石川昭政

いしかわあきまさ

比例代表(北関東)選出
自由民主党
当選回数4回

石川昭政の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○石川分科員 自由民主党茨城五区の石川昭政でございます。  本日は、予算委員会の分科会で質問の機会をいただきまして、文科省が所管しております研究開発、とりわけ「もんじゅ」、それから核燃料サイクル、あわせまして、極低レベルの放射性廃棄物の処分の問題についてお伺いしたいというふうに...全文を見る
○石川分科員 やや付言をいたしますと、ロシア、インド、中国というのは、二〇三〇年代ごろには商業炉の導入を目指している。  それから、先ほど御説明がありましたロシアでありますけれども、チェルノブイリ原発事故、それからソ連の崩壊、さまざまなトラブルがありましたけれども、現在では、先...全文を見る
○石川分科員 おっしゃるとおり、大きな意味では、役割は変化をしていない。さらに、三・一一以降、減容化あるいは核種変換、こういったものの新たな分野への応用が期待をされているということだというふうに考えております。  茨城県には、「常陽」というんですが、同じように高速炉の実験炉とい...全文を見る
○石川分科員 ありがとうございます。重大な決意を馳大臣からお伺いしたというふうに受けとめているところでございます。  また、「もんじゅ」には、我々自民党のエネルギー問題に取り組む若手の議員で二回ほど現地に視察に行ってまいりました。そこで働いている若手の職員の皆様と意見交換をしま...全文を見る
○石川分科員 半年ということですので、ことしの六月ごろには一定の回答を出さなければならない。その意味で、昨年十二月中に有馬先生をトップとする検討会がスタートしたというのは、私は非常によかったのではないかなと。これからどんどん回数を重ねて、有識者の意見を取り入れて、いい回答を出して...全文を見る
○石川分科員 今回の勧告では、そうした改善、いろいろ取り組んできましたけれども、それに対して、具体的成果を上げることなく推移したものと認められるであるとか、十分な改善が見られない、懸念が解消されない、こういったことを繰り返しこの勧告の中で書かれているわけでございます。  これま...全文を見る
○石川分科員 馳大臣、今回の勧告をよくお読みになったと思いますけれども、一つに、その能力を有すると認められる者を具体的に特定すること、そして第二点に、特定が困難ならば、安全上のリスクを減少させるよう、「もんじゅ」のあり方を抜本的に見直すことが求められているところであります。  ...全文を見る
○石川分科員 ありがとうございます。  「もんじゅ」の設置許可が出されたのは昭和五十八年、一九八三年としますと、ことしで三十三年目になるわけでございます。そういったところでの今回の勧告でございますので、しっかりと研究成果を出し切った形でやっていただきたいというふうに期待しており...全文を見る
○石川分科員 ありがとうございます。  先ほど私が申し上げたとおり、現時点では、業界内での再利用に限られているということでございますけれども、これから、フリーリリースについて、このクリアランス制度が社会に定着したか否か、国が適切な時期に判断するというふうにされております。  ...全文を見る
○石川分科員 以上で私の質問を終わります。本日は、ありがとうございました。
04月06日第190回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○石川委員 おはようございます。自由民主党の石川昭政でございます。  本日は、桜も満開になりまして、大臣以下ネクタイも桜色ということです。また、地元の小学校、中学校、高校では、きょう、あすあたりは入学式ということでございますけれども、御案内を断って、私も今回の委員会の質疑に立た...全文を見る
○石川委員 日米のバイの会談で日米共同声明というものを発出されたというふうに思います。  そのポイントは二点あると思うんですが、まず一点目は、先ほどおっしゃいました核テロ防止への情報共有に関する協力体制をまず構築していくということ。それから二点目は、核物質の管理を厳格に行う。日...全文を見る
○石川委員 まさに、そのとおりだと私も思います。  しかしながら、一部の国や一部の学者の中で、日本のこの余剰プルトニウムの問題というのは何度も指摘を受けているわけでございます。そういったことが日本の原子力の平和利用の方針に沿ったものであるということをさまざまな機会に、そして、私...全文を見る
○石川委員 ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。  次に、核燃料サイクルというものは、大きく分けて、軽水炉で使うプルサーマルと、それから高速炉サイクルと、ちょっと違った循環サイクルがございます。よく知られている事実ではございますけれども、世界で最も実用化されているのは...全文を見る
○石川委員 林大臣の決意をお伺いしまして、ありがとうございます。  今回の「もんじゅ」の問題と、それからプルサーマル、軽水炉サイクルというものを推進しているのが、経産省、文科省と、それぞれ実施体制が異なっているわけですね。これは日本のため、ひいては人類のためには、やはり省庁の垣...全文を見る
○石川委員 ありがとうございます。  やはり何より大事にするのは立地自治体の視点、信頼関係、これをもとに再処理事業を進めなければ日本全体のサイクルが行き詰まるということでございますので、くれぐれもよろしくお願い申し上げたいというふうに考えております。  さらに、法案の中身の審...全文を見る
○石川委員 ありがとうございます。  着実かつ効率的に再処理の事業が行われるように新たな法人を立てるという理解でよろしいですね。  そうしますと、これまで積立金を管理しておりました原子力環境整備促進・資金管理センターというところが、指定を受けてその業務を担っていたわけでござい...全文を見る
○石川委員 ありがとうございます。  そうしますと、これまでの実施体制、原環センターでは地層処分などの最終処分と今回の再処理事業、両方行っていたわけでございますけれども、それではなかなか事業が進みにくい。進めなかったわけじゃないんですが、なかなか思うように進めなかったというのは...全文を見る
○石川委員 ありがとうございます。それに期待したいというふうに考えております。  また、原子力事業環境整備検討専門ワーキンググループで示された再処理費用の総額というものがございます。これは十二・六兆円だということが言われております。ただし、これは六ケ所で再処理される使用済み燃料...全文を見る
○石川委員 ありがとうございます。  確かに、これから設置される認可法人の方で、そういった全体的な計画と資金がどのぐらい必要かということをこれから綿密に調査して計画を立てられるということでございますので、サイクル事業全体にとってこの認可法人がいかに重要な存在になるかということを...全文を見る
○石川委員 法改正が成立した暁には、ぜひ早急に、迅速に、そういった人選を含め、運営方針もしっかりとしたものを示していただきたいというふうに考えております。  そして、核燃料サイクルの完成のためには、たくさん課題がございますけれども、最終的には、MOX燃料を使用する原子力発電所の...全文を見る
○石川委員 ありがとうございます。  電力システム改革によりまして、電力の自由化、総括原価、地域独占を廃止いたしまして、先ほど高木副大臣から事業環境の変化があったという御指摘がございました。私もそのとおりだというふうに思います。  先ほど多田部長からも御答弁をいただきましたけ...全文を見る
○石川委員 ありがとうございます。  今回の法律を通すことによって、経営の見通しがますます厳しくならないようにしていくのが我々の務めだと思いますし、先ほど多田部長がおっしゃった、今回の拠出金の算定の方式というものは大きな変化はないということでございますが、引き続き事業者とのそう...全文を見る
05月24日第190回国会 衆議院 環境委員会 第12号
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○石川委員 自由民主党の石川昭政でございます。  本日は、質問の機会をいただきまして、先般、福島県それから茨城県の調査、視察に委員会で行ってまいりましたので、それについて、環境省の所管を中心にきょうはお尋ねしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、意見交...全文を見る
○石川委員 やはり、環境省の役人の皆さんは本当に現地で頑張っておられましたけれども、特にお願いしたいのは、政務三役の皆様方に、ぜひ政治家同士腹を割って、地元の町議会、町長、そういった皆さん方と話し合っていただいて、ひいてはそれに、福島の復興に対して余り時間もかけられませんし、そう...全文を見る
○石川委員 ありがとうございます。  茨城県の保管状況というのは恐らく関係の担当者の方が現地に入って具体的に調査をしていることと思いますけれども、政務三役の皆様におかれましても茨城県内に行ってぜひとも意見交換等をこれからやっていただきたいというふうに思いますので、そのあたりのこ...全文を見る
○石川委員 井上副大臣におかれましては、高萩市の一カ所に集約するというお話から始まって何度も茨城県には足を運んでいただきまして、矢面に立って御説明いただいたのは本当に重々承知しておりますので、今後とも、現地に足を運んで、現地の首長さん、議長さんとも意見交換等を進めていただきたいと...全文を見る
○石川委員 次に、八千ベクレルを下回った指定廃棄物の指定解除についてお伺いします。  仮に七千九百九十ベクレルになったから、もうすぐに指定解除というわけにはいかないと思います。といいますのは、やはり最終処分場を持たない自治体というのがございます。そういった場合にその自治体が受け...全文を見る
○石川委員 以上で私の質問を終わります。どうもありがとうございました。
11月01日第192回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○石川委員 おはようございます。自由民主党の石川昭政でございます。  本日は、大臣の所信表明に対する質疑ということで質問させていただきます。  まず冒頭、橘副大臣それから田野瀬政務官、そして吉野委員長におかれましては、御就任まことにおめでとうございます。今後とも御指導のほどお...全文を見る
○石川委員 前回の委員会で私が質問に立たせていただいた際には、JR常磐線、とりわけ浪江—富岡間の開通のめどと計画がまだ立っておらなかったわけですけれども、現時点でJR常磐線全線開通のめどというのは立ったんでしょうか。お伺いしたいと思います。
○石川委員 ぜひ前倒しで開通できるような勢いで頑張っていただきたいというふうに思っております。  次に、IOCのバッハ会長から、東京オリンピック・パラリンピックで、野球・ソフトボールは被災地で開催をという御提案がございました。復興を進める上で、オリンピックの正式競技が被災地で実...全文を見る
○石川委員 ありがとうございます。  正式追加競技が被災地で開催されるということはすばらしいことであると同時に、日本が金メダルを獲得できる可能性が高い競技が被災地でできるということはすばらしい意義があると思います。ぜひこの機会を捉えて大胆に計画を進めていただきたいと思います。 ...全文を見る
○石川委員 組織委員会の森先生と田野瀬先生のお父様は現役時代非常に親しくしていたと承知しておりますので、ぜひともよろしくお願いしたいというふうに思います。  次に、被災者の心のケアと、コミュニティーの再生についてお尋ねしたいと思います。  先週、大川小学校の裁判の判決が出され...全文を見る
○石川委員 ぜひともその取り組みを広く強力に進めていただきたいというふうに思っております。  次に、東日本大震災においては、非常に多くの神社やお寺など宗教法人の施設も被災をしているところでございます。  とりわけ、福島県双葉郡内には、原子力災害による避難指示区域内に二百三十九...全文を見る
○石川委員 ぜひ前向きに、前広に取り組んでいただきたいと思います。  次に、風評被害の対策についてお伺いいたします。  これまで政府は、さまざまな対策を講じてきたところでございます。五年七カ月取り組んできた結果、風評被害対策は功を奏したというふうに言えるのか、その成果を具体的...全文を見る
○石川委員 ありがとうございます。引き続きの取り組みをよろしくお願いいたします。  最後に二問、あわせてお伺いしたいと思います。  福島原発事故の汚染水処理後のトリチウムの処理方法が検討会で検討が加えられてきたところだと承知しております。その方針は今現在固まっているのか。あわ...全文を見る
○石川委員 以上で私の質問を終わります。どうもありがとうございました。
11月22日第192回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○石川委員 自由民主党の石川でございます。  冒頭、委員長から、福島の地震に関しまして、福島第二原発のポンプがとまったという御説明がございました。  ちょっと通告にないわけですけれども、お尋ねしたいと思います。  そのポンプがとまった原因なんですけれども、これは、地震の揺れ...全文を見る
○石川委員 ありがとうございました。  恐らく、ポンプが空回りというか、過熱しないように何かしらサーモスタットみたいなものがあって、それで電気がとまったとか、そういう見方もあろうかと思いますので、この件についてはよく原因を究明していただいて、今後の規制行政に生かしていただきたい...全文を見る
○石川委員 IRRSの勧告の一を読みますと、それぞれが所管する規制が調和するように、政策、許認可、検査及び規制監視を実施しということを指摘されております。例えば「もんじゅ」への勧告に関しましては、これは、調和したり、それから協力的で効果的なプロセスを規制委員会が実施しているとは私...全文を見る
○石川委員 しっかりレビューは受けていただきたいと思います。  それでは、各論に入ってまいります。  まず、安全目標についてお尋ねしたいと思います。  大飯原発差しとめ請求判決で、裁判官が、かような事態を招く具体的危険性が万が一でもあるかが判断の対象とされるべきということを...全文を見る
○石川委員 最新のリスク評価、やはり死亡リスクではなく環境リスクの方も含めるべきだという委員長のお考え、こういうことをもっと発信していただきたい。我々は、なぜそういった死亡リスクをとらないのかということを含めて、きちっとこうやって議論すれば理解していただけるものだと思っております...全文を見る
○石川委員 いわゆる田中私案についてお尋ねしたいと思います。  平成二十五年三月十九日の規制委員会で示されました田中私案は、現時点でどのような法的位置づけになっているのか。また、これがもし私案のままとどまっているのであれば、田中委員長が交代したら変更もあり得ると思いますけれども...全文を見る
○石川委員 次に、四十年のライセンス更新についてお尋ねします。  我が国の更新につきましては、一年三カ月前から一年前に申請をするというふうに定められております。もし仮に、何らかの理由で延長審査が未了だった場合、この原子炉は廃炉となるというふうに見解を示されております。  この...全文を見る
○石川委員 残りの質問はまた次回ということで、以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
11月25日第192回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○石川委員 自由民主党の石川昭政でございます。  COP22出張、山本大臣の報告、成果について質問をさせていただきたいと思います。  パリ協定発効後初めて開かれましたCOP22、マラケシュ会議でございますけれども、無事に山本大臣を送り出すことができまして、環境委員の一員として...全文を見る
○石川委員 ありがとうございます。  しかし、船出をしたからといって、懸念がないわけではございません。  一つは、アメリカのトランプ次期大統領が選挙中からパリ協定の離脱を示唆していたわけでございます。先ほどの大臣の御報告によりますと、アメリカがどうあろうとも我々はやるんだと各...全文を見る
○石川委員 ありがとうございます。  ブッシュ政権時に、京都議定書の発効前に離脱したわけでございます。その二の舞を避けるために、やはり日本として、アメリカを引きとどめるための方策が何か必要だろうと私は考えております。一つは、山本大臣が早急に訪米をして、次期政権移行チームの皆さん...全文を見る
○石川委員 ぜひ、山本大臣もできるだけ早く、そういった米国の環境関係の閣僚あるいはその関係者の方にお会いいただくように、私から要望を申し上げたいというふうに思います。  次に、CMA1についてお伺いいたします。  パリ協定の実施指針を策定するCMA1も開かれたということでござ...全文を見る
○石川委員 ありがとうございます。  今回の参加によって何か不利益なことが決定されなかったということが明確になったことは私はよかったというふうに思います。  次に、第四回JCMパートナー会合についてお伺いをいたします。  IEAの試算によりますと、パリ協定を完全に実施するた...全文を見る
○石川委員 百一件のプロジェクトが進行しているということでございます。私は、パンフレットをいただいて内容を拝見いたしました。主に東南アジア各国が多いように感じておるところでございます。  先ほどほかの委員から質問がございましたけれども、石炭火力発電というのはこのJCMプロジェク...全文を見る
○石川委員 ありがとうございます。  石炭火力は現時点では含まれないということでございますが、今後もそういったものには敏感に対応していただきたいと思います。  それで、JCMプロジェクトによりまして削減された二酸化炭素の取り扱いでございますけれども、そのプロジェクトが行われて...全文を見る
○石川委員 ありがとうございます。  ぜひ、民間もこういったプロジェクトに参画をしていただく、官民挙げてJCMプロジェクトに参加をし、その二酸化炭素の削減を日本の削減量に上乗せしていただく。そして、もっと大切なのは、ダブルカウントしないというような、そういった明確な取り決めを、...全文を見る
○石川委員 ぜひ、環境省として、協議が促進するように指導を行っていただきたいというふうに思います。  次に、現時点で、家庭部門それから業務その他部門の削減取り組みについてお伺いしたいと思います。  先ほど冒頭、斉藤委員の方からも、家庭部門の取り組みが重要だという御指摘があり、...全文を見る
○石川委員 そのとおりなんですね。  やはり、今回の地球温暖化対策によって、経済活動を制限する方向ではなくて、むしろ、これを前向きに捉えて、いかに削減することが日本のイノベーションを進展させるんだということを国民の皆さんに理解していただくということが一つ重要だというふうに思って...全文を見る
○石川委員 長期計画の策定に当たりまして、環境省、それと経済産業省においても、この計画の策定が進んでいるものと承知をしております。  本日、経済産業省にも来ていただいておりますので、経済産業省の現時点の取り組みについてお伺いいたします。
○石川委員 環境省の提言、計画と、経済産業省の計画、いずれすり合わせて一本化して閣議決定ということになるかと思いますけれども、ぜひ、そこはしっかり我々もフォローして、後押しをしていきたいというふうに感じております。  それでは、最後の質問に移らせていただきます。  二〇五〇年...全文を見る
○石川委員 ありがとうございました。  今回のCOP22を契機といたしまして、我が国の温暖化対策をなお一層強力に推進していただくことをお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。