだという御意見がございましたけれども、私は、入り口が先か出口が先かという順...全文を見る
○石井(啓)委員 時間が参りましたので、以上で終わります。
○石井(啓)委員 私は、公明党を代表して、内閣提出の郵政民営化関連六法案及び自由民主党、公明党の共同提案による修正案について、賛成の立場から討論を行うものであります。  私ども公明党は、小泉総理が改革の本丸と位置づけられている郵政民営化について、二〇〇三年衆議院選挙に向けて策定...全文を見る
07月19日第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第24号
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○石井(啓)議員 先ほどから答弁者が申し上げているように、盗難のケースでございますので、まずカードが手元にあるかどうかということを一カ月に一遍ぐらいは確認していただくということがございます。  また、今回の法案の第九条で、金融機関に対しまして、「偽造カード等又は盗難カード等を用...全文を見る
08月02日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○衆議院議員(石井啓一君) 私は公明党でございますので、自民党の当初の議論は申し訳ないんですけれども存じ上げないんですが、最終的に入れなくなった理由といたしましては、ネットバンキングについてはまだその問題点というのが十分把握されてない、あるいはインターネットを通じた電子商取引全般...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) 恐らく、このインターネットバンキングにかかわらず、インターネットを通じたいろんな被害については、これからもいろんな対応があり得ると思っております。そういった状況を踏まえて具体的な検討が今後なされていく必要があるというふうに考えております。
○衆議院議員(石井啓一君) 近年、偽造あるいは盗難キャッシュカードによる被害が急増して社会的な問題になっているわけですけれども、これは先ほど、冒頭、説明がございましたとおり、金融機関が脆弱なシステムを放置しているということが背景にあったにもかかわらず、これまでの被害者への対応とい...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) 十分な説明といいますのは、預金者が認識しております盗取に関する状況について一般的、客観的に十分な説明が行われるということでございまして、どの程度の説明が行われるかということはケース・バイ・ケースでありますけれども、誠実に説明をしていただいてできる限りの...全文を見る
○衆議院議員(石井啓一君) それぞれのケースによって様々な事情があるかと思いますので、一概にどの程度の期間かというのは難しいかと思いますけれども、ただ、この法律を提出いたしました趣旨が、被害者の方に対して円滑かつ迅速に被害の補償が行われるということが趣旨でございますので、その趣旨...全文を見る
10月03日第163回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○石井(啓)委員 公明党の石井啓一でございます。  私は、本日は、郵政民営化後の構造改革のテーマのうち、政策金融改革、それから公務員、特に定員、人件費の改革等につきまして、二十分という持ち時間でございますので、その時間内でしっかりとやらせていただきたいと思います。  まず、政...全文を見る
○石井(啓)委員 今大臣がおっしゃった平成十四年十二月の経済財政諮問会議の取りまとめの中には、政策金融のあるべき姿として四つ挙げられていますね。  まず一つは、対象分野を厳選していく。二つ目には、規模を縮小していく。この中に、将来的にGDP比半減ということが書かれています。それ...全文を見る
○石井(啓)委員 私ども公明党の党内でも、この春に政策金融に関するプロジェクトチームをもう既に設置しておりまして、六月から七月にかけまして、各機関、関係者を相手にヒアリングを実施させていただきました。  私どもがやったからやれというふうに言うわけではありませんけれども、今後、経...全文を見る
○石井(啓)委員 今回の選挙で、私も自分の地元でございます茨城県内を相当回りましたけれども、まだまだ、地域の中小企業の方、経営が苦しいという声が非常に多うございます。いまだに景気対策を求めるという声が非常に多うございまして、全体的に景気は踊り場を脱したことは統計上出ておりますけれ...全文を見る
○石井(啓)委員 先週の金曜日、自民党の与謝野政調会長もこのテーマで質問されておりましたが、私どもも、この政策金融の改革に当たっては、各政策金融機関、政府系金融機関の機能をやはりきちんと議論する。本来きちんと残すべき政策金融の機能というのはいかにあるべきか、その上で、その機能を効...全文を見る
○石井(啓)委員 今、麻生大臣がおっしゃったことは私も非常に同感でございまして、定員あるいは人件費の削減目標だけが先行して何か議論されているような印象を受けまして、これは私はちょっとどうなのかなという感じがするんです。九月二十七日の経済財政諮問会議でも、国家公務員の総人件費につい...全文を見る
○石井(啓)委員 時間が参りましたので、以上で終わります。ありがとうございました。
10月07日第163回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第3号
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○石井(啓)委員 おはようございます。公明党の石井啓一でございます。  私も通常国会でこの委員会の委員として審議に参加をいたしまして、百九時間の審議に及びました。また、たびたび質問をいたしましたので、法案の成立というのを強く期待しておりまして、参議院本会議で否決されたときは本当...全文を見る
○石井(啓)委員 総選挙の際に、この郵政民営化を私説明いたしますと、有権者の皆様のやはり最も関心が高かったことの一つは、自分たちの身近にある郵便局が果たして存続するのかどうかという点でございました。郵便局の設置が今後どうなるかということでございます。  設置基準につきましてはこ...全文を見る
○石井(啓)委員 将来的に、郵便局の設置に関して、合理的な範囲での改廃、整理統合というのは当然あろうかと思いますけれども、今答弁がございましたように、万が一にも国民の利便性に支障が生じないようにする、この点が最も重要であると思います。  したがって、この点について、改めて総理に...全文を見る
○石井(啓)委員 ありがとうございます。  続いて、郵便局は存続したとしても、郵便局のサービスが縮小するのではないか、こういう心配もございました、特に貯金、保険のサービスでございますけれども。  今回の法案では、いわゆる全国あまねく郵便局において金融サービスを行うという金融の...全文を見る
○石井(啓)委員 それから、総選挙の際によく聞かれた質問があるんですけれども、郵便貯金銀行、簡易保険会社が外資に乗っ取られるんじゃないか、買収されるんじゃないか、こういう主張をされるところがありまして、そういう心配はないんですかという質問がよく聞かれました。  その主張の中身を...全文を見る
○石井(啓)委員 ここで、政策金融改革について一問お尋ねしたいと思います。  この郵政民営化というのは資金の入り口の改革に当たる、こういうふうに言われております。それとあわせて、資金の使い手、資金の出口であります特殊法人あるいは政策金融機関の改革が重要なわけであります。  特...全文を見る
○石井(啓)委員 私どもも、特定の役所が陳情するから廃止しない、そういうことは一切考えておりませんで、あくまでも必要な機能を残すという観点からこの政策金融改革に臨んでまいりたいと思います。  残る時間、政府案と民主党案との違いについて質問させていただきたいと思います。  民主...全文を見る
○石井(啓)委員 実は私もそう思っておりまして、一千万人以上の方に預けがえをしていただく、これは一人一人に手紙で連絡するんでしょうけれども、応じない方はどうするんだろうか。強制的に国債に振りかえたりとか、投資信託に振りかえたりするということはできないわけでありますから、これは戸別...全文を見る
○石井(啓)委員 時間が参りましたので、以上で終わります。ありがとうございました。