石井啓一

いしいけいいち

比例代表(北関東)選出
公明党
当選回数10回

石井啓一の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○石井(啓)委員 公明党の石井啓一でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、大震災の復旧復興についてお伺いしたいと思いますが、昨年の東日本大震災と福島の原発事故で被災され、避難されている皆様に、改めて心からお見舞いを申し上げたいと存じます。  昨年秋の臨時国会に...全文を見る
○石井(啓)委員 被災地では、安定した雇用を求めて県外に移動される方ももう出てきておりますね。だから、企業は再建したけれども働き盛りの世代がいなくなっちゃったということでは、これは被災地の復興というのはできませんので、やはり早期に地元の企業の再建をお願いしたいと思いますし、また、...全文を見る
○石井(啓)委員 福島県が健康管理基金を活用して十八歳無料化をやるということでありますけれども、やはり基金ですので、いつかは枯渇する可能性がある。その継続性というのが地元の皆さんには最大の懸念材料になっていますから、その点はぜひこれは知恵を出していただきたいんですよ。真っ正面から...全文を見る
○石井(啓)委員 これはぜひよろしくお願いいたします。  それから、原子力関係について、議事録問題ですね。  原子力災害対策本部の議事録が存在しないという、にわかには信じがたい事実が明らかになりましたけれども、今回の東京電力福島第一原子力発電所の事故は、全電源喪失という、かつ...全文を見る
○石井(啓)委員 今回の事案は、報道機関が情報公開請求をして、それで、請求したけれどもない、議事録がないということが明らかになって、こういう問題がはっきりしたわけですね。  したがって、仮に報道機関が情報公開請求をしていなかったならば、今でも公文書管理法違反の状態が続いていた可...全文を見る
○石井(啓)委員 文書を後からそろえればいいという問題ではありません。これはもう内閣、政府の姿勢の問題ですからね。このことを言っておきたいと思います。  また、東京電力福島第一原発の事故による風評被害については、福島の周辺県においても厳しい状況が続いております。  私の地元の...全文を見る
○石井(啓)委員 この原発事故の風評被害につきましては、福島県に次いで茨城県が著しく深刻な影響を受けているという実態がございますので、そういう実態を踏まえて対処していただきたいと思っております。  ところで、東日本大震災におきましては、支援物資で赤ちゃんの離乳食あるいは女性用の...全文を見る
○石井(啓)委員 徐々に政府としても御努力をされているようでありますから、これは引き続きよろしくお願いをいたしたいと思います。  それでは続いて、テーマをかえまして、社会保障と税の一体改革についてお伺いをします。  今、政府・与党から与野党協議ということで呼びかけがあるわけで...全文を見る
○石井(啓)委員 今総理がおっしゃったのは、二〇一五年の消費税の税率を決めるには支障がない、こういうことだと思いますけれども、それはあくまで消費税を決めるという観点からの認識なんですよ。  社会保障、特に年金というのは、これは超長期の制度でありますから、将来像を固めた上で、当面...全文を見る
○石井(啓)委員 今、岡田副総理、並行して議論をしていただきたいと言ったけれども、まず年金の抜本改革と主張していたのは野党時代の民主党さんじゃないですか。  後で質問しようと思いましたけれども、今回の一体改革の中でも、被用者年金の一元化、まず厚生年金と公務員の共済年金の一元化、...全文を見る
○石井(啓)委員 私どもは、並行して議論じゃなくて、まず将来像の議論をやるべきだと申し上げているんですよ。公明党としては、年金の将来像としては、現行制度の改善で十分対応可能だと思っております。  しかし、民主党さんは、野党時代、現行制度は破綻しているとまで言っていたんですよ、そ...全文を見る
○石井(啓)委員 考え方は示してあると言うんですけれども、考え方だけしか示されていないので議論ができないんですよ。  だって、年金というのは、国民にとっては、どれだけ負担があるのか、これは保険料の負担、税の負担、そしてどれだけ年金を受けられるのか、このことが重要なんですよ。その...全文を見る
○石井(啓)委員 そういうことを議論していただいて結構ですよ。だから、それを先送りしないで早くやりましょうということを申し上げているんですよ。どうですか、早くやりませんか。
○石井(啓)委員 これは堂々めぐりになっちゃうんだけれども、今、足元だけの対応の議論ではなくて、将来像を固めた上でこの二〇一五年までの議論をすべきだ、このことは、私は重ねて指摘をしておきたいと思います。  ところで、では、民主党の年金改革案について質問いたします。  これも何...全文を見る
○石井(啓)委員 いずれにいたしましても、この報道されている試算でもおわかりのとおり、最低保障年金を大きくしようとすれば、必要となる消費税は大きくなるんですよ。逆に、最低保障年金の範囲を小さくしようとすると、今度は年金の減る方がふえてしまう、こういうことなんですね。  だから、...全文を見る
○石井(啓)委員 この試算では精緻な議論ができないという御指摘ですが、我々は精緻な議論をしたいので、ちゃんとした試算を出してください、そうしたら。精緻な議論をするために、この試算が、いや、これは違うんだと言うんだったら、正式な試算を出してくださいよ。それで議論しましょうよ、こうや...全文を見る
○石井(啓)委員 今回の説明が変わった経緯を見ると、要は、消費税一〇%ありきで、後からその使い道の説明を考えているということなんですよ。そういうことでしょう。  これは、社会保障と税の一体改革でも何でもないじゃないですか。社会保障は社会保障でやっている、税は税でもう一〇%先にあ...全文を見る
○石井(啓)委員 この税率アップによる政府の支出増を社会保障支出増に限定したと。だったら、その分税率を下げてもいいじゃないですか。何でそれを社会保障の方の赤字国債の削減の方に回すんですか。そこら辺がわからないんですよ。  社会保障と税の一体改革といいながら、今回の説明ぶりでは、...全文を見る
○石井(啓)委員 いや、高齢化による自然増分の一%はそのままでいいんですよ。だけれども、赤字国債の削減分をふやしているわけでしょう。その分はなぜ社会保障の充実に回せないんですか。こういう問題提起なんですよ。  というのは、では具体的に言いますと、今回、年金の特例水準二・五%を三...全文を見る
○石井(啓)委員 物価が下がったときに下がることは否定しないんですよ。ただ、物価の動向にかかわらず三年間かけて強制的に年金水準を下げるということが問題だというふうに言っているわけ。  それで、政府の経済財政の中長期試算、これによりますと、消費者物価上昇率は、慎重シナリオですよ、...全文を見る
02月22日第180回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○石井(啓)委員 公明党の石井啓一でございます。  きょうは、社会保障と税の集中審議でございますけれども、まず冒頭、私どもの社会保障と税の一体改革に関する考え方を申し上げておきたいと思います。  公明党といたしましては、これからますます進行していく超高齢化社会にありましても、...全文を見る
○石井(啓)委員 これもこれまでも指摘してきましたけれども、大綱の中に示されている基本的な考え方では十分な議論ができないんですよ。  岡田副総理も、あるいは野田総理もおっしゃっているけれども、民主党さんの言うところの年金の一元化と最低保障年金、この姿が年金の将来像としてふさわし...全文を見る
○石井(啓)委員 前提条件とおっしゃいましたけれども、それは年金の超長期の試算をするときの経済の前提条件、あるいは人口の前提条件ということだと思いますが、これは私は政治家が議論して決める問題だとは思っていないんですよ。  むしろ、これは経済の専門家や、あるいは人口問題の専門家が...全文を見る
○石井(啓)委員 総理、もう一度聞きますよ。  この前出された試算というのは、あくまでも参考試算ということでしたね。これを、改めて民主党としての正式な試算として早くお出しになるべきだというふうに思いますけれども、総理、いかがですか。
○石井(啓)委員 これも従来から指摘しておりますけれども、事年金制度に関しては、やはり超長期の姿を決めておいて当面の対策の議論を行う必要があるということから、まず将来の年金の姿を議論するのが先だということ、これは重ねて私どもこれまで申し上げてきたはずです。政策的にいうとそういうこ...全文を見る
○石井(啓)委員 堂々めぐりの議論になってしまいますけれども。  それでは、先ほどの二つ目の問題に移ります。景気の回復、これはデフレの克服ということも含めています。  やはり、消費税を含む税制抜本改革の前に景気を回復させること、デフレから脱却すること、これは前提条件になると私...全文を見る
○石井(啓)委員 野田政権では、消費税の引き上げの熱心さは伝わってくるんですけれども、景気回復に取り組むという熱心さはちっとも伝わってこない。ここが国民の皆さんにもう一つ今回の一体改革に対する支持が広がらない一つの要因じゃないかと思うんですね。  新成長戦略も日本再生戦略も一通...全文を見る
○石井(啓)委員 一票の格差の是正ですとか定数削減あるいは選挙制度改革、これは一体で今議論していますけれども、その議論と歳費の削減の議論というのは並行してできると私は思いますよ。どうも民主党の中では、二兎を追う者一兎をも得ずということで、どっちかを先にやらなきゃいけないような議論...全文を見る
○石井(啓)委員 具体的に、昨日、私どもの山口代表が、国会職員の給与の改定の中で、特別職、衆参両院の事務総長さんとか法制局長さんとか国立国会図書館長、こういった特別職の方は、これも時限的ではありますけれども、二〇%削減になっているんですね。これを参考にしながら、我々は本来、恒久的...全文を見る
○石井(啓)委員 当初、この問題、野田総理も岡田副総理もすごく積極的だったと思うんだけれども、どうも輿石さんなんかが慎重になった途端、腰が引けちゃったような感じがありまして。  ただ、これはやはり、国家公務員の給与削減が現実のものになる、そういったことを契機にもう一度しっかりや...全文を見る
○石井(啓)委員 ぜひ総理も民主党の代表としてリーダーシップを発揮していただきたいと思います。  それから、四つ目の条件は、消費税の使い道を社会保障に限定する。これは、おおむね今回の大綱でもその趣旨になっているようでございます。  五番目の方へ行きます。消費税のみならず税制全...全文を見る
○石井(啓)委員 いや、財務大臣、今回の税制の改革の中で所得税とか相続税について見直しをやっているということは理解していますけれども、その分の税収を社会保障に使わないんですかということを言っているんです。それはどうなんですか。
○石井(啓)委員 いや、目的税にするということは言っていないんですよ。だけれども、目的税にしなくても、その使い道というのはできるじゃないですか。今までもそういうやり方はしていますよね。だから、そういう形で、やはり今回の税制改正全体は社会保障の財源なんだという位置づけをきちんとすべ...全文を見る
○石井(啓)委員 つけ加えて申し上げておきますけれども、今回、所得税の最高税率、従来、課税所得一千八百万円超の方が四〇%だったのを四五%。ただ、これは課税所得五千万円超。一千八百万円から五千万円まで非常に幅があるんですね。何でこんなところで最高税率を設定したのか。四百億円程度しか...全文を見る
○石井(啓)委員 大綱にも書いていますけれども、所得税の改正の目的である格差の是正とか、所得の再分配機能を回復する、こういう趣旨からすると、極めて中途半端な見直しだということを指摘しておきたいと思います。  では、次のテーマに移りますが、今度、民主党が、参考ということであります...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、次の問題点ですけれども、二つ目の問題点。多くの方が、現行制度と比べて年金が減額になる。  先ほどから、この試算で、年収がどれぐらいになったら減るかというのが示されておりました。4案でも、生涯年収四百万円を超えると現在より少なくなるということであります...全文を見る
○石井(啓)委員 無年金者が救われるということですけれども、三つ目の問題点を申し上げます。  七万円の最低保障年金、これは将来七万円じゃなくて五万八千円ということもありますが、この最低保障年金を満額受給するのに制度開始から四十年かかりますね。ですから、多くの人は、最低保障年金七...全文を見る
○石井(啓)委員 誤解された方じゃなくて、誤解するように皆さんはアピールしていたんじゃないですか。先日のNHKの「日曜討論」でも仙谷さんは謝っていましたよ、そういうふうに。だから、誤解するように皆さんがアピールした、そのことが問題なんですよ。  結局、やはり当面の無年金、低年金...全文を見る
○石井(啓)委員 それは、保険料をたくさん払えば、今よりもらえるようになるでしょう。だけれども、この制度は、保険料を払わなくても今よりたくさんもらえるんですよ。七万円もらえるんでしょう、保険料を払わなくても。今は一万五千円を払わなきゃ、基礎年金満額、四十年、ようやく六万六千円です...全文を見る
○石井(啓)委員 保険料の事業主負担分が会計上人件費だと。だけれども、働いている方にとっては、そんなの自分の給料だとは全然カウントできないですよ。それが証拠に、事業主負担分は総給与の中に含まれないでしょう。税金の対象になっていないじゃないですか。  ですから、働いている人にとっ...全文を見る
○石井(啓)委員 失礼だけれども、古川大臣、それは机上の空論というものだよ。そんな説明をされたって、実際に保険料を払う人が納得できますか、そんな説明で。そんな説明で納得している人をぜひ連れてきてほしいですよ。  実際に保険料を払う立場からすれば、事業主負担は給与相当分だから、こ...全文を見る
○石井(啓)委員 大手の新聞がこぞって民主党の年金改革案の取り下げを主張しているんですよ。  二月の十日に試算を出されましたね。その前後に社説を出しているんですが、例えば毎日新聞、「公表される試算を徹底検討し、現時点で新年金制度が実現不可能であれば素案から削除すべきだ。」読売新...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、ちょっと時間が少なくなってきましたので、残る時間でちょっと確認をしていきたいところがあります。  先ほどの所得比例年金部分、この三角の部分ですけれども、これは保険料率が一五%というふうになっていますけれども、この一五%の根拠は何なんでしょうか。この一...全文を見る
○石井(啓)委員 だから、一五%の比例の保険料の中には障害年金、遺族年金分は含まれていないということですよね。  例えば現在の実績でいくと、この障害年金、遺族年金分も含めて全体の中で老齢年金分というのは、約八四%ですね。そういう数字を聞いております。そうすると、一五%の保険料と...全文を見る
○石井(啓)委員 いや、普通の国民の皆さんは一五%で済むと思っているんですよ。だけれども、実際は一八%なんでしょう。  それで問題提起をしておきたいんですけれども、今の制度は、少しずつ保険料は上がりますけれども、一八・三%で厚生年金は打ちどめするんですよね。それで基礎年金と所得...全文を見る
○石井(啓)委員 大綱に書いてあるからということを先ほどからいろいろ説明があるんだけれども、その大綱が変わるかもしれないということでは、何をもって議論していいか全くわかりません。  私としては、本当にきちんとした大綱をつくって出直してほしい、このことを申し上げて質問を終わります...全文を見る
05月08日第180回国会 衆議院 本会議 第18号
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○石井啓一君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました年金関連二法案に対し、野田総理並びに関係大臣に質問いたします。(拍手)  冒頭、去る四月二十九日に関越自動車道藤岡ジャンクション付近で発生しましたバス事故で亡くなられた方々に衷心より哀悼の意を表しますとともに、けがを...全文を見る
06月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第21号
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○石井(啓)議員 公明党の石井啓一でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、私ども公明党の社会保障と税の一体改革に関する基本的な考え方でございますが、今後ますます少子高齢化が進む中で、現在の社会保障制度を維持するためにも多額の財源が必要になってまいります。毎年の予...全文を見る
○石井(啓)議員 まず冒頭、そのことを確認させていただきました。  それでは、まず第一番目に、社会保障の全体像、これは社会保障を先送りさせないということと裏腹の問題でございますけれども、今回の三党合意について社会保障先送りという批判も一部にございますが、これは全くの誤解であると...全文を見る
○石井(啓)議員 ありがとうございます。消費税引き上げ前に社会保障改革を進めるということを確認させていただきました。  また、今回の三党合意で、上のところでございますけれども、「今後の公的年金制度、今後の高齢者医療制度にかかる改革については、あらかじめその内容等について三党間で...全文を見る
○石井(啓)議員 大臣はそういうふうにお答えするしかないと思いますけれども、そのお答えの意味は、この国会では出せないということなんですね。いずれにしろ、この延長国会の会期末までにこれははっきりする話でございます。  民主党さんの新年金改革の方ですが、岡田大臣は五月二十二日に我が...全文を見る
○石井(啓)議員 民主党さん、あるいは閣僚ではそういうお答えしかできないと思いますけれども、これは、民主党の案を民主党としては持ち寄る、自民党、公明党それぞれの案を持ち寄って三党間で協議をするということでございますし、その上で社会保障制度改革国民会議で議論をするということですので...全文を見る
○石井(啓)議員 ところで、今回新たに設けました附則第十八条第二項の中に、私ども公明党が提唱します防災・減災ニューディール政策、自民党さんは国土強靱化計画とおっしゃっていますけれども、それを踏まえて、「成長戦略並びに事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分する」、こうい...全文を見る
○石井(啓)議員 実は、私どもは今、提唱しました防災・減災ニューディール政策の推進基本法を国会に提出するべく準備をさせていただいているところでございますので、ぜひ政府・民主党さんにあっても、当然自民党さんもそうですけれども、御協力をいただきたいというふうに思っております。  と...全文を見る
○石井(啓)議員 ぜひこれは柔軟に検討していただきたいと思います。  それから、この三番目のところにございますが、附則第十八条第三項でございます。  今回、消費税法案が成立しても、自動的に消費税率が上がるということにはなっておりません。この第三項の中には、「消費税率の引上げに...全文を見る
○石井(啓)議員 ここのところは非常に重要なところで、やはり、景気の悪いときに消費税引き上げなんてとんでもないという声が非常に多いんですね。ですから、これは重要な点です。消費税率引き上げまでに景気回復を確認する、もう一度、総理の方からこれを確認させていただきたい。
○石井(啓)議員 ありがとうございました。  今、総理の口から、経済状況の好転を確認するということが消費税引き上げの条件だということで答弁をいただいたところでございます。景気回復に向けた最大限の取り組みが不可欠だということを申し上げておきたいと思っております。  次に、低所得...全文を見る
○石井(啓)議員 二つ目に、下の方をちょっとごらんいただきたいんですが、これは税の方の三党合意で確認された事項なんですけれども、八%の段階では、複数税率と簡素な給付措置と二種類、選択肢としてありますが、政府としては、当初、簡素な給付措置の方をお考えになっておられましたですね。この...全文を見る
○石井(啓)議員 消費税引き上げまでに低所得者対策を具体化するということを確認させていただきました。  ところで、中小零細企業から、消費税を引き上げた場合の価格の転嫁について、いろいろな声がございます。  まず、小売価格の転嫁についてですが、消費税引き上げに伴って消費が落ち込...全文を見る
○石井(啓)議員 それでは、今回、政府提出法案、特に年金関係法案それから子育て関係法案、これがどういうふうに三党合意で修正あるいは合意になったかということを申し上げたいと思います。  まず、年金に関しましては、低所得者への加算年金というのがございます。これは、政府の方は一定額の...全文を見る
○石井(啓)議員 では、ぜひよろしくお願いいたします。  それでは、最後の質問になりますが、税制の法案の方を申し上げたいと思います。  当初、政府案には、所得税あるいは資産課税、相続税、贈与税の見直しも入っておりました。これに対して、私どもは、不十分だ、もっと改革を進めよとい...全文を見る
○石井(啓)議員 時間が参りましたので、以上で終わります。ありがとうございました。
11月13日第181回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○石井(啓)委員 公明党の石井啓一でございます。  まず、野田政権の政治姿勢について何問かお尋ねをいたしますけれども、昨日からの質疑で、もう何回ともなく、近いうちについては質問がございましたので、また改めて繰り返すのもどうかという思いもございますが、やはり聞かざるを得ないところ...全文を見る
○石井(啓)委員 約束を守っていただきたいと主張するのは、これは当然のことですよね。事は総理の約束ですから、これは政治そのものの信頼にかかわる問題だということでございます。  ところで、総理は、この国民に信を問うということについては、環境を整備した上で判断をしたい、条件が整えば...全文を見る
○石井(啓)委員 今申し上げましたように、総理がおっしゃる環境整備については着々と進んでいる状況でございますから、こういう状況は、私は、解散に向けての機運が高まっている、解散に向けて前進している、こういう状況というふうに理解しておるのですが、総理、そういう認識でよろしいですか。
○石井(啓)委員 総理がおっしゃる環境が整備をされても、三つの懸案、これがクリアされても、ずるずると解散を引き延ばすのではないか、先送りするのではないかとの懸念もあるんです。  前原大臣は、民放のテレビ出演でこういうふうにおっしゃっていますよね、私の感覚でいえば、年明けに解散し...全文を見る
○石井(啓)委員 もう一カ月近く前になるのですが、東大客員教授の御厨貴先生が、十月十八日付の読売新聞紙上でこういうふうに語っています。「「近いうちに」とは、世間の常識では一か月以内です。すでに二か月以上たっている。首相はもういっぺん解散に関する方向性を示さないといけない。このまま...全文を見る
○石井(啓)委員 今総理がおっしゃった、震災からの復興、原発事故への対応、また日本経済の再生、これは、ある意味では、野田政権でなくても、どんな政権であっても取り組まなければならない課題なんです。  私が申し上げているのは、一体改革のように、野田政権でなければ、ほかの政権では取り...全文を見る
○石井(啓)委員 目前の課題に取り組むのは、これはどの内閣でもやらなければいけないことです。それは、どの内閣でも……(発言する者あり)目先というか、今総理がそれをやるとおっしゃっているわけだから。それは、どの内閣でもやらなきゃいけないことなんです。  だけれども、私たちが見る限...全文を見る
○石井(啓)委員 選ぶ際にはいろいろ総合的に考えたということですけれども、では、選んだ結果を今から振り返って、例えば一川さん、田中さん、防衛大臣に適していたというふうに思いますか。総理、いかがですか。
○石井(啓)委員 失礼ですけれども、安全保障に素人な人だとか基礎知識のない人が防衛大臣を務められては困るんですよ。国民にとって不幸なことですよ、これは。それから、諸外国に対しても、何、日本は素人を防衛大臣につけるのかと、これはとんでもない誤った、日本を侮られかねないメッセージを出...全文を見る
○石井(啓)委員 では、田中けいしゅう法務大臣。これは、実はここが白枠になっているんですね。私は当初、ここは外国人からの献金とか暴力団との関係と書いていたら、いや、その理由でやめたわけじゃないから消してくれと言われて、これは消さざるを得なかったんだけれども、世間はそういうふうに思...全文を見る
○石井(啓)委員 それは建前の理由はそうでしょうけれども、そのことを信じている人はほとんどいないということでございます。  いずれにいたしましても、野田総理のこれまで行ってきた閣僚人事は、全く不適切な人を全く不適切なポストにつけている、こういう事例がたくさんあるんですよ、今申し...全文を見る
○石井(啓)委員 では、官房長官、続いて聞きますけれども、官房長官は、八日の記者会見でこんなことを言っているんですよ。大臣として間違ったことをしたとは多分誰も受けとめていない、こういうふうに田中大臣を擁護したんです。  これは、世間の受けとめとは全く逆ですよ。世間の受けとめは、...全文を見る
○石井(啓)委員 ですから、大学の設置認可のあり方を見直すことと個別の問題とを混同したことが問題なんですよ。前者は、多くの人がそれはそれなりに理解しているんですよ。だけれども、後者のことがあるから問題だと言っているわけでしょう。これを一緒にして議論したということがそもそもの混乱の...全文を見る
○石井(啓)委員 総理も事前に了解をしていたようですけれども、総理、いかがですか。
○石井(啓)委員 田中大臣は、かつても、外務大臣時代ですか、いろいろトラブルを起こしていらっしゃいますから、田中大臣の説明というのはよくよく注意してお聞きしていかなければいけない、こういうふうに思います。  それでは、ちょっとテーマをかえまして、大震災の復興問題について伺います...全文を見る
○石井(啓)委員 では、総理にお尋ねします。  復興基本法に基づいて復興基本方針が立てられました。復興基本方針では、実施する施策として三種類の施策が掲げられているんですけれども、被災地以外では二種類あるんですね。一つは、「被災地域と密接に関連する地域において、被災地域の復旧・復...全文を見る
○石井(啓)委員 もちろん、全国防災も、五年集中期間、十九兆円の中で一兆円しか当初想定していなかったのが、それが何かどんどん悪乗りされてふえていってしまっている。これは当初我々が想定した事態から外れていますから、そういったことはやはり見直さなければいけないと思っています。  こ...全文を見る
○石井(啓)委員 それでは、次に、環境大臣に伺います。  放射性セシウムの濃度が一キログラム当たり八千ベクレルを超えますごみの焼却灰や下水汚泥などの指定廃棄物、この最終処分場の候補地として、栃木県では矢板市に対しまして、茨城県では高萩市に対して、それぞれの市内の国有地を選んだと...全文を見る
○石井(啓)委員 人事異動という答弁はちょっとひどいんじゃないの。  私が言うのは、そういうふうに選定している責任者だったわけでしょう。その当事者の大臣、副大臣をそろってかえる必要はないじゃないですか、一人は残っていてもいいじゃないですかということがまず一つ。  もう一つは、...全文を見る
○石井(啓)委員 注意深くやっていると言いながら、地元では唐突なんですよ。だって、結果しか示されていないじゃないですか。具体的に選定を絞り込んでいくそのプロセスを明らかにしていくことがやはり重要なんですよ。こういうやり方をこれからも続けていくようじゃ、とても進みませんよ。  ど...全文を見る
○石井(啓)委員 いずれにいたしましても、現状、栃木の矢板市、茨城の高萩市の理解が得られることは到底困難であります。このままでは事態はますます混乱するばかりでありますから、候補地選定は一旦リセットするしかないと重ねて指摘をしておきたいと思います。  では、続いて、社会保障と税の...全文を見る
○石井(啓)委員 今答弁ございましたけれども、この七—九のGDPの速報値はマイナス〇・九、年率でマイナス三・五ということであります。ほかの経済指標を見ましても、我が国経済は景気後退局面に入った、こういうふうに想定されるのではないかと思います。  そういう状況の中で、来年の春の四...全文を見る
○石井(啓)委員 低所得者対策として、給付でやるということと軽減税率でやるということ、それぞれ一長一短ございます。どちらが完璧にすばらしくて、どちらが全く悪いというものじゃないんですね。  確かに、軽減税率にも問題はあります。どこで線引きをするか、あるいは中小企業の事務負担とい...全文を見る
○石井(啓)委員 いずれにしても、今後の公的年金改革、高齢者医療制度、これについては三党できちんと協議をするということを確認させていただきたいと思います。  最後ですが、TPPについて聞きます。  TPPの交渉参加問題がにわかにクローズアップされてきました。  総理は、平成...全文を見る
○石井(啓)委員 まず、アメリカと事前の協議をやっていますね。だけれども、米国が何を要求しているのか我々には伝わってこないんですよ。きちっと情報提供が行われていないじゃないですか。  それから、今、地方や関係団体との意見交換会をやっているとおっしゃいますけれども、八月以降は開か...全文を見る
○石井(啓)委員 失礼ながら、今の総理の発言は余りにも抽象的過ぎるんですよ。医療制度を守るとか美しい農村を守るとか言われても、これはわからないのであって、少なくとも、国益とは何か、守るべきものは何か、具体的に示していただくことが重要ですよ。具体的に示していただかないと、我々、全く...全文を見る
○石井(啓)委員 いずれにいたしましても、民主党さんのマニフェストの中にTPP参加を盛り込むということは、それは民主党さんの御判断でおやりになることだと思いますけれども、政府がTPP交渉に参加表明することは、この総理の発言からいって拙速だ、こういうふうに申し上げておきたいと思いま...全文を見る